【何発でも】腹責め専門SS・その5【叩き込め】

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1名無しさん@ピンキー
例えば、
◆強気な優等生娘がスケバングループに拉致されて
  腹を殴られて悶絶したり、
◆格闘娘が手足の自由を奪われて、鍛えぬいた6パックの
  腹を延々と殴られて腹責め拷問されたり、
◆憎い仇の子種を孕まされた女戦士が、切腹して自害したり、

というような、腹パンチから切腹にわたる腹責めシチュSSのスレです。
オリジナル・二次問いません。

まとめサイト(前スレ215氏)
http://thinker.web.fc2.com/index.html

前スレ
【嘔吐】腹責め専門SS・その3【子宮潰し】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196431261/


腹責め専門SS
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150474532/

【嘔吐】腹責め専門SS・その2【子宮潰し】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174024879/
2名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 13:08:01 ID:2XyiKOg4
前スレ
【ソフトでも】腹責め専門SS・その4【ハードでも】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209903187/

>>1
3名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 14:53:42 ID:rISqT9jL
>>1
4名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 16:43:28 ID:xogkb46a
>>1-2
5名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 18:01:45 ID:ERwE5FIu
鳩尾に一撃乙>>1
6名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 19:01:31 ID:qQKMhIaI
新スレ記念に投下します
スレタイにふさわしいものかは分からないけどw

一応元ネタアリです
無駄な設定があるのも、ヒロイン以外のネーミングセンスが最悪なのも原作のせいですw
いや元ネタは大好きなんですが、このシチュにこのネーミングは無いな、と
でも原作尊重(笑)のためにあえてそのまま使用してます

それではよろしく読んでやってください
7名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 19:02:09 ID:qQKMhIaI
「会長キ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッック!!」
少女の雄たけびと共に三人の男が放課後の夕焼け空に舞った。
ビルの二階付近の高さでふわりと停止すると、山なりに落下し、地面と激突した。
うめき声を上げながら地面に突っ伏す、剃り込みの入った頭髪、短ランボンタン姿とあからさまな不良の風貌の三名は、
各々立ち上がろうとするも、腰に力が入らず、ただ自分を蹴り上げた少女を睨みつけることしかできなかった。
「へん!これに懲りたらもう悪さすんじゃねえぞ!」
仁王立ちになって男達を見下ろしている少女の名はひびきの高校生徒会長『赤井ほむら』
太股にまで伸びる赤い髪、美人というよりは凛々しいといった感じの中世的な顔立ち、それを際立たせる小麦色の肌、そ
してそれらに反するような成人男性より頭二つ分低い身長のおかげで一度会えば二度と忘れないインパクトのある外見を
している。
ただ、学校指定のブレザーをはだけさせたり、リボンタイをだらしなく締めたその姿は正義の味方というよりはどちらか
といえば不良の印象を受けるかもしれない。

「てめぇ、赤井・・・・・このままじゃ」
「ああん?」
ずかずかと歩み寄るほむら、男のほぼ頭上まで近づき腕を組んで見下ろす。
身長が低いおかげで長い脚とはいかないが、すらりと引き締まった脚が男の目と鼻の先に迫る、スカートをかなり短くそ
ろえているため女性らしい曲線を帯びた太股を惜しみなくさらし、褐色の肌が扇情的な雰囲気を上乗せさせる。
「赤井・・・・必ずてめぇを・・・・」
「ああ?きこえねぇよ」
「次こそてめぇをボコにしてやる・・・・・」
敗者の精一杯の虚勢に、ほむらは腕を組みなおして得意げな笑みを浮かべながら勝ち名乗りとも取れる挑発で返す。
「そのセリフは聞き飽きたっちゅーの、後何回聞かせるつもりだ?」
あからさまな挑発だが何も反撃の材料も持ち合わせていない不良達は、ただ睨み返すことしかできない。

しばらく男たちを見下ろしていたほむらだったが、やがてきびすを返すと地面を踏み抜く音が聞こえそうなほどの大股で
帰っていった。


30分後某喫茶店、先ほど無残にのされた学生たちがテーブルを囲んで陰鬱な表情を浮かべていた。
「畜生、これで20戦20敗完全KO負けだぜ」
「しかしこのまま引き下がっちゃうちの学校の連中に示しがつかねぇ」
彼らはひびきの町の隣町にある大門高校の不良生徒、日課のカツアゲの最中正義の味方を名乗るほむらと遭遇、喧嘩する
ことになり、以来敗北が続いていた。
赤井ほむらの名はそれなりに不良達の間で有名であり、彼女に目を付けられ叩きのめされた不良たちは数知れない。

「どうする?判」
判と呼ばれた不良はうなるように腕を組みうつむいていたが、一拍おいて声を絞り出した。
「もう俺たちの力じゃ奴を倒すのは無理かもしれん」
反論に出ようとした仲間を手で制して判は言葉を続けた。
「だが奴には倒れてもらわんと困るよな?」
口の端をゆがめながら胸元から封筒を取り出す。
「ここいらを仕切ってる番長四天王は知ってるな?」
二人が無言でうなずく。

番長四天王とはひびきの市に点在する高校の中から特に戦闘力に優れた4人を指してそう呼ばれている者達で、彼らにか
かればプロの格闘家も裸足で逃げ出すいわれるほどの超人的な豪腕の持ち主だ。
「そんな雲の上の人たちが俺達の喧嘩なんかに手を貸してくれるのか?」
仲間の一人が当然の疑問を放った。それほどの人物となれば動くにもそれなりの理由が必要になる。
しかし判は待ってましたとばかりに答えた。
「今回は助太刀を要請するんじゃない、四天王にはプライベートで動いてもらうのさ」
判の算段は四天王に彼らの近しい者を人質に取ったと秘密裏に伝え、返して欲しくばほむらを倒し、指定の場所に連れ来
させるというもの。封筒の中にはその旨を伝える文面がしたためられている。
「・・・・そんな間抜けな作戦に引っかかるのか?」
仲間の一人が半ば呆れ気味に尋ねる。
「ああ、四天王のうち二人は喧嘩しか能の無い体力馬鹿って話だ、事の真相も確かめず赤井に向かっていくだろうよ」
「あとはちょっと細工をかまして赤井を倒したのは俺達ってうちの連中にこっそり言いまわるってわけか」
少々の打ち合わせの後、話がまとまると三人はお互いの準備のため席を立った。
8名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 19:03:13 ID:qQKMhIaI
翌日の放課後、人通りの少ない裏道に息を切らしながら駆けるほむらの姿があった。
「やっべ〜、生徒会の会議が無駄に長引いたせいで遅くなっちまった、ゴッドリラーが始まっちまう〜」
さらに加速をかけ近道のため角を曲がったところで出会い頭に拳が飛んできた。
「お!わっとっと!」
ほむらはすばやく反応するとジャンプで回避し、そのまま相手の背後に回りこんだ。振り返るとそこに二人の学ラン姿の
男達がいた。
「赤井ほむらだな?俺の名は大剛、恨みは無いがここで潰れてもらう」
そう名乗った男は大人が見上げなければならないほどの巨漢で、全身が筋肉の鎧に覆われていた。
「まぁこっちも事情があるんだよね、あ、でも楽に死なせるつもりはねーから。それと俺の名前は翔だ、別に覚えなくて
いいぜ」
もう一人は対照的に小柄の男、ほむらよりは頭一つ分は高いが、それでも平均以下の身長といえる。

いつも何かに怒っているような吊り上がった眉毛を更に吊り上げてほむらが毒を吐く。
「うっせぇ、ばか、おめぇたち不良どもの相手してやる暇なんてねぇんだよ、どうしても相手して欲しかったら明日来い、
じゃな」
はき捨てるように言い、その場を立ち去ろうと振り向いた瞬間、翔が火の玉と化してほむらに突っ込んでいった。
予測はしていたが想像以上の速さに反撃ができずとっさに防御の姿勢をとるほむら、翔から無数のパンチが放たれるとそ
れらを全てガードし、牽制のジャブを放って翔との距離をとった。
「火の玉番長の俺から逃げられると思ったか?」
口の両端を吊り下げ、挑発するようにステップを踏む翔、その背後にのそりと立つ大剛もほむらを見据えながら言葉をつ
ないだ。
「そして筋肉番長に潰せない物は存在しない」
ファイティングポーズをとりながらも頭をめぐらせていたほむらだったが、何かを思い出し、ため息混じりに悪態をつく。
「ああ、おめぇら番長四天王とか呼ばれてる奴らか、つか恥ずかしくねーのかよ?今時番長なんてさ、ネーミングセンス
も最悪」
翔がこめかみに青筋を立て震える声でのどから言葉を吐き出す。
「じゃあてめえは最低野郎に殺される地上最低野郎だ。楽には死なせねーぞ」
「そいつはさっき聞いたっつの」
ほむらが人差し指を立てて翔を誘うと、再び火の玉と化した翔が襲い掛かった。

常人では捕らえきれないほどの高速であったが、ほむらは正確にタイミングを測りハイキックを放つ、スカートが翻り真
白いショーツがあらわになるが、まったく意に介さない。
翔は先ほどのほむらよろしく跳躍でそれをかわすとほむらの背後に飛び去る、続いて背後に気を取られているところに大
剛の拳が振り下ろされる。
寸でのところで後方に飛んで回避するほむら、鉄塊と化した拳がアスファルトに直撃すると拳の形にひしゃげていた。
そんな様子に驚愕する暇も恐怖する暇も与えず背後から翔の右ストレートを放たれる、ほむらは右の頬すれすれに拳を通
させるとその腕を掴み、大剛に投げつけた。
大剛はまったく動かず、また翔も壁を蹴るかのごとく大剛を蹴って着地する。

「ちぇっ、めんどくさい奴らだな」
スカートのすそを払いながら攻撃のチャンスを伺うほむら、対する翔は笑みを浮かべて余裕さえ見えていた。
「まぁお前もチビにしちゃ結構つええな」
「チビに言われたくないっつの」
ほむらの合いの手に眉間にしわを寄せるが冷静を装う翔。
「だが所詮は女の身って事だ、悪いがここまでだぜ」

かぁっ!と気合を放つと、これまでより格段に加速した翔が先ほど見せた連撃の倍の数の拳を放つ、回避もできずなんと
か防御をするほむら、ダメージは高くないが津波のごとく押し寄せる拳に視界を奪われる。
翔がほむらの正面から飛び去るのとほむらに掴みかかるために伸ばされた大剛の両手が眼前に現れたのは同時だった。
回避は無理と判断し、手四つの体勢を取る。
大剛は一息吸い込み、掛け声と同時に全腕力と体重をほむらにかけた。
「あっ・・・ぐ・・・・ちくしょう」
ほむらの背骨がじりじりと弓なりに反らされていく、ほむらは男子が二人がかりで腕相撲を挑んできても鼻歌混じりに勝
ててしまうほどの腕力の持ち主だったが、大剛の腕力もまた規格外だった、なす術もなく押さえ込まれていく。
9名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 19:04:17 ID:qQKMhIaI
「あーあ、いいのかい?動きが止まっちまってるぜ?」
にゅっと大剛の股の下から翔が二人の間に入り込んでくる。大剛が巨漢であるため苦もなく人一人入り込めるスペースが
できている。
「あ?なんだこりゃ色気のねぇパンツ履いてんなぁ、ほんとに女子高生かよ」
踏ん張るために大股開きになっているほむらの下半身を覗き込み翔が軽口を飛ばす。
飾り気の無い、白一色の木綿地の下着が翔の眼前にさらされている。
「なっ!てめぇふざけたことしてんじゃねぇ!!」
ほむらの顔が真っ赤になっていたのは力んでいるためだけではない、戦闘の際ショーツが覗いてしまって気にも留めない
ほむらだが、下心でスカートの中を覗かれたとあっては冷静ではいられない、がさつな言動を取っていてもほむらもやは
り乙女だった。

「まぁいいけどよ、お前絶体絶命ってヤツだぜ?」
翔が拳を握りこみ力を溜めていく、狙いはほむらの腹部、骨格にも筋肉にも守られていない人体急所の一つ、鳩尾。
ドボッと鈍い音が響き次いでほむらの声をかみ殺したような悲鳴が漏れる。
「がっ・・・・くぅ」
仰け反っていたため無防備となっていた腹部に手加減なしの鉄拳が叩き込まれ、強制的に体をくの字に曲げさせられる。
腹筋を締めていたため腹に拳が少し沈み込んでいる程度だったが、急所を突かれたダメージは甚大だ、急激な吐き気が鎌
首をもたげがくがくと足が震える。
今すぐ腹を抱えてうずくまりたかったが、大剛に両腕を封じられ吊り上げられる格好になっているので、腹を抱えるどこ
ろか倒れることすら許されなかった。
「げふっ・・・はっく・・・・くそ」
「あれあれ?たった一発でこのざまかよ?あと何発耐えられるか楽しみだな」
再び翔は拳を握りこみ振りかぶる、そして一撃目以上の威力を込められた鉄拳が無防備なほむらの腹に打ち込まれた。
「あぐっ!・・・・・く」
ほむらは腹筋を締め対抗しようとしたが、二度目の鳩尾への直撃にあっさり防波堤を瓦解させられる。
とたんに胃袋が緊急事態を知らせる収縮を始め、胃液が逆流し喉元までせり上がる。
寸でのところで決壊をこらえるが、もう一度鳩尾を打たれれば耐えることは不可能だろう。
翔は実に正確にほむらの鳩尾を狙い撃ち責めたてた、それでなくても防御が不可能な急所に二度打ち込まれては大の大人
も悶絶必至だ、しかしそれほどの苦痛に苛まれ、涙を滲ませ口から吐瀉物混じりの咳を出してもほむらは屈服の意思を見
せない。気丈にも翔を睨み付け、今にも噛み付かんばかりに威嚇する。
「結構楽しませてくれそうだな?くく・・・・そら、3ぱーつ」
どむっ
「げぅ・・・・」
「4ぱーつ」
ずぬっ
「あがぁっ・・・・・・はぁはぁ」
「5はーつ」
ずんっ
「んっぐ・・・・えぅ」
「6ぱーつ」
ぐぬっ
「ぎゃふっ」
「7はーつ」
ぐにゅうっ
「げおぅ・・・・ぐぅ・・・」

翔の勘定、腹に打ち込まれる鈍く重い打撃音、そしてほむらの悲鳴のループが一定の間隔で繰り返される。
ただ腹に打ち込まれる打撃音がより深く、ほむらの悲鳴がだんだんと弱々しいものに変わっていった。
「そーら20ぱーつ」
どぬぅっ
「がぁっ・・ぅ・・・・・」
鳩尾に打ち込まれた拳は半分ほどが埋まり、もはやほむらを守る筋肉の鎧は完全に用を成さないことを示していた。
翔はぐりぐりと拳を回転させさらに奥へと沈めこむようにしてほむらを嬲った。抵抗のかなわぬ獲物を前に制御の利かな
い嗜虐心が翔の中にメラメラと燃え上がっている。
「げぇ・・・・やめ・・・・」
「ははっだらしねぇな、拳が全部埋まっちまいそうだ、よっと」
10名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 19:04:51 ID:qQKMhIaI
突き込んでいた拳を引き抜くとほむらの首ががくりとうなだれる。そんなサンドバック同然の獲物を舌なめずりで見据え
る翔。
目は涙を浮かべ、呼吸も荒く半開きになった口からはよだれ混じりの胃液を垂らし、にじむ汗のおかげで毛髪量の割にさ
らさらときれいに伸びた自慢の赤髪を頬に張り付かせていた。
元の端正な顔立ちから比べれば無残な状態だったが、それ故に翔の心にどす黒い炎を灯す。
体に視線を落とすとはだけられたブレザーの下のブラウスは、腹部だけがぐちゃぐちゃに皺が寄って繊維がほつれていて、
服の上からでも確認できるぐらいに腹が波打っている。
すでに大剛に万歳の様なポーズで両腕を掴まれ完全に吊り下げられている状態だったが、脚は懸命に立ち上がろうと膝を
震わせていた。
そんな生まれたての小鹿のような、弱々しいほむらの姿がさらに翔の劣情の炎を燃え上がらせる。
翔が拳を引いたのは責めを終えるためではない、哀れな被害者の現状を確認し、更なる責めを吟味するための検分作業で
ある。
ただ、翔の胸の内を焦がす炎は大剛にも飛び火していた。

「おい翔、手こずっているみたいだな、俺が変わってやろう」
誰が見ても手こずっているようには見えない、あくまで大剛が責めに加担するための方便だ。
しかしこれには抗議で返す翔。
「ああ?必要ないね、お前はしっかり押さえつけときゃいいんだよ」
二人の口論が始まる、せっかくの獲物をまだまだいたぶりたい翔と、上物を前にお預けを食らわせられてる大剛との主張
は完全に平行線になる、そして熱が入りだしたところでほむらの拘束が緩んだ。
「・・・・・この位置じゃさっきみたいにかわせねーだろ」
その言葉に反応し振り向く翔、刹那、ほむらの瞳に未だ闘志が宿っていることを感づく。
しまったと思う間も無く、ほむらの膝が翔の顎を捕らえる。
まったく防御の体制を取れずまともに膝の直撃を受けた翔が垂直に吹き飛んでいく、突然の反撃に動揺している虚を突い
て拘束を解き、棒立ちになっている大剛へ全力の蹴りを放つ。これまで数々の不良達を一撃の下に沈めてきた必殺の蹴り
だ。

ドガッとコンクリート壁に単車でも突っ込んだかのような衝撃音が鳴り響く。
ほむらは本当にコンクリートを蹴りつけたのかと錯覚した、それほど大剛の体は硬くまた微動だにしなかった。
遅れて上空を舞っていた翔が大剛の後方の地面に頭から激突する。全身をぴくぴくと痙攣させ失神していた。
大剛は自らの胸板に打ちつけられているほむらの足首を右腕で掴むとぐいと引き上げる、大人と子供以上の身長差がある
ためあっさりと体を浮かされるほむら。
「くっそ!離しやがれ!!」
残った左脚で大剛の顔面を蹴りつけるが空中で、しかも不自然な体勢では十分な威力を乗せることはできない。
当然の結果としてほむらの左脚もまた大剛の左腕に捕われることとなる。

「随分足癖が悪いな、少し躾けてやろう」
大剛の人並みはずれた怪力がほむらの両脚を左右に引き裂く。
「ぎゃあぁあああああ!」
ほむらの股関節が一息に180度近くまで開かれ、逆さ吊りでの股裂き刑にかけられる。
それでも足りないとばかりに更にギリギリとほむらの股を割り裂いていく大剛、口にはうっすらと笑みを浮かべている。
「うわあああああああああ!!はなせっ!はなせよぉ!」
逆さ吊りにされているためスカートが完全に捲くれ上がり、ショーツどころか小ぶりで形の整った臍までもさらしてしま
うが、それらにまったく構うことができない程の激痛がほむらの股間を襲う。
対面状態であるためほむらが大剛を殴りつけようとぶんぶんと腕を回すが、絶望的な体格差の前にむなしく空を切るばか
りだ。
そしてそんな儚い抵抗の意思も大剛が強くほむらの両脚に力を加えることで封殺されてしまう。

しばらくほむらから悲鳴を搾り出させようと大剛はほむらの脚を前後に捻ったり、こねくるようにゴリゴリと骨盤と大腿
骨を擦り合わせるように両脚を回転させたりしていたが、やがてほむらの腕はだらりと下がり悲鳴もかすれたものになっ
ていった。
「ぁ・・・・・ぅ・・・」
目は半開きで半失神状態、口からは声にならない声を漏らすほむら、もしここにレフェリーがいたなら間違いなく試合終
了を告げているだろう。
しかしそれでも尚、大剛にとっては責めの下準備を済ませただけに過ぎなかった。
11名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 19:05:23 ID:qQKMhIaI
大剛は両脚を掴んだままふわりと前方にほむらの体を振る、そして振り子の原理で戻ってきたほむらの腹に強烈な膝蹴り
をぶち込む。
ドボォ!
「ぎゃおぅ!!」
ほむらの腹全体を覆うほどの巨大な膝が叩き込まれるとその衝撃で再び股関節がビシッと引っ張られて更なる激痛をほむ
らに与える。
「げぉ・・・・げふっ・・・・・あ・・・・ぁ・・」
先程までは執拗なまでに鳩尾、胃袋を責められたが、今度は内臓全体を満遍なくひしゃげさせられる。
各臓器がパニックを起こし、その最たる例としてほむらに急激な吐き気を催させる。
ほむらは腹から迫りくるそれにまったく抵抗できず嘔吐しようとするが、もはや胃液も残っておらず、口内に残った唾液
を吐き出す。
頭が地面を向いているため唾液が顔を濡らしていくが、もはやそんな事にも気づけていないのかもしれない。

「気絶など許さん、もっと楽しませろ」
また大剛がほむらの体を振り、戻ってきたところに膝を叩き込む。
ズドンッ!
「げぇっ!!」
一切の容赦ない一撃がほむらの腹に打ち込まれ、その結果として再び股間が引き裂かれる。
しかしほむらはどこが痛くてどこが苦しいのかの判断も付かないほどに衰弱していた。
限界を超えた苦痛と疲労がほむらの意識をぷつりと断つ。
その様子に気づいた大剛だったが、ほむらを離すでもなく、冷酷な一言を放つ。
「気絶は許さんといったはずだ」
大剛は完全に力が抜け揺らされるままになっているほむらを三度振り、三度膝を叩き込んだ。
ドグゥ!!
「ぎゃぁう!!」
激痛を与えられ強制的に意識の闇から引き戻されるほむら。
腹筋に全く力が入っていなかったために腹が完全に潰れてしまうほどに膝が沈んでいる。

「げほっげほっ」
覚醒したほむらだったが反撃の術などありはしない、ただ全身を苛む疲労感と腹部と股間を襲う激痛に耐えるだけだ。
大剛が腹にめり込ませた膝を抜く、グポッと音がしそうなほど腹に膝がめり込んでいた。
ほむらが意識を取り戻したことを確認するとようやく両脚を開放する。
どさりとほむらの体が仰向けになって地面に転がされる。
自由を取り戻したほむらだったが、立ち上がるどころか敵を見据えることもできず、焦点の合わない目で空を見つめてい
た。

髪を乱し、脱力して無防備に横たわる姿はどこか扇情的で、スカートが捲くれて脚の付け根近くまでさらされた太ももは
汗で褐色の肌をテラテラと光らせ独特の色気を醸し出している。
そして、そんな姿に欲情した大剛はそれを嗜虐心に変換しほむらにぶつける。

大剛は右足を持ち上げると、全体重をかけほむらの腹に打ち落とす。
ドゴォ!
「げほおおぉ!!」
大剛の巨大な足がほむらの腹を完全に覆い潰す。
「あがっ・・・・ぎゃあ!・・・・ううぅ」
ほむらが脚をばたつかせて悶える、両腕で大剛の足を掴むものの何の抵抗にもなりはしない。
体をゆすったり足首を捻ったりして思い思いにほむらの腹を嬲る大剛。
ほむらがまた気絶しようとすれば再び足を振り下ろして目覚めさせる。
ぐりっ
「ああっ・・・・」
ぐむう
「ぐぇえ・・・」
ずにゅぅぅぅぅ
「えぶっ・・・はぁはぁ」
大剛が責めを変えればほむらの悲鳴も変わる、それがたまらなく面白く、大剛の責めはますます激しくなっていった。

大剛によって挽き潰されたほむらの腹は麺棒で引き伸ばされたパン生地のように変形していて肌に張り付いたブラウスに
肋骨を浮き立たせていた。
息を乱すばかりで唇が言葉を紡ぐ事ができない、暴れまわっていた両脚はいまや力無く震えているのみだ。
12名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 19:05:54 ID:qQKMhIaI
一通り責めを楽しんだ大剛はこれ以上ほむらから満足いく悲鳴を引き出せないと判断し、ようやく足をほむらの腹からど
けた。

大剛はなんとか意識を保っているほむらを見下ろし舌を巻いた。
己の力でこれほど責めても、それ以前にも翔に責め抜かれた後であるに関わらず、大剛の強制があったとはいえ未だ意識
があるのは奇跡的だった。常人なら絶命していてもおかしくは無い。
そんな物思いにふけっていると大剛の背後からうなり声が聞こえる。
顎を押さえながら翔が立ち上がっていた。

さわやかな目覚めになるわけも無く、翔の顔面は憤怒に歪んでいた。怒りの矛先はもちろんほむらだ。
「赤井〜〜〜〜〜〜!!」
叫びながら飛び掛る翔、ほむらに跨ると怒りを込めた拳をほむらの腹に叩き込む。
ズドォ!
「げほぉ!」
「うおおおおおおおおおおおおお!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
「ぐああああああぁ!・・げぼっ・・・ぎゃふっ・・・ああああ!」
鬼の形相と化した翔が10発、20発とほむらの腹に鉄拳を叩き込む。
打ち込まれるたびにぐちゃぐちゃに変形していくほむらの腹部。とっくの昔に抵抗力を失った腹筋は拳の進入を容易に許
し、アスファルトに挟まれているため衝撃を逃すことができず、手首ほどまでめり込まされていた。

50発以上打ち込んだあと、一際大きく振りかぶった翔の鉄槌がほむらの鳩尾に叩き下ろされた。
ドッボォ!!
「ぐひゅうぅぅぅぅ・・・・!」
断末魔のごとき悲鳴を上げてほむらの意識が深い闇に沈む。
翔の拳は腹を突き破らんばかりにめり込まれており、拳が完全に腹に埋まっていた。
激しい連打にブラウスは破れ腹部が完全に露出している。
それでも飽き足らず、翔は馬乗りになると何度も何度もほむらの腹を鳩尾といわず臍といわず打ち据えた。
「死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ」
ドポンドポンと水枕を殴りつけつような音が裏路地に響く。
ほむらは拳が打ち込まれる度ビクンと痙攣はするものの、全く意識を取り戻すことは無い。

これ以上は本当に死んでしまうかもしれないと判断し大剛が止めに入る。
思う存分ほむらを責めたおかげでいくらか冷静さを取り戻していたのだ。
翔は当然反対したが、当初の目的を思い出させると渋々責める手を止めた。

大剛が荷物でも抱えるようにほむらを肩に抱えると翔と共に入り組んだ路地の奥へと消えていった。
13ここまで:2008/12/14(日) 19:09:37 ID:qQKMhIaI
以上です
一応前編終了って感じです

無駄に長くなってしまった・・・・・まぁこれもキャラへの愛が乗じてのものとご容赦ください
後編も上げられるといいなぁ

書き込んでからタイトル決めて無いことに気づいた
後編には足しときますw
14名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 19:37:56 ID:F3w0IbP/
と○メモ2とは懐かしいネタだ!
そしてこのスレ一発目に相応しい凄まじいボディブロー連打は凄い興奮した
変形する様が良いね
GJ!
15名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 20:46:06 ID:ERwE5FIu
>>13 連打たまらんねw
こりゃ頑丈な赤い子も瀕死もんだわwww
16名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 04:01:27 ID:V4nSyM1c
開幕早々GJきたあああああああ!!!
17名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 19:43:40 ID:cO8GKHHS
これは幸先がいいGJだ
18名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 12:43:16 ID:0YqxQkwC
続きが楽しみだ!!
19名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 14:22:37 ID:Kk4LGQyI
やべ勃った
20名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 21:27:45 ID:Reti6PI5
投下します。

前スレの続きです。
全18レスと長くて申し訳ありませんが、残り全部一気に落とします。
腹責めは5レス目以降(または13レス目以降)

以下注意です。
・吐血(女)、流血(男)
・上記以外でも人によってはグロいと感じる所があるかもしれません
・一人称男視点
・前スレ634からの続きです
21ナインボール・後 1/18:2008/12/16(火) 21:28:58 ID:Reti6PI5
3_真琴

 客室らしき場所で、俺は左眼に氷嚢を当てていた。
真琴さんはどこからか持ってきた薬箱を空けて、何やら取り出している。
「このまま逃げ出すってのは、ナシ?」
聞いてみただけだ。聞いてみただけ。そう、自分に言い聞かせる。
仮面の狂人共の作った包囲網からせっかく抜け出せたというのに、また戻るのは気が引ける。
「愛理さんはどうするんですか? 消毒して薬塗りますから、氷嚢どけて下さい」
「一緒に連れ出してさ。真琴さん、場所判らない?」
無理だとは思いつつ、念のため僅かな望みにすがる俺を誰が笑えるものか。
いや。愛理は、情けないって笑うかもしれないな。
「無理ですよ。私、立ち向かう人をバッタバッタなぎ倒せる程強くないですから」
俺の左眼に薬を塗りながら、真琴さんは苦笑した。
そうだよな。真琴さんの後ろに隠れている自分の姿を想像して、俺はため息をついた。
確かに、情けないよな。
「ごめんなさい。痛かったですか?」
「いや、ヘーキ。この眼、ゲームに間に合うかな」
とにかく左眼が開かない事には勝負にならない。
「血も止まってますし、大丈夫。ただ暫く痣はとれないでしょうけど。
腫れが引くまで、ゲームは待たせておけばいいんです」
強気な発言に、少し救われた。
正気とは思えない人間達に囲まれた中で、一人ならどうしようもなかっただろう。
真琴さんが味方でいてくれて良かった。
「あいつら、何者なの? 真琴さんはいつからここに?」
再び氷嚢を当てて手持ち無沙汰になった俺は、自分の唯一の味方について、もっと知りたくなった。
「さぁ。私も詳しくは判りません。時々ああやって集まって、ゲームをされています。
私は、物心ついた頃にはもう、景品にされていました。色んな主人に仕えて、色んな事を覚えこまされて。
宋次郎様のような方は初めてですけど」
俺だってメイドを持つのは初めてデスヨ。
「皆まとめて助けられないかな。警察がダメならマスコミとかTVとかさ」
マスコミとTVは同じ事か。
まぁ、どうでもいいや。
「判りませんが、難しいかもしれません。相当な財力や権力を持っている気がし。
宋次郎様は優しいんですね。でも今は、愛理さんの事だけ考えてあげて下さい。
私たちには希望も絶望も、ありませんから」
別に優しくなんてない。
「普通はそう考えるさ。あいつらがおかしいだけだ」
「そのおかしい人達に囲まれて、私もおかしくなっちゃったのかもしれないですね」
薬箱の蓋を閉めて、真琴さんが寂しそうに笑う。
「それは無いって。真琴さんは、その、優しいよ。可愛いし」
何よりお胸様が魅力的すぎますですヨ。ハイ。
22ナインボール・後 2/18:2008/12/16(火) 21:29:29 ID:Reti6PI5
「ふふっ。ありがとうございます。氷嚢、ぬるくなってませんか?」
「ん、まだ大丈夫」
氷嚢を裏返して反対側を目に当てれば、まだ十分冷たい。
「でも私なんかより、愛理さんの方がずっと可愛らしいです。
絶対、助けてあげましょうね」
「情けない話だけどさ。正直、俺、勝てるかどうか判らない。はっきりいって自信が無いし、今だって怖い」
ただのナインボールなら、あの背広男に勝つ自信はある。
しかし、ヤツらのゲームはただのナインボールでもごっきゅーでもない。
真琴さんを舞台に立たせてなくてはならないのだ。
相手が倒れるまでの間、全てのゲームで相手に得点を許さない自信などある筈ないではないか。
「真琴さんまで、愛理のような目に合わせたくない」
「私なら大丈夫。いつもの事ですから。それに太ってる分頑丈だし、結構力もあるんですよ?」
太いって、例えば線の細い愛理に比べればの話で、俺から見たら太ってるのは胸位だよ。
「今の美樹相手なら何の問題もありません。簡単に勝てるでしょう。愛理さんが頑張ってくれましたからね。
問題はその次です。恐らくあの方の手駒のうち、最強の娘が出てきます。
その娘を手に入れたおかげで、前の主人は仮面の方達の中でも一目おかれる存在になりました」
最強って、どんなゴツイ女が出て来るんだ。
俺の左眼を潰したマッチョスーツが、脳裏でボディービルポーズを取った。
髪がおさげに変わっている。
うえ。嫌なモン想像しちまった。
「次って、2人も相手にしなきゃいけないのか?」
「宋次郎様は優しいですから。きっと、そうなってしまいます」
相変わらず意味の判らない事を言う。
1人目で愛理が取り戻せるのなら、取り戻してさっさと逃げ出すに決まってる。
まさか全ての女を助けるまでゲームを続けるつもりでいる程、俺は善人でもなければ優しくもない。
「あの方は自分の実力を過大評価したがる人ですから、最初は美樹を出してくる筈です。
彼女を沈めるには9秒以上私に下さい。5番はサイドを狙うか、無理なら相手に譲ってしまって構いません。
2人目からが本当の勝負ですが、宗次郎様ならきっと仕留める事が出来ます。
あ……。ごめんなさい。ついペラペラと。前の主人にも、それで随分と嫌われました」
別に不機嫌になっていたわけではないが、真琴さんはそう受け取ったようだ。
沈めるとか仕留めるとか。可愛い顔から恐ろしい単語が淡々と出てくるのを聞いていると、
このメイドも俺とは住んでいる世界が違うんだなと今更ながら実感していただけだ。
「気にしないでいいよ。もっと教えて欲しい」
前の主人というと背広男か。
自信家は従順な娘だけを手元に残して、意見する真琴さんはいらないと判断したわけだ。
最強娘の力を自分の力と勘違いしている男。
少し勝てそうな気がしてきた。
「ありがとうございます。宗次郎様の優しさに甘えてしまいますね」
いや、今更否定を口にしようとは思いませんが、そんな素敵な笑顔向けないで下さい。
場所もわきまえずデレデレしてしまいますカラ。
23ナインボール・後 3/18:2008/12/16(火) 21:30:10 ID:Reti6PI5
「愛理さんを取り戻して無事にここから出るためには、仮面の方達の機嫌をそこねてはいけません。
もちろん、前の主人以外のです。
大事なのは彼らが喜ぶゲームを心がける事。
手球のコントロールはあくまで次のポケットをしやすくするために行なって下さい。
難しい配球で相手に交代せざる得ない時でも、自分に有利なコントロールを行なえば、
仮面の方達の批判を受けるかもしれません。
攻めの姿勢を崩さない事が第一。結果として相手に得点されても気にする事はありません。
それとカードの選び方ですが………」
左眼が開くようになるまで、俺は彼女の立てた作戦を繰り返し聞いた。
間違いなく、背広男がした最大のミスは、真琴さんを俺の元に送った事だ。
ぬるくなった氷嚢を一度取り替えて、左眼の腫れも引いた。
もう一度、仮面の狂人共の中に入っていく覚悟を決めなければならない。
客室を出る前に自分の顔を鏡で見た。
もともとさしていい男でも無かったが、青タン作って酷いもんだ。
廊下に出ると、マッチョスーツが立っていた。
俺は思わず身構えたが、向こうは無表情のまま、無線で誰かと連絡を取っていた。
そして背広男達が待つ部屋に向け、俺達を連れて歩く。
「宗次郎様。一つ、お願いがあります」
歩きながら、真琴さんが言った。
「私は、絶対に倒れません。だから、私がどんなに惨めな姿を晒しても、私を見捨てないで下さい」
愛理もそう。真琴さんもそう。
どうしてこう、ロクでもない事言ってくるんだ。
「ゲームをするのは俺だろ? 真琴さんはもっと、俺を恨めばいいんだよ」
真琴さんの足音が止まり、振り返ろうとした俺を彼女が抱き寄せた。
何故そんな事を気にするのか、俺にも判ったのは1ゲーム終わった後だ。
ってゆーか、胸。特盛のお胸様が当たってますから。パニくるから。
逃げようとしてもなかなか逃げられない。この力、彼女は本当に強いかもしれない。
「宗次郎様は、いつも私の胸ばかり見てますよね。
ゲームが終わったら触ってみますか?」
バレてーら。つか鼻血吹くから止めて下さいホント。
24ナインボール・後 4/18:2008/12/16(火) 21:30:51 ID:Reti6PI5
悪魔のような誘惑から逃げるようにして、俺は目の前の部屋へ転がり込んだ。
視界に飛び込んで来る仮面の群れ。
「遅かったな。てっきり逃げ出したとばかり思っていたよ。皆お待ちかねだ。景品を準備したまえ」
仮面を被った背広男が見える。
よく言うよ。見張りをつけてやがったクセして。
「では皆さん、お席へどうぞ。再び私がこの小僧を叩きのめす様子をご覧に入れましょう」
ゲーム開始だ。

 壁が開き、ガラスに仕切られた舞台が姿を現す。
さっき愛理の立っていた場所に、手足に枷を嵌められたメイド服の真琴さん。
もう一端には、白とピンクのロリータ服が変わらず立っている。
「私の景品は引き続きこの娘だ、宋次郎君。
君如き小僧を倒すのに、新たな手駒など私は必要としないのだよ」
恐らくは他の仮面に向かってアピールしているのだろう。
背広男が声を張り上げた。
仮面の狂人共は全て、壁に空いた穴からどこかへと吸い込まれていった。
この部屋がどんな構造になっているか知らないが、全てを見渡せる位置にヤツらがいるに違いない。
「真琴を使って小賢しい真似をしてくれたな。
生き延びたつもりかもしれないが、さっさと逃げ帰れば良かったものを。
まだ私に負け足り無いとはね。格の違いを教えてあげようじゃないか」
仮面のせいで表情が見えない分、威圧感が増した気がする。
だが、怖がる必要は無い。
全部真琴さんの予想通りだ。
俺たちは再びバンキングを行なった。
カラーボールの置かれていないテーブルの上で、2人同時に白い手球を撞(つ)く。
今度は背広男の先攻だ。
「ふん。既に勝負は決まったな。麗(レイ)。ボールを組め」
たかが先攻の権利を取っただけで、随分強気になったもんだ。
前のゲームで真琴さんがこなした仕事を、チャイナドレスの女が行った。
背が高く、抜群にスタイルがいい。
スリットから時折見える筋肉質な太股だけが少し太い印象を受けるが、腰も細いし胸も大きい。
そしてまたもや美人さんだ。
頭に2つの団子を作って、そこから一筋ずつ髪を垂らしている。
一体この男、何人囲っているのだろうか。
背広男はサイドブレイクで、カラーボールを1つ落とした。
今度は黄色ではなく紫色の球。
4番だ。
有り得る筈もないのだが、2度の幸運が続かなかった事に、俺は内心安堵していた。
背広男は続けて1と2を落としたものの、3で失敗する。
俺の番だ。
25ナインボール・後 5/18:2008/12/16(火) 21:31:32 ID:Reti6PI5
5は悪くない位置にある。
今回は俺にツキが回ってきたようだ。
まずは落ち着いて3をコーナーにポケット。
距離感のズレもない。両目が使えるという事がこんなに有り難いとは今まで思ってもみなかった。
タップにチョークを擦りつけ、オレンジ色をした5番のカラーボールを眺める。
この位置からならサイドが狙える筈だ。
左手で作ったブリッジにキューを添えて、撞く。
白い手球に後押しされたオレンジのカラーボールは、俺の思い通りの軌跡を描いてポケットに沈んだ。
「貴方の勝ちです。宗次郎様」
ガラス板の向こうから凛とした声が聞こえる。
腰の辺りで軽く両手を重ねた真琴さんが、まっすぐに背を伸ばして佇んでいた。
「たかだか最初の得点を上げただけで、随分と強気だな」
どこかで聞いた台詞だ。
俺は背広男の言葉を無視して、チャイナドレスが運んで来た機械から、カードを選ぶ。
人型のイラストは、腹部が点滅していた。
やっぱりツイている。真琴さんが得意な部位だ。
『10sec』
舞台上に表示が出て、メイド服の上から、鎖がジャラジャラと音を立てて降って来た。
一方のロリータ娘は、頭上で両腕を拘束されている。
前のゲームとまったく同じ。
しかしカウントが進んでも、何故か真琴さんはその場から動かなかった。
何を思ってか床に落ちた鎖を拾い上げると、それを自分の右腕にぐるぐると巻きつけて、拳まで覆い尽くす。
そして重くなった腕を引きずるようにして、やっとロリータ娘の眼前に迫り、そのまま勢いで右腕を振り上げた。
とんでもない事考えてんだな。
ロリ娘の顔色は既に真っ青になっている。
凄まじく低い打撃音が響いて、鎖がメリメリとピンクの衣装を引き裂いていくように見えた。
「ぐぱぁっ!!」
俺は人が白目を剥くのを初めて目の当たりにした。
真琴さんの放った恐ろしい一撃。
一発でロリータ娘が破壊されたのは、誰の目にも明らかだったろう。
彼女は最初の悲鳴以来声一つ上げる事無く、突き出した顎から汚物を落とし始める。
フリフリしたピンク色の衣装こそ好みは分かれるだろうが、中身の少女は結構可愛かった。
それがボディーブローを腹に埋めたまま、泣きながらゲロを吹く姿には、目を覆いたくなる。
「ごめんね、美樹」
残り5秒を切ったところで真琴さんが相手の耳元に囁いた。
ロリ娘はヤバイ痙攣を起こしながら、エサを待ちきれない犬のように、
半開きの口からダラダラと粘性の液体を溢れさせている。
残り3秒で真琴さんは美樹というロリ娘から離れて、腕に巻きつけた鎖を外した。
時間切れになり、真琴さんが元の位置へ戻る。
ロリ娘は前のめりに倒れこみ、顔から床に激突した。
26ナインボール・後 6/18:2008/12/16(火) 21:32:13 ID:Reti6PI5
愛理を苦しめた相手の最後だ。
ぐちゃっと音がして、俺は思わず顔をしかめる。
愛理も苦しかっただろうが、この娘はもっと酷いかもしれない。
衝撃で意識を回復したのか、服を掻き毟るようにして悶絶している。
「お……お赦し、を……おぉ…お赦じ、ぐださい……。
ごしゅじ……んざま……ごおっ……おっ」
素直に愛理の跳び膝蹴りでやられていたら、ここまで酷い目には合わなかっただろうに。
ロリ娘がすがるような視線を向ける相手に俺は目を向けた。
背広男が今、どんな表情をしているのか、仮面のせいで伺い知る事は出来ない。
「美樹。なんだその失態は。私の前で醜い姿を晒すなと何度教えた?
お前には失望させられたよ。私のコレクションに、無様なモノは不要だ。
麗。解体しろ」
背広男が指を鳴らすと、壁の一部が開いた。仮面の狂人達が入っていった場所だ。
チャイナドレスが一礼して、その中へと進んでいく。
ロリ娘はガラス板に向かって必死に這い寄ろうとしていた。
「ご主人さま……おっ…お赦しくださ……おっ、おごっ」
「見苦しいわよ、美樹。観念なさい」
床の胃液を吸収して黒ずんだロリータ服の隣に、鮮やかなブルーのチャイナドレスが立った。
まるで幼虫である芋虫と、成虫となった蝶が並んでいるようだ。
蝶は足元の芋虫を転がした。
「お姉様……。お願い、助けて……」
仰向けにされた芋虫は、恐らくは恐怖からなのか、胸を激しく上下させて涙ながらに訴えた。
青い蝶の切れ長な瞳は、冷たい視線で足元の芋虫を突き刺している。
「諦めなさい。ご主人様の期待を裏切ったのだから」
引き締まった太股がチャイナドレスのスリットから高く伸び、「さよなら」の声とともにロリータ服の中心を圧し潰した。
「お、おごおおっ!」
ロリ娘の顎があがって、胃液やら唾液やらが噴き上がる。
たまらずロリ娘が青いドレスから伸びた足を掴むと、チャイナドレスは更に体重をかけて、
フリルに包まれた腹を踏みにじった。
膝を立てて苦しむロリ娘。そのスカートの内側からは、水音が漏れ始めた。
「大人しく解体されなさい」
「げぶうっ。あ、あっ、ごぼぉ、ぶええっ!」
チャイナドレスは容赦の欠片もなく、失禁している少女の身体を何度も踏み潰した。
小さなロリ娘の身体に次々と穴が空けられていく光景を前に、俺はしばらく言葉を失っていた。
真琴さんは顔を伏せて、固く目を閉じている。
「おい、何やってんだよ。勝負は終わっただろうが。今すぐあれを止めてさっさと愛理を返せ」
「ゲームの後始末だ。娘は返してやる。お前達を逃がしてもやる。
だからしばらく黙って見ていろ」
背広男の語気が荒い。
負けて苦々しく思っているのだろう。
「もういいだろ。ゲームは終わったんだ。解体って何だ。もう許してやれよ」
27ナインボール・後 7/18:2008/12/16(火) 21:32:58 ID:Reti6PI5
俺が背広男とやりあっている間にも、チャイナドレスはロリ娘の手を砕き、胸を叩き、腰を穿った。
膝を立てたロリ娘の片足がピンクのスカートからはみ出して、小さな膝小僧や、
透き通る程真っ白で細い足が暴れている。
目は虚ろで、口元から胸にかけてが既に真っ赤に染まっていた。
血を吐いているらしい。
「君は今の勝負の景品としてあのゴミクズを受け取るのかね?
違うだろう。あれは私の物だったが、不要になったから解体して捨てる。言葉通りの意味だ。
君の大事な小娘がこうなる前に勝ててラッキーだったな、宗次郎君」
仮面が俺の鼻先まで近づいて、そう言った。
ロリータ服を着ていた少女は、もう呻き声すら上げなくなっていた。
服は団子頭のチャイナドレスが引き千切った。
真っ白な肌のいたる所に出来た痣が痛々しい。
少女の顔が横を向き、光を失った瞳がこちらを見ている気がした。
「どこまで解体なさいますか?」
チャイナドレスが涼しい顔で問う。
「つまらんゲームに失望している皆さんへのお詫びだ。完全に解体してお見せしろ。
私に二度とその顔を見せるな」
「かしこまりました」
チャイナドレスは一礼すると、少女の太股の間に足を入れた。
ビチャっとした水音とともに、下着にたっぷりと含まれていた水分が飛び散って、
チャイナドレスの裾や少女の下腹にかかる。
少女は僅かに仰け反って咳き込むと、口内に残っていた血を吐いたが、それ以上の反応は見せない。
動かない彼女の頭をチャイナドレスが一度踏みつけて、反応が無い事を確認する。
靴が血に濡れ、チャイナが不機嫌そうに少女の顔を踏み潰そうと足を上げた時、俺は咄嗟に叫んでいた。
「やめろっ。その子は俺が引き取る」
オイ。待てよ何を言っているのか判ってるのか、俺。
「宗次郎君。よく考えて発言したまえよ。意味を理解しているのかね?
君の欲しがっていた小娘のかわりに、あんなガラクタを手に入れてどうするんだね?」
仮面が下から俺の顔を覗き込んできた。
不気味なその表情を見ないですむように、俺は舞台から視線を外さない。
血だらけの下着姿となった少女の胸が上下して、血の気を失った唇がまた、新たな血液の塊を吐き出していた。
「アンタだってさっきの勝負で終わりにしたくないだろう? もう一度勝負してやる。
だから、あの子を離して、もう一度俺とゲームをしろ。勝ったら次こそ愛理を連れて帰る」
「ふざけた小僧だ。私にまた手駒を出させようというのか」
背広男が仮面の奥で笑い声をあげた。
「いいだろう。ここは仮面の紳士淑女の皆さんに決めていただこうじゃないか。
解体ショーを続けるか、3回目のゲームを始めるか」
姿の見えないギャラリーに向けて、背広男が持ちかけた。
28ナインボール・後 8/18:2008/12/16(火) 21:33:42 ID:Reti6PI5
 狂人どもが下した判断は、3度目のゲーム開始だった。
俺は一端枷を外された真琴さんと一緒に、下着姿の少女を運んだ。
血と小便とゲロがまざった臭いは酷いもので、こっちが吐き出しそうだったが、
大切に扱わなければあっという間に壊れてしまいそうな冷たい身体を触っているのは、それ以上に怖かった。
地下には医療施設があり、常に仮面の男達に付き添う医者達が待機しているそうだ。
連中の経済力にますますクラクラしてきそうだが、今はそれを利用させて貰った。
ベッドに寝かせて立ち去ろうとした時、少女の手が俺の服を掴んで離さない事に気付いた。
「なんで、お前なんか助けなきゃならないんだよ。クソッ、愛理をあんな目にあわせやがったクセに」
細くて死人のように冷たい指を1本ずつ引き剥がして、俺は背広男の元に戻る。
真琴さんは舞台に向かい、俺と背広男はキューを選んだ。
部屋にはその他にマッチョスーツが一人、そして背広男ではない仮面の男が一人残っている。
「気にしなくていい。俺はボールを組むだけだ」
俺の視線を目に留めて、仮面の男がご丁寧に説明してくれた。
背広男よりも若い声だった。
舞台には再び枷を嵌めた真琴さん、それとブルーのチャイナドレスが立った。
彼女が背広男の持つ最強カード?
もっとゴツイ女を想像していた俺にとっては、拍子抜けだった。
しかし、確かにあの引き締まった太股から蹴りでも繰り出されたら強烈そうだ。
現にあの足で、ロリータ娘は徹底的に破壊された。
真琴さん、大丈夫かな。
俺は胸の大きなメイドを見た。
視線に気付いた彼女が小さな笑みを浮かべてくれる。
ここからが本当の勝負の開始だ。
作戦通りやればきっと上手く行く。あてずっぽうな俺と違って、真琴さんの予想は外れない。
俺は何度か深呼吸をして、3度目のバンキングに向かった。
「お前が先攻だ」
仮面の男が結果を即座に判定して俺を指し、よどみない動作でラックにボールをつめていく。
俺はいつものようにサイド付近にボールを置いて、ブレイクする。
1つボールは落ちたが、バラけ具合はあまり良くない。
攻めの姿勢を忘れない事。
結果として相手が得点しても気にしない事。
5は俺が取り、9は背広男が取った。
俺の選んだカードは両足の太股あたりが点滅していた。
外れだ。
真琴さんはスカートを翻してチャイナのスリットあたりを蹴ったが、どうも蹴りはあまり得意ではないらしい。
対するチャイナドレスの麗は、やはり格闘技の経験でもあるのか、巧みに足を反らせて衝撃を受け流していた。
両手は拘束されていても、足はある程度動く。
「相変わらず足技は下手ね、真琴」
5秒が過ぎて真琴さんの鎖が引き戻される時、麗が冷たい笑みを浮かべた。
一方背広男が選んだカードは、胸が点滅していた。
29ナインボール・後 9/18:2008/12/16(火) 21:34:32 ID:Reti6PI5
「外れか、仕方ない。麗、久しぶりに真琴の下品な胸でも揺らしてやれ」
麗の鎖が落ち、真琴さんの鎖が上がって、ヤツにとっては下品な、俺にとっては魅力的な胸が大きく揺れる。
「ご主人様がよろしければ、少し真琴に悲鳴をあげさせてみせますわ?」
「いいだろう。好きにしろ」
ヒップラインを揺らしてゆっくりと真琴さんに近づいた麗は、真琴さんの柔らかく大きな胸に手を当て、
その先端を強く掴んだ。
「ひっ!?」
真琴さんが小さく悲鳴をあげるのを確認すると、胸の先を掴んだまま手の平をぐるっと返して持ち上げる。
たっぷりとした胸が、真上に引っ張り上げられた。
真琴さんが爪先立ちになっても、チャイナドレスは更に腕を持ち上げる。
そのまま残りの5秒間、真琴さんは目尻に涙をためながらそれに耐えた。
鎖が落ちるとたまらず両手で胸を押える。
「なかなかいい趣向だ、麗」
「恐れ入ります」
立ち位置に戻ったチャイナドレスが、背広男に向かって一礼する。
平気でえげつない事やりそうな相手だ。
ビリヤードテーブルには既にボールが組まれており、ネクストマッチは背広男のブレイクで始まる。
この男、ブレイクをよく落とす。球に勢いが足りないのだろう。
代わって俺がキューを構え、1を経由していきなり5を決める。
選んだカードは首。また外れだ。
真琴さんは相手の首筋に手刀を叩き込もうとしたが、両腕が邪魔で勢いがない。
今度は肘を回して後頭部から首を打つ。
結構技が多彩だ。
スカート翻して回る姿がサマになっている。
これで気絶でもしてくれねぇかな。
そう思ったが、なかなか簡単にはそうならない。
5秒が過ぎだ。
球が大量に残ったテーブルは次を決めるのが難しく、途中一度ずつ交代した。
だが最後に決めたのはもう一度俺だ。
今度こそ。
祈りながら引いたカードは腰の部分が点滅していた。
大当たりではないものの、当たりだ。
更に9秒。落ちた鎖を真琴さんが腕に巻く。
必殺の鉄槌が相手の下腹に突き刺さり、麗が初めて声を上げて悶えた。
「うぐっ」
彼女のチャイナドレスは身体のラインがくっきり出ているため、ロリータファッションと違って、
直接身体にめり込む様子がよくわかる。
真琴さんは一端腕を引いて、上から下に落とすようにもう一発。
「ぎゃううっ!」
酷い悲鳴があがった。
30ナインボール・後 10/18:2008/12/16(火) 21:35:12 ID:Reti6PI5
僅かに盛り上がった下腹を抉った筈だが、股間近くにヒットしたのかもしれない。
真琴さんが急いで鎖を解いた直後、巻上げが始まった。
「やってくれましたわね、真琴……」
引きずられるようにして戻る真琴さんを呪うように、麗が吐き捨てた。
「宋次郎様の為にも、容赦はしないわ」
だそうだ。宗次郎君。気合い入れていけよ?
俺は自分に言い聞かせ、深呼吸する。
兎にも角にも、冷静でいる事。
これも真琴さんの助言だ。
勝負はきっと、長引く。
テーブルの上では、すぐにボールが組まれた。
あの仮面の男、随分と手際がいい。
俺は手球をセットして、ブレイク専用のキューに持ちかえると、タップにチョークを擦りつける。
「そう言えば、宗次郎君。あの小娘は、今どうしていると思うね?」
キューを構えた時、背広男が俺の正面に回りこんだ。
マナー違反だボケ。
怒鳴りつけてやりたかったが、俺は無視した。
「五体満足でいるか、気にならないかね?」
ドキリとした。
俺はキューを下ろし、一度深呼吸をしてから構え直した。
「宗次郎君。君は真琴にもまだ手を出していない奥手のようだが、
あの小娘の純潔は無論既に奪ってやっているね?」
背広男の声は気にせず白球を撞く。
勢いよく跳んだ手球がカラーボールを適度に散会させ、1ボールがポケットに入る。
「まだだとしたら彼女は可哀相だったな」
俺はキューを取り替えて、タップに念入りにチョークを擦りつけた。
念入りに、念入りに。やがてチョークが、ひび割れる。
念を入れすぎたか。
チョークを捨てて、俺は構えた。
再び背広男が俺の視界にわざと入り込んで来る。
31ナインボール・後 11/18:2008/12/16(火) 21:35:58 ID:Reti6PI5
「流石にマナー違反が過ぎやしませんかい?」
予想外のところから、援護射撃が来た。
やんわりとではあるが、仮面の男が背広男を嗜めたのだ。
「若いね、君も。ただのマナーじゃないか。ルールには反していないよ」
背広男は仮面をずらし、葉巻を咥えて火をつけた。
煙が仮面の男に吐きかけられる。
「咥え煙草でのプレイも、マナーに反する事はご存知で?」
「しつこいねぇ。たかがマナーであってルールじゃない。
宗次郎君も気にせずプレイを続けてくれたまえよ。
そういえば、あの小娘の名前はなんだった?
さっさと彼女の処女を奪っておいてあげれば良かったなぁ? 宗次郎君」
プレイを続けようとして、俺はあっさりとトチった。
ツインテールにチェックのスカート。
腕と腰の金物をジャラつかせながら、タメ口きいて笑うアイツの顔がどうしても浮かんでくる。
初めて見た泣き顔が脳裏から離れない。
冷静でいるのは無理だ。
ごめん、真琴さん。
「勝負が終わるまで手を出さないんじゃなかったのか?」
キューを捨て、俺は背広男に詰め寄った。
「そんな約束をした覚えはない。私はただ君が勝ったら返すと言っただけだ。
返すまでどう扱おうと私の自由。そこをどきたまえよ、マナー違反だぞ?
また左眼を潰されたいなら構わんがね」
今すぐこいつの顔をブン殴ってやりたい。
拳を握り締める俺の前に仮面の男が立ち、視界を遮った。
「ふむ。ありがとう。助かるよ。マナーを知らない小僧はこれだから困る」
俺は仮面の男を押しのけようとしたが、彼はびくともしなかった。
しかし彼に押さえ込まれている間に、幾分冷静になれた気もする。
背広男の姿を見ないで済んだせいかもしれない。
5は背広男が取った。
選んだカードは腰。
「ありがとうございます。ご主人様」
麗が走ると、団子から伸びた2本のおさげが揺れる。
彼女は真琴さんの身体をぐるっと回転させ、彼女の背中に正対した。
スリットから飛び出した膝が、メイド服のスカートごしにお尻を叩いた。
「ひぃっ!」
鎖に繋がれた真琴さんの体がビクンと跳ねた。
「さっきのお返しよ。たっぷり苦しんでね、真琴」
再び膝がヒップを直撃して、真琴さんが仰け反る。
尾骨の先端は急所の一つらしい。
麗は真琴さんのそこに、固い膝を繰り返し叩きつけた。
32ナインボール・後 12/18:2008/12/16(火) 21:36:39 ID:Reti6PI5
「何度でも責めてあげるわ、真琴。貴女が立っていられなくなるまで」
「あ……くっ……」
5秒で真琴さんは膝が笑ってまっすぐ立てなくなっていた。
マズイかもしれない。
あれを何度もやられたら、真琴さんの膝が完全に崩れてしまうだろう。
仮面の男は上機嫌でプレイを続行した。
しかし今回もしっかりと外す。
残る球が少なくなる後半は狙いやすい筈だが、集中力が足りないのか、腕が無いのか。
また何か言われる前に、俺はすぐさま2つのボールを沈めた。
しかし残り2つでまたしても邪魔が入った。
「あの娘、ここに連れて来てやろうか?」
思わず動きを止めてしまったのがマズかった。
「後ろからされるのが好きらしいぞ? 随分と泣き叫んでいたそうだ。
少々うるさいかもしれないが、この場でレイプされる女を眺めながらゲームに興じるのも、
悪くない趣向だと思わないかね?」
最悪の下卑た趣味に決まってんだろうがクソジジィ!!
俺が構えを解き、背広男に向き直ろうとした時、
「ファウルだ!」
ヤツが叫んだ。
テーブルを見ると、カラーボールが一つ揺れている。
キューが触れてしまったらしい。
クソっ。何やってんだ俺。見え見えの挑発に乗ってんじゃねぇ。
「頭を冷やせ。安い挑発だ」
隣で仮面の男が囁いた。
さっきから何故か俺の味方についている気がする。
こいつ、何者だ?
背広男は悠々と残り2つだけのボールを沈め、鼻歌なんぞ歌いながらカードを眺めた。
「ご主人様。もう一度同じカードを選んで頂ければ、すぐにでも……」
背広男は腕を上げ、語りかけた麗の口を封じた。
「お前は私に意見をするつもりなのか?」
「差し出がましい事を申しました。お赦し下さい」
俺にとっては好都合だ。
勝ち目はまだある。
背広男が選んだカードの表示は、腹。
俺が欲しかったカードだ。
『9sec』
表示が出て、鎖が動く。
麗が髪を揺らして走った。
真琴さんの手前でステップを踏み、足を高く突き上げる。
「ひゃぐぅっ」
足の側面が真琴さんの胸の下にめり込んだ、筈だった。
しかし伸びきった麗の足は、真琴さんのお腹の手前で停止している。
33ナインボール・後 13/18:2008/12/16(火) 21:37:22 ID:Reti6PI5
フェイント? いや、違う。真琴さんのお腹の肉の半分が身体の中心に吸い込まれている。
相手に触れずに打撃を与えたのか。
それも違う。
答えは真琴さんの両足が地面から離れているところにあった。
走りこんだスピードと脚力が、真琴さんの身体を吹き飛ばしたのだ。
冗談だろ。こんな蹴り、耐えられるヤツいるのか?
天井の鎖を中心にして真琴さんの身体はブランコのように戻り、
蹴られた時と同じように、麗の足に突き刺さって停止した。
「ぐぶぇっ」
途端に真琴さんの口から胃液が噴き出したが、麗はチャイナの裾を翻して、黄色い液体を華麗に避ける。
真琴さんが俯くと、胃液は大きな容積を誇る胸の谷間へと流れ込んだ。
身を回した麗は、さっきとは逆の踵をメイド服の内部へと強引に押し込む。
綺麗な回し蹴りはズボッと音を立てて、臍の辺りに埋まった。
「ごぶぅっ」
再び真琴さんの口から漏れた黄色い汚物が、胸の合間で溢れそうな程に蓄積する。
麗は一度、真琴さんと距離を取った。
「思ったより重いのね。その胸のせいかしら」
鎖にぶら下がるようにして揺れる真琴さん目掛けて、もう一度ステップを踏む。
麗の足はスリットから下着の線が見える程、恐ろしく高く上がった。
つま先が真琴さんの胸を掻き分けて、その真下、鳩尾を深く抉る。
「ごっぶぇっ!」
2つのたっぷりとした胸が、別々のタイミングで上下に大きく揺れた。
合間に蓄えられていた胃液が飛び散って、真琴さんの長い髪や顔を汚す。
その顔は、白目を剥きかけていた。
一度は完全に鳩尾へと埋まった靴を下ろすと、麗は虚ろな表情をしたメイドの頭を片手で引き寄せる。
「バイバイ、真琴」
横顔にキスされた途端、真琴さんは目を見開いて悲鳴をあげた。
「うげええぇっ!」
ゴポリ。
水と空気の溢れる音がして、真琴さんの唇から液体が滴り落ちる。
密着した麗の膝が、真琴さんのお腹を抉っていた。
麗は時間切れまで真琴さんの弱ったお腹を膝で弄びながら、彼女の横顔を楽しそうに眺め続けた。
やがてブルーのチャイナが鎖に引き戻され、真琴さんの腕が下がる。
胃液で色の変わったメイド服は、そのまま崩れ落ちた。
胎児のように丸まって、背中を震わせていた愛理の姿が重なる。
しかし、真琴さんは踏みとどまった。
「うぐぅっ! げっ、げはっ。はぐっ」
途端に吐き気がこみ上げたのか、両手で口を覆ったが、指の隙間や腕を赤い液体が伝う。
肺を傷つけたのかもしれない。
「勝負あったな。ここまでにするかね?」
背広男が嬉しそうに言った。
34ナインボール・後 14/18:2008/12/16(火) 21:38:35 ID:Reti6PI5
「続行だ。彼女はまだやれる」
俺は真琴さんの言葉を思い出す。
『私は、絶対に倒れません。だから、私がどんなに惨めな姿を晒しても、私を見捨てないで下さい』
誰が見捨てるものか。
俺は早くゲームを再開したかったが、まだボールが組まれていない。
仮面の男は、先程までより幾分ゆっくりとカラーボールをラックに詰めていた。
そうか。真琴さんに休む時間をくれているのか。
余裕からか慢心しているのか、背広男もゆっくりとブレイクを行った。
やっぱり球は一つも入らない。
下手くそめ。勢いが足りないんだよ。
心の中で悪態をついて、小さな満足感を得る。
そしてカラーボールの散らばり具合を見た。
あまり良くはない。まだその時じゃない。
仮面の男がちらりとこちらを見た。気がする。
大丈夫。上手くやるさ。
俺は深呼吸をひとつ。
2つほどポケットした。
手球を撞く時、あえて中心からずらす事で、的球にぶつかった後の位置をある程度コントロールする事が出来る。
出来るだけ次の的球を狙いやすい位置に置く。
その後も冷静に1つずつカラーボールをポケットに沈める。
無理はしない。
5までをゲット。
カードを引く。ようやく腹が出た。
『5sec』
表示が出ても、真琴さんは動かない。
「うぐっ……げっ、えぅ」
まだ吐き気が収まらないようだ。
床に膝がつかないようにしゃがみ込んで、顔を下に向けている。
長い髪で顔が隠れていたが、時折床の胃液がピチャピチャ音を立てるのが聞こえた。
それでいいよ、真琴さん。
今回はまだ、球の位置が良くない。
そのまま5秒が過ぎた。
「勝負にならんな。真琴はもう動けんじゃないか」
「ゲームは続ける」
俺は残り少ないカラーボールをゆっくりと沈めて行く。
「こんなつまらんゲームを続けてどうしようというのだね。いつまでも、そうやって時間を稼ぐつもりかね?」
「そう思うなら、俺からボールを奪ってみろよ」
言いながら、最後の9をコーナーに沈める。
35ナインボール・後 15/18:2008/12/16(火) 21:39:14 ID:Reti6PI5
「ブレイク・ラン・アウト。大したモンだな」
仮面の男がニヤリと笑った。気がする。
ただの想像でしかないが。
真琴さんを見ると、少し落ち着いてきたらしい。唇を拭い、息を整えていた。
やはり何のアクションも起こさない。
9秒が過ぎてから、仮面の男は今度もゆっくりとボールを組んでくれる。
しかし背広男も流石に違和感を覚え始めたようだ。
「何をノロノロやっているのかね。もうゲームは終盤だと言うのに」
仮面の男からラックを奪い、自分で並べ始めた。
汚ねぇ並べ方だが、まぁいいや。
俺は左手のブリッジにキューを乗せ、ブレイクする。
7が落ちた。
球の散らばりを確認して、ゾクっときた。
これなら、いける。
後は真琴さん次第。
俺は真琴さんを見た。彼女は既に立ち上がっていて、視線が合う。
口まわりや顔はぬぐっていたが、メイド服は胸元もスカートも汚れきっていた。
それでもまだ、俺は彼女を付き合わせなければならない。
俺の心中を察したのか、彼女は軽く微笑んで、それから頷いた。
決まりだ。
お互いと、それから愛理の運命を賭けよう。
俺は声を張り上げた。
「皆さん。これまで若輩者のゲームにつきあって頂き、ありがとうございました。
最後に皆さんの前で、本物のゲームをお見せしたいと思います。目を凝らしてよくご覧下さい」
仮面の狂人共を、出来るだけ喜ばせる事。
「どういうつもりだ、小僧」
「オイ、何をする気だ?」
背広男の声にも、仮面の男の囁きにも、俺は答えない。
まぁ見てなよ。
俺はテーブルから目を離さずに、タップにチョークを擦りつけた。
球の配置を頭に叩き込む。
まずは1番。コーナーにポケット。
2番もコーナー。手球に軽いバックスピンをかけて、手前に呼び寄せる。
3番はサイド。
ここで4を経由して先に8をコーナーに向かわせる。
手球と4の配置は問題ない。後は8だ。
少し弱いが、落ちろ。 
願いが通じたのか、8はゆっくりとコーナーに吸い込まれる。
改めて4をコーナーにポケット。
さぁ、ここからだ。
36ナインボール・後 16/18:2008/12/16(火) 21:40:41 ID:Reti6PI5
再びタップにチョークを擦りつけ、摩擦の力を引き上げる。
「小娘を今すぐここに引きずって来い!」
異変を感じたのか、背広男が叫んだが、もう気にしない。
愛理、お前の運命も俺が預かる。
勝手だけど文句はねぇよな? あっても後で聞く。
問題は、5番のサイド。
それも沈めた。
選ぶカードは決まっている。
「いくぞ?」
「はい」
『10sec』
表示とともに真琴さんの頭上から鎖がジャラジャラ落ちてくる。
真琴さんが腕に鎖を巻きつけるのを横目で見ながら、俺はテーブルと向き合った。
心の中でカウントを続ける。
2秒で狙い、4秒で6番がコーナーに落ちる。
「ぐっ、うがぁっ」
麗の悲鳴が聞こえた。
真琴さんの鉄槌が唸り始めたのだろう。
5秒で手球が止まり、予想位置に待機していた俺は6秒でそれを撞く。
「がふっ、ぶふぉっ……お、おげぇ」
真琴さんと麗の様子が気になるが、よそ見をしている暇はない。
7秒で手球が黄色の的球に当たり、8秒になる前にそれがサイドに落ちた。
5番を落とした時点で、テーブル上のカラーボールは2つだけ。
俺はそれを10秒以内にポケットする必要があった。
9秒で白い手球が停止すると、俺は機械に駆け寄って、さっきと同じカードにタッチした。
舞台を見ると、表示は1から0へと変わる寸前。
真琴さんはその時、チャイナドレスの腹を下から上へ、鎖で武装した利き腕で突き上げていた。
「ぐっぶええっ」
ずっと涼しい顔をしていた麗も、今は切れ長の瞳を歪めて、固く結んだ唇の隙間から胃液を吹き溢している。
チャイナドレスも随分汚れていた。既に何度か吐かされたのだろう。
カウントが0になった。
そして、更新される。
『18sec』
真琴さんの鎖は巻き戻されない。麗の鎖も緩まない。
成功だ。
「そのままブチのめせ!」
キューを捨てて、俺は叫んだ。いくら麗が最強娘だろうが、インターバル無しだ。
真琴さんの鎖で攻め続ければ、きっと勝てる。
「はい、宗次郎様」
真琴さんが元気に返事をする。
37ナインボール・後 17/18:2008/12/16(火) 21:41:20 ID:Reti6PI5
「馬鹿な! イカサマだ」
背広男が悲鳴に似た声で叫び、仮面の男の吹く口笛が聞こえた。
真琴さんはチャイナドレスに両手を当てて、力いっぱい、麗の身体を放り上げる。
天井の鎖を中心に、団子頭の女の身体が浮き上がり、そして、戻って来る。
さっきとは真逆の立場だ。
2つの団子から伸びたおさげが揺れ、ドレスの裾が揺らめいた。
薄いブルーの布地がスタイルの良い身体に張り付いて、臍の形が僅かに浮かび上がる。
そこを目掛けて、真琴さんが必殺の腕を突き立てた。
バコォッ!!
物凄い音が響いて、くの字に曲がった麗の身体に鋼鉄の拳がメリメリと潜り込んでいく。
腹部の布は鎖に巻き込まれて千切れ、背中から腰まで裂けたドレスが、彼女の受けた凄まじい衝撃を物語っていた。
胸元が肌蹴て、淡い小麦色の肌が露出している。
「ぐ、ぐええええっ。ぐぶええ!!」
麗は悶え狂った。
首を左右に激しく振って2本の尻尾や胸を揺らし、あるいは天を見上げて絶叫と唾液をほとばしらせ、
あるいは俯いて乳房に向けて嘔吐する。
「ま、真琴、真琴ぉ……」
これだけ多大なダメージを受けても尚、呪うような視線を真琴さんに向ける麗を見ていると、
この娘が最強と言われる事も頷ける。
「もう勝負は決まっているわ。無理しなくてもいいの。早く眠りなさい、麗」
もう一度、チャイナドレスが振り子のように揺れた。
腹部に空いた大きな穴から覗く麗の腹筋が、真琴さんのかざした鎖の塊に向かって落ちて来る。
真琴さんの右腕は鉄槌だった。鍛えられた肉体も、鋼の前には無力だ。
麗は露出した腹の中に、真琴さんの拳をずっぽりと収めきった。
振動で背中の裂けたチャイナドレスが腰までめくれる。
抜群のスタイルを持つ美女が曝け出した素肌は体液に濡れ、淡い小麦色を艶かしく輝かせていた。
「う……うえぇ、うげええっ」
麗は舌を突き出しながら、形の良い乳房を揺らしてもがき苦しみ、
「ま、ことぉ……ぐぶっ」
真琴さんの名を呼びながら気を失って仰け反った。
団子頭から伸びたおさげが背中に向かって落ちる。ピンと尖った乳房を突き出して、白目を剥いていた。
唇の両端から泡も零し始める。
完全失神KOの筈だった。
それでも、鎖が緩んだら彼女はまた息を吹き返す気がして、俺は祈らずにいられない。
これで終わってくれ。
時間がすぎ、鎖が緩む。両腕を下げる間も無く、半裸のチャイナドレスは膝から崩れ落ちた。
勝った、んだよな。真琴さんは、麗に勝った。
「やった!」
俺はガラス板に駆け寄った。
真琴さんは腕から鎖を外すと、麗の隣でぺたんと尻餅をついた。
38ナインボール・後 18/18:2008/12/16(火) 21:44:34 ID:Reti6PI5
「宗次郎様、危ない!」
真琴さんの声にハっとした。
背後に迫った背広男がガラスに映っている。
俺は咄嗟に横に転がった。
背広男が振りかざしたキューが、ガラス板に当たって砕ける。
「イカサマだ。イカサマなんかしやがって、小僧。生きて帰れると思うなよ」
「ガード! 取り押さえろ」
仮面の男が叫ぶのと、背広男が砕けたキューを俺に向けて突き刺してくるのは同時だった。
俺は両腕で顔を庇った。鋭い痛みが腕を走り、背筋が凍りつく。
そして燃えるような熱さに腕を抱えると、生暖かい何かでぬるっと手が滑った。
腕が真っ赤だ。
見上げると背広男の手にしたキューに俺の血がべっとり付いている。
ヤツはマッチョスーツに羽交い絞めにされている。
殴られた相手に、今度は助けられた。
背広男の手下ってわけでもなかったんだな。
安心すると、右腕が猛烈に痛くなってきやがった。
「宗次郎様ッ」
真琴さんが慌てて駆けつけてくる。
「こ、こんなに血が」
血の気を失って珍しく慌てている真琴さん。
いや、そんなにオロオロされるとこっちまで心配になってくるんですが。
まさか、あんなにゲロゲロやってた貴女や麗よりヤバイんですか? これ。
そういえば目の前で星がチカチカ輝き出してきた。
頭が重い。気分が悪い。
フラフラしていると、真琴さんの隣に仮面の男が立った。
無造作に俺の腕を掴んで顔を近づける。
「こりゃあ、縫った方がいいな。とりあえず脇の下にボール挟んでろ、少しは血が止まる。
どれ、面倒だが俺が医務室に運んでやる。真琴、お前はあの小娘抱えてついて来い」
痛ぇよ馬鹿。真琴さんと交代しやがれ。
文句を言う前に小娘という言葉が気になった。
そして入り口近くでツインテールの少女が座っている事に、初めて気が付いた。
壁を背にして眠っている。
やっと取り戻した。
そう思った途端、また腕が痛くなった。
39オマケ・数え間違えてました:2008/12/16(火) 21:46:51 ID:Reti6PI5
 17針。俺の皮膚を治療用の針が突き刺した回数だそうだ。
思い出したくも無い思い出の疵が出来た。
それ以来、例え夏場でも俺は半袖の服は着ていない。
怪我が治らないうちはもちろん、治ってからもビリヤードからは遠ざかっていた。
真琴さんにリハビリだからとせがまれると断りきれなくなるが、
始めのうちはキューを握るだけで吐きそうになっていた。
今は随分マシになってきたが、それでも自分からテーブルに向かおうとは思わない。
真琴さんと美樹を連れて出かけても、バーボンを舐めながら大抵は2人のプレイを眺めるだけだ。
あの安アパートを引き払ってから3年。
今は2人のメイドと共に3LDKで暮らしている。
財源は仮面の男が懐に忍ばせてくれたカードだ。
どうも仮面関連の持ち物らしいが、しばらくは使って大丈夫だと言われた。
毎月の上限額は低いが、突然扶養家族を2人も抱えた身としては大分助かっている。
あの時、医者が俺の腕を縫っている間、どうして俺を助けるのか仮面の男に尋ねてみた。
「お前じゃない。真琴は俺のお気に入りだ。そのうち貰いに行くから、せいぜいゲームの腕を磨いておけ。
それまで真琴に迷惑かけるんじゃねぇぞ」
ヤツと話した事で、彼らがどういう集団だったのか、余計に判らなくなっていた。
あんなゲーム、俺に二度とやれるわけがないが、ヤツがもし俺の期待通りの男だったら、
真琴さんと美樹は預けたいと思っている。
愛理とは、あれ以来顔を合わせていない。
「愛理さん、処女のままでしたよ。良かったですね宋次郎様」
笑顔で真琴さんは言っていたが、この人の神経も時々疑いたくなる。
それはさておき、背広男がブラフをかましていただけだと判ったのは何よりだ。
愛理と最後に連絡を取ったのは、TVで殺人のニュースが流れた日だった。
被害者の写真は、背広男だった。
愛理から俺に連絡を取ってきて、二人で少しだけ話した。
「私さ、暫く宗次郎と会わない。携帯変えるけど、番号は教えないでおく。
いつか、元の私に戻ったら声かけるから、それまで携帯変えるなよ?」
それっきり。
同じ携帯使い続けるのは無理だ馬鹿。
いつかその台詞を言おうと思っていて、まだその機会が無い。
一度機種変更したが、番号は勿論メールアドレスもそのままにしておいた。
今日はリハビリの日。気は重いが、真琴さんが決めた日付には逆らえない。
会社帰りにプールバーで待ち合わせた。
私服の2人が先にゲームをやっている。
俺は相変わらずバーボンをチビチビやりながら、二人のゲームをずっと眺めていた。
「宋次郎様もたまには参加して下さい」
「いや、俺はいい」
必死で抵抗するも、今日の真琴さんはいつにも増して強気だった。
初心者に教えるように俺の手を取り、ご丁寧に構え方から教えてくれる。
仕方ないから1ゲームだけ付き合った。
次は美樹が教えてくれとせがんでくる。真琴さんに勝ちたいのだそうだ。
そりゃ無理だ。そう伝えたらベソかき始めた。
いやもう、ホント勘弁して下さい。
時計の針が12時を回っているのを見て、しめたと思った。
「今日、ゲームの発売日だ。悪い、ゲーム屋寄るから先帰るわ」
上着と携帯をひったくるようにして逃げ出した。
プールバーからの帰り道には、学生の頃によく通ったゲーム屋がある。
逃げる為の方便だったが、久しぶりに立ち寄ってみた。
新作ソフトはどれも軒並み品切れ表示。
「相変わらず入荷数の少ない店だな」
懐かしくなって笑った。
誰かが、俺の背後で立ち止まる。
「そのソフト、貸してやろうか?」
かけられた声に振り向くと、ショートカットにロングスカートの女の子が悪戯っぽく笑っている。
俺は驚いて、それから彼女の額を軽く小突いてやった。
俺が返す台詞は、ずっと前から決めてある。
40名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 22:39:27 ID:X63ven/P
何と言う良作…GJですた。
41名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 23:13:23 ID:2A2NpwbN
>>13
といい>>39 といい、
この年末前の賑わい様・・・

間違いなく2009年は腹責めブームが来る!
もう萌えだなんだの時代ぢゃねえぜw
42名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 00:19:12 ID:nl88CLax
純粋に蹴りだけで人を宙に浮かせる麗はブルース・リー並みかよw

てゆーか、興奮しすぎて眠れねえ。明日も会社なのにどうしてくれるw
43名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 00:45:51 ID:cIFJ1J10
>>39
GJ!!!!
最高傑作だ!!!
興奮を通りこしたぜ!!!
44名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 15:02:59 ID:bG4qUdh3
伸びはすくなくても、なんと密度の高いスレだ
45名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 03:13:23 ID:SasdHGPR
GJ!!
強いショートカットチビの子が弱い長身スレンダーを責めるのがみたい
46名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 12:42:50 ID:pLogJ3fJ
ただただベルトコンベアアクションゲーの女ザコたちをボコボコにしてく話が欲しいねぇ…。
もちろん、マッドギアギャルズは女設定で。
47名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 11:43:46 ID:DgnLq5M7
悪の女首領は腹責めで堕とす!
それが正義の裁きってもんだろage
48名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 17:12:52 ID:Vhr7+mxT
その場合はズドンと一発重いヤツもまあいいが、
泣こうが喚こうがお構いなしの百烈拳ばりのボディブロー連打だな

もう連打し過ぎて両腕の乳酸がパンパンになり、女首領が追い込まれて背にした壁に透徹した衝撃で蜘蛛の巣状のひびが入り、
女首領の腹部なんて腹筋の跡形も残ってないぐらいに変形して、白目剥いて唇からは
胃液やら泡やらゴボゴボ溢れ出て舌垂れてる状態

最後のトドメにちょっと後ろに身を退いてからの肩から撃ち出すような腕の伸びきった槍の如き一撃を、
子宮を貫き通して女首領を壁に標本にするように送り込む?
49名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 17:41:54 ID:DgnLq5M7
>>48
まったくたまんねえなブラザーw
女首領へのとどめの一撃は、一晩じっくり嬲ったあとに、
強烈なボディブローで鳩尾に拳の痕がくっきり!
んでゲロまみれでびくんびくんするドロンジョみたいな悪女王
50名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 18:09:49 ID:6YDa+QAj
>>48
やっぱり連打だよな!!
51名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 18:21:30 ID:E25jjmaB
>>48
言葉の意味は良くわからんが…とにかくスゴいエロスだ。

もちろん其処までに女戦闘員たちを腹パンチで屠ってきてるんですよね。
52ヒーロー物っぽい物 1/4:2008/12/22(月) 01:10:22 ID:JHrvIZQr
RPG物の合間に少し書かせてもらいます。


「全員整列!!」 教官の声がホールに響く、私はミットを打っていた手を止めて教官の元に急いだ。私とおなじピンクのレオタードに身を包んだ戦闘員の娘たちも何で集合がかかったか分からないといった顔で並び始める。
「みんな静かに!」 一番前に並んだリーダーが叫ぶとさっきまで騒いでいた娘達が一斉にシンとなる。背中まである長い黒髪にすらっとした身長、私たち一般戦闘員と違ってリーダーは白のタンクトップに、白のホットパンツと言うコスチューム。
剥き出しの腹筋はきゅっと引き締まり、よく鍛え上げられているのが一目でわかる。
私たち一般戦闘員のあこがれの的であり、お姉さん的な存在。
「揃いました!」 「うむ」 教官が頷く、黒のボンテージに身を固めて、まるでそう言うお店の『女王様』みたいな教官。 でも出るところは出て、引っ込むとこは引っ込んでる。 私ももう少ししたら……、なんて考えてたら教官と目が合い慌てて眼をそらした。
「もうすぐこの基地にあの忌々しいライダーマスクが攻めてくるとの情報が入った、
全力をもって排除すること! 以上」
それを聞き皆はいっせいに悲鳴や困惑の声を出す、それもそうだ、私たちの任務なんて幼稚園バスを襲ったり観客席のちびっこを怖がらせることだ、その任務でさえこの前は生意気な小学生の全力パンチにより阻止される一歩手前だったのだ、
そんな私があのライダーマスクと闘え!? 冗談でしょ!?
「静かにしろ!」 シン……、リーダーの声でみんなは一気に静まりかえる。
「いいからお前たちは怪我をしないようにうまくやられろ、残りの時間は私が持たせる」
さすがリーダー話がわかる。 気の早い娘がもうやられる演技を始めている。
「おいおい……、時間を持たせる私の身にもなれ」
ハァ……リーダーがため息を履いた瞬間、突然けたたましいベル音が鳴り響いた。
「きゃ!? ジ、地震? 火事?」 「馬鹿!! 敵が来たんだ!」
リーダーが叫んだまさにその時、壁を破り噂のヒーローが現れた。
……主題歌に乗って。
「其処までだよ! 悪者たち!」 ライダーマスクがヘルメットを外し、頭を振ると髪がふぁっさぁと広がる。黒のライダースーツの前をヘソの所まで明けて、首には赤いスカーフを巻いている。このセクシーなコスチュームはちびっ子からでっかい子まで大人気、
「ふぃぎあ」 もよく売れてるそうな。いいなぁ正義の味方って。 畜生。 
「ふん、のこのこと現れたわねライダーマスク……、さあお前たち! やってしまえ!」
リーダーが叫ぶ。 「YAA!!」 私たちは叫ぶと一斉にライダーマスクに殴りかかる。
「えい! やあ! とう!」 ライダーマスクは襲いかかって来る戦闘員の娘たちに攻撃を叩き込んでゆく。 それは全部ローキックからの渾身の力を込めたボディブロー、
何でも、以前顔を狙ったらスポンサーからクレームが来たそうだ。
今日び正義の味方もつらいものだ。
53ヒーロー物っぽい物 2/4:2008/12/22(月) 01:11:25 ID:JHrvIZQr
うまく吹っ飛びやられたふりをする子もいるけど、大概の娘は諸パンチを受けて悶絶している。
茶の間から見えない角度で口から涎をたらし、お腹を押さえてうずくまってる。
気がつくと私一人になっている。 「きゃぁ」 思わず悲鳴をあげて逃げようとしたがライダーマスクにコスチュームを掴まれて引き戻される。
「ちょ、きみ、逃げ出したら僕、悪役みたいじゃないか」
「だ、だって怖かったから」 話しながらライダーマスクって『僕っ娘』だと気がつく、
撲殺とひっかけてるのか? そう思ったら急に怖くなり逃げ出そうとした瞬間、
ビリ、「あ!」 「えっ? あ!」 何と私のレオタードが破れてしまった。
「ちょ、これ、支給品でこれ一枚しかないのに、どうするのよ!?」
後から考えればこの基地が壊滅すればコスも何もないのだが、その時の私は思わず怒鳴ってしまった。
「ご、ごめん……」 やはり正義の味方は素直だ。そう思ったとき。
「な、なかなかやるな、らいだーますく」 グダグダになった場を戻そうとリーダーが声を掛けてきた。 今思い返すと、クールビューティが売りのリーダーが、あんなにてんぱった顔をしたのはこれが最初で最後だったろう……、ごめんなさい。
「の、残りは君だけだ観念しろ!」 私を開放し場を戻そうとリーダーに向き直るライダーマスク、心の中では「グッジョブ!!」と言ってたろう。
「私は戦闘員共とは違うのを見せてやろう!」 そう叫びながらミドルキックをライダーマスクに叩き込むリーダー、バシン! 肉を打つ音がして、キックが脇腹に突き刺さり
苦痛に顔をゆがませる。 「くっ……! 今度はこちらから行くよ!」
そう叫ぶと一気に懐に入り込みリーダーの鍛え上げた腹筋に得意のボディブローを叩き込む。 ドス、固い古タイヤを思いっきり叩いたような音が響く、リーダーは腹筋に力を込めて何とかこらえていた。
「くっ……、後二十分か……、どうした、ライダーマスク? その程度か?」
リーダーは全然聞いてない風を装い僕っ娘を挑発する。
「パンチってのはこういう物だ!!」
脇を締め軸足に力を込めながら腰を回転させてリーダーは僕っ娘のお腹に拳を叩き込む。
大きく開いたライダースーツから見えるおへその下あたり、鳩尾の部分だろうか?
に渾身の拳をリーダーは叩き込む。
一瞬、下から突き上げる拳の威力で体が持ち上がったように感じられた。
「すごい、リーダー」 私は拍手を送る。 ライダーマスクはお腹を押さえて苦しそうに
うずくまり、口からは涎が糸を引いている、やがてそのまま頭を地面につけるように倒れこむ。
ドサリ、苦しさの為か、体を仰向けにしてハアハアと荒い息を履き続けていた。
大きく開いたライダースーツの胸元は汗でびっしょりと濡れている。
54ヒーロー物っぽい物 3/4:2008/12/22(月) 01:12:56 ID:JHrvIZQr
「やったー! ヤリマシタネ、静香先輩! 」
思わず私はリーダーの本名を叫び抱きつく、と、
スパン! 先輩に頭を思いっきり叩かれた。
「名前で呼ぶな! 後、まだ終わってない」 「えっ!?」
静香先輩、いや、リーダーはファイティングポーズをとったままじっとライダーマスクが起き上がるのを待っている。
苦しそうに呼吸をしていたライダーマスクはやがて、よろよろと立ちあがり構えをとった。
「な、なんで? 別に今週負けても、また来週があるじゃない!?」
私が叫ぶとリーダーは私の頭を押さえつけグッとどける。
「さがってろ、優貴、いや、戦闘員08号」
リーダーはそう言うとゆっくりとライダーマスクに近づく。
「正義は悪に屈しない、ましてやそれが、朝の子供番組なら尚更、ね」
「うん……、そうだよ、僕は……、皆のためにも絶対に勝つ!!!」
どこにまだこんな力があったのか? ライダーマスクはすごい速さでリーダーの懐に飛び込むと、強力な一撃をお腹に叩き込む。
「ぐふっ! や、やる……」 だがパンチは一発ではなかった。
「うりゃあああああああ!!!!!」
凄まじい掛け声とともに何発、何十発、いやもう数えられないぐらいのパンチがリーダーのボディめがけてさく裂する。
「あ、あが! あがががが……!!!!」
気がつくとリーダーはホールの壁際まで押し籠められてサンドバッグの様にパンチを浴び続けている。
リーダー自慢の腹筋は見るも無残に赤黒く変色し、苦しさの余り脂汗で全身は
てかてかと光沢を帯びている。 白いタンクトップは汗でべったりとへばりつき、
もうダメージが女の子の体の限界まで来ているのを表すように乳首がはっきりと立っているのがわかる。
白のホットパンツも衝撃でずり下がり限界ぎりぎりまで見えそうになっていた。
端正な顔は苦痛で歪みだらしなくだらんと舌を垂らし、白目をむいている。
開いた口からは、涎と、胃液がダラダラとこぼれ、白いコスチュームと、
自分の体を汚していった。
倒れることもできないリーダーはひたすらライダーマスクの『マシンガン・ボディブロー』を浴び続けている。
殴っているライダーマスクも本能でやっているのだろう、顔に正気がない。
55ヒーロー物っぽい物 4/4:2008/12/22(月) 01:13:47 ID:JHrvIZQr
「もうやめて!!!」
もう勝負はついたのだ、私は思わず二人の間に割って入る。
だが、嵐の様なパンチは終わらなかった。
破けたレオタードからのぞく私のお腹や胸にパンチが叩き込まれる。
胸はまるでパンチングボールの様に叩かれ、
お腹はまるでお餅付きの様にパンチが叩き込まれていく。
「ああ、いやあああ!! やめて!!」
思わず痛さのあまり絶叫した瞬間、ライダーマスクははっと我に帰る。
私と先輩は抱き合うようにゆっくりとその場に崩れ落ち、私は意識を失った。



後日、
「あれは何ぼ何でもやり過ぎでしょ」
というスポンサーの声で、この回の放送はなくなり、ライダーマスクのファンからは
「幻の27話目」として語り継がれることになりました。
先輩は改造手術を受けていたこともあり、元気を取り戻しました。
改めて組織の技術はすごいと思いました。
相変わらず普段は厳しいですけど一応命の恩人ってことでベットの中では優しくしてくれてます。
後これを反省してか見た目は派手でなるべく痛くないように一撃で倒せる技ができないか
ライダーマスクは研究中だそうです。

後、最後に一つどうしてもわからないことがあります。
何で彼女マスクをしてないのに『ライダーマスク』なんですかね?
先輩に聞いても 「さあな」 としか言ってくれません。
何で何でしょうね?
56名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 01:18:47 ID:JHrvIZQr
以上です。
ではまた〜。
57名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 01:31:11 ID:O5itBVd9
>>56
この早業・・・ひょっとしてフリス時代からのあの人かw
にしてもGJ!
58名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 03:00:57 ID:30p9Wgl9
やっべ、萌えた。
GJ!!!
59名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 11:43:13 ID:xEQ8FaTw
なんというエアリード能力w
60RPGっぽい物   1/9:2008/12/23(火) 00:17:47 ID:makqJZXp
RPGっぽい物が描けましたので、書かせてもらいます。


61RPGっぽい物   2/9:2008/12/23(火) 00:18:40 ID:makqJZXp
「お腹すいたなぁ」
薄暗い森の中をデビロットは、とぼとぼと一人で歩いていた。
些細なことでユウと口げんかをしてしまい、そのまま勢いに任せて走り出し、
道に迷ってしまっていた。
「大体ユウが悪いんだから! なにかあるとプリス、プリスって!」
何時の間にやら一緒に旅することになったプリーステスの少女プリス。
共に旅する少年は、デビロットではなく何かあるとその少女にすぐ相談をする。
「私の事も頼りにしてくれてもいいのに……」

「つらそうね」
突然かけられる声、デビロットは声を掛けられた方を向いた。
その少女はいつの間にそこにいたのだろうか。
世界のすべてが灰色に凍りついた様にデビロットは感じた。
そんな中を音もなく少女が近づいてくる。
目が反らせずにじっとデビロットはその場に立ち尽くしていた。

「比べられるのが嫌なんでしょ?」
キーンと言う音波が響き、
近づいてくる少女の言葉に頭が痛くなる。

「無能な自分と優秀なあの子を」

いや、一番痛くなったのは
心だった。

「……お久しぶり」
あの時のようにポソリとつぶやく

「い、いやぁぁぁぁ!!!」
その一言で我に返ったデビロットは弾かれるように一目散に逃げ出した。
―― つもりだった。

「逃げちゃだめ……デビロット」
ズキリ! 「いたああい!!」
肩に痛みが走りデビロットは悲鳴を上げながら地面に倒れこむ。
62RPGっぽい物   3/9:2008/12/23(火) 00:19:36 ID:makqJZXp
少女は一歩も動いていなかった。
ただ髪の毛がデビロットの肩を貫き動きを止めていた。
「次に……逃げたら」
ヌラリと肩から抜けた髪の毛はゆっくりと生き物のように戻ってゆく。
「殺すよ」 
あの時と同じ無表情。
肩口を押さえずきずきする痛みに歯を食いしばり耐えながら、ゆっくりと起き上がり
デビロットはジッと目の前の少女を睨む。
「あなたこの前の……」
「うん……ラスボス」
表情のないまるで人形を思わせる顔に、暗い瞳。
だが膨大なまでの魔力は少女が最上級の魔族であることを如実に表していた。
「へえ、また来たんだ、黙って退治されるのを待ってればいいのに」
少女を見下しながらデビロットが挑発をする。
「……膝……震えてるよ?」
痛い所を突かれてデビロットは思わず声を荒げた。
「う、うるさいわね! そうよ! 強がりよ!! 何よ、殺すなら殺しなさいよ!!」
デビロットが急に大声を出したせいか、少女はきょとんとした顔をする。
「困ってたみたいだから……助けに……来たんだけど」
じゃり、初めて足音を鳴らして少女が一歩前に出た。
「じゃあ……殺してあげるね」
その一言にデビロットが驚く。
「えっ、助けって!? ど、どういうこと!!」
ピタリ、
少女の槍の様な髪の毛が、デビロットの目の前で止まった。


『大魔王』 ――  魔王 と呼ばれる存在が魔界に存在する。
強力な魔力と力を持った存在、文字どうり魔界の王たち。
その魔界の王たちを数多く滅ぼし、
畏敬の念をこめて呼ばれる存在。魔界のヒエラルキーの上に位置する存在。
それが 『大魔王』 である。
デビロットとユウの母親も、そんな大魔王の一人である。
だが少女は、
デビロットの目の前に立つ少女は、
そんな大魔王すらも凌駕する存在であった。
63RPGっぽい物   4/9:2008/12/23(火) 00:20:39 ID:makqJZXp
「助けてあげるよ?」

そんな少女がデビロットに囁いた。
何時のまに近づいてきたのだろう?
甘い息が耳をくすぐる。
甘い吐息が鼻をくすぐる。
少女の手が自分のほほに触れるのを感じる。
「あの子が憎いんでしょ?」
甘い言葉が
心をくすぐる。

「何を言って―――!」
叫んだ瞬間デビロットの唇に何かが触れる、
甘い唇が触れる。
唇から唇に吐息が流れ込んでくる。
少女はたっぷりと柔らかなデビロットの唇を楽しみ、
すっと離れる。
「い、今の―――!!」
「大丈夫」
少女はポソリとつぶやく。
「同姓だから、キスに入らない」
自分の唇を押さえるデビロットを見つめながら
少女はポソリとつぶやいた。
「そ、そう言うことじゃなくて! あ、ああぁぁん!」
突然デビロットが体を激しく揺さぶり始める、体の奥底から何かがわいてくるのを感じる。
「あ、アツい!! 熱い!」
耐えきれず体を押さえながら地面を転がりまわる。
「い、いや、止めて、やめて!!」
「死なないから……平気」
その様子を少女はじぃっと見つめる。

どれ位経った頃か。
長時間苦しんだように感じるが、実際は数分だったのだろう。
荒い息を吐きながらデビロットはゆっくり立ち上がった。
スカートの中からは、魔族の証であるぬらぬらとした灰色の大きな尻尾がヌルンと飛び出している。 
64RPGっぽい物   5/9:2008/12/23(火) 00:22:09 ID:makqJZXp
「お早う……デビロット、気分は?」
「す、ご、い……力を感じる、これが私の力?」

立ち上がったデビロットは自分の中から込み上げてくる力に歓喜した。
体中を駆け巡る力、世界に光と、音が取り戻されたのを感じる。
少女の口づけにより、デビロットは力が取り戻されたのを感じた。
どす黒い 『魔王の力』 が。

「欲しい物を手に入れなさい……」
デビロットの両手をさすり少女が呟く。、
「邪魔なやつがいれば」
冷たい眼がデビロットの心を見つめる
「消してしまいなさい」

「そうね、私は魔王だもの、好きなようにすればいいんだわ!!」
歓喜の表情がデビロットに宿る。
その様子を見て少女の顔に初めて表情が浮かぶ。
笑みが浮かぶ。
見る者を凍りつかせるような、
邪悪な笑みが。

「デビロット様〜どこれすか〜」
聞きなれた声が聞こえてくる。 ―――― あの少女の声だ。
「デビロットさま〜、どこですかぁ〜」 プリスの声を聞きデビロットはにやりと笑う。
「ここよ、プリス」デビロットが声をかけるとビクリと反応したプリスは、
「はうぅ〜、しんぱいしましたよ〜」
デビロットの声のする方へ近づく、
「ああ、デビロット様こんな所にいたんですね、心配しましたよさあ帰りましょう」
クイ、プリスはデビロットの手を掴む、少女はいつの間にかデビロットのそばから消えていた。
「あのね、プリス、お願いがあるの」 顔を伏せポツリとつぶやく。
「ほえ? なんれすか?」 きょとんとした顔でプリスが尋ねる。
「……死んで」

ヒュン
65RPGっぽい物   6/9:2008/12/23(火) 00:26:02 ID:makqJZXp
バチン!!
デビロットから飛ばされた魔力の塊はプリスに直撃する寸前ではじき飛ぶ。
「フン……やるじゃない」
「あなた、何者ですか?」
手のひらで魔力の塊を弾き飛ばしじっとプリスはデビロットを睨む。
「私は私よプリス、たださっきより少し強くなっただけ」
「!? 」
ゆっくりとプリスはデビロットから離れる。
「信じられないって顔ねプリス、私ねすごく強くなったの」
そう言いながらゆっくりと手のひらを少女に向ける。
「そう!! これぐらいね!!」
絶叫と共に先ほどよりも強力な魔力の塊が複数に分かれてプリスに襲いかかって来る。
だが魔力の塊はプリスに直撃する寸前に前に突き出された両手より張られた光の膜により悉くはじき替える。
弾き返された魔力の球は森のあちらこちらで爆発し大きなクレーターを形作っていった。
「!? 凄い魔力……このままじゃ危険れす」

全力を出さなければデビロットの魔法は防げない、だがこのままではいずれ自分の魔力は途切れてしまうだろう、
「デビロット様……誰かに操られているのかも……」
だが術者の姿を探すのはこの状況では困難なことだ。
しかしまったく術が無いわけではない。
この騒ぎを聞きつけユウが来てくれれば状況は打開できるかもしれない。
一縷の望みにすべてを託し、襲いかかってくる無数の火球を防ぎながら
プリスは少しでも早いユウの到着を願っていた。

「なかなかやるわねプリス、でもいつまで持つかな?」
余裕の表情で次々と火球を繰り出すデビロットに対してプリスは常に全力で防がなければいけない。互いの消耗の差は明らかであった。
(しかたありません)
「?」
突然プリスは防御の構えを解き両手を下げる。
「降参? でも……!」
ドボ!!
デビロットの無慈悲に放ったすさまじい威力の火球は狙いたがわずプリスの腹部に直撃した。
66RPGっぽい物   7/9:2008/12/23(火) 00:26:48 ID:makqJZXp
「あ!! ウアアア!!」
プリスはお腹を押さえて悲鳴を上げる。
「フフン、魔力の火の玉だから火傷はしないでしょうけど、それでも相当な威力のダメージを受けたでしょうね」
にこにこと笑いながらデビロットはプリスに近づく。
お腹を押さえてうずくまるプリスの髪の毛を掴み引きづり起こすと、
ドス!
近距離で魔力の塊を腹に叩きつけた。
「キャアああ!!」
二度目の悲鳴が口から洩れる。
プリスは二度もその腹部に直撃を受け吐きそうになるのを必死にこらえながらじっとデビロットを見つめる。
「あらぁ? まだそんな反抗的な目をするんだぁ……」
ヒュン。 ボゴォ!!
「アアアアアアア!!」
魔力のこもった拳がプリスの腹を直撃する
堪えきれずにプリスに口から嗚咽とそして胃液が零れる。
「あらら、はしたないわねプリス」
クスクスと笑いながら、右手をプリスのあごの下から頬を押さえるようにあてがう」。
「……あ、ぁぁ……」顔を押さえつけられて小さな悲鳴を上げるプリス。
口を閉じることができずに口の横から涎が垂れる。
ドン! 顔を押さえたままデビロットは傍にあった木にプリスの背中を強く押し付ける。
左手を固く握ると ドス! 魔力のこもった重い一撃を無防備なプリスのお腹に叩き込んだ。
「がぁ! あ、あくゅううる……」 口を押さえられたまま言葉にならない言葉を履き、足をじたばたさせながら口から泡を吹き悶絶する。
ゴブリ。 時折口から胃液がこぼれ、ツンとする匂いがデビロットの鼻を打つ。
木立の間からこぼれる日の光が苦悶の脂汗で濡れるプリスの肌を明るく照らしあげていた。
「ふふふふ、いい姿よプリス、苦しくて苦しくてたまらないでしょう?」
頬を押さえつけていた手を離し、顔がよく見えるように髪の毛を握り首を持ち上げる。
「あ……ああ…うぅぅぅ……、く、苦しいですよォ、デビロット様……」
その言葉を聞きにやりと笑うデビロット。
だが次の言葉を聞きピクリと眉を動かし怪訝そうな顔をする。
「で、でも、私、丈夫さだけが自慢なんです…これぐらいへッチャラです」
そう言うと弱弱しい笑顔を作る。
67RPGっぽい物   8/9:2008/12/23(火) 00:27:33 ID:makqJZXp
「ハン! やせ我慢? 馬鹿じゃないの?」
「はい…、私、おバカなんですよ……、小さい頃から何やっても駄目で……、それでお母さんが、少しでも何かなるようにって、プリーステスになるようにって、町の神父様に私をお願いしてあずけたんです……」
自嘲気味にプリスは笑う。
「で、そこでもやっぱりいろいろ駄目らったんれすけど……」
ハアハアと荒い息を繰り返す瀕死のプリス、あと2〜3発撃てば完全に破壊することができるだろう。訥々と話すプリスを見ながら心の中で彼女はそんなことを考えていた。
「頑丈さだけが取り柄で色々な修行にも何とか頑張っていけたんです」
「ふーん」 興味無いという返事をし拳を固く握る。 と、
トントン。 軽くお腹を二回ほどたたく、一瞬ピクリと反応したプリスは、だがまた過去の話を始めた。
「一緒に入った子たちはみんな途中でやめてすごくさみしかったれす、でも、」
柔らかいがしっかりと鍛えた筋肉が付いている。何度も先ほどから叩いてるせいであろう、
熱を帯び、変色し、汗がじっとりと着いている。
「ある日神父様が『プリスよく頑張った、お前はこの世界を救う勇者さまとその仲間を守る使命がある』って言ってくれたんれす、で、嬉しくて、私パパとママのところにもどったんれす、そしたら…」
「ゴメン、プリスそろそろ良いかな? ちょっと飽きて来ちゃった」
意地悪な笑みを浮かべて固く握った拳を思いっきり引く、だが、
「死んでたんです」 ピタ。 デビロットの動きが止まる。
「パパとママ、魔獣に襲われて死んでたんです」
その時デビロットの脳裏に一つの記憶がよみがえる。
デビロットの母親が滅ぼした魔王のうちの一柱に魔獣を操り人間の町や村を襲っていた物がいた。 おそらくプリスの住んでいた所を襲ったのもそいつの仕業であろう。
「だ、だから!? だから何!?」 デビロットはたまらず語気を荒げる。
「ああ、ごめんなさい……だから私、少しでも私みたいに悲しい思いをする娘がいなくなるように勇者さまの力になろうって、決めたんです」
一瞬声に驚いたプリスはそれでもすぐにまた同じように語り始めた。
そしてすべてを語り終えたプリスはニコリと笑みを作る、そして顔を下に向けると何事かをぼそぼそと言い始めた。
「なに? 何なの?」 何事かをまた喋りはじめたプリスの言葉を聞こうと、デビロットが耳を近づけたまさにその時。
チュゥ。
柔らかい物がデビロットの唇に触れた。
68RPGっぽい物   9/9:2008/12/23(火) 00:28:17 ID:makqJZXp
「!? !! ――――!!!」
突然プリスがデビロットの唇に自分の口をつけたのだ。
あまりの事にデビロットは目を丸くする、やがて唇を離したプリスは、
「デビロット様、少し我慢してくらさい!!」
そう言うが早いか。 ドボ!! デビロットの腹に強烈なボディブローを叩き込んだ。
「きゅぅううう!!」 デビロットはたまらず悲鳴を上げる。激しい痛みのため、お尻から生えている尻尾がビチビチと跳ねまわっている。
「ううううぁぁぁ」 お腹を押さえて背中を丸くするデビロット、まるでお腹の内側と外側を同時に叩かれているような激しい痛みと苦しさにお腹を押さえて地面に倒れこみ暴れまわる。
「い、痛い、痛いよオオォォ! ママ!! ユウ! 助けて!!」
やがてゴブリと口から涎や胃液と一緒に何か大きな黒い塊が飛び出す。
「も、もう大丈夫ですデビロット様、『浄化の魔法』は成功です」
デビロットの口から出てきた黒い塊はやがて瞬く間に煙となり消滅した。
「よ、よかったです、デビロット様が助かって……」
そう言うと。 ドサリ。
すべての力を使い果たしたプリスは力尽きその場に倒れこんだ。





「……ス! ――― !!」
だれかが何かを言っている、だけれども今はひどく眠い、
最初は母親かと思ったがどうやら違うようだ、いや母親のはずなどあるわけがない。
「プリ…!! プリス!! プリス!」
ああ、あの声は―――。

「良かった!! 気がついた!!」
プリスが目をあけるとデビロットが目に涙を浮かべて、自分に抱きついてきた。
「わわわわ! こ、こんな所で困ります!!」
間抜けな返答をするプリスにデビロットはきょとんとした後、
「ううう、ごめん、ごめんねプリス!!」
そう言いながらおいおいと泣きはじめた。
「え? ええ? なんで謝られるんですか?」
69RPGっぽい物   10/10:2008/12/23(火) 00:30:09 ID:makqJZXp
きょとんとした顔でプリスが尋ねる。
どうやらまだ自分たちは森の中にいるらしい、そうきがついた時、
すっかり正気に戻ったデビロットはプリスにしがみついておいおい泣いている。
「私のせいでプリスが死んじゃうとこだった!! ゴメンね! ごめんね!」
「ああ、いいんですよ、別にデビロット様が悪いわけではないんですから」
そう言うとデビロットの頭に手を載せ、いい子いい子をする。
「それに私、浄化の魔法のために思いっきり殴っちゃいましたし、それに……」
デビロットはきょとんとした顔でじっとプリスを見つめる。
やや照れくさそうにこほんと咳払いをした後、
「時間を稼ぐために、デビロット様にウソをつきましたしね」
「えっ!? どう言う事?」
「ううん……秘密です、デビロット様も何で操られたのか聞かれたくないんじゃないですか?」
「う、うん」
まさかユウを取られたく無くてプリスに嫉妬してた、そんなこと言えない。
パタパタとお尻の所で尻尾が揺れる、どうやら尻尾がとれるのは先の事になるらしい。
「大丈夫ですよデビロット様、色々なことを心配しててもお腹がすいちゃうだけですよ?」
ぐううぅ〜、その時タイミングよく二人のお腹が鳴る。
「あはははは、すっかりお腹が減っちゃいました、さあ、勇者さまが大事な妹が返ってくるのを心配してますよ、早く帰りましょう」
スッとプリスは右手を差し出す
「う、うん」
デビロットはコクリと頷くとその手をぎゅっと繋ぎプリスと一緒に歩きはじめた。

「あ、そうですデビロット様」 「なに?」
「あのキスは同姓だから数に入りませんよ」 
プリスの言葉を聞き思い出したデビロットは耳まで真っ赤になった。
70名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 00:31:45 ID:makqJZXp
以上です、いつも感想をくれてる皆さんありがとうございます。
ではまた〜。
71名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 03:57:05 ID:kEVBqW8O
仕事速すぎwGJ!
でもちょっと誤字が目立つんで投下前にサラッと一度読み直すと良いかも
お疲れ様!
72名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 01:10:18 ID:3rhrJj+F
欽ちゃんの〜〜腹にズボっといってみよう〜〜w
>>70
いつもお世話になってるよw来年も腹腹よろしくなw
73名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 16:29:26 ID:ln9w4yxQ
2次元じゃないのでスレチかな?
他スレで最近のを偶然見つけました。

美人市議とマスコミを賑わせている藤村ゆり(28歳)
政敵の恨みを買い、凶悪少女のみで結成されたグループに拉致される。
廃屋の工場で、髪は乱れ、ハイヒールが脱げ、パンストも破れている状態
で地面に座り込んでいる彼女の姿があった。顔を殴られたのか、目もとが腫れて口からは血が流れている。
すっかり怯えきってしまった彼女は、普段の勝気な美人とは程遠い。
「ひィ・・もう、やめて下さいぃぃ!」迷彩柄のズボンとブーツを履いた
大柄の少女が、ゆりの胸倉を掴んで無理やり立たせる。ブラウスのボタンがはち切れる
音がする。ゆりの細いおみ足が震えているのを見た少女は満足そうだ。
ドボオォォッ!その瞬間、ゆりの鳩尾には喧嘩慣れした少女の豪快なパンチが埋まった。
「グブゥッッ!ゲフォッ、ヘホッ・・うう!おうえェェ・・」
腹筋などないに等しいインテリ美人市議には到底耐えることなどできなかった。
「おうおうw美人市議さんが汚い声あげちゃってよw」
「ひぎィィ・・げほげほ、うお・・お、お願い、だすげてェ〜」
胃液とよだれと鼻水と涙で、整った愛くるしい顔は汁まみれだ。
74名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 23:24:49 ID:GTWkZAlw
行く腹来る腹責めまくり!
いい腹作ろう腹パンチ!!
75名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 01:26:58 ID:iCgfGFRv
殴られて喜ぶ女の子のストーリーってスレ違いなの?
かなり殺伐とした話が多い印象・・・
76名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 01:31:57 ID:tG9kxc30
もっと痛みをくれ……!
もっとだ!!

こうですか? 分かりません><
77名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 01:36:04 ID:VqKSAatg
>>75
別にスレ違いじゃないと思うけれど…
最初は戦って抵抗していたのが捕らえられ嬲られまくってMに目覚め
「痛い…く…悔しい…でも感じちゃうっ」な話はあったし
自分的には女の子が腹責めされてればなんでも美味しくいただきます。
78名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 02:04:18 ID:dlpSYkOa
>>75
スレ違いとは思わんが、リアリティがなー。
説得力のある描写が出来ればいいと思うけど。
79名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 02:33:30 ID:ZsyEpALF
>>75
書き手さん達の好みじゃないとか、書こうと思わなかったってだけじゃないのかな。
面白かったり興奮出来れば全然アリだと思うよ。
とりあえず書いてみたらどう?

ところで、前スレがなかなか埋まらんね。
80名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 03:30:42 ID:xLKAajMI
SEXでよがってるのがいいとSEXで苦しんでるのがいいは
両立するけど腹パンは前提が違うからなー
SMとかの概念とも扱いが変わるし。

まとめで好きなSSで快感ぽいのがあるのはこれかな
http://thinker.web.fc2.com/part2/ransa.html
81名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 03:43:44 ID:8L+XGyTT
圧縮が近そうなので念のため保守。
そのシリーズはどれもエロくて好きだったなぁ。
82名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 01:42:24 ID:NujONEhf
殺し屋1のOVAに1の隠れSを覚醒させる為にフルボッコにされて喜ぶM女が出てたな
83名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 20:18:11 ID:3zecckWK
大晦日グラビアアイドルガチンコ腹責め対決スペシャル!
とかあればいいのに
84 【末吉】 【1460円】 :2009/01/01(木) 17:02:04 ID:FzNJxKTG
108発先に殴った方が勝ちですね。
てかそのぐらいのネタSSが投下されないかと少し期待してた
85源平ぽい物 第3語り  1/6:2009/01/02(金) 01:00:32 ID:KCqtZhju
そして新年の餅つきの代わりに女の子の腹をたたくと、

と言うわけで、新年時代劇代わりに源平物の続きです。


月闇が燭台の僅かな明かりにより払われる。
虫の音さえも聞こえぬ静寂な夜の中、だが唯ひとつ聞こえるものがある。

女肉を打つ音と、荒い息使い、そして――― …ん、……アッ、アァ……。

そして快楽に震える女の声。

バシン! バシン! 巻いた藁束が天井よりつる下げられた女の腹を打つ。
その女は全裸であった。
藁束が女の腹を打つ度に女は体全体を揺らし、声をあげ、悲鳴と共に唾(ツバキ)を吐き、
全身に脂汗を漂わせ、畳を自らの体液で湿らし、苦痛に顔を歪める。
だが苦痛の表情の中に確かに別の表情が見て取れる。
それは快楽の笑みであった。床に垂れる体液もベタリと粘質を帯びている。

「ああ、きよ…も、り様、よう御座います、悦でございます」
恍惚とした表情をみずからの腹を打つモノへと向ける。
その視線の先にいるのは、従一位 太政大臣 ――― 平清盛。
この国の実質的最高権力者である。
手にした巻き藁は、所々ささくれ立ち、女の様々な液でヌラヌラと湿っていた。

「ふふん、ここを打たれるのがそんなに良いか、ウン?」
巻いた藁束をぐいと女の腹に押し当てぐりぐりと弄ぶが如く捻る、廻す。
「おおお、お、いい、よいです! 狂うてしまいます!」
女はその美貌を歪めて絶叫し、叫ぶ。 体を揺するたび汗が飛び散り、蝋によりテラテラと照らされた肌が妖しく光る。

「この日の本一美しいと呼ばれる女子がこの様な淫陰の氣を持つとはな……」
責める清盛の口調に蔑みは無い、むしろそれを喜んでいる。
「ああ……、ち、ちがいます、私は……」
変質者呼ばわりされた女はソレを恥じて小さく体を揺すり、その言葉を体を使い否定する。
だが、スラリと伸びる美しい両足の間からツーっと垂れ落ちる粘着質の体液が、この身体の主を裏切るように正直に告げている。
「ふふん、股ぐらについた口は認めておるぞ、気持ち好いのであろう、うん、御前?」
大鷲の様な手がギュウと美しい黒髪を掴む、その間も巻き藁は腹をグリグリと押す。
月闇の中、蝋燭台により照らされる 『御前』 と呼ばれた女の美しき顔は
恍惚とし絶頂を迎えんとする女のそれであった。
86源平ぽい物 第3語り  2/6:2009/01/02(金) 01:01:49 ID:KCqtZhju
「今日は弁慶にこの源義経の百の秘密が一つを教えようぞ」
「……わあ、ほんとうに、それはたのしみだなあ」
馬上の上、二人の子供が会話をしている。
一人は源氏の棟梁、源頼朝の妹、源義経。
そしてその隣に馬を並べるのは義経の話相手であり遊び道具の弁慶。
彼は何の因果か尼さんの格好をさせられ、義経のお伴をしている。
本人はそれを不服に思い何度も義経に抗議しているが、
「可愛くて良いではないか」 で、済まされている。
(これス―スーしてて、いやなんだよなぁ)
馬に乗りながら足ばかり気にかかる。
袴の隙間から下着である白い下袴が見えていても平気な義経と比べてこれではどちらが年頃の娘か分からない。
「おい、聞いておるのか弁慶?」 「あ!? う、うん聞いてたよ、すごいね」
もちろん義経の言葉などほとんど耳に入って来ない。
「むうぅ、ちゃんと聞いておったか? この石はすごい石でな、わらわを守ってくれる不可思議な石なのじゃぞ」
帯にくくりつけられた袋より何の変哲もない石を取り出し自慢げに見せびらかす義経。
「すごいね……」 ―― ただの石じゃん ――
そう思う、だがその言葉を口にするほど弁慶は愚かではなかった

その時

前方より一騎の白い馬に乗った何者かが近づいてきた。

「だ、だれか来るよ、義経」 弁慶はオタオタしながら義経の方を向く。
「慌てるでない弁慶……おい! そこな騎馬武者! だれか!?」
義経は弁慶を守るように馬を進めると得体の知れぬ騎馬武者に誰何を説く。
騎馬武者は義経の傍まで来て馬を止めるとひらりと馬から飛び降りて、
義経にぺこりと挨拶をする。よくよく見れば騎馬武者は少女であった。
「君は源義経ちゃんかな? 僕は平家の中で武勇第一と謳われてる平教経、きみと勝負がしたくて来たんだ」
そう言って目を輝かせてニコリと笑うその姿は義経と雰囲気の似た少女であった。
「へ、平家の武将!?」
弁慶が思わず間の抜けたような悲鳴を発したと同時に、義経の傍にいた供の者達が一斉に、
その少女へと襲いかかった。
87源平ぽい物 第3語り  3/6:2009/01/02(金) 01:03:09 ID:KCqtZhju
『義経につき従う者達は坂東武者の中でも武勇優れたものばかり』
各地でよく言われる噂である、だが噂は真実と共についてくる。
確かにお供の者達は武勇に優れた屈強な男たちである。
だが勝てなかった。
ただ一人の少女に。
みな地面に倒れ伏し、うめき声をあげたまま立ち上がれる者はいなかった。
数十名の男達が、ただ一人の少女に勝てなかったのである。

「僕は義経ちゃんと勝負しに来たんだよ!! 君たち邪魔しないでよ!」
両腕を振りまわしながら、少し怒ったような口調で倒れた兵士達を教経は叱りつける、
弁慶はその強さに震え、義経はその強さに感心した。
「ほほお〜、なかなかやりおるのうじゃが、威張るのはここにいる弁慶に勝ってからじゃ」
ドン! 義経は弁慶の背中を叩く、教経は驚きで目を丸くするが、
もっと驚いたのは弁慶のほうであった。
強く押された表紙に馬から転げ落ちるように下りると、そのままヨロヨロと教経の前に進み出る。
「君が……僕の相手? 君強いの?」「えっ!? い、いや、あ、あのぉ」
シドロモドロで、助けを求めるように義経の方を向くと、
「うむ! この義経の右腕じゃ」義経は力強く頷く。
「そう、じゃあ ―――!
「えっ!? なに――ギュビュ!!」
何か言いかけた弁慶のお腹に教経のパンチがさく裂する。
内臓が飛び出るのではないか? という衝撃を受け、少し弁慶の体は宙に浮く。
「が、か、ごぉ、――キフ、キフ」
そのまま地面に倒れこむと体をくの字に曲げ、お尻を突き上げるような格好でお腹を押さえて、涎を垂らしながら嗚咽をあげる。
「義経ちゃん……、この子、簡単に倒れちゃったよ?」
少しやりすぎたかな? という後悔を顔に出しながら、不安そうに教経は義経の顔を見る。
「うむ、今のは弁慶が油断していたからじゃ、だがこの義経は油断などしないぞ」
ヒラリと馬から飛び降りると、じっと教経の顔を睨む。
「やっと闘ってくれる気になったんだね義経ちゃん、うれしいよ」
ニコリと笑うと、教経は握りこぶしを体の前で作り同じくじっと義経を見つめた。
今で言うところのボクシングのファイティングスタイルに近い物である。

88源平ぽい物 第3語り  4/6:2009/01/02(金) 01:04:50 ID:KCqtZhju
「成程のう、徒手空拳が得意か、なら義経も……」
そう言うと義経は自ら鎧を脱ぎ始める。
「あう、義経ちゃんが鎧を脱ぐなら僕も……」
義経に習い教経も鎧を脱ぎはじめ、気がつくと義経も教経も袴まで脱ぎ棄て、
義経は真っ白の、教経は薄桃色の下袴一枚の姿になった。
二人とも出るとこは出ておらず、引っ込むところもさりとての、
年齢に見合った体格をしていた。
だが、世間には良いまな板と、そうで無いまな板があるらしい、
互いの体を見せ合った後、義経はフンと勝ち誇ったように胸を張り、
教経は、「まだこれからだもん」と、呟いた。
どこが勝敗を分けたのか、ようやく落ち着いた弁慶は違いが全く分からなかった。
「まずはこの義経の勝ちの様じゃが、これからが本勝負じゃ、教経は決着は何とする?」
「決まってるよ! 叩きあって先に相手を起き上がれなくさせたほうの勝ち、わかりやすいでしょ?」
「よし、良いじゃろう!」
「うん! いくよ!」
そう言うと互いは『右こぶし』に力を込めて同時に殴りかかった、
肉を肉でたたく力強い音がした後に両者の拳は互いの腹に埋まっていた。
「ぐぅ!! や、やる……のう」
「ああ!! あ、あうぅぅ、よ、義経ちゃんだって……」
スッと二人は同時に拳を引き、また同時に互いの腹を打ち合った、
義経も、教経も、良く良く、腹は鍛えていた、腹筋の上に柔らかな肉が乗る、良い腹である。その腹が互いの拳によって打ちのめされていた、
バチン! バチン!
何度も音がし、何度も二人は互いのお腹を打ち合う。

何故顔を殴らぬのか? 顔を殴れば速く勝負は決するだろう、だが二人とてうら若き乙女である、確かにまだいくばくか幼く、しかもほぼ全裸で殴り合いをしているからと言って、
女の子であることには変わりはない、『顔を撃ったら駄目だろう』暗黙の了解ともいえた。
無論胸を打つなど論外である。(胸を打ってもっと大きくなったら)そう考えたら胸など打てない、まさにこの闘いはそんなお年頃の少女同士の戦いでもあった。
やがて二人は肩で荒い息をし始めると殴りあうのを止め、どちらともなく首に手を回し
互いの体を引き寄せると互いの唇を吸い始めた。 口吸い。 いわゆるキスである。
口と口を重ね合わせて、互いの胸と胸を擦り合わせるように押し付けあわす。
チュパチュパという互いの口を吸う音と、互いの胸の突起をすり合わせながら時折聞こえる悲鳴にも似た、悦の声があたりに小さく響き渡った。
89源平ぽい物 第3語り  5/6:2009/01/02(金) 01:05:56 ID:KCqtZhju
痛みが最高に達して、似たような考えを持つ者同士が共鳴し合い其れが引いては互いの身体を求めあう、疑似的な恋愛感情に達したのであろう。

無論すべての者がこうなるわけではない、すべての者がこうなるならば格闘技をやる者は皆、同性愛者と成り、動物とて獲物を食すのを止めてしまうであろう。

兎に角、二人は快感と痛みの真っただ中にいた、
口を吸い、体を重ね合った後、また離れて互いの腹を打ち合い、そしてまた火照った体を重ね合う。
互いの汗と汗が体の上で交換されて、ベタつき、とがった胸の先端がコリコリと相手の胸を攻め合う度に両者から声が上がる。
もはや見ている者達には理解のできぬ世界であった。
いや、二人にも今感じているのは、痛みなのか、快感なのか分からなくなってきた。
口からは涎を垂らし、だらりと両手を垂らしハアハアと荒い息を吐きながら、じっと互いの顔を見つめあう。
パチンパチンと互いの胸をたたき合う度に両者から快感にも似た悲鳴が上がる。
「くぅぅぅ、ああうう―――」
「あぐぅぅ、よ、よしつねちゃん……」
両者が唯一身にしている下袴は自らと、そして体擦り合わせた時についた相手の体液でべったりと濡れその色を変えている。
トロトロと自らの蜜を垂らしながら、それでも二人は互いに手を止めることなく打ち合いを続ける。
(す、すごいよ、義経ちゃん、僕、もう負けちゃいそう)
シタをトロンと垂らして、ぽたぽたと涎を地面にこぼしながら、それでもフラフラと、義経に近づきぺちぺちと腹を叩く、
叩かれるたびに義経は軽く悲鳴と、うめき声と、嬌声を上げ、だが、お返しと教経の腹を叩き返す。
互いにほぼ力は入らぬ状態であろう、だがそれでも尚まだ義経の一撃一撃は重みを失わず、
教経の腹を攻め続ける。
「げふぅ、がぁ、うぐぅ……」 何度も倒れそうになりながらも何とか堪えて、立ち続ける教経。
「いやだ、負けたくない、負けるのはやだよぉ……」
歯を食いしばりながら、痛みとも快感ともつかぬ感覚と必死になって闘っていた。
腕はほとんど上がらず、両足には力は入らない、息をするために空けた口からは涎がダラダラと垂れ、太ももを伝い、ポタポタと蜜が地面に垂れ落ちる。
だが教経は必死に倒れない様にこらえ続けていた。
90源平ぽい物 第3語り  6/6:2009/01/02(金) 01:06:59 ID:KCqtZhju
「まけ……いやぁ……」 目がうつろなままヨロヨロと義経に近づく教経。
「僕は……平家で一番強いんだ……一番……」
ぶつぶつとまるで何か呪文を唱えるかのように言葉をつぶやきながら義経に近づいて行く。
「僕が一番強いんだ! 」そう言うと最後の力を振り絞り拳を握りこむと、義経のお腹めがけて渾身の一撃を叩き込む。
それと同時に、カウンター気味に義経もまた教経のお腹へと拳を叩き込んだ。
「あっ! だ、ダメ、アアアアッアア!!!」
両者の口から同時に悲鳴が上がった。
期せずして抱き合うような格好を取ると、
だが果たして、其のままゆっくりと相手に体を預けるように崩れ落ちていったのは、
教経の方であった。
図らずも、義経の身体を上から下へとまるで舐めるかのように崩れ落ちてゆき、ちょうど両足の間 ―― まるで、土下座をするが如く ――、
教経はお尻を突き上げるように倒れこんだ。

可愛らしいお尻が、ビクン、ビクンと痙攣をし、体の中に詰まった残りすべての愛蜜を吐き出してゆく。教経は足元は己の体液でべっとりとした溜まりを造りながらゆっくりと意識を失っていった。

完全なる敗北である。

名門平家の中で一番の兵(つわもの)と云う誇り、その誇りが完全に打ちのめされた、
だが、しかし、教経の顔には悔しさなどかけらもなく、むしろ恍惚とした顔がそこにあった。

「はぁ……はぁ……どうじゃ、弁慶、勝ったぞ」
「えっ? あ、ああ! う、う、うん!」袴の前部分を押さえながらよたよたと弁慶が走って来る、義経は気づいていなかったが、どうやら二人の激しい組み打ちを見て、
弁慶の男の子の部分が反応したらしい。
恥ずかしそうにしながら近づいてくる弁慶を見て安心したのか義経は弁慶にそのまま体を預けると之もまたゆっくりと意識を失いかけて行った。
「あ、あわわわわ、ちょ、ちょっと義経!!」
弁慶が思わずおどろいて叫び声をあげた時、
ポトリ
義経の小さな右手から、お守りの石が転げ落ちた。

91名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 01:09:41 ID:KCqtZhju
あけましておめでとうございます新年もお願いします。

ではまた。
92名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 01:44:31 ID:j8RmP50w
>>91
GJ!
しかし義経!




殴り合いで石を握り込むのは反則だろwwwwww
93名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 02:12:02 ID:99mQIhra
>>92
腹ましておめでとうございます

いや
責めまして腹ぼこりございます

というべきかw
94名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 13:35:19 ID:j8RmP50w
今年こそはDSで腹責めゲームが出て欲しいな

タッチペンを使って画面に映るヒロイン達に腹パンチをして屈服させてその正体を暴く
題して「ハラハラ魔女神パン」!


もうタッチ画面が砕けるまで突きまくるな
95名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 22:52:30 ID:99mQIhra
宝くじ当たったら、川尻義昭に獣兵衛忍風帖のタッチで腹責めアニメを作らせたいw
96名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 15:39:24 ID:4uocqW3Q
ゲームがないなら自分達で作って遊んでみたらどうだろうか。

と思って、すげぇ簡単なテキストゲーム作ってみた。
一応、台詞を書き換えて貰えば別キャラとして使えるようにしたんで、暇な人で遊べないかなと思ったんだが、
ここでやるのはスレチかな。
他に適切な場所があったら誘導してくれまいか。
お願い、教えてエロい人。
97名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 17:58:10 ID:kXY2usJB
テキストゲームを作ろう!
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/gamedev/1132039936/

いちおうこういうスレもあるが、ここでやるのが一番いいんじゃないか
98名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 19:10:55 ID:4uocqW3Q
サンクス。
ここにアップしときました。
http://www1.axfc.net/uploader/File/so/16247.zip

NScripterってソフトを借りました。
無料配布ならフリーだし、結構簡単なので、
暇な方は台詞埋めたり中身いじったりして遊んでみないかい?
99名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 00:38:22 ID:DLpchWup
言い忘れてた。
>>98をいじってみた人がいたら、是非どこかにアップして下さい。
俺にも遊ばせてねw
100名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 01:13:58 ID:8LiDnICx
>>98
とりあえず堪能したぜw
101名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 09:21:26 ID:a1VcZZQ/
GJ!だな
102名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 09:45:13 ID:L8L9HfIo
>>91
GJ!! 腹責めエロい。そして冒頭も相変わらずエロい。
103名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 17:02:08 ID:UfaQqfHo
>>96
腹パンチ、下腹部膝蹴りで敵女を倒していくSRCってのはどうだろう?
ttp://www.src.jpn.org/
もしくはRPGツクールとか…。
10496:2009/01/09(金) 22:30:36 ID:S+XgdV2N
そういうのもあるのか。
しかし俺は絵が描けないから、テキストか簡単なシステム周り位しかいじれないんだ。
誰か絵の描ける人が出てくるか、フリーのアイコンで何かあればいいんだけど。
105名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 04:22:20 ID:6iIbCMTx
>>98
このスレ初めて来ていきなりえらい良いもんゲットできますた
サンクス!!
106名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 18:50:48 ID:BAiayTho


      ∧_∧  ぅ゙ぉぇぇぇ
   〃,(||i´┌`)  
    / ,つ .,;,゚;:δ゚,,. . 
  ⊂こ_)_)',;:゚。o;:,..,゚.,。
         ,,;:;;。.:;;゚'。o., 


ゲェェェ
     ∧_∧
    (ill´Д`)
    ノ つ!;:i;l 。゚・
   と__)i:;l|;:;::;:::⊃
    ⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃
107uiii:2009/01/11(日) 02:17:22 ID:oAT+RyvC
あれは、真夏の暑い日のことであった。
某田舎の県立高校に通う道長勇輝は町の小さな空手道場に通っていた。まあ道場といってもそんな立派なものでもなく、大会でも数人の選手しか入賞できない道場であった。
その数人の選手は、自分でいうのまなんではあるが、僕、そして幼馴染の春川結衣、先輩の黒川英明、の3人ぐらいである。
この3人はいつも道場で一位二位を争う戦いを繰り広げる。
そして、僕にとって嫌な思い出であり、いい思いでとなった真夏の暑い日は、幼馴染の結衣から送られてきた一通のメールから始まったのである。
「今度の日曜日に市の武道場で練習をするからつきあってほしい」
という内容のメールであった。
「またか・・・」
誘われた僕の気持ちは憂鬱であった。正直、野郎と戦うのは問題ないのだが、女とやるのは気分が悪い。こうやって誘われて一緒に練習するのは今に始まったことではないが、毎回わざとやられてしのいできた僕。しかし、メールの最後には「明日本気でやらなかったら許さない」
と添えられてえいた。
結衣は前々から僕の本気で戦わない姿勢に腹をたて、いつも本気にさせようといろいろな作戦を立てるのだが
「はあ、いやな作戦ばかりなんだよな」
僕をからかったり、バカにしたりするのだ。いい加減やえてほしい。それに、なんで僕なのだろう、といつも考える。
後輩思いの英明先輩のほうが本気でやってくれるだろうし、いい練習にもなるはずである。
「まあ、しょうがないか」
明日もいつものように流せばいい。そんな軽い気持ちで考えていた僕は大変な思いをするんのであった。
108uiii:2009/01/11(日) 02:20:14 ID:oAT+RyvC
翌日
練習に付き合わないかもしれない、と心配したのか、結衣は僕の家にわざわざやってきて、いやがる僕を強引に市の経営する道場へと引っ張っていった。
結衣は、簡単に言えば、口さえよければもてるタイプの女だ。艶のいい黒髪を肩のところで切りそろえ、女にしては高い身長、引き締まった体、高校生にしては大きな胸をしていた。
「おはようございます」
と、係員のお爺さんに元気にあいさつする結衣。しかし、僕は挨拶する気にもなれなかった。
「ほら、なに暗くなってんのよ!練習、まじめにやってよ!」
と、厳しい口調で言ってくる結衣。
「へ〜い」
と、いやいやな声で返す僕であった。
市の道場は古く、あまり人気がない。そのためか今日は僕たち二人の貸し切りであった。
そして二人は道着に着替え、とても暑い道場へと入った。ちなみに二人とも黒帯である。
僕は道義の下にパンツしかはいていないが、結衣は女子だけあって上は体操服を着ていた。
「さ、やるわよ」
と、急に真剣なまなざしになる結衣。でも、なぜか今日の結衣の視線がいつもと違うように思えた。
(どうしたんだろ?あいつ」
うまくいえないがいつもとは違う。
「いい、今日こそは全力で相手をしてもらうから!」
そう言って結衣はいきなり回し蹴りを繰り出してきたが、僕は難なくそれを避ける。
「はぁ!」
今度は右手でパンチ、それも僕は難なくよける。
結衣は攻めるパターンが決まっていてよけやすい。しかし、威力は絶大でとてもではないが技とでも喰らう気はない。喰らうタイミングは結衣がばてて力が弱まったときだ。
「えい!」
左パンチ、右パンチ、回し蹴り、・・・・その繰り出される技を避ける僕。
「どうして!」
急に攻撃をやめ結衣が怒鳴った。
「どうして勇輝はいつもいつも本気で戦ってくれないの!」
「え?」
女に本気が出せるわけないじゃん、と僕は思ったが口には出さない。報復が恐ろしい。
「いや、本気だよ」
「嘘!絶対うそよ・・・」
突然、涙目になる結衣。
「お、おい。どうしてそこでそんな目をするんだ」
面倒なことになってきた、と焦る僕。
「だってさ、全然違うんだもん・・・。あんたが県大会で優勝したときの戦いと全然違う・・・」
それは当たり前。なぜなら僕にはやるきがないからです。と心で呟く。
「だって、そもそもおかしいよ。勇輝が私に勝てないなんて・・・。私なんか、いっつも県大会に出るだけで精いっぱい。いっつも勇輝や英明先輩と練習してるのに、私だけ勝てないんだもん・・・」
「それは・・・」
なんと言っていいかわからない僕に、結衣が
「あんたが真面目にやってくれないから!」
と、いきなり怒鳴り始めていきなり回し蹴りを繰り出された。でも、僕はそれを腕でガードした。
「私は強くなりたい!」
と左でてパンチ。僕は避ける。
「なのにあんたは!」
今度は右手、でもよける。
「いっつも私をからかってばかり!」
今度はひざ蹴りだが、間合いが広くて届かなかった。
「どうして・・・」
結衣は攻撃があたらないことにショックをうけたのか、その場にガクンと膝をついた。
「どうして・・・本気でやってくれないの・・・」
そのとき、結衣の目から涙がこぼれた。
「あ・・・」
その涙を見て、遠い記憶が蘇ってきた。
109uiii:2009/01/11(日) 02:22:09 ID:oAT+RyvC
あれは小学生のとき、結衣は男子によっていじめにあっていた。
「や〜い、やさ女!」
結衣は当時、身長も低く、体つきも細ぼそとしていて身体能力が著しく低かったのだ。
「うえぇぇん・・・」
そうやっていじめられ、結衣はいつも泣いていた。
そんなある日、男子達のいじめがエスカレートして結衣に暴力をふるったのだ。
いじめ集団のリーダー的存在であった男子が結衣の顔を打ったのだ。
それを見た僕は、許せなかった。
「おい、おまえたち!」
僕は小学校に入学する前から空手を習っていた。そのため、喧嘩をしても勝つ自信があった。予想通り、いじめグループの男子6人を簡単に叩き潰した。そして僕は、泣いている結衣にこう言った。
「大丈夫、もう泣かないで結衣。僕が、僕が結衣を守るから。もう君を泣かせないよ」
今の結衣の顔はあのときと同じ顔だった。悲しみに満ち、苦しんでいる。
110uiii:2009/01/11(日) 02:24:22 ID:oAT+RyvC
「僕は」
いままで、戦いたくなかった理由。それがいま全てわかった。
「僕は、結衣を傷つけたくない・・・」
その言葉を聞いて、結衣の涙がとまり、代わりに怒りの表情に満ちた。
「なによ・・・。私なんか弱すぎて、相手にならないっていいたいの!」
そしてまた結衣は僕に蹴りやパンチを繰り出してくる。
「違う!」
僕は結衣の技をよけながら必死に訴える。
「僕は結衣を傷つけるために空手をやってるんじゃない!」
「なによ!なにもわからないくせに!勇輝がどれだけ私を傷つけているか、知りもしないくせに!」
「え・・・」
僕にはなんのことかわからなかった。
僕は一度も結衣を傷つけていないのに、どうして。
「もういい!」
結衣は攻撃を止めた。
「もう、勇輝を許さない!」
そう言った結衣は汗まみれであった。僕も大量の汗をかいていた。二人とも気付かぬうちに2時間以上も連続で空手をしていたのだ。
「だったら私があなたを傷つけるまっでよ!」
そう言って結衣は、暑さをぬぐうためか、道着のズボンを丹田が見えるほどにまで下げ、ほどけかけた帯を投げ捨て、体操服を、白い腹部が全て露になるよう胸のすぐしたまでめくりあげて結んだ。
「いい、先に倒れたほうが勝ちよ。でも私が勝ったら、もう勇輝とは二度と話さないし近づかないから!私は本気よ!」
たしかにその目は本気だった。
そういって結衣は、再び技を繰り出してきた。
(冗談じゃない!)
と僕は心の中で叫んだ。
(どうして、僕は守りたい人を傷つけなきゃいけないんだ!)
それが嫌な素直に負ければいい。いつもはそれでよかった。なのに、今日は違う。
(どうすればいい・・・)
僕は結衣の攻撃をよけながら考える。勝っても負けても、いやなことしか待っていない。
なによりも大切な人を傷つけたくないのに・・・
(僕は・・・傷つけたくないのに・・)
心の中に、悲しみが充ち溢れた。だが、結衣もそれは同じなのだろう。
(やるしか・・・ないのか・・・)
そう、もう残された道は一つしかない。
覚悟を決めた僕は、チャンスを待った。
そして、結衣が大きくパンチを繰り出してきたときチャンスがきた。
「え?」
大きくからぶったパンチのすきをつき、僕は結衣の懐に飛び込み、そして
「ごめん・・・」
ドス!!
心が引き裂ける思いで、自分の腕の力をすべて込めた拳を、結衣の露になっている鳩尾に叩きこんだ。
「ぐぅ!」
道場中に響く、女の腹をえぐる鈍い音。げんに、僕の拳は、結衣の白く、ひきしまった腹に深く食い込んでいた。
衝撃で、結衣の大きな胸が一回揺れ、衝撃を物語る波紋が結衣の筋肉に広がっていった。
横から見れば、僕の拳が見えない。拳全てが今、結衣の鳩尾の真ん中に突き刺さり、手首までめり込んでいるからだ。
「は・・・ぐぅ・・・」
結衣の口からよだれなのか、胃液なのか、液体がぽたぽたとこぼれだし、結衣の目から光が消えた。
僕は崩れる結衣を抱きとめたが、強く殴り過ぎたせいか、ぐったりとしていて重かった。
「結衣・・・」
本当にぐったりしている。口からは液体が垂れ、鳩尾には痣が残っている。
僕はその場に座り込み結衣を抱き締めた。
「ごめん・・・結衣・・・」
ぐったりとした結衣をそのまま抱きしめ続けた。
111uiii:2009/01/11(日) 02:25:08 ID:oAT+RyvC
それから30分が過ぎたとき
「い・・・た・・・」
結衣が口を開いた。
「結衣!」
しかし、目は閉じたままだ。
「出来たじゃない・・・」
「え?」
「本気を出せば、私なんて・・・一瞬で負けちゃうよ・・・」
結衣の目からまた一筋の涙がこぼれた。
「悔しいよ・・・」
そして結衣は目を開いた。
「お腹殴られただけで、あんなに簡単にに気絶するなんて・・・」
そういって結衣は手で来るしげに手を鳩尾にあてた。
「ゴホ・・・ゴホ・・・」
まだ結衣は痛みに苦しんでいる。自分のせいで・・・。
「ごめん・・・結衣・・」
「どうして勇輝が謝るの?やってって言ったのは私なんだから・・・痛ッ!」
置きあがろうと結衣の鳩尾に激痛が走った。
「く・・・」
結衣は大きな胸を抱え込むように両腕を組み、苦痛に顔をゆがませた。
「結衣!」
「だ・・・大丈夫・・・だよ・・・。少し・・・うごかなけりゃ・・・平気・・・」
そういって、結衣は久し振りに微笑んで、僕を見た。
「だから・・・少しだけでいいから・・・抱きしめていて・・・。そのまま・・・」
「あ、ああ」
それだけでいいならずっと抱きしめていてもいい。それで結衣がよくなるなら。
それから、1時間、結衣は僕の腕の中に居続け、体を僕に押し付けていた。
「ねえ、勇輝・・・」
「ん?」
「ありがとう」
「え?なにが?」
「約束・・・」
「え?」
「覚えていてくれてたんだね」
「結衣・・・」
結衣は覚えていた。僕が、結衣を守る、その約束を。
「私ね、ずっとわかってたんだ。勇輝が私とやるのを嫌がってるって・・・。でもね、勇輝にだけはそうされたくなかったの・・・。勇輝にだけは全力で戦ってほしかった」
「結衣・・・」
「私さ、我がままだから。いつもそう。勇輝を振りまわして、いやなことさせて、自分は犠牲者気どりで・・・勇輝に傷つけられてる、なんて言ってるけど、本当は本気でたたかってくれないことがなんでか虚しいだけ」
「結衣」
「私、怖かった。勇輝が本気でやってくれないから、嫌われたのかもしれないって思って・・・。だから、どうしても本気でやってほしかった・・・」
「そんなこと・・・」
「馬鹿だよね、私・・・」
結衣はいつのまにか涙を流していた。
「私、負けてはじめてわかったの・・・自分が馬鹿だって・・・。勇輝にお腹殴られて、意識が遠のいていく時に見た勇輝の悲しげな顔を見て、傷ついているのは私じゃなくて勇輝なんだって・・・」
「僕は、そんなこと」
「あるよ・・・。こんな女、嫌って当然だよね・・・。だって、本当に自己中だもん・・・」
「もういいよ・・・」
「最低だよ・・・私・・・」
「もういい・・・」
「私なんて、勇輝の側にいる資格なんて・・・」
「もういい!」
僕は熱くなって結衣の口をふさいだ。自分の唇を、結衣の唇に重ねて・・・
ずっと前にこうするべきだった。素直に、気付かないふりをしていた自分の気持ちを見つめ直して結衣に伝えるべきだった。
(好きだ、結衣。約束したときから、そのずっと前から・・・)
僕は結衣を強く抱き締めた。
(勇輝・・・)
そして結衣は静に目を閉じた。
(私も好き・・・勇輝)
112uiii:2009/01/11(日) 02:26:05 ID:oAT+RyvC
しばらくして唇を離した僕は改めて言葉で伝えた。
「結衣、好きだ」
「うん、私も」
二人とも顔が真赤だった。そのときの結衣の顔がかわいくて、僕は我慢できなくなった。
「結衣・・・」
僕は抱き締めていた結衣をゆっくりと横にした。僕が何をしようとしたのかわかった結衣の目は少しうるんだ。でもそれは悲しみではなかった。
「いいよ、勇輝。来て・・・」
僕は、自分の中の熱いものを解き放った。
僕は結衣の上におおいかぶさると、結衣のズボンを脱がした。
その下にはピンクの可愛いパンツが汗を吸い込み、少女の大切なところの形を綺麗にかたどっていた。
「結衣・・・好きだ・・・」
「私もだよ、勇輝」
二人はそこでキスをした。そのとき、結衣も僕のズボンを脱がした。
「勇輝の、たってるね」
と結衣は笑った。
「うん、しょうがないだろ」
「ふふふ、勇輝面白い」
「結衣、本当にいいのか?」
僕は心配になり尋ねた。
「いいよ、勇輝なら、私の体をあげても・・・」
僕は無言で、トランクスの正面から自分のものを出し、結衣のパンツを少しそらして挿入した。
「ん!」
結衣が傷みを感じた。
(そうか、はじめてなんだっけ、結衣は)
「結衣、大丈夫か?」
「平気だよ、いいよ動いて」
僕は結衣を少し気づかいながらも腰を動かした。
「あん・・・」
始めはゆっくりと・・・腰を動かすたびに結衣は小さく声を上げる。
「あん・・・あん・・・」
そのうち、僕が我慢できずに速く腰を動かすと、結衣の声はだんだんと大きくなっていった。
「あん・・あん・あん!あん!!」
自分の中の熱い思いを抑えきれない。
僕は、自分のものに血がついているのも気にせず、さらに激しく動く。
「あん!!!」
さすがに声が大きすぎて、係員のお爺さんに気づかれるかもしれない。そう思った僕は、キスで結衣の口をふさいだ。それでもかすかだが、結衣の声は漏れる。でも、もう構わない。たとえばれても、どうでもいいのだ。
僕は完全に結衣に覆いかぶさり、両腕で結衣を抱きしめ、体を密着させながら激しく動いた。
「ひゃん!ひゃん!ひゃん!」
口を塞がれた結衣の声は、まるで子犬がなくような声で小さく響く。
「ゆ、結衣・・・」
ぼくはたまらなくなり唇を離した。
「結衣、行きそうだ・・・。もう・・我慢、出来ない・・・」
「い・・・いいよ・・・。全部、出して・・・。私の中に・・・」
もう本当に我慢の限界であった。
「ゆ、結衣!」
「ゆ、勇輝!」
そのとき、結衣の子宮の中に温かいものが流れ込んできた。
「はぅ!」
結衣がうめく。
「あ、勇輝のあったかいのが、私の中に広がっていく・・・」
勇輝のは止まらなかった。どんどんと結衣の中にぶちまけていく。
「あ、いっぱい、いっぱい来てる・・・ああ・・・お腹が、いっぱいになっちゃう・・・」
結衣は嬉しそうに顔を微笑ました。
113uiii:2009/01/11(日) 02:26:47 ID:oAT+RyvC
そして全部結衣の中に出した僕は、結衣から自分のものを引きぬいた。
「ふう・・・」
自分のものは血で濡れていた。結衣のあそこからは白い粘りのある液体がこぼれていた。
結衣のお腹が大きく上下してる。
「結衣、本当に大丈夫か?」
「う、うん・・・。初めてだったから・・・」
「そうか・・・」
「勇輝・・・」
「どうした?」
「もう一回・・・」
「ん?」
「もう一回、来て・・・。もっと勇輝を・・・感じたい・・・」
僕は結衣の望みどおりにした。だが、声が漏れないよう、結衣を更衣室まで運び、そこではまた、二人は一つになった。
さっきは忘れていたが、結衣の体操服をめくりあげて、かわいい乳首をあらわにさせて行った。
「はう!はう!」
僕が結衣に激しく突き上げるほど、結衣の胸が大きく揺れる。
そうやって、激しくし続けて何時間がたったのだろうか。僕は4回も結衣の中に出してしまった。
ようやく最後まで出し終えて、僕は結衣から抜いた。
「はう・・・」
「結衣?」
結衣は今度は違う意味でぐったりとした。気絶していたのである。長時間行ったため、体力が限界を超え、最後の絶頂のときに意識が飛んだのである。
「しょうがないな・・・」
僕はタオルを持ってきて、汗だくになた結衣の体を隅々まで拭いてやり、服を着せて、結衣を背負い、道場を出ていった。
幸い、係員のお爺さんの姿はなく、すでに日も沈んでいたため背負っているのがよく見えないだろう。
「結衣、すきだ」
気絶している結衣に僕はそう言った。
これからも、ずっと、結衣を愛し続ける。
結衣は結局、家に着くまで目を覚まさなかった。そのため僕は結衣の両親に、空手中の事故である、と説明し、結衣をベットまで運んだのである。
そこ後、心配の種であった、結衣が妊娠してしまったかどうかであったが、妊娠はしてなかったということで人安心した。
その後、僕たちの距離は縮まり、親がいないときをお互いに見はかってはどちらかの家に泊まり込み、朝まで一つになる。
日曜日も、市の道場で練習し、だれもいないときは更衣室に鍵をかけて、夜まで一つになる、ということを繰り返していったのだ。
114uiii:2009/01/11(日) 02:27:29 ID:oAT+RyvC
一応書き込んでみました。よろしければ感想お願いします。
115uiii:2009/01/11(日) 02:43:39 ID:oAT+RyvC
高校1年生のとき、僕、湯佐慶一は両親を交通事故で亡くし、父の親友だった人の家で暮らすこととなった。その家には美人と言われた三姉妹がいた。
一人は、僕と同い年で、両親の関係で幼馴染となった佐藤凛(長女)。僕よりも一つ年下の麗(次女)。そして二つ年下の蓮(三女)の三人であった。
慶一が佐藤家に移り住み、二年の月日が経過した。慶一と凛、麗、蓮の四人は同じ高校に通い、慶一の凛は三年生。麗は二年生。蓮は一年生になっていた。
三姉妹は美しさに磨きがかかり、そろそろ恋話のひとつやふたつ、出てきてもおかしくないはずなのに、三人ともそのような話はなかった。
ある日のこと、佐藤家の夫婦は、結婚三十年を記念して一週間の海外旅行に出かけていった。
その夜のこと、三女の蓮は、水色のパンツと、胸を隠すしか長さのないピンクのTシャツという格好でベットに寝ころんでいた。
「今日も、お兄ちゃんはお姉ちゃんと話してばかり・・・」
と、機嫌が悪そうに独り言をふつぶやく。
ちなみにお兄ちゃんとは慶一のことである。
「やっぱり・・・お兄ちゃんはお姉ちゃんのことが好きなのかな・・・?」
長女の凛は三姉妹の中で一番の美人だと、蓮は思っていた。
「お兄ちゃん、私のこと、見てくれてないんだよね・・・」
そういって、自分の胸に手をあてた。
「私、胸だって大きいのに・・・」
蓮は同い年の女の子よりも発育が早いのか、胸もバランスのとれた、大きな胸をしていたし、体もすらっとしていで、引き締まった体をし、まるで外人の美女のようであった。
「私、まだ子供なのかな・・・?」
今度は自分の手を胸から腹へ、腹からパンツの中へとすべさせていく。
「お兄ちゃん・・・」
そのときだ。
「蓮、いるか?」
ドアの向こうから慶一の呼ぶ声がした。
116uiii:2009/01/11(日) 02:53:43 ID:oAT+RyvC
「お、お兄ちゃん!」
蓮は慌てた。当然である。なんせ、そばにきる服を出していなかったからだ。
「ど、どうしよう・・・」
お兄ちゃんが来てくれたのに、このままにするのも忍びない。慌てて、考えた末、蓮は覚悟を決めた。
(色仕掛けでもいい。お兄ちゃんに・・・)
「いいよ・・・お兄ちゃん・・・」
すると、ドアが開いた。入ってきたのは色白で、いかにも美青年と言わんばかりの少年であった。しかし、蓮の姿を見て、慶一の白い顔がいっきに赤くなる。
「れ、蓮・・・」
自動的に蓮の顔も赤くなる。
「だ、だって・・・しょうがないんだもん・・・」
思わず目を反らす。
(お兄ちゃんに愛されたいだもん・・・)
「で、どうしたの?お兄ちゃん・・・」
蓮は必死に冷静を装うが、声が震える。
「そ、その・・・」
慶一は顔を赤らめながら
「蓮を、抱きたい・・・」
そう言った。
「え?」
蓮は一瞬、自分の耳を疑った。
(嘘、お兄ちゃんが、私を・・・)
選んでくれた。
急に体の中が熱くなってくる。
「それ、ほ、本当?」
「うん、ずっと、好きだった」
(やった!)
蓮は心の中で喜んだ。大好きな慶一から告白されたことが、嬉しくてたまらない。
「いいよ・・・・。お兄ちゃんなら・・・私の体・・・好きにして・・・いいよ・・・」
心臓が破裂しそうなほど高なる。
蓮はベッドの上に小さく体を動かし、慶一を呼ぶ。慶一は、誘われるがままに、蓮の上におおいかぶさった。
(お姉ちゃんに、かった・・・)
117uiii:2009/01/11(日) 03:28:26 ID:oAT+RyvC
「いくよ、蓮」
「いいよ、お兄ちゃん・・・」
慶一は自分のズボンのチャックを開け、そこあら自分の立っているものを出した。
蓮も、服を脱がず、そのままでいる。理由は、残りの姉妹がきたとき、素早くごまかせるようにするため、というのが理由であった。
蓮は目をつむり、慶一のが自分の中に挿入されるのを待った。
慶一は、蓮の水色のパンツを少しずらして、女の秘部をあらわにさせると、ゆっくりと挿入した。
「いっ・・・つ・・・」
みちみち、と音をたてて慶一のが蓮に挿入されていく。当然、蓮は痛みを感じた。
(痛いけど、嬉しい・・・。お兄ちゃんに抱かれて・・・)
激しく腰を動かす慶一。それにつられて短いTシャツがめくれ、大きな胸があらわになる。慶一に突き上げられるたびに大きく上下してゆれる。
「はう!はう!はう!」
(嬉しい、嬉しいよ、お兄ちゃん!)
「れ、蓮、僕、行きそうだ」
「いいよ、私の中に、全部出して!」
「い、いくぞ!」
そして暖かいものが蓮の中に流れた。
「あ、あああ。お兄ちゃんのあったかいのが私の中を満たしてく・・・」
二人が離れると、慶一は自分のをしまい、蓮も、乱れた髪や服を整えた。
「そのさあ、蓮・・・」
「なに?お兄ちゃん」
いまの蓮は勝利感に満ちていた。自分が慶一に選ばれた、とうことで。
「一緒に、来てほしい所があるんだ」
「今?」
「うん」
「どこ?」
「その・・・」
慶一はどこか言いにくそうに
「少し、痛いけど、行きたいか?」
これはデートかもしれない。痛い、というのは処女のことだろう。
「うん!」
と大きく蓮は頷いた。
「少し眠ってもらわないといけないが、いいか?」
「うん、いいよ!寝るだけでいいんでしょ?」
「ああ、でも少し痛いぞ。いいのか?」
「うん、いいけど・・・寝るのがどうしていたいの?」
尋ねても慶一は無言で近づき
「蓮、立って」
「う、うん」
言われるがままにたち
「壁に背中をつけてくれ」
「わ、わかった」
言われたとおりに背中を壁につけた。
「これでよし」
と慶一は納得した。そして、蓮の肩に、右手をおく。
「で、お兄ちゃん?」
なにをしているんだろう、と蓮は疑問に思った、そのときだ。
慶一が、利き手である左手の拳を引いて強く握り、それを蓮の鳩尾にえぐりこんだ。
ドス!!!
「え・・・・」
蓮には一瞬、なにがおきたかわからなかった。
慶一の拳が蓮の鳩尾を抉っている。拳は手首までめり込み、確実に急所を貫いていた。
そして、急激な痛みが走る。
「う・・・く・・・お兄ちゃ・・・げふ!!」
口から胃液をぶちまけた蓮は、気絶して、慶一にもたれかかった。
慶一は蓮をそのまま抱き上げると、部屋をあとにした。
118uiii:2009/01/11(日) 03:46:14 ID:oAT+RyvC
気を失って、どれほどの時間が経っただろうか。
「う・・・痛い・・・」
気がつくと、殴られた鳩尾が痛い。まるで槍にでも貫かれたみたいだ。
「ここは・・・」
目を開けると、どこか薄暗い洞窟のようなところにいた。
「え?」
両手を鎖でつながれ、万歳をしているような状態になっていた。
「どうして・・・」
「目が覚めたかい?」
奥から慶一の声が聞こえてきた。
「お兄ちゃん?これはどういうことなの?」
「さあ、どういうことだろうね?」
暗がりから慶一が出てきて、洞窟の壁に磔られた蓮のところに近づいてきた。
「お兄ちゃん、速くこれをほどいて、こんなところ―」
ズム!
慶一の拳が、蓮の可愛く窪んだ臍に突き刺さった。
「はぐぅ!!!」
一瞬にして蓮の顔が苦痛に染まり、口からよだれが垂れ始めた。
「うるさいよ、蓮。お仕置きだな!」
そして今度は、へそと鳩尾の間に一発。さきほどとは比べものにならないほど強い力で殴られ、手首がうまるまでめり込んだ。
「うぐぅぅぅぅぅぅ!!!」
蓮は大きくせき込み、また胃液を吐きだす。
「お・・・に・・・い・・・ちゃ・・・」
「黙れ!」
今度は鳩尾。
「ぐふう!!!」
しかし、慶一の拳は手首が蓮の中にめりこむまではいっているのに抜かない。抜くどころか、さらに奥に抉りこんでくる。
「ぐうぅぅぅぅぅ!く、くる・・・しい・・・」
慶一の拳は鳩尾の急所を貫き、胃を押し始めた。蓮の喉奥からなにかが込み上げてくる。蓮はそれを必至に抑える。
しかし、無情にも蓮の拳はさらに奥へと貫いてくる。
「ぐほぉぉぉ・・・おえぇぇぇぇ!」
どんどんと胃を潰していく。そしてついに、胃が完全に押しつぶされた。
「おぎぇぇぇぇぇ!!!!」
いままで耐えていたものが喉からこみあげ、嘔吐となって胃の中のもをぶちまける。
「汚いぞ!」
慶一は拳を引きぬくと、弾丸ほどもある高速なパンチを蓮の臍に突き刺す。
ズム!!!
その瞬間、蓮の背の壁に亀裂がはいる。
「ごぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」
へそから入った蓮の拳は、そのまま小腸と大腸を押しつぶすと、勢いあまって胃をも押しつぶし、拳はおろか、腕の半分が蓮の中にめり込んでいた。
「げぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
蓮は下品な声と共に、血の混ざった汚物をぶちまける。
「お・・・にい・・・ちゃ・・・・」
いまだ拳が突き刺さっている状態で蓮は口を開く。
「く・・・くる・・・しい・・・・」
「そうか。でも、拳を抜くともっと痛むぞ。きっと、気絶させてくれと頼むだろうな」
「おね・・・がい・・・ぬい・・・・て・・・」
「いいだろう」
慶一はズボっと音を立てて腕を引きぬいた。その直後。
「ごぇぇぇぇぇぇ、うげぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
急に引き抜かれたことにより、胃や腸がパニックを起こし、先ほどのなんばいもの激痛が蓮を襲う。まるで内側から内臓を槍で指されているかのような痛みであった。
慶一の言っていたことは本当だったのである。
そして蓮は、激痛のあまりこう哀願した。
「気絶・・・・させて・・・・」
119uiii:2009/01/11(日) 04:00:54 ID:oAT+RyvC
「そうか、気絶したいのか?」
慶一は、血の混じった汚物を苦しげにぶちまける蓮を見て、微笑みながら訊く。
「苦しい・・・気絶・・・させて・・・」
「そうか、そんなに気絶したいのか。なら、しょうがないな」
慶一は再び利き手の左の拳を握り締めた。
「じゃあ、お休み、蓮」
超高速な拳が、蓮の鳩尾に目がけ、猛進してくる。
これで楽になれる、と愚かな思いを抱いた蓮であった。
ドズッ!!!!!!
今までに聞いたことのないほど大きく、鈍い音が洞窟中に響き
「うげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
ままでで最大級の悲鳴が駆け廻った。
いつもなら、手首がめり込む程度で収まった慶一のパンチだが、最後のは違った。
慶一のパンチは速度をおとすことなく、鳩尾を貫き、胃を平然と押しつぶし、肺を圧迫しM、ついに背中に到達したのだ。あさに、背中の皮とお腹の皮がひっついたのである。
同時に、亀裂が入っていた洞窟の壁は、隕石でも落ちたかのように大きくへこんだ。
「う・・・・え・・・・」
血がまじったどろどろの胃液が口からあふれ出し、蓮は呼吸すらままならない。
「お・・・にい・・・・ちゃん・・・・」
蓮は震える瞳で慶一を見た。
好きなのに、愛してるのに、どうしてこんなことをするの・・・・。お兄ちゃんは、私を選んでくれたんじゃないの・・・。
そう言いたくて、蓮は必至に言おうとするが思うように唇が動かない。
「は・・・・う・・・・・」
口パクで必至に訴えるが、その言葉に声が乗っかることはなく、蓮は慶一の拳が突き刺さったまま意識を失った。
「お休み、蓮」
慶一は満足げな笑みを浮かべると、蓮の両手を繋いでいた鎖をはずし、崩れかけてきた蓮を抱きとめるとそのまま横にした。
慶一は蓮を仰向けにすると、そっと胸の上に手を置いた。
心臓の鼓動が弱い。呼吸も少ない。
「もって四日か」
四日以内に病院へ運ばなければ、蓮は命を落とすだろう。
「さて、次は―」
慶一は洞窟をあとにした。
120uiii:2009/01/11(日) 04:01:34 ID:oAT+RyvC
続けて書いてみました。感想、アドバイスなどお願いします。
121名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 11:32:46 ID:EVHhrGlU
正直ストーリー云々に思うところはこれといって無かったが腹パンで少女が苦しみ悶える描写は良かった
これは話のジャンルが俺好みじゃないからこその感想で、バトル系だったら大絶賛できる文章力だと思う

最後にメール欄にはsageって打ってくれ
お疲れ様!GJ!
122名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 16:56:37 ID:KQz2re8n
ラヴらヴ物と、ストーリー物の2作お疲れ様です。


一つ言わせてもらいますと、ストーリー物の方は「続く」みたいな終わり方でない方が良かったかもです。
描写の方はよく書けていて凄いと思います。

お疲れ様でした、GJです。
123名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 21:00:17 ID:ac6FKVLT
2作も投下乙です。
アドバイスにもならないかもですが、一応気になったトコを。
もしかしたら携帯からの投下で見直しがやり難いのかもしれないけど、
漢字の変換ミスとか誤字とかが多かったのが勿体無いなと思いました。
後、1つめで一人称だった文章が突然三人称になってたのにビックリです。

書き手さんは大歓迎。またの投下を待ってますね
124uiii:2009/01/12(月) 02:12:09 ID:LwAvUEhm
アドバイスありがとうですw
125uiii:2009/01/12(月) 02:14:06 ID:LwAvUEhm
一応僕のネタはこれですべてなんですけど、なにかリクエストみたいのがあるなら書いてみたいと思います。たとえばバトル系とか、恋愛系、とかそういうふうにいってもらえれば書けると思います。
126名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 06:26:08 ID:lr6jK1Ee
ピッチリスーツを着たバトルヒロイン同士の腹責め我慢比べ
127名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 09:39:26 ID:HXSBwXil
>>125
メール欄にsageって打ってほしいというのが、一番のリクエストです
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Sage
128名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 10:13:44 ID:+HQGqcak
コテつける脳はあるのにsageれない、コテ会話、リク厨、文章力
総合的に未成年かと
129sos:2009/01/12(月) 14:20:38 ID:xmClm4jW
ドボッ
「う゛•••••っ••••••••えっ•••••••ふっ!」
びちゃびちゃびちゃ!!
130名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 16:30:20 ID:JIuodlS/
神気取りの目立ちたがり屋さんか
131uiii:2009/01/12(月) 19:08:51 ID:LwAvUEhm
これでいいですか?メール欄のところにsageとうっておきました。
132名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 21:43:11 ID:lr6jK1Ee
おk
133名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 22:39:49 ID:/Ze1gSvC
どぼォォォォオっとおkw
134名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 22:55:28 ID:zZJhB3Oy
果てしなくキモスレだな此処は
だが、それがいい
135名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 22:59:49 ID:2hmMQZs/
>>131
次は、専用ブラウザを導入することをお勧めする
いちいちsageと打ち込まなくても、基本は下げてくれるし、あぼーん機能などもあって、いろいろと便利
それ自体にセキュリティ能力があるわけではないが、上手に使えば、ブラクラなどを踏む危険も回避できる
"2ch ブラウザ"などのキーワードでgoogle検索すると、色々とヒットするから、探してみると良い

ていうか、2ch初心者っぽ過ぎるところが、ちょっと心配なので、もう少しROMって色々と目を通しておくと良い
136腹責め好き:2009/01/12(月) 23:00:52 ID:WDUoSUCT
誰か黒神のリョナお願いします!ホントに!!
137uiii:2009/01/12(月) 23:16:44 ID:LwAvUEhm
1943年、ヨーロッパではヒトラー率いるドイツ・第三帝国軍が支配していた。同年11月7日、アメリカの諜報員レイラ・ヘンリー中尉が作戦中に捕虜となり、ポーランドの田舎地方の秘密基地に護送された。
アメリカ軍は、レイラ・ヘンリー中尉を救出すべく特殊部隊を編成。ナチスドイツ支配下のポーランドへと部隊を送った。

ポーランド 某田舎
月が昇る深夜、アメリカ軍特殊部隊5人は山林に建設された秘密基地を発見。潜入に成功する。
「おい、どうなってんだ?」
小さな声が、狭い排気管の中に響く。
「しずかにしなさい」
と女性の声が続く。腰まで届く金髪に美しい顔立ち、青い瞳を持った彼女は、特殊部隊のリーダー、ミリー・マクドエル少尉である。彼女は捕虜の救出の命令を与えられ、軍の精鋭である四人の兵士を率い、ナチスドイツ軍の秘密基地へと潜入していた。
「しかし、少尉。おかしいですよ」
と男の兵士が言う。「だって、さきほどからそばを通るのは看護婦ばかりで、兵士なんか一人もいませんよ」
排気管の網目から隊員たちは秘密基地内の通路を探っていたが、通る人間は全て普通の看護婦ばかり。兵士はおろか、男一人いなかった。
「ここはナチスの人体実験場かもしれないわ。とりあえず、もの音を立てずについてきて」
そう声を顰めて命令すると、ミリー少尉は先頭をきって排気管内を匍匐前進していく。
しばらくいくと、排気管はどこかの暗い部屋に繋がっていた。
「ここよ」
作戦前のミーティングで話していた医薬品室だ。薬の劣化を防ぐため、常に換気が行われている。だが、今回はそれがあだとなり、特殊部隊の潜入を許してしまった。
ミリー少尉が排気管の鉄格子を外して地面に降り立つと、次々と他の隊員たちもおりたった。
「第一段落終了ってところかしらね」
潜入にあたり、狭い排気管を通るため彼ら五人は拳銃とサバイバルナイフ、防弾機能皆無の紺色のズボン、白いランニングシャツ、紺色の上着しか身にまとっていなかった。もし見つかって軍隊に襲われれば命はない。
「これからどうします?しばらく様子をみますか?」
と、大柄な隊員が尋ねる。
「そうね。とりあえず周辺警備を行って。見つかったら私たちは一貫のおわりよ」
「了解しました」
大柄な男が他の隊員に合図をすると、隊員たちは暗い医薬品質ないを探索し始めた。
そのときだ。
「あれ?この薬、どこにおいてあったかな?」
医薬品質のドアが開かれ、一人の看護婦が入ってきた。
138uiii:2009/01/12(月) 23:37:53 ID:LwAvUEhm
「え〜と」
顎に人差し指をあてて、広く、暗い医薬品質内を動きまわる看護婦。金色の髪を背中で束ね、綺麗な肌、豊富な胸、ナチス機関協力者にはもったいない女性であった。
そんな看護婦の背後に、ミリーが迫る。そして。
「う!」
ミリー少尉はまず、後から看護婦の口を塞ぎ
「きゃ!」
足を引っ掛けて仰向けに看護婦を倒す。そして、倒れたときにめくれた白衣から覗く、綺麗な臍にミリー少尉の渾身のパンチを撃ちこむ。
ズム!!
「はぐぅ!!!」
少尉はあわらかじめ声が響かないよう左手で看護婦の口を塞ぎ、右腕は渾身の一撃を看護婦の臍めがけて打ち込んでいた。拳が完全にめりこむのは言うまでもなく、少尉は当分目がさめぬよう内臓をさらにえぐる。
「うぐぅ・・・」
看護婦は大きく目を見開き、激痛のあまり涙を零す。そして、呼吸できない苦しさから逃れようと必死に両手で少尉の手をどかそうとするが全ては無意味。
「ごめんなさい」
少尉は小さく呟くと、さらに力を入れ、内臓を押しつぶした。
「はぅ・・・」
力のない小さな声とともに、看護婦の口を塞いでいた少尉の指の間から胃液があふれ出し、看護婦は意識を失った。
「危なかったですね」
と、一人の隊員が言う。
「そうね・・・」
少尉は元気なく答えると、腰にまいた鞘からサバイバルナイフを取り出した。
「ごめんなさい。できるならこうしたくはなかった」
作戦遂行途中で目を覚まされたら全てが終わってしまう。それゆえにとるべき道は一つ。
少尉は気絶している看護婦の白衣をめくり、白い腹部をすべてあらわにする。そして、サバイバルナイフを右手で構え、照準を鳩尾に定める。そして、左手は看護婦の口へ。
「許して」
ザク!!!
「ぐぅぅぅぅ!!!!!」
右手に握られたサバイバルナイフは容赦なく看護婦の鳩尾に直角に突き刺ささり、痛みのあまりか、看護婦は目を覚まし、もがく。口からは血が溢れ、目からは涙が溢れ、体中をばたつかせるが、少尉は容赦なく、突き刺したサバイバルナイフをえぐるように突き上げた。
「うぐぅ・・・う・・ぐぅ・・・」
声がちいさくなるにつれて、看護婦の最後のもがきも小さくなり、ついに動かなくなった。
少尉は左手で看護婦の胸に手を当て、生きていないことを確認した。
「少尉・・・」
「この任務には連合軍将兵数十万の命がかかってるの。小さな命の犠牲は止む終えないわ」
少尉はそう言い放つと立ち上がり「さあ、任務を続行するわよ」
139uiii:2009/01/12(月) 23:40:51 ID:LwAvUEhm
アドバイスありがとうございます。今日は眠いのでここまでにしますが、リクエストどおり、バトルヒロイン同士の攻め合いも書きますので少々お待ちください。
140名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 00:02:26 ID:J7a4NQ+v
待たせて貰おうか
141名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 06:47:56 ID:AcZsv8nr
1レスごとの投稿時間が微妙に空いているのは、なぜ?
書きながら投下しているにしては、間隔が短いし
142名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 08:07:29 ID:J7a4NQ+v
携帯のメモかなんかに書き貯めして随時コピペしてるんじゃないかな
143名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 14:07:55 ID:sGPa6M7E
>>142
もしそうだとしたらすごい
でも携帯だけで小説サイトやる人もいるんだから不思議じゃないか?
144名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 16:54:38 ID:XpjieN5a
それはコピペというのか・・・?
145uiii:2009/01/13(火) 18:11:41 ID:anRFqGuD
アドバイスどおり、ソフトをインストールしたので問題は解決しました。間隔が空いているのは、書いたやつを書き貯めしてるからです。でも昨日でついに書き貯めしたのも尽きてしまい、今必死に書いています。
146名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 20:29:39 ID:04oDmwCN
人死には勘弁><
147名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:21:59 ID:qgpDFzhn
文章力よりもシチュエーションの方が大事
148名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 22:47:19 ID:NBpbEm+k
悪くないんだが淡々としすぎてるんで
性的に腹責めしたい人を書けばいいんじゃなかろうかと思う。
149uiii:2009/01/14(水) 00:11:15 ID:WTRK36G5
了解です。でもやりかけだと気持ち悪いので最後まで書かせてください。
150uiii:2009/01/14(水) 00:25:55 ID:WTRK36G5
ミリー少尉達は医薬品室を出ると、壁伝いに周囲を警戒しながら進んだ。たまに通りかける看護婦に対しては、なるべくやりすごすよう注意したが、避けられない場合は先ほどと同じ方法で永遠に眠ってもらう。
そうやって、ついに秘密基地の独房へとたどり着いた。
「ここね」
ミリー少尉は隊員に命じて独房のゲートを開かせる。そして五人は中へと入っていく。
独房は思っていたよりも遥かに巨大であった。
5階層にも渡りぎっしりと詰め込まれた牢屋。一回から天井まで見上げることのできる広々とした空間。
しかし、どの牢屋にも人影の姿もなく、目標の姿も当然なかった。
「おかしいですね、だれもいません」
と隊員の一人がつぶやく。
「そうね」
そうミリーが返したときだ。
ヒュン!
「う・・・」
隊員の一人が倒れた。
「どうした!」
ヒュン!
「ぐ・・・」
ヒュン!
「げ・・・」
次々と隊員が倒れていき、ミリー一人が立っている状態。
「いったい・・・」
ミリーは倒れた隊員を凝視する。すると、首にダーツのようなものが刺さっていた。
「安心して、麻酔ダーツだから。ただ眠ってもらっただけよ」
「!!!」
独房の3階層から響いてきた声。ミリーは咄嗟に見上げる。するとそこには、白い腹部が全体にわたって露になるほど短いランニングシャツ、真黒なズボンを履き、ナチスのジャケットを着た女性軍人の姿があった。
だが
「子供・・・?」
外見はまだ17、8にしか見えない金髪を肩で切りそろえた少女であった。そしていつのまにか、ジャケットを着てないだけで、服装がまったく同じな女性軍人が20人ほど、ミリーを包囲するよう3階層に陣取っていた。
「こんばんわ、無礼な侵入者さん」
少女は不気味な笑みを浮かべてミリーに話しかけた。
151uiii:2009/01/14(水) 00:45:23 ID:WTRK36G5
「あなたたち、隊員になにをしたの!」
ミリーは先ほどの少女に怒鳴る。
「あ〜あ、なに都合のいいこと言ってるんだか。あなたたちだって、何人の看護婦を殺してここまで来たと思ってるの?なのに、こっちは麻酔ダーツで眠らせただけだっていうのに、いやになっちゃう」
と呆れて見せる。
「捕虜を解放し、降伏しなさい!」
「え?何言ってんの?」
と少女はまた不適な笑みを浮かべる。「人数差を見てみたよ。それはこっちのセリフ」
しかし、ミリーは睨み返す。
「あっそ」
と少女。「せっかく降伏の機会を上げたのに。じゃあしょうがない」
少女はミリーを指差し、
「行け!」
すると、三階層に陣取っていた二十人ほどの女性軍人の内、三人が飛びおりて、ミリーに向かって駆けてくる。
「やぁぁ!」
そして三人は一斉にミリーに襲い掛かった。
しかし、
(遅い)
ズムッ!!
「はぐぅ!」
殴りかかろうとした一人の女性軍人の鳩尾に、ミリーの拳が深く突き刺さり、あらわになった白いはだに拳を中心に螺旋ができる。
(この兵士も、まだ子供・・・)
鳩尾を、手首がうまるほどの怪力でなぐられ、胃液を口から垂らす女性軍人はあきらかに幼い顔をしている。やはり、16、7といったろころか。苦しそうに、唇を震わせ、目から涙をこぼしている。
ミリーは素早く女性、いや少女兵の鳩尾から拳を引きぬくと、少女兵は音もなく倒れ、その場に崩れる。
(あと二人)
今度は飛び蹴りだ。
ミリーは飛び蹴りを放ってきた少女兵の懐に自ら飛び込み、臍の鳩尾の真ん中に素早く突きを入れる。
「ふぐ!」
ミリーに腹を殴られ、少女兵士は空中で気絶した。ミリーの拳が深く刺さりすぎて、だっらっとした足が地面についていないのだ。
直様、ミリーは拳を抜き、気絶した少女兵を地面に落とす。
(あと、一人!)
そして最後に、正面から挑む少女兵、その突撃の勢いを利用し、日本でいう背負い投げで投げ飛ばす。
「うっ!」
そして、投げ飛ばされて仰向けになっている少女兵の臍にすかさず、全体重をかけたパンチを突き刺す。
「うっっ!!」
激痛によって、少女は一瞬上半身を起こし、神に憐れみをこうように右手を天に上げたが、すぐに闇の中へと意識をいざなわれた。
「さあ、これでこわりかしら?」
ミリーは余裕という態度でもう一度、あの少女を見上げる。
「降伏するなら今よ」
しかし、少女は余裕そうに笑う。
「たった3人を倒したところで何いってるのかしら?」
少女の合図と共に、15人もの少女兵士達が一斉にミリーに襲い掛かる。
152uiii:2009/01/14(水) 01:10:27 ID:WTRK36G5
ミリーは、襲い掛かってくる少女兵士達の攻撃をすらりとよけ、すきをついては急所を突いていく。
鳩尾に一撃。
「うぐっ!」
臍に一撃。
「はぐっ!」
臍と鳩尾の真ん中に一撃。
「うぐっ!」
さらには鳩尾を膝で突きあげる。
「げはっ!」
ミリーに向かっていった少女兵達は次々とミリーに急所を突かれ、意識を失っていく。
そして、
「はう!・・・・ふぅ・・・」
そう叫んだ少女兵は、目に涙を浮かべ、口からは汚く胃液をたらしながら、苦しげに自分の胸を見降ろした。
豊富で大きな胸。
しかし、少女が見ているのは自分の胸ではなかった。自分の胸の下に見えるミリーの肘だ。
ミリーは最後の一人に特大の一撃をお見舞いし、その威力は少女の筋肉ではとうてい防げないもの。少女の筋肉は、鳩尾にミリーの拳の侵入を簡単に許してしまい、とうとう勢いを止めることも出来ずに拳から肘までを難なくめりこませてしまったのだ。
自分の心臓になにか拳のようなものが当たっている違和感を覚える少女兵だが、それが事実であることを知るのは不可能であろう。なぜなら、少女は次の瞬間、ミリーの拳が自分の鳩尾を大きく抉らせたまま気を失ったからだ。
少女兵の全身から力が抜ける。
しかし、腕の力の強いミリーはたとえ少女兵がくったりしていようと、鳩尾に拳を突き刺したままの態勢を維持している。
「これでもまだ降伏しないの?」
そう、最後の少女兵は見せしめだ。
しかし、あの少女はいまだに平静だ。
「だから、しないって言ってるでしょ」
すると、あの少女の傍らに残っている最後の少女兵が飛び降りてきて、ミリーに襲い掛かる。
しかし、この少女兵、先ほどの者たちとは違った。
(はやい)
凄まじく速かった。
動くスピードから一つ一つの技のスピードも先ほどの兵士達とは比べ物にならない。
素早い動きにミリーは防戦一方。そのときだ。
ズムッ!!
「っ・・・!」
少女兵の拳がミリーの鳩尾を突いた。一瞬、意識が遠のいていく。しかし、気力の力でミリーは強引に意識を引きもどした。
(あぶなかった・・・)
動体視力で、少女兵のパンチが鳩尾を突く寸前、少しだけ後に下がることができた。もし、あのとき、後ろに下がることができなければいくらミリーといえども意識を失っていただろう。
しかし、危機は去ったわけではない。以前と少女兵は凄まじい速さで攻撃を仕掛ける。
それをミリーはずっと耐えた。チャンスが巡ってくるまで。
しばらくして、そのチャンスがきた。
「いた・・・!」
一瞬、少女兵の動きがとまり、懐に飛び込むすきができた。
ドズッ!!!!!!
ミリーがこのすきを逃すことはありえず、独房中に鈍い音が響いた。
「ぁ・・・・ぅ・・・・くる・・・し・・・ぃ・・・」
ミリーの拳は少女兵の臍を貫くと、そのまま頂上へと進路を変え、腸をえぐったまま胃をえぐり、心臓の真下まで突き進んだ。ミリーの拳に、心臓の鼓動が伝わってくる。
「長時間、動き過ぎたわね」
「ぇ・・・?」
さすがだ、とミリーは思った。この状態で人の話を聞けるのだから。
「あなたの動きは速い。でもね、あなたみたいな成長盛りの子供が、あれだけの速さで動けば当然、筋肉がついていかないわ」
一瞬のすき。それは相手の足の筋肉が悲鳴を上げ、その機動力がそがれたその一瞬。ミリーはそれをずっと待っていたのだ。
「ぅ・・・ぐ・・・・」
その少女兵も、無念な思いを心に満たしながら、他の仲間と同じように、口からは胃液を、目からは涙をこぼし、静に眠っていった。
バサリ・・・
無残な音とともに少女は床に倒れ込む。
「さて・・・」
そしてミリーは上を見上げ「さあ、あなたが最後よ」
153uiii:2009/01/14(水) 01:40:37 ID:WTRK36G5
「へえ・・・」
少しだけではあるが、あの少女の顔に恐怖が見えた。しかし、戦意は変わっていない。
「いいじゃない。やってあげるわよ」
そういって、あの少女は三階層から飛び降りてミリーに襲い掛かる。
(おそい)
あきらかに遅い。全力で向かってきているつもりだろうが、ミリーにとってその動きは遅かった。
「これでおわりよ」
そう言い放ち、勢いよく拳を突き出す。
しかし、
「え?」
拳を突きだした次の瞬間、目の前から少女の姿が消えた。
(どこ?)
そう思ったときだ。
ドスッ!!!
「うっ・・・」
一瞬、ミリーの視界が大きく揺らぎ、目の前がノイズのようなものが覆う。
(な、なにが・・・)
ノイズのようなものがなくなると、必至に下を向く。すると、胸の下から一本の腕が伸びていた。
大きな胸で見えないが、肘の位置からして、手首までは確実にめりこんでいる。そして、その手は、あの少女から伸びていた。
少女は、わざとスピードを緩め、ミリーが拳を突きだしたときに瞬時に身をかがめ、懐に入ったのである。
「くそ!」
ミリーは蹴りを放ったが、少女は身軽な動きでそれをかわし、ミリーの攻撃が届かない距離まで後退した。
「すごいね、お姉ちゃん。私の一撃をくらってもまだ立っていられるなんて」
そう、少女は関心する。それに対して、ミリーは答える余裕などなかった。
「まあ、話せないのも無理ないか。じゃあ、これでとどめね」
少女は、ミリーの動体視力ではついていけないほどの高速でかけぬけ、ミリーの懐に難なくもぐりこみ、そして
ズサッ!
「うぐ・・・・」
ミリーの臍へと拳を突き刺した。
あまりの威力に、白いランニングシャツがお腹の部分だけ引きちぎれ、白い肌が大きな螺旋を描く。
「く・・・」
「あれ?」
少女は首を傾げる。
「なんで気絶しないんだろう?」
少女はすぐにまた攻撃の届かないところへ後退する。しかし、鳩尾の臍の両方に激痛が走っているミリーは身動きがとれない。
そればかりか、戦意まで喪失しているように見える。
「まあ、これで決めるよ!」
少女はもう一度、目にもとまらぬ速さで駆け、ミリーの懐に潜り込む。そして今度は、ミリーの鳩尾と臍の真ん中に狙いをさだめ、拳を突き出す。
154uiii:2009/01/14(水) 01:40:56 ID:WTRK36G5
パチン!
「え?」
感覚がおかしい。何か、固いものが拳に当たり、包み込んでいく。そして、次の瞬間。
ズムッ!!!!!
「はぎゅぅぅぅぅ!!!!」
悲鳴を上げたのは少女だ。
少女には、あまりにも速すぎてよく見えなかったのだろう。ミリーは、少女が自分のどこを狙うか正確に判断し、いつでも守れるよう思考を巡らせていた。
そして、少女は予想どおり、拳を突き出し、ミリーはそれを左手で受け止めると、少女の突撃の速さを遅くさせぬようあえて引きこみ、対象的に右手は拳を握り、少女の鳩尾目がけて付きだしたのだ。
鳩尾、臍、二つの急所を貫かれたミリーにとって、相手の速度までを利用した賭けの一手であった。
「う・・・ぐ・・・・。ちく・・・しょう・・・・」
少女は遅れてなにがおこったかを理解した。
「まだ終わらせない!」
ミリーは少女から拳を引きぬくと、少女の大きな胸に回し蹴りをくらわせ、背中を壁に叩きつけた。
「ぐ・・・しまっ!」
これで少女の逃げ場はない。それに、少女もさきほどの突きが効いていて、身動きがとれない。そして、
グサッ!!!!!!!!
「うぐぅぅぅぅぅぅぅ!!!!ぎゃぁぁぁ・・・・!!!」
まるで刀でも突き刺したような音が響くとともに、ミリーの拳は少女の鳩尾を貫く。その威力は、少女がたたきつけられた壁が教えてくれる。
ちょうど鳩尾のあたりを中心に壁には大きな亀裂が入っていた。
そして、ミリーの拳は鳩尾を貫き、ありあまる勢いを利用して拳を少女の心臓にまで届かした。そして、心臓直前で手の平を広げ、そのまま心臓を握ったのだ。
「うぐ!!!!がは!!!!」
少女は苦しげに暴れ、口からは血が一筋したたっていた。
「捕虜はどこなの!いいなさい!さもないとこのまま心臓を握りつぶすわよ!」
しかし、少女は屈しない。
「殺しなさい!命なんて・・・・惜しく・・・ない・・・・」
「馬鹿!」
ミリーは一瞬にして拳を引きぬくと、今度は気絶できるよう鳩尾の奥を拳で突いた。
「うっ!」
少女はひ弱な声でうめくと、意識を失った。
ミリーは気絶した少女が倒れかけてくると、それを優しく抱きとめた。
「ばか・・・」
その後、少女の隠し持っていた地図より、捕虜の居場所は確認された。
そして、ミリーは、
「敵は・・・残せない・・・」
これほどの戦闘能力をもった者達をこのままには出来ない。
ミリーは、目から涙を流しながら、16、7かの少女たち一人一人の鳩尾にサバイバルナイフを突き刺していった。
そして、最後に戦った少女も、つい一瞬前まで激痛い悶え、苦しみながら死んでいった。
「戦争なんて・・・」
今日ほどミリーにとって戦争を憎んだ日はないだろう。
             終
155uiii:2009/01/14(水) 01:43:46 ID:WTRK36G5
最後に死なせてしまってすいません。以後はこういうのはなしにします。
それで、ヒロイン同士の攻め合いですけど、途中経過なしで始めますか?
もし、ヒロインは学生がいい、とか、水着姿がいい、とかリクエストがあるならおっしゃってください。
それと、先日いただいたリクエストの「ぴちぴちのスーツ」というのがいまいち想像できません。すいません。
よろしければもう少し具体的にお願いできますか?
156名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 05:23:47 ID:anrRBY3F
ピッチリスーツってのはエヴァンゲリオンのプラグスーツだな
157名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 21:21:15 ID:k27Sh/lZ
アドバイスにしたがってsage覚えたり、専ブラ導入したりと、素直な人だなw
逆に素直すぎて、ふしあなさんとかの悪意のあるウソに引っかからないか、少し心配だけど

とりあえず、一行あたり適当な文字数になったら、改行を入れたほうが良いよ

>ミリーは最後の一人に特大の一撃をお見舞いし、その威力は少女の筋肉ではとうてい防げないもの。
>少女の筋肉は、鳩尾にミリーの拳の侵入を簡単に許してしまい、とうとう勢いを止めることも出来ずに拳から肘までを難なくめりこませてしまったのだ。
↑こんな感じで(元は一行になっていた)

専ブラでは画面端で適時改行して表示してくれるけど、今度は専ブラ以外で見ている人のことも考えてね
原理は知らんけど、横長の文はサーバに負担がかかるという話も聞いたことがある
それに、専ブラ使っていても、改行は適度に入っていたほうが読みやすいし
158uiii:2009/01/14(水) 21:52:30 ID:WTRK36G5
いろいろとアドバイスありごとうございます。
ちゃんと調べて安全かどうかを確認してからインストールしているので、騙されることはないと思います。
そうですか、スーツとはプラグスーツですか・・・・。ちょっと僕の能力では文章にできません・・・。
ところで、ここで小説を投稿しているのはピンキーさんだけなんですか?
159uiii:2009/01/14(水) 21:55:55 ID:WTRK36G5
あと、官能的な小説を投稿するスレがあるなら紹介していただけますか?
160名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 22:02:14 ID:v3l3sxLD
>>158
名前欄に何も入力しないで書き込むと自動的に名無しさん@ピンキーになりますよ。
てか、uiiiさんマジで初心者でウケルw

ちなみにここに投稿している人は複数いますよ。>>1のまとめサイトを参照されたし。
161uiii:2009/01/15(木) 00:11:37 ID:pdwBMqIR
この腹パンチ小説サイト知ってます。
投稿したいと思ってるんですが、管理者さんはどうしたのでしょう?
他の小説も載せます。
162名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 00:14:12 ID:d/GglkCe
普通なら、このレベルの初心者は疎まれることもあるが、この人は、何より書き手であることと、
アドバイスを素直に受け入れつつも、鵜呑みにせずにちゃんと自分で検索して調べるところに好感が持てるな

>ここで小説を投稿しているのはピンキーさんだけなんですか?
2chは匿名掲示板なので、ハンドルネームを無記入にして投稿する人が多い
そうすると、全員、名前が"名無しさん@ピンキー"になる

というわけで、コテ(固定ハンドルネーム)をつけるなら、次は"トリップ"を覚えるといいかも知れない
自分の名を騙る偽者が出たときの対処になる

あと、この板は基本、どのスレも官能小説の投稿が可能
板のトップページに飛んで、板のルールやガイドラインを確認すると良いよ。というか、これを最初にしないと、叩かれることも多い

他のスレに投稿するときも、そのスレのテンプレ等を一通り読んで、スレごとのルールを把握してからね
あと、保管庫は、このスレに投稿した上で、保管庫への転載を希望しますって宣言しておけば、管理人さんが気づいたら追加してもらえる

とりあえず、板のガイドラインとか確認して、そろそろ初心者脱却を目指したほうが良いね
163uiii:2009/01/15(木) 00:18:05 ID:pdwBMqIR
わかりました。わざわざ教えていただいてありがとうございます。
164名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 02:20:25 ID:KRZjj0Ss
>>163
なにより作品、良かったよ
死んじゃってもおkおk。ハードなのも欲しかった所だった
165uiii:2009/01/15(木) 21:01:18 ID:pdwBMqIR
ハード?ぜひ具体的に教えてください。投稿するさいの参考にしたいです。
166名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 22:43:26 ID:VtOxljCy
へそを穴として肉棒入れるとか、超能力か魔術的力で手を透過させて
直接内臓に入れていじくるとかどうだ
167uiii:2009/01/15(木) 23:57:24 ID:pdwBMqIR
なるほどw
168uiii:2009/01/16(金) 00:33:14 ID:jzvAA6IT
数十年前の世界は、女性差別の激しい世界であった。
女性には選挙権やら、人権やら、自由やら、現在の人々が当たり前と思っていること全てが女性には許されなかった。
そんな中、あるテロリスト達が立ちあがる。
<女性解放革命軍>、世界中の女性差別に対し、全世界に宣戦を布告したテロリスト達だ。
結成からわずか数か月後には、世界の中心ともいえる、A合衆国の大統領を、女性差別を推進した罪により処刑(暗殺)。次の月には、東洋の経済大国J国の首相も同様の罪で処刑(暗殺)された。
その後、女性解放革命軍は世界中の、女性差別を推進する首脳人を次々と暗殺し、女性たちから絶大な支持を集めていた。
そして、結成から一年、解放軍は大きな動きにでる。
世界軍拡会議、というものが、世界の大国の首脳人を招き、GR共和国で開催されることとなった。
この会議の情報は極秘中の極秘で進められていたはずであったが・・・・
「腕を後ろで組み、膝をつけ!」
「お、お前たちは!」
首脳人が開催会場に集まるのを待っていたように、解放軍の兵士が会場になだれ込み、大国の首脳人23名を人質として立て籠もったのだ。
この事件はすぐに明るみになり、解放軍が立て籠もるのは共和国の大統領官邸であることが軍の上層部より、警察、そして軍部の本隊へともたらされた。
GR軍はすぐさま救出のために特殊部隊を編成、官邸へと潜入を試みたが、解放軍の見事な連携と、完璧な防御網により、特殊部隊は彼女たちに傷一つ、つけることができなかった。
その後の作戦もことごとく失敗。加えて、女性解放軍は、国際法に「女性の完全なる平等」を保障する法律の制定、お飛び、アンチ女性思想の政治家全ての解任を要求してきたのだ。
こんな要求が世界各国で認められるわけがない。
そこで、GR共和国は、ある一人の男を、首脳人救出に抜擢した。
男の名はあ、ミカエル・フリー少佐。GR共和国軍の軍人である。
ミカエルは、共和国が血眼になって探し出した、唯一の防衛網の目を経由して大統領官邸内に侵入することに成功するのである。
169uiii:2009/01/16(金) 00:51:17 ID:jzvAA6IT
大統領官邸の物置部屋の通気口から一人の男が降りてきた。
「ふう」
全身、黒い特殊部隊員の服装をしたこの男がミカエルだ。金色の短い髪と青い目。年はまだ二十歳とまだ若い。
彼の任務は一つ。テロリストを壊滅させ、首脳人を救出することだ。
なぜ、彼がこの任務に抜擢されたか、間もなくわかるときがくる。
「さて、行きますか」
ミカエルはそっと、物置部屋のドアを開け、隙間から外を見る。
すると、奥に二人の人影が見える。女性解放軍の兵士だ。
女性解放軍の兵士は全員が女で構成されており、彼女たちは、大胆に迷彩の軍用ズボンを丹田少し下で履き、胸を隠すほどしか長さのない茶色のランニングシャツを着て、迷彩柄の防弾チョッキを、チャックを閉めずにはおるような形で着ていた。
普通に解釈すれば、彼女たちは、鳩尾から丹田までを大胆に露出されているということになる。
ミカエルは二人の様子をじっと見守った。すると、解放軍の二人の兵士がわかれ、一人がこっちにやってくる。
ミカエルはすぐに扉を閉め、足音に聞き入る。
コツ、コツ
そして、ブーツの男がドアの前に来たそのとき、いきなりドアを開けた。
「!」
突然のことで解放軍の兵士は唖然とする。ミカエルはそんな兵士の腕を瞬時につかむと、物置部屋に引きずりこみ、兵士の背中を壁に押し当てる。
そして間をおかず、左手で兵士の口を覆う。
そのとき、兵士が反撃しようとサバイバルナイフを抜いた。そのときだ。
ドス!!
「ふぅ・・・!」
解放軍兵士の悲鳴が口ごもって聞こえる。
兵士が悲鳴を上げた理由。それは、セクシーに露にさせている丹田に、ミカエルの右拳が突き刺さっているのだ。
だが、これは普通の拳とは違う。丹田には、殴られたときの特有の螺旋もなく、へこんでもいない。本当に、拳が貫通しているようだ。
いや、実際に貫通している。信じられないが、ミカエルの拳は、兵士の肌を傷つけることなく、拳を兵士の中に透過させているのだ。
そしてミカエルは、兵士の急所のひとつともいえる、子宮を直接握っていた。
「ふん・・・・いや・・・・・」
兵士は持っているサバイバルナイフを落とし、体をうねうねさせて抵抗する。しかし、そんなものは児戯に等しかった。
「いろいろと教えてもらうぞ」
ここから、兵士の地獄が始まる。
170uiii:2009/01/16(金) 01:16:37 ID:jzvAA6IT
「言え!仲間は何人だ」
そう言ってミカエルは、右手に力を入れる。すると、兵士の子宮が絶妙な力加減でいじられる。
「はう!」
感じたことのない痛み、そして、快感。兵士は両手を使ってミカエルの腕を掴み、引き抜こうとする。しかし、引き抜こうとすればするほど自分の
子宮が引っ張られてしまう。
「いや・・・やめて・・・」
しかし、ミカエルはやめず、さらに激しくいじくる。
「はぅぅぅぅ!!」
兵士はあまりの痛みと快感に耐えられず、股を必死に閉じる。当然無意味。
さらに兵士は、頬をほのかに赤らめ、口からはよだれをたらし、あそこからは愛汁を流していた。すでに、その愛汁がズボンを濡らし始めている。
「いえ!仲間は何人だ?」
「い、いうわけ・・・!はう!」
ミカエルが拳を握り、子宮を圧迫する。
「いやぁぁぁぁぁ・・・」
兵士は目を大きくつむり、必死にまたを閉じ、快感と痛みに閉じる。だが、体は正直だ。
すでに両足は痙攣をはじめ、いつ崩れもおかしくない。崩れさせないのはミカエルの手だ。痙攣でくずれそうになるたびに、絶妙な刺激を子宮に与え
からだをびくつかせる。
「これ以上話さないというなら、今度は本当に握りつぶすぞ!」
そう言って手にさらに力を入れていく。
「いやぁぁぁぁぁ・・・やめてぇぇぇぇぇ・・・」
口からはよだれをたくさんたらし、あそこからもズボンを濡らすほどの愛液が流れてくる。
(にしても、子供だな)
ミカエルは自分が子宮を握っている兵士の顔を覗き込む。
まだ顔つきからして15、6というところ。しかし、胸も大きく、体は成人女性に近い。やはり戦闘を行うにはより成人に近いからだが適しているのであろう。
「い・・・いぅぅぅぅ・・・」
そしてついに、兵士は落ちた。
「なかまは・・・四十人・・・・」
「配置は?」
「しら・・・ない・・・・」
途端、ミカエルは子宮を強く握る。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!本当!!!本当!!!!しらな・・・いぃぃぃぃぃ!!!」
目から涙を、口からは快感を物語るよだれをたらしながら、狂ったように首を左右に振る。
その顔は嘘をついていなかった。
「なら、いいだろう」
ズボ!!
「ふぅ・・・・」
ミカエルは勢いよく拳を引きぬく。そして、もう一度拳を握り直し、目標を伸びきっている兵士の鳩尾に定めて、腕の全ての筋肉をフルパワーで稼働させて拳を打ち込んだ。
グチュ!!!!!
「キャヒィィィィィィィン!!!!!」
ミカエルから放たれた右拳は、先ほどと同じように、不思議な力で肌を透過すると、鳩尾の奥にある何かを殴ったのだ。
そこは、デットポイントと呼ばれる場所。体中の神経が集まる中枢部分だ。鳩尾はたんにこれを守る場所にすぎない。
ミカエルの拳は、鳩尾という防壁に邪魔されて、エネルギーを消費することなく、神経の集まる鳩尾の奥、デットポイントを凄まじい力で殴ったのである。
ただでさえ、鳩尾を殴れば気絶するような状態の兵士に、わざわざ鳩尾を透過させてデットポイントに直接攻撃を加えるとは、容赦がない。
当然、兵士は苦痛に顔をゆがめる。兵士はまるで、剣か槍に体を貫かれたような激痛に襲われている。そして、兵士の体はこれ以上の痛みを感じないようにするため自らの意識をカットするのだ。
先ほどまで苦痛で苦しんでいた兵士の動きが止まり、ミカエルに倒れかかってきた。
「おっと」
ミカエルは兵士を優しく抱きとめると、ゆっくりと横たえてあげた。
「当分は目を覚まさないだろうな」
それは間違いないだろう。
「にしても・・・」
ミカエルは兵士の体に見入った。特に、鳩尾、ヘソと鳩尾の間、へその三点には・・・。
ミカエルの中の欲望がもう我慢できない、とあふれ出ようとしていた。
171uiii:2009/01/16(金) 01:32:00 ID:jzvAA6IT
(テロリストなら、いいか・・・)
ミカエルは仰向けに気絶している兵士に近寄ると、まずはじめに、ズボンを脱がした。
そこには、テロリストとは思えないほど可愛い水色のパンツがあった。愛液に濡れていなければどれだけ綺麗な色だったであろうか。
「さて・・・」
ミカエルは、兵士に馬乗りになると、左手で口を塞ぎ、渾身の力を込めて臍に拳を突き刺す。
ドス!!!!
「はぐっ!!!」
気絶していた兵士が激痛のあまり目を覚ます。
今度は拳は肌をつきぬけていない。直接打ちこんだのだ。しかし、まだ終わらない。
左手で口を塞ぎ、痛みのあまに兵士が動けないのをいいことに、ミカエルは臍に拳を深く突き刺した状態で、あの特殊能力を使ったのだ。
「うぎゅ・・・・」
肌を透き抜け、右手が兵士の内部へと進む。
「うぐ!!!!」
苦しそうに兵士がわけく。それも当然だ。兵士は今、鋭利な刃物で腹を裂かれ、内臓をひっかきまわされているのと同じ痛みを味わっているからだ。
ミカエルは、兵士の口から胃液があふれ出てくるのもおかまいなしに、小腸や大腸を握っていく。
「くん・・・くん・・・・」
抵抗を無意味と悟ったのか、口を塞がれた状態の兵士は子犬のような鳴き声をあげて助けをこう。しかし、ミカエルは容赦しない。
小腸と大腸の規則正しい形をぐちゃぐちゃにひっかきまわし、二つの腸を複雑に絡み合わせる。
「うぐぅぅぅぅ!!!!!うぐぅぅぅぅぅぅ!!!!」
兵士は目を大きく見開き、ミカエルの指の間から噴水のように胃液を噴きだす。
だが、これでもミカエルはあきない。
兵士の中に右の掌を入れた状態でそのまま上へと移動し、胃を握った。
「きゅぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
きゃぁ!!!と叫びたいのだろう。手と口のなかにあふれ続ける液で不可能だが。
そして、胃を握って振動させたり、強く握ってみたり、と遊びつづける。
「うぐ!!!きゃう!!!!」
胃を強く握るたびに兵士のからだは、ビク!!、と痙攣し、口から怒涛の如く胃液を噴きだす。
その姿を見て、ミカエルの顔は微笑む。
「さて、じゃあ最後の快楽へ行こうか」
172uiii:2009/01/16(金) 01:48:48 ID:jzvAA6IT
ミカエルは胃から手を離すと、さらに上へ行き、デットポイントへと手のひらを伸ばした。
デットポイントは先も言ったように神経の中枢。それゆえ、デットポイントは心臓のすぐ真下に位置する。そして、野球ボールほどの大きさがあった。
ミカエルはそれを握った。
「う・・・ぐ・・・・」
先ほどからの激痛の連続で、兵士の意識は朦朧とし、デットポイントを握られている感覚がない。そこでミカエルは、デットポイントを形が変わるほど強く握りしめた。
「ふぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
さすがに朦朧とした意識も引き戻され、苦しみもがく。
「ねえ、僕さ、いいこと思いついた」
とミカエル。
「僕の手を、君のを握っているこの状態で引き抜いたらどうなるだろう?」と微笑みながら訊いてくる。
当然、兵士にその意味は理解できる。
「ふんふん!!!」
兵士は必死に首を左右にし、「私をすきなだけ好きにしていいからそれだけはやめて」と言わんばかりの目で見つめる。しかし、答えはNOだった。
ミカエルは兵士のデットポインTを強く握っている手をそのままの状態で思いっきりひきぬいた。
ズボ!!!!!!
「ひゃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!!!!!!!」
兵士は体を大きくのけぞらせ、意識がなくなるその瞬間まで激痛を味わいつづけた。
「ふう」
ミカエルは自分の右の掌を開いたが、そこにはなにもなかった。あくまでもデットポイントは神経の集まりであり、思いっきり引っ張れば自然に分裂してしますのだ。
「さて、最後の楽しみ」
ミカエルは、兵士のパンツを下ろすと、自分のズボンのチャックを開け、立っている自分のものを出して、兵士に挿入する。
「う、いいぞ」
この兵士は処女だった。そのためか、先端が入ったもののその後がなかなか入らない。
「でも、負けないぞ」
ミカエルは強引に奥へ奥へとつきあげていく。それにつれて、兵士のあそこがみちみちと音を立てて血を流していく。
そして完全に挿入を終えると今度は激しく腰を動かす。
しかし、兵士が目を覚ますことはない。
ミカエルは欲望にまかせて、作戦そっちのけで兵士を一晩中凌辱し続けた。

一応ハードに書いてみました。どうだったか感想お願いします。
173uiii:2009/01/16(金) 01:53:32 ID:jzvAA6IT
それと、アニメかゲーム系のエロ小説を読めるいいスレを誰か紹介してください。
174名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 04:02:26 ID:EJxsBHgL
専ブラ使ってるなら、板のスレ一覧から、好きなゲームのタイトルとかで検索してみるとよろし
各専ブラの使い方は、しかるべき利用案内のページを検索されたし
175名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 17:20:12 ID:H5YV1y8k
uiiiさんへ

毎回の投稿お疲れ様です。
毎回すごく面白いと思います。
でも、僕的には自分の硬い腹筋に自信を持っている女戦士が完膚なきまでに腹を
攻め落とされるというシチュエーションが一番好きです!!
良かったらぜひそういうものも書いて下さい!!!
176uiii:2009/01/16(金) 21:36:37 ID:jzvAA6IT
わかりました。時間があるときに書きます。他にリクエストとかあれば言ってください。書ける内容なら書きます。
177名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 00:07:45 ID:Gy41U+37
こんくらい腹筋鍛えてるリアル格闘娘がいるもんだなw
http://dorian26.hp.infoseek.co.jp/quaren01.html
こりゃパンチだろうがハンマーだろうが腹責め一切効かなさそうだわww
178名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 00:20:18 ID:aM4L8lfD
素直すぎるぐらい要望聞いてて笑った 凄いぜ
179名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 00:34:27 ID:YOTnV9gY
格闘の最中は必ず腹筋が緩む瞬間はあるからな
そこを狙われたら、鍛えていようが一瞬息が詰まるでしょw
180名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 09:17:20 ID:dA0KWir7
>>177

:ライトニング
2009/01/11 10:00
エッチしよ :ゆうき
2009/01/02 16:09
腹筋やばいエロい
シコッタ

痛すぎるw
181uiii:2009/01/18(日) 02:17:42 ID:dcm9HLac
何が痛いんですか?
182uiii:2009/01/18(日) 02:19:08 ID:dcm9HLac
それと、リクエストをくれたお方へ。
女戦士はさすがにかけませんので、現代風に書かせてもらいます。
183名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 02:25:04 ID:Lk/EmjVP
>>179
じゃあ手足枷して腹責め拷問したら>>177 みたいな
格闘娘は何発くらい耐えられるんだろうなw
空手の女師範らしいから簡単にはゲロったりしないだろうけどwww
一発KOはむりだろうなw
184名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 02:46:13 ID:Yi7c1HLu
リクエストした者じゃないんだけど、リクくださいと言われて素直にリクしたら「さすがに書けません」では非常に悲しいものがあります
そちらから書けそうにない物をまず明示されては如何でしょうか?
185名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 02:47:22 ID:Yi7c1HLu
>>182さんに
186名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 12:26:58 ID:BlzQANn6
>>184
まあまあ。
女戦士はかけなくても、現代風になら書いてくれるそうだから、
ワクテカして待ちましょうよ。
187名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 14:31:48 ID:bZVZFCg1
書けないもの全部挙げるとか無理だろ
書けるものを挙げてこの中から選ぶとかなら分かるが
188名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 14:56:30 ID:z9bNTECE
こればかりは>>184が少しわがままさんだったね
189名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 15:23:25 ID:z6uLhlKn
>女戦士はさすがにかけません

さすがに、ときたかー。
草食動物っぽい女の子はOKで、肉食動物を想起させる女共はモノスゴイ勢いでNGなんかな?
で、現代からかけ離れてない世界観。むう。

孤児院を併設してる教会の、爆乳ドジ眼鏡なシスターあたりをリクエストしてみる。
190名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 15:41:31 ID:NlyWnW5D
>>184はUiii氏に対して良いアドバイスをしていると思うよ
これから他スレにも行くつもりなら、安易なリク求めは危険と知っておいたほうがいい

ただし、ここは雰囲気の良いスレだから、お互いに楽しんだら良いと思うけどね
191リクエスト、まとめ  1/8:2009/01/18(日) 23:02:28 ID:iNarUcPm
取りあえず出てたリクエストを幾つか散りばめて描いてみます。
もし良ければドウゾ。



「そこまでよ悪者たち! 愛と正義の使者ダンザイダーが懲らしめてあげます!」

今日も今日とて世界は悪者に狙われていた。
だが悪の栄えた試し無し。
悪事を企むネオ・サタン軍の前に正義のヒロインが立ちはだかる。
その名は愛と正義の使者ダンザイダー。

「来たなダンザイダー! 今日こそは貴様を倒してくれる!!」
高らかに叫ぶのはネオ・サタン軍の女幹部スコーピオン・レディだ。
黒いショーツの様な物で下半身を隠し左右はひもで軽く止めただけ。
上半身もわずかな面積のブラで乳首の周りをわずかに隠しているだけだ。

「そんなイヤラシイ恰好で……不純です!」
「あら、これはわが軍団の正式なコスチュームよ、それより貴女こそドラム缶から出てきたら?」

―― ドラム缶 ―― 確かにぱっと見の印象はそうであろう、
大きなドラム缶を全身にすっぽりと身につけて、そこから手足を出している、
お世辞にもカッコいい物ではない。
「ド!? ドラム缶!! これはお父様が悪を倒すために造ったダンザイ・アーマーです!! 失礼なこと言わないでください!!」

ドラム缶が怒りに身を震わせているのがスコーピオン・レディにも見て取れた。
「なんでもいいわ、あんたたちやってしまいなさい」
「ハッハー!」
サタン軍の一般兵が掛け声とともにドラム缶めがけて襲いかかる、だがサタン兵たちの猛攻に対して、ダンザイダーは全くひるむ様子はなかった。

「覚悟なさい悪者たち!! ダンザイ・ナックルー!」
お世辞にも力強いとは言えない様な可愛らしい掛け声とともに地面をたたくとすさまじいまでの衝撃波が巻き起こり、周囲にいたサタン兵たちは皆吹き飛んで行った。

「くっ、やるわね今日は引いてあげる、でも次は覚悟なさい」
「何度来ても同じです! 正義は絶対勝つんです!」

こうして町の平和を守り、ダンザイダーは秘密基地へと帰って行くのであった。
192リクエスト、まとめ  2/8:2009/01/18(日) 23:03:33 ID:iNarUcPm
「悔しいわ、ねえ、レリーナあなたもそう思うでしょ?」
本部へと戻ったスコーピオン・レディはそう言いながら部下である少女に近づく。
「は、はい……」ボブカットの少女はコクリと頷く。
猫を思わせる衣装を身に付けた少女は少し身を固くさせる。
「私、腹立たしくてイライラしてるの……わかるでしょ?」
「は、はい、スコオーピオンお姉さま」
息が顔にかかり、赤いルージュを引いた口が目の前にある。
と、きゅぅ。
「あ、あう」
レリーナがピクリと身をのけ反らせた。
レディの指がレリーナの太ももを這い、一番大切な恥ずかしい部分に触ってくる。
ぷっくりとした小さな盛り上がりを指で弄りながらレリーナの反応を確かめている。
恥ずかしそうに猫の少女は身を震わせながら太ももをきゅっと閉じる。
「だめよレリーナ、これはあんなダメな作戦を立てたあなたへの罰よ」
「ああ、ゆ、許して下さい、スコオーピオンお姉さま」
目を閉じる少女の胸に手を伸ばすと柔らかな膨らみをそっと包み込む様にもみほぐしはじめた。
「柔らかいわよ、レリーナ……あらいやだ、罰を与えてるのにこんなにぷっくりさせちゃって」
ピン、指で胸の先端を何度もはじく、その度に
「ひゃ、あぅぅ、あん」 可愛い声を出し体を震わせる。
「ああ、お姉さま! 悪いレリーナにもっと罰を与えてください!」
「ふふん、じゃあこういうのはどうかしら?」

ツー、白く細い指がレリーナのお腹の上を這ってゆく、その度にビクンビクンとレリーナは身をふるわせ続けた。

「さて、これだけじゃなんだからね」
そう言ってにやりと笑うと、スコーピオンは拳を強く握る、
そして。

ドスゥ!!

レリーナの柔らかな腹の上に拳をたたきこんだ。
193リクエスト、まとめ  3/8:2009/01/18(日) 23:04:20 ID:iNarUcPm
「アグっ!! フウィぃ……」
「これは罰よ、しっかり耐えなさい」
優しく諭すように言いながら、何度も何度も柔らかな腹の上に拳を叩き込んでゆく。
その度にビクンビクンと痙攣を繰り返し、身をよじって
『お仕置き』を、かわそうとする。
だが身をよじるたびにそこへ的確に拳をスコーピオンは叩き込んでゆく。
「お、おゆ! お許しください!! おねえさまぁぁ!!」

猫の少女が大声をあげるとクスリと笑いレディは少女の下半身を覆う小さなボトムに手をかけた。
「あらあら、レリーナったらこんなにお洩らししちゃって、ダメなコね」
そう言いながら何度も指が割れ目を往復してゆく。
「あ、あ、あぁぁ、お、おねえさま」
「可愛いわよレリーナ」
口調こそ優しいが激しく少女の部分を攻め立ててゆく、芳醇な少女の香りが部屋を満たしてゆく、
「あ、ああお、おねえ、あ、あだ、ダメ、ダメです〜!!」
ぶしゅうぅぅ!!
激しい喘ぎ声をあげた後、ネコ少女はゆっくりと崩れ落ちていった。

「!? そうよ……これよ、これよ、ふふふふ」スコーピオン・レディは
足の間から蜜をトロトロと零しながら倒れている少女を見てクスリと笑った。
「次こそはあの子娘も終わりよ」
そう言うとスコーピオンレディは、
クスクスと笑いながら、放心しているネコ少女のお腹に優しく口づけをした。



「ホントに凝りませんね、今日こそは覚悟していただきますよ!」
目の前のドラム缶  ―― ダンザイダー ―― は叫ぶ。
「ふふふ、覚悟してもらうのはあなたよダンザイダー」
クスリと笑うスコーピオンレディ、その傍らで猫のような少女がこちらを見つめている。
余裕たっぷりの微笑みに一瞬怯むダンザイダーだがすぐに気持ちを奮い立たせる。
(お父様が造ってくれたダンザイアーマーは無敵、何をたくらんでるのか分からないけど)
「先手必勝!」轟音と共に
「必殺! ダンザイ・ナックルー!!」
可愛らしい声と共に拳が叩き込まれる、

はずだった。

ダンザイダーはレディの前でピタリと止まる。
いや、止められてしまったと言うべきか。
194リクエスト、まとめ  4/8:2009/01/18(日) 23:05:03 ID:iNarUcPm
「超重力発生装置、小型化に成功させたのはあなたの父上でしたわねダンザイダー?」
クスリと笑うスコーピオン・レディ。
物体の重力を操ることができる超重力発生装置、そのメカニズムを
アーマーに対してレディは使用したのだった。

ズゥゥン、 すごい音をたててアーマーは地面へと沈んでゆく。
「無様ねダンザイダー、どう? あなたを守るものがあなたを苦しめる気持ちは?」
「あ、ああ、そ、そんな」絶望感を味わいながら必死に手足を動かそうとするが少女の体は重みに耐えられずピクリとも動かない。

「無様です〜、まるで手足のもげた、いも虫です〜」
レディの横で嬉しそうにけらけら笑うレリーナ。

「く、くぅうく……、ま、まだ負けたわけでは……」
尚もあがくダンザイダーを見つめてレディは少し呆れた顔をする。
「あなたの負けは確定よ、だってほら」

バキ。

レディがそう言った瞬間、アーマーの一部が音を立てて砕けはじめた。

「う、うそ、そんな、なぜ?」 
「ふふふ自らの重みに耐えきれなくなったのね」
そう言うとレディはアーマーの一部分に手をかける。
「ほら、もうこんなに弱くなってるじゃない!!」

バキバキ!!

すさまじい音をたててアーマーがはぎとられてゆく。
「いや、だめ! やめて!!」
「ふふふ、まるでカニの甲羅をはがす見たい、楽しいわ」
(あ、う、うそ、お父様の造ったアーマーが、無敵のアーマーが……)
武骨なアーマーが全て剥ぎ取られると、中からは体の線がくっきりと浮かびあがるようなピッチリとした、ピンクのボディスーツ一1枚だけ身に付けた、少女が出てきた。
少女は城崎ユミナ、彼女自身には何ら特別な力もないごくごくありふれた女子高生である。

「あらあら、こんな可愛い子が出てくるなんてね」
くすくすと笑うレディの横でレリーナはつまらなそうにつぶやく。
「ねえ、お姉さま、さっさと殺しちゃいましょうよ」
195リクエスト、まとめ  5/8:2009/01/18(日) 23:05:49 ID:iNarUcPm
その言葉に少女は一瞬ピクリと反応する。
「駄目よレリーナ、そんな勿体ないことしないわよ」
そう言うと、重力波で身動きできずに地面にあおむけで倒れたままになっている、少女の元に近寄る。

「どう? 悪に倒される気分は?」
その言葉を聞き、キッとした表情でユミナはレディを睨みつけた。

「ま、まだ負けたわけではありません!!」
「へえ、言うじゃない……、これでも?」

ギュゥ!
「うっ!!」

レディはつま先で少女の腹を踏みつぶす。
「あら? 思ったより硬いわね、あなた相当鍛えてるでしょ?」
ぐいぐいと腹筋の感触を楽しみながらニヤニヤとレディは笑う。
ボディスーツを身にまとっているとはいえ、それはほとんど水着みたいなものだ、
ぴったりと体がコーティングされて、体の線などはっきりとあらわになっている。
「うっ! ……、あ、当り前です! 貴方達を懲らしめるために――ああっ!!」

グゥゥ!!
さらにつま先に力を込めてレディはユミナの腹を踏みつけた。
薄いボディスーツはダメージを吸収することなく、ダイレクトに腹部へとダメージを通す。
「さてと、どこまで耐えられるかしら」
鼻歌交じりでレディはグリグリとユミナの腹を踏みつける。
腕一本動かせないユミナはただただ、その責めを耐えるしかなかった。
(く、苦しい、でもこの程度で悪に屈するわけにはいかない!!)
吐きそうになるのを何度もこらえながら歯を食いしばりユミナは必死にレディの踏みつけに耐え続ける。
196リクエスト、まとめ  6/8:2009/01/18(日) 23:06:28 ID:iNarUcPm
「レリーナ、こっちに来なさい、一緒に『パラシュート』やるわよ」
「はーい、お姉さま」

『パラシュート?』 ユミナは疑問に思い、その疑問はすぐに解消される。

ピョン
ドスン!

レリーナはジャンプすると、思いっきりユミナの腹を踏みつけたのだ。

「ガァ! ウ、ウエエエ……」
全体重を乗っけたその一撃に、遂に堪えきれずにユミナは激しく嘔吐する。
吐瀉物がビチャビチャと飛び散らせながら、ユミナは激しく痙攣する。

「ひ、どーい、レリーナはそんなに重くないもん」
頬を膨らませながら、グリグリと苦痛にゆがむユミナの顔を踏みつけるレリーナ。
と、
パシン!
乾いた音があたりに響きわたる。
「レリーナ、誰が顔を踏めと言いました?」
「ご、ごめんなさい、おねえさまぁ」
しかしスコーピオン・レディは冷やかな顔でネコ少女を見る。
そして、
「ダンザイダー貴方にチャンスをあげます、この娘と闘いなさい、勝ったら私たちはここで引き揚げてあげます」
思いがけぬレディの発言にユミナとレリーナは唖然とした表情をする、だが、かすれるように承諾の言葉を吐いたのはユミナの方であった。
レリーナも渋々承諾する。
「よろしい、お互い全力で闘いなさい、先に闘えなくなった方の負けよ」

レディは残酷に宣言し、ユミナは重力波を切られてよろよろと立ちあがり、
最初に、レディを睨み、次に正面に立つネコ少女を睨みつけた。
197リクエスト、まとめ  7/8:2009/01/18(日) 23:07:13 ID:iNarUcPm
口端の汚れを手でふき取りながらヨロヨロとファイティングポーズをとるユミナ。
ソレを見てレリーナはにやりと笑う。
(ふん、ぼろぼろの癖に、いいわ、散々痛めつけておネエ様に後で褒めて戴くんだから)
にやりと笑うと肩で息をし立っているのもやっとのユミナに優しく微笑む。
「思いっきり痛めつけてあげるわね」
「……ば、ばかにして!」
ブン!
ユミナはパンチを繰り出すが足元がおぼつかなく大振りパンチは容易にレリーナに避けられてしまう。
「なにやってるの? 殴るって言うのはねぇ……こうよ!」
ドス!
「うグゥ!!」
大ぶりに成り体勢が崩れた所に情け容赦ないレリーナのボディブローが叩き込まれる。
ボディスーツ越しにもはっきりと、鳩尾に叩き込まれたのをレリーナは感じ取った。

「イエーイ、大当たり―」
前屈みになり苦しそうに息を吐くユミナを見ながら嬉しそうに拳を振り上げるレリーナ。

「う、うう、ま、まだ、まだです!」
そう言うとレリーナを睨みつけてユミナはよろよろと立ちあがり、レリーナを睨みつける。
「ちぃ、しぶといわね、じゃあ、此れならどうよ!」
ドスゥ!
「あがぁぁ……」
再びユミナの腹部を強烈なボディブローが襲った、今度は一撃で無く、何発も叩き込まれてゆく。
堪らずユミナは体をレリーナに預けるように倒れこむがレリーナは今度はそのまま抱きとめたまま今度は脇腹にパンチを叩き込む。

いくら普段鍛えているとはいえ先に述べたが、普通の女子高生にすぎないユミナはとっくに限界を超えていた。
吐く物が無くなった口からは、ダラダラと胃液が流し続け、段々と目の焦点が合わなくなってきている。

「あら、何あんた殴られて感じてるの?」
ピッチリとしたゴム製の様なスーツ越しに、ピクンとユミナの乳首が立っているのを発見したレリーナは、それをグイィ、と、引っ張った。
198リクエスト、まとめ  8/8:2009/01/18(日) 23:08:40 ID:iNarUcPm
「ああああぁぁぁ!! い、痛い!! や、止めなさい! 卑怯です!!」
体の急所を捻られてユミナの口から絶叫が上がる。

だがレリーナはにやにや笑うだけでそれを放そうとしない。
「ほーれほれ、このまま千切っちゃおうかなぁ?」
「い、いやああぁあ、はなしなさい……」
(このまま本当に千切られて仕舞うんじゃ無いのか?)
そんな恐怖がユミナを襲う。

何とか手を振りほどこうとするがレリーナはその手を決して離そうとしない。
「うるさいわねえ、ほら!」
ドスゥ!
「ハァぐあぁ!!」
片手で急所を支配しつつ、もう片方の手で腹部へとパンチを繰り出すレリーナ。
(も、もう駄目、これ以上、お腹を叩かれたら死んじゃう)
「ま、まいり……まし……」
ついに抵抗を止め、少女は力尽きようとする。
「ん? なんか言った? 聞こえないんだけど?」
「参りました、私の負けです……」
力なく敗北を少女は受け入れる。
「ふふん、解れば良いのよ、じゃあこれご褒美よ」
ブン!!
ドボォ!

「――――!! ―――! …………」
とどめの一撃が情け容赦なく少女の腹へと突き刺さった。
声にならない悲鳴をあげて、少女はゆっくりと崩れ落ちてゆき、
ここに今日一つの正義が無残にも砕け散っていった。
199名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 23:10:59 ID:iNarUcPm
以上です。

義経の話とか、デビロットの話とか出来たら折を見て描きに来ます。

ではまた〜。
200名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 23:50:53 ID:86T9ZX24
うぉお乙でした!
201uiii:2009/01/19(月) 00:37:55 ID:SVLq6AKH
中世に発見された新大陸。そこは、近代文明と、古代文明との戦いの場所であった。
海外植民地を推し進める近代諸国。それに対抗するのは、まだ未開の地で古代文明を継承するインディアン達であった。
「いたぞ!射撃開始!」
今日も新大陸の密林で、土地を守ろうとするインディアンと、植民地化を進める近代諸国との戦いが繰り広げられていた。
インディアンは密林の土地勘を武器に、ゲリラ戦を行う。
ザク!
「ぐは!」
男戦士達の槍が果敢に突かれ、近代諸国の軍勢に多大な被害を与えた。
そのころ、別の戦場でもゲリラ戦が行われていた。
近代諸国軍を待ち伏せする十数人のインディアンの部隊。そのリーダーは女だった。
黒髪を背中で束ね。猪の革で作ったとおもわれる茶色のスカートとと、動きやすさを追求した上着を羽織っていた。
しかし、機動性を追求したためか、上着は胸のすぐ下までしか長さがなく、女の6つに割れた腹筋を大胆に露にしていた。
だんだんと敵軍がせまり、女は部下十数人に「まだ待て」と合図する。敵を引きつけているのだ。
そして敵軍が、インディアンの伏兵部隊の目の前まで来たとき、
「いやー!!!」
インディアンの女隊長が奇声を上げて突撃を開始すると、それを合図に部下たちが一斉に敵軍に襲いかかる。
「うわ!伏兵だ!」
敵軍は奇襲に大いに混乱し、次々とインディアンの槍に貫かれていく。
ザク!
「ぐはっ!」
形成は圧倒的にインディアン優勢。そう思われたそのとき
ドキュン!!
一発の銃声と共に、インディアンの一人が倒れた。額には風穴があいている。
ドキュン!!ドキュン!!
「ぐへ!!」
「ぎゃは!」
さらに銃声。ばたばたとインディアンが倒れる。
女インディアンは必至に目を凝らすと、敵軍が知らぬ間に自分たちを包囲していたのだ。先ほど奇襲していた部隊は囮だったのだ。
完全に包囲されたなか、仲間のインディアンが次々と撃ち殺されていく。
「いいか!隊長格の女だけは殺さず生捕りにしろ!」
と、遠くから声が聞こえてくるが、女インディアンには異国の言葉。当然理解できていない。
ただ、女インディアンは包囲している近代諸国軍に突進をかけ始めた。仲間のインディアンもそれに続く。
しかし、近代兵器を用いる諸国の軍勢に、インディアンを次々と殺されていく。
そしていつの間にか、女インディアン一人となった。
「いやーーーー!」
それでも突撃を止めない。
「あの女を生捕りにしろ!」
その言葉と共に、敵軍兵士は銃っを捨て、女インディアンに襲い掛かる。
インディアンは武器をもたないもは攻撃しないフェア精神がある。女インディアンは、敵兵士が銃を捨てるのを見るや、血のついた槍をすて拳で応じる。
数人の諸国軍の兵士相手に、女インディアンはたった一人で挑んだ。
諸国軍の兵士達は女インディアンを包囲して殴りかかる。
ヒュン!!
と拳が空を切り、そのまま女インディアンの6つに割れた腹に当たる。
パチン!!
しかし、諸国軍の兵士の拳は、女インディアンの腹筋の前にはじき返され、代わりに女インディアンの反撃にあう。
「ぐは!」
女インディアンは兵士の股間にけりをお見舞いした。
そして、次々と襲いかかる諸国軍の兵士に猛烈な拳をあてて、一人、また一人と倒していく。
「もういい、退け!」
その声と共に、兵士が後ろへ下がる。
「さすがわ、伏兵を預かるまでのアマゾネスだ」
どこか気どった声の男は兵士達の間から現れた。
絹の軍服を着た、色白な大男。青い目をした二十代後半と思われる男だ。
「今度は俺が相手だ。部下の借りをしっかりと払ってやるぜ」
女インディアンは無言のままその大男に挑む。
202uiii:2009/01/19(月) 01:06:45 ID:SVLq6AKH
インディアンは言葉を持っていない。
そのため、いつもは無言で、わずかなジェスチャーでやり取りをする。
女インディアンはどれほどの強者と戦うときも、恐れや、退けをとる、というジェスチャーを取ったことなどなかった。
しかし、今だけは別だ。自分の向かう大男に、今まで相手にしてきた男たちの何倍もの強さを感じ、掻いたことのないヒア汗を掻いていた。
それでも女インディアンは突進する。
そして、渾身の力を込めた拳を突進の勢いに乗せて大男の顔面めがけて放つ。
「おっと」
しかし、見事にかわされ、大男が女インディアンの懐に入り込む。
腹に来る、そう思った女インディアンは腹筋に力を入れる。
女インディアンは自分の腹筋に自信を持っていた。どれほど力のある男たちも彼女の腹筋を一度だりとも破ったことがない。それが彼女の自信の源であった。
しかし、
ズム!!!
「うっ!!!」
視界が一回だけ大きく揺れ、思わず片手が口を覆う。
「おげぇぇぇぇ!!!」
何かが口からでてきた。透明な液体だ。のどの奥から込み上げて止まらない。
女インディアンは動揺して大男を見る。
すると、大男から右腕がこちらに伸びていた。その腕をつたっていくと、拳が女インディアンの臍に突き刺さっている。
こんな経験、女インディアンにはなかった。
自信の腹筋が破られ、無様にも胃液を吐き出すなどという屈辱を。
「うおおおお!!!!!」
こうなると、インディアンはやけになる。
女インディアンは口から胃液をたらしながら、拳を握り、再び大男に殴りかかる。
たとえ腹を殴られていたとしてもまだ十分に動けるのだ。
「へえ、頑丈だね!」
大男は再び女の拳を交わすと、今度は右ストレートを女インディアンの臍と鳩尾の間に叩きこむ。
ズサ!!!
「うごぉぉぉぉぉ!!!」
女インディアンは苦しげに目を大きく見開き、さらに口から胃液を吐きだす。それでも、攻撃を止めない。
「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」
奇声と共に、再びこ拳を放つ。
「よわいな」
男はまたも拳を避けると、伸ばしきった女インディアンの腕をつかむとそのまま背負い投げのような形で投げ、地面に強く叩きつけた。
「ぐほ!!!」
女インディアンの苦痛の呻きが響く。
「しばらく寝てな」
大男は、仰向けに地面に倒れる女インディアンの鳩尾に、すかさず全体重をかけたパンチを突き刺す。
ドス!!!!
大きく響いた鈍い音。女インディアンはこの音をよく聞く。槍が人間を貫く音だ。
「ぐ・・・・は・・・・・」
今、女インディアンには、拳という鏃が鳩尾に突き刺さっていた。
女インディアンは「信じられない」という目で、大男の、自分の鳩尾に向かって伸びる腕を苦しそうな表情で凝視する。
見えるのは腕だけ。拳は自分の大きな胸で見えない。いや、胸がなかったとしても、男の拳は、手首が埋まるほど、女インディアンの
鳩尾に食い込んでいたから見えないだろう。
女インディアンは苦しみながら意識を失う。
「よし。女を基地に運べ」
「は!」
大男が兵士に命じると、気絶した女インディアンを諸国軍の基地へと連行していった。

203名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 01:07:21 ID:SVLq6AKH
ドズ!!
「うぐ!!」
激しい痛みに女インディアンは目を覚ました。
「よう、おきたか、アマゾネス」
先ほどの大男。男の拳が女インディアンの臍にめりこんでいた。
「いくら経っても起きねえから、おれがおこしてやったぜ」
男は不気味な笑顔を作る。
殺してやる、女インディアンは暴れようとするが、体が動かない。
よくまわりを見れば、女インディアンは壁に鎖でつながれていた。
両手、両足とも、壁から生える鎖につながれ、一切の動きを封じられていた。
「いいか、アマゾネス。俺の質問に答えるんだ」
しかし、女インディアンに異国の言葉は通じない。
「お前たちのゲリラの本隊はどこだ?」
「・・・・・」
「答えろ!!」
大男の拳が、鳩尾に突き刺さる。
「ぐほぉぉぉぉ!!!」
先ほどは地面と拳とのサンドイッチで気絶したが、今度は壁と拳のサンドイッチだ。しかし、気絶するほどの威力ではない。
しかし、気絶できないぶん激痛を直接感じる。
「うげぇぇぇぇ・・・・」
我慢できず、そのまま胃液をぶちまける女インディアン。
「もう一度聞く。お前たちゲリアの本隊はどこだ?」
「・・・・・」
しかし、沈黙する。しもともと言葉のないインディアンに、質問は無意味なのだ。
「いい度胸じゃねえか」
しかし、初めてインディアンの捕虜を持った彼らにそのことが理解されてはいなかった。
「もう一発くらえ!!!」
ドス!!!
「うぐ!!!」
今度は臍。6つに割れた腹筋など簡単に突き破られ、内臓を圧迫し、大量の胃液を口から噴出させる。
「うげぇぇぇぇぇぇ!!!」
「まだ吐かねぇか、この女!!!」
今度は臍と鳩尾の間。
ズム!!!!
「うごぉぉぉぉぉ!!!」
苦しい、そううめき声と目が訴えていた。それもそのはず。生まれて初めて腹を攻められているのだから。
自信に満ちた腹筋で固めていたはずの腹を、いとも簡単に。
これは、女インディアンのとって屈辱のほかない。
しかし、屈辱は終わらない。
いいだろう。俺の恐ろしさ、教えてやる。
204uiii:2009/01/19(月) 01:29:46 ID:SVLq6AKH
すでに女インディアンの腹は限界に近い。
この状態で、大男の本気のパンチを食らうなんて、想像を絶するだろう。しかし、女インディアンは
言葉を理解できないし、話すことも出来ない。この時点で、彼女の運命はきまっていたのかもしれない。
「くらえ!!!」
どす!!!
「はう!!!!」
大男のパンチは臍に深くめりこみ、女インディアンは今までに放ったことのない女っぽい叫び声を上げた。
「いい声だ!次!!」
ドス!!!
「きゃうん・・・・・・!!」
今度は鳩尾。しかも、放たれた右拳が完全に女インディアンの中に突き刺さっている。
「こいつももらっとけ!!!」
鳩尾に右拳を突き刺したまま、大男は左ストレートを女インディアンの臍にめり込ませ、そのまま突き上げる。
「ひゃひぃぃぃぃぃぃん・・・・!!!」
子犬のような鳴き声と共に、女インディアンの体が30pも浮いた。
全ては臍の突き刺さっている拳が上に突きえげられたからだ。
しかも、女インディアンの体にめりこまれた二つの拳はどちらも抜かれる様子もなく、女インディアンは30pも
浮いた状態のまま動かなかった。
唯一変わったのは、大男の拳にさらに力が入り、奥へ、奥へと拳を進行させたことだ。
二つの拳が内臓を圧迫する。
「く・・・はぁ・・・・・!!!」
女インディアンは悲痛のあまり目を大きく見開き、涙を流すと苦しそうに天を仰ぐ。
もし言葉で、「苦しい、やめて、なんでも話す」と言えれば彼女はどれほど楽になれるだろう。
みちみちと音を立てながら男の二つの拳は鳩尾と臍から侵入してきて、ついには手首が完全に埋まるところまできていた。
それでも男の拳の侵攻は止まらない。
「きゃうぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
苦しい!!!そう言わんばかりに女インディアンは狂ったように体を動かすが、鎖に繋がれて身動きが出来ない。それでももがく。
あまりの痛さと苦しさが、本能をあらわにさせ逃れようと体を動かすのだ。
「無駄だぜ、どうせお前はここで死ぬんだ。だったら、おれの部下の痛みを知ってからしね!!!」
大男は、女インディアンに聞くのは無駄だと悟ったらしく、ついに女インディアンの運命を決定したようだ。
大男にはどれほどの力があるのだろうか。手首までめり込ませた両拳をさらに奥へ、奥へと侵攻させていく。
「おげぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
当然、女インディアンは激痛のあまり大暴れし、その動き全てが鎖に吸収させ、込み上げてきた胃液は際限なく噴水のように、びちゃびちゃ、と
音を立てて噴き出してくる。
「きゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」
女インディアンの、死にたくない、という本能が声に現れてきた。
「痛いか?痛いだろ?俺の部下も、お前たちにその悲鳴を上げさせられて死んでったんだ。お前もその声を響かせて
死ね!!!!!」
ズボッッ!!!!!!!!
「きゃひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!」
手首から1pほどしかめり込んでいなかった二つの拳が、一気に侵攻し、内臓と胃を押しつぶした。
「おげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」
最後の断末魔と共に、女インディアンは口から赤い液体を噴水のようにぶちまけ、死んだ。
死んだ死体からやっと、大男の拳が引き抜かれたが、
「へ、もらしやがったぜ」
女インディアンの死体からは、黄色い液体がこぼれていた。
死んだことにより、筋肉が緩んだのだろう。
最後の最後まで屈辱にさらされた女インディアンは、その後、諸国軍に敗北したインディアンの死体と
共に焼き払われ、灰は海に捨てられた。
205uiii:2009/01/19(月) 01:34:03 ID:SVLq6AKH
名前は知りませんが、おっしゃる通りです。リクエストどおり、女戦士で書きました。
今後はこのようなことを避けるために、私が書けるものを言います。
・時代は中世から現代までで、腹を殴られるのは白人か日本人だけ。
・腹筋の強さは、引き締まっている、までが最大です。6つに割れる、のは私の趣味ではありません。
・デブの女はみなさもんもでしょうが腹ぜめの対象外です。
この3つの条件を満たしていれば、なんとか書けると思います。
注文が多いですが、よろしくおねがいします。
206名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 01:47:06 ID:N+Vbi8O6
>>199
GJ!
これだ!俺が読んで見たかったのはこういうのなんだよ!
ピッチリスーツにバトルにそして何より最期の敗北!
うん読みたい要素が過不足無しに込められてて嬉しい限り、乙です!
207名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 07:33:46 ID:rwV6rlpi
これはネ申と呼んでいいのではないか
208名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 10:29:47 ID:E2JUpRJj
二人ともGJです!
二次専門ですが私も何か書いてみようかな・・・
209名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 11:14:36 ID:h8gtn3Sr
>>13
再臨をいつまでも待つぜ
210なんたらファイナル   1/11:2009/01/21(水) 11:35:17 ID:41I8FkWx
何時からソレは其処に在ったのであろうか?
見るモノ総てを威圧し、近寄ることすらも許さぬ、そのような雰囲気がソレには在った。
それは『城』で在った。 
ただの城ではなかった。
だが今は住む物なき城であった。
古の折に人外の物が居を構え、人ならざる物どもが集まる場所。
そのような場所であったと言う。
其処に居を構えるものは残虐非道の限りをつくし、
城の堀はいつも朱に染まっていたと言う。
何時も城の中は怨嗟の声で満ち満ちていたと言う。
いくら時が過ぎたであろうか?
ある日突然『城』より主が消えた。
より強大な力を求め、
自らの存在より強大な存在に挑み、
敗北し、姿を消したと言う。

其れは1000年以上昔の真実を知る物無き物語。

だが今この城に再び主が戻ってきた。
主の到来を待ちわびていたかのように城の明かりと言う明かりがすべて灯り、
城下に住む人々の目にもそれははっきりと見て取れた。


城の主は、
おもむろに口を開くと
一言つぶやいた。

「よ、ようやく終わりましたわ…っ…」
……、城の主は両手には箒を、尻尾で塵取りを、そして左右のドリル(金髪立てロール)でハタキを使い掃除を行っていた。
…………割烹着姿で。
「わが栄光あるビュンデンヒュルム城がゴミ箱見たくなっていたなんて……」
主はペタリとその場にしゃがみ込む。
「覚えてらっしゃいデビロット!! お父様の城をこんなにして!!!」
城の主である魔族の少女は大声で叫んだ。
デビロットとの壮絶なボディ・ブロー対決を制した少女は約束通り城を取り戻していた。
211なんたらファイナル   2/11:2009/01/21(水) 11:36:19 ID:41I8FkWx
だがそこは城と言うよりゴミ溜めであった。
食べ散らかした物や、脱ぎっぱなしの服や下着、その他良く分からない物で満ち溢れていた。
其れを少女は全て片づけていたのである。
たった一人で。

「い、今は一人でも、いずれ大勢の者達が私の噂を聞いてやってきますわ!!」
何もない空間をキッと睨みつけると、大声で独り言を言う少女。
「きっと私が返ってきたことを知ったらかつての部下たちが戻ってきますわ! 何と言っても私は――――」

リンゴーン。その時突然来客を告げる鐘が鳴る。

「名門―――って、誰か来ましたわ? はっ! 早速かつての部下達が来たのですわね!
ん、んん、喜び勇んで出てはいけませんわ、努めて冷静に」

リンゴーン。
「はいはい」
いそいそと少女は割烹着を脱ぐときちんとしまい、一人芝居を止めてドアへと向かった。
帰られてしまえば身も蓋もないからだ。


「どちら様かしら?」 思いっきり冷たく言い放つ演技をすると、
ドアの外にはぽかんとした顔をした子供たちが大勢いた。
「えっ? 人間の子供? 貴方達何者ですの?」
「おねえちゃんこそ誰? デビロットお姉ちゃんは?」
ピシリ。

聞きたくない名前を聞き少女の顔に何かが走る。
「な、私はこのビュンデンヒュルム城の正式な城主ですわ!」
「ジョウシュってなに?」
「ここデビロットお姉ちゃんのお城じゃないの?」
如何やらデビロットは城下の子供たちと頻繁に遊んでいたらしい。
城に明かりが灯り子供たちはてっきりデビロットが来たものだと思って城にやってきたのだと言う。
212なんたらファイナル   3/11:2009/01/21(水) 11:37:08 ID:41I8FkWx
「なんだ、デビロットお姉ちゃんじゃないのかぁ」
子供たちの口から次々と残念そうな声が上がる。
(むっ! イケマセンワ、ここで領民たちの心をつかんでおかねば為政者として失格ですわ)
そう呟くとこほんと咳払いをして、少女は子供たちの方を向く。
「わ、私があなた方と遊んであげてもよろしくてよ?」
「え、ほんと!」

今度は子供たちから一斉に歓喜の声が上がった。
その様子を見てうれしそうに頷く少女。
少女のお尻ではピチピチと尻尾が揺れている

「もちろんですわ、何といっても私はこの城の正式な主―――」

ぎゅうぅぅ。

「名前をゼ、――にゃぁぁア!!

突然尻尾を掴まれた少女は大声を上げる。
「なっ! 何をなさいますの!?」
慌てて後ろを向くと其処には、一匹の猫を抱いた、少女が立っていた。

どうやら目の前でビチビチと揺れる尻尾に興味を持ったらしく猫の手が出たらしい。
いや、前足か? いずれにしろあまりの驚きぶりに飼い主は自分の猫を叱りつけた。
「こらポチ! ゼニャアお姉ちゃんが困ってるよ!」
「……尻尾だ……、お姉ちゃんも魔族なの?」
―― ゼニャアじゃ無い ―― そう言おうとしていたゼニャア(仮)は
ちょっと涙目になりながら尻尾をなでている。
(そうですわ、ここで私が魔族だと言う事をシッカリとアピールせねば)

「そうですわ私は偉大なる魔族の中でも名門の―――」
「ゼニャアお姉ちゃんは下の方の魔族なんでしょ?」
「ゼ――、WHAT?」
突然の物言いにゼニャア(仮)は目を見開きその質問をした少年の顔を見つめた。
「だって、デビロットお姉ちゃんが言ってたよ」
「魔族は胸が小さいほど偉いって」
確かに胸の小ささで位が決まるなら、
子供達が彼女の胸を見て下っ端と思うのも当然であった。

はぁ、デビロットの戯言のせいで少女はどっと疲れが出てきた。
213なんたらファイナル   4/11:2009/01/21(水) 11:38:12 ID:41I8FkWx
そんな様子を見て子供たちは心配そうな眼でゼニャア(仮)をじっと見つめる。
「疲れてるのお姉ちゃん?」
「もしかして留守番してたの?」
「じゃあみんなで留守番手伝ってあげる!」
「わーい、賛成!」

子供たちは口々に勝手なことを言い合うとパタパタと家の中に入って来た。
「ちょ……! 靴、こら! 其れは良い壺ですのよ!」
慌てて追い回すが子供たちは勝手知ったる自分の城、せっかく片づけた所をどんどん汚してゆく。


こうして1000年前は人々に恐れられた城はすっかり子供たちの遊技場と化していた。


「じゃあ次は、かくれんぼしよう!」
「わーい、賛成」
「お姉ちゃんが鬼ね!」
「100だよ!」

「えっ?」

「わーい、逃げろ!!」
ばたばたばた……。
慌ただしく走り去っていく子供たちを見送り唖然とする少女。
「な、なんなんですの!? ……まあ、此れも為政者として領民を統治するために必要なことですわ……」

ハぁ、とため息をつくと少女は100まで数え、とぼとぼと隠れた子供たちを探しはじめるのであった。
214なんたらファイナル   5/11:2009/01/21(水) 11:39:01 ID:41I8FkWx
とは言え彼女には『生物探知』のスキルがある。
ちびっ子など探し出すのは容易であった。 
「ちぇっ、みつかったかぁ」
「すごい、お姉ちゃんかくれんぼの天才」
「うへぇ、みつかっちゃったぁ、すごいやぁ……」
子供たちは驚嘆の声を上げる。
広い城のあちこちに隠れたちびっ子たちを次々に捕獲してゆく少女。
後、残すところは先ほど猫を抱いていた少女一人となった。
「シェイラは隠れるの上手いから、いくらお姉ちゃんでも難しいぜ」
少年の一人が我が事のように自慢する。
「ふふん、いくら隠れるのが上手かろうが私には通用しませんわ、なぜなら私は
魔族の名門ゼ―――!?」

得意げにシェイラの居場所を『探知』しようとした少女はギョッとする。
この城に明らかに他の誰かが侵入していたからだ。
しかもそれは、
人間ではなかった。

(お父様の元部下……? いえ、この感じは違いますわ……)
ぐっと拳を握り締めると少女は子供たちの方を向きなおる。

「いい事貴方達! 私が戻るまでここを離れてはいけませんよ!!」
キッとした、険しい表情に子供たちは一瞬びくりとなると、皆おずおずと頷いた。
「うん、いい子にしていたら私が後で特製のお菓子をあげますわよ」
「わーい」

子供たちのはしゃぐ姿を見てうれしそうに頷くと、少女は気配の主へと向かい走りはじめた。

(何者かは知りませんが私の城に無断で来るなんて許せませんわ!!)
走りながら少女は自らを覆う簡易のドレスを脱ぎ捨てる。
その途端影がヌルンとまとわりつく、胸と腰の周りにまとわりついた、それはまるで下着のような形状を造り、少女の体に張り付いた。

背中には蝙蝠のような羽を生やし、頭には山羊を思わせるような角が生え、
体はごく僅かに彼女の大事な部分を隠しているだけで、ほぼ裸である。
それは典型的な魔族の闘争用スタイルであった。
215なんたらファイナル   5/11:2009/01/21(水) 11:40:30 ID:41I8FkWx
走っているうちにその存在はすぐに発見できた。
棍棒を手に持った、巨大な人食い鬼 ――― オーガである。
およそ人里に下りて来るような事は滅多に無い生き物である。

「何かと思えばわが城に迷い込んでくるとは、今は来客中ですわ、さっさと――」
「GYGUHYHHH!!!」

少女がオーガに恫喝するや否や、叫び声をあげてオーガは真っすぐ走り寄って来た。
口を大きくあけ、明らかに敵対的な意思を見せている。
「ふん、たかだがザコ一匹私の魔力で―――!?」

魔法を発動させようとしてピタリと少女は動きを止める、今まで気づかなかったがオーガのすぐ後ろにシェイラが座り込んでいるのだ。
このままではシェイラも巻き込んでしまう。

「くっ!!」
魔法を止めてオーガに向き直る少女。
間一髪のところで、振り下ろされた棍棒を避けると、床が粉々に砕け散り、破片が少女にいくつかあたった。
「!? ゆ、ゆるせませんわ!!」
自分の城を破壊した侵入者に、改めて敵意を向ける少女。
(兎に角こいつをあの子から引き離さないと)

バシン!

体勢の崩れたオーガに強烈なローキックを叩き込む。
ごつごつとした岩をけるような感触が少女の脚に走る、蹴られたオーガはギロリと少女を睨むと右手を大きく振りかぶった。
ブン!! 少女は咄嗟に身をかわす。
少女の腕ほどもある指が目の前で空を切る。
(あんなもの受けたら一たまりもありませんわ!)
少女の全身に冷や汗が一気に流れた。
「どうしましたの? 私はここですわよ」
パンパンと手を打ちならしオーガを自分の方へ引き寄せる。
216なんたらファイナル   7/11:2009/01/21(水) 11:41:44 ID:41I8FkWx
ひときわ大きな咆哮をあげ、少女へと襲いかかるオーガ、だがその攻撃を少女は間一髪でかわし続けてゆく。
「ふふふん、うすのろなオーガさん、こっちですわ」
ひらひらとまるで羽のように舞う。

だが、内心は焦りで一杯であった。
(先ほどの感触だと私の打撃は通用しそうにありませんわ)
そうなれば魔力を叩き込むしか無いが強い魔力を城の中で使えば自分も巻き込まれるかもしれない。
「と、なれば拳に魔力を貯めて叩き込むしかありませんわね」
少女はぎゅっと拳を握りこんだ。
「もっと、もっと練りこめなければ……!」
腕に魔力を集中していたまさにそのときだった、

ヒュン!

凄まじい勢いでオーガの腕が振り下ろされ、それをかわそうとしたときに何かに足を取られてその場に派手に尻もちをついてしまう。
「な、何が――!?」
起こったか分からない、そう思ったとき足元のそれがこの城の前の住人だったものが脱ぎ散らかしていた洋服であるのに気がついた。
「くっ、あの――!」 悪態をつこうとしたまさにその瞬間。
ドボォ!!!
「ぐっ!? アアアアァァァー!!!」
オーガの巨大な手が少女の腹に直撃した。

柔らかな腹部はとてもオーガの拳を防げるものではなく、
凄まじい衝撃にビクンと大きく体をのけ反れせると、悲鳴と共にゴボゴボと口から胃液を巻き散らかした。
「あ、あががが……」
お腹を押さえて倒れこむ少女に再びオーガの一撃が襲いかかった。

ドスッ!!!!

「グアァァァァ!!!!」
ものすごい衝撃が再び少女の腹を襲った、巨大な拳が腹にめり込む。
まるで内臓のすべてが口と肛門より飛び出すかと思った一撃である。
217なんたらファイナル   8/11:2009/01/21(水) 11:43:30 ID:41I8FkWx
「し、しぬ……、このままでは殺され……」
ズルズルと這うようにしてその場を逃げ出す少女。
が、
ガシ!
無慈悲にその脚が掴まれる。
「ひぃ……」
小さな悲鳴が上がるのと同時に、
ブン!
まるで小さな子供が人形を振りまわすかのように、少女は傍の柱に腹を思いっきり叩きつけられる。
「おぶぇぇぇっぇ!!!」
腹の中で内臓が凄まじい勢いでつぶれる感触が走り、
ゴボリ。
口から血反吐が飛び散る。

そして、

ビチャビチャ。

堪え消えず少女は下半身より強制的に排泄をしてしまう。
「あ、ああぁぁ…………」
床に汚物を撒き散らし、口からも激しく嘔吐をしながら少女はがっくりと脱力をする。
(あ、あ、お腹が、お腹の中が壊れてしまいますわ……)
だが、オーガは闘う力をなくし動けなくなった獲物の足を離さず、
じっと見つめる。
「ううぅ、このまま私殺されて食べられてしまうのですね……」
ト、
ドサリ。

何を思ったかオーガは少女を少女自身の汚物と血反吐の中に投げ込んだ。
ビチョビチョとした液溜まりに落ち、いやな感触が少女の背中に当たる。

「な、なにが……?」
起こったかすぐにわかった。
オーガはまるで内臓を引き出すかのような勢いで腹に手を当てて捻り始めたのだ。
「!!! ――、―――!! ――!」
それは最早声にならない叫び声であった。
かすかに残った力で何とか脱出しようともがくが、オーガの手はピクリとも動かず、
ビチビチと跳ねまわる尻尾と共に自らの汚物がびしゃびしゃと跳ね跳び、少女自身の体を汚すだけであった。
218なんたらファイナル   9/11:2009/01/21(水) 11:45:17 ID:41I8FkWx
「ギャァァァ!! く、苦しい、タス、助け……!」
口からは絶叫が漏れ、
絶望に少女は打ちひしがれる。

「早く、食べるなら食べてほしいですわ……」
少女が力なく言った言葉が聞こえたのか、オーガは腹を締め付けるのを止めて、
少女の柔らかなお腹に顔を近づける。
白く柔らかそうなお腹は今は見るも無残な赤紫に変色し所々黒っぽく変わっている。
間もなく牙が突き立てられて、お腹が食いちぎられるのであろうか?
すべてを諦めた時に少女ははっと気がつく、
自分が死んだらこの城に来ている皆が犠牲になってしまうと言う事に ―――

そう思った瞬間ほとんど力の入らない右手に、魔力が宿り始めた。
「そ、そんなに……」 かすれた声を少女は上げる。
右手の魔力は大きく膨れ上がり青い色の光に手が包まれた。
それを大きく開いたオーガの口に魔力のこもった拳を叩き込む。
「食べたいのならば、これでも食べなさい!!!!」

ドゴォォォオオ!!!
「GyoOOOO!!!!」
オーガの口からすさまじい悲鳴が上がる。
凄まじい爆発と共にオーガの顔が派手に吹き飛び、その衝撃で、少女は大きく吹き飛ばされて壁に叩きつけられた。

ゆっくりと倒れていくオーガを見て、最後の力を使い果たした少女はゆっくりと壁にもたれかかるように倒れてゆき、安堵の溜息を吐いた。

が、その顔がすぐに凍りついた。

もうもうと上がる煙の中、ゆっくりと起き上がって来たからだ。
「そ、そんな……」
驚愕する少女にゆっくりとオーガが近づいてくる。
今度こそ本当に指一本動かせない。
顔に大きなやけどを負ったオーガを見つめながら、少女は心の中で。
『願わくば、自分一人でオーガが満足してこの城を出ていきますように』 と、
何かの神に対し祈りをささげ、ゆっくりと意識を失っていった。
219なんたらファイナル   10/11:2009/01/21(水) 11:46:03 ID:41I8FkWx
「おい! 大丈夫か!?」
何者かの大きな声で少女が目をゆっくりとあける。
するとそこには依然デビロットと対決した時に自分の裸を見て鼻血を出して倒れた。
「デビロットの……使い魔?」
ふと気がつくと当のデビロットもいる。
そして子供たちがデビロットの周りを取り囲んでいた。
「あ、気がついた、ゼニャア姉ちゃん! スゲえんだぜ、デビロット姉ちゃんたちあの化け物あっという間に倒しちまったんだぜ!」

少女が気絶をし、あわやと言うところでユウ達が駆けつけて、一撃のもとでオーガを葬ったのである。
心配で見に来たちびっ子たちがちょうどそれを目撃したのである。

「デビロット姉ちゃんがいなかったら、姉ちゃん今頃食い殺されてたぜ!」
無論、倒したのはユウであるが子供達には関係ないようである。

「危なかったよ、デビロットが『お城に物を取りに行きたい!』って言いださなきゃ、今頃食べられてたよ」
ユウはそう言った後、『立てるかい?』と、手をそっと差し出す。
傷はスッカリ癒えていた。
どうやら直してくれたみたいだ、あの時自分を半死に追いやったあの娘が。

「自分で立てますわ!!!」
パシンとユウの手を振りほどくと自分で立ちあがる。

「ふーん、元気そうみたいね、じゃあ、みんな向こう行って遊ぼう」
そう言うとデビロットは子供たちを連れて別の部屋へと行ってしまう。
220なんたらファイナル   11/11:2009/01/21(水) 11:46:44 ID:41I8FkWx
「ご、ごめん、あ、あのさあ、少し休んでてた方がいいよ」
ユウは目をそらし、顔を真っ赤にしながらそう言うといそいそと部屋を出て行った。
気がつくとプリスも一緒に出て行っていた。


「……良いですわ!! 私は別に子供たちに好かれたくてやった訳では無いですわ!!」

ガランとした部屋の中、少女は大声を張り上げる、その眼からはポタポタと涙がこぼれていた。
「後で……もう一度……部屋を片付けないと……」
そう言いながら立ち上がると、じっと自分を見つめている少女と目が合った。
シェイラである。
「な、何をしてマスの? 貴方もみんなと遊んできたらどうですの?」
「違う……」
「へ?」
「ゼニャアお姉ちゃんも一生懸命怪物と闘ってた」

シェイラの言葉を聞き一瞬何を言われたか分からないと言う顔をしたが、すぐに、
「そ、そうですわ、私が先に痛めつけておいたからアイツも倒すことができたんですわ!」
大きく胸を張りながら嬉しそうに少女は話す。

「うん! ゼニャアお姉ちゃんだってすごかったよ!!」
シェイラは目を輝かせながら興奮して話す。
そんな彼女を見ながら少女はうんうん、嬉しそうに頷く。

彼女の喜びを表すかのように、尻尾がピチピチと、音を立てて揺れていた。

「フム、そうですわ、貴方に一つ言わなければいけないことがあります」
少女は突然改まった感じで話しかける。
そう言われたシェイラはキョトンとした顔で少女を見つめた。
「私はゼニャアなどと言うふざけた名前ではありません」
そう言うと得意げに胸を大きく張りゆっくりと息を大きく吸い込む。
「私の名前は―――」

ギュゥゥウウ!

「ゼ―――フニャアアア!!」

ピチピチと揺れる尻尾にポチが飛びつき、


シェイラが大きく勘違いして。
誤解は解けぬまま。

メデタシ、メデタシ。
221名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 11:48:37 ID:41I8FkWx
終わりです。

行数書き間違えてましたね、すいません。
ではまた〜。
222名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 02:21:01 ID:KUmm7T2P
ツンデレロリにオーガの超重打撃とか最高スグル
GJ!
223名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 13:38:18 ID:OXJ7UImC
最近、急に活気付いてきたような気がするぞ・・・!
224uiii:2009/01/24(土) 01:34:28 ID:T723Fiu1
みんなうまいですねwもう私も安心して引退できますwノシw
225名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 01:41:59 ID:u1qCJT7y
>>224
まぁあんだけハイペースで上げてりゃ息切れもするよw

ちょっと間を空けて、また書きたくなったらぜひ書いておくれ
226短編・アヤコの悶絶:2009/01/24(土) 08:03:30 ID:ZuXrEquk
誰も居ない学校の片隅にて、二人の少年と一人の少女が対峙している、少年達は空手使いで、少女はキックボクシングだった、部員がどちらも少くて統一せざる得なくなり、

部員がどちらも少くて統一せざる得なくなり、どちらにしようかで部員達は対立し、代表を決めて一対一の対決の筈だったのだが、卑怯にももう一人連れて来て居た

どちらにしようかで部員達は対立し、代表を決めて一対一の対決の筈だったのだが、卑怯にももう一人連れて来て居た

「いくぞ!」一人の少年がいきなり突っ掛けた、「卑怯よ!」と少女は叫ぶが、相手は容赦しない、何度かの攻防の後、ふと躱そうとして少女が石につまずき後ろに転んだ時
偶然にも、転んだ拍子で跳ね上がった少女の爪先が少年の股間に突き刺さった

「あがッ!ぐえぇぇ!」
股間を蹴り上げられた格好になった少年の睾丸がひしゃげたのか、はたまた潰れたのか少年は、嘔吐して倒れ込みうずくまったまま気絶した

気絶した少年を呆然と見つめてる少女、同じくもう一人の少年が駆け寄り股間を蹴られた少年の様子をみた瞬間逆上した
「まっ、まって保健室、きゅ、救急車・・おぶぅ!?」

逆上した少年は、少女の腹を思いっ切り殴ったのだ、腹の激痛によだれを垂らしながら動きが止まった少女の股間に蹴りを入れる
ガスッ!
「あぐぅ!」
「これはこいつの痛みだ!」

股間の攻撃に際して、致命的な男の子程では無いが、敏感な女性器を蹴られて、痛さの余り悶絶するが、髪を引っ張って無理矢理引き起こして今度は、下腹部を膝蹴りする、ボスッ!
「おぶぇえーッ!」
子宮の辺りに当たったらしく赤い顔から真っ青な顔色になり力が抜ける

227短編・アヤコの悶絶:2009/01/24(土) 08:18:16 ID:ZuXrEquk
更に屈み込もうとする少女を再び引き起こして、力一杯みぞおちにパンチを見舞った
ボッスゥーッ!!
「あがあああぁ〜!おぶぇ〜〜・・ゲェエェェェ〜・・」

遂に少女は、耐え切れず消化途中の昼の学校給食を胃液と共に吐き出した、未消化のニンジンとピーマンと鶏肉・・それらを盛大に土の上にぶちまけた
更にうずくまる少女の横腹に蹴りを入れひっくり返す
ガスッ!
「ぐぇ!うぶう!」
肝臓辺りにヒットし、少女は、更に内容物を吐き散らしながら悶える
仰向けにした少女の腹に踵で、蹴りを落とす、柔らかい少女の腹に少年の足が勢い良くめり込んだ、

ガッ!グニュウ!
「ゲッ!ゲェエェェェ!ゲホ!ガハッ!」
今度は、牛乳らしき液体を口から吹き上げて顔や胸元を汚す・・
何発か腹に蹴りを落とす度にポンプの様に液体が吹き上がりやがて赤い液体が出始めた頃ようやく少年は、冷静さを取り戻して

逃げ去った・・
その後、内臓破裂で瀕死の少女と睾丸が潰れてしまった瀕死の少年が発見され学校中大騒ぎとなった
228名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 08:20:08 ID:ZuXrEquk
ああ・・最初の奴コピペミスで「大事な事だから二回言いました。」状態に・・・駄文失礼しましたorz
229名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 09:27:52 ID:JmZsvuE9
出かける前に書いときたいから、ちょいとレスまたぐ。
ごめん。

>>224
エロパロ板に来てから、引退なんて言う程まだ長い時間過ごしてないだろ?

的外れだったら申し訳ないが、俺も同じような時期に落ち込んだ気がするから、
その時親切な人に貰ったアドバイスを君に贈ろう。
書くのも自由、レスをするしないも自由。
気楽に遊ぼう。
ここに書き込みはしないけど実は君のSSを読んでるって人は、意外に沢山いるよ。
俺も楽しんでる。

それと、まだ覗いてないようなら、控え室とか誤爆とか質問スレとか色々覗いて回るといい。
その気なら別スレ探してみたり、ふらりと戻ってみたり。
とにかく、マナーの範囲内であれば自分が楽しむのが一番。
ゆるーく行こうぜ。
230uiii:2009/01/25(日) 01:11:18 ID:mw56dt8K
了解
あなたも私の小説読んでくれました?
231名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 01:37:22 ID:wW1wdHXh
>>230
>>229 じゃないけど、読んだよ!抜いたよ!
インディアン娘腹筋やばい!エロい!シコッタ!!
232名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 02:53:29 ID:2/769ALb
去る者追わずだが、これだけは覚えて置いて欲しい、例え「GJ!」とレスを返さなくても、返されなくても、見てるだけと言う潜在的な協賛者も居るのだと言う事を・・

女「フッ・・我ながら良い事言ったわ。」
男「柄にも無い事言うんじゃねぇ!」
ボスッ!
女「ぐッ?グェ!?き・・貴様・・」
男「おらおらおら!」
ガスッ!
女「や、止めて・・さっき食べたばかりのラーメンが・・おぶぅ!」
ドスッ!

女「う・・うべぇ・・ビチャビチャ・・」
ボスウッ!!
女「おぶわあぁあ〜エロエロエロエロエロ〜」
女は、腹を執拗に殴られ、最後の一撃が、みぞおちに決まり拳が女の柔らかい腹にめり込むと、胃の内容物の全てを吐き出して、倒れた・・

233229:2009/01/25(日) 03:01:34 ID:vLAZWXoI
>>226
短いのもいいね。GJ。
ほんと最近活気あるなぁ。

>>230
もちろん。読んで、楽しんでるよ。
234名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 20:42:07 ID:8EmpuSS9
投下します。

ほぼ台本形式のバカネタです。
生暖かい目もしくはスルーでお願いします。
プロレス技、吐血、失禁等が嫌いな方もスルー願います。
続きません。
235叫べお前の必殺技 1/7:2009/01/27(火) 20:42:46 ID:8EmpuSS9
学園理事の娘で女医の鬼頭奈緒美。
担任でもないのに朝から教室に入って来た彼女が開口一番、告げた言葉でその日の授業は全てキャンセルされた。
「先生は昨日、カシオペア座の脇に小さく光る星を見た。ついに全国高校ギャラクシーバトルが開催される。
よってこれから本校に代々伝わる伝説のスカートを身に付けるに相応しい代表を決める。
本来は成績上位者のバトルロワイヤル形式で決定すべしと我が家に伝えられているが、
実は3日前にはもう光っていたらしいので、時間がないから上位2名の決勝戦をいきなり行おうと思う。
全員これから校庭に出るように。何か質問は? はい、優香子」
「それってどんな死兆星ですか? 先生もうすぐ死ぬんでしょうか?」
「死兆星は北斗七星の隣。先生が見たのはカシオペア座の隣だから死なない。
次。はい、もっかい優香子」
「伝説のスカートって頭悪そうなネーミングは誰がしたんですか?」
「うちのひいひいジイ様。立ったまま手を上げんでもよろしい。そのままの優香子」
「それってやっぱり、着替えてやるんですよね」
「うん。コトダマ発動用レオタード着用」
「決勝戦に拒否権はあるんですか?」
「無い」
「勝っても頭悪そうなスカート着なくていいですか?」
「ダメ」
「仮にそのギャラクシーなんたらに参加してもちゃんと単位貰えるんでしょうか?」
「優勝したらあげる」
「参加しても全然メリット無いようにしか聞こえないんですが」
「そもそもこの学園は、ギャラクシーバトル優勝を夢見る者たちの集う場所。何を迷う事がある。
夢に向かって突き進めよ乙女達」
「いや、ってゆーか正直私、在学中にギャラクシーなんたらの開催は無いと思って入学したんで、参加したくありません。
普通に大学行きたいです」
「参加しなかったら単位あげない」
「保健の先生にそんな権限ないと思うんですが」
「理事長の娘という立場を利用すれば校長に圧力かけ放題」
「どうしてそこまでイヤガラセするんですか」
「私が君に期待してるから。覚悟決めて行ってらっしゃい、生徒会長。はい、他の生徒は校庭に集合ぉ」
236叫べお前の必殺技 2/7:2009/01/27(火) 20:43:26 ID:8EmpuSS9
 数十分後、校庭に集まった生徒たちが2人の少女を囲んで大きな輪を作っていた。その中に鬼頭奈緒美の姿もある。
「ではこれから、伝説のスカートを賭けて決勝戦を行います。
実はもう他校から果し合いの申し込み続発で校長大変らしいから、2人は出来るだけサクっと決めて次に向かうように」
人垣の中心では、優香子が居心地悪そうにモジモジしていた。
「あの、そういう事なら私、辞退しますんで」
「棄権は認めません。他校の手前もありますから、相手が泡吹いて気絶するまでキッチリやっつける事。
では開始」
知らん顔の奈緒美が気だるそうに手を振った。
優香子は困った顔で立ち尽くしている。
一方彼女の対戦相手は、やる気いっぱいだった。
「憧れの生徒会長と戦えるなんて、感激です!
伝説のスカートは、会長にこそふさわしいのかもしれませんが、麻衣だって負けませんよ」
「いや、私、そういうの興味ないから。むしろ貴女にあげるから」
「その大きな胸をお借りするつもりで、全力で来いという事ですね。判りました。
2年C組陸上部所属浅倉麻衣。思いっきり行きます。コトダマ開始!
流・星・連・撃・マシンガンファイヤーッ!」
「ちょ、人の話ちゃんと聞け……ぐはぁっ!」
校内一と謳われた優香子の真円形の胸が無残に潰れ、鳩尾から下腹にかけて一瞬でボコボコと穴が開いていく。
「あ、あれは……一瞬で百の拳を放つと言われるマシンガンファイヤー!」
「いきなりこの大技を食らっては、生徒会長といえど終わったかもしれん」
風に翻弄される木の葉のように、空中を吹き飛ぶ優香子の姿を見ながらギャラリーが沸く。
人の輪を越えて、長い髪の少女は顔から地面に墜落した。
ぐちゃ。
じわじわと周囲に赤い染みが広がっていく。
ざわつくギャラリーを余所に、奈緒美が白衣を揺らして優香子に近寄った。
「コトダマ開始せんと、死ぬぞ?」
「し、死ぬ。先生、これ、死にます。死ねます」
「うん。保険医の立場から専門的に言って普通死ぬ。まぁ万が一でも蘇生はしてあげるから、安心してとりあえず鼻血拭け。
いや、でも君が負けたら榎本センセに焼肉奢らないといけないし、蘇生やめようかな」
「私の高校生活を焼肉の為に奪わないで下さい!!」
「オーイ、麻衣。生徒会長まだまだ元気だぞー」
ポケットに両手突っ込んで、奈緒美が振り返った。
「流石です会長! 私も失礼のないように、もっともっと容赦しないで行きます」
陸上部の脚力を活かした麻衣が、ショートカットを揺らしながら優香子に向けて突撃してくる。
「こ、コトダマ開始ッ」
優香子は慌てて立ち上がると手首のリングを合わせた。
「螺・旋・突・撃! ドリルクラッシャー!」
同じようにリングを合わせた麻衣が叫びながら両腕を突き出し、優香子目掛けてジャンプした。
身体全体を高速で回転させて、相手の臍上辺りを抉りながら突進していく。
「ふおおおおお!」
優香子の身体が再び吹き飛んで、校舎にぶつかる。
そこへもう一回、麻衣が飛び込んだ。
237叫べお前の必殺技 3/7:2009/01/27(火) 20:44:01 ID:8EmpuSS9
「螺旋再突撃! リ・ドリルクラッシャー!」

グシャアアア!

「ぐげえええええ!」
腹に特大のドリルを埋め込まれて、優香子が血反吐を吐いた。
「げぇっ! ドリルクラッシャーを続けて2発も」
「螺旋突撃は体全体をドリルのように回転して相手に穴を開ける技だ。
見ろ、生徒会長の腹があんなに窪んでしまっているッ!」
ギャラリーの言う通り、腹に大穴を空けた優香子が、同じ体積の血反吐を吐きながらその場に崩れ落ちていく。
そこへ三度。
「大螺旋再々突撃!! グレートリドリルクラッシャー!」
麻衣が叫んだ。
「グ、グレートだって! まさか、両足で抉るあの伝説の大技を習得していたのか!?」
「もう見ていられない。生徒会長が死んでしまうわッ!」
ギャラリーの解説を受けて、麻衣が両足から優香子の臍に向かって飛び込んだ。

ズギュウウウ!!!

「ふごおおおおッツ!」
2人の体は校舎を貫通し、粉塵を撒き散らしながら裏庭にまで飛び出した。
ブシャアア!
両足に背骨まで抉りぬかれた優香子は、失禁しながら大の字に倒れた。
地面に染み渡る排泄物に触れないよう注意しつつ、奈緒美が再び優香子に近寄って、
レオタードをヒクつかせながら、舌を出してノビている彼女を見下ろした。
「反撃しないで負けたらホントに単位あげないからね? 君はもっと強いハズでしょ?」
優香子の窪んだ腹筋が膨らみを取り戻し始め、真ん丸い胸がビクンと跳ねると、柔らかそうな頬が膨らんだ。
「た、単位……。私のキャンパスライフ……う、うげええええええっ」
やや厚めの唇から胃液の噴水を上げて、優香子は仰け反った。
「会長は全然反撃してくれないんですね。なんだかつまらないです。
でも、それならそれで、憧れの会長を私の好きに出来るって事ですよね。
素敵です。トドメはどんな風に刺そうか、今からワクワクです。とりあえず皆の前に戻りましょうね、会長」
麻衣は腹を押さえて胃液を吐き続ける優香子の片足を持ち上げて、校庭まで引きずった。
2人の移動した後がナメクジの這ったみたいに濡れていくのは、
先ほどの失禁と、止まらない胃液で優香子の全身がズブ濡れになっているからだ。
校庭に戻ると、そのヌレヌレの優香子を麻衣が両肩に仰向けに担ぎ上げた。
「会長! これでトドメです!」
麻衣の叫びにギャラリーが反応する。
「あ、あの体勢は! ギャラクシーブリッジ!?」
「あれだけの技を立て続けに喰らいながら、会長はまだ気を失っていなかったというのか!?」
「しかし、この技を受けたら流石の会長も終わりだろう」
「今度こそ会長が、会長が死んでしまうわっ!」
238叫べお前の必殺技 4/7:2009/01/27(火) 20:44:33 ID:8EmpuSS9
周囲の生徒たちが好き勝手に騒げば騒ぐ程、麻衣の身体に力が漲る。
優香子にかける最後の技の名を、彼女は力強く叫んだ。
「手・淫・絶・頂・ギャラクシーブリッジ!!!」
優香子の乳房と下腹をむぎゅっと掴んで、ジャンプする。
校舎の3階程度まで軽々飛び上がると、着地と同時に、首に乗せた優香子の背中を圧し折った。
「ごっ、ぶあああああああっ!!」
エグ過ぎる角度で体がエビ反りにしなり、優香子は口から残りの血反吐を全部ぶちまけた。
それから白目を剥いて、全校生徒の見守る前で再度失禁してしまう。
「う、うげぇ! な、なんと恐ろしい……」
「か、会長があんな姿に……私……もう、あっ……」
「ああ! し、しっかりりろぉっ。だ、誰かタンカをっ」
様々な悲鳴の中心で、優香子の返り血を浴びた麻衣が怪しく微笑む。
「こんなもので失神して貰ったら困ります会長。本当のトドメはここからなんですから」
優香子の絶叫が再び校庭に響き渡った。
「いやぁぁぁぁぁっ!!!」
程よい弾力に埋もれた指先から、全身を麻痺させるような刺激を、麻衣のコトダマが送り込む。
「コトダマの力で天国を見せてあげますから、気持ちよく失神して下さい」
麻衣の両手が蠢き始めると、優香子は派手に身を捩って悲鳴をあげた。
「だ、ダメェェェェ!」
あっという間に追い込まれて上下の口から涎を吹き始める生徒会長の姿に、誰もが失神寸前だと思った時、
保険医の奈緒美が呟いた。
「生徒会長の露出絶頂羞恥プレイ。今なら動画無料配信中。あー、放送部。今すぐ機材持って来い」
途端に泣きべそかいていた優香子の両目が開く。
「そ、それだけは、絶対、イヤッ! 超・重・子・泣・爺。アイアンボディ!」
「な、重っ!! ぎゃぶっ」
優香子を背負ったまま、麻衣が潰れた。
その隙に、優香子は這いずるようにして麻衣の両手から逃げ出す。
「な、なんて事にコトダマを使うのよ」
慌てて着衣の乱れを直す優香子に対し、遅れて立ち上がった麻衣が唇を尖らせた。
「会長、やっぱり私とじゃ嫌なんですか? 私と戦うの嫌なんですね?」
「そもそも私はコトダマって嫌いなの。頭悪そうだから」
「私の事嫌いだから、必死の思いで先月下駄箱に入れたラブレターだって無視したんですね?」
「貴女、人の話をもっと聞ききましょうって小学校の通信簿に書かれたよね?
その気の是非に関する私の個人的解釈はともかく、とりあえず手紙には差出人の名前くらい書きいておきなさい。人として」
「わ、私の小学校の通信簿の内容まで知っているなんて。会長って、実はそこまで麻衣の事を……。
そうったんですね! 会長の愛を確かめられただけで、麻衣は満足です。心置きなく戦えます!」
「生徒会長と麻衣って付き合ってたのか! チクショウ。俺密かに狙ってたのに」
「愛する二人が戦わなくてはならないなんて、なんて残酷な運命!?」
「禁断の百合学園。後輩を毒牙にかける女帝生徒会長」
麻衣ははしゃぎ、ギャラリーは勝手に盛り上がり、奈緒美がボソボソ呟き、
「いや、そうじゃなくて。てゆーかッ! だまれギャラリー!」
優香子がキレた。
239叫べお前の必殺技 5/7:2009/01/27(火) 20:45:01 ID:8EmpuSS9
「ギャラリーはコトダマの力。味方につけないと損ですよ。
指が嫌ならこれで逝って下さい。大螺旋突撃!! グレートドリルクラッシャー!」
「私はコトダマなんて大ッ嫌いなのっ。頭悪そうだから! 豪腕防壁! マッスルキャッチ!」
麻衣が巨大ドリルとなって優香子の腹に飛び込んでくる。
しかし、コトダマを開放した優香子はそれを両手でガッチリと受け止めた。
「グレートを両手で止めたぁ!?」
「流石生徒会長だっ!」
ギャラリーが声援を上げ、一気に盛り上がった。
「私のドリルを受け止めるなんて。優香子会長は、やっぱり麻衣の理想の人……」
「ドリル=愛だと露骨に勘違いしているその目つきを今すぐやめなっっさい!」
優香子は力いっぱい麻衣の体を放り投げたが、彼女は身軽な動作で着地する。
そのしてすぐさまコトダマを唱え始め、遅れまじと優香子もリングを合わせた。
「灼・熱・豪・腕! バーニングナックル!」
「爆熱圧縮! ゴールドフィンガー!」
「ああ! 2人の拳が! まるでどこかのガンダムのように光っている!?」
「技は互角っ」
2人の拳が擦れ違った。
麻衣の燃える腕が優香子の髪を焦がし、優香子の光り輝く指が麻衣の下腹にカウンターヒットする。
「ぐっ、うう!」
渾身のストレートが空振りに終わった麻衣の臍下で、5本の指が丸々と埋まって煙を上げた。
続けて優香子が叫ぶ。
「子宮圧壊! ベアクローッ」
そして、下腹に埋まった拳を握り締めた。

ビュクッ!!

麻衣の太股が揺れた。。
「う……ウウッ!」
下腹の奥で膀胱と子宮が潰れたらしく、血の混じった液体が足元まで流れていく。

ズボッ。

優香子の指が抜けると、穴の開いた下腹部を両手で押さえて麻衣が後退した。
虚空を見つめる瞳は、明らかに焦点が合っていない。
彼女は身体の奥を這い上がってくる何かと必死に戦っていたが、やがてウッと呻いて顎を突き出した。
「う、うぅぶええええええええええっ!!」
頬が膨らみ、胃液が宙を飛ぶ。
その下に、腰溜めに拳を構えた優香子がしゃがみ込んでいた。
「天衝拳突」
「あ、あの構えは! 無敵対空迎撃拳!?」
伸び上がった優香子のアッパーカットが、麻衣の薄い胸を掠めて、彼女の顎を捉える。
「ドラゴンアッパー!」
「ぐっはぁっ!」
麻衣の身体が高く宙に舞った。
全身から飛び散った水分が、キラキラと光る。
「つ、強い。会長、こんなに、強かったんだ……」
浮かびながら呟く麻衣を、優香子が掴んだ。
空中で麻衣を膝に乗せ、着地と同時に背骨を砕く。
「残虐三手、ヘルズブリッジ!」
240叫べお前の必殺技 6/7:2009/01/27(火) 20:45:30 ID:8EmpuSS9
「ぐぶううっ!」
さっきの優香子と同じように、腰から2つに分断された麻衣。
更に優香子は、その伸びきった身体を左右から串刺しにした。
「げぎゅるうっ!」
麻衣のつぶらな瞳と小さな口が目いっぱいに開かれる。
ブリッジの体勢で下腹と鳩尾を殴られて、上下の口が血を吹いた。
「ヘルズブリッジ……。そのあまりに非道さに禁じ手となった技だ……」
膝の上で弱々しく震える麻衣の細い腹部を、両手で作ったトドメのハンマーがぺしゃんこのサンドイッチにした。
「ごぶっ!」
麻衣の両手足が真上に跳ね上がる。
「ざ、残忍すぎる……、私……あっ」
「ああ! し、しっかりりろぉっ。だ、誰かタンカをっ。またもや貧血だ」
バタバタと倒れていくギャラリー。
気にもとめずに麻衣の髪を掴んで無理矢理起こす優香子。
「ホラね。やれば出来るじゃない」
ニヤリと微笑む奈緒美。
もはや完全にグロッキーな麻衣の背後に回った優香子は、人差し指をビシっと突き上げた。
「いくぞォッ、フィニューッシュ!」
いつの間にかノっている。
ギャラリーの多数が歓声を上げ、一部が目を覆った。
優香子は脇の下から回した両手を鳩尾の前で握り、強く引き寄せた。
ぎゅぽん。
音がして、弱りきった麻衣の口から涎がダラダラ零れ出す。
「ぐぶうっ……ヤ、ヤメ……て。麻衣は、麻衣はもう、ダメ……です、から」
微かな哀願は押し寄せる歓声にかき消されて、すっかり頭に血が上った優香子の耳には聞こえない。
「露西亜豪腕! ファイナルアトミックぶぁすたぁ!!!」
雄叫びを上げた優香子は、引き寄せた麻衣の身体を真後ろに向けてブン投げた。
「じゃ、ジャーマンスープレックス! 最後はプロレス技だぁ!」
麻衣の身体が首から逆さに落ちる。

ドゴォッ!

「ぐぼおォッ!」
地面にめり込んだ彼女は、自分の胸に血反吐を浴びせた。
「もういっちょう!」
両手を離さずに回転した優香子が宣言する。
「お、お願い……許し…ヒィッ!」
宣言通りにもう一発。

ドグォッ!

「ぐッ、ゲエエエ……」
プシュッ。
インパクトの瞬間、濃い霧を股間から噴出して、麻衣は完全に白目を剥いた。
241叫べお前の必殺技 7/7:2009/01/27(火) 20:46:34 ID:8EmpuSS9
両足がだらしなく落ちて、濡れぼそった小ぶりのお尻が丸見えとなる。
血反吐に汚れた2年生の全身で、そこだけが白く、すべらかな肌が艶っぽく輝いて見える。
自然とギャラリーの視線を釘付けにしていた。
「ホラお前ら。可愛いケツだからって近寄ると怪我するぞ。もっと離れろ」
奈緒美がギャラリーを下がらせるのと同時に、優香子がまた回転した。
「こんなもんで失神されたら困るんだけどなぁ。フィニッシュはこれから」
既に気を失って力の無い麻衣を逆さにすると、腰を抱えて舞い上がる。
2人の身体がグルグルと回転した。
「露西亜豪腕。そうか、この一連の技の最後は!」
ギャラリーが一斉に上を向く。
優香子は麻衣の腰を抱えて回転しながら、逆さになった相手の両脇に太股を乗せた。
「私をさんざん苦しめといて、自分だけさっさと気絶なんて許さないからね。
しっかりと食らってよ、麻衣ちゃん」
小ぶりのお尻に顎を乗せて、首を伸ばした優香子の顔は悪魔のようだった。
麻衣の身体が僅かに反応し、やがて両目がカッと見開かれる。
「ひっ、ひぎぃっ!」
感電したようにビクンと震えて目覚めた途端、麻衣は頭から地面に激突した。
「スクリューパイルドライバー!!」

グシャア!!!

「ぐっ、ウグエエエエエエエエエッ!!!!」
鮮血が麻衣の口からドバっと噴き出た。
コトダマ使いで無ければ即死は免れない酷いダメージ。

ミシッ!

地面がひび割れて陥没した。
「あ……あゥ……あふぅっ」
出来上がったクレーターの中心で、麻衣は泣きながら再び白目を剥いた。

奇妙に静まり返った校庭で、優香子は1人立ち上がった。
奈緒美だけが白衣を揺らして近寄って来る。
「ふむ。キッチリやっつけたな」
視線の先で、ひっくり返ったままの麻衣が、泡を吹いて気絶していた。
彼女が辺りを見回すと、遠巻きに見守っていたギャラリーもそろりそろりと、窪んだ穴の底を覗き込み始めている。
奈緒美は宣言した。
「っつーわけで、優勝は生徒会長の優香子に決定」
奈緒美が優香子の腕を持ち上げると、ギャラリーが歓声を上げた。
「ま、またやっちゃった……。コトダマなんて頭悪そうだから嫌いなのに、嫌いなのに……」
拍手と賞賛の嵐の中で、我に返った優香子は目一杯肩を落とす。
「じゃ、優香子。伝説のスカートあげるから、引き続き他校戦ヨロシク。
この調子でガンガンやっつけて、他校の伝説シリーズを奪うのだ」
「因みに一体幾つあるんですか。その頭悪そうなシリーズ」
「伝説のグローブとか伝説のキャミソールとか伝説のニーソックス、ブラウス、髪留め、シューズ、その他その他と、
とりあえず全身分。集めたらもう最強」
「それって何座のゴールドクロスですか。キッパリとお断りします。そんなモノ他校さんにくれやがって下さい」
「対戦相手もう待ってるし。校長の顔潰すのも可愛そうだからダメ。とりあえずスカートだけ履いとけ」
「どうせ着ないと卒業させてくれないんですよね?」
「アタリ。対戦前にシャワー位なら浴びてきていいよ」
優香子は一層肩を落として、とぼとぼとシャワールームへ向かう。
「ここはサンクチュアリかグランドコロッセオか……」
「ブラックコトダマ使いの乱入とかあったら先生は嬉しい」
「私は泣きます。てゆーか今すぐ泣けます」



オワリ
242名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 03:28:08 ID:KnQ86/uL
ちょwwwwwなんぞこれwwwwwww
コトダマとか大切な事とか説明なしかよwwww
校舎2階ぶんまで跳んだとかさらりと書かれてもwwww
ぶっ飛んだ内容が楽しすぐるwww

子宮圧壊とかのエロも良かった!GJ!
243名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 22:47:09 ID:JG+3R5Z2
作品が投下されるととたんにレス無くなるよなこのスレ
244uiii:2009/01/29(木) 00:14:04 ID:H8I6ntGA
久しぶりに書いてみました
245uiii:2009/01/29(木) 00:28:52 ID:H8I6ntGA
平成の日本。平和で、大人しく、アメリカの犬と呼ばれる国。しかし、それは表の顔にすぎない。
日本は、表向きでは平和を訴え、裏ではAR合衆国の軍産複合体を取り込んで世界中のパワーバランスを操っていた。その上、破壊兵器禁止条約で破棄せねばらなぬはずの
クラスター爆弾を所持し、特殊電波で隠ぺいされた海域に空母などの攻撃兵器を配備していた。
そんななか、AR合衆国諜報部が「日本は核兵器を所持しようとしている」との情報を掴んだ。
日本にはウランがない。そのため、今だに将軍が口を支配する共産国家NK民主主義人民共和国から数千sにも及ぶウランを輸入し、どこかで
核兵器配備に向けて動き出していた。
しかし、軍産複合体を配下に取り込まれているAR合衆国にはこれを摘発することはできない。
その後、数か月にもおよび指を加えていた。
すると、今度は、日本で製造された高性能戦略核ミサイル<V2>が共産国の中枢である一発のRS連邦に売り渡されたというのだ。しかも
そのミサイルはRS連邦を通じ、東南アジアの共産国であるTB国にあるRS連邦のミサイル基地に
輸送されたという。
それを聞いたAR合衆国はついに重い腰を上げ、一人のスパイを送り込むことにした。
彼の名はミハエル・フィリー大尉。諜報部きってのスパイである。彼の任務はミサイルの弾頭部のマイクロチップを奪い
ミサイルを無効化することである。
246uiii:2009/01/29(木) 01:01:29 ID:H8I6ntGA
超高高度から降下するミハエル。その後、無事TB国の密林に着地することが出来た。
「こちら司令部。ミハエル、応答せよ」
「こちらミハエル。これからミッションを開始する」
「了解。幸運を」
 通信を終え、ミハエルはパラシュート及び不要となったものを茂みに隠すと、暗闇にまぎれて密林を移動する。
しばらく移動すると、密林の中に巨大な基地を発見した。
「ここか」
目標のミサイル基地だ。
よく見渡すと、基地の入口や周辺を兵士が巡回している。
しかし
「おかしいな・・・・。全員女だ・・・」
スコープでよく見まわすと全て兵士は女だ。
この国は厚い。そのため、女兵士達はズボンを下腹部が見えるまで下ろし、白いTシャツも鳩尾のすぐ下のところで
結んで出来るだけ腹部を露にしようとしていた。それも熱を逃がすためだ。
「よわったな」
にしても女兵士は皆同じようにしているし、なおかつ数が多い。
「つぶしていくしかないか」
ミハエルは密林を静に進み、林の前で止まっている一人の女兵士に狙いを定めた。
「いまだ」
「え?」
一瞬、何者かに後から林に引きずりこまれた。
そして足を払われ、倒れたところをあらわになっている臍に渾身の一撃を突き刺した。
ドス!!!!
「うぐ・・・」
ミハエルの拳は女の腹筋を平気で貫き、手首までめりこませた。
そして、うめき声が漏れぬよう口を片手で塞ぐことも忘れない。
数秒、女兵士は必死にもがいたが、ミハエルが拳をひねると痙攣しながら気絶した。
そして
「すまないな」
ミナエルはポケットから拳銃とサイレンサーを取り出すと、それを一つにし、銃口を女兵士の
鳩尾につける。そして空いている片手で口を抑え
ドヒュッ!!!!
「うぐ!!!!!」
女兵士の鳩尾から血が吹き出し、女兵士は苦しげにばたつくが、しばらくして動かなくなった。
247uiii:2009/01/29(木) 01:02:27 ID:H8I6ntGA
「さて、次」
今度は巡回している兵士。
櫓から見張っている兵士の死角に入るのを見計らい
「いまだ」
ミハエルは女兵士の前に飛び出た。
突如目の前に現れたミハエルに女兵士は動揺し、そこをミハエルに突かれた。
ミハエルは今度は鳩尾に拳を突き刺す。
ドス!!!!
「げふっ!!!!」
少しうめき声は漏れたが心配はないだろう。ミハエルは気絶して倒れかかってきた女兵士をそのまま抱き上げると密林に戻り横たえる。
そして、今度はナイフを取り出し、先ほど同様に鳩尾に突き刺す。
グサ!!!!
「ぎゃう!!!!」
女兵士は目に涙を浮かべもがくが、ミハエルが突き刺したナイフを心臓の方向にさらに突き上げると激しく痙攣し
動かなくなった。
「さて、残りは櫓と入口か」
ミハエルは気づかれぬよう櫓に登り、頂上で見張りの女兵士の背後に迫ると、
「うっ!!!」
後ろから片手で口を塞ぎながら強い力で引き寄せると、もう一方の手でナイフを抜き、そのまま
女兵士の臍と鳩尾の間に突き刺す。
ザク!!!!!
「う、ぎゃあ・・・・」
女兵士は必至に警報ボタンに触れようと手を伸ばすが、ミハエルがナイフをねじって傷口を広げ、血の
噴水を腹から噴出させたために、届く直前で死んだ。
ミハエルは女兵士の死体をそっとよこたえると、まだ開かれている目をそっと閉じてやった。
「最後は入口」
入口には二人の女兵士がいた。
ミハエルは暗闇にまぎれてぎりぎりとところに近づくと、拳銃で二人の臍と鳩尾の間を撃つ。
ドシュン!!!ドシュん!!!
「うう!!!」
「ぐ!!!」
見事命中。しかし、二人は死んでいない。二人とも大きな胸を抱えるように両手で撃たれたところを抑えて
苦しそうにもがいている。
ミハエルは暗闇から飛び出し、倒れる二人に向かって駆けた。そのとき、サイレンサーを木かなにかに
ぶつけて壊してしまったが、もはや関係ない。
外にいるのは今の二人のみ。
ミハエルは壊れたサイレンサーを外し、倒れ、もがき苦しむ二人のもとにつくと
一人を仰向けにした。
「いや・・・やめて・・・・」
口から血を滴らせ、目に涙を浮かべる女兵士は哀願するが、ミハエルは聞かない。
サイレンサーがなくなったことにより、より密着した射撃が必要となったため、ミハエルは
銃口を女兵士の鳩尾にくっつけると、強く押しこんだ。
「くぅ・・・」
それだけでも痛いのに、ミハエルはその状態で引きがねを引いた。
ボン!!!!
「きゃあう!!!!」
黄色い光が一瞬見えたと思ったら、内臓が破裂したかのような鈍い音が響くと、女兵士の腹から
血しぶきが上がる。
「ひどい・・・」
倒れているもう一人の女兵士が呟くが、ミハエルは無視して、その女兵士も同様の手口で殺した。
「終わったな」
外はみな死んだ。
「残るは中か」
ミハエルはミサイル格納庫に入り、そこで見つけた目標の核ミサイルの弾道にうめこまれている
マイクロチップを奪い、任務を成功させた。
248uiii:2009/01/29(木) 01:05:00 ID:H8I6ntGA
久しぶりなので多少の不備はお許しを。
それと、最近ネタが不足していますので、ぜひリクエストを。
書けないジャンルは>>205に書いてありますのでお願いします。
それと僕の作品に関する感想などもできたらお願いします。
作品向上にやくだてたいので。
249名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 03:25:24 ID:Gx2QHxKj
超GJ!!

ありきたりだけど地下ボクシングとかどう?キックボクシングでもいい。
つか、何でもありでもいいし。
金持ち達のお遊びだけど女闘士達は必死。
勝利条件は相手が動けなくなるまで。殺しもアリ。
今日も無敵の女王が獲物を求めてリングに上がる・・・

ベタベタなネタだけど
250名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 17:40:28 ID:QfXSZUAL
『コトダマ』ファイト面白かったです、爆笑しました。
残酷な描写のはずだけど全然残酷でないところとか、すごい勢いで展開していく話とか。
すごく良かったです。


uiiiさんの施設潜入物も良かったです、毎回容赦のない腹責めがまた……。


格闘物って良いですよね『ベタベタ』だがそこが良い!

251uiii:2009/01/29(木) 21:28:34 ID:H8I6ntGA
いろいろと感想ありがとうございます。
今日から少しずつ作品を仕上げていきたいと思います。
252名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 05:27:07 ID:xJc/YRTZ
今までROM専だったけど初カキコ。

>>234さん
http://www1.axfc.net/uploader/File/so/17756.zip
台詞間違いまくりで申し訳ー・・・。ていうかラフっちくて申し訳・・・。
あまりに素敵なので仕事の合間に描いちまいました。
許して。
あまりにイメージに合わなくてダメな時消すのでー。
253234:2009/01/31(土) 15:53:52 ID:mUOfnxyr
レス返ししますが、お目こぼしを。
242、250はじめ感想レスくれる方、皆さんの一言にいつも救われてますm(_ _)m

>>252
         .∧ ∧
.        (´・ω・∩夢のようだぜイヤッホウ!!!   
        o.   ,ノ.    
        O_ .ノ      
          .(ノ      
         i||         
         ━━ 
貴方のページは私の巡回ルートです。
254名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 20:53:01 ID:Q3QI4y0k
妊婦さんの話とかは流石にないのかな?
255名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 21:35:34 ID:vKSFK550
前スレの最初で、妊婦モノ書いてるって人がいたよ。
日付見たら去年の5月だったが・・・。
256名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 22:18:17 ID:eRMnt4B3
オレが腹だ
257uiii:2009/02/01(日) 02:30:05 ID:CIll8FQ0
某国の首都の地下では、世界中の金持ちが集い、ある競技を楽しんでいた。
殺し合いだ。
日々、多忙と退屈に縛られるかれらは殺し合いを見ることにより、心を癒していた。
そして今日も、新たなる犠牲者が生まれる。
某国の首都の地下にあるコロシアム、まるで小さなコロセウムを想像させる会場では
まるで貴族でも気取るかのような大富豪たちがその瞬間を待ち望んでいた。
「みなさま、おまたせしました。今日もまた心ゆくまでお楽しみを」
下品そうな蝶ネクタイ姿の男が告げると、中央のコロシアムに一人の女が入ってきた。
先端が鉄で強化された長靴と、迷彩柄のズボンを履き、土に汚れた白いランニングシャツを胸のすぐ
下で切りそろえ、色白な腹部を露にしている、金髪のとても若い女だ。
彼女が、このコロシアムの女王である。
口を開かず、ただ、人を殺すだけの女。
そのとき、コロシアムにもう一人の女が入ってきた。
コロシアムの女王と同じ格好をさせられている女性もまたとても若い。二人とも二十歳すら超えていない
ように見える。
ただ、コロシアムに連れてこられた女は女王とは違い、怯えている。ついでに髪の色も青い色だ。
「ど、どうして、私はここに・・・?」
連れてこられた女、ここでは単に女を呼ぶ。は、怯えきって、女王に尋ねる。
「簡単よ・・・・」
と女王は顔を上げ、青い瞳をのぞかせる。
「あそこにいる変態な金持ちのゲームに参加させられただけよ」
女王の言葉に観客席で笑いがおこる。しかし、女王にはからかっている雰囲気も、困惑
させようとしている意図もない。
「ルールは簡単よ」
と女王は続ける。
「戦って、倒れたほうが負け。それだけよ」
「負けたら・・・?」
「弱いものは死ぬ。それがここでのルールよ」
「そ、そんな・・・・」
「あなただって格闘家なんでしょ?それぐらい覚悟しないとね」
二人ともまだ幼げの残る可愛い顔をした少女だ。だが、二人とも格闘家でもある。
だが、連れてこられた女は無理やりつれてこられたにすぎない。
金持ちの悪趣味のために。
258uiii:2009/02/01(日) 02:30:59 ID:CIll8FQ0
「さあ、始めるわよ」
「え?」
返答を聞く間もなく、女王は女に襲い掛かった。
女王は動揺している女の臍に狙いをつけ、渾身の力を込めて突き刺す。
ズム!!!!!
「うげぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・」
拳は臍を貫通し、内臓を大きくえぐる。女は口からよだれをたらし、ぐったりとして
女王に倒れかかる。女王はそれを受け止めるが、
「きゃ・・・」
女の足を女王は自分の足で刈って後に倒し、女の体を背中から強く地面に叩きつける。
「ぐは!!!」
そして、倒れたところに、今度は臍と鳩尾との間に全体重をかけたパンチを叩きこむ。
ドス!!!!!
「ぎゃはぁぁぁぁぁぁ!!!!」
女王と拳はふかぶかと女の体内に食い込み、手首が見えなくなるほど拳が食い込んでいた。
女の口からは噴水のように胃液が噴き出す。
ズボ!!!!
「ぐふ・・・・」
女王が勢いよく拳を引きぬくと、女は苦しそうに大きな胸を抱えるように両腕を組んで
体を九の字にまげて苦しんだ。額からは油汗が吹き出し、口からはいまだに胃液が止まらずに
こぼれている。
「ケホ・・・・ケホ・・・・」
激痛のあまり息が出来ず、それでも息をしようと懸命に呼吸しようとするがうまくいかない。
「もう終わりみたいね」
女王はそう言うと、苦しんでいる女の胸倉をつかみ、ものすごい力でそのまま持ち上げてしまった。
女の足は地面からはなれ、女王につかまれたランニングシャツは破れそうになり、女の二つの大きな胸
の胸元がみえている。
「ぐ・・・・くるし・・・・い・・・・」
「さようなら」
女王は女にそう告げると、地面から数十センチもの高さで胸倉を離し、地面へと降り立とうとする
女の鳩尾に、最大の力を込めた弾丸のようなパンチを撃ち込んだ。
ボコン!!!!!!!
一瞬、鉄板が大きくへこんだときのような音がした。
「うげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
悲鳴を上げたのは女である。女王の拳は一撃で鳩尾を貫通し、胃を破裂させ、そのまま心臓
を直接拳で殴ったのだ」
「げぼぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
そして女は血の混じった胃液を吐きだす。
少しのあいだは苦しげにもがいていたが、女王がまだ突き刺したままの拳を大きくひねると
下半身を痙攣させて動かなくなった。
そして女王は女をその場に転がす。後は、金持ちの最後の楽しみだ。
259uiii:2009/02/01(日) 02:31:19 ID:CIll8FQ0
観客席から、マフィアのドンらしき男が降りてきて、懐から軍用の刃渡りが大きく、長いサバイバルナイフを
取り出すと、乱暴に横たえられている女を仰向けにして、その上に馬のりになる。
「おい」
とマフィアのドンは女王に話しかける。
「この女を起こせ。気絶しちまってちゃ面白くもない」
すると女王は、無言のまま踵落としを女の臍と鳩尾の間におとした。
「ごほ!!!!」
口から血を吐きだし、女は目を覚ました。
「よし」
満足そうにドンは言うと、ナイフを構える。
「なに・・・・するの・・・・・」
とても弱弱しく、小さな女の声。ドンはその声に答えるかのようナイフをゆっくりと
臍と鳩尾の間に近づけていく。
「やめ・・・て・・・・」
女は哀願するが、ドンはナイフを近づけ、ついに
プス
ナイフの先端が女の肌に刺さり、血が流れ始めた。
「やめて・・・・」
しかし、ナイフは徐々に入っていく。先端はすでに肌を貫き終え、内臓に達しようとしている。
「やめて・・・・!!!!」
女は目に涙を流し、両手でナイフの刃を掴んだ。しかし、腹部を攻撃させすぎて、抵抗する力など
とうになかった。
ナイフはお構いなしに進んでいく。
それにつれて、血がゴボゴボと刺し口からあふれてくる。
ナイフはついに内臓に達すると、女の痛みは絶頂を迎える。
「いやぁぁぁぁ!!!!痛い!!!!痛いよ!!!!!」
両手でさらに力を込めてナイフの刃を掴み、必至にナイフの侵攻を食い止めようとするが
全ては無意味。ナイフはさらに奥へと進む。
「も、もう、やめよう・・・・死んじゃう・・・・」
「それが見たいのさ!!!」
ザク!!!!!「
ドンは一気にナイフを深く突き刺し、内臓を貫き始めた。
「いやぁぁ!!!死ぬ!!!!死んじゃう!!!!!」
女の両手は必至にナイフの刃を掴み、傷だらけになっている。しかし、彼女にはその
痛みよりも、内臓を貫こうとしているナイフの痛みのほうがはるかに激痛であった。
「そうだ、死ね!!!!!」
ドンは最大の力でナイフを押しこみ、ナイフは完全に内蔵を貫いた。
「か・・・は・・・・」
口から大量の血を吐き始めた女。しかし、まだ生きている。
ドンは意地悪そうな笑みを浮かべると、突き刺したナイフをグリグリと抉るように動かし
内臓をぐちゃぐちゃに斬り裂いた。
「いぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
その後は血のオンパレーード。
女は激痛に耐えられず、口から大量の血を噴きだし、指し口も大きくなったため大量の血が吹き出し、
女は息絶えた。
女王は、その光景を最初から最後まで目を反らし、決して見ようとはしなかった。
260uiii:2009/02/01(日) 02:32:32 ID:CIll8FQ0
リクエストに答えました。こんな感じでどうでしたか?
現在この作品の続きを制作中ですが、もし感想や意見などがあったら言ってください。
261名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 10:29:06 ID:p7NF3NHx
勃起ギンギンでした
個人的に、ブーツを履いたOLなんかが
理不尽にリンチのターゲットにってのも
読んでみたいです。
GJ!!
262名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 11:03:18 ID:y6eEfPMM
>答えました。

>言ってください。

すでにして大御所の風格ww
263名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 11:41:51 ID:lQyIxTCK
>>260
いや、流石ですGJ!
洗練された話と展開と悶えっぷりに大興奮です、感謝!
264uiii:2009/02/01(日) 12:15:51 ID:CIll8FQ0
現在続きを制作中ですので数日お待ちください。
265名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 23:43:06 ID:lB7GLeim
妊婦モノを書いてるって書いたのは俺だよ。書いてるんだけど、良いのが書けない。だれか力を…
266uiii:2009/02/01(日) 23:51:19 ID:CIll8FQ0
妊娠って、腹を殴られて気絶してる間に犯されて妊娠するってことですか?
それとも妊娠している女を殴るってことですか?
もし前者なら微力ながら協力いたしますよ。
267名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 00:01:28 ID:BjRR0zaR
>>260
リクに答えてくれてありがとう!感激っす!
続きが楽しみでたまらんですよ
268uiii:2009/02/02(月) 00:08:58 ID:MaLvSJGu
地下での戦いは終わった。金持ち達はぞくぞくと帰り始め、女王は呆然と先ほど戦った少女を
みつめていた。
苦しげな表情のまま固まっている少女は二度と動くことはない。
「おい、リリー」
そう呼ばれ、女王は振り向いた。女王の名はリリーであった。
振り返ると、先ほどの下品な司会者、つまり、ここのオーナーとも呼ぶべき男
がいた。
「その死体、さっさと片付けろ。掃除の邪魔だ」
そう言われると、リリーは無言のまま、目を大きく見開き、苦しみの表情の残る少女の
傍らにひざをつき、優しい手つきで目を閉じさせ、表情を穏やかに直した。
そして、そっと抱きあげると、闘技場からさらに地下へと続く階段を降りていった。
地下にあったのは、空の棺桶。リリーはそこに少女を横たえると、棺桶のふたを閉めた。
後は、客の一人として観戦していたどこぞのマフィアのドンが部下に命じ、死体を処理してくれる。
「おい」
今度は大柄な男が、リリーの降りてきた階段から来て「片付いたか。さっさと檻に入れ」
リリーは無言のまま、大柄な男についていき、階段を上がっていった。
某国軍の諜報部では、この地下の闘技場についての調査を行っていた。
諜報部の司令室には、諜報部の長官と、一人の若い士官がいた。年は十八、か九あたりである。
「なあ、少佐」
無骨な顔をした長官が、若い士官に話しかける。
「は」
「この国をどう思う?」
「つまり?」
「この国は変わったと思うか?」
この某国では、数年前まで軍事独裁政権が国を支配していた。しかし、国民の革命運動に屈し、その後は
民主主義国家として、歩みを現在も進めている。
「この国は軍に支配されていた。しかし、民主主義になっても、今度は財閥の金持ちが
この国を牛耳ろうとしている」
金持ちとは、闘技場に来ていた者たちだ。
「今こそ、奴らを処刑する好機だ」
そう言って長官は、少佐に封筒を渡した。
「これは?」
「地下で行われている非道な殺し合い観戦者のリストと、現在、闘技場で戦っている
一人の女についての書類だ」
少佐が封筒の封を切り、中身を取り出すと、一番に出てきたのはリリーだ。
「リリー・・・」
「その女と少佐は、確か、幼年兵学校の同期だったな」
昔、軍事独裁政権は、己の政権維持のため、国民から子供を一人ずつ取り上げ、独自の
軍事訓練施設に入れられ、そこで軍事政権へと忠誠心と戦闘術を叩きこまれる。
簡単に言えば、反乱を恐れた軍事政権が若き者達を洗脳してこちらにつかせようと
企んで行ったのだ。
「はい・・・・」
「君はわざと闘技場に潜入した後に拘束され、その女を戦い―」
数秒の沈黙の後「殺せ」
という言葉が響く。
「この女を殺した後、支配人を殺せ。それを合図に軍隊が突入し、全員をその場で射殺する。
罪状は国家反逆罪と、殺人罪だ」
「・・・・彼女も・・・ですか・・・・?」
「間接的とはいえ、殺しは事実だ。げんに彼女は何人もの人間を瀕死にしている」
「ですが・・・」
「わかってくれ、少佐」
と長官は厳しい口調で威圧する。「これは軍の決定事項だ」
そう言われてしまえば、少佐は従うしかない。
「了解・・・しました・・・」
269uiii:2009/02/02(月) 00:28:20 ID:MaLvSJGu
少佐の名前は、マイク、とだけ言っておこう。
マイクは長官の指示通り、闘技場に潜入し、わざと拘束された。
「とっとと入れ!!!」
背中を蹴り飛ばされ、マイクは檻に入れられた。
「ったく、おい、この男を殺すなよ。明日の試合でこいつと戦ってもらうんだからな」
大柄な男はめんどくさそうに言うと、檻を閉じた。
マイクは真っ暗な檻の中を見回す。
小さな窓から月の光が差し込むだけで、後はなにもない檻の中。しかし、その月の光を避けるように檻の角でうずくまっているもの影をマイクが捉えた。
「リリー・・・」
そうつぶやくと、リリーは驚いたように顔を上げ、月の光に照らされたマイクの顔を見た。
青い瞳、金色の髪。
「いや・・・・」
リリーは小さく呟く。
「リリー・・・。僕だよ、マイクだ」
「いや・・・・」
リリーは怯えるように檻の角に背中を押しつけるが当然それ以上後には進めない。
「リリーなんだろ?」
マイクは角で怯えるリリーの腕を掴むと、そのまま月の光のあたるところまで引っ張っていく。
「いや!!!!」
リリーは必至に抵抗するが、マイクの力の前になすすべもなく、月の光にその姿を照らしだされた。リリーは、少女と戦ったときとまったく同じ格好をしている。
「やっぱり、リリーだったんだね」
「どうして?」
「え?」
「どうして、こんなところにきたの・・・」
リリーの目に、うっすらと涙が浮かぶ。
「助けに来たんだ」
「私を・・・?」
「うん」
「フフフ・・・」
リリーは悲しみと滑稽の交わった笑みを浮かべて笑った。
「私なんかを・・・?」
「そうだ」
とマイクは真剣に訴えるが
「じゃあ、無駄骨ね・・・。私は、ここを離れる気なんてないもの・・・・」
「どうして!!」
こんな戦いしかない場所に、どうしてリリーは留まるというのか、疑問だった。
「私は、殺すことしかしらないからよ・・・」
「嘘だ・・・」
「嘘じゃないわ・・・・」
「でも君と僕は!」
リリーは顔をそむけ「昔のことじゃない」と吐き捨てたが
「僕にとっては今も昔も変わらない」
そう言って、リリーの腕を掴んで引っ張ると、そのまま抱きしめた。
「僕は今でも、リリーのことが・・・」
すると、リリーの目から涙がこぼれた。
「もう・・・遅いよ・・・・。私は・・・・血で穢れてるから・・・・」
「だったら、僕もそうだ・・・。リリー・・・」
マイクは抱き締めているリリーの唇に、自分の唇を重ねた。
「!!」
リリーは一瞬、驚いた表情を見せたが、すぐに表情を和らげ、目を閉じると、体をマイクに預けた。そうして、疑いが唇を絡ませ合って、数分が過ぎ、マイクは唇を話して切りだした。
「リリー、ここを一緒に・・・」
「いやよ」
リリーは、悲しげな顔をして即答すした。
「どうして?」
「言ったでしょ。私は・・・・ここにいるって・・・」
「リリー・・・」
「もう私には・・・殺すことしか・・・わからないから・・・」
「それなら・・・」
マイクは、憤りを抑え込んだ声で「僕が教えてあげるよ・・・。これが、僕なりの愛し方だ」
そう言って、突如、マイクはリリーを押し倒した。
270uiii:2009/02/02(月) 01:04:10 ID:MaLvSJGu
「いや・・・」
急にリリーは怖くなった。このまま、マイクに体を捧げることになるのが怖いのではなく、思いだしてしまいそうなのだ。
昔のことを。まだ純粋で、マイクを愛しあっていた日々のことを。まだ幼い子供でも、真剣に愛しあっていた、あの独裁政権軍での軍事訓練施設での恋愛を。
「いや!」
リリーは胸の谷間から小さな棒のようなものを抜いた。それはナイフだ。鞘からナイフを抜き、自分の上に覆いかぶさっているマイクに
ふりかざそうとしたときだ。
「はん!!!」
リリーは、自分の秘部に、電気が走るような感覚に見舞われた。
マイクがいつのまにか、リリーのズボンのチャックを開き、そこから手を侵入させ、白いパンティーをめくって
秘部に指を差し込んでいた。
「はぁん・・・・、いや・・・・」
マイクの指はさらに激しく動き、リリーのナイフを持つてが震えて動かない。
「はぁん・・・はぁん・・・・」
マイクの指づかいは段々と激しくなり、リリーは思わずまたを閉じようとするが、マイクの体を挟む形で、意味などない。
そしていつの間にか、ナイフも落としてしまった。
「はぁん・・・マイク・・・あ・・・いや・・・・はぁん!!!」
リリーの秘部はかき回された。快感のあまり、体が自由に動かなくなるまで。
そして、やっと指が抜かれた。
「はぅ・・・」
大きくお腹を動かして呼吸するリリー。
「リリー、好きだ」
マイクの顔は真剣だ。
リリーも自分の気持ちを告げたかった。でも、言えなかった。言えば、もう忘れられなくなる。
「リリー、僕は君のことを愛している」
マイクは、リリーを再び月の光のあたる場所へ引っ張ると、リリーの顔が照らされた。
うるんだ青い瞳、リンゴのように赤らめた頬。軽く震える唇。昨日の戦うときとのリリーではなかった。愛した人に見せる
本当の姿だった。
マイクは、リリーのズボンのベルトを外し、剥いだ。これで、ミリーの下半身には、白いパンティーと、ブーツだけだ。
マイクは自分のズボンのチャックを開け、立った肉棒を出した。
「リリー、挿れるよ」
マイクの優しい声。リリーは、ズボンを剥がれたときに閉じた股を、無言のまま開いた。未だに、頬はリンゴの
ように赤らめ、目をうるんでいた。
マイクはリリーのまたの間に入り、ゆっくりと挿入する。
271uiii:2009/02/02(月) 01:04:49 ID:MaLvSJGu
「いた・・・」
リリーの顔に一瞬、苦痛の表情が浮かぶ。初めてなのだ。
「リリー・・」
マイクはリリーに気を使い、ゆっくりと挿入を続ける。その間にも、みちみちという音が響き、血が肉棒につく。
そしてマイクは完全に、リリーの中に挿入を終えた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
興奮しているのか、緊張しているのか、リリーの荒い息使いが聞こえる。
「リリー、動くよ」
リリーは小さく頷き、マイクはゆっくりと腰を動かす。
「はぁん・・・」
小さな少女のうめき声が聞こえ、さらにマイクは腰を動かす。
「はぁん・・・はぁん・・・」
今度は先ほどよりも激しく。
「はぁん・・はぁん・・はぁん・・!」
さらに、腰を激しく動かし
「はぁん・はぁん・はぁん・はぁん・!」
そして、最大速度で突きあげていく。
「はぁん!はぁん!はぁん!はぁん!」
子犬のような小さくかわいらしい声が檻の中に響く。
「リリー!リリー!」
マイクは叫び、精一杯の力を込めて、リリーに向けて突き上げる。
「はぁん!!マイク!!マイク!!!」
マイクが強く突き上げるたびに、大きな胸が上下に大きく揺れ、子犬のような鳴き声が漏れる。
「はぁん!!はぁん!!はぁん!!はぁん!!」
リリーは嬉しかった。自分の中に愛する人の一部が射し込まれ、子宮の中をかき混ぜてくれている。自分を愛してくれている。
「はぁん!!!はぁん!!!」
「リリー、君の中・・・僕に・・・絡んで・・・」
「はぁん!!はぁん!!!マイク!!!!マイク!!!!」
リリーも叫んだ。快感を思うようにあらわすことができず、愛する人の名を呼ぶだけで精一杯であった。
マイクは激しく腰を動かしたまま、リリーの上に覆いかぶさり、キスした。
「ふん!!!ふん!!!」
リリーのうめき声は、唇を重ねているマイクによって外に出ることができず、濁った、
口の中で反響し続けた。
そのうち、マイクの快感が絶頂をむかえ始めた。
「リリー、僕・・・もう・・・」
リリーにもわかっていた。先ほどから徐々に、マイクの肉棒が大きくなっていっていることに気づいていた。もうすぐである。
(マイク・・・いいよ・・・私の中に全部・・・ちょうだい・・)
そう心の中で呟き、リリーは全てをマイクに預ける。
そしてついに、マイクは我慢できなくなった。
「う・・う・・出る・・・」
ピシュゥゥゥゥゥ
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」
大量の温かいものが、リリーの中に広がっていく。
「はぁん・・・」
そして全ての温かいものが、リリーの中に入った。
「リリー・・・」とマイク。「もう一回、したい・・・」
リリーは頷いた。
272uiii:2009/02/02(月) 01:05:25 ID:MaLvSJGu
するとマイクはさきほどと同じようにリリーに覆いかぶさり、唇を自分の唇で覆うと、再び腰を動かす。
「はん!はん!」
しかし、お互いに溶け合うように一つになっていたとき、突如、リリーは呼吸が出来なくなってきた。
リリーは、唇が塞がれているからだと思った。だから、唇を離そうとしたが
「!!!」
離れない。マイクがミリーの後ろ頭に腕を回し、離れないよう固定している。
(マイク・・・苦しい・・・)
苦しいのは当たり前であった。
マイクは、リリーか快感に浸っている最中に、こっそりと締めていた。二本の腕を首の前と後に回し、
徐々に閉めていったのだ。
「うぐ!!!」
苦しい。リリーは苦しくて、必至に体を動かしたが、マイクはいまだに腰を動かしている。
「うぐ!うぐ!うぐ!」
苦しい。死んじゃう。リリーの意識は段々と遠のいていく。
(マイク・・・好き・・・)
リリーの意識は真っ暗な闇の中えと消えていった。
「ふぅ・・」
リリーが酸欠で気絶したのを確認すると、締めていた腕を外した。
「すまない、リリー」
マイクは、気絶したリリーの秘部に、なにやら小さな機械を押しこんだ。
「君を救うにはこうするしかない」
マイクは自分のものをしまうと、汗まみれて、白いシャツに乳首が浮き出て、下半身はパンティーのみしかない
リリーを横になって抱きしめた。ぐったりとしている。
「明日で、君を救ってみせる」
こうして、リリーとの戦いの日をむかえるのである。
273uiii:2009/02/02(月) 01:41:42 ID:MaLvSJGu
翌朝、リリーは目を覚ました。傍らで、マイクは寝息をたてている。
そんなマイクを見て、リリーはかすかに笑みを浮かべた。
そして、ゆっくりと、自分の腹部に手を置き、ある一つの心配事について考えた。
「妊娠・・・したかな・・・」
もし、今日、マイクを殺めれたとして、もし自分が妊娠していたら、お腹の子を、どうすればいいのか。
マイクの赤ちゃん。もし出来ているのなら産みたい。人殺しのくせに都合がいいな、とリリーは自分を皮肉ると、ズボンをはきはじめた。
そしてその夜、いよいよ戦いのとき。闘技場にはまたも変態の金持ち連中が集まった。
「では、決闘を開始します!!」
支配人の声と共に、戦闘は開始。マイクとリリーは互いに対峙した。
(マイク・・・こんなことに、なりたくなかった。でも!)
リリーはマイクに向かって駆けだす。
(でも、もう私には、こうするしかないの!!)
マイクに向けて、リリーは回し蹴りを繰り出す。
しかし、簡単にかわされる。
「まだよ!!!」
今度は右パンチ、そして左パンチ、蹴り、とコンボを重ねるが、すべてかわされる。
「く・・・」
どうして当たらないのか。リリーは徐々に焦りを感じ、体力を無駄に消耗していった。
そして、動きが鈍くなったときだ。
「いまだ」
マイクは、右手に何かを握っているらしく、それを強く握ると
「はぁん!!!」
リリーがうめき声を上げる。リリーの秘部で何かが振動している。
「こ・・これは・・・」
昨日、リリーが気絶している間に押しこんだバイブだ。
「く、こんなものを!!」
リリーは変な感触を殺して、マイクに回し蹴りを繰り出すが、疲れ果て、さらには秘部に干渉されているため、隙だらけだった。
マイクはリリーの回し蹴りをかわすと、懐に入り込み、リリーの可愛く窪む臍に、強力な一撃を突き刺す。
ドス!!!!!
「ぐはぁ!!!!!!」
まるで槍にでも体を貫かれたかのような激痛をリリーは感じた。
マイクの拳は簡単にリリーの臍を貫通し、内臓のかき分けて通り抜け、背中の肌にマイクの拳の形が浮き出るほど深く
拳をめりこませていた。当然、手首はおろか、腕の半分以上も、リリーの中に入っていた。
「か・・・は・・・・」
殴られた衝撃で、リリーは宙に浮き、今もそのままの状態だ。口からよだれをたらし、苦しげに眼を見開いている。普通の女性なら死んでいてもおかしくない。
ズボ!!!!
「ぐふ・・・」
マイクは拳を引き抜き、ぐったりとしたリリーを抱きとめるが
「く!!」
リリーはなんと、マイクを突き飛ばした。
「けほ!けほ!」
そして、両手で胸を抱えるように腕を組み、背中を丸めて苦しげにせき込む。
(わたしが・・・ここまで・・・)
しかも秘部への干渉も続いている。この最悪の状態。打つ手など考えられなかった。
(それでも!!!)
リリーは突進した。そして、もはや力のない右拳をマイクの眉間目がけて打ち込むが
簡単にかわされてしまった。

274uiii:2009/02/02(月) 01:43:29 ID:MaLvSJGu
「ごめん」
マイクの声とともに
ドス!!!!!!
リリーの視界が大きく揺れ、マイクの腕がリリーの臍と鳩尾の間に突き刺さるのをリリーは見た。
「か・・・かか・・・・ぐは・・・・」
息が出来ない。先ほど同様、マイクの拳は内臓をも貫いて背中の皮に拳の形が浮き出るほど深く抉っている。
「げほ!!!」
リリーの口から血の混じったよだれがこぼれる。
「こ・・・んな・・・・ところで・・・・」
リリーは意識が遠のくのを強引に引き止め、銃弾で貫かれる以上の痛みを耐えることを選んだ。
「く!!」
リリーは思いっきり後に飛び、マイクの拳を強引に引き抜くと、最後の突進を行った。
「うぉぉぉぉぉ!!!」
もう、なにも考えていない。
(リリー、すまない)
マイクは、リリーのまったく力のない拳を簡単に片手で受け止めると、胸倉をつかみ、宙に放り投げた。
「おお!」
観客席から驚きの声が聞こえる。
そしてマイクは、自分の全ての力を右拳にこめ、落下してくるリリーの鳩尾に狙いを定めた。
そして
ザク!!!!!!!
「げほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
リリーが、もはや激痛の域を超えた痛みを声に出した。しかし、それでもまだなまぬるかった。
マイクの拳は鳩尾を貫通し、胃を貫通し、心臓を強打していた。
「け・・・・ほ・・・・」
マイクの一本の腕が、リリーの鳩尾に突き刺さっているため、リリーは空中に浮いている。そしてリリーは、空中にいる状態で、口から血を吐いた。
その血が、かすかにマイクの顔にかかる。
リリーはそれでも戦おうと体を動かした。そのためマイクは拳をひねり、さらに突き上げた。
「く・・・はぁ・・・・」
そうすると、リリーの体から力が抜け、空中でぐったりとして動かなくなった。
「こ・・・これは・・・・」
支配人ですら結果に驚いた。観客席にいる全ての金持ちも驚いていた。
(女王が破れた・・・)
マイクはリリーを地上に下ろすと、拳を引き抜き、優しくだき上げた。
「ごめん、リリー。痛かっただろ?」
しかし、リリーは意識を失っていてなにもいえるはずがない。
「リリー。僕は君を、殺せないよ」
そう言ってマイクは、リリーの胸の谷間に手を入れ、リリーのナイフを抜いた。
「でも、君にこんなことをさせてきたやつだけは許さない!」
マイクは抜いたナイフを支配人に向けてなげた。
「うぎゃぁぁぁぁぁ!!!!」
ナイフは支配人の頭に突き刺さり、その場で絶命。それと同時に、会場に軍隊がなだれ込んだ。
「一人残らず処刑しろ!!!」
マシンガンの連射音が響き、金持ち共は皆殺しにされた。しかし、その頃には、マイクの姿も、リリーの姿もなかった。

その後のことを、少しだけ語ろう。
リリーを殺せんなかったマイクは、リリーを、自分の山奥に建てたペンションに連れていき、そこで快方をした。
数日後、リリーは意識を取り戻し、その後、順長に回復していった。
その後、諜報部から逃れるため国外に逃亡。、その後、ある国の村に立ち寄ったとき、リリーが身籠り、その村で男の子を出産した。マイク18歳。ミリー16歳のときである。
その後、二人は村に定住し、二人は愛し続けた。リリーは、愛の証として、10年間、リリー自身が26歳になるまで合計九人の子供を出産した。
そして今も、二人は九人の子供と共に、奪われた幸せを取り戻している。
その後、諜報部が二人とその子供達に手を出すことはなかった。
275uiii:2009/02/02(月) 01:45:47 ID:MaLvSJGu
こんな具合でどうでしょう?
満足していただければ光栄です。
それと、OLについてのリクエストをくださった方。特にそれ以上のリクエストはありませんか?
ブーツは、仕事帰りに履いているとか、通勤中に履いている、とか、そういう細かいところも希望が
あるならばどうぞ、おっしゃってください。
それと、襲われるタイミングや、襲う相手など、細かいところまで言って下されたば忠実に書かせていただきますよ。
276名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 09:01:40 ID:ZVMgOyir
uiiiさんへ、リクエストいいですか?
14歳くらいのシスター見習いが拳のみで鳩尾を責められるSSをお願いしたいです!
277uiii:2009/02/02(月) 17:35:30 ID:MaLvSJGu
わかりました。責めるの人間、シスターのその時の服装、髪の色、目の色、肌の色など、詳しく要望がありましたら
おっしゃってください。それと、先にリクエストを頂いた方から行いますので、数日の御猶予をもらいたいのですが
よろしいでしょうか?
278名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 18:57:05 ID:xWZNXcNs
ちょっと質問なんだけど、
婦人科の内診で、膣に挿入した指と腹の上に置いた指で
子宮や卵巣を押さえたりするのって腹責めには入りますか?

(以下参考画像)
ttp://www.d-enema.com/shiryousitu/bunken/naikasinsatuhou/fhoto/keikenari-1.jpg
ttp://www.d-enema.com/shiryousitu/bunken/naikasinsatuhou/fhoto/keikennasi-1.jpg
ttp://www.d-enema.com/shiryousitu/bunken/naikasinsatuhou/fhoto/keikennasi-2.jpg
279名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 21:30:33 ID:fMhX+FJH
>>278
内診だけなら、病院か病弱少女スレの方が合って居る気がする・・
憎い男に子種を植え付けられて、それが嫌で自ら切腹にて下腹切開して、子宮や卵巣取り出して見せるとか、戦いで、下腹を切られて子宮や卵巣が飛び出すとかなら趣旨に合うかも?

後は、下腹を殴るとかでもありだろうし、痛め付ける目的であれば、膣内に腕突っ込んで子宮や卵巣を痛め付けるってのもありかも?
280名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 21:37:25 ID:fMhX+FJH
>>279
追記です・・
病院の医者が、女患者の腹や子宮や卵巣を痛め付けるシチュエーションとか子宮や卵巣切開摘出もありかもしれませんね。
281名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 21:48:03 ID:JzwlDJbE
>>279
いやいや病弱少女のスレは明らかに空気が違うからwwww
あそこは>>1に次スレ案内を見せるという奇跡を起こすための優しい保守職人達の園だからw
282276:2009/02/02(月) 22:03:06 ID:ZVMgOyir
>>277
責める人間はそこらへんのチンピラとかでもかまいません
シスターの服装はそのまんま修道服でお願いします。
髪の毛は青髪でロング目の色もブルーで
肌は色白で性格は大人しめ
見習いとして教会の外を掃除しているときに
もともと狙いを定めていたチンピラに
おなかを拳のみで何度も殴られている様子をお願いします!
気をうしなっては背中が盛り上がるほどめり込まされ
意識を取り戻すなど淡々と殴り続けてください!
283uiii:2009/02/02(月) 22:40:11 ID:MaLvSJGu
わかりました。
284名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 22:47:08 ID:7pi6GaSy
インデックスじゃねーかよw
285名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 22:49:58 ID:RQ4B+JMs
>>279
子宮卵巣責めにはちょっと惹かれるものがあったが切開とかはしちゃっていいものなのかね。
1には切腹が書いてあるけど完全なグロとの境界が難しい所だよねぇ。
>278のような内診でも意図的な圧迫とかシチュは考えられるので有りだと思うけど。
時間があったらちょっとチャレンジしてみたい所だ
286276:2009/02/03(火) 01:08:31 ID:4KPUEzAk
>>283
修道服ってあの紫とか紺色ぽいやつです=w=
287名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 08:07:43 ID:waFDjzCX
>>276
説明だけですでに抜けそうなオレ。
288名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 08:09:00 ID:waFDjzCX
ごめん、あげちゃった
289名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 09:37:41 ID:Z1zweKOH
>>285
リョナとかグロスレ行きになりそうな微妙な部分ですよね・・

例1
「《女》を捨てる為に下腹を、切開した女戦士〇〇は、敗北し屈辱に塗れ、敵にレイプされて、男の精を受けて受胎した己の子宮や卵巣を乱暴に腹の中から取り出して天に掲げ復讐を誓いながら、握り潰して投げ捨てた。」

例2
「相手の拳が、下腹部にめり込む、ズブズブと手首まで、拳がめり込み、膀胱や子宮や卵巣が破裂し、彼女の股間の二つの穴から鮮血が迸った!」

例3
「医者のメスが下腹部に入る冷たい刃物が下腹部に走り、激痛にわななく開いた傷口に手が入り、子宮を握る、強く握られ身体がビクッとなる「やめて・・いや・・」彼女は哀願するが、医者は、非情にも子宮を握り潰して身体から引き抜いた、

ブチブチと身体から子宮と卵巣が摘出され、子宮を潰された痛みと摘出の痛みに耐え切れずに気絶した、ひくつく膣口から愛液だの失禁の尿だのが手術台の上に流出した・・」

うーん・・・なんか微妙・・
290名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 09:43:59 ID:Z1zweKOH
>>289
追記
例4
「相手の剣が、私の下腹部を切裂く、傷口と膣穴から鮮血が迸り、地面を濡すドロッと内臓が流出し、小腸や傷付いた子宮や卵巣や傷付き尿を吹き出す膀胱が零れ出した・・

私は、痛みのと恐怖の余り吐瀉物を吐きながら零れ出した子宮等を掻き集めて腹の中に戻そうとしていた・・」

一度例としましたが、ううーん・・・
291名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 20:49:14 ID:8UfWmvio
>>275
OL狩りをリクエストしたものです
仕事帰りに、ブーツを履いてタートルネックを着た美人さんが
路地裏などの暗がりでごつい凶悪な女達に絡まれて羽交い締めに
されて嘔吐するまで腹を殴られるシーンが激しくみたいです!!
お願いします!!途中でブーツを脱がされるなんてのも。。
292名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 20:54:03 ID:8UfWmvio
あと、髪はセミロングで、普段は気が強く奇麗な澄ました声でしゃべるのに
腹を殴られ続け徐々に獣のような汚い声に変わってゆく様が観れると
最高です。
293名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 00:42:26 ID:si28eiPH
そこまで設定できてるならいっそ自分で書いてしまったほうがとも思ったw
294uiii:2009/02/04(水) 01:56:48 ID:gmwEALE3
わかりました。数日お待ちください。
295名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 03:25:13 ID:G6m/vOP6
uiiiさんの頑張りを見てて久しぶりに書きたくなってきたw
296名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 12:27:13 ID:RA5VBagT
誰か妊婦モノを一緒に考えて〜!!
297名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 14:34:17 ID:G6m/vOP6
そもそも妊娠モノの需要はあるのかな?w
298名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 15:01:40 ID:EFqZqDyj
>>297

  _  ∩
( ゚∀゚)彡
 ⊂彡

299名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 16:11:11 ID:RA5VBagT
あるでしょ〜!!腹ボテ妊婦に腹パンチ、腹キックは最高に興奮するでしょ!!
300名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 16:23:28 ID:ZsqCCkQi
>>299
「ううッ!やめて!赤ちゃんが、赤ちゃんがッ!」妊婦は、痛むお腹を必死に守りながら哀願する・・・

〜略〜
「ああ・・赤ちゃんが・・赤ちゃん・・が・・ッッ!!」遂に妊婦の股間から、血塗れの破水が始まり・・
流産する話・・・こうですか?判りません!
301名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 17:19:04 ID:RA5VBagT
流産パンチなんて最高じゃないですか!!
腹ボテ妊婦だとパンチしてる間に陣痛始まるけど殴り続けるみたいな
302名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 18:46:40 ID:w625wqox
前に妊婦同士のボクシング物とか作成してましたけどうまく纏めれなくて辞めちゃった事が有りました。
とは言え、あまり残酷なのって書けないんですけどね。
303名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 19:48:45 ID:RA5VBagT
妊婦ボクシングとか見てみたいですね〜!!僕は作文が苦手だからかけないんですよ。
誰かお願いできませんか??
304名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 20:07:44 ID:I1ewQEPA
普通の二次でボテ腹蹴りパンチ系の書いたらこっちがボコボコにされたw
ここは良い雰囲気だな〜
305名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 20:13:51 ID:IbvbMUwP
>>234
遅くなったけどGJ!!
続かないってかいてあるけど続きみてえー!!!

>>304
少なくともここはそういう場所だからね(笑
306名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 22:37:19 ID:Xrp7uCHS
妊婦はちょっと残酷すぎ
307名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 22:40:50 ID:RA5VBagT
妊婦には実際にはできないからね。小説だけはボテ腹をボコボコにしたいよ
308名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 23:02:22 ID:zq/AdNe4
俺も妊婦は好みじゃないが、書いて投下したい人がいるのならそれもいいんじゃないか?
ただスルー出来るように、あらかじめ注意書きはお願いしたい。
309uiii:2009/02/05(木) 19:06:35 ID:NV2hErZ0
僕も妊娠はいやですね。少なくとも僕は書かないです。
310名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 19:30:43 ID:S0xrvvdF
ネット内に確か「妊婦ボクシング」見たいなSSがあった様な・・臨月の妊婦同士が腹を殴り合い、破水したらKOと言う事で、試合終了・・医者や看護婦が駆け付けてその場で出産し、産まれた赤子は、勝者が名付ける見たいな?

私も、何かヘコむので、見たくないし、妊婦ボクシングを書く気無いですね。
311名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 23:42:27 ID:cCWVihZe
怪物の子種を仕込まれた女戦士が、必死にボテ腹を押さえて
「お願いだ・・・私の腹を思い切り殴って、この中にいる化け物を殺してくれ・・・」
って頼むとか>妊婦腹責めのバリエーション
312名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 23:56:39 ID:GXgK3tAE
神降臨を待つのみだな
313uiii:2009/02/06(金) 00:28:54 ID:yyOsB2HA
神って、どんな人ですか?ぜひお話したい。
314名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 00:53:04 ID:Nd0pqq0G
「妊婦」ネタ望むなら、そこまでしつこく、細くて、詳しく書くなら、もう自分で書いた方が?
さっきから、一人だけしか望んで無い見たいだし、書き手さんや読者さんも、嫌がってますけど・・。
315名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 01:17:34 ID:Q18iUXdt
>>313
だが断るw
316名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 02:14:22 ID:9+kMqwvn
ボテ好きは二次でも三次でも少数いるけどさらにそれを殴るとなると
これまた少数派のリョナまで含むしなぁ
前提スキルを幾つ満たしたら得られるんだって性癖だのう。
317名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 07:08:54 ID:lDRxVxKJ
>>241
読むの遅れたけどスゲー面白かった!!! GJ!!!
318uiii:2009/02/06(金) 21:41:15 ID:yyOsB2HA
???断るとは?あなたが神様ですか?
319名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 22:55:42 ID:FfqfTtLH
>>318
「特定の個人」と言うよりは「すごいものを作ってくれる人の総称」または「SSとかの職人」って感じ>神
今のこのスレで言えば、あなたが神
320名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 23:02:38 ID:aZT29DAq
お前ら優しいな。
俺には言わせたいとしか見えないし無知すぎて腹立ってくるわ…。
それは俺が歪んでるからかもしれないけど。
いや初心者なら、まあ仕方ないといっちゃ仕方ないんだけどね。

投稿してもらってる身でアレなんだけど、質問や会話をする時はHNを外してほしいかなと
321名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 23:48:28 ID:Nd0pqq0G
無理強いの次は、書くのを拒否した職人叩きですか
322名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 00:24:34 ID:MXA8mElp
>>312は自分だけど、今もまだ見ぬ神を待機中です
妊娠物という訳ではなくね
323名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 00:28:40 ID:KmrXcoEn
>>320
20を超えればやさしくなれるよ
324名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 09:10:31 ID:QSmB1dQ1
>>323
おれはそれからさらに5年かかったなw
325名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 16:23:39 ID:WDfIIcvX
OL狩りをリクエストしたものです
楽しみにお待ちしております
326uiii:2009/02/07(土) 17:10:34 ID:/hQywiBt
現在制作中で、今日か明日には仕上がりますので。それと、自分のせいで変な雰囲気を出してしまい、ご迷惑をおかけして
申し訳ありませんでした。
327名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 01:17:54 ID:OGDlduoP
なにをおっしゃいますか
貴方のせいではありませんよ
328uiii:2009/02/08(日) 02:27:21 ID:A3JZGDfO
日本では、若者の気風が乱れていた。そこで政府は、過去の日本の気風を取り戻すために
女性の権利を消去する政策を打ち出す。しかし、当然ながら反発は大きい。何度も激しい反対運動がおこり、
女性たちによる暴動がおこった。そしてそのうち、女性の権利を守るための組織が結成され、活動していた。
某県の午後8時。数か月前に大学を卒業した中村美奈子22歳は、仕事を終えて帰宅の道を歩いていた。
「まずい、時間に遅れちゃう」
真っ黒なブーツ、赤いミニスカート、セクシーに胸元を見せる真白なシャツ。その上から毛皮のコートを羽織っていた。
今夜、彼女は婚約者とデートの待ち合わせをしていたのだが、仕事がなかなか片付かず、こんな遅くになってしまったのだ。
「近道していこう」
焦った彼女はいつもは通らない裏路地を通ることにした。
真っ暗な路地。少し気味が悪いと思いながらも彼女は狭い裏路地を走った。
すると、出口の方から一人の女性が歩いてきた。
「なんだ、女の人か・・・」
一瞬、寒気を覚えた美奈子であったが、相手が女性であったため、思わず安堵した。
そして、構わず女性の脇を走り抜けようと思ったときだ。
ドス!!!
「うっ!!!」
その瞬間、鳩尾に激しい痛みを感じ、目を胸の下へと向けた。
「え・・・どう・・・して・・・・」
通り過ぎようとした女性の拳が、美奈子の鳩尾に突き刺さっていた。
「くる・・・し・・・い・・・」
美奈子は意識を奪われ、闇の中へと崩れる。
「この女であってるの?」
と、美奈子の腹を殴った女が後ろを振り向いて訊く。
「そうだ」
と、また別の女性の声。
「この女が、女性排斥運動の中心的議員、中村敬一郎の娘よ」
「で、どうするの、この女?」
「そうね、アジトへ運びましょう」
「わかったは」
そう言って、女性が美奈子を運ぼうとした時
「待って」
ともう一人の女が止める。
「途中で目を覚ましてもらっては面倒だわ」
と言って、倒れる美奈子を仰向けにする。
さきほどの倒れた衝撃で、スカートが下がり、シャツも大きくめくれ上がって色白な腹部と、可愛い臍、引き締まった丹田を露にしていた。
女は拳がなるほど強く握りしめると、そのまま拳を臍に突き刺した。
ザク!!!!!
ナイフでも刺したかのような大きな音
「はぐ!!!!!」
その激痛に、気絶していたはずの美奈子も一瞬目を覚まし、大きく眼を見開いて自分の臍に突き刺さっている拳を
苦しげに見る。
「は・・・ぐ・・・・」
「すごい、まだ意識を失わないなんて」
関心した女はさらに拳を奥へと侵入させ、内臓を圧迫する。
「ぐ・・・くる・・・・し・・・・」
めきめき、と腹筋を破壊する音と共に拳は無情にも突き進み、ついに手首までめり込んだ。
「か・・・は・・・・」
流石に苦しくなったのか、美奈子は体をうねらせて逃れようとするが無駄なこと。女は拳を深く美奈子にめり込ませた状態で拳を90度ひねり
内臓に螺旋を描かせた。
「ぐほ!!!!!」
まるで濡れた布巾が絞られるように、美奈子の内臓は絞られて胃液を口から噴出させ、意識を失った。
「これでよし。車に乗せて」
気絶した美奈子を後に、女はその場から去り、美奈子も他の女に担がれてどこかへと運ばれた。
329uiii:2009/02/08(日) 02:50:13 ID:A3JZGDfO
ドズ!!!!
「うぐ!!!!」
激しい痛みで、美奈子は目を覚ました。
「ここ・・・は・・・?」
目を開けると、そこはどこかの古びた倉庫のようなところで、数人の黒いスーツを着た女たちがいた。
一見、シークレットサービスのような格好であったが、明らかに違う。
その証拠に、美奈子の臍と鳩尾の間に拳が深くめり込んでいた。
「げほ!!!」
あまりの激痛に美奈子は吐いた。黄色い液体が床にぶちまかれ、苦しげにせき込む。
「気がついたみたいね」
何をいまさら、というタイミングで先ほどの女が言う。
「あなたたち・・・・いったい・・・何を・・・」
「女性の権利を守るためよ」
と先ほどの女が言う。「あんたのオヤジは女性の権利を侵害する最低野郎よ。だから、野蛮人に教えてやるのよ。
私たちを怒らせるとどれほど恐ろしいかをね。そう、貴方を使って」
と女の口元が微笑む。
「ビデオの用意をして」
そう女が支持すると、撮影ようのカメラが運び込まれ、その焦点が美奈子に合わせられた。
「ふふふ、みじめな姿ね」
女は美奈子の姿を見て笑う。
美奈子は壁に鎖でつながれ、万歳をすりような形でつるされていた。壁に背中をきっちりつけて。
その上、白いシャツは真中で裂かれており、白い腹部全体と、ピンク色のブラジャーが見えている。
「やめて!!!」
自分の状況にやっと気づいた美奈子は赤面になる。
「お願いやめて!!!」
そして、体をばたつかせて抵抗するが
「うるさい!」
ズム!!!!
「うぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
弾丸でも喰らったような痛みが鳩尾に走り
「おげぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
血の混じった胃液を吐き散らす。
「きたねえよ!!!」
今度は臍にきた。
ザク!!!
「ぐほぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
二撃とも手首が埋まるほどの強さで殴られており、美奈子のやわな内臓など変形を始めていた。
「けほ・・・・けほ・・・・けほ・・・・」
大きなうめき声のあとに、激痛に耐えながら必死に呼吸しようと美奈子が弱い声でせき込む。
そこへ、女は再び無情な一撃を臍と鳩尾の間に突きさした。
ドン!!!!!
「うぎぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
女の一撃は美奈子の腹筋を打ち破ると軽々と内臓を貫通し、その威力の強さは、殴ったときにできた背後の壁に出来たひび割れが証明してくれる。
めきめき、とその場にいる全員が聞こえるほど大きな音とともに、白い肌に、女の突き刺さっている拳を中心に螺旋が形成され、いかに
強い力で殴られているかを物語る。しかも、女性の放った一撃は拳から手首まではおろか、ひじまでも美奈子の中に埋めこませていた。
「あ・・・・・・」
もはや悲鳴にもならない。完全に呼吸も止まり、ただ汚く口からよだれたらし、目を大きく見開いているだけ。
ガシャ
という音と共に、両腕の鎖が外され、美奈子はぐったりと女に倒れかかった。
「この女をしっかりたたせな」
そう女が命じると、ロングヘアな女が、美奈子を羽交い締めにした。
「いい、しっかりと立たせるのよ」
と女は命じた。
これからが、美奈子の地獄が始まる。
330uiii:2009/02/08(日) 02:59:51 ID:A3JZGDfO
「いくわよ」
再び女は拳を握りしめ、美奈子の臍に突き刺す。
グサ!!!!
「はうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん・・・」
悲鳴は二つ聞こえた。
一つは当然美奈子のものだ。女の拳は美奈子の臍を貫通し、内臓を変形させて、拳は背中の皮に浮きあがるほど深く侵入していた。
これだけの威力のパンチを受ければ、悲鳴をあげないほうが異常である。
もう一方の悲鳴は、なんと羽交い締めをしている女の悲鳴だ。
先ほど、女のパンチが異常なのはすでに述べた。
しかし、威力が強すぎて、羽交い締めしている女の臍にも弾丸のような衝撃が走るのだ。
当然、間接的であっても、通常の女性なら気絶するほどの威力であるが。羽交い締めをしている女は、赤面し、気持ちよさそうな声を上げ
口からよだれを垂らす。
「それ、もう一発!!!!」
ドス!!!!!
「ぎゃぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」
今度は臍と鳩尾の間。先ほ同様、拳は内臓を貫き、背中の皮に拳の形が浮き上がるほど深く突きさしていた。
しかし、当然その拳は美奈子を貫通して、羽交い締めをしている女にも到達していた。
「い、痛い・・・です・・・・」
顔は先ほどよりももっと赤面し、口からは胃液を吐きだした。おまけに、羽交い締めをしている女の股が濡れ始めたのだ。
「もっと、痛くしてください・・・。私、殴られていきたいです・・・」
羽交い締めをしている女が哀願するように女に頼む。
「いいわよ。じゃあ、次は本気中の本気で突きさすかっら」
「はぁん・・・楽しみ・・・・」
二人の不気味な会話を朦朧としな状態で聞いていた美奈子。彼女はこの次の瞬間、死にたいとおもうほどの痛みを味わうのだ。
331uiii:2009/02/08(日) 03:17:05 ID:A3JZGDfO
「3、2、1、いっけ!!!!」
女は拳を放った。美奈子にも、羽交い締めをしている女にも見えないほどの速さの拳だった。
ザクゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!
「うぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんきもちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」
女の拳は美奈子の鳩尾を貫通し、胃を貫通し、美奈子の背中を貫通し、美奈子と密着して羽交い締めをしている女の
鳩尾までも貫通し、内臓にまで達した。
「はぁ・・・ん・・・気持ちい・・・・かき回してください・・・」
「いいわよ」
女は、羽交い締めをする女の内臓をかきまわした。埋め込んだ拳を、さらに深く突き上げて、内臓の中で拳を開き、臓器を
まるで内臓を絡ませるようにかきまぜる。
「はぁぁぁぁん・・・・」
羽交い締めをしている女は気持ちよさそうな声を上げるが、美奈子は死にかけていた。
当然である。体を拳で貫かれながら、なおかつ、その腕が羽交い締めをしている女の内臓をひっ掻きまわしているために
激しく動いている。美奈子はその痛みは全て受けているのだ。
(苦しい・・・痛い…)
こんなにいたいなんて思ってもみなかった。
(殺・・・して)
美奈子はそう思った。変態な女が、自分の内臓を掻きまわされていることに喜び、それを求めるがゆえに、美奈子自身は地獄の痛みを味わっている。
「くる・・・しい・・・・」
「ああ・・・気・・・・持ちい・・・」
二人の感覚は正反対といっていい。苦しむ美奈子と快楽と味わう羽交い締めをする女。
しかし、美奈子の体が先に持たない。
そう、ついに限界を迎えたのだ。
「ごげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぐほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
血と胃液の混ざった液体が、これでもか、といわんばかりに口から噴出され、苦しげに暴れた後、意識を失った。
「はぁん・・・・」
すぐに美奈子から拳が引き抜かれ、美奈子は自分の吐いた汚物の前に倒れ、羽交い締めをしていた女は、気持ちよさそうに、鳩尾を両手で押さえて、その場
にひざをついた。そして
「苦しいです・・・・楽に・・・してください・・・・」
と女に頼むのだ。
羽交い締めをしていた女は、女が自分の鳩尾を狙いやすいよう上着のスーツを脱ぎ、服をめくりあげて
鳩尾を露にする。
「いいわよ、思いっきりいきなさい」
「はい!!」
次の瞬間、空気を切る音と共に、羽交い締めをしていた女の鳩尾に、美奈子に喰らわせたものなど比べ物にならにほどの威力で
拳を撃ち込んだ。
ズボォォォォォォン!!!!
「あうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」
女の拳は、鳩尾、胃を貫通し、背中の皮が大きく盛り上がるほど拳を深くめいりこませた。
「きも・・・ちい・・・・。この拳は・・・私の・・・もの・・・・」
羽交い締めをしていた女は。自ら両手で女の腕をつかみ、拳をさらに引き寄せる。
「あう・・気持ちい・・・」
まるで切腹でもするように、拳をいう強力な刀を、これでもか、これでもか、というほどに自分に引き寄せていく。
そして、最後は武士が切腹して力尽きるように、羽交い締めをしていた女は拳を鳩尾に突き刺された状態で意識を失ったのであった。
異常の光景を録画したビデオを議員に送りつけた。
このビデオがどのような影響を及ぼすのか、いまだわからない。
しかし、美奈子は全治5か月の重傷を受け、病院に入った。女たちが病院の前に捨てていったのである。
ちなみに、羽交い締めをしていた女は、今日もまた、女に腹ぜめをされて喜んでいるという。
332uiii:2009/02/08(日) 03:17:53 ID:A3JZGDfO
こんな感じでどうでしょうか?喜んでいたたければ幸いです。感想、ご意見などをよろしくお願いします。
333名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 16:27:52 ID:snqiJN+e
羽交い絞めをしてる女まで餌食にしてしまうとは斬新です!
羽交い絞めをしている女は感じている余裕がある中で、
美奈子の苦痛はこの世のものとは思えない
対比がすばらしい。悲鳴も美人の美奈子からおげえええという
汚い声が勃起ギンギンですよ!
334名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 16:56:52 ID:qBnkNwZt
>>333
ひとまずsageようぜ。
335名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 17:22:23 ID:snqiJN+e
uiiiさんに触発されたので僕もちょっと書いてみます

「すっかり遅くなっちゃった」
クラブで深夜まで遊んでいたセレブ女子大生の香織
ミニスカートから伸びる美脚が色っぽい
公衆トイレは使いたくなかったが、酒を飲みすぎた
せいで尿意を家まで我慢できそうもなく、公園の便所
に入った。
個室のドアを開けた途端、いきなり中から何者かが現れ、
物凄い速さの拳を香織の華奢なお腹に埋め込んだ。
「うはぁっ??」バッグを落とし、腹をかかえる香織。
強烈なパンチを繰り出した相手は、女だった。
「う・・あ、あなたは・・」金髪を短く刈り込んだ、いかつい
顔立ちのその女は、手配中の強盗犯だった。
「なんだよ、てっきり刑事かと思ったぜ」香織のロングヘアを
鷲づかみにした。がら空きのお腹に、女の膝蹴りが突き刺さる。
「ぐううううぇっ!」育ちが良く、腹筋など全く鍛えてないスレンダー
な身体には耐えられなかった。
「げほぉぉ!おおぅッ」口からよだれを垂らし、恐怖に目が開かれる。
普通なら即ダウンするはずだが、強い力で髪を捕まれて膝もつかせて
もらえない。黒いブーツを履いた脚がガクガクに震えている。
「見られたからには生かしちゃおけねぇな」凶悪女は個室の中に香織を
押し込めて、ドアに鍵をかけた。
「お願い!たすけ・・げへぇぇぇ」膝蹴り香織のがみぞおちに埋まる
「うええっ、おゲぇぇぇッ」ビチャビチャッと汚いゲロを吐く香織。




336名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 17:36:34 ID:hIf3zo31
>>334
ドンマイ (´・ω・`)
337名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 17:38:44 ID:snqiJN+e
「汚ぇ女だなw弱すぎなんだよ」勝ち誇る凶悪女
「吐くなら便器の中に吐けよ!」香織のお洒落な髪の毛を
掴むと、便器の中に顔を突っ込んだ。
「ゴボッッ!!ヴフォッッ、ゴボボボ」水の中でもがく香織。
水には嘔吐物が浮かんでいる。顔だけ引き上げられる香織。
「ゼェ・・ゼェ・・ゲホッゲホッ」うつろな目を向いて喘いでいる。
ジョロジョロジョロ・・・両膝をついた香織の美脚の太ももの間から
生暖かい尿が流れ出た。濃い目の黄色で、湯気まで立っている。
「うわっ、くっせー女」髪を掴んだ獲物の身体から、ガクっと力が
ぬけた。香織は失禁の上、完全に失神した。
「なんだよ、面白くね〜な」髪の毛を離すと、ベチャアっと自らの吐いた
ものと、排泄物の上に崩れ落ち、細い身体はピクピクと痙攣を始めた。
異臭と汚物にまみれた香織が発見されたのは、翌朝になってからだった。
両腕を自分のストッキングで縛り上げられ、便器の上で開脚状態だった。
無残にも下着を剥ぎ取られ、口の中に押し込められていた。
そして局部には自分のブーツのヒールが・・・

香織はその後、2度とクラブ遊びをすることはなかった。



338名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 17:46:07 ID:axTsMmAV
>>332
GJ!
背後の女がマゾ過ぎて笑えるw

>>337
GJ?だが
拉致監禁プレイか、終り?もし続くなら済まんかった。
339uiii:2009/02/10(火) 00:46:26 ID:Myjj5O/a
なんだか、急に静かになりましたね。ここ・・・
340名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 01:14:03 ID:Kv5klxvM
普段はこんなもんだよ。
カキコ無い時はずっと無いし。
341一応短編投下:2009/02/10(火) 03:02:52 ID:q/mVHCPZ
>>339
貴方の作品の続きとかを待ってるだけかも?
作品を投下すればすぐに賑うかと?
んじゃ、私も取り敢えず短編投下。


―――中学の体育にて、跳び箱の授業中にある女子が勢い付けて跳び箱を飛ぼうとしたは良いが、勢い付け過ぎて変な角度に飛んでしまい、跳び箱の角に彼女の柔らかい腹をぶつけてしまった。

ガッ!グシャ!ドボォ〜
「ぐえぇ〜!?」
彼女の柔らかい腹に角がめり込み腹の肉がぶつかり軋む音と彼女の蛙の様な悲鳴が漏れて、彼女はボテッと落ちた。

「うげッ!オウェ!ウボォ〜エロエロエロ〜ぼぉ!ゲホ!ゲホホォッ!」

彼女は、みぞおち辺りを打ち付けてしまい、腹を押さえてゴロゴロ転がりながら咳込みつつ、吐瀉物を撒き散らして暴れてたが、白目を剥いて気絶した。


周りの生徒達も慌てて彼女を介抱するが、貰いゲロで体育館は大パニックだった、その後救急車が来て彼女は運ばれ、残された生徒達も、具合が悪くなって早退した子も多数出て最悪な日だった。


…と言う話だが、違うか!?
342名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 00:04:07 ID:VkiTCQrv
GJ
343uiii:2009/02/11(水) 00:26:05 ID:2pqzvOHf
実際に女性のお腹殴ったことある人いますか?
344名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 00:42:53 ID:TaZ+rp4i
>>343
高校時代、練習に来た空手部員が少ない為に女子と組み手したんだが、胸に当てるのは、寸止めでも禁止だと言うので、腹に寸止めしたら、女子が踏み込みみぞおちに当てちまった。

「うっ!」とか言って腹を押さえて座り込んだのを今でも彼女の声と共に覚えてる、事故なのにみんなに腹殴られて校庭50周させられたよ。


と言うか、質問雑談時はコテ外しなされ、また変なのに粘着されて荒れる元になるからさ。
345名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 00:44:53 ID:TaZ+rp4i
>>344
ああ、追記な?
殴った時の感触は、ぐにっと弾力ありつつ軽く沈む程柔らかかったな、今でも覚えてる。
346名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 09:08:57 ID:q1tsmKxk
uiii氏のシスター腹パンチ期待
347uiii:2009/02/12(木) 18:37:59 ID:KG06eYwC
現在制作中です。今週末には仕上がります。
348名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 23:01:19 ID:sk8Y7N6q
>>343
めっちゃ腹筋鍛えてる娘に腹パンチしたことあるよ
ボグ、ボグッって鈍い音したw
硬いマットを殴ってるかんじかな
本人は全然平気だったw
349276:2009/02/13(金) 00:10:33 ID:LfkyoR9t
>>347
期待してまってます!
うめき声は「あぐっ」とか「かはっ」とか「うぐっ」とか少女ぽさをだしてください!
あと血とかはきまくって背中もめり込んだ拳で盛り上がったりして
存分に痛めつけてあげてください!
お願いします。
350名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 15:09:14 ID:UkMNIfhu
>>348
腹筋鍛えてたら、鳩尾殴られても平気なのかな?
351名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 17:47:58 ID:VMYcFiLh
>>350

>>348
> 腹筋鍛えてたら、鳩尾殴られても平気なのかな?
352名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 17:48:28 ID:VMYcFiLh
>>350
不意打ちだったら苦しいよ
353名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 19:34:37 ID:nrcFubVo
ボグに触ると小さくなる
354uiii:2009/02/13(金) 23:36:22 ID:P3MzEKRI
私の最初の作品ですが、あれはほぼ実話です。あそこまでドラマチックではありませんでしたが
あれは一応実話です。あれが初めて女性のお腹を殴ってしまったときです。
355名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 01:05:41 ID:+2BHevmA
>>350
鳩尾は、腹筋と胸筋の隙間なので、よっぽど鍛えないと。
356名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 11:14:35 ID:yL3mDqdw
>>350
どんなに鍛えても力抜いてる状態で殴られたら激痛は免れません
357名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 13:17:44 ID:ycAT++Sg
>>355

筋肉バレリーナこと横山翔子なんかみると、鳩尾とこもばっちし腹筋カバーしてるみたいだけど?

鳩尾はまだいいけど、ヘソから下はヒットするとかなりやばいから、とむかし空手やってた女の子に言われたことある
358名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 13:56:46 ID:K7ykC5dC
>>357
俺は一応元スポーツマンで腹筋割れてたわけだが、鳩尾パンチは普通に痛かった
これが急所って奴かと感心したもんだ
あ、でも殴られたのが空手かだったから殴るのがうまかっただけで、一般人が鍛えた奴の鳩尾殴っても効かないかも知れんな
359uiii:2009/02/15(日) 01:30:47 ID:XwLF8btD
20年以上も戦争が続いた国で、新たなる動きが見られた。グレイムという一人の大統領により、戦争が終結したのだ。
この、20年以上も戦争が続いた国を平和に導いたグレイム大統領。彼は、この国で生まれ、ある施設で育った。
その施設の名は聖マリナ教会。戦争孤児を専門に引き取り、育てるという孤児院だ。彼はここの出身である。
彼が大統領になった後、まず最初に行ったことは治安回復である。
聖マリナ教会があるミリノイ州は、戦争の影で麻薬の密売を行っていたマフィアの巣窟となっている州であった。
「ただちに、軍と警察を配備せよ」
大統領はまず最初に、最も治安の悪いミリノイ州のマフィアを崩壊させるところから始めたのだ。
軍と警察。二つの強大な国家権力の前に、マフィア達は次々と屈していった。
しかし、唯一生き残っているグループがいた。マッドリーファミリーというこの国最大のマフィアグループであった。
だが、この国最大のマッドリーファミリーでさえも、軍と警察の前に屈しようとしていた。
そこで、マッドリーファミリーは最後の賭けに出て、ある行動を起こした。
ミリノイ州 聖マリナ教会前
大統領は、ミリノイ州のマフィア討伐作戦の本拠地として聖マリノ教会を選んだのだ。
しかし、教会はあくまでも孤児院。軍隊の基地にするわけもいかず、ただ護衛という名分で兵士を置いた。
そして現在は、ミリノイ州各地に武装して潜伏しているマフィア達を殲滅するために軍隊は出払っていた。
残っているのは、まだ兵士とも呼べない武装した少女たちのみだ。
彼女たちは、志願して兵士となった。全ては、治安を回復させ、平和を願ってのことであった。
この国は乾燥地帯で、とても暑かった。そのため、武装した少女たちは防弾チョッキは身につけているものの
チャックを閉めず、その上、チョッキの下に来ている白いランニングシャツを白い腹部があらわになるほどにめくりあげていた。
「ふう、熱い熱い・・・」
そう言って、彼女たちは手で自分を仰いだ。
まだ幼げの残る少女たち。ただ銃で武装しているだけで、中身はまだ16、7歳の少女となんの変わりもなかった。
聖マリナ教会に配属させれている兵士、つまり少女たちは全員で12人。それぞれ教会の回りを巡回していた。
そのとき、聖マリナ教会の門番をしていた二人の武装した少女が、一人の怪しい人影を見つけた。
フードを被った、おそらく男性。その男性が、二人のところへゆっくりと歩いてきた。
360uiii:2009/02/15(日) 01:41:49 ID:XwLF8btD
「止まりなさい!!」
二人の少女はマシンガンを男に向けた。
「何者?ここから先は政府の管轄地よ。立ち去りなさい!」
しかし、男は下がらない。そのときだ。
コロン・・・
男の手から、何かが落ちた。
「なに?」
そう思ったときだ。
ピカーン!!
「キャア!!」
突如、眩い光が辺りを照らした。
フラッシュグレネードだ。
「く・・・」
目の前が真白で見えない。そのために、男が自分の懐に潜り込んでいるなんて気づきもしないだろう。次の瞬間までは。
ドス!!!!
「うぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
少女の大きな胸が上下し、男の拳は少女の鳩尾に突き刺さっていた。内臓を貫き、胃を貫き、拳は背中が盛り上がるほど深く突き刺さった。
「か・・・はぁ・・・・」
少女は目を大きく見開き、呼吸をしようと口をパクパクと動かすが、無駄なあがき。
「おげぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
耐えきれず、胃の中のものを残らず噴水のように噴出し、拳が突き刺さったまま、意識を失った。
ぐったりとして、男にもたれかかる少女。男は、先ほどとは打って変わったように優しく少女を抱きとめると、ゆっくりと横にしてやった。
「あ・・・」
それを見ていたもう一人の少女は恐怖のあまり頭の中が真白になってしまった。
そんな少女に、男はゆっくりと近づいていき、戦闘する意思がないのを確かめると、すかさず、高速な拳を少女の鳩尾に突き刺した。
ザク!!!!
「あぐっ!!!!」
先ほどとは違い、少女の鳩尾に拳を突き刺した瞬間、さらに拳をひねり、内臓を巻きつけるように締め付けるのだ。
「おげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
内臓を、まるで水を含んだ雑巾のように絞られて、口からはたらたらと黄色い液体がこぼれる。
そして少女は、真っ暗な闇えと落ちていった。
男は先ほど同様、気絶した少女を優しくだきとめると、その場に優しく寝かせた。
361uiii:2009/02/15(日) 02:06:50 ID:XwLF8btD
その頃、教会の中は平和だった。
「ねえ、マリアお姉ちゃん、遊ぼうよ」
教会の中で、孤児たちに囲まれている一人の少女がいた。その名もマリナ。この教会と同じ名前だ。
彼女は現在14歳。生まれたばかりのときに家族を戦争で亡くし、乳飲み子の時に教会に引き取られた。
その後、自分と同じ境遇の孤児たちを助けるためにシスターの道を選んだ。
身分はいまだ見習シスターだが、服装はしっかりとシスターの格好をしている。
「マリナ」
と、マリナを呼ぶ声がした。
「あ、はい」
マリナが振り返ると、老齢のシスターがいた。優しい顔つきをして、眩いばかりのオーラを放っていた。
この老齢のシスターこそ、現在の大統領を育てたミエル修道女であった。そして、マリナにとっても母親同然であった。
「マリナ、井戸に水汲みにいってきてちょうだい」
「はい!いまいきます!」
元気そうにマリナは答えると、腰まで届く青い髪と、海のように澄んだ水色の瞳を輝かせ、
教会裏の井戸へと向かっていった。

「うぐ!!!!」
男は鳩尾を貫通し、背中が盛り上るほどの威力を持つ拳を少女の鳩尾に突き刺していた。
足が数センチ地面から離れて浮遊している少女。彼女の鳩尾には一本の腕が突き刺さっており
それが少女に唯一接しているものであった。
「うぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
少女は苦しげに口から汚物をぶちまけ、下半身は痙攣させながら、意識を失った。
男は今まで通り、ぐったりとした少女を優しく抱きとめると、そのまま横にしてやった。
残りの少女兵士は2人。それ以外は全員眠ってもらった。残りは教会裏の、井戸の側であった。

「あら、井戸の水汲みですか?」
マリナが井戸の側へやってくると、2歳ほど年上の少女兵士が話しかけてきた。
「はい、そうです」
と、マリナは明るく返す。
「そう、頑張ってね」
「はい」
マリナは井戸におけを沈ませ、重い水をくみはじめる。
そのときだ。
「な、何者なの、あなた・・・うげぇぇぇぇ!!!!」
いきなりの悲鳴に、マリナはくみあげたおけを離して振り返った。
そこには、少女兵士の背中が見えた。しかし、少女の背中に、妙なふくらみがあった。
まるで、拳でも背中の皮に押し付けたような形。さらによく見てみれば、少女は少し浮いていた。
「あ・・・あ・・・・」
隣にいたもう一人の少女兵士は動揺のあまり動けない。その間に、男はすでに気絶した少女から拳を引き抜くと、同様して動けない少女の鳩尾に容赦なく強力な一撃
を叩きこむ。
ズム!!!!
「うごぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
鈍い音がその証。あまりの威力に、臓器などが悲鳴すら上げれないのだ。
その少女がどうなったか。それは言うに及ばず、彼女の意識は闇の中へと落ちていった。
「あわわ・・・あわわ・・・」
その光景を見たマリナは、井戸にたてかけてあった箒を手に取ると、勇気を振り絞って男に殴りかかった。
「やぁぁぁぁぁぁ!!!!」
箒を高く上げ、振り下ろす。しかし、少女の力で操られるものなどないも同然。男にとって、箒などシャボン玉のような遅い存在でしかない。
「わあ!!!」
男はいとも簡単に箒をかわすと、すかさず右腕を取って、マリナを背負い投げた。
「いた!!!」
マリナは背中から地面に叩きつけられ、そして音がなるほど強く握りしめられた拳を鳩尾に突き刺した。
ズム!!!!!!
「うぐぅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」
少女は口から大量のよだれをたらし、目を大きく見開いて、苦しそうにもがいた。
「しゅ・・・主よ・・・」
そして、だんだんと意識が遠のいていく中で、マリナは腕を天に伸ばしていった。
(主よ・・・これは・・・何かの・・・・試練・・・なのですか・・・?)
その答が天から帰ってくることはなく、マリナは意識を失っていった。
362uiii:2009/02/15(日) 02:07:23 ID:XwLF8btD
途中まで投稿しておきました。続きはもう少しお待ちを。
363276:2009/02/15(日) 07:13:36 ID:gBCBIbc1
やっとシスターきたーと思ったらもう終っちゃったよ!
って続きがあるみたいなので安心です
どきどきわくわくしながら待ってます。
364uiii:2009/02/15(日) 22:08:46 ID:XwLF8btD
はい。少しお待ちを
365名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 22:34:23 ID:lTS+s/MQ
>>358
ある程度鍛えている人が腹筋に力こめて身構えてる状態で、一般の人が鳩尾にパンチ食らわしたら、どれくらい痛いのかな?
そういうことについて調べられるサイトってないかなあ
366名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 22:53:29 ID:kG/x11mU
>>365
俺は一般のJKが身構えてない状態で一般の男性に鳩尾パンチされたらどうなるか見てみたい。
367名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 01:37:50 ID:tTXMMEc/
>>366
それは結果は明らかだし、演技でよければ、ドラマでも何でも、いくらでもサンプルがあるじゃないか
368名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 01:47:05 ID:juP3ePH/
>>367
演技ではなくリアルに見てみたいなー
369名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 05:21:56 ID:AbhimXAh
>>364
シスター期待してまっす!

>>365
腹鍛えれば鍛えるほど鳩尾効かせられる範囲て狭くなるからなあ
http://ameblo.jp/sinnjyukunokinnniku/image-10139339986-10092547565.html
のレベルで腹に力こめてたら、一般男のパンチ程度ならほぼ鉄壁じゃねえ?
逆に普通のJKだったら腹のどこにヒットしても一撃でうずくまると思うぜ
370名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 06:09:40 ID:juP3ePH/
>>369
どこでもかー。
鳩尾やレバーにパンチ入ったら泣いちゃうのかな?
371名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 16:51:41 ID:FvwHDwdy
>>13
ひたすら続きを待ってます。
372名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 18:37:03 ID:DpL6WvbE
泣くっていうか・・・痛くて苦しくて、うずくまって、頭と視界がグルグル回る感じかな・・
373名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 18:43:45 ID:rdznvAlt
>>372
話題も話題だし、とりあえずメール欄に「sage」と打ち込んではくれまいか。
374名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 20:49:27 ID:DpL6WvbE
ごめんなさい;;
375名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 21:15:04 ID:juP3ePH/
>>372
鳩尾殴られたことあるんですか?
376名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 21:20:31 ID:DpL6WvbE
兄がいるので、兄が一人暮らしするまではよく喧嘩して殴られてましたよ
377名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 23:17:06 ID:kzKGWSPJ
>>376
下腹部殴られたことはありますか?
378名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 23:49:32 ID:juP3ePH/
>>376
それはつらいですよね。

お兄さんとはいくつ違いですか?
そして何歳くらいまで喧嘩とかしてました?
379名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 08:36:34 ID:PiNOvyZ1
>>376じゃないけど何かキモいよお前
大体こんなとこに本当の個人情報ふつー書き込まないよ
リアルの知り合いに聞けばいいのに
男でも女でも周りに沢山いるだろうが
380名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 16:11:29 ID:cQbLvW9i
俺はこういうネタは現実と妄想と区別つけて楽しんでるつもりだが…
なんか、みんなそうってわけじゃないのな

ほんと頼むから犯罪者は出さないでくれよ
ますます風当たりが強くなるわ
381名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 18:36:13 ID:/HY+bEdT
なんか久しぶりに来たら凄くカオスな感じになってますな
382名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 18:41:43 ID:JckwePT1
もしもSMAPとかジャニタレに腹パン趣味があって、それカミングアウトしたらブームになりそう
383名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 19:22:58 ID:BTNAS8Cv
そりゃ、腹パンでなくてもな・・・
384名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 19:52:36 ID:pG28yevR
なんか一部スレだと思うが現実となんか合わせて考えてる奴が一人二人いるんだよね。
現実の話はどうでもいいんよ。
385名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 20:09:11 ID:/HY+bEdT
現実の体験談云々はフェチ板行ってくれとは思うな
今フェチ板で腹責め系スレが残っているかは知らんが
386名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 20:13:30 ID:BzjVY5sI
週刊誌のネタにされてこき下ろされて終わりだろうな
387名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 20:14:50 ID:BzjVY5sI
おっとすまん>>386>>382へのレスだ
388名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:17:29 ID:YB6zem2L
ジャニーズなら「女性との合意があった」ぐらい普通にもみ消すだろjk
389名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 23:59:34 ID:6QYQlE7i
作品、遅れましたが投稿します。
390uiii:2009/02/20(金) 00:02:35 ID:6QYQlE7i
一応前回のあらすじから。
軍の司令部のおかれた教会で、突如、フードを被った何者かが襲撃。教会に駐屯していた女性兵士十数人は腹部を強打され
意識を失い、偶然その場にいあわせたシスター見習の少女も同様に腹部を強打され、どこかへと連れ去られた。
391名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 00:34:45 ID:Wh9gqHiO
>>390
もしかして、随時、書きながら、書き終わった部分を投稿してる?
それだと、「これから投下します」って宣言してから、実際に投下されるまでに何分もあいたり、
文章全体を投下し終わるまでに、数十分から数時間も掛かってしまって、その間、他の人が書き込みづらくなってしまうよ

普通は、"メモ帳"みたいな"エディタ"(検索してね)やワープロソフトにあらかじめ文章を書き込んでおいて、それをPCに保存しておいて
投下するときに、ファイルを開いて"コピー&ペースト"で投下するのがマナーになってるよ
392uiii:2009/02/20(金) 00:39:08 ID:gx0/pD8Z
ドス!!!
「うぐぅ!!!」
突如、腹部に激痛が走ったのを感じてマリナは目を覚ました。
「ここ・・・は・・・?」
どこかの拷問室のようなところで、壁は錆つき、床は血が滴ったような染みであふれていた。
殴られた鳩尾あたりが未だにずきずきと痛む。
「ようやくお目覚めか?」
突如聞こえてきた太い声。部屋の奥に、大柄な男が腕を組んで立っていた。その後ろに教会を襲撃したフードを被った何者かが立っていた。
「あの・・・私はどうしてここに?」
「人質だ」
と大柄な男は答えた。「お前はあの教会のシスターだろ?この国の大統領はあの教会出身らしく、ここらへんのマフィアを
駆逐しようと考えているようだ。だが、俺達からすればいやな話でね、悪いが交渉の材料になってもらう」
「え?」
マリナが意味不明なのは無理もない。まだ孤児院を出たばかりのマリナにとって、なんの話だか。
「それともう一つ」
と、大柄な男の口元がほほ笑む。「あの教会のシスターなら、当然、あそこ出身の大統領の情報もあるはずだ。それをすべて
話してもらう。抵抗すれば身の保障はできんぞ」
「え・・・私は・・・そんなこと・・・」
知るわけがなかった。そもそも大統領と面識があるのは見習のマリナではなく、現職のシスター達である。
マフィアは誘拐する人物を誤ってしまったのだ。
「さあ、話してもらおう。大統領の情報をな」
「そななこと、知りません!」
そう必死に訴えたときだ。
ドス!!!
「うげ!!!!」
大柄な男の大きな拳がマリナの鳩尾に食い込んだ。修道服が拳を中心に螺旋を描き、ミシミシと音をたてている。
「あ・・・が・・・・」
マリナの口からよだれが垂れた。
大柄な男は拳を鳩尾から引き抜いた。
「う・・・苦しい・・・」
14歳の体に、あの拳はこくすぎる。
「さあ、苦しいなら話してもらおう。さあ、言うんだ」
「そんなこと・・・本当に・・・」
知るわけがないのだ。
しかし、大柄は男は容赦しない。強く握りしめた拳を再びマリナの鳩尾に叩きこんだ。
グサ!!!!!
「うげぇぇぇぇぇぇ!!!!」
大柄な男の拳は14歳の少女の体を簡単に貫通した。
「は・・入ってる・・・。拳が、私のお腹にぃぃぃぃ・・・・。ぐは!!!!」
大柄な男は手首がうまるほど拳をめりこましておきながら、さらに奥に拳を進めたのだ。
「くるしぃぃぃぃ!!!!ぬ・・・ぬいてぇぇぇぇぇぇ!!!!」
大声を出すマリナ。口からは大量の胃液を吐き散らし、目を大きく見開いて体をばたつかせる。
「苦しかったら、本当のことを放せ!!!」
大柄な男はさらに拳をすすめた。
ずぼぉぉぉぉ!!!!
「うぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
さらに大声をあげてもがくマリナ。苦しさのあまりもはや自分がどんな声で話しているのかもわからない。
大柄な男は拳を引き抜いた。
「けほ・・・けほ・・・けほ・・・」
マリナは弱弱しくせき込み、必至に呼吸しようとするが、うまくできない。
「どうだ?少しはこたえたか?そうなら早く話すことだ」
「本当に・・・知らないんです・・・」
マリナのブルーの瞳から涙がこぼれ、必至に訴える。
393uiii:2009/02/20(金) 00:39:33 ID:gx0/pD8Z
「そうか、まだ痛みを味わいたいんだな」
「ま、まっ・・・うぐ!!!!!!」
再び、大柄な男の拳が炸裂し、マリナの鳩尾を深くえぐった。
「うげぇぇぇぇぇぇぇ・・・・」
手首まで完全に埋め込まれたマリナ。苦しげに口から胃液をたらす。
「さあ、話したくなるようにしてやろう」
「!!!!」
マリナは鳩尾に異様な痛みを感じた。
「や・・やめ・・・うぎぃぃぃぃぃ!!!!!」
大柄な男の拳が、マリナの中で開かれ、内臓を揺さぶり始めたのだ。
ぐちゃぐちゃ
エグイ音が辺りに響く。鳩尾を貫いている拳が、内臓を、胃を掻きまわす。
「うげぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
内臓をいじられる激痛に耐えられず、マリナは口から噴水のように胃液を吐きだす。
そして、体が痙攣し始めた。
「さあ、言うのだ。情報を話せ!!!」
「だから・・・知らな・・・いひぃぃぃぃぃぃぃん!!!!」
大柄な男が、鳩尾ごしに今度はマリナの心臓を掴んだのだ。
「い、痛いよぉぉぉぉぉぉ!!!!や、やめてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
死に繋がるかもしれない激痛。マリナは口から血まで吐き出して体全体を痙攣させる。
「話せ!!!」
「しらないぃぃぃぃ!!!!」
ずぼ
「ぐは・・・」
大柄な男はやっとこぶしを引き抜いた。
「はぁ・・・はぁ・・・・」
苦しげに呼吸するマリナ。
「話さないならしかたがない。おい」
あごで指図して、フードを被った何ものかを呼ぶ。
「このがきを始末しろ」
そう言って部屋を出ていった。
「そんな・・・」
フードを被ったものはそのまま歩んできて、懐から拳銃を取り出した。
「やめ・・・て・・・・」
しかし、その願いは聞き届けられることはなかった。
フードを被ったものは、ナイフでマリナの修道服を真ん中から引き裂いて、白い清潔な下着、白い腹部があらわしされ
拳銃を鳩尾に突きつけた。
「神よ・・・・」
ドン!!!!
拳銃が火を噴き、放たれた銃弾は皮膚を貫き、鳩尾を貫き、胃を貫き、心臓を貫いていった。
その後、死体はマフィア達によって犯され、さんざんに凌辱されたのち、どこかにすてられた。
394uiii:2009/02/20(金) 00:40:11 ID:gx0/pD8Z
やっとリクエストに答えることができてほっとしました。
感想などがあればお願いします。
395名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 01:18:59 ID:+hjPZrOk
俺だけかもしれんが、もうちょい性的な要素が欲しい。
死姦はスレ違いとしてももう殺すの?みたいな感じがして
なんかのめりこめないや。
殴る男も使命感はあっても性的欲求がないので
どっちにも感情移入できないまま読みきっちゃう
396名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 01:44:03 ID:8l4dCDwe
長編や中編がよみたいってことか
397名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 01:44:31 ID:Dlq+vbnm
性的な要素いらない派で生粋のリョナラーの俺は満足。
どうせなら銃じゃなくて内臓握りつぶして殺して欲しかった
398名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 02:36:01 ID:SdEyBqmw
>>394
色々意見あるが、自分は腹責めのテイストはきちんと描かれてるのでGJ!を捧げたい、色々言われてるが気にせずに次回作品も楽しみにして居ます。
誰かの意見の「短い?」「性的な?」ああ、腹責め描写以外は飾りですよ?飾り
399276:2009/02/20(金) 13:20:34 ID:gE9tV9AU
>>394
ありがとうございました。
残念なことにシスターが血を吐いたり背中が盛り上がる描写がなかったです
あと最後は殺さないでほしかったかな。
それか拳銃じゃなくて腹殴りすぎて内臓破裂してのショック死とかがよかったです。
また余力があるようでしたらこんな感じのSSもお願いしますー。
400名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 15:07:21 ID:E/TbT73J
uii氏投稿頻度高くてgjなんだけど
実際にこういう嗜好持ってたりするのか
単純に面白そうだから書いてるのかちょっと気になるなw
401名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 17:04:49 ID:gx0/pD8Z
いろいろと気に入らなかったようで失礼いたしました。
これからは自分の書きたいものを書かせていただきますよ。
402名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 17:16:52 ID:b2sWIzfv
いやいや良かったよ、GJだよ
uii氏がなんでも聞いてくれそうだったから甘えてるだけだよ
403名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 17:41:19 ID:SdEyBqmw
>>401
次回作にワクワク期待してる、つかトリ外したのは良いけど今度は「sage」なくなったのは仕様かい?
通常レスなら、トリ外してsageた方が余計な波風立たなくて済むよ?
404名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 18:18:58 ID:+mrB26dc
>>401
うん。それがいいと思うよ。
人からリクエスト受けて応えるのは難しいモノだし。
ましてや細かい指示までして貰ったらズレは出るよね。

ところで、久しぶりに保管庫覗いたらまとめて更新されてて驚いた。
管理人さんお疲れ様です。
405uiii:2009/02/21(土) 01:07:27 ID:+19AmLcF
ちょっと頭を冷やしてきました。いいわけですが今回仕事が忙しくてうまく時間が割けませんでした。
しかし、リクエストしてくださった方を満足させるのが私のポリシーですので、もう一度、つまり、マリナが
誘拐された後からをもう一度書きなおします。少し時間はかかりますがもう一度挑戦したいと思います。
406名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 01:28:01 ID:/pTy97W8
つか…次もダメ出しされたらどうするおつもりで?
407名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 02:02:38 ID:B2bKKnYo
>>406
ダメ出しと賞賛とが両方投げかけられる中で、>>405なりに手ごたえを感じられるかどうかが問題なんでしょ
俺らが気にすることじゃない
408名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 17:53:27 ID:sX2At2DX
文句ばかり言わずに「シスター達の受難シリーズ」って事にして大目に見ようよ?
少なくとも、勝手な読み手のリクにちゃんと答えようとしてるんだ、感謝すべきじゃないのか?
409名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 18:47:49 ID:Pnhsvnyu
リクをくれ、詳細まで伝えてくれと求めたのがUii氏自身だったのと、
板の初心者ぽさが未だに抜けきらない辺りが見ていてヒヤヒヤするんだよね。
このスレはやさしい人が多そうだから荒れる心配は少ないとは思うんだけど。

ずっとモニョモニョしてたんで、この際だからハッキリ言ってしまいます。
Uiiさん。書き手⇔読み手、SS書きの控え室やここなんか、ちょっと覗いてみないかい?
http://hikaeshitsu.h.fc2.com/frame.html

いわゆる投下のお約束ってのが色々書いてあります。
絶対守れって物じゃないけど、知っておいて損は無いよ。
折角いい文章書いてるんだから、後はこの板のノリってのも覗いてみると良いと思うんだ。
410名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 19:14:44 ID:nWhdNTDJ
>>408
大目に見るとか、めちゃくちゃ上から目線だな・・・
少なくとも、今回の分をリベンジするって言ってるのは、何も問題ない行為だろ
大目に見るも何も、期待して待つか、好きじゃない人はスルーすればいいだけ

それより、どうやら書きながら投下しているらしいこととか、そっちの方がよっぽど気になるわ
411名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 19:31:22 ID:sX2At2DX
ははは、「大目に見る」が上目線ですか?
まあ、sage無かったりコテ会話について注意しても聞かないから、コテ雑談は無視してもう彼の作品を楽しみにするしかないんだけどな。

本来なら、誤爆スレ行きのレスかもしれんが、誰も言わないから敢えて苦言呈したけど、荒らし扱いならもうほっとくわ。
そういやあ、書き手自身がネタ要求や、リアル話題をコテで会話してたし、もういいよ。
412名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 19:33:17 ID:sX2At2DX
>>410
それからさ、「書きながら投下」とか言うが、ここみたいなスレなら問題無かろう?
413名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 19:54:21 ID:xDr6mxoB
なんだ、こいつw
414名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 20:03:42 ID:gXXIvrtf
色々と突っ込み待ちにしか見えないw
415名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 22:05:38 ID:uvBzHenF
突っ込むのは腹だけでいい
416名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 23:32:59 ID:SM77QGT1
職人は神だろ
読み手が上から目線なんてもってのほか。
417名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 23:39:39 ID:/pTy97W8
誰ウマー
まあ所作の分からない書き手さんは>>409さんのご意見を参考にするのが宜しいかと思います
418名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 23:41:39 ID:/pTy97W8
> 誰ウマー
>>415
419名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 21:06:20 ID:EWwHTJpb
ほっそりギャル系モデルの褐色腹にロケットパンチage
420名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 03:48:17 ID:9FpuS1oc
書き手が逃げ出す破壊力満点の自治嵐の後にはペンペン草すら生えず。
暴風で、飛んで来た看板に腹を直撃された女子高生が、もんどり打って倒れて転がり、腹を押さえて脂汗を流しながら失禁と痙攣を繰り返し、嘔吐と失神するのみ。

他にも転がって来たタイヤが、不運にも下腹部の特に秘所を打ってしまい、脂汗を流しながら激痛の余り目を瞑り、片手で痛めた股間を抑えつつ何とか堪えて屈みつつ歩き、風に飛ばされるのを防ぐ為や休む為に、震える手でよろけながら

必死に手探りで宙を掴みつつ、やっと触れたガードレールに掴まろうとしたが、目測を誤り、掴まり損なって勢い良くよろけてみぞおちを強打し、そのまま一回転して落ちて、腹と血の滲む股間を抑えて、

脚をばたつかせてのたうち回り、身体を痙攣させながら、白目を剥き、失神及び股間から失禁、口から嘔吐する不幸な女子中学生も居る様だ。


ああ、早く来い!レスキュー書き手さん。
421名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 22:22:29 ID:cG32Qgj6
>>420
アンタがすでに大したモンだよwww
悶えすぎてコメディタッチにさえ見えるwww
422名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 00:07:40 ID:ze8QE/P+
オレはっ!腹をっ!!責め上げるぅうッ!!!
423小ネタ投下:2009/02/27(金) 00:38:00 ID:O/p1NtTj

隊長!
前方から、帰宅途中のお姉さんが歩いて来ます!
おお!
よーし目標、帰宅途中のお姉さんの腹!
狙い撃つのだ!
てぇ―ッ!
バスッ!

ボスッ!
狙撃担当の隊員から発射されたゴム弾は、見事にお姉さんに命中し、お姉さんは蛙の様な呻き声を発して、腹を押さえて座り込んだ。
隊長!
見事に命中したであります!
目標は、呻き声を発して座ったのであります!
でかした!
見事に当たったな!
どれどれ。
隊長は双眼鏡で、目標を視認する。

目標は、腹を苦しそうに押さえて顔面蒼白になり脂汗を流しながら呻いて居たが、やがて込み上げて来たのか胃液と血と吐瀉物を吐き散らすと横に倒れて脚をばたつかせながら地面に転がりのたうち回る。

やがて、白目を向いて仰向けに寝て失神した。
彼女の股間から失禁を確認出来それから四肢をピクピク動かして居る、彼女の胸も服越しだがユラユラ揺れて居た。
目標沈黙!
任務完了、これより撤退する!

目標沈黙つまり気絶を確認した3名は、ゴム弾を回収後に写真を取り現場から逃走した。
因みに、やられた彼女は内臓破裂で、入院する羽目になったが命に別条は無かったと言う。


小ネタ 完
424名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 22:27:31 ID:ze8QE/P+
>>423
腹撃ちスナイパー
とか、
腹責めレイプマン
とか、
萌えるよなw
425”管理”人 ◆FNJ1nSwSJE :2009/02/28(土) 10:37:58 ID:k3Y2udMi
長いことまとめなくて申し訳ない。

それで、お知らせですが、
uiii氏が書き込み規制に巻き込まれているそうです。
作品は出来ていようなので、
wktkして待って下さい。
以上、お知らせでした。
426復活祈願小ネタ:2009/03/01(日) 21:49:32 ID:6auuwnYT
uiii氏の帰還お待ちして居ります。

◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆

隊長!
後方より、女子高生二名発見しましたッ!
なにッ!
でかした!
これより武力介入開始せよ!
よし、隊員A、やれ!

了解!
これより隊員A、目標を狙い撃つ!狙い撃つぜ!
バスッ!
ボスッ!うぶぇ〜!きゃあああ〜とも〜!
隊長、やりました!
見事目標に命中しました!
おお!見事に当たったな!ゴム弾が腹に深くめり込んだな、女子高生一人は、腹を押さえて座り込み吐いておる、成功だな。
よし、残り一名を隊員B!倒して来い!
了解しました!
隊員B、目標を殲滅する!
〜隊員Bは、腹にゴム弾を食らって、脂汗を流してしゃがんで吐いて居る女子高生を介抱している子にダッシュで駆け寄り、強引に引き起こして、強烈なるボディーブローをその腹に叩き付けた!

ドボォッ!
えッ!?オブゥ!
女子高生は、みぞおちに強烈なパンチを受けた。
柔らかい少女の腹にごつい男の手が深くめり込み、背中にくっつかんばかりに胃や内臓を圧迫した。

うッ!うぼえぇぇ〜!ビチャビチャビチャ
胃の中の内容物が一気に来たのか、女子高生は身体をくの字に曲げて吐いた。
隊員Bは、ズボッと素早く拳を引き抜き難を逃れて戻って来る。

女子高生達は、身体を震わせてしゃがんで吐いて居たが、ゴム弾を食らった子は白目を剥き、腹を抱えながら横に倒れて気絶した。
殴られた子は、しばらく吐いてたが、やがて気絶し己の吐瀉物に顔を埋めて尻を上に向ける格好になった。
よーし、目標沈黙を確認した。
撤退する!
三人は、彼女達を置き去りにして逃走した。

女子高生達は、二人共仲良く内臓破裂で入院したが、幸い命に別条は無かったらしい。

427名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 03:34:23 ID:nZYjDg/p
管理人乙!
428まとめ人 ◆FNJ1nSwSJE :2009/03/06(金) 19:08:03 ID:/yC79eWZ
>>427
 ノ

お知らせ。

uiii氏からメールで作品を預かりましたので、まとめの方にアップしました。
今のところ一本だけですが、本スレとは別にコーナーを作りましたのでどうぞ。
感想、要望等はここの方がいいのかな・・・?
ま、まとめ掲示板もホスト表示はやめたので、宜しければご利用ください。

ついでにと言っては失礼だけど、423,426氏の小ネタも上げときました。
ではでは。
429名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 22:36:57 ID:KFm5d7Qi
ありえないけど、あってほしいかも

「金持ちそうな女がムカついた」傷害容疑で少女らを逮捕

警視庁○○署は6日、女子大生や女性会社員に集団で暴行を
加えたとして、自称元女子ボクサーの女(19)と、友人の少女
ら3人(15〜18)を傷害の容疑で逮捕した。

調べによると4人は3日未明、代官山の路上で帰宅途中の女子大生(22)
に因縁を付け、人気のない駐車場で「腹パンゲーム」と称し、女子大生
の腹部を羽交い絞めにした上で殴りつけ、内臓に全治一ヶ月の損傷を与えた
疑い。

また4日未明には、六本木の立体駐車場において、帰宅途中の通訳会社に勤務する
女性会社員(27)に対しても同様の暴行を働いた疑いがある。女性会社員は腹部と
顔面合わせて全治2ヶ月の重症を負った模様。

調べに対して少女らは、「貧しい境遇に嫌気が差していた。ブランド物の服を着たり、
キャリアウーマンタイプの気取った女にムカついていた。」とし、「代官山や六本木
のように、金持ちの女が沢山いそうな場所を狙った」と話している。

また「腹パンゲーム」と称し内臓破裂寸前まで殴りつけた事については、リーダー
格の自称元女子ボクサーが発案したとされ、調べに対し「お洒落で綺麗な女が大声
で呻く姿や、嘔吐する姿が快感だった」と供述している。

現場付近では昨年12月24日未明にも同様の事件が複数発生しており、同一犯とみて
余罪を追及する方針。
430名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 02:51:38 ID:wgTDAkUc
>>428
こちらに感想書くならば、管理人さんが代理でこちらに書き込むって手もあるけど、手間を考えたらそれでも良いですかね。

それより、自分の小ネタなんか乗せて頂き感謝です、まさか載るとはw
とにかく更新乙です。
431 ◆FNJ1nSwSJE :2009/03/09(月) 18:17:34 ID:AR9XCk84
>>430
やっぱりそう思います?
感想皆無だもん。ちょっと考えちまうよなぁ、これ。
へたすりゃ、まとめ人の新作告知ばっかりになっちまうぜ?w
まぁ、uiiiさんと相談しますわ。

>>小ネタ
ふふふ、一応SSとして読める文章だったので載せました。
喜んでもらえてよかったですw
432名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 20:28:09 ID:qMGRl0Eq
保管庫管理人さん復帰祝い。
かなりフェチに走ってますので、以下合わない方はスルーお願いします。

・キャットファイト
・失禁多数
・エロ寄り
・任意のタイミングで服が破れるご都合主義
4331/10:2009/03/09(月) 20:29:01 ID:qMGRl0Eq
業種:イベントコンパニオン
資格:16才〜28才
勤務時間:時間・曜日応相談
給与:全額日払い、日給15万円以上確実
待遇:ノルマ・罰金なし、保証一日10万円以上
お問合せ:東京都**区

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未経験・はじめての方大歓迎です。
誰でも簡単で、ストレス発散が出来るお仕事です。

出勤日・時間等:
ゴーグルを着用しますので、身元がバレる心配はありません。
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ほとんどの方が一日体験入店からの入店です。

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募集期限:2176年3月31日



「最近流行のゲーム、やった事無い? ある?
そうそう。ゴーグル付けて、見て、考えると操作出来るヤツ。
やり方はあれと同じ。誰でも格闘家になれちゃうの。カッコイイでしょ?
相手を見て、殴る、蹴るって考えればいいの。
わっとっと、こっち見ないで、サンドバックサンドバック。
そうそう。簡単でしょ?
面白い? 怖い?
対戦中にもう無理だって思ったら、ギブアップって念じてね。
すぐ試合はストップするようになってるから。
でも勝ったら更にこれだけ上乗せ。凄いでしょ?
頑張ってね。
あと一応、こういうお店だからちょっとエッチな格好とかして貰わないといけない。
大丈夫。ゴーグル付けたまま出て貰うから、顔はバレないよ。
制服似合ってるし、制服のままがいいかな。
汚れちゃうかもしれないから、ウチの制服に着替えようか。
あ、試合前にこれ飲んでね。
これ飲んでないとギブアップ出来ないから。
嫌だったら沢山ジュース飲んでおくのでもいいよ。
ギブアップしたらリングの上でお漏らししちゃうようになってるの。
うん。そうだね。恥ずかしいけどそこだけは我慢して貰わないといけないね。
それに勝てばいいわけだし。
あと、人気が出たらボーナスもあるから。
制服は人気出ると思うよ。
やる? じゃあ後はあっちの係についていって着替えてね」
4342/10:2009/03/09(月) 20:30:00 ID:qMGRl0Eq
 みくるにとって、その説明は2度目に近かった。
あらかじめ友人から聞いていたのとほぼ同じ内容だったからだ。
彼女は控え室で下着姿になって、指定のゴーグル、それからグローブとブーツを身に付けた。
ゴーグルから伸びたコードがグローブとブーツを繋いでいて、肩や肘、膝などの間接部分にはパットがある。
指定の制服を着てコードを隠すと、彼女は鏡の前で服装をチェックした。
ゴーグルと手足の防具が、制服と意外にマッチしている。
漫画やゲームの変身ヒロインみたいだった。
目から鼻のあたりを濃い色のバイザーが覆っていて、顔の判別が出来ないようになっていたが、視界は良好だ。
側面の金属部分に触れて電源を入れると、目の前の景色にターゲットマークが浮かんで見える。
幾つかの調整項目をパスした後、鏡の自分に向かってフックを入れてみた。
びっくりするスピードで腕が勝手に空を切る。
惚れ惚れする程動作がキマっていた。
今ならなんだってやれそうだ。
みくるは、そん気分になっていた。
「みくる」という名は、ここで付けられた。
本名は別。
対戦相手はここの女王、かのん。
勝率No1。
みくるがそう望んだ。

名前を呼ばれて控え室を出ると、通路に女の声が響いていた。
「新人が私を指名? はぁ? ジョーダンでしょ。
その子ドM? お客さんの前で漏らしてみたいならイジめてあげるけどね」
みくるには黒の水着姿に見えたが、近寄るとやたら露出の高いライダースーツと言った方が良さそうだった。
「素人だと思わなくていいですよ。私、空手してますから」
進み出たみくるを、胸を挟んでかのんが見下ろす。
中心が大きくV字にカットされたコスチュームは、お臍まで見えていた。
みくるは思った。
悪の怪人の衣装だ。
「この娘がその新人? 名前は決まってるの? みくる?
あのね、別にNo1相手にしたからってお給料は上がんないし、恥ずかしい目にあいたくなかったら別の子相手にしなさい」
かのんは取り合おうとせず、手を振った。
しかしみくるは引き下がらない。理由があった。
「貴女が他の子にしたのと同じ事してやるんだから。私が貴女を叩きのめしてやる」
「何、まさか仇討ちってわけ? ああ、そういえばこの前も制服の娘がいたっけね。あの娘の友達? 
そういうのイチイチ相手にしてたらキリないんだけど、まぁいいわ。相手してあげてる。
確かにあの娘の負け方はすっごい惨めだったものね。そっか、そんなに悔しかったって、あの娘?」
腕を組むと胸が盛り上がり、長身細身と相まってかなり目立つ。
こちらを子供だと思って明らかに馬鹿にしている。
ブン殴ってやる。
心に決めて、みくるは拳を握り締めた。
「今度は貴女が恥ずかしい目に合うんだから」
4353/10:2009/03/09(月) 20:30:31 ID:qMGRl0Eq
観客の間を通り抜けて、みくるは制服姿でリングに上がった。
反対側からライダースーツのかのんがやってくる。
正義の味方と悪の怪人の対決。
リングの真ん中で対峙しながら、みくるは勝手にそう想像していた。
スピーカーから何やらアナウンスが聞こえ、ゴングが響き渡る。
「軽く揉んであげるわ、お嬢さん」
かのんが右手を差し出した。
握手に応えるフリをして、みくるはいきなり右フックをお見舞いしてやった。
正義の味方にしてはえげつないが、この位のハンデはあってもいい筈だと、勝手に納得する。
相手のバイザーの下、顎を視線でターゲッティングして、すぐさま右手に打てと命じる。
自分でも捉え切れないスピードで拳が風を切る。
下顎を強く打たれると、脳がシェイクされて身体がグラつく。
よろめいた相手に、容赦のない前蹴りをブチ込む。
これ見よがしな剥き出しの臍に、硬いブーツをめり込ませるのだ。
これは敵討ち。遠慮はいらない。蹴りまくって惨めに吐かせてやるんだ。
みくるはそう、息巻いていた。しかし、何故か足が前に出ない。
一瞬でみくるの血の気が引いた。
まさか、機械の故障?
ウソ!?
パンッ、と風船の割れる音を聞いた。
『いきなりのコスチュームブレイク! チャンピオンのストレートがボディーに炸裂です』
スピーカから響く言葉の意味が、みくるには理解出来なかった。
「待って。機械が動かない」
抗議しようとして口を開いた筈が、声の変わりに飛んだ唾がグローブにかかるのが見えた。
その先に、かのんの姿は無い。
目に映るのは、コーナーポストとロープだけ。
みくるはただただ驚いて、目を丸くする。
状況がまるで理解出来ない。
観客からはみくるのフックがしゃがんでかわされ、代わりにかのんのストレートが
みくるのスカートを突き破っている様子がよく判る。
風船の割れるような音を立ててスカート千切れ飛び、短い裾が更に短くなって、擦り合わさった太股の隙間から、
白い下着の頭頂部が覗いていた。
みくるはフックを打ち終わった体勢のまま、まだ呆然としている。
空手で鍛えているとは言ったが、過去に経験があるというだけだ。
今は女の子らしく柔らかい下腹を、硬いグローブに蹂躙されている。
それすら意識出来ないうちに腰が震えて、みくるはその場にペタンと尻餅をついた。
そしてやっと、目の間にかのんの姿を発見した。
「え……ゴ、ゴホッ。ウソ。だって、私……殴ったのに……ゲホッ、ゲッ……ウゥッ!!」
ひとしきり激しく咳き込んだ後、みくるは背を丸めて破れたスカートを抱えた。
ようやく自分が何をされたか判ったらしい。
4364/10:2009/03/09(月) 20:31:02 ID:qMGRl0Eq
「スピードに目が追いついていかないんだよ、最初は。
ギブアップする? お客にお尻向けてサービスするなら許してたげるわよ?」
両腕を組んで見下ろすかのんに、みくるは口元を強く押さえたまま、激しく首を振った。
「だったらもっとお客を楽しませなきゃ。ホラ、立ちなよ」
制服の襟元を掴まれて、みくるがフラフラと立ち上がった。
その首を脇に抱えると、かのんは大きく足を引いた。
上着とスカートに守られるだけの無防備な腹に、まずは一発。
ミシッ。
膝のパットが腹を真上に突き上げた。
みくるの両足が一瞬浮き上がり、
「ウゲェッ!」
溜まっていた唾液を勢い良く吹き出した。
一方の観客からはバイザーで顔を半分隠した女の子が大口開けて唾液を飛ばす表情が、
もう一方からは白い下着の張り付いた可愛いお尻が飛び上がる様子がよく見える。
2発目。
「ゲハッ!」
また尻が揺れ、短い舌が伸びる。
頭がガクっと垂れた。
かのんが膝を下ろすと、みくるの目にも自分のお腹が見えた。
周辺の肉を押し広げていた圧迫感が消えて、じわじわとした悪寒が喉まで這い上がってくる。
膝がまた飛び上がった。
みくるは自分から跳ねて衝撃から逃げようとしたが、あまり効果はない。
すさまじいスピードで繰り出された膝蹴りは、自分の制服とスカートの間で、冗談みたいに深く埋まっていた。
「うッ!」
お腹の衝撃が全身に拡散して、手足が跳ねる。
「うぐゥッ!」
せり上がってくる不快な感触に、みくるは必死で上を向いた。
「なぁに? 苦しいの? 苦しいわよねぇ。もっと苦しくしてア・ゲ・ル」
かのんは背後に顔を向けて、吐き気を我慢しているだろうみくるの顔をもったいつけて見下ろした。
『予想通りの一方的な展開。新人のみくるちゃん、果たしてこれに耐えられるか』
スピーカーから声が届く。
「うっ、ううっ、うっ、ゲッ、げぶっ、ゲボッ……」
首を押さえられたまま、一定のリズムで震えるみくる。
バイザーの下の唇から、細い一本の筋が流れ、やがてどくどくと黄色い液体が溢れ出した。
臍の上を襲い続ける膝地獄。
衝撃の度に、せっかく口の中で押しとどめていた胃液が、唇の隙間をついて零れ出す。
もはやお腹の痛みも気持ち悪さも限界となったみくるは、朦朧としていた。
ダ、ダメ。もうこれ以上、お腹はやめて……。
そう思った途端、腰全体がブルブルッと鋭く揺れた。
4375/10:2009/03/09(月) 20:31:33 ID:qMGRl0Eq
いきなり湧き上がった下半身の感覚に、みくるは制止の悲鳴をあげる。
「イ、イヤッ! 違うの!」
溢れ出る液体のせいで、半分は言葉にならなかった。
同じ色の体液が、思わず擦り合わせた太股の内側で既に流れ出している。
止めようと思っても、すぐには止まらなかった。
「ギブアップ? みくるちゃん?」
ノー。余裕たっぷりのかのんに向けて、みくるはまた首を振った。
するとかのんは首周りの戒めを解いた。
たまらず崩れ落ちようとするみくるの襟をしっかりと握り、掌で胸元を打つ。
パンッ。
風船の破れる音がして、みくるの身体が吹っ飛んだ。
色んな水分を撒き散らしながらロープまで飛ばされたみくるは、そこに絡まってのけぞりながら停止した。
正義のヒロインのようだったコスチュームは、ゴーグルと手足を残して、もはやボロボロ。
制服の前面が破れて、丸見えになった白いブラが天井を向いている。
しばらくもがいていたのは、胸を強く打たれて息が出来なかったのだろう。
「ごぶっ」
観客席へと向けられた逆さの顔が、新しい胃液を吐き出していた。
みくるはギブアップしなかった事を早くも後悔し始めている自分に気がついた。
お臍から下腹まで、お腹が小刻みに痙攣している。
もの凄く痛い。
胃はムカつき、収縮を繰り返しているのが自分でもはっきり判る。
ひっきりなしに送り出される胃液のせいで、喉も焼けるように熱い。
さらに股間から太股のあたりが冷たくなって気持ち悪い。
バイザーの下で、みくるは目に涙を溜めていた。
ごめんエミっち。
もうこれ以上耐えられないよ。
ギブアップ、しちゃうね。
衆人環視の中、もう一度漏らすのは恥ずかしかったが、今の苦しみと比べればずっとマシに思えた。
許して。
心の中で友人に謝りながら決心しかけた時、逆さの視界の中で、みくるは見つけてしまった。
観客席で両手を握り締め、じっとこちらを見ている人物。
知らない顔だらけの中で、唯一見知った顔の女の子。
「ひゃんっ!」
それが誰か判ったのもつかの間、みくるは突然下着を掴まれて悲鳴をあげた。
「可愛い声あげるねぇ。そういえばお友達もそうだったかな。
もうギブアップしちゃいなよ。お友達だってこうされてあっさりギブアップしたんだから」
硬い腕が破れたスカートに潜り込んで、たっぷりと水分の染み込んだ下着をギュウっと握っている。
膀胱が圧迫されて腰が震え出す。
「しない。私、貴女にギブアップなんてしないから!」
みくるが半分泣きながら叫ぶと、スピーカーの声が客を炊きつけ、会場が盛り上がった。
かのんだけが面倒そうに呟く。
どこまでドMなのよこの娘。
4386/10:2009/03/09(月) 20:31:59 ID:qMGRl0Eq
期せずしてみくるの想像通り、正義のヒロイン対悪の怪人の構図となり始めていた。
しかし、ヒロインが圧倒的不利な状況である事に変わりは無い。
お互いの胸がぶつかりあう程に密着して、グローブをはめたかのんの手が、緩急つけてみくるの股間をギュウウっと締め付ける。
「くぅぅ……」
下着の水分が僅かに溢れてグローブを伝い、みくるは唇を噛んで耐えた。
片手が両手に変わり、敏感な場所を何度も強烈に締め付けられて、みくるはのけぞりながら声を漏らした。
なんとかしなくちゃ。
とにかく、反撃。
反撃しないと。
念じていたのはそれだけ。
涙目を必死に開いてかのんを見た。
最初に飛び込んで来たのは両腕に挟まれて谷間を作る柔肌だった。
バーザーのターゲットマークがロック表示に変わる。

ズブッ!

気づいた時にはみくるの肘が、左右の乳にズッポリと埋まりきっていた。
「え……? ガハッ!!」
かのんの口から唾液が飛んで、彼女は2、3歩後退した。
両手の万力から開放されたみくるは、股間を押さえてうずくまりたい気持ちを抑え、とにかく反撃と念じ続けた。
胸を押さえて咳き込むかのんの、ガラ空きのボディーにターゲッティングする。
今度こそ間違いなく、剥き出しのお臍に、硬いブーツの底がめりこんだ。
かのんの身体はくの字に曲がって宙に浮き、リングに倒れた。
腹部周辺の衣装が破れて、谷間だけでなく下乳までもが露出している。
滅多にお目にかかれないチャンピオンのきわどい姿に、歓声が沸く。
かのんは足をバタつかせて悶えた。
抱えたお腹の下にはめり込んだ靴の後が、白い肌に、赤くくっきりと残っている。
「ぐぅぅぅ。うぐぅぅぅ」
みくるは苦しむかのんの腕の隙間に両手を差し込んで、ストマッククローをお見舞いしてやった。
かのんがまた悲鳴をあげる。
「ひっ、ひぐぅっ。ひぐうううっ!」
みくるはかのんの胃と下腹を、グローブで力いっぱい鷲づかみしていた。
バイザーの下にあるかのんの唇から、悲鳴と共に涎が零れ始める。
「このまま、ギブアップさせてやるんだから」
みくるは両腕に体重をかけた。肉と内臓が捻れて、かのんの口から溢れる唾液が増える。
それだけではなく、太股の間も涎を流し始めている事に、みくるは気づいた。
下腹に埋まった指が膀胱を圧迫しているせいだったが、そうと知るのはかのんだけだ。
「ギブアップ?」
みくるの問いかけに、かのんは息を切らしながら首を振った。
「ち、違……ウウゥッ!」
4397/10:2009/03/09(月) 20:32:27 ID:qMGRl0Eq
この手を離さなければ勝てる。
かのんはみくるごとリングを転がって、両手から逃れようともがいたが、自分が下になってもみくるは手を離さなかった。
みくるの身体が持ち上げられて宙に浮いたが、胃と下腹に突き刺し込んだ指は決して抜かない。
「ぐ、ぐぷぅ……」
覆う物の殆どなくなったかのん胸が、黄色く染まり始めた。
かのんはみくるを抱きかかえるように立ち上がると、僅かに跳ねて彼女ごと倒れ込んだ。
みくるの背中がリングに落ち、かのんの身体が折り重なる。
「ぐふうううっ!!」
かのんの口から黄色い霧が舞い散った。
盛大な自爆。
みくるの両手に自分から飛び込んだのだ。
プシッ!
ヒップを覆う黒いコスチュームの両脇から、液体が迸った。
「ゲブゥッ!!」
もう一度悲鳴があがり、液体が吹き上がった。
みくるの口から。
2人の身体の間に、かのんの足が潜り込んでいる。
残っていたスカートが完全に弾けていて、白い下着姿となったみくるの腹部を、
脛がギロチンのように真っ二つに押しつぶしていた。
「ゲボォォォォ!!」
胃液の噴水を上げて、みくるの両手がリングに落ちた。
かのんの足が外れると、みくるは転げ回って苦しみの声をあげた。
「グゥッ、グゥゥッ!」
黄色い水溜りが点々と、リングマットに出来上がっていく。
「小娘のクセに、手間かかせてくれちゃって」
みくるの顔を、かのんが踏みつけた。
かのんもまた、腹を庇って苦しそうに口元を歪めていたが、みくるの比ではない。
うつぶせで横顔を踏みにじられながら、今もリングに体液を零し続けている。
意識があるのかも怪しい。
どの道みくるが手を離した時点で、勝負は既に決まっているのだ。
かのんはみくるの顔を押さえつけたまま、彼女の下着をムギュっと掴んで、お尻を高く掲げさせた。
「あ……イ、イヤ」
足の下で弱々しい悲鳴をあげて、みくるが抵抗する。
構わずかのんは、彼女の頭からゴーグルを剥ぎ取った。
変身ヒロインの正体が暴かれる瞬間だ。
「ヤ、ヤダ!」
顔を隠そうともがくみくるの耳元で、かのんが囁く。
「足の下にいたら顔見えないんだから、あんまり暴れるんじゃないよ?」
みくるは、うつ伏せでお尻を抱え上げられた格好のまま、大人しくしている他なくなった。
4408/10:2009/03/09(月) 20:32:56 ID:qMGRl0Eq
彼女は何を思ったか、腕を背中に回して残った制服の中に入れ、ブラのホックをバチンと外す。
白い布がリングに落ちた。
「な、何を……」
驚いて声を上げたのはみくる自身だ。
彼女の意思と関係なく、腕が勝手に動いている。
かのんが、みくるのゴーグルを装着し、彼女の身体を操ってイタズラを始めたのだ。
さらにみくるの両手は、腰の下着にまで指をかけた。
抵抗しようとみくるが腕に力を込めると、未だダメージから立ち直れない内臓が収縮し、口から胃液が逆流した。
「……グエェ」
ブーツの下で吐いている間に、下着が中途半端に脱がされて、お尻が奥まで外気に晒される。
ヒック。ヒック。
恥ずかしさと苦しさと、惨めな自分の姿にみくるは小さく嗚咽を漏らした。
「みくるちゃーん? ゴーグルが私の手にあるって事は、ギブアップ出来ないって知ってる?
ここからは自力でお漏らししちゃうか、ギブアップって大声で泣き叫んでね?」
かのんが話し終わるか終わらないかのうちに、みくるの腕が高速で動いた。

ボスン!

素っ裸の腹に、グローブがめり込んだ。
「ウゲェッ!」
ブーツの下でみくるが叫ぶ。
自分の拳が、自分のお腹にめり込んでいた。
容赦の無い、強烈な一撃に、新たな吐き気がこみ上げてくる。
喉元まで上ってきた塊にウッと呻くと、もう片方の腕が動いた。
「グベェッ」
持ち上げられた腰の辺りを自分の腕で突き上げて、みくるは息も出来ずにただ吐いた。
「わお。女子高生とは思えない酷い声ね。潰れたカエルみたいなカンジ?」
かのんはみくるの上でリズムをとりながら、彼女の身体を操作する。
ほとんど裸に剥かれた今のみくるは、お尻を突き出す事で身体がめくれて、
隠れているのはブーツに踏まれた顔と、リングマットに押しつけた乳首くらいのものだった。
足を開いているから、左右の腕が自分の腹を交互に殴る様子が観客からもよく見えた。
「そろそろギブアップしたい? みくるちゃん?」
尋ねながらかのんは、みくるの両手を操作するのをやめない。
ズボッ、ズボッと音を立てて、左右のグローブが痣だらけのみくるの身体に何度も埋まる。
絶える事無く胃液を吐かされて、みくるは今度こそ、もうダメだと思った。
ごめん。ごめんね、エミっち。
みくるは口を開いたが、呻き声と胃液が溢れるばかりで、言葉が出せない。
それでもなんとか、必死に声を搾り出す。
4419/10:2009/03/09(月) 20:33:40 ID:qMGRl0Eq
「ギ……ブアップ……」
「なに? 全然聞こえないわよ」
「ごぶぇっ……ギブ……アッ……ぶえぇッ!」
痛烈な一撃が鳩尾に入って、みくるは声を詰まらせた。
「ギブアップさせて下さい、でしょ?」
「ぎぶアッッ……ぶふっ……さ、させて……」
鳩尾、胃袋、臍、下腹。
力いっぱい殴る感触と力いっぱい殴られる感触を同時に味わいながら、
みくるは気が狂いそうになってほとんど悲鳴のように叫んだ。
「ギブアップさせて下さいッッ!!」
「はい良く出来ました」
かのんの声と共に両手の指が自分の下腹に突き刺さり、膀胱を圧迫する。
膨れ上がる尿意に身構える暇もなく、みくるの下半身が爆発した。
「うっ……あ、うああああああああっ!」
その凄まじい勢いの前に、みくるはただ悲鳴を上げるしかない。
かのんが彼女の身体を仰向けに転がしたが、みくるは自分が何をされているかも判らずに叫び続けた。
膀胱が絞りつくされるような痛みが走り、みくるは今まで感じた事のない感覚に半ば恍惚としてくる。
両手をお臍の左右に置いて、お腹を強調するように、腰を突き上げる。
みくるにはそれが自分の意思なのか、未だかのんに操作されているのかも判らなくなっていた。
ただ、裸のまま、リングの端まで放物線を描き続ける。
恥ずかしさに身体が敏感になっていき、いつしかこの行為そのものが気持ちよくなってくる。
かのんがコーナーポストに上っている事など気づかない。
放物線の勢いが弱まり、終息が近づいている。
みくるはうっすらと目をあけた。
かのんの身体が飛んでいた。
突き出された膝が落ちてくる。
彼女の膝は、みくるが掌で囲ったお臍の中心を目指していた。
恍惚とし、力が抜け、守るものの何もない、腹部。
完璧なトドメの一撃を、正面からモロに食らった。

ブシュウ!!

みくるの臍周りの肉がグニュウっと沈み込むと、2つの水飛沫があがった。
「ぶげえええええええええっ!!」
目を剥いて、みくるは血反吐を吐き出した。残った尿も股間から一気に噴き出す。
この世のものと思えない衝撃を受け止めて、裸の少女はリング上で痙攣を繰り返した。
気絶しているのは、明らかだ。
残りの体液を体中で垂れ流しながら、正義のヒロインみくるは散った。
44210/10:2009/03/09(月) 20:34:05 ID:qMGRl0Eq
担架で医務室へ運ばれるみくるの傍らに友人が付き添っていた。
みくるは友人の手を握り「ごめん、ごめんね。エミリ」と、うわ言のように繰り返している。
「すぐに彼女治るから、大丈夫だよ。待っててあげてね。
バイト代、上乗せしとくから。ほんとに危険はないようにしてるから、また稼ぎに来てね?」
低姿勢でヘコヘコしまくるスタッフに見送られて、エミリは医務室を出た。
廊下では、かのんが男の人に怒鳴られている。
「幾ら1時間で治るっていったって、新人相手にやり過ぎ。バイトの子減るの判ってるだろ?
警察沙汰にでもなったらどうするんだよ。ええ?」
たっぷりと説教を受けたかのんは控え室に戻ろうとして、エミリに気がついたようだ。
「ああ。貴女来てたのね。残念だったわね、復讐して貰えなくて。
私もちょっとやり過ぎたわ」
流石に説教が応えたのか、苦笑するかのんを、エミリが満足そうに見上げる。
「復讐? 今日びそんなの流行んないよ。あんな事されたのが私だけだと悔しいから、仲間作ろうと思っただけ。
あの子があんなに頑張るなんて、私だって思わないっての。お陰でアンタが説教されてんの見て、ちょっとスっとしたけどね」
「最近のガキは怖いねぇ。貴女あの娘の替えの下着くらい買ったげなさいよ。
ま、ソレ位の方がこの商売向いてるけど。気が向いたらまた小遣い稼ぎにおいで」
エミリは頷くと、手を振ってかのんと別れた。
443名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 04:10:11 ID:aW6w5nM2
>>442
GJ!
何と言うか、一言で言うとドラマティックです。
今後の続きが楽しみです。
444名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 13:25:19 ID:7Fpqz4Z0
>>442
ツボにはまって最高でした
やっぱ格闘は(・∀・)イイ!
445名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 01:11:17 ID:5t8g1RDn
いいねこれGJ!
446uiii:2009/03/14(土) 01:56:56 ID:IbyHg4BY
かけた。
447uiii:2009/03/14(土) 01:58:24 ID:IbyHg4BY
やっと復活できました。uiiiです。今後は管理人さんのサイトに私の小説を送らせていただきますので
ぜひ、ご覧になってください。
448名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 12:16:06 ID:d++UuqiX
ほんと、巻き込まれ規制は酷いよね。
復活おめでとう、そして、おかえり、ここでの投下もお待ちして居ります。
449名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 15:46:34 ID:5wIYon3F
とりあえず保守
450名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 23:26:56 ID:pWODchR3
ビキニアーマ女騎士のむき出しの腹にメリケンサックぶち込みage
451uiii:2009/03/27(金) 01:45:45 ID:X3VjaZCA
久しぶりに投稿します。長編なので気長にどうぞ。
452uiii:2009/03/27(金) 01:47:25 ID:X3VjaZCA
夏の昼頃、某県の一角にあるテニスコートでは美少女達がテニスを楽しんでいた。
「それ!」
パコン!とテニスボールを打つ音が聞こえる。
テニスをしている少女は4人。みな高校2年生の女子であった。
彼女達は夏らしい臍だしスタイルの服装を身にまとっていた。その格好は、ジャージの長ズボンを履き、
長そでのジャージを着ているが、ジャージのチャックは一切閉めず、中には
鳩尾のすぐ上までしかない薄い白いTシャツを着ているだけであった。
4人ともとても大きな胸をしている。そのためか、汗を掻いた彼女たちのTシャツにはピンク色の乳首が浮き出ていた。
さらに露になった白い腹部に汗がしたたり、なんとも言えない美しさをかもしだしていた。
しかし、彼女たちはテニス部ではなく、武道部であった。今日彼女たちが集まったのは1人の男を倒すためであった。
男の名は如月和正。彼女たちと同じ武道部で同い年であった。
なぜ彼女たちが和正を狙っているか。それには単純な理由があった。
彼女たちのリーダーである桑田真理は和正とは幼馴染で、密に恋心を寄せていた。
しかし、相手の和正はたいして自分を見てくれていない。それに対して、
真理は強い憎しみを持ち始めていた。そんなある日のこと、武道部の自主練習を日曜日に開催したところ、
真理と和正しか来なかったのだ。
(やった・・・)
真理はほのかに喜んだが、相手の和正は嫌そうだった。それに機嫌を悪くした真理は和正に勝負を挑んだのだ。もちろん理由は和正が自分に注目するようにであったが、結果は惨敗であった。
その上、最後のラウンドで和正の拳が偶然真理の鳩尾に入ってしまい、気絶、おう吐、失禁、と大恥をさらす羽目になったのだ。
真理は死にたいと思った。なによりも恥ずかしいところを和正に見られてしまったからだ。
しかし、そんなときに3人と友達、今いっしょにテニスをしている子たちに「今度、和正君を呼び出して仕返ししたらどう?」と提案されたのだ。
(そうだよね、あんなやつ・・・)
どれだけアピールしても、どんなに思っても振り向いてくれない和正を逆恨みしていた真理はその意見に賛同し、和正に挑戦状をたたつけたのだ。
そして今日がその日であった。
一応、他の3人の名前だけを簡単に言っておこう。武道部のエースで、美少女の結城、武道部のムードメーカーの美少女の恋、真理の親友で同じ武道部の美少女の香奈子。
「あ、きた」
結城の目線の先には、テニスコートにやってきた和正の姿であった。彼は黒いジャージ姿であった。
(きたわね、和正・・・)
許さない、絶対に、と真理は心の中で半鐘した。
「あのさ、本当にするの?」
と和正は、真理から受け取った挑戦状を広げた。
そこには、日時と、戦いのルールが書いてあった。
「このさ、気絶させるまで戦うっていうのはどういうこと?」
「言葉のとおりよ」と香奈子が前に出た。「友達の仇は討たせてもらうから」
「そんな、俺はただ・・・」
「問答無用!!!」
と恋が叫び、真理を除く3人が一斉に飛びかかった。
「やりたくないけど、しょうがないか・・・」
浮かない顔をして真理を一瞬見つめた和正だが、すぐに視線を目の前に迫ってくる3人に戻した。
453uiii:2009/03/27(金) 01:51:20 ID:X3VjaZCA
「いやぁぁぁ!!!」
先頭をきってやってきたのは武道部のエースの結城だ。
彼女は凄まじいパンチを和正に放ったが
「え?」
見事にかわされて空をきった。
「失格だよ」
と和正の声が結城の懐から聞こえてきた。
(しまった!)
しかし、遅かった。和正は結城のパンチをかわして結城の懐に飛び込むと、
素早く拳を握りしめ、彼女のセクシーに露にされている腹部全体から綺麗に
窪んだ臍を選んで渾身の力を込めて突き刺した。
ボクン!!!
「はぐうぅ!!!」
「結城!!」
と真理が叫んだ。
周りから見た真理たちは、ほっそりとした体の結城の臍に和正の大きな拳が、
手首が埋まるほど深く突き刺さっているのが見えるだろう。
「は・・・ぐぅ・・・」
結城には自分の肝臓がひどく抉られて原型を留めていないのを感じながら、唇をわななかせた。
結城は両手で口を塞ぎ、喉元まで込み上げてきたものを無理やり飲み込む。同時に、
苦しさの余り、目を大きく見開き激痛に耐える。
そんな結城の耳元で和正がささやいた。
「失格だよ。こんな格好をして、まるで急所を狙ってくださいと言っているようなものじゃないか」
「く・・・悔しい・・・」
ズボ!!
「ぐぅ・・・」
和正の拳が抜かれた。その直後。
「くらえぇぇぇ!!!」
再び結城はパンチを和正に放ったが、もはやそのパンチは素人でも見えるほどに遅くなってしまっていた。
和正はなんなくかわすと、結城の胸倉をつかんで強引に自分のほうへと引き寄せた。
その瞬間、結城は和正に引き寄せられながら、彼の拳が強く握られたのを見て敗北を感じだ。
(わたし・・・負けちゃった・・・)
ボックン!!!!
恋や香奈子や真理に激突音が聞こえた。
「か・・・かはぁ・・・・!!!」
和正の拳は結城の鳩尾に手首まで突き刺さり、彼女の体が数十センチも宙に浮いた。
「あ・・・あぁ・・・」
結城の胃を完全にえぐった和正の拳はさらに彼女の肺までも圧迫し、空気を吐きださせた。
結城は失った空気を取り戻そうと口をパクパクさせるが鳩尾の鈍痛で呼吸ができた。
さらにはだらしなくあいた口の両端からは涎がたれはじめた。
ズボ!!!
「はぅ・・・」
拳を引き抜かれた結城は鳩尾を押さえてその場にうずくまり、必至に喉元に上がってくるものを抑えようと奮戦した。

454uiii:2009/03/27(金) 01:52:28 ID:X3VjaZCA
しかし
「く・・・苦し・・・い・・よ・・・おげぇぇぇ!!!」
耐えきれずに汚物を撒き散らしてそのままうずくまり続けた。
「そんな・・・結城が・・・」
苦しげに両手で腹部をおさえてうずくまっている結城を見て、思わず真理は慄いた。武道部のエースである結城が一瞬で。
「負けるもんかぁぁぁ!!!」
恐怖をあえて勇猛さで押し切ろうとした恋が和正に突進した。
しかし
「きゃあ!!」
パンチを喰らわせようとした恋の腕を和正は掴むとそのまま背負って彼女を背中から叩きつけたのだ。
「いた!!」
そして、手もなにも防御していないがらあきな鳩尾に和正は全体重をかけた強力なパンチを叩きこんだ。
ボコン!!!
「はうぅ!!!!」
腹部を完全に露にしてしまっている彼女たちの服装では、鳩尾のど真ん中など和正には狙いやすかっただろう。
パンチの衝撃で恋の双乳は大きく揺れた。
ともあれ、恋は固いテニスコートと強靭な和正の拳にサンドイッチにされ、
和正の拳は、手首はおろか腕が埋まるほど恋の鳩尾に深く突き刺していた。
「か・・・かはぁ・・・」
(は・・入ってる・・・み・・鳩尾・・・)
恋は逆流してくる胃の中の物を口からあふれさせる。
和正の拳は肋骨を掻い潜って確実に恋の急所を貫いていた。
「君も失格だよ」
と和正は言った。
「そもそも君は腹筋がまったくないんだから、そんな君を倒すなら腹部を殴って気絶させることだって予想しなくちゃ」
「か・・・は・・・」
恋は必死に何かを言おうと口を動かしたが、もはや声すら出ないほど彼女の内臓は和正の拳の支配下にあった。
そのメロンのように大きな胸が体に同調して痙攣する。
ズボ!!!
「は・・・うぅ・・・」
和正が拳を抜くと、恋は大きな胸を抱えるように両手で鳩尾を押され、苦しそうにじたばたした。
455uiii:2009/03/27(金) 01:53:13 ID:X3VjaZCA
「今、楽にしてあげるよ」
和正は真顔でそう言うと、恋の胸倉を掴んで強引に立たせ、もはや戦闘不能な恋の臍と鳩尾の間に狙いを定めた。
「や・・・やめ・・・て・・・」
恋は必死に首を振って助けを求めたが、すべては無意味だった。
容赦なく弾丸なみの威力をもった和正の拳が、恋の鳩尾の臍の間に叩きこまれた。
ベコン!!!
「かぁ!!!かぁ・・・」
和正の拳は臍と鳩尾の間に深く突き刺さり、彼は、恋の痙攣している生暖かい何かが破裂するのを、拳を通して感じだ。
ズボ!!!
「ひゃん・・・い・・・た・・・いよ・・・」
恋はその大きな胸を抱きかかえるように自分の臍と鳩尾の間を抑え、のたうちまわった。
「う・・・うげぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
が直に胃液と汚物が逆流してそれをぶちまけると、体中を痙攣させてヒクヒクと苦しげな息使いを始めた。
「こ、このぉぉぉぉぉ!!!!」
今度は香奈子がしゃにむに突撃を行った。
「香奈子!!!」
真理は叫んだが香奈子には聞こえていない。
「二人の仇ぃぃぃ!!」
香奈子は和正の手前で一旦静止すると、大きな回転をつけて回し蹴りを行った。
(やった!)
直撃ラインだったが
(え?)
一瞬にして和正の姿が消えた。
(どこ?)
その時だ。
グサ!!!
「えぐぅぅぅ!!!」
和正の拳が、回転蹴りの最中であった香奈子の臍と鳩尾の間を貫いた。
「そ・・・んな・・・・」
香奈子は足を下ろすことも忘れ、自分の臍と鳩尾の間に突き刺さっている拳を凝視した。
「う・・・うそ・・・」
真理はその光景を後ろからはっきりと見ていた。
香奈子の回し蹴りをかわした和正は香奈子の回転力を逆手にとり、そのまま握った拳を香奈子の臍と鳩尾の間に叩きこんだのだ。香奈子は、自らの技の回転力で、自らの腹がより強力な威力で殴られるようにしたことになる。
さらに、和正の拳が、香奈子の背中に浮きあがっている。
「失格だ」
と和正は言った。
「回転技は大きな隙を作るんだ。君みたいに筋肉の少ない人じゃあスピードでカバーできないじゃないか」
「ま・・・り・・・」
しかし、香奈子にはそんなことはどうでもいい。
「に・・げて・・・」
真理のつまらない感情に巻き込まれてしまった香奈子。彼女は自らの内臓が大きくえぐられながらも、内臓中の汚物を撒き散らして、苦しみもがきながらも最後に心配したのは親友の真理のことであった。
456uiii:2009/03/27(金) 01:54:29 ID:X3VjaZCA
「まり・・・に・・・げて・・・」
ズボ!!!
「うぐ・・・」
和正の拳が抜かれると同時に香奈子は崩れかけた。しかし、そんなときに思い浮かんだのは真理の顔だった。
武道部で真理は最弱で、お腹回りは引き締まっていたが、それだけで、香奈子も何度が試合したが、
大して力を入れずに鳩尾を殴っても拳が手首までずっぽりと埋没してしまうほど腹筋は弱かった。
あの結城でさえ一撃でほぼ戦闘不能になったのに、最弱な真理がこの拳を受ければどうなるだろう。
「真理には・・・手をだすなぁぁぁぁ!!!!」
香奈子はもう一度回し蹴りを和正に放った。
バシ!!!
「いて!!!」
(あたった)
やった、クリーンヒットだ、と香奈子は勝利を確信した。しかし
「ったく、いたいな」
「そ・・・そんな・・・・」
和正の意識はまったくといっていいほど健在で、さほど大したダメージなどうけていなかった。
「真理・・・ごめんね・・・」
次の瞬間、和正の拳は香奈子の臍に肘まで埋没した。
ボッコン!!!!
「えぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
「香奈子!!!!!」
香奈子の悲鳴と真理の悲鳴が重なった。
「ま・・・り・・・・」
香奈子は臍を貫かれ、腸も胃も肝臓も、彼女の五臓六腑全てが破裂寸前なほどのダメージをうけているにもかかわらず、かすれる声で真理に逃げるよう促す。
しかし、それも長くは続かなかった。
和正は埋没させている自分の拳を香奈子の中で開放すると、胃を握りつぶした。
「ごえぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
そのとき、香奈子がいままで耐えに耐えてきたものが口からあふれ出し、そのすべてを吐きだし終わると、香奈子は痙攣しながら失神した。
「香奈子・・・結城・・・恋・・・」
自分のせいだ、と真理は思った。自分一人ですればよかったのだ、こんなことを。
457uiii:2009/03/27(金) 01:55:00 ID:X3VjaZCA
「どうしてだ、真理?」
と和正は尋ねてきた。
「どうしてこんなことを・・・」
「・・・もういいから・・・終わらせて・・・」
真理はいつしか目から涙をこぼしながら、お腹の前で組んでいた腕をどかした。
「殴って・・・私のお腹・・・もう・・・気絶させて・・・」
自分が罰を受けるべきだ。みんなを巻き込んだ罰を。
真理は目をつむった。
和正が近づいてきて、真理の背中に腕を回した。そして、和正の拳が空を切る男を聞いた。
(みんな・・・ごめんね・・・)
ドクン!!!!
「う・・・・」
和正の拳は真理の鳩尾に入った。胃をえぐり、肝臓もえぐり、心臓の鼓動が一瞬停止するほどの衝撃を内臓にもたらし、拳は背中にまで到達した。
「かず・・・ま・・・さ・・・」
真理は、口からよだれをたらしながら、苦しげに言った。
「ごめ・・・ん・・・ね・・・。わたし・・・かずまさ・・・の・・・こと・・・・」
真理は目を開いた。最初に飛び込んできたのは、自分の胸の谷間から和正の腕が自分に向かって伸びてきている光景であった。もはや拳はおろか肘さえも見えない。
「ずっと・・・す・・・き・・・だ・・った・・・・おげぇぇぇ!!!」
真理は大好きな和正の胸におもいっきり汚物を吐き散らして意識を失った。
「真理・・・僕だって・・・」
和正は真理を優しく抱きあげると、テニスコートを去ろうとした。
「ま・・・ってよ・・・」
背後から聞こえた声は香奈子のものであった。
和正が振り返ると、先ほどまで苦しんでいた香奈子、結城、恋がそれぞれ和正に殴られた箇所を抑えながら立ち上がっていた。
「おね・・・がい・・・真理を・・・つれて・・・いかない・・・で・・・」
香奈子の今にも消えそうなかすれた声。
「邪魔しないでもらいたい。これは俺と真理の問題だ。でも、それでも邪魔するというのなら」
と、脅したつもりだろうが、親友を思う3人には通じない。
「だったら・・・?」
そういって3人とも構えた。いまだに激痛が走っているのに。その証拠に3人とも脂汗をびっしりと掻いていた。
「わかった」
和正は気絶している真理をそっと横にすると、傷ついた体をひきずってこちらに向かってくる3人に近づいていった。
「速く、きなさいよ」
と香奈子は挑発する。
(お願い真理、起きて)
正直言って、3人とも和正に一撃すら与えられる力も残っていない。おそらく、鳩尾を殴られて今度こそ闇の中だろう。
和正は先頭を歩く結城に近づいた。そして彼女のひ弱な鳩尾に固い拳を叩きこむ。
ズム!!!
「うっ!!・・・・」
一瞬、からだをビクッ!と痙攣させた結城だが、大した呻き声も上げず失神し、体を和正に預けた。
和正は重力のいいなりとなった結城をそっと横にするとそのまま恋の鳩尾も抉った。
ズム!!!
「・・・」
恋も結城と同じように音もなく崩れた。
(真理、お願い、おきて・・・)
自分しかもう残っていない。このままでは。
ズム!!!
「っ・・・・」
しかし、真理が目覚める前に、香奈子の鳩尾に和正の拳が埋まった。
(ま・・・り・・・)
香奈子はそのまま闇の中へと落ちていった。
「ごめんね、3人とも」
和正はそう告げると香奈子を横にした。
「でもこれは、おれと真理の問題なんだ」
和正は気絶した3人にそう告げると、再び真理を抱きあげてテニスコートを出ていった。
458uiii:2009/03/27(金) 01:56:17 ID:X3VjaZCA
(あったかい・・・)
真理はそっと目を開けた。するとそこは和正の胸の中であった。
「気がついた?真理」
「和正・・・」
二人はテニスコートの側にある武道館の裏手にいた。すぐ裏は山となっており、正面には武道館の裏側が広がっていた。下は芝生が生えていて、和正はそこにあぐらをかき、真理をその上に乗せて抱き締めていた。
真理は和正から目をそらした。
「真理・・・俺は・・・」
「ごめんね・・・」
と真理。「私が馬鹿だったのよ・・・」
「真理・・・」
「本当に・・馬鹿だよね・・・。みんなを巻き込んで、和正も巻き込んで・・・。最初から、自分の気持ちを正直に和正に伝えていればよかったのに・・・」
「真理・・・」
「好きだよ・・・和正・・・。小さいときからずっと・・・。ふ」
と真理は小さく笑った。「本当に最初から素直にこう言えばよかった。そうすればこんなことには・・・。ごめんね・・・和正・・・。もう・・・2度とあなたの前には現れないから・・・」
そう言って、真理は立ち上がろうとした。が
ズキ!!!
「く・・・っつ・・・」
和正に殴られた鳩尾が傷み、動けなかった。
「無理するな、真理」
「ごめんね・・・」
真理は和正から顔をそむけ、再び和正の中に収まった。
「すぐにどくから、少しだけ・・・少しだけ・・・こうしていて・・・」
それが真理の願いだった。
459uiii:2009/03/27(金) 01:57:22 ID:X3VjaZCA
「真理・・・」
完全に顔をそむけている真理の頬に和正は手をあてるとこちらに振り向かせた。
「かず・・・まさ・・・」
「好きだ、真理」
「え?それ・・・ん・・・」
話している最中であった真理の唇に和正の唇が重なって言葉を遮った。
(和正・・・)
真理は頬を赤らめ、目を閉じた。
(和正・・・好き・・・)
クチュクチュ、と二人は激しくキスをかわした。口の中でお互いの舌を絡ませ、お互いの涎を口伝いに交換したりした。その間に、真理の秘部が愛汁で染み始めた。
(ん・・・和正・・・欲しいよ・・・)
そしてやっと二人は唇を離した。そのとき、二人の口を涎の細い糸が通った。
「ふう」
と息づく二人。
「真理・・・好きだ・・・」
「和正・・・私も・・・」
和正は真理をそっと芝生の上に横にした。そして、和正は真理の上に覆いかぶさった。
「抱くよ・・・真理・・・」
「うん・・・抱いて・・・和正・・・」
和正は最初、真理の胸に触った。
「ん!!・・・」
テニスをしていた時から汗でぐっしょりと濡れた真理の白いTシャツは、真理のピンク色の乳首を色っぽく浮きただせていた。
「ブラ・・・つけてないんだね、真理」
「うん・・・」
その後も真理の胸を和正は触った。優しくもんだり、時には強くもんだり、ときには乳首を指先で挟んだり。そのたびに真理は嬉しそうな声を上げる。
「うん・・・あう・・・」
そして和正は真理のシャツをめくり、大きく色白なバランスのとれた胸を露にさせた。シャツを完全にめくりあげたとき、真理の大きな胸が一回揺れた。
「真理・・・俺、もう我慢できない・・・」
「うん・・・きて・・・」
和正は手を真理の長ズボンジャージに持っていき、正面についているチャックを開けた。そして、その中に手をつっこんだ。
「ん!!和正!!そこは!!!」
そこは真理の秘部であった。
「真理・・もうこんなに濡れてる。これなら、いけそうだ」
和正は真理の長ズボンジャージのチャックを最大まで明けると、そこから覗く真理のピンク色のパンティーを下げ、チャックから真理の秘部が覗くようにした。
そして和正も自分の肉棒をチャックから出すと、真理の秘部に近づけていった。
「ん!!和正のが、私のあそこに当たってる・・・」
感じている。真理は、和正の立派な肉棒の先端が自分の秘部に当たっているのを。
そして
にゅちにゅち
「ん!!!!」
先端が真理の中に入った。
「真理・・・入れるよ・・・」
にゅちにゅちにゅち
「ん!!!いた・・・」
真理は初めてだ。和正の肉棒が入ってくるたびに秘部のあちこちが切れて血が流れる。
そして、和正の肉棒が全て真理の中に入った。
「入ってる・・・和正の熱いのが私の中に・・・」
「う、動くぞ・・・真理・・・」
和正はゆっくりと腰を動かした。
「はう・・・はう・・・」
和正の肉棒が自分の子宮を突きあげるたびに真理は嬉しそうに声をあげる。
「はう!はう!はう!はう!」
にゅち!にゅち!にゅち!にゅち!
「はう!はう!はう!はう!はう!」
真理は嬉しくて涙を零した。
(抱かれてる・・・和正に・・・大好きな人に・・・)
「好きだよ!和正〜〜〜!!!」
460uiii:2009/03/27(金) 01:58:19 ID:X3VjaZCA
その頃
「う・・・ま・・・り・・・」
香奈子は腹部に激痛を感じながら目を覚ました。
「み・・・んな・・・」
香奈子の左右を見ると、まだ結城と恋は気絶している。
「ゆ・・ゆう・・・き・・・」
香奈子は鳩尾が悲鳴を上げているにも関わらず強引に体を引き起こした。
「いた!!ぐぅ・・・・」
痛みのあまり鳩尾を押さえるが、それでも香奈子は痛みを堪えて二人に近づく。
「結城・・・起きて・・・」
と結城の体を揺する。
「ん・・・か・・・かな・こ・・?」
結城は目を覚ました。
「れ・・ん・・・」
香奈子は恋を揺する。
「ん・・・かなこ・・・真理・・・は?」
恋も目を覚ました。
「二人とも、立って・・・。早く・・・真理・・・を・・・」
「うん・・・」
二人とも頷き、腹部の激痛をこらえながら立ち上がった。
「真理・・・まってて・・・」
香奈子は二人の先頭に立って歩き出した。なんとなくではあるが真理の場所がわかる。不幸にもそれが見事的中していたのだが。
三人は武道館の裏に行く。するとそこには
「あん!!和正!!!和正!!!」
そこには、和正のひとつになっている真理の姿であった。
「真理・・・」
その姿を香奈子は悲しげな目で見ていた。
「香奈子・・・」
結城が香奈子の肩に手を置き
「行こうよ・・・」
と呟いた。
しかし、香奈子は動けなかった。
「和正!!!いく!!!私、もういっちゃうよぉぉ!!!」
和正は凄まじい速さで肉棒を何度も真理の中に突き上げる。そのたびに真理の大きな胸がゆれる。
「真理、おれも・・・・もう・・・」
「和正・・・一緒に・・・一緒に・・・」
「ああ!!も、もう!!出る!!!」
ビシュゥゥゥゥゥ!!!!
「あうぅぅぅぅぅぅ!!!!」
真理の体が大きくのけ反り、和正の温かい液体が自分の体内に流れ込むのを体中で感じた。
「あ・・・私の・・・お腹の中に・・・和正のあったかいのが・・・いっぱい・・・」
「真理、もう一回したい」
「うん、いいよ。何回でもやろう」
そして二人は肉棒を抜かずに第二ラウンドを開始した。
461uiii:2009/03/27(金) 02:05:57 ID:X3VjaZCA
「もう行こうよ、香奈子」
結城に引っ張られ、香奈子はその場を後にした。
「でも、よかった」
と恋。「真理、和正のことが好きだったんでしょ?ことはどうあれ、一緒になれてよかった」
「うん」
と結城も同感であった。
しかし
「香奈子?」
香奈子の様子がおかしかった。先ほどから顔を俯けているばかりで、何も言わなかった。
「香奈子・・・あなた・・・まさか・・・」
結城の顔がこわばる。
「ん?どうしたの?香奈子?」
二人のやりとりが理解できない恋は香奈子に近づく。
「ねえ、どうしたの、香奈子?」
ヒュン!!!
「ねえ」―ドス!!!
462uiii:2009/03/27(金) 02:09:38 ID:X3VjaZCA
「ぐぅ・・・え?」
何かが空をきり、恋の鳩尾に突き刺さった。
ポタ・・・ポタ・・・
そして赤い血が地面に落ちる。
「か・・・なこ・・・」
恋は信じられない、という顔で香奈子を見た。恋の鳩尾に、鋭利な包丁が突き刺さっていた。
「この包丁、さっき二人が気絶している間に武道館の調理室から持ってきたの・・・」
と応える香奈子。
「だめ・・だよ・・・香奈子・・・」
目から涙をこぼしながら恋は首を振る。
「あいつに、心を奪われないで・・・。香奈子じゃなくなっちゃ・・だめだよ・・・」
「もう、遅い」
ズサ!!!
「う・・・」
恋の体から包丁が抜かれ、恋の白いTシャツは赤く染まり始め、白い腹部にも赤い液体がいよいよ滴り始めた。
恋は両手で傷口を抑えるが、大きな刺し傷からは血が止まらずに溢れる。
「かな・・・こ・・・」
そして恋は痛みのあまりその場にうずくまる。
「ふふふふふ・・・」
と不気味に笑う香奈子。
「香奈子!!!」
と結城は叫ぶ。
「ふふふ、ふははははは!!!」
しかし、結城の呼びかけに答えずに香奈子は武道館のほうへと走りだした。
「香奈子!!!」
「ゆう・・き・・・」
よわよわしい声は恋のものだった。
「恋!!」
結城は恋に近づこうとする。
「追って・・・」
そんな結城に恋はそう言った。「香奈子を、助けて・・・」
「でも・・・あなたは・・・?」
「大丈夫だから・・・」
と、恋は笑ってみせる。しかし、顔は青白く、鳩尾からは容赦なく血が溢れていた。
「恋・・・ごめん・・・」
結城は目からじわりと涙をこぼすと、武道館のほうへと走っていった香奈子を追いかけていった。
「もう・・・香奈子ったら・・・深く刺しすぎだよ・・・」
恋は鳩尾を抑えながら立ち上がり、武道館のある国立公園の敷地から出た。そして彼女は、体をほとんど近づくようにして国立公園の側にある一軒の家にやってきて、血のついた手で呼び鈴を鳴らした。
「はーい」
でてきたのは青年であった。
青年は恋の姿を見て、一瞬驚いたが、すぐに
「恋!!どうしたんだ」
と恋に駆け寄り抱きしめた。
「一真・・・・」
突如、恋の感情があふれ出して涙がこぼれる。これも女の本能であろう。人前や友達の前では強がって見せるが、好きな人の前では甘えたいがために自分の感情をさらけだす。
この一真は恋の恋人であった。
463名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 09:57:13 ID:oKP91WFw
怖ぇよwww
464名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 11:41:13 ID:w/nyqRTS
>>462
ないすぼーどな展開
病んでますなあ、だがそれがいい。
GJ!
465uiii:2009/03/27(金) 15:19:03 ID:X3VjaZCA
続きを張ります
466uiii:2009/03/27(金) 15:20:49 ID:X3VjaZCA
「一真・・・香奈子が・・・香奈子が・・・」
恋は泣きじゃくる顔を一真のシャツに押し付けた。そして、足から力が抜けた。
「恋、しっかりしろ!」
一真は自分の力ではもう立っていられなくなった恋を抱き抱えると家の中に運びいれ、ソファーに寝かせた。
「恋、待ってろよ」
そして一真は救急箱とタオルを数枚もってきた。
一真はタオルを恋の傷口にあてて強く押さえた。
「う!・・・」
「我慢しろ、恋」
流石に男性の力は違う。先ほどまでどれほど押さえても止まらなかった出血がみるみる収まってきた。
「恋、何があったんだ?」
と一真は尋ねる。
「香奈子が・・・もう一人の香奈子が・・・目覚めちゃった」
「!!!」
一真は驚いたような顔をした。
「じゃあ、この傷は・・・」
恋は静にうなずく。
「そうか・・・」
「お願い・・・一真・・・。結城が戦ってるの・・・助けて・・・」
しかし、一真は首を振った。
「それよりもお前を本土の病院へ連れていくのが先だ」
恋や真理の住むこの某県には山に囲まれた地帯があり、そこに某市がある。その某市が彼女たちの住んでいるところであった。そのため彼らは自分たちの住む地域外を本土と呼ぶ習慣があった。
人口も少ないため病院などはまったくといっていいほどない。唯一市内に診療所があるだけであった。診療所の医師は大病院出の優秀な医師であったが、今日は本土のほうへ医師会の講習会に出席するために留守にしていた。そのことは市内の誰もが知っていることだった。
「それじゃあ・・・間に合わない・・・」
と恋は絶望に近い声で訴える。
言い忘れていたが、この一真も武道部の人間であり17歳であった。
「でも、それじゃあお前は・・・」
「私は、大丈夫だから・・・お願い・・・」
恋は涙がこぼれる目で必至に一真を見つめ、頼んだ。
「はぁ・・・。わかったよ。でも、応急処置だけはするぞ」
そう言って一真は出血の止まりかけた傷口を消毒し、ガーゼをかぶせると慣れた手つきで包帯を巻いていく。そして最後にきつく縛る。
ぎゅう
「う・・・」
恋は少しだけ顔をゆがめた。
「にしても・・・」
と一真は恋をきょとんとした眼で見た。「よく見ればなんて格好してるんだ?」
と一真は言った。
「え・・・あ!!」
思わず恋は顔を赤らめる。
それもそうだろう。ズボンの長ジャージを秘部が見る寸前まで下げ、なおかつ上のTシャツも胸の根元が見えるか見えないかまでの長さしかないシャツを、ノーブラで着ているのだから、一真には恋のピンク色の乳首が見えていた。
「それは・・・」
「ぷっ!!」
と一真はふいた。
「な、なによ〜」
「いや、可愛いな、と思って」
「え・・・」
恋の顔がもっと赤くなる。
「その顔、可愛いぜ」
「ん・・・」
一真は恋の唇を自分の唇で覆った。
(一真・・・)
恋はかすかに興奮を覚え、少しだけ秘部が濡れた。でもいまはそんなときではない。もちろん一真も承知している。すぐに唇を離してこう言った。
「もしこんなことになってなかったら直にお前を押し倒してたのに」
と冗談っぽく言った。
「それでも・・・よかった・・・」
今日、一真の家の人は留守にしていて3日は帰ってこない。それを知っていた恋は一真の家にこの格好で行こうと思っていた。香奈子が変貌する直前まで。
「そうされたかった・・・」
二人はもともと幼馴染で、小さなときからお互いのことを愛しあっていた。中学2年のとき二人は初めて一つになり、恋は愛する一真に処女を捧げた。その後も何度も恋は一真に抱かれ、それを喜びとしていた、当然、他の男に抱かれたことなどない。
467uiii:2009/03/27(金) 15:24:31 ID:X3VjaZCA
「ああ、傷が治ったらな」
「うん」
「お前はここで寝てろ。俺が行く」
「まって・・・」
「どうした?」
「私も・・・連れてって・・・」
(無理だ・・・)
と一真は思った。ただでさえ病院に行かなければならない傷なのに動かせるわけがない。
「それはだめだ」
と流石に一真もいいきる。
「じゃあ、無理にでもついていく」
恋は本気であった。もうこうなっては一真でも止められない。
「はぁ・・・お前ってやつは・・・」
しかたなく一真は恋を抱きあげた。
「ありがとう・・・一真」
一真は無言のまま駆けだす。その胸の中に恋を抱き抱えて。途中、一真は何かを思い出したように携帯電話を取り出した。

結城は香奈子を追った。
「逃がさないよ!!」
「ふふふ!!!」
香奈子は偶然空いていた武道館の物置に逃げ込んだ。
「ここね・・・」
結城も香奈子の後を追って中に入った。
武道館の物置は大きい。その大きさは道場とほぼ同じほどの大きさである。さらにこの市のお祭りに使う道具なども一律してこの武道館が用意するためさまざまなものが置いてあった。
結城は暗い物置の中を歩く。
(香奈子の気配がしない・・・)
結城も香奈子もお互いの気配を消していた。しかし、必ずこのどこかにいる。それは女だからこそ察知できる女の匂いでわかった。
暗い倉庫を歩く結城はふと足を止め、物置の棚に目をやった。
そこにはさまざまな工具が並べられていた。ハンマーからキリまでさまざまであった。
その中で結城はキリを手に取った。それも本場の大工が建設用に使うような大きく、長く、先端が恐ろしく鋭利なものであった。
(もし香奈子を止められなくなったら、これで・・・)
殺すしかない。そう結城は思った。そして自分も親友のあとを追って、これで自分の心臓を。
(そうなったら、ごめんね・・・。翔・・・)
翔とは結城の恋人で同じ武道部であった。彼のことを思うと死ぬのが少しだけ怖い。
その恐怖をぬぐうために結城はやってはいけないことをしてしまった。
「翔・・・!!」
しまった、と結城は思った。声を出してしまい、香奈子に位置を察知されてしまった。
背後に気配。
「しまっ・・・!!」
結城はキリを握りしめて振り向きざまに背後の気配に向かって突く。しかし
ガシ!!
「くそ!!」
後にいたのは香奈子だ。香奈子は結城の手頸を掴んで止めた。
そして、香奈子に掴まれた手頸は、香奈子のものとは思えないほどの強い力で180度進行方向を変えられてしまった。
「あ・・・!!」
ザク!!!!
「えぐ・・・っ・・・」
香奈子に向けてついたはずのキリは、香奈子の異常なまでの力によって止められ、なおかつキリを掴んでいた結城の手ごと結城に送り返した。
468uiii:2009/03/27(金) 15:25:32 ID:X3VjaZCA
キリが結城の臍と鳩尾の間に突き刺さり背中を貫通していた。しかし、そのキリをもっているのは結城自身の手であり、キリを握っている手を掴んでいるのが香奈子の手であった。
「かな・・・こ・・・」
ポタ・・・ポタ・・・
結城のシャツが赤く染まり、地面に血が滴る。
「おね・・がい・・・。もどって・・・」
ズボ!!!
キリが引き抜かれ、血しぶきがあがる。
「ぐぅ・・・・」
しかし、結城の願は聞き届けられなかった。香奈子はいまだに何かに支配されていた。結城は両手で必至に臍と鳩尾の間を押さえたが、血しぶきの勢いが強すぎて指の間から噴火するように血が散る。
「かな・・・こ・・・・」
ドサ!!!!
結城はその場に倒れた。すると地面にみるみるうちに血が広がっていった。
「ばいばい・・・結城・・・」
香奈子は小さな声で呟くと、きりを投げ捨てて倉庫を出ていった。
「かな・・・こ・・・・」
止められなかった。香奈子を。このままでは真理の命が危なかった。
「真理・・・逃げて・・・」
今の香奈子を止められるのはたった一人だけであった。

「はぁ・・・はぁ・・・」
激痛になえながらも結城はなんとか倉庫を出ることが出来たが、倉庫の入口で力尽きて倒れた。
(私・・・死ぬのかな・・・)
傷口を押さえていた手の平を見る。血がべっとりと付いていた。
「翔・・・・」
どうせ死ぬなら一目あいたかった、と多少悔やむ結城。そのときだ。
「結城!!!」
「?翔・・・?」
どこからか恋人である翔の声が聞こえてきて、自分のほうへと駆けてくる足音が聞こえた。
「そんな・・・翔?」
結城は幻覚を見ているのではないかと思った。翔が自分に向かって走ってきていたのだ。色白で、どこかクールな感じを持つ翔。背には救急箱を背負っている。
「結城、しっかりしろ!」
結城の横に片足をついた翔は結城を抱きかかえた。
「翔・・・」
ふと、結城の目から大粒の涙がこぼれた。「翔・・・怖かったよ・・・」
そして声をヒクヒクとさせて結城は泣き出してしまった。

469uiii:2009/03/28(土) 00:55:37 ID:aKk/tCHz
ここでも女の本能が出ていた。いつもクールで、どこか気どっているような感じを持つ結城だが、好きな人の前ではまるで赤ちゃんのように甘えん坊になってしまう。
「ああ、もう大丈夫だ」
翔は優しく呟くと、すぐさま傷口を押さえた。
「いっ・・・!」
「我慢しろ。いますぐ手当してやる」
翔は素早い手つきで包帯などを取り出してみるみるうちに傷口を塞いでいく。
「よし、これで大丈夫だ」
「翔、どうしてここに?」
と結城が尋ねる。
「一真から携帯で聞いたんだ。それで急いで駆け付けてきたんだ」
「え?一真から?」
そこで結城は、恋が無事であることを知って安心した。
「そうなんだ・・・よかった・・・」
と胸をなでおろす。
「ところでさ」
と翔。
「ん?」
「なんて格好してるんだ?」
「あ・・・」
結城の顔が赤くなる。
「それは・・・その・・・」
直接翔の目を見ることが出来ない結城は小さな声で呟いた。
「今日、この格好で翔のところへ行くつもりだったの・・・。それで・・・」
(抱いてほしかった・・・)
しかし、結城は最も重要なことをどうしても口にできず、心の中で言うしかなかった。
そのときだ。
「ん・・・」
翔の唇が結城の唇に重なった。複雑に二人の舌が絡み合い、お互いの唾液を混ぜあう。
「ん・・・翔・・・」
いよいよ顔が赤くなってきた結城。普段はクールでどこか固いイメージのある彼女からは考えられないほどかわいらしい表情であった。
「結城・・・」
翔の手がゆっくりと結城の胸に向かって伸びてくる。
結城は目を瞑った。
(いいよ・・・私の胸・・・揉んで・・・)
「あぁ・・・」
翔の手が結城の大きな胸を掴んだ。そして優しく結城の胸を撫でるように手を滑らせる。
「あ・・んはぁ・・・!!!」
次第に翔の手が力強くなってきて、結城の胸のつぼを匠に刺激し始める。
「しょ・・・翔・・・!」
(抱いて・・・翔・・・抱いてよ・・・)
ここがどこであろうと、自分がどんな傷を折っていようといい。翔、抱いて。と結城は心の中で叫んだ。
ぎゅう!!
「いた!!」
突如、結城の乳首に痛みが走った。
翔が指で結城の乳首を挟んでいたのだ。その顔は笑っていた。
「お前、抱いてほしいと思っただろ?」
「う・・・それは・・・」
なんでわかったのだろう、と結城は思ったが、覚悟して自分の思いを言った。
「うん・・・こんなことがなかったら・・・抱いてほしかった・・・」
もしこんなことがなければ、今頃はふかふかなベッドの上で、結城の上に翔が乗って激しく求めあっていただろうに、と結城は少し悔しかった。
もともと二人は中学2年のとき道場で知り合った。その後、二人は交際を始め中学3年生のとき初めてエッチをした。このときから、翔にベタ惚れしていた結城は、身も心も翔に捧げていた。そして翔も、結城に限りない愛情を持って接していた。
470uiii:2009/03/28(土) 00:56:22 ID:aKk/tCHz
「この傷が治ったらな」
そう言うと、翔は結城を抱きあげた。「さて、救いに行きますかね。香奈子も真理もな」

「はぁはぁ・・・」
武道館の裏手では、ついに二人が最終ラウンドを終えた。
和正は自分の肉棒を真理の中から抜いた。
「和正・・・」
しかし、真理はまだ和正を求め続けた。
「また次の機会にな」
流石に7回も行えば和正の肉棒も力をなくすにきまっている。
「うん・・・」
和正を求める真理、しかし彼女も7回にも渡るエッチで体力を使い果たし、苦しげにお腹を上下させて呼吸していた。
そんなとき、香奈子が二人の前に現れた。
「香奈子・・・」
(あわわ、どうしよう・・・)
真理は焦った。自分の感情のままに和正に抱かれ、それに喜んでいたが、それには親友の3人の犠牲があった。
「そ、その・・・香奈子・・・私・・・本当は・・・香奈子?」
慌てて弁明している最中に香奈子の様子がおかしいのを真理は感じた。
「真理!!下がれ!!」
体を半ば起こしていた真理の前に立ちあがって戦闘の構えを整えている和正が出てきた。
「香奈子・・・お前・・・心をあいつに奪われたな・・・」
「え?」
真理の顔に戦慄が走る。「香奈子・・・」
呆然と立ち上がる真理。「嘘だよね、香奈子?・・・そんな・・・」
「ふふふ・・・」
再び不気味な笑い声を上がる香奈子。「ふふふ・・・ふははははは!!!」
「香奈子!!!」
香奈子は真理の声を無視して走り出す。
「待って。香奈子!!!」
その後を追って真理が走りだした。
「待て!真理!!」
和正も後を追って走るが
(く、速い・・・)
格闘技体系の和正の体は高速で走るようにはできていない。しかし、真理や香奈子は筋肉も少なく、唯一胸が大きいのが邪魔になるだけで走るのが早かった。みるみるうちに離されていき、ついに和正は二人を見失ってしまった。
「ここは?」
香奈子が逃げ込んだのは国立公園に設けられているバッティングセンターであった。今日はしまっている日であったのでだれもいない。
「香奈子!!どこ?」
香奈子を見失ってしまった真理はバッティングセンターの中を歩きまわる。
「お願い!出てきて!!」
(嘘だよね、香奈子。そんなの・・・)
香奈子を見たとき、服に血がついているのを真理は見ていた。
(あれはただの沁みだよね・・・香奈子がそんなこと・・・)
真理は休憩室を探し終え今度はバッティングルームに入った。ここで平日では野球部員が高速球を打っている。
「香奈子!!どこ?」
471uiii:2009/03/28(土) 00:56:59 ID:aKk/tCHz
真理がバッティングルームを探しまわっているときに、真理は最高速230q/秒の札のかかった部屋に入り、ベースを踏んだ。そのときだ。
「真理・・・」
と香奈子の声が聞こえてきた。
「香奈子?」
「真理・・・」
声は野球の弾を打ち出す機械の後から聞こえてきた。
「香奈子!!」
やはり、そこに香奈子はいた。香奈子は機械の後から出てきて、機械の横に立つと、優しげな笑顔を真理に見せた。
「香奈子・・・やっぱり・・・そうだよね!!!」
真理は香奈子に向かって走り出した。真理の走っているのは、機械から撃ちだされる野球ボールのコース上であることにも気づかず。
「ふふふ・・・」
そして香奈子は、機械の横にあるスイッチを押した。
ボーン!!!
「え?」
機械から、最高速の硬式ボールが撃ちだされ、吸い寄せされるように真理の鳩尾に・・・
ドフ!!!!
「かはぁ!!!!」
機械から撃ちだされたボールは、鳩尾を大いに抉った。胃を破壊し、肝臓を破壊し、肋骨を折って巻き込みながら真理の急所を抉っていた。ボールは奥深くに入り込みすぎて、横からでは見えないほど真理の中に埋没していた。
「かか・・・かな・・・こ・・・・」
真理は激痛のあまり目を大きく見開き、涙を零した。思わずだらしなく開いてしまう口の両端からは血が滴り始めた。
ポトン
真理の鳩尾からようやくボールがはずれ、真理は痛みのあまり鳩尾を押さえてその場にうずくまる。
「けほ・・・けほ・・・」
(く・・・苦・・しい・・・息・・・が・・・)
苦痛のあまり体を痙攣させている真理に、香奈子はゆっくりと近づきうずくまる真理の傍らに片ひざをついた。そして
「私は真理が好き・・・」
「・・・かな・・・こ・・・けほ!けほ!」
「ずっと好きだったんだよ。ずっと前から・・・でも・・・真理が和正のものになっちゃうから私・・・さびしいの・・・だから・・・」
そう言って香奈子は胸の谷間から鞘に収まっているサバイバルナイフを取り出し、その鋭利な刃をきらめかせた。
「私のものにしてあげる・・・」
「香奈子・・・」
真理は顔を上げて、真理の目を見た。とても寂しくて、哀れな目をしていた。
(香奈子・・・)
「ねえ、真理・・・」
と香奈子。「どうして、世の中って平等じゃないんだろう?」
「え・・・?」
「私と真理は、似てるのに・・・どうしてこうも違うんだろう・・・」
「香奈子・・・」
472uiii:2009/03/28(土) 01:00:47 ID:aKk/tCHz
「真理はさ、私と一緒でお父さんとお母さんいないけど、家はお金持ちだよね。しかもお爺ちゃんとお婆ちゃん、それに
親類の人達からも愛されてる。でも私は・・・」
真理と香奈子。二人とも親なしであった。真理は15歳のとき父と母を交通事故で亡くした。
その後、親なしとなった真理を父方の祖父と
祖母が引き取ることになったのだ。真理の祖父は有名な事業家であり、孫を心から愛していた。そのため真理は幸せだった。
しかし、香奈子は違った。香奈子にも父と母はいない。香奈子が殺したのだ。
もともと香奈子は愛情の上に産まれてきた子供ではなかった。変態プレーが大好きな奇人の男と女が
文字通り狂ったようにセックスを繰り返したために偶然出来てしまった子供であった。結局、子供が
出来たという理由で二人は結婚したが、二人とも子育てや夫婦愛などとは無縁の生き物で、香奈子は
まったく愛情のないところで育った。そして、香奈子が15歳になったときのことだった。相変わら
ず狂った変態プレーをしつづけていた香奈子の父は、成熟した美少女となった香奈子に手を出そうとしたのだ。
当然、香奈子は抵抗した。しかし、男の力の前に香奈子は屈するしかなかった。そう、香奈子は実の父親に犯されたのだ。
そして、その時に香奈子のもう一つの感情がうまれてしまったのだ。
憎悪の人格を持ってしまった香奈子は、その日の内に父を包丁で刺し殺した。そして、
その後酒浸りで帰ってきた母親も包丁で刺し殺した。そして香奈子は、その包丁で自分の子宮もさして、
自殺を図ったのだ。
その後、もの騒ぎを聞いて駆け付けた近隣住民がいち早く救急隊に通報して香奈子は一命を取り留めた。
しかし、香奈子の父親も
母親も両親から捨てられた身であったため、だれも引き取り手も見つからず、
国からの助成金を受けて生活するしかなくなってしまったのだ。一方、香奈子は殺人罪の罪に問われる予定であった。
しかし、警察も捜査を続けるうちに事情の惨憺さを知り、なおかつ同様の理由で香奈子の境遇を知っている隣人たちが無罪
を主張する署名運動を行ったため、香奈子には執行猶予1年という軽い判決が降りた。
しかし、いつも縛られて育ってきた香奈子にとって、そんな生活は何もかわっていなかった。ただ、毎晩
狂ったように喘ぐあの二人を見なくていいだけのことであった。
「なんでだろうね・・・真理・・・。私はどうして・・・こうなるんだろう・・・」
そう言った香奈子の目からな涙がこぼれ始めた。
「幸せな生活すら手に入れられず、真理まで他の人に奪われるなんて許せないよ・・・。私にだって・・・何か一つぐらい・・・」
「香奈子・・・」
思わず、真理の目から涙がこぼれる。
(香奈子・・・ごめんね・・・)
そして真理は何かを決意したように呼吸を整える。そして
「香奈子!!!」
真理は、香奈子に飛びかかり、彼女を押し倒した。当然
ザク!!!!
473uiii:2009/03/28(土) 01:01:17 ID:aKk/tCHz
「う!!!!・・・っ・・・」
香奈子が両手で握っているサイフがどうなるかなど、言うまでもない。
押し倒された香奈子はきょとんとした眼で真理を見た。
「真理?」
「へへへ・・・押し倒しちゃった・・・げほ・・・」
真理は屈託のない笑顔を香奈子に向けた。しかし、顔には脂汗が噴き出ている。
「真理・・・あなた・・・」
香奈子には、真理の血液が自分の体を伝って滴っているのがわかった。
「香奈子・・・私ね・・・香奈子のおかげで・・・生きていられるんだよ・・・」
「え?」
「私・・・親が死んだ日から・・・ずっと心を・・・閉ざしてきた・・・。でも・・・香奈子だけが、私の心を・・・ときはなってくれて・・・げほ!!げほ!!!」
せき込むと同時に、真理は血反吐を吐く。
真理は両親が死んだ日より心を固く閉ざした。その後もずっと心を閉ざし続けた。そんな真理が高校生になったとき、彼女の心を解き放ってくれる人があらわれた。香奈子だ。
香奈子は、真理の気持ちが痛いほどわかっていだ。だから香奈子は真理に接し続け、心を開かせようと必死になった。何度も真理が拒もうとも、香奈子は諦めずに何度も、何度も。
そうしていくうちに、真理は少しずつ心を開いていった。そして、今日に至る。また、恋も結城も、もともと香奈子の親友であったが、真理に引き合わせて、友達のいなかった真理に友達というものの温かさを教えてくれたのも香奈子であった。
「私・・・弱いから・・・香奈子がいなかったら・・・自殺・・・してた・・・」
「真理・・・」
「ごめんね・・・香奈子・・・。香奈子に助けてもらってばかりだったのに・・・私は、自分のことばかり・・・。香奈子のこと・・・なにも・・・」
(だから・・・私が・・・責任・・・とらなきゃ・・・)
密にそう決意した真理は、香奈子に気づかれぬよう拳を握った。

その頃、和正は真理を探して走り回っていた。
「真理!真理!どこだ!」
「和正!」
と、男の声。
「一真か?」
その声の主は一真であった。恋を抱えて駆け寄ってきた。翔も一緒であり、やはり結城を抱えていた。
「二人とも、どうしたんだ?」
と和正が尋ねる。
「香奈子だよ・・・」
と翔。
「やっぱり・・・目覚めちまったんだな・・・」
「ねえ・・・」
と恋が力ない声で「真理は?」
「!!」
「お待たせ」
張りつめた空気の中、一人の青年が彼らに合流した。
「香奈子を止めに行こう」
そう、青年が言った。
474uiii:2009/03/28(土) 01:58:54 ID:aKk/tCHz
(香奈子・・・)
真理は決心した。
「香奈子・・・ごめん・・・」
真理は密に握りしめた拳を密着する香奈子の臍に突き刺した。
「ぐぅ!!」
真理の拳は香奈子の固い腹筋をなんなく貫通すると香奈子の生暖かい肝臓をえぐった。
「か・・・はぁ・・・」
香奈子は信じられない、という目で真理を見た。貧弱で大した力もないはずの真理が香奈子の腹筋を破れるわけがないのだ。
「私が・・・香奈子を・・・止め・・・」
「うるさい!」
香奈子は真理を膝でけり上げると、ナイフを引き抜いた。
ズボ!!
「うっ!!!」
香奈子に蹴り飛ばされ、真理は後に飛んだ。同時に香奈子も自分の臍を痛そうに押さえる。
「うぅ・・・・苦しい・・・」
真理を蹴り飛ばしたとき、彼女はとっさに拳を開いて香奈子の肝臓を握りつぶしたらしい。香奈子は痛みのあまりのたうちまわる。
「くそ・・・なんで・・・あんたなんかに・・・」
香奈子は真理を睨む。
「真理・・・?」
しかし、そこにはもはや、ピクリとも動かず、鳩尾から流れる血を抑えることもしない真理が横たわっていた。
「真理・・・」
自分が真理を刺しておいてなにをいまさら、と香奈子は反面思ったが、裏返せば真理が死ぬことに関しても納得などしていなかった。
「そんな・・・・」
その時だ。和正たちがついに二人を見つけた。
「真理!!!」
和正が叫ぶ。
香奈子は内臓の激痛に耐えながら強引に体を起こした。そして、逃げようと背を向けたときだ。
「香奈子!!待って!!!」
後ろから、青年の声が聞こえてきた。
「!!」
その声を聞いて、香奈子ははっとする。
「誠也・・・?」
振り返ると、そこにいたのは先ほどの青年だった。
「どうしてここに・・・?」
香奈子は後去りしながら訊いた。
「一真から聞いて飛んできたのさ」
と青年は答える。
「香奈子、目を覚ますんだ。もうこんな悲しいことは終わりにしよう!!」
そう誠也が叫ぶ。
その後ろで、和正がぐったりとした真理を抱きしめていた。
「真理!!しっかりしろ!!!真理!!!
475uiii:2009/03/28(土) 01:59:23 ID:aKk/tCHz
しかし、真理は答えない。ぐったりとしていて体も冷たくなっていた。
「速く病院に運ばないと・・・」
恋は今にも泣き出しそうであった。
「香奈子!!!」
誠也は香奈子に近づいていく。
「いや・・・。いやぁぁぁぁぁ!!!」
香奈子は叫ぶと、バッティングセンターを飛び出した。
「待て、香奈子!!!」
その後を誠也が追う。
(香奈子、どうしてまた、こんなことを・・・)
誠也は逃げる香奈子を必死で追った。
そして、彼女の肩をつかみかけた瞬間。
「うわ!!」
香奈子が振り返り、ナイフを誠也の眉間目がけてつきだしてきた。誠也はそれをぎりぎりのところでかわしたが、頬が薄く切れた。
「これで!!!」
そして、香奈子の放ったナイフをかわした誠也は攻勢に出て、香奈子の鳩尾に渾身のアッパーをお見舞いした。
ボクン!!!
「えぐぅ!!!」
水風船でもつぶすような音が響き、誠也の拳が香奈子の肋骨を掻い潜り急所に拳を埋没させた。
「う・・・」
必死に痛みに耐えようとした香奈子であったが
「かは・・・」
ついに香奈子は意識を失い、誠也に倒れかかった。
誠也は気を失った香奈子を抱きとめると、強く抱きしめた。
「香奈子・・・・」

それから何時間が経っただろうか。
香奈子は目を覚ますと、そこは町の小さな診療所で香奈子はベッドに横たわっていた。
「ここは・・・」
意識朦朧とする香奈子が呟く。
「気がついたんだね、香奈子」
その声に、香奈子の意識が無理やり正常に引き戻された。
「真理・・・」
真理が、微笑んで香奈子を見つめていた。体にはべっとりと脂汗を掻き、顔色はとても悪かった。その理由は自分が体中の臓器を破壊したからだと香奈子はわかっている。
「よかった、ずっと眠ってたんだよ、香奈子。私・・・心配で・・・」
バサ!!!
急に、力尽きたように真理が、横になっている香奈子に倒れかかった。
「真理!!」
とっさに香奈子は上半身を起こし、真理を抱きとめた。
「真理・・・どうして・・・」
しかし、真理は眠っていた。香奈子の胸の中で寝息をたてていた。
「今度、真理が起きたらちゃんとお礼をいいなよ」
いつの間にか香奈子の病室に顔を覗かせた誠也が言った。
「誠也・・・」
「真理がずっと香奈子の看病をしてたんだから」
「え?」
476uiii:2009/03/28(土) 02:00:51 ID:aKk/tCHz
誠也の話によると、香奈子が気絶した後、誠也は自分の自宅に真理を運びいれた。誠也の家こそが診療所であった。
彼の両親は二人とも医者で、かれらは本土の医師の講習会に行ってしまったことはすでに述べた。
そこで、誠也が真理の手術をしたのだ。もともと医学高校に通っている誠也はかろうじて真理の手術を成功させた。
そして、恋、結城、と傷を直していった。そして最後に香奈子であった。つぶれた肝臓を修復したりしたのだ。しかし、真理や恋や結城は一日で意識が回復したが、
香奈子だけは回復しなかった。
「私が、香奈子の側にいる」
突如、真理が言い張ったのだ。その後、真理は不眠不休で香奈子の傍らに居続けた。
必死に手を握り、香奈子の意識が戻るように、と。
そうして三日間も真理は香奈子の傍らに居続けたのだ。
「真理・・・」
香奈子の目がしらが熱くなる。
「香奈子・・・どうして、またこんなことを?」
と誠也は尋ねる。
「さびしかった・・・。私には、真理しかいなかったの・・・・。
それが和正に取られちゃうと思ったとき本当に怖くなったの。そしたら・・・私・・・ううぅ・・・」
香奈子は泣き出して、涙が真理の頬に落ちてつたっていく。
「香奈子?泣いてるの?」
それに気がついたのか、真理が眼を覚ました。
「ごめんね・・・真理・・・」
香奈子は謝る。「本当にごめんなさい・・・」
「香奈子・・・」
不安げに、真理は香奈子の顔を覗き込む。
「泣かないで、香奈子・・・」
真理は香奈子の涙をぬぐった。
「一緒にいるから」
「え?」
「私、和正のこと好き。でも、香奈子のことも好きだよ」
チュ・・・
突然だった。真理の唇と、香奈子の唇が重なった。
香奈子の顔が真赤になった。
(真理・・・?)
唇を離すと、真理も頬を赤くして、へへへ、と笑った。
「キスしちゃったね」
誠也の姿はすでになかった。
「真理・・・」
「ねえ、香奈子」
「なに?」
「隣で寝ていい?とっても・・・眠いの・・・」
「うん」
香奈子は自分のベッドを半分開けて、真理をそこに寝かせた。
「香奈子・・・好きだよ・・・」
「うん・・・うん・・・」
香奈子は真理を抱きしめた。そして、嬉しくて泣いた。

その後、香奈子は恋と結城と話した。二人とも、香奈子に怒っていなかった。
二人は香奈子を許した。香奈子は、本当は優しい子だと知っていたから。
今回のことは大した警察沙汰にもならず終焉を迎えた。
477名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 02:45:48 ID:vTZWUr/u
GJ!!!!!
ただのSSじゃなくて短編小説並だな。心の描写とか。
478名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 11:19:35 ID:fJ38ZtIv
香奈子さんは、もう好きな人が居ても好きな人の赤ちゃんを産めないんだよね?
とても悲しいけど、再生医療を信じるよ。とにかく、恋ちゃん可愛いね、面白かったよ、とてもね。感謝のGJを捧げる。
479uiii:2009/03/28(土) 16:39:51 ID:aKk/tCHz
この続きも作成中です。しばしおまちを
480名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 09:00:55 ID:q8L1bABT
待ってるよ
481名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 22:55:36 ID:tkTxz3jQ
uiiさんはじめ、このスレ住人がこんな因果な性癖に目覚めたきっかけって
なに?
やっぱりみんなフリスから入ったのかい?
482名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 00:37:44 ID:blW5F6Nz
思い出せる限り最初にハァハァしたのは魔鈴さんかなぁ。
ネット繋ぐようになって画像漁り回った。
フリスがキッカケではないけど、最初に見つけた時の喜びと言ったらそりゃあもう・・・。
483名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 07:38:57 ID:SWtBhIsl
フリスってなーに?
484名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 11:05:39 ID:EJiQr4/4
僕はビーデルちゃん!
485名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 15:47:16 ID:4W3CvglL
悠理愛のキューティーハニーの同人誌
486名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 17:37:06 ID:WugT/316
6歳くらいの時にDBで語空(?)への腹パン見たのが最初だった気がする
で、小学校2年くらいに女への腹パンに目覚めた

何故こんなやりずらい性癖に目覚めたんだ(´・ω・`)
487名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 20:27:37 ID:4i3oip+Q
でも腹パンチ趣味ってけっこういるような気がするなぁ
488名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 13:26:35 ID:V13ieIN9
まぁインディーズではあるがエロビデオの一ジャンルとしてある以上それなりに需要があるんだろうな
489名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 17:39:14 ID:/i72RTT2
3次だと、たとえばボディーゾーンのあのおじちゃん、腹パンビデオの売上で年間どれぐらい儲けてるんだろ?
ギャラはどれぐらい払ってるんだろ?
490名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 18:42:36 ID:wtrUK6/I
内容と年齢で基本があって、+αで売上から少し貰えるみたい
メールしたことあるけど、ちょっと怖くてやめたわ・・

平均して1作品あたり
企業側:200〜300万
モデル:20〜30万
くらいみたい
491名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 23:26:51 ID:CtMtvsiK
フリスに投稿してた人たちはどこに行っちゃったんだろう。
小説はかなりクオリティ高かったよね。
最後のほう見てなかったから知らないんだけど
サイトはどんな終わり方したの?
492名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 00:16:12 ID:WKEXSTkY
JINさんの闇の拳復活age
493名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 00:50:06 ID:7JOFmO0P
ハラハラエンジェルが好きだった。
あれ完結してないよね。結末が気になる。
494名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 01:17:05 ID:JKTMi3rh
ハラハラエンジェル懐かしいな。ドラゴンさんの挿絵が最高だった
495名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 13:53:33 ID:oH38Hax0
>490
あそこはバックにヤクザが絡んでるから、問題起こっても
もみ消せる。
496uiii:2009/04/05(日) 03:10:27 ID:Zk41X2zS
かけた
497uiii:2009/04/05(日) 03:15:03 ID:Zk41X2zS
また規制がかけられてましたw
でもやっと復活。
返答が遅くなりましたが、僕が腹パンチに目覚めたのは物心ついたときからです。
幼稚園に入園したときから腹パンチが好きでした。
そして、最初に女の子に腹パンチしたのが僕のこのスレの最初の作品。あれはほぼ実話で
あのとき初めて彼女に腹パンチしました。
その後、僕は腹パンチのビデオとかを集めてたのですが、彼女にばれてしまいました。
別れるかと思いましたが、彼女が腹パンチさせてくれると言ったので破局の危機は去りました。
でも、断ってお腹は殴りませんでした。さすがにがりがりなので内臓破裂しそうで怖いのです。
498uiii:2009/04/05(日) 03:20:14 ID:Zk41X2zS
でも、彼女にとってそれは僕が彼女のことを好きじゃないと思ったみたいで、結局最後は腹パンチさせられました。
好きな人を殴るのはいやなのに、辛かったです。
そのときはお互い大学生で、彼女が僕の借りてるアパートに泊まった時に殴りました。
うめき声が上がらないよう手で口を押さえて、壁に背中をつけて、本気で鳩尾を殴りました。
本気じゃないと別れると脅されたからです。
でも、殴ったら嘔吐しまくるし、痛そうにうずくまったりするし、もう最悪でした。
それ以来一回も殴ってないです。
499uiii:2009/04/05(日) 03:24:09 ID:Zk41X2zS
あ、それともう一つ。
ただいまネタ切れ中につき、腹パンチのネタ募集。
こんなキャラの女の子が、あんなやりかたでお腹を責められる、とか、恋愛のもつれで彼氏が彼女のお腹を
とか、そういう感じのネタを募集します。
注意事項
・ネタを提供してくださった方が満足のいく小説を書けるかどうかはわかりません
・100%忠実に小説化できるかわかりません
・またいつアクセス規制かけられるかわからないのでひょっとしたらすぐには投稿できない
かもしれません
以上です。
500名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 10:56:47 ID:9dVu4DMI
uiii氏にリクを!
女子中学生くらいの娘の腹をぼっこぼこにしてやってください!
めりこませまくりでお願いします!
501名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 12:14:28 ID:qjPxy/kT
シチュエーションはあれだね、「お仕置代行人」って奴で、依頼を受けて最近のバカ親や世間のせいで学校や家庭では手の付けられない子を殴る見たいな奴とか?
502uiii:2009/04/05(日) 12:19:46 ID:Zk41X2zS
セーラー服?ブレザー?それとも半裸?どんな状態での腹ぜめがご希望?
それと、どんな性格の女の子がいい?以下の2つから選びなさい。
1お任せ 2ネタ提供者の好み(具体的に言ってください)
503名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 18:38:10 ID:9dVu4DMI
>>502
体操服がいいかな
性格は大人しめで今まで一度もケンカとかしたことがないような娘
先輩に目をつけられて捕まって腹パンチされる〜的な流れで!
血吐くくらい思いっきりめり込ませてあげてください!
504名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 23:53:49 ID:6dTiU4xD
>>499
折角なので、ネタ提供。

先日、TVアニメ「はじめの一歩」を見ていたら、ガードを手でこじ開けて
ソーラープレクサスブローを打ち込むという技が使われていた。

無論、一歩が打ち込まれたところで全く萌えなかったのだが、
女子ボクシングとかで同じシチュエーションだったら凄く萌えると思う。
505名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 00:27:00 ID:Szrcb1SY
>>502
リクさせて下さい!
お洒落なブレザーにネクタイ、ミニスカートが似合うお嬢様女子校に通う可愛い子が、
路地裏で育ちの悪い凶悪な女にカツアゲに!
気丈に断るも執拗な腹責めで嘔吐させられ痛みと恐怖でついに財布を差し出した
後、トドメをさされるなんてのはどうでしょう?
506名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 01:40:20 ID:YHeAdlDg
可愛いおにゃのこが男に腹パンされるなら何でもw
507uiii:2009/04/06(月) 13:07:00 ID:Mv7yvZ7Y
了解しました。しばしお待ちを
508名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 00:47:56 ID:OIhLiNbY
こんな腹↓に渾身の一撃を喰らわせたいねw
http://i27.tinypic.com/auuvt2.jpg
509uiii:2009/04/07(火) 01:57:29 ID:N0YwlRgU
8月の夏のこと、光琳中学3年生、若林真美(15歳)は灼熱の太陽の元、運動場でドッジボールを楽しんでいた。
「可愛いな〜」
その姿を男子達は憧れるような眼でみている。
真美は色白で容貌がよく、細い体つきで、背が少し低いため人形のような女子であった。
ときどき白人と間違われることもあるぐらいだ。
「キャア!!」
と可愛げな声を上げて逃げ回る真美。
それを、女子の輪から外れて険悪の目で見る4人組みの女子がいた。
「なによ、みんな真美真美って!」
そこにいる4人もまぎれもなく美女。真美とは対照的で、容貌は大人びていて、
クールな感じのする美人である。色白で背がすらっとしていて、胸も大きく、どことなく色がある。
しかし、男子はみな、真美を見ていた。
彼女たち4人は、他の男子からすれば高嶺の花なのだ。
美しすぎるというのも惨めなものだ。彼女たち4人はあまりに美人すぎるために皆から遠い存在に思われ、
その距離が大きすぎるために気にもされなくなってしまっている。
そのてん、真美は違う。性格こそ大人しいものの、素直で、争いを嫌い、嫉妬や敵意などとは無縁で、男女関係なくうちとけてしまうのだ。
そのため、男子が感じる距離感も小さい。付き合うなどといえば美女4人組みと変わらないだろうが友人としては普通につきあえる。
「本当!なんで真美ばっかなのよ!」
4人が険悪な目で睨むなか、真美がボールに当たった。
「キャッ!!」
一瞬、飛び上った真美の体操着とブルマの間から可愛く窪む臍があらわになる。
「おお」
男子達は思わず息を飲んで凝視した。
色白で、引き締まった真美のお腹。しかし、それを見たのは男子だけではない。
美女4人組みもそれを見ていた。
「ふ〜ん」
リーダー各の美女が何かを思いついたらしい。
「いいお腹してるじゃん。ふふふ」
6時間目の体育が終わり、中学校の授業は終了した。
「みなさん、緊急放送です」
と放送が掛る。
「先生方のみなさんに連絡します。教育委員会から緊急連絡が通知されました。そのため、
今日は掃除及び部活を急遽中止し、生徒を下校させてください。なお、体育を行っているクラスにつきましては、
本日に限り、教室にすぐに荷物だけを取りに行き、体操服で帰るよにしてください」
「ラッキー」
と、またリーダー格の美女がほほ笑む。
「じゃあね〜」
放送を聞き終えた生徒達は続々と下校を始める。
「ねえ、若林さん」
と、美女4人組みのリーダー格、的場良子(14歳)が帰ろうとした真美に話しかける。
「どうしたの、的場さん?」
510uiii:2009/04/07(火) 01:58:33 ID:N0YwlRgU
彼女たちが真美のことを嫌っているにもかかわらず、真美はなんら警戒することなくうちとけて話してしまう。
「今から荷物を持ちに行くでしょ?その後ちょっといいかな?話したいことがあるの?」
「うん、いいよ」
話の内容も聞かず、すんなり受けてしまう。ここも、素直すぎて人を疑うことを知らない彼女のいいところであり、相手にとっては最大の急所である。
こんな彼女を見て、良子は
(ふ、バカな女)
と心で笑うのだ。
「お待たせ」
校門のところで真美と良子は合流し、あるところへ向かった。
「ここ・・・」
学校からそう遠くない、どこかの喫茶店のような店に真美は連れていかれた。
「ああ、私の家。外だと話しにくいからさ」
「なるほど」
「さあ、どうぞ」
良子はドアを開け、真美を招き入れる。
しかし、ここが良子の家というのも、喫茶店というのもまったくの嘘であることを真美はすぐ知ることになる。
「あれ・・・」
中に入ると、そこはまるで廃墟であった。机や椅子は壊れ、家具はみなおんぼろ。だが、埃がない。つまり、誰かが使用しているということだ。
「ようこそ、おまぬけな子猫ちゃん」
突如、おんぼろ家具の影から美女3人が出てきた。
「あれ、みなさん・・・」
ガチャ!
「え?」
背後では良子がドアを閉め、逃げられないよう鍵をかけた。
「どういうこと、的場さん?」
やっと怪しいと感じ始めて真美であったが「4人で話し合うの?」
「ふふふ」
と美女4人は笑う。
(まったく、どこまで素直なんだろう)
喧嘩もろくにしたことがないのだろう。いつも平和で、大人しく、争いを知ることなく生きてきて、嫉妬や嫌悪などといった負の感情にも無縁な15年を生きてきた真美にとって、美女4人の感じている憎悪や、嫉妬や、狡猾なところなど想像も出来ないだろう。
「若林さん」
と、良子。「暑くない?」
「え?」
言われてみれば、室内は密室でとても暑かった。
「私たち暑くて、我慢できないの」
と、突如、美女4人は体操服を巡り始めた。
「あああ・・・」
それを見て、真美は顔を真赤にする。
「あ、あの・・・その・・・な・・・なにを・・・」
「ん?」
良子は体操服をめくりあげて白い腹部が全て露にした。
「こうすると、とっても涼しいの」
と良子は言う。他の美女も同じようにした。
「若林さんも暑いでしょ?こうすると涼しいよ」
「え?」
真美が戸惑うのも当然だ。そんなこと、一度もしたことない。
「お腹、壊しませんんか?」
「どうかしら?さあ、躊躇ってないで、速く」
「あ・・・あの・・・あ・・」
良子はあわふたしている真美の体操服をめくりあげて、自分たちと同じようにしてしまった。
「ふ〜ん」
体育の授業で見たとおり、引き締まったお腹、窪んだ臍。
「いいからだしてるのね」
と良子。
511uiii:2009/04/07(火) 01:59:19 ID:N0YwlRgU
「ま、的場さん達だって・・・」
「まあね。そうだ、若林さん」
「はい?」
「さっきあなた、お腹壊さない?ってきいたよね?」
「うん」
「答えてあげる。答えはYESよ。あなたのお腹、引き締まってるけど、とってもやわらかそうだから、私たちもあなたのお腹壊すと楽そう」
「え?いったいどういう―」―ドス!!!
「えぐぅ!!!」
良子は突然、真美の鳩尾を殴った。いつはめたのか、鉄が仕込まれた威力絶大パンチグーブで、真美の鳩尾を大きく抉った。良子の拳は手首までめり込み、良子には最初の一撃が、貧弱な真美の生暖かい胃を抉っている感触を感じ取った。
「あ・・ど・う・し・・・うげぇぇぇぇぇ!!!!」
どうして、と言い途中に真美は、良子の拳に胃を押しつぶされるかんじで胃の中のものを吐きだした。
「うわ!この子いきなりはいちゃったよ!」
と他の美女3人は笑う。
「けほ!けほ!」
やっとの思いで拳を引き抜いてもらった真美は両手で鳩尾を抑え、目からは涙を流しながら大きくせき込む。
「あんたね、生意気なのよ!ちょっと素直で大人しいからって男子の気をひいて!」
「そんな・・・つもり・・・」
真美にはあるはずがない。
「うるさい!」
良子はうずくまる真美を蹴りあげ、強引に仰向けにすると
「これでもくらえ!!!」
大きくジャンプして、右拳を下に突き上げた。左手は右手を補強し、全体重の圧力プラス、落下の速度のエネルギーをも拳にかけ、真美の上に落ちた。
ズボォォォ!!!!
「ぎゅえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
いつもの真美からは想像できない下品な声。良子の拳は臍に直撃し、手首までめり込んだ。さらに、拳は腸を破裂させ、内臓に壊滅的な被害をもたらしていた。
「か・・・かは!!!」
真美は目を大きく見開き、必至に息をしようと口をパクパクさせる。しかし、唇の両端からは血の混ざったよだれがだらしなく垂れ、ブルマから突き出ている二本の細い足がフルフルと震えている。
「まだ終わらせないよ!」
臍を押さえて苦しむ真美を良子は強引に立たせると、壁に押し付けた。
「それかして」
と良子は他の美女に言う。
「はい」
と良子に渡したのは
「て・・・鉄パイプ?」
真美は目を疑った。
「そうだよ。これで臍と鳩尾の間を叩いたらどんなことになるかしら?」
「や・・・やめてよぉ〜」
「うるさい!うざいのよ、あんた!なによ、ちょっと可愛いからって男子にちやほやされて!」
事実ではある。真美と良子。どちらが美女かといわれれば男子は迷わず良子と言うであろう。しかし、人間性の美人は真美である。
良子は野球でもするように鉄パイプを構えると、思いっきり振った。
パコーン!!!!
まるでホームランでも打ったかのような大きな音が響く。
「げうぅ!!!!!」
引き締まった真美のお腹は鉄パイプを勢いよくはじいたが、逆に言えばうまく弾けば弾くほど威力と痛みは大きい。
「おげぇぇ・・・」
口から勢いよく血の混じったよだれが流れる。
「終わらせるか!!!」
良子は臍と鳩尾の間を抑えようとした真美の手を払いのけ、すかさず渾身の一撃を鳩尾に打ち込む。
ボクン!!!!
まるで水風船でもはぜた音がした。
「あ・・・かはぁ・・・・」
激痛のあまり、声すら出せなくなった真美。
「やった・・・」
良子の拳は真美の胃を完全に破裂させていた。
「どう・・・して・・・りょう・・・ちゃん・・・」
「え・・・?」
それは、昔、真美が良子をそう呼んでいた。
二人は、幼馴染であった。幼稚園から一緒で、昔は真美ちゃん、りょうちゃん、とお互い呼び合っていた。しかし、徐々に女としての人格が目覚めてきた良子は、美人である真美に徐徐に敵意を持つようになり、話すこともなくなってしまっていた。
512uiii:2009/04/07(火) 02:00:54 ID:N0YwlRgU

「私・・・りょうちゃん・・・の・・・こと・・・友・・・達・・・だ・・・って・・・」
「う、うるさい!」
ズボ!!
良子は勢いよく真美から拳を引き抜く。
「げ・・・げぅぅぅぅ!!!」
真美は勢いよく再び血と涎を吐きだし、その場に倒れると、動かなくなった。
「やったね、良子」
と、美女3人は満足そうに言った。
「さ、帰ろうよ、良子。良子?」
良子は無言のまま真美を見ていた。
(友達?私が?ずっとあんたを嫌ってきた私のことを?)
良子にはそれがわからなかった。
その時だ。
「へーい、そそるね、お姉ちゃんたち?」
「え?」
良子たちが入口に目をやると、そこには不良の高校生ぐらいの男子がいた。いつのまにかドアが破られている。
「女の子が女の子のお腹を殴るなんて、もう最高!!俺も混ぜてよ」
どこか危ない雰囲気を持つ不良はゆっくりと近づいていく。
「ちょ、ちょっと!こないで!」
良子はすぐに後ろへ引いて、他の美女の裏に隠れてしまった。
「え?りょ、良子!」
慌てる美女たち。そこに。
「いたただきま〜す!!!」
不良が駆けてきた。しかもすごい速さだ。
不良の拳にはメリケンサックが装備されていた。そして、その拳が、一人の美女の露になった鳩尾に・・・。
ボクン!!!!
「え・・・」
さっき、真美の胃が破裂したときと同じ音がした。
殴られた美女は、無言のまま呆然と、自分に突き刺さる不良の腕を見降ろした。
まだ未熟な胸の谷間からは、不良の拳が自分の胃をえぐり、破裂させているのがよく見えるだろう。
「あ・・・」
美女の口から、血が垂れる。
ドサ!!!
そして、音もなく不良に倒れかかった。
「う〜ん、最高!!!いいね〜女子の腹は。男子と違って柔らかいし、気分最高!!!」
そして、不良は次の獲物へと掛る。
「きゃあ!!」
美女は逃げようとするが、腕を掴まれ、強引に引き寄せられたところを、鳩尾に強烈なアッパーを食らう。
ボクン!!!
「えぐぅ!!!!」
またもや、胃が破裂する音。
美女の肉体が数十pも中に浮いていた。
美女の唇からは血があふれ出し、ブルマからは黄色い液体が染み出した。
「あ〜あ、もらしちゃって〜。もう、いけませんよ、おもらししちゃ!」
この不良、絶対おかしい、と良子は思った。絶対狂っていると。
「よっしゃ!次!」
不良は拳を引き抜いて、美女をそこらに捨てると、次の美女に狙いを定めた。どうやら良子は最後らしい。
「おら!!」
「きゃあ!」
不良は美女の足をすくうと、倒れた美女の鳩尾に渾身の一発を振り下ろす。
ボクン!!!
おなじみのあの音。この美女の胃も炸裂したであろう。
「げほ!!!」

513uiii:2009/04/07(火) 02:01:30 ID:N0YwlRgU
今度は口から血が噴水のようにあがる。美女は体を痙攣させると、意識は闇へと誘われた。
「さてと・・・最後は・・・」
不良は良子を見て、ニヤリと笑う。
(無理よ・・・勝てない・・・)
良子は半泣きで、震えた。
「最後はやっぱり、握りつぶさないと」
不良は良子を強引に壁に押し付けた。そして、メリケンサックを外すと、良子の鳩尾あたりにそっと手をあてた。
「ああ・・あ・・・」
怯える良子。怖くて震えが止まらない。
そのときだ。
ミチリ
「え・・・」
(な・・・に・・・)
不良の手がどんどんと自分の鳩尾に沈んでいく。
「か・・・は・・・」
良子は息が出来なくなった。
そしてそのまま、不良の手は沈み、そして、胃まで到達した。
「は!」
思わず、良子は目を見開いた。
「さてと・・・握っちゃいますか!!!」
ギュウ!!!
「ぎゃぁぁぁぁ!!!!」
不良の手が良子の胃を握り、凄まじい握力で握りつぶそうとする。
「死ぬ!死んじゃう!!」
「何が死んじゃう!だよ。あんただって同じようなこと、その子にしてきただろ?他の女だって、見て喜んでたろ。あの子の痛みを知ればいいのさ!」
ギュポン!!!
「はっ・・・!」
水風船が握りつぶされる音。良子は息が出来なくなった。
(何かが・・・こみあげて・・・)
鉄の味のする液体が喉から上がってきて、口からあふれた。血である。
「あの子は、お前のことを友達だっていってたのに、お前はあの子の心を平然と裏切った。あの子の痛みは肉体的なものだけじゃないんだよ。この程度で終わったことをありがたく思うんだな」
不良は拳を引き抜くと、踵を返して出ていった。
「苦・・・しい・・・」
良子の意識は消えた。
「・・・ちゃん!」
(え?誰?)
「り・・・ちゃん!」
(誰なの?なんて言ってるの?)
「りょうこちゃん!」
「あ・・・」
何時間経過したのか、良子は目を覚ました。
「よかった・・・りょうこちゃん・・・」
気がつくと、良子は真美に抱き締められていた。
「ま・・・み・・・・」
力のない声で、良子は言う。
真美は気がつくとすぐに良子に近づき、必至に声をかけつづけていたのだ。腹部にはしる激痛を必死に耐え、時々来る吐血を強引に飲み込みながら。
「真美・・・どうして?」
514uiii:2009/04/07(火) 02:01:59 ID:N0YwlRgU
「決まってるよ・・・友達だから・・・」
「真美・・・」
(ごめんね・・・)
そこで、再び良子の意識は途切れた。
その後、誰が呼んだのか、救急隊がその場に駆け付けて5人を病院へと運んだ。
真美は内臓のほとんどの臓器が傷ついていた。しかし、どれ一つとして破裂していなかったのだ。
逆に、美女4人のほうが重傷であった。
彼女たちは不良に鳩尾しか殴られていなかったにも関わらず、胃、肝臓、小腸、大腸が破裂していた。さらに良子だけは心臓や肺、肋骨、に損傷が見つかり、美女4人が一名を取り留めたのは奇跡に近かった。
しかし彼女達にはさらに地獄が待っていた。
いくら鎮痛剤を打っても効果がなく、いっさい止むことのない鳩尾の激痛。良子はさらに、心臓あたりの激痛にも耐えなければならなかった。
その時、進んで看病してくれたのが、真美であった。
真美の傷は以外と浅く、3週間ほどで退院した。しかし、美女4人達は一向に回復の兆しを見せておらず、医者にも原因がわからなかった。
真美は学校帰りには必ず病院により、面会時間が終わるまで良子の看病と続けた。
休みの日にも必ず足を運び、一日中看病を続けた。
「ありがとう・・・真美・・・」
良子は、そんな真美の優しさに涙した。
すると、その日を境に良子の容体は回復を始め、数週間の内に退院したのであった。
さらに、美女3人達にもいろいろなことがおこった。
ある日、彼女達のもとに3人の男子が訪れた。
彼らは、それぞれ美女たちに思いを寄せていた男子であった。みな優しく、心あたたかであった。
彼らも、真美の同じように、美女たちに接した。
真美は、いっさいのよくもなく良子を介抱したように、彼らも、美女になんの見返りも求めず、介抱し続けた。
「ありがとう・・・」
彼女たちがその言葉を口にしたその日から彼女たちの容体も回復し始め、数週間で退院した。
その後、美女3人は、それぞれ介抱してくれた男子に思いを寄せ、付き合うようになった。
真美と良子も、あの事件をきっかけに、昔のように新友に戻った。
515uiii:2009/04/07(火) 02:02:31 ID:N0YwlRgU
事件から5年後。
真美と良子は同じ大学に通っていた。
ときどき、あの美女3人から真美に手紙が来る。
あの事件をきっかけに、美女3人は介抱してくれた男子とつきあっていた。
その後、中学、高校を卒業すると、そろって3人とも結婚した。
また次期はそれぞれ違うものの、彼女達はすでに高校3年生の後半には妊娠していたというのだ。そして今度出産するという。
真美と良子も、自分の運命の人を見つけようと、一緒に歩みだした。
今考えると、あの不良はひょっとしたら、優しい心を持ちながら、嫉妬や嫌悪で心を閉ざしてしまった良子と美女3人を抗生するために降り立った神様かもしれない。
516uiii:2009/04/07(火) 02:03:43 ID:N0YwlRgU
こんな感じでそうでしょう?
それと前から気になっていたのですが、私の小説興奮します?自分で書いているせいか
あまり興奮しないんですよ。それと感想とかも出来ればおねがいします。
517 ◆FNJ1nSwSJE :2009/04/07(火) 08:42:40 ID:AkAeTUAi
うぉ?
uiiiさん仕事早っ!
スイマセンまとめ人@携帯です。
えーまたまた更新が滞ってます。
今日明日中に時間取れると思います。
もう少しお待ち下さいm(_ _)m
518名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 09:23:43 ID:Gbh1spi8
>>516
GJ!

いきなりの登場にて、レイプ凌辱が始まるかと思ったが、読んでたらそいつはもしかしたら主人公に想いを寄せてたナイスガイだと脳内補完出来たし、面白いし、まあ問題無し。
想像しながら読んでたら個人的にはエロストライク過ぎて最高でした!

これは、次も期待せざる得まい。
519名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 09:29:07 ID:Gbh1spi8
>>518
>>516への追記
解るなあ、自分が居るよ…、自分も余所で書いてますが、どんなにエロいとか抜けたとか言われても、自分の書いた物だと解ってると何故か抜けませぬw

他人が書いた話は抜けるから、いっそ自分のネタも他人によれば良いのになと思う事もありますよ?
まあ、そんな物ですし気にせずに次回を楽しみにしています。
520uiii:2009/04/08(水) 18:01:25 ID:Kd8DrqaE
最近、ここの書き込み減りましたね。みなさんでさまざまな話題を出してみては
いかがでしょう?
言いだしっぺの私から
女性の腹を殴るなら、臍、臍の鳩尾の間、鳩尾のどこですか?
ちなみに、僕なら鳩尾です。
521名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 21:51:30 ID:OgA3qduh
鳩尾だな、俺も
ここ殴るとかなりエグい声が出そうでいい
522名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 00:53:58 ID:bPUq89nR
殴る気はさらさらないが、イラストなんかで見るなら臍あたりが好き
臍下も好きだけどあんま見かけんね
523名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 02:02:44 ID:jVzTLJD+
俺も臍辺りから下腹がいいなぁ。
柔らかいからめり込み具合も良さそうだし。
524名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 02:39:08 ID:I1NtnkYg
>>516
殴ってから臓器破壊が少し早すぎる気がする、臓器破壊するならだんだんと吐瀉物に血が混じっていく段階とか、吐くものがないのに吐き気だけが消えずに苦しむシーンとか

あとは殴打→吐き気→嘔吐までをもう少し引き伸ばして欲しい
そして吐く事への羞恥を表すような描写もあると興奮する
好きな男に吐いてるのを見られるとか、大勢の前で吐くとか

これ全部やると相当長くなるからその辺はuii氏の裁量に任せる
525名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 04:29:42 ID:pyx7NI7H
鳩尾と臍の間が一番好きですね。直接胃を殴ってる感じが良いです。
526名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 12:49:57 ID:wiIrQ/Pa
何だか怖い所に来てしまった…妄想だけにしとけよお前ら((;゜Д゜)
527名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 13:35:32 ID:yfDUNWo6
>>526
そりゃ大前提だろ。

俺なんかこのスレROMってるし、ハードSMのビデオとかで抜いたりしてるが、
実際は女の子に「いや」って言われただけで、チンチンが萎えてしまうほどのヘタレだぞ。

うむ、なんか死にたくなってきた。
528名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 16:23:28 ID:7KiTP78R
>>527
イ`
つかリアルとエロパロを混同する心配性なおバカちゃんを掃討する事はできないのだろうか…
二次SSで中出し規制とかさw
529名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 17:19:06 ID:DcftJp0j
だがここにはリアル腹パン経験者が
530名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 20:06:38 ID:bPUq89nR
>>527
イ`
君が人として正しい
そして可愛いw
531名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 11:35:43 ID:N+5l20ec
エロパロ板なのにリアル話は如何な物かと?
実体験話ならSM板とかあるじゃないか?
そこからヒントやネタを仕入れるならありだけど。
ここは、あくまでも妄想を書くんだからさ。

自分は、下腹部を殴って「子供出来なくしてやる!」的に殴って哀願させるのがいいな。
532uiii:2009/04/10(金) 20:32:50 ID:rw4SMAQm
了解です。今>>524の意見に基づいてなるべく興奮するよう作成中なので、このアンケート
のおかげてかなり参考になります。
533名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 22:23:28 ID:PKXdS5R8
殴るなら不意打ちで鳩尾だな。
そのあと壁に押し付けて、鳩尾から胃のあたりにかけて連打。
ぐったり倒れこむまで手加減なし。
人としてはサイテーだなorz

そろそろ圧縮来そうなんで保守のついでに。
534名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 00:25:08 ID:rGUgaB6g
お前等腹責め本当に好きやのうw
オレは大柄なビキニアーマー女戦士を腹責めで沈めるのが
535uiii:2009/04/12(日) 00:38:28 ID:PYrmyI7H
fmfm
メモメモと
536名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 05:59:19 ID:Z99ZT84g
俺もビキニアーマーだな。
程よく脂も乗ってる、ついでに臍穴の深そうな女。
絶対に鍛えられない急所(臍)に指をネジ込んで悶絶させてやりたい。

これからもガンバuiiiさん!
537名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 08:39:41 ID:WxFklt+h
みなさん、腹筋はどの程度が好き?
俺は腹筋が薄っぺらで柔らかそうなお腹が好きなんだけど。
538名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 11:54:05 ID:L+rnZ3Fs
こういう弾力のありそうな腹筋割れをとことん味わってみたいな
2.5次注意
ttp://www.amiami.com/shop?vgForm=ProductInfo&sku=FIG-MOE-0410&template=review.html
539名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 12:29:53 ID:rGUgaB6g
腹直筋の縦スジと深めのヘソのくぼみはそそるよな、わかるぜw
540名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 12:58:22 ID:NBDvnGxi
下腹部の子宮がある辺りを膝蹴りってのも良いよ。
541名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 19:25:00 ID:Uu6RvqVl
脂肪を極力削ぎ落として形の良く分かるカチカチの腹筋が至高だなぁ。
542uiii:2009/04/12(日) 20:14:22 ID:PYrmyI7H
僕は割れない程度が好きです
543名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:31:40 ID:wTfhPZtT
ぽっちゃりした柔らかい腹がいいな。

544名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 01:45:43 ID:PBlOnb7J
司淳のキャラ絵で一冊丸ごとの濃厚な腹責めマンガを描いてくれたら、
¥5000までなら出す
545名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 01:46:49 ID:PBlOnb7J
あ、マンガじゃなくてもイラスト少々+腹責めにこだわりまくったSM小説でもいいw
546名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 23:12:40 ID:kFrmDi/u
>>538-539
禿同。
うまく隙をつければ拳がズッポリ埋まりそう。
&保守
547uiii:2009/04/14(火) 00:23:26 ID:In1FQh4j
そうだ。みなさん、女性を気絶させた後、どんな奴が犯すといいと思いますか?
僕は恋愛系ですので、あんまり野蛮な展開は好みではないのですよ。
548名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 08:50:35 ID:EC5OpOTF
>>547
そりゃモチロン自分で犯すしかないでしょうw
相手は見ず知らずの他人さんでおながいします。
549名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 10:14:04 ID:sEPtXPRp
>>547
俺なら犯さずに、気絶して弛みきったフニャフニャのお腹を
相手が目を覚まさないようにネチネチ責めて遊ぶかなw
気絶しつつも、責める度に呻き声とかあげたりしたらもう最高です。
550名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 21:11:21 ID:806oTrIY
>>547
二行目にツッコミを入れてえw

まあ、殴る(てか殺してるSS多いけど)のは他人でもありだけど、犯るのは恋人同士だけって主義なのかな
551名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 21:13:56 ID:+N8uUXWs
やっぱ相手の苦しむ様に興奮するわけだから
大なり小なり嫌がってるとうれしいわな。
喜んでるとちょっと・・・
552名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 00:47:08 ID:1F4ToXhF
>>547
一人がバックでガンガン突きながらもう一人が責め役で腹パンチ
パンチするたびに腹筋がびくってなって「うお〜締まるぜ〜〜」とか超鬼畜だぜw
553名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 01:23:07 ID:fglrYh4E
>>552
そう言う場合は腹パンチでなく、革靴のつま先で蹴り上げていただきたい。

痛みと苦しさで体勢が崩れてしまうのを、無理矢理引き起こされたりして。

「おら寝てんじゃねぇ!ちゃんとしっかり両手踏ん張ってろよ!」
「もう……許じてぐださ……げぼぉ!!」

とか。
554名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 15:57:16 ID:FlO1NAzV
アニメサロンのスレは落ちたの? それとも立てる板変えたの?
555名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 18:14:53 ID:+u3ySgai
落ちたみたいよ。
その後改めて立ったかどうかは知らない。
556名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 00:26:13 ID:jpzZ9bti
残念ながら立ってない
アニメ以外がスレチと言われてしまうところがなんとももったいなかった
557名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 15:35:56 ID:EI9sC19/
アニメサロンだとこまめに保守しなきゃすぐ落ちちゃうから、マイナーネタは向いてないんだよね。
ってことでエロアニメ板に立てるか考え中。
558名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 00:25:40 ID:Xq4A3X/N
腹っぱ
559名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 08:51:30 ID:Eqg3Uinw
>>557
立てたらリンクよろしく!
で、やっぱアニメ専門?
560名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 20:29:29 ID:peVnZLyA
クイーンズ部零度で腹ボッコないかな
せめて小説版くらいは腹責めあってもいいじゃん
せっかくのビキニアーマーなんだから
まったく判ってねえよなw
561名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 21:18:09 ID:Q3sbHSbH
流れ豚切りスマソ。

YahooBB全サバ規制発動中・・・。
永久規制の可能性もあり?

規制されているかどうかの確認はこちら
http://qb6.2ch.net/_403/madakana.cgi
(以上、エロパロ板総合情報室より転載)

uiii氏はどこのプロバか知らないが、また巻き込まれてるの?
避難所とかあった方がいいのだろうか?
562名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 00:31:05 ID:USRDu0sD
したらばとかダメなの?
563名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 21:49:09 ID:5Ovv6FJe
したらばが何か知ってるとは思えないけど
564名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 13:37:44 ID:QN5Hueyq
暇だし挑戦してみよう
どんなのがいい?
565名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 01:05:37 ID:+LPU7Bk4
格闘系きぼーん
566名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 02:23:45 ID:j6iZlJYq
一度言ってみたかったのでこの機会に。

じゃあ俺が書こうと思ってたネタを出来れば代わりによろしく。

超人達が行う、デットボール推奨の野球。
胸にプロテクターをつけていて、左胸にボールが当たると電撃が走りノックアウト。
急激なカーブとかで腹にボールを当ててバッターにダメージを加える事が可。
守備側はランナーにボール当て放題。
ボールは握って殴って嬲った後、左胸にボールを押し当てて
電撃に苦しむ相手を見ながらリョナれる。
バッターは打球をピッチャー等に当てれば攻撃可。

拳じゃなくて、ボールが回転しながら腹や胸にズボっと埋まる描写もいいかと思って考えたネタっす。
567名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 07:24:22 ID:ATTgRfxP
>>566
それでヒロインの名前はカトリーヌって言うんだろ…


ってそれまんま剛球超人イッキマンじゃねーかwww
568名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 11:25:29 ID:2bD47yHr
>>567
それなんだぁぁぁ!!
あれでもっと女の数増やして、腹責め見てみたいと思わん?
俺だけ?w
569名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 00:36:21 ID:pFd/Twfb
>>566
考えたネタってオマイ…いけしゃあしゃあとまあよくも言えたもんだなwwwwww
570名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 08:00:47 ID:XZPJgGFu
ぶっちゃけ俺も>>567に言われるまで名前思い出せんかった
言い方には気をつけるべきだった。申し訳ない

しかし、知ってる年代に会えたのは嬉しい
あれ唐突に終わった気がするんだが、実際にはどうなんだっけ?
571名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 18:05:43 ID:cqVXq2qI
野球のボールは萌えないな
やっぱ拳で殴るのが好きだ。
腹筋の弱い女の子をボクシングで調教とか萌える
何度も腹にアッパー突き上げたりな。
572名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:05:58 ID:+5F04+ik
>>571
イッキマンは野球っていうか超人野球だったから軟球硬球とかじゃなくて鉄球だったような…

そんなんが速度150キロ越えで腹部直撃でもして澄ました紅一点女超人をくの字にうずくまらせて悶絶させて
キャッチャー視点で「おいおい早く立ってくれよ!これじゃあ試合になんないんだがなぁ!」とかって野次るのは一つの夢だろ
573名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 22:37:13 ID:HwVOrDz5
腹筋の弱い女性情報しらぬか
俺が知ってるのは
小倉優子
海川ひとみ
水沢彩
河中あい

こんぐらいか
574名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 23:31:38 ID:C4q5Qe7o
>>571
俺は連打じゃなくて一発でうずくまってほしいかな
575名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 01:09:21 ID:C8NWmi/6
>>573
中川翔子とかめっちゃ弱そうだぜ。運動神経も悪いし
576名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 17:06:34 ID:vrHmRuTW
南明奈とかな
577まとめ人 ◆FNJ1nSwSJE :2009/04/30(木) 19:15:22 ID:2I06wP/2
uiii氏からメールをいただきました。
以下引用

>またアクセス規制がかかってしまって、もうどうにもなりません。
>御迷惑でなければ、今度の思いの続編の宣伝と、
>思いの第一部の感想を聞いてはいただけませんでしょうか?
>それと、今回送るのは思いの登場人物の恋と一真バージョンで、
>後、真理と和正、結城と翔のバージョンを書こうと考えているのですが、
>2チャンのほうで読みたいか、違う内容のほうがいいか、などもついでに聞いてもらえないでしょうか?
>作品は出来次第お送りします。

以上です。
圧縮も無事に乗り切ったことですし、
反応よろしくお願いします>all

>>574
うずくまったところを無理に引き起こして連打を叩き込むのがいいかな。
578名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 19:32:36 ID:PyqDkP57
>>577
うずくまったところをムリに起こすよりしばらく待って苦しみから解放され、呼吸がととのったところにまたパンチってのがいいなぁ
579名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 22:24:01 ID:2I06wP/2
>>578
あー、そういうのもありかな。
自分は待つなら連打して自力で立てなくなってからだな。
で、呼吸が整ったところでまた最初から。

あと、メール欄にsageって入れてほしいね。
かなり特殊性癖のスレなので、あんまり上にあると荒れる可能性があるので。
保守もageる必要はないのでよろしく。
580名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:14:37 ID:PyqDkP57
>>579
たいていの人は一発で自力で立ち上がれないだろうけどね。特に不意打ちなら。


ごめん、これから気をつけるよ。
581名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:55:19 ID:2I06wP/2
>>580
現実ならそうだろうなぁ。
まぁ、妄想ってことで。


うん、ちょっと神経質かもしれないけど荒れるのもウザったいから意見してみました。
こちらこそ槍玉にあげたみたいでゴメンね。
582名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 00:05:45 ID:xEUvllaL
>>578
それイイ!
だんだん弱ってく感じがたまらないよね
583名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 20:08:39 ID:6yv1JGrK
鬼畜で老け戦な姫が小さい頃から優しくて綺麗で好きになったじいやに腹パンチやってハァハァしてるの見たい
584名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 22:58:24 ID:tH73+TiA
>>583
日本語でおk
585名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 04:22:56 ID:FNh4UBS5
・創作/二次創作、どちらも歓迎。ただし実在人物はNG。

これ>>1に加えた方がいいんで無い?
見てるとさ、どうも現実と妄想の区別つかない様だし、実在の人物やリアル話は止めて置いた方がいいぜ?この板は、あくまでも妄想を書く場だぜ?
586名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 15:53:47 ID:VBCerORt
>>580
不意に鳩尾は最高
587まとめ人 ◆FNJ1nSwSJE :2009/05/04(月) 18:40:43 ID:dujBhpAV
uiii氏の作品いただきました。
「思い〜一真、恋編〜」です。
uiii氏コーナーに掲載してます。

で、同氏は避難所がほしいと言われてたので、
エロパロ板避難所にスレ建てしておきました。
したらばなので、登録できる専ブラも多いと思います。

腹責め専門SS避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2964/1241429062/
です。ご利用くださいm(__)m
588名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 23:08:55 ID:0ps418B7
>>585
実在人物でも、あくまでSSの中の登場人物ならいいんじゃないかな。

「○○の腹を殴りてー」とか言っちゃうと、真に受けて通報しちゃう人が出てきて
しまうかもしれないから、まずいけど。
てゆーか、そもそもその類のレスはスレ違いだね。別にもっと相応しいスレがある。
589名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 23:22:34 ID:U/JQ0rcE
>>587
色々と乙です
590名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 02:10:10 ID:f4gac7Ds
>>587
お疲れ様です。

>>588
お前は、議論で荒らしたいのか?
591まとめ人 ◆FNJ1nSwSJE :2009/05/05(火) 19:20:02 ID:gPEqv++2
uiii氏魂の叫び!
避難所から転載

2 名前:uiii[sage] 投稿日:2009/05/04(月) 22:47:41
久しぶりに復活しました!
ようやく戻れてうれしいです。

3 名前:uiii[sage] 投稿日:2009/05/05(火) 14:50:21
最新作の感想をお願いします。

4 名前:uiii[sage] 投稿日:2009/05/05(火) 16:59:07
だれか本文をスレに転載してくれ〜〜

だそうです。
避難所でもここでもいいので、感想を入れてあげてください>all

いや覗いてみて良かったw

>>589-590
thx!
できる範囲でまとめようと思うけど、
さてどうなる事やら。
592名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 10:26:50 ID:4GsMMqwe
感想が付かない事が感想とか誰かが言ってたような
593名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 13:48:45 ID:lfO3FD80
>>588
SSだろうが妄想だろうが、実在人物は色々とまずいんじゃないかなあ?
594名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 16:39:08 ID:m3fiCG2f
イメージとして実在人物挙げるのは?
595名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 18:39:05 ID:1L758UV4
セックス途中の腹パンによる拳は肉棒としての役割を果たしてるのだろうか。
腹に食い込んだ拳は挿入を、吐き出す胃液は射精を暗示してるんだろうかな。
596名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 23:24:11 ID:lfO3FD80
>>594
イメージだろうが、実在人物は駄目だ。
LR読もうな。
597名無しさん@ピンキー:2009/05/07(木) 11:38:40 ID:s1rQgnY/
時代劇とかドラマでよく「当て身」とか言ってギャーギャー喚く女を黙らせて運び易くする為に気絶させてやるのがあるよね。
その時の表情が堪らない。
598名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 18:59:37 ID:W5n9MYWF
剛球超人イッキマンで思い出したけど、とある野球ゲームで女性のみのチームがあって
その娘達にデットボールばかりぶち当てて楽しんだなぁ……。





まあ、もちろんぼろ負けですがね。
599名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 22:30:20 ID:fsw46aSE
600名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 01:17:45 ID:3FjMMMcQ
>>598
ベースボールスターと推測
601名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 03:40:57 ID:4AHCsZbJ
規制されて投下出来ないんだけど、その内避難所使っても良いかな?
602名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 08:13:58 ID:smpa5tZ/
>>599
乙!!やっと復活したか〜
603名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 11:32:22 ID:AfiSVa2C
野球ゲームってデッドボールのダメージは全く反映されないよな。故障とかもないし。
レッスルエンジェルみたいな感じでそこら辺を再現した破天荒な反則ありありな格闘超人野球ゲームとかあっても良いよな。

それで気弱メガネだが根性があるキャッチャー少女がライバルチームの標的にされて徹底的に攻められる。
相手バッターはボールではなく執拗に腹部を狙ったフルスイング、ランナーはホームスチールではなく腹部を狙ったスライディング。当然相手の投球は腹部を狙った危険球。
重なるダメージに心配するチームメイトだが健気に耐えながらもバッターボックスに立つ眼鏡娘
しかしゴロをキャッチした一塁手とピッチャー、キャッチャーに心臓タッチをわざと避けたリンチによって留めをさされるキャッチャー少女。
宙を舞う眼鏡。飛沫をあげてぶちまけられる胃液。今度こそ立ち上がれないキャッチャー少女。
ようやくリンチが終了し、攻守交代で意気揚々とゲスな笑いを上げてブルペンへと帰る敵軍とすれ違いにキャッチャー少女へと駆け寄るメインヒロインのピッチャー少女。
赤毛長髪のピッチャーヒロインがボロボロのキャッチャー少女を抱きかかえながら
「こんなの酷い!絶対許さないんだから!」って半泣きで敵軍を睨みつけて叫ぶ。

王道だよね
604名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 16:21:13 ID:smpa5tZ/
中学時代、イナカッペだから体育祭でドッジボールなんてのをまだやってた。
みんなブルマと体操服の間からヘソ出しながら右往左往。

んで好きな子が運動神経良くてねぇ。
ボールがすげー剛速球。男並み。つかバレーボール部だし。
もし男が投げてたら嫌われ者確定。女同士だから許されたんだな・・・

その子がボール持つとみんな必死で逃げる。悲鳴あげながら。
もうね、アパッチが圧倒的な戦闘力でゲリラ兵をプチプチ潰していくようなもんだ。
狙いを定めたら一直線。

相手も必死に受け止めようとするがダメ。
腹に当たった瞬間、ボコォ!って音がして好きな子の陣地まで跳ね返ってくる。
前かがみになって苦しそうだったなぁ・・・

相手クラスの子を一匹づつ撃沈していく姿を見て俺は何かに目覚めたのかもしれない。
605名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 17:52:28 ID:9kv8+jpS
>>>604
それを元に話を作る作業に入るんだ。
バトルドッジボール風なり、くにおくんのドッジボール風なり…

投げるボールは鉄球、プロテクターは実は屁のツッパリにもならないような貧弱モノ。
田舎では何とかなったものの、都会に出てきたらみたいな…。
606名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 22:12:14 ID:opJHWssm
598さん<それかもです。
わかる方がいらっしゃってうれしいです。

少し書いてみました、短いですがこんなのはどうでしょう?
もしかしたら続くかもです?

607名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 22:13:24 ID:opJHWssm
ドボッ!! すさまじい勢いで、少女の腹にボールが突き刺さる。
上半身裸にブルマー姿の少女はその剥き出しのお腹が赤黒く染まっている。
「あ、あぐぁぁ……」少女は低い悲鳴をあげ苦しそうに詰まるような細い息を吐いた。
ツインテールの長い髪が汗でべったりと頬に張り付いている。

ポト、コロコロ、コロ。床に落ちたボールはゆっくり転がると投げた者の足元に戻る。
「ほら、立ちなよ」
燃えるような赤い髪を短く切りそろえた少女はにやにやと笑いながらボールを取る。
髪と同じ色をした赤いスパッツを履き、手足にはサポーターを身に着けている。

逃げる場所のない狭い部屋の中、二人の少女がドッジボールで闘っていた。

「あ……く、く……」 ツインテールの少女はよろよろと立ちあがるとすっと手を挙げる。
『試合続行可能』の合図だ。
「そうこなくっちゃ」 にやりと笑うとボールを少女めがけて思いっきり投げつける。
「くっ!」
辛うじてボールを交わすが床で一度バウンドしたボールは其のまま体勢の崩れた少女の下腹部に直撃した。
「ひ、ひぎゃ―――!!」 声にならない声を上げて股間を押さえると少女はその場にうずくまった。紺色のブルマー越しに股間を必死に抑え続ける。
「あっ!? う、ううぅぅ、だ、だ、だめ、いやいややゃゃゃやや!!!」
狂ったように必死に股間を押さえつけ泣き叫ぶ少女。
だが、

ぶしゃああ!!!!

すさまじい勢いで少女の体液がブルマーを濡らしていく。

「あ、あく、うううぅぅぅ」

そのまま少女は泣きながらゆっくりとその場に崩れ落ちて行く。

「勝者、鶴巻彰(つるまき・あきら)!!」
勝利のアナウンスを聞いたスパッツの少女は余裕の笑みで右手を挙げた。
608名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 22:15:03 ID:opJHWssm
「う、うう、うううぅぅぅ…………」
濡れたブルマーを押さえながら、少女は恥辱と激痛のためにその場でうずくまり涙を流している。
「おつかれさま、じゃあ負けた罰ゲームの前に―――」
ガス!
「! あ、あがぁぁ――――!」
彰の蹴りが少女の腹に突き刺さり声にならない悲鳴を上げるとビクビクと体を揺らしてあおむけに寝っ転がる。
「ほら!!」
ガス!! グリグリ。
仰向けになった腹をそのまま踏みつける、
「あ、い、いやいやああ!!」
ビシャアアァァア……。
残ったものをすべて絞り出してゆく。
「ふふふ、後で漏らされても困るからね」
サディスティックな笑みを浮かべると最後の一滴を絞り出すように足でぐりぐりと、
先ほどの試合で散々に炒め続けた腹を踏み続けた。





終わりです。
前に書いた物の焼き直しですが、よろしければまた来ます〜。
609名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 10:56:23 ID:P73hZZPr
ドッジボールネタ採用!?サンクス!
リアルに好きだった子をネタにして妄想するのってたまらんね
610名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 11:55:27 ID:JihCma7R
>>607-608
良いねえ…
シチュエーションもだけど、勝負が決まった後もいたぶる感じが最高だ
611uiii:2009/05/15(金) 01:38:50 ID:b1dUjIve
かけた。
612uiii:2009/05/15(金) 01:42:15 ID:b1dUjIve
みなさんお久しぶりです。やっと帰ってこれました。最近の私の作品はどうですか?
また感想などをお聞かせください。
それと、今まで僕の小説を愛読していただいた方へのお礼として、その人好みの、その人のための
腹ぜめ小説を書かせていただきたいと思っています。
自分好みの腹責めスタイルと、恋愛、強姦などといったジャンルを添えていただいても結構です。
御依頼の方は[email protected]
まで。
613名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 01:59:07 ID:YiUaSlgr
捨てアドとは言え、こんなところでメアドを晒したのだから、十分注意してくれよ
セキュリティは万全にして、怪しい添付ファイルなんかは絶対開いちゃダメだぞ
614uiii:2009/05/15(金) 21:49:48 ID:b1dUjIve
希望者がでましたのでこれにて小説の書いてほしい方の募集を停止します。
615名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 23:41:33 ID:VhgvJiCk
>>614
なぁ。なんでわざわざメールで募集するんだ?
1日待たずに終了してるし、ここでやる意味あるのけ?
616uiii:2009/05/16(土) 01:21:39 ID:3O1I3Npx
じゃあどこでやるんですか?
617名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 02:49:12 ID:hqtQ8xhr
まぁ特別なことだし一回くらいいいんじゃないの?
これが二回三回と続いて私用な伝言板代わりに使われたらちょっとアレだけど
618名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 02:54:39 ID:J1nqelir
前みたいに普通にここで募集したらアカンのん?
君とメールした人の間だけで会話されると、他の人、話題にのれないと思うんだけど。
619名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 02:56:22 ID:J1nqelir
とと、リロってなかった。
うん。>>617の意見に異論はありません。
620名無しさん@ピンキー:2009/05/16(土) 10:07:55 ID:EkQCx0nV
自分が常駐してるスレではな、リクエスト連絡用の避難所掲示板があってだな、そこで書き手さん達にシチュエーションのリクエストをしてましたぞ。

一応アドバイスをば…
621uiii:2009/05/16(土) 23:17:35 ID:3O1I3Npx
みなさんお戻りになりましたか。
私はもうみなさんがいなくなったと思って募集してみたのですが、みなさまが
まだいてくださるなら喜んで共に語らいたいです。
622uiii:2009/05/16(土) 23:19:35 ID:3O1I3Npx
それと>>620さんの意見はいいと思います。やっと規制が解除されましたがまたいつ規制されるかわかりません
ので、私がまた顔を出せなくなったら避難所のほうにリクエストなどをかいてください。
623なんたらファイナル  1/8:2009/05/17(日) 07:00:48 ID:IKNgmhzJ
久しぶりにちょっと失礼します。


「むうぅ、せっかく久しぶりに遊びに来たのに誰もいないじゃない」
誰もいない城の大広間でデビロットは口を尖らせた。
何時もの気まぐれで突然元自分の城に遊びに来たデビロットであったが、
どうやらこの城の城主である魔族の少女は留守らしい。
「あいつも留守なら留守って言えばいいのに……、全く身勝手なんだから!」
聞く物がいたら『どっちが』と突っ込みそうな事を言いながら城の戸棚などを物色し始めるデビロット。
「おっ、この服可愛い!! ちょっと着て見よう♪」
いそいそと今自分が着ている服を脱ぐと目を付けた服に袖を通しはじめる。
「似合ったらもらっていこう〜♪」
フンフ〜ん鼻歌交じりに着替えると――――

「……うん、これ全くダサいわ……、ダメダメね」
グシャグシャに丸めてぽいとその場に投げ捨てる。
服のデザインは魔界の中でも高位の少女たちの間で流行している最新の物だがデビロットの身体には合わなかったのである。
胸のサイズが…………。


「あいつ服のセンス悪すぎ!! どういうセンスしてるのよ!」
10着ほど勝手に引っ張りだして体に合わせてみたがどれもデビロットのお気に召す物は無かった。
胸のサイズが……。
「う、うるさい! 胸が胸がって! アイツが牛の魔族だから大きいだけよ! 魔族はこれが普通サイズなの!」
何もない空間に怒りの矛先をぶつけるデビロット、ちなみに全魔族の少女の名誉のために言うとかなりちっこい方である。

「良いんだもん、成長期なんだから」
ごそごそと今度は何か食べれる物をあさり始めると、
「あっ! デビルスノーのチョコレート! へへへ〜、いいモノ見つけちゃった〜」
モシャモシャ
「はふ〜、おいひいー!」
魔界で大人気の高級チョコレートを口いっぱいにほうばりながら満面の笑みを浮かべるデビロット。
が、


624なんたらファイナル  2/8:2009/05/17(日) 07:01:30 ID:IKNgmhzJ
「…………おいひいじゃないですわ、おいひいじゃ」
気がつくと水色のドレスを身にまとい、美しい金色の髪でドリル(立てロール)を作った少女が腕組みをし、仁王立ちしている。
この城の正式な城主である魔族の少女だ。

「デビ……ロット……さん? どう言う事なのかしら? 説明して下さります?」
「ん? 見て解んない? 遊びに来てあげたよ」
自分のカバンから漫画を取り出すとボロボロと床にチョコレートをこぼす。
「遊びに来てあげたじゃないですわ!!」
ドン!
怒りに身を任せ床を思いっきり蹴りあげると、
「にゃー!」 魔族の少女の尻尾にしがみついていた猫が一声鳴く。
「ゼニャ―お姉ちゃん怒んないで、ポチが怖がってる」
クイクイと猫の飼い主 ―― シェイラ ―― が少女の袖をひっぱる。
「あ、こほん、失礼」 少女は軽く咳払いをすると、パタパタと尻尾を振る。
猫用の尻尾袋が付いており、猫がしがみついても痛くないよう工夫がしてあった。

「ねえ、私甘いココアが飲みたいんだけど」
「あ、ゼニャ―お姉ちゃん、シェイラもね、シェイラも甘ーいココア」
「はいはい、甘いココア二つね……って! お黙りなさい!」
少女の乗り突っ込みに二人はビクリとする。
「デ! ビ! ロッ! ト! あなた何なんですの!?」
「な、何よ! ココアぐらい、いいじゃないの!!」
「ち、が、い、ますわ! 貴方自分がどれだげ傍若無人な行いをしているか分かっていますの!?」
『頭から湯気が出る』とはまさに今の彼女のためにある言葉であろう。
怒りで顔はおろか尻尾の先まで真っ赤になった少女はプルプルと怒りで全身をふるわせ続けていた。
「謝罪なさいデビロット!! 我がビュンデンヒュルム城に無断で上がりあまつさえ数々の狼藉! 本来ならば重罪ですが今ならまだ謝罪で許しますわ」
「絶・対・に・いや!! 私別に悪いことなんてしてないもん! ただ服を着てチョコレートを食べただけでしょ!?」
「…………どうやら口で言っても分からないようですわね、わかりました……こちらにいらっしゃい、デビロット」
グイとデビロットの腕をつかむとシェイラと猫のポチをその場に残し、引きずるように魔族の少女は歩きだした。
625なんたらファイナル  3/8:2009/05/17(日) 07:02:33 ID:IKNgmhzJ
「なに、ここ?」
デビロットが連れてこられたのはビュンデンヒュルム城の中に造られたトレーニング・ルームである。
「支度なさいデビロット、私が又あの時と同じように貴方に解らしてあげますわ」
「ははん、なるほどね、いいわ、あの時つかなかった決着をつけてあげる」
「……ま、まあいいですわ、では早く準備なさい」
思いもかけないデビロットの言葉に一瞬あぜんとした少女はすぐ気を取り戻すと、
置いてあったボクシンググローブを手に取りリングシューズを履きはじめる。

「じゃあ適当に私の分を貰うわね」
自分に合うサイズのシューズやグローブを手にとるデビロットの手を突然魔族の少女ががしりと掴む。
「デビロットさん? その手に握りこんだ石をこちらに渡して下さりません?」
「ちっ」
軽く舌打ちをするとデビロットは自分の手ぎりぎりの石を床に落とす。
「本当に油断も隙もあったものではありませんわね」
そう言うと支度を整えてデビロットより先にリングの上に上がり彼女を待ち受ける。
手にはグローブをはめ、足にはしっかりとシューズを履き、豪奢なドレスは脱ぎ、上半身裸で薄水色の下着一枚と成っている。
デビロットも今度はあの時と違い少女と同じく上半身裸の薄桃色の下着一枚の姿と成り、
リングへと上がって来た。
「覚悟はよろしくて? 貴方が負けたら私に土下座して謝るのよ」
「わかってるわよ、その代わり私が勝ったらこれからは私の思い道理にやらせてもらうわよ」
今でも十分好き勝手をやり、なおかつ圧倒的に魔族の少女にとっては不利な条件であったがそれに気づいてか、知らずか、一言
「ええ」
と、頷いた。

やがて、二人はファイティングポーズをとりながらじりじりと近づいて行く、やがてリング中央によると、
二人は激しくお互いの身体叩きあった。
バチバチと革でできたグローブが互いの白いやわ肌を打ち合う度に少女たちの口から軽く悲鳴が上がる。
デビロットのパンチが魔族の少女のお腹を殴打するたびに豊かな胸はタプンタプンと揺れ、白い肌が少しずつ赤くなってゆく。
「ど、どう? 痛いでしょ? はやくまいったしちゃいなさいよ!」
うっすらと目に涙を浮かべながらデビロットが叫ぶ。
626なんたらファイナル  4/8:2009/05/17(日) 07:03:32 ID:IKNgmhzJ
彼女自身も何度もその柔らかく白いお腹を何度も打たれその度に少しずつお腹は赤くはれ上がってゆき、口からは嗚咽を漏らし、苦しそうな表情を浮かべている。
「な、何を言ってますの? デビロット、貴方こそやせ我慢せずに早く参ったしなさい」
ハアハアと荒い息を吐きながら左右の手でデビロットのお腹にパンチを叩き込んでゆく。
少女のパンチがヒットするたびにデビロットは動きを止め辛そうに顔を歪める。
「もっともこれで小さなあなたの胸が叩かれて大きくなるかもしれないわね」
「なっ!? よけいなお世話よ! この牛魔族!!」
バチン!!
タプンタプン。
「ひゃあぁ!!」
デビロットの怒りのこもった一撃がが少女の大きな胸をクリーンヒットしその瞬間大きく上下に揺れ動く。
「この! この! どう?この牛魔族! 叩かれてみっともなくミルクでも撒き散らしたらどうなの?」
バチバチとデビロットのパンチが胸を打つたびタプンタプンと揺れ、白くて大きな胸はだんだん紅く染まりはじめ、心なしか段々と乳首がぴんと張り始めてゆく。
「ううぅぅぅ、だ、誰が牛魔族ですって」
デビロットのパンチに押されていた少女は起死回生のボディーブローを逆に放つ。
ドスっ!!
その渾身の一撃が突き刺さると一瞬ふわりとデビロットの身体が浮かびあがった。
「あっ!? ぐ、ぐふぉ…………」
大きく口を開き、お腹を押さえるデビロット。それに対しガードの間をねじ込むようにパンチを叩き込んでゆく、魔族の少女。
デビロットの小さな胸はつんと乳首が立ちはじめ相当なダメージを受けているのが見て取れる。
「あらデビロットさん? ふふふ、あなたの薄桃色のショーツが濡れてきているみたいですわよ?」
「なっ!? う、うそよ、でたらめよ!」
少女の言葉がデビロットの羞恥心を煽り、心をけずってゆく。
確かに汗のせいか、それとも別の理由かピンクのショーツがちょっぴりと濡れている。
「打たれて感じるなんて変態ですのねデビロットさんこのまま私のパンチで果てなさい」
ボス! ボス! ドス!
強烈な殴打がデビロットの腹部に何度も情け容赦なくたたきこまれていく、
「あ、あぐぅくぅ、うにゅぅ……」
苦しそうに悲鳴を上げるデビロット。
そのパンチにもだんだん力が入らなくなっていく。
わき腹や鳩尾、下腹部にパンチが叩き込まれていくたび開かれる口からは涎が飛び、
悲鳴が上がる。
627なんたらファイナル  5/8:2009/05/17(日) 07:04:43 ID:IKNgmhzJ
すでに僅かについているにすぎない腹筋は完全に崩壊し、赤色を通り越し赤黒い色に変っている。
「ううぅぅ、や、やだ、負けたくない、このままじゃまけ―――うぎゅぅ!」
フラフラと繰り出したパンチにカウンターを当てられ遂によろよろとその場に崩れ落ちていく。

(勝った!)

少女がだが、そう思った瞬間。

ガシ。

ムニュ。

崩れかかったデビロットの手が掴む物を求めて宙をさまよった後、少女の大きな胸を鷲掴みにする。
「きゃああ!?」
少女が叫んだ瞬間デビロットは登山家のクライミングのように這い上がる。

「ううう、ひ、卑怯ですわよデビロット」

顔を真っ赤にしながら抗議するがデビロットはそれを無視したかと思うと、
ムニュムニュ。
片方の手で少女の胸を激しく責め立て始めた。
それは完全に今までとは違う種類のダメージを少女に味あわせている。
「ん、んんん、お、おやめなさいデビロット!」
必死に体をよじるがデビロットの攻撃は止むことは無い。
それどころか今度は反対側の胸に口を近づけたかと思うと、
パク。
チュプ、ぺちゃぺちゃ。
なんと胸を口で責め立て始めた。

628なんたらファイナル  6/8:2009/05/17(日) 07:05:22 ID:IKNgmhzJ
「あ、あああ!! ひ、ひどい、ずるいですわ、デビロット」
大きく首をのけ反らせて悲鳴を上げる少女。
デビロットは右手で少女の大きな左胸を攻め立て、右胸を口に含みつつ、空いた脇腹に情け容赦なくパンチを叩き込んでゆく。
「ひっ……! ひゅぅ、んうっく……」
悲鳴を上げないように口を固く閉じ少女はデビロットの猛攻撃にひたすら耐えぬいてゆく。
ドスン。
「あ?」
気がつくとロープ際まで完全に追い込まれていた。
まさにそのときだった、デビロットが少女の両手をロープを使い挟み込みうごかせないようにする
「ああ!! ひ、卑怯ですわよデビロット! ロープを解きなさい!」
「何が反則か決めてなかったじゃない」
してやったりと言う顔で笑うと下腹部をじっくりとデビロットは攻め立ててゆく。
「うっ! ずるいですわ、ずるいですわよデビロット」
「作戦勝ちっていってほしいわね、このままみっとも無く敗北しちゃいなさい」
ぐりぐりと下着の上からボクシンググローブで股間部分を撫でつけた後、
ドス!
強烈な一撃をデビロットは叩き込む。
「んんん!!――――――!!!」
何とか悲鳴を上げないように咄嗟に歯を食いしばる少女、だがデビロットは動けなくなっている少女をサンドバッグのように殴り続ける。
「ん、んん、んん!!――――――!!!」
少女はプライドに掛けて悲鳴を上げないように耐え続けていたが――――。
「あ!? だ、だめ!」
ジョバアァァァァァ!!!
努力も虚しく下の口は我慢できずに激しく悲鳴を上げる。
「あららら、お洩らし?ふふん、みっともないわね〜」
勝利を確信したデビロットは苦しそうに口で喘ぎ声を上げながら呼吸を繰り返す少女の顔をじっと見つめる。

「これで決着が――――!?」

ブジュュ!!
「フギュウウゥ!!!」
突然走った股間への熱い一撃に咄嗟にグローブを当てて庇おうとした瞬間、
629なんたらファイナル  7/8:2009/05/17(日) 07:06:06 ID:IKNgmhzJ
ベチン!!
「うなにゃああ!!」
再びきた激し痛みに大声を上げるとデビロットはリングの上を大きくのたうちまわる。
「ぎ、ぎたな……」

股間を押さえてジッと目の前の少女を睨むと、ロープからゆっくりと手をほどいた少女がデビロットを見下ろす。
手の自由が利かない彼女は思いっきりデビロットの股間を蹴りあげたのだ。
「その言葉貴方にそっくり返しますわ、さて、それではソロソロトドメに行きますわね」
「な、なにを…………うぐっ!」
倒れたデビロットの顔の上にどっかりと腰を下ろすと、
ブン! 
ドス!
拳を思いっきりデビロットのお腹の上に振り下ろす。
その度にビクビクと激しく体が跳ね上がる。
「こんだけ叩いたら貴方のツルぺた幼児体型も少しはましになるかも知れませんわよ?」

デビロットは何とか抜けだそうと体を激しく動かすが顔の上の少女はピクリとも動かない。
「ごめんなさいねデビロットさん、私先ほど少し粗相をしてしまいまして」
クスクスと少女が笑うが、下のデビロットは笑いごとではなかった。
(苦しいよ、痛いよ、息できないよ)
何度も脱出を試みるがその度に真上から振り下ろされる少女のパンチを受け続け、、始めは激しく動いていたデビロットの動きもだんだん小さくなってゆく。

「そろそろ終わりみたいですわね」
そう言うとデビロットの太ももをぐいいと掴み、スルスルと湿ったショーツをはぎ取ってゆく。
『やめて! やめて!』
声にならない声で必死に抗議するがその声は届かず無情な一撃が、むき出しのデビロットの一番大事な部分へと振り下ろされる。
『らめええ!! くぎゅううう!!!!』
ブチュウ!! ブシャアアアアァァ――――!!!
柔らかな果実がつぶれるように音がした後、熟した柿の様な手ごたえが少女の手を走り、
まるで決壊が切れたかのような激しい失禁をしながらデビロットはビックンビクンと大きく痙攣した後、ゆっくりと失神していく。
こうして魔族の少女とデビロットの第二戦は失禁アンド失神で幕を閉じた。
630なんたらファイナル  8/8:2009/05/17(日) 07:07:19 ID:IKNgmhzJ





「さあ、デビロットさん、約束どうり謝ってもらいますわよ」
「うううう……」
激闘が終わり、ダメージが戻った後先の約束どうり、少女はデビロットに沙希の約束どうり謝罪を要求する。
「きちんと謝りなさいデビロットさん、勝負に負けたのですから約束は守ってもらいますわよ」
「ねえ、デビロットお姉ちゃん、悪いことしたら謝んないと駄目だよ」
「うう」
シェイラと魔族の少女に挟まれてデビロットはシュウンと肩を落としたままうなだれる。
だが一行に謝罪の言葉は出てこない。
と、
「わたし、悪くないもん! あやまんない!!」
「な!? 貴方約束を破る気ですの?」
ガタリとデビロットは突然立ち上がりその場を立ち去ろうとするのを見て慌てて少女はそれを止めようとする。
少女がカバンをひっぱり、デビロットは派手に転倒する。
その途端鞄の中のアイテムがその場に散らばりその中に、
「ん? なんですの? これ?」
ヒョイっと拾い上げてそれを見ると、それは綺麗な包装紙にくるまった小箱であった。
「それ……あんたに渡そうと思って……持ってきたの……」
俯きながらデビロットはポツリとつぶやく。
「!? わたし、に?」
じっとそれを見つめた後、ゆっくりと口を開く。
「開けて……よろしいのかしら?」
コクリ。
デビロットが頷くのを見てペリぺリと包装紙を丹念にはがしてゆく、と。
「こ、れ、は?」
「この前岩山でモンスターに襲われたユウを助けてくれたでしょ、そのお礼」
それはデビルスノ―チョコと同じく若い魔族の娘の子達に人気のあるチョコレートであった。
「お礼を言いに来たのに……あんたいないんだもん」
「ありがとう…………、デビロットさん」
「ねえ、わたし……服とか畳んだ事無いの……、たたみ方教えてもらってもいい?」
それはデビロットの精いっぱいの謝罪で在ったのだろう、そう感じた少女はコクリと頷く。
「デビロットお姉ちゃん、シェイラも手伝ってあげるから三人でやろう?」
「しょうがないわね、そこまで言うならやってあげるわよ」

デビロットが少し照れたようにそう言い、
三人はチョコレートを食べた後、仲良く部屋の片づけをするのであった。
631名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 16:28:20 ID:w3N18KUB
何と言うツンデレ姉妹…
GJ!
632uiii:2009/05/17(日) 23:30:16 ID:ts4LZRU4
なんと興奮する腹ぜめ。素晴らしい!!
633uiii:2009/05/18(月) 22:09:12 ID:IZPnHbsG
また過疎ってきましたね。
では話題として一つ。
私の最新作(規制されててここには掲示できなかった)思いの恋、一真バージョンの
出来はどうでしたか?
話題の種に感想をお願いします。
634名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 03:27:46 ID:xZEq/tWt
うむう…
取り敢えず、もう少し先の作品に対するGJ待ちましょうよ、感想はあちらで書きますよ。
自分とこの常駐スレなんて三日に一つあるか無いかなのに…
635名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 03:48:57 ID:CC5s5UBN
>>633
自分に対する感想が欲しいだけでしょ。
自己顕示欲が強すぎる人だねあんた、というかリアルにガキ?
636名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 08:28:15 ID:IyECqCVn
エロな腹責めを書いていてさえくれるなら、中の人がキモい自己陶酔者だろうがさわやか好青年だろうが、俺は気にしない。
職人の技と職人の性格は全く無関係。
637名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 08:31:01 ID:piW/HFwd
でもキモい部分は見たくない
638uiii:2009/05/19(火) 14:33:05 ID:xI0ffVOE
世間一般からみれば私たちのような変態はみんなキモイですよ。
639名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 16:05:48 ID:QE/ReduQ
なんというデッカイ釣り針w
640名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 16:45:48 ID:xZEq/tWt
>>638
まあまあ、落ち着いて下され、書き手ならば余り余計な発言はしない方が良いですよ。
主張するならばやはり、ご自身の作品にてフェチズムを主張しようではありませんか。
規制が解けたならば次回作を楽しみにしてますよ。
641名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 00:22:28 ID:QyDK+zJ0
自分が何を非難されてるのか理解出来てないんじゃなかろうか
642名無しさん@ピンキー:2009/05/20(水) 18:33:43 ID:nSY8DwQv
>>630
なんたらファイナル超GJ! くぎゅう!!
しかしデビロット好きすぎて腹責めされるとくやしいっでもっ・・・!! みたいに
なってしまうのは腹責め愛好家としてのレベルが低い証拠なのだろうかビクンビクン
643女淫ら腹痴態歌?:2009/05/21(木) 08:57:38 ID:AaOIUHZ0
むき出しの〜
白き女のやわ腹を〜
殴る時に〜包まれる腹肉の やわくて心地良い感覚よ〜
我が手に打たれ〜波打つ女腹と乳房〜
煽情そそり立つ淫ら模様〜苦しみ喘ぐ表情や声と相俟って淫蕩なる女体の様よ〜
我が肉棒そそり勃ち〜
更なる快楽求め〜
更に突き入れて〜
女のやわ腹味わえば〜
我が肉棒喜びて〜
玉袋震わせ濡れるなり〜

女の失禁嘔吐を鑑みれば〜まるで悦楽の極みと思えたり〜
もがき悶えて、波打つ女の腹と乳房と太股が〜
まるで快楽を貪る自慰の様に見えるなり〜

我その様魅入りて〜
天と女に危うく精を零しかけ〜
我もまた悦楽の極みに至るなり〜
644名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:13:59 ID:QDsdWwo/
感想書いてくれた方、いつも読んでくれてる方、どうもありがとです。
これからも、腹たたくだけでエロイ! な物をかけるように頑張ります。

ではまた〜。
645名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 10:35:55 ID:Kb/1xZC6
女の囚人達を張り付けにして並べて腹を殴る話をリクエストしたい。
646名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:25:13 ID:BYP+KWWG
“腹パンチの館”っていう腹打ちSSサイトの、作品ログを持ってる方はいませんか
いつの間にかページが無くなっていて、保存し損ないました
647名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:29:48 ID:VhDD1sG3
俺はacidなんちゃらみたいな名前の腹責め小説サイトのURL教えてほしい
お気に入りにいれてたがなんか消えてて探し出せなくなった…
648名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 18:52:55 ID:a+wU5d9x
保守ぬるぽ
649名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 22:02:17 ID:KrALYPhw
  ∧_∧
  ( ・∀・)   | | ガッ
 と    )    | |
   Y /ノ    人
    / )    <  >__Λ∩
  _/し' //. V`Д´)/
 (_フ彡        /  
650uiii:2009/05/28(木) 01:50:30 ID:CqbZ8I7t
かけた
651uiii:2009/05/28(木) 01:51:12 ID:CqbZ8I7t
日本国の中部地方。
そこでは、女子高校生達が中部地方の覇権をかけた戦いが繰り広げられていた。
「やぁぁぁぁ!!!」
どこかの女子校のグラウンドから上がる声。そこにはビキニアーマーを纏った一人の美女と、ブルマと体操服姿の美女が激しく戦闘していた。
その周りには、ブルマ姿の美女軍団と、ビキニアーマー姿の美女軍団が囲んでいた。
「はぁ!!」
ビキニアーマー美女は引き絞った拳をブルマの美女の鳩尾に突き刺した。
ベコン!!!
鋼鉄がへこむような音が響き
「うぁ・・・」
彼女の拳が、ブルマ美女の鳩尾を大きく抉る。
ブルマ美女は口からだらにと涎をたらし、目を大きく見開く。
「これで終わりにしてあげる」
ビキニアーマー美女は素早く鳩尾から拳を引き抜くと、まだ攻撃の構えを崩していないブルマ美女の脇腹を拳で抉る。
「ぐぁ!!!」
ブルマ美女の口からよだれが噴き出て、彼女の視界が白黒に点滅し、体勢が完全に崩れる。
「次!!」
再びビギニアーマー美女の拳が引き絞られ、渾身の力を込めて弛緩しきった臍に拳を突きさす。
「はぐぅん!!!」
ブルマ美女の豊満な肉体が宙に浮き、天に突きだされた尻が頭よりも高くあがる。
「か・・かか・・・」
もはや声にならない激痛がブルマ美女を遅い、ボレーボールほどはある巨乳が衝撃を吸収しきれずに激しく揺れる。
しかし、それでもビキニアーマーは攻撃を緩めない。
臍から拳を引き抜くと、ビキニアーマーは弾丸のように鋭く、高威力の拳を女性の急所、臍の下に突き刺す。
ズム!!!
「ひゃうう!!!」
ブルマ美女のからだが空中でビクンと痙攣し、ブルマがはちきれんばかりに引き絞られ、ブルマ美女の豊満な腿を強調する。
「ひ・・・ひゃ・・・うぇぇぇぇ!!!!」
そしてブルマ美女は黄色い液体を噴水のようき吐き出すと失神した。
「弱いわね」
ビキニアーマー美女はそう言い放つと、重力に従順となったブルマ美女をその場におとす。
「はぅ・・・」
顔から地面に落下したブルマ美女はスナに顔をうずくめ、大きな尻を天に突きだす。
めくれさがったブルマと体操服の間から、ブルマ美女の真赤にはれた鳩尾と臍があらわになる。
「勝者!聖マリナス女子学院!!!」
いつのまにいたのか、レフリー姿の少女がそう告げる。
「じゃあ、約束は守ってよね」
さきほど戦闘に勝利したビギニアーマー美女は、スナに顔をうずくめて失神している美女を助けようと懸命に鳩尾をさすっている少女に言った。
「わかったわよ・・・」
その眼から涙がこぼれていた。
「ふん」
このビキニアーマー美女の名は青雲春日、高校三年生。聖マリナス女学院の戦争部最強戦士だ。
今彼女が倒したのは、今日の戦争相手である、瑠璃の花女子高校戦争部最強戦士、野澤沙耶、高校三年生であった。そして、その彼女を必死に介抱しているのは沙耶の親友である瑠璃の花戦争部部長、桐原優菜、高校三年生であった。
瑠璃の花のブルマ姿の戦争部員達は涙を流しながら何かに怯えていた。
それは、この戦争の敗者には恐ろしい罰ゲームがまっていたからだ。
「じゃあ、みんな」
春日は後ろで腕を鳴らしている同じビキニアーマー姿の少女達に
「やっていいよ」
「おお!!!」
ビキニアーマー美女軍団数十人が、涙をこぼして震える瑠璃の花のブルマ美女たちに襲い掛かっていく。
ドス!!!
「けはっ!!」
ズム!!
「ひゃやぁ・・・」
ボクン!!!
「はう!!」
次々とビキニアーマー美女軍団に腹部を殴られ、蹴られ、踏みにじられるブルマ美女達。
そう、これが敗者に対する罰ゲームだ。
負けた学園の戦争部員はどれだけ相手になぐられようと一切の抵抗は許されないのだ。
652uiii:2009/05/28(木) 01:51:38 ID:CqbZ8I7t
それゆえに、ビキニアーマー美女軍団の兵士達(部員のこと)は次々とブルマ美女の腹を殴りまくる。
彼女たちの腹責めは、ブルマ美女達の内臓が痙攣し、心臓が止まりかける寸前まで止めることはない。また、完全に内蔵を破壊され、真白な腹部の肌がほどよく真赤に晴れると、今度は失神した彼女達にひどい凌辱をするのだ。
それゆえに、先ほどブルマ美女たちは泣いていたのだ。
先ほどまで親友の鳩尾をさすっていた部長の優菜もビキニアーマー美女達に捕まり、何発も鳩尾を殴られ、失神して失禁すると、裸にされて十字架にかけられ見せしめとされた。
「聖マリナス学院に逆らえばこうなるのだ」
と言わんばかりに。
「先輩、カッコ良かったです!!」
見せしめとして、瑠璃の花女学園の戦争部員達を戦闘不能にした聖マリナス学院のビキニアーマー達が春日を取り囲む。
「べつに」
春日はつまらなかったと応える。
「せ、先輩」
春日のファンだという一年年下の後輩、まだ顔が幼く、腹筋も春日のようにたくましくなかった。その後輩が、春日に近づこうとしたときにあやまって春日の足を踏んでしまった。
「あ、すいま―」
すいません、と言い切る前に、春日の拳が空を切った。
ドス!!!
「えぐぅ!!!」
春日の放った拳は目にもとまらぬ速さで後輩の弛緩しきっている鳩尾を突きあげ、その幼げな体を地面から浮かす。
腹筋のない後輩は、瑠璃の花のエースでさえ数発で失神する威力の拳を筋肉の壁なく、気休めにもならないか細い体でうけてしまったのだ。
後輩の背中に一瞬小山が出来ると、春日は即座に拳を引きぬく。
鳩尾を突きあげられた時点で失神していた後輩は受け身すら取れず地面に落ち、仰向けに崩れた。
「後輩のくせに、私の足を踏むんじゃないよ!!」
さらに春日は自分の履いている戦闘用の鉄靴のつま先で、倒れる後輩の下腹部防護ようのパンティー型アーマーを破壊し、真白なパンティーで覆われている後輩の下腹部に、鉄靴の踵で思いっきり踏みつける。
ドン!!!
「ひゃ!!!」
失神していたはずの後輩が眼を真丸く見開き、点に凝縮された瞳で自分の下腹部を見る。
突き刺さった春日の鉄靴の踵。春日の踏みつけた力によって後輩の下腹部周辺の地面がかすかにひび割れていることから尋常でない威力で踏みつけられたことがわかる。
地面と踵に挟まれた後輩の至急は一瞬にして半分以下にまで押しつぶされ、白いパンティーが湿り気を帯びた。
「ひ・・・ひやぁ・・・・」
いやぁぁ・・・と言ったつもりなのだろう。
失禁してしまったことを恥ずかしがって頬を赤らめながらも、だらしなくあいた唇の両端からは涎が泉のように湧き出てくる。
そして、春日が突き刺した踵を思いっきり後輩の中にさらにねじ込むと後輩は体を激しく痙攣させて再び失神した。
「ふん・・・」
鼻をならした春日はようやく後輩から踵を抜くと、一人帰路についていった。
「さあ、みんな解散よ」
どこか冷静で切れ者のような雰囲気を持った美女ビキニアーマー戦士がそうつぶやくと、軍団はそれぞれの帰路についた。
「もう、春日ったら」
彼女が聖マリナス学院戦争部部長、鳳来ゆきな、高校三年生であった。
「かわいそうに・・・」
ゆきなは後輩を担ぐと病院へと向かっていった。
瑠璃の花学園のグラウンドに残されたのは、無残にも豊満な肉塊と化した瑠璃の花学園の美女ブルマ戦士達であった。
聖マリナス学園が去ってから数分後、紺色のブレザーを羽織った十数人の男子達がやってきた。
「ひどいな・・・」
彼はその光景を見て唖然とする。
ブルマ美女達はもはやブルマはおろか、上半身の体操服すらびりびりに引き裂かれ、グラウンドに横たわっている肉塊のほとんどはブラジャーまで引きちぎられてその巨乳を天に突きださせていた。
さらに、どのブルマ美女たちの腹部にも無数の痣が出来ており、どれも急所という急所ばかりであった。
「これは・・・」
さらに男子達が戦慄を覚えたのは、瑠璃の花戦争部部長、優菜の変わり果てた姿であった。
色白で、肉付きのいい足、ボーリングの球を超えるかと思われるほどの巨乳と、真白と相反すようなピンクの乳首。そして、腹部全体に見える真青な無数の痣と唇の両端から垂れている黄色い液体。
そんな彼女が十字架に磔にされていた。
653uiii:2009/05/28(木) 01:52:04 ID:CqbZ8I7t
「おろしてあげな」
男子達の真ん中にいるリーダー各の男子がそう言うと、優菜を十字架からおろし、そばの倉庫から持ってきた毛布で体をくるんでやった。
「残りの少女達も介抱して、病院へ」
「わかりました、加賀さん」
男子軍団はばらばらになって、豊満な肉塊となっている美少女達を介抱し、病院へと運び始めた。
先ほどのリーダー格の男子、名を加賀雄二という。彼は日本最大の勢力である軍艦高校男子戦争部の部長であり、日本最強の戦士でもあった。良識深く、最強であるにも関わらず対話での解決を望む彼の風貌は優しげな好青年にしか見えない。
そんな雄二の人望に魅了され、日本各地からつわもの達が結集し、その傘下となった。
今では軍艦高校の勢力は中部、関東、近畿地方を制圧し、日本最大の勢力であった。
「でも、これはやりすぎだね」
雄二は眉をひそめる。
(あまりにも度を超えすぎている)
いくら戦争だからといってもルールはある。相手を気絶させるのはあくまでも儀式。何か月も入院しなければならなくなるほどの重傷を負わせるものではなかった。
しかし、聖マリナス学院は大きい。
聖マリナス学院は日本の女子高校の中では小さな勢力しか持っていない。しかし、日本各地から才能ある天才たちを集め、日々強者同士で訓練を行っている。その精強さは日本一ともいわれるほどであった。
「雄二さん」
雄二の後から、さらに凛とした青年達がやってきた。
「わかっている」
と、雄二。「東北の久里浜学園、四国の貝沢高校、中国の出雲高校、九州の最銅寺高校の四高校に親書を」
「わかりました」
さきほど雄二が声に発していた高校は、それぞれの地方を制圧した最強クラスの男子戦争部がある高校であった。
「聖マリナス学院には悪いが、これで連合軍を結成する名目がたつ。高校の平和のために、犠牲になってもらうよ」
雄二は、計画を実行に移す。

軍艦高校の女子戦争部は訓練を終えてみなが帰宅し始めていた。
「ねえ、帰らないの?リサ?」
部室の窓枠に乗り出して外を見つめている美少女、有来寺リサ高校二年生。茶色のズボンを履き、真白なスパッツを鳩尾の上で結んで、セクシーな白い腹部をすべてあらわにさせていた。
彼女は軍艦高校の女子戦争部のエースであり、勘が鋭く、かなりの切れ者で有名であった。
リサに話しかけていた少女もまったく同じ格好をしていた。彼女の名前は佐藤結衣。リサと同じ高校二年生である。さらに、結衣の後ろにもう一人の美少女で、おなじ格好をしている斉藤夏樹、高校二年生もいた。
「うん、ちょっとね」
とリサは答える。
(今日こそは、加賀さんと一緒に帰りたい)
それがリサの思いであったが決して口には出さない。
「あ、わかった!」
結衣が口元を微笑ませ「加賀先輩を待ってるんだ」
リサの顔が赤くなる。
「ち、違うもん!」
「へ〜。まあ、婚約者様ならしかたないもんね〜」
結衣がからかうように言うと大人しげな夏樹も微笑んでうなずく。
「そ、そんなんじゃ・・・」
「ところでさ、リサ?」
またしても結衣であった。
「なによ・・・」
顔を赤面させ、少しうつむいているリサに
「リサってまだ処女?」
「ああ・・・」
赤かった顔がさらに赤くなる。
(それは・・・)
彼女の答えはNOだった。
(だって・・・しょうがないんだもん・・・)
「リサさ、加賀先輩なんて大嫌いって言ってたよね?まさか、嫌いな人に処女を捧げてなんてないよね?」
いかにもわかったような口ぶりでリサをからかう結衣。
「それは・・・」
それにどうこたえるべきか、もはや頭が真白になってしまったリサ。いくら勘が鋭く、名の知れる切れ者でもやはりそこは一人の女の子であった。
「だって・・・しょうがないんだもん・・・」
「好きだもんね?」
「う・・・・」
654uiii:2009/05/28(木) 01:53:34 ID:CqbZ8I7t
その様子を見た結衣はため息をつく。
「はぁ、じゃあやっぱり、処女、ささげたんだ」
「うん・・・」
「それでさ」
と今度は確認するような口調で、結衣が「ちゃんと避妊してる?」
「う・・・うん・・・」
「ふぅ〜ん」
リサを疑う目で結衣が覗きこむ。
「な・・・なによ・・・」
「ちょっといい」
「え?キャッ!!」
結衣に窓枠からいきなり下されたリサは、そのまま結衣に
背後から抱き締められてしまった。そして、結衣は両手をリサの腹部へと滑られる。
「ちょっと・・・結衣・・・」
いよいよ顔が真赤になってきたリサに結衣が「黙ってて」
そう一言だけいう。
「あ・・・」
結衣の温かい手が腹部を通り過ぎて、リサの下腹部で止まった。
結衣は、目をつむって手に神経を集中させる。
(う〜ん・・・どうかな・・・)
手を当てていても何も感じない。
(やっぱり、勘違いかな・・・・)
結衣はずっと、リサに違和感があった。処女でないのはすでにわかっていたことだが、結衣の
違和感はもっと違うところにある。
「結衣・・・」
消え入りそうな声でリサがやめてと言ってくるが結衣は無視する。
「あなた、避妊もしてないの?」
結衣がそうつぶやくと、リサは黙って下を俯いてしまった。
(おかしいな)
先ほどからずっと結衣は、リサの下腹部を押さえているが鼓動が感じられなかった。
そう、結衣が手をあてていたのは、赤ちゃんの心臓の鼓動があるかどうかを確かめていたのだ。
結衣の手はとても敏感で、人が感じないレベルの振動も感じることができるのだが、その手であってもなんの
鼓動も感じられない。ただ、感じるのは、リサの子宮の中を流れる血管の鼓動であった。
もう一つ、結衣の嗅覚も人間離れしているところがあった。
そもそも、結衣がリサの妊娠を疑ったのはその嗅覚によるものだった。
(リサの胸から、母乳の匂いがする)
それが、疑いの根拠だった。
しかし、やはり人間だけあってそれも外れることがある。でも、リサが事実避妊していないのは
先ほどからリサが否定していないことからまず間違いないことだった。
「どうして避妊しなかったの?」
再び同じことを言う結衣であったが、その言葉に少しだけ怒りがあった。
「・・・・」
リサは黙ったままだ。
「妊娠したらどうするつもりだったの?」
「・・・」
「リサ?」
「妊娠したくて、避妊しなかったんだもん・・・」
「え?!」
655uiii:2009/05/28(木) 01:54:17 ID:CqbZ8I7t
その言葉には、今までも平静を装っていた夏樹まで唖然としてしまった。
「どういう・・・こと?」
「今、パパの会社が不況で・・・加賀さんとの婚約・・・」
リサの目から涙がこぼれだし「破棄されちゃうかもしれなくて・・・」
もともとは政略結婚。双方の利害が一致してこそ成り立つものであったが、どちらかに不利益が出るようならばそのような結婚はすぐに破棄され、違う相手を探すのだ。
「だから・・・妊娠さえしちゃえば・・・怒られるけど、もう結婚するしかなくなるって・・・」
政略結婚する名家ほどプライドの高いものもない。もし相手の女性を妊娠させて婚約を破棄したら、そのときこそ名声は地に落ちることになるだろう。そうなるぐらい、逆に不利益を生じてでもお互いの結婚を認めてやって、名家の寛大さを示す必要がある。
リサはそれを狙っていた。
「加賀さんにも言えなくて・・・避妊薬を服用してるって・・・嘘ついてるの・・・」
「リサ・・・」
「私・・・加賀さんが好き・・・。別れたくない・・・」
「わかったよ」
優しげな結衣の声、そして、彼女の温かいぬくもりがリサを包んだ。
「でも、妊娠したらちゃんと赤ちゃんを大事にしなよ」
「うん」
その時だ、リサの携帯が鳴った。
「あ、着信」
加賀からだった。
「はい、加賀さん」
すると、リサは何やら深刻そうな顔をしながら会話を続ける。
「わかりました」
携帯を切ったとき、リサの顔が、鋭くなった。
「任務よ」
すると、結衣も夏樹も先ほどの少女とは思えないほど真剣な顔をしていた。
「標的は聖マリナス学院の青雲春日。私たち三人が先鋒として彼女を撃破しろとのことよ。二人ともいい?今度の相手は、強いよ」
二人は無言でうなずくと、部室を出ていった。

春日はセーラー服姿で夜遅く、ひとどおりの少ない道を一人歩いていた。
すると突如、正面に二人、背後に一人の人影があらわれた。
「へえ」
春日は不気味な笑みを浮かべる。
その三人は、リサ、結衣が正面。背後が夏樹であった。
(服装からして、軍艦高校の二年ってとこかしら)
服装は変わっていなが、手には鋼鉄で作られたパンチグローブがはめられていた。たった一発で鉄をへこませることも可能な代物だ。
舐められたものだ、と一瞬思った春日だが、三人から放たれる異常なまでの威圧感を感じ、その考えを訂正した。
この三人は強い。おそらく、いままで戦ってきた全ての女の中でも最強クラスの三人であった。
「きなよ、軍艦のヘッポコ」
戦闘は、春日の挑発で戦いの火ぶたが切って落とされた。
「はぁ!!!」
結衣が正面から殴りかかる。
「甘い!!」
それに即座に反応して迎撃しようとした春日であったが
「させるか!!」
振り返る途中、結衣が春日の横腹に拳を突き刺す。
「ぐはぁ!」
脇に拳が音をたててめり込み、脾臓を圧迫する。
(く、生意気ね!!)
苛立った春日は結衣に回し蹴りをお見舞いするが、反撃を予想されていたようで結衣は難なくかわし、それといれかわりにリサが春日の胸の中に飛び込んできた。
「なに!!」
「くらえぇ!!!」
鋼鉄のパンチグローブをはめた拳が、春日の露になっている鳩尾に突き刺さる。
656uiii:2009/05/28(木) 01:54:46 ID:CqbZ8I7t
ドスン!!
「え・・・か・・・」
一瞬、視界が真っ暗になり、意識が遠のいたが、春日はすんでのところで復帰する。
(くそう、なんて奴らだ)
しかし、攻撃はまだ終わってなかった。
「こっちが残ってるわよ!!!」
その声に振りかえると、夏樹がすぐ後ろに迫っており、振り返った春日の臍に渾身の一撃を突き刺した。
ズム!!!
「っ・・・」
夏樹の拳は手首までめり込み、肝臓を抉った。
春日は顔をしかめ、喉の奥から込み上げてくる熱いものを無理やり春日は飲み込んだ。
(まずい・・・)
一撃一撃が重い上にチーム力も抜群。完全に追い詰められた。
(どうにかしないと)
春日は再び対峙した三人に警戒しながら次の手を考える。
(何か、何かないか・・・)
すると、道端のごみの中にスプレーのようなものが落ちていた。
(あれだ)
春日は対峙する三人をじりじりとひきつけながらスプレーのすぐ前まで移動する。
「喰らえ!!!」
すると、結衣が突如、春日の間正面から攻撃してきた。おそらく春日がこれに対応する間に残りの二人が攻撃を仕掛けるのであろう。
「馬鹿ね」
春日は瞬時にスプレー缶を拾いあげると目前まで迫っていた結衣の顔にスプレーをかける。
「きゃっ!!」
春日はなんとついているのだろう。春日が結衣にかけたスプレーは、女性が対暴漢用の目くらませのスプレーだった。
目くらませを喰らった結衣は、すぐにチームと連携をとって後退するのを忘れ、その場で目を手で覆ってしまった。
(ふ、まだまだね)
戦い方があまい。
春日は固く拳を引き絞ると、リサと夏樹が仲間の危機に反応する前に結衣の臍と鳩尾の間に拳を突き刺す。
ボクン!!!
「くぁ・・・」
胃を抉った水っぽい音がして、結衣のよわよわしい声が漏れる。
夏樹とリサには、親友の臍と鳩尾の間に春日の拳が手首まで埋没するのがさぞはっきりと見えただろう。
所詮は一年年下の体。腹筋もたいしてない。威力はまったく衰えることなく結衣の急所を抉ったであろう。
春日は即座に拳を引き抜くと、向きを変え、目にもとまらぬ速さで呆然とする夏樹に向かって駆けた。
「危ない!!」
リサは、結衣がやられたことで動揺してきってしまった親友を守ろうと回し蹴りを春日に放つが、彼女はそんなものを難なくかわして夏樹の前に現れると、弛緩しきった夏樹の臍を思いっきり突き上げる。
ボクン!!!
「はうぅ!!!」
ぐちゃり、と春日の拳が夏樹の内臓を押しつぶす音が響き、彼女の体が宙に浮く。さらに春日は即座に拳を引き抜くと臍の陥没が修復し始める前に音速の一撃を夏樹の鳩尾に叩きこむ。
「げはぁ!!!」
みちり、と音を立てて、春日の拳が夏樹のバレーボールほどの巨乳の真下にめり込む。
春日の拳は夏樹の肋骨をへし折りながら急所に的確にめりこませていた。
思わず目を見開き、大粒の涙を零す夏樹。体が痙攣をはじめてズボンの秘部あたりが湿り始めた。
「かはぁ・・・・」
肺の空気が春日の拳によって押し出され、呼吸が出来ない。夏樹は震える手で、春日の背後に身構えているリサに手を伸ばした。
(苦しい・・・助けて・・・)
そう言いたげな目。
春日はそんな健気な哀願を受け入れはしない。
春日は再び拳を引き抜くと、地面に落下していく夏樹の臍の下、丹田を鉄靴のつま先で思いっきり突き上げる。
「ひゃうぅ!!!」
先のとがった春日の鉄靴は、重力に引っ張られる夏樹の体の丹田につま先全体がめり込んだ。
657uiii
夏樹は落雷にでも撃たれたかのように激しく体を痙攣させると勢いよく口から胃液を吐きだして失神した。
「ふん、雑魚ね」
春日はぐったりとしてしまった夏樹を乱暴に地面に落とすと仰向けになった彼女の鳩尾に全体重と足の全筋力をつかって鉄靴のかかとを落下だせた。
「ごぼ!!!」
突き出た巨乳の真下にハイヒールなみに出っ張った踵が突き刺さり、夏樹は目が覚めることなく口からごぼごぼと黄色い液を噴きださせる。
「・・・・」
その残虐さに思わずリサがかたずをのむ。
「リサ・・・逃げて・・・・」
リサの足元では、なんとか気絶しなかった結衣が、その大きな胸を抱えながらかすれる声で言ってきた。
「いやよ」
リサは短く答えると、再び春日と対峙する。
(もし、勝機があるとするならば・・・)
春日が思案しているリサに襲い掛かってくる。
(後ではなく、前!!)
リサも突撃してくる春日に突進する。
この位置取りなら、先に敵に攻撃を喰らわせたほうが勝者となる。
「くっ!!!」
リサは歯をくいしばって拳を放つ。
しかし、リサの拳は空を切り、春日はリサの脇を抜けて背後でうずくまる結衣に。
「結衣!!!」
リサが叫んだが、間に合わない。
「はっ・・・・」
もはや息をのむことしかできない彼女の緩みきった鳩尾に、春日は容赦のない最強のアッパーを結衣の巨乳の真下にくらわす。
ドスン!!!!
「あがぁ!!!!!」
「結衣!!!!」
結衣の背中に大盛の山が出来上がり、春日の拳は鳩尾を抉って背中にまで達していた。
数秒の間、凄まじい衝撃によって結衣の心臓が停止したほどの威力の拳だった。
「げぼぉ!!!!」
春日の拳がまだ鳩尾を抉っている最中に、結衣は我慢できずに黄色い液体を、喉をびくつかせて噴水のように噴出した。
「結衣・・・・」
大の親友であった結衣が眼の前で倒された。しかも内臓には凄まじいダメージが与えられ、半殺しにされたのと同意である。
しかし、春日はそれだけでは終わらせない。
完全に意識を喪失させている結衣の体を強引に立たせると、そのままコンクリートの壁に押し付ける。
「え・・・」
思わず、リサの顔に戦慄が走る。
春日が右ひざを鋭くし、結衣の臍を狙っていた。
「やめてぇぇぇ!!!」
春日の悲鳴に呼応するように、春日の右ひざが結衣の臍に吸い込まれている。
「苦しめ!!!」
口元を微笑ませながら、春日は渾身の力を込めて右ひざを結衣の臍にめり込ませた。
クザ!!!
「くわぁ!!!」
暗闇の中にいた結衣の意識が、激痛のあまり蘇り、悲痛な声を上げた。
結衣の腹筋が破壊されつくして痙攣していた。
「か・・・かぁ・・・」
春日の膝は臍を貫いて胃を斜めに押しつぶしていた。リサの口に、再び黄色い液体が上がってきた。それをリサは強引に飲み込む。
そして膝を引き抜くと、春日は拳を固く引き絞った。
「結衣!にげて!!」