1 :
名無し@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 01:01:30 ID:tPAxyK4g
2ゲト!
おいおい…
4 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 18:47:28 ID:SaCBSTmW
ホシュ
5 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 22:31:38 ID:chNLocST
ぬるぽ
6 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 13:15:07 ID:9V8Iu7oO
ガッ
7 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 00:10:42 ID:+a8tXOjy
セ
8 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 02:53:46 ID:hQmDKGFQ
キ
レ
イ
11 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 12:21:58 ID:saX6pVGf
即死回避
12 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 14:28:44 ID:9HfRp4O2
月
経
新スレ使わないとな
15 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 23:54:05 ID:Xq8cWkKk
月
経
新スレになったのに職人が全く来てくれないな。
物凄い過疎ってるな…
職人の降臨はマダカー(゚д゚)
新刊発売するまでこんな感じなのかな…
というかこんなエロゲ設定なのにこれだけ少ないってのも逆にすごい
新刊が気になりすぎて夜も眠れん
発売二月だっけ?
発売が二月だったらカバー裏なりなんなりでぜひバレンタインネタをやってほしい、胸の谷間にチョコとか
厚い胸板にチョコか…うぉえっぷ
胸板…だと?
二月か
装丁でまた連載中断だなぁ
七巻がいい所で終わりすぎた…コミックス派だからどうにも耐えられんww
はまりすぎると逆に苦しい…
29 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 02:08:10 ID:oUZYUbJZ
月
海
↑ゲッカイと読んでしまったwww
そんなに面白いか?
読み方と言えば月海のことつくみって読んでたんだが、個人的にはつくみのがいいと思うんだが。
俺は風花をかざはなと読んでいた。
フウカと読めそうだが、カバー裏ネタではフウガというらしい
俺はフウカと読んでいた
ところで今年の冬コミはセキレイ本は出るのかな?
38 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 23:57:21 ID:l5Mbo+Um
でます
39 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 23:57:54 ID:l5Mbo+Um
ふたりな彼女
コミケカタログ買ってきたwwセキレイはやっぱ三日目だな。一日目とか二日目にもちらほらあるけど
キスも無しにいきなり挿入して羽化させる鬼畜ネタとかありそう
↑久能とかにありそうだな
できればそういうので何か書いてみたいが文才ないOTZ
下手でも書いてみることが大事なんだ
やる気は伝わるからな
つかここまで投下なしか
そろそろ風花メインの同人誌出して欲しいな
殆ど結とか月海メインだもんなwまぁ俺は焔たん派なんだけどな
やっぱりみんなおっぱいが好きなのか
ちっさいおっぱいもおっきいおっぱいも可愛い子のなら等しく好きです
それにしても、全然職人さん来ないですね。
それにしても全然、職人さん来ないですね。このまま寂れないといいけど。
だな
ただ待つしかないのかっ……
53 :
前スレ638:2008/12/24(水) 19:18:49 ID:UAkLRl8d
もう数日待って下さい………
早く二期始まんないかな
55 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 23:58:08 ID:axWbTMsP
始まりません。
八巻の予想大会をしないか
57 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 00:14:16 ID:Rq7HtUVW
保管庫どこでしたっけ?
俺はパソコンからだと見れた
59 :
前スレ638:2008/12/29(月) 22:32:30 ID:Nxj8txbx
予告は本意ではありませんが、スレが寂しいので書いておきます。。。。。
〔風花編〕を1〜2日中にアップします。過去最大級の長さになってしまいました。
期待してみようか。
61 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:22:28 ID:dR/x0Q4z
「風花」編となります。+α部分を付けたら長すぎてしまいました……
--------------------------------------------------------------------------
(………う、うかつだったわ………)
ある日の夕食後。たわいもない話に談笑しつつ、風花は内心、とても焦っていた。
自分は、皆人の5羽目のセキレイ。羽化は遅くても、〔セキレイNo.1のおっぱい〕
を持つ自慢の〔体〕により、皆人を〔オトす〕ことなど簡単とたかをくくっていた。
甘くみていた。
それが、あれよあれよという間に、月海・松・結と、つぎつぎとセキレイたちが皆
人との〔交合〕を果たしてしまい、いまや残されたのは幼女と男女、それに自分だ
け(苦笑)
こんなはずでは………
もとより、誰より恵まれた〔肉体〕を持っている風花である。本気で迫れば、皆人
といえどオチないはずはない。そう自負してはいても、(あの人の……遺伝子…
…?)
かつて恋した男の面影を持つ、皆人の側に寄るだけで、体が反応してしまう。知ら
ず知らず体は汗ばみ、息があがり、口が渇く。他人がいなければ、ついつい手が下
半身に伸び、自分を慰めようとさえする。
(すっかり、あの娘たちに先をこされちゃったわね……)思わず、周囲のセキレイ
たちをジト目で見てしまう風花。
なにか……なにか、チャンスはないものか。
私の葦牙クン……皆人クンを、私の……私だけの葦牙クンにする、チャンスは……
…
「………さん。風花さん。 ……?? 風花さん??」
「ひゃっ!! び、びっくりしたぁ……な、なぁに?」
「もう、聞いてなかったんですか??こんどの連休に、みんなで鶺鴒温泉に行きま
しょう、って話ですよ!」
「鶺鴒温泉に?」
「そうです、まえに行ったことあるのとは違うところらしくて………なんでもちょ
っとした山の中にあって、露天風呂もあるとか。楽しみですねっ!!皆人さ
ん!!」
「そ、そうだね……」お買い物勝負に連勝中の結にしがみつかれ、たじたじの皆人。
「そこの妾!気安くミナトに触れるでない!!本妻は吾ぞ!!」「結もつまで
す!!」
食事ごとに繰り広げられる見慣れた光景。微笑ましい、ともいえるが、一歩遅れを
とっている自分の立場に自嘲しつつ、風花はおもわずつぶやいた。
「………温泉、か………」
(これは……チャンスかもしれない。いえ、チャンスにしなきゃ……)
……思わず、熱い視線を皆人に送る。
風花はひそかに〔作戦〕を考えはじめていた。
62 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:23:14 ID:dR/x0Q4z
連休。浪人生、そんな立場もほとんど忘れかけているような日常に、休日・平日と
いう区別がどれほど意味を持つものかは不明だが、とにかく連休の初日。
「いい天気になったわね、くーちゃん?」(……こくこく……)
美哉と手をつないで歩く草野の後ろには、草野・月海・結とのジャンケンで「皆人
と並んで歩く権」を勝ち取った松が、皆人の腕に自分のおっぱいをぎゅっ、と押し
つけるように密着する。
「あ、あの、松さん?そんなにくっつくと、その……胸が……」「んーー??なぁ
にみなたん。胸がどうかしましたですか??」さらにぐい、ぐい、とこすりつけて
松は言う。「松たちはもう他人じゃないですよ?もっとイイコトだって平気………
はっ??」
放っておくとどんどんエスカレートする松をその度に牽制するのは、前を歩く美哉
の背中から見え隠れする般若と、後ろの罵声であった。
「汝!!いい加減にせんか!!ジャンケンに勝ったからといって調子にのりおっ
て!!公衆の面前でしていいことと悪いことがあるぞ!!」
「そうですよ松さん!!」珍しく月海と意見を同じくする結も叫ぶ。「だいたい、
4人でジャンケンしてるのに松さんだけ5連勝なんて変です!なにか細工してるんじ
ゃないんですか??」
「ジャンケンでどうやって細工するですか……確率・傾向分析と、こっちの勝利で
すよ??」と、自分の頭を指差して勝ち誇る松。「むぅぅぅぅぅ!!!」以前とは
うって変わって超・積極的になった松を相手に、お買い物勝負では無敵の結も押し
黙るしかなかった。
………さらにその後ろには、不気味なほどもの静かな風花。一見、お姉さんっぽく
にこにこ見守っているように見えなくもないが、その視線は獲物を狙う女豹のよう
に、まっすぐに皆人に向けられていた。
(………ふふふっ。いまのうちにせいぜいはしゃいでおきなさいな………)
………やがて、〔出雲荘軍団〕は旅館【鶺鴒館】に到着した。
「ようこそ鶺鴒館へ。浅間様ですね?」「ハイ、よろしくお願いしますね」
一行は2階の部屋に案内された。「わぁっ!!大きな部屋!!いい眺めですね、月
海さん!」「うむ。なかなかのものじゃな」「みなたんも同じ部屋で良いですのに
〜〜美哉たんヒドいです〜〜」(………こくこくこく………)
「そんな訳にもいかないでしょう?若い男女が同じお部屋で何人も、っていうのは。
夜までは大部屋でいっしょでいいですけど、そのあと佐橋さんはお隣ですから
ね?」「わ、判ってますよ……(むしろその方がありがたい……んっ!!??)」
ぞわっ、と悪寒のようなものを感じて振り向くと、見つめていた風花が(ふふふっ
……)と微笑んだ。「?? あ、あはは………??」
「………さぁ、皆さん。みんなでお風呂にでも行きましょうか?ひろーーい露天風
呂もあるそうですよ?ほら、くーちゃんも」「お風呂!!行きましょう皆人さ
ん!」「うむ。吾が背を流してやろうぞ、ミナト」「くふふふ……みなたん、露天
風呂で実験するですよ
「だから!混浴じゃありません!皆さんつつしみが無さすぎですよ?他のお客様だ
っていらっしゃるかもしれないのですから」「そんなぁ、大家さまーーー」「大家
殿!同衾も風呂も葦牙の甲斐性ではないか!」「むーー、美哉たんのけちーー」
「あは、あははは………じゃ、お、俺、先にお風呂行ってるから………」
「むーーー。みなたん、またあとで実験するですよ〜〜〜」
松の声に苦笑しながら、ひとり大浴場へ向かう皆人だった。
63 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:24:11 ID:dR/x0Q4z
(………さてと。ついに作戦決行の時ね………)風花は、ほかの4人のセキレイが
早くも夕食の〔皆人のお隣席争奪ジャンケン〕で盛り上がるのを尻目に、ひとり大
浴場に先回りし、入り口でなにやらしていた。
それにはまったく気づきもせず、皆人は大浴場に。
(………えーと……男湯は、左側………と)
時間や曜日によって入れ替えをするらしく、その時の表示板に従って皆人は左側の
浴場に入っていった。他のセキレイや葦牙の姿も見当たらず、貸切状態である。
「おおっ……たしかに広い……気持ちよさそうだなぁ」
天井も高い。奥の露天風呂も広そうだ。以前行ったことのある鶺鴒温泉は、街なか
にあるためか、狭苦しくはないもののさすがにこれほどの開放感はなかった。
ざぶん、と肩まで湯に浸かり、四肢をめいっぱい伸ばす。「う゛〜〜、気持ちいい
……」
気の張り詰めるような日常ばかり続いた反動か、全身がとろけていくような感覚に
襲われる。(……ん………すぅ………)
眠り込んでしまう寸前、脱衣場のほうに数名の人影。(……ん……?やっぱり他に
もお客さんがいるんだ………)と思うまもなく、その人影がどう見ても男性ではな
いことに驚愕する皆人。それどころか、先頭で入ってくるのは……
(か、風花!!?? な、なんで!?こっちは男湯のはずじゃ………)
風花に続き、月海、結、松。それに草野、最後には美哉まで。当然ながら全員、ま
っ裸である。
(や、やばい………勘違いしてたのか??………って、それどころじゃない!!ど
こか隠れるところ探さないと……!!!)あいにく、湯船は開放的にだだっぴろく、
すぐに身を隠せるようなところはどこにもない。(そ、そうだ!外の露天風呂なら
どこかに隠れられるかもしれない!!)
迷っているヒマはない。泡を食って露天風呂のほうへ逃げ出す皆人だった。
「わぁぁーーー!! ひろいです! 泳げそうなくらい!!」
「そうじゃな。ミナトもこちらに入ればよいものを………」
(……………ふふふっ……………)素早く周囲に視線を走らせ、露天風呂への扉が
そっと閉まるのを確認すると、風花は人知れず微笑んだ。
哀れな魚は、罠にかかった。あとは、少しずつ、網の口を閉じていくだけである…
……
「本当に広いわね………うちのお風呂の何倍あるかしら?」
「くー、およぐ練習するも」
「くふふふ、結たん、月海たん。セキレイ同士の交合実験してみるですか??」
「きゃぁ!」 「汝!ええいやめんか!!! あ、ふっ……つ、つまむでな
い!!!」
「つれないですねぇ……松たちはもう〔竿姉妹〕になったというのに………」
「松さん、さおしまい……ってなんですか?」
「!!…………結さん、松さん?? あなたたち、ちいちゃい子もいるところでな
んてことを口走っているのかしら??」「…? …? …?」「は、はいです……
…」
賑やかに談笑(一部下ネタ含む)するセキレイたちからそっと離れ、風花は静かに
露天風呂のほうに移っていった。
64 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:25:10 ID:dR/x0Q4z
こちらは、露天風呂から様子を伺っていた皆人。(か、風花……まずい、こっちこ
ないでくれ……)岩場の陰、お湯が湯船に落ちて湯煙がとくに濃いところに隠れな
がら、皆人は必死に祈っていた。
しかし、皆人の祈りも空しく、風花はまっすぐに皆人のほうへ歩いてくる。まるで、
そこに皆人がいることを確信しているように。
「…………… み〜〜つけた。私の、葦牙クン。……………」
風花はいたずらっぽくウィンクをすると、湯船にしゃがむ皆人の目の前にそっと立
った。
「風花さん……いや、これは、その………」 「いやーん、〔風花〕って呼んで…
…」
「う、うん、か、風花………いや俺、確かに男湯のほうに入ってきたはずなのに…
…どこか、つながってたり、す、するの、かな……」
しどろもどろ言い訳をする皆人の言葉をさえぎり、「間違ってないわよ……?皆人
クンは私の狙ったとおりに、ここに入ってきてくれたんだもの?」「え……えええ
えっ!?」
「皆人クンが入る時、ちょっと細工して、表示板を入れ替えておいたの。ヘタレの
あなたは予想通りの反応。私たちが入ってくれば、あわてて露天風呂のほうに逃げ
込むだろう、ってことまで、ぜーーんぶ想定内。さすが、私の葦牙クンねぇ……」
「………ぜんぜん、ホメられている気がしないんですが………って、一体、か…風
花、なんのつもりでこんなことを??」
「………判っていないのね……私の葦牙クン………」 そういうと風花は、皆人の
腰に横すわりして湯船に身を沈め、そのまま腕を回して皆人の頭をひきよせると、
有無をいわさず唇を重ねる。(む、ぐ………)
しばらく皆人とのキスを味わうと、少しだけ唇を離し、風花は皆人を見つめる。セ
キレイの羽根が自然に展開しようとするのを抑え、もう一度ゆっくりと重なってい
く。左手は皆人の右手をとって自慢の乳房に導き、その上から自分のてのひらを重
ねて、ぐにぐにと押しつける。
「ぷ、はぁっ、風花、な、何を………」
「何を………って、今さら聞くの?皆人クン。………いつも私がすましてるように
見えるかもしれないけど………あなたが他のセキレイと〔交合〕していくのを、ワ
タシがなんとも思わずにただ見守っている、って、皆人クンはそう思ってるの?」
皆人は虚を突かれたように、風花を見つめる。
(そ……そう…なんだよな。姐御肌の性格からつい思い違いしちゃうけど………風
花だって、結ちゃんたちと同じ、純真なセキレイのひとりなんだよな………)
「ずっと……嫉妬していたのよ?つぎつぎに皆人クンと仲良くなっていくあの娘た
ちに。私だって、皆人クンと仲良くしたい、抱いてほしい。ずっと、そう思ってた
の………」
(………風花………)
「ま、ここに誘い込んだのは、今までさんざんじらされた、ちょっとその仕返しっ
ていう意味もあるかな? ………ほら、あの娘たちもそろそろこっちに来そうよ?
結ちゃんたちはいいとしても、美哉がここにいるあなたをみつけたら………どうな
るかしらね??」
はっ、と見ると、結を先頭に、まさに全員が連れだってこっちの露天風呂に来よう
としているところ。
65 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:25:54 ID:dR/x0Q4z
「うわ、ど、どうしよう………」「………隠しておいてあげましょうか?」「え…
…?」「このあたり、湯船の岩がちょっとへこんだように入り組んでるし、湯煙も
かかってる。幸いお湯もにごり湯で中はほとんど見えない。私の真後ろにぴったり
密着していれば、少しの時間くらいごまかせるわよ。もちろん、なにがあろうと、
私に何をされようと、皆人クンがじっと言うとおりにしていれば、の話だけ
ど??」
(こ、このさい何でも言うこと聞くしかないよな………)「た、頼みます………」
「うふ、了解。あ、ついでにもう一つ条件。みんなが寝静まったころ、1階にそっ
と降りてくること。約束できる?」「………なにを考えてるんですか……??」
「さぁ??うふふふ。でも、この期に及んで考えてる余裕なんてないはずよね?」
「わ、判りましたよ………」「約束よ……??」
湯船の一番奥、、くぼんだ石段のような所に、湯面から首だけ出して皆人が座る。
そのすぐ前に、ぴったりと密着するように風花が腰をおろす。皆人は、お湯の中で
風花のからだを抱きとめ………どうしようもなく反応する自分のモノは、風花のお
しりの下におし当てられる形になってしまう。
(う、あ………)(静かにね……ほら、みんな入ってきたわよ)
「風花さん!ずるーい、ひとりだけこんな場所独占して」「うむ、全くじゃ」「あ
らあら、中のお風呂も広いけど露天はもっと広いのね……」
最後に入ってきた美哉の裸身が、湯煙をとおして見え隠れする。その背徳的な感覚、
自分のものになったセキレイたちの魅力的なからだの記憶、そして、自分のからだ
全体で感じる風花のやわらかな肢体、何よりも自分〔自身〕にこすりつけられるお
しりと、その下の………
むくり、と、〔鎌首〕という表現のとおりに皆人のモノが持ち上がり、風花のその
部分が強く圧迫される。(うふふ……あぁ、あなたのモノを、感じる………)
他のセキレイの目の前数メートルで皆人を独占している、という倒錯的な喜び。上
半身はなるべく動かさないように、風花は腰だけを微妙にうごめかせ、皆人の〔竿
〕をこするような動きをする。(か、風花……そ、そんなにされると、やば……)
さらに風花は、にごり湯で見えないのを幸い、背後から皆人の両手を自分の前にま
わさせ、両乳房に誘導する。その無言の圧力に、皆人は観念して風花の大きな乳房
を愛撫し始めた。
湯の上に手が出ないよう、風花の乳房を下からすくいあげるようにもみ込み、すぐ
に勃ちはじめた乳首を親指と人差し指でコリコリと刺激する。全セキレイ中おそら
くナンバー1であろう、その巨乳を弄ぶうち、皆人は下半身のうずきがたまらなく
なってきた。
背中で感じる皆人の鼓動。荒い息づかい。その状態を察すると、風花は両手をそっ
と自分の股間へ伸ばす。片方の指は、すでにお湯の温度に負けないくらいの熱い愛
液を湧き出させている、自分の膣内へさし入れ、もう片方は、その下でびく、びく、
と脈動する皆人のモノを、てのひらできゅっと包み込んだ。
(あぁ………きもち、いいわ………)見えないお湯の中で、風花は大胆に大股をい
っぱいにひらく。すぐにでも皆人に自分を貫いてほしい、そんな欲望を必死に抑え、
両手で自分と皆人を攻め続ける。
上気した顔と徐々に速くなる呼吸ができるだけ不自然に見えないように意識して、
風花は皆人のものをてのひらで包みながらピストンを行う。時々親指と人差し指で、
すでにむき出しになった亀頭冠をきゅうきゅうと刺激する。
腰を動かすこともできず、声もあげられず、皆人はただ快感に翻弄される。風花の
背中に密着して大きな乳房と乳首をもみ続け、その圧倒的な量感と弾力が中枢を直
撃する。自分自身は風花の容赦ない攻撃によって徐々に射精に導かれていく。
66 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:26:48 ID:dR/x0Q4z
(もう………もう、ダメだ………)
ついに皆人は完全に屈服して、腰から全身を貫く快感に身を任せる。風花のまるい
大きなお尻の下で、思わずどうしようもなく腰をぐっ、ぐっ、と突き上げる。
不自然に持ち上がらないよう、風花はそれに合わせてお尻を押し下げるように動く。
その刺激にしぼり出されるように、開いた鈴口から大量の精液がどぷっっ………ど
ぷっっ……と、風花のてのひらの中に撒き散らされる。
にごり湯の中に噴射される精液は、見た目には全くそれと判らない。愛する葦牙の
精をてのひらいっぱいに、握りしめるように受け止め、とけて流れてしまう前にそ
っとお湯から持ち上げてみる。
手を開くと、お湯で薄まった、わずかに粘りのある皆人のものが現れる。温泉の芳
香のためほとんど精らしい香りはない。(これが………精液………)どきどきしな
がら、ぺろっ……と舌でなめとってみる。味や香りよりも、皆人のものを口にする、
という精神的な満足のほうが大きい気がした。
「………風花さん?この温泉、なにか飲む効能あったんでしたっけ?」不思議そう
に結が尋ねる。「ん……うふ、なんとなくね。……はじめての味、ってことは確か
だけどね。お肌にもいい気がするわよ?根拠はないけどw」
「ふむ。本妻として肌の手入れは大切じゃ」「あらあら、夫のいるいないは関係な
いですよ。いつも綺麗でいたいのが女というもの」「そういえば美哉たん、温泉成
分エキスらしきものがみやげ物コーナーにあったです」「おみやげ……くーも買
う」
口々に言い、そろそろあがろうかという雰囲気になる。「風花さんは?まだあがら
ないんですか?」「うん、私普段から相当の長風呂だから〜〜。うとうとしちゃう
こともあるくらいだし。気にしないで先行っていいわよ?」「はーい」「溺れない
でね?風花」
(………?)松がなんとなく最後にこちらを振り返りながら、それでもみんなにつ
いて露天風呂から出て行った。
「………行ったわね」「はぁぁ………た、助かった………」「あんな状況でも……
元気なんだから………うふっ」背中を向けていた風花は皆人に向きなおり、大胆に
も皆人の腰にまたがって唇を重ねてくる。しっかりと両腕で皆人を抱きしめ、口内
をさぐって舌をからませる。
ちゅく……ちゅぱ…… しばらくして唇を離す。「………皆人クンは、大きなおっ
ぱい、嫌い?」「い、いや、そんなこと………」「……そんなはずないか。あとの
みんなもおっぱい大きいもんねぇ??くーちゃんと焔以外は」「…………」「……
…でも、不動のナンバー1は私よ?いまのところ鶺鴒診断でも他のセキレイに負け
たことはないわ………」
そう言いつつ、皆人の顔を、その大きなおっぱいの中に抱きしめる。大柄な風花が
皆人にまたがっているので、ちょうど皆人の顔と風花のおっぱいが同じくらいの高
さになる。皆人も風花の背中に腕を回し、押し当てられる格好になったその乳首を、
皆人は自然に口のなかにとらえ、舌でちゅう、ちゅう、と吸引してなめまわす。
「あぁぁ………あふぅ………」
皆人の腰にまたがっている風花は、うるんだ自分の〔女〕を、垂直近く屹立してい
る皆人のものに、その裏側からこすりつける格好になっている。裏筋のびくん、び
くん、という脈動で直接刺激を与えられ、かたくしこった乳首は皆人の口のなかで
乳輪ごと思うさまなめまわされ、風花のそこから湧き出す愛液は、次第に粘度を増
していく。
67 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:27:35 ID:dR/x0Q4z
「………夜の楽しみにとっておくつもりだったのに………もう、だめ。皆人クン、
我慢できない………あなたが、欲しい………」二人は湯船から上がり、皆人は側の
やわらかな草の上に横たわる。ほてりきった体が風に心地よい。
あお向けの皆人の上に、風花がまたがってひざ立ちになる。上体を倒し、もう一度
唇を重ねる。重力に引かれてさらに圧倒的な量感の乳房に、皆人は思わず両手を伸
ばす。風花は両の乳房をもまれ、指先でとがりきった乳首をひねられる。「皆人ク
ン………だめ、立っていられなくなっちゃう………」
必死に体を起こし、やや緊張して風花は皆人の最大限に膨張したモノを見つめる。
すでに充分以上にうるみきった自分を両手でひらき、皆人の直上からかぶせていく。
………ちく……… 「あぁん………皆人クン………」
守ってきた純潔を皆人に捧げ、風花の心もからだも、愛する葦牙、皆人のものにな
った瞬間だった。「素敵………嬉しい………あぁ、私の、私だけの葦牙クン……
…」その目に光るものは、痛みのためだけではなかった。
「………なんとなく判っているのよ。いまのあなたの一番は、最初に婚いだ結なん
だな、ってことくらい」(うっ…………)「でも、これから先なにがあるか判らな
いわ。何もしないで諦めるなんてこと、私にはできないのよ。………うふふ。きっ
と、他の娘もみんなそうだと思うわよ?もしかしたらくーちゃんだって」(………
………)
「とりあえず今できることは、このカラダであなたを夢中にさせること………」
ぐぃっ……と、風花は腰をしっかりと降ろし、結合を深める。もとより肉体的には
誰よりも〔大人の女〕である。急速にその本能を開花させつつ、風花は、自然に腰
の上下動を始める。
極上の〔からだ〕に、それを徐々に〔使いこなして〕くる風花の前には、皆人のこ
れまでの数回の経験など、たいして役には立たなかった。皆人のものを激しくしめ
つけながら、吸引するように飲み込む。離れる寸前まで抜き去るかと思うとまた最
奥までずん、と突き込む。飲み込んだまま、子宮口で亀頭をとらえながらうねうね
と臼のように腰をまわす。
その豊満な肉体の破壊力に皆人は完全に翻弄され、弱々しい単調な反撃も、風花の
大きなリズムは柳に風と受け流してしまう。膣壁により熱くしめつけられながら、
充分なストローク長で何十回もしごかれ、皆人のものはすでにギブアップ寸前だっ
た。
「か、風花……もう、俺………」歯を食いしばって我慢する皆人に、風花はやさし
く言う。「………出すの?皆人クン。私のなかに、あなたの精液、出したいの?」
「ごめん、もう………我慢、できそうにない………」
「いいのよ、私の葦牙クン。我慢なんてしなくて。私のこのからだは全部あなたの
もの。出したい時はいつでも、好きな時に、私のなかにいっぱい出していいのよ…
……」
その言葉に導かれるように、皆人は風花の下からぐんっ!ぐんっ!と最後の律動を
始める。「出る………風花、君のなかに………イク、イクよ?」最後の大きな突き
上げを、風花の腰が迎え撃つ。
皆人は風花の大きなおしりを両手でつかんで限界まで亀頭を深く突き入れ、風花は
それをしっかりと腰を落としこんで受けとめる。「きて………皆人クン、なかに出
して………」その瞬間、噴射が始まった。
68 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:28:37 ID:dR/x0Q4z
びしゅっ……どびゅっっ……どくどくっ……鈴口を大きく開いて、濃密な精子がす
ごい勢いでほとばしり、風花の奥深くへたっぷりと送りこまれていく。
「あぁっ……皆人クン、皆人クン……いや、いや、私も、いく、はじめてなのに…
…いっちゃう………」その、皆人の遺伝子のかたまりのような体液の奔流に、風花
の胎内が敏感に反応して子宮が下がる。送りこまれた精液を、そのなかに一滴残さ
ず吸いとって飲み込む。
体内に吸収した遺伝子が、過去の思い出を全て灼きつくし、風花の心もからだも、
〔佐橋皆人〕というひとつの存在ですべて塗り替えられていく。
(………私だけの葦牙クン……やっと私も、あなただけのセキレイになれたみたい
……)
ゆるやかに絶頂から降りてきた風花は、荒い息をつく皆人を見おろし、この上もな
い幸せに浸っていた。皆人のものを自分におさめたまま上体を倒してよりそい、首
に腕をまわしてそっと抱きしめる。身も心も一体化したまま………皆人との結合が
自然にとけるまで、二人はそのまま抱き合っていた。
「……………っくしゅん!」
ぶるるっ、と寒気を感じて二人はわれに返り、冷えはじめた体を湯船に沈めて暖め
る。
「………湯冷めしそう………長風呂が好きっていっても限度があるわ。そろそろ夕
食の時間になるだろうし、部屋に行かないと疑われちゃうわね」「そ、そうだね…
……」
脱衣所からまず風花が出て、周囲の様子を確認してから皆人が出た。皆人は時間差
を作るため、少し外を散歩してから部屋に戻った。
「あー、皆人さんお帰りなさい!ずいぶん遅かったんですね〜〜。今までお風呂だ
ったんですか?」「あ、い、いや、出てからちょっと散歩してたもんだから……あ、
あはは」「むーー。散歩なら結もご一緒したかったですーー」
などと話している間に、夕食となった。
きのこ・山菜・渓流魚などをふんだんに使った、山の幸メニューである。地酒の冷
酒も美味しい。風花など、例によって一升瓶をかかえて手酌でぐいぐいやっている。
(あんなに飲んで……夜、1階に降りてきて、なんていってたけど大丈夫なの
か??)皆人が心配になるくらいのペースだった。
「皆人クンもどぉ?? 一杯?」むりやりコップを握らせて一升瓶から風花が注ぐ。
(………あ!!………)飲もうとして気づいた。(風花………お酒飲んでない……
…)
一升瓶の中は水だ。皆人にウィンクして席に戻る。(風花………)
〔今日は酔わないわよ〕という意思表示。鈍い皆人にも、さすがにそれくらいのシ
グナルは理解できた。(やっぱり、そのつもりなんだ………)約束を反故にしたら、
あとでどうなるか判らない、皆人は覚悟を決めた。
………その夜。(大部屋に比べて)こじんまりとした個室を出て、皆人はそっと階
下に降りていった。(えーと………?)あたりを見回すと、いかにも〔入ってきな
さい〕と言わんばかりに、一室の扉が半開きになっている。そっとのぞき込むと…
…そこはいわゆる〔布団部屋〕であった。
69 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:29:30 ID:dR/x0Q4z
(なんて………ベタな場所なんだ)苦笑しながら入っていくと、風花………の他に
も人がいた。「………は………えっ???」完全に予想外の事態に、皆人は固まる。
「あー……… えーと………」困ったように笑う風花。「ばれてた………みたいな
のよ。それもけっこう前から」「えええっ………!?」
「露天風呂にいた時の風花たん。一か所からまっったく動かなかったですからねぇ。
その時はちょっと変だな、くらいにしか思わなかったですが、念のために大浴場入
り口にしかけておいたカメラにはバッチリ映ってましたですよ。風花たんのあとか
ら出てくるみなたんの姿が」
「皆人さん!入ってたならお背中流したかったです!!」
「ミナト!!汝、本妻である吾をさしおいて、いったいどういうつもりじゃ!!」
松、結、月海の3人がそこにいた。思わず頭をかかえる皆人。
(うわぁ………修羅場だよ………まさか俺がこんな立場になるなんて……… は
っ??)ふと大変なことに気がついて、皆人は思わず聞いた。
「あのっ!! まさかこのこと、大家さんも??」
「美哉たんに気づかれたらお互いに何の得もありませんです。美哉たんは松特製の
おくすり(未認可)で、安らかに眠っていただいてるですよ。もちろんくーちゃん
は普通にすやすや寝てますです」
「や、安らかにって………」寝てるだけ、という意味は判っていても、松の言葉は
妙に怖い。
「………松から、さ、竿姉妹、という言葉の意味は聞いた」月海が真っ赤になって
言う。「どうやら風花も含めて、4人姉妹になってしまったようじゃ。本妻は吾と
いう気持ちは変わらぬが、妾を否定してしまっては妻の度量が問われる。やむを得
ず、今宵は、ミナトを4人で共有しようという話になったのじゃ」
「きょ、共有………」俺の気持ちって………考慮ナシなんだよなやっぱり、とか思
いながら、おそるおそる結の顔色を伺う。「結は平気です、皆人さん。幾久しく、
ですから」
二人にしか判らない言葉を交わし、(ゴメン………結ちゃん)と心で謝る皆人だっ
た。
「………で?ミナトが風花に篭絡されたのは何故じゃ。これまでの様子じゃと、ミ
ナトのほうからセキレイを〔求める〕とはとても思えぬのじゃがな」
「あらぁ………そんなこと。私が不動のナンバー1だからに決まってるじゃなぁい
……若い健康な男子なんだから、ねぇ皆人クン?」といいつつ、皆人の腕をとって
胸に抱きしめる。
「なっ! 汝、本妻の前では少しは遠慮するがよい!!」「結だって妻です! 皆
人さんは結のおっぱいにどくせんよくなんですから!!」「くふふ……松だって充
分以上に大きいですよ??ここはひとつ、みなたんに決めてもらうですよ。だれの
おっぱいがいちばん好みか?」
「ま、松さん!!なに言ってるんだよ!」「ふふふ………でも、カラダは正直です
よ、みなたん?」浴衣の前を押し上げるモノをそっと手に取る松。「………こんな
に堅くして………自分に正直になるですよ………」
むちゅっ、と有無をいわさず皆人にくちづける松。そのまま、敷かれた布団の上に
あおむけに倒れこむ皆人。その両側から、月海と松のおっぱいが、皆人の顔をはさ
むように押し当てられる。
「ミナト……そんなに乳がよいのなら、吾のを好きなようにすればよいではないか
……」「松も……触って下さいです……」
70 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:30:20 ID:dR/x0Q4z
ふたりともすでに胸をはだけ、裸のおっぱいを皆人にこすりつけてくる。右の頬に
は月海の、左の頬には松の、それぞれに魅力的な乳房。導かれたてのひらに感じる
やわらかな弾力、堅く芯がとおりはじめる乳首。皆人は我慢できずに4つの乳首を
かわるがわる口のなかに含んで吸いつく。
下半身には、風花と結。「あぁ……皆人さんのが、こんなに………」遠慮がちに皆
人のものをそっと握りしめる結。「あぁん、皆人クン………私だって………」風花
はもっと大胆に、皆人のモノを結の手ごと、その豊満なおっぱいの中に捕らえてす
りすりと蠢かせる。「むう………おっぱいなら結だって!」と、風花と向かい合い、
皆人のものをはさみ込む。
「皆人さん………結で、気持ちよく、なって下さい………」「まだまだ、ナンバー
1の地位を譲るわけにはいかないわよん?」「でも風花さん、サイズ差はたった1
cmしかありません!いっぱい皆人さんに触ってもらえばすぐに追い越しますよ!」
〔ダブルパイズリ〕の格好になった2人は、皆人のものを自分のおっぱいで感じさ
せようとこすりつけるが、相手の乳房・乳首とこすれ合ってしまい、与えた快感は
そのまま自分に跳ね返ってくることになってしまう。
「あ……っ、あふぅ……み、皆人、さぁん………結は、もう………」
早い者勝ち、とばかりに、結は風花を押しのけるように皆人の腰にのしかかってい
く。「ちょ、ちょっと!ずるい!」「風花さんはお風呂場で、その……シてもらっ
たんですよね?今度は結の番です!譲れません!」「…………ん……まぁ……仕方、
ないか、今回は……」
(………結ちゃん………)結がなにをしようとしているかを察する皆人。下方を伺
うと、赤くなりながらも皆人にまたがり、そっと自分をひらいていく結の姿。思わ
ず、ギンッ、とひとまわり漲る皆人。充分に潤った結は、(めりめりっ……)と、
音こそしないがそんな感じで、皆人のモノを膣のなかにを受け入れていく。
(あぁ………結ちゃん……)はじめて結ばれた時の感動がよみがえり、さらに膨張
する皆人。充分な潤滑液に助けられ、結の体内を奥へ、奥へと侵入していく。「あ
ぁ、あぁ、皆人さんが……結のなかに………」最後にこつん、という感じで結のも
っとも奥の器官を突き上げて止まった。「あふぅ……皆人さん………」ゆら、ゆら、
とおしりをうごめかせる結。ほんの少しの動きでも、きつい内部のひだは皆人の亀
頭を、激しく磨くように刺激する。
当然、黙っていられないのは月海、松の2人である。「んなっ!結!!汝、抜け駆
けではないか!!正々堂々とせんか!!」「むぅ。やられましたですね。上半身を
担当してしまったのが松たちの敗因」「松!冷静に分析しておる場合か!かくなる
上は、せめてミナトに少しでも………」と、あお向けの皆人の顔に、そっとすわり
込む形になる月海。
皆人の視界が、湿った月海の〔その部分〕によって急速にふさがれる。「ミ、ミナ
ト……せめて、せめて吾を、汝の、その、く、口で………」いつもならとてもしな
いはずの、月海の恥かしいおねだりを聞き、たまらなく愛しくなる皆人。
熱く濡れはじめた月海の入り口に手を添える。それだけで、自然に開きかける月海
の〔女〕。太ももをかかえ、ちゅっ………とそこに口づける。「あ、ふぁぁっ……
ミナト、ミナトぉ!!……」大きな刺激に反応して、そこはいっぱいに開かれる。
その入り口にぴったりと口をつけ、可能な限り舌を伸ばして、その内部を味わう。
「ミナト、ミナト………吾が、吾が汝の妻じゃ、妻なのじゃ………」
(月海……君も、かけがえのない、俺の大事なセキレイだよ……)思いをこめて、
急速に液状化しつつある内部、硬く尖る米粒のような突起、唇状の外部を、口と舌
で思いきり愛する。
腰を落とし、皆人の顔に、自分の開ききったその内部を夢中でこすりつける月海。
愛するセキレイたちの刺激に、皆人の限界が近づいていた。
71 :
前スレ638:2008/12/31(水) 02:30:56 ID:dR/x0Q4z
月海の香りに包まれて、ますますいきり立つ皆人のモノ。結のなかで最大限に膨張
したそのモノは、もはや爆発寸前であった。ひとりでに腰が動き、結の最奥をどす
ん、どすん、と突き上げる。
「あぁぁーーーーっ!!ミナト、ミナトぉ!!」
最後に皆人の顔に腰をこすりつけ、意識を飛ばす月海。いっぱいに伸ばされた舌を、
月海のヒダが強く締めあげる。ぷしゅっ………噴出する潮吹きを顔面に受け、皆人
のモノは結の最奥の器官をぐぃっっ!と押し上げたところで静止する。
「あぁぁ!!皆人、さん……ふ、深い、ですぅ……」
「だっ、だすよっ!!結ちゃん!!結ちゃんのなかにっ!!!」
「だして……皆人さん……なかに、結のなかにいっぱいください………」
びゅっ!びゅくっ!びゅっくん、びゅっくん!!!
結の子宮口を打ち抜いて内部の子袋へと、脈動と同期して次々に皆人の体液をそそ
ぎ込む。突き上げられる皆人の腰を押さえ込むように、結の腰が押し下げる。びく
ん、びくん、と震えながら、皆人のモノを通じて胎内に送りこまれる大量の精液を、
結の子宮は貪欲に飲み込む。
「あぁ、この、感じ………」背中をそらせ、ぴく、ぴく、と腰をふるわせながら、
皆人の精液を完全に吸いとり、目の前の月海に抱きつく。
「………こ……この……幸せそうな顔をしおって………」自身も高みにのぼりつめ
ながら、思わず結の体を抱きとめてしまい、苦笑する月海であった………
「………判っておろうな、ミナト。何羽ものセキレイを羽化させた汝には、葦牙と
しての責任があるのじゃ。本妻である吾が最優先であるのは当然のことじゃが、他
のセキレイにもそれなりに汝の寵愛を受ける資格がある。ふっ………ミナト、今宵、
まだまだ眠れるとは思っておるまいな??」
(う…うはぁ……自業自得とはいえ……いや、そうか?今回は風花の陰謀であって
……)
ミナトの心の叫びも、すでに高まりきったセキレイたちには届くはずもなく………
その夜の皆人は、疲れ果てて自然に眠り込むまで、かわるがわるセキレイたちとの
〔交合〕を続けることになった。
(こ………これからは…じ、自制、しないと……)
最後の意識で、皆人はかろうじてそう考えていた。
−(完)−
GJ!GJ!
これは良いね
おお、かなり面白かった。
風花は原作でもあまり出てないから掴み難いキャラなのに、よく出来てた
GJとしか言えない。乙!
とても良かったです。 これからも期待していますので頑張って下さい。
久々に来てみたら神展開GJとしか言い様がないwwありきたりの事しか言えんが兎に角GJ!
76 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 14:40:04 ID:qfV8y/yK
初ぬるぽ
これはGJ!!
セキレイならではのハーレム展開で実に美味しくお腹いっぱいです
1Fの布団部屋で風花と濃厚なひとときを期待したのにー!
この高ぶりどうしてくれる
でもGJ 乙
また、寂しくなってきましたね。
職人さん来てくれないかな?
あと一週間ならなんとか耐えれる。
82 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 00:27:26 ID:v/hLfyfg
八巻出るぞ
発売日いつだっけか
2月じゃねぇの?あともう少しかな…待ちきれないんだぜ
8巻の発売で活気がもどるといいですね
みんな今まで どのSSがよかった?
個人的に夜見のやつだけど
本編であまり無いからか、ギャグっぽいのが好きだ
このスレはエロの濃いのまで色んな職人がいて面白い
前スレ読みたかった・・・orz
くーちゃんの同人誌読んだけど、挿入未遂だったorz
自分も結のが良かったですね。
大家さんがヤンデレの話は見ていて個人的にゾッとした 原作であんな展開だったら…バルスw
95 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 16:22:04 ID:TH1FUPFF
カレー発売記念保守
あと一ヶ月すればきっと職人さんも戻ってくるはず…
保管庫消えたか?
保存庫もなんか消えているし、いよいよ寂れてきましたね。
え、普通に見れるよ保管庫
保存庫が見れないんだろ
多分そうかもしれません。
どうしたら見れますか教えてくれませんか?
なかなか職人さん来てくれませんね。
ドメインが変になってるのかな?
dxbeat→x-beatに書き換えれば見られるようです
さんくす
見られた
スレ通りであれば二月に発売する訳だが…
あと3日か4日くらいで二月か、八巻発売するまでこのスレ廃れないといいな
ドンマイ
107 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 17:21:06 ID:7WIdbN9d
あげてみる
↑期待
職人さん戻ってきませんかね。
バレンタインも近付いた事だし恋愛関係イベント全てに無縁の俺がバレンタイン小説もどきを書いてみる、下手は承知
二月上旬。まだ春と言うには早く寒空の下には鉛色の雲が広がり、まだ冬だという事を物語っていた。
その空の下を一人歩く青年、佐橋皆人。彼は六人ものセキレイを羽化させた葦牙であった。ついでに二浪でもあった。
「寒…ていうか大分待ったな、もういいかな…でも早すぎても怒るか…」彼が今わざわざ寒空の下をほっつき歩いている理由。それは昨日の夕食での席の事だった。
「あ、そうそうみなたん、みなたんは明日出雲荘への出入りは夕方まで禁止です」
「え、何で?何かあったっけ…ていうか出入り禁止って何!?」
「皆人さーん?空気を読んで下さいね?女の子の気持ちも解らないようじゃ葦牙失格ですよ」
「すみません皆人さんっ、という事なので明日一日は我慢してください!」
「そうじゃ!首を長くして楽しみにまっ…ふごっ、は、はひほふふはへはな!
「危ない危ない、ネタばらしは禁止よ?パンツ丸見えちゃーん」
「ふごーー!!」
「ばいばい、おにーちゃん♪」
くーちゃんにまで追い出される俺って…結ちゃんも月海も結局理由教えてくれなかったし…俺は溜め息をついた。もしかして俺、いらない子って奴だったり…
ピーンポーンパーポー…5時に…なりました…お外で遊んでる……そこで夕焼けチャイムらしきものがなった。何とか暇潰ししていたが、やっと出雲荘に帰れる。疲労感と安心感に身を任せ、俺は足早に出雲荘へと足取りを進めた。
「やっとついた…全く、結ちゃん達一体何をしてたんだろう…ハァ。ただいまー!帰りましたよー!あれー?皆さー…うわっ!?
いきなり俺は後ろから誰かに目を隠された。
「うわっ…!?だ、誰だ…!?」
「しーっ!みなたん、ちょっと落ち着くですよー!松です!松ですから!」
「うわっ松さんかよ!ちょ、なんですかいきなり!只でさえ今日は家追い出されたり…一体なんなんですか!?何かの記念日でしたっけ…それにしては記憶がない…」
「ふぅ〜。全くみなたん、どこまでも鈍い葦牙様…だがそれがいいッ!」
「松さーん?あの、そろそろ手を」
「駄目ですよみなたん。ちょっとついてきてくれますか?あぁ、このままこのまま」
「なんなんですかもう…でもなんかもう慣れてきた…」
「はいっどーぞ!目、開けて良いですよー」
松さんに言われて、俺は目を開けた。すると、そこにはー…
「む…結ちゃん、それに月海も…どうしたの、このチョコフォンデュやらケーキやら豪華なチョコの数々は…あ!」
「やっと気付いたですか〜みなたん鈍感にも程があるです」
「うむ。全くじゃな。皆人!吾等が皆人の為に真心込めて作ったのじゃ、心して味わうがいい!」
「結も作りましたー!」
「くーもくーも!おにーちゃんに喜んで貰いたくて、頑張って作ったも!」
「くーちゃんは頑張ったんですよ〜?他の皆さんもとても張り切って作ってらっしゃって。幸せ者ですね、佐橋さんは」
「私だって頑張ったのよー?」
「あんたはウイスキーボンボンしか作ってなかったじゃないですか…」
「違うわよ、専門分野、専門分野!」
すっかり忘れていた。結達が来てからの日々の忙しさに目が回りそうで、日付感覚さえ鈍りそうな毎日だった。バレンタインさえ忘れてしまうなんて、確かに自分はなんて鈍いのだろうか。
「皆人さん」
結の一言で我に帰った。
「私たち、皆人さんの事が大好きです。だから、これからもずっと、幾久しく願います!」
「結ちゃ…」
「あーいいないいなー結たんだけっ!松もみなたんのこと、おした…お慕いしてるですよ!」
「吾もじゃ…皆人、あっ…あ、あい…愛して…ぉ「くーもおにーちゃんのお嫁さんになるも!
「く…草野ぉ…!」
「まーまーまー皆とにかく食べましょ!皆お腹空いてるでしょ!ほら!宮、お皿用意しましょお皿!」
「そう言われると思って、夕食もちゃんと並べてありますよ」
「じゃあ皆、頂きましょうかー」
「うぅむ…今一納得いかないが…まぁ、せっかくのチョコが冷めない内に早く頂くとするか!」
「皆人さんのお隣は私ですっ!」
「くーだもっ!」
「今日こそ私が貰うわよー?」
「正妻は吾ぞ!夫の隣は正妻の場所じゃ!」
「くふふふ…みなたんモテモテですねぇ」
こうして…出雲荘では、葦牙とセキレイの賑やかな一時が過ぎていくのであった…。
最後ぐだぐだ過ぎスマンOTZ…焔が出てなかったりエロパロなのにエロなしとかどんだけっていう点は突っ込まないでくれ
多分焔はホストでチョコ沢山貰ってるから大丈夫だよ、エロは誰か勇気のある方居たら続けてくれ
ぐだぐだ文&初心者文でスマソ、今後少しでもスレが潤ってくれたらいいなぁ
久々の投稿乙
イイネイイネー
多分皆人の喋り部分を地の分にできる部分はそうしたほうが読みやすいかも?
gj。季節ネタいいね。短くても面白かった
セキレイ6羽もいるとちょっと喋っただけで埋まるから難しいよな
GJ
保守
保守
職人さんが来られる事と第二期を願って
もうこんなに空いてたか。このスレを落とすのは勿体無いな
二期支援で何か考える
二期?久能派な自分には無縁な話だぜ!
だが支援
松さん派の俺も支援
二期はやく放送しないかな、俺の中ではすでに決定なんだ
DVDのコメンタリーが久能とハルカだったらまたラブラブ書くんだ、俺……
と思ったけどアニメスレのネタバレを見て早くもorzしました
9ページまで書いてスランプに陥ると悲惨ツ帝国。
コミック8刊を記念して職人さん来てくれないかな〜。
124 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 18:22:15 ID:3ww/lmf+
八巻発売の前に人数点呼したいんだが、どれくらい人いるんだ?
もう発売してるぞ ノ
126 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 20:16:41 ID:3ww/lmf+
うお、マジでかww
情報サンクス
人いねぇな・・・ ノ
一日おきにIDが変わるのに点呼の意味はあるのかと思いつつ ノ
まあエロパロなんて週一か週二くらいしか覗かない俺みたいなのもいるし、
そう気に病むことでもないでしょうよ
シャイな俺も手を挙げておく
べ、別に>124のためじゃないんだからねっ!
職人さんが来てくれたら、盛り上がると思うんだけどな。
このまま職人さんが来ないで寂れていかないといいけど。
だれか 倉庫のアド教えてください
エロじゃなくてもいいからセキレイの二次創作ってどっかない?
携帯サイトはわりとある
ただし残念ながら皆人×篝の腐女子ばっかり
やっぱりみんな皆人の小説のほうが好きなのかな
メインヒロイン(結とか月海とか)が人気だからかもしれんが
自分は逆に瀬尾と双子とかユカリ椎菜とか脇の組み合わせのほうが書きたいし読みたい派だ……
よし、
>>135が書くのを待ってる
携帯サイトは腐が多いのか…
職人さん戻って来てくれないかな〜。
お前がいい子にしてたら戻るよ
いい子ですから戻って来て下さい
保守
142 :
皆人×風花:2009/03/22(日) 23:40:06 ID:k8Qh3/Z/
ここで空気を読まずに風花の話を。
ちなみに8巻は未読です…
「皆人クン、相変わらず頑張っているわねぇ」
「えぇ、まぁ」
「どうしてそんなに頑張ってるの?」
「…これが仕事だからです」
ある日の夜。
受験勉強に励む皆人の部屋に、風花が転がり込んできた。
(この人は相変わらずマイペースだなぁ)
以前皆人は"せめて夜は勉強させて欲しい"と美哉に頼み、セキレイ達を皆人の部屋に入らないように忠告してもらっていた。
さすがに美哉の言葉は強制力があり、皆人も勉強に集中できていたが、風花だけはどこ吹く風であった。
むしろ他のセキレイに邪魔されないことを良しとしている節があるらしく、毎日のように皆人の部屋を訪れていた。
今日も、ビール片手に女性向けファッション誌をぱらぱらと捲っている。
長めのTシャツ一枚しか羽織っておらず、紫色のショーツが見え隠れしていた。
「あら、この服良いわね……でも、うわっ、高っ…これだったら缶ビールがいち、に…」
「………」
皆人はもう慣れたもので、気にせずペンを走らせている。
「皆人クンはどんな服が好みなの?」
「別に好みとかはないけど、あんまり派手なのは…」
「ふ〜ん、じゃあこんなのとかは?」
「こんなのって……っ!!」
振り向いた皆人は目玉が飛び出そうな勢いで驚いた。
さっきまでファッション誌を読んでいたはずの風花が、いつの間にか成人向けの雑誌に変わっていた。
「この女の子、縄しか身につけてないわよ。皆人クンって、こんな服が好きなのね」
「そっ、それは服じゃないでしょっ!」
その本は瀬尾から強引に押し付けられた代物だった。
強引に風花から本を奪い取ると、丸めてゴミ箱に差し込んだ。
しかし奥まで入りきらなかったのか、"巨乳緊縛特集"という文字が丸見えだった。
「ふぅ、暇ね……あ、そうだ皆人クンっ、肩揉んで上げるわ」
「肩?」
「そ。葦牙想いの私が、勉強に疲れた皆人クンの身体を解してあげちゃうわよっ」
そう言うと風花は立ち上がり、椅子に腰掛ける皆人の背後に立った。
意外にも丁寧に肩をもみ、皆人はしばしペンを置いて休むことにした。
143 :
皆人×風花:2009/03/22(日) 23:41:36 ID:k8Qh3/Z/
「ん…効く……上手ですね」
「当然よっ、心がこもっているもの」
「なるほど」
「私だっていつも馬鹿やっているわけじゃないのよ……ふふっ」
親指を首筋に当て、ぐりぐりと揉み込む。
皆人は風花のそういう性格が好きだった。
何も考えていないように見えるが、相手の気持ちを理解することには長けているからだ。
「……っと、はい、おしまいっ」
「ありがとうっ……んん〜、なんか肩が軽くなった気がするよっ」
「でしょ?」
風花は腰に手を当て、どうだと言わんばかりに得意気な笑みを浮かべている。
「お返しに俺もしてあげますよ」
「あらっ?そう……じゃあお願いするわね」
「実は俺、マッサージ得意なんです」
「そうなの?」
「妹によくやってあげてましたから」
本当のことを言えば"やらされていた"であるが。
布団の上に腰を降ろした風花の肩に手をおく。
「ん?……風花さん、だいぶ凝ってますね」
「そうなのよ〜、私っておっぱいが重いから、すぐ肩が凝るのよねぇ」
「お、おっぱい…」
無意識の内に皆人の視線が、風花の乳房に移る。
背後からであるが、重量感のあるふくらみがTシャツを押し上げているのがはっきりとわかった。
この大きさなら凝りそうになるのも頷ける。
皆人は軽く頭を振り、両手に集中することにした。
「ん〜、気持ち良いわ……はぁぁ」
大きく溜め息をつくと、肩の力がすっと抜けていった。
「っと…」
指を上手く使って攻める。
確かにマッサージのしがいがある肩だった。
「あ……ん……はぁ…」
「………」
144 :
皆人×風花:2009/03/22(日) 23:43:03 ID:k8Qh3/Z/
風花の声色が変化しているのを、皆人は聞かない振りをしていた。
しかしそれも我慢できなくなるくらいになっていく。
「あっ、そこ……ん…あぁんっ」
「ちょ、ちょっと風花さんっ…な、なんでそんな声を…」
「だって……ぁっ…気持ち良過ぎて…」
皆人が指に力を入れると、風花が敏感に反応して声を上擦らせる。
端から聞いたら誤解を招きかねないような喘ぎ声である。
「皆人クン…すごく…上手……はぁ……ん」
(こ、これは…)
肩を揉み込みながら、皆人のペニスはその声に自然と反応していた。
ズボンが窮屈になるほど堅く勃起している。
(や、やだ…私、ホントに…)
気持ちが昂っているのは風花も同じだった。
単なる気持ちの良さが、いつの間にか快楽に変わっている。
それはただ単に肩の凝りが解れていく快感ではなく、皆人に身体を弄られているという性的な興奮であった。
風花は皆人にバレないように、両手を自らの股間に這わせた。
「あぁ……ふぁっ…や…」
ショーツを上からなぞると、それだけで身体が震える。
おそるおそるショーツの中に入れると、最早声を我慢するのは不可能だった。
「んぁぁぁっ!」
「うわぁっ!?」
風花はぴんっと背を伸ばすと同時に嬌声を上げた。
その声に皆人は驚き、思わず手を離してしまった。
「も、もしかして…痛かった?」
「はぁ…はぁ…そうじゃないの……ぁぁ…」
熱い吐息を吐きながら、顔を真っ赤にして布団にゴロンと横たわった。
長く美しい髪の毛が広がり、浮かんだ汗に貼り付いた。
「あの…もういい?」
息の乱れた見た目艶やかな女性を目の前にし、皆人は視線を合わせることができなかった。
「ま、まだ……もっと…今度はここを、して?」
仰向けになった風花は自らの乳房を挟み込むように持ち上げた。
それをぷるぷると震わせ、皆人を誘う。
身体のラインに貼り付いた薄手のシャツには2つの突起が扇情的に浮かび上がっていた。
145 :
皆人×風花:2009/03/22(日) 23:44:36 ID:k8Qh3/Z/
「マッサージ、得意なんでしょ?」
「そそ、そんなところっ、したことないよっ!」
「お願い、皆人クン……本当に私…我慢できないの…」
切なそうな、苦しそうな風花の声。
「マッサージの続きよ……ね、お願い…」
「そんな…」
「皆人クンにしか頼めないわ…」
皆人の胸がカッと熱くなる。
「マ、マッサージ、だよね」
「えぇ、そうよ」
(これはマッサージ、マッサージ…)
そう自分に言い聞かせるように、皆人は仰向けになる風花の横に膝立ちになった。
「そこじゃないわ……こっち」
「っ!」
風花は膝を上げ、脚を広げた。
付け根を覆うショーツには汗ではない染みがはっきりと見て取れる。
皆人はそれに誘われるように、風花の正面に位置を変えた。
「揉んで…」
ぷるんとした唇が微かに動いた。
「んっ…はぁっ……」
皆人が乳房を鷲掴むと、一瞬身体を仰け反らせて甘い声を漏らした。
(やわらかい…)
これまでも偶然にセキレイ達の胸に触れたこともあった。
だがそれとはわけが違う。
マッサージとはいえ自分の意志で乳房を揉んでいた。
シャツ越しにもわかる柔らかさ。
自己主張して止まない乳首の感触。
そして悩ましげな風花の表情…
皆人の"男"が反応し、勃起が収まらない。
「あぁん、上手…もっと、激しくっ、ふぁぁっ、して…」
ぐにゅっぐにゅっと形を変える乳房から来る快楽を享受する。
それは風花だけでなく皆人も同じだった。
146 :
皆人×風花:2009/03/22(日) 23:46:01 ID:k8Qh3/Z/
セキレイ一のバストサイズを誇る風花の乳房が円を描くように揉み込まれる。
「あふっ…んっ、やぁっ、んっ…はぁっ」
「風花さんっ…」
風花の手が、またしても自然と自らの股間に伸びる。
弄らずともぐっしょりと濡れ窄まった蜜壷を、掻くように弄り始めた。
「きゃぅっ!くはっ、や…んくっ…んんんっ!」
にちゃりと音がする。
敷き布団にも染みと作る程の愛液が湧き出ていた。
「みっ、皆人クンっ、あぁっ、ふっ…んっ」
自分の股間を弄りながら、風花は数センチしか離れていない皆人の股間に触れた。
「っ!?そ、そこはっ…」
「何も……はぁん……い、言わないで」
白く長い指が、ジーンズのチャックを開ける。
そして勃起しきった皆人のペニスを取り出した。
ビンッと張りつめた怒張の先端からは透明な雫が零れていた。
(凄いわ…こんなに大きくて、堅くて…熱いなんて…)
風花は皆人のペニスを擦り始める。
予想以上の逞しさに戸惑うが、これがもし自分の中に入ってきたらと思うと、頭が灼けつきそうになった。
「か、風花さんっ…ちょっ……だ、だったら…」
リズミカルに乳房を揉んでいた皆人。
ペニスを良いように弄ばれてからは、ふつふつと悪戯心が芽生えてきた。
シャツの上から揉んでいた手を一度離し、シャツを捲り上げる。
「やっ、皆人クンっ!?」
ぼろんと卑猥に零れ出る乳房。
明らかに勃起したピンク色の乳首が、皆人を誘う。
「お返しですっ」
「はぅっ!じ、直にっ、なんてっ…や、なんだかっ、あぁぁっ!」
普段の彼からは想像もつかない積極性だ。
きめ細やかな肌が手のひらに吸い付く。
ただ大きいだけではなく、張りや形も抜群だった。
皆人は親指で乳首を弾いたり、指が食い込む程強く揉んだりと、強弱を付けて風花を攻める。
「あぁ、はぁんっ、皆人クンっ!」
「か、風花っ、あくっ…」
風花は何度も小さな絶頂を迎えていが、皆人は気付かなかった。
147 :
皆人×風花:2009/03/22(日) 23:48:52 ID:k8Qh3/Z/
亀頭と蜜壷が触れ合うのは当然の流れであった。
ペニスを握る風花の手は自らの秘所に導くようにし、皆人もまた自分から腰を前に出し始めた。
そして初めて触れ合ったとき、風花は小さく頷いた。
皆人は、それが何を意味しているのかわかった。
風花はショーツをずらし、皆人を迎える。
「風花…」
「………」
風花は震えていた。
その震えは快楽や昂りから来るものだと皆人は思っていたが、半分は間違っていた。
なぜなら風花は、今まで一度も身体を許したことがなかったからだ。
ぐちゅり…
「っっ!!……」
風花の身体が強ばる。
先端が秘裂を掻き分け侵入すると、皆人は一気に突いた。
「かはぁっ!!」
ペニスはあっという間に奥深く突き入れられた。
あまりの痛みに、風花は皆人の背中に爪を立てる。
「痛っ…」
「み、皆人クン…は、激しくしていいわよ、いっぱいっ、私を…抱き締めてっ!」
風花は皆人を引き寄せ、破瓜の痛みを誤摩化すように耳元でそう叫んだ。
「っ、き、キツいっ…くぅっ!」
皆人は風花に覆い被さるようにして彼女を抱き、腰を動かし始めた。
吸い付くように肉襞が絡み付き、ペニスを締め付ける。
「あっ、あっ、あんっ、んはっ、ひゃっ!やぁっ、んっ!」
「くぁっ…んっ、ぐっ…」
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ!
身体が激しくぶつかる音が響く。
その度に汗が飛び散り、ぬるぬると身体が擦れ合った。
大きな乳房は皆人の胸板に押しつぶされている。
「皆人クンっ、ぢゅるっ、んぷっ、はむぅっ、ぢゅるるっ!」
どちらともなく、二人は唇を貪り始めた。
大きく口を開き、嗚咽を漏らしそうになるくらい舌を伸ばして口内を蹂躙する。
「んぢゅるっ、じゅぷっ…んくっ、あむぅっ、ずじゅっ!」
風花から不安の色が消えていた。
皆人に抱かれているという安心感と強烈な程の気持ち良さに、他のことを考える余裕はなくなっていた。
膣内を隈無く擦られ、ひと突きごとに快楽が押し寄せてくる。
148 :
皆人×風花:2009/03/22(日) 23:49:43 ID:k8Qh3/Z/
「ぢゅぷっ!はぁ、はぁっ、きゃっ、んんっ、あぁぁっ!気持ち良いっ、気持ち良いのっ!」
「お、俺もっ!、風花っ!」
皆人の我慢の限界は近かった。
他のセキレイのことは既に頭になかった。
目の前の風花という女性の気持ち良さそうな表情しか眼に入らなかった。
「で、出そうっ…だっ、風花っ……あぁっ」
「いっ、いいわっ、出してっ、私の中にっ、皆人クンのをっ!」
腰の動きが一層早まる。
風花は皆人の身体に足を絡ませ、ペニスを抜いてしまわないように締め付ける。
全身に風花を感じた皆人は、彼女の中で一気に果てた。
「出るっ!!っっっ!あぁぁっ!」
「んんぁぁぁっ!」
びゅるるるっ、びゅくっ、びゅくっ!
2度、3度…何度も精液が迸る。
全てが風花の膣内に注がれ、満たしていった。
「はぁっ、はぁっ、ま、まだっ、出てる…あぁっ」
「か、風花…はぁ…はぁ…」
皆人が射精している間、二人は身を震わせてしっかりと抱き合ったままであった。
「皆人クンっ、はぁ、こんなに…た、溜まってたの…んっ」
「そ、そうかも…」
少しずつ冷静さを取り戻しながら、風花は皆人の頭を優しく撫でた。
「あなたが望めば、私はいつだって受け入れてあげるわ…」
「風花…さん」
「我慢するのは身体に毒よ。遠慮しないで私を求めて……ふふっ、私も皆人クンを求めるから」
そういうと、風花は皆人と体勢を入れ替え、ペニスを抜いた。
「ん……」
ぬちゅっと小さく音がし、精液が糸を引いた。
そして愛液、精液、破瓜血を溢れさせながら、四つん這いになって皆人に桃のような尻を突き出す。
「私、まだ足りないみたいなの……今度は後ろから、お願い…」
風花の秘裂から溢れ出ていた鮮血を見て、皆人は初めて彼女が処女であったことを知った。
だがそのことは敢えて何も触れなかった。
皆人はいまだそそり立つペニスを納めるため、重い腰を上げた…
149 :
皆人×風花:2009/03/22(日) 23:53:03 ID:k8Qh3/Z/
以上です。
ちなみに初めて書き込みました。
長くなってしまいましたが、こんなんでもスレが潤ってくれればと思います。
乙
乙&GJ
やっぱり
風花は
えろいな
>>142-149 面白かった!gj!
風花は滅多に見ないから貴重だなぁ。色気ったっぷりで処女ってのはやばいw
まじでGJ
風花好きだから凄い嬉しい
GJすぎるぅぅぅ!!
原作よりこのスレの方が風花の出番が多い気がする
GJ!
158 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 00:08:43 ID:9nzqNFC3
GJ!
風花は結構好きですww
「キスもまだなんだからきっと処女なんだ!」って思ってたのは僕だけじゃいんですねww
スレあったのかw
160
161!
好きな作品のスレが過疎るのはとても悲しい事だ。
うむ… そういえばこのスレでは、同人でよくある陵辱系が無くて安心してる
純愛に勝る凌辱などないッ!
だよな…?俺、間違ってないよな
月海たんにはりょじょーくが似合うと思ってしまう漏れ外道www
そういう性格をしてるから弄りたくなるけど、皆人以外は勘弁したい
皆人はいいキャラだからなぁ
だからこそ陵辱は見たくない
陵辱だけなら悔しいでも(ryってなるがNTRは本編があれな分キツイかな
セキレイは自分のものになる粘膜接触が前提だからなー
文字通りになってしまうから、見るのがきついのかも
ううむ…
あからさまにエロ設定が組み込まれてる漫画だと
逆にエロパロにしにくい傾向があると思ってる
ハーレムエロ設定が組み込まれているのにそれっぽいことをしないと主人公がどうやったらエロ方面に行くのかが難しい
酒で暴走とかそんな感じになってしまう
ああ…だから同人でオリキャラとかいるのか
皆人は積極的になることはないからなぁ。抑止力(美哉)もいるし
よしやの可愛さは異常
176 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 20:47:19 ID:GQSQaRtH
逆に考えるんだ…美也が松の様なエロ魔神だったら…それこそ…ちょっとでかけて来…あれ、誰か来たのかな?
最新話読んでたら椎菜ユカリでエロが読みたくなってきた
そういやユカリとか無いね。同人では見たが…
あっちは女性向けに描写されてるからかな
ユカリシネ
保守
職人さん来てくれないかな〜。
美哉はもう出た?
少し出たけど、投下してくれるならよろしくお願いします。
しいなゆかりで書きたいからお題くれ誰かえろいひと
ここってそもそも職人さんまだ残ってんの?素朴な疑問
>>186 もう残ってないよ
セキレイは色んな意味で終わったからね…
現役です
書こうとはしているがエロが無い
エロなくても全然いい
風花は良いなぁ、あれで処女というのが最高
よく見たら光と響の腹の輪っかって1巻と3巻で位置が違ってる
9巻マダー?
保守
ほしゅ
196 :
V (1):2009/06/03(水) 11:35:55 ID:flOSS0H6
出雲荘の居間にて、皆人と月海はボーッとテレビを見ていた。
”来たる14日に備えて、さっそくチョコ売り場が賑わってます! 今一番人気なのは―”と流れる映像はひたすらチョコを宣伝するようにしか見えなかったが、興味ありげに月海はジッとテレビを見ていた。
『ああ、もうすぐバレンタインかー…』
「ばれん…た…いん? なんじゃ、ミナト?」
『毎年2月14日の日に、好きな異性にチョコをあげるっていうものなんだけど、例えば気持ちを伝えたいけどそれが出来ない女の子が渡したり出来る日っていうか…… 男が泣く日というか…チョコ会社の陰謀というか…』
皆人は何故か遠い目をしながら、途中からチョコ会社の文句を喋り始めた。
”―好きな女の子にチョコをもらうと嬉しいですからね! 貰った男性は堪りませんよ!やっぱり今の内から買って準備しておくといいと思いますよー!”
本当にチョコ会社の宣伝じゃなかろうかと思うぐらい、テレビのアナウンサーはチョコチョコと言いまくっていた。
「…くだらぬ。 そんなものに頼らずとも、直接気持ちを伝えればよいであろ!」
月海はテレビに吼えた。
『はは… 月海みたいな女の子ばかりだったら…ね…』
「むぅ……」
何やら思い込んだような顔をしながら、月海は部屋を出た。
197 :
V (2):2009/06/03(水) 11:38:40 ID:flOSS0H6
ガッサガッサ ガッサガッサ
「あら、月海さん。 今日は何も頼んでませんが、お買い物ですか?」
「おっ大家殿! いや、ちょっと特売品があっての、それを…あっ見るでない!」
どこかへ行ってきたのか、出雲荘に帰ってきた月海。美哉は玄関先を掃除していた。
そしてあまりに不自然に膨らんだ買い物袋、膨張しすぎて破裂するんでないかと思うぐらい、パンパンのビニール袋を美哉は覗きこんだ。
「まぁまぁ…チョコがいっぱい。 ふふふふふ…」
「大家殿ーーーー!!!!」
「バレンタインですものねー やっぱり月海さんも女の子ですものねー」
「し…っ静かに…! こ、これは…ただ安かったから買っ 何でもないのじゃ!」
美哉は月海の顔を見てクスクスと微笑した。
月海はもう、今すぐこの場を立ち去りたい恥ずかしさに駆られ、顔を真っ赤にして出雲荘の中へと飛び込んでいった。
『さてと…勉強でもするかー…!?』
皆人は自室に戻ると、机の上に巨大なビニール袋が二つ置いてあることに気付いた。
『何、これ…? 新手の嫌がらせ…!?』
恐る恐るビニールを覗いてみると、中にはぎっしりと、板チョコが詰まっていた。
その数は数え切れないほど大量に、板チョコばっかり、板チョコしかなかった。なんでここまで板チョコばかりなんだというのは、買った人しか分からない。
『なぜ…大量の板チョコが……』
どう反応していいか分からない皆人の心情を知ってか知らずか、部屋の外で壁にもたれかかっていた人物は、満足気に微笑んでいた。
「吾の気持ちは、伝わったはずじゃ…」
エロなしで…季節はずれもいいとこですが、誰もいないのは寂しいので書きました。
ではー
ニヤニヤ
200 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 20:51:01 ID:wAYO5bP/
月海かわええー
月海いいな(*´Д`)
月海最高ですね
結スキーだった皆人君が月海たんに転びかけてる気持ちがよくわかりますな
205 :
198:2009/06/05(金) 10:26:15 ID:nsMvA5wj
レスどもです。月海は考える前にまず走ると思ったので、ああなりました。
結果的にチョコの形としては表現が伝わってませんが、伝わったものもあるんでないかと思います。
美哉に指摘されて、手作りを頑張る月海も見たいものです。 2月に出た増刊号に番外編が無かったので、やって欲しいネタでした
もっと書けよ
エロ抜きで良いからさ
ただでさえ過疎ってんのに…なんつう頼み方だ
じゃあ大家さんで
209 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 01:28:02 ID:4LIokv64
いやたかみさんで
たかみちゃん可愛いよね
多分40の大台に乗ってるだろうにw
211 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 03:15:17 ID:+n3EUMOk
それを言うなら美哉さんも
00=01なら
だって一羽の成体と107羽の雛だろ?
sageてくれ
美哉サンがくーちゃん連れてお留守する夜に皆人さんをセキレイ達が襲っちゃう話は良い?
あまりエロくは書けないが微エロコメ?っぽくで。
アリなら書こうと思われ。
お願いします
もうエロがなくても何でもいいと思う俺がいる
216 :
213で登場:2009/06/09(火) 17:15:23 ID:It+jWgU6
取り合えずこんな感じで?と書いてみました。
仕事中なので、続きは帰宅後かと。続いていいならだけど。
次より2レスで簡素に。
217 :
213で登場:2009/06/09(火) 17:16:50 ID:It+jWgU6
題「セキレイの乱」
「それでは行ってきますね」
「じゃ〜〜ね〜〜。おにぃちゃん」
「はい。行ってらっしゃい」
なんだか珍しいなぁ。
突然大家さんがくーちゃんを連れて出掛けると言い出した。
どうもくーちゃんはまだ調整が完全じゃないらしくて、どうしても一度検査をしなければいけないらしい。
大家さんはMBIにくーちゃんを渡す気は一切無いらしく、俺を通して「欲しければ力ずくでいらっしゃいな?」と母ちゃんに言った。というか俺が言わされた。
すっげ〜怖かったな、母ちゃん。
だったら、と云う事で母ちゃんは施設と機材とデータ一式を用意して自分達はソコを撤収するから、大家さんに自分でくーちゃんを見てくれ。と云う事になった。
どうやら本当にくーちゃんには必要な事らしく、大家さんもソレならばと折れた。
折れたのだが、出掛けに「私の不在の間にあの娘達に無理矢理不届きな事をしようものなら皆人さん?お分かりでしょうねェェェ?」
とは、大家さんの口なのか、なにやら背後に見え隠れする般若の口からなのか…
でもね?大家さん。
俺が?彼女達セキレイに??無理矢理???
貴女は俺に死ねと言うのか。出来る訳ないでしょう。
しかし皆も見送りに位来ても良いのに。なんか昨日から食事以外で姿を見かけないんだよね?ま、いいけど。
本日の夕食は大家さんが作り置いてくれたから助かるなぁ。
でも一晩とは言え大家さんが留守なんだから、普段の恩返しにと家の掃除位はしよう……ね?月海」
「……なんじゃ?皆人」
いや、なんじゃとは俺の言葉だけど…「僕は今廊下の掃除を「ならば廊下より先に風呂掃除をせねばなるまい」…ならばの意み!!!!」
と思ったら浴槽に放り投げられましたな。大家さん。やっぱ絶対に無理矢理どうこうなんて不可能ですってば!
「な、なにするんだよ月う??………っぅぅぅぅうううみみみーーーーーー!!」
「なんじゃ?」
いや、もう、なんじゃらかんじゃらも無い!
「なんで脱いでるんだよ!月海!!」
「?風呂で衣服を脱ぐのは常識じゃろう?」
その前に殿方の前でむやみに衣服を脱がない常識があると思います!
「おおおお俺が居るじゃんむんんん!!!」
………月海さんはお美しい。ナイスなバデーに無いお洋服。そんな貴女が何故に僕とご一緒に御入水?つか、大人なチューをなさって……
!!!「っんはぁっ!!月海!!いきなり何すんだよ!!」
取り合えずは距離を置いた。まぁ浴槽の端と端程度ではあるが取り合えずだよ、うん。
「何ももなにも。我は汝の妻であるぞ?今まで大家殿の顔を立てていたが今日はその大家殿も不在。皆人。今まで汝に我慢させていた事、済まないと思っている」
いや、にじりよって来るけど、不味い!月海さんてばどこか赤ら顔で可愛い過ぎます!!
「いいいいいや、謝らなくていいから、今日の所はココでか「!!み!皆人がそう言うならココでするとしよう」んべん……はい?」
て!なんか話が違う方向に!ここはもう全力で避難を!!あれ?
「あれ?なんか……動け?」
ああ。なんか月海が近い。てか、動けないんだけど?あら?月海ってばなんか、笑みが…
「皆人。我は水のセキレイじゃぞ?汝れの周りの水の抵抗を増してある」
218 :
213で登場:2009/06/09(火) 17:17:13 ID:It+jWgU6
「へ?いや、つ「大事無い。じっとして居れ。全部我が成してやる」えええええ!!!」
てか驚いてる間に俺の服が、??水に脱がされてるーーー!!
「ちょちょちょ!月海!俺ってまだ」童貞なのに
「分かっておる…その…我も初めてだから心配するな。それに、な?」
だったらこんな変な筆下ろしはお互い止めようって言いたかったのに。
「我の初めてを汝の初めてで……我はそれが、嬉しい…汝のセキレイになれて、嬉しいのじゃ、皆人」
あぁ。駄目だ。涙目で微笑む月海は綺麗で、一糸纏わぬその姿は海に写る満月の様に、美しくて神秘的で、どこか儚い…
「お…俺も、月海に逢えて…嬉しかったよ」
なんて言葉が口を付いたんだけど……なんですか!これは!!
不味い!手が操られて月海の身体をって軟らか「んはぁ!!」い?!ってそんな声出されたら俺の息子が!!!て息子が水に攻められる?「ちょ!月!!!」
「わ、レハ、水のセキれ、ひ!じゃか、らぁぁぁめぇぇぇ!!!」
いやいや!月海のあそこの感度って凄!!
「月海。俺が月海に入って「いいぞ皆人。汝が我に入っ!てぃぃぃぃ!!!ああ!!」うわ!」
うそ!こんなに気持ちいいなんて有り得ない!こんな…まさか!
俺の驚愕の目を見た月海さんは笑いましたね。
「イ、あぁ!言うひゃれあろう?…んあ!!。我ぁあ!!水のせきゅれひぃぃ!!だ、からぁ!我の愛液もぉおお!!」
なにを自在に操ってるんですか貴女わ!
なんか月海ったら凄い事になちゃってるけど…おれももう限界!!
「月海!その、もう俺、こみ上げ、て…もう、月海!!」
やばい、これ以上は間違いなく、出るっていうか出されるっていうか、でも
「初めてで中って」て言っても無駄したね
「いくぞ!皆人…我、の、我の、水卑猥ぃぃぃひいい!!!「つつつ月、突き、海!!」きゃん!」
母ちゃん…息子の童貞は貴女達のセキレイに奪われました。ご馳走様でした。
しかし月海のこの痙攣振りは大丈夫なのか?
「つ、月海?」
揺すってみたけど「はぁん!!」…そっとしておこう。水のセキレイだし、お湯に浸かっててのぼせるとか風邪ひくとかは無いと思うし。
つか、復活されてもう一度、水卑猥を喰らったらやばい事になりそうだ。人として。
うわ!いつのまにかもう夕食時じゃないか!月…海には後で夕食を届けよう。多分今は無理だから。
でも俺もよく復活したなぁ。月海、気持ち良かっ……いかんいかん!!大家さんが居ないからってこんな!
で?なんで居間に誰も居ないのかな??
おっかしぃなぁ。別に出掛けてる様子は無いんだけど・・・!あれ。お酒の瓶が無いって事は、風花さん、まぁた部屋で飲んでるのかな?
一緒に居間で呑みながら過ごせばいいのに。
ま、呼んでくるか。
「風花さん。夕食の時か!!!すいませんでし!!たぁぁぁぁぁああ!!?」
嘘だろ?母ちゃん。
219 :
213で登場:2009/06/09(火) 17:18:26 ID:It+jWgU6
続く??
てな感じでどうでしょうか?
あとは帰ってから書こうかと。
では
わっふるわっふる
テンションww
とても良かったので続きを書いてもらえませんか?
223 :
213で登場:2009/06/09(火) 21:55:17 ID:BNh0urg2
おまちくだせぇ。
今書いてますんで今夜には追撃で投下しますよ〜。
よろしくです
テンション高過ぎワロタw
225 :
213で登場:2009/06/09(火) 23:23:22 ID:BNh0urg2
どちらかというとエロ可笑しいほうでよんでくださいな。
続き、落します。
226 :
213で登場:2009/06/09(火) 23:23:56 ID:BNh0urg2
不用意にドアを開けてすいませんでした!だから許してください!!
て事はキチンと言ってるつもりなんだけどね?
「んんんんんんんんんんんんんんんんんん!んんんんんんんんんんんん!!」
て事になるのは、俺のお口が風花さんのお口と合体してるからだな。うん。
「ぷはぁ!!」って何分頑張った?おれ
「かかかか風花さん!!」
「ふふ。なぁにぃ?あしかびくぅん?」
いや、そんな全文ひらがなで言われても、素っ裸で部屋に浮いてて俺の身体を舞い上げて引き込んだ理由はお聞かせ願いたい。
「何の真似ですか!風は「パンモロちゃんの真似よ」…何のはな「あぁ、もうモロ見えちゃんかしら?」…」
了解だ母ちゃん。風花さんは鼻風邪のセキレイだ。熱があるから回収して欲しい。
「ばばばばバカな事逝ってないでさっさと食べてく「うん!じゃあ食べちゃうね!葦牙君」…OH?」
いやぁ。人類初の空中SEXは俺なんだぁ……てのは何の話だ!!てか俺浮いてるし、服はぁ?切られて真っ裸って?
「ふふふ。いっただっきま〜〜す」
「へ?や、やめてくださいよ風花ひゃぁぁぁぁぁん!!」
やばい!月海の水もやばいけど、この纏わり付く風も、またなんとも……いや無いしょ!!
なんで水だの風だの、そんなファンタジーエロアニメ的な快楽昇天シーンを日に2度も経験してるんですか!どこの世界の童貞の道程だこれは!!
「ちょ!いい加減にしむゃまむひ「ああん!!」むが「うん!!」」
つかこのおっぱいを口からどけてくれないと喋れません。つか喋るたびに風花さんと俺の分身のボルテージが上がっていくなぁ。
断固講義する!……また上がっちゃった。
でもコレは不味いぞ。只今、室内1メートルを浮遊中。上下左右を風花さまが回る回る。絡みつく絡みつく。
つか……うそ
「いくわね、葦かひぃぃ!!きゅん!!」
「う、はあ!」
ちょ!浮いたままで入ってきました。てか入れてきた!!
うわあ!自由過ぎるこの感じ
「ああぁ!!!い!いいわ!!!」
いや分かります。言われなくてもわかっ!!まず!さっき月海と、なのにまた!
「か、風は、なさん!そんな動いたら俺、お」
「ああ!!い、イクわ!葦牙君!私をもっと感じきゃ!、こ、コレで最後の…花旋回ぃぃぃぃ!!!」
って!!!そんあグルグルまわ!!!「風、は、は、花弁ぁぁぁ!」
「!っあん!!!!」
母ちゃん。どうやら俺って奴は、一日で2羽のセキレイを撃ち落したらしい。
ユカリ。兄ちゃん、汚れちゃったよ。
取り合えず風花さんは全裸で失神してフヨフヨ漂ってるから、そっとしておこう。その……アソコから滴り落ちてるモノは、後でキチンと掃除しよう。
服が無いからな。部屋に戻って服を、と思ったらなんか勝手に景色が進む。
つか何時から出雲荘の廊下はロードランナー!!走っても走っても進まないし全裸で全力疾走もしたくは無い!!でもなぁ…このまま引きずられてく先って…バタン
うん。隠し部屋しかないよねぇ。
227 :
213で登場:2009/06/09(火) 23:24:23 ID:BNh0urg2
「なにしてるですか?みなたん」
いえ。もちろん、松さんの常識人振りに咽び泣いているのですよ。
隠し部屋に通された(無理やり)俺は服こそ拝借出来ては居ないモノの、なんとも心洗われるお言葉を賜っていた。曰く。
「みなたんもそろそろ受験の用意をするですよ。今日はこの松が作ったテストを解いてみるです!」
ありがとう松さん。僕はアナタを誤解してました。
てっきりこの姿で連れ込まれた証にはもう飛んで火に入る夏の皆人かと。
「分かりましたよ松さん!俺、精一杯やります!」
「ふふ。その意気です。では10問づつ解いていって、自己採点しながらやるですよ」「はい」
…ユカリ。お前はこんなカテキョは持つんじゃないぞ。
俺が10問解いて採点してみると、10点満点。まぁ意外とすんなり解けた。
「その調子ですみなたん!」
「はい!松さん」
次の10問も、割とすんなり、また満点。
「結構簡単ですね、松さん」
「油断しないで続けるで!ん!!すよ。みなたんぁあ!!」
??
70点取った頃だろう。気が付けば…痴のセキレイは脱いでいました。WHY?
「あ、あの、松さん?これで、80点ですけど」
「ひゃいひぃvuu!!ちゅvuu!ちゅじゅけるでじゅぅぅひょおおvuuu!みみゃたひゃんvuuu!!」
………目の錯覚としよう。
これで、90点。
「あの…松さ「ああVUU!!!ひ、ひぃぃVUU!!そ、そんんあにへんすうろって、みはははひゃたんVUUUU!!」……いや」
OK。僕もおバカじゃない。要するに…僕が点数とれば取るほどに、松さんがどう言う訳か御自分で差込んだバイブなる大人な玩具が、松さんの大人な部分で大暴れと言う事ですね?
「こんな点数とバイブをなんでシンクロアクセスしちゃうんですか!!」
「ひょ、ひょVUU!!ひぃぃ。れわぁ、まちゅが痴のせVUU!!きゃあVVUUU!れひだきゃら!らめぇぇえ!!」
MBIのパソコンは買わない方が良いな。バグが多そうだ。
いいさ。コレなら俺に被害は無い。松さんには悪いがとっとと終わらせよう。イクぜベイビー!、ってイかせるんだけど。
「よし!これで……100て「い!!!やああああああああああ!!……ぁ」ん取ったみたいだね」
ふっ。知のセキレイも口程にも無い……なんて思ってた10分前の俺!今ココに来い!そして今の俺に土下座しろ!!
流石だよ松さん。
まさかあのタイミングで篝さんを呼んでただなんて。痴の為には知を惜しまないんだね?そしてアナタの乳首は硬い…って俺が壊れてどうする!!
でも篝さん。アナタの身体はヤバイ。それはもう色々な意味で。
母ちゃん。俺って人間はおよそ人類がする体験の最前線に居る気がしてくるよ。
228 :
213で登場:2009/06/09(火) 23:24:48 ID:BNh0urg2
「ま!松!!こんな事はああ!!止め!佐橋!おま、うご、ああ!!!」
「ひ!良いですよ!焔たひゃん!!焔さんの、大きひぃ!みなひゃんのひたぎゃましゅのほぉぉ!!」
OK。状況を説明しましょう。
現在、我がジュニア君はなんと篝さんのちょっとキツメで抜群な絞まりのアソコにインサート!
雌雄曖昧な篝火さんのジュニアさんは痴のセキレイのお口にホールドオン!
でもって痴のセキレイ様の下のお口が、僕のお口にロックオン!
カオスだ。ココにカオスがある。
松さんに呼び出されてノコノコお出ましになった篝さんは約2秒で松さんに拘束。
僕と一緒に拘束する事で篝さんの炎を防いだのは流石は知のセキレイ。俺って人質?
俺の所為で満足に抵抗できない篝さんに絡みつくこの淫欲魔人をどうしてくれようと俺が悩んでいるというのに、狂喜乱舞のジュニアには折檻の必要アリと認む。
だが何故だ。
「さぁ焔たん。このまま松になされるか、それともみなたんに貫かれるか。どちらが良いですか?」
そんな妄言を吐き出したこの出来損ないの1MBのセキレイは余程のウイルスに犯されているようだ。いっそリカバリしてしまいたい。
「ば!………だったら……佐橋」
OK。俺にもリカバリの必要があるみたいだ。幻聴が聞こえる。
でもどうやら幻聴は幻聴ではなく、何か吹っ切れた篝さんてば
「大丈夫だ佐橋。僕は抱かれた事は無いが抱いた事なら星の数だ。途中まで、僕が教えてあげるから」
それってやっぱり俺が抱かれる系ですよね。
不安だったねぇ。貫かれるのが篝さんなのか。俺なのか。
どうやら前者だったようで、俺が篝さんを、というか篝さんが俺の上になって始められてしまったんだけど…この痴鳥はどうにかならないか?
「!!ま、松!なにを!!」
いきなり篝さんのジュニアさんを咥えだしたんだな。つかその姿勢が。あぁ!松さんの匂いが鼻先2センチてどんな事態!0センチになった。
はい!回想終わり!!
松さん!もう止めましょうよ!!などと言おうものなら
「まひゅにゃん!みょうはめにひまぎょうひょ!!」となってしまい。
み!みなたん!そんなに舌を動かされると松!まつぅぅ!!と言えば良いものを
「も!もああん!んんなぁひひあごうおおあはへうとあう!もぶぉぉ!!」となってしまい。
「ま!!松ぃ!!そんな、は!さはひぃ!!動くはあ!!はきゃ!」と篝さんが大変な事になってしまうようで。
もう駄目だね。呉越同舟一蓮托生。もう………あったまきました。
「「んんんんんん!!!!!!!」」
一気に終わらせます!!
俺だってやるときゃヤルよ母ちゃん!
もうコレでもかって位篝さんを突き上げてぇの!松さんの子宮に俺の歌を聞けぇ!とバサラとかした俺ってすでに野獣。
でも…忘れてたねすっかり。
おれってそんなに経験無かったっけ。あは。
「あ!ああ!!ひっっっくぅぅ!!松!佐橋!!ま、!さは!!……ひ!!マッハシィィィィ!!」
「いや!!ひぃ、やあああ!!ほみゅらはん!あ、みひゃた!!……みぃ!ほみた〜〜〜んん!!」
「う!ああ!出、イク、不味いっ!かがみぃさ!まちゅ!ふう!……むぁ!まっっがぃぃぃぃ!!」
酒池肉林……おれは董卓か!
229 :
213で登場:2009/06/09(火) 23:25:15 ID:BNh0urg2
だめだ。
松さんと篝さんをあの部屋に置き去りにしてなんとか部屋をでた。
あそこは…魔窟だ。
どんなに元気な浪人生であろうとも、立て続けに3回戦。それも絶世の美女ばかり4人ととくれば全開射出!精魂尽き果てるさ。
もう夕食どころじゃない。今日は寝よう。
やっと自分の部「お待ちしていました!皆人さん!!」……そうだよね〜。いや、まったく忘れてないよ?似合ってるね?その肌着。
もう、結ちゃんってばやる気満々だ。
聞いたところによると、どうやら大家さんが不在にするとなった時点で、結・風花・月海・松の間で協議が成され、順番を綺麗に決めたらしい。
篝さんは本当に松さんの趣味で巻き込まれたようだ。
で、だ。
初めては月海が譲らなかったそうで、結ちゃんは寝屋を共にする方にでたそうだ。
「その、皆人さんは…ご迷惑、ですか?結と…その…」
そんな訳ないだろ?結ちゃん。
「他の4人ともなんでかこんな事になちゃったし、多分、結ちゃんとこうなる事を、俺も望んでる」
抱きつく結ちゃんはとても綺麗で可愛くて、俺は本当に、この娘の…この娘達の葦牙でよかったと、思ったんだ。
思ったんだけど……前言、撤回して良いかなぁ?
「ああ!!!!………ふぅ。また結はイってしまいましたね?しかたありませんねぇ。それでは次は私が」
結女さん。また出てきたんですね…つかもう何回目ですか!!
結ちゃんが達したら結女さんが出てきて、結女さんが達したら結ちゃんが出てきて…現在AM5時……マジで死んじゃう30分前くらいですか?
最高だよ結ちゃん。ほんとに隈拳だね?俺ってばシャブ中みたいに目に隈が……あっ!また結女さんがイキそう。帰ってくるんだね…結ちゃん。
大家さん…今度外泊するときは、俺も連れてってください。絶対にお願いしまああああああ!!!っう!
「ふあ?ああ!皆人さんだぁぁ!!皆人さん!だああああい好き!!」
終わり
230 :
213で登場:2009/06/09(火) 23:26:02 ID:BNh0urg2
おわりです。
如何でしたでしょうか?
短時間で書き上げたんで若干簡素。しかもエロ苦手なんでこんな感じです。
セキレイ好きですんで、今日この板発見して、思わず投下しちゃいました。
それでは〜。
投稿ありがとうございます!
乙。勢いを感じた。皆人が壊れてたがw
234 :
213で登場:2009/06/11(木) 22:20:14 ID:jvngdwN6
うむ。
また落とそう。
………我々書き手は落とすしかあるまい。
てことで。夜中までには書き上げます。
短いけどゆるして
235 :
213で登場:2009/06/11(木) 23:33:36 ID:jvngdwN6
出来ました!
久能ちゃんの帝都脱出前夜モノです(勝手に捏造)
というか作者が好きなのは焔たん!って事になりますか。
次より3レス程拝借。
236 :
213で登場:2009/06/11(木) 23:34:02 ID:jvngdwN6
題「夜空に届け歌声よ」
賑やかな喧騒を一歩離れた縁側で静かに座る少女がある。
少女は歌う。独り、夜空に向け
♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜……
その歌声は透き通り心に染み渡る、そんな歌声を微かに響かせ、その少女は歌を紡ぐ。
ココ出雲荘に一夜の宿を借りる事になった1羽のセキレイと1人の葦牙。
そのセキレイ、久能だった。
「♪〜〜♪!!え?」
ふ、と歌を止め振り返ると、ソコには篝が佇んでいた。
「もう止めてしまうのかい?」
「!!ふぇ?あ、え〜〜っと、」
「はは。篝でいいよ」
「は、はい〜」
「ふふ。で?何をしてるんだい?」
「え、ええとと、あの、すいまじゃ〜ん!」
「いや、そんな驚かなくても」
生来の臆病者である久能は篝に対しては腰が引けてしまう。誰に対してでもそうであるが、極度の人見知りだ。
それでも逃げ出さないのは、この出雲荘が現在自分とハルカを守ってくれている事を認識しているからだろう。
「そ、すいません!私」
「ふふ。別に構わないよ。でも、もう歌わないのかい?いい歌なのに」
微笑む篝に焦りまくりながらも久能は慌てて首を振る。
「わ、私の歌なんて人様に聞かせる様なものじゃないです〜〜」
何故か涙を流しながら訴える久能に苦笑を漏らしながらも
「でも聞きたがってる子も居るんだけどな。ね?くーちゃん」
「え?」
久能が振り返ると篝とは反対の廊下の隅で、くーがこちらを伺っていた。
「おいで、くーちゃん」
「…(こくん)」
くーはすごすごと久能の横に来て
「続きは?」
「え?」
せがまれ戸惑う久能に篝は静かに促す。
「僕も聞きたいんだけど、いいかな?」
「え、…はい!」
237 :
213で登場:2009/06/11(木) 23:34:26 ID:jvngdwN6
今まで自分の歌に聴衆など居なかった久能は、嬉しそうに頷くと、再び縁側に腰掛け手を組み歌う。夜空に向け、美しい歌を。
くーは久能の横にちょこんと座り目を閉じて聴き入る。
篝は壁に凭れ掛かり、やはり目を閉じ静かに聴き入る。
♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜……
やがて静かに歌が終わると
パチパチパチパチパチパチパチパチ、と小さな拍手が。
「いい歌をありがとう」
そう言って静かにその場を後にする篝の耳に、背後でくーが久能に話し掛ける声が届く。
「ねぇおねェちゃん」
「ん?なんですか?」
「うんとね、このお歌は、どんな歌?」
「え?そう。この歌はですね……感謝と祈りの歌なんです」
どこか清々しく、そして眩しそうに夜空を見上げる久能に、くーは問う。
「感謝、とお祈り?」と。
「はい」と微笑む久能は、くーを懐に抱き寄せ静かに語り出した。
歌への想い。
「この歌は、私達セキレイの……ガーディアンへのモノなんです」
ピタリ。と篝は立ち止まる。
「がーでぃ、アン?」
「ふふ。くーちゃんには難しいですね。私達セキレイを護ってくれる方です」
「護ってくれるの?」
「ええ」
笑みをくーに向ける久能の表情は穏やかなものだ。
「私は一度だけ逢いました。まだハルカ様にも逢えないで、他のセキレイに襲われていた時に何処からとも無く現れて、私を逃がしてくれました。
他にも彼の方に助けて頂いたというセキレイに会ったこともあります」
「くーは?くーも護ってくれてる?」
身を乗り出すくーの頭を撫でながら「もちろんですよ」と微笑んでみせる。
「くーちゃんの事もきっと見守っていてくれた筈ですよ。だってくーちゃんは皆人さんに逢えたじゃないですか」
「うん!くーお兄ちゃん大好き」
くーの笑顔に釣られ久能も笑顔を見せる。
「それはきっと運命。私達セキレイと葦牙様の運命の出会い。でも私みたいな力無いセキレイなんて、すぐに他のセキレイに倒されるか、誰かに無理矢理羽化させられるしか無い。
そんな力無いセキレイを護り、運命の葦牙様に出会う事を見届けてくださっている。ガーディアンとはそういう方なんです」
「ふ〜〜ん。凄い強いんだね」
「ええ。とっても強い、そしてとっても悲しい人」
「?どうして?」
久能の表情に陰りが見えたことがくーには不思議だった。
238 :
213で登場:2009/06/11(木) 23:34:58 ID:jvngdwN6
「…セキレイは108羽。皆が皆、強い訳じゃない。私の様に力無い者や、くーちゃんの様に幼い者の居たでしょう。たった独りのガーデアンで全てを護れる訳は無いです。
きっと葦牙様に出会う事無くこの街を去ったセキレイも居たでしょう。
望まぬ縁を結ばれて、羽化させられたセキレイも居たでしょう。
護ると云う事は戦うと云う事。全ての戦いが容易いモノでは無かったでしょう。
それでも尚、ガーディアンは私達の剣となり、盾となってくれたんです。
その身が傷付いても、その心が傷付いても、私達弱いセキレイを護る為に、独り立って戦ってくれている……」
「だから……ありがとう?」
気が付けばくーの手は久能の手に重ねられている。
「はい。この場には居ないあの方に、せめて届けと歌うんです。
私はハルカ様に出会えました。アナタのお陰で、運命の葦牙様に出会う事が出来ました……ありがとうございます。私は今、幸せです、と」
「じゃあ、くーも一緒に歌う!」
「くーちゃん?」
久能の目に笑顔のくーが写る。
「くーも今幸せだもん!だからくーもありがとうだから!」
「そう。そうですね、一緒にありがとうを…そして祈りましょうね。あの人も運命の葦牙様に出会って、幸せになれますように…」
「うん!」
そして2羽のセキレイは歌う。
精一杯のありがとうと、精一杯の祈りを込めて。
♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜……
♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜……
「素敵な歌ですね?……焔」
「……………あぁ」
何時から居たのかは分からない。ただ篝の背に、美哉は佇む。
その目に写るは2羽の歌鳥。
その顔に一杯の慈しみを浮かべ、美哉は静かに歌を聞き、その歌う姿を目に焼き付ける。
霞み滲んで見る事が出来ないであろう、背後で震える守護者の変わりに……
居間に戻った美哉は皆人の前に真剣な表情で立つ。
「佐橋さん。帝都脱出、きっと成功させてくださいね?」
「へ?大家さ……はい!」
訝しげな皆人ではあった。が、美哉の瞳を見て、その真剣な目を見て、皆人もまた視線に力を込める。
その視線に笑みを返し、美哉はその場を後にした。
明日の成功を祈りながら。
終わり
239 :
213で登場:2009/06/11(木) 23:36:38 ID:jvngdwN6
エロなしですまんです。
多分、コレが漏れの本来の投下なのかな。
では!
今度落せるまで、スレが消えてなきゃいいけど……><
いい話でした!
GJ!無能好きだから無能ちゃんが出てきてテンションあがった
保守&支援がてら過去に自分で書いたの修正しつつ投下
おなじくエロなし
「どうしよう……」
買い物からの帰り道、激しい雨が降ってきた。
このまま、濡れて帰るべきか、それとも、雨がやむまで待つべきか。
そんな風に考えながら、雨をしのげそうな場所で立ち止まり、俺は空を見上げていた。
「皆人さん!」
迷っていたそのとき、突然、自分の名前を呼ばれ、少し驚く。
「え、結ちゃん?!」
一瞬、自分の耳を疑ったが、振り向いたそこには、たしかにいた。
「どうしてここに?!」
「皆人さん、傘を持っていなかったような気がしたので……迎えに来ました」
「ひとり?」
「はい、結が一番最初に気付きましたので……こっそりです!一番最初に気付いたわたしの特権です!」
「あ、あはは……そっか、あ、ありがとう」
どうやら、濡れて帰ることも、雨宿りをすることもしなくて良いらしい。
すごく、助かった……!
でも……あれ?
「傘、は……?」
俺が傘を持っていなかったような気がした……ってことは、傘を持ってきてくれたんだよね?
俺には、1本しか……見えない……んだけ……ど
「?わたしがさして……あ……っ、うぅ、すみません……結、うっかりです……皆人さんの」
「結ちゃん、ここで待ってる?俺それ使ってもう一本買って……」
「いいえ!あの、これ二人で使いましょう!」
「そうだね……ってえ?」
これっていわゆる、相合傘?
な、なんだかすごく、
「は、恥ずか「行きましょう、皆人さん!!」
「ちょおおおっ!?」
恥らう間もあたえてください!
しかし、結ちゃんのパワーに勝てるわけもなく……ぐいっ!と腕を引っ張られ、あっさり傘の中へと入れられてしまった。
「えっと、俺が持つよ……」
せめて、自分が傘を持とう、と思い、結の手から傘を取ろうとする。
「いえ、わたしがお持ちします」
「でも、結ちゃんより俺のほうが身長高いし……そっちの方が楽だと思うし……」
「そっか……そうですね、ではお願いします」
最初は遠慮した結ちゃんだったけど、納得し、にっこり笑って傘を渡してくれた。
すこし、ほっとした……。
(女の子に傘をさしてもらってたら、なんか格好つかないし……。)
「皆人さん、わたしのほうに傘傾けなくても大丈夫ですよ?」
「でも、結ちゃん濡れちゃうし……」
「皆人さんが濡れちゃいます」
二人では、小さな傘にはおさまりきらない。
しかも、微妙な距離を保ち歩いている二人だ。
「俺はいいよ」
「だめです!……こうすれば濡れません!」
「わわ、わぁ!む、むすびちゃっ、」
そう言って、ぴったり、と結ちゃんが俺の、俺の腕に、腕を回してくっついて……
(む、む、む、胸が!!)
心臓が口から飛び出しそう!とはまさにこの状態。
どきどきが止まらない。なんだこれ!
だけど、結ちゃんは、そんな俺の気持ちなんて全然お構いなしに、嬉しそうに笑う。
「今日は散歩日和ですねっ」
「あ、雨なのに?」
「いいえ、結にとっては皆人さんと手を繋いで歩ければ、いつでも散歩日和です!」
えへへ、と結ちゃんはまた笑い、傘を奪って、ぎゅっと俺の手を握った。
「そっか……結ちゃんとなら……」
大好きなひとと、一緒に笑って歩ければ、いつでも散歩日和。
「……いいね、そういうの」
どきどきは全然止まらないけれど。
なんだか、そう思ったら嬉しくなってきて。
ぎゅっと、結ちゃんの手を握り返す。
「…?あー、皆人さん見てください!きれいです!」
「あ、本当だ!」
いつの間にか雨は上がって、あおいそらがのぞく。
結ちゃんが指をさしたそこには、きれいな虹が見えていた。
以上です。
エロなしでさーせんー
GJ!可愛い話で和んだ
乙
可愛くて萌えるお話だった
ほしゅ
248 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 18:51:20 ID:mSjFuTt4
保守
249 :
愛の玉手箱。:2009/06/28(日) 22:31:01 ID:m4BM6WUT
吾はミナトの正妻じゃ。
しかし…ミナトは……ミナトは、吾をどう思っておるのか……。
今日も正妻の役目として、アルバイトに行くミナトの見送りをしておる。
妾や草野、果てには大家殿まで見送りとは…。これは正妻である、吾の役目であろうに。
「――それじゃ、行ってきます」
片手を吾らに向けて振るミナト。
その時ふと、吾は気付いた。 吾こそが正妻であると自覚させる方法に。
ミナトは明日は休みで、明後日はまたアルバイトだと言っておった。
実行は明後日にしよう。 明後日が楽しみじゃ!
「…月たん…こわい……」
「月海さん? お顔がゆがんでます〜」
「ち、違うっ!“ゆがんで”ではなく“ゆるんで”いるのじゃ! ……はっ!?」
「あらあら…こんな朝早くから、慎みのない考え事でも?」
「お、大家殿っ! 吾はそんな考え事などしておらぬ!」
…ミナトが居なくなった途端、吾にいじられ役が回ってくるのは何故じゃ……。
「時に大家殿。 今日は用事などは……?」
「いいえ、特に入ってませんよ?」
「ならば、その…修行を…――」
〜〜〜〜
今日は昨日と逆で、俺が皆の見送り。
何でも、皆で買い物に行くんだとか。 俺も手伝います、って言おうとしたんだけど…
「佐橋さんには軽くでいいので、お掃除をお任せしてもいいですか?
お勉強もしなくてはいけないでしょうし…」
と大家さんに言われて、留守番になった。
結ちゃんに、くーちゃん、大家さんの3人。
松さんはいつも通り、201号室…っぽい。エロ魔人オーラが201号室から出てる。
そして月海は……昨日、帰って来てから全然見てない。
夕飯の時も…。
大家さんに聞いても、何にも知らないみたいだし…結ちゃん達も、何も知らないみたいだ。
月海…俺の事…ヘタレだから、嫌いになっちゃったのかな……。
「…? おにいちゃん?だいじょーぶ?」
「……あ、ごめん! ちょっと、ね…」
胸がズキズキと痛む。それでも、出来る限りの笑顔で見送りをした。
皆が見えなくなった頃、玄関で立ち止まる。 軽く掃除って言われても、なんだか気が気じゃない。
俺はやっぱり…月海の事も…?
突如、遠くから走って来る音が聞こえた。 結ちゃんが忘れ物でもしたのかな?
なんて思う暇もなく。
「!?」
俺の背中に思いっ切り衝突した。
結果、めでたく床と粘膜接触。
床は羽化してくれなかったけど。
250 :
愛の玉手箱。:2009/06/28(日) 22:35:42 ID:m4BM6WUT
誰かは分からないけど、俺の背中に覆い被さっている。何か柔らかいモノが当たってますが…。
多分、結ちゃんだろうと顔を向けた。
そこには――
「いたた…だ、大丈夫……っ!?」
「う゛ー……誰じゃ! 吾に衝突した愚か者…は……!?」
――そこに居たのは、月海だった。
背中には月海が居た。目を開けた途端、俺に気付いて、目を丸くする。
それは俺も同じで――月海が居た事に驚き、目が丸くなってると思う。
「月海…!?」
「ミ、ミナトか…。ミナトならば良かろ…」
月海はゆっくりと俺の背中から降り、散らばった買い物袋の中身を片付け始めた。
俺に背を向けてしゃがみ込み、リンゴやトマト、玉葱や人参を袋に入れていく。
でも俺は……
「な、なっ!? どっ、どうしたのじゃ、ミナト!?」
月海に強く抱きついて、緩みそうになる涙腺を抑えながら答える。
「月海…昨日の夕方からずっと、姿、見せなかった…から…、俺っ…俺……! 月海が、心配で…」
「…吾を…心配……?」
「月海…俺の事…嫌いになって、避けてるんじゃないか、って…。
月海に、何かあったんじゃないか、って…」
「違うっ! 吾はいつだって…ミナトの事が…だ、大好き、じゃ…!
何もありはせん…。吾は最強ゆえ…心配するな」
結局、ゆるむ涙腺を抑え切れず、泣いてしまった俺を…月海は俺を優しく抱きしめてくれた。
暖かく…いい匂いに包まれて…暗く、霧に包まれていた様な気持ちが晴れていく。
同時に、月海が俺を想ってくれている気持ちも伝わって来た。
「しゃんとせんか、ミナト。吾が汝を嫌うなど、あるわけがなかろう?」
「月海…」
「汝に心配されるのは悪くないが…心配をかけ過ぎるのは悪い事、じゃの…」
月海はそう言ってニッコリ笑い、俺の涙を袖で拭ってくれた。
涙が拭い去られるのと同時に、暗くなっていた気持ちが完全に晴れる。
こんなに情けない男でも…月海は大好きだと言ってくれた…それが嬉しくもあり、悲しくもあり。
「しかし、妻でありながら良人に姿を見せぬ、というのは妙な話であった。
ミナト……」
唇にふわりとした感触。人形の様に綺麗な顔が目の前にある。
気付けば月海は離れていたものの、たった数秒の感触が、数時間もの時間に思えてきた。
「ミナトを愛する妻の証、じゃ……」
頬を赤く初め、気恥ずかしそうに視線を反らす月海。
嬉しくて笑うと、月海もニコッと優しく笑ってくれた。
ごめんなさい。
時間がなくなってしまいましたので、ブッツリで申し訳ありませんが、
今日は此処までとさせて頂きます。
マトメて投下出来るよう、日を改めて参ります。。。
お待ちしてます
久々に投下が!
続きお待ちしています!
保守
くーちゃん「アシカビうめぇwww」
いかんいかん危ない危ない…
保守
ゲェェェ
∧_∧
(ill´Д`)
ノ つ!;:i;l 。゚・
と__)i:;l|;:;::;:::⊃
⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃
ほしゅ
保守
遂にヤバくなってきたな…
あれ、月海の続きは?
超保守
264 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 03:19:58 ID:idIAVgw7
保守
ちょっとアゲてみる
265 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 20:07:57 ID:FAHVwSus
age
アニメ二期はまだかのぅ?
>>266 原作自体が相変わらず停滞してるから、アニメどころじゃないんだろうな…作者…
この漫画に出てくる巨乳キャラ全員集めて
おっぱいハーレムを作りたい
ちんちん…シュッシュッ
ほしゅ
風花に筆おろしされたい
過去ログ見てシコシコして寝るか
夜見の続きはーーー
あぁあ
保守
277 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 21:45:26 ID:oQmGpWaF
保守
八嶋ちゃん好きな人いないかなぁ
皆人って性欲処理どうしてんだろ。
あんなおっぱいワールドに居たら我慢出来んだろ
夜な夜な美哉さんがアッー ア、ア、ハンニャガガ……
夢精だろ
保守
アニメ二期決定記念カキコ
結の「負けたセキレイ達をアシカビのもとに戻す」って…
実現したら皆人は一生巨乳に囲まれて暮らすんだぜ
二期きたな
ゲーム買う?
保守
288 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 02:12:56 ID:oeoA69vI
ゲーム出るの?
>>279 そりゃあおっぱいの無い場所でしょ
くーちゃんの部屋とか
ハーレムもの全てに言える事だけど誰か1人と主人公を幸せにしたら
他の子がかわいそうで中々妄想できないんだよなー
皆どうしてる?
他のキャラは背景になる。
可哀相というのは、よっぽど悲壮的な内容でなければ、ならない。
セキレイの場合だと一人としたら全員が群がる展開になりそうだし
支援
月海の季節なので月海が見たい
保守しますね
保守
篝と皆人の愛欲生活を
そういえば篝と最後までちゃんと終わった作品ってあんまないなぁ。
>>297 そりゃ、篝が逃げ腰だからだろ
確かにちゃんと最後まで読んでみたいな
保守
300 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 18:04:55 ID:hLvYIn/Z
300
圧縮近そう
保守
皆人君はどうして、ああも受身なんだろう。
もう少しがっついてもいいと思うんだけどねえ>アニメしか見てないからわからないんだけど。
普通はやりまくるな
自分に自信がないから?
大学合格したら自信もつくかもな
まずは女系家族だった事
しかも全員気が強いというか個が強い
そういうのが長い間傍に居たのであんな風にって感じじゃないかな
それに+して
>>304の事情(ここぞと言う時に)ってのが重なってるのかも
本番に弱いから。
皆人がヘタレなのは
305が言うように女が強い家計で尚且つユカリに昔から風呂とか覗いたらコロスと言われてたこと
大家さんが怖い
皆人は相手の女の子の気持ちを一番に考えるから嫌がるようなことはしたくない
って作者が言ってた
>嫌がるようなこと
布団に入って積極的ですが…
むしろ相手が求めてきてるんだから嫌がるような事じゃない
>>307 なるほどねえ。
やさしい男なんだねえ。
ただ、皆人君。求めてる女の子の気持ちも考えてあげようね。
ごくり。とつばを飲み込んで。さあ、ことに及びましょう。というときに、ことごとく邪魔が入るのは
ラブコメの基本だと思うんだ。
h
保守
皆人はかなりいい感じの主人公だからなぁ。
季節ネタを考えてたがハロウィンは本編であったなー
いやむしろあの衣装で…
保守
316 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 11:42:07 ID:7+Wd7orb
結は早いとこ犯されてまえ
誰に?
俺に。
季節ネタなら体育の日があるだろ
体操服姿、月海版が見てみたい。
大家さんは厳しいかもしれないが、俺は大丈夫だ
投稿するのまとめてます
322 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 23:35:50 ID:sakYuyJg
>>320 むしろ般若の婆のブルマ姿みたい、スパッツでも良いけど
一番キツいのは風花姐さんじゃないか?
風花の体操着姿を想像したらみなぎって来た
325 :
セキレイの番:2009/10/16(金) 05:29:12 ID:zZTrIJKR
大家さんによる部屋割りが行われてから、前より寝るのは楽になった。
興奮して寝付けなくなったり、結ちゃんや月海に豊満な身体を押し付けられることもなくなった。
けど今思えば、あの状況はもっと楽しむべきだったのかもしれないと少し後悔した。
今晩もまた、一人で寂しく寝ている。
一人になったのだから、これで遠慮なく性欲を処理できるというものだけど、気のせいか性欲がさっぱり無い。俺はどうしたんだろうか。
みんなに添い寝されていた時は爆発しそうなのを必死に我慢していたけど、今はどういうことか性欲も無いし、男としてちょっとやばいんじゃないかと思う。
けれど毎日セキレイのみんなに振り回されている俺は、何もしなくても、ぐっすりと眠りにつくことができた。
また明日も、忙しないんだろう……な……ぁ………。
すー……すー……
326 :
セキレイの番:2009/10/16(金) 05:34:21 ID:zZTrIJKR
――皆人が寝息を立てはじめ、完全にそれを確認したところで、音もなく部屋の扉が開かれた。入ってきた人物は女性。
女は静かに扉を閉めると、皆人の布団に近付いていき、皆人の目の前に顔を近づけると唇を重ねた。
皆人が起きないように短めの口付けを交わすと、女は布団の横側から中に侵入していく。
暗闇の中、自分の息だけが聞こえる、むせるような空間。足に触れないように注意をしているのか、皆人のズボンを下ろし、下着も下ろし始めた。
女は少し微笑したように見えた後、皆人の肉棒を取り、手で触り始める。
皆人が言っていた通り、性欲が感じられない状態なのか、それは元気がないように見えた。
女はまた微笑を浮かべると、口に唾液を含み、小さめの肉棒をやさしく舐め上げてみる。唾液は糸を張るほどの粘りを帯び、肉棒をぷるんと弾かせた。
興奮してきたのか、女は両手で棒を握り、唾液をたっぷりと含んだ口内へと挿入させていく。
唾液の量があまりに多いためか、ねっとりとした粘り気のある液体が肉棒から滴り落ちる。女は「しまった」と言わんばかりに、こぼれた唾液の痕跡を残さないように、舐め尽くそうと必死に舌を這わせていった。
327 :
セキレイの番:2009/10/16(金) 05:37:52 ID:zZTrIJKR
ぴちゃ、ぴちゃと卑猥な音が布団の中で響かせることしばらく、肉棒はギンギンに反り返り、赤黒くグロテスクな色を強調しながら勃起していた。
うっとりとした女は、肉棒を亀頭のくびれから咥えこみ、おもいきり口内へと挿入させていく。ズププッと唾液の海に侵入すると、この時を待ち焦がれていたのか沸騰した舌を執拗に絡みつかせた。
ぶちゅぶちゅっと口内では舌の絡みが激しくなり、肉棒は快感からか跳ね上がって悦んだ。
女性の性器のごとく絡みつく舌遣いに加え、唇をすぼめての圧迫感、肉棒の先端から根元までを一気に飲み込もうとするピストンの動きには、膣内に挿入しているといっても過言ではないと思えるほど、気持ちがいいものがあった。
皆人はまだ眠った状態のまま、下半身だけがビクビクと痙攣する。
唾液と精液を撒き散らしながらピストンを早めていき、手で玉袋を揉みながら射精を煽ると、我慢をすることができない皆人はビクンと震え、肉棒から勢いよく白濁液を射精した。
ドプッドプッと勢いよく溢れる白濁液は、女の口内にすべて注ぎ込まれていく。
涙目でそれを受け止めると、口で受け止めきれずに零れ落ちた精液を、舌を使って舐め取っていった。
そしてすべて綺麗に舐め尽くしたと思うと、女は満足した笑みを浮かべ、布団を整えてから皆人の部屋を静かに出ていった。
328 :
セキレイの番:2009/10/16(金) 05:40:33 ID:zZTrIJKR
――翌朝。
「ふあぁぁ〜……ぁ。今日も頑張るか〜。 ああ、なんか気分がいいなぁ。なんだろ、すごいすっきりしてるなぁ」
皆人の気分は当然で、溜まった精液をすべて吸い取られた果てに感じられるものだった。同時に、部屋の扉が開かれる。
「佐橋さん、おはようございます」
「あ……大家さん、おはようございます」
「なんだか、とても元気そうですね?」
「ああ、はい。なんかすごく気分がよくって、今日も頑張るぞって気分です。はは…」
「ふふっ 喜んでいただけたようで、何よりです……」
「?」
皆人を見ながら微笑をする美哉、それを不思議そうに感じる皆人。
美哉の視線はいつものようにニッコリと笑っていたが、うっすらと頬が赤く染まっている。
微笑する表情の中、美哉の口内では熱く火照った舌が、肉棒の感触を思い出すように、ヌラヌラと動いていた。 早く舐めたいという衝動が先走りすぎたのか、唇から舌が少し飛び出してしまい、舌なめずりをしているように動いて見えた。
皆人は何も気付かぬまま、今日もまたいつもの日常が流れていく――
おわり
これで終わりです。短いですが……需要が心配です。
またよければ書きたいと思います
需要ありまくりです
続きお願いします
続きお願いします
あれで一応終わりで、一発ネタのつもりだったんですが
ほかのでもよければまた書きます。
二期もあるので、このスレが埋もれないようにしたいです。自分だけだと嗜好も偏るので、他の職人にも期待してます
そういや前は職人がたくさんいたなぁ
夜見、夜見の編をお願いしますだ・・・
前にいくつかあった気がするが、夜見と皆人だと展開が厳しくなるな
完全にNTRっぽくなる
しかも夜見って本当は冷水のセキレイなんだよな
たらい回し…
報告書であったね。あれは作者公認なのか分からんが、事実だとするとセキレイで初めて書かれたNTR展開に
余り本編ではそういう話は描かないで欲しいよなぁ。
まぁ今や展開が王道少年漫画のそれに近くて安心だけど。
秋津とか、属してるわけじゃないから何かありそうだけど
保守
規制解除…はぁ長かった……落ちなくてよかった
342 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 02:18:55 ID:tAklN5os
保守せえや
二期延期かー!
クソ・・・今回の篝可愛すぎだろ・・・
俺は風花派のはずなのに・・・
このスレも過疎りぎみだな・・・
セキレイってあんまりメジャーじゃないからかな?
エロパロ板自体過疎ってきてるからな
生き残ってる自体が奇跡
>>345 アニメ化したのにメジャーじゃないとか泣ける
349 :
sage:2009/11/24(火) 08:06:46 ID:kM/ahPwq
しかも2期決定したのにね
ミスって上げてもうた…
少なくともアニメ化前より随分盛り上がってるよ
あの頃はドラマと画集が出たが、細々としていた
焔デレすぎワロタ
大人しく新刊と投下を待つ
12月なのでサンタネタとか
保守
356 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 09:58:58 ID:suIdfOxm
遂に今日9巻発売か。
359 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/29(火) 23:01:51 ID:HFzR5AlR
なんか、紬が可愛くなってきてしまう月海の妄想が……
振袖姿が見たいです
保守
ほす
蜜羽、蜜姫のエロパロ希望
俺に文才があれば・・・・・・
そりゃまたマニアックだなー
366 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 10:11:29 ID:PwTJnmJ3
このスレ過疎ってんなー
まだまだぁ!
368 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 05:48:14 ID:J4aqt2ja
とりあえず書いてみることが
二期放送したら活気付くかな?
蜜姫は蜜羽のことを馬鹿にしているからな。
姉妹で、当然に両者とも雑魚キャラで、そして生意気で、共に仲の悪くて、それでいて同じアシカビが好きだったら物語書けそうじゃね。
文才有る人書いてくれ−−−
その対象が御子上だと読んでて面白かなと思うんだけど……
皆人の場合なのかな
皆人のこと好きだったらそれはもう蜜羽と蜜姫じゃないような…
御子上のセキレイってところも個性というかなんというか
しかしアニメ2期やるのにスレ過疎ってるなあ
あんまり人気ないんだろうか?
人気(ひとけ)が無いのは確かだな。
素材はエロに向くが逆にやりにくいって感じなんだろう
カルト的な人気があるってわけでもないし元がそれなりにエロイと中々こっち方面は流行りにくい気がする
377 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 17:20:08 ID:8Sbf4rcV
二期開始まで保守age
378 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 00:56:16 ID:NJhWf0Mt
補酒ぬるぽ
保守
最近は皆人も男らしくなってるし
素材も良い
後は投下さえあれば…
381 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 01:48:58 ID:fq4uG+Vg
ここは一つ御中と高美ちゃんとか
鴉羽様を性的に好きなのは俺だけ?
しかし去年の今頃は結構投下あったんだな
誰か保管庫作ってくれ
>>383 エロパロ板SS保管庫に頼めば良いんじゃね?
これは試作品
387 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 09:05:19 ID:GohweIKX
保守
388 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 21:34:15 ID:yM0KY7n7
>>373 亀レスもいいところだが、
そういうキャラとどう接近するかってのも含めて読んでみたいってのはある
389 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 21:44:56 ID:q8H8bSk+
サブキャラのセキレイが皆人になびく展開か
大家さんぐらい近くないと難しそうだな
392 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/21(水) 22:48:19 ID:PcmgTJ2A
ほ
ここの住人はなんでもいけるのかw
確かに高美ちゃんの色気は素晴らしい!
このスレは御中に乗っ取られたのかw
高美ちゃんってあれで高校卒業した子供が二人いるんだぜ?
凄く萌えるだろ…
じゃ、じゃあ高美ちゃんと羽化前焔で
二期カモーン!
俺んとこ二期外されたぜ!くそぅ!
ここも過疎だし原作もお預けだしせつないでござる
たぶん誰かが書けばどんどん乗れると思うんだ。
こういうの見たいとか、ちょっとネタを振ってみてはどうか
いつ見てもくーちゃんの植物触手にぐっと来る
風花×皆人で職人さんお願いします
ドメイン更新とか安心できないから他探してるって言ってた
落ちちゃうよ〜
おおう。保管庫があるとネタが被らなくていいかと思った
風花愛してるよ
風
二期放送記念に
花
二期は風花がセキレイになる所から第三段階がメインかな?
二期記念カキコ
美哉さんのエロが全然ないんですけど人気ないんですか?
うん、無いよー
二期で増えると予想
418 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 21:04:10 ID:3jRk+I6z
最新話と前回読む限り高美ちゃんも御中にベタ惚れ?
マジ嫉妬
風花かわいい
420 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/26(土) 09:06:43 ID:/iM1qzsV
最新巻で織刃にグッときた
ヤバイって!
大家さんの制服がたまらん
本放送始まったな。美哉がいなかったら出雲荘はどうなってるんだw
美哉がいるからと逆に好き勝手やってるのかもしれん
やり過ぎたら止めてくれる人がいる、というのはそれはそれで信頼関係だべ
二期きたああああ
426 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 02:09:51 ID:+LZxTp2A
二期がキター
427 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/08(木) 10:17:54 ID:3H4G0lg5
記念
428 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 10:25:30 ID:dVRtDBpe
>1
紅翼とか書けないだろうか
あんなに淫乱っぽいのに処女な風花マジ萌える
431 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 14:44:41 ID:s9BUN2Ya
高美ちゃん可愛いよ高美ちゃん
432 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 17:03:30 ID:sbyon3bc
紅翼ーーーー好きだーーーー
433 :
紅翼○○作戦:2010/07/21(水) 05:42:33 ID:bdQWwIpX
「夏朗……ッ夏朗……っ」
「紅翼、何して……、あ……」
MBI本社ビルにある部屋。
灰翅が部屋を空けると、そこには自慰行為にふける紅翼の姿があった。スポーツブラにパンツという上下姿で、半裸状態になっている。
「邪魔……した。気まず……。じゃ……」
「ちょっ、ちょっと灰翅!待ちなさいよ!」
「夏朗はガチでホモだし、寂しい……のは……分かる」
部屋を出てこうとした灰翅を呼び止めると、紅翼は同情されてしまった。腹立つやら恥ずかしいやら、状況が状況なだけに、紅翼の顔が真っ赤になっていた。
「夏朗は仕事だし!忙しいだけだしっ!っつかあんた何してんの!?」
「八つ当たり……よくない。夏朗、振り向かせるの……協力する?」
「そりゃ……振り向かせたいけどさ。協力って、どうすんの?」
灰翅は真面目な顔で、極めて無表情なまま口を開いた。
「紅翼、お色気……作戦……」
二期記念で、遅いですがちょくちょく書いていきます
灰翅かわいいよ灰翅
「お色気ってあんた、ボクのこと馬鹿にしてんの?」
「紅翼の……胸は、知ってる。ぺったん……」
ドカッ!と灰翅の足元に椅子が転がった。
しかし灰翅は表情を崩すことなく、真っ直ぐに紅翼を見ている。
「……大丈夫、夏朗、そんなところ見てない」
「さっきから何か言い方引っかかるんだけど……まぁいいや、それで具体的に何するわけ?」
「紅翼……夏朗、押し倒す」
「は!? 何言ってんのあんた? そ、そぉんなこと出来るわけないし!」
灰翅の横にもう一つ壊れた椅子が転がった。
「夏朗、自分からは絶対来ない…… だから紅翼、がんばる……!」
「ちょ……勝手に話進めないでよ。言ってることは分かるけどさ……ぁ」
モジモジし始めた紅翼。
灰翅はそれを見て、確信するように頷いた。
「夏朗、そろそろ帰ってくる……がんばれ、紅翼……」
「は!? ちょ、聞いてないし!急すぎるし!無理、無理!」
灰翅は、ぐいぐいと無言で紅翼の背中を押し始めた。
心の準備も出来ぬまま、紅翼は夏朗が帰る部屋へと押されていった。
続
SSが投下されてるのは何ヶ月振りか分からんぐらい久しい
あ
「灰翅っ服!服着てないし!これじゃ恥ずかしいってば!」
「服……脱いでないと、意味ない……」
下着状態の紅翼を部屋から押し出すと、廊下の向こうから夏朗が歩いてくるのが見えた。運が良いのか、そのまま行けば丁度すれ違えるところに紅翼たちはいた。
「あ……ッ!!」
夏朗に気付き、途端に暴れだした紅翼を押さえながら、灰翅は夏朗がこちらに来るのをじっと待っている。
「灰翅……!あんた……後で覚えときなさいよ……!」
手に持った書類を読むのに夢中だったのか、夏朗は目の前まで来て、ようやく紅翼たちの姿に気付いた。
「あれ、紅翼と灰翅。こんな時間に何してるの?」
「夏朗……紅翼が、話……ある……そう」
「言ってない!言ってないよ!灰翅何言ってんの!?」
涼しい顔の夏朗とは対照的に、紅翼は顔が真っ赤でテンションもおかしかった。
灰翅は精一杯の後押しをしたつもりだったが、
「紅翼も、そんなカッコしてると風邪ひくよ? じゃあ、おやすみ……」
それだけ言うと、夏朗はスタスタとその前を通り過ぎていった。
そして、ポカンとした、何とも言えない顔をした紅翼が見送っていた。
「……紅翼お色気作戦、失敗……。ク……クク」
「あんた……今笑ったでしょ。 ボクのこと、やっぱり馬鹿にしてたんだ!?」
「夏朗、紅翼の身体すら見なかった……。乳の魅力……残念」
灰翅は小刻みに震えていた。どうやら笑っているようだ。
「夏朗が……そういうのに興味がないこと知ってたけど、あんた何がしたかったの!? ボクの身体、夏朗に見られて……何にも思われなくてぇ……!」
涙目になりながら、紅翼は拳に力を溜めていく。
「落ち着け、紅翼…… まだ第一段階、失敗……なだけ」
「終わってんじゃん! 最初っからこうなるって分かってたっつの! もう、むかつくから粉☆砕!!」
MBI本社ビルの廊下が爆発した。
「まぁ……次はもう少し、考えとく……かも」
「絶対考えときなさいよ。このままじゃボクの身体、見られただけなんだから」
身体を見られただけ。自分で言ってて紅翼は泣けてきた。
男ならば、いきなり襲い掛かることはなくても、女性の身体を見たらもう少し反応があるんじゃないかと思っていた。
紅翼は他に男を知らないため、夏朗の性癖をどうやって直せばいいのか分からなかった。
灰翅はというと、特に関心がないのか、紅翼を見ている方が面白いのか、ニヤニヤした顔で紅翼を眺めている。
「第二段階……楽しみに……してるといい」
「ふん……」
やっと落ち着いた、紅翼。灰翅は子を見守る親のような目で、やはりニヤニヤと笑っていた。
おわり
ここで一旦終わりです。二人を書くとギャグになってしまったので、次はもう少しエロいのを考えてきます
乙っす
アニメ見ながら某調教ゲーやってたらerasekireiって電波が
んなもんやりながらアニメ見るなよw
いまさらだが文書きさんGJ
懲罰部隊いいよな
鴉羽様最高
初代懲罰部隊もいいぞ
男女比1:4で居心地の悪そうな陸奥に風花さん辺りに吹き込まれた結女が、とか?
これだとなんか結っぽくなってるが。
鴉羽様×陸奥とかだとパッと見BLくさくなりそうな悪寒
鴉羽様×結女
風花×陸奥
撮影:松
これでよし
結女×鴉羽がいい・・・とか言ってみる
結女様×鴉羽様なのか鴉羽様×結女様なのか……
そしてそれを見守る幼い結
皆人って女装似合いそう
椎菜のほうが似合うと皆人の妹が
鴉羽様結構人気?
エロパロが少ないのは既に
エロイからなんですかねぇ
無意味なパンチラ
無意味なモリマン
無意味な胸ポチ
そして巨乳、微乳
ツンデレも従順なのも幼女もありで
どんな妄想でもカモンだと思ったのになー
どうぞと全部盛りだと返って創作意欲が落ちちゃうんですかね
ってか、やっぱり本妻は誰よ?って感じになるし
みんなミナトのこと大好きなのに一人に絞れば他の子が悲しむしなー
ミナトはミナトで結にもふらふら月海にもぐっと来てしまいにゃ篝にまで・・・
でも、私ならやっぱり月海タンラブーなのですだ
「汝は吾を抱きたくはならぬのか」で鼻血ブハーです
おっぱいもきれいだしねっ
松×皆人って既出だっけ?
>>457 一羽目704から素晴らしく濃厚なのがあった
あの松・結 一連の話は良かったな
460 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 23:33:55 ID:z1NdnnbO
誰か書ける人残ってますか?
美哉のが少ないと思うのでお願いします
出来たらでいいので基本的には何でもいいです
よろしくお願いします
461 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 12:05:57 ID:pnMgvn0j
鈿女去らば……
462 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 00:31:02 ID:pAiNIYVt
うずめたんの背開き。
美味しくなくなくなく…?
463 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 01:15:06 ID:M2p/j9Sx
何であんな所でうずめが死ななくちゃいけないんだろう・・・
しかもあの松の感が外れた
「うずめたんもみなたんのセキレイになるです」的な事言ってたのに
464 :
61:2010/09/18(土) 01:22:20 ID:tyF2KkyI
間に合わなかったか……… 本編まだ読んでないんだけど。
そんなフラグが立ってるのは判ってたから、そうなっちゃう前に「うずめ」編を書いていたのに……
465 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 02:57:58 ID:M2p/j9Sx
>>464 まだ残ってますか?
出来たら投稿してください
「うずめ編」期待してます
このスレだけでもいいので「うずめ」を生き返らせて下さい
466 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 03:06:47 ID:M2p/j9Sx
そういえばうずめって皆人の事なんて呼んでたっけ?
佐橋だっけ?
最近うずめはアニメだと出てたけど最後皆人の事呼んだのは出雲荘を出ていく所だから忘れちゃった
あれ?最後呼んだのは死ぬ前だっけ?
どっちにしろ忘れた
佐橋ちゃん
468 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 01:25:23 ID:k7zFo15e
>>467 ありがとう
誰か下手でも短くてもいいからまた書いてくれないかな?
469 :
61:2010/09/19(日) 01:55:40 ID:YKhC3D/J
最新号読みました。最後あぁなってはさすがに………(泣)
これでぎりぎり助かってたら奇跡ですね。あくまでも前号(18号)の続きと
いうことで、「うずめ編」を1日〜2日以内には投下します。
ちなみに自分の過去投下リスト
前スレ 638〜皆人×結・月海 前スレ 704〜皆人×松
前スレ 754〜皆人×結 前スレ 797〜瀬尾×光・響
現スレ 61〜皆人×風花ほか
個人的な予想だと同じ病院に搬送されて千穂が手術を終え目を覚まし
その病室に入ってきた皆人達にうずめのことを聞いて一命を取り留めたけどなんでんかんでんとか説明があり
ベッドで寝ているうずめの元に行き手を握ってうんちゃらかんちゃらと千穂が喋ったらうずめ復活とかになりそうな気がする
471 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 03:15:15 ID:5jipO1pI
支援ぬるぽ
472 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/19(日) 15:09:29 ID:k7zFo15e
>>470 そう願いたいけどセキレイ紋が消えてMBIのヘリまで来てるから残念ながら復活はないと思う
まあどうせ最後にみんな復活して大団円endなんだろうけど
470の予想は原作(漫画)のほうの予想じゃマイカ
そっちならまだ少しは可能性あるかも。
望み薄だが。
だよな、俺が読んだのは背中グサッで終わってたから何時ヘリ来たんだとか思った
アニメなら死亡
476 :
61:2010/09/20(月) 18:45:18 ID:yKJ2fRjX
「うずめ」編を投下します。アニメ2期では10話で機能停止、ヤングガンガン原作
でもどうやら19号で機能停止濃厚なので、あくまでも「こうだったらよかったのに」
というような切ない願望(妄想)をこめての投下です。
前作との関連はほとんどありません。
--------------------------------------------------------------------------
コチ……コチ……コチ…… 時計の音だけが静かに響く。
手術室の前で、うずめはただ祈っていた。
皆人たち「チーム出雲荘」の活躍で、うずめの葦牙「日高千穂」はM・B・I本社に保護
された。すぐに応急処置と全身の精密検査が行われ、点滴・投薬で全身状態がある程度
落ち着くまで数日。
そしてさらに2週間後。綿密な治療計画のもと、今、手術が行われている。
コチ……コチ……コチ…… 《手術中》のランプはまだ消えない。
病院を中心とした広い範囲は、常に松の策敵・監視のもとにあり、結・月海・風花・焔
いった実力者が交代でガードにあたっていることもあり、千穂が保護されてから奪還の
試み・治療妨害といった邪魔は、今のところ入っていない。
皆人も時間の許す限り病院を訪れており、今はうずめの隣で待っている。
コチ……コチ……コチ…… ………ふっ……… と、《手術中》のランプが消えた。
「−−−っ!!!」
ほどなく、麻酔で眠ったままの千穂の手術台が引き出されてくる。
「先生! 千穂は!! 千穂はっ!!??」執刀医につかみかからんばかりのうずめ。
「(笑顔)大丈夫だよ。おそらくは、君というセキレイを〔使う〕ために、意識的に
治せるものも治さない、生かさず殺さず、のようなコントロール下においておいたん
だろう。この世界最高のM・B・I医療陣にとって、彼女を完治させることは決して困難
なことじゃない。もちろんしばらくは絶対安静が必要だし、体力の回復やリハビリに
は長い時間がかかるだろうが、君がついていれば、彼女もつらくはないんじゃないか
な?」
「……う、うぅ………あぁ……あぁ……… ああああぁぁぁぁーーーーーっっっ!!」
「………よかったね、うずめさん………」
「うん……うん……佐橋ちゃん……ありがとう……ありが……あぁ……っ」
これまで、意図せぬ戦いを、ただ千穂のためにと、無理やり強いられてきたうずめであ
る。涙を流すたび、同じ重さの重荷がとれていく気がして、うずめは皆人にすがりつい
てとめどなく泣きつづけていた。
477 :
61:2010/09/20(月) 18:46:18 ID:yKJ2fRjX
数日後。千穂の保護以来、ほとんど寝ずに看病をしてきたうずめだったが、もうこれ
で不安要素がほぼなくなり、なかば強制的に病院を追い出された。これ以上病院にい
るとうずめのほうが過労で倒れてしまう、という病院の配慮だった。
結・月海・風花・草野を手術後の護衛団として残し、うずめは皆人・焔とともに、久
しぶりに出雲荘に帰ってきた。
「………お帰りなさい、うずめさん。うずめ……で、いいのよね?」
「……ただいま、美哉…… ……うん。No.10:比礼のセキレイじゃなく、うずめと
して、できればもう一度、ここに帰って来たい……んだけど………」
「………お部屋、そのままにしておくって言ったでしょ?」 と、うずめに手を差し
伸べる美哉。つられて手を出すうずめと握手かと思いきや、その手のひらはすっと上
を向く。
「………お家賃。(にこっ)」 「………(さすがだよ、美哉………)」苦笑する焔。
千穂は病院の大護衛団に護られて安心、ここ出雲荘は般若と焔の睨みが利いていると
あって、皆人は久しぶりに無防備な眠りについていた。……そう、ふすまをそっとあ
けてうずめが入ってくるのにも気づかないくらいに。
うずめは皆人の横にすっとすべりこむと、その首に両腕をまわし、唇を重ねていった。
「………っ!!?? う、うずめさん??? ど、どうしたんですか??」
「………えへ。あれぇ??また、部屋を間違えちゃったのかなぁ??」
どう考えても確信犯である。再度、唇を近づけてこようとするうずめの肩を押し戻し、
「こ、困りますよ、うずめさん………お、俺、うずめさんの葦牙じゃないのに………」
「へぇ〜〜、そうかぁ、つまり佐橋ちゃん、自分のセキレイにはいつもこういうことし
てる、ってことなんだね??」
語るに落ちるとはこのこと、おもわず言葉に詰まってしまう皆人だった。
「もう、〔東〕とのしがらみはなんにも無くなったんだ。あたしも、〔チーム出雲荘〕
の一員として認めてくれる……よね? 佐橋ちゃん?」
「それは……もちろん。前から俺は、うずめさんの事、大事な仲間だって思ってたし」
「ありがと。佐橋ちゃん。じゃそういうことで………」
「………じゃなくて!! うずめさんには千穂さんって人が!!」
「そうだよ。あたしにとって一番の女の子は千穂。これからもずーーっと一緒にいられ
る。佐橋ちゃんやみんなのおかげでね。んーでもまぁ、幸いあたしの葦牙は女の子だか
ら。あたしの〔男の子の一番〕を選んだっていいと思わない?」
「………うずめさん………」
「佐橋ちゃん、ここで最初に会ったときに比べて、めちゃめちゃ男になったよね……み
んなと一緒にいろんな経験積んで、生死を分ける戦いもして。………もし、千穂に出会
う前に佐橋ちゃんに会ってたら、ひょっとしたらあたしも佐橋ちゃんのセキレイになっ
てたかもしれない………って思えるくらい」
つ………と、うずめの細い指が、皆人の頬・顎・首筋へと這っていく。かすかに上気し
た顔で見つめられ、皆人もうずめから視線をはずせなくなる。
「………ま、お礼も兼ねて、ってことで、さ」
再び、うずめの両手が皆人の頬をとらえ、唇が近づいてきた時、皆人は覚悟を決めた。
478 :
61:2010/09/20(月) 18:47:36 ID:yKJ2fRjX
「んん……ん……」
ちゅぱ……ちゅく……
「あぁ、あは……むん…………あぁ、佐橋ちゃん……」
密着した唇のなかで、お互いの舌がからみあう。皆人の舌がうずめの唇のなかに引き
込まれ、唾液といっしょに強く吸い込まれる。ひとしきり吸引された後、逆にうずめ
の舌が皆人の口内に侵入し、(ねぇ………して………)というように皆人の舌を探す。
かわるがわる舌を求めあううち、いつか二人は着衣のままかたく抱き合い、足は互い
にしっかりとからみついていった。
(うずめさん……綺麗だな)
小柄ながら出るところは出ている、トランジスタグラマーなその肢体。ピンクと紫の
トレーナーを高々と押し上げる胸は、すでにその先端を硬く尖らせて皆人の胸板をく
すぐる。皆人のものもいつしかトランクスを痛いほど突っ張らせて、ジーンズの上か
らうずめのソコを強く圧迫する。
(佐橋ちゃん……硬くなって……)
思いきり皆人にのしかかっていたうずめは、皆人の下半身の変化を敏感に感じていた。
そっ……と手をのばし、トランクスの下ではちきれんばかりに膨張しているものを、
外に開放してやる。
「あ、うずめさん………」
ぶるん……と強く胴震いをしていきり立ってしまう、節操の無い自分の分身が情けない。
「感じてくれてるんだ………嬉しいな………じゃ、大サービス」
うずめは皆人の太ももあたりにすわり込む格好になり、トレーナーの前をまくり上げる。
95センチの大きなバストとその頂上の乳首が、が皆人の目の前でふるふると震える。
思わず本能的に手を伸ばそうとしてしまい、必死に押しとどめる。
「んふ………いいんだよ。さわって………佐橋ちゃん」
うずめは皆人の手をとり、胸に導く。そのまま、皆人の手の上に自分の手を重ねて、
一緒にやわやわともみしだく。
「うわ………やわらかい………」
手のひらから伝わる弾力と、その中央でころころところがる乳首の感触に、皆人のも
のはますます張り切っていく。
「……むね……きもちいい……ね、キス、して………」
皆人は上体を起こし、細いウェストを抱きしめる。興奮でふくらみかけたうずめの乳
首が、ちょうど皆人の目の前に来る形になる。
「あぁっっ!! はぁ………んっっ!」
充血した乳首が、皆人の口のなかにとらえられ、舐められ、しゃぶられ、吸われる。
その顔を自分の乳房に思いきりおしつけるように、うずめは皆人の頭を抱きしめる。
窒息しそうな快感と甘い匂いに包まれながら、皆人はふたつの乳首を交互に愛し、濡
れ光らせていった。
「……はぁ……はぁ…… さ、佐橋ちゃん……その……」
言いながらうずめは、トランクスの前から突き出ている佐橋のものに、両手をそえる。
「……見、見てみても、いい、かな……… 男の子の、見るのはじめてなんだ……」
後ろにずり下がり、両手で皆人のものをとらえながら、顔を近づけて観察する。
「へびの鎌首? ん…やっぱり、きのこ?かな?」
包皮から完全に露出した亀頭部分を手のひらでそっとくるみながら、数センチの距離
でまじまじと見られ、皆人はほとんど生殺し状態となっていた。
479 :
61:2010/09/20(月) 18:48:28 ID:yKJ2fRjX
「う、うずめ……さん…… そ、そんなにされると、俺………」
「? 佐橋ちゃん? ………あ、ひょっとして、これ気持ちいいの??」
「き、気持ちいいというか、苦しいというか………」
「そっか……形はぜんぜん違うけど、女の子と感じるところはおんなじなんだね……」
意味深なことを言いながら、さらに亀頭の先端やくびれの部分をさわさわとなでる。
「そ、その………お礼、だから、さ。佐橋ちゃんの……これ、気持ちよくしてあげた
いんだ。どう……すれば、いいかな?」
「うずめさん………」
(さっきのキス、気持ちよかったな……もしあの唇で……これ、して……もらえたら…)
「う、うん……… じゃぁ、えと……その…く、口、で……お願い、できるかな………」
「わかった。うまくできなかったら、ごめんね………」
期待に震え、先走りでわずかに濡れた亀頭の先端を、おずおずと舌先でなめとる。苦
味はあるが嫌な味ではなく、徐々に広い範囲に舌を這わせていく。ときどき、びくん
っ!と脈動するのにあせりながらも、思いきって亀頭全体を、その唇のなかにむかえ
入れた。
(あぁ………あったかくて気持ちいい………)
全身でうずめの口内にはいりこんだような感覚。うずめの口づかいはぎこちなく、と
きどき歯が当たったりもしたが、お互いにやり方・され方に慣れてくるに従い、加速
度的に快感が急上昇してきた。
(佐橋ちゃんの………あたしの口のなかで、すっごく大きく……)
皆人の腰が、徐々にリズミカルな動きをし始める。亀頭が唇まで引かれたかと思うと、
ぐぅぅっ、と喉のほうまで突きこまれたりする。
じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼっ!!
してあげる、というつもりだったうずめのほうが、もはや完全に受け身である。すで
に何羽ものセキレイとの経験を重ねた皆人相手では、攻守の逆転はあっという間であ
った。
口のなかのあたたかい唾液と、やわらかい舌、唇、ほほの刺激によって、皆人のもの
はぐんぐんと膨張をつづける。自分でも気づかないうちに、皆人の両手はうずめの頭
に添えられ、「折り返し不能地点」を目指して突き進む。
(もう……だめ、佐橋ちゃん……あたし、おかしくなって……)
それでも、最後の力をふりしぼって、うずめは皆人のものに本能的に吸い付き、ほお
をすぼめて、ちゅぅぅっ!!と吸引した。
「!!! うずめ……さんっ!! うずめ……! 俺、もうっ!!」
皆人の最後の砦は、その吸引であっけなく壊された。
うずめの頭を、強引に自分の腰にぐっと引きつけ、自分のものをおもいきり奥に突き
こんで静止する。
びゅっ! びゅるっ!! びゅるんっ!!!
精巣から高圧で撃ちだされた精液は、あたたかなうずめの口のなかに、つぎつぎとノ
ンストップで着弾する。
「んぅっ!! む……っ! ぐぅっっ……… こく…んっ……」
むせ返りそうになりながら、うずめは送りこまれた精液を、唾液といっしょに必死に
飲みこんでいった。
480 :
61:2010/09/20(月) 18:49:27 ID:yKJ2fRjX
どくっ…… どくん…… とくっ… とく……
(佐橋ちゃんのが……あたしの、口のなかに………変な味……でも、嫌じゃない……)
上気して、ぼうっっ……と放心状態でいるのは、うずめだけではなかった。皆人も、
あおむけに倒れこみながら、ものをうずめの口内におさめたまま、射精の余韻に浸っ
ていた。
ぺろ……ぴちゃ……ちゅるっ……
うずめは、口のなかで徐々に小さくなりつつある皆人のものを、丁寧に〔お掃除〕し
ていた。亀頭にこびりついた粘液をなめとるたび、皆人の腰がぴくんっ、と動くのが
かわいい。
(あ……佐橋ちゃんの、また、大きくなった………)
自分の奉仕で皆人のものが回復していくのを目の当たりにすると同時に、タイトなジ
ーパンの下に隠されたうるみが、それと連動するように熱を帯びていく。知らず知ら
ずのうちに、手がその部分に伸び、その熱さを自覚して、かぁっ………と頬を染める。
(あたしの……すっごい熱くなってる……)
「うずめさん………お、俺……」
皆人は体を起こし、逆にうずめのからだを下に組み敷くような格好になる。
「きゃ…… 佐橋ちゃん、ちょ……ちょっと待っ…… そ、その……」
「………??………」
「あ、あのさ…… 驚かないでね…… あたしのここ、今、ものすごいことになって
る気がするんだ………」
腰をあげ、そおっ……と、ジーパンを下ろしてみる。ただそれだけで、中にこもった
熱気が発散され、外気にあたってひんやりする。さらにその下の状態を思うと、怖く
て自分では確認できない。
「うずめさん……… 可愛いです………」
皆人の顔が近づき、覆いかぶさるようにして、唇が重ねられる。再度、ちゅる…くち
ゅ…と舌の攻防が始まると同時に、皆人の右手はうずめのパンティのなかに忍びこむ。
「はあああっ……… さ、佐橋ちゃん…… あぁっ……」
本能的にきつく閉じられる太ももの力に抗い、皆人の指先は熱い源泉に到達した。
くちゅり……… 中指を押しあてると、うずめのそこは、本人の意思とはうらはらに
その指を飲みこむ。周囲のうるみに助けられてさらに奥をさぐり、内部へ向かう通路
に侵入させる。
「っつっ………」 瞬間、痛みに顔をしかめるうずめ。
「あっ…… ご、ごめん……」 思わず手を引っ込める、その皆人の手を押しとどめ、
「ううん…… いいよ、佐橋ちゃん…… あたしも、もう我慢できなくなってるから
………」と、かすかに頷いた……
全てを脱ぎすててあおむけになったうずめに、皆人は思わず見とれる。
「綺麗だ…… うずめさん……」
どこかで聞いた「裸といえば、あたしでしょ!」という言葉が思い出され、しばらく
無言で見つめてしまう。
「さ、佐橋ちゃん…… さすがにあたし、恥ずかしいんだけど、さ………」
「ご、ごめん、つい、見とれちゃって………」
どちらからともなく手を伸ばし、抱き合う。からだのあたたかさをお互いに感じあい、
うずめの〔女〕と皆人の〔男〕が充分に反応し、高まる。
481 :
61:2010/09/20(月) 18:50:45 ID:yKJ2fRjX
皆人がうずめの足のあいだに入ると、うずめは大きく両足を開き、自然に皆人をむか
え入れる体勢をつくる。「い、いいよ…… 佐橋ちゃん、きて……」
しっかりと胸を合わせ、入り口をさぐる。うるんだその場所を自分の先でとらえると、
徐々に力をこめていく。
ぐ、ぐぐ、ぐっ…… (あぁっ…… 佐橋ちゃんのが、なかに……入って……)
破瓜の痛みをこらえ、その両足を皆人の腰にまわしてからみつける。いったん、太い
部分が通り抜けると、あとは少しは楽だった。
「………入ったよ、うずめさん…… 大丈夫?」「うん……平気……ちょっとじんじ
んするけど…… んふ…… ひとつに、なっちゃったね……… 姐さんたちに悪いな
……」
そろ、そろ、と、ゆっくり動きはじめる。最初はわずかな動き、お互い慣れてくるに
従い、だんだんと大きなストロークでリズムを刻みはじめる。
細いウェストに、バランスのとれたうずめのからだ。腰を振るたびにふるふると震え
る胸と、あえぎながら指をくわえて耐えるそのしぐさがたまらなく愛しい。
「………佐橋ちゃぁん……… きもちいい、きもち、いいようっ………」
どうしようもない快感に耐えかねて、うずめは皆人の下でじた、ばた、と暴れる。そ
の拍子に皆人のものがうずめの中からはずれ、ぐったりとうつぶせになったうずめに、
皆人はうしろから挑みかかっていった。
皆人に導かれ、うつぶせのまま腰だけをあげる。小さく開いたままのうずめの入り口
に、皆人のものが押し当てられる。
「やん……こんな……かっこうで………」
形のよいヒップのなかに、皆人のものがふたたび埋まりこむ。いちばん奥まで入りこ
まれる感触があり、うずめのお尻と皆人の腰がすきまなく密着する。
「あ…… はあぁっ……」
なかに入った皆人のものを、吸い込んで抱きしめるように必死でしめつける。ざらざ
らした膣内と、こりこりとした子宮口の感触に、皆人は暴発しそうになるのをかろう
じてこらえる。
「すごいよ…… うずめさんのなか。きゅんきゅん締まって………」
ゆっくりと自分のものを抜きだし、突きこむ。そのたびにざらり、ざらり、ともの全
体を強くしごかれて、皆人のものはますます大きく膨張していく。
ずんっ!ずんっ!ずんっ! きゅっ!きゅっ!きゅっ!
皆人の抽送、うずめのしめつけ。その共同作業により、どんどんと高まっていく二人。
だんだん痛みも消えてきたうずめは、自然にそのお尻をふりふりとゆすり、皆人の突
きこみをしっかりと受けとめていく。
お互いに、もっとも気持ちの良いポイントをさがしながら激しくピストンを繰り返す。
皆人の根元には射出を待つばかりの大量の精液が蓄えられ、うずめの奥はその準備
をして待ち構える。
482 :
61:2010/09/20(月) 18:51:46 ID:yKJ2fRjX
そして、ついにその瞬間が訪れた。
最後に数回、ぱん! ぱん! ぱあん!!! と、うずめのヒップに皆人が腰をたた
きつける。背中におおいかぶさり、ふくらみきった乳房を背後から強く握りしめる。
同期するようにうずめもお尻を突きだし、わずかな隙間もないようにぴったりと密着
する。
「俺っ!! もうっ!! うずめっ!! 出る、出すよっっ!!」
「いいよっ!! さ、佐橋ちゃあん!! 出して、なかに、いっぱい出してっ!!」
二人の「もっとも気持ちの良いポイント」が、ついに完全に一致した。
皆人の〔出口〕である鈴口と、うずめの〔入り口〕である子宮口。そのふたつがぴっ
たりと合わさり、皆人の根元で爆ぜた精液が、びゅるん!! びゅくっ!! びゅっ
くん!! と、うずめの子宮のなかに直接、たっぷりと撃ち込まれる。
(あ…… あ…… あたしのなか…… いっぱい、佐橋ちゃんの、精子が………)
数十秒もそのままでいただろうか、ゆっくりと絶頂から降りてきた二人は、自然と前
のめりに折り重なる。皆人はからだ全体でうずめのやわらかさを感じ、うずめはうっ
とりと背中の心地よい重みを感じていた………
………翌朝。
「……美哉も丸くなったよね。ゆうべの佐橋たちのこと。当然気づいてるでしょ?」
「……二度目は許しません。きのうは…… ま、うずめさんの帰還祝い、ということ
にしておきましょう。それより焔?」
「な、なに……??」
「……(くすっ)混ざりたかったのではなくて??」
「……やめてよ…… 最近、それっぽいような気がしちゃうことが多いんだから……」
……というような話に気づきもせず、すっかりリフレッシュした様子のうずめは、
「いってきまーーーすっ!!」 と元気にM・B・I本社に出かけていった。
「………佐橋ちゃん」 見送りに出た皆人に背を向けたまま、うずめは言った。
「ん? なに、うずめさん」
「………ありがとう。あたし、これからもずーーっと、みんなといっしょに闘うよ。
あたしの、いちばん大事な女の子と………」
そして、朝日に負けない、輝くような笑顔で皆人を振りむいて、こうつけ加えた。
「………いちばん大事な男の子のために、ね」
−(完)−
おつですなあ
GJでした
救われました
485 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/21(火) 03:28:27 ID:P+LvcfU7
おつです
サイコーでした
また書いてください
鈿女ー!!
超GJ!
男の子の一番と女の子の一番ってのが良かった
うずめらしい感じがする
488 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/22(水) 00:32:48 ID:bOVi+pXt
これに続いて誰かお願い!
話が出来たらじゃんじゃん載せて!
489 :
61:2010/09/22(水) 09:24:18 ID:sDiBvu9y
今気づきましたが、前作の「風花編」をupしたのはもう一昨年の大晦日のことになるんですね。
そのあたりから実は「うずめ編」を考えてはいたのですが、普通に葦牙との話にするのがうず
めの場合とても難しくて……千穂が病気になる前の思い出話とか、元気になってから二人で
からむとか。結果的にうずめには「男の葦牙がいない」ということをとらえて、こんな話になりま
した。それではまたいつか。
490 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 03:30:22 ID:YigW9S5b
>>489 リクエストはありですか?
もしありだったらあんまり出てない皆人×篝を書いてほしいんですけど
うずめ編が凄く上手かったのでお願いしました
迷惑だったら迷惑って書いてもいいですから
返事まってます
491 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 04:52:46 ID:3ntR7GZE
皆人×草野でペド凌辱物を頼もうかよ
492 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 23:51:37 ID:YigW9S5b
>>491 それもいいかも
でも本人の意志しだいなので私達では決められない
それよりも考えてくれるかどうかだけど
493 :
489:2010/09/25(土) 09:52:16 ID:bV3W5Pk7
リクエストは迷惑だとは言いませんが、たぶん受けることはありません
そのシチュエーションに自分が共感・感情移入できるか、というのが一番の問題で
それがないものは書けないですね…… あしからず
494 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 00:12:35 ID:4OQ/P/IF
495 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 00:36:44 ID:AwK2bW9A
ついにセキレイ第2期の最終回が終わってしまった・・・涙
悲しいよ〜
続きってあるんですか?
第3期みたいなの
私はアニメしか見ないので原作は知らないんです
誰か知ってる方がいたら教えてください
ありません
497 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 04:01:59 ID:PLs1XDkQ
いやあ酷い二期だったけど、原作足りてなかったしな、生姜無いね。
「2期最終回でわかったのは、アシカビとセキレイ同士の絆の力なのじゃ!」
「・・・はぁ。」
「もっとみんなで仲良くなるの!」
「つまり、くんずほぐれつですよ、みなとたん、ぐふふふふ」
お風呂にて
「結は拳系ですから、みなとさんやほむらさんには手コキとかフィストファックです!」
「クゥはね、触手さんを育てたの。みんなで触手さんとぬるぬるするの!」
「松はみんなの感じる弱点を知り尽くしてるんですよ〜」
「われは、水をあやつれるから、その、浣腸プレイならいくらでも・・・」
「火と低温蝋燭はまかせておけ。あとみなとのアレだけじゃ足りないから私もしよう。」
「私はぁ風を操れるけどぉ、プレイじゃなんの役にも立たないわねぇ。だから自慢のボディでぇ」
プレイ後
「お、大家さん!」
「まったく、こういうことをして・・・」
背後に鬼の面が・・・
「ひえぇ、すいません大家さんすいません」
「私も混ぜてください!」
「「「えぇ〜!!!」」」
まで考えて書く気力がない・・・。
499 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 21:17:49 ID:AwK2bW9A
>>498 頑張ってください
楽しみにしてます
続きはないのか・・・
じゃあなぜあたかも続きがあるような感じで終わらせたんだろう?
続きがあるかも!!って期待させて本とかを買わせて稼ぐとかそんな感じかな?
一期の終わりもそんな感じだった
明らかに二期があるのを匂わせてたが、一応その時点では正式発表とか何も無かった
501 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 00:06:24 ID:stJFed0R
>>500 そうなんですか
私は第1期の再放送の月海が皆人のセキレイになる所から見たので知りませんでした
そのときは最終回のあとに第2期テレビ放送直前の第1話の放送についての情報が放送されてたのでてっきり情報が放送されてると思ってました
普通は最終回のあと第2期の情報か来週からやるテレビの情報を放送するはずだからその点は特別ですねw
>>498 >「私はぁ風を操れるけどぉ、プレイじゃなんの役にも……」
ここは微風と桜吹雪をあやつってくすぐりプレイだろw
503 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 03:33:32 ID:nRqPp2pS
誰か出雲荘の皆(美哉&月海&風花&篝&結&松&細女)で皆人を犯すやつ書いてください
ちなみに何故草野が入って無いかと言うと子供過ぎて逆に想像つかないと思ったからです
子供は逆に羞恥心がなかったり、気持ちよさに貪欲だったり、底無しだったり…
505 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 03:54:41 ID:JC6o+Q38
皆聞いて驚け!!
セキレイ第2期〜Pure Engagent〜が10月7日の0時から再放送するぞ!!
チャンネルはTOKYO MXだ!!
7日だぞ7日!!
間違えるなよ!!
6日から7日に変わる瞬間にスタートだ!!
以上!!最新情報でした!!
無邪気責めってやつか
507 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 15:35:33 ID:6T2r5MES
やっと反応あった
皆がどんな反応するかなぁ〜って思って大げさに書き込んだけど反応薄いね
ちなみにこれは本当だから
つか録画してる奴多いだろうから再放送してもそれが何?ってことかと
というか板違いだね
そういう話題はアニメ板のセキレイスレでやればいいよ
510 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 00:50:25 ID:1CpNDMkF
やっぱりそうか
俺も薄々気づいてたがそんなもんか
まぁいいや
話を変えるが今誰か話を考えてる人いるの?
保守
保守
ほす
最新話はユカリと椎菜が普通に結ばれそうな展開だったな
ユカリと椎菜が結ばれて、くーがお兄ちゃんのお嫁さんになったら
皆人と椎菜はお互い「義兄さん」と呼び合うのかw
別におかしいことじゃない
517 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 00:43:42 ID:ApsFXABU
ほ
高美ちゃん可愛い保守
519 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 00:53:59 ID:+iIaHkU0
人いねー
保守
特別編読んで鴉羽様と夏朗の慰め合いみたいなの妄想した
そういえば・・・NTRものってないな
同人とかでもあまりないし・・・
乙です。管理されてる方がいるのは大きいです
525 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 08:55:53 ID:QrhN4A6c
保守
527 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 01:46:27.73 ID:t0LltrMM
あげ
528 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 04:49:09.19 ID:OZzqhMB3
ぬるぽ
人いるかな
俺は居るが……
ここに居るぞ!!
ヒマだから今までの話の人気投票でもするか?
よし、それまでに何か話を考えとくよ
人が少しでも居るなら充分だ
ノシ 人気投票じゃないけど、ラジオみたいなのとか面白かった。
あと皆人が焔にやられそうになったのがやけに印象的だった
草野と焔は属性選ぶからほとんど見かけないけど
いつもの巨乳4羽だけじゃなくて
皆人が6羽全員相手する話読んでみたいな
537 :
懲罰の罰:2011/04/29(金) 13:58:17.58 ID:rx0+q+px
「くそっ離せッ! 離せっつってんだろっ!」
「あー恐ぇこえぇ、さすが懲罰部隊ってか」
倉庫のような薄暗い場所。
両手を頭上で縛られている格好の紅翼は、目の前にいる瀬尾を睨みつけた。
「ボクにこんな事して……ただで済むと思ってんの?
「そういきり立つなよ姉ちゃん。あれ、でもボクって言ってるから男の子?」
「ボクは女だよ! ぜ……ッぜった殺す……、馬鹿にしやがって……!」
紅翼はものすごい形相で睨みつけながら、足をバタバタとさせている。しかし両手に縛られたロープは、一向に切れる気配がなかった。
瀬尾は何の考えがあるのか、わざと紅翼を挑発しているようにも見える。
「まぁ個人的な恨みはねぇんだけどな。最近、なんか懲罰部隊が気に入らなくてなぁ……、相手が葦牙でも攻撃してきたりな?」
「は? 何言ってっか全然わかんないんだけど。ってか、早く離せって言ってんだろっ!」
「取り付くシマもねぇか。この手のガキにゃ言っても無駄かね」
瀬尾の目つきが鋭くなり、紅翼の身体に歩み寄った。
何かを察したのか、これまで敵意を剥き出しにしていた紅翼の表情に異変があった。
538 :
懲罰の罰:2011/04/29(金) 13:59:47.50 ID:rx0+q+px
「ちょ……、何これ、身体……力が……ッっはいんな……ぃッ!」
「なんだ、勉強不足か? 何も知らねぇみたいだな。まぁその方がやりやすくていいか」
「あ……、何す……ッ―――――!!!?」
声を上げようと大きく口を開いた瞬間、紅翼の唇は瀬尾に奪われていた。
暴れようと身をよじるが、身体に力が入らず、何もできない。
「んッんんーーー!!ッ んんッんんんんーーーーーー!!!」
紅翼の瞳が見開いた。唇の中、口内に舌が入ってきたことが分かると、紅翼は全身の力を振り絞り、口内に入ってきた瀬尾の舌を思い切り噛むようにした。
「っぷはぁ、危ねぇ危ねぇ。もう少しで噛み千切られるとこだったぜ……!」
「っうぅ……ッくぅ……ううぅ……〜〜〜〜っっ!!!」
身体を一歩引いて、冷や汗を垂らす瀬尾。
紅翼は歯を食いしばり、声にならない呻き声を漏らしている。唇を奪われたことが悔しくてたまらないのか、瞳には大粒の涙が見える。
539 :
懲罰の罰:2011/04/29(金) 14:00:42.40 ID:rx0+q+px
「ころす……ぜったぃ……殺してやる……ぅっ! ふぅッうぅ……っくっ……ううっ!!」
「いいねぇ。いつまでその威勢でいられるか、頑張れよ〜ボクっ娘ちゃん」
瀬尾が片方の手の平を大きく広げ、紅翼の視界を隠すように近づけてくる。
また何かされる。そう感じた紅翼は、近付いてきた瞬間に思い切り蹴ってやろうと、地面を踏む両脚に力を込めた。
(あれ……、ちょ……何これ……、足も動かないし……っ! なっなんで……!?)
必死に力を込めているものの、紅翼の両脚はぴくりとも動かなかった。
このままではまずい……と思ったその時、瀬尾の顔が目の前に迫っていた。
「だ〜から無駄だって言ってんだろ。俺の能力は特別なんだよ」
「のうりょく……?? あんた……何言ってんのか全然わかんないし……ボクにっボクに近付くなぁッ!」
得体の知れない力を目の当たりにし、紅翼の身体が震え出した。瀬尾から逃れるように両脚は後ずさりをしているが、背中には壁があるので逃げ場はなかった。
540 :
懲罰の罰:2011/04/29(金) 14:03:40.60 ID:rx0+q+px
「ボクボクって、本当にどうなってんだか。まぁ触ってみりゃ分かるか」
「!!!」
「あ……ぺったんこ。こりゃ揉み手のねぇ乳だわ……」
瀬尾の手が紅翼の胸に触れた。
ペタンという音がしそうなほど残念なそこは、触ってみると想像以上。かろうじて膨らみが感じ取れるほどの大きさだった。
紅翼の顔がみるみる赤く染まってゆく。
「ボクの……ッボクの……胸にっ」
「服が着物みたいなせいか、膨らんでんのが服か胸かわかんねぇなぁ。あと今は少し静かにしててくれるか」
「んん……む……ッ―――!!!」
服なのか胸なのか分からないものを触るのをやめ、紅翼の唇が再び奪われる。
自分の葦牙でない者との粘膜接触。本来の葦牙である夏朗とのそれでさえ、紅翼は指で数えられるほどしかしていない気がしていた。
誰だか分からない人間に唇を奪われ、紅翼は気が触れそうになる。身体の内から、得体の知れない熱が込み上げてくるのをを感じていた。
541 :
懲罰の罰:2011/04/29(金) 14:04:57.75 ID:rx0+q+px
(一体……どうなって……ッボクの身体……動かないしっうあっ舌が……んッんんんんんん!!!)
抵抗をしているはずなのに抵抗ができない。
口内では再び舌の侵入を許してしまい、紅翼の舌に唾液がたっぷりとついた舌が絡みつく。
瞬間的に、紅翼がさっきのように舌を噛んでやろうと口を思い切り噛み締めた。
「ちゅ……ちゅッ……、ん……く……ッん、んむ……ッ!!?」
舌を噛まれた相手は自分から離れて……いなかった。
何事もなかったかのように、紅翼の口内が舌によって蹂躙されていく。とろみを含む唾液を注がれてはかき混ぜられ、口内の奥へと唾液を飲み込むように促してくる。
何がどうなっているのか、紅翼は目の前で起きている事態に理解が追いつかないまま、口内に流れ込んでくる唾液を飲むことしかできなかった。
「っぷはぁ。たっぷり飲み込ませてやれたか……っと」
「ぁ……はぁぁ……ッ あれ……、なんで……? ボクの身体ど……うなって……」
「これで充分だな。もう身体も動かねぇと思うが、意識ははっきりしてるだろ?」
542 :
懲罰の罰:2011/04/29(金) 14:06:00.19 ID:rx0+q+px
そう言って瀬尾は紅翼の顔を見る。
夏朗でない人間にワケも分からぬまま唇を奪われ、好きなように口内を陵辱された。
なぜ抵抗ができなかったのか、この拳で殴れなかったのか、紅翼は自問自答をしても答えは分からず、ただ動かない身体と口内に注がれた唾液を感じて呆然としていた。
瀬尾はその様子を見ながら、紅翼の下半身へと目をやる。
「こりゃスパッツか? 着物にスパッツって……どういうセンスをしてんのかねぇ懲罰部隊は」
巨大な赤のリボンがついた帯を持ち上げ、その下に隠れていた下半身があらわになる。
腰から太ももにかけてぴっちりと密着したスパッツがいやらしく、紅翼の股間のラインを浮き上がらせていた。
「ったく、どうなってんだこの服は……」
腰の辺りに指を這わせると、その手を少しずつ下に下ろしてスパッツを脱がし始めた。
その瞬間、これまで呆然としていた紅翼がハッと気付いた。
「なッ……何して……、ちょ……ッやだっ! やめ……ッやだあぁあッっ!!!」
543 :
懲罰の罰:2011/04/29(金) 14:07:38.02 ID:rx0+q+px
おおお久々に…!
続きお待ちしておりまする
545 :
懲罰の罰(7):2011/04/30(土) 10:55:39.24 ID:mB7MG0YJ
「おいおい、やかましいな。脱がせないだろ」
「そ、そこはッだめ、駄目だってっ!! なんで……ッ身体動かな……ッ!?」
威勢のいい紅翼に戻ったかと思いきや、口ばかりで抵抗をしていなかった。
していないというより出来なかったが、自分の身体がなぜ動かないのか分からずに、紅翼の顔には怒りと懇願が入り混じる。
瀬尾はまったく気にした様子はなく、スパッツをするすると下へ下へと脱がしていった。
隠されていた三角地帯が見え始め、肌色の露出も多くなる。
「あー、やっぱり女の子だな。メスの匂いってか、やっぱ○学生みてぇだわ」
「お、お前……それ以上したら、本当にぶっ殺すからなッ!? いや、ぜったっ、絶対に許さないし、絶対に潰すッ潰してやる!!」
「顔も真っ赤にして、怒ってんのか恥ずかしがってんのか。どっちにしろ、威勢のある方が犯し甲斐もあるってもんだ」
546 :
懲罰の罰(8):2011/04/30(土) 10:57:06.40 ID:mB7MG0YJ
ズルッ……っと、スパッツを股間の下まで一気に下ろした。
それまで肌に直接密着していたせいか、下ろした拍子にむせ返るようなメスの匂いが鼻をつく。
汗ばんだ紅翼の股間を見ると、汗でない液体がスパッツにと染みを作り、透明な糸を垂らしているのが分かった。
「ううぅぅ……ッみっ見るなぁ! 見るなああぁぁッっっ!!!
「こりゃ……またぐっちょりと濡れてるもんだな。けどまぁ、全然使ってなさそうだ」
紅翼の女である部分を見る。汗と蒸気によりいやらしく見えていたが、入り口は固くとじていて、全く使われていないように見えた。
瀬尾は自分のズボンから固くなった肉の棒を取り出すと、紅翼の両脚を持ち上げた。
「ちょ、ちょっだめっ、駄目だってっ! 本当にやめろって言ってんのに!? まだ夏朗にもしてもらってないし、ボク……ッボクの……っ」
「おーおー、やっと素直になってきたか。してもらってないってあれか、初めてっつうことか? じゃあこれは、葦牙一同から懲罰部隊への罰として、受け取ってもらうか。これだけ濡れてりゃ、まぁ入るだろ」
547 :
懲罰の罰(9):2011/04/30(土) 10:57:55.07 ID:mB7MG0YJ
必死に懇願する紅翼の顔は、今までに見た事がないぐらい歪んでいた。
瞳からは涙があふれ、訴えかけるように声を枯らす。ここまで紅翼を追い詰めたセキレイはいなかったのか、紅翼は今までに感じたことのない恐怖の感情を味わっていた。
瀬尾はその顔に一切の同情をすることなく、鋭い目つきをしたまま腰を押し付け、肉棒を紅翼の秘所へとあてがった。
「やめっやめろっ!! やめろッて言ってん―――ッ―――!!!」
ブチッ、ブチブチっブチィッ!!
紅翼が大口を開けて声を出す瞬間、瀬尾の肉棒が深く膣内へと突き挿さった。
太い肉棒に対して小さすぎる紅翼の穴は、擦られながら拡張していく。肉を引き裂く悲痛な音を伝えてきた。
「あーあ、入っちまった。もう少し素直になっててくれりゃあ、簡単なもので済ましてやったんだがな。もう遅いか」
「あ……、あ……ぁあれ……、熱いのが……い、痛い……、何これ……? ボクの中……あ、あれ……」
自分の中に入ってきた熱い感触。紅翼はそれが何なのか、理解をするのに時間がかかった。
さっきよりも近くにある瀬尾の身体、股間の割れ目が燃えるように熱く、お腹の深くにまで達する異物が現実を理解させる。
紅翼の唇がブルブルとふるえ出した。
「あッあ、あああッ!! ああああああぁあッっ!!!!!」
「やっと気が付いたか? これで処女じゃなくなったわけだ。よかったな、ボクッ娘ちゃんよ」
「くっうぅぅ……ッうッ!! くうぅふぅ……ううぅッっ!!! 夏朗に……夏朗のために……ってッッうぅッううぅぅ……ッっ―――!!!」
紅翼の瞳からは涙がぼろぼろと溢れ、いくら流れても止まらなかった。
瀬尾はまったく同情することなく身体を押し付け、さらに肉棒を奥へ奥へと突き進めようとする。
膣内の圧迫感は強く、少しずつ中に進められるのが精一杯という狭さ。
瀬尾は紅翼の身体を壁に押さえつけながら、無理矢理に肉棒をねじ込んでいった。
「なんだ、泣かれるとなぁ。どうせなら気持ちよく捨てちまった方が、楽になるぞ」
「う……ッひっく……ッんんん……っ!!!?」
ぐちゅっぐちゅっ……、膣内に挿入する度に聞こえてきた音が、徐々に水気を帯びてきた。
上を見ると紅翼の唇は再び奪われており、その瞬間から膣内がほぐれてきたのかもしれない。
「はぁ……ッん、ん……ちゅっ……ちゅ……はぁっはぁ」
「随分甘ったるい声になってきたなぁっ。懲罰部隊もこんなもんか?」
何度目かの粘膜接触。
上では唇と舌で、下では互いの下半身がねっとりと繋がっている感触。紅翼は普通のキスですら滅多にする機会がなかったせいか、この舌を絡め合いながらの激しい粘膜接触の行為に、言葉にはならぬ快感を感じ始めていた。
(はぁ……ッはぁ、こいつは……敵で、ボクの……奪ったやつで……。でも、身体が熱くて……ッ何か熱くてぇ……どうなって……っ)
自分では気付いていないのか、紅翼は自分から舌を突き出してキスの催促をしていた。
普通のキスにさえ敏感に感じてしまう紅翼の身体には、口内と膣内による粘膜接触は刺激が強すぎた
「あーあ、もうベロベロだなっもうちょっと楽しめるかと思ったんだがッ」
「ふぁぁ……ッなんか……これ変……、ボクっおかしぃ……おかしく、なる……っッ」
プシャアァァアァッァアッッ……
紅翼の股間から勢いよく水が噴き出した。
まだ肉棒を挿入している最中だったが、それも構わずに股間から溢れる水が止まらない。
「おいおい……お漏らししてんじゃねぇよ紅翼ちゃんよ……」
「はぁ……ッはぁ……あぁ、なんか……出ちゃった……ぁッ」
股間から温かい液体があふれ、足元に垂れていく。
瀬尾がその事に対して責めるような目を向けると、紅翼はどうしようもなく恥ずかしくなってしまい、それ以上強い言葉が出てこなかった。
「あッあぁ……ッあぁん……ッ何これぇ……ッこれ、わかんなぃ……ッひぃっ」
ジュプッ……ズプッ……激しく腰を打ち続けている内に、紅翼の股間は愛液でたっぷりと満たされていた。
さっきまでの圧迫感が嘘のように、肉棒を奥深くまでねじ込んでは引き抜き、再び根元まで挿入する。
拒絶をしていた紅翼の声は聞こえず、挿入される度に全身をビクンと震わせて感じていた。
「よし……ッ中にたっぷり出してやるからな……っ」
「はあぁ……ッああぁッ中……ッ中って……っ!? やッあぁんッ」
ドプッドピュッ! ビュルルッドプッ……!!
射精感が高まった瞬間、紅翼の腰を両手で引き寄せ、肉棒を一番奥に挿れた状態で射精した。
「あ……ッぉ……何ッこれ、来て……ッ入ってくるぅ……ッ! くふぅ……ッ」
ドクン、ドクン……。瀬尾の身体が小刻みに震え、溜まっていたものをすべて紅翼の膣内に出してしまおうとする。
紅翼は何をされているのか分からないといった表情で、ただ股間から自分の中に這い上がってくる熱の感覚に翻弄されるように、身体を痙攣させていた。
「あー出した出した、すっきりしたぜ。ボクっ娘ちゃんも楽しんだみたいだな」
「はーーッ、はーーッ……はぁ、あ…………ぁ」
赤く上気した紅翼の顔。目は虚ろに空を描く。
股間を見ると、まだ肉棒が中に挿れられたままで、愛液があふれているのが分かった。
紅翼の中で、何かが弾けるのを感じた。
「き……、気持ちいぃ…………」
ズプッ……ブチュッ、肉棒が引き抜かれる。
その瞬間、中にたっぷりと出されていた白濁の塊がドプドプと垂れてきた。
どれだけの量を中に出されたのか、紅翼の愛液に混じった液体が地面に落ちる。
「あ…………」
「もう充分だな。反省したか、ボクっ娘ちゃんよ?」
瀬尾の問いに、紅翼は黙ったまま何も言おうとしなかった。
その表情は虚ろではなくはっきりとしていたが、どこか物足りなさ気に、もっとして欲しそうに眉をひそめた顔をしている。
それに対して、瀬尾は紅翼の心を見透かした目をしたかと思うと、紅翼から離れ、身だしなみを整え始めた。
どこか淡々とした仕草。紅翼は何も言わずに見ている。何かを期待しつつも、何も言わない。
「ああ、そうそう。この倉庫の周りな、葦牙が囲んでるんだわ」
「は…………?」
「そこまでひでぇことにはならないと思うが、まぁ……懲罰部隊への罰ってことで、葦牙の連中も溜まってるんだな」
「ちょ……、ウソでしょ……? ボク……こ、こんな状態なのに……!?」
「これに懲りたら、もう俺のダチに手を出さないようにな」
それだけ言うと、瀬尾は後ろを向いて歩き出した。
片手を上げ、別れを告げるように左右に手を振っている。
これ以上語る言葉はない。そう言っている気がしたのか、今にも姿が消えてしまいそうな瀬尾に向かって、紅翼は必死に叫んだ。
「―ッ――――――!!!!」
――翌朝、紅翼はある室内で目を覚ました。
何をやられたらこうなるのか、初めてを奪われたばかりだった穴からは白濁液があふれ、尻穴は何を突っ込まれたのか、ボッコリと容赦なく広がりきっている。
手に着けていたグローブは奪われたのか今は何も着けておらず、着物も精液でベトベトに汚されている。
精液を注がれ続けた紅翼の腹部は大きく膨れ上がり、昨晩にあった出来事を物語っていた。
「ご……ごめんなさぃ、ごめんなさぃぃ……ッ」
そこには懲罰部隊として恐れられていた紅翼の面影はなく、一人のメスとして使用されている紅翼の姿があった。
無数の葦牙たちが、紅翼を取り囲んでいた。
おわり
555 :
懲罰の罰:2011/04/30(土) 11:07:40.14 ID:mB7MG0YJ
>>537から、これで終わりです。
予想以上に長くなってしまったんで、次は気をつけます。
投下予告と注意書きがほしかった。
>>555 GJ!俺は長編小説も良いと思うぞ。
SSありがとうございました。
スレにようやく人が戻ってきた感じがする。
559 :
懲罰の罰:2011/05/01(日) 13:24:02.57 ID:9DNGwT8H
確かに内容によっては苦手な人もいると思うので、次からは考えて書いていきます。
最初は普通に月海と皆人の話だったんですがorz
読み物は、普通は長くても6レス分ぐらいですかね
誰か月海で書いて下さい
セキレイのエロ同人誌とかってありますか?
563 :
ぬくもり:2011/05/26(木) 01:19:13.20 ID:6IFVkOqY
取り敢えず初作品を投下してみるてすつ
・非エロでサ―セン
・できるだけほのぼの・・・にしたつもり
・草野と皆人のお話
・文章力はない
・短い・・・かも
こんなんで良ければどうぞ。
564 :
ぬくもり:2011/05/26(木) 01:27:19.14 ID:6IFVkOqY
春の暖かな日差しが降り注ぐ、出雲荘の縁側。
この季節では最も心地よいに違いない場所で、佐橋皆人と草野は談笑していた。
縁側は草野にとって気の落ち着く、お気に入りの場所である。
此処に座っていれば、気持ちよく昼寝することができるし、何より、此処に居る時だけ、大好きなお兄ちゃんを独占できるから。
「あのね、それでね、くーはね・・・」
「ははっ、そうなんだ。」
皆人がにこりと微笑む。
草野は、彼のこの笑顔が大好きだ。
彼の本当に綺麗な笑顔を見ると、心の底から温かな、優しい気持ちが流れてくるからだ。
けれども、偶に、そんな正の感情とは真逆の、負の感情が生じることもある。
この笑顔は、自分だけに向けられるものではない。そう思うと、言葉ではうまく説明できないけれど、なにかドロドロとしたものが生じてくる。
この両対極の感情は胸でぶつかり合い、対流を起こし、草野を混乱させる。
565 :
ぬくもり:2011/05/26(木) 01:30:36.60 ID:6IFVkOqY
どうやら今回は、対流が起こったらしい。
草野は、どうしていいか分からなくなった。この感情に対し何と表現していいか、どう行動していいか、彼女の幼さでは全く分かっていない。
「どうしたの?」
急に黙りこくった草野を気にかけ、皆人が声をかける。
彼女の顔を覗き込む彼の顔は、心から心配そうなものだった。
「ううん、なんでもないも。」
さらに激しく対流を起こす心を抑え、草野は答える。
「そう?」
なおも心配そうに見つめる皆人。
草野は一生懸命考えた。この気持ちを抑えるにはどうすればいいか。
ふと、あることを思いついた。もっとお兄ちゃんを独占すれば、この気持ちは収まるんではないか。
きっと、ちょっとした我がままなんて、お兄ちゃんは、笑って許してくれるだろう。
566 :
ぬくもり:2011/05/26(木) 01:34:06.95 ID:6IFVkOqY
「お兄ちゃん」
「ん?」
「抱っこしてほしいも」
「いいよ。くーちゃんは甘えんぼさんだなあ」
ほら、やっぱり。
決してたくましいとはいえない腕に抱きあげられ、胸に収められる。
日差しなんてくらべものにならないくらいあたたかなお兄ちゃんの体温で、ドロドロとしたものが溶けていくのを感じた。
対流も収まった。優しい正の感情が心を満たしていく。
同時に眠気を感じる。あの心の葛藤は、二桁の年齢に達しているかもあやしいくらいに幼い彼女には、少し疲れるものだった。
徐々に瞼が落ちていく。
草野は只、この幸せなあたたかさが永遠に続くことを望んで、眠りに就いた。
567 :
ぬくもり:2011/05/26(木) 01:37:31.88 ID:6IFVkOqY
「くーちゃん?・・・寝ちゃったか。」
すーすーと、可愛い寝息が胸から聞こえる。
「ふふっ・・・かわいいなあ」
彼自身をめぐって争いを繰り広げる彼のセキレイの争いは、楽しいものではあるものの、やはり精神的に疲れるものだ。
そんな中、子供らしく彼を慕う草野は、彼にとって、癒しになっていた。(偶に彼女の女の側面が見えるのには目をつぶる皆人だった。)
胸に感じる確かなぬくもり、彼女の本当に幸せそうな寝顔。それらは、彼を本当に和ませた。
また、その和みは、彼に眠気をもたらした。勉強、バイト、セキレイ・・・。それらに体力を削られていた彼が常に疲れているのは、当然のことであろう。
大家さんに怒られるかもな〜と思いながら、皆人は慎重に体を倒す。どう言い訳しようか考えているうちに、意識を手放していた。
568 :
ぬくもり:2011/05/26(木) 01:39:34.09 ID:6IFVkOqY
――――――――――――――――――――
「ただいまかえりました〜・・・あら?」
縁側のほうで、折り重なって眠っている二人の影が目に入る。
体の大きさで、誰が寝ているのかは大体想像がつく。
注意しなければならないわねと、刀を持って近寄っていく。
「佐橋さん?不純異性・・・」
そこまで言って、やめた。
皆人の気持ちよさそうな寝顔が目に入ったのもあるが、なにより、草野があまりにも幸せそうな寝顔をしてたから。
起こすには忍びない。そう判断したのだ。
「今回だけですからね?ふふっ」
余りに平和なその光景に、私は自分の口角が上がるのを感じた。
569 :
ぬくもり:2011/05/26(木) 01:42:11.41 ID:6IFVkOqY
以上です。
楽しんでいただけたら幸いです。
570 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 01:16:14.99 ID:8me9jRL3
保守age
>>569 GJ!あのまま放っといたら草野はどうなったんだろうかw
久しぶりに顔を出したら、良い作品。
GJ!
573 :
563:2011/06/06(月) 01:35:45.11 ID:Ws6kdGHy
風花さんの作品できたよ〜
・また非エロ。・・・だってエロ書ける気しないんだもん!
・相変わらず文才なし。ごめんなさい。
・ちょいキャラ違ってたらごめんなさい。
・つか前作とオチ似てね?・・・ごめんなさい。
・皆人クンは篝さん助けた後くらいにはすでに逞しくなってるような気がするけど、相変わらずへたれになっちまいました。
こんなんですが、お楽しみいただければ、これ幸い。
574 :
563:2011/06/06(月) 01:42:34.17 ID:Ws6kdGHy
「皆人クン、起きてる〜?」
夕食後−10時くらいだったろうか−、俺の部屋に訪問者あり。
扉越しなうえに小声だが、この甘ったるい声は・・・
「か、風花さん?」
「しー・・・。そうよ。一緒に飲みましょ?」
そう言いながら俺の部屋に入ってくる。手には一升瓶1本に、お猪口2つ。
「いいですけど・・・どうしたんですか急に?」
「フフ、女にはいろいろあるのよん」
・・・どうやら誤魔化されたらしい。取り敢えず一升瓶を受け取り、お猪口に注いでいく。
並々と酒のはいったそれを、風花さんに手渡す。
「有難う、・・・・プハー!やっぱり酒は辛口に限るわねえ!」
お猪口の酒を一気に飲み干した、彼女の顔はとても幸せそうで。俺まで幸せな気がした。
「・・・どうしたの?しげしげと私の顔見つめて。・・・もしかして、「粘膜接触」、したくなった?」
「い、いえ。すいません」
575 :
563:2011/06/06(月) 01:45:40.54 ID:Ws6kdGHy
あわてて視線をそらし、気を紛らわすように酒をあおる。
あちゃ〜。知らない間に見つめちゃってたか。・・・あなたの顔が美しくて、なんて気障な台詞、俺には言える気がしない。
「ウフフ、可愛い子ねえ。顔真っ赤よ?」
「か、からかわないでくださいよ・・・」
ほんと、この人にはかなわないなあ。
そういえば。
俺は風花さんに常々聞きたいと思ってたことがあったんだった。
空になった彼女のお猪口に酒を注ぎながら、俺は切り出した。
「そうそう、風花さん」
「ん?なあに?」
この質問をするのは少し勇気がいる。腹に力を込め、声を出す。
576 :
563:2011/06/06(月) 01:50:54.88 ID:Ws6kdGHy
「俺で、社長の代わりはできてるんでしょうか」
「何よ、藪から棒に」
彼女は鳩が豆でっぽうで不意打ちを食らったような顔で、俺を眺めた。
「いや、篝さんを助けた時も社長の事、まだ気になっているような口ぶりだったし、社長はきっと俺なんかよりずっと凄い人なんだろうから・・・・」
「・・・もしかして嫉妬?・・・ますます可愛い子ねぇ」
「ち、ちがいますよ!風花さんは俺で良いのかなって、そう思って・・・」
風花さんがまた一気に酒を飲み干す。
こつん、彼女が僕の額を小突いた。
「あうっ」
「何言ってるのよ。い〜い?皆人クンは皆人クン。誰の代わりでもないのよ」
ギュッ。彼女に抱きすくめられた。顔が胸の間に埋められる。出そうになる鼻血を必死で抑える。
577 :
563:2011/06/06(月) 01:53:44.77 ID:Ws6kdGHy
「私たちは、貴方だから、そして、貴方が好きだから、貴方のセキレイになって、貴方について行っているのよ。だから、胸を張りなさい。堂々としなさい。貴方は、私たちにとってかけがえのない存在なんだから」
「風花さん・・・」
彼女の一言一言が、体の中にしみ入った。そうだ、前にも松さんに言われたな。「自分に自信を持て」と。
彼女の温もりと言葉が、胸のしこりを溶かして行く。
「分かりました。もうくよくよするの、やめます」
俺は力強く、そう宣言した。
「そう、それでこそ私たちの葦牙クンよ」
「あ、ありがとうございます・・・」
俺は抱かれたまま答える。
それにしても、風花さんの胸、心地良いな・・・。
「風花さん、ひとつ、お願いあるんですけど」
「どうしたの?」
「もうすこし、このまま・・・」
578 :
563:2011/06/06(月) 01:56:24.10 ID:Ws6kdGHy
「・・・フフフ、気にいっちゃった?パフパフ」
「う、そういう言い方をされると・・・」
「うそうそ。ジョウダンよ。気の済むまでお姉さんが抱きしめてあげるわよ、ウフフフ」
「ありがとう・・・」
・・・こうしていると、子供のころに戻った気分になるなぁ。母親の胸で寝ていたころ。
やっぱりあったかくて、気持ちよくて。
あ、なんだか眠くなってきちゃった。
篝さんの看病とかで疲れてたからなぁ・・・・。
抗いがたい睡魔に俺は、身を預けることにした。
す〜す〜
私の胸から小さな寝息が聞こえる。
まあ、仕方ないか。焔の看病で疲れてた上に、酒はいっちゃったしね。
どうしようもなく熱くなる体を抑えつつ、彼をベッドに寝かせる。
579 :
563:2011/06/06(月) 01:58:45.89 ID:Ws6kdGHy
襲いちゃいたいのは山々なんだけど、彼の睡眠を邪魔するわけにもいかない。
結局、彼の部屋に飲みに来た理由、言えずじまいだった。
ま、一人で飲むのがさびしくて、愛しの彼と飲みたくなった、ただそれだけなんだけど。
少し恥ずかしくて誤魔化しちゃったな。
そうだ、彼、社長の事気にしてたんだっけ。
確かに、社長の事を全く忘れきった、って言うのはうそになるけど、でも、今は。
「あなたのほうが、社長より、誰より、ずっと好きよ」
そう耳元でささやくと、寝てるはずの彼の顔が、嬉しそうにほほ笑んだ気がした。
580 :
563:2011/06/06(月) 02:01:30.62 ID:Ws6kdGHy
以上です。
というか、今になってタイトル忘れに気付いた。まあいいか。
あと、
>>571,572の御二方、コメントありがとうございました。
SS初投稿なので、至らないとこもあると思いますし、いつまで続くか分かりませんが、
これからも見守っていただけるとありがたいです。
581 :
572:2011/06/07(火) 00:42:44.73 ID:o6ngOQcD
>>563 文才ありますよ。皆人君みたいに自信を持ってください。
SS初投稿でこれだけ書ければ良いと思います。
次回作を待っています。
582 :
563:2011/06/07(火) 01:07:59.54 ID:RS219uKo
>>581 そう言っていただけると非常に嬉しいです。
これからもちょくちょく投稿していきたいと思います。
僕の作品で少しはこのスレが賑わえばいいかな〜、なんて思ってます。
保守
職人さん来ないかなぁ・・・
584 :
終了の晩:2011/06/19(日) 13:20:27.50 ID:sERx6sEk
書いたので投下します。一応注意事項を……
・エロ
・皆人×??(内容でも伏せているので)
・陵辱要素はなし
?
な、なんだ、なにが起きてる?
587 :
終了ノ晩:2011/06/20(月) 05:40:37.93 ID:da2Vvrhr
すいません、手直しをしてる内に体調を崩してしまって遅れてしまいました。
これから投下していきます
588 :
終了ノ晩:2011/06/20(月) 05:41:47.64 ID:da2Vvrhr
俺のセキレイが6人に増え、出雲荘にお世話になるのも申し訳なく感じ始めてきたころ。
結ちゃんや月海たちは相変わらずで、夜になると布団の中に忍び込んできては、大家さんに「不純異性交遊は禁止です!」と怒られていた。
結ちゃんたちが布団に忍び込む、大家さんが怒鳴りに来る→繰り返し。
もはや毎日の行事のようになっているので、一緒に寝ていても前ほどは緊張はしなくなってきた。
けど、布団の中で結ちゃんや月海たちに密着されると、いやでも身体のあちこちが当たってしまう。
結ちゃんが引っ付けば月海が胸を押し付け、それを見た結ちゃんはさらに俺に太ももから身体全体を寄せてきたりする。
いくら大家さんが注意しにくるからと言って、毎日がこんな状態では我慢にも限界があった。
大家さんが怒鳴りに来なくなったら、それはそれで緊張して寝れないかもしれない。
毎日毎晩、性欲を持て余しながら過ごしていた、ある日のこと。
589 :
終了ノ晩2:2011/06/20(月) 05:42:54.55 ID:da2Vvrhr
「出雲荘は、不純異性交遊禁止です!」
「ごめんなさぃ〜〜〜っ!」
「くぅぅ……ッ日に日に厳しくなるのぅ……っ」
日によって、布団の中に忍び込んでくるセキレイは違っていて、今日は結ちゃんと月海の二人だけだった。
自分の部屋へ逃げるように走っていった二人を確認すると、大家さんが振り返って俺を見た。
「佐橋さん、あなたも同罪ですよ? 毎回、私が注意をしに来なかったら、あなたはどうするつもりなんですか?」
「え……ええと、すいません大家さん」
般若を背負った大家さんに、鋭い目つきで睨まれている。
言われる通りで、謝るしか出来ない。
「本当に……、わかればいいのですが……」
590 :
終了ノ晩3:2011/06/20(月) 05:43:59.63 ID:da2Vvrhr
その時、気のせいか大家さんの視線がふっと、俺の目ではなく身体に向いている気がした。
いつもの細い目ではなく、キッと見開いた感じで……。
ほんの一瞬で、気のせいだったかもしれない。
「では、気をつけてくださいね? おやすみなさい」
「はい……おやすみなさい」
そして何事もなく大家さんは部屋から出ていき、俺も寝ることにした。
怒られるのはいつものことだったが、この後に布団に入って眠るには、大分時間がかかる。
さっきまで月海たちの胸やら太ももやらが密着していたので、気持ちが昂ぶって寝れない。
出雲荘では不純異性交遊が禁止。大家さんは何があろうと注意をしに来る。
性欲が昂ぶるのも何度目か分からないが、これを我慢して、我慢して、乗り切るしかなかった。
生殺しのような感覚で……気が変になりそうなこともあるけど、こんな風に我慢しているのは他の葦牙も同じなのかな…………
591 :
終了ノ晩4:2011/06/20(月) 05:44:47.70 ID:da2Vvrhr
ようやく気持ちが落ち着いて、俺はいつの間にか寝ていた。
一旦寝に入ると目が覚めることは滅多にないし、最近は特に心配事などもなかったのでゆっくり眠れていたはずなのに、今日はおかしな感覚があって目が覚めた。
「……??」
隣を見ると、結ちゃんや月海の姿はない。
ただ、やけに下半身が熱いというか……さっきから自分の心臓の鼓動がドクドクと激しいことに気付いた。
興奮している?
同時に、その下半身のある場所から、人の気配を感じた。
そんな……、まさか……?? 誰が……、
下半身というより、鼓動が激しくなる原因は、自分の股間にある逸物を、さっきから誰かがずっと舐めていることだった。
592 :
終了ノ晩5:2011/06/20(月) 05:45:35.64 ID:da2Vvrhr
「ぴちゃ……ッぴちゃ、はぁ……はぁ、チュ……ッちゅるるっ」
丁寧に、熱心に、舐めている。
俺が目を覚ましたことに気付いてないのか、咥え込んだり、舌を這わせることをやめようとしない。
一体誰が、こんな命知らずなことを……?
気持ちいいと感じる前に、出てきた感情はそれだった。
もしばれたら……今後この出雲荘に居ることは出来ないかもしれない。
何度も注意されてるから、本当に追い出されるかもしれない。
股間をしゃぶられながらも、俺の考えは最悪な展開にまで達していた。
路頭に迷ったくーちゃんが泣いてたら、俺はどうすれば……。
これは……とりあえず、やめさせないと駄目だ。
でも、どうすれば?
593 :
終了ノ晩6:2011/06/20(月) 05:46:45.31 ID:da2Vvrhr
「ん……ッんっ、ちゅぱ……ッチュボッ、んんッんん〜〜〜ッっ」
考えている間にも、股間が舐められ、焼けるように熱くなっている。
毎日毎日、本当に性欲を我慢していたからか、肉の棒が限界に張り詰めるぐらい固く、反り返っていた。
やっているのが誰か分からないまま、それを丹念に舐められているという状況。
考えをまとめる前に、俺の我慢が限界を超えた。
ビクビクと肉棒の下が締め上げられる感覚に気付いたのか、舐めていた人物は肉棒を口の中に大きく咥え込んだ。
「んふ……ッ、ん……ちゅるるるるッっっ!!」
ドクンッ、びゅるっドプッドプッドプッ!!
「……くぅ……ッ」
布団の中にいるのが誰なのか分からないまま、口内に射精をしてしまった。
肉棒に丁寧に添えられた細い指が、根元からさらに精液を搾り出そうと上下に動かされる。
わずかに残っていた精子もすべて、咥えられた口内に飲み込まれていった。
594 :
終了ノ晩7:2011/06/20(月) 05:47:51.11 ID:da2Vvrhr
「ん……ッん、んっ……コク、コク……コクンっ……はぁ……はぁ」
出された精子がすべて受け止められ、飲み干されていく。
俺の頭の中では、もうわけが分からなくて、布団の中にいるのが誰なのか、出雲荘を追い出されるのか、今ここで大家さんが来たらどうなるのか……と、回っていなかった。
ただ、下半身だけは素直なのか、されている行為に否応なく反応してしまう。
「んふ……ペロッぺろ……ぴちゃっ、じゅるるるるるっ」
やっと終わったかと思えば、今度は少しこぼれた精子を舌で舐め取っていた。
底に残したものをストローで吸い上げるように、肉棒の尿道口に唇を押し付け、吸い上げている。
こんなことをするのは……誰だろう。気持ちよすぎて……頭が回らない。
夢心地の気分のまま、いや……これは夢だったのかもしれない。それぐらい気持ちのいい気分で、俺は横になったまま動けなかった。
595 :
終了ノ晩8:2011/06/20(月) 05:52:29.69 ID:da2Vvrhr
「……ん……チュッ……」
すべて出し切ってすっきりした肉の棒に、やさしく口付けがされた。
思わず腰が浮きそうになる感覚。すると、舐めていた人物がクスッと笑った気がした。
そして、とうとうこの瞬間がやってきた。
布団の中に潜っていた人物が、布団から出て行ったのが分かった。
「はぁ……はぁ……」
さっきまで密閉された空間で俺のものを咥えていたからか、少し息遣いが荒い。
息を整え終わると、ゆっくりとした動きで、俺が起きないように注意しているのか、畳を歩くギシギシとした足音が耳元に近付いてきた。
部屋の扉は俺の頭の上にあるので、部屋から出ようとしているんだろう。
気持ちよさの余韻があって、目は半開きだったかもしれない。
俺の横を通り過ぎる人影を、ただ……一目だけでも確認しておきたかった。
足音が限界にまで近付いたその時、俺は確かに目を見開いた。
「…………」
相手もこちらを見ていたのか、目が合ってしまった。
時が止まったかのように、俺は金縛りで動けなくなる。
596 :
終了ノ晩9:2011/06/20(月) 05:54:15.59 ID:da2Vvrhr
部屋は暗かったが、さすがに目は慣れていたのではっきりと見えた。
その人物は、少しだけ微笑を浮かべると、部屋の扉をゆっくりと開けて出て行った。
「不純異性交遊は、禁止ですよ?」
出ていく直前に俺を見つめた瞳が、そんな風に言っている気がした。
可愛らしいような、イタズラ好きなような顔で……本当にこの人は何をしてるんだろう。
ようやく解けた謎の答えに、余計に頭が回らなくなった。
もう寝よう……。明日からは、またいつもの一日が始まる。
今日あった出来事は、多分夢だったんだろう。そう思うことで、納得をするしかなかった。
――翌日にあった大家さんは、何事もなく、いつもの大家さんだった。
ニッコリと微笑んで、本当に何事もなかったみたいだ。
ただ、この日を境に、大家さんは毎晩俺の部屋に来ては、不純異性交遊をするようになった。
隠そうともしない、隣の部屋では俺のセキレイが寝ているのも知っているはずなのに、大家さんは俺の上で腰を振って乱れている。
俺はというと、こんな事をされては我慢することも出来ず、今までの鬱憤を晴らすかのように、すべてを大家さんの中に注ぎ込んだ。
「不純異性交遊は禁止です」と注意する者がいなくなったこの部屋で、それを止められる者は誰もいなかった……
おわり
597 :
終了ノ晩:2011/06/20(月) 05:56:23.23 ID:da2Vvrhr
>>588から、ここで終わりです。
>>587に書いたんですが、投稿遅れてしまって、すいませんでした。
書いたキャラの需要があると嬉しいんですが
俺得すぎた
しかし皆たんはいつも受け身だなー。
たまには男を見せて欲しいわ。
次回作があるなら楽しみにさしてもらうぜよ。
乙
皆人の攻め・・想像できないな
>>597 GJ!大家さんのss少ないから助かる。
乙
皆人は性格からして逆レが似合いすぎて・・・
攻めはチョイ難しい気がする
初期の結相手の皆人は結構攻めれそうな感じがしたんだがなあ
篝とかうずめに抱きついてたノリでならいけないだろうか
603 :
597:2011/06/21(火) 21:02:39.89 ID:MvRslU+A
>>598-601 需要が少しでもあったらよかったです。
皆人を強気にすると、別人になりそうですね。最初からそういうのに持っていけば出来そうな…
604 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 01:31:39.17 ID:b3okKqDY
保守age
保守保守
投下ないなぁ
保守
607 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 22:03:27.81 ID:K8BbIR3t
保守
くーちゃん俺の子を産んでくれ!
保守
キャラが多いからなぁ。
611 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 00:18:25.01 ID:y0BgVLYa
圧縮回避age
ひとし!
ボッシュート
614 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/13(金) 03:59:50.17 ID:TjU0uikt
保守
615 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/09(土) 01:09:23.69 ID:yHZdMjxJ
保守
浮上
617 :
@ピンキー:2012/07/24(火) 22:51:11.25 ID:y3UfWTso
保守
.
619 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/30(日) 20:34:56.18 ID:cGXPm/IQ
なんで皆人って結達にガチ逆レイプされねえの?なんで精液全部搾り取られてペニバンで突かれまくられてチンポもアナルもぐちょぐちょに犯されてアヘ顔ダブルピース調教されねえの?
作者の趣味としか……
621 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/16(火) 18:10:51.03 ID:d3SzIAWz
622 :
名無しさん@ピンキー:2012/11/04(日) 13:22:02.52 ID:i/CORFbx
対セキレイ葦牙ミナト
623 :
名無しさん@ピンキー:2012/11/11(日) 02:55:02.30 ID:VKAfHL0e
焔のふたなりちんぽ
。・ω・。)ノシ
625 :
名無し:2013/02/04(月) 00:15:08.04 ID:cg8FnFOO
ほ
626 :
名無しさん@ピンキー:2013/03/09(土) 13:00:03.64 ID:tsgT8v1E
風花と焔で後ろ手に縛られて抵抗できない皆人をサンドイッチレイプするSS誰か書いてくれないかな
即死回避
保守
te
630 :
名無しさん@ピンキー:
保守