952 :
名無し@ピンキー:2008/11/22(土) 11:05:14 ID:c2im+Z4t
2羽目たてられました
何で立ててんの?
いくらなんでも早すぎる。こっち使ってる間に落ちるぞ
二羽目……だと………
立てたなら立てたで、リンクを張ってくれ。
埋め立てかねて、未完成&需要とか無視で
出来ているところまで投下します。
***********************************************************************
そろりそろ〜り、慎重に足を運ぶ。
高鳴る胸の鼓動が、自分の身体の外にまで溢れ出しそうで、思わず息を止めてしまう。
ガウンの下は、お気に入りのブラとパンティーだけ。
自らの名前に合わせたかのような真紅の生地の上を、黒いレースで編まれた模様が飾る。
今日みたいな日のためにとっておいた、彼女の勝負下着。
(もう! なんでこんな緊張するワケ?)
強いはずの自分の心が、恐れで震えている。
戦闘時の残忍な高揚感とは明らかに違う、下半身から突き上げる、熱病のような感覚。
(大丈夫、大丈夫だモン! 絶対、ボクが目を覚まさせるんだモン)
かすかに震える足を、ある場所で止める。
紅翼は、うん、と深呼吸して、そっと夏朗の部屋の扉を開けた。
「夏朗、ねぇ、夏朗ってば♪」
車のキーを指先で振り回しながら、どこかへ出かけようとする夏朗の腕を、
しがみつく格好でつかまえた。
「ん?」
穏やかな視線が紅翼に向けられると、それだけで、彼女の心拍数が
ぴょこんと跳ね上がる。
(夏朗……ホント、かっこイイ……)
絡んだ腕から彼の体温を感じながら、このまま時間が止まってしまえばいいのに、
と、紅翼はいつも思ってしまう。
「どうしたの? これから鴉羽を迎えに行かなくちゃいけないんだけど」
紅翼は夏朗の少し困ったような表情を見て、あわてて腕を離した。
「ゴメン。あ、あのさ、ボク、夏朗に食べてもらおうと思って、コレ、作ったんだ☆」
そういって彼女は、無骨な形をしたクッキーが入った袋を渡した。
「へぇ。これ、キミが作ったんだ」
「うん! あの、テレビで見て、おいしそうだったんだ。だから、ボクでも作れるカナって♪」
顔が高潮してるのが、自分でもわかる。
夏朗の前ではいつもそうだ。
「ふうん。ありがと」
そんなオンナノコっぽい紅翼に、礼儀としての笑顔を返して、
そのまま、夏朗は駐車場に向かっていった。
紅翼に背中を向けた後は、手を振ることも、余分な微笑を振舞うこともなかった。
「そういう……の、夏朗……好きじゃ……ない」
灰翅の声がした。知らない間に見られていたようだ。
「なによ、アンタ。盗み聞きなんて感じワルッ!」
「だって、本当の、こと……。ブリっこなんて、女に興味ない夏朗には
……きかない……クク……」
一番気にさわる言葉を投げかけられた紅翼は、むっとした表情で灰翅に近づくと、
彼女の前に仁王立ちして、舌をつきだした。
「ニブいアンタには、わかんねえよっ!」
959 :
957:2008/11/23(日) 04:43:56 ID:EQ2Wdp6k
短くてごめんなさい。
とりあえず、連休中には完成予定です。
960 :
名無し@ピンキー:2008/11/23(日) 12:17:36 ID:+666jRfE
ヤンデレの続き、まだですか?
961 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 20:54:33 ID:ilmSB4qS
保守
また人が来なくなったな。
964 :
895:2008/11/28(金) 09:18:52 ID:EkX3W0CN
やたー!スレ残ってたー
案の定エロくならなかったけど書けたから後で投下してみるんだ……
と、自分の首を絞めておく
おお、乙! 人もあまりおらんので気軽に投下するといい
966 :
895:2008/11/28(金) 23:22:31 ID:F5f1ndcH
人がいないうちに投下
ハルカと久能です。ちょうど895ってそれっぽい数字だな
本番ないので読みたくないひとはすっ飛ばしちゃってね。
甘い香り、揺れる白いエプロン、上機嫌な鼻歌。
休日の昼下がり。ケーキ作りに夢中な久能と、その後ろ姿をじっと眺めているハルカ。
「本当に一人で出来てるのか?無能ー」
「あうう、無能じゃないです、もう終わりそうですから……大丈夫だと思いますぅ」
「まぁ確かに、美味しそうなにおいしてるけどさ、なんでいきなりケーキとか……」
「結さんもカレーだけみたいですがお料理が出来ると聞いたので……わたしも頑張らないと」
「ふーん、結さんねぇ。最近仲良いみたいじゃん」
人見知りで、いつもハルカの後ろに隠れて怯えてばかりな久能だけど。
結を中心に、皆人の鶺鴒たちは、危険な目に合ってでも、自分たちの帝都脱出の手伝いをしてくれた。
計画が終わり、平和になった今でも、それを忘れることは決してない。
彼女たちがいたから、今でもハルカの側で、久能は幸せに暮らせている。
久能は幸せをくれた彼女たちに感謝し、彼女たちには心を開いていた。
(なんか……むかつく。)
「きゃっ、ハルカさま?」
ケーキ作りに夢中だった久能は、突然、後ろから抱き締められ、声を上げた。
キョトンとする久能に、ハルカは不満そうに呟く。
「佐橋のとこにも……よく行くの……か?」
「あの、ハルカさま、これって、」
「やきもちとかじゃねーよ、バカ。ただお前がケーキ失敗しないか監視してんの」
「うぅ、わかってます……失敗しませんよぅ……くすん」
少し期待したが、ハルカの言葉に、久能は残念そうに、しゅん、と小さくなった。
(ハルカがやきもちを自己申告してしまったことなど、二人は全く気付いていない。)
そして、久能はケーキに苺を乗せる作業を再開しようとしたのだが。ハルカが自分から離れる気配が、まったくない。
「ハルカさま、離してください」
「なんで?」
「ケーキ……」
「だから、俺、監視してるだけ」
そう言うが、何故か、ハルカは久能の唇を、指先で撫でているのだ。
「はぅ?失敗してません……美味しそうですよ?」
久能は、苺が中途半端に並べられたケーキを指差し、そう言った。
はず、だけど??
「うん、すげー、おいしそ……」
(なぜ、ハルカさまはケーキを見ないで、わたしの唇を見ながら答えているのでしょう……。)
「……いただきま、……ん」
「へ?ハルカさま、まだ、できて、……んっ!」
首を傾げる暇もなく、突然塞がれた唇。
驚き、思わず瞬きを2、3回繰り返した、その数秒で離れたのだが。たしかに。
(は、ははははハルカさまに、き、キスされ、ました)
「は、ハルカさま、あの、な、なにを」
「久能」
「は、は、はい」
「べーっ、して。べーっ、て」
「べーっ?」
久能は、混乱しながらも、言われるがまま、べーっ、と、舌を出す。
「そ。そのまま、な。……ん」
「……?……?!んんぅっ」
ハルカは、久能が舌を出すのを確認し、それと自分の舌と絡めると、そのまま唇を重ねた。
今度は、先程のように軽くではなく……深く、深く。
「ふぅ、んんっ、ん」
最初は戸惑っていたように見えた久能だったが、それを受け入れるように目を閉じた。
何度も何度も、角度を変えて、深く重なる唇。
さすがに、苦しくなった久能がハルカの背中を叩くと、唇が名残惜しそうに離れた。
「はぁ……はふ」
「ん……はぁ、甘……久能、つまみ食いしただろ」
「ぅ……少し」
「……久能、こっちも、良い?」
「や、だめ、ひゃっ」
また、突然。
後ろから胸に手をまわされた久能は大きく震える。
「……いや?」
「あん……、いや、胸は……いや、です」
「なんで?」
「小さいから、ハルカさま、がっかり、しちゃいま……す」
「関係ねぇよ……」
「あっ、あっ……や……いや、やだ、ふぇええ、ハルカさま、ひゃんっ!」
久能が必死に声を上げて拒否をしても、手の動きが止まる気配はない。
それどころか、エプロンのリボンに手を掛けられ、器用に片手で脱がされてしまう。
久能は、くしゃくしゃになり床に落ちたエプロンを眺めることしか出来ず、ぎゅっと自分のスカートを握り、びくびくと震えた。
「あー、やばい、すげー、やわらか……久能、ここ、……きもちいい?」
「ひぁああっ……そこっ、ハル、カさまぁ……や、摘ままないで、くださ……ふぁ……いや、いや」
ハルカが服の隙間から手を入れ、直接胸に触れると、久能は今までよりも遥かに大きく震え、いやいや、と首を横にふった。
震える久能の目から…大粒の涙がこぼれる。
ぽろぽろ涙をこぼしはじめた久能に、さすがに焦った。
ハルカは慌てて手を離すが、久能の涙は止まらない。
「え、あ、本当に……嫌だっ、た?」
その言葉に、久能がこくこく頷くと、ハルカは動揺しながら、「ごごごごめんっ!」と謝り、優しく抱き締めた。
「おまえのこと泣かせるつもりじゃ……そんなに、嫌だったか?」
優しく抱き締めたまま、頭を撫でると、久能は泣きながら答える。
「や、です……小さいから……おとこのひと、大きいほうが、好きって聞きました……わたし、ハルカさまに、嫌われちゃう」
「嫌わねぇよ……別に、おまえの、小さくないだろ……佐橋の鶺鴒たちが異常だ。まぁ、あれはあれでたしかに……良、」
「う〜っ!誰を想像したんですか?やっぱり大きいほうが……わたし小さい……うぅっ」
「ち、違うっ!な、泣くなって」
「びええっ!わたしなんて、わたしなんて」
なだめるつもりが、更に泣かせてしまった。
ハルカは、自分の気持ちを正直に久能に言えば泣き止むだろうか、と悩んだ。でも。
(久能だから……久能が可愛いから触りたくなった、とか恥ずかしいこと言えるかバカヤロー!)
「ぐすんっ」
「どうしたら泣き止む?」
「……だっこ、してください」
「……は」
「佐橋さんが、草野さんに、するみたいに……」
「いや、あれは子供だし……」
「ハルカさま、だっこしてください……」
「うっ……はぁ、わかったから……こっち来い」
目に涙を溜めたまま、久能は甘えた声で言う。
いつも、口ではひどいことを言ってしまうが、ハルカは久能に甘えられると、つい最後には甘やかしてしまうのだ。
ため息をつき座ったハルカを確認すると、久能は涙を拭きながら、その膝の上にのった。
「これだけで良い?」
「はい、こうやって、ぎゅってしてもらうと嬉しくて」
さっきまでの涙は何処へいったのか。
久能は、嬉しそうに顔を緩め、ハルカの首に腕を回し、ぴったりと抱きつく。
「こうしてるだけで、幸せです……わたし」
「単純なやつ……」
「ハルカさま……」
「なに?」
「ごめんなさい……お役に、立てなくて」
だがしかし、その笑顔も一瞬で。
嬉しそうな表情がまた曇り、久能は、ぽろぽろと再び泣き出しながら、俯いてしまった。
「本当は、ハルカさまに触られると、きもちよくて……さっきの、も」
「さっきの……え、え、これ?」
「ん……っ!」
服の上から軽く胸に触れただけで、久能は、びくんっ!と大きく反応し、真っ赤になる。
「は……い、でも、小さいから……ハルカさま、触っても嬉しくないのに、わたしばっかり、気持ち、良くて……だめな、わたし」
更に顔を真っ赤にする久能に、つられて、ハルカの顔も赤くなってしまった。
(俺は、てっきり、触られるのが、嫌なのかと)
「ば、ばばば、バカっ、おまえは、くだらないこと気にしすぎなんだよっ」
「きゅっ!!」
ハルカが、怒鳴りながら頬をつねると、久能は間抜けな声を上げ、じたじたと暴れる。
頬から手を離し、暴れる久能を無理矢理抱き寄せ、今度は、小さな声で。
「俺だって、こうしてるだけで幸せなのは、同じだから……だから小さいとか……関係なしに……」
「ハルカさま……?」
「これでちゃんと理解しろよ、無能……」
そう言って、ちゅっ、と小さく音を立て、久能の額に口付ける。
恥ずかしいけれど。精一杯、ハルカなりに、愛情を込めて。
「くちびるじゃ、ないんですか?」
「おまえ、無能だから、キス下手だし?」
「無能じゃないです、久ー能ーですっ、そんなことは」
「……そうか?さっきも、苦しそうにしてた」
「普通にしてくださいっ!あの、ハルカさまが、舌とか入れたり……激しく、したりするから……」
「あぁ、もう、バカ!それ以上言うなっ」
「うー…?」
「これだけで幸せなんだろ?」
「うぅ、そうですけど」
「ほら、こうしててやるから」
ぎゅっと手を繋がれると、久能は嬉しくなってしまいそのまま簡単に誤魔化されてしまう。
ハルカが、このままじゃ、何も知らない久能に『ハルカさまぁ、太ももに、何かかたいものが当たってますぅ><』なんて言われる状況になりかねない!とテンパっていることも気付かずに……。
「ふぅ……とにかく、おまえは俺の女だから、胸とか……どうでもいいこと気にするな」
「うぅ、どうでも良くないです……」
「どうでもいい」
ハルカはそう言いながら、久能の首筋を指先で撫でた。
唇を寄せそのまま強く吸い付くと、久能は「ひゃあっ!」と可愛らしい悲鳴を上げた。
「うぅう、なにするんですか?ハルカさま」
「別にー?俺の女だって、わかりやすいようにしておいただけ」
「……??」
久能は、意味が理解できずに、頭に?マークをたくさん浮かべた。
ハルカはその首についた赤いしるしを眺め、満足そうに笑う。
久能は、その意味もわからずに、ただ、ただ首を傾げ続けるのであった。
971 :
895:2008/11/28(金) 23:29:04 ID:F5f1ndcH
おしまい。
久能が可愛ければそれでいい。
では、失礼いたしました
GJ
GJすぎる!!
これで活気が戻ってくると良いですね!
これは甘い展開。途中で見られなくなるぐらい眩しかった
GJ、
>>971
保存庫を見てきたけれど、新しいのを移してくれないかな〜。
957です。
予定より完成がおそくなってすみません。
ちんたらやってる間に、神がいらっしゃったようで。
需要ないと思いますが、残り投下します。
*****************************************************************
夏朗は、侵入者の気配に微塵も気づくことなく、静かな寝息を立てていた。
白い肌が、暗闇のなかでぽうっと光っている。
近づいて、手のひらを少しつねってみたが、反応はない。
(さっすが、MBI特製睡眠薬。効いてくる時間が指定できるなんて……スッゴイ)
身体の中から爆発してしまいそうなくらいの激しい動悸と、感情。
思わず緊張で乾いた唇をひとなめする。
紅翼はしばらく、何もせずにベッドのそばに立ちつくしていた。
安らかな葦牙の寝顔を見ていると、羽化したときを思い出す。
重ねる唇。
そこから四肢の隅々にまで走るぬくもりと至福感は、なぜか胸の奥で固まっていく。
足は地につかず、このまま飛べそうな気までする。
唇が触れ合ったのは、ほんの一瞬のはずなのに、とても長い時間に感じたのはなぜだろう。
身体の反応がようやく落ち着いたとき、紅翼は閉じていたまぶたを、ゆっくり、ゆっくり開いた。
優しく微笑む『自分の主人』。
気持ちの塊が、はじけた。
それからずっと、紅翼の心は、夏朗に奪われたまま。
「ソレなのに、どーゆーコトよ」
眠ったままの夏朗の顔を何回か指先でつついてみるが、当然反応はない。
「女がダメって、ワケ、わかんない」
紅翼は夏朗の布団を剥ぎ取ると、彼の身体に覆い被さった。
パジャマの胸元に顔をうずめると、鼻孔いっぱいに夏朗の匂いがひろがる。
前髪を指でかきあげて、そっとキスをする。
一度目は、羽根で触れるくらいの軽さ。
二回目は子どもの遊び。
そうやって回数を繰り返していくうちに、下半身から突き上げる欲情に押されて、
額から、頬へ。頬から、首筋へと、餌を喰らう獣のように、彼の身体をむさぼっていた。
口づけの跡の唾液で、紅翼の髪は蜘蛛の糸のように、肌にはりつく。
「どうして、ボクじゃダメなのさ」
自分のへその下あたりに、夏朗のものが硬くなりはじめるのを感じて、紅翼は思わず
彼の身体を強く抱きしめた。
「カラダは、欲しがってくれてるのにサ」
パジャマの上から触れても、確かな律動と熱さが伝わる。
紅翼はその肉の塊を包むように、下着で隠した自らの大事な部分を合わせた。
「あんっ」
おとっときのパンティーの中は、身体の奥からあふれ出た女蜜でぐっしょりと濡れていた。
熱い部分が重なると、自然と腰が動き始めた。
腰を前後させるたびに、硬くむき出しになったクリトリスや、開いた花びら、
意外と敏感なアナルで、夏朗のカタチを感じる。
じゅ、じゅっ、と、音がするほど、蜜は下着からにじみ、布地が吸収できない分は、
下着を彩るレースの間からとろとろとこぼれ落ちた。
(ん、ん、っ! ヤダぁ、こ、声でるゥっ!)
睡眠薬のおかげで、深い眠りについているのを知っているはずなのに、つい、声を抑えてしまう。
紅翼の大きくむっちりとした尻は、噛み殺した声の代わりに、激しい動きで快感を叫ぶ。
紅くふくれた肉豆が、カリにひっかきあげられるたび、悦楽の楔が紅翼の全身を容赦なく貫いた。
(コレだけなのにィ、エッチなんかしてないのにっ! イイっ! いいよぉッ!)
首の後ろが、心地よい痛みでズキズキする。
紅翼はこらえきれず、汗と愛液でぐっしょりと濡れた、パンティーを脱ぎ捨てた。
彼女の『下唇』は、もういつでも夏朗を迎え入れられるように、だらしなく開き、
物欲しげによだれを垂れ流し続けていた。
「はっ、はっ……あぁっ」
白い肌は、彼女の名前そのままにうっすらと染まり、胸の小さなふくらみは、昂ぶる呼吸で上下していた。
震える指先で夏朗の頬をなでる。
「ダイ、スキだよぉ、夏朗……」
夏朗からの返事はなく、寝息が聞こえるだけ。紅翼は、耳元でささやく。
「だから……ボクが犯して、アゲルね」
パジャマの下から顔を出した、夏朗のペニスは、紅翼の満開になった秘部に比べて、
まだ勢いが足りないようだった。
彼女は、迷わず両手で包み込み、先端部分に口づけし、そのまま、肉棒を口内に招きいれた。
鼻に抜ける、わずかの獣臭さ。
(コレが、夏朗の、味……)
両手をゆっくり上下に動かしながら、アイスをなめるように、舌をからめていく。
紅翼の口の中で、夏朗は少しずつ大きく、硬くなっていく。舌で、浮き出た血管をなぞり、先走りをすする。
ほどこした愛撫への反応に、身体が悦楽でだらしなくなっていく。
下半身が分け前をほしがって、無意識で、シーツに、感じやすいところをこすりつけていた。
懲罰部隊の威厳も、鼻っ柱の強さも、どこかへ行ってしまった。今の彼女は、肉棒をあさる、ただの雌。
大きくなりすぎて、口からこぼれ落ちたペニスに、鼻先をなぶられても、悦びしかなかった。
恋の喜びなのか、肉の悦びなのか、あいまいなまま、夏朗のペニスの上で、
蜜のしたたりおちる淫らな下唇を指で開き、腰を、ゆっくりと落としていった。
「んぁああああっ!!」
肉と肉が触れ合う瞬間、思わず高い声をあげてしまった。
「はいっちゃったよ、なつおぉ。ボクのナカに、夏朗が入ってるぅ!」
ちょっと動かすだけで快感は増し、膣内が、ぎゅっと締まる。
締めつけると、カリが弱いところを刺激する。そうやって、より気持ちいいところを求め、下半身は動きはじめた。
「なっ、あ、ありえないぃ! こんなの、こんなのぉ!! どこも、ボクのぜんぶ、気持ちいいのぉっ」
じゅぶっ、ぬちゃっ、にゅぐっ。
部屋には、粘膜のこすれあう、卑猥な音が響く。
「なんなのぉ、ねぇ、なんでこんなにいいのぉっ!? 夏朗、なつおぉ!」
肉棒は時折、子宮口をえぐるように、深く入る。一回、二回と、数を重ねるだけ、意識がふっとぶ。
紅翼は、眠ったままの葦牙の左手に自分の手をからませながら、腰の動きを激しくしていった。
寒気と熱が、つま先からすごい速度で身体を走り、快感はどんどん膨れ上がる。
蜜壺全体で、灼熱の肉棒をどんなに締めつけても、逆に自分の方が壊れそうだった。
何も見えない、聞こえない。
感じられるのは、重ねた手と手と、肉欲の場所だけ。
快感の風船は、そろそろはじけそうだった。一突きごとに、絶頂が近くなる。
「ひくっ! ひくっ! いいよぉっ! ボクとぉ、いっしょに、いっしょにぃ!」
ぱちん。
「あああぁああ……あ、はぁ……」
夏朗をくわえ込んだまま、崩れおれた紅翼の秘部からは、どろりと白濁液があふれ出て、
なかなか止まらなかった。
それから三日後のことだった。
紅翼が、外出の用意をしていると、珍しく夏朗の方から声をかけてきた。
幸いにして、あのことには気づいてないらしいことは確認済みだったが、
それでも気恥ずかしくて、舞い上がりそうだった。
「な、なぁに? 夏朗」
ややひきつりながら、笑顔を必死に作ろうとしている紅翼に、彼は言葉を続けた。
「イヤな夢、みたんだよね。女に犯されるっていう、後味のわるーい、夢。どう思う?」
そういって彼は、紅翼の大好きな、柔らかい微笑を、うかべた。
980 :
957:2008/12/01(月) 03:47:08 ID:Ri02SQfH
以上です。お目汚し失礼しました。
最初は、灰翅×夏朗にしようかと思ってたのですが
コミックス読み返してみて、紅翼の夏朗スキーぶりに
ひかれてしまった結果が、これなのです……orz。
現・懲罰部隊の葦牙がなんで夏朗なのか、ってのが
一切語られてないので、気になるんですよね〜。
ヤツは鴉羽を羽化させてるし。
いやいや、投下してくれるだけでありがたいです。 新しいスレもあるので、そちらの方にも暇な時で良いので投下してくれることを希望しています。
鴉羽にとっては誰でもよかったんでしょう
羽化も簡単にできるし
鴉羽人間嫌いだし
埋めるか
>>957 GJ!
ところで保管されてないのあるけど埋めちゃってもおkなもんなの?
まとめの中の人は多分●持ちだからおk
じゃあ問題ないな
無能ちゃんの続きはまだかな!
次スレに期待
これもう埋めた方がいいな
埋め
梅
生め
産め
膿め
倦め
熟め
績め
999
1000なら秋津は俺のセキレイ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。