ファイアーエムブレム&ティアサガ第31章

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1名無しさん@ピンキー
ファイアーエムブレムシリーズやティアリングサーガの18禁SSスレッドです。

前スレ ファイアーエムブレム&ティアサガ第30章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213922499/

作品倉庫
ttp://members.at.infoseek.co.jp/fire_emblem2ch/fe18.html

臨時保管庫
ttp://derheiligekrieg.h.fc2.com/safekeep.html
2名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 15:44:22 ID:AfEY/MdH
過去スレ
「ファイアーエムブレムのエロネタでハァハァ… 」
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10044/1004451716.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第二章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1020/10200/1020016530.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第3章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10338/1033828837.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第4章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1042/10422/1042292300.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第5章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1048/10487/1048789718.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第6章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1053/10532/1053271621.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第7章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第8章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第9章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第10章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第11章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第12章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第13章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第14章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第15章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第18章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第19章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第20章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第21章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第22章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第23章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第24章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第25章
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ファイアーエムブレム&ティアサガ第26章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1166627802/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第26章(本当は27章)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174208120/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第28章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178528489/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第29章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1200019005/
3名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 15:47:48 ID:eXbDVV49
>>1
4名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 18:08:31 ID:XITy7QlA
>>1

過去ログ初代〜第29章
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org20822.zip.html
パスはメ欄
5名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 18:13:46 ID:eXbDVV49
dotupはすぐ死ぬからaxfcあたりにしといてくれると…。
6名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 00:36:02 ID:YERHrRSK
>>1乙は夢を叶える魔法
7名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 16:18:39 ID:dtJ2tTAD
「ねぇフュリー、レヴィンから離れてくれない?」
「え…」
「レヴィンは私のような快活な子が好きなんだって!
それにぶっちゃけちゃうとあたし、あんたのこと嫌いだし」
「…よかった」
「え?」
「私もあなたのこと、嫌いだったんですよ…」
「な、なぁんだ!あんたも私のこと嫌いなんだ!じゃあ心置きなく互いを恨めるわねぇ、あはは!
かまととぶってんじゃないわよ、芋女!」
「あんたこそ調子に乗らないでよ売春婦!病気と馬鹿がうつるでしょ!?」
「なっ…」
「レヴィン様が快活な子が好き?それがあんただとしたら相当なお笑い草だわ!
どうせレヴィン様のリップサービスだってアレクが言ってた!そんなの本気にするなんて芋女はどっちかしらね!」
8名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 19:10:48 ID:+vFXmSLc
>>7
魔神ぐり子の絵で再生された。
9名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 11:11:04 ID:M3/5meSq
>前スレの継承権の話
男優先だけど普通に女系も認められてると思う
同じく加賀の聖戦とかそうだし
TS(特にサリア)になると巫女の件もあって更に顕著
10名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 23:33:49 ID:EuGp9ppE
保守
11名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 10:43:30 ID:dJFjkdEV
425 名前:名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 15:26:38 ID:2NSPxMcx
三日目の人はガ板住民か…。
正直次のネタは何かなぁ、と思う今日この頃。
最後は「全ロイとヤった女キャラ入場!」とかやったら笑ってまうわ。
32人かよ!みたいな。
---------------------
というレスを三年ちかく前にした記憶が甦ったので即死回避作ってみた
容量オーバーしたらごめん
ちなみに作中時系列じゃなくて四日目神の掲載順ね
12名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 10:45:48 ID:dJFjkdEV
全四日目神作品入場!

彼女の夫は生きている!! 更なる色気を貯め人妻が甦った!!!
四日目神登場!! 一日目夜イグレーヌだァ――――!!!

ロイの童貞はすでに私がもらっている!!
すでに「自重しろwww」連呼のセシリア先生の二日目午前だァ――――!!!

副官の名前は『エリートの剣』!!
小ネタ代表 二日目昼休みだァッ!!!

ショタに輪姦されるためなら我々の所業がものを言う!!
被虐の竜騎士 二日目午後 ミレディ!!!

真のキャス萌えを知らしめたい!! 二日目夕方 キャスだァ!!!

エトルリアでは一介の魔道軍将だがFEのショタキャラSSなら全作私のものだ!!
セシリア先生の妄想 二日目ごごだ!!!

女勇者のノリはヤマジュン系だ!! 二日目日没 エキドナ!!!!

全四日目神のベスト・グルメはリリーナの手料理にある!!
セシリア先生のフェラも来たッ 二日目夕食!!!

馬鹿ギャグなら絶対に敗けん!!
暴走するアトス様見せたる これまでのまとめ 二日目ゆめだ!!!

大軍将を屠る料理(見た目はそれなり)の作り手なら二日目夜が怖い!!
エトルリアのエロ・ダンサー ララムだ!!!

スマブラから緑色の魔竜が上陸だ!! 電気ねずみと配管工もいるよ 二日目夢!!!

ルールの無いセックスがしたいからコスチューム・プレイ(ご主人さまとメイドプレイ)になったのだ!!
自称十二歳のメイド姿を見せてやる!!三日目朝!!!

聖女の塔でセックスとはよく言ったもの!!
エロ神父の口説きが今 実戦中にバクハツする!! サウル×ドロシー 三日目攻城1だ―――!!!

オスティア侯女リリーナこそが地上最強の空気嫁だ!!
まさかこんな呼び名をつけてしまうとはッッ 三日目あさ!!!

ロイとセックスしたいから下着を脱いだッ 男遍歴一切不明!!!!
三日目攻城2のビッチ(ほめ言葉)シスター エレンだ!!!

今回はウェンディが最萌なのではない前フリのマーカスで最笑なのだ!!
御存知ウェンディ 三日目攻城3!!!

言葉責めの本場は今やサカにある!! 『僕を好きなようにもてあそんでください、僕を犯してください』と言わせる奴はいないのか!!
御存知三日目攻城4だ!!!

難しィィィィィいッ改変不能!! ハートマン軍曹!!! シャニー!!!
三日目攻城5だ!!!

スリープの杖は私用に使ってナンボのモン!!! 超実戦私怨!!
三日目昼からクラリーネとティトとひょっとするとクレインかもしれないの登場だ!!!

ロイは私のもの 敵対するレイガンスは思いきり燃やし思いきり蒸気抜きしただけ!!
休日神話劇場「コマンド」 三日目昼食
13名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 10:48:16 ID:dJFjkdEV
Sドリンクを試しにロイへ使ったッ!!
「……」全エレブチャンプ 三日目昼下がり・ソフィーヤ!!!

膣内射精(なかだし)お預けに更なる磨きをかけ ”三日目午後”イグレーヌが帰ってきたァ!!!

三日目夕方のロイに自制はないッッ!! ドラゴン・ロリータ ファ!!!

ロイ十数歳の陵辱が今ベールを脱ぐ!! 三日目夕暮れから フィルだ!!!

デズモンドの前でならゼフィールはいつでもTDNだ!!
三日目夕食 ギネヴィア イチゴキスで登場だ!!!

三日目夜の執筆はどーしたッ ファの本名の秘密 ついに暴露ッ!!
『しんじつの音』も第九も思いのまま!! 三日目夕方?だ!!!

特に理由はないッ お姉さんばかりの5Pがエロいのは当たりまえ!!
セシリア先生にはないしょだ!!! 三日目夜!
ブルーニャがきてくれた―――!!!

イグレーヌと磨いた実戦性技!!
三日目深夜のワンナイト・カップル イグレーヌ中出し編だ!!!

円熟夫婦だったらこの二人を外せない!! 四日目朝 ゼロット×ユーノだ!!!

超一流四日目神の超一流のギャグ短編だ!! 生で拝んで大笑いしやがれッ
アイナブリッジのセシリア先生!! 四日目会議後!!!

×日目シリーズは四日目午前で完結した!!
封印の剣のヒロイン!! リリーナだ!!!

若き王者がナバタへきたッ
最後に登場したんだッ イドゥンッッ
俺達はロイとお別れしなくてはならないッッッ4+?日目の登場だ――――――――ッ

加えて「これも書いて欲しい!」に備えて四日目神の構想だけあるネタを第29章スレより御用意致しました!
「イリア解放」!!
「氷雪の槍」!!
「封印の剣」!!
「黙示の闇」
「見果てぬ夢」!!
「ベルンの亡霊」!!
「伝説の真実」!!
「暗闇の向こう」!

……ッッ  どーやら第30章スレ>>189も四日目神のレスの様ですが、四日目神の次回作品を全裸でお待ち申し上げておりますッッ
14悪魔神官ポー ◆ka5BrNUzcE :2008/11/15(土) 22:50:16 ID:VPfp5lYT
ども、ポーっす。
HDD整理してたら、無くしたと思ってたSSを偶然ディグアウトしました。
もう落ちないとは思うけど、念の為の保守投下です。エロ無しですみません。

内容は聖魔のルーテ視点。
では投下開始。
15Alchimica et Magica Acta:2008/11/15(土) 22:52:44 ID:VPfp5lYT
 誰もいない小高い丘に腰を下ろし、午後の気怠い風に揺られて書を紐解く一時は、私にとって何物にも替え難い至福の時間と言えるでしょう。
 優秀な私よりもさらに優秀だった先人。
 決して才には恵まれずとも生涯を賭けて理を追い求め、私では辿り着けぬ境地にまで達した先人。
 書を解けばそんな彼らが懸命に過ごした時代が、私の目の前に鮮明な様子で蘇ります。
 時を超えて先人たちの辿った思考を共有しつつ、私は程良い眠気と風の匂いに、生きている事を実感するのです。
 そう。麓から聞こえる規則正しく喧しい物音に邪魔をされなければ、の話ですが。

 一度耳に憑いてしまうと、気になって頁を捲るどころの騒ぎではありません。
 私は常に持ち歩いている栞の一本を取り出して、読んでいた魔法熱理学の百八十六頁に挟みました。
本は貴重品ですし、その場に捨て置く事はまかりません。懐に直して丘を降ります。
 大人にも負けぬ立派な体格を持った少年が、野営に用いる薪を割っていました。
 振るっていた両刃の斧は小振りで、少年の背後からそれを注意深く観察してみれば、
前部の刃と後部の刃が互いに交差するように捩れています。典型的な投げ斧です。
 本でその構造についての知識は得ていましたが、実物を見るのは私も初めてでした。。
 ――読書も良いのですが、こうやって身近な所に自然の理を発見するのも面白い。
 私は暫し投げ斧と、それを両手持ちで振るう少年の動作を興味深く眺めていました。

 斧を振りかぶった所で、少年は私の視線に気付いたのか不意に振り返りました。体格に似合わぬ、幼けなさを残した容貌です。
「ん?お前確か――」
「はい。ルネス一、いや大陸一優秀な魔道士のルーテです」
 少年が私の名を思い出すまでに時間が掛かりそうだったので先に名乗りました。
それから親しみを込めてにっこりと微笑みます。微笑みは何よりの挨拶です。
「そうだったな。ところでオレの名前覚えているか?前に言ったと思うんだけど」
 訊かれて少し動揺しましたが、それは顔には出しません。ポーカーフェイスには少しばかり自信がありますし、幼馴染のアスレイに折り紙付きで保証して貰える位です。
「覚えていません」
 内面の気まずさは表に出さず、事実のみを正直に語りました。言った途端に失望を
表情に浮かべた少年が、少し気の毒に思えます。
 覚えてないんじゃしょうがねえ――少年は斧を足元に置くと、胸を張って名乗ります。
「ルネス一の戦士ガルシアの息子、ロスだ!」
 その名を手がかりにして、記憶の書庫から初対面の思い出を引き出すのに成功しました。
 ビグルを相手にして、瀕死の重傷を負った少年でしたか。
 モルダ司祭の回復魔法で傷が癒えるや、怪我も忘れたかのように得意気な様子で名乗りを上げていましたね。
確かその時に私が取った反応は――
「ああ、センシガルシアノムスコロスですか。今思い出しました」
 たちまち少年ことロスの顔が、怒りで唐辛子のように真っ赤に染まりました。口から泡を飛ばして私を怒鳴り付けます。
少し茶化しただけで本気になって怒る短気な性格は、確かにあの時の少年です。間違いありません。
「そんな長ったらしい名前じゃねーよ!ロスだ、覚えとけよ!」
「わかりましたロス」
 平静を保った口調で、名前を覚えた事を暗に告げたところ、ロスはようやく落ち着きを取り戻しました。
 そうだよロスだ、と納得させるように呟きます。
「ところでルーテ、お前どうしてここにいるんだ?」
「お前と呼ばれるのは好きではありません。だいいち何故という問いが不明瞭です。ですから貴方の質問に答える理由が私にはありません」
16Alchimica et Magica Acta:2008/11/15(土) 22:53:39 ID:VPfp5lYT
 精神の未熟な少年にお前呼ばわりされて、少し感情的になりすぎました。
これは私の反省すべき欠点です。けれどもロスの質問に対し、どんな答えを用意すれば良いのか僅かに迷ったのも事実でした。
「フメイリョウ?」
「質問の意味が解り難いという事です。何故と問うのであれば、その答えを存在と時間に対する疑問にまで求めますか?
それともあなたはただ単に、現在私が取っている行動の目的について訊ねているのですか?」
 これでもロスにとってはまだ難しい言葉遣いだったようです。彼は首を捻ります。
「えっと『モクテキ』って――そう目的だ!何か用か?それとも何かしたかったのか?」
 使い慣れない言葉を理解しようと考えるのは良い事です。理解しようという姿勢を示すだけでも互いに歩み寄る事が可能になりますが、
その上ロスは言葉の意味まできちんと理解できたようです。
 私はその成果に対して、及第点以上の評価を下すべきと判断しました。アスレイ曰く高慢と思われがちな素っ気無い態度というものを改め、
出来るだけ親しみを込めて彼に接します。
「別に用があった訳でも何かしたかった訳でもありません。読書を中断して丘を降りたら、貴方が斧を振るう姿が目に入りました。
それに興味を覚えただけです」 ロスの態度に敬意を込めて、私は再び微笑みました。なぜかロスの足元が揺らいでいます。
私から背けた彼の顔は、少し頬が赤く染まっているように見受けられました。
「怒ったのですか?別に私はあなたに対して悪意を抱いていませんが」
「アクイって何だ?」
 親切な私から悪意の意味を教わった所で、ロスは狼狽も露に否定しました。
「い、いや――そうじゃねえ」
 私と視線を合わせようともせず、口篭りながらロスは答えます。目を合わせれば聴き取り易いのに、彼も非合理的な選択をしたものです。

「『薪割りだって斧を使うから』って父ちゃんに言われたから、斧振ってただけだよ」
 確かにそれなら兵站補給と新兵の訓練を同時に行えます。ルネス軍元部隊長のガルシアは合理的な発想の持ち主なのだと、
息子であるロスが引用した言葉から察しが付きました。
「理解しました。しかし薪割りには普通の斧を使った方が、良い結果が得られるのですが」
 私が言うや、ロスが目を上げます。自分の縄張りに踏み込まれた野犬とよく似た目付きです。
「だって戦場でも使う斧だぜ。普段から慣れておくのが良いんだろうが。斧を使わないのに余計な口挟むんじゃねーよ!」
 食って掛かったロスをいなすように、私は淡々と語りました。
「確かに私は斧を扱えるほどの腕力を持ちません。しかし物の理は常に勉強しています。だから断言できます。
その投げ斧は真っ直ぐ振り下ろすのが難しいのではないですか?」
 ロスの顔に明らかな驚きが走ります。次に彼が発した一言には、苦笑を禁じ得ませんでした。
「何で判るんだよ!お前魔法使いか何かか?!」
 私は魔道士だと自己紹介したはずですし、第一お前呼ばわりされるのは好きではありません。
改めてそう嗜めた上で、私は更にロスが抱えているであろう問題を指摘します。
「それも振り下ろした時に斧の重心が捩れて、刃が目標から右にずれますね。割られた薪を観察すれば、
左側の薪が右側より小さくなっているのが判ります。それが証拠です」
 もはや私への反論を忘れたかのように、ロスは口をだらしなく開けてただ立ち尽くします。
私が一通り観察結果を述べた後も、彼はしばらく一言も発しませんでした。
「――ああ。言ってる事は難しいけど、大体合ってると思う。この斧ってクセが強いんだ。
どうすりゃ上手く使えるようになるのか、教えちゃくれないか?」
 すっかり萎らしくなった大柄な少年の願いに、私は喜んで頷きました。
17Alchimica et Magica Acta:2008/11/15(土) 22:54:23 ID:VPfp5lYT
 私はロスを連れて再び丘の頂上に登りました。自分は東に彼は西に立ちます。
説明が長引いた場合、西日でロスが私の表情や動作を見辛くなるだろうという配慮からです。
 ロスは怪訝そうな目を私に向けて尋ねました。
「何でこんな所まで来たんだ?何をするつもりなんだ?」
 尤もな質問ではあります。しかし教えてくれと頼んだのは彼の方ですから、黙って私に従うくらいの我慢は見せてくれてもいいと思うのですが。
「あなたの抱える問題を解決する手掛かりを示します。私のする事をよく見て下さい」
 ロスは私の一挙一動を観察するかのような目付きになりました。素直でよろしい。
 法衣の前を肌蹴て、何か参考になりそうな物を懐中に捜しました。先程まで読んでいた魔法熱理学の本が一冊入っていますが、
しかしこれは私の考えた方法に用いるには不適当です。他に何か適当な物は――

 腰を僅かに屈めて懐を弄っていると不穏な視線を感じます。
 顔を上げればロスが血走った眼を私に向けていました。その視線を目で追って行くと、普段は法衣に覆われている私の胸元に辿り着きました。
 私が外套の下に纏っている法衣には袖がありません。肩紐はありますが、脇の下まで肌を隠す物が存在しません。胸元を強く締め付ける事で
激しく動き回った時に擦り落ちないで済むようにはなっていますが、その代わりやや成長の遅い私の胸にもしっかりと目立つ谷間が出来てしまいます。
 ロスの視線はそこに釘付けにされていたのでした。頬を赤らめて鼻息まで荒げています。
 いやらしい。
「女性の胸を凝視するものではありません。はしたないですよ」
 そうロスを窘めると、彼は私から目を逸らして頭を掻きました。
「あ、悪ィ――ってお前が見ろと言ったんじゃねーかよ?!」
 悪いと言った舌の根も乾かぬ内に、私を怒鳴り付けました。自分の過ちを人の所為にする彼の態度は、私にとっては聞き分けのない子供と同じであるように思われました。
「何度も言いますが、お前と呼ばれるのは好きではありません。それに胸を見ろとは言っていませんよ」
「『私のする事をよく見て下さい』って言ったろーが!そんで何するか分かんねーからじっと見てたらあんたが服の中に手を突っ込んだんだろ?」
 私と目を合わさずに彼は喚きます。
 確かに今のは私の取った言動が非論理的でした。相互に矛盾する指示を出した失敗を、私は素直に認めるべきかも知れません。
 私は感情に残った僅かなしこりを飲み込んで、彼に新たな、そして矛盾を生じない指示を与えました。
「では私が「見ていい」と言うまで、そうやって麓の本陣を眺めて下さい。普段と違う視点で見慣れた物を観察すると、新たな発見に繋がって面白いですよ」
 ロスは本隊の布陣を感心したように見下ろしました。私に指示されて取った行動でしょうが、
ただ漠然と見ているのではなく、彼なりに何か思う所はあるようです。
「へー、父ちゃんに見せてもらった図面によく似てるじゃねーか。けど面倒臭そうな並び方だよな」
 彼が言っているのは恐らく配置図の事です。人員の配置にも合理的な理由が存在するのですが、
そこまでの理解を彼に求めるのは時期尚早だと思います。

 私はロスに背を向けて、再び懐中を探りました。指先が硬くて滑らかな感触を捉えます。
 小腹が減った時に食べようと思っていたリンゴでした。
 薄くて頑丈な表皮の中に、甘酸っぱい果汁をたっぷりと含んだ歯応えのある実がみっしりと詰まっています。
食べたら体力が100ポイントほど向上するでしょうし、恐ろしい死神ですら目の色を変えてこのリンゴを欲しがるでしょう。
 金色の艶やかな肌を持った宝玉、まさしく――
18Alchimica et Magica Acta:2008/11/15(土) 22:55:23 ID:VPfp5lYT
 金玉です。
 そんな逸品ですが、この金玉には今から少年に物の理を教える為の教材になって貰いましょう。
 金玉を掌に置いて空中に差し出し、ロスを呼び戻しました。
「いいですか。今私がこのリンゴから手を離すと、リンゴはどうなりますか?」
「んなモン地面に落ちるに決まってるだろ?」
 即座に答えが返って来ます。初対面の印象よりはずっと賢いのだ、と私はロスを見直しました。
 これがアスレイならば散々迷った挙句、「手から離れる」などと答える所でしょう。確かにそれも正解ではありますが、
しかしこの場合には論理的に厳密すぎて発展性のない解答です。
 話を進めるにあたって必要なのは閉じた答えではなく、論理的には飛躍しているが開いた答えです。
この場に必要な答えを出した事で、彼に対する私の評価は二階級特進しました。
「その通り――」
 私は言うと同時に、大きな金玉を掌から零します。
 手と地面とを結んだ直線軌道上を、金玉は加速しながらゆっくりと落下して行きます。
 ロスの目線がそれを正確に追跡します。
 金玉はぼとりと鈍い音を立てて、私の足元にあった草叢の中に転がりました。
「で?それがどうかしたのか?」
 ますますいい反応です。
「では何故今まで金玉――」
 彼の目が猜疑心に染まるよりも早く口を押さえました。男女の差を殊更に言い立てるつもりはありませんが、
しかし咄嗟に金玉という単語が口を突いて出たのは不覚でした。私が睾丸という意味で使用した訳ではないと
説明しても、彼には理解できないでしょうし。
 頭の中の考えと言葉とを瞬時に切り離す事は非常に困難です。
「もとい、リンゴは地面に落ちなかったのですか?それを考えて下さい」
「今、キンタマって言わ……」
 考えて下さい、と私は彼の抱いた疑惑を強引に押し切りました。ロスは不承不承答えます。
「手に持ってたからだろ?妙ちくりんな質問ばっかりして、オレを馬鹿にしてるのか?」
「筋道立てて物を考える方法を示しているのです。一見当たり前の事でも、突き詰めたら大いなる発見に出会えるのですから」
「だから?」
「持っていた間、私はリンゴに力を加えていた。そうは考えられませんか?」
 ロスの眉が釣り上がり、その間の皺が深くなりました。足元の土を踏み躙りながら私に接近します。
「リンゴ持つのに力いらねーじゃん」
 草叢の中に手を遣り、ロスはその中から私の金玉を拾い上げました。そして私の目の前に美味しそうな金玉を突き出します。
「ほら全然軽いし。お前――いやルーテはリンゴ持つのに力がいるのか」
 彼の態度はやや反抗的な物でしたが、しかし私は自分の予期した通りに事が進んでいる事に満足を覚えました。
彼から質問する形で問答が始まりさえすれば、後はどのようにでも話の流れを持って行く事が出来るからです。
 私はあくまで自然な会話の流れに沿って、斧の正しい使い方を講義するつもりでした。

 しかし現実はしばしば、何万回にも及ぶ思考実験ですら簡単に覆してしまうものです。
口を開こうとした所で、私はロスの取った行動に絶句しました。
 彼が私の金玉にがぶりと食らい付いたのです。
 些やかながら食べるのを楽しみにして、ずっと取って置いたのに――
 私の金玉――
 金玉を返せ、と泣き叫びたい衝動を必死で堪え、私はロスの様子を観察しました。
 彼は実に美味しそうな表情で、齧り取った金玉の破片を味わっています。小気味良い音を立てて咀嚼する度に、
口の中で甘酸っぱい新鮮な果汁が滲み出ている事でしょう。
 優秀な私の眼をもって選んだ逸品なのですから、美味しいのは当然です。
「ん?ああ悪ぃ、これあんたのだったんだよな。けどそんな怖そうな目で見なくても――」
 私はいつだって冷静です。
 魔道士は遠距離攻撃と後方支援に向いているという特性上、混成部隊においては司令塔としての
重要な役割を担う機会が多く存在します。そこで魔法使いが冷静さを失った時、部隊は全滅します。
ですからロスに読み取られる程明確な形で、感情を表に出したつもりはありません。
 けれども屈託のない彼の微笑を見ていると、まるで自分の方が悪い事をしているような
気分になって何も言い返せません。相手は私の金玉を勝手に食べた張本人なのに。
 少し感情の淀んだ息を吐き出すと、金色の艶やかな肌が目の前に突き出されました。
 私から噛み口が見えぬように、ロスが金玉を差し出したのでした。
「ほら、一緒に食おうぜ」
19Alchimica et Magica Acta:2008/11/15(土) 22:57:29 ID:VPfp5lYT
 金玉を受け取り、私はその表皮へと静かに歯を宛てました。齧り取った欠片の大きさは、
ロスが一口で食べる分量の三分の一にも満たない小さな物です。
 けれどそれでも、私の機嫌は金玉を齧る前よりも遥かに良くなりました。
 歯応えのしっかりとした果肉が口の中で解けて行くにつれ、口の中には甘酸っぱくて
冷たい蜜が広がり、鼻腔が芳醇な香りに満たされて爽快な気分となります。
 ――美味しい。
「だろ?リンゴは落とすモンじゃなくて食べるモノだよな」
 ロスに心の中を読まれたのかと思って私は身構えました。しかし自分が声に出して
呟いた事実を思い出し、ただちに警戒を解きます。
「そうですね。もっと早く食べておくべきだったかも知れません」
 言うや私はもう一口金玉を頂きます。だって美味しいんだもの。

 私は金玉を手にして左に、ロスは何も手にせず右に、二人並んで丘に腰を下ろしました。
 麓に目をやれば、南北に伸びた街道の脇から私たちの対面にあった丘の中腹まで、ルネスと
フレリアの天幕がずらりと立ち並んでいました。太陽の傾き具合から計って、既に設営の作業は
終わっているはずでした。
 重騎士を中心とするルネスの大きな天幕は街道の近く、馬を中心とする騎士の天幕は中腹辺り、
弓兵と天馬騎士の小さな天幕は頂上付近。どちらも高い所を確保するように設置されております。
騎士を最前線と最後方に分散させている点が非効率的ですが、魔物に襲撃される可能性をも
考慮すれば妥当な配置だと判断されます。
 魔物の出現する時間や場所は予想が出来ません。何の前触れもなく目の前に現れ、人間の
軍隊のように洗練された組織を持たぬ群れが、めいめいに襲い掛かって来るのです。
 相手が人間ならば、所詮組織化された軍隊の敵とはなり得ません。怖いのは個々の戦闘能力が
人間よりも高く、死を恐れないのか全く退却しない点にあります。既に巷では、グラド帝国の
軍勢よりも魔物の群れが遥かに恐ろしい物であると見做されています。
 彼らを打ち破るには攻撃される前に先手を取り、徹底的に殲滅させるより他にありません。
その為には斥候の役割が十分であり、他の部分はいかなる陣形にも対応できるよう、柔軟に
構えていた方が良いのです。

 そういう意味では戦い慣れた配置である、という感想を抱きながら三口目を齧ったところで、
ロスが身を乗り出して私に呼び掛けました。
「やっぱり、リンゴって重いモンなのか?両手で持ってるけど」
 私は口の中の物を燕下してから答えます。物を食べながら喋るのは見苦しく行儀の悪い事ですから。
「重い物です。店に置いてある箱いっぱいにみっしりと詰まったリンゴを想像してみて下さい。
あなたはそれを片手で持ち上げる事が出来ますか?」
 軽く唸って、ロスは麓を見下ろしました。宿営地では食事係に選ばれた各部隊の面々が、
輸送隊から受け取った木箱を重そうに抱えています。
 私はその様子を指差してロスに語りかけました。
「あの中身が何だか判りますか?」
「メシの材料だろ?肉や野菜に小麦、その他にも塩とか砂糖とかが入ってる」
「そう、麦の穂一本だと軽く思えるのに、箱いっぱいにみつしりと詰められたら貴方でも――」
「それだって簡単に運べるさ。けど片手でやれって言われたら――」
 やっぱり無理だよな、とロスは溜息を吐きます。私はやっと自分が考えていた通りの会話を成立させた事に満足しました。
「持ち上げておくにも力が必要ですね。あの木箱から突然手を離したら、木箱はどうなりますか?」
「そりゃ地面に落ちるだろ。さっきのリンゴみたいに」
「貴方の言う通りです。この世にある全ての物は、地面に向かう力に引っ張られて高い所から低い所に落ちて行くのです。
何らかの力を作用させない限り、低い所から高い所へと自然に移動する事は出来ません」
 陣の設営もその意味で理に適った物でした。グラド帝国の陸戦部隊が進軍するなら街道を
北上するのが一番早いでしょうし、彼らが我が軍と遭遇してこれを攻撃するには下向きの力に
逆らって丘陵を登らねばなりません。逆に我が軍は高所から突撃する事で下向きの力も利用でき、
攻撃面でも防御面でも常に相手より有利に戦えます。
 ではもし丘陵の反対側から攻め込まれたら、あるいは竜騎士団や蛇竜騎士団が上空から襲撃
してきた場合にはどう対応するのでしょうか。
 少し考える時間を差し上げましょう――

 答えは簡単。攻め込まれても先手を取れるよう、上空での偵察に力を入れれば良いのです。
 ちょうど対面の頂から、天馬に跨って飛び立とうとするヴァネッサのように。
20Alchimica et Magica Acta:2008/11/15(土) 22:59:09 ID:VPfp5lYT
 あれほど高い所から見る景色というのは、どれ程素晴らしいのでしょうか。機会があれば
彼女に頼んで騎乗させて貰う事にしましょうか。
 天馬は私たちの頭上に影を落としながら上昇を始め、豆粒のように小さくなって留まりました。
ロスがその様子をじっと観察しています。首を戻すと彼は私に問いました。
「あれもそうなのか?羽根動かしてないのに、落ちてるようには全然見えないぜ?」
 私は風に心地よく頬を撫でられながら答えました。
「天馬と逆向きに風が吹いているからです。物凄い勢いの風を翼で切る事によって、推力と揚力を得ているのですね」
 厳密には風を切った時に翼の上下で風速の違いが生じるため、それが気圧差となって翼に揚力が発生するのです。
飛行原理についての詳細な記述は、入門者向けに書かれた帝国書店の『竜騎士入門』や、フレリア軍の操典として編纂された
『研究天馬騎士』の中巻などに、引用論文の形で掲載されています。
 興味のある方は是非、本を入手した上で頁を捲って下さい。

 ただそこまで説明してもロスに理解を求めるのは少しばかり酷だろう、そう思って私は黙っていたのですが、
彼が頭を両手で抱えた理由は私の想像していたとは少々異なりました。
 彼はもっと単純な問題を抱えていたのです。
「スイリョク?ヨウリョク?」
 専門用語を使った私にも責任はあるでしょうが、彼の基本的な国語力に起因する問題でした。
「推力とは前に進む力、揚力とは上向きの力です。前に進む力は風の勢いと釣り合ってますし、
リンゴや木箱と同じような地面に向かう力は上向きの力と釣り合っています。あの天馬に働く
全ての力が釣り合っているため、あれは一見止まっているように見えるのです」
「よく解らないけど、つまりあの天馬にも力が働いているのか?けど見えない上向きの力が
あるから浮いているって事なのか――」
 ロスの話はかなり大雑把ですが、私の言いたかった事の要点はしっかり押さえています。
 人間の頭の良さと読書量との間に、絶対的な相関がある訳ではないのです。私は彼の答えに及第点をやってもいいと思い、軽く微笑んで口を開きました。
「その通りです。ちょうど貴方の投げ斧のようにね」
 論理の繋がりは会話の流れを形作り、論理の飛躍は会話に新鮮さをもたらします。話がいきなり斧に飛躍した事で、
ロスは戸惑いの目を浮かべて口をぽかんと開けました。
「あれがか?投げ斧ってぐるぐる回ってるじゃねーか、天馬の羽と飛び方が全然違うぞ?」
 頬を撫でる風はいつの間にか止んでいました。その頃合を見計らって、私はロスに真剣な態度で指示を出しました。
21Alchimica et Magica Acta:2008/11/15(土) 23:00:21 ID:VPfp5lYT
「風を切って揚力を得るという点で、あなたの投げ斧と天馬の翼は同じ構造を持っています。
ロス、両手を広げてその場をぐるぐる回ってみて下さい」
 ロスは少し迷ったようですが、徐に腰を上げると私に腕を水平に広げました。
 上背のある少年が、筋肉に覆われた巨躯を地面に対して垂直に回転させます。
「もっと早く回って下さい。諦めないで!」
 まわるまわる、ぐるぐる回る――
「もっと早く、回る!」
 限界はあっという間に訪れました。
 いきなりロスの回転速度が衰えたかと思うと、独楽の歳差運動を思わせるよろめいた足取りで数歩進み、草叢の上に倒れ込んで大の字になります。
 はあはあと息を荒げ、ロスは蒼褪めた顔を駆け寄った私に傾けて言いました。
「これが――これが、何か、意味、あるのか――」
「当然です。回っている間中、手に風を感じたでしょう。今この辺りの風は止んでいますよ」
「そう、みたいだな――」
「投げ斧も回転する事で風を生み、それを切り裂いて上向きの力を得ているのです。
だとしたら投げ斧を遠くに飛ばそうとすれば、どう投げればいいと思いますか?」
 呼吸を徐々に整えながら、ロスは少し考えます。今は論理の繋がりを重視する流れですよ。
「できるだけ、回して投げる、――そうすれば、上向きの力が大きくなるから、長いこと空中で浮いてるから――」
 遠くまで飛ぶ――彼はそう言って大きく息を継ぎ、目を閉じてゆっくりと吐き出します。
「その時投げ斧の刃は、地面に対して縦に向けますか?それとも横ですか?」
 私は垂直と水平という言葉を、彼に分かり易い物に言い換えて訊きます。目を瞑ったままロスは再び大きく呼吸し、答えました。
「――横だ。そうやって投げろって父ちゃんに言われたし、言う通りにしたら飛ぶからな」
 あと僅かで結論に到達します。私はそう思って間髪入れずに質問を畳み掛けました。
「下向きの力と上向きの力が釣り合うからですね。では投げ斧を縦に向けて風を切ったら?」
「えっと、上向きの力が横向きになるから――あっ!」
 筋肉に覆われた巨躯が突然、背筋で地面を蹴って飛び上がりました。まるで水槽の海老です。
あのように飛び起きる事など私には不可能だと思われます。身体固いし筋力も足りないし――
22Alchimica et Magica Acta:2008/11/15(土) 23:01:09 ID:VPfp5lYT
 肩を掴まれたかと思うと、ロスのすっきり晴れ上がった顔が間近に迫っていました。
「薪割りの時って斧を縦に振り下ろすよな!そしたら斧が風を切る時に横向きの力がかかる訳だ!
だから薪はキレイな真っ二つに割れなかったんだよ!そうだよ、そうだろ?!」
 私を大きく前後に揺すりながらロスは矢継ぎ早に喋りました。彼はかなり興奮しています。
 首ががくがくと軋みを立てているような気がします。内臓まで揺れて息ができない、
肩に食い込んだ武骨な指が痛い――
 齧りかけの金玉を何度も落としそうになり、私は肺に残った空気を搾り出して何とか告げます。
「私を、脳震盪で、殺す、つもりですか?」
 ロスはしまった、という顔でようやく私から手を離しました。
「――悪ぃ、けど解ったからちょっと興奮しちまって」
 しきりに頷いていますが、無理もありません。私だって物事を理解して自分の糧とした時、彼のように見境なく興奮している筈なのですから。
「斧は振り下ろす物、投げ斧は投げる物だよ。そうだよ、薪割りするなら鉄の斧でやった方がいいよな」
 私も頷きました。紆余曲折を経て、ようやく彼は自分の頭で私の伝えたかった事を理解したのです。
口で言えば簡単な話ですが、相手に正しく理解してもらうのは実に困難な仕事なのです。
「鉄の斧に慣れたら鋼の斧を使うのもいいでしょう。大きさや重さの違う斧を扱って、最終的には自分に合った戦い方を身に付ければ良いのです」
 言って私は三口目の金玉を齧ろうと口を静かに開けました。しかし私の手は突然金玉の重みを失ってしまいました。
 ――あ、揚力。
 私以外に、金玉に対して上向きの力を作用させたものがあります。
 ロスでした。彼が私から金玉を奪い取り、その手を天高く持ち上げたのでした。
 私が背伸びして腕を伸ばしても、歳の割りに上背の発達したロスから金玉を取り返す事が出来ません。
 金玉を返せ――
 無駄な努力と知りつつも、私は飛び跳ねて何とか金玉を奪回しようと試みました。
「そんなにリンゴが食べたいのですか?ならば食べたいと素直に頼めば渡すつもりはありました。黙って持って行くのは盗人のする事ですよ」
 自分の声が少々苛立っていました。聞き分けのない子供を諭すように言ったつもりなのですが、これでは私が玩具を取り上げられた子供みたいです。年長者としての立場がありません。
 そんな私をからかうかのように、ロスは愉快そうな顔で私を見下ろします。
「もうすぐ晩メシの時間だろ?」
 そう言われてみれば、太陽は既に大きく西側に傾いて、宿営地があった丘に掛かり始めています。
そよ風に乗って届いた匂いが微かに鼻腔を擽りました。
 ――夕暮れの宿営地から漂ってくる煮込み料理の匂い
「ほらな。メシ前に他のモン食うのは行儀が悪いって、俺の父ちゃんも言ってたぜ」
 金玉を天高く掲げたまま、ロスの動きが止まりました。
「どうしたのですか?」
 訊ねたところ、ロスの顔色が徐々に蒼褪めて行きます。彼は唇を震わせて小さく呟きました。
「ヤベぇ、薪割り――」
 本来自分に与えられていた任務をやっと思い出したようです。
 今頃宿営地では、燃料となる薪が不足している事にあちこちから文句が漏れ始めている筈です。
 斧修行の一環として私に付き合った事で、結果的に彼は任務を放棄してしまいました。そして彼自身の
夕食も支度が遅れてしまう事でしょう。
 全ては彼の責任です。しかし彼一人ならまだしも、私の夕食まで遅れるのは割りに合いません。
食後の日課としている、貴重な魔法研究の時間も削られてしまいますし。
「私も手伝いましょうか?」
 好意よりも利己的な理由からそう提案したのですが、彼は両手を振ってそれを退けました。
「別にいいよ。アンタ――じゃなかった、ルーテは力仕事は向いていないみたいだし」
「そうですか?私でも薪を運ぶくらいの事は出来ると思いますが」
「これ以上アンタに付き合ってたら、もっと時間を食っちまうだろ?早く帰って待ってろよ」
 会話の途中でそんなに怒り出すものではありません。慌てても薪割りの能率が上がる訳ではないのですから。
それに私を連れて行けば、効率的な薪の持ち方を指南してやれるのですが。
 そう言おうとしたのですが、ロスは耳を傾けることなく駆け足で丘を下り降りて行きました。
23Alchimica et Magica Acta:2008/11/15(土) 23:01:58 ID:VPfp5lYT
 置き去りにされた私ですが、ひとつ大切な事を彼に伝え忘れていた事をふと思い出しました。
 ――左利き用に作られたその投げ斧を、右手で投げてはいけない。
 そんな投げ方をすれば刃の捩れと回転の向きの組み合わせが本来とは逆になってしまい、
斧は上向きの力を得て飛行するはずが、下向きの力を余計に得てより早く落下します。
 結果として、斧の飛距離は著しく低減します。その辺りの事情を、ロスは判っているでしょうか。
 判っているならそれで良し、もし気付かなかったとしたら――

 彼とは再び会えるでしょう。同じ軍に所属しているのですから、その機会は十分にあります。
 次の話は、またの機会に。私もその時を楽しみに待っています。

<<終>>
24悪魔神官ポー ◆ka5BrNUzcE :2008/11/15(土) 23:04:46 ID:VPfp5lYT
以上で終わりです。スレ汚しすみませんでした。
正直な話、執筆当時の自分が何を考えていたのか全くわかりませんw

とりあえずロス&ルーテ好きです。
支援会話も戦闘スペックも、凸凹コンビみたいなんで。
25名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 01:01:20 ID:zNRfgRRf
きもちわるい
26名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 03:36:05 ID:62+z7mrA
ほさ科
27名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 10:22:06 ID:R3qeMQED
今のこのスレはたったひとりの職人を礼賛するだけ
ガチホモよりはマシだがな
28名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 01:34:59 ID:9Cg2Wo4w
最近神来ないね
29名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 08:43:15 ID:qY8Me7wZ
あなたが神になるチャンスですぞ
30名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 03:13:05 ID:5hLk1flT
未だTSや虎7投下を信じて待ち続けている自分がいる
ナルサス(ロジャー変身)×ラケルとか
元は交際してたらしいのでライネル×ケイトとか
栗姐とエリシャに責められるホームズとか
さりげにセルフィナさんに踏まれるロベルトとか

…ネタは浮かぶのに文章力が欠片も無い…シチュの難易度高杉…
31名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 17:20:33 ID:gHpenpUA
ho
32名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 10:38:51 ID:YRAIU011
聖戦なら……ヨハンパティとか色物系でよければ……
33名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 01:04:06 ID:j/TD1/4F
ほしゅ
34名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 10:33:40 ID:rdP4eOlm
ふぉしゅ
35名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 16:42:24 ID:7Km3k1+S
誰だよライアン×チキなんて考えたヤツ
36名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 22:12:58 ID:ySdvGCRD
ライアンはセシルかマリーシアに筆下ろしされるのがイイ
あげ
37名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 20:27:24 ID:TnSP7t73
マリーシア×ライアン…ちょっと見てみたいかも…
38成長率120%:2008/12/23(火) 17:50:05 ID:1p8e/wTN

FE聖戦。セリス×マナ(ラナ代替キャラ)を投下させていただきます。
シリアスに見せかけて、ただのエロです。
以下の要素を含みますのでご注意ください。

被虐・緊縛・着衣


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 ティルナノーグの古城は、セリスやオイフェたち、グランベルからの落人だけで住むには広すぎる。
 だから、普段使われていない、誰も近寄らないような部屋が、たくさんあった。
 その部屋の一つから、小さなうめき声が響いていた。
 
「んん……!」
 
 干草の山の上で、小柄な体がもがいていた。
 どれほどの間そうしているのか、尼削ぎの黒い髪は、かすかに汗に濡れている。
 だがどれほどもがいて見せても、頭の後ろで縛られた手首の縄は解けないし、足首の縄も解けはしない。
 荒い息も、苦痛の声も、布の猿轡を湿らせるだけ。
 粗末な僧衣を振り乱しながら、マナはなんとか抜け出そうと、無駄な抵抗を続けていた。
39成長率120%:2008/12/23(火) 17:50:51 ID:1p8e/wTN
 そんな彼女が怯えたように身をすくませたのは、扉を開ける音が聞こえたから。
 マナの潤んだ瞳には、青髪の若者の姿が映りこんでいた。
 
「やあマナ、手ひどく縛られたものだね」
 
 そう言いながらも特に驚いた様子も見せず、彼は朗らかにマナの元へ歩み寄る。
 他人を怯えさせるほどの体躯ではない。
 青年と呼ぶにはまだ少し早い、少年と呼ぶには筋肉のついた、そんな体。
 だがマナはその人の姿を仰ぎ見て、絶望の表情を浮かべる。
 彼に頬を撫でられたマナが、抗うそぶりさえ見せない理由は二つ。
 逃げたくても逃げられない、束縛された状況であること。
 そして彼が、この世で最も尊い人物であり、マナのような平民にとって、逆らうことなど考えられないということ。
 だからマナは、セリスの手が頬から喉へと降りてゆき、その後胸元をまさぐっても、
 悲しげなうめきをもらすだけで抗いはしなかった。
 
「君を拘束したオイフェのことを、許してやって欲しい。彼はシアルフィ家に忠実なだけなんだ」
 
 セリスはマナの胸を円を描いてまさぐり続ける。
 ふくらみの脇から指を這わせて、小さな胸を下から押し上げるように、包み込む。
 厚い僧服の上からだというのに、胸の形を的確に把握した動きは、
 彼がマナの裸の胸を何度も見ていることを示していたし……。
 
「ん……ふッ……!」
 
 だんだんとマナの吐息に混じる震えは、セリスがマナの身体を一度ならずもてあそび、
 彼女が喜ぶ部分を心得ているという証だった。
 
「僕にはシアルフィ家の血筋を残す義務がある。どうしても誰かに、子供を生んでもらわないといけないんだ」
 
 セリスはマナがぐったりとしたのを確認し、彼女の口の戒めを解いた。
 
「だからマナ。今日も相手をしてもらうよ」
「いっ……嫌ぁ……。もう嫌です……」
 
 か細く震える彼女の唇を、セリスはかすかな笑みを浮かべた唇で塞いでしまった。
40成長率120%:2008/12/23(火) 17:52:08 ID:1p8e/wTN
 マナの一家は、セリスやオイフェがイザークに逃げ延びてきた頃から、
 隣人としていろいろ手助けと交流をしてきた。
 マナ自身、幼い頃からティルナノーグの古城に何度も訪れ、
 貴人たちの身の回りの世話をしたり、
 エーディンに僧侶としての手ほどきを受けたりしてきたのだ。
 もちろん、セリス自身とも、3つ違いの幼馴染としてある程度の親交を得ている。
 ある程度の必然として、セリスに対する憧れさえも、抱いていた。
 だが、聖戦士の直系子孫と、平民の間柄である。
 マナはそのところをよくわかったうえで、かなわぬ憧れとして終わらせる覚悟は出来ていたのだが。
 『このようなこと』になる覚悟は、していなかった。
 するはずも、なかった。
 
 
 
 
「痛……っ!」
 
 足の戒めを解かれたとき、マナはわずかに身悶えた。
 きつく結わえられた荒縄は、解く際に肌を巻き込んで、赤い跡を残すのだ。
 セリスはマナの足首についた跡に手を当てて、「もう大丈夫」とささやいた。
 そしてそのまま両の足首を、ぐいと左右に押し開く。
 
「嫌……!」
 
 マナはずり上がって逃れようとしたが、セリスの手がしっかりと彼女の足首を捕らえ、離さない。
 たちまちマナの僧衣が腿までめくりあがり、セリスの体が両膝の間に割り入ってくる。
 
「マナの肌は、何度触ってもいいものだね」
 
 セリスはマナの足首を何度か撫で回し、次いで赤い跡に軽く口付ける。
 彼女の体が小さく震えたのを確認して、もう一度。
 それから赤い跡を癒すように、舌で舐める。
 
「あ……あっ!」
 
 敏感になった肌を濡れた舌で嬲られて、マナは思わず喉を鳴らした。
 早まる鼓動と吐息を自覚しながらも、しかし彼女は、彼我の立場を忘れては居ない。
 
「い、いけませんセリス様……。私の足などをお舐めになるなんて……」
「いいんだよマナ。僕は、こうするのが好きなんだ」
 
 セリスは濡れた肌に息を吹きかけ、マナの反応を楽しむ。
 
「それにマナ。そんなことを心配している場合かい?」
「え……? あ……!」
 
 マナの声が引きつったのは、たっぷりと唾液が乗ったセリスの舌が、
 ふくらはぎから膝へ、そして腿へと滑っていったから。
 セリスはマナの脚に覆いかぶさるようにして、舌と手のひらを、マナの内股へ滑り込ませていったのだ。
 粗末な僧衣に隠された部分に、セリスが触れる。
41成長率120%:2008/12/23(火) 17:53:04 ID:1p8e/wTN

 
「あ……ああっ! い、息が……!」
 
 マナは僧衣の中への侵入を防ごうとするが、縛られたままの腕では果たせない。
 成されるがままに内股を愛されて、彼女は干草の上で身をよじる。
 あまり肉付きがよいとはいえない腿が、セリスの頭をおそるおそる挟み込んだ。
 それはイザークの草原を、ヤクを追って歩く、働き者の脚である。
 貴婦人達が備えているような、男を魅惑する艶や、滑らかな脂肪とは、無縁のものである。
 だが15歳の若い肌と、僧衣に守られ続けた柔らかな皮膚は、
 セリスを熱く滾らせるに十分なものだった。
 セリスが大きく息を吸う。
 僧衣の中に篭った汗の蒸気と、僧衣の奥に秘められた部分から滲みだす香り。
 それを胸一杯に吸い込みながら、セリスはマナの僧衣の裾に手をかけた。
 そしてその手をゆっくりと持ち上げながら、彼自身もゆっくりと、マナの下腹へ覆いかぶさってゆく。
 じりじりとマナの肌があらわになってゆき……。
 
「ああ……!」
 
 まなじりに滲む涙よりもきらきらと、美しくうるおったマナの秘所が、光のもとに晒される。
 上気し薄紅色にそまったそこは、今だつつましく閉じ合わされた、皮膚の亀裂に過ぎない。
 そこにあるはずのかすかな産毛は、濡れた肌にぴったりと張り付いてしまっており、
 彼女のそこはまるで無毛の原であるかのようだった。
 
「はずかしいです……!」
「恥ずかしいもんか、とても綺麗だよ……」
 
 マナの僧衣をへその辺りまでめくり上げ、手のひらで裸の腹を撫で回す。
 何度も何度も、円を描いて。肌の奥に眠る、子供を育む器官に呼びかけるように。
 セリスの手のひらに次第に熱が篭っていくのは、
 愛撫に応じて雫を生み出してゆく割れ目を、
 じっと見つめているからだろう。
 今すぐにでもそこに入り込んでしまいたい欲求を、
 じっと押さえ込んでいるからだろう。
42成長率120%:2008/12/23(火) 17:54:12 ID:1p8e/wTN
 
「あ、ああ……見ないでください……!」
 
 マナの身体もまた、熱を帯びていく。
 直接触れる手のひらからの熱。セリスの視線に篭る熱。
 そしてセリスの体温を、敏感な部分の肌が感じ取り、自らを高めてゆくのだ。
 身をかがめてその熱に耐えようとしても、腕を頭上で縛られた体勢では力が入らない。
 腕が枯れ草を握り締めれば、華奢な背が反る。
 裸の下半身がじりじりと持ち上がり、空気とセリスの視線にさらけ出されてゆく。
 そしてセリスは、幼さが多分に残るマナの腰が、何かを求めて震える様を、じっと見ていた。
 マナの声がだんだんと上ずっていくのを、じっと聞いていた。
 その状況をしばし楽しんで……。
 彼はようやく、マナに声をかけたのだ。
 
「マナ、いいね」
「はっ……あ……ん……」
 
 熱に浮かされ、意味ある言葉をつむげなくなっている小さな唇を、セリスの唇がやさしく食む。
 身を乗り出したセリスの右手が、官能にもがくマナの手を、ぎゅっと押さえつけて……。
 セリスは小さなマナの身体に覆いかぶさるような、組み伏せるような体勢をとった。
 痙攣するマナの腰に、セリスの腰が添う。
 既に開放されたセリスの硬いものが、マナの柔らかな肉に押し当てられ……。
 そこでマナがかすかに身体をよじった。
 一度は触れ合った濡れた粘膜が、糸を引いて離れる。
 
「セリス様……。私……」
 
 快楽の渦におぼれるマナの顔には、かすかに憂いの色が戻っていた。
 愛撫のときが、もうすぐ終わってしまう。
 これから彼女に残される役目は、セリスの律動を受け止め、
 吐き出されるものを胎内で受け止めるだけの役。
 かたちだけは望んだものに似て、決して望みはしなかった役目。
43成長率120%:2008/12/23(火) 17:55:04 ID:1p8e/wTN

 
「私……」
 
 何かを訴えようとするマナの瞳に、セリスは押さえ込む力を増すことで応じた。
 決して逃がさない。拒むことは許さない。
 その意思をくつがえすことは出来ないのだと。
 そう感じ取ったマナは、強く目蓋を閉じて、瞳を濡らしていた涙を追い出した。
 身体に力を込めて、これから訪れるであろう衝撃に……
 何度も何度も貫かれ、揺さぶられる衝撃に耐えようとする。
 だが、その行為は、まだ成長過程でしかない彼女の肉体にとって、あまりに過酷であった。
 
「ふあっ……あ……っ! あ……っ!!」
 
 先端のふくらみを受け入れた瞬間、マナの腰が逃げる。
 セリスは腰を押し付けて、逃げたマナの身体をさらに貫く。
 マナの喉が二度、三度、息とも声ともつかない細い音を漏らす。
 その音が細く伸び、消えきらないうちに、セリスは背を大きく波打たせ、
 マナのその部分を激しく蹂躙し始めたのだった。
 
「あっ……うっ……ひううううっ!」
 
 セリスのものは、体格に不釣合いなほど太く、長い。
 その先端のふくらみともなれば、入るときにはマナの身体をこじ開け、
 引き抜くときには周囲を擦り取るような形になる。
 セリスはそんなものを、彼女の一番奥まで突きこんでは、間髪いれず抜ける寸前まで引き出すのだ。
 
「ひぐっ……はっ……ああああ〜〜〜っ!」
 
 マナにとって幸運だったのは二つ。
 これほど激しい抽送を受けても、苦痛以上に快楽を覚えてしまうほど、
 交わる回数を重ねてしまっていること。
 そしてもう一つ。
 勢いをつけた早い行為だけでは不満があるのだろうか。
 セリスは何度かマナを貫くごとに、
 彼女の中の感触を楽しむかのように、
 しばらくの間動きを止めるのだった。
44成長率120%:2008/12/23(火) 17:58:11 ID:1p8e/wTN
 
「ふふっ、マナ、苦しいかい?」
 
 組み敷いた少女の額の汗を指で払いながら、セリスは身体を小刻みに揺らす。
 セリスの強張りが、入り込んだ部分の奥の奥をじっくりと責めれば、
 その感覚は熱となり、マナの理性を酷く苛むのだった。
 拭われた額にすぐさま汗が浮かんでくるのは、無論苦痛のためなどではない。
 意識まで犯してゆく胎内の灼熱と、せめてその熱に耐えようとする努力が流す汗なのだ。
 セリスはそれをわかっていて、空いたほうの手でマナの服をさらにめくり上げ、
 硬くなった胸の頂を、くすぐるように嬲る。
 
「あっ……あああああっ! あ〜〜っ!」
「いいよマナ。マナがそうやって仰け反ると、君に入り込んだ僕自身が、根元まで包み込まれるんだ」
 
 セリスは熱くなった息を吐き、再びマナを激しく攻める。
 攻めて、責めて、自らが持つ熱を、マナを苛む硬い部分に集めてゆく。
 
「君にきつく包まれるのは、とても気持ちがいいんだ。だから……」
 
 マナの中を、めちゃくちゃにかき回す。
 時に捻り込むように、時に角度を変えて。
 そういうことをされるたび、マナの小さな小さな入り口は、
 セリスのものにいいように引っ張られ、
 かわいそうなほど形をゆがめてしまうのだ。
 赤く熱を帯びたそこが焼き切れてしまわないのは、
 二人が激しくこすれあう部分から、粘液がしたたるほどにあふれ出しているからだ。
 セリスが零し、マナがあふれさせたそれは、
 衝撃を弱め、摩擦を滑らかにし、マナがうける快楽を加速度的に高めてしまう。
45成長率120%:2008/12/23(火) 17:58:58 ID:1p8e/wTN
 
「ひうっ……あっ、あああっ! セリス様……セリス様……わ、わた、し……もう……」
「僕ももう、とまらない。あとは、君の一番奥で……」
「ううっ……」
 
 マナは残された意識で、かろうじて首を振ってみせる。
 せめて、せめて体の中ではなくて、外に放ってくれたなら。
 それは孕ませるための作業ではなく、セリスの欲望をぶつけられただけと思える。
 男の欲望のはけ口として使われたほうが、まだいい。
 性の快感に痺れた頭で、マナはそう考えるのだ。
 ……それならば、自分だってあきらめて、快楽に酔える。
 セリスの絶頂を、悲しい思いで受け止めなくても済むのだと。
 だが、しかし。
 セリスは破裂しそうに膨れたそれを、
 今まで以上の勢いでマナの中に送り込みはじめたのだ。
 天へ打ち上げられるような挿入を続けざまに受けて、
 弱弱しくなっていたマナの意識は、あっけなく断ち切られた。
 
「ふあっ……!」
 
 マナの意思を無視して、彼女の全身に力が入る。
 握りこんだ干草がちぎれ、足が痙攣して指の先の先まで反り返る。
 そうして、ぎゅっと力が入った体の中心の、一番奥の奥へ、
 セリスが最後の一息で己をねじ込んできた。
 一瞬遅れて、マナは自分の体の中に、なにかが勢い良く放たれるのを感じ取った。
 
「ああっ……!」
 
 その声は、快楽と、絶望。
 そんなマナの心を知って知らずか。
 セリスは射精とどまらぬ己自身を、マナのさらに奥へと押し付ける。
 
「ああ、マナ……! 熱く包み込まれて……吸い出されるみたいだ……!」
 
 セリスはマナをがむしゃらに抱きしめ、
 彼女の中に浸透しようとするかのように肌と肌をすり合わせた。
 反射的に前後しようとする腰を、力づくでおしとどめ、
 マナの体の暖かさを、こわばりの先から根元まであまさず味わおうとする。
 そうしてセリスはしばらく身をこわばらせ……
 やがて大きく息を吐き、ニ、三度マナの中を往復した。
 そうして最後の一滴まで、マナの中に吐き出したのだった。
 
 
 
46成長率120%:2008/12/23(火) 17:59:45 ID:1p8e/wTN
 マナの息が収まるまでには、もうしばらく掛かった。
 セリスはその間に、彼女の手をとり、彼女自身の入り口にあてがわせる。
 注ぎ込んだものが、あふれてしまわないように。
 意識が戻り始めたマナにとって、それは悲しいなされようだった。
 
「……今日は、もう、いいですよねセリス様」
 
 肉体は限界に近い。だがそれ以上に、精神が打ちのめされていた。
 涙が零れ落ちそうになるのをおさえるのが、やっとだった。
 
「セリス様が下さったもの、押さえておけと仰るなら、そうしますから……」
 
 だから、しばらく一人にして欲しい。
 そう思ったマナの指は、セリスの指に操られ……。
 どろどろにぬかるんだ彼女の入り口を、大きくくつろげさせられたのだ。
 
「セ、セリス様……?」
「まだだよマナ。僕はまだ出せるし、君の中にまだまだ出したいんだ」
 
 硬さも大きさもまったく衰えないものが、再びマナの中へと入り込んでゆく。
 マナの中にたっぷりと蓄えられた、セリスとマナの液体を、かき回すように。
 
「い……いや……」
 
 マナがちからなく首を振る。そのマナの身体を、セリスの手が抱え込む。
 そしてセリスは、前以上の貪欲さを持って、マナの身体をむさぼり始めたのた。
 
「こんなの……こんなのもういやあああ!」
 
 マナは泣き喚き、涙も唾液も滴らせていたが、
 それ以上に彼女の秘所からは、泡立つ粘液が滴っていたのだった。
47成長率120%:2008/12/23(火) 18:00:39 ID:1p8e/wTN

 
 
 
 常に組み敷かれたかたちのまま、マナは4回射精された。
 セリスの強引な行為に、マナもまた、何度も絶頂を迎えさせられた。
 最後の射精を受けたとき、マナは心身ともに消耗しきり、
 ぐったりとしたままそれを受け入れたのだ。
 
 
 
 セリスは身震いを終え、全てを出し尽くした。
 
「ふ……う……」
 
 力ない様子でふらふらと身を引くと、
 マナのからだの中から、これまた力を失った強張りが引き抜かれる。
 セリスはそれを見て、疲れ切った様子でため息をついた。
 彼が最後の力を振り絞ってしことは、ぐったりと横たわるマナに、口付けること。
 すると、マナの唇が動いた。
 
「はぁっ……気持ちよかったです」
 
 セリスは「それはよかった」と、か細い声で答え、
 崩れ落ちるようにして、マナのとなりに横たわる。
 
「君が喜んでくれて嬉しいよ。僕は、色々大変だったけど……」
「ごめんなさいセリス様。私、ああいう立場で強引にされるのが、一番気持ちよくて……」
 
 起き上がったマナの目と肌には、活気を満ち満ちている。
 よほど満足したのだろう、とセリスは思った。
 マナと体の付き合いができる恋人同士になって、三ヶ月。
 まだ三ヶ月。もう三ヶ月。
 はじめはされるがままで、あまり感じてもいなかったマナが、
 いまや積極的に小芝居までして快感を求めるようになってきた。
 若く性欲滾りがちなセリスにとって、それはもちろん嬉しいことではある。
 だがこの方面でのマナの成長は予想外の勢いであり、
 この先どうなってしまうのか、空恐ろしくすらあるのだった。
 ならば負けていられない、ともセリスは思う。
 
「さっきはずっと組み伏せてしてたけど、別の体勢でもしたいなあ」
「あっ、そうですよね。セリス様がお好きな体位、出来ませんでしたし」
 
 マナはころりと転がってうつぶせになる。
 かわいらしいお尻に、体液で干草がこびりついて……。
 それを見るだけで、セリスの強張りは、力を回復してゆくのだ。
 
「マナ、この間レヴィンに、後ろからの新しい体位を教えてもらっただけど、試していい?」
「はいっ! セリス様のなさりたいように!」
 
 にっこりと、輝くような笑顔。
 セリスが愛した草原の少女は、今も変わらぬ純粋さで、セリスを愛し信じてくれる。
 ただその変わらない笑顔と、濡れた裸という淫靡な姿が、同居できるようになっただけ。
 そんな彼女の裸のお尻と、輝く笑顔を同時に見ていると、
 セリスの強張りはものすごい勢いで力を回復し、
 また恋人に包まれたいと主張を始めるのだった。
 
(終了)
48名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 19:15:43 ID:7zabEjsN
セリマナ健気でいいわな
マナの子作りGJ!
49名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 23:30:26 ID:hviJScfR
そう来たかって感じだし一々エロい
激しくGJ!
美味しくいただきました
50名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 01:15:41 ID:wPNze54o
暁のセネリオ×ミカヤでどなかたお願いします。
あまり見られない組み合わせですが、ゲーム中の戦闘会話や
エンディングを見ていると、あり得るかなとも思えます。

戦時中、エンディング後(お互いの出生の秘密がわかった後)
どちらでも構わないです。
51名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 04:14:33 ID:G9pOobX4
クレティト希望
52名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 12:04:41 ID:nPjWKV18
ラナよりもマナ
53名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 20:56:39 ID:oymcjjV4
ロイ×リリーナで、初めて同士で、
母親が関係しないものをどなたかお願いします。
54名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 21:38:35 ID:NKPnfZ/R
自分で書け
クレクレうざい
55あけおめ過去ログ:2009/01/01(木) 00:25:22 ID:AhVEKOTe
あけおめことよろ

過去ログ、パスは目欄
ttp://www.rupan.net/uploader/download/1230736906.zip

女の業がドロドロと渦巻いた作品が読みたいです。
地獄少女でいうと、高橋ナツコ先生脚本回みたいな奴を。
56 【だん吉】 【1844円】 :2009/01/01(木) 02:46:52 ID:jOUnyQyT
あけおめ!ことよろ!
57人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/01(木) 18:32:25 ID:h1RqLuSn
「マリナス、例の件だけど・・・・・・」
フェレ城の執務室に座っているエリウッドが、側にいるマリナスに声をかけた。
「エリウッド様、あの件なら、ちょうどうってつけの人材がおります。」
「ほう、それは?」
現在、エリウッドは妻のニニアンとともに暮らしているが、子供はまだいない。作りたいのだが、折角だからじきに生まれてくるであろうわが子には最高の教育を受けさせてやりたい。
それにはまず、最高の乳の出る乳母を用意しておいてやりたい。取らぬ狸の皮算用とは言うが、それがエリウッドの切なる願いだった。
そういうわけで、エリウッドはまだ子供を作っていなかった。
「それは・・・・・・レベッカです。」
「・・・・・・。」
エリウッドはマリナスのこの答えをある程度は想定していた。確かに、彼女なら、乳母、そして養育係にはうってつけの人材だろう。
「ですが・・・・・・」
「わかっている。」
しかし、彼女には一つだけ大きな問題があった。それは、彼女には、出産経験がないということ。
出産経験がなければ、当然乳は出ない。だが、逆に言えば、それ以外においては、乳母としては最高の逸材といっても差し支えなかった。
後は乳さえ出ればいい。だがそれには、妊娠と出産を経験する必要があった。
「マリナス、マーカスを呼んできて。」
「かしこまりました。」
マリナスが出て行った後、エリウッドは一人、腕組みして座っている。
「あなた、どうなさったのですか?」
ほぼ入れ違いに、妻のニニアンが入ってきた。エリウッドはすぐに、彼女を見る。
なるほど、彼女は美人で、素敵な女性。だが、明らかに細身で、丈夫とは言えない身体だった。
出産できないことはないだろう。だが、その後の乳の出はどうだろうか?
エリウッドもあまり丈夫な身体とはいえないが、彼女の身体はエリウッドに比べても遥かに弱々しい。
乳は出ても、少量なのではないだろうか。かといって、まだ健在の自分の母親に頼むのも変だ。
明らかに、乳母が必要。そうしなければ、赤ん坊が育つかどうかわからない。
その思いが、エリウッドがニニアンと子作りするのを抑制していた。
彼女を愛していないわけではない。いや、むしろ、心底愛している。
だが、じきに生まれてくる我が子をしっかりと育てるには、最高の乳母を用意してやりたい。
そしてその乳母としては最高の逸材には、心当たりがある。
しかし・・・・・・その最高の逸材の唯一の欠点を解消しないことには、ニニアンとの子作りができない。
エリウッドはもう我慢の限界だった。いますぐにでも、ニニアンを抱きたかった。
58人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/01(木) 18:33:15 ID:h1RqLuSn
明らかに自分を抑えている。しかし、それももう、我慢の限界。
「ニニアン、すまない。例の件が解決すれば、今すぐにでも・・・・・・。」
エリウッドの言葉に、ニニアンはポッと頬を染めた。エリウッドとはもう既に夫婦である。
しかし彼女はなかなか妊娠しなかった。
やることはやっている。だが、絶頂の瞬間、エリウッドは己のモノを引き抜いて、外で射精を行うのだ。
「気になさらないで。私は、わかってますから。」
ニニアンが側に寄ると、エリウッドは座椅子を90度横に回し、ニニアンの方を向いた。
ニニアンはそこに跪き、そっとエリウッドの股間を撫でる。
「あ・・・」
エリウッドのモノは、もう既にビンビンになっている。そのズボンの上から、ニニアンの細くてしなやかな手がそっと撫で回す。
「・・・はあ、はあ・・・」
エリウッドはもう興奮している。すると彼女はそっとズボンのジッパーを降ろして、その中のモノにそっとキスをした。
「う・・・」
ニニアンの唇が、その滾る男をそっと包み込む。その中で、エリウッドの男が、燃えるように熱くなっていた。
そして彼女の暖かく柔らかな舌が、彼に射精を促しているかのように亀頭の上を這い回っている。
「えひうっほはは、ひほひひひへふは?」
彼女が何て言っているのかはわからない。ただ、何となく、「エリウッド様、気持ちいいですか?」と言っているように感じた。
「う・・・・・・もう・・・・・・」
エリウッドはそのまま、ニニアンの頭を両手で押さえた。
「二・・・ニニアン・・・中で・・・」
最後まで言い終わらないうちに、ニニアンはこくっと小さく頷いた。その合図に、エリウッドの子種が、勢いよく彼女の口腔内に流れ出す。
だが彼女は、その唇を離さなかった。そして最後の一滴が流れきった後に、ようやく離した。
そのまま唇を閉じているニニアン。そしてエリウッドの目の前で・・・・・・。

ごっくん。

飲み込むと同時に、少しだけ涙目になっているニニアン。
「二・・・ニニアン・・・大丈夫・・・?」
「・・・はい、大丈夫です・・・♥」
その眼差しは、彼の情欲を再び燃え上がらせるには充分だった。だが・・・・・・
59人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/01(木) 18:33:45 ID:h1RqLuSn
「うおっほん!」
突然聞こえた大きな咳払い。その方向を見ると、そこにはマーカスとマリナスが立っている。
「わあっ!い、いつからいたの?」
「いつからって、あなた様がお呼びになったのではありませんか。」
そう言って、二人は仏頂面をして立っている。ついでに二人の股間も勃っている。
「す、すみません・・・」
二人の姿に、ニニアンは顔を真っ赤にしてうつむいた。
「仲がいいのはよろしいのですが、もう少し場所を・・・」
「・・・で、そ、そうだった。早速例の件だけど・・・」
エリウッドが正面を向くと、ニニアンはそそくさと退出した。

「かしこまりました。」
「よろしく頼むよ。」
話がまとまると、マーカスは退出し、その足ですぐに騎士団の詰めている部屋へと向かう。
「ロウエン!」
部屋に入るなり、マーカスは大声で叫んだ。ロウエンは既に、この部屋にいる。
「はっ!」
上官の声に、ロウエンはすぐに立ち上がって敬礼をする。そこにマーカスが歩み寄った。
「今、エリウッド様から直々にお前に命令が下った。」
「エリウッド様直々のご命令・・・大変名誉なことであります!」
「うむ。この任務には、このフェレ家の未来がかかっておる。言ってみれば、お前の両肩に、このフェレ家の全てがかかっておると言っても過言ではない。それほどに重要な任務だ。」
「はっ!そのような大任を任されるとは・・・光栄の極みであります!」
マーカスはこの若者をじっと見た。このマーカスの目つきは厳しいが、それこそが信頼の証でもある。
「エリウッド様は、他のすべての職務よりも、この任務を最優先とせよと仰せだ。」
「はっ!」
「では、命令を読み上げる。ロウエン、今から1年以内に、レベッカと子供を作れ!」
「・・・・・・はっ?」
ロウエンはそのあまりの内容に一瞬呆然としてしまった。そこをマーカスに叩かれた。
「ばか者!何が・・・・・・はっ?だ!もう一度読み上げるぞ!ロウエン、今から1年以内に、レベッカと子供を作れ!」
「え、ええっと、マーカス将軍、エリウッド様がそのような・・・・・・」
「ばか者がっ!わしが直々にエリウッド様から承ってきたのだ。間違いなわけなかろう!」
そしてマーカスは白い包みに折り曲げられて入っていた上質な紙を広げて見せた。この紙は、極めて重要な命令を伝える際にしか使用しない、特殊な上質紙。
そこには、マーカスが読み上げたのと全く同じ文が書いてあった。それは、明らかにエリウッドの字。そして、ご丁寧にも、フェレ家独自の印まで押してある。
要するに、これはエリウッドからの勅命。しかも最重要任務。
「一つ質問よろしいでしょうか、マーカス将軍?」
「何だ?」
「何故に、この任務が最重要任務なのでしょうか?」
「うむ。よく聞くがよい。エリウッド様はな、己の子に最高の乳母を付けることを望んでおられる。その点で、レベッカはこの世に二人といない逸材であろう。かような逸材が
このフェレ領内にいたというのは、まさに天の恵みだ。だがしかし、レベッカには一つだけ問題点がある。それは・・・・・・」
「・・・・・・まだ出産経験がない、ということですね。」
「その通りだ。そして、お前とレベッカが恋人同士というのも、エリウッド様は既にご存知だ。それゆえに、お前にこの任務が下されたのだ。」
「・・・・・・。」
「エリウッド様はニニアン様を心底愛しておられる。しかし、乳母の適任者がいないというだけで、子作りを控えておいでなのだ。
最高の乳母がいなければ、エリウッド様は子を成せぬ。フェレ家の未来を左右するというのは、こういった事情からだ。」
ロウエンはまっすぐに立ち、再び敬礼した。
「はっ!ロウエン、確かにこの任務を承りましたっ!!!」
「うむ。では、しかと心しておけい!1年経って、レベッカが出産していなかったら、お前は従騎士に降格となる。胆に銘じておけ!」
「はっ!ははっ!!!」
そしてロウエンはその命令書を伏し拝んだ後、そのまま椅子に座った。そこをマーカスが怒鳴りつける。
「ばか者!お前は今、エリウッド様直々の命令を承ったのであろうが!ぐずぐずせんとすぐにレベッカの元へ向かわぬかっ!!!」
「そ、そうでした!」
ロウエンはすぐに立ち上がって部屋を出た。そして馬に乗り、愛するレベッカの元へと向かう。
60人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/01(木) 18:34:10 ID:h1RqLuSn
レベッカは城の近くの村で、村長である父の元で暮らしていた。村長は誠実なロウエンと、愛娘レベッカとの仲を公認していた。
騎士としての実力も、その真面目な性格も申し分ない相手である。そしてレベッカも、ロウエンとの結婚を心待ちにしていた。
それゆえに、ロウエンと二人で必死に働いて結婚資金を貯めている真っ最中であった。
というわけで、二人は恋人同士だが、まだ結婚はしていない。目標の金額まで、あと少し足りないのだ。

この日も、レベッカは家にいた。そこに、扉を叩く音が響いた。
「レベッカさん、俺です!ロウエンです!」
その声に、レベッカは扉を開けた。そしてロウエンを家に招き入れる。
「ロウエン様、そんなに息を切らして、どうなさったんですか?」
「レベッカさん、実は・・・・・・」
ロウエンは懐のエリウッドからの命令書をレベッカに見せた。
「えっ、えええええええっっ!!?」
レベッカは心の底から驚いた。このあまりの内容に、レベッカは一瞬、偽造かとも思った。
しかし、ロウエンは嘘を言う男ではないし、命令書も明らかにエリウッドの字だ。そしてエリウッドの署名と、印まで押してある。
さらに、この命令書に使用されている紙は極めて高級な紙で、それだけでも極めて重要な命令であることがわかった。
「1年以内に貴女を出産させられなければ、俺は従騎士に降格となります。」
「そ、そんな・・・・・・!」
レベッカは一瞬、呆然とした。無理もない。ロウエンと結ばれることは彼女も望んでいたことではあるが、今回は話が急すぎる。
「・・・・・・ロウエン様、ちょっと外に行きませんか?」
「レベッカさん?」
レベッカはロウエンと正面を向き合った。相変わらずの美少女ぶりに、最近はやや色気も備わってきた気がする。
「・・・・・・あたしの・・・・・・あたしの一生で最大のイベントなんですから、少し心を落ち着けたいんです。」
「・・・・・・わかりました。ならば、俺も付き合います。」
ロウエンはそっとレベッカの手を取ってドアへと導く。それはまるで、一人前のレディに対する扱いのようだった。いや、彼にとっては、レベッカは既に一人前のレディなのだ。
61人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/01(木) 18:35:15 ID:h1RqLuSn
「あっ、ロウエン様!ここです、ここ!」
レベッカはロウエンの馬に同乗して城下町にやってきた。その商店街の一角にあるブライダルショップのショーウィンドウに、真っ白に輝くウェディングドレスが飾られている。
「ロウエン様、憶えてますか?あなたはこう仰ったんです。『俺はレベッカさんに、このウェディングドレスを着せる。』って。」
「はい!その志は変わりません。今もそう思っています。」
「すごく・・・・・・嬉しいです♥・・・・・・でも・・・・・・」
そう言ってレベッカはウェディングドレスの足元を見た。そこには『20000G』の値札が付いている。
「あと何G足りないんでしたっけ?」
「・・・・・・あと1000Gです。」
「・・・・・・あともう少しですね。」
「俺が、闘技場に行ってきましょうか?」
「それはダメです!!!万一もしものことがあったらどうするんですか!?ウェディングドレスがあっても、あなたがいなくなっちゃったら嫌です!」
あと少しで目標金額を達成する。しかし、エリウッドの指令は今から1年以内に彼女を出産させること。順調に妊娠・出産しても10ヶ月はかかるし、乳母を得るのが目的だから、
彼女の母胎に悪影響を与えてもいけない。出産後には母子ともに健康でなければいけないのだ。だとすれば、早産になってもよくない。
それにロウエンは騎士だから、未婚の状態で妊娠させるなどもってのほかである。ということは、二人は今すぐ結婚しなければならないということになる。
「・・・・・・う〜ん、どうしましょう・・・・・・」
二人が考え込んでいると、そこにマーカスが馬を飛ばしてきた。
「ロウエン!ここにいたか!」
「これはマーカス将軍!」
「こんにちはマーカス様!」
「うむ。エリウッド様からお前に、『金の心配ならするな。必要なだけの金を出してやる』との伝言を仰せつかってきたのだ。」
「あ、ありがとうございますマーカス将軍!」
「勘違いするでない!わしはエリウッド様の命に従っているまでだ。礼ならエリウッド様に申し上げるがよい。それにな、このたびの資金の事は、
お前の為にやっているわけではない。お前の任務は、このフェレ家の未来を左右するほどの重大な物であるがゆえだ。その事を忘れるでない!」
そう言ってマーカスは馬首を返した。
「わかっているな、1年だ。」
「はっ!」
そしてロウエンがレベッカのほうを向くと、レベッカがこうつぶやいた。
「資金、何とかなりましたね・・・・・・。」
「そうですね・・・・・・。」
資金は何とかなった。ということは、あとは今すぐにでも結婚しなければならない。誉れ高い騎士の身であるから、婚前の妊娠などもってのほかだ。
「それではすぐに、教会を手配しないと!」
「はいっ!」
62人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/01(木) 18:35:47 ID:h1RqLuSn
そして結婚式は急遽行われて、二人は盛大な祝福を受けた。
それは同時に、ロウエンに守る人ができたということ。ということは、これからが大変である。
そんな時期に、従騎士に降格なんて、しゃれにならない。期限まであと1年。それまでに出産まで漕ぎつけなければならない。
しかもレベッカの育児もあるから、できるだけ出産してから日が経っている必要がある。
ということは、制限時間はあまりない。妊娠期間は順調にいっても10ヶ月と10日。だから、すぐにでも妊娠させなければならない。
「レベッカさん・・・・・・」
結婚して初めての夜。ベッドに腰掛けるロウエンは緊張していた。その目の前には、レベッカがローブをまとって立っている。
「ロウエン様・・・・・・」
レベッカはばさっとローブを一気に脱いだ。
「おおおっ!!!」
ロウエンは思わず叫んだ。夢にまで見たレベッカの裸が、目の前にある。手の届くところにある。
心なしか、彼女の顔が赤い。恥ずかしいのだろう。だがレベッカは、その乙女の清らかな裸体を隠そうとはしない。
「あたしたち、もう・・・・・・夫婦ですから・・・・・・。」
ロウエンは思わず手を伸ばした。その手のひらが彼女の程よく膨らんだ左胸に触れたが、彼女はその手を払いのけようとはしなかった。
その清冽な美しさは、他の何にも例えようがない。ロウエンという男の前に舞い降りた天女のようだった。
その左胸を軽く握ってみる。すると彼女は少しだけ瞳を閉じた。
「優しく・・・・・・してくださいね・・・・・・」
「何て柔らかいんだろう。」
ロウエンの正直な感想。しかもそれは、暖かくて生命の鼓動に溢れている。
レベッカは少しも抵抗しようとはしない。彼女はかつて言われたことがある。
『本当に好きな人には、己の全てを見てもらわなければダメよ。』
彼女はそっとロウエンに近づく。するとロウエンは、もう片方の腕を彼女の腰の後ろに回し、ぐっと抱き寄せた。
細すぎず、太すぎない彼女のくびれ。ロウエンは直感的に、ウエスト58cmぐらいじゃないかと感じた。
そしてそのくびれの上の胸は大きく膨らみ、くびれの下の尻はどっしりと安定感がある。
(バストは84cm、ヒップは87cmぐらいかな?)
ロウエンは直感ながらも正確な彼女のサイズを当てていた。この腰から下の安定感が、彼女が安産型であることを物語る。
それは服の上からでもよくわかった。エリウッドを始めとする面々が、口を揃えて『乳母は彼女以外には考えられない』というのも頷ける。
(このような素晴らしい裸体が、俺のためだけにいてくれる)
ロウエンはもう辛抱たまらんといった感じで、彼女をぎゅっと抱きしめた。
もう、すぐにでも繋がりたい。ロウエンの男の本能が、彼女を欲しがっている。
そのまま、ロウエンも己の纏っているローブを脱いだ。その瞬間、彼女はかっと眼を見開いた。
「す、すごい・・・・・・」
63人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/01(木) 18:36:17 ID:h1RqLuSn
彼女の瞳に映った、ロウエンのモノ。彼女の顔ぐらいの長さがある。20cmは下らないだろう。こんなモノを挿入されたら、どんな女性でも妊娠してしまうのではないか?
それほどに見事な彼の先端から、少量の透明なネバネバした液が滴っている。
レベッカはその場所に口づけをして、その少量の粘液をじゅっと吸い上げた。
その瞬間、彼女の身体が一気に熱くなる。異常なほどの興奮が、彼女の全身を沸騰させるかのようだ。
「レベッカさんも。」
ロウエンが寝そべり、レベッカが彼のモノを握ったまま馬乗りになる。そして彼女は尻をロウエンの顔の真上にかぶせた。
彼女の一番大事な乙女の秘密が、ロウエンの目の前に惜しげもなくさらけ出されている。
ロウエンは舌を伸ばした。すると彼の舌に、何やら熱い液体が零れ落ちてきた。
熱い。彼の舌が蕩けてしまいそうな熱さ。そのまま上に舌を伸ばして、その濃厚な蜜の溢れる蜜壷を舌で探ると、レベッカの悲鳴がこだました。
「あんっ!!!」
彼女の本気の声。それは朴訥なロウエンにもわかる。
(これが、これが・・・『発情』なのか・・・)
ロウエンはそう思った。だが、発情しているのは、レベッカだけではなかった。
射精がしたくて仕方がない。ロウエンはそう思う。これが、彼の発情の証。
「レベッカさん、俺、もう・・・・・・」
レベッカは彼の声に、彼の顔を見て、こくりと頷いた。
彼女は身体を横に転がして、彼の横に寝転がる。そして蜜壷の両側にある太腿を大きく開いた。
「あたしも、もう・・・・・・」
「レベッカさん・・・・・・わかった。」
ロウエンは起き上がった。そして彼女の両太腿の間に滑り込むと、その大きなモノを蜜壷にピタリとくっつけた。
「はあああっ!」
一瞬、レベッカが大きな悲鳴を上げ、かっと眼を見開いた。ロウエンのモノは大きく、しかも自分は処女だった。
「レ、レベッカさん!」
「あ、あたしは、大丈夫ですから!」
もう自制がきかない。ロウエンは己の欲望の欲するままに、大きなモノを彼女の中に潜り込ませていく。
そして彼女も、己の欲望のままに、彼の大きなモノを膣の奥深くで捕捉している。
痛みなど、気にならなかった。とにかく今は、したい。それだけである。
しかし、レベッカの中は、気持ちいい。世の男性諸氏が、女性にハマるというのも、この気持ちよさを知れば、頷けるというものだ。
今、ロウエンはその快楽の極みを存分に味わっている。
(何で、こんなに・・・・・・気持ちいいのだろう?)
ロウエンはそう思う。すると、目の前に、レベッカの潤んだ瞳が映った。
「ロウエン様!好きっ!大好きっ!!!」
レベッカはじっと彼の顔を見つめてそう叫んだ。
「レベッカさん!俺の子を・・・・・・産んでくれっ!!!」
「もちろんです!」
彼の腰が動き出した。その大きなモノを彼女の柔肉にスライドさせる。そして彼女の柔肉自身も、彼のモノを搾るように動く。
ロウエンは射精したい。そして、レベッカは射精してほしい。
徐々にそのペースが上がっていく。彼女の柔肉が、射精してと叫んでいるかのようだ。
そしてロウエンも、射精したいと叫んでいる。彼の獣の雄叫びがこだまする。
それは天岩戸を開けるために、二人の性器が踊っているかのようだ。そしてその天岩戸は、もう間もなく開く。
そして、そこから顔を出すのは、ロウエンの精子。
もうすぐ、それは一気に開く。そのために、二人の性器は、激しく踊っていた。
そして・・・・・・天岩戸は開いた。
ロウエンの夥しい数の精子が、一気に外へと噴き出していく。そしてその外は、レベッカの柔肉の中だった。
あとは勝手に、精子は彼女の子宮を進んでいくだろう。これで、最初の射精は完了した。
だがロウエンは陰茎を抜こうとはしない。
「ロウエン様?」
「もうしばらく、このままでいていいですか?」
「はい。あなたの、お望みのままに♥」
二人はそのままの姿勢でじっとしていた。そして間もなく、2回戦が始まる。
64人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/01(木) 18:36:47 ID:h1RqLuSn
翌日早朝。
エリウッドは、港町バドンにいた。ここはかつて、魔の島に渡るため、ファーガス海賊団と出会った場所である。そして今も、ファーガス海賊団はここにいるはずである。
酒場を覗くと、やはりいた。
「あれ?あんたは・・・・・・エリウッドだったな。」
「お久しぶりです。ファーガスさん。」
向こうもエリウッドのことをちゃんと憶えていた。
「で、今日はどうしたんだ?」
「あなた方に、仕事を依頼したいのです。」
「ほう、で、どんな仕事だ?」
エリウッドがその仕事の内容を話すと、ファーガスは笑みを見せた。
「ほう、で、沖合いで獲れる巨大魚が必要ということか。」
「はい!フェレ家の未来がかかっているんです!」
「・・・・・・まあ、やってできねえことはねえな。ただ・・・・・・」
「・・・・・・ただ?」
「そいつは結構値が張るんだ。巨大でしかも矢のような速さで泳ぐ魚だから、捕まえるのが大変だしな。巷では『黒いダイヤ』って異名もあるぐらいだからな。」
「いくらぐらいかかるんですか?」
「そうだな・・・・・・しめて10万Gだ。この間はゲームに付き合ってもらって値引いてやれたが、今回はそれはできねえ。何せ相手があの『黒いダイヤ』だからな。」
「そ、そんなにするんですか?」
「あたりめえだ。相場じゃあでかいのになると20万Gはくだらねえほどの奴だからな。これでも精一杯勉強してんだぜ?」
「・・・・・・わかりました。」
するとエリウッドは外に向かって合図を出した。すると外に控えていたマリナスの輸送隊が、一斉に夥しい量の金貨を運んでくる。
「はい、これで10万Gです。」
「おいおい、いいのかよ!?貴族っつっても、10万Gなんて、とんでもねえ大金だろっ!?」
「ですから、これにはわがフェレ家の未来の全てがかかっているんです!それに比べたら、10万Gでも安いぐらいです。」
「・・・・・・わかった。おい野郎ども!船を出すぜ!目指すは、『黒いダイヤ』だっ!!!」
「おおーっ!!!」
そして船員たちは一斉に酒場を出て、船に乗り込む。
「ファーガスさん!僕も立ち会います!」
「いや、あんたたちは残っていてくれ、何せ今回の相手は海の大物だからな、付いてこられても足手まといなだけだ。」
「・・・・・・わかりました。」
「まあ、吉報を期待してな。」
こうして、ファーガス海賊団の巨大船は慌しく出航していった。

ちょうど同じ頃、近くの山に一組の男女が登っていた。
深い林道を二人は進んでいく。男のほうは、片手に何やら本のようなものを持っている。
「ねえハーケン、本当にこの山にあるのかしら?」
「ある。この植物図鑑にもそう書いてあるからな。」
「しかし何で私たちがこのようなことを・・・・・・」
「仕方あるまい。この任務にフェレ家の未来がかかっているんだからな。」
ハーケンは通常の装備の他にスコップとシャベルを持っている。そしてイサドラは大きな鎌を持っていた。
そしてハーケンは植物図鑑を開いて、その目当ての植物の頁を開いた。
「・・・・・・葉っぱは、この形状だ。イサドラも、よく憶えてくれ。似たような毒草もあるらしいから、注意しないと。」
「わかったわ。それじゃ、始めましょう。」
イサドラは馬を下りた。そして二人一緒になって、林床の草を探索し始める。
「・・・・・・ねえ、ハーケン、これは?」
「・・・・・・それは毒草だな。ダメだ。」
「・・・・・・結構似たような草が多いから大変ね。」
「おい、イサドラ、これじゃないか!?」
「どれどれ・・・・・・そうだわっ!これよ、間違いない!」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
数時間後、二人は何株かのその植物を採取していた。
「こんなものでいいでしょう。じゃあハーケン、帰りましょう。」
「ちょっと多すぎるかもしれないな。」
「そうね。じゃあ、ある程度は献上して、残りは私たちでいただきましょう。」
「そうだな。」
この夜、二人の寝床はハッスルしてフィーバー状態になるのだが、この話は別の機会に。
65人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/01(木) 18:38:36 ID:h1RqLuSn
そしてその翌日。
ロウエンはレベッカとともに、エリウッドの夕食の晩餐に呼ばれた。
「やあ、ロウエン、レベッカ、よく来たね。」
テーブルに所狭しと並ぶ料理の数々。中でも目を引くのが、赤い身の魚の上に白いネバネバしたものがかかっている一品だ。
「ロウエン、これはね、巨大魚の山掛けというものだ。いわゆるマグロの身に山芋をかけたものだ。これを食べると精力がすごく付くらしい。さあ、遠慮せずに食べたまえ。」
「こ、このロウエン!このように盛大におもてなしいただくとは、感涙であります!」
「皆、それだけ君に期待しているんだ。このフェレ家の将来は、全て君にかかっていると言ってもいい。」
そして二人はエリウッドたちの大層なもてなしを受けた後、家に戻ってハッスルした。

そして、2ヵ月後・・・・・・

「申し上げます!今朝方、ロウエン殿の奥方の妊娠が確認されました!」
伝令の報告に、エリウッドは飛び上がらんばかりに喜んだ。
「よくやったロウエン!後は・・・・・・無事に出産するのを待つだけだ!そして・・・・・・」
そしてエリウッドは隣のニニアンを抱きしめた。
「これで思う存分、君を抱くことができるよ!」
「ロウエン様・・・・・・本当に・・・・・・何とお礼を・・・・・・」
ニニアンは思わず涙ぐむ。ようやく待ち焦がれていたエリウッドとの子が産める。

そしてそれから10ヵ月後、ニニアンは元気な男の子を出産した。
男の子の名はロイと名づけられた。乳母はもちろん、その少し前に出産をしていたレベッカである。
彼女の良質な母乳によって育てられたロイは、周囲の心配をよそに、殺しても死なないと言われるほど(あくまでも喩えです、念のため)元気で丈夫に育った。
そして世界はやがて、彼によって導かれていくことになる。
そして同じくその良質な母乳によって育てられたレベッカの実子も、やがてロイの側近として、重要な役割を果たすことになる。
まさしく、あの時のロウエンとレベッカは、フェレ家の将来のみならず、世界の未来をも背負っていたのだ。

おしまい
66人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/01(木) 21:38:56 ID:h1RqLuSn
今年もよろしく!
67名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 22:17:20 ID:l55pxVuQ
久々だなぁこのノリw
68名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 23:11:12 ID:Q7Ni+WPl
>>66
GJ!

巨大魚を必死の格闘の末に捕まえたはいいけど、その帰路鱶に襲われて巨大魚の肉を食い尽くされ、
結局は巨大魚の骨だけを持って帰港するファーガス海賊団の外伝希望
69名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 00:41:17 ID:nip6c1DY
ひさしぶり
70名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 18:24:40 ID:rEI+CPLm
今年もよろしく
71名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 22:19:19 ID:OL1V7Bqh
ニニアンは母乳出るのだろうか
72名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 14:56:26 ID:mu+PndNM
>66
ことよろ
まさか毎日喰ったのか!?しかも山芋というか、それは自然薯
鮪は保存利かないといっても明らかに掘りすぎw

あと、ニニアンのためにイリアの高山から花らしきものを採ってきた外伝も希望
73名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 15:48:34 ID:e3bprAmy
ロウレベ好きだからGJ
74人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/01/03(土) 19:32:45 ID:uaETbCi1
ベルン動乱が終息し、ロイはスーと結ばれることになった。
リリーナは口を利いてくれなくなっちゃったけど、そのほかはおおむね良好に事が運んで、いよいよ結婚という運びとなった。
そして今、二人の結婚の宣誓が執り行われ、二人は真に夫婦となった。
その後の予定は、宮殿で盛大な披露宴が行われることになる。

そして披露宴。
一番前にロイとスーの新郎新婦が座り、豪華な披露宴が始まっている。
その内外ではフェレ家の精鋭の騎士団が警備を敷いているから、安全である。
その中にはウォルトもいるはずなのだが、彼は警備には参加せず、ロイのたっての薦めで披露宴のほうに参加していた。
ウォルトは少々飲みすぎたのか、中庭に出て夜空を見上げていた。
そこにマーカスがやってきてウォルトに話しかけた。
「どうしたのだウォルト、空なんか見上げて?」
「あっ、マーカス様。」
「何か考え事でもあるのか?」
「い、いいえ、何でもないんです。それでは、僕は宴に戻りますんで。」
「そうか。」
マーカスが去った後、ウォルトは少しばつが悪そうな顔をした。
(まさか、ロイ様と乳兄弟ってだけじゃなくて、穴兄弟にまでなるなんて・・・・・・)

立派な我が息子と美しき花嫁。その晴れやかな姿に、エリウッドは目を細めた。
「ロイに、こんな素敵な花嫁がくるなんてな」
そう言って微笑むエリウッド。だがその胸中には複雑な思いがあった。
ロイはエリウッドとニニアンの間に産まれた子。そしてスーはサカのクトラ族の族長の孫。
族長はダヤンで、今この披露宴にも招待されている。そして孫娘の晴れ姿に心底から目を細めていた。
そのダヤンの孫ということは、父親はラス、そして母親はリンだろう。
スーの姿にも、リンの面影が強く残っている。そのことが、エリウッドの胸中をより複雑にするのだった。
(まさか、私の穴兄弟の娘と結婚するとはな・・・・・・)

おしまい
75名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 21:44:51 ID:I6kxJTzV
>>1
>>47
マナ可愛い 純情なシスターぽい感じでいい エロエロい
76名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 23:07:42 ID:J8AM+BTK
>>74

人類みな穴兄弟
77名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 00:31:33 ID:vTu5GLxx
>>74
GJ
こういう昼ドラ展開って大好き
それこそ自分の命と引き換えにしてもいいぐらい
78名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 13:08:29 ID:qElJjm/3
普段はしゃいでるワユが受けにまわって弱々しく顔を歪めながら喘いでほしい
79名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 18:34:45 ID:PWnUwgXc
なんでワユと団長の支援がないんだ
80名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 19:01:54 ID:BlHNL1ll
>>79
宮部先生乙
ゲームばっかりやってないで原稿書いて下さいw
81悪魔神官ポー ◆ka5BrNUzcE :2009/01/05(月) 22:34:33 ID:K3fRkAXb
ども、ポーっす。皆様あけおめです。
かなり遅くなりましたが、新・暗黒竜SS一本書けましたんで投下します。
カプはドーガ×ノルン。以下は注意書き。

・42kB、エロは後半、前半はバトル物
・ガンダム00を筆頭に少々ネタ多め
・ドーガの印象に違和感を覚える可能性あり

では投下開始。
82乙女と背中 〜1:2009/01/05(月) 22:35:44 ID:K3fRkAXb
 大賢者ガトーの導きにより、星と光のオーブを求めてラーマン神殿を目指すアカネイア同盟軍。
 カシミア大橋を渡ろうとしたところで、帝国の激しい攻撃に晒されてしまいました。
 主力はグルニア王国の黒騎士団。大陸最強と目された黒騎士カミュ将軍の率いる勇猛な精鋭です。
 カダインとグルニア領との国境付近に位置する要所であり、神出鬼没な同盟軍がいつ何時攻撃を
仕掛けて来るかわからない以上、グルニアがここに相応の戦力を配置するのは当然といえば当然です。
 しかし敵である同盟軍の主力に対し、いきなり最強の手駒で迎撃する形となったのは、グルニアに
とって僥倖でした。この状況だけを取り上げれば、大陸にその名を轟かせた名将カミュの戦術予測が、
マルス王子の予測を上回った事になります。
 が、当のカミュ将軍はこの一戦の後、副官にこんな言葉を残したとも伝えられております。
「天運が全てだった。その内六分は純粋な天佑で、残りの三分は自ら呼び込んだ運だった」
 六分の天佑と三分の自ら呼び込んだ運。合計しても九分でしかありません。副官が問うと、将軍は
自嘲の笑みを浮かべてこう付け加えたそうです。
「残りの一分は凶運だった。すなわちこの私が現場で直接指揮を取れなかった事だ。だがそのたった
一分の凶運が、九分の天運を上回っていた」
 と。
 そんな後世の歴史書に記された名将の言葉を、現在必死で戦っている者たちが知る由もありません。
 軍勢の大半が無防備な橋の上に展開し、敵騎兵団と戦えるのは橋を渡り終えたごく少数の兵だけと
いう状況は、同盟軍にとって悪夢とも呼べる事態でした。
83乙女と背中 〜2:2009/01/05(月) 22:36:28 ID:K3fRkAXb
 身の丈程もある長い槍を突き出して、三方向から黒い騎馬が橋へと突進して来ます。
 彼らの目指す先はただ一点。
 数で勝る黒騎士団を目前にしても怯んだ様子を見せる事なく、橋を背にした人影でした。
 匂い立つ花のような色合いが魅力的な、凛と立って弓に矢を番えた――

 ――乙女だ。

 黒い甲冑たちに動揺が走りました。しかし百戦錬磨の兵<<つはもの>>どもの突撃は衰えません。
 まだ乙女と雖も、戦場に立ち弓を構えているからには敵です。敵に情けを掛けるようでは、
到底プロフェッショナルとは言えないのです。
 それに弓兵は白兵戦の手段を持ちません。最前線に出て来た弓兵は、騎兵にとって格好の餌食です。
 なのに何故後退しないのか。
 何かの罠か、という考えが騎兵たちの頭を掠めます。この弓使いの乙女は囮で、彼女を倒した瞬間
敵の逆襲を受けるのか。しかし弓兵を犠牲にする危険が大きすぎます。一人死なせて一人討ち取る、
という戦術は普通有り得ません。
 そんな有り得ない事態をつい考えてしまう程に、乙女は花のようにしっかりと大地<<アーデ>>に
根を下ろしておりました。
 ただ一心に黒い騎兵たちを見据えてロックオン、

「ノルン、目標を狙い撃ちます!」

 掛け声と共によつ引いてひやうど放ちます。
 真正面の騎兵が甲冑の僅かな隙間を縫って喉を射抜かれ、そのまま仰向けに落馬しました。
 ノルンと名乗った乙女の腕前に、残る二騎が驚嘆の声を上げつつも更なる突撃を続けます。
 流石のノルンも危機を感じ取ったのでしょう。接近するにつれ、彼女の顔が蒼白となります。
それでも退かずに二の矢を番えたノルンは、狙い撃つよりも早く騎兵の間合いに捉えられました。
 絶望に瞳を翳らせながらもなお矢を向け続ける乙女に、二騎が槍と双剣<<メーネ>>を構えます。
双剣持ちが、狂気に歪んだ笑顔でノルンに呼び掛けました。
「そんな君の勇胆さに心奪われたよ!抱き締めたいなぁ!」
 突き下ろすだけで死に至らしめる双剣の一撃がノルンに迫りますが。
 双剣の切先は乙女の柔肌ではなく、金属を思わせる固い手応えに弾かれました。
84乙女と背中 〜3:2009/01/05(月) 22:37:14 ID:K3fRkAXb
 花のような乙女を守るように、重甲で身を固めた岩男の如き巨漢が立ちはだかっておりました。
 双剣は右手に持った槍で受け止め、槍は左肩の頑丈な装甲で受け流す。そのお蔭でノルンには
傷一つありません。
 たった一人で二方向からの攻撃を捌き切り、なおかつ乙女をも守って見せた。
 それどころかこの重装歩兵は受け止めた双剣を片手で徐々に押し返して行きます。

 ――このデカブツは、俺たち二人の力を上回るというのか。

 岩男の恐るべき力量を見せ付けられ、騎士たちの意識が俄かに思考を停止します。
 それが彼らの命取りでした。
 彼らよりも早く状況を理解し、再び矢を構え直したノルンによって双剣持ちが眉間を射抜かれ、
残る一人も岩男の槍に首を刎ねられました。

「センパイ!ドーガ先輩!」
 危機を脱したノルンは、喜びも露に岩男へと呼び掛けました。安堵に緩んだ彼女の表情は、
どこか幼さを残した年相応の明るい笑顔です。
 しかし甲冑の下に垣間見えるドーガの眼差しは鋭く、少しも厳しさを失っておりませんでした。
 繰り返しますがここは戦場です。
 今しがた倒れたグルニア騎兵のように、気を抜けば落命してしまう場なのです。
「前に出過ぎだノルン!敵の真正面に姿を晒す狙撃屋がどこの世界にいる!」
 怒鳴り付けたドーガの言葉に、ノルンの眉間が浅い縦皺を描きます。相手が命の恩人である事も
忘れ、彼女は先輩に反発しました。
「そんな言い方しなくったっていいでしょう!折角狙い通りに敵を撃ったのに!」
 ドーガは橋を背にしたノルンと向き合い、彼女を怒鳴り付けました。
「自分の命と引き換えにしてまで倒す相手じゃないだろうが!敵に迫られたら終わりなんだ!
死にたいのか!」
「アリティア騎士団に入団した時から、この命は主君のものです!私だって戦場で命を落とす
覚悟は常に出来ています!」
「それは弓兵の基本をきちんと踏まえてから言え!白兵戦に切り替わった時点で弓兵の仕事は
終わりなんだよ! きちんと戦況を見渡して、仕事が終わればすぐ後退しろって言ってるだろう!」
「だったら先輩も後退してください!一対多数なんていつまでも続ける戦い方じゃありません!
橋の真上ならせめて一対一の戦いに持ち込めるのに!」
 確かに一見ノルンの言う通りではあります。が、ドーガは首を横に振りました。
「ここは死守する。この場に踏み止まるのが俺の仕事だ」
 ノルンは不満も露に、じっとりとした上目遣いで先輩を睨み付けます。
「死ぬ気ですか?私には死にたいのかって怒っておいて、自分だけ格好いい所を見せたいんですか?」
 ドーガは愛らしい後輩の視線も何処吹く風、といった按配で飄々と答えました。
「戦闘だけを考えるのなら、お前の考えが正しいだろう。だが俺たち同盟軍全体を考えるとそれでは
駄目だ。俺たちはラーマン大橋を渡れなければ負け、敵さんは俺たちを渡らせなければ勝ちなんだ。
ならば味方が橋を渡れるように、足場を確保するのが俺たち重装歩兵の役割なんだよ」
 彼が言い終わった途端、黒い騎馬がドーガの背後に迫ります。再度繰り返しますがここは戦場です。
敵に隙を見せれば付け込まれるのです。不意討ちに気付いたノルンが注意します。
「ドーガ先輩!」
 ノルンの叫びに、しかしドーガは振り返りませんでした。
 その代わり、槍を逆手に持ち直して後ろに突き出したのです。
 まるで見ていたかのように槍の穂先が正確無比に馬の顎を捉え、脳天を貫通します。
 末期の嘶きと共に馬が仰け反り、馬上の騎士は呆気無く振り落とされました。
 驚愕から驚嘆へ、そして尊敬の眼差しへと。ころころと表情を変え、ノルンが賛辞を述べました。
「先輩スゴい、背中に顔が付いてるみたい」
 ドーガは彼女に目も呉れず、ゆっくりと敵の騎士団を振り返ります。背を向けようとも隙を全く
見せない重装歩兵の一挙一動を、黒い騎士達は固唾を飲んで見守るばかり。落馬したばかりの騎士が、
仲間の下へと逃げ帰ります。
「軽口叩いてる暇があったら敵を狙い撃て。お前の壁を務めるのは毎度の事だ、頼むぞ相棒!」
 背中を任せてもらえるのは、戦友として最も篤い信頼のある証拠。先輩にとってそんな掛替えのない
戦友が自分なのです。
 ノルンはそんな嬉しい自負と共に、とびきり明るい笑顔を浮かべて答えました。
「はい、先輩!」
85名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 22:38:01 ID:K3fRkAXb
 同盟軍の勝利条件は、先程ドーガが述べた通りです。即ち橋を渡れたら勝ち、渡れなければ負け。
 ですから最前線の兵は、次から次へと波状攻撃を仕掛ける敵を撃退せねばなりません。その上で
少しずつ前進し、後方の主力が展開できる陣地を確保するという難儀を強いられるのです。
 一方のグルニア軍は、最前線に出て来た同盟軍の兵を叩くだけで十分です。しかも手駒は大陸最強
黒騎兵団で、背後は自分たちの領土。すなわち戦闘が長引いても一向に構いません。
 膠着状態に陥ったとて、むしろ本国からの援軍を期待できる分だけ有利です。
 カミュ将軍に代わって指揮を取るスターロン将軍は、この勝ったも同然の戦局を遠巻きに眺めて
ほくそ笑みました。

「やらせてもらうぞ。私の大好きな殲滅戦を――」

 ドーガの周りに一人また一人と、徐々にではありますが人馬の屍が増えてゆきます。
 グルニアの騎兵も、手練を相手にして無闇矢鱈と突撃を行なう愚を悟ったのでしょう。大半の騎兵
が後退する中で、四騎が一際重厚な蹄の音を響かせて最前列に並び立ちました。
 手にした武器は鋼ではなく銀製。銀は脆い代わりに魔力と相性が良く、鍛え方次第で強力な武具と
なりうる金属です。
 魔力でもって鍛えられた銀の剣や槍、それから鎧を砕くアーマーキラーをめいめいに構え、
悠然とドーガを見下ろしております。
 ドーガは見た目には平静を失わず、騎馬の足元を値踏みします。まるで四つ子のように、
四騎が同時に右前足の蹄を鳴らします。
「その動き、手強い奴か?」
「左様、我らには免許がある。グルニア国王ルイ陛下より直々に賜った免許が」
 内心の舌打ちを気取られぬよう、ドーガは兜の下で奥歯を噛み締めました。
 相手は騎兵大国グルニアでも、国王に認められる程の技量の持ち主です。彼らを前にして、無事で
いられる自信はドーガにはありません。特にアーマーキラーが厄介です。
 それでも――

「梃子でも動かん!」

 仕事を投げ出して敗走するなど、ドーガの矜持が許しません。岩のように頑強な拠点であり続ける
事が、重装歩兵の仕事なのです。
 一斉に駆け出した四騎を前にドーガは覚悟を決め、槍の柄を両手で水平に構え直しました。
86乙女と背中 〜5:2009/01/05(月) 22:39:02 ID:K3fRkAXb
 最初の一撃は最も射程の長い槍。
 正面からの穂先は、右足のバックステップで威力を半減させつつ兜の頬で流します。
 次いで左右から来る剣の斬撃。
 これは水平に構えた槍を思い切り振り上げ、先程の槍もろとも弾き飛ばします。
 三騎が乗馬のバランスを崩します。
 その隙にドーガは槍の柄を大きく薙ぎ、二人を一気に斬り落としました。
 今日のドーガは阿修羅すら凌駕する存在です。
 辛うじて体勢を立て直した騎兵が、威力の死にかけたドーガの槍を銀の剣で受け止めるのに成功しました。
「今だノルン!」
 ドーガの叫びに力強く頷き、ノルンは弓に矢を番えます。

「狙い撃つ!」

 その言葉通り騎兵を狙撃して倒します。しかしドーガにとっての誤算は、彼女の狙いが自分の
鍔迫り合いの相手だった事でした。
 仕掛けたのは四騎。その内一騎は重装歩兵の天敵持ちです。まともに衝突すれば勝ち目の薄い敵を、
後輩の弓で仕留めて貰う算段だったのです。
 倒れるべきではない相手が突然殺され脱力したことで、槍に力を込めていたドーガも思わずよろめきました。
 ようやく隙らしい隙を見せたドーガの胴を狙い、残る一騎がアーマーキラーを振り下ろします。
ノルンが慌てて二の矢を番えますが時既に遅し。
 斬るというよりも叩き割るという表現が相応しい一撃が、ドーガの身を守る重厚な鎧を粉々に砕き去ります。
 その中から現れたドーガの上半身は、大胸筋や腹直筋が逞しく発達した、見事な逆三角形を描いておりました。

 何とかその場に踏み止まったドーガが、アーマーキラーを手にした騎士を槍の尻で突き落馬させます。
 唯一生き残った強運の免許持ちが、馬を捨てて情けない台詞と共にグルニア側へ撤収します。
「スイマセン、やられちゃいましたぁ」
 これで最も手強い免許持ち四人は退けました。しかしこれ以上の戦闘継続は命取りです。
攻撃を受け止めるよりも受け流すことで活躍した彼の鎧は、最早跡形も残っていません。
 身を守るのは鍛え上げられた己の筋肉のみ。いかに強靭なドーガの筋肉と雖も、防御力では
鎧と比較になりません。たった一撃が致命傷になりかねない危険な状況です。
 ならば、とドーガは兜を脱ぎ捨てます。どうせ防御力が皆無であるなら、視界の妨げになる兜を
被り続ける意味も無し。
 鎧は消えてしまいましたが、ドーガの獅子奮迅の活躍は無駄にはなっていませんでした。それは
ドーガと相対峙した敵兵の色で判ります。
 味方の援軍が到着したのです。槍の穂先を敵軍に向けたまま、振り返らずにドーガは問い掛けます。
「黒豹か?」
「はいな」
「アベルだけか、私を忘れるとはどういう了見だ?」
 馬の背から聞こえた同僚の声は、ドーガにとって頑強だった鎧よりも遥かに心強いものでした。
87乙女と背中 〜6:2009/01/05(月) 22:40:05 ID:K3fRkAXb
 黒豹アベルと猛牛カイン、ドーガとほぼ同時期にアリティア騎士団へ入団した頼れる仲間です。
「おいドーガ。良い報せと悪い報せがあるけど、どっちから先に聞きたい?」
「良い報せって何ですか?」
 ドーガよりも早く、可憐な後輩が二人の騎士に尋ねます。良くぞ聞いてくれたと言わんばかりに、
アベルは軽薄そうな口調で答えました。
「お前さんたちが頑張ってくれたお蔭で、敵の布陣にちょっとばかり隙間が出来た」
「ならば悪い報せは?」
 肩で息するドーガの問いに、今度はカインが厳しい面持ちで馬上から回答します。
「橋の中央の島に伏兵がいて、今我が軍は挟撃を受けている最中だ。オグマ殿が対処しているが、
騎兵の一撃離脱戦法に長くは耐えられまい」
「そんな!」
 予想を越えた自軍の危機に、ノルンの表情が不安そうに曇ります。ドーガはそんな後輩を窘めます。
「落ち着けノルン。こいつらが負け戦を伝える為だけに来た訳がない。もっと味方を信じるんだ」
「でも先輩……」
「少しは優しい先輩を信じてやれよ、ノルン」
 アベルの軽口めいた説教に、寡黙なカインもが同調します。
「彼の実力も人格も信頼に値する。それに彼の言う通り、私たちは次の作戦を遂行する為に来た。
マルス様から伝令だ。戦術プランを変更して逆挟撃作戦に移行する。既にパオラとカチュア、それに
エストが海を渡っている」
「エスト?」
 聞き慣れない名前を耳にして、ドーガとノルンは仲良く同時に問い返しました。
「羽根付き三姉妹の末の妹だ。ミネルバ王女の側近の美人姉妹、知らないとは言わせないぞ?」
「その妹か、話には聞いている。だったらその娘も美人だとか?」
 愛らしい後輩の頬が少し膨れたような気がしましたが、敵から目を離さぬドーガには確認する
術などありません。アベルがしたり顔でドーガに答えます。
「今はちょっと子供っぽいけど、中々整った顔立ちだよ。数年、いや一年でもどえらい美人に
化けるかも知れないな」
 女性の容貌を無神経に評する同僚の言葉をプイッと軽く無視して、カインはドーガに頼みます。
「その羽根付き姉妹と連携して敵の背後を突く、というのが次の戦術プランだ。今から彼女たちと
合流する手筈だが、陽動と突入の援護は君たち二人に任せたいのだ」
「了解した」
 ドーガの同意とほぼ同時に、敵の矢がカインの愛馬の足元を掠めます。
興奮したカインの馬が嘶きと共に二足立ちしますが、
「よーしよしどうどう、アイハブコントロール」
 カインは難無く御してみせました。寡黙な暴れん坊であるだけに、暴れ馬の気持ちは良く
理解できるのです。さながら前田殿と愛馬松風丸との関係です。
 優しく首筋を撫でられ、馬は軽い鼻息と共に振り返って背中の主を真ん丸な瞳で見つめます。
カインは馬の様子を見定めます。どうやら駆け出すタイミングを主へと譲渡する気になったようです。
そんな同僚の様子にアベルは頷き、

「アベル、カイン、これより遊撃行動に入る!」

 二人同時に手綱を引いて、海岸沿いを並んで駆けてゆきます。数騎のグルニア騎兵が二人の追撃に
向かいますが、
「射撃!射撃!射撃!」
 その背後をノルンの矢が狙い撃ちます。グルニア騎兵は矢を盾で防ぎつつ、アリティアの騎士を
追いかけなければなりません。自然と追う側の足は鈍ります。
 黒豹と猛牛の速度ならば、これで間違いなく追撃から逃げ切って任務遂行してくれる事でしょう。
己の本分を取り戻した可愛い後輩も、ちゃんと援護射撃という仕事をしています。
 ならば次のドーガの仕事は陽動です。
 機動性では騎兵に及ぶべくもない歩兵である以上、敵に対して最も効果的な陽動は――
88乙女と背中 〜7:2009/01/05(月) 22:41:49 ID:K3fRkAXb
 攻撃あるのみ。
 それも放置すれば被害甚大となる強烈な攻撃が必要です。しかしドーガは既に疲労困憊。
 ――力が、力が欲しい!
 大きく息を吸い込み、大胸筋を風船のように膨らませて、

「媽ぁ――――――――――――――――――――っ!!」

 身体に残ったありったけの力を込めてドーガが咆え、カシミアの大地と海面と風とを揺らしました。
アベルとカインを援護していたノルンは、先輩の咆哮と同時に左腕の痺れを感じます。
 共振です。
 彼女の左手の武器<<ARMS>>も、岩男のような先輩の咆哮と共振していたのです。
 グルニア騎兵も攻撃を忘れ、咆えるドーガを遠巻きに眺めています。射撃を中断したノルンが先輩
の背中を見守ります。
 僧帽筋が。
 広背筋が。
 常人のそれを明らかに凌駕した、極限まで鍛え抜かれた先輩のヒッティングマッスルが
隆々と盛り上がってゆき――

「やっぱり背中に顔が?!」

 鬼神<<オーガ>>と喩うべき凶悪な形相をした顔が、ドーガの発達した背筋に浮かび上がって、

「ドーガ、目標を消滅させる!」

 自分の目方ほどもある重甲をパージした彼は一変、一流の剣士にも肉薄する素早い足取りで
敵陣に斬り込みます。
 黒騎士団としては堪った物ではありません。何せ今まで分厚い鎧に守られて戦ってきた重装歩兵が、
セミヌードの癖して勇猛果敢に突撃して来たのですから。
 その勢いに気圧されて一歩退いた人馬の群れに、ドーガは横薙ぎの気合一閃、

「トランザムぅ!!」

 謎の掛け声と共に忽ち四騎を薙ぎ倒し、その後ろに控える敵騎兵の胸板を鎧ごと串刺しにします。
 一人分の体重が上乗せされた槍を片手で振り、左右の騎兵を穂先に刺さった死体で殴り落とします。
 死体を片手で振り落とすと、半歩下がった溜めの姿勢から腰の捻りを加えて、手にした槍を
投げ放ちます。
 岩男の怪力を以って撃ち出されたそれは、非常に貫通性の高い強力な飛び道具です。大盾や鉄球
程度で防げる代物ではありません。以後はこの投槍を『ヤマトスピア』と呼称しましょう。
 射線上に立っていた三騎が、防御の甲斐も無くヤマトスピアの餌食になりました。
 しかしヤマトスピアの弱点は、そう何度も撃てない事でした。一度撃ったら槍を回収せねば
なりませんが、敵陣深く打ち込まれた槍を丸腰丸裸で拾いに行くのは自殺行為です。
 ノルンは先輩に襲い掛かろうとする敵を狙い撃って牽制しつつも、女の子らしい甲高い声で
必死に叫びます。

「逃げて下さい先輩!せんぱぁい!」

 ドーガは後輩の声に自陣の方角を振り向きます。
 狙撃に集中している後輩からは見えませんが、彼女の後方でこちらに向かって走って来る二人の
影がありました。
89乙女と背中 〜8:2009/01/05(月) 22:42:46 ID:K3fRkAXb
 魔道士マリクと剣士アテナ。
 攻撃に特化したエースが最前線に二人も登場したという事は、自軍が反撃に転じた事を意味します。
二人が来たからにはもう大丈夫。自分が命懸けで守り抜いた場所は、反撃に転じた自軍の足掛かりと
なってくれるでしょう。
 ならば後は彼らに任せ、戦う術を失ったドーガは後退する頃合です。持てる力を全て使い果たし、
防衛に徹した彼の仕事は終わりです。
 ノルンの援護を受けて、ドーガは一目散に撤退を開始します。
 今までの猛攻が嘘のように背中を向けたドーガの豹変振りに、黒騎士団の動きが金縛りに合った
ように止まります。しかしそれも僅かな間でした。
 すぐに追撃しようと黒騎士団の数騎が手綱を引きます。ところがぎっちょん――

「マリク、目標捕捉。排除行動に移る!」

 橋幅の殆どを占める巨大な刃がノルンの脇を、次いで彼女に向かって走るドーガの傍らを擦り抜け、
騎兵を吹き飛ばしました。
 その間に剣士アテナが風の刃を追い駆けるようにして橋を渡ります。
 猫科動物を連想させる、しなやかな肢体を持った目付きの鋭い少女でした。
 体格が小さいからと云っても、子供ではありません。ミルクを奢ってやるなどと言って彼女を
誘おうものなら、どこかの盗賊娘と違って手痛い仕打ちを受ける事でしょう。
 口数が少なく感情表現も乏しい娘ですが、彼女こそ敏捷性と剣捌きでは仲間の追随を許さぬ
同盟軍のエースなのです。

「アテナ、目標を駆逐する!」

 アテナは獲物に狙いを定めるように前方を一瞥し、両手に構えた二刀を交差させて構え、
 超魔法エクスカリバーの一撃で足並みの乱れた黒い騎士たちに切り込みます。
 馬上から突き下ろされた槍を神速で回避しつつ飛び上がり、馬の背に立ち右手の剣で兜割り。
「私が――」
 そこに突き出された槍を足場に跳躍し、擦れ違い様に左手の剣で首を両断。
「この私が――」
 さらに剣を構えて左右から突撃する二騎を、翼を広げるように剣を突き出して左右同時に討ち取り、

「――勝利の女神だ!」

 アテナが声高らかに名乗りを上げたのとほぼ時を同じくして、黒騎士団の遥か後方で、

「いやあああああああああん!!」

 羽根付き三姉妹と赤緑コンビの連携によって討ち取られた、スターロンの断末魔が響き渡りました。
90乙女と背中 〜8:2009/01/05(月) 22:44:25 ID:K3fRkAXb
 グルニアの黒騎士団を退けた同盟軍は、ラーマン神殿への参内を翌日に控えて野営を張りました。
 野営と言っても、ただ天幕を張って終わりという訳ではありません。水の清浄な土地を確保しつつ、
現代の度量衡換算で一キロ四方に相当する大きな排水溝を掘り、敵や野生動物の侵入を防ぐ柵を立て、
火事を防ぎ効率的な配給を行なうための大規模な炊事場兼食堂と、衛生管理の面から公衆便所とを
設けなければなりません。
 それらに加えて病院や広場、数日に渡って同じ地に滞在する際には、男女別の公共浴場まで設営
されたと歴史書には記されております。。
 軍の野営地というのは煉瓦建てと天幕との差こそあれ、俄か造りの小都市と呼んで差し支えない
大規模かつ機能的なものなのです。
 同盟軍も最初は苦労していた陣地構築ですが、奪還したアリティアの豊富な物資とアカネイアの
優秀な兵士の指導とのお蔭で、頑丈かつ快適な野営地を毎日のように設営できるようになりました。
 そんな数時間で急造された都市の一角に設けられた、とある天幕の中――

 ノルンは大好きな先輩の前で、自分の上腕二頭筋がどれだけ発達しているかと袖を捲って実演しておりました。
「ほらほらドーガ先輩、見てくださいこの筋肉を」
 得意満面の笑みを浮かべ、右腕の力瘤を指差して、これでもかと先輩に向かって示します。
「弓を撃つからこんなに凄くなったんですよ。ほら、固いでしょう?」
 そう言って自分の二の腕を左手で掴んで揉み、いかに自分の力瘤が固いかとアピールしてみせます
 が――
「こらノルン、お前どこ見て誰と話してるんだ?」
 簡易寝台に腰掛けた上半身裸のドーガは、背後で筋肉自慢に勤しむ後輩を振り返らず注意しました。
「いつも人の顔を見て話せって言ってるだろう?何で人の背中と会話してるんだよ」
「えっ、先輩の顔ってこっちじゃないんですか?」
 戦場に咲いた乙女は、隆々と発達した先輩の広背筋に向けて話していました。

 ノルンの言わんとする処はドーガにも解ります。
 昼間の戦闘でも彼女に見せた通り、ドーガのヒッティングマッスルはさながら鬼の顔のように
発達しています。火事場の馬鹿力を発揮すれば、目耳鼻口ハッキリと浮き上がります。
 それでもドーガの本体は背中の筋肉ではありません。ドーガは呆れたように溜息を一つ吐いて
質問しました。
「なあノルン、お前が話している相手は俺か?それとも俺の背筋か?」
「先輩ですよ。ねえ先輩?」
 ノルンは即答しました。肩甲骨辺りの窪み、鬼の目をきちんと見て語り掛けます。相手の目を見て
話すのは会話の基本、ノルンは基本に忠実な乙女なのです。
「だから俺の顔は背中じゃないって言ってるだろうが」
 ドーガは椅子から立ち上がり振り返って、執拗く惚け倒す後輩の力瘤を掴みました。
「ワザとだろ、お前ワザとやってるだろう?」
「バレましたか?」
 全く悪びれた様子も無く、ノルンは舌をちょろっと出して悪戯っぽく微笑みます。
 再び溜息を吐いたドーガは、
「全くお前という奴はしょうがないな。こんなに細くて柔らかい腕のどこが自慢になるんだ?」
ノルンの作った力瘤を揉み始めました。彼からすれば然程力を込めてはいないのですが、それでも
ノルンの二の腕はパン生地のように自在に形を変えてしまいます。
 乙女の柔肌の手触りが心地よく、ドーガはつい我を忘れそうになってしまいますが、
「痛いです先輩!」
 抗議の声を上げながら、ノルンは空いた手でドーガの胸板をぽかぽかと殴りました。拗ねた表情で
ドーガを見上げる後輩の瞳が、少し潤んでおりました。
「先輩ヒドい、何も全力を込めて人の筋肉潰す事はないでしょう?」
「すまんノルン。けどお前の筋肉は本当に柔らかかったぞ。ちょっと力を入れただけで、すぐ潰れてしまう」
「固いもん、毎日鍛えてるから。大体ちょっとじゃないです。先輩メッチャ力入れてたし!」
「いや柔らかい」
「鍛えてるから固いです」
憎々しげに語尾を上げて、ノルンは負け惜しみの言葉を先輩に向けて放ちます。ドーガは有無を
言わさず後輩の手を取りました。
91乙女と背中 〜10:2009/01/05(月) 22:45:39 ID:K3fRkAXb
 え、と驚いたノルンが状況を把握した時には既に、指先がドーガの腹筋の割れ目を撫っていました。
「そんなに言うなら俺の腹筋を触ってみろ。ほら、固いだろう?」
 これが本当に鍛えられた筋肉なのだ、とドーガが得意気に微笑む中、ノルンは陶然と目を細めて
指先の感覚に没頭しました。
「やっぱりスゴい……先輩の、腹筋――」
 盛り上がった筋肉の硬さを、くっきりと浮かんだ凹凸を愛惜しむように、ゆっくりと指先を
這わせます。そんな後輩に慈愛の眼差しを遣りつつ、ドーガは自慢げな口調で語り掛けました。
「な、凄いだろ?ちゃんと鍛えたら、腹筋はここまで固く割れるもんなんだ」
分かったか、と語る先輩の視線を受け、ノルンは上目遣いに小さく頷きました。頷いて、ドーガの
腹筋を撫で続けながら頬を擦り寄せます。
 まるで自分の子供をあやす母親のように、うっとりと優しく目を細めて、自らの行為に没頭してゆきます。
「分かったならそれでいいさ。じゃあ今度は俺がお前の腹筋も触っていいよな?」
「え?」
 唐突な先輩の提案にノルンは目を丸くします。ドーガの眼差しは真剣そのものでした。

 今までだってノルンは、弓使いのエースとなるべく鍛えて来ました。
 早朝のロードワークに各種トレーニング。毎日一生懸命ドーガと一緒に励んで来ましたし、
先輩命令で生卵と牛乳を混ぜた不味い飲み物も飲みました。
 その成果を先輩に見せ付けてやる良いチャンスです。鍛えた筋肉を確かめて貰うのは吝かではありません。
 だがしかし。
 自分の肌に触れず、自分の腹筋を確かめて貰う事は不可能です。一滴の血も流さずに心臓の肉を
一ポンド切り取るよりも難しい。
 肌に触れさせろ、と言わんばかりの先輩の言葉に、ノルンの頬がかぁっと熱を帯びました。
「え?ええ?」
 岩のように武骨な手に自分の腹を撫で回され、そんな彼の手に身を預ける自分の姿。
 それを思い浮かべて逡巡しますが、そんな彼女の変化には目も呉れず、ドーガは平然としかし
有無を言わさぬ強い口調で尋ねます。
「いいよな?」
「え?あ、は、はい!」
 先輩の命令には絶対服従が体育会系の掟です。それもドーガは只の先輩ではありません。
 ノルンがアリティア軍に志願した頃から、今までずっと公私に渡って導いてくれた恩人なのです。
謂わば神にも等しい存在なのです。神に口答えは許されません。
 思考停止に陥ったノルンが、先輩命令を果たすべく上着の裾に手を掛け捲ろうとしますが、
「ちょ、ちょっと……せんぱい?!」
 それよりも早くドーガの手が彼女の裾を掴まえ、可憐な後輩は抵抗する間もなく上着を
すっぽりと脱がされます。
 ノルンの年相応に形よく発育を遂げた胸とその先端の桜色が、乙女の肉体を強調するかのように、
ぷるんと瑞々しく揺れ、ようやく我に帰った彼女は慌てて胸元を両手で隠しました。
92乙女と背中 〜10:2009/01/05(月) 22:46:59 ID:K3fRkAXb
「先輩のばかぁ!」
 目に涙を浮かべ、貞操を守ろうとするように一歩引いて罵倒するノルンの姿に、ドーガも自分が
何をやらかしたのか悟ったようでした。
 先輩後輩という以前に、ノルンだって乙女です。乙女の胸は金粉を撒き散らして飛翔する神聖な翼、
たとえ先輩と雖も好きなように見ていい物ではありません。
「腹筋触るだけって言ったじゃないですか!何で服脱がせちゃうんですか?!」
 後輩の剣幕に押され、ドーガは先輩の立場も忘れて、彼女を見ないようひたすら頭を下げました。
「すまん!腹筋を触るのに服が邪魔だと思って、ついお前が女だって事を忘れてしまって――」
「ちょっと服を捲れば触れるじゃないですか!それに先輩失礼な事言いました!謝って下さい!」
「失礼な事って?」
「自分の胸に手を当てて考えてください」
 取り付く島もなく言い放ったノルンの表情を恐る恐る伺うと、彼女は怒りと羞恥とで顔を
鬼神<<オーガ>>のように真赤にしておりました。
 前に組んだ腕に押し潰された胸に、くっきりと谷間が浮かび上がっております。
 紛う事なき乙女の肉体です。
「うん、乙女だ。お前は乙女だ。俺が悪かったよ」
「どこ見て言ってるんですか?」
ノルンから見れば、ドーガの視線は先輩というよりも雄のそれでした。雄の視線に気付かぬ乙女は
おりません。
 先輩と言っても所詮は雄なのだ、とノルンは諦観にも似た呆れを抱きます。彼は朴訥で無神経で
鈍感な、無自覚の悪意で乙女を傷付けてしまう男なのです。
 彼女も厭というほど思い知らされているだけに、今さらドーガの振る舞いを非難するのも
馬鹿らしく思えて来ました。言って解らぬ輩に何度も言って聞かそうとするのは、頑迷な馬鹿者です。
ノルンは自分がそんな愚か者であるとは、毛筋程も認めておりませんでした。
「……もう!」
 苦笑を浮かべ、肩に込めた力を緩め、ノルンは先輩に歩み寄ります。もっとも乙女の胸は先輩の
視線から死守すべく、腕を組み続けてはおりますが。
「ノルン?」
「ほら先輩、腹筋」
「え?」
「触りたいんでしょ?さっき先輩が言ったでしょ」
 拗ねたように唇を尖らせたノルンは、決してドーガと目を合わせようとはしません。その癖
ドーガに寄り掛かり、大柄な彼の鳩尾近くに肩を預けて立っています。
 ノルンの思考がドーガには読めません。乙女の胸に視線を向けたら怒った癖に、自分に肌を
触られるのは平気なのだろうか。
 乙女の不可解な言動に頭を悩ませていると、可憐なノルンからの叱責が飛びました。
「早く!」
「あ、ああ解った」
 初めて触れるように、恐る恐る贅肉の殆ど見当たらない括れた腰へと手を伸ばすドーガの有様は、
さながら童貞のそれでした。女を抱いても、彼が女の扱いを本当に理解する日は訪れないのでしょう。
 ――解らないから怖いんだ。
 後輩の筋肉を触るのは平気な癖に、自分が女だと意識した途端に怖気付くドーガ。普段は神の如き
大上段から物言う先輩の情けない姿に、ノルンはなぜか胸の高鳴りを覚えます。
 人は嗜虐心とも呼ぶようですが、それは乙女の理解を越えていました。

 武骨なドーガの指先が、ノルンの肌に触れます。うっすらと脂肪の乗った乙女の柔肌に、ドーガの
固い指先が僅かに沈みます。
 その下で息衝く乙女の腹筋の心地良い弾力が、日々の鍛錬の成果を如実に主張しておりました。
 ドーガは優しく掌を宛がいます。
 腕の力瘤を握り潰した時と同じ愚は犯しません。全体の具合を確かめるように、掌でゆっくりと
円を描いていると、ノルンの腹筋を割る縦筋の窪みがはっきりと判ります。
 臍の下の縦筋に中指を添え、静かな動きで手を上下に往復させました。
 角質張った先輩の掌が熱を帯びているのが、ノルンにははっきりと感じ取れました。彼の体温が
腹筋の内側まで染み渡り、まるで胎内を心地良く愛撫されているかのような錯覚を覚えます。
 ドーガの太い中指を剛直に見立てれば、その上下運動は宛ら潤んだ膣を掻き回す律動。
 筋肉自慢のつもりが、いつの間にか愛撫に摩り替わって。
 歯止めの利かぬ妄想を口に出せる訳も無く、ノルンは彼の愛撫を従順に受け入れます。
93乙女と背中 〜12:2009/01/05(月) 22:48:29 ID:K3fRkAXb
 ドーガの動きに同調して、可憐な後輩が規則正しく仄かに甘い呼吸を繰り返しておりました。
組んでいた腕が邪魔だったのか、愛らしく発育を遂げた胸を隠すことも忘れています。
 丸みを帯びた肉の先端では、桜色の小さな乳首が見るからに固くなっていて、ノルンが息衝く度に
小さく揺れています。蕩けた視線でドーガの掌を追っています。
 思考の速度が追い付かないまま、ドーガは反射的に彼女の肩に丸太のような腕を回しておりました。
「……あ」
 背中に感じた逞しい上腕二頭筋の感触で、ノルンはドーガに身を預けた自分の体勢に気付きました。
乙女の胸をドーガの視線から隠します。自分から先輩の首に腕を回し、胸を彼の胸板で押し潰す事で。
 ノルンはもうドーガの行為を非難する事はありませんでした。彼を受け入れる覚悟を決め、優しく
微笑んで静かに瞼を閉じました。
 そのまま唇を小さく尖らせて窄め、
 ――チューしれ。
 無言の意思を感じ取ったドーガもまた無言のまま彼女と唇を重ね、大きく脱力したノルンが
ドーガに両手で抱き止められました。

 ドーガの寝台にお姫様抱っこで運ばれる間は、ノルンにとって至福の一時でした。
 全身の肌に、大好きな彼の人並み外れて発達した筋肉が密着している。
 目を開けばそこに、彼の張り出した肩の筋肉が隆起しているのを見る事が出来る。
 手を伸ばせば、固い筋肉に触る事だって出来る。唇を近付ければ吸い付く事だって出来る。
 こんな素敵な刹那に生を受けているという悦びに、ノルンは神様への感謝の言葉を捧げました。

 ――アレルヤ。
94乙女と背中 〜13:2009/01/05(月) 22:49:32 ID:K3fRkAXb
 寝台に横たえたノルンは、熱に浮かされた視線だけでドーガを甘く誘惑していました。
 堪らずにドーガは彼女に覆い被さります。形ばかりの抵抗を退けて、胸の上に息衝く先端に
狙いを定めます。
 口の中一杯にノルンの乳房を頬張ると、彼女は大きく仰け反って嬌声を上げました。
 石鹸の真新しい芳香が、ドーガの鼻腔を擽りました。
 乙女の柔肉と桜色の突起とでは、舌触りがハッキリと異なります。その違いをじっくりゆっくりと、
無心になって味わいます。
 筋肉が発達しているとはいえ、ノルンは可憐な乙女です。乙女らしい丸みを帯びた胸が愛惜しい。
 魅惑的な動きで震える左右の乳房を、ドーガは手と唇と舌とを最大限活用して交互に愛しました。
 鷲掴みにした乳房を搾り出すように揉み、たっぷりと唾液を絡めて固い蕾を吸い上げます。
 吸い上げて喉を鳴らします。
 ノルンはといえば、乳を求める赤子の如き彼の振る舞いに抵抗する処か、獣欲に突き動かされた
彼の頭を強く掻き抱いて、さらに授乳の体勢を促します。
 乳首を唇に挟んだドーガと目を合わせ、彼女が嬉しそうに微笑んでいました。
 仕方ないな、と目で語っています。
 覆い被さった筋肉の重みを、自分の華奢な身体が受け止めている。人の二倍三倍も努力して
鍛え抜いた鬼のように強い彼が、他の何物にも目を呉れず自分の肉体だけに没頭している。
 どれだけ鍛え込んでも、否彼が自分の何倍も鍛え上げている事を知っている以上、彼よりも
逞しい筋肉を得る事は不可能です。それは仕方のない事ですけれども。
 彼の筋肉には遠く及ばぬ自分の肉体が、今のノルンには嬉しくてなりません。
 なぜなら事実、彼女が愛する筋骨隆々とした彼を、鍛えようのない柔らかな胸でこれ程にも
虜にしているのだから。
 彼にこんな性癖がある事を、世界中でノルン一人だけが知っているのです。美人と評された、
例の天馬騎士姉妹すら知らぬ事実を。
 可憐な後輩が抱いた女としての悦びを知ってか知らずか、当の彼は乳房に吸い付いたまま彼女の
腰布に手を掛けます。
 授乳の為に備わった器官から脳髄へとリンクする痺れに体奥を灼かれ、ノルンが腰を浮かせました。
 ドーガとしては後輩が強烈な快楽に身悶えた一瞬の隙を突き、彼女を生まれたままの姿に剥いた
つもりでした。ノルンがそんなドーガの行動を慈愛に満ちた眼差しで見守りつつ、彼の求める行為を
知っていて敢えて許してくれたとも知らずに。
 ドーガの手と唇と舌から受けた愛撫が嬉しくて、彼と強く結ばれたいと恋焦がれていた事にも
永遠に気付く事なく。
 彼を受け入れようとノルンは大きく太腿を開きました。ドーガが足首を掴み持ち上げて、彼女の
尻を宙に浮かせます。
 ――結ばれるんだ。
 今まで何度も受け入れた下腹部への侵入者が今夜も訪れる事を予感し、その衝撃に耐えようと
ノルンは強く目を瞑ります。
 けれども彼女が身体の底から切望するものを、ドーガは直には与えてくれませんでした。
 まさかノルンの乳をたっぷりと飲み干した気分になって、彼女を抱く前に精神的な満腹を
得てしまったのでしょうか。
 視界を閉ざしたノルンの心に、そんな不安が過ります。
95乙女と背中 〜14:2009/01/05(月) 22:51:34 ID:K3fRkAXb
 見下ろせばノルンの、カモシカのように引き締まった腿。
 ドーガが両手で包めばすっぽりと収まる程に細く、それでいて大腿二頭筋が発達した良い太腿です。
腹筋の割れ目を撫でた時と同様、乙女の柔肌の下に隠された筋肉の質感を確かめるように内腿を撫ぞります。
 太腿でゆるやかな律動を繰り返す彼の指に、ノルンの腰が寝台の上でぴくりと跳ねました。
 彼女が驚いて目を開けば、大きく開脚させられ、蜜に塗れた乙女の園を余す所なくドーガの
視線に晒された自分の痴態。
 純潔を捧げた頃にはほんの縦筋でしかなかった亀裂から、発育途上の花弁がほんの少し姿を現して
おりました。二分咲き、といった処でしょうか。彼に一晩中蹂躙され、充血した膣口まで露出して
しまった状態を満開に喩えるならば。
 彼の掌が内腿を愛撫する度に、まるで直に触れられたように蜜を溢して蠢いて。
 あまりの恥かしさに、ノルンは顔を手で覆い隠しました。
 見られるぐらいなら、いっそドーガの剛直で貫いて欲しい。繋がって、強く抱き締めて欲しい。
 そうすれば少なくとも、自分の性器が妖しげに雄を誘惑するはしたない様子を、彼の視界に入れる
事はないだろうから。
 ノルンは泣きながら懇願しました。ドーガは頷くと、寝台の上で仰向けに横たわります。
 長躯に相応しい大きさを持った岩のような剛直が反り返り、可憐な乙女を陵辱する悦びを期待して
小刻みに震えていました。
 彼の意思を理解したノルンは、彼の下腹部近くでしゃがみ込みます。
 左手を彼の胸板に着いて体重を支えつつ、右手でドーガの剛直を取り、彼の亀頭を自分の膣口へと
正確に導きます。
 自分が後輩と結合する様子を視野に収めようと、ドーガが肘を突いて身を起こしかけます。
 彼の視線に気付いたノルンは、赤く泣き腫らした瞼のままで泣き笑いのような表情を浮かべました。
 子供を嗜めるように首を静かに振り、指を広げて恋人の視界から二人の下腹部を遮ります。
 粘膜同士が触れ合う感触で頭に血が昇り、期待と羞恥心とに頬を紅潮させつつも、
ノルンは慎重に腰を下ろしてゆき。

 小柄なノルンの狭い膣壁が、ドーガの岩のような強張りをぬらりと包みました。

 浅い呼吸を規則正しく繰り返しながら、ノルンはゆっくりと腰の律動を始めます。
 その動きが先程のドーガの愛撫と同じリズムを刻んでいた事など、彼女には気付く筈もありません。
何度ドーガに抱かれても、ノルンがそれを理解する日は訪れないのでしょう。
 無意識の行動にまで、彼の癖が刻み込まれたノルン。アベルでもカインでもなく、ドーガとの
肉体関係に慣れ親しんだノルン。二年以上も前、アリティア軍に志願して来た世間知らずな後輩が、
今こうして自分の腰の上で妖精のように艶かしく踊っています。
 人は支配欲とも呼ぶようですが、誰よりも彼女の事を大切に思っていると自負するドーガは、
それを決して認めませんでした。
 先輩後輩の関係を反故にして互いに肉欲を貪る背徳と、均整の取れた可愛い後輩の肉体を独占して
いる事実とで、彼の興奮は否応無く昂ぶってゆきます。
 不意にノルンの中が収縮を始めたのを、ドーガははっきりと感じ取りました。
 ぺたんと腰を落としたノルンは、そのまま前のめりにドーガへとしな垂れ掛かります。
 肩で息を吐き、困惑の笑みで彼を見下ろします。
 ドーガが急に大きくなった所為で、動けなくなったのだと。
 彼女の頬に手を添えて小さく口付けると、ドーガは彼女を抱えたまま上半身を起こし、膝を立てて
彼女を自分の太腿に寝かせます。
 乙女の胸を抱き潰す要領で、ドーガが膝の上に置いた後輩へと筋肉を圧着させると、
彼女が力強くしがみ返して来ました。
96乙女と背中 〜15:2009/01/05(月) 22:52:40 ID:K3fRkAXb
 背中にはドーガの盛り上がった大腿四頭筋、胸には彼の大胸筋、肩には彼の三角筋。
 互いに向かい合って座るこの体勢がノルンは大好きでした。
 彼の筋肉とその動きとを肌で感じ取れるのに、彼の重さで息苦しくなる事もない。彼の巨根が
彼女の小さな中を激しく往復しているのに痛くない。
 これが幾夜もドーガと抱き合って、二人で見つけた一番苦痛の少ない体位です。だからドーガも
彼女への負担を考えて及び腰になる事もなく、自分の好きなように動く事が出来る。
 乙女の肩を強く抱き、獣の如く息を荒げ、ひたすら絶頂を目指して後輩に激しく腰を打ち付けます。
 凛として戦場に立つ花も、自分を求めてくれる恋人の行為には理性も消し飛ばされ快楽に溺れるもの。
 胎内を蹂躙される悦びに、ノルンの脳髄はあっという間に真っ白な痺れ一色に塗り潰されました。
 考えられない、というよりも何もかもが分からない。感覚の飽和した彼女を現世に繋ぎ止めている
のはただ一つ。
 自分がどうなろうとも決して揺がぬ、他の何よりも確かなノルンの気持ちだけ。

 ――大好き。

 ドーガの律動に呼吸まで支配され、時折藻掻く様に膝を泳がせ、身体の底から迸る囈言を
繰り返します。半ば意識を飛ばされかけている筈なのに、ドーガとの結び付きをさらに強めようと、
抱擁した彼の肩甲骨を掴みます。
 後輩の若い肉壁が、意思を持った一個の生物のように貪欲に絡み付いて、恋人の射精を誘います。
 本能の領域で自分を求めてくれる後輩の姿に、言い様の無い愛惜しさを覚え、ドーガの怒張が
最高潮に達して込み上げて来ます。
 野獣の咆哮を上げて、ドーガが一番奥に叩き付けました。
 彼女の呼吸が一瞬止まり、恋人の肩に張り付いていた腕がだらりと垂れ下がります。
 そんなノルンの胎内が、最後の収縮で彼を絞り上げます。
 ノルンの事が好きで好きで堪らない。
 人間のプリミティブな衝動に殉じて、後輩の膣内へ。
 ささやかな背徳感が最高の調味料として利いた快楽に打ち震えながら、ドーガはノルンの胎内へと
自分の体液を注ぎ込みます。
 何度も何度も執拗に脈打って、俺の女なのだと主張するように、可憐な乙女の膣に自分の存在を
刻み込むように。
 糸の切れた人形のように脱力したノルンが、ドーガを包み込んで不規則な収縮と痙攣を繰り返しました。

 愛する男の胤を一滴残らず受け止めて、肉体を形造る触媒として働くように。
 彼の無意識下で眠り続ける破壊的な衝動すら易々と飲み干し、彼女の闇の奥底へと引き摺り込むように――
97乙女と背中 〜16:2009/01/05(月) 22:53:33 ID:K3fRkAXb
 ノルンの中で精も根も尽き果てた先輩は、さっさと彼女に背を向けて狸寝入りを決め込んでしまいました。
 それがノルンには不満でなりません。あれだけ激しく身も心も求めておいて、何で二人の甘い時間を
共有してくれないのだろう。
 もしかして恥ずかしいのだろうか。だとしても自分の痴態を食い入るように見つめていた彼に、
恥ずかしがる権利なんてあるんだろうか。
 愛だの恋だのデリケートに好きしてだの、そういう先輩の中にもある感情に正直になって欲しいのに。
そうすれば自分だってもっと甘えられるのに。
 唇を尖らせて彼の背中を恨めしそうに凝視していたノルンでしたが、やがて悪戯を思い付いた
子供のように笑いを噛み殺して、彼の後背筋に手を伸ばしました。
「先輩の顔って本当に大きいですね。だけどドーガ先輩、いつもそんな鬼みたいな顔をしなくても
いいじゃないですか?」
「だから俺の顔はそっちじゃないって何度も言ってるだろうが!」
 ドーガがすかさず身体の向きを入れ替えて半身を起こします。待ち構えていたと言わんばかりに、
ノルンが彼の胸板に飛び付きます。
 嵌められたか。
 自分の単純な性格を嘆きつつも振り払おうとしたドーガを制して、頬を赤らめたままのノルンが
淑女の笑顔で先輩の無愛想をやんわりと嗜めます。
「ダメですよ先輩。ちゃんと愛してるって言ってくれないと」
「――愛してる」
 ドーガは彼女から目を背けたまま、情感の篭らぬおざなりな返事を鸚鵡のように返しました。
「ちゃんと目を見て言って下さい。相手の目を見て話をしろって、ドーガ先輩が言ってるじゃないですか」
 渋々ドーガが見下ろした先には、子供の悪戯を見咎めた母親の表情をして、ちょこんと正座した
小柄なノルンの姿がありました。
 ドーガは暫し悩んで、できるだけ低い声で囁きます。
「愛してるぞ、ノルン」
 ドーガが言った途端、ノルンはぷっと吹き出しました。腹を抱えて無邪気な笑い声を上げ、
寝台の上を左右に転がります。
 彼としては面白くありません。色々な気不味さを押し殺して後輩の望み通りにしてやったのに、
何故彼女から笑われなければならないのだろうか。
「だって先輩マジメに言うんですもの。すごくオカシイですよ」
 怒っていた次の瞬間には笑い転げています。ころころと表情を変える可憐な後輩は、きっと事後の
多幸感で気分が昂揚しているのでしょう。ノルンはいつもそうですから。
 乙女の胸も花園も彼から丸見えなのに、彼の視線から隠そうともしません。身体を交える前には、
見られる事を断固として拒み続けていたのに。
 何の恥じらいも見受けられない、開けっぴろげな態度でした。さながら全裸で父親に甘える、
身体ばかり発達した幼女です。
 そんな後輩の子供っぽい振る舞いに、ドーガも思わず心和ませますが。
 あっけらかんと笑い転げる彼女の花弁が、注ぎ込まれた先輩の精液をどろりと一滴吐き出します。
 自分の股間を確かめようと前屈みになったノルンの瞳が、一瞬だけ女の眼差しを取り戻したように
ドーガには受け取れましたが。
「あ、もったいない。せっかく先輩がイッパイくれたのに」
 声も口調も、普段のノルンと変わりありませんでした。気のせいだ、とドーガは後輩の艶姿を
記憶の宝箱へと仕舞い込みます。
 それにしても何故、彼女にこれほど振り回されなければならないのか。ドーガは溜息を吐きつつ、
仰向けに寝転がりました。
「何という失態だ、後輩とこんな関係になってしまうなど。そうとも万死に値する――」
 軍の規律を乱した者に与えられる辛い懲罰を思い出して、彼は苦虫を噛み潰しました。
98乙女と背中 〜17:2009/01/05(月) 22:54:42 ID:K3fRkAXb
 懲罰というのは、陣地の便所に溜まった排泄物を処理する役です。
 数百から数千に及ぶ数の人間の糞尿と来たら、想像を絶する量になります。それらを放置して
おけば、伝染病の流行を招いてしまいます。ですからそれらを油と混ぜ合わせて火を付けて。
 汚物は消毒だ、と文字通りの意味で燃やすのです。
 絶対に必要な仕事でしたが、しかし自発的な協力を期待するには余りに過酷な苦役でした。
 頭痛を覚える程の悪臭や、汚物に集った数十万にも及ぶ蝿の大群など、たった一日でも人間に
耐えられる代物ではありません。
 それを一日どころか数日に渡って強いられるのが、懲罰の懲罰たる所以です。次に軍規を乱した
罪人が現れるまで、その苦役が無期限に続くのです。
 ドーガだけならまだしも、可愛い後輩をそんな過酷な作業に就かせるつもりはありません。
 ノルンに汚物塗れの苦役を科すぐらいなら、自らの死を選ぶ覚悟すらドーガにはありました。
 彼女の膣内を欲望任せに、自分の精液で汚すのは大好きな癖に。

「今更何言ってるんですか。陣中で愛し合うのは、これが初めてでもないでしょう?」
 投げ出されたドーガの太い腕に縋り付き、ノルンは恋人の腕枕に身を委ねて囁きます。
「それはそうだが、お前まで罰せられるのは忍びない。だから皆に知られる訳には行かんだろう」
「絶対バレてますよ」
 えっ、とドーガは彼女の表情を窺いました。何ら動じる事もなく、彼女は余裕綽綽と言った按配で
ころころと笑い転げます。
「先輩夜は激し過ぎるから、どうしても私声が出ちゃうでしょう?ずっと前からこんな事を続けてて、
今更誰も知らないなんて都合の良い事なんで有り得ませんよ。みんな待っているんです。
先輩の口から打ち明けて貰うのを」
 そうして彼女は先輩の大胸筋に指先を這わせながら、状況を打開する魔法の言葉を冗談めかして
先輩に伝授します。
「たった一言、『自分たちは結婚してます』って言えばいいんですよ。夫婦だったら一緒に寝てても、
風紀を乱すことにはなりませんよ。だいたい今の私たちだって、結婚してるみたいじゃないですか」
 違うと否定するよりも早く、ノルンは二人しか知りえない事実を話して先輩を牽制します。
「訓練で疲れた女の子にマッサージしてる途中で、イケない事したのは誰でしたっけ?」
「それは……」
「結婚するまでは誰の物にもならないと決めてた私を、強引に我が物にしたのは誰でしたっけ?」
「……俺だ」
「私が痛がるのも構わず後ろから激しく突いて、赤ちゃんが出来ちゃうかもしれなかったのに、
私の中で果てたのはどこの誰でしたっけ?」
「古傷を抉るな、頼むから。俺が悪かった」
「じゃ、結婚するしかないですよね」
 言葉に詰まったドーガが苦渋の表情を浮かべました。最近どうも後輩に言い負かされてばかりいる
ような気がします。
 勝ったノルンは彼の胸板にしがみ付き。甘えるような声でお願いしました。
「明日みんなの前で、誓いのキスして下さいね。約束よ」
 生返事を返したドーガの唇を不意打ちで奪うと、彼女は嬉しそうに目を細めました。

 後輩を腕に抱き留め、彼女が静かに語る後の世界の出来事を黙って耳にするドーガ。
 ノルンの思い描く将来像は、彼女が彼の人生の伴侶となるのが前提でした。しかしドーガにそれを
拒否する権利は最初からありませんし、無論ノルンも拒否権を行使するつもりもありません。
 多幸感で夢見心地になったノルンが、数十年から数百年にも及ぶ広大な寝物語を紡ぎます。
 遠からずノルンが宿す子も、その子が成人して為すだろう子供もまた、鍛え抜けば背中に
鬼の顔が現れる資質は十二分に持ち合わせております。
 鬼神<<オーガ>>を背負った一族として、あらゆる困難を筋肉の力で跳ね除けてゆく事でしょう。
 そう、弓使いノルンが後の世に残してゆくのは、彼女が愛するドーガの遺伝子を受け継いだ――

 ――鬼神の血族――

 歴史に埋もれ忘れ去られた筈の冒険譚の題目が、何故かドーガの頭を掠めました。


<<終>>
99悪魔神官ポー ◆ka5BrNUzcE :2009/01/05(月) 23:00:01 ID:K3fRkAXb
ありがとうございました。投下終了

二期から視聴を初めて、セラヴィーの背中の顔をネタにしてみたくて本作品を書いてみました。

書けたらまた書きます。でわ
100名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 04:17:25 ID:r5/EiwML
鎧で受け流しまくるドーガカコイイんだが、
柵はともかく公衆浴場は要るかどうか気になって集中できなかった
何人かで盥共用すればいいのではと…
101名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 20:12:39 ID:da2g8kD4
>>79
よう。俺。
102名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 21:30:21 ID:eeHL0lBq
まとめサイトをwikiで作ろうと思っているのですが、
なかなか上手くいかないのでご助力頂けると嬉しいです

ttp://feer.wiki.fc2.com/

きちんと管理する意志はありますので、
無理にwikiじゃなくていいとか、もっといい鯖あるとか、そういう意見も大歓迎です

103名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 22:21:59 ID:ijutNKyp
>>102
神降臨!

唯一気になるのが、ページあたり5000文字(約10kB)という上限。
100kB越えの作品もかなりあるんで、それが10分割とかになったら読む気失せるかも。
できれば1ページあたりのページ数がもう少し多い方がいいと思う。
広告は昔の保管庫にもあったんで気にしない。

ものすごい勢いで誰かが無料サーバを探してあげるスレ11
ttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/hosting/1226192251/

↑自分じゃ的確なアドバイスを望めそうにもないんで、レンタル鯖板のスレだけ紹介する。
アドバイスできなくてスマン。健闘を祈る!
104名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 22:57:47 ID:8m9hWUfh
これは期待
105名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 07:25:09 ID:OnhYU4zB
素晴らしい。
Wikiにすれば誰でも更新できるから忙しい時に有志に任せることができて楽だけど
広告とか荒らしの対策は必要になってくるので気を付けて。
106名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 18:12:14 ID:Syxn68yC
Wikiの完成が楽しみあげ
107名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:18:59 ID:04o6SMnW
文字数の問題・アダルトの可不可により、無料レンタルのwikiでは無理だと思ったので
普通の無料鯖借りてhtml作り直す事にしました
かなり時間かかると思いますが、その内ここでURL晒すので期待せずにお待ち下さい

あと、どなたか前スレのdat頂けると嬉しいです
108名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 22:07:07 ID:qfqVPQf4
>>107
ttp://www1.axfc.net/uploader/Li/so/25016
データ以外に色々入ってる
109107:2009/01/14(水) 00:45:52 ID:LUg3ncQf
うっひょーありがとうございます
中身も使わせて貰います

二月中を目処に公開出来るように頑張りますので
職人のSS投下お待ちしております
110名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 21:20:05 ID:0PS6wk8x
今さらだけどパオラ視点氏のルゥ×エレンは
見ているこっちもおっきするほどエロいSSだった…
111名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 12:35:32 ID:DPoWHCFt
俺は外伝氏のカッサカサに乾いた文体が好きだな
あの文体のおかげで近親死姦切断系のグロネタでも軽く読めるから

後は壷の人のアルテナもエロかった
112名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 21:42:50 ID:eoR3DTDZ
何気ホームズ×サンがうまかった
あれがレオンハートだとヤバイのにホームズだと許せるのは何故なんだろ
既に老成したカプ連中が童心に返るのも読みたい
113名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 00:03:27 ID:K5GX3JxP
外伝氏の書いたマリア関連のは全部好きだな
うっかりするとヘビーな内容でも割とさらりと読めてエロくていい
114名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:14:28 ID:PQe1IX4u
コープルとパティのロリショタっぽいのが読みたい
115名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 11:40:12 ID:KOBsCwc4
>>102に強く期待
116名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 18:09:48 ID:rus9q/4/
俺は暁のヨファ×ミストが読みたいな。
117名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 09:59:48 ID:CYtrGN65
保守
118名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 16:39:22 ID:qtX9ysz2
ルゥきゅんの前立腺をしなやかな指でこねくり回すエレンさん
119名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 17:13:34 ID:EL8bny1z
逆でおけ
120名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 02:03:52 ID:lxCabE6t
エレンさんの前立腺、だと……!?
121名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 13:46:34 ID:E+t0V7eW
チキやミルラが陵辱される場合
竜石が限界(使用制限)を向かえ壊れ
ドラゴンの姿になる事が出来なくなった上で犯されるってイメージが強い
122名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 18:06:20 ID:ufK+Nxe+
エレンときくと、なぜかきょぬーポニテ斧シスターを連想してしまうから困る
123名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 18:24:35 ID:y6pWAy1g
CC後のラナオウ様ですね、わかります。
124名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 20:11:50 ID:Av9IYUPe
エレンさんで思い出したが
昔見た某サイトの封印キャラの年齢予想で
エレンが20歳、ツァイスが19歳って書かれてあった。
そう考えると萌えるんだが。
125名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 21:31:48 ID:4Ry5ZGIW
>>122
エレン・カーソンか
126名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 22:26:37 ID:sw7Yi9V5
妹の名前はサラだったな
あとサ〇3にはまさかりを使ってるシスターもいたな
127名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 22:34:57 ID:5hF1gjA6
>>126
幼女→斧シスターの成長過程を脳内補完したり
万能戦闘爆撃機のトイレが和式なのにツッコミを入れたり
今は亡きくいだおれ太郎と戦うゲームですね、わかります><

とはいえボスモンスターの造形は結構好みだった
128名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 22:48:57 ID:FxI1Ee1f
あのゲームはどうにもディオールの不遇ぶりが先に立つ
129名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 11:38:34 ID:dDeFaW8D
まさかり+ダイアのげただもんなあ
130名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 18:50:06 ID:R84FEDiL
性教育の授業と言う事でロイとウォルトとルゥの精子を
パイズリや中出しで搾り尽くすセシリア先生
131名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 19:11:51 ID:CYKBURcM
>129
つーかそれより、2回死んでクローンで復活って……
132名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 14:59:41 ID:BE4vQRS8
そろそろ俺のネイミーさんやフィオーラさんがいじられるころ
133名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 06:51:42 ID:0o8k+ro8
まぁショタ食い女王様キャラといえば
既に虎7からセルフィナさんみたいなのがいる訳よ
配下のランスリッター候補は勿論、リーフの姉的存在として君臨してるのがデカイ
上手くいけば周りのナンナやアスベルにロナンもウマー
134名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 14:43:16 ID:SV0yKdUW
そのくせグレイドやフィンの前では幼なじみの妹キャラという完璧っぷり。

おまけに、そこまでやっておきながらユニット性能が悲しすぎて一軍入りも難しいという稀有な存在。
135名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 18:28:39 ID:0o8k+ro8
さらにいえば突撃でM属性を、支援効果の高さで激攻め属性を
それぞれハッキリ表現してみせる辺り、間違いなく経験値は高い
136名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 22:02:49 ID:ojkYNZDj
セルフィナって一軍入りしないの!?
貴重な馬乗り弓なのでけっこうどのプレイでも一軍だ。
トラキアは疲労システムがあるので、一軍に入る人数が多いしな。
137名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 02:23:39 ID:VjBPlDhn
トラ7の場合そもそも弓自体がアレだからなあ
138名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 02:26:32 ID:YwayqB5j
毎回ロベルト以外使わないなぁ

139名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 13:25:30 ID:Qc4QYIPm
デイジーなんかもそうだが弱キャラの方が無駄にエロ設定持ってる事多いんだよね
まぁ剣士系に何人か例外いるけど
140名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 13:33:38 ID:wr5/ysVH
>>139
例外kwsk
141名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 16:48:33 ID:KZGxP1WE
拉致されて個室で二人っきりで裸にひん剥かれたマリータとか
少女時代に村ごと襲われて兵士にあれこれされちゃったラドネイとか?

ラドネイを強キャラというのは縛りプレイ限定だがw
142名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 02:44:24 ID:RbNCeFYo
マリータ例外は正解だが、そのラドネイはむしろ典型w
…まぁ色気無い方の例外は賛否両論だから…
ヤマジュン姐さんには緻密でエロカコイイ駆け引きは無理だろう
143人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/02/11(水) 19:27:04 ID:vLBl6SUW
保守用小ネタ

私はハードモードが嫌いだ。
とにかくハードモードが嫌いだ。

強い敵と戦うのが嫌なわけではない。
敵の命を奪うのが嫌なわけでもない。

もちろん我が主君の命とあらば、私はどの戦場にでも赴くし、
敵など我が力と鎧で悉く蹴散らしてくれよう。

だが、私はハードモードが嫌いだ。
どうしても嫌いだ。

なぜか。
それは・・・・・・

ノルンたんがでてこないからだ。

我が主君が何と仰せになっても、
ジェイガン様や他の同僚が何と言っても、
これだけは譲れない。

ノルンは俺の嫁。
144人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/02/11(水) 19:27:43 ID:vLBl6SUW
さあノルン、私の上に乗るんだ。
どうした?私は何も怖くないぞ?

もう待ちきれないのだ。さあ、早くこの私の怒張の上に乗るがよい。
大丈夫だ。君は私を愛している。
そして、私も君を愛している。

愛し合う私と君だ。
怖いものなど何もない。
どんな障害も、我ら二人を邪魔するものではない。

愛してる。

私は君を生涯にわたって愛する。
だから、君も私に一生涯、付いてきて欲しい。

私たち二人の愛は、永遠なのだから・・・・・・
145人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/02/11(水) 19:28:23 ID:vLBl6SUW
「マルス様。」
真夜中、マルスの部屋にアリティア騎士団の面々が入ってきた。
「どうしたんだいみんな?」
「実は・・・・・・」
そう言うと、カインは言いにくそうに口をつぐんだ。代わりにアベルが前に出てきて言った。
「最近、ドーガの寝言がキモイんです。」
「寝言?」
「はい。」
マルスは騎士団の面々を見た。ドーガ以外の面々は今ここにいる。
カイン、アベル、フレイ、そしてゴードン。
だが、アリティアを脱出した際に、マルスの身代わりになったジェイガンはここにはいない。
マルスにとっては、痛恨の出来事であった。だが、あの時誰かが身代わりにならなければ、脱出は不可能だったであろう。
「・・・・・・とにかく、様子を見てみよう。」
そう言ってマルスは立ち上がり、騎士団の寝室に向かった。

ドーガはベッドに寝ていた。
掛け布団をぎゅうっと抱きしめ、顔を赤くして口を窄めている。
「・・・ノルンたん、愛してるよお・・・ん〜・・・」
マルスは思わず顔を顰めた。
「マルス様、やはりあの時、もう一人・・・・・・」
「冗談じゃない!ジェイガンのことだけでも痛恨だったのに、これ以上犠牲者を出してたまるか!」
その言葉に、騎士団の面々は思わず涙する。主君の言葉、そして、今目の前で寝ているドーガ。
「不憫な・・・・・・」
アベルが腕で涙を拭うと、マルスを始めとするほかの面々も揃って涙を拭った。
そしてドーガの目からも、なぜか涙がこぼれていた。

おしまい
146名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 11:25:53 ID:/NrZzt6d
ドーガw
147名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 18:49:27 ID:lMyRFVlp
>マルス様、やはりあの時、もう一人・・・・・・

さりげない鬼畜発言w
こういう短い鬼畜セリフって好き
148名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 20:05:15 ID:SZcFwldd
デカ魔羅キュアンのゲイボルグ大作戦なssを希望
149名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 21:05:09 ID:aKmIGhLO
キュアン様もお相手は勿論・・・アッー
150名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 10:18:46 ID:kVn3dQT5
こういうギャグっぽいノリっていいね
最後のドーガの涙にフイタ
151名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 19:55:34 ID:UPohyFV+
まとめサイトを作ると言っていた者です
来週から出張になるので、未完ですが今の内にURL貼っておきます
何かありましたら、サイト内に連絡用掲示板を用意したのでそちらにお願いします

http://fets.x.fc2.com/dir/index.html
152名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 08:48:48 ID:Ktw0bdLL
>>151
GJです!!!
出張気をつけて行ってきてくださいね〜。
153名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 13:04:24 ID:khImQcs8
>>151
みれないぞ・・・
154名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 21:50:08 ID:txxwMz0g
>>151
乙!何気にミュウと同じNo.とってるな…
155名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 00:03:44 ID:gnpwcXQS
すまんちゃんと見れた
156名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 02:29:11 ID:mqBamShv
ネタはあるのに書く時間がない。が。
暇を見てちまちますすめようと思う。
いずれ全部投下予定だけど、とりあえず着手するのどれにしようか…。

1 レヴィン争奪ギャグ風味(エロと言うよりお下劣になるかも)
2 シグディア悲恋物(エロ少な目)
3 レクティルその後(前スレレクティル参照)
4 シャナン×パティ(糖度高め)
157名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 08:50:32 ID:+kJNwRk1
レクティルその後をお願いします!
前スレのレクティルはとてもよかったです。
158名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 19:29:45 ID:Oy7U1/5s
1と2が見てみたいな
特に1みたいなエロバカ面白い奴読みたい
159名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 20:19:28 ID:1D4nkWx6
フィンティルを見てみたい
160名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 21:20:41 ID:BqY+oXqY
>>159+フィンブリ+フィンアイ+フィンラケ、全部同時進行
あの沢越止を超えるのだ

十七年後、スクイズ・サマイズ並の近親愛憎劇の誕生
161名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 03:32:01 ID:JL+sr2Fo
書き込みチェック
162名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 06:39:27 ID:c0HHIryx
ガチレズモノの需要はあるか
関係ないけどシルヴィアかわいい
163名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 09:14:44 ID:5k2SNlaP
聖戦以外なら何でもおk
164名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 15:50:33 ID:5QCU9+I+
聖戦なら大歓迎
165名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 20:27:03 ID:joxvpPNl
聖戦なら何でも勃起
親世代なら抜かずに三発
166名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 23:26:40 ID:TnrJzTSN
アスベルたんなら何でも
167名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 23:59:25 ID:ndQ4HUUy
生鮮も虎7も他作品も皆好きだ
シルヴィアも百合も勿論好きだ
かかってこい
168名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 15:04:19 ID:zkB4T/Kp
FC暗黒竜から暁まで含めて考えてみると、
FEシリーズは辻横(馬場)作品といえなくもないわね
169名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 20:17:21 ID:BLpywe/c
170名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 19:01:20 ID:pqSSPsWx
ホシュ
171名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 23:10:37 ID:CAf/hHAC
保守
172名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 10:39:33 ID:QmFfQO3s
某サイトで話があがったヤンデレフュリーキボンヌ
173名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:01:27 ID:BxBduaDl
マナとの一件があった数ヵ月後。
ユリアは日差しが燦々と差す玉座の間で、自分用の御輿に座って退屈そうに本を読んでいた。
既に読み始めてどれほどの時が経っただろう。つまらない愛の言葉の羅列を読むのにも飽きてきたとき、玉座の間に給仕がやってきた。
「お楽しみのところ、失礼致します」
暇とストレスによる苛立ちを隠せぬ様子で、ユリアはやってきた給仕をにらみつける。
「何の用かしら。くだらないことだったらただじゃおかないわよ?」
「いえ、前々からご依頼がありました杖の件ですが。こちらでよろしいでしょうか」
給仕はそう言って、袋をユリアにささげる。
「…まぁ、こんなにたくさん!?」
中身を見て、ユリアは驚く。状態異常を引き起こす杖と、それを治癒するためのレストの杖、体力回復のためのリカバーの杖。その他ワープ、レスキュー、リターン、リワープなどが、どれも5本以上入っている。
どれだけの資産がかかったかは想像に難くない。せいぜい1本ずつ、バサーク、レスト、スリープがあれば十分だと思っていた。
その男は得意げな表情で言った。
「数があって損することはございますまい」
「よくやったわ。あなたと、および杖を仕入れた者には褒賞を取らせます。…セリス様にはもちろん内密にしてあるわよね?」
「もちろんでございます」
給仕の自信たっぷりな言い分に満足し、ユリアは大量の杖を見てうっとりとする。
「…一本一本、試していけばいいわ。ところで今日はセリス様は何をお召し上がりになられるのかしら?」
「おそらくはマナ様のお料理かと…」
「そう。ありがとう、下がっていいわ」
「はっ」
給仕は一礼の後に去る。給仕が消えたのを確認して、ユリアは哄笑した。
「あっはははははははははは!これでいい…これでいいわ…準備は整った!」
自分以外誰も居ない玉座の間に、自分の乾いた笑いが響く。
「マナ、あなたをじわじわと、じわじわとなぶってやる…!私の受けた屈辱を受けて苦しみながら這い蹲って許しを乞いなさい…!
だが私は許さない!私の下で一生足掻いて、かつての栄光を思い出しながら奴隷として惨めに暮らすがいいわ!」
目は爛々と輝き、これからマナの身に起こるであろう惨事を考えるだけで、体中の震えが止まらなくなる。
「セリス様に触れる資格があるのは私だけ…ふふっ…ああ、これからあの女を苛めることができるなんて…なんて幸せなのかしら…えいっ!」
ためしに手に取った適当な杖を振るってみるが、どうにも自分の技量が足りないらしい。
「…あら、これワープの杖。…私には使えないわね。まぁいいわ、これはこれで何かに使えるはずだから。さぁ、早速準備をしなくっちゃ…
ああ、セリス様、邪魔者はやがていなくなります、そうなったら私のことだけ愛してくださいますね…お優しいセリス様だもの…私もあなたのご寵愛を全身でお受け致します…」
ユリアは危なげなことを呟きながら、杖の袋を持って自分の部屋へと戻った。
174名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:02:10 ID:BxBduaDl
それから何刻か過ぎた頃。空が真赤に染まり、影はゆらりと長く伸びる。日暮れを告げる鐘の音の後、ユリアは食堂と台所を結ぶ通路の柱の影に、杖を持って隠れていた。
「…あの女はまだなのかしら」
そんなことを呟きながら城の廊下を見ると、黒髪の儚げな少女…マナが、銀の台車の上に上質な料理を乗せ、嬉しそうにセリスの待つ食堂へと向かっていた。
「いたわ…ふふっ…」
マナは自分には気づいていない。好都合だ。ユリアはナーガの書を片手に携え、自分のコンディションを最高に高め、杖を掲げて詠唱を始める。
マナは魔力を感じ取ったのか、周囲を警戒してきょろきょろとする。しかし時既に遅し。マナはぱったりと倒れ、そのまますやすやと眠り込んでしまう。
そもそもこの世の中に、ユリアを超える魔力の持ち主はほぼいない。つまり彼女のスリープの杖を避けることができる者は、ほとんど…いや、ほぼ存在しないといってもよい。
ましてや平々凡々とした少女が、世界一の魔力を持つヘイムの末裔のスリープを避けられたら、それは奇跡というものだ。
ユリアは台車を柱の影に隠し、眠りこけてしまったマナを引きずって台車の下に隠す。
「…我慢我慢」
今すぐ足蹴にしてやりたくなる気持ちを抑え、ユリアは厩へと向かっていった。
175名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:03:33 ID:BxBduaDl
城にも当然、厩(うまや)というものがある。騎兵の乗る馬ではなく、伝令のための馬が飼われているのである。
そしてその横には王族が非常時にも食に不便をしないよう、豚をはじめとした家畜が飼育されている。
ユリアはその周囲にいる2人の兵士に遠距離からスリープをかけ、眠りこけた彼らの前を悠々と歩いていった。
「まったく…この城の警備って甘すぎないかしら。仮にもセリス様を守るんだったらもっと優れた人を選ぶべきだわ」
ユリアはそんなことを言いながら豚小屋の中へと入っていく。
ちなみに見張りの兵士にはバリアリングが持たされる。それにより、この城の宮廷魔道士レベルの杖ならあっさり防ぎきってしまう。
しかし聖戦士の血を受け継ぎ、マジックリングを装備し、念のためにナーガの書で最高のコンディションを保っているユリアの絶大な力の前には、そのようなものは飾りに等しいものである。
「鼻がひん曲がりそうね…」
ユリアはそういいながらレスキューの杖を振るう。数秒後、すやすやと眠りこけるマナと、彼女が腕によりをかけて作った手料理を乗せた台車が目の前に現れた。
手早くレストの杖を出し、マナにレストの呪文をかける。十数秒の後、マナは鼻にかかったような声を出して目覚めた。
「んっ…あれ?はっ…ユリア様!?」
異臭と地面の違和感に気づき、周囲を見渡す。ここが豚小屋であるということを知ったようだった。
そして目の前にいるのは、自分が現在最も出会いたくない相手。意識的に避けてきた相手。自分などでは到底かなわぬ相手。
「あら、どうしたのマナ。そんなに怖がることないでしょう?」
ユリアはにっこりと笑って、マナの肩に手をかける。
「ひっ…」
マナは後ずさりするが、ユリアの手からは逃れられない。あの日の恐怖が、マナの中に鮮明に蘇ってくる。
「申し訳ありません!お許しください!」
「何を謝っているの?」
「この間のことでしたら私がすべて悪いんです!ですからお許しください!」
恐怖からか。絶望からか。マナの瞳からは涙が溢れている。
震える声で狂ったように何度もごめんなさいと叫ぶその姿は、さながら親友や家族が拷問にかけられているときの罪人のようだとユリアは思った。
しかし憎い女に同情してやるほど、彼女は優しくない。
「そう…悪いと思っているのなら態度で示してもらわないと」
「態度…私にセリス様と別れろと…?」
マナの発言をとって、ユリアはにっこりと笑う。無論、肩から手は離さない。爪の一件があるからか、肩に手を乗せるだけでマナは脅えた表情を見せた。
「セリス様はあなたを愛していらっしゃる。私の一存であなたとセリス様を引き裂けば、セリス様はきっと悲しまれるわ。さすがにそれは酷というものよ」
「で、でしたら何を…」
「服を脱ぎなさい」
ユリアは笑顔のままで、そう告げた。
176名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:04:38 ID:BxBduaDl
「…え?」
「服を脱ぎなさい。今すぐ。下着も。大丈夫よ、別にそのまま外に放り出したりはしないから」
「で、ですが…」
ユリアの右手が肩から離れ、体の横へと伸びる。
「脱ぎなさい?」
「その…何をなさるんでしょうか…」
ユリアが携えていたオーラの書が燦然と輝き、ユリアに魔力を与える。そして次の瞬間、右手から光球が放たれた。
偶然その軌道上にいた不幸な豚は、この世のものとは思えぬ絶叫をあげ、塵も残さず消えさった。
周囲の豚が騒ぎ始めるが、それらもユリアがひと睨みするとぴくりとも動かなくなった。
「…あ、ああ…」
とっくに止んだはずの豚の断末魔が耳に残り続ける。ユリアの張り付いたような笑顔が、まるで悪魔の微笑みに見える。
この世にこんな芸当ができる人間なんて早々いない。ファラフレイムやトールハンマーならまだ理解できるだろうが、彼女が使ったのはただのオーラの書だ。
もはやマナは二の句を継ぐことはもちろんのこと、立つことすらできなかった。
「脱ぎなさい」
ユリアは相変わらずのにっこりとした笑顔で、しかし語気を少々荒げて言う。
「は、はい!」
マナはぜんまい仕掛けのように跳ね上がり、震える手で戦前から着慣れた地味な茶色のローブを脱ぎ捨てた。
ユリアは下着姿のマナをじろじろと見つめ、吐き捨てるように言った。
「…ふん、イザークの蛮族は布きれを巻いているんじゃなかったの?」
「そ、それは…」
マナが身につけているのはシアルフィ風の、純白色の簡素でかわいらしい下着。それがマナの着飾らない魅力を一層引き出してくれている。
「いいえ、言わなくてもわかっているわ。セリス様に買っていただいたのでしょう」
「…はい…」
ユリアは、すっと目を細め、低い声で呟いた。
「お優しいわ、セリス様…私には買ってくれたとしてもせいぜいドレスだけ…この平民には下着、靴下、髪飾り…」
目の前の女は、自分の大好きな男の寵愛をその一身に受けている。その事実がユリアを苛立たせる。
腸が煮えくり返るような殺意を何とか胸中にしまい、ユリアはなおも冷たくマナに命令する。
「全部脱ぎなさい」
「はい…」
身に着けているブラジャーとショーツを脱ぎ、その場に放り捨てる。
ユリアはそれを見て満足そうな表情になり、「そう、それでいいのよ」と小さく呟いた。
177名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:05:03 ID:BxBduaDl
「そのまま這い蹲りなさい。奴隷のように」
マナはすぐさま土下座する。
「こ、これでよろしいでしょうか…」
「ええ。面を上げなさい」
ユリアはそういいながら、豚小屋の土の上に放り投げられたショーツを拾い上げる。
指先に湿り気を感じ、ユリアは見下げたように…いや、事実見下げているのだが…マナを見おろした。
「あら…少し濡れてるわね。あなた…もしかしてお漏らししちゃった?」
ユリアの問いに、マナは許しを乞うように、何度も頷く。
近くで生命が悲鳴を上げて無残に散る姿を見たら誰だって失禁する。ほんの少しで済んだのはいわば彼女が戦場でそのようなことにある程度慣れていたからに他ならない。
おそらくセリスでも、その戦慄のあまりしばらく声すら出せないだろう。もちろん、そのことはユリアもわかっていた。
「怖かったのね…そりゃそうよね、私だって怖いわ。あなたの立場だったら泣いて叫んで命乞いをしているかもしれない」
そういいながら、ユリアはマナの頭を撫でる。撫でるたびにマナが震える。それが面白くて、ユリアは何度も頭を撫でてみる。
「でも許さない」
ユリアはにっこりと笑うと、笑顔のままで手に持ったショーツを引き裂いた。
いくら王族が使う高級品といっても、本来力を加えるような代物ではない。繊維質に沿って力を入れれば容易いことだ。
「あ、ああ…!なんてことを…!」
立ち上がろうとするマナの頭を、ユリアはその足で力いっぱい踏みつけた。
「あぅっ!」
「立ち上がっていい、なんて一言も言ってないわよ。分不相応の暮らしで気が緩んでいるのかしら?」
ユリアはそういいながら、マナの頭に強く体重をかける。
「それにあなたのその薄汚い服を破かないだけでも感謝して欲しいくらいだわ。お慈悲を下さってありがとうございます、くらい言ってくれてもいいんじゃないかしら?」
あくまでも自分が絶対だということをわからせるように、ユリアはマナを踏みつけている足を躙った。
「お…お慈悲を下さって…ありがとう、ございます…」
声と頭が震えている。その震えが足から伝わってくる。おそらくは屈辱と己の無力さに涙しているのだろう。
「よろしい」
ユリアは満足そうな表情になり、足をどけて、左手でマナの髪を引っ張って顔を上げさせた。そして右手で、破られて布きれと化した下着を、マナの目の前にちらつかせた。
「残念だけど、もうこれは使えないでしょうね…」
ユリアはそう言って、数刻前までマナの局部を覆っていた布きれを放り投げた。
それは弧を描いて飛んで行き、豚の餌箱にすっぽりと収まる。
「ま、豚の餌くらいにはなるでしょ」
「…!」
口をパクパクとさせて声なき悲鳴をあげるマナを見て、ユリアは自分の心が満たされてゆくのを感じていた。
涙に潤んだ瞳。絶望に満ちた表情。究極の無抵抗を示す全裸。屈服を示す土下座。そのひとつひとつが、ユリアの嗜虐心を満たしていくのだ。
「(ああ、癖になりそう…!)」
恍惚とした表情で、ユリアはマナの表情を見つめる。セリスが自分よりこの少女に入れ込むのも、なんとなくわかるような気がした。
そう、だからこそ。
だからこそ、粉々に打ち砕かなければならない。何もわからぬ魯鈍のようにしなければならない。それがセリスを横から掠め取った女に相応しい末路であり、裁きなのだ。
ユリアは真剣に、一点のくもりもなくそのように考えていた。
178名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:05:40 ID:BxBduaDl
燭台の炎はジリジリと音を立てて揺らぐ。その下では、満面の笑みを浮かべているドレスの少女が、素っ裸で跪き、泣きそうな表情で許しを乞うている少女の髪を左手で乱暴に引っつかんでいる。
「土臭さがうつっちゃうわ…まぁここも結構ひどいにおいだけど」
ユリアは一度マナから左手を離し、汚らわしそうに息を何度も吹きかけた。
「さて、次は…っと、そこが空いてるわね、行きなさい」
ユリアは先ほどまで豚が呑気に過ごしていた場所を指差す。その豚は数刻前に、ユリアの光魔法によってあっさりと天に召された。
マナは地べたに這い蹲りながら、首をふるふると横に振った。
あの豚と同じように消し去られてしまうのではないかという恐怖と、人間としての最低限の尊厳が、マナをなんとか思いとどまらせている。
「物分りが悪いわね…行きなさい」
ユリアは促すが、マナは首を振るばかりで動こうとしない。
「まったく…何度言えばわかるのかしらね」
痺れを切らしたユリアは左手でマナの髪を引っつかみ、先ほどのように顔を無理やり上げさせる。
すっかり脅えきったマナの瞳をまっすぐと見据えてやると、マナは恐怖のあまり口元を痙攣させながら涙を流し始めた。
無論、そんな涙で良心が痛むのなら、ユリアはわざわざこんなところにマナを連れてきていびったりはしない。
「ひっ…」
「私ね、物分りの悪い人は嫌いなの」
ユリアはそう言って、右手の手の平でマナの左頬を叩いた。
「あうっ!」
マナの耳にピシャン、という音が聞こえ、頬がジンジンと痛む。まったく手加減をしないその平手打ちに、マナは戦慄を覚えた。
「あのね…」
手の甲を返すように動かし、右頬を打つ。マナの頬には、細腕から繰り出されるとは思えない痛みが走る。
「くっ!」
「私はね」
「あっ!」
「言うことを」
「うっ…」
「聞かない人が」
「ひっ!」
「嫌いなの。わかる?」
平手打ちが連続で繰り出される。そのたびに乾いた快音が響き、マナの頬に鋭い痛みが走る。マナはただ、頬を真赤に腫らして泣くことしかできなかった。
ユリアの目は、弱者をいたぶる歓喜で爛々と輝いている。それが彼女には、何よりも怖かった。
「ねぇ、マナ。わかるかって私は聞いているのよ?」
ユリアは改めて彼女に問いかけると、マナは震えながら答えを口にした。
「…い、いえ…はい…わかります…」
「だったらさっさと行きなさい?私、すっとろいのも嫌いなのよ」
ユリアが手を離すと、マナは逃げるようにして豚小屋の隅…先ほど不幸な豚が命を落とした場所に跪いた。
179名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:06:14 ID:BxBduaDl
「まぁ、かわいらしい子豚さんだこと!」
豚の横で一糸纏わず無様に跪く薄汚れた平民出身の少女を見て、ユリアは哄笑する。
「うう…」
「そういえばこれ…食べ物だったかしら?」
ユリアは台車に手をかけ、マナにたずねる。魚の切り身を軽く焼き、それに野菜を添えた、簡素ながら愛情の伝わってくる美味しそうな料理だ。
「は、はい…」
「食べ物ね…」
ユリアはしばらく考え込み、そして無邪気な少女が悪戯を考えたときのように、にっこりと微笑んだ。
嫌な予感が、マナの脳裏に過ぎる。それと同時に、ユリアは台車の上に乗っている彼女の手料理を、隣の豚の餌箱に放り込んだ。
「あ、ああ…!そんな…!」
「セリス様に豚の餌を食べさせるわけにはいかないもの。そんなことくらい、土まみれの下衆で下卑たあなただってわかるわよね?
下賎な雌豚が作った料理を口にして、セリス様が王たる威厳を失うようなことがあったら、新生グランベル帝国の建国以来、末代まで語り継がれる恥になってしまうものねぇ?」
ユリアはそう言いながら、オーラの書に手をかける。今、彼女を怒らせればどうなるか。それは猿や豚でもわかることであった。
「はい…その通りでございます…」
マナはただ額を地にこすりつけながら相槌を打つ。その様子を見て、ユリアはにこやかに笑った。
「ほら、面を上げなさい」
「はい…ひっ!」
顔を上げたマナの髪を、ユリアの左手が引っつかむ。そして右手から、またも繰り出される平手打ち。
「こちらを見なさい」
「は、はい…」
「まったく、セリス様は優しすぎる方よ。あなたのような下等な民が作った料理をその口に入れることすら厭わない。
宮廷の料理人はみんな、あなたの『心遣い』を迷惑がっているのよ。そのことをわかっているの?」
「あうっ!」
「宮殿の女中があなたのことをどう噂しているか知っていて?ユリア様の足元にも及ばない、華やかさの欠片も無い野良娘…」
「ぐっ!」
「どうせうぶで純情なセリス様を体で誘惑したのだろう…とも言われているけれど、まさかねぇ?私、それだけはありえないと思うわ。
だってそんなあばら骨の浮き出たような不気味な体を、セリス様が本心から好むとは思えないもの。たとえ口先では綺麗だと言っていても、どうせお優しいセリス様のことよ、お前が傷つかないように世辞を言っているに違いないわ」
「そ、そんな…あばら骨なんて浮いて…あうっ!」
「お黙りなさい。世の中には稀にそういう体を好む殿方がいる、という話を以前聞いたことがあるけれど、セリス様がそんな異常な嗜好を持っているはずがありませんものね。
そんな骸骨に皮がかぶさっただけのような貧しくてみすぼらしくて見ているこちらが居たたまれなくなるような女を、セリス様が好まれると思って?」
マナの体にはあばら骨は浮いていない。しかし貧相なのは事実だ。そのことはマナに多少のコンプレックスを植えつけていた。
そのコンプレックスを、ユリアは言葉の刃で的確にえぐり、そこに平手打ちを加えることで、彼女の心の傷をさらに深いものにしてゆく。
「それにそうやって泣けば許されると思っている甘っちょろい考え方…王の妻になる器じゃないわよね?
はぁ、セリス様も酔狂だわ。こんな下品な女を好むなんて。どこかの平民女にバサークの杖でもかけられているのではないかしら」
ユリアはそう言って一度平手打ちの手を止め、マナの髪を掴んでいる手を離し、にこやかに笑った。
「はい、ではここで質問。あなたは何?」
「げ、下品で、下賎で、下等で、下卑た、下衆の血筋のある、豚でございます…」
「そう!こうやってすぐに媚を売ろうとする心構え…どこまでも平民の鑑だわ。だったらなおさらセリス様の妻などに納まる資格は無い、そう思わない?」
ユリアは苛立ちを隠せぬ様子で、マナに何度も平手打ちを繰り出す。
「ぐっ、ううっ…」
「アハハ、そうやって苦しみながら助けを乞うその目!潰したくなるわね…さすがに潰したらセリス様に怒られちゃうかしら」
「そ、そんな…」
「あ、そうだ。いっそのことあの死んだ豚のあとを追わせてあげましょうか。あなたは豚なのでしょう?あの豚にあの世でお嫁さんにしてもらいなさいよ」
(セリス様…お願い…助けて…)
ユリアの笑顔と平手に怯えながら、彼女はただ、来るはずのない助けを心の中で祈り続けた。
180名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:07:07 ID:BxBduaDl
どれほどの時間がたったのか。
小屋の中ではユリアの楽しげな笑い声と、平手打ちの乾いた音、そしてマナのすすり泣きが聞こえるばかりだ。
マナの顔は真っ赤に腫れ上がっている。既に恐怖することにも疲れ、その精神はもはや限界を迎えようとしていた。
「…ま、いいわ。今日はこれくらいで許してあげる」
その様を見て満足したユリアは突然笑うのをやめ、大きく伸びをして言った。
「そろそろ時間も時間だし、平手打ちをするのも疲れたわ。見張りもそろそろここに来るでしょうから…はい」
ユリアはにっこりと笑って杖を放り投げる。
「あなたは使ったことなかったかしら。リワープの杖。私は使えないからあなたに特別に貸してあげる」
「…」
「礼は!」
急に声を荒げられ、哀れな少女はすぐに地べたに這いつくばって謝り始める。
「は、はい!ありがとうございます、お優しいユリア様!マナは幸せです!ですからどうかお気を悪くなさらないでくださいまし!」
「さすが平民、媚の売り方も堂に入ってるわ。さてと…」
ユリアはそう言いながら、これまで出番のなかったライブの杖を振り上げた。癒しの光がマナの体を包み、腫れ上がった顔を治してゆく。
「…うん、我ながら完璧。はい、もう服着てもいいわよ」
ユリアは上機嫌になって、踏みつけられてしわくちゃになったマナの服を放り投げる。
「この杖を使ってあなたの部屋に戻りなさい。…誰かに言いつけたら、わかってるわよね?」
「はい、十分に!」
「だったらさっさと戻りなさい。私は歩いて戻るから。ああ、明かりは消しといてね」
ユリアはそう言って、豚小屋の入り口へと歩いていく。しかし何を思ったのか立ち止まり、振り返ってマナに満面の笑みを向けた。
「それじゃあね、マナ。また明日ね」
ユリアはそういって、満足げに悠々と外へ歩いていった。
「…あはは…はぁ…あはははは…」
その一言は死刑宣告にも等しかった。いや、それより残酷といっても過言ではなかった。
彼女のか弱い心は、今日の責め苦だけでも限界を迎えようとしているというのに。こんなことが毎日続けば、間違いなく発狂してしまう。
いっそこのまま死んだ方が楽になるのではないか。そんなことを思いながら、マナは与えられた杖を振るった。
181名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:07:42 ID:BxBduaDl
自分の部屋で、踏みつけられたお気に入りの服を畳み、新しい下着とワンピースを着る。
時間を確かめてみると、永遠とも思われた時だったはずなのに、なんと1時間も経っていなかった。
「…セリス様…」
自分の無力さに、マナは涙する。
誰にもいえない。言えば殺される。殺されるのが自分だけならいいのだが、おそらくあのユリアのことだ。言いつけられた相手がたとえセリスだろうと、アレスだろうと、シャナンだろうと、自分に逆らうものは塵も残さず消すだろう。
無論、近衛兵隊長や親衛隊長のような人間に言えばその末路はもっと悲惨なものになる。それは兎を獅子に向けて放つに等しいことだ。
助けなんて、誰にも求めることができない。
破り捨てられたショーツとしわくちゃになった服を見ると、むなしさと恐怖が胸に押し寄せてきた。
「…神様、お恨み申し上げます…私は今まであなたのお言いつけに背いたことはありません。それなのにどうして私がこのような目に遭わなければならないのでしょうか…」
そんなことを呟いていると、部屋の扉が多少乱暴にノックされる。マナが扉をあけると、その先にはセリスが立っていた。
「…ど、どこにいたんだマナ!探したんだぞ!?」
セリスはマナを見て驚く。肌がすっかり薄汚れており、涙のあとがただ事ではないことを匂わせている。
「…何があったんだい?」
「申し訳ありません…途中で、料理…失敗しちゃって…セリス様に合わす顔がなくて…」
「失敗をしない者などいるか!私だって失敗続きだ!この城の労働者だって失敗をしなかった者などいない!そもそも父の失敗がなければ、私は君に出会うことすらできなかったんだ!」
セリスはマナの肩を優しく抱きしめる。
「マナ、そんなことで気を病む必要なんてない!」
「セリス様…」
憔悴しきった心に、セリスの優しさが染み入る。涙が出るほど嬉しかったが、既に涙も枯れ果てていた。
「…お気持ちは嬉しいのですが、マナはもう休みます。ちょっと泣き疲れてしまいました」
「私にできることはあるか?」
「…今夜だけは…お傍にいてください…」
「なんだ、そんなことか。お安い御用だよ。…夕食を持ってこさせよう。マナはかぼちゃのスープが好きだったね?あったかいものを飲めば、きっと元気が出るさ」
「…ありがとう、ございます…マナは、幸せ者です…」
マナはセリスの胸板に寄りかかり、その温もりを確かめた。
この幸せも、いつかはあのショーツのように引き裂かれ、ドレスのように踏み躙られてしまうだろう。そしてそのうち、セリスもユリアの策謀にかかり、自分を愛さなくなるだろう。
だからこそ、今だけはセリスの寵愛を受けたい。愛されている間は、何も考えずにゆっくりとできるから。
セリスの腕の中で、マナはゆっくりと眠りに落ちていった。
182名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:09:22 ID:BxBduaDl
その翌日。セリスは食事を摂ったあと、従者にマナの世話を頼み、そのまま執務室へと向かった。
「陛下、おはようございます。早々失礼なのですが、不可解なことがあります」
執務室に着くなり、城の従者の中でもかなりのベテランであり、同時に切れ者でもある白ひげの男が、セリスに緊急の報告をした。
「ん?…不可解?ユリアのことか」
「いえ、ユリア様のことではなく。セリス様は豚小屋をご存知でしょうか?」
豚小屋といわれ、セリスは首をかしげる。数秒後、伝令用の馬がいる厩を思い出した。
「…もしかしてあの厩の横にある小屋のことかい?あそこには豚が飼育されていたのか」
「はい。そちらの豚が昨日いなくなっておりまして…」
「何?何匹だ」
「5,6匹です。何でも城門の見張りをしている兵士からは、遠くで豚の悲鳴が聞こえたということでして」
「悲鳴…」
「さらに消えた豚が元いたところの土がひしゃげておりまして…見張りの兵士も気づかなかったということです」
セリスの表情がだんだんと深刻なものになっていく。
「他には?」
「食事を運ぶための台車と、空になった皿がありました」
「…」
マナの発言が脳裏に過ぎる。
『申し訳ありません…途中で、失敗しちゃって…』
確実に、マナに関係がある。セリスはそう確信し、従者に命じる。
「行こう、案内してくれ。仕事は後回しだ」
「い、いけません!陛下とあろう者がそのような汚らしい場所に…」
「いいや、これは大事なことだ。お前もそれがわかっているから、私に報告に来たのだろう?」
「はっ、しかしセリス様、今はこちらのお仕事を先に。豚小屋の件はしっかりと現場保存をしてありますゆえ…」
「そうか、それならさっさと仕事を終えよう。暇をしている者を全員ここに呼び、仕事を手伝わせろ」
セリスはそう命じ、羽ペンをインクに乱暴に突っ込んだ。
嫌な胸騒ぎが止まらなかった。もしかして、マナはとんでもないことに巻き込まれているのではないだろうか。
自分にはそれを確かめる術はない。たずねた所で、マナは絶対に口を閉ざすだろう。
しかし彼女の昨日のただならぬ様子は、料理の失敗だけでくるものではない。
「マナ…いったい何があったというんだ…」
183名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:10:01 ID:BxBduaDl
「あの女…こんなことならもう少し杖を勉強しておけばよかったわ…」
執務室の外で聞き耳を立てていたユリアは、小さく舌打ちをする。
這いつくばって涙を流し、言うことを何でも聞く。そんなマナの姿にすっかり満足して、すっかり油断していた。
ぬかった。まさかあそこまで大きな痕跡を残してしまうとは。豚小屋の土はともかく、台車はマナがおそらく片付けてくれるだろうと考えていた。しかしマナにもそこまでの精神力が残されていなかったらしい。
否…違う。これはきっと彼女なりの助けを求めるメッセージなのだ。
人間は違和感に敏感だ。そこからあらゆる考えを巡らし、真実にたどり着いてしまう。そうなる前に次の手を打たなければならない。
腸が煮えくり返る。こんな初歩的なミスを犯してしまった。あの台車がなければ、豚が減ったことも、えぐられた土のことも気づかれるはずがなかったのに。
今から証拠隠滅のために動いても、逆にセリスに怪しまれるだけだ。ばれてしまえば自分の計画はすべて丸つぶれである。
ユリアは何度か深呼吸をして気を落ち着けると、にっこりと笑った。
「…まぁいいわ。過ぎたことを悔やんでも仕方がないもの。次から同じ失敗をしなければいい話よ…
あの女、今日もたっぷり痛めつけてやる…それで奴隷としての言動が板についてきたところで…ふふふふふっ…そして私はセリス様と…」
近い未来にセリスの隣に座る我が姿を思い浮かべ、つい笑みが漏れてしまう。
「…おや、ユリア様。どうかなされましたか」
執務室から一人の従者が出てきた。楽しい妄想の邪魔をされ、ユリアは心中で舌打ちをする。
しかしここで不機嫌になっていては、今後の計画に支障が出るかもしれない。ユリアはつとめて明るい笑顔を作った。
「いいえ?外のタンポポの花がとてもきれいでね、セリス様に教えて差し上げようと思いましたの。そうだあなた。ちょっと手紙を書くから、紙とペンを持ってきてくださらない?」
「かしこまりました、少々お待ちを」
従者は一礼の後にその場を足早に去る。
その従者が去っていったのを確認して、ユリアはにやりと微笑む。
「己が身を呪うことね、マナ」
184名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:12:19 ID:BxBduaDl
続く…のか?
昔このスレでユリマナ書いた人ですけど、覚えている人いるんでしょうかね
あと俺はオーラの書をギャリック砲か何かと勘違いしているんじゃないのか
185名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 19:20:32 ID:SGkrIiRo
不勉強で見てないが今から確認する、乙
あと俺も近く何か投下する
186名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 19:58:00 ID:Pjxcdwyv
いやユリアだったらファイアーでもファラフレイム級に変える力はありそう・・・
ぜひとも続きは見たい
187名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 21:34:49 ID:zIsv8A/7
>>184
お!これずっと続きないのかなぁって半ば諦めてたやつじゃないか!
まさかこうして続きを読むことができるとは…嬉しいぜ!
しかしセリユリ好きとしてどう反応すべきなのか困るなw
188名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 15:26:28 ID:26Hru8Ea
マナマナかわいいよぉ!
189名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 05:15:41 ID:XV6BbKNK
今後どうなるのか気になるわ
190名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 13:37:42 ID:+3bAC96X
何故止まる
191名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 08:33:12 ID:SjZ3WhfC
俺の中ではいぢめられキャラが定着しているユリアだが、いぢめるのも割と新鮮でよかったな。
まぁあんな兄達を持っているから、しっくりくるのかもしれんが。
192名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 20:45:31 ID:c6oXSmG1
こういうユリアも有りだな。
いや勿論普通のユリアも好きさw
193名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 11:28:20 ID:Qb12Eh31
ほしゅ
194名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 18:23:04 ID:IxP39nnp
セリス+バルキリーで蘇ったユリウス(※性格はロプト神が居ないのでユリアのいう心優しかった頃の兄)×イシュタル
なんてエロパロを思いついたんだが…くぅ、SSが書けないぜorz
195名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 01:33:16 ID:oRLLQprw
>>194
そこにユリアやらティニーやらセティやらが飛び込んできて一大乱交に
196名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 10:27:00 ID:5X8QkFPV
ほしゅ
197名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 19:45:35 ID:VpWnCWrE
age
198名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 10:59:47 ID:5D5rxFMY
>>151
その後の進展おせーて
スレ別目録から読める過去作品がちょっとずつ増えてるから、
保管作業が続いてるのは何となくわかるけど
199名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 02:23:24 ID:63PUC8rY
SS書くために聖戦やり直してたんだが、ちょうどいいところでセーブデータ消えちまった。

よく考えたら10年以上前の作品なんだよな、そりゃ電池も劣化するか…。
200名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 04:04:49 ID:Ys9kN2QD
残したいデータはPCに吸い上げるしかないね。
201名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 16:31:35 ID:XLMO1Wcc
ちょうどVCでやってる
202名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 22:25:24 ID:igsqNJFe
>>199-201
純粋にゲームを楽しみたいのなら、制限プレイがお勧め
・平民縛り
・最速攻略(詰めエムブレム)
・アーダン様一人クリア

世界が変わって見えるぞ
203名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 14:35:05 ID:S93uww9b
まじか
204名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 22:29:19 ID:09rAOcfA
どうせ生鮮なら某板のマイナーカプスレにあるようなの読んで見たいな
特にジャムカはエーディン相手多いけど、他女子でも十分エロいと思うし
205名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 08:14:32 ID:urzbxzX+
適当書き殴り二本立てです。
……次はまじめに書きます。
ひとつは百合なので注意

★ディーク×クラリーネ

「あん……あぁ、あん、あんっ! あぁぁん……!」
 淫声とともに、くちゅくちゅと淫猥な水音が天幕にひびきわたる。
 中央にある暖炉の光によって、かれら二人の姿がうつし出されていた。
「ぁふ、あん……やぁっ、はぁぁん…………んぁぁあんっ……!!」
 彼女は、両手を縛られて頭上に拘束されていた。
 さらには、紫色の上衣をはだけて胸をあらわにし、スカートをまくりあげられ下着さえも取り去られている。
 その無防備な肢体、しかも最も敏感な部位を、何者かの指が出し入れを繰り返しているのだ。
「はんっ! あンっ! ディークっ……はぁん! わたくし、もう……あぁん! 来て、しまいま……す……!!」
 あどけない胸の突起を吸われ、いやらしい濁音と愛液とを秘処から発しながら、金髪の美少女はあえいだ。
 そんな彼女を見ながら彼――ディークは不敵に笑い、口を開いた。
「いいぜ、嬢ちゃん。思いっきりかわいく、よがってくれ」
 言い終えると同時に、男の攻めがはげしくなる。
「――はンっ!! ダメぇ!! いッ、イっちゃう…………っ!!!」
 迫りくる快感の波を堪能しつつ、少女は愉悦にそまった双眸をうすくひらいて、男の太い腕によって穢される自らの花弁を眺めている。
 ディークは攻め手を緩めることなく、このいとけない少女の膣、その奥の奥まで中指を挿入し……攻めたてた。
「っっ!!!」
 クラリーネの恥部からくちゅくちゅと淫音が洩れ出てくる。
「……あァンっ!!! …………はァあンっ!!!」
 少女は予感する絶頂に耐えているのだろうが、もうすぐそこまで来ている快楽に、嬌声を我慢することができない。
 そして……
「――いやぁあっっ!! んはぁあンっっ!!!」
 男が愛液のたっぷりついた中指を膣内から脱すると、少女はビクビクと肢体をわななかせて至高の悦楽を味わった。
「はンっ…………あん…………はっ……はぁ、はぁ……」
 大またを開き両手を拘束された半裸の状態のまま、金髪少女は愉楽の余韻を感じていた。
「…………嬢ちゃん、もういいだろ?」
 渋い顔で訊いてきたのはディークだ。
「…………まだ……まだですわ。口淫が残ってますわよ!」
「それにしてもです。今気持ちよくなられたばかりで……」
「問答無用、ですわ! あの時のこと、忘れたとは言わせませんことよ!」
 引き締まった体躯の男はがっくりと肩を落とした。
「分かりましたよ…………はぁ」
 我ながら情けない。自涜行為を盗み見られるなんて……
 と、自らの失態を悔やんだディークであった―― FIN
206名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 08:15:41 ID:urzbxzX+
★イグレーヌ×ソフィーヤ

 太陽がさんさんと照りつけるナバタ砂漠、その里の近くに、大小ふたつの人影があった。
 小さな方は一本の木によりかかり、大きいほうはその傍でなにやらあやしい動きをしている。
「あ…………あぁ…………はぁぁァ…………!」
 人影から発されるのは、幼いが悩ましい、少女の嬌声だった。
 見るに、すみれ色の髪の少女は一糸まとわぬ姿で木に寄りかかり、両手を頭上に縛られて緊縛されているではないか。
 そんな無防備な美しい少女に触れているのは、浅黒い肌と長い金髪をもつ女性だった。
「あん…………んっ……あっ………………やあぁ……」
 膨らんですらいない胸の突起に舌が這い、はしたなく開いた股ぐらには褐色の手がやさしく添えられている。
「…………ソフィーヤ、気持ちいい?」
 ゆったりとすじをなぞりながら、金髪の女性はきいた。
「……はい。…………きもち、いい……ですっ……――あン……!」
 憂いを帯びたかわいい声を発しながら、つきあげる快感に思わず眼を瞑った少女――ソフィーヤ。
「そう…………じゃあ、もっと身体の力を抜いて……」
「…………」
 幼い少女は、丈が倍はありそうな女性に言われるがままに、気を楽にした。
 木によりかかり、両手を頭上に固定されて……さらには、裸なのにも関わらず股を完全に開いている格好だ。
「……いい子ね…………」
 彼女は微笑みながら、無垢な美少女に近づいた。
 まもなく、大小ふたつの人影がかさなり合った。
「…………んっ! ………………あァ……っ!」
 ちいさな乳首を口に含み、次いでちゅぷちゅぷと吸い付く音が聞こえる。
 ソフィーヤは敏感に反応し、稚けない肢体をふるふるとわななかせている。
「……あン…………はァ! っ…………やぁァ……!!」
 ひときわ高い声が出るのは、一定のテンポですじをなぞられているからだ。
 金髪女性のそのゆるやかな手つきは、経験の豊富さを感じさせる。
「や……あンっ、あぁん! ……はぁ、はぁ…………っく、あっ……あぁっ、はぁン……っ!!」
 平坦な双丘の片方をちゅくちゅくと吸い、もう片方をくにゅくにゅ弄り回し、すじを触られているうちに、早くも秘処は湿ってきていた。
 幼い喘ぎが少しづつ激しさを増し、身体も顔も目にみえて火照りはじめている。
「…………ソフィーヤ、もういいかしら……?」
「っ……は、はい。……はぁ、はぁ…………だいじょぶ、です…………あフっ……!」
 褐色肌の穏やかな女性の問いに、少女はせまる快感を抑えながら答えた。
207名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 08:17:23 ID:urzbxzX+
 くすっ、と――イグレーヌは笑った。
「……可愛いわ、ソフィーヤ」
「っ――ひあんッ?!」
 少女の口からひときわ甲高い嬌声が洩れた。
 イグレーヌが秘所に指を侵入させた故だが、彼女はソフィーヤに休む間を与えない。
「ひっ………………あンっ! ……やぁ、あん! ぁん! ぅン、はん、あぁァぁ…………!!」
 左右に脚を真っ直ぐ開かれた股の中心に、女性の指は刺さるように出し入れをくりかえし、少女の陰部をぐちゅぐちゅ穢していく。
 普段はもの静かで大人しいソフィーヤも、この激しい攻めと快楽に、自然といやらしい喘ぎ声を発してしまう。
「あぁんっ! やっ、あっ、はぁん……あぁァン!! ふぁあぁっ、はぁン!!」
「あら……もうきちゃいそうなの……」
 目をつむってひたすらあえぐ少女を見ながら、イグレーヌは少し残念そうに息をついた。
 それから、微かな嬌笑に転じると、
「それじゃあ、気持ちよくさせてあげる……」
 言下に、彼女はソフィーヤの花弁の前に顔を近づけ――舐めあげた。
「――ひゃあぁぁっ……っ!!!」
 悲鳴のような稚けない嬌声とともに、華奢な肢体がびくんと震えあがる。
 イグレーヌはそんな少女にも容赦はなかった。
「ひあっ!!! ひゃ……あっ!! はっ!! あぁんっ!! あぁんっ!! ダっ、はァぁあンっっ!!!」
 ソフィーヤの、未だ成熟しきらない最も敏感な突起を舐め、膣内を指ではげしく出し入れし……
「……いいわ、気持ちよくなって。ソフィーヤ…………」
 ……なぜか。彼女はいきなり攻めるのをやめた。
 だが――
「――あぁっ!! ひゃぁン!! ……ふあぁぁァああぁ――!!!」
 幼い少女の秘処から、至高の快感によって生じた愛液が噴きでた。
 双眸を閉じて、口をあけっぴろげに悦楽を味わうソフィーヤを、イグレーヌは愛液を浴びながら満足そうに見つめていた―― FIN
208名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 20:52:21 ID:XGwa8hTB
GJ
209名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 21:55:23 ID:ZJwFEGnK
ほほう、これで適当書き殴りとなGJ

是非本気のを読みたいです
210名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 23:44:05 ID:yW0C3rtN
GJ
どっちもエロかったけど、オチが付いてる一本目が気に入った
211名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 10:28:02 ID:ZQTbZW0r
いや、イグレーヌとソフィーヤも視覚的になかなかいいぞ。
色彩とか体系のギャップがあるのがたまらん。
212名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 13:27:24 ID:hqa25WiC
百合は好かん
お肉棒でよがっているところが見れんからつまらん
213名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 22:46:36 ID:o0RyB3id
長編に期待

文体が四日目の人に少し似てるとおもた
214名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 07:47:22 ID:t8ALN9GS
>>205です。
今回はすこし陵辱描写が含まれておりますのでお気をつけください。
二日に分けて投下します。



★ガレット×リリーナ 

 ロイ達が、ナバタとエトルリアの国境付近の城を奪還した、その夜のこと。
 リリーナはその間に仲間に引き入れた者――ガレットに声をかけ、ロイに報告しようと告げた。
 だが、彼の反応は芳しくなかった。
「……やっぱ無理だ。俺みたいな山賊が認められるわけねえよ」
 しかしリリーナは、意固地に彼を説得する。
「ロイはそんな人じゃないわ。話せばきっと分かってくれる……」
 自信を持って言うリリーナに何を思ったか……彼はため息をつき、
「分かったよ……仕方ねえな」
 乗り気でないながらも、元山賊の長は了承してくれた。
 そんなわけで、ふたりはロイとマーカスの居る天幕に訪れる。
 おそるおそる一緒に天幕をめくると、少年と老騎士はなにやら話しこんでいる最中だった。
 みるや、赤毛の少年の顔はすっかりやつれていて、激戦の疲れが色濃く出ていた。
「……ロイ」
 リリーナが遠慮がちにロイを呼ぶ。
 少女の声を聞き入れた少年は、入ってきたふたりに視線をうつした。
 ――この間、ガレットはロイの顔色がはっきり変わるのを見逃していない。
「リリーナ……そちらの方は?」
 疲弊した雰囲気のまま訊ねる少年にとまどいながらも、
「ガレットよ。ごめんなさい、わたしがまた勝手に……」
 少女は謝礼も含めて男の名を告げた。
 そんな少女に、やつれた顔のままロイは微笑んだ。
「何を言ってるのさ。ただでさえ人手がないんだ。誰だって大歓迎だよ。
 ――ガレットといったね? 少なくとも、ぼくはあなたを歓迎したい。
 疲れているだろう? 今日のところは、割り当てられた天幕で休んでほしい」
 ロイの言葉に、ガレットは恐縮した様子で口を開きはじめた。
「わりぃな……俺みたいな山賊をよ」
「大丈夫。……すまないが、ぼくも疲れていてね。あなたも今日はゆっくり骨を休めてくれ」
 首をふりながらねぎらった少年に軽く頭を下げてから、ガレットはきびすを返し、天幕を退出した。
 ………………。
 三人がのこった天幕内に、なにやら気まずい雰囲気がただよう。
 最初に喋ったのは、まもなく還暦をむかえるであろう老騎士だった。
「リリーナ様、失礼ながらもうあのように素性の知れぬ者――ましてや山賊を引き入れるのは控えられたほうが……」
215名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 07:48:43 ID:t8ALN9GS
 黙っていられない少女は、すかさず口をはさむ。
「ごめんなさい、マーカスさん。……けれど、私は――」
「リリーナ、悪いけど僕も今回ばかりはマーカスに賛同したい」
 言葉をさえぎられた少女は、少年の台詞におどろいた様子だった。
「というより、今回かぎりにしてくれないか? 以前の者は頭が足りないから良かったものの、あの人はいつ軍の‘おでき’になるか……」
「ガレットはそんな人じゃないわ。私がそれを証明してみせる」
 強い口調で言うリリーナに、ロイはあきれたように言った。
「つまり、きみが彼を変えるって話じゃないか」
 少女はこれに激しそうになった。
 それをなんとか抑えると、おそってきたのはひどい憂鬱感だった。
 リリーナは心の感情そのままに、あどけないおもてに憂い顔色をあらわにして口をひらいた。
「ロイ、残念だわ…………」
 少女はなんとか一言しぼり出すと、すぐさま踵をかえし、天幕をめくって出て行ってしまった。
「…………ロイ様」
「リリーナは優し過ぎるんだ。はっきり言ってぼくだって甘いのに……優しさも過ぎると、かえって毒にしかならないんだよ……」
 独白する少年の顔色は、疲れもあいまって深い憂慮にそまっていた。

 ―――

 リリーナがロイのもとを後にし、うつむきながら自分の天幕に向かおうとしていた中途。
「よう」
 背後からかかるその声にぎょっと振り返った。
「どうした、そんなに落ち込んで?」
「ガレット……」
 他の者が休んでいるであろう天幕のそばで、男は腕を組んで立っていた。
「ああ言われるのなんざ分かりきったことだろうが。だから言ったんだよ、嫌だって」
 ガレットの台詞に、リリーナは目を見開く。
「聞いていたの……?」
「たりめーだ。で、どうしてくれんだ、あんたは? 軍を率いるやつすらあれじゃ、他のやつらは俺をどう見ると思う?」
 なじるような口調に、少女はさらにしゅんとしてしまう。
 まさか、ロイがあんな考えをもっていたなんて……少女にとっては意外だったし、なにより非常に残念でショックだった。
「わかんねぇわけじゃねぇよな。……ったく、だから嫌だったんだ」
「……ごめんなさい」
 謝ったリリーナの声がかすれていることに、ガレットは少しばかり心をゆさぶられた。
 思わず少女の顔をうかがってみると――泣き顔に手をあてて嗚咽をもらしているではないか。
「わかってもらえ、ると……思ってたの、に…………」
 ふぅぅ、と肩を落としてから、男は大仰にあきれた表情になった。
 そう簡単に泣いてんじゃねえよ、と言いたくなるのを抑え、落ち着いてしゃべり始める。
「甘すぎんだ、あんたは。あいつらの話聞いたら以前にも、俺と同じようなのを引き入れたことがあるみてえだし……その内、ひでえ目に遭うかもしれねえんだぞ」
「でも、わたしは……」
「でもじゃねえよ。間違ってからじゃおせえ。そういう意味じゃあいつらは正しいんだよ」
216名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 07:49:55 ID:t8ALN9GS
 ……沈黙がながれる。
 先に話したのは、なんとか泣き止んだリリーナだった。
「……あなたは、悪い人じゃない」
「はっ…………?!!」
 ガレットはあまりにおめでたい少女に怒りを覚え、むしろ笑い出しそうになるのをなんとか堪えた。
 そして、思いっきり蔑んだ顔で言う。
「はっ! 何を言うかと思えば……山賊の頭つかまえて言う言葉じゃねえな、おい!」
 あと僅かで怒号に転じそうな勢いに、さすがのリリーナも恐怖を覚えたのか、震えている。
 さらに追い討ちをかけるがごとく、男は少女につかつかと歩み寄った。
「…………ガレット?」
 涙目になりながら、両手で自らの身を守るかのような少女の仕草に、男の劣情があおられた気がした。
「いっぺんひでえ扱い受けないと、そのおめでたい思考は治んねえだろうな」
「…………!!」
 言下に――ガレットの右腕が、少女のまたぐらをスカート越しにさすっていた。
 少女の顔色が一瞬で赤くそまり、細腕がガレットの逞しい腕をつかむ。
「やめてっ! ガレット――」
 甲高くかわいた音がこだまして、リリーナの言葉は途切れた。
 男が、少女の頬を張ったのである。
 痛みと衝撃からか、リリーナの碧眼から再び涙がながれた。
「ガレ、ット……」
「この程度で泣くなんざあ、よっぽど箱入りな生活送ってきてるんだろうな」
 男は冷たい笑みを浮かべながら、少女の着ている赤いスカートをまくった。
「お願いガレット……もう、私……」
 男はその言葉に心底あきれて、大きくため息をついた。
 ――何を思ったか、掴んでいたスカートを離す。
 それには、少女も意外そうに彼をみつめていた。
「あのなあ……こういう状況で「やめて」だの「許して」だの男に言ったところで、きいてくれると思うのかあんたは?」
 少女は呆然としながら、ガレットに見入っている。
「煽ってどうすんだよ。本当にやられたくないなら、もっと抵抗しろよ」
「やっぱり……」
 男は少女の顔をみた。
 ――涙をうかべながらも、天使のような微笑をガレットにむけている。
「……やっぱりガレットは、やさしい人だわ。なのに、なんでみんな分かってくれないの……」
 男はぴしゃっと額を叩いた。
 そして、少女に近づくと――彼女をおもむろに軽々抱きかかえたではないか。
「………………っ!!」
「やっぱりダメだ、あんた。ほっとけねえや」
 言いながら、驚きのあまり言葉をうしなった少女を抱きかかえて、自分に割り当てられた天幕にむかって早足で進みはじめた。
「ガレット……」
「黙ってろよ。騒いだら、どうなってもしらねぇぞ」
 微かにわななく少女に、男は脅しも含めて念を押した……
217名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 07:51:21 ID:t8ALN9GS
 ―――

「きゃっ……」
 六人程度しか入れなさそうな狭い天幕に入るなり、ガレットは少女を寝床に放った。
 リリーナはあおむけに身を起こしながら、長身をかがめている男を見すえる。
 ――嗤っていた。
「……聞いて、ガレット」
「聞かねえ」
 問答無用だった。
 男は身を落として少女に覆いかぶさり、拘束しようと手をのばす。
 当然、リリーナは抵抗した。
「おねがい、ガレット! やめてっ!!」
 寝転んだ体勢で、少女は襲来する剛腕をはらおうとする。
「だからよ、意味ねぇんだよ! そんなことは!」
 華奢な少女の細腕では両方でも、屈強な男の片腕には敵うはずもない。
 大きな掌でいとも容易くふたつの手首を捉え、リリーナの頭上にもっていった。
「っ!! …………ガレット!!!」
 鳴き声で自分を呼んだ少女に、男はうんざりしているようだった。
「んだよ」
「わたしっ…………その……まだなのよ。……はじめてはロイと――」
「寝言は寝てからにしてくれるか」
 おおよそ感情がのせられていない淡白な呟きに、少女は我に帰ったように硬直した。
「……あんたが貧しい村の民だったとしようか。
 そういうとこってなあ辺境であればあるほど、山賊による介入を受けててもおかしくねえんだ。
 で、あんたはずかずかと家に入り込んできた、自分に迫ってきた山賊に言うわけだ。
 『私はまだ経験がないから、やめてください』」
「…………」
「山賊はその言葉に嬉々として襲いかかる。顔を殴り、服を剥いで、強引に純潔を奪う。それが自然の摂理だ……違うか?」
「…………」
「で、今の状況はどうだ? 俺があんたを乱暴しても、誰も助けにこない。そうなったら……あんたは絶望するわけだ」
 大粒の涙が、青髪の少女の碧眼から次々とあふれ出していた―― 

 前編 終



おっさんと少女の組み合わせに萌えるのは少数派っぽいっすね……
218名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 11:23:04 ID:twqNnnF4
>>217
GJ!とても良かったです
続編も期待しています
219名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 00:21:03 ID:uSsB3wnx
>>198
もの凄く遅レスで申し訳ないですが…
今は過去作品を整形して増やしている途中です
今までに保管されていた分は今月中に追加出来ると思います
前スレ今スレ分は来月をめどに。
220名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 07:10:51 ID:lb9UaufB
おっさんと少女は俺も好きだぜー
アストールとリリーナとかも良さそう
221名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 10:23:53 ID:ZY6K+ljM
おじさまと幼女の組み合わせ大好きですよ
後編待ち
222名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 23:43:33 ID:KlSCXumX
>>217
いいぞもっとやれ

おっさんと少女の組み合わせよりも、
頭の中がお花畑なお姫様相手に男の欲望という現実を突き付けるシチュに萌えた
223名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 12:11:10 ID:ErHuBES4
遅れてしまって本当に申し訳ない



★ガレット×リリーナ 後編

 青髪の少女――リリーナは両手を頭上に拘束されながら、涙によって霞んでうつる褐色の男を見つめている。
 彼女はいまさらながら、激しい悔恨の念に駆られていた。
 例としては不適切かもわからないが、リリーナは、自分はクラリーネのような文字通りの箱入りおてんば娘とは違うと思っている。
 本人には失礼だが、それ自体は間違いではない。
 知見や社交性、ついでに常識も、彼女とは比較にならないものを持っている。
 では、いったい何が足りなかったのか?
 まずは、圧倒的にみじかい人生経験と……「本当に惨いもの」を目の当たりにしたことがない所である。
 事実を述べるならば、リリーナとクラリーネは、歩んできた道にはさほどの違いはない。
 ふたりの両親はきわめてマイペースであり、いい意味での放任主義で娘を育んできた。
 だが、マイペースだからといっていい加減なのではなく、しっかり守るべきところは守る、できた両親だった。
 いや――でき過ぎた、と言うべきなのだろうか。
 各々の親たちは、自分たちが凡人にはない感覚を有していることを悟っていた。
 普通の者なら浴びせられて不快を催す罵言が、自分にとっては取るに足らないものだったり……
 普通の者なら心身ともに本腰をいれなければできない努力も、自分にとっては当然のようにこなすことができた。
 ゆえに……自分の跡取りだからといって、縛りつけるのはやめよう。
 醜聞や苦痛に触れさせずに育てて、明るい人格を形成させよう。
 貴族の娘として最低限の教育をほどこして、あとは本人の好きにさせてあげたい……
 しかし。
 そんな、いわば‘過保護’のもと大きくなったために外聞がほとんどなく、いわゆる‘世間知らず’な娘になってしまった。
 辺境の貧しい村の飢饉、山賊による略奪や惨殺、痴情のもつれで自害した貴族……
 こういった、起きて欲しくない事件やできごとの全てが、彼女たちは聞かされてすらいないのだ。
 平和ボケしても致し方なし、なのである。
「――おい!! 聞いてんのかこら!!」
 男の野太い声が、呆けていた少女の耳ににごったように響きわたった。
 僅かの間、意識が朦朧としてしまったらしい。
 涙が枯れたようで、眼前にいる長躯の男ははっきりとみえる。
「……なんだ、意識はあるみてえだな。ったく、及ぼうって時に飛ぶたぁいい度胸じゃねえか、おい?」
 男はごく自然に喋りながらも、少女の身体をおおう衣服を剥ごうとしていた。
 ここで彼女がまた精神をやられていてもおかしくはなかったが、もうこの程度では動じなくなっていた。
「ガレット……」
「まだなんかあんのか……少しは自分の運命を受けいれろ。だいたい――」
「わたしが間違っていたわ」
 ほんの一瞬だが、ガレットはリリーナの言葉に硬直したらしかった。
224名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 12:12:59 ID:ErHuBES4
「ガレットの言うとおり、わたしは箱入り娘……そう言われてもおかしくないわよね」
「いまさら何言ってやがる。だからなんも知らねーんじゃねぇか」
「じゃあ、ガレットが教えてくれる?」
「…………はぁぁ?!!」
 相当に間の抜けた声だった。
 なにほざいてんだこいつは、と言わんばかりの雰囲気で少女を見て――首周りをおおう赤いケープを破りとった。
「……教えてやろうか?」
 男は真顔で少女を見据え、低い声で言った。
 未だ、リリーナは両手をガレットに囚われて頭上に拘束されている。
 スカートと上着が一体となっている魔導師の衣の中心に、オスティアの紋章が縫い付けられていた。
「是非教えて欲しいわ、ガレット」
 その口上をはっきりと綴った少女の顔には、迷いや偽りの響きは感じられない。
「あなたは山賊、わたしは村娘……だとしたら、あなたはどうしているの?」
「教えて欲しいのか? 本当に?」
 男は無表情で、少女の顔色を窺った。
 彼女も同様に、真剣そのものの顔つきで男を直視していた。
 実は、ここで余裕がないのはガレットの方だった。
 当然ながら経験はあるものの、相手は年端もいかぬ少女で、しかも貴族の娘である。
 さらにいうなら、一応は自分が身をおく軍指揮官の許婚であろう存在なのだ。
 自分が最初に手をつけたのが割れてしまったらどうなるか、理解できないほど彼は暗愚ではない。
 ふぅ、と息をついて瞑目し――男は少女の両手首を解放してやった。
 拘束をとかれた少女はへたりこんで、そんな彼に僅かな疑念の視線を投げかける。
「…………どうしたの?」
「何が『どうしたの?』だ。あんた、自分がそこらの村娘とは違う事知ってるから、そんな平気でいられんだろうが」
「え……」
「っても、あんたをここに連れ込んだのは事実だ。あのロイってやつに言えば、俺は裁かれる」
「…………」
「針小棒大に言っちまえよ。純潔を穢されたとか告げれば、怒り狂って斬り殺……」
「ガレット、いけないわ」
 男の言葉をさえぎった少女の声に、剛毅な意思が感じられる。
「あなたは教えてくれるって言ったわ。わたしは貧しい村の娘が、どんな理不尽な仕打ちをうけているのか知らない。
 男の人の情欲も、どんなものなのか知らない。でも、それじゃだめだって思ったの」
「…………」
「お父様がよく仰られていたわ。『民の気持ちを鑑みない領主は長続きしない』って」
「…………」
「思えば、わたしがロイと初めて交わすのが当然と思ってたのも、傲慢で思慮分別のないことよね。
 村に住まう女の人には、望まぬ閨事を強要させられている人がいるのに、わたしは今まで考え及びもしないで……」
225名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 12:14:09 ID:ErHuBES4
「そこまで分かったなら十分だぜ」
 口をはさんだガレットの声には、どこか悟ったような雰囲気がこもっていた。
 そして、なんと――彼は大きな体躯を縮みこませ、少女にむかって跪いたではないか。
 リリーナも相当に驚いているようで、碧眼をまん丸く見開いている。
「悪かったな。ひっぱたいたり、連れ込んだりしてよ。この期に及んでなんだが、できればロイってやつに突き出すのは……」
「駄目よ、ガレット。わたしをがっかりさせないで」
 膝をついている大男にとって、それは意外な台詞だったのかもしれないし、微かに期待していた台詞なのかもしれない。
「ここでのあなたの事をロイに言うつもりはないし、言ってしまったらわたしも、あなたも後悔するわ。だから……」
 少女は言葉を切った。
 おもてに紅葉を散らしながら、碧く澄んだ瞳で褐色肌の大男に目をそばだてている。
 見られているガレットはいくらか懸念しかけたが……やめた。
 ここで彼女の期待を裏切ったら男がすたる。
 とはいえ…………自分が男として求められることなど初めてなのだ。
「……いいのか、俺なんかで? ツラは見られたもんじゃねえ強面だし、俺相手じゃあ多分苦痛でしかねえと思うぞ?」
「望むところよ」
 自分の半分にも満たない少女とは思えない、頼もしいことばだった。
 その幼さがのこる顔まで凛々しく映えていたものだから、ガレットもようやくその気になった。
「結構なことで」
 一言いうなり、男は寝床にヘたりこむ少女に近づいた。
 少女がゆっくりと眼を閉じる。
 それを視認した男は、口元ににやりと笑みを浮かべ……リリーナの細い首すじに舌を這わせた。
「…………――んっ……!!」
 接吻を予測していた少女の口から、おもわず艶やかな途息がもれる。
 ガレットはことさらに唾液をなすりつけるように、リリーナの白い肌を堪能する。
「……んく…………はっ、ん…………」
 眼を瞑ってふるえる少女の顔を見ながら、男は舌を首元へなぞり……彼女の右肩にかかっていた白布を左手で降ろす。
 左肩は白布がかかったまま、ガレットは余った右手ではリリーナの左胸を弄っていた。
 案外焦らすのが得意な彼は、こういう中途半端な及び方が好きだった。
「…………っふ……うん………………は……」
 初めてとあって、まだ大した事をされていないのに、少女はみてわかるほどに震えていた。
 男は微笑をうかべつつそんなリリーナを見たのち……白い上着を一気に脱がした。
「…………!」
 下着はない故に、あどけない二つの膨らみがはっきり晒される。
 十四という年齢そのままに、発展途上の曲線を描く胸だった。
「かわいいな。けど……成長はあんま見込めなそうだ。残念ながら」
「…………」
 直に双丘を見つめられている少女は答える余裕がなかったが、これで僅かだが緊張感がとかれた。
226名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 12:14:56 ID:ErHuBES4
 もちろん、ガレットにとってもそれが狙いだったのだが。
「んじゃ、いくぜ」
 少女は頬を赤らめながら、こくんと頷いた。
 いちいち了承を得るあたり、外見からは計れない気遣いをできる男なのかもしれない。
 ガレットはリリーナの右胸にゆっくりと顔を近づけ……赤い突起に舌をあてた。
「――んぅっっ!!」
 瞬間、少女は下から上に微電流がながれたかのように、華奢な肢体を飛び上がらせた。
 目と口をきゅっと閉ざして耐える彼女に、男はかまうことなく口をうごかす。
「んっ、あっ…………やっ……はぁ! くふ…………あぁっ…………!」
 ちゅく、ちゅく、と右乳首を吸い上げられるたび、言い知れない快感がつきあがってくる。
 こう見えて(?)自慰行為に及んだこともないリリーナは、初めてあじわうこの感触にちょっとした恐怖を感じていた。
 そして、ガレットは何げなく……少女のスカートを捲り上げている。
「……っ!」
 リリーナはすわった姿勢のまま反射的に股を閉ざしたが、男の手は強引に中へ入り込んできた。
 下半身にまとう下着のうえから、ガレットの剛腕が乙女の陰部に優しく触れた。
「――はあぅっ!!」
 ひときわ大きい嬌声が発された。
 すると、どうだろうか……リリーナはいともたやすく、頑なに閉ざしていた股を開いたではないか。
 彼女自身不思議に思ったと同時に、ちょっと恥ずかしくなった。
 自分がこういうことを求めているなんて、と。
 だが、もはや思考をめぐらせるいとまなど与えられなかった。
「あっ……あンっ! あぁん! やっ、やだっ……ガレ、ット、わたしっ……やぁん!」
 乳首をちゅぷちゅぷ吸われ、下着のうえから絶妙に最も敏感な突起を擦られているうちに、初めての快感が少女に襲いかかってきた。
「ん? なんだ、もうなのか?」
 言いつつも、男は攻め手を緩めることはない。
「あん……はぁン!! だめっ……! ガレット、やめて! わたし……あぅんっ! なんか出ちゃっ、ふぁあ!!」
「そうか……ちょっと横になれ」
 あくまで冷静に告げると男は一旦攻めるのをやめて、リリーナをねかせて履いている下着を脱がせた。
「…………ガレット……?」
 あまりに気持ち良かったのか、少女はよだれを垂らしながら愉悦にそまった表情をガレットに向けている。
 自分の秘処が完全にあらわになったというのに、うわの空のようだ。
「下着を汚しちゃまずいしな……股開いて、楽にしな」
 まるで操り人形のように、少女は荒い息遣いのままあお向けの姿勢で両足を広げた。
 スカートをまくられて下着を取り去られ、胸も股ぐらも晒しているが魔導師の服は胴に着たままという中途半端な格好は、ガレットの性嗜好のひとつだった。
「……いくぞ」
 さすがの彼も興奮にふるえた声だった。
 正直、リリーナはこれから何がおこるのかわからず相当に怖かったが、ここで恐怖に屈するわけにはいくまいと強く意志を固めた。
227名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 12:16:33 ID:ErHuBES4
 ガレットは右手の中指を舐め、すでに愛液で漏れてきている少女の恥部を見入った。
 めずらしいことに、未だ生えていない。
 その穢れを知らない花弁にむかって……男は指を侵入させた。
「――はンっっ……!!」
 締まってくる少女の中から、指を通して暖かい温もりが伝わってくる。
「……ぁんっ……!!」
 ぬるぬると指を抜くと、中指全体が愛液でぬれている。
「――はぁあンっ!!!」
 再度指を入れると、少女は甲高くあえいで大きくのけぞった。
 ……これ以上じらすのはかわいそうだ。
 ガレットは意を決し、中指を限界まで侵入させると……膣内を思い切りさぐりはじめた。
「やっ……はンっっ!! あぁンっ!! ダッ、はぁっ! なんか……だめっ!! ガレット、ダメぇ!!!」
 くちゅくちゅと響くいやらしい水音がせまい天幕内にこだまする。
 男は歯噛みしつつ巧みに指を動かし、少女は肢体を弓なりに反り上がらせ我を忘れてもだえ喘いでいた。
「あんっ!! やぁっ!! あぁん!!! はァっ!! んあぁッ…………」
 と、少女のよがり声が途切れ、中にはぐちゅぐちゅと激しい淫音だけが鳴っている。
 だが、それも一瞬――
「……――あん、はぁぁん!! ふあぁぁあぁぁんっっ!!!」 
 悦楽に塗られ双眸をとざした顔から絶叫の如し嬌声があがり、さぐられ続けている秘処からぴゅっぴゅっと愛液が噴き出した。
「はっ、あっ!! ……はぁぁぁあっ、あぁ……あはぅ、あっ……!!」
 初めての絶頂とあって、少女の様子は凄まじい。
 稚けないおもてからは快楽のあまり涙と涎を垂らし、達したあとも全身のわななきは収まりそうにない。
 女性は快感の余韻が長いからなおさらだ。
「はぁ……あぁっ、ふぁ……ぅん…………あ……」
「……どんなもんだ、これは? 初めてなんだろ?」
 あお向けになったまま、少女は自分を見おろしている男にうつろな視線をおくる。
 見られたガレットの方は、なんだかその様子に罪悪感をおぼえてしまった。
「……言っとくがな、俺はこれでも気ぃ遣ったんだぞ?! ‘こっち’を使いたいのを我慢して――」
「ガレット」
 かすれた声で呼びかけられ、彼はなぜか恐縮している自分に気づいた。
「…………なんだよ」
「ありがと」
 ……本当に自分でもわからないくらい、ひたすら照れくさかった。
「べ……別に礼なんていらねえよ。俺も良いもの見せてもらったしよ」
「ううん、わたしね、本当は怖かったの。……ガレットを受け入れられる自信はなかったわ」
「…………」
「でも…………変だわ。こうして終わってみると、ちょっと残念な気持ちになってるのはどうしてかしら……?」
228名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 12:17:46 ID:ErHuBES4
 これは彼女の本心なのだろうが……それでも、男の心に後悔はなかった。
 俺はこいつの身体に感覚を教えてあげるだけで良かった。
 じきにあの赤毛のガキのものになるのだから、最初に穢すのは忍びない……
「多分気のせいだろ。あんたにはあのロイってやつがいるんだしよ、あいつにしこたま抱いてもらえばいいじゃねぇか」
 リリーナはうつむいて赤くなった。
 今日で何度目だろうか……
「……ガレットのいじわる」
 ぼそっとつぶやいた少女のひと言に、男は気持ちよく笑った。
「俺がいじわるなわけねぇだろ。ま、そのへんもこれからの人生、しっかり学んでけよ。人間てなあ……いや」
 言いかけて……やめた。
 言ったところで分かるものではない。これから生きていくうえで嫌でも体験することなのだ。
 ガレットはあえてリリーナと目を合わせないよう、そっぽを向いて口をひらいた。
「さて……いつまでも居ちゃまずいだろ。はやく着替えて……」
「もう少し居させてくれる?」
 そう言った少女の行動に、男は心臓が飛び上がる思いだった。
 半裸のまま起き上がったとおもえば、あぐらをかいて座り込んでいる男の肩に身をあずけてきたのだ。
 まったく意味がわからない。
「……駄目たぁいわねぇけど、さっさと戻ってくれねぇと俺がひでえ目に遭うんだぞ」
「おねがい……ね?」
 拷問か、こりゃ!
 彼女の意図が読めないから、思わず叫びたくなる。
 さっきから下半身の猛りを感じているというのに、こいつは……
「……わかった。ただし、少しの間だけだからな?」
 自分でも意外なくらい、ガレットは落ち着くのがはやかった。 
「ありが、と……」
 嫌な予感はした。
 しかしそれより早く、リリーナは男に身を預けたまま、すやすやと寝入ってしまったのである。
 もはや呆れたり憤ったりを通り越して、可笑しさすら覚えた男の顔には、心からの微笑が湛えられていた。
「…………悪くねえな」
 悪くないどころじゃない。
 ガレットにとって、もっとも満たされた時かもしれなかった。
 だがそれも、この一夜かぎりで終わるのだ。
「……もともと、こんなおっさんとじゃ合うわけがねぇんだ。合うわけ、が…………」
 右肩に寄りかかる軽い少女の整った顔を見ながら、褐色肌の大男はかすれた声を虚空に引き絞り、双眸を閉ざした…… FIN



謝らなきゃいけない事柄多すぎるんですが、長いのもアレなので……
なんかもう本当、色々とごめんなさいorz
229名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 13:43:20 ID:NgZWMHEK
フュリーとレヴィンがお互いを想いあってて、それを面白くないと思ったシルヴィアが
シルヴィアに惚れてるアレクに「フュリーを犯ってくれたら付き合ってあげてもいい」と言う。
アレクは別にフュリーが好きなわけじゃないので、フュリーに惚れてるアーダンとノイッシュをけしかける。
結局アレクも混じって3人でフュリーを輪姦。最初は嫌がっていたフュリーも段々気持ち良くなってペニスを求めるようになる。

翌朝、3人が去り我に返ったフュリーの前に、シルヴィアが現れる。
3人の男に犯されてよがっていた事をレヴィンに言われたくなければ、これから自分の命令を聞くように言われ、フュリーの地獄と快楽の生活が始まる。
シアルフィ騎士の3人だけでなく、シレジアの村に住む子供や天馬、村を狙う海賊達の精液便所にさせられるフュリー。


みたいな夢を見たので誰か書いてくれないか。
230名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 20:27:32 ID:FMg7Abcf
>>223

ロイ「リリーナが徹底的に汚されるのを期待して下半身スッパ待機してたのに……っ!!」

GJ!
231UCC ◆UCC0ebT.po :2009/04/13(月) 22:13:41 ID:gTFPla4p
ここも久々ですな…。

今更ながらDS暗黒竜プレイ中…何かネタが出来たらいいなぁ。
232名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 23:25:48 ID:3AjThH/8
絶望した!山賊なのにリリーナを犯らないガレットに絶望した!
うそですGJ

>>231
おひさ
んじゃアテナ姐さんかジェイクの兄貴で一つ
233UCC ◆UCC0ebT.po :2009/04/14(火) 08:05:07 ID:huq+dMmq
>>232
どちらも分からないw
まだクリアすらしてないから何とも…かなぁ

しかし、囮とか…きっつい気が
後、リフの台詞を初めて生で見ましたな…



関係ないけどチキが可愛いなぁ…
234名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 14:28:08 ID:VAGcHc8K
ジェイクは彼女持ちなのにマリア達とも支援有りw
ちなみに三姉妹とはありません
235名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 22:55:49 ID:sbP7Jw9x
童貞シグルドの初体験ssを希望
相手はもちろんディアドラで、入れるところがどこか分からず肛門にINしてしまうようなの希望
236名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 20:37:44 ID:cSNUirBU
>>235
それは見たい
237名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 20:56:01 ID:opX0pman
セリス誕生秘話ですね、分かります
238名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 22:30:12 ID:ulDmUn2u
うんこしか産まれませんよ
肛門性交は
239名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 23:09:13 ID:HMyvX6Lf
>>238
つまりセリスの正体はうんこだったわけか
240名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 19:40:26 ID:L8GC4+Lp
しばらくの間ずっと肛門性交が正しい性交と勘違いしたままなシグルド
キュアンに指摘されるまでずっと気がつかなかったという
241名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 10:03:20 ID:nes2cNsU
【隔離】場外乱闘専用スレ【施設】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239770078/
242人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2009/04/19(日) 13:18:23 ID:jmtMzJII
ある日の風景

ある日、ルセアの元にプリシラがやってきた。
「ルセアさん、こんにちは。」
「おやこれはプリシラ様、いかがなされました?」
「ちょっとそこで小耳に挟んだのですけれど・・・」
「はい。」
するとプリシラはルセアの耳もとでそっとささやいた。
「胸を大きくするには、好きな人に揉んでもらうのが一番だそうですよ。」
「ええっ!?」
「じゃあ、ルセアさんも頑張って胸を大きくしてくださいね。」
するとプリシラは離れて、部屋から出ていった。
「ええっと・・・私に、何をしろと・・・?」

おしまい

規制に巻き込まれていたので、テストうp
243名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 13:54:30 ID:TIzqaKZW
ルセア・・・
244名無しさん@ピンキー:2009/04/21(火) 23:45:38 ID:7DhDXNYV
ルセアの乳なら俺がもんであげるよ
245名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 11:07:20 ID:BY8riQqW
そういえば聖戦の最初の12聖戦士内でくっつくってことはなかったんだろうか
女っ気はウル、エダ、ファラがいたがエダは別に結婚したらしいし
ヘイムはじーさん、フォルセティ・ヘズル・オード・ダインは故郷に戻った
らしいからウル、ファラとくっついたとは考えにくいな
246名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 12:10:15 ID:1lYIaG2A
ヘイムはじーさんなのに子孫残したのか
247名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 12:55:03 ID:OBHOCzxC
ヘイム「ワシのナーガが火を噴くぜ」
アンナ「嫌!でも12聖戦士だから・・・」
248名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 13:04:46 ID:BY8riQqW
感じちゃう!ビクッビクッ

つか、エダじゃねえ、ノヴァだった
249名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 21:12:10 ID:S2KW5M0+
ウル、ノヴァが女だというのが確定なのだが、
ファラが女というのはどこの設定だっけ。確かにどこかで聞いたはずなんだが……
250名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 22:14:15 ID:F8QJitCU
ファラと聞くと恐怖の某ギロチン女を思い浮かべてしまう
251名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 20:07:18 ID:ssTqkXdd
保守
252名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 21:45:07 ID:h6iy/RSo
鈴の音が聞こえる。
253名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 22:00:52 ID:GDyB71PT
助けてよ…マリア姉さん…
254名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 02:10:41 ID:8CjQlfkL
ゴキャッ
255名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:10:58 ID:2rqUZYVE
聖戦士ファラもSキャラ似合うかもな
256名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 00:34:07 ID:ePLU8fKC
かそってるなオイ
2574日目午後 1/10:2009/05/06(水) 10:47:41 ID:Lvva+0/u
 かすかな衣ずれの音に、ロイははっと目を覚ました。上体を起こそうとした彼の膝が、シーツの湿った部分に
触れる。まどろみの中から意識を急速に引き戻しつつ、ロイは思い出していた。ついにリリーナと結ばれたこと。
二人ともたちまち夢中になって、互いを貪るように求めあったこと。両手の指では数えきれない位愛を交わし合
い、最後には抱き合ったまま眠りこんでしまったこと……もっとも、眠っていたのはそれ程長い時間ではなかっ
たらしい。窓から差し込む太陽はまだ天高く輝いているし、寝台のシーツは彼とリリーナの体液でしとどに濡れ
てたままだ。
「おはよう、ロイ」
 聞き慣れた声に、ロイはそちらを向く。そして、一瞬呼吸を忘れた。
「…………お、おはよう、リリーナ……」
 彼の目に映ったのは、鏡台の前に立つ女神だった。少し乱れた長い髪が陽の光に青く輝き、少し恥らうように
微笑みかけるその顔は、ロイが知っているリリーナの顔そのものでありながら、彼が全く見たことの無い美しさ
をたたえている。これまでの「少女の可愛らしさ」とは明らかに異なる、「女の美しさ」がにじみ出ていた。愛
する幼馴染の少年との交わりが、彼女を変えたのだ。
「もう……そんなに見ちゃ、だめ」
 その口調にも、これまでの親しさとは異なる、言うなれば「身体を知り合った男女の狎れ」があった。そんな
彼女もついさっき起きたばかりなのだろう、服を身に着ける途中らしく、上半身は裸のままだ。女神は両腕で胸
を隠し、息を呑んで見とれる少年に背を向けた。ひねった白い腰の動きが、光に踊る青い髪が、ロイの網膜に焼
き付く。だが、何よりもロイの意識を惹いたのは……
「……リ、リリーナ……そのまま、動かないで」
 ロイは興奮を押し殺しつつ、裸のままベッドを降りた。呻くような彼の声音に、リリーナはちょっと困惑して、
着替えの手を止める。ロイはそんな彼女に近づくと、後ろから思い切り抱き締めた。そして首を伸ばして、リリ
ーナの唇と頬、首筋から肩のあたりにキスを浴びせかける。
「あっ…あぁ……んっ……もう、いっぱい……んっ! した、じゃない…………あん」
 少し前までさんざん繰り返していた行為だが、こうしてほんの少し場所と体位を変えただけで、素晴らしく新
鮮な刺激を二人にもたらした。ロイの唇は、リリーナの腕と背中を這いまわりつつ、さっき彼の目を釘付けにし
た箇所目指して徐々に下っていく。
「リリーナ……このまま、立ってて」
「えっ……? …………なっ!! あ、いやっ!!」
 ロイがずっと以前から気にしていたもの。リリーナの可愛らしさや優しさ、豊かな胸などと並んで、彼が好意
と興味を持って見つめ続けていたもの。今日初めて愛し合った時は、夢中になって気が急くあまり、ついぞんざ
いに脱がせてしまったもの。そして今、彼女が唯一身に着けていて、ロイが撫でまわしているもの……それは、
彼女の黒いパンストだった。
2584日目午後 2/10:2009/05/06(水) 10:48:15 ID:Lvva+0/u
「なっ、やっ! そんな、と…こっ……!」
「んんー、んむっ…………むにっ」
 黒い薄絹に覆われた純白の尻肉に、ロイは顔を埋めた。彼の鼻先と頬に、滑らかな絹と温かい柔肉の感触がま
といつく。膝立ちになったロイは、両手でリリーナの尻肉を揉みしだきながら、押しつけた顔を激しく上下左右
に動かした。
「やだっ、やめて! あぁっ、うっ!!」
 鏡の縁に両手をかけ、後ろに突き出したお尻を嬲られる格好になったリリーナは、少年の変態的な欲望から逃
れようと腰をくねらせる。しかしその不規則な動きは、かえってロイの興奮を煽っただけだった。彼は両手でリ
リーナの太ももを抱え込むと、目の前で跳ねるヒップにがぶりと噛みつく。
「ひっ!!」
 本気で噛んだ訳ではないが、さりとて甘噛みと言うには程遠い一撃に、リリーナはびくんと背を震わせた。ロ
イは薄絹を破らない程度に歯を立て、パンスト越しの桃の食感を存分に堪能し、黒いパンストに点々と唾液の染
みを作っていく。
「ううっ、いやっ…………もう…ロイってば、そんっ、あっ!! そんなに、おしり……好きなの……?」
 リリーナが泣きそうな声を上げて、ロイに振り向いた。ロイはこの時になって初めて、リリーナはお尻を見つ
められるのも、まして愛撫されるのも初めてだということに気づいた。
「ご、ごめん、リリーナ……でもね、君のお尻とパンスト姿が、すごく……魅力的だったから」
 ロイは立ち上がると、半分涙目になってこちらを振り向いているリリーナを後ろから抱き締め、キスをした。
良く考えてみれば、午前中からの愛の営みは、すべてが正常位による交わりである。何もかもが初めてのリリー
ナにとって、好きな人にお尻をいじくりまわされるのは、相当恥ずかしいことに違いない――たとえ胸や女性器
をさんざん愛撫された後であっても。ロイはリリーナの背に覆いかぶさるように身体を曲げると、少女の耳元で
囁いた。
「リリーナ……僕、リリーナが好きだよ。そして、パンストも好き。君の公式絵、あれどう見てもパンストだよね?
タイツだったら、あんな色合いにはならないもの。白い肌が淡い茶色に透けて見えるってことは、薄い黒のパン
ストを履いてるからだって、ずっと信じてた!」
「…………」
「僕は思うんだ。パンストは、人の子が持つ縫製技術の粋を集めた文明の象徴なんだって。君が戦いで魔法を使
うと、パンストを履いたお尻のあたりまでちらっと見えちゃうけど……そのたびに僕は、人の理性と叡智が、混沌
と無秩序に対してまた一つ輝かしい勝利を収めたんだって、誇らしい気持ちでいっぱいになるんだ。だから……
パンスト履いたリリーナは、この世で一番好きなんだ」
「ロイの、ばかぁっ!! ……あっ、あたって…る……」
 恥ずかしさで消え入りそうな声をあげながら、リリーナは潤んだ瞳をロイに向けた。彼女の指摘したとおり、
ぎんぎんに膨張したロイの本体はリリーナのお尻に密着し、パンストを突き破らんばかりの勢いで先端をこすり
付けている。ロイは上体を起こして直立すると、両手で彼女の豊かなヒップを掴み寄せた。
「っ!!」
 熱い剛直がお尻の割れ目に食い込み、リリーナは羞恥に唇をぎゅっと噛んだ。ロイは脂ののった尻肉を手のひ
らいっぱいに掴んで揉み込みながら、なめらかな黒絹に己自身を擦りつけている。
2594日目午後 3/10:2009/05/06(水) 10:48:47 ID:Lvva+0/u
 ロイは無意識のうちに腰を振りながら、愛しい幼馴染を見下ろしていた。震える腕を鏡台にもたせかけた彼女
が、時折いやいやするように首を振ると、長く青い髪が背中からこぼれ落ちる。その白い背中にはうっすらと汗
が滲んで、髪の毛が幾筋も貼り付き、凄艶とも言える情景を描いていた。そして、美しい背中のラインが急に丸
くふくらみ始める腰から下は、妖しく黒光りする絹のパンストで覆われている。その下の白いショーツは、大き
過ぎず小さ過ぎず、適度な大きさでヒップを隠しているが、何よりも股のクロッチの形状がロイの好みにぴたり
と合っていた。
「リリーナ……すごく、気持ちいいよ…………リリーナのお尻、柔らかくって……うっ……」
「ばか、ロイのばかっ……こ、んな…………あっ……あ!」
 黒い薄布越しに見える純白の尻肌は、ロイの手に揉まれてむにむにと形を変えていた。少年が己の先端を押し
つけると、心地よい弾力をもって押し返してくるし、二つの肉の狭間に本体を挟みこむと、極上の柔らかさで包
み込んでくる。彼の手と男性自身に触れる性的な刺激、それに視覚による興奮は、驚く程男の欲望を煽りたて、
たちまち熱いほとばしりが噴き出しそうになってしまう。と思った間もなく、本当に噴き出し始めて……
「うっ……あっ!!」
 あまりに興奮し過ぎたのか、ロイは不覚なほど呆気なく達してしまった。黒いパンストに覆われた双丘に射精
しようという少年のひそかな欲望は、意図していたよりも早く、量の多い射精によって、かなえられないまま果
ててしまった。寝ている間に溜まっていた大量の白濁液は、びちゃっと音を立ててリリーナの白い背中一面に飛
び散った。背骨のくぼみから腰にかけて、熱い飛沫が塊になってへばり付き、中には肩甲骨のあたりまで飛んだ
ものまである。
「ひ、や……あっ!! ……ああ…………っ……ひゃん!」
 男の欲望を浴びせかけられるたびに、パンスト姿の女神はびくりと身体を震わせた。激しい初体験を通じてひ
ととおりのコトを済ませたとはいえ、昨日まで深窓の令嬢として育ったリリーナにとっては、お尻で奉仕して男
をいかせるのも、背中で欲望の粘液を受け止めるのも、想像を絶する行為である。
 一方のロイと言えば、まだ穢れを知らない少女の背中を汚していく快感を貪りつつ、射精を続けていた。ちょ
っと背骨の横にそれた濁液が、少女の脇腹を伝って垂れ落ちる様子を眺めながら、ロイは腰を折ってリリーナに
囁いた。
「ねえ、リリーナ……今度は君が動いてみせてよ」
「…………え……えっ? あっ、いやっ!」
 背中のあちこちに出来た白濁液の水たまりを震わせて、リリーナは可愛い声で悲鳴を上げる。たった今欲望を
吐き出したばかりのロイのものが、再び硬い肉剣と化して、彼女の臀部に触れたのだ。
「リリーナのお尻、すごくきれいだ。だから……」
「だめ、こんな……恥ずかしいこと、するの……いやぁっ」
 振り向いた少女の目は、わずかに潤んでいる。さすがに刺激が強すぎたかなとロイは一瞬反省したが、彼女の
上気した頬や、切ない吐息を浴びて白く曇っている鏡面を見て、その考えを押しのけた。
2604日目午後 4/10:2009/05/06(水) 10:49:19 ID:Lvva+0/u
「そんなに、嫌かい?」
「……ん……だって……」
「ごめんね、変なこと言って。でも僕、リリーナのお尻で、もっと気持ちよくなりたいんだ」
「………………」
「リリーナがして欲しいこと、何でもしてあげる。だから、今だけは……ね?」
 ロイは上体を倒し、口元をリリーナの耳に寄せて優しく囁いた。前傾姿勢を取ったことで、彼の熱い本体が、
より強く少女のお尻に押しつけられる。もちろん、わざと押し当てているのだが……
「ん……もう。…………こ、こういう……ので、いいの……?」
 根負けしたリリーナが、ロイを振り仰いだまま、ぎこちなく腰を揺らし始めた。黒いパンストに覆われた、重
量感あふれる少女のお尻が、ためらいがちに動き始める。
(…………っ!!)
 ロイは思わず生唾を飲み込んだ。リリーナが恥ずかしそうにヒップを左右に揺らすたびに、白くくびれた腰が
妖しくうねってロイを魅了する。薄い皮膚に覆われた瑞々しい肉と脂肪が微妙な曲線を形作り、黒いパンストに
覆われてなめらかな丸みを保っている臀部と素晴らしい対照をなしていた。その黒い桃も、くねるような動きに
よって光の加減が微妙に変化するため、中に詰まった肉厚の果実の色合いも、表面の光沢も、目まぐるしく変わ
って少年を幻惑させる。
 それに、ロイを興奮させているのは視覚だけではなかった。パンストとショーツ越しに彼のものを挟み込んで
いるリリーナの臀裂――すなわちお尻の割れ目――はかなり深いため、リリーナがためらいがちに腰を動かすた
びに、肉幹の意外な部分に柔らかな衝撃が走る。ロイは全く未知の刺激に我を忘れ、ショーツが喰い込む位強く
勃起を押し付けた。
「い、いいよ、リリーナ…………すごく、気持ちいい……」
「……そ、そう…なの……?」
 心底気持ち良さそうなロイの喘ぎに、リリーナは幾分気を良くしたようだった。小さく、断続的だった腰の動
きが、ほんの少し大胆になる。左右の動きに上下の動作が加わり、ぎこちなさが徐々に滑らかさに変わっていく。
リリーナ自身は全く気付いていないが、その動きはおそろしく卑猥で、しかも美しかった。
「んっ、う……」
 清楚なお姫様が懸命に尻を振る様子を見下ろしながら、ロイは無意識のうちに腰を前後に動かしていた。今ま
で衣服越しにしか見ることのできなかった豊かなお尻が、いきり立った男のものを挟み込んで、くねくねと妖し
い艶舞を踊っている……そんな夢のような光景を眺めつつ、ロイはそっと手を伸ばして、ショーツの裾のあたり
をパンストの上からそっと撫でた。丸く豊かに実った果肉にはりついているショーツは、お尻の割れ目にそって
微妙に食い込んでいたが、ロイの愛撫やリリーナ自身の動きによって、ますます深く食い込んでいる。ロイは、
ショーツの裾からはみ出した尻肉をぷにぷにと指先でつついたりしていたが、そのたびに小さく喘いでお尻の動
きを止めるリリーナに劣情を催して、つい指先に力を込めた。
2614日目午後 5/10:2009/05/06(水) 10:49:51 ID:Lvva+0/u
 指を押し当てるとぷにっと沈み込むのに、離せば途端に元の曲線に戻る不思議なヒップの弾力が、少年の欲望
を刺激して燃え上がらせた。ロイは腰を揺らしながら、リリーナのお尻のあちこちを指で押したり弾いたりして、
そのぷるんとふるえる様子を楽しんでいたが、ふと気付くと、いつの間にかリリーナの腰の動きが止まっている。
はっとして顔を上げると、恥ずかしさと怒りの混じった顔でこちらを振り向いているリリーナと目が合った。
「………………」
「ご、ごめん! だって、その、ほら……」
 ロイはあわてて弁解しようとしたが、弾力に富むお尻の素晴らしさについて語っても、彼女の羞恥心を煽るだ
けだと気づいて言葉を飲み込んだ。これ以上下手なことをすれば、リリーナは泣き出しかねない。
「……あっ! やっ!」
 言葉の代わりにロイが選んだのは、彼女のお尻で己自身をしごき立てることだった。ふっくらと横に張り出し
ている少女の腰を両手に掴み、同時に自分の腰を大きく突き出して、勃起した自分自身を強く激しくリリーナの
お尻にこすり付け始めた。
「うんっ、あっ、リリーナ……いいっ、気持ち、いいよぅっ」
「あんっっ!! は、やぁっ、あーーーーーーー!!」
 後ろから犯すような勢いで、ロイは腰を激しく前後に動かした。押し付けられた勃起は、重く脂の乗った丸い
肉果を両断するかのように、荒々しく割れ目を蹂躙する。ロイの押し付けとリリーナ自身の微妙な動きによって、
白いショーツは柔らかな果肉に大きく食い込み、それが臀裂の長さと深さをロイに想像させた。時折、勢い余っ
て左右にそれた先端部が、黒いパンストに先走り液の染みを作っていく。
「はっ、だめ、あ……ついのが、あ、たって……こすれ…て、る……ぅうっ!!」
 羞恥に喘ぎつつ、背後のロイを振り返りながら首を振るリリーナ。しかしその言葉とは裏腹に、彼女の吐息に
は明らかに甘さが混じっていた。もっとも、ロイの方にはそんな変化に気づく余裕は無い。腰の動きにあわせて
揺れる少女の長い髪、白く無残に汚された背中、そして黒いパンストに覆われた桃肉に見とれつつ、少年は夢中
でリリーナのヒップを凌辱し尽くしている。たっぷりした尻肉をパンスト越しに鷲掴みにして、押し当てた彼自
身を包むように引き寄せると、そのたびに少女は抗議の悲鳴を上げるが、徐々にその声は細く小さくなっていった。
 偏執的とも言えるリリーナのお尻(とパンスト)への責めは、ロイの獣欲を凄まじいまでに燃え上がらせる。
ついさっき達したばかりだというのに、もう再発射への欲求が限界近くに達したロイは、ここぞとばかりにリリ
ーナの臀裂に己自身を埋めて、激しく打ち当てた。
2624日目午後 6/10:2009/05/06(水) 10:50:25 ID:Lvva+0/u
「ううっ、いっ、くっ、また……でるっ! リリーナぁっ!!!」
「いや、いやぁぁぁぁっっ!!!」
 リリーナの悲鳴が最後の弾みになり、煮え立った少年の欲望が一気に噴出した。立て続けの射精にもかかわら
ず、白い汚濁は勢い良く少女の背中にまで飛び散って、いまだに前回放った粘液が残る白い背を再び穢していく。
「〜〜〜〜〜〜ッ!!」
 肩をびくつかせながら、リリーナはほとんど涙目でロイを振り仰いでいる。自分の背中がどんな惨状を呈して
いるか想像しながらも、好きな男がほとんど恍惚として射精を続けている様子を見て、泣くに泣けない状態だった。
 一方のロイは、連続の射精に息を乱しつつも、執拗なまでにリリーナの背中に白濁を吐き出し続けている。最
初の射精は、未知の快感の前につい誤って背中に出してしまったのだが、今回はあえて背を狙ったのだ。彼の意
図した通り、今やリリーナの背中はおびただしい量の精液で覆われている。ロイは満足気に呻いて最後の一滴を
搾り出すと、息つく間も無くリリーナの胸に手を伸ばした。
「きゃっ!?」
「リリーナ……ゆっくり、身体を起こしてくれるかい?」
 少女の背後に覆いかぶさる形で上体を曲げたロイは、両手でリリーナの乳房をすくい上げるように持ち上げた。
さっきまで散々尻肉をなぶっていた手のひらに、全く違う感触のぬくもりが伝わってくる。彼はそのまま腕に力
を込めて、抵抗する気力も尽き果てた少女の上半身を静かに引き起こした。
「…………あー……や……」
 バストに触れるロイの手に力が入る度に、半ば放心状態のリリーナが呻く。が、今のロイの「目的」は、あく
までリリーナのお尻にある。鏡台の縁に手をかけて上体を支えていたリリーナがゆっくりと背を起こした事によ
って、2回にわたる射精で撒き散らされたロイの精液が、低い方へと流れ始めた。おびただしい量の牡の体液が、
うっすらと汗ばむ少女の背中を流れ落ちて、豊かにふくらんだ腰のあたりに……
「……え? い、いやっ!! ロイ、やめてっ!!」
 パンストのウエスト部分に潜ったロイの指が、彼女のパンストとショーツを持ち上げたのだ。当然、背中をど
ろどろ流れ落ちてきた白い濁流は、少女の下着の中に注ぎ込まれることになる。
「リリーナ、お願い……動いちゃダメだよ」
「そ、そん……な……いやっ!! あ、ああっ!!」
 少女の懇願もむなしく、彼女の汗と混じり合ったロイの精液が、どろりとリリーナのお尻に流れ込んだ。生暖
かい粘液の感触に、リリーナはびくりと背を震わせたが、その動きがさらに大量の白濁をパンストの中に注ぎ入
れる結果になってしまう。
「や……めて……っ!! こんな、こんな…………あ……」
 次々と流れ込む生ぬるい分泌液が、まるい臀丘の上を、きつくすぼめた臀裂の中を、容赦なく汚していく。少
女は身をよじってその感触から逃れようとするが、その腰のうねりがますますロイの欲望を駆り立てることに気
づいていない。
2634日目午後 7/10:2009/05/06(水) 10:51:00 ID:Lvva+0/u
「きれいだな、リリーナの背中……」
 少女の背中に溜まっていた精液があらかた流れ尽くしたと見るや、ロイは指先を使って、いまだべっとりと背
中に貼り付いている白濁の塊を削ぎ落し始めた。もちろん、落とした精液はパンストとヒップの合間に吸い込ま
れていく。ロイの指先はリリーナの肩甲骨をなぞり、背骨のくぼみとつうっと伝って、少女の性感をも刺激する。
最後に、脇腹にこぼれそうになっていた塊をすくい上げ、リリーナのお尻のえくぼのあたりに汚れた指をなすり
付けた。
「っ!!」
 ぞくっと背を震わせたリリーナは、恥ずかしさと快感で頬を真っ赤に染めつつ、潤んだ目をロイに向けている。
その青い瞳には、次に何をされるのか分からない不安と、未知の行為に対する期待が入り混じっていた。
 ありったけの白濁液をパンストの中に注ぎ入れたことを確かめたロイは、パンストとショーツを釣り上げてい
た指を離した。当然、下着の下に流れ込んでいた精液は、少女のお尻の上で布に押し潰される形になる。粘液が
拡がる感覚にリリーナはうめき声を押し殺したが、ロイの手が容赦なく彼女のヒップを掴んだ瞬間、思わず悲鳴
が口を突いて出ていた。
「やっ!! あっ!!」
 ロイは無言のまま、リリーナのお尻を両手でこねくり回す。黒いパンストには、精液を吸い込んだ部分にシミ
が出来ていたが、ロイの手はそのシミを塗り拡げるようにうごめき回った。彼の手の中で柔肉が形を変えるたび
に、体液に濡れた黒い薄絹が妖しい光沢を放ち、少女の豊かなお尻の丸みを際立たせる。リリーナは弱々しく腰
を揺らして逃れようとするが、夢中で己が精液を塗りたくっているロイには、そんな抵抗は無意味だった。
「リリーナ……すごく、いやらしいよ……」
 今やリリーナの豊かなお尻は、ほとんどロイの精液で覆われつくしていた。薄黒いパンストは、濡れたカラス
の羽根のように黒く艶を放ち、ぐしょぐしょに体液を吸った白いショーツは、細くよじられてすっかり臀裂に食
い込んでいる。ロイは汚れた桃肉をいとおしそうに手で包み込み、ゆっくりと揉みしだきながら、そっと下着の
ウエストに手をかけた。
「……え……え、あっ!? きゃっ!!」
 驚くリリーナの上体がびくりと跳ねる。ロイが、彼女のパンストとショーツをずり下げたのだ。
「や、なっ……そ、んな……っ」
 豊かな果肉に引っかかる感触を楽しむかのように、ロイはゆっくりと下着を剥いていく。そして、濡れた白い
お尻が半分まで露わになったところで手を止めた。
「………………」
 ロイは生唾を呑み込んで、眼下の光景を熟視した。腰から肉付いた、ボリュームのある純白のお尻……二つの
丘を分断する谷間……ヒップに喰い込む下着のウエスト部分……リリーナのお尻の素晴らしさが、ロイがずっと
夢想し続けていた光景が、今目の前にあった。
2644日目午後 8/10:2009/05/06(水) 10:51:37 ID:Lvva+0/u
「リリーナ、僕…もう……」
 少年は、いまだパンストに覆われている少女の秘所に手を伸ばした。布地越しにもはっきりと熱を感じるそこ
を優しく撫でると、リリーナのお尻の裂け目がきゅっと締まるのが見える。
「僕、うれしかったよ。だってリリーナ、ずっと嫌がってたけど……結局、ずっとこの格好でいてくれたし」
「う……だって…………」
 確かにリリーナは、ひたすら同じ姿勢で恥辱に耐え続けていた。その気になれば抵抗し、逃れることが出来る
にも関わらず、ずっと両手で鏡台にしがみつき、少年に向かってお尻を突き出した格好で、されるがままになっ
ていたのである。ロイは身をかがめると、羞恥に口ごもるリリーナのうなじにちゅっとキスをして、耳たぶを優
しく噛んだ。
「ひゃんっ!」
「大丈夫、力を抜いて」
 熱を帯びた少女の花びらのあたりに優しく触れながら、ロイは再び身を起こした。そして次の瞬間、彼の指先
がリリーナのパンストの縫い目を引き裂いた。
「!!」
 ぴっと小さな音がして、股のクロッチの合わせ目の部分がわずかに破れた。すかさず少年の指が裂け目に侵入
し、その裂け目を拡げていく。
 あっという間の出来事に、リリーナは首だけで振り返るのが精いっぱいだった。そして彼女が何か叫ぼうとし
た瞬間、ロイの指がショーツの裾をぐいっと横にずらして、彼女の秘所を露わにした。
「い、いやっ、いやああっ!!」
「すごい……もう、こんなになってる……」
 恋人への奉仕と背中への射精、そしてパンスト越しの徹底した愛撫によって、リリーナの肉花はあふれ出た蜜
で濡れつくしている。ロイは本能に急かされるように己自身を掴むと、先端を濡れた裂け目にあてがった。
「えっ……ま、さか……っ!! あ、あーーーー!!」
 リリーナが振り向く間もなく、少年の勃起が一気に挿入される。ぶぶちゅっと粘液質の湿った音と共に、ロイ
の本体が根元まで突き刺さった。
「ひああっ!!! やぁああっ、こん、なぁっ、あううぅっ!!」
 生まれて初めて後ろから貫かれ、オスティアの姫は狂ったように身を悶えさせた。性行為そのものが今日初め
てという乙女にとって、獣のような体位で交わる事など夢想もしない所業である。
 一方ロイも、叫び出したい程の肉悦を必死にこらえていた。正常位で挿入したリリーナの膣は、熱い襞が男の
ものにぴたりと貼り付き、かつ強く優しく締め付けてくる素晴らしい愛の楽園だったが、今こうして後ろから挿
れると、全く別の味わいだった。
2654日目午後 9/10:2009/05/06(水) 10:52:08 ID:Lvva+0/u
「くふぅ、あ、んんっ!! あっ、あっ、ああっ!!」
 前後に動いても、先端や傘のくびれに当たる感触がまるで違う。それでいて、激しい締め付けは正常位の時と
変わらない。単調な腰の動きでも、圧倒的な快感に呻きそうになってしまい、思わず少女のヒップをギュッと鷲
掴みにした。
「っ!!!」
 たまらずリリーナが背をのけ反らせる。同時に、熱い肉孔がきゅっと窄まって、ひくひく震えながらロイのもの
を責め立てた。これまで立て続けに2回射精していなければ、この締め付けで達していたに違いない。ロイは歯
を喰いしばって官能の衝撃に耐えると、リリーナのお尻を掴んだまま、激しく何度も腰を打ちつけた。
 リリーナがもの凄い悲鳴を上げて首を振った。精液を塗りたくられた尻肉が波打ち、ロイの下腹部に当たって
音を立てる。前後に揺れる乳房が鏡にぶつかって弾み、青い髪が宙に舞う。結合部から漏れ出た分泌液が、太もも
を伝って流れ落ち、パンストに筋状のしみを作った。ロイは挿入の角度を変え、執拗に幾度も責め立てる。愛する
少女の絶叫が、汗ばんで悶える肢体が、うねりながら収縮を繰り返す膣が、そして半分だけパンストとショーツを
脱がせたお尻の妖艶さが、少年を野獣に変えていた。
「あああっ、うあああああっ!!! いいい゛っ、いくうううぅぅうううっ!!」
 ケダモノじみた男の動きに、可憐な姫の花芯と理性は無残なまでに蹂躙されていたが、ロイの放った深奥への
一撃がリリーナの最も敏感な部分を擦った瞬間、凄まじい肉悦の大波が彼女を襲った。肉壺から蜜が噴きこぼれ、
花肉がロイ自身を締め上げる。リリーナはぶるぶる背を震わすと、もう一度大きく喘ぎ啼き、がくんと首を折って
うなだれた。
 かろうじて鏡台のふちを掴んでいた両腕から力が抜けて倒れ込みそうになるのを、ロイが手を伸ばして支える。
彼は半ば失神したリリーナの胸を掴んで支えると、爆発寸前の己自身を音を立てて引き抜き、少女の身体を鏡台
の前にそっと置いた。もちろん、尻だけ突き出した格好で。
「リリーナ……出すよ……」
 一声呻くと、彼の肉幹から滾り立った白濁液が噴出した。少年は、勢いよく射精する勃起を右手で操り、リリ
ーナのお尻――白くむき出しの上半分と、黒いパンストで覆われた下半分――に精液を浴びせかける。熱い飛沫
が飛び散るたびに、リリーナの肩がぴくっと震えた。丸く大きなお尻の上半分にかかった白濁は、背中に流れ落
ちるものもあれば、下側、つまりパンストとの境目に向かって這い落ちるものもある。パンストにかかったもの
は、そのままゆっくりと垂れ落ちて、黒い薄絹に白い筋を描くのだが、たまに粘度の高い塊が貼り付いて、ぶら
ぶらと垂れ下がるものもある。ロイは、リリーナの丸く豊かなヒップを徹底的に穢し尽くすと、最後に放出を終
えた先端をパンストになすり付けた。あきれたことに、それだけでロイの男性は硬度を取り戻す。
2664日目午後 10/10:2009/05/06(水) 10:52:40 ID:Lvva+0/u
「…………う……うー…………」
 その感触に、リリーナがわずかに顔を起こして、涙の滲んだ目でロイを見上げた。濡れた青い瞳はおそろしく
美しく、非難の色と快楽の余韻を湛えている。
「……ごめんね、リリーナ……いきなり、あんなことしちゃって……」
「………………」
 リリーナは答えない。変態的な行為をされた反面、新たな「大人の悦び」を教えられたのだから、どう言えば
いいのか言葉に困るだろう。いずれにせよ、お叱りは後で頂戴しようとロイは決心した。
「ねえリリーナ、約束してくれるかい?」
「…………?」
「もし賢者にクラスチェンジしても、パンストは履いてくれるって」
「……っ!! そ、そん……んああっ!!」
 リリーナが甘い声で悲鳴を上げた。ロイの怒張が、再び彼女を後ろから襲ったのだ。
「スリットからのぞく白い太もももいいけど、やっぱりリリーナにはパンストが一番似合うと思うんだ。これか
らは寒いイリアに向かうことだし……ね?」
 ロイはゆっくり腰を揺らしながら、指先を少女のお尻に這わせた。まだ温かさの残る白い絵の具を、丸く盛り
上がった肉のカンバスに塗り拡げながら、徐々に突き上げの速度を速めていく。ロイの指がつうっとヒップを撫
でるたび、彼の先端が肉襞をえぐるたびに、ぐったりしていたリリーナの身体がわずかに反応し、悩ましげな吐息
がきれぎれに漏れ始めた……

(続かない)
267名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 10:53:12 ID:Lvva+0/u
 これまでいろいろと書いてまいりましたが、FEの性感帯、じゃなくて世界観に沿うような表現に努めてきま
した。中世〜近世の社会・文化にそぐわない事象は、一部のネタ場面を除けば極力排してきたつもりです。
 本当はウェンディの下半身も「スパッツ」と書きたかった。シャニーやティトが身につけているのは「ミニスカ」
で、ファと致すのは「やっぱりロリコンがいいよね!」と表現したかった。ですがファンタジー世界の描写として
不適当なので、涙を飲んで削りました。
 しかしもう限界です。リリーナの履いているものは、「タイツ」ではなく、どうしても「パンスト」でなければ
気が済まなかったのです。個人的な思い込みですが。

 パ ン ス ト 万 歳 !
268名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 10:56:27 ID:Eq79Jarx
リアルタイムで超乙
>>11-13のリストに付け加える作品がくるとは思わなかった…くそ
そしてまさかの四日目神の変態紳士宣言ktkr
269名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 14:53:14 ID:8MODhVQc
おお、四日目さんだ。
相変わらずきっちりエロいなあ。
そして熱い情熱の叫びに感動。
270名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 15:15:53 ID:RBPnzTBn
GJです
GJです
271名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 17:26:22 ID:sIy/SLno
解除キタコレ
これはリアルタイムでGJできる幸運に感謝すべきだな
いつもエロくて長文でも読みやすい四日目氏に対して
272名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 04:35:28 ID:w0BN9Jxr
今保管庫はどれが一番当てになりますか?
273名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 14:23:21 ID:v4ax4iFg
当て……と言われても、カバーしている範囲がそれぞれ異なってる。
最初の保管庫(ttp://members.at.infoseek.co.jp/fire_emblem2ch/fe18.html)はPART1〜13まで。
二番目の保管庫(ttp://derheiligekrieg.h.fc2.com/safekeep.html)は13〜28章まで。
三番目の保管庫(ttp://fets.x.fc2.com/dir/index.html)は、どこまでカバーしてるかよく分からん。

ちなみに、まとまってないスレのままログに関して言えば、
1〜9まではHTML化されてて最初の保管庫に、13〜30章までは二番目の保管庫に置いてある。
274名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 14:24:22 ID:v4ax4iFg
うっかりしてた。

>>267
ぜひ唱和させていただきたい。
 パ ン ス ト 万 歳 !
275名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 15:46:59 ID:A8cvYEYj
ふぉおおお
276名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 01:10:47 ID:GwrWk361
エスリンたんのエロ小説読みたいレス
277名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 14:40:11 ID:llRM6tU3
俺はアルテナちゃん!
278名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 01:02:30 ID:biGq+ZyJ
Wiki辺りに保管庫作れば、誰でも保管出来るから全カバー出来るんだけどね
279名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 01:34:14 ID:srzaUcEq
前に案が出たんだが、確かその時は1ページあたりの容量制限が厳しくて使い物にならなくて放棄されたはず。
280名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 22:19:20 ID:An2V6VdN
俺はそのへんのことはよくは知らないんだが、
SSの保管を目的としたwikiってたくさんあるし、
使い物にならないほど容量制限の厳しいwikiを使わなければいんじゃね?
281名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 22:57:03 ID:HVGb+uD5
>>273
三番目が19章まで収録、ログは初代〜30章まで

>>278-280
>>102-107
282名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 18:42:18 ID:T7lXqFah
>>279
それってここの書き込み全てを保管しようとしたんじゃなくて?
いくらSSとはいえ、容量が厳しいWikiなんてないはずだが。

ログ全くと言っていいほど持ってないから保管は人任せになるけど、それでもいいなら作るが
283名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:16:03 ID:Tsg5AxhG
よっぽど変なものを作らなければ、きっとみんなホイホイ事後承認しちゃうよ。
実際二代目の保管庫なんか、完全に事後承認だし。

ただ、

>ログ全くと言っていいほど持ってないから保管は人任せになるけど、それでもいいなら作るが

これって、wikiの場所を確保するからあとは住人で保管してねってことかい。
284名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 23:44:15 ID:Rg2UY5PR
三番目のまとめサイトを作っている者です

自分が探した限りでは、アダルト利用可なwikiは見つからなかった
あったのはアダルト利用について言及されていないもの(そこは1ページ5000文字まで)で、
殆どの無料レンタルwikiは規約にアダルト利用禁止と明言されていました
他にもエロパロまとめwikiはあるけど、自分が見つけたのは全部規約違反だったので…

wikiでまとめが作れるのであれば、自分はそちらを利用した方がいいと思います
285名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 00:07:23 ID:XFu5VcNq
>>282だが、
経営者側の黙認、もしくは実際にアダルト条項に当てはまらないから
無料レンタルWikiにエロパロまとめWikiが氾濫するのかと思う。


>これって、wikiの場所を確保するからあとは住人で保管してねってことかい。

保管方法によるけど、作る前から勝手にしろって雰囲気で作られたWikiは放置状態になりやすいから一応。
出来る限り保管するぜ
286名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 14:57:41 ID:xc6PI45h
wiki作ってくれさえするなら保管作業なんてしなくても全然いいけどな
全体的なことさえやってくれるなら。wikiならジャンル分けにまとめられるしいいんだけど
今のままだとまとめ作ってくれてる人も負担でかそうだしなぁ
287284:2009/05/22(金) 22:41:43 ID:CReEWCx2
自分の考えを押し付けるつもりはないですが…
>>285
あくまで保管が目的なので、少しでも削除される要因があるなら
避けるべきだと自分は判断し、今の形式にしました。

いいwikiが見つかればwikiの方が断然いいと思います。
携帯からも見れますしね。
288名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 23:10:07 ID:XFu5VcNq
Wikiの主流っていうと、ぱっと思い浮かぶのは@Wikiだな
仮に削除されそうになったとしても、ログインメンバーにしか見れないようにすれば(原則非公開)
行けると思うんだがなあ

作ると仮定すると、1小説に1ページ設けて、
見やすくするためにカプ別シチュ別に、別々にリンクを張れば見やすく整理出来るよ。
wiki構文も上の真似すりゃいいだけで簡単だし。

ページ削除以外は、万が一管理人がいなくてもいじれるのが強みではある。

ただ、今の過疎状況だと、完全に保管完了するまでに大分時間はかかるだろうけども。
289名無しさん@ピンキー:2009/05/22(金) 23:54:22 ID:c7kwK8FS
完全に保管を完了するまで、そんなに時間がかかるかね?

スレ中の全ての作品を収録するにしても、先代・先々代の保管庫が28章までカバーしているのだから、
その範囲では保管庫の記述を流用してしまえばいい。
(保管庫が削除した作品まで網羅するのならちょっと手間だが……それはマナー違反だろう)
29章以降にしたって、生のスレッドのログはいちおう存在している。
290名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 00:13:02 ID:FPlZ6uyt
>>287
規約違反はやめたほうがいいと俺も思う

でももうずっと有名無実化してるとことかないんかなぁ
さすがに管理人氏一人にずっと負担かけ続けるわけにも…
291名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 00:48:15 ID:B2xLSmpA
>>289
そんなにかからないか


荒らし対策 ページ管理以外は誰でも管理出来るのがWikiの強み。
@Wikiでいいなら、管理者は一人で十分。

規約違反に関しては、限りなく黒に近いグレーだと思うんだけど
よくは分からない
292名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 18:46:08 ID:q86so39i
つまりまとめると

シリーズものを最初からまとめてるページは今のところ無いってことか
293名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 23:15:50 ID:F6opJ5Ye
結局・・・
294名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 18:45:05 ID:ZjdH4iDa
男共一同 「へザーを強姦以外で犯したいのだが、方法はないかね」
295名無しさん@ピンキー:2009/06/05(金) 23:45:02 ID:DkbID90y
以前上の方にあった某スレリーフ×イドゥンを未だに待ってる俺
296名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 23:12:15 ID:d4wqSTyP
落ちる
297名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 23:27:05 ID:DDI963G7
ほしゅ
298名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 21:05:39 ID:8h3wKvOi
無様にノルンたんとのラブラブちゅっちゅを書いてみせろ?
299名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 00:03:07 ID:rvIDqVjn
文法おかしい気がする上に既にドーガとの話が1つ投下されてる
…そして新加入組は影薄い印象が拭えないwww
名前の系統違うせいだなきっと
300名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 00:07:02 ID:IRfNX37d
ヴァルター様はエイリーク以外と絡ませづらい
301名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 15:18:26 ID:DoL8M3J/
「な・・・なにしてんのよ!フケツだわ!」
リーフの部屋を訪ねたミランダが見たものは、ベッドの四方に四肢を縛り付けられ、
全裸にひん剥かれたリーフだった。
ナンナとサラがリーフの肉棒に両側から舌を這わせている。

「ミ・・・ミランダ・・・助けて・・・」
いったいどれだけ搾り取られたのか、リーフは息も絶え絶えだが、その肉棒は雄々しくそそりたっている。
「あらミランダ。リーフ様のって凄いのよ。一緒に楽しまない?」
「ふふ・・・リーフの・・・おいしい・・・」
ミランダを誘うナンナとサラ。リーフの哀れな表情にミランダは嗜虐心をそそられるのだった。

そしてナンナとサラが肉棒の竿に舌を這わせ、先端をミランダがくわえ込み激しく攻め立てる。
うっ、と声を漏らし、本日10回目の精が放たれる。

「ふふ・・・まだ終わらないわ」
リーフの口に無理やりSドリンクを流し込むサラ。再び肉棒が硬度を取り戻す。
快楽の宴は終わる兆しを見せない・・・


という妄想が止まらない。絵の描ける人誰か描いてくれ
302名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 19:44:01 ID:ITvzDE5i
>>301
某スレの葉っぱもお姉さんばかり求めてたらそうなり…いや何でもない
303名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 21:21:01 ID:2UwiX6Om
>>302
これはこれで幸せだと思う
304名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 21:25:51 ID:pcvdOFMA
いいこと思いついた
リーフがトラ7の女性登場人物の大半とヤっちゃう連作SSというのはどうだろう? 3年位かけてさ
305名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 21:28:30 ID:2UwiX6Om
>>304
ぜひ書いてくれ
306301:2009/06/14(日) 21:32:09 ID:2UwiX6Om
>>301
で書いたような絵が投下されれば
>>304
の言う様に書いてみよう。3年はかけないと思うが
307301:2009/06/14(日) 23:41:31 ID:dx+sHn+b
とりあえず数日中には第一話を投下する。
その後はモチベーション次第、というわけで絵をくれ
308名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 00:21:29 ID:AQiYuKi2
いいよ、別に急がないでも。
あんまり急ぐと煩悩が散る。
309名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 00:22:46 ID:fBJlkEaM
職人のマイペースで大丈夫ですと
310名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 14:34:35 ID:cX945JXp
>>304
リーフ総受けなんだろうか
311名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 14:34:40 ID:YiXs94nE
セリスが聖戦の女性全員とヤッちゃうのも頼む
312301:2009/06/15(月) 16:14:10 ID:rcokf8gD
>>311
エロい挿絵くれたら考える
313名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 20:00:28 ID:/fMG+7nS
よしアレだ

ロイが封印の女性登場人物ほぼ全員とヤっちゃう連作SSっていうのはどうだろう
314名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 20:44:54 ID:OTcmuMLy
なぜかタイムスリップしたロイが烈火の女キャラ全員とするという電波が…

襟木?なにそれうまいの?
315名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 22:32:54 ID:FmIB4ENE
まずフィアナ村にいた頃にエーヴェル、ナンナ、マリータと4Pの日々。たまにタニアが混じって5P
んで海賊討伐から帰ってきて(ゲームスタート)ハルヴァンの家を訪ねてパトリシア(ハルヴァンの妹)と一発
そんなこんなでリフィス団潰してサフィと再会してまた一発
ケルベス砦で連れされたルチア(幼女)相手に一発する鬼畜な葉っぱ様。ユベルを助けたお礼と言ってディアナ(ダルシンの妹)相手にもう一発
色々あってタイーホされて、牢屋の中でフェルと一緒にカリンを襲う

名ありキャラ出していったらキリが無さそうだな。NPC多めだけど
316名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 22:38:43 ID:sc5WD2eA
>>314
もしかして実の母親とも?w
317名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 22:52:04 ID:ur/qGkmN
>>314
それ何て『御先祖様万々歳!』?
318301:2009/06/15(月) 23:50:51 ID:yS0SXnTL
>>315
それを書くモチベーションのためにも絵がほしいのだ
319名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 07:00:05 ID:w8vpCRXe
>>316
下手すると本当の父親は自分自身とかいうのにもなりかねん
320名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 10:05:06 ID:j9cxDWj6
近親は聖戦とマケドニアでお腹いっぱい
321名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 11:02:31 ID:jIcsHmhT
ざっと見直したがティーエがない
322名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 18:58:32 ID:TS62DkDc
セリスは短小包茎ぽいがリーフはデカマラだと思う
323名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 22:15:49 ID:vrmDOSd0
リーフがゲイボルグが使えたら周りの男達をアッー!
324名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 22:52:14 ID:TS62DkDc
巨根ブラブラさせてそうなリーフに萌える
325301:2009/06/16(火) 22:57:21 ID:K2jVyBvJ
ううむ、リーフ総受けを考えてるんだが責めもイケるだろうか
326名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 23:03:06 ID:TS62DkDc
全然逝ける
巨根で絶倫だし
327名無しさん@ピンキー:2009/06/16(火) 23:18:41 ID:xT01mTsf
>>321
ティーエは題材が王道なだけにエロく描くのムズイんじゃないかと
それよりジャヌーラで吸われる行為自体のエロについて描写してほしい
爺や教団司祭→女でも女→男でもエロい
328名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 01:47:13 ID:eVEK53od
そんなことよりマルスハーレム誰か描いてよ
むちむちシーダ総受けでもいい
329名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 08:41:23 ID:G7hS84+S
>>327
王道すぎるがゆえにかーなるほど
私的にはあの黒雨バッドエンドでひとり生き残ったあとが気になる…

男というか爺司祭系はジャヌーラで吸血
シスター系はリザイアってイメージ。エロとは関係ないなスマン
330301:2009/06/17(水) 13:03:47 ID:dNviBKs2
リーフを変質者にしてしまってかまわんか?
熱心なファンには申し訳ないが
331名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 13:08:58 ID:Km8IvOvR
多少アナルに興味とかソフトSM程度ならおkだが、あんまきっついのは勘弁
332301:2009/06/17(水) 15:38:17 ID:iI925vHj
まあ俺もハードSMとかグロスカとかは嫌いなので書く気はない
今考えてるのは、リーフマゾに目覚める(ソフトSM?)とか、
男女ともに食っちまうとか、(真面目にホモは嫌なんでコメディタッチに)
全裸で女の子を追い回すリーフなどを考えている。

その煽りってワケじゃないが周囲の人間の変態度も高まるかもしれん。

キュアンとかラケシス、フィン、エーヴェル、ナンナなどだな。
333名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 16:20:32 ID:Km8IvOvR
>男女ともに食っちまう
自分的にはホモ絶対にだめなのに

アスベル女装だけはおkとか思ってしまう自分が憎い
334301:2009/06/17(水) 16:23:22 ID:iI925vHj
まあ、相手はその時々だろうがホモらすときは女の子もからますよ
男だけだとスレの趣旨からも外れそうだしな
335名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 21:42:06 ID:dPRxk/Zu
リーフってなんか受けなイメージあるな、性格とか性能のせいかな
俺は変態リーフが片っ端から女を犯していくのがいいと思う
キャラ崩壊はどっかのネタスレでもう慣れたww
あと画像持ってませんマジすいませんごめんなさい
336名無しさん@ピンキー:2009/06/17(水) 22:44:12 ID:9u7D6J5p
337301:2009/06/18(木) 01:10:51 ID:mQ+NyI8m
じゃあリーフに限らずガンガン変態度を上げる方向でいこう
338301:2009/06/18(木) 02:09:09 ID:mQ+NyI8m
というわけで投下する。色んなキャラを変態化してるんでイヤな人はスルーしてくれ

変態王リーフ

序章

 レンスター落城以来幼いリーフはフィン達に守られて各地を転々としていた。
そしてターラに留まっていたある日の事。ラケシス王女がイザークに行くと言い出した。

「………どうやらお止めしても無駄のようですね」
「心配かけてごめんなさいねフィン、ナンナをお願い」

ベッドの上で絡み合う2人、フィンのペニスをラケシスは愛おしげにさすった。
荒い吐息が漏れる。
「貴方がキュアン様のそばにいた頃は、女に興味ないんだとばかり思っていたわ」
「……キュアン様のゲイボルグにはとても可愛がっていただきましたとも、貴女だってエルトシャン王の
ミストルティンに…」
ラケシスはフィンのペニスを強く握る。
「もうっ!野暮なんだから!たしかに私の初めてはエルト兄様に捧げたし、結婚したのはベオウルフだけど
今は貴方とSEXしてるのよ!」
「…すみません」
ペニスを握られて荒い息を吐いたフィンはラケシスに覆いかぶさっていく。
その時、突然部屋の扉が開いた!
「フィンー…寝付けないよー」
「リリリリリーフ様!?」
そこには幼い主君が佇んでいた。

「……フィン?ラケシス?…裸で何してるの?」
とんでもない所を見られてしまった。だが焦るフィンを尻目にラケシスはリーフに近づいていく。
まだ10歳にもならないとはいえ男の子である。リーフはラケシスの白い透き通った肌に
ドギマギして目を逸らした。
「ラケシス?いったい何を…」
フィンの問いに対するラケシスの返事は簡潔である。
「私、リーフ様の筆下ろしはそろそろだと思っていたの。思えば私の初めてもこのくらいの年の時だったし」
フィンはもはや何も言えなかった。
「…まあ、私もキュアン様に童貞を捧げたのは、12の時でしたが…」
339301:2009/06/18(木) 02:10:07 ID:mQ+NyI8m
たちまち裸に剥かれるリーフ。何がなんだか少年にはわからない。
「リーフ様、これから貴方に女を教えて差し上げます♪」
陶然と微笑むラケシス。その姿に少年のおちんちんはギンギンに反り返っている。
「まあ!」
ラケシスはリーフのおちんちんとフィンのモノを見比べて目を見開いた。
「凄い…この歳でこの巨根…将来がなんて楽しみな…」
そして、その手でいやらしく肉棒をさすり始める。リーフはラケシスのなすがままだ。
「あぅっ……はっ…なにコレ……気持ちいいよ……」
「ふふふ……これからもっとよくして差し上げます」
その手練手管にまだ幼い少年はとても耐え切れない。リーフの巨大な肉棒からはすぐに大量の精液が吐き出される。
しかしその硬度はまだまだ健在である。
「それでは…戴きます♪」
ラケシスはリーフに跨ると、その肉棒を膣に埋めていく。少年の脳を快楽が焼き尽くす。
「うぁ…ラケシス…ラケシス!」
「はぁ…あんっ……なんて凄い」
騎上位で腰をくねらせるラケシス。その腰使いは性豪エルトシャンに鍛えられたものである。
「さあフィン、何をしているの?貴方はこっちよ」
両手で尻の割れ目を開いてラケシスはフィンを誘った。
「……本当に困った人だ……」
フィンは反り返った肉棒をラケシスのアナルに突きこむ。
嬌声をあげて腰をくねらせるラケシスにリーフとフィンが精を吐き出すのはすぐの事だった。

それから数時間後、リーフとフィンは数十回に渡って搾り取られ息も絶え絶えになっていた。
「ふふふ…とてもゾクゾクしたわ♪」
ラケシスはにやりと笑うと服を纏い、立ち上がった。
「リーフ王子、次に会う時まで、性技を磨いてもっと逞しいおちんちんを手に入れるのよ♪
大勢の女の子相手に経験を積めば貴方はもっともっと強くなるわ」
そう言い残してラケシスは旅立っていった。

この出来事はリーフの心に強烈な快感を焼き付けた。
これが変態王リーフ誕生の瞬間だった。

続く

誰か挿絵描いてくれると嬉しい。次はナンナかエーヴェルのつもりだ。
340名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 18:30:44 ID:KJGwODqV
すごく・・・いやらしいです・・・
341名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 22:57:16 ID:CwKRtI5G
すばらしい!

ワロタし面白かったし、これからも期待してるよ
342名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 23:38:40 ID:YSYf1hcA
やべー、不覚にも笑ったwwww
やっぱこういう笑いはエロでしか読めんな
続きが楽しみです
343301:2009/06/20(土) 16:17:27 ID:IgCJxjgJ
ナンナを清楚で清純だと思う人はスルーしてくれ

変態王リーフ 

第1章

ラケシスに童貞を奪われてからリーフは熱心に文武に励むようになった。
「これが父上の記した大レンスター四十八手…なんて勉強になるんだ…」
むろん実践が伴わなければ机上の空論である。リーフは近隣の農家からかかしをもらって来ると、
さまざまな体位を試してみた。
「うーん…かなりアクロバティックな体位もあるんだなぁ…それにかかし相手だからどうにかなるけど、
 実際に女の人を相手にするとなると体力が必要だ。駅弁なんかそれなりの腕力がないとできないぞ」
そしてリーフは筋トレに励むようになる。
この時の努力のため、数年後のトラキア本編開始時には疲労のない絶倫少年と化すのである。

…ラケシスがイザークに向かってすぐ、リーフ達はターラを追われるはめになった。
リーフ、フィン、ナンナは帝国の追ってを逃れるために各地を転々とした。
そんなつらい日々の間にもリーフはキュアンの著書、大レンスター四十八手と、
かかしの「エスリン母上2号」(リーフ命名)を親代わりと思って文武両道に励んでいた。
そんなある日、とある山中で野宿していた時の事である。

フィンは食料を調達するために山中へ分け入っており、リーフはいつものトレーニングをこなすと、
茂みに入って服を脱ぐ。いつもどおり「エスリン母上2号」を相手に性技の練習である。
「エスリン母上2号」を後ろ向きにして木に立てかけると、背後から組み付く。
大レンスター四十八手に記された後櫓、いわゆる立ちバックの体勢である。
「このまま腰を掴んで、ひたすら突き上げる!30分突いたら5分休憩を3セット!」

しばらく前までは2セットもきつかったが、最近は3セットこなせるようになった。
トレーニングの成果が出ていると思うと自信が付いてくる。
344301:2009/06/20(土) 16:18:27 ID:IgCJxjgJ


そして3セット目ももうすぐ終わる頃、ナンナがやってきた。
「リーフ様〜〜〜フィンが戻ってきました。しばらくしたら晩御飯ですよ」
リーフの全裸にも練習にもまったく動じないナンナ。もはやなれっこである。
「ああ、調度終わる所だから、一休みしたら戻ろう」
「今日も精がでますね。タオルどうぞ」
「ありがとう」
ナンナから差し出されたタオルで汗をぬぐうとリーフは全裸のまま、木の根元に座って一休み。
ナンナはリーフの隣に座ると、うっとりとリーフの肉棒を眺める。
「リーフ様、お母様が言ってました。リーフ様のおちんちんは将来世界一になるって」
「ははは、そうなるようにがんばるよ。でも、おちんちんが大きいだけじゃ駄目なんだ。
 精力、体力、房中術、すべてにおいて頂点を極めなければ父上を越えることはできないよ。
 それよりナンナの方はどう?」
ナンナはラケシスから様々な性技を教わっており、ラケシスが去ったあとも一人練習に励んでいた。
「お母様の置いていってくれた、バイブや張り型で勉強はしています。でも最近実物で練習してないから…
 フィンは疲労気味ですし…」

しばらく前までは、フィンがナンナのフェラや手淫の練習台になっていたが、最近の生活苦の疲労のため、
フィンの肉棒は立たなくなってしまった。

(フィン……可哀想に……)
フィンを思いやるリーフ。ここは自分が一肌ぬごう。
「ナンナ、僕が練習台になってあげるよ」
「え?いいんですかリーフ様?ご自分のトレーニングもハードなのに…」
「これも性技を極めるためさ。遠慮なくどうぞ」
腰を動かして肉棒を誇示するリーフ。すでに期待に勃起している。
345301:2009/06/20(土) 16:19:37 ID:IgCJxjgJ
「じゃあ、遠慮なく♪」
ナンナはリーフの肉棒を両手で包むと上下にしごきはじめる。
まだ少年なのにリーフの肉棒は大人顔負けの巨根である。先端からは先走りの汁が零れている。
むわっとした雄の匂いを胸いっぱいに吸い込むナンナ。
「ふふふふ、ちょっと早いんじゃありません?」
「はぁはぁ…まぁ、さっきまで練習してたからね。それにナンナが上手いんだよ」
雄の匂いに我慢できなくなったナンナはリーフの肉棒をくわえ込む。簡単に射精すまいとこらえるリーフだが、
すでにその性感は高まりきっており、ラケシス仕込のナンナの舌使いに屈してしまう。
「うぁぁっ!」
びゅるっ!ぴゅっ!どぷゅ!
「ん、美味し♪」
リーフの大量の精液を飲み干すとナンナはショーツを下げてリーフにまたがってきた。

「え、いいのナンナ?君まだ処女なんじゃ」
「処女はお母様にとられちゃいました。私の娘だけあって超絶美少女ね♪もう我慢できないわっておっしゃって」
「……僕あの人を超えられるのかなぁ」
呆然とつぶやくリーフ。それにナンナが自分より先に大人の階段を上っていた事もちょっと悔しい。
「お母様は男でも女でもキレイな人がお好きですから。イザークにいるデルムッドお兄様を迎えにいったのも、
 私の息子なら今頃エルト兄様のようなお耽美超絶美少年になってるはず、だからだそうです」
「………顔はトレーニングのしようがないなぁ………」
そんな事を呟きながらも、急にラケシスが気の毒になるリーフ。理由は不明だ。
そんな事を考えている間にもリーフのペニスはナンナの手によって膣にあてがわれる。
「それじゃあ、戴きます♪」
一気に腰を落として肉棒をくわえこむと、腰をゆすり始めるナンナ。
リーフは童貞を奪われた時のことを思い出した。
(やっぱり親子なんだなぁ)

しかしこのまま、なすがままでは悔しい。ナンナの腰をつかむとリーフは猛然と突き上げ始めた。
「やぁんっ♪…あひっ…ふぁああ!」
蕩けた顔で快感を貪るナンナだが、やはりナンナに一日の長がある。いやらしく膣を締め上げられ、
リーフは耐えかねて大量の精を放つのだった。
「リーフ様…まだ私イッてませんよ…私がイクまで付き合ってもらいます…」
そしてナンナがイッたのはリーフが5度目の射精をした時だった…
346301:2009/06/20(土) 16:20:31 ID:IgCJxjgJ
その後もリーフは各地を転々としたが、その間トレーニングを欠かす事はなかった。
ナンナはというと完全にフィンが不能になったため、リーフを練習台にして精を貪っている。
リーフはSEXで一度もナンナに勝てない悔しさから、より一層性技の修行に励むのだった。

そして詳しいことははしょるが、リーフ達はフィアナ村にたどり着く。
この村に数年間滞在する事になるのである。

続く

次はエーヴェルいきます
347名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 19:40:02 ID:9x2TjCiT
フィンかわいそう・・・ゆうしゃのやりがナンナの使い込みによってこわれたやりに・・・
リーフはひかり輝くイチモツだから光のごとく早い・・・
ナンナはだいちのまんまんだから相手から体力を奪う恐ろしいまんまん・・・
348名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 15:41:54 ID:+e4HCuBE
えろいなw
349名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 19:38:57 ID:Cjri9y9X
壊れ気味のナンナ(・∀・)イイ!!

ところで篠崎版聖戦小説(notトラキア)だとティニーと一緒になったのってレスターの代替の
ディムナだったと思うんだが、あってる?
今ちょっと出先で確認できないんだよ……。

ふと思いつて見て意外と良さそうに思うんだが……。
文才はないがちょっと書いてみようかなと……。
350名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 22:10:26 ID:0v/bjOlg
>>349
是非書いて下さい!
期待してます!
351名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 22:50:21 ID:2f7dBK8N
リーフの巨大な剥けチンは祈祷もでかそうだ
352310:2009/06/22(月) 20:11:18 ID:LHISlgT7
>>349
ティニー×ディムナ是非読みたいです!
期待してます!

変態王リーフ 

第2章

なんだかんだあってフィアナ村にたどり着いたリーフ達、この時リーフ12歳ナンナ11歳、
フィンは30代半ばくらいである。30半ばで不能になったフィンが気の毒でしょうがない。
公式設定がこのくらいだったと思うので、このSSではこの設定でいく。
間違ってたらスルーしてほしい。

リーフ達はフィアナの領主エーヴェルの屋敷に世話になることになった。
「私がこの村を治めているエーヴェルと言う者です」
フィンより年上だろう。30代後半くらいの女性がリーフ達を出迎えた。
その後ろに黒髪の子供がしがみ付いている。
「マリータ、あなたもご挨拶なさい」
「………マリータ………」
(僕やナンナと同じくらいかな?さすがにまだ処女だよね、ナンナは特殊なケースだし)
そんな事を考えるリーフ。さすがに口には出さない。初対面の相手には第一印象が大切だ。
まあ、どうせ性技の練習をしてれば、変態である事はすぐバレるだろうが。
(まいったなぁ、僕は頑張ってるだけなのに、皆引くんだもん、ちゃんと鍛えないと上手にSEXできないじゃないか)
今まで訪れた町や村で、変態と誤解(?)された事を思い出す。でも、練習をやめる気はない。
せめて隠れて練習すればいいのに、そんな発想はないようだ。
このあたりナンナは要領がよく、影で道具を使って練習しており、リーフを相手にする時も決まって人のいない時だ。
しかしその性欲の強さはリーフ以上である。
ナンナは村を案内されてる時に、村人の男たちをまるで獲物を狙う鷹のような視線で眺めていた。
数日中には、顔のいい者やペニスの大きい男は食われてしまうだろう。
末恐ろしい11歳である。
353310:2009/06/22(月) 20:12:13 ID:LHISlgT7
野宿から解放されたリーフは部屋で「エスリン母上2号」相手にSEXのイメージトレーニングに勤しんでいる。
剣の稽古なんぞほったらかしだ。トラキア本編開始時のしょぼいステータスも無理はない。
イメージトレーニングが終わると、リーフはとりあえずエーヴェルとマリータの事を考えながらオナニーに耽る。
「お…親子丼…ハァハァ」
全裸になって自らの肉棒をしごき上げるリーフ。最近自分は露出狂のケがあるのかも、と思う。

熟れた熟女の肉体と、瑞々しい少女の肌を妄想してると肉棒がムクムクと起き上がり硬度を増す。
この間、風呂を覗いてみたが、マリータの頭を洗ってあげるエーヴェルの姿はたまらなかった。

オナニーをしていて気付いた事もある。ナンナとSEXするとすぐ射精してしまうので、
自分は早漏なのでは、と悩んだのだがオナニーでは特別早くもない。
オナニーと比較はできないだろうが、ナンナが上手いのだ。さすがラケシスの娘である。

しばらく肉棒をしごいているとだんだん性感がたかまってくる。
キュアンの記した大レンスター四十八手には、SEXの体位だけでなく、
男女の体の仕組みや性感帯についても詳しく書かれており、自分の感じる所は把握している。
「ハァハァ…エ…エーヴェル…エーヴェル!」
その時部屋の扉が開いた!
「リーフ様、食事の時間で…なっ!?」
うっ、ドピュッドピュッ!

エーヴェルが扉を開いてリーフに声をかけるのと、リーフが大量の精液をぶちまけるのは
ほぼ同時だった。
354310:2009/06/22(月) 20:13:03 ID:LHISlgT7
「ああ、エーヴェル、ご飯の時間?すぐ行くよ」
「…え…ええ…」
とりあえずテッシュで精液の始末をするリーフ。見られてるとおもうと興奮して肉棒がますます勃起する。
とっさに顔を背けつつもつい横目でリーフの肉棒を見てしまうエーヴェル。
子供とは思えない巨大なペニスにエーヴェルの体が疼く。
記憶をなくして以来、色々あってご無沙汰である。10年以上SEXしておらず、
そばには常にマリータがいるため自慰もなかなかできない。

はっきり言うとエーヴェルは欲求不満であった。そこにきて背徳的な子供のオナニー、
それもあれ程の巨根を見せ付けられ、周囲には濃厚な精液の匂いが漂っている。
椅子から立ち上がるとリーフはそのまま扉の方に向かってきた。
「リーフ様!?…ふ、服を着てください!」
「…でも僕エーヴェルに見られてると思うと、興奮しちゃうんだ、もっと見てよ」
腰を振ってペニスを揺らして見せ付けるリーフ。エーヴェルはもはや顔を背けることすらできず、
リーフのペニスを凝視している。
「…ゴクリ」
生唾を飲み込むエーヴェル。ブリッジの体勢をとって天にそびえ立つ肉棒を誇示するリーフ。
「ほーらほら僕のおちんちんはおっきいよ」
ブリッジの体制をとったまま、器用に両手両足を使って前進しエーヴェルの目の前までくると
ペニスを左右に揺らしてみせる。その時エーヴェルの頭の中でなにかが切れた。
355310:2009/06/22(月) 20:14:31 ID:LHISlgT7
エーヴェルはいきなりリーフを抱え上げた!
「うわっ」
「もうっリーフ様がいけないんですからね!責任とってもらいます!」
片腕でリーフを抱き上げ、逆の手でショーツを脱ぎ捨てる。すでに秘所からは愛液がとめどなくあふれている。
エーヴェルはショーツを脱いだ手で肉棒を掴むと秘所にあてがい、
「はぅっ!この感触久しぶり!」
一気に押し込んだ。

そのまま両腕でリーフの両足を抱えて持ち上げる。いわゆる駅弁スタイルを男女逆にした体勢だ。
「こ、これはたまらないよ!エーヴェル!」
リーフはエーヴェルにしがみついて腰を前後にふって、膣内の感触を味わう。
エーヴェルは年端もいかない少年と交わる快感に蕩けきっている。
ちなみにファバルとパティの父親はデューだ。

「はぁはぁ…なんて可愛らしい…リーフ様」
エーヴェルはリーフの唇を奪うと、ためらいなく舌を差し込んだ。
音を立てて舌を絡め合い、唾液を交換する二人。口を離すと、2人の舌の間を銀色の糸が繋いだ。
リーフはエーヴェルにしがみついてディープキスしている間、2人の体の間で押しつぶされている乳に直接触りたくなった。
幸いエーヴェルが両腕でリーフをしっかり抱えて腰を振っているので、リーフの両腕は自由である。
リーフはエーヴェルの服のボタンを次々と外して前をはだけさせると、ブラをたくし上げた。
「わぁ…これがエーヴェルのおっぱい♪」
ラケシスより大きい。
「ふふ…好きにしていいんですよ、リーフ様」
リーフはエーヴェルの乳にむしゃぶりついた。左手で胸を搾るように揉みしだき、乳首を舌ではじく。
右手で逆の胸を揉むのも忘れない。
「はぁぁん!…はぁ…リーフ様…んっ!」
「ちゅるっ!ちゅっ!んちゅっ!」
音を立ててエーヴェルの乳首を吸い上げる。
356310:2009/06/22(月) 20:15:31 ID:LHISlgT7
乳首を吸う間にも、腰を振り続けるリーフ。ナンナとのSEXや頻繁なオナニーによって鍛えられた彼は、
簡単には射精しないのだが、それにも限度がある。
「はぁはぁ…エーヴェル…そろそろ…イクよっ!」
「リ…リーフ様!…この…まま!…中へ!」
高まりきった性感と快楽に溺れる2人。リーフの腰が動きを早め、エーヴェルの膣内で達した。
「んはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
大量の精液を子宮に叩きつけられ、エーヴェルは全身を震わせて絶頂を迎えた。
「はぁはぁ…まだまだ僕はイケるよエーヴェル!第2Rだ!」
「ええ、もちろんですリーフ様、まだまだ相手をしてもらいますね♪…はぁはぁはぁ!」
息を荒げてリーフを押し倒し、その瑞々しい少年の肉体を貪るエーヴェル。
結局リーフは数十回に渡ってエーヴェルに犯され、息も絶え絶えになってベッドに横たわる事になった。

(自信あったんだけどなぁ…やっぱり経験の差かなぁ)

ラケシスに犯されて以来、ずっと鍛えてきたのだがまだまだ力不足を実感するリーフ。
ラケシスやエーヴェルはまだしもナンナにも適わない。

リーフは自分の性技修行が上手くいっているのか、自信を失いかけていた。

続く

次はマリータです。ちょっと趣向を変えてみようと思う。
357名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:08:49 ID:7l+lNMk4
gjです

マリータはなぁ・・・うん
どっちかと言うと、ココはぐっと我慢した方が
後々美味しく頂けるような気もするけどねぇ・・・

でも楽しみです
358名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:49:54 ID:IzY4UByB
エーヴェルってもう40代だっけ
359名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 22:53:50 ID:oXlo9qYw
エーヴェルはトラ7の時点で34歳
360名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 23:38:59 ID:sskBAMGk
あの親にしてこの息子有りって感じだな
キュアンも子供の頃はこんな感じだったのか?
361310:2009/06/23(火) 03:14:59 ID:p0DNzm9V
誰か挿絵描いてくれ!俺の妄想が絵になるのを見たい!
描いてくれたら、拙い文ではあるがエロSSのリクエストに応える!
362名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 06:33:26 ID:OQmtkHeZ
クレクレは逆効果
363310:2009/06/23(火) 10:10:31 ID:ZoJps2tm
すまん。このSS書き始めたのも自分のエロ妄想を形にしたかったからなんだ。
数少ないトラキアのエロ画も色々見たくてね…
364名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 18:59:28 ID:mATcE3/t
大レンスター四十八手読んでみてえな
365名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 20:49:31 ID:hMmJppkU
>>364
俺も読んでみたいよ


マリータが明るく素直ないい子と思ってる人はスルーしてくれ、もはや別人になってしまったな。
まあマリータに限ったことじゃないが

変態王リーフ 

第3章

エーヴェルの屋敷に住み始めて半年、リーフは最近いくつかの悩みを抱えていた。
一つはあれから頻繁にエーヴェルとSEXするようになった事。それ自体はむしろいい事である。
経験を積めるしなにより気持ちいい。しかし、一度も勝てない。
同じ悩みをナンナに関しても感じている。SEXしてもまるで敵わず、先にイカされてしまう。
なかなか自分の修行の成果を実感できないのである。

それとは別の悩みもある。
エーヴェルの娘マリータが打ち解けてくれない事である。もともと取っ付きにくい所はあったが、
半年の間まともに口も聞いてくれない。こちらから声をかけると凄い目付きで睨んで、すぐ立ち去ってしまう。
「うーん、僕何かしたかなぁ?マリータのパンツを拝借してオナニーした事くらいしか心当たりがないよ」
相手と仲良くなるには相手の事をよく知る事だ。リーフはしばらくマリータをストーキングする事にした。
大レンスター四十八手によると、父キュアンは正攻法を好みゲイボルグで突撃する事を好んだが、
ケースによっては搦め手も使ったようだ。ストーキング技術も詳細に記されていた。

リーフの名の通り全身を緑に塗り、葉っぱをつけて茂みに隠れるリーフ。服を汚すと怒られるので全裸だ。
マリータの日課は早朝に庭で素振りする事から始まる。しばらく汗を流したら朝ごはんだ。
マリータはタオルで汗を拭くと、タオルを洗濯籠に放り込んで屋敷に戻った。
リーフはタオルを回収して匂いを嗅ぎつつ、距離をとってマリータを追跡する。
厳しいストーキング修行の結果、気配の消し方は忍者なみだ。

玄関でマリータはリーフの靴をいじっていた。
「?僕の靴になにしてるんだろ。匂いを嗅いでるのかな?」
366名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 20:50:24 ID:hMmJppkU
マリータが玄関を離れるのを待って靴をチェックすると画鋲が出てきた。
「そういや、何日か前にも画鋲を踏んだけどマリータが入れてたのかな?」
その時は気にもしなかったが、どうもそのようだ。
「まいったなぁ、ひょっとして風呂を覗いたのが気付かれてたのかな?
 それともマリータの使用後のスプーンを舐めたことかな?好きな娘の縦笛を舐めるような可愛い行為だと思うけど」
その後も一日中マリータをストーキングしたが、彼女はかなりの割合でエーヴェルのそばにいる。
エーヴェルの前でだけは「母様♪母様♪」と笑顔でじゃれている。
リーフを睨んできた時とはまるで別人だ。
「マリータはお母さんっ子なんだなぁ」
マリータとエーヴェルの風呂を覗きながら呟くリーフ。肉棒はギンギンだ。

そして夜、リーフは気配を消してマリータの部屋のベッドの下に隠れている。
マリータが寝巻きに着替えるのをしっかり目に焼き付ける。年相応のぺったんこだ。
マリータはベッドに入る。ベッドの下ではその様子は見えない。
少しするとマリータの甘い声が聞こえてきた。
「ハァハァ…母様!…あん…母様…私の母様!」
クチュクチュと音がする。
(ま、まさかエーヴェルでオナニ−している!?…ここまでのマザコンだったなんて!)
焦るリーフ。大レンスター四十八手には様々な性癖や嗜好についても記されており、
その中にマザコンについても書かれていたが、通常は男がマザコンになるのだとばかり思っていた。
「はふぅ…気持ちよかったぁ…」
どうやら満足したようだ。
「私を奴隷商人から助けてくれた母様…優しくて美しい私だけの母様……それを…あの変態王子!!!」
(なるほど…奴隷商人に陵辱された所を助けられたのか…それでエーヴェルに依存していた所を、
 僕がエーヴェルとSEXしたから僕にキツくあたるんだな)
367名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 20:51:45 ID:hMmJppkU
やはり情報収集は大事である。原因が判明したら次は対策だ。
自室で大レンスター四十八手を熟読するリーフ。
「父上の知識によると、男に陵辱された女の子はどうしても男にマイナスイメージや恐怖感を持っている…
 そこにきてあのマザコンぶり…エーヴェルとSEXしてるのを知られたのは痛手だったかなぁ」
色々考えた結果、マリータが男に持っている(とリーフが思い込んでいる)恐怖感を取り払ってやることにした。
「よし、男は危険な存在じゃないとアピールするんだ!」
とりあえず全裸になるリーフ。これは身に武器をかくしていない、私は無防備という友好のアピールだ。
さらに体にLove & Peaceと書いて親愛の情を示す。男の象徴、おちんちんには
「おちんちんはお友達」と書き込んで安全性を示す。マジックで書いてる時ちょっと感じてしまった。
「これでOK!さあ突撃だ!」

その日の朝。マリータは早朝の日課、素振りをするために庭に出てきた。その時後ろから声をかけられた。
「やぁマリータおはよう!今日も精がでるね!」
この声はリーフだ。ウザい。ガンでもくれてやろうと振り返ったマリータはリーフの姿をまともに見てしまった。
「きゃあああああああああああ!!!!!!!!変態!変態!!痴漢!露出狂!」
「初めて口を聞いてくれたね!嬉しいよ!あ、逃げないで」
逃げようとしたマリータの手を掴むリーフ。
「逃げるに決まってるでしょ!離してよ!」
「大丈夫!僕は君の敵じゃないよ。お友達になりたいんだ」
話をする事は相手の存在を認める事だ。まずは一歩前進したと感じるリーフ。
368名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 20:53:12 ID:hMmJppkU
「ふん!私から母様を取ろうとしてるヤツなんかと誰が友達になんかなるもんか!」
「取らないよ」
「へ?」
「僕がエーヴェルとHするようにマリータもエーヴェルとHすればいいと思うよ」
「私が…母様と?」
「そうさ、百合親子プレイハァハァ…じゃなかったHは親愛の証さ。なんなら僕が手伝ってあげようか?」
「…母様と百合プレイ…ハァハァ…手伝ってくれるの?」
「うん!エーヴェルの弱い所はだいたいわかったからね。教えてあげる」
そういうとリーフはマリータを抱き寄せ、耳を甘くかんだ。
「んっ!」
身を強張らせるマリータ。
「エーヴェルとHする時に試してみるといいよ。友達の証にみんな教えてあげる」
そしてリーフは手をマリータの服の中に差し込んでくる。ほとんどふくらみの無い胸を撫で回し、
乳首を摘んだ。
「!やんっ!…はぅ…」
リーフはエーヴェルの性感帯を一つ一つマリータに身を持って教え込んでいく。
エーヴェルやナンナには敵わなくとも、リーフの愛撫は経験の少ないマリータにはとても耐えられるものではなかった。
乳首をこね回され、首筋にいくつもキスマークをつけられて、マリータは快感に身悶えている。
「ここも…」
リーフはスカートのスリットから手を入れると、下着越しにマリータの秘所をさすった。
「!!!はぁん!…ああっ!」
身を震わせてマリータの体から力が抜ける。イッたようだ。
369名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 20:54:26 ID:hMmJppkU
「気持ちよかった?じゃあ男の良さも教えてあげる!」
マリータを押し倒すリーフ。
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
焦るマリータ。
「大丈夫!SEXは最高の親愛の証さ!僕らはもう友達だからね!」
そしてマリータのパンツをずらすと、反り返ったペニスを一気に挿入した。
「っ!!!!!!」
「んーやっぱりキツキツだなぁ、根本までとても入らないや」
マリータを愛撫しながら少し腰を動かしてみる。
「やぁあああああん!!!」
マリータはすぐに2度目の絶頂を迎えてしまった。
「じゃあそろそろ僕もイカせてもらおうかな」
腰を振り始めるリーフ。マリータの膣内にリーフの精液が注がれるまで、マリータは5回もイカされ、
意識を手放すのだった。


その後マリータはリーフに教わった弱点を駆使してエーヴェルを落とした。
最近では毎晩のように親子で百合プレイに励んでいる。
それを覗くのがリーフの楽しみだ。
「うんうん、これで親子仲も深まるぞ。マリータも僕に普通に接してくれるようになったし、
 人類仲良しが一番だね!」
オナニーしながら2人のSEXを覗くリーフ。考えてみれば、SEXで女の子に勝ったのは初めてだ。
感慨もひとしおである。

リーフは父キュアンを超える変態王目指して今日も修行に励むのだった。

続く

次はタニアかな。
370名無しさん@ピンキー:2009/06/24(水) 21:31:53 ID:jDP7T+Nm
>>359
エーヴェルが34ならオイフェやフィンとそう変わらないことになるな…
371名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 00:02:46 ID:ClzMNaZv
ユングヴィ姉妹はもっと年いってるんじゃない?
オイフェ、フィンは30台半ばで確定だけど、
ブリには年齢に関する情報なかったと思う。
372名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 00:09:31 ID:z4GqQLDC
トラ7公式ホムペに34歳って書いてる
373名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 06:10:15 ID:Nl/elcTL
もしエーヴェルが34なら、漫画では16で母親になったらしいエスリンよりも年下に…
まあリーフ以外は外見からの推定らしいから仮に年齢設定が全て正しいのならば
ゲッシュで蘇生するまで死んでいた期間が長かったのかも(某DBみたいに死人は年をとらないのであれば)
374365:2009/06/25(木) 10:28:28 ID:xNUHH2il
あ、公式って推定なんだ。
じゃあ変態王シリーズでのキャラの年齢は俺の印象(願望?)で
書くことにするよ。
俺の○○たんは○○才!っていうのが人それぞれあるだろうから、
合わない人は自分の脳内で変換してくれ!
375名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 15:24:19 ID:42tOD/lH
何かエーヴェルさんで自慰行為にふけるマリータで何かのアニメの放送の都合でカットになったっていう女の子想像して女の子がオナヌーするシーン思い出した
トラ7の暫定年齢って結構「えっ?」っての多いよね、女の子同士だとティナがナンナより年上とかエダがマチュアより年上、とか、んでエーヴェルさんは「35くらい」ってボカしてなかったっけ?フィンは34って書いてたはず
今度、俺なりの年齢考察書いてみるかな、需要があれば
376名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 18:05:07 ID:VIqPbPM4
レヴィン「触ってみれば分かる」
377名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 18:55:02 ID:9UiAbY7B
フィンが林間されるSS希望
相手は男でも女でも可
378名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 21:35:31 ID:Yc0Bg9LU
フィンの候補は
男ならキュアン、レックス、アーダン、ベオなどのガチムチ戦士
女ならエスリン、アイラ、ラケシスなどの責める女剣士
379名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 21:53:44 ID:OcJ+n1/J
その7人におもちゃにされるフィン希望
380365:2009/06/26(金) 22:52:58 ID:e8dWAvad
このSSは男性向けです。
タニアのHがメインですが若干のボーイズラブ要素がありますので嫌な人はスルーして下さい


変態王リーフ 

第4章

フィアナ村には、月に何度かダグダ達が訪ねてくる。
彼らは紫竜山に住んでいるが、エーヴェルに心酔するダグダが何かと理由をつけてエーヴェルに会いに来るのだ。

「ダグダは純情だなあ。もっとストレートに迫らないとエーヴェルは気付かないと思うけど」
「あら、でもおちんちんは大きそうですよ。こんど食べちゃおうかしら」
リーフとナンナはそんな話をしながら、村唯一の道具屋へ向かう。
エーヴェルのおつかいだ。傷薬しか売ってない品揃えの悪さだが、田舎じゃ貴重だ。

途中、大声で喧嘩するオーシンとタニアを見かけた。
「あんだと!誰がガキだ!やんのかコラ!」
「へっ!ガキをガキといってなにがわりーんだよ!チビ!」
2人の喧嘩はいつもの事だ。リーフもナンナもなれたものである。
「あの2人もよく飽きないね。お互い好き合ってるくせに」
「2人とも自分の想いに気付いてないんですよ。可愛いじゃないですか」
「僕がオーシンならもう食べちゃうけどなぁ」
「ええ、私がタニアでもオーシンを食べちゃいます」
エロ妄想に耽るリーフとナンナ。2人とも口から涎が出ている。
「よし、僕たちが友達として!」
「あの2人の仲を取り持ってあげましょう!」
そんな事をいう2人。立派な事を言ってる様だがそのいやらしい表情で下心があるのは明白だ。
二言三言打ち合わせをすると、リーフとナンナはオーシンとタニアに近付いていった。
381365:2009/06/26(金) 22:54:01 ID:e8dWAvad
「やあ2人とも、また喧嘩かい?」
にこやかにリーフが声をかける。
「揉め事なら私たちに話してみて」
ナンナも笑顔だ。うさんくさい。
「ナンナ!聞いてよ!この野郎アタシの事ガキとかチビとか言うんだよ!」
ナンナは内心(どっちも本当のことじゃん)と思いつつ、タニアの訴えを聞いてあげる。
そのタイミングでリーフが空気を読まないフリをしつつ、声を上げた。
「でもさ、喧嘩するほど仲がいいというし、なんか夫婦喧嘩みたいだよね」
その瞬間2人の顔が真っ赤になり、そろって大声で否定した。
「馬鹿いうんじゃねえ!俺はこんなチビなんか相手にしねえぞ!」
「こんな脳筋野郎こっちから願い下げだ!」
(2人ともツンデレだなあ)(ツンデレ同士だとツン分ばかりが出て喧嘩になるんですね)
リーフとナンナの思考回路はかなり近いようだ。ともあれ思ってた方向に話を持ってきた。
「…そっか、じゃあ僕がもらおうかな、僕、前からタニアの事可愛いって思ってたんだ」
「へっ!?」
急に言われて面食らうタニア。
「私もオーシンの事、男らしくてステキだなって思ってたの」
「んなっ!?」
こちらも焦るオーシン。
「とりあえず、2人きりで話そうか」
リーフがタニアの手を引けば、ナンナも、
「オーシン、私、貴方の事がもっとよく知りたいわ」
とオーシンを引っ張る。
急な事に、驚き焦るオーシンとタニアは、なし崩し的にリーフ、ナンナに連れられていってしまった。
382365:2009/06/26(金) 22:54:50 ID:e8dWAvad
「とりあえずここなら、2人きりで話ができるかな」
リーフはタニアをエーヴェルの屋敷の裏の、倉庫に連れてきた。
「…なぁ、リーフ。さっきの言葉は一体なんだよ…」
顔が真っ赤だ。男に面と向かって可愛いなんて言われるのは初めてなのだろう。
(初心で可愛い…うは、萌える!押せば落ちるのにオーシンももったいないよね)
などと思いつつリーフはタニアににじり寄る。
「そのままの意味だよ。君みたいな女の子、僕タイプなんだ」
耳まで真っ赤にして後ずさるタニア。色恋沙汰の経験が皆無な彼女はとても純情だ。
「そそそそそそ!そんな事、急に言われても困るよ!」
いつの間にか壁際にまで追い詰められている。リーフはタニアの横の壁に片手をつくと、タニアの耳元に
口を寄せて囁いた。
「君がオーシンを好きな事はわかっているよ。だから、オーシンとの仲が深まるように、男女の事を教えてあげる。
 でも、今だけは僕の事を考えてくれると嬉しいな」
タニアはとっさに叫んだ。
「だっ!誰があんな野郎のことなんか!」
「…それなら僕とこんな事してもいいよね」
リーフはタニアの顎に指を添えて上を向かせると、その唇を奪った。
「んむっ!?」
驚愕に目を見開くタニア。リーフはそのまま遠慮なく舌を差し込んでくる。
リーフの執拗なキスから逃れようとするものの、首筋を撫でられると全身に甘い痺れが走る。
タニアは全身の力が抜けるのを感じた。
「キスだけでこんなになっちゃうんだ。可愛いなぁ」
ようやくキスから解放されたタニアは潤んだ瞳でリーフを見上げている。
383365:2009/06/26(金) 22:55:29 ID:e8dWAvad
「な…なにするんだよぉ…」
「これがキスだよ」
そういうとリーフはタニアの首筋に舌を這わせ始める。日に焼けた小麦色の肌がまぶしい。
リーフの愛撫にタニアはなんとか抵抗しようとするのだが、首筋を舐められるたびに全身から力がぬける。
「敏感なんだ。こっちはどうかな?」
タニアの胸に手をかぶせてみる。かなり大きい。
(ムッ!ナンナやマリータと同じ十代前半なのにDはある…こっこれはぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)
「ロリ巨乳!!!!!!」
つい最後の部分が口からでるリーフ。
「…な」
あっけにとられるタニア。
「ま…間違いない!…大レンスター四十八手に記された希少種だ!ロリならペタ!大人なら巨乳!
 しかし、両方の長所をあわせもった美少女をさしてロリ巨乳という!まさか本当にお目にかかれるなんて!」
夢中になってリーフはタニアを押し倒し、前をはだけさせると、その巨乳にむしゃぶりついた。
「よせバカッ!…やめろ!…にゃん!?」
あせって抵抗するタニアだがリーフに左右の乳房をこね回されて力が抜ける。リーフはタニアの左右の乳首を
交互に吸った。
「ふぁあぁあああああん!!…やめろって…言って…あぁん!」
両手の手のひらで乳の弾力を楽しむリーフ。もはや我慢できない。
わずか0.5秒で全裸になると勃起した肉棒をタニアの顔の上にもってきて見せ付けた。
「あ…」
子供の頃に風呂で見たダグダのペニスより大きい。しかもその時と違って勃起し、雄々しく反り返っている。
リーフは肉棒をタニアの胸に挟むと、前後に腰を揺らし始めた。
「はぁはぁ…気持ちいいよタニア…」
384365:2009/06/26(金) 22:56:06 ID:e8dWAvad
腰を揺らしつつリーフは両手でタニアの乳を自分の肉棒に押し付ける。
タニアは自分の胸の谷間から、リーフが腰を進めるたびに覗く亀頭を見た。
「…男のって…あんなになるんだ…オーシンのも…」
「そうだよ…オーシンのも君の巨乳をみたらこうなるよ…うっ!」
リーフはタニアの乳の谷間に大量の精を吐き出した。
「はぁ!…胸の間が…熱い…」
リーフは肉棒を引き抜くとタニアを四つんばいにしてズボンと下着を下げた。
「!!!!み…見るなぁ!!!」
秘所をまじまじと見られて羞恥に悶えるタニア。だがもう抵抗する力はなかった。
リーフはタニアにバックから組み付くと秘所に肉棒を押し込んでいく。
今までの愛撫で、すでに湿ってはいるがやはりキツい。
「ッ!」
やはり処女だったようだ。なにかを破いたような感触がする。
(処女とSEXするのは初めてだ。大レンスター四十八手によると初めては凄く痛いらしい。
 男には一生わからない痛みだとか…男でいえば金的を蹴られたようなものかな?
 優しくしてあげないと…)
すぐにピストンしたくなるのを我慢して、両手で胸を揉み、首筋に舌を這わせ、別の刺激を与えて
少しでも痛みから気をそらさせてやる。
ピチャピチャとリーフがタニアの首筋を愛撫する音が響く。
「ッハァハァ!…んっ!」
タニアが仰け反る。膣から愛液が零れ落ちる。リーフの愛撫にイッたようだ。
リーフは猛然とピストンしたいのを我慢してゆっくりと腰を前後させる。
リーフの巨根にタニアの膣はせまく、締め付けが物凄い。肉棒に与えられる快楽にリーフは大量の精を放つ。
だが、その肉棒の硬度は衰えることなく、リーフは腰を振り続けるのだった。
385365:2009/06/26(金) 22:56:41 ID:e8dWAvad
7回ほどタニアの膣内に射精してリーフはようやく満足し、肉棒を引き抜いた。
「ハァハァ…ハァ…」
タニアは疲労と快楽でぐったりしている。
「よかったよタニア。僕のを受け入れられたんだからオーシンのも大丈夫!」
笑顔で微笑むリーフ。いい事をした後は気持ちがいい。その時倉庫の扉が開いた!
「そろそろ親分が帰るっていってますぜーどこですかー」
マーティがタニアを探しにきたようだ。
「ここだよー」
気のいいリーフは親切にもマーティに教えてあげる。
「わっ!このバカ!」
焦るタニアはとっさに服を拾って体を隠した。
「そこっすかー…こ…これはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
絶叫するマーティ。とんでもない所を見られてしまった!
「まままままマーティ!これは…その…」
真っ赤になってパタパタするタニア。テンパッてて上手く話すことができない。
だが、タニアのあられもない姿。この場に立ち込める雄と雌の匂い。たちまちマーティのズボンの前が盛り上がる。
「ハァハァ」
マーティは迷わず自分の肉棒を取り出した。
「へぇ君のも大きいね!さすが体格初期値15だけあるよ!」
感心して褒めるリーフ。
「お…落ち着けマーティ…」
身の危険を感じて後ずさるタニア。立て続けにあんなペニスを挿入されたら身がもたない。
386365:2009/06/26(金) 22:57:09 ID:e8dWAvad
「ハァハァ!戴きます!」
マーティが飛びかかってくる!タニアはリーフとのSEXで疲労しきっており逃げる事ができない。
「やめろバカァ!」
ギュッと目を閉じるタニア。…なにもおこらない。
「へっ?あれっ?」
タニアが目をあけるとリーフがマーティに押し倒されていた。
「えっ!?ちょっと!?僕!?」
「ハァハァ…そんないいケツだして…ウホッ」
マーティはリーフを四つんばいにすると一気にペニスを菊穴に挿入した!
「はんぎゃぁぁああああああああ!!!!僕のケツがぁぁあぁああああああ!!!!!!」
「……」
なんだろう。この脱力感は…
タニアは服を着ると倉庫を出て行った。
後ろからリーフの悲鳴が聞こえる。
「そうだ、そろそろ紫竜山に帰るんだっけ…」
タニアはダグダの元へ向かうのだった。
387365:2009/06/26(金) 22:57:42 ID:e8dWAvad
それから一週間後、またダグダについて来たタニアはオーシンと喧嘩している。
それを遠くから眺めるリーフとナンナ。
「せっかく男女の営みを教えてあげたのに進展する気配もないね」
「まぁ人それぞれって事なんでしょう」
ふと思い立ってリーフはナンナに聞いてみた。
「そういえば君とオーシンの方はどうだったの?」
「最初はオーシンも真っ赤になって拒否してました。童貞丸出しで可愛かったですよ♪
 まぁ30回ほど射精させたら倒れちゃいましたけど、その後ダグダがタニアを探しにきたから
 ついでに食べちゃいました。ダグダも年の割には長持ちしましたけど20回の射精が限界でした」
「…やっぱり上には上がいるなぁ。でも僕だって負けてないよ!
 タニアとSEXした後マーティにアナルを犯されちゃったんだけど途中から気持ちよくなってね!
 こっちの趣味にも目覚めちゃったみたいだ!
ふふんと自慢するリーフ。だがナンナは余裕の笑みだ。
「あら!リーフ様同姓相手はまだだったんですか?私は処女を母様に取られた事もあって、
 女の子同士にもとっくに目覚めてますよ。エーヴェルがいない時はマリータとSEXした事もありますし」
「やっぱりナンナは進んでるなあ。今度3Pしようよ!」

着実に経験を積んでいくリーフ。変態王の戦いは続く。

続く

次はリーフ、ナンナ、エーヴェル、マリータ、タニアで5Pにする。
388名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 00:34:34 ID:D2cfUHVk
保守
389名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 11:57:24 ID:2huT/Jto
>>387
GJ!!
最近は「エスリン母上2号」の出番が無いな。
この単語が何故か大好きだwww
390名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 12:42:27 ID:yYBJTRsl
タニア可愛いな
391名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 19:55:00 ID:g3JSps2j
さすがリーフ
精通騎士になるだけはあるな
そんなラケシスも精通騎士だったが
男も女は勿論、いずれはノンケやガチムチでも対等にイケるなw
392365:2009/06/29(月) 15:54:44 ID:hGi3mP3h
変態王リーフ

第5章



リーフは部屋中を探し回っていた。
「ない!僕のエスリン母上2号がない!」
これがないと日課の性技の練習ができない。
エーヴェルは領主の仕事で留守。マリータはエーヴェルについていったし、ナンナは男あさりに出かけてる。
練習もSEXもできないとなると、自慰しかすることがない。剣の修行なんて思いつきすらしない。
自分の部屋ではないのかもしれないと、屋敷中を探し回り、フィンの部屋の扉を開けた。

そこではフィンが全裸で「エスリン母上2号」に組み付いていた。
「フィン?僕のエスリン母上2号を持ち出していったいどうしたのさ?」
「はい…お恥ずかしい話ですが、こうして女性とSEXしてるイメージをかきたてれば、
 不能になった私のおちんちんが、復活するかもしれないと思いまして…」
ナンナはフィンが不能になると見向きもしなくなった。
フィンにはもはや「エスリン母上2号」にすがるしかなかったのかもしれない。
「可哀想にフィン…でもSEXはおちんちんだけでするものじゃないさ!」
リーフは全裸になるとフィンのアナルに肉棒を押し込んだ!
「おおっこれは!キュアン様のゲイボルグを受け入れたときのような!」
喜んで腰を振るフィン。結局フィンのおちんちんは不能のままだったものの、リーフの射精で久々の快楽を味わうのだった。
393365:2009/06/29(月) 15:56:16 ID:hGi3mP3h
フィンを食い終えたリーフは「エスリン母上2号」を回収すると一通りの体位メニューをこなす。
「ふうっいい汗かいた!」
練習を終えたリーフはマリータのタオルでおちんちんの汗をぬぐうと、タオルをマリータの部屋に戻しておく。
もちろん洗わずに。
ちょうどその瞬間帰ってきたマリータが部屋の扉を開けた。
「なにしてんのよ!変態」
リーフをボコるマリータ。リーフのトレーニングは性技とスタミナのみに向けられている。腕っ節はからきしだ。
たちまちボロ雑巾となるリーフ。
「ったく!いつもいつも!」
「だって、僕のおちんちんをふいたタオルをマリータが使うと思ったら興奮するじゃないか」
あきれはてるマリータ。だがなんだかんだいって自分とエーヴェルの仲を取り持ってくれて相手なので嫌ってはいない。

その時エーヴェルが部屋にやって来た。
「マリータ…夕食の用意を手伝ってくれるかしら?」
「あっ母様♪はーい♪」
マリータはリーフなんぞ放り出すとエーヴェルに抱きついて濃厚なキスをする。
最近は屋敷の中ならおかまいなしだ。
「もう!困った娘ね」
舌を絡めあう2人。ぴちゃぴちゃと卑猥な音が響く。
なんとなく疎外感を感じたリーフは悪戯を思いついた。マリータの背後から近づくとおしりをいきなり撫ではじめる。
「!?」
驚いたマリータだがエーヴェルとのキスはやめたくない。横目でリーフを睨むとキスを続ける。
それに乗じたリーフはなんとマリータのスカートに手を入れ、パンツを一気に引き下ろした。
「ななな!なにするのよ!?」
あせるマリータ。エーヴェルはそんな娘を見て楽しそうだ。
「ふふふ、いいじゃない♪可愛いマリータ。3人で楽しみましょう」
そう言ってマリータの首筋に舌を這わせ始める。それを見て興奮するリーフ。
「お…親子丼…ハァハァ」
そしてリーフは肉棒をマリータのアナルに押し込んだ。
394365:2009/06/29(月) 15:58:14 ID:hGi3mP3h
「っひゃあう!」
腸内をかきまわされるような感覚にマリータは声を上げる。エーヴェルがマリータの服をはだけさせていく。
マリータはアナルをリーフに犯され、エーヴェルに首筋や乳首を愛撫されて快楽に悶えている。

その時、再び部屋の扉が開いた!
「ずっるーい!今日はいい男捕まらなかったんです!私も混ぜてください!」
あらわれたのはナンナである。ナンナは0.2秒で服を脱ぐとリーフ達にルパンダイブをかますのだった。

ベッドの上に4人の男女が全裸で絡み合っている。仰向けのエーヴェルにマリータが覆いかぶさり、
その大きな乳にむしゃぶりついている。
「はぁ…あんっ…そう、上手よ…マリータ」
嬉しそうなマリータ。その腰にリーフがしがみつき、アナルをひたすら肉棒で貫いている。
「ハァハァ…マリータのアナル、いい締りしてるよ…あっ!ナンナ!そこいい!たまらないよ!」
そのリーフの菊穴にナンナが2本の指を入れてかきまわしている。
「じゃあもっとよくしてあげますね♪」
ニンマリと笑うとナンナはリーフの菊穴に舌を差し込み、舐め回す。
「ハァハァ…ウッ!」
たまらずにリーフはマリータの腸内に大量の精を吐き出す。
「やぁん!おしりが…熱いよぅ!」
エーヴェルにもたれかかるマリータ。リーフは肉棒を引き抜くと、マリータの下のエーヴェルの膣に挿入した。
「ああん!リーフ様!大きい」
リーフの巨根をよろこんで受け入れる。4人の男女の性交に部屋は濃厚な匂いに満たされていく。
395365:2009/06/29(月) 15:59:35 ID:hGi3mP3h
「あれ?誰もいないのかな?おじゃましまーす!」
タニアはエーヴェルの屋敷の玄関をくぐった。何度か声をかけてみたのだが誰も出てこない。
「親父の奴、手紙くらい自分で届けりゃいいのに…」
ボヤきながら屋敷の中を進む。いつもなら誰か留守番してそうなものだが、いないようだ。
誰か帰ってくるまで待つしかないだろう。そこにフィンが現れた。
「おや、タニア何か用事かな?」
リーフにアナルを掘られて久々の絶頂を味わったものの、おちんちんはピクリともしなかった。
内心ヘコんでいたが、そんな事は顔には出さない。
「あっよかった!いたんだ!親父からエーヴェルさんに手紙だよ!エーヴェルさんは留守?」
「エーヴェルならマリータの部屋にいっているよ。いってごらん」
「ありがと!」
そしてタニアはマリータの部屋に向かった。

「エーヴェルさんいるー?」
勢いよく部屋の扉を開けるタニア。この世界の住人はノックというものを知らないようだ。
「あ」
4人がタニアの方を向く。室内で行われていた淫蕩な乱交を見て固まるタニア。
「…ななな…なにやってんだよ!不純だよ!不潔だよ!」
耳まで真っ赤になって叫ぶタニア。そのタニアにエーヴェルが近寄る。
「あら…いけない子ね…覗き?」
身の危険を感じたタニアはとっさに踵を返して逃げ出した!のだがエーヴェルの腕がタニアを捕まえる方が一瞬早かった。
「つーかまえた♪」
「は…はなせよ!はなせ!」
エーヴェルに抱き上げられ、ジタバタ暴れるタニア。
「じゃあ放してあげる♪」
エーヴェルはタニアをベッドに放り出す。リーフとマリータとナンナがにじりよる。
「可愛い!タニアとはまだSEXした事なかったよね?」
ナンナがタニアの唇を奪う。
「〜〜〜!?」
目を白黒させるタニア。純なタニアには同姓での性行為など信じられない話である。
まして多人数の乱交など想像したことすらなかった。
パニクっている間に全裸に剥かれてしまう。
396365:2009/06/29(月) 16:00:25 ID:hGi3mP3h
「ずるい!私達とそう年も変わらないのに!」
「このサイズだもんね」
ナンナとマリータは口々に言うとタニアの巨乳にむしゃぶりつく。
ナンナが右、マリータが左の乳房をこねまわし、乳首をしゃぶる。
「ふぁあっ…あ…やん!…あぅ」
タニアが悶えているとエーヴェルがタニアの秘所に舌を這わせ始める。
「じゃあ僕は口でしてもらおうかな。」
リーフは肉棒をあえぎ声を上げるタニアの口に差し込んだ。
「っ!?」
ただでさえ混乱しているタニアは反射的に肉棒を噛み締めてしまった!
「あだshでょだじょでょはbdぼあなのにえお!!!!!!!!」
リーフは噛まれたおちんちんを抑えて転げまわる。いままで13年生きてきて最大の痛みである!
だが皆タニアの体を貪るのに夢中で目もくれない。
おちんちんを見るリーフ。死ぬほど痛いが日々鍛えてるおかげでどうやら大したことないようだ。
(べ、勉強になった…混乱してる相手の口に、いきなり入れるのは危険だ!)
とりあえず気分転換にエーヴェルのアナルに挿入する。
「やん♪リーフ様のおちんちん!あんな目にあってもお元気で…」
「ははは、ひどい目にあったよ」
エーヴェルのアナルを堪能し、腰をふるリーフ。エーヴェルは丹念にタニアの秘所を攻め立て、
クリトリスをいじりまわす。
「あああぅぅぅぅんん!!!!」
タニアはすぐに絶頂を迎えてしまった。
その姿に欲情しつつリーフはエーヴェルの腸内に射精するのだった。
397365:2009/06/29(月) 16:01:40 ID:hGi3mP3h
その後は体位を変えて楽しんでいる。ナンナがエーヴェルに圧し掛かって乳を吸い、
リーフはナンナのアナルに舌で奉仕している。
そのリーフのペニスをマリータとタニアが両側からしゃぶっている。
「やぁん♪ナンナ様お上手です」
「村の娘達も食べて練習してるからね♪リーフ様、オマンコの方も指でいじって下さい」
「まったく人使いが荒いなぁ、こうかい?…ああ、マリータ、タニア気持ちいいよ」
「うう…なんでアタシがこんな事を…」
「まぁ、私にとっては母様との仲を取り持ってくれた(?)恩人だからね。フェラくらいしてあげるわ」
2人のフェラでギンギンの肉棒をリーフはナンナのアナルに差し込む。
ナンナをイカせてやろうと攻め立てるリーフ。だが、ナンナはニヤリと笑うと猛然と腰を振り、
巧みに肛門を締め上げてリーフの肉棒を攻め立てる。
挿入から10秒ほどでリーフは射精してしまう。
「まいったなぁ、やっぱりナンナは凄い」
「ふふ、当然です!」
見るとナンナに攻め立てられたエーヴェルも3回ほどイカされてぐったりしている。
さらにナンナはマリータとタニアを押し倒し、2人の秘所を左右の手で攻め立てる。
「ああん!ナンナ!凄いよぉ…ハァハァ」
「よ…よせ!やめろばかぁ…ひゃぁぁん!」
2人を3分で5回はイカせてしまった。
「じゃあリーフ様、どうぞ♪」
ナンナはタニアをひっくり返し四つんばいにする。
「へっナンナ!?なにすんだよ!?」
「リーフ様は今日は私とマリータとエーヴェルのおしりの穴で射精してるからタニアも…ね?」
ビビるタニア。おしりでSEXなんて彼女の想像外の世界だ。
そもそもこの間リーフに処女を奪われて以来、SEXはおろかオナニーもしていない。
(元々オナニーもした事はないが)
性的な事に耐性のないタニアは、今日の出来事で大ショックを受けている所にアナルセックスときた。
「じゃあいくね」
タニアのおしりに肉棒をあてがうリーフ。あれだけ射精してもまだまだ元気だ。
398365:2009/06/29(月) 16:03:40 ID:hGi3mP3h
「や…やめろ!バカ!変態!」
変態と言われてますます興奮したリーフは一気にアナルを貫く。
「やぁあん!そ…そんなの入るか!」
「まぁ、何とかなるんじゃないかな?」
腰を振るリーフを見ながらナンナはマリータと舌を絡め合いつつ、エーヴェルの乳を揉む。
「絶景ですね♪えい♪」
そしてナンナは両手を伸ばすと右手でリーフのアナルに指を入れ、左手でタニアの揺れる巨乳を揉みつつ、
乳首を指で転がしてやる。
ナンナの手練手管に2人はたちまち絶頂を迎え、リーフはタニアの腸内に大量の精液を注ぎ込むのだった。

しばらくして、リーフはぐったりと横たわっていた。あれから散々乱交してもはや一滴も出そうにない。
「…がんばったんだけどなぁ、まだまだ精力作りが足りないや…フィンの二の舞はいやだし…」
そのとなりではマリータがエーヴェルに寄り添って寝息を立てている。
エーヴェルもさすがに疲れきっていた。
「…今日はこのまま休みましょう…夕食は抜きでもかまいませんよね…」
部屋の隅では服を着たタニアが体育座りして、さめざめと泣いている。
「ううぅ…アタシ汚されちゃったよう…どんどんいけない世界に引き込まれてるよぅ…シクシクシク…」
一方ナンナはまだまだ元気だ。
「えー!皆もう終わり!?ものたりないです〜〜〜こうなったらもう一度、村に繰り出して、
 手当たりしだい食べてきます!」

そして部屋を飛び出すナンナ。部屋の外にはフィンがいた。
どうやら聞き耳を立てていたようだ。これで自分のおちんちんが復活するかも、と期待したのだろう。
「……でも駄目だったみたいね」
がっかりするナンナ。フィンのおちんちんはナンナのテクでももはや勃起することはない。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
ナンナの一言に泣き崩れるフィン。
ナンナは可哀想に…とは思ったものの自分の性欲処理の方が先だったため、フィアナ村に繰り出していった。

そして運悪く外を歩いていた、オーシンとハルヴァンとパトリシアとオーシンの親父は、
4人まとめてナンナに食われ、年配のオーシンの親父は不能になってしまうのだった。

続く

構図とか難しいのはわかっているけど…この5Pの絵を描いてくれたらその方を私は一生尊敬します。
次はパトリシアでいきます。(勇者の斧をくれるハルヴァンの妹さんね)
需要あるんだろうか…
399名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 18:20:36 ID:dVPfBIiH
リーフは母親との近親相姦もしたいのかね
400名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 18:39:31 ID:mcifs2JZ
GJ、次の次くらいでゲームスタートって感じかな?
先過ぎるしちょい野暮かも知れんが西ルート、東ルートはどうするつもりなんだろ?14章外伝でミーシャ、東に進んで17章でアマルダ(or15章、19章)って感じだと全員制覇可能か。
西だとミランダは出ないし
401名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 23:25:55 ID:EJSfwcHl
ボーイッシュ
という言葉
だけでCS

※CS…茶碗三杯

「これはエロゲーのぶん!
 そしてこれはマンナンライフのぶんだー!!」
402名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 23:26:30 ID:EJSfwcHl
ほんとごめん。誤爆にも程があるわ
403名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 18:26:57 ID:uEIIJACe
寧ろどこに投下する気だったのかが気になる。

※CS…茶碗三杯

これだけでフイタwww
404365:2009/07/01(水) 14:41:16 ID:KQqm6Jw2
変態王リーフ

第6章

リーフは外でチン立ての修行に精を出していた。たまには太陽の下で修行するのも乙なものだ。
そばには川が流れ、小鳥の囀りが聞こえる。

チン立てとは大レンスター四十八手に記されたおちんちんの硬度を鍛える修行である。
腕立て伏せの姿勢をとり、両手を背中で組む。手のかわりに勃起したおちんちんとつま先で体を支えるのだ。
キュアンはつま先すら離しておちんちんのみで体を支え、なおかつおちんちんを支点にして
体をコマのように10分間高速回転できたという。はやく自分もそのレベルになりたい。
「ふうっ風が露出したちんこに気持ちいい!」
チン立てを終えたリーフは川原に寝そべって風を浴びている。

すると向こうから誰かやって来た。
「もうっお兄ちゃんったら!自分の洗濯くらい自分でやってよね!
 …なんかお兄ちゃんのパンツガビガビになってる…」
あれはハルヴァンの妹のパトリシアだ。素朴で可愛い。
パトリシアは少し離れた川原に洗濯籠を置いて洗濯を始めた。
それを茂みに入って覗き見るリーフ。
「ハルヴァンはパンツはいたままオナニーするのか。僕は全裸でするほうが好きだなあ」
その時リーフはいい事を思いついた。
「そうだ!僕の修行の成果を見てもらおう!たまには第3者から客観的な感想を聞きたい!」
そしてリーフは茂みを出るとパトリシアに声をかけた。
「やあこんにちはパトリシア」
「え!リーフ様、こんにちは…って、きゃあ!」
小さく悲鳴をあげるパトリシア。リーフは下半身裸で勃起している。
405365:2009/07/01(水) 14:41:52 ID:KQqm6Jw2
「僕の修行の成果を見てほしいんだ」
そういうとリーフは早速チン立てをはじめる。
「リ…リーフ様…変態と聞いていたけど…ここまでだったなんて…」
そういえばしばらく前、オーシン、ハルヴァン、オーシン父と歩いてたら、ナンナに襲われた事を思い出した。
王族はみんな変態なんだろうか。
「パトリシア、ちょっと足をもってくれるかな」
「こ…こーですか?」
流されるままに足をもつパトリシア。
「よし、そのまま回って!」
言われるままにリーフの周りをまわるパトリシア。当然リーフの体はまわる。
「おおお、父上はこれを補助なしでこなしてたのか!なんて凄い!しかもおちんちんが地面にこすれて
 痛いけど気持ちいい!」
地面との摩擦に快楽を感じるリーフ。パトリシアは私何してんだろ…と疑問に思うが考えたら負けだ。
「よしっもういいよ。ご褒美をあげよう!そこに座って!」
「はぁ…」
とりあえず言われたままに座るパトリシア。
リーフは先走り汁の出るおちんちんをパトリシアの顔の前に寄せると、それを数回しごいた。
「はぁはぁ…うっ!」
ドピュッドピュッ!!!
チン立て回転で射精寸前だったおちんちんはすぐに大量の精液を放ち、パトリシアの顔にぶちまけられる。
「きゃあ!」
短く悲鳴を上げるパトリシア。濃厚な精液がねっとりと彼女の顔にからみつく。
「僕の精液は濃くて美味しいよ!飲んでごらん!」
そういうとリーフは自分の手についた精液を舐める。
「おなかがすいた時はよくこれを飲むんだ!愛液もいいけど僕は精液も好きだな」
406365:2009/07/01(水) 14:42:46 ID:KQqm6Jw2
あまりの事に驚いたパトリシアは泣き出してしまう。
「ふ…ふえぇぇぇ〜〜〜ん」
「あれっ?精液嫌いだった?好き嫌いはよくないな…よしっ僕が精液の美味しさを教えてあげる!」
リーフはパトリシアの手をとると、パトリシアとハルヴァンの家に向かうのだった。

家に入るリーフ達。ハルヴァンは留守のようだ。

〜〜〜 リーフの3分間クッキング 〜〜〜

「まずは準備から、料理の時は全裸になってエプロンをまといます」
そう言って裸エプロンになるリーフ。男の裸エプロンなど誰が喜ぶのだろうか。
「あ…あの…私もですか?」
おずおずと尋ねるパトリシア。
「もちろんさ!」
やむをえずパトリシアも裸エプロンになる。
「やあ、かわいいおしりだね!それじゃはじめようか!今日のメニューはキュアン風カレー、サラダつきさ!」
リーフの指示にしたがい、大鍋を用意するパトリシア。人も入れるくらいの大きな物だ。
そして材料を切り、カレーを煮込み始める。ここまでは普通だ。
「さらにこうだ!」
リーフは何を思ったかエプロンを脱ぎ捨て、鍋に飛び込んだ!熱い。
「リーフさまぁ!?なな…なにしてんですか!?」
「こうして男のエキスを出すのさ!鍋の中じゃわからないけど、今僕はオナニーをしている!」
とりあえず火力を上げるパトリシア。よくわからないがこんな変態は死んだほうが世の中のためかもしれない。
「やあ熱いね!でもおちんちんの防御力が上がっているから大丈夫!」
「はぁ…」
407365:2009/07/01(水) 14:43:17 ID:KQqm6Jw2
「さ、僕がカレーにエキスと精液を染み込ませている間、サラダを作ってくれるかな」
「はい」
サラダをつくるパトリシア。料理は一通りこなせる。
「よしっ、じゃあ仕上げといこう!」
鍋から出るリーフ。カレー臭いがそれ以上に凄い精液の匂いだ。
「え?仕上げって?」
「こうさ!」
リーフはパトリシアを後ろから抱え上げる。
「きゃあ!」
そしてパトリシアの秘所に指を入れるとかきまわし始めた。
「クリトリスはこれだね♪」
リーフの手馴れた責めにパトリシアの秘所から愛液がしたたりはじめる。
「ふぁああ…いやんっ…はぁ…はっ」
「そしてこうさ!」
リーフは肉棒を後ろからパトリシアの秘所に突き込む。
「やああああ〜〜ん!!!」
リーフの激しい腰使いにたちまち達してしまうパトリシア。だがリーフのピストンがやむ気配はない。
「もう少し頑張ってね!愛液をもっと分泌するんだ!」
リーフに抱え上げられたパトリシアの下にはサラダがある。
パトリシアのおまんこからこぼれた愛液がサラダにかかる。
「よしっそろそろ僕も!」
ペニスを引き抜くとリーフは大量の精液をサラダにかけるのだった。

「さあこれで料理は完成さ!3分以上かかってる気もするけど気にしない!
 さあ、晩ご飯の前に精液の味を覚えるんだ!」
そう言うとリーフは荒い息を吐いてるパトリシアの口にペニスを押し込んだ。
「むぐっ!?」
(あぁ…濃い匂いで頭の奥がクラクラする…でも、せーえきおいしいかも…)
うっとりとした表情でパトリシアはリーフのおちんちんについた精液を舐めとり、
舌で亀頭を刺激して、先端から滲み出る汁を吸い取る。
やがてリーフはパトリシアの口内に精液をぶちまける。
それを、パトリシアは喜んで飲み干すのだった。
408365:2009/07/01(水) 14:43:58 ID:KQqm6Jw2
「ただいまー今日はカレーか」
ハルヴァンが帰ってきた。すでに食卓のしたくはできている。
「お兄ちゃん、今日は特性だよ♪リーフ様が教えてくれたんだ!」
「へぇリーフ様が…ってリーフ様来てたんですか?」
「まぁね、今日は3人で食べよう」
3人で仲良く食事だ。みんなで食べるご飯はおいしい。
しかし、ハルヴァンは次第に濃い雄と雌の味に興奮し始めた。
「こ…このサラダは…」
ハルヴァンの肉棒が盛り上がる。
「あ、お兄ちゃん勃起してる!」
いつのまにかパトリシアは椅子に座ったリーフのひざに座っている。
「この可愛いおしりはアナルのしまりもいいね」
リーフはパトリシアの下半身をむき出しにすると、アナルに肉棒を押し込み、乳を揉みしだいている。
「あはっ♪きもちい〜〜い」
それを見たハルヴァンの頭の中で何かがキレた。
ハルヴァンは勃起した肉棒をパトリシアのオマンコに突き込む。
「ハァハァ…いけない妹だ!お仕置きだ!」
「ああんおにいちゃ〜〜ん、おちんちんいっぱ〜〜い」
リーフとハルヴァンの激しい2穴責めにやがてパトリシアは絶頂を迎える。
膣内と腸内に大量の精液を受け入れながら彼女はその味に酔う。
「もっと…もっと飲ませて〜〜」
リーフとハルヴァンのおちんちんを両手でしごき、交互にしゃぶって2人の精を求める。
やがて、大量の精液を顔に受けると、陶然とそれを舐めとるのだった。
409365:2009/07/01(水) 14:44:46 ID:KQqm6Jw2
それからパトリシアには精液はかかせないものとなった。
ハルヴァンが朝、違和感に目覚めるとむき出しの肉棒に妹がしゃぶりついているのは毎朝の事となる。
ナンナに逆レイプされる上にこれではたまらない。数年後に彼は不能になる。

それだけでは飽き足らず、村の男たちを集めて裸体をさらすパトリシア。
両手で2本の肉棒をしごく。
「えへっみんな!今日もせーえきたくさんちょーだいね♪」
その姿をみながら男達は自らの肉棒をしごく。
「ハァハァ…パトリシアちゃん…うっ」
男たちは一斉に射精しパトリシアの全身はたちまち精液まみれになる。
「えへへ、新鮮な精液おいしー!」
喜んで精液を舐めとり、飲み干すパトリシア。

男たちに混じってパトリシアに精液をかけながらリーフはつぶやく。
「うんうん!パトリシアもこの美味しさがわかってよかった!ハルヴァンとの兄妹仲もよくなったようだし、
 やっぱり愛情のこもった料理はサイコーさ!」

続く

次は泉の精ね(パトリシアに勇者の斧をくれた人)
もうわけわからんね
410名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 21:06:37 ID:6C3Z1lV+
勇者の斧をくれた人・・・まさか!?
親世代ではレックスに勇者の斧をあげた人なのか・・・それとも・・・

しかしリーフがこんな変態になるとはたまげたなぁ
でも何か物足りねーんだよな
411名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 21:17:35 ID:I+7f8ZGh
はげワロタw

てかこのシリーズは終了までどれくらいかかるのかと
412名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 21:24:45 ID:2AX0d1Gl
まだ1章も始まってない件
413名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 22:10:48 ID:8y3zoRTO
トラキア本スレでミーシャ百合ネタの話が出てたので、某アニメを思い出して改変した反省してない。
元ネタttp://www.nicovideo.jp/watch/sm21659

ミーシャ「貴女が好きなの。
     貴女の魔力が好き。
     魔道士のように高い初期値が トルバドールのような高い成長率が好き。
     貴女の速さが好き。
     セティの書を持たせた葉っぱのような70%の成長率が好き。
     貴女の幸運が好き。
     聖戦士の書を持たせたように安心させてくれる
     ブラギの書を持たせれば確実に上がってくれる 幸運が好き。
     貴女の与支援が好き。
    (追撃係数が)高くて強い フェルグスに必殺を出させる 与支援が好き
     貴女の被支援が好き。
     『あれだけの会話で何で?』と変な想像しそうな意味深な支援が (登場が)遅くて でも強いセティ様からの支援が
     有用な二人から受けられる20%の被支援が好き。
     でも 一番好きなのは貴女の兵種。
     脆くて弓に弱い でも どこまでも飛べて便利
     決して男も拒んだりしない (体格20以外)全てを運ぶ 我慢強さに満ちたエルメスが。
     好きよ。
     大好き。
     貴女の全てが愛おしくて堪らないの カリン」

参考
アスベル初期魔力→4、カリン→7
ナンナ魔力成長→10% アマルダ→15%、カリン→15%。ボウマージと熊アーマと本職の魔道士以外では十分高い部類
幸運初期値→12=必殺回避6。フェルからの支援で16だから登場時期周辺は被必殺ほぼ無し
幸運成長率→70%。ブラギの書は30%修正

カリンって何気にものすごく優遇されてるよねって話w
同アニメを意識するにしても、まともなミーシャ×カリンSSにすれば良いのに何でこんなネタに走っちゃったんだか…
このスレって百合ネタOKだっけ?機会があれば拙いながらも書きたいなぁ
414名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 22:12:27 ID:8y3zoRTO
>>404-409
最早、葉っぱ様が何でもありになってきてらっしゃるw
良いぞ、もっとやれって感じだw
415名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 22:39:42 ID:X6QrJfhy
>>413
もちろんOKさ!楽しみにしてます!
前にあったティニー×ディムナも楽しみだ!
416名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:48:13 ID:+mqK9O21
>>413
フェルグスが「今俺に出来ることは、せいぜいトラキアを救うくらい」とか言うのか
417名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 23:56:24 ID:T2Wbfr3Z
>>410
それはあれだ!
おねいさんとか言わないから物足りないんだ!
418名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 14:39:28 ID:a6hA+wNO
>>410
ほとんどにリーフ以外の本命がいるからじゃね?
なんつーか、肉体ハーレムだけど精神ハーレムじゃないところとか

だが、それがいい。作者GJ
とりあえずリーフがナンナを骨抜きにするのを楽しみにしてるwww
どこまで修行すればできるのやら。
419名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 19:12:22 ID:i1RSOMfL
むしろ骨抜きにされ…
420名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 19:47:10 ID:/cccYkv9
リーフのチンポって25センチくらい有りそう
421名無しさん@ピンキー:2009/07/02(木) 23:53:02 ID:DMTlTTkt
それって…10代前半の娘っ子たちに入るのか?
このナンナは入るだろうが…
422名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 02:28:33 ID:V8oEWHuB
>>420
いやいや、それは体格が育つまでは……とするとリフィスとかがすごいことに。
423404:2009/07/03(金) 12:50:59 ID:nXnKHt8v
変態王リーフ

第7章

リーフ達がフィアナ村に来て数年…
性技の修行したり、SEXしたり、自慰したりして過ごしてきた平安の日々も終わる。
レイドリックたちが村にやって来た!
リーフ達は留守!
留守番のナンナとマリータは捕まってしまう。

ヒゲ男爵レイドリックが部下に声をかける。
「ほお、これが捕らえた娘達か、…ん、ワイズマンどうした?」
「……もう…たたん…勘弁してくれ…」
ワイズマンは捕らえたナンナに手を出そうとして、返り討ちにあった。
ナンナのオマンコに搾り取られ、ワイズマンは瀕死だ。
「なんと情けない!この娘たちはワシが連れて帰る!あとは任せたぞ!」
レイドリックはワイズマンを犯したナンナと横で見ていたマリータを抱えて引き上げていった。

リーフ達は海賊退治から戻ってきてビックリ!村は帝国兵だらけだ
「ちくしょうヤツら!叩きのめしてやる!」
「おちつけ!こういう時こそ冷静にだな!エーヴェルさんもなんか言ってやってください!」
いきりたつオーシンとなだめるハルヴァン。
「おのれ帝国兵!私のぷりちーなマリータを狙っているのね!そうはいくか!」
キレて村に突っ込むエーヴェルさん。結局なし崩しに戦闘になる。
エーヴェルさんが序盤無敵状態なのはこの気合のためである。
なお、この部隊の指揮はフィンとエーヴェルがとっている。
リーフはエロにかまけて兵法の勉強なんぞしてないので指揮レベルはゼロ。
お飾りのリーダーだ。
424404:2009/07/03(金) 12:51:56 ID:nXnKHt8v
リーフは皆が戦っている間に、ストーキング戦法で気配を消して村に潜入していた。
エロ修行ばかりしてたので、剣術はLV1、雑魚もいいとこだが変な特技には長けている。
「やあ、戦うだけが能じゃないよね!…まあ、ナンナなら逆に帝国兵を食べちゃうから無事だろうけど、
 帝国のヤツら…さては僕の大レンスター四十八手とエスリン母上2号が目当てだな!
 そうはさせるか!」
とりあえず帝国兵を避けつつ民家を訪ねてまわる。
「おおこれはリーフ様。武器は高価じゃからワシら貧しい者には買えんが、
 奴らが居眠りしてる間に、こうしてくすねてやりましたわ」
リーフは鉄の剣をもらった。
「ありがとう、これはお礼さ」
「アー!」
村人のアナルを掘ると、ハルヴァンの家へ向かう。パトリシアは無事だろうか。

パトリシアの家にはすでにハルヴァンが来ていた。
「あ、お兄ちゃん!いいものあげるよ」
「…このオノは?」
「よさそーなオノでしょ?この前、裏山を歩いてた時、泉の中から出てきた
 変なおばさんにもらったんだ!」

それを聞いたリーフは戦闘なんぞおっぽり出して裏山へと走っていった。
「これはフィンから聞いたことがあるぞ!なんでもレックスという人が鉄の斧を泉に落としたら、
 泉の精液…もとい泉の精が出てきたとか!…精霊とSEXするまたとないチャンス!」
425404:2009/07/03(金) 12:53:25 ID:nXnKHt8v
リーフは裏山の泉の前までやって来た。綺麗だがなんの変哲もない泉だ。
「とりあえず、この鉄の剣を投げ込んでみよう」
村人にもらった鉄の剣を放り込むリーフ。なにもおきない。
続いて持っていた傷薬を入れてみる。またもなにもおきない。
さらに光の剣を投げ込む。光の剣は泉に沈んでいくがなにもおきない。
もっていたアイテムを全て放り込んでもなにもおきない。考えるリーフ。
「それじゃあこうだ!」
着ていた鎧も服も全て投げ込むリーフ。やっぱりなにもおきない。
「まいったな、もう投げ込むものがない」
そのとき後方からダグダ達が走ってきた。
「ぬおー!いかん!エーヴェルがピンチだ!急ぐぞ!」
走ってきたダグダに跳ね飛ばされて泉に落ちるリーフ。
ハルヴァンが家につく頃にはこいつらフィアナについてるじゃんというツッコミはなしで頼む。
「親父!誰か泉に落ちたよ!」
「ええいタニア助けとけ!マーティ!ワシらは先に行くぞ!」
「へい!がってん!」
走り去るダグダとマーティ。
「…親父の奴、エーヴェルさんにいいとこ見せるチャンスだからってはりきっちゃってまぁ…」
とりあえず泉に近づくタニア。その時泉が光った!
「うわっなんだ!?」

泉の上には例のラーナ様のそっくりさんが現れた。
「あなたが落としたのは文武両道に長けた立派なリーフですか?
 それともエロい事しか考えてない変態なリーフですか?」
「立派なリーフです」
とっさに答えてしまった。
「嘘はいけません。というかこの変態返します!早く連れてって下さい!」
「いやそんなこと言われても」
よく見ると精霊のローブの下にリーフが潜り込んでいた。
「まあ、そんなつれない事いわないでよ、精霊さんもパンツは人間とおなじなんだなあ」
「きゃあ!」
それを見たタニアは赤くなって目をそらしながら言う。
「その変態はあげるから立派なリーフくれよ」
「ははは、それはひどいよタニア。お、体のつくりは人間と一緒なんだ」
精霊さんの秘所にしゃぶりつくリーフ。
「やん!あぁん!なんていやらしい人間!」
とりあえず見てられなくなったタニアはフィアナ村へ向けて逃げ出した。
426404:2009/07/03(金) 12:54:41 ID:nXnKHt8v
「わーい、これが精霊さんの愛液の味か!なんか泉の水の味がするね!」
「いやぁん!もう!いい加減になさい!」
そんなこと言って聞くリーフではない。
「それじゃあさっそく!」
巨大な肉棒を挿入する。
「あぁぁぁぁぁぁん!この人間のおちんちん!なんて大きい!」
「ああ…精霊さんのオマンコ…大自然の味がするよ…」
オマンコからおちんちんを通して、美しい泉のイメージがリーフの脳裏に閃く。
「心地よい…透き通るようだ…今僕はおちんちんを通して自然と一つになっている!」
この泉を守る精霊さんとの性交によってリーフの精気が周りに伝わる。
泉の周りで様々な生き物が交尾を始めている。鹿や山猫や猪、虫も魚も繁殖期でもないのに子孫を残す事に励んでいる。
季節はずれの花が咲き花粉を飛ばしている。花粉症の人にはいい迷惑だ。
「す…すごい…この人間…なんという生命力…」
リーフの凄まじい精気に呆然とする精霊さん。リーフの首に腕を回し、その凄まじい生命力を体に染み込ませている。
「それじゃあいくよ、大自然のオマンコに!うっ!」
膣内に大量の精が叩き込まれる。まさに次代を育む生命の力。
「ふぅああああぁあぁぁぁん!」
精霊さんが絶頂を迎える。周りの動物たちも次々に精を放つのだった。

気がつくとリーフは泉の側で寝ていた。全裸で。
「おや?SEXの後、寝ちゃったのかな?精霊さんは?おーい精霊さーん!」
返事はない。泉の側にはリーフが投げ込んだアイテムと服がたたんでおかれていた。
とりあえず服を着るリーフ。
「そろそろフィアナに戻らないと、あれ、光の剣に不思議な力をかんじるぞ?」
精霊さんが光の剣に加護を授けてくれたのだ。
アイテムとして使うとHPが回復するぞ!耐久度は減るけどね!
「やあ、ありがとう精霊さん!これはお礼さ!」
おちんちんを出してしばらく自慰をすると、リーフは泉に精液を放つのだった。
427404:2009/07/03(金) 12:56:31 ID:nXnKHt8v
リーフが戻る頃、フィアナの戦いは終わっていた。
エーヴェルがテキパキと支持を出している。
「帝国兵から奪った武器はまとめておいて!捕虜は村の倉庫に閉じ込めておくのよ!監視は怠らずに!」
リーフはそれを聞くと倉庫に入る。
「とりあえずお仕置きだ!」
縛られた帝国兵全員のアナルを掘ってお仕置きするリーフ。一部喜んでた者もいた気がしたが気にしないでおこう。
ちなみにワイズマンもリーフに掘られた。
「これでお仕置きはOKさ!もう帝国の悪事に加担しちゃだめだよ!」

とりあえず大レンスター四十八手とエスリン母上2号は無事だった。
ほっとするリーフ。しかしナンナとマリータが連れ去られてしまった。
性豪ナンナに帝国兵達が食われまくっているに違いない。
でも一応助けに行かないと。エーヴェルの娘兼恋人のマリータもいるんだし。

リーフをお飾りにエーヴェルとフィンは今後の作戦を考える。
レイドリックがマンスターに着く前に追い付くために北上する事にするのだった。

なお余談だが、裏山では動物や虫が異常繁殖し色んな問題になるのだがそれは別の話である。

続く


次は…どうするべ…サフィかタニアにしよう
428名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 16:22:56 ID:Yio7jCKS
GJ!
429名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 20:49:11 ID:6xHcP1KK
よくアルテナとリーフだけだったよな
キュアンの子
430名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 23:03:53 ID:y8R5N1Zk
>>429
エダは聖騎士ノヴァに似ている。ディーンはその兄だ。
…後は、分かるな…
431名無しさん@ピンキー:2009/07/03(金) 23:34:04 ID:O6RedbGp
よその畑にも種をまいていたんですね
わかります
432かきやー ◆gL5TJEVv86j9 :2009/07/05(日) 09:02:41 ID:5vL/r62J
ファイアーエムブレム 暁の女神 ifエロパロ

『もしもペレアスが超絶スケコマシだったら』 0/5

 ペレアス君をエロゲヒーローにしてみました。
 ありえへんご都合主義なエロ化ですが、あまり深く考えずにお楽しみいただければ幸いです。
 勉強不足で設定的におかしい所もあるかと思いますが、ご容赦していただければ助かります。
 またそういう部分は指摘して下さると嬉しく存じ上げます。

 デイン王国の生物学者であり、“狂王”アシュナードに仕えていたイズカは、
アイクに敗れて逃亡した後、ベグニオン帝国元老院宰相セフェランに探し出さ
れ、匿われていた。
(何故、ベグニオンの宰相が私を……はっ、そうか! 私が天才だからか!)
 それで万事腑に落ちた彼は、デインが滅んで少し経った後に、セフェランか
ら密命を受け、ベグニオンの支配地と成り果てた彼の地へと飛んだ。
(死んだデイン王アシュナードに似た特徴を持つ孤児を探し出して王子に仕立
て上げ、そしてデイン再興の大儀を掲げた反乱を起こす、か……。フフ、ベグ
ニオンの最高権力者が何を考えているかは皆目検討がつかないが……)
 だが、と、ニタリと笑うイズカ。
(成功すれば、私はデイン再興の立役者として大きな権力を持ち、今度こそ誰
にも邪魔されることなく、思うがままに研究できるだろう。悪くない話だ……)
 デインに旅立つ前に、アシュナードの息子を産んだというアムリタという女
とも引き合わされた。
 狂王の血を継いだ子供がいるという話は初耳で、さすがのイスカも驚いた。
しかもアムリタはなんと竜鱗族のラグズで、アシュナードはその黒竜の力を得る
ために近づいたらしい。が、力が息子に移って彼女自身からは失われたと分か
ると、アムリタからは興味を無くし、遠ざけていたのだという。
(なるほど、それで王宮で見たこともなかったのか。理由もいかにもアシュナー
ド王らしい……)
 アシュナードの特徴に加え、アムリタの容姿も覚えたイスカは、精力的にデ
イン各地の孤児院を回ってそれらしい子供を捜した。
 アムリタには何としても我が子を見つけ出して欲しいと懇願されたが、本物
を捜すつもりなど毛頭無かった。
(似通ってさえいれば、それで充分事足りるのだ。後は扱いやすいというのが
重要な条件だな、ククク)
 そんな中、ある街の孤児院で、「おおっ!?」と思う少年と出会った。

 その少年の額には印があった。
(これは、ベオクとラグズの混血とされる“印付き”の特徴!? しかも、髪の
色といい、容姿もそれとなく似ている所がある……)
 少年の額の印は“精霊の護符”だったが、“精霊の護符”と“印付き”は見
分けがつきにくく、その時のイズカもそれが違うものだとは思いもしなかった
ほどである。
(こいつだ! こいつを王子に仕立て上げれば、あの女を騙せよう。母である
あの女の保証があれば、アシュナードの遺児として押しも押されぬ存在になる。
デインの無知な人民どもを騙すことも造作ないぞ! …………だが…………)
 たらり、とひとすじの汗をたらすイズカ。
 その時、少年の方も自分を見つめる存在に気付き、
「ん?」
と、顔だけをイズカに向けた。
「なに? 俺に何か用? 今、この通り、立て込み中なんだけど」
「あぁん、だめぇ、ペレアス、ペレアスぅ……♥」
 少年は、孤児院の裏で同い年ぐらいの少女を壁に手をつかせ、スカートをま
くって立ちバックでアンアン喘がせていたのだ。
 見られてもまったく動ずることなく、いや動いたままで、涼しい顔をしてイ
スカを見返す少年。
「………………い、いや………………お前、じゃない、貴方……に、話があり
ましてな…………」
 イズカは何とかそれだけ言えた。なんだこいつは。
「そう? じゃあちょっと待って、すぐに済ませるから」
 そう言うと、少年は腰振りのスピードを上げ、ラストスパートに入った。
「ああぁぁん♥♥!!」
 弱い所を重点的に突かれたのか、少女はあっという間に絶頂に達し、全身を
痙攣させながら桃色の嬌声を上げた。「うっ!」と、少年も少女の中で果てる。
 少年と少女が結合したまま動かなくなり、少女のか細い嗚咽のような嬌声だ
けが断続的に上がる。
 傍観者のイズカにとって何ともいえない十数秒の時間が流れた。
「ふう……。良かったよ、エリル……」
「ペレアスぅ……♥」
 少年が離れると、少女はその場にくずおれた。あまりの気持ちよさに忘我状
態で、腰が抜けて立てないようだった。
「で、俺に話ってなんだい?」
 さりげなく股間の物をズボンにしまいながら、先程と変わらない涼しい顔で
そう言い、微笑む少年。
 それが、イズカとペレアスの出会いであった。

 イズカは少年を人気のない場所に連れて行くと、彼に話しかけた理由を語っ
た。『デイン王の遺児の捜索』という目的を。
 少年の目が大きく見開いた。
「何だって!? 俺が……あのアシュナード王の実の息子だって!?」
「そうです。全てはデイン再興のため。アシュナード王の血を分けた王子――
つまり、貴方様がその存在を表せば、きっとデインの民達は呼応して立ち上が
ることでしょう。王国の復興も夢ではありません」
「なんだって…………」
 ペレアスはあまりの話の大きさに、ショックを隠しきれない様子だった。
(フフ……無理もない。何の身寄りも持たぬ孤児である己が、唐突にこの国の
王座に就くべき存在などと言われれば、驚きも隠せないことだろう)
「…………」
 ペレアスは長い間塞いでいると思ったら、何か考えているようだった。
 さすがに不審を感じ、イズカは問いかけた。
「どうされましたか王子? かくなる上は私と共に参り、デイン再興の挙兵を――」
「……いや、どうしようかなって」
「は?」
「だってさ、国王になったら、どんな女もよりどりみどりじゃん? でもでも、
この孤児院や、街にも、何人も俺の良い女がいるんだよね。何人かは気に入っ
てるから傍に置きたいし、どうせ俺なしじゃ生きていけなくてついて来るだろ
うから捨てがたい……そうか! 連れて行けばいいのか!」
「はあ?」
「いやね、俺、無類の女好きなんだ。女がいないと一日も身がもたないでって
いう。でも女の方も俺に抱かれるともうメロメロになっちまうんだ。この額の
印さ、“精霊の護符”って言って魔力を高める紋章なんだけど、これを付けた
動機は、実は闇魔法の力で性力を増幅させたかったからなんだよね。それが思い
の外上手く行っちゃってさ。闇の魔力で高められた俺の絶倫テクニシャンぶりは、
どんな身持ちの固い女もアヘアヘ状態でコロリと参らせちまう。よし! 裏世
界に知らぬ者はいないほどの伝説のジゴロとなるのが俺の目標だったし、王様
になったら権力を振りかざして沢山の美女、美少女達を俺のモノにする!」
「でっていう?」
「するする、再興でも挙兵でも何でもするよ! 俺、王様になるためなら何で
もやるぜ! それに、正統後継者が挙兵すれば沢山人間が寄りついて、女もいっ
ぱい来るだろうから、その中で気に入ったのがいれば手を付けちゃおう! ど
うせ将来は約束されてるし問題ないよね! 楽しみだなあ! よろしくお願い
するよ! えーと、誰?」
「……………………」

 この後、イズカはペレアスとアムリタを対面させたのだが、「妙齢の未亡人
いいねえ、それにあの肉付きの良いカラダ! むしゃぶりつきたくなるよ。母
親? 背徳感でますます燃えるじゃん!」と、さっそくその晩、母親に手を付
けたらしい。
 翌朝ペレアスの寝所を覗くと、一晩かけてたっぷりと陥落させられ、からだ
中の穴から体液を流してヒイヒイ喘ぎ悦び、息子に絡みついているアムリタの
姿があった。
「あ、イズカおはよう! もう朝かい? いやあ、母上、随分長い間ご無沙汰
みたいだったから、最初は戸惑ってたけど、ほら今はこの通り、もの凄く喜ん
でくれてるよ。もう俺から離れたくないって。息子として、会っていきなり親
孝行ができて嬉しいよ――うっ!」
と言いながら、母の胎内に何度目かわからない精を放つペレアス。
「はぁはぁ……いやあ凄いよ、母上のマンコは極上だよ。こんなに深みと厚み
があって、締まりも全然良くて……何回だってイけるよ」
「おお、ペレアス、ペレアス……♥! 実の母に対して、こんな、こんな……♥!
 しかも、これだけ中出しをして……♥ これでは、お前の子を孕んでしまう……♥!」
「フフ、何言ってるんだい? 離さないのは母上の方じゃないか。もう抜かず
3発だよ。それに母上の子宮は、俺の精子を美味しそうにゴクゴク呑み込んで
るぜ。よっぽど寂しかったんだね。長い間、一人だったんだろ? じゃあ俺の
弟か妹を作ろうよ、家族を増やそう、幸せになろう♪」
「おお、ペレアス……♥!」
「年増の女ほど性欲が強いんだよね。ご無沙汰なら尚更……カラダの欲求に嘘
はつけない。あ、イズカ、朝食はいいよ。まだしばらく二人きりにしといて。
もう少し母上を可愛がって、完全に俺のモノにしちゃうからさ♪」
「はあ…………」
(離れたくないというのは……違う意味で言うべき言葉の気もするが…………
まあいいか…………)
 自分だけでもさっさと食事にしようと、イズカは踵を返し、また一段と嬌声
が高まるベッドを後にした。

 完璧にペレアスの肉奴隷となり、その後、息子が要求すれば、人目さえ付か
なければいつどこでも嬉々として肉奉仕をするようになったアムリタだったが、
むしろ精神的な不安定さが消えて明るくすらなったようにも見えた。
 この親子がどんなデンジャラスな関係になろうがイズカには興味はなかった
(そもそも、血が繋がってるとは思えない)が、ただ一つ、外聞には注意しな
ければならなかった。
(この酷すぎる女癖が知れ渡ったら、民は失望し、反乱は失敗する)
 ペレアスの住んでいた街からも、付き人という名目で数人の女を連れて来て
いてる。夜になるとアムリタも混じらせて乱交を始める始末だ。いや、日中で
も、王子としての教養訓練の合間を縫って、こっそり隠れてやっている。呆れ
た性豪ぶりであった。
 イズカはその点をペレアスに警告すると、「分かってる」という返事が来た。
「それぐらいわきまえてるさ。これからも女は増えていくだろうけど、絶対に
知られないように細心の注意を払うよ。高貴な者として、普段は人畜無害そう
な優男として通すさ」
「いやいやいや、できれば本当に控えてくださると有り難いのですが」
「それは無理!」
(なんでやねん!)
と、心の中でテンポよく突っ込むイズカ。
「だって俺も男だからさ、女なしには生きられないわけよ。イズカも男なら分か
るだろ? 王子だってラグス、女と色恋を流しても何もおかしくはないじゃないか」
「いやいやいや、はぐらかさないように。大事なことですぞ」
 身を乗り出すようにして諭すイズカ。
「要するに、今後はこういう事が無いようにしなければなりません!」
と、ビッとペレアスを指差した。
 椅子に座るペレアスに全裸のアムリタが乗りかかり、息子の熱いイツモツを
体奧深くまで咥え込みながら、悩ましげにくねり絡みついていたのだ。
 そう、ヤりながら話していたのである。
「いやあ、最近は母上の方がなかなか離れてくれなくてね。絶賛発情中って感じ
で。それに今は休憩時間、これぐらい見逃してよ! あと1発ヤッたら訓練に
戻るからさ」
「あん、嬉しいわ、ペレアス。私の愛しい子……♥」
「フフ、俺も愛してるよ、母上」
「さあ、また私の中にお前の精子を注ぎ込んで、私を孕ませておくれ……♥!」
「もちろん! 母上の子宮に、たっぷりと実の子の子種をまき散らしてあげる
よ。実母とのセックス最高! 実母孕まし万歳! もっともっと多くの女を俺
色に染めるぞー!」
「…………」
 付き合いきれないのでイズカは立ち去った。

 ペレアス達と《銀の髪の乙女》が邂逅するまで、あと数ヶ月――
 数奇な運命の下に集まる女達は、自分達の身に何が起こるのか――
 知る者は、まだ誰もいない……。

                              (つづく?)
438名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 10:46:25 ID:/ZgL9svL
GJ!
439名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 15:17:06 ID:Q3zHTo3H
ペ(君が…噂の銀の髪の乙女だね? もっと神秘的な大人の女性を想像していたよ)

「でも、さすがに雰囲気はカリスマに祭り上げられるだけはあるなぁ。
 それに皆が崇める女を俺のものにするというのは非常にいいじゃないか。
 よし、ナニが何でもいただいてやるぞ」

イ「王子……逆ですぞ逆……」
440名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 16:29:00 ID:ehD+2lmR
まさかのペレアス様キター!
変態リーフといい、スレに活気がでるといいですな。

変態といえば、ダミアンは今何処にいるのだろうか
441名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 17:02:49 ID:HjgM7+Mt
変態王&>>437GJ

>ダミアンは今何処にいるのだろうか
ブログ読んだ限りだと、うつ病の診断食らったらしいよ
442名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 17:31:39 ID:YoJyxlWB
>>441
マジか。
まあ、今はスレもいい感じに盛り返してるしな。
またいずれ戻ってきて欲しいもんだ。
443名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 21:32:52 ID:ehD+2lmR
ダミアンブログなんてやってたのか。
ダミアンの投稿なくなってからスレ失速したし、
また復帰して欲しいな
444成長率130%:2009/07/06(月) 01:22:45 ID:QRAN+tLW

FE聖戦。セリス×マナ(ラナ代替キャラ)を投下させていただきます。
シリアスに見せかけて、ただのエロ?です。

===================

 もちろんセリスは、王になったからといって、
 全てが自分のものだと思い込むような人間ではない。
 だがそんな彼でも、独占したいものはいくつかある。
 たとえばシアルフィの統治権に関しては絶対に手放すつもりが無いし、
 部屋のベランダで育てているプチトマトは自分だけで食べたい。
 だがなにより独占したい筆頭は、恋人であるマナだった。
 
 
 幼馴染であるマナとは、互いに誰より長い時間を共に過ごした仲だ。
 その表情も、考え方も、そして肌の全てを知って居る。
 彼女の親でも知らないような顔をさせ、声を上げさせ、心身ともに愛し合ってきた恋人である。
 だからもちろん、マナの身体は自分だけのものだと、セリスは思っていた。
 その日、愛しい少女の胸が、他の男の思うが侭にされるのを、目の当たりにするまでは。
 セリスは、マナが寝台の上で自分ではない男を抱きしめ、
 その胸をまさぐられている様子を、見てしまったのだ。
 目の前でマナの乳房が嬲られるのを、じっと見ていることしか出来なかったのだ。
445成長率130%:2009/07/06(月) 01:23:52 ID:QRAN+tLW

「……っ」
 マナの唇から、もどかしげな吐息がこぼれる。
 張り詰めた胸のふくらみの、桜色の頂が、音を立ててしゃぶられているのだ。
「んんっ……そんなに強くされたら……!」
 マナの体が、びくっ……と震える。
「セリス様……あまり、見ないでください……」
 切なげにつぶやく彼女の頬は、既に赤く染まっている。
 それは誰より愛しい恋人に、今の姿を見られる羞恥の色なのか。それとも……。
 マナの乳房は、既に交情の快感を知っている。
 セリスの手で、指で、唇で、幾晩も幾晩も……愛撫され、ついには胸だけで果ててしまえるほどに、敏感に育てられたふくらみだ。 
 それを、セリスとは違ったやり方で責められれば、性感が反応せずにはいられまい。
 もう片方の乳房をなでられる。マナの体が、再び震える。
「あ……ダメ! 噛まないで……!」
 彼女の声色に、救いを求める悲痛なものが混じり始めていた。
 
 
 やめろ、という叫びが、セリスの喉まで出かかった。
 わが手でマナを助け出したい。
 男の手を剥ぎ取ってやりたい。
 そう思う。だが、今の彼らは、それが許されない状況にあるのだ。
 だからこそ、胸が苦しい。
 そしてそれ以上にセリスを苦しめているのは、彼自身だった。
 胸を嬲られ、甘い声を押し殺すマナを見て、どうしようもない興奮してしまう、自分自身への憤りだった。
 この光景に性欲を掻き立てられるなど、あってはならないと思う。
 だがそう思えば思うほど、服の中のセリス自身は熱く滾ってゆくのだ。
 (なんて、綺麗な肌だろう……)
 程よく白くきめ細かいマナの肌。
 あらわにされた胸元は、えもいわれぬ曲線を描いて、セリスの視線を呼ぶ。
 (初めて抱いたときとは、ずいぶん違う……)
 かつて干草の寝台で初めて抱き合ったときの感触を、セリスは鮮明に覚えている。
 肌を合わせれば、うすい肉を通して、マナの肋骨の硬さを感じた。
 もし今の彼女を抱けたなら、ただ柔らかさと滑らかさだけを感じられるのだろうか。
 そんな、女らしくなった彼女の身体を、まだセリスは知らないのだ。
 ここ数ヶ月、まともに彼女の身体に触れる機会がなく……。そしてこの状況に到る。
446成長率130%:2009/07/06(月) 01:24:36 ID:QRAN+tLW

 
 (あの肌にこんなに触れたいのに。あの声は、僕があげさせたいのに……!)
 誰よりも愛した少女の身体に触れることは許されず、
 ただ、抱かれている姿を見届けるしか出来ない。
「……もっと」
 そうしてセリスの視線の先で、男の頭を胸元にかき抱く。
 マナの胸のふくらみが、唾液まみれになって妖しい光を帯びる。
 (マナのあんな表情、見たことがない。マナの胸があんなに濡れているのも、見たことがない)
 セリスは泣きそうになりながら、喉の奥の痛みに耐えた。
 そして同時に身体を硬くして……熱く滾る自身が、マナの目に触れないように努力する。
 こんな状態に興奮を覚えていると知られたら、彼女はきっと悲しい顔をする……。
 そう思うからこそ、セリスは身じろぎもしない。
 マナの愛らしい乳首が、唾液まみれの舌で舐られるさまも、
 乳首を噛まれたマナが、声が出るのを我慢して、身を固くした様子も……。
 気を抜けば荒くなる息を必死に抑えつつ、セリスはじっと見守った。
 
 男の目が、ちらりとセリスのほうを見る。
 その目が笑っている、と恋人を奪われた若者は感じる。
 男は、セリスへの興味をすぐに失ったようで、再びマナのほうに向き直る。
 そして目の前の豊かな乳房に顔を埋め、ぐっとマナに体重をかけた。
 セリスはその後の2人を、見ていることなど出来なかった。
 やがて、ことが終わりに近づき……。
 セリスがマナの方に向き直ったと同時に、彼女の胸に白い液体が撒き散らされたのだった。
 
447成長率130%:2009/07/06(月) 01:26:44 ID:QRAN+tLW

 
「うわ、おっぱい吐き戻したの? もしかして、病気……?」
「あ、大丈夫です。赤ちゃんって、げっぷするとき、戻すものなんですよ」
 マナは手馴れた様子でおくるみをゆする。
 半分眠っていた『男』は、ちょっとイヤイヤをしていたが、
 その揺れに誘われるようにもう一回げっぷをした。
「はい、良く出来ました。ゆっくりおやすみ」
 汚れた胸元を拭い、整えながらも、マナはわが子への笑みを絶やさない。
 とても美しい光景だ、とセリスは思う。
 そして、そんな光景を見ながら、性欲を滾らせている自分が、この上なく情けないとも。
 授乳を終えた妻をねぎらうため、立ち上がることさえ出来ない。
 激しく屹立するものを隠せなくなるから……、どころか、既にズボンが突っ張って、物理的に立ち上がれない。
 とんだ変態である。
 こんな姿を他人に見られたら、グランベルの新王の威厳など、軽く吹っ飛ぶだろう。
 いや、たとえ他人に見られてもかまわない。ただマナにだけは、こんな姿を見られたくないと……。
 そんなセリスの願いは、くすくすというマナの笑い声に破られてしまった。
「セリス様、ごめんなさい。夜のおつとめできなくて」
「……こっちこそごめん。邪な目で見てしまって」
 マナが理解ある女性であることに感謝しつつ、セリスは素直に頭を下げた。
「その子が産まれてすぐのときは、欲求不満なんか感じなかったんだけどな」
 むしろ、感動のあまり息が詰まりそうだった、とセリスは思う。
 産まれてすぐに母と生き別れ、母親の体温の記憶のないままに育った彼である。
 マナに子供が出来たとき、無上の喜びの反面、自分が親になれるのかいう大きな不安があった。
 その不安の反動で、生まれたばかりの我が子を見たとき、嗚咽するほど感極まってしまったのだ。
 それが、わずか数日前の出来事。
「……僕はあの喜びを、もう忘れてしまったんだろうか」
 セリスの言葉は、不安に満ちている。
 こんな自分は、やはり親になる資格がないのではないかと。
 そんな心の動きを、よく察してくれる人が妻であったのは、セリスにとって稀有な幸福であっただろう。
「高揚が解けて、他のことを考える余裕が出てきたということですよ、おとうさん」
 マナが落ち着いた様子でセリスに寄り添う。
 赤ちゃんの手をとって、セリスの硬い拳に触れさせる。
 ただそれだけでセリスの肩の力は抜けて、その頬も和らぐのだ。
「……そうかぁ、余裕が出てきたのか」
「はい、そのほうがいいんです。子育ては長いんですから、感極まってばかりいたら疲れてしまいます」
「そうかぁ……」
448成長率130%:2009/07/06(月) 01:27:36 ID:QRAN+tLW
 セリスはしばし、眠る我が子の手をもてあそんだ。
 その暖かさと柔らかさは、我が子がこの世に有るという満足感と安心感そのものだ。
 この脆くて小さなものを守らなければならないという決意を、セリスの胸に育ててゆく。
 それと同時に、もう一つの感情も。
「この手がうらやましいなあ。マナの胸を、触り放題で」
 ちらりと横目で見た先に、まだかすかにはだけたままのマナの胸元。
 たっぷりのミルクを蓄えたそれは、マナ史上かつてないボリュームで、谷間を作っている。
「……まあ、セリス様ったら」
 マナはこほん、とセキをして見せるが、そのセキには。
「妙に熱が篭ってない?」
「……篭ってます。この子にいっぱい触られた上に、セリス様が熱い目で見るから……」
 マナは真っ赤になって、顔を伏せてしまう。
 それ自体は恥じらいを感じさせる、かわいらしい仕草であったのだけど。
 彼女は既に、無垢な草原の乙女ではなく、恋人の精を胎内に受け入れた人妻なのだ。
「……下着、換えないと、と思いながら、おっぱいをあげてました……。今はきっと、寝台まで染みてる……」
 とんだ変態である。
 赤らんだ顔は伏せたまま、しかしその赤い頬をかすかに汗ばませ、マナはセリスの胸にしなだれた。
「……早くお産の傷、癒えるといいのに。そうすれば、セリス様にたくさん可愛がってもらえるのに」
 そして、あんなことやこんなことをしてもらえるのに……と。
 そのあたりまで来た彼女の呟きは、すでに呂律が廻っていない。
 若さゆえの欲求を満たせないのは、夫だけの問題ではないのだ。
 まして彼女は、セリスによって『目覚めて』しまっているのである。
 抱え込んでいる熱量は大きく、その温度もきわめて高い。
「ゆび……そう、ゆびで弄ってもらうだけでも……」
「マナ、マナ、落ち着いて。そんなこと言われたら、僕も我慢が出来なくなりそう……」
 セリスが溜まった唾をぐっと飲み込む横で、マナの華奢なおとがいを、熱くとろけた唾液が一筋零れ落ちる。
 上気した唇がぬるりと濡れるその様は、セリスの意識をくらくらと揺らす。
 押し倒して、その濡れた唇で、高ぶった彼自身を包んでほしい……。そう、セリスは心の底から願う。
 だが、それで自分は満足できても、マナの身を苛む火には油を注いでしまうと考えれば、
実行には移せないのがセリスという人物なのである。
 それに、それ以上に。
「子供が寝ている横では、まずいよね……」
「は……はい。そうでした……」
 木枯らしが吹き込んだかのごとく。2人の間に篭っていた熱が掻き消える。
「わ、私ったら、もうお母さんなのに、赤ちゃんの横でなんてこと口走って……。は、母親失格……」
 青ざめて落ち込むマナの背を、セリスの手がぽんぽんと叩いてなだめる。
「余裕が出てきたということだよ、おかーさん」
「ううっ、ありがとうございます……」
 すやすやと眠る我が子を見る2人の顔は、少し複雑な表情になっていたけれど。
 赤ちゃんが口元をもごもごさせているのを見た後には、その表情は嬉しげなものに戻っていた。

449名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 06:55:24 ID:m41JPfBG
イイハナシダナー
450名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 11:12:30 ID:td4+6btS
マナ可愛いな
今度使ってみよう
451427:2009/07/06(月) 12:05:22 ID:XMX3bw6v
おお、素晴らしい作品が続々と…
アムリタもマナもたまりません!続きが楽しみです!

では自分も拙い文で恥ずかしいけど投下。

あくまでサフィのエロですけどサフィが腐女子化してるので嫌な人はスルーして下さい。

変態王リーフ

第8章

フィアナ村を北上したリーフ達はイス村でリフィス団と戦った。
この戦いではリーフの出番はなかった。前に出てこられると守るのが大変なので、
フィン達の判断で後方に控える事になったためである。
ヒマなリーフは護衛についたマーティと掘ったり掘られたりしつつ、
仲間が捕らえた捕虜の海賊を掘る事に励んだ。
「大レンスター四十八手には衆道についても記されてたからね!しっかり修行しないとね!」
こうして男女ともイケる父キュアンのような立派な性豪となるべく励むリーフ。

その間にもイス村の海賊達は壊滅した。捕らえたボスのバクスも掘るリーフ。
「うわっよせ!俺は改心したんだ!勘弁してくれ!」
「じゃあここでいままでの罪を清算しようよ。僕に掘られればレンスター王子の名において
 罪を許してあげよう」
普通は海賊は縛り首なのになんて寛大なリーフ様。涙が出る。

その頃フィンとエーヴェルは今後の方針を巡って意見を戦わせていた。
「やはりほうってはおけない。島にわたって海賊を討伐すべきだろう」
「そんな悠長な事をしてる間にも、らぶりーなマリータがレイドリックの毒牙にかかったらどうするのです!
 急いで後を追わなくては!貴方だってナンナが心配でしょう!」
「いや、100%無事だと思う…てか毒牙にかけられるのレイドリック達だと思うが…」
結局リーフの鶴の一声で海賊島へ渡ることになった。
「村人から聞いたけどシスターが捕まってるそうじゃないか。助けてあげよう」
どう考えても食べる気マンマンだが、ともあれほうってもおけない。
リーフ達はロナンやアウグストを仲間に加え海賊島へ渡るのだった。
452427:2009/07/06(月) 12:06:54 ID:XMX3bw6v
「わあ、真っ暗だ!遠くが見えないよ!」
上陸する頃には日が落ちていた。アウグストも注意を促す。
「たいまつがあればよいのですがな。ともあれこの闇夜に乗じて敵が来ます。ご注意ください」
アウグストの言葉を聞き流したリーフは闇夜に乗じて、前を進んでたタニアのおしりをなでる。
「うひゃあ!!何しやがる!!!変態野郎!!!」
びっくりしたタニアはリーフをしばき倒す。
「いたた!痛いよタニア!今は戦闘中だよ!」
「うるさいうるさーい!セクハラすんな!!!」
「……レヴィン様…本当にこの者でよいのでしょうか?」
一人つぶやくアウグスト。彼の心中は不安でいっぱいだ。

ともあれ海賊と戦うフィン達。どこから敵が来るかわからんので、リーフに護衛をさかねばならないのがつらい。
しかしフィンとエーヴェルに加えてアウグストも的確に指示を出してくれるのでありがたい。
リーフに指揮レベルがあるように見えるが正確にはアウグストの指揮である。
アウグストがいない時は指揮レベルゼロだ。リーフの指揮能力などと勘違いしてはいけない。

砦でたいまつを見つけたオーシンが戻ってきた。それを受け取るリーフ。
「これで視界が広がるぜ!」
「な、なんだってー!射精が広がるというのかい!つまり精液の量が増えるんだね!」
さっそくおちんちんにたいまつを使うリーフ。
「ぎょえ!熱い熱い!!」
「アホかお前…もう突っ込む気もおきねえよ…」
453427:2009/07/06(月) 12:08:19 ID:XMX3bw6v
その頃前線での戦闘は終わりつつあった。
「あ…あんた…いい男だな…うほっ」
「ぎゃあ!やめてくれ!」
捕らえたシヴァを掘るマーティ。マーティの捕らえるが成功するなんて奇跡のようだ。
首領のリフィスも捕らわれ、リーフ達は海賊の砦に入った。
めでたく解放されるシスターのサフィ。
ちなみにサフィはターラにいた頃リーフと会ったことがあるのだが、リーフの方は完全に忘れていた。
ちょうどラケシスに童貞を奪われた頃で周りを見る余裕がなかったのだ。無理もない。
「実は…かくかくしかじか…というわけでターラを助けてくれる義勇兵を集めていたのです」
「なんだってー!リノアンがピンチだってゆーのかい!助けにいかないと!」
でもターラは遠い。まずはレイドリックを追わないと。
「それはそれとしてリフィスにお仕置きをするので、被害者のサフィにも立ち会ってもらいます」
「え?リーフ様それはいったい…」
「それは見てのお楽しみさ!」

リーフとサフィはリフィスをぶち込んでる牢屋に入った。
ちなみにシヴァはマーティが満足してる間に逃げてしまった。残念な。
「げっ!リーフ王子!俺をどうする気だ!」
「もちろん悪事のお仕置きさ!」
「そそそ、そんな!命ばかりは勘弁してくれ!サフィお前からも言ってくれよ!
 一緒にターラに行く約束したじゃねぇか!」
「あ…あのリーフ様…彼は悔い改めております。どうか寛大なご沙汰を…」
「え?命なんかとらないよ!これが僕のお仕置きさ!」
そういって0.4秒で全裸になるリーフ。
454427:2009/07/06(月) 12:09:11 ID:XMX3bw6v
「うわっ!?」
「きゃああ!!!」
驚くリフィスとサフィ。そりゃ驚くだろう。
「というわけでリフィス君。君は首領だから罰は重いよ。これからするお仕置きを受けてもらった上で
 僕たちに協力してもらうよ」
とりあえず命の危機がないとわかったとはいえ、今のリフィスは逆らえる立場ではない。
「わ、わかった!なんでも従う!」
「OK!じゃあはじめるよ」
そしてリーフはその巨大なペニスをリフィスの尻に突っ込む。
「ぐぎゃああああああああ!!!ケツがぁぁぁぁぁぁっぁあっ
 いてえよっぉぉぉぉぉ!!!!!」
腰を振るリーフ。
「はい我慢する。これはお仕置きなんだから、あ、サフィもやりなよ。君は被害者なんだから」
そう言ってサフィの方を見るリーフ。なにやらサフィはうっとりしている。
「ああ…イイ…リーフ様×リフィス…ハァハァ」
「これはぁぁぁぁぁぁ!!!腐女子!!!大レンスター四十八手にあった特殊嗜好の一つ!!!
 かつて父上がフィンと衆道を楽しんでいると、城のメイドたちが覗いたり、
 それをネタに本を書いたりしたと聞く!」
それならばサフィをもっと興奮させようと激しくリフィスを責めるリーフ。
リフィスにしてみればたまったもんじゃない。

リーフとリフィスの行為を見て、サフィは体の火照りとともに下着が濡れるのを感じていた。
この砦に捕らわれてから、毎晩シヴァ×リフィスの妄想に耽っていたのだ。
もう我慢できない。
455427:2009/07/06(月) 12:10:05 ID:XMX3bw6v
下着を下げるとサフィは両手で秘所を弄り始める。
「あぁあん…いいのぉ…神様…淫らなサフィをお許しくださぁい…」
秘所はとめどなく零れ落ちる愛液でぐちょぐちょだ。
「やあ、そんなに僕とリフィスのプレイは興奮するかい?」
「はい!…でも…やおい穴がないのが残念で…」
リフィスがリーフに掘られながら懸命に声を出した。
「や…おい…穴?…なんだそりゃあ?」
「その質問には僕が答えよう!やおい穴とはやおい系のエロ同人誌に時々みられるものさ。
 やおいのエロは当然男同士のSEXになる。となるとフェラやアナルプレイになるわけだけど、
 オマンコのない男同士のプレイは正常位などの、一部の体位が使えない。
 そこをあえて無視した表現さ。男に架空のやおい穴を設定する事でオマンコの代わりにするわけさ!うっ!」
リーフはリフィスの尻に射精する。そして尻からペニスを引き抜いた。
尻を押さえて苦しむリフィス。まさにお仕置きだ。

二人のプレイを見てハァハァするサフィ。
その姿を見てリーフにはグッドアイデアが浮かんだ。
「そうだ!やおい穴が無いなら代わりのものを使えばいいんだ!
 考えてみればやおい穴はオマンコの代用品!ならばオマンコをやおい穴の代わりにすればいい!」
その言葉に衝撃を受けるサフィ。
「た、確かに!…ああ素晴らしい発想ですリーフ様!…ああ、これで3次元でもやおい穴にハァハァできます…
 は、早くやおい穴を掘ってください!」
「もちろんさ!まかせておいて!」
言うが早いかリーフはサフィのオマンコにおちんちんを挿入する。
もちろんやおい穴のための体位、正常位で。
「あぁぁぁん!私のやおい穴!掘られちゃってますぅ!」
「そうさ!これはいいやおいだね!さあ、リフィス!何をしてるんだい、僕のアナルを掘るんだ!」
「いやじゃボケ!俺にそんな趣味はねぇ!」
いまだに痛む尻を押さえてリフィスが怒鳴る。まぁもっともだ。
456名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 12:11:14 ID:XMX3bw6v
その時サフィが悲しそうにリフィスの方を見た。
「そんな趣味…ないんですね…グス…」
その綺麗な瞳から一粒の涙が零れる。
「…ううっわかったよ!もうどうにでもなれ!」
惚れた弱みというやつだ。リフィスはサフィの痴態を見ておちんちんを勃起させる。
小物らしく貧弱なおちんちんだ。皮が被ってる。
そしてリーフをなるべく見ないようにして、そのアナルに挿入した。
「…リフィス…修行が足りないよ…そんなおちんちんじゃ誰も満足させられないよ」
「うるせぇ大きなお世話だ!」
「クスッリフィスのおちんちん可愛いです」
「ガーン!」
ショックだがサフィに言われるとそれすらも心地いい。

3人の男女の睦み合う音が響く。
「それじゃそろそろ一気にいこうか」
リーフは激しくサフィの子宮を突き上げる。同時に尻を引き締めリフィスの肉棒をしごき上げる。
「リーフ様ぁ!私のやおい穴イっちゃいますぅ!イクぅぅぅぅぅ!!!」
「うわっよせ!そんなにされたら…うっ!」
絶頂を迎えるサフィ。つい射精してしまうリフィス。
「じゃあ僕もイカせてもらうよ!」
リーフは激しく腰を動かしサフィのオマンコを味わうと、膣の奥に射精するのだった。

かくしてリフィスとサフィを仲間に加えたリーフ達。
男の尻に射精してしまったリフィスは自己嫌悪に頭を抱えている。お仕置き効果は覿面だ。
一方サフィは晴れやかな笑顔だ。とっても幸せそうだ。

こうして海賊の討伐は終わった。

続く

次は前半タニア、後半ナンナでいこう。
457456:2009/07/06(月) 12:12:22 ID:XMX3bw6v
上げてしまった…
すいません…
458名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 12:17:51 ID:axd1rAGd
ドンマイ、てか、作品投稿時にageるのはかまわんだろ。
そして精力的な創作すばらしいです。
459名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 18:51:45 ID:ZQSmYh2a
イイ!
460名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 21:25:20 ID:8dZWm4qH
GJ!
前向きに考えるんだ。
age=リーフ様のおちんちんだと思えば万事解決だぜ!!
461457:2009/07/07(火) 13:44:22 ID:qvWGsiGl
>>458
>>459
>>460
ありがとう皆さん!

変態王リーフ

第9章

海賊島を攻略したリーフ達。これから大陸に戻らなくてはならない。
アウグスト達が船の準備をしている間リーフは海岸でエスリン母上2号で修行していた。
「今日のメニュー終わり!…船が出せるまでまだ時間あるな…そうだ!」
リーフは海で遊ぶ事にした。一人遊びは寂しいので誰か誘おう。
しかし、暇なのはリーフくらいであり、皆それぞれ船の準備とか色々やっている。
「誰か手の空いてるのはいないかな?」
しばらくうろついてたら、向こうで休憩中のタニアを見つけた。
「やあ、タニア。時間があるなら僕と海で泳ごうよ」
「やだよ、あっちいけ」
純情なタニアはエロい事ばかりするリーフの事が嫌いである。
しかし、これくらいでめげるリーフではない。
「照れる事はないんだよ!海は広いぞ大きいぞ!…それとも泳げないとか?」
冗談で言ったのだがタニアの顔が引きつる。どうやら図星のようだ。
「ばっ…馬鹿言え!泳ぎくらい出来るに決まってんだろ!」
負けず嫌いのタニアはつい出来もしない事を口走ってしまう。
「じゃあ問題ないね!行こう!」

結局リーフに押し切られる形でタニアは砂浜へ行くのだった。
462457:2009/07/07(火) 13:45:06 ID:qvWGsiGl
「なぁ…なんだよこの水着?」
タニアはリーフが用意したスクール水着を着ていた。
ゼッケンにはタニアの名前が入れられている。
「これはスクール水着、略してスク水だよ!タニアに着てもらったのは旧スク!
 やっぱり胸の大きな娘には旧スクが一番似合うと思ってね!
 スレンダーな娘なら機能的な新スクがいいね!」
(この変態なにほざいてんだ?)
マニアの熱弁には一般人はついていけない。ついていく気もない。

(しかしやっぱりロリ巨乳はいいなあ…ハァハァするよ!)
とりあえず海に入るリーフ。さすがに海パンははいている。全裸になりたいが、なるとタニアは逃げるだろう。
「おいでよー気持ちいいよー」
「…い、今行く!」
おっかなびっくり海に入っていくタニア。彼女は山育ちで泳げないのだがもう後には引けない。
一方リーフは女湯に潜入する時のため、泳ぎを覚えた。
古流泳法ののしも使える。
巧みに泳ぐリーフ。足のつく所までが精一杯のタニア。

「もっとこっちまでおいでよ、一緒に遠泳しよう」
タニアの手を引くリーフ。背の低いタニアはたちまち足がつかなくなる。
「うわぁなにしやがる!?ガボガボ!」
焦って暴れた挙句、水を飲んでしまう。溺れまいとしてとっさにリーフにしがみつく。
「ごめんごめん大丈夫?」
ギュッとタニアを抱きしめるリーフ。スク水の肌触りが心地よい。
463457:2009/07/07(火) 13:46:03 ID:qvWGsiGl
タニアの年不相応な巨乳がリーフとタニアの体の間で押し潰されてる。ムニュムニュして柔らかい。
たちまちリーフのおちんちんが勃起する。
「…っ!」
硬いものが下腹部にあたる感触に耳まで真っ赤になるタニア。
これはヤバイパターンだ!このままじゃヤられる!
「なにすんだ!離せ変態!」
全力でリーフを押しのける。
「わかった離すよ」
あっさり離すリーフ。でもここでは足がつかない。またしても溺れそうになるタニア。
「わっわっ!ガーボガボ!は、離すな!」
リーフしか掴まるものがない。懸命にしがみつく。
「わかったよ離さない」
リーフはタニアの背中に両腕をまわした。もうタニアは涙目だ。
辛抱たまらなくなったリーフはタニアの首筋に舌を這わせるのだった。

タニアとは何回かSEXして弱い所は大体わかる。
上手に責めて骨抜きにしてやらないと、振りほどいて逃げてしまうので、
リーフとしても愛撫の修行の成果を試すよい相手。やりがいがある。
「や…やめろ…さわるなよぅ…」
そんな声には構わず愛撫を続けるリーフ。首筋をくすぐり、耳たぶを甘くかんでやる。
突き放せば溺れてしまう以上、タニアはリーフに抱きついているしかない。ずるい。
「君ももっと素直になればいいのに、SEXは気持ちいい事じゃないか。
 君もなんだかんだ言っても大抵最後は楽しんでるじゃないか」
リーフにとっては当たり前の事でも、タニアにとってはそうではない。
タニアの顔が羞恥に染まる。
464457:2009/07/07(火) 13:46:51 ID:qvWGsiGl
「じゃあそろそろ入れるね。素直になって楽しもうよ」
「よせ!やめろ!変質者!」
リーフはタニアのスク水の前をずらすと肉棒を挿入した。海水が冷えて心地よい。
「うぁ…」
「へえ、水中でSEXってのも乙なもんだなあ」
タニアの尻を抱えてひたすら突き上げる!
「やん!やぁん…はう!」
「ああ…いいよ」
リーフはタニアの唇を奪うと舌を差し込む。
「んむ…ん…ちゅ…」
性感が高まりきっているのか、珍しくタニアはおずおずと、舌で答えてきた。
リーフもこれには喜び、舌を絡めあう2人。
ちゅっちゅっ…ちゅぱっ
いやらしい音が響く。
ふと思いついたリーフは、右手をスク水の足の付け根の穴から中に潜り込ませる。
タニアの尻を直接撫で回す。ムチムチして柔らかい。
そしてアナルを探りあてると、ためらいなく人差し指を差し込んだ。
「…っ!あぁん!…や…やめろってば!あとでひどいぞ!」
唇を離して抗議するタニア。でもやめないリーフ。
「もう快感に素直になろうよ。こんなに感じてるじゃないか」
そして人差し指をぐりぐり動かしてアナルを責めてあげる。
「やん…あ…んっ!」
のけぞるタニア。巨乳が揺れる。唇を噛み締めて絶頂の快楽に耐えるタニアだが、
それを見たリーフが遠慮なく大量の精液を膣内に注ぎ込む。それに耐えかねてタニアはイッてしまうのだった。
465457:2009/07/07(火) 13:47:45 ID:qvWGsiGl
海岸にリーフのボロ雑巾が転がっている。意識はない。
リーフに殴る蹴るの暴行を加えたタニアは体育座りで自己嫌悪に陥っている。
「ううう…あたしどんどんエッチな子になってるよぅ…シクシクシク」
少ししてアウグストが船の準備が出来たと呼びにくるのだった。


その頃ナンナとマリータを連れたレイドリック達は、一路マンスターを目指していた。
日も暮れたのでテントを張ってキャンプする。
レイドリックは豪華なテントに立派な寝床を用意させると、ナンナとマリータを連れ込んだ。
犯す気まんまんだ。
「ぐふふふふふ、2人とも可愛いものよのぅ…たっぷり可愛がってやるからな!」
鳥肌がたつマリータ。絶対いやだ。
「ううっちっくしょう!剣さえあれば!」
「大丈夫よマリータ。私に任せて」
そういやナンナがいた。すっかり安心するマリータ。
「ほほう、まずはお前からか、よかろう」
全裸になるレイドリック。肉棒は期待に勃起している。
汚い裸を見たくないと目をそらすマリータ。一方ナンナはしっかり凝視した。
そのおちんちんを見てナンナは露骨にがっかりすると、0.1秒で全裸になり、
レイドリックにルパンダイブをかます。
「うおっ!?」
「ノディオン流のテクニック!たっぷり味合わせてあげる!」
レイドリックを押し倒し、騎上位で挿入する。
「ハァハァこれはたまらんのう!グフフ」

そして腰を動かし始めるナンナ。縦ではなく横に。
「へ?」
これにはレイドリックだけでなくマリータも驚いた。
466457:2009/07/07(火) 13:48:46 ID:qvWGsiGl
「これは御所車というプレイよ、気持ちいいでしょう?」
挿入したまま体全体を横回転でクルクル回るナンナ。
「おお…ワシのチンポがこすれて気持ちがいいわい…幼いのに娼婦顔負けのテクじゃ」
それを聞いたナンナの唇が悪魔のように吊り上る。
マリータはむしろレイドリックに同情にした。
(壊す気だ…自業自得とはいえ可哀想に…)

ナンナは高らかに叫んだ。
「それじゃあもっとよくしてあげる!リーフ様や村の男たち相手では危険で使えなかった禁じ手!
 神速ターボ御所車!!!」
ナンナの両足が異常な速度で動き、凄まじいスピードで回転する。
「うぉ!これはぁ!」
「そりゃあああああああ!!!!」
あまりの回転速度にマリータにはナンナの残像すら見えるほどだ。
ナンナの回転が巻き起こす突風をかろうじてこらえるマリータ。
「うわあ!SEXフレンドの私も初めて見る!これがナンナの秘技!?」

「あがががが!!!ワシのチンポがぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
その凄まじい回転によってレイドリックのおちんちんには強烈な摩擦熱が加えられ、
火かついたようにちんちんが熱い。
さらにナンナが膣に力を入れる。それは締め上げという言葉すら生ぬるい。
まるでプレス機のような圧力だ。
「ぎゃあー!!!ちんぽが潰れる!!!ぬ…ぬいてくれえ!」
「ふふふヌイて?…随分早漏なのね!それじゃお望みどおりフィニッシュよ!」
右回転していたナンナは突然左回転に切り替えた。強烈な負荷が回転の支点、すなわちおちんちんにかかる。
ベギンといやな音がした。
467457:2009/07/07(火) 13:50:10 ID:qvWGsiGl
白目をむき泡を吹いて倒れるレイドリック。意識はどこぞへ飛んでいる。
「あらもう終わり?」
おちんちんを引き抜くナンナ。
レイドリックのおちんちんは摩擦熱で焼けただれ、押し潰され見事にへし折れて悲惨な有様だ。
もう二度と使い物にならないだろう。

「うわ…こりゃムゴいわ…」
「そうかしらマリータ?それはそうと私全然満足できなかったわ、今夜はたっぷり相手してね」
「お…お手柔らかに…」
そして2人は気絶してるレイドリックを横目に、百合プレイに励むのだった。

続く

スク水のタニアが書きたかったんだ。だれか絵にして下さい。

次はルチアね。
468名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 21:34:57 ID:2qywYAvd
乙。だが一つ言わせてくれ
サフィはタニアを凌駕する巨乳なのに、何故それを使ってくれないんだー!

 それなりに王族らしい立ち振る舞いがペレアスにできるようになると、イズ
カは死の砂漠に拠点を移し、いよいよ解放軍としての活動を開始した。
 まずは工作員をデイン各地に派遣して、
『アシュナード王の遺児現る!』
という噂を流した。そして、それに誘発されて王子を捜す者が出てくると、密
かに接触し、拠点の場所を教える。
 噂が広まるにつれ、死の砂漠に足を運ぶ者が徐々に増えていった。
 その中には、大物である猛将・タウロニオ将軍や、腕に覚えがある職業剣士
なども参集し、日に日に陣容は厚くなっていった。
 そしてまた一人、飛竜にまたがった竜騎士が天空を舞って馳せ参じた。
 真紅の鎧を身にまとい、長斧を隆々と振り回す勇ましい美少女――元ダルレ
カ領主シハラム卿の息女・ジルであった。
「うわあ、なんて凛々しくて美しい少女だろう!」
 ジルとの面会を終えた後、私室でペレアスが欣喜雀躍するのを、イズカは冷
ややかな目で見つめた。
「お気に召されたようですが、まだ若い女といえど、あれでもいちおう竜を操
る騎士のよう。うかつに手を出すと強(こわ)い反発を受けるのでは? いさ
さか面倒かと……。おやめになった方がよいと存じますが」
「フフ、そういう女こそ、懐に入るとめっぽう弱いものさ。それに、こういう
時こそ、君が役に立つんじゃないか」
「はあ?」
「例の薬だよ!」
「はあ、あれですか…………」
 生物に関わる研究をしているイズカが薬剤調合も出来ると知ったペレアスは、
媚薬を作るように頼んだのだ。そんなくだらない物のために自分の知識や技術
を使うのはイズカにとって甚だ不本意だったが、実験資料を増やすのも悪くな
いかと考え直し、彼なりの技術を込めた薬を調合したのだ。

「アレは媚薬というより、論理的な思考能力や理性を奪うと言った方が正しい
ですがな。ちなみに、もうちょっと効能を強くすると、自我を崩壊させること
も出来ますぞ、フフフ」
「そこまではやりすぎだろ」
「……ま、まあ、とにかく、いかに私が天才と言えども、媚薬成分などという
ものは専門外ですからして」
「それで充分なんだよイズカ。むしろ素晴らしい! 君は天才だ! 普通の媚
薬なら持ってるからね。そっちの方でカラダを熱くさせて、君の薬で理性を奪
えば――どんなに固い仮面だって剥がれ落ちてしまうよ。後はもう、ずっと俺
のターンさ。あのジルって子、可愛い顔をくそ真面目に強張らせてたけど、母
上と同じく、淫欲にまみれたアヘ顔にしてみせるさ!」
「天才……!」一瞬仰天したように目を丸くしたが、見る見るうちにイズカの
相好が崩れる。「ま、まあそうですな! 天才の私にかかれば、あんな薬の一
つや二つ、造作もないこと! うひゃははは!」
 自尊心は満足したが、だが一抹の不安は拭い去れなかった。
(果たして上手くいくのか……?)
 そう考えるのは、別にジルの身を案じているわけでも、良心が疼くからでも
ない。ただただ、ペレアスがへまをやらかして、彼の野望が夢に終わらないか
心配だったからである。
 その晩、解放軍参入の礼を言いたいという名目でジルを呼びつけたようなの
で、イスカはペレアスの自室をこっそり覗き見ることにした。
 ペレアスは言葉巧みにジルを褒めていた。
 なかなか舌が回るようで、最初は緊張で表情の固かったジルも、まんざらで
ない様子になってゆく。
 空気がほぐれてきたところで、ペレアス自身が淹れたお茶が振る舞われた。
(ははあ……)
 イズカはピンと来た。
 お茶を飲んで時間が経つにつれ、ジルの表情が段々と虚ろになってゆく。何
度も小さく頭を振ったり、押さえたりし始めた。
 シャンと伸びていた背中が、小刻みに揺れる。
 それでもなお、ペレアスは気付かない振りをして、話を続けていた。
 たっぷりと間を置いたところで、
「……どうしたんだい?」
と、やっとジルの異変を発見した風に尋ねた。

「…………いえ…………ちょっと気分が………………」
 その頃になると、ジルはもう言葉を紡ぐのも億劫そうであった。
(どうしたんだろう……頭がすごく重くて……よく考えられない…………眠い
……のかな…………)
(ふむふむ、ベオクの女にはこの経過時間でこれほどの効果が出るのか)
と、扉の隙間から観察研究に余念がないイズカ。
「それはいけない。ここまで旅してきた疲れが出たのかも知れない」
 そう言うと、ペレアスは薬包紙と水を差し出した。
「この薬を飲むといいよ」
「はい…………」
 鸚鵡返しのような返事をして受け取るジル。そして何の警戒心もなく飲み下
した。
「立てる?」
 操り人形の糸に引かれたように立ち上がるジル。
 身体から力が抜け、ぼんやりと立ちつくしたままであった。
「う……ん、ん…………」
 瞼が重く垂れ、目の光りがほとんど失われている。
 ペレアスに見つめられていても、視線は前を向いたままで、もはや自分の意
志で退室する事すら出来なくなってしまったようだった。
「こっちに来て」
 ペレアスはジルの腕をそっと引き、部屋の隅にあるベッドに誘(いざな)った。
 ベッドに隣同士で腰掛ける二人。
「ん……」
 そのうち、ジルの顔が上気してきた。胸を大きく上下させ、息も騰がってく
る。しみのない艶やかな肌には、しっとりと汗が浮き始めていた。
「どうしたの?」
「身体が……熱い、です…………」
「どれぐらい?」
「……すごく…………」
 切なそうな溜め息を何度も繰り返すジル。
「それはいけない、服を脱がなきゃね。手伝ってあげるよ」
 ペレアスはニヤリと邪な笑みを浮かべると、ジルの服のボタンに指をかけた。
 ジルは抵抗しなかった。

 もはや障害はまったく無かった。
 下着まで剥かれて全裸にされても、ジルは悲鳴一つ上げない。それどころか、
からだを弄くられ始めると、さっきとはまた違った切ない吐息を漏らし出した。
 理性を奪われた上に媚薬を盛られ、そこへ女体を知り尽くしたペレアスの愛撫。
「あの赤い鎧の下には、こんなに柔らかくていいニオイのするカラダが隠され
ていたんだね」
 そう言って、いやらしい手つきでジルのからだをまさぐるペレアス。
 まだ未経験でも充分に成熟したジルのからだは、ペレアスの愛撫に、正直す
ぎるほど正直に反応してゆく。
 ペレアスの指が陰部を弄くり出すと、恥ずかしげもなく大股を開き、快感に
身を震わせて、秘花の奧から甘い蜜を溢れさせ始めた。
「ああっ……はぁ……ああん……♥」
 弄くられて数分もしないうちに、ジルの口からは、涎とともに嬌声が上がり
始める。
「フフフ……ここまで効果テキメンとは、我ながら驚きだよ」ジルのからだを
弄びながら笑みをこぼすペレアス。「でも、こういう手っ取り早いのも、面倒
が少なくて良いね」
 指の根元まで濡れるほど蜜汁が溢れ、ジルの秘裂が淫らな口を開けると、ペ
レアスは少女の股の間に身体を入れ、今度は直接口をつけてクンニし始めた。
「ああんっ♥!」
 高い声を上げて悦ぶジル。
「すごく綺麗なピンク色だ……ほとんど弄くったことがないのかな?」
 ジュルジュルといやらしい音が立ち、ジルのからだが官能にくねる。スラリ
と長い脚が中空を泳ぎ、白い喉から悩ましい嬌声がひっきりなしに漏れる。
「気持ち良くて仕方ないかい?」
 そう尋ねられると、ジルは、緩慢だが何度もコクコクと頷いた。
「ふふ……じゃあもっと気持ち良くしてあげるよ」
 ペレアスはさっと自分の服も脱いで自らも全裸になってクンニを再開する。
「あ……♥! はあ……っ♥! あぁ……♥!」
 ビク、ビク、と、ジルのからだが跳ねる。ペレアスの頭を両手で押さえるが、
はねのける力など入らない。
 悩ましい喘ぎ。気持ちよさに緩む口元。
「そろそろいいかな」
 ペレアスは充血して潤いまくった淫裂から口を離すと、股間から雄偉に漲り
立つ自慢の逸物をしごき、ジルの濡れぼそった入り口に当てる。
「からだの力を抜いて」
 そう命じ、ジルの中に挿入(はい)っていった。
「あ……く……あ……!」

 赤いロングヘアを乱れさせながら、苦痛に歪むジル。
「あれ? 初めてだったんだ。道理で反応が初々しいと思った。じゃあ、優し
くしてあげるからね♥」
 ペレアスはジルの反応を見つつ、ゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
「優しく……ゆっくりと……俺の肉棒の味を覚え込ませてあげるよ……♪」
「あっ……あっ……ああっ……♥」
 ジルの苦しそうな表情は、しかし時間が経つと共に、次第に穏やかになって
いった。
「くっ……ジルの処女マンコ、すごくきつくて気持ち良くて、少しでも気を抜
くとすぐにイッちゃうそうだよ。さすがに竜に騎乗して戦うだけのことはあるね」
 そう言いながらも、ペレアスの顔色にはまだ余裕があった。この若さでも数
多くの女を泣かせてきただけの事はあるようだ。
 肉棒の快楽を抑え、ジルの肉穴が行為に馴染み落ち着くまで、焦らずにじっ
くりとピストンを続ける。
 結合してる間も手と口を休ませずにジルのからだを弄び、時々体位も変えながら、
「うっ、あっ、ああっ、あああっ♥!」
 数十分も経った頃には、ジルの顔は逆に快楽に支配されていた。
「フフ、いい顔になった……オマンコの方も充分ほぐれてきた事だし、そろそ
ろ俺もフィニッシュさせてもらうよ」
 そう言うと、ペレアスはジルの秘肉深く挿入し、恥骨を当て合いながらラス
トスパートに入る。
「あああん♥!」
 濡れまくったジルの肉襞は、うねりながらペレアスの肉棒を絞り上げてゆく。
「さあ、君のオマンコの奧で、辛抱を重ねたザーメンを思い切りぶちまけてや
る……ううっ!!」

 ドクッ! ドクッ! ドクッ!

「あああっっ♥♥!!!!」
 力強い脈動と熱い迸りを胎奧で確かに感じ、ジルはつま先まで痙攣させなが
ら、蕩(とろ)けた媚声を張り上げた。
 数十分も抑えられてきた射精は凄まじく、粘度の高い特濃ザーメンがジルの
膣奥に溢れ返り、子宮に吸い流れ込んでゆく。
「おおお……!」
 ペレアスは低く呻きながら、射精感が完全に収まるまでジルの奥深く挿入し
続けた。
(上々だな……あれほどの効果があれば、あの種馬王子も上手くやれるだろう。
やはり私は天才だ…………)
 一部始終を見守ったイズカは、己が薬の効果に深い満足と自信を覚えると、
静かにその場を立ち去った。

 その後、ペレアスは正気に返ったジルに、「デイン解放の期待という重圧に
苛(さいな)む私を、君が慰めてくれたんだ」と出任せを言い、その言葉をど
うにか信じたジルが葛藤しているうちに二度、三度と関係を持ち、ずるずると
快楽の泥沼にはまらせていった。
 薬を使ったのは最初の一度きりだけであった。きっかけさえ作れば、後はペ
レアスの手管をもってすれば、こと男女に関しては一般女性より奥手なジルを
騙すのはそう難しくはなかった。
 拒みきれずに身体を重ねるうちに、気持ちよさから逃れられなくなり、その
からだから色香が匂い立ってゆくジル。
 肉棒と絶頂を何度も何度も味合わせながら、女の悦びを覚え込ませ、処女の
肉体を急速に開花させる。
 普段は竜に跨れば勇敢な騎士として誇り高く戦うドラゴンナイトも、ベッド
の中では責められて感じてしまうマゾ気のある女であった。
 ジルは次第に服従していった。
「ああっ……王子……王子っ……♥!」
「ジルッ、イクよッ、ジルの中にいっぱい出すからっ!!」
 四つん這いにさせ、バックからジルを激しく突いていたペレアスは、快楽に
ビクビクと肉をうねらす蜜壷に、その日何度目かわからない射精を放った。
「あああ〜〜ッッ♥♥!!」
 ペレアスの膣内射精を受けて、ジルもまた全身を痙攣させながら絶頂を迎える。
 ジルの子宮に、絞りたての孕ませ汁がまた新たに注ぎ込まれてゆく。処女を
喪った日からペレアスの精子が絶えず泳ぐようになった子宮内は、すっかりと
ザーメン臭で満たされていた。
 だが、この射精を膣内で感じるのがまた気持ち良いのだ。
 初めての時の特濃ザーメンの味と衝撃は、未だに鮮やかな記憶で蘇る。
 フェラチオの時も、進んで飲み込んでしまう始末だった。
 中で出されれば子供を孕んでしまうと分かっていても、いよいよ膣内射精さ
れる瞬間になると、もう抗えなくなりつつあった。
 それもそのはず、ペレアスの精子には、闇魔法の力でスキル《催淫効果》が
付与されているのだ。女性にとっては甘い媚薬となり、何度も飲んだり中出し
されるうちに、病みつきになってくるのだ。
 しかし、それはペレアス自身しか知らない秘密で、女にとっては、理屈では
なく、子宮でペレアスに惹かれていってしまうのだ。
 結合部から、収まりきらない大量の白濁液がボタボタと溢れ落ちてくる。
 真っ白な世界に投げ飛ばされたジルは、淫蕩に惚けた顔で、半開きの口から、
「あぁ……♥ ああぁ……♥!」
と、声にならない声を漏らし、オーガズムに浸り続けた。

「ふう……ジル、最高だったよ」
「……」
 行為が終わった後、ジルは背中を向けていた。理性が戻れば、まだペレアス
に気を許さず距離を置くところがあるのだ。
 だが、ベッドからは出て行かない。
 ペレアスが再戦を望めば、拒めずにからだを預けてしまう。そしてすぐにま
た燃え上がってゆくのだ。
(ハール…………)
 心の中で力なく呟かれる声は、とてもか細いものだった。
 思い浮かぶ片目眼帯の男の姿は、ひどく遠い。
 どうしてこうなってしまったのだろう?
 ふと身体を半転させた。
「!!」
 そこには、自分をじっと見つめている優しげな双眸があった。
 なぜか思わず顔がカーッと赤くなってしまう。
「どうしたの?」
「あ……の…………」
 その時、突然部屋の扉が開き、廊下の明かりが差し込んだ。
「!?」
 びっくりしたジルがシーツで胸を隠しながら身を起こすと、少女の口からは
さらに驚きの声が上がった。
「お……王妃様!? それに――」
 入ってきたのは、アムリタと雑用係の女達であった。
「あ、あの、こ、これは……その…………!」
 弁解しようと思ったが、言葉が咄嗟に出てこない。
「ああ違うんだジル。母上達は俺が呼んだんだよ」
「えっ!?」
 目を見開くジル。
「君もそろそろ慣れてきた頃だし、さらなる気持ちよさを知ってもらおうと思っ
てね」ペレアスは悠然と闖入者達を見渡した。「さあ、母上達。彼女にもう引
き返せないほどの快楽を与えてくれないか。正真正銘、身も心も俺の奴隷とな
るようにね」
「心得ましたわ……」
 アムリタ達は妖しく笑みながら、次々とその場に衣服をはだけ落とし、ペレ
アスに可愛がられ開発された悩ましい肉体を披露してゆく。
「あ……ああ…………!」
 自分の身にこれから何が起こるか予想もつかず、すくんで動けないジル。
 そんな少女を愉しげに見つめながら、
「フフフ……楽しい一夜になるよ……フフフフ…………」
と、ペレアスは含み笑いした。

 ――遺跡の奧の薄暗い廊下で、立ちバックでアムリタと裸体を並べながら、
交互にペレアスの肉棒をハメられ、膣奥にザーメンを注がれて、恥も外聞もな
く喜悦の嬌声を上げ悶えるジルのアヘ顔があった。
「気持ちイイィ……♥! ペレアス様ぁ……もっと、もっとぉ……♥!
 ジルのオマンコをイジメてくださいぃ……♥! 私を孕ませてぇ……♥!」
「フフ、でも君が孕むと、ドラゴンナイトとして戦場に出られないんじゃ?」
「もうそんなのどうでもいいのぉ……♥! ペレアス様のオチンポさえあれば
いいのぉ……♥!」
「やれやれ、表と裏の顔は使い分けないとダメだよ。表は解放軍の竜騎士、裏
は俺の従順な肉奴隷。でないともう、俺のチンポはあげないぞ?」
「あぁそんな……わかりました……頑張ります……頑張りますからぁ……♥」
「よし、それならご褒美だ」
「ああぁ♥!」
 ペレアスが抽送の速度を上げると、ジルはさらに悦びにからだを震わせた。
(竜騎士のよく締まったいいマンコを手に入れられたな。今までまったく男経
験が無かったみたいだけど、そんなの嘘だと思えるぐらい使いまくって、淫乱
肉便器マンコに開発してあげるよ。俺の顔を見ただけで、発情してスケベ汁を
垂れ流しちゃうぐらいにね♪)
 そうしてまた、一人の少女を忠実な淫乱牝犬に仕立て上げるのだった。

(さあて、次はどんな美少女、美女がやってくるんだろう? どれだけ身持ち
が固い淑女だろうと堕としてみせるさ。男がいる女を寝取るのも、危険だけど
決まれば最高に昂奮するよね! 寝取った上に堕としたらもう――!
 ああ、待ち遠しいなあ!)

 ――《銀の髪の乙女》が死の砂漠に現れるまで、あと一ヶ月を切っていた。

                              (つづく?)
477名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 11:38:14 ID:2kH8d+5H
GJ!ジルたまらんな
478467:2009/07/09(木) 01:20:10 ID:lX8Fn6Vz
>>468
ありがと、
サフィについては考えておくよ、巨乳とはしらんかった

変態王リーフ

第10章


「あれがケルベス砦…」
リーフ達はレイドリックの軍隊が守りを固めるケルベス砦に到達した。
近隣の村人によれば、レイドリック達はこの砦に立ち寄って休息しているという。
「どうにか追いつきましたね」
フィンが槍を握る。こちらの勇者の槍は健在だ。
「ならば一気に攻めましょう!まりーたぁぁぁぁぁ!」
エーヴェルを先陣にリーフ達は攻撃を開始した。

「僕はやっぱり争いごとは嫌いだな。なるべく捕虜にしてお仕置きですませてあげたいよ」
後方で暇を持て余してるリーフ。こんな時はエスリン母上2号で修行したいが、
「後方とはいえ戦闘中!全裸で無防備な所に敵襲があってはいけません!」とアウグストに止められている。
前線では城門を破ったようだ。

「ではそろそろ我々も前進いたしましょうか」
「え?いいのアウグスト、まだ戦闘は終わっていないよ?」
アウグストは髭をなでると、言葉を紡いだ。
「我々は優勢ですが、城門を破られた敵は死に物狂いで抵抗するでしょう。
 ならばリーフ様が前に出ることで皆の士気を高めるべきです」
確かにそうだ。納得したリーフは光の剣を抜いた。
「そうだねアウグスト!前線のエーヴェルやタニアになにかあっては大変だ!よし、
 僕の支援効果を与えにいってくるよ!」
言うが早いかリーフは全速力で砦に向かって駆けていく。
「…タニアには支援はないんですが…」
ボソリ呟くアウグスト。その横ではサフィがせっせとスケッチを書いている。
「リーフ様×アウグストさん…オジン受けハァハァ…」
「……」
アウグストは頭痛を感じるのだった。
479467:2009/07/09(木) 01:20:44 ID:lX8Fn6Vz
味方が開けた城門から突っ込むリーフ様。とはいえ既に敵は片付いているようだ。
奥から怒号や武器の鳴る音がする。戦場は向こうか。
よし行くか、と思ったらリフィスを見かけた。なにやら扉をいじってる。
「あれ?リフィスなにしてるの?」
「げっ!?王子!?」
(いえねぇ…砦に金目のものをちょろまかそうとしてたなんて…バレたらまた掘られる!)
もはやトラウマである。彼が仲間になった時、リーフを隙を見て売り渡そうなんて言っていたが、
実行できなかったのはアナルを掘られた恐怖からである。
「い…いやな…みんなのために戦利品を確保しようとしてたんだよ」
「そっか!さすがリフィスだ!さあ開けてよ!」
こうなってはどうしようもない。内心がっかりしながらリフィスは扉を開けた。
中は狭い小部屋だ。4人の子供が身を寄せ合っていた。
「へ?ガキ?こんなとこに?」
「やあ君達、ここはあぶないよ、どうしてこんな所にいるのかお兄さん達に話してごらん」

4人の中では年長の少年が進み出た。
「僕はコープルと申します。この子達はケルベスの村から子供狩りでさらわれてきたのです」
「な、なんだってー!ひどい事するなぁ!よし、僕が村まで送り返してあげよう!」
「お、おい、いいのかよ王子、今は戦闘中だしよ、敵が片付いてからの方がいいんじゃねぇか?」
つい言ってしまうリフィス。リーフは答えた。
「そうだけどさ、こんなとこに置いとくのも可哀想じゃないか。
 そうだ、アウグストに伝えてきてよ。僕は予定変更して村に子供達を送ってくるって」

そう言われてはリフィスは逆らえない。彼は宝を諦め、伝令に走っていった。
480467:2009/07/09(木) 01:21:17 ID:lX8Fn6Vz
「じゃあこれから君達を家まで送ってあげる…ええと名前は?」
コープルはすでに名乗っている。他の3人が声を上げた。
「僕はユベル」
「僕ロミオ」
2人とも10歳未満の可愛い少年だ。ショタコンにはたまらんだろう。
そしてあどけない女の子が自己紹介する。
「わたしルチア!ありがとうお兄ちゃん!」
「これはぁぁぁぁぁぁ!!!!」
リーフが絶叫する。驚いた子供達は顔を見合わせる。
「ようじょ!ようじょさまがおる!」
「???」
小首をかしげるルチア。そんな様子に萌えながらリーフは続けた。
「大レンスター四十八手にも記されていた!少女すらこえる不可侵の天使!それがようじょ!
 無垢で純粋な聖なる存在!それを嗜好とする者はロリコンをも超越したペド野郎と呼ばれるという!」

リーフは頭を抱えた。さすがに犯してしまっていいんだろうか?
しかし大レンスター四十八手に記されている以上、これは父キュアンも通ってきた道。
父を超えるためあえて挑まなくてはならない。

「うりゃあ!」
とりあえず全裸になる。
「うわぁ!なんで裸になるんですか?」
びっくりするコープル。しかしリーフはそれをあえて無視した。
「ところでルチアちゃんはいくつかな?」
「え?…7歳だよ?」
可愛く指折り数えるルチアたん。たまらん。
481467:2009/07/09(木) 01:21:47 ID:lX8Fn6Vz
リーフの行動が理解できずパニくるコープルを尻目に子供達はリーフの周りに集まる。
「わあ、兄ちゃんのちんちんおおきいな!」
ロミオが言うとルチアも答える。
「わたしのおとーさんよりおっきー!」
まだお父さんと一緒にお風呂入っているような幼女だ。
おちんちんに対する恥じらいなどない。そもそもやらしいものという概念がまだない。
「ははは、触ってみるかい?」
珍しがってリーフのおちんちんをペタペタ触るロミオとルチア。
リーフのおちんちんがたちまち勃起する。
「わっわっ硬くなったー!どうして?」
「それはルチアちゃんが可愛いからさ」

3人の様子を離れてみてるコープルとユベル。
「…なんなんだろうこの人は…わからないよ義父さん…」
コープルを慰めるユベル。
「きっとお兄ちゃんは牢屋暮らしで参ってるんだよ。ちょっと横になりなよ」
「君は平気なの?あの光景を見て…」
「…僕の家も色々あってね…」
呟いてユベルはロミオとルチアを見る。彼らの家は一般的な家庭だ。
ロミオとルチアにそっち方面の知識が絶無なのは彼らの歳からすれば当然だろう。

「おや?君達は触らないの?」
リーフのありがたい言葉にユベルは答えた。
「僕達は具合が悪いから休んでいるよ」
そう言われてはリーフも強制する気はない。リーフは意識をロミオとルチアに傾けた。
482467:2009/07/09(木) 01:22:29 ID:lX8Fn6Vz
「じゃあ服を脱ごうか」
「「はーい!」」
すっかりいいお兄さんになったリーフの言葉でルチアとロミオは服を脱ぐ。
2人を眺め回すリーフ。幼年の子供らしいプニプニした体つきだ。
ルチアのぴったり閉じたスジのようなオマンコが可愛い。
(しかし挿入は120%不可能だ!無理すりゃ怪我させてしまう!)
しかし挿入だけがSEXではない。
「じゃあ2人とも、これをお口でしゃぶってごらん」
リーフの変態な要求にロミオが口を尖らせる。
「えーばっちいよー」
しかしリーフも負けてはいない。
「おいしいミルクがでるよ」
「わーいミルクー!」
こんな世の中じゃミルクは高級品だ。
ロミオとルチアはリーフのおちんちんをしゃぶり始めた。
「おお、テクは皆無だけどこの背徳感がたまらないな!やっぱり大レンスター四十八手は
 知識の宝庫だよ!」
ハァハァするリーフ。ようじょと少年にとんでもないことをさせているという事実にゾクゾクくる。
リーフは手を伸ばしてルチアのオマンコとロミオのおちんちんをさすってあげる。
優しい手付きだ。
「やーんおまたがくすぐったいよー」「おちんちんむずむずするー」
その言葉にこらえきれなくなったリーフは2人の顔に射精するのだった。
ベタベタの粘液にびっくりする2人。
「にがーい」
精液を舐めてみたルチアが顔をしかめる。
「慣れれば病み付きになるさ!」
フェラしてくれたお礼とばかりにリーフは、2人のオマンコとおちんちんをこすってあげる。
その熟練した手付きに2人がイくのはすぐの事だった。
483467:2009/07/09(木) 01:22:58 ID:lX8Fn6Vz
「ふぁあーんお兄ちゃんきもちいー!」
ルチアのアナルを舌でねぶるリーフ。挿入は無理だがこれなら問題なし。
「ぼくもぼくも!」
おねだりするロミオきゅん。こっちも可愛い。
「まってね順番」
そしてリーフは2人の子供に何度も絶頂を味合わせてあげるのだった。


しばらくして十分堪能したリーフは、4人を連れてケルベスの村に向かうのだった。

続く

次はディアナ、マイナー一直線になってる… 
484名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 18:12:31 ID:YSt6QAoW
キュアンは幼児相手にもセックスしていたのか
さすが貴族何でも有りだな
485名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 22:33:52 ID:1VDF3eBo
さすが精通騎士になるだけはある
性通戦士にはなっているがここまで変態化するまでの速度は超スピード!
いずれはパンツ一丁でパンツの脱がし合いだな
486名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 08:55:54 ID:J8QLFCiO
ようじょ!ようじょ!GJ!
やはり7歳はいい。ぷにぷにした感触に、ちっちゃいちっちゃい割れ目
無理して挿れると、股がガクガクになって歩けなくなっちゃうよ だから挿れないのは優しいね
今度はもっともっと幼いようじょ期待
487名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 12:21:37 ID:4w/ZKELi
>>486は外伝氏とみたw
488483:2009/07/10(金) 14:59:40 ID:k2/wKREW
>>486
おお、私の尊敬する外伝氏ですか?(間違ってたらごめんなさい)
貴方の外伝シリーズの続き、いつまでも待っています!

変態王リーフ

第11章

ケルベス村についたリーフ。
家をまわって子供達を帰していく。
ロミオとルチアとコープルを帰し、残るはユベルだけだ。
「僕の家はあそこだよ」
ユベルに教えられた家の扉を叩くリーフ。
「ごめんくださーい」
その声に扉が開く。出てきたのは若い娘さんだ。
「あっユベル!無事だったのね!」
「うんディアナ姉ちゃん!この人が助けてくれたんだ」
「そうだったんですか…私の兄は帝国の騎士ですが、
 もし会ったら、この事を伝えてください。
 名前はダルシンです。きっとお力になると思います」
メモるリーフ。
「そうかわかったよ」

とりあえず子供たちは帰し終えた。
もう昼時なのでディアナの勧めに従って昼飯をご馳走になる事にした。
489483:2009/07/10(金) 15:00:54 ID:k2/wKREW
「やあ、これは美味いチャーハンだ」
喜んでがっつくリーフ。
「ろくなおもてなしもできませんが喜んでいただけてよかったです」
食い終わって一休み。その時リーフは部屋の隅にある物に気が付いた。
「おや、全身鎧?立派だねぇアーマーナイトの鎧かな?」
とっさにユベルがリーフの袖を引いて首を振ったのだが時すでに遅し。
ディアナの瞳が輝いた。
「でしょうでしょう?あれは兄さんが忘れていった予備の鎧なんです!
 貯金はたいて買った高級品なんですよ!見てください!この輝き!」
「ふんふん、いいね」
話に付き合うリーフ。どうやらディアナは鎧オタクのようだ。
なんか貴族みたいな趣味だが、家の中ががらんどうとしてるのを見ると生活つぎ込んでるようだ。
どこの鍛冶屋で作られて云々という話は2時間におよんだ。

「ねえちゃんこうなると止まらないからなぁ…」
ぼやくユベル。
だがリーフはお人よしに話に付き合っている。そのうちディアナがおずおずと切り出した。
「あ…あの…リーフ様、よければあの鎧を着てみてくれませんか?」
「へ?…まあ、かまわないけどどうして?」
「兄がマンスターに赴任して以来、あの鎧が動く姿を見てないんです。やっぱり鎧は人が着てこそのものですから」
その時ユベルがそっとリーフに声をかけた。
「ええと…そろそろ戻らなくていいの?」
確かに今は戦闘中だ。だがリーフも女の子の願いは聞いてあげたい。
「まあ鎧を着るくらいいいよ」
ユベルは諦めて首を振ったのだった。
490483:2009/07/10(金) 15:01:51 ID:k2/wKREW
ディアナに手伝ってもらって全身鎧を着込むリーフ。
兜までかぶってフル装備。全備重量は50KGにもおよんだ。
「おおお…重い…」
ディアナにせがまれて歩いてみせる。しんどい。転んだら一人でおきるのは無理だ。
しかも、ダルシンは大柄なのだろう。小柄なリーフには鎧のサイズが合っておらず、
金属がガチガチぶつかって動きにくい。
「ああ…なんて雄々しい…ステキなアーマーナイトのお嫁さんになりたい…」
うっとりしたディアナはそっとリーフに抱きつく。
本来なら嬉しいはずだが、鎧ごしでは感触が伝わらない。
「あーあ、兄ちゃんがマンスター行ってからご無沙汰だったもんなぁ…
 こうなっちゃったらもう駄目だ…」
呟くユベル。
「だ…駄目って何がだい?」
「姉ちゃん鎧フェチだから前はよく兄ちゃんと鎧プレイしてたんだ。
 でも半年くらいご無沙汰だったから我慢できなくなってるんだよ…だから早く帰るよう言ったのに」
「こら!ユベル余計なこと言わないの!あんたが鎧着れないから悪いんでしょ!」
「子供に無茶言うなよ…」
姉弟のやりとりの間、ずっとリーフは考えていた。
(鎧プレイ?なんだそりゃ?大レンスター四十八手にもそんなプレイは記されていなかった!)
たぶん鎧を着たままSEXするんだろうがどうやって?
全身びっちり鎧に覆われていておちんちんは出せない。
愛撫しようにも指先まで装甲に包まれ、繊細な指技も無理。兜で顔も覆われ、舌も使えない。
いったいどうすればいいんだ?
「いや、考えてもしょうがない、世界は広いんだ!父上すら知らなかったプレイを体験する大チャンス!
 鎧プレイ受けてたつよ!」

リーフは雄々しく受けてたつのだった。
491483:2009/07/10(金) 15:03:02 ID:k2/wKREW
「それでははじめますね」
ディアナは服をぬぐとうっとりとリーフに抱きつく。
リーフはディアナの背に腕を回して抱きしめる。でもこれ以上なにもできない。
「なにもしなくていいんですよ。私にまかせてくださいね」
そしてディアナは兜のマスクを舐め始める。
「ああ…この金属の味と香り…ハァハァ」
「すごい…世の中にはこういうフェチもいるんだ…」
兜でほとんど視界が利かないがわずかにディアナの陶然とした表情が見える。
すでに秘所は濡れそぼってるのだろう。雌の匂いがする。
ディアナは鎧の各部を舐め、オマンコを擦り付けてくる。
リーフは手を動かし、オマンコをさすってやる。指先が上手く動かせず挿入はできない。
「あぁあん♪冷たい!たまらなぁい!」

姉の痴態を眺めるユベル。とりあえず勃起したのでとりだして自慰に耽る。
それを視界の端で捕らえるリーフ。自分のおちんちんもギンギンだが、どうしようもない。
「こ…これは…なんという焦らしプレイ…たまんない!…ハァハァ…
 おちんちん触りたいのにどうしようもない…ハァハァ」

ディアナはリーフに抱きついて体をくねらせながらユベルに声をかける。
「アンタも兄さんが出かけてから、ずっとご無沙汰だったからね…いいよ、おいで」
「うん…ねえちゃん…兄ちゃんがいた時みたいに3人でしよう…」
492483:2009/07/10(金) 15:04:24 ID:k2/wKREW
ユベルは少年のかわいらしいおちんちんを後ろから、ディアナの秘所にあてがうとぐっと挿入した。
「ああん、おちんちん久しぶりぃ!鎧とおちんちんの挟み撃ちたまらなぁい♪」
淫らに腰を動かすディアナ、しかしリーフはディアナの体を鎧越しにさするくらいしかできない。
「目の前でこんなプレイをしながら、自分は鎧ごしに奉仕するだけ…自分にはなんの感触も伝わらず、
 おちんちんも触れないまま…ダルシンという男すごいMだ…」
だがこれはこういうプレイなのだ。
おちんちんのむず痒さに耐えながらリーフはディアナを抱きとめ、その体をさすり続ける。
やがてディアナは絶頂を向かえ…ユベルは姉の膣内に少年の精を注ぐのだった。

「ごめんねユベル…兄さんが行っちゃってから…鎧を着れる人がいなくて…
 姉ちゃんエッチする気になれなくて…アンタこんなに溜まってたのに…」
「いいよ姉ちゃん…兄ちゃんが帰ってくるまで…僕が姉ちゃんを慰めるから…
 早く鎧を着て動けるようになるから…」
リーフはディアナを抱きかかえて足を開かせており、ユベルが正面から挿入して腰をふる。
ユベルはディアナの胸に顔をうずめ、その乳首にしゃぶりついている。
正直うらやましい。しかし、そのうらやましさすらプレイの一環なのだ。

2人の姉弟が満足するまでリーフは鎧プレイに励むのだった。


「深いなぁ…今回はいい勉強になった…」
プレイを終えてリーフは、ケルベス砦に引き返している。
一度も射精できずおちんちんがムズムズする。しかたないので路上で五回ほどオナニーすると、
再び砦に向かう。
493483:2009/07/10(金) 15:05:24 ID:k2/wKREW


砦の戦いは終わっていた。
捕虜になった敵の指揮官ロボスが玉座の側に縛られている。
「オナニーくらいじゃがまんできないや」
ロボスのアナルを掘るリーフ。
「きさま後悔するぞ…レイドリック様に言ってやる!」
「掘られたことを?」
「……」
満足したリーフは玉座を制圧する。すると奥からレイドリックがやってきた。

「おのれ小僧!だが小娘どもの命が惜しくば武器を捨てろ!」
レイドリックは縛られたナンナとマリータを連れている。
「ナンナマリータ無事だったんだね!レイドリックは不能にしたのかい?」
「とーぜんです余裕です」
ナンナは笑う。レイドリックの顔が恐怖に青ざめる。
「こないな縄でこのナンナを捕らえておくことは不可能!対SM特殊奥義縄抜け!」
ナンナは蛇のようににゅるんと縄を抜けた。
「うお?馬鹿な!だがもう一人はどうしようもあるまい!」
マリータに剣を突きつけるレイドリック。
リーフもナンナも性技には堪能だが戦闘力は一般兵以下である。
これではどうしようもない。やむを得ず2人はレイドリックに降伏して捕虜になるのだった。

さらにレイドリック直属の兵が出てきて、リーフ軍は劣勢となり退却のやむなきに至る。
エーヴェルはあえて退却せず降伏した。
「ああ、マリータ…一緒の牢に入れてもらって久々に…ハァハァ」
リフィスも砦の宝物庫をあさろうとして逃げ遅れた。

しかし、他の者たちは退却に成功した。

捕らわれたリーフ達はマンスターへ連行されるのだった。

続く

次はカリンね
494名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 22:28:07 ID:jNKoEam1
焦らしプレイワロタw

しかし外伝氏をリスペクトしてたのか。
通りで変態なわけだ(褒め言葉)
495名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 16:22:00 ID:Nx2UXPra
GJ!!
すげえよあんた!!
496名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 16:57:30 ID:fLiEXacl
よくこんな奇天烈なプレイ思いつくなw
しかもエロいGJ
497名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 00:55:32 ID:QtdLSilg
路上で5回オナニーってww
現実と架空を比べるのもアレだが、世界記録は36回だっけ?この葉っぱならば或いは…
498493:2009/07/13(月) 20:53:18 ID:v41zvjQQ
今回はソフト?SMです。
カリンのイメージを守りたい人はスルーして下さい

変態王リーフ

第11章

「茶がぬるーい!!!」
ナンナはレイドリックにティーカップを叩き付けた!
「ぎょえ!申し訳ありませんナンナ様!」
「まったく!このグズが!」

不能にされて以来すっかりナンナ恐怖症に陥ったレイドリック。
捕虜にはしたがもうすっかり頭が上がらない。
それをいい事にナンナはマンスター城で、1番豪華な部屋を要求し贅沢三昧の生活だ。
城中の男も女も次々と食われている。まさにやりたい放題だ。
隣室ではエーヴェルとマリータがひたすらお互いの体を貪っている。
これも一緒の部屋にしてあげなさいというナンナの命令だ。
さすがに釈放の命令はレイドリックも拒否し、城中に留めている。

美味いものを食べ、美男子、美少女を侍らして我が世の春を謳歌するナンナは、後の2人の事を完全に忘れていた。
499493:2009/07/13(月) 20:54:00 ID:v41zvjQQ
「ここが今日からお前の牢だ!とっとと入れ!」
最下層の地下牢獄に蹴りこまれるリーフ。ここは、山賊や犯罪者を閉じ込めておく暗く汚い牢獄だ。
先日までは拷問所に入れられていた。帝国兵は逃げたフィン達のことを吐かせようと様々な拷問をした。
しかし、リーフは元々彼らの行き先など知らなかった上、
拷問をSMプレイと解釈して快感に感じていたので、拷問の効果はなく、こうして地下牢行きとなったのである。

「やあ、まいったね、僕としてはも少しSMしてくれてもよかったのに」
「おう、新しいお仲間かい?」
牢には先客がいた。金髪の青年と緑髪の少女だ。
「まあね、よろしくたのむよ、僕はリーフさ」
「俺はフェルグス、傭兵さ」
「私はカリン、これでもシレジアの騎士見習いよ」

お互いの境遇や捕まった理由を語り合う3人。
フェルグスとカリンは城下で帝国兵とケンカしたのが原因だ。

その頃隣の牢ではリフィスが山賊達に輪姦されていた。
「ゲヘヘ、俺達、アンタみたいな大親分とホモるのが夢だったんす」
「ぎゃーよせ」
自分が大盗賊だのとホラ吹いたためひどい目にあっている。
500493:2009/07/13(月) 20:54:58 ID:v41zvjQQ
「さて、それじゃ自己紹介もすんだところで始めようか」
服を脱ぐリーフ。
「きゃあー!始めるってなにを!?」
思わず顔をかくすカリン。
「え?もちろん3Pだよ」
あたりまえの事のように言うリーフ。フェルグスも驚きだ。
「はー、やっぱり王族ってなあどっか人と違うもんだなあ」
「感心してどうすんのよ!私そんな事しないからね!」
「そうか残念だなぁ、じゃフェルグス、僕とSEXしないかい?」
なんというストレート、だが返事は1つだ。
「い…いや悪いが俺にそんな趣味はねぇんだ」
しかたないのでリーフはオナニーする事にした。

「きゃー!?何してるのよ!」
「なにってオナニーだけど?」
おちんちんをシゴいて見せるリーフ。
「やめてよ!恥ずかしくないの!?」
「見られてると思うと興奮するよ」
「……」
その時フェルグスが笑い声をあげる。
「いやあ、こいつはたまげた変態だな、ははははは!」
「笑い事じゃなーい!」
ツッコむカリン。ああ、もうやだ。あんなん見たくない。
壁の方を向いて座り込んでしまう。
501493:2009/07/13(月) 20:56:00 ID:v41zvjQQ
それを見たリーフはカリンの後ろに歩み寄ると、おちんちんをカリンの頭に乗せて一言。
「ちょんまげ」
「不fなんふぉあふぁxzふぃおヴぁいあんfんぱjhf!!!!!!」
自分でも意味不明の悲鳴を上げたカリンは、リーフのおちんちんを思い切りぶったたいた。
「あぎょわー!」
おちんちんを抑えて転がるリーフ。しかし、日々の修行によって常人よりダメージは小さい。
「いや〜〜!あ〜〜ん!あ〜〜ん!」
とうとうカリンは泣き出してしまう。

「おいおい王子、セクハラしすぎだぜ、謝りなよ」
フェルグスの言葉を受けてリーフもちょっと反省した。
「ごめんなさい」
がばっと土下座をすると一言。
「その足で僕の頭を踏んで下さい。それが僕なりのお詫びです」
言うが早いかリーフはカリンの足を取ると、自分の頭に乗せる。

「おいおい…」
フェルグスは困り果てた。こんな変態と狭い牢で同居せにゃならんのか。
「なあ、カリン、とりあえず足をおろせよ。この王子様には俺からも言ってやるから」
「……」
「カリン?」

フェルグスの言葉も耳に入っていない。カリンは不思議な感覚に囚われていた。
本来雲の上の身分である一国の王子が、しがない騎士見習いの足の下に平伏している。
私なんかより遥かに高い身分の人が…。
「……イイ」
「へ?」
カリンは足に力を込めると、リーフの頭をぐりぐりと踏みしだく。
「んふふふふふふ、情けなくないんですか? 王子様ともあろうお人が、
 私みたいな小娘の足に踏み躙られているなんて」
カリンの瞳には狂気じみた嗜虐の炎が燃えている。
「あっあっ!もっと踏んで!いたぶって罵って下さい!」
興奮する。この屈辱感がたまらない。いまやリーフはカリンの奴隷である。
「はっ!こんな腐った変態が王子様なんて、レンスターの民も可哀想ですね!
 この腐れ王子!腐れ王子!!腐れ王子がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ガンガンと頭を踏みつける。
苦労を家臣に押し付けてフラフラ国を出て行った王様や、同じくその王様を追って
ヒョイヒョイ国を出て行った王子様に対する怒りとストレスを叩き付けるカリン。
502493:2009/07/13(月) 20:56:41 ID:v41zvjQQ
「あふんあふんあふ〜〜ん!」
カリンの責めに興奮するリーフ。
引っ繰り返って犬の降参のポーズをとる。おちんちん丸出し。
「さいって〜〜!この犬っコロが王子?笑っちゃうわ!笑いなさいよ!!笑えっての!!!
 うひゃははははははは!!!!」

元気で可愛らしいカリンはいまや別人である。愛らしい八重歯もまるで吸血鬼のように見える。
フェルグスは初めて自分より小柄なこの少女に恐怖した。
(や…やべえ…こいつ王子が出奔したせいで、こんな遠くまで苦労して旅してきたっていうしな。
 それに加えて日の差さない牢獄生活…あげくに変態のセクハラ…ストレスも限界だったんだ…)

リーフは自分が踏みしだかれ、蔑まれる事に快楽を感じている。
「た…たまんない…僕にはMの素質があるのかなあ…ハァハァ…」
その時カリンが容赦なくリーフのおちんちんを踏みつけた。
「犬っコロの分際で人間様の言葉しゃべってんじゃねえよ!このくされちんぽがぁぁ!!!」
「あぎょわぁぁぁ!!!きゃいんきゃいん!!!」
すげえ痛え。あたりまえだ。いくら常人より強いおちんちんとはいえ、思いっきり踏まれりゃ痛い。
しかしその痛みすら快感だ。ギンギンに勃起してしまう。
「はっ!さかってやがる!」
もはや言葉遣いも汚くなるカリン。さぞ鬱憤が溜まっていたのだろう。
案外根っからSなのかもしれないが。
503493:2009/07/13(月) 20:57:25 ID:v41zvjQQ
カリンは快感に身悶えしていた。鬱屈していた心が晴れていくようだ。
下着が濡れているのがわかる。
「こんなデカイもんぶら下げやがって!この変態野郎が!気持ちいいか、気持ちいいって言ってみやがれ!」
がしがしとおちんちんを踏みしだく。
「ハァハァ…き…気持ちいいです…もっと…」
「犬が人の言葉使うなって言ったろうが!」
グシャッと強く踏む。もはや耐え切れずリーフは射精してしまうのだった。

頬を赤らめ、息を荒げたカリンは粗末な寝台に腰掛けると、2人が見てるのも構わず、
ミニスカに手を入れ、下着を脱ぐ。
「ハァハァ…犬らしくご主人様に奉仕しろ…」
「わんわん♪」
喜んでカリンの秘所にむしゃぶりつくリーフ。少女らしい瑞々しい白い太ももがたまらない。
「あ…あん…犬のくせに…ハァ」
じゅるりといやらしい音を立てて愛液を貪り、指でクリトリスを弄ってあげる。

「おいおい…」
カリンの狂気にビビッていたフェルグスはこの光景を見て勃起してしまう。
彼も若い男だ。仕方ない。
それを見たカリンはチョイチョイと手招きした。期待に近寄るフェルグス。
カリンは何も言わず、フェルグスのズボンを下ろしおちんちんを取り出すと、白い手で扱きはじめる。
「…うはぁ…たまんねえ…でも、いいのかよ?」
「…いいからやってんの…おとなしくしててよ!」
しゅっしゅっと音が響く。
504493:2009/07/13(月) 20:58:24 ID:v41zvjQQ
シレジアにいた時に2〜3回男とのSEXの経験はあるが、随分前の話だ。カリンはすでに限界だった。
「はぁ…もう駄目…早く…」
カリンはフェルグスの肉棒に舌を這わせながら、横目でリーフを見る。
「わん!くうーん!」
リーフはカリンを抱え上げると、肉棒を挿入した。
「わんわんわん!」
腰を振って主人に奉仕する。リーフの巨大な肉棒は根本まで入らない。
亀頭で子宮を責めてあげる。
「はぁ…イイよう…キツイ…」
駅弁スタイルでカリンに奉仕するリーフ。両手でカリンのお尻を広げてフェルグスに見せ付ける。
「こ…ここまでされちゃがまんできねえ…悪いけど後ろもらうぜ!」
フェルグスはカリンに後ろから組み付くと、アナルに挿入する。
「んぎっ!?」
さすがにアナルは初めてのカリン。3Pも初めてだが、まあ、普通そうだろう。

「わんわんきゃん!」
「はぁはぁ…やぁん…2人のおちんちん…中でこすれるぅ…」
「はぁ…いいぜ…お前のケツ…」
3人で仲良く楽しむ。リーフは犬らしくカリンの頬を舐め始める。
「…ン」
リーフの突き出した舌を舐めるカリン。舌を絡め合い唇を重ねる。
リーフの口内を味わったカリンは、口を離すと横を向き、フェルグスと唇を重ねる。
ちゅっちゅっといやらしい音を立てて舌を絡め合い唾液を交換する。
その時リーフがいらん事を言った。
「これで僕とも間接キスだね」
一瞬萎えるフェルグスだが聞かなかった事にする。

やがて快楽に悶えるカリンが絶頂を迎える。
それを見たリーフとフェルグスは自分達もイこうとスパートをかける。
2人の男の精がカリンの膣と腸内に注がれる。
だが3人とも若くまだまだ元気だ。
505493:2009/07/13(月) 20:59:37 ID:v41zvjQQ
リーフは右、フェルグスは左の乳首に吸い付いている。
大きすぎず小さすぎず、手にほどよいサイズの美味しそうなおっぱいだ。
「ちゅ…ちゅ…」
「あ…ヤン…」
2人のおちんちんに手を伸ばしてさすってやるカリン。
時々リーフもフェルグスのおちんちんに手を伸ばすが、フェルグスは払いのけている。
2人はそれぞれのおちんちんを、カリンの左右の乳房に押し付けると、その柔らかさを堪能し、
やがてカリンの顔に射精するのだった。



「ほんっとうにごめんなさい!!!! 私リーフ様にとんでもない事しちゃって!」
リーフに謝るカリン。だがリーフは気にしてない。
「謝る事はないよ。むしろ僕のほうが感謝してるよ。
 Mプレイの気持ちよさと罵られる快楽を教えてくれてありがとう!」
「まったくとんでもねえ王子様だぜ」
なんか仲良くなった3人。ふとカリンは思う。
(でも…私、リーフ様虐めてる時感じちゃってた…私、Sなのかなぁ…)

その時、牢の扉が開いた。
助けが来たのである。

続く

次はラーラね
506名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 21:40:13 ID:UME2abeD
>>498-505
貴方のネタのあまりの凄さに脱帽してしまった(褒め言葉
…このひとでなしー!(良い意味で
507名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 21:49:41 ID:TIShv+to
へ、へんたいだー!
そんなに犬がいいなら雌犬とでも交尾すればいいんだよ
そのうち雌馬とでもしそう
GJ
508名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 22:56:02 ID:v6rZDH+1
>>506
やっぱ某スレの葉っぱは印象深いよなあ
ヤツもMっぽいしこんな欲望もってるんだろうか
509505:2009/07/15(水) 02:31:57 ID:2czWwe53
まあラーラのキャラは壊れてないと思う

変態王リーフ

第12章

リーフ達を助けに来たのは、レジスタンスのマギ団である。
マギ団のメンバー、ラーラはシーフ。鍵開けはお手の物。
「助けに来たよ!」
「やあ、ありがたいね。じゃあ行こうか」
リーフ達はありがたく牢を出る。当然帝国兵が襲ってくるが、マチュアとブライトンが食い止めている。

すでにリフィスも救出されている。
「とりあえず武器がねえとやばい」
フェルグスの言葉に従い、リーフ、ラーラとフェルグス、カリン、リフィスの組に別れて、
武器を探す事にした。リーフ達が持ってたアイテムは帝国軍に没収されている。
おそらく近くにあるはずだ。

「怪しい部屋発見!」
さっそくラーラは扉を開ける。部屋の中には宝箱がある。
「よし、さっそく開けてみよう」
鍵を使って箱を開けるラーラ。出てきたのは…
「なにこれ?かかし?」
「おお!エスリン母上2号!無事でよかった!」
エスリン母上2号を受け取るリーフ。感動にむせび泣く。

次の箱には本が入っていた。
「魔道書?でも魔法使える人いないよね?」
「あ、それも僕のさ!大レンスター四十八手!読んでみる?」
パラパラと流し読みしてみるラーラ。
「な、なによこれぇぇ!」
「見てのとおりすばらしい性の知識がつまった本さ!」
510505:2009/07/15(水) 02:32:45 ID:2czWwe53
「あほー!何考えてるのよ!貴重なアイテム欄を使ってこんなもん持ち込んで!」
「何をいうのさ!どれも素晴らしい物じゃないか!」
その後出てきた物も、戦闘の役に立つのは光の剣だけ、
他には、バイブやローション、オナホール、ピンクローターなどである。
「こんなもんどーすんのよ!」
「いや、僕としては道具より自分の性技を磨くべきと思うけどね。でも知っておいて損はないし、
 色々勉強してみようと思ったんだ。とりあえず全部自分で試してみたんだけどね」
バイブを取るとリーフは言う。
「これはからくりで動くんだ。僕のアナルで試してみたけどなかなかよかったよ。
 本当に掘られてるみたいでね。最近は掘ることはあっても掘られることは少ないからね」
「でも戦いの役には立たないでしょ!武器や傷薬を持ってきてよ!」
「傷薬のかわりにローション塗ったら駄目かな?」
「ダメー!」

「ちぇっ!いいじゃないかそこまで突っ込まなくても」
リーフはラーラが開けた宝箱に入っていった。屈めば人も入れるくらいの大きな箱だ。
「なにしてんの!この部屋は終わり!次いくよ!」
せっかち(?)なラーラ。しかし、こういうとき慌てたら負けだ。
「ミミックごっこさ!封印の剣でもマムクートがこうして隠れてるとかあったじゃんか」
「…何の話?」
「…いや、電波が…」
511505:2009/07/15(水) 02:33:20 ID:2czWwe53
こいつどうしよう…こんな事してるヒマないんだけど…
悩むラーラ。とりあえずほうっても置けない。
「いいから出てきてよ!」
箱のフタを開ける。その瞬間リーフの手が伸びてきた。
「きゃあ!」
リーフは両手でラーラを箱の中に引っ張り込みフタを閉じた。2人で入るにはかなり狭くほとんど動けない。
「なんて事するのよ!これじゃ出られないじゃない!」
お互いの体がひっかかってロクに身動きも取れない。
「参ったね。でも僕も新たな境地を開こうと色々考えてるんだ。
 父上を超えるためには父上がやったことないプレイをしないと。
 というわけでこれが宝箱プレイさ!」
「……それで、このまともに動けない状態でどうするのよ……」
「しまったあ!考えてなかった!」
「……バカ」

だがこの狭い空間で女の子と密着しているのだ。リーフのおちんちんはたちまち勃起した。
リーフはなんとかズボンを脱ごうとするのだが、上手く脱げない。
「くっ…宝箱プレイもこれまでか…僕のアイデアは駄目だったのか…」
「初めっから駄目でしょ!こんなことしてたら帝国軍につかまっちゃうよ!」
絶望に打ちひしがれるリーフ。その時脳裏に声が響いた。
(リーフよ…こんな時どうすればいいのか…わかっているはずだ…
 大レンスター四十八手に記された知識は、さまざまな局面で応用してこそ、
 その真価を発揮するのだ…)

「…?今のは一体…でも最高のアドバイスだ!こんなときはこうだ!」
大レンスター四十八手に記されし、対SM術の縄抜けを応用するリーフ。
強烈なやわらかさのイメージに従い、まるで間接がなくなったかのように、
にゅるんと手足を動かす。
512505:2009/07/15(水) 02:34:01 ID:2czWwe53
「あひゃああああ〜〜!なによその動きは!」
ビビるラーラ。しかし、昔踊り子だったころに、奇術師が同じ様なことをしていたのを思い出す。
「イメージの力は偉大さ!今僕はスライムなんだ!」
その柔らかさで体をクネクネと動かし、巧みに全裸になると、リーフはバイブを自分のアナルに入れる。
「おお、この振動がたまらない!ハァハァ!」
さらにピンクローターを自分の乳首につけてテープで止める。
リーフの顔は快感で蕩けきっている。
「ハァハァ…いいね…この快感をラーラにもわけてあげよう」

リーフは両手足をタコ足のような柔らかさでラーラの体に絡めてくる。
「いやあーん!気持ち悪ーい!」
「ははは、それはひどいよ」
笑顔でラーラの体をまさぐるリーフ。あえて服を脱がさず、胸元やスカートから手を入れて
撫で回し、乳を揉む。
「ちょっ!ちょっとやめてよ!痴漢!変態!」
その言葉にリーフはよけい興奮する。
「まあ、せっかくだから楽しもうよ!そうだ、将来僕は父上を超える性の本を書くつもりなんだけど、
 宝箱プレイはこのプレイを初めて行ったラーラにちなんで、ラーラプレイと名付けよう。
 歴史に名が残るね!」
「そんな名は残らなくていいよ!」
513505:2009/07/15(水) 02:34:49 ID:2czWwe53
「照れなくてもいいじゃないか」
リーフは巧みにラーラの乳首や秘所を責め立て、性感を引き出していく。
「やん!やだ!」
どうしよう。変態のくせに上手い。ラーラは体が火照っていくのを感じていた。
にゅるにゅると手足を動かすリーフ。
次第にラーラの秘所が湿っていく。
「お、いいね!こっちはどうかな?」
リーフは下着ごしにラーラのアナルに指を押し込んでいく。
「やだ!擦れる!あぁん!」
下着の感触に悶えるラーラ。
「僕もバイブとローターの快感で限界さ!そろそろいくよ!」
リーフはおちんちんをオマンコにあてがおうとした。
しかし、狭い箱の中。うまくおちんちんを当てる事ができない。
腰を柔らかくしても、角度的に入らないのだ。
「そんなときはこうだ!」
リーフはイメージの力をおちんちんにおくりこむ。
「ちょ、ちょっと!?おちんちんも手足みたいに柔らかくするの?」
「やだなあ、それじゃフニャチンになっちゃうよ!僕のイメージはこうさ!」

なんと驚くべきことに、リーフのおちんちんは硬度を保ったまま、途中から90度に折れ曲がった!
「な〜〜!!!い、痛くないの!?折れちゃってるよ!」
「ちょっと痛いけどね!でもこれなら入れられるよ!」
90度に折れた肉棒の先端はちょうどラーラのオマンコにぴったりあっている。
ぐっと挿入するリーフ。
「あん!お…おっきいよう!」
514505:2009/07/15(水) 02:35:22 ID:2czWwe53
おちんちんは90度に折れてるので、当然途中までしか入れらない。
それでもかまわずリーフは腰を振る。
「なかなかいい締りのオマンコだね!気持ちいいよ!」
「あ〜ん、こんなマニアックすぎるプレイ初めてだよう!」
こうなったら自分も楽しもうと腰を動かすラーラ。
ほとんど身動きできないのがもどかしい。

リーフの肉棒が膣壁をこすりつづける。
精液が込み上げ、90度に曲がって上っていく。
「そろそろいくよ!うっ!」
そしてリーフはラーラの膣内に精を注ぐのだった。


「で、SEXしたのはいーけど、どうやって箱からでるのよ?」
「しまったあ!考えてなかった!」
アホである。フタを押して開けようにも身動きがとれず、
腕を柔らかくして動かそうにも、SEX目的でないためイメージがわかない。
地味に大ピンチかもしれない。

結局2人を探しに来たリフィスに、箱を開けてもらうまでそのままでいるしかないのであった。

続く

次はマチュアさんね
515人造人間だみゃ〜ん ◆v7zmEWdRdjls :2009/07/15(水) 20:02:22 ID:1F8lV/J2
「ふう〜・・・・・・」
私は今、両手を頭の後ろに組んで、自室のベッドの上に仰向けで寝転がっている。
先ほどまでの充足した行為の余燼が、私の全身を熱く漲らせている。
私の身体は、ひどく汗ばんでいた。だが、それは冷や汗ではない。
二つの身体が密接に絡まりあい、まるでサウナのように汗を迸らせた、その直後であるのだ。

私の身体は今、充実している。まるで潤滑油が全身に行き渡っているかのように、全身がスムーズに動く。
そして私の隣には、長い髪を靡かせた白い素肌の少女が、衣類を全く身につけないまま、うつ伏せになっている。
彼女の顔は、私のほうを見ている。全身にびっしょりと汗をかいているが、だらしなくだらだらと流れるような汗ではない。
肌理細やかな彼女の肌が、その汗をぽんと弾いている。やはり彼女は若い。
彼女の息は荒かった。それはそうだ。さっきまで、彼女は私と愛の営みを行っていたのだから。
しかし最近の彼女はすごい。先ほどまでのあの激しい動きにも、何とか付いてこれるようになった。
私はふと、身体を起こした。
「・・・・・・どうしたのですか、ゼト?」
彼女の質問に、私は答えない。彼女の背中から尻にかけての緩やかな曲線美を、まるで芸術品を鑑賞するかのように眺めている。
彼女は、まさに芸術品だ。素晴らしく見事な芸術品。この世のどこにも、これほどの美は存在しないであろう。
その背中を私は、肩から尻の方向へと撫でた。
今はうつ伏せになっているのでわかりづらいが、彼女のふっくらとした胸、そして細い腰、そして・・・・・・尻。
彼女の臀部ほど、『尻』という言葉がよく似合う臀部はないだろう。
この至高の芸術に比べたら、他の女の尻など、尻ではない。『ケツ』だ。
私は人差し指で、そのふくよかなお尻のほっぺを突いてみた。
確かに柔らかい。だが、それだけではない。
私の指を押し返す弾力。それは、ただでかいだけのケツには決してありえないものだ。
みずみずしく、若々しい素晴らしい尻。
この素晴らしい尻をずっと眺めていると、私の心の中に、ある欲望が巻き起こる。

あんかけチャーハンが食べたい。
516人造人間だみゃ〜ん ◆v7zmEWdRdjls :2009/07/15(水) 20:03:03 ID:1F8lV/J2
思うと同時に、私の手が動いた。
私はそっと平手をその至高の芸術に添えると、次の瞬間・・・

すっぱーーーーーーーーん!!!

「きゃ!い、痛いです、ゼト!」
彼女は思わず怒り顔を私に向けた。その横で、私は、彼女のお尻が奏でる音色に聞き惚れる。
「んもう・・・・・・」
彼女は困った顔をした。しかし、見事な音だ。
これも、彼女のお尻の見事さゆえであろう。
他のケツであれば、だらしのない「ぼよ〜ん」というような音が鳴るだろう。
だがこの艶と弾力・・・それは、彼女の若さと美しさゆえのものだ。
しかし、何とハラショーなプリンとしたお尻なんだろう。
しかもこの究極の芸術は、今や私のものだ。
他の誰のものでもない。私のものである。

彼女は、かつては我が主君だった。
私は騎士であるから、当然、彼女に手を出すことなどできなかった。そのような事をしたら、私は首を刎ねられていただろう。
しかし紆余曲折を経て、我が主君は、我が妻となった。
もはや私の欲情を抑える者はいない。私はそれまでの想いのすべてを、彼女にぶつけた。
今ではもう姫と騎士ではない。男と女だ。
私はある種の達成感に身を震わせながら、もう一度その至高の芸術に手を添えた。

すっぱーーーーーーーーん!!!

何度聞いても聞き惚れる、その歪みのない素晴らしい音。
「痛いですってば!・・・もう!」
彼女は心底からは嫌がっていない。半ば呆れたかのように私の顔を見つめている。
私はそんな彼女のお尻をそっと撫でた。少しだけ、赤くなっているそのお尻。
その張りのある素晴らしいお尻を左右に広げてみると、そこには小さく窄まった穴が見える。
しかし、その穴は開いてはいない。その窄まりが中央に集まるようにして閉じている。
少し前ならば、絶対に見られなかった光景だ。しかし、今ではもう自由に閲覧が可能である。ただし、私限定だが。
この窄まった穴は、排泄物を出すための穴だ。いわゆるウンコである。
517人造人間だみゃ〜ん ◆v7zmEWdRdjls :2009/07/15(水) 20:03:34 ID:1F8lV/J2
よく人は言う。
「彼女ほどの高貴で美しい女性が、排泄などするわけがない。」
しかし人は間違っている。エイリーク様であっても、排泄はするのだ。
特にこの穴は、大用である。ここから出てくるのは、例の固形物のあれだ。
もちろん私も、エフラム様も、それを行う。それを行わないと、生きていくことはできない。
そしてそれは、彼女も例外ではないのだ。
この際であるから、もう少しじっくりと観察してみることにする。
この窄まりは、エイリーク様の大用の穴。その下には、彼女の最も見られたくない部分が広がっている。
先ほどまで、私と至福の時を刻んだ場所。この奥の深い割れ目は、私の一物を入れる為の物だ。
私は先ほどまでのその時を思い出してみた。この世にこんなに気持ちのよい事があるとは、思いもしなかった。
そして先ほどは、この割れ目の奥に、私の精を撃ち込んで、フィニッシュとなった。
奥を掘り返していったら、私の白い粘液が出てくるだろう。だが私は、そのような無粋なことはしない。
それよりも、2発目を撃ち込んだほうが良い。
私はこの見事な女体の芸術美に触れると、いつも思う。

エイリーク様には、中出しがよく似合う。

しかし、この場所にそれを許されるのは、私だけである。
彼女に言い寄る数多のライバルを負かして、栄光を手に入れた私だから、許されるのだ。
他の者がそれをすることは、決して許されない。
ましてや、あのグラド帝国の三白眼の狂騎士であっては、絶対にならない。
あの者がエイリーク様に近づくだけでも、身の毛のよだつ思いがするのに、挿入中出しなんて、想像するだけでも虫唾が走る。
幸い、奴は斃れ、このルネス王国には平和が訪れている。
あの戦いの最中、私はずっと彼女を護ってきた。そしてその後、私は彼女と結ばれた。
結ばれたとき、彼女はバージンだったから、彼女が奴に犯されたという事実はない。

・・・・・・。

ダメだ。
一度妄想してしまうと、私の頭の中に、ずっとあのヴァルターという狂騎士の面が浮かんできてしまう。
想像するのも嫌なのに、私の頭の中にいきなり登場したその顔は、白い目で私を睨みつける。
私は首を左右にぶんぶん振った。そんな私を、エイリーク様は怪訝な表情で見つめる。
「ゼト?」
「いや、何でもないのです。」
「そうですか・・・」
彼女はじっと私を見つめている。その美しく麗しい彼女の微笑が恐怖に引きつるなど、想像もしたくない。
518人造人間だみゃ〜ん ◆v7zmEWdRdjls :2009/07/15(水) 20:04:19 ID:1F8lV/J2
あの蛇のように冷たい目で、エイリーク様という最高の獲物に狙いを定めて襲いかかるヴァルター。
「くっくっく・・・・・・」
「い・・・いや・・・来ないで・・・」
エイリーク様は目の前の恐ろしい男の姿に怯えながら、暗い石畳の部屋の隅に縮こまっている。
逃げようと少しずつ後ずさりをするエイリーク様。しかし、すぐ後ろは壁。あの冷たい目と同じように、冷え切った石の壁。
あの男は一歩一歩、着実に近づいてくる。そして、その一歩ごとに、彼女の綺麗な瞳が恐怖に震えた。
「・・・いや・・・いや・・・」
「お前は、私の可愛いお人形さんなのだ・・・くっくっく・・・」
そして遂に、彼女の両肩はあの男に鷲づかみにされる。そうなると彼女に逃れる術はない。
あの男は、歴戦の猛将。いくらエイリーク様が戦場の経験を積んでいるとはいえ、力で勝てるわけがない。
「いやああああああああああああっ!!!」
彼女の悲鳴が部屋中にこだまする。しかし、悲鳴は奴にとっては、これから行う鬼畜の所業に彩りを添える、最高の調味料である。
そして・・・・・・脅えきった彼女の瞳が、かっと一瞬大きく開いた。
奴の陰茎が、彼女のショーツを突き破って、膣に突き刺さったのだ。
「ぐあああああああああああああああっ!!!」
彼女の悲鳴が、途端に濁る。泣き叫ぶ彼女の苦痛の表情をよそに、無理矢理腰を振り始めるヴァルター。
「くっくっく・・・予想通りだ・・・気持ちいいぞ・・・」
ヴァルターは高らかに笑った。その目の前には、恐怖と苦痛に泣き叫ぶエイリーク様。
「いやあああああっ!やだあああああっ!!!」
「エイリーク姫よ、もっと素直になれ。気持ちいいのだろう?・・・くっくっく・・・はっはっはっ!」
血が出ている結合部をなおも激しく動かすヴァルターの獣のような動きが、さらに激しく波打った。
「さて・・・私の精を受け取ってもらおうか・・・くっくっく・・・」
「いやあああっ!中は・・・中は・・・やめてええええええっ!!!」

私はふと、我に返った。そして隣におわす、私のことをじっと見つめるエイリーク様の顔を見つめて、ふと思った。
(少しだけなら、見てみたい気がしないでもないな)
519人造人間だみゃ〜ん ◆v7zmEWdRdjls :2009/07/15(水) 20:04:41 ID:1F8lV/J2
私は側にそっと寄り添うエイリーク様のさらさらな髪をそっと撫でた。
(気の迷いだ)
私は先ほどの思念を、そう結論付けた。
やはり、エイリーク様は、私の妻が相応しい。
私は彼女の髪の毛からそのまま背中を撫でる。そしてお尻を撫で回した。
その時、お尻から奇妙な音が聞こえた。

ぷ〜。

エイリーク様は、放屁なされた。
彼女の顔は真っ赤になっている。
「エイリーク様、今のは・・・」
「お、おならじゃないのよ!ちょっと空気が・・・!」
慌てふためく彼女の表情をみると、つい微笑ましくなってしまう。
「空気がどうなされたのです?」
「空気が・・・その・・・大事なところに・・・」
もちろん嘘であろう。その証拠に、臭いがこちらに漂ってくる。
そのあまりの臭いに、私は思わず顔を顰めた。
愛する人のおならならば、いい香りだろうと人は言うかもしれない。だが、そんなことはない。
あまりの強烈さに、私は思わず咳き込んだ。
「ゼ、ゼト!」
「・・・・・・歪みねぇな。」

おしまい
520名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 20:17:16 ID:WBSE/xEN
歪みねぇなwww
しかしだらしねぇなwww
521名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 21:27:37 ID:xpNTUM9g
変態王乙www
良くこんなネタをコンスタントに投下出来るもんだ。

だみゃ〜んも久々!乙!!
522514:2009/07/16(木) 23:26:47 ID:GLXyG/yw
おお、だみゃ〜ん氏の作品が久々に…素晴らしい!

変態王リーフ

第13章

地下牢獄からの脱出をはかるリーフ達。
マンスター市民も逃がし、上の階へ向かう途中、帝国兵が立ちはだかる。
マチュアやブライトン、フェルグス、カリンの奮戦でどうにか敵を倒し残るは1人。
最後の1人が名乗りを上げる。
「くそっ貴様ら!このダルシンが討ち取ってやる!」
その名前に聞き覚えがあったリーフ。
「ひょっとしてディアナとユベルのお兄さん?」
「なに?妹達を知ってるのか?」
「ユベルが子供狩りにあったのを助けたんだ。ディアナは鎧プレイができなくて欲求不満だったから
 プレイに付き合ってあげたよ」
「そうかすまない。妹の特殊性癖に付き合ってくれてありがとう。よし俺も力を貸そう」
(まあ、俺の性癖でもあるんだが…焦らしプレイに燃え続けた結果、いまだ童貞だ!
 なんというお預け!ハァハァ)

こうしてダルシンを仲間に加えたリーフ達。後は上の階に脱出するだけである。
「でも、リーフ王子が先に脱出したら残った者は一網打尽で捕まってしまう。
 王子を残して順番に脱出しよう」
ブライトンの言葉に従い、順に階段を上がっていく。
523514:2009/07/16(木) 23:27:36 ID:GLXyG/yw
戦闘の苦手なリフィスとラーラを脱出させ、次いでカリン、フェルグス、ダルシンが脱出した。
「よし、そろそろ俺たちも…」
ブライトンがマチュアに呼びかける。その時通路の奥から追っ手の足音が聞こえてきた。
「ヤバイわね…王子をしんがりにしたら間違いなくやられる…よし、私の待ち伏せ戦法で、
 ヤツらを食い止めるわ!」
「いや…それは死亡フラグじゃないか?」
諌めるブライトンだが聞くマチュアではない。
「大丈夫!所詮ソルジャーよ!先に行って!」
ここでもたついてもいられない。マチュアに任せて脱出するブライトン。
「さ、王子!ヤツらを片付けるまで上手くしのいでね!」
「了解!僕のストーカー戦法を応用するよ!」
言うが早いかリーフは気配を消し、天井に張り付く。
「…うわ…すご…」
あっけにとられるマチュア。その時数人の敵兵が室内に乱入してきた。
頑張ってやっつけるマチュア。楽勝とはいかなかったが全員倒した。
「よし、OK!じゃあ私も脱出するから王子もすぐに…」
途中で言葉が途切れる。天井を見てもリーフの姿はなかった。
「…!?あれ、どこに?」
周囲を見回すが気配すら感じない。

その時何者かがマチュアのお尻を撫でた。
「うひゃあ!?」
びっくりして振り返るが誰もいない。

今度は背中を指でつ〜となぞられた。
ぞわわっ
振り返ってもやっぱり誰もいない。
「な…なんだってのよ!も〜〜!」
524514:2009/07/16(木) 23:28:24 ID:GLXyG/yw
結論からいうとリーフはマチュアの後ろにいた。
マチュアが振り返ると、音も無く前に回る。
それだけである。だが完全に気配を消し無の境地に達したリーフをマチュアは感じ取る事ができないのだ。
雑念を消し、全ての精神をエロに集中する。
無音の足捌きで、巧みにマチュアの視界の外へ出る。
そして手を伸ばし、お尻や足をさするのである。
(今僕はこの部屋の空気になっている…空気が人の肌に触れてるのは必定…)
なぜこれ程の事ができるのに、戦闘では雑魚なのだろうか。謎だ。

一方マチュアもやられっぱなしではない。目を閉じて神経を研ぎ澄ます。
何者かの手が胸に触れた瞬間、すばやくその手を掴んだ。
「さあ、捕まえた!その正体見せてもらうわ!」
目を開けるマチュア。目の前にはリーフがいた。
「僕もまだ未熟だな。捕まっちゃった」
「もう!戦闘中になに考えてるのよ!」
カリンやラーラからリーフの変態っぷりは聞いていたが、これほどとは思わなかった。
敵は片付けたとはいえ、まだどこかに伏兵がいるかもしれない。
そんな状況で痴漢行為に耽るなど、ある意味凄い肝っ玉だ。

「だってマチュア背が高くてかっこいいんだもん。スタイルいいしさ」
実際マチュアはリーフより背が高い。
ちょっと気にしてるのだが、かっこいいと言われれば悪い気はしない。
でもそこでいらん事を言うリーフ。
「そのおっきなおっぱいもお尻もたまんないね!ハァハァムラムラするよ!」
セクハラ発言の報いはきっついゲンコツだった。
「あぎょ!」
痛ってえ。頭を抑えるリーフ。
525514:2009/07/16(木) 23:29:00 ID:GLXyG/yw
「馬鹿言ってないで行くよ!」
リーフを引きずって階段に向かうマチュア。
「わかったよ、じゃあ先に上ってくれるかな、僕が最後じゃないと捕まっちゃうからね」
「わかったわよ、でもすぐこないと駄目だよ。いつ敵の新手が来るかわからないから」
そういって階段を登り始めるマチュア。
リーフは素直に、すぐにマチュアの後に続いて階段を登る。
まるで地を這うような低姿勢で…
「やあ絶景かな!いい太ももしてるね!」
「だあ!やめんか!」
マチュアは思いっきりリーフの顔面を踏みつけた!
でもリーフは喜んでマチュアのブーツを舐めはじめた。
「これはたまらないね。やっぱり僕はMみたいだ!」
そのままにょろにょろとマチュアの体に絡み付いて這い登ってくる。キモイ。
おもわず鳥肌が立ったマチュアは、ついリーフをぶん殴ってしまったのだが、
マゾのリーフはますます興奮した。

「ハァハァいいパンチだったよ。これはお礼さ!」
マチュアの頬を舐め始めるリーフ。レロレロレロ。
「ぞわわわわ〜っ!ちょっとやめてよ!」
「照れんでもよかろーもん!」
526514:2009/07/16(木) 23:29:51 ID:GLXyG/yw
だがなんだかんだいってリーフは上手い。首筋にキスをされ、耳たぶを甘く噛まれると、
マチュアは全身の力が抜けていくのを感じた。
「やだ…上手…」
まさか年下の男の子、しかも変態に感じさせられるとは予想もしてなかったマチュア。
理性ではこんな事してる場合じゃないと分かっているのだが。
「まあいいじゃないか!SEXはコミュニケーションさ!楽しもうよ」
リーフは後ろから組み付くとマチュアの大きな乳を揉み始める。
「これはなかなか、柔らかくて弾力があるね!」
「も…もう!…やめなって…ハァ…」
リーフはマチュアの耳をハムハムしながら体をまさぐる。
「ははは、遠慮しなくていいんだよ!いっぱい気持ちよくしてあげる!」
リーフはおちんちんを取り出すとマチュアのお尻にこすりつける。
服越しでもわかるその大きさと硬さにマチュアは驚いた。
(やだ…凄い…こんなサイズ初めて…)
マチュアも何人かの男と経験はあるが、これほどのおちんちんは初めてだ。
入れられたらどうなるのだろう。
「…ゴクリ」
リーフのエロさに当てられてのか体が火照ってくる。
「…早く…」
「え?」
「…早くしてよ!皆と合流しなきゃいけないんだから!」
「うーん、早漏はとっくに克服したんだけどな…まあ、しょうがないか」
マチュアは壁に手をついてお尻をこちらに向けている。
リーフはマチュアのズボンを膝まで下げると、パンツをずらし一気にオマンコに挿入した。
527514:2009/07/16(木) 23:30:26 ID:GLXyG/yw
「ああ〜ん!ふとぉーい!」
リーフとマチュアはひたすら腰を振る。
「くっ!たしかにいい締め付けのオマンコだけど…日頃の修行の成果!
 すぐには射精しない!大変だ!急がないと!」
皆この先で待ってるはずだ。少しでも早く射精して駆けつけないといけない。
本当はもっとじっくり楽しみたいがやむをえない。
リーフはマチュアの腰をつかみ、パンパンと腰を打ち付ける。
「…くぅ…はぁ…ん」
マチュアはリーフのおちんちんを締め上げる。
なんども子宮を突き上げられ、病み付きになりそうだ。

とりあえずリーフは急いで射精するためガンガン腰を振り、膣壁に肉棒をこすり続ける。
でもマチュアより先にイクのは負けたようで嫌だ。
リーフはなにがなんでもマチュアをイカそうと首筋に舌を這わせ、やわやわと乳を揉む。
やがて服越しに乳首を探り当てると、それを指でつついてやる。
「……!」
背を仰け反らせて絶頂を迎えるマチュア。
それを見たリーフは安心して射精するのだった。


「…さ、だいぶ時間を食ったわ!行くよ!」
SEXが終わるとマチュアは2分で身支度して駆け出した。
さすが歴戦の剣士である。
ストーキングやセクハラのときは足の速いリーフも、今はついていくのが精一杯であった。

続く

次は番外編でイシュタルね
528名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 00:27:58 ID:G8eXKrCJ
保守
529名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 00:37:31 ID:B+0YdBlD
職人さん達乙!
530名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 18:28:59 ID:6adMYX89
久々に来てみたら・・・GJです
531527:2009/07/21(火) 12:01:39 ID:OHks0dw/
変態王リーフ

第13章 外伝

リーフ達が牢を出て上の階に向かっている頃、牢獄中央部の小部屋で4人の男女が机を囲んでいた。

「父も重臣達も子供狩りには反対です!どうか考え直していただけませんか」
銀髪の美少女が口を開く。
フリージのイシュタル公女だ。ナイスバディのお姉さんである。
マンフロイ大司教とベルド司教が反論する。
「しかしこれは帝国の方針ですからなぁ」
「左様、これにそむくはユリウス様のご意思に背く事になりますぞ」
しかしイシュタルは怯まない。
「ユリウス様はいかがお考えですか!このような行いを続けてよいとお考えですか!」
赤毛の少年が口を開いた。
「イシュタル…これは帝国の次代を担う人材を得るためなんだよ、しかし君がそこまで言うなら考えなくもない」

マンフロイとベルドは動揺する。
「ユ…ユリウス様!なにをおっしゃいます!」

2人を手で制するとユリウスは言葉を紡ぐ。
「だがタダでとはいかないな。ふふふ…ここにはちょうど4人いる。一つゲームをしよう。
 君が勝ったら子供狩りには手心を加えよう。しかし負けたら…」

ユリウスからペナルティを聞いて羞恥に頬を染めるイシュタル。
そのペナルティは誇り高い彼女にとって耐え難いものだった。
しかしこうなっては後には引けない。
「…やります」
それを聞いて唇を吊り上げるユリウス。
「よし、それでそのゲームは…」
532527:2009/07/21(火) 12:08:32 ID:QMIngZAu



「ローン!リーチ一発!ドラ1!5200!」
「げえっ!」
イシュタルはにやりと笑う。
「ささ、ユリウス様、ペナルティです。脱いでください!」
「ううっちくしょう…」
やむをえずズボンを脱ぐユリウス。そう、ユリウスが提案したゲームとは脱衣麻雀である。

「麻雀暦80年のワシより強いなんて…」
凹むマンフロイ。いつもの僧衣を剥がれ、フンドシ姿だ。
ベルドは既に全裸に剥かれている。

「ふふふ…私がフリージの麻雀女王って事を知らなかったようですね…
 特に脱衣麻雀ならモチベーションはMAX!ああ、何度ティニーやリンダを全裸に剥いて来たことか…」
「まだだ!まだ負けてないぞ!」
ムキになって戦うユリウス。だが実力差は歴然だ。
「これでとどめです!ツモ嶺上開花!」
「ぎゃああー!」

敗れ去ったユリウス達。ご満悦の表情でイシュタルが脱衣を促す。
「わ、わかっている!…くくくそ…悔しい…」
ユリウスとマンフロイは全裸になる。なんという屈辱。
「これで私の勝ちですね。約束どおり…」
「ああ…しかたない…子供狩りの人数を減らす…2人とも異論ないな…」
「…やむをえませんな…」
「ユリウス様がそうおっしゃるのなら…」
533527:2009/07/21(火) 12:09:02 ID:QMIngZAu
全裸の3人を前にイシュタルは一枚も脱いでいない。余裕の勝利だ。
「それにしても3人がかりで一回もあがれないとは情けない限りです。
 特にユリウス様!なんですかその粗チンは!」
「ガーン!そそそそ祖チンは関係ないだろが!」
「枯れ果てたマンフロイ大司教はともかく、もう年のベルド司教にも負けるなんて!
 恥を知りなさい!」
勝者の余裕で言いたい放題だ。

「ワシだって50年前は勃起したんじゃ…この年じゃ枯れても仕方ないのに…」
「ワシとてあと何年もつか…しかしユリウス様…お若いのにお気の毒に…」
ベルドに言われて焦るユリウス。
「泣くぞお前ら!ちゃんと勃起するもん!人よりちょっと小さいだけじゃないか!」

その時イシュタルが再び口を開いた。
「そんな祖チンな方の所にお嫁に行く訳には行きませんね。プイッ」
完全にいじめっ子だ。
「うわーんイシュタル〜僕はまだ成長期なんだ〜!まだ大きくなるから捨てないでよ〜」
とうとう泣いてしまうユリウス。
「もう、冗談ですよ♪ささ、涙を拭いて差し上げますね」
ユリウスの涙をハンカチで拭うと上手にあやすイシュタル。
その姿をみてマンフロイとベルドは溜息を漏らすのだった。

「ロプトウス様の覚醒が足りんのかのう…」

続く

次はアスベルきゅん
534名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 12:14:38 ID:QuvgTqeh
ワロタww
535名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 13:35:17 ID:mE5Cnlm2
スー×シンです。
公式では「シンはクトラ族再興ではなく、別の部族として歩んだ」とあるみたいなので、パラレルストーリーと思って見ていただければ助かります。
プレイ自体はごく普通の和姦だと思います(曖昧……)。
が、それはまた後日に。
……ええ、申し訳ない



 ベルン動乱が収まってはや一年。
 スー様が十七になられた日の朝まだきに、俺は密かに族長の天幕に呼び出された。
「……して、何でしょうか?」
「………………」
 跪いている俺に対し、族長は黙したまま背を向けている。
 仰られたいことは何となく想像つく。
 族の中でも最も信頼のおける俺にする話といえば、孫娘のスー様の事と相場は決まっている。
 この場合、自分から持ちかけるよりはひたすら待ち続けた方が良沢だ。
「……スーの事だ」
 族長の重い口がようやく開かれ、身体をこちらに向けられた。
「スーさまの……」
「シン、お前をクトラ族の戦士として、男として認め、頼みたいことがある。受けてくれるか?」
「族長の仰ることならば、喜んで引き受けましょう」
「そうか…………」
 族長はやや憂い表情でふっと息をついた。
 そこまで言い難いことなのかと邪推する気持ちと、ほんの僅かな期待とを持ち、お言葉に耳を傾ける。
「スーが十七を迎え、お前は二十。二人ともまだ若い。将来を約束されている、クトラ族の光だ」
 最大限の賛辞を呈したとみていいだろう。
 後者の言葉の意味を汲み取れば、考えられることは一つ。
「解るな? シンよ。お前があれに種をつけるのだ」
「はっ……ありがたきしあわせ」
 片膝をつき、深々と頭を垂れる。
536名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 13:37:35 ID:mE5Cnlm2
 クトラ族には、「結婚」という概念はない。
 「外」の世界では、「結婚」はいわば子作りを奨励された男女を認識するためのものらしい。
 その概念がなければ、浮気や乱暴といった低俗な振る舞いが今以上に横行するからだという。
 我がクトラ族にそれが必要ないわけといえば、殆どが親によって相手を定められることと、厳しい戒律があるからだろう。
「ではシンよ、早速スーに話をつけてくるがよい。わしの名を出せば娘も如何ほどか容易く話せるだろう」
「はっ。かたじけのうございます」
「では、行け。あれはああ見えて純な娘だ。くれぐれも気をつけてな」
「はっ。では、失礼します……」
 族長に一礼し、粗相なきよう静かに天幕を後にした。
「………………」
 なんとはなしに、蒼く拡がる父なる天をみあげる。
 あなたは、このまま俺の私欲を見過ごすのですか?
 次に、碧く拡がる母なる大地をのぞむ。
 あなたは、このまま俺の私心を見抜けぬのですか?
 答えは返ってこない。
「…………わからん」
 俺の独語はいつも通り抑揚を感じられず、また表情も変わるものではなかった。
 しかし、胸中に渦まく得体の知れないものだけは、自分をごまかすことはできなかった。
 その後、俺はすぐにスーさまのもとに向かった。
 この早暁から彼女は独り草原を駆け、やぶさめ等の修練を怠らない。
 俺と族長、そしてスー様は、クトラ族の中で最も早くに床を立つのだ。
「……あら、シンじゃない」
 駿馬に騎乗して近寄ってきた俺に、同様に駿馬にまたがっているスー様からお声をかけられた。
 額から汗がながれ、赤い羽織も濡れそぼっている。
 スーさまの、なにげなく豊かな胸を眼に映さないよう気をつけ、りりしい顔だけを注視するよう努めた。
「じじと何か話していたみたいだけど、どうしたの?」
「ええ……実は、非常に大事なお話がありまして」
 あらかじめ予定しておいた台詞を引っ張り出し、顔は普段通りの無表情。
 彼女の反応がどんなものであろうと対応できるよう、慎重に言葉を選ぶ。
「大事な話?」
537名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 13:39:10 ID:mE5Cnlm2
「はい…………心を鎮めて、お聞きいただければと……」
 スーさまは多少の事で動じはせず、受けた衝撃や感情の乱れを表に出すのをよしとしないお方だ。
 だが、正直に言えば俺のそれには僅かに劣る。
 表情に少しでも変化をきたしたならば、俺も身構えなければならないかもしれない。
「私はいつも落ち着いているわ。早く話して」
 淡々とした声色で仰られた。
 俺にも、スーさまにも、もはや迷いはない。
 仮に彼女がはっきりとした動揺を示しても、どう対処するかは決めてある。
「わかりました。…………族長はこう仰られました。『スーとお前の子を成せ』と」
 ……………………。
「……そう。……今日の夜更けでいいのかしら?」
 ……相変わらず澄んだ声色で、変わらぬ表情のまま話されるスーさま。
 今の数秒間の沈黙については、あまり深く考える必要はない。
 自明の理だからだ。
「はい。場所は……」
「私の天幕がいいわ」
「承知しました。では、これにて……」
 馬上からスー様に頭を下げ、馬首を返して手綱をしならせた。
 ものの数分で、子作りの予約をとりつけた。
 なんともあっさりしているものだと思った。
 無論、スーさまも大なり小なり驚いたはずだが、それを全く表に出さない辺り、俺は改めて尊敬の念を深めた。
 だが、それと‘これ’とは話は別だ。
 単に孕ませるだけで終わらせるつもりはない。
 そして、クトラ族を率いることさえも、俺の野心の一部を叶えるにすぎないのだ。
 ――さて、夜更けである。
 この時間まで、みなの前では努めて落ち着くよう振る舞っていたが、内心では高揚し続けているのを自覚していた。
 スーさまが待ち受けている天幕の前で、俺はしばし立ち尽くしていた。
 迷うのはらしくない。それでもやはり、不安は拭えない。
 最悪の事態を想定し、どう動くかを決め、覚悟に覚悟を重ねる。
 そうやって精神を安定させて生きてきた。
538名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 13:40:33 ID:mE5Cnlm2
 自分が持っている浅からぬ野望は、この程度で動揺していてはつかめるものではない――
「スーさま、失礼します」
「……いいわよ」
 承諾を得、天幕の布を分けてなかに入った。
 明灯が狭い空間を照らすなか、スー様は火鉢の前で正座していた。
 格好も、裸足でいることと額当てを外している以外は、普段と一緒である。
 梳いている長い黒髪をうかがえば判るが、湯浴みをしてから余り時を経ていないらしい。
「……シン」
「はい」
「おまえが、私に誓ったことを覚えてる?」
「と、仰いますと……?」
「『私はスーさまを護るためにつかわされた者。スーさまを残して逝くことなどありえない』と。今一度聞きたいわ。再び、あれを誓いなさい」
 少しばかり予想外の口上ではあった。
 だからといって焦る俺ではないが。
「はっ。……私は心身をスーさまと共に歩み、生涯の伴侶として永久に護り続けることを、今ここに宣誓します」
 堂々と誓いを立てた。
 真を紡いでいる時も、虚を弄している時も、当然のようにつらつらと話すことができる。
 それは、嘘ですら自分の中では‘本当のこと’だと暗示できているからかもしれない。
 俺の心中を知ってか知らずか、スーさまはにっこりと満面に微笑んで言った。
「シン…………ありがとう」
「はっ。御好意、痛み入ります……」
 微かに胸に込み上げるものを感じたが、それも同量の罪悪感で打ち消される。
 どちらも面には出さない。
 俺が彼女を好いているのは事実だが、ただの駒にすぎないのもまた事実だ。
「じゃあ、シン。早速子作りしましょうか」
「いえ、お互いに初めてですから、こういったことは男が先導するのが筋というものです」
「そう言うけど、ただ種を付けるだけじゃない」
「いえ、いきなりは出来ません。心身ともに雰囲気を高めなければ」
「じゃあ、私が使えるようにしてあげるから。出してくれる?」
「いえ、ですから順序というものが」
539名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 13:41:46 ID:mE5Cnlm2
「私はもう大丈夫よ。あとはシンが精を出すだけ」
 …………む?
 おかしい。書物には性交中、‘ついで’と言わんばかりに種付けを行うとあったはず。
 そうすれば性交なだけに成功……するとあったが、閲覧すべきものを間違ったか……?
「どうしたの、シン? もしかして、‘しなさすぎ’で使えなくなってしまってる、とか?」
「いえ、族長の命通り週に一度、きっちり出しています。先一昨日ですから、十分に使えるはずです」
「じゃあ、出来るわね。…………出来るわよね?」
 俺が固まって沈黙しているものだから、スーさまは再度尋ねてきた。
 出来ないことはない。しかし……
「もちろん、余裕で可能です。ですが……私は男です」
 スーさまの端正な無表情は依然として変わらぬままだ。
 長く艶やかな漆黒の髪と、涼やかさをかもした鋭い黒瞳。
 華奢だが、身体の線自体はとても綺麗で、齢のわりに出ているところはしっかり出ている。
 族長の娘が俺の好みと一致するとは、出来すぎと思う気持ちと、天地の神が与えたもうたものだと思う気持ちとに駆られる。
「……シン」
「はい」
「私たちは、お互い初めてだわ」
「仰るとおりで」
「なのに、それがいきなりじじに命ぜられての子作りというのは、再考する必要があるわ」
「……そうでしょうか」
 彼女の言いたいことを察した。
 折角の初夜なのだから愉しみたい。逆に、初夜なのだから慎重に学びたい。今回の種付けは見送ってまた後日にしたい。
 他にもあるだろうが、主はこんなところか。
 当然ながら、性交自体が危険を伴う行為でもある。孕ませるとなればなおさらだ。
 独り自涜に及ぶのとはわけが違う。
 スーさまが憂慮するのも無理はない。
「じじには私から言っておくから、今夜は少し、肌を重ねるだけにしたいのだけれど、シンはどう思う?」
 ――種付けは見送りか。
 いや、問題ない。
 確かに、両者ともに経験がなく、しかも若いとあっては安危が計れない。
「私も、スーさまの意見に賛同します」
「悪いわね。でも、じじにも気を遣って欲しかったわ……」
540名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 13:44:51 ID:mE5Cnlm2
 察するに、族長はそういったことにやや無頓着なのだろう。
 間違っても口には出せないが、それ故に奥方が早逝されてしまったのではないか……
「……族長のただ一人のご子息であるラスさまは、今は亡きロルカ族の長の娘と結ばれてから失踪されてしまった。スーさまをのこされて……」
「もちろん、じじの気持ちもわかるわ。応えてあげたいとも思うけど――」
 それから先を、スーさまはつむごうとしなかった。
「……シン」
「はい」
「始めましょう」
「承知しました……が、その前にひとつお訊きしたいことが」
「何?」
「スーさまは、男女のあれこれについて記されている書物を通覧されましたか?」
「ううん。じじからある程度、教わっただけ」
「さようですか」
 となると、無礼だが、性知識については蒙昧とみていいだろう。
「……して、宜しいのでしょうか?」
「男が先導するものなのでしょう? 私はじっとしてるから、おまえがしっかりやってくれることを望むわ」
「はっ、ありがたきしあわせ」
 スーさまの言葉にほんの微かな棘を感じた。
 さすがに初床とあって高揚しているのだと思う。
 火鉢の前で、ふだんの赤い衣服をまとって正座するスーさまは、雰囲気も常時と変わらぬように見える。
 俺は彼女の対面に座していたが、さて、そろそろ行くか。
 立ち上がり、火鉢の側面を回りこんでスーさまを通り過ぎて、後方で止まる。
 そこで俺は違和感を覚えた。
 動悸が起こっている。
 胸に手を当てずとも判る、激しい血管の律動がはっきりと耳朶を打っている。
 ドク、ドク、ドク、と。ふいに見舞われた高揚感。
 身体は正直というのはこのことかもしれないが、それでも俺は、誰に見られているともなしに平静を装っている。
 もはやそれは癖になっていた。
 スーさまを見下ろす俺の双眸には険が帯びていると思うが、ふり向かれなければ問題にはならない。
「スーさま……では、失礼します」
「……いいわよ」
 俺も、スーさまも、声色はいつも通りだった。
 心底安堵した。
 少し、そんな自分が情けないと感じたはしたが……



 続きます
541名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 19:31:31 ID:O3O2fYzr
麻雀かいwww
しかしアイデアはナイスでーす!
リーフとナンナやリーフとフィンでコンビを組んで
組み込みやら左手芸を使って女の子達を脱がし
最終的にはリーフ自ら脱いで己の光の剣を見せつけたり
逆にナンナやフィンに裏切られ逆に男や女に襲われるなどもありだな
542540:2009/07/21(火) 20:15:57 ID:JSzYtgvb
失礼致しました。というか、弁明させてください。
前の人の日付を見てませんで……時間的にどうみても言い逃れ不能です。
前の人の一時間後に投下とか……とにかくほんと、申し訳ありませんでした
543名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 21:37:29 ID:7E6VjXwf
>>531
賭博黙示録イシュタルwww
イシュタルたんが負けたらどんなエロエロなお仕置きをされたんだろう…


>>540
淡々としてる分、激しくなりそうで楽しみだ。期待して待つよ。
544531:2009/07/21(火) 22:42:50 ID:i+3JhMF7
>>542
ネタが来るだけでオイラはうれしいです♪
そんなこと俺は気にしません
続き楽しみにしてるっす!
545名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 04:21:42 ID:kxl0tppP
>>531
3人が一回も上がれないってイシュタルが上手い以上に3人が下手なんじゃ…w
それこそ3対1なら暗黒教団なんだし通しでもすりゃ良いのにww
>>540
流石、戦闘民族。性欲なんて二の次だから、性に関する知識は無いんだろうな。
今後wktk
546544:2009/07/23(木) 13:26:16 ID:gWvp1spX
この作品はアスベルやセティの男色行為を含みます。
苦手な方はスルーしてください。
カリンのエロもいれたからこのスレに投下していいよね?(おそるおそる)
801に引っ越さなくても許して下さい



変態王リーフ

第14章

地上へ向けて階を上がっていくリーフ達。
しかし、その前に帝国兵たちが立ちはだかる。
そのピンチを救ったのは魔道士2人組だった。

「リーフ様、お久しぶりです!」
「え!君はアスベルかい?」
「はい!リーフ様のお力になるため、魔道士になりました」
可愛い。思わず勃起してしまうリーフ。
その横ではセティがカリンに叱られている。

「まだお子様のフィー様をほったらかして国を出るなんて!何考えてるんですか!」
「いや、すまない…だが、母上に一目父上を見せて上げたくて…そしたらこのマンスターの惨状を
 見てほっておけなくなったんだ…」
こっちもなかなか…ハァハァするリーフ。
今いる仲間の内リーフが食ったのはカリン、ラーラ、マチュア、リフィスである。
それ以外の面々もチャンスを見つけて食いたい。
547544:2009/07/23(木) 13:27:24 ID:gWvp1spX
とりあえず回りの敵は倒した。
「おい、早く脱出しようぜ」
リフィスが言う。それにセティが答える。
「いや、この区域に子供狩りにあった子達が囚われてるらしい。その子たちを救出しなければ」
そこでセティの提案で分散して行動することにした。

セティは通路に出て、敵を食い止める。
フォルセティの使い手のセティなら単独で十分だ。

リーフ、アスベル、ラーラ、カリンは子供たちの救出に向かう。
ブライトン、マチュア、リフィス、ダルシン、フェルグスは退路の確保だ。
テキパキと指示を出すセティ。同じ王子なのにリーフなんぞよりはるかに頼れる。
そんなセティを見てリーフはいつかかならず掘ったり掘られたりしたいと思い勃起するのだった。
548544:2009/07/23(木) 13:28:19 ID:gWvp1spX
「というわけで着てみたけど見事に道に迷ったなあ」
複雑な地下通路を進むリーフ達。牢を探しているが見つからない。
「ラーラ、ほんとにその地図あってるの?」
カリンの問いかけに首をかしげるラーラ。
「帝国兵から盗んだものなんだけどねー」
そのときカリンは人数が減ってる事に気がついた。
「あれ?リーフ様とアスベルは?」


リーフとアスベルはカリン達からはぐれて、地下通路を進んでいた。
「ねえ、アスベル」
「なんですかリーフ様」
「や ら な い か ?」
「うほっこれはいいリーフ」
「いいのかいほいほいついてきて。僕はノンケだって食っちまう男なんだぜ」
「僕リーフ様みたいな人好きですから…」
「嬉しいこと言ってくれるじゃないの」
そして2人は全裸になるとホモり始めた。

「ところで僕のキンタマを見てくれ、こいつをどう思う?」
「すごく…大きいです…」
リーフはアスベルに壁の方を向かせると早速アナルに挿入する。
「ハァハァ…いい締りしてるよ…」
「リ…リーフ様ぁ…ハァハァ」
その時リーフは閃いた。
「うりゃ」
いきなりアスベルの両足をかかえて持ち上げるリーフ。
小柄なアスベルならリーフでもかつげる。
「わあ、何するんですリーフ様?」
「挿入したこの体勢のまま、地下通路を練り歩くのさ、誰かに見られたらと思うとハァハァするだろ?」
549544:2009/07/23(木) 13:28:58 ID:gWvp1spX
そしてアスベルのアナルを突きながら通路内を歩き回るリーフ。
途中で部屋があると必ずノックする。
「こんにちは、リーフ&アスベルです」
そういって扉を開けて回るリーフ。今までは誰とも会わなかったが、
もし敵と会ったらと思うと、アスベルは気が気でない。

だが3つ目の部屋の扉を開けた時…
「うおっなんだ貴様ら!」
なんと運悪く3人の敵兵がいた!
「リーフ&アスベルです。僕達のボーイズラブ見てください」
そう言ってリーフはピストン運動を早める。
「あっあっ」
あえぐアスベル。
「…ななな…なんだか知らんが…死ねぇ反乱軍め!」
襲い掛かる敵たち。リーフは素早くおちんちんを抜くと敵に向かって射精した。
「うわっ!」
「げっ!目に入った!」
リーフの射精に一瞬視界を奪われる敵たち。
「今だアスベル!」
「はい!グラフカリバー!」
アスベルの魔法で3人の敵は倒れた。素晴らしいコンビネーションだ。
「じゃあもう一度…」
リーフは再びおちんちんをアスベルのアナルにいれる。
今日だけでカリンとラーラとマチュアとSEXしているのにまだまだ元気だ。
やっぱり日頃の修行がものを言う。
550544:2009/07/23(木) 13:29:47 ID:gWvp1spX
リーフはアスベルのアナルを味わいつつディープキスをする。
「ん…ちゅっ…はむ…」
「ああ…リーフさまぁ…」
少年愛は戦国武将のならいである。キュアンとフィンの仲は有名だ。
アスベルの勃起したおちんちんを扱きながらリーフはアナルを味わう。

そこに2人の人影が現れた。
セティとカリンだ。カリンはあの後ラーラとはぐれ、セティと遭遇したのだ。
「ななな…なにしているんだアスベル!?」
「ハァハァセティ様…」
「やあセティ王子、君もどうだい?気持ちいいよ」
リーフの親切な誘いを断るセティ。
「馬鹿な!私にそんな趣味はない!」
踵を返したセティにカリンがしがみ付く。
「な、なにするんだカリン!?」
「……国を出てフィー様や私たちに苦労をかけたお仕置きがまだすんでませんよ…」
「へっ!?」
その隙に素早くリーフはセティのズボンとパンツを下げ、一気にアナルに挿入した。
「うぉわあああああ!!!何をする!?」
「ハァハァ…風のアナル、たまんない、さあアスベルもかもぉーん!僕を昇天させてくれ!」
「はい!リーフ様!」
さらにリーフのアナルに挿入するアスベル。
「三・連・結!」
アスベルの肉棒にアナルを掘られながら、セティのアナルを掘るリーフ。
「ハァハァ、これいい、たまんない!」
「ぎゃああ!私にこんな趣味はない!私が悪かった!カリン助けてくれ!」

だがカリンはもがき苦しむセティの姿に嗜虐欲を満たして息を荒げている。
「ふふふふ……私たちの王子様ともあろう人が…
 変態にケツを掘られて苦しんでるなんて…みっともないかぎりですね…」
「……!?」
知り合いの少女の知らなかった、というよりあまり知りたくもない一面を知ってしまい
恐れおののくセティ。
551544:2009/07/23(木) 13:30:30 ID:gWvp1spX
「この変態野郎がぁ!ホモに掘られてよがってんじゃねぇ!」
セティのおちんちんを蹴飛ばすカリン。
「ぐぎゃあー!」
マゾの気はないセティにとって、それは痛いだけだ。
ズボンとパンツを下げられ、丸出しのセティのおちんちんを弄ぶカリン。
皮をつまんだり、玉をコリコリしたりやりたい放題だ。
「おぎょ!痛い痛い!」
だが、セティが苦しむとカリンはますます興奮する。

「こっちも忘れちゃやだよ」
リーフはピストン運動を早める。リーフの巨根にアナルの裂けそうなセティ。
さらにリーフはセティの上着に手を入れ、乳首をクリクリする。
「ぎゃあー気持ち悪い!もうよせ!」
「照れなくてもいいんだよ、さあ、アスベルラストスパートだぁ!」
「はい!リーフ様!」
腰の動きを早める2人。その振動を受けるセティ。
「ちょっ!やめっ!」
だが、リーフが巧みに前立腺を攻めるのでついに勃起してしまう。
「やだぁ、男に掘られて勃起してるぅ〜、へんた〜い!」
カリンはセティのおちんちんを両手で扱きながら嘲笑う。

「リーフ様、僕そろそろ…」
「ああ、僕もだよ…」
「うっ!」
ドピュッ!
まずアスベルが射精する。腸内に熱いものを感じたリーフはその快楽で、
セティの腸内に射精する。
さらに、リーフとカリンの責めに耐えかねたセティがカリンの顔に精液をぶちまける。
「きゃっ!」
顔に精液を浴びて、短く悲鳴を上げるカリン。

うしろから順に押し出される、いわゆるところてんというヤツだ。
552544:2009/07/23(木) 13:31:43 ID:gWvp1spX
セティはさめざめと泣いている。
「ああ…男に掘られた上、射精してしまった…もうだめだ…」
「ほんとに照れなくてもいいのに…」
だがリーフの戯言などセティの耳には入らない。
(そ、そうだ!私はホモではない!カリンの手に感じて射精したんだ!)
そう思うことで精神の均衡を取り戻す。だが、今度は別の問題が出てきた。
「ああああ!私はなんて事を!嫁入り前の娘にあんな真似をしてしまうなんて!すまんカリン!」
「へ!?」
真面目なセティはカリンの手を取る。
「こうなったら責任を取らねば!このセティの書をあげよう!これは王子が后に渡すものだ。
 責任とって君をお嫁にもらう!」
「ええええっ困ります!そんなもの受け取れません!」
「しかし、それでは…」
「と…とにかく、一旦預かっときますけど、ぜったい返しますからね!」
うなだれるセティ。ああ、どうしたらいいんだ。


「セティ君は真面目だなあ、さあ、そろそろラーラを探して子供達を助けないとね、敵は全滅したようだから
 アスベルとカリンも先に行ってて」
「はい!リーフ様!」
「気をつけてね!」

こうしてアスベルとカリンはブライトン達の下へ向かい、リーフはラーラを探しに向かった。

セティは一人頭を抱え、これから私はどうすればいいんだ!と壁に頭突きをかますのだった…

続く

次はエミリ、ベラ、リーナね
553名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 18:48:24 ID:RPR6UiWz
たしかに人を選ぶが・・・
こんなにされたらセティは立ち直れないよな・・・まあチンコはすぐに勃ちなおれるだろうが
しかしこれはくそみそならぬはっぱテクニックだな
そのうち奈良づくしならぬはっぱづくしを発動しそうで怖い
554名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 20:24:15 ID:Yw0PMnDe
とりあえず某スレのティニーが凄い顔して↑を絵版に書いてるのが思い浮かんだw
…てかココといい某スレといい、おまいらはセティに恨みでもあるのかwwww
555名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 01:56:10 ID:CctNt+er
セティがwww
556名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 02:45:03 ID:ena7WWFH
久しぶりに見たけど盛り上がってるな。
しかし誰かルーテ×ヴァネッサ支援Bの千枚の天馬の羽ネタを書いてくれる者はいないだろうか…
クレクレですまない
557552:2009/07/24(金) 10:37:43 ID:+d4ycXcJ
>>556
俺でよければ書くよ
かわりに挿絵描いてくれればの話だけど
558名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 16:31:26 ID:mPUSRBkP
セインとフィオーラのラブラブ純愛ネタがみたいな
・・・本編ではガタガタだったけど
誰か書いてください!!
559557:2009/07/26(日) 12:59:02 ID:4KiLdUn5
>>558

>>557と同じく
560559:2009/07/26(日) 19:36:46 ID:8Ogrmel3
変態王リーフ

第15章

「もう!どこにいってたのよ!」
「やあ、ごめんごめん」
ラーラと再合流したリーフは地下通路を駆け抜ける。
リーフがセティやアスベルとホモプレイに耽っている間、ラーラは探索を続け、残っているのはこの区画だけだ。

「あった!」
通路の両脇に牢獄を発見した。
鉄格子ごしに人数を確認する。右の牢獄に男の子が3人、左は女の子3人。いずれも年端のいかない子供たちだ。
ラーラは手際よく鍵を開ける。
「助けにきたわ!ここを出て!」
その言葉に子供たちの顔に希望が戻る。

幸い敵は全てセティが倒してくれた。もう敵襲の心配はない。
561559:2009/07/26(日) 19:37:13 ID:8Ogrmel3
「こ…これは…桃源郷かぁ!」
リーフが意味不明な事を言い出す。
「?なによ王子」
言葉を返すラーラ。相変わらずリーフの考えはわからない。
「だって見てごらんよ!ようじょとショタが3人ずついるんだよ!パラダイスじゃないか!」
「…変態!ショタコン!ペド!今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
だがラーラの罵倒で興奮するリーフ。ハァハァ。
「とりあえずみんな、お名前を教えてくれるかな?」
しゃがんで、子供達と目線を合わせると優しく語りかけるリーフ。
「僕ボーイ」「クリフ」「おいらマフィー」
「あたしはエミリ」「ベラです」「リーナだよ」
口々に名前を言う子供たち。全員どうみても10歳未満だ。

「じゃあ唐突ですが、ここで性教育の授業をはじめます」

「んなっ!?」
言うが早いかリーフはラーラを抱えあげる。
「…な、なによ!だからこんな事してる場合じゃ…」
「この子達が10年、20年先のこの国を支えるんだよ、教育は大事さ!」
リーフは素晴らしい先見の明を示すと、ラーラの両足を抱え上げ、パンツを剥ぎ取った。
562559:2009/07/26(日) 19:37:47 ID:8Ogrmel3
「きゃああ!?」
「さあ、みんなよく見てごらん、これが女の子のオマンコっていうんだ。
 女の子は見たことあるだろうけど、男の子達は初めてかな?」
リーフの言葉に少年たちは興味津々でオマンコを覗き込む。
「わあーちんこついてないってほんとーなんだー」
「どうやっておしっこするの?」
子供たちの質問に答えるリーフ。
「それは尿道っていってね…ここんとこなんだけど…口で言うより実際見たほうが早いかな。
 ラーラオシッコしてよ」
「誰がするかー!」
リーフの頭を叩くラーラ。
「あいたー!ひどいや!」
「もう!…み、みんなも見ちゃだめよ!」
だが子供の好奇心は旺盛で、特に少年たちは顔を近づけて覗き込んでいる。

「じゃあ、次はおちんちんだね、女の子もお風呂とかでお父さんや兄弟のを見たことあるかな?」
リーフはラーラを抱えたまま器用に、ズボンとパンツを脱ぐ。
すでにおちんちんは勃起し、雄雄しくそびえたっている。
「きゃあ!パパのよりおっき〜い」
「でもおちんちんは下向きでしょ?どうして上をむいてるの?」
質問に丁寧に答えるリーフ。
「普段は下向きだけどね。子供を作るときは大きくなるんだよ。
 まあ、オナニーとかホモセックスでも大きくなるけど、今日は子作りを勉強しようか。
 じゃあよく見ててね」
563559:2009/07/26(日) 19:38:37 ID:8Ogrmel3
リーフは怒張した肉棒をラーラの秘所に突き立てていく。
「わあ、あんな大きいの入るんだー」
「お姉ちゃん痛くないの?」
だが、本日2度目の巨根を挿入されたラーラに答える余裕はない。
代わってリーフが答える。
「初めてだと痛いけどね。慣れてると気持ちいいよ。男の子は初めての女の子と子作りするときは、
 優しくしないといけないよ。あ、それと子作りのことをSEXっていうんだ。みんな言ってごらん」
「「「「「「SEX−っ!」」」」」」
「はーい、よくできました」
僕って教師の才能あるのかな、と思うリーフ。その時ベラたんが手を上げた。
「せんせいしつもーん」
「はい、ベラたん」
「これで、せんせいとお姉ちゃんの赤ちゃん出来たんですか?」
腰を振りながら答えるリーフ。
「いい質問だね。これだけじゃ駄目だよ。赤ちゃんの元を出さないとね。
 それにSEXをしても必ず出来るわけじゃないんだ。何回も頑張らないとね。
 まあ、一回で出来ることもあるけどね。あと、生理中は出来ないよ。
 生理については僕よりみんなのお母さんの方が詳しいかな。おうちに帰ったら聞いてみてね」
「は〜い!」
元気なベラたん。ハァハァ。
「じゃあ、赤ちゃんの元を出すね。うっ」
射精するリーフ。
「あ…やぁん!ばかぁ〜!」
精液を子宮に注がれるラーラ。
リーフはおちんちんを引き抜くと子供たちに見せてあげる。
「僕のおちんちんに白いのがついてるでしょ?これが赤ちゃんの元さ。
 精子っていうんだ。おちんちんをおまんこにいれて、腰を振ってるとおちんちんから出るんだ」
「わあー変な匂いがするー」
564559:2009/07/26(日) 19:39:40 ID:8Ogrmel3
「せんせい…その…僕たち…おちんちん変な感じ…」
クリフが声を上げる。見ると3人の男の子がモジモジしている。
「あ、僕と一緒さ。子作りの準備ができたんだね」
リーフは3人を脱がせる。かわいいおちんちんが上を向いている。
「じゃあ、SEXの練習をしようか。僕と同じようにこのお姉ちゃんに入れてみてね」
「…んなっ!?何を言うのよ!?」
焦るラーラ。そりゃそうだ。だがリーフは答えた。
「だって僕にはオマンコついてないもん。あ、でもラーラが嫌なら僕のアナルで教育すればいいか」
「……駄目!こんな幼い子供をホモに導くわけにいかないわ!…こうなりゃヤケよ」
マフィーきゅんを抱き寄せるラーラ。正常位だ。
「そう、ここよ…ん!」
少年のおちんちんを握るとオマンコに導いてあげる。リーフのよりはるかに小さいが、
SEXの後で敏感になってて気持ちいい。

その間にリーフは女の子達の相手をする。
「まだ皆のオマンコは小さいからね。おちんちんは入れられないんだ。
 だから今日は代わりにスマタでしようか」
「せんせいスマタってなーに?」
「おちんちんを太ももではさむのさ、じゃあやってみようか」
565559:2009/07/26(日) 19:40:39 ID:8Ogrmel3
リーフは3人の女の子を脱がせると、まずエミリたんを抱きかかえた。
お膝に乗せておちんちんを太ももに挟ませる。
「わあ、せんせいのカチコチだ〜」
「ようじょのお肌はプニプニしてたまらないなあ」
腰を振ってハァハァするリーフ。
隣ではマフィーを射精させたラーラがボーイとSEXしている。

しばらく太ももやオマンコの擦れ合う感触を楽しむと、リーフは思い切り射精した。
「きゃーベタベタ出たぁ」
「見せて見せて♪」
きゃいきゃいと覗き込むベラたんとリーナたん。
「次はリーナたんとしようか」
リーフはリーナたんを四つん這いにすると、バックから太ももにペニスを挟む。
ハァハァ。
同時にオマンコをさすってあげる。
「せんせーい、くすぐったぁーい」
「オマンコは敏感なものだからね」
興奮したリーフはリーナたんのおしりに精液をぶちまけた。

「さ、最後はベラたんだ」
ベラたんを仰向けにすると両足を抱えて、その間におちんちんを挟みこむ。
3回も射精してるのにまだまだ元気♪
「にゃ〜せーしベタベタ〜」
はしゃぐベラたん。リーフのおちんちんはすでにベトベトだ。
566559:2009/07/26(日) 19:42:53 ID:8Ogrmel3
「ハァハァ幼女3連続たまんない…うっ」
今度はベラたんのおなかに射精する。ちょうど隣ではラーラが騎上位でクリフきゅんを射精させていた。



「じゃあみんな、これからもがんばってSEXの勉強をするんだよ!」
「「「「「「は〜〜〜い」」」」」」
子供たちを脱出させるリーフとラーラ。
「じゃあ僕たちも行こうか」
「皆待ちくたびれてるだろうしね」

しかし、いくら敵を片付けたとはいえ、敵地の真ん中でこんなマネができるとは…
変態はやっぱり人と違う…しかも、疲れた様子がない。
ラーラは疲れた体を引きずって退却するのだった。

続く

次はエーヴェルね
567名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 19:57:05 ID:ntiuAw+c
ちょwww
何この授業wwww
568名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 20:25:00 ID:qeOCHO6i
この人の想像力は半端ないなー。
ひょっとして天才なのか!?
569名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 20:57:53 ID:h0ifNfEM
ネタのバリエーションもすごいが、
なにより休まず書き続けられるのは尊敬するな。
GJ!
570名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 21:40:36 ID:1PDizLUb
なんだ神か…
571名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 10:52:16 ID:gNfxiuLH
これは幼女のお世話をするときに参考になる名作
幼女とSEX
572名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 18:58:09 ID:m1VGcvhA
リーフ、毛が生えてないイメージある
573名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 20:32:47 ID:c9e7QJwu
リーフもそうだがラーラもなあ
さすがにガチホモの道には行かせたくはないだろうな
574名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 21:10:19 ID:hAGz89t3
キュアン「まさか息子がこんなに変態になるとは思わなかった」
575566:2009/07/28(火) 12:19:35 ID:dNoExerk
変態王リーフ

第16章

地下より脱出したリーフ達。そこは城内の闘技場だった。
エーヴェルとナンナが闘技場に立たされている。
「こらレイドリック!これは何のまねよ!」
ナンナが怒鳴る。ついビビッてしまうレイドリックだが勇気を振り絞って怒鳴り返す。
「ええい、ワシのおちんちんを破壊した上好き勝手に振舞いおって!お仕置きじゃい!」
レイドリックの号令で剣闘士達が襲い掛かる。

「うわぁ、ナンナ達がピンチだ!急がないと」
走るリーフ達。

エーヴェルは剣闘士を倒すが、そこに洗脳されたマリータが現れる。
「コロスコロスコロス…」
マリータにはエーヴェルも本気で戦えない、大ピンチ!
だがそこにナンナが加勢する。
「ナンナ様!?危険です、ここは私に任せて!」
「大丈夫よエーヴェル!見てなさい!」
エーヴェルと鍔迫り合いしているマリータの背後に回ると、むんずと尻肉を掴んで揉みしだき
首筋を舌で愛撫する。
「ふふふマリータ…あなたの弱いところはみーんな知ってるんだから」
「あっずるいナンナ様」
エーヴェルの抗議を聞き流し愛撫を続けるナンナ。
しだいにマリータから力が抜けていった。
576566:2009/07/28(火) 12:20:11 ID:dNoExerk
「ア…アホな…あんな方法ありなのか!?」
あせるレイドリック。
「やむをえまい、ここはワシに任せよ」
ベルドが魔法でマリータを回収するとエーヴェルにストーンを放つ。
リーフ達が闘技場に入ってくるのとそれは同時だった。

「うわぁぁぁぁぁあ!エーヴェルが石にぃぃぃぃぃぃ」
「もう、リーフ様遅いです!」
エーヴェルにしがみついて号泣するリーフ。
「硬い!硬いよ!エーヴェルの柔らかい太ももも、ボインボインのおっぱいもみんな硬くなってしまったぁー!」
石化したエーヴェルの全身を撫で回すリーフ。
硬い。ひんやりした石の冷たさに体温は感じられない。
「ごめんよごめんよ、もっと早く僕が来ていれば…」
嘆き悲しむリーフにナンナはかける言葉がない。
幸い闘技場には敵の影もないので2人にしてあげることにする。
レイドリックとベルドも高い観覧席にいてこちらには手出しできないし。

ナンナは闘技場を出ると、リーフを待って待機中の仲間達を味見することにするのだった。
577566:2009/07/28(火) 12:21:46 ID:dNoExerk
「エーヴェルぅ…これが僕のお詫びだ!」
リーフはおちんちんをとりだすと、エーヴェルの硬い太ももに挟み込む。
下着も石化してるので秘所への挿入は不可能だ。
後ろから組み付いて腰を振るリーフ。石にこすれておちんちんが痛い。
だがリーフはやめなかった。今エーヴェルにしてやれる事はこれだけなのだ…
大きなおっぱいに手を添えて揉む。…硬くて揉みようがないが、懸命に撫で回す。
「ハァハァ…エーヴェル…僕は必ず君を元に戻す…」
やがてリーフはエーヴェルのお尻に精液をぶちまけるのだった。

「なにをやっとるんじゃ、あのキ○ガイ?」
「…さあ」
首をかしげるベルドとレイドリック。ついあっけにとられて見守ってしまった。
だがいつまでもこうしてはいられない。ベルドは魔法でエーヴェルを回収する。
「ああっエーヴェルを返せ!」
リーフの叫びを無視する2人。
「ほぉーこれは見事な女剣士の石像ですなぁー」
「イカ臭くなっとるがのう」

リーフは涙を拭いて、レイドリック達を睨み付ける。
「僕は今まで人類みんな男も女もSEXフレンド…悪人もアナルでお仕置きすれば許されると思っていた…
 だけどお前らは初めて僕を怒らせたんだ! いつか必ず僕のビッグなペニスで、
 お前らのアナルを掘りまくってやる!切れ痔になっても血が出てもギックリ腰になっても
 絶対許さない!僕のアナルを舐めさせてやる!僕の怒りの陵辱をいつか絶対食らわせてやる!
 3度のご飯は僕の精液だけにしてやるぞ!」
「ええいちょこざいな変態小僧め!出会えー!」
レイドリックの号令で部下たちが現れる。
これは敵わなんと逃げ出すリーフ。
578566:2009/07/28(火) 12:23:11 ID:dNoExerk
闘技場の外では仲間達が倒れていた。
「あらリーフ様、先ほどにはない気迫…立ち直ったのですね」
ナンナが裸でダルシンの上で腰を振っている。
「ぎゃぁぁ!せっかく焦らしプレイで守り続けた俺の童貞が!」
「もうまだそんな事いってるのね、折角大きいおいなりさんなのに」
ナンナが膣を締めると、射精してしまうダルシン。
周りで倒れてる仲間はナンナに犯されて息も絶え絶えだ。
リフィスもフェルグスもカリンも、マチュア、ブライトン、ラーラ、アスベル、そしてダルシン、
全員がナンナの逆レイプによって疲れきっていた。
「よし、僕も!…と言いたいけど、これ以上SEXしたら戦闘不能じゃないか!
 ずるいよナンナ!」
「早いもの勝ちです!」
「…とんでもねえ連中だ…これが聖戦士なのか…」
フェルグスがぼやく。カリンが応じる。
「天馬騎士団にはそういう趣味の娘もいるけど…よかったぁ…」
どうもちょっと目覚めてしまったようだ。
その横ではブライトンがアスベルを慰めている。
「ま…その…なんだ、あまり気にするな」
「うわぁぁあぁーん!女に汚されたー!」
「……いや、それが正常…と言っていいのか…この場合…」

ラーラとリフィスがどうにか立ち上がる。
「あ〜しんどい、今日だけで何回イカされたかなぁ」
「しかも敵と戦いながらだろが!死ぬぞ!」

マチュアが皆を叱咤した。
「ええい、こんなことしてる場合じゃないでしょ!皆、立って外へ向かうのよ!城の外まであと一息じゃない」

「そうだよ、皆がんばろう!」
リーフの言葉に全員がお前が言うなと突っ込みをいれたのだった。
579566:2009/07/28(火) 12:26:05 ID:dNoExerk
退路の途中リーフは皆を右上の扉の外側に集結させた。
馬に乗れる者は騎乗している。
「こんな所で何をするのよ?」
カリンの疑問はもっともだ。
「ちょっと待っててね、そろそろダルシンが戻ってくるから」
リーフの言葉通り、ダルシンが戻ってきた。…敵を引き付けて…
「それっ今だ!皆で捕らえろ!」
敵の指揮官バンドルを襲って捕らえる。
「うお!罠か!」
捕らえたバンドルにお仕置きするリーフ。
「ハァハァいいアナル。僕のおちんちんはどうだい?」
「気持ちいいわ!わははワシはホモなのだ!」
これではお仕置きにならない。
「ならば私が!」
ナンナがバンドルのおちんちんを攻め立てる。
「ぎゃあ、ワシは女嫌いなんだ!やめてくれ」
「やなこったですよ、ホモでも私のテクの前には強制勃起!」
そしてバンドルを陵辱するナンナ。
バンドルはアナルの快楽とペニスの苦痛に果てるのだった。
「お仕置き終了!今後お仕置きにならないホモにはナンナにやってもらおう!」
「任せてください!」

そしてリーフ達は城の外へ脱出するのだった。

次はサフィね
580566:2009/07/28(火) 12:26:56 ID:dNoExerk
いけないいけない

続くって入れ忘れた
581名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 20:25:38 ID:b4arVzyP
男だろうが女だろうがガチホモだろうがノンケだろうが百合だろうが何がなんだか分からないぐらいの展開だな
リーフ軍の爆発的な発展を行っている・・・リーフ自体はハッテン場だろうが
582人造人間だみゃ〜ん ◆v7zmEWdRdjls :2009/07/29(水) 23:04:55 ID:dE4vARRL
どうせ時報女です。

本日は、ニコニコドーガに御アクセスいただき、真にありがとうございます。

大変申し訳ございませんが、このドーガはノルンたんのスカートの中に顔を突っ込んです〜は〜す〜は〜していたところをマルス様に見つかったため、削除されました。

またの御アクセスをお待ちしております。
583名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 10:35:00 ID:NtNmHVe4
ドーガ自重
584名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 19:38:11 ID:MEQVd6XP
ドーガw
585名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 16:56:22 ID:Nq2mcJW8
マルス軍の撃墜女王。スレ発見記念に失礼します。
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d609341.jpg
586580:2009/07/31(金) 18:26:58 ID:dwWZw4Vr
>>585
素晴らしいシーダ様をありがとうございます!

こんなものでお礼になるかわかりませんが投下します

変態王リーフ

第17章

マンスター市街地を駆け抜けるリーフ達。ひょっこりとアウグストとも合流した。
「王子、退路は南ですぞ!」
「わかったよアウグスト!」
とりあえずリーフは仲間を分散する。
「王子?」
「これで2人っきりだね!」
「アー!」
アウグストを掘ると、マンスターの民家を皆で回ってアイテムをもらう。

ある民家ではヒックスというアクスナイトが仲間になった。
「息子を助けてくれてありがとよ!俺も仲間になるぜ!」
しかし、たずねてきた相手が悪かった。
「じゃあもうひとつの息子もチェックします」
「アー!」
「ごちそうさま」
ヒックスを食ったナンナ。どこでもSEXする心のゆとりを忘れない。
これがノディオン王家の心得というもの。

だがそんなことをしていると敵が追いついてくる。
「おのれ逃がさん!」
敵の指揮官トルーマンだ。
「うおりゃあ!」
「ぬお!」
ブライトンがトルーマンを捕らえた。
「後は任せるんだ!そーれ掘っちゃえ!」
「アー!」
トルーマンを掘るリーフ。敵の命を救う慈悲深い戦いぶりだ。
587580:2009/07/31(金) 18:27:43 ID:dwWZw4Vr
その後ガルザスが出てきたので本気で逃走する。
マンスターの市民が南の城門を開けてくれた。
「よう、大丈夫かい?話は聞いてるぜ。早くここから逃げな」
「ありがとうこれはお礼さ!」
「アー!」
市民を掘るリーフをカリンが急かす。
「そんなことしてないで早く逃げようよ〜!」

こうしてリーフ達はマンスターを脱出した。
アウグストが痛む尻を押さえながら進言する。
「敵の追撃を振り切るためにも、トラキアの保護を求めるしかありますまい」
「うーん父上の敵を頼るのもなぁ」
「そんなことを言ってる場合ではありませんぞ、ミーズのハンニバル将軍なら助けてくれます」
「それもそうか」

その頃、街道の近くにはフィンとサフィが来ていた。
「どうにかリーフ様達と合流できそうですね、フィン様」
「…ああ」
フィンは考えていた。
いくらこの爆乳シスターを眺めていても、おちんちんがピクリともしない…
自分は両刀なので男女ともいけるはずなのに…
そして精神的にもなにも感じないのだ。
やはりペニスの状態と性欲とは密接に結びついてるのではあるまいか。
ペニスが壊れた今、女性(男もだが)を見ても何とも思わなくなってしまった。
これもラケシスとナンナのせいである。
588580:2009/07/31(金) 18:28:27 ID:dwWZw4Vr
「ちょっと失礼」
「きゃあ!いきなりなにをなさるのです!」
サフィの100センチを超える爆乳をいきなりむんずと鷲づかみにするフィン。
そのままグニグニと揉んでみる…
柔らかいがそれだけである。なにも感じない。フィンの心は平静のままだ。
おちんちんはやはり無反応。
「うわぁぁぁぁぁん!やっぱり私はもう駄目なんだ!」
フィンは泣きながら槍を振り回し、敵の真ん中に飛び込んでいった。
「ちょっとフィン様!?危ないですよ!」
慌てて追いかけるサフィ。その時敵の中に見知った顔を見つける。

「あなたはシヴァ!?」
「シスターか…久しぶりだな…」
「海賊島でマーティさんに掘られたアナルの具合はもう大丈夫ですか?
 私心配で…」
「思 い 出 さ せ な い で く れ」
頭を抱えるシヴァ。
「それはそうと私たちの仲間になって下さい」
「いきなり無茶いうな!俺は帝国に雇われてるんだぞ!」
「そこをなんとかお願いします!」
サフィは両手を胸の前で組んで祈りの姿勢をとる。
本人は真摯にお願いしているのだが、両腕に乳肉が持ち上げられる形になる。
すごい大迫力だ。ゆったりしたシスターのローブもサフィの爆乳の前には無力、
胸の形が服ごしでもわかる。乳首まではっきりと。
「ゴク…わかった仲間になってやろう」
「まあ、ありがとうございます!」
589580:2009/07/31(金) 18:29:10 ID:dwWZw4Vr
シヴァが仲間になる頃には戦闘は終わっていた。
リーフは性欲を持て余していた。敵将アイゼナウは馬に乗っているので捕らえるができず、
堀り損ねてしまったのだ。
「やあ、新しい仲間だね!とりあえずこっちで役に立ってもらうね」
「うお!?何をする!?」
リーフはシヴァのズボンを下げるとアナルに挿入した。
「ぎゃあー!マーティに掘られた時の切れ痔がようやく治ったのに!」
「あ、ごめん君は切れ痔だったのか」
あまり無理をさせては悪いのでピストン運動を加減する優しいリーフ。
その光景を見てサフィは息を荒げる。
「ハァハァ…シヴァ受け…タマリマセンワー」
「ハァハァ切れ痔アナル優しくしなきゃ…うっ」
ドピュッドピュッ
シヴァはアナルに射精を受け、泣きながら走っていった。
「そんな泣くほど喜ばなくてもいいのにね、ところでサフィ」
「はい、リーフ様」
「僕は大事な事を忘れていたよ」
「それはなんでしょう」
リーフはサフィの爆乳をムニュッと掴んだ。手がめり込む柔らかさだ。
「この間SEXした時はやおい穴に夢中で、この爆乳を忘れていた!
 なんという失敗!これほどの乳はまだ味わった事がないというのに!」
言うが早いか、リーフはローブをたくし上げるとブラを外し、サフィの乳にむしゃぶりついた。
「きゃああ、リーフ様!リーフ×サフィではノーマルカプになってしまいます!」
「僕は両刀だからOKさ!」
590580:2009/07/31(金) 18:30:12 ID:dwWZw4Vr
サフィの乳首を口に含むリーフ。優しい舌使いで口内の乳首を突付き回し、甘く噛んでやる。
「いやぁん!」
「おお、乳首が立ってきたよ」
喜んで両腕で両胸をこね回す。本当にデカい。
サフィの乳をグニグニこねながらしゃぶっていると、まるで自分が赤ん坊になったようだ。
「サフィ母乳飲ませてよ」
「出 ま せ ん!」
「ちぇ残念だなぁ」
リーフはここで童心に戻ることにした。
「バブーおっぱいおっぱい」
「きゃあリーフ様!?そんないやらしい吸い方をする赤ちゃんはいません!」
「ブーブーまぁ」
サフィの乳首を唾液でべちょべちょにしてしまうリーフ。続いておちんちんを出す。
サフィの爆乳に挟む。すごい乳圧だ。おちんちんが潰れそう。
「ハァハァバブーダァダァ」
「そんなハァハァする赤ちゃんもいないんですけど…」
だが、サフィの言葉はリーフには聞こえていない。
(ああ…おっぱい…それは母性の象徴…こうしていると母の胸に包まれているようだ…
 僕も赤ちゃんの頃はこうして母上の乳におちんちんを挟んでいたのかな…)
無論そんなはずはない。いかにリーフといえど、生まれた頃は普通の赤ちゃんだったし、
ついでにいうとエスリンはぺったんこである。
だが、今リーフがサフィの乳に感じているのは、性欲もあるがなにより深い母性愛である。
サフィの爆乳を両手でユサユサと揺すりながらひたすら腰を振る。
「バブバブうーだー、ハァハァ…バブうっ」
サフィの乳内に射精するリーフ。亀頭が乳に埋もれているので、精液は全て乳内に射精した。
「リーフ様…おっぱい熱いです…」
しばらく2人で快楽の余韻に耽るのだった。
591580:2009/07/31(金) 18:31:19 ID:dwWZw4Vr
いよいよミーズ城に入城しようとするリーフ達、その時リーフが集まった皆にいった。
「このメンバーの中で、まだ僕に掘られていない人は尻を出してください、
 城に入るのは僕に掘られてからです!」
「……」
全員はリーフをフクロにすると城内へと入っていく。
「いたた…怒ることないのに」
「リーフ様!このフィンがおりますぞ!」
「フィンのアナルは何回も味わってるけどね、まあせっかくだ」
フィンのアナルを掘るリーフ。
「ハァハァ気持ちいい…でも私のペニスたたない…orz」
「まあ、あまり気にしちゃだめだよ」
リーフはフィンのアナルに射精すると、2人して城内に入るのだった。

次はタニアね
592名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 18:35:14 ID:jr4HkBmf
リアルタイム初遭遇ktkr!!
王家の心得とハァハァ赤ちゃんに噴いたwwGJwww
593名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 20:35:46 ID:8cQ91U5i
あいかわらずフィンが不能なのがなんとも・・・
話が進めばどこかで復活するのかな?
リーフがロードからプリンスにクラスチェンジしたら今までよりすごいことになりそうだ・・・
594名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 00:11:05 ID:u3py+n5I
乙乙!
だが、サフィは100もないでしょw
ttp://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/bfej/data/chara/safy.html

今回はサフィがフィンの槍をリペアしてくれて
そのお礼にリーフとフィンがホモる→3Pの展開かと思ってたのに!
595名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 03:31:49 ID:xGDF8bQZ
つか、FEに100もあるキャラなんて誰かいるのかのう
596名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 18:36:02 ID:exn1yrF9
ドーガ
597591:2009/08/01(土) 19:22:53 ID:NC4UQ/P0
変態王リーフ

第18章

とりあえずルー・ファリスと偽ってハンニバル将軍の世話になったリーフ達。
牢に入れられてたオーシン、ハルヴァン、ロナンも釈放された。
ハンニバルはお供までつけてくれるという。
「ターラへ向かうのか中央山脈は難所が多い、このカリオンを付けるゆえ気を付けていかれよ」
「ありがとうございます!お礼にアナ…」
とっさにアウグストがリーフの口をふさぐ。いらん事言われてはたまらない。

かくしてカリオンを伴い、中央山脈は紫竜山へ向かうリーフ達。
マンスターからの仲間達は疲労が高まっており、次に戦闘があればフィアナ組を中心に戦うことになるだろう。
とりあえずミーズを出てから最初のキャンプで、リーフは疲労した皆をねぎらう為に夜這いをかけて回った。

その結果、一晩でリフィス、フェルグス、ブライトン、ダルシン、ヒックスのアナルを掘る事に成功した。

その翌朝、カリオンがリーフのテントを訪ねてきた。
「リーフ様、私は実はレンスター騎士の息子なのです、私を臣下に加えてください」
「いいよ、じゃあアナルを出して」
「アー!」
「ふう、朝からいい運動になった」
598591:2009/08/01(土) 19:24:10 ID:NC4UQ/P0
そして紫竜山についたリーフ達にゴメス配下の山賊達が襲い掛かる。
「うわあ、大変だどうしようアウグスト!」 
「王子はお下がりください、オーシンとハルヴァンをツートップにして、カリオンに援護させます!」
しかしカリオンはリーフに掘られたせいで馬に乗るのがつらそうだ。
そこにマーティが現れた!
「うほっ!」
「あれはマーティ、僕のアナルを初めて掘った男だ!」
リーフは早速アナルを出すと、マーティを説得する。
「どうして君が敵に!このアナルを掘らせるから仲間に戻ってよ!」
「オッケーイ!」
そしてマーティはリーフのアナルを掘る。
周囲には矢が飛び交い、敵が押し寄せている状況だ。
フィン達はホモる2人を守るので精一杯だった。

どうにか敵を倒し、マーティを仲間に戻したリーフ達。

敵のリーダー、ルーメイを捕らえた。

「ダグダとタニアはどこだい?」
「フンさっさと殺せ!」
「素直に話せば逃がしてあげるよ」
「館の中だ、ゴメスが殺しに向かっている」
「素直に話したからご褒美をあげよう」
「アー!」

そしてリーフ達は館に突入した。
599591:2009/08/01(土) 19:25:39 ID:NC4UQ/P0
館の中ではえらい乱闘になっていた。ダグダとタニアは混乱のなかではぐれたらしい。
まずはダグダを見つけた。
「大丈夫かいダグダ」
「王子かワシは大丈夫だ」
そしてマンスターでの出来事を話すリーフ。
「そうか、これからはワシがエーヴェルの分まで力になろう」
「じゃあ早速アナルを出して」
「アー!」
「むほっガチムチ筋肉たまんない、キスするときのおヒゲジョリジョリたまんない」

ダグダを掘り終えたリーフはタニアを探しにいく。
オーシンが一緒だ。

「ちくしょーあのバカ!世話かけやがって!」
「ねえオーシン、タニアとはまだSEXしてないのかい?」
「ななな…バカぬかせ!だれがあんなガキと!」
つくづく進展の遅い2人だ。
600591:2009/08/01(土) 19:26:46 ID:NC4UQ/P0
館内を調べ、ある一室に隠れているタニアを発見した2人。
「無事だったんだな!心配かけやがってこのバカ!」
「バカってなんだよ!…こういう時くらい優しくしてくれたっていいじゃんかよぅ…」
「わあっ、ば、ばかっなにも泣くこと…いや、その、つまり、なんだ…
 と、とにかく、よかったよ、無事で、うん」
「そこでチューだよオーシン!GO!」
「うわあ!」
「きゃああ!」
この変態がいたことを忘れていた。
「もう!中学生じゃあるまいしキスくらいで恥ずかしがってどうするんだよー、
 オーシンももうナンナに童貞食われたくせに」
その言葉にタニアがするどく反応する。
「ちょっとまて、それどーいうことだよ!」
「どどど…どうもこうもねぇ!ナンナの奴が無理やり…」
「そうだよ、タニア、このままじゃオーシンをナンナにとられちゃうぞ!」

2人を煽るリーフ。2人に仲良しカップルになってほしいという友情ゆえの行動だ。
ついにリーフは行動に出た。オーシンのズボンを下ろしたのだ!
「うわあ!何しやがる!?」
「きゃあああああ!?」
「見てみなよ、オーシンのおちんちんは大きくなっている!タニアとSEXしたいからなんだ!
 ナンナにとられるのが嫌ならヤるしかない!」
リーフの言葉にタニアの頭の中でなにかがキレた。
「わ、わかったよ、やってやろうじゃんか!/////」
601591:2009/08/01(土) 19:27:25 ID:NC4UQ/P0
タニアは赤面しながらオーシンの肉棒をむんずと掴むと、両手でこすりはじめる。
「や、やめろ馬鹿!/////」
乱暴な手つきで痛い。しかしタニアに奉仕されてると思うと気持ちいい。
やはりSEXは愛である。
「ぎゃあ!?」
その時リーフがオーシンのアナルに挿入した!
「ななな、なにしてんだよ王子!?」
「あ、タニアは気にしなくていいよ、続けて」
「そ、そっか」
「そこで納得すんなよ!?痛ててて!」
しかし、リーフの腰使いは上手い。ノンケのオーシンも感じてしまうほどだ。
「うわぁ、大きくなった!?」
オーシンのペニスが大きくなったことにビビるタニア。だが頑張って奉仕を続ける。
そういえばナンナがいつだか男は舐められると喜ぶって言ってたっけ…
タニアは舌を出して、そっと竿を舐めはじめた。
「お…おい、そんなにされたら…うっ」
ついに射精してしまうオーシン。タニアの顔に精液がかかる。
「なっ…なにすんだよ!かかっちまったじゃないか!出すなら言えよ!」
「しょーがねーだろが!こんなにされたら!」
喧嘩するほど仲がいいというが、SEXの時までこのノリか…
リーフは2人の仲を微笑ましく思いながら、オーシンのアナルに射精した。
602591:2009/08/01(土) 19:28:14 ID:NC4UQ/P0
「さあ、次はタニアの番だね」
リーフはタニアを裸にひん剥くと、その肌をオーシンに見せ付ける。
「…ゴクリ」
「な…なあ、本当にヤるのかよ…」
不安そうなタニア。好きな人との初めてはそういうものだろう。
すでに非処女だろうとタニアは純な少女なのだ。
「こ…ここまできたらやめられるか!」
「…ん!」
オーシンはタニアの秘所に挿入していく。
リーフは2人がスムーズに行くよう、愛撫して2人の性感を引き出してあげる。
オーシンにテクは期待できないし。
「ふぁ…オーシンの…入ってる…」
「くっ…動くぞ」
2人のぎこちないSEXをみて微笑むリーフ。僕も昔はああだったなぁ…
とりあえずタニアの後ろに回って、その年不相応な巨乳を揉みつつ耳たぶを噛んでやる。
「あ…あぁ…」
巧みな愛撫をしてやると、タニアのアナルに挿入する。
「ひっ…よせバカ!…同時になんて…アタシ…ハァ…ん!」
だが言葉の割りにタニアの性感は高まりきっている。
猛然と腰を動かす3人。
やがて絶頂を迎える瞬間、タニアはそっとオーシンに目でおねだりした。
オーシンはそっとタニアに唇を重ねる。

そして3人は絶頂を迎え、タニアの秘所とアナルに精液が注がれるのだった。
603591:2009/08/01(土) 19:29:10 ID:NC4UQ/P0
「この馬鹿!もうちょっと優しくできないのかよ!」
「しょーがねぇだろが!俺だって我慢したんだ!」
SEXの後、結局喧嘩する2人。これが彼らなりの愛情表現なのだろう。
恋のキューピット役をはたしたリーフは、
彼らを2人っきりにしてあげようと、そっと部屋を出るのだった。

戦いは終わっていた。敵のボス、ゴメスはダルシンに捕らわれていた。
「大丈夫やりなおせるよ、ケジメのお仕置きを終えればね」
「アー!」

そして紫竜山に平和が戻った。

続く

次はセルフィナね
604585:2009/08/02(日) 00:01:43 ID:qkgeatdV
>>580
レスありがとうです。スレの流れ的にトラキアのキャラを描けばよかったですね。
色塗りの練習絵を投下したもので、ご容赦を。
個人的な設定では、サフィは巨乳or爆乳ですよ。ここだけは体格に比例しない勝手な設定です。
605580:2009/08/02(日) 00:28:11 ID:bp12eUCC
>>604
いえ、こちらこそ素晴らしい絵をありがとうございます
最近公式設定も色々調べたんですが、
自分のSSじゃ自分の煩悩のままに書くことにしました!
サフィの妄想を共有できてうれしいです
606次スレテンプレ:2009/08/02(日) 09:26:54 ID:9r1dGgCL
ファイアーエムブレムシリーズやティアリングサーガの18禁SSスレッドです。

ファイアーエムブレム&ティアサガ第31章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1226213010/

初代保管庫 (part1〜part13)
ttp://members.at.infoseek.co.jp/fire_emblem2ch/fe18.html

二代目保管庫 (part13〜part28)
ttp://derheiligekrieg.h.fc2.com/safekeep.html

三代目保管庫(現在収録作業継続中、part1〜part27まで収録済み)
ttp://fets.x.fc2.com/dir/index.html
607名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 09:31:55 ID:9r1dGgCL
現在スレッド容量491kB
次の変態王リーフ投下によって、容量不足を来す可能性大
早急に次スレを立てることを提言する

なお自分はホスト規制により、スレ立て不可能
608名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 11:54:49 ID:6NW895bT
了解、勃ててみる
609名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 11:58:01 ID:6NW895bT
勃った

ファイアーエムブレム&ティアサガ第32章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1249181765/l50
610名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 12:08:25 ID:H5JY7MwC
>>609
これでいつ変態王が来ても安心だな!
6114+?日目 13/13:2009/08/02(日) 12:38:08 ID:6NW895bT
「それでは早速だけど、あなた達が魔法に向いているかどうか調べさせてもらうわね」
 初めての授業に緊張しているロイとリリーナを安心させるように、セシリアは微笑みかけた。ロイとしては、何故セシリア
の後ろに男物の魔道服(生脚むき出しの半ズボンタイプ)が何種類も用意してあるのか気になって仕方無いが、まさか
自分に着せるためではないだろうと思って視線を女将軍に戻した。
「魔法というのは、文字通り不思議なもの。雲が無くても雷を呼んだり、火の無い所でも炎を出したり……それでも、理屈
を超えて結果を理解することが重要なのよ。例えば……」
 セシリアは言葉を切ると、手元の紙にさらさらと文字を書いて二人に見せた。
「これを読んでみて?」
「……『たかだ』です」
 唐突な問いに当惑しながらロイが答える。セシリアはうなずくと、その下に別な字を書いてリリーナに見せた。
「はい、『ばば』です」
 はきはきとリリーナが答えた。それじゃあ、とセシリアはもう一つ文字を書いた。
「これはどうかしら?」
「……『たかだのばば』です」
 同時に答えるロイとリリーナ。セシリアは満足そうにうなずくと、生徒たちの顔を覗き込むようにして口を開いた。
「その通り。『高田』にも『馬場』にも『の』の文字は無いのに、二つを組み合わせるとどこからともなく湧いて出てくる……
不思議でしょう? でも、魔法もこれと同じ。無から有を生み出す、これがあらゆる魔法の基本原理なの」
「…………」
 途方に暮れるロイ。彼は助けを求めるように隣のリリーナを横目で見たが、少年とは対照的に、彼女の瞳はきらきら
輝いていた。
「はい、とても良く分かりました! 今まで魔法の原理とか、全然分からなかったけど……あ、それじゃあ『Thriller』が
『スリラー』なのに、『Beat It』が『今夜はビート・イット』なのも同じ原理なんですね!」
「そう、素晴らしいわリリーナ! 貴女はきっと優秀な魔法使いになれるわよ」
 上機嫌なセシリアと、恥ずかしそうに照れるリリーナを見ながら、自分には魔法は絶対理解できそうにないとロイは
悟った……
612名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 12:39:09 ID:6NW895bT
名前欄間違えました

正しくは「埋め」です
613名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 13:39:48 ID:ncRpaK0w
614名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 11:21:15 ID:2HtAT9Ke
げえ!四日目神!
615名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 20:32:46 ID:jeUA5vHh
エスリンがザーメン塗れにされるのが読みたいな
616名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 19:03:02 ID:YHTsYOVp
四日目神の投下もお待ち申し上げております
617名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 23:13:55 ID:YXmPdgt2
今更ですがマルス×ナギ和姦で誰か書いてください、お願いします。
618埋め:2009/08/11(火) 00:24:27 ID:jqE3+AyK
広大な庭園の一角に響くリュートの調べは、うららかな日曜の午後のひとときに相応しい、ゆったりとしたものだった。
それは暖かな春の南風のようでもあり、渓谷を流れる岩清水のようでもある。
聴き手のカナスをしてそう思わせるのは、まるで秒刻みで時を刻む時計のように正確無比な指使いでありながらも、
意外な拍子に緩急を入れ替えてくる演者の技量によるものだろう。
柔らかな日差しを浴びて、最高級の茶に舌鼓を打ちつつ、エトルリアの大貴族が自分のためだけに奏でるリュートを聴く。
エトルリア王ですら滅多に味わえない贅沢な時間を、カナスは身分違いの友人の邸宅で存分に堪能した。

演奏が終わった途端、カナスの耳元で拍手が鳴る。驚いて振り返れば、公爵夫人の柔和な笑顔が見えた。
カナスは慌てて立ち上がると、恐縮した面持ちで礼の姿勢を取る。
「失礼しました奥方様――」
「ルイーズで結構よ、カナス様」
夫のリグレ公と同じ口上で、ルイーズはカナスの他人行儀な態度を窘めた。それから夫に向けて、軽い非難の眼差しを送る。
「カナス様が羨ましいわ。パント様ったら、わたくしの前でリュートを弾いて下さった事があったかしら?」
年甲斐もなく頬を膨らませたルイーズは少女のようで、公爵夫人の貫禄とは程遠かった。ましてや一児の母には到底見えない。彼女の身分と言動との乖離ぶりがあまりに可笑しくて、カナスは公爵夫妻に気付かれぬよう奥歯で笑いを噛み殺した。
「君の前では奏でられないよ。君に聴かせるのは、正直言って恥ずかしいからね」
「お客様の前では平気なのに?」
「彼は魔法の研究者さ。魔法の理を説明する上で、弦の話は避けられないんだ」
「また弦のお話ですか? わたくしが弾けるのは弓の弦だけよ」
膨れ面でそっぽを向いた妻を宥めるどころか、パントは妻の背中にさらなる質問を浴びせる。
「でも長弓と短弓とで、弾いた時の音階は違うだろう? 」
呆れた、とばかりにルイーズが溜息を吐き、再びパントに向き合う。彼女の顔には諦めにも似た苦笑が浮かんでいた。
「短弓は高い音で、長弓は低い音で唸る。そんなの弓使いにとって、基本中の基本です」
妻の言葉を受けて、パントは我が意を得たりと言わんばかりに微笑む。
「ところがその基本が、そっくりそのまま魔法に通用するんだよ。僕が何の事を言っているか、カナス君解るかい?」
いきなり話を振られてカナスは狼狽した。てっきり夫婦だけで会話を続けていて、自分は蚊帳の外に置かれていたとばかり
思い込んでいたから、咄嗟にどう返答してよいのやら迷ってしまったのだ。
だが直後に正解へと至る。カナスは手元の紙にたった一行の短い術式を書き込むと、それをパントに見せ付けて言った。
619埋め:2009/08/11(火) 00:25:04 ID:jqE3+AyK
「ファイアーの書は炎の魔法、フィンブルの書は吹雪しか出せない。術者によって威力は違っても、一つの魔道書では一種類の魔法しか扱えない。それと同じ事なんですね?」
同じ事さ、とパントは力強く頷いた。
「その数式だと、左辺がリュートの弦ψと、弦を弾く操作Hに相当する。そして右辺のEは、弾いた弦の奏でる音階だよ。
 同じ状態の弦ψを弾く限り、誰が弾いても同じ音階Eしか出ないんだ」
「でもこの式は、魔法の威力とは関係ありませんね? しかし現実には、炎魔法と氷魔法とが相殺する事はよく目にします。
 それはどんな風に説明すればいいのですか?」
「実はそれについても、面白い答えがあるんだよ。こんな風に……」
最初に書かれた術式の下に、さらにもう一行書き加えてから、パントはカナスに紙を返して説明する。
「まさか魔法も、細かな粒の集まりという訳ですか? この発想は闇魔法にはないものですね……」
カナスの常識が理解していた闇魔法というのは、端的に言えば力の匙加減だった。魔法力をいかに配分するかで、魔法の威力のみならずその質までが変わってしまう、それが魔法だった。
ルナもリザイアも、根源となる力は同質である、とカナンは母から教わった。その力をいかに振り分けるかによって、発現する魔法の質は変わってしまう、とも。
然るにパントの示した魔法の原理が教えるところによると、魔法の質を決めるのが魔道書そのものである、というのだ。その根拠が、魔法力そのものが粒子性を持っている為であるという。
「便宜上、一個二個と数えられるものを粒として扱っているだけだよ。仮想的な粒と言った方が正確だね」
「まさか魔法の威力が、必ず整数の値を取るのも――」
「使い手の魔法力も、一つ一つの粒なんだよ。そう考えれば、魔法力が必ず整数値を取るという事実とも辻褄が合う」
喧々諤々の様相で魔法の真髄を議論していたパントとカナスの耳に、ルイーズの大声が響く。
「お二人とも、さっきからずっと難しい話ばっかりなさってるじゃありませんか」
すまないルイーズ、とパントが妻の剣幕を前に謝った。謝罪する義務も義理もないカナスだったが、招待主の意向を汲んで頭を下げる。
そんな二人の魔法狂いの平身低頭ぶりに、眉を寄せて怒りの表情を浮かべていたルイーズも、笑いを堪え切れずに噴き出してしまった。
少女のように唇を尖らせて怒るルイーズを前に、パントとカナスは目で会話する。
――拗ねてしまった妻を宥めるには、どのような行動に出ればよいのだろうか。
――その問いにすぐ応じられるのならば、自分は絶対に妻を怒らせないだろう。生憎自分は知らないが。
「ルイーズ――」
「奥方様――」
理魔道士と闇魔道士とが同時に声を発する有様に、ルイーズは思わず肩を震わせた。怒りではなく、笑いを堪える為に。
一頻り豪胆に笑ってから、公爵夫人はこう告げた。
「そうですね。願わくはパント様がもう一度リュートを弾いて下さらないかしら? わたしくしの為に、一曲だけでも」
「君に聴かせるのは、正直言って恥ずかしいと言っただろう」
自ら発したお決まりの文句に、リグレ公爵は右往左往する。そんな夫の慌てぶりに、夫人が声を上げて笑う。
客人の前ですら仲睦まじい雰囲気を醸し出す公爵夫妻の絆を前に、場違いな居心地の悪さを感じつつも、
そんな友人夫妻に向けてカナスは温かい眼差しを送った。

頬を染めた彼女の視線にあったのは、リュートに添えられた夫の細い指。
広大な庭園の一角に響くリュートの調べは、うららかな日曜の午後のひとときに相応しい、ゆったりとしたものだった。
それは暖かな春の南風のようでもあり、渓谷を流れる岩清水のようでもある。
聴き手のカナスをしてそう思わせるのは、まるで秒刻みで時を刻む時計のように正確無比な指使いでありながらも、
意外な拍子に緩急を入れ替えてくる演者の技量によるものだろう。
柔らかな日差しを浴びて、最高級の茶に舌鼓を打ちつつ、エトルリアの大貴族が自分のためだけに奏でるリュートを聴く。
エトルリア王ですら滅多に味わえない贅沢な時間を、カナスは身分違いの友人の邸宅で存分に堪能した――
620名無しさん@ピンキー
これでおしまい
収録は遠慮します