正義のヒロインを嬲るPart3

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357名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 17:19:12 ID:mFzEy0wy
数々の怪獣を打倒してきた巨大(ryだったが、
ナントカ星人は巨大(ryが地球上だとあんなところや
こんなところが敏感になってしまうという弱点を突き止めた!
執拗に弱点を責められ大ピンチ!
運命やいかに!

というものを書こうかと一瞬考えたが
別に巨大でなくてもいいことに気が付いてしまった
358名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 19:29:34 ID:JU2Gpk5+
>>357
じゃあ巨大じゃ無い方で。
359名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 15:50:04 ID:QyrlbigK
昔、森林林檎のエロマンガで巨大変身ヒロインものでウルトラMってのがあったな

悪に洗脳されたウルトラマンに地球人代表として選ばれたヒロインが巨大化に伴い各感覚器官の感度が数千倍になり
性感もまた数千倍になっていて戸惑ううちにレイプされちゃって敗北しちり
悪のウルトラセブン娘に敗北して膣にタンクローリーをぶち込まれて爆発してダメージ負った末にカラータイマーむしり取られたり

もう二十年以上前の作品だが俺に変身ヒロインのピンチ属性を自覚させた思い出の作品だよ
360名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 18:10:58 ID:iMA/0C6u
おいおい。その人は俺にメカ少女属性を付けてくれた人じゃないか。

罪な人だな。
361名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 17:41:39 ID:j4WGau61
保守
362名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 16:24:27 ID:kmNNdxB9
過疎ってんじゃねぇぞメーン!
と言った所でネタが思いつかないんだが
保守
363名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 16:08:30 ID:P7BNbLAB
か、過疎なんて私がさせないんだから!!

というわけで、燃料投下してみる。
注意事項として
・戦闘シーン短め
・本番は無し
・SS初心者

NGワードは「連鎖少女 メビウス」で
364連鎖少女 メビウス:2009/04/11(土) 16:09:45 ID:P7BNbLAB
日本の首都 東京――
国の主要機関や大手企業の本社が集結する世界に誇る大都市では、
今日も多くの人々が行き交う。
すぐ近くまで危機が迫っていることを知らずに―

深夜のビジネス街。
昼間は多数の人々が行き交うこの街もこの時間となると、
人気が無く車も殆ど通らない。明かりといえば、街灯と月明り程度だ。
その街を一人、小走りで駆けていく女性の姿があった。
(やっば〜、すっかり遅くなっちゃった)
スーツを身に着けハイヒールを履きバックを肩にかけた、いかにもOLらしい女性だった。
新入社員歓迎会の飲み会に誘われ参加したのはいいが、
終電もない時間まで行なうとは思いもしなかった。
困った彼女は近くの規模の大きい駅で、タクシーを拾おうと走っていた。

遠かった駅も近くなり、足が痛くなってきた彼女は普段のペースで歩いていた。
ふとケータイが気になりカバンの中を探そうとしたとき、
突然目の前に背の高い男が現れた。
男は特別に寒くもない、むしろ暖かいくらいの気温なのにコートを纏い、
ポケットに手を突っ込んでいる。
さらにつばの付いた帽子を目深に被り、一層不気味さを感じさせた。
男に気が付いた彼女は足を止めていた。
すると男は
「お嬢さん。こんな時間にここを歩くなんて危ないですよ」と話しかけてきた。
いきなり話しかけてきて何を言うかと思えば、と思いながら彼女は
「はい、すぐに帰りますから」とこれ以上かかわらないようにそっけなく答えた。
彼女は男を避け、通り過ぎたが
「理由は聞かないのですか」としつこく聞いて後ろを付けて来る。
しばらく歩き、まだ付いてくる男にうんざりした。
そして、なるべく男の顔が見えないように街頭の中間で振り向き、
「どうしてこの辺が危ないんですか?」とまたそっけなく答えた。
男はうれしそうに、
「あぁ、やっと答えてくれましたね」
彼女はムッとして、早く答えなさいよと心の中で男に言った。
男は少し間を置き、ゆっくりと答えた。
365連鎖少女 メビウス:2009/04/11(土) 16:10:59 ID:P7BNbLAB
「この辺が危険な理由…それは私が獣人だから…です」

彼女はナニ言ってんのコイツと思った。
しかし、次の瞬間男の左腕が動いたかと思うと、
彼女が肩に掛けていたバックの持ち手から切り離されていた。
突然のことに彼女は、気が動転し動きも思考も停止していた。
男は彼女の顔が青ざめていくのを、子供が悪戯を成功させたときのように
楽しそうに見ていた。
数秒後、状況を確認するべく彼女は男の腕に目を向けた。
薄暗くてハッキリ分からないが、男の指先から何かが伸びているのが見えた。
すると男はその視線に気が付いたのかゆっくりと左腕を持ち上げていく。
月明りに照らされたそれは鋭利な刃物のような爪だった。
それが分かった途端、彼女は男と反対の方向へ本能的に走り出した。
爪と一緒に見えた男の目。それは氷のように冷たく寒気がした。
目的は分からないが、あんな物騒なものを見せてきたのだ。
あれで脅して襲われること。あるいはあの爪で殺される。
様々なパターンが脳裏をよぎるがどれも最悪のビジョンでしかない。
しかし、本能に対し体はついてこなかった。
はいていたヒールが折れ、転んでしまった。
振り向けば、すでに男がすぐ近くに立っていた。
すると男は静かに語り始める。

「きれいな女性を殺すのは楽しい。何故か分かりますか?
恐怖に青ざめていく顔はきれいという括りでも、十人十色なのです。
 私はそれが好きでたまらないのですよ!」

ゆっくりと右腕を構える男。その目はただ純粋に楽しんでいるようにしか
見えなかった。
恐怖に怯える彼女。本能は動けと言っているのに、体が反応しない。
彼女に迫る男の爪。
そのとき、金属音とともに目の前に人影が立ち塞がった。
それはあまりに現実離れした格好だった。
純白のミニスカートになったウエディングドレスのような服。
腰の辺りまで伸びた青い髪。手に持っているのは長いチェーン。
その少女は、男の爪をチェーンで受け止めていた。
呆然とその姿を見ていた彼女に少女は、振り返り
「早くここから逃げて」と言った。
その顔はまだあどけなさが残るが高校生くらいの年に見えた。
その言葉に彼女は立ち上がり、バックを拾って駅の方へ走っていった。
遠ざかっていくハイヒールの音。
男が狙っていた今宵の獲物は逃がされてしまった。
366連鎖少女 メビウス:2009/04/11(土) 16:13:10 ID:P7BNbLAB
男は少女を睨めつけながら質問する。

「誰ですか?貴女は。」
「え、エーと……正義の味方 メビウス…?」
「正義の味方なのに名前を決めてないのですか?」

しばらくにチェーンが爪を受けている状態でのにらみ合いが続いたが、
ハイヒールの音が聞こえなくなると、少女はチェーンで男の爪を弾く。
距離をとる両者。

「正義の味方…と言ってましたね。今時そんなもの流行りませんよ。」
「世界征服を狙っているようなどこかの組織よりマシだと思うけど……」
「なぜ、貴女がそのようなことを知っているのですか?」
「あ、口が滑っちゃった。」

そのようなやり取りを行いながらも、男はじっくり品定めをするように
少女の全身を観察していた。
着ている服は、全体にフリルの装飾が施された、ウエディングドレスのような服。
しかし、スカートはミニスカートになっており少女の生足が見えている。
顔は、前髪がかかっていてハッキリとその全貌は見えないが、
輪郭だけでも相当な美少女であることが分かる。
さらに、特徴的だったのはその胸の膨らみだった。
身長が平均程度なのに対して、自己主張をしているその胸は、
EいやFカップはあるだろうか。
再び視線を少女の目に合わせ睨む。
ただし今度は、怒りではなく獲物を見る目だった。
今宵の獲物は逃がしたが、次の獲物は自ら現れてくれた。
こんなチャンスはそう滅多にあるものではない。
しかも、かなりの美少女。過去最高級品かもしれない。
ターゲットを変更した男は、爪を構える。
しかし、興奮の為に先ほど何故女性を取り逃してしまったのか忘れていた。
少女へ襲い掛かる爪。少女はそれをバックステップで軽やかに避けていく。
地面に置いていたチェーンは少女の後を追うように軌道を描いていく。
男はそれを思いっきり踏みつける。
当然チェーンを持っている少女は、動きを止める。
再び少女に爪が迫る。
しかし、またしてもチェーンに受けられてしまう。
もう一度距離を置こうとするが、爪がチェーンから離れない。
よく見るとチェーンが爪に絡み付いていた。
あの一瞬でどうやったのか分からないが、とにかく距離を置かなければ。
そう思ったときには、少女は弛ませていたチェーンを張り、爪が根元から剥がされた。
367連鎖少女 メビウス:2009/04/11(土) 16:14:22 ID:P7BNbLAB
「ぐあぁーっ!」

あたりに響く男の悲痛な声。
後ずさりしたところへ少女はすかさずチェーンを投げ、男に巻きつける。
チェーンが巻きつき身動きが取れなくなる。
すると少女が男に話し始める。

「やっと捕まえた。ちょっと聞きたいことがあるんだけどいい?」
「その前に私から質問してもいいですか?」
「え〜、まぁいいケド…手短にお願いしまーす」
「先程、貴女は組織と言っていましたね。私たちのことを知っていたのですか?」
「うん、そう。だからこうして何人も締め上げて吐かせようとしているんだけど、
 みんな全員口がかたくて。」

確かにあの組織は、まとまりは無いが忠誠心の強い者が多いから
当然のことだと男は思った。
(そういえば、最近定期集会の参加人数が減っている気がしていたが、この少女が原因だったのか)
さらに男は質問をする。

「なら、私なら答えるとでも?」
「うん。とても紳士的だし」
「組織のことについては話す気はありませんよ。
 私はあの組織の忠実な犬ですからね。」
「能力は犬じゃなくて猫じゃない」
「えぇ、その通りです。」

少女は最後の質問をする。

「じゃぁ、答える気は無いのね?」
「はい。何度も同じことを言わせないで下さい。」
「そっか。だったら…」

少女はゆっくりと目の前に左腕をかざす。
すると、男の下のアスファルトに青白い光とともに、
魔方陣のような模様が描かれていく。

「生命の理から外れし者よ。本来あるべき姿へ還れ!」

少女がそう唱えると男はまばゆい光に包まれた。
光の中には、チェーンが絡みつき身動きのとれない男の影が浮かぶ。
やがて、男の姿が見えなくなると光が一点に収束していく。
光が消えると男に絡んでいたチェーンがジャラリと落ちる。
その影から、ひょっこりと黒猫が顔を出す。

「もう変な人に捕まって迷惑かけないでね〜」

少女がそう言うと黒猫はニャーと鳴き、路地裏の闇へ溶けていった。
368連鎖少女 メビウス:2009/04/11(土) 16:14:50 ID:P7BNbLAB
 黒猫を見送ったあと、少女はふぅとため息をついた。
組織の手先の人間と戦い始めてしばらく経ったが、尻尾すら掴めない。
分かっていることは、動物を人間に変えて世界征服を狙っているらしいということ。
そして、戦っているうちに分かったことは、
相手はみな夜間に行動しているということ。
安心してゆっくり眠れる日々は戻ってくるのだろうか。
少女はそんなことを考えていた。
(とにかく、さっさと帰ってシャワーを浴びて寝よう)
少女は路地裏へと歩き出す。
ドレス姿にチェーンを引きずっていく姿は、かなりシュールだった。
ある一画へ来るとその歩みを止める。
目の前には、紙袋とスケートボードが置いてある。
そこで、少女が目を閉じると彼女の着ていたドレスと持っていたチェーンが
光に包まれ、光の粒子となり飛散する。
光が消え先ほどの少女が立っていた場所には、一糸纏わぬ、いや首から
ペンダントを下げた黒い髪の全裸の少女が立っていた。
それが先ほどの少女の正体だった。
ほぅとため息をつく。それに合わせて豊かに育った乳房が上下する。
月明かりの下に照らし出された少女の姿は、まるで一つの芸術作品のような美しさだった。
顔つきは幼く見えるものの、クリッと大きな目が特徴的な端整な顔立ちは、
間違いなく美少女と言って、間違いなかった。
首から下はその幼い顔つきに不釣合いな程、成熟した女性のスタイルだった。
みずみずしく張りのある乳房。その頂のかわいらしい蕾はツンと上を向き、
外気に晒され少し硬くなり自己主張を始めていた。
その手足は、細く長いのでより少女がすらっとした印象を与える。
ウエストはしっかり引き締まり、きれいなヒップラインをより際立たせる。
そして、乙女の秘められた部分は毛の量が少なく、
ピタリと閉じ汚れの無い不可侵領域になっていることがよく分かる。
その身体には、世の男性を魅了する要素が集結していると言っても
過言ではなかった。
目の前の紙袋からまず引っ張り出したのは、青と白のストライプのショーツ。
前屈みになり足を通していくが、その姿勢になると豊かな胸が重力に従い、
少女の上半身を引っ張る。
ショーツを穿き終えると次は同じ柄のブラジャーを引っ張り出す。
そのバストをカップに収め、肩紐を通しホックを止める。
そのボリュームは今にも零れ落ちてしまいそうだった。
その後、ジーンズを穿き英語とドクロがプリントされたTシャツの袖を通す。
この格好だとどこにでも居そうな高校生である。
大きく欠伸をすると、眠そうに目を擦る。
スケートボードに乗り少女は家路についた。
369連鎖少女 メビウス:2009/04/11(土) 16:39:22 ID:P7BNbLAB
PSPに乗り換えて投下終了報告

>>62->>64辺りのが頭の中にあって、勢いで書いた。
反省はs…

あ、あれ?スレタイ無視じゃね?これ…
反省しますorz

各自で
戦っている途中で変身が解けて…とか
服を用意してなくて全裸で帰ることになって…とか
補完してくださいまし。

お目汚し失礼しました。
370名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 17:46:39 ID:ZF1TSmTA
GJ!
確かにエロはなかったが、面白かったです。
変身シーンじゃなくて、元の姿に戻って着替えるというのは斬新というか、裏をかかれた感じですね。
だからこそピンチになったときが楽しみなのですが。

……で、続くんですよね、これ?
371名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 21:49:51 ID:ZwwrNBT8
ハハハ、馬鹿な事言ってんなよ
続かないワケないじゃ〜ん
372名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 07:55:25 ID:aBgrQMFt
あげ
373名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 11:22:49 ID:iHwGYq8q
続かなかったら許さないよ
エロなしなんてスレ違いもいいとこだしな
まさかそれで許されるなんて思ってるような馬鹿じゃないよな?
374名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 12:38:46 ID:Nf9M+lrK
>>373
…その上から目線はなんなんだ
375名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 13:37:00 ID:TnLqtYoS
アメリカンジョークだろ
376名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 13:50:20 ID:lgqBlCn6
リアルでもいるよね。軽い冗談のつもりなのは言った当人だけで周りはシラケるってやつ。

377名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 14:14:46 ID:iHwGYq8q
冗談じゃないけどな
エロなしの前例なんて許したらすぐにそればっかりになっちまうだろ
スレ違いは断固として叩き潰すべき
ここがどんな板なのかくらいは知っておこうな、と
378名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 16:52:59 ID:25RBN/7U
ここ最近行ってるんだけど、けっこう
いい感じです^^。

http://dancingflower.net/aab/

自分的には左の子が理想です。
379名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 20:49:09 ID:qxwFaU4c
門戸を狭めた挙句見えない敵に対する勝利宣言をして
スレ違いをでなくてスレを叩き潰した>>377がいると聞いて
自治気取るなら話題提供位しろよ
380名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 00:11:45 ID:aIR1UoEp
そんなこと言うお前は話題提供できるわけ?
自分にできないことを他人に要求、しかも上から目線て、かなりみっともないよ?
つか>>363、続きはどうした?
381名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 04:01:57 ID:GfEJTpbo
>>379
リアルでなんかヤなことでもあったんだろさ。
クールにスルーした方がよさげ。

>>363氏も、気が向いたらまた書いてくれるでしょ。
話題提供も作品投下もできない私らにできるのは、書ける雰囲気を作っとくことだけかと。
382名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 05:27:25 ID:oow+6MhT
それにしても変身系のヒロインはやっぱり良いね。
パワードスーツとか着てるのも萌えるけど。
383名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 07:16:20 ID:aIR1UoEp
>>381
反論できなくなったら人格攻撃か?
論破完了かな、これは
384名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 07:53:22 ID:ACgAsDlI
385名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 08:25:08 ID:E7O2Ki8Y
これは……正義のヒロインが人同士の醜い争いに動揺して隙を晒し、ピンチになる展開ですね?
386名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 14:44:25 ID:nq5KN6kR
>>385
「見ろ。俺が何もしなくとも、人は勝手に争い滅ぶのだ」
「そんな!皆、やめてっ!」
「馬鹿め!」
「きゃあ!」
387名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 19:09:36 ID:hmF/OGct
2ちゃんという閉鎖された結界内にファビョった一般人を隔離して平和を取り戻そうとする変身ヒロイン
しかし「荒らし」の猛威は圧倒的であり、逆に外部からの助けを得られない孤立無援の状況へと追い込まれてしまう。

必死に外部へと自らの正しさを叫び助けを求めるが、やっぱりちゃねらーなんてみんな変なヤツらという蔑んだ視線を向けられて
決して破れない見えない壁をドンドン叩きながらもその身を汚される変身ヒロイン
388名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 20:41:40 ID:YTre9SlC
上げジャンプ!
389名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 23:54:40 ID:cbCvr1Ny
エリクシルナイツ、好きだ〜。
お互いの正体知りながら学園エロコメヤってるのがいい。
390名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 20:27:15 ID:m63/Asma
そういやさぁ。
このスレって、保管庫とかってまだないんだよね?
391名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:34:18 ID:NAxRtwln
まあ一話書き捨てが異様に多いスレだったしな
しかし保管庫と聞いて歴代の過去スレの正義のヒロイン達が揃って十字架磔をされて並べられているヒロイン墓場を妄想しちまったよ
口々に
「うぁぁ…罠…よ、来ちゃ駄目ぇ…」
「こんな惨めな姿を…」とか言ってたりして
392名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 03:26:54 ID:4Bz8num+
>>391
すげえ妄想力だなwww
いや、褒め言葉だよw
393名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 09:25:55 ID:kbkUv3a3
ここに保管庫が無いから触手や魔法少女の方に投下してる。
394195:2009/04/22(水) 23:13:40 ID:ycbVHVF4
新しいの書いてきました。
でも、残りの容量で足りるかな?
395195:2009/04/22(水) 23:15:08 ID:ycbVHVF4
林立するビル群の間に延びる高架を走り抜けて、ブルーメタリックに輝く長大な列車がホームに滑り込んでくる。
自動扉をくぐってホームに降り立つ人の群れはいずれも年若い少年少女ばかりだ。
その中に混じって下車した一人の少年が驚いたような、呆れたような口調で呟く。
「…ホントに大きな駅だなぁ……」
周囲の人間が迷う事無く駅舎へと進んでいく一方、少年は戸惑うように辺りを見回してばかりいる。
それもまあ、仕方のない話ではある。
彼がこの場所にやって来たのは今日が初めてなのだ。
さらに、付け加えるならば、この場所は少年が今まで見てきたいかなる土地とも違う特異な環境にある。
物珍しそうにホームとそこから見える周囲の景色を見ていた少年はふとある物に気付く。
それはこの駅の駅名を記したプレートだった。
「……『天輪学園中央駅』か……とんでもないスケールだよ、ホント……」
そこは日本最高にして最大の教育機関、私立天輪学園の中心部。
一つの都市にも匹敵する恐ろしく広大な敷地に、学生達の宿舎や各種の施設が立ち並ぶ超巨大学園だ。
今はまだ戸惑うばかりの少年の新しい生活はこの学園で始まろうとしていた。

「ふう…とりあえず、手続きはこれでお終い、かな?」
転入にまつわる諸々の手続きを少年、八峰コウタが済ませた頃には太陽は西の空に傾こうとしていた。
といっても、時間がかかってしまったのは、それらの手続きが煩雑で手間を要するようなものであった為ではない。
天輪学園においてはそういった手続きへの対応や、その他巨大な学園で学生教員達が暮らしていけるためのさまざまな仕事を生徒達が受け持っている。
アルバイトとしてそういった仕事にいそしむ者もいれば、所属する学科での実地授業の一つとして仕事をしている者もいる。
そして、彼らの自らの仕事への意識は総じて高い。
ただ、不慣れな場所でコウタが道に迷ってしまったり、ギュウギュウ詰めの鞄の中から書類を出すのに手間取ってしまったのだ。
「ともかく、これで僕も晴れて天輪学園の一員なわけだ」
後は宿舎の自分の部屋にたどり着き、彼が昨日まで暮らしていた孤児院から届いているであろう荷物の整理をするだけだ。
「まあ、どうやらソレが一番大変そうなんだけど……」
学業で優秀な成績を修め、奨学金・学費などにおいて格別の優遇を受けて学園に転校してきたコウタだったが、どうにも道に迷いやすいのが玉に瑕だった。
さきほど手続きを終えた窓口担当の学生から親切に宿舎までの道案内を聞かせてもらい、ついでにこの辺り一帯の地図まで貰ったのだけれど……。
「ああ……やっぱり、見栄を張らずに宿舎まで連れて行ってもらえば良かった……」
明日からは自分一人で授業の行われる校舎まで行かなければならないのだから、
人に頼っているようでは駄目だと考えての行動だったが、見事に裏目に出てしまった。
気が付けば、どこをどう通ったのか、西日が大きく長い影を落とす人気のない路地裏をさまよっていた。
「地図通り、言われた通りに来た筈………なら、こんな妙な場所にはいない筈だよね……」
ほんの2,30分前は人通りの多い道を歩いていただけに、目の前に延びる閑散とした道の眺めは余計にうら寂しく感じられた。
「早く誰か道を知っている人を見つけないと………」
すっかり怖気づいて、周囲をキョロキョロと見回しながら進むコウタ。
その時である。
「あれ?……何か聞こえた?……人の声?」
見知らぬ土地ですっかり迷子になった心細さも手伝って、コウタは声の聞こえた方に夢中になって走っていく。
だが、そんな精神状態であったが為に彼は気が付いていなかった。
聞こえてくるその声の様子がどこかおかしい事に……。
「……あっ……くぅん……うぁ…あ…助けて……誰かぁ……」
切れ切れの息に混じる、悲痛な響き。
だが、それが何であるかを理解するより早く、彼は出くわしてしまった。
「えっ……あっ……何、これ?」
「ん?何だ、てめえは?」
そこにいたのは、制服のブレザーをズタボロに引き裂かれて地面に横たわる少女。
そして、少女を見下ろして下卑た笑いを浮かべる不良が一人。
明らかな性犯罪の現場。
それだけでも驚くべき事態だったが、さらに異常だったのは少女に暴行を行う不良男の姿だ。
396195:2009/04/22(水) 23:15:51 ID:ycbVHVF4
「てめえ…何を見てやがる?殺されてえか?」
突然の闖入者、コウタを睨みつける男の背中から、ウジュル、と数本の触手が伸びて少女に絡み付いていた。
何故か裸の上半身は異様に筋肉が隆起し、プロレスラーもかくやというほどの体格となっている。
何が何だかわからない。
だが、今ここにいる事がとてつもなく危険である事だけは理解できた。
「殺すぞ、つってんだよ!!」
おそらく、この言葉に偽りはあるまい。
ここにいれば確実に死ぬ、殺される。
だが、しかし……
「…お願い…助けて……」
ズタボロに陵辱された少女の声が、瞳が、コウタをその場に縛り付けた。
(あんなバケモノ相手に僕なんかがかなう訳ないのに……あはは、なんでだろ?)
コウタは両親を事故で失い、孤児院で育った。
彼の瞳には両親の死に様がまざまざと焼き付いている。
コウタを爆発から庇うための盾になって死んだ母。
全身に酷い火傷を負いながらも、足を怪我して歩けなくなったコウタを安全な場所まで運んでから息絶えた父。
コウタの胸の中には自分を守って命を失った両親の想いが未だ息づいていた。
それは寄る辺を失った少年の心を支える柱となった。
二人の死をただ嘆き悲しみ、そのまま押し潰されてしまえればどんなにか良かっただろう。
理不尽な運命を恨み、自分と家族の不幸を嘆いていられれば、どんなにか楽だったろう。
だが、コウタにはそれが出来なかった。
悲しみや嘆きよりも、理不尽と不幸に抗った両親への強い思いの方が勝ってしまう。
父と母を大好きだった気持ちが、心を覆う悲しみすらも追い払ってしまう。
そして、その思いは今この場においても、コウタを圧倒的な恐怖に打ち勝たせてしまう。
(これで死んだら……ゴメン、父さん、母さんっ!!!)
荷物をギュウギュウ詰めにしたバッグを振りかぶって、コウタは男に向かって突撃する。
「うああああああああっ!!!!」
男の顔面にバッグを思い切りぶつけると、僅かばかり男の上体が揺らぐ。
コウタはその隙に少女に手を伸ばし立ち上がらせる。
「逃げようっ!!」
「あ…はい……」
触手を強引に振り払って、コウタと少女は走り出す。
だが、しかし……
「待てよ、クソガキぃ!!!」
鞭のように振り下ろされた触手にコウタは背中を打ち据えられる。
「ぐあああっ!!!」
「舐めた真似してくれやがって……あのまま見ない振りして逃げ出してりゃ良かったものを……」
道路に転倒したコウタが振り返ると、ゆっくり、ゆっくりと男が迫ってくる所だった。
コウタはそこで、男が腰に奇妙なベルトをつけている事に気が付く。
何やら妙にバックル部が大きなそのベルトに、男は手を伸ばし
「もうタダじゃ済まさねぇ………変身っ!!!」
ベルトの腰の両サイド部分についていたレバーを左右同時に下ろし、叫んだ。
瞬間、ほとばしる紫電の中で男の体がみるみる巨大化していく。
それは次第に巨大な顎を持つ、体長5メートルには達しようかというトカゲのような姿へと変化する。
「バ…バケモノ……」
「何だぁ、知らねえのかぁ?これが今天輪学園を騒がしている噂のモンスターだ」
岩のような表皮と鋭い牙、背面の触手も無数の節を持つ硬く鋭い外殻に覆われ、その有様はまさに全身凶器。
「不良獣ギガサラマンダーっ!!!」
異形の怪物と成り果てた男、ギガサラマンダーはコウタ達との間に開いていた10メートル以上の距離を一足で踏み込んでくる。
そこからさらにその長い尾を横なぎに一振り、強烈な打撃によって周囲の建物の壁が粉々に砕け散る。
「いやぁあああああっ!!!」
「痛ぅ…ぐああああ…っ!!?」
ギガサラマンダーは怯える二人の叫び声を聞いて、口端を歪ませて不気味に笑う。
397195:2009/04/22(水) 23:16:58 ID:ycbVHVF4
「世の中にゃ楯突いて良い相手とそうじゃない相手がいるって事だ。はしゃぎ過ぎたなぁ、クソガキぃ?」
ギガサラマンダーの触手がコウタの体を捕らえ、ギリギリと締め上げる。
「が…ああああああああっ!!!!」
「良い所で邪魔してくれやがったなぁ………死ねやぁああっ!!!!」
さらに数本の触手がコウタの四肢を拘束し、そのまま引き千切ろうとする。
まさにその瞬間だった。
「待ちなさい……」
透き通った声が路地裏の暗がりに響いた。
処刑の手を止めて、ギガサラマンダーはゆっくりと振り返る。
そこには西日を背負って立つ少女の姿があった。
「誰だ、てめえは?」
なびく長い黒髪と白磁の肌、知性の輝きを秘めた瞳は臆する事無く怪物を見据えている。
華奢な体を学園指定のブレザーで包み込み、腕に通した腕章には『風紀』の堂々たる二文字。
片手に携えた竹刀を怪物に向け、少女は名乗った。
「天輪学園風紀委員会所属、佐倉シズカ」
「風紀ねえ……あんたも俺の邪魔する気か?」
「そうね。学園の風紀を担う者として、貴方の蛮行、許すわけにはいかないわ……」
「おうおう、怖いねぇ。まあ、3Pってのも悪くねえか……さて、許さないつって俺をどうしてくれるわけだい?」
鋭い牙をむき出しにして笑うギガサラマンダーに対して、シズカは不敵に笑い……
「そうね…まずは……」
次の瞬間、地面を蹴って一気にギガサラマンダーの懐に飛び込む。
「なっ……!?」
「その男子、解放させてもらうわ……っ!!!」
シズカの放った竹刀の一閃はいとも簡単に怪物の頑強な触手を断ち切った。
触手から逃れ空中に放り出されたコウタの体をキャッチして、シズカはもう一人の陵辱を受けていた少女の前に降り立つ。
「あの……あ、あ、ありがとうございます……」
「こんな人気のない場所にやって来るなんて……学園の敷地内にも危険な場所があるって、風紀からのお知らせ読んでなかったの?」
「いえ…その……それはですね…」
まるで悪戯をしでかした子供を叱るように、コウタに対して注意の言葉を言ってから、シズカはギガサラマンダーに向き直る。
「ぐああ…くそっ……てめえええええええっ!!!!」
怒りにまかせて振るわれる怪物の豪腕。
だがしかし、シズカはたじろぐ事無くギガサラマンダーを睨みつけ
「今ので実力差はわかりそうなものなのに……どうしても、力ずくがお好みのようね…」
左の手首を体の前面にかざし、右腕を添える。
そこには透き通るクリスタルをはめ込まれた、腕時計のような装置が装着されていた。
「コードDF、起動っ!!!」
シズカの叫びと共に、クリスタルから溢れ出た凄まじい光が彼女を包み込む。
光の結界の中、彼女の衣服は燐光へと解けて消え、シズカの裸身が露となる。
光は彼女の体の各所に集い、それぞれに物理的な実体を結び始める。
はち切れんばかりの胸をまずは黒いボディスーツがピッチリと覆い、その上に純白の装甲がかぶさる。
同じくボディスーツに包まれた下肢をしなやかな曲面で構成されたアーマーが覆う。
腰周りは丈の短い真紅のスカートに覆われ、両肩に同じく赤い小ぶりなアーマーが装着され、両腕も装甲に覆われる。
頭部に装着されたヘッドギアからはクリアレッドのバイザーが顔を覆う。
そして、ギガサラマンダーの豪腕を受け止めて、シズカは叫ぶ。
「特装風紀シズカ、校則違反を取り締まらせてもらうわっ!!!」
強化服に身を包んだシズカはガッチリと掴み取った怪物の拳を自分の方に引き寄せ、カウンター気味のストレートをぶち込む。
強烈な一撃によって宙に浮いたギガサラマンダーの鳩尾に、さらに追い討ちの回し蹴り。
「ぐおっ…がああああああっ!!!」
怪物の巨体は面白いように吹き飛んで、そのまま強かに壁に激突する。
「レイ・シューターっ!!!!」
シズカはその隙に腰の両サイドのホルスターに納められた小型のレーザーガンを抜き放ち、両手に構えて次々と撃ち込む。
だが、頑強なギガサラマンダーの外皮には、雨あられのようなレーザーも決定的なダメージとはならない。
「糞アマがぁっ!!!調子に乗りやがってぇえええっ!!!!」
再び態勢を立て直し、ギガサラマンダーはシズカに向かって全力で突撃してくる。
しかし、シズカは冷静に敵の姿を見据えたまま、レイ・シューターを持った両腕を胸の前でクロスさせる。
「レイ・セイバーっっ!!!!」
シズカの叫びに応えるように、レイ・シューターのグリップ下部から光の刃が出現する。
398195:2009/04/22(水) 23:17:52 ID:ycbVHVF4
シズカは逆手に持ったレイ・セイバーを構えて、前傾姿勢で前方に飛び出す。
高速で繰り出されるギガサラマンダーの巨大なツメの一撃をギリギリでかわし、光の双剣で岩石のような怪物の胸に斬りつける。
「ぎゃ…ひぃいいいいいいいっ!!!!」
激痛に悲鳴を上げたギガサラマンダーの胸には、巨大な×字の傷が刻まれていた。
シズカは光の刃を収めシューターモードに戻した二丁拳銃を前後で連結させ、怪物の胸の傷に押し当てて引き金を引く。
「レイ・ボルテック・シューターっっ!!!!!」
瞬間、ほとばしる光の奔流がギガサラマンダーを直撃する。
怪物の巨体はその威力に耐え切れず再び宙を舞い、無様に路面に叩き付けられた。
「な…なんなんだ……あの人は……!?」
圧倒的な強さで怪物を追い詰めるシズカの姿を呆然と見つめながら、コウタが呟く。
「…特装風紀……ホントにいたんだ……」
コウタの言葉に答えるように、ギガサラマンダーによる陵辱を受けていた少女が言った。
「特装風紀?……さっき、あのシズカさんって人も言ってたけど……」
「凶悪な不良獣に対抗する為に風紀委員会が技術科に依頼して強化服を作ったって噂があったの……だけど、実在するなんて思わなかった…」
不良獣なんていうバケモノに加えて、それと戦うために武装する風紀委員。
どうやらこの学園はコウタの想像していた以上にとんでもない世界のようだ。
「…これで終わってくれればいいけど……」
シズカは吹き飛ばされたギガサラマンダーを睨んで呟く。
「くっそ…痛てぇ……痛てえぞ…女ぁ……っ!!!」
「やっぱり、そう簡単にはいかないか………そこの君っ!!」
ゆっくりと立ち上がったギガサラマンダーの姿を確認して、シズカはコウタに話し掛けた。
「は、は、はい…なんですか!?」
「そろそろ動けるわよね?その娘を連れて逃げてほしいの…」
気が付けば、コウタが触手の締め付けで受けたダメージは、まだ痛みは残るもののいくらか楽になっていた。
「アイツは思った以上にタフみたいだから…二人でできるだけ安全な場所に避難して…」
「あなたはどうするんです?」
「さっきの戦いを見なかったの?多少厄介な相手だけど、遅れを取るような事はないわ」
コウタと少女の二人を気遣い微笑んだシズカに、コウタは強く肯く。
だが、ギガサラマンダーもやすやすとそれを許すつもりはないようだった。
「てめえ……この場から一人だって逃げられると思ってんのかよ?」
「その有様でよくそんな事が言えるわね。あなたの相手は私よ……」
再びレイ・シューターを構え、シズカはギガサラマンダーから少女とコウタを庇うように立ち塞がる。
いかな怪物が相手であろうと、そう簡単に背後の二人には手は出す事はできない。
シズカはそう確信していたのだが………
「ハハハッ…甘いぜぇ風紀委員さんっ!!!こういうのならどうだぁ!!?」
突如、ギガサラマンダーは背中から生やした十数本の触手を周囲の建物の壁に打ち込んだ。
コンクリートの壁に幾つもの穴が穿たれ、無数のひび割れが走る。
「な、何を……!?」
「こういうやり方もあるんだぜぇ!!!」
そしてギガサラマンダーは己が両の拳を左右の建物の壁に叩き付けた。
「ううりゃああああああああああああああっ!!!!!」
凄まじい衝撃がひび割れた壁面全体を揺るがす。
そしてそのダメージに耐え切れず、ついに壊れた壁の破片がコウタ達の頭上に落下し始める。
「そんでもって、コイツでどうだぁ!!!!」
さらにギガサラマンダーは崩れた壁の中から探り当てた鉄筋・鉄骨を強引に引き抜いた。
支えを失った壁の崩壊は加速し、さらに巨大な破片が降り注いでくる。
「うわあああああっ!!!!」
「危ないっ!!!」
コンクリートの雪崩に巻き込まれそうになったコウタと少女を見て、シズカは咄嗟に飛び出した。
二人の上に覆い被さって落下物に対する盾になろうとするシズカ。
だが、しかし………
「本当に予想通りに動きやがったなぁ……そぉれっ!!!!」
「しまった……っ!!?」
ギガサラマンダーの巨大なツメが彼女の体を捕らえた。
レイ・シューターで反撃しようとする彼女を、さらに触手の鞭で何度も打ち据える。
二丁拳銃は彼女の両手から弾き飛ばされ、身動きの取れないシズカはその攻撃を甘んじて受ける事しかできなくなる。
「せ…せめてあの二人を逃がすまでは……負けてられないのにぃ……」
「んん、その心配ならもう必要ないぜ?」
ギガサラマンダーの言葉に、さきほどコウタと少女がいた場所を見るシズカ。
そこには無数のコンクリート片に打ち据えられた無残な姿の二人が横たわっていた。
399195:2009/04/22(水) 23:18:43 ID:ycbVHVF4
「そん…な……」
「というわけだ……それじゃあ、これからアンタには俺の楽しみを邪魔してくれた罰を受けてもらうぜ」
呆然とするシズカをギガサラマンダーは力任せに手近な建物の壁に打ち付ける。
「ひぃ…があああああっ!!!!」
「さあて、それじゃあ楽しませてくれよ、風紀委員さん……」
そしてギガサラマンダーはその巨大な顎を開き、悶絶するシズカをその口元に運んでいく。
「いただきます、ってか?」
「いや…やめて…いやぁああああああっ!!!!」
巨大な口の奥から飛び出した粘液塗れの触手がシズカの四肢を拘束する。
触手はそのまま彼女をギガサラマンダーの口腔内へと引きずり込んでいく。
「いや…こんなの…私……」
やがて触手に拘束されたまま、シズカの姿はギガサラマンダーの体内に消えた。
正義の武装風紀は凶悪な不良獣によって丸呑みにされてしまった。

むせ返るような、それでいてどこか理性を甘く蕩かすような、異様な臭いに包まれた空間。
上も下も、右も左も、てらてらと不気味に輝く肉によって閉ざされた牢獄に、シズカは捕らわれていた。
両手両脚は肉壁に埋まって、身動き一つ取る事ができない。
さらに彼女の全身を、粘液に塗れたいやらしい触手達が舐り回し、彼女の誇りでもある特装風紀の鎧を汚している。
ここはギガサラマンダーの体内。
一度は追い詰めた敵にまんまと裏をかかれ、シズカは怪物の虜となってしまったのだ。
「よう、どうだい気分は?」
その時、ギガサラマンダーの声が肉牢の中に響いた。
「あなた、一体私に何をしようっていうの!?」
「だからお楽しみつっただろ?アンタの体を骨の髄まで味わわせてもらうのさ……」
ギガサラマンダーの言葉に反応して、触手の内一本がシズカのボディスーツの上から秘所を撫でる。
「ひぃ…くぅ…や、やめなさいっ!!」
「おお、いい声出してくれるじゃないの。何、心配はいらねえさ。俺の体の中で犯されればどんな女も蕩けるような快楽を味わえるんだぜ」
「そんな……いやっ…あなたみたいな奴が相手なんて…絶対にいやっ……」
シズカは目前に迫った危機に怯え、肉の枷から逃れようとジタバタと手足を動かす。
「無理だぜ、風紀委員さん……俺の体内にただよっている空気、粘液はあんたの体力やその強化服のエネルギーを奪い、
ついでに媚薬効果で理性まで溶かしてあんたの精神力まで奪い去る……もう逃げられねえよ……」
確かに敵の言う通り、強化服の出力は下がり、体にも力が入らなくなっている。
さらには先ほどから触手に粘液を塗りつけられる度に、だんだんと体の奥が熱くなっていくように感じられる。
「さあ、あんたの全てをしゃぶってしゃぶり尽くして、抜け殻になっても犯し続けてぶっ殺してやるよ。覚悟はいいかい?」
「くっ…誰があなたなんかに負けるものですか」
精一杯強がるシズカだったが、その脳裏にふと不安がよぎる。
このまま自分が犯し殺されてしまえば、コンクリート片によって怪我を負ったコウタと少女はどうなってしまうのか?
恐怖と不安と後悔がない交ぜになって、シズカの心を惑わせる。
「さあて、いつまでそんな生意気を言っていられるのか、じっくりと見させてもらうぜ……」
ギガサラマンダーの言葉と共に、肉壁の隙間と隙間から、無数の触手が出現する。
そのどれもが今までの触手以上に大量の媚薬粘液を滴らせている。
「ひっ…い…いやぁ…くるなぁ……っ!!」
さまざまな軟体動物と男性の生殖器の醜悪な部分だけを融合させたような触手達にシズカは思わず悲鳴を上げてしまう。
しかし、触手達はお構いなしにシズカの体中のいたる所にその先端を押し付け、巻きつき、這いずり回って彼女を汚す。
太めの触手は頭の部分をぐいぐいと胸アーマーに押し付け、その内側で守られているシズカの豊かな両の乳房を少しでも圧迫しようとする。
太ももに巻きついた触手はマットなブラックのボディスーツをてらてらといやらしく輝く粘液で汚しながら這い上がってくる。
肉壁に腕を拘束され無防備にさらけ出された腋の下には極細の触手が殺到し、敏感なその場所にぞわぞわと絶え間なく刺激を与え続ける。
「くふっ…はぁ…あ…や…そんなとこ…やめてぇ……っ!!」
触手の与えるおぞましい刺激に、シズカは身を捩り悲鳴を上げる。
しかし、呼吸を一つするごとに体中に体中に染み込んで、ボディスーツの上からでも浸透して来ようとする媚薬成分が、次第に彼女を狂わせていく。
「フヒヒヒ、たまんねえな、これがあんたの味か……」
下卑た声で笑うギガサラマンダーの声が耳に届いて、シズカは悔しさに唇を噛む。
400195:2009/04/22(水) 23:21:54 ID:ycbVHVF4
敵の言った通り、シズカの体力、強化服のエネルギーは粘液を媒介に徐々に吸収されているらしく、時間が経過するほどに体に力が入らなくなってくる。
そして、だんだんと朦朧としていく意識の隙間を突いて、触手の刺激が彼女の脳を侵していく。
極細の触手の何本かは装甲の隙間を見つけて、強引に胸部アーマーの内部へと侵入してくる。
媚薬成分が少しずつ効果を現しはじめ、その柔肉の芯の部分にねっとりと熱を帯び始めた彼女の双丘にゆっくりと巻きついていく。
「……っ!?…あっ……や…そこ…ぐにぐにしないでぇ…っ!!」
やがて乳房の先端部分にたどり着いた極細触手はアーマーの下で押さえつけられていたしこり立つ突起を見つける。
数本の極細触手はギリギリにまで神経の張り詰めたその二つの突起を様々な方向から突き、巻きつき、締め付けては引っ張る。
「くあぁ…やぁ…ちくび……そんなに…いじめないで…いやああああっ!!!」
まだ誰にも触れることを許した事のない乳房を蹂躙されて、シズカは悲痛な叫びを上げる。
いよいよ媚薬成分はその本領を発揮し始めたのか、燃えるように熱くなった双丘を極細触手が這う度に、シズカの頭の中は真っ白にスパークする。
先端部分への刺激は執拗でねちっこく、痛みを感じるほどに激しい刺激がシズカの背筋を震わせる。
胸アーマーの外部では相も変わらず太い触手達が先端部分を押し付けてきていたが、そこにある変化が生じる。
「あぁ…なんで……装甲の色が…変わって……」
純白のアーマーがいつの間にやら少しくすんだホワイトに変わり、その表面の光沢も失われていく。
そして、次の瞬間……
「えっ!?…そんな…いや…やめてぇえええええっ!!!!」
ピシリ。
劣化したプラスチックのように無残にひび割れて、胸部装甲の一部が砕け散った。
(強化服のエネルギーが奪われてるせいなの?)
呆然とするシズカの目の前で、ついに城壁を突破した触手達がアーマーの破損部分に殺到する。
そして触手達は瞬く間に装甲の傷口を広げ、ボディスーツに包まれた彼女の両乳房を引きずり出す。
「いや…やだ…そんな乱暴に…ひあああああっ!!!!」
戒めを解かれたシズカの双丘を触手達が思う様に蹂躙する。
その刺激は極細触手による責めなど比較にならないほどの激しさで、シズカはもう悲鳴を上げて翻弄され続ける事しかできない。
触手達によって乳房全体を滅茶苦茶に歪められ、先端部分には口を持った触手が吸い付く。
痛々しいほどにピンと張り詰めた突起は触手の口の中で繊毛状の微細な触手のブラシによって揉みくちゃにされる。
「…ひあ…やはぁああっ!!…だめっ!!…むね、それいじょ…は…私…おかしくなっちゃうぅ!!!!」
凄まじい刺激と快感の荒波に意識をかき乱され、シズカは長い黒髪を振り乱して泣き叫ぶ。
だが、彼女を襲う陵辱の嵐がこの程度のものである筈がなかった。
やがて、シズカは自分に起こったさらなる変化を目の当たりにする。
「ふぇ…あ……うそ?…強化服がぁ……」
先ほどの胸部アーマーと同じく、エネルギーを失ったためであろう、体中のいたる所で強化服の崩壊が始まっていた。
ボディスーツは伝線を起こしたストッキングのようにいくつもの場所で穴が開き、真っ赤なスカートも襤褸切れのような有様になっている。
装甲にも様々な場所にヒビが入り、刻一刻と朽ち果て、崩れ落ちていく。
そして、触手達はようやく見つけた突破口から侵入を開始し、シズカの柔肌をけがらわしい粘液で汚していく。
「ああ…だめっ!!…そんなのだめぇっ!!!そんなところ…入らないで…っあああああああ!!!!」
直接触手に触れられる部分が増えた事で、シズカの体に対する媚薬成分の浸透が一気に加速する。
体中が信じられないほどに熱く火照って、嫌悪感しか感じられないような触手の感触にシズカの体は快感の喜びに震えてしまう。
「は…ぁあ…ひぅ……や…いやぁ…も…こんな………んっ!!?…んんむぅ……んっ…んんっ!!!」
悲鳴を上げた口にも触手が強引にねじ込まれた。
401195:2009/04/22(水) 23:22:55 ID:ycbVHVF4
何とか逃れようとするシズカの意思など無視して、触手は激しく前後にストロークを始める。
口腔内を無茶苦茶にかき混ぜられ、蹂躙される苦しみにシズカは涙を流して耐える。
そして、その前後運動が最も激しくなった瞬間、脈動と共に触手の先端から濃厚な粘液が放たれる。
「うむぅ…んぅ…かはっ…こんな…無理…ああっ…んっ……んんぅ…んぅううううっ!!!!」
触手の先端を吐き出し、粘液から逃れようとするシズカの口にもう一度強引に侵入して、濃厚な粘液をリットル単位で嚥下させる。
その全てを飲み干して、ようやく解放された時には、シズカの顔と、それを覆うクリアレッドのバイザーはべとべとの粘液に塗れてしまっていた。
「……うあ…ああっ……触手の…あんなにたくさん…のまされて……う…ああっ…体がっ…熱くっ……っ!!!」
シズカの飲まされた粘液はたちまちに効果を発揮し、体の内側から燃え上がる淫らな熱が彼女の全身を苛み始める。
「…ひゃぅうううっ!!!…ひっ…いやああ…やだ…からだ…へんに……くあああああっ!!!」
淫蕩の灼熱地獄の中で身悶えるシズカ。
既に溢れんばかりの愛蜜を滴らせ、ヒクヒクと物欲しげに震える彼女のアソコにも、ボディスーツの上から絶え間ない触手の刺激が襲い掛かっていた。
「やぁ…おしつけないで……そんな…つよくされたら……あ…うあああああっ!!!!」
ぐにぐにと女の子の大事な場所に先端部分を押し付ける触手の動き。
もはや限界近くに燃え上がった彼女の体はそれに耐える事ができず、刺激を受ける度にはしたない声を上げてしまう。
すでにボディスーツの隙間から侵入した極細触手は彼女の秘所の近くにまで到達し、敏感なその場所に今にも襲い掛かろうとしている。
シズカはなんとか触手を腰から振り払おうと体をくねらせていたが、その動きはいつの間にか触手の刺激を求める淫靡な腰使いへと変化してしまっていた。
(ああ……そんな…私…こんな奴に好きなようにされて……気持ちよくなってる……)
自らの心と体の変化に、シズカは絶望する。
一対一の真っ向勝負なら、引けを取る事など有り得ない相手だった筈なのに……。
いまや彼女のプライドはズタズタに引き裂かれ、抵抗の意思はだんだんと弱まり始めていた。
そして、そんなシズカをさらに追い詰めるべく、触手の責めは加熱していく。
「ひあっ…ああああああっ!!!!…やだ…入ってこないで……かきまぜないでぇえええっ!!!!」
ついにシズカのアソコに到達した極細触手達が蹂躙を開始する。
汚れを知らない秘裂をかき回し、溢れる蜜を存分に味わう。
そして、内外両面からの触手による攻撃によって、粘液はさらに浸透して、ついには彼女の秘所を覆うボディスーツまでもが破れてしまう。
ついに露になったシズカの秘所めがけて、触手達が襲い掛かる。
クリトリスに吸い付き、薄いピンクの花弁をめちゃくちゃに舐め回し、触手達はシズカを翻弄する。
「ひはぁ…ひゃ…ぐぅううっ!!!…ひや…こんなの…わたし…くるっちゃ……っ!!」
同様の強化服の崩壊はシズカの体の各所でさらに侵攻する。
赤い肩アーマーはついに無残に崩れ落ち、背中の装甲にもいくつものヒビが入り始める。
スカートはもはやその役を為さず、劣化して砕け散ったベルトと共にずるりとシズカの腰から落ちていく。
アーマーの下を守るボディスーツの破れ目は全身に広がり、そこから内部に侵入した触手によってその穴が広げられていく。
もはや、ほとんどのエネルギーを失った強化服にかつての面影はなく、シズカの乱れ姿を演出する淫らな衣装に成り下がっていた。
そして、彼女の両胸を覆うボディスーツはついに完全に剥ぎ取られ、眩しいばかりに白い双丘とピンクの突起が外気に晒される。
「あ……も…やめてぇ……」
震える声で哀願するシズカ。
しかし、触手達は残酷にも、新たなる責めで彼女を追い詰めようとする。
ぐねぐねと、シズカの頭上の方から姿を現した異様に太い二本の触手、その先端が花びらが開くように展開する。
その内側にはびっしりと細かな触手が生え、うねうねと不気味に蠢いている。
「ひ……いやぁ…」
その触手を見て、次に自分が何をされるのか本能的に悟ったシズカだが、今の彼女に逃げ場など存在しない。
402195:2009/04/23(木) 00:26:04 ID:ZnIuIqsd
そろそろ容量いっぱいなので、次スレを立てます。

正義のヒロインを嬲るPart4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1240413733/

SSの続きも向こうで
403名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 06:36:38 ID:XstATrJE
404名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 10:27:55 ID:ATTgRfxP
>>402
スレ立て乙です
しかし彗星のように現れたな…
これだからエロパロ板巡りはやめられない
ちゃんとしたサイトでこれぐらいのクォリティーのSSがあるのがゴロゴロしてりゃあいいのにな
405名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 00:16:50 ID:pFd/Twfb
>>404
ムチャクチャ言うなよw
406名無しさん@ピンキー
よく考えるとオリジナルの変身ヒロインを扱った文章サイトってあまりないかもね
二次元ドリームで有名な黒井弘騎氏のサイトにファントムガールの草宗の部屋、洗脳戦隊…
はんぱな読み切りとか更新打ち切りとかなら幾つもあるけどね

絵ならエルセインの竜湯氏、白銀の迷宮、洗脳系の真田クロ

……充実してるっちゃしてるけどなんか開拓し尽くした感があるんで新たな情報が欲しいな