<怪力>
女だてらにと思われるが、彼女のパワーは計り知れない。
数万トンある重量のものでさえ、軽々と持ちあげてしまうのだ。
<スーパーブレス>
胸いっぱいに吸い込んだ空気を、スーパーガールが吹き出すと、一瞬にして人間も吹っ飛び、
まっ赤に熱せられた鋼鉄さえ、冷え切ってしまうほどの威力。
こんな彼女を日常生活を送る、あらゆるものを破壊してしまう!??
2 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 08:15:59 ID:6+Sl5KD0
2
ふたなりは不可になったのか
スモールビルの新スパガはエラ張ってて可愛くないのが残念すぎる。でも怪力シーンのCG技術普通にすごいし別の人でスピンアウトものやってくんないかね。
メリケンのオナニー壷はエラ女なんだろうか。ヘレンスレイター最高だったけどあれは逆にメリケンの壷じゃなかったのかも( ゚д゚)
>>1 乙です。まさか、2スレまでいくとはw
>>3 可でしょ、ただスレタイにわざわざ入れる必要なくね?
>>4 エラより鼻の方がやばいw
映画のスーパーガールの名シーン、
自然石を握って粉々に潰してしまうのに、興奮する。
美人の女の子が怪力だなんて、
スーパーガールの細くてかわいらしい指に握られるのが、自分の身体の一部だったらと、想像してしまう。
頭だったら即死!
腕や脚なら切断!
チ○コだったら、やっぱりミンチ!!
8 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 19:08:30 ID:iUTbGD7/
俺はトラック運転手を懲らしめるシーンが凄い好きだな〜
特にスーパーブレス使う所で、何回抜いたかw
スーパーガールにとっては成人男性を倒すのに、指一本触れる必要も無いのか…
9 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 23:05:38 ID:MbSz5JID
アメコミの石を砕くシーンの
キャプ画像ないっすかね?
昔はあった気がするんだが、ぐぐってもみつかんないorz
1スレもう書けないのか(´・ω・`)
>>8 実際、スーパーマン2で悪役の女がヘリを墜落させてたしな。
あのシーンのやり取りが、めっちゃ好きw
女「見て、飛ぶのに機械が必要なのねw」
将軍「勇敢だなw慰愛の情を込めてキスをプレゼントしてやれw」
女「(^з^)-☆」
ヘリ墜落
13 :
9:2008/10/09(木) 01:02:34 ID:su11+67k
スマソ、落とし損ねたorz
一日くらい残して欲しいです
14 :
9:2008/10/09(木) 01:15:31 ID:su11+67k
直にはみれないのですね。
これです!!!
ありがとうございます。
携帯からなので、あとでいただきます。
>>11 一番上の初めて見た。映画版のコミックからの出展?
16 :
11:2008/10/09(木) 15:08:21 ID:idAhzbDe
17 :
9:2008/10/09(木) 16:00:50 ID:g1i+pM41
あっ、ごめん!
キーワード間違えた
key:SGdeEP2
>>19 認証失敗って出ますけど…何があるんでしょう?
GJ!
>>前スレ809
>地球に到着して、めっちゃ頭がよくなるって描写あった
映画の最初で、アルゴシティの小学校みたいなところが映る。
先生が質問して5歳ぐらいの女の子が手を挙げて答える。
「...ナチュラルログ(自然対数)の立方根」とか何とか聞こえる。
英語の本当のほうは、
ttp://www.scifiscripts.com/scripts/supergirl.txt によると、
The cube root of the wavelength over the natural log of the integral of the speed of light squared.
要は5歳ぐらいでも、
地球の高校生以上の数学・物理をやっているという前振り。
で、カーラは6次元幾何学が苦手。
そんなカーラでも、地球に来てリンダという高校生に。
文明の遅れている地球では、コンピュータよりも速く計算できてしまうっていう超人ぶり。
あの程度の計算は、彼女の星では幼稚園並なのかも。
あまりの速さに、デタラメだと思われて笑われる。
怪力で美人で頭もいいなんてと思うと、こりゃたまりませんな。
綾門さん・・・よろしければ続きが読みたいです。。。
体育の授業とかどうしてるんだろう。ものすごく手加減しているとか、いいなあ
25 :
746:2008/10/12(日) 18:25:51 ID:FF7QTVGL
久しぶりとなります、綾門の人です。
まとまった時間が取れそうなんで、どうにか1週間以内に続きがあげれそうです(相変わらず短文になると思いますが…)
で、上げる時なんですが、スレ変わってますけど続きから上げちゃってもいいもんなんでしょうか?
それとも前のも再掲した方がいいんでしょうか?
もしよろしければご意見下さい。
それでは用件だけですが、これにて失礼します。
26 :
746:2008/10/12(日) 18:35:55 ID:FF7QTVGL
>>24 すみませんが、続きはしばしお待ち下さい。
体育の授業は…実は表向き病弱という設定で見学しがち、たまに出ても手加減してダメダメ…とかでしょうか。
で、更級君が球技とかしているのを、見学中にさりげなくアシストして活躍させてみて…
それで他の女子から声援送られてるの見て、複雑な心境になったりしてるかもしれませんね。
でもその優しさがいい作品を創ってるんだと思う。
新作期待しています!
期待してまする!!
自分はあまりふたなり好きじゃないので
たのしみっす(^_^)
前述のSSだと、綾門さんも更級君の前で、高速生着替したのかな
握手するところが、
握り潰さない様に手を伸ばしているところも良いですね。
軽く握るだけで数トンかかるのだから…
石をつかんでいる時も壊れるか壊れないか
ギリギリなのかなぁ?
イマイチ想像がつかないのだけど、例えばスーパーガールが本気で数トンの重さがある戦車を横殴りにした場合、戦車はどうなるんだろう?
高速で吹っ飛んでいく?
それともあまり動かずに、スプーンを差し込んだプリンみたいに抉れるだけ?
80万トンをかるがるのスペックで本気モードなら亜光速に近い殴りだろうしインパクトの瞬間粉々に爆裂するはず。戦車はツギハギの鉄の塊だけど純粋な鉄塊でも多分同じ結果かと。
吹っ飛ばす場合は、ある程度スペックを落とした設定で反作用で体が後方に動かないように飛行能力等で体を固定し、押し出すように振り切る殴りでいけるかも。
体を固定する超能力無しの時は殴ると自分の体も反対に飛んでしまうので、下から突きあげるように殴るかもぐりこんでから車体を掴んで投げというのも。
殴り関係ないけど、押し合いで系で斜め下部から戦車と押しくらまんじゅうしてる描写が小娘オーバードライブにあったね( ゚д゚)
戦車は数トンの重さじゃ作れないぜ
鉄ってかなり重いんだぜ
映画の中で、
普段着のままスーパーパワーをうかがえるシーンが好き。
ショベルカーに襲われた男性を助け出すところ。
男性をとじめこたバケットをスーパーガール姿のまま地面に置くけど、
そのあと学校の制服姿になったにもかかわらず、
ショベルカーのバケットを軽く持ち上げてしまう。
あれって、どう考えても数トンの重さがあると思うのに、、
<続き>
もうひとつは、、
夜の遊園地で、同じ男性に花束と大きなチョコレートをもらったところ。
男性がスーパーガールをお姫様だっこしようと、
彼女の足と腰に手をかけて、持ち上げようと、うーん、うーんとうなるが、
スーパーガールはビクともしない。(脚を曲げてやればいいのに、、)
あげくの果て、男性に向かって
「なにをしているの?」
スーパーマンはリターンズの続編打ち切って、完全新作を製作するらしいな
つか、マジで「スーパーガール」も新作、最低でもリメイクしてくれよー
エロとアクション満載でw
映画と言えば、
バイオニック・ジェミーの映画版(邦題:バイオニック・ウォーズ)もかなりお勧め
>>37 俺もそのシーンめっちゃ好き
しかもその後のシーンでは、スーパーガールはイーサンをゴーカートごと軽々持ち上げちゃうんだよねw
その上、片手で持ち上げ飛行したまま、もう片方の手で気絶したイーサンの頭をなでてやったりしてるしw
>>38 バイオニック・ウォーズ懐かしー
バイオニック・ガール(サンドラ・ブロック)がメチャ可愛いよw
彼女が立ち上がろうとしたときに無意識のうちに、椅子のひじ掛けを握り潰すシーンで何回も抜いたわw
ヤシの実を簡単に割っちゃうところ良いですね。
ヤシの実って、コツがあって素手でも割る方法があるらしい。
でも、そんなものお構いなしに、力づくで割ってるんだろうな。
>>40 最初は力加減が思い通りにならずに石ですら持ったとたんに握り潰してたけど、
暮らしていくうちにうまく力加減出来るようになってるのがまた良いね。
キスも上手にできてたもんなあ。さらに発展した男女の行為に及んだ場合スパガ視点だととんでもない精密作業に違いない。
「ハンコック」観てきた。
ハンコックと同じくスーパーパワーを持つ女性が出てくるとの噂だったんで
wktkしてたんだが、彼女がパワーを使うシーンは非常に少なかったので(´・ω・`)ショボーン
一応、ハンコックのキャラは、このスレの「正義のスーパーガール」にちょっと通じるものがあるように感じた。
まぁ、映画としては、あまり面白くないんだけどねw
連投すんません
つべ等で「Smallville」の新シーズンが流れてるけど
OPのキャストからスパガが外れてるな、もう出番なしなのか?
本編見たけどやっぱ出てなかった。スピンアウトで新作こんかなー。
「帰ってきたスーパーフカキョン」「出撃!POWER GIRLS」の続きは、もう投下されないのか…
48 :
768:2008/10/17(金) 20:54:35 ID:FLtvIhua
前スレの
>>768 ×モーゼ ○モーセ でした。訂正。
最高時速800万kmはスーパーマンの公式設定ですね。
知らなかった。オフィシャル設定に柳田理科男みたく突っ込んでしまった。
大気圏内ではこのムチャクチャな超暴力的最高速力は出さないってことかな? 宇宙用の速力?
ウィキから公式設定をプチ考察。よければSS創作のご参考に……
> 80万トンの物体を持ち上げる怪力。
50万トン級巨大タンカーの持ち上げオッケーっすね。船は底が面で水に浮くように出来ているから、一点に力をかけて挙げると、タイタニックの沈没シーンみたく、ボキッといくと思う。
明石海峡大橋の巨大コンクリート基礎杭が100万トンなので、これは一人では持ち上げられないと。こういう巨大質量物体を、少ない力点で乱暴に動かそうとすると、一部がブチッと千切れると思う。
> 40メガトンの核爆発に耐える耐久力。
……ってことは、旧ソ連が作った人類史上最強の50メガトン級水爆がスパガを直撃したらやばい?! 日常でそんな攻撃は考えられないので、ほぼ無敵。しかし40メガトン未満の核爆発なら平気ってどんだけ丈夫な体なんだ。
> 体表(および体を包む服)が強靭なフォースフィールドで覆われているからであり、それ故たいていのことでは傷つきも汚れもしない。ただし体から離れているマントはフィールドで覆われてはいないため簡単に破れてしまう。
フォースフィールドなる設定、初耳。けっこう凝ってるんですねえ。この設定だと、定番のコスチュームは別に必須装備じゃないから、ビキニでもTバックでも紐水着でも前張りでもフンドシでも全裸でも、スパガの格好はなんでもいいってことですねッ!!
> 超鋭敏な視覚(望遠・透視・赤外線・X線モード等 鉛のシールドだけは透視出来ない)と聴覚、常人による刃物や銃撃等の攻撃は全て見切れる驚異的な動体視力。
小技な能力は、映画だとよくアクションシーンで登場。SSだとこのへんのの描写に不利ですね。
> 眼から熱線(ヒートビジョン)を放射。威力の調節は元より、有効範囲や熱線の幅など自由自在。
コミック版ではビルを溶かしたりするほど強力。恐ぇー!すげぇー!
まー 元がアメコミなんで、全体に大味な設定ですねー
ここのスパガには紐水着が似合うと思う。
それも美和美和風のエグい奴w
ブラザーズなんという埋もれた名作。思わずザラバ放棄して全巻一気に読みふけってしまった。メモリー可愛すぎる。
51 :
24:2008/10/18(土) 16:04:42 ID:6Dq2U8NL
>>26 たしかに
綾門さん病弱で、更科君にアシストというのもいいなあ。
すごく手加減しているのを、更科君にだけわかるように見せ付ける。。。というのもいいと思う。
いずれにせよ綾門さんは、気長に待ちますので、どうか焦らずに。
>>37 俺もそのシーン大好きなんだけど、
あれは、スパガが重いの?
それとも、常人では考えられない力で踏ん張って立っているの?
上に持ち上げようとしているから、踏ん張ってというのができないんじゃないかと思うのだが。
どっちでも好きなんだけど、あれはなんでなんだろうと。だれか解説してほしいのだが。
映画の「スーパーマン」でスーパーマンが自分は地球人より
体重が重い(地球上では)という説明をロイスにするシーンがあったはず。
何で体重が重くなるのかは忘れちった・・・
もう前のdat落ちか・・・txt保存してなかったorz
どこかにまとめられてませんよね?
54 :
52:2008/10/18(土) 19:07:03 ID:Scypgeqs
すまん、「スーパーマン」確認してみたが
>>52のシーンは無かった…
しかし、どこかで見た設定だと思うんだが…
TVドラマの「新スーパーマン」だったかな?
57 :
746:2008/10/18(土) 23:59:47 ID:9VRY3iEi
「…持ってみる?」
「え?」
綾門さんは僕に近づくと、手に持つ鉄塊を渡そうとした。
冷静に考えれば、持てるはずがなかったんだ。
今はボーリング玉ぐらいのサイズとはいえ、元は150kgという重量の大きなベンチなのだから。
でも綾門さんが、まるで風船でも持つかのように軽々と持ち上げていたから…僕はついつい受け取ってしまった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
これまで持ったことのない重量が、両肩に圧し掛かる。
肩が抜ける!そんな数秒後の展開が脳裏によぎった瞬間、突然その重さが無くなった。
「…ごめんなさい…普通の人には…無理に決まってるのに…」
気がつけば、綾門さんの顔が目の前にあった。
本当に目の前、息がかかるかのような距離。
綾門さんは眉尻を下げた、まるで今にも泣き出しそうな困った表情で、身体を前に傾けて片手で鉄塊を持ち上げてくれていた。
「あ、ありがとう」
「…今のは私が悪かったんだから…お礼を言う必要はない…」
「でもその、綾門さんに助けてもらえたのが、なんだか嬉しかったから…だから気にしなくていいよ」
ハハハ…と、苦笑いを浮かべながら綾門さんから視線を外して、ポリポリと頬を掻いた。
確かに本当なら怒ってもいい場面かもしれない。
けど、本気で心配してくれている綾門さんを見たら、そんな気は微塵も起こらなかった。
「…更級君がそれでいいなら…いいけど…」
そんな僕を、綾門さんは困惑したような表情で見ている。
「……しなくんって………さしい…」
「え?」
「…な、何でもない…」
声が小さくて初めが聞き取れなかったけど、なぜか綾門さんは顔を赤くさせながら慌てたようにブンブンと首を横に振った。
一体どうしたんだろう…
58 :
746:2008/10/19(日) 00:00:45 ID:9VRY3iEi
「…更級君…お願いがあるの…」
「お願い?」
少し時間がたった後、ようやく落ち着いたのか、綾門さんは大きな目でじっと僕を見つめて口を開いた。
「…私がスーパーガールだっていうこと…誰にも言わないで欲しい…」
綾門さんの真剣な眼差しが、僕に突き刺さる。
それだけで彼女の言っていることがどれだけ大事なことなのか、伝わってくる気がした。
確かに正体がバレたら、マスコミは放っておかないだろうし常に周りの視線にさらされることになるだろう。
それに彼女のことを快く思っていない人達…主に組織とか組とか壊滅させられたりしている悪い人達からも
目を付けられるわけだから…問題が起きるのは間違いない。
だから、
「もちろん言わないよ」
何も好き好んで問題を起こすつもりはないので、あっさりとそう答えた。
それにもう一つ、もっと大きな理由もあるし。
でも綾門さんにとっては、僕のそのあっさりとした答えは意外なものだったらしい。
「…本当?」
少し驚いたような表情で聞き返してきた。
「そんなに驚くような答えだった?」
「…少しだけ。…私の情報を売れば…かなりのお金になるから。…だからこれまでも、私のことを知って売ろうとした人
…何人かいた…」
そう言った綾門さんの顔に、暗い影が落ちる。
綾門さんの言う通り、あのスーパーガールの正体なら、誰もが知りたいに違いない。
そのためなら大金を払う人もかなりいるだろう。
…っていうか、正体何人かにバレてるんだ。まぁ、子猫助けるためにいきなり飛び上がったりする人だからなぁ…。
もしかして綾門さんって、実は結構天然なのかな?
「…でも、バレたら綾門さん困るんでしょ。僕は困ってる綾門さん見たくないし」
「………それが理由?」
「一応一番の理由だけど…おかしいかな?」
聞き返すと、綾門さんはまたもやブンブンと首を横に振った。
でも相変わらず顔は赤くて、それになんとなく、嬉しそうな表情に見える。
そんなに嬉しがられるようなこと、言ったつもりじゃないんだけど…まぁ、悲しまれるよりはいいのかな。
59 :
746:2008/10/19(日) 00:01:30 ID:9VRY3iEi
「…あの…」
「ん?」
「…お願い聞いてくれたお礼…するから…。私に出来ることなら…言って…」
鉄塊を両手に抱えた状態で、綾門さんの顔が迫ってくる。
「お礼?」
「…そう。例えば…迷惑している組織とか組がいたら…潰してあげる…。こんな風に…」
綾門さんの手の中で、常人ならへこますことすら出来ないであろう丸い鉄塊が、まるで空気の抜けた
ビーチボールのように一瞬にしてぺちゃんこに潰れた。
何度も言うけど、鉄塊だ。さっき僕が持とうとして、肩が抜けそうになった150kgはありそうな。
「あ、綾門さん、別に迷惑してないから!土地を狙われて地上げさせられたりとか、変な取引現場を見てしまって
命を狙われたりとか、そんな漫画みたいな展開ないから!」
「…そう…残念…」
僕の力一杯の否定に、少し寂しそうな表情になる。
…綾門さん、そんなに厄介事に巻き込まれていて欲しかったのかな…
「…じゃぁ他にない?…私に出来ることなら…なんでもする…」
ズイッと密着するぐらいの距離にまで詰め寄られ、綾門さんの顔がさらに近くなる。
つい見惚れてしまう美貌と、抜群のスタイル。そしてその身体から漂ってくる、甘い香り。
それなのに、子猫が困ってたら放っておけないような優しい性格。
そんな不思議な可愛いスーパーガールの綾門さんが相手だったから、あんなとんでもないセリフをためらいもなく
口にしてしまったんだと思う。
「それじゃ、僕の彼女になって欲しい…」
本当に、そのセリフにためらいは無かった。
60 :
746:2008/10/19(日) 00:10:51 ID:erjEG7L7
続きが書けましたので投下してみました。
次ぐらいに軽くエロも入れれたら、と思ってます。
それではまた続きが書けましたら…
> 「…少しだけ。…私の情報を売れば…かなりのお金になるから。…だからこれまでも、私のことを知って売ろうとした人
>…何人かいた…」
> そう言った綾門さんの顔に、暗い影が落ちる。
萌えたんだが、このシーンで
「待て、まさか秘密を知った連中は……すでにもうこの世に……」なんて思ってしまったんだが
746氏
イイ!
常人になりたい非・常人 x 非・常人に想いを寄せる常人(普通のやさしさ付き)
ドツボもいいところですわ。
短かくサラっと重要なツボが散り嵌められてて正にに GJ!
63 :
名無し:2008/10/19(日) 15:31:33 ID:z0kkS2Ik
今度は綾門さんが スーパー・パワーで悪人掃除をしてる場面が読みたい
64 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 04:31:43 ID:t1MUGPX9
綾門さん良いですね。
「スーパーガールって…… 空も飛べるんだよ……」
学校の外に出るなり、綾門さんはそう言って恥ずかしそうに僕の顔を覗き込んできた。
僕が『じゃあ送っていってよ』と言うのを待っているのだろう。
表情の変化は乏しいが、僕を覗き込む綾門さんの瞳は、なにやら期待に満ちていた。
本来ならその期待に沿えるようにしたいところだけれど……
辺りを見廻す。
下校するには遅い時間なので辺りに人の気配は無い。
だが、どこで見られているか分からない。
もし、噂のスーパーガールの正体が綾門さんと知れたら……?
もしかしたら、それをネタに脅迫してくるかもしれない。
そうなってくると綾門さんの身が…、っていうか脅迫した相手の身が心配だ。
うん、綾門さんには悪いけど、やっぱり送ってもらわないほうが無難だよな。
「綾門さん、悪いけど今日は歩いて帰る……」
「え……?」
「あ……もう飛んじゃった…♪」
「えええええええぇぇぇぇ!?」
僕があれこれ考えている間に、綾門さんは僕の襟首を掴んでそのまま上昇していた。
(え、襟首?襟首はまずいぞっ、く、首が絞まるって……!?)
急いで下ろしてもらおうと思い綾門さんを見上げると、綾門さんはとても気持ちよさそうに風を切っていた。
「……〜〜♪ 綺麗…… 夕焼けが…… こんな近くに……」
制服姿のクラスメイトの横顔が夕日と混ざり合って……
なんだかとてもとてつもなくファンタジーな光景が展開されていて思わず見とれてしまう。
(綾門さん…… 本当にスーパーガールなんだな……)
綾門さんは僕の身体の重さをまったく感じていないみたいだ。
しかし、そろそろ本格的にやばいかも……
そうこうしている内にも、制服の襟はみるみる僕の動脈に食い込んできていた。
一方の綾門さんはいつに無く饒舌だ。
「私…… この時間帯が一番好き…… 空の色とか夕日の色とか雲の色とか…… いろんな色が混ざり合ってて……」
「飛んでると…… 私も色に混ざって…… 溶けちゃいそうな気分になれるの……」
―――なるほど。僕が見ている光景が黒紫色なのは、きっと色々混ざりすぎてるからなんだな。
「んっ…… 気持ちいいね……♪」
そりゃもう……、死にそうなくらいにね…………
「??? 更科くん…… さっきからずっと無視して…… 返事くらいしてほしいな……」
「あ…… もしかして高いところが怖いとか…… あれ……? ……なんで泡を吹いて……? ……あっ!?」
ようやく綾門さんが僕の異常事態に気付いてくれたようだ。
慌てて高度を落として……って、ちょっと急降下すぎやしないか!?
急激にお空が遠くなっていくよっ!?
ついでに意識も遠くなっていくよ……
そういえば入学時に通学中の事故に備えて学生用の保険に入らされたけど、こういう場合も適用内なんだろうか…………ガクッ
勝手に書いてしまいました。すみません…
しかし、746氏のクオリティには遠く及ばないなぁ…
いいっすなー
あっさり目だけど、オッキしたw
/\___/\
/ ⌒ ⌒ ::\
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70 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 22:00:40 ID:TVF6YaNF
スーパーガールが触手モンスターに敗北ってのが見てみたい
一度でもイかされたら最後。
触手モンスターが飽きるか、スーパーガールが死ぬか壊れるまで徹底的に陵辱され弄ばれる
そうなった仲間を何人も見てたから自分なら、そんなヘマはしないと言い切っていた
少なくとも不覚を取り捕縛され犯されるまでは
71 :
746:2008/10/24(金) 12:39:39 ID:SXyLK+66
>>67 わざわざ設定使って書いていただき、ありがとうございます。
二人の距離感というか、その間の雰囲気がすごくよかったです。
まどかのおっちょこちょいのところとかも、上手く表現されてて楽しかったですし。こんな何気ないけど二人にとっては特別な日常風景を、私も書けたらなーと思います。
本当にありがとうございました。
怪力じゃないから無理
俺も綾門さんで少し書いていいかな?
シチュエーション等は思いつくけど、設定がいまいち浮かばないので…
76 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 16:34:50 ID:4vBjDRkP
>>73 これ冒頭にでも、活躍するシーンとかあるの?
ここの作品はあくまでも同人レベルだから、あっても期待しない方がいい
78 :
746:2008/10/28(火) 21:01:37 ID:+n0KDrW9
>>75 どうぞ使ってやって下さい。
楽しみにしてますねー。
79 :
75:2008/10/28(火) 21:37:20 ID:q+06TPdD
>>78 ども、ありがとうございますー
746さんの作品も期待してます
しかし、書いてるうちに、あまりスーパーガール関係ない只のおのろけSSになってきた…
それでも有りですかね?有りなら今週末くらいに投稿したいと思いまするー
>>79 横レスだけどいいんじゃね?
ただ、個人的にはここいらでハードなスーパーガールも読んでみたいなぁ…
前スレの放尿中学生のやつとかw
>>12 映画スーパーマン2のこのシーン、自分も好き。
夜のニューヨークで、唇から吹く息で大暴風を起こすシーンも大好き。
>>26 ストーリーが広がりそうなよいシチュですね。
少年漫画でありそうでない、スーパーヒロインとの微妙な関係が萌えます。
>>42 相手の体が壊れないように細心の注意を払って交合。
ノーマル人体はガラス細工みたいなものかぁー。すぐにつぶれちゃう粘土みたいなもの。
スパガ視点のそんなSSがあったら新鮮?
スーパーマンシリーズは公式設定だとテレパス能力がないので、
口のうまい詐欺師にだまされることもあるのが、作劇上の特長ですね。
83 :
75:2008/10/30(木) 21:26:08 ID:qykHLPvA
放課後、誰もいない教室―――
「綾門さん、起きて」
「すぅー……くぅー……」
机に突っ伏して脳天気に眠っているこの女の子は僕の彼女の『綾門まどか』だ。
「くぅー……すぅー……」
「一緒に帰ろうよ、綾門さん」
「ん〜……むにゃむにゃ……」
「もう、起きてよ、綾門さん」
「んんっ〜……すぅー……くぅー……」
うーん、起きる気配が全く無い……
「はぁ……疲れてるのかなぁ……綾門さん。最近忙しそうだし……」
「くぅー……すぅー……」
「ふぅ……ちょっと寝かせておくか……」
そう、僕の目の前で無防備な寝顔をさらすメガネっ子は、実は地球の平和を守るスーパーガールだったりする。
「それにしても、可愛い寝顔だな……」
イタズラ心がむくむくと沸いてきて、僕は綾門さんの頬を指でつんつんと突いた。
「んんっ……んっ……」
すべすべの頬がぷにっと凹む。
……めちゃくちゃ柔らかい。
赤ちゃんのほっぺたみたいだ。
「綾門さん、ホントにスーパーガールなのか?」
弾丸を弾き返す不死身の身体とはとても思えない弾力。
また、つんつんと綾門さんの頬にイタズラする。
「……やだぁ……更科くん……そんなトコ……」
お、起きた―――!?
「んん……すぅー……くぅー……」
……まだ寝てる。
84 :
75:2008/10/30(木) 21:28:41 ID:qykHLPvA
「アホな事やってないで早く起こそう。綾門さん。起きて、綾門さん」
綾門さんの身体をゆさゆさと揺する。
「……あっ」
すると同時に、大きな胸がポヨンを揺れた。
綾門さんの肩を揺するたびに、二つの山に引きずられて制服のシワが形を変える。
なんだかいけないものを見た気がして思わず視線を逸らせてしまった……
「……何をやってるんだ、僕は。ねえ、綾門さん。起きてってば」
「むにゃむにゃ……更科くぅ〜ん……」
「……へ?うわぁ……!」
綾門さんが突然抱きついてきた。
「あ、綾門さん……!?やめ……!」
「更科くぅー……んんっ……むにゃむにゃ……」
「むにゃむにゃって、もしかしてまだ寝てる……!?うわあぁっ……!」
綾門さんによって、ドスンと床に押し倒された。
そのまま、ぎゅうっと抱きついてくる。
(いつつつ……って、うぉぉ!綾門さんのムネが当たって!?……き、気持ちいい……っ)
これは嬉しすぎるハプニングだが、健全な男子的にこの感触はマズイ!、
なんて、乳房の柔らかさをバッチリ堪能しながら本能と戦っていると……
――――ミシッ……
「ゲハッ!!あ、綾門さんッ!?」
背後に回った綾門さんの腕が万力のように締め付けてくる。
というか、この音は何だっ!?ほ、骨が砕ける!?
「更科く……ぅん……」
メリッ!メリメリ!!、バキッ!
「ノーッ!ノーッ!ブレイクッ!ブレイクーーーッ!」
―――ぷにゅっ、ぷにゅん♪
85 :
75:2008/10/30(木) 21:29:44 ID:qykHLPvA
「はぁ…、腕の力が弱くなっ……って、うっお、こ、今度はおっぱいが当たって……って、うああああ!」
綾門さんがまたしても僕の身体を締め上げる。
押し付けられた胸は風船みたいに形を変えて、僕の胸板を圧迫する。
バキ、バキバキィッ!
「更科くぅん…… だぁいすき……」
ぷにゅっ、ぷにゅんにゅん♪
「んんんぅぅぅ〜……♪だぁいすき……」
バキッ!…ぷにゅっ♪…バキッ!…ぷにゅっ♪…バキッ!…ぷにゅっ♪…
寝ているはずの綾門さんから延々とアメとムチを食らってしまう。
「えへへ……更科……くん……」
「じ、死ぬぅ………」
凄いよ……
これがスーパーガールのスペックか…………!
「―――あ、あれ?」
―――その後、僕は意識を失ってしまい……、気がついたら保健室のベッドに寝かされていた。
たしか、放課後、綾門さんと一緒に帰ろうと思って、そしたら綾門さんが教室で眠ってて……
う〜ん……
何かすっごくいい事があった様な気がするけど……
「なんでかな?お、思い出すのが怖い……な」
(おしまい)
86 :
75:2008/10/30(木) 21:34:01 ID:qykHLPvA
と、まぁこんな感じで書いてみました。
746さん好き放題書いてすみません。
スーパーガールあんまり関係ないですねorz
続き、というか別のシチュを期待している人がいるか分かりませんがw
需要があればまた書いてみますー
>>86 すごく良かったよ。
どんどん書いて、期待してます
デレ部分強化型綾波
みたいな
GJ
>>86 最高ですねぇ
続き是非お願いします。需要めっちゃアリですよ!
90 :
746:2008/11/01(土) 00:08:14 ID:ZiFNSI10
>>86 楽しませていただきましたー
もう甘甘の二人の関係にメロメロですよw
特に寝言でのまどかのベタ惚れっぷりが最高です。
需要ありそうですのでぜひとも他のお話、期待させていただきますね。
91 :
75:2008/11/01(土) 06:10:49 ID:A0tGFp+u
スピリッツ最新号に怪力娘が。
93 :
名無し:2008/11/01(土) 16:55:13 ID:Sj61hRFI
某中学校の校舎裏
その日、学校は「大掃除の日」で先生から生徒までもが忙しく動き回っている。
この中学校に巣食う不良達に送られてきた「決闘状」の時刻は丁度、大掃除の最中の
時刻である。
三十人(他校の助っ人を含む)程の不良達は手に木刀や鉄パイプ、金属バットで武装して
待ち構えていた。
その時、独りの女子生徒が姿を現した。制服からしてウチの生徒らしい。
不良「なんだ、おまえ?」
女「大掃除に来ました♪」
全員、意味が理解出来ずポカンとしている
女「だって、今日は大掃除の日ですから、アタシはアタシなりに学校に巣食う、貴方達不良
を大掃除しようと思って・・・・。」
殺気に見満ちた表情を浮かべ「コラ、小娘、犯すぞコラー!!」と凄む
ふいに、女性との体が金色に包まれた。その瞬間、彼女の膀胱に尿が溜まっていく。
服も大きく変わっていた。青い服に赤いマント、赤い超ミニといういでたちだった。
「さぁ、大掃除を始めますね・・・・・。」
不良達の群に向け、歩み寄る。先頭にいた亀山が「舐めんなよ!!」と叫びパンチを繰り出した。
亀山はボクサーの兄がいて、幼い時からボクシングをしている。誰もが少女の顔が無残に潰れるだろうと
予感した。
だが
「パシン」という妙な音、誰もがそれを見て驚愕した。何と亀山のパンチを、少女は軽々と左掌で受けているのだ。
それも余裕綽綽で・・・・。
「女の子を殴ろうなんて 悪いお手手ですね☆」
グシャッ
女の子は軽く力を込めた。その瞬間、亀山の手は紙風船みたいに潰れた。
「あ・・ギギグッ」
「あはは、いい気味♪」
その後は疾風のようだった。鉄パイプや金属バットを受けたが曲がるだけで無傷、
不良たちはパンチや蹴り、シッピンで次々と肉団子と化していく。
不良たち三十名は、たちまち殲滅された。
少女は樹陰に向うと、その場に立ったまま放尿を始める。
湯気を立て 元気の良い尿が樹と芝生を叩く。
「ふ〜スッキリ!!良い事するって 気持ち良い〜♪」
<終わり>
眼汚しで 申し訳有りません・・・・。
94 :
75:2008/11/02(日) 00:22:12 ID:ChLdT+Q5
「あ、綾門さん、こ、この煮物、おいしいなぁッ」
「ホント……?昨日テレビで見てはじめて作ってみたんだけど……よかった……♪」
にこにこと上機嫌で微笑む綾門さん。
お昼休み、誰もいない屋上で彼女の作ったお弁当を食べる。
誰もが羨む和やかな昼食風景……なのだが。
(やっぱり……気になるよなぁ……)
彼女の柔らかな笑顔以外に目を向けると……
「どうしたの……?更科くん……私に何かついてる……?」
そう、なぜか綾門さんはスーパーガールに変身した姿なのだ。
それにしてもこの格好、いちいち驚く事はなくなったのだが、慣れるとまではまだいかない。
それよりなにより健全なお年頃の男子としては……
「え、いや、うん、なんでもない」
「???へんな更科くん……」
ふー、何とか誤魔化せた……のか?
そう、ス−パーガールと化した綾門さんの姿は、本人は無自覚の内に何とも目の毒な事になってしまっている。
意識しないようにしないように考えれば考えるほどじーっと胸元とかおへそに目が行ってしまう。
―――そんな事を思い悩んでるこの瞬間にも、じーっと綾門さんの胸を……胸を……
「更科くん……あんまり食べてないみたいだけど……おいしくないの?」
「へ?」
「それとも……ひょっとして風邪とかひいて……食欲がないとか……?」
綾門さんが、僕のおでこに触ろうとする。
するとちょうど角度的に胸とかおへそとかが何ともエロい具合に見え……って、うがーーーー!!
ガツガツガツガツ!!
「いやぁ!これ、ホントおいしいわ。うん、マジでおいしい!いくらでも食べられちゃうね!」
ならんならん、健全な学び舎でなにを考えているんだ僕はッ!
煩悩退散ッ!煩悩退散ッ!
とにかく目の前のお弁当に集中っ!胸とかおへそとかお尻とか、ほかの事は気にしないっ!
ガツガツガツガツ!
ガツガツガツガツ!
「ふぅーっ、ごちそうさまっ!」
「お粗末さまです……」
「それにしても、ホントおいしかった。綾門さん、いいお嫁さんになれるよ」
本当は味なんて良く分からなかったけど……
「お嫁さん……?」
僕の何気ない一言が引っかかったのか、綾門さんの顔が、みるみるうちに耳まで真っ赤になっていって……
あらら、俯いてしまった。
「う、うん。いつか僕のお嫁さんになって欲しいなー……なんて」
「お、お嫁さん……いいお嫁さん……更科くんの……お嫁さん……」
真っ赤になった顔越しに、綾門さんの拳がこちらに向かって伸びてくる。
「え……?」
「そんなこと言われたら……照れるじゃない……」
「ひ……っ!」
―――バスゥゥゥゥゥ……ン!
間一髪……身をよじってパンチをかわしたけれど……
――-ガラン……パラパラ……
僕の背後のコンクリート壁に、ボーリング大の穴が開いているのが目に入ってしまった……
「あ……やだっ……か、壁に……穴開けちゃった……」
ちゃ……茶化すのも命がけかよ……!って、心配するのそこ?
「あ、あぅ……更科くん……どうしよう……?」
「どうしよう?って……と、とりあえず先生の所に報告に……」
そうだ、正直に言えば許してもらえるはず、壁に穴を開けた原因は……どうしよう???
まさか、スーパーガールがぶち抜いたなんて言える訳ない。
「さ、更科くん……ちょっと待って……」
あ、あれ!?いつの間にか、綾門さんの手には長い鉄製のベンチが握られていた。
―――ま、まさか……?
ベキベキベキッ……メリメリメリ……ギュギュギュ……
綾門さんは、頑丈なはずの鋼鉄製のベンチをボーリング玉に変えていく。
っていうかこの光景、前にも見たような気が?、
それを壁の穴に無理やり詰め込んで……
「…………よしっ」
「……………………」
思った以上にディープそうだな……スーパーガールの日常は……
(おしまい)
96 :
75:2008/11/02(日) 00:36:07 ID:ChLdT+Q5
第2話(?)ですー
うーん、ますます綾門さんのキャラが変わってますね、すみません… orz
もはや、ヤンデレの域まで来てるような…
次回は体育の授業を書きたいなーと思ってるんですけど…
こんなギャルゲーみたいな作風でいいんですかね?
とりあえず、その辺も含めて感想等いただけると幸いですー
スピはちょくちょくスパガ物載るよね。編集の好みなのか。
バーディがメジャー化に伴い真面目なストーリ物になってしまってちと残念ではあるけどw
>>86 いいんじゃないですか、ヒロインが凄く可愛く描かれてると思いますよ
100 :
名無し:2008/11/02(日) 19:35:39 ID:2QvGE6uC
この学校で、最も畏れられている不良に亀山大地という少年が居る。
17歳で金髪モヒカンの、この少年はキレると手がつけられなくなる。
さらにタチの悪い事に、幼い時からボクサー崩れの父親に仕込まれていたから、喧嘩が
無茶苦茶強く、相手を無茶苦茶にするので、893でさえ避けて通るのだ。
その少年に挑む者が現れた。黒髪のストレートの髪を伸ばした、その少女は顔が幼い。
だが、その幼い容貌とは裏腹に物凄い怪力なのだ。彼の配下の不良が纏めて病院送りに
なったのも、この少女のせいである。
「さぁ、貴方が最後のゴミさんです♪」
気の抜けた口調で、そう告げた。
「ふ・・ふざけんな、コラー!!」
「ふざけてません!!地球の学校に留学して、最初に遣る学校の仕事は清掃委員なんです。
だから、頑張って学校を綺麗にしないと。」
意味不明。とにかく、亀山に判る事は、この少女は敵だという事だ。
「なめんなよーコラ!!アマ!!テメェー、ボコボコにブチ殴ってピー(自主規制)したるぞ!!」
強烈なストレートが「ブンン」という音を立て、空気を切り裂きながら少女の顔面に目掛け
放たれた。亀山は確信した。フザケな小娘の顔は、この一撃で潰れる。その後は、整形しても
戻らないくらい馬乗りでパンチを撃ち降ろし、さらに二度とナメた事を言わせない為に再起不能になるまで(自主規制)するのだ!!
だが、拳が捉えた感覚は、いつもの感触と違う。
見た瞬間、怖れをしらぬ不良 亀山大地は顔を強張らせていた。
101 :
名無し:2008/11/02(日) 19:47:26 ID:GL6phWDO
何と、少女は何の苦も無く亀山のパンチを片手で抑えているのだ。
「ふふ、悪いおテテね☆」
少女は、僅かに力を込めた。
ミチミチボクッ
「○×☆!!」
拳を握り締めた掌に力を込めた瞬間、亀山の拳が、まるで紙風船を握り潰すように
潰れた。
芝生でのた打ち回る亀山を見下ろす。
「さぁ、お掃除です〜♪」
倒れている亀山の胸倉を右手で掴み、軽く持ち上げた。
信じられない光景である。どうみても中学1年の少女なのに、75・5キロある
亀山の身体を片手で軽く持ち上げたのだ。
「いっくよ〜!!」
砲丸投げのように振り回す。物凄い回数で
そして、最後に投げられた亀山は、物凄いスピードで飛ばされ月面にメリ込んだ。
悲鳴をあげる間さえない。
「これで、大掃除完了です〜♪」
女の子は無邪気な笑みを浮かべた。
<終わり>
>>96 最後の「…よしっ」に笑わせてもらったw
ギャルゲー風の軽い感じの明るめな話も好みなんで、ぜひともこの路線続けて欲しいな。
ただ一つだけ、更級くんが不遇なんで名前間違えてるのだけは直してやってw
それともパラレルワールドで微妙に名前違う設定?
>>96 GJ!ここはエロパロ板だぜ
俺は其の作風好きだから、もっと楽しませてちょ
104 :
75:2008/11/03(月) 23:29:38 ID:AZ6rNd8r
どもっ、感想を書いてくださった方ありがとうございますー
まぁ、続きの方は…、飽きられない程度にボチボチ書いていきたいと思います。
スーパーガールによるハードな嬲り作品も機会があれば…
>>102 >パラレルワールドで微妙に名前違う設定
(・∀・)ソレダ!! …って嘘です、普通に名前を間違えてました…
746さん、すみません…
(´Д`;) ゴメンナサイゴメンナサイ
∨)
((
>>101 こういう他人様の文章に直接手を加えたのは関心しないな。
せめて、自分の文章で書こうぜ
>>105 ウザ。別に改変だろうが何だろうがかまわんだろうに・・・
いるよなこういう上から目線の空気読めない馬鹿。
>>104 綾門さんが怪力以外の超能力を使うシチュが見たいっす
意外と難しいかな?
110 :
746:2008/11/06(木) 00:12:02 ID:gmWcciZM
「あ…う…」
僕の告白を聞いた綾門さんは、目に見えて動揺していた。
顔は熟れたトマトのように真っ赤になり、言葉にならない声を上げて見ようによっては怯えているかのような表情で僕を見つめている。
「やっぱり迷惑だよね。ごめん、こんな酷いこといきなりお願いしちゃって…」
「ち、違う!」
初めて聞いた、綾門さんの大きな声。
意外な声に僕は驚いてしまったが、どうやら発した綾門さんにとってもその声の大きさは意外なものだったらしい。
信じられないような表情で自分の口を手で隠しながら、今度はいつもの小さな声で言葉を続ける。
「…違う……迷惑じゃない……」
「綾門さん?」
「…迷惑じゃなくて……嬉しくて……」
「え?」
「…更級君……やさしくて……いい人だから……」
徐々に動揺は収まっているみたいで、大事に言葉を選ぶように、いつもの抑制された声で呟くように話す。
「…だから…告白されたの…嬉しかった…」
「それじゃ!」
綾門さんは、コクンと首を小さく縦に振った。そして決心したかのように僕を見つめると、
「…スーパーガールだけど…彼女にして…」
そう言いながら綾門さんは手を伸ばすと、僕の手を握り締めた。
そしてそのまま、綾門さんは僕の身体を引き寄せると、いきなり唇を重ねた。
111 :
746:2008/11/06(木) 00:12:43 ID:gmWcciZM
「!!」
身体が密着すると、綾門さんの豊かな胸が僕の胸板に押しつけられる。
そして唇が重ねられると同時に、綾門さんの舌が口内に侵入してくる。
口内を蹂躙するように、激しく動かされる舌。
信じられない舌使い。
ディープキスなんてしたことはなかったけど、普通でないに違いない。
だってキスをされただけで、まるで身体が痺れたかのように動かせないのだから。
必死に舌で押し返そうとするが、スーパーガールの彼女にとってそんな僕の抵抗は些細なものなのだろう。
やすやすと僕の抵抗を受け止めると、今度は舌を絡めて弄ぶようにまた動かし始めた。
周りから、僕らの姿はどう見えているんだろう?
綾門さんは楽しむように、僕の身体を優しく抱き締めながらキスを続けている。
一方僕は、彼女の舌使いに抵抗する力すら奪われ、全身から力が抜けきってしまっている。
もはや舌での抵抗すらすることもできず、ただ綾門さんにキスされるだけの存在。
もし綾門さんが手を放したら、まるで糸の切れた操り人形のように僕の身体はだらしなく地面に崩れ落ちるだろう。
「…更級くん?」
何一つ抵抗も出来ない僕に気がついたのか、綾門さんはようやく唇を離してくれた。
そして僕が今にも倒れてしまいそうな僕の状態に、綾門さんの顔が少しだけ悲しげなものに変化する。
「だ、大丈夫だよ、綾門さん。ちょっと驚いただけだから…」
「…本当?」
「うん。あんなキス初めてだったから…凄いね、綾門さんって」
「…私のキス…そんなに凄かった?」
「え?う、うん、凄い舌使いだったし…その…気持ち良すぎて、今も身体に力が入らないよ」
相変らず綾門さんに抱き締められながら、苦笑を浮かべてしまう。
そんな僕の表情に、安堵したのか綾門さんの顔も少し柔らかいものになる。
「…そう…でも…私にとっては優しく…キスしただけ…」
「そうなの?」
「…ええ…本気で動かしたら…更級君の頭…吹っ飛んじゃうかも…」
そう言うと、綾門さんは舌を伸ばしてペロリと僕の唇を舐めた。
優しい綾門さんがそんなことをするとは思わないけど、背中に冷たい汗が流れた。
改めて、スーパーガールと人間の力の差を感じる。
綾門さんは本気でキスすれば、ただそれだけで僕みたいな普通の人間を殺すことが出来るのかもしれないのだ。
112 :
746:2008/11/06(木) 00:13:25 ID:gmWcciZM
「…大丈夫…だから…」
綾門さんは、ほんの少しだけ抱き締める力を強めた。
それはまるで不安がる僕を安心させるかのような、優しくも力強い抱擁。
「…更級君を傷つけるなんてこと…しないから…」
僕を抱き締めながら、綾門さんは頬を摺り寄せてきた。
「綾門さん…」
「…だから…甘えさせて…」
そこにいたのは、撫でるだけで人間を肉塊に変えられる程の力を持つ冷静沈着なスーパーガールではなくて、僕なんかを好きになってくれた、優しくて甘えん坊な一人の女の子だった。
そんな甘えるようにスリスリと頬を動かす綾門さんの姿を見て、僕はほとんど力の入らなかった腕に必死に力を込めた。
本当にゆっくりとだけど、僕の手は動いて綾門さんの頭の上に伸びる。
「………ん♪」
なでなで………
僕の手が綾門さんの頭を撫でると、とても気持ち良さそうな表情を浮かべる。
いつもの感情に乏しい姿からは想像できない、今の綾門さんの姿。
普段見ることのできない、今僕にだけ見せてくれているこの可愛らしい綾門さんの姿に、胸の鼓動は高鳴るばかりだった。
僕はその姿を見せてくれることに、僕もまた幸福を感じていた。
113 :
746:2008/11/06(木) 00:31:27 ID:gmWcciZM
綾門まどかの続きです。
少し改行の仕方を変えてみました。
読みやすくなっていればいいのですが…
もう少しスーパーガールらしく、圧倒的な強さとかを発揮するシーンとか入れたいのですが…難しいですね。
一区切り付いたらそんなものも書ければと思います。
>>75 新しいお話も拝見しました。
まどかがめっちゃ可愛いんですがw
続きをまたまた期待してしまいます。頑張ってください。
それと、更級の名前は…あんまり変わりませんしどっちでもいいと思いますw
お気になさらずにー
お疲れです
ここまでデレデレだと、更級君がボコられたりなんかしたら大変ですねw
115 :
75:2008/11/06(木) 21:41:12 ID:2gSXgQ0r
>>113 素晴しいですね。宣言通り、若干のエロもいれつつw
綾門さんのギャップの多さに改めて惚れ直しましたw
自分も続きがんばってみます。まぁ、クオリティは高くないですが…
あと、個人的なことですが、次のカキコから名無しに戻しますー
「フンフンフ〜ン……♪」
朝、ちょっと遅めだけど明るい日曜の朝。
雲ひとつない青空が広がり、最高のデート日和。
だが、僕と綾門さんは、僕んちのリビングでゴロゴロしている最中だったりする。
……する、のだが。
「……きゅぅん……更級くぅん……♪」
「な、なんか、すごく甘えてくるね。綾門さん……」
「だって……最近……忙しいんだもん……学校もスーパーガールも……」
「スーパーガールに休みはないけど……学校はお休み……これで更級くんに甘えなくて何をするの……ふにゃん……♪」
「そりゃあ……学校にいる間はそんなにいちゃいちゃ出来ないけど」
「そうでしょ……?だから……今日は出来るだけ……更級くんをぎゅーってしてるの……」
そう言うと綾門さんは、ネコみたいに喉をゴロゴロさせながら僕にもたれかかってくる。
服&下着越しとはいえ、大きなおっぱいが押し当てられる感触は……かなり、こう……くるものがあって。
シャンプーのいい匂いがさっきから鼻をくすぐってるわけで……
うーん、綾門さん本日はダメ人間モードが炸裂してるなぁ
「大好きだよ……更級くん……」
そう言って綾門さんは、僕に頬ずりしてくる。
……まぁ、こういうのも悪くないっていうか……結構好きだったりする僕も、相当ダメ人間だな。
「僕も綾門さんのこと、大好きだよ」
「うん……でも……もっと、私に甘えて欲しいな……」
「スーパーガールに……ね……?」
ぎゅっ!!
「むぷっ!?」
豊満な胸に、きゅーっと頭を抱きこまれる。
「ん……よしよし……あぁもう……更級くん……可愛すぎる……」
ものすごい力だ抱きつきながらも僕の頭を潰さないよう、しかし大きな胸は潰れるよう、絶妙な力加減。
なんて器用なことしてるんだ、恐るべし綾門さん〈スーパーガール〉……!
「このまま……布団引いて……引きずり込んじゃいたい……あぁもう好き……更級くん大好き……」
「むぐ、もがもが……」
……とまぁこんな感じで、日曜の朝のひと時は過ぎていった……
とりあえず、出来てる所までですー
続きは土日に投下…出来たらいいかなw
GJ!
両作品とも続きを期待せざる得ないです
明日はスーパーマン・リターンズがあるのか
ネタつくりに見てみるかな
リターンズハジマタ
やっぱりクリプトナイトネタは興奮するよね
クリプトナイトで弱った所を集団レイプされ妊娠してしまうスーパーガールってのを想像すると
>>121 そういうのが読みたいね。
輪姦されて悶えるスーパーガールを想像するだけでビンビン。
124 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 13:59:20 ID:uLfa6xfS
様々な理由で誕生した特殊能力者や超人たちの中にはバットマンやスパイダーマンにバットガール達のようにヒーローヒロインとして活躍する者も居れば
その強大な力を悪用して犯罪に走る者も居るから
同じ超パワーを持つ超人に敗北して陵辱されるスーパーガールとか妄想してしまう
同じ超人だからこそ犯罪を犯した超人に負けた悔しさから反撃する気力を失いって感じに
ああ畜生、SST復活しねえかなあ
綾門さん続きマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チン
127 :
sage:2008/11/17(月) 16:43:48 ID:znU9wx1i
エロパロ板なんで、
正義のヒロインである無敵のスーパーガールなのに、
なすすべも無く次々に悪党にレイプされる展開を期待
同じ奴が何度も書いてるな、これは
ピンポントであるのか。2chはやはりすごいな。しかも3スレ目かよw
盛り上げる為にも燃料を投下せねばな
スピリッツの「遠い星から来たALICE」読んだ人いる?
いるよー。単行本即買い決定。
スーパーガールのブーツで蒸れてちょっと臭くなった素足で足コキされたい
>>132 あれはキューティーハニーSEED以来のピンポイントな作品だと期待している。
136 :
足コキ:2008/11/22(土) 15:33:59 ID:uu10L16U
あお向けの達也の上で、漂いながら、
「おかしな趣味ね。汗に蒸れた足がいいなんて。」
スーパーガールは、赤いブーツを床に落とし、つま先を男根の上に置いた。
少し触っただけなのに大げさとも言える反応をする達也を見てクスリと笑うと、
今度は、達也の屹立した男根を、そっと踏みつける!
「ぐおおおおっ!!な、なにっ!いたい、、ぐあぁぁっ!」
「何って。変な趣味のお仕置きに決まっているじゃない♪」
「や、やめ!それだけはっ!ぐあっ!」
「くすっ……。やめろって?そのわりにはコレ。堅くなっているわよ?」
そう、足の指で器用に男根を嬲りはじめる。実際、モノはどんどん膨張し、彼がこの行為で感じているのは明らかであった。
彼女の足捌きは巧みであり、彼の絶頂はすぐに訪れた。
「だめ、私の足が汚れちゃう♪」
指先で、サイドから男根を包み込み、グニュッとひねる。
「ぎゃ、あああああ、○△@$#■ー。」
悲鳴を残して、気を失う達也と、股間には形を失った男根が横たわっていた。
>>136 あざーすッ
短いけど、めっちゃ抜けたっす
138 :
ア○ル責め:2008/11/22(土) 23:05:51 ID:M0Pg7nFR
「どうですか?動けますか?」
スーパーガールによって俺は裸のまま手足を拘束されていた。
それだけでなく、勃起したペ○スにはいかにも堅牢な鋼鉄製の貞操帯が装着されている。
「この貞操帯は、私にしか外せません。そういうふうに作りましたから」
そう言うとスーパーガールは、仕上げにスプーンの柄ほどの鉄棒を俺のペ○スの根元にギュッと巻きつけた。
「じゃあ、お仕置きを開始します♪」
スーパーガールの手が、俺の尻へと伸びる。
「ふふ……今ア○ルがヒクッてしました」
「あ……っ、やめっ……ひぐぅっ!?」
俺の括約筋の抵抗など意に介さず鋼鉄の指先が、ずぶずぶとア○ルに侵入してくる。
「あなたのここをいっぱい苛めてあげます♪」
「うっ、ぐうぅ……」
スーパーガールが楽しそうに、俺のア○ルを穿りまわす。
彼女が力加減を少しでも誤れば、俺の身体は指一本で内部から破壊されかねない。
肛門から内部をさすられ、性感帯を内側から刺激され、俺は呼吸すらままならなくなる。
「いい表情です。射精したくてたまらないと言う顔をしてます」
「た、頼む、もう出させてくれ……」
ペ○スは勃起するものの、根本をキュっとしぼられているうえ、貞操帯に囲われているから、射精には至らない。
「うっ……うっ……くぅ……」
ペ○スはこのうえなく勃起しているにも関わらず、本当に射精だけが出来ない。
「だめです。もっともっと、苛めます」
スーパーガールがア○ルに突き刺した指一本で、拘束されたままの俺の身体を中空に持ち上げる。
「うぐあうぅっ!」
より深くまでア○ルに突っ込まれた指に刺激されて、俺は激しく身もだえする。
官能が波のように寄せては引くのを繰り返す。
「くうぅぅぅ……!」
「ここが気持ちいいんですか?……ホジホジ」
「うっ……くうぅっ!」
快感が背筋を駆け上がり、俺の思考が真っ白になる。
がくがくと腰を痙攣させる。
それでも、射精感だけはなかったが……
「ハハっ、あなた、イッちゃっいました?射精せずに?」
「精子を出さないで絶頂するなんて……まるで女の子みたいです」
俺は延々と続く絶頂感と射精欲にもみくちゃにされて、いつの間にか涙までこぼしていた。
スーパーガールが、そんな俺の顔を見つめて、うっとりと……
そして、嬉しそうに微笑む。
「フフッ、もっと、もーっと、射精せずにイッてくださいね♪」
勢いで書いてしまった…
しかし、続きが浮かばねぇ
誰か書いてくれw
>>138 いいねぇ
いい年して、一日2回も抜けたよw
>>125 スーパーヒロインAV研究所本部の第2掲示板にSST復活のカキコがあったヨ!
142 :
続き書いてみました:2008/11/23(日) 19:08:28 ID:eulv7Dsc
スーパーガールの指の腹が腸壁を探ると、
ちょうど栗の実くらいの大きさの盛り上がりが、指先に触れた。
「前立腺、みつけましたよ?!スーパーマッサージはどうですか?」
というと、人間技ではありえないスピード、スーパースピードで指先が煽動する。
体の奥底からこれまでの人生で経験したことのない 、異様な快感が湧きあがってくる。
「気持ちいいですか。まだまだ許しませんよ。」
スーパーガールの指が振動するたびに、俺の口からよだれがこぼれる、、
それに呼応して巨大なガチガチになったペニスがピクン、ピクンと動くが、
ペニスの根元は、例の鉄棒で縛られてるので精液はでない。
「頼む、、これをはずしてく、、」
「だめです。もっと苦しんでもらいます。」
「たしかもうちょっと上に、膀胱があったはず、、」
というと、指がさらに奥に伸びていき、腸壁をやんわり押さえる。
「ぷにぷに、してます。ここですね。」
指先の動き一つで、俺の内臓を破壊できる鋼鉄の指が、
膀胱を圧迫した瞬間、これまで体験したことがない急激で猛烈な尿意が俺を襲った。
が、失禁することもできず、尿意だけが脳髄を貫く。
「ふふ……貞操帯の中で、ペ○スがはちきれそうです」
スーパーガールが空いた手で貞操帯のうえから股間を愛おしげになでる。
それがペ○スに刺激を与えられるはずはないのに、まるで快感を感じているかのように声を出してしまう。
「地球人はいろんなところが、いっぱい気持ちよくて……とても楽しい玩具ですね」
「ふふ……また呼吸が早くなってきました」
「ほら、こんなに気持ちよくなって……ア○ルが、きゅうってなって」
ごりごりと身体の内側を穿られて、俺は何度目かの絶頂に登り詰めていく。
「うっ……ううっ……!」
「がまんなんて、させませんから♪あなたはもうイッちゃいます」
「そろそろです。3、2、1……」
「くぅっ!?ひっ、ひぐうぅぅ……!?」
また、息が詰まり、背筋が震える。
スーパーガールの与えてくる刺激は一定だったにもかかわらず、俺は本当に彼女の言葉の通りに達してしまった。
もちろん、ぎちぎちに縛られたペ○スから精液が出ることはなく、女の子みたいな絶頂だったが……
「んあうぅ……はぁ……はぁ……」
「ふふふ、あなたの顔ぞくぞくします。その意識が飛びそうな瞳、だらしない口……たまりません」
「た、たのむ……い、いかせて……」
「あなたは、いっぱい素敵な顔を見せてくれました。ご褒美が……欲しいですか?」
俺は言葉を探すよりも先に、ぶんぶんと縦に首を振っていた。
「じゃあ、そろそろ取ってあげます」
スーパーガールが貞操帯へと手を伸ばす。
貞操帯の中で、俺のペ○スは、はじけんばかりに勃起して刺激されるのを待ち望んでいた。
腰の奥では精液の熱が渦を巻き、射精衝動が腰を浮かせている。
「その期待してる顔も、とても可愛いです♪ずっと眺めていたいほどです」
「は、はやく……」
「『待て』の出来ないペットは、賢くないですよ、あなたはご褒美のもらえる賢いペットですか?」
「うぐあぁうぅ……ま、待てる、から……だから……くうっ」
「ふふふ……」
ア○ルを串刺しにされたままの俺の貞操帯をなでる。
気が変になりそうだ。
細い指先が、無骨な貞操帯にかかる。
「じゃあ、外してあげます」
メリメリ、バキンッ、と音がして、スーパーガールの手が鋼鉄製の貞操帯をむしり取る。
同時に、ペ○スの根本を縛り付けていた鉄の輪も引き千切られる。
股間が燃え上がるほど熱くなり……
ペ○スごと持って行かれたのではないか―――俺はそう錯覚するほどの痛みと官能を味わった。
ども、138です。
とりあえず、ここまで書いてみました。
フィニッシュを決めあぐねてるんですが、どうしよう?
やっぱ、ブッ殺したほうがいいのかなw
それとも奴隷?廃人?
>>142 続きを書いてくれた人ありがとうございますー(・∀・)
身体の内部から膀胱を責めるとは考えつかなかったw
145 :
続き書いてみました:2008/11/23(日) 21:20:14 ID:eulv7Dsc
続きを書かせていただいたものです。
末筆で申し訳ないのに、お礼を頂き感謝です。
私の趣味では、「ぶっ殺す」ほうです。
でも一歩手前の、「廃人」というのも捨てがたし、、
>>144 優しく、でも圧倒的なパワーでブッ殺してほしい
ハニーSEEDは絵が下手すぎていかんかった・・・
あれはマップスみたいに味のあるヘタウマ系でもないしね・・・普通に下手なだけという。
>>144 GっっっJ!!!
次を心待ちにしております
映画のスーパーガールで、夜の遊園地、花束と大きなチョコレートにもらった後、
男性(イーサン)が彼女を持ち上げられなかった理由を発見?!
The Supergirl Storybook に記載されてました。
ttp://maidofmight.net/supergirl-movie-downloads.html で(上から3つ目)、ダウンロードできます。
(原文)
Suddenly Ethan’s hands were around Linda’s waist as he tried to lift her up onto the carousel.
It was heave-ho, but no go.
“What are you doing?”
Linda drew back, aware that he wouldn’t be able to lift her because of her SUPERWEIGHT.
(和訳)
突然、イーサンは、リンダをメリーゴーランドまで連れて行くため、
彼女を持ち上げようとし、両腕で彼女の腰まわりを抱きかかえた。
「うー」という声が漏れたが、全く彼女は持ち上がらなかった。
「何をしているの?」
リンダは、彼女の“スーパー体重”のおかげで彼女を持ち上げられないことに気づき、たじろいだ。
お粗末な、直訳ですが、、、
いったいスーパーガールは、体重も「スーパー」だということ、
これをネタに、何かかけないかな。
たとえば、デートをしていたのに、誤って相手の男性の足を踏みつけて、骨折させてしまうとか、
サッカーボールをトラッピングしたつもりが、踏み潰してパンクささせてしまったり、
あるいは、騎乗位でセックス途中に、思わず気を抜いてしまい男性の内臓が破裂したり、、、、
綾門さん続き来ないかなあ…
先生!
そろそろ今月号の綾門さんの連載お願いします!!
>>149 おー どれも心のチンポが勃つような、燃えるシチュですね。
予期せぬ展開でドキドキしちゃう。
たしかスーパーマン映画版一作目か三作目かで、
スーパーマンの体重が重く、水の中では泳ぐのがやや不得手というシーンを見たよーな気が。
うろ覚え……
クラーク・ケントのときには、重い体重がバレないよう、満員のエレベーターの床下センサーなどで、
不用意に反応しないように、いつもちょっと飛んで、浮遊しているのかな?
綾門さんのハードみたいです!!
悪人を情け無用に大掃除するのが・・・・・。
>>152 しかし思うんだが
>>149は別に体重過多じゃなくても
スーパーパワーってだけで片付けられそうだなw
part2ではフタナリは不可なのか?
156 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 14:30:50 ID:JQRKWt6f
当たり前
part1で当たり前に書かれていたんで、特にスレタイに載せなかっただけ
悪のスパガがフタナリなのがいいなぁ
160 :
746:2008/12/06(土) 22:13:05 ID:BhopTYKz
「………ありがとう…もういい…」
数分ほど僕のなでなで攻撃をくらい続けた後、綾門さんは僕の身体を解放してくれた。
その表情は、さっきまでの『はにゃ〜ん』とした気持ち良さそうなものではなく、いつも教室で見るような感情を抑制したものへと戻っていた。
もしこの屋上で会う前だったら、綾門さんの冷たいようにも見えるその表情に僕は逃げ腰になっていたはずだ。
でも、今の僕は違う。
本当の綾門さんは優しくて、可愛くて、少し天然っぽいところがあったりするスーパーガールだということを知ってしまったから。
しかも今は僕の彼女なわけだし…
落ち着きを取り戻した感じの綾門さんをじっと見てみると、その顔はまだ赤みが残っていた。
「…なに?」
「え?えーと…やっぱり綾門さん、可愛いなぁって…」
「………あう…」
ボンッと音でもしそうなほど、一瞬にして顔が真っ赤になった。
うわぁ、こんな反応も本当可愛いよ綾門さん!
僕はもう我慢できなかった。
想像してもらいたい。
いつもは物静かでクールなイメージのある女の子が、突然目の前で僕だけにこんなにも可愛らしい仕草を見せてくれたら…い、悪戯したくなるよね?
というわけで、悪戯と言えばやっぱり、
ツンツンツンツン…
「…あうううう………」
頬をつつくことだろう。。
困ったような嬉しいような表情になりながらも、綾門さんは身体を震わせ身悶えさせながらもされるがまま。
「…んんっ!…あう…んっ………」
って、なんだか声が妙に艶っぽくなってきて、凄く潤んだ瞳で僕のこと見てきてるんだけど…
「…さらしな…くぅん…」
う………やっぱり可愛すぎる…
でも、これ以上学校でするのはやっぱりまずいよな…
僕はもう少し悪戯したい気持ちをどうにか押し殺して、綾門さんから離れた。
161 :
746:2008/12/06(土) 22:14:46 ID:BhopTYKz
「…もう…おしまい?」
綾門さんの表情が、ほんの少しだけ不満そうなものに変わる。
お腹撫でられてたのを止められた子犬か!?
「お、おしまい!もう時間も遅いし、そろそろ帰らないと、ね?」
これ以上悪戯を続けたらこっちの理性が持たなくなる、なんて本音はもちろん言うことはできず、小さい子に言い聞かせるような口調で説得する。
なんだかんだでもうそろそろ5時の時報が流れそうな時間ですし…納得してくれるかな?
「………わかった…じゃぁ今日はおしまい…」
「うん、そうだね!」
「…それじゃ…一緒に帰る」
「うんうん、そうだね…って、え?」
突然の提案に、一瞬答えが詰まった。
確かに恋人同士になったんですから、一緒に帰るのはおかしくない。
でも僕は、綾門さんの家がどこなのかも知らないんだけど…
「…軽くマッハ100ぐらいで…飛んで帰る?」
「あ、あ、あ、歩いて帰ろう!二人で一緒に、ゆっくりと!」
「…ゆっくり?」
「そう!あっという間に着いたらつまらないでしょ!」
「…うん…恋人同士で…ゆっくり下校…♪」
綾門さんの顔が嬉しそうにほころぶ。
マッハ6000以上で飛べる綾門さんにとっては、準備運動ぐらいの軽い速度だろうけど…普通の人間なら風圧でどうにかなってしまうだろう。
「…それじゃ…準備してくる…玄関で待ってるから…」
「あ、うん」
「…ちょっとだけ…お別れ…」
チュッ☆
頬に軽く綾門さんの唇が触れた。
そしてその感触に驚いている間に、気がつけば綾門さんの姿が消えている。
あの一瞬で、優しくキスをしてから屋上から飛び降りていったらしい。
「やっぱりスーパーガールなんだなぁ…」
屋上に残されたのは、僕と、元ベンチだった鉄球。そして…
「…お前も一緒に行く?」
にゃー♪
僕の足にスリスリと頭を擦りつけている子猫にそう尋ねると、何とも嬉しそうに答えた。
まぁ、僕たちの出会いのきっかけになったわけだし…大事にしてあげないとなぁ。
162 :
746:2008/12/06(土) 22:22:36 ID:BhopTYKz
続きとなります。
1ヶ月ぶりです…
今回で何とか終わりまで書ければと思ってたのですが、途中となってしまいました。
それでも楽しんでいただけると幸いです。
それと、前回の最後の文章、最後の1列消し忘れていました。
投下してから気付くとは…以後気をつけます。
GJです
続きもゆっくり自分のペースでOKですので、気長に期待してますw
いいですねぇ。
75の人も続き期待してます。
「先生……すみません……あの……保健室……」
そう言って彼女が教室を出て行ったのは、お昼休み後の授業中での事だった。
僕だけが知っている彼女の秘密……
そう、僕の彼女「綾門まどか」は地球の平和を守る本物のスーパーガールなんだ。
で、今は放課後。
誰もいない教室で僕は彼女の帰りを待っている。
「綾門さん……遅いなぁ……何か重大な事件なのかな?」
いつも、HRまでには戻ってくるのに。
ちょっと、心配だな……
「うーん、ちょっと、保健室に行ってみるか……」
僕は、二人分のカバンを持って教室を後にした。
「お邪魔しまーす……」
誰かが寝ている可能性を考慮して、保健室のドアをこっそりと開ける。
「すみませーん。誰かいませんか^」
返事がない。
おや、先生もいないのか?
仕方ない、教室に戻ろう。
「んっ?」
「くぅー……、すぅー……」
「すぅー……、くぅー……」
「くぅー……、すぅー……」
カーテンの向こうから静かな寝息が聞こえてくる。
ベッドで誰かが寝ているらしい。
「まさか……?」
カーテンを開け、恐る恐るベッドを覗き込む。するとそこには見慣れた顔があった。
「―――って、ホントに寝てるのかよ!」
どうやら、無敵のスーパーガールに変な気遣いは無用だったらしい。
まぁ、そんな気はしたけど。
「くぅー……、すぅー……」
「綾門さん、起きて、帰ろ」
「すぅー……、くぅー……」
「綾門さんってば、起きてよ」
肩をゆさゆさと揺するけど、気持ちよさそうに眠ってる綾門さんが起きる気配が全然ない。
「更級くぅ……んっ……むにゃむにゃ……」
「ったく。起きないんだったら、またほっぺたつっつくぞー」
そう宣言して、柔らかそうな綾門さんの頬を指先でぷにっと押した。
「んんっ……ん〜ぅん……!」
「ぷっ。くくく……!」
遊び疲れて眠っている小さな子供みたいなリアクションに思わず声を殺して笑ってしまう。
調子に乗って、赤ちゃんのほっぺたみたいにつるつるの頬をぷにぷにと押してみた。
「にゃあぁん……んんっ……くすぐったいよぉ……更級くぅん……んんっ……」
「むにゃむにゃ……んんっ……すぅー……くぅー……」
「ぷっ。はははっ」
かわいらしい反応が面白くて何度もイタズラしてしまう。
しかし綾門さんは完全に熟睡モードのようで、すぐに安眠へと入っていく。
「ふぅ、いかんいかん。クセになってしまいそうだ……綾門さん、ほら起きて」
「んんっ……すぅー」
「綾門さん、起きないと、キスしちゃうよー」
「んんっ……すぅー」
「ほ、ほんとに、しちゃうぞー……」
「……すぅー、くぅー」
こ、コレは……
かすかに空気が流れる音がする……
間違いなく冬眠中のクマ並みに熟睡している……はず。
「じ、じゃあ……いきまーす……」
深呼吸をひとつ、ふたつ、みっつ
そうっと、綾門さんの長い髪の毛に手を触れる。
お湯を捨てるときのカップ焼きそばより慎重に、綾門さんの小顔を露出させる。
ゆっくりと綾門さんの唇に顔を寄せる……
「むにゃむにゃ……んんっ……更級くぅん……」
がしっ!
「えっ!?」
一瞬、なにが起きたのか分からなかった。
僕の手首を握る暖かい感触。
綾門さん……もしかして、起き―――
ぐいっ!
「うわっ……!」
「更級くぅん……こんなところに……ひたのれすね……」
気づくと僕は、ベッドの中に引きずり込まれていた。
「更級くぅ……んっ……夢の中でも……会えるなんて……幸せれす……」
両目は完全に閉じている。
ろれつも怪しいし、これはもしや起きたんじゃなくて……
「綾門さん?なに、寝ぼけてって……あっあっああああああ!」
「……もう、離さないんだから……むにゃ……」
綾門さん、寝ぼけてるからか、力の加減があまり出来ていないっ!
おまけに抜け出そうとすると余計に強くなってくる!
「ち、ちょっ!痛い!痛い!お願いっ!分かった!じっとしてるから痛いのはやめて!」
「はぁ……幸せれすぅ……むにゃ……」
とりあえず暴れるのを止めると、綾門さんは大人しくなったが、僕の身体を放そうとはしない。
そういうわけで、ベッドから出られないですよ?
しかし、なんて言うか。この状況。
2人で入る分には狭すぎるベッドで、綾門さんがぴったりくっついているわけで。
その、僕の顔に柔らかいものがぐいぐい当たるわけで。
その、すごく大きいです。
「むにゃ……あっ、んんっ……更級……くぅん……」
「っ……!」
艶っぽい綾門さんの声が僕の名前を読んだ。
耳を直にくすぐられて、心臓が止まりそうになる。
……寝言、だよな?
「あっ……更級くぅん……そこはいけない……あっ……ダメっ……もっと、優しくして……」
綾門さん?
何の夢を見てるの?
「えっ……い、いきなりそんなものを入れるの……?ちょっと不安だけど……更級くんのお願いなら……恥ずかしいけど……」
首を横に倒すと、もじもじと、目をつぶったまま頬を染めて指先をくねらせていた。
うわっ、可愛すぎる……
――-待った。
なんか道具を使ったプレイにまで発展してるぞ。
いくらなんでも、僕にはそんなことをする趣味は―――
「んっ……。あっ……入ったぁ……全部入っちゃったよ……更級くんの中に……」
「って何!?こっちがされる方だったのかよっ!?何入れられてるの、すっごい怖いんだけど!」
「むにゃ……はい、次はお食事ですねぇ……すぐ用意しますぅ……」
いやいや、今度は色々大事な部分が飛んだぞ?
何でいきなり、帰宅して風呂入った後みたいなセリフになってるんだ?
「はい……パンダの活造り……」
って、何てもの食わせるんだよ!
「大丈夫……私ならデコピン一発だよ……」
……さすが、スーパーガール。
「私、幸せ……」
すりすりと……。
僕の二の腕を抱く腕に力が入って、頬をすり寄せられる。
「んん……ん。―――なんですか……このマッチは……?」
「えっ?」
急に、綾門さんの声のトーンが変わる。
「さ、更級くん……私というものがありながら……こんないかがわしいお店に……しくしく」
「い、行ってねえよ!……あああ、痛い痛いいたたたたたああああああああ!」
再び、凶悪なベアハッグが僕を襲う。
「更級くん―――浮気は、許しませんよ……」
静かな恫喝が実に恐ろしい。
(つづく)
75です、
前の投稿から間あきすぎ&中途半端なところで終わって、すみませーん
時間かかるかもしれませんが、続きはしっかり書きますので… (´Д`;)
>>162 またしても、綾門さんのキャラを汚してしまって、すみませーん…
相変わらず746さんの作品は素晴らしいですね。
って、もう完結しちゃうんですか?
生殺し投稿乙です
つか夢の中で綾門さんが何を挿入してたのか気になるw
174 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 04:06:58 ID:7aMeblk/
全部読みたいっす。
無いっすか???
>>173 3枚目が可愛い…
一応聞くけど、女装したショタじゃないよね?
>>176 おまけの二つ目と四つ目の詳細何?初めて見た。
三つ目のはソノラマ文庫のたたかうニュースキャスターですな。これも良い作品だ。
179 :
176:2008/12/15(月) 18:56:51 ID:4j0As5yP
俺、レス番間違えてるね、すんまそん…
おまけの詳細だけど、1、2枚目は拾い物
たしか、2枚目はピクシブで拾ったんだったかな
3枚目は指摘の通り「たたかうニュースキャスター」
4枚目は「百合咲き学園 お姉さま、いただきますっ!」っていう百合18禁小説だす
幼馴染の後輩が、実は自分を守るために派遣された宇宙刑事で…っていうふざけた内容
詳細サンクス
つか、百合小説までチェックしてんのかw
すごいねw
百合で怪力と言う発想は無かったわ。さっそく注文して見ますた。楽しみだ。
某所で落としたが、やめといたほうがいい
てもう遅かったか…
184 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 03:53:32 ID:AbcAmIlx
微妙…
>>183 スレ違いかもしれんけど
こんなの好きだ。傑作だな。
>>189 スレチじゃ無いんだがよそのスレで読んだ稀瓦斯(´・ω・`)
> 308 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/12/19(金) 15:10:53 ID:07jEbru
> 弱点つかなくてもワンダーウーマンに勝てそう。眠らされるとこみると、内臓的には人間とかわらない
> だから自信過剰を突けば勝てそう
> スーパーガールはもっと勝てそう。精神的に幼いし、処女っぽい
> 身体をいじって精神的にボロボロにできるし、簡単に透明のオリに閉じ込められた実績からまだまだ子どもなのがわかる
構造が人間と類似してるだけであって筋力差的に考えると轟音を立ててる鋼鉄のプレス機に生でチンポ突っ込むようなものだよなあ。
>>149 体重もスーパーなのか。1トンとかなのかな?
体重がものすごく重いのなら、あの映画で
1.映画の最初のほうで、湖から出てきて最初に飛ぶシーン。
岩に着地してもう一度飛ぶのだが、あそこで岩が壊れないのかと。
2.スパガがリンダになって、学校へ行く。
階段を上るのだが、初めての地球の建物では加減がわからなくて・・・とかのほうがうれしい。
3.街でショベルカーが暴れ、変身する。
変身する前に、走っていて女の人にぶつかっていると思うのだが、
スパガの反射神経でもよけられていない & 動いている重い物体にぶつかったら死ぬのでは?
とか考えてたら興奮してきちゃった。
194 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 15:47:09 ID:be1NkM77
重くても100kgちょっとじゃないか??
エルフ17だと作者のこだわりで筋密度がすごいから体重もすごく重い設定っていうのがあったがスパガは普通の体重の方がいいよ。
映画のはなんでもかんでも「スーパー」っていうただのアメリカ人センスのギャグぽ。
モルモなんちゃらって漫画でも、そんなのあったな
巨大少女を人間サイズにしたけど、体重、筋量は以前のままって設定だっけ?
重力を操作できるんじゃないか?
もるもは何気にバーディーのアニメにも参加してた鹿野タンが考証協力してて面白かった。
実写版も見たいんだけどどうにかして見る方法無いですかなあ。
つべにある
SSTさんの所画像掲示板なくなったの?
『MORUMO 1/10』(モルモ・じゅうぶんのいち)
あろひろし著で、徳間書店から出てる
スーパーガールが悪党に陵辱されて
悔しい感じちゃう状態になる場合は
確実に自分と同じ異星から来た超人の用心棒が居る場合が多いよね。しかもスーパーガールより単純な戦闘力では上の
超人同士の戦いでは能力を奪う石(クリプトファンだっけ?)でも無い限りは単純に強い方が有利だし
しかも陵辱やレイプにおいても主導権を握られ一方的にイカされ潰される可能性まであるし
204 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 08:58:49 ID:0saaT1Cl
スーパーガールVS悪の超人とか見てみたいよね
カットマン(仮)は瞬時にスーツを切り裂き全裸にしたりアソコの毛を剃ったり
サンドマン(仮)やアクアマン(仮)は窒息責めで大ピンチ
スコーピオンマン(仮)やコブラマン(仮)は猛毒を注入されガクガク
それに悪の超人相手なら敗北陵辱があっても問題ないし。まずは悪に華を持たせるって意味では
ウンチガールでがまんして
ぶっちゃけ敵役考えるのが一番難しい。冨樫はやっぱすげえわ。
明確な弱点(クリプトナイト)があるとはいえ、
一人で地球を征服することも可能な女と戦うのは怖いわ
異星人みたいにパワーで優位だったら、誰も邪魔するものはいないから、
欲望のままにやりたくなったらスーパーガールでもレイプしちゃうんだろうな。
でもクリプトナイトみたいな弱点で弱くしたところを犯すと言うのも捨てがたい。
普段とんでもなく強くて気高い手の届かないような美女なのに、
致命的な弱点による逆転で絶体絶命のピンチ。
身動きできないスーパーガールを言葉でいじめながらじっくりと犯していき、
普通人に無理やりレイプされるのはいやなのに快感に悶えてしまう姿を想像するだけで、
ゴハンは3杯はいける w
弱点のクリプトで弱らせて、無理やりレイプ。
でも、何かの間違いでクリプトの効力がきれ、スーパーパワーが回復してしまう。
この緊張感が逆にたまらない。
圧倒的な男の腕力で華奢な女、スーパーガールを犯しておきながら、逆転シチュ。
一瞬で、男は肉の塊に変えられちゃうんだろうな。
そっと撫ぜるだけで、、全身の骨は砕かれるし、
211 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 22:19:38 ID:6uPtiaEz
倒したと思ったら相手の正体はスライム人間でどこかに隠れてる本体(コア)を潰さない限りは永遠に復活し続ける相手に
怪力も超パワーも意味もなく絡め取られ大衆の前でグチャグチャに犯されながら腕を折られたり完膚なきまでに痛めつけられ
スライム人間の不死身のカラクリに気付かないスーパーガールは完全敗北し身体だけではなく心まで砕かれ戦意喪失
なんて変身ヒロインには良くある敗北と挫折ネタが一番、興奮する。
スーパーガールの本気!の破壊力(対人殺傷力)を考えてみる。
人間一人なら、小指のでこピンで致命傷を負わせることができるだろうが、
はたして子供からお年寄りまで、すべての日本人を惨殺するのにどれくらい時間がかかるのか。
計算を簡単にするために仮定を5つ置く。
仮定1 スパガが触れられた人間は即死する(手段はともかく、とりあえず)。
仮定2 スパガの移動能力(飛行能力)は、マッハ6000(アメコミ設定より)。
仮定3 全日本人は国土に均等に存在し(人口密度を平準化)、日本の国土はつながってる(離島はない)。
仮定4 スパガの透視能力は全国民を捕捉する。一人たりとも隠れおおせることはできない。
仮定5 警察や自衛隊などいかなる防御兵器でもスパガの行動を止めることはできない(あたりまえか)。
日本の人口密度は、1平方キロメートル300人強なので、
まず、若干の余裕をもたせ1キロ四方の正方形に中にいる400人に接触するために必要な時間を計算すると、
1辺20人を50メートルおきに均等に並ばせると、20人×20人でちょうど400人。
この400人全員に触れ、殺害するには、約20キロメートルの移動が必要。
マッハ6000(秒速2000キロ)で20キロメートル移動するには、うん、0.01秒。
1秒で、4万人を殺してしまう計算になる。
1時間にすると、4万人×60秒×60分で、1億4400万人。と、軽く日本の総人口を突破。
マッハ6000で小突かれるのか、蹴られるのか、体当たりか、想像におまかせしますが、
1時間もあれば、日本人全員を惨殺できるようです。
これぞまさしく「大量破壊兵器」。
こんなスパガ、だからこそレイプしたいな。逆に。
犯人が日本人だったという理由で、日本人全員皆殺しもあるかもね(笑)。
白面の御方、みたいな
214 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 17:12:31 ID:nnhAzsxb
時間を操るなんて敵なら流石のスーパーガールも勝てないよね
グニャリと視界が歪んだ瞬間に母乳噴射・潮吹きで落下。
3日くらい時間を巻き戻して寝込みを襲い3日3晩スーパーガールを陵辱する事件を起こし
ついさっきまでは何とも無かったのに身体の異変と3日3晩、陵辱された記憶で困惑
215 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 21:18:56 ID:trL4UbQG
え?ここってエロパロ板jじゃないの?
エロなしSSなんかじゃないからいいんじゃ?
スーパーガールを陵辱する、と
スーパーガールが陵辱する、の違いだな
218 :
sage:2009/01/03(土) 12:40:01 ID:efHT8YWJ
エロパロ板でエロなしSS wwww
ワロタ wwww
確かにそうだが、
まあそういうのもいいじゃん
つか定期的に陵辱リクする奴がウザい。
前スレのスーパーチンコガールなんかいや杉る
お前ら単にデカチンポでケツ掘られたいM男じゃないかと小一j(rya
あとsageろ
>219
お前の嗜好なんぞきいとらん
221 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 18:20:13 ID:xGUwC0dT
>>1 ぶっちゃけ陵辱ネタ禁止とも無いし。マトモなルールすら決まって無い
だから勝手にルールを捏造して押し付けても問題無いって言うなら
このスレを無くした方が良いと思う。あるだけ容量の無駄だし
223 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 20:46:12 ID:K3TYFRD8
>221
禁止とは書いてないが陵辱専門のスレがあるにもかかわらず
わざわざここでやらんでも良いじゃねーのか?
>>221 言いたい事は分かったから、とりあえずsageようぜ
このスレ、ネタを投下するわけでもないのに、あげる人多すぎ
なんかこのスレでなくてもいいんじゃね?なこと書く人が多いって事でしょう。
話題にすんならクリプトナイトくらい知ってて欲しいな。
まぁ別にDCの彼女じゃなくちゃイカンとは言わないけど。
ちんぽスレはキチガイホイホイとしての役割も有るのさ。
世の中無駄なものなんて無いもんだ。
結局、このスレはスーパーガールにチンコ握り潰されたい人大集合って事でいいの?
むしろ、膣圧でチンコを潰されたい人大集合じゃねw
ま、タイトル通り。
陵辱ネタ禁止ならそういうスレ立てればいいんでね?
SG:あなた、一日中、いやらしいことしか考えてないんでしょ。
男 :それが悪いのかよ。別にいいだろ。
SG:だめ。だから仕事も半人前にしかできないの。変なこと考えないようにしてあげる。
(SGの右手が男の股間に伸び、勃起したチ○コを掴む)
男 :ぎゃあーーーー
(右手はチ○コをぺっちゃんこに握りつぶした)
SG:はい。これでこれからは仕事もはかどるわよ。ね。
・・・・・・・・・・・・という感じなのか。このスレは。
ひさびさのネタにおっきしました。
俺の場合、スーパーガールが出てればなんでもいいみたいなんで
書ける人はどんな内容でも書いてくれると嬉しいです。
軽く握ると石炭がダイヤモンドになった。
不思議におもうSG
スーパーガールに手コキされたい
「スーパーガールに手コキされたい」
>>233は立ち上がって腰を突き出すようにしながら鋼鉄の美少女の頭を手で押さえつけ、
赤黒くくてらてらと光る巨大なモノをやわらかい頬に押しつけた。
「わ、分かりました。コレを手でこするんですね」
スーパーガールはその異様な形態と感触に少しためらったが、
>>233のモノをつかみ優しく包み込みこすりあげる。
「え?もっと強く…ですか?」
スーパーガールはほんの少し手に力を込めた。
ぐちゅ
断面から血と白濁が噴出し、スーパーガールの髪や顔、上半身にふりかかった。
>>233は呻き声を上げ床に倒れこむ。
「あ、あれ…?これで良かったんですよね?」
>>233は床をのた打ち回る。
スーパーガールの髪を濡らし、コスチュームを肌に張りつかせている体液の混合物は、
ショーツにも染み込み始めていた。
「うぅ…早く帰ってシャワー浴びたい…」
スーパーガールは勢いを失っても常人の倍以上はある
>>233の器官を床に捨て夜空へ飛び立っていった。
ニューヨーク沖に浮上した潜水艦は、マンハッタンへ向けて巡行ミサイルを発射した。
瀕死のアメリカ経済にとどめを刺すべく、アジアの某大国が仕組んだ奇襲攻撃である。
ミサイルが到達するまで30分もない。
超感覚でミサイルの飛来を察知したカーラは、手近のテレフォンボックスに飛び込んだ。
「迎撃しないと、罪のない大勢の人が犠牲になる」
カーラは目にも止まらぬ速さで上着を脱ぎ、一瞬のうちにスーパーガールへ変身した。
が──焦っていたためか、タイミングが余りにもまずかった。
テレフォンボックスを出たスーパーガールの前に、ハーレムの悪ガキ達があんぐりと口を開けたまま立っていた。
だいたいは黒人にプエルトリコ人、それにアジア系の顔が少し──悪ガキ達は呆然として固まっている。
綺麗な金髪女がボックスに入ったと思ったら、いきなりスーパーガールが飛び出してきたのだ。
教育など受けていない彼らの頭でも、それがどういうことを意味するかくらい充分に理解できた。
「しまった……見られた……」
スーパーガールは軽はずみな変身を後悔したが、今更どうなるものでもない。
子供達の記憶を消すことはできるが、彼女にはそんなことをしている時間はなかった。
どうするべきか迷っていると、悪ガキ達はいきなり踵を返して走り出した。
「あっ、待って」
ともかく口止めだけでもしておかなければならない。
カーラの正体がばれるようなことがあれば、彼女は愛するアメリカに居られなくなるのだ。
悪ガキ達を追って町中に入っていくと、薄暗い路地裏でようやく行き止まりに追い詰めた。
「お願い、黙っててちょうだい。それがこの国のためなのよ」
アメリカの国益について説明しようとしたが、どうすれば上手く少年に伝えることができるか分からない。
躊躇していると少年達の顔に余裕の笑みが戻ってきた。
元来、彼らは女など屁とも思わない人種なのだ。
「それはネェちゃんの心掛け次第だな」
リーダー格の黒人少年がニヤニヤ笑ってアフロヘアを掻き回す。
そのヤクザじみた台詞回しにスーパーガールは顔をしかめた。
「こいつら……私を女だと思って……」
時間的に追い詰められたスーパーガールは脅しを使って口封じすることにした。
「いい? 女だと思って甘く見てると酷い目にあうわよ」
スーパーガールは傍らに立っている車止めの鉄柱に手を置くと、スーパーパワーを掛けた。
直径20センチはあろうかという鋼鉄製の鉄柱が、飴のようにグニャリと曲がった。
次いで、耐火レンガで作られた倉庫の壁に右ストレートを放つ。
その無造作なパンチは分厚い壁を貫き、レンガが積木のように崩れていく。
圧倒的なパワーは少年達を震え上がらせるはずであった。
「どう?」
スーパーガールは怖い顔を作ると、悪ガキどもを振り返った。
しかし、少年達の顔からニヤニヤ笑いは消えていなかった。
それどころか、ますます嫌らしさの度合いを加えている。
「そんな脅しは無駄だよ」
「スーパーガールが子供を痛めつけたりするわけないって知ってるからな」
大人びた笑いを見て、スーパーガールはビクンと身を震わせた。
悪人どもに対しては容赦のない彼女だが、子供を相手に暴力を振るえるはずもない。
「うぅっ……」
すっかり狼狽えたスーパーガールは、自分を取り囲む悪ガキ達を見回す。
彼らの手にはナイフやチェーンが握られていた。
そんな物は怖くないが、相手に怪我をさせるわけにはいかない。
彼女の力は、軽く触れただけで少年の命を奪いかねないのだ。
「待ってみんな、話を聞いて……今、ここに向かって……」
スーパーガールが言い終える前に、悪ガキどもが襲いかかってきた。
身を捻ってスローモーなナイフをかわし、軽くしゃがんでチェーンのムチを避ける。
下手にブロックすると相手を傷つけかねない。
一向に有効な攻撃を与えられない悪ガキ達に焦りの色が見え始める。
「アレを使え」
リーダーの命令で一人の悪ガキが拳銃を持ち出す。
「そんな物まで。止めなさいっ」
こんな乱戦の中で銃器を使わせると同士討ちする危険性がある。
身を持って弾丸を受けるしかない。
そう思って胸を反らしたスーパーガールは、直後に己の行動を後悔することになった。
発射されたのは銃弾などではなく、クリプトナイトを透過して照射されたレーザー光線だったのだ。
こんもり盛り上がったS字のマークが緑色のレーザーに照らされる。
「はぁうぅぅぅ〜ぅぅっ?」
一撃で全身から力が抜け去った。
ガックリ地面に膝をつき、四つん這いの姿勢を強いられるスーパーガール。
「あ、あなた達……どうして……そ、そんな……物を……」
息も絶え絶えになりながらもスーパーガールは悪ガキ達を問い質す。
「うるせぇ。こんなオモチャ、ハーレムの裏通りに行きゃ1ドルで手に入るぜ」
悪ガキは信じられないようなセリフを吐きながら、スーパーガールに向けて2発目を発射した。
「キャアァァァーッ」
顔面にレーザーを受けたスーパーガールは、のけ反った勢いで仰向けにダウンしてしまう。
クリプトナイトが市中で大量に出回っているという噂は彼女も耳にしていた。
しかし、子供が気軽に買えるような安価で売買されているとは、信じられない出来事であった。
しかもその威力は彼女が身をもって証明したばかりである。
「だらしねぇの」
「今のうちに縛っとけ」
悪ガキ達は寄って集ってスーパーガールの体に鎖を巻き付けていく。
普段の彼女なら力を込めるだけで断ち切れそうな鉄の鎖である。
だが、人間以下のパワーに落ちた今では充分な戒めとなる。
「さぁ、効き目が切れないうちに力の源を封じてやれ」
言うが早いか、ガキどもはスーパーガールの体に群がった。
両足をそれぞれ2人掛かりで抱えると、全身の力を込めて左右に開かせる。
「や、やめっ……うぅ〜っ、ダ……ダメェ〜ッ」
必死の抵抗も虚しく、スーパーガールは大股開きを強いられる。
真紅のスカートの中身、青いレオタードのクロッチ部が丸見えになった。
そこに手が伸び、3連ホックが易々と外されてしまう。
「さて、ご開帳ぉ〜っ」
レオタードのクロッチがむしり上げられると、股間にぶら下がっているペニスが白日の下に晒された。
スーパーガールの秘中の秘とされるペニスが、遂に人類の目に晒されたのだ。
それを見ても悪ガキどもに驚く様子は全く見えない。
「うぅっ、私の秘密がかなりの高レベルで漏洩している……それに彼らの武器……」
スーパーガールは、自分に悪意のある宇宙生命体の存在を感じ取った。
無敵のスーパーヒロインが、もはや悪の前に完全に無力化してしまっているのだ。
呆然とすることも許されず、スーパーガールはペニスが小さな黒い手で握られたのに気付いた。
「や、やめてっ……触らないでぇっ」
スーパーガールは身をよじって逃れようとするが、全身を押さえ込まれていてはどうにもならない。
「安心しなよ。これを扱いてもネェちゃんを元気づかせるだけだからな」
「ホントは扱いて欲しかったんだろ」
スーパーガールの背筋に悪寒が走る。
彼らは自分の最大の秘密まで知っているのだ。
「だから、おっきくできなくしてやるのさ」
アフロはディバッグから、金属のリングと革ベルトでできた奇妙な物を取り出した。
「な、なにそれっ?」
スーパーガールの顔に怯えが走り、ビクッと腰が引ける。
「コックリングさ。これを着けられると勃起できないんだぜぇ」
アフロはスーパーペニスを手に取ると、亀頭の先端をリングに通す。
そしてリングを根元まで移動させ、革ベルトで睾丸の付け根を縛り上げた。
「イヤァァァーッ」
無理やりの厳しい締め付けに、スーパーガールが悲鳴を漏らす。
リングがペニスの膨張を制御し、睾丸にフンドシを締めたように見える革ベルトが精管を圧迫する。
スーパーガールは、これでもう勃起も射精もできなくなってしまった。
例えクリプトナイトの影響が消えても、スーパーパワーを発揮することができないのだ。
「お願いっ、これを外して。こんなことをしている時間はないのっ。ここを狙ってミサイルが落ちてくるのよっ」
スーパーガールは必死の形相で哀願したが、悪ガキどもは余計に笑い転げるだけであった。
「さて、時間はタップリある。ゆっくり楽しませてもらうぜ」
「この絶品アヌスが使い物にならなくなるほどにな」
ガキどもが地面に大小様々なバイブを並べていく。
そのいずれもがクリプトナイト特有の輝きを放っていた。
「あぁ……あんな物を挿入れられたら……」
自分を待っている残酷な運命を思い描きながら、スーパーガールは目を閉じる。
死ぬほどイかされながらも、射精はできないという生き地獄を味わわされる。
全てが終わった時、自分は正気を保っているだろうか。
アヌスにローションのドロッとした感覚が走った。
続いてメリメリッという拡張感と共に、文字通り身を切るような激痛が──
「も、もう時間が……ミサイルが……」
絶体絶命のスーパーガール。
ここからの逆転は可能なのか。
頑張れ、スーパーガール。
そろそろ綾門さんの続き読みたいなあ…
なにげに酷いな、ここの住人W
ツンデレなんです
>>238 gj!
確認したいんだけど、スーパーガールは、スーパーニューハーフ?スーパーフタナリ?
>>242 ネタとかSSとか投下されても露骨に無視するからな
まぁ、俺もだけど…
246 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 12:45:58 ID:Qwk50KHl
深キョンのどろんじょ、いいじゃない?
アレで大暴れする、怪力深キョンのSSが読みたいので
誰からお願いします
パワーガールってこのスレではどうなの
でか胸担当
パワーガールは前スレじゃ活躍してたけどな
昔に書いたパー子がやられちゃうSS投下しようか迷ってる
ロリとヒロイン陵辱はウケが悪そうだしな…
スーパーヒロインスレに投下した全然面白くなかったやつだろ?
アレの続きでまた笑わせてくれるのかw
どこのスレ?
SS投下はなんでも歓迎だが
数あるキャラのうちパー子を選択するそのセンスに狂気を感じる
パーマンって力が常人の6600倍だっけ?
小学生の女子とはいえ、戦ったら瞬殺されるだろうなw
高校生になり大学生となりその後社会人になりゆくゆくはおばあちゃんと成りながらも日々パー子として戦っているのであろうか。いないのであろうか。
とりあえずバード星へ行っちゃったミツ夫の事は待ってるようだぞ
パー子ハード
最近、「パー子」で脳内リメイクを考えてみてると良い作品のような気がした。
アニメや漫画の絵を忘れて、
名前やヘルメット(コスチューム)を今風に変えてみる。
パーマンセットの性能とかアイドルという設定はそのまま。
スピンアウトさせた内容で、小学生でも成長して高校生でも使えそう。
パーマンって人助けがもちろんメインだけど、
しょうもないことにパワーを使うところが良かった。
>>256 若い子に引き継ぐんじゃない?
バードマンに行動を大きく束縛されてるのが嫌だな。
>>259 モ娘全盛期に、そんな感じのSS読んだ気がする。
sm2003139
これは既出かな
>>262 懐かしいな>ハイパードール
たしか、OVAのオマケ映像で、中の人が演じる実写版があったよね
科学の力だ〜GOGO我らの
無限加速で亜光速
容姿端麗 究極無敵
この一瞬 すべてをかけて戦え
乙女の力だ GO GO わたしのモルダイバー (ガンバリまーす!)
変なつまらん野球漫画やめてパードル続き書いて欲しいわ。
鉄腕バーディー、アニメの2期が始まったのに話題になんねえな
一期と比べてなんか顔がおかしいような感じがする。ああいうのを作画が崩れてる?っていうのかね。
>>268 言う
なんかトレス線も細くなって絵も弱くなってんな。
監督も、ニ期は人間ドラマ見せますよ(笑 とかしれっと言っちゃったり、
バーディの台詞でスーツ着てないとパワーダウンするわ、みたいな展開にかなりの違和感が。
とりあえず、今回のアニメスタッフにバーディという作品への愛情が欠けてる事はすごく伝わってくるけれども。
>>262 ハイパードールってこんなに怪力シーン多かったのか。
いままでスルーしてたわサンクス
>>271 モルダイバーの方が君には向いてると思う
モルダイバーは、あくまでスーツの力だからなぁ・・・
モルダイバーって怪力シーンあるの?
あれば見てみたい
>>274 ハイパードールって2002年くらいに作者が続編書いたけど
掲載予定した雑誌が廃刊になったんだよ
>>266 スペースシャトルとか持ち上げてた様な気がする>モルダイバー
この手の作品って、まあまあ最近だと「流星戦隊ムスメット」とかありましたな
すまん、アンカー逆だった
まぁパードルは同人の方で細々と続いてるじゃないかw
一度は本当に首根っこ引っこ抜いてもらいたいところだが
前スレにあったYATの同人誌は良かったな
何か盛り上がんねぇな…
「メタモルフォーーーーース!」
の掛け声で変身した、美少女「大宇宙未来」が、向かったのは、
兄、寛(ひろし)の寝室だった。
「一度、ためしてみたかったの、このスーツの能力を。」
とつぶやくと、パステルカラーのモルダイバー2号のまま、寛が眠るベットに腰をかけた。
「まさか、ほかの人には、まずいので、お兄ちゃんに実験台になってもらうわ。」
というと、兄のパジャマとパンツをずらすと、ペニスをあらわにした。
兄は、股間に涼しいものを感じ、
「うーっ」
と寝ぼけまなこのまま、声を出したが、再び眠りに落ちようとしたとき、、、
未来、モルダイバー2号の右手が、寛のペニスをそっと、優しく包み込み、
シュッ、という空気の振動音だけを残して、見えなくなった。
未来がためしたのは、亜光速の手コキ。
ペニスを握る指先の表面摩擦と慣性をコントロールした。亜光速のピストン運動。
寛のペニス勃起するまもなく、ふにゃふにゃのままおびただしい精液を噴出させる。
が、すざましいスピードの振動で、あっという間に蒸発していく。
手コキをやめ、ペニスから手を離す未来。
「やっぱりね。早すぎて目もさめなかったのね、お兄ちゃん。」
というと、ずらしたパンツを元に戻し、そのまま部屋を後にした。
次の朝、寛がいつになく快適な目覚めを迎えたのは、いうまでもない。
>>284 いいねぇ
世界征服も可能なスーパーパワーを、こういう事に使うって発想が素敵ですw
ハイパードールなら、指1本で地球人の性器を破壊するのかな、、
なにしろ、彼女たちの正体は、冷徹な宇宙から来たアンドロイド。
ちょっと残酷になりそう。
意外とツンなミュウ×赤井のシチュが読みたい>ハイパ−ドール
マイカ×赤井はグロになりそう…
とりあえず書きゃいいってもんでもないだろ
>>288 失せろ
2chなんだから書きたいように書けばいいんだよ
ミュウ×赤井=性器破壊+半身不随
マイカ×赤井=死ぬだろ、普通。。
って感じかな。首根っこ引っこ抜く、それとも、、
ハイパードールなつかしい。
余裕ぶっこいて、わざとやられたフリとかしてたからなぁ。
「くぅ、な・・・なんなの、こいつ・・・凄いパワー・・・」
自信満々で手四つに組んだマイカであったが、すぐに膝を地面に付かされアスファルトにめり込み始めている。
ついさっき知り合った地球のスーパーヒロインと軽い手合せのつもりだったが、そのパワーはマイカの想像を遥かに超えていた。
油断したなあ、まさかクリプトニアンだったなんて。全滅したはずじゃない。ありえないよ。
しかも何でよりによって地球なのよ・・・パワー3倍増量じゃない。反則よ反則。
などと考えている間にマイカの下半身はアスファルトに埋め込まれてしまっていた。
「ま、参った。降参よ。降参ー」
マイカの敗北宣言と同時にその体は上に引き上げられた。
手首を掴まれて、バンザイの恰好で宙づりになっているマイカ。
「ありがとう、あなた強いの・・・」
マイカの話が終わる前にその体は高く振りあげられ、ちょうど逆立ちのような体制になり、次の瞬間
「ギャッ!」
先ほど開いたアスファルトの穴に頭から突き刺さった。アスファルトから露出する下半身が墓標のようである。
間髪入れずにむき出しの股間に強烈なキックが次々と叩き込まれる。
しばらくはバタバタと虚しい抵抗をしていたマイカの脚も、やがてだらしなく地面に落ちた。
完敗。無様に開いた股がピクピクと痙攣している。
「お礼には及ばないわ。お楽しみはこれからですもの。フフフ」
マイカを見下ろすスーパーガール。しかしその胸のマークも正義のコスチュームも黒一色のスーパーガールであった。
>>292 どう聞いても喘ぎ声だなw
>>293 GJ
やられてるふりかと思ったら、ほんとに負けちゃうのねw
今週のスピリッツの遠い星からきたALICEなかなか良かったが
いかんせんページ数が少ない
藤沢とおるって、ここ何年かまともに連載続けた事ないからな
連載休止にならないだけましだよ
>>293 マイカの口調が懐かしくて嬉しかった
GJ
ワンダーウーマンってこのスレで、あんまり話題に上がらないね
個人的には変身しない強くないってヒロインの方が燃えるんだが…
299 :
298:2009/02/13(金) 00:38:13 ID:GHs5+lPo
脱字した。ゴメン
「変身しないと強くない」
に訂正
「さて、どうしましょうか。裸にひん剥いて磔にしても面白くないわね。この娘萌えないし。」
少し考えたが結論はすぐに出た。「そうだ、首引っこ抜いて、全身バラバラにしましょう。それがいいわ。」
そういうと、もう一度マイカを引っ張り上げた。白目を剥いて失神している。
黒いスーパーガールはマイカをアスファルトに座らせるように置き、無造作に首を引っ張った。
「あがぎゃあがああああ!」激痛で意識を戻すマイカ。自分の首が尋常でない力で引っ張りあげられているのはすぐに理解した。
な、なに?首を抜くつもりなの?冗談じゃないわよ。
マイカは渾身の力で掴まれている首を支点にして回転し、そのまま相手の顔面に膝を叩きこんだ。しかし・・・
「暴れるんじゃないわよ」
マイカの膝蹴りをものともせず、マイカは逆回転させられ尻からアスファルトに叩きつけられた。腰からくの字で埋まる。
だめ・・・とても敵わない。せめて、クリプトナイトがあれば・・・負けないのになあ・・・
「ね、ねえ、もうやめて。降参するから・・・」
「降参なんて関係ないのよ。地球にスーパーヒロインは一人だけで十分なの」
ああ、このクリプトニアン・・・馬鹿だ・・・
マイカの哀願は通じなかった。黒いスーパーガールはマイカの頭を両手で鷲掴みにして、一気に力を入れた。
「ぎゃあぁああぁぁがあああはあぎゃんんーーーーあめてぇ!あえええ!」
「あら、結構丈夫なのね」一気に引っこ抜けなかったことに少々不満そうな黒いスーパーガール。
「でも、おしまいよ。さよなら。」更に力を入れる。
「あへへえ!みゅ、にゅうううううーーーー!あうええ!」
激痛と泡だらけの口で必死で叫ぶマイカ。その顔は脂汗と涙でまみれている。
もう・・・だ・・め・・・・
「お待ち!そこまでよ」
突然人影が現れた。
「あら、お客さん?この娘のお友達かしら?」
一旦マイカの頭は解放され、そのまま後ろにだらんと垂れさがる。
おぼろげなマイカの瞳に、二人の人影が写っている。
「ふみ〜、せっかくの休暇なのにぃ」
「あによ!助けなきゃって言ったのはあんたでしょ」
>300
GJ過ぎ
ミュウが出てくるのかな?
「WWWAのトラコンよ、大人しくして。両手を挙げなさい。」
ヒートガンを向けるケイ。
まったく外見に似合わず意外と真面目なのよね。ウチらは休暇中よ。ユリは少々不満。
地球のことは地球の組織に任せとけばいいのに。ま、あの二人、地球人じゃなさそうだけど・・・ひえ!
ちょちょちょ、ちょっと〜やられてる方アレ、銀河中央のドールじゃない。え?ドールがボロボロにされるって・・・
なになに〜やだ、あの黒い方って、クリプトニアンじゃないの。まさか、いえ・・・間違いないわ。すっごい、生き残りがこんな所にいたのねえ
・・・って。あれ?もしかしてウチら・・・ヤバイんじゃない?ケイ?ケイったら、ちょっとぉ・・・
ケイの顔を見ると脂汗がダラダラ流れている。ヒートガンを構える腕、いや体全体がガタガタ震えている。ケイも気付いたに違いない。
ウチら、化け物の前に立っているのだ。
「ユ、ユユユユ・・・ユリ、あんたどう思うアレ?」
「せめて、クリプトナイトがあればねえ、なんとかなるんじゃないかとは思うけどぉ」
「もももっも、持ってないの?」
「持ってるわけ無いじゃない。あんなレアメタル。本部にも無いわよ。だいたい持ってたらさっさと売ってWWWAなんて辞めてるわよ」
あ〜もうどうしたらいいのかわかんない。ウチらの方が圧倒的に立場悪いじゃないのさ。
良く見ると黒い奴両手を挙げて素直にしているけど、その表情は余裕しゃくしゃく。ヒートガンを向けられているなんてまるで意に介していない。
「もういいかしら。」クリプトニアンが話しかけてきた。
「あなた達勘違いしているのかもしれないけれど、私達は力比べしてただけよ。なにかWWWAに捕まるようなことしたかしら」
「はん、そうは見えなかったけどね。殺気出しまくっといてよく言ってくれるわね。ウチらの目は節穴じゃないわ。」
ちょ、ちょとケイ!せっかくの逃げるチャンスだったのに何意地張ってるのよぉ。そこは、あらそうでしたのオホホホホって退散するとこでしょ。
あに言ってんのよ、ここで引いたら女が廃るってのよ。
死ぬよりはマシじゃない。クリプトニアンにデコピンされただけでケイの首なんてどっか飛んでちゃうわよ。私まだ死にたくないわ。
ケイとユリは小声で話しているが、スーパーガールには丸聞こえである。
「心配しないでいいわ。あなたたちには興味ないの。私の目的は地球のスーパーヒロインを叩き潰したいだけ。あなたたちには関係ないわ。行きなさい。」
ちょっとぉ、なんて親切なのよ。また逃げ道をくれたわ。そうよ、これはWWWAの管轄外よ。そもそもウチら休暇中だし全然関係ないわ。助かった〜。
「へん、ウチらだって、銀河を掛けるスーパーヒロイン、ラブリーエンゼルよ!舐めんじゃないわよ。」
ちょっとお、ちょっとお、ケイ!あんた汗ダラダラで何大見得きってんのよ。何ムキになってるのよ。何かいやなことでもあったの?
そりゃさっきいい男にナンパされたのは私だけだし、昨日ナンパされたのも私だったけどぉ・・・。
「そう?じゃあ、あなた達も私の前にひれ伏して頂こうかしら。手加減はしてあげるけど、私ゼリーを摘むの上手じゃないのよ。」
クリプトニアンから明らかに殺気が放たれ始めた。もう冗談言ってる場合じゃない。やらなければマジで死ぬ・・・
ホンッと、ケイってば後先考えないんだから。いいわ覚悟きめたわよ。
「ヤルよユリ!」
「オッケー、ケイ!」
素早くケイとユリは左右に展開し、ケイがヒートガンを連発。スーパーガールは避けようとしない。直撃。
爆炎は直ぐに収まる。コスチュームが少しこげた程度。ほとんど無傷であったが、これはケイの想定内。
「これならどうかしら?」ユリが横っ飛びしながらブラッディカードを投げる。鋼鉄をも切り裂くテグノイド鋼の刃ならあるいは・・・
ブラッディカードの軌跡は確実にクリプトニアンの喉元をかすめた。時々ユリは容赦ない。めったに喉元など目掛けて投げたりはしないのだが、
その日の感情で時々狙う。そんな時の悪人は可愛そうに首が飛ぶ。
「これで終わりかしら?」
あちゃあ、全然効いてない。いや、少し首から血が滲んでるか?でも、これも想定内。次が勝負。
「ごめんあさーせ、まだあるのよ。ムギッ」
「ミギャーア」
黒い熊のような動物が黒いスーパーガール踊りかかる。が、スーパーガールは片手でそれを受け止める。
「ふふ、多少はパワーがありそうね。これが切り札?でも残念ね、私には勝てないわ」
「残念でしたぁ、パワー勝負じゃあないのよぉ〜」
「あんたの敗因はその高慢ちきだよ」
ムギの体が鈍く光る。その光は緑色。
「な、何・・・パワーが・・・出ない」スーパーガールの表情が驚愕に変わる。すましたお姫様はそこにはいない。あっという間にムギに組み伏せられるスーパーガール。
「甘く見過ぎたわね。クリプトニアン。クリプトナイトと同じ波長の電磁波を合成させたのよ。伊達にヒソヒソ話したり時間稼ぎしてたわけじゃないのよね」
「さて、お仕置きの時間よ。クリプトニアン。」
連投申し訳ないうえに、元ネタを知っているのを前提にしていますのでわかりにくいかもしれません。
もしこんなのでよかったら後1回だけ続けようと思うのですが、アイデアがまとまりません。
1エロ増量
2リョナ増量
3打ち切り
をリクエストして頂ければと・・・
>306
1エロ増量
で、
>>306 1しかないっしょw
次はA子登場か?
大穴でどきどきハートビートのスーパーサヤカかなw
なんというGJ
「こっから先は、まかせてもらえないかな。WWWAのトラコンさん。」
いつのまにか銀河中央のドールが復活してる。さすが丈夫に出来てるわ。
表情はにこやかだけど、全身から暗黒のオーラを出しているのが見える。怖い怖い。
ま、あんだけやられたんだから相当くやしいのはよくわかるよ。
「いいわ、ウチらは銀河中央と揉めるつもりはサラサラないからね。」
「残り少ない休暇頑張ろーーー」
事が終わるまでムギを貸すことにして、ウチらは休暇に戻ることにした。あとは知ーらないっと。
「ふっふっふっ、さっきはよくもやってくれたわね。スーパーガールって言ったっけ?」
マイカがスーパーガールに馬乗りになる。
「自分の力じゃ敵わないのに、偉そうに言うものではないわ」。
スーパーガールは跳ね除けようと暴れるが、クリプトナイトの影響で力が入らないので皮肉を言うくらいしかできない。
「結果が全てなのよ。経過はどうでもいいの。勝ちゃいいんだ。」
マイカはスーパーガールの目の前まで顔を上から寄せる。ふうん。可愛い顔してるじゃない。唇も柔らかそう・・・。
マイカの右手がスーパーガールのふっくらとした右胸の先を摘む。
「さ、さわらないで。止めなさいとひどいわよ。」
焦るスーパーガール、開放された左手でマイカを押しのけようとするが無駄な足掻き。
「ふっ、意外とウブ?最近ミュウったら、地球人の男にべったりで構ってくれないのよね。」
「な、何をするつもりなの。」焦るスーパーガール。マイカの鼻が触れるほど近づいてきた。息使いが頬に触れる。
「ウフフ、ナニをするのよ。」そう言うと、マイカはスーパーガールの唇を奪った。
「ふ、ふむふう・・・」抵抗するスーパーガールだが、マイカは強引に舌を入れスーパーガールの口を犯す。
スーパーガールは舌を噛もうとするものの、マイカも心得ており、器用にその力をかわす。
「あ・・・あううん・・・」
とうとうスーパーガールの舌がマイカの舌に絡め取られてしまった。
マイカの温もりが唾液ごと伝わってくる。
同時にマイカの右手がスーパーガールの乳首を責め始める。
「ひ?ひやあ、あえああい」拒絶しようとするが無駄な抵抗。マイカは意に介さない。
厚みの無い薄いコスチュームである。すぐに乳首の形が露になった。
コロコロと乳首を指で転がしてみる。ああ〜いいわこの子の乳首の感触。
ミュウに似てる・・・。コリコリした乳首が指の間で跳ねる感触を楽しむマイカ。
柔らかい葡萄の粒のようなスーパーガールの乳首がマイカの指でいいように転がされ摘まみあげられる。少しずつ堅くなりはじめていた。
マイカは更に嬲る。親指と人差指で軽く擦りつけ、気まぐれに引っ張ってみたりする。柔らかい乳房ごと乳首が弄ばれる。
「あ、あふ・・・・・・あ・・・ああ」吐息を漏らすスーパーガール。自分の乳首が触られるたびに反応してしまうのが解る。
認めたくないが、少しずつその体が支配され始めている。
頭の中では反抗しているつもりだが、その思考は乳首から伝わる快感に度々停止させられてしまい。その度に喘がされる。
あ・・・いや・・・ふああ・・・。スーパーガールの舌はマイカに完全に支配されていたので、スーパーガールの喘ぎは声にさせてももらえなかった。
ちゅぱ・・・ちゅぱマイカの唾液がスーパーガールの口の中でいやらしい音をだしている。
マイカは唇をスーパーガールの唇から離した。お互いの唇の間に唾液が意図を引く。マイカはわざとスーパーガールの顔に唾液を落とす。
そしてその唇はコスチュームの上から乳首に吸い付いた。
「ああっ・・・や、やめて・・・」自由の利く手でマイカの頭を退けようとするがビクともしない。
「はあうう・・・」スーパーガールが仰け反る。ちゅぱちゅぱと音を立てながらマイカが乳首を嬲り始めた。
ちゅぽん、吸い上げられてはゴムのように反発するスーパーガールの乳首。
ぷるるんと震えるところを更に吸い付かれて舌でコロコロと転がされてしまう。ビリビリと快感が伝わってくる。
だ・・・だめ・・・このままでは・・・私・・・。ムクムクと乳輪が盛り上がり乳首がせり上がり始めた。
チュパチュパッ、舌の先で乳首の先を舐めまわし続けるマイカ。
「ああ・・・ああ・・・あっ・・・あ・・・」いつしか抵抗していた腕も地面に落ちて力なくアスファルトを掻いている。
ビクビクと痙攣するスーパーガールの身体。マイカの舌遣いが更に激しくなる。こ・・・こんなのだめ・・・。
吸われるたびにピクつくスーパーガールの痙攣がますます動きを大きくし、身体が反り返る。
そろそろかな?軽くイってもらおうかしらね。
マイカは歯で乳首を挟んで引っ張り上げて、舌で乳首の先を真上から円を書くように舐めまわした。
レロレロレロレロ・・・その舌の動きはこれまで以上に小刻みに素早く激しく舐めまわす。
「ひあああああああーーーーーーーー」ビクビクとのた打ち回るスーパーガール。
身体の中を快感が突き抜ける。く・・・来るうう・・・来ちゃう・・・ああ・・・あああ、だ・・・だ・・・め・・・
マイカは舌の回転を止めようとしない。頭の中が真っ白になっていく・・・
「あひい・・・ひゃあ・・・あ・・・きやああああああああああああああああ」
やがて一際大きな悲鳴とともにスーパーガールの身体から力が抜けていった。
「あ・・・あふ・・・・あ・・・・・・・・・・・・・」脱力するスーパーガール。プルプルと震える巨乳の頂上で乳首だけがビンビンと力強くそそり勃っていた。
ああ・・・私・・・く、くやしい・・・あの変な動物さえ何とかできれば・・・こんな奴・・・。悔しさのあまり、瞳に涙が浮かんでいる。
「すました顔してるのに、随分と感じやすいみたいね。もしかして淫乱?」唇を離すマイカ。スーパーガールの勃起した乳首を軽く指で弾く。
「はぁ・・・あ、あなた、絶対に許さないわ・・・」マイカを睨むスーパーガール。
「あら、しぶといのね。」マイカの表情に意地悪さが浮かび上がる。さきほど殺されかけた事が頭をよぎったのだ。
マイカはおもむろに親指と人差指でスーパーガールの可愛いポッチリの頂点を摘まんで少し引っ張る。
「あ・・・何?」反応するスーパーガール。先ほどまでの愛撫と少し違う荒々しさを感じた。
マイカは意地悪にもちょっと挟む力を強めた。
「あぎゃ!」今のスーパーガールにはマイカのパワーに抗うすべは無い。プチュ。可愛い乳首が簡単に押しつぶされる。
「い、痛いわ・・・止めて・・・止めなさい。」
「あなた、言葉遣いは大事なのよ。何だって?スーパーガールさん?」マイカは乳首を摘まむ力を増す。
「あひいい、や、止めてえ」敏感な部分を人外の力で押しつぶされてはさすがのスーパーガールも堪らない。しかしマイカはまだ力を緩めない。それどころか微笑みながらまた少し力を入れる。
マイカの圧力に挟まれる乳首がピクピクしている。激痛がスーパーガールを襲う。もう限界だった。
「痛い痛い痛いーーー!わ、わかったから!わかったからもう止めて。私の負けよ。」
それを聞いたマイカはニコッと微笑むと挟んでいた乳首を開放した。
「わかればいいのよ。」そういいながらマイカはスーパーガールのスカートを捲り上げた。
レオタードの股間がしっとりしているのが布の上からでもわかる。
ピクピクと反応するスーパーガール。もはや抵抗する気力は無い。
「ふふ、どんな声で鳴いてくれるのかなー?」ワレメに沿って指を上下して撫でながらマイカは微笑んでいた。
ここまで書いといてなんなんだけど、やっぱりスーパーヒロインは悪人に犯られなきゃと思った。
突然の軌道修正してもいいかな?
1このままレズ突入
2悪人登場
3打ち切り
>314
す、すばらしい。
2がいい!!
次回最終回じゃねーかw>『遠い星からきたALICE』
マイカに征服されぐったりと横たわるスーパーガール。
スカートは無様に捲りあげられて黒いレオタードの股間が剥きだしになる。
クリプトナイトの効果で動けない。抵抗する気力も失われている。
「さてと・・・そろそろ出てきたら?盗撮野郎。ふっ飛ばすわよ。」マイカは突然振り返り、手のひらにプラズマ球を作った。
ハイパードールの武器ナパームショット。手にひらで大小自由に作ることができ、小さいものでも楽に戦車を破壊する。
「なんだ、気づいていたのか。」建物の陰から男が二人出てきた。一人はスーツ姿の30代の男。すこしイケメンだ。
もう片方は見覚えがある。カオスの人造人間、人と馬のあいのこだ。
顔は馬で体は人間。変態。こんな改造されたら私なら死ぬね。
「久しぶりじゃないウママン、元気してた?」
「ウママンじゃねえ、アヴェ・ヘンクスト!。ハイパードールは糞生意気だから嫌いだ。」
あんたに好かれてもうれしく無いっての、殺すぞ。馬鹿は相手にしないに限る。
でも、カオスの連中がここにいるってことは・・・
「ああ、そうか!」マイカは黒いスーパーガールとカオスの関係を理解した。
「どうやったのかはしらないけれど、クリプトニアンを飼いならすなんてお見事ね。」
「飼いならすなんて人聞きの悪い、捕まえてちょっと調教しただけさ」
人間の男の方が答える。
「クリプトニアンを捕まえるなんて驚き!クリプトナイト使ったの?」
「さっきから見させてもらってたんだけどね。クリプトナイトって、興味あるんだけど我々は知らないんだよ。」
え?クリプトナイト無しでクリプトニアンを捕らえるなんて。カオスの人造人間なんかじゃ不可能だし、こいつ油断ならない・・・か。
警戒心を改めるマイカ。
「生真面目な正義の味方なんて、我々の敵ではないんだよ。
さっきの変な二人組も頭使ってたじゃないか。我々も少し頭を使っただけさ。」
男は得意げに自分の頭を指差す。
10日程前の事だった。
町で暴れているサルの怪物を退治するためにスーパーガールは現場に急行した。
ほんの少し格闘して、スーパーガールは簡単にサル男の腕を取り捻りあげる。
「があああーーー」悲鳴を上げる怪物。
「俺を倒しても、すぐに次の怪人がおくられてくるぜえ。」
「そうなの?じゃあ、素から断たせていただくわ。」にっこりとほほ笑むスーパーガール。
少し腕を捻ってアジトまで案内させることにした。それが罠だとも気付かずに・・・
アジトに入るなりスーパーガールは手当たり次第に破壊を始めた。怪人達にも容赦しない。次々と息の根を止めていく無敵のスーパーガー
ル。
あらかた破壊して残った最後の部屋の扉を軽くぶち破る。
そこは社長室のような構造で、正面に一つだけおかれた机に男が一人座っていた。
「見事だなスーパーガール。まさかここまでとは想定外だったよ。おかげで大損害だ。」
「あなたがボス?人間みたいね。おとなしく降参すれば命だけは助けてあげるわよ」スーパーガールは凛として警告する。
腰に腕を当てて少し反り返って立つスーパーガールの得意のポーズ。自然と胸が強調される。
男の視線がスーパーガールの身体を舐めまわす。
「どうしてあなた達悪い人はヤラシイ目付きになるのかしら。」スーパーガールが皮肉を込めて言う。
「そりゃそうだよ。もうすぐ君のアソコに僕のコレをぶち込めるのかと思うと、少しくらいはヤラシイ顔になるだろう。」
男のセリフに少し頬が赤くなるスーパーガール。
「わたしのまえでそんな事言った悪人は何人もいたわ。でもすぐにみんな後悔することになるのよ。」
「すると私が君にぶち込む最初の男ってことかな。」
男は机の上のモニターを映した。そこには幼稚園バスを乗っ取っているキツネ顔の怪人の姿があった。
「そういうことだよ。スーパーガール。」
「卑怯者・・・」
男の言うがままに床の上に四つん這いになるスーパーガール。
自慢の巨乳が垂れ下がりプルプルと揺れる。
男はスーパーガールの後ろに回り込むとスーパーガールの赤いスカートを捲りあげた。
レオタードの股間が露わになる。
「やめなさいっ!」死ぬほど恥ずかしい。頬を赤らめながら凛と拒絶するスーパーガール。
「ふふふ、良い格好だよスーパーガール。さて、これから私と勝負してもらおうか。君が勝てば園児たちは解放しよう。
もちろん受けて立つよな。」
どうせろくでもない勝負であろうが、受けないわけにはいかない。スーパーガールは頷いた。
「なに、簡単な勝負だよ。僕は指1本しか使わない。10分の制限時間内に君が潮を吹けば負け。我慢できれば勝ちだ。単純だろ。」
「な・・・」男の要求に顔が怒りで真っ赤になるスーパーガール。「そんな勝負できるわけないわ」
「おっと、言い忘れていたけど、君が拒否する度に一人づつ園児が死ぬんだよ」
その言葉に嘘は感じられない。「ま、待って、受ける。受けるわ」
スーパーガールにとって屈辱的な勝負が開始された。
男はまずスーパーガールの股間のワレメに沿うように上下に人差指でなぞる。
「ひああ!」その感触に思わず声を漏らすスーパーガール。
「おや?もう感じましたか?」男が嘲るように言う。
「・・・」スーパーガールは自分が声を出さないようにグッ歯を食いしばる。こんな男に喘がされるなどとても我慢できない。
私は正義のスーパーガールなのよ。絶対にこんな卑劣な男に屈したりしないわ。
男はレオタードの上からゆっくりとスーパーガールの大事な所を愛撫する。
「ふっ!・・・・・・ふう・・・」必死で歯を食いしばって堪えるが、鼻息は徐々に荒くなる。
男の指は益々動きを激しくして敏感な部分を擦る。
次第にスーパーガールの秘所の形がレオタードの布越しに露わになっていく。
自分の正義のコスチュームが秘所に直接擦れる感触に不覚にもゾクゾクしてしまう。
だめ、感じちゃだめよ。
「どうだい?気持ちいいかいスーパーガール。」
スーパーガールの股間の中央を指で円を描くように擦る。指がレオタードの生地を押しつける。
「ば、馬鹿なこと言わないで・・・私はあなたなどに・・・負けたりしない。子供達は必ず助けて見せるわ」
それを聞いた男は突然、その指をスーパーガールのアナルに一気に突き立てた。ズブズブとコスチューム越しに指が刺さっていく。
「あひああ!そ、そこはあっ!ど、どうしてえ!」
不意を突かれたスーパーガールが思わず悲鳴をあげる。それを聞いた男は薄笑いを浮かべながら指をグリグリと回転させる。
「あひゃああ!ひゃめてえ!あがああ、だめえ、だめええ!抜いてえええ!」
アヌスに指を入れられるなど想像もしていなかったスーパーガール。男に主導権をあっさりと奪われてしまった。
四つん這いの腕は力なく折れて床に伸び、スーパーガールの顔も床の上に落ちた。
その衝撃で男の指がアナルの中で引っかかって爪が突き立てられてしまった。
「はがああ!」
無様な悲鳴をあげさせられ、男の前に尻を突き出す形で床にひれ伏してしまった。
「ざまあないなスーパーガール。」男は指を抜くとスーパーガールの口元に添えた。
少し臭い匂いが鼻に漂う。自分の恥ずかしい匂いを嗅がされる屈辱。情けない。
心が弱まっているスーパーガールに男は追い討ちを掛ける。
「君のせいで指が臭くなったよ。舌で舐めて綺麗にしてくれないかな。」
「な・・・嫌よ・・・。」
「おや?それは拒否したのかな?園児が死ぬよ?」
「ひっ!ち、違います」思わず反応するスーパーガール。
「じゃ、舐めて!」そう言った男は、しかし、無理やりスーパーガールの鼻の穴に指を突っ込んだ。
「ふがああ!ひゃ?ひゃにっ?」予想もしない行為にまたもや無様な悲鳴を上げさせられる。
「あははは!何?ふがああ?」男嘲り笑いながら、アナルにしたのと同じように鼻の穴で指を乱暴にまわした。
「ふああ・・・ふああ・・・ふがが!」指の動きに合わせて声を上げさせられる。もはや先ほどまでの凛とした正義のヒロインの面影は無い。
「あははは、ごめんごめん。間違ってしまったよ」スーパーガールの鼻の穴から指を抜く。鼻水が糸を引いている。
「さあ、今度こそちゃんと舐めてもらうよ。」
「は、はい」無意識のうちに返事させられてしまった事にスーパーガールは気付いていない。
男の指に舌を絡めて舐め回す。ちゅぱちゅぱ。自分のアヌスと鼻の穴に突っ込まれた指を舐めさせられる屈辱にスーパーガールの
頬を涙が伝う。
「終わったかい?」男が意地悪な声で聞く。
「お、終わりました。」指から舌を話して答えるスーパーガール。唾液が唇からこぼれ落ちている床にたれている。
「じゃあ、勝負の再開だ。」
「はい。」腕を元に戻して再び四つん這いになるスーパーガール。無意識のうちの男に隷属させられ始めていた。
男はスーパーガールの調教が思ったよりも進んでいることに満足していた。
再び股間を弄ろうと男が目をやると、スーパーガールのレオタードの股間の部分がうっすらと染みになっているのに気が付いた。
その部分を指で捏ね回すと、粘液で滑る感触が伝わる。
「おいおい、スーパーガールさんよお。もう濡れてきてるみたいだぜ。」
「ち、違うわ・・・そんなことない・・・」
「これでもかい?」
男はレオタードの隙間から指を入れる。ついにスーパーガールの大事な部分が悪人の指に侵入されたのだ。
クチュクチュ・・・スーパーガールの股間が音をたてる。
「あ・・・あふあ・・・い、いやあ・・・やめて・・・」
何とか意識を保ち抵抗するスーパーガール。自分の大事な部分がぐっしょりするのがわかる。
だめよ・・・負けちゃだめ・・・私は・・・スーパーガールなのよ・・・
身体は男の指に敗北しつつある。が、せめて心は負けてはならないと再び自分に誓う。
哀れなスーパーガールを男は更に追い詰める。
「あのねえ、さっきから違うとか、やめてとか言ってるけど、ルールでは拒否出来ないこと忘れたのかな」
「え?そ、そんな・・・」
「喘ぐときにはそこのところ、意識するんだよ。さもないと、次は子供達に死んでもらうよ。わかったね。」
「は・・・はい。わかりました。」屈辱的な返事をさせられる。そ、そんな・・・言葉でも抵抗できないなんて・・・私どうしたらいいの?
混乱するスーパーガールを男の指が襲う。
男の指はこれまでよりも深い部分を弄り始めた。鍵状に曲げられた指先がスーパーガールの大事な部分を内側から刺激する。
「あ・・・あくう・・・ああ・・・」
スーパーガールのピンクの襞々は男の指によって刺激されて愛液を染み出させる。
ついにクリトリスがムクムクとそそり立ってきた。
もはや無敵のスーパーガールの身体は完全に快感に支配されてしまっている。
男はその頂点のふくらみを確認すると、指で素早く小刻みに擦った。そして軽く押しつぶす。。
「あひあああ!あひい、ああ、ああああ」
どすっと音を立ててスーパーガールの顔が床に崩れ落ちる。再び男にお尻を突き出す格好になった。
「いい反応だよスーパーガール。」
「ああ・・・あああ・・・ふああん、あふう!」男の嘲りはもうスーパーガールの耳には届かない。
意識が朦朧としているのが男の目にあきらかだ。
イかされるなんてだめ・・・でも、私イかされなければ・・・でも・・・そんな・・・。
人質の為に拒否できない事を刷り込まれてしまい、正義の意識も混乱し始める。
潮を噴かされても負けだと言う事が更に混乱させる。
「さて、そろそろかな」
スーパーガールの愛液でベトベトの指が更に激しくスーパーガールのスポットを攻める。
「あくっあくっ!あああああああああ」
悲鳴とともにスーパーガールの身体がビクビク痙攣をおこし始めた。
目は虚ろになり焦点が定まっていない。瞳は涙で濡れ、頬を伝わっている。
口は半開きのまま舌の先がこぼれていて唾液が垂れて床を汚す。
無様に突き出されたスーパーガールの可愛いお尻から、大量の愛液がふとももを伝って床にたれている。
鋼鉄のスーパーヒロイン、スーパーガール。凛々しい姿で悪人達に立ち向かう正義の乙女はもういない。
男はお尻を突き出すスーパーガールに頭の方から跨り、股間のレオタードを右にずらして、スーパーガールの大事な部分を剥き出しにした。
そしてその指をワレメの穴に入れて上下に動かして内側から刺激する。
「あひひい!あひひい!ああああ、いやああ・・・いやあ、あああああ!」
恥も外聞も無く、大声で喘ぐ。朦朧とする意識の中、自分がイかされる寸前であるのははっきりとわかっている。必死に我慢するスーパーガール。私、潮を噴かされる!そんなの嫌よお!ああ・・・でも・・・潮噴かなければいけない・・・の?
男の指が益々速度を上げて刺激を増加させる。
スーパーガールの抵抗もこれまでだ。
「も、もう!イくうう!イかされるう!」
突き上げられたお尻がピクピクと痙攣している。
「とどめだ。」
アヌスに突っ込まれた男の指が精密機械のように震えてスーパーガールを刺激する。
快感が突き抜けた。
「私だめえ!もうだめええ!ああああああああああああああああーーーーーーー」
一際大声で鳴かされるスーパーガール。同時にその秘所から愛液が大量に噴出して床に飛び散る。
「ふふふ、他愛もないな」男は立ち上がって、スーパーガールの愛液にまみれた股間の
むき出しのクリトリスの部分を思い切り蹴り上げた。
「あぎゃあ!」
激痛と絶望と屈辱にまみれ、頭が真っ白になったスーパーガールはあっけなく失神してしまった。
ミュウをオチに登場させて終わらすつもりだったのですが
気が付けばダラダラと長くなってしまいました。
ずいぶん削ったのですが・・・
もしよろしければ、もう少しだけスーパーガールを続けて、
最後はマイカかミュウで締めようかなと。
*スーパーさやかには何処かで加わってもらおうと思ったのですが
いい案が浮かびませんでした。入れるとしたらダーティペアの所
だったのですが、既に前振りを入れていたので・・・すみません。
>「私だめえ!もうだめええ!ああああああああああああああああーーーーーーー」
で、でたぁ
ミュウやられてほしい。
たのんます。
それから先は我々カオスの人造人間で輪姦してやったのさ。ヒイヒイ言わせてやってね。許してください〜なんて泣いてたっけな。
「あまり言わないでくださいご主人様。恥ずかしいです。」スーパーガールはすこし赤くなっている。
その顔を見てマイカは少し鼻をひくつかせる。
何がスーパーガールよ。洗脳までされちゃって情けない!って、あれ?
この話、少しおかしいわ。
たとえクリプトニアンを一時的に捕らえたとしても、そう簡単に拘束できないはず。
少しでも隙があれば、あいつらの首なんて体から飛んでいくのに。
調教して洗脳するなんて時間掛かり過ぎだわ。となると、何か即効性の洗脳方法持ってると考えられるわね。
少し用心しないと駄目ね。
「あなたも人造人間らしいけど、そんなに強そうに見えないわ。すぐにでも首根っこ抜けそうよ。」
指ををポキポキ鳴らしながらちょっと威嚇するマイカ。
筋肉隆々のウマ男はともかく、イケメンの方はそんなに強くないのは明らかだ。
クリプトニアンは無力だし、ウマ男も弱くはないけどハイパードールの方が強いのは過去に証明済み。
それなのに妙に余裕があるのが不気味。
マイカの疑問はあっけなく解決した。
「よくわかったね。僕はトキソプラズマの人造人間だから、力は人間とそう変わらないんだ。僕の専門分野は洗脳さ。」
トキソプラズマ・コンデティイ。猫を媒介とする寄生虫。場合によっては人間にも入り込み、脳に作用することもある。
「僕の唾液なんかにはオーシストが含まれていてね。それを取り込んだものは僕の奴隷になるんだよ。
色々試したんだけどね。一番早くて効果的なのはキスして唾液を飲んでもらうことなんだけど、
僕の好みはやっぱり僕のコレを咥えさせて精子を飲ませるのがいいんだよね。
もちろん、おまんこからぶち込むのもいいんだけどそれだとちょっと洗脳に時間がかかるんだよ。」
あああ、聞かなきゃよかった・・・。トキソ男にフェラチオさせられたり、ぶち込まれているスーパーガールの姿が頭に浮かんでくる。
くだらない話を長々としゃべるトキソ男にマイカの頭に青筋が走る。
同時にスーパーガールにも怒りが向かう。ふん、だらしないわね。弱っちい正義なんて役に立たないのよ。
あんたたち、すぐにこの世から消し去ってくれるわ。
そんなマイカにはお構いなしにトキソ男はまだしゃべり続ける。
「スーパーガールも簡単に私の奴隷になってくれてね。カオスの為に働いてくれるそうなので特別に黒いコスチュームをこしらえたのさ。
カオスといえばやっぱり黒だしね。僕の能力の前では宇宙人も例外ではないみたいだけど、アンドロイドはどうなんだろうね。
でも、君たちはずいぶんと地球使用にチューニングされてるみたいだしよく効くとおもうよ。」
男が自分の股間を指差す。ズボンの上からでもその形が分かるくらいの巨根だ。
マイカの青筋がもう1本増えた。
乙女の前でなんて話してんのよ。もう許さない。摘まんでねじ切ってやる!。あらやだ、私ってば下品・・・
トキソ男は話を変えた。
「それともうひとつ、私はそこの黒い動物に興味があるんだよ。スーパーガールの力を封じているのはそれの能力だろう?
どういう仕組なのかとても興味深いね。是非連れて帰りたいんだ。
「捕獲しろ。」男がウマ男に命令する。
コイツ、戦闘力ないくせにウマ男より立場が上なんだ・・・て、まさか・・・
オカマ掘られるウマ男の映像がマイカの頭に浮かぶ。
あああああ、脳細胞が腐る!なんてもの想像させるのよ。
ウマの人造人間がムギに近づいていく。
「おとなしくてれば手荒な事はしないぜ。いいこにしな。」
教える義理はないから言わないけど、ソレ宇宙有数の猛獣クアール。迂闊に近寄ると知らないよ。
それに私たちの話を理解する知能があるんだよ。て言うか、たぶんその辺の人間よりも賢い。
当然あんたが敵ってことも承知だ。馬鹿は嫌いだけど、こういう時は無知っていいわね。苦しまずに死ねるもの・・・
マイカはウマ男に憐みの表情を向けた。
ウマ男がクアールに近寄った瞬間、その黒い動物は前足の爪でウママンを軽くなでた。そう、ただ撫でただけである。
が、哀れなウマ男はなます切りされ3枚におろされて地面に落ちた。
「アヴェ・ヘンクスト!まさか?」それを見たトキソ男が激しく動揺している。
自慢の人造人間が一撃でやられるのは想定外だったらしい。彼の味方はもう役立たず一人だけ。
「おおおお、おい!スーパーガール何とかしろ」
「申し訳ありませんご主人様。動けないのです」
なんだ、用心して損しちゃたわ。切り札は持ってなさそうね。ま、クリプトニアンが切り札だったんだろうけど。
マイカは男に近づいてその巨根を無造作に鷲掴みにした。
「あなたの自慢のコレ、折っちゃおかな〜。それともひっこ抜こうかしら。」
「や、やめろ・・・やめてくれ!」先ほどまでの余裕は全くない。ガタガタ震える情けないただの男。
やめるわけないじゃないの。あんた私に散々下品振りまいたんだから、死刑あるのみよ。
「へへへ、油断したなハイパードール」震えていたトキソ男の顔が急に厭らしくニヤける。
ぺっぺっ!マイカの体にに唾を吹きつけた。
私を洗脳するつもりなんだろうか。偉そうに言っても所詮は微生物。知恵足りない。
ジュジュッ!音をたてて男の唾は私の体に着いた途端に蒸発した。ちょっと唾の掛った部分の体温を高熱にしただけ。
たいした事じゃない。そうくるのは解っていたけど、やっぱり汚いな。殺す。
ちょっと手の温度あげてみよう。
「あぢぢぢ、あぢあぢ!」男が半狂乱で踊りだす。面白い生物ね。
「や、やめてくれ!助けて!」自分の必殺技が通用しなかった衝撃は大きいようだ。
計算が狂うと何もできない能なし。
あたしは違う。戦いにおいては常に状況に応じて対処を変える柔軟な思考が大切。
今もそう、有利に戦えるのはムギがいるからこそであり、いなくなったりしたら、そこの元スーパーヒロインが飛びかかってくるだろう。
その危険は取り除いておかないといけない。さて、どうしようか。
「あ、そうだムギ、私のスーツにクリプトナイトの属性を付加できるかしら?」
「みぎゃ」頭の触手が伸びてきてドールスーツに干渉を始めようとしている。
マイカの全身をムギの触手が取り囲み始めた、傍から見ると私が触手にやられてるように見えるんだろうな・・・マイカがそんな事を思ったそ
の時・・・
「うりゃああーーーー」聞き覚えのある叫び声が聞こえたかと思うと、ムギに何かが体当たりをした。
不意を突かれて転がるムギ。叫び声の主がムギを捕まえて一本背負いの要領で空中に投げ捨てた。
地平線の彼方へ消えていくムギ・・・。キラッ。少し光ったようだ。あれでは当分帰ってこれそうにない。
「大丈夫マイカ?」先刻スーパーガールにやられているのでマイカのコスチュームは元々傷んでいる。
「危なかったわね。食べられかけてたじゃないの。油断?」
「あんたたち、弱っちいマイカ相手によくもやってくれたわね。あ、その前にマイカ、あんたに言いたいことがあるのよ。」
マイペースで話を進めるミュウ。あんたもかい・・・余計な想像させたらあんたも殺すよ。
「マイカってば無断で変身しないでよね。もう少しで赤井の首引っこ抜かなきゃならなかったのよ。コミケ会場だったから助かったけどね。
あ、遅くなったのはね、カメラ小僧が撮らせてくれって殺到しちゃってさ、撮影会がなかなか終わらなかったのよ。美人はつらいよね。」
何言ってんのよ。もう赤井の首なんて抜けないくせに。
情が移ってるのは知ってるのよ、私。あんたは隠してるつもりだろうけどね。
いや、今はそんな場合じゃない・・・
恐る恐るスーパーガールの方を見ると既にスクッと立ち上がり、手を腰に当てて胸を張ったポーズで薄笑いを浮かべている。
見た感じ、戦闘力は戻っているようだ・・・
ああ、ミュウ・・・あんた、来ない方がよかった。雑なのよ。攻撃も思考も雑なのよ!
「あれ?マイカってば、あれクリプトニアンじゃん。知り合い?」
「友達だったらよかったんだけどね、今からあたしたち、アレと戦うことになると思うわ。あんたのせいでね!」
「なんかよくわからないけど、助けてあげたのに偉そうじゃないの」大事な味方をを吹っ飛ばしたことを責めようかと思ったがもうそんな時間は
ない。
クリプトニアンは完全に戦闘モードに入ったようだ。
「ミュウ、本気でやらないとあたしたち、やられるわよ。アレすごく強い」
いつになく真剣なマイカの顔つきにミュウの顔も変わった。
「ふ〜ん、面白そうじゃない」
「先手必勝!。」叫びながらミュウがスーパーガールとの間合いを詰める。雑!そんな無造作に近づいちゃ・・・マイカがミュウに注意す
る間も無かった。
ミュウが軽く中に放り投げられている。やばい!
「へ?クリプトニアン中々やるわね」空中で回転して体制を立て直すミュウ。アレ、いない?マイカが何か叫んでいる。上?
そう思った瞬間ミュウの後頭部に衝撃がはしり、そのまま真下のアスファルトに顔からたたきつけられた。「ぐああ!」土煙りとともにアスファル
トが凹む。
しかしこれくらいで参るハイパードールではない。
「や、やってくれるじゃないの」
反撃しようとアスファルトから抜け出すミュウの右手を何かが掴む。スーパーガールだ。
そのまま持ち上げられて頭の上で振り回される。
「ミュウー!」
マイカが助けに飛び込んできた。が、狙い澄ましていたかのようにミュウをバットに見立ててマイカをたたき落とす。
「きゃあああ!」弾き飛ばされて転がるマイカ。
それを確認するとスーパーガールはミュウをもう一度アスファルトに叩きつけた。
「ぎああ!」
さすがのハイパードールも、この衝撃はかなりのダメージ。
「くそ、このやろう・・・あ?」
何とか態勢を立て直そうとするミュウであったが、今度はその頭を鷲掴みにされて後頭部からアスファルトに押し付けられる。
上を向かされたミュウの目の前に、ブーツの底が大写しになる。
ガッガッガッ!何度も踏みつけるスーパーガール。その威力は凄まじい、衝撃の度に手足が宙を舞うがもはやそこにミュウの意思はない。
すぐにミュウの頭はほとんどアスファルトに埋められてしまった。
すると、スーパーガールは空中に飛び上がり、そのまま両足からミュウの臍の当たりめがけて急降下した。
ドゴオオ!スーパーガールのフットスタンプが決まった。
「ギャアアア!」一瞬手足ピンと伸びて身体が硬直するミュウ。その四肢はすぐにダランと地面に崩れ落ちて、ピクピクと痙攣する。
ミュウの戦闘不能は明らかであった。
マイカは弾かれたあと、態勢を立て直して宙に舞い上がっていた。
すぐにミュウをフォローしようとしたが間に合わなかった。。
2対1ならなんとかと考えていたその計算は脆くも崩れてしまった。
「さて、あなたはこんなに手加減してあげないわ。」
スーパーガールがマイカを見上げて言う。
なっ!あれで手加減してたっていうの?マイカの背筋が冷たくなる。
パワーではとても叶わない。ミュウも簡単にやられたし、なによりマイカ自身がよく分かっている。
距離を置いて戦うしか勝ち目はない。しかし、その勝ち目もわずかなもの。絶望を感じるマイカであった。
しかし、弱気を見せるわけにはいかない。どんな窮地でも最後は必ず勝つ、それでこそ無敵のハイパードール。
「さっきみたいにはいかないわよ。」意気込みとは裏腹に、マイカはたいした言葉が思いつかなかった。
「おいスーパーガール、そいつはひと思いに殺すんじゃないぞ。ヒイヒイ言わせてやるんだからな。俺様の前に平伏せさせてやる」
さっきまで震えていたくせに!しかし、今、立場が悪いのは自分のほうである。トキソ男に構ってる余裕は無い。
マイカは両手にプラズマ球を作り出す。ナパームショットの連撃!威力はヒートガンの比ではない。
スーパーガールと言えども直撃すれば・・・しかし、マイカの希望はもろくもくずれた。
スーパーガールがナパームショットを次々と手で弾いているのが目に映る。
「くそ!」マイカは更に上空に飛び上がり、スーパーガールの周りを高速移動しながらナパームショットを放ち続ける。
ズバババババー轟音が響き尋常ではない砂煙が舞う。
周りに着弾するナパームショットによって視界がほとんど無くなった。
マイカは後方に下がってさらに距離を置く。何発かは直撃の手ごたえがあったが、過大な期待は禁物。
ここは少し距離を置いて様子を・・・。
地上では土煙りがドーム状に固まっている。
スーパーガールは必ず出てくるはず。見逃すわけにはいかない。もし見逃せば・・・接近戦に持ち込まれてはとても勝てない・・・。
神経を集中させるマイカ。その高ぶった神経が気配を捕らえた!しかし、同時に絶望も感じた。
マイカが捕らえた気配は、あろうことか自分の背後から発せられている。背筋が寒い。そんな・・・まさか・・・
「ハロー」
耳元でスーパーガールのささやく声が聞こえる。
「ひい!」
振り向く間もなく、羽交い絞めにされるマイカ。じたばた抵抗するが、スーパーガールの力には敵わない。
マイカは全身を高温にして振りほどこうと試みたが、スーパーガールは平気な顔をしている。
羽交い絞めのまま、トキソ男の前に無理やり降ろされるマイカ。無駄な抵抗は諦めた。反撃のチャンスを待つためにも無駄な消耗は出来ない。
トキソ男の指示でコンクリートの壁にマイカを磔にするスーパーガール。手首と足首に金属製の拘束具が付けられ、X字で晒される。
拘束具は頑丈そうであるが、力を入れれば壊せそうだ。元々ハイパードールを完全に固定できる金属など地球には無い。
何よりもその気になればコンクリートごと破壊するのは容易い。この程度の拘束は意味がない。
しかしスーパーガールが十分すぎる拘束力を持っている。さっきから動かないミュウも心配だ。今、動くのは得策ではない。
「形勢逆転だね。ま、自滅と言った方が的確だな。」
トキソ男がマイカのあごを掴んで少しひねる。
「気安く触るんじゃないわ。殺すよ」
強がるマイカであるが、そんなことお構い無しのトキソ男。完全に勝ち誇っている。
「君に選ばせてあげよう。強姦と和姦のどちらがお好みかな?」
長々と元ネタ知ってる人にしかわからないものを投下してしまい
このスレを過疎化させてしまった責任を感じてまつ
最後まで書けなかったのが残念でつが
コレを最後の投下として退場しまつ
このスレが賑やかになるのを祈ってまつ
「どっちもお断りよ。」横を向くマイカ。
横を向いた先にはミュウが同じように磔になっている。意識はまだ戻っていないようだ。
こんなにまでミュウの意識が戻らないなんて・・・
スーパーガールの破壊力は先刻身をもって知っていたが改めて戦慄を覚える。
「まあ、そう言うと思ったよ。スーパーガールも最初はそうだったけどね。
すぐに僕の言う事を聞いてくれたよ。たぶん、君もそうなると期待するんだけどね。正義のヒロインさん」
「あら、それは残念。私がそこの女と同じだとお思い?幼稚園でも何でも襲いなさいよ。
私には人質なんて通用しない。ハイパードールをなめるんじゃないわよ」
強がるマイカ。いや強がりではない。
たとえそこに幼稚園児がいたとしても敵に屈するつもりは本当にマイカにはない。
「う〜ん、そう言うとも思ってたよ。それでこそハイパードール。基本卑怯なのはよく知ってるしね。
君はたとえあの相棒を殺すといっても言う事を聞いてくれないんだろうねきっと。」
「あら、わかってるわね」
平気を装って答えるマイカであるが頭の中には複雑な思いがよぎる。
マイカは自分よりもガサツなミュウの方が人間たちに対して優しく接することがあるのを感じていた。
特に同級生の赤井に対する感情は、人間でいう恋愛感情に近いに違いない。
それはハイパードールにとっては致命的な弱点になりかねないので許されることではなかった。
ミュウの地球型への調整が少し狂っているに違いないと感じていた。
最初のうちはそれを修正する必要があると考えていたマイカであったが、赤井やその友人達と触れ合ううちに
マイカ自身にも少し変化が現れるのを感じていた。
次第にそれが心地よいと思うようになり、ミュウの調整の事など記憶から消えていた。
甘かったのかな私?
その事が今まさに現実の問題となっている。
本当にミュウを見殺しにできる?ううん、ハイパードールに負けはない。たとえミュウが・・・
ミュウだって逆の立場ならそうするはずよ・・・たぶん
でも、ミュウが死んだら、赤井の奴・・・悲しむだろうな・・・
赤井とはミュウとマイカの通う高校の同級生。
ハイパードールの正体を知る少ない人間のひとり。
今日もミュウとふたりで遊びに行っていた。
そんな思いがマイカの胸をよぎっていたその時、スーパーガールが突然トキソ男に警告した。
「ご主人様、誰かいます。」
考え事をしていたマイカはスーパーガールよりその気配に気づくのが遅れた。
その気配はマイカもよく知っているものだった。
「おまえら!ハイパードールを放せ!」
手には棒きれをもって仁王立ちする少年がいた。
ガタガタ震えているのが見える。
赤井だった。
どうしてここに?
ああ、そうか、少し前まではミュウと一緒にいたんだっけ。
変身したミュウを追いかけて来たに違いない。そういう奴だ。
「馬鹿!逃げろ!赤井!」声を振り絞って叫ぶマイカ。
しかし既にスーパーガールが少年を捕まえているのが見える。
「こら、放せよ!」
少年は抵抗するが、とても敵うわけもない。
「やめな!バカ女!」怒鳴るマイカ。両手の拘束具をコンクリートごと引っぺがす。
その時トキソ男が静かに言った。
「暴れると、あの少年死ぬよ」
・・・。マイカは抵抗を止めた。
改めてコンクリートに拘束されるマイカ。
思ったとおり拘束具はたいした事ないのが証明されたのは収穫だったが
状況は最悪。
「さて、ハイパードール。もう一度聞くが、言う事を聞いてくれるかな?」
スーパーガールは赤井を足元に跪かせて首を両手で絞める格好をしている。
「くっ」
明らかに動揺するマイカ。
トキソ男はじっと観察するように見ている。
見捨てるのよ、見捨てるにきまってるじゃないの。弱い奴に人質取られて屈するなんて
銀河中の笑い物になる。でも・・・でも・・・
スーパーガールは男が命令すると必ず赤井を殺すだろう。
それは・・・いや・・・だ・・・
震えている赤井が口を開く
「水無月・・・文月が動かないんだけど、まさか・・・死んでないよな」
水無月はマイカの地球での名前、文月はミュウの名前である。
「ええ、大丈夫、ちょっと気を失ってるだけよ」
ミュウのダメージは深刻だが、そう簡単に死ぬハイパードールではない。
「そうか・・・よかった・・・でも、ハイパードールが負けるなんて信じられない」
「まだ負けたわけじゃないわ」強がるマイカ。
もちろんまだ諦めてなどいない。
「言うじゃないかハイパードール。なんならその少年の命をを掛けて戦ってみるかい?」
トキソ男が笑う。
「・・・・・・」
マイカは無言でうつむく事しか出来なかった。
「そんな・・・まさか本当に?・・・なんちて・・・じゃ・・・ないの・・・か」
これまでの戦いを察したのか赤井が絶句する。
ほんの少し無言の時間が流れたが、その時間を動かしたのはやはりトキソ男であった。
「君からも頼んでほしいんだがね。この生意気なハイパードールのお嬢さんは僕の言う事を素直に聞いてくれないんだよ。」
「何言ってんだ?ハイパードールが悪人の言うこと聞くもんか」
「だから君にお願いするんだよ。この正義のヒロインさんに僕の命のかわりに、悪人の命令を聞いてほしいってね。」
「断る。馬鹿にするな」
強がる赤井。無理しているのはよく分かる。さっきから震えが止まっていない。
「ん〜そんなに難しいお願いをするつもりはないんだよ。ただ、僕のコレを上と下の口の両方で咥えてヒイヒイ鳴いてもらいたいだけなんだけどねえ」
「な!」動揺する赤井。
思わずマイカの方を見ると、マイカも顔を真っ赤にして怒っている。
「ふざけんじゃないわよ。もしあんたのその汚いもの私が咥えたらその場で食い千切ってやるわ」
普段はそれなりに上品なマイカであったが、男の屈辱的な言い方なに我を忘れて怒鳴る。
男はその様子をみて、ダメだこりゃというように溜息をつく。
「なあ、この様なんだよ。さて、ハイパードール、最後に聞くよ。私の願いを聞いてくれるかな?」
スーパーガールの手が赤井の首に少し掛かる。
「がはあっ!」
スーパーガールは力を入れているつもりはないのだろうが、人間の赤井にとっては耐えられるものではない。
「スーパーガール!まだ殺すんじゃないぞ」
トキソ男がマイカの顎をまた掴む。
「さて、返事はいかがかな。正義のヒロインさん」
「・・・」返事が出来ない。返事をすれば負けだ。
でも、返事をしないと、赤井は間違いなく死んでしまう。
ああ・・・だれか・・・たすけて・・・
急に弱気になるマイカ。このような感情は初めて経験。
頭の中はグチャグチャに混乱していた。
スーパーガールがその力を少し緩めたとき
赤井が突然喚きだした。
「何が正義のハイパードールだ!てんで弱っちいじゃないか!
笑わせるぜ!それでスーパーヒロイン気取りなんだからな!」
え?赤井・・・何言ってんの?
混乱した頭では赤井の変貌がすぐに理解できない。
ただ呆然と赤井の喚き声をを聞くマイカ。
「おい!お前ら、俺なんかな人質になんかならないんだからな!
こいつら冷血非道の宇宙生物なんだよ!
人質なんて通用しないんだよ
わかったら早く殺せよ。簡単なんだろ!
首でも何でも引っこ抜けよ。首抜かれる覚悟なんてなあ、ずっと前からしてるんだよ!」
赤井は喚き続ける。
「だいたいなー!水無月!俺はないつもいつも傲慢なお前が嫌いだったんだよ。
仕方なく友達づきあいしてやってただけなんだよ。!バカ
いつもいつも俺や祥子に迷惑ばかりかけやがって、何様だと思ってんだよ。
ちょっと強いからっていばってんじゃねーぞ!バーカ、バーカ!
俺はなミュウは大好きだけどな、お前のことなんて何とも思ってないんだよ!
いつも邪魔ばかりしやがってよ!迷惑なんだよ!お前はよ!
だから俺なんか見捨てろ!考えることないだろ!
俺なんて助けても、何にもいいことなんてないぞ!
助けてほしいなんて思ってないんだぞ。ちょうど死にたかったとこなんだからな!
ちょっとぐらい俺を助けてくれたりしてもな・・・本当のお前はやさしくてもなあ・・・えぐっ
お前が・・・ひく・・・ほんとは寂しがり屋で・・・えぐ、だれかにちょっかい掛けてないと・・・
ほんとは・・・ほんとは・・・
わあああーーー!ひくっ・・俺は・・・お前が大嫌いなんだよ!大嫌いなんだよ!
嫌いだ!嫌いだ!嫌いだ!・・・ひくっ、大・・・嫌いなんだよ・・・お」
もういいよ、赤井・・・もう・・・やめて・・・お願い、逆効果だよ・・・
あんた、芝居・・下手すぎ・・・
でも、なんだか・・・赤井の言葉の一部が・・・痛い・・・
わたし・・・嫌われてたのかな・・・ちがうよね・・・
「おや?ハイパードールが涙を流してるんじゃないか?気のせいかな」
自分でもわかる。私、泣いている・・・
赤井の優しさが、伝わってくる・・・馬鹿だよ、馬鹿・・・そんなんじゃだめなのに
赤井が好きなのはミュウ。私じゃない・・・判ってる。でも、私にも赤井は優しい。
実力はたいした事無いくせにいつも一生懸命で・・・いつも馬鹿・・・
「ほら、俺を早く殺せよ!俺はなー俺はなー・・・早く殺してくれよ!馬鹿男!ばーかばーか!」
「もういい、その男を殺せ」
この男、厭らしく笑っている・・・たぶん本気で殺させるつもりではない・・・はずだ
たぶん・・・でも・・・もし・・・
「はいご主人さま」
スーパーガールが首を捻ろうとしているのが涙でぼやけていてもわかる。
だめ!たとえスーパーガールにその気がなくても、ほんの少しでも力がかかれば人間の首なんて簡単に・・・
ああ・・・私・・・私・・・どうしたらいいの?どうしたいの?
スーパーガールが力を入れた。
「水無月・・・バイバイ・・・勝て・・・よ・・・ぐ、ぐええ!」
観念した赤井がマイカに別れを告げる。その言葉がマイカの心を折ってしまった。
「ま・・・まって・・・」
涙声でマイカが男に懇願する。
「ほう、何か言いたいのかね。ハイパードール?」
「わ・・・私を・・・好きに・・・して・・・・・・くださ・・・い」
ガックリとうなだれるマイカ。
「げほっ、ダメ・・・だよ、水無月・・・そんなのダメだ。ハイパードールが・・・負けちゃだめだ・・・」
・・・あんたのせいで負けたんだよ、赤井・・・。でも、なんでかな・・・私、後悔してないよ・・・
すこし、ほっとしてる・・・ほんと、赤井って馬鹿だ・・・
馬鹿なのは自分だと判っているが、無理やり赤井のせいにしたのが、マイカの心の最後の抵抗だった。
マイカは拘束を解かれて男の前に跪かせられた。
これから始まるであろう屈辱を思うと悔し涙が止まらない。
「さて、まずは君が散々汚い目でみていたこれを、君の可愛い唇と舌を使って綺麗にしてもらおうかな。
自分で言うのもなんだが、本当に汚いんだよ。」
さっきまでなら、食いちぎってやるとでも思うのであろうが、
今のマイカには敵の男に屈辱を受けても強がる気力が無くなっている。
もし、この男の機嫌を損ねたら・・・友達が死ぬ。
本来のハイパードールにはあり得ない感情がマイカを支配していた。
「おい、スーパーガール、こいつが変な動きをしたらその男すぐに殺すんだ。」
男もイチモツを食いちぎられる心配はまだあるようだ。
心は屈服させたに近いが、力では微生物の改装人間よりもハイパードールの方がはるかに強いのだ。
「さて、お前も俺のモノ大事に下の口でもてんすんだぞ。返事は?」
「は・・・はい・・・」悔し涙のマイカ。
「まずはその可愛い口で舐めてもらおうか。返事は?」
「はい・・・」
男に差し出された男根を舐めるマイカ。
びちゃっ、ちゅっ・・・
ぎごちない動きであるが、可愛い顔の正義のハイパードールが男根を無理やり舐めさせられる。
男は征服感に満足していた。
「ほほう、なかなか上手いじゃないか。さては見かけによらずヤリマンだな。返事は?」
「ひ・・・ひがいまふう・・・ちゅぶっ・・・」
マイカの小さな口には大きすぎるその男根の先を目を閉じて舐めるマイカ。
「ははは、そうか、ヤリマンじゃないのか?おい、スーパーガール、こいつ俺の言うことに逆らったぞ」
「ひあ、ひょうでふ、ヒャリマンでふ。」舌で男根を舐めさせられているので呂律が回らない。
あまりの屈辱に強く閉じられた瞳から大粒の涙が溢れ出す。
その姿を見て男は更に要求する。
「おい、目を閉じるな。俺の目を見て舐めろ。」
そ・・・そんな・・・いや、恥ずかしい・・・
「返事がないな?」
「・・・は・・・い・・・、ちゅぱ・・・ちゅぱっ」
仕方なく男根を舐めながら男を上目づかいで見る。敵の男が薄笑いを浮かべてマイカを見つめている。
その眼と眼があう。正義のヒロインと悪人が見つめあう。マイカはあまりの情けなさに死にたくなっていた。
「おら、もっと先っぽをもっと丁寧に舐めろ。」
「は・・・はい・・・」
「そうじゃない、もっと舌を絡めろ」
「はい・・・」
トキソ男はタイミングを見て次々と指示をする。
もうとっくに男は返事は!とは言っていないのに、自然と服従させられてしまったマイカ。
調教が進んでいく。
ぺちゃっ・・・びちゃっ、ちゅっぷ・・・
少しずつ男根を舐めることに慣らされる。いつしか自分でも気付かないうちに舐めることに集中していた。
男の目を見つめさせられている瞳はとろんと緩んでいる。
おそらくもうマイカの頭の中には敵の男の汚いものを舐めさせられている意識はない。
ちゅぶう・・・あぶ・・・ぺちゃ・・・
ひらすら男根をしゃぶるハイパードール。
男はそんな様子に満足していた。
やがて男の男根の勃起が頂点に達しようとした。
「いいぞ、ハイパードール、い、いきそうだ・・・」
それを聞いたマイカが思わず口を離す。
ほんの少し理性が残っていたようだ。
「馬鹿野郎!」
男は強引にマイカの頭を掴むと無理やり男根にその可愛い口を押し込んだ。
「うぶうう!んごおお!」哀れな悲鳴をあげさせられるスーパーヒロイン。
さすがにマイカの口では巨大な男根はとても入らない。
辛うじて鬼頭の半分がマイカの口に侵入する。顎がつりそうなほど開かされる。
「ふぁぐふぁああ・・・」
正義の美少女が小さな口いっぱいに男根を咥えさせられて泣かされている。
「さあ、その舌で私を満足させるんだ。ハイパードール」
「ふああ、ふぁい」
無理やり口の中に侵入してきた男の鬼頭を舐めさせられる。
その舌の先は必然的に男根の先端を中心に動く。
男の男根は直ぐに頂上に達した。
どどぴゅどぴゅっ!
マイカの口の中で大量の精液が暴れる。
その勢いにマイカは咥えていた男根から離れ、そのまま後ろに反りかえり地面に膝から仰向けに倒れる。
その可愛いかった顔は白濁の液体にまみれ、綺麗なロングの髪の毛もベトベトである。
「うう・・・ひく・・っう・・・もう・・・許してえ・・・」
まだ大きく開いている口と、小さな鼻の穴から敵の男の精液を垂れ流しながら泣いていた。
「ああ・・・水無月・・・水無月・・・」
赤井○は情けなかった。目の前で友達が犯されている姿を見て勃起している自分が情けなかった。
盛大に射精した男は更にハイパードールを凌辱しようと企み微笑む。
そうだ、この赤井とかいう男使えるな。男の次の標的はミュウであった。
以上でつ
もしこんなの読んでくれてた人がいたら、ありがとうございました
ご苦労さんです
色々と懐かしかったよ
いやぁ良かった。
あのハイパードールが・・・・そんな・・・・まさか・・・・ってのがよかったよ。
実際漫画では絶対ありえないシチュだよね。
ありがとうございました。
だれか同人誌とかで書く人いないかな?
すごく良かったんだけどさ
視点がコロコロ変わわるのがちょっと読みにくかったです。
次お待ちしてます。
みなさんありがとうございまつ
最初はマイカとスーパーガールのちょっとしたエロギャグで終わらすつもりだったので
ろくに構成せずに大幅な変更をしてしまって僕の能力を超えた長さになってしまいました
良かったと言っていただいたのを励みにして
近日中にハイパードールの世界のみで話を纏めて最後まで書いてみようと思いまつ
今度はぶつ切りではなく最初から最後まで一気に投下しまつ
よくやってくれた
なんだかまともな展開になってちょっと驚いたけど良かったよ
次も頑張って
341 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 22:38:07 ID:T6MxB1hI
GJ!
物凄くGJ!なんだが
でつまつはヤメテ(´・ω・`)
先日はつたない投下物読んでいただきありがとうございます
ハイパードールのミュウと赤井の「軽い」エロ物書いたのですが
何分慣れないもので状況説明が多くなり10レス分位に長くなってしまいました。
スーパーガールは出ません。
こんなもの投下しても良いでしょうか。
ミュウと赤井!?
スーパーガールが出ないほうが、原作の雰囲気が壊れないんで、良いです。
ぜひ、投下をお願いします。
投下しない理由はないよ。
どんなものでも読みたいですね
>>344>>355 ありがとうございます。
投下前に自分で読み直したのですが一部気になったので少し修正します。
今日中には投下したいと思います。
俺は赤井英夫、ごく平凡な高校生。
唯一平凡じゃないところは地球を揺るがす秘密を知ってしまった事。
同級生の中に二人の正義?のスーパーヒロイン・ハイパードールが紛れ込んでいるのを知ってしまった。
重要な点は、正義には?がつく事。知らない方が良かった。
奴らときたら自分達の為なら人質を平気で見捨てるし、基本が冷血非道の宇宙生物。
俺が正体ばらしたりなんかすると、首が引っこ抜かれることになっている。
宇宙人のくせに無駄に露出の高い服を好むので、身近でトラブルに巻き込まれる俺としては嬉しい…いや、それは関係ない。
残念ながら奴らの露出で俺のスケベ心が満たされることは無いだろう。
命がけで迷惑に付き合わされている。やつらはそれを楽しんでいるに違いない。
今日も冷血宇宙人の片割れ、文月美優が俺の部屋へ遊びに来た。奴はたまに遊びに来る。
小柄で細身、胸は少々控えめであるが、ツリ目とショーヘアがよく似合う美少女。
ライトブルーのTシャツに白のミニスカート、ソックスは履いていない。
Tシャツの裾は短めで、少し風が吹けばヘソが見えると思う。少し寒いけど扇風機でも出そうかと思ったりした。
黙って立ってれば可愛い女子高生なのだ。
しかし奴がひとたびその口が開くとその魅力を3度焼き払って消滅させても余りある攻撃力を有する。
遊びに来たというのはいつも建前で、俺を監視に来ているとしか思えない。
結局帰る頃には俺の部屋は大荒れになっている。たまに天井が無くなる事もある。
戦闘に巻き込まれて死にそうになった事もある。
俺をトラブルに巻き込むのが趣味のような正義スーパーヒロインに正義と冠するのは適切なのだろうか。
しかし、今日の文月は様子が少し違った。
部屋に入るところからして違う。
いつもなら窓から勝手に入ってくるのを得意としているが
今日は玄関からチャイムを鳴らして入ってきた。
俺は一瞬ピザの宅配が間違って来たのかと思った。
何故ビザの宅配かは説明すると長くなるので割愛。
そんないつもと異なる雰囲気は部屋に入ってからも続く。
部屋の隅にちょこんと座り何も言わずに、時折そわそわして、時折マンガ雑誌に目をやっては
雑誌の陰からこちらの様子をチラチラと覗っているようだ。
普段のこいつは勝手にTVゲームをして、ゲームオーバーになるとコントローラーに八つ当たりしたり
テレビ壊そうとしたり、俺の首を絞めに掛かったりとにかく何か破壊活動をしていないと
死んでしまうかのようにやりたい放題であるのだが…。
なんだか初めて彼氏の部屋に来た内気な少女のようである。
俺の方もなんかドキドキする。まさか文月にこんな気持ちにさせられるなど思ってもいなかった。
幼馴染の祥子もたまに遊びに来るが、祥子も基本ガサツなので男友達が遊びに来るのとそう変わらない。
俺のドキドキが更に大きくなった。こんな場合男として俺はどうしたらいいんだろうか。
まさかとは思うけど、俺とHしに来たわけではないよな…。
頭では否定していても、心の過半数はわけのわからない期待感が支配するのがよくわかる。
まさかとはおもうけど、まさか…
生唾を飲み込む。その音が耳に響く。
俺はキスすらまだしたことが無い。もう17歳。普段から少し焦っていたのは否定しない。
そんな俺の前に部屋の隅っこでちょこんと座る美少女がいる…。
多分、今の俺は凄く興奮しているのだろうが、これまでのハイパードールに付き合わされた経験値が俺を興奮状態から冷静へと引き戻す。
これは罠だ!こいつらまた何か企んでいるに違いない。
いや、それよりもこいつは本当に文月美優なのだろうか。
もしかするとカオスの改造人間というのもありえる。そう言えば変身する奴がいたな。
どっちにしても、この美少女は俺にとって危険な存在であるのは間違いなく
安易にこの状況を受け入れると、下手したら死ぬな。そう確信する俺。
自分の中で自己完結しそうになった時、電話が鳴った。
もう一人のスーパーヒロイン水無月舞佳から。
「ねえ、赤井くん、ミュウがそっち行ってるでしょ。」
水無月の説明はこう。
彼女達ハイパードールは地球に派遣されるに当たって
地球文明の保護を最優先にプログラムされて来たそうなのだが
何かイレギュラーが発生して文月の感情設定がそのプログラムに干渉してしまったそうだ。
その結果文月の中の最優先事項が俺への好意になったらしい。
俺が文月を愛するようになる事が文月の使命になっている…らしい。
嘘くさいにも程がある。
しかし、水無月の深刻な口調から嘘ではないとも思う。
なにしろ、実際に目の前に証拠がちょこんと座っているのだ。
電話しながら文月のほうをチラ見するとあいつは雑誌で顔の半分を隠しながら俺の方を伺っている。
俺の視線の移動に気付くと直ぐに雑誌の方に目を伏せた。
雑誌は見事に逆さまだ。
たとえガサツな性格であったとしても美少女に好意をもってもらうのはとてもうれしい。
だがしかし、ハイパードールが絡んでそうそう甘い話は無い。水無月は事の裏を話し始めた。
「でね、今のミュウは暴走状態なの。」
ハイパードールと暴走という単語が二つ並ぶとろくなことにならないと直感したが、それは正解だった。
「私たちがなんだかんだ言っても地球を守るスーパーヒロインなのはそのプログラムの優先事項がそうなってるからで
無意識のうちに地球を守るようになってるのよ。でね、もしその任務に失敗したらどうなると思う?」
「え?…上司に怒られるとか?」
「それもあるけどね。赤井くん私達と付き合っててわからない?ドールが任務に失敗するってのはとても恥ずかしい事なのよ。
銀河中央の笑いものになるの。そんなことになる位なら証拠隠滅するわね。私なら」
「証拠隠滅?…何か?お前ら地球を守るのに失敗したら地球を破壊するつもりとか…てか?」
「正解!まあ、破壊するかどうかは気分次第だとおもうけど」
こいつ等やっぱり正義<?>のスーパーヒロインだ。冷血動物…。…。…ちょっと待て!全身から脂汗が噴出した。
「お、俺も証拠隠滅の対象と言うことか?」
「ピンポーン!大正解!商品は祥ちゃんの恥ずかしい写真よ」
祥ちゃんとは間祥子。俺の幼馴染。
俺の中で気になる存在No。1であるのは否定しない。
ロングヘアの眼鏡っ娘。こう表現すると萌の要素が多分に感じられるが現実にはただの地味っ娘。
贔屓目で見てやっても文月と水無月とは少し…差が…いや、俺は気にしてない!とだけフォローしておく。
正確は極めて凶暴であるが、こいつ等と比較するとほぼ天使。
俺は祥子の恥ずかしい写真に少し興味を持ったが、悪魔はお構い無しに話を進める。
「でねえ、もしミュウが赤井くんを嫌いになったり赤井くんが他の女性が好きだなんて解ったりしたら、きっと意識の有無に関わらず証拠隠滅すると思うの」
「え〜と、それは僕の記憶が消されるとかそんなんじゃないってことだよな」
「まあ、その可能性もあるけど、かなりの確率で赤井くんの首引っこ抜くんじゃないかな。マジで。」
「ふふふふふ、ふざけてんじゃねえ。今すぐ回収に来なさい!」
「私もそうしようと思ったんだけどね、もし無理に連れて帰ってよ、赤井くんと引き離されたなんてミュウが思ったら
赤井くんの首無くなるかもしれないよ。そうなったら私も出来るだけ赤井くん守ってあげるけど保障は出来ないんだな」
冷血動物に期待した俺がバカでした。自分の身は自分で守るしかないのだ。特にハイパードールが絡んだときは、こいつらに過度な期待は禁物だとわかっていた。
俺の覚悟は冷血宇宙人にはどうでもよい事のようで、言いたいことだけ伝えて電話は切れた。
「赤井くんがミュウを愛してあげれば全て解決よ。ミュウも元に戻るから、一日だけの浮気みたいなものね。祥ちゃんだって許してくれるわよ。「で もあんまり祥ちゃんのこと考えると上手くいくものも上手くいかないぞ。頑張ってね」
な、何言ってんだ。別に祥子とはそういう関係では…。
美優は相変わらず部屋の隅で体育座り。もう雑誌は読んでいない。組んだ腕の中に顔を埋めて眼だけがこっちを見ている。
状況はさっきと変っていない。嫌われたり嫌ったりすると死ぬ。俺の命がけのミッションがスタートした。
「えっと、文月…」とりあえす呼びかけたが、次の言葉が出てこない。
祥子相手ならもう少し気軽に話せるんだろうか?不意に思う。
水無月が最後に余計なことを言うもんだから、逆にちらついてしょうがない。
確信犯だ。俺の命もてあそんで楽しんでいるに違いない。
何か気の利いた事を言いたいのだが、俺の頭と経験では無理な注文だった。
「水無月から聞いたんだけど、俺はどうしたらいいんだ?」
直球しか投げられない。これでは女の子にもてるわけも無いと自分でも思う。
ボソッ…
文月が何か返事したようだが聞き取れなかった。
「え?何?」
俺は文月の傍に座ったままスライド移動して聞き耳を立てた。
体育座りの文月の横に俺も座った。
近寄ると何故か文月はしゃべらなくなった。
それどころか顔を完全に伏せてしまって沈黙。
文月の頭の上に湯気らしきものが見える。
暴走の前兆だと直感した。自慢じゃないが俺の直感はよく当たる。
俺は少々強引だとは思ったが、命には代えられない。
文月の頭をそっと掴んで起こした。いや、起こしたというよりも、俺が触ったのをきっかけに文月が顔をあげたんだ。
お互いの目線が合う。
今日の文月ははっきり言ってとても可愛く見える。完璧なまでの内気で可憐な美少女を演じている。
俺は女の子とこれほど見つめあった経験などなかった。
唯一気軽に話せる幼馴染の祥子にしても、お互いに目線があったらそらしてしまう。ちんけだな俺。
あああ、それにしてもまだ祥子が出てくる。祥子には申し訳ないがこっちは命が掛かっているのだ。
今は少し我慢してくれ。俺の中の妄想にお願いする。
俺の頭の中は言い訳でいっぱいになっていたが、その間も文月の瞳は俺の目を見つめたまま動かない。
もう目線がはなせない。脂汗がまた出てくるのがわかる。
どれくらいの時間がたったのだろうか、全くわからない。
時間感覚もないし、今俺が何をどうしていいのかもわからない。
何かしなければならないのはわかるのだが、何をどうしていいのかわからない。俺の頭が堂々巡り。
可愛い少女と見つめあった場合、男としてどうすればいいんだ?
何も思いつかない。
いや、正確には頭にはある単語が存在していた。
キ、キスしたい…
安直な結論。自分でも冷静な判断ができなくなっているのがわかる。
が、こんなチャンスは二度とないかもしれない。
まあ、冷静になればこの先キスするチャンスすらないとしたら、俺の人生真っ暗けなわけだが…
キスの前に俺はまず美優に何か話しかけようとは思う。
あああ、何を言っていいのかわからない。
間違ってもいきなりキスしようなんて言ってはいけないのだけはわかる。
俺の中の何かが言う。
根性無し。
ええい、もうどうにでもなれや
俺の出した結論は話とか何とかではなく、もう文月にいきなりキスを迫ること。
意を決して体勢を変えようとした俺に邪魔が入る。
頭の中に祥子が割り込んできた。少し泣いている。
−私とはキスしてくれないくせに…
知らん!第一そんなシチュエーション記憶が無い。今になって勝手なこと言うな。それは俺への嫉妬か?
俺の中の妄想に嫉妬をたずねてもしょうがない。この時俺は祥子が好きだったのかと自問自答してしまった。
大間違いだ。今は証拠のこと忘れるべきだった。急速の俺の決意が萎んでいく。
このまま俺は文月とキスしてもいいのか?答えの出ない質問だけが残る。
俺は動けなくなってしまった。命が掛かっているというのに、ウブな俺。
その時座っていた文月が不意に立ち上がった。
つられて立ち上がる俺。なんか情けない。
俺の首のまわりに細い腕が絡みつく。
俺の顔と文月の顔が急接近。
いい匂いが漂ってくる。呼吸を感じる。
文月が目を閉じた。
ほんのり紅グロスの輝る唇。
化粧している。普段は化粧などしていないと思うが、俺の為に化粧までしてきたのだろうか…
再びドキドキしてきた。
いつもの乱暴者ハイパードールはいない。すごく可愛い女の子がここにいる。
文月の閉じられた唇が開くのが見えた。
開くというより剥がれていくように離れる唇。
その唇からこぼれる息が俺に伝わる。
瞬間、祥子は消えた。
女の子の唇ってやわらかい。
はじめての感触に感動。
が、すぐに俺の経験の未熟さがその余韻を台無しにする。
で、これからはどうすればいいだ?
こればっかりだ。Hに興味はあってもろくな知識がない。もっとAV見とくんだった。すごく後悔。
俺の思考能力と記憶力が総動員される。
とりあえず、あれか、手を腰の方にまわせばいいのか?
テレビか何かで見た映像を辿る。
俺はそっと手を腰にまわした…つもり。
自分でもよくわからないが、なぜだか美優に気付かれないように手をまわそうと考えた。
そんな俺の意思に反して美優は敏感に反応する。
おれの手のひらがすこしお尻の盛り上がりの先にふれたとき
「ん…」塞がれた唇の中で吐息が籠る。
柔らかい唇が少し揺れて俺に伝わる。
その感触に再度感動する俺。
女の子はみんなやわらかいんだろうか。
消えていたまたもや祥子の顔が頭に浮かぶ。
その瞬間、文月がすっと唇を離した。
え?何で?俺は動揺する。
俺が祥子の事考えていたのが微妙に伝わったのだろうか。
すごく後悔。さっきまでの感触が忘れられない。
もしそうなら俺はどえらいものを失った喪失感に耐えられそうにない。
恐る恐る美優の瞳をみると、そこに怒りのイメージはない
怒りどころか生まれたばかりの子猫の不安と表現してもいいくらいの弱々しい瞳。少し上目使い。
小さく唇が震える。今日初めてまともに文月が口を開いた。
「舌…入れてもいいよ」
!!!!!!? ふ、文月さん、あなた一体何をおっしゃっているのか解ってますか?
頭ではパニック状態になっていた俺だが、所詮は年頃の男、体は正直なものである。
自分でも気付かないうちにあっさりと文月の唇に重ねていた。
俺の舌が文月の唇をこじ開ける。あっさりと受け入れてくれた。
自分から舌を絡めてくる美優。俺ときたら、やっぱりどうしていいのかわからないのでされるがまま。情けない。
美優の舌が俺の舌の裏側を舐める。
ゆっくりと絡めていく、かと思うと舌の先を丸めて小刻みに刺激したりする。
その刺激が…俺の中で…あああ…俺、興奮してきた。
キスって気持ちいい…。
俺…イかされそうだ。男として何か悔しい。
と、美優の舌が動きを止めた。
チャンス!何がチャンスなのか自分でもわからないがとにかくチャンス。
興奮状態の俺の思考は単純明快。美優の舌の動きを思い出しながら反撃する。
反撃なんていってるうちはモテないんだろうが、女の子にペースを握られているのは悔しい。これは男としての戦いだ。
細長くて薄い美優の舌を弄る。
俺はさっき文月の舌使いが気持ち良かったけど、文月はどう感じているんだろうか。
ふと不安。俺の舌使い、決して上手くはないのだろうが下手だと思われるのはいやだな。
そう思った瞬間美優の体から力が抜けるのを感じた。
支えないと倒れそうなほどに俺の腕に身をまかせるようにして少し後ろに反りかえる。。
俺は自然とベッドに美優を押し倒していた。
その時、俺の部屋の襖が開いた。
「オッス赤井、遊びに来てやったぞ。」
祥子の声。こいつもノックも何もなく部屋に上がりこむのが日常。
俺は襖が完全に開くのを見ているしか出来なかった。
ビールの袋を抱えた証拠が呆然と立っている。
時間が止まる。
男が女を布団に押し倒している光景に言い訳の余地などない。
みるみる祥子の瞳が潤む。
「あああ赤井、あんたよりによって美優なんかと…」
祥子と文月は普段は仲がいいのだが、俺が絡むと険悪な雰囲気になることがあるのを思い出した。
出来る事なら泣きながら部屋を出て行ってくれるほうが俺にとっては有難かった。
命が繋がったら幾らでも説明するし、土下座してもいい。でも、今は俺の命を優先させてくれ。
残念ながら俺の願いは叶えられなかった。祥子は持ってきたビール缶5本を一気飲みした。
酔っ払いに説得は通じない。修羅場だ。
「ぷわあ〜、おら〜赤井〜てめえ私というものがありながらなにやっとんじゃあコラア!」
「いや、だから俺の話を少し…」
言い訳しようとするが、よく考えたら別にお前と付き合ってたわけじゃないとも自己反論する。
それに俺は祥子の事を嫌いではないが、今の祥子と文月なら俺の答えは一つしかない。
命とかそんなの置いといても祥子の負けだ。
酔っ払い女子高生と可憐な女子高生。
幼馴染のアドバンテージは遥か後方。残念ながら全く役に立たない。
「あ〜か〜い〜ヒック、ういい〜」
突然祥子が服を脱ぎだした。
いつもならオタオタする俺だろうが、何故だか冷静にその様子を見ている自分に驚く。
あっという間に全裸になった。意外と胸があるな…いやそんな場合じゃないか。
「どうだあ、赤井、あたしの裸だぞ。見たかったんだろ。う〜い」
すまん、祥子。昨日までならそうだったかもしれないが…
頼むからもう帰ってくれ。このままだと俺、お前が嫌いになるかもしれない。
酒に酔ってフラフラする祥子。
文月はというと、布団の上でまた体育座りで小さくなっている。
ミニスカートから白いショーツが丸見えになっている。
俺の視線に気が付いたのかそっと手でスカートの端で隠すように引っ張る。
その仕草がまた可愛い。片やアソコ丸出しの酔っ払い。まるで勝負にならない。
俺の視線が文月に向いているのに気付いたのだろう。
酔っ払いの千鳥足が文月の方に向かう。
「おい!泥棒猫!」怒りの矛先が突然文月に向かう。
祥子が文月のTシャツの胸ぐらを掴んでいる。
「や、やめろ祥子。文月を放せ」
「なんだよお、赤井〜その女庇うってのかあ〜」
当たり前だ。どうみても祥子の方が悪人だ。
「うえええ〜ん」突然泣き出す祥子。
その姿に少しうろたえた俺を祥子があっけなく弾き飛ばす。嘘泣きだ。これだから女って奴は…。
「おんどりゃあ、あたしの赤井たらしこんでただで済むと思ってんじゃないだろうなあ」
ああ、祥子。俺の事そう思ってくれてたのか。少し幸せな気分だが、
祥子が喧嘩を売ってるのがハイパードールだという事実から目を逸らすわけには行かない。
祥子…お前、死んだかも…
いくらしおらしくてもその正体は極悪非道の正義の味方ハイパードール。
あいつらは普段の姿でも平気で鉄骨を曲げるのだ。
文月が少しでも反撃したらただでは済まない。
観念してせめて目を閉じる俺…。
あれ、何も反応が無い?
轟音か悲鳴を予想した俺は安心込みの拍子抜けにほっとする。
俺の目に映ったのはベッドに半身を起こして反論も抵抗もしない文月。怯えた表情で祥子を見ている。
哀れな少女の姿に図に乗った祥子が攻撃を続ける。
「前からなあ、ヒック…おめえ、少し気に入らない態度、赤井に振りまいてくれてたよなあ。この際ケリつけようじゃないか。ええ文月ぃ」
「…」
これだけ祥子に悪態吐かれても何も言わない。文月の震える視線が俺の方に向く。涙で光っている。
助けを求められている。間違いない。
この瞳に見つめられて応じないのは男失格だ。
「止めろ!祥子」
再び割って入る俺。
「なんじゃあ?赤井〜貴様、美優庇うのか〜あ?」
当たり前だ。いくら幼馴染でもこの状況でお前の味方をするならそれは外道。
「おい、あ〜か〜い〜、貴様俺かこの泥棒猫かどっちか選べやあ」
いきなりそれかい!たちの悪い酔っ払いだ。摘まみだしたい。
あのな、祥子…この状況でお前を選ぶ奴はいないよ。たとえ命が掛かってなかったとしてもな。
でも、俺はまだそんな究極の選択はしたくない。祥子がいい奴だってのは昔から知ってる。
「ういい〜あたしを選ばなかったら赤井を殺してあたしも死ぬ。」
いつの間にかカッターナイフの刃を全開にしてこっちに向けている。
この酔っ払い本気だ…。
俺はチラッと文月の方を見た。じっとこっちを見ている。
これは、あれか、どう答えても俺が死ぬってことだな。
祥子がにじり寄ってくる。
ああ、どうしてこんなことに…
もうどうしていいのかわからない俺。今日は俺の判断力を超える出来事ばかり起こる。
「はい、そこまで」突然水無月の声がする。
どこから入って来たのか気付かなかったが、ほっとする俺。
今ほど水無月が正義の味方に見えたことは無い。
祥子を後ろから羽交い絞めにして文月から引き離す。
「な、貴様、水無月ぃ、何しやがんでえ」
「祥ちゃん、私とナニしましょうねえ」
言うが早いか羽交い絞めの体勢から右手で祥子の乳房を揉みしだき、左手は股間の奥深く弄られている。
「ああ、そ…そこは…」
水無月が祥子を後ろから犯している。
レズを見るのは初めてだ。
「あああ、や、やめ…い、いやあ」
そこにいるのはさっきまでの酔っ払いではなく、か弱い乙女。
祥子ってこんなに色っぽかったのか。
小さくは無い祥子の胸が水無月によっていいように形を変えさせられる。
必死で太ももを閉じて抵抗しているようだが、水無月には全く無意味だ。
祥子はあっさりと畳に座らされ、水無月は起用に両足で祥子の足を開脚させる。
アソコが丸見えになる。水無月の指使いも丸見え。祥子の愛液が溢れていくのがわかる。
水無月の指使いが激しくなる。人差指と中指が祥子のアソコを弄る。
「あはああ〜、ゆ、許して…あたし、もう…もう…あはああっ」
いつの間にか俺は鼻血を出していた。
これはもうレズじゃない。レイプだ。
「うるさい口だね」水無月が祥子の唇を奪う。
「むぐうう〜」
更に水無月は両手で祥子の乳首を摘まんで揺らす。
その動きに合わせて乳房もブルンブルンと震える。
「んが!んむうう!……ん…」
しばらくは抵抗していた祥子であったが、その太ももの間から光る液体が大量に流れ出すのが見えた。
少しブルッと痙攣したように見えたあと、祥子はぐったりとして水無月の手に墜ちた。
「へへっ、舌入れてやったっスよ」
得意げに俺の方を見る水無月。その口元に祥子の涎が糸を引く、まさに悪魔の微笑み。
文月の舌使いを思い出した。そうか、お前が…ハイパードールのうちではおしとやかに見える水無月舞佳、
こいつが一番の悪党だと再認識した。
「じゃあね、赤井くん。お邪魔虫は消えるから、頑張るのよ」
「ちょっと待て、水無月。お前まさか…今まで」
「見てたに決まってるじゃない。どんだけ絶妙のタイミングで出てきたとおもってるわけ?あ?勘違いしないでよ。赤井くんを見守ってあげてたのよ」
ああ、そうですか…
手際よく祥子に服を着せた水無月。ひょいと首根っこを掴んで部屋から出て行った。
と思ったらひょこっと首を出した。何か投げてよこした。
「あ、それとね、今のミュウは普通の女の子だから。オチンチンぶち込んでも千切れる事は無いから安心しなよ」
こいつはどこまで俺の心を弄ぶつもりなんだ…。でも少し安心した。
水無月が投げたのはコンドームだった。緊張。
布団に横たわる文月。
四つん這で上から覗き込む俺
一からやり直しだが、流石にあんな事の後では今までの雰囲気もぶち壊し。
勃起していた俺のイチモツもすっかり元に戻っている。
しかしながら、若くて可愛い女の子の肢体が俺の真下にあるのは事実。
この身体を俺が好きにしてもいいというのも事実。
股間が勃起し始めた。
い、いきなり入れるのは違うよなやっぱり。
俺の勃起した股間を感じながら思う。
いくらなんでもいきなりは…いくらなんでも…
でも、文月の…女の子の中に、今日入れれるんだよな。
…出来るのか?どこに入れればいいのか知ってるか?いや、それは多分わかる…と思う。
文月のミニスカートの少し膨らんだ部分が目に入る。
またもや生唾を飲み込む。
その俺の視界に文月の白い手が割り込んできた。
その手はTシャツの裾を掴む。
ゆっくりと上に向かって動きはじめた。
自分のTシャツを下からめくり上げている。
ちょちょ、文月さん。あなた何を…
俺の目はゆっくりとあがっていくTシャツの動きに釘付けになる。
あっという間なのかゆっくりなのかわからないが、とにかく可愛いヘソが現れた。
俺の心臓の鼓動が異様に早くなるのを感じる。
シャツの裾のラインが徐々に胸の膨らみに近づいていく。
今まで気がつかなかったが、ノーブラだ。
Tシャツの膨らみの頂点が不自然なシワを作っているのが見える。
Tシャツの裾はまだ上がっていく。
胸のふくらみの裾野が現れる。
ゆっくりとした動きが膨らみ先っぽの引っ掛かかりで止まる。
だがそれはほんの一瞬、直ぐに乗り越えた。
俺の目の前で、薄いピンクの、少しピンと張りがある小さな乳首が揺れている。
Tシャツが完全に首までめくり上げられ、
美優のスレンダーな上半身が俺の目の前に晒されている。
美優はその裾を口にくわえ、首をすくめてTシャツの中に鼻まで隠れた。
いったいなんなんだ、この可愛い生物は?
いるのか?地球上に実在するのか?…しているのだ!
俺の目の前にいる!
この現実が俺は心底嬉しい。誰かに自慢したい衝動に駆られている。
可愛い女の子が俺の体の下で、Tシャツを捲りあげてその乳房を露わにして真っ赤な顔で見つめている。
俺は美優の乳首に吸いついた。
「あっ…」加えていたTシャツの裾が美優の口からこぼれる。
ピクンと反り返る美優の肢体。そのしなやかな動きに合わせて乳房が揺れる。
決して巨乳ではなく、ほんのわずかな膨らみの乳房であるがその弾力はそう、プルプル。
舌の先で美優の乳首を少し転がす。
「あ…やあ…」
美優の手が俺の顔を少し押しのけようと動いたが、すぐに止めた。
行き場のない手が俺の首に巻きついたき、その動きが俺の顔をさらに乳房に埋める。
息苦しくなった俺は思わず吸いついていた乳首から顔を放して息継ぎをする。
美優の右の乳首は唾液で光っている。
さっきまで閉じられていた瞼が僅かに開く。
その瞳は俺に何かを期待しているように見えた。
さっきの息苦しさが頭に浮かんだ。ちょっと意地悪してやろうかな…
虐めたい!俺の頭の中は、この乳首で文月を虐めることで一杯になった。
おそらくは相当な悪人面でニヤけていたんじゃないかと思う。
文月の肢体の上に馬乗りになった。
キョトンとする文月。その顔も可愛い。
俺は美優の両方の乳首を指で摘まんだ。
「あは…あ…」文月が敏感に反応する。
摘まんだ指を少し回すようにこねる。
「ふあ…そ、そんな…触っちゃ…やあ…」背中を反らす文月。
言葉とは裏腹に胸が更に突き出される。
その姿はもっと乳首を弄って欲しい…そう思えた。
「文月っ、お仕置きだ!」ばか丸出しのセリフ。普段の俺ならこんな事言わない。絶対。
キュッと乳首を強く摘まむ。
「あ…痛…?」
驚く文月。俺の中のサディズムが頭をもたげる。
指で摘ままれた無抵抗の乳首を上下に、小刻みに震わせる。
さっきの水無月の指の動きを思い出しながら虐める。
「あひゃはあああ・あ・あ・あああ…や…やめてえ…」
ガクガクと体を反らして揺れる文月。
ハイパードールが俺に許しを請うなんて初めてだ。ああ、何か気持ちいい。
至福の時間。しかしそれは長くは続かなかった。
「こ…こんなの…いや…」
文月の閉じられた瞼から涙がこぼれてきた。
俺はハッとして慌てて手を離す。
もう俺の全身の毛穴が開いていくのが解る。
しょうもないことをしてしまったばかりにこの可愛い子に嫌われてしまった!
俺の迂闊さがこの奇跡的な時間をぶち壊してしまった!
取り返しの付かない事をしてしまった!
後悔!後悔!後悔!
俺の命の心配が後回しになったのは胸を張れる事なのだろうか。
滅茶苦茶に動揺する俺は乱雑に乳首を開放してしまった。慌てた人差指が引っ掛かる。
ピンクの乳首が少し跳ねる。
「あ…」
美優の口から吐息が毀れる。
自分の胸を両手で押えて、一呼吸する文月。
その唇でそっと細い指を咥え、潤んだ瞳で俺を見つめる。
「優しく…して…」
すみません。とりあえず今日完成した分を投下しました。
最初はミュウが赤井を虐めるエロで完成させたのですが、
読み返すうちに少し違うなと思ったので修正していたのですが
根っこから変えることになってしまいました。
もう少し続きます。何とか今夜中には仕上げようと思っていますが
ミュウの性格をいじってしまったのは失敗だったでしょうか。
俺は文月を抱きしめた。この娘を泣かすような奴は男じゃない。
「ごめんな、文月。俺…文月がこんなに可愛いなんて気が付かなかったんだ。」
いつも虐められているお返しのつもりであったことを言葉にするのは止めた。
いまのコイツならいくらでも虐められてもいい。
文月の腕がも俺の背中にまわる。胸の感触が伝わる。心地良い。
どちらからともなく、唇が再び重なり、舌を絡めあう。
今度は上手く出来ているのだろうか。
キスを続けながら、今度は優しく文月の乳房を愛撫する。
俺の愛撫に感じてくれているのか、時折文月の下の動きがぎごちなくなる。
乳房を揉みながら、人差指の先で乳首をこねる。あくまでも優しく。
「ふあ…ふああ…気持ち…いい…」胸が敏感なのか、文月の肢体がうねる。
文月の腰が布団から離れる度に俺の股間が太ももに当たる。
俺の指先に乳首が堅くなる感触が伝わってきた。
ズボンの中の俺のイチモツが怒張の限界を迎える。
カチャカチャ、文月の手が俺のズボンのベルトをはずそうとする音。
やがて俺のイチモツが自由になったのを感じた。
ベロンと俺のイチモツがむきだしになり、文月のスカートの上からその股間の部分に落ちている。
「スカート…いい?」
文月は小さくうなずいた。
俺はスカートを脱がそうとしたのだが、これが上手くいかない。
そもそもどうやって脱がせればいいのかわからない。
クスッ。文月はツリ目をクリクリッとさせながらスカートの横のホックをはずして少し下にずらした。
白のショーツが露になる。俺の目線が移動したのを感じたのか、少し照れたように目を伏せる。
「やだ…」
仕草の一つ一つが愛おしい。
そう考えながら、文月のショーツを脱がせる俺。変態か?いや、自然な男の反応だと考える。
ショーツの一部が少し濡れているのに気付いたが、それを文月に気取られないように最新の注意を払った。
文月の股間が俺の目の前に姿を現した。これが女の子の…
茂みの部分をそっと撫でてみる。
ピクンと反応する文月。
「私も…」
文月の小さな手が俺のイチモツに触れる。俺の中に電気が走る。
「ふ、文月?」
「赤井…男って…こうすると、気持ち…いいんだろ…」
細い指で周りを撫でるように擦ってきた。あ、ダメだ。一気にイってしまいそうになる。
「ふ、文月、俺…気持ちいい」馬鹿みたいな言葉が自然に出る。
なんとかイくのを我慢しようとしたが、文月の指が亀頭の先を撫でた時、俺の限界が来た。
派手に射精。
文月の体の上と少し頬までかかっている。
「あ、ごめんよ。」
「ううん、いいよ赤井。私の指でイってくれたんだろ」
俺の精液を指ですくって、その指を、俺の鼻にこすり付ける。
「クスッ、お返しだあ」イタズラっ子のように笑う文月。
文月、さっきまでと雰囲気が変わった?
「赤井が…優しいからだよ」
?
「お前のさ…その…愛…情…が、伝わって…私のプログラムが修正されていってるんだ。恥ずかしいこと言わせるな」
なあ、文月、ちょっと聞きたかったんだけど、俺の事が好きだってのも所詮はプログラムなのか?
「少し違う。ハイパードールはアンドロイドだけど、地球で言うロボットじゃない。
私達は個々の感情を持ってるし、泣いたり笑ったりするのは私たち自身の感情なの。
そりゃ少しは地球人と精神構造がちがうけど、地球人と基本的には同じ。
細胞組織の素材はだいぶ違うんだけど、構成は同じなの。
内臓もあるし、血液も流れてる。もちろん子供も産めるのよ。
確かに私達は作られたものなんだけど、生きているのよ。
赤井だって、私達を冷血動物って言ってるじゃない」
長い説明が終わった。
俺がハイパードールを動物って表現するのに深い意味は無かったのだが、文月がそう思うなら、それでいい
あ、でも、今の文月はもしかして…
「ああ、元に戻った」
確かに文月の表情にいつもの小生意気が戻っている。
てことは、もう終わり?少し残念だが、一発抜けたし、命も助かった。
まずはめでたしめでたしかな
「赤井…」
「ん?なんだ?」
「あのさ…………たい」
は?
「私も…気持ちよくなりたい…」
俺の中に一気に緊張が走った。
今のこいつはいつもの文月だ。さっきまでとは違う。
さっきまでは恋愛とかではなく、俺の命のかかったミッションという言い訳が俺を動かしていたが、
今は日常に戻っている。もしこれで一発やっちまったら、それは…
ここから先は、男と女の関係以外の何者でもない。
正直、今こそ水無月に邪魔して欲しかったがその気配は無い。
俺の迷いが顔に出ているのは間違いない。文月に伝わっている。
「私…嫌か?」
再び文月の表情から小生意気が消えている。
潤んだ瞳が俺を責め立てる。
「祥ちゃん…か?」
正直にうなずく俺。選べない。ごめん文月。でも、文月のことも嫌いじゃないのはわかってほしい。
いつかは…俺も答えを出すのかも知れないが、今はまだその時じゃないと思う。
少し寂しそうに文月が帰っていった。
俺の中には罪悪感だけが残った。やりきれない。
明日学校でいつもどおりに顔を合わせることが出来るだろうか。
シャワーを浴びて体はさっぱりしたが、気持ちのもやもやが晴れない。
入れたかったな…。イチモツを擦りながら、その感触を想像する。
畳に寝転んで、悶々とする俺の耳に襖が開く音が聞こえた。
祥子が立っていた。
「しょ、祥子…」
「舞佳が、あんたのとこ行って来いっていうからさ…来た」
寝転ぶ俺の上に祥子が四つん這いで覆いかぶさる。
ロングヘアが俺の鼻をくすぐる。いい匂い。
祥子の顔を引き寄せて、口づけした。
答えが出たのだろうか。俺は祥子を受け入れた。
「なあ、赤井…コンドームは付けてよね」
水無月が持ってきたコンドームを手でひらひらさせながら祥子が笑う。
俺もつられて笑った。
ミュウがハイパードールのマンションに戻ると、ベッドに腰掛けてマイカが待っていた。
「地球人はね、やっぱり地球人同士の方がいいのよ」
「わあってるわよ、そんなの…」
「嘘ばっかり、まだ赤井くんに未練あるくせに」
「…。うるさい!」
シャワー浴びてくると言い残して風呂場に向かうミュウ。
シャワーを浴びながら、さっきまでの赤井と過ごした時間を思い出していた。
結局赤井の気持ちは自分には向けられない…
ハイパードールにとっても、地球人の赤井にとってもその方がいいのは解ってる。
解ってはいるのだけど…。目頭が熱くなるのを感じた。
ミュウはシャワーの勢いを強くして涙を洗い流す。
赤井の触れた乳房を自分で触ってみる。
すこしだけ時間が巻き戻る。
気持ち、良かったのにな…
無意識のうちにミュウの両手が自分の股間にいく。
欲求不満に終わったのが寂しい。せめて絶頂に達していたら、満足して赤井を諦められたのだろうか。
多分違うなと思いながら、まだ疼くアヌスを両手で慰める。
その感覚と乳房を弄られる感覚が頭の中でスパークする。
「はあ、はあっ…」
乳首に強い圧力が掛かる。強く摘まみすぎた。
「あひゃあうう」思わず声が高くなる。マイカに聞こえないようにシャワーの勢いを強めようと股間から両手を離して蛇口に手を伸ばす。
蛇口をひねろうとするのだが、乳首を摘まむ感触が邪魔して上手く回せない…え?何で?
「ずいぶん敏感になったねえ、ミュウ〜」
いつの間にかマイカが後ろからミュウの乳房を揉みまくっていたのだ。
「ててて、てめえ、いつの間に!」
「こっちだって、まさか全然気付かないなんて思ってもなかったわよお。この淫乱女!」
「だ、やめ、はなせ!」
抵抗するミュウであったが、マイカの両手は乳房を人質にしているうえに、両の足もマイカの両足に絡め取られて身動きが出来ない
「あ、やだってば、止めろ」
「嘘つきさんねえ、ここはそう言ってないわよ」
マイカの指がミュウのアヌスを責める。
ミュウの内側に遠慮なく入ってくる指。
鍵状に指の関節を曲げて、膣壁を刺激する。
「あはああ、いや…あひっ」
「まだ、そんな事言ってえ。お仕置きしちゃおうかな」
「そ、そんな…きゃひい!」
膨らんだミュウのクリトリスを摘まむマイカ。
もはや立っていられなくなったミュウだったが、マイカの力がそれを許さない。
強制的にミュウをシャワーの前で固定する。
マイカが腰を起用に使って後ろから押し出すようにミュウの股間を反り返らせる。
恥骨を突き出して晒される屈辱的な格好。
マイカの右腕がミュウを絡め取りながらミュウのクリトリスを剥き出しに開かせ、左手でシャワーを持った。水流が最強になっている。
その水流がミュウのクリトリスを刺激するようにして浴びせるマイカ。
「あっ、ああああーーーー」
敏感な部分に熱い刺激。あっけなくイかされてしまった。
マイカの腕の中でぐったりとなる。
「あ…悪魔…」そう言い残すとミュウは失神してしまった。
それを聞いたマイカがニコッと微笑む。
「こんどはもう少し慎重に調整しないとね。今回はちょっと反省だわ」
ミュウの中から赤井への好意を消そうとした事が、
逆に赤井への強い思いになってしまったのをちょっと後悔。
「ミュウは誰にも渡さないんだからね。」
以上です。
お疲れー、よかったよ
本来スパガでエロパロってスレはこんなんが基本だよなって思ったw
>>360 ありがとうございます。
また少し何か考えたいと思います。
こういうのいいねぇ
スーパーチンポガールもよろしくです
出た
スプラッタな方向に行かないすぱふたガールなら私は歓迎します
綾門さんほのぼの
パードルほのぼの
いい感じに良スレですが
ここらでハードなの読みたい
チンコと汁がでないんであれば歓迎
ハイパーふたドールもお待ちしてます
つか綾門さんも長い事御無沙汰してるんだが。
基本、人任せなんだな
弱点の鉱石を使われ弱ってるスーパーガールが
悪の女幹部に翻弄されイカされるとか見てみたい
女だからと甘く見たら凄い手練れで弱点の鉱石があっても無くても、性的な方面では勝ち目がないと冷や汗を流し
弱点の鉱石を内蔵したバイブで膣穴や尻穴を責められペニスバンドで突かれボロボロになり
何とか逆転して勝利するも、アソコまで手練れな性的な調教師タイプは二度と相手にしたくないと苦手意識を感じたり
そんな悪人が居ても良い筈だし
「たたかう!ニュースキャスター」の夏見正隆さんが
「水月郁見」名義で活動しファンタジー作品を書いてますが
今月発売の「たたかう!図書委員」の名前で血を吹いた
早く買ってこなければ、、、
校舎から飛び下り自殺をしようとしていた高校2年の夏子に、猫人間のような宇宙人がとりついて
一緒にボランティアをしようと持ちかけてくる。もちろん断る夏子だったが、やがてクラスメイトのピンチを知り――!?
高ビー女子高生とお人好し宇宙人のコンビが贈る新タイプのスーパーガール物語、ここに登場!!
…前と同じような感じだな。前作個人的微妙だったんで迷うな
俺、その本一応持ってるけど、
「ニュースキャスター」のキャラが変わっただけですね
まぁ、今回は短いし、ネタフリって感じなのかな
主人公がスーパーガール化するのも、終盤だしね
今後の展開に期待はできる……はずw
まぁ、続きがあればの話だけど…
えらい微妙な出来でがっかりだった<図書
スーパーガールが怪力やスーパーブレスで物を破壊する描写があるものが読みたい。
綾門さんが何気ない顔をして鉄のベンチを塊に変えた描写は好きだったなぁ。
綾門さん、戻ってこないかな。
スーパーブレスってどのくらいのもんまで吹き飛ばせるんだろうね。
成人男性吹き飛ばしたり、へりが墜落したりするくらいだから相当な強風だろ<スーパーブレス
たたかうシリーズポチった。小娘オーバードライブも新作こないかな。
正直、駄作だった。
まあ、一応スパガテーマにしてるのは全部買うけどね。
才能涸れたから偽名にしてやってんのかなーやっぱり
綾門「更科くん…」
綾門「んっ……んん……ん、ちゅ……ちゅ、ちゅ……ちゅぷ……ん、ちゅ……」
…………。
……。
綾門「えへへ♪」
更科「あ、あや……んっ!!」
綾門「ちゅ、ちゅ……ん、んん……んっ、ちゅ……ちゅ、ちゅ……ちゅ……」
…………。
……。
綾門「ダメ……もう一回……」
更科「ん―――んっ?!」
綾門「ちゅちゅ……ん、ちゅ……ちゅ、ちゅ、ちゅ……んー、ちゅ!んふ〜……ちゅ♪」
…………。
……。
綾門「……えへへ〜♪」
綾門「んっ、ん……ちゅ……ちゅ、ちゅ……んー、んちゅ……ちゅ、ちゅ、ちゅ♪」
更科「ぷはっ!!はっ、はぁ、はぁ、……はぁ、はっ、はぁ……」
綾門「……更科くん?」
更科「はぁ……はぁ……綾門さん……」
更科「き、キス……長いよ……」
そう、単にキスといっても、スーパーガールとのソレはフルマラソンに匹敵する労力を要する
……ような気がする。
更科「……キスの時間、短くしない……?」
綾門「やだ……!」
更科「……綾門さん?」
綾門「あっ……うっ……キス……長くて……いっぱいしたい……」
ポツリと呟き、顔を赤らめる綾門さん。
あぁ、可愛い。
こんな顔されてしまっては……
更科「う、うん……僕も……いっぱいしたい……」
って、綾門さんに甘すぎかな?
綾門「ね、更科くん…」
更科「ん―――ぬぉっ?!」
綾門「ちゅ、んっ……ん、ちゅ、ちゅ……ちゅ、ちゅむ……ちゅぅ、ちゅ……んっ、ちゅ♪」
綾門「えへへ……♪わがまま聞いてくれたお礼……♪」
あ〜あ、身体持つのかな?
綾門「更科くん…大好きだよ……」
ま、いっか綾門さんが笑顔なら、それで。
駄文スマン
この後、綾門さんに脅威の肺活量を披露してもらって
更科、大興奮って展開を考えてたけど、頓挫した。
誰か書いてw
382 :
381:2009/03/24(火) 00:09:07 ID:FBujhzjN
あ、更級の名前間違えた。
重ねて、スマン…
いやいや気にすんな、どんどんこい
肺活量の大きさって単純に肺の大きさで決まるの?それとも強く吸い込んだ場合多少なりとも空気を圧縮して多く吸い込んで肺活量を稼げるのか。
肺の体積より多少なりとも多く吸い込む事が人体の構造的に可能ならば、それをスパガ係数的に適用したらかなりすごい事になりそう。
呼吸ってどんな筋肉の動き方でするものなんだろうか。
385 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 18:40:54 ID:M9Rb4cKm
>>381 SSサンクス!
映画スパガで、暴漢を息だけで撃退するシーンがあるけど、
指1本触れずとも男をやっつけるスパガにめちゃめちゃ興奮したものだw。
あれでも相当力を抜いて息を吹きかけてると思うけどw
>>381の人に触発されて書いてしまいました。
非エロです。
ねえ綾門さん。マウスツーマウスって知ってる?」
「なあに突然?もちろん知ってるわよ、人工呼吸でしょ。」
今日も綾門さんが僕の部屋に遊びに来てくれた。とても嬉しい。
なぜこんな質問したかというと、ズバリ!キスしたいから。
僕のベッドに寝そべってお気に入りのファッション雑誌を読みながら答えてくれた綾門さん。
白のTシャツにジーンズ。正義のスーパーガールにしてはラフな格好。
これがまたよく似合ってる。
Tシャツの背中にはブラのラインが薄っすらと映り
ジーパンもパッツンパッツンで、おしりの形がくっきりと浮かんでいる。
こんな可愛い少女が部屋にいたらキスしたいと思うのは当然だよね?
それで、軽くジャブ打ってみました。
で、綾門さんの反応はというと
「更級くんってば、時々私のこと天然だとか馬鹿だと思ってない?」
綾門さんの頬がプゥとふくれる。
ああ、その表情も可愛いよ。
「あ、いやゴメン。つい…」
ぽやぽやした頭で僕は返答した。我ながら意味不明。
何に対して謝ってんだかね。
正義のヒロイン・スーパーガールはそんな隙は見逃さない。
「ついっ、てことはあ、そう思ってるってわけね?」
僕を睨みつける綾門さん。でも、ああ…その怒った瞳もいいね。
「もう、私怒ってるのに!なによそのゆるんだ顔。更級くん嫌い!」
そう言ってベッドに座り直すと、僕に背中を向けてしまった。
ええ?本気で怒ってたの。
ああ、言葉って大事だな。女の子と話すのって男友達とはわけが違うのか。
最近は綾門さんとの距離が近かったので油断してた。
反省。そして後悔。懺悔。
背中を向ける綾門さんのうしろに正座で座る僕。
ベッドが軽く揺れる。
その振動で振り向いてくれたりするのを期待したけど、綾門さんは微動だにしない。
恐る恐る声を掛けた。
「あ、あのね、違うんだよ。上手く言えないけど、僕は綾門さんが馬鹿だなんて思ってないよ。本当。絶対。誓います。」
一言一言考えながら喋るから文章にならないうえに、ろれつも回らない。
僕ってこんなに頭悪かったのかと思うくらい単語も言葉も出てこない。
出てきたのは冷汗だけ。
自分が情けない。
こんな事で綾門さんに嫌われるなんていやだ。
ほんの数秒、沈黙の時間が流れる。
僕の心の中は言葉で一杯なのに、口から出てくれない。
気持ちを伝えることが出来ない。焦り。
「や〜だあ、そんなに焦らないでよ。冗談に決まってるじゃない。」
100トンの重さにも感じられる空気を、あっけなく振り払ってくれた。
振り返ってにっこりほほ笑んでくれる綾門さん。その笑顔がたまらない。
ああ、大好きだよ。
あらためて謝る僕。
「私も少し意地悪だったわ。ごめんなさい」
綾門さんは許してくれた。
窓辺に移動して、サッシに手を掛ける綾門さん。
僕の部屋の窓枠が安物なのがくやしい。
外の風景も普通の町並み。ていうか、隣の家の壁。
これがヨーロッパの洋館ならどれほど絵になる姿になったであろうか。
「私だってねえ、スーパーガールやってるのよ。今までに助けた人の中には溺れて心肺停止した人もいたわ。そんな時には私が蘇生させてあげたのよ。」
窓の外を見ながら話す綾門さん。
え?
僕の中で何かが引っかかった。
「今までに私が助けた人の中にはねえ――――――の時は大変だったのよ――――――でさ、――――――よね。」
話は続いているが、馬耳東風。なんだか良く聞き取れない。
いや、聞きたくない。
僕の胸の中はモヤモヤ。
呑気に話を聞いているどころではない。
僕の頭の中にある思考は一つだけだった。
綾門さんは何度かマウスツーマウスしてるって事だよな。
「でね、――――――でしょ。――――――私も参っちゃったのよ。――――――」
綾門さんが何か喋ってるみたいけど、僕の耳は既に機能を停止している。
ただ、目だけが綾門さんの唇が次々と形を変えるのを追っている。
リップか何かだろうか、ほんのりピンクで艶っぽい。
綺麗だ。
この唇が…。僕の知らない男と…。
もちろん、綾門さんが助けた人たちは男に限ったことではないはずだが、
僕の中では中年のオヤジが綾門さんとキスした事になってしまっていた。
よりにもよって中年オヤジのイメージ。
なんかやだな。
人命救助だってのはわかるけど
綾門さんの清楚な唇が何処の誰かも判らない奴なんかと…
突然、僕の目に舌が映る。
「でね〜私ってば失敗しちゃったのよね。てへ!」
とか言いながら、悪戯っぽく笑って舌をペロンと出したんだろうか。
話を聞いてないので細かいところはわからない。
現実なのは、今の僕の目にはその舌だけが映ってること。
舌。細長くてきれいな色の舌。綾門さんのかわいい舌。
マウスツーマウスの時って、舌とか絡まるのかな。
あの可愛い口に中に、オヤジかなんかの舌が入ったんだろうか。
スーパーガールの舌が、オヤジに犯されたとか…。
人を助けようとする純真なスーパーガールの弱みに付け込んで唇を奪うオヤジ。
そして少し感じてしまうスーパーガール…。
「ああ、だめ…やめて…許してえ」
オヤジに喘がされる正義の美少女。
うわわわ、そんなのダメだよ。綾門さん!
冷静に考えれば人工呼吸でそんなわけないのだけど。
わけのわからない妄想に躍らされる僕は大バカ。
そして妄想で一杯になった僕の顔はスーパーガールにバレバレ。
「更級くん、人の話全然聞いてない〜」
いつの間にか綾門さん窓際から移動して、僕の目の前座ってる。
全く気がつかなかった。
そういえば見つめていた綾門さんの唇がやけに大きくなったような気はしていた、様な気がしていた、様な気がする。
まさにうわの空。
名前を呼ばれてようやく我に帰ったけど、さて。
今、何がどうなってるのだろうか?
綾門さんは僕になんて言ったんだろう?
また怒らせちゃったのかも?
今の状況が全然わからない。
どうしよう。どうしたらいいんだ。
今度は全身から冷汗。
でも、そこは優しい綾門さん。汗だくの可哀想な男を追い込むような事はしなかった。
僕の頬を人差し指でつつきながら微笑んでくれた。
「今なんかヤラシイこと想像してたんでしょ。マウスツーマウスとか言ったの更科くんだもんねえ。」
ドキッ!
心臓が止まりそうだ。
そうです。綾門さんの目をまともに見れないような妄想してました。
ごめんなさい。
心では謝ってるけど、こんなこと口に出すわけにはいかない。
「そそ、そんな事ないよ。」
「ダ〜メ。私は更科くんがウソついてるかどうか、すぐにわかるんだからね。」
目の前の綾門さんがおでこを僕のおでこにくっつけてくる。
「私が他の人とキスしたって思ってるでしょ〜やだな〜更級くん。それって妬いてくれてるのかな〜」
この近さに心臓がバクバク。
生唾を思わず飲み込んだが、その音が聞こえたんじゃないかと心配になるほど近い。
「更級くん。私ね、マウスツーマウスはした事ないのよ。
それにね、今の救急治療ではマウスツーマウスよりも、心臓マッサージの方が優先なのよ。
あ、そうなの?アハハハ。
ほっとする僕。
綾門さんが僕に気を使ってくれたのかどうかは知る由もないし、知らなくてもいい。
「それに私がマウスツーマウスしたらきっと調整が難しいしね。」
「調整?」
「だってさ、私が息吹きこんだら普通の人の肺は直ぐに破裂しちゃうわ。」
「なるほど」
うん。たぶんそうなるんだろうなあ。そう思う。
僕の中でスーパーガールの純真は守られた。
あれ?なんだか綾門さんモジモジしてる。
「ねえ、私とマウスツーマウス…したい?」
思わぬ、いや、期待通りの一言。
ああ、神様。僕のジャブを、効かせてくれたんですね。感謝
綾門さんが俺の顎をそのしなやかな指で顎の角度をつけて気道を確保する。
次に僕の鼻をつまんで塞ぐ。鼻の頭から伝わる感触が絶妙。
もう一生摘まんでてもらいたい…って、ほんとに人工呼吸かい!
でもまあ、どっちにしろ綾門さんの唇と僕のがくっつくには違いない。
ここはツッこむのは野暮ってもんだよな。うん。
僕の中では自己完結させたのだが、
「あのねえ、ここはちゃんとツッこんでくれないと。わたし馬鹿みたいじゃない。」
ああ、綾門さん。ツッコムとか言わないで。
「キスしよっか、更級くん。」
「うん。でも、綾門さんのマウスツーマウスもいいかもね。」
「え?そう?」
少し曇った綾門さんの瞳に気付かなかった。これが大失態だったのだ。
僕は能天気に言葉を続けた。
「ねえ、このジェット風船、僕の肺だと思って膨らませてみてよ。」
「う、うん。いいわよ。」
僕からジェット風船を受け取った綾門さんは、
それを見つめて何か呟いている。
「これは更級くん。大切な更級くん。しっかりするのよまどか。」
この時僕は気が付くべきだった。綾門さんが異常なまでに慎重であることを。
しかし、大切な更級くんと言ってくれたことで舞い上がっていた僕には
無理な話だったのだ。
綾門さんがジェット風船に息を吹き込んだ。
ふう、ふう。
コンビニの袋はプクプクと普通に膨れている。
ごく普通。もしかしたら一気に膨らむのかなと思っていた僕は少し拍子抜け。
「へ、へくちっ」
鼻がくすぐったくなったのか、くしゃみする綾門さん。
しかし、今の僕にはそのコミカルなくしゃみを楽しむ余裕はなかった。。
鉄砲を撃ったような音と共に、ジェット風船は木っ端微塵になった。
ついでに、部屋の中も本やら何やら宙を舞っている。
やがてバサバサと僕と綾門さんの頭の上に落ちてきた。
「アハハハハ。」とりあえず笑う俺。
でも乾いた笑いしか出ない。
さすがスーパーガールだと妙に感心する僕だけど、なんだかしっくりしない。
腕に鳥肌が立っているのに気づいた。
手のひらは汗でベトベトしてる。
ふと見ると、綾門さんも様子がおかしい。
なんだかすごく落ち込んでるように見える。
「気にすることはないよ。すぐに片付けるから。
僕は綾門さんが遊びに来てくれるようになってから、
毎日部屋を掃除するのが趣味みたいに…」
僕は言葉を止めた。綾門さんの様子が尋常じゃないのだ。
床にへたり込んで
自分の肩を握りしめてガタガタと震えている。
「ど、どうしたの綾門さん。気分悪いの?」
「さ、更級くん…私、私ね、やっぱりスーパーガールなのよ。」
???どうしたんだろう。それは知ってることだし、会話が見えない。
綾門さんは話を続けた。
「私ね、私ね、凄い怪力なの。鉄でも何でも曲げちゃうのよ。怖くない?私怖いよね?」
声がどんどん大きくなる。とても興奮している。
こんな姿見るのは初めてだ。
「綾門さん、ね、少し落ち着こうよ」
綾門さんの肩に近づけようとした僕の手は軽く振り払われた。
「痛っ!」
慌てて手を引っ込める僕。その瞬間しまったと思う。
ここは意地でも我慢するところだったのだと後悔した。でももう遅い。
「ね!私、怪力だし、天然だし、馬鹿だし、今だって、全然力入れてるつもりないのに、痛かったでしょ。
さっきだって、もし、更科くんとキスしてる時だったとしたら、私…更科くん殺してたかもしれない。」
その言葉に一瞬ドキッとした。
確かにそうなのだ。
さっきの乾いた笑いの正体はそれだ。冷汗。
「今までね、私の正体を知った友達はね…みんな、離れてしまってね。
親友だと思ってても、結局は壊れちゃった。
表面では仲良くしてくれるけど、みんなね、本当は私を怖がってしまったの。」
今の綾門さんんは心の痛い所を攻めてくる。
僕も本当はそうなんじゃないだろうか。
スーパーガールは
頭の中で、否定と肯定が錯綜している。
「それでね、何度も続くうちにね、私、笑わなくなった。友達いらないと思った。
でも更級くんは違った。こんな私でも受け入れてくれた。
告白されたとき、すごく嬉しかったよ。
あの時、私たちキスしたよね。あれって、私の覚悟のつもりだったの。
更科くんは絶対に私が守ってみせるって、私に言い聞かせるためのキスだったの。」
少しは落ち着いてきたようだが、それは決して良いことじゃないと思う。
冷静になればなるほど、綾門さんはその優しさゆえに苦しむことになるに違いない。
むしろ混乱している方がいい。もし、綾門さんの口から僕に対して罵詈雑言が発せられたとしても
それで楽になるのなら受け止めてみせる。その覚悟は…ある!
そんな僕の覚悟ではあったが、一度冷静になった綾門さんはもう混乱することはなかった。
優しい女の子。でも、今はそれが辛い。
「やっぱり私は、普通じゃないの。駄目なスーパーガールなのよ。
私なんかと一緒にいたら、いつか更科くんが不幸になるわ。そんなの私、嫌。
でも…、でも…。
私…私、ヒクッ、どうしたら…いいのいか…グスッ、わから…ない。」
ベッドの上でうずくまってしまった。
突然の綾門さんの異常に戸惑ってしまって、結局は茫然と見るしかできなかった僕。
自分の不甲斐無さが情けない。
心の中でどんなに立派な事を思っていようが、伝えられなければ意味がない。
しかし、なんて言ったらいいのかが判らない。
男としてなにか言わなきゃいけない。
それは解っているんだけど。
確かに、さっきジェット風船が破裂したときに背筋が寒くなった。
僕の心のどこかでは綾門さんを怖がっている。
悔しいけど、間違いない。
でも、僕は綾門さんが好きだ。怪力だろうが、スーパーガールだろうが、そんなの関係ない。大好きだ。
これも間違いない。
この気持ちを何とか伝えたい。
しかし、今はどのような形で想いを言葉にしたとしても
それは気休めにしか聞こえないだろう。
ただでさえボキャブラリーが貧困な僕のことだ。案の定、ろくな言葉が浮かんでこない。
『綾門さんに殺されるなら本望だよ』
アホか!自分の脳みそをこねくり回して反省させたい。
こんな馬鹿なセリフ死んでも言うわけにはいかない。
目の前で綾門さんがものすごく落ち込んでいる。
そうさせてしまったのは迂闊すぎる僕のせいなのだ。
ここで力になれなくて、僕の存在価値などあるものか。
考えろ。ここが人生の正念場だ。考えろ。
「ぐす…えくっ…」
ベッドでうずくまって泣き続けている綾門さん。
僕の前では陽気な女の子だけど、普段のクールビューティには深すぎる理由があった。
その心の中にはもっといろんな物をしまいこんでいるに違いない。
普通でいる事を許されないという事実が、この可愛い子をどれほど苦しめているのだろうか。
馬鹿な僕はその深みに気付かずに、好きな女の子を傷つけてしまった。
それが少しでも浅く、軽くなるならば、僕は何でも出来る。してみせる!
僕の中で答えが出た。
それが正しいのかどうかはわからないが
すべては綾門さんのために!
うずくまる綾門さんを無理やり抱き起こす。
いや、これは正確な表現じゃない。
僕の動きについてきてくれた。
知らなかったけど、綾門さん、結構重い。
しかし、今はそんなことどうでもいい。
ベッドに並んで腰かける。
その瞳からはまだ涙が流れている。
「ねえ、綾門さん。キスしようよ」
「え?」
びっくりしたような瞳で僕を見る。
涙で潤んでとても綺麗な瞳が僕を見る。
「だめ…私、とても出来ないよ…」
「大丈夫。さっきは風船だったからだよ。
僕とキスしてる時の綾門さんは、絶対にくしゃみなんかしないよ。
それに、この前の綾門さんのキス、すごく気持ちよかったよ。」
すこし強引に綾門さんの肩を掴んで、僕の正面を向かせる。
もちろん、綾門さんが力を抜いてくれたからそう出来たのである。
それが少し自信になる。本当に駄目なら、僕の力など通用しないはずだ。
綾門さんは、心から拒否してはいない。
ただ、僕を心配してくれているのだ。確信。
「さあ、これで顔を拭いてよ。」
ハンカチを取り出して、綾門さんに渡す。
拭いてあげようかと考えたのだが、ここは渡した方が良いと思った。
うつむいて涙を拭いている。それはすぐに終わって、綾門さんは顔を上げた。
「ありがとう。でも私…」
綾門さんの口にそれ以上喋らせない。
顔が上がったその瞬間。僕は唇を重ねた。
「んふう!」
抵抗する綾門さん。僕の肩を強く握りしめる。すごく痛い。
我慢しろ僕の体!強く言い聞かせる。
しかし、その力は直ぐに弱くなった。
綾門さんの手が、僕の肩から離れてだらんと垂れさがる。
僕はそのまま抱きしめて…唇を離した。
もっとキスしていたかったけど、今は綾門さんが元気になるほうが優先だ。
「ね、大丈夫でしょ。綾門さん。
それに、くしゃみする綾門さん、すごく可愛らしかったよ」
こんどは僕が綾門さんのおでこにこっつんする。
「正直に言うとね、僕も少し怖い。でも、それ以上に綾門さんが僕の中では優しい存在なんだ。
僕の中の優しい綾門さんはね、恐怖なんて簡単にやっつけてくれるスーパーガールなんだ。」
「ありがとう。更級くん。私、元気出たよ。」
両手でガッツポーズしながら、にっこりほほ笑む。
そして綾門さんは自分の右手の人差し指を自分の唇にあてる仕草を見せてくれた。
すこし上目使いで僕を見る。
ああ、やっぱり元気な綾門さんは可愛い。
「でも、更級くん…わかってない!」
「え?何が?」
ちょっと意外な綾門さんの反応だ。困惑。
「…。もっと、…強引でもいいんだよ…。」
強烈なストレートを喰らった!鼻血が出そう。
頬が赤くなる綾門さん。たぶん僕の顔も赤いに違いない。
「…。」
「…。」
向かい合って照れまくりの二人。
先に動いたのは綾門さんだった。
そして
>>308へ。
以上なのですが、最後のアンカー間違いました。
308ではなく、
>>380です。
381さん すみません
この後ってことで考えたのですが、380の綾門さんを妄想して前に繋げてしまいました。
あと、746さんにも本来の綾門さんと少し違ってしまって、もし気分を害されたら謝ります。
>>397 そこまで言うなら書くなよ、って言いたいとけだけど。
GJ
自覚してるみたいだけど、綾門さんじゃ無いよね。
でもこれはこれでキャラ立ちそうだから別人でシリーズにしちゃえば?
男は人称が俺な感じでさ
普通に素晴らしい出来だと思います
最後の308の落ちで深みが増していてさらに良かったです。
そこには作者すらも予想しなかった展開が。
GJ
GJ
綾門ってキャラよく知らないけども引き込まれました
380の最後の行が光ってます
ググってもココしか出てこないのですが、もしかしてオリジナルですか?
追伸
ここって奇跡みたいなスレでうらやましい
複数(?)の書き手さんが共存してるし
読み手さんのコメントも丁寧でいい。
ボクの常駐してたスレはこんな時すぐに荒れるし
今も荒れまくりで、逆に放置状態、誰も書きこまなくなってしまった。
原因は昔から続く書き手さん同士のカプシチュの対立と読み手の荒し化
もっと仲良くすればいいのにと思うし、少しはここを見習ってほしい。
マイナーなジャンルなんだからわざわざ荒れるようなこと言うのやめて
常時飢餓状態なのに
新参者が失礼しました。
しばらくROMります
でも、本当にココがうらやましかったんです。
確かに投稿数は少ないと思いますけどいい作品が多いと思いますし
あなたこそ飢餓状態なんて言ってしまっては書き手さんに失礼ですよ
あらら…変なのが住みついちゃったな…
君自身が荒れる原因だからもう書き込まないでね。その人間的性格じゃ前にいたスレが荒れたと言うのもわかる話だ。
本人自覚無いみたいだからはっきり言っておくけど。それとも荒らすためにわざとやってるのか。手の込んだ荒らしだな。
405 :
381:2009/03/26(木) 19:53:59 ID:D03Rx77k
>>397 加筆?さんくすです。
いいっすねぇw
色々と参考になります。
観想くださった方もサンクスです。
>>401-404 まぁ、お二人とも落ち着いて…w
前スレから、ちょくちょくSS投稿させてもらってますが
スレが盛り上がってる方がSS書きやすいです。
普段ロムってる人も、妄想、願望、何でもいいからカキコして欲しいです。
皆さんのスーパーガールに対するストレートな妄想に
インスパイアされることも多いのでw
>>405 サンクスと言って頂いてありがとうございます。
アレンジし過ぎたかと心配してました。
>>398 自分なりのスーパーガール考えてみます。
不器用なスーパーガールってのが浮かんでます。
>>399 そのように言って頂けると励みになります。
飢餓らないように頑張ります。
>>401 感想ありがとうございます。
おっしゃりたいこと理解できるつもりですが
もしこのスレを気に入って頂けたのなら、405さんのおっしゃるように
愚痴よりも何かリクエストでも頂ければ、書き手として出来ることがあるかもしれません。
ただ、私にはフタナリの属性がないので
その分野は苦手です。
少し前にフタナリのリクエストが
多かったので考えてみましたが
とても投下できる出来ではないものしか書けませんでした。
>>380 このテイスト大好きです
出来れば、もう少しスーパーガールらしい描写を入れてほしかったかな
>>408 何故、このタイミングで完全移植!?
どうせなら、リメイクor新作にしておくれよ。
まぁ、Wii持ってないけどさw
正直、エ○ュで事足りると言うか…
410 :
746:2009/03/29(日) 00:21:33 ID:qVtXRsJT
「…更級君…。明日海…行かない?」
綾門さんと恋人同士になってから少したった、夏のある日。
突然そんなふうに誘われて、翌日僕は待ち合わせの場所にいた。
住宅街から少し離れた、今はもう使われていない廃工場。
所持者が壊す費用すらなくなって、ほったらかしになっているその場所に9:00集合。
それが綾門さんとの約束だった。
「ちょっと早く来すぎたかな?」
時計に目をやると、待ち合わせの時間までにはまだ10分以上ある。
僕は途中で買ってきたペットボトルのウーロン茶に口を付けて、喉を潤そうとした。
すると、
「…お待たせ…」
ブフォォォ!
突然背後からかけられた声に、僕はウーロン茶を盛大に噴き出してしまった。
ついさっきまで、確かに誰もいなかったはずなのに!
慌てて僕は後ろを振り返ると、そこにはいつも学校で見る、やり過ぎなまでに地味に見える変装をした、無表情の綾門さんがいた。
一昔前の文学少女を彷彿させる、おさげ髪と大きめな眼鏡。
それに今日は夏らしい白いワンピースを着ているから、一層清純で大人しいイメージを与えてくる。
…まぁそれでも、薄着のため露わになっているスーパーモデル級のスタイルは、僕に対して凄まじい破壊力を発揮しているのだけど。
「…だ、大丈夫?」
そんな綾門さんは、さっきの無表情を崩して、心配そうな顔でおろおろしだした。
学校で見せるクールで大人しい外見とは裏腹に、少し天然でドジっ娘属性のある綾門さん。
今も僕がウーロン茶を噴き出したことに過剰なまでに反応して、心底心配してくれています。
「あ…う、うん、大丈夫大丈夫!だから心配しないでいいよ、綾門さん!」
「…本当?」
「本当!思いっきり元気だから!」
僕が心配かけまいと、かなりのハイテンションで答えると、綾門さんは身体をグッと寄せてきて、ジーっと僕の顔を見つめてきた。
見惚れてしまうほど綺麗で大きな瞳が、眼鏡のレンズ越しに貫くように僕の顔に向けられています。
おまけにその…僕よりも背の高い綾門さんが、目線を合わせるために身を屈めてくれてるから…ワンピースから覗く胸元が、チラチラと僕の視界に入ってきます。
これは…目のやり場に困る…
などと僕が困っていると、
411 :
746:2009/03/29(日) 00:23:31 ID:qVtXRsJT
「…更級君…顔…赤い…」
そう言って綾門さんは手を伸ばし、僕の頬に両手を添えてきた。
そしてさらに近付いてくる、綾門さんの整った顔…
ピトッ
「あ、あ、あ、綾門さん!?」
「…熱…無い?」
綾門さんの額が、子供の熱を測るかのように僕の額にくっつけられた。
うわぁ…いくら心配してくれているからって、いきなりこんなことしてくるなんて…綾門さん、天然かつベタすぎだよ!
「本当に本当に、大丈夫だから!顔が赤いのは………今日はほら、とっても暑いから!」
「…本当?」
まだ疑っている綾門さんを安心させるため、僕は首も折れよとばかりにブンブンと縦に振ってみせた。
「………分かった…信じる。……・…でも…嘘付いたら…嫌だよ…」
相変わらず少し心配そうな表情の綾門さんは僕の顔から手を離すと、一歩後ろに下がった。
ふぅ、よかった…どうにか信じてもらえたみたいだ。
「………そうだ…更級君…そういえばまだ…言ってなかった…」
「え?」
そう言うと、僕から一歩だけ離れた距離の綾門さんは、今日初めて優しい笑みを浮かべてくれた。
「…おはよう…今日は楽しもうね…」
「あ…うん、おはよう。今日はよろしく!」
僕も笑顔で返すと、綾門さんの笑顔はさらに嬉しそうなものに変わったのだった。
412 :
746:2009/03/29(日) 00:46:17 ID:qVtXRsJT
どうもお久しぶりです。
かなり間隔が空いてしまい申し訳ありません。
ちょっと当初の構想だと上手く纏まりそうになく、方向転換したりなんやかんやあって、気が付いたらこんなにも時間がかかってしまいました…
一応前の話とは区切ったものとなっていますので、また新しい気持ちで楽しんでいただけると幸いです。
>>381 二人のイチャイチャっぷりがたまらないのですがw
こういった甘甘でちょっぴりエッチな二人の関係を、私も書けたらなと思ってます。
書いていただいて、本当にありがとうございます。
>>397 えらい力入ってる作品にびっくりしましたw
確かに私が書いてるまどかと達樹とは微妙に性格とか違うかもしれませんが、こういった性格での二人の関係というのも、また新鮮でいいですね。
もちろん別にそのまま名前使っていただいてもいいですが、新たなスーパーガール像もお持ちみたいですので、新作の方も楽しみに待たせていただきます。
最後に皆さんにちょっと質問が。
名前欄の数字コテとか無い方がいいんでしょうか?
よくコテって嫌われると聞くので、必要ないようでしたら次から外そうかなとも思ってるのですが…もしよろしければご意見下さい。
では、なるべく早くまたここに戻ってこれるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
おおお、久しぶりに本家綾門さん降臨してたか!
746さん乙です。
俺はコテあった方がいいかな。
414 :
397:2009/03/29(日) 05:48:26 ID:81kF9YFG
746さんの川の流れのような緩やかなストーリーを私も見習いたいです。
次はオリジナルのスーパーガールを書いてみようかなと。
私ごときはコテは早いと思いますが
746さんはあったほうがいいのかなと思います。
久しぶりの投稿乙ですー
なにげに集合場所が廃工場って所が、
今後の展開に期待もたせますねw
コテは誰でもどんどん歓迎!
ある日、突然スーパーガールになった女の子が
自分のパワーをテストするって設定で誰か書いてくれないかな
体力測定、物体破壊、人体破壊何でもいいので…
本家の綾門さんは長門さんぽいですな、天然っというより常識も常人では無いかんじなw
まぁそこがいいのですが。
397の人のは天然っぽいですな、それはそれでいいかと。
419 :
381:2009/03/29(日) 23:25:56 ID:3nEdAco+
ある日私は超人になった。
理由は良く分からない。
ある朝起きたら突然に、である。
もしかして宇宙人に誘拐されたのか、隕石から謎の光線を浴びたのか、はたまた謎の組織に改造されたのか…
そんな事はどうだっていい。
問題はこの身体である……。
もう、馬鹿みたいに力が強くなってるし、ありとあらゆる神経も強化されてしまっている。
透視なんかも出来るし、どうやら空も飛ぶことが出来る。
それを活かして正義の味方?
そんな事をやるほど私は暇ではない。
あの日以来、誰もが憧れるであろう万能の力を手に入れた私は、
以前と変わらず普通に女子高生をしている。
まぁ、“普通”という言葉には若干疑問符がつくが……。
420 :
381:2009/03/29(日) 23:27:54 ID:3nEdAco+
それ以来、学校の授業はとても退屈になった。
どうやら私は脳までスーパーになってしまったらしい。
どんな難しい計算問題でも、知識問題でも、
まるで始めから答えを知っていたかのように、答えを導き出すことが出来た。
それがフェルマーの最終定理であっても、ポアンカレ予想でもあっても。
数日後には、学校始まって以来の超天才として私は認識されていた。
ただ、体育の授業だけは出る訳にはいかない。
膨大な力のコントロールが、未だに上手く出来ないのである。
幸か不幸か、小さい頃より私は病気で入退院を繰り返していたので、病弱な少女だというイメージを持たれていた。
421 :
381:2009/03/29(日) 23:29:39 ID:3nEdAco+
本日の体育の授業も見学。
ふぅ……
校庭で青春の汗を流すクラスメイトを見ると少し気分が鬱になる。
もし、私があの場に参加して、思いっきり体育の授業を行うとどうなるのだろう?
おそらく、グラウンドは2度と使い物にならなくなるだろう。
それどころか、運動エネルギーの衝撃波で校舎が吹き飛ぶかもしれない……。
あ……
なんて以前では考えられない様な事を考えていると、私のもとにボールがコロコロと転がってきた。
ふと、グラウンドのほうに目をやると、「お願いボールとって」とクラスメイトが手を振っている。
普通であれば、女の子らしいフォームで山なりのボールを返すのであろうが……
今の私がそれを行えば、そこで何が起こるか、想像に容易い。
いや、逆に想像出来ないと言うべきなのだろうか……。
一度は拾い上げたボールを足元に置くと、私はすたすたとその場を去った。
「感じ悪っ……」
「秀才だからって調子に乗ってるんじゃね……?」
本来、聞こえるはずのないクラスメイトの陰口が聞こえてくる。
私の耳は数キロ先の小銭を落とした音でさえ聞き分けることが出来た。
まぁ、それがこんな所で役に立っても、全然嬉しくは無いが……
422 :
381:2009/03/29(日) 23:31:33 ID:3nEdAco+
私は校庭から大分外れた日陰へ向かった。
私の強化された視力は、ここからでもクラスメイトの産毛一本目視することが出来るので
一応、体育の見学をしている……。
という事にしておこう。
私は校舎にもたれる様に三角座ると、何気に足元の石を拾い上げる。
ボンッ……!!
さして力を入れる必要もなく、石は破裂するように粉々に砕け散った。
―――やっぱり練習が必要か……
粉まみれの手をパンパンと叩きながら、私は“ある事”を決意していた。
423 :
381:2009/03/29(日) 23:45:52 ID:3nEdAco+
またしても駄文スマン
一応
>>417に応えようと書いてみたんだが…
“ある事”についてはまだ何も考えてねーっすw
皆さんはどういった展開を希望しますか?
いい感じだなー、お疲れ
やはりある事は練習と称した悪人退治がベタかな?思いっきりハードだと嬉しいけどw
いいですね、今後も楽しみです。
ある事は、試しに車を破壊したら物足りなくなって
工事の中断したままになってるビル建設現場で
ダンプやら重機やらビルを…だといいなぁ
>>425 投稿乙です。
援交で知り合った親父を素手で解体とかどうすか?
746さんはほんと素晴らしいですね。
綾門さんとのデート楽しみです。
381さんもリクエストに応えていい作品をありがとう。
限界を調べようと色々試してみても簡単に出来ちゃうようなのを見てみたいです。
どちらもスーパーパワーをおもいっきり使ってもっと動いてほしいな。
文才が無くて何も出来無い自分がもどかしい。書ける人がうらやましい。
スーパーパワーをおもいっきりつかって… 大惨劇 なんていいねぇ
430 :
名無し:2009/04/02(木) 21:56:26 ID:mjbohjlN
スーパーパワー全開で、悪人の大掃除♪
>>428 別に文才なくてもいいんじゃね?
このスレの場合、どっちかって言うとアイデア勝負つーか
>>423 GJです
頭も良くなってるって所が、個人的にツボったw
書いてる人も楽しめれば勝ち
本家スーパーガールの存在が薄くなったので投下します。
一応凌辱モノですがオチがあるので微妙です。
注意事項
スーパーガール=純情のかたはスルーして下さい。
スーパーヒーローを茶化す事に嫌悪のある方もスルーして下さい。
435 :
1/9:2009/04/07(火) 17:15:48 ID:S8KvsjP0
アメリカ西海岸、シェラネバダ山脈の麓、
人里離れた静かなセコイアの森の中に小さな丸太小屋があった。
そこには初老と言うにはまだ早そうな風体の、一人の男が住んでいた。
彼の名前はレックス・ルーサー。
一時は合衆国大統領にまで上り詰め、スーパーマンすら一度は倒したのだが、
結局はスーパーマンとバットマンによって表舞台から追われ刑務所に送られた男だった。
本来ならば彼の罰は禁固数百年は下らないはずのところを、
他の悪人達や犯罪組織に関する重要な情報を当局に漏らすという
前代未聞の司法取引によってその罪は軽減され、
彼の刑務所暮らしはほんの5年間で終わった。
多くの悪人達がスーパーマン達によって成敗されたり逮捕された事を服役中に知った彼は、
身の危険から逃れる為に出所後すぐ、
この場所に引き籠ったのだった。
自然の中に身を隠した生活は、
彼にとってほとぼりが冷めるまでのものに過ぎなかったはずなのに、
この生活が実は非常に心地良いものだと気付くまで時間は掛からなかった。
テレビもネットもない。
外界からは完全に遮断された生活。
ここでは正義も悪も、金も権力も関係ない。
心穏やかに日々を暮らすようになったルーサーの丸太小屋の周りには、
いつしか、リスやウサギなどの動物たちが集まるようになっていた。
動物たちと戯れながら一日中空を見て寝ころぶなど、
少し前の彼には思いもよらないことだった。
むしろ、そんな暇があるならスーパーマンを倒す方法を考えるべきだと考えていただろう。
―― 悪人が一掃されて、あいつらも暇になっっているに違いない。
―― いずれ、彼らをここに招待してやろう。
―― 今の私ならスーパーヒーローとも友人になれるはずだ。
そんな事を考えながら、今日もハンモックで寝そべる彼の前にに不意の来客が空からやって来た。
青いミニスカートに白のチビTシャツのへそ出しルック。
胸のSのマークがはち切れそうなほどにパッツン、パッツン!
乳房をプルルンと震わせながら仁王立ちするブロンドヘアの美しい女性。。
赤いマントがふわりとさせながら降り立ったのは、
スーパーガールだった。
436 :
2/9:2009/04/07(火) 17:16:37 ID:S8KvsjP0
ルーサーがヒーロー達と最後に戦ったのはもう数年前のこと。
記憶に残るスーパーガールの面影は残っているものの、
目の前にいる彼女は大人の女性へと成長を遂げていた。
彼の知っている当時の、
青いレオタードのコスチュームに身を包んだスーパーガールは可憐なヒロインと言う言葉が似合っていたが、
今のスーパーガールには美貌という言葉がよく似合う。
ルーサーは成長した自分の娘を見ているようで、
すこし照れくささを感じた。
もっとも、娘だなどと思いながらも久しぶりに見る若い女性の身体に、
少し下半身がムズムズしてしまうルーサーだった。
「やあ、スーパーガール。いつぞやの戦い以来じゃないか。元気にしてたかい。」
精一杯の親しみを込めて挨拶するルーサー。
「あれからもう何年かな。そうだな、君はまだハイティーンになりかけの頃だったかな。
少し見ない間にとても素敵な女性になったじゃないか。」
ハンモックから降りて、スーパーガールの方に近づこうとしたが、
彼女の表情には親愛の情が浮かんでいない事に気づいてその足を止めた。
「レックス・ルーサー、やっと見つけたわよ。さあ、おとなしく観念しなさい。」
胸を張って指をさす自信満々のスーパーガール。
悪人退治に来たと言わんばかりの様相だった。
「これは変な事をいうお嬢さんだね。私はもう何もしてないよ。
引退したんだ。過去の悪事も全て清算済だ。知ってるはずだろ?」
「そんなことはどうでもいいのよ。さあ、かかってきなさい」
言うが早いか、彼女は傍らのセコイアの木を片手で引っこ抜いた。
高さ50メートルもあろうかという巨木で根っこも大きく這っているが、彼女には関係ない。
いきなり、その巨木をバットのように振り回した。
「ひいいいー」
慌てて地面に体を伏せて逃れるルーサー。
バキバキバキ!
当然のように周りのセコイアの木々がなぎ倒され、
湧き上がる土埃の中からリスやらウサギやらが逃げ惑っている。
「ああっ!やめろスーパーガール。動物達が可哀そうじゃないか。」
「あら、あなたの口からそんな言葉が出るなんてね。意外だわ。」
「私はもう昔の私ではないんだ。信じてくれスーパーガール。」
「問答無用!」
437 :
3/9:2009/04/07(火) 17:17:20 ID:S8KvsjP0
ブウウウ―――ン。ブ―――ン。
バキバキバキ、ドガシャア!ズズゥン!
セコイアの木が次々と倒れ、逃げ回る動物たちの鳴き声はまるでルーサーに助けを求めているように聞こえた。
ルーサーの頭の中にはある方法が浮かんでいたのだが、
彼女はもう敵ではないという思いが彼を躊躇させていた。
なんとか穏便に解決させたいルーサーだったが、
そんな彼の思いとは裏腹にスーパーガールは彼女よりもはるかに大きな木を軽々と横に立て置き、
地べたに這いつくばる彼を見下ろしながら微笑む。
「さあ、ルーサー、死・に・な・さ・い!」
「ま、待て、落ち着け!僕は君たち戦うつもりなどないんだよ。」
必死で訴えながら、彼はスーパーガールの怒りの原因を思いめぐらせる、
その脳裏に次々と思い当たる節が浮かび上がってきた。
ハイティーンの彼女を何度も罠に嵌め、何度もレイプした。
処女を奪った。
天井から吊るして、泣き叫ぶスーパーガールを何度も貫いた。
悪人達と結託して輪姦した。
バイブをぶち込んだまま、街で晒し物にした。
アナルを嬲って屈伏させたりした。
アナルが弱点と知り、拷問の時、責めまくりにした。
……。
―― 恨まれて当然だな…。
ルーサーはこの森に起きた惨劇の原因が自分だと確信して覚悟を決めた。
「確かに昔、君にクリプトナイトを使って随分と酷い事をした。
その事を恨んでいるのなら謝ろう。罰を受けよう。しかし、今は冷静になってくれ。」
クリプトナイトと聞いてスーパーガールの口元が少し引きつった。
よろよろと立ち上がりかけたルーサー目掛けて、再びセコイアの木を振り回すスーパーガール。
それはルーサーの頭の先をかすめていき、彼はその風圧と恐怖でストンと地面にへたり込んだ。
と、その目の前にセコイアの木のフルスイングに巻き込まれたリスが落ちてきた。
リスはルーサーの方を見ながらすぐに動かなくなった。
!!!
もう躊躇はなかった。
ルーサーは奇跡的に無事だった丸太小屋に急いで駆け込むと、小さな鉛の箱を持って飛び出した。
それを見たスーパーガールはセコイアの木を遠くに放り投げ、ルーサーとの距離を一気に縮める。
ルーサーにとって向こうから近付いてくれるのは好都合であった。
スーパーヒロインが自分を殺すために迫ってくるという危険な状況の中、
彼は冷静に、素早く鉛の小箱から緑色の物体を取り出した。
クリプトナイトだった。
438 :
4/9:2009/04/07(火) 17:18:10 ID:S8KvsjP0
ルーサーはスーパーガールの両手首と両足首をそれぞれロープで縛りあげ、
その先を其々枝に結び付けて木々の間で大の字に磔にした。
その首もとにはペンダントのようにして下げられたクリプトナイトが輝いている。
スーパーガールはぐったりとしながらも、その瞳はルーサーを睨みつけて離さない。
「ルーサー、このロープを解きなさいよ。クリプトナイト使うなんて卑怯よ、絶対許さないわ。」
「卑怯?君は私がクリプトナイトを持っていることを知っているだろ、迂闊なのは相変わらずだな。」
「くっ、馬鹿にして!このロープ解きなさいよ。解け!」
「駄目だ。しばらくそこで自分のやったことを反省するんだ。」
暴れるスーパーガールであったが、今の彼女では細いロープすらも引きちぎる事は出来ない。
森の中で大の字に拘束ながらも抵抗する彼女を見ているルーサーの頭の中にレイプの文字が浮かんだが
それがあのリスの命を奪った遠因になったかと思うと実行する気にはなれなかった。
―― 頭が冷めた頃に、私から昔のことをスーパーガールに謝ってやろう。
―― 冷静になれば、彼女も判ってくれるはずだ。
とりあえず、荒れ果ててしまった小屋の周りをどうやって片付けようかと考えていたルーサーの耳にスーパーガールの声が届く。
「あはああ、ル、ルーサー…これ、解いてえ…はあっ、はあああっ」
振り返るとスーパーガールが身体を揺すりながら苦しんでいる、いや、悶えている。
そんなに強く縛ったつもりはないルーサーであったが、あまりに艶めかしい声と身体の動きに目が釘付けになった。
手足しか拘束されていないので、比較的自由な胴体は激しく動きまわり
柔らかい乳房がブルブルンと揺れ、
ミニスカートはヒラヒラとはだけてその隙間から白いパンティーがチラチラ見えている。
ルーサーは刑務所から出てこれまでSEXをしていなかったのを思い出していた。
彼自身は自分の性欲はとっくに枯れているのだと思っていたが、気が付くとその男性自身は痛いくらいギンギンに勃起していた。
439 :
5/9:2009/04/07(火) 17:19:32 ID:S8KvsjP0
―― どんな理屈をこねようが、所詮、性欲が最強か…。
ルーサーの心は様々なものに謝罪しながら、その体は既にスーパーガール蹂躙してしまっている。
彼のペニスがスーパーガールを容赦なく貫く。
白いチビTシャツを首もとまではだけられ、たわたな乳房が曝け出されている。
パンティーは膝までズリおろされて広げられた脚の間で限界まで伸びる。
大の字に張り付けられたスーパーガールは正面からルーサーに犯されていた。
「ああっ!ああっ!んんっ!」
ズプズプとペニスをぶち込まれ、その華奢な体を揺すられるたびに、スーパーガールは喘ぎ声をあげさせられる。
ルーサーの右手は彼女のお尻を揉みながら、その腰を強制的に自分の股間の方にに押し付けながら揺さ振り、
もう片方の手は彼女ののブロンドのロングヘアを荒々しく掴んでその小さな顔を固定せ、
逃れる術のない唇にルーサーの舌が襲いかかった。
「んーんんーーー!」
歯を喰いしばって抵抗するが、
ルーサーは髪を掴んでいた手を離して彼女の両頬を挟むようにして掴み無理やりその口を抉じ開けた。
「ふがっ、あうぇ!やえああい!」
「ふふ、無駄な抵抗だったな」
ルーサーは卑屈な笑いを向けると、スーパーガールの顔を少し上向けにして、その開かせている口の上から自分の涎を垂らそうとした。
「んぐううーーーー!ひぃあああーーー!」
必死で抵抗するスーパーガールは、顔を振り舌を突き出して何とか防ごうとしたのだが
皮肉にもその舌を伝わって彼女の口の中にルーサーの涎が次々と入っていく。
「かはっ!ごぼっ!」
咽元から伝わる生暖かい液体の感触に襲われたスーパーガールは
せめて飲み込むまいとして咽を狭めようとしたのだったが
ルーサーは彼女の頬を掴んでいる手を離して、
喉から顎にかけて鷲掴みにしてその手を左右に大きく動かすと
彼女の咽はあっさりとその液体を受け入れた。
ゴクゴクと喉を通過してスーパーガールの身体の中に唾液が送り込まれ、
身体の中心を貫く生暖かい感触が、徐々に彼女の精神を蝕む。
「はあっ!はあっ!ル、ルーサー…の唾液…飲まされる…なんて…嫌ぁ、
で、でも…わたし…負けない…」
あくまで強気のスーパーガールの言葉は皮肉にもルーサーの加虐心を煽る。
ルーサーが両方の手で彼女のお尻を掴んで揺さぶり始めたのだ。
動きを止めていたペニスがピストン運動を再開する。
ルーサーはスーパーガールの中にぶちまけるつもりだった。
咽に集中していた彼女の神経は、
突然の下半身からの衝撃に対応することが出来ずあっさりと悲鳴を上げてしまった。
「いやあああ!やめてえええ!ダメよ!ダメっ!あああっ!あーーーーー!」
440 :
6/9:2009/04/07(火) 17:20:25 ID:S8KvsjP0
ドピュ!ドピュッ!
激しいピストン運動が繰り返され、
絶頂に達したルーサーがスーパーガールの膣内に精液を噴射した。
上の口からは唾液を流し込まれ、下の口からは精液をぶちまけられて
スーパーガールの身体はルーサーの液体によって支配されていく。
「あ…ふあ…あ…暖かいの…また…入ってくるぅぅ…」
「ふふふ、だいぶ弱ってきたね。さて次はこっちを責めることにしようか。」
ルーサーはペニスを抜いて今度はスーパーガールのバックに回り込み、
巨乳の先にあるピンクのポッチリを指で弾いた。
「くああっ!」
さすがのスーパーガールも、もはや刺激に耐えることは出来くなっていた。
悶えながらのけぞり、縛られた身体が虚しく揺れる。
ルーサーは両手でその柔らかい巨乳を嬲り始める。
弾力のある乳房がいいように弄ばれ、
時には乳首の両方を指でつまみ、
右へ左へ上へ下へとコントローラーのように思うがままに操り
時には無理やり両方の乳首の先をこすり合わせて嬲る。
「ふぁ…も…もう止めて…わたし…おかしくなっちゃう…」
その言葉を聞きながらニヤリと笑ったルーサーは、再び正面に回り、その笑顔のまま彼女の乳首に吸いついた。
チュパ、チュパ…
ルーサーはスーパーガールに聞こえるようにわざと音を立てながら乳首に吸いつく。
しばらくの間、舌で乳首を転がしたり、歯で噛んだりしてその感触を楽みながら彼女の反応を確かめる。
「やはぁ…ひょ…ひょんあ…吸わないでえ…ダメ…ダメえぇぇ…」
髪を振り乱し身体を揺らしながらなんとか最後の抵抗をしていたスーパーガールだったが、
次第にその動きが小さくなり、ピクピクと震え始めた。
スーパーガールの昇天が近いことを確信したルーサーはとどめを刺しにかかる。
舌の先をすぼめ、乳首の先端を素早い動きで刺激しながら、
更に右手をスーパーガールの股間にあてがい、ごそごそと動かすと、
その指先は既に膨らみきったクリトリスを簡単に探り当て、その膨らみを軽く摘まんで嬲りものにする。
「ひああああぁぁぁーーー!ひゃめ、ひゃめえええーーー。」
敏感な突起からの快感に抗うことが出来ず悲鳴があがる。
乳首はルーサーの口の中でいい様に転がされ舐められてビンビンに硬くなり、
クリトリスは何度も何度も指先で擦られ、摘ままれ、みるみる充血して赤く光りながらピクピクと震える。
スーパーガールの精神はとうとう限界を迎えようとしていた。
「ああっ、も、もおダメぇ!わたし…イカされるううううーーー!ふあ…あああああああああーーーーーー!」
ブシュウウウウーーーー!!!
ひと際高い絶叫とともに、盛大に潮を噴いたスーパーガール。
赤く熟れたアヌスからはドロドロと愛液が流れ出して地面にポタポタと垂れた。
441 :
7/9:2009/04/07(火) 17:21:05 ID:S8KvsjP0
「あく…あ…あ……も…もう…ゆる…し…て…」
乱れた髪の間からスーパーガールの潤んだ瞳が訴えかける。
その様子を見たルーサーは我に帰り、
目の前でぐったりするスーパーガールを見ながらつぶやいた。
「すまないスーパーガール。私は駄目な男だ…」
スーパーガールの拘束を解いて、地面に横たえた。
膝下までずらされたパンティーをどうしようかと悩んだが
下半身剥き出しでいるよりはましだろうと思って履かせる事にした。
「すこし気持ち悪いかも知れないが、我慢しておくれ」
罪悪感から目をそらしながらパンティーを戻すルーサー。
それでもチラチラとつい見てしまうのだったが
ある違和感に気が付いた。
―― スーパーガールのアナルから何か見えている?
排泄物かと思ったが違うようだ。
何やら金属っぽい。
「お尻に何か入っているのか?」
ビクッと反応するスーパーガール。
「ル、ルーサー…お願い…それ…抜いて…」
ルーサーがスーパーガールのアナルの中に指を突っ込むとすぐに硬いものにぶつかった。
「きゃふうう!」
悲鳴を上げるスーパーガール。
その声に躊躇するルーサー。
「か、構わないから…早く…抜いて…」
ルーサーは意を決してそれをつまむと、アナルの中から引きずり出した。
「うひいいいいーーーー!」
アナルの中を刺激されたスーパーガールはその唇から涎を垂れ流して悲鳴をあげる。
アナルから抜き出されたものは、細い電動バイブであった。
スイッチはオフになっている。
最初から入っていたに違いなく、細いのはアナルの中でスーパーパワーで圧縮されたためにひしゃげていたからだった。
もしクリプトナイトなしにスーパーガールにペニスを挿入したりすると、きっと同じ運命になっていただろう。
わけがわからないルーサーは電動バイブをマジマジと見つめて聞いた。
「どうして君はこんな物を入れてるんだい。」
「お願い、スイッチ…入れて…」
442 :
8/9:2009/04/07(火) 17:21:57 ID:S8KvsjP0
少し冷静に考えれば、それが罠だと気付いたのだろうが
今のルーサーにはスーパーガールの哀願を断るという選択は無かった。
バチバチバチッ!
スイッチを入れた途端、彼を電撃が襲う。
バイブから高圧電流が放たれた。
「うぎゃあああああーーーー!!」
感電してその場に崩れ落ちるルーサー。
失神まではしなかったが、しばらくは起き上がれそうにない。
「な?何…が…。」
想像もしなかったスーパーガールの反撃に、彼の頭は混乱していた。
何故スーパーガールのアナルにバイブが挿入されていたのか?
何故それが電撃を発したのか?
全くわからない。
何とかスーパーガールのほうを見ると、彼女はよろよろと立ち上がってクリプトナイトを首から外し、
落ちていた鉛の箱を拾い上げてその中にクリプトナイトを仕舞い込んだ。
クリプトナイトから逃れたスーパーガールの回復力は早い。
スクッと立ち上がったかと思うと、倒れているルーサーに近寄ってくる。
―― や、やばい…
ルーサーを恐怖が襲う。
復讐から逃れようともがくが体が動かない。
もはや観念するしかなかった。
ルーサーの頭の先に立って見下ろすスーパーガール。
しかし、その口から発せられた言葉はルーサーにとって意外なものだった。
「作戦成功!一時はどうなるかと思ったけど、結果オーライよね。」
「???何を…言って…るんだ?」
「ごめんねルーサー、ちょっとスタンガンが強すぎたかしら?」
「???ま、まさか、これ…は…罠か何かのつもり…だったのか?」
「罠って言わないでよ。作戦よ作戦!わたしね、クリプトナイトがどうしても欲しかったのよ。
でないとね、彼のオチンチン潰しちゃうもの。ルーサーなら何度もわたしをレイプしたんだからわかるでしょ。」
オチンチンとかレイプとか、およそスーパーガールの口から出る筈のない単語を聞くと、
何故か自分が恥ずかしくなるルーサーだった。
スーパーガールの説明によると、彼女には人間の恋人が出来て
セックスの度にスーパーマンの基地にあるスーパーパワーを打ち消す機械を使っていたそうなのだが
ある日、スーパーマンと取り合いになって機械を木っ端みじんに壊してしまった。
そしてセックス出来なくなっって困った彼女が思いついたのがルーサーの持つクリプトナイトだった…。
443 :
9/9:2009/04/07(火) 17:22:44 ID:S8KvsjP0
「すると…君は私を怨んでここに来たんじゃないのか?」
「まあ、ずっと昔はあなたのこと八つ裂きにしようと思ってたけど、わたしだっていつまでも純情乙女じゃないのよ。
そもそも私の身体が魅力的すぎるのが悪いんだし、今はもう野良犬にかまれたくらいにしか思ってないわ。」
「……」
「わたしが襲えばあなたはクリプトナイトで反撃してわたしにそれを取り付ける。
ここまではいいんだけど、そうしたらどうやってあなたを倒そうかなって一生懸命考えたわ。
それでね。昔を思い出してね、わたしをレイプしたら、いつかお尻の穴を責めるって思ったの。
でも。あなたったらわたしのお尻責めずに終わろうとしたでしょ、ちょっとあせっちゃたわよ。」
「そ、それなら素直に言えば、こんな事しなくてもあげたのだが。私にはもう必要ないものだったんだ。」
「ええ〜そうなの?それならそうと早く言ってくれればいいのに。」
プクッと頬を膨らますスーパーガール。
「ま、クリプトナイトもらったし、どうでもいいわ。
それから、さっきのは合意って事にしてあげるから安心しなさいね。」
「あ、あたりまえだ。」
―― 自分で罠にかけたと言っておいて、その言い草はないもんだ。
―― それに私はクリプトナイトを差し上げたつもりなどない。泥棒だ。
―― あの凛々しかった正義の少女はもうこの世から消えてしまっているようだ。
―― 娘が結婚して家を出て行ってしまう時の父親の心情ってのはこういうものだろうか?
―― いや、全然違うな、きっと。
―― ああ、もうどうでもいい。
まともにこの出来事を考えたくなかった。
「じゃあね。元気でねルーサー。もう悪いことしちゃダメよ。」
返事する気にもならず、軽く頷くだけのルーサー。
「気持ち…良かったわよ。一瞬ね、彼の事、忘れちゃった。きゃは!」
投げキッスの仕草とともにスーパーガールは飛んで行った。
その姿が次第に小さくなりやがて見えなくなると、少しは動くようになった体を手パンパンとで叩いて立ち上がり、
溜息をつきながら、スーパーヒロインが荒らしまわった森をどうやって元に戻そうかと周りを見渡した。
ドミノ倒しのように倒れているセコイアの巨木を見ていると、また溜息が出た。
そんなルーサーの目の前で、死んだと思っていたリスが動き出し彼の肩に駆け上がってきた。仮死状態だったのだ。
その仕草に、ほほ笑むルーサー。
――野良犬に噛まれたとでも思って、今日はもう寝よう。
そして、二度とスーパーヒーローとは係るまいと硬く誓うルーサーだった。
以上、お粗末さまでした。
下におまけを投下しますが
スーパーマンのファンの方は絶対に読まないでください。
小屋に入ろうとしたルーサーを呼び止める男の声がした。
聞き覚えのある声。
スーパーマンだった。
両手を腰にあてるおなじみのポーズを取っている……………が、内股で震えている。
明らかに様子がおかしい。
ルーサーはスーパーガールが、例の機械の取り合いして壊したと言っていたのを思い出した。
「なあスーパーマン、もしかしてクリプトナイトが欲しいのか?」
「そ、そうだ…。さすが天才ルーサーだな。全てお見通しか…うはううっ!
それはともかく、はぐう…ルーサー…ぐはっ!…か、観念…し…ろ…」
ルーサーの耳に断続的な震える機械音が聞こえる。
よく見るとタイツのアナルのあたりが不自然に盛り上がって、微妙に振動している。
既にバイブのスイッチは入ってしまっているようだ。
「なあ、電撃は辛いだろう?」
「で、電撃?何故それを…天才には何でも…お見通し…か…ひょぶほほーうっ!」
つま先立ちで反り返るスーパーマンを見ながら
全身全霊、己の英知を掛けて戦っていた事が死にたくなる位恥ずかしい。
しばらくはつま先立ちで尻を抑えながら、小刻みにピョンピョン飛び跳ねて耐えていた正義の味方スーパーマンだったが
とうとうばったりと倒れてしまった。盛り上がった尻がプルプル震えている。
悶えながらその震える手を伸ばしてルーサーの方へ這いずって来る。
「ま…まだだぞ、ひゃふぅっ、こ、この電気と…し…振動がまた…うほーうほぅっ!
まだ…私の尻に刺さっているもののスイッチを…あひゅ!…入れるんじゃ…ないぞ。あ…あ
ル、ルーサー…ク…クリプト…ナイト…は…早く…あっ、あっ〜、早くコレ抜いてくれええ〜、
こ…このまま…では…イ…イってしまううう〜」
「…。」
ルーサーは、この哀れなスーパーヒーローに掛ける言葉が思いつかず
その醜態を見つめるしかできなかった。
いや、こんなもの見たくもないのが本音だ。
「うひょほおおーーー!」
何かの琴線に触れたのか、突然飛び起きてセコイアの木に突進して大の字にめり込むスーパーマン。
スーパーガールの狼藉から生き残った数少ない巨木がメリメリと倒れる。
スーパーマンはゴロリと横に転がって、仰向けでピクピク痙攣している。
静かになった森に軽妙なバイブの音だけが響く。
スーパーマンの形に凹んだ幹の股間の部分には長く大きな穴が開いていた。
「駄目だ、こいつ…。」
こんな馬鹿を放っておくと合衆国どころか、地球が危ない。
翌日、私は現役復帰を宣言した。
何故だか知らないがバットマンが涙を流して喜んだのはまた別の話。
お疲れさん
ラストの展開が意外にも予想できなかったよw
>>444 お疲れ様ですー
すばらしい作品でした
全ては膣圧弛緩の為だったのか…w
ついでですが今週のヤンマガのコッペリオンって漫画に
怪力女子高生ミュータントが出てるね
448 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 19:52:41 ID:arD0u1z6
あげ
クラブサンデーにてもるも10分の1のパクリっぽい「超弩級少女4946」と言うのを発見
一話だけ無料みたいなので今後小さくなるかどうかは不明だけどGTSオンリーの展開なのかな
↑読んだ。もるもみたいにちっちゃくなっても力はそのまま、みたいな展開になればよいねぇ
久しぶりにスパガものの新作が来てるね>zenピクチャーズ
>>453 このサイト何気にすごいね
初めて見るスパガ絵が山ほどあるわ
映画で男がスーパーガールのこと抱っこできなかったけど
スーパーガールって重いの?
スーパーマンの映画の冒頭で地球に逝くと身体の密度が高くなる云々って言ってた様な気がする
>444
スーパーマンとかスーパーガールって名前しか知らないんだけど面白かった。
ルーサーの声を谷口節(缶コーヒーのBOSSのジョーンズの吹き替えの人)で脳内再生して読んだ。
普段は普通の女の子、でもいざとなるとスーパー… より
普段から有り余るパワーを抑えきれずに大変なことを…みたいのが好きだな
てなわけで
>>389さんのSSみたいなのが好みです、続編期待w
スーパーガールが野郎どもを退治、虐待(性的虐待含む)しまくるSSきぼん
461 :
小ネタ:2009/04/17(金) 14:45:30 ID:0ZEZWgNa
綾門「ん……」
小さな吐息と共に、そっと目を伏せる綾門さん。
綾門さんが決めた『キスして(おねだり)』のサイン。
綾門「……『今日もがんばったで賞』」
正直、まだ恥ずかしかったりするんだけど……
世界の平和を守る彼女の『ご褒美』を無下に断ることは出来ない。
綾門さんの肩に手を置くと、赤く瑞々しい唇を奪う
「ちゅ……」
(中略)
「ちゅぱっ……」
長いキスが終わり、濡れた音と共にようやく二人の唇が離れる。
あいかわらず綾門さん(ス−パーガール)とのキスはハードだ。
―――が、
綾門「ん……」
またしても、そっと目を伏せる綾門さん。
綾門「……『明日もがんばりま賞』」
無限ループって(ry)
適当すぎですね。すんません…
いいね
スーパーガールVS悪のスーパーガールとか見てみたい自分が居る
超人の力を強盗や仲間を率いて強姦など悪行や犯罪に使う仲間を止める為にスーパーガールが戦うも
悪のスーパーガールは予想外に強く敗北し犯され辱められるって感じな
465 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 02:51:48 ID:BrXjohRd
期待age
467 :
746:2009/04/26(日) 21:40:41 ID:soDqltzZ
「ところで綾門さん、今日は海に行くんだよね?」
「…うん…」
「えーと、どうやっていくのかな?電車だと駅まで出るのに結構時間かかるけど…」
とりあえず昨日から疑問に感じていたことを聞いてみた。
まぁ、実はある程度想像はついているんだけど。
わざわざ駅から遠く、しかも人気のない場所で待ち合わせ。しかも綾門さんはスーパーガールときてる。つまりここから導き出される答えは…
「…もちろん…これ…」
突然綾門さんは、僕の手を取ってグイッと身体を引き寄せた。
当然力で抵抗できるわけがなく、僕の身体はポフンッと柔らかい綾門さんに抱き締められる。
「!!!」
「…更級君専用…飛行機だよ…」
耳元でそんな甘い囁きが聞こえると、突然足元の感覚が無くなった。
一瞬綾門さんに抱え上げられたのかなと思ったけど…それどころじゃなかった。
「う、浮いてる!」
どうにか首を動かして下を見ると、地面が徐々に離れていくのがわかった。
「…ちょっと…試験飛行…」
「わわわわわわ…」
浮いたと思ったら、今度はゆっくりと左側に動く。
かと思えば、今度は右に、さらに左に、上に、下に………
綾門さんは本当にゆっくりと、早足で歩くぐらいの速度で、重力とか慣性の法則とかお構いなしに、工場内を飛んでみせる。
「…はい…着陸…」
そして最後にそう呟くと、ようやく僕の足もゆっくりと地面に着いた。
時間にして3分ぐらいの空中遊泳。
しかも綾門さんに抱き締められながら…って、つまり、身体を思いっきり密着させながらなわけで………
特に胸板辺りに残る、ムチムチだけど柔らかかった特大の膨らみの感触が脳の中で思い出される。
やばい、これ以上考えちゃうと鼻血が出るかも…
考えるな、考えるな、考えるな………
「…更級くん…」
「は、はい?」
必死に心を落ち着かせようとしている僕は、無表情なのに少し頬を赤らめた綾門さんに問いかけられて、更に心臓をドキドキさせる。
な、なにを聞いてくるんだろう?
「…私の乗り心地…どうだった?」
その一言でつい色々と想像してしまい鼻血を出してしまったのは、仕方ないこと…だよね…
468 :
746:2009/04/26(日) 21:41:54 ID:soDqltzZ
ようやく鼻血も止まり(実は止まるまでまた色々とあったんだけど、それはまぁ省略しておくとして)、いざ出発という流れになった時、僕は綾門さんを見てふと疑問を覚えた。
「綾門さん、荷物は?」
彼女を見ると、リュックどころかポーチ一つ持っていない。
確か昨日僕に、泳ぐ準備以外何も持ってこなくていいって言ってたはずなんだけど。
「…問題ない…」
綾門さんはそう答えると、僕の手を取って廃工場の奥へと向かっていく。
工場内は捨て置かれた機械やゴミなどが乱雑に置かれていて、これを見ると夜逃げ同然で経営者が逃げ出したっていう噂もあながち嘘じゃないと思えてくる。
そんな工場の一角に、一際異彩を放つ物が置かれていた。
畳一畳半ぐらいはある、黒光りする鉄製の入れ物。
僕ぐらいの大きさならなら簡単に入れてしまうサイズのその鉄塊は、触るまでもなくとてつもない重量を誇っていることが分かるぐらいの存在感をもっていた。
その形は一言でいうと、
「…棺?」
ドラキュラでも重くて使いたがらないような、鋼鉄の棺としか形容できない物がそこにはあった。
「…違う…」
綾門さんは冷静に否定するが、残念なことに僕には棺以外の何物にも見えない。
というか誰がどう見ても、棺って答えると思うんだけど…
「…旅行バッグ…」
………いやいやいや、いくらなんでも、旅行バッグは無いよ。
だってほら、僕がこうやって全体重をかけるようにして押してみても、この棺はピクリとも動かないんだから。
そんな全力で棺を押す僕の背中に、突然柔らかいものが押し当てられた。綾門さんが優しく僕の身体を抱きしめたのだ。
僕は顔を真っ赤にするが、綾門さんは全然気にしてないみたい。
「…1tぐらいだし…別に重くないよ…」
背後から伸びてきた両腕が僕の身体をひょいと持ち上げて、棺の前からどかした。
そして綾門さんはそのまましゃがみこむと、無造作に右手を棺と地面のとの隙間に差し込んで、重さを全く感じさせない動きで1t程の重量があるというそれを軽々と頭の上の高さまで持ち上げてしまった。
いい加減慣れなければいけないのだけど、目の前で発揮されている彼女の怪力に、僕はまぬけにも口を開いたままで唖然としてしまう。
「…ほら…こんなに軽い…」
綾門さんは唖然としている僕にちらりと目を向けた後、今度は棺を人差指一本で持ち上げるようにして、くるくると回し始めた。
バスケットボールの選手とかがお遊びでやる、人差指の上でボールを回す動きって分かるかな。
あれを目の前のスーパーガールは、ボールの代わりに重さ1tの棺を使ってやっているのだ。
さすがにボールほど早い回転じゃないけど、ブォンブォンと音を鳴らしながら棺が回っている光景には凄まじい迫力がある。
「…私にとっては軽すぎるけど…普通の人には重いから…盗まれなくて丁度いい…」
確かに盗難防止にはうってつけだ。こんな重い物、普通の人間には重機とか使わなければ簡単に盗めない。
それでもここまで重くてかさばる物を旅行バッグ代わりにする必要があるかどうか、疑問に思わないでもないけど…まぁ、綾門さんが納得してるなら別にいいか…
僕がそんなことを考えているうちに、綾門さんは棺の回転はゆるめていくと、最後には動きを止めて掌で持つようにした。
そして他の人なら気がつかないような微妙な変化だけど、ちょっぴり嬉しそうな雰囲気で右手に鋼鉄の棺を持った綾門さんは、空いている左手を僕に差し出してきた。
「…それじゃ…行こう…」
こうしてスーパーガールな彼女との、ちょっと変わった海水浴が始まったのでした。
469 :
746:2009/04/26(日) 21:44:13 ID:soDqltzZ
どうもお久しぶりです。
続きが出来たので投下してみました。
本当はもう少しスーパーガールらしいパワフルなところも書きたかったのですが…難しいですね。
ただ次回の海ではもっとそんな場面も増やせるかなと思います。
あいかわらず素晴らしい出来です
続きが気になりますねw
471 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 21:04:26 ID:96HC5yMI
ところでこのヒロインの名は普通にアヤジョウでいいの?
それとも地元風にアイジョウ?
アヤトだとそのまま過ぎたしv
まさかアヤカドとかアヤモンとか言うなよv
>>469 いいですねぇ、お疲れ様です。
続きも期待です。
海ではどんな水着着ていくんでしょうかw
>>471 だから?
海ではやはりお約束のゴロツキに絡まれる展開が…w
セクハラしてくるゴロツキを圧倒的強さとsっ気全開で嬲りまわす展開きぼう
475 :
名無し:2009/05/02(土) 19:07:19 ID:PcycoXNM
街で地元のゴロツキを徹底的に大掃除♪
このスレ、定期的に「大掃除」って単語が出てくるな
まぁ、同じ人が書き込んでるんだろうけど
つか、正義のスーパーガールの人はもういないのかな?
477 :
397:2009/05/02(土) 23:40:24 ID:aXEBQKwT
414の内容ようやくまとまりました。
長くなったので前篇、中篇、後篇に分けます。
前篇ではエロなしなので申し訳ないのですが
その分は中編以降で頑張ります。
尚、基本ダークな内容になるので、明るい話が好きな方はスルーしてください。
人気のない夜の公園で見知らぬ中年の男に首にナイフを突き付けられているという、
普通なら一生経験したくないシチュエーションであるにも関わらず、清成は少し気分が高揚していた。
それは、今からスーパーガールのパワーを目の当たりにできるかもという期待感だった。
街灯の明かりの下で清成を人質にした強盗の中年男。
対峙しているのは清成のガールフレンド、スーパーガール美月。
さすがに首筋にナイフを突き付けられているので、清成の表情は硬く不安が浮かんでいるが
美月は大丈夫だと言い聞かせるように口元に笑みを浮かべながら清成に軽く頷いた。
美月はスーパーガールとは言っても、特に変身するわけでもなく、その姿はごく普通の小柄な美少女高校生。
身長150cm程度、胸もおしりの膨らみも発展途上。
腰まである黒髪のロングヘアには赤いカチューシャが際立っている。
丸顔で目が少しタレ気味で大きめ。
オレンジ色の肩にフリルのついたノースリーブのミニドレスと
ダークブラウンのホットパンツのいでたちは
少々幼児体型の美月の幼さをより強く印象付けていた。
小柄な美少女が自信満々で強盗の前に仁王立ちしているその姿は
傍目には少々異様な風景であった。
強盗の男は身長は180位、中年肥りではあるが体重は100キロ近くある。
人質の清成は痩せ身で身長も一回り小さいので余計に大きく見える。
しかし、少女は微笑みをたたえて相手を睨みつけ、強盗の男のほうは既に額に汗が浮かびあがっていた。
美月の足もとにはついさっきデモンストレーションした、元はこぶし大の岩だった砂が巻き散らかされていた。
「な、何やったんだ?手品か?」
男は少女のデモンストレーションが本物だとは感じていたが、
まさかこんな少女の仕業とは理性が認めない。
美月はにっこりと微笑むと、すぐ横にある土管に向かって拳をはなって、
鈍い音と共に土管に穴を開けた。
「今ナイフをしまうなら見逃してあげるけど?」
「ふざけるなよ。いくらお前が強くたってな、人質がいるんだぞ?おとなしくするのはお前の方だ」
「意外と…しょうもない意地はあるのね」
「僕を馬鹿にするとこの男殺すぞ」
「馬鹿は死ななきゃ治らないって言うわよね」
言いながら、美月は傍らの街灯を引っこ抜いて、あっさりと男ののど元に槍のように突き立てた。
美月の予想に反して、突然咽元に突き付けられた鉄の槍にさほど男は動揺しなかった。
ズボンの後ろに左手を廻してなにやら取り出そうとしている。
ただの物取りなら、少し力を見せつけるだけで降参しているはずなのにと違和感を覚えた。
思わず清成の方に視線を逸らして、その無事を確認して、ほっと安堵した。
「油断大敵だぜ、お譲ちゃん」
男は突然警棒型のスタンガンを取り出して、突き付けられた鉄柱に当てた。
激しい破裂音と、電撃が美月を直撃した。
「美月ちゃん!」
まさかの展開に思わず叫んだ清成。
「ほう、美月ちゃんって言うのか」
しまったと、顔をしかめる清成、余計なことを教えてしまった。
男はスタンガンを止めて清成に付きつけた。
「僕はね、あの子の小さなオッパイに吸いつくためならどんな危険な事でもするぜ」
君らがたま〜にこの公園で会ってるのは知ってたんだからね。
あの子は僕の天使なのさ。君には似合わないぜ」
「誰のオッパイに吸いつくって?この変態!」
電撃の前とさほど変わらない姿で、美月が立っていた。
ただし、ミニドレスのオレンジが少しくすんでいる。
「どうしてくれるのよ、この服、高かったんだからね」
街灯を地面に刺しなおして、ゆっくりと美月が二人の方に近づいた。
「くるな! 化け物! アンペア強化してるのに!」
男は清成の首に当てたナイフをより強く押し付けた。
「それ以上近づくと、こいつ殺すぞ!」
「あなたね、その人も化け物だとは思わないの? 殺されるわよ」
何と言うハッタリかと、清成は少し唖然としたが、
男は細い眼をこれでもかと開いて清成を凝視していた。
効果覿面、手が震えていた。
スーパーガールはその隙を見逃さなかった。
男が気付いた時、既に背後に回り込まれ、その巨体は軽々と持ち上げられていた。
100キロはある男の巨体をまるで紙風船を投げるかのように、そうっと近くの低木の植え込みに投げ込んだ。
力を入れ過ぎると、男の身体は破裂してしまっていたであろう。
「清成くん、大丈夫だった?ごめんね、私がついてたのに」
「ううん、美月ちゃんのせいじゃないよ。いきなりだったもんね。
すっかり遅くなったし、もう帰ろうか」
「うん!」
美月は清成の腕にその白く細い腕をからめて歩きだした。
少し照れくさい清成だったが、もう慣れていたことと、辺りに人影もないので美月の好きにさせた。
なにより、美月の柔らかい二の腕の感触が心地よかったので、無理に振りほどく意味もない。
「あれ?この街灯消えてるね。故障かな」
美月の言葉が本気なのか冗談なのか、清成はこの手の美月のボケにツッコむのにはいつも苦労する。
なんて答えようかなどと、ぼんやりと考えていたところに、腕組みしていた美月が急に止まったので思わずこけそうになった。
「うおっと、何?どうしたの?」
美月は上を見ていた。
清成もその視線の先を見た。
その方向にはジャングルジムがあり、そのテッペンに座っている少女の姿が目に入った。
「雪乃!」
美月が驚いた口調で、呼びかける。
雪乃と呼ばれた少女はフワリと清成たちの前に降り立った。
その様子から、彼女もスーパーガールだと感じていた。
美月よりは一回り背が高いが、せいぜい160cm程度。
その肢体は見事に均整がとれていて、特に胸は美月と比べるべくもない巨乳。
その瞳も美月とは対照的に細く切れあがっている。
胸元が大きく開いた紫のワンピースから、白い肌の谷間が今にもこぼれそうである。
すらりとした太ももには黒いストッキング。
年齢はたいして変わらないように見えるが、雰囲気は遥かに大人。
セミロングの銀髪全体にウエーヴが掛かった妖艶な美女。
「どうしたの? 連絡ならいつものように…」
美月はそこまで話して、ハッとして口に手を当てて、清成を見つめた。
あまり聞かれたくない話だろうとは想像がつく。
「人喰いがこの街に出た」
「え!あたし聞いてない!」
大きな眼を見開いて、雪乃の顔を見つめ、次に清成に視線をうつした。
「美月ちゃん、人喰いって?」
「…。いつかは話そうかと思ってたんだけど、
私たちスーパーガールが戦ってる存在のことなの」
「化け物?」
清成は美月が何かと戦っている事は感じていたけど、
スーパーガールの事については必要以上に効かないことにしていた。
漠然と、テロリストや犯罪者と戦っていると勝手に思っていたが、
まさか化け物が相手とは思ってもみなかった。
そもそも、この世界に化け物がいること自体が衝撃の事実。
しかも、その名前が、人喰い。
「そう、人を喰らう化け物」
雪乃が清成の心を見透かしたように答えた。
「どうしたの雪乃。あなた変だよ」
たとえ清成とはいえ、聞かせたくない話であるし、聞かせてはいけないのもであった。
「問題ない。貴女もその男も、今日死ぬから」
「!」
思わぬ言葉に背筋が寒くなる清成。本気を感じた。
美月も動揺を隠せないでいた。
「え?雪乃…何言ってるの?」
雪乃の方に差し出した手が、手荒く振り払われた。
「貴方、美月の彼氏?」
清成は返事もせず、ただ、敵意を発する少女を睨みつけるだけだった。
冷や汗が流れる。
「美月、あなた、本当にわかってない」
雪乃は清成の頭に手を伸ばして髪を握ると、その手を手前に引いた。
清成はあっけなく地面に転がされて、その頭を足で踏みつけられた。
逃れようともがいてみても、その小さな足は微動だにしない。
彼女も間違いなくスーパーガールであった。
「ゆき…の……?」
目の前の光景が信じられないといった表情で、雪乃を見る美月。
苦しそうな清成の表情が目に入るったとき、美月の瞳に怒りの色が浮かぶ。
「雪乃ぉ!何してんのよ!その足早くどけなさい」
あっと言う間に距離を詰める美月を雪乃が冷静に制する。
「潰すよ」
睨みあう二人のスーパーガール。
美月を見つめ続けていた清成は、
彼女の体が薄っすらと赤い光を帯びたと思った瞬間、
その視界から、突然、消えた。
と、清成は締め付けられていた自分の体が楽になったのを感じた。
重さも痛みも感じなくなっていた。雪乃がいない。
風を切る音と、何かがぶつかり合う音が上空から聞こえる。
空を見上げると、赤い光と白い光が幾筋もの光跡を描いては消えていく。
しばらく、交わりあっていた二つの光のうち、白いほうが落下してきた。。
頭から落ちてきた雪乃を、赤い光が地面スレスレで受け止めた。
美月は雪乃を優しく地面に下ろした。
雪乃は地面に片ひざ付いて睨みつけていた。
「雪乃……どうして…」
美月はもっと何か言いだそうとはするものの、言葉が選べなかった。
無言で視線だけを交わす二人のスーパーガール。
「あ!」
軽く混乱していた美月が、我に返った。
雪乃が素早く清成の背後に回り、地面に引き倒して、再び頭を踏みつけたのだ。
完全に油断していた。
というよりも、雪乃がこれ以上抵抗しないと信じていた。
ましてや、本気で普通の人間を人質に取るなど、思いもよらなかった。
「ぎゃあ!痛でえええ!」
先ほどよりも、踏む力がほんの僅かに加えられ、清成の頭に割れるような衝撃。
たまらず悲鳴を上げた。
「やめて!清成くんは関係ないでしょ」
泣きそうな顔で訴える美月。
「貴女の知り合い。巻き込んだのは貴女」
「あたし、本気で怒るよ」
「ズれてる。もっと早く本気になるべき。この男を巻き込まない方法はいくらもあった」
「雪乃…」
「あの時もそう、貴女が、藍と、あの人、殺した」
「!」
雪乃の言葉に美月の表情が蒼ざめた。
「貴方は強い。『守ってあげる』貴女の口癖。
でも、貴女の心は弱い。いつも守られてた。守ってたのは藍、と、あの人」
「……やめて……言わないで…」
地面に転がる清成には美月の表情が見えないが、
彼女が相当なショックを受けいている雰囲気は伝わっていた。
ただ、自分がどうしたらいいのか判らなかった。
「藍の最後の言葉、私、忘れない」
「嫌…だめ…雪乃…」
美月は耳をふさいで地面にへたり込んでしまった。
雪乃は言葉を続けた。
「『助けて、美月』 貴方、見殺した」
「やああああーーーーー!」
悲鳴とともに長い黒髪が降り乱れる。
雪乃はその髪の先を掴み、美月を地面に投げ捨てた。
無抵抗の美月はいとも簡単に地面に転がる。
その転がった先に先ほどの男が立っていた。
美月から解放されたあとも、逃げる事をわすれて、
二人のやりとりを興味津津に聞きいってしまっていた。
事情はどうあれ、自分を痛めつけた少女が地面に転がる様にある種の興奮を覚えていた。
「ちょうどいいわ、あなたに仕返し、させてあげる」
雪乃が男に言う。
聞くが早いか、男は呆然と横たわる美月の顔面に拳を振るった。
しかし、
「あぎゃ!いてええ!」
悲鳴を上げたのは男の方。
拳は美月に全くダメージを与える事が出来なかった。
美月の瞳が、ゆっくりと男を睨む。
「ひ!」
さきほどの痛みも思い出して、雪乃に目で助けを求めた。
雪乃は呆れた表情で腕組みをして、男に指示を出した。
「スタンガン、拾いなさい」
「でも、これは役に立たない…」
言いながら、落ちているスタンガンを拾う。
それを確認した雪乃は美月に命令した。
「美月、口、開けなさい」
既に蒼ざめていた美月の顔から、さらに血の気が引いた。
その様子を見た男はスタンガンの効力を確信した。
「そうか! 口の中に入れりゃいいんだな」
雪乃が頷く。
「スーパーガールの身体は頑丈。口も内臓も頑丈。
口から機関銃撃たれても平気。
コーティングのある皮膚は電気もガスも通さない。
でも、口と内臓はコーティングされてない。」
スーパーガールの弱点を晒されて、
美月はただ呆然と、雪乃の薄笑いを見つめるしかなかった。
男の顔に厭らしい笑みが浮かぶ。
美月は唇をキュッと結んで開かない。開くわけにはいかない。
「美月!」
雪乃に呼ばれて視線を向けると、清成が雪乃に羽交い締めされていた。
「私は、本気」
清成を絞める腕には力が込められていて、既に顔色が青白い。
ほんの少し力を入れると、清成の首が折れてしまうのは明白で、美月に抗う術はなかった。
清成は激痛に襲われながらも、美月が助かる方法を必死で考えていた。
美月の狼狽ぶりから、本当に危機が迫っていることは間違いなかった。
しかし、身動き一つ出来ない状態では、
「み、美月ちゃん…俺に構うな、逃げろ…」
そう言うしか出来ない。
雪乃は清成を拘束している腕を離して、そのまま清成を足元に転がした。
そして、その身体をそっと蹴り飛ばした。それは、ほんの少し触れる程度の蹴りであったが
普通の人間には十分すぎるほどの威力があった。
「ひぎゃ!があっ!げぼおお!」
何とか逃れようと転がるのだが、雪乃は足で思うように清成の動きをコントロールした。
「やめて!雪乃、やめてよお…わかったから…もう、お願い…」
そう言うと、男の前に跪づいて、小さな口を開けた。
無意識のうちに、両手が胸の前で組み合わされ、
その姿はまるで天に祈りを捧げる乙女のように見えた。
「さて、お仕置きの時間だぜ。君は僕を散々馬鹿にしたからね。簡単には許さないぞ」
男は自分の足もとに跪く少女の被虐の姿に、興奮した。
美月が自分で口を開いているのにもかかわらず、
わざわざ頬を左手で挟んで掴む。
すぼまった唇が突き出され、不細工な表情にさせられた美月。
その姿のまま、男がスタンガンを口に侵入させた。
妖しい情景だった。
それを見た雪乃は清成を圧する力を弱めた。
「びづ…ぎ…」
スーパーガールのあり得ない姿を目の当たりにして、清成は自分の無力さに涙が出た。
気絶した方が良かったと思った。
「ふが…」
頭を揺らして、せめてもの抵抗をする美月。
しかし、スタンガンを加えた頭が動くさまは、男を喜ばせるだけであった。
さらに、足元に跪く少女を見下ろして、満足そうに笑っていた男は、
ミニドレスの胸元の隙間から白いブラジャーが見えているのに気付いた。
「かわいいブラジャーだね。彼氏に買ってもらったのかい」
あざける男の言葉に、慌てて両手で胸元を隠した。
「いいよ、後でゆっくり見させてもらうからさ」
男の言葉に鳥肌がたった美月だったが、何もできない。
悔しさで、涙がにじみ出した。
その涙も、また、男を興奮させるだけのものに過ぎなかった。
咥えさせたスタンガンを動かして、美月の顔を真上に向けさせた。
「は…が…やえ…え…」
いよいよ身に降りかかる恐怖に怯える美月。
スーパーガールの美少女が、卑劣な中年男に手も足も出せずに敗北する瞬間が近づいてくる。
戦えば1秒も掛からずに叩きのめす事が出来る相手に無力なヒロイン。
せめてもの抵抗で、見下ろす男の顔を睨みつけるのだが、その顔は男にとっては滑稽なものでしかない。
男の指がスイッチに掛かったのを感じて、美月は清成の方を横目で見た。
雪乃の足は清成から離れていて、地面に横たわりながらも心配そうにこちらを見ている。
一瞬視線が合った。
清成の無事に、小さな安堵が生まれたと同時に、スイッチが入れられた。
「ぐがっ!がごおおお!」
強烈な電撃がスーパーガールの体内を蹂躙した。
ビクビクと激しく痙攣する美月。
男は口からスタンガンが外れないように、その動きに合わせてスイッチを入れなおした。
美月の抵抗は、ほんの数秒。
弛んだ口から滑り落ちるようにして、スタンガンを吐き出し、
後頭部から地面にドサッと地面に落ちた。
「ひゅぐっ…はひゅう…」
僅かに意識が残っていったものの、瞳は焦点が定まらず、涙が溢れ出してきた。
口元からは涎の泡がゴボゴボと噴き出し始めた。
「ひゃっははは! 楽しませてくれるじゃねえか。正義の味方さんよお」
美月が耐えることを願って見つめていた清成は、それが叶わぬことだと思い知らされた瞬間
ふらつく足取りで男の方に突進していった。
雪乃は清成の行動に、何もせず、ただ冷めた目でその動きを追っていた。
「てめええええーーーー!」
男に殴りかかろうとしたのだが、あっけなくスタンガンに迎撃され、そのまま再び地面に倒れた。
もう意識はなかった。
男は痙攣する清成を一瞥したあと、
再び美月の方に向き直った。
「ふふ、美月タンだったね。どうだい、僕のスタンガン気に入ったかい?」
「…や…あ」
微かに首を振る美月。
男は髪を掴んで無理やり半身を起こさせて
またも無抵抗の小さな口にスタンガンを押し込む。
「ひゅあ…はへええ…」
咥えさせられたスタンガンを何とか吐き出そうとしたのだが、それよりも早く、男はスイッチを入れた。
美月の中で再び電撃が暴れまわった。
「ぐがああ!が…ぎゃうう!」
スタンガンを咥えさせられて、痙攣する美月のシルエットが夜の公園に映える。
10秒ほど虚しく抵抗していた少女の身体は、やがて動かなくなった。
それでもしばらくの間、男は何度もスイッチを入れなおして、スーパーガールの蹂躙を楽しんだ。
十分満足して、電撃を止めた後も、男はスタンガンを口に咥えさせたまま、美付きの頭を揺らしていたぶる。
意識のない美付きの頭は面白いように動き回り、その度に黒髪がサワサワと広がり踊る。
口に咥えさせられたスタンガンを中心に揺れ動く美月の姿は、滑稽。
その遊びに飽きた男が、美月の口からスタンガンを抜き取ると、
口の中に溜まっていた涎の泡がブクブクと毀れ出て、
支えを失った美月の体はドサリと音をたてて、地面にうつ伏せに倒れた。
そして1・2度ピクピクと痙攣すると、美月は動かなくなった。
男は倒れた少女の小さなおしりのあたり、
ダークブラウンのホットパンツと太ももの隙間からのぞく白色のショーツを凝視していた。
下品な舌舐めずりをしたあと、雪乃に向って話しかける。
「なあ、紫のねえちゃん。このガキやっちまってもいいか?
最近の女はいちゃいちゃしやがってよ。お仕置きするのが世の中の為ってもんだ」
「…。好きにすればいい」
すこし表情に戸惑いが浮かんだものの、すぐに強盗に許可を出す。
「へへっ、そうこなくっちゃな!」
うつ伏せで失神している美月を、男は足でごろりと仰向けになるように転がした。
顔は涙や涎が砂や埃で汚れ、目は閉じられているが、唇は半開きでまだ泡がまとわりついている。
美月の無防備で晒された肢体を、くまなく舐めまわすように見た後、
男は美月の膝の上に腰をおろして馬乗りになり、
ホットパンツのホックに手を掛けて素早くジッパーを下ろした。
開いていくジッパーの隙間から、白いショーツが見えた。
ホットパンツが深いブラウン色なので、一層その白さが映える。
「かわいいパンツ履いてんじゃねえか」
男は、美月のまだ幼い股間膨らみのあたりをショーツ越しに人差し指で押して柔らかい感触を楽しんだ。
指に陰毛のザラッとした感触と、美月の肉の弾力が伝わる。
あぅ…
溜息が美月の唇から洩れる。男は今度は指を割れ目に沿って擦りつけた。
上下に動く指がショーツの生地ごと美月の秘所を刺激する。
ん…んん…
美月の意識は戻らない。意識があれば抵抗もできるのだろうが
無敵の美少女は男のされるがままに反応させられていた。
男はショーツの端から指を潜り込ませて、美月の秘唇に侵入した。
まだ硬く閉じられた秘唇であるが、強引に指の先が潜り込む。
僅かに侵入に成功したした指先が、美月の膣襞の入口を搔く。
「あ…あふぅ…んあぁ……ふぁ」
「いい声で啼くねえ美月タン」
溜息は、喘ぎ声に変わり、男はいい様に少女を嬲る満足感に興奮した。
「さあて、お豆さんはどうですかってか」
指をずらし、クリトリスと思しき場所を弄る。
ぐったり横たわるだけだった身体も、時折ビクッと反り返る。
「気絶してるくせに、いい反応だぜえ」
男は美月の股間を刺激している自分の指が、熱を感じ始めた事に気が付いた。
まだ、濡れるまでには至っていないが、少々硬さを残していた幼いワレメは、
中年男の指先によってほぐされかけていた。
男は一旦指を離して自分の鼻に近付けて匂いを確認した。
「ざまあねえなあ。アソコの臭いプンプンさせやがってよお」
少し小便の臭いが残る、幼い匂いが男を更に興奮させる。
「ふうへへっ! さて、次は美月タンのおっぱい拝ませてもらうぜ」
荒い鼻息そのままに、乱暴にオレンジのミニドレスを捲りあげ、
現われた薄い水色のブラジャーを手際よく胸の上から剥ぎ取った。
ほんの僅かに膨らんだ、美月のかわいらしい胸が男の前に晒された。
ふくらみの先には小さな突起が僅かに自己主張している。
股間に受けた刺激が乳房の先にまで伝わっていた。
「ヒャハハハッ、なんだこりゃ? 摘まんでくださいってか?」
葡萄の粒のような乳首を男は指で嬲り始めた。
無防備なピンク色のぽっちりが、プクッと膨れ堅くなった。
美月の唇から、啼き声が、また、漏れ始める。
「美月が悪い…。私は、悪くない」
美月が弄られる様子をジャングルジムの上から見ていた雪乃がつぶやく。
二人の方に背を向けて座りなおし、その頭は少しうなだれて、口元がへの字を結ぶ。
座っているジャングルジムの鉄の棒を掴む手に力が入り、鉄のパイプがグニャリと曲がる。
雪乃は自分の耳を塞ぎ、瞼を閉じて、どこか深淵に心を沈めようと思ったその矢先、
ぎりぎりで、閉じられかけた目に何か動くものが見えた。
その動くもの、意識を取り戻した清成が最初に目にしたものは、
地面に仰向けに横たわって上半身が剥きだしになった少女。その少女に馬乗りになる大柄な中年男。
男の口が少女の胸のふくらみに吸い付いている。
少女は気絶していて、その唇からはか細い吐息が漏れている。
「おどれがあぐぁあああーーーーーーーーー!!」
全身の血が沸騰した。
跳ねるように飛び起きて、男に向かって奇声を上げながら突進する清成。
途中足もとがふらついて、派手に転倒して擦り傷だらけになったものの、
驚くほど素早く起き上がり、男に向かって体当たりを浴びせた。
男は清成の行動にそれほど慌ててはいなかった。
傍らのスタンガンを使うだけで簡単に対処できると思っていたからだ。
先ほどと同じこと。
「本当、馬鹿は死ななきゃなおらないよね、美月タン」
しかし、男がスタンガンに手を伸ばしたとき、スタンガンが何かに弾かれて転がって
その手に掴むことが出来なかった。
「あ?」
慌てた男が視線を清成の方に向けたときには、もう清成の身体が目の前に迫っていた。
避ける事もできずに顔面にまともに衝撃を喰らった。
その勢いで清成と男は重なるようにして美月の体から離れて転がり
仰向けに止まった男は、痛む顔面を手で押さえて反撃を企む。
「ふざけんなてめえ、ぶっ殺すぞ!」
男の中には本当に殺意が芽生えたのだったが、すぐに自分の不利に気が付いた。
鬼のような形相の清成が、既に男に馬乗りになっていた。
「なにやってんんだ、ごらああ! ふざけてるのはお前だカス!ぐらあ」
怒鳴り散らしながら、清成はひたすら男を殴った。
どちらかと言うと内向的な性格の清成はほとんど喧嘩などした事がない。
今までに人を殴った回数は両手でお釣りがくる程度だったのだが
もう既にその回数を遥かに超えるパンチを男の顔面に叩き込んでいた。
清成の顔は涙でグシャグシャになっていて、
もう、その思考は止まっていて、
何故この男を殴っているのかすらわからなくなっている。
ただ、この卑劣な男を殴らなければならない、とだけ理解していた。
男は最初こそ何やら脅す風だったり哀願するような言葉を漏らしていたが
もうすでに意識はなく、鼻から口から血を噴き出すだけのモノになっていた。
それでも清成は殴る事を止めなかった。止められなかった。
夜の闇に鈍い打撃音が響いた。
突然、清成の腕が止まった。
万歳の恰好で止まる。
いつの間にか清成の背後から彼の両手首を、雪乃の両腕がそれぞれ掴んでいた。
「落ち着け少年。殺してしまうぞ」
はっと我に帰る清成。両手から痛みが伝わる。
拳からも、掴まれた手首からも。
その痛みが清成の怒りに再び火をつけた。
「お前が言うなボケ!」
美月をボロボロにした張本人に触られているなど、清成にはとても耐えらる状況ではなく、
何とか振りほどこうと、せめて1発でも殴ってやろうともがいたが、
彼女の力はとても人間の及ぶものではなかった。
悔しさと情けなさが溢れ出して、せめてもの抵抗を試みた。
殺すなら殺せと覚悟した、半ば自暴自棄。
「殺してやる!絶対に殺す!
あんた、雪乃とか言ってたよな。前に何があったが知らないけど、
俺は美月が優しい女の子だって知ってるぞ。何かを我慢してるのも知ってる。
苦しんでるのも知ってる。そんな子をこんな目に遭わせやがって!
俺は許さないぞ!俺なんて、虫けらだろうけどな、絶対に許さないからな!」
雪乃はまだ半裸同然で横たわる美月に視線を送り少し首を振る。しかし、その仕草は清成には見えない。
「もし美月に何かしてみろ。あんたを殺す。たとえ殺されても殺す!」
「騒ぎ過ぎると、人が来る」
あくまで静かな口調で話す雪乃の言葉は、清成の沸騰した頭を急速に冷まさせた。
普段から人気のない公園とはいえ、もしこの状況を誰かに見られたり
警察に通報されたりしたら大変な事になる。
清成自身は警察などどうでも良い事であるが、
今の美月の姿を他人の目に晒すなど、とても許されることではない。
何度か深呼吸をして、
「頼む。お願いだ。美月…ちゃんを、介抱させてほしい。このまま気が付いたら可哀想だろ」
雪乃は何か言いたげな仕草を見せたものの、清成の言葉に対して無言でうなずいた。
清成をひょいと軽く持ち上げて、雪乃と正対するように向きを変えさせた。
清成は雪乃の目が赤くなっているのにすぐ気付いた。口元が開くのも見えた。
うらやましい。
小さな声だったが、清成にはそう聞こえた。
雪乃は清成から離れ、美月に近づいてその傍らに跪く。
そして、乱れていた着衣を整えてやると、その体を両手に抱えて清成の傍に戻った。
「心配無い。もう少し時間は掛かるだろうが、じきに目が覚める」
清成の背中に美月をおぶらせながら、雪乃が話した。
あまりにも動かないので、まさかと心配していた清成はほっと胸をなでおろす。
雪乃が言葉を続ける。意外な言葉だった。
「私の…本意ではなかった…。すまなかった…」
「その言葉は美月ちゃんに伝えてもいいのか?」
およそ美月を殺すと言った本人から出る言葉ではない。
雪乃も自分自身の矛盾に気付き、目を閉じてフッと鼻息を漏らして話題を変えて話を続けた。
「君は、いい男だな。美月はバカだけど、人を見る目だけは昔から確かだった。
しかし、私たちにはそれが命とりになるし、周りを不幸にしてしまう。
私たちがそもそもこうなったのは…」
「あ、あんたと美月…ちゃんに、何があったのかは知らない。知りたくもない。
美月ちゃんなら聞いてもいいけど、あんたの口からは聞こうとは思わない」
「そうか…」
言葉を止めた雪乃は、美月の汚れてバサバサの髪の毛越しに小さな頭をそっと撫でた。
雪乃の口が何か囁いたのだが、清成には聞き取れなかった。
この言葉は聞きとるべきだったと激しく悔やむ。雪乃の本心だったに違いないと思う。
「雪乃…さん。まだ、美月の事を友達だと思ってる…だろ?」
かまをかける。雪乃の反応は清成の想像に近いものだった。
「!」
雪乃の顔には驚愕の表情、しかし、すぐに沈んだ表情と入れ替わる。
「私たちスーパーガールは、極力、他人と交わってはいけない。美月はそれが出来なかった。
だから、藍は死んだ。あの人も死んだ」
清成は余計な事を言ってしまったと後悔した。
「……」
とても何か口を挟めるものではない。
何も言えない。沈黙。
「私は美月を許すつもりはない。でも、今日はあなたに免じて見逃す。
私の気が変わらないうちに消えて」
静かな、細い声。しかし、清成の背筋には冷たい物が走る。
もっと雪乃と話をしたい衝動にもかられたのだが
気が変わるという事が、美月の命に係ると容易に想像がついたので素直にその場を離れた。
公園から相当離れ、通りにぱらぱらと人影が見えたその時、清成は急に大量の汗を噴き出して、
美月を背負ったまま道路にへたり込んでしまった。
たまに通りかかる人は、皆、痴話喧嘩の跡か、酔っ払いのカップルでも見るかのようにして通り過ぎていく。
その無関心が今の清成には有難かった。
背中でモノが動く感触。美月の意識が戻ってきた。
「あ、あれ…ここは?雪乃は?…あ!あたし!あの男…!!」
先ほどの記憶が戻ったらしい。
清成は美月の記憶がどこまで戻っているのか心配になった。
美月は自分の体中を手で触り、違和感に蒼ざめる。
「ブラジャーが…ない…」
ほとんど無意識にホットパンツの中に手を入れた。
思わず横を向く清成。
ショーツの感触を確認して少し安堵する美月だったが、ブラジャーがないという事実に困惑してしまった。
潤んだ目で清成を見つめる。
「…私……何か…された…?」
清成は男がブラジャーを引き千切った所は見ていない。
自分が気絶していた間に何があったのか、当然わかるはずもない。
それでも、雪乃の様子から美月に決定的に残酷な事は無かったのだとは確信していた。
ただ、美月が半裸にされていた様子が記憶に甦る。
本当の事を言うわけにはいかなかった。
「あの男は、美月ちゃんに何もできなかったよ。雪乃…とか言う子も同じ。
俺さ、逃げ脚と嘘は得意だから…あいつら誤魔化して逃げてきた」
とっさの嘘は美月には通じないとわかってはいた。
美月は清成の顔をまじまじと見つめ、清成は無意識に視線を逸らした。
しまったと思ったときはもう遅い。
美月の瞳から涙が溢れ出し、まだ鼻血の跡が残る清成の顔を小さな手で慈しむようになでた。
「わたし言ったよね…清成くんの嘘、わかるって…でも、今は清成くん信じるよ。
だって、顔が傷だらけ……血だらけ…。
両手もボロボロ…ひくっ……清成…ぐす…ん……闘ってくれた……んだ…。
私…助けて…ひくっ…くれた…だよね……」
清成に抱きついて泣き出す美月。
無言のまま、清成も小さな体を抱きかえす。
「ふ…ふええええん………」
清成の頬に、美月の涙の熱が伝わる。愛おしい。
「わたし…雪乃の言うとおりだよ……偉そうなこと言っても、守られてばっかり…
わかる……もし、雪乃が本気だったら…清成くん……」
そこまで言って、不意に美月は言葉を止めた。
抱きついていた腕を解いて、清成と少し距離をとる。
うつむいて震える小柄な少女。
清成はこの姿を以前見た記憶があると思った。
その時に美月の口から出た言葉も蘇る。
「清成…くん…あたしたち…やっぱり…んぐっ」
清成は言葉を止めさせた。その先を聴くわけには行かない。
無理やり美月の唇に自分の唇を重ねた。
清成の舌が美月の口の中に入り込む。
小さな唇は無抵抗にそれを受け入れ、侵入に成功した清成は、震える小さな舌の側面を刺激する。
そこは美月の弱い場所のひとつで、舐められるたびに肩が竦む癖を知っていた。
「んふ…あ…」
清成は普段はあまりその部分を責める事はしないのだが、今はそこを何度も舐めあげる。
「ふんん!ああ…」
美月の呼吸は荒くなり、顔は火照り、全身が脱力する。
大きな目はほとんど閉じられて、僅かに除く瞳は恍惚の色に染まる。
しばらくして二人の唇が離れたとき、美月は清成の胸に頬を押し付け、清成は強く彼女の身体を抱きしめた。
「俺は君が好きだ。愛してる。俺はスーパーガールの美月ちゃんを助けることは出来ないかもしれないけど
女の子の美月ちゃんを助けることは出来ると思う。美月ちゃんに誓う。
俺は絶対に不幸になんかならない。後悔もしない。
だから、約束してほしい。俺を嫌いにならないってね」
少し惚けたような表情の美月は、清成の言葉にゆっくりと頷いた。
「それにさ、俺、少しだけ雪乃って人と話したんだけど、
美月ちゃんのこと、嫌いになってなんかないと思ったよ。
絶対に仲直りできる。保証する」
美月は少し驚いた表情で清成を見つめ、精一杯の笑顔で答えた。
公園に残された雪乃は、再びジャングルジムのてっぺんに腰掛けて、
ただ、ぼーっと、夜空を見上げていた。
その瞳から涙が一滴流れた。
こんなはずではなかった…
美月に対する殺意は雪乃の中で確実なものである。自分自身そう確信できる。
弄られる美月を見て、初めこそは溜飲が降りたが、次第に心が締め付けられていった。
まともに見る事が出来なくなった自分に気付いた。
報いを受けている美月を嘲笑うことは心地よいものであるはずだったのに、
心は満たされるどころか荒波のよう。
雪乃は自分が後悔しているのだと気付いたとき、
胸の中を爪で掻き毟られるような不快感が湧き上がった。
汚された美月の姿、そして、美月になすりつけた友人たちの死。
雪乃の心の中に、自己嫌悪の波が荒れ狂う。
わかってはいた。責任と言うなら、自分にもそれは、在るのだと。
本当に弱いのは美月ではない……心が張り裂けそうに苦しい。慟哭。
その不快感が、ふっと消えた。少しずつ、安らぎが胸に広がっていく。
清成の言葉が、雪乃の心に響いた。
まだ、美月の事を友達だと思ってる…だろ?
溢れ出す涙を拭う事もせず、
自分が弱かったこと、美月を傷つけたこと…雪乃は過ちに気付いた。
やがて、涙は止まり、手で拭った
明日、美月に謝ろうと思った。
もう一度、二人で笑いたいと思った。
美月は許してくれないかもしれない。
それでも、きっと、あの少年が背中を押してくれるだろうという勝手な希望。
笑顔がもう一つ加わった。
その時、清成にボコボコにされた男が意識を取り戻した。
痛い痛いと呻きながら上半身を起こしてあたりを見まわす。
もう誰もいない公園の中、ジャングルジムの上の人影には気付いた。
「ちくしょう、あのクソガキどもが…痛てえ…くそ!
なあ、そこの姉ちゃん、あんたあのガキどもに恨みあるんだろ
俺も一枚噛ませてくれよ。
あの男は殴り殺して、女の方は死ぬまでレイプしてやるからよお」
雪乃はふわりとジャングルジムの上から男のそばに降り立ち、男の顔を無表情で見下ろす。
男は傍に落ちている美月のブラジャーを拾い上げて、その匂いを嗅いだ。
「あのガキ、小さな胸のくせに、甚振り甲斐のある乳首してやがったぜ。
たぶん処女なんだろうが、コリコリと硬くなってよう、
死ぬほど舐めまわしてヒイヒイ言わせてやるぜ」
先ほどの至福の感触が思い出しす男の口元から涎が垂れさがる。
「スーパーガールだかなんだか知らないが、スタンガン咥えさせた時のあの表情が忘れられねえぜ。
次は気絶する前に、俺様に許しを請わせてやる。今度は下の口にスタンガンぶち込んでやるぜえ。
あの澄ました正義面ぐちゃぐちゃに…」
「私たち、正義とは、違う」
男の言葉は途切れた。
雪乃が興奮して喋る男の顔面を軽く蹴ったからだ。
それは清成に対してしたものよりも、ほんの少し力が加えられていた。
次の瞬間、そこにあったはずの男の顔はなくなっていて、
わずかに下顎の肉と骨が身体に残り、
その周りに、脳みそだったものが散らばっていた。
首の無い男の身体は地面に崩れ落ち、
ほどなく、肉塊から噴水のように血が噴き出して雪乃の紫のワンピースを赤く染めた。
「汚い」
そう一言つぶやくと、地面を蹴るようにして空高く舞い上がる―――舞い上がろうとしたその足首に
何かが絡みついて、雪乃を地面に引き戻した。
「な?」
突然の出来事に戸惑いを隠せない雪乃の目の前で、黒い大きな塊が先ほどの男の死体を貪っていた。
塊からの伸びた数本の触手が飛び散った男の脳にまで吸いついており、
別の数本は雪乃の方に伸びていた。
「人喰い!」
これほどまでに敵の接近を許してしまった迂闊さを悔いながら、
反撃の為に体勢を立て直そうとした雪乃であったのだが、
既にその四肢は触手にからめとられしまって、
スーパーガールの力をもってしても思うように動かせなくなっていた。
男の血で染まる、黒い塊の口のような部分が、ニヤリと笑った。
493 :
397:2009/05/03(日) 00:11:52 ID:en+gRSou
前篇は以上です。
中篇はGW明けの土日位めどに頑張ります。
乙かれ〜、凄く良かった!
中編、後編も期待してます
gj!
真なる敵にスーパーガールの2人がどう立ち向かうのか
楽しみにしています。
やはりスパガはこれくらい圧倒的じゃないとね
次は素人との絡みが少なくなりそうなのが多少残念
でも期待してまつ
続きが気になりすぎる。
スーパーパワー発揮したりイチャイチャしたり…素晴らしすぎる展開ですねw
499 :
397:2009/05/10(日) 18:37:09 ID:FjdiZ71T
中篇投下します。
話はどんどんダークになって行きます。
ハッピーエンドが好みの方はスルーして下さい。
500 :
397:2009/05/10(日) 18:38:15 ID:FjdiZ71T
「グフフフ、スーパーガールを捕まえたぞ」
雪乃が人喰いと呼んだモノは、真っ黒で大きさや形は一見ゴリラに近いが
顔はカエルと人間の合いの子の様。知能もある。
目は飛び出してギョロついていて、口は大きく裂け真っ赤な長い舌をチョロチョロと出している。
そして肩のあたりからは、ネバネバした粘液を纏わりつかせた数メートルはある長さの触手が何本も生えていた。
その触手に両手両足を絡め捕られ、腰の部分にも巻きつかれて、空中で大の字に拘束された雪乃。
セミロングの銀髪が振り乱れる。
「くっ!こんなもの…」
力任せに引きちぎろうとするのだが、怪物は巧みに触手を動かしたり長さを変えたりしてその力を封じていた。
いつものように美月がいれば、援護してくれるのにと歯軋りする。
自分の浅はかな八つ当たりを激しく後悔した。
念波を飛ばせば美月は気づいてくれるだろうが、さすがにそういうわけにはいかない。
プライドもあるし、なにより今の美月はかなりのダメージを負っている。
そうしてしまったのは雪乃本人なのだから。
自力で乗り切らなければならない、決意を固め、雪乃は相手の出方を見る為に一旦抵抗をやめた。
「おや、観念したのか?」
「違う。始末の方法、考えてるだけ」
「無駄無駄、雪乃タンはオレに勝てないぜ」
「え?」
雪乃はどうしてこの怪物が自分の名前を知っているのかと驚いた。
その言葉使いに思い当たり、人喰いの性質を思い出した。
さっき喰った男の、記憶を取り込んだに違いない。
「脳ミソバラバラにしやがったから、喰い応え無かったけどよ。でも、この男はいい記憶持ってたぜ」
怪物の右手には、いつの間にか先ほどまで美月を甚振っていた警棒型のスタンガンが握られていた。
「!」
驚愕する雪乃の顔の周りに触手の先が集まり、その口を抉じ開けた。
「がっ!あっ!」
頭を振って抵抗するが、その頭も別の触手が押さえつけて固定されてしまった。
身動きの取れなくなった雪乃は怪物の顔の前に降ろされ、怪物は容赦なく口の中にスタンガンを押し込んだ。
「んがっふう!」
恐怖で蒼ざめる雪乃。
その表情を楽しむかのように舌舐めずりした怪物は、そのままスタンガンのスイッチを入れた。
バチバチッと電撃が弾ける。
雪乃は一瞬で気が遠くなった。
全身から力が抜けてゆき、辛うじて触手に支えらながらその姿勢を保っていた。
怪物はスタンガンを抜くと、代わりにその長い舌を咽元に送り込んだ。
「あ?あが……」
僅かに残った意識が異物に反応するが、なす術がない。
怪物の舌から大量の液体が分泌され、雪乃の体内へ存分に流し込んだ後、舌は抜かれた。
「な、なに……飲ませた…」
「すぐに解るよ、雪乃タン。気持ち良くなる液体だぜ」
「やめろ、そ、その、喋り方…」
「ゲヘ、さっきの男が無念だとおもってねえ。
味方だと思ってたのに、殺されちゃってさあ」
早くも、雪乃の身体に変化が現れ始めた。
「あ、熱い……身体…ああ、なに?……」
身体に感じる不快感に動揺する雪乃。しかもその不快感は乳房と下腹部に集中している。
「どうだい?気持ちよくなってきただろ、雪乃タン」
「こ、こんなの…どうもない…」
強がるものの、無意識のうちに身体はクネクネとうねりだし、内股になった脚がムズムズと擦りあわされていた。
その様子に目を細め喜悦の表情になった怪物は雪乃のワンピースを一気に引き裂いた。
美月より遥かに発達した乳房がプルンッと揺れ、
黒いレースのショーツとストッキングが露になる。
「ぐっ」
頬を染めて怪物を睨みつける。
「グフフ、さすがはスーパーガール。これくらいじゃ悲鳴上げてくれないねえ。でも、美月タンは可愛い悲鳴を上げてくれただろうがねえ」
「美月、馬鹿にするな、貴様など美月なら一撃だ」
「あれえ?美月タンが弱いって言ってたのは雪乃タンだったよねえ。」
そういいながら剥き出しになった雪乃の豊かな乳房に触手を向けた。
「あきゃああー!」
媚薬の効果を何とか気力で我慢していたのだが、触手に触れられたとたん体中に快感が走り、思わず悲鳴を上げてしまった。
「おやぁ?実は雪乃タンの方が弱いんじゃないのかな?」
「くうっ…」
二度と声を上げまいと歯を食いしばる。
そんな雪乃をあざ笑うように触手が乳房を嬲った。
「んっ…ふっ……」
鼻から息が漏れ、次第に荒くなっていく。
認めたくなかったが、次第に身体が快感に包まれていった。
豊かで柔らかい乳房がいいように形を変えられていく。
触手の先が両方の乳首の先に巻きついて、ゆっくりと、そして手荒く絞り上げていく。
そしてクニュクニュと左右に引っ張られ揉み解される。
怪物の淫液に犯された身体が敏感に反応してしまう。
絶対に悲鳴を上げまいとする意思も次第にほぐされていく。
「いや、ダメ…もう……触るな…あ、あう…」
雪乃は自分の乳房の先がどんどん熱くなっていくのを、どうすることも出来ない。
―−ああ…し、痺れていく…私…感じてる……いやだ…
「ゲヘヘッ、雪乃タンのここコリコリだぜえ」
勃起した乳首が胸の真ん中に引き寄せられて、擦りあわされる。
「ひああ!」
−−駄目、こんなの、耐えられない…
「んん?雪乃タン、だいぶ弱ってきたねえ」
「な…そんなわけ…ない……」
強がってはみるものの、快感に身体を支配されていくのは止められない。
「だって、雪乃タンのここはビショビショだぜえ」
怪物はいつの間にかストッキングとショーツを膝下まで引き下ろしていた。
そして太い指で、股間から太ももに垂れている雪乃の愛液をすくい取り、雪乃の鼻先に突きつけた。
「知らない…私じゃない…」
認めたくない、恥ずかしいものを突きつけられて思わず横を向く。
怪物はその顔を触手で無理やり正面に向ける。
「パンツずらされたの気付かなかっただろ?乳首感じてたもんねえ」
「……」
「照れなくてもいいぜ。すぐにイかせてやるからよ」
そう言うと、怪物は長い舌を雪乃のアヌスに押し付けた。
「ダメ!そこは、ダメ」
「んん、キツキツだけど、ヌルヌルだから直ぐ入っちゃうぜ。意外と淫乱だね雪乃タンは」
怪物の舌が雪乃の奥深く侵入していく。そして膣壁を掻きまわした。
「かはっ…や…抜け!…やめ…痛い…」
「ンフフ!存分に喘ぐんだぜ」
雪乃の乳房に再び触手が纏わり付く。
乳首の先を触手が撫で回す。
「ふあ…ふああああ!」
もはや快感に支配されて弄ばれるだけのスーパーガール。
我慢の限界を超えさせられてしまった。
怪物の舌がスーパーガールの子宮に届き、強烈なピストン運動を始めると、
雪乃の秘所から愛液がほとばしった。
ビチャビチャと音を立てながら怪物は雪乃の膣を嬲りまわった。
その舌の先をグネグネと回転させて、スーパーガールをよがらせまくる。
「ああ!はあ…ああ!いや…やああ!」
はしたなく喘がされるスーパーガール。
怪物は益々嬲る力を増幅させた。
−−ダメ…私……もう…耐えられない……イかされちゃう…
グチュグチュと音を立てて舌が子宮の中で暴れる。
さすがのスーパーガールも身体の中を責められては喘ぐ以外に成す術もない。
股間からは愛液がダラダラと流れて地面に垂れ落ちている。
太ももを液体が伝う感触が気持ち悪い。
−−私…おかしくなっちゃう……誰か…助けて…美月……
怪物はスーパーガールの瞳が焦点を失って虚ろになっているのを確認すると、
可哀想な少女に止めを刺しに掛かった。
「ゲヘヘヘ!雪乃タンの子宮にプレゼントしてやるぜえ」
言うが早いか、怪物の舌先から液体が放出された。
ドクドクッと子宮に熱いものが注ぎ込まれていく。
先ほどから雪乃を狂わせている液体が、子宮の中に直接注ぎ込まれた。
「ああああああーーーーー!!」
お腹の中から伝わってくる熱い感触が雪乃を絶頂に導く。
スーパーガールはイかされてしまった。
倒すべき怪物に敗北した。
−−ああ…私……こんな奴に…
惨めな敗北感と、自分の中から舌が引き抜かれていく感触に身体をひくつかせながら涙を流すスーパーガール。
そしてそのまま気を失ってしまった。
怪物が雪乃から全ての触手を引っ込めると、彼女の身体は支えを失いそのまま地面に崩れ落ちた。
その股間からはダラダラと愛液と怪物の液体が混じったものがピュッピュッと噴出していた。
惨めな銀髪美少女の有様を見ながら怪物は考えていた。
もちこんこの敗北したスーパーガールをどうするかについてだ。
人喰いは生殖で増えている訳ではないので、女性を犯すという行動は本来はしない。
当然射精などしないし、そもそも生殖器官はない。
雪乃に注ぎ込んだ液体は人間を興奮させて肉の味を調える調味料のようなのものであって、
その本能はあくまで食べるだけであるが、さきほど取り込んだ男の記憶が女を犯すという目的を怪物に与えていた。
なにより、雪乃の中に侵入して、憎きスーパーガールがよがる姿を見るのは気持ちいいものであったのだが、
挿入する事自体は人喰いにとって感じるところはない。
本来なら散々液体を体内に送り込んだので、この少女の肉はとてつもなく美味い味を出すはずであるが
とても食べられないのはわかっていた。
「まあ、すこしかじってみるか」
試しに太ももに噛みついても、歯形すら残らない。
非常に柔らかくて美味しそうな太ももの肉だが、噛み千切ることも出来ない。
「もっと、力つけなきゃだめだな」
仲間の中にはスーパーガールを真っ二つにするものもいるとは聞くが
自分はそれほど強くないことが恨めしい。
しかし、スーパーガールを倒した人喰いの数はそう多くはないはずで
目の前に気絶して横たわるスーパーガールを見て、征服感だけは十分に満たされていた。
「そうだな、もうすこし電撃で遊ぼう」
スーパーガールを嬲りつくすことに決めた。
怪物がさきほどの男の性癖を取り込んでしまったのは、雪乃にとって不幸であった。
再び触手を絡めて雪乃を引き起こす。
その荒々しい動きが雪乃の意識を呼び覚ました。
「あ…?」
すでに全身素っ裸にされていた。
「きゃ…」
あわてて隠そうとするが、両手は頭の上で束ねられていて、両足も大きく開いて拘束されている。
人の文字形に怪物の前で晒し者にされていた。
「おはよう雪乃タン」
「貴様、許さない、絶対」
「なんだ、元気になったねえ。さっきまではアヘアへ言ってたのに」
「私、そんな事、言わない」
「いいよ、いいよ、すぐまた喘いでもらうからさ」
「!」
気力は戻っているが、再び凌辱されたときに抗う自信は既にない。
「私、どうするつもりだ」
「それなんだけどね、美月タンみたいに口から泡でも噴いてもらおうかなってね」
スタンガンを雪乃の目の前でブラブラさせる怪物。いやらしい笑いを浮かべた。
怪物は先ほどと同じように雪乃の口を開かせようとするが、今度は全力で歯を食いしばってなかなか開かない。
触手でこじ開けるのを諦めて、ゴリラのような太い腕で唇を掴み、頬を挟んで試みても頑として開かなかった。
怪物は雪乃の顔面を殴ったり、髪の毛を掴んで振り回してたが、雪乃の意志は固い。
そもそも、この怪物の打撃技ではスーパーガールに通用しなかった。
怪物は力ずくを諦めて、腋を擽ったり、耳の中をかき回したりしたが通用しない。
鼻の穴から侵入した触手は、口の内部に潜り込む事に成功したが、雪乃の舌と奥歯によって押し潰された。
「ギアッ!貴様!なんて事しやがる」
あわてて触手を引っ込めた。
「強情だね雪乃タン。でも、それが裏目ってこともあるんだぜえ」
雪乃のあごを掴んで顔を引き上げながら、怪物はスタンガンを触手に掴ませた。
「スタンガンを刺せそうな場所は他にもあるんだぜえ」
スタンガンが下の方に下がっていく。
怪物の考えがわかり、手足をばたつかせて、何とか足を閉じようとするのだが、
触手の引っ張る力のほうが強くどうにもならなかった。
スタンガンの行き先は、尻の穴だった。
「そ、そんなとこ、馬鹿な…」
「あれ?雪乃タンは違うとこが良かったのかな」
「あぎいい!」
メリメリと菊門をこじ開けてスタンガンが侵入する。
「あ、あが…無理…お尻…無理…やめ…ろ」
「おとなしく口を開けない雪乃タンが悪いんだぜえ
さて、どんな声で啼いてくれるのかな」
「ふざけるな、負けない。絶対負けない…」
怪物はスタンガンのスイッチを入れた。
腸の中を電撃が走り回る。
腹の中を細い針で何千箇所も突き刺されるような衝撃が雪乃を苛ませた。
「あぎいいい!あああああ!」
その激痛に堪えきれなくて悲鳴を上げてしまう。
しかし、絶対に気絶するまいと、最後の気力を振り絞る。
「あれ?頑張るねえ雪乃タン。泡噴かないね」
「ぎ…きざま…負げない……ぎぃ!かはああ!」
怪物は折れないスーパーガールに何か他に方法がないかと、
公園の中で使えそうなものがないか見回した。
使用禁止の水道の蛇口に巻かれている針金が目に入った。
触手を伸ばして解きに掛かる。3mは長さがあった。
怪物がスタンガンを雪乃から引き抜く。
「くはっ…あ…はあっ…」
息荒くうなだれる雪乃。
その瞳に自分の股間に集まってくる触手が見えた。
「な?なに?」
触手は雪乃の尿道に纏わり付いて、その小さな穴を広げに掛かった。
「ま、まだ…」
「あたりまえだぜえ、雪乃タンまだ泡噴いてくれないんだからね」
「そ、そんなとこ、触るな。やめろ、ダメ」
怪物は、雪乃の尿道に触手の先を潜り込ませて無理やり小さな穴を広げた。
そして、その穴深く針金を差し込んでいった。
「あっ、ひっ!」
スーパーガールの強靭さゆえに傷は付かないが、尿道に異物を挿入される不快感が雪乃の神経を刺激する。
「こ、こんなの…ダメ…だ…」
「んん?なかなか素直に入らないなあ、雪乃タンもっと力抜かなきゃ駄目だよ」
怪物はそう言いながらも、ワザと針金を回転させたり、左右に揺らしたりしながら差し込んでいく。
20cmほど差し込まれた針金、残った長さの部分が雪乃の尿道から垂れ下がる。
「ゲヒャヒャ、スーパーガールが針金のオシッコしてるぜえ」
触手の先で針金の先をビンと弾く。
その刺激がダイレクトに雪乃に響く。
「あきゃあ!」
「ゲヒャ! いい声で鳴いたね」
「バ、バカな事言うな…」
「あ、バカって言ったね」
怪物が針金をつまんでピストン運動のように出し入れして刺激する。
「あひっ! バ、バカは…バカだ…」
「あのさあ、僕がどうして針金差し込んだかはわかって言ってるんだよね」
「電流でも何でも、好きにしろ。私、負けない」
「ああ、やっぱり勘違いしてるね。違うよ」
「何?」
「膀胱を刺激してさ、美月タンの小便を飲むためさ。僕、人間の、特に女の小便好物なんだぜ」
屈辱的な怪物の言葉が、雪乃の心を再び挫き始める。
自分の小便を飲まれるなど、とても耐えられそうにない。
しかも、かき回される針金が、確実に雪乃の尿意を擽っている。
このままでは、小便を漏らしてしまうのは時間の問題に思えていた。
――ああ…美月……助けて………
散々嬲られた上に、更に屈辱に塗れる危機に追い込まれ、
雪乃はもう自力ではこの敵に勝てないと諦めて、美月とコンタクトを取ろうとした。
が、すぐに止めた。
思い直した。
確かに美月のパワーなら、この怪物を倒す事が出来るかも知れないのだが、
もし、自分が人質として使われてしまったら…
優しい少女は、己の身を差し出してしまうに違いない。
――ダメ、美月も巻き込んでしまう。
雪乃の思考が更に進む。
この人喰いと美月が戦うことになったなら、美月の実力なら十分に勝てると思う。
しかし、この怪物は、美月と清成の関係を男から取り込んでいる可能性が高い。
美月に対して清成を盾に取ることも十分考えられる。
もし、自分がこのまま敗北すると、美月もまた…
美月の為にもこのまま負ける訳にいかない。
「わたし……まだ…美月に謝ってない……」
「へ?何か言った?」
「貴様、倒す!」
それまで怪物にされるがままだった雪乃の全身に力が漲る。
「はああーーーー!」
雪乃は渾身の力を振り絞って触手を振りほどこうと暴れた。
がむしゃらに暴れまわる雪乃の動きに、次第に付いていけなくなった。
触手の一部が顔に近づいた時、雪乃は触手の一本に噛み付き引きちぎった。
「グゲエエエ! な、なんてことしやがる!」
勝つためにはなりふり構ってはいられなかった。
怯んだ怪物の動きを見逃さず、雪乃は一気に上空に飛び上がり、
そのまま急降下して自分ごと怪物を地面に叩きつけた。
弛んだ触手を振り解いて、素早く怪物との距離をとって相対する。
「離れれば、負けない。お前、許さない」
「グゲ、まだそんな力が残っていたのか。しかし、その身体、いつまでもつかな。
雪乃タンのパワーじゃ俺は簡単には倒せないぜ」
怪物の言う通りだった。
絶対的なパワーでは雪乃は美月よりも弱い。
その分素早さやコンビネーション、美月との連携で敵を倒して来たのだが
今は一人しかいない。
さらに悪い事に、もう既にかなりの体力を消耗しているので、速攻でカタを付けなければ勝ち目はない。
一撃必殺は無理かも知れないが、連撃を加えれば勝てる!そう自分に言い聞かせた。
身体が青白く輝き始めた。最後のパワー、もう後はない。
雪乃はありったけの力を振り絞って、怪物に拳の狙いを定めた。
しかし、雪乃が怪物に飛びかかろうとしたその瞬間、
「きゃああああーーーーー!!!」
悲鳴とともに地面に倒れ込んでしまった。
股間から、尿道のあたりから、凄まじい衝撃が弾けて雪乃を襲った。
「か…は……な…何?…」
自分の身体に何が起こったのか判らずに
はしたなく、股間を押えて地面を転がる雪乃。
その指に、針金が触れた。
――しまった!
怪物の方を見ると、雪乃に差し込まれた針金の先にスタンガンを当てている姿が映った。
雪乃が針金を引き抜くよりも早く、怪物が2撃目を。そして次々と電撃を加えた。
「あきゃああああーーーーー!いやああ!」
針金を引き抜くことが出来ずにのた打ち回る雪乃。
何とか引き抜いた時には、もうすでにほとんどの体力を失っていた。
無様に怪物の足もとに横たわる雪乃。
股間から黄色い液体がチョロロローと音を響かせながら漏れだして、雪乃の下に水溜まりを作った。
「ゲハハ!何?お漏らし?スーパーガールがいいザマだな、雪乃タン。
有難く飲ませてもらうよ」
「あ…私……お漏らし?……」
凌辱の淵から甦った、凛々しいスーパーガールはもういなかった。
地面に転がっているのはもはやか弱い少女に過ぎなかった。
虚ろな目で股間をさぐる手に暖かい感触が伝わる。怪物の舌が尿道に絡み付いてオシッコを嘗め回していた。
「やだ…舐めちゃやだ……恥ずかしい…よ…」
「んー?何だ?急にかわいらしくなったじゃないか
オシッコ漏らしたのがそんなにショックなのか?」
「ダメ…言わないで……やだよお…」
美月や藍のまえでは常にお姉さんを演じ、凛と振舞う事を意識していた雪乃にとって
お漏らしをしたという事実、それも怪物に飲まれているという屈辱が雪乃の精神を犯していった。
最後の抵抗が封じられたことも、スーパーガールの心をへし折ってしまった。
怪物はそんな雪乃を更に弄る。
「ここかい?ここがいいのかい雪乃タン」
怪物はグッタリする雪乃を無理やり立たせて触手で手首を縛って
雪乃の尿道の中に舌の先を送り込んで、膀胱を刺激した。
「あひいいいい!」
再びオシッコが漏れだす。ビチャビチャと音をたてて股間から
「なんだよ、すっかり可愛くなったじゃないか雪乃タン。
オシッコが感じるのなら早く言ってくれれば良かったのに」
さらに膀胱の中で舌を暴れ回らせるが、さすがにもう出なかった。
怪物はそれをわかってはいたが、それでもさらに弄る。
「ひいい!だめえ…もう出ないぃ!……お願い…もう…許して…」
雪乃の哀願が届いたのではないが、怪物は触手を雪乃の尿道から抜いた。
「あふぅ……」
一息ついたのもつかの間、また尿道に違和感が走る。
怪物はさっきの針金をまた差し込み出した。
「やだ…もう…オシッコやだよお……」
「え?違うよ、今度は雪乃タンが元気になるように電気流してあげるんだよ」
「ひっ!や…駄目えええ!」
「う〜ん、いい声で啼いてくれるねえ。ご褒美に10連発してあげるよ」
「いやあああああああああああああああ!!!」
針金を通して尿道に電撃が繰り返し流し込まれた。
雪乃はあっと言う間に意識を失ったが、怪物はそれから後も何度も電撃を送りこんだ。
股間から僅かにオシッコが針金を伝って流れた。
「なんだよ。まだ出るじゃん。嘘つきだね雪乃タンは」
怪物は針金を抜き取って、雪乃の尿道に吸いついてオシッコを舐め出した。
「うん、この青臭い味がいいねえ。さすがスーパーガールだよ」
もはや何の抵抗も出来ない少女は、ブクブクと口から泡を吹き出して失神してしまった。
スーパーガールの完全敗北の証しとなった。
雪乃が意識を取り戻したとき、自分がどこか高いところにいるのを感じた。
午前二時の真夜中、月明かりが一層映えている。
「あう…こ、ここは?」
そこは、高圧電線の鉄塔の頂上であった。
鉄塔の骨組みに触手で四肢を大の字に縛られている。
さらに架空地線が引きちぎられてアヌスの中に差し込まれていた。
「やあ、二度目のおはようだね雪乃タン」
「あ…ああ…」
いまのスーパーガールにとってもはや目の前の怪物は恐怖の対象でしかなかった。
「お願い…もう……許して…」
「ああ、これが最後だよ」
怪物の言葉にホッとしてしまうスーパーガール。
完膚なきまでに心を折られてしまっていた。
「でも、これが耐えられたらの話だけどね」
「え?」
「これから、雪乃タンの中に高圧電線の電流を流すからさ。
もちろん、これくらいの電気は僕も雪乃タンも外側なら耐えられると思うけど
身体の中はどうかな?」
「ひいいい!」
一気に血の気が引く雪乃。
「んん?その様子だと無理なのかな?」
「やめて、お願い、私、死んじゃう…」
首を振って哀願する。もはやスーパーガールのプライドはズタズタになっていた。
「私、まだ、死ねない…美月に謝ってないの…」
「大丈夫だよ、美月たんも直ぐに雪乃タンのところに送ってあげるからさ」
「ひ!やだぁ!お願い…許して…許してぇ……美月に酷い事しないでぇ」
「まだ死ぬって決まってないし。
スーパーガールもこうなっちゃ面白くないな。
雪乃タンダメダメだぜえ。もういいや」
怪物が高圧送電線の1本を引きちぎり、バチバチと放電する線先を雪乃に差し込まれた
電線に近づけた。
街では大規模な停電が起こっていた。
街の明かりが次々と消えていった。
怪物はまず雪乃の顔に押し付ける。
バチバチと火花が散るが、雪乃に大きなダメージはない。
「何かいい残す事は無いか?スーパーガールの譲ちゃんよう」
「いやああ!いやあああ!やめて!やめてよおおお!」
「がっかりだよ雪乃タン。もっと凛々しくしてくれなくっちゃ」
暴れる雪乃であるが、わずかに鉄塔の骨組みを指先で引っかくのが精一杯。
「美月…」
雪乃の最後の言葉になった。
「あばよ」
電線が押し付けられた瞬間、すさまじい衝撃音とともに雪乃の体中、穴と言う穴全てから白煙が上がる。
一瞬のうちに内臓が焼き尽くされたが、筋肉や骨格、コーティングされた皮膚は電撃を耐えきり
剝製のような少女の死体が鉄塔の上に横たわっていた。
「意外ときつかったなこの電流」
予想外に痺れた体をブルッと震わせ、
人喰いは雪乃の亡骸をそのままにして、夜の闇に消えた。
しばらくして、この場所に美月がやってきた。
清成と別れて自宅のマンションに戻ってからも
寝付けずにいて部屋でぼうっとしていたのだが、突然の停電と
偶然、マンションの窓から見えている鉄塔の上でスパークする火花が見えた。
いやな予感がした。
そして、美月が目にしたものは、変わり果てた雪乃の姿。
鉄塔の骨組みの表面に引っかいたような跡の中に、辛うじて文字の形を成すものを見つけた。
みづきごめんね
そう読むことが出来た。
次の日の朝、深夜の停電が復旧せずにいたが、美月と明日学校で会おうねと約束していたので
清成はいつもよりも早くから登校していた。
早くから今日は休校という連絡が回っていたのだが、電話が止まった家や、
連絡の付かなかったクラスの半数位がやってきたが
その中に美月の姿はなかった。
担任の先生が登校してきた生徒に休校を伝えて自宅で待機するように支持するのと同時に
清成は足早に学校を出て、美月のマンションに向かった。
玄関のチャイムを押しても返事はない。
ドアに耳を当てて伺うが、人の気配はない。
携帯電話を掛けてみると、ドアの向こうから着信音が聞こえたが美月は出ない。
清成の中に不安が広がる。
もしかしたら、今頃、美月は酷い目に遭っているのではないだろうか。
昨日、あの後、また雪乃というスーパーガールに襲われているのではないかという思いがよぎる。
−−いや、そんなはずはない。
とにかく、美月の顔を見るまではとても安心できない。
2〜3時間、廊下に座り込んで待っていたのだが、その様子を不審に思われたのか
管理人がやって来て追い出されてしまった。
しばらく街中を探し回ったが、美月はいない。
もしかしたら、美月が来るかもしれないと思って自宅に戻り、
2階の自分の部屋で悶々として、時折携帯に掛けてみるが、発信音が鳴り続けるのみ。
時計が9時を過ぎようとした頃、窓を叩く音が聞こえた。
2階の窓を叩くのは美月だった。
「清成くん…」
「美月ちゃん、心配したよ。昨日学校で会おうねって言ったのに来ないからさ。
もしかしたら何かあったのかと思ったよ」
夜とはいえ、まだそれほど遅い時間ではない。
誰かに見られたらと思ったが、それよりも美月が無事でいたことが嬉しくてそのまま部屋の中に招き入れた。
清成は『よかった』と言葉を続けようとして、美月の尋常ではない雰囲気を感じ取って言葉を止めた。
「何か…あったんだね」
美月の目が真っ赤になっているのに気が付いた。
「雪乃がね…死んじゃった…」
「え?」
一瞬は美月と雪乃が戦ったのかと思ったがそうではないようだった。
美月が醸し出すオーラは明らかに報復の色。
「人喰いって奴?」
「たぶん」
「あたしたちはね、小さい頃から人喰いと3人で戦ってた。
あたしと雪乃がフォワード、藍がバックアップ。たくさんやっつけたのよ」
「1年前の話なんだけど、藍に男の友達が出来たの。
その人はね、清成くんみたいにあたしたちが普通じゃないって知っても、優しく接してくれた。
正直ね、うらやましかった。
……たぶん、藍に対して言葉とか少し変わっちゃった。
あたしわざと意地悪してた…。ほんとバカだよね」
清成が美月を意識した頃、彼女は他人を
「雪乃もね…雪乃は多分ね、その男の人を好きになってたと思う…。でも、藍がいたし…」
だんだんと美月の声が涙まじりになってきた。
「でね、半年前なんだけど、あたしと雪乃でいつものように人喰いを追いつめてたわ。
そしたらね、もう一つ人喰いがいて、藍に襲いかかったの。
あたしならね、あたしなら…その攻撃を受けても耐えられたはずなの。
でも、でもね…あたし、もっと早く動けたはずなのに…絶対に間に合ったはずなのに…」
「あたし、知ってた。あの人がいつも近くで藍の心配してたって…。
危ないのも知ってたけど、あたしたちで守る自信もあったの…。
でもね…でもね……あたし、天然バカだから……肝心な………ときにね……
藍…妬んでた…」
「人間なのにね、あたしよりも早く藍に覆いかぶさって……二人とも真っ二つにされちゃった…」
「あたしならね…はね返せたんだよ…」
「あたし…あたし……」
もう涙が止まらない美月。
「それに…それに…この前……清成くんに好きって言われたとき、
すごく…嬉しかった……あたしを好きになってくれて…
あたしがスーパーガールって知っても好きって言ってくれた。
でもね…あたしね……心のどこかで、まだ…藍に対抗してたのかもしれない」
「本当に清成くんを大事に思うなら、あたしは断らなきゃいけなかったんだよ。
スーパーガールと知り合っても、危険が増えるだけだもん。
口では守ってあげるなんていっても、いつも…雪乃でさえ…
あたしって…彼氏が出来たって自慢したかっただけなんだよ…
清成くんの気持ち…あたしの自己満足に利用したのかもしれない…
あたしって…ずるいんだよ……嫌な子なんだよ…」
清成は美月が事あるごとに、別れようと言う理由はこれだったのかと納得した。
美月が自分自身の中で、様々な葛藤と戦っていたのだと思うと切なくなった。
男として、美月の告白の中には
ちょっと悔しいような気持ちにさせられたものがあった事は否定できないが、
そんな心の底を見せてくれた美月が益々愛おしくなっていた。
なにより、清成を大切にしている心が伝わってきた。
「美月ちゃん、もういいよ」
涙で溢れる瞳で清成を見つめる美月。
そんな美月の頭を撫でながら、
「美月ちゃんは優しい子だよ。自分の気持に正直になれるから、僕はそんな美月ちゃんが好きなんだ」
「清成くん……」
清成は優しく美月を抱きしめた。
「うえええ…うえええん」
この泣き虫の女の子が、怪物と戦っているなどとても想像できない。
一頻り泣きじゃくって、泣き止んだ美月は清成に凛とした瞳を向けた。
「あたし、雪乃殺した奴を倒しにいくね。しばらく戻らないかもしれない」
頷く清成。
しかし、その表情には不安の色が出る。
スーパーガールでも死ぬという現実と
スーパーガールを殺せる敵と戦いに行くと言うのは、自分にとって大事な女の子。
なにより、その弱点を昨晩目の当たりにしたばかりなのだ。
「大丈夫、あたしは負けないよ。必ず戻ってくるよ」
「止めても無駄だろ?だから、俺は美月ちゃんが雪乃さんの敵討ちが出来るように祈ってるよ」
「雪乃…さん?あたしは『ちゃん』で、雪乃は『さん』?」
美月は唇を尖らせる。
「こう見えても、あたしの方が雪乃より少しだけ年上なんだからね」
「え?あ…いや……その、ごめん」
空元気は美月の得意技だった。
無理をして雪乃の名前を出しているのを感じて、軽率だったと反省する清成。
複雑な感情が顔に表れる。
「くすっ。清成くんのその顔かわいい」
美月は清成の唇に人差し指をあてて
「絶対に勝って帰ってくるから。その時は清成くん、キスしてね
あたし、清成くんのキス大好き」
少し照れる清成。
「それで…ね……あのね……清成くんなら…いいよ……」
美月の言葉に固まる清成。
言ったほうの美月もまた顔を真っ赤にしながら、夜の空に消えていった。
ぎごちなく手を振って見送ったあと、美月の言葉に舞い上がった気持ちを抑えようとして
夜の涼しい空気を吸おうと窓から顔を突き出した。
生死の別れかも知れないのに、なんだか幸せ気分。
泣き虫の少女はワザとやってるのだろうかと考えて、つい笑ってしまった。
昨日と同じ綺麗な月夜だった。
何度か深呼吸して部屋の中に戻ろうとした時、
月明かりが、異様な物体を照らしているのに気付いた。
黒い大きな塊が空中に浮いていた。
513 :
397:2009/05/10(日) 18:57:48 ID:FjdiZ71T
中篇は以上です。
あとはラストなのですが、大体の構想は出来上がっていますが
少し悩んでいます。
今のままなら数日中に投下できると思いますが、
大幅に変えるかもしれません。
すこし考える時間を下さい。
お疲れ〜、とても良かったです
ラストまで行ってくれれば内容については何も言うこと無いですw
スーパーガールどころか単なるリョナ小説だな
どんでん返しがあるんだろうか
>>513 GJ!
凛々しいお姉さんがが無惨に散っていく描写が素晴らしかったです。
失礼
× お姉さんがが
○ お姉さんが
凛々しいお姉さんがが無惨に散っていく描写が素晴らしくなかったです。。
519 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 10:46:54 ID:UzbUJ/Ap
後篇待ってます。
520 :
397:2009/05/12(火) 09:18:31 ID:+Hwi1hnj
みなさん感想ありがとうございます。
前篇のときも多くの感想をいただいているのにもかかわらず
書くことにテンパってしまってお礼の一つも言えずに失礼しました。
中にはものすごい速さで感想いただいた方もおられて書き甲斐があるというものです。
後篇はもう書きあがったのですが、ダーク路線のまま仕上げたので
私自身思うところがあり、爽快増量の改編版を今作っています。
そちらを今週の土日には投下したいと思っています。
ただ、せっかく作ったダーク路線ももったいないので
板のどこか、単発スレッドに投下しようかなと考えています。
過疎ってるから、ここに投下してもいいと思うよ
俺はどんなもんでも歓迎しますw
俺もここで良いと思うな
別にここは活躍オンリーのスレじゃなくて「スーパーガールという少女のエロ」を扱うスレなんだから、
ダークなお話とか色んなシチュはあっても良いと思うよ。…まあ俺が陵辱とか読みたいだけなんだがw
正義のヒロインを嬲るスレの方がいいんじゃないかなと思わなくもない
怪力属性あるんだからこのスレで問題無い。
リョナスレは基本的に怪力属性が無いから見ててつまんないので。
525 :
397:2009/05/14(木) 17:04:21 ID:QpvmEjZD
ご意見ありがとうございます。
改編のあとに初案を投下することにします。
もう少しお待ちください。
乙!そして頑張れ!
リョナ・陵辱系は他に溢れまくってるしお腹一杯
スーパーガールスレで、キモイ猟奇男が非力な女嬲りやっても萎える
期待期待
イラネ
531 :
正義のスーパーガール:2009/05/16(土) 16:29:24 ID:y3h3u7Hj
スーパーガールに捕らえられた男は、ホテルの一室に全裸のまま、ベッドに手足を拘束された。
アルカイダ系のテロ組織の日本人メンバー。
「何をつるつもりだ!さっさと殺せ」
という男に、スーパーガールは微笑む。
「えぇ、あなた達のたくらんでいること早く教えてね。でないと、ゆっくりと苦しめながらね死ぬだけよ。」
萎えた男のペニス。彼女は右手で摘むと、こねくりだした。
「やめろ!?」
彼女にすると豆腐をそっとつかむような手加減でペニスをこねる。男の意思に反して、次第に元気になる。
「ちっ、何をするつもりだ、殺せっ!」
愛撫され続けたペニスはあっけなく完全に勃起してしまった。
「でもほら、本当はこうされるのが好きなんでしょ?♪」
スーパーガールは、おもしろがってペニスの右手で包み込むと、そっと握り締めた。
石や鋼鉄をも簡単に握りつぶすとほうもない圧力が、、ゆっくりと、、加わる。
ペニスのいたるところで、血がにじみ、スーパーガールの指の間からしみ出る。
勃起はしたまま、ペニスは原型を留めない肉塊と化していく。
「ぎああああぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!!
やめっぐあっ!!やめて・・・はいっ!!あああぬうぅぅぅぅ!!!」
「潰れても勃起したままなんて、おちんちんてどうしようもないわね。」
彼女はペニスを完全に潰してしまう前に、いったん手から開放すると、
こんどは人差し指と親指で丸い輪をつくり、ペニスの根元をつまんだ。
男の顔が恐怖にひきつる。
ずぶずぶに潰されてしまったペニスの根元を、彼女の細い指が摘んで固定する。
「さあ、おちんちんを千切り取るわよ。ただとても痛いかしら。」
おびえる男の顔を覗き込み、スーパーガールは残忍な笑みを浮かべた。
ぎゅっ。
「ぎ!?ぎああああっっっ!!!」
彼女に指が、肉を抉る。
肉が千切れる音が男の悲鳴にかき消された。
血にまみれたペニスは、彼の股間から千切れ、ただの肉塊と化した。
532 :
正義のスーパーガール:2009/05/16(土) 16:29:53 ID:y3h3u7Hj
「ちょっとかわいそうかな。、あんなに勃起して元気だったおちんちんが無残な姿になっちゃって。
もう2度と、セックスやオナニーすらもできないわね〜。もう男と呼べないわねあなたは。」
スーパーガールは、千切り取った肉塊を摘んでブラブラさせながら見せつけた。
「千切る前に、一回くらい射精したかった?ごめんなさいね気がきかなくて。
でも、私が手コキすれば、射精前に千切れちゃうわね、きっとね。」
彼女はペニスを手のひらに乗せ、、握り締めた。
グチュ。ミンチ肉のように、指の間からかつて男の一部であった肉がしみ出てきた。
スーパーガールの両目が光ると、スーパーヒートビジョンが股間に、、
「傷口を塞いであげてるんだから感謝しなさい」
ジュゥゥゥッ。
肉が焼けるにおいが充満すると、ペニスがあった傷口は焼け爛れ、出血が止まった。
「おちんちんがないんだから、もう金玉も不要よね・・・」
スーパーガールは、男の金玉をまさぐると右手で握ると、
「や・やめ!?て、、」
「はい♪」
ぐちゅ。
「ぎゃーああああぁぁぁぁぁっっっっっっっっっ!!!!!」
前置きなしに一気に、片方の睾丸を潰した。
「あは!!!痛いの?それじゃ残りの1個はゆっくり潰してあげるわ♪」
スーパーガールは、親指と人差し指で残った睾丸をつまむと、
ゆっくりと、指先に力を込めていく。
彼女にとっては、豆腐くらいの弾力しか感じられない。
何の抵抗もなく、男の睾丸が「ぶち、ぶち、、」と音を立てながら、彼女の指先で形を失っていく。
「ぎゃーああああぁぁぁぁ!!!!!!!」
完全に潰れた睾丸。
男は限界を超えた痛みで気を失い、口から泡を垂らしながら、ビクビクと身体を痙攣させた。
「あ、拷問なんだからこれじゃあだめだわ。、、秘密を聞き出さないと。」
スーパーガールは、男の意識を戻すため、顔に軽い平手打ちを放った。
バシン。
スーパーパワーは十分に加減したが、、人間の頭部が耐えられる衝撃を越えていた。
結果、、男は全く動かなくなってしまった。
脳震盪ですめばいいが、この昏睡、、脳に重大な障害を与えてしまったかもしれない、、、任務失敗。。。
(おしまい)
よかったぜ!!
うん!
良かった、けど睾丸くらいなら別にスパガじゃなくてm(ゲフンゲフン
kitaisage
遠い星から来たALICE発売されてたなぁ
あれ長くやってくれたらよかったのに
ロボ子じゃなければ買ってたが。
最初生身だと思ってたので楽しみだったけど。
もう見た目が女の子であればロボだろうが異星人だろうが構わない
飢えてんだよっw
異星人なんだから、機械に頼らずに
生身で改造とかだったら良かったのにな
それで、ヴィルトゥスのキチ凱みたいに
無双やってくれたら言うこと無しだったんだが
スーパーガールの肺活量なら軽いキスだけで人を殺せるよね
誰かそんなシチュで書いてくれないかなぁ
あまりに強すぎて手加減しても手加減しても大変なことになってしまう
その癖ヤンデレで彼氏に少しでも何かあると… みたいなの最高w
適当&グロなんで、嫌ならスルーしてね
「わたしとキスしたいんでしょ……」
スーパーガールが、僕の口に唇を押し付けてきた。
「ん……」
「んふ……っ」
な、なんて柔らかいんだ……っ。
鋼鉄の身体を持つスーパーガールの唇は、マシュマロみたいに柔らかい。
どういう仕組みなんだ?というか、なぜ僕はスーパーガールとキスをしているんだ?
この展開になかなか思考がついていかない
僕はスーパーガールにされるがままだった。
自分からなにかするなんて、考えも付かない。
「ん……っ……ぇろ……」
目を白黒させているうちに、スーパーガールの舌が僕の唇を割って侵入してくる。
「ん―――!?」
目が回りそうなくらいの快感。
スーパーガールとのキスが、こんなに気持ちいいものだったなんて。
ああ、艶めかしくうごめくその舌に、いつまでも口を犯されていたい……。
「ん……んふぅ……ちゅ……」
ボキ……ベキ……グチャ……
スーパーガールの舌が僕の歯を何本かへし折った
だけどすごく気持ちいいから気にならない。
気にする余裕もない。
「ずっ……んふっ……んぐっ……」
僕の舌をスーパーガールが吸う。
もう死にそうだ。耐えられない。
「んぶっ……むんゅっ……ちゅぴぃっ……」
……だんだん、痛くなってくる。
スーパーガールの吸引力が凄まじい。
僕は舌を引っ込めようとする。
でもできない。更に吸われる。
「んぐっ……ぐちゅ……んんんっ……」
引っ張られる。千切れそうなくらいに。
舌だけじゃない。のどの奥が熱い。眼球が飛び出しそうになる。
息を吸えない。胸が苦しい。
お腹の中をぐちゃぐちゃにかき回されているかのよう。
「ちゅ……んんっちゅ……ぇんんちゅ……」
吸われる……。
全部、なにもかも、身体の中のものが、内臓が、肉が、骨が、スーパーガールに吸われていく。
「んんっ……ちゅぴ……んっちゅ……ちゅぅぅ……」
のどを、ドクンドクンと脈打つ心臓がせり上がってくるのを感じた。
心臓に繋がるいくつもの太い血管が、体内でブチブチと千切れていく。
バキバキと音をたて全身の骨がへし折れる。
ありえない感覚だった。すごく痛かった。
だけど、それ以上に気持ちよかった。
全身が性感帯になっていた。文字通り、全身。
体表だけじゃなくて。
のどの中も。心臓も。血管も。肺も。腸も。
頭の中に白い靄がかかっていく。
死ぬ……気持ちよすぎて死ぬ……。
おしまい
えがったよ
続きがあればお願い
正義のスーパーガール来ないかなぁ。
圧倒的な強さとドSっぷりにゾクゾクするw
俺は残酷な天使のテーゼの完結版がいつになるか
ずっと気になってるYO
スーパーガールの美脚に顔面挟まれて感触味わいながら失神したい
552 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 12:48:12 ID:sf0+I7+O
スーパーガールの両足に顔面を挟まれたら、、
鋼鉄のふとももに、頭蓋骨がミシッ、メリッ、、、グシャアッ、、、、
と簡単につぶされちゃうんじゃないかな。
こわっ。
力の調整能力もスーパーってことにすればいい。
いやいや、その辺はアバウトで
ク、クシュン!グシャ あっ… くらいの方が良いw
自分がやられることを想定するか否かだな。
いや、自分が殺されたい人もいるかもしれないが。
556 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 17:16:38 ID:ELd+bF8c
あげあげ
ここ、必ずしもDCのスーパーガールのスレじゃないのね・・
アメコミヒロイン敗北系スレって無かったけ? 落ちたん?
フェチ板にあるよ
ありゃ、そうでしたっけ・・
行ってみまつ
最近スパガ成分が不足してる…
誰かキテクレー
ハッピーエンドなんていらない
ハッピーエンドがいいや
>>562 それはスパガじゃなくてスマガだwwww
飢餓状態になってきたな
お腹すいたね
空腹は最大の調味料
と御坂は宣言します
人任せ過ぎだなw
まぁ、俺もだけど
XBLAにシャロン来ないかなあ
Wiiだとオフ専みたいなもんだから正直つまらんやん・・・
>>564 かつては八十八人を数えたスーパーガール達が天空より飛来をするゾディアックと呼ばれる悪魔を迎え撃ってきたが、
激しい戦いの中で一人また一人と散って逝き今やその生き残りはたった三人となったところから物語はスタートか…
なんか読みてぇw
572 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 08:28:14 ID:XIQz+7I2
おちすぎなんであげてみる
ええぃ、それはただの延命措置でしか無いというのにっ
保守だけではスレが保たん時が来てるのだ!それを
>>573が教えようというのだ!
エゴだよそれは!
そろそろ1トンの棺でヤンキーをぺちゃんこにする
笑顔の綾門さんが見れるはず…
皆さん済みませんでした
何度も書き直しているうちに収拾がつかなくなってしまい
ズルズルと時間ばかり掛かってしまいました
何とか完結させましたが、結局タイトルを変えるぐらいに変わってしまいました。
以下投下します。
「雪乃……絶対に仇を取るからね」
昨日無惨な姿の友を自分の部屋に運んだ後ベッドに横たえさせて、傍らでひとしきり泣いた。
思わぬ裏切りと突然の別れ、そして小さな希望が全て奪われた。
今は夜中の3時過ぎ、雲は多いが満月は明るい。
美月は、忌まわしい高圧線鉄塔を見下ろす空中に留まって呟いた。
お気に入りの胸にフリルのついた白いミニドレスを身に纏う怒りのスーパーガール。
腰まである黒髪が風になびいて夜空に融けている。赤いカチューシャが月明かりで輝く。
その可愛らしい様相とは裏腹の怒りに燃える瞳はその心のままに爛々と光る。
少し疲れている美月であったが、気合いを奮い立たせて怪物の気配を探る。
友の仇討ちは完遂せねば心を休めることは出来ない。
荒れ狂う美月の胸の炎とは裏腹に、シンとして異形の気配も何もない月の綺麗な闇が広がっていた。
月明かりを受けてぼんやりと光る高圧鉄塔。
朝から電力会社による復旧作業が行われていたが、今は真夜中、誰もいない。
美月の脳裏に、ふと、雪乃と最後に出会ったあの公園が思いついた。
「遅かったなスーパーガール、意外と間抜けだな」
人気のない公園、月明りと暗闇が混じり合う異様のコントラストの中、人喰いがそこに居た。
「下っ端に用はないのよ。親玉出しなさい」
腰に手を当て、顎をやや上向かせた不遜な態度で美月は言う。醜悪な存在と会話するのも腹立たしかった。
「ゲヘ? ここには俺しかいないぜ」
体長は2mはあるゴリラのような身体に、爬虫類にも似た顔が目玉をギョロつかせながら
ふざけた口調で話す怪物。背中から生えた触手がザワザワと蠢く。
「雪乃があんた程度に負けるはずないわ。それに、あと3匹はいるわね」
「グヘヘ、鋭いな。さすがスーパーガール」
怪物が言うやいなや、美月の足もとの地面から何本もの触手が現れて、アッと言う間もなく美月の四肢を拘束し、
美月はそのまま宙に持ち上げられた。
「ギャハハハ! 油断したなスーパーガール」
真下の地面が盛り上がり、その中から怪物が2匹姿を現した。
美月の手足、体に数本の触手が絡みついて、一部は早くも美月の胸やお尻を撫で始めていた。
最初の怪物が近づいてきて、おもむろに美月の白いドレスの裾を掴んでめくり上げると
お気に入りの真っ白なショーツが剥きだしになった。
「な!何するのよ!」
思わぬ辱めに怒りの形相の美月。
「ゲヘへ、最近知ったんだけどさ、スーパーガールの体液を飲むとすげえ強くなるそうだ」
「お前ら柔らかいくせに頑丈だからな、下の口から体液を飲ませてもらうぜえ」
「でもよお、俺らも強くなったらスーパーガールを喰い千切れるようになるんじゃね?」
怪物たちが獲物を前にざわついている。
その下品な会話に吐き気をもよおしそうになる美月。
「ゲヘヘ、さっそく俺たちの御馳走になってもらうぜえ」
いやらしく動く怪物の太い指がショーツ越しに美月の大事な部分を縦になぞる。
ピクンとのけぞる美月。声が出そうになるのを歯を食いしばって我慢した。
こんな奴に声を出さされるなど屈辱以外なにものでもない。
「ゲゲゲ!気持ちいいだんろ?女の子にこうすると体液出してくれるんだろ?楽しみだね」
まだ幼さを残す美月のワレメを容赦なく刺激する怪物。
胸のわずかな膨らみも既に触手によっていいように揉まれている。
「…雪乃……こんな酷い目に遭わされたのかな……ごめんね、あたし助けられなくて…」
瞳に涙が浮かぶ。
「ゲゲヘ、スーパーガールが泣いちゃってるぜえ」
「たわいないぜ」
美月の涙を絶望の涙と勘違いした怪物たちが嘲笑う。
陰に隠れている大物が出てくるまでは多少の事は我慢しようとしていた美月であったが
流石に自分の身体が弄られるのをいつまでも許すつもりはなかった。
雪乃の屈辱の分まで怒りの涙は止まらない。
「いいかげんに…しろーーー!」
それまで怪物の様子を覗って、されるがままの美月が語気荒く昂ぶる。
触手に絡まれた両手が震え出し、拳に力が込められていく。
身体全体から淡い光が放たれた。
「ゲヘ、動けないくせに生意気だねこのスーパーガール」
「いやいや、少しは抵抗してくれないと面白くねえ」
動けるはずがないとたかをくくり、スーパーガールに巻きつけた触手に力を更に込めて強く拘束する怪物たち。
しかし、その余裕は直ぐに消えることとなる。
「それで、誰から死にたいのかしら?」
美月の言葉が終わると同時に1匹の人喰いの身体が宙に舞い上がった。
「ゲゲゲエエエ!!!」
驚愕の悲鳴とともに舞い上がる怪物。
絡みついている触手ごと強引に真上に投げられ、その巻きついていた触手は次々と千切れ、悲鳴と共に天高く消えていった。
その様子を唖然として見ていた怪物たち、スーパーガールはその隙を逃さない
怪物たちが我に返るよりも早く、美月は両手で手近に巻きついている触手を掴み、ハンマー投げの要領で振り回し始めた。
纏わりついていた2匹の人喰いたちもその回転に巻き込まれて振り回される。
ブチブチと音を立てて触手が千切れ、人喰いたちが降り飛ばされる。
1匹は地面を転がり、もう1匹はジャングルジムに叩きつけられた。
その時、最初に中に投げられた人喰いが落ちてきて凄まじい衝撃音とともに地面にめり込んだ。
「ぐが……ガア!」
痙攣しながら怪物が頭を地面から抜いたその瞬間、美月の足が怪物の頭を踏み砕いていた。
カエルにも似た人喰いの頭は無惨に砕け散り、そのまま事切れた。
「楽に死なせてあげるのはせめてもの情けだからね」
続けて美月はジャングルジムに絡まっている人喰いに狙いを定め、
「飛びなさい!」
楽々とジャングルジムごと地面からひっこ抜いて空中高く放り投げた。
「ギャアアアア!」
恐怖で悲鳴を上げる怪物。
美月は更に高く舞い上がり、身体を回転させながら宙を舞うジャングルジムにフワリと着地した。
怪物と視線が合う。普段の美月ならうすら笑いのひとつも浮かべるだろうが、今は怒りの塊である。
冷たい視線が怪物に死の烙印を押す。
怪物の頭に拳を定めて、全力で叩きつけ自分ごと地面に落下衝突させた。
哀れな怪物は地面にめり込み、ジャングルジムごと身体を砕かれて死んだ。
もうもうと上がる土煙り。その中に少女の姿が浮かび上がる。
潰れた怪物の体からブシューという音とともに緑の体液が吹き出して美月の白のドレスが汚く染まった。
月明かりに光る緑の噴水のしぶきの中、残った怪物の方に醒めた視線を送る。
唇についた怪物の体液を舌でひと舐め。
「そう言えば、体液がどうとか言ってたけど、まさかあんた雪乃に酷い事したんじゃないでしょうね」
「ゲ、ゲヘエ、俺たちゃ今朝アイツに呼び出されただけなんだ。雪乃って子は知らないんだ。ただ、アイツはスーパーガールの体液を飲んで力が倍増したって言ってたから」
「そう……酷い事したのね……」
「だ、だから俺じゃ……」
美月の眉がつり上がり、怪物がそれに気が付いた時は既に遅かった。
「ゲエ!た、助けて」
慌てて地面に潜って逃げようとする怪物の首に小さな手の感触が伝わる。
「ひいいい!」
恐怖の叫びをあげる怪物。凄まじい力で首根っこから引き抜かれた。
その巨体が簡単に中に放り投げられる。
怪物が何とか体勢を立て直そうとした瞬間、その頭は砕け散った。
美月の拳が怪物の頭を貫いていた。
グチャッと地面に落ちる怪物の死体。
ふわりと着地するスーパーガール。
怪物の体液にまみれたドレスが美月の肢体に纏わりついてその幼いボディラインをくっきりと浮かび上がらせる。
軽く一息ついたあと、凛とした声を公園に響かせた。
「あと1匹いるわよね。出てきなさいよ」
化物3匹の死体が転がる公園。満月は雲に隠れてしまい暗闇が広がっている。
その暗闇の中に、ひと際黒い部分があった。
その黒いモノに一瞬で接近し、頭と思しき場所にハイキックを浴びせるスーパーガール。
怪物の頭部は砕けるはずだった。
「きゃあ!」
美月悲鳴と共に細い足が物体の直前で止まった。
そこには見覚えのある顔があった。
「な!き、清成くん!」
月が雲の隙間から現れて、あたりを照らす。
その中に、化け物の触手に捕らえられた清成の姿が浮かぶ。
死んではなく、気絶している。
「さすがはスーパーガール、よく気が付いたねえ」
清成の後ろの黒いモノ。他の3匹よりも一回り大きい人喰いが姿を現した。
強敵だと直感した。
「あんた!その人に何かしたらただじゃおかないわ」
「何かするかどうかは美月タン次第だねえ」
ニヤリと怪物が笑った。
降参したスーパーガールが公園の太い杉の木に両手両足を幹にの後ろに回されて
両手首両足首を美月が倒した怪物の触手で縛られた。
圧倒的な力も人質の前では役に立たない。
ましてやこの世で一番大事な人を人質に捕られてはさしものスーパーガールも言いなりになるしかなかった。
「グヘヘ、連続でスーパーガールを倒したのは俺が初めてだろうぜえ、美月タン」
「くっ!まだ負けたわけじゃないわ」
美月を固定している触手は少し力を入れれば簡単に引き千切る事が出来る程度のものではあるが
清成を人質に取られているので、抵抗は出来ない。
清成の身体は地面に転がされ、首には怪物の触手が巻きついている。
こうなっては無敵のスーパーガールも成す術が無かった。
「ゲヘヘエ、美月タン。こないだみたいに凛々しく人質を助けないのかい?」
「あ、あんた……あの男を殺して取り込んだのね……それで、清成くんのことを…」
「少し違うぜえ、男は雪乃タンが殺したんだよ。正義の味方も酷い事するね」
「悪人を退治しただけだわ」
「ゲヘ、言うねえ。俺はあの男の怨念をオレが引き継いだだけだぜえ」
「ふん、あたしが本気出せばあんたなんて一撃なんだから」
「ゲゲゲへ!試してみるかい?昨日雪乃タンのオシッコとかマンコ汁飲んでから俺強くなった気がするんだよね。あんなの迷信だと思ってたんだけどねえ」
その言葉を聞いた途端、美月が拘束されていた触手を引きちぎって怪物の前に仁王立ちになった。
友人を汚した怪物の顔を見るのも不愉快だった。心が怒りで沸騰。
瞬間的であるが、清成の事が頭から消えた。
その勢いに気圧され、一瞬ひるむ怪物。
「ゲ!美月タン無駄な抵抗すると人質が死ぬよ」
「その前にあんたが死ぬのよ!」
言い終わる前に美月のハイキックが清成を固定する触手を引きちぎり、清成は怪物から離れ地面に倒れた。
それを確認した美月が今度は怪物の頭に右足のハイキックを叩きこんだ。
これまで本気の攻撃で怪物を仕留められなかった事は無かった。
しかし驚くことに、目の前の怪物は美月のキックをまともに喰らって少しよろめいただけだった。
あまつさえ、美月は足首を掴まれてしまった。
「うそ!そんな!」
「痛いなあ美月タン!ちょっと怖かったよ。ゲヘ!俺思ったより強くなってるぜえ」
怪物が美月の足首を掴み、余裕を見せるように首を左右にゆする。
「ばかね!」
美月は掴まれた足首を支点にして、もう片方の左足で怪物の顎を蹴り上げた。
「ギャガ!」
巨体が仰向けに倒れ込み、美月は掴まれた足を振り解いて倒れた怪物の腹をステップにして宙に舞い上がった。
そしてそのまま急降下で蹴りを叩きこんだ。
「一撃で駄目なら何度でも叩き込んであげるわ」
怪物の首付近に馬乗りになり、その醜悪な顔に拳を叩きこむ。
「グヒャアアア!」
悲鳴を上げる怪物。美月の戦略通り次第に弱っていった。
「とどめよ!」
美月の全身が真っ赤に輝いた。
スーパーガールの渾身の一撃の前兆。
拳を振りかざして、最後の一撃を入れようとしたその時、意識朦朧の清成がフラフラと近づいてきているのに気付いた。
美月にとって不運だったことは、人喰いの方が清成に僅かに近かった。
清成の全身を触手が包みこんだ。
「ゲヘヘ、形勢逆転だぜ」
「い、今すぐ放しなさい!殺すわよ」
「グヘ!生意気だね美月タン。殺すよこいつ」
触手が清成の首に纏わりつき、気道を塞ぐ。
「あ……が…」
清成の顔が蒼くなる。
「駄目!やめなさい!」
動揺する美月。
「あ?何だって?」
「ああ……やめて。お願い……」
悔しさでうつむく美月。スーパーガールのプライドも清成の命には代えられない。
「あが…み、美月…ちゃん」
苦しさのあまりに清成の意識が少し戻り、自分の置かれている絶望的な状況を把握した。
「だめだよ……戦うんだ…美月ちゃん……」
「ああ?お前、余計な事言うと本当に殺すぜ。人間の首なんて簡単に千切れるんだぜ」
そう言って触手をほんの少し強く絞める。それだけで清成の苦痛は倍増し呼吸が完全に止まった。
「がっ……はっ…」
みるみる清成の顔がどす黒くなっていく。
「お願い。その人を離して下さい。許して……下さい」
蒼ざめた顔でその場に崩れるようにへたり込むスーパーガール。
その姿を見て厭らしく笑う人喰い。
触手を清成から解いて、自分の足もとに転がして死なないように踏みつけた。
そして触手の1本で美月の右足首にからみつき、美月の身体を簡単に持ち上げる。
逆さ吊りで持ち上げられたのでドレスの裾が捲くれて白いショーツが晒される。
「きゃっ!」
あわてて裾を抑えた。
恋人の前では思わず恥じらってしまった。
「ゲヘ!罰は受けてもらうよ、美月タン」
怪物はすこし反動をつけて、美月を頭から地面に叩きつけた。
「ぐあ!」
この程度でダメージを受けるスーパーガールではないが、痛めつけられて弱った心が悲鳴を漏らしてしまった。
怪物は再び美月を振りあげると、その身体を好き放題に地面に叩きつけた。
ガス!ガツッ!
周りにあるブランコの鉄柱や鉄棒にも何度も叩きつけられた。
頑丈なスーパーガールの身体は鉄柱や鉄棒より強度が勝るのでそれらの方がグニャリとひん曲がっていくのだが、
何度も叩きつけられていると流石のスーパーガールにも次第にダメージが蓄積されていった。
「はあっ!ぎゃ……が…は…………」
何十回も頭を叩きつけられ、スーパーガールはとうとうグッタリとなってしまった。
手足がだらんと垂れさがったまま、意識を失って僅かにピクピクと痙攣する正義の少女。
スーパーガールから力が抜けていくのを確認した怪物は、美月の身体を高々と持ち上げて雄たけびをあげた。
最強のスーパーガールを打ちのめした。
怪物は動かなくなった少女を荒々しく地面に転がした。
怪物に踏みつけられながら、無惨に甚振られるスーパーガールを、恋人の姿を泣きながら見守るしか出来ない清成。
昨夜と似たような状況であるが、己の力ではどうにもならない絶望に心を引きちぎられていた。
「もうやめろよ……やめろよ…」
そう言うたびに踏みつけられる力が増して、体が潰れそうに痛む。
その力がほんの少し増えただけで自分の命が無くなるのだが、清成の小さな抵抗が止まることはなかった。
悲しいかな、その抵抗は怪物に何の影響も与えなかった。
怪物は再び清成を触手で拘束して、美月の方へ近づいていった。
仰向けに、大の字の状態で横たわるスーパーガール。
白いドレスは既にボロボロで、あちこち柔肌や下着が見えている。
「さて、美月タンの体液、頂こうか」
昨日の雪乃と同じように、気絶した美月の四肢を触手で絡みとり宙に持ち上げて大の字に拘束した。
両足は180度開脚されていたので、土の字ににた格好で晒しものにされるスーパーガール。
触手をユサユサと揺さぶると、美月の目が薄っすらと開いた。
宙で拘束されているのに気付き、バタバタと暴れる美月だったが、まだ弱った力では振りほどくことが出来なかった。
「暴れるんじゃねえぜえ」
無抵抗の少女の身体に容赦なく怪物の太い腕が襲いかかる。
顔を胸を腹、太ももを怪物がところかまわず殴りつけ痛めつけた。
何とか抵抗しようとする美月であったが、なす術無くされるがままに暴行を受け、そのダメージが更に抵抗する意思を奪っていく。
ひと際大きく拳を振りかぶり、美月の小さな腹に拳を2発3発と叩き込んでいく。その度に嗚咽する美月。
その数が10発を越えたとき、ついに無敵のスーパーガールの心が折れた。
ブクブクと口から泡を吹きだし、股間からチョロチョロと敗北の証しの液体が流れ出した。
「ゲハハハハ!旨え!旨えよ美月タン!」
美月の失禁を、大きな口で受け止めゴクゴクと飲む人喰い。
僅かに残った意識が被虐のスーパーガールの瞳から涙をこぼし、その涙すらも怪物の舌にすくい取られてしまった。
屈辱と絶望が哀れな少女を呑み込んだ。
そんな無力の少女にさらに追い討ちが掛かる。
「スーパーガールのお漏らしを見てる奴がいるぜえ」
その言葉にビクッとしてあたりを見る美月。
触手で拘束された清成がすぐ傍にいた。
清成は目を閉じようとしているのだが、触手の先が無理やり瞼を開かせている。
涙で溢れる清成の瞳が美月に向けられていた。
「いやああーーー!駄目!見ないで!清成くん見ないで!」
あまりにも恥ずかしすぎる姿を恋人の前に晒されてしまったスーパーガール。
自信満々の姿を知っている少年に、怪物に失禁させられた姿を見られてしまった。
「お願い…許して……」
美月は心まで完全に打ちのめされてしまった。
「ゲヘ!次は美月タンの下のお口から体液を飲ませてもらおうかねえ」
「やだ!もういやだよお!」
首を振って嫌がる美月だが、その願いは叶う事はない。
美月の身体を自分の顔の真上に移動させた。
大きく開脚した股間から、美月の秘所を守る白い小さな布をあっさりと引きちぎった。
小便に塗れた幼いピンク色のワレメが現れた。
「ああ…や……だ……よ………」
股間に冷たい空気を感じ、逃れようとする美月だったが、その力はもはや憎い仇には通じない。
かよわい抵抗を横目に、怪物の舌が美月のまだ開いたことのない扉をこじあけに掛かった。
残った力で下半身に力を込める美月であったが、それは何の意味もなく、怪物の舌はズブズブと潜り込んでいった。
「あひぃ!や、やめてえ!…あぎいっ!」
もう首を振るしか抵抗の術がない哀れなスーパーガールの少女。
秘所から血が流れ出した。美月の流した初めての血。
処女膜が破られたのだ。
美月の奥深く侵入した舌が前後に動き始めた。まだ幼く柔らかい肉襞が未知の刺激に曝される。
「あ……ああっ……な…なに……これ…」
これまで経験のない感触に戸惑い喘ぐスーパーガール。
知らないわけではないし、何より、清成なら許してもいいと思っていた。
そんな正義の少女の純潔が醜い怪物の生贄に成り果て、屈辱が涙となって溢れ出す。
「あが……あぶあ………あ」
怪物の舌が美月の中で波打つ度に、可愛い喘ぎ声が零れる。
次第に美月の秘所が熱をおびて、ついには愛液が噴きだし始めた。
美月の膣壁がヌルヌルし始めると、怪物の舌の動きが活発になり、狭い膣内を所狭しとこね回す。
「やめ…やめてぇ……動かさないでええ……」
怪物の舌が動く度に、美月は自分の中で何かが湧き上がってくるのを感じていた。
快感がスーパーガールを侵しだした。
「だめえ!だめえええ!あたし……ああっ!いやああ!」
もはやか弱いだけの正義の少女はあっけなく絶頂寸前まで追い込まれてしまった。もうどうにもならない。
怪物の舌から、雪乃を堕とした粘液が美月の中にぶちまけられた時、全身を少女の身体がビクンと大きく反り返った。
無敵のスーパーガールが無惨にイかされてしまったのだ。
「も……もう…やめへええ」
哀願するスーパーガール。しかし怪物は美月がイったあとも休むことなく凌辱を続け、今度は触手が美月の他の孔に侵入し始めた。
「ふげえ……がはああ……」
美月の口に、秘所に、そしてアナルに容赦なく太い触手が潜り込んでいく。
それぞれの穴深くに触手が入ったのを確認した怪物は美月の四肢を拘束していた触手を解いた。
美月の手足がだらんと垂れ下がり、串刺しになたような無様な姿で宙に晒されるスーパーガール。
触手は美月の穴から外れないように慎重に、しかし、激しい動きでピストン運動を始めた。
何度も怪物の粘液をぶちまけられて、火照りまくった身体は美月の意思に反して快感を貪る。
唾液も愛液もダラダラと流れ出して、それを怪物が満足そうに飲み干していく。
「ウヘヘ、スーパーガールの体液を2人分も飲んだのは俺が初めてかな。どうだい美月タン、気持ちいいだろ」
正義を馬鹿にした怪物の言葉に、美月の心が僅かに蘇った。
自由になった手で口に侵入した触手を引き抜く。
「がは…はあっ……あ…あたしは…負けたりしない…スーパーガールは無敵なのよ……」
「いいねえ!いいねえ美月タン。正義の味方だねえ。でも、身体はどうかな」
秘所とアナルに刺し込まれた触手の動きが荒々しく孔を責めたてると、あっけなく美月の心が砕け散る。
「ひいい!やめて!動かさないで!もう…もうしないでええ!」
ブシュブシュと音を立てて愛液が溢れ出す。
怪物の言う通り、美月の身体は完全に支配されてしまっていた。
かすかに残っていた正義の心も、完全に打ち砕かれた。
「あうう……やあ…あたし……あたし…もう……なにも…できない……」
悔し涙に塗れる美月。自分の身体が液体を溢れ出して、それが憎むべき敵を喜ばせている屈辱。
身体に続いて心も折られようとしていた。
「ようし、トドメだぜえ」
怪物は舌の先で美月の尿道を責めたてはじめた。
すぼませた舌先が、狭い孔を強烈に刺激する。
「あ!あっ!な…なにこれええ!ひいい!」
あまりにも呆気なく悲鳴を上げてしまう美月。もはや無敵の少女の面影はない。
怪物の舌が益々尿道を責める。必死で失禁を耐える美月。
しかし、その意志はもう弱すぎた。
「んああ…いや……やめて!許して!でないと……もう…もう……」
手を使って舌を何とか外そうとするのだが、その動きも逆に尿道を刺激してしまい、とうとう舌に触れることも出来なくなる。
もはや垂れ下がるしか出来ない美月の両腕。抵抗の術はもうない。
「くひぃ…だ…め……。あ……ああぁ……」
ついにスーパーガールの意思が砕け、股間から放物線を描いて液体が迸る。
再び敗北の証しを噴き出さされてしまった。
ジョボジョボと流れ出すスーパーガールの小便を、旨そうに飲む怪物の顔が醜くほほ笑む。
がっくりと首を後ろに垂らし、体をビクビクと震わせるスーパーガール。
怪物は美月に刺し込まれた触手を抜いて四肢に触手を絡めつけた。
「美月タン、御馳走様。今の俺ならスーパーガールを引き千切れると思うぜえ」
美月の愛液を小便を飲み干した怪物には、恐るべきパワーが漲っていた。
「清成くん……ごめんね……あたし…もう……だめ………」
散々打ちのめされたスーパーガールの心が、完全に折れようとしたその時、怪物はその背中に何かが当たるのを感じた。
清成が壊れたブランコの鉄パイプで叩いていた。
「なんだお前、まだいたのか」
美月を責めるのに夢中になっていた怪物は、清成を拘束していた触手も解いてしまっていた。
怪物から逃れた清成は、なんとかして美月を助けようと考えたのだが、とても勝ち目など無く助ける方法も思いつかなかった。
清成に出来るのは近くあった鉄のパイプで殴りかかるだけ。そして、それは無駄な行為。傷ひとつも付けることは出来てない。
「だ…めよ、清成くん……逃げて……」
「美月ちゃんを見捨てるなんて出来ないよ。今まで、今まで何度も助けてくれたじゃないか。今度は…今度は!」
泣きながら怪物を殴り続ける清成。何の威力もないが、怪物もさすがに鬱陶しくなってきた。
「お前さあ、もう人質の価値無いんだぜ。もう死ねよな?」
怪物が清成の方に向きを変え、その巨体で、清成の頭の遥か上から大きい口を開けた。
人間など一飲みに出来る化物の口が迫る。
呆然とその動きを見るだけしかできない清成。死の恐怖。
「清成くん!逃げてえええ。誰か!誰か、助けてえええ!」
美月出来る事も触手に拘束されたまま、泣き叫ぶことだけ。何も出来ない。
いや、最後の力を振り絞って、美月は拘束されていた触手を振り解き始めていた。
清成の死を感じて、スーパーガールの力が甦った。
必死でもがきながら拘束を振り解いていく。
もう少しで自由になる。そして、清成を助ける。
時間との戦いが始まった。
美月の時間がゆっくりと流れ始める。
あの時と同じだと感じていた。
藍が死んだ時と……
ゆっくりと、しかし確実に近づく清成の死。
大きく開いた口が、大事な人に迫る。
纏わりつく触手を次々と振りほどいていく。
もう少し、もう少しだ。
しかし、怪物の口もどんどん清成に迫る。
自分の動きの遅さがもどかしい。
ほんとなら、絶対間に合うのに。
もっと早く動けるはずなのに。
助けることが出来るはずなのに。
どうして動かないの、あたしの体、動けよお!。
焦る美月。怪物の口が清成の頭にかぶさり始めた。
ああ……あたし…あたし……結局清成くんを巻き込んでしまった。
あたしなんかと出会わなければ、こんな事にならなかった。
わかってた、わかってたのに…
清成に告白された時の感情が蘇る。
自分の正体が知られても、怖がらなかった少年。辛い時には優しく抱きしめてくれた人。
駄目だよ、清成くん死んじゃ駄目…いやだ……
ついに纏わりついていた触手を振り解いたのだが、もう清成の頭は怪物の口の中に隠れていた。
その口が閉じられた時、清成の命は尽きる。
美月には解った。もう間に合わない。
心が絶望を感じたその時、スローだった時間が再び進みだす。
美月はひと際大きく絶叫した。
その心は、ズタズタに引き裂かれ…清成の死とともに、一人のスーパーガールの心も死ぬ……
拘束されていた宙から地面に降り立った美月。
しかしその顔を上げることが出来なかった。
目を開けば、そこには愛する人の無惨な姿が映し出されるに違いなかった。
無力さと絶望に打ちのめされてその場に崩れ落ちそうになった美月に、人喰いの意外な気配が伝わる。
それは獲物を仕留めたものではない。
人喰いは動揺している。何故?
恐る恐る眼を開いた美月。人喰いは空中を見ている。
その視線の先には白い光が輝いているのが見えた。
その光の中に、清成がいる!
「無茶をするな、少年。でも、私は、そんな君が、嫌いでは、ない」
白い光の正体は、清成を抱きかかえて浮かぶ銀髪の少女。
「ゆ…きの…?」
状況が理解できずに困惑する美月。雪乃が叱咤する。
「バカ美月!何をしている!行け!」
同じように呆然を白い光を見つめていた怪物が、我に帰った時にはすぐ目の前に大きな赤い輝きが迫っていた。
その光が黒く邪悪な塊を包みこむ。
怪物の断末魔の悲鳴が響き、美月の体から輝きが消え、最後の力を怪物に叩き込み力尽きた美月はその場に倒れこんだ。
赤い光が消えた闇の中、漆黒の塊はまだそこにあった。
「ゲ…ゲヘエ、耐えた……ぜえ。スーパーガール……」
全身ズタズタになり触手が千切れた無惨な姿ではあったが、忌まわしきモノはまだ立っていた。
もはや意識のない美月に迫り、残された太い腕を振り上げた。
「俺の勝ちだ……今のお前なら……簡単に殺せるぜ」
「そうだな、弱っている今なら、私の方が強いな」
背中から聞こえる声。それが怪物が最後に聞いた言葉だった。
白銀の輝きが人喰いを貫き、その邪悪な存在はこの世から消滅した。
美月が目を覚ました時、その疲れきった身体は清成の腕に抱かれていた。
「美月ちゃん!よかった……気が付いたんだね」
美月を抱きしめて号泣する清成。その涙が美月の頬に伝わり流れる。
「清成くん…ごめん……ごめんねえ……」
美月も泣いた。泣くしか出来なかった。少女の小さな胸には収まりきらない出来事が起こり過ぎた。
そして何よりも、愛しい人を守れなかった事、自分の身体が汚されてしまった事、更には自分の痴態を見られたしまった事が少女の心を押しつぶしていた。
「あたし……あたし…清成くんならって……思ってたのに……それなのに…あたし…」
清成の腕の中にいることすらも恥ずかしく思え、振りほどこうとする美月。
しかし、あまりにも疲れきった身体はごく普通の人間の少年の力を振りほどく事が出来なかった。
そのぜい弱さに驚いたのは清成も同様で、清成にしても、自分が足枷になってこの少女をここまで苦しめたことを悔やんでいた。
そんなお互いの心は、容易に相手に伝わって次第に落ち着きを取り戻す少年と少女。
「美月ちゃん、いいんだ。もう忘れていいんだよ。僕、美月ちゃんが大好きだよ」
「清成くん……あっ…」
清成の唇が美月のそれに被さる。
美月の腕が清成の首にまわり、お互いに抱きしめあいその心を融かし合う。
こほっ。
二人の横で小さな咳払いが起きた。
雪乃が少し照れた目で二人を見下ろしていた。
「あひゃ!ゆ、雪乃!」
思わず距離をとる美月と清成。
その存在をすっかり忘れていた。
「あ、あのね…その…えっと、雪乃ってば、あの…」
死んだはずの雪乃がどうしてここにいるのかと聞きたかったのだが混乱するだけの美月。
「たかだか数千ボルト、耐える自信はあった。でも、回復には時間が掛かってしまった」
「雪乃……あたし…あたし……ごめんね…よかった…よかったよお」
再び涙がこぼれ出した。
「美月、何を謝っている。謝るのは私の方だ。私…酷い事した……。泣いてくれるのか…」
雪乃の瞳にも涙が滲む。
「うん…ほんと、あたしね…雪乃をね、あの時土の中に埋めなくて良かったって思うと……涙が…」
「……。バカ美月……お前は昔から、馬鹿だ」
「むっ!何よ、あたしね、雪乃が無理してそんな言葉使ってるって知ってるのよ
本当はもっとかわいい言葉使いしてるもんね。特に子猫とかの前だとさあ」
「ぐっ、バカ美月。私は私なんだ。ほっといてくれ」
「自分に素直になろうよ、雪乃〜それに…」
「それに?」
「さっきも羨ましかったんじゃないの〜?」
「ぐぐっ、美月のくせに……」
わなわなと震えだす雪乃。図星を突かれた。
「あはは〜可愛いよ雪乃」
笑顔が戻り始めた美月。
仲直り出来た二人の姿が微笑ましい。
その様子を見ていた清成は、雪乃の優しさを感じていた。
「……。自分の気持ちと言うならな、美月、実は、私はその少年が気に入っている」
「へ?な、何言ってんの。だ、駄目だよ! 清成くんはあたしのなんだからね」
「美月はそう思ってるかもしれないが、少年は、違うかもしれない」
突然話を振られて困惑する清成。タイプの違う美少女二人の視線が刺さる。
「清成くん? あたしの彼氏……だよね?」
涙目の美月の瞳が迫る。
もちろん大きくうなずく清成。
またもやお互いに照れあう二人。
そんな空気を感じてか、うすら笑いしながら雪乃がかき乱す。
「実はな美月、言うまいと思ってたが、少年は私のオッパイが気に入ったらしくてな。
空中で抱えている間、ずっとオッパイにしがみつかれていて、困ってた」
「な!え!……き、清成くん!」
「え? いや、その…だって、他にしがみつくとこが……」
清成自身そんな覚えはないのに、つい流れで答えてしまった。後の祭り。
「きいいいいーーー!清成くんの変態!すけべ!オッパイ星人!嫌い嫌い嫌い」
「本当か美月、少年を嫌いになったのなら、私心おきなく、戴く」
雪乃がいつの間にか清成の腕にしがみついて、美月よりも遥かに豊かな胸を押し付けている。
「雪乃!あんたとは決着付けなきゃならないみたいね」
沸騰する美月。
蒼ざめる清成。
いつの間にか空が明るくなり始めていた。
以上です
途中カウントを間違えてしまいました
時間掛け過ぎて本当にごめんなさい
GJと言わざるを得ない
むしろ続きが気になる最後だったw
>>590 GJ!本当にお疲れ様
緊迫した陵辱展開とほのぼのとしたラストにメリハリがあって良かった
しかしタイトル変わりすぎだよw
/)
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/,.=゙''"/
/ i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
怪物もいいけど、一般人相手に圧倒的な力の差も見たかった
しかしGJであることは間違いない事実だ
皆さん感想ありがとうございます
また次がんばります
おっと作者さんかい?
次はバッドエンドを書くんだっけ?
応援してるんで待ってます
バッドエンド投下しても大丈夫なんでしょうか
悩んでます
>>599 ぜひ、投下してください。
よろしく願います。
まあでも味噌糞に叩いてくる奴はいると思う
けど俺は読んでみたいんで応援するぜ!
スーパーガールは、頭の中で炭酸がはじけるような「ポン」という音を感じた。
とつぜん、自分の意思に反して、走り出した。
国道を70km/hほどで快走するシルバーのレクサス。
あっという間に車に追いつくと、
右手を伸ばし、バンパーの下のフレームをしっかり握り締め、その場に立ち止まった。
ガツン!!!
突然、レクサスは急停止。
運転していた男の身体は、シートベルトに突き刺さる。
ベルトがなければ、フロントガラスを突き破って、車外に放り出されるところだった。
スーパーガールが、自分が何をしているのか分からなかった。
自分の意識は残っているのに、身体が完全に別の意思を持っているように動いている!?
握り締めたレクサスのフレームの捻じ曲がる感覚は、指先に感じるのだが、、
まるで、脳から別の信号が手足に命令を出しているようにも感じた。
彼女は、運転席まで歩み寄ると、ドアとボディの隙間に指を捻じ込ませる。
細い指が金属にめり込むと、まるで紙でできているかのごとく、そのまま無造作にドアを引きちぎる。
メリ、バキッ!!
彼女の手に軽々とつかまれたドアは、発泡スチロール製のセットのように見えたが、
ドシャッ!
アスファルトに投げつけられた、重厚な音が、それを否定した。
いまだに、スーパーガールは自分が何をしているのか信じられなかった。
どうして、なに?!と自分も考えは頭を駆け巡るが、声すら出すことはできない。
運転していた男と、目が合った。
35歳くらいのスーツ姿。
この高級車に乗っているということは、それなりに社会では成功しているといことだろう。
彼は、目の前にいる少女が、
地球からはるか離れたクリプトン星から来た、いわゆる宇宙人であり、
地球人を遥かに凌駕する身体能力を持っていることを、彼女独特の青と赤のコスチュームから、
理解していた。
ただ、ドアを素手で引きちぎった彼女が、これから何をしようとしているのかは、
皆目、見当が付かなかった。
「この道路の制限時速は、40キロメートルです。
この車の停車直前の500mの平均時速は67.4キロメートルでした。
27.4キロメートルの速度超過の交通違反となります。」
スーパーガールの自身の意思に反して、彼女は機械的に発声した。
「手続を行いますので、○○警察署まで来ていただきます。」
というと、彼女の左手は伸び、男の首に5本の指が巻きつく。
ちょうど首根っこをつかむように、、、、
「ぎゃっー。○△■!#$%&??!!、、、、」
彼女は必死に、指先の力をコントロールしようとしたが、
メリメリビシッという骨が砕ける感触が、彼女の指先に伝わった。
彼女は、地球人に直接触れるときは、絶妙の力加減で危害を加えないようする。
ところが今、自分の指先が、彼女の意思に反し、手加減なし、、
人間の身体にとっては致命的な力で、男の首を握り締めてしまったことを感じた。
男の全身から力が抜け、まったく動かなくなった。
スーパーガールは、男の首根っこをしっかりと握り締めたまま、ブーンという轟音とともに大空へ消えた。
○○警察署の玄関には、交通課の警察官が、彼女の戻りを待っていた。
上空から、青と赤の残像が彼の前に降り立った。
男の首根っこをつかんだまま。
「速度超過1名、確保しました。」
と彼女が言い終わる前に、警察官はスーパーガールがつれてきた男の異変に気づいた。
顔に生気がなく、手足もピクリとも動かない。
警察官はあわてて、手元のリモコンでスーパーガールのコントロールを解除した。
再び、彼女は頭の中で炭酸がはじけるような「ポン」という音を感じると、
スーパーガールは気を失い、男とともに地面に倒れこむ。
交通違反取締りのために、スーパーガールを利用して、違反者を警察に連行するシステムを開発したのだ。
その男は、救急車で近くの病院に搬送されたが、頚椎は粉々。脊髄損傷による即死だったことが確認された。
スーパーガールの指が、とんでもない力で首に食い込んだため、5本の指の痕がくっきり残っていた。
「失敗か。」
○○警察署の会議室で、幹部たちが顔を見合わせた。
「理性や人格をコントロールしてしまうので、力加減がほとんどできていないようです。
昨日の男性の頚部にくわえられた力は、10トンを超えています。首が千切れる寸前です。」
と鑑識官から報告があった。
こんな彼女、これから警察では何に使ったらいいのでしょう?!
(おしまい)
新展開もなかなかいいね
このシリーズどんどん続けて欲しいw
>>604 GJ!
やはりスーパーガールの真骨頂は常人を遥かに超えた力だな
拙い文章を呼んでいただき、ありがとうございます。
作者@正義のスーパーガールです。
次は、何をさせてみようか、いつも考えています。
大筋さえ決まれば、力の描写はいくらでも思いつくのですが、、、
>>607 新作いいですね
やっぱりスパがはこうでないとw
痴漢捕まえる話みたいに、変身してない状態での活躍?が見たいな
>>594 たまに見かけるけどこのAA腹立つなw
>>607 新作も非常に楽しめました。ありがとうw
次は車とか飛行機とかを自慢の怪力で破壊する描写が読みたいですね。
ヒートビジョンとスーパーブレスを入れてくれたらなお良しw
>>607 もっと残虐でもええで
もう人間丸めちゃうぐらいにw
BADENDとか残虐性はちょっとな
戦車や装甲車を簡単に素手で解体したり、
全身の骨を砕いて人間を丸めちゃって、
かっこいい男性には、スーパーブレスのキス、
でこピン一撃で、脳挫傷、、、、
ずばり、悪の組織がスーパーガールを洗脳すりゃいいんじゃないかな。
「スーパーガール!!出番だ。」
フセ○ンの声に、大広間の扉が開く。
現れたのは、黄色のベルトをあしらった赤いミニスカート、足元には真っ赤なハイヒールブーツ、
上半身の青いトップにはシンボルの“S”が、重力を無視しツンとたったバストの間に自慢げにあしらわれている。
それは、正義のスーパーヒロイン、スーパーガールであった。
捉えられた多国籍軍の若い将校が、手錠をはめられ直立不動のまま、彼女を見つめた。
「もういい。貴様は用済みだ。…………壊していいぞ。スーパーガール。」
フセ○ンは微笑んでそう言った。
「わかりました」
にっこりと、スーパーガール。
彼女は、戦闘服姿の男に歩み寄ると、
男の右手の前腕部と上腕部を両手で掴むと、まるで割り箸を折るかのごとく、バキッ、と肘の関節部分をへし折った。
ありえない方向に曲がった腕。ひじの関節に激痛が走る。
「ぎゃあああー!」
絶叫が途切れる前に、スーパーガールの右手が残りの腕の前腕部を掴む。
細いたおやかな指、ただし重機並みの破壊力を備えた指が、前腕部をそのまま握りしめた。ベキィッ。
「がびゃぁああああああっ!」
これで両腕が破壊。朦朧となりながらも、男は後ずさり、彼女から距離を取ろうとした。
「逃げても無駄よ。おとなしくしなさい。」
スーパーガールは、今度はしゃがみこんだ。
右手で左足首を軽く掴んで、ごじゅり、とくるぶしの骨を握り壊した。
左足の支えを失った男はバタンと、倒れこむ。
「あああああ、、ぎぇー!」
まともに動くのが右足だけだ。
彼は、必死に残った足を使い、折れた両腕を動かし、這いずってスーパーガールから逃げようとする。
このまま彼女に殺される、、恐怖が彼を襲う。
涙と鼻水、ヨダレを盛大に垂らし、もはや、勇敢な軍人の面影はなく、なりふり構わずだった。
「あぃいい、た、たしゅけ、ぃぃぃい…………もう、もう許じぇええ」
みっともなく地面を這う男に、フセ○ンに近づいていく。
「我が軍に忍び込んだ、優秀なスパイが命乞いか?」
しゃがみこんで、にっこりと、フセ○ン。
「た、たしゅ 、れ、お、お願い、お願…………」
「そうだな、最後に少し楽しませてやろう。」
というと、フセ○ンはスーパーガールに、耳打ちをした。
「はい。分かりました。」
スーパーガールがあお向けになった男に正対する形で、片膝をついてしゃがみこんだ。
ベルトに両手を伸ばすと、ブチッと引きちぎり、そのままズボンを、パンツもろともブリッを引き裂いた。
男の股間があらわになった。
彼女の右手が彼の股間に伸びる。フセ○ンが念を押す。
「手加減して触らないと、潰れてしまうぞ。」
手加減せずに陰茎や睾丸を触るとどうなるのか。
硬式の野球のボールさえ、いや鉄球でさえ、簡単に握りつぶす握力を秘めた指で。
スーパーガールは、フセ○ンのほうを向いて、無言でうなずいた。
男は完全の腰が抜け、動けない。目には恐怖で大粒の涙を浮かべている。
「それでは、まず勃起させます。」
スーパーガールの右手はペニスをそっと握り締めた。
「ぎゃー。○×▲♪×%!―。」
脳髄に激痛が貫く。思わずスーパーガールは手を離した。
「スーパーガール!!そんな力で握り締めれば、人間の体が持たないぞ。」
「わかりました。」
スーパーガールは深々とうなずいた。今度は慎重にペニスを右手の3本の指で摘む。
そのまま、亀頭と皮をさするようにこすり続けた。
次第に俊樹のペニスは勃起し、元気に上を向いている。今度は、スーパーガールは手のひら全体でペニスを握り締めた。
もちろん力加減した状態で。そしてそのまま手コキ。フセ○ンが言う。
「早く。」
「わかりました。」
その瞬間、男のペニスには生まれて初めてと言っていいぐらいの、急激な射精感に襲われた。
それもそのはず、スーパーガールの右手は、その1秒間に200ストロークしたのだ。
射精の瞬間を迎えようとしたそのとき、
「よし、潰してよし!!!」
フセ○ンが狂気の命令を下した。
「ぎゃっっー。□△○×▲♪×%!―。」
スーパーガールの右手に握力が加えられた。
無惨にも指は閉じた。
人間の海綿体の耐性の限界をはるかに超える力が加えられた。
彼女の指の間から、数秒前までペニスであった血まみれの肉片がこぼれた。
(おしまい)
よくやってくれた
良かったよ
>>615 GJ!悪のスーパーガールもイイ
正義のイケメンヒーローをフルボコ&性的にも陵辱したりしてズタボロにするのとかも萌える
618 :
746:2009/07/14(火) 21:33:45 ID:a3eNfmFk
深夜の病院跡地。
窓一面にスモークを張り、ギリギリまで車高を下げ、凄まじい排気音を奏でていた自慢の愛車が、男の目の前で丸められていく。
「何度も忠告したんですから〜それを聞かないあなた達が悪いんですよ〜♪」
その光景を唖然としながら見ていた暴走族の男に、スーパーガールはニコニコと優しげな笑みを向けながら、おっとりとした口調そのままにのんびりと作業を進める。
「次はこっちですね〜♪」
すでに自販機サイズにまで圧縮された、ついさっきまで車だった鉄塊を片手で持ち上げると、それを空き缶でも捨てるかのように軽々と放り投げた。
投げられた先にあるのは、ひっくり返っている暴走族のリーダーが乗っていた車。
ちなみにその持ち主であるリーダーは、ついさっき飛んできたスーパーガールに車ごと跳ね飛ばされ、気を失った状態で街路樹に絡まっている。
集会中で止まっていたとはいえ、車の中でシートベルトをしていなかった報いである。
ズズンッッ!!
裏返っている車の上に、鉄塊が乗せられる。
それから数秒後、ガソリンが引火したのか一瞬火の粉が上がったが、
「ふーーーー♪」
スーパーガールの口から発せられたスーパーブレスが、燃え広がろうとしていた火を瞬時に凍らせてしまう。
「はい、これで2つ目と…」
雪だるまのように重ねた鉄同士を、今度はその腕力だけで抱き潰すと、メキメキと音をたてながら一つの鉄の塊へと変えていく。
するとあっという間に、さっきの倍のサイズへと変わった鉄塊が出来上がる。
あまりの光景に、30人近くいる暴走族達はざわざわと騒ぎ出しているが、スーパーガールは気にせずに、相変わらずのんびりとしながら周囲を見渡す。そして、
「次はそれがいいですね〜♪」
にっこりと微笑んで獲物に目を向けると、その鉄塊をまた空き缶でも捨てるかのように放り投げた。
暴走族達には、悪夢を見ているかのような時間が続く。
自分達の愛車が、スーパーガールの手によって次々に鉄塊に押し潰され、その一部へと組み込まれていくのだ。
中には自分の車で逃げ出そうとする者もいたが、スーパーガールの速度から逃げられるわけもなく、笑顔を浮かべたままの彼女に簡単に追いつかれ、手にした鉄塊にて車を押し潰されてしまった。
さらに自分の足で走って逃げ出そうとした者は、彼女が鉄塊から引き千切って作った鉄球を、音速を軽く超える速度で足元に投げつけられ、腰を抜かしてその場にへたり込むことになった。
619 :
746:2009/07/14(火) 21:34:54 ID:a3eNfmFk
「はい、これで最後です〜♪」
最後の一台が、彼女の持つ鉄塊に押し潰される。
もはや途方も無い重量となった鉄塊も、スーパーガールにとってはピンポン球を持っているようなものだ。
彼女は巨大な鉄塊を両手で掴むと、メキメキと音をさせながら圧縮していく。
やがて50トンはある鉄塊は小型車ぐらいのサイズにまで抱き潰されると、スーパーガールはふわりとその上へと飛び乗った。
「いいですか皆さん〜もう一度だけ忠告しますよ〜」
両手を腰に当てながら、まるで幼稚園児に言い聞かせるかのような口調で、スーパーガールはショックから声一つ出せない暴走族達に語りかける。
「御主人様の…じゃなかった、御近所の迷惑ですから、もう二度と騒いじゃいけませんよ〜♪」
スーパーガールの忠告は続くが、暴走族達は虚ろな目でただただ美しくも恐ろしい彼女を見上げることしかできないでいる。
「もし約束を破ったら…こうですからね〜♪」
ズドンッ!
重々しい音と共に、圧縮され凄まじい強度を誇るはずの鉄塊に、スーパーガールは肩口まで腕をめり込ませた。
もしもあの腕が自分に向けて振るわれたら…想像力豊かな暴走族の中には、泡を吹いて気絶しだすものまで現れる。
「…わかりましたか〜?」
最後に小首をかしげながら問いかけてきたスーパーガールをみて、暴走族達はただ必死に首を縦に振るばかりだった。
620 :
746:2009/07/14(火) 21:36:11 ID:a3eNfmFk
「おーい夏美、朝だよ!」
「んー…後5分だけ…」
「しょうがないなぁ…って、メイドが主人に起こされてどうするんだよ!ほら、起きた起きた!」
「うー…わかりました、御主人さまぁ…」
中学生ぐらいの年下っぽい少年に起こされると、夏美と呼ばれたメイドは可愛らしいピンクのパジャマを着たまま、ようやくベットから身体を起こした。
「まったく…夏美って本当にちゃんとしたメイドなのかな…。確かに仕事はあっという間にこなしちゃうから、優秀なんだろうけど…って、夏美!」
「…ふぁい?」
「ほっぺたが汚れてるじゃないか。なんだろこれ…埃?」
少年は、取り出したハンカチを夏美の頬に当て、汚れをふき取った。
「あー…昨日の夜のお掃除の時、付いたみたいですねぇ〜」
「夜のお掃除?」
「あ、えっと…ただのお掃除ですから、気にしないで下さい〜」
「…まぁ、いいけどね。それよりも夏美、早く起きた起きた!」
「ふぁぁぁい………。御主人さま、今日は朝からお元気ですねぇ〜」
「まぁね、このところうるさかった暴走族が昨日は来なかったから、ぐっすり眠れたんだ」
「そうですか〜それは良かったです〜。…それじゃ、私はもう一眠り…」
「うんうん、ゆっくりお休み…って、違うだろ!ほら、早く朝食の準備してって!」
「あうう…昨日はお掃除があって、寝るの遅かったのにぃ…」
これはどこにでもある、若い主人とメイドの物語―――
(もちろんつづかない)
621 :
746:2009/07/14(火) 21:43:48 ID:a3eNfmFk
すみません、思いついてしまった一発ネタで帰ってきてしまいました。
パソコン故障とかプロパ規制とかありましたが、どうにか落ち着きました。
まどか達の続きにも早く取り掛かれるよう、がんばります。
ところで…前スレのログってどこかにありますでしょうか?
自分が書いてた物までデータ飛んでしまってまして…
小学生のスーパーガール。
そのパワーで、担任の教師をいたぶり、いじめる。
現在、構想中です。少々お待ちください。
がんばって
746さんGJ
>>623 ロリっすか、楽しみですねぇ
逆にスーパー熟女教師が不良生徒をボコるってのもいいかも
元スーパーガールでそろそろ30の声を聞こうかという独身教師。
地味な服装と地味な伊達眼鏡でその美貌を隠していたが、
正義の力を揮う機会もめっきり減って、
地味な暮らしが慣れ性になり疼く身体を持て余し気味。
お見合いの話も少なくなってきた頃、不良生徒たちの担任となった…。
とても地味な話になりそうw
はいすく〜る落書きみたいだな
>>627 それはそれでアリだなw
ちょっとその設定で書いてみようかな
まぁ、期待しないで待っててくださいな
630 :
746:2009/07/15(水) 22:13:50 ID:TrrCdc8o
>>622 ありがとうございます。
保管できました。
なるべく早く続きに取り掛かれるよう、がんばります。
「中村先生!!先生!!」
一人の生徒が息を切らせて職員室に駆け込んできた。
「どうした、一体!?」
6年1組の学級委員、川村倫太郎だった。
「先生、大変です!!すぐ来てください!」
目に涙を浮かべる倫太郎に、担任の中村は「いやな予感」を感じていた。
が、、ひとまず倫太郎の話を聞いた。
「どうしたんだ?ゆっくり話しなさい。」
「掃除中にリンダさんが、あのままじゃ榊原君が、、、!先生何とかしてください!今すぐ助けてあげて!!」
中村の「いやな予感」は見事に的中した。
6年1組の児童リンダは、クリプトン人の両親を持ち、大人でさえ歯が立たないスーパーパワーを持つ。
体育の時間などにはスーパーガールの体力、運動能力に、中村は完全に遊ばれている。
教師の指示は当然に無視。
ときには、わざと偶然のふりをして、あのパワーで突かれ、中村は紙風船のように吹っ飛ばされる。
教室の着くと、中村の目にはとんでもない光景が飛び込んだ。
リンダは、さっきまでの小学生らしいショートパンツとTシャツ姿ではなく、
胸に黄色のSマークがデザインされた、ブルーのコスチューム、
深紅のブーツとミニスカートと、スーパーガールに変身した姿であった。
身長は140センチほどで、まだおどけなさが残る顔つき。さしずめ小学生スーパーガールといったところか。
リンダは片手で、軽々と掃除用具用ロッカーを持ち上げていた。
どこの教室にもあるロッカーだが、そのてっぺんがは教室の天井にぴたりと付いている。
ロッカーから、ガンガンと中からたたく音が聞こえる。
中に人がいる証拠だ。
ロッカーは扉の端っことその周りの鉄部は変形し、どうみても、中からも、外からも簡単には開けられない。
男子児童を閉じ込めたあと、リンダが怪力で、グニッと捻じ曲げたのだ。
くっきりとした指の跡が、こめられた力の大きさを物語っていた。
「先生、ロッカーの中に榊原君が、、」
学級委員の川村が、先生なら何とかできるだろうと、希望を込めて言った。
中村が、リンダに近づくと、
「なに?先生」
「い、いいかげんにしろ、榊原君がケガでもしたらどうするんだ。」
「せーんせい?ケガ? 榊原君は、さっきまで早百合ちゃんをいじめてたんだよ。
少しくらい痛い目にあわせないといけないの。」
「なに言ってんだ。いい加減にしろ!!!」
中村は、声を振り絞って怒鳴りつけた。
「何?聞こえな〜い。」
間合いを詰めるリンダ。
両者が触れる寸前の距離となった。
スーパーガールのリンダは、見た目は小学6年生の女の子だが、常人を遙かに超える運動能力を持っている。
握力は30トンほど、片手で100トン近くを持ち上げる。
人間離れなどといったレベルの話ではない。
リンダは中村の頬に人差し指1本を突き出した。
スーパーパワーを秘めた人差し指。その気になればこの指1本で中村の命を奪うこともできる。
その人差し指が頬をピンとはねると、中村は突き飛ばされ、あっさり転倒した。
「ふん、弱っちいくせに、えらそうに。」
と鼻で笑うと、口を尖らせ、ほおを膨らませると、転倒した中村にプッと息を吹きかけた。
かわいいスーパーブレス。
だが、中村のとっては突風だった。
教室の床を、おもちゃの人形のようにゴロゴロ転がった。
「どうしたの?せんせー?
だらしないなー。わたしほんとに、榊原君、このままオシオキを続けちゃうよ?」
というと、ロッカーの底を片手で頭上にまで持ち上げ、
ロッカーを天井と手のひらの間に挟むと、
そのまま、天井に押し付けはじめた。
メリメリッ、バキメキバキ、、
と金属製のロッカーの真ん中あたりが、ジャバラ状に潰れていく。
中の児童の恐怖の絶叫が響いた。
「ぎゃー。ああやや止めてーーーーー。」
「リンダ!!やめろ!!!!」
教室のすみから、教師の中村、教師のプライドにかけて怒鳴った、、、
ガチャン!
リンダは、ロッカーを床に下ろした。
「せんせ。さっきわたしのこと。呼び捨てにしたでしょ。ね。
えらそうな態度、ちょっと、先生にオシオキをしちゃおうかな。」
といい、中村のほうにゆっくりと、歩いていった。
中村は、恐怖のあまり顔が引きつった。
実は中村が担任になったのは、2週間前のこと、
その前、担任をしていた教師は、ある病院で入院中だ。
体育の時間に、リンダの遊び半分で軽く蹴ったサッカーボールが、彼の胸の辺りぶつかった。
音速のサッカーボール、、、
病院によると、パワーショベルのアームに弾かれたような衝撃が彼の全身に加わったらしい。
肋骨の粉砕骨折、折れた骨が肺に突き刺さり、肺気胸で重体だった。
彼は、想像した。
自分の身体が、スーパーガールのリンダの人間離れした怪力で、壊されるかもしれない、
もしかしたら、怪我ですまず、死、、、、
その瞬間、恐怖のあまり、失禁し、気を失いその場に倒れた。
(つづく)
いいねー
続きが気になるww
635 :
名無し:2009/07/16(木) 19:39:04 ID:q9iRgNYs
綾門さんの作者さんGJ!!です!!続編は 本当に無しですか?スーパーガール・メイド夏美の
<夜のお掃除>がハマリました!!
(スーパー葵の作者)
教師の中村は、ぼんやりと教室の天井を目にすると、自分が気を失っていたことに気づいた。
児童用の机を4つ並べた上に、どうやら寝転がされているようだ。
うん?どうも涼しいと思い、視線を下に動かすと、自分は何も着ていない、全裸であることに気づいた。
まだ、寝ぼけた感じのまま、あたりを見回すと、スーパーガール姿のリンダを見つけた。
服は彼女が脱がしたのか、いったい何のために、、、
リンダは、半分壊れた、というより壊したロッカーの横に立った。
もともと、大人の身長くらいの高さだったが、ロッカーが彼女の身長くらいの高さに縮んでいた。
彼女は、かわいらしい右手をロッカーの上に置いた。
次の瞬間、、
バキバキ、、ミシッ、メキメキ、メキ、、 という轟音が教室に響いた。
まるで金属プレス機にかけられたように、ロッカーは縦に潰されていく。
ホウキやチリトリ、バケツが中にあったはずだが、、ロッカーはどんどん小さくなる。
プラスティック製の掃除用具など、彼女にとっては紙くず程度の抵抗しか感じない。
「まさか、リンダ、榊原は?!!!」
彼女は、教師ににっこりと微笑むと、
ロッカーはすでに50センチほどの高さになっていた。
今度は左足で踏み潰しはじめた。
彼女の足のサイズは22センチほど。
だが、今度は真紅のブーツの形をしたプレス機の登場だった。
ベキベキミシミシッ、ギャギャッ、、、
次の瞬間、
中村は想像した。榊原、いやさっきまで榊原だった血まみれの肉塊が、ロッカーの隙間から染み出てくる光景を、、
ロッカーの高さが10センチほどになったところで、ロッカーから足をどけられた。
「せんせ、榊原なら、だしてあげたよ。鼻水たらしながら、わめきながら逃げていったけどね。
それよりせんせ、またわたしのことよびすてにしたわね。やっぱ、ちょっとオシオキがいるかな。」
というと、赤いブーツをコツコツいわせ、中村の寝そべる真横まで歩いてきた。
再び彼の顔は恐怖にゆがんだ。
「まず、逃げられないようにするね。ロープか何かあれば縛れるんだけど、、」
というと、リンダは両手で彼の肩をそれぞれ掴んだ。
両方の親指と人差し指で、ちょうど関節の隙間を捉えると、指先にほんの少し力をこめた。
メリッ!
という音が肩からこぼれる。
鋭い痛みが肩を貫いた。
おもわず、彼は両手を動かそうとしたが、ピクリとも動かせない。
それもそのはず、関節が完全に脱臼している。
「つぎは足ね。」
というと、リンダは、右手で中村の右膝のあたりを、左手で腰骨を押さえると、
股関節を脱臼させにかかった。
ミリミリミリッ、、、
腰骨に激痛が走る。
「い、いい痛い、、やめてくく、、、」
人間の股関節は簡単には脱臼しない構造になっているが、、、
クリプトン人のスーパーガールのパワーの前には、そんな構造も意味をなさない。
ボスン!
と、彼女のパワーに人間の身体が耐えられるわけもなく、股関節がいとも簡単にはずされた。
反対側の股関節も同じように、脱臼させる。
鈍痛が腰骨を襲ったが、あまりの痛みで声も出せない。
もうこれで、教師の中村は両手を動かすことも、立つこともできなくなった。
「せんせ、どんなオシオキがいい。ゆっくりとわたしの力を味わえる、そうだ。」
悪魔のような笑みを口元に浮かべると、リンダは右手をパーにして、彼の胸の上にそっとおいた。
この手がさっきロッカーをぺしゃんこにした。
それを目の当たりにした彼の恐怖は、、、死すら覚悟させるほど、、、
「じゃあやるね。」
というと、胸が大きくへこみはじめる。
リンダの小さな手だが、工業用金属プレス機にはさまれているのと、なんら変わらない。
「うっ、、ふうー、」
自分で吐き出したわけでないのに、肺の空気が最後のさいごまで搾り出されていく。
しかも胸には、これまで体験したことがない激痛が走る。自然と涙があふれでた。
「もうちょっと、いけるかな?限界になったら、ギブっていったら緩めてあげる。」
というと、リンダの手がさらに胸板に沈んでいく。
「、く、く、、、、」
彼は、何か言おうと口を動かすが、すでに肺の中の空気がないので、声にはならない。
意識が遠のいていく。
ミリミリっ、メシという感触に、リンダが気づいた。この教師の身体が限界に達したことを、
「え、もう壊れちゃうの?まだぜんぜん力を入れてないんだよ。せんせいのくに。みっともないなー。」
というと、手を離した。
「ぜー、ぜー、ぜー。グゴホッ、、、」
酸欠の金魚のように荒い息を繰り返し、突然咳き込んだ。
「せんせい、もうすぐ1学期が終わりだよね。ひとつやってほしいことがあるの。
私の通知簿を、算数と国語だけは5にしておいてね。分かった?」
たしか彼女、こないだのテストで、算数と国語はひどく点数が悪かった。
スーパーガールからの理不尽な依頼に、中村がきょとんとした顔をすると、
「だから、分かったの?」
といい、こんどは、中村のペニスをそっと右手で掴んだ。
「約束してくれなきゃ、このままこれ、ひきちぎっちゃうわよ。わたしにはできるのよ。簡単にね。」
中村は、無言のまま、首を縦に何度も振った。
(おしまい)
リンダかわええのうw
すばらしい作品、ありがとうございます
作者さん、某所で怪力娘のブログやってる方ですか?
なんつうか、なんとなくそう思っただけなんですが…
かなり手直ししたのですが
ハッピーエンド好きの方は気を付けてください
残酷な天使のテーゼ 後篇です
「その人を、清成くんを離しなさいよ!でないとただじゃおかないわ」
雪乃を惨殺した怨敵を目の前にして、その復讐の拳は虚しく握り締められるだけ。歯痒い。
清成を救出する隙を窺ってはいるのだが、人間の首に巻きついた触手は容易にその首を引き千切ってしまう力があるので迂闊に動く事は出来ない。
「へっ!ただじゃ済まないのは美月タンの方なんだよね。覚悟しなよ」
怪物はその異形の目で美月の肢体を舐めまわすように凝視する。
そのおぞましさに、握る拳が汗ばむ。つい憎い敵に怯んでしまった事に歯軋りする。
こいつ……おかしい……
美月がこれまで倒して来た人喰いとは明らかに異なる雰囲気に戸惑っていた。
あまりにもいやらしいその言動は、どうしても昨夜の男を連想してしまい、スーパーガールとして初めて味わった屈辱が蘇る。
恐らくはあの男が怪物に喰われその思考を取り込まれたのだろうとは推測したのだが、それにしても余りにも人間的すぎて、男が姿を変えて美月の前に現われてたように思えて仕方がなかった。
少女の心にはその汚らわしい態度があまりにも薄気味悪かった。
「ゲヘヘエ、美月タン。昨日みたいに凛々しく人質を助けないのかい?」
鳥肌の立つ言葉使いが、美月に確信させた。あの男を取り込んだのは間違いない。そう考えると、不謹慎だが心が軽くなる美月だった。
胸を張り、毅然とした態度で怪物の前に立ち、その指は邪悪な存在を指し示す。
「あの男を殺して食べたのね。それで、清成くんのことを知ったのね」
「少し違うぜえ、俺は雪乃タンに殺されたんだぜ。ボ・ク・は!」
「あ、あんたまさか……」
美月のもう一つの考えが頭をよぎった。
「そう、僕さ。気がついたらこんな化け物になっちまってた。ま、思う存分女襲えるし結果オーライだけどな。」
「そ、そんなことって……」
うろたえる美月。怪物の意思が人間の男によって乗っ取られるなど聞いたことがなかった。
人喰いには取り込んだ人間の記憶を引き出す能力がある事は知っていたが、喰われた人間が怪物に取って代わるなど信じられない。
もしそうであれば、これまでスーパーガールとして大勢の人命を救ってきた美月にはあまりにも皮肉。
命を掛けて、文字通り二人の友人を失っても守り続けてきた人間が、その天使のような存在に牙をむいているのだ。
美月の正義が揺らいだ。
しっかりしなさい美月
自分自信を叱咤する。
たとえ中身が人間であろうとも、邪悪な存在は許すわけにはいかないのだ。
ましてや目の前の怪物は犯罪者である。裁かれて当然のなだと自分自身を納得させて、その怒りを人喰いの姿に振り向ける。
スーパーガールとしての本能が、目の前の怪物に今すぐ襲いかかれと美月の心に命令する。
ともすれば人質ごと怨敵を粉砕しそうになるその沸き出る感情。
美月は必死で抑えていた。
もし捕えられているのが清成でなければ、美月は躊躇なく飛びかかっていたに違いない。
そして一瞬のうちに怪物の頭を破壊していただろう。かなりの確率で人質を助けるだけの自信はあった。
しかし、僅か%の確率が美月を尻ごみさせていた。
まるで金縛りにあったかのように汗を噴き出すだけしか出来ない美月。
「おまえ、スーパーガールは人間を助けてくれてるんだぞ」
美月と怪物のやり取りをただ聞いているしかなかった清成が、我慢できずに声をたてる。触手にからめとられたままであるが、その強がる清成の態度は、美月を心配させまいとする気持ちの現れ。
「知らないよ。だいたい僕は殺されたんだぜ。おアイコだ。それに今の僕はスーパーガールの敵だし、当然の行為だよ」
「ちょっと待って…雪乃を殺したのは、あんたの意思なの?」
美月が口を挟む。怪物の言葉に身の毛がよだつ。
同じようにおよそ人間とは思えない思考に清成は咽かえった。吐き気がするおぞましさ。
美月は雪乃が人喰いに返り討ちにあったのだと思っていたのだが、その考えが違っていることに気付いた。
雪乃は人外の力を得た人間の手によって殺された。
そう理解したとき、美月の怒りが怒髪天を突いた。
しかし、怪物は冷静だった。
「相変わらずボケボケだね美月タン。死ぬよこいつ」
怪物が清成の頭を鷲掴みにしてにやりと笑う。ほんの少し力を入れた。
「ぎゃっ!ぐあああああああ!」
悲鳴を上げる清成。
「君には何発も殴られたよねえ。痛かったぜえ」
清成を見下ろして、その締め付ける力を更に強くする。
清成は声を出すことすらできなくなり、その口はパクパクと開閉するだけ。瞳は白目を剥き、体が痙攣し始める。
「や、やめなさい!」
焦る美月は急いで怪物に迫ろうとしたが、その動きは簡単に制される。
「やめなさいじゃないよね、美月タン」
「ぐっ……」
動けなくなる美月。
口から泡を噴いている哀れな少年の姿は、正義の少女からも力を奪ってしまった。
膝から崩れてしまう美月。もう抵抗の意思はない。
「やめて…下さい……」
美月は凌辱の宴にその身を差し出した。
「さて美月タン。そのフリフリのドレスを捲ってもらおうかな」
「な!なんでそんなこと」
思わず美月は太ももをキュッと閉じた。
「いやならいいんだぜ。こいつ殺すからさ」
蒼ざめた顔色。うなだれる美月。
震えながらその可愛い手で自分のドレスの裾を捲り上げていく。
白いショーツが露わになる。
「へへへ、昨日の晩の続きだぜえ」
美月のショーツの真ん中の部分、幼くもふっくらとした膨らみに指を押し付ける。
柔らかい弾力で答えてしまう美月の恥丘。
「ああ……清成くんにも触られたことないのに…」
美月は屈辱のあまり全身が震え、すでに瞳は潤んでいた。
「あれ?知らなかった?昨日僕散々触ったよ」
いやらしく笑う怪物の顔。
「ひ!いやあああ!嘘!嘘よ!」
薄々感じてはいたのだが、男の口からその事実を聞かされてしまった少女の心はひとたまりもなく崩れていく。
清成は怪物によって公園の鉄棒に縛りつけられ、その姿は十字架のキリストの様。
怪物の力で簡単にひん曲げられた鉄の棒が腕に巻きついている。
惨めな少女の姿をとても見てはいられないので、頭はうつむいたまま。
唸るような声が咽から漏れる。
本当は大声で叫びたいのだが、それでは美月に余計な負担を掛けてしまうと思い全力で歯を食いしばって我慢していた。
その我慢も、美月の悲鳴が耳に届くと簡単に弾け飛んだ。
「美月ちゃん!」
その声は美月に届き、清成のほうに顔を向けて笑顔で返す。
「大丈夫だよ。あたし…これくらいじゃ負けないんだよ。スーパーガールだもん。だからさ清成くん、安心して……」
怪物の前でスカートを捲らされる屈辱で美月の頬はピンクに染まるものの、まだその瞳はスーパーガールの強い正義の光が戻った。
「へえ〜そうなのかい美月タン」
意地悪く笑いながら、怪物が美月を嬲る役目を太すぎる指から余りにも怪しい動きの舌に変更した。
ウネウネと動き回る舌先が美月のスリットを探り当て、敏感な部分を刺激する。
「ひゃああ!」
あっけなく悲鳴を上げるスーパーガール。無敵の少女も経験したことのない異様な感触、性の快感にあっさりと屈してしまった。
怪物はその姿に満足しながら、更に舌の動きを荒げて弄る。
そしてその様子を清成見せつけるようにしていた。
「あ、あたしは……負けないんだから……。あんたなんて必ず倒してやるわ」
清成が見ているという事が、逆に美月の力になっていた。
恥ずかしい姿を見られたくない、見せたくない。そして、悲しませたくない。
しかし、その少女の健気な決意も容赦ない怪物の攻めの前では無力。
執拗に股間を責める怪物の舌が、次第に美月の身体を狂わせていく。
美月は気付いていなかったのだが、もう何度か大きな声で喘がされてしまっていた。
そしてとうとう、白いショーツの真ん中に、粘る液体が染み出して来た。
益々激しく動く舌が美月を攻略していく。
「ふああ!ふあああああ!」
凌辱されながらも凛々しさを失っていなかった瞳が、その瞼があっけなくトロンと堕ちていく。
小さな唇は半開きになり、涎が一筋流れ落ちる。
「いい顔だよ美月タン。昨日よりもっと気持ち良くさせてあげるよ」
「あ、あたし……そんなの知らない…」
昨日の夜、男に辱めを受けた際には気絶していたので記憶には残っていない。
しかしブラジャーが剥ぎ取られていたということ覚えている。
男の言葉にも嘘は感じられない。
清成は何もされなかったと言ってくれたが、それが慰めに過ぎなかったのかという戸惑いが美月の心をかき乱す。
そんな美月の動揺を見抜いた怪物は、美月の心にトドメを刺しにかかる。
「なんだ、美月タン覚えてないのかい。ウヘヘ、昨日の美月タンってばアンアン言いながら俺に抱きついてきてさ、その可愛い胸を僕に押し付けてきたんだぜ」
慌てて両手で胸を覆う美月。スカートがはらりと落ちる。
「嘘!あたしそんな事しない…絶対しない!」
首を大きく振って怪物の言葉を打ち消そうとする。しかし、わずかな疑念が美月に残る。何より腕に抱えられた美月の胸のふくらみの先が、ピクンと反応している感覚を否定できない。
胸の先から美月の頭の中に、刺激が走っている。
それは、単に手が当たって受けただけの刺激にすぎないのだが、未熟な美月にはわからない。
自分の身体が快感に支配されていく疑念が美月の中に染み渡っていく。
狡猾な凌辱者が弱っていくスーパーガールに更なる追い打ちをかける。
「スカート離しちゃ駄目じゃないか。罰だよ美月タン」怪物が清成に近づいてその顔面を軽く小突いた。ほんの軽い一撃であったが、清成の身体がグニャリと曲がるほどの威力。
鼻から大量の血が流れ出した。
「ああっ!やめて…清成くんに酷い事しないで」
急いでスカートを捲りあげ、化け物に謝罪する。
「す…すみませんでし……た」
情けなさに涙が出る。
怪物は美月の謝罪を許さずに、ドレスの裾を首まで捲りあげることを要求した。
拒否は許されない。
可愛い胸の膨らみが怪物の眼前に晒され、怪物の触手が素早くブラジャーを剥ぎ取る。
美月の可愛い乳房とピンク色の突起が小刻みに震えながら、夜の風に晒された。
早速、怪物の舌先がチロチロと、美月のピンクの乳首の先をつつく。
「あはあっ!」
喘ぐ美月。ドレスの裾を握る手に力が抜けそうになるのを必死で堪えた。
健気な美月にはお構いなしの怪物の舌先が、無抵抗の乳首に襲いかかる。
いいように舐めまわされ、捏ねまわされ、美月の心も身体も弱まっていく。男に翻弄される美月、凛としていた美少女が快感に堕ちて行こうとしている。
可愛い喘ぎ声が次第に大きくなる。
「ふああ!ふああああああああああ!」
全身がガクガクと痙攣する美月。
ついに自力で立つ事も出来なくなり、その場にへたり込む。
湿り気を帯びた白いショーツから愛液が太ももに流れている。
「さて随分湿ってきたねえ美月タン。今度は清成くんの前でオナニーしてみようか」
怪物のその言葉にビクンと反応する美月。
「い…いや……お願い、それだけは、それだけは許して……」
純真な少女にはあまりにも酷な要求に涙目でイヤイヤと首を振る。
しかし、結局は男のいいなりのまま、身に付けているものをすべて脱がされ、怪物の前に両足を広げて座らされた。
その身体は怪物から少し斜めになっていて、その正面には清成の姿があった。
先ほどまでは清成の姿が僅かな心の支えになっていたのだが、さすがに今の姿は見られたいはずがない。
屈辱の涙に塗れながら、その細い指が自分の敏感な部分に刺し込まれた。
始めての自慰行為。そのぎごちない動きにもかかわらず、火照りきった美月の身体は敏感に反応してしまう。
美月の股間から、ポタポタと光る液体が垂れ落ちるたびに、頭の中が真っ白になっていく。
それを舌に絡め取っては旨そうに飲み込む怪物。
頭の中で快感が弾ける。あっけなくイク寸前に追い込まれた美月の頭はその指の動きを弱めようとしているのだが、その意志に反して指の動きは止まらない。
それどころか、その動きはますます激しくなり、美月自身を絶頂に追いやっていく。
「そ、そんな…こんなの……あたしの身体じゃない」
クチュクチュと液体が擦れ合う音が聞こえる。
自分の指の感覚が全くわからなくなっている。しかしその指は確実に美月を官能を刻み込んでいる。
「いやああ…いやあ……」
自分の右手の人差指と中指はヴァギナに深く差し込まれ、動き続ける。
美月の中で抑えようのない感情が溢れ出る。
「はっ…あひゃあ……な、何か…くるよお……あたし…へんだよ…」
軽い絶頂に達した美月。ようやく指の動きが止まり、荒々しく呼吸して脱力するスーパーガール。
「しょうがないな、美月タンは。へへ、特別に手伝ってやるよ」
男が美月の腕を捕り、強引にヴァギナの中を掻きまわす。
「ダメ!やめてえ、あたし…おかしくなっちゃう!」
凌辱者によって乱暴に動かされるされ、されるがままの美月の指。その動きは火照りきった少女をイかせてしまうには十分だった。
既に官能に絡め取られてしまった少女の身体はその動きを受け入れ、瞬く間に美月の意識は絶頂に押し上げられた。
「ああっ!……なにか…来るううう!清成くん!清成くん!助けて!あたし…あたしいいい!ふあああああああああ!」
無理やり限界を超えさせられ、スーパーガールは快感に敗れ去った。
無様に愛液を飛び散り、一段と甲高い悲鳴が暗闇の公園に響いた。
「へへへえ、スーパーガールに潮噴かせてやったぜえ」
不覚にも怪物の身体に身を預けてしまい、そのままグッタリとする美月。
呼吸が荒い。
愛らしい唇からもダラダラと涎が毀れ出しているが、それすらも気付いていない無力にされたスーパーガールの少女。
「はい!美月タンの負けー」
怪物がもたれ掛かる美月の身体をトンと突き飛ばすと、仰向けに後頭部から倒れ、地面に横たわる。
自分が噴き出した愛液の水溜まりの中でピクピクと痙攣してもがくスーパーガール。
「みないれ…ひゃめええ……ひゃめへええ」
僅かに残った意識が、その被虐の姿を愛しい人に見せたくないとして働くのだが、身体は全く言う事を聞かず、ただ小さな悲鳴をあげるだけ。
だらしなく開いた両足の間からは、白濁した液体がコポコポと流れ出て、水溜まりをさらに大きくしていく。
美月が流し出す液体を怪物は舌を伸ばしてゴクゴクと飲み干していく。
怪物は自分の中で何か力が沸々と湧いてくるのを実感しいていた。
同時に少し空腹も感じるようになっていた。
目の前に投げ出されている美月の白い太ももに、思わず咽が鳴った。
中身は人間とは言え、人喰いとしての本能が空腹を満たそうとして湧き上がる。
昨夜雪乃に噛みついたときにはスーパーガールの頑強な肉体に怪物の餌食となることだけは阻まれたのだが、今は出来るような気がしていた。
試しにと、美月の太ももの柔らかい部分に噛みついてみた。
少女の柔らかい弾力が噛みついた口に伝わる。
怪物は少し力を入れた。その口が柔肌に食い込んでいった。
このまま噛みちぎれると確信した。
しかし、まだ美月を甚振ることに飽きたわけではないので、思い止まって一旦その大きな口を美月から離した。
噛みついた跡がくっきりと太ももに残って、うっすらと血が滲んでいる。
スーパーガールの敗北を目の当たりにして、清成はただ泣きじゃくる。
恋人のピンチに何もできない無力。食いしばる口元から血が流れる。
出来るのはそれだけ。
美月を散々に弄んでいる怪物が、その動きを変えて、美月の太ももに噛みついた時、清成の背中に冷たいものが走った。
美月や雪乃がその怪物の名前を人喰いと呼んでいたことを思い出していた。
ただ涙するしかな出来なかった少年は、必死で少女を救う手段を考え始めた。
それまでも考えていないわけではなかったのだが、あまりに絶望的な力の差に諦めてしまっていた。
ただただ少女の無事を心の中で祈るだけだった。
しかしその祈りは届いていない。届かない。
少年の目の前で、可憐だった少女はボロボロに傷ついていくばかり。
ついに生贄の少女の生命の火が消えようと揺らいだとき、少年の真っ暗な絶望の闇に沈むだけだった心が、光を求めてジタバタともがく事を始めた。
上か下かもわからないような中で、美月を助けることだけを必死で考えていた。
少しずつ冷静に考えられるようになった清成。
怪物の動きを確認してみると、横たわる美月の身体から少し距離をとって少女を見つめたままじっとしている。
何か考えているのだろうが、清成の事など全く意に介していないことは間違いなさそうに思えた。
清成に纏わりついていた触手も既に解かれている。
一時の事とはいえ、少女への凌辱が止んだことで清成は気持ちが落ち着かせることが出来て、自分の成すべきことが見え始める。
まず、自分のを拘束しているひん曲げられた鉄棒は、隙間だらけな事にも気付いた。
少し身体を捻るだけで、拘束されていた腕はするりと抜け出した。
そして、ある考えが清成の頭に浮かんだ。
それはあまりにも絶望的な方法だったが、他に思いつく事もなく時間もない。
チャンスはこの一時。
その考えでは勝っても負けても美月を悲しませてしまうだろうことは解っていた。
だが、やらなければいけないのだ。清成の手の平に勇気と恐怖が混ざり合って汗となる。
その思いついた方法とは、美月と男との会話がヒントになっていた。
目の前の怪物は、美月たちの言う人喰いの姿ではあるが、その中身は昨夜の卑劣な男。男は人喰いに喰われた後、その意識を乗っ取ったと言った。
と言う事は、自分にも同じ事が出来るかもしれない。救われることのない方法。
清成の体が震える。怖い。美月を助けるためには、己が喰われねばならないことが絶対条件なのだ。
男との勝敗に関係なく清成の死は確定する。
負ければそれまで。勝ったとしても人を喰らって生きていくなど出来る筈もない。
美月が助かるなら、美月に殺されてもいいなんていう考えが頭をよぎった。
意識を乗っ取る方法など知らない。そもそも、意識が怪物の中に残るのかどうかもわからない。
美月の反応からは、あの男の存在はかなり特殊だと想像ついた。はたしてそれが自分にも起きるのだろうか。
ただ、喰われるだけかもしれない。
心臓の鼓動が耳の横であるかのように近い。
脂汗が全身から噴き出して滝の様。
「美月ちゃん、怒るだろうな……」
清成の頭に浮かんだのは、笑顔の美月。その手が、勇気を握りしめた。
清成は拘束されていた鉄棒を抜け出して、壊れた鉄棒のバーで怪物の背後から殴りかかった。。
願わくばこの一撃で倒れて欲しかったが、所詮は人間の力、人喰いには遥かに及ばない。
あまりにも油断している怪物のその背中は清成の先制攻撃を許したのだが、いとも簡単に硬い皮膚が鉄の棒を弾く。
弾かれた拍子に腕に衝撃が走り、手を押えてうずくまる清成。
その前に巨大な影が出来る。
「おまえバカだよな。おとなしくしてりゃ死ななくて済んだのによ」
怪物の太い腕が清成の身体をガッチリと捕まえる。
「美月タンを食べようと思ってたんだけどよ、もう少し苛めたいし迷ってたんだよ。ちょうどいいぜ。お前を食べてやる」
まさに計画通りの怪物の言葉。しかし覚悟を決めていたとはいえ、死の現実が迫ってくるのを肌で感じて身体の震えが止まらない清成。
奥歯がガチガチと音をたてる。
震える清成をあざ笑う怪物。昨日散々に殴られた恨みの記憶が再び蘇る。
「人を食べるってのはどんなだろうかな。ズゾゾーって感じだぜえ」
怪物の大きな口が、清成の上半身を呑み込み、そのまま噛みちぎった。
残された下半身もすぐに怪物の腹の中に飲み込まれた。
暗い公園の真ん中で、満足そうに腹をさする怪物。その足元に横たわる少女の意識はまだ戻っていない。
食欲を満たした怪物は、再び美月を弄ぶ方法を考え始めようとして、自分の中に奇妙な違和感が生まれたのを感じた。
「ここは…どこだ?」
一瞬の激痛の後、頭の中が真っ暗になったのまでは覚えている。
真っ暗なまま、五感の機能が働いていると漠然と感じているのだが何も見えない。聞こえない。熱も感じない。
ただ、不気味な水中にいるいると認識していた。まるで光も何もない深海の海のようだった。
「俺、死んだってことだよな」
しかし感慨に耽る時間はない。自分が怪物に喰われてからどれほどの時間が経っているのかわからない。こうしている間にも美月が酷い目に合わされているのかも知れないのだ。
心を研ぎ澄ます清成は、何もないそこに、戦うべき相手を感じ取った。奴がいる。すぐそこにいる。
男の意識が覗きこめる。美月を甚振ろうとする考えが伝わってくる。まだ美月が無事であることを確信して安堵すると同時に、卑劣な凌辱の意思に激しく憤る。
男も清成の存在を感じ取ったのであろう。男の動揺が清成に伝わってくる。
「勝てる!」
清成は何故だか確信した。美月のことを思う心に自信があった。
何もないその不気味な空間のようなものに自分の意志が広がっていく感覚とともに、男の断末魔の悲鳴を確かに聞いた気がした。
美月が凌辱から解放されて1時間程度経過していた。
公園のベンチの上に眠るように横たわる美月。
汚れてはいるが、白いドレスを身にまとって眠る。
やがて、美月はその意識を取り戻す。
跳ねるように起き上がって、あたりを見回した。
記憶は鮮明に残っている。戦わなければいけない、男にその身を捧げなければいけない。
軽く混乱している美月の胸の中、思いはただ一つ、清成を助けなければいけない。
まだ暗い夜の公園。深夜2時過ぎ。
虫の声すらしない、ただ静かな風の音だけが聞こえる。
ふと美月は自分が服を着ている事に気が付いた。男に脱がされたはずのお気に入りのドレス。
誰かが着せてくれたのだろうか。
「清成くん!」
誰かなどではない。それは愛しい少年以外にほかならない。
辺りに人の気配がないか探ってみたのだが、愛しいそれは感じられない。そのかわりに少し離れた所に、忌まわしい存在がいることに気が付いた。
凌辱の記憶が蘇る。
その心は傷ついたままであったが、気力を振り絞って怪物の前に降り立つ。
「清成くんはどこ?返事によってはあたし、許さないよ!」
怪物に身構える美月。姿の見えない清成が心配でならない。
美月の殺気に対して、人喰いは何の反応もない。
怪物が死んでいるわけではない事は感じ取っている。怪物の呼吸が聞こえる。
そして、スーパーガールの感覚を総動員しても公園の中に生き物の気配はひとつしか感じられない。
ふと、美月の中に絶望的な思いがよぎる。
「清成くんをどうしたのか言いなさい。まさか…」
美月はそれ以上言えなかった。清成が怪物に喰われたなど、とても声に出せない。
怪物は微動だにしない。ただ、美月を見つめて見下ろすだけ。
気絶するまでは執拗に攻め立てた怪物が、獲物を前に何の反応もない。
鳥肌が立つようないやらしい気配も感じられない。
怪物の正体は卑劣な人間の男で、その醜悪さは怪物の姿を通してもよくわかった。
それが感じられない。
そう考えた時、怪物の気配が自分の良く知っているものに近い様な気がした。
雲が動き、月の光が公園を照らす。
異形の目が美月の瞳に映る。
その醜い瞳から涙が流れている。
ドクンッ!
美月の心臓が、破裂するかのような音をたてた。全身から冷汗が噴き出した。
「まさか……まさか………」
全裸で失神していた自分が、なぜ服を着ているのか。
目の前の怪物はどうして自分への凌辱を止めたのか。
疑問の瓦解とともに絶望が鎌首をもたげる。
恐る恐る口を開く美月。言いたくない言葉。聞きたくない答え。
「きよ……なり、くん?」
その言葉をに初めて怪物が動きを見せた。
カエルのような頭がゆっくりとうなずいた。
美月の頭の中は真っ白になり意識朦朧、そのまま前のめりに倒れそうになった。
その身体を怪物が優しく抱きとめる。
美月の意識がハッと戻り、腕に抱かれながらその拳を清成の胸に叩きつけて号泣する美月。
「バカバカ!清成くんのバカ!どうしてこんな事しちゃったのよ。どうして……どうして…」
月明かりの中で抱き合う、異形の怪物と美少女の影。失意と絶望のコントラスト。
清成に抱かれ、落ち着きを取り戻す美月。
「ごめん…清成くん、あたしの為なんだよね……ごめん、ごめんね」
その涙は止まらない。
「俺、戻れないのかな……」
ほんのわずかだが、美月がその方法を知っているのではと期待を持っていた。
その小さな希望はあっけなく消滅する。
うつむいて小さく震える美月の姿が、答えを表していた。
美月には何もかもが不可能だと解っていた。
喰い千切られ飲み込まれた清成の身体は元に戻る事はない。
このまま人喰いとして生きることは可能であるが、それはもう清成が人ではなくなる事を意味している。
そして、その存在を美月が許す事はあり得ない。倒すべき敵。
無敵のスーパーガールにも、出来ない事はある。
「そうか〜」
大きくため息をつく清成。
わざと大きな明るい声を振り絞る。
「美月ちゃん、俺、美月ちゃんに殺されるなら……」
「バカ!バカバカバカ!清成くんのバカ!」
清成の言葉を無理やり遮る涙目の美月。
再び怪物の大きな胸で泣きだした。
「あたし…そんなの……出来るわけないよ!」
「ごめん…俺…馬鹿だね」
清成は自分の言葉がどれほど泣き虫の少女を傷つけてしまうか痛感した。
泣き虫の優しい、強い少女。
どうしようもない現実だけが二人の間に横たわる。
美月にしても、これからどうすれば良いのか見当もつかない。
清成はこのまま人知れず死のうと思った。
美月は清成と運命を共にしようと思った。
そして、清成はこうも思っていた。
「俺の分まで笑って生きて欲しい。それが美月ちゃんを苦しめるってわかってる。でも俺の最後のお願いは聞いてほしい」
美月は答えなかった。
清成も黙り込んでしまった。
沈黙のまま抱き合っていたふたりは、どちらからともなく、いやどちらもが初めてデートした海岸へ行こうと思った。
最後の時を静かに過ごそう、今はそれ以上何も考えたくなかった。
夜の海に向かって砂浜に座っている二人。他には誰もいない崖に挟まれた小さな海岸。
月の光が浜辺を照らす。
「清成くん、初めて話した時のこと覚えてる?」
うなずく清成。
学園祭のクラス委員をクジで決めて、二人が当たった時の事だ。
ぎごちない挨拶を交わした記憶が蘇る。
「あたしね、清成くんのこと、なんか暗い奴だな〜なんて思っちゃったんだ。ごめんね」
「謝らなくてもいいよ。僕だってあの頃は美月ちゃんの事をちょっと可愛いからってイイ気になってる厭味な女の子だと思ってたんだからさ」
「え〜ひどいよ〜」
「だってさ、美月ちゃん誰とも話さなかったじゃない。いつも不機嫌そうにしてさ。それにしょっちゅう居なくなるし、不良女子高生にしか見えなかったよ」
「清成くん、言い過ぎ〜」
流石にちょっとムカつく。
「でもさ、僕はスグにわかったよ。困ってる人をほっとけないくらい優しい人だってさ」
あの時だって正体がばれるのに、俺を助けてくれたんだもんね。
学園祭の準備のために校舎の3階の窓から身を乗り出して垂れ幕を垂らした時、突風でバランスを崩した清成は垂れ幕ごと転落した。
そして気が付いた時は、学校から遠く離れたビルの屋上だった。
美月に抱えらえれていた。
「あたしもね、あの時は迷ったんだよ。今助けたらあたしが特殊だってばれちゃうって。でも、あたしも知ってたんだよ。清成くんはいい人だってね。
それに大変だったんだよ。周りに人がいたらから。絶対に見られちゃいけないから、フルスロットルで飛び上がったんだよ。だから止まるのに時間かかっちゃった」
「飛び出すな!スーパーガールは急に止まれないってか?」
「ううん。あたしは止まれるよ。だってあのスピードで止まったら、清成くん潰れて死んじゃうもん」
笑い合う二人。奇妙なシルエットが揺れる。
「そうだ、聞こう聞こうと思ってたことがあるんだけど、半島戦争の時にさテレビに映ってた戦車が空を飛んだってのは美月ちゃんの仕業だろ。アレってすごいよね」
「ああ、あれはね、あたしじゃないの。別のスーパーガールなのよ。ほんとはあんな事に介入しちゃダメなんだけどね。彼女優しいからついやっちゃったって言ってたわ」
「なんだ、そうだったの」
「でね、その時あたしはね、原子力空母をちょっとね…インド洋からマゼラン海峡に持っていってたのよ。艦長さんの顔面白かったわ]
何か琴線に触れたのかコロコロ笑い出した美月。
「雪乃と二人でね、お互いに空母掴んで持ち上げてリアルダイダロスアターック!なんて叫びながら遊んでた。
これまた大変だったのよ、護衛艦なんて船体の真ん中から折れそうになっちゃってさ。ほんと戦争ってだめだよね」
「どこの昭和生まれだよ!ギャグわかんねえよ」
「つっこむとこそこじゃないでしょ〜」
しばらくは笑い合っていた二人であったが、時間がたつにつれて認めたくない現実が訪れる。
清成は少し空腹を感じていた。腹の虫は絶望の響き。
「美月ちゃん、俺もう行くよ。どこか高い山奥がいいかな。餓死するって苦しいんだろうな」
すっと立ち上がる清成。その胸中は荒れ狂う嵐のよう。死ぬ覚悟など出来てはいない。
「清成くん……あたし………悪い人捕まえるから…………」
美月の瞳が白く濁っている。焦点はどこにもあっていないのがわかる。
清成は太い指で美月の唇をそっと押えて言葉を止めさせた。
「駄目だよ、美月ちゃん。それ言っちゃ駄目だ」
美月の瞳が一段と濁る。
「清成くん………あたしを…食べて……」
「!」
この時、美月は単に思いつきで言ったに過ぎない。
怪物の中で心が一つになるなど思ってはいなかった。
しかし、清成は違っていた。
禁断の言葉。
清成にとってそれを考えなかったとは言えなかった。実は清成の頭の片隅にはその言葉がくすぶって離れなかった。
あの男の中に入り込んだ時に感じた感覚。
怪物の中に広がる自分の意識。その時は男の意識を駆逐したのであるが、融合することもできそうだと思っていた。
もし、少女の意識が自分の中に入ってきたら、交り合うことが出来そうな気がしていた。
「あたし、清成くんとひとつになりたい…」
空虚な微笑みを湛えてすり寄る美月。
妖しい雰囲気が清成にもわかる。
抱きしめて願いを叶えそうになる衝動を抑えて、美月を振り払い背中を向ける清成。
ハッとして美月の瞳に光が戻る。
自分の行為を激しく後悔した。
「ごめん…あたし、本当にバカだ……いつも清成くん困らせてばかりだね」
冷静を取り戻した美月であったが、だからといってこの状況が変わるわけではない。
時間が止まればいいのにと思った。
「ねえ清成くん、あたしたちはね、格が上がるっていうか、偉くなるって言うかね、上手く言えないけど背中に羽が生える事があるんだ」
「羽?天使?それって経験値が上がるみたいなもの?」
「うん、そんな感じかな。羽の生えたスーパーガールは使徒って呼ばれる特別な存在になるの。ほんの数人しかいないけどね」
「でも美月ちゃんは羽が無くても飛べるよね」
「もう、少しはロマンチックに考えてよね」
プクッと膨れる美月。
清成はその翼のある使徒なら奇跡が起こせるのではと期待したのだがそうではないらしい。
「ううん、そんな話は聞いたことがないの」
「じゃあ、それって階級章みたいなもの?」
「もう!使徒の人は厳しいけど優しい人ばかりなんだから。茶化さないで」
「あたしはこう思うの。その翼はね、未来に翔ぶ為に生えるんだって。みんなを幸せにするの、笑い合える未来。あたしもいつか羽が生えるように頑張ってね、その羽でみんなを幸せにするんだって思ってた。」
潤んだ瞳で月を見上げる美月。
「でね…でね……その未来は…清成くんと……一緒だって…思ってた……………」
再び訪れた沈黙。
その時、二人の目の前に二つの影が降り立った。二人とも細身で長身、成熟した大人の女性。
北欧系の顔立ちの色白で赤毛のショートカットの美女。
もう一人は更に白く透きとおる肌の美女。ブロンドでウェーブが掛かった長い髪が風になびく。
二人とも、神話の女神のような白いドレスを身に纏っている。
そして、その背中には大きな翼がある。神話の天使そのものであった。
天使と違うとすれば、その手には大きな鎌、まるで死神が持つのような鎌が握られていること。
「ディアリ様!スーラ様!」
驚愕して声を上げる美月。その口調は清成に対するそれとは異なり、明らかに緊張している。
「美月、説明しなさい」
ディアリと呼ばれたブロンドの美女が語りかけた。
肌と同じ、透き通る優しい声。
その声に思わず聞き惚れてしまった清成。
美月は昨晩からの出来事を話した。
時折身体が震えて泣きそうになると、ブロンドの天使がその頭を優しく撫でて慰めた。
赤毛の天使はその後ろで凛と直立している。
全て話終わった時、美月の瞳は真っ赤になってブロンドの天使の胸に顔を埋めて泣いていた。
「辛かったでしょう。もう苦しむ事はありません」
震える少女の頭をなでる天使。
「美月、この決着は貴女が付けるのです。そうすればこの苦しみから解放されるのです」
「!」
顔色が真っ青になる美月。
抽象的なその言葉の意味は、美月の顔を見て清成にもすぐに理解できた。
「できません!」
ブロンドの天使の胸から離れ、強い口調で否定する美月。
美月の首筋に、刃の感触が伝わる。
いつの間にか背後から赤毛の天使が大きな鎌を突き付けていた。
「ス…スーラ様……」美月の大きな眼が更に広がる。
「美月、ディアリ様に逆らうのか!」
「それは……。でも、私には出来ません」
「美月、貴女は賢い子です。この少年を救済する手段はないという事を理解しているでしょう」
ゆっくりとうなづく美月。
同時に清成の心に絶望の色がトドメを刺した。
そうか…俺……死ぬしかないのか……
「よろしい。では美月、行いなさい」
ブロンドの使徒が命令する。やさしい声だが、横で聞いている清成の心にすら響き渡る強い声。
ブンブンと首を振る美月。大鎌の刃の冷たい感触が首に当たる。その刃は僅かにスーパーガールの皮膚を傷つけた。血がにじむ。
それを見てその刃をしまうように赤毛の使徒に命ずるブロンドの使徒。
美月から少し距離を置いたスーラ。
ディアリの話が続く。
「美月、貴女の能力はスーパーガールの中でも群を抜いています。力だけならスーラにも勝てるでしょう。しかしスーラには翼がありますが貴女にはありません。何故だかわかりますか」
答えない美月。
「貴女が優しさだと思っている、その心の弱さが原因なのです。考えてみなさい。貴女自身も、雪乃もそこの少年も、先ほどの貴女のお話では、貴女が信念を貫いていればこのような事態は起きていません」
ディアリの言葉が美月の心をまっすぐに貫く。顔は真っ青になったままうつむいて、小さな身体が震える。
見守る清成の心にもブロンド天使の言葉が痛い。美月の心の痛みを
「人質を取られたのなら、人質ごと貫きなさい!断罪に躊躇など必要ないのです。貫けない力など、何の意味もありません」
震える美月の頭にそっと手を差し伸べるディアリ。
「これは貴女の試練です。これを乗り越えたなら、貴女の心は強さを纏い、翼を得ることができるでしょう」
ワナワナと震えていた美月が、差しのべられた手を振り払う。
「いらない……清成くんを犠牲にしてなんて、あたし…そんなのいらない」
「美月!無礼だぞ!」
美月の背後に立つスーラが大鎌を持つ手に力を込める。
ブロンドの使徒の宣告が下る。
「美月、貴女には失望しました。スーラ、処理しなさい」
「はい」
スーラと呼ばれた方の赤い短髪の天使が美月に大鎌を振りかざす。
美月は抵抗する気配を見せない。
清成には、目の前の翼をもつ天使が、先ほどまで美月を嬲っていた男と大して変わらない存在に思えていた。
優しい少女を虐めているようにしか思えない。そして、その原因はどちらも自分にある。
人質として、許されない存在として、美月に重しのように圧し掛かり小さな心を押し潰してしまう。
今まさに天使の姿の死神が美月の命を奪おうとしている。
先刻、清成が男と対決するに至った状況とさほど変わらない。
ただ、少し違うところがあった。今の清成には、力がある。
美月を泣かせる奴は許さない。
赤毛の使徒と美月の間に割って入り、有翼天使と対峙する。
「清成くん…」
「俺が美月ちゃんを守るなんて考えた事もなかったよ。なんか不思議だね」
「ううん、いつだって清成くんはそうだったよ」
死の淵で触れ合う二人の心。だがそれはほんの一瞬だけ。
「愚かな!」
赤毛の天使の大鎌が一閃。
受け止めた怪物の太い右腕が、あっけなく切り落とされた。
「ぐああああ!」
「清成くん!」
腕を押えて崩れる怪物に、寄り添う美月。その上から赤毛の使徒の連撃が振り下ろされる。
全身を輝かせてそれを打ち払う美月。
一発でも漏らしてしまえば、清成の命はない。
激しい攻防の中、スーラの攻撃に一瞬乱れが生じたその隙をついて、美月は鎌の動きに腕を合わせて刃を強く押し返した。
弾かれるように後方に押しやられ、一旦距離をおく赤毛の天使。清成への攻撃は止まった。
「清成くん大丈夫?」
駆け戻る美月に、首を縦に振った。
「大丈夫だよ、すごく痛いけど我慢できないほどじゃないよ。化け物の身体は相当丈夫みたいだ」
清成の無事を確認すると、美月はブロンドの使徒に向き合った。
「ディアリ様、酷すぎます!」
「美月、もう一度だけ言います。自分で決着を着けなさい。さもなくば二人とも私が処理します」
ディアリが軽く翼を振るう。
その羽ばたきが、風の槍となって二人の脇を抜けて、海岸の崖を易々と貫き丸い穴を開けた。
清成にもその威力はわかる。
美月を死なせるわけにはいかない。
「美月ちゃん、俺と…戦ってくれ」
砂浜で向かい合う美月と清成。
もちろん清成には美月を襲うつもりなどあるはずがない。
戦う意思のない勝負。
なし崩しに清成と対峙した美月も、戦うつもりはない。
清成の言うがままに向き合ったものの、その手はだらんと下りたまま。
頭だけが混乱していた。
この場をどのように切り抜けるか、それだけを考えていたが、何も浮かばない。
考えれば考えるほど美月のなかに絶望だけが広がる。
わかってはいる。清成はもうどうしようもない。人を喰らって生き延びるか、餓死するかしか選択肢はない。
そしてそのどちらを選んだとしても、すぐに死が訪れる。
それならば、少しでも長く、せめて人間らしく生きて欲しい。
その傍らに寄り添っていたい。そして、死にたい。
美月のささやかな希望。
しかし、ブロンドの天使はそれを許さない。
どうしていいのかわからなくなる美月。
その時、清成の様子がおかしくなった。
急に呻き始めて、身体が激しく震え出した。
心配して駆け寄ろうとした美月だったが、清成がそれを制した。
「来ちゃ駄目だ。俺の中で、人喰いが…暴れ出した」
「き、清成くん!」
清成の方へ歩み寄ろうとするのだが、清成の手が離れろとばかりに動く。
そして。
「馬鹿め!こいつの意識は喰ってやったぜ」
大きな口でニヤリと笑う異形の怪物。
残された太い腕を振りかざし、背中の触手を次々と美月の方に伸ばして襲いかかろうとする。
最初は抵抗を躊躇っていた美月であったが、固い決意で拳を構えた。
「あたしは…スーパーガール……」
小さくつぶやく美月。拳は手刀の形となり襲いかかる怪物に向って構えをとった。
全身が赤く淡い輝きに覆われていく。
その様子をじっと見ているブロンドの使途に美月は話しかけた。
「ディアリ様、私に翼が生まれなかった理由はわかってるんです。私……結構残酷なんです」
「死ね!スーパーガール!」
ひと際大きい叫び声とともに、怪物の残された太い左腕が美月に振り下ろされた。
美月は右手でその腕を受け止め、左手の手刀が怪物の心臓を狙った。
しかし、どうしてもその刃を振るう事が出来ないでい。
化け物は更に美月に迫り、その職種眼前にまで迫っていた。
大きな口が美月を呑み込もうとして広がる。
その時ついに、美月の手刀が光を放ちその胸を貫いた。
すぐにその手が引き抜かれ、その傷口から鮮血が噴き出す!真っ赤な鮮血が噴水のように、スーパーガールの心臓から噴き出す。
美月の手刀は自分の胸を貫いていた。
「み、美月ちゃん!」
倒れようとする美月の体を慌てて受け止める怪物。
少女の身体を優しく抱きしめるその異形の身体をスーパーガールの血が赤く染めていく。
勢いよく噴き出す血は怪物の顔にまで届き、呆然と開いたその口にも流れ込む。
「美月ちゃん……どうして……」
「くすっ、やっぱり……清成くんだ…」
怪物の胸を優しく撫でる美月。その掌はたしかに愛しい少年の想いを感じていた。
「なんで?どうして!………しっかりして、美月ちゃん」
激しく動揺する清成。
自分の覚悟が裏目に出た、というよりも、余りにも浅はかだった考えを激しく後悔する。
愚かな行為が、優しい少女の命を奪おうとしている。
何をどうすればいいのかわからない。
優しい少女を助けたい。すがるように二人の天使を見る清成。その天使たちの目は何も語りかけようとはしない。
「あたし……いつも言ってた…で…しょ…清成くんの嘘わかるって………
それに…清成く……ん…芝居下手なんだ…もの……あ…たしじゃなくても…わかる…よ」
口からも鮮血がこぼれ出す。全身血まみれになる少女。その命の火が急速に細くなっている。
「あたし…清成くん……殺せないよ……」
取り返しのつかない事態に激しく動揺する清成。
美月の胸の傷口を手で塞ごうとするのだが、それは何の意味もない。
「止まれよ…止まってよ!」
清成の叫びに応じるように噴き出す鮮血の勢いが衰えていく。
しかしそれは願いが叶ったわけではない。もう美月の体内にはほとんど血が残っていなかった。
「こんなの…こんなのダメだ!誰か!誰か助けて!美月ちゃんを助けて!」
祈るように夜空を見上げて慟哭する清成。その声は怪物の咆哮となる。恐ろしくも優しい奇妙な音が響く。
それに応えるものはない。奇跡は起こらない。
取り乱す清成をなだめるように美月の小さな手が、醜く太い怪物の指に絡まる。その握りしめる美月の指の動きが清成を落ち着かせた。
だが、その指も力を失って清成から離れてしまった。
「あたし…ほんとバカだよね。清成くんの為にって……思った、でも…清成くん…苦しめちゃったよね…ごめんね…ごめんね……」
みるみる蒼ざめていくその美月の顔。涙を流しながら謝るその口元には微笑みが浮かんだ。それが今の美月が清成に出来る精一杯。
清成を悲しませたくない、ただそれだけだった。
美月の瞳が濁っていき、輝きが失われていく。月の光ももう届かない。
その身体は愛しい人に抱きかかえられているにもかかわらず、美月にはもう清成の温もりを感じることすらできなくなってしまっていた。
愛しい人の存在を確かめようとして小さな手が虚空を彷徨う。もう一度、ふれ合いたい、少女はそう願った。
しかし、清成はその手を掴んでしまうと美月が消えてしまうような気がして、その手にふれることを躊躇してしまった。
「清成くん……どこ?……好き…だ……よ………大…好き……逢え…て…よ…かっ………………………
突然、その手は意思を失い、ゆっくりと落ちていく。慌てて少女の可憐な手を受け止める清成。しかし、その小さな手にもう温もりは感じられなかった。
化け物の腕の中で、少女は動かなくなっていた。
その表情は、穏やかで、笑っているようにすら見える。
もうその表情が変わることはない。永遠の微笑み。
夜の海岸に人喰いの咆哮が響き渡る。
「何やってんだよ俺!俺……なんで……なんで受け止めてあげなかったんだよ……アホ!ボケ!死ねよ俺、死ね死ね!死ね!」
美月がやったように自分の拳を胸につきたてようとするのだが、それはドンドンと音を立てるだけ。
胸を突き破るほどの勢いがつかない。勇気も覚悟もない自分が情けない。
大好きな女の子の、最後の願いを、どうして小さな手を握ってやれなかったのか。温もりを伝えてやれなかったのか。
ほんの少しの躊躇い、取り返しのつかない失態。
その時、清成の首に大鎌の刃が触れた。
いつのまにか赤毛の天使が背後に立っていた。
「望みを叶えてやろう」
もう、清成に未練はなかった。
ほんの少しだけ、両親の顔が浮かんだが、怪物の姿で何がどうなるというのか。両親を悲しませるだけに違いない。
もう大切な人の悲しむ姿は見たくない。
覚悟と紙一重の自暴自棄。何もかももうどうでもよくなっていた。
「美月、がっかりさせるな」
ブロンドの天使が頭から鷲掴みにして荒々しく清成の抱える美月を奪いとって、そのまま投げ捨てた。
ゴロゴロと地面を転がる美月の身体。
「何するんだ!仲間だろ!」
ディアリは清成の方を振りむこともせず、スーラに指示する。
「さっさとゴミを片付けなさい」
スーラは冷めた目で清成に添えた刃を引いた。
その刃は、怪物の首を切断するはずの天使の鎌は、固い皮膚に阻まれて止まった。
「なに!」
驚愕するスーラを無視してゆっくりと立ち上がる清成。
首に絡まった大鎌が使途の手から振り払われ、ガランと音を立てて地面に落ちた。
「おい…あんたディアリとか言ったよな」
ブロンド天使に近づいて前に立つ清成。
「お前の、その羽は何のためにあるんだ?」
意外な質問にディアリの目が大きくなる。
「誇りある断罪者の証しだ」
「それは、誰かを幸せにする為なのか?」
「幸せなど関係ない。ゴミを、神の意志に背くものに天罰を下すための羽だ」
そう答えたディアリは、清成を無視してスーラに命令した。
「スーラ!早くゴミを片付けなさい!」
ゴミとは自分のことで、赤毛の使徒の攻撃が来ると思い身構えた清成だったが、スーラは横たわる美月近づいてその黒髪を乱暴に掴み、亡骸を引き起こした。
人喰いの口から天をも劈く咆哮が轟く。
次の瞬間、ブロンド使徒の首がその体からゴロリと転がり落ちた。
残された首もとから真っ赤な血が噴き出し、天使の身体はうつ伏せに倒れ、背中の羽が薄れて消えていく。
「ディアリ様!」
スーラが慌てて首のない天使に駆け寄るがもう遅い。
復讐の羽を広げる間もなく、赤毛の使徒の胸からも血が噴き出した。
背後から清成の腕が貫通していた。
天使を貫いた腕が引き抜かれると、赤毛の天使の身体はブロンド天使に重なるように崩れ落ちて、動かなくなった。
今の攻撃に清成の意志はなかった。気が付けばもう清成しか立っているものはなかった。
ただ、怒りにまかせて揮った腕は、敵うはずのない敵を葬り去っていた。
清成は美月が最後にブロンドの天使に言った言葉を思い出した。
「そうか…美月ちゃんの…血か……」
波打ち際に横たわる美月の亡骸にゆっくりと歩みよる清成。
その横に腰を落とした。
「美月ちゃん、本当、残酷だよ」
水平線が薄っすらと太陽の光を滲ませた頃、人喰いと呼ばれる異形のモノは空高く舞い上がって、やがて消えた。
明るくなったその海岸には、二体の美女の遺体が残されているだけだった。
美月が雪乃の為にそうしたように、復讐の意思を持つ使徒・スーパーガールと呼ばれる存在が異形を追い求めたのだが、その網に隻腕の人喰いが掛かることはなかった。
その姿を見た者もいない。
その行方は誰も知らない。
ただ二人を除いて。
以上です。
長々とお付き合いありがとうございました。
好き嫌いはともかく、よくやってくれた
しばしの休憩の後、また頼むよ!
好きか嫌いかで言うと
好きです
GJ
もう、そろそろ500KBになるんじゃないか?
3スレ目まで行くとは思わなかったな
昼休みの教室、
男子児童が腕相撲大会をはじめていた。
机の上で何組か対戦している。
勝負がつくと、今度は勝った者同士、腕相撲をはじめた。さしずめルールのないトーナメント大会といったところか。
女の子には、男子に混じって腕相撲をする者もいるが、おおくはは男の子たちの対戦を観戦中だ。
リンダは、そんな喧騒の中、涼しい顔で自分の席に座っていた。
どうやら、高見勇斗が一番強い、しかも頭ひとつ抜けた存在だということになった。
負けた男子が、右手、左手と再挑戦しても、誰も勇斗には勝てない。
低学年から野球を続け、リトルリーグでも期待され、がっしりとした体格も小学生らしからぬ存在だった。
「リンダ、一度、勝負してくれないか。俺と!」
残念なことに彼は、頭は良くなかった。
自分がクラスでずば抜けて強いのと、リンダが人間のレベルをはるかに超えた運動能力を持つことを、混同していた。
腕相撲の世界チャンピオンが、人間のレベルでは群を抜いていても、パワーショベルと勝負できるわけがない。
リンダは、パワーショベルと腕相撲しても勝てるスーパーパワーを秘めている、、、
「ふーん。わたしと、、、勇斗くんが。」
リンダが座ったまま、見上げるようにいうと、
「みろ、このちからこぶ!!」
半そでの袖をめくりあげ、右腕をぐっとまげて見せた。
自慢するだけあって、しっかりとした筋肉が、2センチいや3センチほど、こんもりと盛り上がった。
「へえー、触ってもいい。」
リンダは、指がで盛り上がった筋肉をなぜる。
首をかしげて、「にっ」といたずらっ子ぽく笑うと、、、、
「きんにくつぶしいー。」
と言うと、ちからこぶを包んでいる5本の指で、ギュッと握り締めた。
ブチブチッ、メリメリッ、ビチ、ビチッ、、、、
「いたたた、、いいいーーー、、」
鍛えられてはいたが、しょせん人間の身体。
クリプトン人のリンダにとってはと、豆腐をつぶすのと何ら変わらない。
リンダが、手を離すと、勇斗はもう片方の手で、右腕を痛そうにさすっている。
リンダは、隣の席に座る美咲に微笑むと、
「美咲ちゃん。勇斗くんと腕相撲してみて!!」
と、リンダは勇斗の痛がる右手を無理やり掴むと、美咲の机の上で彼女の小さな手と合わせた。
美咲はクラスで一番、いや学年で一番小柄で、体力もない女の子だった。
「美咲ちゃん。さあ、、」
美咲が力を入れると、勇斗の腕が倒れていく、、
彼の上腕二頭筋はさっき断裂してしまったので、ほとんど力が入らない。
バン!
勇斗の初敗北。
クラス最強から、クラス最弱になってしまい、野球も2度とできない身体になってしまった。
教訓: スーパーガールをからかうのはやめましょう。
(おしまい)
>>657 余韻のある物悲しいラスト
前のバージョンともまた味の違う展開は面白いと思った
ぶっちゃけ個人的にはスーパーガールのいる世界に天使の翼があるのは興醒めなんだが、それでも十分以上満足できた
GJ!
>>657 いやはや、まったく違う展開でも読んでいて思いっきり引き込まれました。
楽しかったですよー
>>657 展開にメリハリ効き過ぎ!
ところどころに誤字や脱字があるのが残念ですが
見事なストーリーに満足しました
ロリスパガ GJ
萌える
ところで美月ちゃんのシリーズは続くんでしょうか?
ちょい悪スパガ参加のデスドッヂボールとか見たいな
シューティングゲームの敵キャラのように次々と血煙に変えられていくクラスメート
舞い踊る体操着ブルマなスパガ…
イイ!
小学生ってのは残酷だからな
本気で怒ったら大変なことになりそうw
友達に暴力を振るった仕返しに、
隣町の不良中学生を血祭りにあげる。
怒りのあまり、軽く人間をねじ曲げたり、バラバラにしてしまう、
あたりかなあ。
体育の授業、今日は体力測定だ。
リンダは、体育は全て見学している。
転校してきたとき母親から、力加減ができず、ほかの子供に怪我させてはならないので、強く要請されていたのだった。
6年1組の児童たちは、50m走、握力、ソフトボール投げの3つのグループに分かれた。
見学者はリンダだけ、朝礼台の上にポツンと座っていた。
退屈そうなリンダを見た担任の中村は、ふと思いついた。
体力測定なら、体操や球技と違い、ほかの子供たちに危害がおよぶことはないんじゃないか。
体育委員の布良芳樹に、彼女を呼びに行かせた。
「リンダ、、先生がお前もやれっていってるんだけど、、」
「えっ!わたしが、、」
リンダ自身、スーパーパワーのコントロールは十分できていると思っており、
みんなが楽しくやっているなかで自分だけ見学するのは、本当は好きではなかった。
「でも、体力測定なんて、みんなを怖がらせちゃうだけだよ。」
恥ずかしそうにいうリンダに、布良は、
「大丈夫だって、リンダのスーパーパワーならみんなもう見慣れてるよ。」
「うん、じゃあ!」
というと、リンダはジャージを脱いだ。
まだ胸も未発達で子供っぽい体形だが、母親ゆずりの美しい体躯。
白い体操着に紺のブルマを初めて至近距離で見ることになった、布良にはまぶしすぎるものだった。
「じゃあ、50m走からやってみる?」
と布良が彼女を連れてスタート地点に移動するのを、
担任の中村が呼び止めた。
「リンダ!まず握力からやってみろ。
ただ、普通にやると握力計が壊れるだけだから、指の力でやってみろ。こんなふうにだ。」
と言うと、中村は右手でチョキを作り、その間に握力計を挟んだ。
ふんっ、と2本の指に力を込める。
アナログ式の握力計の針はほとんど動かない。1キロと2キロの間で針が止まった。
「これならスーパーガールのお前に、ちょうどいいハンデだろ。針も振り切れずに記録もとれる。まず右からだ。」
と握力計の針をゼロに戻すと、リンダに手渡した。
握力計のグリップ部を、右手の人差し指と中指ではさんだリンダは、
先生やほかの子供からも見えるように、前方に腕を伸ばす。
クラスの男子と女子が取り囲み、怖いものみたさの一方、どんな記録が出るのかワクワクしていた。
リンダが指先に力を込めた。
カチッ!
グニュ、バキベキッ、、、
一瞬の出来事であった。
針は一瞬で振り切れ、握力計の鉄でできているグリップ部が、あめのようにねじ曲がると、2つに切断された。
リンダのチョキは完全に閉じていた。
超強力な油圧駆動の金属カッターといったところか。
「げえー、すげえ、、、、」
男子児童を中心に叫喚の声がどよめいた。
「うーん。壊れちゃった、、せんせい、この場合わたしの点数はどうなるの、、」
「うん、右は100キロだ。左は記録なしでいいだろ。平均で50キロ。10点、満点だ。」
と苦し紛れの解釈で記録表に記入した。
「次は、ソフトボール投げをやってみようか。」
と教師の中村も、リンダの運動能力に興味津々である。
リンダは、ソフトボールをかごから取り出した。
グランドに石灰で描かれた円内に入った。
少し緊張したのか、ボールを握る右手に少し力が入ってしまった。
メリミシッ、ブチブチブチッ、ブチッ、、、
という異音が右手、いやボールからもれた。
金属バットで強打しても壊れないはずのソフトボールに、いとも簡単にめり込んだリンダの指。
ボールの内部にあった繊維とコルクチップが、ボロボロとグランドに落ちていく、、、
「あっいけない、力を入れすぎちゃった。」
それを目の当たりにした数人の児童から、
「すげえ、ボール、握りつぶしちゃったよ。」「まじ、、これって潰れるの。」
と、自分の持っているボールを両手で潰そうとするが、小学生の、いや人間の力ではびくともしない。
「ごめんなさい、もうひとつボールをとってえ、、」
というリンダに、女子児童のひとりがボールを手渡した。
豆腐をあつかうように慎重に、両手でやさしくボールを持つ。
右手で、こんどはやさしく握ると、、 リンダの右腕がビュッと光速で動いた。
ブオォン、、、、、
突風が砂ぼこりを伴いグランドに舞った。
轟音を残して、、、ソフトボールはあっという間に大空のかなたに消える。
マッハ80(時速96000キロ)ほどの初速が与えられたボールは、そのまま大気圏外に達し、地球を回る軌道に乗った。
「すげえ、、、、」
クラスの児童たちは、全員が驚愕の表情で大空を仰ぎ見ていた。
「せんせ、これ記録は、、、、」
握力に続いて、リンダが困ったような表情を見せると、中村は記録表に「∞、10点」と書き込んだ。
(おしまい)
今回、別に「ちょい悪」じゃないなw
めっちゃ可愛いけど
ちょwww中村wwww
意外にクレバーだなwww
むしろ先生と仲よさそうでいいかもw
このリンダは可愛いなw
50m走も見てみたいな。
おい、ちょい悪ならもっと悪いところも見せるんだw
萌えた
「リンちゃん。お願い。」
6年1組の真野結衣が振り返ると、カラオケルームのドアが開いた。
あたりの部屋からも大音響が響いており、
彼女の声が部屋の外に聞こえたとは思えないが、
スーパーガールであるリンダが聞き洩らすことはなかった。
ドアを開けたリンダ。
胸に黄色のSマークがデザインされた、ブルーのコスチューム、
深紅のブーツとミニスカートと、スーパーガールに変身した姿であった。
部屋には、高校生にみえる男が3人、
それと、6年1組の真野結衣と浅香あかりの計5名。
「リンちゃん!この高校生たちよ。
先週も私たちをここに誘い込んで、変なことを、、」
「なんだ、こいつ、コスプレ趣味の小学せえか、、
ちょうど3対3だ、遊んでやっからこっちにこいよ。」
男たちの1人、和晃がいかにも頭の悪そうな口ぶりでいうと、
リンダが言い放った。
「あなたたち、結衣ちゃんとあかりちゃんに先週、ひどいことをしたでしょ。
今日は、あなたたちに仕返しにきたのよ。」
一番体の大きな俊樹が立ち上がった。
リンダとは30センチ以上の身長差がある。
「へえ、何してくれるんだい。おじょーちゃん。」
「リンちゃん、こいつらに、教室でみんながやってる、
ふじさん、ぞうきん、それとでんきあんまをやっちゃえ!!」
リンダが来るまで、不安いっぱいだったあかりだが、元気よくいいはなった。
「あかりが決めたげる。和晃、あなたはふじさん。和哉、あなたはぞうきんね。
俊樹は、こないだ私に変なもの押し付けたよね、だからあ、最後にでんきあんまの刑よ。」
リンダの力から考えると、これが死刑宣告を意味することを、3人は気付かなかった。
「リンちゃん、まずこいつ、和晃から。お願いね。」
というと、結衣が和晃の右手を引っ張った。
いったい彼女たちが何をしようとしているのか、和晃には見当もつかない。
和晃の右手首が、結衣ではなく、リンダいやスーパーガールに掴まれた。
振りほどこうとしたが、リンダの手はビクともしない。
そればかりか、ものすごい握力だった。
手首が折れそうな激しい痛みを感じる。
ぞうきんとは、、
相手の素手の腕の皮膚を親指と人差指で引っ張りあげる技である。
その引っ張った皮膚の形が富士山に似ていることから命名されている。
「じゃあ、やるね、ふじさんの刑、、」
と言ったリンダは、2本の指で腕の皮膚をギュッと掴むと、そのまま上に引っ張った。
「いいい、いてええええ、、、ぎゃあ、やめ、やめ、やめみょ、、、、、」
と、奇声を発する。
彼の腕には高さ10センチほどのふじさんが盛り上がったと思いきや、
ミリミリミリッ、ブチ、ベリベリベリッ、、、、
とスーパーガールの力で強引に引っ張られた人間の皮膚は、あっさりとちぎれた。
リンダの指先には血まみれの皮膚がぶら下がった。
和晃は、痛みのあまり気を失うと、全身の力が抜け、床に崩れ落ちた。
「すごおーい、、リンダ。さすがスーパーガールのパワー!!」
と悪びれたこともなく、結衣がいうと、
「じゃあ、次やるね。」
とリンダがいうと、人間の目に見えないスピードで移動し、
こんどは和哉の右腕、手首と肘の真ん中あたりを両手でつかんだ。
もちろんあせったのは、和哉だった。
「おまえ、和晃に何しやがった?!」
「うん。だからふじさんだってば。
おにいさんには、ぞうきんやったげるね、りょうほうともわたしやるのはじめてなの、、」
和哉は、事態を飲み込めない。
腕を振りほどこうとしたが、リンダの両手は1ミリたりとも動かない。
ぞうきんとは、、
相手の素手の腕を両手で掴み、絞る技である。
絞る様子が雑巾を絞る様子に似ていることからこの名がついている。
ちなみに、リンダが掃除の時間に絞ったぞうきんは、
水分が完全になくなり、ブチブチブチッと布が引き裂かれてバラバラになる。
かわいらしいこの小学生の手に、スーパーパワーが秘められていることを、
ようやく理解した男は、
「や、やめて、、ねえ、ねえ、お願いだから、、、」
という情けない、懇願を漏らすが、リンダの両手が無慈悲に動くと、
バキバキッ、メキ、、グギャ、、
男の泣き言は、骨の破砕音にかき消された。
和哉は涙とと鼻水で顔をグシャグシャにして、声も出せない。
リンダの両手は、前腕の骨や筋肉をペチャンコに握り潰し、
文字どおり、ぞうきんを絞るようにギュッとねじった。
手首はちょうど一回転した。
握られた部分は1センチほどの細さになり、破れた皮膚から血が滴っている。
彼女が手を離すと、骨で支えらるはずの箇所が、カクンと90度に折れ曲がった。
かろうじて、皮膚がつながっているので、手首が床に落ちることはなかった。
和哉は、焼けるような熱さを右手に感じた。
神経組織がこの部分で切断されたので、痛さでなく熱さとして彼の脳に伝わったのだ。
「じゃあ、つぎはでんきあんまの刑だったね。」
リンダが、俊樹を下から眺めながら、恐怖の宣告をした。
6年1組では最近はやりはじめた究極技だ。
男勝りで運動神経抜群の浅香あかりが、男子をいじめるときに良く使っている。
俊樹が、とっさに逃げ出した。
が、あっという間にドアの前に立ちはだかるリンダ。
「リンちゃん。まず、相手を転がすんだよ。そして、足を掴んで、、ガガガガッ、てやるの。」
あかりがナイスなアドバイスを与えた。
リンダは俊樹の足元にしゃがみこむと、そのまま両手で足首を掴んだ。
ガタン!!
力任せに足首を引っ張りあげ、俊樹は無理やり転倒させられる。
「や、ややややや、め、、、、」
俊樹は生きた心地がしなかった。
それも当たり前、
「あかりちゃん。わたし、やっぱりこんな変態の人にでんきあんましたくないよ。
なんだかいやなかんじだもん。」
と少し困り顔のリンダだが、
とりあえず赤いブーツを男の股間の上に置いた。
リンダは、ブーツの底に硬いものを感じた。
艶めかしいブーツの外見によるものか、スーパーパワーの恐怖によるものか、わからなかったが、
男の股間はピクピクうごめき、しだいに硬くなっていった
「あかりちゃん。なんかこの人、変、、、でんきあんま、やりたくないよお。」
「じゃあ、股間ごと、床を踏み抜いちゃえ。
リンちゃんのパワーなら簡単だよ。先週、廊下のコンクリートの壁を踏み抜いたみたいに、、」
俊樹は青ざめた。
目の前の小学生は、このコスチュームのとおり、
あのスーパーマンとスーパーガールの本当の子供だ、、間違いない、
「うん、あかりちゃん、踏みつけるだけなら、一瞬だし、できそう。せえーのっ!!」
グショッ、メリ、バキバキッ、、
赤いブーツは、床材を豪快に踏み抜き、
その下のコンクリートをも破壊し、10センチほどめり込んだ。
もちろん、股間ごと、、
股間、数秒前まで男性器があった部分は、骨盤ごとブーツの形に削り取られた。
削り取られた骨と肉片は、コンクリートとブーツの間に挟まれ、原形ととどめないミンチ状態だ。
「すごーい、こんなにおっきな高校生でも、リンちゃんにかかれば、よわよわね。
そうそう、3人とも聞いてる?このこと誰にもしゃべったら駄目よ。
もしそんなことしたら、ね、こんどはリンちゃんの「でこピン」で2度としゃべれないようにしちゃうから。
ねっ、リンちゃん。」
リンダは、あかりに「うん!」と相槌で答えた。
リンダにしても、自分たちがどんな残酷なことをしているのか、良く分かっていない。
一人は皮膚を百針以上縫い、
もう一人は腕を神経や血管ごとすり潰されているので、肘から切断するしかなかった。
最後の一人は、太い血管が傷つくことはなかったので、命には別状ないが、
二度と自分の足では立てない身体となり、車イス、さらに人工肛門での生活を余儀なくされた。
その後、3人の高校生は、警察や病院から、しつこくどうして大怪我をしたのか聞かれたが、
決して話すことはなかったという。
(おしまい)
ちょい悪&悪&正義のスーパーガールの作者です。
リンダは、いかがでしたか。
結構、キャラ立ちしているので、わたしは気にいっています。
次は何をさせようか?
むしろどんなふうに動いていくのか?
わたしも楽しみです。
ご希望があれが、次スレに、、
リンダどんどん可愛くなっていくなw
この時期、ロリでエロとかグロは不味いのかな?
個人的にはめちゃくちゃやってほしいんだが…
まぁ、体力測定みたいなほのぼの路線も可愛かったんだけどね
689 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 09:52:21 ID:tcC10unE
保守
超努窮少女GTS読んできたんだが人食いネタ少年誌でやるとか予想を超えてた。
小人さん食べちゃうぞ的なやつ。漫画自体はつまらないけどそっち系好きな人には良いね。
頑丈な肉体を試すために自ら馬の怒張を受け入れるスパガ
あまりのスパガの膣の具合の良さに増大の一途を辿る馬チンポ
最初は楽勝の表情で膣圧で万力の締め付けをしたりして馬との獣姦を楽しんでいたスパガだが、
次第に鋼の硬度にまでなり鉄杭のようになった巨大馬チンポにメキメキと膣を押し広げられ悲鳴を上げて拒絶しようとする
しかしあまりの快楽に白目を剥き口から泡を吹く馬は完全に野生の本能のままに腰を突き入れてきて、とどまることを知らない。
子宮奥深くまでに馬チンポはがっつり入り込んで容易には抜け出せず、
とっくの昔にスパガの足はガクガクと砕けているがチンポに強引に立たされて倒れる事も許されない。
そして泣き叫んでの哀願も虚しく幾度もの膣出しを食らわされて、次第に膨れ上がるスパガのお腹…
溢れ出した野獣の精液が太ももを伝い、ブーツに垂れて汚して中を精液池と化させる…
地球動物の生命力を侮っていたスーパーガールは嫌という程に自らの甘さを思い知らされるのだった…
693 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 08:05:52 ID:fDrhXAoi
上げ
いや、もうとっくに次スレも立って490kbにも達しているんだから
ほっといて落とせばいいのでは?
695 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 18:15:43 ID:gU6QXiHJ
ここはリョナ展開とかはありですか?
グロでなければ、リョナ程度はありでしょ。
グロでもリョナでもなんでもあり
だがふたなりだけはカンベンな
なしてさ
ふたなりは万能性の象徴だろ
スパガでもいいじゃないか
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =
,.-―っ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人./ノ_ら~ | ・・・と見せかけて!
从 iヽ_)// ∠ 再 開 !!!!
.(:():)ノ::// \____
、_):::::://( (ひ
)::::/∠Λ てノし)' ,.-―-、 _
______人/ :/´Д`):: ( _ノ _ノ^ヾ_) < へヽ\
|__|__|__( (/:∴:::( .n,.-っ⌒ ( ノlll゚∀゚) .(゚Д゚llソ |
|_|__|_人):/:・:::∵ヽ | )r' ー'/⌒ ̄ て_)~ ̄__ イ
||__| (::()ノ∴:・/|::| ./:/ /  ̄/__ヽ__/
|_|_| 从.从从:/ |__|::レ:/ ___/ヽ、_/
|__|| 从人人从 ..|__L_/ .( ヽ ::|
|_|_|///ヽヾ\ .|_|_ /⌒二L_ |
──────── ー' >ー--'
巛ノi
ノ ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ')/ノ_ら ∧_∧ | いきなり出てくんな!!
、)/:./、 ( ´Д`) | ビックリしたぞゴラァ!!!
)/:./.:.(,. ノ) `';~"`'~,. \ ________
\\:..Y:.( ・ '' :, ,. -―- 、|/
_____ 从\、,. ,; .,、∴';. ・ ( _ノ~ヾ、ヽ
|__|_ _(_:..)ヽ:∴:@) ノ(゚Д゚ #) )
|_|__|_人):|:・:::∵ヽノ) (_(⌒ヽ''" `ー'
||__| (::()ノ∴:・/|::|( \ \ \) ) _
|_|_| 从.从从:/ |__|::|ノ \ ミ`;^ヾ,)∃ < へヽ\
|__|| 从人人从 ..| /:/ _,,,... -‐'''"~ /ー`⌒ヽ、 (( (゚Д゚llソ |
|_|_|///ヽヾ\ ./:/ _ \ / /T;) /~  ̄__ イ
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´⌒ソノ`
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|_|__|___い 、 , ,ソ_|_|
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