>649
kwsk
台本SSが多いって意味じゃないか?
元々セリフばっかのしかないじゃん
スカ(大)で初心者の初投稿です。
生暖かい目でご覧ください。
「お前、今日も気持ちよくしてもらいから間に合わないふりしてわざと漏らしたんだろ?」
部活の後輩の体を風呂場で洗ってやりながら意地悪そうに聞くこの少年は三島陽司、中学2年生だ。
「そんなことないですよ!が、我慢できるわけないじゃないですか。学校から先輩ん家まで50分近く歩かなきゃならないのに・・・あんなの・・・・使われたら・・・・無理ですよ!」
自分の背後で尻から脚にかけてを丁寧に洗ってくれている陽司の方から更に目線をそらすように真正面を向いてわめき散らした小柄な少年が大木健太、陽司の後輩で中学1年生だ。
彼らの間には決まり事があった。
健太が部活動の帰りに陽司の家に呼ばれた時は、「中をキレイにするため」に学校で浣腸をされるのだ。
陽司の家に着いたら健太はそのカラダを陽司の好きにされるのだが、学校で浣腸されてから陽司の家まで排便を我慢でき場合、陽司が一度イッたら開放される。
陽司の家まで我慢できずに漏らしてしまった場合は、陽司がイクのはもちろんのこと健太がイクまでカラダを弄ばれなくてはならないのだ。
「はいはい、わかったよ。お前は俺に弱みを握られて仕方なくなんだもんな。男の俺にイカされても嫌なだけなんだよな。でも、今日も俺ん家まで我慢できなかったからお仕置きでイカせてやらなきゃならないな」
そう言って健太の恥ずかしい粗相の跡を洗い流してやる陽司のペニスは既に上を向いて半分被った包皮からまだ幼い亀頭の先を覗かせていた。
また、健太も否定はし自分自身も望んでいないと思っているのに、こうして下半身を丁寧に洗われ、既に何度目かの経験となるこの後の行為を思い、
完全に包皮に収まった小さなペニスは血流が増加し硬さと大きさを増し始め、弱みを握られて仕方なくなどと言う言葉を自分自身を納得させるための言い訳へと堕としていった。
まずはこの二人の関係が始まった出来事から紹介しよう。
「お前達、暑いからってだらけてやってないで気合入れろよな!」
風のない夏の日の午後、湿度の高い絡みつくような空気がこもる体育館に響く部長の怒鳴り声。
その中で部長を前に練習後の火照った体から汗を滴らせて1年生部員達が並んで立たされていた。
体操服を体に張り付かせている彼らの汗は練習と暑さのせいだが、一人それだけではない者が居た。
「部長の話、早く終わらないかな・・・。俺、もうそろそろ限界・・・」
彼が今現在かいている汗は、練習も終わりに近づいた頃から耐えている便意によるものだ。
外の世界へ解放されようと出口の扉を圧迫する彼の体内の醜い塊は、夏休みで生活のリズムの狂いから
軽い便秘になり2日ほど溜め込んでいたものだ。
夏バテ知らずの健太は練習前に昼食をしっかりととってしまい、その後の運動が刺激となって
腸が活発に動き出し、その溜め込んでいたものを排出しようと蠕動運動を繰り返している。
部長の話も耳に入らず、尻か腹を押さえて我慢したいがそうも行かずに、位置を直すフリをして
短パンを持ち上げてみたり、動いているのがバレない程度に足の置き場を動かして気を紛らわせながら、
尻に力を入れて必死で話が終わるのを待つ。
「グゥゥ・・・・キュルル」
小さく腹が鳴り、腸の動きが自らの働きぶりを主張する。
周りの部員に聞こえたんじゃないかと思い恥ずかしくなる健太だが、
それ以上に深刻なのは出ようとしている実の方だ。
実際には10分もないだろうが、健太には1時間にも2時間にも思えるような時間が経過し、
尻を押さえるのと同じ効果を狙って2度目の短パン上げを行った時だった。
「・・・てことでわかったな!それじゃ1年生は片付けして解散!」
延々と続くかに思えた部長のお説教が終わり、健太は早く片付けを終わらせて帰ろうと
テキパキとネットをたたみ体育館の床にモップをかける。
「よしよし、大木は俺の言いたい事が伝わったみたいだな」
本心を知らずに部長は満足気だ。
片付けが終わり、1年生以外は全員揃っている部室で健太は早口で言った。
「すみません、今日は寄り道しないでかえりますね」
いつもなら部活の後はみんなで徒歩5分ほどの小学校のそばにある文房具屋兼駄菓子屋に寄って
アイスを食べて帰るのだが、健太は片付けを終えるとそう言って夏休み中の練習日で着替えもないため
荷物だけ掴むと急いで家路に着いた。
「俺、ケンタと同じ方に帰るから一緒に帰るわ」
陽司は健太の飛び出した後の部室で他の部員にそう告げると健太を追った。
この時は自分に潜んでいるドス黒い欲望には陽司自信気付いてはいなかった。
純粋に、健太が部長の説教でヘコんでいるのかと思い、フォロー役に回ろうと思っての行動だった。
健太を追って家路に着いた陽司は程なく健太に追いついた。
田舎道、畑と田んぼの中を貫く3桁国道のバス停の待合小屋の脇に健太は立っていた。
「おーい、ケンタ!一緒に帰ろうぜ〜」
陽司に声をかけられ、健太はドキッとしたように声のほうに顔を向けると、
歩道から待合小屋の裏に隠れようと向かっていた足を止めた。
この時、健太は家まで我慢しようと言う方針の変更を決意するほどの便意の大波に襲われ、
この隠れようのない畑と田んぼの中を通る道路で唯一死角のできるバスの待合小屋の陰で
野グソに及ぼうとしていたのだった。
「あ・・・三島センパイ・・・」
一度はリスクを覚悟で開放しようとしたため簡単には止められない便意を、
部活の先輩と言う無視できない相手からの呼びかけにより必死で抑え込み、
平静を装って右手を挙げ応える健太。
陽司が走って近づいてくる間も括約筋に力を込め、押し寄せる便意の大波にまかれないようこらえている。
「なんだよ、ブチョーにセッキョ食らったの気にしてんのかよ?いつもなら一緒にアイス食って帰るじゃん?」
健太のところまで追いつくと陽司は明るい調子で声をかけた。
「別に、そんなんじゃないですよ。今日はたまたま早く帰ろうと思っただけで・・・」
尻に力を込め便意を必死で抑え込みながら答える健太の様子の違いには気付かずに陽司は、
それならいつものように途中まで一緒に帰ろうと何気なく誘った。
健太はこの誘いを受けて、気を抜けば漏らしてしまいそうな激しい便意、それも陽司に声をかけられるまでは
物陰で野グソしてしまおうかと決意するほどの強敵との戦いを自宅まで続ける覚悟を決め、陽司と歩きはじめた。
健太の家は二人が通う学校と陽司の家との間にあり、二人はよく一緒に帰っていた。
陽司は健太を普通なら異性に対して抱くような意味ではなく、後輩としてかわいいヤツだと思っていた。
見た目も小柄でツヤのあるストレートな髪を洒落っ気もなく寝グセをつけて登校してくるような子供っぽさや、
どうでもいいような出来事でも大げさに楽しそうに話すしぐさに、陽司は健太の中に仔犬のようなかわいさを感じていた。
陽司が部長に怒られてしょげていると思った健太のフォロー役に回ろうと思ったのもそのためで、
その本来の目的を果たすために明るく話しかけるのだが、便意と戦う健太の反応は鈍く上の空だった。
「なんか今日は暗いなぁ、やっぱ気にしてんのかよ?今日、ブチョーは1年全員を集めて言ってたけど
ケンタは頑張ってると思うぜ、俺は」
励まそうと思い、そう言って健太の1歩先を歩いていた陽司が振り返り健太の方をに視線を向けると
健太は歩みを止めて閉じられた目からは涙を流しながら小さく震えて立っていた。
「おいおい、泣くほどの事じゃな・・・っ!!」
そう言って健太の横に回って肩に手を回そうと思ったときに陽司はやっと健太の異変の原因に気付いた。
ブッ、ブバッ・・・ニチニチニチ・・・
炸裂音を響かせて健太の短パンの後部を膨張させ、その部位から悪臭を立ち上らせる汚らしい塊。
「お、俺っ・・・ずっと我慢してて・・・・うっ、ひっく・・・部長に怒られた・・・ひっ・・・のを気にしてたんじゃなくて・・・・・
さっきだってほんとは・・・うぅ・・・バス停のとこで・・・」
泣いて本当のことを告げながらも下着の中に脱糞を続ける健太を目の前にして陽司はかける言葉を失ってしまった陽司。
同時に中学生にもなっておもらしと言う小さい子供のような行為をしてしまった健太に対して愛おしいという感情を抱いた。
「ケンタ、うちに来ないか?俺ん家、この時間なら誰も居ないから洗濯してやるしシャワー貸してやるよ」
「センパイ・・・」
家に帰れば母親と日によっては姉が先に帰っている健太は、恥ずかしいおもらしが家族にバレるのを回避できるこの申し出を受けない手はない。
ひとつ頷いて陽司の家でこの粗相の後始末をさせてもらうことを決めた。
陽司の家まではまだ距離があるため、通学路で他の部員や同級生に会うのを避けようと多少の遠回りにはなるがいつもと違う道を通った。
通学路の国道を離れた二人は国道でさえ田舎道なのに、それを避けただけあって他の通行人に会うこともなく陽司の家に向かうことができたが、
歩くことによって健太のブリーフの中に何とか納まっていた塊は少しずつ漏れでて腿をつたい短パンで隠し切れないところまで垂れ落ちてきていた。
泣きながら嗚咽の止まらない健太の顔と短パンから伸びる腿に張り付くこげ茶色の恥塊を交互に見ながら、
陽司は自分のペニスが短パンの中ではち切れんばかりに持ち上がっているのに気付いた。
「やべぇ、ケンタの恥ずかしいおもらしを見てたらなんだかコーフンしてきた・・・」
そう思っていると、健太の短パンの裾から糞が一塊おちて夏の日差しに焼かれたアスファルトに落ちた。
「ヤッ、センパイ、見ないで!」
そう言って尻を両手で隠す健太を見て陽司は更に自分の中に燃え上がる感情を認識したのだった。
つづく・・・かも?
こいつはたまらんのう
将来が楽しみだぜ、おまいさん
663 :
661の続き:2009/01/12(月) 01:49:32 ID:MWm52RJw
>>662 ありがとうございます。
続きを投下させていただきます。
※注意!!スカ要素あり!
陽司は見たらかわいそうだと思いながらも、不自然に盛り上がり汚物の水分を吸って学年色のエンジ色が
濃い色に変わっている健太の短パンの後部にチラチラと視線をやってしまう。
健太もそれに気付き、恥ずかしそうに体操着の半袖シャツの裾を下に向けて引っ張り、
懸命に尻を隠そうとするが、短パンから染み出ている茶色い汁が白い接触したシャツの裾にも染み込んでしまい、
逆に自らの失敗を目立たせてしまっていた。
陽司もシャツの裾を出して自分の短パンの前のふくらみと、その先端の小さなシミを隠していたが、
例え隠さなくても健太にはそれに気付く余裕などなかっただろう。
言葉少なにそれぞれ違う部分を隠して、セミの声と陽炎の中を陽司の家に向かう二人。
やっと家に着くと、陽司は玄関先に健太を待たせて先に家の中に入って行った。
「風呂場まで歩くのに廊下を汚したらまずいからな、ちょっとそこで待っててくれ」
そう言われて待たされている健太は心細い事この上ない。
見られれば一目で分かってしまう自分の失敗の跡を抱えて、一人で立ち止まって待っていなくてはならないのだ。
不安は的中し、農家の軽トラックがゆっくりと陽司の家の前の道を通過して行く。
健太は陽司が早く戻ってこないかと家の方を向いて視線を玄関ドアに向けていたが、
あわてて反対を向いて尻を見られないようにしうつむいた。
それとほぼ同時に陽司が左手にトイレットペーパーを持って玄関から出てきた。
「ほら、垂れてきて落ちないようにコレでだいたい拭き取ったら風呂場まで案内してやるよ」
そういって左手のトイレットペーパーを手渡す陽司の右手が彼の腰の後ろに隠されていることに全く気付かない健太。
そして受け取ったトイレットペーパーを右手に絡め取り、体をひねって腿に垂れてきている失敗の証拠を拭き取ろうとした時だった。
視界が一瞬まぶしくなり、同時にその耳に「ピッ」と言う電子音を捕らえた健太は驚いて陽司の方を向いた。
そこには、右手に隠していたデジタルカメラで誰にも知られたくない健太の秘密をファインダーに納めている陽司の姿があった。
「!!・・・セ、センパイ!撮らないでっ!け、消してください!」
半ばパニック状態の健太に対して陽司はファインダーを覗いたまま、少し意地悪そうな笑みを浮かべて言った。
「安心しろよ、誰かにバラすために撮ってるんじゃねーし。ただし俺の頼みをいくつかきいてもらえれば・・・だけどな」
やさしい先輩のまさかの言動に固まってしまっている健太に向けて陽司は続けて言い放った。
「早くした方が良くね?誰か通ったら俺がバラさなくてもその格好、見られちまうぞ?」
そう言われて、我に帰ると同時に観念した健太は、自分の腿と短パンに張り付き垂れ落ちそうな悪臭を放つものを拭き取り始めた。
その姿を容赦なくデジタルカメラで記録していく陽司。
陽司の短パンは既に隠すつもりもなくなった前のふくらみにあるシミの大きさを更に増し、
まさにガマン汁と言う俗称がぴったりと当てはまるその分泌物の量が、彼の興奮の度合いを視覚的に表現していた。
ブリーフから漏れ出て垂れ落ちそうになっていた物の処理が終わった健太は風呂場に案内された。
「汚れた服は風呂場のセッケンで一度洗ったらこの洗濯機に入れておけば洗濯してやるよ。
あとは、身体を洗い終わったら俺がチェックするから呼べよ。
俺の服を貸してやるのに、ウンコの洗い残しとかあったら嫌だからな」
そう言って陽司は脱衣所から出ると、その場で聞き耳を立てた。
風呂場の扉が閉まる音がして、かすかに布擦れの音が聞こえたところでもう一度脱衣所に入っていくと、
健太が風呂場の中で服を脱いでいる最中であろうタイミングを見計らってガラと扉を開けた。
汚れた下着を短パンごと下ろし、つるんとした尻タブにべったりと糞をつけた健太の姿をデジタルカメラに収める陽司。
「あっ、ヤダッ!センパイ、やめてくださいっ!」
陽司は健太の言葉に耳を貸さずに5枚6枚と連続でシャッターを切ると、終わったらきちんと呼べよと念を押して風呂場の扉を閉め出て行く。
とにかく今の汚れた状態をなんとかしたい健太は、もう何枚も撮られてしまった写真のことはひとまず忘れて身体と身に着けていたものを洗いはじめた。
陽司は自分の部屋に戻ると撮影した写真をパソコンに取り込み、ひとつひとつを確認するように眺めた。
このままオナニーをしてしまいたい衝動にかられた陽司だが、ここは我慢と短パンの上から自分のペニスを押さえつけると、
細かく震えたのち、大きく深呼吸をして腰掛けていた椅子の背もたれに体重をあずけた。
このまま健太のおもらし画像を鑑賞し続けては我慢も限界を迎えてしまうと思った陽司は、パソコンの前から離れてタンスを開けた。
健太の着替えを用意するためだ。
タンスの引き出しをいくつか開け閉めしていると、陽司が小学校時代に来ていた上下白の体操服が見つかったので、これでいいやと取り出して勉強机の上に置いた。
今日はここまでです。
次くらいでスレタイ通りにケンタくんにはお兄さん(センパイ)とエッチしてもらいたいと思ってます。
エッチまで行かない上、淫語やら少ないので先人の傑作に慣らされた住人の方には物足りないかも知れませんが、
嗜好の合う方がいらっしゃればもうしばらくお付き合いくださると光栄です。
>>666 続き楽しみにしてるんだぜ!
それにしても初投稿がスカとは……ww
寝てたらこんな夢を見た。
家の車庫に廃品回収のためにエロ本まとめて置いてたら友人達が中学生時代の姿で現れてエロ本漁って散らかしやがった。
俺が車庫に入った瞬間奴らは逃げたんだがとりあえず一人捕まえて強引に連れ戻した。
やんちゃ坊主系でそこそこ体は大きくなってきてるんだが大人の俺の力にはかなわない。
エロ本欲しいなら持って行けよ!使うんだろ!?何に使うか言ってみろよ!!シコるんだろ!?シコシコシコシコするんだろが!とかわけわからない事喚きながら中学生の服を強引に剥いだ
中学生涙目ww
そこに何故か自衛官の某髭の隊長が現れたんだが無視して乾いた舌で中学生の尻をべろんべろんと舐めた。
だが乾いた舌だから尻にぴたぴたとくっつくんだ。
某髭の隊長が覗き込むように間近で中学生の尻を見て俺のでこと隊長のでこがガツンガツンぶつかった。
で、そこで目が覚めた……寝る前にこのスレを見たせいだとは思うんだが末期かもしれんorz
ショタと肛門は切っても切り離せない
また肛門とスカは切っても切れない仲
ようするにショタとスカは切っても切り離せない
つまりスカが来ればショタ屋が儲かるという構造
670 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 14:46:53 ID:+FnU8NcA
投下します。
暴力描写?含有?
もう少しだけ、続くかもしれません。
朝からお昼、夕方までずうっと、長い長い空白の時間の中で、僕は延々と恐怖に震えている。
先輩の匂いがするベッドと毛布だけが、ただ一つ僕の味方になってくれる。
目を閉じてはいけない。何もかもを思い出してしまうから、思い出に引き摺りこまれてしまうから。
暗闇は…。薄暗くて冷たいコンクリートの上は。害虫の這い回る、不潔で埃臭い物陰は、かつて唯一許された、僕の棲家だったから。
瞬きも嫌だから、どうしても眼が乾く。ひりひりする痛みが走って初めて、瞼を少しだけ擦った。
遠くで車の走る音が聞こえる度に、僕はぎくりとして息を潜める。
呼び鈴が鳴らされると、ひたすら体を縮こまらせた。脈拍や鼓動の音も漏らさないぐらいに。
先輩は、呼び鈴なんて鳴らさないから。やがてドアを叩く音がする。
大声で張り上げられているのは、先輩の苗字だったかもしれない。ガスの集金だったかもしれない。
だけど、僕の耳に届く頃には、違う言葉になって聞こえる。
『ここから腐った生肉の臭いがするよ!』
現実と過去の恐怖が、二つ同時に津波のように押し寄せて、目の前が灰色にぼやけた。
誰かは、先輩への用事を諦めたみたい。砂利を踏み締める足音が、徐々に遠くなった。
誰かが、僕の居場所を……。僕がここに居る事を知られてしまったら、この生活は終わってしまう。
絶対に先輩と離れ離れにさせられる。僕は、またあの家に投げ落とされる。
その先にどうなるかは、予想がつかない。苦しい罰だろうか、痛い罰だろうか、気持ち悪い罰だろうか。全部かも知れない。
でも、僕自身がどうなろうと、そんなのはどうでも良いこと。あの家に居れば、遅かれ早かれ同じ最期が待っている筈だ。
僕はもう、先輩から一生ぶんの幸せを貰ったのだから。この思い出があれば、地獄の底でも辛くなんてない。
でも……。先輩は……。先輩の人生は、必ずめちゃめちゃになってしまう。
そんなことは、決してさせない。
僕は無意識に、感覚が無くなるまで強く唇を噛み締めた。
僕がまだ幸せでいられる間に、早く僕をばらばらに裂いて、焼いて森に埋めてって、いつも先輩にお願いしているのに。
そのことを言うと、先輩は必ず僕を殴る。泣いて頼んでいるのに。全然怖くない事なのに。少しも嫌じゃないのに。
このままじゃ、危ないのは先輩なのに……。……本当にあのひとは、ばかなんだから。
赤い夕陽がすぐに紫になって、それから真っ暗になった頃。何の前触れもなく、玄関が開く音がした。
まだ、半信半疑だ。油断はできない…けど、廊下を進む足音は、あまりに特徴的なものだったから。
先輩の借り物だから仕方ないけれど、どうしてもサイズの合わない、よれよれのワイシャツを纏ったまま、廊下に顔を出した。
「おかえりなさい。」
「…………………。」
むすっとした顔。いつもそうだけど、確かにどこか、違う機微が浮かんでるんだ。今では、微妙な雰囲気の違いで、先輩の気分を知るようになれた。
…なんだか、今日の先輩は、凄く疲れているみたい。
空っぽにしか思えない鞄が飛んで来たから、慌ててキャッチする。
運動は苦手中の苦手なのに、上手に受け取れたのは、先輩のコントロールのお陰だ。
こっちに見向きもしないまま、さっさとお風呂に行ってしまった。顔ぐらいは、もう少し見ていたかったのに。
朝の内にタイマーを掛けておいたから、お湯は張れている筈。僕が今からやる仕事は、ちゃんと分かっている。
テーブルの上に並ぶものは、自然と炒飯やスパゲティといった簡素な品々になる。
重要なのは、量と早さだ。味付けは二の次で、とにかく手早く、そして多くが、食卓に求められるから。
勿論、僕だって味も究めたいのだけれど…。僕の味オンチな舌が当てにならない事実が、ひたすら恨めしい。
濃い味付けを避ければ、後は先輩が自分で好みの調味料を振ってくれるのが救いだった。
こうして、一つのテーブルで、誰かとご飯を食べているなんて、今でも信じられない。
温かくて、いい匂いのするご飯なんて、遠い国のお伽噺の出来事だけだとずうっと思ってた。
冬のご飯は、からからに干乾びた、砂利のような食べ物だった。雨水でふやかすと、糊みたいになる。
夏のご飯は、青緑色のかびの胞子が舞っている。水で流して、鼻を摘んで飲みこむ食べ物だった。
つい最近まで、僕が作ったご飯を食べてくれる先輩を見ているだけで、泣いてしまっていた。
先輩は凄く驚いていたけれど、僕は上手く説明できなくて、それが何日も続いて、とうとう怒らせてしまった時もあった。
僕の食べ方は、ちまちましたものだと思う。歯は所々幾つか欠けていて、ものを上手く咀嚼できないから、食べるのも遅い。
先輩は「美味しい」なんて決して言わないけれど、何でも必ず全部平らげてくれる。
すごく落ち着いた、綺麗で行儀のいい食べ方なのに、結構な量が着々と口に消えて行く光景も、僕の幸せの一部だった。
「ね、先輩。僕の耳って、美味しいですか?」
「……はぁ……?反吐並に不味い。乳臭くて苦塩っぱいゴムみたいだ。お前の髪まで、口の中に入って来るしよ。」
「むぅ。」
なんだ、残念。次にハム切らしちゃったら、先輩に食べて貰おうと思ってたのに。
料理に使った道具とお皿を洗い、丹念に体を清めた。潤滑油を含ませて、着衣はワイシャツ一枚だけを羽織り、寝室に向かう。
先輩はとっくに横になっていて、ちゃんと毛布も被っている。
近くに寄って、顔を覗き込んだけれど、彼は枕に深く頭を預けて、目蓋を閉じていた。
僕がベッドの上に座っても、いつもみたいに引き摺りこんだり、組み敷いたりもしない。
……今夜は、えっち、お預けかなぁ……
寝室はここだけで、ベッドもこの一台だけだから、僕もいそいそと毛布に潜り込み、先輩の側に寄り添う。邪魔にならないよう、できるだけ静かに。
毛布の中を潜り抜けて、先輩の顔の傍に頭を出した。
大きな手が降って来て、僕の髪をくしゃくしゃにしたけれど、肩を抱き寄せてくれてからは、それっきり。
疼きが全く治まった訳ではないけれど、それでも胸は幸せで満たされている。また涙が滲んで来てしまうくらい。
何もかもを許してしまえる大きな存在に抱かれ、心の底から安心して眠れる幸福なんて、もしかしたらこの人で初めてなのかも。
僕の思い出は、まるでコマ送りの映像のようだ。ぶつ切りの記憶が一瞬だけ現れて、後の全ては真っ暗闇に塗り潰されている。
煙草を吸っている痩せた長身の人は、きっとお父さんという人だった。次の映像は、灰皿を探しているあの人。
すぐに暗くなる。足元で傅き、大きく両顎を開けている僕は、臭い煙を口と鼻から立ち昇らせている。
髪の長い奇麗な人は、お母さんと呼ばれている人。
三時のおやつの時間にくれるものは、今日も『消臭剤』『芳香剤』と書いてある、綺麗な色のグミキャンディーだ。
真っ暗な時間が飛ぶように過ぎ去る。いつしか庭先には、生温かい吐瀉物と排泄物に塗れた汚いミイラが、ぶるぶる震えながら横たわっている。
真っ暗になる。
それを詰まらなそうに眺める僕は、いつも立派な石塀の中に埋まっている。石の表面から頭だけを出して、それを鼻先で嘲って眺めている。
暗転する。
先輩の腕へ、気付かれないようにそっと、唇を触れた。後は目を閉じているだけでいとも簡単に、暖かな泥濘の渦へ溶けてしまえる。
覚醒は、僕の方がすこぶる早い時間だった。少しだけぼんやりとまどろんで、目を擦れば、もう眠気は消えている。
昨日の僕は、殆ど活動していなかったのだから、当たり前なのだけれど。
あそこがじんじんするから、毛布を捲って様子を見てあげた。
…先から少しだけ、透明なのが朝露になっている。良かった。みっともない、白い粘液じゃない。
当たり前の事だよね。
おトイレに行くよりも、先輩のお役に立てる回数の方がずっと多いくらい僕を使い込んで貰っているのだから、
勝手に出してしまう余裕なんてある訳がないんだ。
先輩は、まだ心地良さそうな寝息を立てている。気付かれない間に、おはようのキスも試したけれど、成果は全然だめだった。
…むぅーっ。
ちょっとだけ、自分のおちんちんを掌で擦ってみたら、背筋がぴりぴり痺れて、お尻がきゅうって。
甘い刺激に、このままいつまでも耽ってしまいそうになる。
……でも……、我慢するのも素敵な愉しみ方の一つだって、僕はとっくに知ってるんだ。
少しだけ指先に付いた自分のお汁を舐めとると、また一緒の毛布に包まり、彼にぴったりと寄り添う。
厚い胸板のあちこちにキスの雨を降らせて、勢い余って腕や肩も啄ばんだ。
でも、僕はそんないけない事にばかり夢中だったから、知らない間に先輩が起きていて、
僕の頭の上から、とても怖い目で見下ろしているのにもさっぱり気付けなかった。
「あの……えっと、…おはようございます。」
先輩は返事をしてくれない。僕を見ないまま、のっそりと体を起こし、寝癖の有無を確かめている。
何故か、淡い罪悪感が湧いた。叱られてはいないけれど、彼を嫌な気分にさせてしまったのかも知れない。
先輩の態度はいつも通りだけれど、僕がいつも通りじゃなかったから。
先輩が眠っている間に、僕が勝手な事をしちゃってた。先輩を、裏切ったんだ。
もう僕は、何もかも先輩の掌中で動いていなければ不安になる、駄目で悪い子になってしまったから。
先輩は、立ち上がらなかった。再び僕を睨むけれど、目にはありありと不機嫌の色が浮かんでいる。
「ごめ、ごめんなさい、ごめんなさい…」
ベッドの上で体を縮こめて、畏れの余りに今にも涙が零れそうになる。
苛立っている誰かに見据えられるのは、とても怖い。心の芯に染み付いた何かが、僕の全てを麻痺させて、動けなくする。
呪文のように、同じ早口言葉を繰り返した。言葉の意味は知らないけれど、僕がまだ人間だった頃に一番放った鳴き声。
『ごめんなさい』という呪文は、唱えればいつでも、不思議と苦痛を和らげてくれる魔法の言葉だった。
先輩の腕が二つとも僕に向かって伸びて来る。遠くで何百何千もの金切り音が聞こえた。
大勢のカラスを一箇所に集めて、少しずつローラーで押し潰している音もする。
鼻の奥で、古いゴムが焼け焦げる匂いが立ち込める。
自然と頭の中が空っぽになった、こうすれば、今から何が起きようと、全ては遠くの世界の出来事になる。肉体の世界とは、関係が無くなる。
大きな手が、僕の胸の、両脇のあばらの辺りを握る。掴み上げて、ベッドから運び出されて、部屋を出て、そのまま……
僕はその時、てっきり捨てられるとばかり思ってた。
「んふぅあぁぁぁぁあああっ!!!ゆるひてゆるひてぇぇ!ひぇんぱいぃぃ!もうゆるひてえええぇっ!!」
お風呂の中で、僕はお仕置きを受けている。おちんちんの先からは、やっぱり精液がびゅうびゅう噴き出ている。
膝立ちの姿勢で、左右の手首を後ろに回し、紐で固く縛られている。
いつもと違うのは、それが滲むような射精ではないこと。射精そのものを、延々と二分以上も強いられていることだ。
先輩の手でリズミカルに扱かれ、僕のミルクが強制的に搾り取られている。
ずぐっ!!ずぐうっ!ずぶりゅうっ!じゅぶうっ!!
お尻には、先輩のものが腹の奥の奥まで押し挿れられていて、長大なストロークが前立腺を巻き込みながら僕の収縮を踏み躙る。先輩の幹の脈動はまるで嘲りのようだ。
先輩は気紛れに、僕の乳頭も嬲った。手軽な捏ね繰りなんて、先輩は大嫌いみたいだ。
押し潰して、抓り上げて、引っ張るんだ。僕の体も、そうされるのが大好きみたい。
耳を齧られて、耳孔の中も舐られた。全身の産毛がぞくぞく粟立って、呼吸の間隔がちぐはぐになる。
「やぁあああぁっ!へふやぁ、うぅぁふぁぁあ!はぐぅっ、ひぃぃぅうっ!!ひっ、ひぐうぅぅ!
ひぬっひぬっひぬぅっ、ひゅふぅぅ!!ひぎゅぅぅうううう!!!!」
壊れるっ!こんなの絶対壊れる!先輩としてる間、ずーっと達きっぱなしなんて今更だけど!射精のぶち撒けが止められないなんてっ!気持ち良過ぎて絶対壊れる!
扱きが怖くてお尻を引いたら、おちんちんの裏が壊れる!お尻のガツガツが嫌で、逃げようとしてもだめ!ほんとに狂っちゃう!
おっぱいの責めが止んで、先輩の左手が僕の腰を掴んでいると分かった時、本当の死を覚悟して、喩えようもない幸せに包まれた。
泥沼を取り囲む真っ暗闇が、熱波で吹き飛ばされたような、毛虫でいっぱいの木に殺虫剤の原液を浴びせたような気分。
その時の僕は、どこにも曇りの無い笑顔で、頬を歪ませて微笑んでいたって、後で先輩から教えて貰えた。
ずぼお、ずぼおぅっ、ずごぉっ!ずごっ、ずごっ、ずごっずごっずごっずごっずばんずばんずばんずばん!!!
「!!!っっっっきゃぁぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
何が起こっているのか分からない。下半身が火達磨になっちゃった。釜茹でにされてるのかも。
ぼくのペニスは、壊れた蛇口になった。自分のおちんちんなのに、自分じゃない他の生き物みたい。
先輩の掴んでいる部分は、腰からお腹になって、またそれから、両腕が僕の脇腹の下を通って、両肩の前面を逆手で掴む恰好になった。
先輩の、忙しなく、とても荒い息遣いが聞こえる。彼の圧倒的な逞しさに溶け込んで、取り込まれてしまいたい。
「でる、でる、だすぞ!おまえっ、おまえにぃっ!」
「やぁ、やぁぁあ!いっぱいいってりゅのにぃ!みゆく、びゅー!って、びゅううーってぇ!!
にゃかにっ、なか、なからひなんて、ひたりゃっ!おにゃかぁっ、はれっ……こわ、こわれっ、こわ、りぇ……」
腸内で荒れ狂っていた激しい嵐が止んだとき、僕は全てを諦めて、そっと瞼を閉じる。
せんぱい、ごめんなさい…もう…だめになっちゃうけれど…。ぼくのこと…許して……。
ぶぶうぅっぶぶぶっ!!!どぶぅっ!!ごぶびゅぶぶぶぶうううううっ!!!!!!
「ぅいぎゅぅぅう!!!!いぎゅういいいいいいいいい!!!ぎひぃいいっ!!!!!」
……悪い子がちゃんと火炙りにして貰えた。僕に根を張り巡らし、絡み付いている嫌なものが全て焼き尽くされてゆく。僕の何もかもは浄化されて白黒の灰となり、きっと何も残らない。
次はもう少しでもましな生き物に生まれて来れるよう、心地良い陽炎に向けて祈りを捧げた。
世界でたった一人の、最愛のご主人様に抱き締められながら、僕の視界は暗く澱んだ淵へ、真っ逆様に投げ落とされてゆく。
……息が苦しい。鼻腔の中に、生温い液体が溢れてる。もう少し眠っていたいのに、どうして…?
「あぐぅ!がふ、けほっ、けほっ!」
さっきから、どれくらいの時間が経ったのだろう。一日?一時間?…10分しか、過ぎていなかった。
「勝手に寝るな。…俺はまだ一発目だぞ。」
目を移すと、先輩の、先端には透明な雫が溢れてて、反り返ってる。する時の形じゃなくて、してる時の形だ。
また僕のせいで、先輩にお預けさせちゃってた。ペット…失格だよね…。
「せんぱい…ごめんなさい…。」
それなのに、先輩は、水の重さを跳ね除けるみたいに、僕の髪をごしごし撫でてくれる。おまけに、おでこに軽くキスまでしてくれた。
「頑張れ。」
「はいっ。」
いそいそと後ろを向いて、両手はお風呂の縁をしっかりと掴む。お尻を高く上げて、深呼吸した。
先輩の手が僕を割り開いて、熱く張り詰めたものを、本当は許してはいけない秘所に突き立ててくれる。
ほんとうに、先端が触れただけなのに、それだけで僕のおちんちんは嫌らしく勃起してしまった。
先輩のおちんちんの形は、僕のナカがみんな知ってる。どこが大きくて、凸凹で、脈打つ血管も、先輩が気持ちよくなる所も全部。
ガチガチが入って来る速さは、とてもゆっくりとしていた。僕の躯は弱火で煮込まれて、密室に立ち込める熱い空気に昇ってしまいそう。
先輩のでじりじり擦られる度に、僕のは懲りずに精子を漏らす。限界はまだ先で、もっといっぱい出せてしまうみたい。
「凄いな……トロトロじゃないか……。」
やがて、とうとう最奥まで犯して貰えた。だけれど、先輩はすぐには動かないみたい。僕のナカを味わってるのかな。
先輩の腕に後ろから包みこまれて、背中から伝わる心拍まで、二人とも同じ速さになっている気分。
頬を覆う掌。熱い吐息と震える身体。お腹も胸も、首筋まで指先に撫でられ、挿れられているだけなのに絶え間無く精が零れて来る。
それなのに、我慢を続けられなかったのは、やっぱりはしたない僕の方だった。
お尻が熱くて、おちんちんが疼いて、涎も涙も垂れ流していたから。先輩の逞しさに、滅茶苦茶にして欲しかったから。
僕は少しずつ、お尻を振り始めていた。とっくの昔に、ナカは勝手に蠢いて、ぐちゅぐちゅ搾り立てていたのに。
「馬鹿っ!動くな!うご、…く、ぅっ!」
ぶびゅるううう!!!どぶるびゅうううっ!!!
「んきゃああぁっ!?」
先輩のそれは、手から離れたホースが跳ね回るみたいに、僕のナカで好き勝手に暴れ回った。
二人とも、痙攣したまま何もできない。抑え付けられていた射精感の反動は、あまりにも濃く、多く、長い。
僕の腸内は瞬く間に満杯になる。お尻とペニスの隙間から、粘つくゲル状の混合液が勢いよく溢れる。それにも目から火花がでそうな程の快感を齎された。
大きく伸びをするそれに、僕は気持ちよくなれる所を繰り返し抉り擦られて、悪い子の証から、濁ったお汁をいっぱい噴き零してしまう。
自分の手で扱きたかった。めちゃめちゃに擦って、気持ちいい痙攣を感じて、いっぱいの精子をぶち撒けたかった。
先輩の射精が落ち着いて来て、断続的な水飛沫を細かく吐き出すくらいになる。
二度の種付けで、お腹はぱんぱんに張っていた。下腹部だけに、ずっしりとした重みを感じる。
先輩の掌が、少しだけ膨らんだ僕のお腹を、優しく撫でてくれていた。うっとりと目を閉じて、身体の中にも外にも広がってるこそばゆい心地良さを味わう。
でも、もし…。固くなって震える、僕の先端に触れられてしまったら…今のそこは、とても敏感になってるから……
「ふぁあ!?やぁぁ、やらぁ!ごしごししちゃらめ!らめらめらめぇぇ!!
んふぁ、あ!ひぐっ!ひぃっ!ひぃぃいいい!!!くひいぃぃぃぃぃぃぃんん!!!」
またおちんちんが爆発する。駆け巡る射精感は神経が焦げ付きそうな程で、こんな快楽を逃がす術なんて、鳴いて喚くことだけしか残されていない。
先輩の腰がグラインドまでしている。太々と反り勃つ肉の楔が、ナカで満ち充ちている溶岩を敏感なままの腸粘膜に塗り広げる。前立腺も痛めつけられた。
おちんちんの感覚が無くなるまで強制して貰う射精のお陰で、先輩はまだたった二回しか出していないのに、僕はへとへとに疲れ果てていた。
「せんぱいぃ…ひっく、…ごめんなさい…ちゃんと…いうこときくから…ううぅ…。二度と…かってなこと、しないからぁ……。」
謝罪の台詞まで嗚咽が混じってしまう。横隔膜まで、まともじゃなくなっていた。先輩の大きさに馴染む為に、内臓の位置まで変わっているのかも知れない。
「……お前、何か悪さ、したのか?…いつも通りの淫乱じゃないか。
頭か心臓ぶっ壊そうと、毎日ガン掘りしてやってんのに…犯っても犯ってもよがり狂って悦びやがって……。
いつになったらくたばるんだ?なぁ、便所豚。」
搾り尽くされて、項垂れて、ピクルスより小さくなってしまった僕の皮の中が、爪で引っ掻かれた。
背骨は曲線を描き、喉から金切り声が迸る。無防備な胸が捩じ上げられる。おナカが引き攣って、ドロドロを欲しがって吸い付く。先輩の肉柱がもっと大きくなる。
ごめんなさい…僕も壊れたいのに…。早く壊れなきゃいけないのに…。おちんちんが入って来ちゃうと…僕…いいつけが守れなくなるの…
言葉にならない懺悔は、聞かれていたのかもしれない。
血管で節くれ起つ赤熱した鉄の焼き鏝は、息絶え絶えの僕に止めを刺そうと、再び激しいピストン運動の鏃に変化した。
甘いおぞましさが僕の臓腑を汚染する。怖くて喉が硬直した。呼吸ができない。僕は、僕に忍び寄っている悦楽を知っている。期待で背筋がぞくぞくする。
ずうっと、お尻ばっかりイキ続けるえっち。
射精をしないまま、お尻の芯だけがイっちゃた事がある。…確か、あの時は…先輩の指だった。
お尻の中の、おちんちんの裏を轢き潰されると、身体は気持ちよくなっているのに、射精が始まらない。
快感を逃がす切欠が訪れないまま、気持ちよさがぐるぐる渦巻いて、敏感な所で倍々に殖え続ける。
先輩の目の前で、のたうち回って乱れた。ぶち撒ける絶頂よりも、何倍も狂うことができた。
…あれを、先輩のおちんちんでして貰えるの…?先輩が満足して下さるまで、いつまでも続く。
それに…先輩は…昨日…えっちしてないんだ…。二日分の欲望を、僕一人が、今日一日でこなさなきゃいけない。
先輩に蹴飛ばされたみたいな衝撃を、僕の前立腺だけが受け止めているときになると、僕という生き物は消し飛んでいた。
全ての音が遠くの方から聞こえてくる。
お尻の皮膚に先輩の筋肉がぶつかる時、おナカの中身が何もかも引き摺り出される時、僕のあちこちはお魚みたいに跳ね回った。
射精なんてまともなイキ方はできない。たまたまの中身はとっくに空っぽで、勃てない先から透明なお汁ばかりを垂れ流している。
僕は生け捕りにされているんだ。あらゆるモノを捧げる代わりに、王子さまの生け簀の中で、あぶくになるまで愛され続ける事を許される。
生きていて、よかった。僕が生まれたのは無駄な出来事じゃなかった。
先輩にこんなに気持ちよくなって貰えて、僕もこんなに気持ちいい。
気絶したら、水を飲まされる?…ううん…。絶頂は途切れない。気絶なんて逃げ道は塞がれている。
イき続けるまま、決して堕ちるのは許されない。
勢いをつけて雁首を引き抜かれては、臓腑が逆様に、腸が裏表になると思った。
ペニスを根本まで埋め込まれての射精は、飲み込んだ爆竹をお腹で破裂させられるより気持ちいい。
衝撃は容易に横隔膜を突き抜けて、胃肺を揺さ振りさえする。胃液が逆流すると、昇ってくる強い胃酸が脆弱な食道を蝕んでしまう。
「あぎゅいいいい!!!!いぎゅううう!!いぎゅのおおおお!
いっ!ぎゅ、ぅうん…ふぎゅううぅっ!ぎぎひぃいいぃぃぃぃいいんっ!!!!!
……いっ……ぃ……ぅぇぇぇ…………」
それなのに、先輩は、とても上手に僕を蘇生させてしまう。
股関節が脱臼する痛みは、いつになっても慣れない。体の内側の肉を手掴みで毟り取られるに似た痛み。骨を押し込んで嵌め直すときの、関節に肉が挟まる痛み。
体がひきつけを起こしてもすぐに静めてしまう。折角呼吸困難になったと思うと、口付けで息を送りさえしてくれた。
感謝と歓喜の囀りは止めようがない。喉なんて枯れてもいい、息継ぎができなくたって構わない。
お風呂場に入る光が真っ暗になるまで、先輩と僕はセックスに明け暮れていたみたい。
彼の遺伝子で一杯の欲望が払底するまで受け容れた後も、全身に纏わり付く痙攣はなかなか引かなかった。
顔をびしょびしょに濡らす程の感涙は、口の周りに溢れる僕の汚い泡を拭い取ってくれている優しい指先のせいなのか、
限界を越えた摩擦で腫れ爛れた内臓の痛みによるものか、どうしても区別がつかなかった。
ようやく意識が戻ったのは、寝室のベッドの上。太い腕を枕に敷いて、毛布に包まっていた。
こうして先輩に抱き留められたまま、今朝まで過ごしていた事になるのだろうか。
起きたのを伝えたくて、額を擦り付けたけど…。先輩、気付いてくれるかな……。
一日中ずうっと、無駄にしちゃった。先輩を独占できたけど…お勤めのアルバイトが、どうしても心配になる。
掛かっている毛布が捲れ上がって、大柄な体が朝陽を隠した。先輩は、僕を見ないままだ。
無意識に両手が伸びていた。ベッドから離れる寸前の先輩の手首を、緩く繋ぎ止めている。
先輩が行ってしまう。家に独りきりになってしまう。先輩以外の、何もかもが怖くてたまらないのに。
自然に顔は俯いていた。きっと怖い顔をされている。震える喉に鞭打って、毎日のお願いをしなきゃ。
「先輩、責任とってね…。僕が見付かって、先輩が捕まっちゃう前に、ちゃんと壊してね…?」
「自分で首吊れつってんだろ。」
返事と同時に髪をかいぐりしてくれたのは、気のせいだと思う。
手首のスナップで頭を押すだけなのに、僕は軽々と跳ね除けられて、そのまま毛布の塊に追い遣られた。
朝の日課になっている遣り取りだけど、僕はいつまで経っても先輩に反論できなかった。
先輩は、その日のお土産に、小さなカプセル錠を一袋買って来てくれた。
飲めば死んじゃうような猛毒だから、誰かに見付かったらすぐ使うように、って。
僕が先輩からプレゼントされた、ご飯と精液以外の初めての物。
お月様の光に照らされて、きらきら輝く宝石みたいなお薬が、僕が生まれて初めて持つ、大切な宝物になった。
GJ!
相変わらずラブラブで可愛いなあこの二人は
歪んでるけどw
幸せそうでなにより
ショタ嫁を上手いこと鹵獲したと思ったら実はとんでもねぇヤンデレだったでござる
>>671 おおGJ、毎回楽しみにしてる。
でも鬱展開になるなら先に教えてくれな…また先輩と離れ離れになるショタを勝手に妄想して泣けてきた
>>671 GJ!
薬を宝物にするショタが可愛くて可哀想すぎる
純情中2にオナホ使ってそのまま口で〜っての期待
>>683 びっくりした純情〜ときたのでつい最近まで深夜に放送してた
ホモアヌメの話かと思った
エッチするシーンを妄想しながらSSにおこしていると、ティンコビンビンでカウパー氏腺液でパンツ汚しちゃう。
仕方なくヌキヌキするとスッキリしちゃって妄想力が落ちてしまい、話の続きを書く手が止まる。
このスパイラルに耐えてハァハァなSS書いてる先輩方、マジで尊敬するぜ
>>685 ですよ〜ね〜www
右手1本でキーを打ち、左手で軽くコシコシしながら書く!
責められるショタの気持ちになりながら声をあげる。
これ最強のオナニー術w
あるあるw
シコシコすると止まらなくなるからモミモミだけにしてるけど
気を散らすために指フェラしながら書いたりw
お前らwww
少しは我慢しろwww
>>685 俺はむしろ、エロい描写になるほど冷静になっていくな。
集中して書くから、自分の作品じゃ意外とエクレチオンしなかったり。
書いてるときはハァハァしてるけど、書き終わった後読み直すときはなぜか興奮しない。
それで抜けたらやりたい放題なんだがなー。
俺なんて途中でよりよいオカズを求めてしまうから、いつまで経っても書き終わらないぜ
中2で不良のショタが街ぶつかったで年上のお兄さんに喧嘩しかけるが逆にやられて素っ裸にされる
実はまだ無毛で笑われそのままお兄さんの前で強制オナヌー的な話を体験談風に書けたらいいのに…
才能ないから書けないや…
才能は自分で育むものだよ。だから執筆する作業に戻るんだ
体験談風
「なんすか、オレ、ケンカ強いっすよ」
自信はありました。いっこも負けたことないし、相手は二十ぐらいのひょろっとしたヤツだったし。
けど強さの次元が違いました。腹への一発で動けなくなって、連打をぶち込まれてノックアウト。
自分から人のいない裏道に連れ込んだもんだから助けてもらうこともできませんでした。
泣きながら土下座するオレに、相手はヘラヘラ笑いながらケリを入れてました。
オレは怖さのあまり小便を漏らしました。
「きったねえな。おい、汚れるから服を脱げ」
そう言われてオレは必死で言うとおりにしました。寒く感じるヒマもなかった。
実はオレ、チン毛がまだ生えてなくてそれを秘密にしてたんだけど、ツルツルのあそこを見られて笑われたときは恥ずかしくて死にそうでした。
しかもそれを携帯で撮られて・・・
つぎに股を大きく拡げておケツ穴を開いてるところも撮られました。
もしお礼参りにくるようだったらコレをネットで公開すると相手に言われ、ショックで身体が震えました。
最後に目の前でオナニーするよう命令されて、必死にチンポをこすり、早くイこうと必死になりました。
その結果、立ったままチンポ汁を漏らしてしまい、その瞬間も撮られてしまったのです。
脱いだものは相手が去るときに全て棄てられてしまい、その後オレはその汚い姿のまま日が暮れるまで動くことができませんでした。
一人称SS風
(前略)
「きったねえな。おい、汚れるから服を脱げ」
そんな! アレを見られたら・・・
誰にもいえないオレの秘密。それは、あそこの毛がまだ生えてなくてツルツルなことだ。
小学校までは気にしなかったが、中学に入ってもそのままだったので恥ずかしくてたまらない。
どんなにケンカに勝って強がってみても、アソコはまだガキだなんて誰にも絶対知られたくなかった。
「早くしろ」
「ひぃっ!」
目の前に突き出されたゲンコツに、またもチビってしまうオレ。
情けない。やっぱりオレはガキだった。オレのチンポのように。
「なんだお前、毛も生えてないじゃねえか。本当はお前、小学生だろう。それとも剃ってンのか」
「ちゅ、中学生です。まだ・・・生えてないんです・・・」
恥ずかしさに顔がかっと火照る。
じろじろと容赦ない視線に晒されて、オレのチンポはムズムズと疼いた。
「股を大きく広げな。ケなしのチンポとケツ穴を撮ってやる。生意気なガキには効くんだよな」
そう言いながら携帯のレンズの向けられたとき、オレは絶望に目がくらんだ。
確かにそんな恥ずかしい写真を撮られたらもう、胸を張って生きてくなんてできない。
「ガキチンポ」とか「ケツ穴野郎」とか言われるだけでも恥ずかしくて死にたくなるだろう。
それがわかっていても、相手の暴力が怖くていいなりになるしかなかった。
「ケツ毛もないんだな。綺麗なモンだ」
そう言われたときにはオレは恥で舌をかみ切りそうになった。
屈辱的な姿勢で写真を何枚も撮られた後、命令されたのはオナニーだった。
「十分以内にイかなかったらネットに実名入りで公開するからな」
ああ、なんてヒドイやつなんだろう!
こんな風に見られて、興奮できるわけがない。
そう思ったのに、恥ずかしいと思うと同時にアソコがだんだんと硬くなってきた。
無理やり裸にされて、それを命令した当人が見つめていると思っただけで、オレのチンポは熱さを増していくのがわかった。
みるな! いや、ああ、もっと恥ずかしいチンポを見られたい・・・・・・
心臓が羞恥だけじゃないものでドキドキと高鳴る。
手が自然にチンポに吸いついてゆき、そろそろと扱き上げていくのがわかった。
とまらない、とめられない。
手だけじゃない、腰も、リズムに合わせて前後に振れてしまう。
目の前にある蔑むようなニヤニヤ笑いがオレの中にあるなにかを触発し、目覚めさせていった。
「おーおー、いい顔しやがって」
フラッシュが浴びせられるたび硬直がほどけ、何かがとろけてゆく。
無我夢中の果てに、何かが怒濤のように押し寄せてきて―――
オレは熱いものを漏らしてしまったのを感じながら、地面へと崩れ落ちた。
(後略)
>862を見てつい・・・反省している
訂正 >862 → >692
そろそろ新スレ立てしないとヤバいかも…
新スレ立ったのに投下が無いとさみしいので行ってみます。
今回はスカ要素はあまりありませんが、行為のきっかけになってるだけに二人のやり取りの中などに出てきます。
苦手な方はスルーのほどよろしくお願いします。
その頃、健太は脱衣所で立ち尽くしていた。
身体を洗い終わった健太はセッケンで手洗いした体操服とブリーフを陽司に言われたとおり洗濯機の中に放り込んだのだが、終わったら呼べという陽司の言いつけを守るかどうか悩んでいたのだ。
「チェックする・・・さっきあんな格好を見られて今更だけど、センパイにお尻見せなきゃいけないのか・・・」
脱衣所のドアを開け廊下に顔を出し、それでも陽司を呼ぶことをためらっていると階段の上から着替えを持って降りてくる陽司と目が合った。
「お、きれいになったか?終わったら呼べっていったじゃんよ」
「す、すみません・・・」
いつものやさしい先輩の表情で話しかけてくる陽司だが、おもらしの姿を写真に残すような予想外の事をされ、警戒の気持ちから萎縮してしまっている健太は、小さな声で謝罪の言葉をもらした。
「んじゃ、服を貸す前にチェックさせてもらうから、ちょっと後ろ向いて」
そういって両手で前を隠している健太の肩を掴むと、ぐいと180度回転させてしゃがみこむ陽司。
目の前の白いヒップに顔を近寄せ、念入りに洗い残しがないか確認していく。
チェックするなどと言われて一生懸命洗ったのだろう、残っている汚れはなくつやつやの尻からはかすかにセッケンの香りさえする。
日焼けあとの境目を越えて、腿に目線を移す。
運動部に所属しているがこの春に始めたばかりの健太の脚は、スポーツマンと言うにはまだ鍛えられていないが、細くもなく贅肉が付いているでもない少年らしい脚をしていた。
背後で普段はじっくりと見られないようなところを凝視され、しかもそれは自分のおもらしの跡が残っていないかをチェックされているのかと思うと、健太は恥ずかしさで頭がクラクラとしてきた。
「あっ、ちょっと、セ、センパイ!!」
健太が我に返ったのは、尻から脚のチェックに移っていたと思った陽司が、また対象を尻に戻し両手の親指で割れ目を開いて、ついさっき便意との戦いに敗北した部位を確認しはじめたからだ。
健太の抗議に耳を貸さず尻の割れ目の中の確認を続ける陽司。
恥ずかしさからすぐにでも尻を開く陽司の指を振りほどきたい健太だったが、部活の先輩と言う権威とさっき撮られた写真を思うと抵抗できずに居た。
そして自分に、「服を貸すのに汚れていたらダメだから」との陽司の言葉を信じて、あくまでそのために念入りに見られているんだと言い聞かせた。
よし、と一言つぶやいた陽司は、割れ目を押し広げていた両手を健太の前に回し、健太が前を隠している両手の手首を掴むと次の注文を出した。
「今度はココ、な」
何故、前まで?と訝しげな健太に聞かれるでもなく、親戚の家の赤ん坊のおしめを交換するのを見たときに、袋のシワに入った便を拭いているのを見たと説明しながら、健太の玉袋に手を伸ばす陽司。
自分以外の手に袋のシワを伸ばされて粗相の跡を確認される羞恥に、健太は払われてやり場のなくなった手の置き場を探しておろおろするだけだ。
「うん、きれいになってるな。洗濯が終わるまでだからノーパンでいいだろ?」
チェックを終えた陽司は、そういって持ってきたシャツと短パンを渡した。
「あ、ありがとうございます」
あれだけ恥ずかしいことをされても、先輩が着替えを貸してくれたことにはすんなりお礼の言葉が出てくる健太。
陽司の前で彼の小学校時代の体操服を身に着けると、促されるままに陽司の部屋へと入って行った。
部屋に入るとベッドに腰掛ける陽司に対して所在なさげに部屋の中央付近に立つ健太。
「写真・・・撮ったりして悪かったな。ホントに人にバラしたりするつもりないから、俺」
警戒気味の健太の様子を察してか、陽司が先に口を開いた。
「でも、さっき・・・何か頼みを聞いたらってセンパイ言ってた・・・・」
そう言った健太の方に視線を向けて、改めて自分が貸した体操服に着替えた健太を見る陽司。
小学校の体操着で幼さが強調された健太を見て、陽司はゴクリと生唾を飲み込むとついに本題を切り出した。
「お、俺さ・・・今日、ケンタが、その・・・ウンコをさ・・・もらして恥ずかしそうにしてるの見てさ・・・なんて言うか・・・カワイイって思ったんだよ。」
そう言って顔を横に向け少し赤くなった頬を隠すように窓の外を一度見ると、もう一度健太の方に向き直って更に続けた。
「誰にもバラさないからさ!嫌かも知れないけど、ちょっと付き合えよっ、痛いこととか絶対しないから!」
周到に用意するでも自分の弱みを見せずにでもない、切羽詰った中学生らしい稚拙な脅しともお願いとも分からない言葉をぶつけるながら、ベッドから立ち上がって目の前まで来た陽司を前に健太は唖然として立っている。
至近距離で無言のまま見つめあう二人、興奮気味の陽司の荒い息遣いだけが部屋に響く。
「えっと、あの・・・それって・・・」
沈黙に耐え切れずに先に言葉を発したのは健太の方だったが、それを合図にしたかのように動き出したのは陽司の方だった。
「ケンタ、お前は断れないはずなんだ、俺の言うことを聞いてれば今日の事が誰にもダレずにすむんだからっ・・・」
帰り道から勃ちっぱなしのペニスを収めていた陽司の短パンのシミはチビってしまったのかと見間違うほどの大きさで、我慢の限界を告げていた。
健太に抱きつくと背後へ回り、そのまま先走りのシミのついた先端を健太の尻に押し当てると、陽司はその湿った短パンと下着ごと、健太の短パンの尻の割れ目に擦り付けた。
確かに痛いこともなく、自分の尻の割れ目にペニスを擦り付けてくるだけ、それもお互いに短パン越しである事に、気分の良いものではないがこれで済むのなら、と我慢することを決意する健太。
健太の覚悟が決まったかと思うと、背後から抱きしめる陽司の腕の力が強くなり、尻に押し付けられるペニスの動きが止まり、更に強く押し付けてきた。
その体勢で小さく震えていた陽司だが、一度びくんと身体を震わせ、そのあとそれより小さく2度、3度と同じように身体を震わせると、健太を抱きしめていた両腕を解いてその場にがっくりと両膝をついた。
陽司は我慢も限界と健太のに抱きついたはいいが、そのままペニスを押し付けて数回擦り付けただけで射精してしまっていたのだ。
その量は、今までの自慰行為では放出したことのないほど多量だ。
彼の放った精はトランクスの中で勢い良く噴出し、吸水性の少ないその下着と腿をつたい、短パンの外にまで垂れてくるほどであった。
陽司のあっけない射精が終わり、膝を折って手を床に着き息を整える先輩を振り向いて見下ろす健太。
その目には短パンの前にシミを作り腿には一筋の精液の滴りを貼り付けている、陽司の下半身が映っていた。
さっきまで自分のおもらしをネタに有利な立場に立っていた先輩のその姿に、絶対的優位が揺らいだような気がした健太は、ついいつもの調子で軽口を叩いた。
「なーんだ、センパイだってパンツ汚してるじゃん」
それを聞いて陽司は少しだけうれしくなった。
自分が弱みを握って脅かしているせいで健太がビクビクしてしまっていてはかわいそうだし、自分も心にどこか罪悪感を持ち続けていたが、少しいつもの健太に戻ってきたと感じたからだ。
「ウッセ、こっちはブッテキショーコってやつがある事を忘れんなよなぁ〜。俺のコレはお前が今見たってだけだし、それに・・・コレでお終いと思うなよ!」
そういうと、陽司は健太をうつ伏せになるようにベッドに押し倒し、両手を健太の頭の横に押さえつけ、耳に顔を近づけると静かに言葉を続けた。
「ケンタ、お前もその短パンにシミ作っちまえば、俺の弱みはチャラになるんだぜ。それでなくても俺の方が有利なんだから、手、押さえてるの離すけど邪魔すんなよ」
そう言いって陽司は、健太の腰を持ってベッドから浮かせると、手を前に回して短パンの上からペニスを掴む。
「ちょっ、あっ・・・センパイ、やめっ・・・てください!」
実のところ陽司の言動から多少の予感はしていたものの、今まで他人に触られたことのない部位を掴まれるその感触に戸惑う。
あわててその手を振り払おうとする健太の手を逆に迎え撃って跳ね除ける陽司。
「あ、ケンタ、そういうコトするの?ふぅん・・・」
少し意地悪そうにそう言うと、健太は素直に手に下した防衛任務を撤回した。
邪魔がなくなり健太のペニスを握りなおす陽司。
精神的には性的な高揚より戸惑いの方が多い健太のペニスは最初こそ反応が薄く、ふにゃふにゃと陽司の手の中で遊んでいたが、まだ刺激に慣れていない初々しいモノだけに、次第に硬さと大きさを増していった。
しばしやわやわとした刺激を下半身に受け、健太は顔をベッドにうずめてそれに耐えている。
健太のモノが硬さからして最大まで勃起したかと思われるところまで揉んで擦ってを繰り返すと、その状態でも包皮から出ることのない亀頭部分を短パンの布越しにつまむ陽司。
そのまま包皮の中で亀頭が動くようにコリコリと摘まみあげると健太は堪らず小さく声を漏らしてしまった。
「ケンタ・・・これ、気持ちいいんだ・・・」
たずねる陽司に健太は言葉を返さずじっと耐えている。
その動きを続けているとクチュクチュと湿った音がし始め、健太の穿いている白い短パンの前に小さなシミができ始めていた。