調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart26

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1名無しさん@ピンキー
調教や洗脳などで悪の奴隷に堕ちるヒロイン達・・・
【ヒロイン悪堕ち】シチュ全般に激しく萌える心優しき同志が、
数少ない情報を共有して楽しんだり、まったりと過ごすスレッドです。
OVAやゲーム、漫画などの情報、SSの投稿も歓迎します。

◆前スレ
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart25
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216250439/

 ◆注意事項
◎ウザイ広告阻止のため、sage進行にご協力を。
◎dat落ちは最終書き込み時間で決まるので、age保守しなくても大丈夫。
・「教えて」と聞く前にまずググル(http://www.google.co.jp/)。
・荒らし、煽り、広告は無視の方向で。
・うpろだの使いすぎには注意
・レス数が970を超えたら次スレを立てましょう。

 ◆関連スレ、関連サイトへのリンク
MC関連ページ リンク集 (実写非対応)
http://marie.saiin.net/~mcharem/MCGAME.htm
MC関連スレ保管庫(画像掲示板へのリンクあり)
http://marie.saiin.net/~mcharem/MClog.htm
2名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 19:14:26 ID:ESnc20Kj
◆過去スレ
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart25
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216250439/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart24
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213448501/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart23
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209733527/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart22
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206170958/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart21
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203072081/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart20
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199726527/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart18
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190984121/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart17
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1188385855/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart16
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1181650804/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart15
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175950929/
洗脳や調教などで悪の奴隷になるヒロインpart14
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1172108261/
洗脳や調教などで悪の奴隷になるヒロインpart13
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168620587/
洗脳や調教などで悪の奴隷になるヒロインpart12
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1162682186/
3名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 19:15:06 ID:ESnc20Kj
洗脳や調教などで悪の奴隷になるヒロインpart11
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154698504/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart10
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1149609092/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインPart9
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1143503281/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインPart8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1136207866/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインPart7
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124385633/
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインPart6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112034530/
調教や洗脳で悪の奴隷になるヒロインPart5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101897104/
調教や洗脳で悪の奴隷になるヒロインPart4
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1092729666/
調教や洗脳で悪の奴隷になるヒロインPart3
http://idol.bbspink.com/eroparo/kako/1073/10733/1073377356.html
調教や洗脳で悪の奴隷になるヒロインの同人誌 part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10452/1045287642.html
調教や洗脳で悪の奴隷になるヒロインの同人誌
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1010/10101/1010161683.html
4名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 19:22:09 ID:BjYzUbHQ
悪乙
5名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 19:32:52 ID:35ti/80N
http://wiki.livedoor.jp/akuoti/d/FrontPage
wikiへのリンクだけどテンプレ修正案を出すのをいつも忘れてしまうぜ
6名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 20:02:30 ID:OjQ7dNvj
スレ立て乙であります
7名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 20:08:03 ID:vw/67NwT
たて乙
8名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 00:24:00 ID:+HorGtOa
9名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 01:16:16 ID:LkPUNYdF
>>1様、乙です・・・
10名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 20:57:29 ID:tJhfp167
1様、乙でございます。
なんなりと御命令を・・・
11名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 21:38:31 ID:3dW8TCg0
はい、>>1様ご命令通りに乙させて頂きます
ありがとうございます私は幸せです本当です
12名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 01:38:10 ID:0S4AUMVL
乙なんて、私は絶対に言わなっ…あっ、ああ!!

>>1様、乙でございます。>>1様に永遠の忠誠を…
13名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 01:53:24 ID:o8AxR9n0
>>9-12
みんな、目を覚まして!悪なんかに屈しちゃだめだよ!
そんな、やめ・・・あああぁぁ・・・!
・・・はい、私は>>1様の忠実なしもべです・・・この世界にもっと悪堕ちを広めましょう、うふふ・・・
14名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 03:53:45 ID:b+6Ki8MK
1様お疲れ様です。
ふふ・・・
早く1様の魅力を私の仲間達にも教えてあげたいですわ。
15名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 20:37:09 ID:2Xt40lRe
洗脳(ギアス)で死んだ人間になるヒロイン…今週はなかなかに良かった。
昔、蒸気探偵団で似たようなシチュになったときも興奮したのを思い出したよw
16名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 23:56:51 ID:XDDVbObI
>>15
kwsk頼む
17名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 00:14:24 ID:sqADQCOo
現在進行形でやってる作品なんだから
その作品スレ行った方が詳しくわかると思うが
18名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 00:57:51 ID:tHA/InTb
19名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 01:32:47 ID:FQ/RAi94
>>18
うぉおこいつは上物ッ!
タイトルはなんだい?
20名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 02:41:53 ID:Ua+UOWG7
前993
ギャラガの時点で十分悪堕ちだ…

あれで妄想してたのは流石に俺一人だろうけどw
21名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 04:26:42 ID:ZMfW5u1f
マイナー誌だがジャイブ(コミックラッシュ)から出てる
ルテナンスカーレットに期待してるわ
ぶっちゃければ女性戦隊モノだけど主人公たちは一回敵側に捕まって改造、拉致されかけた奴等ってとこが
誰か敵側に回りそうでな
22名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 06:20:47 ID:+iV7Injl
JYBか
23名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 07:39:49 ID:32iYXQss
ブラック大尉?
24名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 08:54:21 ID:qi6OF9d2
快楽亭ブラック師匠?
25名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 14:29:48 ID:GUQmSUsS
奴は韓国面に落ちてるからな
26名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 14:49:02 ID:v0Zr3wDJ
初代パプワくんに筆で文字を書いたら水とかで文字が消えない限りは
その通りになり効力を発揮するなんて、このスレ向きな超アイテムを持ってたガンマ団の人が居たよね名前忘れたけど

あれで絶頂とか書いたらイキ続けたり
淫乱と書いたら文字通りの淫乱な肉体と化すとか色々と妄想してた。
27名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 15:13:38 ID:h25LlGpz
>>20
そう思うだろ?でも俺もなんだぜ…

あの捕獲ビームとBGMがたまらんかった
28名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 15:49:15 ID:rYG/rW2l
>>26
あれは名詞を書くとそれになるだけだからその使用法は無理
29名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 16:28:35 ID:c/m32t6k
性奴隷はおk?
30名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 16:40:18 ID:EDjhJk4Q
ttp://maniax.dlsite.com/work/=/product_id/RJ041912.html
とりあえず報告 ↑がヒロイン魔族化堕ちだった
でもヒロインは只の一般人
堕とす側の主人公も悪の組織とかじゃないから若干スレ違いかもー
31名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 16:49:37 ID:GUFxdZM/
>>30
その作品よりもむしろそこのサークルのHPに載ってた次回作構想の方にwktk
32名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 17:51:52 ID:huAwfAAT
>>26
ミヤギの『生き字引の筆』ですね。
>>28の言うとおりその使用法は無理だと思う。

でも『敵』と書かれてパプワ島の住人に攻撃されるってシーンがあったから、
>>29は可能かも。
ただし、不特定多数の人間の、だろうね。
33名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 18:40:55 ID:GlGiafKS
じゃあ「俺専用」とかならどうだろう
34名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 19:40:52 ID:l353hVp6
悪堕ちには遠いかもしれないけど
サンデーの魔王で堕ちありました
35名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 19:44:36 ID:mo62E6kZ
情報サンクス
36名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 20:17:46 ID:GUFxdZM/
あれは元から敵だった奴が別の敵に乗り換えただけだからなぁ・・・
ほぼ間違いなく調教はされてるだろうけど。
37名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 23:17:45 ID:aAy4H+vH
デンゲキニンテンドーDSの連載マンガのアルクの大冒険ってのが悪堕ち。
さらわれたヒロインが悪党の鏡の魔力に取り込まれる感じ
38名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 00:12:50 ID:jlUAdk33
あらゆるメディアから満遍なく情報が集まるなぁ
感謝感謝
39名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 00:16:55 ID:+4wZjCjY
>>18
詳細希望
40名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 02:25:59 ID:ytzwzcGu
ケロロ軍曹の西澤桃華みたいな、性格に裏表のあるキャラの
頭とかにダークヘラに付けたバッドガードタスクの様な
洗脳装置で強制的に凶暴な性格を常時覚醒させるってのはどうだろうか?
これは洗脳じゃないかな?
「フッフッフ、お前の心に潜むもう一つの悪の心を呼び起こしてやろう!」
とか言って、洗脳装置を頭に装着させるの。
41名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 09:40:06 ID:4Dl25nPA
携帯に「暗黒物質を捕まえる」って言うニュースが入ってきたが、暗黒物質を捕まえた者が暗黒物質の妖力的な物に飲み込まれて悪堕ちとか?
42名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 14:34:24 ID:CoARG4il
むしろ、「フフフ、この暗黒物質を植え付けてやろう」って展開の方が
43名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 14:36:05 ID:dHdOL6XD
これが暗黒物質の力・・・素晴らしいですっ・・・
44名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 16:19:20 ID:H9/kd5ZL
キューブか………
45名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 17:49:31 ID:xyBbUnYH
>>30
魔族化堕ちってのが大好きだが、調教シーンは触手とかファンタジー要素感じれないが・・・それじゃ意味ないじゃん・・・
46名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 18:22:47 ID:BQ0ks4H+
>>19>>39
やっと思い出したぜ
ジャム王子「BAD SLAMMERS」
この洗脳ネタは2巻の終盤だな
47名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 18:57:59 ID:A9hclg/j
48名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 20:58:09 ID:PXsTMssK
今月のケロケロエースで連載してる桃太郎電鉄で夜叉姫が悪堕ちしてるっぽい
なんかすごい角が生えてた
49名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 21:23:38 ID:b2gUVNKH
>>48kwsk
50名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 21:56:49 ID:c0MZdZ81
デーモン閣下「オマエラも蝋人形にしてやろうか?」
51名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 22:13:13 ID:yXmYhe/d
蝋人形と化した女の子が魔物となって動き出すとかいうのもいいかもしれんね
とマジレスしてみるw
52名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 22:16:42 ID:1wK66d+B
>>51
いわゆる卵ものというか、繭ものというか、カプセルものというか。
そういうの、嫌いじゃないぜ。
53名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 23:33:17 ID:+4wZjCjY
>>46
情報サンクス!
早速買ってみる
54名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 23:36:50 ID:Ys+YbFov
言っておくがBAD SLAMMERSはギャグ漫画だぞ
55名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 23:51:37 ID:4Dl25nPA
>>48
そのすごい角が見てみたい
56名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 01:56:58 ID:t6wru4u2
少数派かも知れないけれどTS悪堕ちはやっぱりいいね
57名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 08:21:38 ID:H+LgobrW
>>56
あなたはよく分かっていらっしゃる
58名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 09:40:18 ID:QsWqkgTr
>>49
>>55
マンガ版の夜叉姫は普通のカメラマンなんだけど
ボンビラス大王が復活してその影響で鬼化した感じ。
前回の終わりに笑いながら疾走して、今回はボンビラス大王さまの領土拡大とか言って山かなんかを焼いてた

角の方は今週でたはずだと思われるケロAの桃鉄最終ページ参照
衣服は桃伝の奴に近い?
59名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 17:00:30 ID:pgD5EEGv
アクエアルやばいぞ。
EDが大体悪堕ちだ。
アクエアル本人的にグッドエンドがないし。
60名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 18:10:12 ID:3dYieKKQ
関係ないかもしれませんが小説とゲーム。どっちも悪コス有りますしね。
61名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 18:43:02 ID:F6uHFc0e
小説の方の続編も、悪堕ちした自分との戦いみたいだもんな
62名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 20:23:53 ID:Rttz+ity
>>59
良い情報をありがとう。
満足しちゃったぜ
63名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 20:38:37 ID:TOjfCobe
>59
アクアエルコンプ
わがままだと思うがゲームなら一つくらい二次元ENDがあってもいいと思ってしまった
64名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 23:08:34 ID:Z2MIoSCm
確かに勧善懲悪エンドがちょこっと有った方が堕落エンドは引き立つが
あまりそちらにCG枠取られても勿体無いので
ヒロインのシルエットに大文字で「…そしてアクアエルは勝った!」とかで済ませてくれればいいさ
65名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 23:28:07 ID:bXBsM0d+
今はどっちかというと
「さあこいアクアエル!俺は後一回斬られるだけで死ぬぞぉ!」の方が良いだろ
66名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 00:20:51 ID:Keqbe+MD
個人的に凄いマイナーだけど某プラモシリーズの武者斎胡や砕虎魔亜屈みたいに心や魂自体は悪に染まって無いけど

何らかのアイテムを介して操られてしまうって感じが意外にツボな自分が居る。正気に戻っても自分のした事を悔いて悩んで思い詰めて暴走する場合もあるから
67名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 01:04:41 ID:U21dmIDH
さっきから検索しても出ないなと思ったらお前ら
アクアエルじゃなくて
アクエアルじゃねえかよ!
68名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 01:09:11 ID:04BG1VrP
操心術ってこんなに続編出すほど売れてんの?
ttp://www.studio-jyaren.jp/soushin3.html
69名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 02:10:54 ID:tsTqJTCy
MCというジャンル自体ゲームと相性良さげだからな

ちゃんと作れば売れる気はする
70名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 07:45:33 ID:tLKYGnwZ
昇龍戦姫 天夢の舞夢の悪墜ちはどう
誰か買った人いない?
71名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 08:19:19 ID:6DLFeiRq
天夢も悪堕ちする
72名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 11:04:20 ID:9qv22MBK
天夢はソフマップ予約特典CDの内容が気になる
73名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 11:55:47 ID:Keqbe+MD
洗脳から解放されたヒロインが再び捕まって再洗脳されるってシチュは好きだけど滅多に無いよね
74名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 13:23:21 ID:PVJVgOSV
>>73
ブログ短編SSでよければ「舞方雅人の趣味の世界」の舞方氏や、
「じこまんぞく」のmagosaku氏が最近そういうシチュのを書いていた。
75名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 15:39:11 ID:uI8yMeNv
天夢の評判が知りたくてLiLiMスレ見に行ってみたら
内容について全く話題が出てなくて吹いたw

てか、全然期待されてないのな(´・ω・`)
76名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 19:19:26 ID:1ySkLHYI
>>73
空の心霊研究部の後半はそればっかだぜ
77名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 21:34:43 ID:wNOxfzly
>>18の画像で洗脳してる?側の中の人が女の子でしたとか、そういうのはない?
78名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 21:36:35 ID:+5dofzMI
洗脳もしてるし中身は男
79名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 21:37:39 ID:wNOxfzly
ありがとう、吊ってくる
80名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 21:38:38 ID:+5dofzMI
だが>>54なのは事実
81名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 21:50:01 ID:a7o/a3ic
BAD SLAMMERSはその辺の女の子がとっつかまって
果物の苗床にされる話が好きだったなぁ
82名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 22:39:48 ID:GaTwcVNX
ninetailの天ツ風も悪堕ちあったぜぇ。
三種類、それぞれ憑依、邪悪化、寄生で悪堕ちしてた。
ゲーム自体難しいのがちとアレだが
83名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 23:11:11 ID:U21dmIDH
悪墜ちwikiは勝手に更新してもいいんだろうか?
いいならいくつかゲームで更新しようかと思うんだが
84名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 23:30:54 ID:uHufMUId
>>83
ぜひお願い
85名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 00:04:27 ID:U21dmIDH
わかったー
まとめるのに時間かかりそうだから
あんまり期待はしないでね
86名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 00:53:37 ID:zd+M/LHy
聖闘士星矢ハーデス編

聖闘士から敵として甦ったのが
黄金聖闘士だけでなく白銀聖闘士も...。
そして氷河襲撃組に「ミスティ」もと聞いて
黒コス期待して5話目を観てみたけど
全身描写シーン無かった(顔周辺だけ)orz。
87名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 01:43:17 ID:UBtDmMwj
天夢について
>>71も書いてくれているけど前作に登場した舞夢だけでなく
天夢も悪墜ちあり
といってもまだセーブデータ突っ込んで
回想であるの確認しただけなので詳しくは分からない
ちゃんとプレイしたらこっちもまとめwikiに載せとくよ
コス変化あり、エロあり
ルートしては2つみたい
前作で敵に敗北後悪コスあればと思った人には
そこそこ満足出来る出来だと思う(人によるかも
墜ち描写を楽しみたい人には少し尺が短い気はするが

規制中につき携帯からの手打ちになるが参考画像でも
見る見ないは自己責任で
プリントスクリーン→ペイント編集につき画像の荒さは勘弁ねorz
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader766255.jp
88名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 01:47:22 ID:UBtDmMwj
すまん、直リンな上に画像見れない
ロダは自力で探してくれ
ファイル番号は766255
しばらくROMろう…orz
89名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 01:48:31 ID:SSuXnTmU
90名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 01:57:00 ID:UBtDmMwj
ROMると言っときながら最後に
>>89ありがとうorz
あとこの時間にスレ見てる人へ一人騒ぎですまんかった
91名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 02:09:14 ID:RRARWCWZ
悪堕ちじゃなくて炎の戦士だ、
って言われても違和感ないなw
92名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 03:42:30 ID:jCvaOMRd
天ツ風のもうpっとこう
上が寄生堕ち、下が憑依堕ち

ttp://up2.viploader.net/pic3/src/vl2_044677.jpg

んでメインヒロイン堕ち

ttp://up2.viploader.net/pic3/src/vl2_044679.jpg

一応ネタバレ注意です
93名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 03:47:57 ID:XiunI6DG
94名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 12:09:57 ID:zTiJgUIp
下げます
95名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 12:16:27 ID:K5yo/PIB
精神的に強い人ほど堕ちたら洗脳解除は出来ても戦士や人間としては再起不能になったり
洗脳解除が出来ずに死亡

ってくらいに深く洗脳される場合があるよね
96名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 12:40:41 ID:fDaVRMn8
>>92
右下の鎧どこのペルゼインだよwww
97名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 12:47:27 ID:vT5PxSYS
>>92
どういう風に悪堕ちしていくのかkwsk聞きたい
98名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 18:31:14 ID:NUwhE1bV
>>47
後編もくれくれ
99名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 19:04:19 ID:dRwj30FP
買いなさいw
100名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 19:12:34 ID:SSuXnTmU
それ以前にまだ発売されてすらないw
101名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 19:30:26 ID:LCptxcQf
>91
だな。「で、堕ち後の画像は?」位いってしまいそうな絵だ
102名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 23:52:39 ID:dRwj30FP
ttp://jun.2chan.net/b/res/8489770.htm
今日は人の集まりが悪そうだぜ
103名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 12:51:07 ID:KF7tVS02
最近、はやく消えすぎだな。
104名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 17:12:36 ID:I7Kz8W01
まだあった、ラッキー
105名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 19:41:16 ID:lXKFUuR4
最近これといったネタが無くて
あってもマッハ落ちだったりこれまたマッハで回復したり
106名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 00:03:08 ID:pRfDyUKM
くそう、いい悪堕ちはないものか
107名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 00:10:04 ID:DMvpV81z
>>106
堕ちぬなら 堕としてみよう ヒロインたち
というわけで自分で悪堕ちを創造してみてはどうか?
108名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 01:06:54 ID:fr0Efr/x
ヒロインでは無いけど、らいむいろ戦奇譚の主人公が
セックス可能キャラの一人にして恋人であり倒すべき敵なソフィアに操られたよね

あれって悪堕ちなのだろうか?
109名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 04:50:33 ID:HhDA2wc0
虹にも行かずにエロゲーとかで馴れ合いしてるキチガイ誌ねよ
犯罪者と乞食が
110名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 08:36:28 ID:F4rxt84k
自己嫌悪乙
111名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 09:22:08 ID:LNYog1OL
黒薔薇騎士の二巻で洗脳されたブリジットがローザに百合責めしながら暗示をかけるシーンがあります。
前から思っていたけど、この作者はこのスレの住人なのかな?
112PNY:2008/09/02(火) 19:18:59 ID:FeYt4ngQ
流れを切って申し訳ないが、投下します。
113シャドルーの戦士 (1/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:20:49 ID:FeYt4ngQ
暗雲はあっという間に空を覆い、傾斜する夕日の光を遮る。
閃電雷鳴とともに、一滴、二滴、そして無数の雨水が大地に降り注いだ。
冷たい水玉が地面を叩きつけ、あたり一帯が雨幕に包まれる。
春日野さくらが着ていたセーラー服も、その雨水を吸収して彼女の肌に張り付く。

「はぁ……はぁ……」
さくらは肘をついて、地面に伏していた体をなんとか起こした。
激しい雨音の中に、息切れする呼吸音が混ざっていく。
水滴は彼女のショートヘアを濡らし、額の白いハチマキを越えて、頬の輪郭を沿って滑り落ちる。
女子高生らしいあどけなさが残る顔立ちには、信じられないといった驚きの表情だった。

彼女が見つめる方向に、茶髪と黄髪の二人の少女が立っていた。
濃紺色のコンバットウェアを着ているその姿は、日本離れした珍しい外見である。
服装は彼女たちの胴体にぴったりくっつき、しなやかな四肢を強調する。
動きやすそうな素材の表面に、縦のストライプ模様が走る。
布越しでも形がはっきりと分かる胸部の上に、小さな黄ネクタイが結ばれていた。
両腕には赤いプロテクターを装着し、足に履いた皮のブーツが地面の水を踏みつける。
大きく切り抜かれた背中の部分に、眩しいぐらいの白肌が露出されている。
そして、その端麗な顔には身を凍らすような冷徹な感情が流れ、冷ややかな目線は自分を見下ろしていた。
まるで、美しさと残酷さを併せ持つ人形のようだった。

「お前の力は、まだその程度ではないはずだ」
少女達の後ろに立つ男は、不気味な声を発した。
周囲は雨音に包まれていたが、男が言った一字一句がさくらの耳にはっきりと伝わってくる。

男は赤い軍服と黒いマントを身につけて、腕を組みながらさくらの様子を見ていた。
その凶悪な眉目は禍々しい威厳を醸し出し、いかなる者をも威圧するオーラが常に発された。
さくらはさきほどから、二人の少女と対決していたが、その間、男はただ彼女達をじっと静観しているだけだった。
しかし、彼こそ今夜の一番の大敵である事を、さくらの戦闘本能は悟っていた。

さくらは気を引き締めて、ゆっくりと立ち上がった。
その表情にはいつものような、どんな時でも諦めないという強い意志がこもる。
「ほほう、まだ戦う気力が残っているようだな」
「当然よ!どこのどいつか分からないが、あなたみたいな悪人面の人なんかに、絶対負けないんだから!」
「そのままおとなしくしておれば、苦痛を味わえずに済むというのに」
「あはは……あなたの命令なんか、誰が従うもんか」
さくらは屈強な男に指を差して、不敵な笑みを浮かべて挑発した。
そして突然、彼女は猛スピードで駆け出した。

コンバットウェアを着た少女達はすかさず構えるが、さくらは瞬時に二人の間に割り入った。
すべての力を下半身に溜め込み、体を上空に軽く浮かせる。
次の瞬間、彼女の体は目にもとまらぬ勢いでスピンし、強烈な回し蹴りを放った。

二人の少女はすかさず腕を立ててガードしようとした。
しかし防御するよりも速く、さくらの蹴りが二人の胴体に直撃する。
さくらの必殺技、春風脚が決まった瞬間であった。
これはとある格闘家と出会ってから、さくら自身がアレンジし編み出した必殺技である。
自分の身軽さを利用した攻撃で、すぐに着地して次の行動に移れるため、隙がほとんど無いのだ。

さくらは左へよろめく少女に狙いを定め、右手にオーラを溜めながら邁進する。
相手は複数いる。
この戦いを切り抜けるために、一人ずつ大ダメージを与えなければならない。
114シャドルーの戦士 (2/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:21:25 ID:FeYt4ngQ
しかし、敵の回復能力はさくらの予想を越えていた。
茶髪の少女は後ろへ倒れるのを踏み止めて、一歩ステップしてから体を捻り、
さくらが予測できない姿勢から裏拳を出した。
その裏拳がさくらの拳とぶつかり合い、二人の体は同時に大きく揺れて、それぞれ後ろへ数歩下がった。

(ちっ……!)
さくらは悔しそうに舌を鳴らし、すぐさま背後に迫る殺気に反応して身を翻した。
黄髪の少女は体を回転しながら近づくと、いきなりジャンプして自分の方へ飛びついてきたのだ。
そのトリッキーな動きを読みきれないさくらは、仕方なく腕を立てて上段ガードの体勢に入る。
しかし次の瞬間、その両腕が相手に取られた。

(しまった、投げ技か)
そう思った直後、さくらはバランス感覚を失い、無重力空間に浮かぶようなめまいを感じた。
さくらはたぐいまれな運動神経を持つ少女であった。
地面に叩きつかれる刹那、彼女は相手から腕を取り返し、背筋を丸めて受身を取った。
だがそれを見過ごしたかのように、敵が次の攻勢を繰り出す。
茶髪の少女が全身をドリルのようにスピンさせ、突き刺すような蹴りを放った。

「ぐっ!」
さくらは両腕を重ねてブロッキングを試みた。
しかし、そのえぐるような勢いに対してタイミングがうまく取れず、体ごと後方へ蹴り飛ばされた。

さきほどからこうして、彼女は相手達の奇抜なバトルスタイルに苦戦を強いられた。
動きの一つ一つが今まで見たことも無く、自分の攻撃をことごとく封殺する。
倒されてもすぐに立ち上がる異常な体力、全身を武器のように使いこなす数々の技。
その上、二人のコンビネーションは機械のように正確無比だった。
彼女達が持つ独特な殺気は、常にさくらの背筋をひんやりとさせる。
その戦い方から、何か尋常ならぬ危険を直感させるのだ。

さくらは後転しながら、考えを巡らせた。
(こうなったら、一か八か……!)
彼女はくるりと身を起こすと、突然赤い軍服の男に向かって突進した。

「ほーう、この私を狙いに来たか」
「部下だけに戦わせるなんて、ちょっと卑怯じゃないかしら」
さくらは男の近くまで来ると、いきなり腰を沈めた。
どんな劣勢に立たされても、恐れずに攻めていくのがさくらの良い所だ。

「せーのー、はーっ!」
掛け声と共に、さくらは全身のエネルギーを解放させた。
ほっそりとした足は、無数のローキックに化けて男の下段を襲い掛かる。
しかし、男は冷笑しながら悪魔のようにマントをなびかせると、さくらの攻撃をことごとく身かわした。
さくらが最後に放った横蹴りを避けると、そのまま大きな蝙蝠のように空中へ飛び上がった。

さくらはゴクリと息をのむ。
相手の幽霊のような動きは、彼女に驚愕を与えた。
「……だけと、まだまだよ!」
電柱の上に降り立った敵影に注目しながら、さくらは両手を腰の横で組み合させ、
指を手のひらのほうへ曲げる。
「はぁ――!」
彼女は全身の気を集中させた。
あたりの雨水がそれに呼応して激しく弾き返り、地面の水が波打つようにまわりへ転がる。
さくらの両手の間に一つの光弾が生成され、時間とともに大きくなっていく。
115シャドルーの戦士 (3/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:21:55 ID:FeYt4ngQ
「その構え方は……ふふふ、データ通りの素晴らしいサンプルだな」
男はさくらを見下ろし、不気味な笑みを浮かべた。
しかし、すでに集中力を極限に高めたさくらは、彼のセリフに耳を傾けることはなかった。

「真空ぅ――波動拳!」
毅然とした表情で、さくらは体の前に両腕をぴったり合わせて男に向けた。
手のひらに溜められたエネルギー弾は、まばゆい光を放ちながら男へ直進した。
周囲を白昼のように照らす波動弾は、大気を震撼させながら、
その軌道上にあるすべての雨を弾き飛ばす。

技を放った一瞬、さくらは脳内で本来の使い手の姿を思い浮かぶ。
(……私は、あの人のように強くなりたい!)
その思いが込められた必殺技は、さくらが今まで出した最高峰の一撃であった。

だが、相手が取った動きは彼女を愕然とさせた。
男は避けることも防御することもせず、ただ右腕を高々に掲げた。
その腕の先には、青や緑が混じった禍々しい色のオーラを帯びていた。
「サイコバニッシュ!」
男はマントをなびかせながら腕を振り下ろし、さくらが放った波動弾に直撃させる。
青白い波動拳と、男の邪悪なオーラが激しくぶつかり合う。
しばらくせめぎあった後、さくらの予想に反し波動拳の形が徐々に圧迫され、やがて跡形も無くかき消された。

「そんな……ばかな!」
さくらは両目を大きく見開いた。
彼女が最も自信を持った一撃が、相手にダメージ一つすら与えられなかったのだ。

「くくく、今度は私の番のようだ……くらえ、サイコクラッシャー!」
心臓を裂けるような雄叫びとともに、男は全身に邪悪なオーラをまとい、両手を突き出して飛んできた。

(そんなの……防ぎきれない!)
相手の動きを見た瞬間、さくらの心は絶望に満ちた。
目の前が敵の色に塞がれると、体が丸ごと突き貫かれたような激痛が走った。
男がさくらの背後へまわった頃、彼女の全身が青い炎のようなものに包まれる。
「あああぁぁぁっ!」
体中に暴れまわる負のオーラに、さくらは思わず悲鳴を上げた。
青い炎が燃え尽きた後、その体は無力に地面に倒れる。

男はマントを翻し、さくらの側で腕組みながら高笑った。
「絶望を忌避することは無い。意外とこころよいものだぞ、ふふふ」
「ううぅ……」
さくらは朦朧になりかけた目線を向けると、二人の少女が男の横に駆けてくる姿が見えた。

「ユーリ、ユーニ。そいつを基地までに連れて来い」
「はい、ベガ様」「はい、ベガ様」
二つの無感情の声が、きれいに揃った。
力尽きるさくらを見下ろしながら、男は不気味な笑みを浮かべた。
「まあ、楽しめたな。褒美にお前を生かしおいてやる……我がシャドルーの尖兵としてな」

(……けいちゃん、ごめん……今日一緒に勉強する約束、また……すっぽかしちゃうみたい)
その思いを最後にして、さくらの意識が途切れた。
116シャドルーの戦士 (4/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:23:36 ID:FeYt4ngQ
世界各地で、失踪事件が頻発していた。
この情報を最も速くキャッチしたのは、国際警察のインターポールの情報網であった。
分析した結果によると、失踪した人物はいずれもずば抜けた身体能力や潜在能力を持っている。

巧妙な手口と大胆な犯罪、そしてその裏にうかがえる巨大な組織網。
――これらの事件に、あのシャドルーが関係しているのに違いない。
失踪事件の分析を担当した春麗は、いち早くその結論にたどり着いた。

インターポールにおいて、シャドルー専任捜査官を務める春麗は、長い間その手掛かりを追っていた。
犯罪組織シャドルー。
麻薬シンジケートから武器の密輸まで、あらゆる悪に手を出している秘密結社。
その影響力は世界中に及ぼし、各国の政府や企業に影を落とす巨大な存在である。
組織に所属する構成員も選りすぐれた者ばかりで、中には、薬物や洗脳でマインドコントロールされて、
シャドルーに忠誠を誓う者達もいると言われている。
父親の事ことを抜きにしても、警察として格闘家としてストリートファイターとして、
春麗はシャドルーとその総帥であるベガを許せない。

インターポールで上司に捜査権を縮小された時でも、
彼女は単身でシャドルーを調べ続けることを決心したのだ。
そして今日、彼女はついにシャドルーの秘密基地を突き止めたのだ。


「動くな!」
敵意に満ちた一喝が、地下道の壁に当たって反響する。
春麗は素早く後ろへ振り返ると、そこには銃を突きつける一人の兵士がいた。
彼の制服の左胸に、翼のついた髑髏マークがあった。

「動くな。両手を挙げろ」
「あーあ、不運だわ。せっかく人が一番出入りしなさそうなところを選んだのに、もう見つかっちゃうなんて」
春麗はがっくりと肩を落として、ため息を吐いた。
「くくく……まったくその通りだぜ。たまたまここを巡回したら、まさかこんな美人が飛んでくるとは」
男は卑俗な笑いをこぼし、嘗め回すよう目線で春麗の体を見つめる。

「あら、違うわ」
「なにっ?」
「私が不運だと言ったのは、あなたのことよ」
言い終わるや否や、春麗の足裏は男の顎を下から蹴り上げた。
男が銃の引き金を引こうと思い始めたのは、失神して地面に倒れた時であった。

「どうせなら、いつもの巡回ルートを守ればいいのに……でも、これで確定したわ。
 どうやら、ここが私の探している場所のようね」
春麗は髑髏マークを確認してから、彼のうなじに鋭い手刀を当て、その失神時間を更に延ばした。

ここはタイの地下、極秘に隠蔽されたシャドルーの基地である。
偶然手に入れた情報によれば、ベガが最近ここに潜んでいる可能性が最も高いという。
そのため、春麗は仲間の到来を待たずに、一人で乗り込んできたのだ。
頭に結えたお団子ヘアが崩れていないか確認すると、彼女は細心の注意を払いながら奥へ進んだ。

軽やかな足取りとともに、青影が素早く基地内を駆ける。
彼女の今の格好は、いつものストリートファイターとしてのものだった。
チャイナドレスを基調にデザインされた服に、東洋的な金色ラインが舞い踊る。
胸部の下で巻かれた白い腹巻は、腰の美しいくびれを明確に見せ付ける。
引き締まった太ももは濃いめのストッキングに覆われ、あたりの光を照り返しながら、
優美な脚線を描き上げる。
そして地面を力強く踏み付ける白ブーツは、彼女の揺るぎのない自信を物語る。
117シャドルーの戦士 (5/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:24:14 ID:FeYt4ngQ
中国拳法に精通する春麗にとって、銃などの武器は意味を持たない。
道中で幾人もの兵士と出会ったが、いずれも彼女の凄まじい蹴りによって戦闘能力を奪われた。
だがベガを見つけるまで、彼女はできるだけ気配を潜まなければならない。
もうこれ以上、ベガを見失うわけにはいかないのだ。

春麗は監視カメラの死角をくぐり抜けると、やがて制御室と思われる一室に出た。
彼女は背後のドアを軽く閉め、コンピュータの前で立ち止まった。
なんとかシャドルーの情報を探り出さなければ。
インターポールで培った経験を生かしながら、春麗は素早くコンピュータを操作した。
だが、彼女がシャドルーの機密情報にハッキングしてから間もなく、
スクリーンの上に一つ大きな髑髏マークが現れた。

『ようこそ、我がシャドルーの基地へ。存分に楽しんだのかな』
「この声は……ベガ、あなたなのね!」
春麗は一歩引き下がり、室内に流れるスピーカー音に反応した。

『くくく……待っていたぞ、春麗』
「いい気にならないで。あなたが今まで行ってきた悪行を、ここで清算してもらうわ」
『ならばここに来るが良い』
「えっ?」
春麗は驚きながら、画面に浮かび出る基地内の全体マップを見つめた。
その一番奥に、大きな赤丸が目を惹くように点滅を繰り返す。

「ご丁寧に、居場所を教えてくれるというの?どんな罠がしかけられているかしら」
『恐れるのか。そのままでは、いつまでも貴様の父の仇を取れないぞ』
「……!やはり、あなたが私の父上を!」
『ふははは……お前が私の元へ来るのを待っているぞ』

音が収まると、あたりは再び静寂に包まれた。
春麗はスクリーンの画像をじっと見つめながら、これから取るべき行動を考えた。
たとえこれが敵の罠だったとしても、彼女は果たしてこの千載一遇のチャンスを逃せるのだろうか。

制御室を出ると、兵士たちが道端で丁重に待っていた。
彼らが並ぶ方向は、まさしくベガがいる方へ続いていた。
(ふん、味なことを……いいわ、乗ってやるわよ!)
春麗はそう決心すると、心がかえって楽になった。

道中、幾人もの銃を抱えた兵士達はビクとも動かず、
敬礼したままの姿勢で通り過ぎる彼女を待っていた。
春麗は彼らに目もくれず、いつもの落ち着いた足取りで歩いた。
やがて、彼女は大きな扉の前で立ち止まった。
さきほど見せられた地図によれば、この中にベガが待っているはずだ。
心を落ち着かせてから、扉を押しのける。
すると、白い宮殿のような景色が目の前に広がった。
赤いカーペットが扉から部屋中央の高台へと続き、周囲の白壁と対照的な色合いを強調する。

カーペットに足を乗せると、背後で扉が閉じる重厚な音が鳴り響いた。
「ふふっ、これで私が籠に閉じ込められた鳥になったかしら」
春麗は皮肉を込めた言葉を、高台の玉座に居座る男に向けた。
赤軍服の後ろに黒マントをあしらった姿、威厳と邪悪さを併せ持つ顔。
初対面ではあるものの、春麗はすぐにその人物が自分の宿敵である事を察した。
118シャドルーの戦士 (6/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:24:47 ID:FeYt4ngQ
「くくく……まさかこれまで私を追い詰める人物がいるとは。
 しかも、こんなに若くて美しい女性だとは」
「挨拶言葉は別にいらないわよ。私がここに来た目的はただ一つ、
 シャドルーという組織を壊滅することだわ!」

「なかなかいい気勢だ。しかし、そんな下らない正義心なぞに身を囚われるな。
 どうだい?私の元で、ともに世界を支配してみないか」
「もしいやだと言ったら?」
「お前の父のような結末に辿りたくなければ、素直に従うことだ」
「……!」
憤怒の感情が、血流に沿って全身を駆け巡る。
春麗は一度大きく深呼吸した。

「世界中から人を誘拐するなんて、いったいどういうつもりなの?」
「くくく、彼らは我がシャドルーのために、サンプルとして人体実験に使用している。中には……」
ベガが話している最中、春麗は突然玉座へ向かって駆け出した。
彼女は一陣の風のように階段の前まで走り、床を強く蹴ってジャンプした。
そしてベガの側で着地すると、そのまま彼の顔面を目掛けて蹴り出す。

しかし、春麗が最初に動いたのとほぼ同時に、天井から黒い影が音もなく舞い降りた。
二人の少女は着地すると、そのうちの一人はプロテクターを付けた腕で春麗の脚を受け止める。
そしてもう一人はスピンナックルを繰り出して、春麗の背後から攻撃を仕掛けた。
一寸の無駄も無い動きは、攻守とも完璧なタイミングだった。

春麗は迷わず体の重心を変えた。
彼女は蹴り出した脚に体重を乗せて、相手の腕を踏みつける力を増した。
その反発力を借りて空中へ飛び跳ね、背後からの攻撃をかわし後方へ飛んだ。
彼女に襲い掛かった二人の少女は、まさか自分たちのコンビネーションがかわされると思わず、
意外だという表情を作る。

この後方回転脚は、まさに春麗の身軽さを象徴するような技である。
軽快に間合いを取りながら、敵を翻弄する春麗の戦い方は、屈強な男達を苦しめてきたのだ。

「……お前たちが考えているように、マインドコントロールを施して、
 我がしもべとして生まれ変わった人もいる。たとえば、いまお前と手合わせしている二人のようにね」
ベガはまるで何事も無かったかのように、まばたき一つせずにしゃべり続けた。
彼の横に、濃紺色のコンバットウェアを着た少女達は冷然な眼差しを春麗に向ける。

「……ベガ親衛隊!」
春麗は苦々しい口調で彼女達の名称を呟いた。
常にベガの側近に仕え、高い戦闘力を有する十二人の少女達。
その実体は各地から誘拐された民間人で、ベガに絶対忠誠を捧げるよう洗脳された後、
戦闘訓練を施されたのだ。
シャドルー専任捜査官を務めた春麗は、もちろん彼女たちの存在を知らない訳が無い。

「彼女達は実に素晴らしい逸材だ。そしてこれからは彼女達の手によって、
 より多くの人々が我がシャドルーの兵士に生まれ変わる」
「ベガ!あなただけは、絶対に許さないわ!」

「くくく……そんなに私を倒したいのなら、まず彼女達に勝ちなさい。ユーリ、ユーニ!」
「はっ!」「はっ!」
二人の少女が無表情のまま答えると、まるで放たれた疾矢のごとく突進してきた。

春麗はすかさず高くジャンプして避けようとすると、黄髪の少女も飛び上がってキックを放った。
相手の足を強く蹴り返しながら、春麗は空中で大きくとんぼがえりをした。
だが彼女が落ちる場所で、茶髪の少女が待ち構えるように拳を握り締める。
119シャドルーの戦士 (7/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:25:32 ID:FeYt4ngQ
春麗はそのまま床に降りることは無かった。
彼女は落下する足先を、そのまま相手の頭上に向けて踏み付ける。
茶髪の少女は意表を突かれて、やむを得ず溜めを放棄して拳で春麗の蹴りを受け止める。
春麗は一度彼女のプロテクターを踏んで、めくるようにその背後に着地した。
その勢いのままで逆立ちし、両脚を左右に大きく開いた。

「スピニングバードキック!」
春麗の体が宙に浮きながら、全方位に渡って強烈な回転蹴りを放った。
近くに立つ茶髪の少女は、その蹴りを真正面に受けて、遠くへ蹴り飛ばされた。
後からやってきた黄髪の少女は腕で急所をガードするが、
硬直したところで立ち上がった春麗に襟を掴まれると、地面に叩きつけるように投げ飛ばされた。

だが、少女達がすぐさま回復して立ち上がる光景は、春麗の予想に反するものであった。
同じポーズで構えを取る少女達に対し、春麗は思わず背筋に冷たいものを感じた。

さきほど、ベガの口から告げられたユーリやユーニという名前を、彼女は知っていた。
ベガ親衛隊の中でも、特に格闘向けに調整されたドール達である。
彼女達によって引き起きされた事件もいくつか掴んでいる。

「あなた達、目を覚まして!ユーリ、思い出して。あなたの本当の名前はジュリアよ!
 あなたがサンダーフット族の村で過ごした時、シャドルーに村ごと襲われ、誘拐されたのよ」
「……それがどうした」

茶髪の少女ユーリは、冷たい視線を春麗に向けるままだった。
「そのような過去は、私にとってどうでもいいことだ」
「しかし!あなたの恋人、サンダー・ホークさんはずっとあなたの事を探しているのよ!」
「ふん、あんなつまらない男なんて……今の私は、ベガ様の崇高なる理想のため、
 どんな任務でもこなすシャドルーの兵士である」
ユーリの冷たい言葉は、春麗の心を凍らせた。

「あなた達は、そこまで洗脳されたのか……!」
春麗は怒りに満ちた目線をベガに向けた。
その様子を見たベガは、心底でほくそ笑んだ。
(くくく……人の持つ負の感情、それが私のサイコパワーの源だ。さあ、お前の憎しみをもっと見せてやれ)
「丁度いい。つい最近、調整を終えた強化人間がいる。データ収集のために、お前と戦わせてやろう」
ベガは玉座のスイッチを押すと、壁の一箇所が何の前触れも無く沈み、一つの通路が出現した。
そこから、一人の少女が現れる。

「あなたは……!」
面識があるその顔立ちは、春麗の心を大きく動揺させた。
不敵な笑みを浮かべるショートヘアの女の子は、まさしく春麗が以前に出会った日本人の女子高生、さくらである。
リュウと似た技を持つ彼女に、春麗はすぐに格闘家としての興味を抱いた。
その時から、春麗は彼女の持ち前の明るさや礼儀正しさに惹かれた。
二人の関係は良好なもので、さくらがまだ春風脚のバランスをうまく取れなかった頃、
春麗は親身になって足技のコツを教えたのだ。

だが目の前にいるさくらには、あの時のセーラー服姿と雰囲気が大きく異なった。
彼女はユーリやユーニと似た帽子をかぶり、二の腕に腕章をつけ、濃紺のハイレグレオタードを着ていた。
肌にぴったりと密着するレオタードは、スラリとした躯体を包む。
足の付け根あたりではハイカットされ、面積の小さい布が彼女の股間を覆う。
そしてヒップラインの布が彼女の尻間に深く食い込み、形の良いお尻をそのまま露出させた。

彼女の額には、黒い逆三角形のサイバーチップを埋め込まれていた。
襟に黄色いネクタイが付けられ、両腕にはユーリ達と同じような赤いナックルパーツが装着された。
ハイレグから突き出る健康的な太ももには、鋭い刃のようなペイントを施されていた。
それが彼女の邪悪な笑みとあいまって、禍々しい魅力を漂わせる。
120シャドルーの戦士 (8/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:26:10 ID:FeYt4ngQ
さくらはベガの前に出ると、恭しくひざまずいた。
「ベガ様、ただいま全ての訓練プログラムを終えました。なんなりとご命令を」
「さくら!」
自分の耳を疑うような言葉に、春麗は驚きの声をあげた。

「くくく……さくらよ、我がしもべに生まれ変わった感想どうだ」
「はい、大変素敵な気分でございます。ベガ様の命令に従う事は、私の最高な悦びです」
さくらは微塵の迷いもなく、嬉々としてセリフを放った。
その様子は、春麗を絶望へと導くものであった。

「ならば、お前に初任務を与えよう。そこにいる女を倒せ」
「はい!」
さくらは大きな声で返事し、立ち上がってから春麗を見つめた。
その目付きは、春麗が今まで見たこともないような冷酷な目である。

次の瞬間、さくらは空中へジャンプし、春麗の居場所を目掛けて拳を強く振り落とした。
春麗は瞬時に瞳孔を収縮させ、全身の筋肉を動かして後ろへステップした。
大きな轟音と共に、彼女が立っていた地面が粉々に砕かれた。

「やっぱり動きが速いですね、春麗さん」
さくらは床の残骸から立ち上がり、薄笑いを浮かべる。
その右手のプロテクターから、黒い煙が立っていた。
以前の彼女よりも、数段上のパワーだった。
春麗はその人離れしたパワーの奥に、ベガと似たような邪悪なオーラを感じ取った。

「さくら、あなたほどの者が洗脳されてしまうとはね。
 あなたは、リュウのような真の格闘家を目指していたじゃなかったの?」
「ふふふ……ベガ様よりサイコパワーを注入していただいて、私は今までよりずっと強くなることができましたの。
 これこそ、私が求めた力ですわ!」
「お願い、目を覚まして!あなたの姿をリュウが見たら、どれほど悲しむだろうか」
「ふふっ、今の私なら、リュウさんにだって負けませんわ。この力を、春麗さんにもみせてあげますよ」

さくらはそう言うと、腰を深く沈めて両手を組み合わせた。
すぐさま、彼女の全身から邪悪なオーラが浮かび上がる。
「そんな……!」
戦慄するような空気が、春麗の肌を刺激する。

「波動拳!」
甲高い一喝とともに、エネルギー弾が激しい勢いで春麗へ飛んだ。
その形状はさくらの波動拳であるものの、色合いは清純な青色ではなく、どす黒いものであった。

「気功拳!」
あらかじめ溜めていた春麗は、練り上げた気弾をすかさず放った。
二つのエネルギー波は空中でぶつかり合い、まぶしい光を散らした。
やがて、激しいせめぎあいの後、全ての光が相殺して消え去る。

(なんて破壊力だ……!)
春麗は心の中で驚いた。
さくらは稀な戦闘センスを持っている事は、初めて会った時から知っていた。
しかし、その時の彼女はまだまだ経験不足で、必殺技も更なる磨きを必要としていた。
それが今、自分に負けるどころか、むしろ上回るような強さを持っていた。
121シャドルーの戦士 (9/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:27:20 ID:FeYt4ngQ
「まだまだこれからですよ……波動拳!」
「くっ……気功拳!」
連続して放ってくる攻撃に対し、春麗は仕方なく迎撃し続けた。
相殺による攻防がしばらく続くと、彼女は額に冷え汗をかきはじめた。
相手の無尽蔵にも思える攻勢が、春麗の心を焦燥させる。

「ふふふ……そろそろ疲れてきたみたいすが、大丈夫ですか?
 これで楽にしてあげますわ。真空ぅ、波動拳!」
「……!」
今までの数倍ほど大きい波動拳が、春麗が放った気功拳をかき消し、
 猛烈なスピードで飛んで来た。
そのエネルギー弾が通り過ぎた後、床板はまるでショベルカーにえぐられたような跡を残した。
飛び散る破片の様子を見て、春麗は息をのむ。
彼女は間髪のところで上空へジャンプすると、波動拳はそのまま後ろの壁を破砕した。

(なんてデタラメなパワーなの)
壁の凄まじい形跡を見ながら、春麗は心内で驚いた。
しかし次の瞬間、彼女は自分に迫り寄るさくらの気配を感じる。

「咲桜拳!」
さくらは地上から空中に向かって、黒いオーラをまとったアッパーカットを放つ。

体が空中に浮かんでいる間、敵からの対空攻撃には無防備となってしまう。
しかし、それも普通のストリートファイターの話である。
春麗には、空中でも方向転換できる特殊技を持っていた。
彼女は空中で力強く壁を蹴った。
すでに勢いが尽きた彼女の体は、その弾力をはずみに壁とは反対方向へジャンプした。

「なにっ!?」
すれ違う相手の動きに、さくらは戸惑いを隠しきれなかった。
先に地面に足をつけた春麗は、素早く身を翻す。
彼女は落下するさくらの後ろに回ると、すかさずその胴体に肘撃ちを放った。
それから相手の意表をついてしゃがみ蹴りを放つと、中段パンチ、中段キック、上段キック、
掌底と続けてコンボ撃を加えた。

めまぐるしい攻撃に、さくらはダメージを受けるたびに後ろへ踏み下がる。
最後に春麗はさくらに接近すると、両腕のトゲ付き腕輪でバランスを取りながら片脚で立ち始めた。
一拍を置いて、彼女の空中に伸ばした脚が電光石火のごとく百にも及ぶ幻影を作り出し、
その全てがさくらの体上に炸裂する。
「うああっ!」
くぐもった悲鳴とともに、さくらの体が壁へ蹴り飛ばされた。

「はぁ……」
春麗は中国拳法の構え方に沿って体を動かし、凝縮したオーラを体内に収める。
彼女が加えた攻撃には、相手の「気」を阻害する効果がある。
肉体的な痛みを我慢できても、血流が一瞬緩慢になるため、相手の意識を薄れさせることができるのだ。
どんな屈強なストリートファイターでも、あれほどの連続攻撃を喰らっていれば失神してしまい、
俗に言うピヨリ状態に陥ってしまうだろう。
しかし、そんな認識を目の前の少女が覆した。

「あいたた……やっぱり春麗さんは、強いですね」
「なに……!」
春麗は愕然として、ゆっくりと立ち上がるさくらを見つめた。
「なかなか効きましたわ。これでもっとワクワクできました」
さくらは口元の涎を軽く拭い、さきほどと変わらない薄笑いを春麗に向けた。
122シャドルーの戦士 (10/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:28:11 ID:FeYt4ngQ
(ダメージを全然受けていない!?薬物で身体を強化したからなのか)
春麗は呼吸を整えながら、思考を巡らせた。
シャドルーは全世界の麻薬を供給しており、この手の研究技術は最先端を誇る。
それがストリートファイターの強さと合わされば、これ以上ない無敵の兵士となるだろう。
となれば、今の彼女はもはや手加減などする場合ではない。

踏み込んでくるさくらに対し、春麗は全身の気を脚に集中させた。
相手がステップを換える一瞬を捉えると、彼女はいきなり相手の近くに迫った。
「千裂脚っ!」
さきほどほどより十倍もの強烈なキックが、さくらの体上に炸裂した。
あたりの空気は、凄まじい脚蹴りによって切り裂かれる。
さくらはそれらの攻撃を避けず、全てを体で受け止めた。
しかし、今度の彼女は倒れることなく、ただ後ろへ少しよろめくだけだった。

「な、なぜ……?」
「ふふふ、私が一度受けた技は、もう効かなくなっちゃうんですよ!」
さくらはにやりと笑うと、蹴りの反動で硬直する春麗に突進した。
彼女は体勢を見定めると、左右からパンチを繰り出す。
最後は春麗の体を宙に浮かせると、禍々しいオーラを帯びた咲桜拳を放ち、春麗の腹に打ちのめした。

「ぐああぁっ」
春麗は弱々しい悲鳴を上げながら、背中から地面に落下した。
彼女は肩をガタガタ震わせて、悔やみきれない気持ちで目の前の少女を見つめた。

「ふふっ、だめですよ、春麗さん。勝っても負けても、試合の後は笑顔で締めくくらなきゃ!」
前にも春麗に言い聞かした事があるセリフを、さくらは再び口にした。
しかし、その表情はかつての屈託の無い笑顔ではなく、邪悪の意思を含んだ冷笑であった。

「くくく……どうだ、春麗。私が調整した兵士は。これでさくらの戦闘データは充分に採れた、
 後は楽にしてやろう。ユーリ、ユーニ。さくらと一緒に彼女を捕らえよ」
「はっ」「はっ」

今まで待機していた二人の少女は、さくらの両側で肩を並べた。
「うぅん……」
春麗は息を整えながら、力を振り絞って立ち上がった。
さくら一人でも苦戦しているというのに、相手が三人がかりでは勝ち目は無いに等しい。
しかし、それでも彼女は最後まで戦うと強く決心した。

***

「……」
春麗はゆっくりと目を開けた。
時間をかけて茫然とどこかを見続けると、やがて目の焦点が合うようになり、
頭の意識も徐々にはっきりしてきた。

(私、負けちゃって……捕まえられたっけ)
目線を適当に泳がしながら、意識を失う前の光景を思い返す。
ユーニやユーリのスパイラルアロー、そしてさくらの春風連脚。
相手が次々と放つ必殺技の前に、春麗はついに力が尽きた。
あれからどれくらい経ったか分からないが、体中の筋肉はいまだ鈍重な痛みがよぎる。
春麗はなんとなく脚を動かそうとしたが、ふと自分の体がまったく動けない事に気付く。
見下ろしてみると、自分の一糸纏わぬ姿が目に入った。
首や胴体、手足などが機械アームやリングによってしっかりと固定されている。
更にあたりを見ると、自分が筒状の透明カプセルの中に入れられたことに気付く。
123シャドルーの戦士 (11/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:28:41 ID:FeYt4ngQ
「ようやく気が付いたようだな」
「……ベガ!」
悪の総帥の姿は、忽然と暗闇の中から現れた。
春麗は憎悪の感情を剥きだしながら、そのはばかりのない視線を感じて顔を少し赤らめる。
交際に疎い春麗にとって、こうして他の男に裸を見られるのは初めてのことだ。

「私をこれからどうするつもりなの?」
「くくく……暗黒はすぐそこに迫っている。お前にも、我がシャドルーの戦士になってもらうのさ」
(やはり私を洗脳しようというのか!)
春麗は唇を噛み締め、大声を出した。
「あなたの部下になんか、絶対にならないわよ!」
固い意思がこもった声が、カプセルの壁にぶつかって響いた。
ベガはそれをあざ笑うかのように鼻であしらった。
「ふふん……気丈な娘だ。しかし、お前は私のサイコパワーを受けてからでも、そう言えるのかな?」

突然、カプセルの天井から無数の機械アームが現れた。
機械アームは春麗の全身に伸び出ると、その先端にある吸盤で柔肌に吸い付いた。
「な、なんのつもりなの」
「お前に少しリラックスしてもらうのさ。そのまま大人しくしてもらったほうが、お前自身のためにもなる」
ベガが言い終わると、機械吸盤は一斉に緩やかな波動を送り出した。
その波動は肌を通って血脈に流れ、春麗の筋肉を強制的に弛ませる。

「あ、ああっ……!」
まるで泥沼に沈むような気だるい感が春麗を襲う。
どんよりとした気持ちよさが心にベールをかけて、生ぬるいお風呂に浸かれた気分にさせた。
ゆらゆらするような異様な波紋が体中に広がる。
腕や脚などに吸い付く吸盤は、微弱な電流を流しながら、鼓動とともに筋肉を刺激する。
そのくすぐったいような、もどかしいような感触は、春麗の力みを徐々に緩和した。

自分の感情が、段々とゆったりしたものに変化していく。
その奇妙な変化に、春麗は戸惑いを感じた。
シャドルーへの憎しみも正義の使命感も、リズミカルな気持ちよさによって薄れてゆく。
心の中で警戒しようと思い続けるが、その意識も時間が経つにつれてどうでもよくなった。

上から一つの太いアームが伸び出て、春麗の顔の前で止まった。
アームの先から一つの機械棒が春麗の唇へと伸び、細い先端を使って唇を静かにかき分けた。
うとうとする春麗は油断している隙を突かれて、機械棒が口の中へ侵入することを許してしまった。
喉の奥まで機械棒を進めると、アームから左右へ二本の金属索を伸ばし、
春麗の後頭部で「かちゃり」とロックした。

機械棒はすぐに口内と同じ温度になり、その表面から甘蜜のような味が染み出た。
唾液が溜まっていくと、春麗は仕方なくつばとまじえてそのエキスを飲んでしまう。
甘蜜が胃に吸収されると、全身になま暖かい堕落感が拡散し、彼女の思考が霞んだ。
機械棒はそのまま微弱な振動で舌をいじり続ける。
春麗はたちまち、異物を含んだ違和感を感じなくなった。

機械棒の後方には、酸素マスクのような透明マスクが備えられた。
機械棒が春麗の口内に固定されると、マスクはそのまま彼女の鼻口にかぶさる。
その中で気圧調整が行われ、彼女の顔面とぴったりくっつく。

「ううん……」
春麗はか弱い声を出し、抵抗する意思をみせた。
しかし、機械達の意のままになりつつある身体は、拘束アームの力に到底かなわなかった。
124シャドルーの戦士 (12/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:29:46 ID:FeYt4ngQ
ふと、足元から翡翠色の透明液が溢れ出た。
液体はすぐに裸足にすいつき、ひんやりとした水温が彼女の心を穏やかにさせる。
しかし、春麗は横目で首に接近する一本の注射器に気づくと、心の警鐘を鳴らした。

「さあ、それを受け入れるがいい。その液体が、お前をもっと強く変えてくれるのだ」
(くっ……やはり、薬物で私を錯乱させようと……!)

シャドルーはその優れた技術を用いて、人間の人体改造や洗脳にも薬を使用している。
それがいま自分向けていることを考えると、春麗は思わず背筋に寒気を感じた。
だがもはや電波の躍動に乗っ取られた体は、彼女の指示を受けずにただ静かに待ち続けていた。

やがて、注射器の先端が首筋にチクリと刺さる。
皮膚を傷付けない極細針身を通って、筒内の薬液を一瞬のうちに春麗の体に流し込む。
注射された場所は瞬時に高性能タンパク質に塞がれ、傷跡を残さずに癒着し始める。

(これは……!)
天地がひっくり返ったような浮揚感が、足の先から頭のてっぺんまで襲う。
激しいめまいに、思わず体を周辺の機械アームに委ねてしまう。
翡翠色の溶液は、すでに膝までせりあがった。
ガタガタ震える両膝は、溶液の表面に波紋をつくる。

ポタ、ポタという滴り音が、カプセル内で響き渡る。
それが何の音なのか、春麗はすぐに気付いてしまった。
彼女の股間から溢れ出た愛液だった。
熱い激情のようなものが体中を奔走し、淫らな思念が春麗の脳を侵蝕する。
上気した肌は赤みを帯び始め、乱れた呼吸とともにブルブル震える。

春麗は鼻息を荒くさせると、マスクのから伝わる空気をより速く吸い込んでしまった。
しかし、その甘い空気は彼女の肺に入ってくると、いやしい欲望がより一層膨張した。
乳首が敏感そうに尖がり、美しい胸部は呼吸に合わせて上下する。

「くくく……さっそく効果が現れたようだな」
「うん、ううぅん!」
春麗は瞳にありったけの意志をこめて、ベガをにらみつけた。
だがその瞳は二秒も持たぬうちに潤んで、快感に感染して焦点が合わなくなった。

カプセルの下から溢れたあった溶液は、腰を通過した。
足元からさらに二本のアームが伸び出て、二本のディルドを模した張形が現る。
彼女の太ももと掴んでいたアームは、両側へと引き縮む。
それが何を意味するか理解すると、春麗は喉の奥から悲鳴をあげた。
水中でディルドは屈折した黒い光りを放ち、股間に接近する。
張型の先端が股下やとわたりの部分に当たると、春麗は恐怖のために血管を収縮させた。

「ううぅぅぅ――うううぅんんん!」
次の瞬間、春麗は両目を大きく見開き、全身の筋肉をこわばらせた。
前後の穴に、ディルドがぐいっと入り込んだ。
凹凸を備わった表面が襞肉と擦れ合っているのが分かる。
彼女はアームに抑えつけられながらも、体を弓のように曲げた。
虚ろの瞳から、涙がとめどなく溢れ出た。

すでに愛液によってふんだんに濡らされた肉穴は、カプセル外の緑液の助けもあって、
春麗の意思に反してすんなりとディルドを受け入れる。
じわりと体内に入ってくる異物に嫌悪感を抱く一方で、天国に昇りつめたような痺れが春麗の体を覆う。
125シャドルーの戦士 (13/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:30:16 ID:FeYt4ngQ
(そんな、だめ……!ああぁん……)
春麗は口に咥えた金属棒を力いっぱい噛み締めた。
心臓が破裂するぐらいドクドク鳴り続き、血の流れを加速させていく。
ディルドが中へ押し込んでいく度に、春麗は体を強くひねって、
やるせない気持ちを無理やり費やした。
太ももを懸命に動かそうとしても、ディルドはただただ前進し続ける。
それと比例して、春麗の体に走る異様な快感が徐々に拡大する。

(うふぁん……ああぁ、私、気持ちよくなんか……ないんだから……!)
彼女の必死の思いを、肉体はいとも簡単に裏切った。
膣やお尻の穴が広げられていく感じは、凌辱された後のような堕落感が快感を煽る。
ディルドの付け根が完全に股間とくっついた時、春麗は思わず頭の中で大きく喘いだ。
そして次の瞬間、二本のディルドは振動を始めた。

「うっ……うううんんん!」
鉄槌に殴られたような衝撃が、春麗の体を直撃する。
ディルドは不規則に伸縮や円運動を始め、発情しきった女体を弄ぶ。
薬によって性欲が滾った体は、淫乱な娼婦のごとくその刺激に喜んでいた。
脳内はまるで壊れた蛍光灯のように、光と闇のフラッシュバックを繰り返す。

翡翠色の溶液はとうとう首まで上昇したが、春麗にとってはもはやどうでもいいことだった。
「くくく……どうやら気に入ってくれたようだね。その調子なら、
 サイコパワーを順調に受け入れられるだろう」
ベガは腕を組みながら、春麗の乱れる様子を見届けた。
カプセル内の上方から精密機械が降り、ヘルメットのような装置が春麗の頭部に装着される。
黒バイザーが両目を覆い、ヘッドホンが両耳を被さる。
そして額の上で、何かの機械がはりつく。

「さあ、この中でいい夢を見続けろ。お前が次に目覚めたとき、わが忠実な部下に生まれ変わるだろう」
ベガが薄笑う表情は、不透明化していく黒バイザーの中で徐々に薄れる。
装置は両目や両耳に隙間もなくくっつき、春麗から外界の情報を一切封じた。
溶液が自分の頭上まで越えると、春麗はいよいよ何も見えない暗黒世界に陥った。

(くっ……私は、絶対に負けない!)
春麗はそう決心した時、塞がった両耳から何か物音を感じ取った。
はじめはさほど気にならない小音だったのが、時間が進むにつれ大きくなり、
次第に心を震撼させるような轟音となった。

その音は具体的な音調を持たず、ただ散乱として春麗の脳に伝わる。
しかし、その喧噪な音を聞いているだけで、春麗の情緒は段々と不安になった。
視界を遮られただけに、彼女の聴覚は普段よりも敏感になっていた。
全身の暴走を耐えながらも物音に耳が傾き、もともと崩れかかった意識は、さらに錯乱状態になる。
心の鼓動は音に誘われるまま高鳴り、拠り所の無い不安が恐怖へと変化する。

(そんな……やめて!)
心が壊れてしまうような煩雑感が春麗を責め立てる。
いつの間にか、大きく見開いた瞳の前方に、もやもやした映像が浮かび上がった。
七色に輝くビジョンは、めくるめくように点々と移り変わる。
遠い場所に暗い霧のようなものが見えたかと思いきや、
次の瞬間それが目の近くまで迫ってくるように拡大し、そして中央から四辺へ湧き溢す。

春麗は目の前の映像を一目見てから、二度とまぶたを閉じることができなくなってしまった。
まるで霊魂を吸い込まれるような画像が、瞳の虹彩を通って脳髄に投影される。
彼女は目線を変えることもできず、ただじっと見つめ続けた。
体の自由を失った今、彼女には外界からの刺激を拒む術が無い。
126シャドルーの戦士 (14/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:30:47 ID:FeYt4ngQ
突然、映像や音はピッチを上げ、数秒ごとに切り替え始めた。
それと同時に、体中に張り巡らされた吸盤から、今までよりもっと鮮明な波動がなだれ込む。
途切れることのない唾液を、春麗は懸命に飲み込む。

体のいたるところに、刀が突き刺さっているような感触。
空中数千メートルのところから、一気に落下する感触。
血液を抜き出され、自分がただの死体のようになってしまった感触。
無数の触手に巻きつかれて、体の表面を気味悪くうごめく感触。
電波は起伏の激しい信号として神経やせき髄を通り、大脳に様々な幻を呼び起こす。

春麗はもはや何かを思い立つ余裕を失った。
彼女はただ無意識のレベルで、この永遠とも思われる拷問を耐え続けるしかなかった。
さきほど注射された薬剤のせいか、体中の神経は異常なほど澄み切っていた。
次から次へと繰り出される刺激は、彼女の心を限界まで追い詰める。

不規則に流れる映像や音声の中から、春麗は何かのメッセージを直感した。
そのメッセージが脳髄の深いところに刻んでいくのを、彼女は防ぎようがなかった。
膣内やお尻を貫くディルドは勢いよくかき回して、女としての欲望を増長させていく。

***

それから、どれくらいの時間が経っただろうか。
一時間?
一日?
一週間?
そんなことは、もうどうでもよくなった。
すっかり放心状態に陥った春麗は、ただ人形のように、ぼうっと前方を見続ける。
脳みそはとろけたジャムのようで、何も考えられない。
しかし、その何も考えないこと自体、大変心地のよい状態となった。
体の周りに流れるぬるい液体は、体を少しずつ今までと違うものへ染めていく。

ふと、今まで混沌とした視界が明るく変化した。
散乱とした目線が集中すると、映像や音声はある一連のものを繰り返しているのが分かる。

戦争。
略奪。
支配。
暴力
破壊。
誘拐。
暗殺。
さまざまな暗示を帯びた映像が、春麗の前で移り変わる。

目の前に一人の若い女性が現れる。
その女性は長髪をおろしていて、全裸の体を妖しく踊らせている。
回りにいる大勢の男たちに向けて、彼女は妖艶な笑みを見せつける。

(はあぁん……)
とろけるような甘い声が、耳元で囁かれる。
女は誘うような目線で、自ら胸を抱きしめ、あそこを広げてみせた。
体の動きに合わせて、つややかな長髪が彼女の体に垂れ落ちる。
春麗は目を大きく見開き、彼女の顔を見つめた。
見れば見るほど、その面影は自分の顔そっくりだと感じた。
127シャドルーの戦士 (15/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:32:02 ID:FeYt4ngQ
体中が熱い。
春麗はその女性は自分じゃないかと思い始めた。
女性が触った体の部分が、ぴくんと反応して心を悦ばす。
周囲の男たちは、曖昧な面影でにやにや笑っている。
彼らの軽蔑を含んだ熱い視線に見つめられると、春麗は恥辱と背徳的な快感を覚えた。
ふと、春麗はその女性は自分自身だと気づいた。
目の下で、彼女の手は勝手にあそこへ伸びて、オナニーをし始める。
耳元で、自分が腹底から発した淫蕩な声が聞こえる。

そして次の瞬間、自分は男たちに犯されるシーンに移り変わった。
男たちは前から後ろから彼女の肉穴を貫き、彼女の可憐な唇にペニスを宛がう。
しかし、彼女は何も抵抗しなかった。
自分でもびっくりするぐらい、むしろ積極的に男たちに迎合して、自ら体を差し出した。
行為は次第に激しくなり、春麗の心が大きく動いた。
全身から寄せ集まる快楽の波は、思考が一度止まった脳を淫邪なものに染め変える。

禍々しい映像や淫らな考えが、春麗の心に吸収されていく。
彼女の今までの価値観が薄れて、代わりに新しい思考が形成される。

――すべてはシャドルーのために。
いつからだろうか、その念頭が春麗の心をまとい始めた。

――すべてはベガ様のために。
(すべてはベガ様のために)
(私はシャドルーの一員、ベガ様の忠実な奴隷……)
(ベガ様のためなら、この命すら惜しくない……)
それら言葉がはっきりと思い浮かんだ時、春麗は心底から幸せに包まれた。
ベガ様に忠誠を捧げる思念を募ると、全身から言いようのない躍動感がわき上がる。
心のすべてを晒し出し、相手に身をゆだねる。
そうしようと思い続けると、不安定だった情緒は安らぎの境地に到達する。

まわりに流れる映像は彼女が吸収すべく情報だと悟ると、春麗は今まで以上に心を開放した。
敵を殺戮する冷酷な気持ち。
異性を誘惑する淫蕩な感情。
悪に身を心も染められ、シャドルーの野望のために尽くす忠誠心。
これらの情報を、春麗は一寸漏れることなく、魂の深くまで刻みこむ。
自分の心が、徐々に邪悪な色に染まってゆく。
正義のために戦うはずの肉体が、邪悪のしもべとしてふさわしいものに作り変えられる。
悪に屈服してしまうことを実感すると、春麗の心は喜びに満ちた。

そうしていくうちに、目の前に一つの青い光が浮かび上がり、春麗を見下ろした。
彼女は尊敬をこめた目線をその光に向けた。

『春麗よ、よくここまで耐えてきた。さあ、意識を集中せよ……
 私の忠実なしもべになることを、心から念じるのだ』
青い光は一つ男の形となって、春麗に近づいた。
彼は腕を伸ばして春麗の額に手を当てると、そこから邪悪なエネルギーが春麗の体に流れ込んだ。
(はぁっ……あああぁ――!)

禍々しいパワーとともに、五臓六腑を貫くような快楽が体の中を暴れまわった。
全身の血液が、黒く染められていく感じがした。
それが心臓の鼓動によって、激しく沸騰しながら体の筋肉へ流れ込む。
殺意に似たような凶悪な意思が、清純だった心を塗り替える。
しかし、その過程がとても気持ちいい。
体中に邪悪なオーラがみなぎり、もう二度と昔のようには戻れない。
そう思うと、春麗の心はどす黒い悦びに浸った。
128シャドルーの戦士 (16/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:32:38 ID:FeYt4ngQ
翡翠色の液体がひいていくと、体に取り付いた吸盤が上からはずされていく。
頭部に装着されたイリュージョンマシーンもロックを解除し、
その下にある美しい顔立ちをあらわにした。
しかし、かつて明るかった笑顔は消え去り、そこにあるのは冷たい表情と目つきであった。
額に埋め込まれた逆三角形のサイバーチップは、光を鈍く反射する。

ウィーン、と機械の作動音が続く。
股間の前後を突いたバイブは震動を停止し、粘液を滑りながらゆっくりと抜き出る。
露出した秘所はヒクヒクしながら、今まで溜まってきた愛液がたらりと滴り落ちる。
カプセル内に乾いた熱風が噴き出て、春濡れていた肉体を高速に乾かす。

下から二本のアームが伸び出て、春麗の肌の上に二度と落ちないペイントを噴き塗る。
体を固定していた機械アームのリングは、逐次はずされていく。
全てのリングがはずされた時、春麗の美しい裸体の上に、
刃をかたどった鋭利なラインが毒々しく描かれた。

カプセルの透明壁がゆっくりと下へ沈んだ。
春麗は無表情のまま外へ歩み出て、そこにある大鏡の前へやってきた。
横からシャドルーの軍服を着た二人の女性が進み出て、濃紺色のコンバットウェア一式を差し出した。

春麗は無言のままハイレグレオタードを手に取り、背部の大きく開いた部分から脚を通した。
伸縮性に富んだ素材は、彼女の力に逆らうことなく伸びて、すんなりと両足を受け入れた。
両腕を通して、腕を伸ばしきる。
首を通して、残された長髪も巻き上げる。
一度広げられた布地はすぐに元通りとなって、彼女のしなやかな体にぴったりとくっつく。

襟元を整えた後、胸部の布を乳房の膨らみに合わせて、しわ寄せをほぐす。
それから股間を覆う布を調整し、鏡を見えるように身をひねり、
尻に宛がう細布を一番深いところまで食い込ませる。
病みつきになるような快感が、お尻から全身に広がっていく。

レオタードが胴体をきつく締めつける感触が心地よい。
背部に見えるすべらかな背肌や、肩甲骨のラインが魅力的だ。
きわどく隠された股間は、男の劣情をくすぶる。
露出した太ももをあやなすペイントは、彼女の美脚をより妖しくみせつける。
男どもが自分の体を見惚れて敗北する光景を想像すると、春麗は自然と邪悪な笑みを浮かべた。

女性隊員達に従って椅子に座ると、そのうちの一人は櫛でロングヘアをすいた。
彼女は春麗の櫛癖を知り尽くしているかのように、慣れた手つきで髪をかきわけ、優しくとく。
まだ少し湿気が残る髪は、その手つきによって従順なものとなる。
髪を伸ばしたあと、女性隊員は二枚の布とリボンを取り出し、髪を二つのシニヨンにまとめる。
前髪の右側はそのまま額にかけ、左側は後ろへかき集められ、不対照美を表現した。
お団子を結わえている布や、リボンの色がダークブルーである事を除けば、
まさに彼女がいつもしているヘアスタイルだ。

もう一人の女性隊員は、春麗の足元でひざまずいた。
彼女は春麗の美脚を丁寧に持ち上げると、黒色のブーツを履かせ、紐を結んだ。
二の腕に腕章をつけたあと、二つの赤いプロテクターを、それぞれ左右の腕に通らす。
春麗はその握り心地を慣らすように、指を開いたり閉じたりして確認した。
パーツが腕にフィットすると、それらがまるで体の一部になったような感触になる。
女性隊員は更にメイク品を取り出し、以前の春麗がしていたよりも暗い赤色のアイシャドーをつける。

髪を結い終えた女性は、春麗の耳たぶに暗紅色の耳飾りをつけ、襟に小さなネクタイを結んだ。
最後はレオタードと同じ色の帽子を髪の上に乗せると、シャドルーの構成員と化した春麗の姿が完成した。
春麗は陶酔した目付きで、鏡の中の自分を見つめた。
暗黒をイメージするカラーは、彼女の美しさに妖艶な雰囲気を付け加えている。
129シャドルーの戦士 (17/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:33:15 ID:FeYt4ngQ
女性隊員がお辞儀をしながら、どうぞと言うように、外へ繋ぐ道を示した。
春麗は迷わずに立ち上がり、暗い廊下を渡って、突き当りのところで立ち止まった。
目の前の壁は音一つ立たずに下方へ沈み、その先の見覚えのある光景を展開する。

大きな宮殿のような場所。
中央に敷かれた真紅のカーペットと、階段の上に据えられる玉座。
その玉座に一人の黒マントをまとった男が鎮座し、両側を二人の少女が無表情のまま待機する。

春麗とまったく同じ格好をしている少女は男の上にまたがり、恍惚とした表情で腰を振り続けていた。
そのあどけなさが残る顔は、淫らな快楽に染められている。
春麗は部屋の中央に歩み、玉座の前でひざまずいた。

「ベガ様、お待たせしました」
「春麗よ。どうやら、洗脳を無事終えたようだな」
「はい。ベガ様のサイコパワーを注入していただき、大変ありがとうございます。
 これからシャドルーの組織員として、永遠の忠誠を誓います」
額のサイバーチップを妖しく輝かせながら、春麗は邪悪な微笑みを浮かべた。

「お前は私やシャドルーを倒すべく、今まで生きてきたのではないのか」
「ええ、まるで夢のようです。どうしてベガ様の偉大さを理解できなかったのか、とても不思議です。
 どうか、今までの私がシャドルーに刃向った罪を償わせてください。
 これからは、ベガ様の世界征服の野望を達成すべく、いかなる命令を従います」

「だが、私はお前の父のかたきだぞ」
「ベガ様の邪魔をする人間なんて、殺されても同然のクズですわ。
 仮にあの男が今生きているとしても、今度は私が直接息の根を止めて見せます」
春麗の口調は一転して冷酷なものとなり、そのきれいな瞳に凶悪な殺意が灯った。

「くくくく……すばらしい。春麗、今日からお前は我が親衛隊の一員だ。お前の任務は潜入、要人の暗殺や誘拐、
 及び他の洗脳対象の捕獲。お前が以前から持つコネクションを利用し、やつらの不意を突くのだ」
「はい。必ずやシャドルーのために、任務をまっとうしてみせます」
春麗は瞳を爛々と輝かせて、一寸の揺るぎも無い口調で応答した。

「あっ……ああぁ……」
ベガと春麗会話している横で、さくらは股間のレオタードをずらしながら、
秘所でベガのたくましい一物を受け止めていた。
彼女はできるだけ会話を邪魔しまいと我慢していたが、喘ぎ声を完全に噛み殺すことはできなかった。
のぼり詰める快感は眉間に現れ、大きくあいた口から熱い息が漏れ出る。
股間の接続部から、ねっとりとした愛液が溢れ出た。

「春麗、どうした」
「あっ……」
突然自分の名を呼ばれて、春麗は慌ててゴクリと息をのむ。

「さっきから目線がうろついているようだが」
「も、もうしわけありません!……私、ベガ様のあそこを見とれて、その……思わず……」
「くくく……いいだろう、お前が私の部下に生まれ変わった証として、お前に奉仕する権利を与えよう」
「恐悦の至極、ありがとうございます」
春麗は心から湧き上がる狂喜を、素直に表情に現した。

「ユーリ、ユーニ。さくらを気持ちよくさせてやれ」
「はい」「はい」
ベガの両側に立っていた二人の少女はさくらの体を持ち上げて、その体を続けて弄んだ。
130シャドルーの戦士 (18/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:33:47 ID:FeYt4ngQ
春麗の目の前に、いきり立つ男の性器が全形を現した。
彼女はベガの膝元で恭しくひざまずき、うっとりとした目つきでペニスを見つめた。
怒張る太い一物は、血が通過するたびにドクン、ドクンと高鳴る。
表面にはついさきほどさくらが残した愛液が付着し、光に照らされていやらしく反射する。

春麗は顔を一物に近づけて、大きく息を吸った。
愛液の甘酸っぱい匂いやペニスの淫猥な香りが、彼女の脳を蕩けさせる。
春麗の表情は、自然とときめきと恥じらいが混じったものとなる。
その複雑な表情はまた、男性を誘惑するような魅力的なものであった。

彼女は小さな口を開け、絡みつくような熱息を一物に吹きかけた。
そしてゆっくりと舌を伸ばすと、ついにペニスの裏筋に舌先が接触する。
誰かに命令されたわけでもなく、春麗は自ら舌を悩ましくくねらせ、一物の上下にぬめりと滑らせる。
さくらの愛液は彼女の唾液と混ざり合って、より淫らな芳香を放つ。
春麗はうまく粘液の上に舌を滑らせて、一物を優しくなぜる。
己の主人に奉仕していると思うと、春麗は大きな興奮を覚えた。
格闘家として誇り高く戦う面影は、もはやどこにも見当たらない。
かつて悪と対峙する凛々しい心情も、今では悪に従うことで悦びを感じる邪悪なものとなった。

「はぁん、あふぁん……!」
横では、ユーリ達によって愛撫されるさくらの姿がいた。
ユーリは彼女の股間に顔を沈めて、いやらしい音を立てながら吸いつく。
ユーニは背後から胸を掴み、耳たぶをしゃぶりながら乳首を弄る。
間もなく、さくらの体が大きくわななき、絶頂を迎えた時の呻き声をあげた。

春麗は舌先を尖がらせて亀頭をなめすくい、上から亀頭を口に含ませる。
濡れた唇は竿をついばみ、生ぬるい舌肉が一物を包み込む。
柔肉がこすり合う水音が、せわしく響き続ける。
その一心不乱な動きを、ベガは薄笑いを浮かべながら見つめる。

春麗は頭をゆっくりと上下に動かし始めた。
唇を時々すぼめて、竿をきつく締めつける。
潤んだ瞳や、気持ち良さそうな鼻声。
そして見上げる表情の一つ一つの動きが、男を挑発し情欲をそそるものであった。
何も意識しなくても、男を最も気持ち良くさせる動作が春麗の脳内に浮かび上がる。
それらの動作を忠実に執行することで、彼女は言いようのない幸福感に包まれる。

やがて、口内の一物が激しく震えだした。
陰茎が脈打ちを始めると、春麗の喉奥に向けて熱液が発射された。
ねばっこい濁液は次々と溢れ出て、彼女の口腔を満たす。

精液が唇の隙間から漏れないように、春麗は唇をややきつくしめた。
そしてゆっくりとペニスから顔を離してから、彼女は口に含んだ濁液を飲み干す。
ねばねばした粘液が喉を通り過ごす感触が気持ちいい。
甘い味の余韻を感じながら、春麗は恍惚の表情を浮かべた。

「お前はこれからインターポールに潜入し、その体を使って情報を探り続けるのだ。
 洗脳を受けたお前は、男を悦ばす性技を知り尽くしている。そして、
 その体はいつでも発情できるように改造され、いかなる男性をも虜にする体となっている。
 ……くくく、どうだ。どんな男にも、平然と身を晒せる淫乱女となった感想は」

「最高に幸せです。ベガ様の命令で、私のいやらしい体がたくさんの男達に抱かれるなんて……
 想像しただけで疼きが止まりませんわ」

春麗は熱い口調で言いながら、股間の布をずらした。
濡れきった秘所から、すでに愛液が溢れ出た。
きれいなピンク色の肉襞は、物欲しそうにヒクヒクしていた。
それを淫靡に見せつける春麗の表情は、以前の彼女では到底想像できないものであった。
131シャドルーの戦士 (19/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:34:21 ID:FeYt4ngQ
「もう我慢できない様子だな。いいだろう、お前が乱れる姿を見せろ」
「ありがたき幸せです!」
春麗は慇懃に一礼をすると、玉座の肘掛の上にしゃがんだ。
ベガに背を向けながら陰茎を優しく握り、お尻を突き出して腰をゆっくりと下ろす。
ペニスの先端が秘所の入口にあたる時、春麗の胸はドキドキ感に満ち溢れた。

小さい頃から拳法に励んできた春麗は、交際経験をほとんど持たなかった。
インターポールに所属してからも、彼女はボーイフレンドを作ることなく、シャドルー壊滅に尽力した。
彼女にとって、性行為は疎い存在である。
これからもうすぐ自分の手によって、しかもかつての敵に身を汚されてゆくと思うと、
春麗は痺れるような堕落感を覚えた。

そこから腰をさらに下げると、電撃のような感覚が体中を走った。
膣が広げられる快感に、春麗は優美な細眉を少ししかめた。
引き締まった太ももはピクンと跳ねて、その上に塗れたペイントが妖しく躍った。
常人よりずっとたくましい一物が、膣の襞を押しのけて徐々に入ってくる。

女性の最も大事な場所が犯される感じに、春麗はたまらず甘い呻き声をあげた。
「はぁん……ああぁん!」
ぐちょり、といった音が断続的に鳴り響く。
春麗は円を描くように腰をゆるりと揺らし、相手をじらすようにペニスを入り込ませる。
熟した果汁のような愛液は、潤滑剤のように肉と肉の間を滑り抜く。
腹の奥から昇ってくる欲望が、体の温度を上昇させる。
肌に赤みを帯び始めて、どんどん柔らかくなる女体をより妖艶なものに装飾する。

「うぅ……くっ、はああん……!」
魂を揺さぶるような艶めかしい呻きが、吐息と交じって潤んだ唇から発された。
春麗は完全に腰をおろし、子宮膜をペニスの先端に接触させた。
小刻みに震えるうなじを仰向けて、目を細めながら淫らな笑みを浮かべた。

男の性器が自分の秘所に挿入する充実感。
その充実感をより大きな快感に変換するため、春麗は体をゆっくりと動かし、
秘所の中で陰茎をこすり始めた。
脳内に浮かび上がるイメージに従って、柔らかい体をいやらしく曲げたり突き出したりする。
味わったこともない甘い刺激が、研ぎ澄んだ神経によって脳髄に流れ込む。

春麗は腰の動きを徐々に速めた。
彼女は歯をかみしめて、増幅していく快感を耐え続けた。
露出した背肌に、清らかな汗玉が転がり落ちる。
接合部の水音が大きく激しく弾き、心の琴線がピンと張り詰めていく。
汗ばんだコンバットウェアは肌に吸いつき、彼女の体の形をくっきりと浮かび上がらせた。

「ああぁん……いい、気持ちいいです!ベガ様のペニスに犯されて……はああっ!」
春麗は息を荒げて、両足を広げながら大きな声でわめいた。
敵を倒すための引き締まった肉体も、今では男を悦ばす道具となり下がった。

玉座の横で待機していたさくらは、その淫らなさまを熱い視線で見つめ続けた。
彼女はまだ震える両足を閉じ、内股になってもじもじ動いた。
ベガはあざ笑うような目線を送り、
「どうした、さくら」
「はい……ベガ様や春麗さんのことを見て、私、興奮しまして……」
「くくく、ユーリ達にイカされたばかりだというのに……春麗を気持ちよくさせろ。
 これから、お前は彼女のパートナーとして一緒に行動するのだから、今のうちに慣れとけ」

「はい!」
さくらは持ち前の明るい笑顔を作ると、春麗の前に歩んだ。
132シャドルーの戦士 (20/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:34:56 ID:FeYt4ngQ
その可愛らしい顎を持ち上げると、うっとりした眼つきで唇を重ね合わせた。
「はうぅん……?」
最初は驚いたものの、春麗はすぐに瞳をさくらと同じように曇らせて、彼女の舌を受け入れた。
相手の柔舌は口内をかきまわしながら、自分の舌と絡み合う。
唾液が舌をつたって、お互いの舌を濡らす。

初めて味わう女同士のディープキス。
その淫靡な雰囲気が、春麗の心をくすぶる。
二人の唇が離れたとき、彼女の顔は火を噴くように赤くなった。

「ふふっ、春麗さんの今の表情……すごくいやらしいですよ」
さくらは火照った頬で笑みを作り、春麗の膨らんだ胸を軽く触った。
「ああぁっ!」
「すごく敏感になっていますね。いいでしょ?私たちの体は、発情するとともに、感度が上がるんですよ。
 ほら、乳首だってこんなに勃っちゃって。布の上からでも、はっきりと見えますわ」

さくらはくすりと笑うと、春麗のコンバットウェアの上から優しくさすった。
「くぅ……あん、そこは……だめっ!」
「こんな色っぽい声が出せるなんて、全然思いつきませんでしたわ。春麗さん、私と初めて会った時のこと、
 覚えていますか?ファイトした後も、あなたは私にいろいろアドバイスしてくれて……あの時、
 本当に楽しかったですよ。だから、あなたがシャドルーの一員になって、私すっごく嬉しかったです。
 これからもずっと、一緒にベガ様のために頑張りましょうね!」

さくらはそう言いながら、春麗の肌を愛撫し、彼女の首筋に吸いついた。
体にぴっちりとしたコンバットウェアは、まるで第二の肌のように、さくらの手つきを細かい動きまで伝導する。
その狂いそうな快感は、春麗の腰の振りを加速させる。

「はぁ、あぐぅ……気持ちいい……ああぁん!」
「くくく、もういつでもイキそうな顔だな」
「ああ……でも、ベガ様が気持ちよくなるまで、うぐっ……私は、我慢しますっ」
春麗はさくらに乳首を摘まれながらも、震えた声で答えた。
その従順な表情を見て、ベガは満足そうに鼻を鳴らした。
「ふふん、ならばお前の望み通りにさせよう。受け止めろ!」
「はい、ベガ様!どうか、春麗のいやらしいあそこに、ベガ様の精液をいっぱい出してください!」
春麗は体をひねって膣をきつく締めつけると、あそこを貫く一物が大きく脈打つのを感じた。

「ああぁ、ううぅ……はぁあああ!」
春麗は肩を傾けて、かすれた嬌声を出した。
猛勢で動き出すペニスは、彼女の奥を激しくえぐりながら、熱くたぎった液体を吐き出した。
失神してしまうような甘い痺れや、破壊的な衝撃が春麗の脳に直撃する。
そして彼女がもっと乱れるようにと、さくらは傍からその全身を強くまさぐる。
しかし、それでも春麗は最後まで体をくねらせて、すべてを絞り出そうと肉襞を締め続けた。

春麗の大きく開いた口から涎がこぼれて、絶頂を迎えた体は痙攣し続ける。
あふれ返った精液は接合部から漏れ出す。
女が至福に辿り着いた後の淫らな表情が、春麗の顔に浮かび上がった。
133シャドルーの戦士 (21/21) by PNY:2008/09/02(火) 19:35:37 ID:FeYt4ngQ
「はぁ……はぁ……」
「くくく、なかなか良かったぞ」
「はい……お褒めいただき、大変……光栄です」
春麗はふらつく足取りで玉座から降りると、さくらと共にベガの前でひざまずき、
入念にペニスの表面を舐めとった。
精液や春麗自身の愛液が残っているにもかかわらず、二人は従順な性奴隷のように舌を這わせ、
互いの唾を交換しながら一物を綺麗にしていく。

(くくくく、キャミーよ、お前はもう一度『キラービー』として私のもとへ戻ってくる。そしてローズ……
 お前のソウルパワーと未来予知の能力は、シャドルーの世界征服のために役立つだろう。
 もうじき、お前たちは忠実なしもべとなって、私の前にひざまずく……この娘たちの手によってな)

春麗やさくらの淫らな行為を見届けながら、ベガは不気味な笑い声を発した。
彼女たちの鍛えられた美しき肉体は、この先ずっと悪の手先として、シャドルーのために尽くすだろう。

シャドルーに精鋭なる戦士達が生まれのは、そう遠くない未来であった。
134PNY:2008/09/02(火) 19:36:15 ID:FeYt4ngQ
以上です。
ストリートファイトはスーファミしかやっていないが、キャラ設定とかが適当になってる所があるかもしれません。
135名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 20:43:04 ID:durZbttG
おお、長々と乙です。

個人的にはさくらと春麗が逆ならよかったなぁーと
136名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 20:55:52 ID:UkFUfz2F
楽しませていただきました。
洗脳をじっくりと書いてくれているのでとてもよかったです。
乙でした。
137名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 21:42:18 ID:67OS2Wtz
よかったよー。乙
138名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 22:31:09 ID:Q3fpe8kC
なかなかの大作、乙です。
内容もすごく良かったです。
139名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 22:58:33 ID:pRfDyUKM
GJ!!
面白かったよ、また気が向いたら書いてくれるとうれしいんだぜ
140名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 23:37:00 ID:BUignJa4
>>134
GJ!
個人的には洗脳マシンの描写がツボだった
141名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 00:28:19 ID:KZySznry
21レス……。
142名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 00:41:35 ID:pPUMGj66
なかなかの名誉会長
143名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 00:52:02 ID:bRe6cajg
まだ読んでないのでよく分からないけど
お疲れ様ですーてか21って長めだね
144名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 00:58:15 ID:3gMY4dr1
sugeeeeee
快楽堕ち以外の洗脳は久々に見たので楽しめました。
薬物+快楽+音と映像かー。たまらん。
知覚から侵食するタイプの洗脳って、いかにも脳を洗ってる感じがして背筋震える。
GJでしたー。
145名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 01:19:18 ID:ksivmB8N
GJ!
やっぱシャドルー親衛隊は最高だわー
若かりしころから何度これをネタにしてきたことか・・
146名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 01:43:13 ID:E7Jnv7D2
147名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 01:53:16 ID:+sD4W+a8
バカ殿のスイカマンって何処かで見れない?
女の人がスイカマンになっちゃう所とかすごい興奮したんだけどさ
148名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 01:59:15 ID:eYtjeTqa
さすがにそれには賛同しかねる
149名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 02:03:53 ID:lsoW2M/X
>>146
画像を見ずに予想がついた

ユーニがホークの恋人だったということをはじめて知った・・・
150名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 02:09:58 ID:5oG3BCuw
そういや昔志村けんのだいじょうぶだぁかなんかで吸血鬼ものもあったな
昔は興奮した覚えがある
151名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 02:51:47 ID:rVR+JtIj
アルタードピンクの二話って…あったら報告入るよなぁ。
しかし、妹(二代目ピンク)が壁から半身だけだしてくるくる回転するCGなんとかならんのか。
何度見てもシュールで笑ってしまうんだが。
152名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 02:53:26 ID:T7O9c1sR
スイカマン懐かしいwww
バカ殿は何気に悪堕ち多かった気がする。
殆どは当時流行った映画のオマージュだった様な。
153名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 02:55:54 ID:WdI9u9hO
>>134
GJ!無茶苦茶良かったよ
たしかに洗脳マシーンの描写が細かくてツボだ
額のチップはアニメネタだよな。あの人形状態の春麗も良かったなぁ
>>150
「カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ」じゃなかったっけか?
吸血蝙蝠に血を吸われて吸血鬼化した女性がエロかった覚えがある
154名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 04:40:20 ID:v6TzzgZr
>>134
久しぶりにツボな作品に出会いました ありがとうございました
やけに長くて読むの辞めようかと思ったが読み始めたら一気にはまった
春麗ネタはやたら推してた人が昔から居たからいつかはと思ってたんだが嬉しい

やっぱ元々知ってるネタの方が読みやすくていいな
155名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 05:46:22 ID:xZ6cCA/6
アルピンその2はなんだか近親ネタっぽいな。
悪堕ちはサンプルにもあるようにその3に期待しろってことだろうなぁ
156名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 08:47:36 ID:+vwMMtBM
助けた女性の胎内に仕込まれていた何かが誕生して侵入し
秘密基地内部の一般局員か誰かを陵辱洗脳して手駒にし
難攻不落で鉄壁の防御を誇るヒロイン達の秘密基地壊滅に貢献する

なんてネタは少ないよね。
基本的に一人、また一人とヒロイン達が毒牙にってのが洗脳陵辱系の醍醐味だから
内部からの裏切りによる一網打尽は微妙なんだろうけど
157名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 09:09:44 ID:bRe6cajg
助けた女性の中で誕生した何かもしくはその女性自身が次々に
ヒロインを落として基地陥落っていうのは普通にありそうだけど
一般局員っていうのは確かになさそうだなー
158名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 09:31:50 ID:dkQ7S0BX
>>153
スイカ人間テラナツカシスwww
種を吹きかけられると伝染しちゃうんだよな。
テンカスを投げつけると苦しんで元に戻せたんだっけか?
あとマツタケマンとかもなかったか?
159名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 12:03:28 ID:w10Pe3WR
>>134
素晴らしい作品をありがとうございます!
洗脳マシンの描写が凄かった。
GJでした。
160名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 14:21:08 ID:/O0utJp4
>>134
 映 画 化 決 定 
大変お疲れ様でした。
正直21レスってだけで敬遠の理由になるんですが、
みんながあまりにもGJするもんだから読んでしまった。
外見描写、戦闘描写、装置描写等々、実に力が入ってると感じられます。
脳内で映像にするのに苦労しませんし。
まぁ前フリが冗長な気がしないではないですが。
ただ、それが洗脳描写に及ぶと時間的にじっくりこってり進行しているようで、
非常にえろいわけですね。
我々のワクワク感も引っ張るわけですし。
まさかコスが変わるところまでしっかり描かれるなんてね。
春麗の邪悪顔想像してたらにょっきがとまらなかったですよ。
非常にいいモノを見せていただきました。ごちそうさまでした。

あと個人的に気になったことですが。
台詞がユニゾンする描写は「「 」」でくくったほうがユニゾンっぽい気が。
あと堕ち後の台詞は中華なると氏の影響でしょうか。
161名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 14:21:20 ID:KZySznry
スイカ人間とか、いつの時代だよw
懐かしすぎだろ……。
162名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 17:41:33 ID:+vwMMtBM
直接的な洗脳とは違うけど特定人物に対する崇拝などを利用して騎士団を裏で操り最終的には計画実行の為にカシミア・シフォンを殺害した
らいむいろ流奇譚のリネンはある意味で洗脳する立場の人間としては最強クラスの部類に入るよね

最後まで騎士団側の人間にはバレなかったし
163名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 18:21:41 ID:QEQvn9GN
>>149
ユーリだぞ
164名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 18:48:34 ID:hED7hrO2
スイカ人間つったら

天カスが弱点なんだっけか
165名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 19:37:22 ID:gqHmF2ES
スイカ頭だそりゃ
166名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 20:04:11 ID:QOwTgfiJ
いや、たしかスイカ洗脳はおばちゃん手作りの味噌汁で解けたはず
167名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 20:13:59 ID:A//CI7ly
てんぷらてんぷらてんぷら!
からあげからあげからあげ!
168名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 20:23:19 ID:QOwTgfiJ
しまったカボチャ人間と間違えた!
169名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 21:32:08 ID:gkqDZlTQ
堕天使化ってのは悪堕ちに入る?
ttp://moepic3.dip.jp/gazo/remodk/files/remodk44321.png
170名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 21:34:04 ID:3X1GHURN
俺としては入るな
171名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 21:49:46 ID:oPFcgq1X
元が天使だったら有り、人間なら悪魔化の方が悪堕ちっぽい。
172名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 21:55:03 ID:hbDzQhuj
>>171
・・・元が天使だから堕天使化できるんであって
元が人間なら堕天使化とは言わないだろ
人間は死人になれるけど、鼠は死人になれない

と思ったが堕天使って辞書的な意味としては
悪魔のことなのか
なら結局言い方の問題でどっちにしても悪魔化でしかないのか
173名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 21:55:10 ID:1HLZwBgn
戦闘ヒロイン(オリジナル)のSSを考え
た。シチュもしっかり考えて別紙にメモま
で作った。脳内で文章にもした。なのに、
なんで書き出した途端指(携帯で打ち込む
ため)が止まるのだ!!まさか、正義の連中
が私を堕とさないためにセーフティロック
でもかけたのか!?誰か私を解放してくれ!!
174名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 21:59:08 ID:3X1GHURN
まずはsageろ、そして改行をきちんとしろ
話はそれからだ
175名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 22:01:58 ID:QEQvn9GN
スプーキー…
176名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 22:05:10 ID:KYhoSpyF
>>173
それが意識伝達の齟齬です。
人間の脳から体の各部位に伝わる信号は
絶対100%じゃないと思う。
特にはっきりしない妄想を形にするのは難しい……。
これとあとは……モチベーションの問題?
177名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 23:47:30 ID:BgnlPfkL
え、何!?
ちょっと、ヤメテよ!
何をするのつもりなの!!気味がわr…
ッ!!…















うふふ…
178名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 00:09:46 ID:lahe+rv/
>>134
素晴らしい作品をありがとう。
今までこのスレで見てきたどの作品よりもツボに入りました。
179178 猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 02:01:47 ID:Bv3qe/bE
こんばんわ。久しぶりの猟血シリーズです。ただ、今回は堕ちなしの触りだけですが…

西の大陸の中南部に連なる山脈地帯。人間の踏破を許さないとばかりに連々とそびえ立つ巨大な山々と、日の光すら通さないほど鬱蒼と
茂る針葉樹林の森。
海から吹いてくる湿った空気が山に遮られて下に降り、僅かな視界すら利かない濃い霧となって森を包み込む。
森の中では様々な獣が弱肉強食の理に従って日々の営みを行い、立ち入る人間をもそのルールの中に強引に編入していく。
このようなとても人類の生存を許さないような過酷な環境であるが、そのさらに奥の奥、周りをぐるりと山々に囲まれた一片の盆地。


人間はおろか、動くもの一切が見当たらないその盆地は深い霧に覆い隠され何を見通すことも適わない。そのなかで、他に比べ比較的
高台に位置し霧もそれほど覆っていない小山。
そこには周りを夥しい白い花に囲まれた一本の巨木が佇んでいた。胴回りは人間の大人が二人掛りで腕を回してもまだ届かない太さで、
高さは優に15メートルはある。
もう800年以上の齢を重ねてきただろうか、『彼』の表皮は長きに渡って風雪に当てられ硬く締まり、枝葉は青々と茂っている。
そして、『彼』のはるか眼下に無数にある、背丈の低い雑草に覆われながら所々にごろごろと転がる石片。
それは明らかに人間の手が加えられたものであり、多くのものは意味を持たない石ころと化していたが、極々一部のものが規則性を
持ったつながりを持ってそこにかつて何があったかを物語っていた。

それは、家であり、道路であり、塀であり、用水路であり。
壁であり、堀であり、櫓であり、城であり。

物言わぬ石たちは、かつてここに小さくも立派な国があったことを指し示していた。

が、それを知らせる相手は誰もいない。この地に国があったことを知っている人間は既に死に絶え、新しくそのことを知ろうとする
人間もまた現時点では現れてはいない。
そもそも、ここに国があったということを記録している文献も残っていないので、新しく知る人間は今後もまず現れることは無い。
そして、この国にいた人間の子孫も一人としていない。
ここにいた人間は全て、『あの日』に消え去ってしまったのだ。
この窪地に残った人間の営みがあったことを示す残骸はこれからも、決して来るはずの無い訪問者のためにその遺影を残し続けるのだろう。

『彼』は賑やかだった昔のことを、ゆるゆると思索していた。
まだこの地が濃い霧に覆われることなく、多くの人間や動物が、慎ましやかながらも楽しく笑顔を振り撒いていたあの頃を。
そして、よく自分の下に来てくれた、二人の兄妹と一人の戦士のことを。


『猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女』

○序章

周囲をぐるりと険しい山々で覆われ、余り他の国との交流が盛んではない山岳国家メルキルス。人口は一万そこそこというとても小さい国
なのだが、山間部の窪地に人口が密集していることもあり国内は結構活気に満ちていたりする。主な産業は牧畜と織物で、急斜面で育て
られた羊から取れる羊毛は他国からの評判も高い。
国家体制は王制が敷かれており、現国王であるメルキル15世は善政を以って国内を統治しており国民からの信頼も厚かった。
そして、国王一家が暮らしている国のほぼ中央部に位置するメルキルス城では、恒例となった朝のイベントが始まろうとしていた。
180猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 02:02:47 ID:Bv3qe/bE

「きゃあああ〜〜〜〜っ!!」

朝の騒々しい時間も過ぎ、ようやっと人心地ついた頃、長い廊下を端から端まで貫くような悲鳴がけたたましく広がっていった。
その声を聞いて入ってきた衛兵が見たものは、机の引き出しを開けたままごろりと大の字にひっくり返っている魔導官の姿だった。
眼鏡をかけた奥にある瞳はぐるぐると渦を巻き、ショック症状からか時折体をビクビクと震わせている。
城内の正装であるかっちりとした上着の上に緑色の大きなカエルがちょこんと乗っかり、クルクルと喉を鳴らしていた。
その様を見て、衛兵達は妙な納得をしていた。
「ああ…、また若君のいたずらか」
「サンディ殿も苦労なさることで…。あの人カエルが死ぬほど苦手だからな…」
ただ、衛兵も気の毒とは思っているが同情はしていない。
なにしろサンディがこのいたずらに引っかかったのはこれで16回目(推定)だったからだ。最初の頃こそ自分達と同じ境遇に置かれた
魔導官に同情したものの、こうも頻繁だと感覚の方が麻痺してくる。
とにかく奔放で悪ふざけが大好きな王子による被害は後をたたず、特に自身の教育係に対しては容赦ない悪戯を果てなく繰り返していた。
前任が過労でばったりと倒れ、誰もなり手がなかった教育係に手を上げたのが国立の魔導学校でも秀才を知られたサンディだった。
(あの放蕩王子を、しっかりと教育してあげなくては!)
根が『超』が付くほどのド真面目なサンディは、入城する前にそう決意しグッと目の前で拳を握って自らに誓っていた。教育係に手を
上げたのには王家とつながりを持てるという俗物的な打算も確かにあった。
が、それ以上に王子の悪い評判に『自分が真人間に更生させてみせる』という思いのほうが強かった。将来自分が忠誠を誓うべき王が
先の評判どおりの体たらくでは先行きに不安を覚えざるを得ないというにも頷ける。


が、入城して2日後、サンディは自らの見通しが非常に甘かったことを受け入れざるを得なくなった。
確か今年で15になるはずなのだが、とにかくこの王子の奔放さと悪戯好きは常軌を逸していた。
初めて王子の自室に入ったときには、ドアのすぐ後ろに仕掛けられていた綱に足首を絡め取られ逆さに吊るされてしまった。
その後ケタケタと笑いながら近づいてきた王子に、猿轡を噛まされた後めくれ上がったローブの先を縛られて茶巾にされて部屋に転がされ、
王子はそのまま悠々と窓から飛び出て部屋から遁走してしまった。
その後、異常を察した衛兵が入ってくるまで25分、サンディは茶巾のまま部屋をごろごろと転がっていたのだ。

この後も、事あるごとに吊るされたり転がされたり放置されたり飛ばされたりと散々な目にあってきたが、一番の不覚はやはりカエルが
苦手ということを知られてしまったときだ。
そのときの王子のそれは面白いことを知ったといったニンマリとした笑みを、サンディはいまだに忘れることが出来ない。
次の日朝起きて個室の洗面台に向った時に、蛇口の前にちょこんとカエルが鎮座していたのを見たサンディは、ここが城だということも
忘れ、物凄い大きな悲鳴を張り上げてその場にバッタンと気絶してしまった。
後で聞いたところによると、介護だなんだとワラワラ部屋にはいってきた女官や衛兵に混じって王子が大笑いしていたらしい。
本当に腹の立つ話だ。
それ以来、サンディの周囲でやたらとカエルが目撃されるようになってきた。中には単なる偶然もあるのだろうが、大多数というよりは
殆どが王子の仕業であろう。

だからと言って、王子が勉強嫌いである。ということでもなかった。
ちゃんとサンディの言うことを聞いて勉学に勤しむこともあったし、なにより本人の頭脳がまたかなり図抜けていた。教えたことは
すぐに自身の中に吸収し、それを基に応用する術も持っていた。
単なる悪戯好きの放蕩者でなく、好奇心と知識欲が旺盛で知りたがりである王子に、サンディは『少々振り回されてもいいからこの王子に
自分の出来る限りのことを教えていこう』と思うようになった。それまでの多くの教育係が王子の蛮行に耐え切れず去っていく中、サンディ
はやめずに堪え続けた。

まあ、振り回されすぎて今回のように気絶してしまうことも多々あるのだが。

いつものことだと、特に介抱もせず部屋から出て外でのんびりと欠伸をかいていた衛兵の首根っこが、後ろから不意にギュッとなにかに
よって包まれた。
181猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 02:03:47 ID:Bv3qe/bE
グェッとカエルのような悲鳴を上げた相方を不審に思った衛兵が見ると、そこにはビキビキと血管が走った指で衛兵の首を締め上げ、
広いおでこの下の眼鏡が異様にぎらついて見えるサンディの怒りの形相が見えていた。
力技を得意としない魔導官とはとても思えないほどの握力で握り締められている首は血流が止められ、衛兵の顔はみるみる赤くなっていく。
「お前ら…、人が悲鳴を上げたら何かするのが人の道じゃないの?!放っておくなんて何事よ!!」
「も、申し訳ありません!いつものことなんでちょっと感覚が麻痺して…」
しどろもどろに言い訳をする衛兵をギロリと見たサンディは、八つ当たりをするのもアレだと思い、パッと指を離すと廊下の先目掛けて
声を限りに心中の思いを吐露した。

「あんのバカ王子ーーっ!どこに行ったーーっ!!
今回という今回は絶対に許してやるものか!その捻じ曲がった性根を徹底的に矯正してやるーーっ!!」

半べそでヒステリックに大声を上げるサンディを見て、衛兵は思わず吹き出しそうになるのを必死に堪えていた。
ここでヒスの矛先を向けることにような愚かな行為は流石にしたくはなかった。



そして、サンディがやり場の無い怒りを爆発させギャアギャアとわめいていた頃、問題の王子はとうの昔に城から抜け出していた。
「王子…、本当に戻られなくてよろしいのですか?サンディ殿もお待ちだと思われるのですが…」
王城から馬で1時間ほど駆けた所にある小山。そこの天辺にある巨木の下で、王子の護衛役である女性騎士ララディアは樹の上に
向って心配そうに声をかけていた。
が、樹の枝に登って周囲を見渡しているいる王子はそんなことに興味ないといった風情でさらりと言葉を返してきた。
「構いやしないよララディア。どうせ今日はサンディからつまらない帝王学とやらを延々と聞かされるだけなんだからさ。
あんなもの覚えたって何の役にも立ちはしないよ。こうやって野山を駆け巡っていた方がよっぽどためになるのさ。それに…」
そこまで言ってから、王子は不意に顔をほころばせ
「暫くの間、サンディは体を動かせないから僕に勉強なんかさせられはしないんだよ。アハハハ…」
と、サンディの醜態を想像しながらケラケラと笑っていた。
「……」
それを聞いたララディアは、王子が一体どんなことをしでかしたのか容易に想像がついた。
「王子…、またカエルをサンディ殿の部屋に忍ばせましたね……」
ララディアの顔がみるみるうちに曇っていく。
サンディのカエル嫌いはララディアも聞き及んでいる。一旦ぶっ倒れてしまった以上、少なくとも1時間は起きてはこないだろう。
毎回毎回王子の悪戯の餌食にされるサンディには心底同情せざるを得ない。

が、ララディアはその件で王子を責めようとはしなかった。
むしろ、王子を心配するような目を向けている。
「…アレクサンダー王子、本当にこれでよろしいのですか?
このままでは王子ばかりが非難をこうむる羽目になってしまいます。ご自分が、どう思われてもよろしいのですか?」
「今さらそんなことを気にしてもしょうがないよ。僕の放蕩ぶりは国中に知れ渡っているんだからこれ以上評判なんか落ちっこない。
『アレ』のためなら、汚名だって何だって被ってみせるさ」
王子=メルキルス国第一王子、アレクサンダー・イル・メルキルが指差した先には、一面に広がる花畑で楽しそうに花を摘んでいるアレク
サンダーと同じ金色の髪をした少女がいた。
年恰好はアレクサンダーより若く12〜3歳くらいで、肩下まで伸ばした髪はややカールがかかっている。
そして、その肌は日に当たったことが無いのかというくらい真っ白で、むしろ青みがかかっていると言ってもいい。
「………」
その姿を見て、ララディアは昔のことを思い出していた。



それは、サンディの前の教育係が簀巻きにされて筏に乗せられ城の堀を漂っていた時のことだ。
言うまでもなくアレクサンダーは城を脱出しており影も形も無い。
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城中を駆けずり回ったララディアが、ようやくアレクサンダーの馬がいなくなっている事を確認して外に逃げたことを悟り、
自身も馬を駆って町へと飛び出しいったのがアレクサンダー失踪から40分後。
アレクサンダーはある意味国中の有名人なので足跡を辿るのはそれほど難しくない。少しの聞き込みでアレクサンダーらしき人物が
荷物を載せながら北の小山のほうへと向っていったとの情報を得て、急いで馬を駆けていくと、山の天辺の木の下にアレクサンダーの愛馬
ヴァゼットが繋がれているのを目にすることが出来た。

「…アレクサンダー王子!!」

木の下にたどり着いたララディアは、枝葉が震えんばかりの大声で怒鳴り上げ木の幹を思いっきり蹴り飛ばした。
ドォン!と物凄い音を立てた木は揺れに揺れ、すぐさまガサガサといった葉鳴りと共に上からドサッと重たいものが落ちてきた。
「あいたたた…、ララディア、落とすことはないじゃないか。怪我でもしたらどうするんだい?」
上から落ちてきたアレクサンダーは、ぶつぶつ言いながら強く打った尻を痛そうに擦っていた。
その様が、ララディアの怒りをさらに大きくしていった。

「………王子!!!
あなたは、この国を背負って立つという意味がわかっているのですか?!それは、この国全員の民の存亡を、その手に握るということ
なのですよ!教育係も、それを王子に理解して貰うために、諸々の事を教えようとしているのです!!
それを意に介さずに毎回毎回悪戯し通しで…バカも程ほどにしてください!!」

アレクサンダーに向けるララディアの言葉は、主従の立場にある者としては考えられないほど苛烈だ。もしアレクサンダーの
顔が眼前にあったら思いっきり引っ叩いていたかもしれない。
だが、それほどまでのララディアの怒りを受けてもアレクサンダーはなお飄々としていた。
「程ほどにね…。僕としては程ほどで抑えていると思っているんだけれどね。
第一、やらなければならないと思っていることはきちんとやっているんだ。必要ないことを覚えたって、将来役には立たないだろ?」
「必要でないかそうでないかは、王子が決めることではありません!
今、王子が必要とは思っていないことでも、将来必要になる時が来るかもしれません。その時、どうするのですか!!」
「知っている誰かに聞けばいいさ。そのために人間は聞く耳も見る目も考える脳みそも持っているんだから」
「うぎぎ〜〜っ!」
ああ言えばこう返す。残念だが、口先ではララディアはアレクサンダーに勝ったためしがない。剣を振るうのが専門で論理を構築する
仕事が苦手ということもあるのだろうが、アレクサンダーのすぐに反論が飛び出す頭の回転の速さからしても、そもそもの脳の資質が
アレクサンダーとララディアでは月と大地ほどの距離の開きがある。
「知識なんか、後でいくらでも手に入れるここが出来るんだ。それよりも、今しか出来ないことを今堪能する方が大事じゃないのかい?
この短い人生、急いで駆けたっていい事なんか一つもないよ」
この時、それまで朗らかに笑っていたアレクサンダーの顔に一瞬だが暗い影がさした。
が、王子に論破された悔しさから頭に血が上っていたララディアにはそのことに気が付くことは無かった。
「とにかく!!今すぐお城に戻っていただきます!覚悟しておいてくださいね。
陛下からもお仕置きをたっぷり与えてもらうようにお願いしておきますから!!」
口で勝てなかったララディアは、次は腕力に訴えてアレクサンダーを連れ戻そうとした。アレクサンダーの耳をぎゅっと抓り上げて
強引にヴァゼットのほうへと引っ張っていく。
「あいて!いてててっ!!ちょ、ちょっと待ってくれララディア!
行く。行くから手を放してくれ!まだ……」
「そう言ってまた逃げ出す気なんですね。そうはいきません!
このままヴァゼットに縛り付けて連れ帰りますから。わかりましたね!!」
過去にも同様の手口で逃げられたことが何度もあるララディアは、アレクサンダーの言うことに耳も貸さずに縄を取り出し、アレクサンダー
の体をぐるぐる巻きにし始めた。
と、その時

「待ってララディア!兄様を許してあげて!」

山の斜面に広がる花畑から聞き覚えのある声が聞こえたかと思うと、金色の髪を纏った少女がぴょっこりと顔を出してララディアの
ほうへちょこちょこと歩いてきた。
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その姿を見て、ララディアは驚きで目を大きく見開いた。
「ア、アルマリス様?!なんでここに!!」
そこにいたのは、アレクサンダーの妹でメルキルス国第一王女、アルマリス・フィル・メルキルだった。
ララディアはてっきりアレクサンダー一人だけで脱走していたと思っていたのでアルマリスの登場は完全に予想外だった。
「お願いララディア、兄様を怒らないで。
もとはと言えば、お外に出たいって言った私が悪いの。…兄様は私のお願いを聞いてくれて外に出してくれただけなの。
だから、悪いのは私なの。お兄様を怒るなら…、代わりに私を怒ってほしいの」
アルマリスはばつが悪そうに、ぽつり、ぽつりと言葉を紡いでいる。
「お、王子…。アルマリス様を、外にお連れしたのですか?!」
ララディアの声にはかなり非難めいたものが混じっている。
アレクサンダーの妹、アルマリスは奔放なアレクサンダーとは正反対の大人しく物静かな性格をしており、生まれ付いて病弱で
しばしば高熱を出してはベッドで寝込み、周りをやきもきとさせていた。
そのため医者から外出を控えるように言われ、ほとんど城の外に出ることも無く大抵は自室で一日を過ごしていた。
「ああ、出した。
アルマリスは生まれつき体が弱いから外に連れ出すことはダメだってのは承知している。
だからって、篭の鳥みたいにずっと城の中で飼われるようなことをして、それでアルマリスが幸せだと思うかい?」
アレクサンダーの表情からはそれまでの浮ついた笑みが消え、苦虫を噛み潰したような不快さが滲み出てきている。
「冗談じゃないよ。体が弱いのを理由にして殆ど外の世界を見せないで、それでアルマリスがこの先どんな人間になるっていうんだ?
城の中だけしか知らないで大人になったら、まともな人間なんかに絶対なるもんか。それをみんな分かっちゃいない。
妹にそんな残酷な未来を押し付けるなんて、兄としては見過ごせるわけはない」
その顔は、真剣に妹の未来を憂いている表情だった。
「…っ!」
それを見たとき、ララディアはこれが本当にあの放蕩王子と同一人物なのか疑ってしまうほどだった。
もしかしたら、普段の悪童っぷりが全て演技ではないのか。などというありえない妄想すら一瞬抱いてしまった。
「実は、これまでもちょくちょくアルマリスを連れてここに来ていたんだ。ここからの景色とこの花畑、そしてこの木をアルマリスは
特に気に入ってくれたから」
アルマリスは、アレクサンダーの言葉に恥ずかしげに顔を明らめ俯いている。
「城の狭っ苦しい空間にいるより、ここでのアルマリスはよっぽど輝いていたんだ。今まで見たことが無いほど、生き生きと活発に
していたんだ。
だとしたら、その輝きを失わせるような真似が、兄としてできると思うかい?出来ないだろ」
これらの言葉から察するに、どうやらアレクサンダーはしょっちゅう城を抜け出しアルマリスと一緒にここに来ていたようだ。
その際、歴代の教育係その他等々が犠牲となっていたのは想像に難くない。
「別に僕が汚名を被る分にはいいんだ。どうせ今バカをやっていたって大人になればいやでもこの国の王になる。
王になればバカも悪戯も何も出来なくなるんだ。僕がこの国全部を引っ張っていかなければならなくなるんだから」
淡々と語るアレクサンダーの顔からは、いつも見せている生意気な笑顔ではなく、どこまでも続く虚無が張り付いている。

「!!」

その時ララディアは、アレクサンダーの立場を改めて思い知った。
この少年は、既に自分の未来がどういうものになるかを理解している。この国を治める王となって、滅私の奉公をさせられる事を知っている。
それは自分で決めたものでもなく、自分が望んだものですらない。
自分が生まれる前から決められた一本道を、後ろに引くことも出来ずただ前に進んでいる。

それを何の疑問に思わず、言われるままに進んでいけるならまだ良かった。
が、アレクサンダーは聡明すぎた。10歳になる前から自分の立場というものを完全に理解してしまっていた。
どうせ自分には決められた道しか記されていない。その運命から逃げることは出来はしない。
だったら、徹底的にそれに抗ってやる。後戻りできない歳になるまで運命に逆らい続けてみせる。可能な限り寄り道してみせる。
その意思表示のための悪戯であり、無軌道な放蕩三昧だ。どうせ、大人になれば二度と出来なくなるのだ。
今は怒られて許されるものだが、大人の時に行えば個人だけでなく国を潰しかねない。
アレクサンダーは決してこの国を嫌っている訳ではない。自分の我侭でこの国を壊すわけにはいかない。
184猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 02:06:47 ID:Bv3qe/bE
「だから、僕がどう思われようと構いはしない。僕が怒られるのも全然問題ない。
アルマリスに楽しい思い出が出来るなら、僕は喜んで怒られよう」
「兄様……」
自分を心配そうに見るアルマリスに、アレクサンダーは慈しむように頭を撫でニコリと笑った。
「妹を幸せにするのは、兄として当然の努めだよ」

「………」
いつの間にか、ララディアの目から涙が轟々と溢れ出ていた。

放蕩王子、放蕩王子と回りから疎まれ、自分もそれらと同じ目線でアレクサンダーを見て、救い様のないバカと認識していた。
正直、任務でなかったらとうの昔にほっぽり出したかったし、王子でなかったら何十発とひっぱたいて性根を入れ替えようとしただろう。

しかし、それは自らの立場を理解しつつ運命に懸命に抵抗しようとする少年の精一杯の感情表現であり、病弱な妹にせめて人間らしい
喜びを与えてあげるために自らを道化とした結果であった。
この王子の孤独に、周りの大人は誰も気づいてあげられなかった。一番近くに常にいた自分ですらも。

「お、王子ぃ……、申し訳ありませんーーーっ!!」

たまらずララディアは地面に顔を伏せ、大声を上げてオイオイと泣き始めた。
「お、おいララディア……」
突然の事態にアレクサンダーが戸惑いの声をあげるが、それでもララディアは泣くのを止められなかった。自分への情けなさと
恥ずかしさでとても顔を上に向けることが出来なかった。
「わ、私は王子の護衛失格です!王子の苦悩を、いつもそばにいながら全く理解できていませんでした…!
申し訳ありません、申し訳ありません〜〜〜っ!うわぁぁ〜〜〜っ!!」
「あ、あうぅ…。これは、参ったなぁ……」
目の前に突っ伏し泣き喚くララディアに、アレクサンダーはどうしてよいのかわからずただおろおろするだけだった。切れすぎる頭は
打算や計算に対しては怜悧冷徹に働くものの、人間の感情の突然の機微に対しては全く機能せず、また冷静に対処するにはアレクサンダー
はまだ幼すぎた。

その時、アレクサンダーの横からアルマリスがちょこちょこと飛び出てララディアの前にしゃがみこんだ。
「ララディア、もう泣かないで」
アルマリスは心配そうな声でララディアに語りかけ、小さな右手をポンとララディアの頭の上に置いた。
「ララディアが泣いていると、私も泣きたくなってくる。悲しいのはイヤなの。泣かないで」
「うぇぇ……?」
涙やなにやらでぐしゃぐしゃになったララディアの霞んだ視界に、アルマリスの顔がおぼろげに映りこんでくる。
その表情は、今にも落ちそうな涙を懸命に堪えたものだった。
「ア、アルマリスさまぁ…、でも、私は、私はぁ……」
「泣きたい事があったら笑えばいいって、母様も兄様も教えてくれたの。
ずっと笑わないでいると、顔が笑いかたを忘れちゃうのよ。だから、笑って。ララディア」
その声は、自虐に押し潰されそうになっているララディアの心に救済の光を与えていった。
「そうだよララディア、君は何も悪くない。自分を責める必要なんかないんだ」
アルマリスの行為に呪縛が解けたのか、アレクサンダーも腰を落として目線をララディアに合わせ、懸命にララディアへ言葉をかける。
「うっ、うぁぁ……」
兄妹の自分に対する態度に、ララディアの心に自分は許されているんだ、という想いが次第に膨らんでくる。
「は…  っ、は、はは は………」
ララディアは嗚咽を出しそうになる声を必死に押し潰し、引きつった顔の筋肉を懸命に動かしてどうにか笑顔といえるものを形作ってみた。
それは他人から見たら笑顔と言うより奇顔だっただろう。
が、アルマリスはそんなララディアの顔を見てにっこりと微笑んだ。
「うん。ララディアはいい子ね。いい子いい子…」
アルマリスは何とか笑顔を崩すまいとしているララディアの頭を褒めるようになでなでと擦った。
185猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 02:07:47 ID:Bv3qe/bE
「あ、あ、あじがどう…  ございばずぅ……」
そんなアルマリスに、ララディアは精一杯の笑顔を浮かべながら先ほどとは違う嬉しさから来る涙を一杯に溢れさせていた。


「いいかいララディア、このことは僕たち三人だけの秘密だ。絶対に他の人間に喋ってはいけないよ」
「いけないのですよ。わかりましたね」
外に出すことが許されていないアルマリスを連れ出していることが露見したら、絶対にアルマリスの部屋には監視がつき連れ出すことが
困難になってしまう。
アルマリスがほとんど部屋の外に出ることが無い現状だからこそ、周りの目も油断しこうやって時々周りの目を盗んで連れ出すことが出来るのだ。
「わかりました。三人だけの秘密、ですね」
ララディアは、これまでに無いさっぱりとした表情でアレクサンダーの言葉に頷いていた。
今のララディアに、ついさっきまで心の中にあったアレクサンダーに対する嘲りの気持ちはもう微塵も無い。
目の前にいる人物は年甲斐も無く悪戯にうつつを抜かす大馬鹿野郎ではなく、他人の幸福のためなら平気で己を殺すことが出来る貴人だ。
自分が忠節を誓うに足る偉大な人間なのだ。
そして、そんな人物に仕えられる幸せ。その人物と秘密を共有する幸せを全身で感じ取っていた。
「よし。じゃあこれでララディアも共犯だな。これから僕たちが外に出るとき、一緒について来るんだぞ」
「来るのよ」
「フフッ、承知いたしました」
こうして、この秘密の場所を共有する人間が一人増えた。
三人は、城の中で怒号と悲鳴が飛ぶごとにそっと抜け出し、この場でつかの間のくつろぎを送る時間を作っていった。



「今日は、アルマリス様のお加減もよろしいようですね」
「だからこそ抜け出したんだけれどね。最近、また少し具合が悪かったからずっと篭りっきりだったし」
体が弱く城から外に出られないアルマリスは、当然だが同年代の友人と呼べるものは無く話し相手も兄のアレクサンダーぐらいだった。
それも体調が崩れると部屋に出入りが禁じられるため、伏せている時のアルマリスはただじっとベッドの中で寝ているか本を読むくらい
しか楽しみが無いのだ。
それだけに、この秘密のお出かけは今のアルマリスの一番の楽しみだった。外に出られると聞いただけで、青みがかかった肌がサッと
紅潮し顔に喜びの笑みが浮かび上がってくる。
その顔を見るのが、アレクサンダーとララディアにとって何よりも喜ばしいものだった。

「兄様、ララディア!見てください!」
さっきからしゃがんでじっとしていたアルマリスが突然立ち上がり、くるっとアレクサンダーたちの方へ振り返った。
その手には摘んだ花を編んで作ったと思われる、真っ白な花輪が二つ握られていた。
「まあ!とても綺麗ですよアルマリス様!」
「ああ!すごいぞアルマリス!」
アレクサンダーもララディアも、その出来栄えに素直な賛辞を送っていた。城内で刺繍やピアノを習わされているため手先は器用なことは
分かってはいたが、初見でいきなりこんなものを見せられては感嘆するより他に無い。
「はい、兄様」
アルマリスは手に花輪を持ったままアレクサンダーに近づき、少し背伸びをしてから花輪をアレクサンダーの首にかけた。
「ララディア、少し体を屈めてください」
そして、ララディアが言うがままに腰を曲げ首を下ろしたところにもう一つの花輪をかけた。
「お似合いですよ。兄様も、ララディアも」
楽しげにキャッキャと笑うアルマリス見て、アレクサンダーもララディアもとても幸せな気分になってきた。
これを見れただけでも、今日強引に外に出てきたかいはあっただろう。
「ありがとう、アルマリス」
「有難うございます、アルマリス様」
「うふふ、どういたしまして……?!あっ…」
二人の心からのお礼ににこりと微笑んだアルマリスの足が、不意にぐらりと揺れた。
186猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 02:11:41 ID:Bv3qe/bE
「アルマリス!!」
そのまま地面に倒れようとしたアルマリスの体を、アレクサンダーが慌てて抱え込んだ。
「どうした、アルマリス!」
「…申し訳ありません兄様。ちょっと疲れて目が眩んだだけです…」
兄に心配かけまいとアルマリスは気丈に振舞っているが、心なしか顔色がさっきよりも悪くなっている。
「アレクサンダー様、今日はもう戻った方がよろしいかと」
ララディアも心配そうにアルマリスを見つめている。これ以上の外出はアルマリスの体に負担をかけすぎるようだ。
「そうだな。そろそろサンディも大騒ぎしはじめる頃だしな」
アレクサンダーはアルマリスを支えたまま、愛馬ヴァゼットへと歩んでいく。
「兄様…、今度はティフォンも連れてこられるといいのですのにね」
ティフォンとは、アルマリスが5歳の誕生日を迎えた時に両親からプレゼントとして贈られた犬のことだ。もらわれた頃はアルマリスでも
抱えられるほどの小ささだったのだが、外に出られないアルマリスが召使の手も借りずに甲斐甲斐しく育てた結果なのかみるみるうちに
大きくなり、遂には身長180cmを越える大型犬となってしまった。
今では城にいるときのアルマリスの一番の遊び相手であり、また一番の護衛でもあった。
「う〜〜ん…」
アルマリスのお願いに、流石にアレクサンダーは顔を顰めた。ティフォンは賢い犬でそうそう吠えたりはしないのだが、あの大きさを
隠して持っていくのは流石に多少の無茶がある。
だが、面と向って『無茶だ』とも言えず、とりあえず
「そうだね。今度連れ出せるよう努力してみるよ」
とだけ答えておいた。
「ありがとうございます兄様……。こほっ、こほっ…!」
体が辛いのか、アルマリスは軽い咳を2、3回吐いた。だが、心配そうに見つめるアレクサンダーに自分は大丈夫との意思表示なのか
口を抑えた右掌をすっと前に出した。
「…申し訳ありません兄様。私の体がもう少し丈夫でしたら…」
「それはアルマリスが気にすることじゃない。気にすることじゃないんだ…」
しゅんとうな垂れるアルマリスを、アレクサンダーは優しい声で慰め続けていた。
「………」
その姿を、ララディアはとても痛々しそうに眺めていた。


序章終

以上です。堕ちシーン有りの次は明日か明後日に投下します
なお、猟血と銘打ってますが今作にティオとニースは出てきません。作品舞台が
ティオたちのいる時代の約500年前ですから
そのかわり、どこかで聞いた名前の兄妹が……。では、また次回…
187名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 02:22:37 ID:bI7s+0KZ
>>351
……すごい漢だ。
188名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 03:02:58 ID:Ad2JAQ9D
178さんGJです
毎度毎度楽しみにさせてもらってます
これからもがんばってください

そして>>351に期待
189名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 03:21:01 ID:TsIOQURt
GJです!
堕ちシーンに期待します
190名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 03:50:42 ID:m0dCD5YU
続きを待ってたぜ
あと>>351 に期待
191名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 06:38:52 ID:lX3fAod0
>>186
お疲れ様です。
妹の方は随分と印象が違いますが兄の方は大して変わってませんね。
この後の堕ちシーンでサンディとララディアがどうなるか見ものです。
ぬへ。
192名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 17:54:49 ID:6ufYdwCd
ちょっと皆に聞いてみたいんだが
悪堕ちして従わされる相手って
まあ大雑把にカリスマ美形を10不細工な下衆を0としたら
10〜0で皆どこら辺が好きだい?
193名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 18:05:53 ID:Sgnog/4q
果てしなくどうでもいいな
いいか。堕ちのシチュが最高だったら、もうそれでいいんだよ。他は付属品だ。
淫魔化、悪コスは完成品に添えられるおかずだから必要だがな
194名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 18:12:13 ID:Ad2JAQ9D
美形なほうがいいだろうけど

>>193
>いいか。堕ちのシチュが最高だったら、もうそれでいいんだよ。他は付属品だ。
>淫魔化、悪コスは完成品に添えられるおかずだから必要だがな

には激しく同意
195名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 18:32:51 ID:6ufYdwCd
目からうろこ落ちた
うおお…まだまだ甘かったぜorz
196名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 20:31:48 ID:Axm+QjXq
>>193の言うおかずを使わしてもらうと
おかずに関しては人それぞれ妄想・脳内補完になる
だからシチュや場合にもよるけど服装やポイントの形状も人によって変わるし
その結果美人になるか可愛くなるかの度合いは違ってくると思う


えっ不細工? そんなんあんまり妄想しないです
197名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 21:35:16 ID:+nWGLHBE
関係なくて今更だが、
灰羽連盟の1話を見たら酷く妄想を掻き立てられた。
198178 猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:09:46 ID:Bv3qe/bE
こんばんわです。昨夜言ったとおり残りを投下いたします

○一章


「先ぱ〜い、ご苦労様です」
誰かの目に触れられないようさりげなく城に戻ってきたララディアに、後輩であり城内衛兵のクーラが声をかけてきた。
表向き、ララディアは城を抜け出した王子を追いかけるという目的で城から外に出ている。そのほうが後でごかましが利かせやすいからだ。
ちなみに、アレクサンダーは帰るなりすぐに執事長のシャップ(=爺)に耳を引っ張られ奥の部屋へと拉致されていった。
現在は嵐もかくやと言わんばかりの大雷がアレクサンダーの頭上に落ちまくっていることだろう。
「ああ、ありがとう」
騙しているのは気が引けるが、ララディアはクーラの気遣いに素直に言葉を返した。彼女はララディアがアレクサンダーの護衛になる前
からの付き合いで、訓練学校時代によく慕われてきたものだった。
「でも、王子ったら相変わらず子どもっぽいですよね。勉強嫌いだからってサンディさん気絶させてまで逃げるんですもの。
まあ、毎回毎回同じ手に引っかかるサンディさんもバカと言うか、なんと言うか……。笑っちゃいますよね〜〜
知ってます?サンディさんったら一向に起こしにこない周りに腹立てて、ドア番ぶん投げたらしいですよ。おっかないですよね〜〜」
クーラは、虚実織り交ぜて城内で起こったことを面白おかしそうにぺらぺらと捲し立てた。
アレクサンダーが場外に出る理由を知っているララディアは、クーラのアレクサンダーに対する無神経な言葉に少し不快感を覚えたが、
城内、というかこの国の人間のアレクサンダーに対する評価はクーラのそれと大して変わりはしないことは分かっているので、ここで
反論をするのは抑えて言葉無く曖昧に頷いていた。
だが、現実の脅威はすぐ後ろに迫っていた。

「誰が、おっかないですって?」

クーラの後ろから物凄〜く不快そうな雰囲気を纏った声が響いてきた。その声を耳にしたクーラはビクッと背筋をおっ立てた。
「だ〜れが、おっかないのかしら。ク・ウ・ラ・ちゃん?」
クーラの足元がガクガクと震えだしてきている。ララディアはとりあえず巻き込まれたくはないとばかりにクーラから視線を外していた。
「あ、あの、あのあのあのあのあの…!」
「話をする時は、相手の顔を見て話せって、学校で教えられなかったかしら?ほら、こっちを向きなさいな…」
後ろの声は、クーラに相当な威圧感を持って語りかけてきている。クーラの方はそれに圧倒されて完全に体が硬直し、振り向こうにも
なかなか首が言うことを聞いてくれない。
ギ・ギ・ギと、まるで金具が錆付いたドアのようにクーラの頭は緩慢に後ろへと回っていった。
そして、完全に振り向ききった先には…

怒りで怒髪天どころか服までゆらゆらと揺らめいているサンディが立っていた。

「き、きゃあぁ〜〜っ!サンディさん!!王子のお説教に付き合っていたんじゃないんですか〜〜っ?!」
「あれはシャップ殿が一人でやっているわ。流石に王子もへこたれているみたいね……
え?私はしないのかって?私はあとでするのよ。王子に山ほどのドリルを押し付けて、徹夜でスパルタしてやるわ…。そう、徹底的に……
フ、ウフ、ウフフフフ………」
不気味にほくそえむサンディの表情は完全に彼岸の方向へ向いている。その顔に、クーラのみならずララディアも背筋に冷たいものが走っていた。
「あ、そうそう。私がおっかないって言ったわね。あれって……」
「せ、先輩!私、仕事に戻りますから!!失礼しま〜〜〜す!!」
サンディの瞳の中の光に身の危険を感じたクーラは、ララディアにペコリ一礼すると、そのまま足早にこの場から撤退していった。
「あ、こらクーラ!一人置いて……」
そういったが既に遅し。クーラは最早視界の届かないところにまで逃げ込んでいっている。
いや、よく見れば周りには人の気配がなにもない。みんなサンディの癇癪を恐れて周りから消え去ってしまったのだ。
(しまった!逃げ遅れた!!)
そう思っても後の祭り。今この場にはララディアとサンディしかいない。
「……ララディア…」
サンディの眼鏡がきらっと光った。どうやら怒りの矛先のロックオンを完了したらしい。
「元はといえば…、あんたが王子の手綱をきちんと締めてないからいけないのよ……」
サンディの握り締められた右拳に、少しだが陽炎のようなものが発生している。
199猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:10:46 ID:Bv3qe/bE
「あんたが王子をきちんと見張っていないから、私がこんな理不尽な目に会うのよ……」
手の陽炎は、次第にゆらゆらとした炎を纏い始めている。
「あんたがしっかりしていないから、あのバカ王子が増長するのよ!!」
ゆらゆらとした炎は、形を整え火球に成長していっている。
「ちょっと待ってサンディ、気を落ち着けて……」
ララディアがサンディの怒りをなんとか静めようとしたが、どうやらこの声がきっかけになってしまったようだ。

「少しは反省しろーーっ!!この脳筋ー!!」

サンディは自らの手を大きく振り上げ、生成した火球をララディア目掛け思いっきりぶん投げた!
もちろん人一人殺せるような炎には成長していないものの、まともに喰らえば大やけどを免れ得るものでもない。
唸りを上げてララディアに突進する火球!が、

シュゥン

今にもララディアに当たらんとした火球は、ララディアに近づくにつれ火勢を失い遂には目の前で掻き消えてしまった。
「ふざけんなこん畜生がーーーっ!!」
それを見て余計に腹が立ったのか、サンディは次々に火球を作ると辺り構わずボンボンと撃ち始めた。

日ごろアレクサンダーのせいでストレスを溜めまくっているサンディは、最近ふとしたことがきっかけで大爆発し破壊魔法を近辺に
乱発するという困った癖がついていた。
これを見越していたので周りの人間は避難を完了していたし、石造りの城壁や柱はこんな火球が当たってもどうということはない。
それに、『あの王子』の教育係をまがりなりにも勤め上げているのだから面と向って文句もいいにくい。では自分がやってみるかと
言われたら、首を縦に振る人間はまずいない。
火球は壁や柱に当たったものは四散し消えていくが、相変わらずララディアに近づくものは届くに至らず消え去ってしまう。

時間にして数分、ボカンボカンと撃ちまくっていたサンディは、息が切れたのか魔力が切れたのかゼイゼイと肩で息をしながらギラリと
ララディアを睨みつけた。
「ハアッ、ハアッ……」
「…どう。これで気が済んだ?」
ララディアはどこか辛そうな目をサンディに向け、それを見たサンディはふい、と顔を横に背けてしまった。
心なしか、顔が恥ずかしさからか赤くなっている。
「ふん…!相変わらず非常識な体質よね……。私ら魔導官の存在意義が問われちゃうわよ……」
そう、ララディアは生まれつき外部から来る魔力に対し、異常なまでの抗魔力(レジスト)を持っていた。彼女の前にはどんな強力な
破壊魔法や間接魔法も意味をなさない。全て届く前に打ち消されてしまうのだ。
この特異体質あってこそ、剣技は決して高いとはいえないララディアがアレクサンダーの護衛係に選ばれたのだ。
極めて平和な国ゆえに暗殺の心配はそれほどないが全く無いとも言い切れない。その時、遠くから放たれる魔法に対し完璧な防御力を
見せるララディアは護衛にはうってつけである。

もっとも、あまりに強力すぎるゆえに治癒魔法すら効かないといった欠点もあったのだが…

「ああもう!どうしてくれようかしらあの馬鹿王子め……」
「………」
まだ鬱憤が収まりきらないのか、爪をかじりながら不機嫌な顔を浮かべているサンディを見てララディアは胸がグッと詰まった。
サンディが不機嫌になっている原因は言うまでも無くアレクサンダーの傍若無人な振る舞いにある。
が、アレクサンダーの行動の元が、自らの境遇に対してのストレス発散と妹に対する想いから来ていることを知っている立場からすれば
サンディに真実を知ってもらえれば事は簡単に解決するはずなのである。
200猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:11:46 ID:Bv3qe/bE

が、そのことを言うわけにはいかない。そのことはアレクサンダーとアルマリスとの三人だけの秘密であり約束を破るわけにはいかない。
サンディに事情を話して秘密だから誰にも言うなと言うことも出来るが、秘密というものが大抵、こう言ったことの繰り返しで広まって
いってしまうことは明々白々である以上、誰にもこのことを言うわけにはいかなかった。
「ララディア、あんたも少しは王子にきつく当たってちょうだいよ!こう何回もお城の外に抜けだされたんじゃ、あんたの立場だってない
んだからね!!」
「え、ええ…。善処するわ」
まさか一緒に城の外に付き合っている、なんて言える訳ものないのでララディアは適当な言葉でお茶を濁した。
それを見たサンディは「ふん!」と鼻を鳴らすと、地響きでも立てそうな大股でずかずかと歩いていってしまった。
「…ご免なさいね、サンディ…。あなたには心労をかけさせてしまって…」
「でも、あそこまでヒステリー起こされたらこっちとしてもいい迷惑ですよね〜〜」
「まあね。でも、その気持ちも分からなくは無いけれど」
「それは確かに言えますね…。あの王子の悪戯に面と向ってつき合わされたらいくら体あっても持ちませんよ」
「王子ももう少し自重………?!」

あれ?私は一体誰と相槌を打っているの?

はっと気づいたララディアが横を見ると、そこにはどこから湧いてきたのかさっき逃げたはずのクーラがさりげなく立っていた。
どうやら、サンディがいなくなるまで近くに隠れていたとみえる。
「あれ?どうしたんですか先輩?」
「………」
呑気な顔して語りかけてくる後輩を、ララディアは思わずぶん殴りそうになってしまった。




「くっそ……、まだむしゃくしゃするわ……」
つい今までの大暴れでもまだ足りないのか、サンディは怒りからくる異様なオーラを周りに発散しながら廊下をずかずかと歩いていた。
大体、自分は王子に知識を教えるためにここにきたのだ。こうして毎度毎度カエルに怯え気絶する日を繰り返すために来たのではない。
「ララディアがもう少しきちんとしていてくれれば、あんなに王子を増長させることは無いんだわ…」
自分は王子のことを考え、常日頃王子を真人間に更生させるよう努力している。
でも、それは一向に実を結ぶ気配は無い。なぜなんだろうか。
自分は悪くない。自分は精一杯自分のやるべきことを努めているつもりだ。
それでも改善しないのなら、それは周りが悪いんだ。

自分の努力をなんとも思わないバカ王子が悪い。王子に甘いララディアが悪い。王子にべったりしているアルマリス様も悪い。
王子をあまり叱らない陛下も王妃様も悪い。シャップ殿も悪い。あいつも悪い。こいつも悪い…
王子の部屋の外の木が悪い。あれが王子を部屋から逃げやすくさせている。
王子の部屋の椅子が悪い。あれがあるから王子が窓枠に足を乗せやすくしているんだ。
そもそもこの城の空気も悪い。いやこの国そのものが悪い。あれも悪いこれも悪いそれも悪い………

やり場のないサンディの怒りは、自分の周りにあるもの全てに理不尽にぶつけられていっていた。自分が悪くない以上、悪いのは
自分を取り巻く環境と他の人間に決まっている。そう思い込むことで、サンディは自壊しそうになっている自我を辛うじて食い止めていた。
俯き加減に眼鏡を光らせ、小さい声でぶつぶつと呟いているサンディを、ある者は恐くてその場を離れ、ある者はとうとうサンディ殿
にも限界が来たと胸元で十字を切っていた。


ドン!!
201猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:12:47 ID:Bv3qe/bE


そんなサンディだから当然前なんか見ているはずも無い。気づいた時には、サンディは何かにぶつかった衝撃と共に尻餅をついていた。
「いったぁ〜〜。どこ見ているのよ!!このニブ……!」
どう考えてもぶつかったのはサンディの責任なのだが、気が昂ぶっているサンディはついつい相手への悪態を口に出してしまった。
いや、正確には出しかけた。
出そうとして、止めてしまった。
「だ、大丈夫ですか……?」
サンディの見上げた先には、現在この城内の女性内の話題を掻っ攫っている一人の男性が立っていた。

彼の名前はナールス。つい2ヶ月前までは誰も知らなかった男である。
2ヶ月前、メルキル16世夫人である王妃フェレスが外出直後原因不明の病気に罹患してしまった。元々体がそう強くなかった王妃だったが、
今回の病気はそれまでのものとは訳が違っていた。
全身が真っ赤に充血し、40度近い高熱が何日たっても引かなかった。食べ物は何も喉を通さず、辛うじて水だけが飲める有様。城の典医も
まったく原因を突き止められず、遂には匙を投げてしまった。
困り果てた国王は、城内外を問わず情報と治療法を探すように触れ回った。が、そんなことをしても到底間に合うはずがないと誰もが思っ
ていた。王妃の命は最早風前の灯であり、アレクサンダーもアルマリスも覚悟を決めていた。

そこに現れたのがナールスだった。
自称薬学を勉強中というこの男は、まだ30にも満たなそうな風体、日に当てたことが内容に錯覚させるほどの白い肌。それを覆い隠すか
のような真っ黒なローブ。一目見ただけで女性はおろか男性をも虜にしそうな美貌、落ち着いた物腰。
最初に見たとき、誰もが来る場所を間違えたのでは?と思わざるを得ないものだった。

が、ナールスは驚くべき薬品の知識と診療の冴えを見せ、ナールスが王妃の治療を受け持ち城内の薬品庫を開放したそのときから王妃の
容態はみるみるうちに改善を見せていった。
ナールスが調合した薬はたちまちのうちに王妃の熱を下げさせ、熱が引いたことにより食欲も元に戻ってきた。
闘病中に20s以上落ちた体重も次第に増えてゆき、1週間後にはベッドから立てるように。2週間後には真っ直ぐ歩けるようになり、
1ヵ月後には完全に治癒してしまった。
これには国王もことのほか喜び、ナールスに典医としての身分を授け、国の医術向上に役立ってほしいと頼み込んだのだ。
さらに、薬学の研究施設として城の一角をさし出し助手もつけるというおまけも加えて。
ナールスは喜んでその旨を受諾し、城の西櫓の2階を貰い受けて研究施設とした。勿論ここは他の典医にも開放し自分の知識を惜しげも
なく教え授けていた。

博学で礼儀正しく、おまけに完全美形。こんな完璧超人が話題にならないわけが無い。
たちまちナールスは城内のアイドルとしての地位を確立し、各地各所で話題の種となっていった。
擦り寄ってくる女性に、ナールスは多少戸惑いながらも丁寧に応対していった。それがまた、城内の女性の心象をよくするものにしていった。

サンディも勿論その話題の輪の中に入った事があり、魔道官の同僚とあれこれ話し合ったものだった。
ただ、ナールスがいる西櫓は普段サンディがいる中央宮殿からは結構離れたところにあり、直接面識することはほとんどなかった。
直接見に行くという暇な時間が作れるはずも無く、あったとしてもアレクサンダーのちょっかいで潰れてしまうことがしばしばあった。
小さい頃から勉強に打ち込むあまり恋愛沙汰には疎いサンディだったが、それでもナールスを遠くから一目見ただけでその容姿に胸の
高鳴りを抑えることは出来なかった。
202猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:13:46 ID:Bv3qe/bE
そのナールスが、今目の前に立っている。しかも、自分の不注意で激突したというオチがついて。
「………」
なんて言葉を発していいかわからず口を開けたままポカンとしているサンディを、ナールスは不審げに眺めている。
「もし……、どこか体を打ちましたか?それとも私の顔に何か……?」
そのナールスの言葉にサンディは金縛りが切れたかのようにハッと我に帰り、慌ててその場から立ち上がった。
「あ!す、すみません!!ちょっと考え事していたもので前をよく見ていませんでしたもので!!
本当に、本当に申し訳ありませんでした!!」
憧れを抱いている人間に不注意でぶつかった挙句、八つ当たり気味に暴言を吐いてしまった。
サンディは気恥ずかしさからまともに前を見れず、顔を真っ赤にしてコメツキムシのようにガックンガックンと何回も腰を折り曲げて
平謝りに謝った。
「ああ、いやこっちも迂闊だったもので…。そんなに謝ってくださらなくても結構ですよ……」
ナールスは困ったかのように『まあまあ』と両手を前に出してなんとかサンディを落ち着けようとしていた。が、その心遣いがさらに
サンディの羞恥心を加速させていった。
本来なら、袖擦りあうも何かの縁。ここでもう少し話が弾めばなにかのフラグも立って…。なんて考えたかもしれないが、今はそれ以上に
恥ずかしさの方が先に立ってしまっている。もう一分一秒でもここに留まりたくはないと心の声が告げている。
「そ、それじゃあ私はこれで!!」
僅かな後悔を心に残しながら、サンディは足早にこの場から立ち去ろうとした。

が、
そんな自分の体がガクン!と前に突っ張った。
「?!」
どうしたことかと自分の体を見てみると、左腕の先が何かに掴まれているではないか。
「ちょっと待ってください。そんなに思いつめた顔をしていられたら、こっちとしても気になるではありませんか。
どうですか?もし私でよろしければ相談に乗りますが」
なんとナールスがサンディの手を手袋越しではあるが握り締め、さらにあろうことか自分に向けて話し掛けてきているではないか。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
突然のことに、サンディの顔は一瞬のうちに耳までボッと赤く染まってしまった。
サンディを見るナールスの顔は、本当にサンディのことを心配してそうな困った表情をしている。
「……!」
サンディはナールスの好意に心の奥をドクン!とときめかせたが、ではお願いしますと素直に受け入れらる心の余裕もまたなかった。
「き、ききき気持ちだけううううけ取っておきままますかららら……。も、もう手を放しててて……」
慌てまくって呂律が合わず、奇妙な言葉が口から飛び出てくる。それが羞恥をブーストさせ、発する言葉がさらに頓珍漢になっていく悪循環。
が、その間もナールスはサンディの瞳をジッと見つめていた。
「そんなに慌てないで……。もっと心をリラックスさせてください……」
「え、ぁ…」
あくまでも冷静なナールスの声が、上ずりまくったサンディの心を次第に落ち着かせていっている。

いや、それだけではない。

サンディの錯覚だろうか。自分を見るナールスの瞳がチカチカ、チカチカと光っているような感じがする。
黄色であったり、赤くあったり、金色であったり…
それが、次第にサンディの視界いっぱいに広がり、それ以外が見えなくなってしまってきている。
聞こえる音が、ナールスの声だけになってしまってきている。
体に感じるものが、ナールスのものだけになってしまっていっている。
「あぁ……」
この時、魔導官としての理性がなんらかの精神攻撃を受けているとサンディの心に訴えかけてきた。それを受けて今すぐこの場を離れな
ければ危険だと心がサイレンを発してくる。

が、それすらナールスの瞳は強引に押し潰していった。
203猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:14:46 ID:Bv3qe/bE
まずい!というサイレンが心から脳に届く前に、サイレンそのものが根元からちょん切られてしまった。
結果、次第にサンディの目は光を失い、表情も呆けたものへと変わっていった。
さっきまでの怒り狂ったサンディも、恥ずかしさで顔を赤らめたサンディももはやいない。
ただの人の形をした物体と成り果てたサンディが、そこにはいた。

「さあ、もう私の言うことしか聞こえませんね…」
「は、はぃ……」
ナールスの声に、サンディはまるで人形のようにかくん、と頷いた。
「結構です。じゃあ、もっと落ち着けるところに行きましょうか。ここなら、私の研究室も近いですし」
「…はい……」
表情に完全に意志の光を失ったサンディは、ナールスの腕に導かれるままその場を歩き去っていった。
ここはナールスが普段いる西櫓とは正反対のところだ。何てことも考えることも出来なかった。




「さあ、いろいろと散らかっていますがどうぞ…」
ナールスに招かれ、サンディはふらふらとした足取りでナールスの研究室へと入っていった。
「扱っている薬品の中には日光を嫌うものも結構ありまして…、足元が見づらいでしょうが勘弁してください」
そこは、窓は完全に目張りされて一筋の光も入らず、天井に下げられている豪華なシャンデリアが昼にも拘らず煌々と灯っている。
壁という壁は薬草やら薬品やら文献やらで埋め尽くされ、奥には半透明の溶液が張られた浴槽?や、机一杯に積み上げられたレポート
が今にも崩れ落ちそうに傾いでいた。
床は綺麗に掃き清められているが、それ以外はいかにも研究室と言った風情の場所だった。
「では、そこの椅子にでも座っていてください。今、飲みものの準備を致しますので」
そう言って奥へと消えていくナールスをじーっと見たまま、サンディは設けられた椅子にとすっと座り込んだ。

(私……、なんで、ここにいるの……?)

サンディは、いま自分がどういう状況にいるのかをいまいち把握できなかった。
確かにナールスに声をかけられたときは心臓が飛び出るほど嬉しかったのだが、そんな好意に甘えられる状況じゃないと感じていたはずだ。
それが、自分でもわからないうちにナールスの言葉に従って、こうしてのこのことついてきてしまった。
さっきのどこら辺からだったのだろうか。まるで、自分が夢の中にいるような感覚に捉われていってしまった。
自分の意識はあるのに、劇中の登場人物のように他人が書いた劇のシナリオ通りにに体が動いているような感じ。
(……あの時ナールスさんの瞳がキラキラと光ったような感じがして……。それから……)
それから…、なんなんだろう。頭の中がすーっと痺れるような感じがして……、そして……

(………………)

そこまで考えた時、サンディの瞳から急速に光が失われ、同時に思考能力もふぅっ、と落ちていった。
まるで、それ以上考えることを頭が許さないといった感じに。
(………まあ、いいか。どんな形であれナールスさんに近づくことが出来たんだし……)
そっちの方がよっぽど重要な感じがしていた。今、注目度No,1の人間にこんなに私的に接することが出来る機会なんてそうそうないであろう。
瞳に光が戻らないまま、サンディは口元を手で抑えくすくすと笑っていた。
もちろん、それまでのいま自分がここにいる疑問なんか完全に心の中から消え去っていた。
まあ、普通に考えたら男性が女性を自室に連れ込むことは結構重大なことである。それが親切心で出たことだとしても、それだけで終わるよ
うなことがそうそうあるはずも無い。
「もしかしたら…、このままお付き合いすることになって、それから……、キャッ」
なんて妄想を産んでしまうのも、あながち無理からぬことであろう。
サンディが、そんな妄想に悶々としている時に、奥からすっとナールスが姿を現した。
204猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:15:46 ID:Bv3qe/bE
「どうも、お待たせいたしました」
ナールスはトレイの上に上等なティーカップを載せて、カチャカチャと音を立てながらサンディの前にあるテーブルの上に置いた。
そして手際よくカップを自分とサンディの前に置き、自分も椅子を後ろに引いて腰を掛けた。
「………」
サンディは自分の前に置かれたティーカップにじーっと目を落とした。
そこには、赤いバラの花が描かれた見るからに高そうなティーカップが置かれていた。
ただ、置かれていたのはティーカップ『だけ』だった。
中身も何も無い、ただティーカップのみがサンディの前に置かれていたのだ。
じゃあポットはあるのか?と思ったが、ナールスが持ってきたのはティーカップだけだ。
一体これが何を意味するのか。サンディには全く理解が出来なかった。
「あの……。これ、中身はどこに………?」
あっけに取られ間抜けな質問をしたサンディを、ナールスは面白そうな顔をしてみている。
「中身ですか?もう用意されていますよ」
そう言うなり、ナールスは再びサンディの瞳を覗き込んだ。
「ではサンディさん。『まずは服を脱いでください』」

「!!」

突然ナールスの口から発せられたとんでもない言葉に、サンディはギョッとなって目を丸くした。
一体何を言い出すのだろうかこの男は。会って間もない人間に向って、いきなり脱げとのたまうとは!
先ほどまでの惚気はどこへやら、生来の癇癪持ちが一気に沸点まで湧き上がった。

ぱらり

「な、なんてことを言うんですか……、えっ?」

顔を真っ赤にして激怒したサンディはその場でいきなり立ち上がるなり、上着のボタンをプチプチと外しぱらりとその場に脱ぎ捨てた。
その様を、ナールスはニヤニヤと笑いながら眺めている。
「もう一回言って欲しいのですか?『服を脱いでください』って言ったんですよ」
「!」
ナールスの『服を脱げ』と言う言葉を聞いた途端、サンディの体はビクッ!と激しく震え、そのままインナーからズボンから次々と
その身から外していった。
その顔には明らかな戸惑いと怯えの色が浮き出ていた。
「な、なんで?!何で手が勝手に動くの?なんで足が勝手に動くのよ?!」
「それは勿論、私がそうしろって言っているからですよ」
それはそうだろう。でも、それがサンディの意思を全く無視して行われていることが問題なのだ。
たちまちサンディは自らの手で、下着のみ羽織っているという状態になってしまった。

「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」

サンディはあまりの恥ずかしさに両手で下着を覆い隠してしまったが、ナールスはあくまで容赦しない。
「まだですよ。まだ服を着ているではないですか」
「こ、これは服じゃなくて下着……」
そんな抗弁など通用しない。

「『全部脱ぎなさい』」

その声と同時に、サンディの両手は腰のショーツに伸びていった。

「い、いやあぁ〜〜〜〜〜っ!」
205猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:16:46 ID:Bv3qe/bE

自分の意思よりナールスの言葉に従う腕は、そのままショーツをズリッと引き下ろし、ブラのホックを強引に千切り壊した。
「あ、あぁ…」
あまり日に焼けたことの無い肌。つんと上を向いた乳首。なだらかな曲線を書く腰のくびれ。ほっそりとした太腿。
親以外誰にも見せたことの無い全裸姿を晒されてしまった。
「さあ、『もっとよく見せてください』」
ナールスの声に反応した体は、そのままサンディを『気をつけ』の体勢で固定させてしまった。
もちろん、体の隅々まで余すところ無くナールスの前に曝け出してしまう。
「いや。いや!こんなのいやぁっ!!」
首から上は自由になるのか、サンディは首を横に振って抗議するが、所詮無駄な抵抗に過ぎない。
「これはこれは……、普段厚着をしているから目立たなかったようですが、なかなかいい肉付きをしていますね」
その姿に満足したのか、ナールスは立ち上がってサンディの前まで来て、前から後ろからまじまじとサンディを眺めた。
「や、やめてくださぃ………」
まるで商品価値を見定めるかのようなナールスの視線の動きに、サンディは恥ずかしさから顔を真っ赤にし、涙声でナールスにもう勘弁
してほしいと頼み込んだ。
「では一番大事なことを聞きましょう。これさえ聞ければ勘弁してあげまずよ」
このナールスの言葉に、サンディは内心ほっとした。後少しで、この羞恥プレイから開放される!、と。
すると、ナールスは手袋を外し、その手をサンディの下腹部へと近づけていった。そこには産毛で覆われた、サンディの一番大事なところ
が息づいている。
「えっ?!ちょ……」
驚いたサンディが言葉を発する間もなく、ナールスの指がサンディの陰唇にぴたり、と触れた。その瞬間、

「ひゃっ!!」

まるで氷が触れたような冷たい感触がサンディの下半身に走った。
「ここに、男を咥えたことはありますか?」
ナールスは、サンディの下腹部を捉えながら最後の質問を発した。
「そ、んなこと……?!ひゃあぁっ!!」
そんなことない。と言おうとしたサンディの声が突然上ずった。
答えようとしたサンディが口を開いた瞬間、ナールスは意地悪く指をくいくいと動かし、サンディの肌先を微妙にこねくり回したのだ。
その刺激にサンディの声は言葉を失い、意味不明な戦慄きに化けて口から発せられていった。
「どうなんですか?早く答えて下さい」
そう言いながらもナールスは指を動かすのをやめず、時折くいっと指を突きたてサンディの中に侵入しようと試みたりもした。
「ああっ!やあぁぁっ!!」
その度に、サンディの体はビクビクと揺れ、口からは外にまで響くような喘ぎ声が部屋中に響いていた。
「ほらほら、この小さな孔に熱く太い棒を挿したり抜いたりしたことはないかと聞いているんですよ」

「ああああっ!!ない!ないです!!ありません!!
男に抱かれたことなんて、まだ一回もありません〜〜〜〜っ!!」

ナールスの指戯に翻弄されまくるサンディは、やっとの思いで自分の意思を声に出して言うことができた。
そしてその言葉を聞いて、ナールスはクスリと微笑んだ。
「そうですか……。予想通りあなたは、いい『飲み者』のようですね……」
クッと開いたナールスの口から、犬歯がギリギリと音を立てて牙を形成していっている。藍色の瞳は禍々しい赤光を放ち、せわしなく動か
している指からは爪が鋭く伸び始めていた。
「では、戴かせていただきましょう!」
最早サンディの小指ぐらいの長さ太さになった牙を、ナールスは悶えるサンディの首筋目掛けて勢いよく打ち下ろした。


ズグッ!!
206猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:17:46 ID:Bv3qe/bE

「あ、あーーーーーっ!!」

その瞬間、サンディは今まで経験したことが無い強烈な衝撃が首から湧き溢れてきた。
「あっ…ああぁっ……」
それは、痛みとも痺れとも形容できない全く未知の感覚で、体のほうがどう反応してよいかわからず、サンディは全身を細かく震えさせる
ことしか出来なかった。
首に穿たれた2つの牙は正確にサンディの動脈を貫き、血管から噴出す真っ赤な血が傷口からダラダラとサンディの皮膚を伝って流れ出て
きている。
もっとも、その多くは刺した大元であるナールスの口の中に下品な啜り音と共に吸い取られていたので見た目の出血量はそれほどでもない。
『ふふふ、やはり、いい味の血をしていますね』
未知の感覚と出血から来る倦怠感で意識がボーっと痺れてくるサンディの頭の中に、ナールスの声が直接響いてくきた。
このとき初めて、サンディは自分の血が吸い取られていることを理解した。
(血を……、吸われている……?!じゃあ、この人は……吸血鬼なの?!)
『ご名答です。私の本当の名前はナルスト。一応子爵を名乗っております。今後ともお見知りおきを』
(し…しゃく……?爵位持ち?!)
ナールス、いや吸血鬼ナルストが爵位を名乗ったことにサンディは吸血とは別の衝撃を心に受けた。

一般的に、高位の吸血鬼は爵位を名乗ることが多い。それは自己顕示のためとも吸血鬼内での階級分けとも言われているが、実際のところ
は吸血鬼に直接聞かないと分からない。
爵位は5つ存在し、高位の順に伯爵、公爵、侯爵、子爵、男爵となっている。これによれば伯爵が最も力が強く男爵が最も低いものとなる。
が、困ったことにこの爵位は基本的に自己申告なので全然力がないものが侯爵を名乗ったり、逆に物凄く力を持ったものが爵位を名乗らな
いこともできる。
ただ、身分違いの爵位を名乗った吸血鬼と言うのは大抵他の吸血鬼やハンターによって淘汰されていってしまうので、実際に爵位を名乗る
吸血鬼はほとんどが強力な力を持つものだと考えてよい。

そんな爵位を持つ吸血鬼が人間を装い城の中にいる。そのことがサンディの警戒心をマックスにまで引き上げた。
どんな思惑を持っているのか知らないが、この男をこのままにしておくのは危険すぎる。
幸い研究室の前には衛兵が立っている。今が昼である以上、この部屋に入って部屋の目張りを全て開いてしまえば逃げられる術は無く日光
に焼かれて滅びるだろう。
サンディは、霞む頭を必死に動かし、震える唇をなんとかこじ開けて声高に叫んだ。

(衛兵!!ここに吸血鬼が侵入している!!早く窓を開けて………?!)
「あ、あぁぁっ……  あう…        う…      ?!」

はずだった。が、声はまともに発生されず意味の無い喘ぎ声が零れただけだった。
(?!ど、どうして……?)
『おやおや、あまりの快感に絶えられず声を漏らしてしまいましたか?なんと可愛い方なのでしょう…』
「くっ…!」
頭の中ではちゃんと声を出しているのだから喘ぎ声でないことは分かっているはずなのに、ナルストは意地悪くサンディに話し掛けてきた。
だが、可愛いと言われ、サンディの顔が無意識にポッと赤くなる。こんな状況になってもなお、ナルストに褒められることが心地よいと
感じてしまうことにサンディは屈辱感と共に奇妙な優越感も抱いていた。
『まあでも、ちゃんとした声もまた聞いてみたいですからね……』
そういうなり、ナルストは埋めていた牙をつぷっとサンディの首から引き抜いた。
「うぁっ……。ハアッ、ハアッハアァッ……」
強烈な圧迫感と倦怠感が無くなり、サンディはようやく一息つくことが出来た。が、息が落ち着くなり、
「衛兵!吸血鬼だ!この部屋に吸血鬼がいる!!早く窓を開けろ………!!」
と、大声で怒鳴り上げた。
この吸血鬼が何を考えているのかは知らないが、これでおしまいのはずだ。サンディは傷口を手で抑えながら口元に笑みを浮かべた。

が、

207猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:18:46 ID:Bv3qe/bE
扉の外にいるはずの衛兵は、全く入ってくるそぶりを見せなかった。扉の取っ手が動く音も、外で騒ぐ声も聞こえない。
「………?どうした?!早く入って来い……」
「無駄ですよ」
狼狽するサンディに、ナルストが冷静に言い放った。
「この部屋の前の兵士は、既に私の口付けを与えて暗示をかけてあります。この中で何事が起こっても一切感知しない、という暗示をね。
もし今誰かが巡回に来たとしても、彼らは『異常なし』と答えるでしょうね……」
「なんですって……」
「それに、陽光は私の弱点ではありませんよ。さっきまで、私が外に出ていたのを忘れていたのですか?」
「あっ!」
言われてみればそうだった。自分はナルストに連れられて『外』から一緒にこの部屋に入ってきたのだ。普通の吸血鬼なら、この部屋から
あそこにたどり着くまでにとっくに灰になっている。
「元々私は戯れでこの国を乗っ取りに来たのです。外出中の王妃に病魔の呪を送り込み、それを直せる者として城内に招待されうまく侵入
を果たし、城内の者の信頼を得られるように善人を装い、後はいかにして城内に下僕を増やして城を占拠するか。
その段階まで来ていたのです」
ナルストはきりっと顔を引き締め、吶々とサンディにその胸の内を明かしていった。王妃の病気、その段階からこの吸血鬼の策だったとは。
だが、それを聞いたサンディは憤りよりも不可解な表情を浮かべていた。
「それを……なんで私に話すのよ……」
どうせ逃げられはしないこの身。遅かれ早かれこいつは私の血を吸って下僕にでもする気なのだろう。だから、こうして秘密もべらべら
流暢に話すことが出来るのかもしれない。
(でも…、そんな思惑なんかにのるものか!)
ナルストに気づかれないようにサンディは、自分の体の中で魔導力をじりじりと練っていた。次にナルストが噛み付いてきた時、それを
一気に爆発させてナルストもろとも自爆してやろうとサンディは悲壮な覚悟を固めていた。
が、次のナルストの言葉がサンディの心に重大な変化を呼び寄せた。

「それはですね…、あなたが必要だからですよ。サンディ殿」

そう言って、ナルストはサンディをピッと指差した。
「?!私……?」
予想外の言葉に、サンディの胸はドクン!と高鳴った。その拍子で、練っていた魔導力もぽん、と霧消してしまった。
「私だって、無用に下僕は作りたくは無いんですよ。命令に忠実で機転が利き、頭脳明晰容姿端麗、私が侍らすに相応しい人物でないと
下僕、いや花嫁となるのには相応しくない」
「花嫁……」
そのあまりにも甘美な響きに、サンディは傷口を抑えていた手がずるずると下がっていくことにも気が付かなかった。
自分を見るナルストの目は、さっきまでとは比べも似なら無いほど熱い視線を投げかけている。
「この城に入って数ヶ月。私は私の花嫁に一番相応しい者は誰か。それを捜し求めていました。
そして、その眼鏡に適った人物。それが、貴方なんです。サンディ殿」
「そ、そんな……」
この異常な状況で、突然の告白。
サンディは驚きよりも、別の感情で心臓がバクバクと高鳴っているのを感じていた。
「嘘よ。嘘……。私なんて、目つき悪いし、眼鏡かけているし、癇癪持ちだし胸小さいしデコッパチだし……
こんなこと、あるわけないわ……」
「あまり自分を卑下しない方がいい。サンディ殿、貴方は充分に美しい」
ナルストの手が震えるサンディの手にそっと触れる。その手は吸血鬼なので凍るように冷たかったが、サンディにとってはなによりも暖か
く感じるものだった。
だが、次の瞬間ナルストはとても悲しそうな顔をサンディに向けた。
「でも…、貴方がこの国の安寧を考えるなら私は排除されるべき存在です。何しろ、私はこの国を転覆させるために来たのですから。
ですから、選んでください」
ナルストは自らが羽織っている上着をそっとサンディに被せると、扉のほうを指差した。
「この国のことを考えるなら、あの扉から外に出て行って結構です。妨害したりは致しませんから。
そして、私と共についてきてくれるならここに留まってください。
もし、これで私の下を去る決断をしても私は貴方を責めも恨みも致しません。さあ、どちらかを選んでください」
208猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:19:46 ID:Bv3qe/bE
ナルストはつらそうな顔をサンディに向けると、くるりと後ろを振り向いた。
もし出て行くなら、自分が振り返るまでに出て行けと背中が語っていた。
今なら安全にここから逃げ出せる…。サンディはすぐに腰を上げようとした。早くこの魔界から出て、日の当たる世界に戻らなければ。
しかし、

「くっ……」

サンディの腰は一向に上がる気配を見せなかった。
別に体の疲労が限界を超えていたわけではない。ナルストが暗示をかけた気配も無い。

『あなたが必要だ』『花嫁に相応しい』『自分を卑下しない方がいい』

ナルストが自分に向けて放った言葉。それがサンディの心に見えない鎖となってがんじ絡めに絡まっていた。
吸血鬼だと言うことを知る前、城中の女性の話題を攫っていたナールスとして見ていた時。
あのバカ王子の世話に忙殺され、近くで見ることも適わなかった存在。バカ王子より何百倍も男として魅力的な存在。
手に入れようと妄想するも、そんなことは絶対にないと考えていたあの時。

それが、向こうのほうから声をかけてきている。自分が必要だと語りかけてきている。
花嫁に相応しいと、求婚してきている!

これで相手が人間だったら、諸手を振ってついていっただろう。が、求婚してきた相手は吸血鬼………
(……それが、何だって言うの……?)
サンディの心の奥に潜む小さな声が、サンディに語りかけてきている。
(恋愛にそんなことは関係ないわ。こんな男にこれだけ好かれるなんて、幸せだとは思わないの?)


(大体、この城の人間に何を遠慮する事があるのよ。
毎日毎日、バカ王子の悪戯につき合わされ、周りの人間はそれを遠めで見て哀れみの顔を向けるだけ。要するにスケープゴートなのよ、
あなたは。あなたが犠牲になることで、この城の秩序は保たれているのよ。そんなもの、壊してしまえばいいじゃない)

「そんなもの……、壊してしまえばいいじゃない……」
心の中の声にぶつぶつと答えるサンディの眼が、次第に危険な光を帯びてきている。

(あなたの代わりなんか、この城にはいくらでもいる。あなたはここでは必要とはされていないのよ。
でも、あの人は違う。あなたを本当に必要としてくれている!あなたを一番大事にしてくれる!)

「そうだわ…。あいつらは私をただの消耗品としか見てない…。本当に私を大事にしてくれる人は、人は……」
その声は、だんだんと声量を増してきている。今まで言おうとしても言わず、聞こうとしても聞かなかった自らの境遇への不満の思いが、
ナルストが吸血の際に注ぎ込んだ力によって歪められて増幅し、サンディの心の中へずぶずぶと染み渡っていっている。

(あの人についていけば、あなたは使われる側から使う側に変わるわ。自分をボロ雑巾のように使っていた連中を、今度はあなたが同じ
ように扱えるのよ。あなたに無責任に王子を押し付けた王も王妃も、あなたの前では哀れな奴隷に成り果てるのよ!)

「そ、そうよ……。私を、私を使っていた連中を、今度は私がやりたいように……」

(なら、もう選ぶ必要なんてないじゃない!あなたはここに留まるべきだわ。そして人を喰らう存在になり、支配する側になるのよ!)

「支配する。支配する。支配する………」
サンディは血走った目を床に向け、自分の心の声にうんうんと頷いていた。
209猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:20:46 ID:Bv3qe/bE

そうだ。もう、こんな惨めな境遇に耐え忍ぶことなんかないんだ。この城の、この国の全てが私を不幸な目にあわせているんだ。
だから、この城、この国全てを変えてしまえばいいんだ。私の都合のいいように、変えてしまえばいいんだ!
そんなこと、できるわけ無いと思っていたが今は違う!!
私の目の前にいる人は、それが可能に出来る力を持っている。私に、それを可能にする力を与えてくれる!
この人と一緒に付いて行けば、私はこの国全てを支配できる!!


「う、うふ、うふふふ……。そうよ、変えるのよ。支配するのよ。この国全てを、私たちが………」
もうサンディは、この場から立ち去ることなど毛ほども考えてはいなかった。
そして、しばらくしてからナルストが振り返ったとき……
サンディはその場に座ったまま、ナルストを見てニコリと微笑んだ。
「…いいんですね。サンディ殿」
ナルストの念を押した問いかけに、サンディは無言でその場から立ち上がり、ナルストにかけられた上着をぱらり、と脱ぎ捨てた。
再びサンディの裸身が露わになる。
が、今回は先ほどのような魔眼で無理やりに脱がされたものではない。完全に、サンディの意思によるものだった。
「はい。私は、あなたの花嫁になります。そして、この国の秩序を破壊しあなたと共に支配する存在になりましょう…」
そう言って、サンディは噛み傷がある首筋をすぃっとナルストの前に突き出した。
その光景に、ナルストは端正な顔をぽろりと綻ばせた。
「ありがとうございます。では、あなたをご招待いたしましょう…。永遠の闇と、悦びの世界に……」
サンディを優しく抱きとめたナルストの牙が、先ほどと同じところに深く突き刺さってくる。
「あっ、あ、あ、あぁっ! 凄い!気持ちいい!!」
サンディの神経はその感触を先ほどは違って、明らかな快感として捉えていた。一度味わったからと言うのもあるのだろうが、血を吸われ
る気持ちよさと、それが自分を新たな存在へと変えてくれることの悦びに心が高鳴り、先ほどとはまるで違う興奮をサンディに与えていた。
「あーっ!ダメ!こんなの、気持ちよすぎるのぉ!バカになるぅぅーっ!!
もっと、もっと吸って。吸ってくださいぃ!ご主人様ぁーっ!!」
腕と足をナルストにがっちりと絡め、蕩けた瞳から嬉し涙を流し続けながら吸血の快感に酔うサンディの皮膚から、次第に血の気が失われ
ていく。日には焼けていないがほんのり赤みがあった肌は血も通わぬ青みがかかった白色になり、喘ぎ声と涎を零す口からは犬歯の先まで
零れ見えてきている。
(くくく…。かわいいものですね…)
その変化を感じながら吸血を続けるナルストの顔には、先ほどまでとは打って変わった邪悪な笑みが浮かんでいた。
「あ……、あぁぁぅ………ぁ」
やがて、完全に血を吸い尽くされたサンディの心臓は脈を打つのを止め、サンディは悦びの笑みを浮かべたままかくん、と頭を垂れた。
「さて、では……」
それを確認したナルストはサンディの喉から牙を抜き、そのままサンディの骸を抱えて部屋の奥へと歩いていった。
そして、眼下に広がる半透明の乳白色の液が張られた貯水槽にちゃぷん、とサンディ浸け入れた。
透明感の薄い液体にたちまちサンディの体は沈んでいき、外からは輪郭しか見えなくなってしまった。


そして十数分後、
貯水槽の縁の液体が急に盛り上がり、ザッという音と共に手が伸びて縁をがっちりと掴んだ。
そしてそのまま液体を纏わり突かせたまま、サンディがぬっと立ち上がった。
その姿は、先ほどの血の気が抜け去った死人のものではなく、吸血される前の瑞々しい体のものであった。
「………」
サンディは虚ろな目で自分の体を一通り眺め、その後拳を握ったり腕を曲げたりして自分の体の調子を確かめるようなそぶりを見せていた。
その後、自分の前に立つ存在の方へ視線を向けた。
「どうですかサンディ、吸血鬼として生まれ変わった感想は」
ナルストの質問に、サンディはしばらく無表情の視線を向けた後、口の端をゆっくりと釣り上げて微笑んだ。
「…世界の全てが違って見えます。今まで自分が見てきた世界が、いかに小さくみすぼらしいものだったのかというのを実感できます。
吸血鬼と言う存在が、これほどまでに素晴らしいものだったなんて思いもしませんでした……。あは、あは。あはははは!!」
内から湧き上がる力を制御できないのか、両手で胸を抑えたサンディは大声を上げて腹の底から爆笑し始めた。
それに伴い、肌の色が次第に白く変わり始め、牙と爪が伸び、瞳は禍々しい紅へと変化していった。
210猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:21:46 ID:Bv3qe/bE
「あははっ!!ダメッ!力が抑えられない!!たまらないよぉーっ!」
数刻を持たず、サンディの姿は完全な吸血鬼のものへと変貌してしまった。
「そこまでです、サンディ」
「あはは…は、はい!」
ナルストのその言葉にサンディは馬鹿笑いをぴたりと止めた。吸血鬼にとって親吸血鬼の命令は絶対である。
「いいですかサンディ。あなたの下に浸されている除光液は私達吸血鬼を陽光の下へ導き、姿を人間のものにカムフラージュさせること
ができます。この発明あるからこそ、私は太陽の下を歩くことが出来たのです。
ただし、これの効力は5時間の経過、または感情を昂ぶらせることで消滅してしまいます。もし太陽の下で今のように興奮しては、あなた
の体はたちまち陽光によって灰になってしまいます。このことを、よく覚えておくように」
「は、はい。心得ました」
ナルストの説明に、サンディはこくこくと頷く。
「あなたはこの除光液を使って、これからも普段どおりの生活を送りなさい。まだまだ、我々が吸血鬼と言うのを知られるわけにはいかな
いのですから。
そして、隙あらばその牙を使って人間の血を吸うのです。ただし、同族に変えてはいけませんよ。
勿論、王族の血を吸うのも禁止です。あれは、私のものですからね」
「えぇっ!なぜ…」
この言葉にサンディは不満を持ってしまった。王族の血を吸えないのはともかく仲間にすることが出来ないほどの吸血ではそれほど多くの
血を吸うことは出来ない。
が、その不満を零すより早く、ナルストの眼がギラリと光った。
「私の命令が不満だと言うのですか……」
その眼から発せられるあまりの薄ら寒さに、サンディはゾクッと背筋を振るわせた。
「い、いいえ!なんでもありません!口答えをして申し訳ありませんでした!!」
「よろしい。では今一度除光液に浸かりなさい。その姿では王子の世話も出来ませんからね」
ナルストの命令にサンディはこくりと頷き、そのまま腰を曲げて除光液の中にずぶずぶと身を沈めていった。
それを見たナルストは口元に手を当ててククッと小さく微笑んだ。
「これで…、下準備は完了。といったところですかね…」
その顔は、まるでこれからゲームを楽しむ子どものような表情をしていた。
211猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:22:49 ID:Bv3qe/bE




「きゃあああ〜〜〜〜っ!!」
次の日の朝のこと、サンディの部屋の方からまたもやけたたましい悲鳴が上がってきた。
さっきのこともあるので慌てて入ってきた衛兵の目の前には、目を回して倒れているサンディと部屋の床を楽しそうに跳ね回っているカエ
ルの姿があった。
「うわぁ…。また若君の仕業だなこりゃ」
「しかし…、若君は俺達の目を盗んで、どうやってこんな朝早くにカエルを仕込むことが出来るんだろう…?」
などとぶちぶち語り合う衛兵達は、とりあえずサンディを持ち上げてベッドに寝かし、そのまま黙って部屋の外に出て行ってしまった。
このまま下手に目を覚まされて八つ当たりの的にされたらたまったものではない。

それから一時間後、部屋掃除の女官がサンディの部屋に入ってきた。もちろん衛兵はサンディが部屋の中にいることは話しておいてある。
「サンディ様…、お加減はいかがですか?」
女官が入ってきた時、まだサンディはベッドの上で寝ていた。普段なら30分もすれば起きてくるのに今日は起きるそぶりすら見せない。
そしておかしなことに、厚い窓のカーテンが全て閉まっていて中は薄暗く灯りがぽつぽつと灯っているだけだった。
「相当疲れてらっしゃるのね…。普段から王子様のお世話をしていれば、そりゃ疲れもするでしょうけれど」
きっと窓は衛兵達が気を利かせたのだろう。そう判断した女官はそのままサンディを起こさず、部屋の掃除を始めた。床を箒で刷き、
雑巾がけし、はたきで埃を叩き落としていく。
その時、鼻歌を歌ってかいがいしく掃除を続けている女官の後ろで、ベッドに寝ているサンディの眼が前触れも無くぱちりと開かれた。
そのままサンディは音も無く立ち上がり、後ろを向いている女官へと近づいていく。
「さ、空気も入れ替えなくてはね」
新鮮な空気を入れようと女官が窓のカーテンをめくろうと手を伸ばした時、その手を後ろからがしっと掴むものがあった。
「ひゃ!」
その感触に女官は飛び上がって驚いた。何しろ自分を掴んだものは氷のような冷たさを持っていたのだから。
「なにこれ…?!」
驚いた女官が後ろを振り返ったとき、そこには自分の手をがっちりと掴むサンディが立っていた。
「あ、おはようございますサンディ様。もう体はよろしいのですか?」
その時、何かサンディに違和感を感じたものの女官は愛想よくサンディに語りかけた。
が、サンディは女官に向ける顔にあからさまに不機嫌な表情を浮かべていた。
「…何をしようとしたのよ、あなた」
「何って……、窓を開けようとしたんですけど……」
女官は扱く当然のことを言ったのだが、サンディは相変わらず険しい顔をしている。
「窓を……?あなた、私を殺す気なの?」
「えっ…、殺すって……?!」
何故、窓を開けるとサンディを殺すことになるのだろう?女官はまったく訳がわからなかった。
「窓なんか開けて太陽の光が入ってきたら…、私、燃えちゃうじゃない……」
女官を見るサンディの瞳が、次第に紅い光を孕んでくる。その光を見た途端、女官の体がビクリ!と蠢いた。
この時、女官は初めてさっきの違和感に気がついた。
サンディの手が、死人のように冷たいということを。
「え……サンディ、さま…」
「そんな悪い子には、罰を与えなくてはならないわ。いえ、ご褒美かしら……。ククク…」
含み笑いを浮かべているサンディが、どんどん人ならざるものに変化していく。
肌は血の気が抜け、瞳には真っ赤な虹彩が宿り、大きく開けた口からは長く太い牙が伸び揃っていた。
女官の目の前で、自分がよく知っているはずのサンディがたちまちのうちにバケモノへと変貌してしまった。
「キャ……)
その突然の事態に女官は思わず悲鳴をあげ、ようとした。が、声が出てこない。まるで紅い瞳に射すくめられたかのように、声が喉に絡ま
って外に出てこなくなっていた。
(あ、あ、ぁ………)
「じゃあ、いただくわね。あなたの美味しそうな、血」
212猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:23:46 ID:Bv3qe/bE
サンディは、恐怖に震える女官の襟をひん剥いて華奢な首筋を露わにすると、間髪いれずにぞぶり、と太い牙を打ち込んだ。
(あひっ?!ああぁ……)
サンディに噛み付かれた女官は次の瞬間、恐怖に怯える顔をたちまちのうちに蕩かせ、吸血の快感に溺れていった。
(ああぁっ、気持ちいい!噛まれるの、凄い!吸われるの、最高!)
女官は細い腕をサンディの顔に絡ませ、自分の首にグイグイと押し付けてより牙の感触を味わおうとしている。サンディもそれに応え、よ
り深く牙をずぐずぐと挿しこんでいった。
(あーっ!あーっ!!)
その都度女官は声にならない嬌声を上げ、顔を涙と汗と涎でぐしゃぐしゃにして喘ぎ続けた。

そして、数分後、
「んっ、んう……。ぷはぁぁ…。おいしい……
やっぱりこの感じ、やめられないわぁ……癖になりそう」
一通り血を吸い、牙を抜いたサンディは血塗れの口元を綻ばせうっとりと呟いた。女官の方は与えられた快感に精根尽き果てたのか、ぜぃ
ぜぃと荒い息を吐きながらぐったりとサンディにもたれかかっている。
昨夜、我慢の出来なくなったサンディは城内のあちこちを巡り立て続けに5人ほど吸血を行った。
肉に牙を埋める感触、溢れる血を啜りとる悦楽、快感に蕩ける人間を眺める優越。そのどれもがサンディの心に歪んだ悦びをもたらしていた。
「さ、これであなたは私の言いなり。私の言うことなら何でも従うのよ…」
サンディは、吸血による快感と失血による貧血で夢うつつの女官の耳にぼそぼそと言霊を送った。
「今のことはあなたは全て忘れる。私はずっと起きてこなかった。あなたは部屋をきちんと掃除してもう出ていく…。わかるわね」
「は……ぃ……」
サンディの言葉に、女官は小さい声ながらもはっきりと『はい』と答えた。
「じゃあ、早く出て行きなさい。そして、これからも掃除をする際は窓のカーテンは開けないこと。絶対よ」
「…わかりました……」
掃除用具をまとめ、ふらふらと部屋を出て行く女官を見届けた後、サンディは着ているものを脱ぎ捨て、奥の洗面台の扉を開けた。
そこにあるバスタブには、ナルストから与えられた除光液がいっぱいに張られている。
「これに浸からないといまいましい太陽から身を守ることが出来ないんだから面倒よね…」
だが、面倒でも浸からないことには日中に外で活動できない。ぶつぶつ言いながらサンディは爪先からざぶんと除光液に浸かっていった。
そのままサンディは体を伸ばし、全身を余すとこなく除光液の中に沈めてしまった。もちろん頭まで完全に埋没してしまっているのだが、
吸血鬼は呼吸をしないので全く問題ない。
(ふぅぅ……。落ち着くわ……)
除光液の効果で、先ほどの行為で吸血鬼に戻っていた体がみるみるうちに人間のそれに変わっていく。
やがて、完全に人間の姿になったサンディが除光液から頭を出すと、丁度いいタイミングで頭の上に何かが飛び乗ってきた。

げこ

サンディの頭の上で鳴き声がする。どうやらさっきのカエルのようだ。衛兵はサンディを運ぶ方に気を取られていたため見逃されたらしい。
カエルが苦手なサンディは勿論大声を……、上げなかった。
「ふん」
逆にカエルをむんずと掴み、自分の目の前に持ってきている。ばたばたと手足を動かして足掻くカエルが酷くこっけいだ。
「全く…、王子も進化が無いことね…。いつまでも私がカエルで悲鳴を上げると思っているなんてさ…」
サンディの心は吸血鬼に生まれ変わった時にそれまで持っていた人間の弱さは消え失せ、カエルに対する恐怖をも消え去っていた。
が、今までの自分を演じないと周りに怪しまれてしまう。
それゆえ気絶したふりをし、獲物が入ってくるのを待ち構えていたのだ。
「王子…、ご主人様に吸うな命令されていなければ、その喉首に牙を挿してあげたものを……」
今日の明け方のことを思い出し、サンディは忌々しそうに唇を噛んだ。

明け方、まだ日も昇らない頃にアレクサンダーがサンディの部屋に天井から忍び込んできた。勿論カエルをサンディの枕下に置くために。
その時、床に付いて眠ったふりをしていたサンディは、いっそアレクサンダーを襲ってしまおうかと思った。
毎回毎回ああやって忍び込まれてカエルを置き土産にされていき、朝起きたら悲鳴&気絶。これを何度繰り返したか。
腹いせにアレクサンダーを下僕にして今までの恨みを散々晴らしても罰は当たるまい。
213猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/09/04(木) 22:26:52 ID:Bv3qe/bE
が、王族の血を吸うことはナルストに禁じられている。サンディは今朝、非常に忌々しい思いでアレクサンダーを見逃したのだ。
「王子……、ご主人様が王子の血を味わった後、私に払い下げて貰えるようご主人様にお願いしますからね。
そして、その初々しい体を散々に嬲り尽くして…」
除光液に浸かっているにも拘らず、サンディは心が昂ぶりから吸血鬼の姿に戻りつつあった。
手に持つカエルから、しゅうしゅうと白い煙が上がってきている。異常に気づき、懸命に足掻くカエルの体は見る見るうちに痩せ細り、や
がて皮と骨だけになって絶命してしまった。
「こんな感じに、王子の命全てを吸い尽くして私の下僕にして差し上げますから!フフフ……アハハハハァッ!!」
サンディはアレクサンダーの血の味を妄想し、ぎりぎりと伸びてきた牙を長い舌で嘗め回しながら、精気を吸い尽くしたかさかさのカエル
の残骸をぐしゃりと握りつぶした後にぽいと投げ捨てた。


こうして、メルキルスに禍の種が蒔かれ始めた。
それはじわじわと、人に知られること無くその版図を広げつつあった。

一章終

以上です。長文失礼致しました。
なお、文中で出てきた五爵の本当の順番は公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵です。
やっぱ吸血鬼と言うからには『伯爵』が最高位でなければならないという気がするのですよ。
さて、次の犠牲は誰なのか、それについてはまた次回…
214名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 01:06:53 ID:V/e9eyXm
( ゚∀゚)o彡°続編!続編!
215名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 01:58:49 ID:FnkwQw9t
GJ!!
216名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 02:06:06 ID:krLukGMk
すみません保管庫から来た者ですがティオちゃんやニースの
シリーズの猟血の狩人はもう続編はないのでしょうか??
本当に好きでず〜〜っと続きが気になってるのですが・・・
217名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 02:12:12 ID:WhL5V2LY
落ち着け、物語には外伝というものが存在してだな
作者さんの中にはそういう外伝を描く人もいるんだよ
そのうち178さんなら本編(ティオ、ニースのほう)もやってくれるはずだから
もう少し待つんだ、俺も本篇の続きを楽しみに待ってるがな

178さんgj
218名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 21:23:33 ID:QfKkl0Ny
>>192-196
自サイトに引き篭もって馴れ合い出来ないなら誌ねよ
糞管理人と取り巻きのキモ馴れ合いしてる豚が
219名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 22:34:52 ID:3BjcUvvd
ブーブー
220名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 23:24:48 ID:9lbot3vL
218は元はヤフーキッズくらいしか見たことのない女の子
ネット利用もぬいぐるみの通販くらいには利用したことがなかったが
2chによって洗脳され…
221名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 23:30:16 ID:AJhOXtFg
こども+2ちゃん=洗脳
222名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 23:47:15 ID:PNlIncLs
最近の子は物心ついたらネットがあったから洗脳とは違う
223名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 23:53:33 ID:my8bnWRC
日本語でおk
224名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 00:40:24 ID:SuHMKW67
GuteNacht
225名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 02:35:44 ID:/7rl4wbf
>>134
少し遅れたけどGJ

一番つぼだったのは、春麗が親衛隊の
コスチュームを身にまとっていくとこだな
226名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 10:23:02 ID:tX+DbBqG
>>222
じゃあヒロインの精神を赤さんまで戻して再教育しても洗脳じゃありませんよね?大丈夫ですよね?
227名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 10:34:22 ID:D7Sb1iPh
赤さんとかトラウマすぎる・・・
228名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 10:49:27 ID:Nw2jfTDY
KTCから十月末に催眠術、マインドコントロールアンソロジーが発売されるようです。
今度は地雷じゃないといいなぁ。
229名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 12:04:14 ID:D7Sb1iPh
今度はってことは以前にも似たようなアンソロジーでたの?
230名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 12:06:51 ID:px0WEvMp
黒薔薇の騎士ローザやらいま連載してる催眠淫辱捜査官やらは別に良いと思うんだけど
アンソロジーとなるとわかってない作家にむりやり題目に沿って描かすわけだから低調なのは必然かと
231名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 13:10:56 ID:Nw2jfTDY
>>229
洗脳アンソロジーというのが以前あってね、全ての作品が"洗脳"なのに"肉体操作"の作品という完全な地雷作品だった。
だからタイトルに騙されないように気をつけた方が良いよ。
232名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 15:06:03 ID:pPykYEux
>>228が「KFCから十月末に催眠術(ry」と見えた私はどうすればいい?orz
233名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 15:10:33 ID:Nd7D+gVS
もう直球で悪堕ちアンソロジー出してくれよ
234名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 15:24:27 ID:SuHMKW67
二次元ENDアンソロジーになりかねないからやめて
235名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 22:25:37 ID:J2wO2Kfm
捕まえたヒロインによっては殴る蹴るの拷問よりも
性的な拷問をして悪堕ちさせた方が効率良く情報はゲット可能だよね。

喋らないなら喋らないで良い玩具が手に入ったと思えば割り切れるし
236名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:37:55 ID:Nw2jfTDY
>>232
それは実は貴方がCMを見ている間にKFCに催眠術をかけられたんだよ
237名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 01:03:39 ID:QT4kzCfm
>>169
詳細を希望します
238名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 01:06:58 ID:n8Td42Rj
コラ
239名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 18:36:29 ID:2+TCNs/o
>>228
とりあえず
ヒロイン「チンポ美味しい!」(心の声:なんで!?体がいうことをきかないっ!)
ばっかりなのは勘弁してください
240名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 19:27:35 ID:rmVUpQwi
たしかあのアンソロ洗脳ネタって0だったよね酷いよね
241名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 19:36:59 ID:9u+eWc2F
>239
とりあえず
ヒロイン「やあぁぁ……もうやめてぇ……!こんな汚いモノ、咥えたくないのぉ……」
(心の声:チンポ美味しい!って言いたいのに、体がいうことをきかないっ!)

と言う設定を思い浮かんだが、その後の展開が全く広がらなかった
242名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 19:40:57 ID:Nyh7Y8en
セキレイの漫画読んでたら
羽化してないセキレイにキスすれば洗脳できるのかー
と思い早速抜いてしまった
243名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 22:50:13 ID:KJtRdez0
>>239
(生やすなり外付けなりした)ヒロイン(が元仲間に向かって)「チンポ美味しい?」

というのはどうでしょうか?
244名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 22:58:52 ID:NCSBK9hZ
245名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 01:23:22 ID:Ve5tbqL4
>>239
ヒロイン「チンポ美味しい!」(心の声:チンポ美味しい!)

ならどうか?
246名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 01:45:44 ID:yk7VR1cv
チンポ美味しいわけ無いだろ
247名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 01:53:24 ID:AVxjWJs5
>>246
でも、女の子にちんぽ生えてたら・・・?
248名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 04:25:19 ID:0aGSq/TW
対魔忍アサギって悪堕ちあるか知ってる人いる?
249名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 04:35:41 ID:dhwZp0VL
ゲームには無い
250名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 06:54:25 ID:aOFiKq9l
ヒロインの心を責める為に陵辱調教してる姿を電波ジャックして全世界に晒すってのがあるよね

相当、強情だけど精神的には脆いヒロインを突き崩すには最適だし
251名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 10:04:26 ID:PfAOPd/w
今週のギアスはナナリーのコスが変わってれば完璧だったろうに…

252名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 10:05:38 ID:uj6bAbJb
ギアス厨自重しろよ
253名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 10:25:49 ID:1ChznD5F
洗脳でもなんでもないじゃん
254名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 15:26:22 ID:r4CyP9Uz
ここに沸くギアス厨は、完全にギアスを掛けられているな
255名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 15:30:34 ID:RYREItgZ
お前もギアス厨だな
俺も
256ぬらりひょん:2008/09/08(月) 15:40:23 ID:8x8C5pcy
昔ゴレンジャーで黒十字軍にペギーが洗脳された場面あったっけ?
257名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 17:32:01 ID:he2Y0iqI
fateの黒桜がいいな。

やった事ないけど
258名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 18:08:03 ID:czkzp63D
ギアスも黒桜も残念堕ちだな
俺の触手は動かなかった
259名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 18:11:03 ID:0UH09gjT
触手は誰にも見られないように閉まっとけ。
260名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 20:29:09 ID:nyeZ2KTw
荒魔鬼さん何やってんすか
261名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 20:41:16 ID:ISVK1ZrI
ふたばのログどこ?
262名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 01:51:08 ID:HzKEDPov
ふたばで既出云々っていう論争が起こったから、よくうpされる画像調べてまとめてみた。
これから毎回荒れるのいやだから、ここから支援に行く人はこれ見て気をつけて欲しいな。
偉そうなこと言ってスマソ。
ttp://sakuraweb.dip.jp/up/upload.cgi?mode=dl&file=319
DLKeyは『aki』(akuって打とうとして打ち間違えたw)
263名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 01:55:25 ID:yC9J/5iO
1回出たものすら出過ぎかよ
どんだけ自治したいのお前
264名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 01:56:23 ID:HzKEDPov
>>263
>1回出たものすら

お言葉を返すようですが、3回以上出たものを集めました。
265名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 01:56:45 ID:xDJbkSXd
ぶっちゃけマイナージャンルもいいとこなんで既出抜きだと即落ちると思うが
266名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 01:57:32 ID:yC9J/5iO
>>264
ほう、それならすまんな
で、お前はどうしてふたばのスレの自治をしたいのかな
267名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 01:59:20 ID:HzKEDPov
いや、ただ荒れると見てて嫌だからそうならないように…って思っただけ。
別に仕切りたいとか思ってるわけじゃないので。
268名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 02:00:33 ID:5HAEVXOq
何つっかかってるんだこいつは
現地でそういう話があったってだけだろ?
269名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 02:18:02 ID:UybIHCiJ
このスレに貼るより向こうに直接貼った方が良いと思うんだが
270名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 02:23:27 ID:jPTbpqrv
「ここから支援に行く人は」と書いてあるんだから
そんなに噛み付かなくてもいいと思うけどね

>>262
取り忘れが何個かあったからありがたい
271名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 02:31:05 ID:/6a21gcm
つくづくこのスレは沸点が低いな
272名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 02:35:04 ID:UybIHCiJ
>>270
今までにも向こうで何かあったりしたときに無理やりこのスレの住人のせいにしたがるの(それも明らかにこのスレの住人なんだけど)とかが居たりしたから
ちょっと過敏になりすぎてる部分があるかも

まぁこのスレの住人が気をつけるだけでも効果はあるかもしれないね、今後参考にさせてもらいます
273名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 02:40:17 ID:ExtkNnr5
なんかこの流れだと絡んでいる人間よりも絡まれている人間の肩を持ちたくなるな。
274名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 02:44:23 ID:dM5yVcbx
なんか馬鹿が数名紛れてるな。なにがしたいの?死ぬの?
275名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 03:02:19 ID:tKHhRDRT
コラ!喧嘩は止めなさい!
ほら、>>264君も自重してくれるかしら?さあみんな散って散って!

あと、>>264君は後で特別に言う事が有るから視聴覚室に来なさい。
以上!
じゃあ授業を始めるわよ……




申し訳ありませんでした……あの場ではああするしか……
276名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 03:10:20 ID:YALvXbld
そういやFBなるものがあるはずだけどすっかり廃墟だな、あすこは
277262:2008/09/09(火) 03:26:04 ID:HzKEDPov
ファイル選択ミス発見w
吊ってくる
278名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 03:34:11 ID:rJPSjRte
1220799108726.jpgだろ
ヘンだと思ったんだ
それにしても確かにほぼ毎回あがる画像もあるしな。
お疲れ様、参考にさせてもらうよ
279名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 03:44:12 ID:yHFScNAV
>>278
あるある。
何度オルステッドさんにキレかけたことか…
280名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 05:26:32 ID:JXKRoMRU
すんません、
ttp://bbs03.gazoubbs.com/2ji2nd/img/1209459558/142.jpg
これって何てタイトルですか?
281名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 05:45:41 ID:U08qyI9O
AIL / 魔ヲ受胎セシ処女ノ苦悦 だな
282名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 06:30:45 ID:JXKRoMRU
ありがとうございます
283名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 09:33:45 ID:QU7zNwhh
ふたばって既出とか気にするものじゃないんじゃないの?
284名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 09:36:26 ID:aVFBJvZU
壺の連中は未だにふたばを植民地だと思ってやがる
285名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 09:41:22 ID:U08qyI9O
気にしなーい
ちゅーか悪堕ちも増えてきたとはいえ、弾数が多いジャンルじゃないのに
既出貼るなって言い出したら貼るものが無くなるわい

あとふたばの事は向こうのスレで話し合おうな
286名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 10:10:22 ID:fGRWvEf5
そもそも該当かどうかすら怪しい画像も(ry
287名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 11:15:07 ID:nIsbi1iB
>>280
おまえは何も言っていない、いいな?
288名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 12:12:46 ID:1SLsDdsZ
>287
そういうノリ気持ち悪い
289名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 13:01:54 ID:3e0Im5vb
>>284
と向こうが勝手に思ってやがるんだろ?w
290名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 13:43:02 ID:dJWpTiMO
>>262みたいに暇じゃないんでこれからも勢いが無い時は既出もの貼るよ
291名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 14:07:04 ID:2utSq+mm
ほぼ毎週おこなっていれば画像が既出な時もあるだろう
しかたない
292名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 21:22:10 ID:NsvDkMW8
しかしログ上げてくれるのは本当にありがたいよ
293名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 23:06:27 ID:rBwdHsts
なんだかんだでふたばを見損ねた人も多いだろうし、いいんじゃない?
294262:2008/09/10(水) 00:55:37 ID:KpaUboz7
そもそも私は既出を貼るなと言ったのでは無いです。

自分は、少しくらい既出があったって別に気にならないし、少しでも盛り上げようとしてくださっているのが解りますけど、
先日のスレで既出ネタはやめて欲しいという人と、それに反論する人が現れて、嫌な空気になりかけたので、
せっかく毎週楽しく続いてるスレがこれから荒れるてくは嫌だと思ったので、
参考までにと頼まれてもいないのに調べて出すぎた行動を取ってしました。

しかもよく考えてみれば、日曜夜以外に建った洗脳催眠スレの画像とかも混ざってたし、
それに加えてファイルの選択ミスもあって、なんかいろいろ素人丸出しですね。
確かに自治厨気取ってました。半年ROMります、冗談じゃなく。
なんか、いろいろ済みませんでした。
295名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 00:58:28 ID:+bXpk9n2
>なんか、いろいろ済みませんでした。
だけ読んだ
296262:2008/09/10(水) 01:00:37 ID:KpaUboz7
>>295
やられると思ったよ^^;
長文スマソ
297名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 01:52:51 ID:hKHKWq7b
いちいちめんどくせー奴等ばっかだなこのスレは
298名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 02:18:55 ID:5kIzSyqe
くくく・・・
計画は順調な様だな、

男ばかりなのが問題だが。
299名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 04:03:48 ID:Fnv6EUOc
なぁに心配ない。
このスレにはTSに詳しいヤツがいるのも調査済みだ
300名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 06:45:21 ID:tzQ60Oa8
で、ID:yC9J/5iOはどこいった?
301名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 07:08:49 ID:/QBssrO+
終わった事をかき回すなんて>>300は何をしたいんだ
302名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 07:30:25 ID:6srWAvET
以下、何事もなかったように再開
303名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 09:26:28 ID:2W1qf98w
>>297
嫌ならスレに来なければいい。
304名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 12:10:47 ID:5kIzSyqe
>>300
くっくっくっ・・・
おまえの中に居るよ・・・
305名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 13:42:06 ID:vvSrLo8l
多重人格ってやつ?
表は正常だが裏はいつの間にか洗脳されて悪堕ちした自分とか。
306名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 13:49:52 ID:W6vQ8xeG
みんなは悪堕ちに萌えと感じるのはどういう原理なの?
307名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 13:56:01 ID:iVwOkfYW
理由付けをしようと思えば出来るが
属性なんてのは気付いたら目覚めていた以上の何物でもない気がする
308名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 14:15:46 ID:UWqNlEle
原理が分かったらノーベル賞ものだな
309名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 19:20:11 ID:Y2QCfyig
ギャップ
310名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 20:18:22 ID:2ZxSRZk2
>>306
タブーを犯す快感に似たものなのかも
311名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 22:02:18 ID:094BspqU
ギャップ+タブーを犯す快感
+メイク・衣装の変化等でたいてい色気が増す
ってのもある

もちろん現実世界では全く萌えないけどな
二次元だからこそ安心して萌えられる
312名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 22:47:14 ID:+FLLJpFx
馬鹿みたいな言い方だけど、
通常その人が絶対するはずのない行動や言動によるパラドックスに心惹かれる感じ
そんな理由だからなにも女性の悪堕ちに限らず、
世界全体が自覚無しにありえない服装したり、いろいろ誤認したりとかも大好きだったりする
小さいころから漫画とかでもその手のシーンを集中的に何度も見たりするあたり多分根っからアレ

ちなみに悪堕ち→元に戻るでも、その期間そのものが返って貴重になるから全然OKだったりするけど、
基本完全悪堕ちを好む人が多いこのスレにこういう奴はあんまいないんだろうなとは自覚してる
313名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 02:24:34 ID:OqAiV23M
背徳感かな
清純→堕落
正義→悪
天使→悪魔
とか
314178 永遠の夜の享楽:2008/09/11(木) 02:29:54 ID:Rk4u+o5y
夜分吸いません。本来なら猟血書いているはずでしたが、とあることがあったので突発的に書いてしまいました。
元ネタは超絶おもしろゲーム(笑)、『ロードオブヴァーミリオン』です。

「それで、あんたはあたいの手を借りたいっていうのかい?」

「………」

その言葉に、目の前に立っている女は無言でこくりと頷いた。
女がいうには、女は自分の兄の行方と『紅蓮の王』となるべく六つのアルカナストーンを求めて世界を彷徨っているらしい。
ま、紅蓮の王ってのはかなり眉唾だけれど、この女が持っている力は実際かなりのものだ。
これならば、力を貸してやってもいいだろう。こっちの目的にも役に立つだろうしね。

「…いいだろう。力を貸してやろうじゃないか」
あたいの肯定の言葉に目の前の女は僅かだが胸を撫で下ろしたように見えた。交渉がうまくいくかどうか読みきれなかったんだろうさ。
懸命だね。あたいだって何の益もなしにあっさり首を縦に振ったりしない。
「ただし、こちらにも一つ条件がある」

「…!」

おやおや、今笑ったカラスがもう泣きそうになっているよ。思わず首元を手で抑えたりして、そう思うのはわかるけれど、ちょっと複雑な
気分だね。
「安心しな。別にあんたの血なんか呑みたくはないさ」
そう、あたいは吸血鬼。といっても純粋な吸血鬼じゃない。
人間の親父と吸血鬼のお袋の間に生まれた、いわゆるダンピールってやつ。太陽だってへっちゃらだし、十字架だって恐くない。
血だって、欲しいかと言われれば絶対にノウ。今まで一度だって、人の血なんて飲んだことも無い。
そもそも犬歯だって普通の人間よりちょびっと伸びているくらい。八重歯って言えば通用するくらいのものなんだ。
とても喉首食い破って血を啜るなんてことはできっこない。
「あたいの条件はね…
もしもあたいのお袋に会った時、あたいにとどめを差させる事。それさえ守れば、あんたと契約してもいい」

「……!」

ん?目に見えて表情が明るくなったよ。そんなことでよかったのかって感じかい?
あたいにとっちゃ大事なんだよ!あんのクソお袋をこの手でぶっ殺すことが、あたいの長年の夢なんだからさ!

「………」

そうかい。いいってかい。まあそうだろうね。あんたに一方的に不利な条件じゃ、全然無いんだからさ。
「よし、契約成立だ。これからは思うがままあたいを使役するがいいさ。
てなところで自己紹介といくかい。あたいはダンピールのミナ。あんたは?」

「……リシア」

と、目の前の女は表情も変えず自分の名前だけボソッと言いやがった。本当に根暗な奴だね、まったく。
315永遠の夜の享楽:2008/09/11(木) 02:30:54 ID:Rk4u+o5y

『永遠の夜の享楽』

憤怒王国イーラの奥、永遠の夜の都と呼ばれる地域。
そこは、永遠に夜が続く吸血鬼の魔都。日が昇る時刻となっても決して日は昇らず、漆黒の大空を吸血鬼たちが我が物顔で飛び回っている。
そこに住まう人間達は意志の光をなくし、吸血鬼の餌として『生かされている』に過ぎない存在だった。
「ちくしょう…お袋め、やってくれるぜ」
ミナは胸くそ悪そうにボソッと呟いた。いつまでも朝が訪れないこの空間では、吸血鬼は無限ともいえる力を発揮する。なにしろ、日が昇
ることを恐れなくて済むのだからやりたいほう題し放題という訳だ。
ミナはイーラのこの地域が闇で被われた時、この変事を起こしたのが自分の母親だということを直感していた。何か証拠があったわけでは
ない。同じ血を引く者同士からくる直感のようなものだ。

だが、それが分かっていてもおいそれとそこに突っ込むわけにはいかなかった。いくら自分が吸血鬼狩りに特異な力を持つダンピールと言
っても、たった一人で永遠に朝が訪れないところで吸血鬼の群れに囲まれながら目的を果たすということが困難を通り越して無謀と言うこ
とは言われなくても分かっている。
だからこそ、リシアの提案は渡りに船だったのだ。
自分のほかにも強力な使い魔を保有しているリシアと一緒ならば、雑魚吸血鬼を蹴散らして母親のもとへたどり着くことも決して不可能で
はない。そうすれば、この手であのクソ親をぶっ殺すことも夢ではなくなってくる。
「気をつけなよリシア。ここはもうお袋のテリトリーだ。どこからなにをやってくるか分からないからね」
「……ええ。承知しているわ…」
ミナの言葉にリシアは、相変わらず気のない返事をかわしていた。
最初こそこのぶっきらぼうさにミナは閉口していたが、慣れるに従いそんなことはどうでもよくなっていた。リシアの使い魔の統率力はか
なりのものだったし、何より本人の戦闘力も人並みはずれている。
よくも人の身でここまで鍛えたものだと、正直感心してもいた。
(でも、今日のリシアはいつにも増して抑揚が無いね…)
何か引っかかるものを感じながらも、ミナは先頭に立って周辺を警戒していた。リシアの周りにはミナのほかに左右を使い魔が護衛してい
る。いくらなんでもそう簡単に奇襲を取られることは無いだろう。

その時、上空から一体の吸血鬼がケタケタ笑いながら降下してきた。
「ようこそ!第7のロード!永遠の夜の女王がお待ちかねだよ……!」

(永遠の、夜の女王?!)

この言葉に、ミナの瞳がギラリと光った。周りに纏っている空気もぞわぞわと逆立ち始めている。
さっきの吸血鬼は、まるで先導でもするかのようにリシア達の前をゆっくりと飛んでいる。
「リシア、どうやら周りに襲われるでもなく案内してくれるみたいだよ…。あたいのお袋の前にさ……」
「…そう、みたいね…」
武者震いに心がざわめいているミナに対し、リシアはやはり朴訥としたままだった。



「初めまして。第7のロード、リシア!そして、お久しぶり。かわいい私の子ども」
リシア達が案内された先、そこには漆黒のマントで身を包み全身を黒い扇情的なスーツで覆った、パッと見ただけでも周りの吸血鬼とは全
く異なる強大な雰囲気を放っている吸血鬼=ヴァンパイアロードの姿があった。
「…会いたかったぜぇ。お袋!そして待ちかねたぜ!あんたをこの手でぶっ殺せる、この瞬間をね!!」
お袋と称している吸血鬼を前にして、ミナは獰猛な肉食獣を連想させる顔立ちを見せながら、両手に持ったフルーレをジャキン!と前に振
って身構えた。
「あらあら、そんな野蛮な口の聞き方はなってないわよ。女の子なんだからもっとおしとやかにしなくちゃ」
「その姿でおしとやかなんて言える口だと思っているのかい!少しは自分の姿を鏡に向けてみやがれ!」
確かに、肌を露出させまくったその姿でおしとやかと口にするのはいささか場違いと言えなくも無い。
316永遠の夜の享楽:2008/09/11(木) 02:31:55 ID:Rk4u+o5y
「あのねぇ…。私が鏡に映らないってのはあなただって知っているでしょ。よくもまぁ人が気にしていることをずけずけと言うわね…」
そして、吸血鬼が鏡に映らないことも世間の常識である。当然ミナもこのことは知っているからいっぱしの皮肉として言ったのだろう。
不機嫌そうに頬を膨らませるロードに、ミナは剣を構えながらニタリと笑った。
「まあ、そんな悩みももうすぐなくなるさ。いや、何も考えられなくなるようになるんだからね!!」
正直ミナは、自分が勝つことを確信していた。いくら自分の母親の力が強大だとしても一対一の戦いなら遅れをとらない自信があったし
自分にはリシアとその使い魔が付いている。
母親以外の雑魚をリシア達が食い止めていさえすれば、確実に勝機は転がり込んでくる。

「ふふふっ、相変わらず可愛い子ね…。
いいわ、じゃあ遠慮なくかかってきなさい!あなたがどれだけ強くなったか、母親として見てあげるわ!!」

ロードはバサッとマントを広げ、その手に炎の魔法を纏い始めた。それと同時に、ミナも切っ先に魔力を集中し始める。
「リシア!周りの雑魚は任せた!!あたいはお袋の相手をする!!」
「…ええ。そうね……」


ドキュ


「え…?」
リシアの声と同時に、ミナの腹に熱い衝撃が走った。
何が起こったのかと自分の腹を見ると、臍のあたりから血に塗れたサーベルの切っ先が飛び出ている。
「……え…?」
何でこんなことになったのかと後ろを振り向くと、リシアが無表情のままミナの背にサーベルを埋めているのが見えた。
いつの間にか、他二体の使い魔の姿も消え失せている。
「な、なにをするんだいリシア……っガハッ!」
ミナの胸の奥から熱いものが込み上げてくる。それはたちまち口腔を満たし、吐血となってミナの口から外に溢れ出てきた。
たまらず片膝をついたミナを見てリシアはサーベルから手を離し、すたすたとまるでミナに興味が無いかのように前へと進んでいく。

「………」

そして、手を広げて待ち構えたロードにぽふっともたれかかっていった。
「リ、リシア?!」
「ごめんなさいねミナちゃ〜ん。この子、もう私のものなのよね〜〜〜。
ほら、リシア。あなたが私の所有物だと言う証拠を、あの子に見せてあげなさい」
「はい……」
そう言うなりリシアはミナのほうを振り向き、襟元をぐいっとはだけて見せた。

「………なっ?!」

そこには、今しがたつけられたばかりと思われる血が零れ落ちている二つの歯形が穿たれていた。
「い、いつの間に……」
「この永遠の夜の都に入ったすぐ後よ。
忘れたかしら?私ぐらいの吸血鬼になると、誰にも姿を見られずに忍び寄ることが出来ることを」
「…しまった!」
そう。高位の吸血鬼ともなると自分の姿を不可視の存在にして得物に擦り寄ることも出来るようになる。そのことは頭に入っていたはずな
のに、自分の母親が近くにいるという興奮からすっかり失念してしまっていた。

(ということは、あの時既にお袋の下僕になっていたってことなのか!)
317永遠の夜の享楽:2008/09/11(木) 02:32:55 ID:Rk4u+o5y

ミナは、いつにも増してリシアが無感情だったことにようやっと合点がいった。
あの時点でリシアは既にロードに吸血され、自由意志を無くした下僕にされていたのだ。
「私の領域に入ってきて、そんなことにも思い至らなかったのかしら?
いっぱしの吸血鬼ハンターを気取っていたわりには、意外とお間抜けよね。ね〜、リシア?」
ニタニタと勝ち誇った笑いを浮かべながら、ロードはリシアの体を抱きしめ喉傷のあたりをぺろりと舐めた。
「ふわぁっ……!は、はい……。本当に、バカで、笑いたいくらいで す……」
その感触に、リシアは今までミナに見せたことも無いような甘い笑みを浮かべ、ロードの手の中でその身を官能でくねらせた。

「くぅ……、畜生ぉ……」
そんなリシアの姿を見て、ミナの瞳からは悔し涙が溢れ出てきた。
ここに案内されること。それが既に罠だったこと。
いや、それ以前にロードがその気になればこの町に入った直後に自分を殺せたこと。それに全然自分が気づかなかったこと。
完全に弄ばれていたことを悟り、ミナの心に悔しさと共に虚しさがどんどん込み上げてきた。

今まで自分は、あのクソ親をぶっ殺すためだけにこの人生を捧げてきた。
が、ここまで鍛えたにも拘らずそのクソ親は自分なんか歯牙にもかけない力を備えて待ち構えていた。
だとしたら、これまでの自分の苦労は何だったんだ。
まるで無意味な、お遊戯ではないか。

「ちくしょぉーっ!殺せ!殺してくれーっ!!もう生きているのもいやだ!!早くあたいを殺してくれーっ!!」
腹に剣が刺さったくらいではダンピールは死にはしない。今ならこの場を逃げ出して捲土重来を計ることも不可能ではない。
が、ミナはもう全てに絶望していた。満を持して挑んだ相手に手をかける間もなくあしらわれたのだからその心の衝撃も並大抵ではない。
この屈辱をこれ以上心に残すぐらいなら、死んで全てを精算したほうがまし。そう考えるまでになってしまった。
「あらそう。じゃあリシア、楽にしておあげなさい」
「はい…」
ロードの言葉にこくりと頷いたリシアはそのままふらふらとミナに近づくと、サーベルの柄をぎゅっと握り、そのままズズズッとミナの体
か引き抜いた。
「ぐあああぁっ!!」
サーベルの刃に肉が絡まり内臓が引っ張られる激痛に、ミナは目をひん剥いて大声で悲鳴を上げた。
「………」
腹を抱えて痛みにのたうつミナを、リシアがサーベルを持ったまま無表情に見下ろしている。
「は…、早く殺せリシア!お袋の…、命令なんだろうが!!」
今にも気絶しそうな痛みの中で、ミナはリシアに言い放った。ロードの下僕になっているリシアに何か言って聞くとは思えない。
が、悪態の一つでも言ってやらないとどうにも気が治まらなかった。
「早く…しろリシア!これ以上人を苦しめて楽しいか!!」
「……いいえ」
ミナの必死の怒鳴り声にリシアはようやっとサーベルを振り上げ…
自らの手首を、すいっと撫で切った。
「……?!何してるんだ、リシア……」
「……あなたを、楽にするの…」
そう言うと、リシアはサーベルを捨ててミナの前にしゃがみこみ、失血で青ざめるミナの体をやさしく抱き上げた。
「…んっ」
そして、血がボタボタ零れる自らの手首をミナの唇へとあてがった。

「?!んんっ!!」

半開きになったミナの口に、リシアの血がとろとろと流れ込んでくる。
その味は、人間の血など飲んだことの無かったミナの口に今まで味わったことの無いほどの甘露をもたらした。
(な、なにこの味……甘い……。なんて、甘さなの……?!)
あまりの美味しさに、ミナの目の焦点はボーッと曇り青ざめた肌にポッと赤味が差してきている。
318永遠の夜の享楽:2008/09/11(木) 02:33:54 ID:Rk4u+o5y
「んぅ…ピチャ、ピチャ…。おいひぃ…。おいしいよぉ……」
後から後から溢れてくるリシアの血にミナは陶然としながら、舌を忙しなく動かして血を嚥下していた。
その姿を、ロードはせせら笑いながら眺めていた。
「どうかしら?人間の血の味は。あなた今まで血なんて飲んだことも無いんでしょ?
なんて勿体無いことをしていたのかしら。これ以上の美味なんて、この世には無いのに、ね。
どうかしら?『人間の血を味わう』気分は?」

(……ハッ!)

『人間の血を味わう』。この言葉が、リシアの血の味に酔っていたミナの心に冷水を浴びせ掛けた。
そして、自分が嬉々として血を飲んでいることに例えようの無い衝撃を受けていた。
「…や、やめろリシア!!」
思わずミナはリシアをドン!と両手で突き飛ばしてしまった。ダンピールの膂力で5メートルほど吹き飛ばされたリシアはそのまま地面に
蹲って倒れてしまっている。
「あらもったいない。もっと飲んでいてもいいのに…。美味しいでしょ、リシアの血は」
ロードの挑発的な言葉に、ミナは怒りで全身を震わせながら立ち上がった。
「やかましい!あたいは…、あたいは吸血鬼じゃない!!血なんて、呑みたくも無いんだよ!!」
「ふふっ…。口ではそう言っていても、体はそうは言っていないわよ。
ほら、さっきのあなたの傷……。もうすっかり癒えているじゃないの」
そう言ってロードはミナの腹部を指差した。
「!」
確かに、先ほど突き刺さっていたサーベルの傷は今では区別がつかないくらい治ってしまっている。
「あなたは吸血鬼と人間のあいの子。人間でもあり吸血鬼でもある。だから、人としても吸血鬼としても認められず、人として認められた
いが為に吸血鬼を狩り、人間の証を立てようとする…」
「それがどうした!」
「それって、虚しくない?何故人間ばかり立てようとするの?
私たちの側に立ってみても、いいとは思えないの……?」
ロードはミナへ哀れみの目を向けて語りかけてきている。
いや、それは哀れみと言うより親が子に向ける愛情を持った表情とでもいえようか。
「うるさい!お前達の側に立つなんて、真っ平ごめんだね」
「でもあなたは知ってしまったはずよ。人間の血の甘さを。人間の生命の味を」
「黙れ!それ以上喋るな!!」
ミナは吶々と喋るロードにフルーレを振りかざした。
が、その表情には決して余裕は無い。

(これ以上、こいつの言葉を聞いていたらヤバイ!)

ミナの心に宿ったそういう気持ちが、焦りとなってミナに剣を構えさせていた。
「ねえ、母さんは悲しいのよ。こうして、親子で争う関係が…」
ロードが音も無く歩き、ミナのもとへとにじり寄っていく。
「やめろ……。来るな……」
ミナの持つフルーレの先がカタカタと震えている。
「だから…、あなたも私と同じ道を歩みましょ。ここなら、いつまでも永遠に親子で仲睦まじく暮らすことが出来るわ…」
「や、やめ…。刺すぞ。刺しちまうぞ!!」
だが、ミナの手は震えたまま動こうとはしない。
そして、遂にロードはミナの手の届く範囲まで来てしまった。
「さあ、もうそんな物騒なものは捨ててしまいなさい。ここでは、そんなものは必要ないわ」
「あ、あぁぁ……」
ロードの真っ赤な瞳がじっとミナを捉えている。その眼に射抜かれると、まるで言う事に全て従わなくてはならない。そんな気になってくる。
吸血鬼の魔眼には抵抗力があるはずなのだが、今のミナにはその抵抗力の前提になる精神力がすっかり萎えてしまっていた。
319永遠の夜の享楽:2008/09/11(木) 02:34:55 ID:Rk4u+o5y

母親に与えられた屈辱
あっさり下僕にされたリシアの衝撃
そして、知ってしまった血の甘さ

カラン、カラン…

足元に転がる二つの音。ミナが持っていた二振りのフルーレがいつの間にかミナの手を離れていたのだが、今のミナにそれを自覚していた
のかどうか、それすら疑わしかった。
「いい子ねミナ……。聞き分けのいい子どもを持って、母さんは嬉しいわ」
「か、かぁ……さん……」
目を見開いたまま固まっているミナの目の前で、ロードの口がカッと開かれる。
その口の中には、これ以上ないくらいに美しく光り輝く牙が顔を出していた。
「安心なさい。あなたを下僕にするわけじゃない。
ただちょっと、私たちの血を目覚めさせるだけだから……」
耳元で優しく囁いたロードの牙が、つぷぷとミナの首筋に埋められていく。

「あ……あっあっあ!!」

その感触に、ミナは喜色で顔面を彩り体を悦びに戦慄かせた。
「んっ……ふぅぅ……」
ロードの牙はミナの血を吸うのではなく、逆にミナの血管にロードの力を流し込んできている。
夜に生きる、吸血鬼としての力を。
「うああぁっ!な、なんだこれ!体だが、体がぁ!!」
その力が体の中を蹂躙するたび、ミナは全身をビクビクと震わせ流し込まれる力に翻弄されていった。
その力の影響で、自分でも知らぬうちにその体は吸血鬼のそれへと変化しつつある。
紅い瞳、青い肌。そして、獲物を捕らえる長い牙。
が、そんなことに気づく余裕もなくミナはロードの力に蹂躙され続け
「……ぁ」
とうとう、耐え切れず気を失ってしまった。

ミナが動かなくなったのを確認してからロードは、その長い牙をミナから引き抜いた。
「よく頑張ったわねミナ。これであなたも目覚めた時には、私たちの仲間入りよ。
これからは親子で楽しく過ごしましょう。終わらない夜を、永遠にね……」
聞こえていないはずのロードの言葉に、ミナはにっこりと微笑んだ。様な気がした。



「んっ…」
軽いうめき声をあげ、ミナはゆっくりと目を見開いた。
その視界に入ってきたのは、愛しい母親と一体の餌。
「おはようミナ。そしてようこそ、永遠の夜の世界に」
ロードのもったいぶった仕草に、ミナはクスッと微笑むとわざと同じように返した。
「おはようございます母さん。そして初めまして、終わりなき夜の世界」
その口元からは、母親と同じように真っ白な牙が収まりきらずに覗いていた。
「ようやっと私のもとに戻ってきてくれて、母さんはとっても嬉しいわぁ。
だから、この子はあなたへあげる。夜の世界の住人なったあなたの、最初の獲物よ」
そう言ってロードは、ボーッと立っているリシアの背中をとん、と押し、ミナの下へと導いた。
「ミナ様……。どうぞ好きにしてください……」
ミナの前で、リシアがその瑞々しい肌を曝け出した。若々しい生命の匂いがミナの鼻腔をつん、と刺激してくる。
320永遠の夜の享楽:2008/09/11(木) 02:39:02 ID:Rk4u+o5y

「あぁ……」

その姿に、ミナは思わず溜息をついた。
何故、自分は今までこんなおいしそうなものを目の前にありながら放っておいたのだろう。
よくも今まで我慢できたものだ。いや、それがとてもおいしいものだと言うことを今の今まで気づきもしなかった。
なんと言うバカなことだろう。もっと早く気が付いていたら、母親につまみ食いされることも無く自分ひとりで独占できたものを。

(もう…、我慢できない!)

ミナは一刻も待ちきれないと言った感じでリシアの華奢な肩に抱きつくと、涎が糸引く口をガッと開き、痛いまでに疼く牙を煌かせて
リシアの白い肌に思いっきり牙を突きたてた。
「んんんんぅっ!!」
皮膚を食い破り、血管を貫いて溢れ出てきた血は、それまでに食べてきたどのものより、甘く美味しかった。

「そうよ。心の思うままに血を、快楽を貪りなさい。まだまだ夜は長いわ。
何しろ、永遠に明けることが無いんですからね……。ホホホホホッ!」
目を血走らせてリシアの血を貪るミナを見て、ロードは面白おかしそうに嘲笑していた。



以上です。
つい先日ロード様を引けてしまい、思わずSSにしてしまいました。
ゲームとしては未完成な部分も多い作品ですが、カードの暗い雰囲気は自分は好きですね。
そして、吸血鬼系は3カードあるのですが、全て女性というあたりスクエニはわかってらっしゃいます。
自分、もちろん不死使っていますよ。ロード様も組み入れてみようと思っています。
それでは失礼…
321名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 02:46:54 ID:+3gpJTw2
>>320

ロードオブヴァーミリオンどっかで見た気がするが
とおもったらこれゲーセンのやつか
322名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 03:28:02 ID:o/xh+jA4
>夜分吸いません。
吸ってるじゃないですか!
323名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 12:57:46 ID:cGPEne4p BE:14069546-2BP(88)
今度出るこれの新バージョンだとヴァルキリープロファイルやドラッグオンドラグーンからもキャラが出るそうですね
出来るか?何かネタ
324名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 16:37:19 ID:2tDlhf27
ゲドノベのカリン2今キルタイムのサイト行ってみたけど通常コスに戻ってた。                        悪コスにはならないのか?
325名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 18:28:13 ID:FY/9Scih
326名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 18:52:12 ID:RA/KNByU
GJ。吸血鬼良いよねっ(二重の意味で)。なんか旨い酒が貴方とは飲めそうだ。
327名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 20:23:18 ID:ogcvzPdm
吸血鬼モノといえば今週のマガジンの読み切りがそうだな
ギャグ漫画だが
328名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 23:08:26 ID:dZ5fOAUg
あれが女子高だったなら……w
329名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 02:47:52 ID:fldoBcYI
女子高生吸血鬼
さっちんか!
330名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 09:04:54 ID:gqd4s1YG
エヴァですね
331名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 09:15:39 ID:gqd4s1YG
中学だったw/(^o^)\
332名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 11:10:18 ID:RVgVenHO
>>320
GJ!
しかしロード様のお姿は(いい意味で)けしからんとしか言いようがない
>>323
作品は混ざるわ、悪堕ちとは微妙に違うわ、
本人にその気があるのかないのか分からんわで正直微妙だが、
ハーレム状態になっている不死者の王を想像してしまった
333名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 15:40:53 ID:twfy4Zb3
アクエアル2読了
いきなりネタばれ。
二次元エンド
悪人格が、序盤しか出てこない。
334名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 20:10:13 ID:4SHqYQxg
政権を民主党が握ったら…って考えると日本が悪に堕ちる感じがして興奮する…
335名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 20:11:46 ID:2Tov+Q+s
これは既に堕ちてますね
336名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 20:24:28 ID:gG0ROLLQ
2まで出るやつは大抵二次元エンド
337名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 23:57:39 ID:F7uTTkx9
昔、どこかでラング3のフレア姫がラグの虫に操られてラフェルの都を焼き払ったり、
督戦隊を使ったりしてたSSを読んだんだが、どこで読んだか思い出せない。
誰か知ってる方居ません?
338名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 01:19:52 ID:e9nrf2JJ
スーパージャンプの警視庁美人局にサンダークラップス(エロゲー)ばりのミイラ奴隷ネタ有った
339名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 03:07:56 ID:oNq8FFh6
>>337
ラング4のレイチェルがボーゼルに洗脳されて猫みたいに媚びてた小説思い出した
しかし場所は忘れたごめん
340名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 07:07:51 ID:dWEKyv0H
洗脳後に現れた人格が冷酷非情なんだけど敵側の子供にも好かれ部下の面倒見も良い優しいお姉さん

洗脳前が残忍・残虐・無慈悲の三拍子が揃っていて赤ん坊でも平気で虐殺し部下でも気に入らない奴は殺す極悪人

なんて洗脳して見たら良い人なっちゃったってパターンは少ないよね
341名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 07:12:06 ID:S64+dR4D
最近「〜よね」で終わるレスを良く見る気がするがどう反応していいか分からん
342名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 07:26:22 ID:31p5emXR
同意を求められ適当に相づちを打っているうちに洗脳される。
343名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 07:52:48 ID:xaRrFz+3
なんか浄水器とか、羽毛布団を売る商売みたいじゃんかよ。_| ̄|○…
344名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 08:40:27 ID:s8GsmBFC
DAYONE♪
345名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 12:14:34 ID:ge4LJm/u
ダヨ〜ン♪
346名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 15:55:54 ID:oQlDNulH
そんなもんダヨ〜ン♪
347名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 16:01:04 ID:dWkcLwMU
ナンカ イイノハ ナイノ〜?
348名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 19:17:29 ID:ff0XrBj2
そういやアルピン3は結局外れだったのだろうか
349名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 20:20:42 ID:lKDfdgtQ
>>341
安心しろ、おそらく同じやつだから。
たぶん前に日本語がおかしかったやつでファイナルアンサー
350名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 21:55:52 ID:BUkfYk76
だれかメーテルレジェンド見たことある奴いないかな?

999の昔の話なんだがその中のプロメシュームがいい感じに堕ちるんだが…

堕ちた後はあれだけど堕ちる過程はなかなかだった気がする



351名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 00:39:20 ID:09SctWgy
コンシューマソフトだが、Xbox360のインフィニットアンディスカバリーに
悪堕ちがシステムとして存在したぜ!
見た目も性格も変わってなかなかいいんだが、戦闘中、条件満たして堕ちた瞬間に敵判定
あっという間に主人公殺されるから鑑賞してるヒマがないのが玉に傷だが・・・
352名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 00:55:47 ID:faD0KUPw
痴漢乙
353名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 03:27:21 ID:5SEAC2pH
>351
おお、詳しく知りたいな。画像など探したい。
混乱みたいな状態異常の一種?
354名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 03:35:32 ID:09SctWgy
ネタバレなんでもしプレイしてる方いたら注意


PTメンバーの大半が月の加護を受けた魔法(月印というもの)を使うんだが、
「月の雨」という光の雨が降ってるマップで、月印を持ってるキャラ連れて回してると、
光の翼が生えて来て徐々に大きくなる(月の雨は人体のキャパ内なら調子や体調が良くなるが、オーバーフローすると悪影響)

オーバーフローすると
「反転」現象でリバスネイルっていう黒い翼背負ってオーラ纏って微妙に形変わったエネミーになる。

ヒロインセリフ抜粋すると
「私がいるんだから安心しなさいよ、バカペル!」「もう、私がいないとなにも出来ないのね」
と言った戦闘中のセリフから反転すると突然高笑いと共に「私の前に跪きなさい」だかなんだか言い出す。



ゲハでもないのに痴漢言われてちょっと悲しいぜ・・・
355名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 04:12:01 ID:vIDbV3NN
>>354
ニコ動とかで変身前後のおすすめ動画とかあったらおしえてほすい。
356353:2008/09/14(日) 04:50:20 ID:5SEAC2pH
>354
サンクス。いいねえ。

>348
はい外れでございました。
俺を期待させたサンプル画像の実態は、
黒くしたコスチュームを着せられてるだけだった。
いいデザインなのになあ。
357名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 08:39:19 ID:FiMX0WFO
記憶の操作や精神操作による悪堕ちで一番、理想の形なのは

ちびうさがブラックレディになったパターンな自分が居る
358名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 11:49:31 ID:wsunyfFi
またお前か
359名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 11:51:18 ID:MX4ZGap/
だめだこいつ、早く(ry
360名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 12:06:26 ID:09SctWgy
>>355
Disc2になってストーリー中で男がリバスネイル化するから探して見るといいかもしれん。
他のキャラはそれ以降反転するようになるが、抑制アイテムとかあるからプレイ動画とかだとなかなか見れんと思う。
好きなキャラ育てられないとか不満多いシステムだが、俺は興奮したぜw
361名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 12:16:17 ID:Faoo1n+g
>>354
台詞から釘宮臭がするんですがまさかまたですか?
362名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 12:31:43 ID:LW/ZW4ai
>>361
なばですよ
363名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 12:31:51 ID:09SctWgy
生天目仁美だな。釘宮は盗賊少年役で出てる
364名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 12:40:08 ID:D/pwyNFd
なば→ヒロイン役 = 嘔吐 ってのは俺だけか
365名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 15:16:48 ID:UfqZbpwb
セイレーンが強制制御プログラムを注入されて操られてました。
366名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 16:44:17 ID:8201YLej
せっかくの連休だというのにようつべでMC動画漁りに時を費やしてしまった
ワイルド7の真理アンヌが美しすぎる
367名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 17:53:30 ID:cggiz3+2
俺は実写よりアニメかな
セイバーキッズのラン姉ちゃんみたいけどうpされてねぇ
368名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 19:43:07 ID:D9slWohY
369名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 20:10:37 ID:74/mO+p5
誰だよ、むこうで既出禁止とか言い出したやつは
2chとふたばはお互いに不干渉。
ただでさえ敵視されてるんだから、一存で勝手に決め付けるなよ
言った奴は謝れ。謝らなければ、俺がかわりにふたばスレに謝っておく
370名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 20:11:46 ID:FjLNCjfq
こんなだから「壷は〜」と言われるんだよなぁ
371名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 20:19:54 ID:faD0KUPw
お互いに不干渉なのになぜかこっちで自治してたね
372名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 20:20:26 ID:ZIbo3Eh/
自治してたやつが腹いせに書いたんじゃねーの
373名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 20:38:02 ID:oipU4I7L
画像も貼らずに喚いてるだけだしただこっちと向こう両方荒らそうとしてるだけだろうな
どっちも見てる奴は両方の関係なんて普通意識してないし、無視するに限る

しかしなるべく既出じゃないようにとは思ってるが残弾がすぐなくなっちまう
374名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 20:40:22 ID:D/pwyNFd
荒らしってかクレクレだよな
375名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 21:13:41 ID:LW/ZW4ai
不干渉とか言いつつふたばでの出来事をこちらに持ち込む>>369
376名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 21:15:53 ID:pbj85KWO
そりゃあ、敵視されてるから言うななんて、荒らしから見ると上島の押すなよ!と一緒だからなw
最初に既出云々言い出した奴が悪い
377名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 21:46:40 ID:wsunyfFi
>>369->>376
消防の会話かと思った

それより悪堕ちssを全裸で待つ
378名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 22:14:16 ID:MeJssdBc
>>377
風邪ひくなよwwww
379名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 22:23:59 ID:BYxynvub
>>377
こういう奴がもっと増えてくれればいいんだけどな

ほら、
つネクタイ
380名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 22:29:01 ID:MeJssdBc
つ靴下
381名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 22:35:56 ID:D/pwyNFd
つ葉っぱ
382名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 22:37:08 ID:gnEm+uSb
つ座布団
383名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 22:43:54 ID:AvgTdi8i
っ粗茶ですが……。
384名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 22:51:43 ID:Rl7EtLsa
つラバースーツ
385名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 22:54:24 ID:nxedpf80
服来ちゃダメだろw裸って言ってんだから。                っ手ぬぐい
386名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 22:55:12 ID:GGj8iEyv
つ いかにも怪しそうな液体
387名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 23:00:05 ID:NcYE4it9
つ首輪
388名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 23:09:49 ID:cggiz3+2
つヘッドホン
389名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 23:24:09 ID:ERZNPw3V
今日のはもう墜ちちゃったのか、、?
390名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 23:25:53 ID:KX5EQJfq
391名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 23:34:34 ID:oipU4I7L
つヘッドギア
392名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 23:42:06 ID:Nk9LtLwO
つ 魔剣
393名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 00:10:07 ID:FGnUET8d
SSのレス数が多いと文句言われて叩かれる。
レス数が少ないと表現しきれないため評価されない。
これじゃあ作者が書く気にならねぇのも当然だわ。
394名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 00:15:09 ID:+o6Q+HcY
なんか新しいのねーのか?
395名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 01:13:44 ID:99bw1sQj
結論
レス数多くても全然おk


俺はとにかく全裸で待つ
風邪を引いてもな
396名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 03:05:07 ID:sCgJZXFf
知ってるかい?もう秋になったんだぜ・・・?
397名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 07:23:33 ID:6gZR/Jc4
洗脳とは意味合いが違うような気もするけど
三国無双の黄巾党も洗脳の部類に入るのだろうか?
398名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 08:33:36 ID:agXioyIx
洗脳じゃなくて扇動だな
399名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 11:37:44 ID:3kfXuTce
これだけSSが出てるんだから不作ってこともあるまいよ。
数スレに渡って出なくなるようなら不作かもしれんが。
400名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 15:29:07 ID:YnqeKSY0
401名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 15:37:25 ID:B22FV6Hu
いいえ、ケフィアです
402名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 16:32:58 ID:T3udiFTx
>>400
ジャスティスブレイドを推しといてソルディバンをスルーってのは正直どうかと思う
403名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 16:40:17 ID:zcitTbre
親友のヒロインAとヒロインBがいて、ヒロインAが敵に捕われて洗脳されてしまい、ヒロインBを執拗に狙い始める。
ヒロインBはヒロインAを元に戻そうとするのだが手を出す事が出来ず、ヒロインAにひたすら暴行を受けてしまう。
我慢の限界を迎えたヒロインBは殺気に満ちており、ヒロインAを完膚なきまでに叩き潰し、瀕死の重傷にまで追いやる。
ヒロインAは洗脳が解けヒロインBも正気に戻るのだが、ヒロインAは何故親友にこんな目に遭わされたのかという恨みのような
思いをヒロインBにぶつけながら死んでしまう。
これがきっかけでヒロインBが自暴状態となり、そのまま悪堕ちしてしまう。

そんな夢をさっき見てかなり気に入ったんで、似たシチュの作品何かないかなー と思ったらペルソナドライバーそのまんまだった。
404名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 17:18:01 ID:zgYgJRSx
Dグレで“肉体を持たない怪盗”ってのが登場したから
教団の誰かがとりつかれる可能性出てきたな。

まあ怪盗自体は悪じゃなさそうな上にコスがダサいのでこのスレ的には微妙かも知れんけど
405名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 18:19:48 ID:kglWkEZT
>>404
その系統だとミストバーンでずいぶん抜いた記憶がある。
って言うかヒュンケルとかどうでもいいからあの姿でバーン様にお仕えしろよとか考えたもんだw
406名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 18:27:23 ID:6JvwNw1j
マァムの方が良い
407名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 19:27:54 ID:6HnndcV/
ミスト化マァムとか歌姫としてバーンに仕えるレオナとか
色々妄想してしまう
408名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 19:31:31 ID:Oz6wOXTO
>>400
ジャスティスブレイドはともかく他は悪堕ちと言うには微妙に同意しかねるなあ
それはただの催眠→性奴隷化じゃあないですか
409名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 20:49:46 ID:T3udiFTx
>>408
同意
まぁ好きか嫌いかと聞かれれば好きなんだけどね
410名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 20:51:52 ID:tDF3t0RT
>>400
世の中にそれしか悪堕ちが無かったら俺達はとっくに滅んでる

ってか勉強不足にも程があるだろ
411名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 21:00:11 ID:YnqeKSY0
>>408
ええ?一番上の小説は俺の中でザ・悪堕ちなんだけど
たしかにあの章だけだとわからないけど
ttp://zaxon.80code.com/tmp/novels/jewelangel07.htm
ここまで読むと悪堕ち度が増す。

>>410
エロゲーあんま詳しくないんだよ。秋葉原まで行かないと売ってないからな。
秋葉原でも売ってないのは売ってないし。
412名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 21:08:09 ID:7Z4SEBPh
こういうのはスルーしといた方が良いと思うなぁ
413名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 21:26:54 ID:YnqeKSY0
ちなみにここで言われてたエロゲーで
悪堕ちっぽそうな
ttp://www.alicesoft.com/haruka/index.html
ttp://www.alicesoft.com/escalayer/index.html
は買ってみたんだけどあんまツボにはまらん買ったな。
悪堕ち後が書かれてないと悪堕ちの意味がないし。


ttp://www.alicesoft.com/night/index.html
これは悪堕ち要素すらなかった。
414名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 21:30:44 ID:E/2cJRPz
まぁしょっちゅう起こる流れではあるんだけど
この板の趣旨を再確認

エロパロ【この板の趣旨】
一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。

元より年齢制限つきのエロゲに関する談義は実は板違い
415名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 21:32:05 ID:pmaP61yQ
うーん、その類でいうなら漏れはやっぱりこれだな。
ttp://zaxon.80code.com/tmp/novels/crystalrose01.htm
特にこの第一話にはお世話になった。
二話め以降は付け足し感が多いけどね。
416名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 21:39:14 ID:V7GwXO8F
どうでもいいけどいちいちURL貼らないでも
タイトル言えばわかるんじゃねーの
417名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 21:41:30 ID:6JvwNw1j
いらない人は開かなければいいだけだから
貼れるなら貼った方がいい>URL
418名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 21:44:59 ID:B+Lcoh1Q
>>411
後付けでエロゲーに詳しくないとかみっともない言い訳するぐらいなら
結局〜とか手前勝手にまとめるような発言嬉しげにしてんなよ
419名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 22:09:00 ID:99bw1sQj
なんでこのスレって沸点低いのが多いんだ、って思ってたけど
なるほどね住人に嵐が潜んでるんだな
420名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 22:11:54 ID:LpSph52+
つ悪堕ちwiki
421名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 23:56:07 ID:BLo2Frnl
この流れ、私には分かる…
この中に正義の味方が紛れておる
あとは分かっているな皆のもの…
422名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 00:10:09 ID:OlWHO/yM
>>419
荒らしをしている人は文体や無茶な論理をしている特徴からすぐに解るよ
この流れでもよく見ればどのスレ番号か解るハズ。
423名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 00:17:48 ID:hOUsCS0r
えちシーンがないと どうにもこうにも・・・
424名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 00:23:33 ID:MbrOl/HE
まぁまぁおまえら。そんなことよりMAIKAの新作の変身姿がヘルメットなしになった事について話をしようぜ。

正直見た瞬間これはイイと思ってしまった。やっとわかってくれたかMAIKAって感じだ。
425名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 00:51:09 ID:StdpeC6R
>>424
ヘルメットのがいいだろう・・・・・・
426名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 00:56:11 ID:q6mZbhjF
無しは無しの、メットはメットの良さがあると思うのよ。
魔法少女っぽいコスチュームにはメットは合わない気がするので、今回のは無しでいいと思った。
ただ、JBやソルディバンはメットあったほうが……。
427名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 01:08:19 ID:BUNNGEFs
悪堕ちは…特にエロゲーなんかは妥協と脳内補完が重要なんだ……
それに、当たりを引いた時の喜びといったら…もう…ね

スレ住人は8割のガッカリと2割の幸せで生きてます
428名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 01:11:44 ID:KqDrz+RY
>>426
でもソルディバンは堕ち後のHシーンではメット外して欲しかった。
429名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 01:29:23 ID:zQXj7XRy
個人的にはメット無し派なんで良かった
まぁメット有りでも悪堕ち後はメットが悪っぽい髪飾りに変わるとかなら全然ありなんだけど
というか顔さえ見えれば良いんだけど

>>427
初めて闇の声のサイトを見たときの喜びは凄かった
430名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 01:43:23 ID:3rUbw5V1
ソルディバンで論議するところはメットのあり、なしじゃない
真に重要なのはなぜ悪コスが黒コスだったのかというところだ・・・・シチュは最高だったのに
431名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 03:17:20 ID:6sVImRPN
そういやオトメットに操られがあったような……
432名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 06:54:01 ID:NrG0vl2Q
Maika、今度こそちゃんとした悪コス用意してんだろうな?
これは色違いじゃ許されんぞ
433名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 08:56:24 ID:j3WkU9UB
激しく同意

できれば俺は今の変身コスも、もっと露出を抑えてほしいなとか思ってるんだが
みんなはどうだ?
434名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 08:58:48 ID:7TJAku80
てかMAIKAの新作悪堕ちがあると判明してないのでは?

個人的にはあってほしいと思うのだが…
435名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 09:45:03 ID:KD1vmyKH
>>433
色魔っぽいのではなくもう少し威厳のあるコスがあっても良いとは思う
Hシーンになればどうせ部分的に出すとこは出すしね
436名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 10:05:03 ID:2yK5TW+X
>>434
きっとあるさ。あるに決まってる

・・・あるよな?
437名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 11:20:00 ID:j3WkU9UB
>>435
そうなんだよ。エチシーンになると出すとこ出すんだしなぁ
今回もへその辺りとか露出しまくってるのが気になる
アイサイみたいに露出が大きくて悪コスがあっても魅力なしじゃ買おうとも思わないし
438名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 21:58:19 ID:StdpeC6R
変身コスは露出少なめで、悪堕ち後は露出多めくらいがいいな

ただ、俺はゆったりで体のラインも見えないくらいの服が好きなんで大衆受けは良く分からん
439名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 00:10:29 ID:Z1VAFK+G
別にゆったりした服じゃなくてもいいけど、
変身は露出少なめ
悪堕ち後は露出多めはガチ
440名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 00:17:02 ID:OHu9LyLZ
多めっていっても多すぎるのはかんべんな
痴女じゃねーんだよと
441名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 01:28:49 ID:CYsWbrJQ
悪コスにそれぞれこだわりがあるのがスレ住人の特徴だよなw

俺は悪さと黒さとエロさと品を兼ね備えた悪コスがいいな。
442名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 12:30:40 ID:teljmrbM
ディスガイアのエトナみたいなタイプの悪魔が
ロボトミーみたいな手術を受けて「天使の手に堕ちてマグロ目で真面目になる」
はこのスレ的にどんな扱いになるのだろうか
実例ではデビチルのレナに近い形だな
443名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 12:42:02 ID:Ekqn859e
ロボトミーとかやめろ
444名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 13:08:25 ID:jEVAfcTb
あの天使の女の子が敵の悪魔に捕まえられて悪魔化したほうが興奮しないか?
445名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 14:21:22 ID:NSM39HQ2
ロボトミーも悪魔→天使もOKだぜ俺は
ただ真面目になるというのがちょっと気にかかるな
盲信的ならアリかな
446名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 14:40:22 ID:eO61H/Zq
悪人を嬉々として殺戮する天使ですね。
447名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 15:03:19 ID:Z1VAFK+G
うーん…天使になるってだけで例えシチュがよくても俺の悪堕ちセンサーからは外れるなぁ
天使=善人みたいなイメージは強い
448名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 15:27:51 ID:Fdk18dQr
インアンの例の動画みつからんなー
449名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 16:32:10 ID:7XNsWh9I
>>447
いわゆる正義堕ちって奴だな。
ギャップはあるかもしれんが、漏れも好きにはなれないな。
450名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 19:02:11 ID:xfYfATDd
正義堕ちという側面以外に、
自由でカオスな存在な悪魔が、神に従うロウな存在な天使に堕ちるという側面もあると思う
なんというか、戦闘員みたいに整然と命令に従う存在になるというか、
人格も個性も否定された量産型にされるというか・・・

なんか天使ってそういうイメージがあるわ
真女神転生の影響か
451名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:43:22 ID:8sZMxgLs
たまに正義堕ちって使う人いるけど
悪→正義じゃ堕ちてないだろ
ただの改心じゃね?
452名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:45:05 ID:YRRF6LA9
新興宗教あたりじゃね? >正義堕ち
453名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 21:56:32 ID:AkuiUYLR
>>451
激しく同意
あれが悪堕ちとか・・・寝言は寝て言えよって感じだな

悪堕ちは王道でいいんだよ。王道で
454名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 22:03:02 ID:mKMR1JjG
>>448
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4626737
本編の野郎のだけど
455名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 22:39:49 ID:LsHa7S4O
>>452
ガン×ソードに出てくるミギャーを思い出した
でもアレは一種の悪堕ちだしなぁ
456名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 22:41:11 ID:+OMqVV02
ディスガイアのアニメですね
わかりました
457名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 23:48:14 ID:dKOF8IJr
天使化っていうと規律とか節制とか思い浮かぶけど、
そんなん堕ちじゃないもんな。
喜色満面に悪魔を虐殺するとかだったら堕ちかもしれないけど、
そんな天使は…アリか?

やっぱり悪堕ちが一番しっくりくるんだよ。
458名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 23:49:17 ID:qBxVg4Ar
改心は改心でも機械とか使って強制的に正義派に思考操作されたなら
ソレは正義堕ちといっていいのではなかろうか
そんな外道な正義は今まで見たことないが
459名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 23:56:59 ID:tmyiVyUj
神の名の下に、と言いながら
悪魔をバッサバッサ粛清する天使か
返り血を浴びて愉悦の表情とか
460名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:16:19 ID:id9dfIHO
重要なのは正義堕ちとか悪堕ちじゃない

それに萌えられるかどうかだ

正義堕ちに萌えられるやつもいるかもしれないがそれは少数派だ。
俺たちは悪堕ちに萌えられるからここに集まってるんだ。違うか?
461名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:30:16 ID:nqlaoufX
いや、ここにいる時点でみんな少数派だから
462名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:32:46 ID:nIHM3Y9G
ビックリマン2000がたしか
悪魔=味方
天使=敵
だったような
463名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:35:39 ID:nbsFol5K
舞方師のホーリードールみたいに、
「ごく普通の女の子→冷酷な正義の戦闘人形」
みたいのなら萌えられる。
といっても、あの話では悪と正義はかなり相対化されてるけど。
464名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:40:38 ID:nqlaoufX
2000は悪魔も天使もお守りも共存してる世界に、
凶悪魔という別の敵が出てくる話だったような

天使化といえばテイルズオブシンフォニアのコレットなんてのがあるな

神の勢力が敵対勢力だと、
神にヒロインが攫われて、再び出てきたときには
天使にされてうつろな目つきで神の軍団に加わってたりするのは結構いいと思う
465名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:58:12 ID:qRmMb9uf
悪魔=味方なのは2000終盤のアニメ化されてない息子編だな。
アニメ化されたタケル編は>>464の言った通り。
まあ、悪魔主人公の息子編も、主人公が天使モードになれる上に
仲間にも天使が結構いたわけだけど。

あれのシネス皇帝はいい悪堕ちだった。
かつての仲間の息子に倒されるとこも含めて。
あれがおっさんじゃなければ・・・
466名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:58:43 ID:cIWn+nEm
見てて痛々しい
お前が天使化好きなのはわかったから黙っててよ
他のやつの反応は微妙なんだから
467名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 01:02:53 ID:id9dfIHO
つか、虐殺する天使とか・・・・それこそ堕天するべきじゃね?
異端の中の異端だな。悪い意味で
468名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 01:04:45 ID:j+4tqd70
天使も悪魔も人の事なんてどうでもいい、自分達に従うならよし、従わぬなら滅びるがいい

……聖魔大戦?
オマエラ姉弟は人間じゃ無いとか?
469名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 01:21:56 ID:fZ/05wfM
なんか最近狭量な奴がいるよなぁ

どうせコアなジャンルでスレの住人も少ないんだから
自分の趣味と多少違った話題をしてるからといってガタガタ文句を書き込むな
しばらく黙ってれば別の話題になるんだからスルーしろ
煽りを入れたりするから余計話題が続くんだぞ
470名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 01:54:39 ID:QmdLxIXq
(´-`)。o0(洗脳やら精神支配要素があれば別に悪部分はどうでも良いなんてとても言い出せそうにない)

>>467
基本天使は神のためになら神に反するものは皆殺しおkっぽいですぜ
味方には優しいが敵と言うか正確には味方以外には厳しいみたいな感じ
471名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 01:56:10 ID:GgYzV/H6
>>470
ノクターンで虐殺してたな
472名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 02:43:45 ID:5oQ0ud0l
虐殺する天使ねぇ・・・
フリアエとか結構トラウマだったなぁ
473名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 02:46:33 ID:wz1aRje+
そもそも想定している世界観が違ってそうだな、この対立は。
いわゆる一般的な「天使とは慈愛に満ちてて誰も彼も救おうとしたり例え悪でも説得しようとしたり」なのか
はたまた真女神転生やらHELLSINGよろしく「神を信じないものは異端なので悉く殺してしまいましょう」なのか、で。
(つか言い出しっぺの>>442からして、善人になるとか正義の人になるとかじゃなくマグロ目だからなw)
474名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 02:55:01 ID:pZrZ2R4Z
そこで力を使い過ぎると天使化するエンゼルギアですよw
475名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 04:23:15 ID:ldBL1sT8
少なくともユダヤ教系列の天使は>>473の後者に属するな
476名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 12:29:24 ID:IWW82r7S
バスタードの天使はもろ敵対的だったな
それとは別に悪魔もいて堕天もあったが
477名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 12:51:16 ID:JVh4OH58
天使と悪魔のどちらかが人間の味方とは限らない
創作物では昔からよくあるものですからなぁ

悪でない主人公の所属する集団の敵にされるのであれば何であれ悪堕ちだw
478名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 14:08:55 ID:SIOtZSQU
何で天使化がいかに悪堕ちかについてを延々と語ってるんだw
みんなよっぽど天使化が好きなのね

まぁ俺は天使化でも別に良いけど、悪魔化の方が何倍も良いな
479名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 16:11:19 ID:29DV7/Nk
本来は絶対正義のはずのヒロインが
「いやぁああ!!悪になりたくない!!」って絶望していくのがいいんだけどね

で悪になったヒロインを絶望してくれる正義の味方もいてくれるといい
あわよくばその正義の味方も悪になってくれるとなお宜しい
480名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 17:58:26 ID:DmYyFssx
悪魔と天使が単なる種族の分類で悪と正義という分類ではないという前提の下で
良悪魔が悪天使に堕とされるってのがいい。
481名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 18:47:35 ID:7s05a7jj
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4659745

ヒロインのやつが上がってた
482名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 19:38:42 ID:EbmwFYIQ
>>480
あれ…俺がいる…
483名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 20:43:33 ID:6rcpm3oT
可愛い娘が堕とされるなら、悪天使でも悪悪魔でもどっちでもいいさ



悪悪魔…?
484名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 22:56:02 ID:roPdnZkk
コミックだとストレイ リトル デビル なんか好みなんだが
百合属性注意だけど
485名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 00:06:19 ID:G6LXMuQE
じゃあ俺は間を取って邪神の眷族化で
486名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 01:17:18 ID:n5afadwC
>>485
わかってるじゃないか
487名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 04:38:00 ID:sHQT3wo8
現在の神と旧神の支配に巻き込まれるんですか
488名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 05:12:30 ID:piSB9WWR
魚人化ですね
わかります


…人魚の烙印かw
489名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 07:31:21 ID:4mqcLFx7
洗脳処置の際に

ヒロインの心を挫き精神的に脆い面を突き追い詰め甘い言葉でダークサイドに手招きするが王道だけど

心を挫いて精神的に追い詰めるので多いのは何だろ?
最近は処女を奪っただけで屈するヒロインは少なくなったし
490名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 07:54:21 ID:8GxXCHmN
>>488
チャンピオンに先週から載ってる漫画のことですね、分かります
491名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 13:46:43 ID:2OtVf78S
強い心を持つものを堕とすのがよいからでしょう
エロよりも堕とす瞬間が一番好きなのは俺だけでいいw
492ぬらりひょん:2008/09/19(金) 14:57:00 ID:pmCDxKG6
なんかのアニメで女天使が悪になったっけ
男悪魔は心は天使
493名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 15:33:07 ID:1b+ORIk2
だからビックリマンのダークヘラの悪堕ちが一番だと何度言ったら・・・。
洗脳前と洗脳解除後のヘラ王女の顔の作画が違いすぎて笑えるけどww
494名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 16:19:00 ID:ef1nAp3d
二頭身なのがなぁ
個人的にはビックリマン系ならアマゾアムルの方が
495名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 16:45:52 ID:2OtVf78S
ビックリマンはシール版だと(ry
496名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 16:54:33 ID:FOD6F45A
アムルはアマゾアムルの時よりも、催眠ボールで催眠術かけられて
コンテストで水着着て踊らされてた回が良かったかなw
でも俺はやっぱりダークヘラの悪堕ちの方が何故か好きだ。
多分、バッドガードタスクと言う洗脳アイテムを装着させられてるからだと思う。
でも、洗脳解除後にワンダーマリアとヘラが戦った時はタスクを付けずに
洗脳ビームだけ浴びせてダークヘラにしようとしてたけどどう言うことなんだろ?
確かワンダーマリアはタスクを付けた時に「そのバッドガードタスクがお前の悪の心を
呼び覚ますのだ!」みたいな事言ってて、ヘラも目つきが悪くなってキバが生えて来たけど
タスクはやっぱ悪魔化を助長させるアイテムなのかな。
ダークヘラになったあとは、ヘラが暴走しそうになった時、マリアがタスクに
念を送ると、タスクの足が伸びてヘラが頭抱えて苦しんでたけど、ああいう使い方も
あったんだよね。
まぁ、何にしてもバッドガードタスクがあったからヘラの悪堕ちの方が明確で
分かりやすくて萌えた!!

497名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 17:49:37 ID:8GxXCHmN
無印だとワンダーマリアが天使化したっけか
アニメじゃ描かれなかったけど
498名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 18:36:31 ID:FOD6F45A
>>497
いや、アニメでも最後に改心して天使っぽい外見になったよ。
499名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 18:49:25 ID:8Zy4d8I3
明後日発売のカリン2期待age

前作の悪落ちは俺的にはかなりツボったから、あれを引きずってるといいな。
500名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 19:21:10 ID:iwUkKr44
エロライトノベルWikiに報告が・・・・・いや、なんでもない ( ゲフン ゲフン
501名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 20:40:42 ID:QC6qh0xw
今にして思えば、放神演技のダッキは良い悪堕ちだった。
過去編でまだ人間だった頃のいもっぽい小娘からあの姿に変わったシーンではずいぶんぬいたものよ。
502名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 21:12:00 ID:b6CAv6a1
>>501
あれ洗脳じゃなくて憑依扱いだったと思うんだが…そこは妄想で保管?
503名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 21:43:05 ID:UCforvwP
>>500
見てきたが・・・カリン2は無かった事にした方がよさそうだな(´・ω・`)
504名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 22:15:39 ID:tJ2nM2YQ
アクエアル、カリンと続けてだめだったからハルカには期待したいのだが…

ハルカとナリカ同時悪堕ちが見てみたいなぁ〜

505名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 22:23:08 ID:ef1nAp3d
堕ち系の続編はこぞって前作を無かったことする方向に話が進むからなぁ
いっそ前作ヒロインが悪役です位に思い切った作品は出ないものか
506名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 22:36:56 ID:QMvvpWto
でもエロい事はエロいんだろ? カリン2
507名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 23:07:15 ID:NjmYHBaQ
>>505
サイレンジャーとジャスティスブレイド2だな
508名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 23:07:53 ID:czD3tS3G
>>505
何個かでてるじゃん。
>>400みたいに知らないのに、知ったかで書いてる人か?
509名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 23:19:13 ID:n5afadwC
>>508
でも確かに前作を無かったことにするのも多い気はするなぁ
どちらにしろ>>505はMaika作品をやるべきだけど。
510名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 23:22:26 ID:QC6qh0xw
511名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 23:46:56 ID:36C6EPVA
>>恋人がサキュバスになったらすぐに逃げるべきである
むしろ添い遂げたいですね。
512名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 23:56:53 ID:czD3tS3G
俺はやってないけど、情報からすると、天夢もそうなのかな。
たっちーのマヨナカシリーズも、1作目で堕ちたキャラが、その後小出しに登場するはず。

>>509
売れたから続編作ろうか、みたいに後付けで考えなければならなかったり
キャラが増えすぎて収拾がつかなくなるだとか、現実的な事情もあるだろうしね。

つか、基本的にエロゲって純愛ものでも続編が出れば前作はなかったことになるのが普通じゃね。
ファンディスクみたいなものでも、特定のキャラの後日談シナリオではない、全員登場シナリオのようなものだと
「誰ともくっついてないけど、全員の好感度はそれなりに上がってて、シナリオ上の問題は解決されてる」てな
都合の良い状態から話が進むのが基本だし。
513名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 00:03:39 ID:yP6f/Z1q
>>510
人外娘好きへ贈るあぷろだ
514名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 01:57:17 ID:eahWHJbO
ダークヘラはコロコロ連載の漫画ではマスクでの操りだったけど、ゲームブック版では洗脳ガス(魔法か?)だった。
ヘラとマリアのやり取りが描かれていたり、堕ち前後のイラストが用意されていたり、と
個人的にはゲームブック版をお勧めしたいが、今からでは入手はほぼ無理だろうなorz
515514:2008/09/20(土) 02:03:23 ID:eahWHJbO
すまん、ログ読み込みが出来てなくて話を蒸し返すようになってしまった。
514はスルーして続けてくれ↓
516名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 03:09:04 ID:ozB2UmU9
>>515
いや、構わないよw
俺はヘラに興味あるし。
でもゲームブック版のことは初めて知ったよ。
洗脳ガスって事は容姿はあんまり変わらないのかな?
517名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 03:12:31 ID:ozB2UmU9
>>514
もしかしてこれのことかな?
ttp://blue.ribbon.to/~manseira/book/gamebook.html
518名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 03:19:02 ID:ozB2UmU9
>>514

ストーリーだけ見つけたけど・・・・・
何かアニメと全然シナリオが違いすぎて・・どうなんだこれ・・。

ttp://bmsiru.hp.infoseek.co.jp/korokoro/game/game.htm
519名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 05:28:17 ID:vJ06nxRv
>>510
これ何?めちゃくちゃ気になる
520名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 07:45:13 ID:zQx0GIzO
2巻で二次元エンドじゃなかったの、シスターガーディアンぐらいじゃないか?
続いてほしかったな
521名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 08:41:35 ID:g2VlOHIb
>>508
二次ドリでってことね
522名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 09:47:03 ID:9tHdhf/3
>>510
>>519
クロビネガ
523名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 10:46:18 ID:5t6KIZF/
>>522
トンクス
524名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 10:46:57 ID:oh3heWvJ
ttp://www1.odn.ne.jp/~kuneru/essay/darkjulia.html

FEの世界観はMCの宝庫だよな
525名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 11:42:31 ID:iXuQ/x2p
ふたばで投稿したSSだけどちょっとだけ投稿。
スレチだったら、許してください。
526名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 11:43:36 ID:iXuQ/x2p
次動ネブラでの戦いから数ヵ月後・・・。
天使と悪魔との戦いは一応の終わりを告げた。
ここ次動ネブラでもヘラ王女を中心に荒れ果てた国の
再建に努めていた。

ヘラ「やっとここまで次動ネブラが蘇る事が出来ました
   これもみなさんのお陰です」
家臣「これからは天使も悪魔も皆仲良く暮らせるのですね・・・」
ヘラ「もちろんです・・・私が自分で蒔いてしまった種とは言え・・」
家臣「気にしないで下さい、王女様はワンダーマリアに・・・・」
ヘラ「本当に申し訳ありませんでした。」
家臣B「私の両親はヘラ様に殺されてしまいました・・・」
ヘラ「え・・?」
家臣B「ワンダーマリアに洗脳されたヘラ様に!」
家臣A「おい、やめないか!もう済んだ事だろ!」
家臣B「いや!済んでなんかいない! 俺は・・・俺は・・・・
   両親を殺したヘラ様を許せない・・・」
ヘラ「私が・・・あなたの両親を・・・うっぐぅ・・・・
   本当に申し訳ありませんでした・・・謝って済むとは思っていません。
家臣B「どんな気分でしたか?悪魔に魂を売って自分の国を攻撃した気分は?」
ヘラ「そんな・・・私は・・私は・・・・」
家臣A「ええい!もういい加減にしないか! ヘラ様も好き好んでお前の
   両親を殺したのではないと言ってるだろう!」
家臣B「うるさい!お前に俺の気持ちが分かって溜まるか!!」
ヘラ「あの・・・私に出来る事ならどんな償いでもさせて頂きます・・・
   ですからどうか・・・こんな私でも許してください・・・」
家臣B「へぇ・・・そうですかぁ、じゃあこれを頭に付けてくださいよ・・・」
ヘラ「そ・・・それは!!」
家臣B「ふふ、どうやら見覚えがあるようですね・・・そうですよ、これは
   ワンダーマリアがあなたに装着させて洗脳したバッドガードタスク・・・」
ヘラ「な・・・なぜそんなものを!」 
家臣A「貴様!悪魔に魂を・・!」
家臣B「うるさい!!」
ドカッ!!!
家臣A「うぐっ! ぐふっ・・・」
家臣B「暫く眠っていろ! 俺はこのヘラ様に要があるんだよ!」
ヘラ「一体、そんなものを使ってどうしようと言うのですか!まさか私を・・」
家臣B「おっと、勘違いされちゃ困りますよ・・・これはあなたがヤマト爆神との
   戦いで洗脳から解除された時に壊れたタスクを私が改造したものですよ」
ヘラ「か・・改造・・・!」
527名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 11:45:25 ID:iXuQ/x2p
家臣B「そうです・・ふふふ、さぁこれを付けていただきましょうか?」
ヘラ「お断りします!また私がダークヘラになればこの世界は・・・」
家臣B「ですからこれは改造品だといったでしょう!別にあなたに再び
   ダークヘラなんかになってもらおうとはしてませんよ・・」
ヘラ「では一体・・・」
家臣B「いい加減話が分からない方だ・・・さっさと付ければいいんですよ!」

   カシャーンッ!!!!
ヘラ「うぐっ・・・!! ああぁぁぁ・・・・・!!」

ムキムキムキ・・・・・!!! ゴキゴキゴキ・・・・!!

家臣B「ふふ・・・いい顔ですよヘラ王女! その醜い目つきとキバがね!」
ヘラ「うぐぐぅ・・・・!!こんな事をしても私は・・私はぁ!!」
家臣B「ふふ・・そのタスクにはちょっとした仕掛けが施してあるんですよ・・
   とっても面白い仕掛けがねぇ!」
家臣B「ふふ、このリモコンを押せば・・・」
ポチッ! ビビビビ! バチバチバチバチ!
ヘラ「うぐぁぁぁぁ・・・頭がぁ頭がぁ割れるぅぅぅ!!!」
家臣B「ふふふ、大丈夫ですよ!あなたは生まれ変るんですよ!
   ハイグレヘラにねぇ!!! あはははははは!!」
シュゥゥゥゥ・・・・・
ヘラ「うぐぅ・・・ハ・・ハイグレッ!!ハイグレ!!」
家臣B「くっくっく・・どうですかヘラ王女生まれ変った気分は?」
ヘラ「ハ・・ハイグレッ!! はい、気持ちいです・・!! 
   体の奥底から力が湧き出てきて・・・ハイグレ!!と・・止まらないのー!」
家臣B「あなたはたった今から、ハイグレ王女ヘラです・・分かりましたね?」
ヘラ「は、はい・・かしこまりましたご主人さ・・ハイグレ!!」
家臣B「ふふ・・その卑猥なポーズもお似合いですよ・・・」
ヘラ「はい・・お褒め頂いてありがとうございます・・ハイグレ!!」
家臣B「さぁ、あなたにこのハイグレ光線銃をお渡ししましょう・・・
   これでこの王国の天使を片っ端からハイグレに変えて来るのです!」
528名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 11:46:29 ID:iXuQ/x2p
ハイグレは悪堕ちじゃないかな?
529名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 12:42:55 ID:tPBN30py
ハイグレはただの肉体操作な気がするんだよなぁ。
530名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 13:23:20 ID:RbdNwVHH
>>529
そうかぁ、スマソ。
じゃあスレチガイってことで許しくだちぃ。
ただ、心や精神もハイグレの心地よさと言うか快楽に溺れて
従順な僕になるからいけると思ったんだけどね。
531名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 13:24:03 ID:eluYCG4p
スレチじゃないから安心しろ
532名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 13:51:12 ID:9JPCvAXG
ハイグレ系は無理
理由は色々あるけど、従わなきゃいけない相手がオカマなのがもう無理キモイ

例え登場してなくても、そのことが一番に頭に浮かんでしまうので萎える

後、あれは“悪”堕ちじゃなくてMCで趣向を変えられたというか、ただ趣味に走っただけのような気がするから悪堕ちじゃないんじゃないかなぁ
533名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 13:54:05 ID:ESnEYNWm
同意

ついでに皇魔化も悪落ちじゃないから出ていけ
534名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 14:12:03 ID:g2VlOHIb
神羅万象での皇魔族の立ち位置ってもろ悪役じゃなかったか?
少なくとも初期シリーズでは
535名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 14:15:41 ID:8AyKGJbb
あんまり狭量なこという奴はヌルーの方向で。
ただでさえニッチなのに、これ以上人が減ったら、ジャンルの存続すら危うい
536名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 14:27:33 ID:kcKtblnH
なんで休みだとこういう流れになりやすいんだか
537名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 14:35:14 ID:40pZEoiO
ハイグレはダメだけど皇魔化は容認
異論は認めない
538名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 15:13:28 ID:ESnEYNWm
ふたばのスレにハイグレ貼るのもなんとかして欲しいね
オカマを連想して萎えるしそもそも肉体操作だし
539名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 15:13:44 ID:RbdNwVHH
天使→悪魔化って普通に悪堕ちだよな?
540名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 15:20:36 ID:OkJWi4GU
>>532
>理由は色々あるけど、従わなきゃいけない相手がオカマなのがもう無理キモイ
嫌だが、嫌なものに従わされるというので逆に燃える。
こういうのは少数派か。
541名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 16:23:29 ID:qYFvWyvP
俺もハイグレは勘弁
あの画像は笑えないし、キモい。
どこが良いのか本気で解らない。
542名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 16:30:29 ID:oUhVARL3
自分の意思とは別に、恥かしい間抜けなポーズさせられてるとこに萌えるんでしょ。
恥辱フェチか
543名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 16:32:30 ID:0nBUJraU
こだわりはいいんだけど、
ここはあまり人口の多くないモノで
あんまり排他的になると良くないので
気に入らないものはスルーにしてくれ。
544名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 16:51:07 ID:EkZjJwtR
ごめん、ハイグレって服だと思ってた
545名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 17:48:49 ID:vyTiJ5gs
ハイグレ叩いてんのオッサンだろ
消えろよ老害
546名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 18:07:14 ID:g2VlOHIb
>>544
それはハイレグ
547名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 18:20:54 ID:SyNVYJ9a
そもそもハイグレが何だかわからん
548名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 18:34:15 ID:0nBUJraU
はいぐれーど
549名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 18:48:18 ID:fk6M3Jsp
脳内でハイレグに変換されてたから
悪堕ちしてハイレグはないわーとか話してるとオモタ

ハイレグいいよね
ハイグレは分からないけど
550名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:09:23 ID:xYsJpgAv
ゴメン・・・上のSS書いたモノだけどハイグレ要素はやっぱ
省いて、純粋な悪魔的変身にすればよかったかな・・・。
551名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 20:14:47 ID:Ep7lj90r
そこまで過敏になるこたぁ無いと思うよ。
552名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 20:36:49 ID:qThD1R56
ハイレグは水着で、ハイグレはクレヨンしんちゃんの映画で
しんのすけが言ったやつじゃなかったっけ?
553名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 20:37:27 ID:0nBUJraU
で、ハイグレって何?
554名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 20:57:45 ID:5t6KIZF/
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93_%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E4%BB%AE%E9%9D%A2VS%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AC%E9%AD%94%E7%8E%8B
ハイグレ魔王に洗脳された人がハイレグ姿になって「ハイグレハイグレ!」と叫びながらたけしのコマネチポーズをとる。
555名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 21:01:00 ID:0nBUJraU
あ、本当にそれなのね、確かに無理だわw
サンクス
556名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 23:00:14 ID:Fb2Gn0Zb
>>542
鼻フックとかと近いものがある気がする


まぁ結論としては>>469
気に入らなきゃスルーしろ
557名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 23:46:24 ID:jE7YNu3m
>>524
ちょwこんなところで自分の作品と向き合うとは

加筆してないところのシチュエーションが個人的に不満足なんでスルーしてください(´・ω・`)
558名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 00:55:56 ID:e3ru73xh
>>557
なんと作者さんが住人でいらっしゃったか・・・
リンク勝手に貼り付けてしまって申し訳ないっすorz

某クロさんといいFEでのネタは結構いいのがちょろちょろと
559名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 01:01:42 ID:UcuC8uR3
ハイグレはないわ・・・
560名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 03:10:57 ID:DKMTXBfF
別にいいと思うが?
そして思ったこと
ハイグレだけじゃなく何に対してでも
「ないわ」「キモイ」って言うだけ言って話題潰すだけのマイナス行為しかしないのやめない?
いい事なんて何にも無いよ 下手すりゃ波風立つ
別の話題持ってくるとかした方が建設的じゃねえの
それにハイグレも少しであろうともここのテーマに該当してるわけだからさ
俺は気に食わないからって排他的なしか言わない奴らよりいいと思うぜ
代わりの別の話題持ってきたりプラス方向に動かそうと自分からしないで文句言うだけなら
プラウザ閉じて話題変わるまで別のことしてな

ついでに画像貼り
ttp://kissho.xii.jp/1/src/1jyou49107.jpg
ttp://kissho.xii.jp/1/src/1jyou49108.jpg
561名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 03:15:19 ID:DKMTXBfF
おっと画像間違えた 洗脳前が抜けていた
ttp://kissho.xii.jp/1/src/1jyou49110.jpg

ついでに文も脱字あった
「俺は気に食わないからって排他的な事しか言わない奴ら」ね
562名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 04:09:41 ID:P4seOvBj
>>560
上の文より下の画像が凄く気になってもはやそれしか見れない
563名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 07:13:57 ID:eb4ZkQgZ
正直一言だけの否定文句より
>>560みたいな無意味な長文のがウザい
564名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 08:19:37 ID:z2jj4H6k
わかりきったことをグチャグチャと
565名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 08:26:53 ID:wGCo6GkL
老害は回線切って死ね
566名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 09:31:49 ID:3UR/ZQR5
もはや誰が誰に噛み付いているのかすら
567名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 10:55:36 ID:II56zmSG
みんな悪の組織に洗脳されてるんだよ
568名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 11:30:27 ID:yKYHVofS
とりあえず毎回ID替えて荒らそうと書き込んでいるイタイ奴がハイグレ好きにいる事が解った。
569名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 13:22:34 ID:sl+iCRj0
ここの住人って救えねーな
文句言うだけの乞食ばっか
570名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 13:32:53 ID:aXetVZKa
正義の味方も悪に落ちるまでは
正義に未練というか固執というかなんかがあるだろ
それと一緒でここの住人は自分の好みというか
好き嫌いみたいなよく分からんものを必死に保とうというわけだよ
これはまだ悪堕ちに魅力を感じながらも落ち切ってない証拠
つまり何が言いたいかというと

さあお前らさっさと悪堕ち(の話を)しようぜ
571名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 15:23:02 ID:abs80J5y
ハイグレって単語見てもハイスピードオペとアップグレードが脳裏に浮かぶ俺オディオ
572名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 17:13:46 ID:SVI58KeY
お前らハイグレの恐ろしさを分かってねえな。
あんなポーズをあんな格好で人前で取らされる身にもなってみろww
573名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 17:27:50 ID:UcuC8uR3
ハイグレ荒らしうぜえ
574名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 17:39:55 ID:iil0uscT
575名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 18:22:31 ID:04jB2zsi
>>ID:UcuC8uR3
もうそんな必死にならなくていいから
576名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 20:23:56 ID:lzyi81Kc
2レスしかしてないのに必死と言われても・・・
荒らしの論理はわからんな
577名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 20:27:26 ID:wGCo6GkL
荒らしは回線切って死ね
578名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 20:28:08 ID:BgJcCoXl
>>574
ギアス目って急に悪役っぽく見えるな
実際はあんまりそうでもないのに
579名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 20:35:42 ID:B5jo5FB7
単に目つきが悪いからじゃないか
にこやかな顔だったらそんなでもない気がする
580名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 20:43:31 ID:cViwXeAN
これは良いナナリーだな
581名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 21:14:16 ID:DKMTXBfF
まぁ今週はギアスかけられたの男
582名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 22:53:15 ID:jr8CwE06
583名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 01:59:41 ID:xR+TEs1C
>>113
シャドルーの戦士、最高でした。
ずっと今まで、まったくそのように春麗がベガに洗脳されていく同人誌探し続けてこのスレに辿り着きました。
本当にヨカッタ!
584名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 04:11:15 ID:XC97oRDO
>>582
先週今週と続いて今までより消えるのかなり早いけど何でなんだろ
585名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 05:03:47 ID:nxyyBnBh
さあ?あそこは消える時間がいつも不安定だからどうも
しかし明らかにここの住人だって解るような書き込みしてる奴がいたな
586名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 05:27:53 ID:m/LYHY/u
あ、あれ?ふたばもう消えちゃったか・・・
今週支援しにいかなかったから天罰かなorz
587名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 07:14:06 ID:x2dcuRTe
不安定なのはたしかだが>>584の言うとおり
9月に入って極端に早くなった気がする
8月くらいまでは23時〜7時くらいまではほぼ残ってたような気がする
588名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 11:53:13 ID:rnH5j+if
ふたばのはなしはふたばでしろよ
ここでするな
URLも貼るな

ここはふたばの待機所じゃねーんだぞ
589名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 11:56:18 ID:XfFpEzmK
残念、ここが待機所だ
590名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 12:10:15 ID:eEmEuQY2
というより、こちらが本部でアッチは派遣先かな
591名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 12:22:37 ID:8PyPZkMO
あんな数時間で消える所で
マッタリ会話できるものか。
592名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 12:40:36 ID:5WhqMHWR
アメリカの双葉移住しないか?
593名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 12:52:16 ID:OwWUfgp4
そりゃ、住人はほぼかぶっているのは間違いない双葉とここ
派遣先というより出張所だと思うが毎度毎度URL張り付けする必要はないだろう
594名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 13:28:05 ID:46ptAF2t
アニメで洗脳されてるジャン>春麗
595名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 14:55:14 ID:Y6GLPScx
先週から無いと思ってたらはやく消えてたのね。

仕事の都合上リアルで見れない俺にはきつい・・・

昨日のログあがってるけどパスわからん。
596名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 15:39:45 ID:LgjuCTgi
ログどこ?
597名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 16:23:10 ID:rXiMmO3I
双葉にまたスレを立てておいた 
ttp://www.2chan.net/
598名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 16:55:32 ID:MX3nY1K1
599名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 17:11:37 ID:MxijmZu7
被ってるのは確かだろうけどまるであっちのスレも自分たちのものだ
みたいな言い方は止めた方がいい
これだから壷の奴らはなんて言われるぞ
600名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 17:21:52 ID:LbBjLNQb
定時スレからまだ一日も経ってないのに
601名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 17:38:28 ID:rXiMmO3I
スレ削除しておきます
602名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 18:02:14 ID:XC97oRDO
>>599
君はいったい何を言ってるんだい?
あっちもこっちもついでにそっちも全部俺達のものじゃないかフハハハハ

と言うか荒れそうな話題はスルー推奨ってことですな
603名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 21:07:58 ID:v0deWOBD
このスレは何で何時もこう殺伐としてるんだ・・・。
はっきり言って迂闊な事言えない雰囲気がビンビン行き渡ってて
ちょっとでもこう言う流れになると、ああだこうだと荒れるんだからな・・・。
604名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 21:10:41 ID:mChc9zhU
まったくだ
でもふたばは2chの植民地
605名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 21:29:01 ID:46ptAF2t
寄生虫の効果だよ・・・ふふふ・・・
606名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 21:47:12 ID:ECRo4pRP
しかし実は2chこそがふたばの植民地ということに気付くニンゲンはいなかった・・・

悪堕ち先生の次回作にご期待ください!
607名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 22:03:48 ID:cgiJPT+r
【ネット】2chから派生した画像掲示板の英語版「4chan(よつばちゃんねる)」が米国で人気。「アニメ&マンガ」などカテゴリーも
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1222001819/
608名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 01:33:02 ID:4Z1fpWna
あっちはあっちで
こっちはこっちでやればいいだろう
話題を持ってくるな、持っていくな
ちゃんと住みわけろ
宣伝でURL張るのをやめろ
609名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 02:06:29 ID:mgNHXdCL
なんか必死な奴が一人で騒いでるだけな気がしてきた
610名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 04:31:30 ID:xqBqyCe/
罪滅ぼしのレナですね
611名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 05:58:51 ID:xEUZa6fx
>>610
馬鹿おめぇ罪滅し編のレナは暴走しているようでナチュラルに事の真相を掴んでたんだぜ
612名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 06:58:34 ID:4ayyz2hC
>>609
エロゲーの話題をここでするなって1人暴れてたのと同種類の人間だな
613名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 09:27:29 ID:WeKP//X7
>>596
塩辛瓶30だよ
だがパスがわからん、スレナンバーってなんだよ
614名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 10:35:02 ID:AA1q5OJE
ありがとう。
615名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 12:54:22 ID:8kFJ0C7P
スレナンバーって言葉初めて聴いたw
616名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 13:03:31 ID:vEBw7zlb
>>613
URLの7桁の数字入れたら通った
そういや先々週のパスも不自然だったんだよ
617名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 13:52:47 ID:OstDSSbW
>>612
しかしこのところこのスレの雰囲気が随分変わったのもまた事実
ふたばとか覗かない俺にとっては居心地が悪くなったよ、ものすごく
618名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 13:53:13 ID:tvQ1P/LL
>>616
だからパスはそれぞれ別の数字だったのか
むぅ、手が込んでいるというか俺もスレナンバーって初めて聞いた…
619名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 13:54:27 ID:EN9PP3Ci
ハイグレ弾圧荒らしは酷いな
620名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 14:02:44 ID:bQvG4OdP
「D→A:White」というギャルゲーで、メインヒロインのユリエル(天使みたいなもの)が、敵に操られている味方に
捕らわれて洗脳されて、ルートによっては中ボスとして戦うことになるんだけど、あの展開はこのスレ向けだと
思ったw
中ボスとして登場したときの姿は白い羽と黒い羽が生えたような感じで、格好も特にエロいわけじゃなかったけど。

あとルートによっては彼女が自分の意志で堕天して死神(主人公と同じ立場)になるけど、この時は黒レザーの
露出度高めの格好だった。ただ、この時は操られているとかそういうのじゃないから、彼女は正気のままで、
制服?だからってこんな格好をしなければならないことを恥らっているのが印象的だったw
621名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 14:02:46 ID:ttgmbOx6
>>618
定時なんかは大抵共通パスがあったりするが
単独スレでのうpの場合はPがスレ番というのもちょくちょくあるよ
622名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 14:06:49 ID:tvQ1P/LL
>>621
なるほど
ありがとう、覚えておくよ
623名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 14:44:35 ID:+qPjlP5p
>>619
なんで落ち着いたのにぶり返すし
624名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 14:49:15 ID:EN9PP3Ci
>>612の話題の続きですが?
625名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 14:55:45 ID:WStbyobG
ハイグレは禁止になったんだからぶり返さないように
626名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 15:00:34 ID:NrGucBLr
ハイグレはハイグレスレでやれ
627名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 15:03:35 ID:Ky6mai+p
ふたばのスレでもハイグレ貼る馬鹿がいた
628名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 16:10:21 ID:OstDSSbW
ちょい前から、煽ってる奴が全部単発IDで短時間に連レスというのがまたなんともなぁ・・・
629名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 16:15:23 ID:NrGucBLr
そうだね自演だね
630名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 16:16:39 ID:WStbyobG
正しい意見は自演扱いか・・・
631名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 16:17:59 ID:Ky6mai+p
単発じゃなくなったらどうするの?死ぬの?
632名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 16:20:03 ID:Ovk5+Pp1
いくら怪しくてもバレバレでも
「自演だろ」と口に出した瞬間に
自分の立場もなくなるんだけどな
何の証拠も無く決め付けたからには
同じことを相手に言われても反論ができない

どんな場面でも、ルールを守ろうとする側の方が
行動に多くの制約が掛かる
どうせ相手には何のダメージも無いし
良識気取るんならわざわざ迂闊な発言して
自分の首を絞めることも無いだろ

相手は自演だけどこっちは自演じゃないなんて言い出したら
もうお終いだ
633名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 16:25:54 ID:DwUgkBbU
ええい、真・スルーの使い手はまだか!
634名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 16:52:55 ID:s9qdE/TH
嫌ならスルーすればいいのにねー 出てけ、禁止とは恐れ入る
635名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 16:53:00 ID:3faHirJj
真の勝利者はレスしないでROMに徹してる奴ら
そいつらが支配者で俺らは奴隷になってるヒロイン
636名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 17:03:51 ID:8kFJ0C7P
ハイグレってギャグに近いよね
637名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 17:10:52 ID:s9qdE/TH
元がクレしんだしコマネチだからな
638名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 17:35:39 ID:9LlcLGxY
好きな人にはすまないけど
ハイグレはなんか違う感じがするんだよなぁ・・・・
639名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 17:39:24 ID:8lrIDd+x
「キューP三分洗脳〜」
お馴染みの能天気な音楽が流れ始めた。堕としたてのメス豚奴隷と共にテレビの前に座る。
写し出されたのはスタジオキッチンではなくどこかの研究施設のような薄暗い一室。中央の椅子に縛り付けられているのは東洋系の少女だった。
少女には見覚えがある。月の女神の巫女としてこの間まで我々と戦っていた娘だ。
『それでは本日の材料をご紹介します。反抗勢力の先鋒、月の加護を受けたと自称する娘、坂木りるです』
アナウンサーの声に少女かゆっくりと目を開けた。その瞬間メス豚がぴくんと肩を震わせる。あぁ、お前の姉だったな。
「私が…私に何があろうと…私たちは諦めないわ…。お前たちを殺してやる」
薬でも嗅がされているのだろうか意識がもうろうとしている様子だが、それでも敵意を失わないのはさすがだな。
『今日は手間をかけずに確実性の高い結果が出せる洗脳装置を使ってみましょう』
若く美しい女が現れて少女の額に何かを取り付け、画面が寄ってその部分をアップに写した。
金属のような生物のような不思議な光沢と滑りを放つ紫色のひし形が埋め込まれパチパチと赤い電気が走っている。
『これは小型ですが非常に高性能です。装置の裏側には非常に微細な擬似神経が脳へと延びており、日常の生活や戦闘において外れる心配はありません。
また外科手術などて無理に剥がせば脳は致命的なダメージを負い、廃人となるでしょう』
図解を交え軽妙な解説が続く。対照的に少女は目を見開き時折くぐもった声をあげていた。
「…やめて、私みんなのこと大好きだから…そんなこと言わないでよ。みんなを嫌いになんてなりたくないよぅ」
『また、このように事前の設定で倫理観や記憶の書き換えが可能です。性奉仕をさせるもよし、肉体を強化させ戦闘に投入するもよし。
汎用性が従来とは比べ物になりませんね(はぁと』
「わたし…だって…ちがうよ、そんなんじゃないよ。
うわぁぁぁあぁぁぁぁああぁあっっっっっっ」
画面がフラッシュするほどの電撃が少女を包んだ。画面を食い入るよう見ていたメス豚は涙をながしている。
『さて出来上がりを見てみましょう』
ぱちんぱちんと拘束具がはずされ、少女…新たな我々の仲間が立ち上がる。
「えぇ、とてもいいきもち。あいつらの本性が知れて良かったわ。今すぐにでも皆殺しにしたい気分」
そう言って扇情にぺろりと唇を舐めた。
『今回はトラウマを増幅させ洗脳を行いましたが、オプションは他にも色々有ります。即堕ちっぷりはさすがですね、それではさようなら〜』
640名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 17:43:34 ID:8lrIDd+x
うっかり送信してしまった。

あんまり話題にならないけど、サザンアイズの化蛇使った洗脳が好きでした。洗脳っていうよりも記憶操作だったけどさ(´・ω・)
ベナレスGJ!できればあと一歩踏み込んでほしかった!って思い出。
641名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 17:44:30 ID:/VRzdxVe
>>633
書き込まずに傍観してるやつらのことだな
つまり真・スルーの使い手のレスを見ることは永遠にできない
642名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 17:46:20 ID:jxJwnQ+X
夏子が良かった。前にも言ったけど。
643名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 18:07:12 ID:Ky6mai+p
ハイグレは何か違う
644名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 18:07:33 ID:7nJbWq+n
>>642
変身した夏子が最後に飛んでくる回はすごかった
次の回のズコーっぷりもすごかったw
645名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 18:10:46 ID:bQvG4OdP
>>640
「マップス」でリプミラが中途半端に記憶消去をうけて、かつて自分がカリオンを殺してしまったときの
記憶を弄られてゲンがカリオンの仇だと思い込んで再登場したエピソードを思い出した。
646名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 19:04:55 ID:ry2tEBV+
>>639
よかったよー。
楽しませてもらった。
647名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 19:31:45 ID:TMTVSO45
何で俺がこのスレに着いていけないか分かった・・・・・。
ここで語れる作品ってエロゲーが中心かよ・・・。
どおりで知らん作品ばっかだわ。
アニメや漫画とかしか見ないからなぁ。
648名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 20:08:22 ID:+qPjlP5p
アニメとか漫画でもいいさ どんと来い

でも昔のネタは結構何回も出してきたし今のアニメや漫画には期待しても残念な結果で終わるのが多くて最近ネタ不足なのさ

だから欲求不満でエロゲの話題に走っちゃうのかもねー、まぁエロパロ板だし
649名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 20:23:36 ID:xEUZa6fx
>>640
3×3EYESは洗脳の宝庫だよな

パイは鬼眼王に何回か精神操作受けるし、化蛇はベナレスの腕輪に支配されるし、
八雲はベナレスに同調して暴走悪顔まで披露するし
650名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 20:23:53 ID:bQvG4OdP
>>647
>>640,645は漫画ネタ……
651名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 20:38:08 ID:TMTVSO45
>>648
まぁそうかも知れないけど、俺が一番心配してんのは
SS投稿したい人間がいたとするとそいつの主観での洗脳観が
住人が気に入らないとフルボッコで叩いて出て行け的な態度のレスを
しまくってるのがどうも見てられないんだ。
このスレの人って結構そういうとこあるじゃん?
一回そう言うレスが付くと次から次へと同じような流れになって殺伐とした
雰囲気でSSが投稿しにくくなるんじゃないかと。
現に俺もSS書こうと思ってたけど、控えてるからね・・・・。
652名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 21:07:25 ID:zBrZx9ui
>>651
>>647で言ってることと全然違うじゃねーかw
653名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 21:13:12 ID:4krgvW0C
>>647
そういう君は悪堕ちwikiを更新すればいいと思うよ
654名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 21:16:29 ID:zSF/Y5Q2
>住人が気に入らないとフルボッコで叩いて出て行け的な態度のレスをしまくってる
どこ?
655名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 21:29:19 ID:WStbyobG
どこにもないな
656名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 21:33:06 ID:DwUgkBbU
>>647と651で主張が違いすぎて一瞬混乱したw
657名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 21:40:11 ID:s9qdE/TH
一人か二人が嫌がって禁止とか言ってるのはあるけどな
658名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 21:41:18 ID:8kFJ0C7P
そうはいわれてもハイグレはなぁ・・・

ギャグマンガで悪堕ちが悪いとは言わないけど
あれは悪堕ちというよりただの肉体操作だしな
659名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 21:43:55 ID:ttgmbOx6
もういっそハイグレスレでも立てたら平和になるんじゃないかと思い始めた
いつまで続けるんだこの話題
660名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 21:48:56 ID:AsXq8tNS
実際問題、立てた方がいいんじゃないのか。
あまりにも不毛だ。
661名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 21:55:26 ID:Ovk5+Pp1
ID変わってたから作者本人か確認取れないけど
>>530と言ってるんだし
これ以上>>525-528をいたぶって楽しいか?

しかも別スレ立てても誰がネタ供給するんだそこに
>>525以降見ても「ハイグレネタが好きだから続けてくれ」とか
言ってるのもいないと思うんだが
662名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 22:04:50 ID:431z7JDT
もうL5だな
末期症状
663名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 22:07:56 ID:NrGucBLr
>>661
>>525-530の件は只のきっかけ
それ以前、ふたばのスレに貼られてた頃からの
違和感が言葉に出ただけだ
664名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 22:18:22 ID:DmsQUveu
 確かにSSを上げるのは怖い。特に処女作ともなると性癖云々+文章の稚拙さで叩かれるんじゃないかという被害妄想に囚われる。
だが、しかし!そこで俺は逃げない!文章が稚拙なら変化球だ!たとえ10人に叩かれても一人が…ひとりが褒めてくれれば…!

jpgなのですが、保存して拡大しないと読めないのでzipという面倒な形にしました。申し訳ない
ttp://kissho6.xii.jp/14/src/1yon13819.zip.html
pass:akuoti

感想誹謗中傷なんでも甘んじて受けますが、某月の戦士に似てるってのは簡便してください
665名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 22:46:29 ID:8kFJ0C7P
なぜSSと混ぜた?w

見辛いけどすばらしいGJ
666名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 23:10:54 ID:DmsQUveu
見辛いのはわかってたんですが、単品だとやはりSSって感じが否めないので挿絵調にしたらどうかと思いまして。
確かに見づらいですね。もう少し分割すればよかったかなと後悔してます
667名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 23:20:38 ID:SzkDELQt
カスタム少女ktkr!
正直その発想は無かったわ
668名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 23:21:05 ID:tvQ1P/LL
ちょっとだけ見づらいけど
俺もこういうの物語の状況がわかりやすくての好きですよ
669名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 23:34:02 ID:s9qdE/TH
一応言っておくとただの肉体操作じゃ無いんだけどね
映画や漫画見てれば判る話なんだが精神的にも洗脳をされている
670名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 23:44:27 ID:UMCy4YrM
>>664
GJ!いい変化球だった。
新たな方法を産み出したってのは偉大だと思うよ、俺は。
671名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 00:35:20 ID:Vx9sXrsd
よすぎ!!
この方法は実によいよ!!
672名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 00:55:15 ID:aaRoWREs
某ノベル雑誌っぽくてイイなぁ
おつかれさま!
俺もカス女で作ってるが時間かかるんだよなぁ
673名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 01:06:20 ID:qRGy8mpL
ニコな上にMADでスマンが…
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4710731
16分過ぎ辺りから
674名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 01:06:57 ID:qHGwdBbV
GJ!全米が抜いた
675名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 02:10:37 ID:nIgbie94
これは新しい!!GJ
てか俺もカスタム少女で堕ちる、堕ちる前作ったわww
676名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 03:02:44 ID:nkxBB9oX
あぁ、これは面白いねぇ
新しい試みだわ

残念なのは4のタイトルが間違ってることかな
ソートして4が何で最初にくるのかなぁと思ったら・・
677名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 10:43:40 ID:oHPW7ChY
姦染の新しいのでるのな
678名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 13:49:10 ID:FOx9dKd5
ソニックメルセデス
黒コスあるにはあったけど調教メニューとしての
一時的な悪堕ちプレイだった・・・orz
679名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 18:09:39 ID:aaRoWREs
>>677
HPみてきたけどこれって某ショクシュリアンの元ネタかな
680名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 18:47:03 ID:xFS87IIX
>>678
肝心の悪堕ちはあったのかい?
もしくは主人公とくっつくとか
681名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 20:20:54 ID:21zcrOha
モンスターボールってエロいよな
最初は抵抗してガタガタ揺れてるのに、段々揺れが弱くなって
ついには止まってしまう。そして次にボールから出たとき、そのポケモンは
主人に忠実なしもべとなる・・・なんというエロゲ
682名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 22:36:20 ID:Kyc7BLml
>>681
バトルで弱らせるのがミソ。
683名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 22:45:31 ID:b0d2Pxbc
>>681>>682
それを人間に置き換えると・・・
684名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 22:53:59 ID:FOx9dKd5
>>683
人間に置き換えるだけで、
おにんにんがおっきおっきする ふしぎっ!

野生ポケモン・・・・正義ヒロイン
モンスターボール・・魔獣の繭 (洗脳装置)
捕獲済ポケモン・・・洗脳済ヒロイン
進化ポケモン・・・・魔族化ヒロイン


>>680
まだ全部のEND見てないからなんとも・・・
685名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 23:00:22 ID:mugJoq7Y
>>684
そこでメタモン投入
686名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 23:24:36 ID:PemU5u7Z
DS版FEをやっていたのだが、
チキの洗脳シーンはテキストだけで話を進めるかと思っていたら
わざわざイラストまで用意されていたとは思わんかったわ。

分かってらっしゃるwww
687名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 00:13:05 ID:PlixJhO/
>>684
進化はちゃうだろw野生も進化系いるし
でもその発想はなかったぜ!
688名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 01:30:09 ID:EHf7A6MX
>>664
こんな感じにhtmlで書くと、画像も組み込めるし重い画像で提供しなくて良いかと。
なにはともあれGJです。
(※キーボードで書き写すのに挫折orz。ファイルは1の半分程度しか作成していません。)
ttp://www2.uploda.org/uporg1689100.zip.html
689名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 02:27:35 ID:t9GdLnqc
モンスターボールねたはこれで何回だろう?
同人誌かなんかでもネタになってたね。
エッチして弱らせてからボールに入れて、完了してから出すと首輪が付いてんの。
ムサシやらカスミやら。
ジョーイさんやジュンサーさんがタケシによってとかはミューツー映画
ママンはエンテイ映画公開後にあったなぁ……
690名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 02:39:51 ID:B9dKxdab
>>679
元ネタかどうかはわからないが割りと続いてるシリーズモノだぞ
691名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 03:15:23 ID:LvSMrPDK
>>678
ちなみに姉と妹どっちが黒くなった?
692名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 03:21:26 ID:ASQF/W2m
>>689
ポケモン自体の認知度が高いのと、どう見てもやってるのが機械的洗脳だからなぁ
セレビィ映画ではまんま悪堕ちボールも出てたしね
そりゃ何回も話題に出るよ
画像掲示板の方にもあるし、海外でも結構見かける
693名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 03:30:57 ID:8xFLww0T
アニメのポケモンはピカチュウとかリザードンみたく入るの嫌がったり、平気で主人に逆らったりするけどな
694名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 03:43:30 ID:L1DiMAOS
>>681
だがしかしレベルがバッジ持ってなかったりすると言うこと効かない罠
695名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 03:50:08 ID:kxF/Zbno
ポケモンの捕獲は、力あるトレーナーである事を認めさせる行為だと思う
だから強いトレーナーの証であるバッジを持ってると言う事を聞く

このスレ的には「力で屈服させる」とかかね
696名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 05:12:34 ID:t9GdLnqc
あれは他人が捕獲&洗脳→育成&調教した奴だからじゃね?
ボールに入れられてる娘的には「私は○○様には従うけど、貴方に隷属した訳では無くてよ!」
で、バッチはそんな元マスターへの忠誠を、バッチで再調教というか再洗脳というか。
697名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 07:08:43 ID:D1iEfgs1
モンスターボール最大の利点はヒロインが逃げたくてもボールがある限り逃げる事は不可能と言う絶望を与えれるって点だよね

例え、ヒロインの身体能力なら脱走できる状況でも戻れの一声でボールに収納
その後にオシオキで
698名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 14:48:22 ID:6n+qn+7r
前回のコードギアス第24話を観ていて思い付いたネタを投下します。
ギアススレに投下した方が良いか迷ったのですが、悪堕ちネタでこのスレに書こうと思って勢いで書き進めたのでご容赦願えれば幸いです。
なお劇中の状況や描写と異なっている点がありますが、その辺りはご理解頂ければと思います。
699皇女ナナリーの鍵:2008/09/25(木) 14:51:22 ID:6n+qn+7r
(私がお兄様を止めなければ…!)
フレイヤ弾頭の制御スイッチ『ダモクレスの鍵』を震える手で握り締め、車椅子から崩れそうな身を懸命に支えながら盲目の皇女ナナリーは決意を新たにする。
人の尊厳を踏みにじるギアスを行使する兄ルルーシュを許すことは決して出来ない、最愛の兄であるからこそそれは尚更。
ならばせめて自分の手で、たとえ自身の手を汚してでも兄を葬り去らなければ。
それこそが兄が犯した大罪により犠牲になった人々に対して、妹である自分ができる唯一の贖罪だった。

「フレイヤの発射準備ができたよ、ナナリー」
シュナイゼルの冷ややかな声が空中要塞ダモクレスの中枢フロアに独り佇むナナリーの耳に響く。
敬愛するもう一人の兄シュナイゼルではあったが、自分が彼に利用されているのではないかという疑念が頭をよぎらなかった訳ではない。
だがこうして『鍵』が委ねられてしまった以上、もはや逃げることは許されなかった。
そして何よりも兄ルルーシュの一番傍にいた自分こそが兄に対峙する義務があると思えてならなかった。
フレイヤを使えば多くの命が失われる、その罪も兄の大罪も背負っていく覚悟を決めなければならない。
張り裂けんばかりの胸の内を必死でこらえ、ナナリーは『鍵』を固く握り直した。

カチッ。制御スイッチの乾いた音が、指先に掛かる重い感触が暗闇に閉ざされたナナリーの神経を貫く。
数刻の間を置いて戦況が伝えられた。それは想像を超える凄惨なものだった。
一瞬にして戦場から多くの命が奪われていく。それを自分の手で行った。
溢れる涙が止まらなかった。千切れんばかりに震える身を掻き抱き、彼女は自身が引き起こした恐怖に耐え続けた。
だが一度決意を固めた以上、この重責から逃げるつもりはなかった。フレイヤの再装填完了が告げられ、彼女は再び虐殺のスイッチを押した。
700皇女ナナリーの鍵:2008/09/25(木) 14:55:23 ID:6n+qn+7r
一体何回スイッチを押し、無慈悲にどれだけの命を奪っただろうか。
いつしか身体の震えは止まっていた。もはやフレイヤの行使に躊躇いはなくなっていた。
こんな無感動に命を奪うことが許されるはずもない。頭では分かっている。なのに恐れを感じる心が冷え切っている。
こんなにも冷徹に命を奪う自分自身が信じられなかった。最愛の兄もギアスを使っていく内にこうなったのだろうか。
こうして迷いなくフレイヤを撃ち続けている今の自分は断罪すべき兄と何が違うというのだろうか。
彼女の頭の中でまとまらぬ考えが濁流のようにうねっていた。

「ハァ、ハァ、ハァ……」
先程からまぶたが熱い。まるで見えぬ目が外界で繰り広げられている虐殺の光景を直に手繰り寄せようともがいているかのようだった。
熱を帯びたまぶたに伴うように、身体も熱くなり息が上がっていく。
意識がおぼろげになる中で唯一はっきりと実感できるものは、手中に固く握られた『鍵』だけだった。
自分は今この『鍵』で多くの命を握っている。この実感こそが今の自分そのものに思えてならなかった。
そう自覚すると身体が更に熱くなるように感じられた。
(わたし…興奮している……!)
その時、彼女は自らの秘裂がしとどに濡れそぼっていることに気付いてしまった。
(ああ、なんてことなの…)
自らの手を虐殺の血に染めることに興奮するばかりか、その事に対して性的興奮まで覚えてしまっている。
あまりの罪深さに倒れそうになる身を起こしつつも、無意識の内に僅かばかりドレスの裾をたくし上げる。
そして震える右手をショーツに差し入れ、淫蜜に溢れた秘裂を指先で確かめるかのように撫で擦った。
「ああっ!」
その瞬間、身体中に稲妻が走ったかのようにビクビクと全身を震わせ、彼女は声を上げて高みに昇り詰めた。
「こんなことが、こんなことがこんなに気持ち良いなんて…」
しばらく肩で大きく息をして放心していた彼女は、指先にまとわりついた淫蜜の感触に思わずそう呟いた。
ゆっくりとショーツから手を引き出し顔前に導いていく。見えぬまぶたの奥で淫蜜に濡れた指を思い描きつつ、そのまま彼女は指をその小さな唇に咥え込み自らの蜜を舐めしゃぶった。
701皇女ナナリーの鍵:2008/09/25(木) 14:58:20 ID:6n+qn+7r
「ハァハァ、ハァハァ……」
空中要塞ダモクレスの中枢フロアに、ナナリーの色付いた吐息が密やかに響いていた。
絶頂の余韻冷めやらぬまま、彼女はショーツに右手を差し入れ再び秘裂を撫で擦っていく。
その内浅い快感では物足りなさを覚えるようになり、彼女は大きく息を弾ませながらゆっくりと秘唇を開き秘裂の中に指を押し進めていった。
たっぷりと塗り付けられた唾液と溢れ続ける淫蜜のおかげで、彼女の指は徐々に奥へと飲み込まれていく。
「…んっ。うんん、ああ…!」
込み上げる性的快感を抑え切れず、そのまま指を動かしていく。
始めは襞を撫でるように浅く、しかし程なくして秘裂からグチュグチュと水音が聴こえる程に激しく掻き回していった。
更なる快楽を求め『鍵』を握ったままの左手を僅かに膨らむ胸に押し当て、ドレスの上から皺になるのも構わず揉みしだく。
そしてそのまま『鍵』を乳首に擦り付けるように強く胸をまさぐり、湧き上がる快楽を貪り続けた。暗闇に包まれた意識がどんどん高揚していく。
痛みを感じる程に胸を揉みしだき秘裂の奥の襞を掻き撫で肉芽を爪で擦り上げた瞬間、彼女は大きく身体を反らし秘裂から淫蜜を撒き散らしながら絶頂に達した。
「あ、あああっ! お兄様ぁっ!」
無意識に最愛の兄を夢想したことに自覚のないまま、彼女は快楽のぬるま湯の中に浸り切っていた。

「ナナリー、ルルーシュがこちらに向かって来ている。フレイヤ発射のタイミングは後程伝える。これでおしまいだ、できるね?」
絶頂の余韻に顔をとろかせていたナナリーはシュナイゼルの声に意識を覚醒させた。
(お兄様が来る…。私を殺しに、お兄様が…)
一瞬、愛しい兄の手で葬られるのも悪くないという考えが頭をよぎる。
だが…自分の手で兄を殺すことができるとしたら…? それを可能にする『鍵』は手中に握られている。
多くの命を自らの手で奪うことで禁断の快楽に目覚めてしまった。
しかし最愛の兄ルルーシュの命をこの手で奪うことができたなら、きっとこれまでとは比べ物にならない悦楽で満たされるに違いない! 
彼女はそう確信していた。そしてシュナイゼルの問い掛けに『鍵』を両手で握り締め静かに、だが身体の奥底の興奮を滲ませて答えた。
「……はい」
702皇女ナナリーの鍵:2008/09/25(木) 15:03:36 ID:6n+qn+7r
身体の震えが止まらない。だがこれは恐怖からくる震えではない。
今のナナリーは最愛の兄ルルーシュをその手にかける瞬間を待ち侘び、歓喜に打ち震えていた。
息が上がり身体が熱い。顔が上気し焼けるような熱さをまぶたに感じる。
高まる興奮の中でショーツは既に淫蜜でぐっしょりと濡れそぼり、滴り落ちて床に染みを広げていた。
火の付いた情欲を堪え切れず、ドレスの裾を大きくたくし上げ再び指で秘裂を掻き回す。
ドレスの上から胸を揉むだけでは飽き足りず、更に快楽を貪らんと胸元をはだけブラジャーをずらし、直接胸を掴み乳首をつねり捏ねくり回していく。
「ああっ! あっ、あっ、んんんっ! いい、気持ちいい! …でもまだ、まだ足りない…。もっと、もっとぉっ!」
暗く淀んだ底なし沼のように、彼女は黒く歪んだ淫欲を飲み込んでいく。
だがこれだけでは彼女の爛れた欲望を満たすことはできなかった。
朦朧とする意識の中で、胸を揉みしだく左手に支えられた『鍵』を握り締め直すとそのまま下へともっていく。
同時に秘裂を掻き回していた右手を抜き取ると、淫蜜をたっぷりと吸い込んだショーツの股布を指でよじった。
そこには淫蜜でてらてらと濡れ光る秘裂が全ての淫欲を貪ろうとするかのように秘唇を蠢かせている様が見える。
彼女は棒状の『鍵』の制御スイッチ部分をおもむろに秘裂にあてがうと、そのままゆっくりと膣内に押し込んだ。
ジュブッ、という音を立てて徐々に『鍵』は彼女の膣内に飲み込まれていく。
「くうっ! んああっ! あ、あああ! お兄様、お兄様っ!」
彼女の中ではもはや『鍵』は最愛の兄ルルーシュの肉棒と等しい存在となっていた。
兄に抱かれる自分の姿を夢想しつつ、更に『鍵』を押し込んでいく。奥へ奥へと。
そして処女膜に行き着いた時、彼女は大きく息を吸い込むと躊躇わず一息で『鍵』を押し込んだ。
ブチッ。肉襞が裂ける確かな感触が『鍵』を通して伝わってくる。
「痛っ! くうう…!」
額に汗が浮かび唇をぎゅっと噛み締める。程なくして秘裂から一筋の鮮血が滴り落ちた。
破瓜の痛みに身体が強張るが、彼女にとってこの痛みは兄によってもたらされた神聖な悦楽であった。
『鍵』の制御スイッチ部分を全て膣内に収め切ると大きく息を吐く。
だんだんと痛みが引いていくのと引き換えに、むず痒く甘い感覚が沸き上がってくる。
その感覚に導かれるように彼女は『鍵』をを抜き差しし始めた。
最初こそ控えめな動きだったが、徐々にストロークが長くなり激しさが増していく。
『鍵』の動きに伴うように湧き上がる快楽も大きくなり、気色ばんだ顔からは愉悦の色が溢れていた。
まぶたに更に激しい燃えるような熱を感じながら、口元からは涎をこぼし髪を振り乱し身体を弓なりに反らせて行為に没頭する。
薄桃色だった秘裂は今や真っ赤に充血し、ジュボジュボという音を立てて淫蜜を撒き散らせていた。
あまりの激しさに特別にあつらえた車椅子がギシギシと音を立てて揺れる。
にも拘らず、そんな事など気にも留めず快楽を貪り続ける様には、もはや昨日までのか弱い少女の面影は見られなかった。
「お兄様! もっと強く! もっと激しく! んん、あああっ!」
703皇女ナナリーの鍵:2008/09/25(木) 15:06:14 ID:6n+qn+7r
「ナナリー、今だ。これで終わらせてあげなさい」
シュナイゼルからフレイヤ発射の指示が告げられる。
(ああ、これでお兄様を、お兄様の命を…!)
ナナリーは力を込めると『鍵』を最奥に思い切り突き込んだ。身体の中心に一際大きな悦楽がほとばしる。
そして子宮口によって『鍵』のスイッチが押されたその時、彼女は絶叫して身体をわななかせ、意識が弾け跳ぶ程の絶頂に達した。
「お兄様、お兄様、お兄様ぁぁぁっっ!!」
その瞬間、決して開くことのないはずのまぶたが開いた。見開かれた瞳に光が差し込む。
外界のあまりの眩しさに、文字通り『白』が目に焼きついたかのような錯覚を覚えた。
そしてその光の中に彼女は見えるはずのない光景が、フレイヤによって消滅する兄ルルーシュの姿がはっきりと見えた。
「ふふふ、お兄様、あははは、あははははは……」
歪んだ恍惚の笑みを浮かべる彼女の瞳の奥には、赤い光がゆらめいていた。
704名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 15:44:47 ID:6n+qn+7r
以上で投下終了です。ありがとうございました。
705名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 18:01:01 ID:0TdDg44c
グッジョブ!
虐殺皇女ナナリーいいねっ!
706名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 18:21:37 ID:+xhPfV5l
アタシ
アキ
歳?
23
まぁ今年で24
ご主人様?
まぁ
当たり前に
いる
てか
いない訳ないじゃん
みたいな
ご主人様は
普通
てか
アタシが下僕になって
あげてる
みたいな
707名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 20:02:48 ID:6aniAoYA
ボールを投げた後、完全に捕まるまでコロコロ動くけど
あの中では一体何が起こってるんだろう

>>696
バッチから洗脳電波が出ていてボールで捕まった者は
Lv.が低ければ完全に洗脳されて高いとやっぱり抵抗力が強いので洗脳しきれない、と…
708名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 22:56:25 ID:WAqlrZTN
マクゼスとかみてたりする?
小説板の投稿以外はなかなか更新無いけど
709名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 23:39:20 ID:tZr8tD1l
>>707
閉じ込められ抵抗する「出しなしよっ!」
しかしバトルでの消耗と、ボール内の快適さが抵抗力を奪う「なにここ・・・気持ちいい」
710名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 23:48:12 ID:07uAEuEF
ポケモンがモンスターボールみたいな手のひらサイズのボールに入るのは
モンスターボールの機能じゃなくてポケモンの生態のおかげ(弱ると狭いところに入るべく小さくなる)だそうだ
人間相手に使うなら、まず人間大のモンスターボールと、
人間大のボールを投擲する力を身につけないと
711名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 23:54:22 ID:BHJrNGVa
ボタン押してボールを大きくしたり小さくしたりできるんだからその辺は機械の力で余裕でしょ
問題は中におにゃのこがいる時にボールが割れたらどうなるか、だ

ポケモンよりタッチャブルの新作に期待しようか
712名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 00:49:58 ID:DVJjYNc3
ドラえもんに出てきた「刷り込みタマゴ」みたいなもんか
あれは出てきたとき初めて見た相手に惚れるアイテムだったが
ポケモンボールは相手がご主人様だと刷り込まれる、と
713名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 00:59:55 ID:w7FW81mV
>>712
ポケモンボールって便利だね!
714名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 02:44:29 ID:BD7EeMfF
あれはまだ野良な正義のヒロイン!こりゃあゲットだぜ!
俺はメッ○アー、絶対ヒロインマスターになってやるぜ!

よーしもうすぐゲット完了……あ!横から掻っ攫われた?!


△の新作がこんな感じ。
715名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 04:23:37 ID:gfdtGwSB
・ポケモンセンターで事故が発生し、
 女性従業員がコクーンの入ったポケモンボールの中に入ってしまう

・ボールの中で人間とポケモンが合成され、ポケモンニンゲン化
 人型を模したコクーンになる

・幾多もの戦闘後に進化し、擬人化スピアー……つまり蜂女に

・発情期になると、スピアー(♂)には目もくれず、マスター(♂)に求愛するように

・マスター(♂)との交尾

・子供が出来たらマスターに毒針を刺し、マヒさせている隙に
 モンスターボールの中にマスターと子供のキャタピーを入れ、合成し仲間を増やす……

……ポケモンボールって便利だね!
716名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 06:07:12 ID:5YXPlDdD
>>715
そこまで設定ができているということはSSを期待してもいいんだな!?
717名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 09:18:06 ID:FbvSZUKD
俺達の心の中にあるじゃないか!
718名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 17:54:39 ID:LSpRQjZg
洗脳とは違った部類だけど淫獣聖戦の黒玉法師が出た回の
黒玉責めは良かった意志とは関係なしに送り込まれる快感

あの天津姉妹の姉ですら堕ちる寸前まで追い込んだし
719名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 18:05:29 ID:oJEabIEH
淫獣聖戦はハマッたなー。一番最初の回の黒髪カチュ女好きだった。
オナニー中にちっこい鬼にヤられちゃって悪者の性奴隷になっちゃう子。
まあその回しか出てこなかったわけですが。ヒロインじゃないからスレ違いか。残念。
妹洗脳→姉攻略が定番妄想っぽいけど、姉洗脳→妹攻略も悪くないかも。

妹洗脳→エロ奴隷
姉洗脳→戦闘奴隷

という妄想しか出来ないのはまだまだ妄想が足りないのかなぁ。
720名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 18:17:48 ID:Lzftm3tk
>>719
最初の巻で悪堕ちしてツノ生えちゃう子でしょ?
姉妹に対する嫉妬心につけ込まれて堕ちるのは良かったねー

しかも声が天地無用の阿重霞の人だったんで見た当時は余計に興奮したものさ
721名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 18:45:55 ID:cgQJEM7O
ちょっと聞きたい事があるんですが、触手とか魔物とかに犯されて悪堕ちか精神崩壊するコミックを探してるんですが、オススメな奴ってありますか?(ハッピーよりバッドエンドが好みです)
722名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 18:54:47 ID:LSpRQjZg
>>719
一巻の冴子だっけ?
確か再び淫界に魂を売ったって設定の冴子が大活躍で姉妹を捕らえて責めちゃう同人誌があったような気がする
723名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 18:59:21 ID:BD7EeMfF
同人誌といえば、うろつき童子のオフィシャルぽい同人誌で悪堕ちがあったな。
724名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 21:24:52 ID:NZsjSIzv
>>718
俺も黒玉責めが一番好きだったよ
725名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 23:30:28 ID:mAahrbSu
>>718
二次元でリメイクされたときは期待したけど、やっぱりガッカリだった……。
ネタ的には、ある意味 一番ゲーム化でリメイクしてもらいたい一品。

……どこのメーカーなら出来るのかが問題だがww

>>722
サイクロンじゃなかったっけ?
726名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 00:40:22 ID:m6t5MEDm
>722
>725
サイクロンの「スティングレー・サーティ」ね。
これは個人的にはよかった。

>723
詳細希望です。
727名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 01:17:37 ID:lKcx2Deq
>>726
発掘シテキターよ。
オーバーファインドの UROTSKIDOJIU で、笠見三十郎 氏。
内容は水角獣が、風子、村上先生、炎子先生
そして妹のメグミも敵の部下に変えられちゃって、ミミも部下……って奴。
まあ最後、ミミじゃなくて天邪鬼を部下にしようとしてアッー!なオチだったり。
728名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 12:04:21 ID:lme0doNU
>678
他スレの報告見たら悪堕ちエンドあるようだが、どんな案配かのう。
悪コスとかあるんかのう。
729名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 09:17:40 ID:sCutdxOL
魔法少女に悪堕ちは必須だと思うのですが、どうでしょう?
730名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 09:21:52 ID:kEPWU0LH
当たり前だろう。何言ってるんだ。
731名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 16:23:33 ID:ILy2MrGl
人間が息するのと同じ位当たり前っスよ
732名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 17:15:43 ID:c5pgTVty
なるほど、住人の洗脳は完了しているようだな。
733名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 20:00:51 ID:V1JOy+RA
魔法少女は負けてからが勝負だから。

主人公はその敗北や意外な敵の正体にズタズタな恋心を克服し
ライバル魔法少女は敗北による負ける事への恐怖や不安から力を求めたり
主人公への対抗心を敵に利用されて悪い魔法少女になっちゃう訳ですよ。
主人公が好きだった先輩と堕ちたライバルのキスな抱き合う姿に主人公がショックを受けたり
なんかそろそろプリキュアって7人になって『プリキュア レインボー カデンツア』
みたいな名前になりそうじゃね?と。

もしくは主人公の改造少女を倒す為に悪の軍団長が親友な娘を怪人に改造……では無く
単に体内へバグダンを埋め込んだだけの娘を差し向ける訳です。
下級兵並だから普通にやればまず負け無いが、主人公が親友を殺さないと
バグダンで街中なんかで何万と死んでしまうし、
734名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 20:05:59 ID:AR7TBuw3
日本語でおk
735名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 20:16:56 ID:x0fPgMrq
まとめて頭を冷やされて来い
736名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 20:19:04 ID:GtwiVllG
>>733
>>735の名に於いてギアスで命ずる!……言いたい事はなんとなく分かるが、もうちょっと落ち着いて分かりやすい文章の流れにしろ」
737名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 20:32:07 ID:jSVmiY+P
いいかお前ら
ふたばとは無関係を決め込むぞ
738名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 20:55:45 ID:Gr1B7DhU
なんだかんだ言って魔法少女モノここ少ないよな。どちらかと言うと魔人化とか、洗脳とかのが多い。
ってか、魔法少女の定義ってなんだ?杖持ってること?最近うpされたカスタム少女の奴とかは魔法少女なのかな
739名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 21:10:12 ID:c5pgTVty
少女が魔法を使えればそれでいいだろう
740名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 21:26:14 ID:3Kbv59Lf
>>733の日本語が意味不過ぎてワロタw
伝えたい内容はなんなく分かるが、その情熱をいったん冷やしてからSSにしてこい。
741名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 21:41:19 ID:ILy2MrGl
>>738
>>739が真理
742名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 21:51:46 ID:HDwwsWve
いつもの日本語のおかしいやつとギアス厨か
743名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 21:53:04 ID:V1JOy+RA
ゴメン、徹夜で部屋の片付けしつつプリキュアを見てたような気がする辺りで訳が分からなくなってた。
自分で見ても支離滅裂過ぎw
744名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 21:56:16 ID:R7+X6aAJ
>>743!
正気に戻ってくれたんだな!
745名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 22:36:51 ID:ahL2SqFI
このスレ的にはBADエンドだな>俺は正気に戻った!
746名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 22:50:41 ID:EN1I6PNn
747名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:14:58 ID:pdMLaQWo
やっと植民地が立ったか
748名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:19:27 ID:/APf/pQ4
>>747
お前みたいなのは、ほんと消えてくれ
ふたばもこっちも迷惑だから
749名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:20:21 ID:jn16Ufed
植民地とか言ってる奴は単なる荒らしだろ
構うなよ
750名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:26:40 ID:jSVmiY+P
リンク貼るのもやめろよ
751名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:38:21 ID:jn16Ufed
リンクは貼れよ
752名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:40:05 ID:pdMLaQWo
同意
俺達がいないと成り立たないからな
753名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:41:33 ID:jn16Ufed
それはねーわ
754名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:43:10 ID:V1JOy+RA
エンジェルリンクスの堕ち物は張ってよし。

テンパりながらアソコまで書いて記憶が無くなり、寝てる途中で送信したらしい。
ええギアス見逃しですよ。
755名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:45:35 ID:6QyQkKnv
リンクは貼れよ
俺達のオナニーを邪魔する奴は許さないから
756名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:47:28 ID:/APf/pQ4
ふたばのjunで日曜の11時から立つのは分かってるんだし、毎週貼る必要なし
757名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 23:49:33 ID:jn16Ufed
手かこんな話題で争うなよ
リンク貼れ、ふたばは植民地じゃない
これでおk

異論は認めない
758名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 00:13:51 ID:DaCh9SdG
>>757に全力投じて賛成する
759名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 00:16:26 ID:oGu3PqDA
植民地でなかったら租借地か保護領か
760名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 00:18:33 ID:zstAivrZ
独立に決まってるだろ
761名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 00:20:59 ID:cOKTl58M
別にこっちの住民があっちに迷惑かけてるとかじゃないんだからリンク貼るくらい何の問題もないだろ
なんで毎回「リンク貼るな」って反応するのか全く分からん

とは言えさすがに「植民地」ってのは言いすぎだと思うので>>757に賛成
762名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 00:23:21 ID:wXeXu8i6
>>757
最近荒れるのわかってんだからリンク貼るのもちょっと自重してくれ・・・
763名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 00:25:43 ID:8t6zu7tF
>>762
荒れてないよ
荒らそうとして無駄に頑張ってる人が独りいるだけw
764名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 00:29:07 ID:hdafMCVM
後続のば短慮な人をあっちに送ってしまわないようにリンクは張らないほうが賢明だろ
あっちにおかしいのが現れた時にここのせいにされる
765名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 00:31:14 ID:fib4gjXq
ふたばはIDないから荒らそうと思えば簡単に出来るからな
最近導入されたのに住人の猛反対にあってすぐ撤去されたし
766名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 00:34:58 ID:P/STCVPp
流れぶった切るけど、以前話題に出てたインアン悪堕ちの
全キャラの堕ち過程含む動画
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4751075

>>764
ID洗脳されてる
767名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 01:02:42 ID:YRdGtBlf
>>750
>>751
わらかすなww
768名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 10:57:00 ID:juGFgHMt
>>766
これが悪堕ち・・・だと・・・・?
769名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 13:50:41 ID:8jLIN7cB
>>721
絵柄が独特(漫画というより劇画)というのと、ふたなりモノだという点が許容範囲であれば、
「ダーティ・松本の白鳥の湖」はなかなかの悪落ちだけどねぇ。

なにせ悪魔にさらわれたオデット姫、犯されたあげくにふたなりにされてしまって、
元の身体に戻りたい一心で悪魔の命ずるまま妖精の国を旅して妖精たちを
泣く泣く犯して回って。
悪魔が「よくやった。お前の旅はもう終わりだ」と言う頃にはすっかり犯す快楽の
虜になっていて。
悪魔の導きで城に戻ったら、婚約者だった王子は姫と瓜二つの悪魔の娘を姫だと
思っていて結婚済み。逆上した姫が王子を斬殺。恨みのままに悪魔の娘とも決闘
してこれも斬殺。
騒ぎを聞きつけてかけつけた妹をついでに陵辱・破瓜。
「さあこいオデット!今日からお前はワシの娘だ!」と言う悪魔の手を取って、姫は
どこへともなく去ってゆきました、という見事なバッドエンドw


770名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 14:13:50 ID:D30FVmOl
↑おまえ、色々と大丈夫か?

一応日本語でおkって言ったほうがいいか?
771名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 14:33:54 ID:shyKiu6u
>>769
大まかな内容が実際にそれなんだからしょうがないと思うよ。
ヒロインはふたなりの呪いを解くために、強姦魔になってしまうから。
772名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 14:34:38 ID:xb+IqHP2
え、漫画の内容言ってるだけじゃね?
何かヤバイのか?
773名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 15:40:49 ID:8jLIN7cB
>>770
漫画の内容をかなり端折って書くとああなりました、ってことなんですけど。
まぁ文体がふざけているといわれてしまえばそれまでですが。
774名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 17:14:34 ID:M8xdLTJE
>>733=>>770
自分の日本語がバカにされたので復讐しに来たら、またも自分のおバカを露見する羽目に、ってとこか


っていうか>>769読まないでレスしたろ?
775名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 19:18:50 ID:Ivqbjdlo
でも復讐を試みたにしたってあり得ないよな、だって>>769が平凡な文章とどう違うかって
「体言止めが若干多いぐらいかな?」ってそれだけだもん。
てことは>>770は文章作法としての体言止めも知らないリア厨か、
いや今日日中学生だって体言止めぐらい知ってるだろうからリア小!?
おいおいおいおい小学生のうちから悪堕ちフェチ開眼だってさズルイなあ!
俺なんて自覚するまでに人生20年そこらを丸々要したってのに。
人生の最も多感な時期を悪堕ち的審美眼をもって過ごせる>>770には
夏休み明けに急に派手になっただけのクラスの女子にも色々妄想できるような
バラ色の未来が待っているのだろうなあ。いいなあズルイなあ。
776名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 19:48:34 ID:xae/EzrX
>おいおいおいおい小学生のうちから悪堕ちフェチ開眼だってさズルイなあ!
俺なんて自覚するまでに人生20年そこらを丸々要したってのに。


俺、マグロ目悪堕ち、考えてみれば小学からだよ
777名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 19:50:37 ID:juGFgHMt
>>770は俺もおいおいって思うが・・・
それよりもこのスレはなんでこんなに沸点が低いやつらが多いんだろうと思った
778名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 20:09:39 ID:EQM234fb
スルー ヌルー ヌルー                            ポ
779名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 20:10:03 ID:/4AlHIYm
>>775
途中から文の趣旨変わり過ぎワロタwww
780名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 20:44:58 ID:oF/UeOVn
復讐鬼がいるスレはここですか?
781名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 20:49:42 ID:DaCh9SdG
んな議論どうでもいいから、お前らSSを書け!
782名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 21:36:35 ID:oF/UeOVn
命令形でレスして書く奴隷なんて現実にいるわけないとおもいました
783名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 21:52:18 ID:aOgcnxFn
規制がー
784名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 21:56:33 ID:aOgcnxFn
お、解けてた。
ソニックメルセデスは快楽建ちだけど、
報告通りちゃんと悪堕ちエンドがあったよ。
ていうかまんまエンド名が「悪堕ちエンド」だしw
「悪堕ち」という単語が周知されてきているのはいいことだ。
これからもこの系統がどんどん増えていって欲しい。

悪コスはもちろんあり。
露出大目なのが好きな人にはいいんじゃないかな。
本人の意志を無視してだけど洗脳や娼婦化もあったし、
俺的には大満足。当りでした。
785名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 21:57:18 ID:aOgcnxFn
快楽建ちってなんだ快楽堕ちだorz
786名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 22:25:30 ID:HbF2447b
タチになるの?
787名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 23:48:29 ID:zxT60/vx
てすと
788名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 03:03:04 ID:nw9EgJal
ソニックメルセデスの話題だそうにもエロゲの話は他でやれ、とか
画像上げんなとか今の状況だと文句言われそうだからなぁ・・・
789名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 04:10:20 ID:uH0jv0iS
じゃあエロゲでも画像でもなくて
虚ろ目について語ろうぜ

普通の悪堕ちで意識がハッキリしてるのも良いけど
虚ろ目になると、意識あろうが悪コスじゃなかろうが凄く好き
操られて人形みたいになるのも、虚ろ目があるか無いかで印象が大きく変わってくるし

虚ろ目は洗脳された感が数倍にはね上がる気がする

目のハイライト消しただけであんな簡単に操りや洗脳を表現できる技法を生み出した人は天才だと思う
790名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 06:28:20 ID:pRJGUUcK
>>788
>>1には
>OVAやゲーム、漫画などの情報、SSの投稿も歓迎します。
とあるから、あまり長引かないならいいんじゃない?
791名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 09:18:43 ID:tj+qLM4X
か強力な呪いを扱う人間が
呪詛返しで逆に淫らで敏感になる呪いをかけられ淫乱化し堕ちていくってのも面白そうだよね。

普段なら簡単に解除できる呪詛や呪いの筈なのに想像以上の快感に集中できず詠唱したくても上手く喋れない。そんな状況が続き、ついに
792名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 20:10:40 ID:FHtG/e3+
既に呪いをかけられていたほうが堕ちて
↑を襲い始めたら個人的にはツボ
793名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 21:04:33 ID:yRB8W3RN
ふたばのログくだしあ・・・
794名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 21:26:06 ID:Lpt31+pB
>>789
あれが最初に出た作品てなんだろう。
795名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 02:53:42 ID:WX40gAAZ
洗脳なんて許せま洗脳

なーんちゃっ
796名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 03:13:33 ID:uiUd3hSj
こいつを始末しろ
797名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 04:02:27 ID:+NQczdSA
デスラー様の前で駄洒落なんて言うから……
798名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 15:26:04 ID:LuxdKJW6
いまだにロイヤルブラッドUをときどきやってる俺。
洗脳とかで味方ユニット増やすゲームとかほんと無いな・・・
エロゲーとかでも結局調教による淫乱化とかで味方にするって流れがほとんどだし
799名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 16:29:31 ID:D2JyMM+n
かえってエロゲでないゲームのほうが洗脳での敵化味方化は多いかも知れんね。
エロゲはどうしてもエロを入れないとならんから、快楽堕ちになりがちだもんね。
800名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 16:35:29 ID:unwT7F1t
そして三年前くらいからロイヤルブラッドUを探している俺参上
間違ってTの方を買ってしまったのはいい思い出
801名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 18:02:03 ID:PnEGTAtQ
ロイヤルブラッドUは当時ネット通販で買ったけどもうないのかな
しかしちゃんと悪堕ち後のグラを用意するなんて本当に良いゲームだった
802名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 19:00:20 ID:xNnOvpHu
検索しても画像が見当たらないからロイヤルブラッドの話題についていけんがな(´・ω・`)
ビフォーアフター画像がどこかにあれば教えてほしい
803名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 20:22:39 ID:pPf8Jrzp
俺もソニックメルセデスは当たりだったな
804名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 20:59:32 ID:LuxdKJW6
萌えjpとかふたばで何回か洗脳絵が出てたことがあったけどね。ロイヤルブラッドU
洗脳されて邪悪な笑みを浮かべるキャラとかは最優先で捕まえて洗脳してたなー
フリエスティアとかミリナリアとかイグネスとかを
あれは洗脳する能力をもつのがあえて女なのがかえって当たりだったような気がする。
アルトゥーリアの声を榊原良子で脳内保管してたな。
805名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 21:19:18 ID:5bFhf5hq
ロイヤルブラッドはよく知らないからわからないんだけど>>798にはすごく同意だな
エロゲは悪堕ちっつーかただ淫乱になっただけじゃん、っていうのばっかりだし
いや、まあ、だからエロゲなんだろ?っていわれたらそうなんだけどさ
806名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 22:03:56 ID:+srvEV41
>>804
マジか…知らなかったか見逃したのかな
人頼みだけど次回以降のうp神に祈るか

攻略本Amazonでやたら高いけど、買ったら顔グラとか載ってるのかね
昔の光栄の攻略本だからあんま期待できなさそうだ
807名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 22:29:42 ID:UsJvougI
セーブデータ改造して登場ユニット女性だけとかやったなぁ
808名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 22:36:37 ID:LuxdKJW6
セーブデータか・・・・どなたかうpしていただけないだろうか
809名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 23:34:07 ID:S53xTO51
>>793
あのログ上げてるやつってよほどのバカなんだろうかな
ログが欲しいのは参加しそこなった人間なのにスレ番がパスとか
810名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 00:40:00 ID:VMdl4eBJ
催眠とか洗脳も好きなんだが、憑依の方が好きな奴いる?
悪魔が少女の身体を乗っ取って…みたいな?
811名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 00:46:34 ID:GCevhuWZ
>>810
憑依は完全に別物な感じが強いなぁ
812名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 00:50:04 ID:9WLp4Dsg
憑依とか寄生・改造辺りがツボ
813名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 01:00:36 ID:74yB/mDk
>>810
それで少女の意識が残っていて悪魔の行動を見ているだけ、とか?
大好物です。
814名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 01:03:20 ID:RypgHd81
>>809
でもパスがこのスレに書いてる罠
815名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 01:05:51 ID:RypgHd81
多分そのうちパスが知りたきゃこのスレ見ろとか言い出すと思うよ
816名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 01:07:59 ID:yhKsiaUF
>>813
良いよね!
自分も大好きだ
817名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 07:39:32 ID:6+fF5yU3
>>810
憑依は好きだが、どちらかというと寄生スレ向けな話題な気がする。
818名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 08:08:38 ID:TiQapHhb
>>814
もしかしてログあげてるのここの住人か?
819名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 12:54:45 ID:qWDGiF7E
ブラックレディかミストレスナインかか
820名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 14:06:29 ID:ojeFwmJW
>>810
ノシ
821名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 14:48:03 ID:3zwQyPy2
>>819
それも嫌いじゃないけど、それよりもピクシーミサとかエビルハルナとかの方がいいな
822名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 17:00:47 ID:7pDLw5Y9
ウエピー
823名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 17:10:10 ID:4HDUSNX5
>>810
憑依でも憑依する霊的な存在に性格があると本当に憑依になって興奮しないな。
同じ憑依でも、憑依対象の人間の性格を凶暴にしたりエロくしたりとか
意識を保たせたまま性格異常をきたす程度なら俺はセーフだ
824名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 19:12:47 ID:W4l644m4
ロイヤルブラッドはセーブデータを改造すると、半永久的に悪堕ちで遊べるぞ。
種族や職業の部分を弄って、人間のプリーストな女の子をダークエルフのソーサラーに変えてから洗脳したり、口調を弄って「あたい」口調なキャラを、洗脳後は「わたくし」口調に変えてみたり。
マジオススメ。
825名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 21:20:45 ID:+KZv2PUf
封神演技のだっきみたいな憑依でも全然イケる
826名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 21:36:38 ID:n51Xs5LZ
番宣で見たけど、
しゅごキャラの新シリーズがセラムンの妖魔みたいな女性怪人が出てくるパターンみたいだな
デザインからして、抜かれた心の卵に入ってるしゅごキャラが怪人化してるっぽい
味方サイドでなんかあると面白いんだが・・・
827名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 22:11:21 ID:q3p733Pz
>>824
いまさらWin2000とか用意できないぞ畜生…
そんなに自慢したいなら画像キャプってうpしてくだしあ
828名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 22:42:12 ID:n51Xs5LZ
ちょー昔にこのスレでもらった全キャラ堕ち前後のまとめ画像を持ってると思うんだが
さて、どこいったか・・・見つかったらうpするんだけど
829名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 22:54:59 ID:KR265X2y
>>828
それはすごい、見つかりましたらぜひお願いします。
830名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 23:57:16 ID:q3p733Pz
>>828
わっふるわっふる
831824:2008/10/03(金) 09:23:56 ID:qTod6veY
>>827
俺XPだけど普通にプレイ出来てるぞ。
堕ち後のみで良ければ、60人分あるけど、セーブデータ解析用のメモと一緒に夜にでもうpしようか?
832名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 10:15:27 ID:vzKb6rlL
うおお、ぜひ、お願いいたします。
833名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 14:41:30 ID:vzy3XzvB
>>819
ブラックレディの場合は元が幼女なのに無理矢理成長させられた姿だというのもなんかエロかった。
そういう意味ではなのはStSのヴィヴィオも似たようなもんか?
834名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 19:28:36 ID:OvJiSk6W
>>829>>830
駄目だすまん見つからなかったorz申し訳ない
かなり昔だからなぁ・・・
835名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 22:22:15 ID:Prq1i9F7
悪魔城の新しいやつには悪堕ちあるかなぁ
836名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 22:23:16 ID:CNkAnPs8
吸血鬼はただの肉体変化だからなあ
ちょっとスレチ
837名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 22:28:08 ID:chOQp4Yz
いや、価値観まで吸血鬼化して悪堕ちしていれば、全然問題ないでしょ
838名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 22:31:40 ID:D+YN0N1t
まあ人外スレ向きではあるな
839824:2008/10/03(金) 22:44:01 ID:MFXk0uZz
ttp://pai.no.land.to/up/upload.cgi?mode=dl&file=3832
ほい。パスはメル欄。
画像は全部ビットマップで保存してます。
840名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 00:05:36 ID:aPbQp0hk
>>839
dクス!
思ったよりも肌とか目とか表情とか変わるのな
しかしこんなにたくさん乙
堕ち前も見たいキャラ多いけど、これだけいたら無理そうだなww
841名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 00:22:46 ID:yux8MwGx
>>839
すげえ、こんなに堕ちるのかよ
いいもの見させて貰ったよトン
842名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 00:41:31 ID:sj9ZZcqv
>>839
( ´∀`)bグッ!
843名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 00:59:31 ID:gQ7oECAq
ある意味将棋みたいなもので、相手の人材を捕獲して洗脳して使わなきゃ
支配エリアを広げられないからね。
光側は洗脳された人材を解放して仲間にするんだし。
844800:2008/10/04(土) 04:16:09 ID:bkyEHIKU
やっぱり頑張って探すことにしました<ロイヤルブラッドU
845名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 07:24:21 ID:PdjY96Om
>>839
超ナイス!
以前に自分で解析してある程度はいじれるようになったが、
細かいところまではわかってなかったので、すごく助かります。
846名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 16:39:43 ID:9VSSVmgr
久々に見にきたらロイヤルブラッドの話で盛り上がってんなー
昔、全女性捕虜のセーブデータを上げたのは自分なんでそっちはすぐにでも上げれるけど
体験版もあったはずなんだよな〜
一度上げたけど何処にいったのやらって状態なんでちょっと探してみる

>>844
古いゲームだけど大型量販店のコーエー廉価版ゲームの所に行けばあるかも
三国志とか信長の野望シリーズみたいにメジャーじゃないからあるかは微妙だけど
847名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 17:04:39 ID:9VSSVmgr
sageて無かった…スマン
848名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 22:37:30 ID:HkbFCOXY
+(O゜・∀・)+ワクテカ
849名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 00:27:42 ID:NKp/e01F
850名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 00:58:10 ID:xCw2fRmT
華蝶仮面で悪堕ちあったが何かいまいち
元々戦闘狂のキャラだからかな
851名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 00:59:23 ID:oa/6i5HC
>>846
全裸待機させていただきます
ソフトがないので、あればでいいので画像を…っ
852名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 01:34:04 ID:gnLl/+D3
クレクレうぜー
853名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 01:50:30 ID:NmMBkzWk
気長に待てば
ひょっとしたらひょっとするかもよ?
854名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 04:49:44 ID:HAUDl8rS
快楽堕ちはたい焼きにあんこが入っていないぐらい許せないが
エロゲだからといって「どうせ快楽堕ちなんだろ…」と判断するのはいただけない

つまり、だ
エロの前後にちゃんと堕ちを区切って入れれば快楽堕ちにはならないと思うんだよ
それができてるのは天下のMAIKAぐらい
ソルディバンは見事だった
855名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 09:43:26 ID:q3p0ZgMN
そろそろ快楽堕ちを目の仇にするのはやめないか?
856名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 09:51:41 ID:9ptWEZOb
快楽堕ちで別スレ立てるしかないな・・・・
857名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 10:18:58 ID:q3p0ZgMN
堕ちの過程に快楽の要素があれば快楽堕ちで全否定
それがスレの総意だと言わんばかりの流れは全体の衰退を招く

結果としてヒロインが悪に堕ちれば途中過程を限定する必要は無いだろう?
快楽堕ちは認めないって意見があってもいいし、
快楽が過程にあると楽しいという意見があってもいい
ようは個々で様々な意見がある事を忘れないで欲しいってことだ
858名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 10:28:53 ID:aB+wu4DB
範囲を狭めるのは結局自分の首を絞めることになるんだからやめて欲しいよな
情報持ってくる人が分散しちゃったら終わってる
859名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 10:30:33 ID:vuoZI1H5
俺は堕ちエロゲーあんまりやらないからいまいち分からんが、快楽堕ちって具体的にどういうの?
俺のイメージだと、快楽堕ちした後、ヒロインが邪悪化して悪の手下になるんだがな。
つまり、快楽堕ちは悪堕ちの一種のようなもの。
エロゲーは快楽堕ちしたのはいいが、その後悪にならないから問題視されているのかな?
860名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 10:38:57 ID:4brdhKqp
快楽堕ちは認める
ハイグレは認めない
ふたばのURLは貼る
しかし植民地ではない

これが最終決定
異論は認めない
861名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 10:53:19 ID:bhji/MYw
ガオガイガーの命の場合、手品師ゾンダーに操られたり、最強七原種戦の時の耳原種に操られたり、
あげくにゾヌーダ受け付けられてましたでさんざんな目に合ってたなあ。
862名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 11:50:31 ID:wcobtgh0
>>859
そうだね。
快楽堕ちのエロゲに多いのは、快楽が欲しいから言いなりになるってだけで、たまたまその命令が悪だってだけ。
思想的にも悪を崇拝するようになって、悪の目的のために行動するってわけじゃないのが気に入らないんだと思う。
863名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 11:57:56 ID:RhUrBjBf
考え方によっては
たかだか快楽と言う個人的で刹那的な欲求のためだけに
悪の命令をも受けてしまう状態になった、というのも
悪くはない

とりあえず、何が良い悪いなんて議論とも言えない
感情論のやりあいは馬鹿に付け入る隙を与えるだけ
悪堕ちか否かのみがスレ違いか否かの唯一の判定基準にしておくべきだと思うが
864名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 12:37:12 ID:vhDS3gGd
もうそこまでいくと
悪い事を喜んでやる時点で悪い事が快楽や快感になってる訳で
悪に対する不快感が快感に変換されてるので無い悪落ちはどうよ。
本人が嫌々悪い事するとかは操りじゃねーの。

正義が何かをしたいって欲求は本人が気持ち良く過ごしたい、不快な考えな者を断罪する事じゃん。
865名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 12:44:00 ID:bhji/MYw
ベッドの中で激しく腰を振りながら
「お前は正しいのか!お前は正しいのか!!」
と叫ぶだれかさんをなぜか連想して鬱 orz
866名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 13:07:54 ID:Xusq2yUp
@快楽を与えられ調教されることで、快楽に依存し、快楽を目的として悪に従うようになる

A快楽を与えられることでヒロインを守護する謎パワーが弱まり(または邪悪な何かで変えられるor何かが溜まっていく)、
最終的に身も心も悪に染まる


快楽堕ちを批判しつつ、それでも堕ち展開を求めてエロゲをする人は、
もしかするとAを求めてるんじゃないかい?
@だと多くの場合ただの性奴隷な感じで終わってしまうから堕ちた感がいま一つ
Aなら失敗展開も多いけど悪に堕ちた時の言い知れない感情は計り知れないはず


俺は断然A派
「どっちも同じ快楽堕ちだからどっちでもいいだろ?」と思った人は修行が足りない
867名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 13:24:52 ID:aB+wu4DB
さすがにそれを同種と断ずる奴はいないだろ
俺はどちらも同じくらい好きだよ
868名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 13:32:07 ID:7yglsskf
俺的には@は無いな
869名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 13:41:47 ID:ARHGua2/
操られ要素が無くただ性格が悪くなっただけなのは単なる不良化で×
やっぱ洗脳or調教をする側の存在が大事だね
870名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 15:05:10 ID:ijeA1qlg
>>866
俺も断然A派だな。
@も全否定まではしないが・・・
871名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 15:10:27 ID:bhji/MYw
>>866
演出しだいじゃないかなぁ。
@のケースだとしても、序盤は快楽に流されて肉欲に溺れた自分を責めるような描写がある段階と、
次第に快楽に溺れつつある自分を恐れる段階があって、最後には快楽のために倫理や正義を
踏みにじる選択を自分の意志で行うような描写があれば立派な悪堕ちという気がするし。
872名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 15:13:32 ID:OHJqEURh
品性が無くなる快楽堕ちはNG。@のパターンそれ多いけど。
873名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 16:16:33 ID:vuoZI1H5
なるほどな。>>866なら、俺も断然Aだな。@も全否定はしないけど。
やはりヒロインが邪悪化するところが華だと思っている。
874名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 16:20:33 ID:bhji/MYw
>>872
そう言えばとある調教SLGでは、ヒロインを調教していくと「気品」のパラメータが次第に下がっていって、
ゼロになるとゲームオーバーだったw
残念ながらあのゲームはヒロインが魔女になったりはしないけど。
875名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 17:02:51 ID:bjOjNdL+
やりまくって淫乱になるだけでいいならエロゲーほとんど洗脳ものじゃんか
洗脳されてんのは買っちゃう俺らだろうけど
876名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 17:50:23 ID:xxm+J9Oe
サキュバスクエストって悪落ちあるかい?
877名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 17:59:12 ID:fLYufIy2
ない。考えようによっちゃ妄想の余地はあるけど。
878名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 18:06:59 ID:H7Ep+Rfb
ロイヤルブラッド2の体験版掘り出したんで上げておいた

ttp://toku.xdisc.net:8080/Sn4/rew/hg7424.zip.html
pass:akuoti

製品版のセーブデータも使えるけど体験版に登場しないキャラはグラフィックが出ない
精神支配シーンも良いけどキャラのプロフィールみると簡単な設定が載ってるんで
脳内保管しながら楽しむのオススメ
879名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 18:50:15 ID:LXWgOQ6g
>>876
最終的には主人公とのHで元に戻るから結果的には2次元エンド的なものになるのに目をつぶれば割と豊富に。
最初のツクール版のシスターは実にエロかった。ちなみに製品版での一押しは最初のボスのマーシャ。

後は2次創作でヒロインを堕としたサキュバスは元人間でそれがサキュバス化するまでってサウンドノベルは見たことがある。
880名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 19:43:18 ID:BXJi0tMD
>>878
超GJ!
ありがたく頂きます
表情変化がぶっ飛んでるキャラもいたりして2倍おいしいです
881178 猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:19:08 ID:IS2PrpWf
こんばんわです。王子と王女の2回目です。ちょっとエロ度高め風味で

○二章

コンコン コンコン

コンコン コンコン


「………?」
昼間さんざんに遊びまわり、疲労が体にたまりまくった少年がベッドに入るなりすぅすぅと寝息を立てて寝てしまってから早や数時間。
本来なら朝がくるまで決して目が醒めることの無い意識が規則的に聴こえて来る不可解な音に、朧げに覚醒しつつあった。
「………」
少年の意識は音を無視して再び眠りに付こうとし、醒めつつある意識をシャットダウンしようと試みるが、それが脳に伝わる前に


コンコン コンコン


と、再び耳障りな音が鼓膜を突付く。
「…うるさいなぁ……」
その喧しさにとうとう少年の意識は覚醒し、眠たげな目を擦りながらベッドからむくりと上半身を持ち上げた。
風で外の木の枝でもガラス窓にぶつかっているのだろうか。と窓のほうをまだ半開きの目で見るが、別に外に風が吹いている気配は無い。
普段の町の明かりが消えた外からは、月の薄明かりが窓に差し込んできている。
そして、その光を背負いながら


コンコン コンコン


とガラス窓を叩く人影が、少年の目に飛び込んできた。
「…?」
まだ起き抜けではっきりとしない思考の中でも、少年は外にいる人影に少なからぬ疑問を持った。
何でこんな夜に人がいるのか
用があるなら何で玄関のドアを叩かないで自分の部屋の窓を叩くのか

(まさか……ドロボウ?!)

それだけに、こう少年が考えたのもごく自然であろう。少年の家に入ろうとした泥棒が一番入りやすそうな自分の部屋の窓に目をつけ、少
年が起きているかの確認にドアをコンコンと叩く。まったく理に適っている。
少年の脳内に、今まさに自分の部屋に押し込もうとする泥棒の姿が連想される。それはごつい体格で手に包丁を持ち、赤ら顔の髭面でまる
で鬼のような悪漢だった。
それが今にも自分の部屋に入り込もうとしている!!そうしたら、自分は捕まって食べられてしまう!
「ド、ドロ…!」
恐怖がありえない想像を生み、ザッと顔色が青くなった少年は、両親を起こそうと泡を食って部屋から駆け出ようとした。その時、
「待って。待ってちょうだい…」
外にいる泥棒から少年に向けて声がかかってきた。それは少年が想像していた野太い声と違い、とても優しげな天使のような声だった。
「え……?」
意外な声に思わず窓のほうに振り向いてしまった少年の視界に、月明かりを背景にした窓の外にいる不審者の姿が浮かび上がっている。
882猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:20:08 ID:IS2PrpWf
そこには王室に仕える礼服に身を包んで髪を短く揃え、眼鏡とおでこを月光に光らせた女性が佇んでいた。
「…っ!」
その神秘さに、まだ思春期に入ったばかりの少年は思わず息を呑んでしまった。それほど、窓の外の女性には魔的な魅力があった。
「………あの…」
しばしの間その姿に魅入った後、少年はどうにか声を絞り出した。
「なぁに?」
外の女性は小首を傾げ、優しげに微笑みながら少年を濡れた瞳でまじまじと見つめ続けている。が、

「おねえさんて……、ドロボウ?」

「ド、ドロ……?!」
という少年の純粋すぎる疑問に、思わず窓枠から消えそうになるほど派手につんのめってしまった。
「ち、違うわよ!私のどこが泥棒に見えるのよ!」
さっきまでの蟲惑的な仕草はどこへやら、外の女性は明らかに怒りを含んだ声を少年へと向けていた。
まあ、真夜中に人の家の窓を叩く不審人物を泥棒以外に考えることの方が難しいとは思うのだが。しかし
「違うの……?じゃあ、おねえさんは…誰?」
という少年の疑問を耳にして、女性はなんとか心の平静を取り戻した。
この少年はあくまでも単なる疑問の一つとして自分を泥棒と言ったに過ぎないこと。別に他意があってのことではない。
そう思い至ることで、女性は最初のペースを取り戻すことが出来た。
女性は再び顔に笑みを浮かべ、窓越しに少年に再び目線を投げかけた。
「それに答える前に…、まずこの窓を開けてくれないかしら?」
「え…?」
この女性の言葉に、少年は少し躊躇いを覚えた。
以前から、知らない人を勝手に家に入れてはダメだと母親に耳にタコが出来るほど言われている。なるほど窓の外の女性はとっても綺麗な
人物ではあるが、自分が知らない人間であることに変わりは無い。
それを、易々と家の中に入れるのにはさすがに抵抗があった。
「でも…、お母さんから知らない人を入れちゃだめだ。って……」
何か後ろめたいかのように女性に向けて少年は語りかけた。
「ねえ…、お願い。この窓を開けて頂戴……。開けるだけで、いいんだからぁ……」
が、女性はそんなことには全然構わず、少年の目をジーッと見つめながら再度お願いをしてきた。
「そんなこと…言われても………?」
なんと答えてよいかわからず困惑する少年の視界が、次第におかしくなってきている。
自分を見つめる女性の眼が、まるで血のように紅く輝き自分の網膜をちりちりと焼いている感覚がする。
見えるものが女性の姿。聞こえるものが女性の声。感じるものが女性の気配。
だんだんと自分の五感全てが女性のものしか感じられなくなってく。そんな気がしてくる。
「あ……」
少年の瞳から意思の光が次第に消えていき、表情というものが失せていっていく。

「開けて…、窓を開けて……。お願いだから………」

耳に響く女性の声が、強烈な強制力を少年の心に与えてきている。まるで、女性の言うことに従わなければいけないという強迫観念が少年
の心を支配しつつあった。
(ああ…、そうだ。はやく窓を開けないと…)
少年はとにかく窓を開けなければならないという思いに心を奪われ、ふらふらと窓に近づくとそのまま窓の鍵をがちゃがちゃと外し、両手
を窓に添えてグッと力を込めた。
ギィ、と木と木が軋む音と共に窓が開かれ、外の冷たい空気が部屋の中にさわさわと入り込んでくる。
それと一緒に、入ることを許された女性も窓をひょいと飛び越えて部屋の中に入ってきた。
「うふふ… ボク、ありがと」
女性は愉しげに顔を綻ばせると、手袋をはめた手を少年の顔に伸ばしスルッと頬をひと撫でした。
「ふぅっ…」
883猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:21:11 ID:IS2PrpWf
頬をなでられた。ただそれだけのことなのに少年の背筋には今まで感じたことのないような痺れるような感触が走り、無意識のうちに溜息
をついてしまう。
「あ、あの…。お、おねえさんは……」
バクバクと鳴り響く鼓動に息が詰まるような感覚を味わいながら、少年はたどたどしい声を何とか絞り出した。
ただ、『おねえさんは何をしに来たの』という言葉を最後まで言うことは出来ず、女性からすれば何を質問しようとしてるのかはわからな
いものではだったが。
だが、女性はそれまでの流れから少年が何を言いたいのか察したようで、クスリと笑うと少年の耳元に顔を近づけ
「うふふ、お姉さんはねぇ……」
そこまで言ってから一拍の間をおき、

「ボクを、気持ちよくさせるために来たのよ」

と、コソッと囁いた。
「え…?気持ち、よく……?」
そう言われても少年には何のことだかいまいちピンとこない。『気持ちよくなる』という単語が何をさすのか、それを理解できるほど少年
は知識も経験ももっていなかった。
「きもちよくって……なにが?」
少年のもっともな質問に、女性の眼鏡の下の瞳がキラリと輝いたような気がした。
「それはね……」
薄笑いを浮かべている女性の口から、人間ではありえない長さの犬歯が顔を見せる。それはさらに長さと太さを増し、口の中に収まりきら
ずに唇を割って外に飛び出てきた。
「こういうこと、よ!」
少年の横で大きく口を開いた女性は、そのまま少年の喉元目掛け、二本の牙を勢いよく齧り付かせた。

ガッ!

「ひゃあっ!」
自分の首に二本の太い針が強引に刺し込まれた感触。少年はそのとき発生した激痛から飛び上がるような悲鳴を上げた。
「い、痛い!おねえさん、やめ……」
が、少年の懇願に構わず女性は首を貫いた牙をどんどん奥へと埋めていく。
『バカなことを言わないの。これからがすごいんだから……』
少年の頭に、女性の声が直接響いてくる。そして、その『これから』が今まさに始まろうとしていた。

チュウゥゥ…

「ひっ!」
皮膚を破り、肉を掻き分け、血管を貫いた牙が傷口から溢れ零れる血を吸引し始めた時、それまで少年の神経に走っていた『痛み』に上書
きされるかのような別の感覚がビリッと走った。
少年にとっては、その感覚がなんなのかは理解できない。なぜなら、今までの人生の中でその感覚を味わったことがないからだ。
じわじわと脳が痺れるような、体がふわりと浮いてしまうような、はたまた適温のお風呂の中にじっくりと浸かっているような。
そんないつまでも感じていたいような、それでいて自分が消えそうで恐くなる感覚。
「な、なにこれ……。や、やだ!変、変だよ僕!!お、おねえさん!なにこれ、なにこれぇ!」
『これが、気持ちいいってものなのよ。どう?気持ちいいがどんどん大きくなっているでしょ?私がボクの血を吸うたびに……』
「これが…、『気持ちいい』……?」
今まで少年が何かしらのことで気持ちいいと思うようなことは勿論多々あった。ただ、それは自分が行ったことに対する気持ちよさであっ
たので、先ほどにもあったとおり他人から与えられる『気持ちいい』というのは理解の範囲の外だった。

だが、今女性から与えられている未知の感覚が『気持ちいい』というものだということを、まだ熟れきっていない少年の体は本能的に理解
し始めていた。
女性の『気持ちいい』という言葉と女性から与えられている感覚がイコールで繋がれ、少年の心に入力されていく。
884猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:22:08 ID:IS2PrpWf
(これが……『気持ちいい』。なんだ……)
『そうよ。お姉さんはこれを君にあげにきたの。いいでしょ?とっても、気持ちいいでしょ?』
一旦そのことを理解すると、首から与えられる『気持ちいい』がどんどん体の中に浸透していく。少年の全身の細胞が『気持ちよさ』の共
有を求め、他の細胞が感じている『気持ちいい』を受け取り、広めていく。
(きもちいい…気持ちいい… 気持ちいい!)
少年の顔には、年齢には不相応の笑みが浮かんでいる。快楽を受け入れ、快楽を求める性に溺れた爛れた笑みが。
「どうかしら?お姉さんに血を吸われる気分は?」
女性は牙をつぷっと引き抜くと、顔を真っ赤にし息を荒く吐いている少年に面白そうにに尋ねかけた。
「あ……はあぁっ、はぁっ……」
が、少年は声にもならない声を上げるだけで女性の質問に答えようとしない。
いや、あまりの気持ちよさに出来ないといった方が正しいのか。
「どうしたの?気持ちよくなかったの?だったら…、もうやめちゃおうかな」
女性はいかにもわざとらしくつん、とそっぽを向いて少年から視線を逸らす。その態度と声に、少年の顔色がサッと青くなった。

(おねえさんの質問に答えないと、もう気持ちよくなれない!)

「あ、あああ!き、気持ちいいです!おねえさんに血を吸われるの、気持ちいい!とっても、とっても気持ちいいんです!!
ああぁっ!だ、だからやめないで!もっと、もっと吸って!ボクの血、もっと吸ってくださいぃ!!」
少年は女性をぎゅっときつく抱きしめ、無意識に腰を揺すりながら裏返った声を上げて懇願していた。その股下にあるものは滾る熱をもち
がら少年には似つかわしいほどに勃起している。
(ふふ…)
少年のその痴態を見て、女性は嗜虐的な笑みを浮かべた。
まだ性がなんたるかもわからない無垢な少年を吸血の快楽漬けにして食うことの、なんと面白いことか。ただ単純に血を吸うよりも、こう
やって身も心も蕩かしてからその血を啜ると、何倍にも増してその味が濃く美味しくなってゆく。
「そう。そんなに私に血を吸われたいの」
「は、はい!おねえさん!!ボクの血、全部お姉さんに上げます!だからもっと、もっと気持ちよくしてください!」
もう少年の目には理性の光はない。ただただ命を吸われる快楽を貪り、それが破滅に向うと分かっていてもやめられない獣欲に身も心も支
配されていた。
「ふふふ、可愛い子ね…。わかったわよ。
じゃあ、もっともっと気持ちよくしてあげるわ。そこのベッドに上がりなさい。もちろん、服は全部脱いでね…」
「う、うん!!」
嬉々として寝巻きを捨てるように脱ぎだした少年を、女性はクスクスと笑いながら見続けていた。



「で、それからどうしたというのですか?」
まだまだ夜が明けない深夜のメルキルス城。その中の一室で一組の男と女がもぞもぞと蠢いていた。
男の方は椅子に座りながら自分の前にしゃがみこんでいる女の頭を片手で抑え、女の方は服をあたりに投げ散らかして全裸のまま男の股間
の間に顔を埋め、そこから飛び出たものに一心不乱に唇と舌を動かして男の質問に答えるそぶりを見せようともしない。
もしかしたら、行為に夢中で耳に入っていないのかもしれない。
「…質問にはちゃんと答えなさい」
部屋の主であり、女性の主人であるナルストの苛立つような声に夢中に頬張っていた下僕のサンディはピクッと体を揺らし、涎の糸を口元
から引かせナルストの方を見上げながら口を開いた。
「……はい。その後男の子のチンポを咥えてやったら獣が吠えるように声を上げて…、噛み付いたらあまりの気持ちよさから背筋をギュー
ッて伸ばして…、どぴゅどぴゅ射精しながら失神しちゃいました……。
あれ、絶対あの子の精通でしたわ。口一杯に新鮮な精気が流れ込んできましたもの……」
サンディはうっとりと目を泳がせ、そのときのことをぽつぽつと思い出すかのようにゆっくりと口を動かしている。
「…それからあの子の上に跨って、ギンギンにおっ勃った童貞チンポをゆっくりと胎内にはめてあげました。
そうしたらあの子、ケダモノのような声を上げて気を取り戻し、次の瞬間射精してしまったんです。私の胎内にドクドクッて出していると
きの気持ちよさそうなバカ面、今思い出しても噴き出そうになります。
でも、本当に面白いのはこれからなんですよ…」
885猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:23:55 ID:IS2PrpWf
言葉の端はしに人間に対する侮蔑を込め、サンディは太腿をゆっくりと擦り合わせながらククッと微笑んだ。
「その子よっぽど私の胎内が気に入ったのか、私の腰を両手で掴んでぐいぐい自分に押し付けてきましたの。『気持ちいい、気持ちいい!
もっと擦って、もっと出させてっ!』て喚き、ながら…
まだまだ女の味も全然知らない尻の青い子どものはずなのに、に、人間の下卑た本能って本当に恐ろしいですよね……」
吶々と状況を語るサンディの息遣いが、次第に荒くなってきている。
「ですから…、あの子の望みどおり…ガンガンに犯してあげました、わ…。何度も、何度も射精させて…さ、最後は何もでなくなるまで…
仲間にしてはいけないからあまり血を吸えない分、下の口からたっぷりと精気をもらわなくてはいけません、から ね…
で、最後の 射精の時に牙を喉に立ててあげました…の。上の口と下の口から同時に吸った命…。あの子も私もとっても…満たされました。
あの子ったら最後は自分のベッドを汗と涎と精液でグチャグチャにして…。あれでは、三日は…腰が抜けて起き上がることも出来ません、
わ……。ハァァ…」
そこまで言ってから、サンディは辛抱たまらないかのように深く息を吐いた。その瞳は熱持ったように潤み、唇から覗く牙は痛いまでに
ぎりぎりと長く太く伸び切っている。
別に血に渇望しているわけではない。敬愛する主人であるナルストの肌に触れ、その一物に奉仕していただけで心のうちから湧きあがる情
欲を抑え切れなくなっているのだ。
その結果、吸血鬼としての本能が滾り普段は目立たないくらいに引っ込めている牙を抑え切れなくなっているに過ぎない。
今まで口にしていた淫猥な言葉と思い出した体験も、サンディの肉欲の昂ぶりに拍車をかけているのだろう。
「あ、あの…、ご主人様……。も、もう我慢、出来ません…。お情けを、お情けを頂戴したく思います……」
もじもじと体を揺し懇願するような声を出すサンディに、ナルストは満足したような笑みを浮かべた。
「主人に頼み事をするとは…、随分と出来の悪い下僕ですね……クク。
いいでしょう。では、その節操のない尻をこちらに向けなさい」
「は、はい!!」
やもすれば侮辱とも取れない言葉ではあるのだが、ナルストに反抗する心を完全に消されてしまっているサンディはナルストの言葉に不満
な顔は一切見せず、寧ろニッと顔を綻ばせ、四つん這いのまま体を180度回転させて自らの下半身をナルストのほうへ向けた。
ナルストの視界に入ってくるサンディの谷間は、体の内から溢れ出てきた液で太腿の下まで濡れ光っている。
「私のものをしゃぶっていただけで、こんなに溢れさせてしまったのですか?本当に、あなたはいやらしい体をしていますね」
「も、申し訳ございません…でも、でも……」
もう一刻も待てないといったように、サンディは半ば涙声になりながら腰を振ってナルストを待ち焦がれていた。
「吸血鬼の最大の悦楽は他者の命を体内に受け入れること。こんな人間のような睦み事など、本来なら勘弁といきたいものですが…
まあ、これも愉しみの一つと思えば悪くはないものです」
サンディのはしたないダンスを一通り眺めたナルストは、そのふりふり動く臀部に両手をかけると自らの剛直を思い切り突き入れた。

「あううううーっ!!」

それだけで、サンディは自分が先ほど散々馬鹿にした今日の獲物の少年のように甲高い嬌声を上げ、偽りの熱さを持つ肉棒が自らの体を貫
く激しくも心地よい感触に全身を震わせた。
(や、やっぱりこれ凄い!血を吸うのも気持ちいいけど、ご主人様に抱かれるのもとっても気持ちいい!)
ナルストに吸血鬼にされた時、サンディはまだ男を知らない体だった。興味が無くはなかったのだが、生来の性格ときつい面差しが男が近
寄るのを躊躇わせ、またサンディ本人も自分は男には好かれないだろうと半ば諦観していたところがあった。
そんなサンディがナルストに戯れに犯された時、サンディの心に疾ったのは自分が想像していたのをはるかに上回る悦楽だった。
破瓜の痛みなんてものは全く感じられない。
体をゴリゴリと削り擦られる感触、定期的に打ち付けられる腰と腰、そして最後に放たれる熱い迸り。
その全てが、サンディの心をドロドロに溶かす強烈な毒となって染みこんでいった。

それ以来、サンディは夜の吸血の際に男を餌食にする時は一緒に下からも搾り取るようになってしまった。
確かにナルストの言うとおり、吸血による生命力の搾取に比べると情交によって得られる悦楽は吸血鬼の体になった自分にとってはいまい
ち物足りないのは事実だ。
886猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:25:53 ID:IS2PrpWf
他者の命のエキスを自分の体に入れるという行為は吸血も吸精も変わらない筈なのだが、やはりルビー色に彩られる液体はそれを心に思い
描くだけでサンディの心に堪え難い渇望を思い浮かばされる。
だが、ナルストによって与えられた肉の悦びも、それまでそういうことに全くの無縁だったサンディの心に抑えがたい欲望をしっかりと植
え付けていた。
吸血という行為にサンディは他者の心を征服しているイメージを持っていたが、蹂躙するセックスはそれに加えて肉体すら征服しているイ
メージをサンディの心に植え付け、それがサンディの嗜虐心をいたく満足させる結果になっていた。

まあ、その為一人にかかる時間が増えてしまった結果吸血の効率は落ちてしまったわけなのだが。

「あああっ!もっと、もっと強く突いてください!私の体を、メチャメチャに貫いてください!!
激しく、激しく!あの日のように、私の体をご主人様のもので満たしてくださいぃっ!」
そして、サンディがナルストを求めるのには、もう一つ理由があった。
サンディがナルストによって吸血鬼にされた夜。そのときに味わったナルストの牙に猛々しく蹂躙される快感をサンディの体は一時たりと
も忘れることがなかった。
あの快感を再び味わいたい。身も心も牙に溶け、征服される悦びをこの身に感じたい。
そう思い、何度もナルストに吸血を求めたが、ナルストは全く取り合おうとしなかった。
ナルストの牙で吸血鬼となったサンディの肉体から新たに精気を吸う意味も無いし、吸血鬼が吸血鬼の血を吸うことが一種の禁忌であるこ
とも理由としてあげられるだろうが、いずれの理由なのかははっきりしない。
とにかく、ナルストがサンディの体に牙を突き立てないことだけは確かなことだった。
そのため、サンディは牙で突かれる代わりにナルストとの情交によりその身にナルストのモノを突かれる快感を得ているのだ。
先ほどナルストが言っていたように、セックスによる快楽は吸血によって得られる快楽に比べるといまいち物足りない。
あの日の牙による快楽を思い出すと、やはり今肉体が受けている快楽はそれに比べると数段劣るのは確かなのだ。

が、サンディはナルストに肉体を征服されている。そう感じるだけで満足していた。
悦びも、痛みも、肉体も魂も、自分が持っている全て敬愛する主人に捧げるマゾヒスティックな悦びが、吸血に比する快感をサンディの心
に与え続けていた。
「あっ、あひ、あひぃっ!!」
パンッ!パンッ!!と腰と腰がぶつかりあう音が部屋中に鳴り響き、ナルストの腰が打ち付けられる度にサンディの口から伸びきった牙と
舌と涎と悲鳴がこぼれた。
(……下僕の身で主人を差し置いて悦びに浸るとは、本当に出来の悪い下僕ですね)
一方ナルストは、自分の下で嬌声を上げるサンディを冷たく見下しながら機械的とも思える腰使いでサンディを弄んでいた。
実際、ナルストにとってはこんな行為はさほど意味のあるものではない。腰から込み上げる快感はナルストの体全体に伝播してはいるもの
の、吸血鬼の身としては『それがどうした』程度のものである。
これはあくまでも、下僕に対して与える褒賞のようなものだ。自分が快感を求めてのものではない。
それ故、自身が悦びに包まれることも無い。第一、いい加減腰がだるくなってきた。
そろそろ時間も迫ってきたことだし。
「では…、そろそろ終わらせましょうか」
そう言い放ち、ナルストはサンディの膣内(なか)に意図的に白濁を迸らせた。別に射精のコントロールなどいくらでもできる。伊達に永い
時を生きてたりはしないのだ。

「あ、あ、あああ〜〜〜〜っ!!」

子宮口にナルストの射精を受けたその瞬間、サンディの体は一気に頂点へと駆け巡り、身体をビクビクッッ!と反らせた後に胸から床へと
沈み込んだ。
「ハアッ、ハアッ…。ご主人様ぁ、サンディの膣中は気持ちよかったですかぁ……?」
「ええ、とてもよかったですよ。さすが私の選んだ下僕だけのことはあります」
「あはぁ…、とっても…嬉しいです…」
激しく息を吐きながら嬉しそうに瞳を細めて微笑むサンディに、ナルストは顔の表面だけはいかにも満足したかのような満ち足りた表情を
浮かべていた。
そのほうが、この奴隷をより都合よく扱うことが出来るから。
887猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:26:56 ID:IS2PrpWf
「サンディ、満足しましたか。でしたら服を着て自室へと戻りなさい。
こんな夜更けとはいえ、見張りに見つかりでもしたら後で厄介ですからね」
「……はい。畏まりました…んっ」
主人の命令にサンディはしぶしぶと従うと、名残惜しそうに自身に埋められたナルストの豪槍を引き抜き後処理を済ませると、あたりに散
らばっている服を手に掴んだ。
その時、ふと思い至る事があったのか、下着を手に持ったままサンディはナルストのほうへ振り向いた。
「あの…ご主人様。除光液に浸からなくてもよろしいのでしょうか?」
確かに、今のサンディは正体である吸血鬼の姿だ。いくら服を着ていたとしても近くでその姿を見られれば人外のものだと看破される。
「こんな夜にそうそう近くで見られたりはしません。そんなに用心するなら自室で浸かりなさい」
「はい…」
ナルストの言葉は明らかにさっきと言っていることが矛盾しているのだが、サンディは疑問に思う気持ちも持たず、いや持てずいそいそと
服を着込み始めた。とにかくナルストとしては、一刻も早くサンディからこの部屋を出てもらいたかったのだ。
「それでは、失礼します」
「ええ、明日も頑張ってくださいね」
たちまちのうちに淫婦から凛とした王子の教育係へと姿を変えたサンディが一礼してナルストの部屋から出て行ってから、ナルストはどっ
かと椅子に腰掛け、軽い溜息をついた。
「ふぅ…。あの下僕、使い勝手はいいのですが少々好き者過ぎますね…。まさか私より効率が悪いとは思いませんでしたよ…」
サンディを下僕にして二週間余りが過ぎたのだが、ナルストが夜な夜なこの国の人間を吸血している人数よりサンディが吸血している数の
ほうが圧倒的に下回っているのだ。
これは、言うまでもなくサンディが吸血と同時にセックスまで行っているからである。命令で止めさせることも考えたのだが、サンディの
吸血鬼としての欲望が吸血衝動だけでなく性欲にも現れていることを考えると性欲を抑制したら逆にさらに効率が悪くなる恐れもある。
「足が出やすくなりますからできるだけ下僕は増やしたくはなかったのですが…、どうしたものですかね……」
ナルストが今度のことをぶつぶつと思索していた時

コンコン

と、部屋のドアをノックする音が聞こえてきた。
「ん?ああ、もうそんな時間でしたか。どうぞ、入ってきてよろしいですよ」
「は、はい……」
ガチャリ、とドアを開けて入ってきたのは一人の妙齢の女性だった。
「お待ちしていましたよ。では、今夜も治療を始めましょうか……」
入ってきた女性はナルストの声に、顔を火照らせながらこくりと頷いた。





あの日から約二週間、アレクサンダーは普段の王子を見慣れている人から見たら信じられないくらい大人しい日々を送っていた。
サンディや他の教育係による勉強もサボりもせずに素直に受け、いたずらも目に見えて減っていた。
「爺は、爺はこの時を待っておりましたぞ!アレクサンダー様がこの国を治める者としての自覚をもたれる日が来ることを!」
執事長のシャップは王や王妃の前で号泣して、危うく高血圧で倒れそうになったものの、シャップのように遂に王子が心を入れ替えた…と
見る人間は小数で、大多数の人間はどこか身体の調子が悪いのではないか?とかサンディ殿が目に余る王子の振る舞いに業を煮やし頭をい
じってしまった。とか不確定な情報が城中を駆け巡っていた。
本来なら歓迎すべきことなのだろうが、あまりに突然のことなので城中が戸惑っているとも言える。なにしろ、アレクサンダーがいたずら
を始めてこの方、城の人間が心休まる日々は皆無といってもよかったのだから。

が、もちろんアレクサンダーは心を入れ替えたわけではなかった。あれは自分なりの現状に対する抗議の意味をこめていたのだから、それ
を放棄するのは自分が『個』ではない国の中の『公』に組み込まれてしまうことを意味する。まだ『自分』の時間を持っていたいアレクサ
ンダーにいたずらを放棄する気はさらさらなかった。
それがなりを潜めたのには、もっと別の意味があった。
888猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:27:53 ID:IS2PrpWf


「アルマリス、入るよ」
部屋の扉をノックしてから、アレクサンダーはアルマリスの部屋に入ってきた。門番ともいえる犬のティフォンが尻尾をぱたつかせながら
アレクサンダーに近づいてきた。
よしよしとアレクサンダーはティフォンの頭を撫でると、アルマリスが横になっている天蓋付きのベッドへと進んでいった。
「あ…兄様……」
近づくアレクサンダーに気づき、アルマリスは青い顔に精一杯の笑顔を浮かべ、重だるそうな上半身をよっこらしょと持ち上げて出迎えた。
「無理はしなくていいよアルマリス。辛いんだろ?」
「いいえ…。今日はいつもに比べると調子もいいので……」
嘘だ。とアレクサンダーは一瞬で看破した。起き上がってからの顔色は一層酷くなり額からは一筋の脂汗も流れてきている。兄が来た手前、
無理をしてでも精一杯で迎えようという心遣いが、痛いほど理解できる。
でも、そんなアルマリスを見てるのも正直言って辛い。
だからと言って、頭ごなしに無理しないで寝ろというのもアルマリスの気持ちを踏みにじってしまう。
「そうか…。じゃあ」
と言うなりアレクサンダーはアルマリスのベッドによじ登り、アルマリスの顔を掴むと自分の胸にそっと抱き寄せた。
「きゃっ、兄様?」
突然のことにあたふたするアルマリスに、アレクサンダーは優しく呟いた。
「これなら、ちょっとは楽になるだろ?」
「……はい。有難うございます、兄様…」
頬をちょっと赤らめこくんと頷いたアルマリスは、それから暫くの間無言のまま兄の胸に埋まっていた。


二週間前、外に連れ出したアルマリスが突然体調を崩し、慌てふためいて城に帰還して以来アルマリスはベッドの住人になっていた。
その次の日は熱が40度を越し、城中が大騒ぎになったほどである。
その後何とか危機は脱したが、その後も微熱が引かず全身を倦怠感が支配して屋外はおろか部屋の外に出ることも難しい状態になっている。
アルマリス付きの医師によれば風邪をひいたとのことだが、元々体の弱いアルマリスにとってはひとつの風邪がより強力な疾患へと繋がる
恐れがあるために風邪とはいえ油断は出来ない。
事実、罹患から二週間たっても治る気配も見せず、ぐずぐずと長引いているのだから。
そして、その原因があの時アルマリスを外に連れ出した事にあるのはどう見ても明らかだった。そして、結果的にアルマリスが体を壊す原
因を作ってしまったことにアレクサンダーは激しい後悔に襲われていた。
自分が良かれと思ってアルマリスにした行いが、逆にアルマリスを苦しめることになってしまったのだから。
もちろんこのことを知っているのはアレクサンダーとアルマリス、そしてララディアの三人だけなので他の面々はいつものように体の弱い
アルマリスがいつものように調子を崩したと考えている。
さほど警戒されていない今だからこそアルマリスを外に出せるのだ。もしアルマリスを恒常的にアレクサンダー外に出していた、なんて事
を知られたらアルマリスの部屋にはアリも這い寄ることが出来なるなるような見張りが敷かれ、今後二度と自由に城外に出ることは出来な
くなってしまうだろう。
自分の身勝手な振る舞いが妹にこんな思いをさせてしまった。
(ならば、アルマリスの体が回復するまで大人しくしていよう)
そう誓い、サンディの部屋にカエルを放り込んで以降、アレクサンダーは全てのいたずらを封印していた。一種の願掛けとでも言えるもの
だが、アレクサンダーの願いを笑うかのようにアルマリスの体調は一向に改善しなかった。
「ごめん、アルマリス。あの時無理に外に出してしまったから……」
自分の胸の内で少し辛そうに息を吐いている妹に、アレクサンダーは本当に申し訳なさそうに頭を下げた。
そこには外で見せている傍若無人という仮面を取り、身内にしか見せない歳相応の少年がいた。
「気にしないでください兄様…。体が辛いのを隠してついていった私のほうが悪いのですから…」
それは兄への思いやりなのか、それとも本当の事なのか。少なくともアレクサンダーは後者とは取らなかった。
「兄様……、また今度、あの木の下に行きましょうね。今度は、ティフォンも連れて………」
「ああ…、そうだな。そうだな……」
自分が呼ばれたと思ったのか、ごろんとうずくまっていたティフォンがひょこひょこと近づいてくる。そして、主人に向けて声をかけよう
とした時、
889猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:29:09 ID:IS2PrpWf

「…アルマリス?おい、アルマリス!」

アレクサンダーが突然大声を上げ、ティフォンは放ちかけていた吠え声をバクン!と閉じてしまった。
アレクサンダーの腕の中のアルマリスは、忙しなく息を吐き顔色は青を通り越して黒に近くなっている。額に触れた手は火傷でも起こしそ
うなくらいに熱い。
「だ、誰か!医師を呼んでくれ!!早く、早く!!アルマリスが!!」
アレクサンダーは外の衛兵どころか塔の天辺にいても聞き届きそうな大声をあげ、ティフォンもつられてワンワンと危機を伝えるかのよう
に吠えまくった。
「しっかりしろ!アルマリス、アルマリス!」
慌てふためくアレクサンダーの呼びかけに、アルマリスは聞こえているのかどうかは分からないが微かに目を開き僅かだが首を動かした。
それからアルマリス担当の医師が来るまでの短い時間、アレクサンダーは必死にアルマリスの名前を連呼し続けていた。


「お前はアルマリスはただの軽い風邪だって言っていたじゃないか!なんでこんなに酷くなるんだ!」
解熱剤は打ったものの、いまだに顔を青くしながらうんうんと唸り続けるアルマリスを見てアレクサンダーは医師に食って掛かっていった。
娘の容態が悪くなったと聞き、国王メルキル15世も王妃のフェレスも公務を一時中断してやって来て、心配そうにアルマリスを見ている。
「ひ、姫様はお体が生まれつき弱くていらっしゃるので、ちょっとしたきっかけで……」
医師はしどろもどろといった感じでアレクサンダーの追及に答えている。正直、医師としてもアルマリスのあまりの病弱ぶりに泣きたい気
分だった。
王室付きの医師になれたと数年前は喝采を叫んだものだ。これで、時々王室の人間に適当な病名を言って栄養剤でも渡しておくだけで普通
の医者の何倍もの月給を手にすることが出来き、わが世の春を謳歌できると。
ところが、アルマリスの担当になってから気の休まる暇がない。外を歩くと熱を出し、中を歩くと倒れこむ。そして、その都度呼び出され
処方をしなければならない。しかも当然のことだが失敗は許されない。
アレクサンダーにつき合わされるのは拷問に近いが、アルマリスに付くのもある意味でひどい拷問だった。
「言い訳はいい!とにかく今すぐアルマリスの熱を下げろ。さげろ!さげろ!!」
何しろアルマリスへの処方に手間がかかるのに加え、妹思いのアレクサンダーがこのように度々口を出してくるからたまったものではない。
ここで下手打って怒りの矛先が自分へと向けられたら、毎日何をされるかわからない!
「この藪医者!たかが熱を下げることも出来ないのか!そんな役立たずは不要だ!とっと荷物を纏めて城からで…」
「息子よ、落ち着くのだ。そうすぐに薬は効きはしない。それに、そんなにアルマリスの耳もとで怒鳴っていたらアルマリスも寝られない
ではないか」
「うっ…!、はい…」
自分ではどうすることもならない焦燥感がやり場のない怒りを生み、医師に八つ当たりしていたアレクサンダーを父親であり国王のメルキ
ル15世がビシッと嗜めた。
アレクサンダーもその一言でハッと正気を取り戻し、口を噤んだまますごすごと父王の後ろに逃げるように下がった。
アレクサンダーの舌禍から逃れることが出来た医師は目で国王に感謝の言葉を述べると、国王達にアルマリスの容態が安定するまで絶対に
安静にさせること。そして、アルマリスの部屋に看護要員以外は誰も入ってはならないことを申し伝えた。


「ちくしょう!」
部屋の外で心配そうに立っていたララディアに、アレクサンダーは悔しさで顔を歪めながら吐き捨てた。
「なんでアルマリスだけあんな目にあうんだ!何かアルマリスが悪いことをしたって言うのか!」
悪いことなどしようはずがない。そもそも、悪いことが出来るほどアルマリスは丈夫な体をもっていない。
「神は、何だってアルマリスにあんな弱い体を与えたんだ!ろくに外を歩くことも出来ない、体を!」
「王子……」
自分の前で神への恨み言を口にするアレクサンダーに、ララディアはかける言葉が見つからなかった。
妹の幸せをなによりも大事にしていたアレクサンダーにとって、自分が原因でアルマリスが大病を患ってしまったのは何物にも変えがたい
悔恨であろう。よかれと思ってしたことが、物凄く悪い目に出てしまったのだから。
「出来ることなら僕が代わってやりたい。せめて、アルマリスが感じている苦しみの何分の一かでも僕が被ってやりたい!」
それは、紛れもないアレクサンダーの本音だろう。
890猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:30:18 ID:IS2PrpWf
「ララディア、何とかならないのか?!アルマリスから苦しみを取ってやる方法はないのか?アルマリスが元気な体になる方法は、この世
のどこにもないっていうのか?!」
「そ、それは……」

「あるかもしれませんよ」

言葉に詰まるララディアの後ろから、唐突に発せられた声があった。
「?!」


10


驚いて振り向いたララディアの視線の先には、どこから来たのかサンディが突っ立っていた。
「どういうことだサンディ!アルマリスを元気な体にする方法が、あるっていうのか?!」
血相を変えて叫ぶアレクサンダーに、サンディは指先で眼鏡をかけなおしながら努めて冷静に答えてきた。
「この世には人間の体質を変えてしまう術法もあると聞きます。それらを用いてアルマリス様の体質そのものを変えてしまえば、病魔に冒
されない健康な体を手に入れることが出来るかもしれません」
「そ、その方法を、サンディは知っているのか?!」
アルマリスが健康な体になるかもしれない!
目の雨に現れた希望に顔を輝かせたアレクサンダーに、サンディは申し訳なさそうに頭を下げた。
「申し訳ありません、私もまだ未熟な身の者で……。ただ、書庫に少し心当たりがありますから探してみようと思うのです。
ですが、膨大な書庫ですからそれを探すのに時間を割くと、王子の勉強が……」
「そんなことはどうでもいい!僕の勉強なんか放ってもいいから、その本を探してくれ!頼む!!」
アレクサンダーにとって、自分の勉強よりアルマナウスの健康の方が優先されるのは当然のことだった。そんなわずらわしいことに時間を
割くよりは、本を探してくれた方がよっぽど後の役に立つ。
「今すぐでもいい!早速探してきてくれ!!」
「畏まりました……」
恭しくお辞儀をし立ち去っていくサンディに、アレクサンダーは手を振りながらサンディが角を曲がるまで頼むぞと叫び続けていた。
ララディアも、どちらかといえばアレクサンダーを疎ましく思っていたサンディがこんな建設的な話をしたことに軽く胸をときめかせてい
た。
その為ララディアも、普段は恐ろしいほど聡明なアレクサンダーも気分が浮かれていたからか気づくことはなかった。
立ち去っていくサンディが、石張りの廊下を歩いているにも拘らず足音が全くしていなかったことに。





その日の夜のこと。
「…あれ?」
不寝番で廊下を巡回していたクーラは、突然立ち止まってから後ろをくるりと振り向いた。
「どうしたの?」
「いや…、なんか、向こうの灯りが一瞬暗くなったような気がして…」
一緒に回っていた同僚のマーシュが何事かと問い掛けると、クーラは奥歯に物が挟まったような物言いを返してきた。
それは、ちょっとだけ視線を横に向けたとき、本当に一瞬だが向こうの突き当たりの通路を赤々と照らす照明が何かに遮られたかのように
暗くなるのを感じたのだ。
もう時間は夜の二時を回っているし、この時間にここを歩いているのは自分たちしかいないはずだ。
となると、考えられる選択肢はそう多くはない。
「ひょっとして……泥棒?」
「う〜〜ん……。でも私の見間違いってことも考えられますし…。何しろほんの一瞬でしたから……」
クーラとしてもいまいち確信がもてない。本当に気のせいということも考えられるからだ。
が、例え気のせいだったとしても見逃すわけにはいかない。それが夜間の警備を任せられた不寝番の役割なのだ。
「でも、やっぱり見に行った方がいいんじゃないかしら…」
クーラにせよマーシュにせよ、女性ではあるが城内警備を任務にしているだけのことはあって一般的な護身術や刀剣術は心得ている。
泥棒の一人や二人なら軽く捻れる自信は持っていた。
891猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:31:23 ID:IS2PrpWf
「…うん。じゃあちょっと向こうを見てきますね。マーシュはこのまま巡回を続けていてください。何かあったらすぐに戻りますから」
「わかったわ。気をつけてね…」
マーシュが心配そうに見送る中、クーラは突き当たりへパタパタと駆け出していった。
まあ、泥棒がいても一人で何とかなる。とクーラは軽い見通しを立てていた。そのためにマーシュは残し、クーラ一人で向っていった。

結論から言えば、それは非常に甘い考えだった。不審番がいつも二人で行動しているのは、非常の際に片方だけでもそこから逃げ延びて異
常を他の者に知らせるためなのだ。
それがクーラが単独で行動してしまっては、クーラに何かがあってもマーシュがそれを知ることは出来ない。つまり、クーラがどんな目に
あってもマーシュはクーラを助けることは出来ない。


11


もっとも、もしマーシュがクーラについていったとしても、犠牲者が一人から二人に増えただけだろうが。

「………」
何かいないか、突き当りの通路を曲がり、奥へと駆け、鍵がかかっていない扉を開けてみたりした。
が、それらしい不審人物は全く見つからない。というより、人間の気配すらまったくない。
「やっぱり、見間違いだったのでしょうか……」
そう結論付け、マーシュの下へと戻ろうとした、正にその時

「………ン」

クーラの耳に、どこからか人間の声が入ってきたような気がした。
「え?」
何かの聞き間違いかもしれないと、もう一度よく耳を澄ましているとまた、

「………ンァ…」

と、今度は間違いなく人間の声を捕らえた。どうやら声は、左手にある階段の下から洩れてきているようだ。
そこいら辺は城の資材庫のような場所になっており、人が普段いるような場所ではない。
ましてや、こんな深夜に人がいるはずがない。
「やっぱり…、誰かいるんですね…」
もしかしたら、この城で任務を得てからの初の大捕り物になるかもしれない。クーラの鼓動は、知らずのうちにバクバクと高鳴り始めた。
「これは、大手柄のチャンスですよ!」
この時点で、本来なら巡回を続けているマーシュの元に戻り二人掛りで挑むのがセオリーだろう。が、目の前の手柄というにんじんに目が
眩んだクーラは、一人で侵入者を捕らえてやろうという気で満々だった。
「マーシュのところに戻ったら、賊を逃がしてしまうかもしれませんからね。ここは善は急げということで…」
と、誰も聞いていないのに勝手に免罪符をこしらえて呟き、クーラは手に槍を握り締め、声がする方へ気配を殺して近づいていった。


そろそろと廊下を進むクーラの目に、半開きになった扉が入ってきた。あそこはこの城の物置の一つで、普段人がいることはまずない。
「ふっふっふ…。どうやらあそこにいるようですね…」
ここで自分ひとりで成敗すれば、自分はちょっとした英雄になれる。道行く人の羨望を集め、肩で風を切って歩ける。
きっと先輩も自分のことを褒めてくれるだろう。そうすれば、ひょっとして……
「うふ、うふ、うふふふふ…」
にやけ笑いが止まらないクーラは声が漏れる扉の前に立ち、一気に踏み込もうと腰を屈めた。
が、その瞬間にクーラが想像もしなかった声が響き渡ってきた。
「んああぁっ!いい!そこいいのぉ!!」

「?!」

クーラの耳に飛び込んできたものは、どう考えても女の喘ぎ声だった。断じてそれは、不埒な賊のものではない。
(ど、どういうことですか?!)
飛び込もうとした脚を半歩でなんとか踏み留めたクーラは、そーっと扉の隙間から中を覗き込んだ。そこには
892猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:32:23 ID:IS2PrpWf
「はあっ、はあっ!いいわぁこの感じ!やっぱ最高!!」
採光用の窓から射す月明かりに照らされ、床に寝転ぶ男の上で女が悶えながら腰を上下に揺すっていた。
(いっ!あれって……)
その顔に、クーラは思いっきり見覚えがあった。
(サンディさんじゃないですか!!)
だが、クーラは今目の前にいる女性がサンディとは、俄かに信じ難かった。
あんな蕩けたはしたない顔をしたサンディをクーラは今まで見たことが無かった。クーラのサンディへのイメージは常時しかめっ面で些細
なことで怒り出し、王子の行動に頭を痛めている姿だった。
あんな『女』の顔を出したサンディなど、想像の埒外の産物だ。なにかの見間違い。双子の別人といったほうがまだ納得できる。
(ま、まさかサンディさんが夜這いをかけるなんて…。相手は一体どこの誰なんでしょうか?)
想像していたのとは全く違う展開だが、これはこれで物凄いビッグニュースになる。あのお堅いサンディが男を作って、しかも真夜中に人
気のない所へ連れ込んで情事を交わすとは!
クーラはさっきとは違う意味で胸が高鳴りだすのを感じていた。意外な人物のどえらい秘密を目の当たりにした興奮と、目の前で繰り広げ
られる男女のセックスに対する興奮だ。
決して大きいとはいえない胸がぷるぷると揺れる姿。上下に動くたびにぐちっぐちっと接合部で響く滑った液体の音。その都度洩れる肉欲
に爛れた喘ぎ声。
(凄いです…。あのサンディさんがあんなになって……)
次第にクーラは、目の前の光景に目が釘付けになっていった。
サンディの動き一つ一つから目が離せず、自分の体も熱く火照り始めている。
「ふぅぅ……。くぅ……」
サンディを見る目が興奮で次第に潤み、槍を持たない左手が自然と股間へとあてられている。
(……ンッ!)
熱く熱もったそこへ掌が触れたとき、体に走った快美な快感に、危うくクーラは声を漏らすところだった。

まずい。このままこれを見ていたら、いつか絶対サンディに自分のことがばれてしまう。
でも、今さら目を離すことなんてできっこない。

続行と撤退。二つの相反する感情がクーラの心でグルグルととぐろになって混ざり合い、今後の行動をどうするか決断を促していた。
本音を言えば、もっと見ていたい。この凄い光景を目に焼き付けていたい。
が、それがあまりにも危険な行為であることもまた承知している。こんなのを覗き見しているなんて事を知られたら、下手をすると殺され
てもおかしくはない。
(ううう………)
長い逡巡の末、クーラは撤退を決断した。ここから離れるのは確かに惜しいが、命に代えられるものではない。
(でもせめて…、せめて相手の顔だけでも……)
と、クーラがちょっとだけ顔を伸ばそうとした時、騎乗位でガンガンと腰をついていたサンディが突然下の男の肩を掴んだ。
「ウフフフ…、そろそろ限界のようね……。じゃあ、止めの快感を与えてあげるわぁ!」
「!!」
クーラの目の前で、サンディの姿が見る見る変わっていった。
肌は月明かりの下ですら分かるほどに血色が抜けて青くなり、代わりに目は暗闇でもわかるくらいに紅く輝き、薄笑いを浮かべた口からは
牙がぬぬぬっと生えてきている。
吸血鬼の姿に戻ったサンディは、牙を月光に煌かせながら腰を曲げ、下の男の首筋にガブリと噛み付いていった。
「うあぁーーっ!!」
その瞬間、下の男の絶叫が部屋中に響き、腰をガクガクガクッ!と揺らしたかと思うとサンディとの接合部から白い液体がごぼごぼと漏れ
溢れてきた。
その瞬間も、サンディは腰をふりふりと揺らしながらズズズッと音を立てて男の血を吸い取っていた。


(な、なに……、あれ……)
突然目の前で始まった人外の捕食行為に、クーラはつい今さっきまでの興奮はどこかへ吹き飛んでしまった。
熱く自己主張していた股間の疼きは消え失せ、逆に底冷えするほどの悪寒が体内を走っている。
893猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:33:23 ID:IS2PrpWf
(サンディさんが……男の人の、血を……吸ってる?!)
それだけでも十分猟奇的なのだが、今のサンディの外見はどう考えても人のものではない。まるで悪魔か、あるいは……
(き、吸血鬼!)
その単語が頭に思い浮かんだ時、クーラは今この場で行われていたのがなんだったのかを理解した。
アレは愛する男女の密会ではなかったのだ。
バケモノが人知れずに獲物を捕食している光景だったのだ!
(このままここにいたら、私も食べられてしまう!)
悪漢、賊には自分は絶対負けない自信がある。が、バケモノとなったら話は別だ。こんな貧相な槍一本で勝てる相手とは絶対に思えない。
(に、逃げないと!)
恐怖がドッと全身を支配し、クーラは慌てて立ち上がったが、その為致命的なミスを犯してしまった。
勢いつけて立ち上がったため、間の悪いことに槍の穂先と扉が思いっきりぶつかってしまったのだ。

ガィン!

廊下の先まで届くかのような大きい音が辺り一杯に鳴り響いた。
これでは、流石に旨そうに血を啜っていることに没頭していたサンディも気がついてしまう。
「!!誰?!」
ガバッと立ち上がったサンディがぎょんと後ろを振り向く。その顔は口一杯に血がこびりつき、瞳は食事を邪魔された怒りでギラギラと紅
く輝いている。
「キ、キャアアーーーッ!!」
それを見て遂に我慢の限界を超えたか、クーラはガチャンと槍をその場に落とし一目散に駆け出した。アレに捕まったら、間違いなく殺さ
れる!!
「待ちなさい!」
後ろからバタン!と扉が開かれた音が聞こえる。あのバケモノが自分を追ってきているんだ!
「た、助けてぇーっ!誰かぁーっ!!」
クーラは誰もいない廊下を走りながら精一杯の大声を張り上げた。この辺は人がいない地帯なので誰も出てこないが、もう少ししたら誰か
しら人がいる場所に出ることができる。もう少し走ればマーシュが巡回しているルートに合流できる。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ!」
追いつかれたら最後だと確信しているので、クーラは息が切れかけても構わず走り続けた。後ろから待てーっ!と言う声が聞こえるが、も
ちろん待つわけにはいかない。
「誰か、誰かぁ………」
無限に続くかと思うような階段を昇り、もう少しで安全圏へ出られる……
その時、ろくに前を見ないで逃げていたクーラに、ドン!とぶつかるものがあった。
「キャッ!」
その衝撃に少しよろめいたクーラだったが、こんなことで足を鈍らせたらあのバケモノに追いつかれてしまう。と思いすぐさま体制を立て
直し駆け出そうとした。
が、その体が不意にガクン!とつんのめってしまった。まるで、何かに腕を掴まれているかのように。
「えっ?」
「おやおや、どうなされたというのですか?こんな夜中に血相を変えて」
クーラの手を掴んでいたもの。それは…
「あなたは…、ナールス様?!」
クーラもあまり近くで見たことは無く、勿論面識も無かったが、自分の目の前に立っているのは紛れも無く王妃の命を救った青年ナールス
だった。
なぜここに、こんな時間にナールスがいるのかはクーラには分からない。
が、ここにいることでナールスまでもが命の危機に晒されていることは理解できた。
「ナ、ナールス様!早くここから逃げてください!!バケモノが、吸血鬼がこっちに向ってきてるんです!」
「吸血鬼……?それは……」
「サンディさんが、サンディさんが吸血鬼になって………?」
「吸血鬼とは……」
クーラを掴むナールスのてにギリギリと力が篭められていっている。今、気づいたのだがナールスの手は剥き身であるにも拘らず酷く冷え
ており、まるで死人のようだった。
894猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:34:23 ID:IS2PrpWf
「ま、まさか……」
クーラの背筋がぞっと冷えてくる。嫌な予感が全身を包んでいる。
「吸血鬼とは……、こんなものですか?」
ナールスの口元から牙が覗き、眼下にあるクーラを紅い瞳が面白そうに眺めている。
「ひっ……キャアーーーッ!!」
吸血鬼からなんとか逃げ切れたと思ったら、いつの間にか吸血鬼の手の内に捕らわれていた!
その恐怖にクーラが大きな悲鳴を上げたのと同時にナルストの瞳がギラリと光り、恐怖に見開いたクーラの瞳を貫いた。
「!!あっ……」
その魔眼にたちまちクーラの瞳はどろりと濁り、クーラという一個体を物言わぬ肉の器へと変えてしまった。
支える力を失ったクーラの体はどさりとナルストの胸の内にもたれ、そのまま糸が切れた操り人形のようにかくんと倒れこんでしまった。

「待てーっ!………って、ご主人様?!」

サンディが必死の形相で階段を駆け上がってきたのは、まさにその瞬間だった。
「サンディ…」
サンディを見るナルストの目は冷たい怒りに満ち溢れている。
「あれほど周りには気をつけろといったのに…。快楽に溺れ注意を怠り、気配も察せずその姿を見られてしまうとは…
この愚か者が!」

バキィッ!

「ギャッ!」
クーラを抱えたまま、ナルストの容赦ない蹴りがまともにサンディの腹にめり込んだ。
「ゲホッ…ゲホッ!!も、申し訳ありません……」
「私がたまたまこの場にいたから良かったようなものの、もしそうでなかったら我らの目論見が全て無に帰すところだったのですよ。
これからは自重しなさい。さもなくば、お前を捨てますよ」
捨てる。この一言にサンディはビクッと体を強張らせ、すぐさまその場で土下座を組み、頭を廊下にぐいぐいと擦りつけた。
「わかりました、わかりました!!今後は吸血の際に精を貪るのを控えます!ですから、ですから捨てないでください!」
サンディとしてはナルストに捨てられないために必死だ。自分の全てを捧げたナルストに捨てられるということは、自分の全てを否定され
るに等しい行為だ。
「お願いします!お願いします!!」
コメツキムシのように顔を上下して謝罪するサンディを見て、ナルストは軽く微笑むと普段の柔和な表情を浮かべた。
「分かればいいのです。さすがは私の優秀な奴隷ですね。
では、下で吸っていた人間の後始末をしてから私の部屋に戻りなさい。私も、これからこの人間の処置をしなければいけませんしね…」
「は、はい!」
ナルストに許されたことにサンディの顔はパッと輝き、すぐさま飛び跳ねると階段を勢いよく駆け下りていった。
その姿を最後まで看取ることなく、ナルストは自分の部屋へ向けてすたすたと歩き始めた。
その顔には、サンディに対する不満がありありと浮かんできている。
「全く、いちいち面倒ごとを運んでくれるものです…。これでは予定の時までに計画が終わらないじゃないですか…」
ナルストはチラリと懐に抱いているクーラを見た。魔眼に捕らわれたクーラは魂が抜けたかのように虚ろな表情を浮かべている。
「あなたにはちょっと、私の不満の捌け口になっていただきますよ。なぁに、殺しはしません。
ただちょっと、正気を失ってしまうかもしれませんが…、まあその時は暗示で正気のように振舞わせて上げますよ」
ちょっとした面白いおもちゃを手に入れたかのような気分を、ナルストは味わっていた。


895猟血の狩人〜緋が暮れた国の王子と王女:2008/10/05(日) 21:38:17 ID:IS2PrpWf
以上です。途中の謎の数11は1レス投下分を先に数で分けていたのですが、途中でエラーが出たので
ずれ、それを手直ししていたものの消し忘れです。申し訳ありません
クーラがどういう感じで堕ちるかは次回のお楽しみということで。それではまた…
896名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 23:18:26 ID:tz9SWN3G
897名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 23:53:32 ID:ijeA1qlg
>>895
GJ!
いつもお疲れ様です。
898名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 00:02:12 ID:FI5bgEL5
>>895
GJでございます
899名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 00:23:16 ID:zAITLIl+
GJ……と言いたいところだが、やはり長いな……
900名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 00:55:17 ID:aFOzPDSQ
おいおい、たかが14レスでもう長いとか。冗談はやめてくれよ。
2chエロパロ板は中学生向けの国語じゃあるまいし。
>>895
GJだぜ。
901名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 00:59:58 ID:FO0YulAR
長いって言う奴は保管庫にうpされてから読めばいいと思うんだ
902名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 01:01:18 ID:FO0YulAR
それと
>>895
903名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 04:28:12 ID:NGPQZ6Ee
悪魔を自分の中に封印したシスターが
その悪魔にジワジワと価値観を犯されていく
ってのはスレチかな、
てかこれは憑依か
904名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 04:45:17 ID:xiDas8jw
悪魔に人格あるなら憑依だが結果として堕ちてはいるんで問題ないんじゃないか
完全に乗っ取られるなら話が別だが

で関係ないけど淫獣争記に該当シーンぽいものがあったんで報告
エンドのひとつヒロインが淫獣化、角と牙が生える
905名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 06:17:20 ID:SQtdAlQC
シスター目線として、自分の意識がなくなるのはよろしくないな。
やっぱりいつのまにか自分の意識が変質してしまうのがいい。
憑依というよりは、融合とか侵食とかっていう感じ。
そゆこと考えると、やっぱりヒロインの心理描写は大事だよね。

まぁ、内面描写せずにころっと豹変させるのもオイシイっちゃオイシイけど。
906名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 08:16:29 ID:39szb+0r
GJ!!
全く長くないんでこれからもこの長さで頼む!!

長いとか・・・どんだけ本読まないんだよ・・・
907名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 11:30:48 ID:ZCB8cEoi
まあでも普通の文庫本が大体250KB程度の文章量なのに対して
178氏の猟血の狩人(第一部?のみ)だけで330KB超えてるからな〜

非常にありがたいけど、よくやると思うよ本気で。
908名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 14:38:42 ID:zAITLIl+
いや、掲示板で14レスでほぼフルに使ってれば長いよ。
全部まとめてから支援所とかに投下してくれた方が個人的には嬉しかったり。
909名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 15:49:37 ID:X0GkWrat
んー読んでないけど、
保存性の問題なら他所に置いた方が良いとは思うけど、
まとめて投稿してくれる分にはべつにここで構わないな。

朝昼晩で一日三回投稿を四〜五日とかやったら死んで欲しいけど。
910名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 16:03:48 ID:kztHEVxL
俺はお前に氏んで欲しいよ、ほんとに

嵐じゃないんだぞ?
ちゃんとした作者なんだぞ?
どんだけ神経草ってんだよ。それともあれか?神経草ってるのを言い訳にした生き方しかしてないのか?
911名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 16:12:38 ID:b96ZIe3k
またSS戦争か
ブックでもあるのかと勘ぐりたくなる流れだわ
912名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 16:19:23 ID:B7CbQS1D
そしていつも通り決着付かずに終わるのでした。と

あ、俺はこのくらいの長さならスレに投下でも良いと思うよ
つーか全然気にならないし
913名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 16:20:54 ID:39szb+0r
>>910
落ち着けwww
ID:zAITLIl+はこの程度でさっきから長い長いと言ってるゆとりだから置いとくとして
他のはここを巧妙に荒らそうとしてるやつだからキニスンナ
一日で連投してるわけでもないんだし、別に何レスでもおkだ
ここはエロパロ版だしな。

とにかくあんまりssが投下されない中に投下してくれた>>895にGJを送りたい
914名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 16:30:02 ID:X0GkWrat
>>910
よく読め
915名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 17:07:08 ID:aFOzPDSQ
>>908
この板で一レスをほぼフルに使った場合、1000字前後になる。
つまり14レス使った場合、だいたい14000文字になる。
ちなみ中学一年生で学ぶ「オツベルと象」(宮沢賢治)は、6000文字強。
それで長い長いというのは、お前どれくらい国語が苦手だっていう話だ。

ていうかこの話は毎回出てくるなら、それら全部荒らしと呼ぶのは無理だろ。中には荒らし目的の人もいるけど。
ここはちゃんと議論の場を設けて(ピンク難民に議論スレ立てるとか)、お互いの価値観を全部並べるべき。
ここで毎回毎回議論が出てんじゃ、作者と関係の無い読者がかわいそすぎるし荒らしに付け込まれるだけ。
一度ちゃんと議論してお互いの意見を見比べて、それで見解をある程度一つに集中したほうがいい。
そうすれば、本気に言っている人と、荒らし・煽り目的で巣食っているやつらの見分けもつくし。
916名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 17:18:30 ID:B7CbQS1D
>>915
>ここはちゃんと議論の場を設けて(ピンク難民に議論スレ立てるとか)、お互いの価値観を全部並べるべき。

あーそれもいいかも知れんね
長いと言ってる人もそれなりの理由があるわけだろうし
お互いの主張のメリットデメリットを挙げて
ちゃんと話し合うのも手だねぇ
917名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 17:29:35 ID:q4wRwc/4
もう長い投稿禁止でいいよもう。
全部完成してからサイトへ投稿し、ここは情報&雑談・感想スレに戻そうよ。
918名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 17:32:01 ID:dNT+XQDS
ちゃんと話し合うのも手だねぇ→もう長い投稿禁止でいいよもう。

荒らしわかりやすすぎてワロタ
919名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 17:35:13 ID:B7CbQS1D
ちょっ
俺も荒らし認定なんか?
920名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 17:40:06 ID:q4wRwc/4
分けてみようよって言ったら荒らしかよ。
あまりに長い奴はスレへ投下すると、コピペ爆撃荒らしのスレ流しみたいだし
何故に1レスの制限があるか考えてみなよとおもっただけなのに。
921名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 17:44:11 ID:B7CbQS1D
>>920
>何故に1レスの制限があるか考えてみなよとおもっただけなのに。
それならそう言いやいいじゃん
即禁止って言い出すのもどーなのよ?
922名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 17:58:04 ID:aKHChGgU
>>920
荒らし乙
923名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 18:05:10 ID:ODL3Z87C
まったく・・・久々に来たと思ったらオマイら相変わらず
全然成長してなくて哀しくなったわ・・・。
全員一列に並ばせて順番に顔を一発づつ張り倒して行ってやりたいわ。
924名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 18:11:10 ID:mtfaULKO
悪堕ちスレの半分はループでできております。
925名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 18:25:53 ID:b96ZIe3k
本当に洗脳されてるんじゃね?
議論スレ立てて戦ってこいよ
926名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 18:34:12 ID:o9FsIT1P
>>923
お前のそのレスこそがご希望の成長とやらを妨げてるってこと、なんで分かんないのかな?
ちょっと論議めいた流れになるとすぐ荒らし認定したりやめさせようとする奴がいて、まあ善意からだとは思うけどさ、
そういう臭い物に蓋的な発想のせいで論議にいつも決着がつかないから何かある度に蒸し返す事になるんだよ。
>>915だって言ってるだろ、毎回これじゃ荒らし扱いは無理だって。意見が対立してんのは紛れもない事実。平和が一番なんて論理はもはや場違いだ。
927名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 18:43:23 ID:tJBYDWXZ
>>230
自称識者さまは言うことが違うねえw
928名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 18:44:21 ID:tJBYDWXZ
間違えた>>923
929名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 19:10:51 ID:25lWUKog
>>881〜の長レスはなんなの?
あの荒らし定期的に沸くけど誰か通報しなよ
930名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 19:25:51 ID:k1vKApWk
>>926
まぁ餅つけ。具体的なことは何も書いてないから適当に流すが吉。

議論に関しては>>915の言う通り、一度ピンク難民に立ててやってみるのが良いと思うよ。
ここでやるとまた同じことの繰り返しになるだろうし、下手にヒートアップして分裂なんかしたものなら、
それこそ荒らしの思う壷。特殊な性癖であるから、できる限り分散化は避けたい。
あくまで少数派のコミュニティだから慎重にやりたいし、やってもらいたい所。
931名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 19:29:32 ID:JjJ2FkYx
脳内ヌルーするからここで好きなだけ議論していいよ
932名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 20:31:42 ID:S7gyU1BF
今から始めたらスレ終わっちゃう!
あと68で終わらせられないなら難民できちんと話し合っても言いかも。
次スレに持ってくのもどうかなと思うし。
933名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 20:38:54 ID:YQMiTa+Z
議論・・・って争点はなんなんだ
>>915見てると、
「SSは何字以上で"長い"か」?
それとも
「長い(定義不詳)SSをここに貼るのは是か非か」?
934名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 20:49:18 ID:kDcpCHo3
職人が少ない以外は現状で満足してた俺は、どーぞご自由にって感じ

別に議論嫌いじゃない。ただ、上で見られるような、他人の考えを蔑んで罵り合いになるような人は参加するべきではない
>>926とかみたいに解決してより良い方向に導く気があって、尚且つちゃんと冷静に論議出来る人間で討論して決めたことなら、みんな従うでしょ


一つ望みを言うと、SS廃止みたいな流れは勘弁して


>>933
今まで押し込んで溜まってたこのスレへの疑問や不平不満、定期的に現れる荒らしへの対処
935名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 20:51:42 ID:MK2f4nTs
相変わらず作者に厳しいスレだな
936名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 20:58:03 ID:dNT+XQDS
>>899からの流れを見たら自重するしかないな
937名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:01:56 ID:YQMiTa+Z
>>934
疑問はここで聞けばいいし
(基本そんなことは空気か過去スレ読めと思うが
それが出来ない人は多分聞いても理解できないor納得しない)
不平不満を言い合うのなんて遺恨と疑心暗鬼しか残さんだろうし
荒らしへの対処なんて話し合いで決めることか?
938名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:09:16 ID:FI5bgEL5
長いのが嫌な人は後でまとめサイトで読むかNGでスルー
他の人も長すぎるという意見にいちいちつっかからないでスルー
ですむ話だと思うんだけどね
939名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:14:32 ID:dNT+XQDS
沈黙は肯定と受け取ってよろしいですね
940名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:30:19 ID:o9FsIT1P
俺も個人的な感覚は>>938に近いなあ。
一部の人には長文SSがコピペ爆撃荒らしに見えるようだが、それってスルーできないほどイラッと来るものなんだろうか。
もっと言うと、スルーせずに非難のレスをつけるほどの理由になるんだろうか。それとも何か他に重大な理由があるのか。
941名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:35:51 ID:kDcpCHo3
>>938
大体の人はそうしてくれてると思う。一部の人の数レスが混乱を招くんだよね
それの案でスレが落ち着いてくれればいいなぁ


>>937
ここで聞いてもいいけど議論の場で聞いてもいいでしょ?何回言っても分かんない様な人なら言わないと何回も無駄レス使いそうだし
不平不満をって書いた俺が悪いけど、要は議論したいって人はそういうこのスレに対する何かを持ってるんだから
それをここでもどっかでもいいから放出して、とりあえず落ち着いて欲しい


ハッキリ言うと、こんな所の討論で解決すると全然思ってない

結局どんなに頑張っても同じことは繰り返されるし、荒らしは消えるはずがない
でも、今の流れが意見を出しきらせるか完全に黙らせるしか収まらないなら、どっちが堅実かって言えば…


まぁ、実を言うと、これ以上ギスギスしたレスは見たくないだけだけど

平和を目指す為に話し合うか、平和を維持する為に飲み込むか
……結局時間が解決してくれるだろうけど
一回くらい自分達でちゃんと冷静に考えてみたらいいのかもね
942名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:40:40 ID:b96ZIe3k
議論議論いってるやつはさっさとスレたててそっちで議論しろ
スレ違い市ね
943名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:40:42 ID:FO0YulAR
空白多いな
944名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:43:33 ID:YQMiTa+Z
>>941
勘違いしてるかもだけど
要は不満言う奴も議論したい奴も邪魔だからどっか行け、ということだろうか

しかし議論の場を設けるということは
そこでの結論には黙って従うということだよな?
で、場所が難民と
正直暇と手数があれば自作自演で議案提起から採決まで出来てしまうんだが
それでいいのか?

そして、(自作自演かはともかく)議論スレで結論が出たと言って
こっちに結果を貼っても
「議論がされていたことを知らなかった」だの「自演議論に従う理由はない」とか
またそれで一悶着と言う展開も予想されるんだが

正直、人間の汚い部分がさらけ出されるだけで良いことなんか一つもないと思うよ
人間の汚い部分とかこのスレで言う言葉ではないけどなw
945名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:54:13 ID:Xcun+puA
エロパロ板なんだからSS投下されて普通だろ。
雑談レスばっかでスレ食い潰し、SSが長いだの文句言っている方がこの板的には異質だと思うよ。
SS派と雑談派分かれて雑談派はピンク難民にでも移転してくれ。

SS職人の人達負けずに頑張れ。
俺は毎回続きを凄く楽しみにしてるんだ。
946名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:56:39 ID:74uxY2DS
SS職人が有り余るほどいるわけじゃないし、贅沢を言える状況じゃないと思う。
俺はド素人だけど、猟血の二次創作っぽいのを一人でニヤニヤする用に書いてみたら
なかなかいける。16000字くらいになったけど。
昔、夏休みの読書感想文で原稿用紙3枚埋めるのに5日かかった俺でもできたんだ。
1日にちまちま書いていけば意外といけるから、みんなも書いてみたら?
SS職人の苦労もわかるし。
947名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:57:13 ID:1I3fgImE
なぜそう終わりかけていることを蒸し返そうとするのか
948名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 22:10:00 ID:kDcpCHo3
>>944
展開と結果を見て納得できるなら俺は従う。結果が本当に良いものならテンプレになったりするかもね
でも>>944の言う通り無駄どころか悪化したり、時間潰しにしかならないかもしれないけど
やらないならやらないで、この中途半端な流れを次スレに持ち込まず、スッパリここで切ろう

>人間の汚い部分とかこのスレで言う言葉ではないけどなw
思わずフイタww


>>947
流れを変えるには魅力的なネタがないと…
949名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 22:28:11 ID:oxfuSP7W
・元々SS職人の多いスレではない。贅沢は言えない
・エロパロ版の元々の趣旨を考えれば、SSはむしろ投下されてナンボ
・そもそも一部の人にとっては長さは気にならない
(直近のレスをざっと拾っただけでも)上記などの理由があるので、
・SSの長さが気に入らない人は、非難レスなどで排除しようとするのでなくスルーして欲しい

というのが長文SS肯定派の大体の主張だよな。
さっきから否定派はだんまりのようだが、肯定派を納得、翻意させる気はあるんだろうか。
いざ議論が展開された時に何も言えないようでは、本当に荒らしと大差ないと思うのだが。
950名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 22:33:57 ID:b96ZIe3k
スレたててやってからそっちで思う存分やれ
IDで自作自演うぜえらしいから同じ板にたてた
削除されても知らん

調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロイン議論スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223299927/
951名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 22:37:26 ID:ZCB8cEoi
>>915
> この板で一レスをほぼフルに使った場合、1000字前後になる。

4KBだから2000字だろ。
14レスなら56KB 28000字だな。

俺はブラウザから横文字で読むのはあんまり好きじゃないんで
全部テキストに落してsmoopyに読ませてるからテキストでうpして
もらえるならそれがいいが、だからといってスレに直接書かれることに
ついてどうこう言う気はサラサラ無い。

どういった形で表に出すか、これは各SS作者さんの好みでいいでしょ。
こういう瑣末事で作者さんの負担になることはしたくないね。

外野がどう騒ごうと、作者さんは我関せずでいいと思うがな。
折角のコテハンなんだから嫌いな奴はあぼーんでもなんでもすりゃいいし。
952名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:12:43 ID:kztHEVxL
つか、ここはss投下されてナンボでしょ。エロパロ板だし
嫌いな作品はスルーすればいいし、情報だけほしいなら、さっき誰かいってたけどぴんくにスレ立てればいい

投下が長いとか…老害かゆとりだと思わざるを得ない。作者は気にせずどんどん投下してください
953名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:19:20 ID:kDcpCHo3
>b96ZIe3k
何をそんなにイライラしとるか
まるで嫌いな奴が自分家に遊びに来て部屋のカーペットにジュース溢したみたいにイライラしてるぞ

もう事態は収束してってるみたいだから次スレからはまたゆっくりできそうだ
954名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:20:57 ID:EwzOfplc
他の同板別スレでも粘着荒らしが作者を排除したばっかで
ここもそうなるとは……

結局移動して議論したって同じだよ。
何度やってるんだよ。

このスレに何を求めて来てるの?ってことでしょ。
ただだらだらと雑談したいわけ?
ネタがなくなって過疎だねってなるのがオチじゃん。

作品を批判するな、とは言わないよ。
だが、内容の感想じゃなく長いだー、出て行けだー、アホか?

作品投下したい人は投下し、次レスで雑談しててもいいわけだよ。
ごった煮上等じゃないの?スレの目的から離れてなければ。

何度もいわれてるが「見たくないから書くな」ってのはお門違い。
NGでもなんでもすりゃーいいだけ。ほんとに21歳以上なのか?
955名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:28:57 ID:q4wRwc/4
まだこのスレでその話を続けんの?

スレには容量制限もあるし、これって2chリソースの圧迫でもあるし。
長文による1人のスレ占有なら
纏めサイトに直接貼るとか、個人HPやれば?って事だったりする訳で
SS書きなら全てが肯定されるとかどうかと。
956名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:31:05 ID:cr2YPXeX
もうおまえ書き込み禁止でいいよ。
18歳になってからエロパロ板に投稿し、ここは大人のスレに戻そうよ。
957名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:32:33 ID:YQMiTa+Z
リソースの話をするならどこかのサイトに貼る、というのも
そのサイトのリソースを圧迫してることになると思うが・・・?

SSを投下する場所でSSを投下するのは適した利用法だろ
食費や家賃を払うのを金の無駄使いと言うか
958名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:36:46 ID:EwzOfplc
>>957
>リソースの話をするならどこかのサイトに貼る、というのも
そのサイトのリソースを圧迫してることになると思うが・・・?

他?他なんて知ったこっちゃねぇ。
此処は俺が見てるんだから俺の欲しい情報以外は邪魔すんな。

煽るつもりはないが、こういうことだろ、彼が言ってるのは。

何度でもいうけど「エロパロ板」って何のための、何に使われている板なんだ?
959名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:36:51 ID:cVNDR6jq
>>917
>もう長い投稿禁止でいいよもう。
>ここは情報&雑談・感想スレに戻そうよ。
この板が何をするための板なのか、板のローカルルールの板名を熟読してこい
960名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:38:31 ID:q4wRwc/4
なんだかんだで長文擁護側も自分の気に入らない事を排除しようとしてるね。
SS書きさんは分からないけど、擁護してる人は、批判的な事を書く人には
あぼーん使えだのと批判を書くなと言ってるのに、自分達は考えの違う人のレスに黙らないし。
961名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:39:55 ID:EwzOfplc
>>960
【この板の趣旨】
一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。

これ読めるか?
962名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:41:58 ID:YQMiTa+Z
>>960
その両者の違いをわからないのでは
議論のしようが無いんだが
963名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:50:22 ID:q4wRwc/4
素晴らしかったですが長文が良くないって感想もレスとしていいって事だね。
が、上の方で「そういう事は書くな。スルーしろ」って風に排除をしようとしてます。
長文かどうかも感想の一部である以上、封殺はどうでしょうか?ここは個人サイトでも無いのに。
964名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:53:48 ID:cVNDR6jq
>>963
その、自称感想がこの板のローカルルールを否定しているから許されないってまだ分からないの?

>>959>>960を読んで来い


>ここは個人サイトでも無いのに。
そう、ここは個人サイトじゃない。>>961のような趣旨が定められている掲示板だ
965名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:55:41 ID:EwzOfplc
>>963
>素晴らしかったですが長文が良くないって感想もレスとしていいって事だね。

いいんじゃね?
まあ、内容云々じゃなく長短で良作駄作を判断する奴の感想なんて
誰も参考にしないと思うけどね。

で、君の言ってるのは
917 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/06(月) 17:29:35 ID:q4wRwc/4
もう長い投稿禁止でいいよもう。
全部完成してからサイトへ投稿し、ここは情報&雑談・感想スレに戻そうよ。

920 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/06(月) 17:40:06 ID:q4wRwc/4
分けてみようよって言ったら荒らしかよ。
あまりに長い奴はスレへ投下すると、コピペ爆撃荒らしのスレ流しみたいだし
何故に1レスの制限があるか考えてみなよとおもっただけなのに。

上記と全く関係ないよね
966名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:57:47 ID:h8BXEA4K
「文章が冗長」とかならまだしも
「話が長え」なんて馬鹿だと思われるだけだから
普通は言わないほうがいいと思う・・・
967名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:59:15 ID:q4wRwc/4
小説の創作に対しては言ってませんよ、投下方法に対して言っているだけで。
いい加減、950にて議論スレが立ったのに>>951-みたくこちらで議論を引っ張ったり
対立を煽ってますよね?
968名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:59:59 ID:WjViztx8
ああこうやってひろゆき曰く所の”面白い人”ってのはいなくなっていくんだな
969名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:01:51 ID:HfNEUcL0
不要→こういう議論
必要→SS
970名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:02:48 ID:kztHEVxL
>>966
馬鹿だからわからないんだよ、しょうがない
971名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:03:53 ID:EwzOfplc
>>967
投下するためのスレに投下する。
何で文句を言われる筋合いが?

>こちらで議論を引っ張ったり
対立を煽ってますよね?

これを議論だと思ってるのか…?まさかな。

てかさ、君が「これならOK」って思える投下していい文の長さってどんなもんなのよw
972名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:08:08 ID:rX4KPDvo
つか、情報がほしい奴はssが投下されたら情報がなくなるとでも思ってんの?
ssが投下されて盛り上がる、情報が書き込まれて盛り上がる、二つあって何が問題なんだ?
973名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:10:37 ID:rX4KPDvo
ああ、すまん。
情報だけほしいやつじゃなくてID:q4wRwc/4だけだったな

ほら、ID変えて他にもいますよっていえよ
974名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:11:46 ID:YmI101iJ
そろそろ次スレを立てようかなとかおもうんですがどうしますか?
職人さんへの中傷禁止とか過度な議論禁止とか追加します?
975名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:12:08 ID:vscpajM7
論点が「投下方法」で問題点が「リソースの圧迫/スレを特定の人間で独占」なら
リソースに関しては>>957
スレを特定の人間で独占に関しては、SSを投下するスレなんだから
SSが出来た人にしか投下は出来ないのは理の当然と言うか、一体どうしろと
長文がずらずら、が独占状態に見えると言うのなら
この板のスレいくつか回ってみればいい、それが異常な状態ではないことがわかる

正直、こういう論点が定まらない人が議論の時に一番困る
二つ以上のことを無意識的に綯い交ぜにして語るから
こっちが反論しても別のことと勘違いして
「俺はそんなこと言ってない」とか言い出して
周り全部を話が理解できないバカもしくは荒らし扱いして
余計理解不能の理論を展開する
976名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:15:49 ID:448mx5hn
977名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:17:05 ID:BjqYj9pK
まあ、結論から言っちゃえば今までどおり(今まで以上に)
作者さんには是非投下して欲しいものですね。
俺らも俺らでネタ供給したり色々話してますんで。

ってことで次スレどうよ
978名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:18:14 ID:Kq8bdAff
綺麗にまとまったから終了だね。
結局ヌルーが一番ってことでw
じゃ、次スレで。
979名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:18:31 ID:3a/hvD8W
まぁ、少なくとも毎回こんな議論で揉めるようなスレにSSを投下したい人間なんかいなくなるだろうな。
頑張って書いてみて、いざ投下してみたら、「長いだとか」「投下専用の場所作れ」だとか言われるんだぜ。
980名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:20:17 ID:rX4KPDvo
>>979荒らし乙

>>977がいいこと言った
981名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:23:47 ID:Zfbl+CAa
ここは書き手がSS書くスレなのにね
書き手が不在の時に勝手にいろいろと決めても困ると思うけどね

SSは書いてくれているモノと思ってる俺からすれば
書き手さんが望む形なら何でもいい、むしろ意見を聞かせてほしいってね
982名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:24:49 ID:SZpF06Ej
ところで、何でこのスレはふたばに掲示板を常備しないん?
983名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:25:45 ID:FG5nZ+/s
しょうがないな
残り10レスで俺がお前ら全員調教洗脳してやるよ
かかってこい
984名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:33:37 ID:qX+o28yU
スレ立て乙

・SS投下、妄想ネタ、悪堕ち作品情報、ポジティブな感想・GJ、SSへのアドバイス以外は、全て議論スレへ。
・その類のレスが現れたら、みんなで>>4に素早く誘導すること。
・それ以外の話題で荒れ出したら、やはり>>4に誘導。
みんなこれでいいよね?
それと長いSS排除派の人は、速いうちに議論スレに出頭してね。AAの人のおかげでなんとか即死回避になったけど。
議論スレが落ちてからまたSS長いと文句言い出すやつは、今度こそ荒らし確定だからね。

もしよろしければ、俺に対するレスから議論スレのほうに移動しようね。
985名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:34:14 ID:qX+o28yU
>>4というのは、無論次スレの>>4ね。
986名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:35:40 ID:USisTxyg
>>983
わーい培養槽はどこー!? 入りたい!
書いたことあるから言うけど、SSって短くまとめるのけっこう大変なのよ?
文句言う子はそこだけ分かって欲しいかも。
特に悪堕ちは過程重視だしね。
987名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 00:38:57 ID:FG5nZ+/s
>>986
あっちにバスクリン入れたプロパンガス容器置いてあるから
温かいうちに入って来い
コーヒー牛乳冷やしとくから
988名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 01:06:07 ID:J/fou9Nc
むかし……2、3年前のこのスレは、
レス番900を超えるあたりにいつも決まって、
スレの廃止や分割を唱える奴が登場しており、
そのたびに俺はああ、俺らのスレになんか私怨を
抱いてるやつがいるのであるなあ……と思ったものです。。

久しぶりにこの感覚だ!吐き気が!吐き気がする!!!

レムティアナイツも微妙だしな!!!
メルセデスベンツはそこそこ……。
989名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 01:06:30 ID:rX4KPDvo
牛乳が悪堕ちしたらコーヒー牛乳になるって、みんな知ってたかい?
990名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 01:07:58 ID:448mx5hn
だが風呂上がりのコーヒー牛乳はまごうことなき正義なんだぜ
991名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 01:10:04 ID:J/fou9Nc
……>989の発想は無かった……正直すまんかった……。
992名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 01:12:10 ID:USisTxyg
なんかもういろいろ負けた上にどうでもよくなったな…。
もうコーヒー牛乳をまともに見れないじゃないかw
993名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 01:16:26 ID:xvsHs/Ra
淫乱化したのがいちご牛乳ですね
994名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 01:22:20 ID:bRwCpjIe
いろいろ混ぜられて異形化したのがミックスジュースと
995名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 01:32:51 ID:rX4KPDvo
つまり、ブラックコーヒーは魔王というわけだ
996名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 01:42:41 ID:LL0HUOnE
       ____
 +  + /⌒  ⌒\+ 。
 ・ 。/( ●)  (●)\ + +
  /::::::⌒(__人__)⌒::: \    裸で珈琲牛乳飲みながら
  |     |r┬-|     |    SSの投下を待つお
 +\     `ー‐′   /・ ゚. +          __
  /          |              / ・ /ヽ
 (_⌒) ・    ・ ||____________  |珈 |牛|
   l⌒ヽ     _ノ | |\  |___|   {}@{}@{}−|琲 |乳|
    |  r `(;;U;)   )__)  \ >゚))))彡ー―'. |_.|_|
  (_ノ  ̄ / /     \`ー―’___
        (__^)       | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                      |_|
997名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 01:47:21 ID:V76KmnVM
価値観の変容による堕ちがココアか
998名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 02:04:09 ID:6DhSFCHL
スライム状のものに寄生されるのが抹茶オレですね
999名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 02:07:48 ID:REhL+EJM
「ふん、あなたが何をしようと私は誇り高き牛乳、あなたの思い通りになんてならないわ」
「くっくっく、これを見ても同じことが言えるかな」
「そ、それは……コーヒー豆を焙煎して挽いた粉末っ」
「その通りだ。今からコイツをお前の中にたっぷりと混ぜ込んでやるぞ」
「な、何ですって」
「全て混ぜおわったときには、おまえは身も心コーヒー牛乳となっているのだ。かーっかっかっか」
「いや、やめてっ、やめなさいっ」
「叫んでも無駄だ……ほうら、どうだ。粉末が混ざり、お前の身体もどんどん黒く染まっていっているぞ」
「あ、ああ、何この感覚、何だか気持ち良いような……」
「くっくっく、そうだ。コーヒーになるというのは気持ち良いことなのだ」
「コーヒーになる……気持ち良い……い、いえ、ダメよ。私は牛乳なのよっ、コーヒーになんか」
「ほう、中々強情な奴だ、ならばこれでどうだ」
「ああ、甘いっ、甘いわあぁっ」
「くっくっく、さすがのお前も、コーヒー豆と砂糖の波状攻撃には耐えられまい」
「ああっ、いいっ……甘くて……気持ち良いっ」


「どうやら完全に混ざりきったようだな。さぁ牛乳よ、生まれ変わった気分はどうだ」
「うふふ、私は牛乳などではございませんわご主人様。今の私はコーヒー牛乳。あなた様の下僕でございます」
1000名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 02:09:08 ID:4aA32htD
1000
10011001
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