戦国BASARAでエロパロ 信者5人目

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1名無しさん@ピンキー
戦国BASARAのエロパロを読みたい人、書きたい人のスレでございます。
エロに限らず本番無しの話、ほのぼの甘々な話、小ネタも歓迎しておりまする。よしなに。

話を投稿する場合は名前欄にて以下の旨を明記してくだされオヤカタサムァー。
・カップリング
・陵辱、強姦などの話
・その他、特殊な設定で話を創作した場合

ウホッ! な話は数字板の「ビデオ棚」スレに投稿してくだされオヤカタサムァー。
荒らしは「するぅ」ですぞ! それとsage推奨でござる。
女体化やその他の特殊な設定を使った場合は下記の避難所に投下するでござる!

えしどののさんせんもずいじぼしゅうちゅうですよ。

いくらexcellentな作品でも無断転載は御免だぜ。まぁ常識だがな。


前スレ
戦国BASARAでエロパロ 信者4人目 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1181545589/

過去スレ
戦国BASARAでエロパロ 信者3人目 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160419654/l50
戦国BASARAでエロパロ 信者二人目 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156098217/l50
戦国BASARAでエロパロ ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123869802/l50

保管庫
戦国BASARA-エロパロ保管庫 ttp://www12.atwiki.jp/bsr_e/

落ちたときの避難所 兼 女体化等特殊設定投下スレ ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/6047/1210920336/
2名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 00:23:24 ID:UFOQu5kj
住人の心得
一、ルールを制すること2chを制するが如し
一、荒らしに構うこと厨房の如し、初心者は半年ROMれ!
一、バカに構うこと大バカの如し、構わず鼻で笑っとけ
一、発言すること責任が伴う如し、荒れそうな発言は控えい!
一、スルーすることマナーの如し、苦手キャラやカプ、シチュは即効スクロール又は透明あぼーんじゃ!
一、新米職人を見守ること母の如し、新芽を摘むという無粋な行為は愚かなり
一、GJを惜しまぬこと職人を育てるが如し
一、マターリ維持すること神スレの如し
一、「自分は大丈夫」と慢心するでないぞユキムルァ!

職人の心得
一、慣れ合いを求めること初心者の如く
一、リク受付すること慣れ合いを求めるが如く、程々にせい!自分の好きなように書かんか!
一、投下すること職人の如く、できれば完結済み作品推奨、無理な場合は最低2,3レス分の文章を書き溜めておけ!
一、コテハン名乗ること覚悟の表れが如く
一、自己主張することうつけの如く、物書きならば作品で語らんか!
一、躊躇することチキンの如く、堂々と投下せい!
一、推敲を怠ること愚か者の如く
一、忠告すること師の如く、カプや特殊シチュの場合、名前欄で警告。注意書きもあれば尚良いぞ!
一、去り際の美しいこと神職人の如く、自分語りなど興味は無いわ!
一、言い訳することヘタレの如く、腕を磨かんか!
一、平常心を保つこと勝負を制するが如く、頭を冷やせ! 煽りに構った奴が負けじゃ!
一、学習すること常識人の如く、人の振り見て我が振り直せ、怠れば明日は我が身
一、謙虚なこと好印象の如く、だが行き過ぎた慰め待ち・卑屈な姿勢は出直してこい!
一、GJもらえない・批判・パクリ認定厨・粘着電波など、転んでも泣くでないぞユキムルァ!
一、女体化は避難所へ投下、他どこに投下すればわからないときも避難所へ投下せい!
一、謙信SSの投下場所(本スレか避難所か)は全て職人の判断に任せるが如く、
  軍神の性別は…え、ええいっ!どちらでもよいわ
  じゃが、投下時には必ず名前欄に性別記入(男、女、両性等)を忘れるでないぞ!情けは味方、仇は敵なりじゃ


次スレは>>980を踏んだ貴殿、またはスレ容量が490kbになったら立てて下され!
3名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 10:24:22 ID:A2y8myN/
>>1殿 乙にござりまするぁぁぁぁぁ!
4名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 12:40:53 ID:60zGKV5u
>>1に乙捧げ奉らん
5名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 23:24:51 ID:CnK4Mmwe
>>1乙にござりまする
6名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 00:37:32 ID:D7aGtvin
>>1乙でござる
7名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 03:06:39 ID:GyMNEIgB
愛いつとかアレルギー強そうなの出来れば他カプと混ぜないで頂きたい
人気あるものと抱き合わせはきついんですが
8名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 17:47:35 ID:Fx7pLc7m
>>7
言いたいことは解るが

>一、スルーすることマナーの如し、苦手キャラやカプ、シチュは即効スクロール又は透明あぼーんじゃ!
>一、忠告すること師の如く、カプや特殊シチュの場合、名前欄で警告。注意書きもあれば尚良いぞ!
94スレ目588:2008/08/16(土) 21:03:33 ID:1eksgi7e
携帯から失礼します。

注意書きをもっと丁寧に書けば良かったです。
雰囲気を悪くして申し訳ありませんでした。

感想を書き込んで下さった方、嬉しくて何度も読み返してます。
本当に有り難うございました。
10名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 22:57:32 ID:FC1TO9Oq
いや、588はちゃんと注意書きしてたし、雰囲気悪くもしてないよ。
>7はちょっとアレルギー反応が強く出ちゃっただけだと思うから
気にせずまた作品を投下していってくれると嬉しい
11名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 11:32:44 ID:m9o0uf2l
>>9
読み手への気遣い、作品共に素晴らしかったです。どうかまた投下して下さる日を楽しみにしています。
127:2008/08/17(日) 12:25:18 ID:EexNBhBS
>>9
注意書きはきちんとされてたのでそこは問題ないんです。
ただ好きな作品ならば一応すべて目は通すことになるので(自分の場合
これから書かれる方はなるべく単発が望ましいという意味です。

雰囲気悪くしたのは自分の方だと思っています。
失礼しました。
13名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 13:56:27 ID:m9o0uf2l
>>12
人それぞれ嗜好は違うのだし、個人的な好みを書き手さんに押し付けるのは良くないと思うんだが。
14名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 21:53:05 ID:S8UC4GS0
>>12
正直只の我侭にしか聞こえない。

自由に作品を投下できる場所だからこそ色んな抱き合わせや傾向が生まれる。
だからこその注意書き。
15名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 00:00:57 ID:teu6wHaA
>>12
ちゃんと注意書きもあったんだから、嫌なカプが入ってるなら読まなければよかった。
それでも読んだのは自分の勝手なのに、書き手さんに文句言うのはおかしいよ。
16名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 09:19:26 ID:GpuiNf5r
30レス無いと即死になるぞ
17名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 12:11:12 ID:NGn10xGk
そうか、保守せねば。

「かっすかすに保守してやるよ!」
「いっついつに保守してやるだ!」
「まっつまつに保守でございまする!」
「のっうのうに・・・って、言いづらい・・・・」
18名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 12:12:09 ID:NGn10xGk
「そして、いっちいちに保守・・・ね?」
19名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 17:59:11 ID:Zu13zGID
戦国最強保守五本槍ふたたび

「こじゅ×まつの槍、一!」
20名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 19:21:17 ID:9Lq7dLXW
「佐助×かすがの槍 弐!」
21名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 19:53:03 ID:GpuiNf5r
「伊達×いつの槍 参!」
22名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 22:03:00 ID:WLj4LUeJ
「慶次×まつの槍、四!」
23名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 23:27:11 ID:/sepcJCk
「こじゅ×けんしんさま(♀)の槍 五!」
24名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 00:19:33 ID:1ZR5Ln41
「五組揃って戦国最強保守五本槍!!」

こじゅ×けんしんさま(♀)良いな。
25名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 01:37:49 ID:Yv7ur1Uf
長政×市のベタベタな新婚ネタも良い。
26名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 13:01:56 ID:aFKhj4BS
1レス遅れだが
「爆散っ!」ちゅどーん!
27名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 17:12:01 ID:ckmY/YMN
こじゅ×まつも好きだ
28名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 01:16:49 ID:Pdt/Q8u6
>>27
野菜から始まる恋ですね、わかります!

つまり、こじゅが丹精込めて育てた野菜でまつが泣く…と
人参とか胡瓜とかオクラとか葱とかねg(ry
そういや女体盛りも可能じゃね?
29名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 04:10:46 ID:QeXu8Gt1
下がってるのであげ

小十郎とまつだとギャグ路線になりそうだが、背徳感を感じながら抱かれるまつ様もいいかもしれん…!
30名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 04:17:12 ID:X1tQ/v0e
逆にガチ寝取り展開という線もあるな(元がおしどり夫婦なだけに
31名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 06:53:27 ID:E0u7hIgM
>>29
の言う通り、ギャグ路線気味の
こじゅ×まつを書いてるのは内緒だw
32名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 13:25:11 ID:G9YoFNJa
>>28
小十郎の野菜をふんだんに利用して
等身大女体像を製作している筆頭が瞬を駆け抜けた

チクビやら変に凝って作ってるといい
33名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 17:43:50 ID:oR0SvHt4
女体盛りと読み間違えたw
34名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 18:12:36 ID:qHuEuqke
>>32
「Ha!bastはスイカップに決まってんだろ?」
大人の夏休みの工作ですね、わかります。

>>31
わっふるわっふる!
35名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 18:49:08 ID:KXTP49Wb
西のアニキもそういうのこだわりそうだな。
「馬鹿野郎、でかけりゃいいってもんじゃねぇんだよ!」
とか白熱した議論をかわしているところで
もったいないおばけと化した畑のおっさんに極殺されるという電波を受信した。

>>31
正座して待ってる。全裸で。
3631:2008/08/21(木) 00:04:59 ID:E0u7hIgM
>>34>>35
期待に沿えるよう、頑張ってみるでござるw

今暫く待たれよw
37名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 13:53:16 ID:j6Y3lF9p
>>35
アニキはほんのりピンクの桃を胸にしそうだw


>>31
楽しみにしてますぞお!


所で
小十郎×いつきは需要ありますか?
38名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 16:32:26 ID:mGXRdEQt
>>37
需要あるぞ!come on!
39名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 19:09:47 ID:U9nWzzAT
ばっちこいです。
正座して待ってる。全裸で。
40名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 19:16:30 ID:8Fgf4Ae/
ノシノシ

わっふるしながら待ってる!
全裸で



漏れもがんがる
4137:2008/08/21(木) 22:48:22 ID:j6Y3lF9p
分かりました!
俺ガンガル!
4237/小十郎×いつき:2008/08/22(金) 03:32:22 ID:4/rGcAD/
そんな訳で勢いだけで書き上げて来ました
エロに持っていけなかった自分の力量の無さが悲しいですが
よろしければどうぞ
以下注意書きです

*バサラジオDJCD1の「霖雨の章」後を捏造
*エロはありません
*「霖雨の章」のネタバレが嫌な方はスルー推奨
*若干いつきにオリジナル設定含みます

それでも宜しければどうぞ
4337/小十郎×いつき1:2008/08/22(金) 03:34:07 ID:4/rGcAD/
雨が降っていた。長雨だった。
雨が止んだ頃、ふと気になった。
あの辺りは大丈夫だろうかと。

***

雨がずうっと降ってた。
やっとやんで、畑さ行って皆ほっとした。
それほどひどいことさは、なってなかったから。

雨で延び延びになってた吾作どんの祝言がやっとあげられて、
雨あがりと祝言の二つのお陰でここん所村は随分明るかっただ。
だけんどオラはどうしても苦しくて、こっそりお社にひっこんだ。
別に吾作どんが好きとかそういう訳じゃねえ。

だけどああ、駄目だ。
目出度いと思うのに、思うけんど駄目なんだ。

綺麗な花嫁さん。
オラもあんな風になりたいと思った。

……けど、思っただけだ。

キラキラと光が社に差し込んで来る。
オラは田の神さんにこんなこと頼むなんて馬鹿げてると思いながら、それでもやめられなかっただ。
どうか…どうか――

ガサと外から音がした。
そっと戸の隙間から覗いて見ると馬の足音が聞こえて一人のお侍さんがやってきた。
あの時青いお侍さんと一緒に来た、ほっぺたに傷のある怖い顔のお侍さんだ。
何しに来たんだべかと不安になる。
傷のお侍さんは馬から降りるとこっちに歩いてきた。
オラは慌ててしまって思わず足音を立ててしまっただ。

***

川の増水具合いが気になった。
社の辺りに馬を繋いで見回ろう。
そう思い、馬から降りた。

この辺りは平気だろうか。
地滑りなんか起きなきゃあ良いが……。
社の裏が急勾配かもしれないと歩き出したその時だった。
じゃり…と社の中から音がした。
赤子が捨てられていた時の記憶が蘇る。
小十郎は向きを変え社の戸を引いた。
4437/小十郎×いつき1:2008/08/22(金) 03:36:01 ID:4/rGcAD/
「…おめえは。」
「何しに来ただ?」
社にぽつりと一人でいるいつきに小十郎は眉をあげた。
いつきと会うのは昨年の長雨の時以来だ。

…が、小十郎はいつきにふと違和感を覚えた。
特におかしい事は無い。
去年と変わらないいつきの姿と態度に苦笑いしながら小十郎はその違和感を振り払った。

「別に悪さしに来た訳じゃあねえよ。長雨だったんで気になっただけだ。」
「そうだか?…ならいいけんど。」
「ん?何か困ったことでもあるのか?」
「別に何もねえだ。」

だがどうにも、前回あった時よりも沈んで見える。
小十郎はいつきの顔を覗き込んだ。
「な、なんだべか?」
不振そうに眉をひそめ顔をそらすいつきの頭を小十郎は撫でた。
親指でいつきの目を隠していた前髪をかきあげる。
「何もねえって顔じゃあねえな。あの時の元気はどこにいった?」

そう優しく声をかけられ、いつきは恐る恐る小十郎に向き合った。
顔は怖いし、ほっぺたに傷は付いている。けれど、小十郎の瞳は優しかった。
何か悪さをしにきたのかと疑った自分が恥ずかしくなる。

「……元気がなさそうにみえるだか?」
「ああ。雨で畑が駄目になったのか?」
いつきはブンブンと頭を左右に振って否定した。
「畑は大した事なかっただ。吾作どんの祝言もあって活気がある位だべ。」
「なら…――ああ。」
「違うべ」
小十郎がどう思ったのか感じとり、いつきは否定した。
「惚れてたんじゃねえのか?」
「べつにそんなんじゃねえだ。目出度いと思ってるだよ。」
「なら何で。」
「お嫁さんは綺麗だったし優しかった。オラもあんなお嫁さんになりたいと思う位だったべ。」
必死で言い募るいつきに苦笑する。
ならば何がそれほど辛いのか。小十郎はそう思いながら言った。

「焦るもんじゃねえ。おめえさんだって大きくなりゃあ、なれるだろ。」
「なれないだ。」
妙にきっぱりと言いきられて小十郎は眉をひそめた。

「な」
「大きくなんてなれないだ!大人に、お嫁さんに何てなれないだよ!」
「落ち着け、急にどうした?」
「適当なこといわねえでけろ……。おら、おらは……。」
急に怒鳴ったかと思ったら今度はすすり泣き始めるいつきに小十郎は戸惑った。
いったい何が感に触った?

「分からねえな。」
小十郎にそう言われ、いつきは顔を上げた。
「その若さで何で先がねえ見たいな話を…誰かに何か言われたのか?」
いつきはしゃくりあげながら顔を左右にブンブンと振る。
両の目から溢れ落ちた大粒の涙が足元に染みを作った。
4537/小十郎×いつき3:2008/08/22(金) 03:37:32 ID:4/rGcAD/
「おい、何を。」
「…みてけろ。」
震える手で、いつきは首の後ろの結び目を解いた。
はらりと前掛けが落ちて上半身が露になる。

「変わらないべ?」
小さな二つの膨らみ、凹凸の少ない幼い体つき。
「去年と『ほんの少しも』かわってないべ?」
それを見てようやく小十郎はさっき感じた違和感の正体を知った。

いつきはまだ12、3だと思っていた。
だが育ち盛りの筈のその小さな体は、去年出会った時とまるで変わっていないように見える。


『大きくなんてなれねえだ』

―――まさか


「成長してねぇって言うのか?」
始めは気のせいだと思っていたと、いつきはかすれる様な声で言った。
天から授かったあの大きな武器。
それを手にして戦い出したあの日から、恐らく成長は止まっていたのだと。

一つの戦が終り振り返る。
同い年の吾作の身長が伸び、両親が妙に老け込んでいた。

水鏡に映る自分の姿は変わらないように見えるのに。

祝言があって花嫁の綺麗さにときめいた。
いつか自分も大きくなって綺麗な花嫁さんになるんだと家の柱に傷をつけた。
傷は幾年か前に着けた傷をただえぐっただけだった。
怖くなって両親を見る。
両親は笑った。

お前はそれでいいだ。
神さんの力授かった巫だ。
お前がそのまま村を守っていてくれるのが一番村の為になる。
と。

――気が付いてただ?

身体中の力が抜け、震えそうになる。
おとさんとおっかさんの気持が分からない訳でねえ。
だけど――


何か言いたいのに口からはヒューヒューとしか息がもれるだけ。
そんな時祝言を上げた吾作がお嫁さんを連れて挨拶に来た。

吾作は『村の守り神みたいなもんだ』といつきを紹介した。
思えばいつからか吾作はいつきと目を合わせなくなっていた。
この時もニコニコと微笑みながらしっかりといつきを見る事はしない。
花嫁はそれに気付かずいつきを見て微笑んだ。
いつきの頭にそっと白い手を乗せ「小さいのに凄いのね」そう言ったのだった。
4637/小十郎×いつき4:2008/08/22(金) 03:38:31 ID:4/rGcAD/
「言ってやりたかっただ。吾作どんとオラは幼馴染みで、あんたと年だってかわらねえだって!」
以前から感じていた違和感。
それは歳や成長のそれとは別で話を聞く度に酷く気分が悪かったのを覚えている。

守るだの何だの叫びながら少女一人を総大将に祭り上げている村人達。
それは例え強さや求心力を備えた人間であっても、子供に全て背負わせるなどあってはいけないことではないのか。


「辛いか?」
「へ?」
「もし辛いなら、連れてってやってもいい。」

いつきは大きな瞳を瞬かせた。
「どういうことだべ?」
「もし、お前が言う通り、
 その天から授かったとか言う力のせいで成長が止まったって言うなら
 捨てちまえば良いんじゃねえのか?」
何の話だと言うようにいつきは眉を潜めた。

「いいか?おめえ達農民がそこまでしなきゃあいけねえ状況になったのは確に俺達にも責任がある。 
 だから、今はそれについちゃあ何も言わねえ。
 だが、だからって良い大人がお前みてえな子供を担ぎ上げてのうのうとしてるのが我慢ならねえんだよ。」
「オラを馬鹿にしてるだか。」
「いや、おめえさんは良くやってる。たいしたもんだ。
 だが、おめえ一人に全部背負わせてあぐらをかいてて良い訳がねえ。」
「それは……。」

胸の奥に迷いが起こる。
本当は分かっていた。
気付いていた。
村人の幾人かは間違いなく、共に戦う振りをしていつきに全てを委ねていた。
だけど、村の為だと、悪いのは全部悪いお侍なんだと気を奮い起たせていたのに。
先程と違う涙がいつきの瞳からぼとぼとと溢れてくる。

「やめてけろ……聞きたくないだ。」
いつきは耳を塞いで頭をぶんぶんと振った。
「そんな事、知りたくない。分かりたくないだよ!」
いつきはそのまま声を立てて、わあわあと泣き出した。

気付けばいつきは小十郎に抱き締められていた。
何も言わず頭を撫でる掌の優しさに涙が溢れて止まらない。
思えばこんな風に誰かに優しくされた事も、ただ泣かせてもらえた事も随分と久しぶりだった。
だからだろうか涙が止まってからも、小十郎の胸に埋めた顔を暫く離す事が出来なかった。

「落ち着いたか?」
「すまねえだ。着物、汚しちまっただな。」
「構わねえさ。」
乾き切らない涙を指で拭ってやるといつきは擽ったそうに目を細めた。

「どうする?お前が望むなら唯の娘としてウチの領内に住まわせてやってもいい。」
それは、とても甘美な誘いだった。だけど――
4737/小十郎×いつき5:2008/08/22(金) 03:39:24 ID:4/rGcAD/
「いいだ。オラがいないと皆困るだよ。」
「本当にそれで良いのか?」
「ああ、おめえさん達お侍が平和な世を早く作ってくれれば良い話だべ。」
「く…それもそうか。」
小十郎は苦笑いをしてもう一度いつきを腕の中に引き寄せた。

「なっ……。」
「落ち着いたなら早く服を直せ、若い女が男の前でしていい格好じゃねえぞ?」
そう言われて漸く思い出したのか、いつきは慌てて前掛けを直したのだった。


「なんだか、すまなかっただな。」
「気にするな。」
顔は涙で真っ赤に腫れてはいたが、いつきは以前の元気を取り戻したのか、にっこりと笑った。

「ま…戦の世が終って、その力が必要なくなれば元に戻るだろ。」
「戻らなかったらどうするだ?」
意地悪く笑って、いつきは聞いた。
「駄目な時の事なんて考えてるんじゃねえ。直るもんも直らなくなるぞ。」
「あはは、あんた駄目だべ。そこは『その時は俺がもらってやる』位、言わなきゃ、もてないべよ。」
「ったく。これだから女は面倒くせえんだ。」
小十郎はそう呟いて、いつきの額を軽くこずいた。


それから小十郎は本来の目的を果たし、社へ戻るといつきはまだ其処へいた。
「まだ居たのか。」
「目の腫れが引いてから帰るだよ。」
「そうか。」
頭をぽんと撫でてやると、いつきは嬉しそうに笑った。

「じゃあな。」
「傷のお侍さん。ありがとな。」
その呼び方に苦笑する。
「小十郎だ。次からそう呼びな。」
そう言って小十郎は馬に跨った。
「じゃあな。いつき。美人に育てよ。」
急にそう言われ、ぽかんとしたままのいつきを残し小十郎は馬を走らせた。

「あったり前だべよ!次にあった時腰ぬかすんじゃねえべ!」
姿が見えなくなった瞬間追い掛けてきた怒鳴り声に、肩を震わせながら小十郎は帰路についたのだった。

いつきは小十郎が去った先を暫く見つめていた。
「オラに『これだから女は』だとよ。小十郎さん…か、変なお侍さんだべ。」
そう呟いたいつきの口元は嬉しそうに緩んでいた。
4837:2008/08/22(金) 03:42:47 ID:4/rGcAD/
以上で終わりです

2のナンバリング間違ってしまいました。申し訳ないです。
あとオリキャラでいつきの両親と吾作どんが出てます
注意書きの漏れスミマセンでした

では名無しに戻ります
49名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 11:43:50 ID:xPvP860N
>>48
待ってたよGJ!
勝鬨を上げるぜ!(*´Д`)ノ
50名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 13:44:26 ID:cft5bCbU
い・つ・き・ちゃーーーん!!!!
自分から前掛け外すなんて破廉恥な!GJであります!

一意見だけどオリキャラがメインと同列に動くSSじゃないから注意書きにオリキャラ表記無くても大丈夫じゃね?
5137:2008/08/22(金) 16:02:53 ID:1NqKlK9D
>>49>>50
ありがとうございます


注意書きの量というか、
どの程度まで書くのが好ましいのか分からないのです
今のスレの始めに注意書きの話が出ていたので
なるべく細かく書いておいた方がよいのかなと
この程度のオリキャラなら要らないですかね
ならば蛇足申し訳なかったですorz
52名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 16:58:19 ID:UGzwwJME
ここって学園は投下おk?
53名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 01:12:41 ID:8ETRlkis
>52
学園に限らずパラレルはいくつかあがってるから
注意書きに学パラってことを明記しとけば
問題ないと思うよ

投下楽しみにしてる
54名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 01:53:43 ID:eaq3AERq
作品投下と保管庫の更新を祈りつつ、保守
55名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 07:28:24 ID:71wuixeI
さあて、挿れっど〜!
や、やめてけれっ!あ、ああん!!!
56名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 20:33:33 ID:OGaj+tz/
にょた松永SS爆弾投下してもいいかなー
ずっとROM専だったんだが魔がさして書き上げてしまった
57名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 21:07:52 ID:CNywHebu
女体化は避難所がいいと思う
58名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 22:07:24 ID:1DiEf3EJ
松永×爆弾かと思った
59名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 00:02:15 ID:PQ8JuUvj
親方さばあああァァァ
60名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 00:05:40 ID:ckQaCSti
>>58を見て「松永先生だからそのカプも有りか」とうっかり納得しかけた。
ん?何だか焦げくs
61名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 17:14:15 ID:5WZu7N7s
>>56をwktkしながら
避難所で待っていたが未だ現れず……
62名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 20:03:46 ID:psRg2/c4
ノシ
>>56どこいった
さいきん女体化松永気になってるんだ
63名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 19:44:41 ID:98WnuOUn
遅くなったが>>48GJ!
小十郎といつきの組み合わせ好きだから嬉しかった
64小十郎×まつ 1:2008/09/01(月) 00:07:42 ID:nSMXib7d
かなり今更だが、>>29のレスを読んでこんな物を書いてみた。

注意
・突然思いついて書いてしまったため、開始早々いきなり「そういう」場面
・まつが野菜のお礼に小十郎を前田家に招待
・利家は織田軍の元へ遠征中の為不在
・「台所で立ったまま後ろから犯されるまつ」のイメージで…
・初投稿なので、いろいろ不馴れですいませんorz



「お、おやめ下さいませ…片倉殿…ぁあ……!」
「恥ずかしがるなよ。誰にも言わねぇから…な?」
耳朶を舐めるように耳元で囁き、まつの桃尻に手を伸ばす。
衣の上からでも、柔らかな弾力と心地よい温かさが伝わり、小十郎は手の中でその弾力を無遠慮に弄んだ。
「ぃ、いやぁ…あ、ん…」
言葉とは裏腹に、体は従順に男の欲望に応えようとしている。
まつの言葉を無視するように、小十郎は熱くしっとりと濡れた秘部に手を伸ばした。
「あ!いや…やぁ……そこ、ぁ…あん!」
「随分と感度のいい体だな。それとも…期待してるのか?」
「違いまする!そんな……ち、が…ん」
羞恥で顔を紅くするまつをよそに、小十郎は衣の裾から指を入れ卑猥な蜜の溢れる泉を掻き回した。
「あぁ!だめぇ…ぁ…や…あん」
くちゃくちゃといやらしい音が聞こえ、まつはふるふると首を振った。
「お願いです…も……やめ、て…」
「………もっと気持ち良くさせてやるよ」
そう呟き、まつが身に着けている若草色の衣の下部を一気に膝近くまで引き下ろす。
「きゃあ!や、やめて…!見ない、で……」眩しい程に白く、美しい肌と尻が露にされる。それを慌てて隠そうとまつはもがいたが背後に立つ男がその細い腰をしっかりと掴み、抗う事も出来ない。
「綺麗だな…」
そう言い、小十郎は愛しげにその柔肌に唇を落とした。
「あ……」
「ここも…綺麗だ」
指で尻の肉を左右に割り、先程指で可愛がった泉に舌で触れた。
「あ、ぁん、そこ…あぁ、ん…あ…」
止めどなく溢れる蜜を存分に堪能した後、小十郎は自身の猛った物を取り出し、そこに押当てた。
65小十郎×まつ 2:2008/09/01(月) 01:04:58 ID:nSMXib7d



まつの体がびくりと弾み、潤んだ瞳で背後の男に振り返った。
「だめ…おね、が…ぃ」
「……………」
小十郎はまつの瞳をどこか悲しげに、そして愛しげに見つめた後目を瞑り、一息にまつの中に己を埋めた。
「あぁ!」
「くっ…!」
締め付けの良さと溶けそうな程に温かな熱を感じ、小十郎は激しく腰を打ち付けた。
「あ!あぁっ!ぁ…っ、あ!」
まつの体も、夫以外の男の熱を激しく求め、その熱を離さぬようきつく男を締め付けた。「やぁ…ん!だめぇ…!」
まつがきつく締める度に、まつの中の男は大きさと固さを増し、より一層まつに悦びと苦しさを与えた。
「力…抜けよ」
背後で小十郎が囁いたが、まつはただ首を横に振り続けるばかりだった。
そんなまつの姿を目にし、小十郎は新たな快感を与えてやろうと、女の腰に当てていた左手を上にずらし豊かな乳房を揉みほぐし始めた。
「…あ…!や、片倉…殿…ん……」
細い体には似合わず、男の掌でも余る見事な胸だ。尻とは違った柔らかさと弾力に、小十郎はすっかり魅了されていた。
この乳房をもっと愛でてやりたい―。そんな欲望が小十郎の心に沸き起こった。
まだ腰に当てていた右手を肩まで持っていき、前屈みになっているまつの体を起してやる。
そして今度は若草色の衣の上部にある胸元の裾を引き下ろし、豊かな双丘を露にした。
「あ……!」
ふるん、と柔らかく揺れまつの乳房は小十郎の眼下に晒された。
大きさがあるだけでなく、形も良く張りがある。その先端は紅と桜色の中間のような、清楚で美しい色だ。
ごくり、と喉が鳴る。「本当に綺麗な体だな…。でも…いやらしい体だ」
その言葉の意味を教えるように、小十郎はまつの乳首を指先で転がした。
「あぁ…ん……あ」
「夫以外の男相手にこんな風になっちまうなんて、清楚な顔に似合わず随分と淫らな体だな」
「…もぅ、ゆるし……て」
「…駄目だ」
耳元で低く吐き捨て、小十郎は再び激しく動き始めた。
66小十郎×まつ 3:2008/09/01(月) 02:04:33 ID:nSMXib7d



「あ…!やぁ……も……っ……だれ、か…」涙を流すまつに罪悪感の刺が小十郎を刺したが、それでも小十郎はもうこの思いを止める事など出来なかった。
まつの体の心地よさを中も外も存分に体感し、小十郎は少しずつ絶頂に向かっていった。
それは犯されているまつも同じで、夫以外の男に体を弄ばれ目茶苦茶にされているという事実が、まつに背徳感といつもとは違った快楽を与えていた。
(犬千代さま…ごめんなさ…)
「くっ…すげぇ…」
「あ!あぁぁ!やぁ…も、いく!いくぅ!」
終わりを告げるように、二人の息遣いは荒くなり、まつの口から漏れる言葉はより大きく高いものになった。
「ふぁ、ああ…やぁ!あ!あぁん!」
「出すぞ…!」
「だ、だめぇ!…なか、やめ…てぇ!」
その瞬間―、小十郎の猛った物がまつの中により深く突き挿れられれ、まつの体には目の前が霞む程の強い快感が全身を駆け抜けた。
「あああぁぁ!ああん!!いい!いい…!」
与えられた悦びに応えるように、まつが小十郎を今までにない程きつく締めつけ、小十郎もまた、大きな快楽を感じた。
「っ…まつ!」
後ろからまつを抱き締め、抱いている女の中に熱い欲望を放った。
「ああぁ!あつい…あつぃぃ!」
「まつ…!」

体を重ねあったまま、二人はしばらく快楽の中を彷徨っていた。

それからどれほど時間が経っただろう。まつは眠っていた体を起し、辺りを見た。
いつの間にか衣服はちゃんと着ており、障子から差し込む陽の光は夕暮れを意味していた。そしてそこのすぐ近く―僅かに開けた障子戸から外を眺める男がいた。
「片倉殿…」
その声に気付き、男がこちらを向く。精悍で真直ぐなまなざしだ。
「目、覚めたか」
「…………」
「起した方が良かったか?」
何も答えられず、目を背ける。
抱かれたのだ、この男に―それも、快楽を感じながら。
67小十郎×まつ 4:2008/09/01(月) 02:38:46 ID:nSMXib7d



この男以上に許せないのは自分自身だ。心から想っている夫がいるのに、それなのに。
下唇を噛み、溢れそうな涙を堪える。
「まつ…」
不意に名前を呼ばれ顔を上げると、目の前に自分を抱いた男がいた。その男は凛々しく優しい目でこちらを見ていた。
その瞬間、まつは自分の頬に涙が伝うのがわかった。
「忘れて…」
「……………」
「お願いです…どうか、全部…全部忘れて…」
「あんたは何も悪くねぇよ。…悪いのは全部俺だ。気にするな…」
そう言い、小十郎は泣きじゃくるまつに優しく言葉をかけた。
本当はあやすように抱き締めてやりたかったが、そんな事をしても思いを寄せている女を余計苦しめるだけだ。
その後、小十郎はまつをなだめまつの心が落ち着くまでずっと不馴れな優しい言葉をかけた。
なんとかまつが泣きやむと、小十郎はそこでまつに別れを告げた。
あまり遅くまでいては、まつによからぬ噂がたつかもしれない。
―これ以上この女を傷つけたくない。そう思ったからだ。

奥州への帰路を急ぎながら、小十郎はまつを想った。
女でありながら武士として戦場に立ち、いつも美しく真直ぐな女―。
いつからか、その女の存在は小十郎の中で特別なものになっていった。
けれど今日、小十郎はその想いを身勝手な欲望で露にし、本当の想いを何も伝えられぬまま愛しい女を傷つけたのだ。
「…最低だな」
一人呟き、小十郎は夕陽を見た。
美しい夕陽だが、小十郎の胸には深い悲しみが影を落とした。
夕陽から目を逸し、小十郎は再び馬を走らせた。

まつへの想いを忘れるように、ただひたすら道を駈けていった。



68名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 02:50:13 ID:nSMXib7d
もっと計画的に書くべきだったorz(特に最初)
最初の方の補完ですが、まつが料理を作っていたら小十郎が来て
まつの後ろ姿&誰もいない状況に我慢出来ずに…って感じです。

本当にお目汚しすいません。
職人さんの素晴らしさを身を持って体感いたしました。

それでは、失礼いたします
69名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 12:38:19 ID:vZmACdE9
>>68
間男キタ――――(゚∀゚)―――――!
人妻の後ろ姿にハアハアしすぎて襲いかかるなんて!
堪えしょうないぜ!小十郎ww
とにかくGJ!GJでござった!
70名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 14:46:48 ID:XRfqbGM1
893が昼ドラ…だと…GJ!!
何から何まで萌えさせて貰ったよ!
うっちゃり背後からなんて美味しいぞwwwww
71名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 23:31:44 ID:U7ZyGsUg
人妻×バック…おいしすぎ893ww
GJGJ!エロエロでございました!
72ACE COMBAT ZERO@戦国BASARA/4スレ目588:2008/09/07(日) 06:30:38 ID:/4rHNfn+
アク禁中なので携帯から失礼します。
保守代りにネタを投下。
お暇な方・寛容な方は暇つぶしにどうぞ。
読みたくない方はスルーして下さい。宜しくお願いします。

・ゲームの画面表示とほぼ同じ書き方にしてあります。
・無線会話だけだと分かり辛いので一部ト書きを付け足してあります。
・台詞すっ飛ばした箇所有り。申し訳無い。


【配役】
・サイファー→幸村
・pixy→筆頭
・PJ→佐助(SS)
・イーグルアイ(AWACS)→お館様(TAKEDA)


SS《俺、人呼んで猿飛佐助》
SS《縮めてSS》
SS《趣味はオカン》
SS《あの割烹着着る奴》
SS《まぁいいか、サァ行くか!》

SS《もうじき乱世も終る》
SS《実は俺、上杉軍に恋人が居るんすよ》
SS《戻ったらプロポーズしようと》
SS《花束も買ってあったりして》
TAKEDA《警告!アンノウン急速接近中!》
TAKEDA《ブレイク!ブレイク!》
SS《うわああああっ!?》(撃墜される)

筆頭《戦う理由は見つかったか?Buddy.》

筆頭《HA!どうした?撃てよcoward!》

筆頭《C'mooooooooon!!!!》

【オマケ】
(;ムテ皿キ)《くそ!無敵なのにやられた!》
(ムテ皿キ)《謙信様!あとは頼みましたよ!》
Σ(モДブ)《ああ!一人雪組がやられた!》
73名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 18:26:29 ID:UX6N/nS3
>>72
サスケPJフイタwww
74名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 20:46:51 ID:26BClyVX
下がってるのであげ
75名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 21:40:21 ID:26jOOgcM
保守
76名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 22:21:47 ID:pH+wXCz9
職人さん待ち保守
77sneg? 1/3(佐助×かすが):2008/09/16(火) 20:51:52 ID:70EqHHdz
 どうしてこんな状況になったのか、どうしても思い出せない。彼女に出会うたびに
口説いていたのが功を奏したのだろうか? それとも誰かからの贈り物か?
 しかし、そんなことどうでもいい。
「しょ、職人が来るまでの一時凌ぎだ! 勘違いするな!」
 かすがが目の前にいる。これだけで顔が緩むというのに、
彼女は俺の右手を自ら両手で握って、自分の柔らかな胸に押し付けているのだ。
こんな夢のような状態では、これに至るまでのことを思い返す余裕もなかった。
「……なんて言ってるけどさ、かすが。かすがの心臓、かなりドクドク脈打ってるよね」
「うっ、うるさい……!」
 俺の言葉にかすがは顔を赤らめ、わざとかどうかは分からないが、
更に俺の手を胸にぎゅうぎゅうと押し付けてくる。たまらない弾力だ。
「私はただ、謙信様とこのスレのために――ッ!」
 かすがの言葉が途切れたのは、俺が途中で彼女と唇を重ねたからだ。
一瞬驚いて抵抗しようとしていたが、すぐに俺の舌にあわせて唇を開いた。
進入をゆるされた俺の舌は、自由にかすがの口内を這いまわる。そしてかすがの舌を見つけ、
掬い上げるように絡ませた。
「ん、んん……っ、っは」
 唇を離したあとかすがは、潤んだ瞳でこちらを見た。
俺の手を握っていた手からは力が抜けて、ただ添えているだけになっている。
「かすが。この続き……したい?」
 耳元で囁くように問いかけると、かすがは物欲しそうな目で俺を見ながら首肯した。
78sneg? 2/3(佐助×かすが):2008/09/16(火) 20:53:19 ID:70EqHHdz
 俺はその場に座り込み、膝の上にかすがを対面するように腰掛けさせた。向かい合ったかすがは、
恥ずかしそうに少しうつむく。だが、俺があごを掴んで顔を持ち上げ、もう一度軽く唇を重ねると、
やはり物欲しそうな目で俺を見るのであった。
「だーいじょうぶ、分かってるって」
 言い聞かせながら、かすがの装束に手をかけた。もともと首から股上まで開いている装束なので、
脱がせるのは簡単だ。俺はひとまず、かすがの上半身だけを露出させた。
 外気に触れた乳房を口に含むと、小さく喘ぐ声が聞こえた。それに構わず、既にかたくなっている
乳首をやわらかく噛んだり、舌で転がすように弄ぶ。
「やっ、ぁん……」
 普段からは想像もできないくらい甘い声が聞こえてきて気を良くした俺は、
空いているほうの乳房に手を伸ばした。片方は口に含んでいじりながら、
もう片方は手で揉んだり抓るようにして可愛がる。かすがの白い肌は、みるみるうちに桃色に染まっていった。
「あぁ、あっ……、だ、だめださす……っ! これ以上はァ……ッはぁうっ……」
 首を横に何度も振りながら、かすがは言う。
しかしその間も俺は舌と手を動かし続けていたため、うまく言えていなかった。
「駄目だってェ? かすがも俺様も、まだ満足してないでしょ」
 かすがの腰をつかみ、少し位置をずらす。ちょうど、硬くそそり立った俺のものと、かすがの秘部が
衣服越しに当たる場所だ。そのことに気づいたかすがが、「ば、馬鹿、やめろ」などと言って
顔どころか耳まで真っ赤にして退こうとするが、俺がしっかりと腰をつかんでいるので離れることはできない。
「我慢することないから、ね」
 そう言いながら、お互いのものを擦りあわせるようにかすがの腰を動かす。
彼女の一ヵ所をぐりぐりと攻めると、布と陰部との摩擦による快感が俺にも襲い掛かってくる。
「あッ、あぁあっ! あ、ああ……」
 さきほど退こうとしていたかすがも、今では俺の背中に両腕を回して
俺を抱きしめるようなかたちで善がっている。それによく見れば自分からも腰を動かし、
自身の『気持ちいいところ』に俺のを擦りつけるのに必死なようだった。
「ほらほら、これでも駄目だって? これで止めちゃっていいわけ?」
 動きをやや速めてかすがに意地悪く質問する。
「や、ぁああッ、いやだ、だ、だめぇ……っ、やめちゃ、だめぇ……!」
 ひどく途切れ途切れで聞き取りにくくはあったが、俺は確かにかすがの『やめるな』という意思を聞いた。
79sneg? 3/3(佐助×かすが):2008/09/16(火) 20:55:09 ID:70EqHHdz
「いいよ、かすが」
 装束を脱いだ俺は、言いながら横たわった。といっても、愚息のほうは
横たわっているわけなどなく、痛いほどに起立しているのだが。
「佐助……」
 同じように装束を脱いだかすがが、俺に跨る。見れば見るほどいい体だ。
 かすがは俺の腹部に片手を置き、もう片方の手を俺の肉柱に添えた。それから二回ほど
少し深い呼吸をして、ゆっくりと自分の蜜壺のなかに押し入れ始めた。
「ふ、あぁぁ……」
 震えるかすがの秘壺からあふれ出てくる蜜が、俺の肉棹を濡らす。きゅうきゅうと
締め付けてくる肉壁はきつかったが、それでも快楽のほうが勝っている。慎重に押し進めていたかすがも
同様の快楽に負けたのか、貪るように俺をほとんど最後まで中に入れてしまっていた。
「はは、凄いじゃん、かすが」
 そう言って彼女の乳首をつまむと、先より甘ったるい声を出した。
「うっ、うるさい! だいたい、お前のが予想より大きかったんだッ!」
 眉間にしわを寄せて睨みつけられるが、そんな可愛らしい顔で睨まれてもちっとも怖くない。
余裕たっぷりに笑ってみせると、かすがは向きになったようで、反撃とばかりにいきなり腰を動かし始めた。
「へー、いい動きっぷりじゃないの」
「! か、勘違いするなと言っただろう! 職人が来るまでの一時しの――あああぁッ!」
「強情だねェ……」
 睨みつけていたかすがの顔が、いきなり蕩けるような表情になった。
何てことはない。ただ俺が下から強く突き上げただけだ。
「く、ぅ……、お前はいつも……唐突、すぎる……うぅ、あぁあッ、あん」
 ふたつの豊乳を上下に揺らしながら、かすがは言う。彼女の美乳が揺れる様はひどく官能的であった。
「でもさ、かすがもかなり大声で喘いでるよね。そんなに気持ちいい?」
 突き上げる行為はやめないまま、俺はかすがの肉芽を指で軽く弾いた。
「ああッ! そんな、あ、ああ、や、あ……」
 軽く弾いただけでも、剥き出しだったそれには強い衝撃だったのだろう。俺を締め付ける肉壺が、
よりいっそう収縮する。
「ほらほら、素直になりなって」
 腰はさらに動きを速め、手は肉芽をつぶすように動かす。かすがは目を瞑って息苦しそうに口を開いていた。
「んぅ、あ、は、あああぁぁ、やぁ……ッ! 気持ちい、のぉ……! 
さすけの、佐助のが、あ、気持ち、い、の……ッ、あ、あーっ! 
も、もっと! もっと佐助の、奥までェ、ん、欲しい……!」
 薄く開いた目は、酩酊しているようであった。
 よく言えました、というように、俺は獣のごとく腰を打ちふるった。俺の上で
かすがは淫らに舞う。実にうつくしいと思った。
「あー、ああッ! やぁ、も、がまん、できな……はあああぁあぁぁっ!」
 なにかに耐えるように、ぎゅっと目を瞑ったかすがの柔肉が、今までで一番つよく収縮して
俺を締めつけた。その締めつけで、俺の我慢も限界をこえてかすがの中に勢いよく吐精する。
「あ……あ、……さすけぇ……」
 酔っ払ったような瞳のまま、かすがは俺の胸に倒れこんでくる。息がまだ荒い。
「きもちよかった……」
 まだ甘さの残る声でそう言って、汗ばんだ俺の額に張り付いた髪の毛を細い指でかき分け、
ちゅうちゅうと音を立てながら何度も唇をくっつけてきたのであった。
「さすけ……好き、ん、好きぃ……さすけ、大好き……」
 これ以上の幸せはないんじゃないかと、俺は思った。
  ・
  ・
  ・
「……っていう妄想なんだけど、旦那、どう思う?」
「は……破廉恥でござる……」

おわり
80名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 21:17:00 ID:HPBbUCUx
幸村、最後まで聞いてるとはやはりムッツ・・・ん?なんか背中が熱いな
81名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 02:24:21 ID:7YABeOzy
>>77-79
GJ!
我を忘れて腰を振るかすがエロい

ところで保管庫の氏政公が見てるが見られないんだけど、
職人さんが掲載NGだったりする?
ていうか保管庫の更新止まってるし過疎だし・・
82名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 16:53:49 ID:LyTHSbTi
>>77
蜜技GJ!!!
そして佐助の妄想オチに吹いたw
83名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 18:26:47 ID:TwSxFbjo
>>77GJ!
最後に吹いたwww
佐助アホス
84名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 00:17:28 ID:sCh0FzcZ
>>77
GJであります!
かすが可愛いよかすがwww
そして佐助の妄想力の半端無さに脱帽した。
また気が向いたら書いて欲しい。

自分も保管庫の「氏政公〜」は携帯からなら読めたけどPCからはダメだった。何故?
前スレの作品が幾つか未保管なのも残念だな……(´・ω・`)
85名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 01:32:31 ID:tJYyaInp
んー某ニワンゴの動画サイトで見た長市動画がいい感じにエロくてよかった。
このリビドーをSSに出来ないものだろうか…
86名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 02:10:59 ID:gmdQ647s
>>85
待ってる
87名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 18:01:48 ID:h6AaXlH9
>>81
保管庫行ってきた
携帯で確認したら
氏政公は作品一覧からだと見れなかったけど
職人一覧からは全部読めた
どうなってんだろ
8884:2008/09/18(木) 20:05:25 ID:sCh0FzcZ
訂正。
氏政公はPCの場合ページ内検索を使えば普通に読めた。
でも作品一覧からは無理。
89名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 23:50:43 ID:zw5NVz4A
>>90のカップリングとシチュエーションで書く
90名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 23:58:32 ID:eMWaQnRw
なぬー!

慶次がまつに横恋慕みたいなのが読みたいです!
「次に好きになるなら、まつ姉ちゃんみたいな人がいいな」
「なに、馬鹿な事を言っているのです」
「俺、本気だよ?駄目?」
みたいな感じで一つ!
91名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 23:59:10 ID:x86MHMKk
いつき×お館様
92名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 00:03:10 ID:sy4d2E24
遅かったかw
93名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 07:53:19 ID:u+V5094Q
>>91
つか、おっさんを襲う幼女っておまwww
94名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 09:57:35 ID:NVp88POc
濃姫×お館様(これは前に投下された)
まつ×お館様
かすが×お館様
市×お館様
いつき×お館様
けんしんさま?×お館様
95名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 15:20:51 ID:Jf/nDOBz
ちょwwwお館様総受けwww
96名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 18:49:11 ID:jRTL6Wv8
お、お、お館さばああああああああああああああああああああああああああああああ
97名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 20:58:04 ID:9f7zFs7C
破廉恥でござるううううううううう!
しかしこれもお館様の愛される性分ゆえにございまするな!
98名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 23:53:17 ID:TkCWisAM
もうしばらくしても保管庫が更新されないままだったら
また新しく保管庫つくる?
99名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 01:38:39 ID:7xtDtQqU
下っ端の保管要員なのですが、暫く来れなかったら新スレに移っていて、前スレが見れなくなって保管が出来ずに居ます。
新スレの作品だけでも保管した方が良いでしょうか?
100名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 12:25:22 ID:ILGfs0dr
今出先なんであれだけど帰ってからで良ければ前スレのdat何処かにうpします

まとめて読みたい人居るでしょうから今あるところだけでも……
と思ったのですが
更新履歴が○スレ目○レスまでと書くから滞ってるんですね
納得しました
10199:2008/09/24(水) 16:45:05 ID:DYmRmb4B
99です。
100さん、前スレ是非お願いしたいです。
帰ってからで全然構いませんので、お手数お掛けしますが、宜しくお願い致します。
一度滞って新スレに行ってしまって、下っ端の私ではどうして良いか分からず情けないですorz
申し訳ありません。
102名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 17:56:34 ID:uW8EXm1g
現行スレを建てた者です。

>>99の書き込みを見るまでどなたか保管要員の方が前スレdatを所持していると思い込んでおり、
保管庫管理人様へdatを提出しておりませんでした。
結果として保管庫の更新を大幅に滞らせてしまい大変ご迷惑をお掛けしました。
当方は前スレの全datを所持しておりますが、保管要員ではありません。
datはあっても更新出来ない為昨夜保管庫管理人様へ連絡を取り現在返信待ちをしております。

早い更新が望まれますので申し訳ありませんが>>99->>100に更新作業をお願いしたく存じます。
お二方には当方の思い込みによりお手間を取らせてしまい恐縮です。
datの提出が遅れスレの住人の皆様にご迷惑をお掛けしました事を深くお詫び申し上げます。
103100:2008/09/24(水) 18:03:37 ID:ILGfs0dr
>>101
遅くなりました
ttp://www2.uploda.org/uporg1688156.dat.html
どぞ
104100:2008/09/24(水) 18:07:14 ID:ILGfs0dr
ああ、すみません。
パスは目欄です
10599:2008/09/24(水) 20:26:05 ID:PeDfsPU4
99と101です。
100さん、どうもありがとうございます!
迅速な対応に感謝致します。
お手数をお掛け致しました。
しかし、受信パスが合いません…。
申し訳ありませんが、もう一度教えてやって下さいませ。

102さんも管理人様へのご連絡ありがとうございます。
こちらこそご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
10699:2008/09/24(水) 20:29:17 ID:PeDfsPU4
99です。
すみません、目欄の意味が分かりました。
無事DL出来ました!
今からちょっと頑張ってみます!!
107100:2008/09/24(水) 22:01:34 ID:ILGfs0dr
>>106
ああ良かったです
分かりにくくてすみません

よろしくお願いします
10899:2008/09/24(水) 23:18:15 ID:PeDfsPU4
一応自分で出来る限りの保管作業をしてみました。
番号が分からなかったので前スレの分の細かい番号が付いていませんが、問題ないでしょうか…?
氏政公〜の作品一覧は修正しておきましたので、おそらく繋がる筈と思います。
他にも見落としやミスがありましたら教えて頂けると助かります。
とりあえず続々性のあれこれ解答編が見当たらず…orz

100さん、102さん、ご協力ありがとうございました!
今後は定期的に保管出来るようにしたいと思います。
ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
109名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 23:33:33 ID:KYHLafK3
>>108
乙です!
他の保管して下さっている方々も、いつもありがとうございます。
110名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 23:58:27 ID:xUdq773E
>>108
怒濤の保管庫更新乙!!
本当にありがとうございます。そしてお疲れ様です。

でも、あまり無理はなさらないで下さいね。
111100:2008/09/25(木) 00:44:07 ID:BhTrKyVX
>>108
無事に済んだようで、ほっとしました
本当にお疲れ様でした
あと松永先生の回答はまだ来ていないと記憶しています
112名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 01:51:14 ID:BhTrKyVX
まさか避難所まで更新してくれるとは………
本当にお疲れ様でした
ゆっくり休んでください
113102:2008/09/25(木) 04:07:21 ID:UShoUO8t
>>99
保管作業・リンク修正どうも有難うございました。お疲れ様です。
遅くなりましたが前スレでdat落ちしていた作品は次の通りです。

・824−826「続々性のあれこれ」森蘭丸(出題編)
・842−844「松永×幼濃姫」(1〜3)
・853−858「松永×幼濃姫」(4〜9)
・859−860「松永×幼濃姫」(蛇足1〜2)
・878−881「幸村×濃姫」(1〜4)
・887−892「幸村×濃姫」(5〜10)
・911  「佐助×かすが」
・912−930「うたかた」(1〜18)

次回スレを建てる機会があったら必ず全datを管理人様まで提出します。
本当に申し訳ありませんでした。
11499:2008/09/25(木) 13:35:44 ID:sZ8zBkJ6
皆様、こんな下っ端に暖かいお言葉をありがとうございます!
そのお言葉だけで嬉しいです。
今後も職人様の作品を正座してお待ちしつつ、保管作業も頑張ります!!

>>113
102さん、細かいレス番号もありがとうございます!
トップページの更新履歴に書き足させて頂きました。
大きな見落としはなさそうで安心しました。

では、また名無しに戻ります。
皆様、本当にありがとうございました!
115名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 20:27:34 ID:YGanNuhF
保管庫の感想ってここでおk?誤爆してたらすまん。
「夕餉の支度」のほのぼのした雰囲気に和ませてもらって「うたかた」で泣いた。
どっちの職人さんもGJでした!
116名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 02:00:08 ID:KN/imRVI
でも保管庫ちゃんと繋がっている所と
繋がってない所がある
117名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 02:56:41 ID:QgbmA2f8
>>116
それは保管庫の保管人さんに連絡すれば良いだけでは?
取り合えず>>89に期待
118名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 08:27:08 ID:vQLDwzo9
>>116
具体的に繋がっていない所を書くと保管人さんも対応もし易いと思う。
保管人さんが全て把握しているとは限らんし…
119名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 22:00:06 ID:GVKyVswG
自分はお館様総受けを座禅組んで待つよ。
120名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 12:20:00 ID:8dc75d7N
お館様ハード期待
121名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 12:27:43 ID:ZcMO+sP0
総受けとは名ばかりの
女性キャラ全員をはべらせたハーレム状態のお館様しか想像出来ん罠
122名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 15:10:40 ID:jWfGAYWD
虎の牙の味で虜にしてしまう訳ですね分かります。
123名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 17:19:46 ID:VhHjek9C
お館様ハーレムて…

某エロアニメの総集編で
パッケージのハーレム図を想像したんだが。

124102:2008/09/28(日) 21:21:32 ID:51czKOHp
流れを切って申し訳ありません。
保管庫管理人様と連絡を取りましたが、現在多忙のため管理が難しいとの事でした。
つきましては各保管要員さんに更新をお願いしたいそうです。
取り急ぎご報告まで。失礼致しました。
12599:2008/09/28(日) 22:42:50 ID:3Hk0qh/e
>>102さん
ご連絡&ご報告、ありがとうございます。了解しました!
作品の保管はおそらく問題なく出来ると思いますので頑張ります。

流れを切って申し訳ありません。失礼致しました。
126名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 03:03:12 ID:xD22anFI
《BASARA1にて》
謙信「うつくしきつるぎ。そなたは たけだのしのびと
よくにたぶきやわざを しようするのですね」
かすが「えぇっ!? ……そ、それは同郷で学んだためかと思われます。
決して意識しているわけではございません。
謙信さまが不快だと申されますのならば、今すぐにでも
違う武器や技を使用いたします」
謙信「ふふ……かまいませんよ。
それに おなじようなぶきやわざをつかうほど たけだのしのびとそなたのなかがよくても
わたくしはふかいともおもいません」
かすが「わっ、私とあいつは仲が良くなど……!」
謙信「かくさなくてもよいのです。
だんじょのなかがよいというのは とてもよいこと……
いつかこのらんせのじだいがおわって へいわなよのなかになったら
そなたたちもめをととなり ちからをあわせるときがくるかもしれませんね
そう まえだのめをとのように……」
かすが「夫婦!? (自分と佐助が利家とまつのように振る舞うところを想像する)」


《BASARA2にて》
佐助「あれ? 武器変えた?」
かすが「うるさい」
佐助「つれないねぇ……。忍び同士、仲良くししない?」
かすが「誰がお前なんかと! め、夫婦になどならないからな!」
佐助「夫婦?」


こんな感じで一人考え込んで佐助を気にし始めるかすが
127名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 06:10:10 ID:FESbHMdd
>>126
書いて下され!!某待ちまする!!
128名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 07:10:12 ID:T299Xydo
>>126
久々に言わせてもらいまする
わっふるわっふるうううううううううううううう!!!!
129名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 12:28:38 ID:wcMFI11m
>>126
わっふるわっふる
かわいいなあかすがかわいいなあ
130名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 13:44:05 ID:qsSX5Gxk
>>126
わっふると言わざるを得ない
131名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 14:55:27 ID:Gdnfu2KN
>>126とはいい酒が飲めそうだ
132名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 18:06:32 ID:WKF+S7ga
正座して待ってる
全裸で


>保管庫
職人別一覧と女体化一覧が見れなくなっています@禿3G
折をみて修正の程宜しくお願い致しまする…m(__)m
133名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 20:50:55 ID:Yjo7I55o
>>132
自分はそれらの一覧ページは特に問題なく見られます。
(IE6、火狐、Google Chrome、EZweb)
特定の作品に繋がらないということでしょうか?
一覧自体が見られないのでしょうか?
禿3Gがよく分からなくて、どう修正すれば良いのかが分からず申し訳ありません。
以前は問題なく見られていたのですよね?
何が原因か分かればすぐに修正したいのですが…。
分かる方いらっしゃればご助力をお願いします。力不足で申し訳ありません。
134名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 23:18:23 ID:FESbHMdd
禿3Gの禿ってひょっとしてvorderphone?(スペル違ってたらすまん)
135名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 03:44:07 ID:FA36d/Jn
132です。えっと…vodafone、現Softbankです。
禿電ってあんまメジャーな伏語じゃなかったんですね、申し訳ありません…気をつけますorz

どちらも一覧のみで、更新履歴などから個別作品に行く分にはだいたい読めてます。
女体化一覧が見れなくなったのは、夏位からです。当初は「(失念)が不正です」とか出た覚えが。
職人一覧のほうは、先日の更新以降です。現在は両方とも「エラーが発生しました」と出ます。

他キャリアで読めるなら、キャリア固有の問題なのでしょうか…。私もWikiは詳しくないので、原因とかわからなくてすみません。


やっぱ一覧読めたら楽だから、治ってくれたら嬉しいな〜程度の気持ちで報告したので、御手隙の時で構いませんです。どうぞご無理はなさらず。
136名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 02:52:38 ID:DpjVCwPY
>>126
わっふるが売り切れそうだよおっ…!!
けんしんさまわざとかなー、ああかすがかわいい
137名無しさん@ピンキー:2008/10/02(木) 20:47:12 ID:UiLZ5yDD
>>126
勘違いから始まる恋など何と破廉恥な!!
わっふるでござるぁぁぁ!!
138名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 02:33:19 ID:JEzoxPey
バナナに続き、ワッフルも売切れ続出でござるな!
そして某もわっふるわっふるでござる!

ところでこのスレで需要があるカップリングって何?
保管庫やスレ見てると、
長市、佐かす、利まつ(慶まつ)、信謙(♀)、伊いつ
辺りが需要多め?
キャラが多いからカップリングも多いね
女性キャラ少ないし、主役(赤)は童貞だけど
139名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 19:28:23 ID:HqZypK6K
>>138
久しぶりにオヤカタサムアーとけんしんさまのラブラブが見たいでござる…
てかけんしんさま(♀)がエロく乱れる所が見たい
140名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 19:31:55 ID:ufQ7pIQU
基本的に燃えれば何でも良い
慶濃とか幸濃萌えたな
あ、濃姫好きですね
141名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 22:11:36 ID:sYx56ljv
ここで幸かす押しですよ。
無印のかすがから幸村へのセリフが好きなんだぜ。
142名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 00:32:28 ID:YOoKB1W8
ここで松永×幼濃姫を読んで、ロリに目覚めてしまった。




保管庫でザビー×濃姫に激しくハァハァしてしまったのは秘密だ。
143名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 01:49:24 ID:tNTPqEFb
あるサイト様のおかげで最近伊いつに目覚めた

妄想が止まらない
144名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 10:57:32 ID:+WNNQ/by
元親×かすがとか見てみたい
145名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 18:19:42 ID:z58a6f9V
かすが好きでエロの有無や絡む相手問わず読んでます。

霧夢GJ!!
146名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 20:29:24 ID:YUXNJw/D
>>143
さぁ、早くその妄想を書き起こす作業に戻るんだ

わっふるわっふる
147名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 20:37:51 ID:7hySlOew
>>143
いつきキャラスレの過去ログを掘ってくると幸せになれるかもしれない。

そしてそれを原動力にして、妄想を形に…わっふるわっふる
148名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 23:58:34 ID:tNTPqEFb
>>147
おk。ちょっと行ってくる
149名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 03:48:08 ID:dPMPysgg
・けんしんさま(♀)を男だと思っている御館様が、
「なぜ謙信のことを思うと胸が苦しくなるのかのう…ワシはそっちの気があるのかのう……」
と悩んでいるが、ひょんな事から女だと知り、ひょんな事で押し倒し、
自慢の風林火山で突きまくってけんしんさまを激しく乱れさせるが
長年の好敵手と交わってしまい、一人気まずく自己嫌悪に陥る
・幸村を女に慣れさせようと、うまい茶屋があると騙して
遊郭へ連れていく佐助だが、そこでかすが(潜入任務中)を見つけて
「なんでかすががこんな所にいるんだよ!!」
「お前には関係ない!お前こそ何故ここにいる!」
などと幸村を放置して口論。
最終的に誤解は解け、お互い照れながら「お前をここで見つけて
どんなに不安になったか」を言い合って仲良く甘い密儀開始。
一方その頃幸村は
(・∀・)<茶はまだだろうかwktk それにしても佐助はどこへ…
・元親に船を借りて釣りをすることになったまつ。
二人までしか乗れない小さな船に、元親(船の操縦と釣り指南)と乗り込むが
野郎ばかりの軍で欲求不満な彼に襲われてしまう。
「いけません」と抵抗するも、「良い魚は良い女の喘ぎ声に寄ってくる」と騙され
利家と慶次のため鬼の金棒を受け入れてしまう
・些細なことから長政と喧嘩して城を飛び出した市だったが、
行く当てもなく、ふと目に入った貼紙を見て「市も幸せになりたい…」と、ザビー教に入信。
その美貌から、すぐに幹部になった市は、毎日愛に溢れた生活をおくるが
毎晩ほかの幹部やザビーによって夜這いされる快楽の日々も待っていた。
「こんおなごは締まりが良か!」
「我がこんなにも早く出してしまうとは…なかなかの舌技…」
「ワタシの愛、その胸で受け止めてクダサーイ!」
「皆果てていく…これも市のせい……」
・光秀の巧妙な挑発と口車に乗せられ、3Pをすることとなった信長、濃姫、そして光秀。
乱暴だが気持ちいいところを的確に攻める信長と、触ってほしいところを
わざと触れずじれったさと新鮮さを与えてくる光秀。
二人の男に良いようにされ、いつもと違った快感を貪る濃姫。
そしてそれを偶然覗いてしまった蘭丸は、自分の中で目覚め始める
不思議な感覚と感情に戸惑いながらも自身の若い矢を扱く手を止められずにいた。


以上、最近した妄想
150名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 05:40:19 ID:LYN1g0cN
仲良く甘い密技を正座でお待ちしております。
全裸で。
151名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 07:11:07 ID:pHz6Ndej
>>149
お館様にひょんな事多すぎて吹いたw
もっとやれwわっふるわっふる
152名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 20:29:36 ID:VgHNAqrz
>>149
光秀のがフランス映画みたいでいいな。なんてフレンチエロス。
あと隠語がおもしろいな。若い矢とか風林火山とか鬼の金棒とかよく思いつくわw
153名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 02:31:12 ID:VBal1fB+
・けんしんさま(♀)と島津が飲み友達だと聞いて、不安になったり
ソワソワする御館様だが、実際に島津に会ってみたら
「ワシの方が良い男じゃないか」
と、下半身の元気を取り戻す。
けれどやはり心配なので、けんしんさまと島津が会う時は
自分の部下の忍びにこっそり尾行させる御館様(馬は立って乗る派)
・元親に貰ったからくり性具(ぶっちゃけバイブ)をまつに使いたいが
タイミングが掴めず、棚の奥にしまい込んでいた利家。
しかしそれを偶然見つけた慶次に、勝手に持って行かれる。
ある日、利家が棚の中を整理しようと中を覗くと、からくり性具が見つからない。
「無いぞ!?誰かに見つかったのか!?
も…もしかして、まつに…!?」
その頃慶次は京でからくり性具を使って、いつも以上に女にモテていた
・けんしんさま(♂)に喜んでもらおうと、わかめ酒を自ら振る舞うかすが。
けんしんさまは優しく微笑み、「つるぎ」の股という名の盃に
何度も酒を注ぎ足しながら飲み続ける
もう何杯目かも分からないほど飲んだ後、けんしんさまは顔色ひとつ変えず
「おや、こんなところからかんろがあふれでていますね」
と、かすがの甘露に舌を伸ばすのであった。
・本能寺の変のあと、光秀に復讐しに向かったが返り討ちにあい、
光秀に捕らえられてしまった濃姫。
手足を拘束され、舌を噛み切らないように口に詰め物を入れられ
「やはり戦場ではおいしい食材が手に入りますね…」
と、光秀に食される(性的な意味で)
「バズーカやガトリングはどこから出しているのですか?
ここですか?もっと奥?おやおや、いくら進んでも、
助平な水しか出てきませんねぇ…。……それとも後ろですか…?」
・「佐助、実は前からお前のことが好きだったんだ…」
「私を、めちゃくちゃにしてほしい……」
などと、かすがに変身して鏡の前で呟く佐助。
そしてその一部始終を覗いてしまって、部下の奇行に頭を抱える幸村。


以上、少し前までしていた妄想

>>152
風珍火山にするか悩んだ
154名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 12:19:06 ID:G9r9kUfv
さ す け  …!   めがっさ吹いた
155名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 14:06:32 ID:5RgXtAO5
佐助ワロタwwwww
156名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 20:10:35 ID:znYNT5xG
佐助wwwww
真剣に悩む幸村を想像して噴いたww
157名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 22:07:32 ID:9xccuBqK
佐助の馬鹿!!
かすがに変身したらまず服脱いであんな所やこんな所をじっくりと鑑賞…あれ?沢山の蛍火g
158名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 01:11:42 ID:Op8r19X3
さすけwwwww
幸村がお館様に相談してるところまで想像して更にフイタwww
159名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 10:18:21 ID:PmI6aCNc
>>153
おまwwwww
フリーダム過ぎるだろwwww
160名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 11:07:14 ID:km7WzapJ
純粋な疑問なんだけど>>153は書き手さんにならないの?
幅広い需要に応えられる職人になれると思うんだが。
161名無しさん@ピンキー:2008/10/13(月) 21:22:39 ID:7yGbDyeU
>>149
亀だけど夜の川中島で勝利なされるとはさすがですなお館様!
162名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 16:43:35 ID:+ewefZpA
・夫が戦場に行っている為、寂しさを紛らわそうと互いに求めあう濃姫様&まつ。
・しかしその最中に夫が帰宅。そのまま織田夫婦、前田夫婦で4P。
・ザビー様に犯されるけんしんさま(♀)
・筆頭×濃姫
・前田家の3P


…妄想は出来るんだが文章が……or2
どれか職人さんの琴線に触れませんでしたか?


あと下がってるのであげます
163名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 17:21:57 ID:whFHVfrn
何か上がってたから何となく覗いたけど佐助で腹筋蛾扶持壊れた
どうせ腐向けネタばっかだろうなー、と思ってたけど侮れねぇなぁ…天オ過ぎる
164名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 18:51:02 ID:gwUSItsy
>>162
>織田 前田両家の4P
その発想はなかったwwwww
165名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 22:47:21 ID:eNbPDApM
家臣や雑兵に濃姫を与えて好きにさせ、
それを肴に酒かっくらいながら連れ戻した市に口取りさせる魔王

という電波なら受信しっぱなしだ。
166名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 00:00:06 ID:qUzVCsq7
>>162
無粋な質問してすまなかった。
また妄想ネタ落としてくれると嬉しい。
167162:2008/10/19(日) 09:09:44 ID:iz7uzXZA
>>166
162で妄想ネタ書いた者ですが、私は以前妄想ネタを書いた153の方とは違います。
便乗する形でつい自分の妄想ネタを書いてしまって…
153様、不快な思いをさせてしまったら本当にすいません。

紛らわしい事して、すいませんでした。
168佐助×かすがのようなもの(ギャグ):2008/10/21(火) 01:19:47 ID:+h34R6bK
>>160
幅広い需要に応えられるかは分からないけど、もう書き手だったりする

>>167
(゚ε゚)キニシナイ!!
これからも妄想ネタ書いてくだされ!
自分以外の妄想見たいし、このスレに居てエロ妄想を見たくない人はいないはずだ!!


そしていきなりだけど佐助×かすが(語り手幸村)のようなものを投下。
>>153の一番下の佐助妄想を、>>157,158のありがたい助言を含めて
色々と妄想を加えた産物になっております。
ギャグで佐助がかっこ悪い感じなんで、かっこいい佐助がお好みならスルーしてください


-------------------

今日、なにやら佐助の部屋から眩い光が出ていた。何事かと恐る恐る覗いてみたのだが、
そこにはなんと、上杉軍の破廉恥くのいち、かすが殿がいるではないか!
もしや敵襲か! と、慌てて出て行こうとしたが、そうではなかった。かすが殿は
自分の体を見回し、
「まあ上出来、上出来っと」
と、満足そうに笑ったのでござる。
どういう意味かと某は考えていたが、ふと佐助がいないことに気づいた。ここは確かに
佐助の部屋だというのに、なぜ佐助が居らずかすが殿が?
某は身を潜めてかすが殿を見ながら考えていた。その間もかすが殿は、自分の指先を見たり、
装束の上から、ち、ちちち、乳房をさわって……は、破廉恥でござる! …………とにかく、
体を見たり触ったりしながらニヤニヤ笑っていたでござる。ううむ……それにしても
あの笑い方、どうも佐助にどこか似ておる。
それからかすが殿は、懐から取り出した手鏡に自分を映し、何度か笑顔を
つくってみせたかと思うと、
「佐助、実は前からお前のことが好きだったんだ……」
そう呟いたのござる!
なんと! 佐助の部屋まで来て、こっ、告白の練習でござるか!?
かすが殿はその後も
「お前の技には、以前から惚れ惚れしていた」
「謙信様より、佐助、お前のことが……」
「今度、いっしょに里帰りしないか」
などと、鏡の前で言っていたでござる。
ほかにも、軍神殿に見せるようなあの満面の笑みで何度も佐助の名を呼んでみたり、
露出されている肌を手でさわって「この体はお前だけのもの……」と呟いていたでござる。
某、じつに悩んだ。かすが殿は今、ひとりきりだと思っているはずでござる。だが、ここは
佐助の部屋。いつ佐助が帰ってきてもおかしくない。
見なかったことにして去るべきか、それともここは偶然を装ってかすが殿の前へ出、
忠告すべきか……。某、どちらが良い選択なのか判断できないでござる……。
「へへっ、かすがってば可愛いなあ、もう」
頭を抱えて悩んでいたところに、佐助の声が聞こえてきた。
まずい、かすが殿の練習が佐助に見られた! そう某は思い、慌てて飛び出そうとした……が。
「ま、本人が言ってくれればそれが一番いいんだけどねぇ……」
そこにはかすが殿しか居らず、佐助の姿はなかった。かすが殿は軽く肩をすくめ、身を翻した。
かすが殿の体から、某が先程見たものと同じような眩い光が放たれる。あまりに眩しくて
不覚にも目を瞑ってしまったのだが、目を開けたときにはかすが殿ではなく、
佐助が立っていたのでござる!
これしきの光で目を瞑るなど、修行が足りぬ! そう思うと同時に、某はわかって
しまったのでござる! 先のかすが殿は、佐助が変化したものだったのでござるよ!
169佐助×かすがのようなもの(ギャグ):2008/10/21(火) 01:22:16 ID:+h34R6bK
佐助は某が見ているということに気づくことなく、もう一度印を結んだでござる。今度は
かすが殿に変化するというわけではなく、佐助そっくりの分身を一体出しただけでござった。
それからどうするのだと思いつつ見ていると、分身は先程の佐助ほどではないが眩い光を
出して、かすが殿に変化したでござる! うぉおお! まさに忍はなんでもありでござる!
「よし、大丈夫だな」
かすが殿に変化した分身をいろいろな角度から見た後、佐助はうんうんと頷いた。なにを
する気か……。某は情けなくも、部下である佐助がなにをしようとしているのか、
分からなかったのでござる……。
某が緊張しながら見守る中、なんと佐助はかすが殿の装束の上半身を脱がしてしまったので
ござる! はははあはわはは破廉恥……ッ! なんという破廉恥ッ!
かすが殿の白い、ち、ちぶ、ちち乳房が出てきたでござる! その中心には桜色の、ちく、
ちちちく、ち乳首がッ!
「いい女だねぇ……」
顎に手を当てて言う佐助の表情が、なんと助平なことか! だらしなくゆるんだ頬! 
舐るような目つき! 某、今すぐにでも飛び出て注意したかったでござるが、某にも
動けない事情が出来てしまったのでござる! 主従揃って修行が足りぬ! し、しかしこれは
不可抗力でござる! 是非もなし!
佐助はこうしている間にも、かすが殿の露になった、ち、乳房……をさわったり揉んだり、
あまつさえ、ち、ちちっ、ちく乳首を吸っているぅぅぅ!? は、はははれはれん、
破廉恥ぃぃぃぃ!!

《鼻血と思しき液体で文字が消えて読めない》

……とにかく、佐助はしばらくかすが殿の桜色したアレを吸っていたのでござる。
かすが殿は佐助がつくりだした分身であるにも関わらず、吸われている間は甘い声を
出しておられた。
その声はかすが殿の声そのもので、佐助はそれに気を良くしたのか、かすが殿の装束を
すべて取り去ってしまった。
「こっちも触ってほしかっただろ?」
佐助は独り言のようにかすが殿に向かって言い、取り払われた装束の下にあったかすが殿の

《鼻血と思しき液体で文字が消えて読めない》

「そんなところ、さわるな……!」
などと言ってかすが殿は抵抗しておられたが、内心ではまったく嫌がっていないということが
某でも見てとれるように分かる。佐助はニヤリと笑うとかすが殿の濡れそぼった

《鼻血と思しき液体で文字が消えて読めない》

佐助がかすが殿の繊手を自分の手でつかんだかと思うと、おもむろに自身の股間へと

《鼻血と思しき液体で文字が消えて読めない》
170佐助×かすがのようなもの(ギャグ):2008/10/21(火) 01:24:39 ID:+h34R6bK
腰を動かすたび、かすが殿の声が聞こえてきたでござる。
「あっ、あ、ああ……」
もはや言葉になっていない。普段は軍神殿のために苦無を持つ手も、今は佐助の背に
まわされている。
「ここが良いの? かすがは」
「ひ、あぁぁ……、あ、そ、そこが良

《鼻血と思しき液体で文字が消えて読めない》

 佐助はかすが殿の中に入れたまま、精液を

《鼻血と思しき液体で文字が消えて読めない》

「えっ……?」
全身で佐助を受け止めたかすが殿は、力が抜けたように座り込んでしまった。しかし佐助は
そんなかすが殿の腕を引っ張って、立つように促す。
「これで終わりだと思った?」

《鼻血と思しき液体で文字が消えて読めない》

二回目だというのに、なんという激しさか! さすが真田忍隊の長!
「あぁっ、あ、あ……! さ、さす、け……!」

《鼻血と思しき液体で文字が消えて読めない》

「あー…………」
疲れきったのか、佐助はかすが殿と床に倒れこんで掠れた声を出した。かすが殿は佐助の顔を
見て微笑み、現れたときと同じように光を放って消えたでござる。某はそのとき、かすが殿が
佐助の分身が変化したものだったと思い出したのだが、当の佐助は幸せそうな表情でそのまま
寝入ってしまった。
某は佐助が眠ったことを何度も確認してから自室へと急いだ。前屈みで歩いたり走ったり
するという行為は実に難しいものでござったが、しかしこれも修行と思えば苦ではなかった。
こうして某は、先刻この目で見たことをここに書き残しているのでござる。だが佐助の奇行は
気になるものである。故に後程、お館様にこのことを相談してみようかと思っている。

幸村の日記・おわり
171名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 04:11:13 ID:8qQbGyjs
ちょwwww佐助wwwwwwww
172名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 07:24:58 ID:Ia8lkY+C
腹筋やべえwww
お館様に相談したら謙信様(♀)になれとか言われそうだ
幸村良く叫ばなかったな!GJ
173名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 23:17:06 ID:KeSYvT5U
>《鼻血と思しき液体で文字が消えて読めない》
幸村自重www
174名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 00:34:39 ID:+hCIWI10
ちょw佐助バカスwwww
てか幸村むっつり発覚wwww
175名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 04:47:25 ID:vskkV0Pu
幸村:「ゆうべは おたのしみでしたね」
佐助:「!?」
信玄:「謙信の懐刀に相手にされないからとて、右手だけで
我慢できないとは修業が足りんな、佐助」
佐助:「!!!!」
幸村:「というわけで、本日は本物のかすが殿と上杉殿に来ていただいた」
謙信:「おじゃましますよ」
かすが:「謙信様の命だからな、仕方ない…」
信玄:「今から行ってもらう、このくノ一のぱふぱふに耐え切れなければ」
幸村:「給料を半分にする」
謙信:「きたいしていますよ、わたくしのつるぎ」
かすが:「はい、謙信様。このかすが、必ずやこの男を勃たせてみせます」
佐助:「ウソダローン」

一ヶ月後、そこには金欠に悩む佐助の姿が!
佐川:「もう二度と分身に破廉恥な事なんてしないよ」
かすが:「私が胸を押し付けた瞬間に彼のイチモツが勃った時は、
もう駄目だと思いました」


とにかくGJでございました。
176名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 13:31:59 ID:IW0OpI2X
>某にも 動けない事情が出来てしまったのでござる!

幸wwww村wwwwおwwwwwまwwwwwえwwwwwww
177名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 17:13:36 ID:yHWkMUfw
GJGJ!!

そんな幸村も佐助も好きだww
178名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 21:49:04 ID:BX01QioB
GJ!
何か途中からほんまもんのかすがだったんじゃ
なかろうかと幸せな邪推(というか希望)
どっちでもおいしいですおやかたさば
179名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 23:30:44 ID:+4pbN4XX
───ワシの名前はシンゲン。心に傷を負った甲斐の虎。
モテアツマッチョで戦極ドライブ体質の愛され中年♪
ワシがつるんでる部下は挑発でスクワットをやってるユキムラ、ワシにナイショで
同郷のくのいちを口説いてるサスケ。訳あって馬に乗ってる武田騎馬隊。
 部下がいてもやっぱり甲斐はタイクツ。今日もユキムラとちょっとしたことで殴り合いになった。
主従同士だとこんなこともあるからバサラゲージが溜まるよね☆
そんな時ワシは一人で越後を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
 「これが虎よ!」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい忍者を軽くあしらう。
「甲斐の虎ー、ちょっと越後から出てってくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
上杉軍の男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のワシを見て欲しい。
 「びしゃもんてん・・。」・・・またか、とお館様なワシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと武将の顔を見た。
「・・!!」
 ・・・チガウ・・・今までの武将とはなにかが決定的に違う。神水を飲んだときのような感覚がワシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(速い・・!!・・これって運命・・?)」
武将は軍神だった。連れていかれて神速された。「大河・奮迅!」究極バサラ技をきめた。
「おんてきたいさん!むだなこと!」ワシは討死した。上洛(笑)
180名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 23:37:53 ID:+4pbN4XX
申し訳ありません、>>179は誤爆です
忘れてください
181名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 23:38:19 ID:RV9BkM7q
やめろwwwww
182名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 00:23:41 ID:btMdK542
いいから投下続けて!
183名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 00:40:59 ID:b+m7AJjq
このネタなついなwwうめぇwwww
どこへのつもりの誤爆だったんだww
184名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 00:54:48 ID:6OTuRqRG
>>179
敢えて言わせてくれ。
GJ!
185名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 04:40:32 ID:39E4RQP5
>ワシにナイショで 同郷のくのいちを口説いてるサスケ。

佐助ばれてるよwww

ところで熱血師弟は佐助の片思い知ってるのかな
186名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 10:28:21 ID:YwNxyo6o
ちょwwwお館様www

>熱血師弟は佐助の片思い知ってるのかな
全国にばれてると思う。
そんで生暖かく見守られてるような気がする。
あーまたやってるよー、って。
187名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 15:48:33 ID:X9CphCUJ
>主従同士だとこんなこともあるからバサラゲージが溜まるよね☆
wwwwwww
188名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 18:34:38 ID:kilaw25e
モテアツマッチョwwwwwwww
189名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 10:49:54 ID:sqDoYlMk
戦極ドライブ体質wwwwwww
ゲーキャラの武田カワイイスレの誤爆か?www
190名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 13:00:57 ID:+zP85RE7
等身大のワシwwwww
なんだろう、こんなに手垢付いたコピペ改変なのに
ここまで腹筋割れたの久しぶりだわww
191名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 13:30:13 ID:thReSfDK
速いwwwww
才能あるわw
192名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 14:47:47 ID:/nkwUE0B
赤備えで武田らしさをアピール(笑) ですね。よくわかります。
193名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 03:14:20 ID:oKSpJ/XV
佐助×かすがが好きな人って、信玄×謙信(女)好きな人も多い気がする
(逆もまたしかり)

これは個人的にだけど、武田軍と上杉軍って何故かセットで考えてしまう
とーちゃんかーちゃん(信謙)、長男長女(佐かす)、末っ子(幸村)みたいな感じで。
そこに時々ご近所さん(慶次とか政宗)が遊びに来るような…
戦国なのに、ほのぼのした武田上杉ばかり考えてしまう
194名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 09:30:23 ID:xvXipk6Z
>>193
さりげなく無敵がスルーされてて少し泣いた
195名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 12:49:58 ID:A33Q+Q/2
>>193
そのノリだと、長男長女の近親相姦がwwwww
196名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 13:04:49 ID:oKSpJ/XV
>>194
「俺は無敵イイィィィ!!」って叫びながら成長するのを
ほほえましく周りが見守るという、ペット的ポジションしか思い付かなくて…
お館様と幸村と無敵が集まったら、めちゃくちゃうるさそうだな
3人とも風呂上がりに裸で歩き回りそうなタイプだし

ていうか全くエロくない妄想で申し訳ない
197名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 00:14:08 ID:mrmCGUKU
光秀って相手が「(おめこに)入れて」って言ってるのに
「おっと手が」ってアナルに入れそう。
そして「背中からにするか、それとも顔を見ながらにするか…」
みたいなゲーム中の台詞がエロス
川|∀゚川<目隠しして状況を実況しながらやるのも乙ですよ
198名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 00:16:35 ID:PlT58hRI
>>197
ピッタリ過ぎて噴いた
流石公式に変態…w
199名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 04:10:18 ID:0vXNC6pL
どうしてこんなに かそなんでしょうか
いちじかんいないにれすがなければ かいのとらをもらっていきますね
もしいちじかんいないにれすがあれば かねつぐがさらにむてきになります
200名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 07:12:47 ID:TZKvv11d
>>199
存分に愛を育んでください謙信様

ああでも、無敵をさらに無敵にするチャンスを逃し、悔しさで一杯です
201名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 00:55:38 ID:UeJnJOHx
>>199で越後へと連れていかれた甲斐の虎のその後が気になる
やっぱり春日山城で謙信様としっぽり晩酌だろうか。
そしてかすががそれを影で見ながら嫉妬しているんだろうな
次の日くらいには幸村が半泣きで突撃してきそうだ
202名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 15:04:39 ID:7yNuuR2U
半泣きで突撃してきた幸村を、上杉への攻撃と見なして
八つ当たり気味に迎撃するかすが。
しかし戦闘中語らう内に上司大好きな部分で意気投合&利害一致。
お館様奪還に向かうが、さっくりと呑み対決中の本人らに追い返されて
藤の花を見ながら体育座りで呑み交わす幸村とかすが(共に半べそ)

という光景が、風邪菌にかもされた頭に浮かんだ。
203名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 20:54:25 ID:CTDspdA5
素晴らしい
ゲームでもかすがは幸村に好印象っぽいし、ある意味ナイスコンビだよなぁ

かすがと触れ合っているうちに、だんだん破廉恥なことに
興味が出てくる幸村……いや、何でもない…
「かすが殿の乳に、某の大噴火を挟んでくだされ!」……いやほんと、なんでもないよ、忘れてくれ…
204名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 21:00:58 ID:2ZU2VF/M
破廉恥ィ!!破廉恥ィィイイ!!!!!
205名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 13:12:19 ID:N1Ap2lVV
そう言えばいつきって佐助に好きって言ってたなあ……
二人を上手く行かせる方法無いかな
206名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 14:35:39 ID:Wm9AfIr7
>>203

GJ!続けてくれ
207名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 18:10:36 ID:7MOG0eyc
個人的に幸村は力任せに押し倒す所までは行くけどその先はどうしたら良いか分らず
真っ赤になってフリーズするイメージがある。
D.T.ぽく濡れてない所に急いで突っ込もうとし(rya
ん?何だか焦げ臭いニオイg
208名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 18:18:59 ID:hjUaU4Sz
かすがにはあわてんぼう幸村の暴走を平手でいなし、
「まったく、お前というやつは!」と怒りながら
一から十まで教えてやる、というお姉さん的イメージがある。
そんで途中から勢いづいた幸村に、逆にほメロメロにされると想像している。
逆に戦忍らしく、武田の武将を骨抜きにしちゃうというのもアリかと。
209名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 18:26:08 ID:PwDFGkOQ
幸村に「アイツ(佐助)がお前に惹かれた理由が分かる気がするよ」とか言ったり
幸村は幸村で佐助に悪いとかすがと距離を置こうとしたり
210名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 18:34:18 ID:BJiSlIfI
恋心と親心に揺れる佐助を含めて三角関係ですね、分かります。
211名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 18:39:57 ID:7MOG0eyc
もう佐助も交えて仲良く3Pすれば良いじゃないかと思った。
212名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 23:47:03 ID:RSu10+Mo
佐かす妄想だと
「パイズリ? 馬鹿を言うな」
で終わりそうなんだけど、幸かす妄想だと
「パイズリ? 馬鹿を言うな。
 ……しょうがない、今回だけだからな」
とかちょっと過保護?になってしまう不思議。

佐かす好きなのに幸かす妄想とまんねー
213名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 19:51:24 ID:eNjXmnKx
佐かすは
佐助が分かってて茶化したり、からかったりしてそうだから
強引に奪ってくれるのを待ってそうな気がする

幸かすは
赤くなったり青くなったり
訳が分からなくなるのを放っとけなくて
かすがから行くみたいな感じだ
214名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 20:12:35 ID:MeCw1iBi
>>213が良い事言った
215名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 22:07:59 ID:e/pNDjdR
>>213見てたら急に妄想の神が降りてきたよ


佐助×かすが
佐助「すっげえ、かすがの神水が溢れ出てきてるよ」
じゅるじゅる
かすが「あっ、ああ…やめろ……の、飲むな!」
佐助「うほっ!いいねぇ
   バサラゲージ溜まって俺様の空蝉も雲隠できなくなっちゃったよ。ほらほら」
かすが「見せるな! う、うつくしくない……!」
佐助「んでさぁ、俺様の空蝉をかすがの“うつくしきつるぎ”じゃなくて
    “うつくしきさや”に納めてみたいと思ってるんだけど」
かすが「馬鹿を言……っ、あああッ!ゆ、指を、入れ…る、な……!」
ぐちゅぐちゅ
佐助「えー?かすがはこんなにしてまで我慢できるってこと?
    つまり俺様の空蝉は欲しくないってことだな、ごめんな、悪いことして」
ずるり
かすが「あっ……だめ……」
佐助「ん?なに?何か言った?」
かすが「ぅう…馬鹿!サスケベ!」


幸村×かすが
幸村「うぉおおお!!かすが殿の破廉恥な裸を見ていたら、それがしの槍が火焔車!!」
かすが「落ち着け!」
幸村「ど、どうしたら!? どうすれば良いのでござろうかお館様ぁぁぁぁああ!!!」
かすが「だから落ち着け!」
幸村「おおおお!!それがし、まだまだ精進せねば!!申し訳ございませぬ、かすが殿!!」
かすが「分かったから泣くな!私が何とかしてやるから!」
ごそごそ むにむに
幸村「なっ…!かすが殿の月輪にそれがしの火焔車した槍をはさんで、
   一体どうなさるおつもりか!!」
かすが「その暑苦しい口を閉じろ」
むにむにぺろぺろむにむに
幸村「ぅおおおぉぉお!! 何でござろうか、この感覚はァァァア!
    気持ち良いでござる!かすが殿の密儀、気持ち良いでござる!!!
    ううおおおお!!それがしの槍が、大噴火でござる!!!!」
216名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 22:37:44 ID:krCDXpTc
幸村www黙れwwwww
217名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 00:33:44 ID:WDVe1CyE
「その暑苦しい口を塞いでやるっ!」と顔面騎乗して欲しいwww
幸村って、発射直前とか特にうるさそうだな。
発射後は逆に燃え尽きてそうだけど
218名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 02:51:05 ID:yrxJqM3C
幸村に盛大に吹いたwwwwwww
219名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 16:10:07 ID:2Pxivl3/
サスケベwwww
良いセンスだwwww
220名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 07:50:19 ID:EO+syCBy
>>215
幸村だwwwまwwwれwwwww
間違いなくイく時は「ぅおやかたさぶあああぁあぁぁあ!!!」
だろうな
221名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 02:16:10 ID:m3Xkwvhh
やはりうつくしきつるぎはにんきなのですね
さすが わたくしのつるぎです
222名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 08:00:11 ID:sz/FA/xf
謙信様w
なんつースレ覗いてんスか
223名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 13:41:56 ID:N49d9OQV
かすがの陵辱される姿を肴に一杯やってるんでしょ
224名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 15:56:22 ID:Ex1GQrS3
かすがの乱れる姿を肴にお館様としっぽり飲んだ後、合体…に一票



そして遅くなったが言わせてくれ
>>215
幸ww村wwだwwまwwれwwwww
225名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 04:18:44 ID:n8yM3VJ1
けんしんさまが白頭巾取って普通に着物を着て単独で京都を歩いてたら
同じく単独で遊びに来てたお館様と鉢合わせしちゃって慌てるけど、
お館様はけんしんさまだと分からないみたいで、悪戯心から黙ったまま逢い引きもどきを楽しんでたら
お館様がけんしんさまの事を「ワシには美しい好敵手がおってな…」とか話し出して
まさかそんな事思われてるとは思わず、段々赤面してって
「ム、お主なにやら顔が赤いぞ」「いえ、なんでもありません(ひいぃ…かおがちかいです、しんげん!)」「しかし…」
みたいな会話して、最終的にけんしんさまだとバレてきゃっきゃうふふ
「よかったな、謙信…」と影から涙を拭くニート
…というありがちな妄想をしたんだが、
なんかこの二人は大人の雰囲気が漂いまくりでエロまで持っていけない。
いきなりモーニングコーヒーならぬモーニング味噌汁みたいな感じだ。
考えても、
「どうじゃ、虎の牙の味は」→「むだなこと!」
って会話が頭を過ぎってしまう。
226名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 15:01:22 ID:URxpfAxn
>>225
お館様だって赤い毛と角外したらデカいおっさんだ
227名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 04:42:29 ID:a/wRDf8+
光秀「どうしたんですか、また浅井長政を殺さなかったんですか」
お市「だって…長政さまは悪くない……」
光秀「おやおや…魔王の妹がそんな事で務まりますか」
お市「ごめんなさい…次は必ず……」
光秀「もう限界です。信長公の妹と言えど、お仕置きをしなければいけませんね」
C「ちくわ大明神」
お市「いやっ……長政さまぁ……」
光秀「誰だ今の」
228名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 20:45:06 ID:aWWkokmp
>>225
お館様と謙信様は大人のエロス漂い過ぎてるからな
もう本編でもしっぽり行った仲に見えなくもない

敵兵に嬲られる謙信様を助けに行くお館様とか凄く見てみたいんだが
何と言うか汚したらいけない気がして…でもそういうネタが見てみたいジレンマ
229名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 03:11:32 ID:h2wCp2lR
>>228
わかる
敵に色々やられてる最中の謙信さまを、お館様に助け出してほしい。
そして裸の謙信さまに赤いモフモフを巻いてほしい。

…にしても、2の謙信ストーリーは燃えたし萌えた。
お互いはっきり言わないけど心が通じ合ってて、この2人いいよなぁ…。
部下が若いし不器用(だと思う)だから、よりそう見えるのかも。
230名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 03:23:10 ID:4ckLQhKA
>>229
>お互いはっきり言わないけど心が通じ合ってて
この一文であの二人が熟年夫婦にしか見えなくなった
231名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 03:26:25 ID:bqc5eHtg
昔の話とか第一次川中島の話とか、今後のストーリーでやらないかな。
今よりもうちょっと若かりし頃の二人が見てみたい。
青いけんしんさまなんて想像つかないけどw
232名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 10:18:23 ID:Xm3Ymm+5
>>225>>228萌えるわぁ(∩´∀`)∩

233名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 18:02:55 ID:Yd+AqKBz
同じ刀使いってことで小十郎×謙信妄想してたら
ゲーム中でもお互いに好印象というか、良い評価をしあっていてちょっと驚いた
234名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 19:36:43 ID:UiZ9sc8E
さあ、その妄想を書き起してみるんだ
235名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 19:57:58 ID:w8NlpfKc
謙信様の鞘に刀を入れ…
ん?何処からか隕石が(ry

慶次相手も見てみたいと思った今日この頃
236名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 20:30:46 ID:EDJOVb+M
謙信様はやんちゃ坊主もあの美しき笑顔で優しくみている気がする、聖母的な
悪戯されても(性的な意味で)あの笑顔でやんわり包み込む、みたいな
237名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 03:28:38 ID:0XS4vOsd
けんしんさまは何があっても余裕のある態度を崩さなそう。
ザビーだけは苦手みたいだけどw
238名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 19:23:20 ID:WoPUhwJZ
つまりザビー×けんしんさまの凌辱ものが読みたいんですねわかります

「ワタシーノビッグキャノーン、ウケトッテー!」
「そ、そんなものはいりませ…うわあぁぁぁ!!」メリメリ

こうですかわかりません
239名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 19:52:46 ID:OxRS1SYA
ただいま第三次上杉軍ブームが来ている自分は、
未通に見えて実はかなりのテクニシャンな軍神妄想がとまらない。
閨術をろくに会得しないまま里を出たかすがに、
手取り足取りテクを伝授するけんしんさま。
見た目と裏腹に知識があまり無かったかすがは、けんしんさまによってそれなりのテクを身につけるけど
やっぱり怖い&男は美しくないと思ってしまう(上杉軍にいる影響)ので、
実践しないまま悶々とした日数が経っていって……というところまで妄想した。
かすがって、なんか物凄いテクを持っていても最終的に快楽に負けて
男にガンガン攻められそうな感じがする。
Sになりきれない天然Mのような……。
けんしんさまはどっちもイケるが、信玄の前では小動物。というイメージ。
240名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 20:01:40 ID:zDjxb3H3
「ワォ!軍神さまオうつークシイ!」
「そんなイヤそな顔シナーイ!ザビーがキモチよーくさセテアゲルからねー」
「ダイジョブ怖くナイ。コワくナイヨー」
とけんしんさまに素敵に囁くザビー様を受信した
けんしんさまが頬を涙に濡らしながら凌辱されるのとか妙にたぎる
241名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 20:43:10 ID:AA8Wz3B4
そこでもう一度>>234に戻る、と
242名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 20:57:55 ID:OmKqxsg2
ザビー様のバズーカがけんしんさまに…
しかし何でだろう、ザビー教のせいでギャグにしか見えないw
けんしんさまに不埒な事して泣かせてみたい
243名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 22:10:19 ID:WYKu8JNf
でも汚してはいけない聖域な気もするというジレンマ
244名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 12:09:19 ID:13IxOYnO
他人に汚させてはならぬのならば、自分でさせればよかろう
…ん?今何か光ったようn
245名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 22:51:33 ID:MqlTry6c
>>234
書き起こしてみた


戦でもないのに謙信が奥州までやって来たのは、見せたいものがあると竜の右目に言われたからだ。
利より義を重んじたり、同じように刀を使用するという共通点がある二人は、それなりに良好な関係にあった。
「こちらです」
小十郎がそう言いながら通した部屋の中央にある物を見て、謙信は目を細めた。
「これは…」
竜の右目が見せたかった物。それは、一口の刀であった。
最近手に入れたというその刀は、掛台の上で重重しい存在感を放っている。
閑静な部屋の中、謙信の感嘆の息だけが響く。
「どうぞ、手に取ってみて下され」
言葉も発さずに刀を見つめる謙信に小十郎が言うと、謙信はほんの少し目を見開いた。
「わたくしがふれてもよいのですか?」
「勿論」
頷いてみせると、謙信は数拍の後、
「では、しつれい」
と言って刀に手を伸ばした。
艶やかな漆塗りの鞘の手触りは良く、手に掛かる重みは戦の喧騒を思い起こさせる。
謙信はゆっくりと抜刀し、鋭く手入れされた刀身を眺めては溜息を吐いた。
「本音を申し上げますと、自慢したかったのですよ。
 苦労して手に入れたというのに、この軍の者は誰一人として素晴らしさを理解してくれない。
 政宗様ならば理解してくださると思っておりましたが、
 政宗様は御自分の刀にしか興味が無いようでして」
苦笑を漏らしながら説明する。
やっと理解してくれる人物が現れた、というように、声は穏やかだ。
「それでわたくしがよばれた、と」
微笑する謙信の表情が余りにも安らかで、小十郎は謙信が軍神というより仏に見えた。
だがそれもほんの一瞬の出来事で、小十郎が瞬きをした次の瞬間にはもう軍神の顔に戻っていた。
「それにしてもこのかたな、じつにすばらしい。なかなかのわざものですね」
小さな音を立てて納刀し、漆の鞘に映る自身の顔を見つめる。
「………実はもう一口、見て頂きたい刀がございます」
搾り出した小十郎の声は少し上擦っていた。
「ほう」
「この小十郎が長年愛用している刀です。そちらの刀より太く、
 ……フッ、果たして軍神殿に扱えるかどうか…」
顎に手をやり、どこか挑発的な視線を謙信に送った。
謙信は小十郎の台詞に対し、僅かに眉を動かした。
軍神と謳われ、居合を評価されている謙信には誇りがある。
「てにとってみないことには、わかりませんよ」
上手い事乗った謙信に、小十郎は内心ほくそ笑んだ。
軍神と呼ばれる武将も、少し引っ掛ければ容易く釣り上げる事が出来るのだ。
「では御覧いれましょう……この小十郎の愛刀を!」
小十郎の言葉の後何も出来なかった事を、謙信は一生の不覚だったと後に語った。
戦場では「速い」と評される謙信が、ただ小十郎が着物を肌蹴させて
己の一物を取り出す様子を見ている事しか出来なかったのである。
「あなや…これはみごとな」
目の前で黒黒として聳え立つ小十郎の愛刀を見て、謙信はひとりごちるように言った。
「この刀は少々扱い方が特殊でして…まず手で握り、切っ先を口に含むのです」
ごくりと鳴った唾を飲み込む音は、小十郎のものなのか、それとも謙信のものなのか。
謙信は震える手で小十郎の刀を(以降は極殺により表示出来ませんでした)
246名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 22:55:03 ID:SUgZJtmJ
ちょっとわっふる置いていきますね
247名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 14:04:15 ID:6J6albAD
>>245
わっふるのかわりに葱置いて行きますね
248名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 14:47:59 ID:nBIOgX8w
>>245
ちょwすごく真面目な話だと思ったらww
小十郎自重wwwww

でもずっと読みたいと思ってた右目×軍神が読めて嬉しいぜ。
ありがとう!
249名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 16:15:54 ID:XAoprDVu
>>245
右目×軍神。゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!
ゴボウおいときますね。!
250名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 22:40:35 ID:zbuveK5o
>>245
華麗なる仕事に惚れた。この二人いいな!
251小ネタ元親×かすが:2008/11/21(金) 03:39:59 ID:UHdGWS58
なんというか。
歓迎された。

おかしい、自分は長曾我部軍の視察をやっていた筈なのに。自分はあろうことか見付かってしまい、捕虜やそこで殺される迄を覚悟していたというのに、だ。
「どうした?遠慮しねぇで食えよ。
捌きたての魚介類だぜ!あ、もしかして食えねーの?だったら肉もあっからよ、おーい野郎共!」
「い、いい!要らんッ!」
そこでかすがが制すると―視察目的だった長曾我部元親は、目をぱちぱちさせた。

何故か見付かった自分は軍の兵どもに一室へ無理矢理連れて来られ、海の幸のフルコースを振る舞われていたのだ。
どう考えても、これはおかしすぎる。
「貴様、何故私を殺さん!敵だぞ!?」
「でも今日は違うんだろ?」
「そうだが、ってそういう問題ではない!何にせよ敵が視察に来ていたら捕虜か殺すかだろうが、普通は敵にこうやって豪勢に飯を振る舞うものではなかろうがッ!」
かすがが勢いよくそこまで言うと長曽我部は酒をくいとかるく飲んで、盆の向こうにいるかすがを見返した。
「軍神が待ってんだろ?」
「!それは、っ」
「ほらなぁ。…って、待て!泣くな!泣くなってば、おい!」
長曾我部の言葉に狼狽するかすがを見てからから笑う。が、目尻に涙が溜まっているのにぎょっとして今度は長曾我部が慌てた。

「………」
「……あー、いけね!酔った!」
「は?って、ちょ、何をするこの…!」
いきなり訳の分からない事を言い出す長曾我部に疑問を抱いていると、彼に押し倒されているのに気付く。
「どッ、退け!こら!」
「いや酔ってるから、これ、酔ってるから。俺は酔ってる俺は酔ってる」
「何故自分に暗示を!や、やぁっ、どこ触って……まさか貴様!」
「大丈夫だ酔ってるけど理性はあるから挿れないから!暴れんな!」
「いっ、嫌だああぁああ!ひあっ、やめ、貴様目が正気じゃないぞ、ひゃあぁッ!」
「酔ってる。俺は酔ってる。イッツマイライフ」
「ぎゃああああああああああああぁぁぁぁあ!!!!!!」




後日なんとか上杉に帰還したかすが。
以降――謙信に頼まれようと、四国への視察だけはかたくなに行きたがらなかったそうな。
252名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 03:42:34 ID:UHdGWS58
初投下失礼致しました
しかもエロまでいけなかったっていう
スマンコッテス
お粗末様でした。
吊ってくる
253名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 04:18:48 ID:cDwpeSoK
うぉぉおおおおー!!モ・ト・チ・カ!!!!
アニキいい仕事してるぜ!エロ無しなのにエロい!!
場面が目に浮かんだよ!GJ!!
254名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 21:04:53 ID:mrX/UyCy
ちょwwwアニキwww
その辺に野郎共いるんじゃないのか?

ところで
>イッツマイライフ
誰だそんな英単語教えたのwww
255名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 21:22:11 ID:G4ASIR7f
アゲ
英単語は普通に考えると教えたの筆頭ぽいけど、カタカナでくるとザビー様ぽいwww

ところでこのスレ的に公式学パロ設定て需要有?
256名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 21:22:53 ID:UHdGWS58
>>254
別室に居て呼ばれたらササッと出て来るんじゃねwwイッツマイライフは伊達しかおらんだろう
257名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 22:14:29 ID:mrX/UyCy
ということは、イッツマイライフを襖の向こうから
聞き耳立てたり覗いたりしてるわけですね。
筆頭GJ(笑い的に)

>>255
誘い受けなんて野暮野暮!
萌えのままに投下するのが職人の心意気ってもんさ!
258名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 22:52:24 ID:XoBf8bkX
>>255
注意書きしてあれば、苦手な人は避けるだろうしおkだと思う。
259名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 23:58:03 ID:cDwpeSoK
ぜひ投下してほしいけど、公式学パロ読んだ事ないので
投下するときにちょっと簡単にでいいんで、設定を書いてほしいです
投下wktk
260名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 02:01:03 ID:DiYpdDQu
保管庫の管理人さん、更新お疲れ様です。
300超えたのかぁ、すごいなぁ!
これからもSSが投下されまくりますように

 ≡ 川|∀゚川   <私は
 ≡/(  )ゝ
 ≡ / く

  川|∀゚川 ≡  <ここですよ!
 /(  )\≡
   > \ ≡
261名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 20:19:23 ID:PYW4/ck3
管理人さん乙!!
いつも本当にありがとうございます。


>>260
なぜそのみっちゃんのAAをwww
262名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 20:24:03 ID:30bQsWZo
>>257ー259
ありがとう、萌えるの書けるようがんがる。
誘い受け臭くて申し訳ござりばぜぬっぅうおやっかたさぶぁぁぁあああああ!!!!

>>260
ちょ、みっちゃんwwww
263通草【注意書き】/4スレ目588:2008/11/24(月) 23:36:43 ID:9xPNFuY/
やや季節外れな感は否めませんが、投下させて下さい。

・佐助×かすが(エロなし)
・「夜明け前」から設定流用
・ドラマCD(川中島)と違い、「かすが」を謙信から貰った名前にして別の本名が設定してあります。
・かすがが不器用な世間知らずとして書かれています。

不快・苦手な方はスルーして下さい。宜しくお願いします。
264通草【1/10】:2008/11/24(月) 23:41:01 ID:9xPNFuY/
そこは遠くに山々を望む平凡な場所だった。
少し開けた所に一本、古ぼけたスダジイの樹がある。
「なぁ、種飛ばすの競争しない?」
木陰に並んで腰を下ろした娘に採ったばかりの薄紫の果実を手渡して佐助は言った。
「ガキの頃良くやったんだぜ。こうやってさぁ……」
苦無で皮を裂いて実にかぶりつき、種をねぶり出すと口を尖らせてプッと飛ばす。
吐き出された種は二間は飛んだろうか。
「おっ!結構飛んだな」
笑ってもう一口食べようとした時、こちらを見ている琥珀色の瞳とぶつかった。
何故大の男が子どもの遊びに興じているのか理解出来ない――。
まじまじと見詰められ気恥ずかしさが募る。
「いや…まぁ、そんな遊びもあるって言うか……」
視線を逸らしてしどろもどろになりながら答えるのが精一杯だ。
照れ隠しに実にかぶりつき、再び種を飛ばした。
野原を渡る秋風に金の髪をなぶらせたまま、娘の目は掌の中の果実を見ている。
薄紫の果実は裂けた皮の合間から白い果肉と黒い種を現し、甘い芳香を漂わせていた。
「食わないの?そっちは熟れてるから甘いよ」
佐助が覗き込むと琥珀はやや戸惑った色を浮べている。
「……食べるの初めてで」
知識は有る。
この植物の名前や皮の薬効は知っていても実際に実を食べた経験が娘には無かった。
自分はいつもそうだ。
知識が叩き込まれていても、経験はちっとも伴っていない――沈んだ娘を見て佐助はフと笑った。
265通草【2/10】:2008/11/24(月) 23:46:00 ID:9xPNFuY/
「種はすっげぇ苦いから噛まないように実だけ口の中で舐め取るの。
 慣れない内はちょっとずつ食べなよ」
言われた通り娘は果実を小さく口に含む。飛び切りの甘さが種のごろついた感触と混ざった。
だが種を除け切れずに殆ど果肉を付けたまま吐き出してしまう。
半分も食べ切れていない様子を見て、佐助は笑いながら最初は皆そんなもんだ、と言い、
また口から種を飛ばした。
「あー、やれやれ…」
果実を食べた後木陰でゴロンと仰向けに寝転んだ佐助を見て、不思議な人だなと娘は思う。
佐助は娘と同じ甲賀の技を使うが、甲賀のどの家にも仕えて居ない。
越後の国境に近い家の二男に仕えているそうだが、それも娘は不思議だと思った。
佐助ほど腕がありながら何故武田家でなく家臣の、しかも二男などに仕えているのだろう。
この男が何くれと自分を気に掛けてくれるのも不思議だった。
わざわざこんな所に連れ出されたのは何故なんだろう。
遠くに山々を望む何の変哲もない、何処にでもありそうな場所。
「どうした?」
急に声を掛けられ慌てて娘は目を逸らし膝を抱えた。
「別に」
「顔にでーっかく『何故』って書いてあるぜ」
そんな馬鹿な、と思いつつ頬に手をやった娘を見て、また佐助は笑った。
新しい疑問が娘の中に湧く。
どうしてこの人はいつも笑っているのだろう。
苦悩や葛藤と無縁なのだろうか。
そうでなければ、こんなに朗らかに笑う事など出来ない。
266通草【3/10】:2008/11/24(月) 23:50:59 ID:9xPNFuY/
娘は佐助が種を飛ばした方を見た。
何故草ばかりで折角芽吹いても蔓を絡ませるものが無い所に飛ばしたのか。
「お前って何処の生まれ?」
何気ない問いに琥珀色の瞳が伏せられ金の髪に埋もれた。
「分りません。拾われたのは戸隠でしたけど」
親を亡くしたのか逸れたのか、或いは捨てられたのか――雨の中泣いて居た幼い娘は拾われた。
あの庭に連れて行かれるくらいなら野垂れ死んだ方がマシだったかもしれないと思う。
「戸隠の事は何も知りません。庭の外の事は私には分らないんです」
「ふぅん……」
二人の間をスダジイの葉を戦がせながら風が通り抜ける。
短い沈黙の後、突然佐助が「良し!」と言って起き上がったので何事かと娘は顔を上げた。
その頭に佐助はポンと掌を乗せる。
「お前も俺も同郷出身って事にしておこう。――な?」
娘は二三度目を瞬かせると真顔で尋ねた。
「それに何の意味が有るんですか?」
「別に意味なんて良いじゃない。敬語も止してよ。お互い、名前も呼捨てにしてさ」
「何故です?」
娘が首を傾げる。
「だって馴染みにそんな事しないだろ?なぁ、『佐助』って呼んでみて」
「でも…」
「良いから良いから」
「……佐助」
ためらいながら小声で言うと佐助は鼻の下を伸ばした。
「やっぱりこっちの方がしっくり来るな。様だの殿だの背中がむず痒くて俺の柄に合わねぇや」
格好崩して喜ぶ佐助を見て初めて娘は笑った。
「変な方」
267通草【4/10】:2008/11/24(月) 23:55:03 ID:9xPNFuY/
娘の笑顔を見て佐助も笑うが、眉尻を下げた笑顔は今までの笑い方と全く異なる。
「やっと笑ったな」
途端に娘は申し訳ない気持ちで一杯になった。
ここに連れて来たのも、他愛の無い話をしたのも、庭の裏で独り泣いて居た自分を
慰めようとしたからだ。
それも察せず一々理由を考えた己が恥ずかしい。
「あの、私――」
謝ろうとすると佐助が遮った。
「別に良いって。気にすんなよ」
一時柔らかく微笑んだ琥珀はまた暗い色に沈み、固く膝を抱え込んでしまう。
「じゃあさ、代りに一つ我侭聞いて貰える?」
琥珀が佐助を映して瞬いた。


「こらちょっと待てって。そんなに急いで一体何処に行くってんだ」
あまり強く引っ張られて佐助は戸惑った。
「良いから来い」
相手は構わず行く先も告げないで乱暴に佐助の腕を引っ張り先を急ぐ。
「全くお前は…」
相変わらず気紛れな奴だな、と溜め息を吐いた。
あの日と真逆だ。
――何処に行くんですか?
手を引いている相手が尋ねると笑いながら佐助は答えた。
――良いから付いて来なって
そしてためらう相手を引っ張ってここにやって来た。
遠くに山々を望み、一本の古ぼけたスダジイの樹が立つ少し開けた場所。
秋風が吹く中、二人は立ち止まった。
あれから少しだけ時が流れ自分達は随分変ってしまったが、このありふれた景色は変らない。
草木が野原を渡る風に戦ぐ音も、スダジイの木漏れ日も、皆あの日のままだ。
268通草【5/10】:2008/11/25(火) 00:00:20 ID:9xPNFuY/
佐助はそれと無く視線を落とす。
白い手がしっかり手甲と鉤爪に守られた自分の腕を掴んでいた。
その掌は温かいのか、柔らかいのか――金属で隔てられている佐助には分らない。
風が吹き、金色の髪を揺らして行く。
良くからかいの対象になった髪の色やそれに由来する本名も佐助は綺麗だと思う。
特に「不思議なほど優れる」と言う意味を持つ名前は相手にとても似合っていた。
だが以前の様にその名を呼ぶ事は無い。琥珀が佐助を映して微笑む事も無いだろう。
それだけの事があり、それだけの時間が流れてしまった。
「まーた懐かしい場所に来たもんだねぇ」
色んな思いを悟られない様に明るい声色を作った。
「なぁ、お前何でこんな所に――」
相手は手を放すと問い掛けを無視してさっさと木陰に入ってしまう。
「やれやれ…」
スダジイの根本に佐助は胡座をかき、相手は幹に凭れて立った。
二人の間が自然に半間ほど空く。
その距離には色んなモノが複雑に絡み合い詰まっていた。
個人の小さな力ではどうしようも無い事もあれば、佐助が態と見て見ぬ振りをしている事もある。
考えれば考えるほど苦く煩雑な事ばかりが次々と頭の中に浮んでは消えるので、
佐助は思考を放棄して目を閉じた。
長い間風の音を聞いた。
草木のざわめき、遠くで鳴く鳥の声。
一瞬、琥珀がチラリとこちらを見た気配がした。
「どうした?」
顔を上げて相手を見る。
「……別に」
269通草【6/10】:2008/11/25(火) 00:05:00 ID:7GEa1V+s
素っ気無い答えを聞いて再び佐助は目を閉じた。
どのくらい経っただろうか。
何かが膝の上に乗り、新しい音が加わった。
人の寝息だ。
目を開けると佐助の膝に頭を乗せ横たわった肩が呼吸に合わせ動いている。
琥珀は閉じられ珍しく熟睡していた。その剥き出しの背が如何にも寒々しい。
「あ、おい――」
起きなよ風邪引くぞ、と言うつもりだったが懐から長手拭を取り出して掛けやった。
相手は身を丸めて手拭に包まる。
(こいつ疲れてるのに何でこんな所まで……)
スダジイの幹に頭を預けると、鉢金が硬い音を立てた。


――落ち込む時なんてあるの?
琥珀色の瞳を瞬かせた娘に訊かれた。
「そりゃ俺にも色々あるよ。で、ここに来て息抜きすんの」
静かで良い場所だろ、と言うと娘は頷いた。
「さて、そろそろ帰るか」
身体を起し大きく伸びをする。
先に立ち上がった佐助が手を差し出すと娘は素直に握り返して立ち上がった。
――帰ってどうする
佐助の裡で声がした。
この娘は薄暗い閨に帰って行くしかない。
また涙で琥珀を曇らせ庭の片隅で塞ぎ込むだろう。
嘆き、苛まれ、傷付く。今のままでは死ぬまでその繰返しだ。
だったら、だったらいっそ――
「このまま――」
突然強い風が二人に吹き付けて思わず娘は目を閉じ、佐助の声は掻き消された。
「何?」
風に乱された髪に手をやりながら問うと佐助は笑った。
「何でも無い。行くぞ、日が暮れちまう」
270通草【7/10】:2008/11/25(火) 00:10:01 ID:7GEa1V+s
――懐かしい。
日だまりの様な温かさと野原を渡る風の匂いがする。その中に顔を埋めると安心した。
頭を撫でられる感触がして、くすぐったい心地良さに満たされる。
もっと撫でて欲しくてその温もりに身を擦り寄せると、あやす様に背中をポンポンと叩かれた。


娘は自分の膝の上に乗っている橙色の髪を見詰めながら、
佐助の擦り寄って来る動作は猫の様だし、全身ではしゃぎ喜ぶ姿は犬みたいだと思った。
先程種を飛ばした時は子どもの顔で、眉尻を下げた時の笑顔は老成している。
(何故この人は正反対のものばかり持っているんだろう?)
そっと向うを向いている佐助の顔を覗き込み、思わずハッとした。
あらゆる感情を切り捨てた冷たい能面がそこにある。先程までの良く笑う男とは
全くの別人だった。
これが佐助本来の顔なのかもしれない。
能面から厳しさや気難しさを感じて娘は戸惑う。気安く砕けた態度ですっかり忘れていたが佐助は
歴とした年上の男だ。
そう意識した途端、心臓が大きく跳ね上がって頬が燃える様に熱くなった。
乞われたとは言え男に膝を貸すなんて、何と軽率で取返しのつかない大それた事をしているんだろう。
早鐘の様な鼓動が佐助の耳に届かないか不安でたまらない。
「妙」
「は…はいっ」
振り返らないまま突然名を呼ばれ、思わずうわずった声が出る。
「落ち込んだ時、また此所で膝貸してくれるか?」
271通草【8/10】:2008/11/25(火) 00:15:03 ID:7GEa1V+s
琥珀がゆっくり開いて瞬いた。いつの間にか眠り込んでしまったらしい。
懐かしい夢を見ていた気がするが良く思い出せない。
起き上がろうとした時、肩から黒い長手拭が滑った。
その布と微かな寝息を立てる男の顔を見比べる。
「………」
布と寝顔を三往復した時、かすがは深い溜め息を吐いた。
自分の可愛げの無い性格は充分承知している。
素直に礼が言えれば良いのだろうが、言葉にすると照れてしまって言えた試しが無い。
せめてこれくらいは、と丁寧に長手拭を畳み終えた時佐助が目を覚ました。
かすがは先に立ち上がり、良く寝たなぁと首を回す男に向かって無言で布を差し出す。
遅れて立ち上がった男はかすがの様子を見て笑った。
その笑顔に何もかも見透かされている気がして目を逸らした。
「あっ」
突然手をグイと引っ張られ、そのままかすがは佐助の腕の中に倒れ込む。
つんのめったかすがを佐助はきつく抱き締めた。
男の腕、男の胸、男の息遣い――その一つ一つがかすがの頬を朱に染め、
鼓動が速くなり息苦しくなる。
(だめ)
自分が自分でなくなる感覚にかすがは怯えた。
抜け出さなければ、離れなければ、きっとこの男の日だまりの様な温かさに溶かされてしまう。
必死に作り上げた「かすが」が溶けて、元の自分が無防備に曝されてしまう。
金色の髪に顔を埋めながら佐助が囁いた。
「このまま俺と――」
272通草【9/10】:2008/11/25(火) 00:20:01 ID:7GEa1V+s
「――っ!!」
刹那、渾身の力でかすがは佐助を突き飛ばした。
たたらを踏んだ佐助はかすがの肩が荒々しく上下するのを不思議な面持で眺める。
突き飛ばした方も突き飛ばされた方も呆然とし、ただ無言で互いを見詰めて居た。
琥珀が歪む。桜色の唇が戦慄くが言葉は出なかった。
「妙……」
「その名で呼ぶな!」
かすがが鋭く制した。
「もう『妙』なんて居ない。私は謙信様のつるぎ――『かすが』だ!」
強く頭を振り縋り付く様にかすがは否定した。その必死な姿は悲痛さえ感じさせ、怒りを灯した
琥珀の内には焦燥が浮んでいる。
どうして優しくするんだ、もうこれ以上私を掻き乱すな――佐助はかすがの声無き叫びを聞いた。
分かってるよ――佐助もまた声に出さず呟く。
俺、嬉しかったんだぜ?お前が生きてて、新しい主に大切にされて。でも側に居て欲しいんだよ、
俺の顔に貼り付いた安っぽい笑顔を剥がせるのはお前だけだったんだ――つい感情が顔に出そうに
なって無理矢理佐助は笑った。
「……そうだったな」
なぁ、妙。俺今上手く笑えてるか?何でお前泣きそうなんだよ――かすがは答えない。
「次に呼んだら殺す…!」
そう言うと涙が溢れる前にかすがの姿は消え、黒く染められた長手拭だけが佐助の手に残った。
スダジイの葉が風に揺れる。
まだ温もりの残る布からは、僅かにかすがの匂いがした。
273通草【10/10】:2008/11/25(火) 00:25:07 ID:7GEa1V+s
厭な男――闇を駆けるかすがは心の中で繰り返す。
方々回った序に立ち寄ってみれば傍目から判るほど男は全身で不貞腐れていて、
深く詮索しなかったが何か落ち込む事があったんだろうと思った。
放っておけず腕を引っ張ってスダジイの立つあの場所まで連れ出したものの、
あんな草臥れたつまらない約束など守らなければ良かったと思う。
かすがは自分が溶けてしまいそうな感覚に恐怖した。
早く主の元に戻らなければ「かすが」と言う名のつるぎが溶けてしまう。
「謙信様!」
一目散に主の腕の中に飛び込むと、驚きながらも謙信はかすがを受け止めた。
「つるぎ…どうしたのです?」
「どうか、どうかかすがをいつまでもお傍に置いて下さい。
 謙信様さえいらっしゃればかすがは、かすがは……!」
一息に吐き出すと琥珀色の瞳から大粒の涙がポロポロ零れ落ちた。
「……かすが」
琥珀の中に涼しく微笑む謙信が映る。
「お前は私のつるぎ。私と共に在るが良い」
「謙信様……」
主が纏う香の薫りに包まれて漸くかすがは安堵した。
自分には主が居る。
それで良い。
それ以上もそれ以外も要らない、ただ主の望むままに舞うつるぎでありたい――。
かすがは固く目を閉じた。
直に冬が来る。
真っ白な眠りの中で己の全てを凍て付かせれば楽に違い無い。
謙信の華奢な指がかすがの髪を撫でたが、その感触に違和感を覚えてしまう自分がさもしくて
かすがは無性に悲しかった。
2744スレ目588:2008/11/25(火) 00:30:00 ID:7GEa1V+s
読んで下さった方、どうもありがとうございました。
また書けたら投下させて下さい。
お目汚し失礼致しました。
275名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 00:43:25 ID:k1vBnUab
GJ!
前スレに続き、切なくて萌エスな佐かすをありがとうございます
(今言うのも何なんですが、4スレ目588氏の作品は何度も読み返しています)
謙信を想いながら佐助に惹かれるかすがが可愛すぎる…
描写が丁寧で、硝子細工を眺めている気分になります。
またの投下を待っています。
276名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 21:20:22 ID:3WmeFoa5
>>274
すげぇGJ
読み進める内にどんどん引き込まれていってマジ感動した
佐助もかすがもキャラが崩れていなくて、すんなり読めた
佐助セツナス(つд`)
277名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 16:36:00 ID:jsEdAliB
なんか胸がきゅんきゅんした
GJ!!!
278名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 00:51:11 ID:ZxHffGzt
 さて、空気を読まずにくだらないものを投下しますよ、と。
 
 注意
1、ひたすら下ネタです。
2、女性キャラクターがビッチな感じなので、イメージを損なう可能性がございます。
3、プレイ内容等などは当方の勝手なイメージです。
  反論のある方はぜひ投稿で答えてくだされおやかたさむぁあああああ
 
 
 以上おkな方はどうぞ↓
 
 
 
 
 
 さる奥州の秘湯、濃姫、市、まつ、かすがの4人が微妙な距離を保ちながら湯につかっていた。
 
 何故こんな面子で湯治をしているかといえば、本当に単なる偶然で、しかし完全に裸になった状態
で湯けむりの中素手で格闘するのはあまりにもはしたなく、しぶしぶ一時休戦とあいなったのである。
 
 ふと、珠の肌に湯の水滴をはじかせながら、いつきが顔をあげた。
 
「…義姉様、胸、おおきいのね」
 
「え?そうかしら」
 
 じーーーーーーーーー、と、市の視線が濃姫の胸に固定されていたが、かすがとまつにも目が行く。
 
「二人も。とてもふくよかな胸」
「そうでございまするか?」
「じ、ジロジロ見るなっ!」
 
 赤面するかすがの言葉は完全にスルーし、一は自分の胸を見下ろす。
 決して小さいということはないが、手のひらに収まるサイズの、形のいい胸。
 
「殿方は、胸の大きい女性が好き。…長政様を満足させてあげられないのも、全部市のせい…」
 
 一人くらい影を背負う市に、濃姫が慌てる。
 
「何を言っているの、市。貴方のせいじゃないわ」
「そうでごさいますとも!何を根拠に長政様が満足なさっていないなどと…」
「だって、いつも、長政様はすぐに果ててしまうの…侍女たちも、私たちが睦みあう時間が短いって噂してる…
これも、全部市のせい…」
「それは…」
 
 濃姫とまつが言いづらそうに眼を合わせると、呆れた顔でかすががずばりと言い切った。
 
「それはお前の締りがよほどいいか、相手の男が早漏というだけだ」
「ちょっと、言い方ってものが」
「毎回早いなら、後者の可能性が高うございます」
「長政様、早漏なの?」
 
 きょとん、無邪気な瞳で見上げられ、濃姫は頭を押さえた。
 
279お湯トーク2:2008/11/28(金) 00:52:01 ID:ZxHffGzt
「…その可能性は高そうね。だから、市のせいじゃないの。元気を出して」
「…お兄様は、どうなの?」
「え」
 
 ぎくり、心臓に悪い質問に濃姫はとっさに他の二人を確認するが、二人とも目をそらしつつも好奇心がむき出しである。
 他の男の夜の事情、それとなく聞きたいのが女ごころ。
 
「お兄様、SMとか好きそう…」
「上様はなさいません!そういうのはどっちかというと光秀の………!!」
 
 ついうっかりの失言に、濃姫が顔を赤くする。
 聞いてしまったまつはといえば、口をおおって「あら」と小さくつぶやいた。
280お湯トーク3:2008/11/28(金) 00:53:57 ID:ZxHffGzt
「まぁまぁ。この際ですもの。この際全部話してしまいましょう?」
「…光秀、SM好きなの…?」
「…あの男はね。言葉攻めとか道具とかが大好きな真性どSの変態よ。でも踏まれて蔑まれるのも好きだからどMでもあるの…扱いづらいったらありゃしないわ」
「どSでどMって…本物だな」
「それに比べて上様は、いたってノーマルよ」
 
 にこりと笑う濃姫だが、むしろそれは天下の魔王のプレイとしては物足りないのではないだろうかとこっそりかすがは思った。
 
「まつはどうなの?」
「私でございますか?…そうですねぇ、利家様の、絶倫加減だけはどうにかしてほしいところですわ…」
「…そんなに?」
「えぇ、次の日腰が立たないなんてざらで…困ってしまいまする」
「…羨ましい……」
 
 市の呟きが切実すぎたのがいたたまれず、かすがが口をはさむ。
 
「あの、慶次とかいう男はどうなんだ?」
「慶次は口先だけでございます。まだまだ子供なところが抜けておりません」
「…まつ、あの子貴方の甥でしょう…?」
 
 常識人濃姫、すでにグロッキー気味である。
 
「…そういえば、謙信公は夜の方、やはり軍神なのかしら?」
 
 好奇心で濃姫がかすがに話題を振る。
 身内の話よりまだましだろうという判断だが。
 
「当たり前だ!」
 
 つい勢いで答えてしまってから、かすがが顔を赤くする。
 咳払いして、きっと3人を睨みつけた。
 
「謙信様は、あの方の軍略と同じくらい、繊細に、苛烈に攻めてくださる」
「里の忍びよりも?」
「…」
 
 明らかにむっとした表情のかすがに、まつが笑いかける。
 
「なにしろ忍びは房術を修めてございます故、それは技に長けているのでございましょう?」
「…里の訓練相手は佐助だったが…あいつはなぁ…」
281お湯トーク4:2008/11/28(金) 00:54:29 ID:ZxHffGzt
 かすがは難しい顔をして腕を組んだ。
 ぽちゃり、あたたかな湯が跳ねる。
 
「上手は上手なんだが、こう、『気持ちいいんだろ?』的な…上から目線と言うか、あれがイラっとするんだ。
 他の女の影が見える愛撫なんて、気持ちい通り越していっそ気持ち悪い」
「それは…確かに」
「いい気はしないわねぇ…」
「…嫌、かも…」
 
 3人の同意を得て、「だろう?」とかすがは大きく頷いた。
 
「…ところで、ここの、奥州筆頭はどうなんだ?」
「…ロリコンとしか聞いていないけれど」
「…いつきちゃんには聞きづらいわねぇ…」
 
 遠く湯気の向こう、伊達の居城を眺めるともなしに眺めながら、女たちはそっと溜息をついた。
 
「……あら?真田のボウヤ、名前、何だったかしら?」
「幸村か?」
「ああ、そう。彼は?」
「…童貞だと、思う」
「きっとそうでございまする」
「だろうな」
「…そうよね」
 
 満場一致の上で、湯気の中、甲斐の虎は実はかなりいける口らしいとか、ザビー教にはピンクな道具がたくさんあるとか、
根も葉もないうわさ話に花を咲かせた。
 

 
282お湯トーク5:2008/11/28(金) 00:55:02 ID:ZxHffGzt
 
 
 
 
 
 
 
 …花園の裏側、垣根の向こう、男湯では。
 
 自信喪失によりドザエモンと化している忍びが一人。
 泣きながら走り去っていく赤い男が一人。
 のぞきをしている慶次が一人おりましたとさ。
 
 
 
 完

283名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 01:18:09 ID:aO01uDqs
乙!
長政と幸村に笑ったw
284名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 01:52:50 ID:sq2iIOBO
乙!!
長政が早漏はありえすぎて吹いたw
3つ数えるうちに発射ですね、長政さま!
285名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 19:01:55 ID:e6lEyz9g
佐助www元気出せww
286名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 20:47:30 ID:PwMzjdkw
乙でした!
男湯に
「俺はロリコンじゃねぇ!いつきが好きなだけだ!」
と、現実を認めようとしない青いのも混ぜてやってくれwww
287名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 00:51:55 ID:8yZEbhtB
乙です。常識人なのにひっそり浮気してる濃姫w

いつきちゃんがもしこのお湯トークに参加してたらどうなったんだろう?
288278:2008/11/29(土) 01:50:57 ID:jDMvIHZf
小十郎いれわすれたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
orz
誤字もいっぱいで修行が足りませぬおやかたさむぁぁぁ!!
289君に捧ぐ花:2008/11/29(土) 16:32:03 ID:fvZ3qkfo
んでは空気読まずに初投稿でも。



注意書き
信長×濃姫(エロなし)
(多分)ほのぼの
若い頃のお二人登場

「おっしゃ、ばっちこーい!」な方はプリーズスクロール!






「帰蝶よ、尾張の織田の許へ嫁げ」

あの日の父の言葉が、私の運命を決めた―



雲一つない、抜けるほどの青天の午後。
尾張の地にある織田の屋敷へ向かう煌びやかな行列があった。
その行列の中心には、美濃の斎藤氏の家紋「立波」の施された立派な輿。
その輿の中に、後に「濃姫」と呼ばれることになる女性、「帰蝶」はいた。
純白の花嫁衣裳に身を包み静かな気持ちで輿に揺られていた帰蝶は、微かに息を吐いた。
「尾張のうつけ者、織田信長」
これから自分が嫁ぐ者。そして、これからの自分の生涯を共に過ごす者。
その評判は帰蝶も何度か耳にしたことがある。
290君に捧ぐ花 2:2008/11/29(土) 17:06:04 ID:fvZ3qkfo
あまり褒められるものではなかったが、それでも帰蝶は良いと思った。
この戦乱の世。政略結婚など珍しいものではない。
不安や寂しいと思う気持ちが全くないわけでもない。
しかしそれ以上に、諦めに似た感情が胸を支配していた。
せめて父の役に立てればと、半ば無理矢理自分を納得させて家を出てきた。
もう、心残りなどない。
ふと、最後に見た父の顔を思い出した。
自分から輿入れをしろと言ったにも関わらず、見送りに来た父は何処か寂しげな表情だった。
そんな顔をするくらいなら最初から言わなければ良かったのに、と帰蝶は思う。
いまさら思っても、仕方のないことだが。
と、輿が一度大きく揺れその場に止まった。
あぁ、漸く織田の屋敷へ着いたのかと酷く落ち着いた頭の片隅で思う。
さっと輿の入り口が開かれた。
輿から降り立とうとする帰蝶だったが、何かの視線を感じ上を見上げる。
視線のその先、薄汚い着物を纏い酷く冷たい目をした男が自分を見下ろしていた。
直感で感じた。
あぁ、この男が織田信長なのだと。
「信長…様?」
気付いた瞬間、思わずビクリと身体が震えた。
恐怖に似た感覚、しかし恐怖とは何かが違う感覚。
暫く見詰め合っていると、「ふん」と信長のほうから視線を外した。
そのまま帰蝶を振り返ることなく屋敷の奥へと消えていく。
そんな信長の後姿を、帰蝶は何処か呆気にとられたような表情で見送った。

それから信長は、ちらりとも帰蝶に視線を寄越さなかった。
式のときも、初めて共にする夜も、屋敷の中でも。
声をかけるどころか同じ布団を共にしようとさえしない。
「の、信長様…美濃の家から贈り物が来たのですが、宜しければ…」
そう声をかけても、信長は何も言わずスッと横を通り過ぎるだけだった。
まるで自分がそこには存在しないとでも言うような扱いに、帰蝶は不安と寂しさで泣きそうになった。
自分は何か気に障るようなことをしたのだろうか。
だから信長は自分を見てくれないのだろうか。
自分は、何のために織田(この家)に嫁いできたのだろうか。
「父上…。帰蝶は……何の為に此処まで来たのでしょう…」
織田に嫁いで14日目の晩。
帰蝶は独りぼっちの部屋で、声もなく泣いた。
291名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 17:30:51 ID:sKQvNSLD
もしかして、書きながら投下?
292名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 19:00:07 ID:FMM1GSa8
>>289
続き待ってるので良かったら投下してみて下さい。
293君に捧ぐ花 3:2008/11/29(土) 19:04:41 ID:fvZ3qkfo
>>291>>292
ごめんなさい、飯食ってたから中断してましたorz
もう少し続くからよければ見てくだされ!
(ちなみに書きながら投稿なんで時間が開くのは目を瞑ってやってください…)


それから数ヶ月が過ぎた。
相も変わらず信長は帰蝶に見向きもせず、帰蝶も漸くそれに慣れた頃だった。
そんなある日のこと。
シュッと部屋の襖が開け放たれ、信長が帰蝶の部屋へとやってきた。
「か、上総介様…お呼びでしたら帰蝶が行きますものを」
戸惑い交じりにそう言えば、信長は珍しく言い淀む様子を見せた。
どうしたのか、と小首を傾げる帰蝶に背を向けると、
「…着いてこい」
そう小さくぼそりと呟き、足早に廊下を進んでいく。
呆気にとられた帰蝶は暫くその背中を見送っていたが、ふと我に返ると慌ててその背中を追った。
暫く廊下を歩けば、綺麗に手入れの施された庭が目の前に広がる。
信長はその庭に足を下ろし、足袋のまま進んでいく。
足袋が汚れてしまう、とか何をするつもりなのか、と不安げに帰蝶が見守る中、
信長は庭の一角にしゃがみ込むと何かをし始め、再び立ち上がった。
振り向いたその手に何かが握られているのを見て、帰蝶の不安は好奇心へと変わった。
微かに吹く風と歩く信長の動きに合わせて揺れる紫。
凛と可憐に咲く、桔梗の花。
しかしその花を持っているのが信長、というありえない光景に思わず目を瞬かせる。
そうこうしている内に信長は帰蝶の前へと立つ。
俯き気味の顔が微かに紅くなっているのは気のせいだろうか。
「…帰蝶、手を出せ」
初めて信長が帰蝶の名を呼んだ。
一瞬反応に遅れた帰蝶が慌てて手を差し出すと、やや乱暴に、それでも優しくその手に桔梗の花を握らせた。
「これは…」
「受け取れ」
ぶっきらぼうに言うと、ぷいっとそっぽを向いてしまう。
その耳が微かに紅くなっているのを見て、
今まで信長に感じていた寂しさやら不安が一気に嬉しさや愛おしさに変わり、
帰蝶は驚きに見開かれた目からぽろぽろと透明な涙を零した。
「……っ」
「な、何を泣いておるか!」
急に泣き出した帰蝶に、信長が慌て出す。
初めて見る心底焦ったような信長の様子に、帰蝶は抱きしめるように桔梗を抱えたまま頭を左右に激しく振った。
「いいえ…っいいえ…!帰蝶は嬉しいのです、上総介様…!」
泣きながら、それでも嬉しそうに、幸せそうに笑う帰蝶に信長は照れたように頬を掻く。
そして帰蝶のほっそりとした身体に手を伸ばすと、壊れ物を扱うかのように優しく抱き寄せた。
「貴様は今日から濃…、『濃姫』と名乗れ」
「濃…で御座いますか?」
信長が一つ頷く。
「美濃から来た貴様には似合いの名であろう。…文句はあるまいぞ?」
「文句など…あるわけございませぬ…っ」
文句なんてあるわけない。
ただ、嬉しくて仕方がなかった。
世界でたった一つの名前を、世界で一番愛しい者から貰ったのだ。
これほどの幸せが他にあろうか。
「我はこの尾張から天下を統べる。濃よ、我についてこい」
「はい…はい…っ、上総介様…!」
強く抱きしめられる腕に応えるかのように、帰蝶は信長の背へ腕を伸ばした。
この人となら、何処へでも、どんな地獄へも行ける。
いや、行ってみせる。
そう「帰蝶」、「濃姫」は心に強く誓った。
294君に捧ぐ花 4:2008/11/29(土) 19:51:33 ID:fvZ3qkfo
あれから数年の月日が経った。
天下を包んでいた戦火はさらに激しく燃え広がり、それぞれの思いを胸に秘めた者達が立ち上がった。
その中に、「濃姫」もまた自分の願いのために身を投じていた。
信長を天下人に。
ただ一つの、しかし純粋で強い願いのために。
ふと着物の帯に手を伸ばす。
帯の中から出されたのは綺麗な布で作られた守り袋。
その中には、あの日信長に貰った桔梗の花が入っている。
残念ながら花は枯れてしまったが、それでも捨てるのが勿体無くてずっとこうして守り袋にいれ、
肌身離さず持ち歩いている。
あの日からこのお守りは、濃姫の大切な宝だ。
「濃姫様ー!」
遠くから、子供の声が聞こえる。
振り返れば、此方へと走ってくるまだ幼さの残る少年。
濃姫と信長が我が子同然に可愛がっている部下、森蘭丸であった。
「濃姫様、何を見ていたのですか?」
「ふふ、気になるの?」
手元を覗き込み、続いて自分の顔を見上げてくる蘭丸に濃姫は優しい笑みを浮かべる。
「お守り…?」
「えぇ、私の大切なお守りよ」
ぎゅっとお守りを握り締めれば、顔を見上げていた蘭丸がにっこりと笑った。
「濃姫様、幸せそうですね」
そんな顔に出ていたのだろうか。
思わず顔に手を当てれば蘭丸はさらに笑みを深めた。
「あ、濃姫様赤くなってるー!」
「こ、こら蘭丸君!大人をからかわないの!」
ケラケラと笑う蘭丸に、それ以上怒る気も失せて一緒に笑ってしまう。
「ねぇ、蘭丸君。上様を見かけなかった?」
「信長様なら、さっき縁側のほうでくつろいでましたよ」
丁度いい。
濃姫は蘭丸に礼を述べると、信長のいる縁側へと歩き出した。
そんな濃姫の様子に不思議そうに小首を傾げていた蘭丸だが、口元に小さな笑みを浮かべてその背中を見送っていた。
295君に捧ぐ花 5:2008/11/29(土) 19:52:19 ID:fvZ3qkfo

「上総介様」
そっとその名を呼ぶ。首は動かさずじろりと視線だけを投げかけられる。
あの頃から変わらない、信長の癖のようなものだ。
濃姫はクスリ、と小さく微笑むと信長の隣に立つ。
「上総介様、お隣宜しいでしょうか?」
「好きにせい」
ズズッと茶を啜りながら信長は答える。
では遠慮なく、と隣に腰掛け濃姫は庭を見やる。
季節の花々が綺麗に咲き誇る庭はとても美しく、天から降り注ぐ陽の光も心地良い。
濃姫は暖かな陽だまりに目を細めながらも、此処に来た本来の目的を果たそうとする。
「上総介様」
「何ぞ」
声をかければ答えてくれる。
輿入れ当初は考えられなかったこのやり取りに、思わず笑みが零れた。
クスクスと笑う濃姫に、信長は訝しげに眉を顰める。
「用があるならばさっさと言わぬか」
「…この花を」
そう差し出したのは可愛らしい小さな黄色の花を幾つもつけた、白妙菊の花。
先ほど庭で摘んできたものだ。
差し出された花に、信長はさらに眉を顰める。
「…花?」
「貰っていただけませぬか?」
口元に小さな笑みを浮かべ、小首を傾げれるように顔を覗き込めばゆっくりと花に手が伸ばされた。
「ふん、貰ってやらぬこともないわ」
むすっとした顔で花を持つ信長の顔はなかなか面白い。
その表情が照れ隠しなのも知っている。
だからこそさらに深まる笑みを抑えきれない。
296君に捧ぐ花 6:2008/11/29(土) 19:53:27 ID:fvZ3qkfo
「…何ぞ」
不機嫌そうに言う信長に笑ってみせる。
「いいえ、何も」
甘えるように肩に頭を乗せれば、「ふん」と鼻を鳴らして茶を啜る。
暖かな陽だまりと遠くに聞こえる小鳥の囀り。
穏やかな時間が二人を包み込む。
「濃よ」
ふとその沈黙を破るかのように信長が口を開いた。
濃姫はそれには答えず、黙ってその先を促す。
「我についてこい」
紡がれたのはあの日と同じ言葉。
答えは決まっている。
輿入れしたあの日から。いや、きっとこの世に生を受けた時から。
全ては決まっていた。
今までもこの先も、胸に誓った答えはただ一つ。
「…はい、あなた」
暖かな陽だまりと、服越しに伝わる愛しい者の温もりを感じながら濃姫は目を閉じる。



例え血と死に溢れかえる戦場だろうと、

救われることのない地獄の果てだろうと、


この人となら、何処までも行ってみせよう。




―どこまでも、濃めがお傍におります。



297名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 19:56:38 ID:fvZ3qkfo
あとがきついでの補足

花言葉
桔梗:変わらぬ愛
白妙菊:あなたを支えます
298名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 20:58:16 ID:zV1muVUS
うぉぉおおGJGJ!!!!
じんわりとした暖かみのある夫婦最高ですた!
最後にほろりとなんだか切なくなりました。
素敵夫婦乙でした!!!!
2994スレ目588:2008/11/29(土) 22:07:02 ID:FMM1GSa8
GJでした!!!!
ほのぼの魔王夫婦良過ぎる……。


序になってしまい申し訳ありませんが、感想下さった方有り難うございました。
読み返して下さる方もいらっしゃるんですね。励みになります。
蛇足ですが今回タイトルにした通草(アケビ)は「唯一の恋」という花言葉を持っています。
また、文中の果実はミツバアケビの実です。
300名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 02:51:07 ID:aNkRPXR/
OCWの若魔王が頭をちらちらしてにやにやしっぱなしだった
GJ!
301名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 20:58:32 ID:h+5DWCv1
若いっつーか青い魔王と嫁さんgj!
表立ってない愛情イイ!
でも途中で途切れてたら戸惑うから、今度からはメモ帳とかに纏めてから投下してほしいな

>>299
ちょっとアケビ買ってくる
302289:2008/11/30(日) 23:08:42 ID:9axRbjVF
>>289です。
皆さん御感想有難う御座いました!
一つ一つの言葉が温かくて、胸に染み込んでいきました。
これからも日々精進していきますぞ、オヤカタサムァー!
そんなわけで調子扱いて続編です。詳細は下の方で。
今回は前回の反省を踏まえて、きちんとメモ帳に書いてから載せていますorz

>>299
素敵な花言葉ですねぇ。
今度からアケビを見る目が変わりそうです(笑)


注意書き
信長×濃姫(エロなし)
※死にネタ(多少血グロ含むので注意です)・シリアス
「君に捧ぐ花」続編
303空に咲く胡蝶 1:2008/11/30(日) 23:10:12 ID:9axRbjVF

約束した。

何処までも何処までも、

ついていくと。傍にいると。


約束したのに――




硝煙、そして咽せ返るほどの血と腐臭が立ち込める戦場の中、濃姫は一人ぽつんと立っていた。
足元に転がるのは数え切れないほどの骸。
まだ温かく柔らかいそれに思わず眉を顰める。
そんな自分の身体は、その骸達の返り血で染まり上がっている。
生理的嫌悪に吐き気がするが、もう気にならない。
少しでもあの人の、信長の役に立てたのならと、なんとも言えない幸福感さえある。
「これでまた一歩…」
あの人の天下へ近づいた。
その事実に、口元に笑みが広がるのを止められない。
濃姫は両手の銃を握り締め、本陣へ戻ろうと踵を返す。
その時、

ドスッ

酷く重い音と共に、焼けつくそうな痛みが脇腹に広がった。
「え…?」
そっと視線を移せば、細長い槍が脇腹を貫いていた。
「…っ!」
瞬間止まった時が一度に動き出したかのように、喉に熱い塊が込み上げてきた。
口に手を当てればゴボリ、と紅い液体が手を伝い零れ落ちていく。
口の中に鉄の味が広がっていく。
二、三度よろめけば、不意に背後が目に入った。
揺れる視界に飛び込んできたのは、槍を両手に持ち血に塗れた敵兵の姿。
敵兵は濃姫と目が合うと「ニヤリ」と笑った。
まるで、「お前も道連れだ」とでも言うかのように。
304空に咲く胡蝶 2:2008/11/30(日) 23:11:23 ID:9axRbjVF
「この…っ!」
その笑みに激しい怒りを覚え、敵兵の眉間を狙って銃弾を打ち込む。
パンパン、と乾いた音が空気に溶け込む頃には、敵兵はもう動かなくなっていた。
「はぁ…はぁ…っ」
血の止まらない脇腹を押さえ、濃姫は肩で息をする。
彼女の身体には、脇腹の傷以外にも複数の傷が刻み込まれている。
その傷から、既に大量の血が流れ出た。
これ以上血を失えば、確実に死に到るだろう。
まだ、倒れるわけにはいかないのに――
濃姫はギリッ、と強く奥歯を噛み締めると、ふらつく足を叱咤しなんとか前へ進もうとする。
しかし、血を失いすぎた身体は言うことを聞かず、数歩前に進んだところでその場に倒れてしまった。
ふわり、と柔らかな感触と香りが鼻先を擽る。
視線だけを動かせば、風に揺れる花と緑。
そういえば、戦場となったこの地は花が多かったな、とぼんやりと考える。
柔らかな風が頬と花を揺らす。
ゆらゆらと目の前で揺れる花は、淡い青紫。
その色は、昔信長から貰った桔梗の花に酷くよく似ていて。
彼は、自分のことを怒るだろうか。
「どこまでもついていく」という約束を破った挙句、こんな場所で散ってしてしまう自分を。
それとも、「良くやった」と少しでも褒めてくれるだろうか。
そのどちらにも、幸せを感じる自分がいて。
「ふふっ…」
濃姫は涙を浮かべながら小さく微笑った。(わらった)
ゆっくりと瞳が閉じられていく。
戦場に儚く散っていった蝶の頬を、涙が一筋零れ落ちていった。

―父上…帰蝶は、幸せに御座いました…


その日、織田本陣には悲しみに暮れる兵士達の声が響き渡った。
戦は結局痛み分けに終わり、両者は互いに深い傷を負った。
幾人もの兵士の血が、戦場に流れた。
回収された遺体。その中に、濃姫の亡骸もあった。
身体のあちこちに傷を負いながらも、その死に顔は眠るように安らかだった。
「濃姫様!濃姫様ぁ!」
彼女を囲むように集う兵士達の中、一際大きな声で泣くのは蘭丸だった。
亡骸に縋りつくように泣く彼に呼応するかのように、兵士達も濃姫の名を呼びながらその死を悼んだ。
305空に咲く胡蝶 3:2008/11/30(日) 23:14:49 ID:9axRbjVF
そんな兵士達から一歩離れた場所に立つのは、織田信長と明智光秀。
二人は酷く醒めた表情でそれを見つめている。
「…泣いているのですか、信長公」
沈黙を破って、光秀が問うた。その表情にいつものような笑みはない。
それは問いというより呟きに近かったが、信長は小さく鼻を鳴らしただけだった。
「たわけが…」
マントを翻しその場を後にしようとする信長だったが、ふと何を思ったのかその足を兵士達のほうへ向ける。
涙に暮れる兵士達を押し分けるように前に出ると、
眠ったように動かない濃姫を静かに見下ろす。
そしてそっとその場に膝を着くと、いつの間に摘んでいたのか青紫の花を濃姫の髪に挿した。
墨のような黒髪に凛と咲き誇る、紫苑の花。
「信長様…?」
「…愚かな女よ、哀れとは思わん」
涙に濡れた顔で見上げてくる蘭丸に目もくれず、信長はマントを翻すと今度こそその場を後にした。
「……帰蝶」
信長のいなくなり、沈黙の訪れたその場に光秀の声が静かに響く。
「貴女はきっと、幸せだったのでしょうね」
その声には、彼にしては珍しく哀悼の響きが込められていた。
風がさらさらと吹く。
光秀は信長の後に続くようにその場を立ち去った。
「濃姫様…微笑ってるんですか…?」
今まで光秀に向けていた視線を再び濃姫に戻し、蘭丸は小さく呟く。
柔らかな風が紫苑を揺らす中、濃姫の顔は何処か微笑っているように見えた。

誰もいないその場所に、信長は一人立っていた。
様々な花が咲き誇る中、風が優しく吹き抜けていく。
信長は空を見上げて瞳を閉じる。暗闇が支配する視界の中で、想うのはただ一人。

―上総介様。

もうこの世にはないはずのあの声が、聞こえた気がする。
その声が耳の奥から消えぬ内に、信長は瞳を開いた。
「余についてこいと言ったはずよ…」
その声は何処か寂しげだったのにも関わらず、頬には涙一つ流れなかった。
それが無性に腹立たしく、信長は「ふん」と不機嫌に鼻を鳴らした。
穏やかな風が吹き抜ける中、まるで寄り添うかのように桔梗と白妙菊が揺れていた。


あの日この指に止まったはずの胡蝶は、儚く空に散っていった。





※紫苑の花言葉:「遠方にある人を思う」「思い出」「君を忘れない」「追憶」
306名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 00:59:26 ID:SvYeaY0r
泣かしてくれるぜ(ノд`)
信長の最高なツンデレっぷりと、濃姫の健気さがGJ!
それにしても仕事が早いな!
それなのにこの高クオリティ…さぞや名のある大将殿と見た

そして最近投下ラッシュで嬉しい
307名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 01:17:13 ID:gp+QnRyX
ほのぼの純愛話をたった1日で死ネタにするって…
308名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 07:52:18 ID:HGSkRxfJ
前回の微笑ましさとのギャップが余計に涙を誘うぜ
相当の手練と見た。とにかくGJ
309名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 07:39:36 ID:kyvby5Yo
信濃GJでした!
310名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 09:11:04 ID:jmdArZRK
国名の信濃に見えたw
311名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 09:19:55 ID:F1u/1DQJ
おまおれww
312名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 11:19:47 ID:Ul0HSK/4
久し振りに2無印をプレイしたんだが、まつストーリーのOPムービーで
まつ様の巨乳っぷりに萌えたw
313名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 19:59:41 ID:D6s9t/Zw
そういえばバトルヒーローズの全キャラ集合図で
慶次の隣のまつが近すぎて
利家が見てないのを良いことに浮気してるように見えた\(^o^)/
314名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 20:13:31 ID:jKET3RzN
バトルヒーローズといえば、慶次ストーリーで誰が絡んでくるのか楽しみだ
公式サイトの
「ある者は相手を信じるがため、ある者は相手を案ずるがため」
ってのが気になるな。
浅井軍と織田軍かと思ったが、慶次いわく「浪漫だねえ」な忍びの恋かもしれない
315名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 22:37:09 ID:Z5OFxIlx
ラブラブ甲斐の虎×軍神

その1:人取橋
松長「卿は何を考えているのか分からないな」
謙信「ふふ…わたくしはいつも しんげんのことばかりをかんがえていますよ」
信玄「それは真か、謙信!!」(物影から飛び出す)
謙信「しんげん!なぜここに…」
信玄「お主が心配で、甲斐から飛んで来たのじゃ!
   それよりさっきの言葉は真か!?」
謙信「そ、それは………まことです、しんげん…」(顔を赤らめる)
信玄「謙信…」
謙信「しんげん…」
(咲き乱れる薔薇)
松長「……」

その2:京都
かすが「きれい…こんな街をいつか謙信様と…」
謙信「つるぎよ おまえもかがやいていますよ」
かすが「謙信様…」
信玄「いや!謙信の方が輝いておる!!」(物影から飛び出してくる武田軍)
謙信「しんげん!」
かすが「貴様ら!どこから湧いて出た!」
信玄「謙信の美しさは天下一じゃ!」
謙信「しんげん…」
信玄「謙信…」
(咲き乱れる薔薇)
佐助「俺達も仲良く…」
かすが「しない」

その3:春日山城
かすが「今年もたくさんマツタケが採れましたね」
謙信「ええ しかしこんなにあってはたべきれませんね…
   ……たけだぐんに おすそわけにいきましょうか。しょうしょうとおいですが」
信玄「そのようなことはしなくてよいぞ、謙信!」(物影から飛び出してくる武田軍)
謙信「しんげん!」
かすが「またお前らか!」
信玄「なぜならワシがここまで来てしまったからじゃ!
   というわけでマツタケを馳走になるぞ、謙信!お礼に今夜ワシのマツタケを馳走する!」
謙信「しんげん…」
信玄「謙信…」
(咲き乱れる薔薇)
佐助「かすが、俺のマツタケを」
かすが「食べない」
316名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 23:29:43 ID:G5AGY+dL
お館様www佐助涙目w
GJでした!
317名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 23:44:07 ID:55/P1Jcr
盛大に噴いたwwwwwwwwwwwww
GJ!!!!!!
また書いてくだされ!!!!
318名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 01:08:36 ID:N+kGLluj
利家「まつ〜、俺のまつたけを・・・」
まつ「犬千代様のはエノキタケにござりまする。」
319名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 08:05:31 ID:Axet5fWZ
利家www
でもえのきなら長さだけは十分だ!!
320名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 13:17:54 ID:9l+VegFx
コントのようなお館さまの登場の仕方に昼飯ふいたww
321名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 16:14:00 ID:baMmWB4c
毎回律儀に「しんげん!」と叫んでくれる謙信様に吹いたw
322名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 18:28:36 ID:FA6xarLC
市「他の殿方のものは、松茸なの……?でも、長政様のは」
長政「無駄口を叩くな、市ぃ!!!!」
323名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 19:46:20 ID:xLSEg7pE
長政さまのは
@エリンギ
Aポルチーニ
Bなめたけ
324名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 20:28:55 ID:/vkoypZ0
4・育ちきっていないタマゴタケ
325名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 12:37:14 ID:BYsGDZmP
5.舞茸
326名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 14:56:41 ID:Y08DDDNC
>325 たぶん性病だから病院に行くコトをオススメするwwww
327名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 16:56:10 ID:oFu5OTdN
6:ぶなぴー
328名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 17:38:17 ID:NtlYFrIJ
流れをぶった切るが

奉仕してるのに上から目線女王様な筆頭を書いてしまった。
後悔はしていない。
329名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 17:47:44 ID:STQ7WLl4
>>328
あとは……分かるな?
330名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 18:40:53 ID:7+pG0Um7
>>328
女体化?
331名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 22:35:11 ID:dHM888c6
避難所に投下してあったね。>>328
332名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 05:26:45 ID:PDoMiyNu
病弱仮面はんべ〜の、上杉軍乗っ取り計画(性的な意味で)
という言葉が頭に浮かんだ
上杉主従を性的な意味で虜にして武田軍の怒りを買う半兵衛。
ちなみに虜にした結果↓
・かすがは四六時中乳首を出していないといけない。出す方法は、あの黒い忍装束を左右にずらすだけ。
 そしてその乳首に自分から触れてはならない。触っていいのは半兵衛だけ。
 もし自分で触ったり、他人に触らせたらお仕置き(電気あんま)
・けんしんさまは下半身に何も着用してはいけない。もちろん毛も剃ること。
 何か着用したら部下を集めてその前で自慰させる。
・自慰をしたくなった場合、半兵衛の前でのみすること
・風呂に入っている半兵衛の背中は、積極的に流してよい
・寝るときは、かすが・半兵衛・けんしんさま の順で川の字になって寝る
・寝てるとき以外、半兵衛のマツタケを舐めていないと一緒に寝てあげない
・噂ではお仕置き目的に、わざと規則を破ることがあるとかないとか。

ごめん、なんか俺疲れてるな…オヤスミ
333名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 17:17:45 ID:cY5siXR6
佐助が暗殺にきそうだなw
334名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 00:45:26 ID:drE9ndej
四六時中乳首丸出しかすが(;´Д`)ハァハァ
剃毛自慰けんしんさま(;´Д`)ハァハァ
とか思ってたら
> ・風呂に入っている半兵衛の背中は、積極的に流してよい
> ・寝るときは、かすが・半兵衛・けんしんさま の順で川の字になって寝る
> ・寝てるとき以外、半兵衛のマツタケを舐めていないと一緒に寝てあげない
お茶吹いたw川の字wwかわいいw
確かに佐助が暗殺に来そうだ
335名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 01:30:53 ID:d+16A68T
(#-゚д゚) べ…別に羨ましくなんか、ないんだからね!
336名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 08:04:51 ID:ENfZfr8Z
流れぶった切るがバトルヒーローズの佐助ストーリーモードの展開を妄想してみた。
外れても泣き言は申さぬ。


1:密書を持ったかすがを追いかける
2:そこに密書を狙う第三者が現れ、かすがと共闘(負けバトル)
3:第三者にかすがごと密書を奪われ奪還を計る
4:第三者を倒すが、かすがの持っていた密書は偽物で本物は既に謙信の元に運ばれたあと
5:やれやれ骨折り損かよ、とがっかりしてエンディング



まあアレだ、「密書どこに持ってんのー?」とか言いながらかすがに性的な身体検査を(ryaうん…?眩し
337名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 15:15:22 ID:xksUhEU1
(*-゚∀゚)=3
338名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 22:05:28 ID:x9/+l5S4
ヒョオォーッ バンッ!!(効果音)

川中島にて数度目の戦となった武田軍と上杉軍。
今回もまた互角の戦いとなり、武田軍大将・武田信玄の元へ
騎乗した上杉軍大将・上杉謙信が単身突撃してくるのだが、やはり決着はつかず……。
また次回に持ち越しだと、謙信は騎乗したまま立ち去ろうとしたが
突如鳴った雷に驚いた馬が暴れ、謙信は信玄の上へ振り落とされてしまう。
突然のことに信玄も受け身が取れず、二人は崩れるように倒れ込んだのだった……。

「……ん? なんじゃ、からだがかるいのう……」
「体が重い……頭が暑苦しい……?」
「な、なんじゃ!? めのまえにわしがおるぞ!」
「何たる……おお、毘沙門天よ……」
「きゃああああーっ! け、謙信様ぁ!?」
「お、お館様ぁぁあああ!?」

『入れ代わり!謙信玄!!』

ババンッ!!(効果音)


……みたいなストーリーがあればいいのに。
339名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 22:24:47 ID:tF943cfp
薔薇を背負って抱き合うお館様(中身けんしんさま)とかすが
殴りあうけんしんま(中身お館様)と幸村

けんしんさまの身体が持つか心配だw
340名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 22:51:21 ID:1Sil9GBk
ぅお館さむぁぁ!!>(*・∀・)=○)┏┓`)∴
(;-゚Д゚)<ちょ、旦那!そっち軍神だってば!
Σ(;・∀・)<しまった!ついいつもの癖で…
ζ#゚听)<真田幸村……貴様覚悟は出来ているか!
(;`!´)<………
(ムテ皿キ)<謙信様と甲斐の虎が入れ替わっても俺は無敵ぃ!

こうですか分かりませんorz
ゲーキャラ板臭くなってごめん。吊って来る……
341名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 22:54:43 ID:bQXWJLsF
ちょ、謙信様大丈夫かww
でも謙信様なら仏様みたいな笑顔で許してくれそう…
342名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 22:59:24 ID:crB/5uPo
お約束な感じで
鏡の前で裸になり謙信さまの体を丹念に見るお館様と
手で顔を覆い「おお…びしゃもんてんよ」と呟きながらお風呂に入る謙信さましか浮かばなかった

自分の妄想力の無さに少し泣いた
343名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 01:35:43 ID:RJHYIF9h
>手で顔を覆い「おお…びしゃもんてんよ」と呟きながらお風呂に入る謙信さま
どっちかというと余裕綽々の顔で
(ほう・・・このにくたいがしんげんの・・・)
とか思ってる謙信様のイメージだったから
ものごっつい萌えた。
しかし体はお館様なんだよな・・・w
344名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 07:54:58 ID:n6aiM5db
瞳を潤ませながら流麗な仕草で入浴するお館様想像した。正直記憶を消したい。

ついでに冬と言えば雪見風呂だよなーとか想像してみる。はしゃぐいつきを濃姫様が面倒みつつ、女性陣が艶話に華を咲かせてはくれないだろうか。
345名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 08:16:35 ID:70u3+/0M
奥州の秘湯でガールズトークですね、分かります!

おまいら、年末年始の姫始めも忘れるなよ
346名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 20:14:31 ID:GCiatQme
木の枝でカムフラージュした野郎共の
男のロマンという名の覗きタイムも忘れちゃいけねぇな
347名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 20:25:09 ID:qeWwwbpo
女性陣と混浴する野生の猿に嫉妬する野郎共も忘れないでくれ
348名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 20:26:21 ID:5Wpq31eQ
>>344
> 瞳を潤ませながら流麗な仕草で入浴するお館様想像した。
くそっ この一文に釣られて俺も想像しちまった…
誰も見ていないのに逞しい腕(腕毛モサモサ)で
逞しい胸板(胸毛モサモサ)をそっと隠しながら入浴するお館様をな……
しかし意識するあまり下半身に熱が篭ってしまい、勃起にアワアワする謙信様もいいよね!
外見はお館様だけどね!

温泉といえば、
女性陣が酒飲みながら猥談してるところに男性陣が入り込んで来て、
酔った勢いもあってまつと利家が見せ付けるように事を始めちゃって
触発された他の皆も各々楽しみ始めちゃって、皆で温泉プレイだぜ!
っていうのが読みたい
349名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 22:51:52 ID:cl4yTLjY
けんしんさまと信玄の入れかわりで盛り上がっているようなので、自分も光秀と濃姫で想像してみたが狂ったように笑う濃姫しか浮かばなかった…
350名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 22:56:45 ID:ekFH4R3d
そんな濃姫見てみたいw
でも濃姫で1000人斬りしたら笑うんだっけ。
351名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 00:06:31 ID:MBzGJyc7
信長公が「フハハ!それでこそ魔王の妻よ!!」と褒めてくれる時もあります。
352名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 00:29:23 ID:/o8bnMz+
入れ代わり光濃で、濃姫(見た目明智)を拘束して本人に見せ付ける様に目の前で自慰をする明智(見た目濃姫)という妄想が頭をよぎった。
誰か…!
353名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 00:43:38 ID:l3soqM2W
>>352は半兵衛以上の天才に違いないハァハァ

魔王の妻という肩書や立場がきつくて明智に助けを求めるも、
明智も明智でヤバかったというオチの濃姫しか妄想できなかったので
普通にエロい光濃見たらニヤニヤが止まらない(いい意味で)
354名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 09:59:58 ID:Ys7Km8Dj
>352

ほら帰蝶、見てくださいよ。もうこんなに濡れてしまいましたよ。こんなに感じやすいなんて、貴方意外と淫乱なんですねえ。
胸も柔らかくて揉み心地がいいですし、ほら、分りますか? 乳首もこんなに可愛らしく勃っていますよ。
本当にいやらしい体ですねえ。そろそろ指を入れてもいいですか? いいですよね? いいでしょう?
こんなになっているんですから貴方も入れたいですね? 入れますよ?
ああ……どんどん入ってきますよ。見えますか? 貴方のここがおいしそうに咥え込んでいきますよ。
中も柔らかくて熱くて気持ちいいですねえ。締まりもいいですし、これは良い……
いつもはどうやって愉しんでいるんですか? 教えてくださいよ。奥ですか? それとも手前ですか?
でもどこを触っても気持ちいいですねえ。ああ、いい……
ああ、使いたかったら私の体も自由に使ってくださって構いませんよ。折角ですから一緒に愉しみましょうよ、ねえ帰蝶!


書いてみようと思ったけど、こんなのしか思い浮かばなかった。
355名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 10:17:17 ID:VYelzRCt
>>354
構わずそのまま続けてくれ!

しかし一歩間違うと光濃逆レイーポで
光秀(中身濃姫)がアンアンよがり狂うという情景が……あんまり変わんないか。
356名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 21:46:59 ID:+DWFLX09
>>354
わっふるわっふる
357名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 01:32:42 ID:pgOPbkzY
>>354
それ見てた濃姫(見た目明智)が勃っちゃって更に言葉責めですね、わかります。
見た目逆レイーポもいいなはぁはぁ
明智は明智で自分を犯してるみたいで興奮すればいい、奴ならできる筈だ!
358名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 04:07:58 ID:geeNEV3B
政宗⇔いつき⇔小十郎
利家⇔まつ
佐助⇔かすが
長政⇔市

ほかの入れ替わりネタ考えてたけど、やっぱり女キャラ少ないなorz
しかし入れ替わりにはロマンがある。
元に戻るにはセクースしなければならないとか、古典的なものなら尚良し。
359名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 07:20:46 ID:z5zE6Qg4
>>358
政宗といつきが中身入れ替わったら、政宗はエロいことしそうな気がする。
まだ若い政宗の体が朝勃ちして何がなんだかわからず困るいつきに「こうすりゃ治る」とフェラしたり、男の体では風呂に入れないと困るいつきに一緒に入ると言ってあんなことやこんなことをしたり。

こじゅといつきが入れ替わったら二人して泣きそうだけど…w
360名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 19:10:45 ID:quqjqw1d
佐助⇔かすが入れ替りと聞いてちょっと瞬を駆け抜けたモノ
・イチャつこうとするかすが(中身:佐助)を邪険にあしらう佐助(中身:かすが)
・幸村に「ほらほらおっぱい触ってみるー?」ってからかうかすが(中身:佐助)に
 「無断で勝手に触らせるな!」と怒る佐助(中身:かすが)
・自分から跨って腰振るかすが(中身:佐助)の下で早く終れと思ってる佐助(中身:かすが)


>>354
わっふるわっふるぅぅぅぅ!!!!
361354:2008/12/10(水) 19:35:01 ID:2f7013Wo
>357のネタにみなぎってきたので、頑張ってみることにした。
今は忙しいので、後できちんと書いて投下しにくるよ。

かすがの入れ替わりネタだったら、幸村⇔かすがも面白そう。
「こ、これがかすが殿の……うおおお! は、破廉恥でござる!!」と赤面しながらも
物陰でこっそり胸を見て鼻血吹く幸村(見た目かすが)とか、
「さわらせてよ旦那!」とか幸村(見た目かすが)言ってるところを見つかって、
かすが(見た目幸村)にボコられる佐助とか、
いつもの癖で「お館さむああ!」やろうとしてぶっ飛ばされる幸村(見た目かすが)とか。
362名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 19:58:34 ID:qcjKPrhm
>>359
政宗⇔いつき話が超見たいでござるよお館ざぶわぁぁぁぁ!
筆頭はエロい知識無駄に持ってそうだから、いらんこと教えまくりそうだw
元に戻った後も疼いちゃって、ぎこちなくオナヌーするいつきとか(*´Д`)ハァハァ

>>354の幸村⇔かすがも楽しそうで、わっふるが止まりません。
363名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 20:34:53 ID:pgOPbkzY
>>354
わっふるわっふる!

自分357で実は352なんだがなんか非常に嬉しス
でも破廉恥脳でごめんなさい
ちょっと明智(見た目濃姫)に体力吸収されてくる!
364名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 20:35:28 ID:zBl6va0H
>>362
オナニー中は襖の隙間から筆頭が見てる
それを家政夫小十郎が見てるなんだろ?
分かってるぜ、旦那
365名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 00:14:23 ID:Tf780GO6
入れ替わりで盛り上がる中、申し訳ない

>>245の続き(小十郎×謙信(女設定))です
・ギャグだと思って読んでください
・小十郎が変態っぽい
・すこしいんらんけんしんさま
>>245の後半のテンションが駄目だ無理だという方はスルー推奨


謙信は震える手で小十郎の刀を握ると、そっと切っ先に唇を当てた。
「うっ…」
小十郎が声を漏らした。謙信は少し驚いた様子で唇を離し、小十郎を見上げる。
「…気になされるな」
何でも無いという顔を作り、謙信に先を促す。
実は男ばかりの伊達軍に居る為、誰かに愛刀に触れてもらうのは久し振りだった。
なので軍神の予想以上の唇の柔らかさに反応してしまったのだが、
いくら何でも格好悪い気がした小十郎は、眉間にいつも以上に皺を寄せた。
謙信は暫し無言で愛刀を見詰めていたが、目を閉じて刀に舌を這わせた。
今度もまた声を漏らしそうになったが、小十郎は唇を噛んで我慢した。
姿形を確かめるように動いている舌は、謙信の雰囲気や外見とは違ってとても熱い。
それが緩やかに先端に移動し、円を描くように舐め回し始めた時、
小十郎はやはり呻きそうになったのを我慢しながら薄く笑った。
「随分と手慣れていらっしゃる」
軍神は咥えたまま笑っただけだった。そして添えていた手に力を入れ、上下に動かし始める。
細く白い指が太く黒い刀に絡み付いて動いている様子は官能的で、
見ているだけでも先走り汁が溢れ出てしまう。
硬さを確認するように握り動かす手と、柔らかく包み込むようだが確実に攻めて来る舌。
小十郎は今、謙信にこうして愛刀に触れて貰っている事に対して、背徳的興奮を覚えていた。
聖将とも呼ばれる程に高潔で清廉だと思っていた人物が、こうして己の目の前で刀を舐っている。
それもかなりの技巧派だ。知ってはいけない部分を知ってしまったような気がして、
小十郎は謙信の見ていない時に声を出さず微かに笑った。勿論、優越感による笑みだ。
「どうです?」
不意に口を離して、謙信が上目遣いで問うた。
「りゅうのみぎめのあいとう……わたくしにもあつかえているでしょう?」
軍神は負けず嫌いだった。
静かに言った後、切っ先から溢れ出ている透明な液体を吸い取って微笑んでみせる。
小十郎の先走り液と自身の唾液とが混じって、てらてらと口元が光っている。
「フッ、まだ分かりませぬぞ。……刀は鞘に収めなければなりませぬ事を、御存知でしょう」
竜の右目もまた、負けず嫌いである。謙信に向かって言葉を投げ掛けたにも関わらず、
相手が口を開いて何かを言おうとしたのを無視して、手を謙信の下半身へと伸ばした。
「なにを…」
驚いて小十郎から手を離した謙信の股に触れる。
布越しでも十分に柔らかい肉が小十郎の指を押し返した。
「いけません、そこは…!ああ……!」
触れられた事に対しての恥ずかしさで、謙信は手で顔を覆った。
その間に小十郎は謙信が身に纏っていた鮮やかな空色の装束を脱がせていく。
謙信はこの時の事を、三世に渡る不覚だったと後に語る。
366名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 00:16:20 ID:Tf780GO6
「実にお美しい体をお持ちで…」
普段碌に露出されていない謙信の体は、軍神と謳われるだけあり鍛えられて引き締まっていたものの、
やはり女性らしい線を忘れてはおらず、肌は白雪のようだった。
紅くした顔を隠して首を横に振る謙信だったが、久々に見た女体が非常に美しかった為、
小十郎は舐めるように凝視した。
「みないでください…」
「何を仰る。このように綺麗な体、見ない方が罰当たりと言うもの」
今にも泣きそうな声の謙信に、僅かな理性しか残っていない小十郎が鼻息を荒くして諭すように言う。
正直に言ってしまえば、謙信のその泣きそうな声や顔、潤んだ瞳さえもが小十郎を焚き付ける。
愛刀を手で擦って静めながら、小十郎は謙信の片脚を掴んで広げた。
すると脚の付け根が露となり、謙信は更に顔を紅くする。
「ほう…」
顔を近付け、品定めするような目線で小十郎が見詰める。
すぐ目の前で戦慄いている柔肉は既に湿っていたが、小十郎に見られている事で一層潤いを帯び始めた。
「しゃぶって興奮しておられたか」
「そ、そのようなことは……」
「嘘はいけませぬな」
そう言うと、小十郎は煮え滾るように熱い自身の刀を謙信の脚の付け根にぴたりと当てた。
血管の浮き出た刀身が柔肉の割れ目に沿い、
興奮して自己主張をしている突起には涎を流す切っ先が押し付けられる。
「あっ、あっ…いけません……そんな…」
ゆっくり腰を動かし始めた小十郎に涙声で抵抗するも、下腹部は悦んでしまっていた。
小十郎が腰を動かす度、二人の体液が混ざり合って卑猥な音が立てられる。
筋や括れを柔肌に擦り付ける甘い刺激が下半身から伝わってきて気を抜けば顔が緩みそうになるが、
やはり格好悪い気がしたので、小十郎は眉間が痛くなるほどに皺を深くした。
しかし何時までもこうしている訳にはいかない。
刀は鞘に収めなければいけないと言うのは先程の自分の台詞だ。
動かしていた腰を止め、宛がっていた愛刀を離した。
そして息が上がっている軍神の細腰を掴んで体を反転させ、尻を突き上げさせる。
「りゅ、りゅうの…みぎめ……や、あぁっ…」
不安そうに振り返る謙信の白い尻肉を鷲掴みして、やわやわと揉み解すように手を動かした。
実の所、小十郎は謙信の尻に一番触ってみたかったのだった。
戦の最中に陣羽織が翻る度、垣間見える尻と太腿。
あの尻と太腿はむちむちしていて実にけしからん、一度この手で触ってやろうと、
竜の右目は虎視眈眈と機会を待っていた。
そして機会が巡って来た今、小十郎は思う存分手の平で餅肌を味わっている。
掴む手の平に吸い付くような手触りに、見た目以上の弾力性。
今すぐにでもむしゃぶりついて舐め回してやりたい気持ちを抑えつつ、尻肉を左右に広げた。
「あぁ…ああ……」
中途半端に慣らされて、痙攣するように蠢いている秘所が小十郎の前に晒された。
左右に開かれたせいで、濡れた桃色の襞が綺麗に見える。白い肌の中でその部分は目立っていた。
小十郎は声を出さないように喉の奥で笑い、待ち切れない様子の愛刀の切っ先を押し付けた。
そして肉を掻き分けるように腰を進め、少しずつ納刀していく。
「あ…あぁ……なかに…わたくしのなかに…、は、ああ…」
納刀する音に紛れて、溜め息を吐く様な声が聞こえる。
367名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 00:18:55 ID:Tf780GO6
根元まで入れ終えると、もう一度尻を掴んで揉みながら腰を動かし始めた。
肉壁が小十郎を締め付け、小十郎の硬い手が尻肉を弄ぶ。
「はあぁぁっ、あっ、あっ、あ…あ……」
「軍神殿は実に良い鞘をお持ちだ。…聞こえますか?」
そう言い、小十郎はわざと腰の動きを速めて水音を大きく響かせた。
目を瞑って音を聞いているだけで、
今二人の結合部分がどの様になっているのか安易に想像出来るようだ。
謙信は喘ぎ顔を伏せて、いやいやと首を横に振るが、
小十郎が音を聞かせてから増す増す締め付けがきつくなってきている。
抜刀と納刀を繰り返しつつ尻の肉を揉み続けるうち、
小十郎は自身の愛刀がこれ以上は耐えられないと訴えている事に薄薄気付き始めた。
軍神の狭苦しい鞘に扱かれて、後数回腰を動かせば達してしまうだろう。
それは持主である彼が一番よく分かっていた。
「軍神殿、もうそろそろ………ッ」
「はぁっ、ああっ、あ、んぁあっ」
謙信は顔を伏せたまま、頭を縦に何度も動かした。
赤くなっている耳朶を可愛らしく思いつつ、小十郎は動きを速め、より強く肉壁を擦った。
「んは、ぁ、ああっ!ああっ!」
「あああ…ッ、軍神殿……!」
限界を迎える一瞬前、小十郎は急いで愛刀を引き抜いて、
謙信の尻の上に白濁の精をたっぷりぶちまけた。
小十郎が気に入って暫らく揉み続けていた軍神の白い尻肉は桃色に染まっていたが、
放たれた精と似つかわしく、竜の右目はそれを満悦した表情で見た後、意識を手放した。



手早く着物を纏い身支度をした謙信は、寝転んでいる小十郎へと視線を移した。
彼はあの後そのまま崩れるように眠ってしまったので、謙信は四苦八苦して着物を正してやったのだが、
当の本人はそのような苦労を知る事も無く今もまだ眠っている。
「…わたくしはりゅうのみぎめのあいとうを、あつかえていたのでしょうか……」
誰に問う訳でも無く謙信は呟いて、慈しむように小十郎の頭を撫でた。
竜の右目は眠る時も眉間に皺を寄せたままのようだ。
「それでは、わたくしはおいとまを」
そう言って部屋を出た。招いてくれた男は眠っているが、もうそろそろ帰らなければ。
「Oh!アンタは上杉の…!」
「おや、どくがんりゅう」
部屋を出てすぐ、小十郎の主君である伊達政宗と鉢合わせした。
小十郎は謙信を奥州へ招いた事を彼に伝えていなかったのか、
ここに軍神が居る事に対してかなり動揺している。
「な、何だってここに…。もしかして戦か!?
 Shit!こっちはまだ前回の戦の傷が癒えてねぇってのに…」
そういえば伊達軍と武田軍が戦をしたが結局独眼竜と虎の若子の決着はつかなかったという情報が、
先月入っていた事を謙信は思い出した。
この二人は何だか自身と甲斐の虎を見ているような気分になる。
「ほんじつはゆうじんにあいにきました。
 だてぐんといくさをおこなうつもりはありませんよ、いまのところは」
「Ah…そうかい。……ん?友人?」
心底ほっとしたような政宗を可笑しく思いながら、
「りゅうのみぎめのところへいくのでしょう?かのものはいま、ねむっていますよ」
と言うと、独眼竜は
「珍しいな。昼寝か?」
と、少し驚き、なんでアンタがそんな事知ってんだよと言いたそうな表情をした。
「りゅうのみぎめがめざめたら、つたえておいてくれますか。
 かいのとらのほうがおおきくてすごい、と」
「甲斐の虎…?OK、伝えとくぜ」
訳が分からないながらも了承した政宗に微笑を向け、謙信は奥州を後にした。



↓以下、何事も無かったように入れ替わりネタ再開
368名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 02:50:54 ID:ILwO36cG
>>365
こ、これは………GJ!GJでございます!!
続きが来ると思ってなかったから、ホントに嬉しいです。
前回も今回も、エロくてハァハァ出来て、しかも笑えて最高でした!

小十郎って何故かバックからっていうのが似合うと思うww
369名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 07:02:27 ID:+3cDO33G
>>365-367
だがしかしわっふるせざるを得ない
いんらんけんしんさまにおっきした。
370名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 11:15:14 ID:x+Yftzra
けんしんさまwwww
お館様に仕込まれたのですね。分かります
371名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 12:33:43 ID:eId8iH2Z
なるほど小十郎はお館様よりちょっと細目なんですね、刀だけに。
大変GJでございました!!
372名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 21:44:13 ID:o0xyZPE1
小十郎涙目w
373名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 23:22:03 ID:hSd8bVZe
>365
ほんとうに、じぃじぇいでした。

かいのとら>>>>>こえられないかべ>>>>>>>りゅうのみぎめ
374名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 01:37:16 ID:5rTQFSGP
GJ!
テクニシャンけんしんさまエロス
さすが軍神
375名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 18:36:45 ID:mzXNbD+e
ハァハァGJ!

積極的な謙信様に激しく萌えた

春日山城に帰ったら
甲斐の虎並かそれ以上に逞しい刀を持ってる
島津のおっさんが道場破りにやってきたりしないかな
376名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 23:50:05 ID:n1EeEzuc
保管庫更新乙でござりまする!!
377名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 02:03:56 ID:aGpga53O
保管お疲れ様です!

バトルヒーローズの慶次ストーリー、上杉軍が出るみたいだが、
・かすが→謙信
・謙信→信玄
・佐助→かすが
の内、どれを取り上げるんだろう…
378名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 03:26:22 ID:4eHWOkaM
いっそ全部で!
しかし川中島組はすごい四角関係だなあ。幸村だけ入ってないがw
379名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 03:50:16 ID:fVs4t7TA
(ムテ皿キ)
380名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 16:18:45 ID:VuxHakGM
光秀→濃姫やってほしいな
絶対ないけど
381名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 18:52:55 ID:VuxHakGM
>>380
慶次ストーリーで取り上げて欲しいって意味です
382名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 19:41:28 ID:iqw8iBQA
>>377
いまさら上杉と慶次のストーリーかよ。遅すぎる。やっぱり迷走してるなあ。
383名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 22:23:03 ID:Kl8N5I/Z
>>381
慶次のストーリーなんだし慶次と誰かの恋を願ってやろうぜ。
384名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 23:31:03 ID:ssBmryXo
公式で濃姫絡みの恋愛劇なら夫婦なんだし信長←濃姫が見たい
魔王は多少ツンデレの傾向があるから義弟と被る点もありそうだがw

慶次の相手はやっぱりねねがいいな
385名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 01:11:45 ID:TZk32IfW
個人的にBASARAの慶次は未だ童貞でこの先もずっと童貞のように思える
なんでだろうな、一物はでかそうなのに…
386名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 10:55:51 ID:jdRs0Ekj
チェリーの傾き者ってのもなぁw
387名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 11:02:10 ID:1Y7Yhk3M
いや、素人童貞という可能生も(ry
388名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 22:06:16 ID:5R9d4SlL
慶次と女キャラ……、キャラ……。夢吉しか浮かばなかったが夢吉はそもそも人間でさえないしな。
389名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 22:17:52 ID:coFnLThl
獣姦
390名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 23:08:37 ID:E9Zk/C3i
獣姦以前にはいらんだろうよ
391名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 00:03:06 ID:ESQb/OZH
舐めさせる手がある
392名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 00:22:12 ID:ytqHJMZC
慶次に?
393名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 01:06:58 ID:wHIpqudQ
それ夢吉食われてる様にしか見えんwwww
つーか夢吉て♂じゃないの?
エロパロ的には幼女化して慶次とにゃんにゃんってか
擬人化はスレチ?
394夢吉(雌・擬人化)×慶次(童貞):2008/12/15(月) 01:46:13 ID:gZE689IR
>>393
忍びのやる事さ、何でもありだよ


夢吉(雌・擬人化)×慶次(童貞)

「お前…雌……だったのか…」
慶次の瞳を覗き込むと、明らかに動揺していた。
「失礼ね。気付いてなかったの?」
こんなに近くにいたのに。
私は腰に手を当て、驚いている慶次を睨みつけた。
せっかく親切な忍びに人間にしてもらったのに、
慶次がこれじゃ意味が無い。
どんな思いで今まであんたの肩に乗ってたと思ってんの?
「…むかつく。童貞のくせに!」
「ど、童貞は関係ないだろー?!……うわっ、な、何やってんだ」
顔を真っ赤にする慶次を押し倒し(驚きっぱなしで力が抜けているみたいだった)、私は馬乗りになった。
「愛は押し付けるもんじゃないって、あの忍びは言ってたけど」
けど、今は別。
「押し付けないと分かってくれないカブキ者もいるんだよね」
私は身を屈めて、慶次の唇を奪った。

―――――――――

これ避難所行きにした方がいいかな
395名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 02:32:19 ID:h9I9Lxt0
>>394
是非とも続きを!正座してお待ちしております!!
しかし、避難所の方が無難かもしれない…。
迷います…(^^ゞ
396名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 10:37:24 ID:cw0RMvFw
夢吉www
擬人化なら避難所かねえ
397名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 11:43:52 ID:EbtCXEs4
ちょww
夢吉でたぎるとは某思いも致しませんでしたぞww
避難所にてお待ち申し上げる。
398名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 20:19:48 ID:3A86fJAD
ここって腐が多いの?
399394:2008/12/15(月) 21:22:05 ID:gZE689IR
それじゃ、以降は避難所に投下する

>>398
少なくとも自分は前田家好きの男
400名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 21:40:44 ID:cw0RMvFw
>>398
それを聞くことに何の意味が
少なくともここに居る人達は男女の絡みが好きな筈。

>>399
まさか夢吉にトキメク日が来るなんて…
避難所で正座してお待ちしております
401名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 22:14:04 ID:w5DzKJVF
なんかふとバサラの野郎共のアレてどーなんだと頭によぎった
みんな体格いいからでかいのかなやっぱ…
しかし自分の中で明智はそんな太くないが長いイメージがある
402名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 22:42:26 ID:ds4MkxHH
>>401
前スレからの転載だが

<ここから>

414 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 18:23:04 ID:JiHHqxeR
もやしとか大根とかで真面目に考えてしまったんだが
犬千代=チョイ太め長さ普通、体力と優しさ勝負
小十郎=太さ普通長め、技巧派
とかマジに考えてしまった。雄の話で申し訳ない。

416 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 20:01:28 ID:GEfZZyPg
>>414
忠勝=根元極太だが先細、回転派

こうですか?

417 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 20:38:43 ID:mTL0YzQW
>>414
伊達=6本生えてる

419 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 21:55:23 ID:3CM1lvtF
蘭丸はチョコバナナが生えております

420 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 22:14:55 ID:QMbP3BYU
幸村=二本生えてる
お館様=でかくて重い
けんしんさま=はやい
ザビー=弾数無限大

こうですか?

423 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 22:57:14 ID:fUVx6xNU
光秀=くねくね動く
信長=黒いオーラ纏ってる

こうですね

424 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 22:59:07 ID:mTL0YzQW
幸村=常に大噴火
歩いた跡がすごいことになりそうだが…

425 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 23:20:14 ID:QMbP3BYU
すると

長政=三分間だけ光る。その間はサイズも強度も攻撃力もウルトラマックス
市=絡みついて引きずり込んで吸い尽くす

で、よろしいか。

426 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 23:53:17 ID:xXbhYnvF
慶次→無駄にデカい、下手の横好き
竹中→何故か伸びる、持続する体力無し
小太郎→一瞬消える、動きが素早い


市以外の女性陣はどんなだろう。

<ここまで>
個人的に佐助が一番フツーだと思ってる。でもテク凄そう。
403名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 22:51:47 ID:sUWkz1YH
けんしんさまw
404名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 23:36:13 ID:w5DzKJVF
>>402
おお、ありがとう!
もうこれでいくと筆頭触手みたいだwww
あ、でもそんな長くないか。
佐助同意w

つか雄の話だったね、ごめんよー
405名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 04:00:04 ID:wmMZhz26
いや、雄の話でもいいんじゃない?801臭くなければ。
明智のは見た人の9割が「ヒィイッ!うねうねしてて気持ち悪いッ」と思うが
いざ味わうと、病み付きになるような一物だと思ってた
牡蠣とかナマコみたいな…
406名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 10:05:56 ID:FMZN5/W6
>>405
幼い頃からそれを味わってきた濃姫は
いけないと思いつつ光秀の誘いに乗ってしまうんですね
分かります
407名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 11:16:12 ID:MQ5I4q4o
光秀のは逆に女性の卵子を吸い取りそうだ
408名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 02:53:48 ID:ua698XzO
>光秀
昔読んだ『里見八犬伝』(角川)のノベライズに出て来た、蛇性のエロシーン思い出した。
蛇の一物は伸びるうえに刺が生えてて終わるまで抜けないんだってさ…
関係ないけど猫も刺あるらしいね

ちなみにノベライズ書いてたのは、金妻の人だったので無駄にエロシーンだらけだった。後から映画見てびっくりしたわ…
409名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 03:51:34 ID:jKAAXMD+
里美八犬伝見たことないが、それはエロい
そして光秀っぽいw

話はちょっと逸れるが、今までお館様としか交わったことのないけんしんさまが
敵軍(武田以外)の大将に犯されながら
(ああ…せっかくしんげんのかたちになっていたのに、ひろがってしまう……)
とか悲しみながら涙を零すのはどうよ、と妄想したが、
お館様よりデカそうなのって、そうそういないよなぁ
島津か忠勝、もしくは6本生えてると噂の伊達くらいか
410名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 09:16:23 ID:BedUv9Ia
虎のアレも刺生えてるよな。
強壮剤の漢方薬になってるし。

>>409
このスレの>>240辺りから読み直してみるんだ。
411名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 10:00:40 ID:Fm4X3O0E
>>409
…筆頭には悪いが、六本あろうと
お館様には勝てない気がする

本人がデカいかはともかく、松永はデカい張型なんかで色々しそう。
言葉責めのおまけつきで。
412名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 15:34:24 ID:CDkdcLxe
利家「それがしのが日本一に決まっておろう!!!」
まつ「逆の意味にござりますれば」
413名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 18:01:39 ID:tLwSz7yw
>>412
利家、哀れだなw
414名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 23:05:22 ID:Ic4ZoJ4q
保管庫のお絵かき掲示板って、女体化専用?
415名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 23:39:01 ID:GVM4KzA9
>>414
たんに利用者が女体化の人なだけだと
エロパロ保管庫にあるやつだから
気にしなくても良いんでないか?
416光秀×濃姫ネタ:2008/12/19(金) 11:05:20 ID:yHixdBRr
「ああ、お待ちしていましたよ。帰蝶」
「人の部屋に忍び込んできて、待ってましたも何もないでしょう。」
「おや、つれない。貴女だって待っていたのでは?信長公を。」
「光秀、いい加減にして。とっとと出ていきなさい。」
「だが、信長公は来ない。もう長い事触れて貰って無いのでしょう。」
「!光秀!何を。」
「あ、やめなさい。ぁ…。」
「昼間、大分あおってあげましたからね。うずいて仕方ないでしょう。」
「ぁ……あ、やめ……。」
「ふふ、いやらしい音ですねえ。聞こえますか?どんどん溢れてくる。」
「や……みつ、ひで…あぁ……。」
「いいのですか出ていって。本当に?大丈夫、内緒にしていてあげますよ。…帰蝶。」
「……ぅん、あっ。……ず…るいわ。こんな……」
「ああ、そんな風ににらまないで下さい。ぞくぞくします。!おや、良いので?」
「…いいも悪いも……。早く、それをわt(秋津の渡りで蜂の巣にされて読めません)
417名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 11:27:02 ID:3BgBop3W
光濃キタ――(゚∀゚)――!!!!
わっふるわっふるでござるぁあぁ!!!!
418名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 12:49:08 ID:CJV57DZE
わっふるわっふる!!(*´∀`)
嬉しさのあまり、久し振りにカキコしてしまったww

続きを…期待してもよろしいでしょうか?
419名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 13:03:19 ID:HW9bnPic
Waffle Waffle!!
これはWaffleせざるを得ないな!
420名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 22:46:31 ID:CJOWRPiK
>>416
わっふるわっふる

光秀×濃姫続いて申し訳ない
小ネタ投下します。

・光秀→濃姫→信長 という感じ。
・エロ無し
・当方歴史に疎いので、実際の初陣云々はわかりませぬ
(多分光秀はもっと早くに済ませていたと思います)

こんな感じです

+++

初めて戦というものを経験したとき、私はまだ織田軍にいました。
信長公の下で、彼に忠義を尽くしていたのです。
戦の内容はよく覚えていません。どのように戦ったのかも、どこをどう走ったのかも。
ただ、人を切ったときの感触と血のにおいだけは、今でも簡単に思い出すことができます。
初陣の興奮もさめやらぬまま安土城へ戻ったときも、
凱歌をあげる周りの兵の声も聞こえないほど、感触とにおいを思い出しては浸っていました。
「上総介様」
戦から戻ってきた夫の姿を見つけた帰蝶が、信長公に声をかけました。
安堵した表情と、闇と炎のような色の着物がまるで正反対のように思えました。
「よくぞ御無事で……。濃は心配しておりました」
帰蝶は信長公に深々と頭を下げましたが、信長公はフンと鼻を鳴らして
「余が蠅の一匹も潰せんと思うてか」
と、帰蝶を睨みました。
帰蝶はまた頭を下げて謝りましたが、声が震えていました。
それが信長公に対しての恐怖からなのか、
それとも甲冑についた返り血に対しての恐怖なのかは分かりませんでした。
けれど私は彼女に、その恐怖に慣れてほしくないと思ったのです。
「光秀」
信長公が私の名前を呼びます。
「苦労であった。休んで良いぞ」
私が返事をする前に、信長公は真紅の外套を翻して自室へと向かっていきました。
帰蝶はそれを小走りで追います。なんとも不均衡な夫婦に見えました。
421名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 22:47:33 ID:CJOWRPiK
宛がわれた部屋で一人、私は戦装束を脱いで眠る準備をしていました。
重い甲冑を脱いでくすんだ藍青色の着物を着ると、解放感とともに、
すぐにでも布団に倒れこんで眠ってしまいたい衝動に駆られましたが、
私は甲冑に付いていた血を指で触って我慢しました。
なぜなら、こちらに近付いて来る足音が小さく聞こえたからです。
「………光秀、今いいかしら」
部屋の前で足音は止まり、ややあって声がしました。
姿を見なくても分かります。この艶やかな声は、
「帰蝶。ええ、大丈夫ですよ」
返事をすると、襖が開きました。
最初に目に飛び込んで来たのは、襖を開けた人物が着用している着物の美しい赤と黒でした。
蝋燭の灯りに照らされて浮かび上がった帰蝶の顔を見て、
その時やっと戦から帰ってきたという実感が溢れ出してきて気が休まった心地になりました。
「お疲れ様。どうだったかしら、初陣は」
「信長様がいれば勝ち戦と決まっていますよ、最初からね」
「そうでしょうね」
くすくすと笑う帰蝶の顔には、どこか満足げな色がありました。
「信長様は?」
「もうお休みになられているわ。そうじゃないと、私も光秀の所まで来られないわよ」
彼女はもう、魔王の妻。
その事実を突き付けられたようで、私は小さな焦燥と絶望を与えられた気分でした。
幼い頃から一緒にいるからといって、相手の事を全て分かっている訳はありません。
現に帰蝶は私の内に秘めた思いを知りませんし、これから先知る機会も無いと思います。
「けど、もう戻るわね。もし上総介様が目覚めたらいけないもの。
光秀の平気そうな顔を見たら、安心したわ」
私は声を出して返事をせずに、ただ笑ってみせました。
実は帰蝶の言葉が嬉しくて声が上手く出そうに無かっただけなのですが、幸い気付かれていませんでした。
一端の兵である私にわざわざ会いに来てくれたという事だけでも十分に嬉しいのですが、
お互いの立場を考えるとそんな感情を表に出す事も出来ません。
「光秀…」
部屋から出て襖を閉める直前、帰蝶はやはりあの艶やかな声で私の名を呼びました。
「お願い、これからも上総介様のために頑張ってね」
私は声も出せず、表情も作れませんでした。
普段のように声を出す自信も、当たり障りの無い表情を作る自信も無かったのです。
「それじゃ……お休みなさい」
音も無く閉まる襖を見ながら、私は無表情のままでいる事しか出来ませんでした。
こういう時、どのような表情が一番相応しかったのでしょうか。今でも私には分かりません。

おしまい
422名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 23:25:58 ID:qgQJZGTv
光濃祭りキタ━━━(゚∀゚)━━━!
どちらもワッフル!
423名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 00:21:38 ID:lJjbz0J4
敬語がこんなに美しく感じられるとは……。
続きお待ちしてます!
424名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 20:53:12 ID:HAZ3g6wf
まつが長曾我部軍の料理人に月1くらいで料理を教えていたら
アニキも興味が湧いて見学することに。
そしてそのままアニキもまつのお料理教室に参加することになり、
意外と料理も得意だったアニキは料理の楽しさを知り
自ら進んで積極的に料理を教えてもらううちに二人の距離は縮まっていき、
まつ「本日は“まつの女体盛り”を教えまする」
元親「女体盛り?」
まつ「そうでございまする。女体盛りはこれこれこうしてこれこれこう……。
   さ、出来ました!たんとまつめをお食べくださいませ!」
・・・っていうのを考えた。

あとは、お料理教室を通して仲良くなっていく二人だったが
その間に戦で利家が討死。
呆然としてしまったまつを長曾我部軍が保護して、
優しいアニキにまつは惹かれていき、アニキもそれを多少嬉しく思ってるんだけど
まつはアニキに対してどこか亡き夫を重ねている部分があるから
手放しでは喜べない…
みたいなのも考えたが、これは欝展開だな・・・
425名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 06:13:39 ID:x5wOHl0x
料理と聞いて独眼竜がアップを始めました
426名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 10:16:48 ID:G2Y3iAwO
凄いスピードで料理を作っていくまつと筆頭を受信した。
そして最後には目覚める友情
427名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 10:26:15 ID:rU0tOGTS
HPの投票の料理がうまそうな人でも伊達は上位だったけど、
それは伊達政宗が料理好きだった史実からで
BASARAではそんな設定ないんだっけ。
どこかにあったのを見落としたのか?
428名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 11:22:49 ID:58o3KW+m
>>427
記憶しているなかでは、英雄外伝のギャラリーにあった、
史実での武将紹介に「伊達政宗は料理好き」ってあったような。
でも「史実とBASARAキャラは無関係です」みたいな注意書きが最後にあったはず
429名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 22:53:59 ID:6p+L0hC3
BASARA筆頭も料理好きだといいのに。まつと対決して欲しい。

それで対決後に友情が芽生え、その友情が何故かカタチを変えて一夜限りの過ちになっても……あれカジキマグロがry
430名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 23:23:51 ID:Zdgtt/jK
話のネタとして活かせれば、料理もタバコも脳内補完。
花嫁修行中のいつきに包丁の使い方から教えてやる筆頭とか
魚一匹さばくのにわざわざ六爪流使う筆頭とか
料理好きでも腕は酷い筆頭とか

エロパロスレ的には手取り足取り料理を教えつつ、いつきの腰を……おや雪が降ってk
431名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 00:40:17 ID:fqEMAzjN
>>430
こんな感じか?

「ちょっと何するだ。」
「花嫁修行なら料理と同じ位こっちも大事なんだぜ。」
「…こ、こっちって?おらじゃなくておめえが悪さしてるだけでねえか!」
「Ha!だがな、夫婦にはsexの相性も大事なんだぜ?」
「何の相性だって?おらおめえの話す言葉が全然わからねえだ。」
「分からなくたってheartが通じあってればノープロブレムだぜ。」
「何がしたいんだかわからねえが、擽ったいだけだべ。放すだ……ひぁ!」
「(口笛)良い声だ。」
「何処触ってるだよ!変態!助平!やっぱりおらに酷いことする気なんだな!」
「大丈夫。ちゃんと良くさせてやっからよ。俺はテクニシャンだぜ?」
「だから何言ってるかわからないだよ!やめ……!」
「Ha!良い顔だ。熱くなって来たぜ!…ちゃんと勉強しろよ。」


こんな感じですか?分かりません
そして英語の綴りが分からない悲劇orz
432名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 04:53:57 ID:TLPChCQf
>>431
わっふるわっふる

英単語スペルはgooやYahoo!の辞書を使用してみたらどうかな
携帯からも使えたはず
433431:2008/12/22(月) 09:12:04 ID:fqEMAzjN
>>432
そうか!ありがとう!
DION軍だからPINKには携帯からしか書き込み出来なくて
携帯でしか来てないんだ、今度使ってみるよ
434名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 11:28:27 ID:2kSN/eU3
>>431
Waffle Waffle!!
435名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 03:06:17 ID:/+1t93Mk
夜中のテンションで思いついて書き込んだ>>126に思いがけずわっふる頂けたので
だいぶ遅くなりましたが佐助×かすが書きました。

・佐助×かすが 純愛もの?で青姦
・かすがの武器が2から変わったことを、書き手の都合の良い解釈と妄想で文章にしたものです
・BASARA2の佐助ストーリーをベースにしていますので、所々ネタバレがあります
・でも合間とエンディング前に妄想を挟んだだけです
・エロいシーンはありますが、あまりエロくない上に前フリ長いです
・苦手な方はスルーしてください
436佐助×かすが:2008/12/23(火) 03:08:57 ID:/+1t93Mk
うつくしきつるぎ。かすがが主からそう呼ばれるたび、彼女は心を躍らせた。その呼び名だけで、
自分が主に必要とされているということが分かるからだ。かすがは主のために、そしてその主に
必要とされ続けるために戦い続けた。主のことを考えているときが、彼女のいちばん幸せな瞬間であった。
「うつくしきつるぎ」
かすがの主――上杉謙信は、大きな杯を手に持ったまま彼女に声をかけた。
「はい、謙信様」
声をかけられたかすがは、謙信に惚れ惚れとしながら返事をする。あの眼差しを向けてもらえる
自分は、どれだけ果報者なのだろうかと思いながら。
しかしそのような幸福な一時も、謙信の言葉によって崩れていった。
「おまえはたけだのしのびと、よくにたぶきやわざをしようするのですね。
それにたたかいかたも、よくにている」
「えぇっ!?」
間が抜けた声を出してしまった。何をいきなり――かすがは狼狽したが、謙信は表情を変えないまま
杯に注がれた酒にうつる自身の顔を見ているだけだった。
「そ、それはただ、同じ里で学んだためかと……。けして意識しているわけではございません。
謙信様が不快だと仰られるのでしたら、いますぐ違うものを使用いたします」
意識しているわけではない、という部分を強調して説明した。主君がどういう気持ちで
このようなことを言い出したのか、かすがには見当もつかなかったが、とにかくあの忍びと
自分は同郷というだけだということを分かってほしくて、やや早口になっていた。
謙信はやさしく微笑んで、かすがを見る。目が合った瞬間、かすがの胸は高鳴った。
「ふふ……かまいませんよ。たけだのしのびとおまえが、おなじようなぶきやわざをつかうほど
なかがよくても、わたくしはふかいなどとはおもいません」
「わっ、私とあの男は仲がよくなど……!」
反射的に否定しようとしたが、謙信の美しい目でじっと見つめられてしまい、かすがは途中で
黙ってしまった。いつもこうだ。謙信のその眼差しは、相手を黙らせてしまう。恐怖感などを
あたえているわけでもないのに、見つめられると何も言えなくなる。
「かくさなくてもよいのですよ、わたくしのうつくしきつるぎ。なんにょのなかがよいと
いうことは、じつにうるわしきこと……。いつかこのらんせがおわって、へいおんなよのなかに
なったら、おまえたちもむつまじきめをととなるひが、くるかもしれませんね。
そう、まえだのめをとのように……」
「夫婦!?」
またも狼狽するかすがに笑いかけ、謙信は酒をあおった。顔色はまったく変わっておらず、
呂律が回っていないということもないので、酔っているというわけではなさそうだ。
酔いどれならば、お戯れを、とかすがも笑いながら返すことができただろうが、ほとんど素面の
主君にそのようなことを言う勇気はない。
脂汗が額に浮かぶのを、かすがは感じていた。主の口からまさか『夫婦』という言葉が
出てくるとは思ってもいなかった。そのうえ、自分とあの忍びが夫婦になる日がくるかもしれない
などと言われるとは……。
いつか戦場で見た、前田夫婦を思い出してみる。あの二人は見ているほうが恥ずかしくなるほど
相手の名を呼び、たわむれ、愛情を注ぎあっていた。かすがはその夫婦を自分と
あの『武田の忍び』に置き換えて想像してみて恐ろしくなりながら、謙信に困ったような
笑みを向けるだけで精一杯であった。
437佐助×かすが:2008/12/23(火) 03:11:06 ID:/+1t93Mk
「さっきから思ってたんだけどさぁ、それ、もしかして変えた?」
かすがの手の中で鋭く光る苦無を指差しながら、『武田の忍び』こと猿飛佐助は問いかけた。
佐助の言う『それ』とは、使用する武器を変えたのか、ということだろう。彼の手には
大型の手裏剣が握られており、かすがはそれに一瞥を投げて視線を逸らした。
「うるさい。お前には関係ない」
冷ややかな態度で答えてはみたものの、彼女の心内は穏やかではない。
謙信によって、いま目の前にいる男と得物や技が似ていると指摘された日の夜、かすがはなぜか
なかなか寝付くことができなかった。妙に目が冴えてしまい、寝具のなかで何度も寝返りを
うっているうちに朝を迎えてしまっていた。そして眠れなかった理由というのが、謙信の
言葉が頭からはなれなかったから、というものではなく、佐助の顔が頭からはなれなかったから、
というものであった。
夕刻の空のように赤い髪の毛と、なにを考えているのか分からない瞳が、眠ろうとするかすがの
脳裏に浮かび続けていた。振り切るように目をつむって眠ろうとすると、さらには声まで
聞こえてきてしまった。自分の名前を呼ぶ、あのゆるい声。それが延々と頭の中でくり返され、
結局かすがはほとんど眠れなかったのである。
猿飛佐助の顔と声が頭から離れないという現象はそれから数晩続いたため、かすがは頭を
抱え込んでしまった。愛する主のことを考えようとしても、次の瞬間にはもう、赤毛の男のことを
考えてしまっている始末。かすがは泣きたくなった。
すべて自分ひとりで勝手に考え込んでいるだけなのではあるが、これ以上精神の安穏を
乱されてたまるか、と、佐助が頭から離れなくなって五日目に、かすがは自身が
使用していた輪宝を棚の奥にしまい込んだ。安眠妨害なんだ、しかたない、と言い訳のように
つぶやきながらしまい込んだが、どこか腑に落ちない気もしていた。
次の日から彼女の手には苦無がにぎられていた。それに伴い、戦い方を変えた。彼女の主は
その様子を見て、
「わたくしはふかいではないといったでしょう」
と言ったが、かすがは、
「いいえ、謙信様。これは個人的な事情です」
そう答えた。
すなおではありませんね。ため息まじりの主の言葉に、かすがは聞こえなかったふりをした。
それからは脳裏にあの男が浮かぶ回数がぐっと減り、平生のように眠ることができるようになった。
けれど、物足りないと思う自分もいた。
私は一体どうしてしまったのだろうか。なぜあの男のことばかり、こんなにも考えてしまうのか。
謙信様のことだけを、謙信様の役に立つことだけを考えていたいのに……。
かすがはぼんやりとそのような事を考えていたが、結局はあの男のことを考えてしまっている
ということに気づいてしまい、また頭を抱え込んだ。快いわけではないが、不愉快だとも
言い切れない感情が勝手に膨らんでいく。その感情の扱い方を、かすがは知らない。
小田原城で彼の戦いを見ていたとき、ザビー城で共闘したとき、京都で祭に乱入したとき、
かすがはいつになく心を乱されていた。佐助の戦い方はしばらく前の自分とほとんど違いが無く、
何回も謙信の言葉を思い出してしまったし、それに珍妙な宗教団体の開祖や前田の風来坊と
彼の会話、かすがに対する態度が、いつまでもかすがの胸に引っ掛かっているのだ。
ふだん飄々とした態度の男の言葉の端々からうかがえた、かすがに対する恋慕のようなもの。
それがかすがの胸に引っ掛かっていた。はっきりと恋慕の情が見てとれるような言葉では
なかったため、余計に彼女の胸に引っ掛かって、取れそうにもない。
しかし佐助本人にその言葉の意味を問いただすということは出来なかった。気恥ずかしい、という
思いもあったが、どうせ問いただしたところで素直に教えてくれるような人物ではないと
分かっている。
438佐助×かすが:2008/12/23(火) 03:13:29 ID:/+1t93Mk
目の前で「お揃いだったのになぁ」と、わざとらしいくらい残念がる佐助を睨みつけた。
佐助は笑って肩をすくめる。目的が同じであるため、彼らは前田軍が陣を敷く賤ヶ岳へ
いっしょに向かっていた。
「つれないねえ。忍び同士、仲良くしない?」
仲良く、という佐助の言葉に、かすがは色々なことを反射的に思い出してしまった。
謙信の『めをと』という言葉。
脳裏に佐助が浮かんでいた日々。
しまい込んだ輪宝。
そしてなにより、連日彼のことを考え込んでしまってひとりで悶々としていたことを強く
思い出してしまい、かすがは思わず叫んでいた。
「誰がお前なんかと! めっ、夫婦になどならないからな!」
言ったあとに後悔した。こんなところでいきなり『夫婦』という単語が出てきて、
おかしくないわけがない。案の定、佐助も呆気にとられて「夫婦?」と小首を傾げ、
かすがを見ている。
かすがは自分が発した言葉が急に恥ずかしくなり、顔を真っ赤にした。
なにを言っているんだ、私は、と頭のなかで何度叱咤しても、言ってしまった言葉が
無かったことになるはずもない。
「と、とにかくっ! 賤ヶ岳に急ぐぞ!」
慌てて佐助から視線を逸らした。これ以上佐助を見ていると、自分がおかしくなって
しまいそうで恐かった。
愛だの恋だのと言っている教祖と傾奇者の目に、自分はどう映っていたのだろうか。考えるだけでも
おぞましいが、しかし『忍同士の恋』と言われて悪い気はしなかった己がおかしく思える。
――ばかばかしい。
かすがは心のなかで舌打ちした。




もうだいぶ離れたと思ったのに、燃えさかる本能寺は暗い原始林のなかからでも見えていた。
夜空の下、紅蓮の炎が目立っている。耳を澄ませば燃える音まで聞こえてきそうだ。
かすがは自分がやったことが未だに信じられなかった。奇襲の阻止とはいえ、今し方この手で
あの魔王を――思い返すだけで手が震える。
「さて、と。これで任務完了、ってな」
暗闇のなか、のん気な佐助の声が響いた。かすがと違い、彼は指先も震えていない。
「ん? どうしたかすが、震えてんの?」
震える手を握っておさえるかすがの顔を、佐助が覗き込んだ。突然至近距離にあらわれた顔に
驚き、かすがは飛び退いて首を横に振る。
「そんな訳ないだろう!」
まだ小さく震える左右の手を背後にまわして隠し、佐助を睨みつけた。
「ふーん……」
かすがを見る佐助の細められた目は、彼女のなにもかもを見透かしているようだった。手が震えて
いることも、魔王を討ったことを信じられないことも、ここ最近のかすがが佐助のことを
気にしているということも。
439佐助×かすが:2008/12/23(火) 03:15:44 ID:/+1t93Mk
ときおり、彼は猛禽類を髣髴とさせる目になる。たとえ笑顔をつくっていても瞳だけは爛々と
光っていて、次の瞬間には荒々しく喰いちぎられてしまいそうな、獰猛な表情。おもにそれは
戦場で向けられることが多いのだが、かすがはその表情が気に入らなかった。今も佐助は
そういう目をしており、『見られている』という居心地の悪さがあった。
「前から思ってたけど、かすが、お前忍びに向いてないんじゃないの?」
「なっ……!」
佐助の辛辣な言い方に、かすがは言葉に詰まった。
「腕は一流だけどすぐ感情的になるし、今回だって勢いでここまで来たようなもんだろ? 
何かあったら自分から死にそうになるし。そんなんでよく今まで忍びができたもんだね。
なぁ、もう忍び辞めたら?」
そこまで言って、佐助はあきれたように首をすくめながらかすがに背を向けた。
今まで忍びとして生きてきたのに、それを否定されるようなことを言われ、かすがが黙って
いられるはずがない。眉間にしわを寄せて、反論しようと口を開きかけたそのとき、
ちょうど佐助が背を向けたまま声を出した。
「それに、俺様も好きな女が傷つくのはもう見たくないんでね」
それは独り言のようにも聞こえた。
背を向けているため、佐助の表情は見えない。けれど、かすがにとってはその方が都合が良く、
ひそかに感謝した。
きっと今の私は情けない顔をしている。見て確認しなくてもわかる、赤くなった頬と
泣きそうな目をしているだろう。
かすがはそう思った。泣きそうなのは佐助の鋭い言葉のせいではない。
しかし、佐助になんと返せばいいのか分からなかった。いくつか言葉は浮かんでも、
どれも違う気がしてすぐに消えていく。薄明るい月光でぼんやりと照らされた佐助の背中を
見つめながらかすがは逡巡していたが、あることを発見して「あっ」と声をあげた。
「え? なに?」
かすがの声に反応した佐助が振り向こうとするのを、肩をつかんで制止した。
「ちょっと待て、動くな」
肩甲骨よりすこし下が、赤黒く染まっている。この暗闇のせいで気づかなかったが、佐助の背には
矢傷があった。まだ血は乾いていない。先刻の本能寺で射られたのだろう。
「お前、ここ……」
「ああ、さっきやられちゃってたみたい」
笑って言う佐助に、どうしてもっと早くに言わなかったんだ、とかすがが怒る。このまま甲斐まで
戻るつもりだったのだろうか。
手当てしてやる、とかすがが言い、これくらいどうって事ない、と佐助は遠慮する。だが、
任務を手伝ってもらった礼だ、とかすがも譲らないため、結局佐助は装束を脱ぎ始めた。
そもそもお互いの任務や目的は同じだったため、佐助は手伝ったわけではないし、本人にも
そのつもりは無いのだが。
440佐助×かすが:2008/12/23(火) 03:18:07 ID:/+1t93Mk
迷彩が施された装束を脱ぎ、その下に着込んでいた鎖帷子や手甲も取り去る。
「出血は多いが、思ったほどではないな」
上半身裸になった佐助の背中を見て、かすがは言った。着込みをつけていたおかげか、大きな
染みのわりに傷は小さい。よかった、と思わずこぼれそうになった言葉を、かすがは飲み込んだ。
地面に座り込んだ佐助の背後にかすがが腰をおろした。まだにじみ出ている血を拭い、懐から
取り出した塗り薬を指にとって傷口に塗布する。薄明るい月光に照らされた背は、
傷痕だらけであった。今回ついた傷のほか、皮膚にのこっている傷痕がいくつもある。
戦い続けているのだ、この男も。かすがは指先の薬と血がまじりあう様をぼんやりと
見ながら、そう思った。
かすがが佐助の猛禽のような瞳や表情を気に入らないのは、きっと彼が自分と同じような
立場だからだ。思想や考え方は違えど、戦場に出て主人のため戦う境涯はおなじである。
そのように酷似した人間に猛禽のような双眸で、己の本心や本質を見透かされるように
見られるから、気に入らないのだ。今にも捕まって喰いちぎられそうな錯覚を起こしてしまって――
「……そのまま、聞いてくれるか」
佐助の背中から指をはなし、かすがは話しかけた。いいけど、という短い佐助の返事を聞き、
口を開く。
「じつは最近、……お前のことばかり……考えていた」
ひとつひとつ、言葉がおかしくないか考えながら言った。それなのに、だんだんと顔が
熱くなってくる。
「謙信様が仰せられたんだ、お前と戦い方が似ている、と。自分でもそれは分かっていたが、
改めて言われてから妙に意識してしまって……。変な話なんだが、それからずっと、お前のことが
頭から離れなくて……えっと……」
佐助はなにも言わず、黙って聞いていた。かすがからは彼の顔が見えないため、どういう表情をして
聞いているのかまったく見当も付かなかったが、それでも話し続けた。
「考えないようにしても駄目だった。どうしてもお前のことを考えてしまう。だからせめて、と
思って、戦い方を変えてみたけど……」
聞いてくれるだけでいい、自己満足でいい。そう思いながら話していたが、しだいに自分の
言っていることが恥ずかしくなってきて、うつむいた。視線があっているわけではないのだが、
視界に佐助がはいっているだけで体温が上昇していくようだからだ。
「それに……さっき本能寺で別行動をとったとき、お前が無事かどうか、その、すごく……
……すごく心配で……」
言った直後にかすがは目をきつく閉じた。顔が炙られているのではないかと思ってしまうほど
熱くて熱くてどうしようもなく、泣きたいわけではないのに涙がこぼれ落ちそうだ。
体が震えるのは、寒いからでも恐怖心があったからでもない。ただわけもなく震えた。
佐助は今、どういう顔をしているだろうか。もういっその事、次に目を開けたらそこから
消えていてくれたらいいのに――
「それって俺様のこと、好きってこと?」
――なのに、聞こえてきたのはいつもの軽々しい佐助の声だった。
441佐助×かすが:2008/12/23(火) 03:20:29 ID:/+1t93Mk
「な、なにを……!」
反応したかすがは顔を上げ、そして叫びそうになってしまった。佐助がいつの間にか、
かすがの方に体を向けていたのである。
「そのまま聞けと言っただろう!」
真っ赤になっているはずの顔を見られたくなくて、かすがは顔を背けようとするが、佐助が
両手で彼女の顔を固定したため、強制的に視線をあわせるかたちになる。手に込められた力は
さほど強くないが、かすがは佐助の手を離せずにいた。
「ね、かすが。どうなの? さっきの話だと、かすがは俺のこと好きだっていうように
思えたけど、あってる?」
かすがは、視線を逸らすことも、応えることもできなかった。佐助の声と瞳は真剣だ。彼女が
苦手としている、猛禽が捕食するときのような目ではあるが、そのなかに不安と優しさの色が
まじっているようにも見える。かすがは初めて、その瞳に胸をときめかせた。
「――俺はかすがが好きだ」
不意に佐助が口を開いた。声は低く、ふざけている様子はない。かすがは? と、あの目で
聞き返されている。
たった一言で、かすがは胸が熱く、苦しくなった。今まで曖昧にしか聞かされていなかった
彼の気持ちを、はっきりと聞くことが出来たからだ。
「わ、私は……っ」
声を震わせながら、かすがも口を開く。いまだ熱い頬にある佐助の手に、自身の手を重ねた。
骨張った佐助の手を、指先と手のひらで感じる。
「私は…………、私も……おなじ気持ちだ、お前と。わ、私は、お前が……」
消え入りそうな声でそこまで言って、かすがは自分の手で佐助の目を覆った。それから、
かすがの手に驚いてひらいた佐助の口にすばやく己の唇を合わせ、すぐに離した。
「こ、これで分かっただろう!」
佐助の顔から手をはなして、目を伏せた。
すこし強引すぎただろうかと不安なところがあった。だが、今かすがの頬に手を添えている
この忍びは、自分が不器用な女であるということを理解してくれているはずだとも思ってもいた。
なので、かすがはそれ以上なにも言わなかった。この行動ですべて汲みとってくれるだろうと、
思っていた。
なのに、佐助は無言のままだ。
予想していたより沈黙の時間がながい。また、目を伏せたままのかすがは佐助が今どのような
表情をしているのか分からない。しだいに不安がつのってきたかすがは、ちらりと佐助の顔を
盗み見て、また視線を逸らした。
「なんて顔をしているんだ……!」
佐助はかすがの顔を見ていた。そして、内からあふれてくる歓喜を抑えられないような表情を
していた。誰が見ても、彼がいま上機嫌であるということが見てとれるだろう。かすがも、佐助の
嬉々とした感情を、彼の顔を見た一瞬でわかった。猛禽とはほど遠いその表情をよく見たかったが、
やはり面はゆくて顔を上げられない。かすがはそれだけが口惜しかった。
「へへっ……すっげえ嬉しい」
佐助の声がずいぶん近くで聞こえると思ったときにはもう、睫毛が触れあうほどの距離に彼がいた。
かすがは男の名を呼ぼうとしたが、それは出来なかった。佐助の唇が、かすがのそれに
押し付けられていたからだ。
442佐助×かすが:2008/12/23(火) 03:22:40 ID:/+1t93Mk
すこし乾燥しているものの、男の唇は存外やわらかく、温かかった。かすがは目を閉じたが、
佐助の唇はその直後に離れていってしまった。それに釣られるように開いたかすがの目には、
すぐ近くで笑う佐助がうつる。
照れたように笑う男の表情は、かすがにとって新鮮であった。今までに見たことがない、
屈託のない笑い方。
また唇を合わせると、今度はすぐに佐助の熱い舌がかすがの唇をなぞってきた。されるままに
かすがが唇を開けば、唇をなぞっていた舌が口内に入り込む。舌は口の中をゆっくりと
撫ぜまわしていった。頬の内側、上顎、下顎、歯列、歯茎。それからかすがの柔らかな舌を
掬いあげる。お互いの舌と唾液がまじりあい、身体の芯が震えた。人と触れあうことが、
こんなにも温かだったなんて――
頬から佐助の手のひらの感触が消えた。必死に舌を絡ませながらそれを名残惜しく感じていた
かすがだったが、まもなく自身の胸部に、さきほどまで頬にあった感触が
這いはじめたのがわかった。
佐助の手のひらが、装束の上から左の乳房をさわっている。そう意識すると、ただでさえ
速まっていた鼓動がさらに速まるようで、それを佐助に悟られるのではないかと不安になった。
「……!」
息を呑んだ。這っていた佐助の手のひらが、装束の切り込みから滑り込んできて、直接肌に
触れはじめたのだ。慌てて体を離そうとするが、胸部に置かれていないほうの佐助の手が
かすがの後頭部にまわされているため、なかなか離れることが出来ない。そうこうしているうちに、
かすがの左乳房は佐助の手によって外気にさらされてしまった。
「ちょ……ッ、ちょっと待てっ!」
興奮してやや火照った肌を風が撫ぜる感触を気恥ずかしく思いながら、かすがは佐助の胸板を
両手で押しやって体をはなした。なかば無理やり離されたせいで急に相手の熱を感じなくなり、
佐助はわずかに不満そうな表情になった。相手と触れあっていたいのはかすがも同じではあったが、
今はそれどころではない。
「いくらなんでも、い、いきなりすぎる!」
剥き出しになった胸を手で隠した。
「いきなりィ? なに言ってんだか、俺様にとっては全然『いきなり』じゃあないって」
言うと、佐助はかすがの手をとり、自分の胸にあてる。
「かすがが俺のこと、すこしも意識してくれてなかっただろう間も、俺はずっとかすがのこと
考えてた。ずっと前からこうして、かすがと触れ合いたかった。だから、全然『いきなり』じゃあない」
佐助の胸にあてられた手から、彼の鼓動がつたわってくる。その鼓動は、かすがが自分の胸に
ふれているのかと一瞬勘違いするほど速かった。
同じなのだ。興奮しているのも、どこか緊張しているのも、お互いに触れあっていたいのも。
それが、男の鼓動から教えられたようだった。
黙ったまま、かすがは抱きすくめるように腕を男の背面にまわした。佐助の胸に耳を当て、
彼の心音を直に聞き入れた。ふだんより速いと思われる心音はあたたかで、佐助のなかで
抑えられているはずの情念が微かに感じとれる。かすがは安心感に似た感情を覚えた。
目をつむり、この場所に自分たち以外の気配がないかどうか確かめた。そして、
いきなりじゃない、と、その一言を心のなかで反芻させる。
「いきなりじゃない、か……」
口に出してみると、自身の心に重く響いた。それは苦しい重みなどではなく、
心地好い重みであった。
443佐助×かすが:2008/12/23(火) 03:26:23 ID:/+1t93Mk
かすがは、佐助の言葉に応えあぐねていた。男の胸裏は十二分にわかった。今度は自分が
つたえる番だと思ったし、つたえる言葉は思い浮かんではいた。だが、やはり照れくさくて
なかなか口を開けない。
なので、なにも言わないまま顔を上げた。すぐ目の前にいる男はなにかを言おうとして口を
開きかけたが、制止するようにかすががもう一度唇でそれを塞ぐ。無理に言葉にする必要はない。
そう考えての行動であり、佐助もすぐに把握した。
さっきの続き、とでもいうように、どちらからともなく口内を蹂躙しあう。熱い息もぬめる唾液も、
どちらのものか分からないほどであった。自然と漏れてしまう声や、ふたたび胸部を這う佐助の手に、
案の定羞恥がこみあげてきたが、さきほどの心音を思い出せばすぐにそれは幸福感へと変化した。
「ん……」
佐助の舌が、かすがの唇を離れて首筋へとうつっていく。うすい皮膚に唇や舌を密着させる佐助の
手によって、かすがは少しずつ装束を脱がされていった。素肌に夜の空気はつめたく、その肌の
うえを動く佐助の舌はくすぐったくて優しい。
「謙信様が……乱世が終わったら、夫婦になるかもしれないと、仰られていた」
緩慢な手のうごきで上半身を露出させられたころ、熱い息を吐きながらかすがは口を開いた。
佐助はかすがの鎖骨から唇を離し、目をあわせて問いかける。
「夫婦? 誰と誰が」
さきほど薬を塗ってもらうため脱いでいた自分の装束を地面にひろげ、その上にかすがを
仰向けに寝かせる。
「私と、……お前が」
「かすがと俺が?」
横になったかすがの頭の両側に手をついた佐助はちいさく驚いたような声を出したが、すぐに
納得したように「ああ……」とちいさく呟く。
「賤ヶ岳に行くまえに言ってたのは、そのことだったのか」
月の逆光で佐助の表情が読みにくい。肯定しながら、かすがは心のなかで悔やんだ。どうして今、
こんなことを言ってしまったのだろう、と。しかし、なぜ今このことが口から出てしまったのか、
かすがにはよく分かっていなかった。
「夫婦、ねぇ……」
佐助は身を屈め、かすがの白肌と自身の顔を近づける。独り言のような彼の言い方に、
興をそいでしまっただろうかとかすがは心苦しくなったが、その直後には思わず嬌声をあげていた。
胸に熱いものを感じたのだ。
「ああっ……!」
乳首に触れているのは多分、佐助の舌だ。ぬめる舌が乳首をつつき、硬度をもたせようとしている。
歯がときおり当たり、甘く焦れったい快感を生み出す。
「あ、ぁあっ」
佐助の指が、吸いついていないほうの乳首を撫ぜるようにさわり、まだ下半身を覆うかすがの
装束へと向かう。身体の輪郭にぴったりと沿った装束をぐいぐい押し下げつつ、手が柔肌を
たのしんでいる。
外で男に裸体をさらしていることより、佐助に肌をさわられているということのほうが、かすがを
より興奮させた。乳房に舌を添える男の顔は見えずとも、汗の浮き出た太腿を撫ぜる手のひらは、
たおやかにかすがを愛でている。普段は戦のためにつかわれている武骨な手がこのように
優しく動くとは、と、かすがは熱っぽい頭で考えながら息をついた。
444名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 03:30:19 ID:/+1t93Mk
中途半端なところで申し訳ないのですが、ここで一旦区切らせてください
続きはまた後日投下させていただきます
445名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 07:44:25 ID:qm0yrH9S
照れ隠しに目を塞いでキスとは……!!
続き正座でお待ち申し上げまする。
446名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 10:08:59 ID:XP89J9wF
>>444
寒いけど裸で正座して待ってる!
447名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 16:21:37 ID:MeASamFT
佐助×かすが来てた━━(゜∀゜)━━!!
>>126好きだったので嬉しい。続きワッフルです。
448儚く消える背中 1:2008/12/23(火) 20:47:13 ID:5dzrM24A
>>444
GJ!GJ!
佐助とかすがが可愛すぎるw
続きを乾布摩擦しながら正座して待ってる。


流れd切って投稿失礼。
今晩和、>>289です。
この流れに乗じて佐助×かすがっぽいものを書いてみた。


*注意書き*
幼少期佐助×かすが
捏造:幼馴染設定
かすがが凄い泣き虫
エロなしやまなしオチもなし
途中で力尽きたので変なところで一旦終わります
OKな方はプリーズスクロール






いつも一緒にいた幼馴染がいた

いつも一緒に遊ぶ幼馴染がいた


いつも優しい笑顔で笑う幼馴染が、私は大好きだった




透き通るほどの青空と深い緑色の山。
その中に囲まれた一つの集落があった。
忍の里、甲賀の里。
少しずつ近付いてくる夏の足音や小鳥の囀る声に交じり、子供達のはしゃぎ回る声が里に響く。
その中でも特に鮮やかな光を放つ、橙と金がいた。
「佐助!佐助!」
目の前を走る橙を追いかけながら、少女がその名を呼ぶ。
自分より一つ上の幼馴染は足が速い。
置いていかれないようにと息を切らしながら必死で追う。
いつも遊んでいる遊び場に続く道は石が多く走りにくい。
「佐助…っ…待って!」
途切れ途切れに言葉を紡ぐも、声は幼馴染に届く前に空気に溶けて消えた。
次第に体力が底をつき、足がもつれ始めた。
「あ…!」
その場に転がっていた石に躓き、盛大に転んでしまった。
しかし、目の前を走っていた幼馴染は少女が転んだことに気付かないのか、さっさと先に行ってしまう。
「待って…、待ってってばぁ…!」
どんなに声を上げても声は届かず、彼の背中は徐々に遠くなっていく。
置いていかれることが悲しくて、寂しくて、少女の瞳から大粒の涙が溢れ出す。
「ひっぐ…っ…待って…っく…待ってよぉ…」
―待って、置いていかないで、一人にしないで
転んだ際にすりむいたのか、手や膝が痛み始めた。
血の滲み始めた傷が砂に触れ、更なる痛みを催す。
不安の涙に痛みの涙が入り混じり、少女の頬を伝っていく。
449儚く消える背中 1:2008/12/23(火) 20:48:30 ID:5dzrM24A
「佐助ぇ…」
地面に伏したまま幼馴染の名を呼ぶ。
涙で橙が霞む。その時だった。
「かすが!?」
漸く少女がいないことに気がついたのか、幼馴染―佐助が振り返った。
慌てて駆け寄ってくる佐助の顔は血の気が引いて真っ青になっている。
「おいおい、大丈夫か!?」
そう言いながらかすがの身体を起こしてやり、着物についた砂埃を手で払い落としてやる。
涙で濡れた頬は、砂がついて汚くなっている。
「ひぐっ…ふぇ…」
「あー、もう泣くなってかすが…」
その場にぺたんと座り込み鼻をすんすんと鳴らして泣くかすがを、
佐助が困ったように頭を掻きながら慰める。
この一つ年下の幼馴染は泣き虫だ。
転んでは泣き、怖がっては泣き、何かあるたびに泣いている気がする。
だがそんな泣き虫の幼馴染を、佐助は決して嫌っていなかった。
確かに泣かれればどうやって扱えばいいか分からず、
困ることも多いが、一度もそれを煩わしいと思ったことはない。
寧ろ「こいつは自分が守らなければ」と泣かれるたびに強く思う。
なにより、泣いた後に見せてくれる笑顔がどんな花よりも綺麗で。
佐助は、その笑顔が大好きだった。
「何処かすりむいちゃったのか?なぁ、かすが」
だから笑ってほしかった。
泣いてるところなんて、見たくなかった。
―ねぇ、笑って?笑ってみせて?
一向に泣き止む様子を見せないかすがに、佐助が困り果てたように頭を掻いていると、
「あ…」
「ん?」
かすがが何かに気付いたらしく小さく声を漏らす。
真っ赤に腫れ上がった目の見つめる先。
かすがの着ている薄桃色の、まだ新しい着物。
「着物…」
「着物が、どうした?」
小首を傾げる佐助に対し、かすがの瞳は再び涙で潤み始める。
「汚れちゃった…新しく買ってもらったものなのに…」
濡れた頬を新しい涙が伝い落ちる。
見れば、膝の辺りが血が滲んだらしく赤く汚れている。
佐助はそれを見て苦虫を数匹噛み潰したような顔になった。
そういえば「両親に新しい着物を買ってもらったのだ」と嬉しそうに話していた気がする。
余程大切な着物だったのだろう。
450儚く消える背中 3:2008/12/23(火) 20:49:30 ID:5dzrM24A
ミスった…
↑は「儚く消える背中 2」ですorz


「ふえーん…」
止まったはずの涙が再び頬を伝い始める。
頬を伝う涙は顎に流れ、汚れた着物をポタポタと小さく濡らした。
「まずいなぁ…」と佐助は一人心の中で呟くと、何かかすがの気をそらすものはないかと辺りを見回す。
「あ、かすが!見てみろよ、あれ!」
そう指差す先にあるのは、寄り集まるように咲く幾つもの黄色く小さな花。
かすがの好きそうな可愛らしい花だ。
しかしかすがは花には見向きもせず泣き続ける。
「な、なら…ほら、あそこに鳥がいるぜ!」
続いて指差す先には木の枝に止まり、小さく囀る小鳥。
だがかすがはそれすら見ようとしない。
いよいよ打つ手がなくなった。
どうすればかすがに笑ってもらえるかと悩み抜いた末、佐助は小さく「よし」と決心する。
「かーっすが!」
「…?」
明るく声をかければ、漸くかすがが顔を上げた。
何事か、と涙で潤んだ瞳が語っている。見れば、佐助が顔を両手で覆っている。
と、
「いないいない…ばぁー!」
泣く赤ん坊をあやす際によく使われるその言葉と共に顔を覆っていた手がどけられ、
変な表情に歪められた佐助の顔が現れる。
いきなりのことにかすがは思わず面食らってしまった。
ぽかんとした表情で見つめてくるかすがに、佐助は気まずそうに顔を元に戻した。
気まずい空気が流れかけたその時、
「…変な顔。ふふっ」
噴き出しながらかすがが小さく笑った。
漸く見せてくれた笑顔に、佐助の顔もパッと明るくなる。
―そう、そんな笑顔が見たかったんだ。
まるで花が綻ぶような綺麗な笑顔に、思わず「へへっ…」とつられて笑う。
なんだか少し照れくさい気もするが、かすがが笑ってくれたので良しとしよう。
佐助は立ち上がると座り込んだままのかすがに手を差し伸べる。
451儚く消える背中 4:2008/12/23(火) 20:50:04 ID:5dzrM24A
「立てる…って無理か」
言うが否や佐助はかすがに背を向けるように膝を突いた。
「ほら、おぶってやるから乗りなよ」
かすがは戸惑うように佐助の背中を見つめていたが、そっとその肩に手を伸ばし首に手を回すように抱きつく。
佐助はかすがの膝の間に手を入れると「よっと」と軽い声と共に立ち上がった。
「んじゃ、川に行くとしますか」
「うん…」
キラキラと木漏れ日が二人を照らす。佐助はかすがを背負うと歩き出した。
目の前で微かに揺れる少し長めの橙色の髪。かすがはその髪に鼻先を埋める。
柔らかな髪からは、暖かい陽だまりの匂いがした。
「…ねぇ、佐助」
「んー?」
髪に鼻先を埋めたまま小さく尋ねれば、どこか間の抜けた声が返ってくる。
「佐助は…将来忍になるの?」
唐突な問いだったが、実はずっと聞きたかった問い。
佐助は暫く考え込むように沈黙したあと、静かな声で逆に問い返した。
「…かすがは、忍になりたくないのか?」
その言葉に、今度はかすがが黙り込んだ。
暫くの沈黙後、ポツリと小さな唇から言葉が零れた。
「本当は、忍にはなりたくない…。忍になったら、たくさん人を殺さないといけなくなる…。
この着物だって、父さんと母さんがたくさん人を殺したお金で買ってくれた」
かすがは、血が嫌いだった。
つい数秒前まで生きていたものを、残酷に彩る紅。
冷たい身体を染める紅は死の色。
血は全てを死に染める。
だから、人を殺し多くの血を流す忍が嫌いだった。
忍だけじゃない。
武士も、この戦国という世も、流血に流血を重ねるだけの世界が大嫌いだった。
「忍になったらたくさんの人を殺さないといけなくなる。私は、人を殺したくない…」
人殺しをするくらいなら、忍なんかにはなりたくない。
ずっと胸に秘め続けていた、かすがの本音だった。
「かすがは優しいから、忍には向かないな」
ハッと幼馴染の顔を見ると、肩越しに垣間見えた幼馴染は優しげな笑顔を浮かべていた。
まるでかすがの答えが嬉しいとでも言うかのように。
ガサリと茂みを掻き分けると、目の前には小川が流れていた。
いつも遊び場にしている小川だ。
佐助は川から突き出ている岩にかすがを下ろすと、服の裾を破り水に浸した。
452儚く消える背中 5:2008/12/23(火) 20:51:50 ID:5dzrM24A
「私は、佐助にも人殺しなんかしてほしくない…」
丁寧に破いた裾で傷口を洗う佐助を見下ろしながら、痛みを堪えるように言う。
しかしこれは、佐助にとっては侮辱と一緒だ。
彼が忍になるということはかすがも知っている。
だが、だからこそ言っておきたかった。
大切で、大好きな幼馴染だからこそ、血という死の色には染まって欲しくなかった。
「…分かってる」
静かに呟かれた言葉に、思わず身体が震える。
傷口を見つめる佐助は、何処か寂しげに笑っていた。
「かすがの言いたいことも分かってる。でも、俺は忍になるよ。
忍になって、主のために命懸けて仕えたい」
「主がいい人だなんて限らない…!酷い人かも知れない!
佐助…酷いこといっぱい命令されるかもしれない…」
佐助の言葉に、かすがは目の淵に涙を浮かべて反論した。
「それはそうだけどさ」
対する佐助は苦笑を零しながら言う。
「でも、どんな人でも俺にとっては大事な主になるだろうから。
この人のためになら死んでもいいって思えるくらいに。
だから、死ぬときは主の役に立って死にたい」
静かに告げられた決意に、かすがは何も言うことが出来ない。
いや、言うべきではないのだ。
彼の歩むべき道を、自分なんかが口出ししていいものではない。
そう思うと、溜まっていた涙が溢れ出し頬を伝い落ちていく。
ポタポタ、と落ちるそれは頬を伝い着物に零れ、川へと流れていく。
―嗚呼、まただ。
かすがは思う。
昔から自分は泣き虫だった。
何かあればすぐに泣き、幼馴染を困らせていた。
ほら、視線を少し動かせば困ったような表情をする佐助が見える。
強くなろう。泣き虫は卒業しよう。
何度そう誓っても、自分は泣き虫のまま佐助を困らせている。
情けなくて、申し訳なくて、涙が余計に溢れ出た。


おそまつorz
時間があれば完成させたい…
453クリスマスネタ(長政×市):2008/12/24(水) 21:55:55 ID:XhIh9cCG
>>444>>448連投になって申し訳ない。
長政×市(エロ無し)のクリスマスネタを投下させて下され。

---------------------------------------------------------------------------------

「ほら見て、長政様。綺麗でしょ…?」
妻が差し出した奇妙な食べ物と思しきモノを見て長政は眉を顰めた。
五寸ばかりの白くて丸いモノがこの季節に珍しい色とりどりの果物で飾られている。
「何だそれは?」
「けえきって言う南蛮菓子なんだって。お義姉様から頂いたの。
 前田様の奥方が、異国の人から習って焼いたんだよ。とっても甘いの。
 ねぇ、長政様も、一口食べてみて?」
余程嬉しいのか市はにこやかに笑いながら楊枝を持って勧める。
何でも今日は異教の前夜祭だと言う事で、菓子は翌日の昼に食すのが本当らしい。
いつもよりはしゃいでそんな説明をする妻の姿が長政の癇に触った。
「そのような物、要らん」
長政はキッパリ拒絶した。
「え?でも…」
まさかそこまで強く否定されるなど思っておらず、市は狼狽えどうして良いか分らずまごつく。
モタモタした様子に苛立ち長政はつい大きな声を出した。
「同じ事を何度も言わせるな、市!」
一喝され、市の身体がひくんと震える。
「……ご、ごめんなさい」
市は深い陰りを見せ、一礼してごずごず部屋から下がろうとして襖に手を掛けた。
「市、白湯を持て」
「白湯?」
怪訝そうに呟き振り返った市の目に、一口だけ食べられた菓子と胡座をかいている
夫の後ろ姿が映った。
「あ…」
「口の中が甘ったるくて適わん!さっさとしないか!」
市はゆっくり顔を綻ばせて頷く。
「はい、長政様。すぐ持って来るから待っててね」
市の言った通り菓子は甘かった。長政には甘すぎるくらいで、まるで市のようだ。
白い南蛮菓子が美しく飾られた様は嫁入りの時の市を思い出した。
長政は菓子から目を逸らす。
「フン、南蛮菓子なんぞ…」
勧められれば共に食べてやらないでもないな、と長政は心の中で嘯いた。

----------------------------------------------------------------------------------

お粗末様でございました。
454名無しさん@ピンキー:2008/12/24(水) 22:19:02 ID:gZJXxZdK
なにこの神ラッシュ
クリスマスプレゼントってやつか?
455名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 04:34:22 ID:gVfPn1Ow
ほんと、なにこの神ラッシュ
クリスマスって素敵だね

佐かすも長市も好きだからめちゃくちゃ嬉しい
「長政さま、くりいむ付いてる…」(ペロッ)

……ああ…佐助か長政になりたいな…
456名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 07:55:05 ID:Nja1EqW0
これが恋人達の熱い夜だったのか!皆God Job!

「小十郎さん!すごいだ!見てけろ!」
「ああ?朝から騒々しいな。」
「ほら、ほら!分かるべ!?ちょびっとだけど背が伸びてるだよ!」
「ん?ああ、ほんとだな。だが人んちの柱に勝手に傷をつ―……。いつき?」
「それにほら!わかるだか?胸も少しおっきくなったべよ!」
「?(そうか?)あ、あーそうかもしれねえな。まあ、その何だ。男の体に胸押し付けるのはあんまり感心しねえな。」
「他のヤツにはやらないから安心するだ!」
「いやだから」
「これで安心してあんたのお嫁さんになれるだよ。」
「は?」
「生理も来たし!ちょっとくらい大きくてもおら痛いのには馴れてるべ!」
「いや、待て、待てってーか。お前朝から男押し倒してんじゃねえ!」
「大丈夫政宗には了承済みだ!既成事実つくっちまえばこっちのもんだっていってただよ!」
「はあ?」
「やさしくしてけろ…おらはじめてなんだ。」
「人かをねじ伏せて勝手に雰囲気つくってんじゃねえ。この馬鹿力。」
457456:2008/12/25(木) 07:57:08 ID:Nja1EqW0
うわ、注意書き入ってねえ……
すまん↑小十郎×いつきネタです
458名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 22:45:40 ID:mL1crUHS
このトリプルコンボはクリトリスの魔力なんだな
みんな纏めてGJ!
459名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 05:10:10 ID:SVxLOJLb
>>456
小十郎殿!その小生意気な娘っこに
極太ゴボウ突っ込んでやってくだせぇ!!わっふる!!
460名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 13:55:26 ID:zIdIM7sW
>>458
そのような魔力破廉恥であるぞぅ><

なんかそろそろお正月とか考えてたら、煩悩の数だけ突き上げる893が頭を駆け抜けた。
こ、壊れてまうだぁぁあああ!
461名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 14:40:07 ID:iyhU5BxF
>>460
半分を過ぎた頃に「レッツパーリィ!!」って筆頭が乱入してきて、

1)3Pルート
前に893、後ろに筆頭をくわえ込んで
「ぼ、煩悩が増えちまうだぁあ……っ、あっ、やぁあ…!」

2)筆頭可哀相ルート
893と交代して腰を振る筆頭
「はっ…激しいだ……あ、ぁあん…
でも…さっきより細くて楽だべ…」

いつきは無邪気

ってのを妄想した
462佐助×かすが:2008/12/28(日) 01:36:37 ID:nq2eWfQ1
>>436-443の続き、佐助×かすが投下します
注意書きは>>435




「やっぱ、いい女だな」
すべてを脱がし終え、肌から舌を離した佐助がまぶしそうに目を細めた。白皙の裸体が
暗い森のなかで月の光に照らされている。
「そんなことない。こんな、傷だらけで……」
かすがは顔を逸らして否定した。
白い肌には、数多の傷痕があった。それらはどれも軍神の懐刀としてはたらいてきた証拠である。
かすがは傷痕を恥じたり劣等を感じたりすることはなく、むしろ誇らしい気持ちすらあるのだが、
このように色恋の絡んだ男に裸を見せるときは別のように思えた。自分のような
傷だらけの肌をもつ女より、もっと美しい肌をもった深窓の女を抱いたほうがいいだろう、と。
「なに言ってんだか」
かすがの思いを看破するように言い、佐助は左の太ももにある傷跡のひとつを舐めた。
「ひ、ぁあ」
悩ましげな声が、かすがの口から出た。引き締まった太腿のうえで舌が動き、
傷痕を執拗になぞる。その動きはまるで愛撫のようで、さきほど弄られていた乳首が
痺れるように反応してしまう。
けれど、反応してしまうのはその部分だけではない。身の内から熱いものが、あふれ出てきている。
それをかすがが意識した瞬間、その熱いものは更にあふれ出てくるようであった。
「んっ、うぁ……っ」
悦喜をはらんだ呻き声に気分をよくした舌が、ゆるゆると脚の内側へと移動していく。
その動きにあわせて佐助の手がかすがの脚を持ち上げて膝を立たせ、横にひらいた。
内ももへ向かいながらきめ細かな肌を舐る舌の様は、地を這う蛇を思わせる。
「ううっ、あっ!」
かすがの爪先に、突如力が入った。内ももを這っていた舌が恥裂に行きついていたのだ。
佐助の舌が触れる前からあった濡れた感触は、さらにひどくなっていく。奥から底から、
しとどに湧き出てくる。
「あ、ん、ああっ」
下腹部から聞こえてくる水音と舌の動きに耐えきれない。かすがは両脚を閉じようとしたが、
脚のあいだに佐助がいるため、ただ彼を太ももではさみこむだけとなった。そしてその体勢は、
佐助を離すまいとしているようである。
「もうこんなにしちゃってなぁ、かすがってば」
舌を引っこめた佐助の親指が、張り詰めた肉豆を押しつぶすように触った。
「ああああっ!」
堪らないとでもいうように、高い声で啼いたかすがは仰け反り、佐助をはさむ両脚に力をこめた。
「や、あ、……さ、佐助ぇ……」
震える声で名を呼び、自身の下腹部にあるその男の頭に手をのばす。赤い髪の毛のなかに
指を潜ませようと触れた瞬間、舌が肉豆をつついた。温かな感触が敏感なそれを
包みこんだかと思うと、舌は丹念にその周辺を舐めはじめた。
かすがの指は、悦楽に震えながら佐助の頭をおさえていた。そのような部分を
丁寧に舐めないでほしいと思う気持ちがあることはあったが、指先と両脚はその気持ちとは裏腹に、
男の頭をおさえて離さない。どちらが本心なのか、かすがは考えたくもなかった。
襞をひとつひとつ確認していくような舌の動き方は、かすがの理性をすこしずつ
削りとっていくようだ。漏れる喘ぎや切なげな息が、汗で肌にはりつく髪の毛の一本一本が、
自分たちをほのかに照らす月の明かりが、なにもかもが助長しているように思えてしまう。
463佐助×かすが:2008/12/28(日) 01:38:36 ID:nq2eWfQ1
「ふぁ、あっ、佐助、さす、け……ッ! 佐助ぇ……!」
男の名を何度も呼んでは、指に彼の髪の毛を絡ませる。と、さんざん舐っていた舌が
離れていった。急に温もりを感じなくなり一抹の不安を覚えたが、すぐに佐助の
ごつごつした指が荒々しく入り込んできて、かすがをかき回し始めた。
「はあぁッ!」
肉壁はかすがの嬌声があがると同時に、悦んで指を締めつけた。指は窮屈な中で
存外自由に動いて、舐っていたときの比にならないほどの水音を立てた。
「もう挿れてもいい?」
挿れても、というのが、いま胎内に入りこんでいる指のことではなく何のことなのかは
説明されなくともわかる。暗がりでも解せるほどにやりと笑った佐助の顔を見て、
いちいちそんな事を聞くなと思うより早く、かすがは涙目で何度もうなずく。佐助の目元は、
戦場とは違う光りかたをしてはいるが、たしかに猛禽のようになっていた。
下に装束を敷いてはいるが背が痛いだろうと、佐助はかすがを立たせ、大木の幹に
手のひらを付く体勢にさせた。それから彼女の腰を寄せて、臀部を突き出す姿勢をとらせる。
「……さっきの事だけど」
低い声で佐助が言う。さっきの? と、かすがが自分の肩ごしに聞き返す。
「夫婦のはなし」
「ぁんッ!」
言いながら、かすがの膣孔に指を挿し入れた。柔肉を心地好く思いつつ、佐助は指と口を動かす。
「俺とかすがが、夫婦になるとか何とか。言ってただろ?」
「ん……い、言った、けど……ん、あっ」
佐助の声に集中したいのに、その佐助の指が体内で動きまわっているため集中できない。
それに、男の冷静な声より自身の淫声のほうが響いて聞こえてしまう。
寄せては返す悦感の波に揺られながら、かすがは胸が痛いくらいに轟いているのを感じていた。
男が、どのようなことを言い出すのか不安だったのだ。いくらお互いの気持ちを
ぶつけ合ったといっても、それはついさっきの出来事だ。それなのに夫婦云々とは、
あまりに性急すぎるというか先を見越しすぎているというか――かすがは背後にいる佐助に
見えないように顔を伏せながら、眉間にしわをつくって悔いた。胸をさわられて、
いきなりすぎると喚いた自分がばかみたいだ。
「俺はいいと思う。かすがと俺が、夫婦になっても」
「――え」
かすがの頭のなかがいきなり真っ白になったのは、言葉が発せられたと同時に佐助の指が
引き抜かれたからではない。
464佐助×かすが:2008/12/28(日) 01:40:38 ID:nq2eWfQ1
いま、何と言った? 顔をあげて佐助と肩ごしに視線をあわせると、男はずいぶんと
落ち着いた表情をしていた。
「今みたいな戦ばっかの世の中が終わったら、俺たち忍びは用無しだろうし。
その時はさ、ふたりで一緒に暮らすのも悪くないと思わない?」
一度真っ白になった頭で思案をめぐらすことは難しく、かすがは瞠目したままで
男を見ることしかできなかった。もとはと言えば、かすが自身の言葉が始まりなのだが、
男の提案のような返答にただただ驚愕させられている。
「……佐助」
「でも、俺は今すぐでもいい。……いや、今すぐのほうがいい、かな」
続けられた佐助の声は、かすがの時を止めた。
いよいよ何を言われているのか分からなくなってしまった。幻聴だったのかも、とも思ったが、
たしかに男の唇が動いて言葉を紡いだのをこの目で見ている。
「言ったろ、好きな女が傷つくのはもう見たくない、って」
芯の通った声で佐助が言う。浮き出た背骨を優しくなぞられているが、その感触も
どこか遠くのことのように思える。かすがは視線を泳がせた。
「今すぐかすがが『つるぎ』をやめて俺のところに来てくれたら、すごく嬉しい」
つるぎをやめるという事は戦うことをやめるという事で、佐助のところへ行くという事は
謙信のもとを去るという事だ。
平生ならばこのような事を言われても、絵空事だと言い切ってしまうだろうに、
今のかすがでは色々な思いが浮かんでしまい、なにも言えなかった。
「……ま、俺はそんなことを考えてるんだけど。かすがは、どう?」
かすがは困惑するばかりで、うすく開かれた口からはなにも出てきそうにない。
その様子を見て佐助はちいさい声で謝り、いつのまにか取り出していた自身の肉棒を
かすがに宛がった。それに気付き、話はまだ終わっていない、と、かすがは言おうとしたが、
佐助が動くほうがはやかった。
「はっ、ああぁーッ!」
肩を震わせ、貫かれた衝撃と快感を味わう。張り詰めていた肉塊は肉を押しわけて
奥へ進みながら壁をこする。
善がりながら、これではろくに考えることも出来ないなと、かすがは頭の妙に冷静な部分で
思っていたが、もしかしたら佐助はそれが目的なのかもしれないとも思い至った。
男の提案の返事をわざと愉悦で邪魔しているのかもしれない、と。彼もまた、かすがの返事が
こわいのかもしれない、と。
確信はもてないが、そう思えば少しは納得できる。ならば無理に考えず、ただ佐助から
あたえられる快感を素直にたのしんだ方がいいのではないか。――しかし。
「あっ……」
まだ達してもいないのに、佐助の男根がずるりと抜けていった。今まで包み込んでいたものを失い、
肉襞がひくひくと物欲しそうに蠢く。怪訝そうな顔をしたかすがが背後を見ようとすると、
男は幹に手をつけていた彼女の体を反転し、対面させた。
「うーん、やっぱり顔見ながらのほうがいいな」
ひとり言にも確認にも聞こえる口調で言い、佐助は太ももを手にし、かすがの左脚を持ち上げる。
濡れた膣口に何度か雁首をすりつけた後、重々しく腰を進めた。待ち焦がれていた膣肉が
柔々と満足そうに佐助を受け入れていく。
「ふ、ぅあッ、あ、あっ」
腕を佐助の背にまわし、抱きつく。そうでもしないと、立っていられなくなるようだった。
佐助はかすがの太ももを己に寄せるのにあわせて腰を動かし、さらに深く押し込んでいった。
腰が進むごとに聞こえてくる甘く甲高い声は、それだけで男の加虐心をくすぐる。
もっと啼かせたいと、無意識に思ってしまう。佐助は荒っぽく動かし、かすがを揺すりたてた。
「あァっ! あ、あ、やあぁッ」
腰の律動が激しくて、背にまわした腕に力が入る。微弱な電撃がはしったように体が痺れて、
佐助の手で持ち上げられ浮いている左脚の爪先が震えた。男と密着している部分が
とても熱いのに、不思議なことにこの上なく気持ちよく思えて鳥肌が立つ。
465佐助×かすが:2008/12/28(日) 01:42:39 ID:nq2eWfQ1
「すっげー熱いな。へへっ、蕩けそ……」
「んんぅ……ふ、ア、佐助ぇ……っ! はぁあ、あー、あァッ!」
繋がっている部分から聞こえる音を恥ずかしく思い、かすがが目をつむると、
汗の流れる額に佐助が唇をくっつけてきた。粗暴な腰の動きとは大違いの、まるで仔犬が
鼻をすりつけ合うような唇はひどく優しい。かすがはどうしてだか、
救われたような心地になって涙があふれそうだった。
膣肉は、まるで巾着の口をしめるように男根をきつく締めつける。内壁を抉るように
腰を打ちつけていた佐助は、自身が、そしてかすがも限界に近いことに感づいていた。
現に佐助が持ち上げていないほうの、地面についているかすがの右脚は大きく震えていて、
背にまわされた腕にはますます力がこめられつつある。また、かすがの中で蠢動している
佐助の肉棹もいますぐ爆ぜてしまいそうなくらい、切羽詰っていた。
「……かすが、もうそろそろなんじゃない?」
自分はまだ余裕だというような佐助の、熱い息とともにささやかれた言葉に
かすがは小刻みにうなずいて肯定した。余裕そうにみえて実際は男もだいぶ焦っていることに
かすがが気付けなかったのは、彼女も渇望し、焦慮していたからだ。だからかすがは自然と
涙があふれでる瞳で、佐助に懇願した。
「ぁあッ、はぁっ! 佐助、お、お願い……わ、たし……んんッ、もう、……だ、だめぇえ……っ!」
途切れ途切れの切願だったが、みなまで言わずとも佐助はかすがが伝えたいことが
十二分にわかった。それに、かすがの願いは佐助の願いでもあったのだ。
「了解」
ひときわ強く、腰を打ちふるった。突き上げるように何度も肌をぶつけあい、
それに負けないくらい何度もかすがの名を呼んだ。嬌声にまじらせ、かすがも男の名を呼ぶ。
こんなに近くにいるのに、それでも満足できないと縋るような声で。
「ふぁッ、あ、はぁあ、あァっ! 佐助ぇッ、んっ、佐助、さ、佐助ぇッ!」
ぎゅうう、と搾り取るように痙攣するのと、背にかすがの爪が食いこんだのはほぼ同時だった。
そしてその一拍あとに、なかに入れたままの佐助が吐精した。男根は数回跳ねて、
かすがの胎内と頭のなかを白で塗りつぶしていった。


背中に傷が増えちまったなぁ、と、妙にうれしそうに佐助が言った。彼は脱いでいた装束を
着ている途中であった。
着込みで隠れて見えないが、爪が食い込んだあたりに視線をやったかすがは先ほどの
情事を思い出して赤面した。ついでに、先に佐助によって装束を着させてもらっていたときの、
男のやさしい眼差しも思い出して、胸が苦しくなった。
「ふ、ふざけるなッ」
あわてて視線を逸らし、地面を蹴った。慣れた動作で大樹の枝に着地すると、
身なりを整えた佐助が遅れてやってくる。
胸のしたで腕を組んでいるかすがは、佐助に背を向けている。暁霧のなかで淡いこがね色の髪が
煙って見えていたが、剣のような存在感をもったまま輝いていた。
「……悪いけど」
振り向かないまま、かすがの口が開く。
466佐助×かすが:2008/12/28(日) 01:45:06 ID:nq2eWfQ1
「今すぐお前と夫婦になることは、できない……」
驚きも憤りもせず、佐助はただ「うん……」と相槌をうつように返事をした。
実のところ予想通りだったのだ、彼女が断ることは。
「私は――私は、あのお方の『つるぎ』だ……」
声音は、とまどいを含んでいた。言いながらも思い悩んでいる風だ。言葉は少ないが、
それだけでも彼女が言わんとするところは分かる。かすがは次第にうつむいて、
背をちいさく震わせた。なかなか佐助のほうを見ようとはしない。
自分の言ったことが、かすがにとって重荷となってしまうかもしれないという自覚が、
佐助にはあった。お互い、身軽な立場にいるわけではないのだ。
正直なところ、佐助はかすがをどうしたいのか自分でもよく分からずにいた。自分のもとへ
来てくれれば嬉しいのだが、果たしてそれはかすがにとって一番の幸せなのかどうか。
人を殺めることが苦でも、軍神のもとに居たほうが彼女にとって幸福なのではないだろうか。
そのようなことを考えると、佐助はかすがに対してあと一歩のところまでしか
歩み寄ることができなかった。だが今回、そのあと一歩のところまで進んでしまった。
佐助は口を開いた。一言謝って、それから、言ったことは忘れてくれ、と。
そう告げようとしたのだが、眼前にいるくのいちに先に沈黙をやぶられてしまった。
「でも」
やっと振り返ったかすがの睫毛は、水分をふくんでいるように見える。
「乱世が終わったら。安定した世になったら」
顔が触れそうになるくらいのところまで近づき、かすがは佐助の顔を見上げて、つづきを言った。
「――――――」
童の内緒話のように告げられた言葉に、佐助は目を見開いた。
すぐ近くにある形のいい唇がつむいだ言葉をすぐには理解できず、素っ頓狂な声をだして
驚いてしまった。その様を見たかすがが、おかしそうに微笑んで男の手をにぎる。
「お互いがちゃんと生きていたらの話だ。死んでしまったら意味がない。
お前も言っていただろう? だから……死んだら、私がゆるさない」
佐助の手を握るかすがの指に、力がはいった。
「ああ。……かすがも、生きろよ」
この時世、相手に「死ぬな」などと言ったところでほとんど意味がないということを
二人は承知している。忍であるかぎり、死と隣り合わせが常であるといっても過言ではない。
そもそも敵対している佐助とかすがが、戦場で対峙しないとは言い切れない。
不安定すぎる約束だった。
しかしそれでも約束しあったのは、そうすること自体に意味があるように思えたからだ。
童の口約束のようだとも、約束することで死から逃れられるわけではないというのも、
重々承知している。
467佐助×かすが:2008/12/28(日) 01:47:23 ID:nq2eWfQ1
はにかんで笑い、かすがは手を離す。そして佐助の頬を両手ではさみ、かすめるように
口づけをした。唇が触れあっていたのはほんの一瞬で、柔らかさを感じるひまもなかったほど。
ぱっと身体を離したかすがが、一歩下がって背を向けた。髪の毛のせいで見え隠れする耳たぶが
ほのかに赤くなっている。
「だが、今の私たちは敵同士だ。忘れるな」
「ああ、わかってるって」
「いつまでも夢心地でいるわけにはいかないんだ」
「うん」
「……でも、さっきのは夢じゃない。現だ」
「うん」
一呼吸おき、かすがは僅かに頭をうごかして後ろを盗み見ようとして、背後の幹に
背を預けている佐助と見事に目があった。どこか満ち足りた様子で笑っている男の顔を
見ているのも恥ずかしく、すぐに視線を逸らして枝の先へ駆けていった。そして髪の毛を
揺らしながら、斜め向かいの樹の枝へ跳躍する。
相変わらず暁霧ではっきりとは見えないが、かすがの髪の毛はよく目立つ。性格以前に
外見からして忍びに向いていないのでは、と佐助は思ったが、それは口に出さないでおいた。
「とにかく、……お前が無事に生きていてよかった」
かすがが言った。幹に手をついて立ち、遠くを見ている姿は美しい。彼女のことを、
うつくしきつるぎと軍神が呼ぶのは、優秀な忍びだからというだけではないだろう。
かすがも無事でよかったよ、と佐助は返事をしながら、女を見つめた。
「お前にはずいぶん助けられちまったな。どう? かすが。このまま一緒に帰らな――」
言いきる前に、佐助に向かって苦無が飛んできて言葉を途切れさせた。ひょいと首をひねれば、
苦無はそのまま顔のすぐ横の幹に突き刺さる。それを見てから投げつけた本人に
視線をやると、かすがはほとんど無表情だが睨みつけるような目で佐助を見ていた。
諦めたように佐助は笑う。
「それじゃ……またな」
ゆっくり空を仰いだかすがはそれだけ言い残し、足もとを蹴る。簡単に身体は浮き上がり、
直後には空に消えた。
「ああ。またな」
かすがが見えなくなった辺りを見つめ、佐助は呟いた。
またな、と先に言ったのは彼女だ。また。次があるということ。
佐助は嬉しそうに頭を掻き、幹に突き刺さっている苦無を引き抜いた。よく磨かれている苦無は
彼女の性格をあらわしているようで、男の口から自然と笑みがこぼれた。

おわり
468名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 12:04:15 ID:XFamEy3c
GJGJ!年末にいいもん読ませてもらった…
甘いけど切なさの残る話でよかった
469名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 12:58:19 ID:slW6cIp2
GJ!
佐助とかすがはいいなあ。
最期に2のEDに繋がるところも素晴らしい!
470名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 15:14:53 ID:V6QSeC0o
GJ!!
完結お疲れ様でした。
佐かす好きで良かった…。
471名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 05:09:07 ID:yGpHAMEF
冬コミから帰って来たら佐かすが!
素晴らしかったです。ぐっじょぶ!!
これで無事年越し出来そう
472名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 23:32:40 ID:o9affgcw
本当に佐助もかすがも素晴らしかった!!
GJですた
473名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 20:42:52 ID:yeLEellc
今年は春に新作もアニメもあるし
ここももっと盛り上がるといいね
474名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 23:59:44 ID:7xb0G8M8
全編英雄外伝クオリティのアニメだったらマズいな
475名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 01:30:29 ID:Aznzffwl
寝る前にふと思いついたものを投下していきますね
出てくるのはアニキといつきと筆頭

アニキの眼帯が女物のぱんつに見えないこともない

普通にぱんつ買うのは海賊っぽくないので、月1くらいでいつきの所に
「ぱんつ出さねぇと泣かすぜオラオラァ!」と、ぱんつ強奪に来る(海賊っぽく)

いつき「今回もまたぱんつ奪われただ…くすん」

翌月、またぱんつ強奪に来るアニキ。
アニキ「ぱんつ出せオラオラオラァ!」
いつき「また鬼がぱんつ奪いに来ただ!」
アニキ「おう、今日はクマ柄かぁ!オラ、さっさと寄越せ!」
いつき「お、おらのぱんつを脱がすのはやめるだ!」
アニキ「早いとこ脱がねぇと、かまくら溶かしちまうぜ?
     …お?お前、毛ぇ生えてきたのか?」
いつき「きゃあ!み、見るな!」
アニキ「いや、見るぜ!」
筆頭「HELL DRAGON!」
アニキ「ぎゃあああああああ!」
いつき「青いお侍!なしてここにいるだ!?」
筆頭「いつきのぱんつの危機と聞いて、すっ飛んできたぜ!
    Ha!それにしても長曽我部、こんないたいけな農民からぱんつ奪うたぁ、
    鬼の名が廃るってもんだな。
    いつき、安心しな。これからは、お前のぱんつはこの俺が守ってやる」
筆頭「青いお侍…」
筆頭「べ、べつにお前のぱんつが大事なわけじゃねぇぞ。
    農民が困ってんのを放っておけねぇだけだ」
筆頭「ふふ…青いお侍、ほっぺが赤いだよ」
筆頭「Shu、Shut up!寒いからだ!」
筆頭「嘘はよくないだよ」
筆頭「Oh!いきなり飛び掛かってくるなよ!
   …乳が当たってんぞ」
筆頭「おら…青いお侍になら……いいだよ…」
筆頭「いつき…」


もう寝る
476名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 03:03:51 ID:HNruc+rA
いつきが可愛いくてニヤニヤしてたら・・最後は筆頭の一人芝居なのか

でもGJ!
477名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 11:40:51 ID:gMiFxBzg
ぐっじょぶでござるぅぅぅぅぅあ!!!

クマさんぱんつを顔に貼り付けたアニキと
一人芝居続ける筆頭を想像して吹いたw
478名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 18:27:55 ID:VwPQWFVn
一人芝居を続ける筆頭を見て
顔に縦線入った状態で立ち尽くすいつき
そんないつきの肩にそっと手を置く小十郎
困りきった表情で小十郎を見上げると
小十郎は苦渋の表情で頭を左右にふった
やっと落ち着いて筆頭が顔を上げると
既に二人の姿は無く
ヘルドラゴンで雷様になった兄貴が横たわっているだけだった……


と勝手に続きを妄想しました
479名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 22:19:58 ID:Sw52RdpH
筆頭って、なんだか妙に報われないなぁ…(´;ω;`)ブワッ
と思ったので、ちょっと頑張って妄想してみた

十分後、別室にて。

い「青いおさむらいは、何考えてるだかわかんねぇだなぁ。
  おらがお侍に抱きつくなんて、はしたねぇ真似するわけねぇべ」
小「そう言うな。ちっとばかし暴走することもあるが、
  ああ見えて政宗様はお前のことを憎からず思ってるんだ」
い「そ、そうだべか?」
小「そうだとも。お前、政宗様のことは嫌いか?ん?」
い「い、言えるわけねぇべ、そんなこと!お、おら、はずかしいだ…」
小「語るに落ちるとはこの事だな。
  というわけで政宗様、あとは若いお二人にお任せしますので、頑張ってください」
政「!!」
480名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 02:46:59 ID:/BS0CNR9
ふと、急に女の子のおなぬが読みたくなった

・おなぬしているところを蘭丸に見られるが、それに気付きながらも
 わざと見せつけるように続ける濃姫
・謙信様のことを考えていると体が熱くなったが恐れ多くて想像できず
 代わりに佐助のことを考えながらおなぬしたら意外に気持ちよくてイってしまい
 後日本人に会って変に意識しちゃうかすが
・料理中に野菜(大根人参きゅうりなど)を見てどれが一番犬千代様のものに近いか実験するまつ

でも書けないことに気付いたんだ
481名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 03:33:24 ID:mEa3uo/H
>>480
その後もちょくちょく、わざと蘭丸に見られやすい時を狙って濃姫がおなぬしたり、
次回からのかすがのオナネタは佐助になったり、
「やっぱり犬千代さまが一番でござりまする!」ってその日の夜はニートも逃げ出すほど
熱く激しく盛り上がる最強夫婦だったりするわけですね、わかりますわかります
よーーーーっく分かります!!!ハァハァ

どうでもいいが
>後日本人
を【あと にほんじん】って読んじゃって、最初意味が分からなかった
482名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 04:03:34 ID:v1fcF+tw
このスレで百合ものの投下はおk?
夫に構ってもらえない妻達(濃姫とお市)が、お互いを慰めるのを書いてみたけど・・・・
483名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 09:04:32 ID:xH9+TDg9
百合は大丈夫じゃないかな?
wktkしてお待ちしております
484名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 11:06:42 ID:bDiye73+
かすが×けんしんさま(♀)がここに投下されてたから注意書きあれば大丈夫だと思う。
百合百合義姉妹ばっちこいです。
485名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 22:25:51 ID:v1fcF+tw
>>483-484
ありがとう
書き終わってはいるけど、今更追加したいシーンが出来たので
書き足してから投下します
486名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 02:52:27 ID:yJC0mBvN
>>485
いつでも待ってるぜ〜
487名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 00:30:18 ID:FM1cJqL1
大河でも俺は無敵!!
という訳で、一番隊の俺は早速夜這いを行いたいと思う。

まずは主・謙信様の部屋にやってきた。
謙信様は雪の如く白い肌をお持ちだ。
いつもほとんど肌を出していないが、この手でひん剥いてやれると思うと興奮するぜ!!
…ん?何やら部屋の中から声が……

「はぁ…あ、しんげん…そのようにはげしく……」
「お主の肌は白くて柔いのう。ほれほれ、ここはどうじゃ?」
「ああっ!そ、そこは……はぁぁぁ…っ」
「ここも良いか?ん?」
「あぁ…しんげん、あっあああっ!」

「………」

…どうやら御取り込み中みたいだ。
しかも無敵な俺も入り込めなさそうな雰囲気。


……気を取り直して、次はうつくしきつるぎの部屋に来た。
かすがはいつポロリするかワクワクするあの衣装が良い。
しかも尻が主従揃ってプリプリしてる。けしからん。
…おや?部屋から何やら声が…

「ほらほら、ナニをどうしてほしいのか言わないと分からないぜ、かすが」
「ば、馬鹿!そんな事言えるかっ!」
「へえ…でも此処はこーんなに物欲しげだけどなぁ?真っ赤になってヒクヒクして涎垂らして…」
「やあぁっ!見ないでっ!」
「じゃあ言ってみろよ。お前が今ナニをどうしてほしいかを、な」

「………」

…御取り込み中その2。
くそっ、こうなったら俺も……

「直江殿」

部屋の扉に手をかけようとした時、背後から呼ばれた。
振り向いて見るとそこには虎の若子が、手に酒を持って立っていた。

「一献いかがか」

どこか寂しげな雰囲気に押され、俺は虎の若子と藤を見ながら晩酌する事になった。
盃に注がれた米酒をぐいと飲み干して虎の若子が呟く。

「某もオッパイ揉みとうござる…」
「ああ…」

酒はちょっぴりしょっぱかった。
488名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 00:31:50 ID:xDXZhLyz
無敵キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
幸村w
二人ともがんがれw
489名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 01:01:00 ID:6mI2QxnC
兼続クソワロタww
GJでござった!
490名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 14:35:00 ID:Hk9+FBHR
カネツグ可愛いなw幸村もw
幸村がおっぱい星人かいw

カネツグにとっても幸村にとっても、かすがが憧れのおねいさんだったらいいな
で、かすがもまた可愛い年下boyたちに色々教えてあげたり…
で、そんなかすがに俺様が嫉妬して……
491名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 14:39:48 ID:ha/brHtS
492名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 23:26:19 ID:KjXpjMvM
ふと思いついたもの
愛姫が出てきます

「いつき!かわいらしい着物手に入れたぜ!」
「流石、政宗様!さっそく着替えさせましょう!」
政宗は着物を置いてすぐに部屋を出て、愛はいつきが着ているものを手早く脱がし始めた。
愛が広げた着物は水色の下地に白い雪が描かれたもの。一目で値の張るものだということがわかる。
それを慣れた手つきで愛は着させて、帯を付け終わると同時に外に居た政宗に声をかけた。
「Good!流石いつき、cuteだな!」
「うん、すっごくかわいいわ!」
奥州を納める夫婦は目がハートマークになっている。
「えーっと、ありがとうだ。だどもこんな高いものおらじゃなくて愛様が着るべきなんじゃないだか?」
「Of couseこれはいつきのために手に入れたものだぜ」
「そうそう、私はいつきのかわいい姿が見たいだけだから」
そうだか、と言って呟いたいつきは少し奥州の行く先が不安になった。
いつも自分に構っていて、うれしいのだが仕事をしていない気がする。
と、そこで廊下から荒っぽい足音が聞こえてきた。
どうやら小十郎のようだ。足音からかなり怒っている事がわかる。
ガラッと力強く扉を開けると同時に小十郎は叫んだ。
「政宗さまっ!!」
良かった、この人が居れば奥州も何とかなる。そういつきは一瞬思ったのだが……。
「いつきに新しい着物を着させるときは呼んでくださいと言ったでしょう。
わたしだけいつきのかわいい姿が見られないなんて不公平です!!」
そして言い争いをはじめる伊達主従。

果たして奥州は大丈夫なのだろうか。
493名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 23:26:53 ID:KjXpjMvM
おまけ

「でも少し嫉妬しますわね」
夜の寝室。
政宗の腕の中で呟いた愛はため息を一つ付いた。
「Ah-n?どうした、愛」
「政宗様は最近いつきにばっか着物を買ってきますもの、私だって嫉妬はします」
まぁいつきはかわいいからしかたないんですけどね。そう呟いた愛を政宗はうれしそうに眺めていた。
「知ってたか?あの着物って店の中では二番目に高いものだったんだぜ」
「え?」
「一番高い着物は青の布地に龍が描かれたやつだ。それを見たとき俺は思ったんだよ、これを着て良いのは一人しか居ないってな」
「政宗様……」
「本当は明日渡すつもりだったんだけどな。明日はお前のBirthday、だろ?」
そう言って笑う政宗を見て、愛の胸の中にあったもやもやは晴れていった。
「俺の好きな人はいつきだ。でも愛しているのはお前だけだよ、My hunny」

終わり
たしか愛姫の誕生日は不明だったはず
494名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 23:59:34 ID:YXTafdE3
>>487を見てたら、何故か
「残念だけどおらは乳小さいだよ……。」
としょんぼりし過ぎておさげもだらーんとしちゃうくらいのいつきが頭をよぎった。
495名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 00:35:15 ID:wEThh78H
>>492
GJ!GJでござる!!筆頭も小十郎も愛姫様もみんなかわいいなww
いつきも幸せそうで何よりだ。

オマケもすごく心が和んだぜ。寝る前にいいもん読めてよかったよ。
496名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 01:59:38 ID:LcuPjWMG
>My hunny
honeyじゃないのか?
497名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 21:09:54 ID:8utoPVWl
ふにー
498名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 02:46:56 ID:dUxtSEHb
たぶん中井発音
499名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 20:49:15 ID:IYXCGDXu
>>498
なんかすごく納得した

筆頭ってエロい南蛮語(例:SEX)をいつきに教え込んでそう
けど単語を教えるだけで、意味は教えない
その上で復唱させる
それを小十郎に見つかって怒られる
でも懲りずにまたいつきに教えて、あまつさえ
「意味を口で教えるより体験した方が早いし分かりやすいだろ」
って個人的指導開始
500名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 20:57:00 ID:/skqBJWy
「oh…yes!!yes!!!」と南蛮仕込みの喘ぎ声をあげるいつきちゃんを想像してしまった
501名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 02:08:28 ID:5jdyh4ag
伊達は、女性の喘ぎ声は「Yes,yes...oh!yesyesyes!!」みたいな
もろ南蛮な感じのものが好みなのか、
それとも日本っぽく慎ましやか?なものが好みなのか
502名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 07:15:48 ID:xLIzVtAT
無印のころは南蛮系というか遊び慣れたというか、ビッチなのが好きそう
んで、いつきと出会ってからただれた自分が妙に恥ずかしくなって(基準がいつきに変わって)
感じてるけど恥ずかしくて声を殺してる、くらいの慎ましさが好みに。
ついでにそんな感じで乱れるいつきを妄想して自家発電→賢者タイム
というところまで想像した。

>>500
朝からたどたどしい英語で「お、おぅいえす」ないつきを想像しちまったじゃねぇか。
アイムカミンッとか言わせるんだな。
>>126様の「かすがの武器ネタ」を使用させて頂きました。
ご気分を害されたら申し訳ありません。

・謙信(♂)×かすが
・佐助→かすが(少しだけ混じってます)
・無印と2の中間の話です。
・「かすが」は謙信が命名した名前にしてあります。
・史実でないとされている謙信の恋物語をモチーフにしています。
・最初のみ望月千代女(オリキャラ/かすがの師匠設定)が出ています。

ルリハコベ…変わり身、約束

苦手、不快な方はスルーして下さい。宜しくお願いします。
目の前で震えながら頭を垂れている女児を見て千代女は鼻に皺を寄せた。
信玄から頭領に命じられて以来何千何百という娘を見て来たが、
こんな髪の子どもは初めて見る。
「……何とも気味の悪い色をした髪よの」
板間に袴の片膝を付き、手にした扇で女児の顎を掬い上げた。
年齢の割に女児は肝が据わっているらしく涙一つ浮べて居ない。
それがある種の傲慢さの様に千代女は感じた。
千代女はただの慈悲深い望月家の後家では無い。
望月家は嘗て信玄に逆らい、遠縁に当たる幸村の祖父の執り成しで武田の傘下に加わった。
失地回復のために甲賀の本家から千代女が嫁ぎ、集めた身寄りの無い娘達を生き餌に仕立てて
日ノ本一の情報網を作り上げ、今では信玄から深い信頼を寄せられている。
改めて女児を良く検分してみると髪は金で瞳は琥珀、そして肌が雪の様に白い。
「フン、南蛮混じりか。だが面構えは良し……」
扇から女児の顎を退かして暫し思案していたが、ピシャリと掌に扇を叩き付けた。
「お前は今日から『妙』じゃ。白妙の肌と奇妙な髪、両方掛ければ物好きの一匹や二匹釣れよう」
固く唇を引き結び、瞬きもせず大きな目で女児は千代女を見ている。
(――生意気な)
甲賀五十三家筆頭の出身であり、その上義理とは言え信玄の姪に当る身分の自分を
見据える者は居なかった。
しかしその強靱さが無ければ、この先女児は生き残れないのも確かだ。
「死にたくなければそれなりの働きをしやれ。精々その面を大事にする事よ。
 良いな、妙」
女児が再び頭を下げるより早く、千代女は高価な打掛のつまを勢い良く翻した。
音も無く霧雨が降り頻る中、かすがは少し離れた場所で気配を殺し控えて居た。
一体ここにどれくらいこうしているだろうか。
金の髪はすっかり濡れて張り付き、細い顎から雫が伝って身体は秋雨の冷たさに
じわじわ侵蝕されている。
琥珀を思わせるかすがの瞳が瞬くと長い睫毛が水滴を弾いた。
主が山寺の庵を尋ねて写経するのは決して珍しい事では無いが、
今日は神経質なまでに人払いされている。
主はこの頃何かにつけて物思いに耽る事が多い。
木の葉が色付く頃は決ってこうだと山城守が言っていたのを思い出した。
(一体、何を考えて居られるのか)
かすがは柳眉を顰める。
すぐ側に居ながら主を思い煩わせるものの正体が掴めず臍を噛んだ。
主を苛ませるものを皆消し去って自分だけを見て欲しい――あまりに子ども染みた
狂おしい想いで胸が張り裂けそうになる。
ほんの一瞬で構わないからあの麗しい眼差しを独占出来たらどれ程仕合わせだろう。
だが、かすがの思惑と裏腹に主の視線はズレてしまう。
周囲から見れば気付かないくらいの微妙な角度で主はいつも目を逸していた。
「お前は私のものだ」と言いながらかすがの真ん中を見て居ない。
甲斐の虎ではない別の面影――それも女だと自分の勘は告げている――が
主の内側に巣くっている様にかすがは胸を焦がした。
(謙信様…)
もう一度琥珀が瞬きそっと伏せられる。
(どうか、どうかかすがだけを)
柔らかい雨粒が冷えて俯くかすがを静かに包んだ。
「どうしたのです?つるぎ」
ハッとして顔を上げると、写経を終えた主が怪訝そうに庵の縁側から
こちらを見て居た。
「いえ、謙信様。何でもございません」
慌ててかすがは取り繕う。
「そんなに濡れては風邪を引きますよ。こちらへ来なさい」
そう言うと謙信は戸を開けたまま中に引き返した。
雨に濡れた身体を軒先まで怖々運ぶと、丸火鉢に置かれた銅壺から白い湯気が
しゅんしゅんと音を立てて勢い良く上がっている。
「ふふ……本当は般若湯があれば良かったのですが」
にこやかに言う主につられてかすがもはにかむ。今日の主は明るく、かすがは安堵した。
白湯を淹れた質素な湯呑が縁側に置かれる。
「お飲みなさい。女人が身体を冷すのは良く無い」
静かだが有無を言わせない主らしい口調で謙信は言った。
かすがは一瞬断ろうか迷ったが、主手ずから淹れた白湯を固辞するのも反って悪い気がする。
「はい」
恐縮しながら手に取ると、冷えた掌に湯呑の温かさが心地良い。
息を小さく吹き掛けてから湯に口を付けたが、予想以上の熱さに思わず顔を顰めた。
その様子を見ていた謙信がクスっと笑って懐かし気に言った。
「似て居る」
一体誰に――?
かすがの胸の裡に巣くう不安が鎌首を擡げる。
(やはりそうだ。謙信様の中に私の知らない女がいる……!)
疑いは確信に変わった。
その瞬間、温かい湯呑の感触や熱かった白湯が一気に冷えた様にかすがは感じた。
謙信は独りおかしそうに笑う。
「誰かに似て居ると思っていたが、そうか…」
ひょっとして、否、その女こそ主を思い煩わせている元兇だという確信に足る感触をかすがは掴んだ。
今直ぐにでも件の女を引き裂いてやりたい激しい感情を包み隠して主の言葉を待つ。
「昔私には添おうと心に決めた人がいた」
(嫌、聞きたくない)
湯呑を持つ手が寒さ以外で細かく震えた。
かすがにとって主は今の主のままで充分だ。
下手に過去を蒸し返して幻滅したくなかった。
「とても健気で芯の強い人でした。いつも一生懸命で、深く私を慕ってくれた」
謙信は優しく笑い掛ける。それが辛くてかすがは目を伏せた。
「少々そそっかしい所もありました。今のお前の様に急いで白湯を飲もうとして熱がったり」
今も慕ってらっしゃるのですか、と言う言葉をかすがは白湯ごと無理矢理飲み込む。
「私達は若かった――若過ぎた。
 一目で激しい恋に落ち、譬え敵同士でも必ず一緒になろうと固く誓い合いました」
「敵、ですか?」
謙信は頷く。
「永く敵対していた北の領主の姫君でした。出合った時、私達は互いが敵とは気付かなかった」
どんな顔をして良いか分らず湯呑を覗くと、白湯の中に琥珀が溶けている。
(敵……)
ある面影が白湯に映った。
(だめだ、何を考えている!)
美しい主と語らう時は、あのヘラヘラしたユルい笑顔と馴々しい態度が癇に障る男の事など
記憶という記憶から消してしまいたい。
かすがは自分を叱咤してその影を振り払った。
上手く誤魔化したつもりだったが、主は悪戯っぽい笑みを口元に乗せてかすがを見ている。
「おや?誰の事を考えているのです」
飽くまで惚けた口調で尋ねると、かすがは顔を真っ赤にした。
「な、何でもありません!」

その頃謙信は上杉の家督を継いだばかりで、他家から養子に入った経緯から
家臣はいっかな纏まらず、自身の基盤は非常に危ういものだった。
謙信が北の姫君を正室に迎えようとした時、家臣団は猛烈に反対した。
敵国の姫と添うなど以ての外と強硬な態度を崩さず、遂に謙信は姫と別れる事を
余儀無くされた。
「今でも思う。あの時もっと私が強ければ、違う道が拓けたのではないかと」
美しい眉を顰め主が目を閉じる。
「謙信様…」
如何にも苦しげな表情だが、それすらかすがは美しいと思った。
主にこんな顔をさせる女を許せない。
「その方は今どちらに?」
「随分前に亡くなられた。別れてすぐ、出家した先の寺で」
「患われたのですか」
主従の間に短い沈黙が流れる。入り日色に染まった楓が一葉、縁側に舞い込んだ。
それを見詰める主の瞳は物悲しい色を湛えている。
「……或いは、想いが強過ぎたのやもしれぬ。私と共に生きられぬ浮世に絶望された」
山の木の葉が色付き始めた頃、北の姫君は懐剣で自ら命を絶った。
以来、謙信は戦や政務にどんなに忙殺されてもこの時期は写経して姫の魂を慰める事を忘れない。
「私はあの方に何もして差し上げられなかった。
 こうして独り身を貫き御仏に祈るのがせめてもの罪滅ぼしなのです」
かすがは後悔した。
分を弁えず主の聖域を荒し、辛い事を思い出させてしまった自分が恥ずかしい。
決り悪そうに俯くかすがを見て謙信は優しく言った。
「つるぎ、昔の事です。既にあった事。もう終った事ですよ」
「……謙信様」
見る見るうちにかすがの琥珀色の瞳に涙が溜まる。
今にも零れ落ちそうな雫を謙信がそっと拭った。
「その様な顔をするものではない、かすが」
この娘が腕の中に飛び込んで来た日の事を謙信は良く覚えている。
――あの方だ。
一目見て直感した。
譬え姿形は変っても魂は変らない。北の姫君が生れ変り、毘沙門天に仕える
羅刹女となって再び自分の元に舞い戻ってくれた――信仰心篤い謙信はそう信じて疑わない。
日に透ける金色の髪も琥珀色の瞳も北の姫君とは随分違うが、
懸命に自分を慕う姿や少々そそっかしい様子は姫そのもので思わず目を細めてしまう。
「名はなんと言う?」
謙信がまず娘に尋ねた事だった。
――ございません。如何様にもお呼び下さい。
大人びた硬い口調で返され、暫し謙信は瞑黙する。
この娘を何と呼ぼう。あの方の名にしようか、それとも――
「ならば、お前の名はかすがだ」
――えっ?
娘が驚いて顔を上げる。あの日勇気を振り絞って思いの丈を打ち明けた時も姫はこんな顔をした。
「そなたの髪の輝きは真に春光の如く。即ち、我が城と同じ春日だ。不服か?かすが」
琥珀色の瞳が歓喜に染まる。
――いいえ謙信様。私は、かすがは必ず謙信様のお役に立ちます。
以来美しいつるぎは謙信の傍に仕え、今に至っている。
「時に、つるぎ」
「はい」
「先程武田の忍の事を考えていたでしょう」
涙を拭ってやった顔を覗き込むとかすががまた赤くなった。
「違います!何で私があんな奴の事」
頭を振って必死に否定すればするほど謙信には滑稽に見える。
「照れずとも良い。武器も技も揃いのお前達は、さぞ仲睦まじい夫婦になれよう」
「なっ…!?」
琥珀色の瞳を大きく見開いたままかすがは固まってしまった。
「槍の又左と奥方の様になるやもしれませんね。実に麗しきこと」
主のその言葉を聞いてかすがの脳裏に何とも形容し難い光景がめくるめいた。
男と常に手を繋ぎ、名前を呼ばれればにっこり笑って返事をする自分。
椀にがっついて食べる男の頬に付いた食べこぼしを甲斐甲斐しく取ってやる自分。
一瞬で色々な事が駆け巡りかすがは耳や首筋まで赤くなる。
「ふふ…やや子は父と母のどちらに似るであろうな」
「失礼致します!!」
赤く染まったつるぎは湯呑を残して謙信の前から姿を消してしまった。
「あなや…少々からかい過ぎましたか」
かすがが存外初心だったので謙信は少し後悔した。
かすがは気付いて居ないが本当に気に掛けて居ない相手であればこの程度一笑に付して終いであり、
無視出来ない相手だからこそ居た堪れ無くなったのだ。
美しい軍神の懐刀はいつ自分の本心に気付くだろうか。
「願わくば、いつかその日が来る事を…」
謙信は立ち上がる。
雨は止み、色付いた木々に靄が掛かって秋の風情が漂っていた。
「お前得物変えたのか?」
出くわしたかすがの腰から自分と揃いの得物が消えていて佐助は目を丸くした。
「うるさい。お前には関係無いだろう」
面倒臭そうな顔でかすがは返す。
「やれやれ、相変わらずつれないねぇ」
「………」
普段なら外方を向くはずのかすがが珍しくじっと見詰めて来る。
「…何だよ」
琥珀の瞳に射ぬかれ佐助はたじろいた。
「いくら俺様が良い男だからってそんなに見詰められちゃ照れるな」
軽口を叩きながらも居心地悪そうに頬を掻いて鳶色の瞳を逸らしたが、
「俺に惚れたか?」
片目をパチリと閉じてやる。途端にかすがは真っ赤になった。
「ふざけるな!」
「待てよ、忍同士仲良くしない?なぁってば」
足早に立ち去ろうとする後ろ姿に佐助は追い縋る。
その馴々しい態度が癇に障ってかすがは振り返ってしまった。
「黙れ!誰がお前……お前と」
ユルくて軽薄そうな笑顔を見て主の言葉が甦る。
――仲睦まじい夫婦になれよう
「お前となんか夫婦にならないんだからな!!」
そう怒鳴ると脇目も振らず一気に駆け出した。
「へ?めおと?」
意外な一言に不意打ちを食らい、取り残された佐助は呆然とかすがの背を見送る。
「……いいかも」
呟き、鼻の下を伸ばすと既に遠くなりつつあるかすがを追い掛けた。
「なぁかすが、今度一緒に里帰りしない?俺の実家に招待するからさ」
「寄るな佐助!あっちへ行け!」
「またまた…照れちゃって可愛いねぇ」
「しつこいぞ!いい加減にしないか!」
そんな遣り取りを木の枝に並んで止まって居る白と黒の二羽の鳥が見守る。
その姿はまるで番のようだった。
512名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 00:39:52 ID:f6ymBTXI
読んで下さった方、お付き合い頂きましてありがとうございます。
お目汚し失礼致しました。
513名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 21:12:25 ID:osGVsvNh
>>512
GJでございます!!!!
ほほえましい3人がイイ!
514名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:26:36 ID:fvmzdyxx
こ…これはGJです!GJでございます!!!!
穏やかな雰囲気の中の可愛らしい3人萌え!
またの投下をお待ちしております!
515名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 18:37:44 ID:dRCAZaSm
盛り上げ
516名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 20:31:11 ID:acOxgWTe
>>515
何故か後ろから楽しげにかすがの乳を揉み上げる佐助が浮かんだ

いや浮かんだのは揉みしだかれる乳の方なんだが

盛り上げありがとう
色々盛り上がった
517名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 20:39:30 ID:FGyzyX/P
>>516
お前天才だろ エロ的な意味で
518名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 01:17:34 ID:H/WMsccv
>>512
GOD JOB!!!!!

>>516
その素晴らしい妄想力は、いつ称号を獲得してもおかしくない
「破廉恥侍」とか「Super Harenchi」っていう称号を。
519名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 12:45:58 ID:apE0s282
>>516のコメ見てカッとなってやった。後悔も反省もしている。

※佐助×かすが※
※エロくない※
※合意の上じゃない※
ダメな人はスルーの方向で。
------------------------------------------------------------------------------
たわわに実った乳房を背後から揉みながら佐助は悦に浸った。
「へへ、役得役得ってね」
ここは茂み一つ隔てて白刃の太刀が煌めき軍馬の嘶く戦場だ。
血腥い風に砂埃が舞う中、断末魔の叫びがまた響き渡った。
後ろ手に拘束した同郷のくのいちをからかいながら独りごちる。
「極楽と地獄の狭間、か。生きてりゃこうやって良い目見ることもあるのに
 何が悲しくってわざわざこんな辺鄙な場所で殺しあうかねぇ」
「貴様いい加減にしないか!」
組み敷かれて尚、かすがは強気を失わない。
「つれないなぁ。もうちょっと付き合ってよかすがちゃん」
「ふざけるな!」
「ふざけてないさ。お前は俺の足留め、俺様はお前の足留め。これも立派なお仕事じゃないの」
言いながら剥き出しの白い背に指を滑らせ何度も上下に往復させる。
触れるか触れないかの執拗な愛撫がかすがを焦がした。
「…っこれの……何処が、だ…っ!」
「そんな乱れた吐息で言われても説得力無いよ。それとも誘ってんの?」
指を引っ掛け余計な布を退けて柔らかい尻を直に触る。徐々にその手を深く潜り込ませた。
「やっ、だめ…」
かすがが身を捩る。一番女らしい部分に指が触れるまであと僅か。その時――
「佐ぁ助ぇぇ!!何処に居るか!!!!」
主の声が辺りに響き渡る。佐助は溜め息を吐いて肩を竦めた。
「あーらら。せっかく良いトコだったってのに、野暮だねぇ全く」
やれやれ、と戒めを解くとかすがは瞬時に姿を消した。
佐助は苦笑し誰も居ない空間に向かって大声で言う。
「じゃあなかすが!また良い事しようぜ」
帰って来たのは沈黙だけだったが、佐助は満足げに笑みを浮べると立ち去った。
佐助が居なくなって充分時間が過ぎた後、そう離れて居ない場所で気配を殺していたかすがは
樹の幹に拳を打ち付け歯ぎしりをする。
まだ身体は佐助が齎した熱を帯びていた。それが悔しくて涙が零れる。
「……っ!あいつ…今度会ったら殺す!!」
------------------------------------------------------------------------------

さて、春日山でかすがに囲まれながら討死してくるかな。
520名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 12:58:53 ID:ggePQLUt
>>519
GJ!

しかもこれから春日山でかすがに囲まれてくるとな?
破廉恥でござるぞ!
521名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 17:59:32 ID:ewW96dgV
>>519GJである!

貴様、かすがの分身とこれこれこうして果てるつもりだな!
けしからんな。俺も参加させてくれ

>>519読んでたら程良いもやもや感で無駄にたぎって来た
嫌がるかすがをねじ伏せてぱいずりしたいぜ
522名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 20:20:19 ID:NRyrXuBJ
>>519
…ふぅ。
このスレには天才が多いな
523光秀×濃姫:2009/01/22(木) 22:55:27 ID:X8hpehHH
>>503
>>126ですが、気分を害すどころか、自分の妄想で
こんなに素晴らしい話を読めるとは思いませんでした
ありがとうございます。



光秀×濃姫投下します
不倫ものですので、苦手な方はスルーお願いします

――――――――

 差し込む薄明るい月光さえまぶしく思え、濃姫は目を閉じた。それでも誰かに
見張られているようで、なんだか落ち着かない。ここには光秀と自分しかいないはずなのに。
「帰蝶」
 かたく目をつむった濃姫から唇をはなし、光秀は彼女を呼んだ。その名をその声で
呼ばれるたび、濃姫は郷愁にも喜悦にも似た思いを抱いてしまう。彼がそのことを
分かっているのかどうかは知らないが。
「目を見せてください。私はあなたの目が好きなのです」
 濃姫は素直に目をひらいた。危懼した月明かりは光秀の頭がうまい具合に
隠してくれていた。しかし、そのため光秀の髪の毛が満月の光をうけて輝いていて、
やはりまぶしく思った濃姫は視線を下げる。
 光秀は濃姫の瞼にやさしく唇を落としながら、手を彼女の胸部に這わせた。着物越しでも
濃姫の鼓動が感じられ、光秀が「ああ……」と恍惚とした声を出した。
 彼が初めて自分のもとへやって来たのも、このように満月が綺麗に見える夜だった、と濃姫は
頭の隅で思い返した。月の光に照らされて突然やってきた光秀は、まるで猫と戯れるように
濃姫と関係をもった。猫を抱き上げるように濃姫とくちびるを重ね、猫に頬ずりするように
濃姫の肌に触れ、猫の喉をくすぐるように愛の言葉をささやいた。
 それから満月の夜になると、こうして彼は濃姫の寝所に来るようになってしまった。
 濃姫は毎回、男を断ることができなかった。夫と寝所を共にしなくなって
だいぶ経つということもあったが、それとは少し違う感情が、断ることを邪魔していた。
「ああ帰蝶……、美しい……」
 濃姫の着物を脱がせた光秀が、寝具のうえで白く浮かび上がる彼女の裸体を見て
つぶやいた。美しい、なんて夫の口から聞いたことさえ無いのに――
 まじまじと裸を見られてさすがに恥ずかしくなり反射的に手で体を隠そうとしたが、
その腕を光秀に掴まれてしまう。隠さないでください、と彼の目が言っている。戦場では
身震いしてしまうほどの冷眼である彼だが、この時はいつも瞳に熱がこもっていた。
「好きですよ、帰蝶……」
 低く、耳元でささやかれ、濃姫は体が熱くなった。
 夫が言ってはくれない言葉を、この男はすべて自分に投げかけてくれる。それも軽々しくない、
ひどく真摯な声音で。
「光秀」
 体内の熱を逃がすように、相手の名を呼んだ。それに返事をするかわりに、
名を呼ばれた光秀は濃姫の乳首を舌でころがす。
「ん……っ」
 吐きだしかけた息を吸い込むような声。できるだけ声を出さないようにしているのだろう、
濃姫は咄嗟に下唇をかんでいた。静寂な空間に女の声はよく響く。聞こえるのは、衣擦れの
音だけで十分だ。
 だが光秀はそれだけでは物足りないと暗に言っているように、熱情的に濃姫の
乳首をぬめる舌で弄ぶ。
「ふ、ぁ……み、光秀、やめ……っ、やめて……」
「どうしてですか? 声が出てしまうからですか?」
 肌から口を離して問いかけるあいだも、光秀は人差し指と親指で乳首をつまんで、
女に刺激をあたえる行為をとめなかった。青白い指につままれる乳首を視界の隅に
入れながら濃姫が肯定すると、光秀は噴飯ものだという様子で笑った。
「おかしなことを言いますねぇ、帰蝶は」
 そう言ったときの彼の瞳の奥で燃えさかる炎の色を、濃姫は忘れることができない。
524光秀×濃姫:2009/01/22(木) 22:58:20 ID:X8hpehHH
 乳首をいじっていた手で手首をつかまれた。乳房への愛撫がなくなり、濃姫は
安堵と疑問を同時に抱く。光秀は濃姫と視線をしっかりあわせたまま、まだおかしそうに
笑って、つかんだ女の手を己の下腹部へ運んだ。暗いなかで何をされているのか分からず、
されるままだった濃姫は、のちに小さな悲鳴をあげた。
「さわられると気持ちがいいのは、女も男も同じなのですよ」
 指先に粘液があたった。目を凝らしてみると、濃姫の手は隆起している光秀の男根に
触れていた。涙のごとく垂れている先汁が指先にあたったのだと濃姫は思いながら、
男根を見つめた。それは今までに見たときより、ずっと獰悪で禍々しく見える。
 濃姫の動揺を気に留めず、光秀はつかんだ手を自身にこすりつけて上下に動かし始めた。
意思と関係なく手を汚されるその動作は、なぜだかこれまでに光秀と行ったどのようなことよりも
淫らで背徳的に感じられて、濃姫は男の下半身から顔へと視線をうつした。
光秀はかるく目をつむって、口から熱い息を出していた。見ている方が次第に
切なくなってしまうほど、苦しみもがいているようにも、その反対のようにも見える。
光秀のその表情が思いがけないものだったので、濃姫はしばらく見つめていた。
 するとしばらくして、開いていた乾いた男のくちびるが音もなく「帰蝶」と動いた。
声は聞こえなかった。もしかしたら本人にしか聞こえない声で呟いたのかもしれないが、
濃姫はそのくちびるの動きと、眉間にうっすらと刻まれたしわに訳もなく愛おしさが込みあげてきた。
 無抵抗だった女の手が、急に動いて自身を包み込んできたので、光秀はまぶたを
持ち上げて濃姫を見た。彼女は目をあわせたが、すぐに己の手があるところを見る。
「……こう?」
 言いながら、濃姫は自由だったもう片方の手も光秀のそれに添える。両手でにぎって
擦りはじめると、男の熱さが手のひらから感じられた。
「そうです……、あ、あぁ……」
 息が肌にかかる。彼の手はもう濃姫の手をつかんでいなかった。だが彼女の繊手は
彼女の意思でうごいている。光秀は片方の手を濃姫の頭の横に付き、もう片方の手で
彼女の胸部をさすった。のばした親指の腹で乳首をおさえて捏ね回すと、
男をにぎっている手に一瞬、力が入った。濃姫の反応に気を良くして、光秀は何度か
同じことをくり返してたのしんだ。しかしすぐに濃姫も慣れたようで、ほとんど反応を
示さなくなると、今度は少々不機嫌そうに乳首を強くつまんだ。
「ひゃんッ!」
 緩やかな刺激のあとに突如襲いかかってきた強い刺激に、たまらず高い声を出していた。
慌てて口をとじるが、光秀は含み笑いをしている。嫌な予感がした。
濃姫はそれを見なかったことにして手を動かすが、光秀の指はまだ彼女の乳首をつまみ、
指の腹でつぶしたりねじっている。
 息を飲み込む音に似た声が、がまんする濃姫の口から漏れるたびに
光秀をにぎる手にも力がこめられる。必死にたえる濃姫の顔を、光秀はうっとりした顔で
見つめている。
525光秀×濃姫:2009/01/22(木) 23:01:13 ID:X8hpehHH
 帰蝶、とささやきながら、光秀が彼女の肩に頭をかけた。男の長い髪の毛が
首筋や顔にあたってくすぐったいが、そんなことより彼が頭でさえぎってくれていた
満月が目に入り、濃姫はそれが疎ましいと思う気持ちがあふれ出た。
光秀は、すぐ近くにいる女のそのような嫌悪感に気付かなかった。絡みついていた手を
おもむろに解いて、濃姫の膝を立たせて開く。そして、脚のあいだに手をすべり込ませた。
 すでに濡れそぼっている秘所に指を這わせられると、乳首をつままれた時より
大きな刺激がやってきて、意図せず声が出そうになる。けれどそのとき濃姫の口は
光秀のくちびるで覆われてしまっていたので、嬌声は出ず、くぐもった呻き声が出た。
蜜をたっぷり付けられた肉芽を指で押しつぶされ、長い指で膣内の浅いところだけを
かき回される。声はあまり出したくなかったが、このときばかりは声が思うように
出せなくて、逆に辛いものがあった。
「帰蝶……! ああ、帰蝶、帰蝶!」
 指を引き抜き顔を上げた光秀の顔は、陰になって見えなかった。
 光秀は猛る自身の男根を、濃姫の秘所に押し込んでいった。肉壁が抵抗するのを無視して
腰を進めていく。
「あぁあっ!」
 半分ほどをおさめたところで、濃姫の右脚の太ももをつかんだ。蝶の彫り物のすこし
上あたりだ。彼はいつも、この場所をつかんで挿入する。濃姫はそれをいつの間にか
体でおぼえてしまっていた。
 光秀が、寝具のうえに散らばっている濃姫の黒い髪の毛に右手で触れ、その近くに
置かれていた彼女の左手をにぎった。細い女の指についた粘液はまだ乾いていない。
それを自身の顔近くまで持ってきて食い入るように眺めてから、光秀は紅い舌で
舐り始めた。うやうやしく念入りに、ときおり大仰に音を立てて舐める仕草は、
濃姫の背を粟立たせた。
 濃姫がいつも引き金を引く際につかう人差し指の付け根に舌を這わせて、
光秀は腰を動かし始めた。とらえられていない手で口をおさえ、声を出すまいとしている
濃姫の懸命な顔を見つめる光秀の瞳の表面は透きとおっているが、その奥はよどんでいた。
「ふぅぅ、……ッ!」
 口を覆う指の隙間から息と声がまざって漏れる。
「気持ちいいのですか? 帰蝶。私はとても気持ちいいですよ、ほら、帰蝶がこんなに
締めつけて……ああ……帰蝶、帰蝶……帰蝶……」
 今まで舐っていた濃姫の手に頬ずりし、酔い痴れる表情の光秀は腰の動きを速めた。
そして右の太ももをつかんでいた手を、すっと少し下にやって、肌に刻まれた蝶を撫ぜる。
男の視線は濃姫の顔に向けられているはずなのに、手のひらは脚に存在する蝶のかたちを
正確に、丁寧になぞった。
 光秀のすべての動作が、濃姫を滾らせた。彼につかまれている指が頬の産毛に触れ、
自身の中におさまっている肉塊が最奥をくり返し突き、蛇に似た動きの手が
蝶をかわいがるほど、濃姫の体は熱くなっていく。
 わずかに腰の動きをゆるめて光秀は濃姫の手を解放した。女の哀願するような顔に
手をやり、口元にある手をやんわり握ってとても自然にどかす。くちびるに触って
微笑むと、親指でつと下唇を撫ぜた。柔らかな肉の感触がする。
526光秀×濃姫:2009/01/22(木) 23:04:06 ID:X8hpehHH
「みつひ、で……っ」
 触れていたくちびるが弱々しく動く。男は返事をして、濃姫と顔を近付けた。
長い髪の毛が、濃姫の顔の左右に垂れる。自分と正反対の色をしている髪の毛は、
間近で見ると処女雪のように見えた。
 濃姫は光秀の髪の毛を一束手にとり、それに鼻をうずめて空気を吸い込む。
形容しがたい、けれど安心してしまう彼のにおいを幾度も吸い込んで
「きれいね」と呟いた。呟いた彼女の瞳は、揺れていた。
 瞬間、どうしてだか光秀の頭に浮かびあがってきたのは、まだ『濃姫』という名を
貰い受けていない頃の女だった。魔王の嫁などと呼ばれていない、『帰蝶』のときの女。
「ああ……あああ……」
 腹の底から呻吟する声が出た。指の先にいる蝶に爪を立て、潰してしまいたい衝動に
駆られる。急に胸のうちに靄がかかった気がするのは、眼前の女が魔王の嫁に
なってしまったからではない。『帰蝶』だった頃の女をはっきりと思い出してしまった
自分が非常に惨めに思えてしまったからだ。
「あっ、あ、み、みつひ……、ふあ、ああっ!」
 ほとんど力任せに腰を打ちつけた。声が響くことを憂慮する濃姫が、手で口を隠したり
下唇をかんでしまうことは分かっていたので、光秀は彼女の口内に自分の指を突っ込んだ。
人差し指と中指で歯列をたしかめ、唾液で湿った舌をかるく引っぱる。
「は、はふッ……、ひふ、ひぅ……」
 口の中に入り込んできた手に舌を捕らえられ、ろくに発音できない。指にかかる、
とろりとした生ぬるい息が光秀の胸をおどらせた。
 纏わりつく肉襞から逃げるように男根を引き抜きかけ、また深部を目掛けて突き立てる。
この単純な律動に、どうしてこんなにも夢中になってしまうのか、光秀は不思議だった。
ただ快楽を得ることができるからだろうか。もしくは、濃姫の乱れた姿を
見ることができるからなのかもしれない。あるいは、一時でも錯覚を起こせるからか。
彼女が『濃姫』でなく、まだ『帰蝶』だという錯覚を。
「ふ、ふぅぅッ! はっ、はひっ」
 喘いでいるのか呻いているのか判別できない声を指に受ける。面白がって、
すこし強く舌を引っぱると、濃姫は苦しげに顔を歪めたが、それでも心から
苦悶しているというわけではないようだった。
 左手の先にいる蝶をそっと撫ぜ、光秀は目をつむる。
「ん、ふは、は、はっ、――ぅう!」
 ひとりきりの暗闇の中で、結合部から聞こえる音と、濃姫の声に耳をすませた。
ただよう女の香りを存分に肺のなかに取りこみ、腰を振る。内壁がわなないて
悦んでいるのを先端で感じた。求められている、と、そう思い及んだとき、
光秀の頭の奥でなにかが弾けた。
 女を壊さんばかりの力で腰を打ちつけ、女の声を聞く。苦しそうな息づかいに
含まれる興奮と喜悦。それは耳にすんなりと入ってきて、脳髄を蕩けさせてしまいそうだった。
「ああ……っ」
 男根を引き抜いて、濃姫の腹のうえに射精する。光秀は射精しているとき
「帰蝶」と無意識のうちに呼びかけそうになったのを、下唇をかんで我慢した。
彼女の言うとおり、声は出さないほうがいいのかもしれない。三度ほどにわたって
吐き出された精液は、男根そのものより熱く思えた。
 なだらかな腹部から顔に視線をやると、濃姫は目を閉じて涙をながしていた。
 ――どうして。
 どうしてあなたが泣いているのですか。男は、静かにそう思う。
527光秀×濃姫:2009/01/22(木) 23:06:51 ID:X8hpehHH
 夜が明ける前に帰ります、と言った男は、濃姫の腹に撒き散らした体液を
きれいに拭って、彼女の着物をととのえた。男が来る前の状態にもどされていく己の姿を、
濃姫はぼんやり眺める。
「光秀」
「なんでしょう?」
 少しかすれた声で呼ぶ。すぐに返事は耳にとどいたが、光秀は濃姫と目をあわせずに
着物をととのえていた。ひょっとすると光秀は濃姫のほうに視線をやっていたのかも
しれないけれど、彼の髪の毛が邪魔して目元が見えなかった。光秀の長い髪の毛は、
このようなとき不便である。
「……なんでも、ないわ」
 出かかった言葉を呑みこんで、目を閉じた。その間も着物をととのえる音は聞こえていた。
「それでは帰蝶。私はこれで」
 しばらくすると音は止み、光秀の声が聞こえてきた。
「次の満月の夜、またお会いしましょう」
 濃姫が目を開けると、光秀はもう部屋から出ていた。彼の後姿はゆっくり闇に
入り込んでいって、ついには消えた。あまりに滑らかに消えていったものだから、
あの男の正体は霧や陽炎なのかも、などと濃姫は考えてしまった。
 次の満月が待ち遠しい、とも、ずっと来なければいいのに、とも思った。
相手はどう思っているのか知らないけれど、「また」と言っていた。
 胸が騒ぐ理由をわざと掘り下げず、濃姫は寝具にもぐりこんだ。考えないほうが
楽だという場合もある。もう童ではない彼女は、そう心得ている。

 次の満月の夜、ふたりは本能寺で対峙した。

おわり
528名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:29:18 ID:SO0CSP9A
GJ!
なんかぞわってした
529名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 23:05:58 ID:OwO8+EM/
超GJ!!!
光秀が「帰蝶…帰蝶…」って何度も言うシーンは思わずその光景が目に浮かびました
お腹一杯です
530名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 21:10:04 ID:InNGVR+Z
GJ!GJでござった!
531名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 07:34:55 ID:iLbH/m9c
GJでした!
532名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 22:27:31 ID:tL+feK1z
515が再び盛り上げ
533名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 16:07:30 ID:8y6nFmCe
534名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 16:17:12 ID:S60AnTlc
盛り上がりますように(主にかすがのおっぱいが)
535名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 17:48:42 ID:Iqp//GTr
>>534
何故か
揉めよ唄えよ戦国乱世
という言葉が浮かんだ

政宗「俺が最高の乳に育ててやるぜ!YA-HA!」
幸村「ににに二の腕がちちち乳のやわやわやわ柔らかさと同じとは真にござるか!?」
慶次「あれ?信じてたんだ?いやほんとほんと!こんどまつ姉ちゃ…」
利家「こら!慶次!まつの乳は某のものだぞ!」
まつ「犬千代様…!」
長政「ふん、下らぬ話で盛り上がりおって!削除してや…」
市「長政様市のおっぱい嫌いなの……?」
長政「ば、馬鹿な。そんなわけ無いだろう。大好きだ。」
秀吉「この手に掴めぬものは無し!」

女キャラ一同『いや死ぬから』


こんな乱世見てみたい
全員分は厳しかった
536名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 18:10:01 ID:YguZ1MPD
>>535
長政の断言っぷりww
537名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 20:00:09 ID:x8zWl4zn
いつきの乳を盛り上げ


料理を教えてもらいながら、ふと自分の胸とまつの胸を比べて落ち込むいつき。
「ど、どうしたらそんなに乳が膨らむだ?」
「心配などせずとも、成長すれば大きくなりまする」
「で、でも…」

《ここから分岐》

 まつ×いつきルート
「どうしてもと言うのでしたら、前田家に伝わる豊胸術を伝授いたしまする」
お互い裸になり、自分の胸を使って豊胸術の伝授開始。
「ここをこうして、揉みほぐすように…」
「………こうだか?」
「そうそう……これを一日数回くり返すことが重要にござりまする」
「…ん、なんか……乳さ揉んでたら、おらの股がムズムズしてきただ…」
「まあ!…実は乳房を揉む以上に効果のある豊胸術がござりまするが…」
「ほんとだか?教えてほしいだ」
「では、まつの前で足を開いてくださりませ!」

 奥州×いつきルート
「実はこのまつめの乳房、犬千代さまに揉んでもらって
 大きくなったのでござりまする。つまり女性の乳房は、
 殿方に揉んでもらうことで大きくなりまする」
というわけで、いつきは奥州に出向いて豊胸してもらおうとする。
「こ、こんなこと頼めるの、二人しかいないだ……。
 よかったら、おらの乳を揉んでけろ…」
「レッツパーリィ!!!!」
「ご自重なされよ政宗様!まずはこの小十郎が一通り行ってから!」
538名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 23:28:51 ID:XG4ha2Ne
いつきちゃんは豊穣の神の加護を受けてるから絶対大きくなるよ!
539名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 04:02:38 ID:pzPMw+NV
小十郎自重しろw
540名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 20:20:53 ID:YbiUZObk
自重しろゴボウwww
541名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 04:46:53 ID:mSicrbR0
個人的な興味で聞くが、このスレでは
男女がラブラブでセクースしてるのと、女キャラが誰かに蹂躙というか良いようにされてるの、
どちらが好まれてる?
前者は例えば利家×まつとか。
後者は例えば長曾我部軍の奴らにリンカーンされるいつきとか。
何て表現すればいいか分からんが、
ラブラブセクースか、汁だくリンカーンか、みたいな…
542名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 06:10:39 ID:DrTEyod9
要は和姦か強姦か、と
543名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 14:56:06 ID:6WlXUccx
個人的には面白ければ何でもいい
544名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 01:18:36 ID:BC7XXCLk
好きなやつは見るだろうし、嫌いなやつは見ないだろうからなあ。
最初に傾向でも書いておけばおk

強いて言うなら、まとめサイトでどっちが多いか数えればいい。
545名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 00:32:45 ID:nh+GAN6w
>>537
そこで小十郎の畑のとろろいもが登場ですよ。

「ふあっ、なんかねばねばして、むずむずしてきただ…」
「我慢しろ。すぐに胸が大きくなってくるぞ?」
「だ、だめぇ、かゆいよぉ…」

そして我慢できなくなっちゃった小十郎が、自分のイチモツをとろろだらけの手で握っちゃって自爆、と。
546名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 08:18:37 ID:1iG892U6
>>545
小十郎自重しろwww


胸が大きくなるマッサージwを受けながら。
「おらの…んっ、胸がおっきくなったらぁっ、ん、したいことがあるだ…よ……。」
「Ah〜何だ?」
「言ってみな。」
「んっ…。あっ、のな。まつねぇ…ちゃんが利にぃちゃんにするみたいに……、疲れたおめぇさん達の頭を…おらの胸に柔らかくギュウって抱きしめたっ…いんだべ。」
「いつき……。」
「そ、したら。疲れを癒したら…きっとおめぇさん達はおらとの、おら達との約束…早く叶えてくれるべって。あぁんっ。」
―筆頭無限六爪流発動―
―小十郎極殺モード発動―
「やあっ、ら、らめぇ……!!!」



すまん、アホなことを考えすぎた。
547晴れ(利家×まつ ←(?)慶次):2009/02/01(日) 09:39:57 ID:2hn6itJN
双竜×いつきちゃんGJ!
ぺたんこの胸にぎゅってしてるとこも見たい。

とかいいながら流れぶったぎって前田家投下。
なんか久し振りに来たら書いてみたくなったんだ。

注意
・慶次視点なんでちょっと女性向けっぽいかもしれん
・甘甘だけどあんまりえろくない
・3Pじゃないよ!
・慶次外伝かそれより前くらいと思って貰えれば
・慶次が思春期
・エロじゃない部分がやたら長くなってしまいました

おkな方は↓
548晴れ(利家×まつ ←(?)慶次)1:2009/02/01(日) 09:43:40 ID:2hn6itJN

慶次が目を覚ますと陽はもう随分と高く昇っていた。
小春日和の温かさが障子越しにも見えるような晴天で、いつも腹の上で眠って
いる筈の夢吉は既に薄紙を挟んだ柔らかな日差しの内で丸まり直している。
釣りに行くにも、街に行くにも絶好の日和だった。

今日がこんなに気持ちのいい日だと知っていたら、早くに起きて秀吉でも誘って
悪戯に出かけたのに。機会を逃してしまった。

慶次は心地良い温もりの内から這い出ながら胸中で一人ごちた。

それもこれも、まつ姉ちゃんが起こしに来てくれなかったのがいけない。

いつもいつも毎朝、それこそ殆ど日の出と共に部屋に飛び入ってくる叔父夫婦は
今日はまだ襖越しの声すら掛けて来ていない。こんな日こそ起こしてくれれば
いいものを。慶次は不貞腐れながら乱雑に布団を畳んで、己が起き上がっても
丸まったままの小さな相棒は一先ず置いて文句を付けにと襖を開いた。
襖三つ挟んだ向こうが夫婦の寝室だ。部屋を離してくれと言ったのは自分だが、
丁寧に廊下を回って行くのも面倒で間に挟んだ部屋を通り抜ける様にして取り合えず
目的の部屋へと向かう。もしかしたら、もうこの時間なら炊屋かもしれないな、
そう思いながら最後の襖に手を掛けた所で、中から大きな物が転がる重い音がした。
549晴れ(利家×まつ ←(?)慶次)2:2009/02/01(日) 09:44:48 ID:2hn6itJN

「…ちよ、様」

まつの声だ。だが、良く通る彼女の澄んだ声が襖一枚挟んだだけで掠れるのは
些か違和感がある。その小さな違和感に思わず腕を引くのを躊躇ったのがいけなかった。

「慶次が、起きてしまいまする」
「大丈夫だよ、慶次ならまだ寝てる」
「しかしこんな陽の高い内から……!」

ほんの微かな衣擦れの音。
膝か腕かを突く、畳を叩く乾いた音。
僅かに焦った風のまつの躊躇いの声に被さる利家の声音は常より幾分甘ったるい。

「まつ……嫌か?」
「嫌ではないから、困っているのです……!」

あまり声を潜める気も無いらしい利家と違って、まつの其れは時折上擦り、掠れた
音になるのが襖前で固まる慶次の胸をざわつかせた。
慶次ももう小さな童子ではない。いけない、離れなくては、と思いはするのに
足が動かなかった。好奇心が呼ぶ僅かな興奮でどくどくと心の臓が鳴っている。

「っひ、……もう、犬千代様!」
「すまぬ、某もう我慢が利かぬ」
「な、なれど……っんん……ッ!」

襖向こうにいるのは、確かに自分の知っている二人だ。
いつも朗らかで子供のように無邪気な利家と、夫に献身的な厳しくも優しいまつの
夫婦だ。そう思って頭に浮かぶのは二人の明るい笑顔と、まつの愛ゆえの厳しさを
苦笑いで宥める利家の微笑ましい遣り取りである。
二人が愛し合っている事はほんの幼子の頃から共に暮らした己が一番知っている。
550晴れ(利家×まつ ←(?)慶次)3:2009/02/01(日) 09:45:40 ID:2hn6itJN

「あ、…ぁ…!犬、千代様…まだ駄目…!」
「まつの事は、某が一番知っている。まつ、よりも……っ」
「あっ、ぁあ!そんな、……」

二人が夫婦となって、営みが無いとは思わなかった。しかし、それについて考える
事も、慶次は今までしなかった。意識的にしなかったのかもしれない。

肉欲と絡めば、愛は途端に生々しさを増す。

「そこは、駄目、犬千代様……ッ」
「もっと奥が良いのだろ」
「ッ犬千代様!」
「はは、すまぬ」

甘ったるい遣り取りは変わりはない。だが声が汗ばんで、双方しっとりと濡れている。
着物か肌が畳と擦れるかさついた音に、隠れて届く小さな水音。
熱を帯びた利家の声に応えるまつの吐息に交る甘ったるい切なさに耳を傾ける内、
じんわりと下半身に血が集まり始めているのに気がついて慶次は慌てた。

いけない。こんなのはいけない。

そう思うのに、耳に纏わりつく音の連なりに着流しの裾の内に指が伸びる。

「あ、アッ……ひぅ、んん……!」
「まつ、可愛い、」
「犬千代、様ぁ…あっ、あっ…!」

段々と利家の声に余裕が無くなって、まつの嬌声に呼吸の荒さ所以の間が入る。
肌を擦り寄せ、肉を打つ音がする。
いつも気丈なまつが、頬を上気させて利家に四肢を絡ませているのだろう。
薄桃に染まった柔らかな乳房を揺らして傷だらけの日に焼けた肌に白い指を掛けて。
目を潤ませだらしなく口を開いて、あるいは快感に涙すら零しているかもしれない。
女をしとどに濡らし、利家の雄に吸い付いているのだ。
551晴れ(利家×まつ ←(?)慶次)4:2009/02/01(日) 09:46:29 ID:2hn6itJN

良く見知った二人が快楽に溺れる声は、想い人を描く妄想などよりずっと慶次の
欲を駆り立てた。夢ではない。現実の、本物の。
大好きな二人が、二人である前に男と女である事を思い知らされる。

指先で己の性器が既に涎を垂らしているのを知って、慶次は背徳的な興奮に呑まれ
きっている自分を酷く恥じた。

「犬千代様、犬…ちよ、さま…ぁあッ…!」
「まつ……好きだ、まつ」
「ッは、ひぁっ、あ、あぁ…――!」

まつが絶頂に達する悲鳴染みた喘ぎと共に思わず全身に力籠った一瞬後、掌に
感じる温かさに慶次は真っ赤になって、その場を離れた。
断続的に続いていた軋んだ音が途切れて静かになった室内に気付かれないよう
出来る限り足を忍ばせて、それでも出来る限り早く。
二人には聞こえないであろう距離まで抜け切ると後は裏の井戸まで掛けていって
羞恥と後悔ごと洗い流すように汚れた手を流した。それから、屋敷をぐるりと
大周りして自室に戻る。
部屋の内ではもう目を覚ました子猿が暇そうにしていたが、その彼をも道連れに
布団の中に逃げ込む様に身体を収めた。

もう半刻もしたらまつ姉ちゃんが来るだろう。
慶次、まだ寝ているんですか!なんてきっと怒るから、笑ってごまかして、
いつもみたいに屋敷を抜けだそう。

先まで身体を覆っていた興奮が冷えた布団に吸い取られてしまうと後に残るのは
居心地の悪さと申し訳なさばかりで、慶次は布団を頭まで被ってぎゅっと目を
閉じた。

何にも無かった振りをしよう。何にも知らない振りをしよう。

胸に抱いた小さな相棒が己の頬を不安げに撫でるのに布団の暗がりの中で眉を
顰めた下手糞な笑いを作ってから、慶次は赤ん坊のように身を丸めた。


外は、柔らかな日差しに満ちている。

552547:2009/02/01(日) 09:51:40 ID:2hn6itJN
投下前に読み直したつもりだったんだが誤字がちらほらあってスマソ。
地味に公式で無かったことにされそうだが、慶次→ねねも推して参りたい
そんな通りすがりでした。
553名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 21:44:50 ID:R0PgAkYi
前田家GJ!!!!
思春期慶次かわいいと思ってしまた
554名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 11:50:29 ID:/FaPvoL+
一日遅れてしまったが、節分ネタが思い浮かんだので投下。
小ネタで短いです。そして夫婦だけ。それでも大丈夫な方はどうぞ。


「長政様…今日は節分だね…」
「あぁ、こういう行事もしっかり行わなくては悪となってしまうな。」
「それじゃあ…市…お豆買ってく……な、長政様?!」
「では…市の豆を歳の数だけ食さないとな」「え……や、やん…ぁ……だめぇ………!」


「まつー!恵方巻き出来たか〜!」
「はい。犬千代様の分と家臣の方々の分は…」
「? まつの分は?」
「まつは…犬千代様の恵方巻きが食べとう御座います」
「まつ…!よし、好きなだけ食べてくれ!!」
「はい、それでは………は、ふぅ…ん」
(あ…大きくて太くて、美味しい……)


「はぁ…あ、ん……ん」
「どうした、濃。余の恵方巻きが食えぬのか。」
「ち、違います!上総介様の恵方巻きが大きくて…全部口に入れる事が出来なくて……」
「は!ならば下の口で食してもらうか」
「え…あ、お、お待ち下さい!」
「ほぅ…下の口はもうよだれをたらしておるは。望み通り、存分にくれてやろう」
「あ!あぁ…あ、ぁん……上総介様……もっと、もっと濃めに下さいませ!」
「ふん。根元まで咥えてもまだ足りぬか…。ならば、もっと奥まで余の恵方巻きを味わせてやろう!」
「ああぁぁぁ!すごい……はぁ…ん、あぁ………上総、介…様ぁ!」
「心地よい感触よ…フハハハハ!!」
555名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 00:23:36 ID:suRRTWOg
ちょ、まさかの信長様!
>>554GJ!
556名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 23:06:50 ID:AHVuUeUk
>>554
魔王夫婦GJ!!!
557名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 16:14:13 ID:pVCjM+uR
>>554
GJGJ!
本気ひさびさな市だた…!
市最愛だか出現率低くてさびしい
558名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 17:09:11 ID:QE4AofkH
>>557
自分で書けばいいんだよ
559名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 18:17:04 ID:HEKNVKs2
>>557
「……市の出番が少ないのは長政様が淡白なせい…。」
「なっ!ち、違うぞ、市っ!!!」
「じゃあ魅力がない市のせい?」
「いや…その、そういう訳じゃ。む、無駄口は削除ぉっ!!」



すまん、こんなくだらないのしか浮かばないんだ。エロくないしな。
560名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 23:14:57 ID:YnUth+bA
無駄口削除!
てことで市にやらしいちゅーをする訳ですね、わかります。
でも長政様は下手そうだな、ガツンガツン歯当たりそうwww
561名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 23:29:49 ID:pVCjM+uR
市が足りない自分のために、みんなありがとう…!
このスレの住民はみんなあったかいな

>>558のいうとおり書き手に参加してみようとおも
562名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 08:02:08 ID:3ku7NVV9
その意気だ!
貴様の正義が試されているぞ!
563名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 15:47:33 ID:teD0xody
夫が「悪と無駄口削除なり」って言ってるから
床では必死に唇噛んで、喘ぎ声出さないようにしてる市って可愛い
「そ、それは無駄口じゃない!」って慌てて言う長政とかも
564名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 19:40:52 ID:p48FqcIl
>>563
やばい かわいい
浅井夫婦は可愛いよなー…!
「なぜ?」って市に言われて答えに窮してればいいね。

浅井夫婦は回数少なそうだけど、
一回一回がマニアックだとよい。

そいでふたりともそれがごく普通だと思ってて欲しい。
565名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 22:08:52 ID:qXbLvNCS
>>564
普通に入れる穴間違ってそうなイメージだ。市が辛そうだから回数控え目で。
566名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 03:28:55 ID:EPBy8+HF
毎回違う穴・・・
回数を重ねてもちっとも子供を授からないから
濃姫に「床を共にしてないの?それとも不能なの?」とか心配されて
「違うわ、義姉さま。一月か二月に一回くらいだけど、してる・・・」って言ってたらいいな
だけど毎回違う穴。
567名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 07:28:33 ID:pDfqMI+s
浅井夫婦って言うと
お市が怖がって両足閉じちゃってこう、膝抱えて転がるみたいなポーズでの
挿入になっちゃって

「い、市、その恰好は…止めろ…!」
「ひっ……ご、ごめんなさ…(ぎゅうっ)」
「ッ――だ、から……!」
「ごめんなさい、ご、めんなさ…!(ぎゅううっ)」
「ッ―――!」

ってな感じで切羽詰まった長政様をお怒りと勘違いして
緊張して思いっきり締め付けられて結果的に早漏。

というのが初妄想だったなぁ
568名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 18:58:38 ID:bJD/7UsA
自分は

中々手を出さない長政様に市が泣きながら
「長政様、市のことが嫌いなの?」
「ば、馬鹿な!そんなはず無いだろう!」
「だって長政様全然市に触ってくれない。」

見たいな流れでめでたく合体

が初妄想だったな
569名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 23:54:10 ID:msBfDuhh
みんな、その妄想を文章に起こすんだ。
570名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 02:32:14 ID:HUNDU3S7
前書いたやつを発掘したのでここに投下
流れに乗ってなくて申し訳ない

・濃姫×元親
・ほんのり?エロ
・織田軍に捕まった元親を濃姫が攻めてます

□□□


「…っ、うぁ…はぁ…っ!」
「んふ…ふぁ、ん…おっきい…」
元親の大きく膨らんだ肉棒を濃姫は口いっぱいに頬張り愛撫する
ちゅぷちゅぷといやらしい水音が室内に響き、元親はその音と口淫の快感に身体を悶えさせた
散々暴れたのか、元親の腕は縛られている鎖によって傷が付き、快感に身体を震えされる度にズキズキと痛む
しかしその痛みより肉棒の快感が勝っているのは確かだった
「もっと声出していいのよ?」
「はっ、誰が出すか…よ、うっ」
「素直じゃないのね、西海の鬼は…」
耳元で囁かれる言葉に元親は頭を振る
何時もなら自分が主導権を握り、犯している女にイイ様にされている状況が嫌で、せめて声は出す
まいと元親は必死に唇を噛んだ
元親の快感を我慢する苦しそうな顔に心の臓がぞくりと動いた濃姫は、もっとその声が聞きたいと添えているだけだった手を上下に動かし始めた
「うぁ…そんな、激しくすんじゃねェ…!」
「…んん、男の味がするわぁ……」
亀頭の上にある尿道を舌先でつついたり、亀頭を吸い上げると元親の肉棒は面白いほどびくびくと動き出す
溢れ出る白濁と唾液は元親の太ももに垂れていった
「気持ちいいんでしょ?ねぇ気持ちいいって言ってくれれば、
もっと気持ちよくしてあげるわよ?」
「うるせぇ、早くこれを解きやがれ…!」
「……生意気ね」
「いっ……っ!」
素直じゃない元親に機嫌が悪くなった濃姫は、鎖で傷ついた場所に伸びている爪をぐっと立てた。その痛みに元親は薄く目に涙を浮かべてる。滴り落ちてきた血を濃姫は舌で舐めたと思うと、またすぐに爪をその場所に突き刺した
「痛みと快感って紙一重って言うわよね、気持ちいいのでしょ?」
「や、やめてくれっうぁあ…あっあぁっ」
「ふふ。まだまだお仕置きしてあげるわ…」
開いてしまった口を閉じる事は出来ず、元親は声を上げ始めた


□□□
ありがとうございました

571名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 05:11:30 ID:W1G19Xdz
>>570
艶っぽい!GJGJ!!
どうでもいいけど、アニキって早漏っぽい
572名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 22:30:16 ID:uZmYhBXh
まつ×モブ

前田軍に捕まると、数日経ってから無傷で帰ってくるという噂があった。
そして帰って来た者に前田軍の情報を吐かせようとするのだが、
帰って来た者は何も吐かないらしい。
一様に廃人の如く惚けた顔をして、
「良かった…」
だの、
「何も言えねぇ…」
だのと、涎を垂らしながら言うとか何とか。
中には自軍を抜け出して、もう一度前田軍に自ら捕まりに行く兵もいると聞いた。
そんな噂が全国を駆け巡っているものの、詳しい事は未だ闇の中だ。
そもそも、生きて帰ってきたというのに情報を何も吐かない、しかも自ら捕まりに行くなど、
この戦国乱世を生きる兵として矜持が無いのだろうか、と俺は思っていた。
しかしそんな俺が前田軍に捕まるなどと、誰が予想出来ただろうか。

「畜生…」
両手足が縄で縛られている。息がしにくいのは、ここが地下牢であるというだけだ。
前田利家の妻に裸を見られて興奮しているからという訳では、決して無い。
「思っていたより逞しい体をお持ちで。
 きっと貴方様の軍の大将殿も、貴方様に期待されていた事でしょうに」
前田利家の妻――まつと言うらしい――は、手早く俺の着物を全部脱がせたかと思うと、
今度はじろじろと眺め始めた。いっその事、今すぐ殺してほしい。
敵軍の女子にこんな辱めを受けて、もう生きていられない。
「ですが、貴方様はこうしてまつめに捕らえられてしまいました。
 これからどうなるか…お分かりになられますか?」
ずいっと顔を近付けられた。くそ、女子ってのはどうしてこんなに良い匂いがするんだ。
「知るか!だが前田軍に捕まると、廃人になって帰ってくるという噂だ!
 どうせ薬漬けにして我が軍の情報を……っっ!?」
「まあ、そのような噂が?」
澄ました顔で言うまつの手には、俺の一物が握られていた。
動揺する俺を余所に、まつはぐっと握って上下に扱く。
「やめろ…っ!」
男と言うものは、悲しい生き物である。
体を捩って抵抗するも、白く細い指に優しく扱かれて、むくむくと硬度を増していってしまう。
亀頭が遂に天を仰いでしまった時には、舌を噛み切ってしまいたかった。
「ふふ…戦続きで随分と溜まっていらっしゃった御様子。お可哀相に」
まつはそう言うと、小さな音を立てて一物に唇を寄せた。
柔らかな刺激に、思わず透明な汁が先端から噴き出す。
まつの攻撃、いや口撃は続いた。舌を使ってぺろぺろ無邪気に舐めたり、
頬を凹ませてわざと音を立てて吸い込む。かと思えば舌を尖らせて鈴口を突く。
これらにさっきの指業が合わされば、もう戦国最強だ。
「ぁうっ…」
もう出る、と言う瞬間、すっとまつが離れていった。
まつはくすくすと笑って頭の手拭いを取り、腰の防具を取った。
次に慣れた手付きで萌黄色の着物を脱いでいく。
次第に露となっていく白い肌に、俺は一物を震わせて釘付けになっていた。
「このまま手でお出しになるか、この中でお出しになるか、お決めなさい」
まつは自分の秘所を指で左右に開き、俺の目の前で見せた。甘酸っぱい匂い、戦慄く肉襞。
俺が「中で出したい」と涎を垂らしながら言うのは、三つ数えるより早かった。
「正直なお方」
まつが笑った。その笑い方は俺を嘲笑うような笑い方だったが、
その時の俺にはもうそれすら喜ばしい事だった。
形の良い胸を揺らして、まつは俺に跨る。
早く早くと無意識に口に出すと、まつは一物をぎゅっと握り、耳元で囁いた。
「続きをしてほしければ、わっふるわっふるとお言いなさい」
573名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 23:09:52 ID:76BB+F0l
わっふるわっふるぅぅぅあぁぁ……!!!
574名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 05:38:09 ID:UXeIyd7u
わっふるわっふる!
なんだろうこの胸のときめき…
575名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 09:08:33 ID:HeB4qxjN
わっふる。わっふる!
はっ!我を失って……?
流れを切って大変申し訳ありません。
書き終ったものがありますので投下させて下さい。

・【!】現代パロディ【!】
・佐助×かすが
・最中描写無し/事後描写有り
・「ボコ題2」(ttp://araya.ojiji.net/boko/bokodai2.html)使用

a due … 一緒に、二人で

苦手、不快な方はスルーして下さい。
宜しくお願いします。
577「a due」 【1/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 22:41:11 ID:J1unYuWo
金の髪の歌姫がバーで歌う夜、最近決って橙色の髪の男が一番後ろの
カウンター席に座る。
その男は観客の中で群を抜いて不真面目な癖に楽屋にしょっちゅう顔を出し、
終演後駅へ行く歌姫と夜道を一緒に歩いた。
我知らず眉根を寄せてしまったらしい。
最前列のテーブル席の客が怪訝そうな顔をする。
そのうちの二、三人にだけ極上の笑みを浮べて操なし、
今宵も歌姫はスポットライトの中透き通る歌声を披露した。
一曲歌い終る度にバーテンダーと談笑するカウンターの橙色を無意識のうちに
目の端で捉えてしまう。
(またか)
チリッと胸がささくれ立った。
ファンだと言う橙色が真面目に歌を聴く様子は今夜も無い。
舞台から見えるのはいつも後ろ姿だけだ。
照明が落ちた薄暗い客席からほぼ全ての顔がこちらを見ているが、
橙色だけはなかなか振り返らない。
普段より心情を込めてこの曲を歌ってしまうのは、手の届かない恋を
テーマにした歌だからだと自分を誤魔化す。
最後の曲を歌い上げると拍手喝采に紛れて橙色の笑う声がステージまで聞こえて来た。
(いつもいつも、お前は歌を聴きに来たのかバーテンと話しに来たのか
 一体どっちなんだ)
苛立ちは頂点に達し、歌姫は今度こそ橙色を真正面から睨み付ける。
しかしやっと目が合った相手は歌姫の熱い視線を独占出来たと勘違いしたらしい。
だらしなく鼻の下を伸ばし、おまけに小さく手まで振っているではないか。
歌姫の中で何かが鈍い音を立てて切れた。
(ああもう、お前のそう言う所が気に喰わないのがどうして分らないんだ!)
578「a due」 【2/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 22:46:22 ID:J1unYuWo
反省はしていた。手を振ったのがマズかったらしい。
深緑色したアメリカンスリーブのドレスを纏った歌姫は、
「二度と来るな」と楽屋で柳眉を吊り上げた。
お見限りかと店の外へ出た矢先、後頭部に何かが勢い良く当る。
「いてっ!」
三日月くらい幅の細いストラップ付きのミュールが一足転がり、
その後ろにはショールを羽織った歌姫が腕組みして立っていた。
不貞腐れているのが一目瞭然だ。
寒空の下、スリットから伸びる彼女の足は何故か片方だけ爪先を覗かせている。
「あのさぁ…。呼び止めるなり他にやり方ってもんがあるだろ?」
痛む頭を擦りながら溜め息を吐いてミュールを拾う。
「勝手にすっぽ抜けたんだ」
ヒラヒラと素足を振って見せながら涼しい顔で歌姫は返した。
「嘘吐け」
どうやったらストラップが勝手に外れるのだろう。
跪いて白いふくらはぎを捕まえ、ミュールのストラップを止めてやる。
その間歌姫は自分の肩に手を置いていた。
「これで良し、と」
肩に触れていた繊手が離れるのが何となく寂しい。
歌姫がプイと外方を向く。
立ち上がった時見た頬が微かに赤かったのは見間違いだろうか。
「さっきは本当にゴメン。ね、また来ても良い?」
「お前が店に来ると調子が狂う」
「じゃあさ」
満面の笑みで手を差し延べる。
「俺様の部屋に来ない?お手をどうぞ、お姫様――なんてな」
横目で一瞥した歌姫は恭しく差し延べられた手に左手を添える。
「フン…」
が、次の瞬間右の拳は橙色の鳩尾にめり込んでいた。
「ぐっ…まさか…本気で殴るとは思わなかった、ぜ…」
蹲る橙色を冷たく見下し吐き捨てる。
「調子に乗るな」
579「a due」 【3/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 22:51:26 ID:J1unYuWo
黒いコートの橙色は歌姫が着替えて出て来るのを待っていた。
意識すればまだ鳩尾に鈍痛が残っている。なかなか良いパンチだった。
だが腕っ節は強くとも真夜中近い時間に歌姫独りでは少々危ない。
ステージが跳ねた後は駅まで送るのが二人の不文律になっていた。
傘を忘れた歌姫と無理矢理相合傘をしたのが最初だったと思う。
初めのうちは嫌がられたが、今では不機嫌そうにしながらも歌姫は橙色と並んで歩く。
ミュールを投げ付けられたのは「先に帰るな」と言う彼女からの非難だった。
「待たせた」
ベージュのコートを着た歌姫は余程寒いのかラベンダー色のマフラーを
グルグル巻きにしているが、鼻先だけがちょこんと見えている。
「そのマフラー可愛いね。良く似合ってるよ」
本当は「鼻先が可愛い」と言いたい所だが、再び鳩尾に拳を喰らいかねないので
自重した。
当然の様に荷物を押し付け、歌姫はブーツのヒールを高く鳴らしながら
サッサと歩き出す。
「行くぞ。終電に遅れる」
「はいはい」
二人はコートのポケットに両手を突っ込んで夜の街を並んで歩いた。
「今日は寒いねぇ」
白い息を吐きながら橙色が言う。
「そうだな」
マフラーに顔を埋めながら歌姫が答えた。
「ちょっと失礼」
素早く歌姫の右手を握り、そのまま左のポケットへ手を突っ込む。
「あ…」
中はほんのり温かい。いつ買ったのか缶コーヒーが忍ばせてあった。
「へへ、あったかいっしょ」
心底嬉しそうな橙色を見て顔を背け舌打ちする。
(イヤな奴)
ポケットの中で橙色と手を絡めながら、頬が熱いのは缶コーヒーの所為だと
歌姫は思った。
580「a due」 【4/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 22:56:30 ID:J1unYuWo
飲み終ったった缶コーヒーをローテーブルの上に置く。
あと一歩の所で終電を逃した彼女は今、橙色の部屋で床に座っていた。
金曜の夜とあってカラオケを初め始発まで時間を潰せそうなものは軒並み満員で、
不承不承近くの橙色の部屋へ初めて上がった。
決して広くないワンルームだが、白と茶を基調に纏められた室内は
落ち着いた雰囲気を漂わせている。
こざっぱり片付いていて居心地も悪くなかった。
「はい、これ着替え」
袖が迷彩柄になった長袖のTシャツと黒いスウェットの上下、
それにバスタオルが手渡された。
「シャワー使いたかったら玄関脇の所ね。トイレもそこ」
「…ああ」
ハァ、とまた溜め息が出た。早く家に帰りたい。
だが空気を読まない奴が約一名、とても嬉しそうにしていて腹が立つ。
「DVDでも観る?えーっと『死霊のはらわた』だろ、『感染』、『SAW』、
 『チャイルドプレイ』に…あっ!旧版の『エクソシスト』それから…」
斜向いに座った橙色が次々にホラーのDVDを取り出し歌姫は軽く目眩がした。
ステージを熟した後の倦怠感が倍増する。
もうちょっと異性と観るのに相応しいタイトルを持って居ないのかと
心の中で突っ込んだ。
「…遠慮しとく」
「だったらさ」
舐める程耳に近付いた橙色が甘ったるい声で囁く。
「ベッド行かない?床の上でしちゃ流石に冷えるし」
歌姫が朱に染まるのを至近距離でニコニコしながら眺めた直後、
乾いた音がして頬に鮮やかな紅葉が咲いた。
慌ただしい足音がバスルームの中に入り乱暴に扉が閉まる。
勢い良くシャワーの音が聞こえて来た。
「おー痛ぇ……」
痛む頬に掌を当て橙色が呟く。
(照れちゃって可愛いね、全く)
581「a due」 【5/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 23:01:32 ID:J1unYuWo
「――あでっ!」
強かに踏み付けられた痛みで橙色は飛び起きた。
バスルームの扉が閉まる音がする。
彼はミニキッチンの前で横になっていた。
動線上トイレに行く時は必ず通る場所だったが、
添い寝を拳一発で断られた橙色はそこへ追いやられていた。
踏まれた足を擦っていると水を流す音がして扉が開いた。
足を踏んだ犯人に文句を言おうと口を開けたが、そのまま固まる。
「へ…?」
スウェットの上着からすぐ魅惑的な足が伸びているではないか。
多少丈は長めだが太股の1/3も隠れていない。
余りにしどけない姿に目が釘付けになる。
「………」
寝惚けているのか歌姫がその場で横になろうとしたので橙色は慌てた。
「ちょっと!風邪引くよ!」
「………」
全く起きる気配が無い。仕方が無いので歌姫をベッドまで担いで行った。
歌姫を降ろそうとした時、
「痛っ!」
踏み付けられた足が痛んでバランスを崩し一緒にベッドに倒れ込んでしまった。
「!?」
自然、恰も歌姫に跨って組み敷いた様な格好になる。
弾みでスウェットがめくり上がり、歌姫の括れた腰が橙色の前に現れた。
ミュールを履かせた爪先も、捕まえたふくらはぎも、ドレスのスリットから
覗いていた太股も、皆曝け出されている。
勿論下着もしっかり見えていた。
喉が鳴る。
この小さな布切れ一枚外してしまえば――
「ぐはっ!」
今まさに下着に手を掛けた刹那、激痛が襲って視界に星が舞った。
眠れる歌姫の片膝が股間に綺麗に決っている。
痛みを堪えつつ布団を掛けてやった橙色は、つくづく不運な自分を呪った。
582「a due」 【6/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 23:06:38 ID:J1unYuWo
何度目になるか分からない溜め息を吐いて頭を抱えた。
今夜ほど自分の性分を呪った事は無い。
憎からず思う相手が目の前に居ながら、何故男女のこと抜きで
清く過ごしてしまうのか。
橙色の葛藤を知る由もない歌姫の安らかな寝息が聞こえて来る。
さっき覆い被さる事が出来たのは一生分の幸運が一度に重なったからかもしれない。
脳裏に焼き付いた歌姫の白い足や下着がチラついた。
あの布の向う側が切実に見てみたい。
流された後に待ち受けるのは全身打撲だろうか。
思考だけが纏まり無く頭の中で堂々巡りして目が冴えて眠れない。
寝返りを打った歌姫がこちらに向いた。
普段は眉根に皺を寄せていて想像つかないが、案外あどけない寝顔をしている。
金の髪に触れてみたい。
マフラーから覗かせていた鼻先や柔らかそうな頬を突っ突いてみたい。
桜色の唇を啄んだら起きてしまうだろうか。
肚を決め、なけなしの勇気を振り絞ってベッドの傍らまで行き、
震える掌を布団に乗せた。
後はベッドの中に入ってしまえば良い。簡単な事だ。
彼女の腕っ節が強かろうがそれがどうした。
白い乳房に顔を埋めて殴られれば本望ではないか。
こんなチャンスはもう二度と巡って来ない。
落ち着け、落ち着け、落ち着け――跳ねる心臓を鎮める為に深呼吸する。
布団を掴む手に力が入った。
そのまま慎重に布団をずらす。
「ん……?」
歌姫の目が薄く開いた。
(げっ、冗談!?)
臆病風に吹かれた橙色は慌てて布団を掛け直し、元の場所に戻る。
そして再び何度目になるか分からない溜め息を吐いて頭を抱えた。
(もー何やってんだよ俺…)
583「a due」 【7/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 23:11:41 ID:J1unYuWo
何が可笑しくて笑うんだろう――それが第一印象だった。
本当にしょっちゅうヘラヘラ笑っている奴だ。
――良い声だね。ファンになっちゃったよ
ユルく鼻の下を伸ばした軽薄な笑顔で言われたが、ステージで歌う時には後ろ姿が
みえるだけで滅多に笑わない。
――え?歌ならちゃーんと聴いてるって。曲名が分かんないけど
体の良い言い訳に聞こえて鼻白んだ。
それにしても毎回毎回飽きもせずバーテンと何を話しているのだろう。
――何って色々…別に良いじゃん。焼きもち焼いてんの?
プイと外方を向けば途端に慌てて取り繕う。
――ああゴメンゴメン。そんなに怒んないでよ。ね?
そしてまたこいつは笑う。
――じゃあね、お姫様
信号が青に変わった。
横断歩道に一歩踏み出す。
――さいなら
振り向くと既にあいつは消え、夏の夜の雑踏の中に独り取り残されていた。
いくら探してもあの笑顔は何処にも無くて見知らぬ人ばかりだった。
今まで「じゃあね」か「またね」しか言われた事が無い。
ハッキリ別れの言葉を口にされたのは初めてだった。
どうせまた店に来るだろうと軽く考えていたが、あいつはそれきり来なかった。
別にタダの客だ、足が遠のく事なんて幾らでもあるし寧ろせいせいしている。
あんな気に喰わないお調子者のヘラヘラした顔は二度と見たくもない。
大体持っていたDVDは皆ホラーだったんだぞ?全く信じられない。
「…そう言う割には」
長電話に付き合ってくれている古い友人は受話器の向うから
笑いを堪えた口調で言う。
「如何にも未練たっぷりな強がりにしか聞こえないのは、僕の気のせいかい?」
笑うな。
週末の仕事帰り、微妙に空いた右側に落ち着かなくて何故だか無性に泣きたくて、
ああもう私は一体どうしたんだろう。
584「a due」 【8/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 23:16:40 ID:J1unYuWo
また冬がやって来た。
真夜中近く、白い息を吐きながらかじかむ指で自販機のボタンを押す。
温かい紅茶の缶をコートの右ポケットに入れ駅までの道を歩き出した。
終電に滑り込んで二駅離れた自宅に着く頃には丁度飲み頃になっているはずだ。
寒い夜に缶コーヒーが入ったポケットの中であいつと手を絡めたまま歩いた。
あの時頬が熱くなったのはどうしてだったんだろう。
――全く呆れるね
古い友人が電話越しに溜め息を吐く。
――君、彼の事が好きだったんだよ。鈍感なのは相変わらずかい?
見当違いも甚しい。
今も昔も自分が好きになるのは教授のようなタイプだ。
あんな奴寧ろ対極ではないか、と抗議すると古い友人は「やれやれ」と呆れていた。
(……?)
見間違いだろうか、あいつに良く似た人物が近付いて来る。
「よ、久し振り。元気だった?」
飄々と声を掛けて来たのは、間違い無くあのユルくて軽薄な笑顔だった。
「秋から地方に転勤になっちゃってさ。参ったよ。
何しろ急だったからちゃんと挨拶にも来れなかったろ?
 やっと暇が出来たから久し振りに店に行こうと思ったけど遅かったか」
こんな不意打ちは狡い。
突然消えて急に現れるなんて身勝手過ぎる。
肩の力が抜け、ポロポロ涙が零れて来た。
「……って、ちょっと!どうしたの?」
何故か涙は止まらない。俯くとよしよし、と頭を撫でられた。
「止めろ、触るな!」
それってさ、とおどけた声が言う。
「抱き付いて言う台詞じゃないんじゃない?」
「五月蠅い。黙れこのホラーマニア」
「やれやれ。相変わらずだねぇ」
久々に聞く少し呆れた柔らかい声も変ってなくて歌姫は安心した。
585「a due」 【9/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 23:21:44 ID:J1unYuWo
自分の部屋じゃないみたいだと思った。
眠れない歌姫とは対照的に隣りの橙色は軽い鼾をかいている。
(……人の気も知らないで)
間近で見る幸せそうな寝顔が小憎らしくて頬を抓ってやろうか半ば本気で考えた。
ベッド脇に置かれた紅茶の空き缶の横に視線をずらせば、
ギザギザで縁取られた正方形の小さな袋が二つ、口を開けて反っくり返っている。
さっきゴミ箱へ捨てられたアレは可燃ゴミなのか生ゴミなのか疑問が湧いた。
(気持ち悪い…)
シャワーを浴びながら下腹の辺りを擦る。
痛みは無いが腹の中を抉られ引っ掻き回された様な感覚がまだ消えなかった。
ザワつく嫌悪感が全部排水溝へ流れてしまえば良い。
浴室から出てもまだ橙色は眠っていた。
(いつまで裸のままなんだ)
冷蔵庫から出したミネラルウォーターを飲みながら横目で突っ込む。
この部屋に人が来た事は無かった。
大学進学の折に母の母国へ移住した両親などたまに手紙を寄越すだけで
まだ一度も訪れていない。
毎年クリスマスカードが届くのが唯一の交流だろうか。
古い友人を呼ぼうと思った事はあったが、都会の空気が彼に障るかもしれないと
考えて止めた。
初めてだったのに全く出血せず拍子抜けしたし、最中の橙色は別人の様に無口で
唯一言われたのは「入れるよ」だけだった。
全部がギクシャクしていて出来の悪い芝居を観ている気分だ。
(ああ、それで気持ち悪いんだ)
納得して冷蔵庫の扉を閉め、ベッドの上で熟睡している橙色に
蹴りを一発お見舞いする。
「ぐはっ!!」
「退くか寄るかしないか。寝れないだろう」
「ちょっとは優しく起こしてよ…」
腕の中で寝ないかと誘った橙色は「下着ぐらい着けろ」ともう一発蹴りを喰らって
泣く泣くベッドの片隅で丸くなった。
586「a due」 【10/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 23:26:47 ID:J1unYuWo
携帯がヴィヴァルディの「冬」を奏でた。
着信名を見て溜め息を吐くと読み掛けの文庫本に栞を挟む。
最近遠距離恋愛を始めた古い友人からだった。
「またいつもの泣き言かい?」
週末恋人と連絡を取り合った後、決って彼女は電話を寄越す。
「…済まない。でも、あいつには言えないんだ」
蚊の鳴く様な声を聞いて眉間を指で摘む。
「毎回言ってるけど彼と何でも話せる関係じゃなきゃ長続きしないよ」
「ああ…」
「いい加減僕に甘えるのは止めるんだね。僕は彼じゃない。代りは無理だよ」
「………」
「聞いてるかい?」
「……でもっ、あいつに心配…掛けたく、ない…」
何度も鼻を啜る音がした。
強気で通している彼女だが実はとんでもなく泣き虫だ。
寂しがり屋の癖に強がって、在学中ゼミでまともに話せた異性は
自分と彼女の憧れの的だった教授しか居なかった。
あれから随分経つが未だに頼られるのは、恐らく性格が災いして
なかなか新しい友人が出来ないからだろう。
「天の邪鬼は早めに治す事だね。でないと君自身の首を締める結果になるよ」
一頻り愚痴を聞いてやった後に釘を刺す。
「うん……。また電話しても」
「電話なら彼にするんだ。君の恋人なんだろう?」
ピシャリと窘めた。
あれだけ引き摺った教授の事だって彼女自身で思い切れたのだから、
頼られても困る。
「……そうだな」
「僕らが友人だって言うのは変らない。何か進展があったら手紙を呉れないか。
 それで充分だよ」
「分かった。色々済まない」
「どう致しまして。お休み」
電話を切ると文庫本のページを操って栞の部分を探し出し、紅茶を一口飲む。
「引越しました」と書いた葉書が彼女から届いたのは、五月の良く晴れた日だった。
587「a due」 【11/11】(佐かす/現パロ):2009/02/14(土) 23:31:54 ID:J1unYuWo
もう限界なんだ、と電話の向うから切羽詰まった声がした。
「…そうか」
精一杯普通の声を出そうとしたが上手くいかずに掠れてしまう。
また連絡すると言って通話を切り、畳の上にゴロンと仰向けになって天井を睨んだ。
飾り気の無い照明がやけに眩しく光って見える。
カレンダーは三月になっていた。冬に逢ってから随分経っている。
簡単に逢えないとお互い納得して始まったはずだった。
ここから彼女の所までは新幹線でもたっぷり半日は掛かる。
メールや電話で誤魔化して来たが、距離を置いて関係を保つのはやはり生易しい事では無い。
(潮時ってヤツかな)
部屋のカーテンが夜風に揺れた。


「どうも有り難うございました」
表札に二つの名字が書かれた玄関から引越し業者が帰るのを見送った。
隣りには彼女が居る。
「今更だけどさ、後悔とかしてないの?」
「何がだ」
「だっていきなり知らない土地まで来ちゃったんだよ?不安にならないの?」
「別に」
素っ気なく返した彼女は荷物が運び込まれた部屋の中に入ってしまった。
今日から暮らす1LDKは二人分の段ボールで埋まっている。
「さっさと終らせるぞ」
腕捲りをして手近な段ボールを開けた。
「はいはい」
彼も倣ってテキパキ片付ける。
「あのさ」
手は休めずに呼び掛けた。
「こんなとこまで来てくれて嬉しいよ、ホント」
「偶然仕事の区切りが」
そこで彼女は一度沈黙し俯くと小声で呟く。
「離れ離れは嫌だったんだ」
気配を感じて顔を上げると唇を啄まれた。
「なっ…!?」
真っ赤になった彼女を見て鼻の下を伸ばす。
「へへっ。いつもこんなに素直なら可愛い――痛ぇっ!!」
つい本音を漏らした途端、脛を蹴られた。
「ヤメた。やっぱり帰る」
「嘘だろぉ!?」
情け無い声が響いた。
肩を聳やかして外方を向くとベランダの向うで二羽の雀がのどかに鳴いていた。
588名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 23:37:03 ID:J1unYuWo
読んで下さった方、お付き合い頂きましてありがとうございました。
お目汚し失礼致しました。
589名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 04:26:30 ID:zFDtGGeP
GJ!
かすがカワユス
佐助思春期みたいだ
590名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 12:21:18 ID:tSN+rXpD
あがれぇぇぇ!!!
591参加宜しいでしょうか?:2009/02/17(火) 02:58:52 ID:gPUT8McF
長政様とお市ネタなのですが、長政様はお市にベタ惚れ甘々状態でツン様では無い状態。

希望お湯トークみたいに武将達が湯治という設定で、エロっちさはありますがほのぼのなネタです。

宜しかったら是非も無し!とお願いします。
592名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 03:21:16 ID:uuAPSbqU
sage方を覚えようね
593名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 06:40:19 ID:StuBlVdz
>>591
sageもそうだが>>1からあるテンプレをじっくり読んで理解出来たら書き込もうな
板にもよるがどのスレでもそれが基本
594名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 10:03:21 ID:gPUT8McF
すみません、ageてあったんで必要なのかと勘違いしました。

以後気をつけます。

>>1よく読みました、ありがとうございます。
595名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 22:12:39 ID:2IRP1vM9
>>594
次から気をつければ良いと思うよ。
新規の職人さんは随時募集中だから投下してくれると嬉しい。
ただ、個人的な意見だけど誘い受けは控えた方が良いかもしれない。
多かれ少なかれここの住人ならBASARAの妄想見たいんだから迷わず投下した方が粋かもよ。
596名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:08:01 ID:ECrAX5GO
「…あ…長政様に…そんな…」
「遠慮するでない…」
「ん…市…初めて…なの…」「だが心地良かろう?」
「…市ばっかり…気持ちいいなんて…長政様…にもしてあげる…」
「たまには市もこうされたいであろう?」
「…はぁあ…すごく…気持ちいい…の…」
「市…力をもう少し抜け…」
襖の向こうで興奮する幸村…

(まっままままさかこんな真昼からとは長政公も大胆過ぎでござる…!
やはりお市殿の魔性にっ)

「…今度は…市が、してあげる…ね?」
「気遣うでない…おおっいつもながらこの痛みがたまらぬ!」
「…長政様…こんなに硬くなってる…」
「このところ溜まっておったから…な…市…いいぞ…」
(お市殿がなっ長政殿に?!大胆過ぎでござるっしかも痛いのが良いなどと長政殿は責められるのがまさか趣味で在られるのかっ!そっ某もう我慢の限界!)

「長政殿!某も仲間にっ」


「幸村殿もこの足ツボ捺しに参加されたいのか?」

そこには長政の足の裏を揉んでいるお市がきょとんとして見ている。
「…長政様はね、市の肩凝りをほぐしてくれたの…」
「市にもたまにはお返ししてやらねば悪いからな」
「…長政様…幸村殿が…勘違いしてるよ?」

股間モッコリで鼻血を出している幸村。
「幸村殿…何を想像しておられたのだ!破廉恥なっ」
「おおおおお館様には内密にぃいっ!」
「…幸村殿も…早くお嫁様…もらえばいいのに、ね?長政様?」
「全くだな…夫婦というものは善きものぞ?」
「…は…はぁ…某失礼致す…」

パタン


「幸村殿…何の用だったのかしら?」
「皆目見当も付かぬが…まあ落ち着きの無さはいつもの事だ、気にするな市」

「幸村殿が誤解してたの…こんな事?」

急に長政に口づける市。

「市は甘えん坊だな…おいで、今は抱きしめるだけぞ?…まあ勘違いしていたのは…そういう事であろうな…」
「…むっつりすけべ?」
「何処でそんな言葉を?!」「…この前みんなで…お風呂に浸かってた時にね、義姉様やおまつ様が言ってたの…」
「…市…お風呂はこの部屋の温泉にしなさい…」
「…藁人形と一緒に入ってもいい?」
「一緒に入ってあげるから藁人形はやめるんだ、市」
「嬉しい…長政様とお風呂…」


市の天然っぷりに困りながらも微笑む姿にまあいいかと思う長政であった…
597名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:12:30 ID:ECrAX5GO
>>595さん、ありがとうございます。
以後気をつけていきます。拙いですが読んで戴いた方々にもありがとうございます。
598名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 13:46:41 ID:x3CjfJWQ
>>597
テンプレは>>1だけじゃないよ
読んだかもしれないけど>>2に心得があるので
後、他の職人さんの投下の仕方を次から参考にすると良い



始めに>>1を読んでなかったみたいだから一言
どのスレでもスレのルールがあるし、住人の傾向もある

初めてのスレでは
>>1『から』始まるテンプレと
最新レス50〜100位を読んで
スレの傾向を掴めたら書き込むべきかと


新しい職人さんは大歓迎なので、その辺一つよろしく
偉そうですまん
59937:2009/02/19(木) 00:38:53 ID:gCfBiWgS
おらはどうかわからねえが空気を読まずに投下
時期はずれで申し訳無い
以下注意書きだべ

>>42-47の小十郎×いつきの続き
※いつきが成長してます
※エロなし
※村人達の扱い酷すぎ

以上でよければどうぞ
60037/小十郎×いつき1:2009/02/19(木) 00:40:10 ID:gCfBiWgS
今年は気候が良かった。
程良い雨、程良い日差し。
たわわに実のった稲が少しずつ頭を垂れ始めていた。
「あと少しか…。」
小十郎は収穫の近い畑を見渡して、満足げに呟いた。

伊達は天下を取れなかった。
天下を治めたのは徳川で今の所悪くない政治をしている。
小十郎の主はと言えば、まだ天下への夢を諦めてはいないようではあるが、今この落ち着いた状況ではそれも難しいように思われた。
「さて…と。」
そろそろ時季も終りの野菜をいくつか収穫する。
味は落ちてきたが、やはり自分の畑で作った野菜は美味いものだ。
小十郎が晩飯の品書きを考えながら城へ向かうと、一頭の見慣れた馬がつけてあった。

「政宗様。」
そう言って自室に入ると部屋の主のような顔で政宗は横になっていた。
「Hey!元気にしてたか小十郎。」
「何かあったのですか?」
「いや?何もねえな。つまんねーくらいにな。ま、強いてゆえば野次馬ってやつだ。」
「は?」
「おめえにbeautifulなお客さんだ。」
そう言って政宗はにやにやと何か企むような笑みを浮かべた。

「おい!来たぜ。Come On!」
政宗が外に呼び掛ける。
小十郎が試しに新しい野菜を育てている菜園の方から何時か聞いたことのある声がした。

「来ただか?」
ひょこ、と顔を出した少女は小柄だったが、女性と呼んでも申し分無い豊かな稜線を湛えていた。
さらりと青みがかった銀色の髪が揺れる。
「誰だか分かるか?」
恐る恐る自分を見上げるその瞳。
いつか自分だけに不安な心を見せた少女を忘れる訳が無かった。

「まさか、いつき…でございますか?」
「Yes!大当たりだ。見違えただろ?」
目の前の少女は名前を直ぐに当てられたのが嬉しかったのだろう。
小十郎さん、と呼んで満面の笑みを浮かべた。

「……はい。」
引き寄せられるように庭に降り、いつきの前に立つ。
「元気にしてたか?」
「ああ、小十郎さんも相変わらず怖い顔だべ。」
いつきは全然怖くなさそうにそう言った。
それを聞いた政宗が背後で笑っている。
小十郎は心の中で舌打ちをした。

「小十郎さん、見てけろ。おら、おっきくなっただよ。」
笑顔をつくり両手を広げたいつきの声は何処か震えていた。
「ああ。」
以前と同じ色の髪を撫でてやる。
さらりとしていて相変わらず触り心地が良かった。
60137/小十郎×いつき2:2009/02/19(木) 00:41:06 ID:gCfBiWgS
「良かったじゃねえか。――本当に。」
そう言ってやると、いつきは戸惑うように瞳を泳がせてから小十郎を見上げた。
「ふふ……やっぱり小十郎さんは見た目と違って優しいだな。」
くしゃりと泣き笑いのように顔をゆがませる。
いつきの瞳から涙がぽとりと一粒落ちた。

「すまねえ……おら……おら……。」
「泣きたいなら泣けばいい。嬉し泣きなら、俺は文句は言わねえよ。」
そう言ってやると、あの時の様にいつきは小十郎の胸に顔を埋めると、わあわあと泣き出した。

怖かったと言った。
もうずっとこのままなのかと不安だったと。
小十郎があの日泣かせてくれたから、
自分の気持を分かってくれる人が居たから、
それでも頑張れたんだと。

やはり、泣く場所が無かったのかと思う。
無事成長が始まったからと言って、村人の前で手放しに喜ぶことは出来なかったのだろう。
あそこではいつきは生きた守り神だった。
幼い神の巫で在る内は村は安泰だと思っていたに違いない。
少し抱く力を強めてやると、いつきは『小十郎さん』とうわ言の様に名前を呼んだ。

政宗は先程『お邪魔みたいだから俺は帰るぜ』と去っていった。
何やら誤解しているようで『上手くやんな』と去り際に言われ、少し頭が痛かった。
下世話な勘繰りだといさめようとはしたが、腕の中でいつきが泣いているので出来なかった。

それに話をきちんと聞いてやるなら、何も知らない政宗が居るのは不都合でもあった。
後で説教だ。
そう思っているといつきが言った。
「また、汚しちゃっただな。」
済まなそうにいつきは小十郎の着物を撫でた。
「構わねえさ。」

いつきは泣きやんでも小十郎にしがみついたままだった。
女らしく育ったと言っても小柄は小柄なままで、あの時と同様にいつきの体は小十郎の腕の中にすっぽりと収まる位だ。
「もう、平気か?」
そう聞くと察したのか、
「あ、ああ、済まなかっただな。おら、何だか嬉しくなっちまって……。」
と名残惜しそうにいつきは小十郎から身を離した。

「少し腫れたな。」
涙で赤くなった目尻をそっと撫でてやると、いつきはびくりと体を震わせ、頬を朱に染めた。
はずかしそうにうつ向いて目を反らす。
その仕草に、何か悪いことをしたような気がして小十郎は手を放した。

どうしてだろう。
どこか居心地が悪い。

「顔を冷やした方がいい、今水を汲んできてやる。」
そう言って小十郎はいつきに背を向けた。
「こ、小十郎さん!」
背後からいつきが呼んでいる。
だが小十郎は「少し待ってろ」と言って、そそくさとその場を去った。
60237/小十郎×いつき3:2009/02/19(木) 00:42:19 ID:gCfBiWgS
桶から水を汲み、手拭いを絞る。
水鏡に写った自分を見て、小十郎は溜め息をついた。
「ったく、なんだってんだ。」

いつきに対して特別な感情を抱いた事はない。
そもそも実年齢がどうであれ、以前の見た目で食指が動くような趣味は無かった。
抱き締めた時に触れた弾力も肌触りも以前とそれ程変わりは無い。
それなのに。
「ほらよ。」
手拭いを渡してやる。
いつきはそれを顔に当て、ほっと息をついて気持ちいいと言った。

「すまねえだ。」
部屋に上げ、茶を出してやるといつきは唐突に言った。
「急に来て迷惑だったんだべ?」
「いや……どうした?」
「だって小十郎さん、さっきからずっと難しい顔したまんまだべ。」
「これは生まれつきだ。おまえも分かってんだろうが。」

――言い訳だ。
小十郎は言いながらそう思う。
先ほどからの違和感がずっと続いているのだ。

「ふふ、おらだってそこまで馬鹿じゃあねぇだよ。」
「―――ああ。悪いな。少し考え事をしててな。」
小十郎は取り繕う用に手を伸ばし、いつきの頭をぽんぽんと撫でてやる。
「お前が悪い訳じゃねえよ。」
そう言われてほっとしたように微笑むいつきを見て漸く小十郎は理由に思い当たった。

――女になったって事か。
以前と変わらぬ表情や仕草、その端々に女特有の艶さが混じり始めている。
少なくとも実年齢がどうであろうとも以前は見た目に見合った子供っぽさを持ち合わせていた。
今はそれを殆ど感じない。
体の成長と共に心も女と言う自覚が沸いてきたのかもしれないと小十郎は一人納得した。

小十郎の気配が和らいだのを感じたのだろう。
安心したのか、いつきはぽつりぽつりと村での事を語り始めた。
戦が終り状況が落ち着き始めたある日、置いたままになっていた天からの授かりものは光の粒になって消えたのだそうだ。
もう必要ないという事なのだろう。
それから次第に体が緩やかに成長を始めたのだと言う。
戦が無くなり、始めは気付かなかった村人達も徐々にいつきの変化に気付き始めた。

守り神のように扱われていたいつきは予想通り、――と言うべきでは無いかもしれないが、それに従い居場所を無くしていった。
特に何をされた訳でも、日々の生活が変わった訳でもない。
ただ村人にとって守り神で無くなったいつきは、正常に成長を始めたと言っても、最早村人にとって得体の知れない何かでしか無かった。

「近頃じゃあ前みたいに野良仕事するって言っても『今まで頑張ったんだからのんびりしろ』とか訳わかんねえ事言って手伝わせても貰えないだ。」
いつきの透き通った瞳にじわりと涙が溜まった。
「……馬鹿な奴らだ。」
「だからどうしたら良いかわからなくなって、戦の時世話になった人に挨拶にいくだって逃げ出して来ただよ。」
そこまで言って、いつきはちらりと此方を見た。

「……また、泣いたら怒るだか?」
「……怒らねえよ。」
細い手首を掴んで引き寄せる。
「へへ……やっぱり、顔はおっかなくても優しいべ。」
そう震える声で呟いて、いつきはまた小十郎の胸に顔を埋めた。
60337/小十郎×いつき4:2009/02/19(木) 00:43:37 ID:gCfBiWgS
夕日が空を紅く染めあげている。
深く陰影のついたいつきの顔を小十郎は見下ろした。
随分前に泣きやんでは居たが、いつきはまだ小十郎の胸にもたれかかったままだった。

「辛いか?」
小十郎がそう言うといつきは少し驚いたように此方を見上げた。
「……『連れて行って』くれるだか?」
「お前が望むなら……な。」

覚えていたのかと思う。
だが覚えているだろう事も分かっていた。
戸惑うようにいつきの瞳が揺らぐ。
「でも…迷惑じゃないだか?」
「おめえ一人くらいなら変わらねえよ。」
「でも、き……」
「き?」
「おらのこと、気味悪くないだか?」
「……そう見えんのか?」
思わず眉間の皺を深くする。
いつきがそう言った事に腹が立った訳じゃない。
いつきこんなことを口にしてしまうような、そんな状況に追い込んだ村人に腹が立った。

「あはは…。」
力無い声でいつきは笑って小十郎の眉間に手を伸ばした。
咎めるようにその手を払うと「おらのために怒ってくれるんだな。」といつきは言った。

複雑そうな笑みが夕日に染まっている。
何度目かと思いながら頭を撫でてやると。

こじゅうろうさん

と小さな唇が形を作った。
囁くようなその声に、気が付けば小十郎は自分の唇を重ねていた。
ただ触れ合うだけ口付けではあったが、離れて顔を見るといつきはこの紅い風景の中でも分かるほど真っ赤になってうつ向いた。

「連れてってけろ…。」
いつきはまるで悪い事をしているかのようにそう答えた。
「いいんだな?」
頬を撫でこちらを向かせる。
「ああ…。」
「そうか。」
恥ずかしそうに目をそらすいつきの瞼に口付ける。
困惑した表情でいつきは小十郎を見上げた。

「小十郎さん……おら……。」
「ああ……分かってる。」
その細い腰を抱き寄せ、もう一度、今度は強く唇を重ね合わせる。
始めは所在無くしていた両腕が恐る恐る首に回される頃には、閉じていた唇はほどけ深く重なりあっていた。

先程、次第に紅くなっていく風景を見ながら、腕の中で泣くいつきを見ながら、小十郎はぼんやりと考えていた。
今日再会してから、いつきが自分をどう見ているのかは直ぐに分かった。
見た目は育ってもいつきは以前と変わらないのだ自分に言い聞かせていた。
だが、話を聞くうちに気持ちが揺らぐ。
この腕の中でしか泣けないのなら、頼る者がもう自分しか居ないと言うのなら、答えてやりたいと。
60437/小十郎×いつき5:2009/02/19(木) 00:44:27 ID:gCfBiWgS
「ん……。」
ちゅと態と音が出るように唇を離す。
混じりあった唾液が少し糸を引いて離れた。
いつきは荒く息を付きぐったりとしている。
その表情が以前よりかわいらしく思えるのは自分の気持ちが変わったからなのか。

「どうする?」
耳元で囁き首筋に口付けてやるといつきの体はびくりと跳ねた。
「え、あ、どどうって。……ひぁ!」
背中から脇腹を撫でてやる。漸く意味に気付いたのか、いつきは焦ったように小十郎の腕の中で身を捻った。
その焦り方に小十郎は思わず咽をくくっと音をならした。
「俺も鬼じゃねえから、心の準備が出来るまで待っててやるよ。」
「わ、笑うなんて酷いだよ!おら…おら……こんなの初めてで…。」
「ああ。悪い。」

ぷりぷりと顔を紅くして怒るいつきの頬を両手で包む。
膨れた頬を押してやると間抜けな音を立てていつきの口から息が漏れた。
「もう!何するだよ!」

「泣きやんだみてえだな。」
手をそのまま頬に当てたまま親指で目尻を少し撫でてやると、拍子抜けしたような顔でいつきは此方を見た。

「だ、大体!順番がおかしいだよ!小十郎さん、おらに何も言ってないべ!」
「それはお前もだろうが。」
ぐ、と言葉に詰まったようにいつきは唇を尖らせて小十郎を睨んだ。

「す……」
「す?」
「あーもう!さっき分かってるって言ったべ!?」
「ああ言ったな。」
にやにやと底意地の悪い顔で笑っている小十郎を見ていつきは口を尖らせたままうつ向いた。
「うう……す……好き…だべ。」
後半は消え入りそうな声でいつきは呟くと「小十郎さんは?」と問掛けるように上目使いで見上げてきた。

「まあ、貰い手もいなさそうだから俺が貰ってやるよ。」
問には答えずにそれで良いんだろう?と続ける。
怒るかとも思ったがその言葉の意味にいつきは気付いたようだった。

「小十郎さん……それ、おらが。」
「ま、元には戻れたみてえだが、関係ねえだろ。」
「……そんな事まで覚えてただか?」
「あん時の事は一つも忘れちゃあいねえよ。」

何だかんだと言いながら、あの日の事は詳細に記憶に刻まれていた。
それを思えば自分もあの時から惹かれてはいたのかもしれない。

「ふん!仕方ないだな。今回はこん位で大目に見てやるだよ!」
いつきは嬉しそうにそう言って、小十郎の胸に頭を押し当てた。
それに答えるようにいつきの背に腕を回す。

取り合えずこんな前掛けじゃなくちゃんと着物を着せねえとな。
前ならいざ知らず、この育った体でこの格好は不味いだろう。
まあ、脱がせるのは楽そうだがな。

相変わらず気難しい顔をしたまま、小十郎はそんな事を考えていた。
60537:2009/02/19(木) 00:45:23 ID:gCfBiWgS
以上です。
お目汚し失礼いたしました。
606名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 01:59:03 ID:aEZtuOtP
うぉぉGJ!!
いつきと小十郎のカプ、可愛くて萌えるけどなんかエロス
そして小十郎、このムッツリ野郎ww
脱がせる行程が大変見たいですハァハァ
607名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 03:38:35 ID:6yhb87ZY
GJ!
小十郎むっつりめw
ぜひともその後が見たいです(*´Д`)ハァハァハァ
608名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 17:53:38 ID:1OVbKwyG
>>37
GJ!!
こじゅいついいなー。小十郎がほのぼのしてていやらし…いや優しいのが妙にエロく感じた。
609名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 21:37:52 ID:77ZvXt2h
やさしいとやらしいって、似てるよな!
わっふるわっふる!!
610名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 12:39:09 ID:D4sJ7pi9
過疎ってる?
あげ
611名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 00:08:38 ID:do7TE+8M
何かネタを投下したいと頭を捻ったが
↑を今読んだせいか

「小十郎さん。おらに料理を教えてけろ。」
「ああ、いいぞ。そうだな、まずこの人参を…」
「ああん!料理するのはおらじゃねえべよ!」

みたいな野菜プレイしか浮かばねえ…
あれなんか上から雪だr
612名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 00:34:00 ID:GokTouiH
>>611
こじゅいつは本当に優しさと言うやらしさだなww
なんか自分の中で小十郎がムッツリになっていくww
613名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 01:34:14 ID:335SD9Tn
俺の中では筆頭もなかなかのムッツリだwww
614名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 08:04:19 ID:VxeowHY5
幸村ムッツリ推して参る
615名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 11:56:19 ID:z1Je0ZFH
俺の中での筆頭はオープンスケベだ
パンチラ!パンチラ!
616名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 22:33:03 ID:vyu6wtDM
アニキもオープンスケベなイマゲww

信長公は案外ムッツリな気がする
617名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 19:32:50 ID:WpgbFVDl
何故だろう、オープンスケベな筆頭というとω丸出しで「まーなむすてっ!!」とか言いながら女の子を追いかけ回してるイメージが……。
信長と長政はムッツリ義兄弟だな。
618名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 20:30:20 ID:deweNnRg
ムッツリ義兄弟ww良い義兄弟だw

なんか謙信様や利家は爽やかさで、オープンスケベしても
「もう…っ(はぁと)」
で済まされそうだが、佐助や慶次は確実に怒られそうw
619名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 13:31:12 ID:PxwaNBOV
>>618
すっごい怒るわりに
ストレートに求められて内心嬉しいかすが
怒りながらも抵抗しきれず結局朝までしっぽり
そんな佐助×かすがが脳裏を駆け抜けてにやにやしました

オープンスケベとちと違うがな
620名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 18:45:04 ID:N6EbQ+F1
>>619
その妄想、書き起こして下さらぬか。
621名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 22:17:19 ID:adb1N5DA
>>620
幸村乙
622名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 01:55:28 ID:koftahiN
いつきの格好にムラムラしたムッツリ筆頭が我慢出来ずに襲っちゃって最終的に言葉責めプレイという電波を受信した。
ちょっと頭冷やしてくる。
623名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 02:06:11 ID:cAxRymzU
>>622
ふふ…おいでなさい
624名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 06:17:05 ID:Jvbj0Nxn
>>619-621
ワロタw
625名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 10:28:00 ID:PG2BiF4H
>>622
冷やすな冷やすな。
その電波を書き記すのがおぬしの務めだ
わっふるわっふる
626うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
627名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 00:55:01 ID:qG8ANAcb
長政は市と「こ、子作りは正義!」とか言ってやることやってそう
史実では年1ペースで作ってたと知ってから妄想がとまらない
628名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 21:25:13 ID:CVaKfE3T
>>622
金冷法が終わったらその妄想を書き起こしてください。お願いします。
629名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 16:54:40 ID:1ZteNTvq
>>620
「ふざけるな!」
怒鳴り声が聞え某は戸を開けるのを辞めた。
「えーふざけてないって。」
「お前はいつもそうだ!へらへらへらへらして!少しは普通に話したらどうなんだ!」
かすがどのが来ていたのか。やはり、上杉殿とお館様がその……となったせいか、かすが殿もちょくちょくと来ておられるようだ。
「真面目真面目!俺様大真面目よー?」
「どこがだ!乳揉ませろとか触らせろがお前の真面目なのか!?」
この時叫ばなかった某は随分成長したでござる。
深呼吸して姿勢を正す。
そうか……揉むような仲なのか。
「なら、私ではなくその辺の女をだまくらかしてそうすればいい!」
まだ話は続いているらしい。随分物騒な話でござる。
「なーに言っちゃってんの?」
「!何を!」
カタンと音がする。何が起こっているのか確認したいが、戸に手をかければ間違いなくばれるでごさろう。
妄想を余儀なくされた某は佐助がかすが殿の白き乳房を揉みしだくのを想像する他なかったのでござる。
630名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 16:56:19 ID:1ZteNTvq
>>629の続き
「惚れた女の体に触りたいのは当然だろ?」
「ちょ!馬鹿!どこを触っているんだ!」
そうだ!佐助ぇ!どこを!かすが殿の何処に触っておるのだああああ!!
「んん。ぁ……ぁっあっそこは。」
「はは……すっげ綺麗。かすが……。」
絹ずれの音と荒くなっていくかすが殿の息使い。
く…見えずともここまで破廉恥だとは流石は忍!一寸の隙も無いでござる。
「ば、馬鹿!そんな風にするな!」
「え?嫌なの?こんなになってんのに?」
こんなとはどのような状況なのだ!佐助え!
気付けば先程の音の他になにやら濡れたような………。
「っ!この!馬鹿!すけべ!」
そうだ!この破廉恥!
「うんでもゴメン。ほら。」
「あ……。」
「はは、今の顔可愛い。な?俺様だって、そーんな余裕ある訳じゃ……。かすが?」
631名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 16:58:36 ID:1ZteNTvq
>>630のつづき
「少し黙ってろ。」
「くっ……かすが。いいって!そんなしなくたって!」
「何故だ?……嫌か?」
「いや、そうじゃないって!」
「なら……何だ。」
「ヤバいって……歯止めが聞かなくなる。」
「ふ……さっきの余裕はどうした?んん……。」
「かすが、く……。」
「ぅん。あ……はぁ。ど……だ?」
「ん。最高。かすが……。動くよ。」
「ああ……。」
部屋の仲から、あからさまにままままぐわっているおとが聞こえてくる。
某はもう途中からしゃがみこみ身動きが取れぬ有り様。
修行がまだまだ足りませぬ。おやかたさぶぁあぁ!!
632名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 17:00:49 ID:1ZteNTvq
>>631のつづき
それにしても、始めは散々怒っていた筈のかすがどのは、途中からはかなり積極的で……は、破廉恥でござった!
もっともっとと佐助を求め。
今はもう悲鳴の様な声しか聞こえてこぬではないか。
は、何だこれは!
一瞬我に返り足元を見ると某の鼻からこぼれ落ちた血で真っ赤になっているではござらぬか!
某は仲に気付かれぬよう血を拭うと、床を這うように部屋へ帰ることになった。
「ん……どうかしたのか?」
「いや?なんにも?」
「ひぁ!ああ!や……そこは、そんな……したら。」
「良いよ。いって。ほらっ。」
「あん、は、あああああ!」

某は何だか眠れず、布団の上に座り。開け放った戸の隙間から見える月を見上げた。
「『こんなに』とはどのような事態でござろうか……。」
一人の夜は更けていった。

終れ
633名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 17:01:34 ID:1ZteNTvq
携帯から失礼しました
634名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 22:13:23 ID:vxJkIQ2+
>>629

GJ!!!!
>>620だけど書き起こしてくれてどうもありがとう!!!!
もっと気の利いたことが書きたいのに文才が無いのが憎いorz
635名無しさん@ピンキー:2009/03/06(金) 22:19:28 ID:WsfvRaHh
は、破廉恥いいいいいいいいい!


GJ!!
636名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 20:46:47 ID:6Hm5W1WB
最近濃姫様の腰に釘付けなんだ
あの腰に抱きつきたいと思って
「濃姫様〜!」
って追い掛けてみた

好きに触っても許される子どもの特権をフルにいかさなくちゃね!
「あら蘭丸君」
「えへへ、濃姫さまあ!」
「どうかしたの?」
抱きついても気にせず頭を撫でてくれる濃姫様。
蘭丸は手をそっと

「おっと手が」


「続きが読みたいですか?読みたいですよね?ならばわっふるわっふると言うのです」
637名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 21:37:16 ID:jiCSA1o4
光秀wwww

わっふるわっふる!!!!
638名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 23:03:36 ID:h+iLf3ft
ちょっwwwwwwww

わっふるわっふる!わっふるわっふる!!
639名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 11:09:54 ID:YHOQL0LV
わっふるわっふる!
640名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 13:48:01 ID:klu2Y6a0
まつ職人様も濃姫職人様もわっふるわっふるぅぁああ!
641名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 00:24:02 ID:PgOB1SN3
ついでに光秀も乱入させてくださいわっふるわっふる
642名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 12:58:22 ID:E/HuzUAC
伊達いつは需要あるのか?
643名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 13:04:01 ID:RIIDeabl
需要なんて投下した瞬間発生するもんだぜ
需要のないものなんて無いんだぜ
644名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 13:33:36 ID:pab3LeU8
そうだぜ!全裸で待ってる!
645名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 17:03:44 ID:N1ZpJNPF
全裸で正座してるぜ!
646ホワイトデーネタ(長政×市):2009/03/13(金) 23:00:58 ID:R9Shks89
空気読まずに長政×市(エロ無し/現パロ)のホワイトデーネタを投下。

----------------------------------------------------------------------------------

「この前の返礼だ。その…気に入らなければ食べなくても良いぞ」
帰宅した夫が外方を向きながら差し出した小さな包みと一輪の花を見て市はたおやかに微笑む。
「有り難う長政様。市…嬉しい」
妻の言葉を聞いて長政は真っ赤になった。
仕事帰り、バレンタインの返礼を選ぶ為に何軒も彷徨ったデパートの地下街。
さっき閉店間際の花屋に飛び込んで買った大振りな百合の花。
全ては市を喜ばせたい一心だったが、いざとなるとひどく的外れな気がして自分に腹が立った。
「フ…フン!御託を並べる暇があったらサッサと花を活けないか!」
ついぶっきらぼうな口調になったが市は気にせず包みと花を受け取る。
「はい、長政様」
リビングのソファで包みを開けた市が目を輝かせた。
数粒の銀のアザランが天辺にあしらわれたピンクのトリュフは、市の好みにぴったりだ。
「凄く可愛い…。ねぇ、長政様も一緒に食べよう?」
隣りに座る長政に勧めたが首を横に振る。
「要らん。それは市の分だ」
「市…長政様にも食べて欲しいの。ねえ長政様、あーんって、して?」
市がピンクのトリュフを細い指で摘んで長政の口許に運んだ。
照れ臭いが、食べねば妻の黒目がちな瞳から涙が零れてしまうだろう。
こんな瑣末な事でメソメソ泣かせては後々面倒だと自分に言い聞かせ唇を開く。
市がチョコを口の中に落とそうしたが、狭くてなかなか入らない。
「あれ…?ご、ごめんなさい長政さ――あっ」
元々短気な上に照れ臭さも手伝って長政は市の手首を掴むと指ごとチョコを口に含んで奪い取る。
チョコを持っていた所為か、舌先に触れた市の指はほんのりと甘かった。
気恥ずかしくて外方を向き八つ当たりにガリガリと音を立ててアザランを噛み潰す。
「………」
市もピンクのトリュフを口に入れ、長政が舐めた指を自分も舐めてみる。
くすぐったい感触がして夫に微笑み掛けた。
「美味しいね、長政様。来年のお返しもこのチョコにしてくれる…?」
「……ずっとだ」
「え?」
「ずっと返礼はこのチョコとあの花だ。それで良いな」
腕組みしたまま視線も合わさず口を尖らせ長政が言う。
これから毎年判を押した様に夫はピンクのトリュフと百合を一輪買って来るだろう――自分の為に。
その気持ちが嬉しくて市は満たされ、花が綻ぶ様な笑顔になった。
そして再びチョコを摘み、長政の口許に運ぶ。
「はい、長政様。あーんして?」
自分で食べられると言いながらも、再び唇を開く長政だった。

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お粗末様でございました。
647名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 23:35:23 ID:vGZzozPi
読みながらすごくニヤニヤしましたww
GJでございます!
648名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 02:00:04 ID:suk58JDv
なんて甘甘なんだ〜GJ!
だがアザランを「アザラシ」と読み違えたので
長政に削除されてくる
649名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 02:07:36 ID:6IQP8/fw
あれ、アラザン?アザラン?
どっちが正しいのかよくわからなくなってきた。
650名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 03:44:56 ID:TKs+BQgI
GJ!!
どっちもかわいすぎる
651名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 10:52:45 ID:tZL2lVCI
ほのぼの長市いいなー。長政様も市もすごく幸せそうだ。

>>648
俺なんかピンクのトリュフの上のアザランをピンクのアザラシに読み間違えた。あれ。地面から手が……。
652名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 11:52:29 ID:q3Jy+tA5
アザラシ?アザラシ型のチョコか…珍しいな

皆の感想を見るまでそう信じていました
653名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 04:46:29 ID:vxF5suje
GJでござる!

ほのぼの長政様とお市がいい!
あと正確にはアラザンでござるよ。
654646:2009/03/15(日) 09:49:23 ID:5rKTvumP
うわホントだ「アラザン」だよ何やってんだ自分orz
ちょっと姉川で成敗されて来る。
GJくれた人ありがとうございました。
クリスマスイヴの時のGJもありがとうございます!
655名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 01:55:51 ID:UcqdOtz2
やはりクリスマスの時の人と同じでしたか
両方ともニヤニヤしました!
656名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 21:15:29 ID:nL1tPecT
あげ
657風魔×かすが1:2009/03/21(土) 01:24:24 ID:SqRFvwDO
風魔×かすが
鬼畜エロ
小田原潜入戦な感じ
風魔ちょっと喋ってるので注意

―――――――

「……」
「はっ…はぁ…」
謙信の命により、かすがは単身北条の地である小田原城に潜入していた。目的は北条が上杉を裏切るつもりなのかどうかを調べ、裏切るようであれば現当主を抹殺する事だった
夜更けに潜入したかすがは、あまりにも静かな城に疑問を持ったが、早く謙信の下に戻りたい一心で任務を開始した
しかし、それが間違いだった
かすがが北条最大の難所である栄光門に差し掛かった時、この男が現れたのだ
伝説と呼ばれる風魔小太郎である
慌てて武器であるクナイを小太郎に向けるも、素早い風魔の動きにかすがはついていく事が出来ず、両手の自由を奪いとったのだ
「離せッ!!」
日本ではほとんど見かけない金色の髪を振り乱しながら、かすがは己の両腕を強く掴む、これもまた珍しい髪色をした男に罵声を浴びせる
「離せと言っているんだッ」
「……」
しかし、そんなかすがに男は何も言葉を発せず、さらに手に力をこめてかすがの頭を地に押しつける。顔から倒れてしまったかすがの顔には、小さな傷がつき、そこから少量だが血が溢れ出た
「…ッきさま…」
「……」
「ッ教える訳ないだろう、さっさと殺せばいい」
任務失敗は死を意味する。今のかすがはいつ殺されてもおかしくない。口から出る強気な言葉とは裏腹に、かすがは怯えていた。目の前にいる男は声こそ発しないが、唇の動きで「目的をいえ」と言っている
「殺せ」
どんな状況であろうと、自分の愛してやまない謙信の事を話すつもりはかすがにはなかった
「……」
目を閉じ、かすがは死を待った。しかし風魔が切り裂いたのはかすがの身体ではなく、身に纏った服だった
「なッ…何をするッ!」
慌てて身体をじたばたと動かすも、元々際どい格好だったのが、もっとひどくなるばかりで。背中から破られた服は、かすがの身体からぱさりと音を立てて地面に舞った
慌てて落ちた服で身体を隠そうとするが、破られた服はもう布と呼ぶしかないモノになっているし、両腕は風魔につかまれており、動くに動けない
「ッ…ぅ…こんな……」
顔に熱が集まっていく。恥ずかしくて、悔しくて、こんな男に辱めを受けているなど、かすがは理解したくなかった
「…………ろ」
「何……?」
かすかに聞こえた声は、確かに風魔から聞こえるものだ。地面に向けていた顔をゆっくりと風魔に向けると、風魔は口を開いた
「……やらせろよ」
「な……ああああッ!!」
658風魔×かすが2:2009/03/21(土) 01:26:54 ID:SqRFvwDO
その問いに答える間も無く、かすがは悲鳴をあげた
風魔はかすがの露出した秘部に己の立ち上がった肉棒を無理矢理挿入したのだ。濡れてもいない秘部への挿入はまるで処女を失った時の痛みのようで、かすがの瞳からは涙が零れ落ちた
「いや…やめ、て……いたい…ッ」
「……ッ」

「うぁぁぁぁあッ!!」
無理矢理の挿入のせいで、膣が傷つき秘部からは血が滴り落ちる。しかしそのお陰ですべりがよくなり、風魔はかすがの腰をしっかり掴み、何度も肉棒を往復させた
地獄だ、とかすがは土に爪を立てた
「…あッあッあぁぁん……ッ」
痛みしかなかった秘部が段々と熱くなっていく。さっきまで聞こえなかった水音と自分から発せられる歓喜を帯びた声にかすがは頭がくらくらした。露出した背中を赤い舌で舐め取られると、気持ち悪くて仕方ないはずなのに、その快感にかすがの身体は震える
「…ふ、あッいい…そこ…ッ!!」
「………ハァ…ッ」

「あぁぁ、も…ダメ……ッ」
「…ッ……く…ッ」
「ひゃぁぁぁぁあんッ!!」
子宮に届きそうなほど奥に肉棒を差し込まれた瞬間、かすがは声を張り上げながらイッた。あまりの快感に動かなくなったかすがにかまわず、風魔はガツガツと腰を振り痙攣する膣内を味わう
「……ッ……は……」
「…あ……あぁ…」
動きが止まったかと思うと、風魔はかすがの腰をしっかりと掴み膣内に射精をし始める。びゅるびゅると吐き出される精液が気持ちよくて、かすがはまた震えた
数回腰を振り精液を全て出し切り、肉棒を秘部から抜く。風魔の放った精液がかすがの太ももを伝い地面に落ちていった
「……はぁ、はぁ…」
「…………」
冷たい風が一つ吹いたと思うと、月夜の下には荒い息を吐くかすがしかいなかった

―――――――
お粗末様でした
659名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 16:59:37 ID:qjd2l1xO
GJ!!!
非情なのにエロス
規制中でうなだれてたけど、小太郎のおかげで漲ってまいりました
660名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 16:10:51 ID:pq8fpbhp
それでは聞いてください、
いつき親衛隊with片倉で、「お野菜音頭リミックス」
661名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 16:12:27 ID:pq8fpbhp
すみません誤爆しました
662名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 17:51:26 ID:vaTwVVts
>>660
ちょwww何処への誤爆だよw
663名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 17:55:22 ID:NNYB8UOg
>>660
ちょwww良い誤爆www
664名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 00:44:22 ID:Ifw5bWTQ
続いての曲は
サンデーMouriさんで
「Sun Shine Again.」
665名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 20:31:14 ID:I87htrto
「ねえねえ、まつ姉ちゃん保守がてらおっぱい揉ませてよ」
「なにを言っているのです。慶次。私がそのような事をさせると思っているのですか!きゃっ」
「まあまあ、そう言わないでさ。ほら、俺巧いでしょ。」
「ああっ駄目、駄目です。慶次……。あ、あん。」
「ね…ここが落ちたらさ……利とちちくりあうのも出来なくなるんだよ。」
「はぁ、あ、あぁ。そんな……慶次、や、め。」
「ん、やっぱ想像通り、まつ姉ちゃんの胸すげえ……。ふ、濡れてんじゃないの。」
「ひぁ、そ、そこは、あぁ!やめ…さい、けい、じ。」
「挿れないよ。ただ、こうやって……ん、どう?」
「ひあ、や、そ、そんなとこ……ろに。」
「ふふ、素股も良いでしょ?だいたいさ……」
「あん、あ…は、な、なに……ん。」
「嫌なら、く、そんな必死に挟み込んで腰振らないで…よ。」
「っ!……ん、っ……あぁん。」
「まつ姉ちゃんのここ凄い溢れてる…よ。いれて欲しい?」
「や、だ……だ、め。」
「凄いひくひくしてる。欲しいんでしょ?大丈夫、利には黙っててあげるから…そう、じゃ挿れr

ここから先は五郎丸にクラッシュされました
666名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 15:40:51 ID:JWE0VYzO
わっふるわっふる
667名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 02:04:44 ID:tfjvNrxd
ワッフルワッフル!
668名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 01:15:09 ID:3M9Omo80
わっふるわっふる!!!

ところでけんしんさまは肌が白いから、顔が赤くなるとすぐに分かるんだろうな
お館様の前で顔が赤いのを隠しようがなくて顔を伏せるけんしんさま萌え
669名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 01:28:36 ID:DxQs9D/y
>>668
なんだその萌えるけんしんさまはw

PSPの新作のかすがのストーリーは消えたけんしんさまを探すらしいけど、
このスレ的にはお館様のところに遊びに行ってればいいと思います。
670名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 00:12:17 ID:ZbWIreE5
アニメも始まったことだし
ここも盛り上がってくれますようにあげ

以下ちょっとネタバレ







一話の川中島で
きつつき戦法の真のねらいを幸村とかすがだけ知らされないとか
自分たちの闘いそっちのけで山頂の爆発を一緒に眺めたりとか
別れ際に見つめ合ったりとか
萌え要素満載だったのに
アニメ謙信様は男前すぎて龍虎萌えできなかったぜ

かすがの色仕掛けに期待するかな…
671名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 03:44:59 ID:k9BicSOr
龍虎は各々の立場もだけど体格差が良い
お館様の影に、けんしんさますっぽり隠れてしまうんじゃないか?

あと、多分今規制中の人多いんだと思う
ヤフーBBなんて全規制で解除見込み無しらしいし、ocnやdionも相変わらずだとか。
かく言う私も巻き添え規制を食らってね、パソコンから書き込めずにいるのだよ
ははは、瑣末瑣末w
672名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 19:20:57 ID:dfoyuZjy
>>671
dionは半端無いよ
連休直前に規制とか深夜に規制発動とか
高確率で土日とかな……
673名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 18:22:17 ID:qza8fOzM
>>670
アニメ版はかすがの谷間と濃姫の太腿に期待。
674名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 19:11:10 ID:jLFpEU7B
ニュータイプに全キャラの全身像が載ってたけど
市の尻とふとももがいい食い込みだった


あれなんか十字の光g
675名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 14:41:57 ID:acBq4vmj
>>671
ヤフーは解除されたみたいだね

アニメ見れる地域の人裏山
自分はDVD出るまで待ちます
伊達いつ小十郎があればいいな
676名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 20:47:29 ID:1l/l1MN1
いつきは出てきても回想なのかなぁ
けんしんさまが北端平定の手際云々とか言ってたから
もう筆頭と顔合わせた後みたいだし
677名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 11:12:17 ID:ds38FWzx
いつきは中の人が病気療養中だからどうだろう
このスレ的にはすでに筆頭にお持ち帰りされてるってことで
いいんじゃあないか
678名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 12:25:37 ID:5guO7854
昨日(今日)見たんだが、顕如様一発退場ワロタww
英雄外伝クオリティじゃなくて安心したけど、女の子達の髪がいまいちに見えた。あと兄貴もなw
でも皆身体がいやらしい。
次回予告の濃姫の太腿つか脚はすげぇ色っぽかったよな!
あの脚に蹴られたいはぁはぁ
679名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 01:01:08 ID:IJWre2/W
佐助×かすが×幸村 投下します

・佐助とかすがが最初から両思いです
・一応、佐助とかすがと幸村の3Pですが、どちらかというと幸村×かすがっぽいです
・ギャグっぽいです
・パロディネタが所々にあります

苦手な方はスルーしてください
680佐助×かすが×幸村:2009/04/09(木) 01:02:25 ID:IJWre2/W
布をかませられて腕を縄で縛られてはいたが、足は自由だった。もしかしたら、
ちょっと力をこめれば縄はちぎれたかもしれない。それなのに幸村がその場から離れず、
目が離せなかったのは、きっと好奇心のせいだけではない。
「はぁっ、ん……」
かすがが艶っぽく呻いた。はれんちだと耳を塞ぎたい思いと、女子はこのような声も
出すのか、と感心する思いが交錯している。
「ほら、かすが。真田の旦那が見てるんだから、もうちょっと淑やかに、ね」
そう言って佐助はかすがの乳首を指でつまんだ。淑やかに、と口では言っているが、
手はそれとは正反対の動きでかすがを翻弄している。そして不思議なことに、彼女は耳まで
紅潮させているものの、声や表情は上機嫌であるようにしか見えないのだ。
あのような場所を、あのように攻め立てられてよろこぶとは、と幸村は疑問に思いながらも
佐助とかすがから視線を逸らさなかった。


幸村が佐助の部屋へおとずれたのは、今から半刻ほど前。眠ろうとしたが天井にあるシミが
人の顔に見えてきて眠れなくなった彼は、なにか気を紛らわせないかと佐助の部屋におもむいた。
「佐助ぇ!」
小気味好い音を立てて、いきおいよく戸を開けた幸村は次の瞬間仰天した。部屋には
佐助だけではなく、かすがまでいたのである。しかもあろうことか、かすがは佐助の腕の中で
裸同然の格好だった。
はれんちぃぃ! と、幸村は反射的に叫ぼうとした。だが、『は』のかたちを
つくったところで幸村の口はなにかで塞がれてしまい、声を出すことはできなかった。
口を覆うものが佐助の手のひらだと認識したときには、体を部屋のなかに入れられ、
かすがが戸を閉めていた。叫ぼうとして叫ぶことができなかった言葉を口内で持て余しながら、
なんと素早いことか、と幸村は感じ入る。
「ちょっと旦那ァ、寝てなかったの?」
佐助が問いかけるが、彼の手のひらがまだ口を塞いでいるため幸村は応えることができない。
「佐助、どういうことだ」
かすがが言った。仰天したのは幸村だけではなかったらしい。思わぬ闖入者に、
ふたりとも困った風な表情だ。
「いつもこれくらいには寝てるんだよ、旦那は」
「寝ていないじゃないか」
けれど口調は普段のままだ。かすがはどこからか取り出した縄で幸村の両手首を縛り、
佐助は布を幸村の口にかませて両端を後頭部でくくった。彼らは最初から幸村に返答を
もらうつもりがなかったのかもしれない。
目の前で惜しみなく揺れるかすがの乳房が視界にはいり、反射的に視線を逸らした。
しかし、一度見てしまったものはなかなか頭から離れてはくれず、結局幸村は薄目を開けて
かすがの胸部を見つめた。すると、見られていることに気付いていないかすがが
不意に胸のしたで腕組みをしたので、乳房が寄せられてより卑猥な光景になってしまった。
「ふふんふふふふ!」
「え? なんだって?」
細めていた目を思いきり見開いて「はれんちである!」と叫んだつもりだった。
が、布のおかげでちゃんとした声にはならなかった。それが幸か不幸かは、わからない。
681佐助×かすが×幸村:2009/04/09(木) 01:04:12 ID:IJWre2/W
とりあえず座って、と促されるまま、並んでいる二人の忍びの前に座ると、
佐助が説明をはじめた。彼の話を要約すると、彼らは実は恋仲であるものの、
立場上やすやすと外で会うこともできず、時折こうして夜半にどちらかの部屋まで来ては
肌を温めあうのだということだった。いまだ混乱がおさまらない頭で、幸村は必死になって
理解しようと唸る。
しかし、と幸村は思う。いくら恋仲といっても、彼らは忍である。武田の情報が
上杉に流れているということはないのだろうか。
そんな考えが顔に出ていたのか、ふと幸村の顔を見た佐助が、へらっと笑ってこたえた。
「大丈夫だよ、真田の旦那。俺たち、ちゃーんと自分の立場わかってるからさ。
たとえば、こんなことしても――」
佐助が、おもむろにかすがの乳を揉みしだき始めた。男の手のひらによって、柔らかそうな
乳が形をかえて幸村を誘惑する。
「こんなことしても」
人さし指と親指で、胸の頂点をつまむ。そこだけは、乳房で唯一硬くなっているようだ。
指先をこするように動かされ、かすがの白い肌がたちまち薄桃色に染まっていく。
彼女が視線を上に向けて佐助と目をあわせると、どちらからともなく、くちびるを重ねた。
最初はそこに相手がいるのか確認するように。そして次第に角度をかえていき、ついには
舌を絡めはじめた。幸村が頭のなかで精一杯絶叫しているあいだも、ふたりは息を荒くして
口元から漏れる粘っこい音を虎の若子に聞かせていた。
「――俺たちはお互いの軍の情報を漏らしたりしない。ちゃんとわきまえてるって。
な、かすが」
ようやっとくちびるを離した佐助がかすがに目を向けると、上杉の忍びは首肯した。
たしかに、二人の言うとおりかもしれない。最近武田の動きが上杉に筒抜けだという話はない。
逆もまた然り。幸村は自分なりに頭の整理をして、佐助を見遣ってうなずいた。
合点がいった、と。
「わかってくれた? それじゃ俺たちはさっきの続きやるから、旦那はそこで見てな」
事も無げに言い放たれた佐助の言葉に、幸村は固まった。その間に佐助はかすがに
覆い被さってしまい、しかも彼女も嫌がる素振りを見せず、どこか悦んでいる。
「んんん! んんんんんんんッ!」
はっとした幸村が声にならない声で抗議する。ふたりの関係はわかった、理解した。
だから解放してくれるんじゃあないのか、と。だが忍たちは幸村など最初から
いなかったとでもいうように、お互いの体を擦りあわせている。もしかしたら幸村の口元と
腕の自由を奪ったのは、彼が大声を出したりしないようになどではなく、
見せつけるためだったのではと思えるほどだ。
佐助がかすがの胸部に舌を這わせる。かすがは体をふるわせて、短く息を吐き出した。
「ふんんんんんーッ!」
なおも幸村の抗議はつづく。
男の舌は胸乳のうえを移動して、頂点に行き着いた。そして舌を尖らせてつついたかと思えば、
佐助は乳首を口に含んでしまった。それから耳を澄ませばちうちうと音が
聞こえてきそうなほどの勢いで吸い始めたのである。
そんな稚児のごとき事を――幸村は佐助の行動に目を疑ったが、かすがが何も抵抗せず
これまた悦んでいるのを見て、さらに目を疑った。深い関係にある男女の行いとは、
己の理解を軽々と超えている。
しかし、そのような行為から視線を逸らせない自分がいるというのが現状だ。抗議の声は
いつのまにか消えていた。
682佐助×かすが×幸村:2009/04/09(木) 01:06:44 ID:IJWre2/W
そして話は冒頭にもどる。
佐助とかすがは相変わらず幸村の前で肌を寄せあっていて、お互いの名を切ない声で呼ぶ声や
女の嬌声が聞こえてきている。
佐助は今、かすがの秘部に指を突き立てて、激しく抜き差しをくり返していた。先ほど二人が
くちびるを重ねて舌を絡ませていたときの比ではないほどの淫らな音が立てられている。
骨張った指が粘液で濡れていて、それが音を奏でているのだと幸村は思った。
その指で彼女が悦んでいるのだ、とも。
「やっ、ぁあっ、ぅ、ん……っ」
軍神以外に対してこんなに甘い声と顔を見せるかすがを初めて見た。
「や、じゃないだろ。かすがはここも好きなんだよな?」
佐助は言って、指を挿しこんでいるところより上にある突起を親指で押した。その瞬間、
かすがは悲鳴にちかい嬌声をあげた。あまりにも突然のことだったので、幸村は
飛び上がりそうになるほど吃驚する。しかし佐助はそのかすがの嬌声に気を良くしたらしく、
指の抜き差しをつづけながら親指を突起に押しつけている。なんと器用な、と幸村は
妙なところで感心した。
「あっあっ、あっ、だめ、そんなとこ、ん……っ! い、イッちゃ、う……!」
「ん? かすが、もうイキそう?」
たずねられて、かすがは喘ぎながら肯定した。
「で、でもっ……イくなら、ん、ふ、佐助ので、イっ、イキたい……っ! や、ぁんッ!」
男女が乳繰り合うときは、ふだん言わないような言葉を発するものらしい。
耳にしただけで、言ったわけでも言われたわけでもない幸村が、その場で一番恥ずかしい
気持ちになった。どうしていいものか分からず視線をさまよわせるも、結局ふたりに
視線を向けてしまう。
「そんじゃ、かすがのお望みどおりに」
秘部から指を抜いて、佐助は自分の陰茎を取り出した。赤黒いそれは一見すると
不気味で毒々しい形をしているが、それがかすがの胎内におさまっていくにつれ、
彼女の顔は恍惚さを増していった。根元まで入りきったときには、長い脚を佐助の腰にまわして、
もう離さない、とでも言っているようだった。散らばった光沢のある髪の毛が
そこにあるだけで卑猥に見える。
「は、ぁあ」
息を吐く口の動きさえ淫猥だった。だが決して下品さなどは感じられず、不思議な艶っぽさで
幸村の目を引いていた。
683佐助×かすが×幸村:2009/04/09(木) 01:09:31 ID:IJWre2/W
佐助が身を屈めて、かすがと顔を近づけた。またくちびるを重ねるのかと幸村は思ったが、
そうではなかったらしい。かすがの耳元に口を寄せて、なにやら耳打ちした。
そう離れていないところに座っているのに男の声がまったく聞こえなかったのは、
彼がなんでもありの忍びだからである。
耳打ちされたかすがは、一瞬だけ佐助と目をあわせてフッと笑ったように見えた。
そして顔だけ幸村のほうを見遣り、静かに手招きした。解放してもらえるのだろうか、と、
どことなく名残惜しげに思いながら彼女に近づくと、伸ばされたかすがの手によって
口元の布と、腕を縛っていた縄が取り払われた。
「絶対に大声を出すなよ」
布を取ったその人さし指でくちびるをなぞられる。解放されるわけではないようだが、
幸村はさほど遺憾に思わずに「しょ、承知したっ!」と、わけも分からないまま返事をした。
そのとき佐助がのどの奥で笑ったことには気付かなかった。
かすがの手はするすると下に向かい、寝間着の合わせ目に辿りついた。手が寝間着のなかに
潜り込み、細い指の先がかたい肌に触れる。その感触がくすぐったくて気恥ずかしくて、
思わず大声をあげてしまいそうになったのだが、先ほどのかすがの言葉を思い出し、
くちびるを噛んで我慢する。と、寝間着の合わせ目を広げていたかすがの手がとまった。
なんだこれは、と、しかめられた彼女の顔が言っている。幸村も黙って視線を下へやると、
そこには彼が身につけている真っ赤な褌があった。武田の者がいくさの際に
着用している具足と同じ、真っ赤な褌。それに武田と真田、両家の家紋、
そして『真田源次郎幸村』と持ち主の名が刺繍されている。佐助もそれを視界にいれたのか、
ちいさく声を出して笑った。
「それがしの、しょ、勝負褌でござる」
沈黙に耐えきれずに口を開いてみたが、かすがは何の感慨もなく「ああ、そう」と
言っただけで、褌をゆるめる作業に戻った。佐助は笑いを押し殺そうとして変な声が出ていた。
幸村の顔が褌と同様に真っ赤に染まっていく。
「この褌はお館様が御上洛を果たされるまで、いや、果たされた後もお館様のため
勇んで参るという、それがしの決意の表れ! 常に武田菱と六文銭を身につけておくことで、
志気を高め、気を緩めずにいられるようにということだ! だ、だから笑うな、さす――」
部下の名を最後まで言えずに幸村は固まった。
「大声を出すなと言ったはずだ」
いつの間に取り出されたのか、幸村の陰茎がかすがに握られていた。白い手が揉むような動作で
刺激をあたえているが、そんなことをしなくても幸村の下腹部はもうずっと前から
熱を帯びていて、かすがが触れる前から先走り汁が垂れていたのだった。
「もうこんなにして……。ふふ、熱い……」
竿を握り、親指で先端を撫ぜる。頬擦りでもされるのはないかというほど顔の至近距離まで
近付けられ、じっくりと眺められる。味わったことのない快感に、腰が浮き上がりかけた。
しかし、幸村には幸村なりの葛藤があった。かすがの指の動きは、えも言われぬ快感を
生み出して腰部に疼くほどの熱が集まる。だが、よく知らない女子に己の急所を弄ばれるなど、
もののふとして面目ないのでは。様々な思いが入り乱れて収拾がつかないままの頭で、
幸村は口をひらいた。
「かっ、かすが殿! いい加減にしてくださらぬか! それがしは二人のことを口外などせぬ。
それに、こっ、こんな事をされても、それがしは快いわけではござらん!」
吠えるように一息に言うと、かすがは動かしていた指をとめた。ほっとした幸村の顔を
一瞥して、親指の腹についた体液を舐める。そしてそのまま幸村の男根と、
その先端から垂れる『汗』をベロンッと舐めて、凄みのある顔と声で言った。
「この味は! ……ウソをついている『味』だ……真田幸村!」
684佐助×かすが×幸村:2009/04/09(木) 01:12:30 ID:IJWre2/W
「うをッ――!?」
幸村は出しかけた大声を、空気といっしょに呑み込んだ。
ほんの少し触れただけだというのに、舌の柔らかさが伝わってくる。揉まれていたとき以上の
快感に瞠目する幸村を気にも留めず、かすがはレロレロレロレロとしつこく亀頭をねぶる。
まるで桜桃を舌の上でころがすような動きだった。
その動きがはじまると、佐助も動きはじめた。かすがの腰をつかみ、自身と彼女の腰を
ぶつける勢いで突き上げる。突然のことに驚いたかすがは、小刻みに動かしていた舌をとめて
佐助になにかを言おうとするが、その間もずっと律動はつづいていた。先ほど目にした
赤黒い肉塊がぬらぬらとした粘液をまとって女の胎内に出入りしている光景は、
幸村の脳裏に焼きついた。
「ふぅ、ぅううッ、んんぅ……ん」
かすがは眉間にしわを寄せて、今まで舐めていた男根を今度は口内に含んだ。
いきなり奥深くまで含んだうえに下半身を突き上げられて、喘ぎとも呻きとも取れる
くぐもった声を出す。
口を窄め、吸い込まれる。そして舌先でちろちろと先端を舐められたり、裏筋をつつかれる。
細やかに動く手で陰嚢をやさしく揉まれ、「おっ、ぅおお……」と情けない声が漏れてしまう。
液体が弾む音が二か所から聞こえて、幸村の頭のなかで木霊した。そんな濃厚な濡れた音が
自身の下腹部から発せられているとは、にわかには信じられなかった。
溜まるばかりで発散されない熱がもどかしくて、幸村は無意識のうちに腰を浮かせた。
「んぐっ!」
のどの奥に幸村のものが突き当たり、かすがが苦しそうな声をあげた。含んでいた陰茎を
口の中から出し、くちびるやその周りに付いた体液を手の甲で拭う。
「も、申し訳ない」
慌てて謝るが、かすがは何事もないとでもいうような微笑みを浮かべる。
「気にするな……ん、あ、ああァ! さ、佐助、激し……ッ」
微笑みが幾分か崩れて、すこし淫靡さが増した表情になった。腰を振る佐助に
かすがが視線をやると、
「今日のかすが、なんかいつもよりきつく締め付けてくるんだけど。旦那がいるからかなァ」
と、まったく悪びれる様子を見せずに言い放つ。口元には下卑た笑みがあるように見える。
いささか驚いた幸村がかすがを見遣るが、かすがはわざとなのか目を合わせようとせずに
再び男根に手をのばしただけだった。
今度は竿の部分をにぎり上下に動かして摩擦される。先までのものに比べれば、
いい子いい子と頭を撫ぜられているような感覚だった。先端にはくちびるが宛てがわれ、
柔らかな肉を押し付けられたかと思えば隙間から出した舌で、あふれ出た先走り汁を
舐め取られる。ときおり、ちゅっ、と短い音を立てて吸い取られもする。
かすがが『激しい』と言った佐助の動きに合わせて、彼女の嬌声があがることもあった。
「旦那ァ、かすがの口ん中、気持ちいい?」
佐助の問いかけに、幸村は無言で何度もうなずいた。気持ちいい、なんてものではない。
685佐助×かすが×幸村:2009/04/09(木) 01:15:41 ID:IJWre2/W
己の下腹部で揺れる、こがね色のまるい頭をなんとはなしに撫ぜてみる。するとその頭が
動いて、かすがと目が合った。艶やかな色をした瞳から目が逸らせずにいれば、
かすがは目を細めて、自身の頭に置かれた幸村の手を手に取る。
槍を手にいくさ場を駆け回る己のかたい手とくらべて、かすがの手は細くてやわらかい。
得物がちがうというだけではない、手にあらわれた男女のちがいに、幸村は改めて顔を赤くした。
「こっちも、さわって……?」
蕩けそうな声と動きで手を誘導された先にあったのは、彼女の豊満な乳房であった。
手のひらを押し付けられ、否も応もなく乳房のやわらかさを感じてしまう。
「うおおぉおおぉぉお!?」
「静かにしろ……」
かすがは目を伏せて、また男根にくちびるを寄せた。彼女の手は幸村の手に重ねられており、
そしてその幸村の手ごと自身の乳房に押し付けたり揉んでいるものだから、
幸村も柔肉を味わっているかたちとなっている。
しばらくそうしている内に、かすがの手が離れていった。残された自分の手を、かすがが
そうしていたのを真似して同じように揉んでみたが反応は薄い。ならば、と、佐助が
やっていたのを思い出して乳首をつまんでみると、亀頭にくっ付けられているくちびるが
一瞬揺れた。佐助が「旦那、そこいじってあげて」とニヤニヤしながら言う。
「う、うむ」
勝手はわからないが、親指と人さし指をつかって乳首をきゅっとつまむ。
かたく尖った乳首を更にかたくしたかすがの指が、少しぎこちなくなったように感じた。
「かすがはねぇ、乳首いじられるのが大好きなんだよね」
佐助はそう言って、幸村がさわっていないほうの乳首を指で弾いた。
かすがは苦悶などからではなく、止め処なく湧き出る快感にどうしようもなくなって
眉間にしわを寄せた。
幸村もおそるおそる乳首を弾き、それから親指と人さし指両方の腹を擦りつけるように
動かした。「ちょっと痛いかなー、って思えるくらいつまんで。ひねるように」と佐助の声が
聞こえたのでそうしてみれば、とうとうかすがは陰茎から口を離して喘ぎはじめたのだった。
「や、あん、それは……はっ、反則ぅ……くァ、あ! そこは、あ、だめ、ぇ、
はあぁ……っ、佐助ッ、よけいなことを……ッ!」
「こういうときの女の『ダメ』『イヤ』は『もっとして』ってことだから」
かすがの睨みを無視する佐助の言葉に、幸村は「勉強になる」とまじめな顔をしてうなずいた。
もっとも、その時のかすがの顔は悦楽に負けてしまっていたので、睨まれても
まったく怖くなかったのだが。
「あっ、あっ、ん、ふああァっ……」
佐助の言うように、かすがの『ダメ』を『もっとして』と受け取って乳首をいじる。
かすがは懸命にまた男根にくちびるを寄せるが、ふたりの男に攻め立てられて喘ぐばかりだ。
先端にくちびるをつけたかと思えば、すぐに離れていって近くで喘ぐため、
熱い息が亀頭にあたって背筋がぞくぞくする。竿に添えられた手は力の強弱が
うまくつけられず、たまにひどく強くにぎられたりもするが、それはそれで気持ちがよかった。
「くう、あぁっ、やぁんっ! イっ、イくっ! イッちゃうぅぅ、も、だめぇ……っ!」
そう言った瞬間、幸村の男根をにぎる手に力がこもった。同様の動きが下半身でもあったのか、
腰をうごかしていた佐助がほとんど聞き取れない声で呻く。手と膣内はそれぞれの男根を
締め付けて、ふたりの男はほぼ同時に射精した。幸村の精は顔を、佐助の精は胎内を
白く汚した。かすがは顔に飛び散った精液を指ですくいとって、舐めた。
うつろな瞳の奥は、まだ満足していないようだ。
686佐助×かすが×幸村:2009/04/09(木) 01:18:19 ID:IJWre2/W
かすがが離れていった。ぐったりしたかすがの身を起こしてやっている佐助の姿が
視界の隅に入った。
幸村の脳は、なんだかぬるま湯に浸かっているような心地だった。ついさっきまで体中から
湯気が出そうなほど熱かったのに、出すものを出してしまうと大部分の熱が引いていった。
虚脱感と倦怠感によって体が支配されている。だのに、ふと己の下腹部に視線をやると
まだいくらか硬さをもった男根があった。急激に羞恥が込み上げて、見つからないうちに
褌を締めなおそうと慌てたが、佐助に「旦那」と声をかけられた。
「まだ旦那は挿れてないだろ」
見遣った幸村の目に飛び込んできたのは、佐助の胸に凭れかかるかすがであった。
ただ凭れかかっているだけならば問題はない。だが、彼女は片脚を佐助に
持ち上げられていたため、秘所が丸見えだったのだ。かすがも抗うことなく、
熱っぽい視線を幸村に向けている。汗で首筋にはりついた髪の毛が幸村を魅惑的だった。
「かすがも物足りないみたいだし」
ひらいた花が物欲しそうにひくついている。先ほど佐助に出された精液が垂れてきて、
真っ赤に色づいた花弁と似つかわしかった。幸村の陰茎は、その様子を見て
なぜかまた元気を取り戻しつつある。
「し、しかし……俺はこういったことは初めてだ……俺はこういったことは初めてだ……」
大事なことなので二回言った。
「知ってるよ、そんなこと。見てたら分かるって。真田の旦那もいつまでも
未経験のままじゃ困るっしょ。だったらさぁ、今のうちに経験しててもいいと思うぜ? 
あきらめたらそこで合戦終了、ってなァ」
「真田幸村……私だと不満か?」
そう言って、かすがは秘所に自身の指を挿し込んだ。白濁にまじって肉に呑まれていく指。
事後の余韻のためか潤んだ瞳。いまだ立っている乳首。それにしてもこの二人、ノリノリである。
「不満など、ありはしないが……」
彼女の体を見て不満がある男などいないだろう。幸村はかすがの汗ばんだ肌を
見ているうちに、脳が浸かっていたぬるま湯がふつふつと滾りはじめた心地がした。
これ以上はいけない。そう思っている自分もいるのに、もっと薪をくべて、
さらに熱くさせようとしている自分もいる。幸村は膝の上でもじもじと手を
動かしながら逡巡した。
「で、では、かすが殿っ」
頭のなかでは『これ以上はいけない』という思いが勝っているというのに、
口をひらいた幸村はかすがの腕を引っぱっていた。急に近づいて、自分のものとは違う、
どこか甘さを含んだ汗のにおいが漂う。胸が高鳴ったのをごまかすように、かすがを抱きしめた。
「最初は、ほ、抱擁からであろう!」
力任せに抱きしめる、相手の息苦しさなど気にも留めない、稚拙な抱擁だった。
だが、それでも幸村の熱情は十二分に伝わってくるので、かすがは何も言わなかった。
というより、言えなかった。幸村のかたい胸板に顔を押し付けられていたので。
687佐助×かすが×幸村:2009/04/09(木) 01:21:16 ID:IJWre2/W
「次は、く、くくくくっ、口吸いでござるっ」
パッと腕の力をゆるめてかすがを解放したかと思えば、やっとまともに息が
出来るようになった状態のかすがのくちびるに、自分のそれを勢いよく重ねる。
性急すぎる――かすがが思っていると、「旦那、それはちょっと慌てすぎ」と、
似たようなことを考えていたらしい佐助の声が聞こえた。けれども自分自身のことだけで
手一杯な幸村は、部下の声が耳に入っていない。真一文字に結んだ口を、
ひたすら肉厚なくちびるに押し付けていた。
「つ、次はッ!!」
顔をはなした幸村は、鼻息荒くかすがの腰を両手でつかんだ。彼がなにをしようと
しているのか、瞬く間に見当がついた佐助が「ちょ、旦那!」と声を荒げたが、
やはり耳に入っていない幸村は、そのままかすがを持ち上げる。それから自身の
立ち上がった男根に狙いを定めて、かすがの腰を落とした。
「あああああッ!」
かすがが目を白黒させた。自身の愛液と佐助の精液、両方のおかげで
滑りはよくなっていたものの、突如として胎内に入り込んできたものに驚きを隠せない。
一方、結合部を見遣った幸村は頬を染めつつ満ち足りた表情をしていた。
「だ、旦那ァ、いきなり挿れちゃダメだって」
「む……そ、そうなのか?」
挿入したことでほんの少し落ち着いた幸村は、ようやく佐助の声が頭の中に入ってきた。
そういえば、佐助も挿れる前に体の至るところに触れていたような気がする。
虎の若子は熱で満ちた頭で思い返した。
挿入の衝撃に体をふるわせるかすがに、大丈夫かと佐助が声をかける。
「大丈夫だ……動いていいぞ」
腕を幸村の首にまわして応える。言葉とともに顔にかすかにかかった息が熱くて甘かった。
「う、動く、とは……?」
「挿れただけで満足するつもりか? お前は。よく分からないなら私が動くから、
このまま仰向けになれ」
「そ、それは駄目でござる!」
首にまわしていた腕をほどき、幸村の胸をおして上半身を倒そうとしたかすがに、
幸村は焦って首を横にふった。胸に置かれた細腕を、首にもどす。
「それがし、初めてのときは対面座位と決めておる!」
彼には彼のこだわりがあった。
688佐助×かすが×幸村:2009/04/09(木) 01:24:10 ID:IJWre2/W
「抱きしめあうことも、顔をあわせることも、そしてそのまま口を合わせることが出来る! 
お互いの熱を身近に感じられる、非常に素晴らし――」
幸村の口は、こだわりを語っている途中でかすがのくちびるに塞がれてしまった。
くちびるはすぐに離れていったが、男を黙らせることはできた。かすがは親指で
幸村の乾いたくちびるを撫ぜる。
「どっちにしろお前はよく分からないんだろう? このまま私が動くから、それでいいだろう」
目を細めて言ったかすがに返事をするより速く、彼女は自身の腰をうごかしはじめた。
男根が、狭い胎内で肉路とこすれる。その柔らかさと快感は、口内や手のひらと
比べものにならないほどだ。聞こえる音は今夜耳にしたものの中でいちばん近くて、
そして『はれんち』だ。
「おおっ、う、おぅう……」
かすがの中におさまっている一物から腰が、蕩けてしまいそうだった。今までずっと
目を背けてきた『はれんち』な行為をしているという事実を意識すると、
抑えようもない熱波が幸村に襲いかかる。同時に、佐助は今までこんなに気持ちいいことを
俺に黙っていたのか、と、どこかずれた悔しさも湧き上がってくる。
熱い手のひらでかすがの腰部をつかんだ。それから、拙いけれど力強い動きで
かすがを突き上げる。
「ひぃ、あッ! あっ、あ、あああ!」
唐突に動きだされ、かすがは天を仰ぐほどの勢いで喘ぐ。力に任せた手加減なしの動きは、
男の鬱勃たる人格をあらわしている。ただひたすら最奥を目指して男根を突き立てるだけで、
技巧もなにも考えられていないはずなのに、なぜかかすがの中で快楽を生み出すのだった。
揺すりたてられて、半開きになった口元からよだれがこぼれて鎖骨に垂れた。
幸村は動きをとめずに鎖骨に口を寄せて、ちゅっ、と音を立てて吸った。かすがが
彼の陰茎に口を寄せていたときに立てた音と、よく似ている。
「あぅ……ん、やっ、だめ、だめぇぇ……っ」
口を寄せた鎖骨から下へ向かい、乳首に舌を這わす。『ダメ』は『もっとして』と
佐助から教えられている幸村は、乳首を口に含んで吸いはじめた。するとかすがの中が、
さらに幸村を圧迫した。柔肉を蠢動させて、悦んでいる。汗ですべる手で改めて腰を
しっかりつかみ、幸村はかすがの顔を見た。白い首を反らせて、短い息と声を吐きだす彼女は、
とても官能的で、美しい。なだらかな首にくちびるを落とした幸村は、一層深くまで
突き上げた。まるで、隙間をこじ開けるように。
「あっ、あっああ! はあぁああ――ッ!」
かすががかたく目を瞑るのと、彼女の胎内で幸村が握り締められるのは同時のことだった。
不規則に蠢く秘肉に包み込まれた男根は、我慢できずに白濁を放出する。放出する瞬間、
目の前で火花が散った幸村は無意識に「ぅうおおおおお館さむぁぁあああああ!!」と
雄叫びをあげたつもりだったのだが、それを見越していた佐助の手のひらによって
口を塞がれてうまいこと声が出せていなかった。そして糸がぷつりと切れたように
気を失ってしまった本人は、そのことを知らない。白い体液が、幸村とかすがの間からこぼれた。
689佐助×かすが×幸村:2009/04/09(木) 01:26:50 ID:IJWre2/W
「――旦那、起きてよ、旦那。寝るなら自分の部屋で寝てくれない? 旦那ってば」
無遠慮に体を揺すられ、何度も声をかけられて幸村は目が覚めた。数回またたいて
身を起こすと、佐助が「やっと起きた」と安堵の表情をしたのが目に入る。
不明瞭な頭のまま、あたりを見回したがまだ暗く、夜が明けていないことが分かる。
ふと視線を窓のほうへやると、かすがが自身の腕に白い鳥をのせていた。暗がりの中、
白い羽毛が浮かび上がっている。
「かすがも、もう帰るって」
佐助の言葉に、かすがが幸村の顔を見てうすく笑った。白い皮膚のすぐ下に妖艶さを
かくしたような笑みに、幸村はぼんやりしていた頭が急に覚醒し、気を失う前のことを瞬時に
すべて思い出した。ふたりの忍びがなにをしていたのかも、自分がなにをして、されたのかも。
「先のことは他言無用……わかっているな?」
「もっ、もももっ、も、勿論でござる! それがしにお任せを!」
幸村は顔が熱くなった。かすがも佐助もそれぞれ着物を正しており、
どちらかがやってくれたのだろう、幸村も身なりが整えられていた。表面的には、
あの秘め事など最初からなかったかのようである。気づけば燃え殻だけが残されていた。
「ふふっ……では、これは記念に貰っていくからな」
かすががどこからともなく取り出して見せた赤いものに、幸村は目を見開いた。
なんの記念だ、と思うどころではない。彼女の手にあったもの、それは、
幸村が身に着けているはずの褌だった。そういえば、股のあたりに隙間風が
吹き込んでくるような気が――折りたたまれた赤い布がかすがの着物の中にしまわれるのを、
幸村は口をぱくぱくさせて見ているしかなかった。
佐助と一瞬だけ目をあわせて、かすがは窓から身を乗り出した。それから白い鳥に
つかまって飛び去っていく。暗闇でも目立つだろうと思われた彼女の髪の毛や猛禽の羽は、
存外すんなりと闇に消えていった。彼女もまた忍びなのだと、幸村は改めて思う。
わけもなく佐助の顔を見てみると、彼は無表情で遠くを見つめていた。きっと、この男も
それなりに辛いのだろう。いついくさ場で好いた女と刺し違えるかわからないのだ。
他人事であるにもかかわらず、幸村の胸は苦しくなった。
「このような立場でなければ普通の夫婦になれたものを。佐助……敵対しているというのは
不便なものよな」
寝間着の襟をととのえながら幸村は言う。世知辛い世の中だ。しかしながら、
そのような世の中でしか生きていけない自分もいる。
佐助は、にや、と笑って「だがそれがいい!!」とだけ、こたえた。その笑顔はどこかの
傾奇者のように爽やかで、幸村はもうなにも言えなかった。

おしまい
690名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 13:46:39 ID:drPpiqcS
世界まwるwみwえwwwwwww
GJ!
691名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 07:38:10 ID:MZiP1MiF
こだわりうぜえwwww
GJGJ!
692名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 00:33:45 ID:fjUEzDG5
十分エロイ上に面白いとかGJですぞぅお館さばぁあああああwwwwww

で、幸村の勝負褌貰ってどうするんだよかすがw
最後劇画タッチの佐助を想像して吹いたwww
693名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 02:31:10 ID:f4sRxFVP
BHネタバレ



けんしんさまがお館様に恋に落ちた瞬間を見た。
二人はもっと古い仲なのかと思ってたけど、意外に最近出会ったんだな。
かすがとけんしんさまの出会いの方が古いのか。
694名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 03:54:05 ID:V+4l1ZJD
>689
幸村のチェリーを舌の上で転がすかすがですね、わかります
gjgj!
695名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 23:58:00 ID:CbBrgE5p
BHやったら俺の中の政いつ熱が燃えてきたぜ



あといつきのストーリーでもし政宗に「女の道を教えてけろ!」と頼みに行ったら、やはり手取り足取り(ry
696名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 10:51:18 ID:ue57ag9k
Ok同志。早速その情熱を形にする作業に戻るんだ。

いつきストーリーED後は米持参で伊達んとこでおにぎり振る舞って
玉の輿狙ってると信じてる
まぁ玉の輿に乗る前に伊達に乗られ…おや空からハンマーが
697名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 11:08:17 ID:5aEjkLrg
アニメのかすがエロすぎだろ…
あのおっぱいに顔をうずめたいのは俺と佐助だけじゃないはずだ
698伊達いつ 初夜:2009/04/12(日) 13:48:52 ID:m7rl4zNi
695ではないけど伊達いつ書いてみた。

伊達がいつきを娶ったって設定で、伊達いつ初夜。
途中までですが投下します。
699伊達いつ 初夜:2009/04/12(日) 13:49:59 ID:m7rl4zNi
肩までおりた銀色の髪が、柔らかく香る。
政宗は胡坐をかくと、その上にいつきを座らせて、後ろから抱きしめた。
「っ…」
ぴくん、といつきの体が動く。
小柄な体はひんやりと冷たく、こんな子供でも一丁前に女の匂いを放っているから不思議だ。
「…怖いか?」
出来る限りの優しい声で、いつきの耳元で尋ねる。
「…怖くなんか…ねえだ…」
言葉とは裏腹に、か細い声でいつきが答えた。その声がまた愛らしく思えて、政宗の背中はぞくりと痺れる。





こんなにも幼い少女を、妻として娶る事に、抵抗がないわけではなかった。
最初はただの悪友だったいつき。
憎まれ口を叩き合い、拳を交え、共に悪戯して笑っていた。

そんな彼女を、こうして女として扱う日が来ようとは…
700伊達いつ 初夜 2:2009/04/12(日) 13:51:01 ID:m7rl4zNi






政宗は片手でいつきの体をぎゅっと抱きかかえると、空いた方の掌を彼女の胸元に滑り込ませた。寝巻きは既に帯が緩んでいて、政宗の大きな手を容易に着物の中に迎え入れる。

骨ばった指先は、柔らかくひんやりとしたいつきの胸元を弄った。
小さな突起を探り当てて指で転がすと、いつきから小さく甘い声が漏れる。
「…いつもと違って大人しいじゃねぇか。」
いつきの反応に、満足そうに政宗は囁いた。

「…この、ロリコン。」
押し寄せてくる背徳的な快楽を堪えながら、容赦なく言葉で反撃するいつき。
「Ha、言ってくれるねぇ。」
政宗は、歯に絹着せぬ言い方をするいつきのこういった所も気に入っていた。
胸の突起をぎゅっと摘み上げる。胸の先に集まるきゅんとした切ない痺れに、
「ひゃっ…」
堪らず声をあげるいつきの耳元で、
「そのロリコンに、こんな風に悦ばされてんのは誰だ。」
…と、意地悪そうに尋ねた。
701伊達いつ 初夜 3:2009/04/12(日) 13:52:00 ID:m7rl4zNi
「…やぁ…」
白い肌を真っ赤に染めて、いつきは全身に力を入れて抵抗するが、所詮、小さな少女だ。大柄な政宗の力に敵うはずもない。
「まさむね…」
後ろから抱きかかえられ、好きなように胸を弄ばれるいつき。それだけでも生まれて初めての経験であるのに、そこに言葉攻めは加わるとなれば、いくら気の強いきつきとてたまったものではない。

政宗は、そのまま指を下へと滑らせていく。
胸元から、腹部へ。そして、その下へ。
指が滑り降りていくにつれて、寝巻きがはだけて、いつきの白い肌が暗闇の中でぼんやりと光った。
(雪みてぇ…)
暗闇の中でうっすら光る彼女の首筋に、政宗はそっと唇を落とした。
指は太股の付け根まで辿り着き、薄い腰布の感触を確認すると、その隙間から内部に侵入する。
「ぁっ…」
腰布の中で、指を弄る政宗。
いつきの小さな蜜玉を見付けると、指先でそっとなぞる。



くり…



「ひゃんっ!!!」

その瞬間に、いつきのからだが大きく跳ね上がったかと思うと、
「やだぁ!!そこはやだぁ!!!」
未だかつてない快楽の波に耐えかねて、いつきが政宗の腕の中で大きく暴れだしたのだった。
702伊達いつ 初夜 4:2009/04/12(日) 13:53:04 ID:m7rl4zNi
「わっ、おま、ちょっ…待てって!」
いきなり暴れだしたいつきに驚きながら、慌てていつきを押さえにかかる政宗。
「そんなトコ触んなぁ!!このド変態!!」
相変わらず口悪く悪態をついて殴りかかってくるいつきに、
「うっせぇ、こうでもしなきゃ挿入んねぇだろうが!!」
政宗はいつきの腕を掴み、抵抗されないように押さえつけて敷布団に押し倒した。

いつきの上に、政宗が覆いかぶさる形になる。

「…それとも、今日はもう、やめとくか?」
怪力少女を押さえつけるのは一苦労だ。
軽く息切れをしている政宗は、自分の下で涙目になっている少女の瞳を見つめて、精一杯優しい声で尋ねた。

揉めたせいで二人の寝巻きは相当に乱れていて、政宗の懐も大きく開いていた。
男の下でその広い胸板を間近に見た少女は、ごくり、と息を呑む。
703伊達いつ 初夜 5:2009/04/12(日) 13:53:45 ID:m7rl4zNi




先ほどよりも少し落ちついたいつきは、自分の上に覆いかぶさっている大きな男の顔を見つめる。
切れ長の瞳に、しゅっとした鼻筋。真っ黒でサラサラとした髪。
右目に眼帯をつけたその男の目はまっすぐで、少し困惑しているようでもあり、いつもの余裕は見当たらなかった。

(…あぁ、おらはこの男が好きなんだな…)
いつきは思う。

先ほどの恐怖を覆すほどの愛しい気持ち。

いつきは抵抗する力を弱めると、政宗の首もとに両腕を回して、ぎゅっと抱きしめた。


「…いんや、続けて…」

704698:2009/04/12(日) 13:55:37 ID:m7rl4zNi
ここまでです。
最近はまった新参者なので、キャラの性格とか違ってたらごめん。

ロリコン筆頭萌え。
705名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 16:27:14 ID:NpN6eouj
うおおおおおおおッ
萌えましたぞおやかたさぶわあああああ!!
GJ!
706名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 17:53:21 ID:gAT2NfMP
GJGJ!
こいつぁcoolなロリコンだぜwww
707名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 17:58:50 ID:ue57ag9k
ロリコンぐっじょぶ!
さー続けて続けて。わっふるしちゃうよ俺様。
708名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 18:37:18 ID:mdrsJSVV
>>704
GJ!わっふるわっふるだべ!

>>705
幸村乙
>>706
小十郎乙
>>707
佐助乙
709名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 18:54:31 ID:GaepxVrM
>>704
GJ!

というか、29歳と22歳だとなんとも思わないのに、19歳と12歳だと犯罪チックなのは何故だ
710名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 19:09:24 ID:r336roPr
そりゃ12才だからチックどころかそのものっていうか…
704GJ!
711名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 20:25:26 ID:wD8m+U2f
>>705-707
wwwwwwww

712名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 20:54:32 ID:1bqO9r0H
>>697
よう、俺
713704:2009/04/13(月) 00:42:32 ID:BTd5A7NS
みんなレスありがとう。
伊達いつ好評みたいで嬉しい。

終わりまで投下します。
714伊達いつ 初夜6:2009/04/13(月) 00:43:20 ID:BTd5A7NS
抱きつかれた政宗は、彼女の首筋に顔を埋めて。
その肌を唇でゆっくり啄ばむと、柔らかい肌の感触。
「…もちみてぇだな、お前の肌。」
いつきの抵抗を受けて一瞬うろたえた政宗だったが、彼女の仕草と体に引き付けられた瞬間再びスイッチが入った。

「OK, 分かった。…後悔しても知らねぇからな。」
低い声でそう囁くと、いつきの耳たぶをぺろりと舐める。
「ふあっ」
感じて背中を反らせるいつきの寝巻きを素早く剥ぎ取ると、腰布に指を絡め、するすると解いて脱がせてしまった。
「あ…」
一糸纏わぬ姿になったいつきを見下ろし、政宗はニヤリと笑う。
「…いい眺めだ。」

真っ白な肌。布団の上に仰向けに横たわったいつきの乳房は遠慮がちに椀状に膨らんでおり、その先端には薄桃色の小さな蕾がついている。
無駄な肉のない手足はほっそりと華奢で、こんな体のどこからあんな怪力が繰り出せるのかと疑いたくなる程だ。

「…まさむねのド変態。ロリコン。」
恥ずかしそうに膨らみかけた乳房を両手で隠して、いつきは政宗を睨んだ。しかし、そんな視線ですら、サディストの政宗には心地よい。
無言で笑うと、再びいつきの上に覆いかぶさり、自分の体の上に掛け布団をかける。
裸のいつきが風邪をひかないようにとの気遣いだったが、いっぱいいっぱいのいつきがそれに気づいたかは疑問である。
715伊達いつ 初夜7:2009/04/13(月) 00:43:56 ID:BTd5A7NS


布団の中で重なる二つの体。
その温もりを全身で分かち合いながら、政宗は壊れ物を扱うように、いつきの唇にそっとキスを落とした。
「ちっせぇ体。」
太ももを撫で上げると、
「おめぇが大きすぎるんだべ。」
そう言っていつきが笑った。
「めいっぱい可愛がってやるよ、お姫さん。」
いつきの髪に指をからめ、優しく撫でる。
「キザなセリフだべ…」
悪態をつきながらも、段々といつきの表情はトロンとしてくる。その表情に満足げな顔をして、政宗は再び、いつきの小さな胸に指をかけた。

大人の女と違い、乳房はまだ小さく、少し硬い。
その先端に触れないよう、じらすように胸全体を優しく摩りながら、政宗はいつきの唇を吸った。
「んっ…」
徐々に激しくなってくる唇の動きに、必死に応えようとするいつき。
「ふぁっ…」
唇を啄ばみ、歯で甘噛みして、舐めて。
甘い痺れは唇から次第に頬に広がり、頭の中さえも侵す。
唇と胸を弄られている筈なのに、腿の付け根までがなぜかじんわりと疼くのを感じた。

丹念にほぐした両胸がうっすらと汗をかいてきたのを見計らって、政宗はもぞもぞと布団の中に潜る。
いつきの胸元に顔をうずめると、小さく立っている突起の先端を口で含んで、優しく歯を立てた。
「ひゃんっ」
再び、背を反らすいつき。
そんないつきを片腕で抱き、政宗はそっと蕾を吸い続ける。
716初夜8:2009/04/13(月) 00:44:31 ID:BTd5A7NS


ちゅっ、くち…ちゅっ…

わざと音を立てて吸うものだから、聴覚にまで卑猥さが届いて、余計にいつきの腿の付け根はきゅんとする。
「や…ひゃっ…ま…さむね…おら、おちちは出ねぇだよ……?」
胸元の政宗の頭をぎゅっと抱いて、いつきはか細い声をあげた。
「…知ってる。」
そう言うと、政宗は片手をいつきの体の下に下ろしていき、再び腿の付け根を触った。
「ひゃん!」
先ほどの甘い電撃のような痺れが、再びいつきを襲う。
たまらずに太ももを閉じて政宗の指を追い出そうとしたが、骨ばった指はぐりぐりと強引に股の間に入ってきた。

股間の先端をなぞられるたびに、途轍もない快感が全身を貫く。
「やっ………ひゃぁっ………!!」
その度に、幾度となく体が反応してしまい、ぶるっと身震いした。
「いつき…」
いつきの胸元に顔をうずめながら、政宗はいつきを安心させるように、幾度となく愛する姫の名前を呼ぶ。
717初夜9:2009/04/13(月) 00:45:13 ID:BTd5A7NS


いつきの体全体が熱を帯び、股間がさらに熱くなってきた頃合を見計らい、政宗はいつきの腿の付け根の割れ目をそっとなぞる。
とろりと暖かい液体が溢れている事を確認すると、
「すごいことになってんぞ?ここ。」
そう言って、わざといつきに聞こえるように、指先を使ってぴちゃぴちゃと音を立てた。
「あ…や…」
恥ずかしそうにイヤイヤをするいつきの仕草に、満足そうに微笑むと、愛液溢れるその場所に、政宗はつぷりと人差し指を沈めた。
「ゃ…」
長い指は、するするといつきの中に入っていく。
指で体をこじられていくほどに、その感触で股の部分が蕩けそうになる。
いつきは太ももにぎゅっと力を入れて、すがるように政宗の頭を抱きしめた。
「とろけちまうべ…」
そう言われながらも、政宗は乳房への愛撫も止めなかった。
舌の先で、ころころと胸の先端を転がす。
上からも下からも攻められ、いつきの思考は停止する。ただただ押し寄せてくる快楽の波を受け止めて、すがるように男の名前を呼んだ。
「まさむね、まさむね…!!」

人差し指の付け根まで、完全にいつきの中に沈んでしまうと、政宗は指にくっと力を入れて、いつきの内部を摩る。
「ひゃっ」
摩る度に、とろとろと溢れ出てくる愛液を、さらに他の指に絡めて。
政宗は一瞬、つ…と人差し指を引き抜いた。

「あ…」
切なそうな声を漏らすいつき。

「そんなに良かったか?」
胸元からいつきの表情を見上げ、政宗はにっと笑うと、次の瞬間、愛液を絡めた指を再びぐっといつきの中に突き刺した。
「ひゃぁぁぁ!」
突如、再び内部に侵入されたいつきは、たまらず大きく声を出す。
しかも、先ほどよりも内部がきつい。
718初夜10:2009/04/13(月) 00:45:38 ID:BTd5A7NS

いつきの中でゆっくりと動く政宗の指が、腹の奥まで快感を伝える。
「狭ぇのな。指、二つ入ったけど。」
「えっ?」
狭いと思ったら、指が増えていたなんて。
「二本、入った。痛いか??」
そう言うと、政宗は胸元から起き上がり、再びいつきの顔を見下ろす。
(いたくねぇべ…)
いつきは無言で、ぶんぶんと首を振った。
「…にしても、キツイ。これ、俺のモノ、入んのかよ。」
いつきの体の中にある二本の指を、そっと動かす政宗。
内壁からきゅうきゅうと締め上げられて、指を動かすのも困難だ。


政宗が女遊びを覚えたのは、今からだいぶ昔の事だった。
だが、相手はいつも年上の豊満な女。雌として熟した大人の女ばかりだ。
いつきの若く幼い体を目の当たりにして、政宗は僅かに困惑していた。
しかし、自分の下半身は確実に血を集めて熱くなっており、今までにない程に大きく硬く感なっている。
こんな大きなモノが、この小さな少女の中に挿入るのだろうか。
入れてしまったら最後、いつきの体は裂けてしまうのではないだろうか??
719初夜11:2009/04/13(月) 00:46:11 ID:BTd5A7NS

困惑しながらも、政宗は二本の指をゆっくりと動かし、緩やかに回転させながらいつきの内部を広げていく。
「んっ……」
「おら、力抜け。」
口は悪いが、めいっぱいの優しさを込めて。
「痛かったら言えよ。」
いつきに囁くと、政宗はくちくちと指を抜き差しする。
「ん……」
耐えるように、枕元のシーツを掴んで目を瞑るいつき。
愛液はますますとろとろと溢れ、シーツをも濡らす。

(そろそろか?…)
火照るいつきの体にキスを浴びせるように落とすと、政宗はもう片方の腕で器用に自分の寝巻きを脱ぎ捨てた。

するすると、衣擦れの音がする。

「あ…」
いつきがうっすらとまぶたを開くと、政宗の広い肩が目に飛び込んできた。
広い胸板には無数の傷痕があり、政宗の今までの戦歴を物語っているかのようだ。
見上げると、政宗と目が合う。
眼帯をしていない方の目が優しくいつきに微笑みかけて、いつきの心はきゅうとしめつけられた。
むせるような、男の匂い。しかし、薫りを感じれば感じるほど、いつきはどこか安心して、切ない気分になった。
(あぁ、おらはこれで、この人のものになるだな…)
そう思い、にこ…と政宗に微笑みかける。
720初夜12:2009/04/13(月) 00:46:37 ID:BTd5A7NS
「挿入れるぞ」
「ん…」
そう言うと、政宗はいつきのとろとろになった入り口に、自分の一物を宛がった。
いつきの腰を片手で支えると、ゆっくりと腰を突き上げる。

じゅぷ…

「つっ……」

二本の指など比ではなかった。
大きな肉棒に入り口をこじ開けられたいつきは、鋭い痛みに襲われて、思わず政宗の背中に手を伸ばし、爪を立てる。

「いつき、力抜け。」
余裕のなくなってきた政宗は、いつきの股間に手を置くと、さするように先端の突起を愛撫する。

「やっ…!!」
痛みと快楽が同時に襲ってきたいつきは、頭の中が真っ白になって政宗の背中にぎりぎりと爪を立て続ける。
背中に刺さるような痛みを感じながらも、政宗は愛撫をやめなかった。いつきの痛みはこんなものじゃないはずだ。
(っ…キツ……!!)

それでも少しずつではあるが、いつきの体は政宗を受け入れはじめていた。

じゅぷ…つ…

ゆっくりと、ゆっくりと。いつきの中に腰を沈めていく。
「っ…………!!!」
背中にぐっと爪を立てるいつき。相当痛いのだろう。
「いつき…!!」
少しでも痛みが緩和するように。政宗は、名前を呼んで優しく愛撫を続けた。
721初夜13:2009/04/13(月) 00:47:09 ID:BTd5A7NS
ずぷ…

半分ほど、挿入っただろうか。
政宗は一度、突き上げるのをやめていつきの様子を伺う。
いつきの大きな瞳からは大粒の涙がこぼれており、唇はぎゅっとへの字に結ばれていた。
痛いという言葉こそ放たなかったものの、そうとう辛いのだろう。
政宗自身も、いつきの内部からぎゅうぎゅうに締め付けられて、気を抜くと一気に意識が飛びそうだった。

「…ま…さむ…ね…」
消え入りそうな声で、小さくふるえながら政宗を見上げるいつき。
その表情があまりにも辛そうで、政宗はこの少女が愛しくてたまらなくなる。





「いつき…これ以上は挿入んねぇよ。」
愛撫をやめて、そっと囁く。
「…なしてだ?おら、まだ余裕だべ??」
強がるいつきをぎゅっと抱きしめて、政宗は続けた。
「だめだ。お前が壊れちまう。」

そう言うと、熱く膨張した自分の一物を、ゆっくりと腰を引いて抜き取った。
「あ…」
ちいさくため息を漏らすいつき。

全て抜き出してしまってから、政宗はいつきの股間に指を宛がい、周囲の液体を絡めとると、指を持ち上げて月明かりに照らしてみた。

指には、真っ赤な血がついていた。
722初夜14:2009/04/13(月) 00:47:37 ID:BTd5A7NS

「お前、よく、我慢したな。」
指先の液を舐め取ると政宗はいつきをぎゅっと抱き寄せる。
小さな体は、未だに赤く火照って震えていた。
「こんなの…余裕だべ……。」
そう言って政宗の胸元に潜ってくるいつきがたまらなく可愛く思えて、政宗はさらにぎゅうと抱きしめる。

「嘘。もう無理。お前は限界。」
そう言うと、いつきがぷぅっと頬を膨らませたので、政宗はそのほほを摘んでぐいっと引っ張った。
「俺の前でくらい、強がらなくていーの。お前は子供なんだから、子供らしく正直にしてていーんだ。」
そう言うと、再びいつきの頭を優しく撫でた。

「先は長いんだ。焦らずゆっくり行こうぜ。…俺の可愛い愛姫さんよ。」








723初夜 エピローグ:2009/04/13(月) 00:48:11 ID:BTd5A7NS
「でも、殿方は我慢したら体に毒なんだべ??」
いつきは心配そうに、政宗の股間に手をやる。
「ば、Shit,触るな…!」
政宗とて、健全な十九の男だ。
いつきの体を知ってしまった政宗の一物は、夜伽をやめたからといってそう簡単に静まるわけなかった。
いつきは熱い一物をぎゅっと握ると、
「おらが変わりに手でやってあげるだ。」
そう言って、にやりと笑った。
小悪魔じみた笑みを浮かべた瞬間、いつきのちいさな両手が、政宗の一物をしゅっとしごく。
「ぁっ…………!!!」

その瞬間、政宗はぎゅっといつきを抱きしめると、身を強張らせて小さく震えた。







「…大丈夫だべ?」

布団の中でいつきが尋ねる。

枕に顔を埋めた政宗は、しばらく黙っていたが、そっと顔をあげるといつきをきっと睨んだ。
「いつき、布団から出ろ。」
「えぇ、そんなことしたら、おら風邪ひいちまうだよ。」
「出ろ。出ろったら出ろ。」
「なして」
「布団が汚れちまったから変えるんだよ!!!」
いつもの調子に戻った政宗は、顔を真っ赤にしていつきにがなりつけた。

「…。」
きょとんとしたいつきは、いちど瞬きをして、もぞもぞと布団の外に出る。

素っ裸で枕元に立ったいつきは、もぞもぞと動いている政宗を見て、ちょんとしゃがみ込んでにやりと笑った。

「まさむねの、そーろう。」
724704:2009/04/13(月) 00:50:03 ID:BTd5A7NS
以上です。
本番期待してた人、すみません。

まぁロリなんで、初めてはこんなものかと。

では、楽しんでいただけたら幸いです。
725名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 01:25:02 ID:GzP63lTh
>>724
Good Job!
coolだったぜロリコン筆頭!!
726名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 09:53:18 ID:pNhYaow0
萌えた…!

ロリコンいいな。
727名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 11:45:04 ID:v0u5xwOr
全裸で待ってたよー!GJ!
いつきに無理させまいと自重したのに
そーろーにされてしまったロリコン筆頭www

ところで全部入らないならスマタにしとけばよかったんじゃね?と思った
やったことないからよくわからんが
728名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 16:50:13 ID:aPaVMp5Y
>>724
GJ!!
いつきの体を気遣いながら行為に及ぶロリコン筆頭に激萌えさせて頂きましたw
729鳥無き島:2009/04/14(火) 03:29:54 ID:7TSKVy0G
なんか自分にしてはすごい電波を受け取ったのでこんな時間に投下してみる。
ものすごい勢いで書き上げてしまった……
以下注意書き。


・元親×まつというか元親→まつというか元親+前田家というか、微妙なものです
・エロなし。エロなしスレに投下した方がいいのではないかというほど潔くエロなし
・それなのに長い
・きつくはないけれど死にネタがあったり、一部キャラが故人だったりするので苦手なかたはスルー推奨
・一部キャラがちょっと悪役っぽい書かれかたをしているけれどそれは単に書き手の力量不足です
・史実とかには詳しくないです、すみません
・NGはNameの「鳥無き島」、もしくはIDでお願いします
・すみませんもう二度としませんorz
730鳥無き島 序:2009/04/14(火) 03:30:47 ID:7TSKVy0G

燃える。焼ける。蹂躙される。
それは圧倒的な力。
疲弊した兵を丸ごと呑みこんで津波のごとく成長する。

もの言わぬ屍の中、その男は威風堂々と立っていた。
その両の手が、ひとりの兵を吊り上げている。
吊り下げられている男とて均整のとれた長身だが、吊り上げている方は常人離れした巨躯だった。

吊られている男の口からは、なにがしかの言葉も、悲鳴も、うめき声さえ聞こえなかったように思う。
轟音のせいか、自分の耳鳴りのせいか、それとも本当に苦痛に耐えているのか。
無力な身体は、それをただ見守ることしかできなかった。


――今、生命を落とそうとしているのは、自分が心から大切な人なのに!


ごきり、という骨の砕ける音だけは、残酷なほど鮮明に聞こえた。
動かぬ身体は、悲鳴さえあげられなかった。




この戦で、前田家はかけがえない当主を失った。
731鳥無き島 一 1/6:2009/04/14(火) 03:32:15 ID:7TSKVy0G

「兄貴ィ……」

長曾我部元親の部下は、暗い顔で姿を見せた。
その表情だけで、報告内容がわかってしまい、元親は憂鬱になる。

「前田家の嫁さんは、まだ気がつかねえ、か」

若い部下は、無念そうに唇を突き出し、涙をこらえているようだった。
元親もため息をかみ殺して色素の薄い髪の毛を乱暴にかきまわす。


――敵は、本能寺にあり。


天下に手を伸ばそうとしていた織田信長の足元をすくったのは、家臣でも腹心中の腹心であった明智光秀だった。
わずかな手勢のみをつれて本能寺に滞留していた信長は、完全に虚を突かれたが、犠牲を出しながらも信長は落ち延びた。
織田の重鎮である前田利家はすぐに兵を出し信長らと合流、明智軍と雌雄を決する。
――はずだった。

互いに兵力を削り合ったまま陣を構えたそのとき、狙い澄ましたかのようにやってきたのが、
新興ながら織田に次ぐ勢力を誇っていた豊臣の軍勢だった。

ただでさえ精鋭ぞろいの豊臣軍は、大将を豊臣秀吉とし、副将を竹中半兵衛とする、全兵力を投入した大軍だった。
お互い疲弊していた両軍は、豊臣に呑みこまれ、壊滅した。
天王山は屍で埋められ、信長、光秀を筆頭に両軍で名の知れた将兵はことごとく討ち死にした。
そしてそれは、豊臣秀吉の知己である前田利家も例外ではなかったのだ。


――長曾我部軍と前田家の付き合いというのは、少々さかのぼる。

ぜひともカジキマグロが釣りたいと、前田利家とまつは四国までやってきた。
それだけのために大将とその奥方が、という驚きはあったが、何より気持ちのいい夫婦だった。
元親は自ら快く船を出してやり、まつはお返しとばかりに腕を振るった。
海の荒くれは、おふくろの味に飢えている。
身分の差など気にしていないと言うかのように、まつは下っ端にも笑顔で膳を準備した。
「人参が嫌いだ」と言う若造には、自分の良人の隣に並べ、とくとくと説教するような気安さがあった。
利家もまた、一国の主でありながら、兵卒に交じって食事するのも嫌がらなかった。
海の男というのは単純なもので、すぐに前田夫妻の人柄に惚れた。
それは元親も例外ではない。
732鳥無き島 一 2/6:2009/04/14(火) 03:33:41 ID:7TSKVy0G
夫妻が帰郷する際に、長曾我部軍の庖人らが「ぜひともその味を学びたい」と頭を下げた。
利家もまつも快諾し、今度はぜひとも加賀にと誘われた。
しばらくして、本当に前田家に向かった長曾我部一行は、思いのほか暖かく迎えられた。
城主の性格を反映するように、将兵はみなおおらかで気持ちのいい人間たちばかりだった、と元親は聞いている。
いくらなんでも、元親自らが出向くわけにもゆかない。
織田家の重鎮である利家とは違い、しょせん長曾我部は鳥無き島の蝙蝠だ。
付け入らせる隙を与えるわけにはゆかない。

しかしながら、それからもたびたび、元親は庖人に信頼できる部下をつけ、前田家に送るという関係が続いていた。
おかげで、男所帯の長曾我部軍の食生活はだいぶ豊かになったのだ。

そして先日、加賀への道を進む際、庖人たちの護衛についていた谷忠澄は不穏ならざる話を耳にした。
曰く、明智光秀が謀叛を起こした、と。
すぐさま土佐に連絡を飛ばし、あるだけの足を使って情報を集めてみれば、それは紛れもない事実だった。
織田の中でも大きな力を持つ前田家に、長曾我部の客を迎える余裕はあるまい。
戻ろうとしたとき、草の者がさらに驚くべき情報をもたらした。


豊臣の大軍が恐るべき進撃速度で動きだした、と。


彼らは逡巡した。しかし、結局は庖人を宿に残して、ほんの数名だけで天王山へと向かった。
そこに広がっていたのは、海賊である彼らが目をそむけたくなるほどの凄惨な光景。
――そんな状況で、倒れ伏しているまつを発見したのは僥倖以外のなにものでもない。
血に汚れ、意識を失っているが、脈があった。
時期は梅雨、雨と日差しに交互にさらされた骸はすでに崩れ始めている。
そんな中、生命のあるおかげで、彼女の血は巡り腐敗を免れていたのだ。

谷は腹をくくり、まつを土佐に連れ帰ることにした。
捨て置くわけにはゆかない。
海の男には、海の男なりの美学がある。
なにより主である元親は、恩のある女性を戦場に見捨てることを決して許しはしまい。

身体の下敷きになっていた薙刀ごと、彼らはまつを宿まで運んだ。
女将に頼み汚れを落としてもらったはいいが、一向に目を覚まさない。
かつて健康的な美しさにあふれていたその顔は、血色も悪く痛ましいほどだった。
意識のない怪我人を連れながら、谷らはできうるかぎりの速度で土佐への道を急いだ。

元親は、まつを拒まなかった。
むしろ、彼女のために床を整え、医者を呼び、力を尽くしている。
――まつが元親のもとにやってきて三日目の朝、彼女はまだ目を覚まさない。

まつの部屋から出てきた泣きそうな顔をしている部下は庖人だった。
すなわち、まつの弟子のようなものだ。
彼女のために用意した膳は、箸をつけられることなく冷めて下げられる。
やるせなさに肩を落とす部下を励まして、元親はしかし内心で舌打ちする。
733鳥無き島 一 3/6:2009/04/14(火) 03:34:57 ID:7TSKVy0G
――まつのことだけ考えていられないのが元親の立場でもある。

織田を破ったことで、豊臣は天下に一番近い勢力へと躍り出た。
今は、魔王の妹が輿入れした浅井と交戦中だという。
兵力は圧倒的に豊臣、しかしながら浅井の本城は堅牢な砦に守られる要塞だ。
籠城に持ちこんでいるのならすぐに落ちることはあるまい。
だが、いずれは豊臣の勝利に終わる。

元親が考えねばならないのは、浅井を落とした豊臣が兵をどこへ向けるか、ということである。

強くあるというのは弱点でもある。
豊臣は確かに大勢力ではあるが、兵力差をもってして日の本を席巻できるほどには突出していない。
現に、奥州・伊達と三河の徳川はすでに同盟を組んでいる。
そしておそらく武田、上杉、北条は昔の縁で三国同盟を結ぶだろう。
東の大国から成る同盟と真っ向から勝利するのは、いかに豊臣の軍事力でも難しい。

しかし、西はどうだ。
長曾我部はもちろん、本願寺、毛利、島津も今は独立勢力という方が近い。
浅井、本願寺は以前、武田とともに織田包囲網を組んでいたが、織田家が瓦解した今、それが有効に機能するとは言えまい。
浅井攻めの後、豊臣はおそらく西を目指す。
そして、豊臣と真っ向で戦っては、今の長曾我部に勝ち目はない。
地理に恵まれた島津はともかく、本願寺が崩れれば次は毛利か長曾我部なのだ。
兵を集め、育てるには時間があまりにも足りない。

田舎者の猿に膝を屈し恭順するなどということは、鬼と呼ばれる元親にとってはそもそも念頭にない、あり得ない選択だった。
734鳥無き島 一 4/6:2009/04/14(火) 03:36:17 ID:7TSKVy0G

「よう、気分はどうだい?」

もしやこのまま目覚めぬのでは、と危惧されていたまつは、あれからすぐ意識を回復した。
取り乱したのは最初だけ、すぐに理性を取り戻したのは、さすがでもあり哀れでもあった。

すぐさま駆けつけた元親に、まつは丁寧に礼を述べ、事情を語った。
豊臣軍に織田・明智両軍が蹂躙されたこと。
利家の死を語るときは口数が少なくなり、気丈な彼女らしくもなくはらはらと落涙した。
彼女がひときわ心を痛めている理由のひとつには、甥の前田慶次が珍しく出陣し、おそらく戦死したことによるのだろう。
何でも、利家の影武者を務めると自ら志願したのだという。
まつ自身は甥の骸を見つけたわけではないが、あの状況で生存しているとは考えにくいし、
まして傾奇者で名高い慶次が敗戦の後なにもせず黙っているとも思えない。
元親自身は顔を知らないが、長身とその長身を上回るほどの長刀、派手な着物と長髪に飾った羽飾り、
そのうえ小猿を連れて歩くという前田慶次の噂は、土佐にまで聞こえている。

元親は、その後も時間を見つけては、まつのところへと足を運んでいた。
子分たちも元親と考えることは同じで、彼女の部屋で顔を合わせることも少なくなかった。
太陽のように明るかった女性が、今では消えぬ憂いの影を背負っている。
一度彼女に情を移した海の男は、どうにもそれがいたたまれない。

元親に気を遣い退出した部下を見送ると、まつはそっと微笑んだ。
床からは完全に起き上がれてはいないものの、怪我は順調に回復しているようだった。

「このようなご時世、お役目もお忙しいのでしょう。わたくしのことはどうぞお構いなく」
「海に出なきゃあ暇なもんだぜ。退屈しのぎの相手をしてほしいだけさ」

まつは、ふふと笑う。
その笑い声にも、以前とは異なり影が落ちている。

「殿方は、嘘をつくものではありませんよ。お顔が煤で汚れています」
「ん? んん? お、おう」

袖口で適当に顔をぬぐいながら、元親は答えた。
今、長曾我部軍は、国を傾ける勢いで新兵器の開発に努めている。
先頭に立っているのは、当然元親である。
正確に言えば、以前から案としてはあった。
ただ、実現には莫大な費用がかかるので保留状態にあった計画を、急遽再開したのだ。
金を惜しんで国を潰すわけにはいかない。
元親の背中には民が乗っている。
735鳥無き島 一 5/6:2009/04/14(火) 03:37:22 ID:7TSKVy0G

静かに目を伏せているまつを見て、元親はふと別の女性を連想した。

元親がまだ四国を制する前、今よりもずっと気楽な身分だったころ、
のちに第六天魔王と自称する「尾張のうつけ」を見物に行ったことがあったのだ。
ただのうつけとは思えぬような何かを持っていた信長も、その傍らに控える女性らも印象的だった。
艶やかな華を持つのは信長の正室・美濃の姫。
そして、魔性としか形容できぬ美貌の少女は、浅井に嫁ぐ前の市姫――信長の妹だった。

年若い少女を遠目に見て、元親はぞっとした。
輿入れして女としての幸せを手に入れた濃姫とは対照的に、市は少しも幸せそうには見えなかった。
ただ、底のない暗い眼をした少女は異様な――退廃的で不健康な魅力を備えていた。
庇護欲を誘うようでいて、同時に果てのない深淵にまで引きずりこもうとしているような――良人に先立たれた未亡人のような。

男が悪いのだと元親は思った。
信長のように良くも悪くも傑出した人間を兄に持ってしまえば、ああ生きるしかないのかもしれないと。
今目の前にいるまつは、あのとき見た自らを恨み嘆く少女の悲しみを彷彿とさせる。

何とかしてやりたい、と声をかけようとはするが、元親とまつとに共通する話題は、利家と慶次のことだけだった。
そもそも、まつが利家を伴って土佐にやってきた理由が、
「利家と慶次においしいご飯を食べさせるため、カジキマグロを釣りたい」というものだったのだ。
傷口をえぐるしかできない自分は、しょせん死人には敵わない。

まつが、このまま市のような傾城の美しさを持つ女性に変化してゆくのは耐えられなかった。
人を惑わせるような美貌を誇る市よりも、匂い立つような艶を持つ濃姫よりも、
元親は、健康的で肝の据わった彼女が好みだった。
香ではなく、洗濯物か、そうでなければ炊き立ての米の匂いをさせている彼女が。

ガキは苦手だ。
怖がられて泣かれた記憶しかない。
年上がいい。
情が深くて芯が強く、少々柄の悪い野郎どもを可愛がってくれるような懐の広い女がいい。
それで料理上手の別嬪なら言うことなしだ。

――自分の心情をある程度冷静に分析できている元親ではあるものの、
良人を亡くしたばかりの女につけいる気など端からないところが、彼が彼であるゆえんでもある。
欲しいものは実力で奪うのが長曾我部軍の行動原理だが、そこには侵さざるべき見えぬ一線が存在している。
736鳥無き島 一 6/6:2009/04/14(火) 03:38:29 ID:7TSKVy0G
「……正直言うとな、煮詰まったときの話し相手になってくれると助かるってわけだ」

政をよくわきまえている才媛に、どうやって「ここにいるのは少しも迷惑ではない」と伝えればいいのか、
元親は言葉を交わすたびに悩んでいる。
鋭い女と相対する男の苦労は身をもって体験しているが、
なんでも見通して人より早く気を回すことができてしまう女もそれはそれでつらいだろう。
文字通り、湯水の如く兵器に金をつぎこんでいる最中の国だが、女ひとりかくまうぐらい知れている。
元親をはじめ、ここにいる連中はその程度の認識だ。
世間一般の、人質としての価値だとか、交渉の材料とか、
そういうことにがんじがらめになっているのが彼女の方なのだから、まったく救われない。

「まあ。まだまだ子供にござりますること」

鈴のような声で笑う彼女から見れば、元親など本当に子供なのだろう。
鬼と恐れられる自分が手のひらで転がされるのは、ばつが悪い。

「ちぇ。根の詰めすぎは逆にはかどらないんだぜ。
 ――あんたも、頑張りすぎると身体に毒だ。ちぃっとのんびり休むぐらいの方がいい、余計なことは考えずにさ」

彼女は笑顔を凍らせ――そしてその表情のまま涙をこぼした。
嗚咽や慟哭に表情をゆがますことなく、こんな自分がおかしくてたまらないというように涙を拭いながら言った。


「犬千代様と、同じことをおっしゃる――」


                                      長いので切ります
737名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 09:10:06 ID:382gqfyt
最近投下多くて嬉しい限りだ。

いつきにかわいいよいつき
738名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 09:17:01 ID:VMQa+YD4
まったくだ
スレが賑わうのは良いことだ

>>736
GJ!!
ぜひとも続けて!!
739名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 11:49:52 ID:BjSgSYPX
>>736
GJ!続き待ってます。
まつ…(つД`)
740名無しさん@ピンキー:2009/04/14(火) 20:31:08 ID:RS6A5oAq
悲しいけどエロい…そんなまつの喪服姿を想像してしまった。
741鳥無き島 二 1/11:2009/04/14(火) 23:48:52 ID:5DI1mKUj
>>730-736の続き 注意書き>>729


浅井が落ち、次いで本願寺が豊臣の軍門に下った。
そして元親の予想通り、豊臣はそのまま西へと進路をとるようだった。
甲相越三国同盟と正面から陣を構えるのは分が悪いと見たのだろう。
それとも、他国の強兵をこだわりなく引き入れている豊臣軍には、
毛利の水軍と長曾我部の最新鋭の機巧兵器は魅力的な戦力に見えたのかもしれない。

恭順すれば、生命までは取られまい。

だが、鬼が猿に従う道理などない。
そして、惚れた女の良人を殺した男にへつらうなど、反吐が出る。


願うだけで叶えば策など要らない。
分の悪い博打に勝つためには、考えなければならないことも、やらねばならないことも、数多かった。
742鳥無き島 二 2/11:2009/04/14(火) 23:49:34 ID:5DI1mKUj

水軍といえば毛利。兵器といえば長曾我部。

――しかし、この豊臣の戦艦ほど見事な船は、どちらの陣営も持ってはいまい。
豊臣の副将にして天才軍師と名高い竹中半兵衛は、誇るわけではなく客観的な事実として思う。

眼前には、瀬戸内の青き海。
煙るような不確かさで、遠くに島影が見え隠れする。
どこかの愚者は、鬼ヶ島と自称しているとか。

頬をなでる風は向かい風。
穏やかなふうを装っても、まじる火薬のにおいは消せやしない。
最新の兵器を開発しているという話が真実か、そうでなければ大筒をそろえたか。

「――どう見る、半兵衛」

傍らに立つ巨躯の男が、太い声で半兵衛に尋ねた。
敬愛すべき大将であり、友でもある豊臣秀吉だ。
半兵衛は意識して表情を緩めた。

「火薬のにおいが混じっている。はったりではなく、本当になにか仕掛けているようだね。秀吉、いくら君でも油断は禁物だよ」

日の本に名をとどろかす覇王は、笑う。

「我が前には無力よ。玩具に頼るような使い手など、我の敵ではない」
「そう言ってやるものではないよ。才能にもいろいろな種類がある。元親君は、間違いなく兵器開発の天才だ」

秀吉が半兵衛を興味深げに見下ろした。
かばっていると思われているのかもしれないが、そんなことはない。
半兵衛は他人を過小評価しないが、決して過大評価もしない。
最強の剣豪が天下を統一できるかといえば、そうではない。
同様に、兵器開発においての天才が、国を統べる器の秀吉に勝てるかといえば――言うまでもないことである。

海の戦では長曾我部に、陸の戦では豊臣に分がある。
兵器では長曾我部、兵の精強さでは豊臣。
しかしながら、それらの要因を押しのけるほどに、数は圧倒的に豊臣に分がある。
さらに秀吉がいて、半兵衛がいる。
どのような戦況になるのであれ、負けるはずなどない。
743鳥無き島 二 3/11:2009/04/14(火) 23:50:24 ID:5DI1mKUj
――しかし、半兵衛の直感が、何か引っかかりを捕まえかける。
形をつかむ前にすり抜けていってしまうので、具体的に言葉にできないのがもどかしい。

豊臣軍が浅井、本願寺を攻めている間、
長曾我部が新たな兵器を開発しているという情報が半兵衛のもとに届いてきていた。
同様に、徴兵を進めているという情報も。
次は自分たちの番だという心づもりなのだろう。

秀吉はああ言うが、長曾我部の開発する兵器というのは、おしなべて厄介なものである。
秀吉は別格として、それ以外の兵卒の士気を削ぎ一気に無力化しかねない。
できるだけ早いうちに長曾我部を落とし、兵器だけをいただく。
――誰だって、そう考えるはずだ。

あまりに当然すぎるのだ。
兵を募っている、武装をしている、そしてそれは幾人もの斥候や草の者が報告している事実だ。
だから当然のようにそちらへ軍を向ける。
……しつらえたかのように、できすぎていないか?

「力に敗れる策ならばそれを知略とは呼ばぬ。何があろうとも、我が拳がうち砕けば問題あるまい」

仁王立ちで、徐々に近づいている陸地を見やる秀吉に揺らぎはない。

「……うん」

うなずいて、半兵衛は用心深く表情を引き締めた。
揺らぐのも、余計な気を回すのも、汚れ仕事をするのも、自分ひとりで十分だった。
744鳥無き島 二 4/11:2009/04/14(火) 23:51:12 ID:5DI1mKUj

まつの部屋を訪れた元親は、ぎょっと目を見張った。
床がもぬけの殻だったから、ではない。
戸の前で、三つ指をつき頭を下げている彼女に迎えられたからだった。
医者によると、まだ身体は万全ではないそうだが、それを感じさせない凛とした仕草だった。

静かに顔をあげ、丸い瞳が元親を見上げた。
涙の膜が張っていたのはすでに遠い過去のことだった。


「――ご武運を」


彼女の良人は、いつもこのように送り出されていたのかと、無意識のうちに想像する。
あの気のいい男がどう応えを返していたのか、少し考えても像は浮かばなかった。


「任せな。あんたはおとなしく寝てりゃいい」


やれるべきことはやった。策も尽くした。
――ここが、かつて鳥無き島の蝙蝠と揶揄された、長曾我部元親の天下分け目だ。
745鳥無き島 二 5/11:2009/04/14(火) 23:52:06 ID:5DI1mKUj

豊臣軍の第一陣が、岸に上陸した。
不慣れな者にとっては足を取られるはずの浜であるが、精鋭ぞろいの豊臣軍は、統制を失わず進軍している。
規律という点では、長曾我部が及ぶべくもない。
兵器を警戒してだろう、慎重な足並みだ。
その様子を、元親は離れた場所からじっと見つめていた。
彼の周りを囲むのは、主に長曾我部軍の精鋭、わずかな手勢のみである。

第二陣が続く。
秀吉も半兵衛もまだ動かない。
どん、どん、と地を揺らす音が響く。
待ち構えていた部下が大筒を放ったのだ。
しかし、性質上絶え間ない砲撃ができるというものではない。
ただの牽制である。
数が減ったら僥倖というものだ。

小舟に分乗し、第三陣が浜へと向かっている。
頃合いか。
元親は、あらかじめ準備していた狼煙に火をつけた。
わずかな間ののち、腹に響く轟音が空で爆ぜた。


豊臣軍の兵士が、怪訝そうに振り返った。
狼煙の上がった先は海だ。
当然ながら、秀吉にも半兵衛にもそのような指令は与えられていない。


――そのとき、何か軽いものが風を切るような音が、豊臣兵の耳にまで届いた。
近づいてくる、そう思い視線を転じた瞬間、――意識が四散した。


一撃だけではない。すぐにまた、あの独特の風を切る音が空を裂く。
二撃目は、白い砂を豪快に散らしただけに終わった。
しかしわずかな間をおいて三度音は空を切る。

常識外の砲撃速度。
そして、射程距離だった。
あるときは第一陣の最前線をかすめるようにして爆ぜ、あるときは海辺まで届かんとするその砲撃。
一定の時間で、しかし狙う場所は定まらぬ。
容赦なく砂と人とを粉砕し撥ね飛ばすそれは。


――要塞・富獄、起動。
746鳥無き島 二 6/11:2009/04/14(火) 23:52:58 ID:5DI1mKUj

滅機の最新型を開発していたというのは本当だ。
万が一のときのため、本丸近くに準備している。
しかしそれは本命ではない。

大口径の大砲を多数設置し、絶え間ない砲撃を可能とする要塞――それが富獄だった。
砲撃の精度も距離も速度も、すべて元親手ずから改良した会心の作だ。
何より苦労したのは試射。
豊臣に知れたら最後、苦心して大筒の試し撃ちにまじえようやく済ませたものだ。

しかし、なにもこれで豊臣兵を全滅させられると思っているわけではない。
砲撃が可能なのはこの浜辺一帯で、例えば陸地から攻められたら富獄の真価を半分も発揮しえない。
冷静になった竹中半兵衛あたりが、それを指示すれば無力化させるのもたやすいだろう。

これすらも、ただの足止め。
足止めのために本気で国が傾きかけた。


「――ほんじゃ、任せたぜ」
「戯言はよい、見事盤上を動いてみせよ。貴様も我が策の糧となれ」


元親は今、海の上にいる。岩陰に隠れるような小舟だ。
同乗しているのは、主に長曾我部軍の精鋭、わずかな手勢のみである。
その唯一の例外が――毛利軍の大将・毛利元就だった。

冷たく言い放った元就は、体重などないような動きで横付けされている小舟に跳び移る。
すぐにその舟は進んでゆく。
そして元就は、手にしている采幣を、何かに祈るように高く掲げた。

芸術としか言えない速度で、先ほどの豊臣兵の動きと遜色ないほど整然と、小舟があちこちから現れた。
豊臣の戦艦と比較したら鯨と蟻だ。
しかし、元就の采配のもと、無数の舟から無数の矢が射かけられた。
狙いは軍船ではなく――岸を目指している第三陣。海の上の豊臣兵だった。

日の本一を謳われる毛利水軍は、強弓でも知られている。
矢は惜しむことなく雨のように浴びせられ、瞬きするごとに豊臣兵を減らしていった。
豊臣軍も、不意を突かれたなりに反撃をしているが、いかんせん毛利水軍には及ばない。
巨大な軍船からの砲撃も、毛利軍は巧みに船を操って被害を最小限に抑えている。
稀代の策略家・毛利元就の本領発揮である。
元親とは根本から相容れぬやりかたではあるが。
747鳥無き島 二 7/11:2009/04/14(火) 23:53:59 ID:5DI1mKUj
――大事業を成す際に、どこからもその情報を漏らさず進めるというのは難しい。
相手が天才と呼ばれる知略の持ち主・竹中半兵衛ならばなおさらだ。
優秀な間者も信頼のおける情報網も無数に持っていることだろう。

最新型滅機のことが漏れるのは構わなかった。
それよりも重要だったのは富獄であり、毛利軍との同盟締結だった。
これを悟られたら、長曾我部の命運は絶たれる。
正攻法の陸戦では豊臣には到底及ばない。

毛利と長曾我部は、長年にわたり争いつづけている敵である。
それも、武田と上杉のような、互いを認めあう好敵手のような間柄ではない。
少なくとも、好敵手の好が必要ない関係であることは確かだ。

しかし、毛利元就は天下への欲はないものの、自らの領土を侵すような者には容赦がないのは事実だった。
当然、豊臣の動向は気にしているはずだ。
そして、豊臣との国力の差も理解できているはず、と。
そこに利害を一致させる要因があった。

元就は、利がなければ動かぬ男だ。
おびき寄せるのは長曾我部の城であり、毛利軍は後詰、
そして一番面倒なところを元親が引き受けるというところまで譲歩した。
おまけに、策を実行するのにやむを得ないとはいえ、瀬戸内の隠れ島や潮流などの情報もごっそりと持って行かれた。
それですんだのは不幸中の幸いと言えるかもしれないが。
正直、滅機の一機や二機持っていかれるのも覚悟だったのだが、元就はそちら方面には興味がないらしい。

富獄の砲撃と、毛利軍の射撃は絶え間なく続いていた。
元親を乗せた小舟は、盾の力も借りて器用に矢を避けながら豊臣の軍船へと迷いなく近づいてゆく。
元就が舟を下りた今、この舟に残っているのは元親を含む曾我部軍のわずかな精鋭だけだった。

「野郎ども、最後までついてこいよ!」

景気づけに叫んだ元親に、部下たちは勢いよく答える。

「海の底までお供しますぜ、アニキィ!」
「俺たちゃどこまでもついていきますぜ!」
「大船に乗った気で任せな、アニキィ!」
「腕が鳴るねえ。まっかせな!」

小船が、豊臣の戦艦に横付けされる。元親を先頭に乗りこんで、次々に散ってゆく。
豊臣秀吉と竹中半兵衛が退かない限り、結局のところ豊臣にとっての痛手にはなり得ない。
元親を含む軍屈指の精鋭が討って出ている今、秀吉の力と半兵衛の知略の前には、長曾我部の本陣は紙に等しい。
748鳥無き島 二 8/11:2009/04/14(火) 23:55:24 ID:5DI1mKUj

「豊臣の戦艦に小舟で突っこんできたんだって? それは策か無謀か、それとも冗談かい?」

本陣への侵入を果たしてもなお、竹中半兵衛の表情すら変えさせることができなかった。
軍船に残っていた兵をなぎ倒しながらここまでやってきた元親を、
何の感慨もなく見降ろして半兵衛は言い放ったのだった。

船内に散った部下たちは大丈夫だろうか。腕の立つ連中ばかりをそろえたが、不安はよぎる。
元就のように割り切ることは、自分には無理だった。
だが、それを面に出さず、元親は半兵衛に相対する。

「いい天気にまどろんでいる暇はねえぜ?」

矢の雨の勢いは衰えたものの続いているし、富獄からの砲撃は止まない。
白く美しい浜も、青く輝く海も、屍だらけの無残な光景だった。
全兵力を四国攻めに費やしたわけではないということを差し引いても、豊臣の被害は甚大だ。
――それなのに、この半兵衛の平静さはどうだ?

「のんびりしているつもりはないのだけれどね。しかし、元親君。君の兵器は興味深い……もちろん君以上にね」
「あぁん?」
「ここで君を倒して、いただいてゆくことにしようか」

微笑みさえ浮かべて、半兵衛は佩いていた刀を抜いた。
野戦で鍛えた元親とは対極の、洗練された動作だった。
まつから聞いていた。
ただの刀ではない、繰り手の技量で自在に長さを変える関節剣の使い手だと。

そしてそれは、元親の得物や戦いかたと、すこぶる相性が悪かった。

半兵衛の華麗な剣さばきは、力を捨て技に特化しているように元親の目に映る。
一撃必殺の剛剣ではなく、手数で徐々に体力を削っていき、隙を見せた相手の急所を狙っているかのような。
一方、巨大な碇槍を振り回す元親は、力に特化している。
一撃の威力が大きければ、隙も大きい。
そして、それを逃す半兵衛ではない。
元親にとっては、手数よりも一撃の重さで戦う秀吉の方がまだやりやすい相手であろう。

致命的な一撃をもらっているわけではない。
しかし、元親は半兵衛だけにかまけているわけにはいかないのだ。
秀吉が動かぬ限り、豊臣は常に余力を残しているということだ。
たとえどれだけの兵が散っても、たとえ半兵衛が抑えられていても、覇王と恐れられるあの男はただの一騎で戦局を覆す。
半兵衛が足止めされているということは、裏を返せば元親も足止めされている。
早く片づけて、秀吉のもとへ行かねばならない。

焦り始めた元親の喉を狙って関節剣が伸びる。
飛び退ると、壁に背中がぶつかった。
次の半兵衛の一撃が先か、槍を握り直した元親の一撃が先か。
間に合わない。
剣は眼前まで届いている。
ほとんど本能か反射の域で、左腕を犠牲にしようとしたそのとき、鞭のようにしなる剣がはじき落とされた。
749鳥無き島 二 9/11:2009/04/14(火) 23:56:08 ID:5DI1mKUj
剣よりもはるかに長い、乱入者のその武器は――


「長曾我部殿、僭越ながら、ここはまつめにお預けください」


薙刀に戦装束。腰に佩くは長刀。
三つ指ついて元親を見送ったまつがなぜここに。
元親たちが乗ってきた小舟にもぐりこむのは時間的にも不可能だし、隠れる場所もない。

だが今は、悩んでいる場合ではない。
一刻も早く秀吉のところへ。


「助かったぜ! 間違っても死ぬんじゃねえぞ!」
「心得てござります。皆さまが拾ってくだすった生命、どうして無駄にできましょうか」

半兵衛の、心なしか焦ったような声が踵を返した元親の背を追うが、それで足を止めるほど親切ではない。
走りながら、カジキマグロを釣りに来たときに前田夫妻に船の繰りかたを教えたことを思い出したりした。
夫婦そろって恐ろしく筋がよく、あんたらきっといい船乗りになれると、元親は舌を巻いたのだった。
小舟を見つけ、腕一本で軍艦に乗りこんできたのだろう。


そしてきっと、あの奥方はずっと、良人を三つ指ついて戦場に送りだし、遅れて自分も出陣してきたのだろう、と思った。
戦場でさえも、槍の又左との勇名をとどろかす良人のそばに控えて。


――いいねえ、ますます好みだ。
750鳥無き島 二 10/11:2009/04/14(火) 23:56:45 ID:5DI1mKUj

燃える。焼ける。蹂躙される。
それは圧倒的な力。
疲弊した兵を丸ごと?みこんで津波のごとく成長する。

もの言わぬ屍の中、その男は威風堂々と立っていた。
その両の手が、ひとりの兵を吊り上げている。
吊り下げられている男とて均整のとれた長身だが、吊り上げている方は常人離れした巨躯だった。

「犬千代様……!」

まつはもがいた。薙刀を支えに身体を起こそうとするが、それすらままならない。

「ああ……どうか、どうかまつめの生命と引き換えに!」


――おお、よく来たな。
――慶次、お友達が来ていますよ!


あの懐かしい日の記憶は、まだ鮮明に残っているというのに!


震える膝を叱咤して立ち上がったまつは、そのときを目の当たりにした。
ごきり、という骨の砕ける音が、残酷なほど鮮明に聞こえた。
満足に動かぬ身体は、悲鳴さえあげられなかった。

もの言わぬ良人の身体は、どさりと重たげに地面に落とされた。
751鳥無き島 二 11/11:2009/04/14(火) 23:57:31 ID:5DI1mKUj
「犬千代様……!」

まつを見下ろす巨体の男は、かつてとは違い、感情の読めない目だった。


「……今なら見逃してやろうぞ」
「いいえ、豊臣様」


薙刀を握り直したまつは、屍の並ぶ地を見渡して、甥の前田慶次の姿を探した。


――明智んとことやりあうんだって? ……俺もついていこうかな。
――どうしたんだ、慶次。珍しいなあ。
――どうっていうわけじゃないんだけどさ……なんか、嫌な感じがするんだよな。
――まあ、慶次もようやく、前田家男子としての心構えができたのですね。まつは嬉しゅうございます。
――そんな大層なもんでもないんだけど……まあいいや、利の影武者務めるぐらいならできそうだし。


……あのとき、あなたは自由に生きなさいと、そう言ってあげればよかったのか。
慶次にただ済まない。
どこかに落ち延びていてくれさえすればそれでいい。
かつての友の軍に手をかけられてさえいなければ、それだけで。


「豊臣様、ひとつだけ。まつめに詳しい事情はわかりませぬ。ですが今一度、慶次と話を……」


息も絶え絶えに訴える女を、男はただ見下ろしている。
かつて飯をふるまったことがあった。
あのときは、強面が柔らかい表情を浮かべていたのに。


「その心遣い痛み入るが……許せ、我にそのつもりはない」


慶次、慶次、ごめんなさい。どうか無事で――


「……心は、決まりましてござりまする。さあ、どうぞ、遠慮なくおいでませ」


                                         続
752名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 00:24:02 ID:THKPAHQA
終わり
753名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 00:43:11 ID:KUVOVJae
>>751
わっふるわっふる!!
すっげえゾクゾクした!
754名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 01:38:06 ID:KayVbcDx
>>751
元親→まつがいい感じな上に、話もすごく面白い!
続き期待してます。
755名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 07:56:54 ID:pe38+Tzt
終わり
756名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 12:50:18 ID:j6AWpMWO
>>751
面白い!!エロパロスレなのを忘れて読みふけったよ
続き楽しみにしております
757名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 15:53:59 ID:kLQeA0zZ
>751
すごい文章力!
続きワクテカしながら待ってるよ〜

自分上の伊達いつ書いたものだけど、
>727
そうそう、まさにスマタにする予定だったんだけど、長くなりそうだからやめたの。指摘されると思わなかったから何か嬉しいわw
758名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 20:11:15 ID:itY8Ed5n
>>757
その何だあまり言いたくないが>>2
759名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 21:01:59 ID:7Wi2oDnV
>>757
そしたら是非続きでスマタ編をw
760鳥無き島 三 1/8:2009/04/15(水) 23:29:06 ID:hAFsKaLY
>>741-751の続き 注意書き>>729


「……生きているとは驚いたよ。それも長曾我部軍に身を寄せていたとは、意外だね」
「竹中様、お退きくださりませ」

半兵衛は吐息をもらしたが、それはため息にも似ていた。
珍しくいらだちという感情をあらわにしているのは、まつが元親を秀吉のもとへと進ませたからだろう。

「君は豊臣の軍艦でそれを言うのかい。なるほど、君があの癇に障る男を甘やかしたというわけだ」

そう言って、一度剣を振る。
まつは、その冷たく透き通る瞳をまっすぐ見つめ直した。

「どうか自重なさりませ。それほどに動けるお身体ではありますまい」

半兵衛の瞳が逡巡するのを、まつは初めて見た。
一瞬で翳りを隠し、半兵衛は平然と答える。

「何を言っているのか、意味がわからないな」
「女は子をなす身体を持っておりまする。お身体の変調、殿方のようにはごまかされませぬ」

――病んでいるのだ。なぜ今まで気づかなかったと不思議なほど、はっきりと。
半兵衛の生命はそう長くあるまい。

「豊臣様は知らぬご様子。胸に秘めておきたいのならば、お退きください」

秀吉の名を出したそのとき、半兵衛がひるんだ。
その隙を見逃さず、まつは思い切り踏みこむ。
薙刀を手放し、ほぼ同時に腰の刀を抜刀した。
神速の居合術。
半兵衛の鞭のようにしなる関節剣を絡めとり、強引に奪う。
761鳥無き島 三 2/8:2009/04/15(水) 23:29:42 ID:hAFsKaLY
悔しげに顔をゆがめた半兵衛が距離をとる。
まつには好都合だ。これ以上攻撃に転ずるつもりはない。
空に高らかに指笛が響く。

「おいでませ、太郎丸!」

翼を広げ、巨大な鷹が一直線にまつのもとへと飛んでくる。
すれ違いざまに関節剣を受け取った賢い鷹は、そのまますぐに空の住人になる。
そこでようやく刀をおさめ、再び薙刀を手にする。
十分に距離をとられてしまえば、居合いの二撃目は通用すまいが、それで構わなかった。

「ここまで厳しくなるとは、予想外だね」

ここだけ時間の流れが遅くなったかのように、やけにゆっくりと動いた半兵衛が、懐から取り出したのは――

似たようなものを見たことがある。
良人の主君であった織田信長の奥方、濃姫が忍ばせていたそれ。
南蛮渡来の――

手の中の薙刀を再び捨て、まつは半兵衛に飛びかかり、反動でふたりまとめて船に転がった。
半兵衛の銃を争って、互いの口が吸えそうな距離で上へ下へ、
遠目に見たらまるで閨の中のような光景が広がっていたが、当人たちだけは命がけの真剣そのものである。

撃たせてはならない。まだ死ぬわけにはいかない。

――……今なら見逃してやろうぞ。
――間違っても死ぬんじゃねえぞ!


拾ってもらった生命なればこそ、これは自分だけのものではないのだ!
762鳥無き島 三 3/8:2009/04/15(水) 23:30:21 ID:hAFsKaLY

籠手と槍がぶつかって火花が散った。
あの手につかまれては終わりだ。元親は踏みこんだのと同じ速さで飛び退った。
竹中半兵衛に比べればやりやすい。
だからと言って楽な相手であるはずもないが。

碇槍をうならせて、元親は思う。
これほど頑強な人間は初めてだ、と。
たとえ鎧や籠手が刃を防ごうとも、その衝撃までを吸収することはできない。
元親の槍は、それこそ何度も秀吉の身体をとらえているのに、揺るぎさえしない。
魔王を斃し、そして槍の又左と呼ばれるほどの利家を討ったというのも納得せざるを得ないような力だった。

すでに大勢は豊臣の負けだ。
岸は富獄が制圧し、海に浮かぶは毛利の舟ばかり。
それですらもなお、この男が両の足で立ってさえいれば、戦況はどうにでも変わる心地がする。
初めて魔王を見たとき感じたものと同じものをこの男にも感じる。純粋な力。

まつから、秀吉の戦いかたを聞いていたのがよかった。
攻撃範囲はこちらの方が上だ。
腕にだけはつかまれないよう、元親はなかなかに器用に立ち回っていた。

「その技を、なぜ我がために使わぬ! 我のもとで働け、我が国のために!」
「嫌だね、俺は自由に生きる!」

叫んだと同時に渾身の力で振り下ろした碇槍を、信じられぬことに、秀吉は片手でつかんだ。
思わず元親の口から「馬鹿な……」と言葉が漏れる。
歯を食いしばりこらえるが、単純な膂力では元親は秀吉に及ばない。限界はすぐ間近に待っている。

そのとき。
秀吉が槍をつかんでいた手を離しその場から退き、彼が今までいた場所を、長刀が横切った。
元親はあまりのことに、こんな状況にあるにもかかわらずぽかんとしてしまった。
刀は壁にぶつかって、刺さるようなことはなく地に転がった。

距離を十分に取ってから振り返ると、そこにいたのは先ほど別れたまつと、
そして元親と同じ舟に乗ってやってきた長曾我部軍の兵士だった。
763鳥無き島 三 4/8:2009/04/15(水) 23:30:58 ID:hAFsKaLY
声をかけようとした元親だが、秀吉の方が早かった。
わずかに動揺をにじませた声で、言う。


「――慶次……!」
「半兵衛ならあっちで倒れてる。この戦に豊臣の勝ちはない。退け、秀吉」


まつは目頭をぬぐっている。
元親は、ひとり置いてけぼりの状況だ。
それでも、何とか想像力を働かせてみる。

――まつの隣に立っている男は、精鋭のひとりとして、元親とともにこの戦艦に乗りこんだ長曾我部軍の兵だ。
それは間違いない。確か利益という名の。
古参どころか、徴兵に名乗り出たのはつい最近のことだが、それでも恐ろしく腕が立つ。元親とも気が合った。


秀吉は、利益のことを、慶次と呼んだ。


長身とその長身を上回るほどの長刀、派手な着物と長髪に飾った羽飾り、
そのうえ小猿を連れて歩くという前田慶次の噂は、土佐にまで聞こえている。
でも、目の前にいる男は違う。長身ではあるが、使う武器はごく普通の刀だ。
身につけているものは長曾我部軍の鎧だし、髪だって短い。猿も連れていない。
だけど、これは――


天下に名高き傾奇者・前田慶次。
764鳥無き島 三 5/8:2009/04/15(水) 23:31:48 ID:hAFsKaLY

燃える。焼ける。蹂躙される。
それは圧倒的な力。
疲弊した兵を丸ごと呑みこんで津波のごとく成長する。

もの言わぬ屍の中、その男は威風堂々と立っていた。
その両の手が、ひとりの兵を吊り上げている。
吊り下げられている男とて均整のとれた長身だが、吊り上げている方は常人離れした巨躯だった。

「利ィ!」

嫌な予感ばかりが的中する。
目を覆いたくなるような戦場で、それでも大きな怪我なく生き残っていた慶次は、はるか遠くにその人物を見つけた。
秀吉と、利家の姿を。
倒しても倒しても次々に現れる豊臣の兵に邪魔されながらも、何とか助けようと。

そのとき慶次の目の前に立ちはだかったのは、竹中半兵衛だった。
細身で小柄な身体を兵卒に紛れこませて、ただ一点しか見えていない慶次を袈裟斬りに斬り裂いた。

急激に、身体から力が失われていく。倒れこむようにして慶次は膝をついた。
誰にいつ斬られたのかさえ気づかなかった。見えているのは、ただ。

吊られている男の口からは、なにがしかの言葉も、悲鳴も、うめき声さえ聞こえなかったように思う。
轟音のせいか、自分の耳鳴りのせいか、それとも本当に苦痛に耐えているのか。
無力な身体は、それをただ見守ることしかできなかった。


――今、生命を落とそうとしているのは、自分が心から大切な人なのに!


ごきり、という骨の砕ける音だけは、残酷なほど鮮明に聞こえた。
動かぬ身体は、悲鳴さえあげられなかった。


膝ですら支えられなくなった身体は、均衡を失って転がった。
そのまま滑って、崖のような急斜面を落ちた。痛みはすでになかった。

麓で拾ってもらえなかったら、そのまま死んでいただろう。
まともに動けるようになるまで一月かかった。
完治までにはほど遠いと止められたが、慶次は西へと向かった。
浅井を落とした豊臣は本願寺と交戦中、そしてそのままの勢いで西へ軍を進めるだろうというもっぱらの噂だった。
765鳥無き島 三 6/8:2009/04/15(水) 23:32:47 ID:hAFsKaLY

「半兵衛は、貴様を斬ったと言っていた」
「見事に斬られたさ。ただ、あいにく閻魔さまには嫌われててね」

利益――慶次は、吐き捨てるように言った。


「退けよ。この戦はおまえの負けだ。
 ――これだけの犠牲を出して、自分さえ無事ならまだ覆せるなんて言うなよ。
 そんなこと言ったら、俺は大将としてのおまえも見損なう」


大将としての秀吉を見損なうということは、以前、別の意味でこの男を見損なうような出来事があったのだろうか。
蚊帳の外に追い出された元親は場違いに想像するが、考えても詮無きことではあった。
正解は慶次の胸にしかない。

慶次もまつもこれ以上戦うつもりはないようだった。
秀吉は慶次を見、まつを見て、そして元親に再び向き直った。得物の柄を握り直す。

しかし目の前の覇王は、存外穏やかな声で言った。


「長曾我部……おまえの力はわかった。今日のところは退こう」
「お、おう」


こんな堂々と言われても、反応に困る。
しかしなぜ俺の力なんだ? と元親は我ながら疑問だった。
そうまで言われるようなことはしていないような気もするのだが、まあどうだっていい。
とりあえず、長曾我部家の危機は過ぎたのだ。


――大きな損害を出した豊臣軍は、大坂へと兵を退いた。
秀吉や半兵衛を捕虜にしていれば、というような声もなくはなかったが、あんなのを捕虜にしたら面倒で仕方ない。
化け物を生け捕りにしようなどとしたら、こちらが喰われつくしてしまうところだ。


こうして、四国上陸戦は豊臣の敗北に終わり、毛利水軍と、何より長曾我部軍の名は一気に高まり、
天下に最も近い勢力のひとつとして語られることとなった。
766鳥無き島 三 7/8:2009/04/15(水) 23:33:49 ID:hAFsKaLY

「慶次ともどもお世話になって……心より御礼を」
「いいってことよ。大事にな」

戦の後の始末があらかた済んで落ち着いたころのある晴れの日、まつと慶次はともに加賀に戻ることになった。
まつに憧れている部下たちは、元親とまつの顔を交互に見ながら「ここにいてくれ」と繰り返し懇願していたが、
それはこちらの勝手が過ぎるというものだ。
彼女の胎には利家の忘れ形見がいる。

同行する慶次は、まつの前で短い髪をさらしているのが落ち着かないようで、盛んにいじっている。
なんでも、崖から転がり落ちたときにぼろぼろになってしまい、短くするしかなかったということだ。

丁寧に頭をあげたまつは、傍らの慶次に向き直り、ちょっと唇を尖らせる。

「慶次、なにもあなたまで城に戻ることないのですよ。
 もう立派な大人なのですから、自分の心の思うまま生きなさい」
「何度も言ってるだろ。別にまつ姉ちゃんのためってわけじゃないさ。
 ……ただ、ちょっと休みたくなっただけだよ。ちょっとだけ」

慶次の言う「ちょっと」は、まつの子が産まれるまでの間だろう。
元親の勝手な想像にすぎないが、おそらくは的を射ている。
長くもない、深くもない付き合いだったが、前田慶次という男はそういう男だ。

そして、それ以上の追及を避けようとするように、慶次はさっさと船に乗りこんでいった。
元親に微妙な、何とも言えない表情を向けて。
ああ、そういえば恋だの愛だの、甘ったるい話が好きなやつだった。

船出のときが近づいている。元親は送っていってはやれない。
長曾我部は、それほどの大勢力になりつつある。
鳥無き島の蝙蝠が、今では本気で天下をも狙えるという。
767鳥無き島 三 8/8:2009/04/15(水) 23:34:35 ID:hAFsKaLY
まつは小首をかしげるようにして微笑んだ。

「――かつて信長様は、長曾我部殿のことを鳥無き島の蝙蝠と言ったとか」
「ああ、そういや、最初に言い出したのは魔王だったっけな」

「鳥無き里の蝙蝠」の里を島に変え元親に形容したのは織田信長だった。
鳥無き島の蝙蝠。鳥、すなわち強者のいない四国で権勢を誇る蝙蝠を揶揄した言葉。
どうでもいいと思っていたが。


「猛禽ですら住めぬ地で生きる蝙蝠というのは、きっと常人では計りしれぬ器を持った生きものなのでしょうね」


まつは視線を空に転じた。
釣られて元親も天を仰ぐ。
大鳥――鷹か鷲か、翼を広げ飛ぶ影が見えた。


「――長曾我部殿のつくる新たな天下を、まつも見てみとうござりまする」


そう言って、まつは笑った。
かつて見かけた市姫のような傾国の笑みではなく、男を後ろから立てるような賢妻の莞爾とした笑顔だった。


――やっぱいい女だな、と思う。
768鳥無き島 終:2009/04/15(水) 23:35:19 ID:hAFsKaLY

「天下ねぇ……」

あまり深く考えたことはなかった。
まつと慶次を乗せた船は遠ざかり、もう見えない。一緒に見送った部下は涙を拭っていた。

陸は窮屈でいけない。
それに、正直言えば、そこまで権力や政に興味があるわけでもない。
だが、今、天下から遠くないところに元親は立っているのだ。

「やれやれ、ちっと考えてみるかな」

力が大きくなれば責任も大きくなる。部下のこと、民のことも考えねばならない。
豊臣はいろいろなものを持ちこみすぎた。戦に、天下の行方に、そして。


つい先ほど見送ったまつ。
船が出る直前、彼女は丁寧に三つ指をついて、言った。
そう、あのとき、元親を戦場に送り出したときのような、はっきりとした声で。

「それでは、本日はこれにて……」

――それでは、今日のところはこのへんで。
次がないとは言わなかった。



鬼の棲む鳥無き島の話はこれにておしまい。
しかして、天下とは風に舞う風船のようなもの。
乱世の行方は歴史のみぞ知る。

男女の恋もまた、これに同じ。
769鳥無き島:2009/04/15(水) 23:35:49 ID:hAFsKaLY
実用性皆無の上に、お見苦しい点も多々ある話だったとは思いますが、
最初で最後の投下ということに免じて、ご寛恕いただければ幸いです。

姉川に木騎が特に理由なく存在していたのはアニキが技術提供したとか、
稲葉山の八雲は富獄をヒントに半兵衛が開発させたとか、
いらん電波までついでに受信したけれど明らかに蛇足でした。

慶次と半兵衛をいまひとつ魅力的に書けなかったのが心残りですが、
電波ゆんゆんの文章を暖かく見守ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
お邪魔しました。
770名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 00:42:18 ID:jQ9RXueQ
大作GJです!
読み進めていくうちに引き込まれていったよ
次は貴方の書くエロが読みたいな
771名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 02:47:48 ID:nvr0/cTt
慶次生きてた…
まつには赤ちゃんが…
みんなよかったな。幸せになれよ・゚・(つД`)・゚・。

読んでて引き込まれました。すごい文章力だなあ。
また思いついたネタがあれば、ぜひ読ませてください。
GJでした!
772名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 09:37:00 ID:d7gJLfsH
一応お知らせ
現在459kb
皆さま容量に御注意あれ
773名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 00:18:26 ID:ZD4hMWpE
もうすぐ新しいスレに移る流れかな。

最近活気付いてきて嬉しいww皆の話もっと読みたいよ!!
774名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 00:42:45 ID:9WFmjx1w
>>773
さあ、君も話を書いて”皆”になるんだ
775名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 21:36:29 ID:q42ueUlf
500KBまで書き込み可だったっけ
とりあえず490越えたあたりに次スレ立てる?
テンプレに追加か変更なかったよね
776名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 22:06:35 ID:eNpFDf+p
次スレについては>>2に「容量が490KBになったら」とあったはずだよ。
今回から追加されたみたい。

次スレ移行前に保管職人さん降臨して下され…!!
777名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 23:04:33 ID:jkmuUp3O
保管人さん達、今忙しいのかのう……
まあ、まだ大丈夫かね
778けんしんさまの最強武器:2009/04/18(土) 00:16:46 ID:i+VWWqS1
※女謙信

「お主の最強武器は…なんとっ!? 花束!?」
「ふふふ。なにをおどろくのですかしんげん。 あなたのさいきょうぶきもかみのうちわでしょう」
「まあそうだが…」
「ともかく、きょうというひはいちたいいちのたたかいですよ。
ここならだれもじゃましませんからね。
では、…たけだしんげん! しょうぶ!」
「うぬ!
…って謙信よ! 何この場で脱いでおる!? しかも下半身を!」
「しんげんもぬがしてあげますよ。」
「こ、こらやめろよせ!」
「ふふ…では、いきますよ!」
「な、何っ!?
…っ!! お、お前の花は、なんたる…!
だ、だが負けんぞ…!だあぁぁぁぁっ!」
「んっ あっ! しんげんのこうげきは、はんっ なんとはげしいこ、と…ああんっ はぁぁんっ」





なんて話がウガンダ。
779名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 06:55:12 ID:PNEm8Wp/
アニメ見て、慶次→けんしんさま(女)も有りかと思った
母性愛満載で恋愛には発展しそうもなさそうだがw
780名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 09:18:26 ID:nes2cNsU
ケンカはこちらw
【隔離】場外乱闘専用スレ【施設】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239770078/
781名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 22:10:21 ID:aekj4GZ1
>>778
盛大にわっふる


かすがの昇天状態は、彼女の脳内映像だと思ってたが
3話を見る限りは謙信様の眼前でやってるんだな
あの破廉恥きわまりないポーズをw
782名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 22:25:12 ID:ZqCf1Z8D
ということはあの声も謙信やその他(KGとか)の前で出してるのか。
はれんちであるぞ!もっとやれ!
783名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 01:45:20 ID:KMxYrGbv
直江兼続のSSって無いのかな
ギャグとかじゃなくて真面目な純愛で
784名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 11:48:13 ID:61NYr4KY
>>783
あのキャラなのに無茶言うなよw
785名無しさん@ピンキー:2009/04/19(日) 21:01:46 ID:t+raOhg5

俺は無敵。そう言い続けて来た。
周りにも、自分自身にもだ。

それなのにどうしてだ。
あのくのいちが近くにいると力が出ない。
毒でも盛られているのだろうか、くのいちが近くに来ると動悸が激しくなり、体が熱くなる。

俺は無敵、無敵なんだ。
毒すらも制さねばならんのだ。
だから、くのいちを考えると出て来る涙の理由なんて、思いつかないさ。

思いついてしまったら、無敵じゃなくなる気がして恐かった。




ごめん、無理だった。
ただの乙女武将…
786謙信(女)・かすが×兼続:2009/04/19(日) 22:21:27 ID:5QwdLmJN
両側から攻め立てられ、一物が悦んでいる。
右手側からは謙信様が、左手側からは謙信様の懐刀が、俺の一物をひたすら舐めていた。
唾液と先走り汁が混ざり、それと絡むように二つの温かい舌が亀頭の上を這っている。
懐刀は流石くのいちと言った所か、俺が想像出来ないほどの技巧の持ち主で、
一方の謙信様は性に関する事にあまり長けていないのだろう、チロチロと控えめに舐めているばかりだ。
しかしどちらの動きも気持ちが良く、どちらかの白い手が一物を扱いた時、俺は勢いよく射精した。
ビュルビュルと飛び出した白濁液は、一物の間近に居た二人の顔にも当然かかってしまった。

「あっ…」

顔にかかって怒ってしまうだろうと思ったのに、
あろうことか二人はそれぞれ指で顔についた体液を掬い取り、微笑を浮かべて舐めたのだ。

「二回目なのに元気だな。無敵の名を掲げるだけはある」
「ふふ…じつによきこと」

何だか急に恥ずかしくなって二人から目を逸らした。
が、直後に俺の顔に温かいものが当たり、驚いて視線を元に戻した所で更に驚く。

「今度は私を可愛がってもらおうか」

俺の顔――と言うか口元――には、懐刀の剥き出しの股間が乗せられていた。
申し訳程度に生えた陰毛が、溢れ出た愛液で濡れている。
俺の鼻にわざとらしく陰核を擦り付けてくる懐刀の顔は、彼女の豊満な乳のせいでほとんど見えない。

「ではわたくしはこちらを」

謙信様の手と思しきものが、俺の一物に触れた。
柔らかくなっている一物を揉んで、幾らか硬くなって来た所で上下に扱き始めた。
冷たい手の平に包み込まれ、一物は俺自身が驚愕するほどの勢いで大きく硬くなっていく。

「ああ…やはりむてき……」

息を吐いて謙信様が零す。
その間も俺は懐刀に陰核を鼻に擦り付けられ、無意識に舌で肉ビラを弄っていた。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「『膣内の浅い所の肉壁を尖らせた舌で突いてみると、懐刀は乳を揺らして悦んだ。
  「あっあっ、そ、そこぉ…」
 それと同時に彼女の腰の動きは激しくなり、俺の口元からは水音が……』」

「何を書いておるのだ、佐助」

「うおおおっ!?な、何でも無いぜ、旦那」

「そうか。そろそろ川中島に発つぞ、準備を怠るな」

「ま、任せとけって〜」

「うむ。ではまた後程」

「……ふー。副業で好色本書くのも楽じゃねぇなぁ。
 でも薄給だし、今まで出したヤツは好評みたいだし…特に伊達軍と長曾我部軍には。
 書き終わるまで、もう一頑張りしますかねぇ」

「では佐助よ、書き終えたらワシに一番に見せてくれぬか」

「ぎゃっ!大将!?」

おわり
787名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:10:14 ID:XPTa6/6c
佐助w

>>785>>786もGJ!
788名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:22:31 ID:hc2rT0wn
ちょwwwまさかの無敵wwww
789名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:37:10 ID:Z1jV6wFX
俺は名も無きただの農民でしかなかった。
田を耕し、妹と野山で遊び、夜は家族と囲炉裏で食事をとる。
そんな何気ない毎日が俺は大好きだった、ずっとこのままでよかった。


――――だが、平穏は突然崩される。


松永久秀、そして三好三人衆。
「卿には…そうだな、絶望を贈ろう」
炎に包まれる家屋と、無残な姿で横たわる妹。
「いい目だ、卿に与えた絶望…存分に育てるが良い」




「俺はその日から、妹や家族たちに誓ったんだ…あの男を倒せるような、もう大事なものを失わないような、無敵の存在になるのだと」
「直江…お前にそんな過去があったのか」
「すまないなかすが殿、柄にもなくしんみりとした話をしてしまって…そろそろ出陣の頃合いだな」
「しかし大丈夫なのか?毎度の事ながら一番隊を一人で背負うなど、謙信様も必要ならば兵を預けると」
「いらん、なぜなら俺は――」





無敵、だからな。
790名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:45:33 ID:Z1jV6wFX
見直してみると文に乱れが多すぎるorz
確認もせずに書き込むなよ俺…スレ汚しスマソ




直江の無敵発言にはきっと暗い過去が隠されてると思うのも私だ
次回作ではPCにならないかな…
他の武将やモブ武将、兵士はモデルチゥンジしてあるのに
直江だけあの外見、あの武器のままでとか
791名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 00:46:28 ID:Z1jV6wFX
なんだよチゥンジって…
チェンジの間違いです


今日は厄日だ
もう寝る
792名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 01:04:11 ID:C8Url6lV
なにこの無敵祭り
ふざけてるの







…いいぞもっとやれ!
793名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 14:17:54 ID:kG1hwmwj
>>791
まあ、その何だ。
どんまい



しかしまさかの無敵祭りにワロタwww
794名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 08:50:03 ID:OyWCLdNP
信長
伊達
KG
明智
長曽我部
利家
サスケ

浅井
毛利
豊臣
真田

えっちが上手そうな順に並べてみた
795名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 09:27:23 ID:sJzwtxY+
>>794
先生!右目はどのあたりに入りますか?
796名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 13:01:27 ID:yRDK5xai
>>794
馬鹿もん!
松永先生が一位だろ!
797長政×市 1/3:2009/04/22(水) 14:59:07 ID:jqOolyPU
空気を読まずに
>>563の書き込みを見て勝手にみなぎって書いたものを
今更投下してみる。長政×市で一応純愛もののつもりです。
>>563さん、無断でネタを使ってしまってすみません。







 寝乱れ、広がった黒髪が、そのまま闇に溶け込んでいるようだった。昼間でも血管が透けて見える
ほど白い市の肢体は、月の光に照らされ、より一層青白く見えた。夜着をはだけた胸を、ぎこちなく
長政の手が這う。やわらかな乳房を不器用にもみしだかれ、つんと尖った先端を指がかすめると、
市は熱い吐息をもらした。
 市の足の間に割り入り、長政はゆるゆると腰を進める。甘い痺れが市の腰に広がり、奥からあふれ
出る蜜が淫靡な水音を立てた。長政の動きは非常に緩慢で、慎重だ。焦らしているのか、それとも
肌を合わせるようになって日が浅い市を気遣ってか。
 長政は直情径行な彼らしくもなく、ゆっくりゆっくりと腰を浅く前後させ、市の媚肉を少しずつ押
し広げる。それが市にはたまらなくもどかしい。逞しい背に回された白い手に、ぎゅ、と力がこめら
れる。その動きに釣られてか、緩やかに押し進められていた肉塊が一気に最奥へと押し込まれた。
「……………っ!…」
 硬くたぎった一物が、うずく場所をかすめる。びくりと市の背がはねた。長政が前後に動くたび、
仰け反ったままの白い頤が声にならぬ声を漏らす。長政に組み敷かれたまま、市は必死で己の口を手で
押さえ込む。そうでもしないと、あられもない声をあげてしまいそうだった。


ふいに長政の動きが止まった。
「……あ………」
膣に与えられる快楽がとぎれ、思わず市は切なげな声を漏らす。
「…………長政…さま…?」
 つながっていた体が離れた。恐る恐る目線を上げると、長政は怒ったような困ったような顔で市の顔を
覗き込んでいる。
「…市…その……まだ、つらいか?」
「え……?」
何故?と問う市の目をまっすぐに見つめられず、長政は目を逸らしてしまう。
「……私が動くと、まだ痛むのか?」
「そんなこと…ない…」
 市はふるふると頭を振った。
 男根が抜き取られた後も、物欲しげに口をあけ、たっぷりと蜜を吐き出している花弁が何よりもそれを
物語っている。
「…嘘を言うのは悪だ。本当の事を言え!」
「……嘘じゃ…嘘じゃありません…」
 苛立ったような長政の声に、市は反射的に身を竦ませる。
「ならば何故、…そのように力を入れる?……痛むから口を塞いでいるのではないのか?」
 長政は決まり悪そうに、ぼそぼそと言った。いつもハキハキと物を言う彼らしくも無い。その様が珍しく、
市はまじまじと見つめてしまった。

798長政×市 2/3:2009/04/22(水) 14:59:43 ID:jqOolyPU
「…どうした?」
 苛立ったような声音に、困惑の色がまざっている。
「あの…市は………声を出してはいけないと思って…それで…」
「何故だ?他に聞く者がいるわけでもないだろう」
 突然の夫からの追求に、市はおろおろと視線をさまよわせ、目を伏せた。長い睫が影を落とす。
「だって…長政さま……無駄口は悪だって言ったから、市、静かにしてようと思って…」
「そっ…それは無駄口ではない!!」
 思わず口をついて出た言葉に、長政は「しまった」とでもいうように口をつぐむ。
「………何故…?」
 市は顔をあげた。吸い込まれてしまいそうな漆黒の瞳がじっとみつめてくる。
「それは……その……」
 反射的に顔を背けてしまう。いつも以上に言葉が出てこない。
「……………つまり…その……お前が辛そうだと、私も辛い」
「…………」
「つ、辛くないのなら、その……何だ、それなりの態度をとればいいのだ!」
 しどろもどろになりながら吐き捨てた自分の言葉に、顔が火を噴出すように熱くなる。市はそんな
長政の落ち着きのない様子を黙って見つめていたが、しばらくの思案のあと口を開いた。
「………長政さまも、市が気持ちよさそうだと、感じるの?」
「なっ…!なななにを…」
 突如として図星を突かれ、長政は息が止まりそうだった。
「…市は……長政様が気持ちよさそうだったら、市も気持ちよくなるの……」
 どっと汗を噴出させる夫の手を、たおやかな手が優しく包む。白い手はゆっくりと、硬く逞しい手を
己の乳房に導いた。
「だから……長政さま、市のこと、……好きにしていい……きゃっ」
 突然天地が反転した。市の上に長政の体が覆いかぶさってくる。
「ならば…力を抜け。我慢などするな!
 …………よ、よいな!」
 返答を待つことなく唇をふさがれ、舌が口中を侵し入り込んできた。
「ん……ふ…っ…」
 不慣れな口吸いに、時折歯がぶつかる。市は自ら舌を絡めた。互いの吐息に混じり、わずかな水音
が暗い部屋に響く。しばらく舌を吸いあい、唾液を飲ませあった後、長政は唇を離し、市のやわらか
な腿に手をかけた。
「あっ……はぁ…あんっ…」
 足を大きく広げられ、蜜を垂らし、ひくつく中心にずぶりと勢いよく一物が突きたてられる。市の
足がびくりと跳ねた。
「…くっ……」
 肉茎をきゅうと締め付ける襞の感触に思わず長政は呻いたが、そのまま荒々しく腰を抽送させた。
「はっあぁああっ…いいの…っ……きもちいいのぉっ」
 柔壁の天井を、反り返った男根の先でぐりぐりと擦られ、市の全身に甘い痺れが押し寄せてくる。
広げられた白い足が、しだいに長政の腰に絡みつく。もっともっと、とせがむように、長政の体を挟み
込み、胎内の奥へ奥へと誘いこむ。長政はそれに応えるように一層腰を強く叩き付けた。その度に
ジュプ、ジュプ、と愛液が掻きだされ、繋がり合う二人の肌に飛び散る。
「ひ…ぁあんっ……だめっ…だめぇ…」
 ぷっくりと膨らんだ肉芽を擦られ、市は一層高い嬌声をあげた。
「っ…う…くぅっ…」
 強烈に締め上げられ、長政は情けない声を漏らす。耐え難い悦楽の波が、もはや限界が近いことを
知らせる。ぞくぞくと背に走る電流を感じながら、長政は腰を打ち振るった。子宮口に硬い先端が
当たった瞬間、市の体を凄まじい快感が駆け巡った。視界が白く弾けると同時に、男根を呑み込んだ
肉襞が、精を絞りとろうと激しく締め付け始める。
「あっ…ああぁっ……長政さまっ…ながまささまぁ!」
「…くっ…い…市っ…!」
 熱く滾った大量の子種が、市の胎内ではぜた。何度も何度もしゃくりあげるかのように精を
吐き出すものを全身で受け止めるかのように、市は長政にしがみついた。やがて、射精が終わり、
力を失ったモノが吐き出されてからも、荒く息をついたまま二人はお互いを腕に抱き続けた。
799名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 15:00:09 ID:bR3B+6q+
>>794
親方様はどうした!?
800長政×市 3/3:2009/04/22(水) 15:01:11 ID:jqOolyPU
 市が目を覚ますと、日が随分と高かった。
 重たい体をどうにか起こし、市は侍女を呼ぶ。あれから何度となく求め合い、交わりあったのだ。
思うように体が動かない。何度も名を呼び、嬌声をあげたためか、妙に喉がひりつく。
 傍らに夫の姿はすでに無い。いつも朝早くから鍛錬をしている彼は、もうとっくに起床し、
外に出てしまったのだろう。
(長政さま……とても元気……)
 やけに黄色く見える春の光を浴びながら、市はそんなことを思った。
 どうにか身支度を整え、のろのろと朝食をとっていると、聞きなれた大きな足音が聞こえ、がらりと
音をたてて襖が開いた。
「市、遠乗りに行くぞ!早く支度をしろ!」
 部屋に入るなり夫は言い、市の前にどしりと座った。
「え…?」
 唐突な要求に、市はきょとん、と長政を見つめる。何故か長政の顔は耳まで朱に染まっている。
「き、今日は天気が良いからな!こういう日には遠乗りに行くのが正義なのだ!」
「でも…長政さま……」
「もうほとんど食べ終わっているな!行くぞ!」
「はい…」
 強引に手をとられ、そのまま身を起こされる。市は訳も分からず、ずかずかと先を行く長政に
ただただついていっていたが、城中の者たちの「ゆうべはおたのしみでしたね」とでも言いたげな目線を
感じるうちに、彼の唐突な要求と、城を飛び出さんばかりの早さで歩を進める訳が、なんとなく分かった
気がした。


 昨夜の余韻は市が思ったよりも長政の体に残っていたようだ。 
「ハイヤ……ぐあっ」
 いつものように馬に飛び乗ることができず、長政はしたたかに鞍に尻を打ちつけた。
「なっ…なにを見ている!さっさと乗れ!」
 決まり悪そうにそっぽを向きながらも差し出された手を取り、市は長政の前に座った。
 馬が歩きだす。春の風が優しく髪をなでる。
「………その……体は何ともないか?」
「はい…市は平気……」
 今更といえば今更な問いに、市の口元に微笑みが浮かぶ。

 ――春の日も、この人も、とても温かい…。

 長政の胸に頬を寄せながら、市はそっと目を閉じた。













―――――――――――――――――――――――――

以上です。
おそまつでした。
801名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 15:21:03 ID:Bzj8ngSS
長政も市も可愛いなw
GJでした!
802名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 15:52:24 ID:cfeIlwTZ
GJ
やばいめちゃくちゃにやけるわ…長政と市に目覚めちまったw
803名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 17:10:24 ID:BRg5zI9v
長政と市GJ!
待ってたよ、ほのぼのでイイ!
職人さんありがとう!
804名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 22:26:25 ID:d3fbpNnf
>>797
GJGJ!!!
「そっ…それは無駄口ではない!!」 に笑ってしまったよww
陽と陰で対照的な2人だからこそすごい萌える。

>>794
女の子版考えた。

お市
濃姫
まつ
かすが


いつき

女の子は、子供のいつき以外は皆それなりに上手そうなイメージww
805名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 22:38:13 ID:wBeRO4BS
>>804
市は無意識、濃姫は経験、まつは愛情
かすがは技術だけ知ってて、いつきは言葉さえ知らない
ですね、わかります
806名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 22:44:29 ID:oBzr0JAQ
大好きな浅い夫婦読めて幸せだわ。GJ
城中の人から「ゆうべは おたのしみ でしたね」
って顔で見られたらそりゃ飛び出したくもなるわww
長政の方がそういうの気にしそう
市は「何で恥ずかしがるの?市、わからない…」ってイメージw
807名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 23:10:16 ID:Apy+m464
>>806
一瞬けんしんさまが言ってるのかと思って、
そりゃ他国の人にいつの間にか知られてたら逃げたくなるよなぁ
と納得してしまったwww
808名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 23:19:28 ID:XiQAZQTx
「けんしんさまが見てる」ですね。わかります。
809名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 23:27:14 ID:OyWCLdNP
右目は長曽我部と利家の間、親方様ぁぁぁは毛利と豊臣の間くらいだとオモ

松永先生は殿堂入www
810名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 23:54:23 ID:AvML3sIr
はははははははははれんちでござる!
811名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 23:55:16 ID:XwHXLkV+
浅井夫婦大好き!!GJ!!GJですぞおおおおおお!!
812名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 01:18:26 ID:asRzdcyN
GJGJ!!浅井夫婦が好きすぎて討死しそうだ。
813名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 19:28:50 ID:WupQ3Ue6
市に髪コキされたい
814名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 20:04:32 ID:KWDEqHvj
浅井夫婦は初心な所がとても滾りますぞ。
GJGJ!

815797:2009/04/23(木) 22:23:25 ID:N9Y+faW7
名無しに戻ろうと思っていたけどちょっと訂正箇所があったので帰ってきました。

>>798ですが最後から3行目

×
全身で受け止めるかのように、


全身で受け止めようと、


です。保管職人様、よろしければ保管の際に訂正お願いします。
何度も見直したはずなのに申し訳ないです。


最後に、GJありがとうございました。
機会があればまた寄らせてもらいます。
816名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 17:24:15 ID:iP0wKCet
相思相愛のサスケかすが
紫の上計画の伊達いつ

…をいつか書きたい。
もしくは読みたい。
817名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 21:37:55 ID:U52sMMhQ
>>816
特徴のあるsageだね
818名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 22:12:01 ID:iP0wKCet
あ、ほんとだ。ケータイ房だからかな。
教えてくれてありがとw
819名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 22:12:50 ID:ro/r1/KA
>>817
いってやるなよ
だから皆スルーなんだ
820名無しさん@ピンキー:2009/04/25(土) 22:43:41 ID:iP0wKCet
そうだったのか…
空気読まない発言してごめんね。

スレももうすぐ新しくなることだし、自分ロムに戻ります。

どうもすみませんでした。
821名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 17:31:54 ID:7pxaHaBz
新スレ前に>>416から>>800までのログぶちこんだ私設仮保管庫作ってきた。
でしゃばりスマソ

ttp://id33.fm-p.jp/329/bsrshelter/

「載せるな」「誤字直せ」etc.あったらご一報下さい
822名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 17:38:48 ID:wwO4xjWk
GJと言いたいところだが、そのサーバーはエロおkなのか?
823名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 21:58:11 ID:7pxaHaBz
>>822
うっかりしてた
指摘d
作り直しました

ttp://65.xmbs.jp/bsrshelter/

34件中20件保管済
824名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 22:01:42 ID:k8/QapNB
>>823

保管庫更新止まってるからな
あと携帯から何作品か見れなくなっていた
825名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 22:27:30 ID:YOhM6hC/
>>823
乙です

保管要員さん忙しいのかね
とりあえず自分も保管要員に立候補しておいた
現在返信待ち
826名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 22:50:09 ID:fzyRwr36
>>823
乙です

検索避けしてないみたいだが必要無い?
827名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 23:27:29 ID:7pxaHaBz
何度もごめんなさい

・検索避けしました
・携帯全キャリア解禁してあります
・「タイトル」(1/4)←この表情が出るSSは画面下の「#次n」を押さないと続きが出ません


取り急ぎここまで
828名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 08:59:43 ID:0u+nDOw2

乙です!
佐助×かすが×幸村を読ませて頂いたのですが
幸村とかすが…良いなぁ、と思いました(´∀`*)

幸かす萌え萌え!
829名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 10:41:51 ID:lbiDTpUv
乙です

最近来始めたんだけど、>>1の保管庫の女体化を好奇心と怖いもの見たさで見た
何あの泣ける話
夜中にボロ泣きしてしまた
830名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 13:23:21 ID:w7AQczn+
>>829
kwsk
831名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 16:55:22 ID:oPrmipP0
>>829
何を読んだんだ
だが、女体化なら避難所に書くと良いかと
始めはキモそうだなとか思いつつ
怖いもの見たさで行ったら意外と良かったんだよなあ
832名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 18:00:21 ID:lbiDTpUv
>>830
政宗のやつ


>>831
すまん迂闊だった
これからは避難所に書くわ
なかなか良くて驚いた
833名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 22:45:15 ID:w7AQczn+
>>832 今度読んでみるよ、ありがとう

そういや保管庫久しぶりに更新されてたね
過去スレのがまだなかったのが残念だが
834名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 23:19:15 ID:YfrEElRB
保管庫更新されてる?
俺が見た限りでは12月で止まってるけど
こっちのブラウザがおかしいのかな

>>829
避難所、今過疎ってるからどんどん感想くれて賑やかしてやればいい
女体化はエロ以外をがっつり描写する職人が多い印象
そういうのが読みたければいけばいいよな
835名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 23:23:32 ID:yQAkxiuF
女体化とか好きじゃないからスルーしてたけど
そんな良い話有るなら読んでみよ
食わず嫌いだった
836名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 23:33:09 ID:bX8r4AVy
女体化については元はスレチだからこの辺で終了

保管庫更新乙
837825:2009/04/29(水) 23:42:49 ID:JpKHz0Ul
825だけどID認証されたから
昨日から少しずつ保管作業進めてる

過去の分も含めてリンクおかしいところとかあったら報告お願いします
838名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 00:40:47 ID:pjYOiKNM
>>837
乙であります!

気が付いたら報告します
839名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 01:33:44 ID:YUaCzTHL
>>837
乙でございまする!
840名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 20:22:05 ID:BGw5SvWq
おっぱいランキング
かすが(G)>>まつ(E)>市(D)>濃姫(C)>>>>>>>いつき(AA)

異論は認める
841名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 21:59:18 ID:gUUEKMXT
>>840
個人的には、市(F)>かすが(D)>濃姫=まつ(C)>>>いつき(まな板)ってイメージだ。かすがはあの衣装でバストライン維持するには、どんなに鍛えていてもDくらいかなーと何となく思って。

いつきは……将来的にはEくらいでwww
842名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 22:41:04 ID:01bMscqo
市がF……?
843名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:01:01 ID:xSc3/tF9
市は乳よりも尻や太腿の印象が強いのでいいとこDってかんじ
844名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:04:13 ID:r3v5WDh2
胸は市よりも濃姫・まつのがおっきいと思う
845名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:06:38 ID:H26OeFsw
ちゃんと大きさがわかるのってかすがぐらいだな
846名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 23:21:18 ID:EBTJ0jIB
かすがのおっぱいは謙信様の元に来てからますます大きくなりました
風呂場や閨でマッサージしてもらっているんだろう
847名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 00:49:16 ID:SwEsbyco
馬鹿野郎その理論で行くとまつが最巨乳だろうが
年がら年中旦那と乳繰り合ってるんだろ
848名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 00:56:45 ID:eXNm2SjO
とりあえずいつき以外は全員はさめそうな気がする
849名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 01:07:26 ID:T1vDppqr
お前らの乳談義の熱さに感動した

いつきはC一歩手前で止まって、大きくしようと揉んでもらえばいい
微乳を寄せて揉みしだくのもいいもんですよ
850名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 03:00:50 ID:sNmTmll6
>>849
むっつり筆頭の出番ですね

分かります
851名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 06:59:00 ID:FF1Jf3WB
ロリコン筆頭がアップを始めました
852名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 08:16:38 ID:qgwQdGjn
いつきは将来巨乳になるな。

アニメかすがの衣装から、いつ乳首がこぼれないかと心配になる。
853名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 09:04:02 ID:e3+Lwy50
>>852
残念ながらアソコは上半身の絶対領域なので物理的法則では見えていても
我々からは見えないのです

育ったいつきの微乳を育てるためにむっつり筆頭は女性ホルモンが分泌されるよう
特に敏感な乳首をいやらしくこねまわすんですねわかります
854名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 09:11:03 ID:bKJkOkCn
女性は二次性徴が始まって乳房隆起がはじまると
胸にしこりができて痛い思いをするらしいが
そんな時期に乳揉みされたら痛くて泣いちゃいそうじゃないか?
素晴らしいな。これは素晴らしい
855名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 09:58:50 ID:qgwQdGjn
確かに中学生くらいの時は無理に押すと超痛いけど、優しく触れば全然問題ない。というか敏感な分、成人女性よりも快感得られる希ガス。


バサラの男キャラはそれなりにいい地位で女には不自由してなさそうだし経験ありそうだから、うまくやってくれるでしょう。
856名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 14:00:29 ID:+KbzjFk9
皆の乳談義に触発されて小説書いたよー!
容量ぎりぎりだけど何とかなりますように。。

それでは注意書きです。
・伊達×いつき 
・本番はありません。
・いつきの胸の描写が書きたかったので、筆頭の描写がだいぶおざなりです。

それでもおkな方はお読みください。
857名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 14:00:31 ID:JiEnSGlD
幸村と秀吉は思春期の敏感なおっぱいを握りつぶしそうだ
858成長期 1/4:2009/05/01(金) 14:01:39 ID:+KbzjFk9
「おい。」
「…?何だべ。」
「お前、その服で、なんともねぇの??」

晴れたある日の昼下がり。
久しぶりに青葉城に遊びに来ていたいつきに、政宗は碁の打ち方を教えている所だ。
碁盤を二人で囲み、白と黒の石の位置について政宗が説明していたのだが、そうなると自然と、いつきは碁盤を覗き込む格好になる。
いつきが好んで着ている服は、本人曰く『農作業がしやすいから。』という理由で、おとぎ話の金太郎が着ているような薄い前掛けにショートパンツだ。
背中はぱっくり開いていて、肌の色が人の目を引くが、「子供だから」という理由で、城内では黙認されている節があった。
そんな服を着たいつきが政宗の目の前で屈みこむと、胸元の布地が開いて奥まで見えそうになる。
目の前でちらちらと胸元を見せられ、視線のやり場に困った政宗が、いつきの服装について心配するのも無理がなかった。

「どういうことだ?」
「だから…見えそうだって言ってんだよ。胸!」
とぼけるいつきに少々苛つきながらも、正直に教えてやる政宗。このまま黙って少女の胸を眺めているという手もあったのだが、馬鹿のように真っ直ぐに育ってきたこの奥州筆頭は、思ったらすぐ、口にせずにはいられない。
いつきはころんと起き上がると、自分の平べったい胸元を掌でとんと押さえて、
「あぁ、こんなもん、どってことねぇべ。まわりの姉ちゃん達みたいにボインなわけでもないし〜」
そう言ってけらけらと笑った。
「そういう事じゃないっつーの。お前が良くてもなぁ、周りが気にするだろう。そんな露出してて、どっかの悪い男に無体を強いられても知らねーぞ。」
いつきの返事に苛立ちを募らせながら、多少キツめに脅しをかける政宗。
成長途中のこの少女が、男たちから助平が目で見られる所を想像しただけで、腹が立ち殺意が沸く。
年頃の娘を持つ親の心境か、はたまた自分の女を独占したいという男の心境か。
こいつは、俺のもんだ。…無意識のうちに、政宗は心の中でそう思うようになっていた。
859成長期 2/4:2009/05/01(金) 14:02:50 ID:+KbzjFk9
「無体??マサムネにはそんな度胸ねぇべ。」
政宗の気持ちを知ってか知らずか、いつきはけらけらと冗談を言って政宗の忠告を一蹴する。

「………。」
いつきの言葉に、黙る政宗。
突然黙ってしまった青い侍に、いつきは少し心配そうに小首を傾げて顔を覗き込もうとした。
途端に、
「いつき、ちょっとこっち来い。」
低い声で政宗がそう言ったかと思うと、
「ひゃっ!」
いつきの二の腕をぐっと掴み、自分の脚の間に力任せに引き寄せる。
小柄ないつきがいとも簡単に自分の腕の中におさまってしまうと、政宗は中庭に開いていた部屋の障子を乱暴に閉めた。
パシッ!!
障子が大きな音をたてて閉まると同時に、いつきの前掛けの脇の隙間に、自分の指を滑り込ませる。普段から、着ているか着ていないか分からないようなすかすかの前掛けであったため、政宗の大きな掌を、服はいとも簡単に受け入れた。
「や、ちょ、くすぐったいだよ。」
政宗に後ろから抱きかかえられ、服の中に手を入れられたいつきは、混乱しながらも、身を捩じらせてもぞもぞと動こうとする。
「お前がこんな格好してるのが悪い。」
そんないつきを逃がすまいときつく抱き寄せ、政宗は右手で器用にいつきの胸を探っていく。
「ひゃっ…ど、どこ触ってるだ!」
初めて他人に胸を触られたのだ。いつきはぞくりと身震いして、自分の力が抜けていくのを感じる。
「Ha,いっちょまえに胸あるじゃねぇか。」
服の上からはほとんどその形を主張していなかったが、触ると解る。いつきの左右の乳房は、女であることを主張するかのようにわずかに膨れて丘の形をしていた。親指でくいっと押すと柔らかい弾性があり、他の指でかき集めるように揉むと、ふにふにと暖かい感触が返ってくる。
「離せって…」
「うっせぇ」
もぞもぞと無駄な抵抗をするいつきに、政宗は思わず掌に力を込めた。
「ひゃん!!」
途端に、おとなしくなるいつき。
「いたぃよ…」
860成長期 3/4:2009/05/01(金) 14:03:35 ID:+KbzjFk9

いつきの胸の中心部にはそれぞれ左右に1つずつ、栗の実ほどのしこりがあった。
それは、成熟しきっていない女の体の象徴であり、その熟れていない部分を強く刺激すると、少女の胸元には激痛が走る、と、いつの日か猥談で聞いたことがあった気がして、政宗はふと思い出す。
大人しくなったいつきに満足した政宗は、ニヤリと笑うと、
「…暴れると痛くするぜ?」
そう、耳元で囁いた。
まるで悪役である。
「…どういうつもりだ、マサムネ。」
目に涙を浮かべて、自分の背後にいる青年の顔を縋るように見上げる。見慣れたはずの左目は、今までに見たことのないような尖った光を帯びていて、いつきはその表情に雄の匂いを感じた。
恥ずかしい。痛い。怖い。…でも、何だかドキドキして胸が苦しい。
「うるせぇ。お前は黙って揉まれときゃいいんだよ。」
政宗はそう言うと、いつきの体を押さえていた方の手も、胸元に滑り込ませた。
普段から剣を握っている政宗の指先は、少し硬くささくれ立っていて、その硬い感触がより一層いつきの胸を刺激する。
「ぁ…」
さっきは痛かったはずなのに、再びいつきの胸元に甘い痺れが広がった。
政宗は両手で、それぞれ左右の胸をすっぽりと包む。小さいけれども柔らかい胸は、大きな政宗の掌の中にすっぽりと納まってしまった。
下から掬いあげるようになで上げ、左右の胸を寄せるように押し上げると、小ぶりながらも薄っすらと胸の谷間が作られる。
胸の谷間を楽しむかのように数回揉みあげると、今度は小さく硬くなってきた乳首を優しく摘んだ。
「…んっ…」
乳首を摘まれたとたん、いつきの股間にぞくりと電撃のような衝撃が走ったかと思うと、上半身の力が一気に抜けた。
「もう…おら、駄目……許して……」
「駄目だ。許してやんねぇ。」
がくりと肩を落とし、前のめりに腕をついて体を支えるいつきを、政宗は容赦なく攻め続けた。
861成長期 4/4:2009/05/01(金) 14:04:15 ID:+KbzjFk9

次の日。
「マサムネーーー!!!」
「おう、どうしたいつき。」
いつものようにとことこと走ってくるいつきに、これまたいつものように政宗も返事をする。
「どうしたもこうもねぇ!お前のせいで、太っちまっただよ!!」
「あ?」
ぷりぷりと怒るいつきの顔の下に政宗が目線を落とすと、水色の前掛けはぱんと大きく張っていて、左右に薄っすらと乳首の形が浮き出ている。
「…Ah…卑猥ってレベルじゃねぇな。」
一度揉みしごいただけで、ここまで効果が現れるとは。
「怖いねぇ、成長期って。」
ニヤニヤと笑う政宗に、
「冗談言ってる場合じゃねぇ!どうしでくれるだ、動きにくいったらありゃしねぇ!」
猫のように大きな瞳を鬼のようにつりあげて、凄い剣幕で迫ってくるいつき。
「解ったって。」
そう言うと、政宗は廊下に向かって大きな声で
「おい!」
と叫んだ。
即座にととと…と足音がして、若い女中が一人やって来る。
「はい、政宗様。」
政宗はいつきの肩を抱き、女中の方にぐっと押しやると、
「こいつに、例のもん着せてやってくれ。」
「はい、かしこまりました。」
女中にいつきを引き渡した政宗は、
「サイズが合うと良いな、girl??」
そう言って、ニヤつきながら去っていってしまった。
「????」




その日以降、いつきは女物の着物を着るようになったという。
もっともその理由は、政宗が南蛮から取り寄せたという「ぶらじゃぁ」という肌着を着けるようになったため、背中から「ぶらじゃぁ」が見えてははしたない、と、小十郎に窘められたからなのだが。
862856:2009/05/01(金) 14:08:17 ID:+KbzjFk9
以上です。いつきたんの防具には「ぶらじゃぁ」があっても良いと思う。
もしくは、アイテムで、「装備するとクリティカルヒットの確立UP。ただし男の敵に限る」みたいな。

>857
ワロタww
863名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 14:16:45 ID:uyyrlx0P
>>857
秀吉なら片手で掴めます
864名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 15:29:56 ID:JiEnSGlD
>>856
GJ!
いつきたんかわいいよいつきたん!
青いお侍は悪いお侍だなw
865名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 15:44:33 ID:4rGUKWtj
新スレたててきた
移動&保守ヨロ

戦国BASARAでエロパロ 信者6人目
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1241160037/

>>856
筆頭ゴッドハンドだなwwwwワロタw

↓↓↓以下スレが落ちるまでおっぱい祭り↓↓↓
866名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 16:04:42 ID:4rGUKWtj
すまん、他板に誤爆した…orz

新スレはこちら
戦国BASARAでエロパロ 信者6人目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1241161410/

削除依頼出してくる
867名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 16:41:00 ID:InTIjCQP
ちょwアニメ板wwヤバスww
ともあれ乙です。
868名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 17:52:01 ID:qLliv/s5
大丈夫だwwBASARAじゃないが、自分が見た中で一番酷い
他板への誤爆は全く関係ないアイススケート板だったぞw
869名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 20:12:44 ID:FF1Jf3WB
俺は無敵…
無敵だから誤爆など関係ないっ!
870名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 21:08:26 ID:kBqXhMT7
うめがてら頭を駆け抜けたもんでも




「おや帰蝶、鏡などみてどうしたのですか?」
「桃丸…ねぇ、どうしたら胸は大きくなるの?」
「は…はぁ、胸ですか?」
「母上は大きいのに、私はまだまだこんなだもの…」
「こ、こんなと言われましても直接見ないことには…」
「こう?」(ぺろん)
「っ!!!」


川|*∀゚*川=з


幼い帰蝶たんはおっぱい小さいこときにしてたらもえるのに
871名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 21:59:15 ID:mI9qEAGf
地味に光秀×濃姫多くて嬉しいでござるうめ!
872名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 22:00:39 ID:Y+eT+Vnz
>>870
萌えた!GJ!
桃丸も帰蝶もかわいいよw

川|*∀゚*川←桃丸喜び過ぎww
873名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 10:35:03 ID:V/kXPC8y
>>856
効果覿面すぎるwGJ
>>870
川|*∀゚*川=з
そしてこの顔ww
874名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 19:54:27 ID:hd+p2PkJ
うめ
875名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 00:04:57 ID:A5KE3m/L
次スレの繁栄を願って
うめ
876名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 04:30:30 ID:vimRsXcs
お館様×けんしんさまの槍、一!
877名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 09:02:23 ID:BWLY+8b6
佐助×かすがの槍、二!
878名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 10:01:10 ID:mJUrdd3u
光秀(桃丸)×濃姫(帰蝶)の槍、三!
最近光濃増えてウレシス
879名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 11:49:01 ID:WcNn1hUu
長政×市の槍、四!
880名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 13:59:18 ID:fTznYLCg
伊達×いつきの槍、五!
881名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 14:19:32 ID:ZXW0IGQ7
利家×まつの槍、六!
882名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 16:14:36 ID:wCFAGpGm
一本多いじゃねぇか
883名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 20:03:55 ID:WZKo5AfB
6人揃って我ら戦国最強埋め六本槍!!



爆散!!
884名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 00:00:10 ID:BWLY+8b6
これが最終レスなら
次スレでも俺は無敵!
885名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 00:06:06 ID:nykhJcNU
>>884
ざんねんでしたね


埋め埋め
886名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 00:46:55 ID:irkizm/f
無敵!
887名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 02:31:42 ID:by4nIhJj
俺は無敵!
888名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 08:13:42 ID:gB7tN+lY
俺は直江兼続
皆ご存じの通り無敵だ

カチンとPSPのスイッチを入れる
俺はBHを起動させ、同僚のかすがのストーリーモードを選択した
□ボタンを押すとモデルが表示された
「何をしている」
後ろ向きにし、誘うように揺れるかすがの尻を見て無敵なソロ活動を始めようとした瞬間声がした
「全く……いつもしてたのか?」
「!」
驚き振り向けない無敵な俺の後ろから手が伸び、白い指が無敵状態のそれをそっと握った
「馬鹿……ここに本人がいるだろう」
背中にやわらかな二つの膨らみが押し当てられる
俺はm
このスレッドは終了しました
889名無しさん@ピンキー
やはり駄目だったか………
だが俺は無敵!リベンジだ!


俺は無敵
今目の前で起こっている状況に混乱している
だが俺は無敵
いつだってドライブ状態だ

「ふ……どうせスレも最後なんだ。たまにはいいだろう」
かすがの胸が目の前でふるふると揺れる
いつもあのギリギリ感溢れる衣装は既につけられてはいない

そう、あの秘密の領域が目の前でさらされているのだ
俺は無敵

「あ……ん、ふふ、それにしても流石、無敵だな……ああ!」
目の前の膨らみに無敵に吸い付くとかすがはびくりとしてそれを俺の無敵顔に押し付けてきた

「あ、あ、こんな……こんなに無敵だなんて……凄い無敵だ!」
そう、俺は無敵
「あん、無敵い!むてきい!」
俺を称えるようにかすがが叫ぶ

俺の常にドライブ状態の無敵が気に入ったらしい

かすがは俺の無敵ぶりを味わいながら手w