マクロスFRONTIERでエロパロ2発目

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1名無しさん@ピンキー
マクロスF(マクロス・シリーズ他作品含む)エロパロを扱うスレッドです。
SS投下開始と終了はわかりやすく記入。
カップリングも記入。
名前欄にSSのタイトルを記入。

マクロスF公式サイト
ttp://www.macrossf.com/
シェリル・ノーム公式ブログ
ttp://ameblo.jp/sherylnome
ランカ・リー公式ブログ
ttp://ameblo.jp/rankalee

ログ保管庫
http://www11.atwiki.jp/macrossf-eparo/

前スレッド【ヤック】マクロスFRONTIERでエロパロ【デカルチャー】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198594209/
2名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 13:15:50 ID:3H/co4Cl
スレタイ案にあった【】は長いとはねられたので割愛したよ
またマクロスピードで萌えていきませう
3名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 13:17:25 ID:YYbKxDfW
       ___
   ,.イ /´. . .  ̄.`iミ.、
  / . /. . . / . l . . . .} . . \    
 / . / . . ././.,イ. . . .ハ. .ヽ. .ヽ    
 'ァ'  /  /! ハ  ハ  !  iヾ_        
 !´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ    
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   ゆっくり読んでいってね!
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!     
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ  

>>1乙でした
4名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 13:41:53 ID:ZogJLcQW
ランカの同人を読んだ。何あのかわいさ。
全身で感じまくるランカのかわいさは異常
5名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 14:02:40 ID:P2D7beN6
オズマキャシーで(´人`)おねがい♪
それを覗くランカ付きで
6名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 14:34:50 ID:YYbKxDfW
ラビット1、投下開始!

内容アルシェリ。
後半かなりエロ風味!
前スレ696-701の続編!

エロが苦手な者は私の視界から去れッ!
いくぞおおぉぉーーーーッ!!
7メイク・ミー・バースト1:2008/06/10(火) 14:35:46 ID:YYbKxDfW

#Another3 メイク・ミー・バースト

シェリル・ノームは多大な努力を払って大あくびをかみ殺し、目の涙をこすった。
(ふあ・・ねむ。この授業、退屈なのよね・・いつも)

美星学園の航宙課パイロットコース。新地球統合軍やSMS、地球から移民星への定期航路便や貨物輸送会社など、
銀河を巡るさまざまな分野で活躍する人材を育てる過程である。

パイロットコースの座学は控えめに言っても退屈で、先週はえんえんと前世紀からの航空宇宙史を
覚えたかと思えば、次の週はポケットコンピュータ一個でフォールド座標の計算に挑戦したりしている。
将来ほんとうにパイロットを目指すなら別だろうが、正直いってシェリルがこのコースに
編入した理由は、EXギアで空を飛ぶ飛行実習が気に入っているからで、なんちゃら粒子とか
ナニヤラ現象とか、フォールドにおけるタイムパラドックスの考察とかは、
彼女にとってぜんぜんエキサイティングではない。

あまりにも退屈したシェリルは、ほおづえをつきながら、彼女がこのパイロットコースにいるもう一つの大きな理由である
早乙女アルトを斜めうしろから観察して過ごすことにした。
(フフッ。マジメな顔しちゃって。なかなか凛々しいじゃない)
アルトはパイロットコースで2位の成績を誇るだけあって、どんな授業でも常におろそかにしない態度で臨む。
いまも彼は右手でクルクルとペンを回し、テキストとノートにそれぞれ何か書き、軽くうなずきながら授業を聞いていた。
(やっぱり、真剣な顔してるといい男よね。アルトって)
この男が自分の恋人だと思うと少し顔がゆるんでしまって、それを教師に見られぬように、
そのたびシェリルはマジメな顔に戻す努力をする。

(でも最近、全然デートしてないし、お泊まりもできないし・・つまんない)
シェリルがアルトの部屋で一夜を過ごし、彼に処女を捧げたあの夜から2か月。
忙しくて時間がどうしてもかみ合わないふたりは、一度もデートをしていない。
学校では毎日顔を合わせるが、周りには2人の関係は秘密なので、それも含めてシェリルは
いろいろと、ものすごく欲求不満なのだった。
(また行きたいな・・アルトのうち。今度はもっとゆっくり・・いっぱいしたい)
そう思うと、シェリルの胸はドキドキしてくる。処女喪失のときは少しも余裕がなくて、
全部アルトのリードで終わった。二回目で余裕たっぷりなはずはないが、最初のときより少しはマシだろうと思える。
だが明日の休日も、運悪くシェリルの方に撮影の予定が入っていて、結局またすれちがう週末になりそうだった。
8メイク・ミー・バースト2:2008/06/10(火) 14:36:18 ID:YYbKxDfW
「じゃあこの質問を・・シェリル・ノームくん、答えたまえ」
「あっ!?・・えっ?はい!」完全に不意を突かれたシェリルは、そこまでの教師の声をまったく聞いていなかった。
「返事は元気でよろしい。いまの質問の答えを」光るメガネの奥から、教師が厳しい目で見つめてくる。
(質問?質問ってなんだっけ。ぜんぜん聞いてなかった・・適当にアポロ13号!とか言ってもダメよね)
「パーセク。記号はpc」シェリルにだけ聞こえるように低くつぶやいたアルトの声が、
今まで彼女が聞いたこともない単語を教えてくれた。
(何よパーセクって?pcってパソコンの事?)
「いいから、そのまま答えろよ」アルトの声にうながされた彼女は、覚悟して答えた。まちがってたら後でひどいわよ。アルト!
「ぱ・・パーセクです。記号はpc」シェリルの答えを聞いてもイエスともノーとも言わずにいる教師の態度は、
正解をギリギリまで言わない、人気クイズ番組の司会者を連想させた。
「・・正解だ。フォールド航法以前の天文学では、1パーセクはすなわち3.26光年を表した。フォールド航法を得て、超天文学的な距離を移動できる現在は・・」

授業が終わって、学生たちがバラバラと教室から出て、カフェテリアや実習などに散っていく。
「ありがとアルト。さっきは助かったわ」
自販機エリアにいたアルトとルカのところにやってきたシェリルに、ルカが言った。
「危なかったですね。質問は"フォールド航法以前の、3.26光年を1とする単位とその記号を答えよ"でしたよ」
「それが"パーセク"ね。たぶん二度と忘れないと思うわ」彼女はため息をついた。
「お前、何ボケッとしてたんだ?あの先生、航宙課の中でも厳しいんだぜ」
シェリルは自販機で紙パックドリンクを2つ買い、
「何でもないわよ!ちょっと気が抜けてただけ。これ、お礼ね」と言うと、アルトにひとつ放ってよこす。
9メイク・ミー・バースト 3:2008/06/10(火) 14:37:29 ID:YYbKxDfW
「おっ、サンキュー」もらったそのドリンクをグッと飲んだアルトの顔に、エグ味のある表情がみるみる広がった。
「おまえ・・お礼って言いながらこれ、七色ニンジンジュースかよ!罰ゲームか!?」
アルトは(おいしくニンジーン!七種類の宇宙やさいドリンク!) と書かれた紙パックをゴミ箱に叩きこんだ。
「わあっ!もったいないですよ先輩!それ結構おいしいのに!」

(罰ゲームよ。私がボーっとしてたのはアルトのせいなんだから)
シェリルが七色ニンジンジュースのマズさをルカに力説するアルトを見ていると、彼女の携帯コミュニケータが振動しはじめて、
通話が着信したことを知らせた。表示されたグレースの名前で、仕事の関係とわかったシェリルは
ふたりから離れて、窓ぎわで着信を取り、話し始めた。
「もしもし。グレース?・・ええ、明日の件・・えっ!?それホントに?グレース。ええ・・ええ。わかった。知らせてくれてありがとう」

「なんか、いいことでもあったのか?」跳ねるような足取りで戻ってきたシェリルに、
口直しにコーヒーを飲んでいたアルトが聞いた。
「ふふーん、ちょっとね。あ、そう言えばルカくん。さっきナナセがルカくんを捜してたわよ」
ここからの話を聞かれないように、シェリルはルカにちょっとウソを言った。
「そうですか。じゃあ行ってみます。アルト先輩、また後で」そう言うと、
ルカはすなおにそこから去っていった。

「ねえアルト?」彼女はないしょ話をするように声をひそめた。
「ん、どうした?シェリル」
シェリルは、周りに誰もいないときだけ、彼女を呼び捨てるアルトのクセが好きだ。彼にとって、
自分はスペシャルなのだと実感させてくれる。
「今夜、アルトの部屋にお泊まりしに行っていい?あした私、オフになっちゃった」
10メイク・ミー・バースト 4:2008/06/10(火) 14:38:28 ID:YYbKxDfW
「わあ、すごいじゃない。これ、アルトが作ったの?」
学校が終わったあと、ホテルに戻って着替えなどをすませたシェリルがいそいそとアルトの部屋にやってくると、
ちゃぶ台という和風のテーブルの上に、ローストビーフ、シーフードサラダ、パン、チーズなどが並んでいた。
「急に言いだすから、サラダと前菜ぐらいしか作る時間なくて。他は買ってきた」
「平気よ。お腹すいてたからうれしいわ」
シェリルはローストビーフをつまみ「ん、おいし」と微笑むと、持ってきた紙袋からワインボトルを出した。
「ワイン持ってきたの。冷やしたほうがいい?」
「それ、赤だよな。もうできるから、そのままでいい」
シェリルはキッチンに立つアルトの後ろから、薄くスライスしたマグロに注意深くソースをかけるその手先に見とれた。
「ねえアルト、これは何を作ってるの?」
「炙りまぐろのカルパッチョ。この前、牛肉でカルパッチョ食べただろ?まぐろで作ってみた」
「ふふ。すごいなーアルトは。これならいつお嫁に行っても大丈夫よね」
「なんでそこで嫁なんだよ」最後にルッコラを散らして皿が完成し、簡単なディナーの用意ができた。
「さ、食おうぜ。オレも腹が減ってきた」

「アルト。ひとつ聞いてもいい?」少し酔って満ち足りた口調でシェリルが言った。
夕食は終わって皿は全部片づけられ、ちゃぶ台に半分残ったワインとチーズが残っている。
アルトの大きなワイシャツだけ着たシェリルと、部屋着のアルトは並んで、映画をやっているテレビの画面を眺めていた。
「・・内容によるってとこだな」
「この前ここで・・した時、不思議に思ったことがあったの。私はとっても気持ちよくって、
もう何がなんだかわからなくなってたけど」
シェリルの手がアルトのそれをさぐり当てて、指が絡まりあう。
11メイク・ミー・バースト 5:2008/06/10(火) 14:38:56 ID:YYbKxDfW
「アルトがね。私に・・入ってくるとき、すごく・・冷めた顔してるのが不思議だった。どうしてこんな時、冷静な顔してられるのかって」
「そんな事、マジメに聞くか?・・なにつまんない事考えてんだか」
「つまんない事ってなによ。初心者の素朴な質問よ?答えてアルト」興味津々なシェリルが、アルトの顔をじっと見つめた。

「あのな。男はあの時・・あえて他のことを考えて、感じないようにしてんだよ」
「どうして?」
「男が女みたいに感じてたら、すぐ終わっちまうだろ?短いと、シェリルが不満かなって思うからそうするの!恥ずかしいからもう聞くな!」
一気に言いきったアルトが照れかくしにそっぽを向いてワインを飲むと、
それを見ていたシェリルはプッと吹き出すと、笑いだした。
「何よそれ。私が死ぬほど感じてるときに、アルトは頭の中でなにか計算でもしてたの?」
「オズマ隊長だよ。<<その腰の振りはなんだアルト!ふざけてんのか?じじいのファックの方がまだ気合いが入ってるぞ!>>って怒鳴られてるとこを想像してる」
それを聞いたシェリルは腹を抱え、床に転がって笑いつづけた。
「やめてアルト・・笑わせないでこれ以上・・わたし死にそう」
(まえのデートの時も爆笑されたよな?オレ・・)アルトはシェリルを見ながら自分のグラスを空けた。

しばらくしてようやく笑いが収まった彼女は、起きあがってひとくちワインを飲むと、
トロリとした目つきで挑発的に言った。
「ふふ。おっかしい。じゃあアルトがとっても上手にしたら・・隊長さんがほめてくれるの?」
「それは、やってみないとわかんないな」彼女の気分が変わるのを察したアルトが応じるように笑う。
12メイク・ミー・バースト 5:2008/06/10(火) 14:39:35 ID:YYbKxDfW
グラスに残った赤ワインをクイッとひとくちで空けたシェリルは、
座ったアルトの横に四つんばいで寄ってくると、彼の脚をまたいで肩に手をかけ、キスした。
唇が開かれるクチュッと小さな音と共に、彼女が口の中にためていた赤ワインが、
アルトに口移しで流れ込み、彼はそれをコクッコクッと飲んでいく。
「んふっ・・残さずぜんぶ飲まないと・・もったいないでしょ?」セクシーな気分のシェリルは、
ワインの味のする唇をペロッと舐めた。
「それなら、ここにも残ってる」
アルトはシェリルの腰を抱くと、彼女の開いたワイシャツの胸元に唇を寄せて、こぼれたワインをチュッチュッと吸った。
ワインの酔いも入ったシェリルは、体をひねると、アルトに思いきりキスをした。
「んっ、うんっ・・アルト・・大好き・・」ディープキスの粘着質の音が、燃え上がったシェリルの性感に油を注ぐ。
この部屋で初めてアルトに抱かれて2ヶ月。
その間の寂しさを埋めるように、シェリルは夢中になって彼と舌を絡め、唇を吸い、抱きしめる。
その脚の間にアルトの太股が割り込むと、シェリルの腰は無意識にクイックイッと動いた。
「んっ・・あはっ・・腰が動いちゃう・・」感じすぎて涙目の彼女に、アルトがささやく。
「シャワー、使わなくていいのか?シェリル」
「いいの・・来るまえに浴びてきたから。後でいっしょに入ってね?」
「わかった」アルトはそのままワイシャツのボタンをひとつひとつ外していき、シェリルは肩をゆすって、シャツを床に脱ぎ落とした。
うっすらと紅さしたシェリルの白い裸身と、先端が挑戦的に上向いた豊かなバストが、
明かりを落とした部屋の中でぼうっと光る。

「・・きれいだな」
彼女が軽く頭を振って髪を整えるしぐさに魅せられたアルトがつぶやくと、
彼の首に両手を回したシェリルがコケティッシュに微笑んで、鼻先が触れるまで顔を近づけた。
「今ごろそんなこと言って・・ホントにあきれた男ね」シェリルがアルトの下唇を軽く噛んで、ささやいた。
「さいしょの時より・・たくさんエッチなことして。アルト」
13メイク・ミー・バースト 7:2008/06/10(火) 14:40:19 ID:YYbKxDfW
「あっ!だめっ、また・・クリでイッちゃ・・イっ・・クっ!あっあんッ!」
ベッドの上で、シェリルはMの字に脚を拡げられたまま、数度目の軽いエクスタシーに全身を震わせる。
アルトに後ろから抱かれたまま、指で、舌で、言葉で、もうどれほど責められ続けているのか、
時間の感覚が飛んでしまってわからない。
ぎゅっと抱かれ、突き出した舌を吸い出されながら、敏感な肉芽を巧みに弄りまわされると、
達したばかりのシェリルの秘部はとめどなく潤い、何度でもエクスタシーを求めてしまう。
「もうクリだけでいけるんだな、シェリルは」中指を第一関節までだけ膣口に入れ、
もう片手でシェリルの薄いアンダーヘアの中から尖って飛び出した肉芽を指で挟み、根本から優しくつまむ。
「あふっ・・そんな・・いっぺんにするの・・ダメっ・・」
これだけ長い責めの後で、ようやく入ってきた指をうれしそうに締めつけるたび、
入った指の周囲からトロリトロリと多めの愛液があふれ出てアナルを超え、お尻の下のシーツを汚す。
「ひとりでも・・クリでしてるだろ?何回した?シェリル」アルトがささやいた。
「やっ・・だ・・そんなこと・・して・・ない」強めにクリトリスをつままれる。
シェリルの膣口がプチュンッと音を立てて右脚が跳ね、ハイトーンの声が部屋に響いた。
「きゃっんあっ!!あっ・・い、いっかい・・だけ・・」
「ホントか?」
「んあんっ!あっ・・4回・・ひとりであっ、あんっ・・したの・・」
「正直に言えたから、ごほうび。イくときの顔、見ててやるから」
中指が根本まで挿入されると、それだけでシェリルは達しそうになる。
「やあっ・・またイくッ・・あっ・・イクッ、あっ、あッ・・」

ベッドにクタクタと横たわったシェリルの右腕を持ち上げたアルトは、わきの下の汗をベロンっと舐め取ると、
そこをちゅうちゅうと音を立てて吸った。
「あっ・・ひゃ・・そんなとこ、舐めちゃいや・・はずかしいの・・」
「なに言ってんだ。エッチなことしてって言っただろ?」
そのささやきに続いて耳を舐められる音で、また火を付くのを感じる。
「んっ、あっ・・左のほうが・・感じる・・」左のわきの下も舌でネットリと責められながら、
シェリルは自分のからだはこうして隅々までアルトのものになり、開発されていくのだと思うと、ゾクゾクと悦びに震えた。
「やぁっ・・あんっ。また感じちゃう・・もう・・おねがい。欲しいの・・アルト」
「じゃあ今夜は、ちょっと教育してやるかな」アルトはそのままベッドに横たわると、誘うように言った。
「訓練課程その2。上になって、自分で入れてみるか?見ててやるよ」
14メイク・ミー・バースト 8:2008/06/10(火) 14:41:01 ID:YYbKxDfW
恥ずかしそうに少しうなずいたシェリルは、あおむけに寝た彼のそばに寄ってくると、
バイクに乗るように彼の腰をまたぎ、アルトのペニスを握ると、片手で体を支えながら腰をずらしながら
先端で膣口を探りあてると、少しづつ腰を落としながら挿入し始めた。
「んっ・・あッ・・どんどん・・入ってくる・・」
温かく、キツいぬめりの中に飲みこまれながら、アルトが切なそうにため息をつく。
「くっ・・きつ・・」
上からその表情を見下ろすシェリルは、自分をたっぷりと愛してくれたこの男に、
この体がなしうる最高の快感を与えたいという気持ちで胸がいっぱいになる
シェリルはアルトに覆いかぶさると、ゆっくり挿入しながらキスをし、首筋や胸に積極的に舌を這わせながら、
意識してアルトをなかで締めつけた。
「んふっ・・んむ・・んっ・・気持ちいい?アルト・・」
「くっ・・そんなに締めると・・」
彼がクイッと鋭く腰を使うと、シェリルの奥に彼の先端が突き当たり、ビクンッと体が跳ねた。
「あんっ!・・あッ、当たってるの・・アルトの・・」
お腹の中をいっぱいに満たされる感覚に襲われ、彼女はフルフルと震えた。
「そのまま、自分で動いて」
「あっ・・うん・・やってみる・・」ベッドについたヒザの動きでシェリルは腰を使い始めた。
最初はぎこちない動きだったが、彼女の腰をつかんだアルトがスムーズな動きを教えると、
やがてシェリルは自分で滑らかに腰を動かせるようになった。
「あんッ・・あッ・・奥が・・気持ち・・いい・・」彼のペニスが出入りするたび、
部屋にズプッ、ブチュッ、と恥ずかしい音が満ち、その音でシェリルはさらに敏感になって、
彼をキュッキュッと根本から絞りあげ、汗まみれの体をのけぞらせて甘やかな声で鳴いてしまう。
15メイク・ミー・バースト 9:2008/06/10(火) 14:41:39 ID:YYbKxDfW
アルトが上半身を起こしてシェリルを抱き寄せ、そのまま彼女の体を後ろに倒して正常位に移ると、
シェリルはシーツや枕を握りしめて、アルトが激しく動くのに任せた。
「あっ、あッ、アルト・・だいすき・・わたし・・んむっ・・」
キスをされ、肩を強くつかまれながら、シェリルはアルトの動きに合わせるように、無意識に腰を使って深くまで受け入れる。
「シェリル・・あっ・・く・・オレ・・そろそろ・・ダメだ・・」
「アルト・・今日は・・なかは危ないから・・外で・・おねがい」
「くっ・・あっ、イッくぞ・・シェリル・・うっ・・ああっ!」抜かれたペニスの先端から精液が噴き出して、
体に激しく飛び散るのを、シェリルは恍惚として眺めた。

「んっ!あッ・・あんっ・・熱い・・」精液のしぶきをすべて受け止めた彼女の横に、
最後のひとしずくまで出し切ったアルトがぶっ倒れる。
「あはっ・・すごいアルト・・こんなにいっぱい出して・・」
汗まみれのお腹から胸、首筋にまで飛び散った大量の精液を指でなぶっているシェリルに、荒い息をしたアルトが言った。
「2ヶ月・・してないから・・ちょっと・・早かった・・ごめんな」
「ううん。すごく・・気持ちよかった」
それを聞いたアルトの顔がシーツにボフッと埋まると、シェリルは力尽きた彼におねだりをした。
「ねえアルト?あとでいっしょにシャワー浴びてね」
「いいけど・・少し休ませてくれ・・」顔も上げずにアルトは答えた。
「まだ9時半だし。きっと2回目は、アルトももっと長持ちするわよ」
「いっ?お前・・なに言ってんだよ・・俺もう・・」
シェリルはアルトの頬にキスをすると、甘えた声で艶っぽく微笑んだ。
「だーめ。これから半年お泊まりできなくてもいいように・・もっと可愛がってね」
「カンベンしてくれ・・」アルトはもうダメだと言うように、両手で頭をかかえた。


16名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 15:00:05 ID:NsnJlD3V
のっけからすさまじく素晴らしいアルシェリがきたーーーっっ!!!!

フロンティアじゃ17才で成人なんだから、アルシェリ結婚してもおかしくねよなw
まぁ歌姫シェリル的にはなにかと難しいかもしれんが
17名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 15:23:19 ID:sndNokxj
GJ
すげーエロかったw
微妙にSになるアルトとMになるシェリルがいいな
18名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 16:14:09 ID:VeanijvQ
ニンジーン…
19名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 16:53:08 ID:zjutGBKI
乙パイマイスター
20名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 17:46:35 ID:8XVrFp1h
GJ!!
ニンジーン飲んでみたいw
21名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 18:00:54 ID:EIkIPkOE
>>1乙です

アルシェリGJ!アルトにマムシドリンク差し入れたくなったw
22名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 18:26:15 ID:jK9xTWnZ
burst=破裂する、爆発する、はち切れる、(つぼみが)ほころびる、
   はちきれそう、充満する。ですか。

うーん、シェリルがだんだんエッチな体に・・
23名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 18:41:40 ID:e/bqdImi
まさに乙パイマイスター! 超GJ
アルトにスッポン鍋つくって差し入れたい。
2回目も期待してます
24名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 19:05:26 ID:8kpFzuBc
>>1
乙カルチャー!

>>6
GJGJ!初っ端から大作が来るとはwエロくてよかったです
アルトにうなぎパイを差し入れよう
25名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 19:16:25 ID:cFKG7juw
>>6
GJ!

でも何でだろう、オズマがハー○マン軍曹に見えてきたw
26名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 20:17:47 ID:0YErhVmC
>>1
>>6gj
2回目なのにシェリル得ろスギだろ
グレイス曰くカロリー摂取して実はもっと練習してただろ?
ベッドの上では主導権がアルト側に移ってるのがまたイイな

いつの間に着替えていたシェリルの恥じらいあたりも読みたかった
27名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 22:01:11 ID:YozgWak3
GJGJ
オズマ隊長で本気でワロタww
28名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 22:20:03 ID:QoZlq4QX
アルシェリいいよーGJ!!
新スレでもガンガン行こうぜ!!

そろそろブレラ関係も見たいですなぁ
29名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 23:50:29 ID:zeOp0SVH
>>6
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ますますアルシェリに惚れました!
30名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 00:42:10 ID:R6RI8XzV
6です。感想感謝です(`・ω・)>
保管庫に早くも入れて頂いて、
そちらもありがとうございます。
自分で読んでいたら誤字脱字があったので、
保管庫版でそこを直しました。

次はたぶんルカナナセです。
31名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 01:00:10 ID:c/xdko/C
1 乙です!
6 GJ!!アルシェリでニヤニヤが止まらないw
次回も全裸で待機してます!保管庫のSSも何度も読み返すくらい好きですわ
32名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 01:12:22 ID:qNkDui7N
>>31

>>←これのやり方を知ってる?
33名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 01:39:22 ID:c/xdko/C
>>32
指摘ありがとう。いつもロム専なんだけどカキコしたくなっちゃってさ。
34名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 02:05:20 ID:6WMR2I8E
アツト×キャシーが欲しい・・・
35名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 03:17:09 ID:UFQZc9aQ
そんなキャラはいない
36名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 03:28:22 ID:yY9zo3BZ
>>1 スレ立て乙。
>>6 すかさずマクロスキャノン乙。
 往生したw
37名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 03:59:47 ID:3KRcYfyR
オズマ×キャシー、このカップルも書いてみたいんだが…
書いた途端にオズマ本編で…なことになりそうで困る。
もうちょっとこのふたりの過去が本編に出てきてほしいなぁ。
38名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 05:22:39 ID:tD1KibUZ
今の雰囲気では、主要キャラが死ぬ展開なんて考えられないのだが
誰か死ぬのか?
場合によっては見るのやめるぞ
39名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 08:07:07 ID:x5QfDOYf
勝手にしろよ
40名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 08:23:28 ID:KFIpgFFc
>>6は何話に放送されるんですか?(・∀・)ニヤニヤ

兎にも角にもGJでした!
41名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 15:32:06 ID:hPBSfch/
ランカ人気ないんだな…
42名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 15:40:33 ID:4MPU/SHK
人気の有無じゃなく、書きやすいか否かの問題だと思う
自分も(ここに投下はしてないが)SS書くけど、正直ランカはネタ浮かばない
43名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 16:07:07 ID:hPBSfch/
なるほど。確かにそうだな…
純愛向きというか…
44名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 16:23:37 ID:dH75yOOK
ランカでどうこうしようとすると、
ムリクリ強姦されるような話しか思いつかんとですよw
あまりにも皿を割るんで怒ったバイト先の店主に強姦されてドロドロとか、
プロモーションを種に大手事務所のオッサンに強姦されてドロドロとかw

ブレラを捕まえて喫茶店で説教するランカは思いついたけど、ブベラの奴しゃべらないからダメでしたw
45名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 16:32:40 ID:pkx6N2l1
イラストはランカ多いけど小説はシェリルが多い不思議w
ランカは描きやすいけどシェリルは書きやすいんだろうな〜
シェリルのほうが勝手に動いてくれるかんじはする
46名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 16:35:59 ID:K1SpRyvr
ブレラ使いたいけど喋らないもんなぁ
あとブレラはペットにパンツ盗ませる、ストーカー、あの私服、でブレラ=変態というイメージが固まってて困るw
47名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 16:47:42 ID:dH75yOOK
あー、シェリルは確かに手間いらずな感じする。
自然に脳内モーションしてくれるというかw

口調をシェリルらしくするコツがわかればもう動く動くw
48名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 16:50:26 ID:3KRcYfyR
シェリルは行動するヒロインだから動かしやすいし、出不精主人公アルトをあちこち引っ張り出してくれるからな。
49名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 18:11:07 ID:UFQZc9aQ
出不精ww
まあ確かに、アルトは促されたり挑発されたりしてやっと動くキャラだし、
ランカも引っ込み思案な所があるしで
カップルにすると書きづらいな
50名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 19:47:25 ID:nq66uYWI
オズマ×カナリア
当スレッドで、アナルセックス初挑戦(下品)
51生存本能(1/3):2008/06/11(水) 19:48:33 ID:nq66uYWI
「プレイボーイ2よりプレイボーイ1へ。エンゲージポイントに到着」
来たい端末に着信。
「プレイボーイ1了解。これより車を変える」
文字メッセージのやり取り。受け取ったメッセージは直ぐに削除する。
オズマは愛車を有料駐車場に止めると、無人タクシーを拾った。
行く先を口頭で告げると、タクシーは滑らかに走り出した。
マクロス・ギャラクシー艦隊に所属するダルフィムの救出作戦後、ようやく軍務からの拘束を解かれたオズマは、シートに深々と座って手足を投げ出した。
「面倒な戦いだな……」
未知の敵バジュラとの戦いは、情報収集の戦いでもある。
戦闘後は各級指揮官が詳細なレポートの提出を求められた。
タクシーが止まったのは、普通のマンションの前だった。
玄関で教えられているセキュリティーコードを打ち込んで入る。
目指す部屋は5階、カナリア・ベルシュタインの部屋。
やはり、教えられていたナンバーを打ち込んでドアを開けると、かすかにアルコールの香が漂ってきた。
迷わずに寝室に向かう。
「もう交戦中か」
オズマの声によがり声が応えた。
「ああ……早く…」
「焦るなよ。こうして見せてもらうのも、オツなもんだ」
ベッドの上のカナリアは生まれたままの姿だった。
たおやかさよりは、機能美を感じさせる肉体はベッドサイドのランプに照らされて、ヌメヌメと輝いている。
仰臥しているが、右手は自分の股間で忙しなく蠢いている。左手は豊かな乳房を持ち上げていた。長く伸びた舌がしこっている乳首を嘗め回す。
枕の傍らに携帯端末とブランデーグラスがあるところを見ると、メッセージを送った頃には、すでに自分を慰めていたらしい。
作戦の後は、いつもこれだ。
彼女自身の分析によれば、戦闘で抑圧された生存本能が生殖衝動として噴出している、とのことだ。
「敵前逃亡は許さない」
低い声で言うと、カナリアは飛び掛るようにしてオズマの腰にすがりついた。
白い歯でズボンのジッパーを噛み、引き摺り下ろす。女にしては大きな手は、意外な器用さでベルトを外して、下着ごとずりおろした。
オズマのペニスはそそり立ち始めている。それを光る目で見つめてから、カナリアはオズマの目を見つめながら、ペニスをほおばった。
「んっ…」
一気に奥まで咥えると、喉の奥から呻き声が漏れた。それがオズマ自身に伝わる。
「うぉ…」
太いため息をつくと、オズマはカナリアのドレッドヘアに指を潜らせた。頭を固定して、腰を前後に動かす。
唇を犯すと、カナリアは苦しそうな喉声をたてたが、それが彼女を興奮させるのは知っていた。Oの形に開いた唇が、唾液に濡れている。
フェラチオさせながら、オズマも自分の服を脱ぎ散らかした。戦闘直後で生殖衝動が更新しているのは、カナリアだけではない。
強く吸いたてる唇に抽挿するペニスが高ぶってきた。
「カナリア」
名前を呼ぶと、カナリアは一層激しく舌を使って刺激してくる。
軽く息をつめると、その唇に濃密な精液を注ぎ込んだ。
ゴクリと喉が鳴って、嚥下する喉の動きが伝わってくる。

こうした関係が始まったのは、去年のことだ。
恋愛感情抜きのカラダだけの関係。
ランカを引き取って、プライベート面でも忙しかったオズマにとって、便利な関係でもあった。
デートやらプレゼントやら駆け引き抜きの、便利な関係。
52生存本能(2/3):2008/06/11(水) 19:49:03 ID:nq66uYWI
ベッドの上にうつぶせになって、その見事に引き締まった尻を高く掲げるカナリア。
その狭間は濡れ光っていて、濃密な彼女の香を放っている。
オズマは遠慮なく背後から貫いた。スムーズな挿入と、熱い襞の蠢き。
背中にのしかかって、たわわに実った乳房を鷲?みにする。
「ああっ……ああああっ……いいっ…くっ……」
「すげぇ濡れ方だな。膝のところまでびっしょりだ」
腰を突き上げながら、オズマは耳朶を噛んだ。舌を耳孔に差し込む。
「たまんない……モンスターの主砲、実戦で撃ったら……濡れてどうしようも…」
「この淫乱」
尖った乳首に爪を立てる。
「ひぃぃっ…」
カナリアの背筋が震えた。滴るほどに濡れてくる。
オズマは相手のペースは考慮せず、エゴイスティックに自分を高めていった。
「あああああああああっ…」
叫び声をあげて、カナリアが達する。痙攣のような締め付けに、オズマもまた達した。

オズマが仰臥すると、カナリアはその足の間に体を入れた。
精液と愛液で濡れ光るオズマのペニスを握って扱く。
「相性がいい……のかも…」
カナリアはオズマの股間に顔を寄せた。陰嚢を舌を伸ばして舐め、唇で含んで転がした。
「なんだぁ、いきなり?」
睾丸を飴玉のようにねぶりながら、カナリアがささやいた。
「……美味しいから」
厚い唇が竿に吸いつき、横ぐわえにして上へと滑ってくる。
大きく開くと、先端を包んだ。舌先が鈴口をこじり、鋭い刺激をオズマに与える。
「美味いか」
オズマが分厚い掌でカナリアの頬を撫でると、咥えたままだ頷いた。
唇がカリの括れを締め付けて、顔を横に振って新鮮な官能を生み出す。
オズマのものが十分に猛ったところで、カナリアは体を起こし男の体を跨いだ。
「あああっ……」
深い息を吐いて、カナリアは体を揺らした。上体の動きに僅かに遅れて揺れる胸が、豊かさを強調している。
その動きに誘われて、オズマは手を伸ばした。両の乳房を両手でつかんで腰を突き上げる。
「あっ…あっ…あっ…あっ…あっ…」
カナリアは腰を反らし、オズマのふとももに手をついて、腰をふりたくった。貪欲な動きで、快楽を生み出し、自ら高みへと昇ってゆく。

体を入れ替えて、オズマが上になり、カナリアを組み敷いた。
勃起したままのペニスはカナリアを貫いたまま勢いを保っている。
挿入の角度を合わせて、もっとも感じる部位を突き上げる。
カナリアの奥は度重なる絶頂に柔軟になり、オズマをどこまでも飲み込んでいく。
「あ、もっともっと……長く感じさせて……おおお…お……んぅ」
腰に絡みつく褐色の脚は油を塗ったように艶を出している。
カナリアの声が絶叫に近くなった。
「だめっ…止まらない………死ぬっ………落ちるぅっ…」
「おおっ」
オズマも太い息を吐いて、深奥に精を解き放った。
53生存本能(3/3):2008/06/11(水) 19:49:27 ID:nq66uYWI
淫らに昂った時間が過ぎ、弛緩した時間が訪れる。
「納まったか……」
オズマの言葉にカナリアは頷いた。
「いつも付き合ってくれて助かる。感謝してる」
「よせやい。こっちもイイ思いさせてもらってる。イーブンな取引だ」
オズマはカナリアの肩に手をまわして抱き寄せた。
不精ひげが伸びた頬に、カナリアが頬を寄せる。ざらついた感触と男の汗の匂いを味わった。手のひらは、うっすらと汗の浮いた胸板を撫でている。
「いつまで……」
言いかけてカナリアは黙った。お互い、答えが判っているはずの問いかけだ。
「戦いは先が見えないな」
オズマは手をのばして、カナリアの乳首を摘まんだ。
「ンっ……納まったと思ったのに、また火が付くようなことを」
咎めるような口調でささやくと、カナリアの手がオズマの股間に滑ってペニスをしごいた。
おとなしくしていたそれは、巧みな刺激でゆっくり高ぶってゆく。
「おいおい、時間が…」
オズマがニヤニヤしながら囁いた。素直にうなずくより、そっちの方が彼女を煽り立てる。
カナリアがキスで口をふさぐ。
「敵前逃亡だぞ」
「へへっ、おっかねぇ」
オズマの手がカナリアの尻を鷲掴みにした。
「ウズウズしてきた…」
カナリアはベッドの上に仰臥すると、足をV字に広げて上体に引き付けた。
愛液と精液に塗れたヴァギナの下で窄まっているアヌスを指で広げて見せる。
「いくぜ」
オズマがペニスに手を添えて、先端をすぼまりに突きつけた。腰をゆっくり押し出すと、窄まりが内側へ巻き込まれる。亀頭の膨らみが通過すると、あとはヌルヌルと飲み込まれていった。
「コレがいいんだろ?」
腰の角度を合わせると、ヴァギナとの間を隔てる薄膜越しに、感じやすいスポットをこすりたてる。
「はあああぁぁぁん」
カナリアは軽くのけぞった。手足がオズマの体に絡みつき、引き寄せる。
アヌスの感触はヴァギナほど複雑ではない。入口の締め付けは強いが、内部はつるりとした単純な構造だ。しかし、行為のもたらす背徳感が背筋をゾクゾクさせる。
背中に女の爪が立つのを感じながら、オズマは腰を突き上げた。

<終>
54名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 20:09:56 ID:14ciMDUN
アナル(;´Д`)ハァハァ
55名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 20:38:52 ID:dH75yOOK
スゲー。オズマ主役で初登場。AFGJ!

そら来たガッツリ来たって感じの、
ヘビー級ファック。ごちそうさまです。
生き残ったあとが昂ぶるって、やっぱあるんだなー。

もしかしてボビーさ(ry
56名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 20:42:35 ID:3KRcYfyR
最高に乙!!
大人なオズマ、かっけ〜
57男の魅力:2008/06/12(木) 01:27:21 ID:XVFpWl1k
場所はSMSの休憩室。
ブリッジのオペレーターたちや、キャサリン・グラス中尉、カナリア・ベルシュタイン中尉、マイクローンサイズになったピクシー小隊の面々が他愛ないおしゃべりに花を咲かせている。
「男の魅力ってどんなところに感じます?」
モニカが話を振ったところで、クランクランが力説した。
「男は腰だ。細腰男なぞ実戦の役には立たん!」
ラムが苦笑する。
「ゼントラーディらしい価値観ですね」
意外なところから賛同者が現れた。
「そうだな、男は腰だ……ふぅ」
頬に手を当てて、ため息をついたのはカナリアだった。その吐息の色っぽさに、ミーナが目を見張った。
(いつものイメージとギャップが有り過ぎる)
ラムがキャシーの方を見た。
「どうしたんですか? キャシー」
「あっ…いえ……そうよね、腰よね」
どこか上の空で返事をする。
「もう、どうしたんですか……って、モニカまで、なに頬を染めてるのぉ?」
ラムに突っ込まれて、モニカは両方の頬を手のひらで押さえた。

SMS男子寮。
「男は腰だって、マクロス・クォーター乗り込みの女性陣が結論してましたよ、ミシェル先輩」
「ほぅ、そうなんだ。ルカ、お前、どうやってそんな情報を仕入れるんだ?」
「それは僕の企業秘密です」
アルトは呟いた。
「ルカ、敵に回せば恐ろしいヤツ」

後日、マクロス・クォーターのトレーニングジムにて。
ミシェルがアルトに呼びかけた。
「よぉ、どうしたんだ、鉄下駄なんか履いて」
「足腰を鍛えようかなっと……そういうお前こそ、足首にウェイト入りのバンド巻いているな」
一方、ルカはバックエクステンション・マシンで背筋から腰にかけてのウェイトトレーニングに余念が無かった。

<終>

------------------------------

小ネタなんで、カップリングは無しで
58名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 01:28:25 ID:XVFpWl1k
どーでも、いいけど、バルキリーの試作機みたいなIDになりました^^
59名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 02:51:00 ID:hJfALu+Y
>>50 GJ
カナリア姐さん「干からびたくない者は、私の視界から去れ!」ってか?

しかも同じ姐さんがそのまま >>57 にご出演みたいでGJw
60名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 09:45:28 ID:VenPu1uL
>>57
トリップ付orNGワードを指定。
改行のずれを改善。
61練習:2008/06/12(木) 17:45:05 ID:ZBooHWuo
多人数の動きの練習とランカとナナセをエロく動かすための練習文。

「わたし松浦ナナセが思うに!ランカさんに足りないものはずばり、セクシー成分ですっ!」
ビシッと指を突きつけるナナセに、イスに座らされたランカが困り笑いで言った。
「あはは・・あは・・そう・・かな」
「そこでセクシーの先生として、シェリルさんを呼びました!どうぞ!」
「なにかと思ったらそう言うこと?でも確かに足りないと言えば、足りないわね」
「私が足りないんじゃないもん・・二人がスゴすごるだけだもん・・」
ショボンとしたランカが、改めて自分の胸と両脇に立った二人のそれを見比べると、
天と地ほどの違いがある。

「セクシーは一日にしてならずです!先生、ズバリその秘訣は!」
「にじみ出る女らしさ・・かしら。エッチな事をすると、女性ホルモンが活発になるのよ。
体もふっくらしてツヤツヤするし、バストも大きくなるわよ。こんなふうに」
シェリルは手を伸ばして、ナナセの胸をくにゅっと揉んだ。
「はっ、あっ・・」眉を寄せてピクンッとするナナセ。
そのシャツの上から乳首のあるあたりを指でなぞり回しながら、シェリルは話し続けた。
「大きい子は感じにくいって言うけど、ふふっ。これなら合格ね。もうこんなに固くして」
「シェリルさんの手・・男の人みたい。イヤらしい動き」
シャツの上から乳首をつままれてハッハッと息を乱すナナセを見ながら、
ランカが少しうっとりした顔をする。

「ナナちゃんの顔見てると・・変な気持ちになりそう」
「でしょ?男も女も惑わせる。これが本当のセクシー・・あんっ!」
ランカが、シェリルの胸をおずおずと、壊れ物を触るようにソフトに揉んでいる。
「シェリルさんも・・ここ・・固くなってる」
「んふっ・・もっと強くしていいわよ。あっ・・私がナナセにしてるみたいに」
「強く・・こうですか?」キュッとつままれたシェリルは、指を噛んで声をこらえた。
「んむっ!そう・・上手ね。ごほうびに、ナナセにお尻を触ってもらいなさい」
ボタンが外されてシャツの中にシェリルの片手が入り込んでいるナナセは、
「ああっ・・はい・・」と言うと、イスの上にヒザ立ちになってシェリルの乳首を責めているランカのお尻を、
スカートの上からゆるゆるとなで回し、同時に後ろから彼女の胸を弄びはじめた。

「ひゃんっ!ナナちゃん・・ゾクゾクしちゃうよ・・んんっ・・」
シェリルがランカの唇にくちゅっと音を立ててキスし、空いた片手をランカのスカートの中に入り込ませ、
パンティを脱がそうとしているナナセの手を手伝った。
「あっ・・脱がされちゃう・・二人で脱がすのダメ・・」
スカートとパンティをヒザまで脱ぎ下ろされて露出したランカの下半身を、
シェリルとナナセの4本の手が動き回った。
「あっ、あっ・・クチュクチュ音がしちゃう・・恥ずかしいよ・・あんッ!!ナナちゃんっ・・そこは・・汚いからダメぇっ」
「ナナセ・・ランカちゃんを、二人で食べましょ?私も濡れてきちゃった」
「はあっ・・はい・・その後で、私にふたりで・・イヤらしいことして下さい」
ディープキスを始めたシェリルとナナセの脚の間にランカの手が入ってきて、
染みが広がったパンティの上から、二つのクリトリスを同時にこすり始めた。
「んふんっ!、んッ・・んッ・・」
「くうっんっ・・シェリルさん・・私、ランカさんにクリをいじられっ・・てますぅ・・」
「あはっ・・私も・・グリグリされてっ・・んあっ・・」

「きーみっはっだーれとキッスをーすーる〜・・と。うわあっ!何やってんだお前ら!!」
ドアを開けて、女たち3人が絡み合っているのを見たアルトが飛び上がった。

両脇からシェリルとナナセに挟まれながら、両耳を舐められ、乳首も責められ、
膣口もアナルも指で犯されたランカが、ピュッピュッと潮を吹いて絶頂に達しながら言った。
「アルトくん・・あっ・・見られてる・・イクとこ見られちゃう・・すご・・いい」

落ちません。ゴメンナサイ。
62名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:08:51 ID:3hW5WznE
エロい、GJ!
ランカは女性と絡ませた方がエロい気がする
63名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:27:10 ID:ZBooHWuo
なんかそれでも、ランカは足りないんですよねー。(・ω・`)
64名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:59:11 ID:fsMAba0S
>>63
しつこいよお前…↑に素晴らしいのが投下されたってのに
ぼやいて文句ばっか言ってんなら自分でランカもの投下する努力しろよ
遠回しにランカエロクレクレ言ってんの丸わかりでイライラする
65名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:00:48 ID:M4DYYbEg
>「あっ・・脱がされちゃう・・二人で脱がすのダメ・・」
一瞬なんかヘンなセリフまわしだなーと思ったけど
すぐランカの声で脳内再生されてめちゃハマったww

あとアナル(;´Д`)ハァハァ
66名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:02:05 ID:M4DYYbEg
>>64
志村ー!>>61>>63のID見ろID!
67名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:14:53 ID:MBiFBY4q
>>66 は社会を円滑に運営するのに必要な人材^^

2スレ目からエロ濃度が上昇してうれしいよ
68名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:15:10 ID:3gtscEtG
>>64
何で切れてるんだ?
69名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:38:30 ID:Msf2lwoX
うっかり屋さんでドジっ子の>>64に萌え
70名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:42:12 ID:ZBooHWuo
>>64さんすんませんね。
でも、ランカへのラヴを感じました(・ω・)
71名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:07:40 ID:MBiFBY4q
>>70
でも、わかるな。
ランカって基本的に受け身な子だから、動かそうとすると状況がおぜん立てしないと。
映画の脚本とか、宇宙船が遭難して二人っきりとか…
って、本編でやってるか、これからやる予定のシチュばっかですが
72名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:18:04 ID:ulYWW3ic
>>63
なんか、「私、がんばってオナニーの特訓します!」とか
マジメな顔で言いそうだしね。
73名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:27:33 ID:ZBooHWuo
>>71>>72
ほんとにセクシー成分足りないんで、
アダルトな事させるのにすごい苦労するッスよ。
練習文書いてて、ランカがピュッピュッてアリか?とか
自問自答w
74名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:38:28 ID:SmuGDDZr
>>61

このままアルト参加させてやれよー

・・・ラジオアルトは参加しそうだが
オリジナル姫は厳しいか
75名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:39:44 ID:MBiFBY4q
>>73
うむうむ
でも、今、すっごく良いシチュが思い浮かんだんで、
近々セクシー・ランカな話をアップします
76名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:41:18 ID:SmuGDDZr
>>75
暑くなってきたので心置き無く
全裸でブリッジして待ってる
77名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:10:02 ID:ulYWW3ic
マクロス+ブリッジ+全裸

つまりブリッジクルー娘たちが全裸で勤務ということかー!? '`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
78名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:16:39 ID:qhuvq6lj
ボビーは?ボビーも全裸なの?
79名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:25:09 ID:FaEYv8tO
>>78
ああ、全裸だよ
80名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:42:57 ID:rS9xfW1s
ランカって第一話からして、
林で迷って水かぶって「さあこれから濡れ透けサービスタイムだ!」
と思ったら半裸のアルトにセクシー全部もってかれる有様だもんなw
81名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:50:57 ID:Msf2lwoX
>>80
あの後に服を乾かしてもらってる時って、アルトのシャツを
素肌に纏うという、何気にお色気定番スタイルだったんだよねえ。
82名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 00:14:30 ID:K4OAkAJQ
アルトに思いっきり色気負けだね。
ランカは可愛い。可愛いけどエロパロにするには難しい。
83名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 00:21:32 ID:een98w6C
歳の離れた妹とか子犬とかを愛でる気持ちだよなw
84名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 00:38:19 ID:9uBoEr69
ランカはそこがネックだな
エロとなるとなんか捕まりそうで・・・

それより頭ぐりぐりしてぇって感じ
85名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 00:41:09 ID:YjkK3BGw
身近にいたら嬉しいし、リアル彼女だったらきっとすごい可愛いけど
エロパロになかなかならないよな
86名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 00:50:34 ID:WwG2aBNk
マクロスダイナマイト7のエルマぐらい子供で天真爛漫だったら
無邪気にヌード披露もありだろうが
ランカは(胸の発育以外は)人並みな高校生だからな…
同じことをしようにも「無邪気を装って打算するランカ」になってしまう


…打算失敗でテンパるランカもそれはそれで(;´Д`)ハァハァ


思い切って勝負パンツを買ったものの、アルトと友達のままでは
永久に披露するチャンスがないことに気づき大ショック、
衝撃のあまり錯乱してなんとかアルトの目に勝負パンツをやきつけようと
偶然を装ったパンツ露出魔と化したランカの奮闘が始まる!(始まらない)
87名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 01:05:25 ID:wFE4OJR6
大真面目に「男の人って、どういう女の人をセクシーと思うの?やっぱり裸?」
とかってオズマに聞いて、お兄ちゃんパニックとか。

……いかん、ほのぼのにしかならねえw

ランカはがんばって女になろうとして、でもなかなかなりきれなくて
ああでもないこうでもないと奮闘しているところを想像すると萌える。
88名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 01:48:08 ID:DacrMZ+J
アルト×ランカで投下
やっぱり、あんまセクシーならなかったorz
「むぅぅ……」
テレビ局の廊下で、ランカは台本とにらめっこしながら出口へ向かって歩いていた。
「エルモさん、何を考えてこんな役を…」
廊下の角を曲がったところで、何か柔らかいものにぶつかった。
「すっ、すみません!」
ランカはペコリと頭を下げた。
「仕事熱心なのはいいけど、場所を考えないとダメよ」
笑いを含んだ声に聞き覚えがあった。
「シェリルさん……おはようございます!」
「おはよう、ランカちゃん。これから帰るの?」
「ええ、台本をいただいたんです。これから家に」
「私もなの。良かったら一緒に帰らない? 車で送ってあげるわ」
ランカは好意に甘えることにした。

リムジンの広々とした後部座席で、シェリルはランカが持っていた台本を借りて読んでいた。
「ふぅん、ハードボイルドのドラマなのね」
「ええ。あたしにオファーのあった役が、このナターシャなんです」
「重要な役ね。少女娼婦?」
「……あたしには難しそうな役なんです」
「そうね」
シェリルは向い合せに座ったランカを見た。確かに役柄から考えられるような荒んだ雰囲気とは縁遠い、健康的なイメージだ。
まだ『Bird Human』のマオ役の方が、ランカ自身に近い。
「お芝居、どうしたらいいのか…」
「そうね、歌ならともかく、お芝居については私も詳しくないし…」
そこでシェリルはポンと手を合わせた。
「そうだ、専門家が居たじゃない」
「アルト君?」
「そうそう。面白そうだから、呼び出しちゃいましょ」
シェリルは携帯端末を取り出してコールした。
「アルト、私の部屋に来て。時間は……そうね、30分後。軍の広報? 大丈夫よ、私がかけあってあげるから」
電話をかける手慣れた様子に、胸の奥がチクンと痛んだランカだった。
シェリルの仮住まいである、ホテルの部屋。
広々としたスウィート・ルームで、ランカは小さくなってソファに座っていた。
「寛いでいてね。もうすぐ姫も来るし」
ルームサービスで取り寄せた紅茶を飲みながら、シェリル自身はいたって寛いだ様子だった。
「は、はい」
ランカは見たこともないような、高価なカップで紅茶を一口飲んだ。きっと入れ物に相応し、高級な茶葉なのだろうが、銘柄まではわからない。
そうしているうちに、ホテルのボーイが部屋のドアをノックし、アルトを案内してきた旨を告げた。
「お入り、姫」
「いったいなんだよ…」
SMSの制服を着たアルトは、部屋に招じ入れられて目を丸くした。
「珍しい取り合わせだな」
ランカは小さく手を振った。
「こんにちは、アルト君。ごめんね、呼び出したりして」
「あ、ああ。別にかまわないんだが……用件は何なんだ?」
アルトがソファに座ると、シェリルは台本を渡した。
「ドラマの台本? これ、シェリルの……じゃないな。ランカの仕事か」
「そうなの。その、難しそうな役で悩んでたら、シェリルさんが……」
シェリルは唇を笑みの形にした。
「クラスメイトが悩んでいるから、助けないとね。どう? 専門家として」
アルトは顔をしかめた。
「芝居は止めたんだ」
「誰もアルトに芝居しろって言ってるんじゃないでしょ。芝居するのはランカちゃん。アドバイスぐらいしたげなさい」
シェリルがたしなめた。
「で、何が難しいんだ……」
アルトは台本をざっと斜め読みした。
「その、あの……役がね、娼婦、なの。どんな風にお芝居したらいいのか、全然想像できなくって」
ランカの言葉にアルトは頷いた。
「ふむ」
濡れ場はないが、きわどい描写があるようだ。娼婦らしさと言っても、ランカにとっては雲をつかむように具体性がない。
「じゃあ、質問するぞ。この…ええと、ナターシャか。ナターシャの家族構成は?」
アルトの質問にランカは答えられなかった。台本には書いてない。
「え?」
「どうして娼婦をしている? 将来の夢はあるのか? 犬と猫、どっちが好き? 好きな食べ物と嫌いな食べ物は?」
「え? え? え? えーっ?」
「台本にある彼女は、ごく一部なんだ。ナターシャが本当に生きている人間なら、台本には書かれていない、たくさんの経験があるだろ?」
「うん」
「それを考えてみるんだ。正解は無い。好きなように設定してみろ……芝居と矛盾するようなのはダメだが、最初は何でもいい、思いつくままに上げてみるんだ」
「ううん……」
アルトは首をひねった。
「そこで詰まるか……」
シェリルが提案した。
「お手本、見せたら?」
「そうだな」
アルトは、ちょっと考えた。それから立ち上がって、SMSのジャケットを脱いだ。下は平凡なTシャツだ。
客間の片隅に立って、軽く目を閉じる。
目を開いた瞬間、変身した。
91名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 01:51:26 ID:WwG2aBNk
女形クルー!?
「あ」
ランカは、その様子に小さく叫んだ。
アルトは女性になっていた。肩のラインが変わり、立ち姿がしなやかなシルエットを形作る。
ふらり、と足を踏み出した。その動きは舞のようでもあり、酔っているようでもある。流れるような動きでソファに座ると、女形の発声でセリフを吐いた。

 これはこれはお歴々。
 お揃いなされて揚巻をお待ち設け、ありがたいことじゃ。
 私がこの生酔いは、どこでそのように酔ったと思し召しも
 恥ずかしながら、仲之町の門並で、
 あそこからもここからも呼びかけられてお盃の数々。
 松屋の若衆の男ぶり、
 悪じゃれな侍が持ち合わせた盃
 あげまきさんといけぬ口合い。
 憎さも憎し、押させて三つ飲ましたのでござんす。
 こっちも一つ四つめや借りられて、
 ちょっとお近づきにとさした盃、
 二つ元結の憎らしい男つき。
 その上にまたねじ上戸。
 その捻じょうとおもわんせ。
 あんまり憎さにとうとうあっちを捻じ倒し、
 ついにはそこに大いびき。
 いかな上戸も私を見ては、
 ごめんごめんと逃げて行くじゃ。
 ホホホホホ、それほどの酒にも、
 慮外ながら憚りながら、
 三浦屋の揚巻は酔わぬじゃて。

アルトはしなを作り、流し目でランカを見た。
ゾクっと背筋を走るものは何だろう。
ランカは今まで経験したことのない感覚に戸惑った。
しなを解くと、アルトはいつものアルトに戻った。
「今の、どうだ? 何か感じたことがあるか?」
「ええと、高貴な女の人が酔っているのかな? でも、酔っているけど、背筋が伸びていて、誇り高さを表している……?」
ランカは小首をかしげた。
「それが伝わっていればOKだ」
アルトはソファの上で寛いだ。
「今のは、何のお芝居?」
シェリルが説明を求めた。
「花魁(おいらん)……昔の高級娼婦だ。貴族にも劣らない教養を身につけている、誇り高い女なんだ。気に入らない客は断ることもできる。そういう客がいくら金を積んでも首を横に振るんだ」
「凄いわね」
シェリルも興味深そうに身を乗り出している。
「その女が、あちこちから杯を差し出されて飲み比べをしたんだ。でも、酔い潰れてない。客の方が酔い潰れているっていう口上。
私は酒でも、金でも、権力でも落ちない。私が欲しければ、私のハートを奪わないとダメだってね」
「その……その女の人は戦っているんだね。愛を武器にして」
ランカは呟くように言った。
アルトがにっこり笑った。
「いい事を言うな。ランカ、作詞の才能があるんじゃないか」
「えっ、そう? そうかな」
ランカは照れた。
「重要なのは言葉じゃない。ランカが見抜いたように、体の動きなんだ。同じセリフを背中を丸めて言っても、迫力も説得力もないだろ?」
「そっか、その人の背負っているものって色んな所に出るんだね」
「そう。人間には、それまで積み上げてきたものがある。ナターシャも、きっとそれがあるはずだ。ランカなりのやり方で、台本に書かれていない部分を探してみろ。それが役の解釈だ」
「ありがとう、アルト君。ちょっとだけ、判ったような気がする」
「ん、それじゃひとつ宿題」
「なにかな?」
「ナターシャが、本当に惚れた男に好きって告白する時、なんて表現するのか考えてみな」
「うーん」
「いいか、ナターシャは娼婦なんだ。仕事で、好き、だの、愛している、だの、毎日のように客に色っぽい声で囁いているはずだ。そんな彼女が、自分の本当の思いを伝えるとしたら、どんな言葉・行動になるんだろう?」
「き、厳しい……アルト君」
「役の解釈を積み上げたら、結論が出るはずだ。正解はどこにもない。ランカの中にある」
ランカが一足先に帰宅した後、シェリルはアルトに尋ねた。
「ねぇ、さっきの宿題、正解は無いけど、模範解答はあるんじゃないの?」
「ああ、まあな」
「教えなさいよ」
「そうだな。昔の娼婦が男を口説く時の決め台詞に“寒い”ってのがあったそうだ」
「寒い、ね。あなたに温めて欲しい……ってことなのね」
「四角い卵に廓(くるわ)のまこと、あれば晦日(みそか)に月が出る……娼婦の“愛してる”なんて、言っている本人も信じられなかったんだろう」
「ん……なんか歌詞に使えそう」

美星学園の放課後。
ランカはアルトに宿題の答えを披露するために、人気のない視聴覚教室へ誘った。
「見せてもらおうか」
アルトは少し離れると、腕組みをしてランカを見た。
「うん」
ランカは目を閉じて、大きく深呼吸した。目を開く。
「……嫌い!」
その鋭い言葉は、アルトをドキっとさせた。
「嫌い! 大っ嫌い! 二度と顔を見せないでよ! 嫌い! 嫌い! 嫌いっ! どっか行っちゃえ!」
拳を握りしめ、叫ぶ。叫びながら、ランカの目から涙の滴がこぼれた。ポロポロこぼれながら、握りしめた拳は震えていた。涙をたたえた瞳は、しかし真っ直ぐにアルトの瞳を見つめている。
アルトは組んでいた手を解き、歩み寄るとランカをそっと抱きしめた。
アルトの胸に顔を埋めるランカ。
「……どうやって思いついた?」
「うん……くっ…」
ランカは乱れた息を整えながら言った。
「あのねっ……んっ……ナターシャはね、きっと逃げちゃうと思ったの、好きな人から。自分は相手を幸せにできないって……
でも、本当は気持に気付いて欲しいって、そんな風に考えたら……なんか本当に泣けてきちゃって」
アルトはランカの頭を撫でた。
「合格だ……ランカの解釈、ドラマの監督と違うかもしれないが。自分で考えられるようになって、役に入りこめるようになったんだ。それが、ランカの“花”だな」
「あっ……ありがとう、アルト君。思わざれば花なり、思えば花ならざりき……の“花”だよね」
目元を赤くしながら、ランカはアルトの顔を見上げた。
「覚えていたか」
アルトは、その唇に唇を重ねた。
「んっ……今のキスは……」
「ナターシャへのキス」
「もうっ……」
ランカはもう一度、アルトの胸に顔を埋めた。

<終>
94名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 02:08:34 ID:JPh2zEob
へぇ〜…(感心)
出典はあるんですか?
歌舞伎とか江戸文化凄いな…
95名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 02:30:08 ID:isCBui5a
なんかもうレベル高すぎだwwww
96名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 02:47:34 ID:Dj5LLFAv
ヒロイン顔負けすぐる(w
97名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 06:39:21 ID:DacrMZ+J
ちょっと補足。

話中のセリフは『助六由縁江戸桜』より

「四角い卵に廓のまこと…」は吉原を歌った都々逸。
四角い卵と遊女の真心、そんなものが有れば晦日(月の末日)に月が出る。
太陽太陰暦を採用していた江戸時代なので、月末はほとんど新月状態で月が出ないのです。
98名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 07:10:41 ID:QCSPJpbz
>>88 GJ!!!
アルトが歌舞伎を語る話、いつも楽しんでます。
三浦屋揚巻!よっ、マクロス屋!!
99名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 07:30:21 ID:y285kkTz
視聴覚教室で娼婦実習マダー?
100名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 08:53:31 ID:wDUwEPGI
>>88
ほー。勉強になります。
何はともあれGJ!

アルランは付き合って3ヵ月後のデートで初お泊りな感じ。エロはなんとなく妄想できるんだがエロにたどり着くまでが難しすぎる。
101名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 10:51:03 ID:DacrMZ+J
自分的エロ的に不発だったので、りべーんじ

http://www11.atwiki.jp/macrossf-eparo/pages/59.html
↑の話の続き

アルト×シェリルで投下。
テーマは純情可憐なフェラチオ。
著者の筆力と妄想力がテーマに追い付いているかどうかは、読者諸賢の判断に委ねます。
102バスタイム(1/4):2008/06/13(金) 10:52:33 ID:DacrMZ+J
シェリルの仮住まい、スウィート・ルームへ来たアルトとシェリル。
「もう、髪がベタベタ」
シェリルがストロベリーブロンドの髪を手櫛で梳こうとすると、潮で貼りついているので指が引っかかる。
「自分で海に飛び込んだんだろ。俺だって…」
アルトの黒髪も同様だ。
半乾きの服の上にも塩が浮き上がっている。
「判った判った。洗ってあげるから、お風呂入りましょ」
「え、ええっ……風呂って」
「服もクリーニングしなきゃ。手配しておいてあげるから」
「そ…そうか」
「先に入ってて。フロントに連絡しておくわ」

大理石をふんだんに使った浴室は、いつも使っているSMSの宿舎のユニットバスに比べれば、細部まで配慮が行き届いた、寛げる空間だ。少なくとも、自分ひとりで独占している限りは。
「ふぅ……」
シャワーで、ざっと潮っ気を洗い流し、バスタブにつかる。
ドアが開く気配がして、シェリルが入ってきた。体に大きめのバスタオルを巻いている。
「ふふ、ちょっとがっかりした?」
「何を今さら……もう隅々まで見た」
「えっち」
「お前だって見た癖に」
シェリルはシャワーのカランを手にとった。
「さあ、お姫さま。お髪(ぐし)を洗ってさしあげますわ。そこのヘッドレストにもたれなさい」
バスタブの頭に当たるところには、ヘッドレストが作りつけてある。
アルトが、そこに首を乗せると、シェリルはシャワーで黒髪を濡らしてゆく。部屋に備え付けのアメニティから、シャンプーを手にあけた。髪になじませて泡立てる。
「どう? かゆいところ無い?」
「あ、ああ。なんか美容院ゴッコみたいだな」
「そうね。いつもしてもらう方だけど、こんなのも悪くないわ」
シェリルは体を乗り出した。
アルトの目と鼻の先で、タオルの結び目が解ける。
「あっ…」
豊かなバストがまろび出る。
アルトは顎を持ち上げ、色の薄い乳首を唇に含んだ。唇で挟み、舌先で突くと、堅くなる。僅かに海水の味がした。
「バカ……ん」
シェリルの声が震えている。シャンプーの泡にまみれたままの手でアルトの頭を抱きしめた。
「続けられなく…ん……はぅ」
アルトの手がシェリルの背中にまわされた。かろうじて肌に乗っていたタオルを引いて取り去る。
指がシェリルの背筋をたどった。
「はぁ……ふ……ぅん」
アルトの手のひらが尻の丸みを撫でる。その狭間に指を滑り込ませた。
「ね…ぇ……」
声に懇願する響きが混ざった。
アルトは手探りでバスタブの栓を解放し、湯を抜く。
乳首から唇を離すと、僅かに色が濃くなっている。
「来いよ」
アルトは両手を伸ばして、シェリルのくびれた腰を抱き上げた。
シェリルも力の入らない足で、バスタブの縁を跨いで入ってくる。
103バスタイム(2/4):2008/06/13(金) 10:53:17 ID:DacrMZ+J
すでに猛っているアルトの男性に、シェリルが濡れた視線を向ける。それに手を添えて、腰を降ろしてゆく。
アルトもシェリルの腰に手を添えた。
「ああ……んっ……」
一つになると、シェリルは長いため息をついた。
アルトはシャワーを手に取ると、それでシェリルの肌を濡らした。
いくつもの水滴が、薄いピンクに染まり始めた肌の上を流れ落ちてゆく眺めは、美しくもあり、めちゃくちゃにしたくなるほど凶暴な欲望を育むものでもあった。
「やだ、イタズラしないで」
アルトがシャワーのカランで、張りつめた胸の膨らみを愛撫する。
シェリルの手がカランを払いのけると、アルトはバスタブの底にカランを放置した。
そして、ボディーシャンプーを手に取る。
「あ…ん……それじゃなくて、こっちを…」
シェリルが手を伸ばして、備え付けではない別のボトルを手にとってアルトに渡した。
「これは?」
「私の体質にね…ぁ……合わせてチューニングされているの……ん……それ」
アルトが手のひらにボディーソープをあけると、パール状の光沢を帯びた液体だった。
それをシェリルの肩から胸へと手のひらで塗りこめる。
つながっている場所が、きゅっと締め付けてきてシェリルが高ぶっているのが伝わってきた。
「やだ……体を洗うのがこんなに……こんなに……ん」
滑る液体にまみれたアルトの手が、バストをこねまわす。
手は胸から腰へすべり、淡い茂みの中で尖っている芽を撫でた。
シェリルの体がガクガクと不規則に震える。
「ひぅん……」
高い声をあげた。指で、そこを念入りに愛撫すると、体を起していられなくなって、アルトの胸にくずおれた。
「見てるの? アルト……ああ……私の……」
「焼き付けてる…ん」
「イイわ…見て……全部……そ、そしたら…」
「そうしたら?」
「もっと綺麗になれ…んっ……気がする」
アルトはシェリルを抱きしめた。喘ぎに揺れる背中に泡をぬりこめてゆく。
104バスタイム(3/4):2008/06/13(金) 10:53:55 ID:DacrMZ+J
時間をかけて交わっていたが、最後まで達することなく二人は体を離した。
「アルト、見せて」
目元を染めたシェリルがねだった。
アルトはバスタブの縁に腰かけて、足を開く。
その間にシェリルはペタンと座り込んだ。
「やっぱり不思議」
自分の体の中に収めていたものに触れながらシェリルは呟いた。
「アルトに、こんなのがついているなんて」
「こんなのは無いだろ」
シェリルの手が、そっと握った。シャフトに沿って上下に動く。
「ね……これって、普段は小さくなってるのよね?」
「ああ」
「大きくなるところ、見たいわ」
「おま……」
アルトは絶句したが、シェリルがキラキラした目で見上げて来たので、小さくため息をついた。
「えーと、だな」
何か手段はないかと周りを見渡した。シャワーのカランガに目がとまった。冷水に切り替える。
「冷たいから離れてろよ」
アルトは自分のものに水を浴びせた。
「きゃっ」
冷たいしぶきが飛んできて、身をすくませるシェリル。
「冷やしたら小さくなるの? タンコブみたいなのね」
「た、タンコブかよ」
言っている間に、萎えてきた。
「どうだ、これでいいか?」
シェリルはコクンと頷いた。顔を近づけてしげしげと観察する。
「…可愛い形になるのね」
アルトは憮然とした。
「ごめんね、冷たい思いさせて」
シェリルはまるで、男性自身に話しかけるように言った。萎えたものを手にして、そっと自分の胸に押し付ける。
「温かい?」
「あ、ああ……」
肌のぬくもりが伝わってくると、徐々に回復してきた。
「あ、もう大きく……ふふっ、何だか嬉しい」
「嬉しい?」
「私に反応しているんでしょう?」
105バスタイム(4/4):2008/06/13(金) 10:54:18 ID:DacrMZ+J
シェリルは先端にキスした。
「あ、またピクってした」
「そりゃ、そんなことされたら…」
「感じるのね?」
シェリルは先端や、シャフトにキスを繰り返した。
指と唇の刺激に、先走りで濡れてくる。
「あ……これ」
「男も濡れるんだ」
「そうなの」
シェリルは小さく舌を出して、舐めとった。
「んー、なんか変な味……変な味だけど、嫌じゃないわ」
「シェリル…」
アルトはこらえきれなくなって、シェリルの頭を引き寄せた。その頬にぴったりと勃起したものが押し付けられる。
「うん」
シェリルはアルトを見上げて頷いた。
小さく出した舌で、ソフトクリームを舐めるように控え目な愛撫をする。
「どうやったらいいか、判らないから……嫌だったら言ってね」
「すごく……ドキドキする」
アルトの手のひらが頬を撫でると、シェリルは微笑んだ。その表情が無邪気さと色っぽさを同時に備えていて、アルトの胸が高鳴った。
「あむ……」
唇を開いて、先端を含む。舌先が過敏な部分を愛撫した。ぎこちない動きは、しかしアルトの快感を高めるのに十分だった。
「指も……使ってくれよ」
アルトはシェリルの手を取って導いた。シャフトを握って扱く動きを伝える。
「ん……」
先端がシェリルの唇の中で膨れ上がる。
「もう……っ」
アルトは欲望を抑えきれずに、解放してしまった。
「ん…くっ……」
シェリルは口元を押さえて離れた。しばらく、そのままじっとしていたが、やがて喉が小さく動いた。嚥下している。
「お前……」
「ふふっ」
シェリルはアルトを見上げた。トロンと焦点が合ってない視線をアルトの顔の辺りにさまよわせる。
「やっぱり、変な味」

<終>
106名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 11:34:26 ID:JPh2zEob
>>97
なるほど。
都都逸って色っぽいよね。
107名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 11:44:49 ID:OBP0yUc7
>>101
アルシェリラブラブでいいな!!
GJGJ!!
108名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 12:03:04 ID:tH9YakA1
>>101
GJすぎー、前の話も面白かったよ
ほんと二人の間に愛いっぱいな雰囲気が漂っていて幸せな気分になれる
やっぱエロは愛だな
109名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 12:15:06 ID:vVJmuHR5
>>101
GJ激しくGJ

アル×シェリはいいな〜
110名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 12:27:36 ID:nLZYVaXQ
>>101
GJキタコレ!オレの中のエルモ社長が目覚めた。
「そう!エロは愛なのです!」
111名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 12:50:18 ID:r9mnGZLz
シェリル公式ブログから

>どうしてモノの端っこには
>感情が出ちゃうのかしら。
>迷いも痛みも切なさも
>体の中でどんどん行き場がなくなって、
>端っこにたまってるとか?

お後がよろしいようでw
112名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 16:01:59 ID:AgnP1rDt
アルシェリエロスwww
113名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 16:20:15 ID:K4OAkAJQ
>>101 GJ!!!!イイヨイイヨー!ヤックデカルチャー! やっぱりいいなアルシェリ
また期待してる。全裸で期待して待ってるよ〜

>>111
ちょw シェリルの乙女心がエロスにw そうとしか読めなくなったじゃないか。どうしてくれるw
114名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 18:00:59 ID:xVARrOxT
>101
やっぱり甘いアルシェリが一番好みだw
というかこんなにエロくて甘いカップリングは初めてかも…
超GJ!!
115名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 19:10:50 ID:zrVt9ua0

このスレはシェリルさんに監視されていますが

         ハ..l.....ヽ{..:|:.{:....:........|:...:....:...:...: ....:...:..|:..: ..: :. .  .   .!::... |
           / ...::l:....:/ヽ.:ト:ド{:...ト、ハ:i:..、:..:..:.:....:.:ィ:.ト、.:...:...:.:...:}:. }  ..|::.. |
        } ......:|....バ} |斗=ァ=ミ{\ト{、:.//ィ厶lム}イ:.. .::i:../:}ノ   .|:....  l
        ノ .......:|...{ l ハl^`{, ト:f:r小¨` }イ´イ一j,≦厶zノ}イイ′  ...|:..... '.|
       / ...........:l:ハ {. |  '^`冖'′       ^´ドf::ri「`ヾ、}   ..|:..... {.|
        .′............:|.... } `| ////     :      ^`=='zz'^`ノ:   ....l:.....  ||
      i  ............ハ}... ー|           :      ////  / .:   ....:.......} l|
       | ........../:...::|:... 圦          :         / ,./:   ... .......′||
       } ....../:........}:....ノ小.       丶 -       /: //:.  ...  ..../  {
      ノ../:..:......... |:...{.{.j}{:ヽ.               {:. {イ:.  ...   ./   ハ  
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  ,/ ........:..:.......:..........{..ト、:.....ノ \        . イハ:.{... .:....  ||... |  /
< ̄ ̄¨ ―- z―くヽ\:....... \ \__ ..  ´  /:..:..:}:..  ..:    |!..... |/
´ ̄`  、     `ヽ \`ヽ:......  ヽ.         /:..:..:...|:.....:..:.    |:... /
     \         \ \:.....   {ヽ       ん、:..:. |:.....:..:..   {/
         \         ヽ:..... ヽ \    {  \:. |:....:..:.... /

                                少々刺激が強いようです
116名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 19:29:36 ID:G4ZhhyeX
>>115
か、可愛いwwww
117名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 19:34:19 ID:InMDskvo
>>115
ちょ、可愛すぐるwwwww
これからもアルトとイチャラブしてください。
118名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 21:10:48 ID:zrVt9ua0

このスレはシェリルさんに監視されていますが

         ハ..l.....ヽ{..:|:.{:....:........|::::::::::::::::::: ....:...:..|:::::::::::::::::::: .!::... |
           / ...::l:....:/ヽ.:ト:ド{:...ト、ハ:i:::::::::::::::::::.:.:ィ:.ト、.:...:...:.:...:}:. ..|::.. |
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        ノ .......:|...{ l ハl^`{, ト:f:r小¨` }イ´イ一j,≦厶zノ}イイ′  ...|:..... '.|
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      ノ../:..:......... |:...{.{.j}{:ヽ.     へ          {:. {イ:.  ...   ./   ハ  
    / ..:..:..:..:....:......|:...`´.∨丶            / ,|....|′ ...:..   {./..  ′ ヽ 
  ,/ ........:..:.......:..........{..ト、:.....ノ \        . イハ:.{... .:....  ||... |  /
< ̄ ̄¨ ―- z―くヽ\:....... \ \__ ..  ´  /:..:..:}:..  ..:    |!..... |/
´ ̄`  、     `ヽ \`ヽ:......  ヽ.         /:..:..:...|:.....:..:.    |:... /
     \         \ \:.....   {ヽ       ん、:..:. |:.....:..:..   {/
         \         ヽ:..... ヽ \    {  \:. |:....:..:.... /

                    逆にスッゴい見られて恥ずかしげなご様子です

※お鼻と髪の毛のズレを修正しました。
119名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 21:24:37 ID:y285kkTz
>>101
良いエロGJ
純情可憐www
泡でもこもこ頭のままで、を想像してちょっと吹いた
120名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:37:29 ID:G4ZhhyeX
オズマ×キャシーを投下します。
キャシーが積極的です。
苦手な方はスルーして下さいませ。
8レス程お借りします。
121名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:38:37 ID:G4ZhhyeX
「オズマ少…佐…?」
書類を持ってドアを開けてみたら、肝心の相手は部屋の端に置かれた簡素なベッドの上で大の字になって鼾を掻いて寝ていた。
「………………。」
書類を今夜渡しに行くとは事前に伝えていたはずだ。
こっちは書類を届けるだけなのに、化粧を入念にし直して、何度も何度も念入りにチェックをしてこの部屋まで来たのだ。
この差は一体なんなのだ。
(どうせ念入りに化粧したところで、この気持ちよさそうに寝ている男には分からないだろうけど。)
そもそもいちいち気にしている自分の方がおかしいのだ。
寝顔を見ていると、会う度に小さな事で動揺する自分が惨めになる。
自分ひとりがこんなに心動かされるなんてずるいではないか。
ふ、と腹の底に滾った苛立ちに、キャシーはベッドの端に腰を掛けてオズマに近づいていった。キャシーはオズマに覆い被さり、唇を合わせる。
「……ん」
のろのろと身体を起こそうとするオズマを押さえつけて、キャシーは呟いた。
「私ばっかりずるいじゃない」
 キャシーがいることに、オズマはまだぼやけた目を軽く見開く。
 ちりちりと火花を放ち、自分を睨んでいるキャシーの頑固そうな目に、オズマは肩を竦めた。
「何を言ってる。もう終わったことだ」
 起き上がろうとしたオズマよりも、キャシーの動きが素早かった。
 あっという間にベッドの上のオズマに馬乗りになると、シャツの襟首を掴み上げる。
 呆気に取られるオズマに構わず、キャシーはその唇に乱暴に口付ける。面食らったオズマの口内に侵入したキャシーの舌が、散々、滅茶苦茶に動いてからオズマを突き放した。
「……おい」
「あなたも変わったように私も変わったの」
 す、とキャシーの手が跨っているオズマの下腹部に伸びて、ズボンの上からいきなりそれを掴んだ。触れると、熱が伝わってくる。キャシーは思わす息を飲み、指先で形をなぞった。ひくん、と僅かにその部分が波打つ。
「っ!」
 まだゆるりと起き上がったばかりのその部分へのいきなりの刺激にオズマは思わず背を跳ね上げ、スプリングを軋ませた。釣られて弾むキャシーの二つの膨らみが、意に反してオズマ自身の血を熱くさせる。
122名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:39:40 ID:G4ZhhyeX
「キャシー……っ!」
キャシーはオズマを無視して、握ったオズマ自身をキャシーの手が上下に扱き始めた。
オズマは眉を顰めた。
女に好き勝手にされるのは、今一つ好む所ではない。
「やめろ」
 吐き出されたオズマの命令口調に、キャシーはすい、と顎を反らすと力一杯それを握り締めた。
「って!」
「オズマだって欲しいんでしょ?」
 オズマの意志とは裏腹に、刺激を受けたオズマ自身は滾って固く隆起してくる。
それを確認すると、キャシーはオズマのズボンのボタンを外し、チャックを下ろした。
「おい!」
 窮屈な場所から開放されたその部分は、完全に熱立っている。
 跨ったままオズマを見下ろしていたキャシーは、ひたひたと自分の臀部を叩いているそれを後ろ手に掴んで更に扱き始めた。
「おい、やめろ!」
「嫌よ」
 加えられる刺激に溜まらずキャシーの腕を押さえたオズマに、キャシーは冷たく言い放つ。
 オズマの動揺に構わず、キャシーはうろたえたオズマの手を軽く振り解くとオズマの上から降りた。
 何となしにホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、今度はオズマの脚の間に身体を割り込ませている。オズマの滾ったままのその部分に、キャシーの手が触れる。
 「……何、する気だ」
 分かっているくせに。
 キャシーはじろりとオズマを睨むと、やおらそこへ顔を埋めた。
「!」
 ぎくりと引き締まったオズマの身体が緊張する。キャシーは前置きもなく、ヒクヒクと揺れているオズマ自身を口に含んだ。
「よせ!」
 やんわりと舌の平が先端の膨らみを撫でてくるりと一周すると、一気に奥まで吸い込まれる。
 こういう事をされるのも別に嫌いな方じゃない。嫌いではないが。
(ヤバい……)
ねっとりと裏の筋に舌を這わせながらキャシーは顔を上下させ、先端を穿つように尖らせた舌で擽る。
123名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:40:32 ID:G4ZhhyeX
吸い上げられ、舐め上げられ、オズマ自身は張り詰めて怒張していく。
(ドコで習ったんだ、こんなのを! )
 思わず問い詰めたくなる程の舌使いに、オズマの呼吸も荒くなる。
 キャシーはオズマの反応を見て、動きに緩急をつけて焦らしている。
どんどん膨張し、滾ってくる重い熱にオズマはきつく眉を寄せた。
「……っ」
「んっ…」
 オズマを咥え込んだ喉の奥に熱が放出され、キャシーが思わず咽込む。
「……すまん」
 咽喉を鳴らしてその熱を飲み込んだキャシーの背を軽く叩いてやり、オズマは呼吸を整えるために大きく息を吐いた。
 酷く、疲れた。
 自分の技量や体力にはそこそこに自信があるが、相手のペースに合わせる事には慣れていないし向いてもいない。
 舐められてイかされるのは、快感の前に屈辱だ。
 咳をしていたキャシーが身体を起こすと、オズマの胸に手を這わせて伸び上がってくる。
 (……もう勘弁してくれ)
 正直な所、主導権を握られてしまうと何をしてよいのやら分からない。
だがキャシーはそんなオズマの胸中などお構いなしに無理矢理オズマの唇に口付ける。
瞬く間に舌が入り込み、オズマはキャシーの唾液に混ざった自分の精液の味にげんなりと顔を顰める。
 キャシーは、オズマの様子に構わずにシャツを捲り上げ、軽く隆起している乳首を指で擦り付けた。
(……参った)
 悪い夢でも見ているようだ。
 戸惑うオズマの身体にしな垂れ掛かるキャシーが、自分の膨らみを押し付ける。
熱を孕んだ柔らかな感触に、一度は静まったオズマ自身がまたむくりと首を擡げる。
キャシーの手が、また完全に隆起したオズマ自身を今度は優しく撫で上げる。
 ぬるりとした感触に、うかつな反応をしまいとオズマは奥歯を噛んだ。女に主導権を取られたくない。 キャシーの頑固さは自分自身もよく知っている。さて、どうしたものか。
124名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:41:36 ID:G4ZhhyeX
(………ったく)
軽く溜息をつくと、オズマはキャシーをベッドに押し返した。
 キャシーの顎を掴むと唇を重ねる。優しく啄ばんで薄く開いたその間に舌を差し込み、ゆっくりと撫でた歯列を割って侵入するとキャシーの舌を絡め取る。
乱暴なようで、優しい。じん、と頭の天辺が痺れて、蕩けそうになる。
ぼうっ、と頭の芯に熱が篭って身体が浮き立つ。肌が、切なく焦れてくる。
 「ん……」
 唇と、絡んだ舌が最後に離れてどちらのものとも分らない唾液がぽとりとシーツの上に落ちる。
無造作に服を引き剥がすと、下着から出てきた白いふくよかな膨らみがふる、と揺れる。
掌で柔らかく揉み上げるとキャシーの身体が緊張して固くなり、肌が毛羽立つ。
 胸の先端がぽつん、と存在を主張して勃ち上がるのを見て、オズマはそれを唇に含んだ。
 「んっ」
 くるりと背を丸めてキャシーはオズマの頭を抱きかかえる。
オズマはその部分だけ固くなった先端を舌で穿つように舐め、吸い上げて優しく噛む。
 「ん、ぁん……っ」
 細い嬌声が耳朶に触れる。ぞくん、と背筋に電気が走り、キャシーは短い声を上げた。
更にスカートの裾から太腿に手を這わされて硬直する。
 「はぁ…ん……!」
掠れた吐息と共に思わず甘い声が出てしまう。
それを合図にオズマはキャシーの脚の間に手を割り入れた。
 「ん」
既に熱気を持ったその場所を下着越しに指で擽ると、キャシーの白い咽喉が息を詰まらせて仰け反る。
その咽喉元を喰らうように唇を押し付けるとキャシーの背がぴくんと跳ね上がり、全身が一気に汗を纏う。 
オズマは、太腿の上を滑った手でずるりと下着ごと引き下げられ、閉じようとした両脚の間に強引に身体を割り込まれると、オズマは茂みの奥へと手を差し入れた。
 オズマの背中を掴んだ細い指が食い込む。弾む息と意味をなさない小さな声。
 オズマは唇と舌でキャシーの鎖骨や膨らみを蹂躙しながら、久しぶりの感触に酔いしれていく。
125名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:42:48 ID:G4ZhhyeX
キャシーが脚をすり合わせているのに気付くと、オズマはぐい、とその両膝を割った。
 「やっ」
 短い批難の声を上げ、キャシーが苦しそうに眉を寄せる。
 オズマはキャシーを見上げてしれっ、と言い放つ。
 「何を今更恥ずかしくなってるんだ?」
 「……!」
 かあっ、と顔を赤くして反論しようとするキャシーの唇を口付けで塞ぎ、オズマは開かれたその場所を柔らかく擦った。
「ちゃんと言えよ」
 「っ!」
 オズマはキャシーの耳元に煽るように唇を寄せた。さっきまでの仕返しに、かなり嗜虐的な気分になっている。
 オズマは一度短く息を吐いて意地悪く笑うとキャシーを見上げた。
 「どうして欲しい?」
  オズマの指先が、焦らす動きで愛撫を再開する。
下腹部が、痛い位に疼いてきてキャシーはひくん、と咽喉を動かす。
 「オズマ……」
 甘えるその呼び掛けにもオズマは少しも動じない。
内腿を掌で撫でて、指の腹で優しく秘裂を擽る。
 腰の辺りがむずむずして、切なくなって息があがる。
腕が首に縋るように絡みつき、柔らかい身体がすりすりと擦りつけられる。
甘い声が耳元で甘く響く。 
「もっと、……ちゃんと触って」
 「了解」
オズマの指が、熱っぽく湿ったその場所を浅く掻き回して先端の肉芽をかり、と指の腹で掻いた。
 「ふ、あっ」
 急激な核心への攻撃にキャシーの腰が浮き上がって膝立ちになる。
待ちかねていたように下腹部から熱が溢れ出し、オズマの指の動きに合わせてくちゅくちゅと淫猥な音を立てる。
  腰が誘うように動いてしまう。口の中に唾液が溜まって、弾む息につられて零れ落ちる。
 「……ぁんっ、そこ、いい……っ」
 「ここだろ?」
 剥かれた花芯をくりくりと弄られて、キャシーは全身を貫かれたように震え上がった。
敏感な場所を強めに擦られ、優しく摘まれてとろとろと吐き出される熱い蜜が、オズマの手をじっとりと濡らす。
126名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:43:47 ID:G4ZhhyeX
濡れそぼった陰唇を押し開くとゆっくりと中指を挿しいれた。
 「ん、ぁあっ!」
 キャシーの唇からしどけない嬌声と唾液が漏れる。
貪欲なキャシーの膣内の締め付けに微かに上唇を舐めてオズマはわざと意地悪く笑った。
 「感じるところは変わってないな」
 「……やっ、馬鹿……、あんっ」
 ぷつぷつとした内壁を擦るとキャシーはそれだけで身を捩る。
抜き差しを繰り返して知り尽くしている敏感な部分を捕らえると、膣内が激しく蠢き、痙攣する。
 「ふ、あっ!」
柔らかい内腿を指で辿って、その場所を再び撫でると、キャシーが短く息を漏らす。
  「んっ」
 熱く潤ったその奥からすぐに蕩けた熱が吐き出されて、指に纏わり付く。
身体が逆上して染まっていくのに見ながら、オズマはキャシーの両脚の間に顔を埋めた。
 指を抜き差ししながら空いた指で陰唇を押し開くと、隆起した花芯が顔を見せる。
細く息を吹きかけただけで、キャシーの背中が仰け反り、腰が浮き上がる。
 「オズマ……!」
 涙の滲んだ声に応えるように、オズマはその肉芽をぺろりと舐めた。
 「ぁんっ!」
 指を喰らい込むように膣内が締まる。舌先でちろちろと弄くるとキャシーが堪らずにオズマの髪を掻き乱した。
 「やっ、ダメ……!もう…っ」
 くい、と膣内で指を折り、一番の弱点を擦り上げると、キャシーはあっけなく身体を戦慄かせて上り詰めた後、脱力した。
127名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:45:38 ID:G4ZhhyeX
激しく肩で息を吐き、余韻に震えるキャシーの膣内から指を抜くと、オズマはぐったりとしているキャシーの髪を撫でて顔を覗き込む。
キャシーは、腕を伸ばしてオズマの首を抱き締めた。
 「きて、オズマ……」
 ひた、と宛がわれたオズマの熱立った自身が、キャシーの膣内へと挿入っていく。
 「んっ」
 待っていたその刺激にキャシーの身体が弓形にしなり、肉壁がオズマを絞り上げる。
オズマは短く息を吐くと、有無を言わさずいきなり動き出した。
 「っ、ぁあっ!やっ、もっとゆっくり……」
 圧迫にキャシーの背中がぐん、と仰け反り膣内が狂ったように蠢く。
 オズマはキャシーの膣内の熱さにぐっと眉を寄せた。
締め付けて昇華を急くその肉壁に、オズマは奥歯を軽く噛む。
 ずちゅっ、と重い水音が、ゾロの抜き挿しの度に部屋に響く。
「オズマっ、オズマ……!」
 焦点を失ったキャシーの瞳が熱に浮かされ、指先がオズマを求めて宙を彷徨う。
オズマはその指を捕らえて握り締め、キャシーに口付けを落とす。
キャシーの瞳が、オズマを捕らえて優しく微笑む。
 その笑顔に心臓が破裂しそうに高鳴り、オズマは込み上げる何かを飲み下した。
「オ、オズマ……欲しい……っ」
その声に誘われるように、オズマの律動が激しさを増す。
キャシーの皮膚が一気に毛羽立ち、逆上せていく。
蕩け出る熱い蜜がキャシーの嬌声の合間に重い水音を立てる。
 「ん、ぁあっ!」
 オズマは仰け反るキャシーの胸元に貪る様に唇を押し付け、噛み付くような強さで膨らみの先端に隆起する蕾を唇で咥えた。
容赦のないオズマの責めにキャシーは必死に首を振る。
胸を揉みしだかれ、繋ぎ目の肉芽を指で扱かれてキャシーはすぐに上り詰めた。
128名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:46:27 ID:G4ZhhyeX
オズマは自身を引き抜き、キャシーの腰を持ち上げてベッドに転がすと、背後から指で秘裂をぱっくりと押し開いた。
「んんっ」
 ぶるっと震えるキャシーの膣内から、とろりと白濁とした愛液が溢れ出す。
オズマはキャシーの膣内へと、再び自身を突き入れた。
 「んっ、ふ、ぁあっ!」
 最奥まで貫かれて、意識が点滅する。身体の中が、甘い痺れに支配されて何度も爆発する。
訳もなく涙が止まらない。
激しく肌を打ち付け、粘った愛液が迸り、薄汚れたシーツを濡らす。
ベッドが軋んで悲鳴を上げ、仰け反ったキャシーの背に玉の汗が浮かぶ。
キャシーの眦から、涙が伝いシーツに落ちる。
「だ、めっ!もう……っ!」
 びくん、と痙攣し、頂点に持っていかれたキャシーの意識が白くなりそうになるのをオズマは更に突き上げる。
「やっ、……いやぁっ!」
 キャシーの悲鳴を、オズマは黙殺した。
 ひくつく膣内へ怒張する自身をねじ込んで、激しく動き続ける。
捲られた花弁の切れ目で露出した肉芽を指で嬲り、肌を吸い上げて紅い花を散らせ、オズマはキャシーを思うままに蹂躙した。
 ようやくキャシーの中でオズマの熱が放たれた時、キャシーは遠退く意識の中で、必死にオズマの首を抱き締めていた。



荒い息が収まった後、オズマはようやくキャシーの膣内から自身を引き抜き、重い息をついた。
 汗で濡れているキャシーの身体にベッドから引き剥がしたシーツを掛けて、オズマはキャシーの濡れた髪をそろりと触った。変わっていない感触に思わず軽く笑ってしまった。
その笑い声は静かな部屋の空気に溜息と共に溶けていった。
129名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:48:29 ID:G4ZhhyeX
この後二人の関係がどうなったかは皆さんのご想像にお任せします。
オズキャシはアルシェリ並みにツンデレカプだと思います。
キノコ、出番なくてごめんなさい。

あと、読みにくくて本当に申し訳ありませんorz
出直して来ます。
では、お読み頂きありがとうございました。
130名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:50:16 ID:AgnP1rDt
GJ
やっぱオトナ組はエロ度が上がるなw
オズキャシはなんかアルシェリが大人になったら似た感じになりそうだな
131名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:51:59 ID:wFE4OJR6
GJ!いいねいいね〜。
キノコの出番なんぞなくてよろしいw
132名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:07:51 ID:AwAEBRah
すまん、全然関係ないジャンルのサイトで>>120の文と殆ど同じのを読んだんだが気のせいか?
多分ワンピースかなんかだったと思ったけど

名前挿げ替えはイクナイ
133名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:07:57 ID:kekO3plP
昔と違って大胆なテクニックに目覚めたキャシーに、間接的にレオンを匂わせるのがいいな〜
若かりし頃のオズマ×キャシーも読みたくなるぜw
134名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:29:41 ID:AwAEBRah
探してみたらやっぱりそうだったw
エロシーンは名前変えただけだな

ワンピース好きだった頃よく見てたサイトさんなんだ
もしサイト主本人だったらすまん
135名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:37:48 ID:wDaNXEdG
>>120は改変なのか?
だとしたら本人だとしても最低だな
バレないと思ったのか知らんがやるなよ

昔それで荒れて職人も投下されてもGJレスもなくなったスレもあったんだからな
136名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:45:14 ID:qo0KiXJ0
マジで改変?

エロって、首がすげかわっても成り立つものなのかと思うと
すごくむなしくなってきた。
自分が萌えたのは、オズマとキャシーだからではなく
そういうことしてりゃ誰でもよかったのかって。
ちょっと修行の旅に出てくる。
137名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:53:27 ID:dH24aDKu
ハヤテスレなんか、荒らしがわざと過去のSSや改変したSSを
何度も投下してたりするんだぜ
ソースなしで改変と決めつけるのも、それはそれで問題があるけどさ
138名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:55:52 ID:1lGwEx8V
改変にも萎えるが女とモロわかるレスが多い
例えば「ませ」とかw
丁寧なんだろうが男から見ると書き手がわかるようなのは萎える
139名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:58:13 ID:qo0KiXJ0
そういや、他のサイトから丸っきりのコピペを
投下したやつがいたスレも、前見たことあったな。

しかし、改変のソースっていっても
個人サイトからだったらなあ……さらしになるし……
改変投下されてもスルーってことにしておこうか。
140名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:58:47 ID:AwAEBRah
殆ど改変
本人じゃなかったら申し訳ないから貼れないが
そのカップル特有の状況説明が省いてあってオズマとキャシーの状況説明を付け加えてる
あと――を()に変えてたりとかしてるな
興味があったらワンピースのサーチをゾロとたしぎで探せば分かる
自分は(ドコで習ったんだ、こんなのを! )の台詞で思い出した
で、是非>>120の言い分を聞きたいんだが
141名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:59:37 ID:AwAEBRah
スマン、スルー推奨か
忘れてくれ
142名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:05:01 ID:1lGwEx8V
スルーっても改変ってわからなきゃGJするわなw
で、改変にGJした低能プギャーで投下も減ると。
>>120はとっくに逃げただろ
改行がいつもの人みたいだがなw
143名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:12:57 ID:qDCv4WWp
投下するやつの性別なんざどうでもいいよwwww
改変はマジなら良くないことだと思うんで気を付けて欲しいが
144名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:21:16 ID:1lGwEx8V
書き手が女でもかまわんがババァっぽいレスは勘弁してくれ
「ませ」なんかチンコじゃなくて鳥肌立つってのw
145名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:29:52 ID:dH24aDKu
改変する人もだけど>>144みたいなのにも消えてほしいな
146名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:34:16 ID:A6IfJpnX
アルト×シェリルで新婚旅行ネタ
子供の代まで妄想が止まらナス
まだ、10話までしか来てないのに、これでイイノカ?
147ハイマート(1/2):2008/06/14(土) 01:36:17 ID:A6IfJpnX
アルトとシェリルの新婚旅行は、自家用クルーザーによる航宙だ。
外殻に“JUST MARRIED”と大書されたクルーザーが最初のフォールドを終えると、美しいガス星雲を臨む軌道に出た。
一億年前に巨大な恒星が超新星化して爆発した名残のガスが高速で拡散しながら白いヴェールのような網目を作り出しているのは、神秘的な眺めだった。
「軌道安定、半径十光年には誰もいない」
副パイロット席のアルトは、機長のシェリルに報告した。
「ええ……」
シェリルはシートベルトを外すと、船内の人工重力を切った。シートからふわりと浮き上がる。
操縦席から、居住区画へと慣れた身のこなしで飛んでゆく。
操縦をオートパイロットに任せたアルトも後を追う。
リビングで待ち受けていたシェリルは飛んでくるアルトを抱きしめて受け止めた。二人の体は慣性の法則に従って漂い、緩衝材を貼った壁に柔らかく受け止められる。
唇を合わせたまま、互いのパイロットスーツを脱がせてゆく。
腕の動きで緩やかな回転運動が始まり、足の動きで別軸の動きが加わる。
無重力空間で絡み合う二人の肢体は不思議な舞のように見えた。
「アルト…」
シェリルが囁く。アルトの耳朶にキスしながら、腕を首に絡める。
「シェリル…」
アルトも応える。
二人はすでに生まれたままの姿だ。
「ねぇ、最初に無重力空間で愛しあった人って、どうやって抱き合ったのかしら?」
「さあな、判らない。でも彼女の感想は今に伝わっているぜ」
アルトは手を伸ばして、壁に体を固定した。シェリルの背中を壁に押し付けるようにして、首筋に唇を這わせる。
「何て言ったの?」
「気持ちいいかどうかは、相手次第だって」
「ふふっ……当たり前のことね……アっ」
アルトはシェリルの足を開かせると、その間に頭を入れた。少し暗いローズピンクの花びらに唇を寄せた。舌先でスリットをなぞり、小さな感じやすい突起を唇で挟んで、摩擦する。
シェリルは甲高い声を挙げて、アルトの体にしがみついた。
そして、体の向きを変えて、アルトの男性を手にした。既に勃起しきったそれを咥える。無重力の環境なので、大きな動きをすると姿勢が不安定になるので、避け、代わりに強く吸った。
「んーっ……」
唇に触れているところがビクビクと反応する。
それにあおられて、シェリル自身も溢れるほどに濡れた。アルトの唇が押し付けられて、滴る蜜を啜る。
互いに入れ違いになった姿勢の二人は、渦状銀河のようにゆっくりとスピンする。
やがて、小さな銀河はほどけた。
と向かい合うように姿勢を変えると、アルトは足を壁に固定した。
シェリルも小さくうなずくと、足を広げて、アルトの腰に絡めて安定させる。
「いくぜ…」
アルトはシェリルを引き寄せながら、腰を突き上げた。
馴染んだ肌は、アルトをスムーズに受け入れた。
「ん……なんだか、いつもより熱い……」
「…あん……そう? アルトも……熱いわ」
束の間、見つめ合い、唇を重ねて動き始めた。
重力のある環境に比べて、動きが制限されるものの、互いを高めあおうとする二人の波長はそろっていた。
直ぐに高みへと上り詰めてゆく。
148ハイマート(2/2):2008/06/14(土) 01:37:28 ID:A6IfJpnX
二度ほど愛し合ってから、アルトとシェリルは空間を漂っていた。
壁の物入れから白いシーツを取り出すと、アルトはシェリルの手を取って互いの体に巻きつけるように回転した。
「シェリル……止まるぞ」
シーツが巻きつくと、二人は体のひねりで慣性を相殺する。そのタイミングは呼吸がしっかり合っていた。
「上手くなったでしょ? 私の姿勢制御も」
シェリルは情事のあとの気だるさを残したまま微笑んだ。
「ああ、美星でたくさん練習したな……」
アルトはクルーザーの制御電脳へ音声でコマンドした。外部の光景を今に投影しろ、と。
白いクッションは消え。星々が人類の見たことの無い星座を作り出す宇宙空間の映像に切り替わった。あの、ヴェール状ガス星雲も見える。
「……まるで私たちも天体になったみたいね」
「天体…そうか。シェリルはスターだものな」
アルトの言葉に虚を突かれたシェリル。一呼吸おいて、ぷっと吹き出した。
「宇宙の彼方からでも観測できるほど、まばゆい光を放っているもの……コラ、笑わないの」
アルトが笑いをこらえて震えているのを感じたシェリルは、アルトの鼻に軽く歯を立てた。
ひとしきり笑い合ってから、シェリルはポツリとつぶやいた。
「子供、欲しいわ」
「ああ」
アルトも頷いた。
「ミリア・ファリーナ・ジーナス市長の言葉だったかしら……男と女が揃って、子供を産み育てることで、フロンティア(開拓地)がホーム(故郷)になるんだって。好きなのよ、この言葉」
「子供にとってのホームで……シェリルのホームを新しく作るんだな」
シェリルはアルトの首筋に顔を埋めた。

ヴェール状星雲の中では、次世代の星の核となるべきガス塊が圧縮され、核融合の輝きを放ち始めていた。

<終>
149名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:51:43 ID:a/ULJygb
>>120
GJ...と言いたかったがパクリ.....?
確かに126にゾロって名前あるね。自作を待ってる。

>>147
GJ! またの妄想を全裸で舞って待ってるよ(笑
孤児なシェリルはきっと家族にすごい思い入れがあるんだろう。
150名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 02:15:18 ID:e3vNOObC
>>147
GJ!
無重力セックスの描写が上手い
151名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 02:21:04 ID:qDCv4WWp
一緒に空を飛ぶってのが
本編のネタも上手くつかってていいね
152名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 02:55:51 ID:1lGwEx8V
>>145
あ、悪いw
ババァってのが当たったのかw
153名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 02:58:45 ID:L2kHsWE6
アルシェリgj
ここに来る度アルシェリにはまっていく自分がいる・・・・
154名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 02:59:56 ID:1lGwEx8V
>>127
>ずちゅっ、と重い水音が、ゾロの抜き挿しの度に部屋に響く。
>ゾロ
>ゾロ
>ゾロ

糞ワロタwwwwwwwwwwwwwwwwww
155名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 03:03:19 ID:wDaNXEdG
どうでもいいけど……
このスレの投下されたやつが全て改変に思えてきたよ……
156名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 03:05:16 ID:kekO3plP
>147
今週放映無いし、いろいろ苛立っていた俺だが…新婚アルシェリGJ!!

この話に向かって、本編のシェリルも幸せになってほしいわ…
157名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 03:11:14 ID:1lGwEx8V
ババァはこれからは改変GJってレス付けろよw
158名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 03:51:42 ID:k3JKI2+2
盗作とか頭悪いな。>>120>>129は保管庫入りしないように
しましょうぜ。

>>146 GJですた。0Gセックス、
あっ、いいアイデアだなって思ったw
159名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 04:02:41 ID:vgdBNAJp
>>155
もちつけ。気になるなら特徴的なフレーズでぐぐって安心しろ
160牢獄:2008/06/14(土) 07:21:50 ID:A6IfJpnX
ブレラ・スタンは自分が牢獄に閉じ込められているのに気づいた。
全ての感覚器官からの入力が遮断され、物理現実が感知できない。それどころか、自分の肉体の感覚さえ無い。
そこに一つの入力情報があった。
「パープル1、最近の行動は我々の命令からの逸脱が激しい。よって相応の罰を与えなければならない」
ブレラにとっての指揮官から、直接、脳に入力されるメッセージ。
ブレラは耐える決心を固めた。
(いつか、来るとは思っていた)
不意に肉体のイメージが戻った。両手両足の感覚が戻ってくるが、動かせない。物理現実ではなく、身体イメージの情報だけが与えられたようだ。上下の感覚さえ無い虚空に放り出されたようなものだ。
「いいか、お前の苦痛も、快楽も、怒りも、悲しみも、お前自身のものではない。それを心に刻み込んでやろう」
全身の皮膚の触覚に入力があった。ゾワリとした形容しがたい感触が伝わってくる。いくつもの手で撫でられているようでもあり、巨大な舌で舐めまわされているようでもあった。
「おおお……」
思わず呻くと、声帯が機能しているのに気づいた。
「ぐぉっ」
体中の穴という穴に、何か得体の知れないものが侵入してくる。
口、耳、鼻、肛門、尿道。
身体はそれ等を快感と認識しているようだ。
ペニスが勃起してくる感覚。
それに呼応して、ペニスを扱きたてる何か、尿道に潜り込んだ何か、肛門に潜り込んだ何かが連動してブレラの性感を強引に押し上げてゆく。
(これは、レイプだ!)
「ああああああああああああああ」
声が止めどなく洩れる。
快感はピーキーな曲線を描いて上昇。
すぐに射精感覚に結びつくが、その瞬間、快感は苦痛に転化された。
「ぎゃっ!」
最初の波が通り過ぎると、また全身を刺激する愛撫。
快感が高まってくるが、絶頂の代わりに襲ってくる苦痛の予感にブレラは泣き叫んだ。

「これで、良い子になってくれるといいんだけど」
物理現実に戻ってきたグレイスは、周囲を確認した。
フロンティア船内のホテルの部屋。
スーツ姿で、ライティングデスクを前にして、椅子に座っている。
「あら……」
身じろぎすると、足の間が濡れているのが自覚された。快楽と苦痛にのたうちまわるブレラの主観情報に接して興奮していた。
「シャワーを浴びないと」
グレイスは立ち上がり、バスルームへ向かった。

<終>

------------------------------

ブレラ×グレイスで小ネタ。
161名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 09:16:27 ID:zunNsxLZ
>>159
ググったところで、同人サイトは検索よけしてるところも多いし(18禁ならなおさら)
見つかるとは限らないよ。
162名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 09:22:59 ID:kvgSDxy0
改変とか最低だな。120はしね
163名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 09:50:29 ID:IiBZ3WBi
これはきっと、エロパロマクFの勢いと質を落とそうという、
どっかちがうアニメからのジェラスィーに満ちた刺客にちがいないぜ?
今度投下するときトリップ付けようかな、オレ。

それはそうと>>160、ブレラチャレンジGJ。
164名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 11:31:45 ID:zunNsxLZ
>>160
さっきは乙コール忘れてごめん。乙&GJ!
シャワーに入ったグレイスは、洗い流すついでにシャワー使って自分を慰めればいいと思います!

>>163
つまりシェリルのイメージダウンを避けたいグレイスと
ランカの人気が出ないように監視してるキノコの仕業ですね、わかります。
165名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 12:23:57 ID:TrhUm2vX
>>160
これはいいグレブラ。GJ!
グレイス攻めならグレシェリも見てみたいなーw
166名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 13:32:14 ID:lS9vYqkz
チラ裏。

オズマとキャシーは、ようやくイメージが固まってきたかな。
士官学校時代の馴れ初めでも書こうかと思ってます。

あとは子供にアルトとの出会いを聴かれて舞い上がるシェリルなんかも妄想してたり。
「ついにこの日が来たのね!」
エロパロ的にどーか、と思うネタですが。
ブログの方にでもしまっとくかな。
167名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 13:45:36 ID:IiBZ3WBi
エロじゃなくても落としてほしいですよ。
あらゆる角度からパロディ、が、前スレからの流れですからw
168名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 17:18:17 ID:3OyP4S8V
改変って気付いてよかったじゃん。
エロってほとんどが「行為の描写」だけで完結じゃん。
読み手の中にも「行為の描写」だけを楽しんでいる人いるし。それだけを望んでいる人もいるし。
ほとんどのエロ本とかエロビとか、
キャラが違うだけでやってる事は同じっしょ。
パロが入ると人物の背景とか余計に説明要らなくなるし。
手軽に楽しむには人物の心情とか読み手には余計な場合もあるし。
改変しやすいだろうな。
似たようなものも出て来るだろうし。
改変したものでも良かったなって思ったんなら、良い作品だったんじゃないの。
「行為の描写」は上手い作品だったって事で。
169名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 18:16:40 ID:w1gkD+i7
改変はクズでFA。
引っ張るなよ。
170名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 18:51:32 ID:kekO3plP
>166
どちらも楽しみにしてる!!頑張ってくれ!!
171名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 18:53:34 ID:3OyP4S8V
>>169
悪ぃ。
書き込んでみたらスレ進んでてびっくり。
172名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:50:26 ID:zunNsxLZ
現在のオズキャシですっきりとした話を考えたいけど
ランカとキノコの存在がどうしてもネックになるorz

ランカはデビューして一人前になりつつあるからそろそろいいとして、
キノコは早くグレイスとくっつかないかなあ……もうこの二人くっついてともにあぼーんは確定だし。
173名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:33:20 ID:1lGwEx8V
>>166
子供ネタなんか近親相姦以外エロパロにいらねーよ
そこまでされるとイメージ壊れるからブログにでも書いてろよ
174名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 10:46:15 ID:fjk7lHvb
職人さんの調理の方法にケチつけるなお
175名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 10:48:23 ID:lBmS4U80
>>173
言ってることはまったくその通りだと思うし
気持ちはわかるけど、そんなに攻撃的に
書いて空気悪くするのもどうかと
2chだからって殺伐としなきゃいかんわけでもなし

>>166
ブログ楽しみにしてます
176名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:35:55 ID:c9Fmtj49
オズマ×キャシーで投下。
士官学校の頃、というお話です。
設定はわりと適当なので、信用しないようにw
177恋バナ(1/4):2008/06/15(日) 12:37:22 ID:c9Fmtj49
今夜はモニカ主催で、キャサリン・グラス中尉の歓迎会。
オペレーター三人娘と、キャシーは、私服に着替え、アイランドワンでも飲食店が集中している天堂路のお洒落なダイニングバーで乾杯した。
「では、キャシーの着任を歓迎して、カンパーイ」
色とりどり、さまざまな形のカクテルグラスが縁を触れあわせ、澄んだ音を立てる。
「ありがとう、皆さん」
キャシーは正直、ホッとしていた。どうも、SMSの乗組員とはノリが違うし、航宙長のボビーから敵視されている気がする。
でも、モニカ、ミーナ、ラムの三人は打ち解けてくれようとしていた。
三人の中でも、しっかり者、という感じのモニカが話しかけてくる。
「キャシー、SMSの勤務って大変でしょ? 新統合軍が一番のお得意様なんですけど、業務上対立することも多いし。でも、別にキャシー個人が嫌いって人はいませんから」
「判っているわ」
にっこりとグラスを傾けるキャシー。
「もう一つのお得意様の政府も、もうちょっと意思決定を素早くしてくれたら、スムーズに行くんだけどなぁ」
ミーナが愚痴めいた事を言うと、ラムが肘で突いた。そこでミーナは気づいた。
「あ……ごめんなさい」
「いいのよ。でも、大統領閣下も、議会やスポンサー企業とか、いろんな人たちと利害調整しなければいけないのよ。不満に思うのは当然だけど、お手柔らかに、ね」
キャシーの父、ハワード・グラスはフロンティア行政府のトップだ。
「あの、お父様は、お家では、どんな感じなんですか?」
ラムが身を乗り出して尋ねた。
「そうね……けっこう無頓着なのよ。お髭の手入れはマメにするんだけど、ネクタイとか靴下なんて、ほっといたらいつまでも同じのつけてるの。
だから、母と広報担当秘書さんが、ローテーションを組んでいて、強制的に取り換えるのよ」
「強制的?」
「朝、起きると母がチェックして、前の日と同じだったら、その場で取っちゃうの」
「じゃあ、実はお母様が大統領閣下より偉いんですね。影の大統領?」
モニカのジョークで皆が笑顔になる。
178恋バナ(2/4):2008/06/15(日) 12:37:52 ID:c9Fmtj49
食事もおいしく、カクテルもおかわりを頼む頃になると、いい感じにくだけてきた。
「モニカ、艦長とはどうなの。教えなさいよ」
ミーナがモニカに絡む。
「どうって……そんなお付き合いじゃないわよ」
「嘘つくなー。セクハラされて喜んでたくせに」
「あ、あれは……その」
アルコールの為ばかりではなく、頬を染めるモニカ。
「何がきっかけだったの?」
キャシーも話題に乗る。
モニカは、少し考えてから話し始めた。
「最初は苦手だったんです、艦長。あの外見でしょう?」
全員頷いて、賛成の意を示した。
ジェフリー・ワイルダー艦長は歴戦の勇士という評判だった。いかつい、男性的な顔には古傷がある。一部ではスカーフェイスというあだ名が尊称のように奉られていた。
「軍との協働作戦で、私がすっごいミスをしたことがあるんです」
ラムが頷いた。
「ああ、航路のパラメーターを間違えた、アレね」
「うん。あの時は、もー落ち込んで自己嫌悪で……そのせいで他に細かいミスまで連発しちゃって……ごめんね、ミーナ、ラム。フォローしてもらったよね」
「まあ、それはチームだからいいんだけど。で、艦長はどこで出てくるの?」
ミーナが先を促した。
「半舷上陸が出て、気分転換しようかなって買い物しに街に出たのね。その時、路面電車でたまたま艦長と一緒になったの。それで、食事に誘われたんです。すっごい緊張したな」
ラムが頷く。
「艦長と差向いでご飯食べても味が判らなくなりそう。緊張して。……どこに連れて行ってもらったの?」
「ええとね、ナポリ通りのリストランテ。ウェイティングバーがあるような、雰囲気のあるところ。艦長、すごい自然にエスコートしてくれて……美味しかったなぁ」
「むむ、あの顔で結構やるなぁ」
ラムの評価に、思わず噴き出すキャシー。
「その後、いろいろ連れて行ってもらったんです。大人向けの遊び場……あ、そんな意味じゃなくて、ショーパブとか、オカマさんがスタンダップコメディーやっているような所ですよ」
モニカの目が輝いていた。
「艦長って、どこに行ってもお店の人と知り合いで、すごい仲がいいんです。“行きつけの店”の作り方を教えてもらったなぁ」
ミーナが興味を持った。
「どうやるの?」
「最初は気に入った店を見つけたら、毎週のようにお店に通うんですって。そして、最後に一言、店の人に感想を伝える。こうすると、顔を覚えてもらえるんだそうよ。まだ実践してないけど。
最後は、宿舎まで送っていただいたんですけど、その頃にはすっかり落ち込みから回復してて。
……キャシーは、そういうのありません? 最初は苦手だなーって思ってた人が、気になる人になったり」
「あるわよ。私の場合は、士官学校の時の上級生ね」
キャシーは回想した。
179恋バナ(3/4):2008/06/15(日) 12:38:59 ID:c9Fmtj49
士官学校の新入生は班を組まされる。上級生が班長として規則や心構えを教え込む。
キャシーの班を担当したのがオズマだった。
一目見て、苦手意識を持った。
男臭い風貌。大雑把。それでいて、多くの男子からは兄貴分として慕われていた。
何事もきちっと手順どおりに進めないと気が済まないキャシーからすれば、水と油だ。

名前をボカしながら、キャシーは話を続けた。
「もうね、顔を合わせるとイライラして、よく噛みついていたわ」
三人娘は話に聞き入った。
ラムが質問する。
「それが変わったのって、何がきっかけなんですか?」
「士官学校の教科で、シミュレーションがあるの。指揮官として、いろいろな状況で部隊を率いる訓練ね。一人で指揮したり、何人かとチームを組んだりするの」

その時は、二人でチームを組み、別のペアと対戦するタイプのものだった。
状況は陸戦。拠点の丘を守る部隊を率いる設定だった。
オズマとペアを組まされた。
「オズマ・リー上級生、全部隊配置につきました」
「よし」
オズマはキャシーに指揮を任せ、オブザーバーとして意見を述べる。
「そろそろ、経空攻撃が始まるぞ……そら、来た」
相手チームの戦法は、オーソドックスで手堅いもののようだ。
航空機による攻撃。長距離砲による制圧砲撃。続いて、装甲車両による突破。
「全部隊、掩体壕に入っています」
航空攻撃による被害は極限されていた。損害は出ていたが軽微だ。
「ん、よし」
すぐに、制圧砲撃が続いた。
この段階でできることは少ない。遮蔽物の影で耐えるだけだ。
やがて、敵の装甲車両が攻撃してくる。
味方は対戦車火器を動員して、これを阻止しようとした。
「マズいな、右が押されている」
オズマの指摘通り、右側の部隊が優勢な敵の攻撃でかなりのダメージを受けていた。
「第二防衛線で阻止します。その体制が整う間、右の部隊には耐えてもらって…」
「バカ野郎」
オズマが腹の底に響くような低い声で言った。キャシーはびっくりするあまり、座っているシートから飛び上がりそうになった。
「減っている数字は部下の命だ。予備兵力を右に投入。一撃加えたら第二ラインまで撤退させろ」
「しかし、逆襲兵力は温存……」
教科書通りの答えをしようとしたが、オズマは頷かなかった。
「いいから、言う通りにしろ!」
キャシーは指示に従った。内心、面白くない思いを抱えながら。
180恋バナ(4/4):2008/06/15(日) 12:39:37 ID:c9Fmtj49
「ええっ、頭ごなしに命令されたんでしょう? それが、どうして見る目が変わることになるんですか?」
ミーナの言葉にキャシーは微笑んだ。
「その後で上級生の戦績を調べたの。いつも最小限の損害で切り抜けていた。有利な状況になるまで辛抱強く耐えて。勝つ時も、負ける時もあったけど、兵員の損傷はできるだけ抑えていたわ」
「それって、どういうこと?」
「部下の限界を的確に掌握してたのね、彼は。だから、乱暴に見えて男の子たちに慕われるのは、そういう面倒見の良さがあったから。
新しい一面が判ってから、その人が気になって、色々調べちゃった……まるでストーカーみたいね」

それから、オズマに対してイラつくことは少なくなった。
ルーズなところは指摘したが、以前のように噛みつくようなことはしない。
オズマの方も、キャシーの正確な仕事の処理能力に目をつけて、頼みごとを持ちかけることもあった。
男と女の関係になったのは、ミス・マクロス・コンテストがきっかけだった。
士官学校の友人が黙って応募したコンテストの出場通知が来た。
驚いたものの、好奇心もあってコンテストに出場。結果は惜しくも準ミス。
(いつも、一等賞にはなれないのね)
キャシーは、ちょっとだけ落ち込んだ。
そのため息を耳にしたオズマが声をかけてきた。
「どうしたんだ?」
「ええ、ミス・マクロス・コンテストで…」
「ああ、聞いたぞ。ああいうイベントは好きじゃないが、準ミスだって? すごいじゃないか」
「あはは」
キャシーの笑いは固かった。
「どうした? ミスになりたかったのか?」
「出場するからには……でも、昔から一位には縁がないんです。二番目ばっかりで」
「大したもんじゃないか」
「そんな……」
「褒めるのは一位じゃないといけないのか?」
「え?」
キャシーは一瞬、言葉に詰まった。
「いいじゃないか、二位だって。すごい倍率の競争の中での二位なんだろ。胸張ってろ」
「え、ええ…」
「それにな、俺にしてみればミス・マクロスと戦場に出ようとは思わないぞ。お前だったら、背中を任せられる」
キャシーは自分の胸の中で、何かがストンと収まるべき場所に収まったのを感じた。

<終>
181名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:40:58 ID:c9Fmtj49
エロ無くて済みません
オズマ×キャシーでの濡れ場は後刻
182名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:29:59 ID:LiWTTxkT
GJ!! 濡れ場を楽しみにしとります
183名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:41:23 ID:hEDdTo6y
>>177
若いオズキャシを想像してすげー萌えた
特に最後のとこ。
GJです!
184名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 15:36:24 ID:7iYlBxLR
アルランのエロ分が足りなくて妄想してみた
でもシチュとか書けないのでエロのみ、エロもぬるくてすまん
185アルラン妄想1/2:2008/06/15(日) 15:38:16 ID:7iYlBxLR
「見ないで……」
「見ないと出来ないだろ」
「だって……おっぱい小さいから、恥ずかしい」
「まだこれからだろ、揉んでたら大きくなるって言うぜ」
「本当?」
「……って話だけど……」
アルトは思わずそこに手をあててやわやわと揉んでみた。小さい白い胸は手の平にすっぽり入り込んでしまうけれどすべすべして柔らかで気持ちがいい。なんとなくさらに小さな乳首をつまんで見る。
「あっ、やぁっ…・・・」
ランカは電流が走ったように、びくんっと震えた。背がきれいにしなって腰が持ち上がる。
その声と、ほんのり赤く染まった肌にドキリとしてアルトは思わずつばを呑みこんだ。そもまま手を動かしながら言う。
「気持ちいいのか?」
「あ、ああん、や、恥ずかしい」
ランカが脚をすりあわせるのをアルトは目ざとくみつける。
「ここも触って欲しいのか?」
アルトはランカの内腿に手を滑らせた。下着の上から熱くなっているそこを撫でる。ランカはびくっと身体を強張らせた。
「やっ……」
「嫌なのか?」
「あ……」
指を離すと、ランカは嫌々をするように首を振った。それでもアルトが動かないと、口許に手をあてて、小さな声で言う。
「ふっ……やっ……じゃない……」
「いいのか?」
「……いい」
 アルトは薄く笑って、最後に一枚残っていたランカの下着をひきおろした。ランカは恥ずかしげに身じろぎしながらもおとなしくしている。
 あらわになった薄い色の刺激をかきわけるようにしてアルトは割れ目を指でなぞった。ほんの小さな薄桃色の突起を優しく刺激する。
「あんっ」
ランカはびくびく震える。とろりと蜜が溢れてきた。
「ふっ……ううん、やっ……じゃない……やっ……」
「どっちだよ」
アルトは指を止める。ランカは涙がにじんだ目でアルトの首に抱きついた。
「意地悪だよ、アルトくん……」
「でもちゃんと言わないととわからないだろ。おまえの嫌なこと無理やりしたくないし」
そう言いながら、触れるか触れないかの絶妙な位置に指をおいたまま、アルトはランカの耳元に囁きかける。
「…………して」
186アルラン妄想2/2:2008/06/15(日) 15:39:30 ID:7iYlBxLR
「ん?」
 蚊の泣くような声で言ったランカにアルトは意地悪く聞き返した。
「もう、いやって言ってもいやじゃないから、何言っても好きなようにしてっ!」
「OK」
「えっ……ひゃっ」
言質をとったアルトは、いきなり身を沈めるとランカの股間に頭を埋めた。ランカが脚をバタバタさせるのを、なんなく手で押さえつける。そうして、舌を伸ばして先ほど触れた突起を舐め上げた。
「やぁっ、汚い、やっんっ……ああ」
 高い声をあげながらも、ランカの声が隠しようもない艶を帯びる。アルトは舌を止めずに、濡れそぼっている入り口に指を入れた。
「狭いな」
「やっ、なにっ? んんっ」
ランカは顔を真っ赤にしながら、目をぎゅっとつむって感じている。アルトはぴちゃぴちゃと音をたててそのへんを舐めながら入り口をかき回した。きゅっとすぼまった入り口から蜜はどんどん溢れてくる。
「あっ、んっ……」
 ランカはいつしか抵抗をやめて、小さく腰を揺らしていた。アルトは熱くなった息を吐く。
「限界だ」
アルトはズボンのジッパーを下ろして自分のものを取り出し、ランカの脚を開かせた。細い太腿を抱え上げてそこに自分のを押し当てる。
「いいか?」
 アルトの言葉に、ランカはうっすらと目を開けた。ぼんやりして何を聞かれたかわかっていない様子だ。
 赤い目にはいっぱいに涙がたまっていて、少し可哀想でかわいい。
 でも止められない。
 ランカの制止がなかったのを良いことに、アルトはそのまま腰をおしすすめた。狭い膣口をこじあけるようにして開いていく。
「あ、ああああっ」
 ランカの身体が硬直した。見開いた瞳から涙がぽろぽろとこぼれる。アルトはどきりとして、動きを止めた。
「悪いっ」
かなり辛かったが意志の力で引き抜こうとすると、ランカが必死に腕を伸ばしてアルトの首筋に指を絡めて止めた。
「やめちゃいやっ……好きなの……」
「けど、おまえ……」
「ちょっと痛いけど、平気…だから……」
 汗を浮かべながらも微笑もうとするランカに、アルトは愛しさと凶暴な衝動を同時に感じた。
「んっ!」
シーツにランカを押し付け、唇を奪う。舌を入れて咥内を舐め上げながら、回した手で胸を揉んでやると、少しだけ緊張が緩んできた。その隙を見逃さず一息に押し込んだ。
「ああっ……」
ランカはまた声をあげたが、さっきほどの苦痛はないようだった。
 きゅうっとランカの肉壷がアルトを締め上げる。狭いのに柔らかい、心地良い身体。アルトはたまらず動き始めた。


※※※※※※※


「大丈夫……か?」
終わったあと、声もなく横になっていた二人だが、やっと落ち着いたアルトが遠慮がちにきいた。
最初はかなり気を遣っていたのだが、最後の方は暴走してしまった自覚がある。
「ん、平気……ちょっと痛かったけど、幸せ……」
ランカは身を動かして、ぴたりとアルトの傍にくっついた。
「でも、ちょっと……ねむい……」
あふ、っとあくびをして、目をとじる。アルトはくすりと笑った。
「……ったく、ガキみたいな顔して……」
 ――身体は子供じゃなかったけど。
 思い返しながら少し赤面してランカの寝顔を見つめているうちに、アルトもいつしか眠ってしまった。

〈終〉
187名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 17:31:44 ID:chxBQ+Eu
GJ!
やめちゃいやって・・・しんぼうたまらん
188名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 18:40:08 ID:9N0Zcdl5
>>185
意地悪だね、アルトくん

>>186
やっぱり意地悪だよ、アルトくん

GJw
189名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:09:12 ID:iNiRwQag
うおおおおお、GJ!!

アルラン好きだ!
190名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:33:25 ID:Rar6BtVL
GJ!!
アルラン少なかったから嬉しいよ!
互いに等身大な感じが可愛いな
191名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:37:18 ID:gAi9iC3e
GJ!!
アルランもかなり良いな。意地悪だよ…たまらんw

二人とも好きだがシェリル優勢な今、これからのランカにも期待だな。
192名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:28:12 ID:aPpS0kHZ
高校生ってカンジでイイ
やっぱり「意地悪〜」はそそるものがあるな
193いざないの歌 1:2008/06/15(日) 23:46:11 ID:oMeLwlXL
ここではシェリルが優勢かと思ってたけど、ランカも来た…!
自分でも挑戦してみたけどエロまでいかなかった。>アルラン
最後逃げましたすみません。



***




フロンティアの空が暮れなずむ空の色に染まり出した頃。
シティを見下ろせる小高い丘の上を、アルトはゆっくりとした足どりで歩いていた。
訓練に続く訓練、その合間の短い休息をこの場所で過ごそうと考えたのは、ほんの気まぐれに過ぎない。普段からあまりひと気のないこの丘を選んだのは、ほんの少し、群れから離れてひとりになりたいという思いが心のどこかにあったためだろう。
集団生活には慣れたつもりでいるが、息がつまるような気分になることも、稀にあるのだ。

風が吹き、――流れてきた歌声にアルトはふと顔を上げた。

瑞々しさに裏打ちされた声音は覚えのあるもので、足を止めてしばしの間耳を傾ける。
先客がいるとは考えてなかったな、とアルトは思った。ひとりきりの時間が欲しくてここへ来たのだから、気づかぬふりをして帰るという選択肢もあった。しかし。
ほんのわずかな逡巡ののち、アルトは速度を上げて丘を登り始めていた。



ここで出逢うのはもう何度目になるのか。
腕の中にすっぽりとおさまってしまいそうな小さな背中。鮮やかな緑の髪を風に遊ばせながら、少女は歌っていた。
過去をなくした彼女がただ一つだけ覚えていると言った旋律はやわらかく、どこか人の郷愁を誘う。

(相変わらず、……いい声だ)

胸中で思わず漏らしたアルトの声が聞こえたかのように、少女は唐突に歌い止めるとぱっとこちらをふり向いた。
「――アルト君!」
驚きに瞳を一瞬見開き、ぱっと顔を輝かせる。気配に敏感なランカに少しだけばつの悪い思いをしながら、アルトは「よう」と応えた。
できればもう少しだけ聴衆に甘んじていたかったのだが。
「隣、いいか?」
訊ねるまでもなく、ランカは二つ返事で了承した。
194いざないの歌 2:2008/06/15(日) 23:48:29 ID:oMeLwlXL


夕暮れの空の下、芝生の上に二人並んで腰を下ろす。
アルトの隣で膝を立てて座る少女の横顔は、どことなく憂いを帯びた印象だ。いつもの天真爛漫な明るさはすっかりなりを潜め、幼い目元に陰が落ちている。
それが心にひっかかり、アルトは尋ねた。
「どうしたんだ? なんか、暗いな」
「えっ」
ランカは弾かれたようにこちらを見、すぐに目をそらした。「そ、そうかな」
「疲れてるんじゃないか? 最近がんばってるんだろ、営業とか売りこみとかもさ」
「…うん。自分ではそのつもりだけど」
小さくうなずき、ランカは膝の上に自分の顎を乗せる。
「歌うことは好きだし、社長さんのことも信用してるよ。でも、あたしのやりたいことって本当にこういうことだったのかなって、ちょっと色々考えてたんだ」
「…………」

芸能の世界が決して華々しいものだけではないことを、アルトも身にしみて知っている。
だが、かつてその業界に身をおいていたとはいえ、自分はそこから逃げ出して来た人間だ。安易な激励の言葉など口に出来ようはずもないし、したくもなかった。
二人の間に奇妙な沈黙が落ち、その気詰りな空気をふり払うように、ランカが明るい声で言う。

「ね、アルト君に一つだけお願いがあるんだけど、いいかな」
唐突な申し出に、アルトは面食らう。「お願い?」
「うん。お願いというか、ワガママかな」
「我侭……って、なんだよ?」
ランカの鳶色の瞳がいっそうの真剣さを帯びて向けられ、アルトは思わず身構える。しかし、
「頭撫でて欲しいんだ。よしよしって、ご褒美に」
告げられた要求に、なんだ、と拍子抜けした。
その程度の「お願い」なら聞いてやらない道理はない。ためらわず手を伸ばし、仔犬にでもするようにランカの頭を撫でてやった。
「おまえは頑張ってるよ。おまえが毎日努力してるってこと、俺は――俺たちは、ちゃんと知ってるから」
「……ん」
こくんと小さくうなずく。その瞳が見る見るうちに膜を張ったように潤みはじめ、ランカは急いで顔を膝にうずめた。
「ランカ、」
「ごめん。ごめんね、アルト君」
驚くアルトの声を遮って、ランカは謝罪をくり返す。その細い肩がかすかに震えているのに気づき、アルトは再び伸ばしかけた手を引っこめた。
人前で歌うことにすらためらいを覚えていた少女にとって、今の生活は決して楽なものではないのだろう。毎日気を張って、くじけそうな心を叱咤して、必死に歩き続けている。夢へと向かって。
195いざないの歌 3:2008/06/15(日) 23:49:30 ID:oMeLwlXL

少女の肩を引き寄せようとして――アルトはためらった。
躊躇したのは、自分でもまったく意外なことに、ランカを異性として急に意識したせいだった。
無害な小動物を思わせる彼女には、妖艶さなどというものはかけらもない。歳よりもなおあどけなさが色濃く映る。
だが育った環境上、幸か不幸かアルトは「色香」というものには敏感だった。
ほっそりした首のライン、襟元からわずかにのぞく白いうなじには、この年頃の娘にしかない、危うさにも似た何かがある。
ようやく垣間見えはじめたランカの「女」としての萌芽に、アルトは己の心の奥がざわめくのを感じた。

(何、考えてんだオレは。こんなときに)

頭を振って、胸に涌いた情欲を振り捨てる。
そんなアルトの密かな苦悩をよそに、一人で気持ちの整理をつけたらしいランカが、ようやく伏せていた顔を上げた。
赤くなった目元をごしごしとこすり、あえかな微笑を唇に浮かべる。
「ごめんね、急に泣いたりして。アルト君に弱気はダメだって教えてもらったのに」
「ランカ、その、もう平気か?」
「ん、大丈夫。アルト君に励ましてもらったら元気になれたよ」
「……そうか」

結局、抱きしめてやることさえ出来なかった。
健気に微笑むランカの強さが胸に痛い。浮き彫りになった自分の不甲斐なさを恥ずかしく思い、アルトは急いで立ち上がった。

「――そろそろ行くぞ。日も暮れてきた」

立てというように腕を掴んで引っぱりあげたが、ランカはその場を動こうとしない。
「どうした。帰んないのか?」
怪訝に訊ねるアルトに、ランカは首をふった。
「アルト君、先に戻っていいよ。あたし、もう少し歌ってたいから」
ふわりと笑うその表情が壊れそうなほどに柔らかく、アルトは言葉をつまらせる。きゅっと、心臓を掴まれたような気がした。
そんな顔、してんのに。

(…放っておけるか)

アルトは大仰なため息をつくと、ランカの細い手首を掴んだ。そのまま有無を言わさず大股で歩き出す。
「あ、アルト君!?」
「いいから、帰るぞ」
「でも、あたし」
「暗くなったら危ねえだろ、こんなひと気のない場所でひとりで」
「だ、大丈夫だよ。前も遅くまでここに居たことあったけど、別になんにもなかっ……、きゃっ」
唐突にアルトが足を止めたので、ランカはその背中に軽く追突してしまった。
「な、何?」
「――あのな」
くるりとふり向いて、眦をつり上げたアルトはランカの鼻先にびしりと指を突きつける。
「お前は女の子なんだぞ! 何かあってからじゃ遅いんだ。嫁入り前だってこと、もっとちゃんと自覚しろ!」
ランカは鼻先に突きつけられた人さし指とアルトの顔をしばし呆気にとられて眺めていたが、ふいに表情を柔らかく綻ばせた。
「なんだよ?」
「アルト君は、あたしのこと子ども扱いしないんだなぁって思って」
「はぁ!?」
「だってお兄ちゃんはいっつもあたしのこと子ども扱いするから。アルト君はそうじゃないんだって思ったら、ちょっと嬉しくなったの」
「……、それはっ」
かっと顔を赤らめ、アルトは言葉をつまらせる。
慈しむ存在だと、妹のようなものだと自らに必死に言い聞かせていた彼女を、「女の子」として認識したのはこれがはじめてではなかったけれど。
正直言って、夕陽に負けないぐらいに頬を染め、嬉しそうにはにかんだランカを愛らしいと思ったのは確かだった。

196いざないの歌 4:2008/06/15(日) 23:50:57 ID:oMeLwlXL
絶句してしまったアルトに形勢有利と見たか、ランカは表情豊かな緑の髪を仔犬の尾のように揺らし、アルトに迫った。
「ね、もう一曲だけ歌っていい? お願い、アルト君! あと一曲だけにするから」

(勘弁してくれ)

上目遣いに懇願するランカに理性がぐらつくのを感じながら、アルトは肩を怒らせる。

「……〜〜、だ・め・だっ」
「えー、どうして!」
「どうしても! ほら、もうだいぶ暗くなってきてんだろ!」
「大丈夫だよ、アルト君が一緒に居てくれたら!」

「――そのオレが一番危ないんだよっ!」

はっと気づいて口元を押さえたが時すでに遅かった。とっさに口をついて出た言葉は内心を如実に暴露するもので。
その科白の意味を悟れぬほど子供ではない証拠に、ランカは大きな鳶色の瞳をいっそう大きくした。見開かれたそれに、勢いだったとはいえ、いったい何を口走ってしまったのかとアルトは頭を抱えたくなる。
恥じ入ったように顔をうつむけたランカの耳朶が、ひどく赤くなっているのに気づき、アルトはますます居たたまれない気持ちになった。

(あーもう、何やってんだよ俺は)

気まずい思いで天を仰ぎ、嘆息する。
そのとき、アルトの耳に、ほとんど聞きとれぬほどか細い声が、やんわりと届いた。

「……、――よ」
「え?」
「あたし、アルト君にだったら、いいよ」

顔を上げて、ランカはきっぱりと言い切った。頬をわずかに朱の色に染めたまま、逃げないまなざしで。
今なお掴んだままの手のひらと、掴まれた手首と。熱いと感じるのは、はたしてどちらの心の内か。
歌に誘い出されて芽吹いたのは、果たしてどちらの想いであったのか。


――それを知っているのは、シティの彼方に沈みゆく夕陽だけだった。


(終)
197名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:52:55 ID:oMeLwlXL
むだに長くてすまん。
エロは難しいけど、10話のあの撮影の後、お互いどんな顔で陸に上がって来たのか妄想すると、
なかなかに楽しい二人だと思う。>アルラン

198名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:54:18 ID:7nnbouIO
GJ!
二人とも微笑ましいな
199名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:09:39 ID:oN0LB/f5
>ほっそりした首のライン、襟元からわずかにのぞく白いうなじには、この年頃の娘にしかない、危うさにも似た何かがある。

ここ、うまいなあと思いました。男としてすごい共感しますよ。GJですた!
200名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:27:53 ID:56RfJkf8
GJでした ほのかに微エロだ〜
201名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:31:48 ID:pMG164Fm
すばらしい!
このランカは萌え死ぬるわ!
GJGJ!
202名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 01:15:47 ID:/UF4jmTN
アルランktkr
なんつーか、若い二人にしか醸し出せないふいんきというか、まさに青春だな
エロが無いのがかえってエロい!

ということでGJですた
またの投下楽しみにしてます
203199:2008/06/16(月) 01:19:13 ID:oN0LB/f5
でもオレ、ロリじゃないですよ。ベアード様ゴメンナサイw
204名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 01:51:42 ID:bUlop8M5
>>193
very GJ!

>ほっそりした首のライン、襟元からわずかにのぞく白いうなじには、この年頃の娘にしかない、危うさにも似た何かがある。

このセンテンス、ランカに浴衣着せてーと、おもーたよ
205名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 02:44:29 ID:oBtGxHME
おお、アルラン2本キテるーーー!
>>185
意地悪だねアルト君〜の台詞にニヤニヤしたw
ランカが可愛い
>>193
どこか切なさもあって情景が目に浮かんだ
エロなしでもテラ萌えですよ
アルランてかわいいな
206名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 17:34:50 ID:bUlop8M5
>>180の続き
オズマ×キャシーで投下
207恋バナ・2(1/3):2008/06/16(月) 17:35:38 ID:bUlop8M5
「俺の背中を任せる……かぁ。なんか、ちょっと映画みたい」
モニカがうっとりと言った。
「場所は士官学校の学生食堂だったから、ちっともドラマチックじゃなかったけど」
キャシーはクスッと笑った。
「尊敬する人から、女としてだけじゃなくて、仕事の能力も認められるなんて、不器用な感じだけど、十分劇的だと思うなぁ」
ミーナがテーブルの上に、人差し指でのの字を書いた。
ラムが先を促した。
「それで、それからどうなったんです?」
「それから先は…」
キャシーは指を唇にあてた。
「ナイショ」
「えーっ」
歓迎会はお開きになり、ほろ酔い加減のメンバーはそれぞれ家路をたどった。
路面電車のシートに座り、窓の外を流れる夜景を眺めながら、キャシーは再び回想に耽った。
(あの時も、こんな風に飲み会の帰りだった…)

学期末の試験開けで街に繰り出した。
いつもなら、介抱する役に回るキャシーが珍しく悪酔いしてしまった。
「たまには、こんなのもいいか。役得だな」
気がつくとオズマの背中におぶさっていた。オズマの声が触れ合っているところからも響いてくる。
「あ……」
途中で意識が戻ったが、オズマの背中が温かくてそのままでいた。
「ったく無邪気なもんだぜ。お前狙ってる野郎がいっぱいいるのに、無防備に酔っぱらいやがって」
オズマは上機嫌な声で続けた。
「俺だって狙ってるんだぜ。わかってンのかよ」
口笛を吹きながら夜道を歩く。聴き覚えのあるメロディーはFIRE BOMBERのMY SOUL FOR YOU。
士官学校は全寮制で、割り当てられた宿舎に戻ろうとしている。
キャシーはオズマの肩に回している手でギュっと抱きしめた。
「ん、お目覚めか?」
オズマは肩越しに、ちらりとキャシーを見た。
また、キャシーがギュッと抱きしめる。
「聞いてたか?」
ギュウと強い力を込めて抱きしめた。
「心配するな。酔っぱらっているからって襲ったりしないから」
キャシーはオズマの背中に額を押し付けて左右に振った。
「お?」
ギュッ、ギュッ、二度抱きしめる。
「ん」
オズマは頷いた。口笛を再開する。メロディーは、やはりFIRE BOMBERのI CALL YOUR NAME。
208恋バナ・2(2/3):2008/06/16(月) 17:36:34 ID:bUlop8M5
オズマが入ったのは、繁華街の片隅にあるラブホテル。
部屋に入るまでおぶさったままのキャシーは緊張の極限だった。踊るような心臓の鼓動はオズマに伝わっているはず。
「よっと」
オズマは背中のキャシーをはね上げるとクルリと体の向きを変えて、横抱きにした。
「きゃぁ!」
「なんだか、声を聞くのと、顔を見るのが久し振りなような気がする」
覗き込むオズマに、キャシーは思わず目を伏せた。
オズマはキャシーをそっとベッドに横たえると、唇を合わせた。
「ん」
最初は触れるだけの軽いキス。
「んっ」
次は、キャシーの下唇をはさんで軽く吸った。
「ん……」
舌を差し込み、大人のキス。
キャシーの世界は触れあっている唇だけになっていた。オズマの首に腕をまわして抱きしめる。頭のどこかで、慣れた動きだと思った。
「キャサリン・グラス……キャサリン……キャシー」
オズマが名前を呼ぶ。その響きは、まるで聞いたことのない異国の言葉のように思えた。応えようと、名前を呼ぶ。
「……オズマ・リー上級生」
「お前な、ベッドの中ぐらいは名前で呼べよ」
「…お、オズマ」
自分の喉を通った言葉は、やっぱり新鮮な響きを帯びていた。
「キャシー…」
お互いの名前を呼び、キスを繰り返している内に、着衣はいつの間にか取り去られていた。
オズマの指と唇が胸を愛撫する。思わず声が漏れた。
「あっ……ああ…そんな……」
自分の声がこんなセクシーに聞こえるなんて。キャシーの背筋は自然に反り返った。
オズマの唇が下へ滑り下り、自分の中心に触れようとした時は、さすがに羞恥のあまり、オズマを押しのけようとした。
「欲しい」
オズマの低い声が体の奥底を震わせた。力強い男の手がキャシーの両手首をまとめて握る。その唇が自分でさえよく見たことのない部分にキスする。
唇と舌の動きに、シーツを掴んで耐える。
一つになった瞬間は覚えていない。
気がついたら、覆い被さるオズマに必死でしがみついていた。
快感を感じる余裕はない。
一体になっている場所から疼痛を感じるが、耐えられないわけではない。
「ああああっ…オズマぁ」
209恋バナ・2(3/3):2008/06/16(月) 17:37:22 ID:bUlop8M5
オズマが体を離した。
寄り添うように横たわると、キャシーの肩に手を回した。
キャシーの中ではいろいろな思いが錯綜していたが、後悔はなかった。
「…いつからだ?」
オズマの言葉は主語のない問いかけだったが、キャシーは意味を取り違えなかった。
「指揮シミュレーションで叱られた時」
「へぇ、意外」
「いつから?」
キャシーも同じ質問をした。
「新入生のオリエンテーション」
「そんな前から?」
「ああ。気づいてなかったろ?」
「え、ええ」
「相手の情報を多く集め、自分の情報を与えないのが軍人の基本だからな」
「もぅっ」
キャシーはオズマの肩をつねった。
「じゃあ、今日の飲み会も?」
「お前が悪酔いしたのは偶然だぜ。偶然の機会を逃さないのも良い軍人の条件だがな」
オズマがウィンクする。
「タクシーを呼ばずに、背負ってくれたのは口説くため?」
「へへっ」
オズマの笑顔は悪戯を見つけられた少年のようだ。
「お前、小さいときから優等生だったんだろ。周囲の期待を裏切れないタイプの。なかなか隙を見せないからなー。我ながらずいぶん、我慢強く待った」
キャシーは呆れた。オズマの軍人としての素質は恋愛でも同じだったのだ。
「それで……ん?」
オズマは身じろぎして、眉をひそめた。シーツをはぐると、敷布の上に大きな血のシミができていた。
「おいっ、キャシー、大丈夫かっ?」
「えっ、ヤダ」
破瓜の出血が多かったようだ。しかし、キャシー自身は痛みを感じないし、出血そのものは止まっているのがわかった。
「痛くないか? 血は止まっているか?」
狼狽するオズマの様子がおかしくて、クスクス笑いが漏れた。
(ちょっとだけオズマへの逆襲に成功)
二人はシャワーを浴びて汗と血を流した。
それから予備のシーツにくるまって、ソファで身を寄せ合った。
「嬉しい負けって恋愛にしかない、か」
キャシーのつぶやきにオズマは耳を傾けた。
「なんだそりゃ?」
「何かの歌詞。すごくピッタリな気分なんです」

あれから、周囲も、自分も、ひどく変わってしまった。
(オズマの口の悪さは変わってないのね)
路面電車は夜の街を走る。

<終>
210名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 18:20:01 ID:SNLQ2KcE
>206
オズマ兄貴GJ!!
本編のオズマは恋愛にぶっきら坊なイメージだが、5話のキャシー抱きしめるシーンに漢を感じたな。やはり好きだわこのふたりも。
211名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 20:13:41 ID:4cTKlmxO
オズキャシGJ!
本編でも早くくっついて、キャシーがビッチ呼ばわり返上できるように祈ってるよ。
212名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:01:34 ID:tBDQsooI
>>88
ネ申来てるー!
いつもながらの歌舞伎ネタを絶妙に混ぜたSSがGJです。
つか、本編以上にアルトのキャラの掘り下げが凄いw
213名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:12:20 ID:FITujN+V
オズキャシGJ!!!!
はやくよりもどさんかなと思う
214名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:07:39 ID:Y0QeOCKq
キャシーが処女なんて笑うw
215名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:20:43 ID:N6MI63Bw
  _、_
( ,_ノ` )y━・~~

どんな女にも、
処女だったときはあるものですよ。
216名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:21:33 ID:Az8fq7fz
誰でも処女の時はありますってば。。。
GJ、好物のオズキャシ楽しませて頂きました!
217名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:28:43 ID:uJsLxSG7
オズキャシいいよね・・・
もう本当、(自主規制)が邪m(ry
あっちにも異性あてがわれてるみたいだから、
さっさとそっちとくっつけばいいのに。
218名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:03:18 ID:N6MI63Bw
ジャーニー「open arms」
ホール&オーツ「Wait For Me」
バッド・イングリッシュ「When I See You Smile」
このへんを聞きながら206全編を通して読むと極ハマリ。
ぜんぶ80年代でスマン。
219名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:13:57 ID:VgO7Sfhd
ナナセがシェリルの策略によってアルトにXXXされて、元々アルトに複雑な思いがあったナナセはXXXからXXXまで受け入れてしまい、
挙げ句の果てには神聖なXXXにまで快楽を刻みこまれて、
そのグラマラスなカラダを貪り尽されアルトとシェリルに二人がかりでXXXへと調教されてしまう…………
220名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:16:06 ID:05m2/n4w
>>218
素敵な趣味ですね。
今、i-Tuneで聴いてみてます。
open armsだけジャーニーでないので、ティナ・ターナーのカヴァーだけど

シェリルの洋楽カヴァーアルバムの話なんかも考えてみたくなったな
221名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:23:55 ID:E1Z15AdW
220>>
ああ、楽しいと思いますよ、それ。
ジャネットの「リズム・ネイション」とか、
チャカ・カーンの「スルー・ザ・ファイア」とかですかw
222名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:44:22 ID:05m2/n4w
>>221
ぐはっ、チャカ・カーンは趣味ずっぱまりだぁ
歌シェリルの中の人がR&B系出身みたいだし、
そっち系統でまとめてみようかな

Through The Fire/Chaka Khan
Inside My Love/Minnie Riperton

この辺は私的お薦め
223名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:44:54 ID:h+WviEm1
>>219
ssにしてこのスレに投下するんだ
投下してください、お願いします
224名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:10:09 ID:3qMvxH/b
>>217
感じ悪ぅ。
これと同じ事をメインの三角+ブレラで言ったら大荒れだろうね。
225名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:14:47 ID:oSTw07TC
俺はキノコが実は真剣にキャシーを愛してるに賭けてるぜ
226名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:17:19 ID:BJL48v2L
>>224
まあまあ。
大荒れにならないキャラでよかったと
そこはポジティブシンキングしつつスルーしとこう。
227名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 04:00:38 ID:AewflrNC
>>225
俺も乗った
228名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 08:04:26 ID:jRBc6mOe
【表現規制】表現の自由は誰のモノ【97】
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news2/1213119904/
229名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 16:23:23 ID:h23r26cI
>>225,227
奇遇だな、俺も賭けてるよ
230名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 17:11:57 ID:G8crUyTc
競馬で大穴狙って泣くタイプだろお前らw

キノキャシのエロ妄想って案外難しいな。
キノコはともかく、キャシーはキノコを愛していない。
キャシーは愛情がない相手との情事を楽しめるタイプでなさそう(嫌悪感を持ってそう)。
こんなイメージがあるから、どうしても変態っぽいとか倒錯的な雰囲気の
ものしか思い浮かばなくて、正直つらいわ。
そうか、お約束的なくやしいっビクンビクン展開くらいしか。
231名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 17:43:43 ID:5XePypCV
3話のエロチューでレオキャシに落ちた自分が通りますよ。
互いに愛情があってもおかしくないと思うんだがなー。
232名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 19:33:26 ID:jZITKWid
キヤシー...きっちりしてても男にだけは優柔不断な性格?流されてしまうキャラなのか?
と思ったが、どうなんんだろう。私的にはオズキャシが好きなんだが。
レオキャシもなんだかスキャンダラスというか乱れてそうでw ちょっと心揺れるが
233名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 20:29:04 ID:9IRVzLS8
キャシーの場合、周囲の期待を裏切れないって部分があると思います
レオンも、周囲から「大統領のご息女で才媛と、有能な大統領補佐官でお似合いね」とか言われて、寄り添っている部分があるんじゃないかなと
レオンの階級章見ると線が三つに星ひとつなんで准将らしいし、出世頭ではありますな。

ただ、オズマとの関係のように気の置けない感じではなく、ミスコンの描写を見るとレオンとは緊張感をもった関係なんでしょうね。
234名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:06:57 ID:T4+3vVrv
レオンはキャシーが大統領の娘だから利用してるだけじゃないのか?w
235名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:44:51 ID:h1R9JMYZ
レオンの事情はともかく、キャシーがただ黙って利用されてるほど馬鹿とは思えないなー
彼女は彼女でオトナの関係を割り切りつつ、何か別件でも探りを入れてるように感じる
ただエロ経験値は低そうだから主導権はレオンに取られてるっぽいけどw

オズマとの破局も単なるすれ違い以外にいわくありそうだし(ジェシカのフレンドリーファイア絡みとか)
こっちの三角関係もある意味物語の謎に食い込んでるんだろうな
236名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:28:55 ID:0dlFA8yt
そう?自分的にはキャシーは(男関係は)かなりのアホの子なイメージだけどな。
237名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:32:01 ID:lw0UeAyP
>>230
競馬なんかやったことねーよw
単純にレオンキノコに注目してるだけなんだ。ある意味分かりやすいオズマよりも。
238名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 07:11:03 ID:c8/MuNBq
>>234
利用してるつもりが何時の間にか心底のめり込むというのもお約束だろうてw
239名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 08:49:52 ID:YT9g17/W
どちらにしても、ただれた関係だなw
ちょっと淫靡でヘビーだわ。

口直しに、クランに手を出したいがどうしたらいいかわからず
悶々としているミハエルのドタバタ性春お色気コメディ妄想してくる。
240名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 09:36:00 ID:YcFW1rV/
ミハクラ好きなんだが、壁が〜
クランの不器用遺伝子を直してあーげてー

241名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 10:15:49 ID:+BWCbjzv
>>240
前スレ保管庫に行くと、
クランのそれが治る話があるよ。
あんまエロくないけど。
242名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 11:22:21 ID:YcFW1rV/
>>241
前スレ保管庫には結構通ってたり…(-_-;)
ミハクラって書き辛いものがありそうだなぁ。
クランの体の問題もあるけど、
クランの性格も姐御っぽいのか、乙女っぽいのか…
ミシェルの言う事はなんでもきいちゃう、って感じもするんだか…
243名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 11:31:23 ID:eZ6zej1A
ミシェルがゼントラン化すれば?
244名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 13:06:37 ID:ikmMTLBe
ショタ化したミシェルに手を出せなくて悶々としちゃう大クランか
245名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 17:04:22 ID:YcFW1rV/
>>243
その話題あっちこっちで言われてるんだけど、
謎のまま…
何か理由があるのかないのか…
246名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:32:13 ID:c8/MuNBq
>>245
人類の”血”が濃すぎると巨人化の際に支障が出るとかかな?
巨人化とマイクローン化を行うことを前提にゼントランの遺伝子は
改良されてるだろうけど、そもそもそう言う事を想定してないだろうし、人類は。
247名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 20:58:59 ID:L1Y4EiMO
映画版のマクロスじゃ、マックスがゼントラーディサイズになってたから
人類でもOKじゃね?

マクロスFじゃ、どーか知らんが
248名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:42:07 ID:+BWCbjzv
ラビット1、投下開始!

内容ルカナナ。
もともと距離の遠い二人なんで、近づいていくまで文章が多いですが、
だんだんとルカに惹かれていくナナセをごらん下さい。
249プライベート・エンジェル1:2008/06/18(水) 21:43:06 ID:+BWCbjzv

美星学園。
伝統文化や技術の習得、継承を主眼に置いた、フロンティアきってのスペシャリスト養成校。
設置されているのは芸能科、総合技術科、情報科、航宙科など8コース。全てが完全単位制を取っており、
生徒は所属している学科学年とは別に、任意の教養科目クラスに所属する事になる。


木炭が紙をこする音の他には、せきひとつ聞こえないデッサン室。
正面のテーブルに置かれた水差しとリンゴ、ワインボトルを見つめて、松浦ナナセはこのデッサンの難しい部分、
ワインボトルの表面に写る光と影の部分にかかろうとしていた。

心にボトル表面の陰影をじゅうぶん焼き付けた彼女は木炭をスッと持ち上げると、
その印象が薄れぬようにすばやく、それらを一気に描きこんで写し取ると、
指を使って木炭の粉をこすり、ぼやけさせ、陰影に細かな階調を加えていく。
その指が止まり、テーブルの上のモチーフと見比べたナナセが、
「よしっ!」と小さくガッツポーズしたと同時に、授業の終わるチャイムが鳴りだした。
「よーし、完成した者は提出して。できてへん者は、二日後までに提出う―」
デッサン室の隅で座っていた教師が言うと、緊張の破れた生徒たちの声があふれた。

「あー、私できなかったー」
「俺もだよ。ボトルが難しいよな」
「ねえねえ、ナナセはできたの?」ナナセのそばにやって来た友人が声をかけた。
「できたよ。いちおう・・ね」描き上げた瞬間は自分のイメージを忠実に写せたと思うのだが、
完成した絵を落ちついて見返すといつも、こう描けばもっと巧くできたかもと思えて、達成感が薄れてしまう。
それはまだ自分の絵画表現に確かな自信がないからだったが、ナナセの画力は教師たちから、
すでに短時間でも情景をしっかり写し取れる段階にあると評価されていて、
あとは作品をコンクールなどで認められればその自信も固まるのだが、
何事でも前に出たがらないナナセの性格が、コンクール出品をためらわせていた。

「松浦、ちょっとええか」芸術科の教師がやってきてナナセに声をかけた。
「はい、なんですか?」立ち上がった彼女に、教師が一冊のパンフレットを渡した。
「松浦。おまえ、このコンクールに作品を出すつもり、ないか?」
(第28回 全船団芸術コンクール"ネビュラ賞"のおしらせ)と書かれたパンフレットを見て、彼女は無言だった。

ナナセはこの賞なら知っていた。第一次星間大戦で地球が壊滅した時、世界中の美術館が、
それまで千数百年間蓄積された作品もろともすべて消し飛び、芸術という分野は、
もはや再興は不可能と言われるほどの損害を受けた。その状況で、コロニーや月面都市アポロにいて
壊滅の難を逃れた5人の芸術家たちが、「絵画復活」を志して立ち上げたのがネビュラ賞である。

「お前の絵は、コンクールでしっかり評価されるべきやと思う。無理にとは言わへんから、検討だけしてみてくれ」
「・・わかりました。ありがとうございます」教師が去った後、パンフレットを眺めながら、ナナセはフッとため息をついた。
「・・コンクール・・かあ」
250プライベート・エンジェル2:2008/06/18(水) 21:43:36 ID:+BWCbjzv

#Another4 プライベート・エンジェル

「ナナちゃん、これは出してみないとダメだよ!コンクール」
カフェテリアで、ネビュラ賞のパンフレットを見たランカが言った。
「入選作以上は、船団を巡回して展示。銅賞以上は個展。これってほかの船団の人たちに、ナナちゃんの絵を見てもらえるんだよね?」
「・・うん、そうなんですけど」クラブハウスサンドを食べかけのまま、気乗りしなさそうなナナセは言った。
「ナナちゃん、絵、うまいもん。ぜったい大丈夫だよ。何事もやってみないとだよ?」

はてしなくポジティブなランカの言葉を聞きながら、ナナセはため息をついた。
ミス・マクロスに応募して以来、ついに映画に出るほどになったランカを目の前に見ていると、
どんどん前に出ることを覚えた彼女の言葉が、ナナセにはちょっとまぶしく聞こえる。

「・・いちおう、考えるだけ考えてみます。コンクール」ポツッとナナセがつぶやく。
「それがいいよ!私も応援するよ?」
ランカから返してもらったパンフレットのページを何気なくめくったナナセの目に、
【油彩画部門 テーマ「天使」】の一文が目に留まった。主に静物や風景画をものしてきた彼女にとって
こういうテーマは初挑戦で、それを考えると少し制作意欲が刺激される。
「・・天使・・か。油絵、久しぶりだな・・」


ライブラリーで天使を題材にした絵画を調べ、そのほぼ全てが宗教画だと知ったナナセは、
無宗教な自分が同じ視点で天使というテーマを描くのは無理だと思った。ならこのテーマは一から考え直す必要があり、
ナナセはいつの間にか本気で、このコンクールのための着想を探し求めていた。
(天使か・・天使は空を飛ぶもの・・空から降りてくる・・鳥・・そら)

空をイメージした彼女がふと見上げたその時、美星学園の校舎の突端から、
シュパッ!と鳥のようななにかが飛び立った。「・・あっ・・!」
航宙科の生徒がEXギアで離陸した瞬間を見たナナセの心に漠然としたアイデアの形が閃いた。
(でももう少し・・まだなにか足りない・・)
彼女が見つめる中で、学校のそばの森から飛び立ったハトの群れと共にゆっくり旋回して高度を下げるその生徒がふいに、
「ナナセさーーん!」と手を振って声をかけ、太陽を背にしてゆっくり降りてきた。

「ルカ・・くん?」肩と腕に三羽のハトを留まらせたまま着地したルカ・アンジェローニが、ハトたちにパンくずを与えたあと
「シモン。ヨハネ。ペテロ。お行き」とささやくと、彼らはまた飛び立っていく。
その手品のような光景をボーっと眺めているナナセに、ルカが言った。
「ずっと餌づけしてるから慣れちゃって。ボクが飛ぶと、ついて来るんです」
何かがナナセの心の中でバシッと固まった。彼の姓は・・アンジェローニ。アンジェロはイタリア語で・・エンジェル。
そして彼の名前はルカ。ナナセはなにかの本で読んだのを思い出した。ルカ、それが「すべての画家の守護聖人」の名前である事を。

「ルカくんにっ!お願いがありますっ!!」とつぜんルカに勢いよく頭を下げたナナセの胸が、下にブルンッと揺れる。
「わっ!ビックリした!な、何です?ナナセさん」
「私に、ルカくんの絵を描かせて下さい!お願い!!」体を起こしたナナセの胸が、上にブルンッと跳ねた。

えええーーーーっというルカの叫びが響き、それに驚いたシモンとヨハネとペテロが、そばの木から飛び立った。
251プライベート・エンジェル3:2008/06/18(水) 21:44:17 ID:+BWCbjzv

「きょうから絵のモデル?ルカがか?」カフェテリアで、しばらく飛行訓練は出られないかもと告げたルカに、ミハエルが言った。
「テーマが「天使」らしいです。何か恥ずかしいですけどね」
「へえ、天使か。いいじゃないか」アルトが、ルカを選んだナナセの意図を理解した口調で言った。
「私もわかる気がするな。ルカくんがハトを従えて飛んでるところ、確かにミスティックだもの」
シェリルも感心した。アーティストと言うのは分野が違っても、こういう芸術的着想を理解できるものらしい。

「話はわかった。ッてことは、この俺が大天使ミカエルとして天使ルカの横に立てば、絵はすでに完成したも同然・・だな」
「ミシェルお前、いまかなり面白いこと言ったぞ。自分で気付いてんのか?」
「大天使って言うより、堕天使って感じよね」
「・・かなりキツいな君たち・・冗談だよ。ジャマはしないぜ。なあルカ、がんばれよ・・色々とな?」
ルカの肩を軽く叩いたミハエルが、ニカッと笑って親指を立てた。
「あははは・・はい・・がんばります」


「あの、ナナセさん。ボクは何を・・したらいいでしょうか」
「とりあえずいろいろなポーズをしてもらうね。そのスケッチを繰り返して、本作で使うポーズを決めるの」
二人は芸術専攻コースの一角にある、3メートル四方ほどの、個人制作用の小部屋にいた。
そこはナナセからコンクールへの出品を告げられた教師が用意してくれたアトリエ、という雰囲気だ。

「最初からそれらしいポーズは無理だから、簡単なとこからね。音楽かけるから、座って楽にして」
ナナセが背後に置いた小さなユニコンのプレイボタンを押し、静かな部屋の中に、やさしいタッチのピアノがたゆたう。
「シューマン・・"トロイメライ"・・」その旋律を味わうように目を閉じると、
ルカは重ねた手を右脚に乗せ、脱力して曲に聴き入る姿勢を取る。

「そのまま動かないでね・・詳しいの?クラシック」
ナナセは木炭を取り、それがすべる音を旋律に加えながら、彼の全身スケッチを始めた。
「父によく聴かされました。父はボクを音楽か美術か、どっちかに育てたかったみたいだけど」
曲が"亡き王女のためのパヴァーヌ"に変わり、ルカは続けて言った。
「でも、いまのボクはコンピュータとメカマニアで、SMSの人間です。正反対ですね」
「音楽も芸術も、それを守る人がいるから広がるの。大事だよ。それって」
「そうですね。ボクの名前だけは、今でも立派にその通りですけど」
指を止めた彼女がルカを見ると、彼はナナセを見つめて笑っていた。
「うまくいきますよ。コンクール。画家の守護聖人ルカが言うんですから、まちがいないです」
「フフッ。そうだね。松浦ナナセ、がんばります」ナナセはかわいく微笑むと、スケッチを再開した。

252プライベート・エンジェル4:2008/06/18(水) 21:44:44 ID:+BWCbjzv

「わあ、こんなアイランドもあったんだね・・空気が全然ちがう」
ルカとナナセは、自然保護用アイランド、アイランド17の森の中にいた。
学園でポーズスケッチを5日間続けたあと、構図の中に自然の情景を盛り込む野外デッサンをしたいと言ったナナセに
ここへ来る事を提案したのはルカで、森の匂いを味わいながら前を歩く彼女を見ると、
小部屋で根をつめていた間の気分転換もできそうで、ルカはそれがうれしかった。

「ねえルカくん、鹿がいるよ!」
その声に驚いて森の奥へ走っていった牝鹿を追って、ナナセは土の歩道から外れ、森へ入っていこうとしている。
「危ないですよナナセさん!奥まで入ったら!」自然保護区の森は、林道以外は人の手が入っておらず、
この森でもし彼女が迷ったらと思うと、ルカもその後を追うしかない。
「ナナセさーん!」
森に踏みこみ、デッサン道具をガチャガチャさせて彼女を探し回ったルカは、突然ポッカリと開けた空き地に飛び出した。

まわりが薄暗い森の中で、光がスポットライトのようにそこだけ差し込む空き地は、
1本のコケむした倒木のそばに生えた若木がアクセントになった、絵画のように幻想的な雰囲気の場所だった。
「イメージ通り。こんな場所・・ホントにあるんだ」
呆然と空き地を見ていたルカの背後から声がして振り返ると、ナナセが彼と同じように、そこを見つめて立っていた。

「きれいな場所ですね。ここにします?」そう言ったルカの手をナナセがいきなり握った。
「!」言葉も出ないルカの心臓が、柔らかな手の感触に触れて躍った。
「この場所が見つかったのは、きっとルカくんのおかげ。すごくいい絵ができる気がする」
(ボクはあの鹿に・・感謝したいけどな)こうして彼女の手を握れたのはあの鹿のおかげと思うルカは、
もし望むなら1トンのリンゴでも何でもあげたい気持ちだった。
「そうですね。がんばりましょう。ナナセさん」きゅっと握りかえして、彼は言った。

(どうしよう・・できるかな)予想外に早く最上のモチーフを見つけたナナセは、
今日ここで、ほぼ下絵に近い構図を決めてしまおうか、迷っていた。
普段まったくやらない油彩画を作るために時間は少しでも必要で、構図さえ決まればそれに早く取りかかれるが、
ここに来て、何だか自分が急ぎすぎているような思いが、どうしても心から離れないのだ。
いい絵のためにもっと考えるべきなのか、この場所を見つけた幸運に乗って突き進むか・・
迷うほど、目の前のキャンバスに下絵を描く最初のひと筆が入れられない。

「いまなにか迷ってませんか?ナナセさん」その声にふっと顔を上げた彼女の胸がドキンッと跳ねる。
白い布を古代人の着るトーガ(長衣)のように体に巻きつけ、スソから裸足の足を出したルカが
倒木の上にちょこんと座って、ナナセを見ている。
ファンタジックなその光景に、彼女は目をパチパチさせて彼を見つめ返した。
「・・ルカくん・・そのかっこう・・」
「天使ってこういうイメージでしょ?これ、ベッドシーツです」
「すごい。そこまで考えてたの・・?」
「この方がイメージがわくと思って。でも背中の羽根はムリだったんで、そこは任せます」ルカは木から身軽に飛び降りた。
253プライベート・エンジェル5:2008/06/18(水) 21:45:12 ID:+BWCbjzv

「このまま進めるかどうか、迷ってるんじゃないですか?」
「わかるの?ここでもっと考えたほうが、いい絵になる気がして・・」
「わかりますよ。ナナセさんは気付いてなかったと思うけどボク、ナナセさんをもう何年も何年も前から、ずっと・・見てきましたから」
「えっ・・・?」さりげないルカの言葉にナナセの心臓がトクントクンと高鳴り、思わず頬がぽっと熱を帯びた。

「ナナセさんはここまで頑張ってきました。今さら迷うことはないです。したいようにすればいいですよ」
「ルカくん・・」ナナセの顔が、きゅっと引き締まった。
「ありがとう・・そうだね。やってみる。きょう、構図を決めるね」
「ハイ、できますよ。ナナセさんなら」
そう言うとルカは右手を宙に差し伸べ、腕の先に留まらせたハトたちと戯れているような自然な笑顔を見せ、
左手はまるでさっきの牝鹿がそこにいて、その頭を撫でているように伸ばされた。

(そうなの?ルカくん・・これって、私のこと・・そう思っていいの?)
自然にポーズを決めた彼を見つめるナナセは、彼が言った言葉に、もっとこの絵をいいものに昇華する力があるのを感じ取った。
(知りたい。ルカくんのさっきの言葉の意味・・それがわかれば)
「・・ルカくん・・少しポーズを変えてもらって・・いい?」ナナセの心臓がさらに高鳴り、熱くなった。
もしルカの言葉の意味が彼女の考え通りなら、これはそれに応えるに等しいのだから。
「そのまま顔をこっちに向けて。私を・・見て」
まっすぐナナセの瞳を射抜くルカの視線が、彼女の心をキュッと疼かせた。
(ルカくん、わかるよ。伝わってくる・・そんなに私のこと・・好きなの?)

「そのまま・・ずっと私を見てて・・動かないで」木炭がためらいなくキャンバスに最初の一線を描き出し、飛ぶように駆けめぐる。
ルカと視線を絡ませるたびに彼が目で伝えてくる思いの深さを感じて、
体も心も抱きしめられるような感覚を覚えつつ、彼女の手だけは機械のように情景を写し取り続ける。
(私すごくドキドキしてる・・見られるのが・・恥ずかしい・・)
無意識に脚をきつく閉じたナナセは、その意味も見すかされるようで、
絵を描くという理性的な行為と正反対の、エロティックな感情を感じながら、キャンバスを埋め続けた。

「ふうっ・・できたよ。ルカくん・・」
森の中が目に見えて暗くなり始めた4時近く、ナナセは短くなった3本目の木炭を放り出し、ため息を吐いた。
「ほら、やっぱり。ナナセさんならできると思ってました」
長時間のポージングを務めたルカがサクサクと草を踏んでやってきた一瞬、ナナセはこのまま草の上に押し倒されても、
自分はルカを受け入れるだろうという甘い予感を味わったが、
完成した下絵を見るでもなく、彼はあっさり言った。
「森の中は、すぐ真っ暗になります。ナナセさんも疲れたでしょうから、帰りましょう」
彼の態度は自分が感じた気持ちは何なのかと思うほどドライで、
夜の森の中でルカに抱かれる妄想を抱いたナナセは自分に思いっきり赤面したが、
それは彼が彼女のことを思っていないからではないのは、すぐにわかった。
254プライベート・エンジェル6:2008/06/18(水) 21:45:41 ID:+BWCbjzv
たときと同じようにイーゼルや絵の道具を担いだルカが彼女の手を握って、
暗い森の中を正確に、元の林道まで連れて行ってくれる途中、おずおずとナナセが絡みあわせた指を無言で強く握り返したルカの笑みが、
(いまは何も言わないで)と伝えているように思えた。


そのまま自分の住んでいるアイランドまで送ってもらったあと、宙に浮いたような足取りで帰宅したナナセは、
布に包んだキャンバスや絵の道具を下ろすと、シャワーを浴びるためにバスルームに入り、
チュニックワンピースとカットソーを脱ぎながら、かすれたため息をついた。
(いままで弟みたいに思ってた・・やっぱり、男の子だな)
森の中でナナセが見たルカの瞳には間違いなく、大人の男の気持ちがこもっていて、
見た目は子供のような彼がずっと秘め続けていたそれを知った今、
ナナセはもうルカを今までと同じような視線で見ることができなくなっている。

服を脱いだあと、ブラを外してパンティを脱いだナナセはまた、頬がかっと熱くなった。
クロッチの中心にできた丸い染みが、自分を愛していると告げた男の優しく熱い視線に、
この身体がどう反応したのか、はっきり教えていた。
「はずかしい・・こんなに・・」ナナセはあわてて下着をランドリーに放り込むと髪のリボンをほどき、
いつもより熱くしたシャワーの下に立って目を閉じる。

正直ナナセは、好きになった男には気持ちを伝えられず、接近してきた男の情熱にも心が揺れない、
自分の内気で、引っ込み思案な性格が嫌いでたまらない。
ルカはそんな彼女の性格も知っていながら、これ以上ないほどの強さでナナセの心を揺り動かすアプローチをしてくれた。
それを思うと彼女は、自分がどれだけのあいだ彼に見守られてきたのかを、あらためて実感してしまう。
(どうなるのかな・・私、どうすればいいの?ルカくん・・)
<<したいように・・すればいいですよ>>
その言葉と、帰りの森の中でルカが見せた笑みが脳裏に浮かんで、ナナセはハッと気付いた。

ルカは待つつもりなのだ。いまコンクールに力を注いでいるナナセの心を乱さないために、
何年も秘めた想いをようやく伝えたあとで、その答えも求めずに、彼女のやるべきことが終わるまで、彼はまだ待てるのだ。
その気持ちをいじらしく感じると同時に、自分は彼にここまで愛されているのだという甘い実感が、ナナセの心に染みこんでいく。
顔に湯を浴びながら、彼女は瞳を薄く開いた。
(ルカくん・・わかった。私、がんばって絵を描くね。それまで・・もう少しだけ待ってくれる?)

いったん気持ちの整理をつけたナナセは、体の汗を落とすためにボディソープを付けた手を
肩から胸へ、そして脚の間へ滑らせ、敏感になったそこに触れたとき、思わず鼻から声を漏らした。「ふっ・・あ」
(やだ、こんなになってる・・ぜんぜん収まってない)
気持ちはともかく、まだいちばん深くに火種を残したこの体を鎮めないと、今夜は眠れそうになかった。
(・・もう・・しちゃおうかな、一回だけ・・)
そしてナナセはバスルームでたっぷり自分をじらしながらその行為を終わらせたあと、全裸でベッドに倒れ、そのまま眠りこんだ。
255プライベート・エンジェル7:2008/06/18(水) 21:46:17 ID:+BWCbjzv

<<がんばって下さい、ナナセさん。絵ができるの、楽しみにしてます>>
翌日、小部屋のイーゼルにセットされたキャンバスの前で携帯メールを読んだナナセは、
キャンバスに描かれたルカの顔を、小指でチョンッとつついて微笑んだ。
(大丈夫だよ。私、がんばるね)
下絵は完成し、あとは本制作を残すだけになったここからは、ナナセが独りで作業する段階になる。
その孤独さを知っている彼女は正直、彼がここにいてくれたらいいとも思うのだが、
その反面、彼が、自分の邪魔はしないと言うだろうとわかっていた。
だからこの部屋にルカはいない。あの森の中で見つめ合ったときの表情のまま、キャンバスの中から彼女を見ているだけ。
だがナナセにとって、いまはそれだけで充分だった。

小部屋の隅のユニコンのプレイボタンを押し、初スケッチのときルカに聴かせた"トロイメライ"が流れると、
ナナセはためらわず筆をとり、自分の気持ちをひと塗りひと塗りに込めながら、キャンバスを彩りはじめた。


「あら、ルカくん。絵のモデルはもういいの?」しばらくぶりにカタパルトデッキに現れたルカを見つけて、シェリルが声をかけた。
「はい。今日から本番の作品の色ぬりが始まるんで、モデルは終了です」
「それならそばで見ててあげたほうがいいんじゃない?」
「絵の素人がそばにいてもアレですし、ナナセさんを集中させてあげたいですから」
「うーん、それもそうね。やっぱりルカくんは、ナナセにはトコトン優しいのね」
意味ありげなニッコリ顔のシェリルが言うと、ルカはちょっと顔を赤くした。
「そんなことないですよ!それに」彼はカバンから袋に入ったパンくずを出した。
「しばらくハトたちに、エサをあげてなかったですから」
256プライベート・エンジェル8:2008/06/18(水) 21:46:48 ID:+BWCbjzv

ルカがそのメールを受け取ったのは、それから2週間が過ぎた、ある日のことだった。
<<ルカくんへ やっと絵ができました。ルカくんに最初に見せたいです。>>
(・・よかった。できたんだ。ナナセさん)絵の制作が大詰めに入ったナナセは
作品を自宅で制作すると学園に申請してこの1週間休学していたので、この知らせにルカはほっとため息をついた。
とりあえず返信しようとしたルカはメール画面の下の方に、まだ文章があるのにふと気付いて画面をスクロールさせ、
余白の下の下のほうに隠すように書かれたその文を見た瞬間、ピタッと立ち止まった。
<<なので、学校が終わったら私の家にきてくれる?住所はアイランド7の・・>>
そしてルカの心臓のビートがだんだん上がり始めた。

「来てくれてありがとう。入って。ルカくん」
森でデッサンしたときと同じチュニックワンピースとカットソーを着たナナセが玄関でルカを迎えたとき、
そうしないよう念じていないと右手と右足がいっしょに出るほどアガりまくっていた彼は
それが声にも現れてしまい、照れくさい気分を味わった。
「おっ、おじゃまさせていただきます!」カクカクした動きでドアを通り抜ける彼に、ナナセはくすっと笑って玄関を閉める。
「なんか久しぶりだね、ルカくんと話すの」
「そうですね・・て言っても、2週間と半分ですけどね」

(私には・・すごく長かったよ)今そう言ってしまいたいのをナナセはこらえる。
「ね。絵はあっちにあるの。きて、ルカくん」横を通り抜けるナナセに手を握られて、
また心臓をドキドキさせつつ、布をかぶせたイーゼルの前に連れてこられたルカは、またちがった緊張を覚えた。
布をつまんだナナセが告げる。「いい?ルカくん」
「はい。見せてください」
ナナセがゆっくり布をはずし、現れた絵を見たルカは緊張感を忘れ、ポツッとつぶやいた。

「すごい・・これ、本当に・・ボクですよね?」
その絵を前に息を飲み、ルカはそれ以上言葉が出なかった。白い布をまとい、右手に2羽のハトを留まらせ、
左手は牝鹿の頭を撫でている天使。
空中にはその右腕に止まろうとするように、羽根を散らして力強くはばたく1羽のハト。
こけむした倒木と、成長への希望を表す若木のそばに立つ天使は、
キャンバスの手前側に向けて穏やかな笑みを浮かべながら頭上からの光の中に影を落とし、
奥深い緑の森と幻想的なコントラストを見せていた。
この絵はあの空き地を忠実に活写しているとルカは知っているが、こうして絵画にされると、とても現実の場所には思えない。

「どう・・?ルカくん。がんばって・・描いたんだけど」
彼の背後からナナセが不安げに聞き、絵を見つめて魅入られたように、ルカが応える。
「上手です。これしか・・言えなくてすいません。でもとにかく・・上手です」
「うれしい。ルカくんにだけは・・そう言ってほしかった」
その瞬間、心の堰が切れたナナセは布を床にパサッと落とし、後ろからルカの体を強く抱きしめた。
257プライベート・エンジェル9:2008/06/18(水) 21:47:17 ID:+BWCbjzv

ふいに柔らかで熱いものに背中全体を包まれてビクッとしたルカは硬直して、しどろもどろで言った。
「うわあっ!ななナナセさんっ!?あっ、あの、どど、どうしたんですか?」
「ルカくんのおかげだよ。ルカくんがこの絵を描かせてくれた・・」逃げ腰な彼をきつく抱くナナセの胸がぐいぐい押しつけられる。
「ルカくんはあの時、私のこと・・ずっと見てたって言ってくれたよね。いつから?」
甘い湿り気を帯びてルカの耳をくすぐるナナセの声。
彼はそれを聞いて、慌てるのをやめた。
「・・いつからかは覚えてません。でも、最初に見たときから・・だと思います」
しゃべりながら、ルカはナナセの腕に手を添える。

「ずっと・・迷ってました。ボクは先輩たちみたいに格好よくないし、子供っぽいから、ナナセさんみたいなひとを好きになっていいのかなって」
「そんなことない・・私、うれしかったよ。こんなに私のことを思ってくれる人がいたんだって、わかったから」
ルカがナナセの腕の中で体を回して彼女の方を向き、ナナセはあの日森の中で見たのと同じまなざし、
彼女を守り抜くと誓った男の視線をもういちど受け止めた。
「あの時は、困らせたくなかったんで、言えませんでしたけど」
最後に少しだけはにかんで、ルカは告白した。
「ボク、ナナセさんが好きです」
「ルカくん・・」ナナセはルカの手を握り、彼の身長に合わせて屈みながら目を閉じて、ルカのキスに唇をまかせた。
ちゅっちゅっと優しく吸われるたびに、腰からナナセの体を骨抜きにするような甘いしびれが走り抜け、理性がどんどん散っていく。
彼女は自分の想いが唇からルカに流れていけばいいと願い、強く抱かれながらキスし続ける。

「んっ・・ぷ・・はあっ・・」つうっと唾液の糸を引きながら唇を離したナナセは、髪のリボンをシュルッとほどいて床に放り出し、
自分からルカを挑発する自分にゾクゾクしながら、彼の手を取って指先にキスし、半開きの潤んだ瞳で彼を誘った。
「ねえルカくん・・ルカくんは、どんな私でも・・好きでいてくれる?」
「ボクがドキドキしすぎて死ななければ・・ですけど・・アハハ・・」
「ふふっ。そしたら私・・ルカくんが死んじゃわないように・・気をつけるね」
はあっ・・とため息を吐いたナナセはメガネを外して妖艶に微笑むと、
ルカに見せつけるようにゆっくり、ワンピースとカットソーを脱ぎ捨てた。
258プライベート・エンジェル10:2008/06/18(水) 21:47:44 ID:+BWCbjzv

ルカの胸に頭を乗せて眠っていたナナセがふと目を覚ますと、もう部屋は真っ暗で、
時計は深夜を回っていた。
彼を起こさないようにベッドから出て、闇の中で二人が脱ぎ捨てた服や下着が床一面に
散らばっているのを見たナナセは自分の乱れかたと、
ルカの意外すぎるほどに男性的なリードぶりを思い出し、顔をボッと真っ赤に染めた。
(ルカくん、ちょっとスゴかったな・・)

服を脱ぎ捨てた後でナナセはルカをシャワーに誘い、湯を浴びながらたっぷりお互いを弄りあったが、
先に求めてしまったのは彼女のほうだった。
ベッドでしてほしいという彼女の言葉を無視したルカにシャワールームで後ろから貫かれたとき、
弟のような見た目の彼とバックで交わるという背徳感がナナセの性感をいきなり限界まで突き上げて、
そこから主導権を取った彼のするままに、ナナセはこれ以上ないほど淫らに声を上げ、胸を揺らして腰を振り、舐め、舐められ、抱き合った。
(最初からこんなにいっぱいされて、恥ずかしい・・)
ベッドですうすう眠っているルカの天使のような寝顔にキスをしたナナセの脚の間から、
生理に似たぬるんっとした感じとともに、ルカが彼女のなかに残したものがトロリと流れ出た。
(んっ・・ルカくんの・・出てきちゃった)
ナナセはそのまま静かにシャワールームに入り、ゆっくりとシャワーを浴びたあとベッドに戻ると、
ルカにできるだけくっついて、ふたりで朝まで眠った。
259プライベート・エンジェル11:2008/06/18(水) 21:48:29 ID:+BWCbjzv

「松浦お前・・スゴいやないかこの絵。ホンマようできとる!これやったら入選は間違いあらへんぞ!」
絵の周りに集まって、ワイエスを思わせる写実だとか、この光と陰の表現はフェルメールのほうが近い、
などと次々とほめちぎる美術の教師とクラスメートたちの言葉が照れくさくなったナナセは、
出品の細かい手続きや額装などは適当に教師にお願いして、そそくさと教室を出て行こうとした。

「あっ、おい、松浦!題名教えてくれ、この絵の題名!」
「題名・・ですか?」描き上げるのに夢中で、言われるまで題名のことをすっかり忘れていたナナセは、
教師がくれた申込用紙の題名欄を見て、ちょっと考えた。
「題名ナシじゃもったいないやろ、この絵は。ええのが浮かばんなら、後でも・・」
「大丈夫です。題名、これにしてください」ナナセはさらさらとその題名欄を埋めて用紙を返すと、お願いしますと一礼して教室を出て行った。
教師がその題名を見て、つぶやいた。
「おお。こら、ええ名前の天使やな。画家の守護天使・・か」
【我が天使 ルカ・アンジェローニの肖像】と、そこには記されていた。

「どうでした?ナナセさん」廊下の角でナナセを待っていたルカが声をかけた。
「ん・・何かほめられすぎて恥ずかしくなったから、逃げてきちゃった」
「アハハ。ボクがほめるより、絵に詳しい人のほうがうまくほめるのに」
意識して腕どうしが触れるような近さで歩きながら、ナナセが言った。
「ほめるのに上手も下手もないよ?上手だと思ったら上手だね、って言うだけで、うれしいんだけどな」
「そういうもんかな」
「そういうもんです。ねえルカくん。これからもう一枚描くんだけど、今度はそばで、描くのを見ててくれる?」
「もう一枚?いいですけど、今度はなにを描くんです?」
くるっとルカに向き直ったナナセが、唇に指を当てて微笑み、ウィンクした。
「見るまでな・い・しょ・です」

開いた窓から風が吹き込んで、カーテンが波を打つ制作用の小部屋。
イーゼルに乗せられたキャンバスにはルカの天使像が描かれているが、その絵には人物がもうひとり描き足されていた。
それは天使の後ろの倒木に座り、全身に白い布をまとって微笑む、ナナセの姿だった。


260名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:51:46 ID:+BWCbjzv
1と2の間に「トライアングラー」を聴いて、
11の最後に「ダイアモンド・クレバス」を聴いて頂けると、
より盛り上がると思います。
261名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:26:30 ID:+BWCbjzv
だいぶ書いたので、まとめます。

1-584 題名なし
1-616「#08.5 ヴァージン・クイーン(パイロット版)1/2」
1-618「#08.5 ヴァージン・クイーン(パイロット版)2/2」
1-696「#Another1 ヴァージン・クィーン(完全版)」(アルト×シェリル)
1-736「電脳マネージャー、グレースさんのある一日」
1-765「584の続編−お笑い編」
1-834「#Another2 愛に時間を」(ミハエル×クラン)
2-6 「#Another3 メイク・ミー・バースト」(アルト×シェリル)
2-249「#Another4 プライベート・エンジェル」(ルカ×ナナセ)
 
262名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:50:51 ID:lw0UeAyP
乙。ルカの名前にまつわるアイデアにルカ→ナナセが明らかなところ敢えてナナセ視点で話を進める辺り素直に感銘。それだけにエロが薄いのは残念な。
263名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:31:41 ID:+BWCbjzv
>>262
まったく指摘のとおりです。
エッチをマジメに書いたら、16レスぐらいになってしまって、
エラいことになったので、泣く泣く削りました・・・
でもこれでルカナナの接近が書けて、
みんなカップルになったんで、やり遂げました感はあるw
264名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:56:09 ID:eMyrBUjT
ブログにあげるだけにしてください
とだけ言っておく
265名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:07:38 ID:HXominyK
294は言いすぎの気がするが・・・

ただエロパロ板で他んとこ残してエロ削るのは本末転倒なんじゃ?
エロなし小ネタも好きだけども 長すぎるのはなあ・・・
「恋物語」が書きたいんならほんと自分のサイトの方が向いてるよ
266名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:14:49 ID:jdhV8svz
個人的にはエロやるにしてもそれまでの過程があった方が燃えるけどなぁ
そういう需要もあるよ一応
長いなら一度に落とさず分割するのもテじゃね?
267名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:15:00 ID:f2fs12k7
あえて言いたくないけど
他でもやってた人だから
本人にはわかると思う
268名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:15:29 ID:P8rHPInh
GJ ルカ・ナナきたー
放送の中で情報が少ないところ、よくぞ、って感じ
269名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:30:36 ID:ZM5TZ8yk
自演乙w
270名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:36:24 ID:oK9y4gJY
もっとかわいくおねだり出来んのか
アイドル失格だぞ、神谷教官もお怒りだぞ

折角のエロ板だし、めぐは16スレ版も読みたかったなv
何はともあれ、ごちそうさまでした
271名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:37:59 ID:QLK8Gdse
>>263
ルカナナGJ。エロはあっさり風味だけどお話として面白かった。
でも、敢えてここで辛口発言をする。荒れたら申し訳ないのは分かってるけどやっぱり放置はできない。
あなたが腕のあるSS職人さんだからこそ、理解してほしいから。

>>261のリストだと、あなたの書いたカプはアルシェリ・ミハクラ・ルカナナ。
>>263で>みんなカップルになったんで、というレス

あなたにとってアルランはカプ扱いじゃないんだろうけど、Wヒロインの一人であるキャラを抜いて
「みんな」という表現はかなりいただけない。カプにされなかったランカの立場はどうなる?
せめて「思いついたSSを全部書けた」と言うべきだったのではないか。
アルラン好きな住人もいるこのスレで、上のレスは少々配慮が足りないと思う。
ここはあくまで2chのエロパロ板の1スレだから、自分語りは自分の持ち場でやる方がいい。
264や265が言うように、自分でブログ立ち上げてみてはどうかな。
F好きで書きたくて反応もあって嬉しい、話したいという気持ちが溢れてるのはよく分かる。
でも、それをここで全部満たそうとしてはいけない。それは自分で場を作ってやることなんだ。

きつい意見かもしれないけど、責めてるわけじゃないことだけはわかってほしい。
5話のミハエルを思い出して。きつい意見が必ずしも悪口とは限らないんだよ。
272名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:07:24 ID:11+CeHrV
>>271
ランカ厨乙
273名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:10:41 ID:sS4/Bhii
>カプにされなかったランカの立場はどうなる?

なんかランカ好きな人は熱いな…
自家発電してみるのも手だぜ!
274名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:12:47 ID:qF6E1kPC
>>271
たぶんだけどさ、3組とも>>263の中にある同じ世界での話なんじゃねーかな
アルトとシェリルはもうその世界でカップルになっているので
もしもアルトとランカが付き合っているSSを書くと、>>263の中では
アルトが二股かけて浮気している事になっちゃうんじゃないかなと俺は思うわけだ

細かいこと気にすんなよw
単純に書かれたSSだけ楽しめばいいじゃんw

ただ、後書きを嫌う人もいて、感想レスに対するレス返しを
好まない人も同じようにいる事は憶えていてほしいよね
そのレス返しが言い訳になっている場合は特にさ
275名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:16:11 ID:lx9iP0vk
ブレラン、投下させて頂きます。

どうしてもエロにはいかず終わってしまいました。すいません。

276名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:18:02 ID:LcWKypH+
俺が職人なら>271のためにアルラン書こうとは思わないな…
キツい言い方だが、と断って何を言いたいのかと思えば、言葉のあやの揚げ足取りかい…?
心狭過ぎだぞ?

もう一度自分の書いた文章、冷静に読み直してみたほうがいい。
277始まりの丘で1:2008/06/19(木) 01:18:10 ID:lx9iP0vk
いつもの丘の上にランカはいた。
ここに来るのは歌いたい時だ。
嬉しかったり、悲しかったり、寂しくなったり・・・・。
いろんな感情が込み上げてきて歌いたくなると必ずここに来て夕日を眺めながら
自分しか知らない歌を風にのせる。

今日ここに来たのは、ある人に会いたかったから。
会いたい人のことを考えると歌いたくなったから。
(いない・・・のかな・・・)
辺りを見渡しても自分以外、誰もいない。
(会いたいな。)
その人の姿を思い浮かべてランカは歌い始める。

「アイモ アイモ ネーデル  ルーシェ」
(どうしてこの歌を知ってるのかな)

「ノイナ ミリア エンデル プロデア」
(名前、何て言うんだろう)

「フォトミ」
(どこかで会ったことあるのかな)

「ここはあったかな海だよ」

あのとき聞こえてきたハーモニカの音色を思い出し「ルーレイ・・」と続けようとしたが
後ろでかすかな物音が聞こえた。
「あっ」
振り返ると少し離れた場所に少年がいた。何も言わずにただ自分を見つめている。
(会えた)
どのくらいお互いを見ていたのだろうか。
しばらくすると少年は背を向けて去っていこうとした。
278始まりの丘で2:2008/06/19(木) 01:20:05 ID:lx9iP0vk
「ま、待って!!」
ランカはハッと我に返り慌てて追いかける。
相手がかなり早足だったため急いで追い付こうとしたあまり勢い余って少年の右腕を両手で掴んでしまう。
「あのっ!何てお名前なんですか?それとあの歌知ってるんですか?」
相手の反応もお構い無しに一気に話そうとするランカ。
「それに私のデビューのイベントの時も居てくれましたよね!?」
とりあえず思い付くまま口にしどんな答えが返ってくるのか待っていたが、
青年の視線は自分の掴んでいる右腕に注がれていた。
見知らぬと言っていい他人、ましてや異性に対してするには大胆すぎる自分の行動に初めて気付きすぐ手を離した。
「ごめんなさい!!」
顔を真っ赤にして一歩下がり頭を下げる。
「失礼なことしちゃってすいません!」
「・・・・・・・・・」
ノーリアクション。
言葉にできないくらい怒っているのか。
ランカはおそるおそる伺い見るかのように顔を上げた。
ところが青年は口は開かないものの怒ってる風ではなくむしろ少々困惑しているような感じで相変わらずランカを見ていた。
そしてそんな相手にどうしたらいいかさっぱり分からずランカもしばらく黙っていたがシーーンという沈黙に耐え切れなかったのは彼女の方であった。
「えっと、自己紹介します!」
半ばヤケクソ状態で手を上げながら突然話し出す。
「私、名前はラ」
「ランカ・リー」
「え?」
それまで一言も発しなかった青年が急に自分の名前を言ったことにびっくりしたが、よく考えたら
デビューの宣伝のティッシュ配りでさんざん名前を連呼していたし看板も出していた。
あの場でこの青年の姿も見かけたので名前くらい知ってて当たり前なのだ。
「そうですよね。名前なんかあの時で知ってますよね。」
ところが目の前の青年は首を横に振って「前から」と呟いた。
279始まりの丘で3:2008/06/19(木) 01:21:15 ID:lx9iP0vk
「・・どうして・・・・?」
だが、その問いかけには返事をせず黙ってランカの頭の上に手を置き、ポンポンと撫でるような仕種をするばかりだ。そして手の動きに合わせて、首からぶら下がっているハーモニカのペンダントが揺れているのを見てランカは無意識に「この音また聞きたいな。」と呟いた。
「また聞かせてくれますか?」
「あぁ。」
いつの間にか少年の瞳から無機質な冷たさは消え、代わりに優しさが生まれていた。
「ホント?約束してくれる?」
「する。」
嬉しそうに話す少女にそう約束すると頭を撫でていた手をすっと頬に移した。
「?」
不思議そうにこちらを見返すランカから視線をそらさずその手をそっと奥に入れる。
「んっ」
少年の指が耳に触れた途端、ランカの口から声が漏れる。
わざとではなく思わず出てしまったのだ。
「あ・・あの・・やっ・・!」
中指と人さし指で耳を挟むように触れられて、びくっと条件反射で身体が動く。
初めての感覚にパニックに陥り叫びそうになる寸前、指の動きが止まりまた頬に戻った。
そして一言、「ブレラ」とだけ告げた。
「ブレラ・・?ブレラさんって言うんですか?」
鼓動が早くなっているのをおさえるように無意識に胸に手をあててランカが尋ねると青年は口元に笑みを浮かべうなずいた。そして「また会いにくる」と言い頬に添えていた手を離して反対の方向へ歩き始める。
「またここに来ますから!ブレラさんも来て下さいね!」
ランカがそう叫ぶと顔だけ振り返り、分かったというように手を上げた。
ランカはその後ろ姿が見えなくなるまで見送っていた。

まだ話したいことはたくさんあったし、次にいつどこで会うなんて約束はしてないけれど。
でもきっと近いうちに会いに来てくれる、そんな確信めいた予感がランカにはあった。
それにしても・・・あの感覚は何だったんだろう。
電流が走ったと思ったら身体がゾクゾクして熱くなった。
(ちょっと怖いけど。でも)
知りたい。
ブレラさんなら教えてくれるのかな。

不安より期待が入り交じるランカがそこにいた。
280名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:53:58 ID:P8rHPInh
ランカが上手い。
無防備さと、引っ込み思案な部分のバランスが絶妙のブレンド
違いが判る職人だな
281名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:54:13 ID:vkJD4eIG
ちょっと前にもいたな、きつい言い方になるけどとかなんとか言っていちゃもんつける自治厨が

職人がどんなSSを投下しようが自由だし読み手には読まない自由があるんだよ
気に入らないんならケチつけないで黙ってスルーしろよ
282名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:59:26 ID:qF6E1kPC
個人的な趣味で申し訳ないが、」の前に句点は無い方が読みやすい
283名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 02:05:37 ID:suXinoNo
改行なしで2文とか、えらい長い行が混ざってるのは読みにくいな。
284名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 03:03:46 ID:P8rHPInh
アルト×シェリルで。
付き合って5年ぐらいたてば、こんな感じかなと。
285バカップル・5年もの(1/3):2008/06/19(木) 03:05:25 ID:P8rHPInh
アルトは居間でくつろいでいた。
久しぶりののんびりとしたオフは、シェリルのオフとタイミングを合わせていた。
三日ほど、ゆっくり過ごせるはずだ。
シェリルお気に入りのシェリー酒(フロンティア産の天然物で貴重品!)を傍らに、ソファに座ってBGMに流しているジャズに耳を傾ける。
窓の外は、都会の夜景。そろそろビルの照明が消えつつある。
サックスの音色が途切れたところで、玄関のロックが外れる音がした。
アルトは立ち上がって迎えに出た。
「お帰り……って、お前」
アルコールの匂いが開いた扉の向こうから漂ってきた。
「ただいま」
真紅のドレスをまとったシェリルは、明らかに不機嫌だった。その上、酔ってもいる。
足元はしっかりしていて、大またで部屋に入ってきた。
「どうした?」
その背中に向かって、アルトが呼びかけると、シェリルは大きな窓を背にくるりと振り返った。袖を通していた、ボレロを勢いよく投げ捨てて、ポーズをとって見せる。
「アルト、見て」
「あ、ああ……この前、注文してたドレスだな。似合ってる」
控え目な室内の照明の中で、街の灯りを背にしたシェリルの輪郭線はハレーションを起こしているかのようだ。豪奢なストロベリーブロンドの髪が金色に近い色で輝いている。
ドレスの胸元と背中は大胆に肌を見せている。
「お世辞はいいから、もっと見て」
アルトはシェリルの目の前に立った。
「目に焼き付けたぞ……何があった?」
先ほどまでシェリルは仕事関係のパーティーに出席していたはずだ。
「目が二つあるのは同じなのに……もぅ」
シェリルは一人がけのソファに、ストンと座った。
「イヤなヤツがいたのよ……あぁ、思い出すだけでも厭だわ」
アルトはボトルの栓を開けて、シェリー酒を二つのグラスに注いだ。片方をシェリルに渡し、自分も手にとってシェリルの座っているソファのひじ掛けに、軽く腰かけた。
「もう、人のこといやらしい目で見て。本物の蛇には失礼だけど、爬虫類みたいな目って言うの?……あら、お気に入りの銘柄、覚えていてくれたのね?」
アルトは黙ってボトルを掲げた。ラベルを見たシェリルは目を細めた。
「うふふ……それでね、アルトの視線で消毒してもらったの」
表情に柔らかさが戻ってきた。
「周囲を巻き込まなかっただろうな?」
アルトの質問に、シェリルは唇をへの字にした。
「失礼ね。ちょっとだけシャンパンぶっかけてやろうかって思ったけど、実行はしなかったわ」
「それなら、ヒールで踏んづけてやったか?」
「……さりげなくね」
シェリルはペロリと舌を出した。
286バカップル・5年もの(2/3):2008/06/19(木) 03:06:06 ID:P8rHPInh
「でも、どう? このドレス。アルトに見せるのが、今夜の楽しみの一つだったのよ」
「いい色だな……深みがあって。お前の髪によく似あう」
アルトはグラスを持ってない方の手でシェリルの髪を緩く絡めた。
「それだけ?」
シェリルが上目づかいでアルトを見上げた。
「このまま食べてしまいたい」
「きゃぁ」
シェリルは笑いながら首をすくめた。
アルトはかがんで、シェリーで濡れた唇に唇を重ねる。甘くて強い滴を舐めとって、舌を絡める。
「ん……」
シェリルも応えた。
唇を合わせたまま、アルトは互いの持っているグラスを手探りでサイドテーブルに置く。グラスに残ったシェリーで人差し指の先を濡らし、それでシェリルの首筋をなぞった。
「あ…」
濡れた軌跡が間接照明にきらめく。
アルトは床に膝立ちになって顔を寄せ、素肌を濡らした酒精を舐めとった。
「もぅ…ドレスが汚れるわ」
笑いを含んだ声で詰るシェリル。
アルトは唇を、ドレスの胸元からのぞく谷間へと滑らせた。
「んっ……」
快い刺激に、身をすくめるシェリル。
アルトの手がドレスの裾をまくりあげると、色味を合わせたレースのガーターベルト。
その狭間から見える、眩しいほどに白い肌。
アルトは強引に、シェリルの足の間に顔を埋めた。
「やだ」
シェリルは身をよじり、手をアルトの頭に当てて押しのけようとした。
アルトの手が伸び、ドレスの上から胸を鷲掴みにする。
「ん…ぁ…」
力が緩んだ一瞬の間に、シェリルの脚は歪んだM字型に押し広げられ、その中心にアルトがランジェリーの上から唇を押し当てた。
「くっ…ダメ……」
ヒールを吐いたままのつま先が反り返った。
薄いレースの布地越しにアルトの唇と舌が蠢く。
背筋を駆け昇る刺激は、ほろ酔いのハートを踊らせた。
頬が上気するのを自覚するシェリル。
「ね、直接……」
シェリルの指がショーツのサイドストリングを解いた。
あらわれた花びら、その奥からトロリと滴る蜜。
アルトがディープなキスをし、啜りあげると、背筋が反り返った。
「あああああ」
いつの間にかシェリルの手は、アルトの頭を自分へと強く押し付けていた。
「あっ…あっ…あっ…あっ…」
過敏な芽を甘噛みされる鋭い刺激に、スタッカートを歌う。
アルトの唇と舌が花びらを愛撫し、密に濡れた指が芽を覆う包皮を剥いて愛撫する。
シェリルが、焦点が合わなくなってきた視線を下に向けると、見上げるアルトの視線と重なった。
「ベッドまで我慢できない」
囁きと同時に、芽がつままれる。
「ああっ……は…あ……いい…わ。汚してしまって……ドレス」
シェリルはソファの上で体の向きを変えた。
背もたれを掴んで、尻を突き出す。
見なくてもわかる。
アルトの手が裾を大きくまくりあげた。
濡れた場所に空気の流れを感じる。
そして、挿入。
「んっ……」
それだけで軽く達してしまう。腕から力が抜け、頬を背もたれに押し当てる。
横目で後ろを見ると、アルトがのしかかっていた。
アルトの手が体の前に回され、胸をもみしだかれる。
「あん……イイっ……」
ドレスの背中のホックが外され、あらわになった背中にアルトのキスが降る。
最初の高みは、すぐに訪れた。
287バカップル・5年もの(3/3):2008/06/19(木) 03:06:55 ID:P8rHPInh
ベッドの上に場所を移すと、シェリルはアルトの上に乗った。
上半身は生まれたまま、下半身はガーターベルトとストッキングをつけ、ヒールも履いたままだった。左の足くびにサイドストリングのショーツが絡まっている。
「強引……もう…ン………愛する人にレイプされたみたい。桜姫だわ、まるで」
「そうか」
アルトの両掌が、シェリルのくびれた腰から胸へと滑る。
「そういうお話でしょ?……かぶき…ああっ……さくら…姫っ……て」
「そうかもな……っ」
アルトの手にシェリルの手が重ねられ、大きな動きで乳房を揉む。
「イヤだったか?」
アルトが腰をうねらせると、シェリルは甘いため息をついた。
「……わざわざ…聞かないのぉ……ああああ」
シェリルは自分の胸からアルトの手を外させると、ベッドのヘッドボードを握らせた。
「私が…ぁ……許すまで、手、話さないで……乱暴なぁ……あ、アルトにはお仕置きしないと」
息を弾ませながら、シェリルが微笑む。目には淫靡な光が宿る。
「それは、コワいな……っ」
シェリルはアルトの胸に顔を近寄せた。形よくすっきりと通った鼻筋で、アルトの胸板を愛撫する。
下半身からこみあげる快感のリズム以外に、胸を愛撫する微妙なタッチに小さく声を立ててしまったアルト。
シェリルはアルトの乳首に吸いつくと、軽く歯を立てた。
「アルトに触れるのも……ん…く……触れられるのもスキ……」」

体位を入れ替え、シェリルを下に、アルトと向かい合う形で繋がる。
ストッキングが光沢を帯びている脚が、アルトの体に絡みつき、膝で脇腹辺りを愛撫した。
「きて、アルト……」
アルトは声を立てずに頷くと、徐々に腰の動きを速めていく。
短い呼吸と、ため息、かすかにきしむベッド。
朝までは、まだ十分に時間がある。

<終>
288名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 03:07:39 ID:P8rHPInh
シェリルのカヴァーアルバムネタは、エロ無いし、Youtubeの動画を貼ったりする都合でブログの方で。
http://extramf.blog39.fc2.com/blog-entry-32.html
Rhythm Nationのネタ、いただきました。感謝。
ちょっと、選曲がこゆかったかしら?
289名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 03:18:31 ID:jdhV8svz
GJ
アルシェリは相変わらずいい感じにエロくて好きだ
アルバムネタも読ませてもらいます
290名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 05:10:16 ID:LcWKypH+
朝からGJ!!
おかげで目が覚めましたwww
もう5年でも10年でもアルシェリはこんな感じで突っ走ってほしいわ〜
291sage:2008/06/19(木) 05:23:36 ID:9FqXf5qH
>279
ブレランもえwww
かわいい 今後も期待してる!
292名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 14:17:49 ID:tN8bEtJY
さすが! 激しく濃いいアルシェリ、素敵ですv
エロは文化の極みですな……最高の癒しです☆
293名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 14:52:58 ID:hIi3j71L
>>285
アルシェリ、激しくGJです!!!
ブログの方も見させてもらって萌えました・・・
294名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 15:07:18 ID:n83y7H6A
>>279
ブレラン初めて見た!!!GJ!
なんか2人ともいいなぁ〜可愛いーー
295名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 15:08:40 ID:n83y7H6A
↑すいません
上げちゃいましたorz
296名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:20:33 ID:GdRzDhle
作品にたいして賛否両論あるだろうけど、
何かを想像して造り出せるってスゲーと思う。
話つくったり、絵を描いたり。
読んでて楽しいし、羨ましいよ。
297名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:32:10 ID:LcWKypH+
職人さんがちゃんとカップリング表記してくれているから、自分的に興味ないSSはスルーしているし、スルーしていても他の人の感想によっては読んでみるか、って気になるw
いつもありがとうです、職人さん!!
2981-914:2008/06/19(木) 19:35:34 ID:gYkqhEVp
何時もいつも職人さん乙です〜イイメノホヨウダ

保管庫管理人です。
作品投下も一段落してるっぽいところでちょっとご意見承りたく。

自分としては作品以外の合間の皆の掛け合いとか好きなんだが
(ときどき、ネタとして保管すべきじゃ?と思うようなのもあるし)
1スレ丸々ログを保管庫に載せようと考えていたんだけれど
それを実行に移す前にこのスレで盗作騒ぎがあったわけで。

あれを載せるのはダメだと思うのと、作品以外の皆の掛け合いで
生まれた小ネタがもったいないと思うのと板ばさみです。

色々考えて煮詰まりました。ので。
生ログ保管OK? Y/N
299名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:38:24 ID:3Y6yaz//
y

その上で注釈を付けとくのはいかがでしょうか?
××の理由により、SS倉庫には保存していません、という形で
300名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:54:10 ID:6wUv7QVc

301名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:06:09 ID:nGWIBRDx
盗作SS部分を削除するなら、Y
302名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:11:02 ID:gN4BNRsX
Y
303名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:23:50 ID:2aaNb8qP
>299に同意。Y
304名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:27:40 ID:g7THTD3S
Y
305名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:34:34 ID:GdRzDhle
Y
3061-914:2008/06/19(木) 21:03:36 ID:gYkqhEVp
答えてくれてありがとう。これから1スレ目の保管してくるよノシ
では何事もなかったように続きをどぞー↓
307名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:49:07 ID:eUp5HPZ8
改行の仕方と文章のクセで同じ人ってわかるのに
なんで別人のふりして自演GJしてるの?
恥ずかしくないの?
308名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:52:48 ID:8aBTnyKR
>>307
仮に自演が事実だとしたら恥ずかしくないからやっているのだろう。なんという愚問。
309名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:11:40 ID:ULHMrZW0
ん?どれとどれが自演なの?
310名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 08:03:08 ID:E2s+sbhP
ミシェル×クランで小ネタ投下。
アイディア勝負なんで、だれかが書き込む前にっw
311りりぱっとあ〜み〜:2008/06/20(金) 08:03:41 ID:E2s+sbhP
SMSマクロス・クォーター艦内。
カナリア・ベルシュタインは格納庫へ向かって通路を歩いていた。
通路の向こうから小柄な人影が現れた。
「カナリア、ミシェルは見なかったか?」
マイクローン化したクランクランだ。
「ミシェルなら、ジムにいた」
「うむ、ありがとう」
小走りに、ジムの方へ向かうクラン。
その背中を見送ってから、再び歩き出すカナリア。
「?」
思わず目をこすった。
廊下の向こうから小柄な人影がやってくる。
「クラン……さっきすれ違ったはず……?」
クランはカナリアに軽く手を上げて挨拶すると、ジムの方へ向かった。
その背中を見送ってから振り返ると、廊下の向こうから小柄な人影が、それも複数やってくる。
「?????」
クランだ。それも、同じ顔で服装だけ違うクランが何人もやってくる。
「なんだ??」

艦内に警報が発令された。
「マイクローン化装置の暴走により、クランクラン大尉が大量に発生中!」

ジムではミシェルが妙な顔をしていた。
「大量に発生?」
フィットネスマシンから立ち上がり、器具についた汗を拭き取る。
「ミシェル」
「ミシェル」
「ミシェル」
「ミシェル」
マイクローン化したクランがジムに現れた。それも複数。
「ええーっ?」
さっきの警報はこれのことか、とミシェルは驚いた。
「今日こそ成敗してくれるーっ」
両手の指で余る数のクランが一斉に叫んだ。
「なんだこりゃー」
反射的に奪取して逃げるが、別のクランたちが行く手をふさいだ。
「待て待て待てーっ」
「ずるいぞ、一人人海戦術かっ!」

気になってジムへやってきたカナリアは、男子更衣室のドアの前に乗組員たちが集まっているのを見た。
「どうした?」
ドアを開けようと悪戦苦闘しているアルトとルカにたずねる。
「く、クランたちがミシェルを部屋に連れ込んだんだ」
ドアの向こうから、かすかに声がする。
「武装解除だぁー」
「やめろっ」
「これが男子の主力兵装か」
「触るなっ」
「どれどれ」
「五人がかりで手足を押さえるなんて、ずるいぞっ、クランっ」
「おお、これは…」
「やーめーてー」
そこに、艦内設備の整備が主な仕事の整備班員がやってきて、外部からロックを外した。
開いたドアの向こうに見えたものは、泣き崩れる半裸のミシェルと、ぷかーと煙草をふかして満足そうなクランたちだった。
「な、何があったんだ」
目を点にする一同。

<終>
312名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 09:19:54 ID:K0EovWJJ
バロスwwwwwGJ!
313名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 16:27:15 ID:HFyD9Lrj
GJ!みんなミシェル大好きなのなw
314名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 16:36:01 ID:oIIrzlVQ
GJ!
ラストクソ吹いたwww
315名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 17:08:12 ID:94+kk0g+
>311
ねーよw でもおもしろかったGJ!
316名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 17:13:29 ID:HcqfAjfg
どこのスレも荒れてるよ
317名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:21:12 ID:HFyD9Lrj
>>315
いや、もしかしたら
不器用遺伝子が直って二人に子供が出来たら…
何故かクランそっくりな女の子が沢山生まれそうな気がするんだ…
生まれたら父は振り回されそうな気がするんだ…
318名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:46:01 ID:94+kk0g+
>317

「パパー、おままごとしよ」
「だめ、パパはわたちとお医者さんごっこすゆの!」
「わたしとゲームするやくそくしてたもん」
「こらこら、パパは一人しかいないんだ。ママにも遊んでもらいなさい」
「ぱぱぁ、いっしょにおねんねちてぇ」
「おねんねじゃないだろ、クラン。お前まで一緒になって何やってんだ」
「だって子供ばっかりかわいがって。私もかまってほしいのだ」
「お前は夜にかわいがってるだろ」
「ミシェルのえっち!」
「ママだけずるい〜、わたしもえっち〜」
「えっちえっちぃ」
「こ、こらっ、お前ら……!」

こうですか? わかりません><
319名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:49:49 ID:kQUOK4Tm
>318
思いっきりなごんだw
この設定で、ぜひ話を書いてほしいものだw
320名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:56:39 ID:rR8MqwEz
>>311

--カナリア・ベルシュタインの日記より抜粋
技術班の調査により、マイクローン化装置暴走の原因が突き止められた。
プロトカルチャーに由来するオーバーテクノロジーには未解明の部分も多いが、今回に関しては終了信号がエラーを起こし、マイクローン化プロセスがループ状態になったのだ。
さて、大量に発生してしまったクランクラン大尉はどうなったかと言うと、実はまだ艦内にいるのである」

「「「みーしぇーるー」」」
321名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:50:37 ID:HFyD9Lrj
>>320
大量発生した大尉が一人に戻る時、
不器用遺伝子が治ってる。…とか?

大量発生しても息ぴったり
「「一人に戻るぞ!」」
「「おぅ!」」
とか?
322名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 23:07:15 ID:5wEEK3AM
倍倍・クランw
323名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 23:15:01 ID:E2s+sbhP
誰が上手いこと言えと(ry
324名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 00:22:12 ID:O1hJNbxE
>>320
で、合体時に一人足りなかったりすると視力が欠けたりするんですね
325名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 00:49:34 ID:g1aEIEzp
そして残りの一人はミシェルのケツにくっついているのか


カオス
326名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 01:16:20 ID:9+z8bAen
ここはいつでもミハクラが熱いな! バカネタ一つ。
Q.せっくしーなの、キュートなの、どっちが好きなの〜♪


「ミシェル先輩は、大きなクラン大尉と小さなクラン大尉、どちらがお好き
なんですか?」
「……藪から棒に、何だルカ」
「いえ別に。気になっただけです。で、どちらがお好みなんですか?」
「なあ、さっきの質問と微妙にニュアンスが変わってる気がするのはおれの
気のせいか?」
「いいから答えてくださいよぅ! どっちですかー、ねえミシェル先輩〜!」
「そう言われてもな……。おれにとってクランはクランだからな。どちらが
どうというわけでもないさ」
「わあ驚きました、ミシェル先輩って意外に男だったんですねえっ! 
つまり、姿かたちはどうあれ、クラン大尉に対する愛は変わらない、と?」
「当然だろう。大きいのは大きいので、あのはちきれんばかりのダイナマイ
ツバディには男の欲望がつまっているし、小さいのは小さいので、こう、男
の夢がつまってるからな。あのクソ生意気ながきんちょをどう調教……いや、
どうおれ色に教育(紫の上的な意味で)しようかという愉しみ方が……」

「おまわりさーん。ここにロリコンがいまーす。つかまえてくださーい」


A.「決まっている。どっちもだ!(ミハエル談)」
327名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 02:50:26 ID:lwn1c2Wn
実にいいおっぱいだった!
感動した!!
328名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 03:43:35 ID:1FQH5ChO
ここに来ると、愛あるssと愛あるコメントで癒される。

っつーことでGJ!
329名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 15:19:39 ID:cI/m9eke
>>326
教官ー!
の声で変換されたw

成人女性がルカに手を出しても捕まるぜ!
330名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 15:55:09 ID:0OsfIBiy
アルト×シェリルで投下
コスプレエッチでGo!
331死せる美姫(1/3):2008/06/21(土) 15:56:45 ID:0OsfIBiy
映画監督ジョージ山森は、早乙女アルトという役者と出会って、触発されるものがあったらしい。
歌舞伎に復帰したアルトをかきくどき、実験的な短編映画で主演することを承諾させた。
映画のタイトルは『廃都』。

映画は、どことも、いつの時代とも知れぬ荒野を行く旅人のシーンから始まった。
馬に乗り、七弦の楽器をかき鳴らす。
音楽は聞こえるものの歌詞は聞こえず、画面に文字が浮かび上がる。

 ああ、全く、休み場所でもあったらいいに、
 この長旅に終点があったらいいに。
 千万年をへたときに土の中から
 草のように芽をふくのぞみがあったらいいに!

旅人の行く手を遮る砂塵の中から、おぼろげに浮かび上がってくる古代の遺跡。
人間の男の頭、牛の胴体、鷲の翼を背にした奇怪な彫像が二体、互いに向かい合って聳え立つ。
かつての都の大門でもあったろうか。
旅人は好奇心の赴くまま、彫像の間を通って遺跡に足を踏み入れる。
一編の詩が画面に浮かび上がる。

 ああ、掌中の珠も砕けて散ったか。
 血まみれの肺腑は落ちた、死魔の足下。
 あの世から帰った人はなし、きく由もない――
  世の旅人はどこへ行ったか、どうなったか?

大門から通じる都の大路は荒れ果てていたものの、広く、往時の栄華をしのばせるには十分だった。
うずたかく積み上げられた瓦礫。
屋根が落ちて壁だけになった家々。
そうしたものの中をさまよいながら、旅人はいつしか墓地に足を踏み入れていた。
さまざまな形の墓碑に忘れ去られた文字で銘が刻まれている。
旅人は、とある霊廟の前で足を止めた。
白い大理石に繊細な装飾を刻んで作り上げられた霊廟は、その主が女性であることを思わせる。
だが、その表面には葉も花もない、枯れた蔦が執拗に絡み付いていた。
灼熱の太陽も西へと傾き、霊廟の彫刻に陰影を添える。
画面に浮かぶ一編の詩。

 地の表にある一塊の土だっても、
 かつては輝く日の面、星の額であったろう。
 袖の上の埃を払うにも静かにしよう、
 それとても花の乙女の変え姿よ。
332名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 15:56:47 ID:b4MVeqya
>>326
またルカかwwww
333死せる美姫(2/3):2008/06/21(土) 15:58:15 ID:0OsfIBiy
旅人の奏でる楽の音に蔦が応じた。
ワサワサと乾いた音を立ててうごめき、霊廟の扉が開く。
中から現れたのは異国の美姫。
染めに織り、技巧の限りを尽くした服をまとい、歩くたびに黄金の装身具がチリチリと涼やかな音を立てる。
切れ長の目元から旅人へと注がれる眼差しは、悲しみの色を帯びている。
美姫は裳裾を翻し、緩やかに舞い始めた。
たたーん、たたーん、舞の足音が独特の拍子を刻む。
画面に浮かぶ一編の詩。

 幽蘭の露
 啼ける眼の如し
 物の同心を結ぶ無く
 煙花は剪るに堪えず
 草は茵の如く
 松は蓋の如し
 風を裳と為し
 水を珮と為す
 油壁の車
 夕ごとに相待つ
 冷ややかなる翠あおき燭
 光彩を労わずらわす
 西陵の下
 風 雨を吹く

霊廟に葬られた貴婦人の魂が顕現したのであろうか。
美姫の舞に合わせるように、旅人の楽器の弦をかきならす。
夕映えに染まった周囲にいくつもの影が現れ、在る者は歌に唱和し、在る者は手にした楽器を弾く。
かつての王宮で開かれた宴が、ひそやかに再現される。
やがて舞が終わると、影は薄れて消え、美姫は優雅に礼をする。
その体に蔦が巻きつき、霊廟へと引き戻していった。
美姫が悲しい一瞥を旅人に与えると、霊廟の扉が閉じる。
後は、冷えて乾いた風が吹きすさぶのみ。

映像はカット割りを廃し、長回しで撮り続ける。
ほとんどアップの無い画面作りは、今の時代の観客には、かえって目新しく感じられたようだ。
プレミアム試写会は、一瞬の沈黙の後、盛大な拍手が沸き起こった。
「これよ!」
目を輝かせているシェリルも拍手を惜しまない。
アルト演じる美姫に心奪われていた。

「と、言うわけでアルト、これを着て。着なさい」
部屋でシェリルは壁にかけた衣装を指差した。
「何が、と言うわけ、なんだよ」
呆れ気味のアルトは、それでも衣装を手に取った。
「これ、映画と同じの…」
「そうよ。アクセまで揃えたんだから」
「凝り性め…」
バングルを手首にはめた。キラキラと輝く歩揺を揺らしてみる。
「ご褒美上げるから、着て、ね」
シェリルはヴェールを手にとって、アルトの頭に被せた。
「なんで仕事でもないのに…」
一応、文句は言ってみたものの、生来、美しい装束には目が無い。衣装を手に取った。
「メイクは?」
アルトが尋ねると、シェリルはにっこりと笑って使い込んだメイクボックスを取り出した。
「オーケイ、着せ替えごっこに付き合ってやるよ」
334死せる美姫(3/3):2008/06/21(土) 16:04:14 ID:0OsfIBiy
「ええと、この色かしらね?」
鏡台の前に座ったアルトの顔と、映画雑誌のグラビアページを見比べながら、シェリルはアイラインを引いてゆく。
濃く引かれたラインは、アルトの顔を国籍不明の美女に変えた。
「うふふ、他の人にお化粧するって、楽しい。メイクさんの気分が少しわかったかも」
「そうだな。歌舞伎でも楽屋で顔を拵えていくのは、気分が浮き立つ」
「アルトは自分でもお化粧するのね」
「芝居用だから、普通のメイクとは違うけどな」
「そうね……ええと、後はカラーコンタクトをつけて……完璧っ」
緑の瞳の死せる美姫が再現された。

「踊ってみせて」
ソファに座ったシェリルに向かって、アルトは優美に頭を下げた。
長い裳裾を手に持ち、つま先から床に触れるステップでリズムを刻んだ。
たたーん、たた、たたーん。
動きとともに、アクセサリーが涼し気な音を奏でる。
ヴェールから流れ出た黒髪は細かな真珠のついたチェーンで飾られ、体の動きとわずかにずれて華やかさを強調した。
うっとりと眺めていたシェリルは、舞の終わりにアルトが一礼すると、拍手を送った。
「ここ、来て」
ソファの隣を手のひらでポンと叩く。アルトが座ると、膝を枕にして横になった。
「おとぎ話の王様になったみたい」
ご満悦のシェリル。
その前髪をかきあげて、アルトは額をつついた。
「銀河の妖精はfairy taleの主人公じゃなかったのか?」
シェリルは前髪を手で直した。
「おとぎ話の妖精は、美女をさらってきて侍らしたりしないわ……アルトの存在って、監督さんの創作意欲を刺激するみたいね。次回作のオファーも来ているんでしょう」
「なんで、それを?」
「映画音楽をやらないかって、話が来ているのよ。私の仕事は、やっぱり歌がメインだけど、歌なしの音楽もちょっと面白いかな、って考え始めたところ」
「そうだったのか」
アルトの手がシェリルのストロベリーブロンドを撫でている様子は、どこかおとぎ話めいていた。
シェリルがその手をとって、手のひらに唇を押し当てた。
キスの感触に目を細めるアルト。
「アルト主演なら、作ってみたい」
「お前はスクリーンに出ないのか?」
「私はシェリル・ノームだから。他の誰かを演じるなんてできない」
「じゃあ、シェリル・ノーム役なら出てもいいのか。時々あるだろ? 本人が本人役で出演するの」
「あ、それ面白いわ」
アルトは人差し指と中指を揃えて、シェリルの唇を撫でた。
「ん……イタズラしないの」
シェリルはアルトの手を両手で捕まえると、指先に軽く歯を立てた。
「イテ……ん」
噛んだすぐ後に、シェリルは指先を唇に含むと、吸って、舌で舐めた。
「イタズラなのは誰だよ」
アルトは指を唇から抜くと、濡れた指先でシェリルの首筋を愛撫した。
「は……ぁん」
シェリルの背中が軽くのけぞる。
指先は襟元から滑り、素肌をたどって胸へ。
下着の下へもぐりこむと、乳房の頂を摘んで刺激した。
「ぁ…ぁ…ぁ…」
自分の指を噛んで声をこらえるシェリル。

ソファの上で肌を重ねた。
生まれたままの姿のシェリルと、美姫姿のアルト。
アルトが中に入っていくと、シェリルは熱い吐息を漏らした。
「なにか…あ……すごくイケナイことしてるみたい」
アルトの頬を両の掌で挟んで唇を合わせる。
「イケナイ…って?」
「綺麗なお姫様に抱かれるなんて…ア……」
シェリルの指がクッションを掴んで、強く食い込んだ。

<終>
335死せる美姫(補足):2008/06/21(土) 16:04:49 ID:0OsfIBiy
話中の詩は下記から引用しました。
オマル・ハイヤーム『ルバイヤート』(小川亮作訳)
李賀『蘇小小の墓』

映画の筋立ては能『定家』を翻案。
336名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 16:41:58 ID:7tcLcBmS
GJ
いつか来ると思ってたけど女装アルトw
倒錯的で面白いね
337  :2008/06/21(土) 18:51:35 ID:BpN0EiPv
女装アルトは最初のスレッドでもなかったっけ?
SMっぽいタッチのやつ。
338名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 03:34:17 ID:MV5qbnqH
コスプレえっちいいねぇ
GJ!!
339名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 17:46:47 ID:q5fbUq8r
映画描写が凝ってるなー
ちょっと一生懸命読んじゃったよ
340名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 20:05:55 ID:hGcGxTr7
寺GJ
シェリル×女装アルトも頼むわ
341名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 22:33:50 ID:LYyhMJOO
         ハ..l.....ヽ{..:|:.{:....:........|::::::::::::::::::: ....:...:..|:::::::::::::::::::: .!::... |   |
           / ...::l:....:/ヽ.:ト:ド{:...ト、ハ:i:::::::::::::::::::.:.:ィ:.ト、.:...:...:.:...:}:. ..|::.. |   |
        } ......:|....バ} |斗=ァ=ミ{\ト{、:.//ィ厶lム}イ:.. .::i:../:}ノ  .|:....  ||
        ノ .......:|...{ l ハl^`{, ト:f:r小¨` }イ´イ一j,≦厶zノ}イイ′  ...|:..... '.||
       / ...........:l:ハ {. |  '^`冖'′       ^´ドf::ri「`ヾ、}   ..|:..... {.||
        .′............:|.... } `| ////           ^`=='zz'^`ノ:   ....l:.....   ||
      i  ............ハ}... ー|          ノ      ////   / .:   ....:.......} l|  ねえせ〜めて〜♪
       | ........../:...::|:... 圦      ( .           / ,./:   ... .......′||   ゆ〜めで〜あ〜いた〜いとね〜がう〜
       } ....../:........}:....ノ小.                   /: //:.  ...  ..../ ||  ときーにか〜ぎぃ〜っていち〜どもぉ^〜
      ノ../:..:......... |:...{.{.j}{ヽ.   /^⌒¨`ヽ.       {:. {イ:.  ...   ./ ハ|| ルールルールル〜 ♪
     |.::i/:::::.. :::::::::::::::::::V  \  {      i     /:.:.:...     ,_____||_  
    |:::|′ /\::.:::::::::.:. :::::::: |\ `...__ /    イ:.::::::::::::::::::   / / __  \   あーっもうアルトのバカぁっ!!
    {:::| /   \:::.::::::::::::::: |_ ヽ .____....     |::::::::::::::::::::  {/ /  `丶 ヽ.  どっか行っちゃえ!
     / マイク  \ _._/  }          |―‐-:::::  ノ{/ .. --  \
      \      /   \ ノ           \ / :: { {  i´  ___ `ヽ
       \   /  /⌒ く \          /|::::::::. |  \| i´   `ヽ. }
         \/  /   /⌒ヽ\     __.ノ|||:::|::..:.:∧   ヽ{ 、._,r   }
342名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 23:27:34 ID:hoSVHyb+
>>334 の続き
リクエストにお答えしまして、シェリル×アルト(?)
343死せる美姫・続(1/2):2008/06/22(日) 23:28:42 ID:hoSVHyb+
最初の頂が訪れた。
シェリルの意識が白熱して、四肢から力が抜ける。
「あーっ……あ…はぁ」
うっすらと瞼を開くと、見おろしているアルトの顔。上気した肌は女であるシェリルから見ても凄艶で、あるかなしかの頬笑みを乗せた唇は体の熱で潤んでいる。
「アルト……」
シェリルは手を伸ばして抱き寄せた。幸せを感じるが、何か物足りない気もした。
「……どうしたの? 気持ち良く……なかった?」
体の奥でアルトの迸りを受け止めた感覚が無かった。
「良かった……」
アルトは上体を起こして、シェリルにキスした。
「たまにあるんだ……タイミングがズレたみたいなもんかな……」
「そうなの?」
その声は心配そうで、アルトは思わず抱きしめて頭を撫でる。
体を離そうとするアルトにシェリルは声を上げた。
「ん…ダメっ……」
脚をアルトの腰に絡めて引き留める。
「今度は、私が……良くしてあげるから」
狭いソファの上で、体を入れ替え、シェリルが上に。体の中心に収めた男性自身は、まだ固いままで、達したばかりの体に痺れるような衝撃を与える。ふっと力が抜けそうになるのをこらえて、目を開けてアルトを見つめた。
アルトの両手が胸を掴む。揉まれると声が漏れた。
「あ……ダメ、アルト、動かないで……私が……するの」
名残惜しさを感じながら、両手でアルトの手を掴んで胸から引き剥がす。その手をアルトが枕にしているソファに押し付けた。
「ん…ふふっ……今度は、私が綺麗なお姫様を……」
シェリルは自分の言葉で体が高ぶってきたのを感じた。
アルトは顔をそむけた。長い睫に縁取られた目を細く開けて、横目でシェリルを見る。羞恥に襲われた姫君もかくやという繊細な表情。
眼差しを受けて、シェリルは体の奥が潤った。
「ダメよ……そんな顔されたら……もっと激しくしたくなるじゃない……んっ」
アルトの手を拘束したまま、シェリルは体を揺らした。
アルトによって貫かれながら、幻想の中では自分がアルトを貫いている。
「んっ……」
下唇を噛んで声をこらえるアルト。
妖しい高揚を覚えながら、腰を激しく振るシェリル。心理学者が言うように、ひとりの人間の中に男女両性の一部が共存しているなら、今のシェリルの心は男の部分が膨れ上がっている。
つながっている部分がビクビクと震える。
「あ」
体の奥でアルトを受け止めた感覚。
征服欲が満たされた瞬間、シェリルの手足から力が抜けて、アルトの胸に顔を埋めた。
344死せる美姫・続(2/2):2008/06/22(日) 23:29:19 ID:hoSVHyb+
ぐっと力強い腕が、シェリルの手を振りほどいて抱きしめる。
「アルト」
そこにいるのは、美姫ではなくアルト。
立場が倒錯し、新しい官能のスイッチが入った。
アルトは体を起こすと、向かい合う形でソファに座った。
貫いたままのシェリルの体を、力強く突き上げる。
「アルト……ああっ……」
シェリルはアルトの腕の中で背筋をそらした。
アルトの唇が尖って揺れている乳首にむしゃぶりつく。
荒々しい快楽に身を委ねて互いを高めてゆく。

頂を極めた後、しばらくは二人とも息が荒くなって話すことさえままならなかった。
「あ……アルト…しながら、お芝居できるの……?」
「はぁ…はぁ…あ、ああ…ん?」
「だって…ああ……本当に、囚われのお姫様みたいな顔を……」
「着せ替えゴッコに付き合ってやるって言っただろ?」
互いの耳朶に唇を寄せながら、囁きをかわす二人。
「もう……」
シェリルはアルトの耳朶を甘噛みした。
「ドキドキした……初舞台に立つより」
アルトの囁きにシェリルは目を細めた。
「女形は女より女らしいって良く言うけど……実感したような気がするわ。ああ、ミリオンセラーのアルバムが二、三枚できそうなぐらい曲が溢れてきそう」
「すごいな……そのアルバムがご褒美か?」
笑いを含んだ声のアルトに、シェリルはきょとんとする。そして、自分が最初に言った言葉を思い出した。
「そうね、アルバムの収益があがったら、バルキリー買ってあげるわ」
「豪勢だな」
「二人で、銀河のどこにでも行くのよ」
シェリルはアルトの頬にキスして囁いた。
「今、バルキリーのかっこいい使い方思いついた」
「何だ?」
「コンサートでね、アンコールの後、客席の間の花道を通って退場するのよ。その先の扉が開くとバルキリーがスタンバイしてて、乗り込むの。劇的じゃない?」
「劇的だが…」
「何よ?」
「体の良いショーファー(お抱え運転手)をさせられている気がするな」
「ご不満?」
「いや、悪くない」
アルトはシェリルを抱き上げた。ベッドへ向かう。夜明けまで、ゆったりした時間を過ごすつもりだ。

<終>
345名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 23:42:15 ID:qPDKg6+y
GJGJ!!!
アルシェリアル最高!
最中色っぽいのに最後はカッコいいアルトがイイ!
346名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:06:22 ID:+R9C9ql3
いや〜〜〜!!GJGJ!!!じたじたしてしまった〜〜〜。
アルシェリアル最高でした!ごちそうさま!
347名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:21:34 ID:F27RSnVt
>>341
めっさ可愛いシェリルだけど
シェリル様なら、自らバルキリーに搭乗してアルトを捕まえにいくと思うなっ
348名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:50:50 ID:bYwzJV4v
GJ!
アルトが後半漢を見せたところがなんともエロ微笑ましい
349名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 01:02:17 ID:VzmkiDEI
死せる美姫2作と>>341のAA
どっちも神過ぎて改めてシェリルに惚れました

特に死せる美姫は設定から凝ってて
エロ以外でも読み耽ってしまった・・・
無理だと分かってても映像で是非見てみたい!

350名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 01:07:04 ID:d/7YF9qe
>>204見て、そういや浴衣もいいな、と思った。
アルラン+ミハでバカネタ。浴衣で夏祭り。



「アルト君、着付けの仕方教えてくれてありがとう。見て、ちゃんと着れたよ!」
「おー、馬子にも衣……いや、なかなか様になってんじゃねーか、その金魚柄。
良かったな」
「着付けの仕方を教えたって……この童貞野郎、違った、アルト! お前まさか
直接ランカちゃんのお着替えを手伝ったのか!?」
「な、誰が童貞だ! んなわけねえだろ、着方がわかんねえっつーから、メール
で逐一教えてやったんだよッ」
「なんだ、絶好の好機を…。所詮チェリーか、このヘタレが」
「ミシェルてめええ!」
「えーとえーと、あのっ、アルト君もすごく似合ってるね、浴衣姿」
「オレはまあ、……こういうの着慣れてるし」
「なんたってこいつは本家ですから。なあ、アルト姫?」
「誰が姫だっ!」
「でも、ランカちゃん。せっかく浴衣姿着たのに、髪型はそのまんまなんだね」
「そうなの。アップにしようかと思ったんだけど、あたしの髪、結構クセあって
剛毛だから。なかなかうまく纏まらなくて」
「剛毛? そうか? どれどれ……」
「……ひゃんっ! あ、アルト君!?」
「別に剛毛って感じはしないけどなー。たんにお前が不器用なだけじゃねーの?」
「あの、アルト君、あんまり髪に触……」
「このまま上げて結んでやろうか? 首が涼しくなるだろ」
「やっ、耳元で囁……んっ」
「うっわ、お前、首ほっせえなあ。折れちまいそうだ」
「うぅ、耳たぶに指這わすの、やめ……」

「おいアルト。ナチュラルにセクハラすんのはその辺でやめとけ」

「はあ!? 誰がセクハラ、」
「黙れ唐辺木。あのさランカちゃん、もしかしてその髪けっこう感じやすい性質
いうか、実は性感た――」
「あああああ、あのねっ、あたしお財布忘れちゃったみたい! と、取りに行っ
てくるね!」
「なんだ、ミシェル。あいつ顔真っ赤にして行っちまったぞ」
「……この無自覚ドスケベが」



あのピコピコ動くランカの髪が性感(ry
……だったら萌えるなあ、と。そいだけ。
351名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 01:28:14 ID:F27RSnVt
               /       /      //..::/ ..:/ ..:  /}.. }..::   }    |
           /        |: .:    / {:/{:イ:....:.:ィ: / ノ:.//:.   /    从
            /        |:...:.   / /、  /- フ‐ ´ /イ}/}:.  /: .:      ヽ
          ′       /}/:     / _\廴__      /:. /}:..::   .   ハ
         i          /::/::   { i/ ,ィ´,不>ミ ̄ヽ } ノ‐イ ノフz.イ:...:.: ..:  }
          |       ..イ:∨ }     {    辷::zヅト`ー’ノ  ,ム-―ァ/:./:::.../: /
          /    /.:.:::{:/:  :′  ∧  ⌒^冖`       f不丁W:./::.:.イ:../
       ノ´ ,.....::´::.:::::/:  /:      ∧ ::::::::::::::::::::       、辷ツ リイ7イ丁´
    , イ´  / ...:.:.:::::/::..  /:..      . :::::::::::::::::::    〈  ^宀^/:   |
   /  ../ ...:..:.:.::/:::..  /::.:.       }       _  } :::::::::. /:    .′
. /  ...:/  ...:..:.::::/:::/:..   /::.:..       リ  ,. -- ..  / ::::::::: .::.    /
   ..:.:/  ..:.:.:::::::/::,イ::.   /::.:...      / /^⌒¨ヽ‐`ヽ    ..イ:..    /
  ..::::::/  ..:.:.:::::::/:://:::.. /::::.:..     / {       }i/   /::..    /
..:::::::::/ ___:::::: |.::i/:::::.. /::::::::..     ,.ヘ   `   __ /  /:.:.:... , ‐z‐、/ - 、
::::: ,:: ´   `ヽ|:::|′::./:::::::::.:.     /  > ..      //:.:..  / ´ / __  \
:/        {:::|::::::::|:::::::::::..  {__/      > .___ .イ::::/::.:...  { / /  `丶 ヽ.
          Y:::::::{:_:::.._,/  }    /:::::::::::::::::::::/::/:.   ノ {/  .. --  ` l
          ∨:::/   \   ノ    /―‐- ::__/::/::. . {  {  i´  ___ `ヽ
           V    /⌒ く \   {     | |{:::{:::.....:: |   \| i´   `ヽ. }
           /  /   /⌒ヽ\   __.ノ| ||:::|::..:.:::: ∧    ヽ{ 、._,r   }
アルトっ、私にも浴衣の着付け教えなさいっ!

キンギョガラカワイイデスヨネ
352名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 01:35:07 ID:+R9C9ql3
シェリルには黒地で大人っぽいのにするのがいいなぁ。
白地はでっかいまぐろまんが余計におっきく見えそう。
着物浴衣はズンドー向けらしいなんて言うけど、帯の上に
のっかったまぐろまんはとても美味しそうに見える。
353名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 01:39:39 ID:F27RSnVt
>>352
黒地で裾に大きな柄で蘭をあしらったのなんかどーかと夢想
総絞りの高そうなのもオススメ
354名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 02:02:34 ID:+R9C9ql3
>>353 そうだね、牡丹とかもいいかも。
でも絞りの方がいいかも。濃いブルーとシェリルの瞳と髪に映えると思う♪
355名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 02:04:52 ID:oicIWF38
しっかし、シェリルはアルトの口説き方を心得てるよなぁ。
ランカに勝ち目はあるのかねぇ。
356名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 02:26:30 ID:xfvnTmiN
>>350
いいぞ、アルト、もっとやれー
金魚柄浴衣のランカ、可愛いだろうなあ
357名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 05:49:37 ID:tXaSkDZK
>>350
小ネタGJです。
ランカ可愛いよランカw

しかしシェリル派やランカ派に構わず皆さんも投稿者さんには一声くらいかけようよ…
358名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 07:24:05 ID:AWD++a1d
>>350
GJw

素朴な疑問1
髪がせ(ryなのは、ゼントラの血を引く女子のみなのか?

素朴な疑問2
それともミシェルもなのか?w

素朴な疑問3
ゼントラの「血を引く」レベルのランカでこうだとすると、
クランはどうなってしまうのか?w
「遺伝子が不器用」ついでに、感覚が普通のゼントラ女子より
研ぎ澄まされてたり?www
359名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 11:00:29 ID:7sRUg+rw
>>358
君が答えはyesだと思ったなら、全てyesなのだ
さあその設定で執筆するんだ
360名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 11:56:34 ID:qvtNPCQw
>>357
投下されたssに対して全部声かけなんて必要ないんじゃない?
苦手なカプだってあるんだし、レスして荒れるよりはスルーっていう手だってある。
職人さんが自由に投下するんだから、読み手側にも苦手なカプは読まないっていう自由はあるんじゃないかな。
361名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 12:45:08 ID:tXaSkDZK
>>360
もちろん書き込みなしにスルーなら良いんだが、SS投下の直ぐあとに違う話題続けられたらあからさまに投下をスルーして話をされてるみたいで自分なら嫌だな…と

でもこれって個人の感覚だし俺が過剰すぎるだけかもしれないから流してくれ。
雰囲気悪くはしたくないんだすまん。
362名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 12:46:55 ID:1+qmxJFo
>>344のSS見てランカ好きからシェリル好きになった。
また読みたいです!
363名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 13:23:21 ID:Grf6tn46
>>361
ドンマイ。気持ちはわかるよ。
書き手も読み手も、自由ななかにも少しずつ互いを思いやって
いい距離を保ちつつ、スレが伸びていったらいいね。
364名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 13:39:55 ID:1+qmxJFo
また議論厨が沸いてスレが荒れるのか・・・
そういうの止めて欲しいんだが
365名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:02:35 ID:da9varY5
>360
ランカ好きで自分も同じこと思ってたよ…
このスレなんかおかしくないか?
366名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:07:32 ID:tXaSkDZK
>>364
俺はもうすまんって謝って議論するつもりはなかったんだけどな?
次の>>363の大人なレスで終わったのに掘り返したのはあんたになるぞ。

そして>>365ももう良いだろ。誰が好きとか関係なくここは大人になって終了。
俺はランカがどうこうじゃなくて職人の気持ちを考えてただけだし。
367名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:10:17 ID:1+qmxJFo
>>366
最初に持ち出した君が一番大人じゃない。
謝ったことを何誇らしげにいってるんだ
それと君に>>365を咎める権利があるのか。
368名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:12:47 ID:k8J4jb6z
今のうちにナナセは頂いていくぜ
369名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:12:50 ID:8ol8h9p9
おかしいというか馴れ合い度が高い
スルーされる事に違和感を持つ人がいるのは、そのせいだろう
書き手の自分語りや全レス返しは、エロパロスレでは基本的に嫌われる
という事がわかってない人も多いようだ

自分がつまらないと思ったSSにレスする必要なんて無いだろう
それとも面白くなかったから「面白くない」とレスした方がいいのか?
まさか面白くなくてもGJしろとかじゃないよな?
370名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:13:18 ID:Grf6tn46
はいはい、みなさん、すっかり議論厨になってますよ。

ネタ投下したいんだが、ここ数日、キノコとキャシーの
ただれたベッドシーンしか思いつかなくて困る。
なんかやさぐれているのかもしれんw
だが、11話の車中のシーンで、運転手から後部座席は見えないのをいいことに
キノコがセクハラに及ぶのではないかと心配したやつは私だけでいい。
371名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:13:50 ID:tXaSkDZK
持ち出したのは勿論悪いと思って反省してるよ。だけどそれで片付いた話をまた掘り返した君もいけないとは思わないのか?

>>365を咎めたのは他のスレを見たら分かると思うけど、厨扱いされる可能性のある発言だから控えたほうがいいって思ったからだよ
372名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:14:52 ID:Grf6tn46
>>368
たのむ。ナナセの制服だけは置いていってくれ!
373名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:20:34 ID:1+qmxJFo
もう放置しとくか
改行もできないほど沸いてるらしい。
職人さんごめんね
俺が厨煽ったせいでこんな流れになってしまって申し訳ない。
374名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:26:32 ID:tXaSkDZK
だからその上からの発言で返してるお前も厨なんだよと
375名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:56:50 ID:1+qmxJFo
必死だな
この痛さは厨房特有のものな。
童貞引き篭もりキモオタきめぇ
376名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:58:07 ID:tXaSkDZK
また言い返してると気付けないのかなw
377名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 15:02:45 ID:bLehvJLu
マクロスF関係のスレは全部荒れてるね…
378名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 15:13:19 ID:0HvsbLG7
つーか他人のレスに干渉しなければいいんじゃね?
・職人が萌えを文章にして投下する
・気に入った人がレスを返す
それだけでいいだろ?
気に入らなきゃNGにでもしとけば平和なんだし
379名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 15:34:44 ID:7sRUg+rw
>>370
キノコとキャシーはSM的な描写がものすごくはまるから
エロは一番濃そうだよな
10代カップルの純愛路線とはまた別の楽しみがある
380小ネタ:2008/06/23(月) 18:08:58 ID:NQWybBpP

アルト「なあ、シェリル…お前のマネージャーにコレ渡してやってくれないか」
シェリル「なあにアルト、貴方グレイスに気があるの?」
アルト「違う!」
シェリル「ふ〜ん、中身は…化粧品?」
アルト「ああ、ドモ○ルンリンクルってヤツで、なんでも…三十路を越えないと売って貰えない素敵な化粧品なんだと。オカマ野郎から貰った」
シェリル「………死にたくなかったら止めときなさい。彼女ああ見えても格闘術の達人なんだから」
アルト「なんでだよ、女なら化粧品は喜ぶモンだろ。トシだって丁度…」
シェリル「だあっ、いいから!アンタのしてる事は面と向かってオバサンって連呼してるようなモンなのよ!!!」
アルト「む……わかったよ、ならグラス中尉にでも」

シェリル(コイツ……オンナ心をまるで理解してないわ!)


〜〜〜離れた場所にて〜〜〜


グレイス「…………しょうがないわねぇ、アノコタチ」
キャシー「あ、あの、グレイスさん?」
キャシー「中尉さん、よろしかったら少し付き合いません?………これからイイ運動出来そうなんです」
キャシー「は、はあ?」

グレイス「第三者がいないと、逝けない故人授業になるかもしれないですから★」


続くかも
381名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 18:11:45 ID:Do1l3F/g
かまってちゃんな職人が多いスレはここですかw

好みのカプじゃなきゃ読まないし、好みでもつまらなければスルーしてますがw
GJするほどでもないし。また改変した盗作SSかもしれないしー。
かまってちゃんは自演GJして盛り上げればいいんじゃないでしょうか?
382名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 18:34:08 ID:0HvsbLG7
>>380
アルトヒドスwwwwグレイスとキャシーさんの復讐くる?
続き待ってます
383名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 18:55:51 ID:F27RSnVt
>>380
オチが楽しみ^^

グレイス、ジェシカの事を知ってたから、軍歴がありそうだよね
384名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 18:58:45 ID:t05TWMwA
なんかこのスレには自演GJ認定厨がいるような気がする…
385名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 19:14:46 ID:jwItVxTG
一度パクリの話が出てから一気にスレの雰囲気悪くなったな…
どこでもいずれこんな風にはなるのかも知れないけどさ
386名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 19:28:39 ID:yoAOA/a0
グレイスの年齢はわからないけど、キャシーはまだ20代だぞアルトw
アルトの未来に幸多かれw
387名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 19:55:49 ID:8ol8h9p9
感想の感想、批評の批評が書かれるようになったら危険信号だね
388名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 20:24:51 ID:SjOApjdA
>>370
キノコがオズマの名前を出しながらキャシーを嬲ったりするのか
389名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 20:28:18 ID:X8Q060FH
神を少人数で穏やかにあがめていたら。

パターン1:
ずうずうしいくれくれ厨がわいてきて嫌気がさした神が消え、そして誰もいなくなる。

パターン2:
ここの住人は板のルールを知らない!と俺様ルールを押しつけてきて、
嫌気がさした神が消え、そして誰もいなくなる。


悲しいけど、これ現実なのよね。
390名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 20:47:09 ID:ZqRDAHU5
>>380
逝けない故人授業って何だよwww

…しかし、このオバサン呼ばわりが実は一本目のフラグとか
391名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 20:50:26 ID:0HvsbLG7
きっとグレイスにCQCされるなアルト
392名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 21:24:34 ID:Do1l3F/g
>>389
スレッガーさん乙w
393名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 21:33:24 ID:rReC7mXK
>>388
「おらおら。おい、キャシー、俺とオズマどっちのがいいんだ?」
「オズマ(即答)」



( ゚Д゚ )



俺の古傷抉りやがってぇぇぇ(うД⊂)
394名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 21:39:20 ID:yoAOA/a0
>>393
なんというか……その、生きろw超生きろw

心はオズマなのに体はキノコってのが、程よくドロドロでよろしいですなあと思う。
395名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 21:49:33 ID:/pLe6CuE
>380
携帯で読んでてニヤニヤしちゃったじゃないか!
変人扱いされたらどーする!w
396名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 00:40:23 ID:i/yLvSbK
シェリル×ランカで投下。
微エロ
397七夕の夜(1/4):2008/06/24(火) 00:42:21 ID:i/yLvSbK
7月7日の七夕はフロンティア船団に乗り組んでいる日系人コミュニティにとって大きなイベントの一つだ。
美星学園も、その校名が示すように創立者が日系人で、こうしたイベントにはしばしば協力している。
芸能科の生徒による『織姫・彦星の伝説』は伝統的な演目だ。
他に夜店や屋台、浴衣のレンタル、日本の伝統文化を紹介する様々なイベントにも協力している。

イベントの準備に慌ただしい空気に包まれた美星学園の教室。
「と、いうわけで、織姫と彦星は一年に一度しか、会えなくなってしまったのです。一年に一度、逢瀬の夜が、この7月7日、なんですよ」
ルカに七夕の説明をしてもらって、シェリルは頷いた。
「ふぅん、フォールド航法が無かった時代のお話なのね」
「え?」
「オリヒメとヒコボシがオリオン腕を横断するのに一年かかってたってことなんでしょう?」
「そ、それはちょっと違うような」
ランカがやってきた。
「シェリルさん、ゲネプロ(通しリハーサル)始まりますよ」
「ええ」
シェリルはランカと連れだって、校庭に設置された特設ステージへと向かった。

美星学園には、多くの学生バンドがある。
芸能科の学生による本格的なものもあれば、サークル活動程度の気楽な集まりまで、数えれば二ダースは下らないだろう。ジャンルも、ロック、ポップス、エレクトロニック、民俗音楽、クラシック、アカペラのコーラスグループ、さまざまだ。
それらのバンド有志がシェリルに頼み込んだ。
「今度のイベントで、歌って貰えませんか?」
シェリルのプロフェッショナル意識の前にはねつけられるかと思われた申し出だったが、意外にも快諾された。
「いいわよ。その代わり条件があるわ。チャリティーコンサートにして。収益金はバジュラの攻撃で身内を亡くされた遺族に贈るのよ」
もちろん、この提案は受け入れられた。

「ふふっ、いかにも手作りって感じね……私、こんな場所で歌った経験ないから、とっても新鮮」
シェリルはパイプが組み合わされた仮設ステージの下を覗き込んだ。
「設備の整ったホールで歌うのは気持いいですけど、こんなステージだとお客さんの顔が見えて、距離感が近いって言うか、一体感があるって言うか……」
ランカも、心に浮き立つものを感じていた。
手作りイベントだが、シェリルとデュオを組むのだ。憧れのシェリルと。
しかも、曲はシェリルの書き下ろしが三曲。
「シェリル・ノーム名義で出した曲だと、契約とか権利関係がややこしいのよ。だから、この曲の作曲者は“謎の妖精さん”なの」
「もう、夢みたい……こんなステージ、二度とできませんよね」
ランカは手元のスコアを見た。
「目一杯楽しみましょう……あ、衣装担当が来たわ」
ランカが顔を上げると、自走コンテナを引っ張ってくるアルトが見えた。
398七夕の夜(2/4):2008/06/24(火) 00:42:56 ID:i/yLvSbK
楽屋代わりの教室で、アルトは調達してきた衣裳を並べた。
日本の伝統衣装ということで浴衣が並べられている。
「珍しい、いろんな柄があるわ」
衣装選びは女子の楽しみ。シェリルも、ランカも目を輝かせている。
「知り合いの衣装屋に掛け合って借りてきたんだ。汚すなよ」
「ありがとう、アルト君」
ランカの礼にアルトは頬笑みを返した。
「で、どれにするんだ?」
「うーん、どうかな。迷っちゃう、こんなにあると」
「アルト、これはどうかしら?」
シェリルが藍染の地に大きなアゲハ柄をあしらったものを羽織って見せる。
「いいんじゃないか」
「本当にいいと思ってるの? 面倒くさいから適当に答えているんじゃないでしょうね?」
シェリルの突っ込みにタジタジとなりながら、アルトは浴衣に似合う帯を示した。
「それだと、これが合う」
「着付け、お願い」
「い……そうか、和服着たことないよな。待ってろ、日舞の女子部員を探して…」
「時間がないわ。アルトがしなさい」
「それは、ちょっと」
「アルトが衣装持ってくるのが遅かったせいなのよ」
言いながら、シェリルはパパっと素早く制服を脱いだ。コンサートで衣装替えの必要から素早い着替えが習い性になっている。
「シェリルさん…」
ランカも、その大胆さに目を丸くした。
女性から見ても羨ましいプロポーションを惜しげなくさらしている。繊細なレースをあしらった薄いラベンダー色の下着に胸がときめく。
アルトも覚悟を決めたらしい。
「判った、こっち袖通して。お前、胸でかいから……ええい、タオルで補正するか」
手早く着せてゆく。ストロベリーブロンドの後ろ髪を手早く三つ編みにして、シェリルの持っていたピンでまとめた。左右、ひと房ずつ、髪を耳の前に流して出来上がり。
「さあ、ランカちゃんも」
シェリルに促されて、ランカの髪が左右に跳ね上がった。
「はいっ?」
「さっさと衣裳決めて、行きましょう」
「えっ……そんな……何を」
アルトは、黄色い地にホタルの模様を散らした浴衣を取り上げた。
「これが、いいんじゃないか? 髪の色が映える。着付けは大丈夫か?」
「あ……着たこと、ない」
「そうか。手つだってやるから」
アルトの申し出に、おずおずと浴衣を受け取る。
「もう、巻きが入っているわよ」
シェリルがじれて、ランカの制服を脱がせにかかった。
「えっ、えっ、えっ……」
気がついたら下着姿に。
(しまった、今朝もっと可愛いのを選んでくるんだった!)
軽いパニック状態で、見当違いなことを考えてしまう。
そんなランカを手慣れた動きで、浴衣を着せてゆくアルト。
緑色の髪を結いあげて耳を出すと、見る人に新鮮な印象を与える。
「さあ、いってこい」
下駄などの小物を渡して送り出すアルト。
399七夕の夜(3/4):2008/06/24(火) 00:43:38 ID:i/yLvSbK
ステージ本番。
前座のバンドが観客を十分に盛り上げてくれた。
もちろん、シェリルとランカが登場するという期待感もあっただろう。
トリとして二人がステージ上に現れると、盛大な拍手と歓声が迎える。
「みんなーっ、素敵なステージをありがとう。こんなにオーディエンスと近いなんて、もしかしたら初めてかもしれないわ」
シェリルのMCから始まる。
「こんばんは! シェリルさんと同じステージに立ってるけど、気持ちはみんなと一緒です。もう、ドキドキが止まりません」
ランカの言葉に、観客席からS.O.S.(シェリル・オン・ステージの略)コールが湧き上がった。ランカもコールに唱和する。
「今夜は、私のいつものステージとはちょっと趣向を変えて、みんなに参加してもらいたいの」
シェリルはランカに頷いて見せた。
ランカはステージの下手に立った。
「こっからこっちの皆さん、私について歌ってください。アー・アー・アアー・アー」
シンプルなコーラスを歌うと、観客もそれに応じてくれた。
ステージの上手ではシェリルが観客に向かって同じようにコーラスを指導する。
「ここからこちらの皆は、アー・アー・アアー・アー。いい? できる?」
観客がコーラスを覚えると、二人は舞台中央に立った。
「真ん中のみなさんは、手拍子お願いします。1・2・パパン……このリズムで」
「イケるわね? それじゃ、静かにして。私たちが歌うから、合図があったら担当のパートをよろしく」
会場が静かになった。

 退屈な毎日でも
 1・2・clap
 手を叩けばホラ
 1・2・clap
 何かが動きだす

シェリルのボーカルに、ランカがコーラスを添える。ランカの合図て下手の観客が唱和する。

 立ち止まっても
 1・2・step
 向きを決めて
 1・2・step
 踏み出す夢のきざはし

ランカのボーカルに、シェリルのコーラス。シェリルの合図で上手の観客が唱和する。

 星図がなければ書けばいい
 いつだって誰だって踏み出せる
 宇宙を変えることだって
 時間を超えることだって
 星の恋人たちが今出会う

ランカとシェリルが手をつないで高く掲げると、中央の観客が手拍子する。
アカペラから始まったステージに、ドラムが入り、ベースが入り、ギターが入る。
前座を務めた学生たちのバンドがスポットライトを浴びて、音が重層的になってゆく。
観客は誰もがステージ上を見ていた。うつむいている人はいない。
400七夕の夜(4/4):2008/06/24(火) 00:44:03 ID:i/yLvSbK
「真夏の夜の夢……ね」
シェリルとランカは、涼を求めて美星学園の屋上に来ていた。
見下ろせば校庭や、その周辺で夜店の灯りが灯っていて、そぞろ歩きの老若男女が行き交う様子が観察できた。
「ぶっつけ本番なところが多かったですけど、上手くいきましたね」
ランカがシェリルを振り返った。
「ええ。私たち二人が揃えば不可能はない、わ」
シェリルの笑顔がランカには眩しかった。
そこにアルトがやってきた。
「飲み物買ってきたぞ……ええと、シェリルにはこれも必要だな」
冷えたペットボトルを二人に渡すと、アルトは袂から絆創膏を取り出した。しゃがみ込んでシェリルの足にできたマメに貼る。
「履き慣れない下駄で飛び跳ねるから……これでよし。明日には綺麗になってる」
「ご苦労さま、アルト」
シェリルは人差し指でアルトを招いた。そして、ランカと視線を合わせてにっこりする。
「なんだ?」
アルトが二人の間に立つ形になると、左右からシェリルとランカが抱きついて頬にキスする。
「お前らっ……」
よほど驚いたのか、アルトの声が裏返った。
「一生懸命駆け回ってくれた衣裳係さんに、ご褒美のキス……なーんて」
ランカがアルトの耳元で囁いた。

<終>
401名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 03:15:37 ID:xBkKHivx
>>397
GJ!!
402名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 03:37:24 ID:LDzgJA09
>>397
すごくいいです。最初から最後まできちんと脳内アニメが流れました。
特にシェリルがいい。ちゃんと彼女のセリフの特徴を再現してる。
彼女がうまく喋ると、書く方も楽しいですよね。
403名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 03:39:37 ID:Z52+EdEP
GJ!!
やっぱりシェリルもランカもいいね。
404名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 20:26:15 ID:sCaI9rN0
艦長×モニカで投下
ギリアム大尉の冥福を祈る
405長いお別れ(1/4):2008/06/25(水) 20:26:52 ID:sCaI9rN0
フロンティア船団にとって、初のバジュラとの遭遇戦の後、ジェフリー・ワイルダー艦長とオズマ・リー少佐は略礼服を着てヘンリー・ギリアム大尉の自宅へと向かった。ヘンリーの妻・エミーに報告するためだ。
扉の前で、どちらからともなく顔を見合わせる。
ジェフリーがインターフォンのボタンを押した。
「はい」
スピーカー越しに、エミーの声がした。
「ジェフリー・ワイルダーです。エミー・ギリアム夫人に、ご報告に参りました」
「……」
息を呑む気配がした。
ドアが開く。
褐色の髪の白人系の女性・エミーが現れた。家事の途中らしく、エプロンを手に持っている。
「まさか……」
エミーは両手で口元を覆った。ジェフリーとオズマの二人がそろって訪れた意味を理解している。
「残念な報告です。ヘンリーは……業務中の事故で亡くなりました」
エミーの足元がぐらつく。オズマがすかさず彼女を支えた。

SMS社屋内の休憩室。バーカウンターが設えられていて、ボビー・マルゴー大尉がバーテンダーの役を務めていた。
カウンターにいるのは、オズマとジェフリー。
「……監察医に感謝しなきゃなりませんな」
オズマが深いため息とともに言った。
「まったくだ」
ジェフリーがうなずいた。
SMSの業務内容は外部には極秘で、任務中の死亡・戦死も事故死として処理される。契約についてはエミーも知っていたので、無理に聞くことはなかった。
ただ、ヘンリーの死に顔を確認したいと言われた。
バジュラに握り潰された死体がどんなに酷い状態なのか知っているオズマはためらったが、結局押し切られた。
「遺品が回収できたんだから、遺体もあるんでしょう?!」
血を吐くような叫び。
エミーは遺体安置室でヘンリーと対面して泣き崩れた。
唯一の救いは、監察医の手によってギリアムの遺体が、ちょっと見には損傷が分からないほど修復されていた事だった
「何回やっても……慣れるものではないな」
ジェフリーの言葉に、オズマは聞き入った。まったくの同感だ。
ボビーがカクテルグラスを三つ、カウンターの上に出した。透明な液体を注ぐ。
「ギムレットか」
オズマは芳香で見当がついたようだ。
「そう“長いお別れ”よ」
ボビーの言葉にジェフリーは時計を見上げた。
「ギムレットには早すぎる……と言うことは無いな」
レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説を踏まえた言葉をつぶやいて、ジェフリーはグラスを掲げた。
「戦友に」
オズマもボビーも唱和した。
406長いお別れ(2/4):2008/06/25(水) 20:27:27 ID:sCaI9rN0
ボビーが退出し、オズマも戦闘後の報告書を仕上げにオフィスへ向かった。
一人残ったジェフリーは手酌でスコッチを煽っていた。
グラスに2杯飲んだところで、人の気配がした。
「艦長……その、ご苦労様です」
振り返るとモニカ・ラングがいた。
「仕事は終わったのか?」
ジェフリーはボトルに蓋をした。
「はい」
「ご苦労。こんな夜は早めに帰ることだ」
「あの……ジェフ」
モニカが二人の間だけでしか使わない愛称で呼びかけた。
ジェフリーの片眉が上がった。
「何か、できることはありませんか? 私にできること……」
その気遣いは嬉しかったが、嬉しさを表情にするには、あまりにたくさんの死を見てきた。
だからジェフリーは黙って立ち上がると、すれ違いざまにモニカの尻を軽く叩いた。
「はいっ」
モニカの声を背中で聞いて、ジェフリーは休憩室を出た。
407長いお別れ(3/4):2008/06/25(水) 20:27:53 ID:sCaI9rN0
マクロス・クォーターの艦長を拝命してから、ジェフリーは、ほとんど自宅に戻っていない。休暇中に寝に戻るだけだ。週に1回のハウスキーパーを頼んでいるので、汚れてはいないが、生活感もない。
SMSからタクシーを拾って帰宅すると、合鍵を渡してあるモニカが先に来ていた。
ジーンズにキャミソールの組み合わせは、制服姿を見慣れているジェフリーには新鮮に映る。
「お帰りなさい、ジェフ」
家に明かりが点っていて、誰かが待っているのは良いことだ。殊に、こんな夜には。
フロンティアのどこかには、帰る家を無くした人もいる。家はあっても、帰ってこない家族を待つ人もいる。
「ただいま。食事はどうした?」
「はいっ、済ませてます。ジェフは?」
「まだだ」
モニカは、弾かれたようにキッチンに向かった。冷蔵庫の中を見る。
「えーと、パック食品ばっかり……」
「かまわん、気を使うな」
「一工夫すると、美味しくなるんですよ」
モニカはラザニアのパックを取り出した。レンジにセットして暖めながら、調味料類を探す。
「ええと……あ、ローズマリーがある」
インスタントのスープにハーブを少し入れる。
ジャケットを脱いで、ネクタイを外したジェフリーは、テーブルの上にモニカが皿を並べているのを見た。
「パックのままでかまわんのに」
「見た目も大切です。召し上がれ」
「すまん」
テーブルに差し向かいで座る。スープを一口、食べ飽きているインスタントなのに、味が違う。
「なるほど、香をつけたか」
「はい」
そんなジェフリーの様子を、モニカは向かいの席から見守っている。
ジェフリーは黙々と食事を済ませた。食器を洗浄機にセットして、居間に戻った。
モニカはソファでニュースを見ていた。
背筋がピンと伸びていて、まだ、この部屋に慣れていないようだ。
(この部屋よりは、この関係か)
ジェフリーは後ろから近寄って、モニカの肩を抱いた。
「ジェフ……」
モニカがジェフリーの腕に手を添えた。
しばらく、そのままの姿勢でいたが、モニカがおずおずと言った。
「あの……シャワー」
「使わなくていい」
ジェフリーはモニカを横抱きにした。
「そのっ」
腕の中でモニカが頬を赤らめて、まくれあがりかけたキャミソールの裾を押し下げた。
そっとベッドに横たえると、ジェフリーは唇を合わせた。
「ん……」
モニカも、つたないながら一生懸命応えようとしている。
唇を合わせながら、キャミソールをまくり上げ、ブラジャーをずらした。
かすかに汗の匂いが立ち上る。
その肌に顔を埋めた。
水を弾きそうな瑞々しい肌。自分の肌とは大違いだ。その瑞々しさが愛おしくて、掌全体を使って撫でる。
「ジェフっ……」
その呼吸も、肌の香も、汗さえも、命の証が、この上なく愛おしい。
408長いお別れ(4/4):2008/06/25(水) 20:28:16 ID:sCaI9rN0
体を重ねるまで、ジェフリーは丁寧にモニカを高めてくれた。
最初の時から、そうだった。
時間をかけて愛撫されているうちに、モニカは身も心も開いてゆく。
ジェフリーが入ってきた瞬間は、あくまで滑らかで、モニカは自分自身のため息が甘く響くのを耳にした。
しかし、今夜は、少し様子が違った。
侵入してきたジェフリーは激しく動いた。
「ジェフっ?……あっ」
技巧などではなしに、どこか必死で切羽詰った動き。
痛みはないが、モニカは戸惑った。
動きに翻弄されているうちに、モニカはジェフリーが泣いているのではないかと思った。
何も証拠はないが、直感が囁いた。
涙を流す代わりに、激しいセックスを。
ジェフリーの動きに逆らうのを止め、出来るだけ体を柔軟にする。どこまでも深く受け入れられるように。
モニカは押し寄せる性感のなかで、切れ切れにそんなことを考えた。

何度かの頂が手足に気だるさを残す頃。
モニカは荒い息を落ち着かせるように深い呼吸を繰り返した。
覆いかぶさっているジェフリーの肩を抱きしめる。
「あっ……」
萎えたジェフリーの男性がモニカの中から押し出される感触に声を漏らした。
ジェフリーも、そのままの姿勢で呼吸を整えると、ベッドから降りた。
裸の後姿が年齢に似合わないほど引き締まっているのを見て、モニカは見とれてしまう。
ジェフリーはキッチンでミネラルウォーターを二つのグラスに入れると、寝室に戻って片方をモニカに渡した。
「あ……ありがとう」
モニカは、グラスを受け取ってぼんやりとジェフリーを見た。股間の陰毛に白いものが混じっているのが、ルームランプの淡い光の中で見て取れた。
ジェフリーはモニカに背を向けて、ベッドのふちに座った。ミネラルウォーターを喉を鳴らして飲む。
「……何か、話して下さい」
モニカがねだった。
「おとぎ話が良いか? 昔話か?」
「何でもいいです。ジェフの声が聞きたいんです」
ジェフリーは手を伸ばしてモニカの頬を撫でた。
「子供の頃、航海実習に参加したことがある」
「本物の海?」
「ああ、そうだ。一週間ばかりの航海だったな。昔ながらの帆船で。聞くと勇壮に聞こえるが、実際はほとんど皆が船酔いでダウンしてた」
「船酔い? フォールド酔いみたいなものですか?」
「フォールド酔いの何倍もヒドイのを想像してくれ」
「想像しました」
「ふっ…」
ジェフリーは目を細めた。
「その船の二等航海士が教えてくれた言葉がある。実は、彼も船酔いがひどい体質なんだそうだ」
「それなのに二等航海士?」
「ああ。アマチュアは船酔いしたことで打ちのめされて、もう何もできなくなる。だが、プロは船酔いでも仕事をこなす術を知っている。かっこいいと思ったな」
モニカは頷いた。
「プロの宇宙船乗りにはなれたと思う……だが、今でもプロの軍人になれたのかどうか自信が無い」
「そんな、艦長……そんなこと」
「自信が無いなりに、仕事はこなすがね……これはトップシークレットだ」
「軍事機密ですね」
モニカがくすっと笑った。
「ああ」
ジェフリーはグラスをサイドテーブルに置くと、モニカの隣に滑り込んできた。
「少し寝よう……子守唄が欲しいか?」
太い腕を伸ばして、モニカを抱き寄せる。モニカもグラスをサイドテーブルにおいて、ジェフリーの胸に顔を埋めた。
「こうしているだけでいいです。心臓の音で安心するんです」
ジェフリーがモニカの髪を撫でているうちに、どちらからともなく眠りに落ちていった。

<終>
409名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 20:42:44 ID:6bsPuu/O
>>404
よかったです。モニカが艦長を上官として尊敬して、
男として愛しているのがわかります。
きっと艦長の背中は傷跡だらけでも、モニカはそこも好きだろうなと。
タフでなければ、優しくなければクォーターの艦長は勤まらないなと。
410名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 22:39:37 ID:oVvAQyZ7
ヘンリー・ギリアムって誰? と思ったらトマトの人かw
411名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 22:50:52 ID:M5MrpYr2
放映でフルネーム出てなかったからwikiで調べちったよ>ギリアム
412名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 00:43:00 ID:7/ubqqzC
切ねー
これならセクハラが許せる気がしたぞgj
413名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 00:53:38 ID:LA3Kl2sS
大した描写もされてない脇役で書かれても全然面白くないんですけど。
想像できる部分が少なくて書き手の力量が問われるジャンルなだけに
力不足がもろに露呈してしまってる。
414名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 00:56:47 ID:DQHm2gx5
レッツスルースルー
415名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:44:20 ID:NIUV4+zJ
モニカは艦長にだけデレであって欲しい
セクハラがスキンシップww
416名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 02:00:54 ID:lZEYhIGa
でっかいお役所なんか、管理職になると喪服が職場に常備って話聞くからねぇ
軍隊やら民間軍事組織だと大変だろうな、と世知辛いことを考える
417名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 03:15:28 ID:LA3Kl2sS
駄目なSSは駄目とはっきり言った方が良いと思うんだがな
つまらなけりゃスルーしとけばいいのに、なんでもかんでもGJする必要はないだろ
調子に乗ってつまらないSSを連投されたらウンザリする
おだててるだけの感想を見たら、よけいに言ってやりたくなる
「〜た。」と倒置法が多すぎだ
あと、常識的に目上の人間にご苦労様は使わない
マクロスの世界ではどうか知らんが、もし自衛隊で使ったらフルボッコだろうな
起承転結もなにもないし、ただの糞SSじゃねぇか
418名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 05:23:01 ID:HgBVhljv
つまらなければスルーしとけばいいのに
419名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 05:39:57 ID:1fe0dnns
OKOKスルースルー。
420名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 05:49:49 ID:EKF/TNnq
ダメ出しするにしても言い様ってもんがあるだろうに、哀れなるかな、そこまで気を回す度量はないんだなぁ
先生と生徒の関係じゃあるまいし。それでなくたってそれなりに書物を読んでいる風な口を利くなら、もう少し礼儀というもんが身に付いていても
421名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 07:09:09 ID:kYJLJu5+
そもそも、このスレで一番大事なことは、
エロかったかそうでなかったか、萌えたか萌えなかったかだと思う。
萌えりゃ、台本だろうがポエムだろうが日本語少々崩壊してようがOK。
ちゃんとした日本語の、起承転結はっきりした文章読みたきゃ
プロの本読みますってw
422名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 07:30:48 ID:lZEYhIGa
そこで質問ですよ
おまいら、何に萌えますか?
どんなSS読みたいですか?
423名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 08:18:59 ID:1fe0dnns
小さくても世界観に合ったディテール表現、自然に脳内アニメが流れるような
自然なセリフ、こゆいエロシーン。
いうだけなら苦労しねー!w
424名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 10:31:53 ID:36+bjl+g
>>417みたいなプロ読者様(笑)は放置するべ
425名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 10:45:43 ID:1fe0dnns
ここに来て文句言うヒマあったら、団鬼六でも読めと言いたいね。
スルーすべきなんだけど。
まあいいやこれからガチスルーで。
426名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 11:04:39 ID:tiBBDCoR
ブリタイのその後とか絡めてマクFのSS作れんかなー。
ちょっと考えてみる。
427名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 11:51:15 ID:GkS8bTKp
なぜ、団鬼六w

ミハクラで巨乳には夢が詰まっている話を思いついた
うまくまとまったら後でアップする
428名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 10:03:20 ID:0mehTm3Q
>>427
ミハクラ、ふぁいー!(ファイトー!)

スレチだけどゾラ系って何?
なにがどう違うの?
429名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 16:52:52 ID:Y3fHtM1X
ゾラといえばザブングルを思い出すわけだが
430名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 17:04:31 ID:sYh+rmn3
ミハエルはズラ系だったのか
431名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 17:16:58 ID:qrTuQIZI
でもミハイルって、髪質やわらかそうだから、
「そのうちハゲないかな。ゼントラーディはブリタイとかハゲ多いし」
とか気にしてると思う。
432名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 17:46:52 ID:rOBoX8RN
マクロス男キャラはすね毛とかギャランドゥとかなさげなイメージ
学生三人組はツルっとしてそう
オズマやボビー、艦長は胸毛ボウボウだけど
433名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 18:31:36 ID:7dbDD7/0
キノコの美脚は記憶に新しいしなw
毛深いオズマに慣れてたキャシーは、キノコと初めて関係持ったとき
さぞ驚いたことだろう。
434名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 19:11:30 ID:aeCgr9j/
自分は、ミハエルは案外すね毛ありそうなイメージだなww
アルトはトゥルトゥルだけど
435名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 19:15:19 ID:0mehTm3Q
>>434
金髪だから目立たないんだな。きっと。
436名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 19:27:40 ID:OF+KH0uJ
>>433
あの人腋毛もなさそうだよね
437名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 23:02:09 ID:xgniQMYy
下の毛は流石にあるんだろうがな。

アルトはそっちもつるつるですか?
438名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 23:09:39 ID:SbMtMpj7
ちょw なんつー話題。便乗して..... シェリルはピンクなのか金髪なのか気になる。
ランカもあのままなのか、とか。
439名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 23:22:47 ID:KIGAqW/Z
シェリルはストロベリーブロンド(だっけ?)なので、
基本金色+光の具合でピンク色の陰影かと。

もしかしてランカの場合、下のも自分の意志で動かせる?
440名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:48:49 ID:jF97Ed/5
>>439
それは凄いwww
441名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:10:39 ID:Nn0NFQgt
自分の意思で動かせたら……あれも髪の毛でしごけるんだろうか……ゴクリ
442名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:28:56 ID:LY8looa5
髪コキって新しいな
443名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 04:02:44 ID:RufLYxbJ
後始末が大変だろw
444名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 05:04:01 ID:MS3T67sK
ミハエルスレで
クランとミシェルがくっついたらトリプルハイブリッドができるってあった。
妄想が…とまらん。
クランは産休をとり、ミシェルは育休をとり、
おせっかい焼きのクランと、ゾラ系(?)のミシェルは子煩悩になる…
二人にエロをさせてあげてー!
クランの想いを叶えてあげてー!
天涯孤独のミシェルに家族をー!
文化するって奥深いからさ…
445名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 05:08:23 ID:/vIERDPU
ランカは下も緑なのか?
なんか苔が生えてるようなイメージだ。
それはそれて興奮するなw
446名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:06:07 ID:6yRyEMW6
エロアニメだと上下同じ色だから下の毛も同じだろう
色よりも剛毛ボーボーなのか気になる
眉毛の濃さから太いキャラは下がボーボーな気がしないでもない
447名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:32:06 ID:RMHQmnOo
友達が髪はそこまで薄くないけど下はかなり明るい色だって自慢してたから
髪ピンクなら下ゴールド系かと思ってた
448名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:37:42 ID:5gY9gChF
俺は生えてないに近いイメージだな
シェリルは衛生上剃ってそう。際どい服とか着そうだし
ランカは薄い・・・・かな
つーか髪でしごけたら、上だけで5人同時に出来る
449名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:55:02 ID:G/WFxyit
>>428
ゾラ人とはダイナマイト7が初出の惑星ゾラの原住民
有袋類で男が袋で子育てする
450名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 11:41:50 ID:KJAfP4UG
このスレはいつから雑談スレになったんだ…orz
451名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 12:10:40 ID:EviFU6Js
いいんじゃね?
雑談が作品にまで発展した例なんて結構あるし
452名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 13:12:11 ID:TYMNfo6Y
そのために前スレは丸ごと保管されてるんだぜ。
453名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 13:53:15 ID:MS3T67sK
今アルランターンだけど、アルランって書きにくいって職人さん言ってたし
ちょっと滞ってるの、そのせいかなぁ。
ネタになりそうな妄想投下してみる、とか。
454名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 15:09:24 ID:LY8looa5
アルランは初二人だからね…
アルラン好きさんは同人描きさんには割りといるみたいだけど
455名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 17:59:26 ID:jF97Ed/5
やっとランカのターンって感じだから様子見してるんだろう
456名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:11:33 ID:VpYwNb0i
流れを読まずに書くが、8話ではミハエルのこと軽いとか言って
すっぱり切り捨ててたシェリルだけど前回プールサイドで
タオルをかけてくれたミハエルを少し見直してたように見えたせいで
傷心のシェリルをミハエルが慰めるみたいなのが見てみたい
と思ったりしたんだけど、シェリルはそんな人からの情けは強がって拒むかな。
というか見掛けによらず一途なのが魅力な気もするし悶々としてる
俺キメエ
457名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:36:01 ID:6yRyEMW6
>>456
ミハエルはシェリルを慰めようとしてアルトじゃなきゃ嫌と拒否られ
その後はクランにバレてフルぼっこ・・・と解釈した
458名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 21:52:03 ID:G8HPtL5D
>>456
俺キメエだけ読んだ。
459名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:29:57 ID:ODBp+Huu
>>456
やっぱり眼鏡割れろまで理解した
460名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:43:11 ID:qqwTAnwo
>457の展開のミハエル苦難物語読みたいですw
461名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:49:47 ID:34lrCU7x
大クランにヌップヌップされるミハエル想像した
462名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 04:00:46 ID:eYGtxAU4
クランの涙をミシェルは見たことがないのかな?
9話ビンタもミシェルはバルキリー乗ってるし、クランはメットかぶってるし。
463名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 04:15:09 ID:sTCi8fJB
アルランターンかぁ…
次の二人きりがどう出るか次第かなぁ…
464名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 04:53:07 ID:dq2gA/yp
アルランて純情が似合うイメージだけど
ここでの投下作品みてアルランらしいエロカワイさ?があって良いと思った
465名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 05:58:24 ID:ZsIM+1RN
ナナセ「見つかったら生態系保護法違反で強制ボランティアですよ!」
ランカ「強制……ボランティア……?」

---
「……よって、被告ランカ・リーを強制ボランティアの刑に処す!」
---
「キサマには、このフロンティア刑務所でボランティアしてもらう」
「はい!みなさん、よろしくお願いしますね♪」
「にやにや……」
---
「なにするんですか!」
「くっくっく、刑務所でのボランティアなんてきまっているだろうが」
「いや……やめて……っ」
---
「イヤァァァア!わたし、初めてなんです!だから……!」
「へへへ、そいつはラッキーだぜ」
「いっ……ああ、あああ……入ってる、入っちゃってるよ……アルト君」
「こいつはキツキツだぜ」
---
「中でだすぜ!」
「中は駄目です!妊娠しちゃ……っ……ああ……」
「フー」
---
「ゼントラーディーの巨根でやったらガバガバになっちまうんじゃないのか」
「大丈夫だって、この子ゼントラーディとのクウォーターらしいぜ」
「あっ……あっ……あっ……イクッ!」
---
「助けにきたぞ、ランカー!」
「あんっあんっあんっ、アルト君……っ、見ないでー!」
---
「相手をアルト君と思えばね、どんなことされても耐えられたよ」
「ランカ……」
---
「四六時中泣き叫んでいたせいでしょう……残念ながら、この喉では歌なんて」
「そんな……」
---
「私、絶対にこの子を生むわ!」
「許さんぞ、ランカー!」
---
「ママー!見てー!シェリルー!」
「お母さんね。こう見えても昔はアイドルだったのよ……」
「うっそだー」
---
「転んで怪我はしなかった?大丈夫?あなた、名前は?」
「……早乙女テノール」
「!? そう……アルト君とシェリルさんの」
---

ランカ「やっぱ生態系保護って大事よね」
緑色「ちょwwwおまwww」



あの単語からここまで想像できた俺は文化というものがわかってきているに違いない
466名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 08:47:19 ID:2AFCBWHx
理解しすぎwwww
467名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 10:05:22 ID:B4ZK3B7n
>>465の理解力に嫉妬w
468名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 10:06:54 ID:hYAr60xj
>>465
ランカの想像力の逞しさにワロタ
469名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:18:15 ID:aAxzZ/by
>>465
ランカ妄想しすぎw w w
470名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 14:32:16 ID:1VThYpAS
つかテノールにコーヒー噴いたwwwwwwwww

あそこは応用としてグラハムでもいいと思うがw
471名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 15:09:07 ID:vxtITw9S
>>470
名前の通りのVF狂いになったら親御さんが泣くぞww
472名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 18:21:58 ID:yuX8i5OD
ラビット1投下開始ー。
内容オズマとナナセで、
エロでーす。
47348時間の恋人1:2008/06/29(日) 18:23:34 ID:yuX8i5OD
#Another5 48時間の恋人

「おい、お前たち」背後からの声に、アルト、ミハエル、ルカの3人がふり返った。
「何でしょうか、オズマ少佐」
「業務伝達。20分前から俺は、48時間の休暇に入った。その間、スカル小隊の指揮をミハエル・ブラン中尉に委譲する。伝達終わり」
「小隊指揮権の委譲、拝命いたしました!」
答礼したミハエルに「何かあったら呼べ。ドジるなよ」と肩をたたいて、オズマは休憩室を出て行く。
「今月も来たか・・月イチの2連休・・」
はあと息を吐いて、ミハエルが頭をボリボリかいた。
「ですねえ。お願いしますよ、ミハエル隊長」
ルカに続いてアルトが茶化した。
「ガッカリすんなよ。これも上級職の勉強だって言ってたのはお前だろ?隊長どの」
「最初のうちはな。はあ・・なにも起きてくれるなよ、頼むから」

ロッカーで私服に戻り、クォーターのパーキング区画から愛車のランチァ・レプリカを出したオズマは、
市街区へのロックが開くと、タイヤのスキッド音と共にそこから飛び出し、高架道路を突っ走る。
間もなく助手席にあった携帯コミュニケータが熱気バサラの声で
「メールが来やがったぜ!さっさと取りやがれェっ!」とシャウトしはじめると、
運転を自律走行に切り替えたオズマはその内容を確かめた。
一件はランカから。今夜は長時間の仕事で帰らない、とオズマが送っておいたメールの返事。
そしてもう一件のメールを見た彼はニヤッと笑い、
携帯を助手席にまた放り出して運転をマニュアルに戻すと、アクセルを踏みつけた。

20分後、オズマはホテルの一室で幅広のソファにどっかり座り込んでアブサンを飲み、
その部屋にやってくるはずの客を待っていた。
彼が月に一回、女と会うのにこのホテルを使うようになって8ヶ月になるが、
毎度オズマは、男が女をホテルで待つときの小道具としてのタバコが、移民船団には1箱も存在しないのが不思議に思える。
酒だけ飲んでも、どうしても手持ちぶさたになって、間が持たなくなってしまうからだ。
(こういうときには1本ぐらい吸いたいもんだな)そんなくだらないことを考えていると、
部屋のドアが決めてあったとおり、静かに4回ノックされる音がした。
47448時間の恋人2:2008/06/29(日) 18:24:14 ID:yuX8i5OD
「開いてるよ」オズマが大声で言うと、ノブが回ってドアが開き、松浦ナナセがちらっと顔をのぞかせる。
「よう。入ってこいよ」彼はグラスを挙げて彼女を招いた。
ドアを閉めてロックした彼女はオズマのそばに来ると、伸びているが整ったヒゲが生えた彼の頬に軽くキスをする。
「待たせちゃいました?オズマさん」
「たいして待ってない。まだグラス半分だ。何か飲むか?」
「オズマさんと同じのがいいです」
「アブサンはまだ早いぞ。カシス・ピーチ・オレンジなんとかとか、そういうのにしとけ」
「じゃあ、甘くなくて弱いのを」

オズマはフロントに電話してジン・リッキーを注文しながら、9ヶ月前の、ある平日だった非番の日、
学校のあとでランカを遠く離れたスタジオに送り届けたあと、
ついでに車に乗せていたナナセがいきなり、自分に告白しはじめた時のことを思い出していた。
(あの時はたまげたが・・付きあってみると悪いもんでもなかったな)
女としてのナナセはとても従順で愛らしく、年上の男にしか惹かれないという性格の上に、
年令不相応に成熟した身体の持ち主で、ある意味、男の理想のひとつとされるような女だと思える。
最初はランカの同級生で未成年だったことに困惑気味だったオズマも、
8ヶ月前にナナセが誕生日を迎えて成人したとき、初めてこのホテルで彼女を抱いた。
ランカの同級生というのはまだ変わらないが、対等な成人どうしならそれはそれと割りきれたし、
それでこの関係に妖しく微妙なスパイスをひとつまみ加えることもできた。

彼が電話を終えるとナナセは隣に座り、オズマが指で首筋をすっと撫でるのを、
満足した猫のように、目を閉じて受け入れる。
「この前は、何を飲んだんだったかな」
「ん・・セックス・オン・ザ・ビーチ・・」それを聞いてオズマはふふっと笑う。
「パイナップルジュースか。そりゃあ、甘いのはもういいって気分になるな」
オズマはカクテルが届くまでナナセの耳たぶをくすぐって楽しみたかったが、
3分もしないうちに部屋のドアがノックされた。
ボーイが運んできたグラスをドアの所で受け取ったオズマは、
短めのタイトスカートで脚を組んでいる彼女にそれを渡し、アブサンのグラスとカチリと合わせる。
47548時間の恋人3:2008/06/29(日) 18:24:46 ID:yuX8i5OD
「ん。やっぱり、甘くないほうが好き。オトナの味です」
こくこくと二口ほど飲んだナナセはオズマにすり寄ってくると、
片足をソファの下に投げ出し、ヒザを立てて横座りの彼のふところに柔らかく身を預けると、
Tシャツの胸元に口づけた。オズマからは、胸ぐりの深いキャミソールからナナセの深い胸の谷間や、
真っ白い胸にある小さなほくろ、大人びた黒のランジェリーが見え、
この眺めを肴にできるなら、ぶっ倒れるまでアブサンを飲み続けてもいいような気にさせる。

グラスを置いてしまったナナセは、そんな彼の上半身に抱きついて胸を押しつけながら、
熱っぽい瞳でオズマを見上げていた。
「おいおいナナセ、まだそういう気分になるには早いんじゃないのか?」
「早くないです・・1ヶ月も待ったのに・・」そのせつなげな表情に、不意に彼は胸を突かれる。「そうかもな・・」
かすかに笑った彼はナナセの額や頬に口づけて
「そう言われたら俺も、たった2日しかないって思えてきたよ」と言うと、
身体を起こしてオズマの左足をまたいだナナセの腰を引き寄せ、キスをした。

にゅるんと入り込んできたナナセの舌が彼の唇の内側を這い、
ぷちゅっ、ぴちゃっと湿り気のあるキスの音が激しくなっていくと、
彼女が鼻や口から漏らす切れぎれの吐息も高まっていく。
「くぅ・・んぷ・・はぁ・・んぅ・・はっあッ!」ナナセはビクンと唇を離して眉を寄せて肩をすぼめると、
服の中に入り込んだ彼の手がブラをずらし、固くしこった両の乳首を巧みにひねるのを、紅潮した顔で見下ろした。
「イヤらしい・・オズマさんの手・・服の中でっ・・あッ、あっんッ・・くにゅくにゅ動いて・・」
たっぷりしたふくらみの重さを量るように下から揉み上げられた彼女はたまらなくなってキスを求め、
突き出した舌を吸い締められながら彼のデニムの前に手を伸ばし、そのふくらみを強く、弱く撫で回す。
47648時間の恋人4:2008/06/29(日) 18:25:23 ID:yuX8i5OD
「シャワーはいいのか?俺は勤務明けだから使いたいが」
「いっしょに・・あっ、は・・入りたいです」
男の囁きにぞくんっと震えるナナセが答えた。
「よし。じゃあ、もう服はいらないな」
オズマがキャミソールをたくし上げ、彼女は両腕を上げてそれを脱ぎ捨てる。

その間に彼の手がブラを取り去ると、たっぷりと重たげなふくらみがさらけ出され、
そのながめはいつ、何度見てもオズマに驚きと喜びをもたらす。
「俺の気のせいだったらすまんが、またちょっと大きくなってないか?」
「ッく・・もしまた大きくなった・・らっ・・オズマさんの・・せい・・あッ、つまむのダメっ・・」
「ハハ。そりゃコワいな。あんまり触らないどこう」
「ん・・いじわる」ナナセは逆に彼のシャツと"GO TO DMC"とプリントされたTシャツを脱がせ、
堅くぶあつい胸板に触れると、ふうっと吐息をもらす。

つぎに彼の指がデニムスカートのホックを外し、ナナセがソファの脇に立って床にそれを落とすと、
成熟した下半身に張りつくのはサイドがストラップの、ほんの少ししか布を使っていないようなランジェリーのみになった。
「いいな・・すごくセクシーだ」
「そんなに見ないで・・こんなちっちゃい下着・・はじめてで・・恥ずかしいです」
その言葉の意味をくみ取ったオズマの心に、この年下の愛人に対する愛しさがこみ上げる。
「そんなこたない。似合ってるよ。なんと言うか・・」オズマはソファから立って、かるく抱く。
「セクシーすぎて、メチャクチャにしてやりたくなってきた」
そして彼が両手でツイっとストラップを引くと、
下着だったものはただの布きれになって、ナナセの脚の間にパサッと落ちた。
47748時間の恋人5:2008/06/29(日) 18:25:51 ID:yuX8i5OD
雨に似たシャワーの水音にまぎれ、かすかなあえぎ声とため息がバスルームに響く。
オズマは壁に押しつけたナナセの脚の間に太股を割り込ませて、両手で優しく胸をこね回し、
ナナセは腰を反射的に動かしつつ、鉄のように固く熱いペニスをラケットのように握ってゆっくりしごき、
もう片手で彼の肩につかまりながら、果てもなくディープキスを続けて舌を吸い、絡めあった。
「あっ・・オズマさん・・いっぱい出してる・・ヌルヌルしたの」
「んん・・ああ、やっぱ1ヶ月してないとさすがに持ちが・・おぅっ・・」彼女の指に根本からキュウッと絞り上げられ、
亀頭の先端に、粘液の玉がぷくっと膨れた。

その粘液を指で亀頭に塗り回しながらちゅっと軽くキスをしたナナセは、恥ずかしそうにうつむくと
「いっかい・・お口で・・出しちゃいたいですか・・?」と聞いた。
「んん・・頼む。このままだと、1回目は3分も持たずに・・終わりそうだ」
バスタブのふちに座ったオズマの脚の間にひざまづいたナナセは、目前にそそり立つものをそっと握ると、
くちゅくちゅっと軽くしごき、顔を寄せて舌を伸ばして怒張を下から上へ舐めあげ、
片手で根本をしごきながら、亀頭全体を愛しげに舐め回して滑らかにすると
「はあっ・・」と息を漏らして口を開けつつ舌を伸ばし、彼のペニスをゆっくり口に挿入していく。

「くうっ・・ふっ・・」ペニスが暖かく濡れたところに吸い込まれる感じに小さくうめいたオズマは、
股間に埋まるナナセの頭を撫で、太股に乗った彼女の手をきゅっと握った。
歯を当てないように注意して口内で怒張を絞ったナナセは、
拡げた舌をそのまま固定するように意識しながら顔を上下に動かし、
自分に出来るノドのいちばん奥まで使って、彼のペニスをフェラチオしはじめる。
「んふっ・・んっ・・んっ・・んう・・んんっ・・」彼女の鼻声と、
その顔が動くたびに口元から発する水っぽい淫音の合わさったスローなリズムが浴室に満ちる。
47848時間の恋人6:2008/06/29(日) 18:26:28 ID:yuX8i5OD
顔の上下動を止めたナナセが舌先を尖らせて亀頭の先端をくにくにと掘りながら、
しごく手の速度を速めると、オズマは両脚をビクンと震わせてうめく。
「くあっ・・はっ・・いいぞナナセ・・もう・・少しで・・」
「んう・・んぷッ・・はあっ・・イクとき・・おしえてください・・」
ナナセは口にたまっていた唾液をたらして濡らしたペニスをバストに挟み、
谷間から飛び出た亀頭をくわえ、再び舌を先端の割れ目に食いこませる。

バストに挟まれ、キュッと唇で締めつけられたオズマの、最後の自制が弾けた。
「おうっ・・くッ・・ダメだ・・もう・・イッちま・・うッ・・」
肩をグッとつかまれて絶頂感を感じ取ったナナセは両手をバストから離してオズマの手を握り、
深いストロークで根本まで飲みこみ、卑猥な音を一段と高める。
「クっ・・そ・・イッちまう・・おうっ!・・イッく・・ッあっ!!」
「っンッ!んふッん・・んっ・・」口いっぱいに熱い精液がビュルッとぶちまけられ、
目を閉じて眉を寄せたナナセは、とぴゅっ、とぴゅっと断続的に出つづけるしぶきもすべて口で受け止めた。
ガクッと前のめったオズマは射精の快感に体を震わせてナナセの頭を抱いて、その耳元で荒く呼吸しながら、
彼女のフェラチオ奉仕に、たまらない愛おしさをおぼえる。

(ん・・濃い・・オズマさんの・・)精液の舌触りは溶けかけのカタクリ粉のようで、鼻を抜けるその匂いは濃厚だった。
「んっ・・ッんっふ・・・」
手で軽くしごいてさいごの一滴まで残さず絞り出したナナセは、ようやくペニスを抜く。
「おい・・ムリするなナナセ・・出せ出せ。出しちまえ」目をつぶった彼女は、口の中に溜めた精液をごくんっと飲みくだした。
「ッは・・はぁ・・ふふ。飲んじゃいました・・オズマさんの」
唇をぺろんと舐め回して微笑むナナセの目つきに、はじめての飲精でひと皮むけた淫らさが宿っている。
「そこまでしなくても・・アレの匂い、苦手だったろ?」
「アンかけチャーハンのアンみたいって思ったら・・飲めました」
「アンかけチャーハン?」一瞬ぽかんとしたオズマは大声で笑うと、口をゆすいだナナセにキスした。
「上手だったぞ・・これはたっぷりお礼をしないとな」
「あっ・・ん・・期待・・しちゃいます」
47948時間の恋人7:2008/06/29(日) 18:26:59 ID:yuX8i5OD
浴室から出たあと体を適当にふくと、ナナセをベッドの端に座らせたオズマは、さっきと逆に彼女の脚の間にヒザをつく。
彼のしたいことを察した彼女はスッと右脚のヒザを立て、左脚はゆっくり開いて腰を突き出し、
激しいクンニの予感に鼓動を高めてオズマを見おろした。
むちっとした太股のあいだで息づくナナセの秘部は、少し濃い恥毛のあいだでぷっくり開いていて、
粘液で妖しくきらめいている。
「・・そんなに見ないで・・ください・・恥ずかしいです・・」
目の前で膣口がヒクヒクッと収縮して愛液をこぼすさまに欲情したオズマは、
ゆっくりと顔を近づけてクリトリスを軽く舐め、全体に唇をかぶせて吸い出し、舌先で押しつぶすようにこね回しながら、
とぷとぷと愛液をたらす膣口に中指を半分入れて、ピチュプチュッと掻きまわした。

「あっ!あっあッ・・ダメ・・もうっ・・イっ・・きそう・・です・・」
「もうイクのか?少しは・・ガマンしろ」オズマは言葉でなぶると、指でクリの根本をつまんで、舌で上下に細かく責め、
中指と人差し指、2本いっしょに根本まで入れてしまう。
「ふッあっ!そんな・・もう・・あっ、イき・・ますっ・・」
足の指を丸めて太股を震わせたナナセは体をビクンビクンッと激しく痙攣させ、
そのまま後ろに倒れ込んだ。
オズマがきゅっきゅっと指を食い締める膣口から指を抜くと、半開きのそこから泡だった愛液がとろける。
ハアハアと息をつくナナセの体を軽々とうつぶせに転がしたオズマが、汗ばんだヒップを撫でて
「ほらナナセ、尻を上げろ」とささやき、
「あンッ・・ああ・・はい・・」それに従って四つんばいになった彼女がオズマに向かって脚を拡げると、透明な液が筋になってシーツに垂れ落ちた。
ひざまづいた彼はナナセの腰を強くつかむと、思いきり伸ばした舌をヌルンっと挿入する。

「!ッんあっう!あッ!!・・はあッ・・んあぁっ!」彼女の上半身ががくんっとベッドに崩れたが、
オズマの腕は腰をがっちりつかんで離さず、放心状態のまま舌で犯されつづけたナナセはすぐにピュルッと潮を吹いて
2度目の絶頂に達し、膣口からとめどなく愛液をこぼしながら、ベッドにぐったりと伸びる。
「・・すこし休むか?」たてつづけに2回も達したナナセを気づかったオズマが、髪を撫でながら声をかけると、
「やぁ・・あ・・もっと・・して・・ください・・」エクスタシーの余韻にとろけたナナセがねだった。
48048時間の恋人8:2008/06/29(日) 18:27:40 ID:yuX8i5OD
ニヤッとしたオズマは彼女の尻たぶを両手で開いて顔を突っこみ、はざまで可憐に息づいているアナルを味わいはじめた。
「ふあッ!はっ・・ひ・・おしりは・・ダメ・・です・・・・」
ちゅぷっ・・じゅるっ・・ちゅぴぢゅぷっ・・オズマが吸い、舐めまくる下品な音に恥じらうナナセは、
うつぶせのままあえぎながら彼の下半身に手を伸ばし、半勃ちのペニスを柔らかくしごく。
「んっ・・く・・そろそろ欲しくなったのか?ナナセ」
「っは・・はい・・は・・嵌めて・・ほしいです・・お・・おち×ちん・・」最後だけ小さな声でナナセが言うと、
オズマは体をずらして彼女がフェラチオしやすい位置にペニスを持っていき、
彼女の体をグッと持ち上げて自分をまたがせ、シックスナインの体位になった。

「んむっ・・んぷ・・・んふ・・んっんっ・・んっ・・」ナナセは目の前のペニスをくわえると、指で輪を作ってしごき、
ゆっくり深く顔を上下させ、じゅぷじゅぷ音を立てながらしゃぶり回す。
「うっ・・くおっ・・じゃあ、そのままじょうずに勃たせたら・・ごほうびに入れてやるぞ・・ナナセ・・」
「あッはっ・・うれしい・・です・・あッんぅッ!ゆび入れちゃ・・ダメっ・・」
オズマが中指と人差し指を挿入して深く、浅くピッチを変えながら抽送させると、彼の胸元に愛液がポタポタッとこぼれた。
フェラチオに集中できなくてガクッガクッと上半身を折りながら、それでもナナセの手はペニスをしごくのを止めない。

「やあッん・・はっ・・オズマ・・さん・・また・・イきそう・・」
そこでオズマは唐突に指を抜いてしまい、ナナセはたまらずにおねだりを漏らす。
「やあ・・抜いちゃイヤです・・おまん×で・・イかせて・・おねがぃ・・」ナナセの言葉でにわかに昂ったオズマは
体をひねってシックスナインを解くと、彼女の背後に回って膣口にペニスの先端を押し当て、
腰を両手でグッとつかむと、ブビュッ!!とひときわ大きな音をさせて、奥に突き当たるまで一気に貫いた。
「・・ッんっく!ふあッ!いッ・・は・・い・・イっ・・く・・」
いきなり子宮口までペニスをぶち込まれたナナセの背中が、ぐいんっと弓のように反りかえり、
拡がった膣口が飲みこんだ肉棒の周囲から、押し出された愛液がピュピュッと溢れだした。
48148時間の恋人9:2008/06/29(日) 18:28:17 ID:yuX8i5OD
挿入されただけで3回目のエクスタシーに達してしまったナナセは、脱力した汗まみれの上半身をベッドに投げ出して、
半開きの唇の端からよだれをこぼして荒く息をつくが、膣肉だけは自動的にペニスを締めつけ続ける。
休む間もなく、体をグイッと抱き起こしたオズマに「イッたのか?」と囁かれ、耳まで赤く染めて涙目の彼女は、
理性が飛んだ、うつろな瞳でコクコクとうなずいた。

ペニスを締めつける膣肉の熱さと滑りを味わいつつ、オズマは腰をゆっくり引き、ゆっくり挿入する動きをはじめた。
「!ッあ・・動くのダメ・・イッたばかり・・なの・・オズマ・・さん・・」
「おっ・・う・・すまん・・どうしても・・くっ・・腰が動いちまう・・」
上下に揺れるバストを後ろからもちもちっと揉みしだき、
腰のピッチを速め、遅くし、角度を変え、オズマはナナセの子宮口を突きまくる。
「ッはっ・・あっ、あっ、あッ。す・・ごい・・だ・・めこんなの・・またすぐ・・」
粘着質のものをこね回す卑猥な水音と、オズマの腰が彼女のヒップにパンッパンッとぶつかる音がひびく中で、
思いきり淫らな声を上げつづけるナナセは、
このまま明日まで休む間もなく、後ろからオズマに犯される自分を想像するだけで漏らしそうなほど昂ぶって、
片手を股間に忍ばせて、こりこりに充血しきったクリを弄った。

「ぁひッ・・はっ・・また・・イきそう・・です・・奥が・・すご・・」
「くおっ・・お・・れも・・そろそろ・・イくぞ。中でいいか・・ナナセ」
ナナセの体をガッチリ抱きしめたオズマがそう告げると、
彼とのセックスの時はいつも前もってエンハンスド・ピルを飲んで来るナナセは、ためらいなく応えた。
「んあッ・・は・・い・・中に・・いっぱい・・くださ・・ああッンっ!あッ、あッ、くッ・・ンっ」
せっぱ詰まったオズマの腰のピッチがまた速まって、言葉どおり彼の限界も近いのがわかったナナセは
イくタイミングを合わせようと、堰を破ろうとするエクスタシーの大波に必死で耐えながら、最後のおねだりをもらした。
「あッ・・い・・おね・・がい・・オズマ・・イっ・・は・・いっしょに・・イって・・」
48248時間の恋人10:2008/06/29(日) 18:28:47 ID:yuX8i5OD
今にも射精しそうなドン詰まりの土壇場に来て、
どんなときでも彼を「オズマさん」と呼ぶナナセにその名を呼び捨てられた瞬間、彼の心の中で、彼女への
理解不能で、抵抗できないほど強烈な愛しさが不意に爆発し、彼は一瞬で耐えられなくなった。
「うあっ・・くっ・・そっ・・イクぞっ・・ナナセ・・」
「あんッ・・きてっ・・オ・・ズマ・・ぁッは・・わたしも・・イッく・・から・・あ」

そして彼女の子宮口に最後のひと突きがズンッとぶち当たった瞬間、
その先端からナナセの胎内に、精液のしぶきがバシャッ!と勢いよくほとばしった。
「!っきゃうッ・・あ・・つい・・すご・・イっ・・く・・・」
ナナセの膣がオズマを締めるたびに、精液がピュルッ、ピュルッと残りを吐き出すのを感じる。
「うっ・・おっ!おうっ・・ふ・・おっ・・あ・・」
「あ・・はぁ・・中が・・いっぱいです・・オズマさんので・・」
薬を飲んでいても妊娠しそうなほど、たっぷりと膣内射精されたナナセはこれ以上ないほど満足して、
力尽きてベッドに倒れ込む彼に抱かれたままいっしょに、ごろんと横になる。

(オズマさん・・満足してくれたかな・・?)うしろから首元に回された、逞しいオズマの腕に口づけ、
ナナセはセックスが終わったあとの甘ったるい疲労を感じながら思った。
「・・ナナセ・・」ようやく荒い息が収まったオズマが、ささやいた。
「ん・・なんですか?オズマさん・・」体の向きを少し変えたナナセは、彼の唇にもちゅっちゅっと軽くキスをする。
「その、すごく・・よかったよ。いや、いつもだぞ?いつもいいんだが・・今日のナナセは・・今まででいちばんだ」
「ふふ・・うれしいです。オズマさんも・・最高でした」ナナセはニコッと笑った。
「・・そうか。なあナナセ、そのオズマさんって呼び方はそろそろだな・・」
「ダメです・・なんか、恥ずかしいです。呼び捨てにするの」
「恥ずかしい・・?ハハッ。そうか・・恥ずかしいか。まあ・・いいか。ハハハッ・・ハハ・・」
彼の笑う理由がわからずに、彼女はちょっとむくれる。「えー。なんで笑うんですか?オズマさん」
「いいんだよ。オズマさんのままで」このおかしさを説明するのはちょっと難しい。

「それより、少し休んだら、俺がまだ最高のままかどうか、性能テストをしてみるって気はないか?」
思わせぶりなその言葉に誘いのニュアンスを感じたナナセは、オズマの首に両腕を回すとおもいっきり抱きしめて、そっと告げた。
「いいですよ。そのテストなら・・何回でも・・しちゃいます」


483名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 18:47:29 ID:oVM7UjuC
ごめんなさい。面白くないです。
484名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 22:57:21 ID:ZSaBweFE
スルーしろよ…
485名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:17:18 ID:oNI9AH7R
専ブラ使えって
486名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:48:18 ID:nBCoqVlu
エロパロ板らしくていいんでね
エロイよ
487名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 01:39:15 ID:XtRaWl2o
>>483
期待してるぞ
488名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 04:52:36 ID:nJvaGpgy
>>473-482
GJ!
ナナセはこういう役どころが似合うな
489名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 07:56:57 ID:EfXT/HSD
意外なカプだね…
カナリアさんならあったけど…
490名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 09:37:17 ID:X8/s69be
>>473-482
想像もしてなかったカプだったが、なかなか楽しめたよ。
取り合えずGJ!
491名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 13:55:42 ID:RglfA3By
筆力が低い人は定番の組み合わせにしとけば読み手も妄想で補完できるのに
無理にあり得ない組み合わせで書くから余計にアラが目立つ
492名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 14:24:43 ID:bf5laKyA
素直にアルシェリかアルランかミハクラが読みたいって言えよ
493名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 14:32:38 ID:l1XuL5t6
>>473
ゆっくり読みました。エロスでよかったです。待ってるオズマがタバコがほしいとか、
名前を呼び捨てられてグッと来るとか、ほーと思いました。
ペアも意外な組み合わせで、ああそう来たかと思いました。
GJでした。
494名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 14:57:45 ID:l1XuL5t6
>>491
定番じゃないのをあえて構築するのもアリじゃないです?
ナナセはいまんとこフリーですし、定番じゃないのなら
過去にアルトとネネってのもあったし。
本編で描かれないところはすべて想像力で描き出すのが
エロパロ。職人の想像物をあり得ないと言ったり、逸脱を理解しない人は、
こういう板を見にくる意味ないと思うんですけどね。

それか、自分が書けばいいんスよ?定番ってヤツをね。
はいスルースルー。
495名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 15:21:26 ID:RglfA3By
上手い下手言われるのが嫌な人はこういう掲示板に来ないで
個人サイト巡りした方が良いよ
レス見た限り、いまいち・・・と思ってるのは俺だけじゃないだろ
496名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 15:29:28 ID:S2C+vpCo
つ チラシの裏
497名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 15:48:19 ID:LN2AM4Aa
つ ケチはつけても書かないプロ読者登場
498名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 16:05:58 ID:0ggBQ/HR
>>473
ルカナナセ派だけど濃厚な作品サンクス
やっぱナナセはエロいのう
499名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:53:55 ID:dH8qy7O/
素人のどうでもいい批評は職人を遠ざけスレを廃れさせるだけ
「死馬の骨を買う」を百回ぐぐって出なおせといいたい
500名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:50:41 ID:jOewLMtW
>>472
大作キターーーGJです。再ナナセ乙でした。アレの最中も
オズマに敬語のおっとりナナセに萌え。
>「いっかい・・お口で・・出しちゃいたいですか・・?」
コレがバキュンと来た。

あと491。このバカはたぶん417で自衛隊がどうとか言ったバカと
同一人物のバカ。他の某人気アニメエロパロスレでも似たような事してる。
手当たりに蔑んで、スレの勢い削いだ気になって回ってるヤツ。
オレ以下491はスルーですいません。
501名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 23:58:27 ID:KlAvOpZ0
マクロスF スニーカー文庫からまとめ

アルト・・・健康な16歳。人並みに女子には興味があるが、
      自分の描いてる日本男児としてのこだわりからミハエルのような軽卒な行動は慎んでいる
      そのうち童貞を捨てたいと思ってもいる。
      ライバル視しているミハエルと自分のパイロット能力の差を比べたときも
      ・・・女を抱いたことがあるからといって・・・と関係ない結論で卑屈になる
      シェルターに非難した時にランカを安心させる為に抱きしめてやる
      出撃前にイヤリングを返す時にも同様にシェリルを抱きしめてやる
      不意な事故とはいえ、自宅アパートでコケた時にシェリルの胸に顔を埋め、
      膝で股間を強打され、激痛で動けないままシェリルからパンチ喰らい宙に舞う
      シェリルの側にいる時には胸の谷間や太ももなど見ないようにしながらも気にする
      『ヘンタイ』という言葉にトラウマがある

ミハエル・・・空とベッドの撃墜王と言われている。
       年上が好きで誘われると誰構わず学校の音楽室でもしてしまう。
       アルトに種馬と皮肉られ一発だって”当て”ちゃいないと皮肉を返し
       情熱的なフルートとなめらかなトランペットの演奏とセックスを美しく揶揄するが
       自分のちんこがフルート並みの太さしかない事を自覚のないまま暴露したと受け取れる

アニメよりエロいなw

502名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:12:40 ID:B6fmw9Gc
これは?ひどいwwwww
503名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:14:22 ID:FGWu09vX
この肉付けには興味あるね。買ってみようかな。
シェリルとランカの味付けはどうなってんだろ。
504名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:16:13 ID:8UZaZl9i
うーむ、何と言うかメガネ割れろと言うか
505名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:28:19 ID:MWXipuVL
なんでおもしろいつまらない下手だ上手いだの感想ごときで必死になれるんだ?
506名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:29:13 ID:ay6Lhlgf
ミハエルのキャラに、ものすごく
某ハートのエースがかぶってしまったw
507名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:31:33 ID:CGyOqxA0
>そのうち童貞を捨てたいと思ってもいる。

アwルwトw
508名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:35:27 ID:MttqQnJi
>>501
つまり小説は自宅アパートにシェリル連れてきちゃうのか
509名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:35:36 ID:3f85nrNK
ミハエルはオープンだけど
アルトはむっつりなのかw

とりあえずクランの平手打ちで割れてしまえメガネ!
510名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:52:53 ID:aLu8Guyz
…ど、童貞…
…お、音楽室で…
公式…エロそう…
511名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:59:32 ID:Uiz06aDR
小説ではアルトは歌舞伎役者としての比重が大きく感じたな

ミハエルはクランに手を出せない鬱憤が溜まってるんじゃないかねw
512名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:56:02 ID:bscj6Gmo
小説だとアニメと違う設定や流れだけどすごく内容がしっかりしてて面白かった
微エロ描写もかなりあるし、挿絵がなくてもいいと思うくらい(ランカ一枚、あとバルキリーだったが)

あとシェリルはアルトが連れ込んだんじゃなくてイヤリングの件でアパートの階段で待ち伏せしてた
アルトのアパートは風呂無し8畳間でちゃぶ台だった
キャシーの初めての相手はオズマで、
そのオズマはボビーが女だったら結婚してランカに母親を作ってやりたかったと。
ミハエルが漁色家で狙った女は必ず落とす信条で、相手にした数は両手両足の数を上回るとな。
クランにこの数が知れたらただじゃすまないだろうなw
513名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 05:17:04 ID:VWqMFjVD
小説版のアルトが、このスレのアルト見たら腰ぬかすなw
514名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 08:54:42 ID:tQGDwGHd
ボビー、男でカワイソス……
ボビーが女だったらよかったのに。

まあ、女だったら「往生しろぉぉぉ」はなかっただろうけど。
515名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 08:57:54 ID:MttqQnJi
>>512
キャシーじゃなくてボビーっすかオズマさん
もうキノコのほうがいいんじゃないのキャシーさん
516名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 09:06:34 ID:tQGDwGHd
>>515
キャシーは「私も見て見て」だから母親役は難しそうな。
つか、カナリアさんは!?
ボビー>>>カナリアさんなのか!?
517名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 10:23:51 ID:3rvaIXjn
でもボビーって実際そこらの女より母親として優秀そうだしなぁw
518名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 11:40:05 ID:lvbgTokB
ランカもボビーを信頼してるっぽいしな

話豚切るけど、小説版アルトとランカなら初めて同士エロパロしやすいかな…と思ったり。
しかし如何せん行為に至るまでが長そうで…
519名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 12:31:39 ID:MfUKJIPA
役者殺すにゃ刃物は要らぬ アクビ一つあれば良い
って都都逸が昔からあってだな
お金貰ってるプロでもモチベーションを保つのは難しいってこったな
いわんやアマチュアをや
520名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 16:36:13 ID:aLu8Guyz
>>512
風呂なし8畳間ちゃぶ台って…
畳の建築がのこってるんかい!
小説買おうかなぁ。
521名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 16:46:39 ID:hNMVnJCB
文化的多様性を保つという目的でわざわざ再現してるんだっけ<畳の8畳間
その名もワルシャワシティというところが、作者のポーランドスキーぶりを表現している
522名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 16:49:38 ID:W1Kiwb0K
その名前でなんで畳にちゃぶ台なんだろう・・w
ここのSSで、ちゃぶ台出てきた話あったっけ?
523名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 17:54:01 ID:Emssbv1U
ちゃぶ台とは想像もつかなかった
そういえばアルトは勘当されてたな。貧乏学生だったのか。
524名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 18:38:07 ID:6N6w9fJj
畳の部屋に布団のしっとりエロもアリなんだ・・・
525522:2008/07/01(火) 18:40:19 ID:W1Kiwb0K
ああ・・あるなちゃぶ台・・
526名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 18:41:43 ID:eXWDIkbk
するとそのうちシェリーは、
「畳の匂いをかぐと、アルトに初めて襲い掛かられた日を思いだすのよね〜」
とか言い放って姫様を赤面させるのだな。
527名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 18:46:23 ID:r+7Sx6/L
畳の広い部屋でゴロゴロするシェリルは良いな
528名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 20:14:32 ID:BJbXByfc
小説マクFゲット。こんだけ紙数があればなー。うらやましい。
529名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:28:27 ID:AkRSowjM
>>527
ゴロゴロしてるうちに始めちゃって
後で畳のアト見て赤面とかね
530名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:37:49 ID:CR4VfN5T
小説版の脳内はCM版wと近い感じ?
531名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:50:16 ID:NvjsbTbE
面白かったけどこの作者エロス描写に気合いれすぎだろ
アルトが童貞捨てたいとか音楽室から出てきたミハエルがイカ臭かったとか
シェリルがワクワクして胸が尖ったとかバジュラに襲われたキャシーが思わず失禁したとか
男のシモ事情から女の生理現象までゼントラ盛
532名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:58:00 ID:Iy8vxvjj
我々はエロパロ人なのだからして、そこは喜ぶw
そこはそれとして、歴代マクロスの小ネタ満載なところは、見習いたい。
俺も長編書いてみようかな・・・
533名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:55:15 ID:MWXipuVL
アニメとはキャラが別人で俺はダメだわ
このスレのエロSSはだいたい好きだけど
オフィシャルのラノベ版は生理的にダメだ
534名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:56:44 ID:tTGm9Xa7
              ノ{{.::::〃´      .::::::::j}:::::::::!::::::::〉
            /'⌒ヾ〃       .::::::::::::リ::::::::j:::::::::{  
              /    Y      ..::::::::::::::/:::::::ノ:::;;:::::}   ランカちゃんそっくりさんの企画ものAVをチェックしましたが
           {    .::{    ...:::::::_::::::イ::::((::::/`Y;;)   性感飛行・星間非行・性感秘溝
              }    :::::} 、_:::;斗a=z:::`:::::ヾ::::::::/∧:://     どれも主演女優が全く似ておりません!
             { ....::::::::八ヽ::::`ー=‐'´ ノ::::::::::::::V{:::::{/      
            `ーr彡} ::::::::::..\::::::::::::::::;;;〉:::::ノノ:;;;ノ
              j 'ノ :::::、:::::::::::::::::::::::::/:::::::;J;;;/          ・・・キラッ☆
              { ヽ.:::- \::::::::::::::::::イ:::::::;;;;;;ノ
              ヽ }`_....:::::::::::::、::::::: /:::::;;;;;;;/二二二二≧、
               Y-r―‐-イ }}:::j/::::;;::=≠¬'7777777//\ /〉
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             /∠ ⊥=――〈//////////////////////////}
           // /⌒\ヘ  ∨///////////////////////二777l、
          /// Z(     )Z  ∨//////////////////_ 二/-/////`丶、
            /// Z ヘ   ノ Z   ∨//////////_ 二//////////////////\
        〈.∨ Z   ー‐'´   Z   〉////_. 二//////////////////////////\
         ∨ Z            Z  /_. 二/////////////////////////////////\
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535名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:59:33 ID:Iy8vxvjj
>533
でもシェリルのセリフとか顔だけは脳内レンダリング&合成できるだろ?
536名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 02:21:01 ID:on0zqiYI
>>531
小説の方が深夜枠?!
537名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 02:57:34 ID:lwLe1KkN
>>536
ここの短編に比べたら大したことないです。
まあ「リアリティある人間の反応」と呼べる範囲内。
バジュラを迎撃しに出た新統合軍のパイロットは
恐怖のあまりスーツ内にジョヴィジョヴァだったり。

538名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 03:19:42 ID:on0zqiYI
>>537
そうなのか。
俺は失禁とかは平気な方なんだ
救急とかで目安にされるしさ。
539名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 03:37:10 ID:lwLe1KkN
そっち方面より、
シェリルのティクビがコリコリしちゃう方を
気にしたほうがいいと思われますな!!
540名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 08:39:58 ID:/QlsRpxJ
うるせーぞエキセドル参謀!w
541名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 10:42:40 ID:CXSd0azh
ジョヴィジョヴァワロスw
542名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 11:49:12 ID:RHEKkzle
>>540
第33海兵部隊記録参謀殿については、
一部で「エセキドル」の呼称が定着しつつあるとかないとかw
543名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 13:10:28 ID:YJMNKA72
              ノ{{.::::〃´      .::::::::j}:::::::::!::::::::〉
            /'⌒ヾ〃       .::::::::::::リ::::::::j:::::::::{  偉大なる記録参謀殿の名前で呼ばれるなんて
              /    Y      ..::::::::::::::/:::::::ノ:::;;:::::}   おじさん照れちゃいますな
           {    .::{    ...:::::::_::::::イ::::((::::/`Y;;)   
              }    :::::} 、_:::;斗a=z:::`:::::ヾ::::::::/∧:://    
             { ....::::::::八ヽ::::`ー=‐'´ ノ::::::::::::::V{:::::{/      
            `ーr彡} ::::::::::..\::::::::::::::::;;;〉:::::ノノ:;;;ノ
              j 'ノ :::::、:::::::::::::::::::::::::/:::::::;J;;;/         
              { ヽ.:::- \::::::::::::::::::イ:::::::;;;;;;ノ
              ヽ }`_....:::::::::::::、::::::: /:::::;;;;;;;/二二二二≧、
               Y-r―‐-イ }}:::j/::::;;::=≠¬'7777777//\ /〉
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              /ニヘ '⌒::::::::::=≠'////////////////////∧
             /∠ ⊥=――〈//////////////////////////}
           // /⌒\ヘ  ∨///////////////////////二777l、
          /// Z(     )Z  ∨//////////////////_ 二/-/////`丶、
            /// Z ヘ   ノ Z   ∨//////////_ 二//////////////////\
        〈.∨ Z   ー‐'´   Z   〉////_. 二//////////////////////////\
         ∨ Z            Z  /_. 二/////////////////////////////////\
         〈  Z   <⌒>  Z /////////////////////////////////////////\
544名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 13:11:58 ID:on0zqiYI
>>542
俺、ミハエルをミエハルって間違えそうになるからミシェルって書いてるんだけど…
カプではミハクラとかミハシェリとミハランなんだよなー
545名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 13:12:28 ID:Po8ODc6R
照れるなw
546名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 13:13:51 ID:KrVAStBg
メガネハーレムすぎるwww
547名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 13:34:19 ID:IZl5pq/G
544は手に余るほどの乳は嫌いなタイプだと見たね(キュピーン)
548名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 19:28:53 ID:Nm42DN5M
>>544
ミハアルもどうだね
549名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 19:40:55 ID:qqbEeU5F
ミシェルにするとシェリルと混ざりそうな俺もいる
550名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:06:33 ID:on0zqiYI
あ、あれ?書き間違い、いい間違いの話じゃないの?
551名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:28:45 ID:SDK4D9At
アルト×シェリルで投下
たまには朝寝もよろしかろうと
シェリルは目覚めた。
窓からカーテン越しに入ってくる光は朝の陽光。
かたわらを見るとアルトが仰臥している。
寝顔をじっくり堪能する。
(まつげ長い。これだけのアップに耐えられるハンサムって、そうは居ないわよね。ここまで近づくと、アップって言うより接写。
アジア風の目、魅力的。起きている時も、もう少し明るい表情だったら良いのに。いつもいつも、しかめっつらなんだから。
まっすぐな黒髪も素敵。今度、私もストレートパーマあててみようかしら? 腕の良い美容師も見つけたし。
髭は薄いのね…でも剃り残し発見)
とりとめのない事を考えながら、肘をついてアルトの顔を見下ろす。
(肌が綺麗)
シェリルは、アルトの肩に唇をよせた。アルトの肌に触れるのは大好きだ。
ついばむように唇を動かして、滑らかさを感じる。ほんの少し舌を出して舐める。
(ちょっとヘンタイっぽいかしら?)
掌をアルトの胸に当てる。抜けるように白いシェリルの肌と、薄い琥珀色のアルトの肌は完璧に調和していると思う。
時々、この腕に抱かれている自分を想像してしまう。仕事の合間、ポッカリと空いた待ち時間に空想を始めると、ついつい耽ってしまう。空想の内容は時にはエスカレートして、一人赤面していることもある。
(アルトが悪いんだから)
自分でも理不尽な感情だと思いながら腹立たしさをおぼえる。
(悪戯してやるわ)
アルトの首筋にキスして、思いっきり吸う。
「ん……っ」
アルトは目覚めた。
胸の辺りが重い。首筋に何かが押し当てられている。
「シェリル…?」
「起きちゃった?」
顔をのぞきこんでくるシェリル。唇は濡れていた。
「あ、お前……やったな」
アルトは自分の首筋に手を当てた。湿った感触。多分、キスマークがついているだろう。
「ふふっ。たまにはシャツのボタン、一番上まできちんとかけてみたら?」
マークの位置は絶妙で、襟つきシャツでボタンをかければ見えない所だ。
「シェリルっ」
小さく叫ぶと、アルトはがばと起き上がり、シェリルを組み敷いた。
「あん……ダメよ。変な所につけたら、コンシーラーでごまかしてもメイクさんが見つけるわ」
「お前なぁ」
シェリルの芸能活動やプロ意識は尊重しているので、そう言われるとアルトも無理強いできない。
「そうね…」
シェリルはアルトの下からするりと抜け出すと、素肌を惜し気もなく朝の光にさらした。
「ここだったら、誰も見ないわ」
ベッドのヘッドボードにもたれかかると、すらりとした足を広げた。指で指し示したのは、太ももの付け根。
「やーめた」
ごろんとベッドの上に転がるアルト。シェリルの思い通りに事が運ぶのが気に入らない。
「ね……つけて、キスマーク」
とっておきの甘い声でねだる。
アルトは黙って体の向きを変えた。うつぶせになってシェリルの足の間に顔を寄せる。
「がう」
きめ細かい肌に歯を立てるが、歯形を付けるほどではない。
「…ん」
シェリルは体の底からこみ上げてくる感覚に背筋を振るわせた。
アルトの唇が強く押し付けられ、きつく吸われる。
「は……」
「…っ、と」
白い肌に赤い斑。一片の花弁のようにも見える。
「これで、いいか?」
上目づかいに見上げるアルト。視線を重ねたシェリルは、うなずいた。
「イイ…わ」
アルトはシェリルの太ももを抱え込むと、脚の間に唇を押し付けた。
「…っ……ダメ」
脚を閉じて抗おうとするものの、深く顔を埋められているので閉じきれない。
むしろ太ももで挟んで、アルトの唇を自分に強く押し付けるようになってしまう。
「んっ…」
敏感な突起をアルトの唇が挟んだ。包皮の上から愛撫をくわえる。
「はっ……ん」
シェリルは唇を噛んで声をこらえた。こらえきれない声が呻きとして漏れるたびに、背筋が震える。
すぐに中が潤ってきた。
アルトの指が入ってくる。EXギアの倍力機能を繊細に操る指が。
シェリルの体がベッドの上に崩れ落ちた。
慣れた指は感じやすい箇所を探り当て、ゆっくりと高めてゆく。
「あっ……ぁっ…ああああ」
一度声が出ると、抑えが利かない。
滴る程にあふれる蜜の音が朝の光の中、リズムを刻んだ。
それが耳に入ると、シェリルの羞恥を加速し、更に潤う。
「だ……めっ……い…く…っ」
指と唇で頂を迎える。
シーツに大きな波をつくりながら、しなやかな肢体が踊った。

<終>
554名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:42:03 ID:g2eUm2TS
>>552-553
GJ!
それにしても本番行為がないのってかえってエロく感じるw
555名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:37:38 ID:xqCfyoWU
やっぱアルシェリは爽やかなのにほのかなエロさがたまらないなw
GJGJ!!
556名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 23:25:35 ID:siJq/sZI
              ノ{{.::::〃´      .::::::::j}:::::::::!::::::::〉
            /'⌒ヾ〃       .::::::::::::リ::::::::j:::::::::{  ご存じないのですかっ?
              /    Y      ..::::::::::::::/:::::::ノ:::;;:::::}   寸止め(?)で萌えさせるのは
           {    .::{    ...:::::::_::::::イ::::((::::/`Y;;)    ヤツの常套手段ですぞw
              }    :::::} 、_:::;斗a=z:::`:::::ヾ::::::::/∧:://    
             { ....::::::::八ヽ::::`ー=‐'´ ノ::::::::::::::V{:::::{/      
            `ーr彡} ::::::::::..\::::::::::::::::;;;〉:::::ノノ:;;;ノ
              j 'ノ :::::、:::::::::::::::::::::::::/:::::::;J;;;/         
              { ヽ.:::- \::::::::::::::::::イ:::::::;;;;;;ノ
              ヽ }`_....:::::::::::::、::::::: /:::::;;;;;;;/二二二二≧、
               Y-r―‐-イ }}:::j/::::;;::=≠¬'7777777//\ /〉
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557名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 23:35:09 ID:dDFEyJl3
>>552-553
GJ!!!
描写がエロオス・・・・
だけどこの二人の濡場は絵画的な美しさだろうなぁと妄想しますた
558名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 00:08:31 ID:+N0ADtvx
>>552-553
やっぱり甘々ラブラブアルシェリは最高ですっ!!
この日制服きっちり着ているアルト見て、ミシェルだけに理由気付かれてからかわれるんだろうなw
559名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:10:20 ID:XKln/Zc4
>>558
ミシェル目敏そう〜!

…ミシェルが服を着崩してないのも同じ理由か?
560名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:14:49 ID:Nbxb5ADo
ランカは絵だとすごく描きやすいんだが文章にしようとするとダメなんだよな…。
周りの絵描きはだいたい同じ事言ってるんだけど他の人もそうなのかな。
絵でもそんなエロっぽいのはないし…やはり属性の問題かw

どなたか可愛いアルランでも書いて下さらないだろうか。
561名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:55:26 ID:pRQvGYx8
ランカのような感じの女の子をエロ含め表現するのも
また独自の美味しさがあると思うしアルランならではってのもあると思う。
が、妄想はできても文才がないからなあorz
本当、職人さん尊敬しますよ。
562名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 01:55:46 ID:GgTzHlF4
>>552-553
GJ!!!!!!!!!!!
本編のシェリルがかわいそうで
少し凹んでたから余計に嬉しかった!

寸止めのエロさと幸せそうな二人にこっちも幸せになりましたよ
563名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 02:12:16 ID:ztGtmxG2
ランカはアルトとからませるより
アルトを想ってオナニーの方が書きやすそう
564名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 03:59:51 ID:06FX/utr
アルトとランカは2人とも待つタイプだから動かすきっかけを考えるのが
大変だったけど、12話でランカからいくってことができるってわかったから
いけるかもしれない
565名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 15:04:53 ID:Da1znAz8
クランは大でいくか小でいくか。それが問題だよね。

クラン(大)だと身体のサイズ的に敵の宇宙怪獣?に陵辱だよね。間違いなく
でクラン(小)だと人間や怪獣?を利用し純愛からレイプ陵辱など様々なジャンルに対応
566名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 15:24:27 ID:6USjQSC/
>>564
期待してます
567名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 16:58:45 ID:XKln/Zc4
合意のもと、合法にね…
568名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 19:58:16 ID:rLe/J3Yp
まあ、マクロスは昔っから小説版の方が描写がエロいw
569名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 23:50:40 ID:PslZU4kp
12話見てるとアルトってどう考えても総受けだよな。
奥手のランカすらあそこまではっきりと分かる行動してるし。
570名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 03:44:03 ID:lg0P/SU3
本スレでいえない空気だからここでいう
...............................................................
149 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で メェル:sage 投稿日:2008/07/04(金) 03:29:31 ID:tKGi5kCp
スーツにシェリル着替え中
シェリル「もう熱も下がったし、昨日までの不調も嘘みたいよ」
ミシェル「だろうね・・・」(手に取ってる薬を見る)

これから見ると、何らかを察しているように思える
麻薬は妄想だけどねwwww

...................................................
風邪ひいたときは汗をいっぱいかくと早く良くなるんだよ
だからミシェルといっぱい汗をry
571名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 04:01:08 ID:vyytn9ud
今週観て意外に思った。
ミシェルがクランのことを思い出すとき、大クランじゃなく小クランなんだな。

…やっぱ眼鏡はロリ(ry
572名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 05:37:24 ID:zXKYmnJq
アルトもランカも動かしずらいが、何か今週ので
きっかけありゃトントン拍子でイケルかなと思った

後、眼鏡はロr
573名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 07:04:32 ID:ZoGUJnW4
ランカのおもらしモノが増える予感
574名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 08:49:04 ID:VEZrb83I
いや、触手だろwktk
575名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 10:14:49 ID:yfi02lFe
シェリル×ランカで投下
微エロ
576パジャマ・パーティー(1/2):2008/07/04(金) 10:15:38 ID:yfi02lFe
美星学園の休み時間。
「ねえ、ランカちゃん」
「なんですか?」
ランカはシェリルを振り返った。
「パジャマ・パーティーって知ってる?」
「仲の良い友達同士でお泊りするパーティーですよね。どうしたんですか?」
「クラスの女の子たちが話しているのを耳にしたの。時々、映画で見かけるあれなのね」
「ああ、そう言えば……シェリルさん、良かったら家でパーティしませんか?」
「パジャマで?」
「ええ。今度、ナナちゃんと二人でパーティーしようって準備してたんですけど、ナナちゃんが急用で来れなくなったんです」
「あら、それは残念ね。でも、そういうパーティーって面白そう……ええと」
シェリルは形態端末でスケジュールを確認した。
「いけそうね。参加させてもらうわ」
ランカの髪が楽しそうに弾んだ。
「じゃあ、あたし晩御飯作りますから、デザートお願いしてもいいですか?」
「判ったわ。楽しみにしてる」
577パジャマ・パーティー(2/2):2008/07/04(金) 10:17:07 ID:yfi02lFe
パーティー当日。
「お邪魔します……ここがランカちゃんのお家。インテリアはお兄さんの趣味?」
居間に置いてある信楽焼の狸を見て、シェリルが尋ねた。
「はい。変な趣味でしょ?」
ランカは照れ笑いしながら、オープンキッチンで夕食の準備をしている。
「そうでもないわ。味のある顔じゃない」
シェリルは一般住宅、それも二人だけとは言え家族の暮らす室内をぐるりと見た。
「ソファに座ってゆっくりしてて下さい。お兄ちゃんは当直とかで、今日は外泊してるから。あ、飲み物、どうです?」
「ありがとう」

夕食はランカのバイト先・中華レストラン『娘娘』仕込みの賄い料理。見てくれは麗しくないが、味の方は店長の保証付き。
シェリルも好き嫌いなく箸をつけた。
食後のデザートは、シェリルが宿泊しているホテルのカフェの名物・薔薇のケーキ。可食化された品種のバラを透明なゼリーに閉じ込めた外見はそれだけで芸術品。もちろん、味の方も芸術的。
初めて見るランカは見た目で目を丸くし、味で髪の毛が跳ね上がった。

デザートを食べ終えて食器を片づけると、ランカがマイクを取り出した。
「面白いゲームしませんか?」
「カラオケ?」
「はい、採点カラオケです」
居間のテレビをカラオケ・チャンネルに切り換えた。
「これが、けっこう難しくて」
ランカは星間飛行を選んだ。
「水面が揺らぐ、風の輪が拡がる…」
「ランカちゃんの持ち歌だもの、100点でしょ……あら?」
画面に表示された採点は86点。
「どうして?」
「採点システムの癖みたいです。ビブラートとか、装飾音符を入れると点数が落ちちゃうんです。メロディに忠実じゃないと」
「何それ、欠陥システムね」
シェリルが腕を組んだ。
「だから、自分の持ち歌でも点数が取れなくて……時々、徳川さん、あ、同じプロダクションの先輩でゼントラーディ演歌の歌手さんなんですけど、遊びでお互いの持ち歌を歌ったりするんです」
「なるほど、遊びとしては面白いかも。でも、自分の歌でやるとストレス溜まりそうね、これ」
シェリルは試しに星間飛行を選んだ。
「水面が揺らぐ、風の輪が拡がる…」
ランカは手拍子を入れる。採点画面を見ると、音符に合わせた歌い方で100点が出そうだ。
「悲劇だってかまわない、あなたと生きたい、キラッ!」
シェリルが笑って、手のフリを入れる。
「わぁ」
そのフリが決まっているのに、ランカは驚いた。立ち上がりバッグからステージ衣装とセットになっているブレスレッドを取り出した。間奏に入るとシェリルの手首に着ける。
「?」
視線で、これは何、と尋ねるシェリル。
ランカがキラッの歌詞で入る振り付けをした。
シェリルも真似ると、ホログラフの星が飛び散る。目を丸くして、手の動きを繰り返す。
ポップな色の星が飛び散る。家具や壁に星がぶつかると、反射して飛び跳ねる。
「そうそう、その調子」
ランカは手拍子を再開したが、小さな星がシェリルの胸の上で弾んでいるのを見て、思わず我が身をかえりみる。
(ううっ、やっぱり、もうちょっと胸が欲しいなぁ)
578パジャマ・パーティー(3/2):2008/07/04(金) 10:18:35 ID:yfi02lFe
「あー、楽しかった」
入浴を済ませ、シルクのパジャマに着替えたシェリルが、うーんと背伸びした。ランカが待っているベッドに入る。
並んで横になって、ランカの手を握る。
「誘ってくれてありがとう、ランカちゃん」
「あたしも楽しかったです」
ランカは照明を落とした。一瞬、室内は暗闇になったが、目が慣れてくるとお互いの輪郭線が浮かび上がってくる。
「誰かと一緒にベッドに入るのも……もしかしたら、初めてかしら? 寝相が悪かったらごめんなさいね」
シェリルの言葉は明るかったが、ランカには想像もできないような孤独を感じる。
「狭いベッドなんですけど……」
「ふふっ」
シェリルはシーツの下でランカの手を握った。
「将来の予行演習として、いいかも」
「予行演習?」
シェリルの言葉にランカは少しだけ考えてから、意味するところを理解した。顔が火照ってくる。
「誰かとベッドに入る時もあるでしょう?」
シェリルの囁き声が、とてもセクシーに聞こえる。
ナナセと話している時には感じることのない、微妙な緊張、高揚を感じる。
高揚感に浮かされるように、あらぬことを口走ってしまう。
「あのっ……シェリルさん。アルト君とは……その、キス……してたけど、それ以上というか、その…」
「なぁに、ランカちゃんはアルトとベッドに入りたいわけ?」
「えっと…あの、その」
返す言葉が思いつかない。
「そうね……私は、まだ、よ」
「そうか、まだ、なんですね」
ランカはホッとしたが、シェリルの言葉が頭に染み込むと、それが決意表明なのに気づいた。その大胆さにドキドキが止まらない。
「やっぱり可愛いわ、あなた」
ぐっとシェリルの腕がランカを抱き寄せる。ダンスとパフォーマンスで鍛えられたシェリルの腕は、ほっそりとしているが力強い。
「あ」
ランカの唇に柔らかいものが触れる。
(キスされた!)
「……ふふっ。ね、ランカちゃん……映画の時、どんな風にキスしたの?」
ランカの手が自然に動いた。シェリルの両頬を両手で挟んで強く唇を合わせる。唇を開いて息を吹き込む。
「ん…」
開いた唇に、何か滑らかなものが滑り込んでくる。シェリルの舌がランカの舌に、軽く触れる。
「…ぅ」
漏れた声がランカとシェリル、どちらのものか判らない。
気がついたら互いを抱きしめあって、舌で戯れていた。
「はぁ……ランカちゃん……大胆ね」
甘いため息とともに、シェリルはランカをからかった。
「だって、シェリルさんが…」
抗議しようとすると、キスで唇をふさがれる。
「ハートが破裂しちゃいそう……です」
ランカの言葉に、シェリルが抱きしめている腕に力を入れて応えた。
「私も……でも、女の子同士なんて、どうしていいか、判らない」
二人とも堅く抱き合ったまま、暗闇の中で時計の針が立てる音を聞いていた。
579名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 10:19:04 ID:yfi02lFe
文字数のカウントを誤ったです
スマソ
580名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 11:29:04 ID:fB6R7E5v
>>579
そんなことは気にしなくていいからそこで止めるな!
GJ
581名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 11:35:49 ID:/Qw1rzoP
>>579
GJ!すげー萌えるシェリランだ
で、続きは?まさかここで寸止めなんてことはないよな
絶対続きがあるんだよな?な?




orzマジツヅキヨミタイデスコノトーリ
582名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 13:19:25 ID:mqFkOF1H
もしや、シェリルスレのリクエストに応えてくれてる?GJですよ!
583名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 16:51:49 ID:EYh+5e6U
超時空シンデレラにキラッ☆とされて萌え尽きたんですが
584名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 17:08:31 ID:ELvhIN6g
>>575ッ!きさまッ!寸止めかッ!
またしても寸止めなのかアァァァーーっ!?
             ___,,,,,..... -一ァ
         / ̄;;;´;;、;;;ヾ;;;, -──--、,!
.        /'´|;;;;,、;;;;;;;;;;/      ,!
.         /:.:.:.レ´:.ヾ;;;;;;i   G  だ ,!
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ;i  J  が ,!
.      /:.;.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ       ,!
.       /レ' ;|:.:.:.:.:.:.:,:ィ:.:.:.:〉 __,.,!
     /-、ヽ,:|:.:.:,/ /:.:.://.:,:ィ:.:.:.,!
      /'ヽ、ヾi ゙´.:   /__;:;:-'"´ ,;|:.:.:.,!
.    /ゝ-`';:/ .:〈ニ=-=ニ二 ̄ヽレ' ,!
   /::::;;;;;/  ' ,, ニ`ー-,、__\〉ィ ,!
.   /;:::::/ ::.    ::.,,\_ゞ;'> 〈; ,!
  /i!:::::iヾ-'、::..       '';~ ,;:'/,!
. /;;;i!fi´l_、,.`        .: ,;:'  ,!
/;;;;;i' ('ー、ヽ      ..: ,;:''   ,!
ヽ、jゝ、`ヾ:、゙、   ,..:'.:'"    .: ,!
   ``ヽ.、_ ¨`  ,:'      (_r:,!
       ``ヽ.、..    ノr;ソ~,!
             ``ヾ、 / 7,!
                 ``ヽ,!

585名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 19:05:33 ID:n0SzgQTO
これは良いシェリラン
586名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 01:21:49 ID:wOgWenoo
             ノ{{.::::〃´      .::::::::j}:::::::::!::::::::〉   
            /'⌒ヾ〃       .::::::::::::リ::::::::j:::::::::{  >>578の続きは 
              /    Y      ..::::::::::::::/:::::::ノ:::;;:::::}    おじさんの頭の中にありますが
           {    .::{    ...:::::::_::::::イ::::((::::/`Y;;)   見せてあげませんw
              }    :::::} 、_:::;斗a=z:::`:::::ヾ::::::::/∧:://    
             { ....::::::::八ヽ::::`ー=‐'´ ノ::::::::::::::V{:::::{/
            `ーr彡} ::::::::::..\::::::::::::::::;;;〉:::::ノノ:;;;ノ
              j 'ノ :::::、:::::::::::::::::::::::::/:::::::;J;;;/
              { ヽ.:::- \::::::::::::::::::イ:::::::;;;;;;ノ
              ヽ }`_....:::::::::::::、::::::: /:::::;;;;;;;/二二二二≧、
               Y-r―‐-イ }}:::j/::::;;::=≠¬'7777777//\ /〉
                _} 、_ ̄イ::::〃:::::;;=≠ ////////////////〈/
              /ニヘ '⌒::::::::::=≠'////////////////////∧
             /∠ ⊥=――〈//////////////////////////}
:.... .... ..:.... .... ..... .... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ......
:.... . ∧∧   ∧∧  ∧∧   ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. .
... ..:(   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝケチ、チネw
....  i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
..   三  |   三  |   三  |   三 |  ... ............. ........... . .....
...  ∪ ∪   ∪ ∪   ∪ ∪  ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
  三三  三三  三三   三三
 三三  三三  三三   三三
587名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 01:37:46 ID:/a2PF+bd
その人、すでにチんでますよ!
588名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 04:42:20 ID:vTq0d3Q6
チニましたね
589名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 04:45:24 ID:9UY9i1qc
本編の流れだと百合じゃなくアルランだろ
というわけで誰か職人さんお願いします
590名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 06:28:17 ID:w/dOHoQ6
何か、ここの職人さんで、連作とかやってみたら面白そうな感じが。
591名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 06:33:19 ID:ppxzuFG4
君が書けばいいじゃないか。
それに此所はエロパロだ。何が起きようと不思議じゃないし、最低限のルール以外はフリーだ

つまり、おっきいクラン大尉が反乱起こしたゼントラーディーに捕まったり、おっきいクラン大尉が触手に捕まったり
色々出来るんだ。だから、書いてみよう
592380:2008/07/05(土) 08:21:41 ID:1UuMr89X
小ネタだったんだけど、グレイスに色々刺激されたんでそれなりに長くして、今夜半にはUPします
恐らく、アルト×グレイス(×キャシー)
593名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 13:49:25 ID:bY+R1wG2
>589
ランカ厨ウゼエ 他乏してまで自己主張してんじゃねぇぞ
百合楽しみにしてるやつだっていんのに
594名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 14:05:01 ID:O8cDcZYe
職人さんGJでした。
だけど百合板あるから百合はそっちでやった方が文句言われないかも。

http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1213266342/

>>592 アルトXグレイス楽しみにしてます。グレイスXアルトでも面白そうだがw
595名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 14:07:52 ID:64OKqct4
よそでやれって言われるべきなのはグロ・ホモ・スカトロぐらいだろ
596名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 14:29:39 ID:XzLsf3LZ
ありえないような組み合わせでSS書かれるよりは、シェリル×ランカの百合物の方がよっぽど良いぜ
前者は受け狙いで書いてるせいか、下手くそなのばっかりだからな
597名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 14:40:23 ID:24aiL3Z+
王道でもあり得ない組み合わせでも何でもいいよ・・・
職人が書きたいもの書いて面白いと思えば同調すればいい
文句がある人は自分で書いてみれ
598名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 14:48:12 ID:YiPXhexW
いいんだよ、アルト×シェリル×ランカの3Pイベントの伏線なんだから(断言)
599名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 14:58:12 ID:RNdQcGFu
注意書きさえちゃんと書いてくれれば何でもいい
600名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 16:46:44 ID:eR6/eO8f
エロパロであり得ないって言い切れるのか。凄いな。
601名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 16:53:12 ID:FFy4iS7f
日本語と想像力が不自由なプロ読者様だから、しかたねぇべ。
受け狙いなら、王道カプで描くだろ常考
普通じゃない組み合わせは「奇をてらう」って言うんだよ
602名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 17:09:28 ID:XzLsf3LZ
奇をてらうじゃなくて、ウケを狙うだろ
人と違うことをして目立とうとしてるんだから

書き手が想像力の足りないまま書いてしまってるから
キャラの魅力を引き出し切れていないただヤってるだけの
中途半端で心理描写の陳腐なSSになってるんじゃねーの?
603名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 17:10:58 ID:9mm+m8BW
別に俺はかまわないが、ホモが駄目な様に百合が駄目な奴もいる。板があるならそっちの方がいいんじゃね?
604名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 17:38:18 ID:iewVu9jx
>>奇をてらうじゃなくて、ウケを狙うだろ
>> 人と違うことをして目立とうとしてるんだから

それ、お前がここでやってることじゃん
駄目だねお前。GJ言うだけが読み手の能じゃねえと思って黙認していたけど、結局は墓穴掘りのただのマヌケか。マジで失望したわ。消えていいよ?
605名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 17:41:12 ID:CWPhl71n
カップリングにせよ百合、ホモ、グロにせよ注意書があれば対処できるだけの話
で、読みたくなければNGワードにすれば無問題じゃない?
606名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 18:59:46 ID:i9G0dcS1
13話まで見てミハシェリもありじゃね? と思ったのでちょっと書いてみた
ミハシェリでエロなし
607いたずら妖精:2008/07/05(土) 19:01:17 ID:i9G0dcS1
 いたずら妖精


 学校の屋上で空を眺めていたシェリルは大きく溜め息を吐いた。
 慰問コンサートが体調不良で失敗に終わってからというもの、彼女の芸能運は下降の一途を辿っていた。
それでも十二分に売れっ子の彼女が、こんなふうに時間を食いつぶしている暇はないのだが、不調時のモチベーションの維持は大変なものだった。
気の抜けた顔でフェンスに寄りかかる彼女に、銀河の妖精の面影は見受けられない。
「ふぅ……」と、もう一つ大きな溜め息を吐く。
「なんだ、そんな辛気臭い顔をして」
 振り向くと、学生服のミハエルが笑っていた。
シェリルは人物を確認するなり、また力なくフェンスに肘を乗せた。ミハエルとは学校やプライベートでなんだかんだと付き合いがあった。もう肩肘を張る相手ではなくなっていた。
「見てわからない? 屋上で黄昏てるの」
「それは見りゃわかる。俺は元気出せって言いたいの」
「元気付けてくれてるの?」
 シェリルはいかにも意外というふうにわざとらしく目を開いてミハエルを見た。完全に演技が入っている。傷心中の妖精さんはちょっとひねくれていた。
「おいおい、俺をどんなヤツだと思ってたんだ」
「超女ったらしのいけ好かないキザ眼鏡」
「ヒデーな。わりとマジで傷ついたぞ」
 場を繕うように眼鏡をかけ直して空を見るミハエル。少なからず傷ついたのは本当のようだ。その様子を見たシェリルはすかさず続けた。
「――というのは半分冗談で」
「半分かよ!」
「半分はそうだけど、それ以上に女にやさしくて友達思いのいいヤツよ」
 シェリルはにっこりと笑顔を見せるとグッと親指を立てた。
それに乗ったミシェルも「そうだろう?」と親指を立てて、入道雲より真っ白な歯を光らせた。かなりの自信家である。
 ひとしきり笑顔で見合った後、シェリルは両腕を空に向けて大きな背伸びをした。
「あー、なんか元気出てきた! ありがと」
 シェリルは歩み寄って、ミハエルの頬にチュッと唇を当てた。
不意打ちを喰らった彼は、触れられた所に指先を当てて面白いほどうろたえた。シェリルはその反応に満足げに笑う。
「お、おいっ」
「なぁに? キスは初めて?」
「そうじゃないけど。これは――」
「私のキスなんだから、ありがたく受け取っときなさい」
 けたけたと笑いながら上機嫌で屋上を去る彼女は、ミハエル以上の自信家だった。


 終
608名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 19:02:33 ID:i9G0dcS1
小ネタでした
ありがとうございました
609名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 19:05:59 ID:XzLsf3LZ
みんなにスルーされるようなつまらないSSを俺が貶してやることで
他の奴からGJもらえてんだから感謝してほしいねw

>>607
マジでつまんねーよ
せめてセリフくらいキャラに合わせてそれっぽくしろよ
610名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 19:20:21 ID:i9G0dcS1
>609
ミシェルの口調がちょっと乱暴だったか。
でも、お前なんかには絶対感謝しねーから、さっさと消えろカス
611名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 19:44:43 ID:XzLsf3LZ
>>610
感謝されるなんて思ってるわけないだろw
ただの嫌味だから気にすんなよwバーカwwwwww

他の書き手の人は>>610みたいに荒らしの俺に反応したりせずに無視した方が良いぞ
612名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:10:20 ID:94Z4V7ad
辛口批評するとスレのレベルアップに繋がると思ってる人、勘違いだから。
職人が居なくなるだけなんで。SSスレでは「死馬の骨を買う」の諺こそ真理
613名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:18:44 ID:XzLsf3LZ
その例えはおかしい
614名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:21:27 ID:24aiL3Z+
荒らしに構うな
ミハシェリは対等な友達づきあいって感じがいいな
両方大人だし
615名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:28:28 ID:daeiQnDM
ミハシェリGJ
616名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:43:44 ID:wOgWenoo
>>607
GJ
一緒に死線を超えてきた二人だから、くだけた口調になってるのがリアリティがある
静的なキャラクター造形を好む人は、拒否反応示すかもしれないけど
マクロスFはビルドゥングスロマンスの側面があるから、こういう変化はアリだと思う
617名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 20:52:07 ID:eGvxLrl+
ボビーの女体化マダー?
618名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 21:00:50 ID:zh4Hg6A5
ウィリアムズしまいでも見て我慢汁
619名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 21:29:52 ID:wOgWenoo
>>618
映像が浮かんできてワロタ
620名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 21:58:12 ID:lSG6IOx/
>>607
GJ!!!
13話のミハシェリのやりとりがよかったから
こういうの好きだ
621名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:11:09 ID:SrrzgTR0
>>607
もしかして初投下の人ですか?乙でした。ミハエルって、
マクFの男たちの中ではいちばん平均的なしゃべり方なんですけど、
言葉があちこちスカしてるんですよね。
「俺は絶対女に嫌われない、絶対女を傷つけない」という自信がアリアリな感じ。

「おいおい、俺をどんなヤツだと思ってたんだ」だったら、
「そいつは厳しいね。俺ってどんな男だと思われてたわけ?」みたいな感じ。
アルトみたいに直情でしゃべらない、ウィットのある男だから、
セリフもちょっと長いし、少し回りくどい。

「アイハブ」とやられてアルトだったら「うわっ!やめろお前!」なんだけど、
ミハだから「そいつはカンベン!」になるような。

あと、1行字数が長いところもありますが、ギコナビのレスエディタ使うと
投稿プレビューが効くんで、きれいに整形できますよ。

622名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 22:41:01 ID:a6ssYtz9
>>607
GJGJ!ミハシェリうれしす
いいなこの二人のやりとり
623名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 01:49:45 ID:iAvP0AJG
ラビット1投下開始ー。
内容アルトとランカで、
かわいい内容でーす。

エピソード11で、
もしアルトが公園に来ていたら?
の話でーす。
624裏ミッシング・バースデー1:2008/07/07(月) 01:51:23 ID:iAvP0AJG
#Another6 裏ミッシング・バースデー

「はっ・・はっ・・はっ・・」
たそがれた森の道を、ランカ・リーが走っていた。
落とさないように、力を入れすぎないように、しっかりと胸に紙袋を抱いて。

そこはグリフィス公園の中央にある、シンボルタワーにつづく道。
ここに来るまでに20分ほど使ってしまったランカの心に、エルモ社長の困り顔が浮かぶ。
『しかたありませんねえ・・2時間だけですよ。ランカちゃん』
ハードな10分刻みのスケジュール。そこを無理して2時間も空けてもらった彼女は、
約束したタワー広場への階段をいっきに駆け上がるまで足を止めなかった。
「アルトくん・・」
走ったあとの荒い息のまま周りを見回すランカの目が、タワーの陰から現れた人影を見た。
(来てくれた・・アルトくん。来てくれたんだね)
時間のない焦りも、来ていなかったらと思う不安も忘れて笑顔をこぼしたランカは、タワーの足元まで駆けよる。
「アルトくんっ!」

呼ばれてふり返ったアルトが、ニコッと笑った。「よう、ランカ。うまく抜けてこれたのか?」
「うん。でもね、2時間しか・・もらえなかったの」アルトのいるところまで、ランカは階段をのぼる。
「いいのか。そんなに穴空けると、あとがツラいぜ?」
「だって、今日のうちに渡したかったんだもん・・誕生日のプレゼント」
(平気だよ。わたし)ランカは心の中でそっと告げる。(アルトくんが来てくれたから)
「・・プレゼント?」
「あっ、うん。はいこれ。ハッピーバースディ。アルトくん」
プロのカメラマンも舞い上がりそうな愛嬌と、瑞々しい可愛さをこめた笑顔で、ランカが紙袋をさしだした。
「サンキュー。開けてみてもいいか?」
それを受け取ると、彼はタワーの足元にある階段に腰掛ける。
625裏ミッシング・バースデー2:2008/07/07(月) 01:53:40 ID:iAvP0AJG
「へえ、クッキーか。うまそうだな」
袋の中から飛行機の形をしたクッキーをつまみ出したアルトがそれを空にかざすと、隣に座ったランカの頬がうっすら染まる。
「あのね・・お菓子作るの、初めてなの。ちょっとぶさいくで・・ゴメンね」
「ハハッ、気にすんなよ。見た目より味だろ?んむっ・・」
口にぽいっとクッキーを放り込んだ彼の動きがピタッと止まり、みるみる複雑な顔色になった。
「・・?どうしたの?アルトくん」
「ゴフッ・・おいランカ・・このクッキー・・なんか変わった材料、使ったか?」
「ううん。普通のクッキーだよ?」
「・・だよな・・じゃあなんでこんなにニガいんだ?これ・・」
「えええぇーーーッ!?ウソっ!!」

サッと袋からクッキーをつまんで食べたランカの顔が渋くなり、髪がビョンッと跳ねた。
「うぇ・・ホントだ・・ニガぃ・・」
「だろ?何か材料の量・・間違えたんじゃないか?」
「うぅ・・アルトくんごめんね・・初めてなのに大急ぎだったから・・こんなの食べさせてごめんね・・持って帰るね」
髪がペタンとしょげ垂れたランカが言うと、プッと吹いたアルトが、とつぜん笑いだす。
「ハハハッ・・ハハ・・ウハハハ・・苦い・・クッキーか。こりゃ・・プッ・・クク・・ケッサクだ」
クッキーの出来を笑われたと思い、消えてしまいたいほどしょんぼりするランカの頭に、アルトの手がそっと触れた。

「ひゃっ!」ふいに触れられ、ランカは顔を赤くするのと驚くのと、
髪をぶわわっと逆立てるのを一度にやった。
そのスキに彼女の手から袋をひょいと取り返したアルトが、クッキーを2つ一気にかじる。
「うわぁっ!ダメっ!もう食べなくていいよ!アルトくん!」ランカは両手をブンブン振って止めようとする。
かまわずアルトはくそ真面目な顔つきで、みっちり苦いクッキーをボリボリ噛みしめた。
(ちょうどいい・・いまの俺には、これぐらい苦い味のほうが・・お似合いだ)
626裏ミッシング・バースデー3:2008/07/07(月) 01:55:06 ID:iAvP0AJG
先日、歌舞伎の兄弟子、弥三郎に芸事への未練をみごとに看破されたうえ、
はじめは愛しそして今は呪う、梨園の男の血を認識させられたアルトは、自分がよって立つアイデンティティを
ぐらぐら揺さぶられて気分が沈んでいた。
(顔を出せば、勘当を解くと)弥三郎がどう話をつけたか知らないが、
あの父、嵐蔵との確執をそれで乗り越えられるものだろうか。
アルトは夜どおし、眠らずにこのことを思い続けた。

「父様のような役者になる」と約束したときの、うれしそうな笑顔の母。
病没した母親の最後をもかえりみず舞台に登る、歌舞伎にあっては"人外"と呼んでも差し支えない父。
そんな人間を創りだす歌舞伎に恐怖し、歌舞伎によって修羅と化した嵐蔵から逃れたアルト。
だれが約束を破り、だれが失望し、失望させ、だれが悪者なのか。
「クソッ!」クォーターの隔壁をゴンッと殴ったアルトは、
いつか嵐蔵に投げつけた自分の言葉を思い出した。
『なにが平常心だ!なにがお役の心だ!血も涙もない役者が欲しけりゃ、歌舞伎ロボットでも作れ!
どうせ450年も同じこと繰り返してんだ、それで十分だろうが!』
(俺は、なりたくない。大事なひとの生き死にに、悲しみも辛さも感じないような、ただの演劇マシーンには)

朝になってアルトは、シェリルから告げられていた慰問公演の護衛を志願しようとオズマを訪ねたが、
彼からその任務にはミハエルを回すとはっきり告げられると、よけい気分が落ち込んだ。
「先方さんはお前をご指名だったんだが、ガリア4の情勢が・・あまりにキナ臭いんでな」
「・・キナ臭い?何か起きそうなんですか?」
「ああ。火のないところのハズが、煙だけはモクモク出てやがる。そんなとこにお前を行かせるのはまだ早い。俺と艦長の判断だ」
「だったらなおさら!俺がミハエルのバディなら・・」

彼らの背後から、キャシー・グラスが説明した。
「それも無理ね。なぜなら、わたしとオズマがそう提案したら、新統合軍はヴァルキリー1機以上の投入を却下したわ」
「なんだって・・」
腕を組んでイスにどっかり座ったオズマがため息をついた。
「そういう事だ。現地もキナ臭いし、おまけに上はウサン臭い。そんなところに、お前みたいな熱血バカは行かせられん。
腕の問題じゃない。ミシェルみたいに、クールでいられるヤツが適任なんだ」
拳を握って下を向いたアルトに、オズマがぼそっと言った。
「非公式だが、何かあってもいいように待機だけはしとけ。呼び出しにはすぐ応じろ」
627裏ミッシング・バースデー4:2008/07/07(月) 01:56:27 ID:iAvP0AJG
そんなことが午前中にあって、正直ここにやって来るのも、ちょっと気が滅入った。
弱気になっている気持ちがひっきりなしに「落ち込んだからランカに慰めてもらいに行くんだろう」と囁いてきて、
やるせない気分がさらに膨らんでいたからだ。
だが、そのランカがけんめいに心を込めて作ったクッキーは、頭痛薬を食っているかのように苦かった。
その味にアルトは、ランカから"人生はそれほど甘くないんだよ。アルトくん"と言われた気がして、
その皮肉さ加減に笑ってしまったのである。

「ありがとうな、ランカ。俺、ちょっとヘコんでて・・このクッキーのおかげで、すこし気分が晴れたよ」
「え?このクッキーで・・?よく分からないけど、どうしたの?アルトくん」
「ん・・ああ。気にするなよ。こっちの話さ」
「まちがってたらゴメンね・・お家のこと?」ハッとしたその表情から、ランカはそれが正しい問いだったのを知った。
「知ってたのか?俺の・・家のこと」
「映画の撮影の時にシェリルさん・・とルカくんが教えてくれたの」
自分だけアルトのことをまるで何も知らないと分かった時の、
シェリルに感じた敗北感まで思い出したランカが、アルトと一緒に暗い表情をする。
「あの映画に出たのが・・家にバレちまって。芝居に未練があるなら・・戻れって言われたよ」
「そうだったんだ・・」

しばらくの沈黙のあとで、ランカが空を見上げながら、話し始めた。
「あのね。わたしが今こうしているのは、全部アルトくんの・・おかげだと思うの」
「俺の・・おかげ?」
話し始めたランカの記憶が、今までアルトと交わした言葉や、
直接的に、間接的に彼に助けられ、励まされたときの事を、どんどん鮮明によみがえらせる。

「わたしがバジュラに襲われたとき・・アルトくんがいなかったら、わたしきっと・・死んでたと思う。
それにアルトくんが、この丘で、できたらとか、自分なんかって言ってるうちはダメだって言ってくれたから、
ミス・フロンティアに応募できたし、それを支えにしたからフォルモでも歌えたし、エルモ社長にもスカウトされたの。
お兄ちゃんを説得するときもアルトくんのことを思ってたし、
映画の撮影のときもアルトくんは、ヒュドラに襲われたわたしを助けてくれたよ?
だからわたし・・アルトくんがどう思ってても・・わたしだけは、アルトくんがパイロットを目指してくれたから、
わたしはこうして生きて、歌っていられるんだって思う」
628裏ミッシング・バースデー5:2008/07/07(月) 01:57:47 ID:iAvP0AJG
ランカの心から、口から、彼に対する秘めに秘めてきた想いが堰を切り、ほとばしり出た。
「それに・・もしアルトくんがいなかったら、わたし・・」

(もうダメ・・ぜんぶ言っちゃいたい。ぜんぶ伝えたい・・いいよね?アルトくん・・)

ランカは見つめる瞳と言葉に想いのたけを全てこめた。
「きっとアルトくんに出会って、アルトくんを・・こんなに好きになることもなかった」
「・・ランカ・・おまえ」

そのときアルトは、あの海の中で、彼にキスをしようとする寸前のランカと同じ表情をそこに見た。
(わたしを見て。わたしだって、あなたの事を・・・)
あの映画でそのシーンにつけられたセリフは、そう告げていたはずだ。
いま、同じことばが、頬を染めて潤んだ目をしたランカから聞こえてくる。
(アレは、演技じゃなかったって事か・・まいったな)
彼は彼女の手をスッと握ると、引き寄せた。されるままに、ランカの小さな体がアルトのふところに収まると、
彼女は自分が主演の恋愛映画にでも出ているような、不思議な気持ちに満たされた。
いま自分は、アルトの胸元に引き寄せられて、そこに顔を埋めている。
映画でなければ夢、さめてほしくない夢。

「あれが"21世紀最高のキスシーン"って言われるわけがわかったよ」
「・・えっ?」見上げたランカに、アルトが微笑んだ。
「ぜんぶ本気のキスなんだから、いいに決まってるよな。あの監督もそこは見抜けなかったわけだ。ハハハ」
アルトが何を言っているのかわかって、ランカの顔がボッと赤くなった。
「あ!あぁう・・あれはね・・気持ちが入りすぎてて・・今見ると・・恥ずかしいの」
「そうでもないぜ・・いいシーンだった。俺も観て照れた。本人が言うんだから間違いない」アルトがランカの肩に手を回した。
「やっぱりアルトくんは・・時々いじわるなこと言うね」唇が触れそうなところに、ランカが顔を寄せる。
「・・よく言われるって、前に言わなかったか?」
寄りそってキスを交わす二人の頭上、夕空を写す天蓋パネルのはるか彼方で、
2つの小さなフォールド光がピカピカッと輝いて消えた。
629裏ミッシング・バースデー6:2008/07/07(月) 01:59:35 ID:iAvP0AJG
正真正銘のファーストキスが終わり、体を離したランカは、
今のキスの感触を確かめるように、頬の染まったポーッとした表情で唇にひとさし指を当てた。
(アルトくんの唇・・やっぱり女の子みたい。やわらかかったな・・)
「ふう・・なあランカ。そういえばお前、時間はいいのか?」
あっ!と驚いた顔で携帯くんを取り出したランカはそれをもにゅっと握って起こし、
表示された時間を見ると、ガバッと立ち上がって叫んだ。
「あぁーーっ!あと30分しかないよっ!!」
「いっ?お前、こんな事してる場合じゃないだろ!急げ!」
「あうぅ・・キスは"こんな事"じゃないよ・・だいじだよ・・アルトくん・・」

立ち上がってかがみ込んだアルトが、ランカの頬にキスをした。
「ひゃうっ!」また顔を赤くしたj彼女の髪が、緑色の翼のように水平に広がった。
「いいから早く行け!遅れるだろ!」
「うっ、うん・・じゃあね、アルトくん!メール、するね!」
ランカは高揚した気分で、もと来た道を走り出した。体が軽い。アルトに気持ちを伝え、
それを受け入れてもらえたしあわせと嬉しさで、心が爆発しそうだった。
今なら、髪をパタパタ動かしたら、空を飛べるかもしれない。
「あはっ!最高!人生はワンッ!ツー!デカルチャー!ガンバれわたし!」

ピョンピョン跳びはねつつ、たちまち遠くへ走り去っていくランカを見送りながら、
アルトはやれやれと、ため息と苦笑いをうかべる。
「ハハッ。俺も、つまんないことでメゲてる場合じゃないってこと・・ん?」
ふと気が付くと、地面に置いたクッキー袋のところに、
見慣れない緑色の、丸っこい体をした生き物がいて、彼を見上げていた。
「・・なんだ、お前も食いたいのか?これ」
アルトがひとつ放ってやると、ピョイピョイと寄ってきて、ふんふんとクッキーの匂いをかいだその生き物は、
あっという間にそれをたいらげると、キュッキューとうれしそうに鳴いた。
「うっ・・すごいなお前・・平気なのかよ・・?」
つまんだクッキーをじーっと見たアルトは、試しにまた食べて、盛大なうめきをもらす。
「ブホッ・・さっき食ったのより・・ニゲえ・・」
アイランド1の空の端が、夕暮れから宇宙の星空に変わっていこうとする、たそがれ時だった。


630裏ミッシング・バースデー おまけ:2008/07/07(月) 02:02:35 ID:iAvP0AJG
水平降下で降りてくるガウォークから、その場の全員に聞こえる大音量で、アルトの声が轟いた。
『おいお前ら!宇宙で最初のランカ・リー、シークレットライブ!届けに来てやったぜ!』
アルトは外部マイクに叫ぶと、後ろのランカに確かめた。
「開けるぞランカ!オマエの歌、奴らにたっぷり撃ち込んでやれ!」
「うんっ!開けて。アルトくん!」
キャノピーを開け放つと、ガリア4のさかまく大気に緑の髪と衣装をはためかせながら、
後部座席にランカがすっくと立ち上がる。

(ヘヘ。いい顔してるじゃねえかよ!)その顔つきを見たアルトはニヤッと笑うと、
サウンドユニットのインタフェースに"Soundvolume MAXIMUM boost 100db"の最大出力を指示する。
「ブースト最大!ぶちかませ、ランカ!」
軽快なギターとドラム、タンバリン、そしてコーラスに乗せてマイクを強く握ったランカが、すうっと息を吸った。
(だいじょうぶ、歌えるよ。アルトくん!だって今のわたしは・・ぜったい無敵だもん!)
そしてガリア4の気圏いっぱいに、ランカのシャウトが響いた。

「みんなっ! 抱きしめて!! 銀河のっ・・は て ま で っ ! ! ! ! !」

おまけ了。

本編あんまりエロくなくてすいません
631名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 02:20:56 ID:AauP/TZo
>>630
GJ
この流れだとシェリルは完全に脱落してしまうというのが問題だがw
あい君がアルトにもなついてるのもいいw

>>607の会話もGJ。この二人らしいと思うがなぁ。
そして(ミシェルの歯が)キラッ☆www
632名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 02:54:03 ID:Wl9mQivM
>>631
GJ!アルランかわええ
まさに青春でニヤニヤした
633名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 02:54:44 ID:Wl9mQivM
ごめん、ミスった
>>630宛てですた
634名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 12:12:11 ID:KMASFgjx
シェリル×ランカで投下
百合苦手な人はスルー推奨
635whisper(1/3):2008/07/07(月) 12:13:41 ID:KMASFgjx
ランカとシェリルのパジャマ・パーティー、今回はシェリルが宿泊しているホテルのスウィート・ルームで開かれた。

「どうしたのランカちゃん、何か悩みでも?」
二人で並んで寝ても十分余裕のあるダブルベッド。
先にシーツをかぶっていたシェリルが、シーツの端をめくりあげてランカを招いた。
今夜のランカはキャミソールとフレアパンツのナイティ。
「…判っちゃいます?」
ランカはベッドに上がると、シェリルの方を向いた。
「時々、何か考えてたでしょ?」
シェリルはシーツをランカの肩にかけると、ポンと軽く叩いた。
「お仕事のこと……なんですけど」
ランカが切り出すと、シェリルはランカの手を握った。
「ここに頼りになる先輩がいるわよ」
「はい。あの……ファンレターとか、ネットの掲示板とかでアンチって言うんですか? いろいろ書かれてて」
「誰もが一度は通る道ね。無責任なヤツらの言う事なんか気にすることないわ。イヤだったら聴かなければいいのよ。そんな簡単な事もできない癖に文句つけるなんて、好きな女の子の注意を引きたくて嫌がらせするガキみたいなものね」
シェリルはランカを抱き寄せた。
「そ、そうですね。そうですよね」
ランカはシェリルの手を握り返した。
「慣れよ、慣れ。そんな雑音、こっちも耳に入れなければいいの」
「はい…」
「何か、まだ納得いかない?」
「シェリルさんが正しいの、すごく良く判るんです。でも…何か、引っかかって」
「ランカちゃん、この業界の鉄則を教えてあげるわ」
シェリルの声がシリアスになった。
「クリエイターが良いと思うものが、ファンに受け入れられるかどうかは予想できない」
「シェリルさんでも予想できないんですか?」
「そうよ。でもね、クリエイターが自分でダメだって思ったものは、絶対に受け入れられないの。これは音楽だけじゃないわ。お芝居でも、映像でも、ダンスでも」
ランカは頷いた。胸の中で固まっていたものが、少し軽くなった気がする。
「じゃあ、自分のベストを尽くすしかないんですね」
「そうよ。その上でファンの評価を待つしかない……考えてみれば孤独な仕事よね」
「でも……時々、みんなに通じたって思う瞬間もあります」
「だから、ライブをするの、私」
「そうですね。ライブが一番一体感を感じられますものね」
「ふふっ、ちょっとは悩みが軽くなりましたか、お嬢さん」
「はい」
ランカの笑顔にシェリルも表情が柔らかくなった。
「良かった。じゃあ、照明落とすわね」
シェリルの音声コマンドに反応して、部屋の明かりが消えた。
636whisper(2/3):2008/07/07(月) 12:15:24 ID:KMASFgjx
今夜のパジャマ・パーティーは、これからが本番だ。
「ねえ、ランカちゃん。約束よ、話して……アルトと寝た?」
シェリルはランカの耳元で囁いた。
「……はい」
ランカは消え入りそうな小さな声で返事した。
「どう、だった?」
「どうって……」
初めての経験は、ランカの語彙で説明できないことが多過ぎた。
「あの……アルト君、すごい優しくしてくれて…その、我慢強くって」
「我慢?」
「あたし、やっぱりガチガチになっちゃって。でも、時間かけてくれたから……」
「一つになれた?」
ランカは頬を染めて頷いた。
「可愛い……ランカちゃん、可愛い」
シェリルは抱きしめ緑の髪を撫でた。唇を尖らせてランカに囁く。
「アルトったら、私の時とは大違いね。ケダモノみたいだったんだから…」
「け、ケダモノ?」
「ちょっと挑発し過ぎたせいもあるんだけど」
シェリルの挑発ってどんなのだろう、ランカは想像してみた。ドキドキする心臓が胸を突き破りそうだ。
「シャワーも浴びさせてくれなかったし……ケダモノでしょう?」
「あの、でも、それはシェリルさんが、とってもセクシーだったから、アルト君も……」
「そうかしら?」
「そうですよ、きっと」
「ふふ……でも、私だって女の子だもの。優しくして欲しいわ。ケダモノも悪くないけど」
「あたしも、ケダモノ・モードのアルト君、見たいかも」
「えっち」
「ええーっ……シェリルさんだって悪くないって…ん」
キスに唇を塞がれたランカ。軽く舌を絡めて、唇を離す。
「もう……キスで口を塞ぐの無しですよ」
「ふふっ。でね、その後、二人でバスに入って……アルトったら、私がベッドの上でどんな顔してたか、とか言うの」
「わぁ……でも、それ、部屋の明かり、消さなかったんですか?」
「…そう言われれば。やっぱりケダモノ……あなたの時は消してくれた?」
「はい」
言ってから、ランカは少し後悔した。アルトがどんな表情をしていたのか、もっと見ておけば良かった。でも、恥ずかしさで見ている余裕も無かったかもしれない。
637whisper(3/3):2008/07/07(月) 12:15:51 ID:KMASFgjx
「もう、どうしてこんなに扱いが違うのよ」
シェリルは拗ねていた。その、様子がまたセクシーで、ランカのドキドキが止まらない。
「それから、どうしたんですか?」
息苦しい程の鼓動をごまかすように、ランカは話の続きをねだった。
「アルトが私を見てたんだから、アルトも私に見せなさいって言って……それから、こんなことしたわ」
シェリルはランカの手をとって、人差し指を唇に含んだ。軽く吸って、舌で舐める。
「あっ……シェリル…さん……」
シェリルの唇が含んでいたのは、アルトの指ではないのだろう。知識として、そういう行為もあるとは知っていたが、ランカにとって憧れの人がそんな大胆な愛撫をするなんて、想像力の範囲外だ。
シェリルは指から唇を離すと、自分のパジャマの前ボタンを開けて、ランカの手を自分の胸に導いた。
掌に弾力と温もり、滑らかな肌の感触が伝わる。びくっと手を震わせ、次の瞬間、思わず愛撫するランカ。
「は……ぁ」
シェリルの唇から洩れる甘い吐息は自分の手のせいだと思うと、愛おしさを感じる。
「ランカちゃんも……」
シェリルの手がキャミソールをまくりあげ、ランカの胸に触れる。人差し指と中指で乳首を挟んで尖らせる。
「んっ」
触れられた箇所から鋭い快感が伝わってきて、背筋が震える。
もっと触れあいたくて、素足をシェリルの脚に絡めて引き寄せる。
胸への愛撫を続けながら、ランカから口づけた。アルトがそうしたように、舌を挿入する。
「んぅ……」
シェリルは舌を吸った。唇で締め付け、自分の舌先で愛撫する。
「ぅ……ん」
今度はシェリルが舌をランカの唇に挿入した。舌先が唇をなぞる。それから唇の間に滑り込むと、歯並びを確かめるように舐めた。
「ひぅ…」
舌先がさらに深く入り込む。ランカの舌の裏を舐めた。
「ぁ…はぁ……」
唇が離れても、ランカの呼吸は上ずったまま。
「今度、アルトにランカちゃんと同じようにしてって言うわ……」
シェリルはランカの耳にキスしながら囁いた。
「あたし……シェリルさんみたいに……なん…って言えない」
「それなら……三人で寝るのはどう? 私たち二人で挑発してあげたら、ね」
シェリルの誘惑は、この上なく魅力的に聞こえた。
「…はい」
三人の合意で始まった関係だけど、これからどうなるのだろう。
甘美な予感に震えながら、互いの愛撫に耽ってゆく。

<終>
638名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 14:17:05 ID:OVRfRo1j
>>630

この一言で激しくGJ

『なにが平常心だ!なにがお役の心だ!血も涙もない役者が欲しけりゃ、歌舞伎ロボットでも作れ!
どうせ450年も同じこと繰り返してんだ、それで十分だろうが!』
639名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 15:27:04 ID:pNwoK9zQ
>635
すごく・・GJです。なにがGJって、
1本の男を2人で味わいましょうっていう
なんていうかその・・2人の淫らな合意が・・

同じ男に抱かれた2人の女が、その男を思いながら
弄り合うわけで・・ぬふう

                 _, ィ __ , _
            , ィ. ィノY´: :´: ィ : : : Z__, ィ
        - 、}Y :´: : ;. ィ-¬く: : : : : : : : 厶_
       /: :>、>!イ‐'´   _  `ミニイ_, : : : <
        /: :/ / /   /二`  く : : : Z : _; : :Z
     /: :/  ヒ、}_、ィ´ィヒ! ノ__  ミ: : :/^'く: : :了
.    //   沙′   ̄| |   ミ:/ ^) }: : :ヒ
  //     {、 - \  | |  , ミF_//: : :く
  `-、\    l L=- ‐- 、| | /  ミf_タ: : :`ャニ´___, ィ
    \ 、   、V´  ̄` ヽ|、l  ミ爪 : :ヽリ : : : : :厶ィ
   r ,ニン    Λ '、: / ̄/  `ミxミ′ 〉: :Λ : : : : : :く
   |{       Λヽ-_彡′ 、xミ′   ^V 丿; : : : : :丿
   ` ¨ ´     Λ 'r‐ ' 、xミ`      弋ニ-、: :、:く_,
            リ川 !l少'`       _У三V `ー'′
             `¨`\       _/_三二ニ\
                Λ    _/_三二三二三\

そんな娘に育てた覚えはねえーーーーっ!!
640名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 15:37:02 ID:pNwoK9zQ
>>624
GJデス!ついにアルランに手を染めましたね?w
無理のない話のつながりに驚きです。
下のセリフ3つが印象深かった。

>だれが約束を破り、だれが失望し、失望させ、だれが悪者なのか。
>そういう事だ。現地もキナ臭いし、おまけに上はウサン臭い。
>今なら、髪をパタパタ動かしたら、空を飛べるかもしれない。

この3つが好きです。>638さんの挙げているセリフも、
中村悠一の声が聞こえるようだった。
641名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:29:45 ID:a3WuqYqi
>>635
エロパロならではの楽しみでしたGj
シェリルのほうはバルキリーデートの話だったかな
642名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:57:36 ID:9TpUl/HP
アルラン、アルランが足りない。
えろなし走り書き投下
643人の話はちゃんと聞こう1/2:2008/07/07(月) 21:58:37 ID:9TpUl/HP
「アルトくん!」
登校時間に後ろから呼びかけられ振り向いた。
少し視線をおろすと緑の髪がぶわぶわとせわしなく動いている。
「アルトくん、歩…くの…、早いよっ」
はぁはぁと肩で息をするランカをアルトは怪訝そうな顔で見下ろした。
「今日も仕事って言ってなかったか?」
「うん。なんかね、急に機材の関係で撮影できなくなっちゃったみたいで…」
「そういうものなのか」
「そういうものなんです」
ふう、と大きく息をついてランカが一歩先に足を踏み出す。緑の髪が歩くリズムにあわせて揺れた。
(いつもながら不思議な髪だな)
少し前をあるくランカのつむじを見つめながら、アルトの口元がわずかに緩む。
「あのね、それで―――なんだけど、―――ってことで―――…
…わたし、人並みには、その…してきたけど
実際ね、まだまだなんだよね。だから今度『俺が教えてあげるよ』って言われてるんだけど」
ぴょこぴょこと動く髪に、ふいに触れたくなったアルトだがランカの言葉に思考が停止した。
(してきた…人並みに!?人並み!?しかも教えてあげるって何をだっ!?)
上の空で聞いてい自分の耳に残った言葉を繋げると、どうしてもソッチ方面にしかとれない。
しかもランカは恥ずかしそうに俯いた。首がほのかに赤い。
それがアルトの勘違いに輪をかける。
「でもね、あまり知らない男の人に…まかせるのって…、その、はずかしく…て」
「な…な…いや、なんだ。その…」
「でね、言いにくいんだけど…アルト君なら…アルト君なら知ってると思って!
アルト君ならあたし恥ずかしくないから!」
「………ッ!」
644人の話はちゃんと聞こう2/2:2008/07/07(月) 21:59:31 ID:9TpUl/HP
「あーーーーはっはっはっ、ヒー…苦しい、それで何?ぶっ…アルト姫は何もせずにすごすごと
帰ってきたってわけだ?」
「そこまで笑ったら先輩に失礼ですよぉ」
いつもの屋上でニヤニヤと頬杖をついたまま面白そうに笑っているミハエルと
オロオロと間に入ろうとするルカを睨みつけアルトは重々しく口を開いた。
「何もしてないわけじゃない」
「ま、頼まれた事はしたんだよな。せっかくのチャンスだったのにキスぐらいでき…わっ」
「…黙れ」
わざと紙飛行機をミハエルの顔面にぶつけるように投げ、踵を返す。
(なにがキスぐらい…だ…あんな…)
荒々しく階段を駆け下りながら浮かんだのは、真剣な表情で目を閉じているランカだった。
思わず足が止まる。
(あんな無防備な顔されちゃあ、何もできるわけ…ないだろっ)
ぐしゃぐしゃと髪の毛をかきむしるアルトだった。



駆け出しのため化粧を自分でしてるランカ。
でもまだ顔も幼いしどうしていいのかわからないランカ。
男のメイクさんが教えてくれるっていうけど、どうしていいのかわからなくて断っちゃったランカ。
そうだ、アルト君なら化粧の事わかるかも!とか思いついちゃうランカ。
ミハエルが実は後ろにいて会話きいてて、アルトがなんか髪さわりたそうにしてたり
うろたえてるのを一部始終見ていたのを知らないランカ。
ランカかわいいよランカキラッ☆
645名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:32:39 ID:uBO5ghhM
なんでアルランでエロがないんだよ…ここはエロパロだぞ?
エロなしならファンサイトでいくらでも読めるんだよ…求めてるのはエロなんだよ
反対にアルシェリは豊富だなんて不公平だ

646名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:40:37 ID:9TpUl/HP
だって(´・ω・`)

「ああああ、あの、ご、ごめん、ごめんね?」
「気にするな」
「だいじょうぶ、だいじょうぶだから…」
「……」
「ひゃっ…」
(そんな風に過剰に反応されると…大丈夫って言われても…手、出しにくいだろっ)
「あると…くん?」
「なんでもない…」

頭のなかで↑みたいな流れになってギューだけで終わるんだorz
どうしたらヘタレ脱却なるんだろ
647名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:04:42 ID:miCJZ1k9
そんなに言うならお前がエロエロしいの書いてくれよ!
全裸で待ってるから!
648名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:32:18 ID:KsbUoTs/
>>646
ギュッとしている最中にアルトが勃起してしまい
それに気づいてランカ赤面。
「いやあのそのすまない、これはそのなんだ」と
アルトがしどろもどろになったところを
「あの……ええと……私でよければ……」
「え!?」
「う、ううん、なんでもないの! ごめん、忘れて!」と
ランカが誘い受け。ここまで想像した。
649名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:43:18 ID:0dBsrvxd
>>643
ぐっじょぶ!ランカ可愛いなあw
のんきなランカに一人焦るアルトもいいw
650名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:54:27 ID:EmNC5vBx
やってみます。アルトとランカのエッチ。
書ける自信付いたんで。
651名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 01:01:55 ID:AjA4KsZk
>>648
誘って押し倒せばいいじゃない、勢いで!と

「だいじょうぶ、だいじょうぶだから」
アルトに、というより自分に言い聞かせるようにランカは繰り返しつぶやく。
震える足を叱咤しベルトに手をかけるランカ。
ズボンの布越しに、熱源を感じ羞恥や期待や好奇心でぐちゃぐちゃの内心。
「え!?ちょ…ランカ!?」
「じっとしててアルト君」
「まて、脱がすなっ!オイ、まて、みるなっ!」
容赦なくズボンと下着を一気に下ろすと勢いよくアルトの反り返った男根をまじまじと見つめる。
「ーーーーっ!!!」
(えと…なめたら、いいん…だよね?)
根元を両手で持ち、少しだけ先をなめてみる。
味は特にない。
ぺろぺろとソフトクリームを舐めるように舌を動かす。
「…っ、ランカ!」
「痛かった?あのね、その、初めてだからっ…よく、わからなくて…ごめんなさい」
「ちが…、そうじゃなくて」
「くわえたほうがいいっていうこと…なのかな」
おずおずとランカの唇が近づき、アルトの背が震えた。
小さな唇が己のグロテスクといってもいいものをぱくりとくわえ込む。あのランカが、だ。
生暖かい感触と視覚による刺激。
「あっ…ランカ駄目、だっ」
「んぶっ、んんっ!」


早漏アルト君でした…。
652名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 01:09:17 ID:KsbUoTs/
「お兄ちゃんの部屋にあった本で見たことがあるんだけど
こうやったらいいんだよね?」とか言い出したら笑えるなw
オズマに限って、見つかるような場所に放置はしておかないと思うけど。
653名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 01:16:26 ID:WNkyNglk
>>650
全力で全裸で待ってます
654姫事遊戯 1:2008/07/08(火) 01:31:33 ID:62ViLCfd
この流れなら投下できる…!
アルト×ランカで、目指せ「攻め攻めアルト姫」。



発端は、共通教科の授業中。たまたまアルトのななめ後ろの席に座ったランカが、そんなことを言い出したことから。



髪をしばる赤い結い紐を、手持ち無沙汰にもてあそびながら、アルトは大きなため息をつく。
「――ったく、お前も変なヤツだな。他人の髪なんか触って何が楽しいんだ」
放課後、誰もいない教室に二人きり。
椅子に腰を下ろしたアルトの髪を、背後に立ったランカの指が丁寧に梳いてゆく。
仏頂面のアルトとは対称的に、鼻歌などを歌いながら手を動かすランカはひどく楽しそうだった。
不慣れなのか緊張しているのか、ひんやりと冷たいランカの指先は、ときおりアルトの髪をツン、と引く。皮膚に軽い痛みが走るがそこはご愛嬌、文句を言うほどのことでもないと、アルトは大人しくされるがままになっていた。
正直言って、ランカに「おねだり」されると弱いという自覚は、ある。多少は。

「だって、癖のない長い髪って女の子の憧れなんだよ?」
ランカはうきうきと弾んだ声で答える。
「それに、アルト君の髪ってすっごいサラサラでキレイだし。いいなあ。あたしの、変なクセがあるから伸ばせないもん」

たしかに。どういう作用なのかアルトにもよくわからないが、ランカの髪は感情の起伏によって子犬の耳よろしく飛んだり跳ねたりするというなかなか奇妙な性質がある。
なんだかんだと言いながらアルトが最後に折れてしまうのは、たやすく気持ちの読みとれる、ロップイヤー、あるいはダックスフントの耳のごときそれにも一因があった。

(…っとに、こいつは)

ランカはたまに、ゼロ距離からごく自然にアルトの懐に飛びこんで来る。
こうして二人きりで過ごしている間も、いつ理性の針が振り切れるかと気が気ではないのに。ランカは無自覚だから一層たちが悪いのだ。
小さな指がたどたどしい動きでアルトのうなじや襟足に触れるのも、考えようによっては立派な挑発で。
勘弁してくれよ、と天を仰ぎたいアルトである。

655姫事遊戯 1:2008/07/08(火) 01:33:50 ID:62ViLCfd
この流れなら投下できる…!
アルト×ランカで、目指せ「攻め攻めアルト姫」。





「ね。アルト君の髪、触らせてもらっちゃダメかな?」

発端は、共通教科の授業中。たまたまアルトのななめ後ろの席に座ったランカが、そんなことを言い出したことから。



髪をしばる赤い結い紐を、手持ち無沙汰にもてあそびながら、アルトは大きなため息をつく。
「――ったく、お前も変なヤツだな。他人の髪なんか触って何が楽しいんだ」
放課後、誰もいない教室に二人きり。
椅子に腰を下ろしたアルトの髪を、背後に立ったランカの指が丁寧に梳いてゆく。
仏頂面のアルトとは対称的に、鼻歌などを歌いながら手を動かすランカはひどく楽しそうだった。
不慣れなのか緊張しているのか、ひんやりと冷たいランカの指先は、ときおりアルトの髪をツン、と引く。皮膚に軽い痛みが走るがそこはご愛嬌、文句を言うほどのことでもないと、アルトは大人しくされるがままになっていた。
正直言って、ランカに「おねだり」されると弱いという自覚は、ある。多少は。

「だって、癖のない長い髪って女の子の憧れなんだよ?」
ランカはうきうきと弾んだ声で答える。
「それに、アルト君の髪ってすっごいサラサラでキレイだし。いいなあ。あたしの、変なクセがあるから伸ばせないもん」

たしかに。どういう作用なのかアルトにもよくわからないが、ランカの髪は感情の起伏によって子犬の耳よろしく飛んだり跳ねたりするというなかなか奇妙な性質がある。
なんだかんだと言いながらアルトが最後に折れてしまうのは、たやすく気持ちの読みとれる、ロップイヤー、あるいはダックスフントの耳のごときそれにも一因があった。
656姫事遊戯 2:2008/07/08(火) 01:34:54 ID:62ViLCfd

「まあ、いいけどな…。とりあえず、『キレイ』ってのはやめてくれよ。男が言われてもあんまり嬉しい台詞じゃねーぞ」
「え、でも、ホントにキレイだよ、アルト君の髪!」
「あのなあ……」
「違うの! キレイって、『女の子みたい』って意味じゃなくて!」
呆れるアルトの嘆息をさえぎり、慌てた様子でランカは言葉をすばやく差し挟んだ。
「アルト君は髪も顔もきれいだけど、でも、えっと、その――」
「その、何?」

不自然に声を途切れさせたランカにアルトは水を向ける。逡巡したような沈黙ののち、背後から囁くような答えが返ってきた。

「……キレイだけど、でも、それ以上にいつも『カッコいい』もん」

ためらいがちに付加されたのは、告白じみた言葉で。
面食らったアルトは思わず後ろをふり向こうとした。とたん、背後から両頬を手ではさまれ、ぐぎっとその場に固定される。

「こ、こっち向かないでっ!」

まだ途中だから、と必死の態でランカが叫ぶ。おそらくそれは言い訳で、本当は赤く染まった頬を見られたくないのだろう。
恥らってうつむくランカの姿が容易に想像できてしまい、その想像にアルト自身も照れてしまって、結局不自然な沈黙が二人の間に落ちてしまった。

(…っとに、こいつは)

ランカはたまに、ゼロ距離からごく自然にアルトの懐に飛びこんで来る。
こうして二人きりで過ごしている間も、いつ理性の針が振り切れるかと気が気ではないのに。ランカは無自覚だから一層たちが悪いのだ。
小さな指がたどたどしい動きでアルトのうなじや襟足に触れるのも、考えようによっては立派な挑発で。
勘弁してくれよ、と天を仰ぎたいアルトである。
657姫事遊戯 3:2008/07/08(火) 01:36:38 ID:62ViLCfd

「あの、アルト君。このまま結んでもいい?」
「好きにしろよ」
手櫛をやめ、ランカが髪をまとめて持ち上げたので、アルトは手にした赤い結い紐を渡してやった。
「なんか、今日はアルト君優しいね。あんまり怒んないし」
「別にそんな事もねーけどな。……怒ってほしいのか?」
「そ、そうじゃないけど」ランカは慌てて首を振り、「ん、できたよアルト君。おかしなところない?」
アルトは後頭部に手をやって、感触を確かめた。少し結びがゆるいようだが、別段違和感もない。
「サンキュ。よくできてる」
「ほんと? 良かった」
ふり向いて褒めると、ランカは嬉しそうにはにかんだ。飼い主に褒められてシッポを振る仔犬そのもののような風情に、アルトは深々と嘆息した。

(もう知らねー)

アルトは己の髪を梳いたランカの手をとると、その指先を唇に押し当てた。
「ひゃ、あ、アルト君!?」
驚いたランカが悲鳴に近い声を上げるが、アルトは取り合わない。
子供子供した外見に反し、ひんやりと冷たい指先に熱を与えるように、ゆっくりと舌を這わせる。

「やっ、あ、あの、アルトく……」
「知ってるか? 男女の間じゃ、よほど気を許してる相手じゃないと髪って触らせないって話なんだと」
「え、そ、そうな……、んっ」

身体のどこよりも過敏な場所の一つに刺激を与えられ、ランカがゾクリと身を強ばらせる。翡翠色の髪の先までその震えが伝わり、白い首筋をさらしてぴくぴくと蠢いている。
眼に見える、官能。感度は充分、とアルトは心ひそかにほくそ笑む。

「ところでさ、ランカ。オレも頼みがあるんだけど」
「た、頼み……ごと? アルト君、の?」
「そう。聞いてくれるか?」

手のひらの柔らかい部分に歯を立てて、アルトは訊ねた。ん、とかみ殺すような悲鳴を上げ、反射的にランカがこくんと頭をふる。
――罠に掛かった兎を前にした猟犬はこんな気分なのだろうか。
言質を取った悦びを表に出さぬよう苦心しつつ、アルトは腰をかがめてランカの髪を手にとり、言葉よりも雄弁なその一房に口付けた。


「今度は、オレが好きにしていい番だよな?」


(終)





…攻め姫撃沈。
12話の髪を結ぶシーンがエロかわいかったので、それに免じてご勘弁。
658名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 01:38:43 ID:62ViLCfd
投下ミスっとる…!
一個目の「1」はなかったことにして下さい。ほんとスンマセン…orz

659名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 01:47:31 ID:+AFIstYD
GJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!
アルラン一杯で幸せで死にそうだ
いままでアルシェリばっかりで我慢しながらスレにいたから
これからこのままアルランが増えてくれる事を願うよ

本当に職人様方ありがとう!
これからもヨロシクお願いします
660名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 01:50:25 ID:Kr0zdL5w
>いままでアルシェリばっかりで我慢しながらスレにいたから
この一行余計だな
661名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 01:51:40 ID:EmNC5vBx
>658
がんばった・・オマイはがんばったぞ・・
よく訓練されたランカファンのためにな!
あわててジッパーに挟んでしまったなw
だがナイストライGJ
662名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 02:07:31 ID:5EstHHVf
>>635
激しくGJ
なんかもうね、三角関係だと普通ドロドロしそうなのに
このランカとシェリルは甘々で可愛い過ぎて読んでるこっちまで微笑ましい気持ちになる
この気持ち・・・まさしく愛だ!
663名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 02:52:56 ID:+Iyhv7D4
>>658
可愛くて超GJ!

だが、君はきっとやればできる子のはず!
さあ、この続きを! 我らにエロを!
664名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 03:30:42 ID:4DqINwlT
>>635
GJ
既に「3人で」合意済w
これなら全員がハッピーエンドかwww

小説版のシェリルとランカが(その場面自体はエロなしだが)この感じに近いんだよね。。
シェリルだけじゃなくアルトも(芸の道を行く的な意味で)「こっち側」の人間で、
そのシェリルがランカに「あなたもこちらに来るんでしょ」と誘うところがw
665名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 03:33:36 ID:0dBsrvxd
>>658
GJ!13話とシンクロしてて想像しやすいし良かった>髪結い
アルトのうなじや結う描写がさわやかにエロいw
666名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 15:22:45 ID:8fFdw/Qe
グレイスの触手ハンドで手コキしてほしかった・・・
667名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 16:30:40 ID:r/L+x2ip
捻り潰されたいんですね。わかりr
668名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 17:27:12 ID:fJ17VYjO
ミシェル×クランでエロエロ投下
669交戦規定(1/3):2008/07/08(火) 17:28:16 ID:fJ17VYjO
「クラン…」
ミシェルはクランの頤に指をかけると、軽く仰向かせた。唇をそっと合わせる。
くびれた腰に手をまわし、抱き寄せると豊かな胸が胸板の上で柔らかくつぶれるのを感じる。
「……ミシェル」
互いにゼントラーディサイズの二人。
「どうした、クラン?」
ミシェルを見つめるクランの瞳は濡れていたが、同時にかすかな脅えの色も含んでいた。
「……お前、また何か変な交戦規定を持ち出すつもりだろう?」
クランの言い回しに苦笑しながらも、ミシェルはクランを椅子に導いた。
「座って」
そして青い髪をまとめている幅広のヘアバンドを外した。それでクランの目を隠す。
「何を…」
戸惑うクランに囁く。
「これが、今夜の交戦規定。いいと言うまで外さないこと」
指がクランの耳の後ろからうなじにかけて、愛撫する。
「ぁ……」
唇から、甘い響きを帯びた吐息が漏れる。
「主力の索敵兵装が機能不全に陥ったら、どうする?」
「…ぁ……も、もちろん、他の索敵手段で……あっ」
「そう……人間の場合、聴覚や触覚が鋭敏になるんだ」
ミシェルの指がクランの下唇をなぞった。
「あまり苛めるな……ああ…」
ミシェルはクランのスーツの前を開いた。
見事な胸の膨らみの一部と、胸の谷間が見える。
「大丈夫、楽しんでくれ」
グラスに入っているロックアイスを手に取った。
(これ、マイクローンサイズなら、どれぐらいの大きさなんだろう?)
そんな事を考えながら、ミシェルは氷の塊をクランの唇に触れさせた。
「舐めて…」
クランは舌を伸ばして氷を舐めた。
冷えた表面に触れると、舌の赤さが増す。
溶けた滴が唇の端から流れ落ち、胸の谷間に消えた。
「んっ…」
その冷たさに、クランが背筋を震わせる。
(やはり水滴のサイズが、マイクローンの時と違うな)
素肌の上に残った水滴は表面張力の関係で一定になる。ミシェルの視覚から見れば、小さくなったように感じる。
「そのまま舐めて……いいぞ、クラン」
ミシェルはクランのスーツの合わせを大きく広げた。
乳房が収まりきらないかのように、こぼれ出た。
唇から氷塊を離すと、それでうなじを愛撫した。
「はぅっ……ん」
クランは冷感が首筋から胸元へと滑り下りるのを感じた。
氷塊が乳首に触れると、ツンと尖る様子がミシェルには良く見えた。
左右の乳首を勃起させると、ミシェルはかがみこんで乳首を唇に含んだ。
「ああっ…」
冷感の後に、唇から伝わる体温の温度差。
クランはミシェルの頭を抱き寄せて、胸に押しつけた。
ミシェルは大きく口を開いて頬張った。空いている乳房は左手で鷲掴みにする。
「ぅん……ああっ」
クランの体が快感におののく。
その動きに合わせて、椅子がガタガタと動いた。
ミシェルは胸から顔を離すと、クランの耳を舐めた。
「ひゃ…ん」
予想外の個所を愛撫されて、奇妙な声を上げたクラン。
「濡れてる?」
ミシェルの言葉に、僅かに顎を引く。
ミシェルはクランを抱き上げるとベッドへ向かった。
670交戦規定(2/3):2008/07/08(火) 17:29:07 ID:fJ17VYjO
ミシェルはクランの衣服をすべて取り去って、ようやく目隠しを外した。
「あっ…」
クランの目は涙で潤んでいた。
溢れそうになっている滴をミシェルは唇で吸った。
「ん……どうして、こんな」
詰るクランの言葉にミシェルは微笑んだ。
「クランが可愛いから、苛めたくなる」
「バカ」
クランの腕がミシェルを抱きしめた。

ミシェルは細かな感触も逃さず楽しむように、クランの中へ身を沈めた。
「はあ…ぁ……ぁ」
クランの長く甘いため息。
ゆっくり腰を使って、濡れた襞の締め付けを味わう。
唇を合わせて、クランの吐息を啜りあげる。
「ん…」
ゆるやかに舌を絡めながら交わり続けていると、クランの奥が蕾が綻びるように解け、ミシェルを深く受け入れる。
ミシェルの快感も高まってくる。自制が利かなくなり、激しい動きで突き上げる。
「クランっ……っ」
軽く息をつめ、欲望を解き放つ。
671交戦規定(3/3):2008/07/08(火) 17:30:01 ID:fJ17VYjO
体を離すと、クランは寝返りを打ってミシェルに背中を向けた。
ミシェルは背中から抱きしめ、うなじに唇を押しあてた。
「あまり苛めるな……ん」
ミシェルの腕の中で背筋を反らせるクラン。
「クランだから、こんなことしたくなる」
ミシェルは囁きながら、クランの胸を手のひらで捏ねまわす。
「んく…あ…今まで何人に、そんなコト囁いたんだ?」
「その質問は交戦規定違反。今はお前だけを感じていたいんだ」
ミシェルの手がぐっと乳房を絞りあげるように掴んだ。
「あっ……」
ミシェルの腕の中で、クランは背筋を反らせる。
掴んだまま、人差し指だけで乳首を愛撫する。豊かな乳房に押し込むようにしたり、軽く弾いたり。
「ミシェル…」
クランは知悉したはずの自分の肉体がミシェルの手によって思いがけない反応を示すのに戸惑っていた。助けを請うように、喘ぎ混じりに名前を呼ぶ。
「大丈夫、俺に委ねて」
ミシェルはクランの手を掴むと、男性自身へと導いた。
「ああ……こんな…」
手の中の硬さと熱にクランが切なそうに背後を振り返る。
「クランだって」
ミシェルの指がクランの花びらを愛撫する。さっきの交わりの余韻を残して、十分に濡れているそこが、高まるボルテージに熱く膨れ上がっている。
「は…ぅ……」
もだえながら、手の中のミシェルを扱く。
「ぅ……クラン…」
ミシェルが動いた。
クランをうつぶせにさせる。
迎え入れるため、クランは尻を上げた。
後背位で繋がる。
「はあ……」
クランはシーツに顔を埋めた。背後からのしかかる動きに耐え切れず、上体から力が抜ける。
ミシェルの手がクランの頤にかかって、顔を上げさせる。指がクランの唇を愛撫した。
「ん……」
人差し指を深く咥えるクラン。歯を立て、頬を窪ませて吸いたて、舌を絡ませる。
ミシェルは、人差し指に続いて中指も咥えさせた。二本の指でクランの口腔を愛撫し、舌を摘んで弄ぶ。
「ん…ん…ん…ん…」
クランは指を唇で扱くように顔を前後に動かす。ミシェルの動きが背後から伝わってきて、中が痙攣するように締め付ける動きを示した。
「いくっ……」
ミシェルの囁き。
その直後に体の奥で迸りを受け止めた感覚。
ベッドの上に崩れ落ちる。
ミシェルの腕が脱力した体を抱き寄せ、シーツをかけてくれたのを感じながらクランの意識は眠りの深遠へ転げ落ちていった。

<終>
672名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 18:36:44 ID:GoowZ9Ln
>669
「ナインハーフ」ですね?目隠し氷プレイ。
エローイ (・ω・)b GJ
673名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 18:49:23 ID:fJ17VYjO
んじゃ、次は腕時計渡して
「何時何分になったら僕とのセックスを思い出して」
とかしようかしらん?
674名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 21:34:57 ID:fsp7Xqif
ミハクラww
GJ!!
クランはベットの上ではミシェルに勝てないって思うんだ〜
675名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 01:35:58 ID:7nLqZG2/
ミハクラGJ!!!エロくてイイヨイイヨー
そもそもあの乙女反応のクランが
圧倒的な実戦の差でミシェルに勝てる訳がないようなw
676名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 02:26:03 ID:LZRGno0c
なんというエロミシェルwテラgj!
性的な技術はオッサンの粋を達してますなw
677名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 07:57:06 ID:qivV971n
GJ!朝っぱらからミハクラに鼻血ふいたw
ディスプレイが赤く染まって前が見えぬわww
678名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 12:23:36 ID:v2PMMU+K
文の力だけで、ちんちんおっきを促す力を持つ人って
デカルチャーだと思うんだ
679名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 14:12:06 ID:Y3+VAJP6
純情なクランに耳元で「どこが気持ちいいのか言ってごらん?」って囁いてクランを困らせたい

「んぁ………が気持ちいい…ハァ」

って小さな声で言うと思うけど、「聞こえないよ(・∀・)ニヤニヤ」って言って苛めたい
680名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 15:43:49 ID:InHAzsQ8
ミシェル乙
681名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 17:19:57 ID:/+l+P7eh
うはぁ。ミハクラ!!GJ!!!!!
ミシェルはエロ技術をいろいろ持ってそうだね。
純真なクランをいじめるんだ。.....眼鏡ワレロw
682名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 21:02:06 ID:C1+wRB7M
俺なしじゃイケない体にしてやるっ!眼鏡ピカッ
683名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 00:19:18 ID:JITmt0XV
>>669
GJ!
割れてしまえメガネW
684名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 00:38:02 ID:FQk70ZHY
こんなクランが見られるならば、むしろ
輝いてください眼鏡!
685名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:11:20 ID:tL7/4bgY
>輝いてください眼鏡!

新しいなw w w
686名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 05:58:22 ID:foO+o0gH

        ランカちゃんもこのスレを監視していますが

                ___     ____    /⌒ヽ
              / ;  ´ ̄: : : ``ン: 、
               , '"´ /:  i: : : : : : : :\
            /'/ : /  l i: '; : : : : : : : ヽ
             //:/.:: , イ.:l  | !: ヽ: : :/⌒ヽ、: : :`、
          {イ:/:::./ !::!|: ::. l: ! \:./: : : : : : .',
        /^{小/^ヽ|::l !::ハ:.ト、 ';::. /  :   :  : :  .:i
         ,:' .::::::`i〃ヘ l::j |:「 い、';.ヽ::': :  : . : ::.::.::::|
      〃 .::::::::; {tリ ` t冖=;ミ. ヘ.〉: : . : :  i:::::::::j
      ,′.:::::::::://ン       ん;ハ ,′: : : : : |:::::::::ぃ
       _{: :::::::::::{ 〈 .     、辷ンi::: : : : : : !::::;::::ハ- 、
       {_: : .::::ヘ        ///,レ.'.. : :..: : .: W}イ   :.\
.       {.フ.:::::::: ハ 'ヽ    ,. -;'´:::::.::::::::::::::..:...:::..::ハ:.:jj_;,: -‐‐ヽ
       ' ̄マ√  ヘ.___ _{:::/:::::::::::::::::::::::;:::::_; イ, 〈:..:`ヽ
               /   ̄`\ー-<フ/"´/ /.:. /:..:..:..、}
             /\      \^ ー- ヘ:. .:.:.; ′    \
            /   \      \    } /       \

          最近自分がすごいことになっていて
          とってもドキドキしてしまったようです
687名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 07:48:08 ID:8WzZydHt
やっぱ眼鏡割れろw
688名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 14:29:18 ID:khdNY3jk
眼鏡、shine!
689名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 15:43:07 ID:foD9EJ3H
>>688
だれうま
690名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 02:25:28 ID:wgEgxWKt
>>688
どっちだよwww
691名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 03:52:00 ID:PV/vxCfV
>>688
クソワラタwww
692名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 06:45:40 ID:C3THLWhK
しかしアニメでは眼鏡が砕け散るに止まらず、流血して意識不明状態
693名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 08:23:54 ID:KPtcTTmk
自分>>688なんだが、まさか今回ミハエルがあんなことになるとは……
後味悪ぅorz

眼鏡、輝け!
694名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 11:50:30 ID:UYw3FjuW
よし、入院中のミシェルのお見舞いに来る小クランのSSを誰かお願い

ギプスで身動きが取れないミシェルの性処理をしてあげるとかさ
695名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 13:41:20 ID:2d9ajxpj
先週あれだけかっこ良かったのに今週のミハエルの血を流して気絶?の顔と
スポーンと脱出で漂う後ろ姿とルカ回収、担架シーンがちっさくてかわいそうだったw

眼鏡、輝いてください!
696名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 13:57:02 ID:ag3EGu3X
この分だとミシェル、1話ぐらい寝込んでそうだな
その結果、グレイスがぁゃしぃ事が発覚しない、発覚が遅れる、と
697名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 14:22:13 ID:1sIeVhPA
小クラン「私を置いて逝くな」→ミハエル目覚めてセックル
の流れですね、わかります
698名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 14:45:56 ID:KPtcTTmk
>>697
でも小クランより先にイッちゃうんですね。
699名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 17:25:20 ID:Ch7rsGXN
銀河の歌姫
 「手足を動かせず攻守反転なんて、ある意味拘束プレイね。
 いいじゃない。今度わたしもやってみようかしら。」
700名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 18:11:06 ID:jPUiiXga
クランの服の構造がいまだに分からない 誰か教えてくれないか実技で
701名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 18:30:03 ID:88adqeHF
構造が
わからぬ服は
やぶっとけ


ネタバレスレみてミハランとか想像した
銀河のはちぇまで!っていってた衣装はあの中で着替えた云々っていうのをみて
702名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 23:25:10 ID:QYTrSIDg
某スレで
メガネ輝け! と新しい言葉が…(笑)
ララミア戦死でネネは戦闘拒否りそう。
流石にピクシー二人はなぁ…
クラン大尉一人で戦闘とか…
703名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 01:17:44 ID:tFVcAwLU
独人で気丈に戦うクラン。
戦場にて多数被弾状態で孤立し絶対絶命のピンチ。
しかしそこへ駆けつける病み上がり(包帯付き)の眼鏡君。

A「気になって起きちまったよ。全く・・・ほっておけないんだよなクランは(ため息」
B「オレがいないからって、泣いてたのか?(ニヤリ」
C「・・・ああ、ごめん。ハートまで撃ち抜いちゃったかな(キラッ☆)・・・って戦闘中なんで機体ごと抱きつぶすのは勘弁してください(汗」

本命A、対抗B、大穴C。お奨めはもちろn(ry
704名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 01:35:52 ID:wOIJ2SE+
>>702
そこは「メガネ shine!」と書いてダブルミーニングですよw
705名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 02:05:12 ID:EVBFA5Aq
>>704
メガネ輝け!メガネshine!を広めよう…
ごめんよ!ミシェル。お前が羨ましかったんだぁ!
でもメガネ〇ねはクランが悲しむからダメだもん。他に飛ばせる野次がなくて!
706名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 02:22:38 ID:EVBFA5Aq
連投ごめん

[素]マクロスFのカップリングを語るスレ3
[208]名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2008/07/10(木) 19:43:06 ID:o2Osxb+O
AAS
ミシェルは「軽いナンパは上手だが本命にはなにもいえない」
……
クランに告白するとき
「結婚して!」って突然言いそうと妄想してしまった
ミハクラな俺…
ミシェルはテンパったら「好きです」「付き合って」って段階すっとばしそう。
実質、もう夫婦化してるし…

エロパロでは男女関係になってるけと、これはこれであったら面白い。
707名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 05:27:20 ID:OMjUStNj
こういうことか

ミシェル「醤油とってくれ」
クラン「ん。ミシェル、靴下は裏返しにしたまま洗濯機に入れるなといったろう」
ミシェル「ああ」
クラン「あと、モノを食べながらメールをするな」
ミシェル「ああ」
クラン「アジアナンバーワン眼鏡」
ミシェル「ああ」
クラン「……明日、私とデートしろ」
ミシェル「ああ」
クラン「約束したからな!」
ミシェル「ごちそうさま」
クラン「男なんだから約束は守るのだぞ」
ミシェル「いただきます」
クラン「待て、私はまだ食べ終わって……アンv」

翌日
ミシェル「おーい、今日はデートするんじゃなかったのか?」
クラン「聞いていたのか……うぅ……」
ミシェル「足腰立たないみたいだけどどーする?」
クラン「このものぐさめ。艦長みたいになっても知らんぞ」
ミシェル「じゃあ、今日は家にいるんだな」
クラン「くそ……」
ミシェル「じゃ、第7ラウンドといきますか」
クラン「ま、待て……どうしてそう……アンv」
708名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 08:17:59 ID:eq9x/M8c
あれ なんか今日の夢の内容が書いてある
709名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 09:28:22 ID:EVBFA5Aq
>>707
ニヤニヤしちゃったww
GJw
こんな平凡でも平和な日常を二人に…(涙)
7ラウンド耐えられる二人。
710名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 15:15:35 ID:wOIJ2SE+
>>707-708
なんだこの新婚夫婦w
何も聞いてないようでいて要点を押さえているミシェルはさすがだw
第7ラウンド……これから出かけようかという話をしているから、まだ昼前だよね?
あと何ラウンドいくんだろうw
711名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 23:55:26 ID:+vTWPYeG
>クラン「アジアナンバーワン眼鏡」
ちょwww
712名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 00:35:36 ID:Z0j5LZRN
そういや眼鏡もゼントラディだったなw
第7ラウンドも平気なくらいスタミナばっちりてかw
713名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 08:29:52 ID:yljIT3j5
>>708
俺も夢にミハクラが出て来た…
「溜まってるのかオレ」
714名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 14:15:39 ID:+dIQqh8Q
「ああ」
715ウェイクアップ・コール:2008/07/13(日) 17:08:47 ID:sXYiiUjs
ウェイクアップ・コール

シェリルスレで召喚されてきました。とりあえず召喚元に加筆。
ミハシェリ・会話のみ・エロなし・無理にくっつける気もとりあえずなし。

「う……」
「ミシェル? 目は覚めた?」
「シェリルか……ここはどこだ? 何が……どうなったんだ……」
「フロンティアの病院よ。あなたが取り付いたバジュラがフォールドして帰ってきたの。
 その後はあたしが操縦して、アルト達に拾ってもらったわ。
 あの時あたしがいなかったら、あなた死んでたわね」
「君が? アルトも帰ってきたんだな? ランカちゃんは……」
「……ギャラクシーの生き残りとかいう人が、助け出したわ」
「? 俺、ひょっとして、ずいぶん長い間寝てたのかな……」
「そうよ。あなたは助かったのが不思議な位の重傷だったの。
 クラン大尉がずっと付き添ってたわ。最初のうちはずっと泣きながら」
「そうか……」
「あたしは大したことなかったけど、まだ検査が残ってて
 しばらく仕事はできなくなっちゃったから、彼女が留守の間のお留守番。
 おかげですっかり仲よくなっちゃった。
 クランから、小さい頃からのあなたの悪口、たくさん聞いたわ」
「あいつ……」
「私たちが帰ってきたときの戦いで、隊の人が亡くなったっていうから……」
「なにっ! ぐ……誰がやられた?」
「まだ起きようとしちゃだめよ!
 ララミアさんて人だって聞いたわ。……クランの隊の人なのね?」
「ララミアが……そうか……」
「そのこともあるし、パトロールもあるから、いないときも多かったけど、
 飛んでる時間以外はずっとここであなたに付き添ってたわ。かわいい人ね?」
「ああ、俺もそう思ってる」
「あなたも『不器用』なのね。もうじき帰ってくるはずだけど、
 たまには本人にも直接言ってあげるのね?
 ……でねミシェル、頼みがあるんだけど……
 具合がよくなったら、訓練に付き合ってくれない?
 いくらなんでも、しばらく最前線には出られないでしょ?」
「そうのんびりしてもいられないだろうけど……訓練?」
「ごめんなさいね、どうにか助かったけど、
 あたし、あなたのバルキリ−壊しちゃったの」
「ぐ……」
「……だからまだ起きちゃダメだってば。
 でね、ちょっと悔しいじゃない?
 やると決めたからには、ちゃんと飛ばしたいのよね」
 あなたがリハビリしてる間だけでいいから、つきあって」
「君も相変わらずむちゃくちゃだね……それ、アルトには頼んでみたの?」
「……」
「やっぱり言ってないのか。君も結構『不器用』なんだ?
 それを頼まれる俺も結構難しい立場だけど……ま、命の恩人の頼みじゃ断れないか。
 ……でもシェリル、今のあいつの足を引っ張らないほどにメサイアを乗りこなすのは、
 簡単なことじゃないぜ? それでもやる?」
「あたしを誰だと思っているの?」
「銀河の妖精、シェリル・ノーム様だったよね。オーケー、付き合うよ。
 ところでシェリル、俺も君に聞きたいことがあるんだ……
 ……グレイスはどうした?」

(以下続……かないだろうなぁ)
716名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 19:17:46 ID:VbMgEStL
>>715
良くやってくれた。一本やってみろと言われて
やれるヤツはそうそういない。
気が向いたらまた落としてね!
717名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 19:56:28 ID:kRHYibl/
>>715
元文も同じ意味だけど、直接的なだけにミハエルに余計に不隠なフラグ立っとるw
718715:2008/07/13(日) 21:37:26 ID:sXYiiUjs
どうも。こちらに感想以外のSS書いたのは初めてです。
本スレ他でボビーさんにランカちゃんの振り付けさせて遊んだりしてましたが。キラッ☆w

>>715-716
自分の中ではミハクラは鉄板なので、クランが健在な限り、この二人はこの距離で行くと思いますし、
クランには無事想いを遂げてwほしいと思います。
フォルモでの様子をみる限り、シェリル−クランもすごく気が合いそうだし。

でも、このミハシェリ、アルシェリとはまた違った意味ですごく似た者どうしだなと、書いてみて改めて思いました。
シェリルスレにもありましたが、クランが(特に(小)w)が誤解して暴れても無理ないと思いますwww
自分で書くかもしれませんが、続けたい奇特な方がいらっしゃったら勝手にやっていただいて構いません。
(こっちも割り込むかもしれませんがw)
719715:2008/07/13(日) 21:39:13 ID:sXYiiUjs
>>718
ぎょ、アンカミスったw
× >>715-716
>>716-717
720名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 23:10:29 ID:VbMgEStL
ラビット1投下開始ー。内容アルランです。ひと言どうぞ。

                ___     ____    /⌒ヽ
              / ;  ´ ̄: : : ``ン: 、
               , '"´ /:  i: : : : : : : :\
            /'/ : /  l i: '; : : : : : : : ヽ
             //:/.:: , イ.:l  | !: ヽ: : :/⌒ヽ、: : :`、
          {イ:/:::./ !::!|: ::. l: ! \:./: : : : : : .',
        /^{小/^ヽ|::l !::ハ:.ト、 ';::. /  :   :  : :  .:i
         ,:' .::::::`i〃ヘ l::j |:「 い、';.ヽ::': :  : . : ::.::.::::|
      〃 .::::::::; {tリ ` t冖=;ミ. ヘ.〉: : . : :  i:::::::::j
      ,′.:::::::::://ン       ん;ハ ,′: : : : : |:::::::::ぃ
       _{: :::::::::::{ 〈 .     、辷ンi::: : : : : : !::::;::::ハ- 、
       {_: : .::::ヘ        ///,レ.'.. : :..: : .: W}イ   :.\  エッチって
.       {.フ.:::::::: ハ 'ヽ    ,. -;'´:::::.::::::::::::::..:...:::..::ハ:.:jj_;,: -‐‐ヽ 初めてですけど・・
       ' ̄マ√  ヘ.___ _{:::/:::::::::::::::::::::::;:::::_; イ, 〈:..:`ヽ     がんばります。
               /   ̄`\ー-<フ/"´/ /.:. /:..:..:..、}
             /\      \^ ー- ヘ:. .:.:.; ′    \
            /   \      \    } /       \


このAA作った人、ありがとうw
721ライト・マイ・ファイア1:2008/07/13(日) 23:12:34 ID:VbMgEStL

From: Ranka Lee TITLE: ランカです(*´∇`*)/

アルトくん元気?いま、映画雑誌の取材とスチールの撮影で、
またあの島にきてるよ!やっぱりここはいいところです。
仕事でもなんでも、もう一度来てみたかったから、うれしい(´∇`)
今日と明日はここに泊まりで取材と撮影なんだけど、
実はまだ取材の人たちがフロンティアに来てないです・・
どうしちゃったのか(><)
そういえばもう2週間ぐらい会えてないよね・・。
そろそろアルトくんの顔がみたい(*´∇`*)
それとね、こんど

そのとき砂浜を走ってくるエルモ社長の叫びが聞こえてきて、ランカ・リーはメールを打つのを止めた。
「ランカちゃーーーん!ニュースニュース!ニュースです!」
ウルトラスーパーびっくり大ニュースとか、超時空大ニュースとか、今のところ社長のボキャブラリーは尽きない。
「どうしたんですか?社長」ハンモックから降りたランカが聞くと、肩で息をする社長が
「申しわけないっ!」と、両手をパンと合わせる。
「ニュースですけど・・これはバッドニュースです・・取材が・・キャンセルされました」
「えっ?キャンセル・・ですか?」

エルモ社長はランカに、やってくるはずだった取材クルーの1人が、惑星エデンでひと仕事こなすうちに、
エデン・フィーバーと呼ばれる特殊なカゼのような病気にかかり、フロンティアのひとつ前の船団で
検疫に引っかかって、全員そこで足止めを食っていると説明した。

「でもランカちゃん。ここからはリトルグッドニュースですよ?」
「いいニュース?」何だろう。いいニュースって。
「ここの宿泊費はもう払ってしまって、それは先方に請求できるんですが、泊まりをキャンセルすると、
自腹でキャンセル料がかかります」
うんうんとうなずくランカに、社長は話し続ける。

「それはヒジョーにもったいないのでランカちゃん。このまま泊まっていきなさい」
「社長!それってもしかして・・」ランカが話の結末に期待して、ぎゅっと両手を握りあわせる。
社長がメガネを外すと、意外に鋭い有能そうなまなざしが、優しく笑った。
「ええ。今日と明日は、この島でゆっくり休みなさい。ランカちゃんはよく頑張ってますから、ごほうびですよ」
「うわあっ!ありがとうございます社長っ!やったー!!」
波打ちぎわに向かって駆けだし、寄せる波の中で跳ね回ってはしゃぐランカを眺めていた社長が
首をふりふり、帰りの船が出るまで一杯やろうと、
そこから歩き去っていく。「いい顔ですねえ・・あれをだれも撮らないとは、実に惜しい」

その背後で波を蹴って水を跳ね飛ばしていたランカが「あーーっ!!そうだ!!」と叫ぶと
砂浜に戻ってきて、携帯くんが悶絶する速さでメールを打ち始めた。
722ライト・マイ・ファイア2:2008/07/13(日) 23:13:08 ID:VbMgEStL

#Another7 ライト・マイ・ファイア

その日最後の連絡船が粗末な桟橋につながれ、その船べりから
帆布のカバンを提げた早乙女アルトが飛び降りた。
ゆったりしたTシャツとヒザまでのハーフパンツ、デッキシューズの彼が周りを見回していると、
「アルトくーーん!」と呼ぶ声がして、麦わら帽子を持ってミニのワンピースを着たランカが砂浜を駆けてくるのが見えた。

「元気だったか?ランカ」彼女と桟橋のふちでいっしょになったアルトは、ランカの頭をクシャクシャッと撫でる。
「うん、来てくれてありがとう、アルトくん!船で来るの大変だったでしょ?」
「この前来たときは、ヘリで飛んできたからな。でも、悪くなかったぜ」
「あは。アルトくんがくるまで、ごはん食べるの待ってたの。まだだよね?」
「ん、ああ。学校終わってすぐ来たから、腹ぺこだ」
「よかった。泊まってるコテージ、こっちなの。いこ、アルトくん」

ニコッと笑うランカと手をつなぎ、ふたりは夕暮れの浜辺を歩き出す。
(よかった。アルトくん来てくれて・・うれしいな)
隣を歩いているアルトを見ていると、グリフィス公園で思い切って彼に告白したときのことが思い出されて、
甘い気持ちがランカの心に満ちてくる。
「ん。どうした?」アルトが彼女の視線に気付いた。
「ううん。なんでもないよ?」
そのかわりランカは、アルトの手をちょっとだけ強く握った。


コテージで出てきた夕食はハワイ・ポリネシア系のレシピを使ったたっぷりした料理で、
ふたりは会えなかった間を埋めるようにいろんな話をしながら、それらのメニューをゆっくりこなしていった。
食事が終わり、係の人間が食器を全部片づけてうやうやしく引き下がってしまうと、
浅瀬の上に張り出した木の骨組みの上に作られたコテージは、
時計もなく、時間もわからない、波の音しか聞こえない場所に変わる。
日が沈んだら夜。昇ったら朝。この島のルールは、たぶんそれだけ。

1等から13等ぐらいまで、まさに全部ぶちまけた、という感じの圧倒的な星空を、
満ち足りてデッキチェアに寝そべったアルトは眺めていた。
宇宙空間を進んでいる船団でも、人工光の多いアイランド1ではこれほどの星空は見られない。
「きれいだね。そら」
いつの間にかそばに来ていたランカの、しずかな声がした。
彼が体をずらしてチェアを空けると、ちょこんとそこにお尻を乗せた彼女は
暗闇の中でアルトの手を探り、つなげる。
723ライト・マイ・ファイア3:2008/07/13(日) 23:13:51 ID:VbMgEStL

「飛行機からも、星ってこんな風に見えるの?アルトくん」
「だろうけど、正直、見てるヒマない」
「そうだね。宇宙の真ん中にいるのに、わたしもこんなに星を見たの、はじめて」
それ以上話す必要もなくて、2人が少し黙ったまま波音を聞いていると、
気持ちが高まったのか、ランカが歌い出した。

おぼえていますか 目と目が合ったときを おぼえていますか 手と手がふれあったとき
それは初めての 愛のたびだちでした I LOVE YOU SO

「いま練習してるの。この曲。知ってる?アルトくん」
「愛、おぼえていますか、って曲だよな」
「うん。あのね、これを歌うとき、必ずアルトくんのこと考えるの。そうすると、すごく曲に入り込めるから」
「ハハ・・そっか」
ランカはすこしだけ、大胆なきもちになれる気がしていた。いつもなら
アルトに恥じらいの表情を見られるのは照れるが、今ならきっとそれは見えない。
(だって、こんなに真っ暗だから・・)そう思ったランカは、闇の中ですっと動いた。

「!・・んむ?・・!」
体をひねって手をアルトの肩にかけ、ランカはふいうちに、ちゅくっと彼の唇を奪った。
一瞬緊張した体から力が抜け、手が優しく彼女の背中を抱いて支える。
じわりとランカの後頭部を痺れさせていく、ゆったりとした、長いキス。
「んっ?んっ、んん・・」出ておいで、とノックをするようにアルトの舌がちろちろっと
彼女の上唇を求めると、心がピンク色にけむってきたランカの舌先が
おずおずと唇から出てきて、アルトの下唇をちろちろっと這う。

(!あっ・・!)彼女の舌にアルトのそれが、のるっと触れてきて、エメラルド色の髪が震える。
ノックされて唇から出てきた彼女の舌はいま、こっちにおいでと誘われていた。
甘い吐息を漏らしつつ、とろけた目をしたランカがアルトの中へ舌をにゅるっと差しいれると、
伸ばしたランカの舌と彼の舌が踊り、舐めあい、なぞりあう。
(あっ・・すごいキス・・こんなに、きもちいい・・)

自分が抱いた小さな体がびくんびくんと快感で震えるのを確かめながら、
アルトが彼女の口に舌を差し込み、それが届くすみずみまで味わうと、
責められておののくランカは思わず唇を離してしまう。
「んふっ・・んっん・・。んん・・っぷあ・・は・・だめ・・アルトく・・ンッ!」ワンピースの上から
お尻をゆるゆる撫でられた彼女の言葉は鼻から抜けるあえぎで終わり、
またその口に入り込んだ彼の舌を、ランカはちゅうちゅう吸った。
724ライト・マイ・ファイア4:2008/07/13(日) 23:14:21 ID:VbMgEStL

唇が糸を引いて離れ、ふたりは荒く息を吐いて見つめ合う。
「はあ・・は・・ランカ・・いいのか?俺・・もう止まんないぞ・・ここまでしたら」
「・・いいよ・・きっと今夜、アルトくんとこうなる気がしてた・・」
「ランカ・・」
せつなさが噴き上がるままに、ランカの体を抱き上げてコテージに運んだアルトは、
寝室のセミダブルベッドに、恥じらう彼女を優しく横たえる。
その体を、天井からぶら下がった古風な灯油ランプの炎がぼんやりと照らしていた。

アルトがTシャツを脱ぎ捨ててベッドに上がるきしみを感じてランカが震えると、
そのようすを見た彼は目を覆っている彼女の腕をそっとよけた。
「どうしても怖かったら・・いつでも言えよ。俺は大丈夫だから・・」
「こわく・・ないよ。でも、あのね・・」
「どうした?」
「・・お願いだから・・アルトくん・・やさしくして・・」
潤みきった瞳で訴えるランカを見たアルトの心が、とてつもない甘酸っぱさに満ちた。
「乱暴になんて・・するもんか」
そのままゆっくり、彼が覆いかぶさった。


アルトの両手がすそから入り込み、ワンピースを上に向かってまくり上げて行くと、
薄いグリーンのプレーンな形のランジェリーが現れ、すべらかなお腹や
アルトの手にすっぽり収まる胸のふくらみ、うす桃色の先端があらわになっていく。
「あんまり・・見ないで・・小さいから・・恥ずかしいよ・・」
ランカが両腕を上に伸ばし背中を反らすとワンピースが抜き取られ、
彼女はそのままアルトの首にしがみついてキスをねだる。

香の焚かれた寝室にキスの音とランカのあえぎ、決して止まることのない波音が入り交じる。
「アルトく・・んふッ・・はぅふ・・んっ・・はッ・・ひゃぅ・・耳・・よわいの・・」
ランカの耳たぶを甘甘と噛みほぐし、ぴちゃぴちゃと舐めながら、
アルトの片手が腰の下に潜り、指が最後のランジェリーにかかると、
腰をくっと上げたランカのお尻から、桃の皮を剥くようにパンティがつるんっと剥がされ、
まだ恥ずかしくて脚を閉じている彼女のお腹を、指がゆるゆると撫で回りはじめる。
(もう・・ダメ・・なにも・・考えられない・・)
アルトの手、舌と唇、指のすべてが、ランカをもっと感じさせようとして、うごめいていた。
「あっ・・きもち・・いい・・よ・・んッあッ・・!そこッ・・は・・」
725ライト・マイ・ファイア5:2008/07/13(日) 23:14:56 ID:VbMgEStL

愛液をぬるりとまとって、くぱっと開きかけた幼げな秘部。そこを探るアルトの指が
感じやすい肉の粒を見つけてにゅるにゅる撫でこすると、
彼女の腰はビクンッと反って、指の動きに合わせて空中で跳ねてしまう。
「んッ・・っんあッ!あっ!あッ・・あッひっ・・はッ!ゃあッ・・んっ!」
彼の指が止まって、震えるお尻がくたっとシーツに落ちたとき、ランカの膣口はぬかるみを深めていた。

「んっんッ・・やあっ・・」
指とはちがうざらっとした感覚にのけぞったランカは、自分の脚の間にアルトが顔を突っこんで
ミルクを飲む猫のようにぴちゃぴちゃと音を立てているのを見て、
めまいがするほど恥ずかしくなった。
「はぁッ・・はっ・・んんっ・・んん・・ふあぁ・・っあっあっ・・んっ!」
力の入らない脚は、彼の手でさらに開かれ、不意にクリトリスを吸いだされたランカが、天井にひときわ大きな鳴き声を放った。

快感に灼かれていく。快感がどこまでも灼きつくしていく。
ランカが自らつけた小さな火は猛火となって、ふたりの心と体を燃やしていた。
噴き出るあえぎ声や、おくそこから濡れていく体を恥じる理性は溶け、
アルトの愛撫が体に刻む快楽だけが残される。
麻薬のような快感はキリがなく、ランカはもっと強く激しく、いつまでも弄られていたかった。

脱力してあえぐランカの体がとろけきったと見たアルトが、ハーフパンツとボクサーショーツを
脱ぎ捨てた。二人とも、もう体を隠すものはなにもない。
(・・アルトくんの・・おっきい・・あんなの・・ほんとに・・?)
薄い闇の中で脚の間に入ってきたアルトが言った。
「ランカ。思いっきりしがみついてろ。痛かったら声も出せ。どうせ波で誰にも聞こえないから」
「うん・・わかった。アルトくん・・」
アルトの首に両手を回したランカの脚の間に、熱いものが当たる。
それはアルトが手で動かしつつ入り口を探しているのだが、
彼女にはそれが自分で入り込む先を探している生き物のようにも思えた。
726ライト・マイ・ファイア6:2008/07/13(日) 23:16:01 ID:VbMgEStL

その動きが止まると同時にアルトが両肩をつよく抱き、固いものがランカの膣口を
押し拡げて入りはじめ、彼女は夢中で彼の首にしがみついた。
「ふあっ・・!いっ・・ぐ・・いっ・・いっ・・たぁ・・いたっ・・」
「もう少し・・だから・・ランカ・・」
「あッ・・いた・・いたいよ・・おねがい・・ア・・ルト・・くん」
力いっぱいしがみつき、彼の背中に爪を立て、痛みに必死で耐えながら、
ランカは自分の体内がペニスで満ちていくのを感じ取って、鳥肌を立てた。

「あっ!んっ・・あっ・・はいって・・きてるよ・・アルトくんが・・」
「もうちょっとで・・ぜんぶ入る・・がまんしろ・・」
「んっ・・んっ・・わかっ・・あっ・・ぁうッ・・あッ・・!ッ・・」
肩をつかんでいた力がふっと抜け、その手がランカを抱きしめた。
「ごめんなランカ・・ぜんぶ・・入ったから。もう、痛いことはしない」
「っ・・はっ・・あっ・・うれしい・・アルトくん・・」
ランカは安心して目を閉じ、ちゅちゅっとキスをした。アルトはそのまま動かずに
キスを返し、抱き合って、ランカがペニスの感覚になじむのを待つ。

「まだ・・痛いか?」ゆっくりランカの髪を撫でながら、アルトが聞いた。
「うん、でも・・最初よりは・・痛くないよ。あの・・あそこが熱いかんじ、するだけ・・」
自分の体より固いものに貫かれている違和感はあっても、ランカの秘部はもう、飲みこんでいるそれを
中心にしてじんわりと火照り、新しい潤みに濡れていた。
「そっか。すこし・・動いてもいいか?」
「・・うん、だいじょうぶ・・して。アルトくん・・」
「じゃあ、ちょっとだけ・・」アルトが動きはじめ、木のベッドがぎしぎしっときしむ。
「あっ・・はっ、あっ、あっ、あっはんッ、あぁ・・あっああっあッ!」
ゆっくりペースからハイピッチまで彼がひととおり動くと、つながった部分が
ちゅぷちゅぷと汁気の多い音をさせ、ランカの羞恥をかき立てる。

「ふうっ・・」動きを止めたアルトは、見上げてくるランカの顔に今まで見たことのない色気が漂っているのを見て
少し心臓が躍った。小さくて幼げな体の中にのぞく、初めて性の快楽を知り、それを欲しがる女の顔。
その妖しさに心を燃やされ、彼はひそかに昂ぶってゆく。
727ライト・マイ・ファイア7:2008/07/13(日) 23:16:27 ID:VbMgEStL

「やっ・・あっは・・ずかし・・いよ・・アルトくん・・こ・・んなぁっ・・あっ!あっ!はッあっ・・き・・もち・・い」
ランカの性器は前でも後ろ寄りでもなく、ほどよい位置にあるせいで、体位を選ばない。
正常位から体を横に倒して脚を上げる側位のあと、
いま彼女はバックから貫かれていた。
もう恥ずかしさと快感以外なにも感じず、今ならアルトにどうされてもかまわない。

(あっん・・これ・・いちばん・・いちばん・・感じ・・ちゃう・・)
中に空気が入って押し出されて鳴る音がするのもたまらなく恥ずかしいし、
ペニスがいちばん奥まで入ってくる。
ランカはこの後ろからの責めを好きになれそうだった。
「あっ、あっい・・いよ・・アルト・・くん・・もっと・・して・・ッああっ!」

最後のひと突きをくれたアルトはランカをころんと横に転がし、
彼女の片脚を持ち上げてもういちど転がし、いったん正常位の形にしてから
上体を抱き上げて対面座位にすると、ゆっくり突き上げはじめた。

「はぁっう・・んむ・・ンッ・・あっ、んッく・・んぷ・・んッ!ん・・あっ・・あっあッあっ・・」
ぎゅっと抱きあって突き抜かれながら、したいだけキスをできるこのかたちを、
ランカはすぐ好きになった。後からされる時より、感じている顔をアルトにぜんぶ見られてしまう
恥ずかしさも、性感を高めてくれる気がする。
突き上げに合わせて腰を落とすタイミングを自然に覚えたランカは、
アルトといっしょに気持ちよくなること以外は考えずに動く。

やがて、快感を長持ちさせようとゆっくり動いてきたアルトもじょじょに高まってくるのを感じた。
ランカの声や表情、拙いながらも懸命に動く腰。ロリータ的な見た目を持つ彼女の
奥の奥までペニスを打ち込むたびにタブーを踏みにじる背徳の快感が走り、
できればこのまま中で思いきり射精して、注がれる感覚をランカの体に教え込みたい。
それは魅力的な考えだが、いまは避けたほうがよいことでもあった。
アルトはそれを残念に思いつつランカを突き上げる。
728ライト・マイ・ファイア8:2008/07/13(日) 23:17:49 ID:VbMgEStL

(あ・・もう・・なにもわかんない・・きもちいい・・きもち・・いい・・よ・・)
パイロットの冷静さと自制心、持久力をフルに発揮したアルトの責めに完全に屈したランカは
ついに腰を使うこともできなくなった。
初めてアルトに抱かれた嬉しさや彼への想い、強烈すぎる快感が交ざりあってうっすら涙をうかべ、
唇からはキスの名残のよだれをたらしながら、
手も脚も脱力して、腰をつかむ手だけに支えられたランカはアルトの腰にまたがって、
自分のなかにペニスが出入りするのを見ていた。

「あっ・・あっ・・アルト・・くん・・もっと・・して・・もっと・・」
「くっ・・う・・ランカ・・イクとき・・抜くからな・・もうちょっとで・・終わるから・・」
「やだ・・イッちゃ・・やだよ・・アルトくん・・いや・・」終わりを悟ったランカがぎゅっと抱きついた。
「無理言うなっ・・あっ、くッ・・」置いていかないでというニュアンスに、アルトの胸がせつなさであふれる。
そのまま彼女をベッドに倒して正常位に変え、アルトはムチャクチャに突きまくった。
「あはっ!あっ、あっあっ・・だ・・め・・あッうっ・・奥が・・こわれっ・・ぁっあん・・」
つながった二人の股間が立てる音は最高潮に達した。

「イくぞ・・ランカっ・・あっ・・い・・くぞ・・っう・・っんっくああっ!」
寸前で引き抜かれたペニスの先端から、ランカの体に向かって精液が噴き出した。
小ぶりな胸全体やお腹、あごにまでボタボタッと飛び散り、汚していく液体。
手足を投げ出してセックスの余韻に耽るランカは、その熱さや匂いの濃さをぼんやりと感じた。

最後のしずくがぽたりと落ち、彼女の横にばったり倒れ込んだアルトが、
はあっはあっと息を吐く精液まみれのランカにキスをしてささやく。
「乱暴になんて・・しなかったろ?」
「んっ・・んっ・・すごかった・・このまま・・死んじゃうかもって・・おもったよ・・・・」
「はは。そりゃこわいな・・」
コテージに吹き込む風が、ランカのからだの火照りと汗を冷やしていく。ベッドサイドにあった
タオルで体を軽くぬぐった彼女はアルトの腕を枕にしてころがり、彼のからだに脚をからめて
抱きついた。
波の音がする。全身にけだるい疲れが満ちてきたランカとアルトは、それを聞きながら
二人で眠りに落ちていく。

この島に、時計で計れる時間はない。夜は続くかぎり夜。太陽がのぼったら朝。
ランカは今までで一番しあわせな夜を、アルトの肩にちょこんと頭を乗せて眠りつづけた。

729名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 23:33:02 ID:7QDys5wR
アルランキター!
エロかわいいな。GJ
730名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 01:01:31 ID:Y8bjJOUw
おお、初めてアルランでねっちょりエロいのが来たな。GJ!
731名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 01:11:10 ID:SHqu3x59
GJです!!!!

アルランもめちゃくちゃ可愛いなぁ
ふたりとも幸せそうなのが良いですな。
お疲れ様でした!!
732ワイル・ユー・アー・スリーピング:2008/07/14(月) 04:58:26 ID:oLETZ+9b
>>715 続き、「While You Are Sleeping」行きます。
クラシェリw、会話のみ、エロなし、ひっつける気はもちろんなし。

「ミシェル! ……なんだ、寝てるのか」
「おかえり、クラン。
 さっきまで起きてたんだけど、ちょっと疲れちゃったみたい。寝かせておいてあげて」
「シェリルが呼び出すから、パトロール後の報告書をアルトに全部押しつけて
 出てきてしまったが……急いで損したな。アルトにも気の毒なことをした」
「いいのよ、気にしなくても。アルトは私の」
「ド・レ・イ、なのだったな。
 目の付けどころは悪くないぞ。あれはいいパイロットになるだろう」
「ミシェルと比べても?」
「ミシェルと比べても、だ。タイプが違うがな。アルトは相手の懐に飛び込んで勝つ。
 ミシェルは逆だ。相手と間合いを取って、動きを見切り、そこから勝機を見出して勝つ」
「いいコンビなのね」
「そうだ。この二人と、二人が最大の力を発揮できる瞬間を見つけるルカ、3人が揃う
 ことで、その力を単純に合わせた何倍もの力を発揮する。ガリア4で、一度は星を
 救ったように。3人を部下に持ち、使いこなしているオズマ少佐が正直うらやましい。
 私は……私を慕ってくれる部下を、守ってやることができなかったから……」
「クラン……」
「すまない。感傷的になっているようだ」

「……ね、ミシェルとはどうなの?」
「何だいきなり」
「相手との間を見切るのがミシェルの得意技、なんでしょ? なら、
 いきなり懐に飛び込まれたら、慌てるのかしらね? クランも試してみたらいいのに」
「な、何の話をしているんだ」
「何でもない。ミシェルもあなたも、『不器用』だと思っただけ」
「シェリルに言われたくはないぞ?
 本気でミシェルをパイロットの訓練に付き合わせる気なのか? アルトに内緒で?
 オズマが入れ込んでいる……熱気バサラだったか?
 ああいう先例もあるから、需要はあるとは思うが……」
「あなたが来るまでミシェルと話をしていたの。
 訓練を受けたいと思ったのは、中途半端が嫌だったからなんだけど、
 それだけじゃ済まなくなりそう。これまでもそうしてきたつもりだったけど、
 自分の道は、自分で切り開かなくちゃいけないんだわ。
 自分の身も守れないのに、大事な人は守れないもの」
「そうなのか……
 なぁシェリル、どうしても飛びたいというなら、いっそクァドランに乗らないか?」

「! クァドランって、あなたが乗ってるのでしょ?」
「そうだ。いい機体だぞ?
 シェリルはこれまで歌い手として努力してきたのだろうが、基本的には感性で飛ぶ
 タイプだ。マニュアルとにらめっこをするタイプではないだろう?
 それなら、メサイアより、クァドラン・レアの方が相性がいいかもしれない」
「えーと、ゼントラーディのサイズになるのも、興味ないわけじゃないんだけど……」
「……あぁ、すまない、埒もないことを言った。
 シェリルが本気でパイロットになるなら、いつか私の背中を預けられるほどに
 なりそうな気がしたのだ。忘れてくれ。
 クァドラン・シリーズにはサウンドパックの装備はないし……第一、アルトと一緒に
 飛ぶ機会が減ってしまうからな」
「あ、あたしは、そんな……」
「わかっている。私もシェリルの生き方に見習うべき点は見習おうと思うが、
 『不器用』なのは、別に私とミシェルだけではないということだ」
「……そうね、そうかも」

「しかし……ミシェルの奴、気持ち良さそうに寝ているな、人の気も知らずに……」

(了) 参考文献:アニメディア8月号の河森コメントw
733715=732:2008/07/14(月) 05:15:01 ID:oLETZ+9b
>>717 さんが心配されていたので、フラグ折っときましたw
でも根本からは折れてないかも?www
734名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 07:00:40 ID:vhuml3tQ
>>733
GJ!情景が頭に浮かんできたよ
ミハクラを茶化したり応援しながら、二人と友達として仲良く付き合うシェリルという
この3人の関係はほんとに本編でもそうなって欲しいな
いい話書いてくれてありがとう
735名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 07:57:26 ID:8LJnpPNe
>>732-733
超GJ!個人的にミハエルとシェリルの絡みは×より+が好みなんで
ミハクラ大前提のシェリ+クラはまさに理想通り…
ゼントラモールでも二人は気が合いそうな雰囲気醸し出してたもんな
しかも三人のキャラをよく掴んだ秀作だと思うッスw朝から良いもん
読ませてもらったよ、サンクス!
736名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 09:05:25 ID:+cUTHV3M
>>735
俺も同意見〜
737名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 09:59:02 ID:apN+gF8w
ミシェルとクラン、どっちも相手との事をシェリルに相談して、
間に入ったシェリルが「この不器用カップル可愛い〜」とかやるのが、

見れるとですか?
見れるとですね?
738名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 11:41:14 ID:+cUTHV3M
>>737
お互い顔を合わせるとぎゃあぎゃあ言ってるミハクラをみて、
「この二人は…」って飽きれるシェリルが見えるw
739名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 11:44:04 ID:8LJnpPNe
>>738
自分もアルトと似たような言い合いしてんのになw
740名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 11:45:51 ID:OBeohKBJ
シェリルさんも不器用なくせに相談に乗るなんてww
741名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:04:13 ID:apN+gF8w
>>739
それを見たミシェクラが二人揃って「やれやれこいつらは…。
するとルカが「どっちも同じですけどねえ、このバカップルさん達♥」とオチが。


…バカップル召喚の祈願
   ◇       ミ ◇ 
   ◇◇   / ̄|  ◇◇  
 ◇◇ \  |  | ◇◇    
    彡 O(,,゚Д゚) / 
       (  P `O 
      /彡#_|ミ\ 
       </」_|凵_ゝ
742名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 13:33:16 ID:W0KjbCp4
ミシェル×クランで投下
743honey honey(1/2):2008/07/14(月) 13:34:04 ID:W0KjbCp4
リゾート施設に併設されたホテル。
ゼントラーディ用客室でクランクランはバスローブ姿で、窓際に立っていた。
眼下ではホテルのプライベートビーチやプールなどの施設がライトアップされている。
部屋のドアがノックされた。
ドアを開くと、ゼントラーディ・サイズでアロハシャツを着たミシェル。
「遅くなったね、ごめん」
「かまわん。任務だろう?」
「ああ…」
部屋に招き入れ、ドアを閉じたとたん、クランはミシェルの首に腕をからめてキスをせがんだ。
「お?」
ミシェルは目を丸くしたが、慣れた物腰で唇を合わせた。すぐに離そうとすると、クランの腕が強く引きよせて、舌を絡める。
「んぅ……」
「ん」
ミシェルからも舌を絡め、腰を抱き寄せる。
クランの上体がしなり、ミシェルに体を預ける。
唇を合わせたまま、ミシェルはクランを抱き上げた。ベッドに、そっと横たえる。クランの顔を見下ろし、その頬を掌で撫でながら囁いた。
「どうしたんだ、クラン……何か、いつもと違う」
クランの瞳が揺らいだ。
「こんなはワタシは嫌か?」
バスローブの帯をほどき、合わせを広げながらミシェルは囁いた。
「…素敵だ」
「ワタシはお前の物だから……好きにしろ」
クランは小さな声で、しかしキッパリと言い切った。
「情熱的だな。この肌も磨いていたのかい?」
ミシェルの掌が首筋から、胸元にかけて愛撫する。指先が乳房の麓から、螺旋状に斜面を登り、頂に触れた。
「んっ……あ、ああ」
「見せて」
クランはベッドの上で身をよじり、ローブを脱ぎ落した。
「足を開いて」
ミシェルの言葉に、ゆっくりとだが、ためらわずに膝を立てて開く。
視線を感じながら、指でスリットを開く。
「よく、見える」
ミシェルの吐息が、指先と花びらにかかるのを感じる。それだけで、体の奥から疼くものがこみ上げてきた。
「あ……ああ…」
「キス、するよ」
「うむ……くぅ」
指先に唇が触れ、舌が花びらの形をなぞる。
つま先が反り返り、体が奥から蕩け始めているのが判る。クランは唇を舐めた
744honey honey(2/2):2008/07/14(月) 13:34:58 ID:W0KjbCp4
「本当に、どうしたんだクラン……」
高揚した時間が過ぎ、互いに火照った肌を重ねて、気だるい時間に浸る。
ミシェルはクランの青い髪を指に絡めていた。
クランはミシェルの胸に顔を埋めている。
「なんと言うか……覚悟を決めたんだ」
「覚悟?」
「ワタシは、こういう方面の実戦経験は無いから……不安だった」
「不安って?」
クランは、少しためらってから続けた。
「いつか、お前がワタシの所から去ってしまうんじゃないかって」
「……それは、俺の不徳の致すところだな」
ミシェルのプレイボーイぶりは、クランの耳にも入っている。今でこそ、そうした浮名を流すことは無くなっているが、ミシェルが女性に対して示す洗練された物腰は、時々クランの胸の内をザワつかせていた。
「今は違うぞ」
クランの瞳がミシェルを見つめた。
ミシェルの緑の瞳が、柔らかく受け止める。
「お前がどうあろうと、ワタシの気持ちは変わらない。だから、ワタシはお前の物だ」
「クラン…」
ミシェルは微笑んだ。
「そういう言葉は、男の前では言わない方がいいぞ。図に乗らせてしまう」
「駆け引きも作戦も要らない。自分に正直にしたい」
クランの言葉は力強かった。
「お前……」
「ミシェル……どうやったら、お前を、もっと楽しませることができる? 教えてくれ」
「いいんだ……クランはそのままで、いい」
クランの掌がミシェルの肌の上を滑った。おとなしくなっている男性器を握ると、ためらいがちに刺激する。
「クラン……」
ミシェルは驚いた。これまでベッドの上では、いつも受け身だったクランが、積極的に愛撫しようとしている。
手の中で性器が勃起すると、クランは唇を寄せた。ちらりとミシェルを見てから、目を閉じて先端を唇に含む。
「…ん」
ミシェルはクランの頭を撫で、顎を引いた。
「気持ちいいよ、クラン……ん…そう。そこは敏感だが、あんまり刺激すると直ぐに無感覚になるから、他のところも……そうだ。歯を立てないように……ちょっとぐらいは構わない」
ミシェルは目を閉じて、クランが与える刺激に意識を集中した。
「ん…ん…ん…ん……」
導かれながら、唇での愛撫に集中するクラン。

<終>
745名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 17:56:04 ID:7ya97+Z1
終わってねーしw
746名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 19:01:43 ID:+cUTHV3M
積極的クランwwGJ途中〜?続きがあるなら読みたいなw
ミハクラ大同士のエロ好きっすw
747名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 20:51:58 ID:wYi8JhhL
ミハクラ祭りだwミハクラ祭りだw

こうなりゃミハクラ+アルシェリのバカップル話の降臨を全裸で待つぜw
ミハクラもアルシェリも根本的には似ているんだよな。クランもシェリルも一途だし、母性本能あるというか、それでいて純情乙女w
748名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 21:21:32 ID:G5DWkNwy
>>720
しばらく見ないうちに、超GJなアルランが落ちてるジャマイカ!
ランカはロストバージンもかわいいよランカ
おっきさせてもらいました。
749名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 22:49:45 ID:ZXuk1NHf
>>743-744
GJ-----!!お待ちしちょりました!ごちでございますm(_ _)m
…そして続きを。是非!!
750名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 23:12:51 ID:p52wxefZ
>720
アルラン、すごく良かったです。
751名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 23:20:43 ID:g1TYYDj5
>>720
アルランGJ!

かわいいよ、ランカ
752名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 01:38:17 ID:7BKGbt1R
>>720-728
アルランキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
本当にGJです。二人とも初々しいのにエロくてかわいくて
まさにアニメ本編の二人って感じでしたよ!!!!

>>747
ミハクラとアルシェリと1セットにしないでほしい
ミハクラはそれなりに好きだけどアルシェリは苦手って人間もいる
753名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 01:49:12 ID:+jKDn8no
>>752
嫌なカプはスルーで。
〇〇嫌だから書かないでって言うのは職人さん大変になっちゃう。
職人さんには自由に書く権利があるし、
読み手にはスルーする権利があるっす。
754名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 02:07:23 ID:Xxw9QD7e
カップリングに対する不満と、つまんねという感想
前者は許せないが、後者は我慢できる
755名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 02:08:54 ID:idubg4Mp
> ミハクラはそれなりに好きだけどアルシェリは苦手って人間もいる

自分はドンと来いだから、作者さんが冒頭に注意書きすれば
ダメな人は読まなくて良いと思うYO
756名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 02:30:33 ID:V/M4QeAs
>>752
ミハクラ好きでアルシェリ好きな人もいるだろうよ
747は別に意見の強制してるわけじゃないんだしもうちょっと大人にいこうや
ここにいる以上成人なんだろ?
757名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 02:53:29 ID:idubg4Mp
752は ア ル ラ ン じゃないとダメなんでしょw
アルシェリをNGに入れておけばいんじゃね
758名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 07:05:18 ID:7k30fR+w
注意書きしてあるからNGにすればいいよ
759名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 07:16:25 ID:cnBk0uMS
ミハクラは好きだし読みたいけど、そこに別カプセットされたら……ってこともあるのかな?
複数カプ混合ってのは、確かに難しいよね。
(自分も、複数カプ混合はちと苦手なのでわからんこともない)

でも、基本は職人さんの自由なんだから、そこは我慢してスルーしたらいいと思うよ。
特に今は、本編がああだからアルシェリ成分をこういうパロで補填したいって人多いだろうし。
760名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 07:56:19 ID:eBkxAXvN
ブレランカ読みたい
761名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 08:32:30 ID:GllsYRT/
本編でのミハクラ成分(クラン分)があまりにも少な過ぎて、泣きながらパロスレに通う日々……ミハクラもお願いします……
762名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 11:19:42 ID:l2CXXFv8
ブレランとか明らかに兄弟フラグだし
どうせならもっとアルランが読みたい
放送は今週もアルラン一色ぽいし
やっぱ今はアルランの流れだろw

これまでアルシェリばっかりだったのが
やっと増えてきたところなんだしね

>>752
気持ちはすごく分かるけど表でそう言う事は言わない方がいいよ
苦手カプは犬のウンコ踏んだと思ってあきらめろw
763名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 12:23:17 ID:+jKDn8no
>>760
ブレランは兄妹かもしれないから、別の場所で、ってなってなかった?
したらばだったか…
血縁がないといいけど…
764名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 12:49:01 ID:Yp31ReLI
えっ兄妹って駄目なの?
むしろ萌えるんだが…
注意書きしてあればおkじゃない?
765名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 13:24:03 ID:e4LN9+Hy
>>763
したらばはカプスレから派生した場所だったと思う。
カプスレで、兄妹でも萌えるwって話になった時に
厳密には兄妹はカプじゃないからよそでやれってことになったような記憶がw

ここではそれとは関係なしのエロパロだから、OKでしょ。
注意書きさえあれば。
766名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 13:29:02 ID:CB7/PKDh
つかアルランだけだよね、文句付けてくるのって
だからアンチスレとか伸びたり、緑って言われたり、嫌われるんだよ
767名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 13:33:28 ID:idubg4Mp
前に、ランカだけカップリングでハブにされた!
馬鹿にしている!失礼だ!とかってフジコった人と
同一人物臭いカホリが
768名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 13:44:16 ID:cnBk0uMS
>>766
だよねー。
シェリルなんて見てみなよ。アンチスレなんて全然伸びないし
内容もシェリル自体の批判より、一部のマナーの悪いシェリル厨の話ばかりだしw
769名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 14:12:55 ID:Yf4PoWVb
どうでもいいからオペ娘かナナセの百合を
770名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 14:31:35 ID:+jKDn8no
>>761
気持ちわかるよ〜
771名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 14:37:23 ID:63rnFVRB
塚ここでランカとランカ厨叩きするとお前らもシェリル厨にされるから気を付けろ。
あくまでもここはエロパロスレ

興味ない人間からみたらランカもシェリルもカプ厨はウザ
772名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 14:41:38 ID:ZDfyXlqi
久々に覗きにきたら、調子こいたランカ厨に荒らされてワロタw
アルランもアルシェリもミハクラもなんでもいけるクチなんで、
いつも楽しみに投下待っているんだが、763みたいなあからさまな対抗カプに対する
嫌み野郎が増えたのは悲しい限りだ……
773名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 14:44:17 ID:Ka4xBp4K
エロパロなんだから3人1組でもいいじゃないか
774名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 15:36:07 ID:cnBk0uMS
「ダメ……ランカちゃんが見てる……」
「見せつけてやろうぜ」
「ひどいよアルトくん……」
みたいなのを想像した>三人一組
775名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 15:56:48 ID:uAyvGQxw
おれはそんなノリがかなり大好きなのだが
>三人一組
776名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 16:21:14 ID:ixBJXMUs
片方がかわいそうだな
女二人が仲良くアルトを攻めまくるとかなら笑えるけど
777名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 16:35:10 ID:GcWIvT/F
ブレランってここはダメなの?
ノーマルのエロパロって初めてだからよく分からないんだけど
兄妹が確定する前でも確定後でも注意書きしてもアウト?
778名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 16:36:35 ID:GcWIvT/F
ブレランってここはダメなの?
ノーマルのエロパロって初めてだからよく分からないんだけど
兄妹が確定する前でも確定後でも注意書きしてもアウト?
779名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 16:37:43 ID:GcWIvT/F
ダブった、ごめんorz
780名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 17:08:58 ID:IbrLl9/G
あらかじめ注意書きすれば別にいいんじゃないか
781名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 17:25:58 ID:e6XEEKEs
>>776
アルトは受がよく似合う…
782名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 17:38:05 ID:5IF6bQ/5
漏れはこっちのが…
「ダメよ、アルト。ランカちゃんに手だしちゃ。私のよ」
「シェリルさん…そこはぁっ」
「お前らっ」
783名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 17:49:43 ID:1fwSlC4W
性的指向を言えば、スカ以外なら何でも書けるし読める。けど!

カプ傾向で言えば、ブレラン書くのはすごく大変だと思うから、
>>777さんにはがんばってトライして欲しい。

今まで誰も書いてないものを書く職人はシビレるしあこがれるぅッ!
784名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 18:04:13 ID:cnBk0uMS
>>782
「あらあ、ここ、こんなにしちゃって……しょうがないわねえ」
「ちょwwwwww待てwwwwwwなんでボビーお前が乱入……う、アッー!」
785名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 18:32:39 ID:CQVbd4a5
>>784
「…やるわね!。流石ボビー、無駄のない攻め方だわ」
「アルトくん…キレイ…」
「お…お前らなあ…」
「うふふ。良かったら他にも教えてあげるわよ、お嬢さん達。
丁度ここに素敵な教材もあることだしねえ…?」
「え、ちょ…ぅえええええ!!!??」


空が、青いな…
786名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 23:43:49 ID:99my80Pi
キモイよランカ厨ヒロインの癖にー
本編だってミンメイポジションなんだからおとなしくアイドルしてろ
ボロボロになっていくシェリルにこそ凌辱の味があるってもんだが。。。
シェリル凌辱って需要あるんだろうか?
ちょいと興味あるがスレ的にどうかな?
787名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 00:17:42 ID:SGxa0m7M
>>786
煽りみたいな文やめれ。

エロパロ板だし陵辱系もありかなーとは思う。ただ好き嫌い相当別れそうだし
最初に注意書きは必須じゃないかね。
ちなみに個人的には誰であろうが陵辱はスルーさせていただく。
788名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 00:25:55 ID:DWiU1K8E
>>786
フッ。やって頂こう!スカ以外ならなんでも行ける。
今までそれ系見たことないし。
789名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 00:28:10 ID:2qJzP5zg
>>782
おや、こんなとこにもう一人の自分が……
790名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 01:31:18 ID:N4IpZlZg
>>786
ランカじゃないなら見てみたい
791名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 01:41:43 ID:UTyh48mu
犬派だの猫派だのランカ派だのシェリル派だの……なぜ派閥にわけるんだ。
「どっちも好き」な人間もいるんだぞ。どっちも魅力的じゃん。
ランカとシェリルもライバルしつつ仲良しなんだから、みんな仲良くしようよ…
せっかくいいスレなのに。
792名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 02:24:26 ID:d6bxYkLY
エロパロで争ってるのって一番醜いよね
793名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 02:45:14 ID:K30t7MP5
醜いっつーかただのアホかとw
794名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 04:42:27 ID:qB1cnzQm
もう、未成年来れない様に何とかしろよ・・・・タスポみたいなのでも作れ
795名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 05:22:28 ID:l9qz5rxi
同じ穴のむじなが何言ってんの?
796名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 05:30:22 ID:Cf2t4YB4
 ええい、議論などどうでもいい。問題は性欲ではないのか。というわけで書く。

「んっ……やぁっ……きもち、いいよぉっ……」
 甘やかな声が、マクロス・クォーターの待機室に広がっていく。
 ミシェルの忘れ物を届けにきたクラン・クランは、彼のロッカーを開いただけで、その体臭にあてられてくらくらになってしまったのだ。
 ミニの戦闘服の股から、愛液がぽたぽたとしたたって、リノリウムの床に小さな池を作っている。
 ショートの上から指でまさぐるだけでは、とうに押さえられなくなっていた。
「ミシェルうっ……ミシェルの、におい……やらしい、よぉっ……」
 汗のしみこんだミシェルのシャツを手に取ると、小さなクランはくんくん、と匂いをかいだ。牡の性臭が脳髄にしみこむたび、
毎夜の一人遊びで発達した桃色のクリトリスが、ビクビクと下着の下で激しく自己主張する。
「いいよねっ……誰も、こないし……ああっ……おなにぃ……してもぉっ……」
 しゅる、といちご柄のショーツを膝まで降ろすと、淫液が糸を引いて、待機室中にみだらな匂いが広がった。
「こんなにっ……こんなになっちゃってるの……ミシェル、ミシェルっ……」
 ロッカーに幼い肢体をもたせかけ、おしりを突き出すようにして、クランは青い快感をむさぼる。
 指先が一毛とてない幼い淫裂をまさぐるたびに、ピンク色の秘肉だけがうごめくのが、なんともみだらだった。
「ちょ、ちょっとだけ……しょじょまく、やぶれちゃわないくらい、ちょっと……」
 おそるおそる、指先がヴァギナに侵入していく。
 未成熟な膣洞は、人差し指の第一関節までであっというまにぎちぎちになった。
 動かすのではなく、淫核にこすりつけるように、指を動かす。
「ああああっ……ふぁああっ……ミシェル! イク、イクの……! だいすきだよぉ……ミシェルぅ……」
 びくん! と跳ねて、幼い肢体が脱力し、床に転がった。
「ふぅん……」
 不意に、人の気配がした。
「だ、だれ……!?」
「クランちゃん、そんな趣味があったんだぁ……」
 手にまぐろ饅のランチボックスを持った少女。
 ランカ・リーだった。だが、その顔は嗜虐にゆがんでいる。
「おしおきしなくちゃダメだね?」
「え!?」


 つづかない。
797名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 08:22:46 ID:1pbqa+XA
わっふるわっふる
798名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 11:02:24 ID:jXAB15Ps
クラン大×ミシェル大で始めてするとき
乙女クランは物凄く痛がりそう。
ミ「大丈夫?」
ク「平気だ!」
ミ「無理しなくても…」
ク「頑張る!」
ミ「慣れの要素も大きいからさ…」
一から説明する優しいミシェルを妄想。
799名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 12:15:37 ID:BYLRJIKF
題名にカプちゃんと明記しとけば読みたくないの読まなくていいでしょ
緑虫のはとばす
800名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 12:52:24 ID:eVMpeAbA
>>798
ク「勇猛果敢なゼントラーディに、この程度の痛みなど…」
ミ「いやでも涙ボロボロじゃないか」
ク「…れたく…ない…」
ミ「……え?」
ク「折角重なり合えたのに!わたしは離れたくないんだ!お前は離れたいのか!」

などという白昼夢が見え
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン 
801名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 12:58:00 ID:bGfedYMh
>>798
慣れてるメガネに対してむくれるクランを受信した。
ああもうメガネshine!
802名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 13:13:25 ID:1pbqa+XA
>>800
妄想をテキスト化する作業に戻るんだ
803名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 16:16:04 ID:LvXUNAkk
ランカはアルト一筋でいって欲しい
レズとか陵辱とか見たくない・・・
804名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 16:37:57 ID:HOLFPABR
そう思うのは結構だけど
それをスレに書き込むのは慎みたまえ
805名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 16:57:35 ID:4/cO9PF/
今まで百合って嫌悪してたんだけど…
ナナセのランカ好きっぷりはすごく好きだなー
ランカブログのシェリル好きっぷりもかわいい
ホントマクロスは萌えの宝庫だな(´∀`)
806名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 17:06:01 ID:pa74xi7C
>>803
またアルラン厨か…
807名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 18:14:32 ID:4pq1m58b
つかどう見てもアルラン厨を装ったアンチだろ
多発しすぎなところを見ると明らかにおかしい
808名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 18:21:03 ID:eVMpeAbA
さあ何も無かったかのように、
みんな妄想をテキスト化する作業に戻るんだ!
809名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 18:21:56 ID:haAW7CIy
キャラ厨カプ厨を侮っちゃダメだ
あいつら自分が気に入らなかったら、スレ潰すくらい平気だぞ
810名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 18:25:29 ID:xP0oYxmR
>>805
もしナナセブログがあったらストーカー日記みたいになりそうw
811名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 18:39:26 ID:GEiCjme0
でもまあ、アル×ミハを書け!って言われるよりマシじゃね?w
アルランは最近デカいの落ちたし。
812名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 18:55:56 ID:4/cO9PF/
>>810
ランカブログのナナセ(777)コメント仕様書き込み
最近見掛けないから悲しいぜ

しかしルカナナもいいよなー
813名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 19:25:08 ID:eVMpeAbA
>>805
【ランチ中の会話】
ナナ「ランカさん前にも増して魅力的になりましたよね〜」
ラン「え?そう?嬉しいなありがと。んー…でももうちょっと…」
ナナ「?」
ラン「(視線を落として)…シェリルさんやナナちゃんみたいになれたらなあって。」
ナナ「今のままのランカさんでもすっっっごい素敵だし、みんな同感だと思いますよ?
   (拳を握って)じゃなきゃ人気爆発してませんよ!」
ラン「えへへ…ありがとー」
ナナ「ていうかですねえ…」
ラン「(咥え箸しつつ)?」
ナナ「(凝視しつつ)胸…ちょっと大きくなってません?」
ラン「えー嘘お(笑)」
ナナ「いやいやいや、色々な人達に見られて更なる開花をしてるのかも…」

 ツン プニュ ムニュムニュムニュ

ラン「ちょ…ナナちゃんくすぐったい…チンジャオロース落ちちゃうよう〜」
ナナ「いいじゃないですか女同士だし。これくらい女子高じゃ普通ですよぉ?」
ラン「やーんもう〜(汗」

ルカ「もしかしてボク、男扱いされてない…?…しかしいいなあ…ランカさんになりたいなあ…」



などという白昼夢も見え…
;y=━( ゚д゚)・∵. バスン !! 
814名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 19:38:54 ID:FdWama55
このスレのお客様の中に、白昼夢や妄想を実体化できる、具現化系能力者の方はいらっしゃいませんかー
815名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 20:15:03 ID:K30t7MP5
>>812
イイ!GJ!!
チョイ百合は可愛くて良いね。
816名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 07:18:24 ID:DpmNhtA7
いま435KB・・いくつが限界だったっけ?512だっけ?
817名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 08:16:29 ID:x4Fm/rHO
>>816
512だったと思うよ。
818名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 09:00:37 ID:27Oh+Vzi
保管庫の管理人さん元気ですかー?何にも手伝えない(-_-;)
2スレ目もいいss多いから…
819名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 09:37:13 ID:hIUC4yxg
wikiだから自分で編集しろよ>>818
820名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 13:23:50 ID:sSDiZmfd
wiki編集は任せて、妄想を具現化する能力の研究を続けるんだ
821名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 16:17:58 ID:phNn7fMb
>>813
アルナナGJです!
やっぱりランカは良い子だし
みんなに愛される子だなーって思ったよ
だからこそアルトと幸せになって欲しい・・

胸が大きくなってるのはアルトにもまれてるからだろうかw
822名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 17:24:31 ID:x4Fm/rHO
オズマ「な…!この冷蔵庫…牛乳しか入ってない!マジか!!」
ランカ「(コソコソと)…だって…一生の問題なんだもん…」
オズマ「せめてビールとツマミ冷やすスペースくらいは…」
ランカ「……だって…一生の…」
オズマ「わーかった!分かりましたよッ!
    (ブツブツと)…ったく風呂上りの一杯だけが楽しみなのによぉ…
    …どうせそんな事したってランカじゃロクにデカくなりゃしね…」
ランカ「お兄ちゃんのォ、馬鹿ーッ!!!」

 オズマ、バルキリーリュックが顔面直撃。

--------------------
職人様のラブラブSSを待ち焦がれていたら、
こんな兄妹喧嘩が脳内に降りてきてしもうたとです。
823名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 17:33:31 ID:i7NSXcgz
>>822
ここはエロパロ板だぞ。だれがそんなほのぼの兄妹ネタを投下しろと言った!?






だが萌えた。GJ。
824名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 19:42:58 ID:ZsIT5NGL
>>822
…そうです!一生の問題です!!ww
とゆー訳でGJ!!
825名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 20:04:20 ID:2GLkBXW/
>>822
一生の問題だから好意を向ける相手にマッサージしてもらう流れになるわけですね!
わかります!><




それができるのはランカとクラン(小)だけなんだなこれが…
8261-914:2008/07/17(木) 20:10:08 ID:zhNtlsp+
>>818
ごめん、生きてるよ。ダイジョブ。
この三連休にごてっと纏めてやるから全裸ソックスで待ってて。
風邪ひきそうだったら先にやってくれてかまわんがな。
827名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 22:39:21 ID:QruZcxsL
                   i    | ,   {.  トい、ト、{´\`丶`ヽ.{ ,.≧=ミ、い\  丶 、 \
                    |    l/ i  、  「  __,.=ミ.      ´t:'辷カ}.ヽ\ \  ヽ!丶 \
                    !   /  i   \ y'^辷チ〉        ̄^⌒  i 、  丶  丶 \丶
                    丶.  / !  :!  i  マ .ゞ'"´                  !|ヘヽ、  \ \ 丶\
全裸ガーターストッキングで  ,  ,j   !  ! ぃ                 l リ} \丶   、 \ 丶
     待ってるわね     ' / !   ト  . jヘ.       _ ,         |' /   \丶  ` ー-
                       i i l   い ∨! ヽ      _ ___       jろ.      \、
                  | | |    iヽヘ :、   \   rく._⌒ンン      ハ{'\     、` ー --
                       ! U!     〉i \   \  `ー - '       /   V、`ヽ     丶
                       ',  、    Vム!  | 丶   \         イ     ', \}     ヽ
         _  -− -    ___、_\ 丶 /|〔_j!  l  |\    丶     / 卜、   丶  丶     、
     ,  ´          ___  丶_>'´  `,小  l\ー-ヽ、   丶∠..___ |  `丶 ._ 、   `  、
    /   _  -− __ 二 -‐  "´  ,. =イ い  、 \ー- {≧_、_   `丶、      ` ー- ._  \
   ,  ‐  _,,. -‐_二        ,. -ヽ\   ヽ.  \  丶、   `丶、   丶      ,/,.-\
 . イ -‐ ´.  ´_  -‐==-‐ _彡‐'´    >、\   \  丶  ` ー‐;-、   丶  丶   / /   ヽ
 /  ,  '´ ,. '´ ,. ァ'´,. -‐   ̄`ヽ.__,. へ  ヽ丶   丶   丶.  / /!   _ゝ\  丶 /    ヘ
.  / , '´// / /         \\「ヽhヘ ヽ    `丶   `丶、ト、    \ \  \     .
. / / , '    / /               ヽハ! ハ ヽ     , `ン 、   <`ー- .___y{_,\  \
.′ ,   / /  /  {            ヘ. V'∨_ハ.  \.  / ,イ^ー-> ..__` ー--==、、\ヽ   \
828名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 22:43:57 ID:IZOWfKhY
>>827
ここは一応エロパロ板なんで
ただでさえ容量少なくなってるときに下らんAA投下は控えて欲しい

>>822
いいねー短いけどオズマとランカのほのぼの兄妹愛に萌えました
この流れでアルトに大きくしてもらうんですね
それでオズマに睨まれながらもランカが好きなアルトとか見てみたい
829名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 23:46:52 ID:OK77m1Q/
>>827
慈愛に満ちた肉体だッッ
830名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 23:59:41 ID:lJCFjb9z
色は赤でお願いします。
831名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 08:47:37 ID:1gDIZ6sk
容量的に終盤に差し掛かってる時は、小ネタで埋めていった方がいいのかな?
長文の人とか投下できなそうだし。
それならばみんなで妄想して・・w
832名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 09:18:12 ID:t1YqIrOh
入院中のミシェルに小クランがリンゴ食べさせてたな。
「あーん」って。
きっと「ミシェル、体を拭いてあげるぞ!」ってアタックはあると思う。
833名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 10:05:10 ID:zw2UlJ9q
しびんを持ってくるクランを想像(ry
834名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 10:50:39 ID:qrafwCz3
>>833
無邪気に「これを使うのだろう?看護師に聞いた!やってやる!」と言ったりしてねw
835むにゅもみトーク(1/2):2008/07/18(金) 13:56:42 ID:T/z6lO3A
先日から白昼夢を投下してた者ですが、何だかつたない妄想にまでGJ反応をいただいてしまったので、
お礼代わり(?)に今日も>>825から妄想した小ネタを投下してみるテスト。

またトーク系の上にエロス分不足ですが、<ミハエルxクラン>で。
-------------------- 

ミ「…ちょっとそこのちっこいちっこいクランさんや。
  この冷蔵庫の中身について、こっち来て説明を願いたいのだが。」
ク「ちっこいは余計だ全く。…ああ、牛乳だな。」
ミ「いやそりゃ見たら分かるだろ。牛乳ばかりがギッシリ詰ってる理由を聞いてるんだ。」
ク「(もじもじ)…だって少しでも…大きくしたいではないか…」
ミ「身長を?」
ク「そうそうこうニョキニョキー…って違う!…あ、いやそれもいいかもだが…でも違う!」
ミ「…どっちだよ。」
ク「違うが違わん!え…アレ?」
ミ「まあ座って、牛乳でも飲んでおちついて。」
ク「あ、うむ、ありがとう。」

 コッキュコッキュ

ミ「で?何を大きくしたいって?」
ク「……………………ムネ」
ミ「………………(ズルッ)」
ク「…………」
ミ「(クランの顔を指し)クランが…」

 コクン

ミ「(指す指を下げて)そのふたつを…」

 コクン

ミ「(手のひらを広げて)大きく…」

 コクンコクン

ミ「…………」
ク「…………」

ミ「は?(笑)」
ク「わざとらしく訊き返すなッ!清々しい笑顔がムカつくなこの眼鏡め!」
ミ「いやごめんごめん。ちょっとイメージが湧かなくて、つい。」
ク「なんでだ。もっとこう、ボーンボーンなのが本来のわたしだって、
  ミシェルだって知っているのだろうが。」
836むにゅもみトーク(2/2):2008/07/18(金) 14:00:07 ID:T/z6lO3A

ミ「流石にさあ、実年齢的に成長は難しいんじゃないかと思うんだけどな。」
ク「この状態はマイクローン化の際の遺伝子異常だろう?
  何の吸収がキッカケで異常が回復するかなんて分からんぞ。
  せめて胸だけでも大きくなればシメたものだし。」
ミ「理屈はそうかもしれないけどな。しかしこんな大量にどうしてまた。」
ク「ああ、オズマ少佐の妹君と話をする機会が先日あってだな。
  その時何だか意気投合してな。半分ずつにしようかー…と。」
ミ「え、何、ランカちゃんと二人して、牛乳を胸のために大量セット購入?」
ク「そうだ。悪いか。」
ミ「……プッ…あ、いや、悪い……ププッ…」
ク「素で笑ってるなバカミシェルッ!!」

 ポカポカポカ

ミ「痛いイタイタタ、悪かったホント悪かったって(笑)」
ク「(ふくれながら)まったく…後でランカにも教えてやる。とっちめられるがいい。」
ミ「いやあそりゃ勘弁だな。間違ってナナセちゃんやシェリルや姫にまで伝わったら、
  ちょっと切ない目に遭わされそうだ。」
ク「知るものか。切なくなれ。」
ミ「いやいや、何でもするから許せよクラン。
  そうだ、他に胸を大きくする民間伝承の療法があるのを知ってるか?」
ク「プロトカルチャーのか!そんなのあるのか!」
ミ「あるある。地球伝統のらしいけどな。試してみるか?」
ク「試す!!どうすればいい!?」
ミ「そうだな…ではまず俺の膝の上に後ろ向きに座ってくれ。」
ク「わかった。よいしょ…」

 チョコン

ミ「オーケー。さーてそれじゃ、お楽しみタイムスタート…」
ク「……え……ちょ………………うにゃー!!」

 パァン!

ミ「(頬を押さえて)痛ッ!酷いなあクラン…(笑)」
ク「ハァハァ…そういう行為は…自重しろ馬鹿者…」
ミ「はいはい。しかし思うんだが、やっぱり今のクランのスタイルじゃ、
  胸だけ大きくとか不自然だよ。」
ク「わたしだって本当はそう思う。でも利点だって無いわけじゃない。」
ミ「と、いうと?」
ク「事情を知らない周囲からは、今のままじゃミシェルがロリコン扱いしかされないし…」
ミ「……あー…こりゃまた健気な発言で。もうお兄さんKO寸前…
  やっぱマッサージで逝っときますかッ!」

 ガバッ

ク「……待て……この……ダメ…………うにゃー!!!!」

-------------------- 

以上です。
…私はどうやら大小に関わらずミシェクラ大好きかも(笑)
837名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 19:35:21 ID:9Nx1NOOT
>>835-836
…wwwいーいなぁ(笑)こーゆーの大好きです。子猫みたいにジャレ合ってるうちにいつの間にか…って感じがイイ!GJ!
838名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 23:26:02 ID:t1YqIrOh
クランカワイイw健気だー
ミシェルはクランに優しいだろうなと妄想…
小の時はじゃれついたり一緒に昼寝とかしてそう
GJですw
839名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 00:13:36 ID:0AK7hb73
…………やっぱり、眼鏡割れろw
かわいいよクラン、かわいいよクランw
840名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 00:59:59 ID:jjC+tKUe
眼鏡は割れてほしいが、しかしクランが一番輝いて見えるのも眼鏡といちゃついているときだという
ジレンマ……うん、眼鏡shine!
841名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 01:34:39 ID:CZ4YkS55
マイクローン状態でクランの胸が成長すると
ゼントラーディサイズに戻った時に、
バストが更に巨乳化してスーツに収まりきらなくなる副作用がっ
842名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 01:42:41 ID:cnKslouQ
ミシェル、クランがマイクロ状態の時にしか勝てないのに(からかったり)
負傷してマイクロクランに世話され、完敗状態だ。
843名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 02:24:28 ID:U/A7E82M
今回の放送みて思った
こりゃランカ寝取られのネタで書くしかないな
でもブレラ少佐はいい奴っぽいからな、さわやかな話になりそっだw
844名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 06:34:43 ID:EeA8yRSP
ブレラ少佐、お兄さんでしょ?
某木曜日の童貞に負けた日曜日みたいに寝取られるなら17歳じゃね
845名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 12:12:08 ID:8TWrydxk
17歳の中身、男もいるんだからなんでもありだよね。
846名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 13:11:57 ID:kapEt6TW
メガネさんshineとか書くと何だか必殺技みたいだわコンチクショウw

でもミハクラ萌え
847名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 22:35:49 ID:cnKslouQ
ありがちな妄想ミハクラ
クラン「ミシェル〜何か食べたいものあるか?!」
ミシェル「クラン。」
一般病棟で残念!
848名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 01:43:53 ID:tPy5wTGK
鬼畜眼鏡なミシェルがみたいw
849名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 03:40:44 ID:e1BXYqpX
>>848
ロリでやるとリアルにタイーホだから
お互いゼントラサイズで見たいな。
クランはえっちぃ知識は少ないから、鬼畜プレイされても、最初は気付かないかも(笑)
慣れてきたら身体能力高そうなクランの復讐(責め)が見れるかな。
クラン「ちょっと実戦経験があるからといって、今までよくもー!w」
どっちにしてもミシェル、オイシいじゃないか。クランも満更でもないしw
850名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 03:54:30 ID:j59a6Mp1
保管庫管理人さん乙
いつもありがとうございます
851名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 05:38:20 ID:sTAu+EuE
有難うございますm(_ _)m
852名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 05:50:45 ID:ATzmY3vE
保管庫のヌシ様、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
853名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 09:56:52 ID:e1BXYqpX
保管庫お疲れ様です!
854名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 10:31:50 ID:Z6XETG3D
15話見たらシェリルとランカが競ってアルトにサービスするヘブン状態しか想像できなくなった
855名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 14:58:09 ID:7NGRmKCp
>>854は正常
856名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 18:35:26 ID:vCvUQ173
アルトとランカのラブラブエッチと
それを見て自分を慰めるシェリルを見たい
857名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 19:09:07 ID:28oiT7Uj
いや、そこはアルトとシェリルのラブラブHをランカに見せて、
犬耳キューンと垂れさせながら指くわえて見てるお預けプレイだろw
858名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 19:15:55 ID:LVr/SBj4
>>857にバチバチッと刺激された。
創作モーターが回りそうだ。
859名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 21:58:45 ID:UzfnLTZ+
アルト姫周りが充実する予感ー
よーしパパ負けないくらい、ミハクラでも妄想しちゃうぞー
860名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 22:48:55 ID:a1wvcV9v
>>857の後に
今度は逆にアルトとランカのラブラブHに指をくわえて自慰するシェリル
で丁度いいんじゃないか?
アルシェリ派アルラン派共に満足w
861名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 00:11:36 ID:IdTLfDj+
>>859
ミハクラふぁぁい!
862名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 00:44:21 ID:UUD6o0Fd
>>859
…パパ頑張って〜(^o^)/w
863名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 06:32:01 ID:ROo2l4Gp
3Pでもいいんでないか
864名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 09:19:02 ID:gbuWnGMB
だよなあ。3Pなんて三人でいちゃこらしてるのが楽しいのに。
他ので逆転できるから、一人ずつ悔しがらせるとか・・・
まあ職人が黙って書いてくれるならそれはそれでいいけど。
865名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 11:22:18 ID:7ysxPMBI
>>857のは逆転やらアルシェリやらがメインじゃなくて、
あくまでお預けプレイランカがメインな気がするんだがw
自分はそんなランカを楽しみにしているよ〜>>858に期待
866名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 11:42:57 ID:tWEBY2X0
紆余曲折の末>>854に戻ってきた点について
867名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 13:50:46 ID:hKR1IUu4
ドSでバイセクシャルなシェリルが
ランカもアルトも両方とも虐める話にしようかなと
思ってんですよね。
868名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 14:27:30 ID:rs0LsuBy
あの三人で3pならどんなんでも美味しくいただく自信があるので
つべこべ言わずにさっさと投下しやがって下さい、お願いします。
869名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 06:51:28 ID:+znconMj
あと60kか…
870名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 21:29:23 ID:YiJvqSBm
クラ「王子様のキス待ちの眠り姫がいると聞いて飛んできたぞっ」
ミハ「誰がだっ!つーか意識は回復してるよ、悪いけど」
クラ「なにーっ!?…では手順に従ってこのリンゴからやり直してもらおうか!」
ミハ「手順てなんだ!白雪姫か!ということは何か入ってんの?コレ?」
クラ「まあ食え」
ミハ「いやいやいや…」

こんな元気に積極的なクランとかなーないかなー
871名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 22:00:05 ID:ytO9vX4Q
…あなたが神です…
872名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 22:19:59 ID:u9qzb1VN
姫な話と来たら。

シェリル&ランカ 「「はい!リンゴ!」」
ランカ「ふつつかものですが、よろしくお願いします!」
アルト「何をだ!」
シェリル「ちょっと待ちなさいランカちゃん。まずは私が毒見したげるから。」
アルト「ど…毒見ってなんだ…」
ランカ「えー…ずるいですようシェリルさぁん。」
アルト「…お前ら人の話を聞け。俺をどうするつもりだ…」
ボビー「ちょっとちょっと。ダブルキャストの王子様が、二人揃って先走っちゃダメよぉ。
    あんた達の出番は後アト。もっと美味しいところで登場なんだからね。
    …というわけでお姫様、あたしの天にも昇るリンゴ食べなぁい?」
アルト「お前は更に何をするつもりだあああ!!」

こうですか!わかりません!><
873名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 01:07:25 ID:ZBCmdcFI
( ゚Д゚ ) どうも。私、白昼夢が好きな獏です。


( ゚Д゚ ) 私、みんなの夢や妄想を少しずつ分けてもらったとです。


( ゚Д゚ ) そのせいか、ミシェルクランな夢を日曜日にリアルで見たとです。


( ゚Д゚ ) そして、今までコツコツ思い出して書いていたとです。


(;-Д-) さ…340行とか…この終盤にどう投稿すればよかとですか?
874名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 01:24:06 ID:MvUbX/vL
いやー乙です!
今までで最長記録を更新じゃないです?
分割投下で容量埋めをして次スレに持ち込むか、
それとも作品をじっくり見て手直ししながら次スレを待つか。

残り60KBで127レス残は、ちょっと大変かなあ。
875名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 01:30:49 ID:cXgyeXbE
適当に投下しつつ480超えたら新スレ立てればいいんじゃね。
876名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 01:33:05 ID:MvUbX/vL
>>873
連投すいません。調べたら、私の番長い作品が
63キロバイトでした。

873さんのファイルのバイト数が60以下なら、収まりますよ!
877873:2008/07/23(水) 02:12:34 ID:oMEBeuwS
ご面倒をおかけしております。
と…とりあえず現状は様子見をば。
このスレのみんなの夢から生まれたリアル夢とはいえ、実は…エロス分殆ど無いし…(汗)
878名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 05:40:18 ID:y01K/fFf
この容量だから…しょうがないよね〜
小ネタやシチュを妄想して次にそなえるしか…
879名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 07:11:04 ID:XPofiyHx
小ネタで埋まるのも長いので埋まるのもどっちも変わらずイイと思うんだ…
というわけでミシェクラ読みたいに一票!
880名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 09:44:36 ID:y01K/fFf
おいらもミハクラ妄想を具現化しようとしてるんだけど…
エロにならないよう…
ssも書いた事ないし。
職人さんスゲー…
881名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 11:06:36 ID:mAx8+Sie
>>880
書かないといつまでも書けないんだぜ?w
まずは書いてみよう。
882名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 12:30:02 ID:/weS3Gqa
アルト×シェリル×ランカで、トライアングラー投下
883Night of the Triangular(1/2):2008/07/23(水) 12:31:29 ID:/weS3Gqa
アルトがバスルームから出てくると、部屋は真っ暗だった。
僅かにバスルームから漏れてくる照明の光が、アルトの背後から室内をほのかに照らしている。
「どうしたんだ?」
ベッドのある辺りへ向けて声をかけると、シェリルが返事をした。
「ランカちゃんが恥ずかしがっているの。明かりを消して、来て」
アルトは言われた通りにバスルームの照明を消してドアを閉じた。
室内は暗闇に包まれているので、手探りでゆっくり歩く。
爪先が何か薄いものを踏みつけた。
「おっと…」
なめらかな肌触りのそれは、たぶんシェリルのランジェリー。脱ぎ散らかす癖がこんな時にも出てくるんだと、少し可笑しくなった。
「どうしたの?」
シェリルの声が行く手から聞こえてくる。
「なんでもない」
つま先がベッドのシーツに触れた。
手でベッドの高さを確かめると、慎重にシーツの下へ滑り込んだ。
「あっ」
喉に引っかかったような声はランカのものだ。すぐ近くにいるらしい。
手を伸ばし温かく柔らかいものに触れると、びくっと震えた。そのまま抱き寄せる。
「アルト君…」
名前を呼ぶ声で位置の見当をつけると、アルトはランカに口づけた。
「んっ……」
唇を合わせながら抱き寄せると、腕の中で体を固くした。
まだ、緊張が取れないらしい。
「ランカちゃん……私も」
耳元でシェリルの声がした。
ランカが唇を離し、シェリルと唇を合わせたようだ。
「んぅ……」
くぐもった声は舌を絡め合っているらしい。
アルトは火照って来たランカの肌に唇を滑らせた。愛らしい胸の膨らみにキスし、指先で内またをまさぐる。
「ん……んぅ」
シェリルと唇を合わせたまま、ランカは喉の奥から声を漏らしている。

(ああ、そんな……二人からキスされたら……)
ランカの意識は唇で触れられている場所に集中していた。
シェリルの甘い吐息が口腔に流し込まれる。ランカは、砂漠を旅する人がオアシスの水で喉を潤すように、すすり、飲み下す。
敏感な部分にアルトの唇と指が触れると、背筋が反り返った。
「ああっ」
その声はシェリルの唇に吸い込まれる。
アルトの長い指が内側に入ってくる。男性にしては繊細な形の指がランカの内部を探った。
「ああっ」
敏感な箇所に触れられると、ランカにはコントロールできない動きで指を締め付ける。アルトの指は、その箇所を捉えるとリズミカルに刺激し、潤いを引き出していった。

シェリルはランカと唇を合わせ、舌を絡めながら、アルトの息遣いに耳をすませた。
「はぅ……ん」
ランカが甘い悲鳴を上げる。
アルトが肌を重ねたようだ。
快楽に弾むランカの胸を愛撫していた手を下へ滑らせる。アルトがランカを貫いている結合部に触れた。
濡れそぼった花びらが固いものに貫かれている。指先に動きが伝わってきた。
「……ランカちゃん、入っているわ」
囁いて耳にキスする。体中がビクビクと痙攣した。
「イイの?」
「いい……シェ……ルさぁん」
ランカが、すがりついてきた。抱きしめ返し、唇を合わせる。
「んーっ」
シェリルの唇からも声が漏れた。アルトの指が、やや乱暴に花びらをまさぐったためだ。しかし、その乱暴さに滴るほど感じている。
「アルトっ……ん」
884Night of the Triangular(2/2):2008/07/23(水) 12:33:06 ID:/weS3Gqa
息をつめて、ランカの中に欲望を解き放った。
アルトは熱いため息をついてランカの上に覆いかぶさった。
「アルト…くぅ……ん」
ランカが首に腕を絡めキスしてくれた。懸命に舌を絡めようとするその動きに、何となく子犬を連想した。
「アルト…」
シェリルの声が耳元でした。うなじに唇が這う感触。背筋がゾクゾクする。
背中に柔らかいものが二つ押し当てられた。柔らかくて、熱い。
「シェリル」
暗闇の中手探りで抱き寄せる。
「ぁん…」
体を離すと、ランカが悲しげな声をたてた。
いきり立ったままの男性でシェリルを貫いた。花びらは、これ以上の前戯が必要ないほどに濡れていて、アルトに絡みつく。
「あああっ……」
高く甘い響きを帯びた声がシェリルの喉から迸った。

ランカが眠りから目覚めると、部屋の中は暗闇のままだった。
一筋の光が漏れている。バスルームのドアが僅かに開いていた。
扉の向こうから、シェリルの声が聞こえる。
「あっ……あっ…あああっ……」
ランカは生まれたままの姿でベッドから降りると、足音を忍ばせてドアの隙間をのぞいた。
そこから見えたのは、全裸のアルトとシェリル。
シェリルは洗面台に手をついて尻を突き出していた。
背後からアルトが貫き、突き上げている。両手は豊かに揺れる乳房をこねまわしていた。
「くっぅ………うう……」
鏡に映った自分たちの姿を悩ましげな視線で見つめるシェリル。
抜けるように白い肌が上気している。
その美しさに声を失うランカ。思わずへたりこんでしまう。だが、視線は扉の向こうに、ひたと据えられたまま。目が離せない。
「くるっ……」
シェリルの腕から力が抜け、洗面台に突っ伏してしまう。足から力が抜け、ランカと同じように床に座り込んだ。
「もう……」
婀娜っぽい目つきでアルトを振り返る。手を伸ばして、濡れているアルトの男性を手で包んだ。何もつけなくても色づいている唇を寄せて、先端を含む。
「ん……ん…っ」
絶頂を極めた直後で過敏になっている粘膜にシェリルの舌が絡みついた。指で扱きながら唇で締め付ける。
「お前っ……う……」
アルトは、思わず呻いた。
シェリルの動きはランカからまともに見えた。
体の奥が、ウズウズしてくるのを感じる。掌を胸に当てると、乳首がツンととがっているのがわかった。自分の手で胸をもみしだく。
「シェリっ……ル…」
アルトの手がシェリルの頭を抱えるようにした。腰をゆるやかに動かして、唇を怒張したものが犯す。
「んっ…んっ…んっ…んっ…」
シェリルは指と唇と舌の動きを止めなかった。
アルトの呼吸が切迫したものになり、一瞬息を殺した。
「んぅっ……」
シェリルの動きが止まった。喉が小さく動いている。
(アルト君のを……)
「ああ……」
無意識の内に声を漏らしてしまった。
シェリルが口元を手で覆ったまま、ランカの方を振り返った。
アルトがドアのところまで歩いてくると、扉を開けた。
「ランカ」
差しのべられた腕に飛び込むように、ランカは身を投げ出した。
逞しい胸板に受け止められて、涙が出るほど安堵する。

<続く……かも>
885715=732:2008/07/23(水) 12:39:54 ID:2LRxu1m3
>>884
やばいよこんなの昼休みに見ちゃったら午後仕事になんないよwww
GJ
886名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 12:41:07 ID:2LRxu1m3
>>885
げ、更に名前消し忘れてるしwww
887名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 12:46:39 ID:XPofiyHx
>>882-884
なんというGJ!
ミシェクラも来ないかなー
888名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 12:52:34 ID:4RZeuSQt
誘い受けするバカ多すぎ、マジでウザいわ
889名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 16:11:43 ID://uipQ0d
マターリ行こうぜ
890名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 16:28:55 ID:y01K/fFf
>>881
キョーカン!キョーカン!
ちょっと書いてみたけど、エロくなぁい!文章にならない!難しいねー!
携帯で下書きかいてるから携帯落としたらやばぁい!
携帯がエロい単語覚えちゃいました!
マクロスのキャラの名前が候補の一番にもなってるけど…
891名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 18:58:38 ID:xo9hNblV
>>882-884
  _  ∩
( ゚∀゚)彡3P! 3P!
 ⊂彡
神様GJすぎです! トライアングラー続き、全裸でお待ちしてます。
892名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 19:41:31 ID:/weS3Gqa
アルト×シェリル×ランカで夜のトライアングラー投下開始
オチがトライアングラー
893Night of the Triangular続(1/2):2008/07/23(水) 19:42:47 ID:/weS3Gqa
浴槽は三人で入っても余裕があるジャグジーバスだった。
アルトを挟んで、シェリルとランカが座っている。
「ん…」
シェリルとランカが口づけをかわし、ランカがアルトにキスする。
アルトはシェリルにキスして、シェリルは、またランカと口づける。
泡立つ湯に半身を浸しながら、余韻を味わっている。
ランカが手を伸ばして、アルトの男性を愛撫した。
「お……」
アルトは驚いてその横顔を見た。妙に真剣な表情で手を動かしている。
「私にもさせて…」
シェリルが肩にしなだれかかり、ランカと指を絡めるようにしてアルトを愛撫した。
大人しくなっていた男性器は、二人の指の間で徐々に猛ってきた。
「来いよ…」
アルトはランカを抱き上げると、自分の膝の上へと導いた。
シェリルの指が男性器の位置を合わせると、ランカがゆっくり腰を下ろす。
「ああ……アルト君」
体の中にアルトを収めると、甘い響きを帯びた吐息が出る。
「ランカちゃん……もう、恥ずかしくなくなった?」
シェリルがランカを背中から抱きしめながら囁いた。
「あたしっ……もぅ……あ…わかんないっ…よぉ」
アルトがランカの腰に手を添えて、緩やかなリズムで突き上げた。
「いいのよ、とっても可愛いわ。アルトに抱かれているランカちゃん」
囁きとともに、シェリルの手がランカの胸を愛撫した。人差し指と親指で乳首を挟み、転がす。
「もっと可愛いお顔見せて」
アルトの突き上げを受けとめて、シェリルの腕の中で背筋を反らせるランカ。
894Night of the Triangular続(2/2):2008/07/23(水) 19:43:30 ID:/weS3Gqa
ベッドに戻って、しばらく三人で戯れていた。
そのうち、アルトが寝息を立て始める。
ベッドサイドのシェードランプを点けて、寝顔に見入るランカ。
目覚めている時は、皮肉屋で、気難しいところのあるアルト。寝顔は、険がとれて穏やかだった。
「……美人」
最初に出会った時を思い出しながら、目を細める。
「そうね。こうしていると、とっても美人」
シェリルがランカの肩を抱いた。艶やかな唇が、耳朶をくわえた。
「ね、ケダモノ・モードのアルト、どうだった?」
「あ……いっぱいドキドキして……言葉にできない…です」
「抱かれていた時のランカちゃん、とっても可愛くて綺麗だったわ」
シェリルはランカをベッドにそっと押し倒した。
「シェリル…さん。シェリルさんも綺麗」
「ふふ、嬉しいわ。ランカちゃんに褒めてもらえて……ねえ、可愛いランカちゃんを見ているうちに、私もケダモノになりたくなったの。いい?」
「え?」
シェリルは戸惑っているランカに口づけすると、その唇をうなじへと滑らせた。湯上がりのさらりとした肌にキスの雨を降らせる。
「あっ」
乳首にキスされて、ランカは思わず声を立てた。
唇は胸から腹へ、ヘソにもキスされた。
「ダメっ」
更に下へと唇が降りようとして、ランカは足を閉じた。
「今はケダモノ・モードだから、許してあげない」
からかうような囁きとともに、シェリルの指が足の間にねじ込まれた。
既に何度も濡れたスリットを愛撫されると、膝から力が抜ける。
足を広げられ、感じやすい場所にキスされる。
「あっ」

くぐもった声。それは甘い響きを帯びていた。
「ああ、ランカ……ちゃん…ここが」
「ひんっ……んーっ」
アルトは薄く目を開けると、声のする方を見た。
寝起きのボンヤリした視界の中、ふた色の肌が絡み合っている。
シェリルとランカが69の形で抱き合っていた。
「あっ…あっ…あっ…」
ランカの唇に吸われて、シェリルの体がガクガクと踊った。濡れた音が微かに聞こえてくる。
アルトは自分の体が滾っているのに気がついた。
互いの愛撫に夢中になっている女たちの所へと、シーツの海を泳ぐ。
ランカの中を指で愛撫しているシェリル、その頤を掴んで顔を上げさせた。
「あ…」
蕩けた青い瞳がアルトを見上げる。
キスと愛撫で濡れた唇にキスすると、ランカの足を掴んで広げさせた。張りつめた男性を握ると、ランカの中に挿入する。
「あーっ……アルト…く……ぅ」
目の前でランカが貫かれるのを見たシェリルは上体を起こし、アルトの首に腕を絡めた。濃厚なキスで舌を絡める。
「ん……んっ…んん」
キスしながら、ランカが与える刺激で背筋をふるわせた。
三人の作る淫らな三角形は組み合わせを変えて続いてゆく……。

<終>
895名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 20:01:49 ID:ajFjsM+q
誘い受けってググってみてようやく意味がわかったw
896名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 20:10:05 ID:ajFjsM+q
いけね、バッドタイミング。
ランカをエロく書ける人増えてきて、オラうれしいぞ!
おっきさせてもらいました。
897名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 20:47:34 ID:oMEBeuwS
トライアングラー…
イイ(*´ω`*)ワア
898名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 21:50:20 ID:wz7EtOia
夜のトライアングラー吹いたw
899名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 22:22:07 ID:HbXlB3tH
ちょ…神すぎるww(*´д`)ハァハァ
やっぱりトライアングラーは三人全員が相思相愛でこそだぜ
乙です!
900名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 22:26:38 ID:3g0QC42T
トライアングラーうめえwww
901名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 23:16:50 ID:xo9hNblV
全裸でお待ちしてたら直後に神キテタ(*´Д`)ハァハァ
夜のトライアングラー最高ですww
やっぱこの三人はいい…。本当に激しくGJでした!
902873:2008/07/24(木) 20:54:25 ID:5iZm50AW
ちょこちょこと修正していたら、意外と容量が少なくなってる事に気付いたので、
この盛り上がりの波に乗って投下してみます(笑)。
ただしスレ自体の容量も少ないし、全文が若干長い事には変わりないので、
前中後編で切って様子見ながら投下する予定です。

題は『Apple taste』。
カップリングは<ミシェルxクラン>。
前編はミシェル、中編後編はクラン中心になります。
903Apple taste 前編(1/4):2008/07/24(木) 21:00:43 ID:5iZm50AW

「あ〜んしろ、ほら、あ〜ん…」

俺の目の前には今、深皿大盛りのリンゴを食べさせようとする、幼馴染の嬉しそうな顔がある。
ガリア4の謎の崩壊から脱出する際に無茶し過ぎたか、俺はかなりの負傷をしていたらしい。
数日の間意識が戻らなかったようなのだが、意識が戻りICUを出てからは、ずっとこんな感じだ。

「ちょ…よせよクラン、今あんまり物食いたくないんだって。」

…ていうか大部屋だし、そんなデカい声で恥ずかしいっての。

「どうせ『他人の目がー』とか考えてるんだろ。
 かっこつけるのはいいから食え。食わなきゃ回復しないぞ!」

ありゃあ、バレバレですか。
でも他の患者さん達が微笑ましそうに見ながら、気を利かせて談話室へ移動までしてるこの状況、
勘弁して欲しいよまったく。

「ていうか、分かってるんなら自重してくれればいいのに。しかも何その量。」
「回復が最優先だ。あ、もしかしてリンゴは食い難いか?
 食いたい物があったら遠慮なく言え。例えばヨーグルトとかプリンとかパフェとか、えーと…」
「段々自分の好物が入ってきてるぞクラン。」
「うるさいぞ。ほら、何かないか?やはり軟らかい物がいいと思うが。」
「ヤワラカイモノ…ねえ……」

ちょっと考える。
目が覚めてからこっち何か調子も戻らないし、ここらでいっちょいつもの状況を楽しむとしますか。
ちょっとニヤリとして雰囲気を出しながら、こいつの柔らかいほっぺをつついて…と。

つん…ぷに…

「クランがいいかな?」
904Apple taste 前編(2/4):2008/07/24(木) 21:02:12 ID:5iZm50AW

(心の中でファイティングポーズを取りながら)さあ来い!
…………
……あれ?

「……(ハァ…)」
「え?…ちょ…そこでため息?殴りに来ないのかなークランさーん?」
「…バカ言って怒らせたいのか?」
「いやそういうわけじゃないんだが、いつもみたいに笑って元気出るかなーと。」
「……」
「……」
「バーカ。冗談言う体力も温存して、最速で身体を治す事を考えろ。
 わたしは屋上に干させてもらってるタオルを取り込みに行ってくる。」
「あ…ああ。イッテラッシャイ。」

ありゃりゃ。怒らせるどころか、困った顔して笑われちゃったよ。何だこれ。
自分で思ってる以上に、俺は完調には程遠いって事か?

「色男君も相手によっては、意外と鈍感になるのねえ。」
「うわあッ!」

シェリルが横の間仕切りのカーテンの間から、チェシャ猫よろしく顔だけ出してやがる。

「まあ起きてからの事しか知らないんじゃ、仕方ないのかしらね。」
「いきなり脅かさないでくれるかなぁ。…元気みたいだね。よかったよ。」
「お互いね。あなたが無理してくれたおかげで命が助かったわ。ありがと。」
「途中で意識を失うなんて、恥ずかしい所を見せちゃったけどさ。
 しかしこっちこそ意外だなあ。意中の相手じゃなきゃここまで素直なんだ。」
「ッ!」

おぉーこれはまた見事な顔面瞬間沸騰湯沸かし器。
905Apple taste 前編(3/4):2008/07/24(木) 21:04:02 ID:5iZm50AW

「いやあこんな事で真っ赤になっちゃうのが、また可愛い。
 ていうか意中の相手居るってバレバレだよ?それが俺じゃないというのは、
 プレイボーイを気取る者としてはプライドが疼いちゃうけど…
 …ごめん謝るから投げようとしてるその花瓶、下ろしてもらえるかな。」
「あー、もう、止めた!折角女の子の立場から助言してあげようと思ったけど!
 こんな意地の悪い男!」
「ごめん本気で謝るよ。何か気付いたことあったら教えてくれないかな。
 意中の相手の話とか知りたい事あったら、誠心誠意調べて教えてあげてもいいよ。」
「(ぶつぶつ)アルトの事なんか別に…大体知ってるし…」

こっちは誰の事とか具体的に言ってないんだけど。ここはあえて突っ込まないでおこう。

「で、何かあったの?」
「そんなに大した事じゃないのよ。ちょっと想像力を働かせればすぐ気付くような事。
 彼女ね、あなたが意識不明の時大変だったの。」
「大変?」
「隊の部下の人が殉職された事もあると思うんだけどね。
 ICUのドアから離れない、眠らない、何も食べない。そんな感じだったわ。
 あなたの意識が戻ってから、一見彼女も元気になって落ち着いたようには見えるけど、
 まだ混乱してるのはあると思う。
 近しい仲間が亡くなって悲しい。一番近しい人が死にかけてもっと悲しい。でも生き延びてもらえて嬉しい…
 悲しいと嬉しいとが一気に来てごちゃごちゃになっちゃった。
 何だか歌のネタになりそうね、不謹慎だけど。」
「…………」
「そういえば泣きそうな顔で、何度も同じ事呟いてたりもしてたわ。あれゼントラーディ語かしら。」
「どんな言葉だったかは…流石に覚えてないかな。」
「ふふん、アーティストの耳を舐めちゃいけないわよ。とはいえ耳コピだけど…
 だんつ・で・てるねすた・ミシェル…だったかしら…って、ちょっとミシェル?」
906Apple taste 前編(4/4):2008/07/24(木) 21:05:50 ID:5iZm50AW

自分でも何でそんな事する気になったかなんて、ぶっちゃけ分からないが、
聞くや否や深皿一杯のすりりんごを一気に掻き込んでた。

「サンキュ、シェリル。ちょっとフォロー行ってくる。」
「情報量は後払いで待ってるわ。期待してないけどね。」
「そこまで言われちゃ、すぐ幾ばくか支払わざるをえないな。」
「…身体で支払うから手付けに唇で、とか言ったら殴るわよ。」
「俺そこまで空気読めない人間じゃないよ(笑)。
 さっきの俺への感謝の言葉、表情と口調そのままで、意中の相手に向かって言ってみてごらん。
 女の子の心情を深くまで察知できない鈍感男には、シェリルみたいな女の子が急に素直になると、
 多分ギャップで凄いアプローチになるよ。
 どうせ相手の前じゃ強がるそぶりしか見せてないんだろ?」
「そうね…恥ずかしいけど…確かにそうかしら。(ポツリ)アルトかなり朴念仁ぽいし…」
「ところで銀河の妖精さん。さっきといい今といい、俺は姫の事とか一言も言ってないんですがー」
「サイッテー!この意地悪メガネ!」

はははと笑いながら俺は病室を出ようとする。
そんな時にシェリルが疑問を投げかけてきた。

「……ねえちょっと訊いてもいい?さっきの言葉ってどんな意味なの?」

…流そうと思ってたのに、このタイミングで訊いてくるかこの女。
とはいえ他のメンツが一緒に聞いてるというわけじゃないし、まだマシなのかね。
俺は照れ隠しも兼ねて、背中越しに手を上げて答える事にした。

「……絶対に俺は死なないんだとさ。」

907名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 21:24:33 ID:S/2uAUDh
>>902-906
GJGJ
中・後編は次スレでしょうか

ミハクラカワユス
二人とも不器用でかわいいな
やわらかいクランを食べちゃいたい、な続きがくるんですね、期待してます

アルシェリ的にもかなり萌えました
「絶対に俺は死なない」の一言でで萌え転がった

ミハ+シェリもいい
908名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 21:24:50 ID:6PpG1W6v
乙、超よかった!



他作品のエロパロって、どっかに補完されてない?
909873:2008/07/24(木) 21:30:26 ID:5iZm50AW
まだ…いけるかな…
では中編を続けて参ります。
910Apple taste 中編(1/4):2008/07/24(木) 21:33:34 ID:5iZm50AW

「まったく…ミシェルのバカ者め…」

病院の屋上、乾いたタオルを簡単にたたみながら、ひとりごちるわたし。
あいつはすぐわたしをからかい、怒らせて楽しもうとする。
今までそれが普通になってしまっているから、普段ならまあ仕方無いといえば仕方無い。
それにしてもこんな時にまでやらなくてもよいだろうに。

『怒ってばかりいないで。気になる人と会う時は、ちゃんと素直にならないとダメですよ。大尉。』

脳裏に浮かんだ、もう会えない友人の言葉。
…そんな事は承知しているのだ。でも…

ビュウッ

「うわッ!」

急にわたしを突風が襲った。損傷した環境システムがまだ安定しておらず、気圧も揺らいでいるのだろう。
…などと悠長に考えてる場合じゃない!手の上にあったタオルが飛ばされて、一枚無いではないか!
見回してみると屋上出入口の斜め上、通信アンテナに引っかかっているようだ。

「えいっ!おのれっ!このっ!くそっ!」

ピョンッ!ピョンッ!ピョンッ!

何度跳躍しても届かない。うぬぬ…マイクローン状態でさえなければ簡単に取れるものを。
しかしマイクローン化せねばこの病院には入れないしな…

「よっ!」

そんな事をやってたら横で誰かが跳躍。取られてしまった…ん?この逆光に光る眼鏡は…
911Apple taste 中編(2/4):2008/07/24(木) 21:36:00 ID:5iZm50AW

「み…ミシェル!お前こんな所で何やってる!」
「ん?リハビリがてら散歩。はいタオルだよ、おちびさん。」
「うむ、ありがとう。ちびは余計だが…じゃなくて!お前まだ安静!ていうか点滴台持って跳ぶなバカ!!」
「針外れてないし、いいんじゃない?」
「よくない。絶対よくない。食欲も無い人間が点滴引き連れて歩き回ったあげくに、跳んだり跳ねたりとか…」
「ありていに言えば、自分の身体は自分自身が一番よく知ってるってやつ。」
「もっとありていに言えば、それは一般的に強がってる人間が言う台詞だ。」
「いいのいいの。食欲だって出てきたしね。さっきのすりリンゴ全部もらったよ。」
「そうかそれは何より。………………………………
 …………リンゴ食べたくらいで、そこまですぐ元気出るわけないだろうが!」
「うーん、なんという時間差ノリツッコミ。」

ふざけながら笑ってはいるが、よく見ればまだ顔色だって少し青い。
当たり前だ。増血剤を投与されてるとはいえ、まだ貧血気味のはずなのだ。
出血量が閾値をギリギリ越えてないから輸血されなかっただけで、血が少ない事に変わりはないのだから。

「分かった。お前が元気なのはよく分かった。だからベッドに戻ろう。ほら。」
「もうちょっと外の空気を楽しんでからの方がいいかな。病室は息詰まっちゃうしさ。話でもしてこうよ。」

何か明らかに無理してる…
もしかして…わたしのせいか…?
自分でも精神的に本調子じゃないというのは分かってる。
だから変に元気付けようとか…まさかな。

「…なあ…もしかして誰かがわたしの事を何か言ったか?」
「いや別に?自分でそうしたくて動いてるってだけ。」
「そうか?」
912Apple taste 中編(3/4):2008/07/24(木) 21:37:30 ID:5iZm50AW

気のせいか…そうだよな…こいつはいつもマイペースだし…
そんな風に考えてると、ミシェルはウインクしながら事も無げにこう言った。

「ちょっとやそっとじゃ、俺は死なないって事だよ。な?」

気のせいどころの騒ぎじゃあないじゃないか!

「だだだ、だれから、聞きき…」
「誰から聞いたかって言われてもな。夢見ごこちの時に妖精さんが囁いたのさ。
 まあ、だから心配するなよ。作戦行動としては、あんな特殊な単独行は今後無いだろうし。
 あれ?クラン真っ赤だぞ?血圧測る?…あ痛ッ!いたたッ!ちょ…俺、怪我人!(笑)」
「うるさいうるさいうるさい笑いながら言うなバカミシェルのバカバカバカ!!」
「いやマジ謝る…本当に謝るからちょっと落ち着け。せめて泣くのは止めてくれ。」

何だ?ミシェルが変にに慌てて……『泣く』?

「え……?」

何だこれは…何か目から温かい物が溢れて止まらない…
思わずわたしは、手にもったタオルで顔を隠してしまう。

「……見るな……」
「嫌なら見ない。横向いてる。」
「…いいから、お前はわたしの事などほっといて、部屋に戻れ。」
「そんなわけにもいかない。怒らせるのはともかく、女を泣かせるのは主義じゃない。」
「今のわたしは…女というより…子供だ…」
「今のこのタイミングで、いつもみたいにからかわれたいのか?」
「…ヒック……やだ…」
「だろ。そのくらいの分別はあるよ俺にも。」
913Apple taste 中編(4/4):2008/07/24(木) 21:39:04 ID:5iZm50AW

ふわっ…

…両脇から背中にかけて、左右から暖かく長い何かに包まれた…これ…大きな…腕…?

「…何…する気だ…」
「いやなんとなく。抱き寄せただけ。」
「……見るんじゃ…ない…バカ…」
「下向いてないから泣き顔は見えないよ。」
「苦しいから…離せ…」
「嘘つきなさんな、ゼントラーディの勇士さん。殆ど力入れてないぜ。
 それに離れると泣き顔見えちゃうよ。今は偶然下向いてるからさ。見ちゃってもいいか?」
「…やだ…」
「じゃあ落ち着くまでこのままでいな。大丈夫。絶対に俺は居なくならないから。」

優しく言い聞かせるような口調。
高すぎず低すぎない、耳に馴染む柔らかいテノール。

「……バカ…ミシェルのクセに…また…泣かすな…」
「ん。ごめん。」
「いつもいつも…」
「ん。悪かった。」
「…わたしがみえないと…すぐ泣いてた…くせに…」
「ん。そうだな。」
「しんじゃったら…わたしがみえなく…なっちゃうよ…」
「ん。だから俺は絶対死なない。」
「みんなしんじゃやだ…」
「ん…」


ダメだ…よく分かんないけど、涙と一緒に感情が溢れ出して…止めらんないよ…ミシェル…

914873:2008/07/24(木) 22:28:24 ID:5iZm50AW
最後までいけそう…かな?
こうなったら行っちゃいましょう。

後編投下します。
915名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 22:34:23 ID:8WE0kaMx
マクロスFRONTIERでエロパロ3発目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216906374/

そろそろいい容量なんで立てた。

>>914
お好きなほうにドゾー
916Apple taste 後編(4/4):2008/07/24(木) 22:35:03 ID:5iZm50AW

わたしが落ち着いてきたのは光量が若干少なめに、風も涼しく調整され始める頃…
まだ空は明るいが、もう暫く経つと夕暮れになる。
…これは小一時間くらい経過してしまっているだろうか。
わたしはミシェルにすがりつくように抱きつき、
ミシェルはそれを抱きかかえるようにしながら座っていた。
わたしの背中を優しく撫でながら、ミレーヌ・ジーナスの歌を口ずさんでる…

しかし参ったな…本当に参った。
マイクローン化すると精神まで若干幼くなり、感情的になるというのは自分でも理解していたが…
ここ数日色々あったとはいえ、ここまでになるのは今まで無かった事だ。
一体ミシェルはどんな顔してるだろう…

…いつもの本領を発揮して、にやにやしてる?
…余りに醜態を見せてしまったから、呆れてる?
…それともそれとも…あうあうあう…
……ち…ちょっとだけ確かめてみようか…
気付かれないように、そーっとそーっと顔を上げて…

チラッ

あ…
違う…
何かいつもと違う…
ミシェルはふざけたり怒ったり感情的になる時も、どこか冷静な光が常に目に残る男だ。
スナイパーたる者、どんな時も冷静に動きを分析しないといけないって言って…
でも今は…とても柔らかい目…暖かい翠色の目…遠くを見てる…
早乙女アルトの事など言えない整った顔立ち…真っ白な肌…綺麗な唇…
先にクルクルとくせのある、ふわふわの金髪が風に揺れて…
917Apple taste 後編(2/4):2008/07/24(木) 22:37:31 ID:5iZm50AW

…王子様みたい…

今!わたしは何を考えた!思考が幼くなるにも程がある!それは今のわたしにだってわかるぞ!
…ああダメだ…考えれば考えるほど何か胸の辺りがギュッって苦しい。
もうさっきみたいに涙は出ないけど、顔とか合わせられない…顔も身体も耳も手も何もかも熱くて…

「どうかしたか?クラン。」

ビクンッ!

いけない!今自分でも分かりすぎるくらい身体が跳ねた!
どうしようどうしよう、今あの目で直視されたら、わたしは普通じゃいられない…
ええい!ままよ!

わたしはミシェルの胸に顔を伏せたまま、右手をミシェルの頬のそばにスッと伸ばして…

ペチンッ!

「あたッ!いきなり何するんだクラン!こいつ!」

ぐりぐりぐり…とふざけるようにわたしの頭を小突き始める。
よし。これでよし。ミシェルの声もいつもどおり。きっと目線も戻ってるから、顔見ても平気。
抱きついている状態も解除して、座ったまま通常会話モードに移行だ。
918Apple taste 後編(3/4):2008/07/24(木) 22:39:56 ID:5iZm50AW

「へへへー。いつまでも泣いてると思うなよ、バカめ〜」
「かーわいくないなあ。さっきまであんなに甘えながら泣いてたのに。」
「ふんだ。あれは甘えてやっていたのだ!
 元々はミシェルの方が甘えんぼだったんだから、逆になるのも新鮮で良かっただろ?」
「フッ…俺のどこが甘えんぼだと言うのやら。」
「わたしの姿が見えないってだけで、泣いてたのはどこの誰だっけー?」
「ちょ…そんな古いこと、いつまで言う気だクラン!」
「無論死ぬまでだ!親戚の"おむつ替えてあげたんだよ"と同じように、節目節目に言ってやる!」
「何言ってるんだかな。ダンツ・デ・テルネスタ…俺は死なないぜ。
 …誰かさんを泣かせたくないからな。」

優しげな笑みを浮かべて真正面から言うミシェル…
うあ…ここでその目とその台詞は反則…
ダメ…今からじゃ顔も背けられない…

『…ちゃんと素直にならないと…』

また脳裏に浮かぶ言葉…
ワタシハ、イマ、ドウシタイ…?

「あ…クラン…すまん。泣くならまた…付き合うから…」

ミシェルはこの沈黙を、わたしの感情がぶり返したせいと勘違いしたらしい。
919Apple taste 後編(4/4):2008/07/24(木) 22:41:43 ID:5iZm50AW

「…うん…」

とりあえずわたしは素直にミシェルの懐に戻る事にした。
…素直に…素直に…

「ミシェル…」
「ん?」
「あのね…お腹空かないか?」
「ああ確かに、小腹が空いてきたかな。」
「ミシェルもわたしも、食べないと元気にならないよな。」
「それはそうだな。」
「ミシェル…さっき食べたい物言ってた…」
「そうだったっけ?」
「うん…わたしもソレとは別だけど、似たようなの…好きなの…食べたいかも…」
「そうだなあ…じゃあ一緒に食べようか。」
「本当に…いいの?」
「ああ。構わないよ。」
「じゃあ…いただきます…」
「…………え?ちょ…クラ…ん…」

わたしは両手をミシェルの耳元へ伸ばし…

内側から外側へ、内角を掠めるように顔を近づける…

ちゅ…

凄く柔らかくて甘い…りんご味…

<終>

920873:2008/07/24(木) 22:47:01 ID:5iZm50AW
以上です。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ていうか後編のタイトル、1が4になってましたね…すいませんです。

自分で読み返して口から砂を吐いてしまいそうなくらい、甘々に仕上がってしまいましたが(笑)。
ちなみにゼントラーディ語はかなりうろ覚えで適当かもです。これもすいません。

尚、補足になりますが、りんご味の後「すごいやわらかい…」と
思わず口走ったミシェルに『わたしの思いと一緒だ…』と嬉しくなったクランが
「じゃあもっと共に味わうとしよう」とか連続攻撃を慣行したり、
ぎごちないが想像していた以上のテクニシャンぶりを受けて
「え?え?クラン初めてじゃないのか?」と思考がグルグルしちゃう、
受けミシェルくんもいるのですが…各自妄想plz

>>915
最後のリソースを潰してる状態だったので、投稿後に私が立てないとなあと考えてたところでした。
ありがとうございます。助かりました。
921名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 23:54:57 ID:qz1aSjSs
ファーストキスはりんご味
甘ああい!www
922名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 00:09:33 ID:6yC2yNbk
…堪能させて戴きましたm(_ _)m
そして、「攻める」クランと「受ける」ミシェルも・拝見したい…
GJ!!
923名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 00:33:13 ID:Rb/Dv4Js
すんばらしい、デカルチャー
今後のご活躍を楽しみにしとりますよ
924名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 02:38:27 ID:siUcdU3x
甘いってすばらしい
素敵な作品をありがとう!ごちでした>>920
925名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 04:24:54 ID:bHFnF6me
神すぐる……最高でした!
926922:2008/07/25(金) 12:47:53 ID:6yC2yNbk
>>902-
感想、追加デス。
改めて読返して…クランの可愛さに魂抜かれた感じですw
「ミシェル」と「自分」に「ミシェルは絶対死なない」…と、呪文の様に
繰り返し言い続けるクランは不安に押し潰されそうになりながら、
その不安と必死に闘う「弱く」て「強い」女の子ソノもの…って感じでした。
乙女だもんなぁ…ミシェル…感謝しとけよww
そしてシェリルの「アーティストな耳」に感謝。…貴女が功労者デスw
927名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 15:40:12 ID:+F48lMVu
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          |       ..イ:∨ }     {    辷::zヅト`ー’ノ  ,ム-―ァ/:./:::.../: /
          /    /.:.:::{:/:  :′  ∧  ⌒^冖`       f不丁W:./::.:.イ:../
       ノ´ ,.....::´::.:::::/:  /:      ∧ ::::::::::::::::::::       、辷ツ リイ7イ丁´
    , イ´  / ...:.:.:::::/::..  /:..      . :::::::::::::::::::    〈  ^宀^/:   |
   /  ../ ...:..:.:.::/:::..  /::.:.       }       _  } :::::::::. /:    .′
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          ∨:::/   \   ノ    /―‐- ::__/::/::. . {  {  i´  ___ `ヽ
           V    /⌒ く \   {     | |{:::{:::.....:: |   \| i´   `ヽ. }
           /  /   /⌒ヽ\   __.ノ| ||:::|::..:.:::: ∧    ヽ{ 、._,r   }

928名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 15:41:18 ID:+F48lMVu
                      〃゛ヽ
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                     _. -‐  ̄ \`´    `ヽ、
                  /                \
             /                       \
            /                          ゛、
          /                           ヽ
            /                          ハ
         /                           ハ
         /                                l
         /      〃  /                        |
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        |         ::::|:::::/::/    l::::..::i:::|   l:::lヽ::::|::::        |
        l       ::::|ノ ソー一'"´ l:::::::l::|`゙'ーヽl-ヽ|::::       |
      l       ::::|ー==≡=ミ. ヾゝゝ 彡=≡=ミ|:::::       |
        l      :::::| `""~´     `'   `゛~゛´ |:::::       l
       ハ    :. ::::ト .;.;.;.;.;.;        ;.;.;.;.;.;.;  |::::: .     ハ
     / 〃 :.   :::..::::| ゝ              イ |:::: .::      /-_l
     |》《 ゝ ::.   ::::::::::|   ` ー- _ `´ _ 一 ´  |:::::::::     / /ク |
    | ‖ ヽ::、  ::::::::::|\    丶 `ニ´/    /.|::::::::: . .: / | ヾ弋|
     | ‖  `'ヽ、:::::::::|  \  ヽ   /   /   |::::::::::: .::::/  ゝ、ヾ_|
    《 ‖     ヽト、 ! ≠--ゝ、_ヽ_/_∠ニ=--、. |ッ:::::::::ソ'´    `゙|
    冫;;廴       ` ' l:::::::::::::::ゝ冂<::::::::::::::::::l   レ'`'    ,,,,;〃<
   /   ヾ゙ゝ;;,,,       l::::::::::::::7凵ヽ::::::::::::::::l      ,,,,,;;;〃   ゝ
  |         ゙゙ヾゝ;;;;,,,,O,,,l:::::::::::/::ィ::\::::::::::::/ O  ,,,;;;;〃         ヽ
929名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 15:41:54 ID:+F48lMVu
                   _∠ ̄`\ ___
                  ∠ ..:::::::>'"      `丶、
                 〃 .:::::/            \
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                   | ::::l:ヘ: ∨.:/:/::/   |   |:.、:.   l ::::ハ
                     /l ::::lヘ:∨ ::l.::l.::| ::l{.::|:.  |l:.ヽ:. | ::. j::|
          _/⌒\   / :| ::::{∧:| ::|.::l.::| :j∧{::.  |:::∧:. | ::::W
    _/ /::   jヽ / .:!.:::::{:r‐| ::|.::l.::Wトヘ:::.. l ィ 式ァ:j:::|
  /  {  〈   .:∨:: }\ /::::::ヘ{i^l ::ヾト、仁式_{\::V ̄´ |从l
 ィ{   ::|   ';::.. ::::l:::::〃  ヽ::::::人_|  l:::|  .:.:::::::  `ト\:::,':│
/ :::l   :::|  :::}::::. ::::jー彳   ',_{   |  l:::|       〉  /::: |
{ ::::! ::::{:_.. ::::f⌒l:::/>‐=ミ.  Y   |  l:::|      ,. --ィ /::::::l|
ヽ ::{  :::\::::::{__ノぅ´-‐┐   :}ヘ  L_ l:::| \   `ニニ’/j\_:リ_
 `、:\ー::::::ヽ:::::::八 ..:ノ     ノ |ヽ. `ヾ|¨\>‐  _,.イく    几|
   ̄「`弋ー‐' ̄◇' ̄ヽ___ ,イ|l |       rヘ「l ̄|│l∧   / |ト、
    | }::∧ー<_∧_____//::/ |l |\     ノ :|.|  V /:::::〉 |  || `ー‐-、
    |〈::::::::\ (∨)  // 〃 /  }\  /  L! 〈 >:::゙\ | ,ハ\ー─∧
930名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 15:42:37 ID:+F48lMVu
   {    {/;:::::::::::{/  .,.;イ  /:;:;:;:;:;:;-‐┘: : : : : `ト‐:: 、        ゝ-:::ノ:::::::;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:ヽ/
    ヽ     ア:::::::/ /;:;:;:{ /:;:;:;:;:;:/: : : :__ : : : : : {:::::::::::\        ∨::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;j
    \_ノヽ { ::::::(/-Y;:;ハ〈:;:;:;:;:;/x≦¨7: iヘ  : : : 〉:::::::::::/\       | ::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;ノ
         ノ_人::::::::{;:;:;:;:;:;∨ヽ\;イィ代zク ノノ`   : : :|:::::::::://ヘ\       |::::::::::::::::::::::::::::::N
      /:::::::::::::::::::ゞ-=-七ニ  /: 'ー  彡"     : :)::::::/(⌒〉: :{::\ \∨:::::::::::::::::::::::::::::::}
       /::::::::::::::::::::::爪 匂7 . : : :^⌒ミ       : : く:::::://:/: : ノ:::::::ヽ、/::::::::::::::::::::::::::::::::/
     {八:::::/八 ::::::ト ゞ./ : : : : :         : :/ : ';:::/ : : : : ;イ:::::::::::::::::::::::<⌒ ̄ ̄`ヾ"
        ヽ:{  `ーヘ{〃. . : : : : ノ〕        . : /: : 、∨/ :_: :/:::::::::::::::::::::::::く
             | \: : : r-: : : \       : /: : : ミj: : : >く::::::::::::::::::::::::::::::〉
             ノl  〉  : : : : : : \   : : l: : : ミ人xく::::::\::::::::::::::::::::::::;>
               )∧ 〈 r- ニ二>、: : ヽ   : : ト、_ト:Y  {:ヘ:::::::::ヽ::::::::::::::::::く
             `-ヘ ヘ{ニ厂::::::::::::::\: :}  : : ハ::::::::::\Vヽ\_;ノ:::::::::::::::::::ノ
               '、ヽ:::::::::, -'⌒ ∨} : /  \:::::::::::ヾ \::::::::::/}::::.j/
                 ハ. }::::/ : : : : : : } : . / . : :シ::::::::::::::::≫ヘ:::::/ ノ>'´
              {∧ {:::{     -/ : : : : : /:::::; -‐'"´  ∨_/
                {::::| |/廴_// : : : : : /::::::/       ∨
                ^フ| ゝ- 一'´: : : : : :/:::/          \
931名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 15:43:14 ID:+F48lMVu
           ` ー--  _   : : : : .:/    . :.:/   / ___ 二>ヽ:: ̄`ヽ}
            _, ―≦. :   . . : / . . : . : : .:/  //'――`   l:::..: : :ハー―-. ..
            ̄フ´ ̄ : : : : : : :.:/ . . : : : :/: .::/__.zz =====ミ  |:::.   :V :_: ---`ヽ
           / ....: : : ..: : : : :..::ノ . : : : : :/: ..:/:/ |::::.:.. : : .    l`ヽ..|::::::. : .  |: . ̄ミ. .、
             /: ..::. ......::: : : :...:/イ: :../: : .:|:..::∧{_ト、:::ト::. :i: . .  /:.∧ |::::::: : : . :{: : : : : : \
         ノ..:::::_: イ:: ....:::::::::::r┤.:/:::.. .::{ ::::| ,>_ト:廴::..|:..:}:._,ム斗ノ}イ::::::. : : : :\: : ̄`::::...ヽ.
         /´ ̄   ノ:::/::::::::::∧ヽV从ト、::∧:::|' /::心ト厂Y:/:/,ニ}く. ノ/:::::::: : : : :ト、}:::\――-ヽ
                //{:::::::::/ ハ∧{i  /\ ト{ {辷..リ   V:.//r::r} }/:::::::::..: :./: ∨::::ト、{
            /   ヽ::/ ノ r〜V. i:::..:小:{ `^¨¨    }/ 辷ツ ノイ:::::/::/:ヽ :|::::::|
                 ノ´{>ー'.:>‐Y: . .:| //// ___  、,.  `^¨ _.ノ_:ノ彡i::/\::|::::::|
               /^ー': : :/     |: :|   /´ー` ==1 /// 7´:/「:/|′ 丶::::l
                 / . : : :/      |:. :{ {\  {i       r}   ノ: ||′      ヽ|
            /  . ..:::{        l::.:ハ:| | >ヽ ___ノノ. < |::. ∧{
            /   . . .::ノ        ∧| トハ   `ミ= チ|  ノ!::.リ |
       ,. <  . .: : .:::八        || }.| }  ,イ^ヘ.  |/ {,/ }::/ リ
    _ . ≦  . . : .::: .....::::::::::::ノ       ノ/ l |イ {__;/ヽ/  |  ノ′/|
 ̄ ̄  . : : :...::::::......:::::::::::;∠i7ヽ、       ノ ∨ }} |:.:.{ {{ノ   |    {:.{
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>‐ ´_>个 、` ー‐´7´   ∨' j:.:.:|/′ ノ  __.ノ ∧
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932名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 15:44:45 ID:+F48lMVu
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               !|::レ厶'イ: .:::/': ; ′   ': : : /: :l: : : : : :
          ,.  -‐ァイ: /{7ハ! :,〈,':./    ′/: : :l: l: :l: : :
      /   / | V  {沁|∧i/    //': : .: /!/ : !: : :
.      /     { !i  、マソ  {  い/、_/: .::: /〃: ::.!: : :
      ′      ,.ヘ.  ` , ノ_   '^ン_;;. </'/.:::::j : : :
.     i      /:j:{ ` ー '⌒ヽy、 ´≧ュ_  ̄/:::;.イ: : :.:
.     |       ,' :从   ,    {‐'  ん心:}`く "´}/:.::/:
      !   / i /.::∧  ヽ   、  ぃ匕ソ ノ  ム-=七:
      |,.イ-、 j :∧ .  }`ー_、  \  `^    / ___| !,.
  ,. {く  !.::::'フ:::::ハ ヽヘ. ぃ.__ノ    `ー--‐' ,,. ヶ-‐| 厂
,. く  い`ーヽ:::{` ̄´  } 、`¨´    _,,. -‐  /..::::::ル'´:
 ヽ:`ーv_〉`¨¨′      `二¨¨ ̄´     /..:::::::; /イ:: :
___ \::;>       ,       `ヽト、   /.:::::;. '´   ヽ::
   ̄  −-_,. -く. -、   !`ヽ  j: j:>'_;. - '´        `
       ノ´   ´ /⌒j|: 、}_.ィ:广´  ` ー
    ./     ′   ,ィム!: :.〉ー'
:.....:..../         /´ ,.イ/     /,
:.....: /           / /´ !      /´
:...../          /: |   /              ,
:. /       .  '´:..... ...:! ,. '´           ,.  '´
:/     r'´:.....:.../:.....;. '´          ,.  '´
′     |:.....:../;  ´            ´
        {:.....:../             . '´
      | '"´          /〈、
        !         ,. ´   \
      ,       .  ´       ヽ
      /    ,. '´           `、
    / ,. <:.ヽ                ',
、  ,. <ヽ :... ヽ:.\                 iヽ、
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:.....:.....:..... 、:....丶   :、: ヽ、         ノ'´.イ
933名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 15:49:18 ID:+F48lMVu
   *      *
  *     +  
     丿 *
   , '´  ̄´ヽ
   n iノハノハ)) n
+ (ヨ,,ノ ゚ ヮ゚ノノ E)  <次スレ! http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216906374/
      Y   Y    *
934名無しさん@ピンキー
               f´ ̄ `ヽ 
             , -='´  ̄`´ ゙̄`  、 
           / , "            \ 
          〃/               ヽ 
          y´       ,     、      、 
        /.    ..::/ .::,.'  .::\     ', 
.        ,' .:/:.  .,'..::/:. .:::/::. : .:::}:::::ヽ:. ∨l 
       {::/:::::. :/.::/:::: .:::/:::::. } .:::/::、::::|:::. .:|::| 
.         |l::::::|:::i:::::|:::::/l/ |::::::.|.::/ |:::|::::l:::::.:::!::! 
         {:::::::{::ハ;::l:::/、l__∧:::::!/__,!:∧::!::l:::::レ' 
.         iへ:l:|:::l::|/イエユ` ヘ:::',"イエヤ!イ::!:::/ 
           li:l:::l::l       ヘヘ     l/::::| 
            i|::::l::! u      `'\   !::::::|. 
        ,r── {::::从     ` '   ` ∧:::::!`、─‐、 
     /    / ゙̄`,.\  fニ ユ   ∠"¨ ̄;;;;;}   ', 
         /;;;;/爪  >    イ 爪\;;;;;;;;| 
          /;;;/ /|||}    `.x'´   /|ハ  \;;;| 
        {;;;; \{ハ|∧     ||   ∧|ハ /;;;;} 
         |`\_.ハ| |lハ     ||   ∧| |ハ´_/´| 
         /// ! |∧`''=,ィ ^ヽ.='ハ| | l∧\ 
       「 ̄i ̄ハ T '匚l三|\_/∧ l ̄!∧ ̄ヽ ̄| 
      |   | .!├‐i‐‐‐‐‐‐‐‐┴ ┴.┴'|‐‐‐┐ .! 
      |  | ̄b ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄d ̄| | .| 
      └‐‐|                  | | .| 
         |. !  微妙に足りてないとか.   ! ! ̄ 
        -'!____________!==