1 :
名無しさん@ピンキー:
「ここはどこ?僕、どうして縛られてるの!?」
「ごめんなさい。でも○○さんが悪いんですよ、私以外の女に
私だけの精子を与えて・・・」
「そ・そんな、だって僕たち恋人じゃないのに、そんな事できないよ。」
「大丈夫。これから連日連夜の性愛で壊してあげますから。
お母様がお父様を壊して堕としたように。」
「ひいっ!まって、許して!!」
「うふふ・・・この日に備えて性技を磨いてきたんですよ。
どこまで持つか楽しみです、好きなだけ泣き叫んでくださいね・・・」
2 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:17:35 ID:59aDE9PH
黒い言葉様?
ヤンデレでやれば?
これはトピマスに連絡しないと……
細かすぎ。重複
ヤンデレか逆レイプスレでどうぞ。
というかそういうSS既にヤンデレスレで投下されてるしな
いや、俺は断固支援する!!
これは俺も応援せざるをえない。
>>1、待ってるぞ、おまえの勃起SSを。
9 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 05:01:57 ID:zTIjudTZ
大人しい女の子からエグイ調教をされて、母乳で飼育されるとか
10 :
誘導:2008/05/09(金) 09:29:19 ID:YOUslLwo
>>10 うるせえ!!!俺はこれ専門で読みたいんだ!!!
邪魔するとヤンデレぶつけんぞ!!
で、
>>1SSまだー?
でも、やっぱ重複だ!
なんってね!
「自分のやりたいようにやったらいい、父さんはもうなにも言わないから、でも途中で投げたらいけないぞ!」
13 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 00:04:25 ID:y5QPUdw2
いや!!!
このスレは絶対に必要だ!!!!!
支援する!!!!!
「大人しい女の子」に犯されるのが重要なんじゃないか
別に男が女にスレがプギャ臭いなんて思っていないよ
16 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 06:43:07 ID:thnu7CPy
1はスレ立てただけじゃない?もう勝手にSS作っちゃえ。1の続きでも新作でも
17 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 20:01:51 ID:wlmCrfgZ
大人しい女の子が隠し持っている黒くて淫乱な本性・・・最高だ
>>14は逆レ総合みたいなものだから細分化自体は問題ないと思うが。
細分化してスレが持つかどうかは別だが。
19 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 00:14:33 ID:3uqA1hcw
保守☆
ヤンデレの話ってほとんど誰か(自分含む)を傷つける描写があるから苦手だけど、このスレならもっと違う方向に持って行けそうな気がする。
男が籠絡されたり、絞られっぱなしだったり。
つまりおとなしいヤンデレが逆レイプ?
かなり限定されたシチュだな
22 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 16:44:33 ID:FvhioREr
気弱で不器用なために自分の気持ちを言葉にできずに
いろいろすっぽかして男を押し倒してしまうとか
何もヤンデレに限らないと思うんだ
目を覚まして最初に目に入ったのは、見知らぬ白い天井だった。
「ここは・・・」
誰に聞くでもなく、ポツリと呟く。
ガチャ。起き上がろうとした体を金属音が妨げた。
首だけを持ち上げ辺りを見渡すと僕の手は手錠でベッドに繋れ、足も同様に鎖で繋がれていた。
(何これ?なんで拘束されてんの?)
今の自分の置かれた状況が理解できない。
だが自然と覚醒しきらない頭の中から最新の物を呼び起こしていた。
(放課後、いつもの様に図書室に向かって・・・向かって?)
思い出せない。僕の記憶はそこで途切れていた。
「あっ!目が覚めましたか?」
不意に聞き慣れた心地よい声が耳に入った。
勢いで書いてみた。
24 :
萌え教授:2008/05/15(木) 20:39:21 ID:Qg73/cyZ
ツンデレの萌え度数=ツンからデレへのふり幅
ヤンデレの萌え度数=デレからヤンへのふり幅
こうして見ると普段の大人しさ・優しさ・清楚さ、から逆レイプ時の
激しさ・黒さ・淫乱さ、へのふり幅が萌え度数であるとの仮説が成り立つ。
>>23 俺も書こうとは思っていたが、先を越されたか!
だが内容はいいと思う
26 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 11:32:57 ID:JGV3ujpQ
言葉様とマナマナは参考になると思う。
ココはヤンデレと違って、行動力のある子が「二人きりの生活」に持ち込むスレ と言う解釈で良いのか?
と、言うことは流血沙汰・バトル無しって事か。
>>23続き
「は、長谷川さん?」
混乱している僕の耳に入ったのは、同じ図書委員の長谷川さんだった物だった。
しかし、今目の前にいるのは、いつもの彼女とはまるで違う美少女ぶりだった。
普段はおさげに黒ぶちメガネの地味な印象の女の子だが、今の彼女はどちらもしていない。
毎日、委員の仕事で彼女の声を聞いていなければ、おそらく誰かはわからなかっただろう。
「なんで君がここに?てか、なんで僕は縛られて・・・」
「ごめんなさいッ!!」
僕の言葉が言い終わる前に、彼女は深々と頭を下げた。
「ごめんなさいッ!!あなたをここに連れて来たのは私なんです!」
(は?なんで長谷川さんが?)
当然の疑問である。彼女が僕にこんな事をする理由がわからない。
「ごめんなさいッ!ごめんなさいッ!」
僕が思考中の間にも、彼女は延々と謝罪の言葉を繰り返す。
「あ、あの長谷川さん?とりあえず頭を上げてくれないかな?」
放って置くといつまでも謝っていそうなので、頼んでみる。
今更ながらこのスレは機能してていいのかな?投下して大丈夫かな?
長谷川さんだった物だった ×
↓
長谷川さんの物だった ○
orz
30 :
マンコ :2008/05/16(金) 17:51:19 ID:K2Lz6iwX
31 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 18:57:30 ID:JGV3ujpQ
レスくれた人ありがとん。まとめて続き投下します。
「あ、はい、ごめんなさい…」
僕の頼みを聞き入れ、顔を上げた長谷川さんは半ベソをかいた様な顔をしていた。
「とりあえず、なんで僕がこうなってるか説明してくれるかな?」
当たり前だが、今までベッドに拘束された経験は無い訳で…状況が上手く飲み込めない。
「え、えっと…私にはもう、こうするしかないと思って…」
こうするしか?ますます訳がわからない。
「僕なんか長谷川さんに恨まれる様な事したかな…?」
ベッドに拘束されるなんて、B級ホラーの拷問シーンでしか見た事ない。
「恨むなんて、そんな事全然無いです!!」
「じゃあ、なんで?」
僕が聞き返すと、長谷川さんは暫く黙りこみ、また顔を下げてしまった。
「…き、だから…」
「え?なんて?」
ようやく、口を開いた彼女の言葉は小さくて、上手く聞き取れない。
「もう一回言ってもらえ…」
「あなたの事が好きだから!!!」
先程までの沈黙を一掃する様な、長谷川さんの告白に僕は硬直していた。
長谷川さんは自分の発言にこれでもかと顔を赤く染め、目の端に涙を溜込んでいた。
(え!?好き?長谷川さんが僕を?)
顔の体温がグッと上がるのを感じる。
突然、馴染みの人間に告白されれば誰でもこうなるだろう。
それから互いに暫く、言葉を発せずに黙りこんでいた。
「は、長谷川さんの気持ちはわかったけど、今の状況と何の関係があるの?」
数分後、体温がクールダウンするのに合わせて、僕は声を絞り出した。
「私がみんなに勝つには、もうこんな方法しか無いと思って…」
何?みんな?勝つ?会話がいまいち噛合わない。
「長谷川さん。最初からちゃんと説明してくれるかな?」
混乱の連続もあってか、意味がわからない。
「やっぱり気付いてないんですね…」
「気付くって何を?」
「わかりませんか?あなた凄いモテるんですよ?」
急に長谷川さんは淡々と話し始めた。
「私が知るだけでも、7人はあなたを狙ってます。でも多分もっと多い…」
彼女はそう言うが、僕自身は残念ながら色恋沙汰とは縁のない人間だと自負している。
「そんな中から地味な私が勝つなんて無理…だから、こうするしか…」
「ちょ、ちょっと待って!勘違いじゃないかな?僕、今までモテた事なんて…」
「勘違いなんかじゃありませんッッ!!!」
さっきの告白以上のボリュームに思わず僕はビクッと体を震わせた。
「ごめんなさい…怒鳴っちゃって…でも本当なんです」
僕の態度に気がついてか、またごめんなさいと呟く。
「…わかった。信じるよ…」
ナルシスト夜露死苦も良いとこな発言だが、彼女の様子から嘘とは思えない。でも覚えはない。
あるとすれば、毎日、生徒会長の紗季さんに呼び出しをくらったり。
担任の梨花子先生に理不尽な理由で怒られたり。
腐れ縁の和美にいびられたりと女性関係は散々だ。
中途半端すぎますが今日はここまでで…
誤字やら改行ミスやらあったらすみませんorz
次回はエロに持って行きたいな…
わっふるわっふる
それにしても何というニブチン
そりゃあ気弱な子でも強硬手段に出たくなるよ
期待してるぞー
期待age
続き、投下いきますね
「それじゃあ、僕に告白する為に僕を拘束したの?」
そんな僕の初めての告白が拘束された状態でなんて、少し複雑な心境だ…
「半分は正解です。でも肝心のもう半分はまだです」
もう半分?何の事だろう………そういえば…
「さっきの、あの…、返事の事かな…」
話が脱線しまくっていたが、僕はさっき長谷川さんに告白されていたんだった。
「ぼ、僕は…」
「言わないでください!」
僕の言葉は再び、彼女に妨げられた。
「返事はいいんです、私が勝手に好きなだけですから…」
「で、でも…」
返事はしなくちゃいけない。そう言おうとした時…
「………名前…」
「え…?」
「私の下の名前、わかりますか…?」
さっきより、一つトーンを下げた彼女の声は、妙に部屋に響いた。
「な、まえ…?」
「そう。名前です」
長谷川さんの名前?そういえば、苗字以外知らない。
「えっと…」
答えられない。半年程ではあるが、一緒に委員として仕事をしてきたのに…自分の無神経ぶりに嫌気がさした。
「答えられないですよね。所詮、あなたにとって、私はその程度の存在なんです…だから!」
ドンッ!
「私はもう我慢しませんッ…」
いきなり長谷川さんは僕に倒れこんで来た。
「ちょ、ちょっと!長谷川さん!?」
「由姫…」
僕の胸に顔を埋めながら、彼女は小さく囁いた。
「由姫です…これからはそう呼んでください」
彼女の息が胸に当る、それになんだか良いにおいがする…
「は、は、長谷川さん!は、離れて!」
「嫌です」
ギュウッと僕の体にしがみついて離れようとしない。抵抗しようにも手足は動かない。でも…
(女の子の体って柔らかいなぁ…)
口では離れろと言いつつ、内心は未体験の感覚に酔い痴れていた。
「なんか当たってます…」
夢見心地の僕を彼女の一言が現実に引き戻した。
「こ、これはそのぉ…」
かつて、これ程の失態があったであろうか?悲しきかな、蚊の命より儚い僕の理性。
「あ、あの…これはアレですよね…?」
女の子がアレなんて言っちゃいけません!!
「苦しいですか…?」
苦しいかと聞かれれば、苦しいかな。主に心が。
「こう…かな…?」
「んあッ!」
「ご、ごめんなさい!痛かったですか!?私よくわかんなくて…」
突然、股間に張ったテントを触られて情けない声を上げてしまった。
「いや、痛くは…てか、長谷川さんこんなことしちゃ…」
「由姫です!ちゃんと名前で呼んでください…」
そういえば、そんな事を…って今はそんな場合じゃない!
「由姫さん!?こんな事しちゃ…って何してるの!!」
「上手く外れないです…」
彼女はカチャカチャと僕のベルトに手をかけていた。
「駄目だって!女の子がこんな、はしたない真似をしちゃ…」
「外れました…♪」
聞いてませんでした…
今回は以上です。土日の間には完結したいと思います。
44 :
(´゚ω゚):2008/05/17(土) 11:21:45 ID:zNrQEw4c
続編キター(゚∀゚)
長谷川さんすげー、続きに期待
45 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 14:56:43 ID:cQ/EZr6h
続きに期待! 大胆だなーオイ!
ふおおおお
これはいい
小分けの投下ですみません。
少し内容変更したので、完結は来週になると思います…
それでは続きいきます。
ベルトを外すとすぐにズボンをずり降ろされた。
「あの…パンツも、脱がし…ますね…?」
駄目だ!それは僕の最後の防壁!
「長谷川さん駄目だ!今ならまだ引き返せる!」
「また、苗字で呼んでます…それに引き返すつもりはありません」
僕の説得も空しく、最終防衛ラインは一瞬で突破された。
いきり立った、僕の愚息が外気に晒される。
「こ、これが…あなたの…」
長谷川さんは真っ赤だ、さっきより顔が真っ赤だ。だがそれ以上に僕も真っ赤だ。
「長谷川さんお願い…もうやめて…」
涙ながらに訴える。羞恥心で頭がどうにかなりそうだ。
その時!僕の祈りが通じたのか、長谷川さんはゆっくり僕から離れだした。
ようやく彼女も正気になってくれたみたいだ。あぁ良かった。
これ以上状況が悪化したら、流石に取り返しがつかなくなるところだった。
「長谷川さん、わかってくれた…」
「私も脱ぎますね…」
状況は悪化の一途を辿った…
「だ、駄目だよ!男の前で服を脱ぐなんて!」
「気にしないでください。私もあなたの見ちゃいましたから」
そう言うと、彼女は制服のボタンに手をかけだした。
(見ちゃ駄目だ!見ちゃ駄目だ!見ちゃ駄目だ!)
頭に強く念じる。
しかし、目が逸らせない。目の前で美少女のストリップショーが展開されているのだ、仕方ない。
「あんまり、見られると恥ずかしいです…でも、あなたになら…」
何を言ってらっしゃるんですか!?この子は!!!
僕の苦悩や葛藤、その他諸々の都合を無視して、長谷川さんはテキパキ服を脱いでいく。
(へぇ〜女子の制服って、こんな作りなんだぁ…って見ちゃ駄目だぁぁ!)
現実逃避をしようとするも、エロ思考を切り離せないのは男の性か。
パサッ。暫くして、目を閉じた僕の耳に音が入った。
多分、最後のスカートが落ちた音だ。下着姿になったんだろう。
そう思い、うっすらと目を開けた僕は、予想外の事態に再び驚愕した。
(く、黒だとぉぉぉぉぉぉ!!!)
健全な男子高校生に、エロい下着は何色かと聞けば白、ピンク、水色…多々あるだろう。
だが、その中で圧倒的な大差で上位に君臨するであろう色……それは黒!!!
それが今、僕の目の前にある!!!
「どう…ですか?今日の為に買ってみたんですけど…」
どうですか?最高ですよ。意外と胸もおっきい…って違ぁぁぁう!!!
「似合いませんか…?」
長谷川さんは前屈みになり聞いてくる。その体勢は非常にマズい…
「い、いや、凄く…似合ってるよ…」
「本当ですか!!」
ぱっと、花が咲いた様に笑顔になる。
(か、可愛い…)
僕がポーッと見とれている間に彼女は、さらにとんでもない事を言い出した。
「じゃあ、これも外しますね♪」
頭の中の警鐘から、今日一番の音が鳴りだした。
途中で規制に巻き込まれた…orz
明日にも続きを投下します。
51 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 06:33:15 ID:DjMtgkHW
GJ!GJ! 続き期待!
まだですか
続き投下します
「本当に駄目だよ!それだけは…」
(へぇ〜ブラのホックって前にもあるんだ…)
口では止めつつ、僕の頭の中はエロエロ警報が発令中だった。
あっという間に彼女の豊かな乳房が、僕の目の前に惜し気もなく晒し出された。
「へ、変じゃありませんか…?」
「そ、そんな変だなんて!凄く、綺麗だ…」
安っぽいセリフだが、それ以外に形容する言葉が今の僕にはない。
「あ、ありがとうございます…嬉しいです…」
そんな僕の言葉にも彼女は嬉しそうに、顔を染めてくれる。
僕もなんだか、恥ずかしくなってくる。
「じゃ、じゃあ始めますね…」
そう言うと、彼女は僕の男根に手を伸ばしてきた。
「んくッ!」
「ごめんなさい!痛かったですか!?」
「ち、違うよ!その…気持ち良すぎて…」
彼女の細く、ひんやりした指は、自分でするのとは桁違いの快感だった。
「ほ、本当ですか!私、頑張ります…その…もっと気持ち良くなるように…」
こんなにも思ってくれてるなんて…男冥利に尽きるとはこの事か。
僕が軽い感動に震えていると、彼女はゆっくりと僕の物をしごき始めた。
「ハァハァ…」
「気持ち良いですか…?」
彼女の指使いに合わせて、僕の息が荒くなっていく。
このままでは、数分も保たずに爆発しそうだ。
「我慢しなくていいですよ。好きな時に出してください…」
長谷川さんの声が酷く甘美で淫らな誘惑に聞こえる。
それを僕は、残った理性を総動員して耐える。
「耐える必要なんてないんですよ?逝ってください」
まるで男から精を集める、淫魔のように僕に囁く。
それと同時に彼女は手の動きを速め出した。
「う、うっ、くっ!長谷川さん!駄目だよ!」
限界だ。思わず僕は声を上げた。
しかし、絶頂の寸前で彼女の手は急に止まった。
「は、長谷川さん…?」
いきなり生殺しの状態にされてしまい、僕は長谷川さんの方を見た。
「名前で…」
「えっ…!」
「名前で呼んでくださいって…何度も言いました…」
彼女の声には明らかに怒りの色が含まれていた。
「だから、呼んでくれるまでは逝かせません!」
それから彼女はゆっくりと快感を与えながら、僕が逝きそうになると手を止めるを繰り返した。
生き地獄。今の僕は正にその状態だ。
「あっ!…んあッ!」
「逝きたいですか?でも駄目です」
(いったい、いつまで続くんだ…)
実際は数分も経っていないのに、今の僕には恐ろしく長い時間に感じられた。
頭の神経が焼かれてる様だ、喉の奥がチリチリする。
「…き、さん…」
「はい?」
「由姫さん!逝かせてください!」
もう理性の限界だった。
「はい!喜んで♪」
彼女はすっかり機嫌を直した様だった。
良かった、これで楽になる…
しかし、彼女は僕のから手を離しだした。
「えっ?由姫さん?」
逝かせてくれるんじゃなかったのか?だが、落胆する僕を更なる快感が襲った。
彼女は自分の胸で僕のモノを挟みだした。
「男の人はこっちの方が好きなんですよね?」
そりゃあそうです。おっぱいが嫌いな男はいません。
手とは違う柔らかな、感覚に僕は酔い痴れていた。でも…
(さっきより弱いかな…?)
なんて贅沢な悩みだ。こんな悩みが世の中の男供に知れたら、フルボッコ決定だろう。
しかし、その考えはすぐに改めさせられる事となる。
「うぷっ…」
彼女が僕を咥えだした。
「ゆ、由姫さん!」
びっくりしたが、それを遥かに快感が上回った。
「ちゅぷ…んっ…気持ち良いですか?」
「あっ!く…は、はい、気持ち良いです…」
ここまで強烈な快感は初めてだ。
「良かった…練習の甲斐がありました」
「れ、練習って…くっ…」
「バナナとかアイスで…あと、本もいっぱい読みました…」
いったい、どんな本を読んだんだ…
そのおかげか彼女の舌使いは、童貞の僕には刺激が強すぎた。
「ぐあっ…もう駄目だ!イクッ!!」
長谷川さんの舌が亀頭のワレメに触れた瞬間、今までの欲望を彼女の口の中にブチまけた。
「んぐぅ----!!」
いきなり口に射精され、長谷川さんは目を白黒させていた。
「由姫さんゴメン!そんなの吐いて!」
僕は射精により一気に我に返る。
だが、長谷川さんは涙目になりながら、ゴクリとそれを飲み干した。
「けほっけほっ!思ってたより粘っこいですね…」
「な、なんでそんなの飲むの!」
普通、女性は飲むのは拒むと言う。
僕も飲むのは、AVの中だけの物と思っていた。
「あなたのだから…残さず飲みたかったんです…」
なんだか、目頭が熱くなった。
以上です。次回は本番に入ると思います。
GJ
こんなところに神が
60 :
(´゚ω゚):2008/05/18(日) 17:25:55 ID:h/K3V2Et
GJ
神的な展開だな
61 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 19:19:39 ID:DjMtgkHW
GJ!!GJ!! 前戯キター!
>58
GJ!
流れるような展開が素晴らしすぎる。
続きが待ち遠しいです。
GJ!
……ていうか長谷川さんの下の名前が俺が書いてるオリジナルSSの主人公と
漢字まで同じでものすげえびっくりしたよ。
64 :
長谷川さんと僕 :2008/05/18(日) 23:15:28 ID:nag0rrFL
レスくれた人達ありがとうございます。
>>63 なんたる偶然wしかし、私は変換の中から適当に選んだんですがw
12時ぐらいから、続きを投下させていただきます。
それと今更過ぎますが、タイトルつけました。
GJ
おいちょっとそこ変われ俺がいじめてもらう
67 :
長谷川さんと僕:2008/05/19(月) 00:54:29 ID:xOaqD+7x
遅れましたが、投下いたします。
「こっちも綺麗にしますね」
欲望を吐き出し、大人しくなったモノをパクッと咥え、残った精液を舐めとっていく。
その、ある意味献身的な姿に、僕は真面目に心打たれていた。
「また大きくなってきました…」
心打たれていようと、反応する情けない僕の下半身。
男はきっと頭と下半身が別々の生き物なのだ。うん。
「あの…次、いいですよね…?」
「う、うん…!」
反射的に返事をしてしまう。
もう自分が拘束されてる事なんて、頭の隅にも残ってなかった。
彼女は身に着けていた、最後の布を取り去った。
長谷川さんのアソコはわずかに湿り気を帯びている様に見えた。
「わ、私も…その…こ、興奮して…」
この子は何回、僕の心にクリティカルを決めるつもりだ…
そこまで言われたら、僕も腹を決めるしかない。
68 :
長谷川さんと僕:2008/05/19(月) 00:54:55 ID:xOaqD+7x
「いきますね…?」
長谷川さんは僕の上に跨がる様な形でモノを掴み、自らの入口へと導いていく。
「んッ!くうぅ…!」
「ゆ、由姫さん!無理しないほうが…」
「大、丈夫です!平気…です、から…」
まだ先端しか入っていないのに、彼女は苦悶の表情を浮かべる。
足もガクガクと震えている。
それもそうだろう、いくら濡れていると言っても、長谷川さんのアソコはまだ何の刺激も受けていない。
おまけに小さなベッドに不安定な状況だ。無理もない。
その時!彼女がバランスを崩した。
---ブチンッ!---
「あぁっ------!!!」
僕の先端が一気に何かを貫いた。
想像以上に大量の血が接合部から流れてくる。
「由姫さん!由姫さん!」
彼女に何度も呼び掛ける。
「はぁ…はぁ…大丈夫…ですよ…」
息を乱しながら、大粒の涙を流す彼女を見て思わず抱き締めたい衝動き駆られる。
しかし、今の僕にそれは叶わない。
69 :
長谷川さんと僕:2008/05/19(月) 00:56:53 ID:xOaqD+7x
「本当に大丈夫?キツいなら、無理しなくてもいいよ?」
こんな言葉を言うぐらいしか出来ない。
不可抗力とはいえ、自分の無力さが許せない。
「無理なんてしてないですよ?気にしないでください…」
泣きながら必死に笑顔を作る彼女に、胸がトクンと鳴った気がした。
(しかし、これはヤバすぎる…)
僕のモノは長谷川さんに凄い勢いで締め付けられている。
彼女の呼吸に対応するように、彼女の中も動いている気がする。
さっき出していなければ、とっくに爆発していただろう。
「あの…私の中どうですか…?」
痛みが落ち着いてきたのか、彼女が聞いてきた。
「凄い…凄く気持ち良いよ…」
おそらく、今日で一番。いや、人生で一番の刺激だろう。
「気に入ってもらえて、嬉しいです…」
「それより、もう大丈夫なの?」
「はい。もう平気です…」
良かった…もう痛みは引いてくれたみたいだ。
70 :
長谷川さんと僕:2008/05/19(月) 00:57:17 ID:xOaqD+7x
「あの…動きますね…」
「うん…でも無理はしなくていいから」
「ありがとうございます…」
長谷川さんはゆっくりと腰を上げ、落とした。
「んっ…」
小さな声が彼女の口から漏れた。
「気持ち良いですか…?」
「うん…凄く気持ちいいよ」
たった一度の往復が、ここまで気持ち良いとは思わなかった。
「じゃあ、もっと気持ち良くなってください…」
そう言うと、腰の速度を上げだした。
グチュ、グチュと接合部からいやらし音が聞こえだす。
「くっ…ゆ、由姫さん気持ちいいよ…」
「んくぅ…あぁっ!わ、私も、きもち、いぃれす…」
動きが激しくなるに連れて、長谷川さんの呂律が回らなくなってきた。
「んはぁ!…きもちぃぃ…ひもちぃぃよぉぉ!」
長谷川さんは僕の上で別人の様に淫らになっていた。
彼女の豊かな胸が、タプタプと心地よいリズムを刻む。
71 :
長谷川さんと僕:2008/05/19(月) 01:01:04 ID:xOaqD+7x
「ひゃあ!おかひく…おかしくなっちゃうよぉぉ!!」
「んっ!ぐぁっ…」
ヤバイ。このままじゃ中に…
「由姫さん駄目だ!このままじゃ中に…」
「んぁ!いぃんですぅ!中に…中にらしてぇぇぇ!!!」
駄目だ間に合わないっ…!
「くっ…!イクッ!」
「わらしもぉ…わたしもぉイクッッ!!」
ドクン!ドクン!と二度目とは思えぬ程の大量の精液を彼女の中に出した。
「んぁ------!!でてる!いっぱいでてるよぉ---!!」
長谷川さんは最後に一際大きな絶叫を上げ、糸の切れた人形の様に僕に倒れこんだ。
・
・
・
・
「う、んっ…」
「あっ!気が付いた?」
あれから十分程、長谷川さんは気を失っていた。
72 :
長谷川さんと僕:2008/05/19(月) 01:01:31 ID:xOaqD+7x
「体、大丈夫?どこも痛くない?」
「………」
彼女は返事をしない。
「あの…?由姫さん?」
「………」
スッと立ち上がり僕から離れる。
そして、脱ぎ捨てていた制服のポケットから何かを取り出した。
「それは鍵…?」
「………」
相変わらず、彼女は返事をする事なく、僕の手足の手錠と鎖を外し始めた。
僕は数時間ぶりに自由になった手足を動かしながら、彼女に話かけようとした。
「由姫さ…」
「ごめんなさい!!!」
長谷川さんは、そう言うと背中をむけて、へたりこんでしまった。
「ごめんな、さい…こんな、犯罪みたいな、事して…」
泣きながら、消え入りそうな声で謝りだした。
「どうして、も…あなたにふり、むいてほしくて…ごめんなさい…」
そうやって、ひたすら謝罪の言葉を繰り返す彼女を…
「ごめんなさい…ごめんなさ…!」
僕は後ろから抱き締めた。
73 :
長谷川さんと僕:2008/05/19(月) 01:02:51 ID:xOaqD+7x
「え…なんで…?」
「僕は由姫さんの…ううん、由姫の事好きだよ」
「え…!」
やり方こそ目茶苦茶だったかもしれないが、由姫がどれだけ僕の事を思ってくれているかが痛い程伝わった。
そして、僕も、そんな彼女がどうしようもなく愛しくなった。
「だ、だって私、あんな酷い事…」
「それも、僕を思ってでしょ?じゃあ何にも悪い事なんてないよ」
僕がそう言うと、由姫はまた泣き出した。
「ほら。もう泣くのは禁止」
「は、はい、ごめんなさい…」
「謝るのも禁止」
「あ、ごめ…」
「禁止って言ったろ?」
プッ。どちらともなく、笑いがこぼれた。
そして、ゆっくりと由姫を振り向かせると、僕達は初めて唇を合わせた。
---end---
74 :
長谷川さんと僕:2008/05/19(月) 01:10:38 ID:xOaqD+7x
以上で完結です。最後まで見ていただいた方々には感謝の極みです。
それでは陰ながら、このスレの発展と更なる職人の光臨を願っております。
またネタが浮かんだら欠かせていただきます。ノシ
非常にストレートな王道でよかったっ!
GJ!!!
GGGJです
他のスレに途中までならこのスレ向きのがあったな
途中で男の方に逆転されてたが
78 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 04:06:39 ID:f4rWGujZ
GJ!!良かった。
また次回作に期待して待ってるよ。
GGGGGGGGJJJJJJJJJ
GJ
しかし、しかしだ。
これからが大変だぞこの二人。7人の敵がこの事態を放っておくはずが無い。
長谷川さんは恋人を守りぬくことが出来るのか?
主人公は悪魔の誘惑に抗し切れるのか?
長谷川さん、今はかなり軽度の病み方で済んでいるが、ほんのちょっとのきっかけで暗黒面に沈みかねんぞ。
全員おとなしくて8Pとか考えた俺は間違いなく異端者
83 :
63:2008/05/19(月) 23:06:25 ID:WGALLHxQ
>>64 超GJ! 畳み掛けるような話の流れがすばらしい。
……のついでに。
なんかただならぬシンパシーを感じちゃったので、この二人
自分のSSにゲスト出演させちゃっていいですかね?
ウチの由姫は風紀委員長なんですけど。
今の話の流れ的に、出せるのはリアル時間で半年後くらいになると思いますが……。
84 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:22:16 ID:f4rWGujZ
ネタ作りアンケート[1]
気づいたら貴方は監禁されていました。
それは何処ですか。
A.地下室
B.どこかの山荘
C.船室
D.女の子の部屋
E.自分の部屋
85 :
長谷川さんの人:2008/05/19(月) 23:28:56 ID:xOaqD+7x
>>83 レスありがとうございます。
全然使っちゃってくださいw男には名前ありませんがご自由にw
では、83氏の作品を気長に待っております。
>>84 C
Eで
自分の領域に侵入された挙げ句監禁されるとか素敵すぎる
初彼女ができて浮かれまくってたら、
ある日気付くと自分の部屋で拘束されていた。
目の前には姉。
「あんな子にはわたさないんだから」
>>88 こんな感じか
「はっ…はっ…」
あれから五時間は経っただろうか。私は休む事なく彼の上で腰を振り続けている。
薬のせいもあってか、彼は虚ろな表情で意識は殆ど無い様に見える。
しかし、彼の体の一部は衰える事なく、依然と私の中で熱を帯びている。
ドクッ!ドクッ!
「あはぁ…また出たぁ…」
何十回目だろう、彼はもう数えきれないぐらいの精を私の中に注いでいる。
「もう、お腹タプタプだよ…絶対に妊娠してるよ?」
聞こえてないのはわかっているが、彼に話かける。
気がついたら、どんな顔をするだろう。喜んでくれるかな。
『俺にもようやく彼女が出来たよ』
そう笑顔で言った彼の表情が頭から離れない。
「あなたが悪いんだよ?何年も私の思いに気がつかないから…」
ペロリと彼の唇を舐め、舌で口内を蹂躙していく。
「んっ…くちゅ…」
唇を放すといやらしく銀の糸が引いた。
それに合わせる様に私の中の彼も再び固さを取り戻してきた。
「あはぁ♪まだいけるね?もっといっぱい出してね♪」
再度腰を振り始める。やめるなんて選択肢は頭に無い。
「はぁんっ!いいよぉ…もっと…もっといっぱい出してぇ…」
あなたは私のモノ。誰にも渡さない。
ダレニモ…ワタサナイ…
こういう壊れモノ系いいなあ
GJ!!
92 :
84:2008/05/21(水) 02:19:40 ID:DAUTTH2K
ネタ作りアンケート[2]
貴方を監禁している女の子とはどのような関係ですか?
A.幼なじみ
B.先輩後輩
C.ストーカーと僕
D.近所の知人
E.従兄弟
F.幽霊と僕?
このデータは私の妄想力の源になります。
気が向いた時に文として投下します。
ご協力ありがとうございました。
A
C
>>92 従兄弟だとアーッを連想しちゃうから、従姉妹の方で頼みますぜ
A
97 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 12:02:33 ID:06BZS9UC
あ
AAAAAA
姉か妹
大人しいってのが結構な縛りだな…
毒舌キャラは強気に分類されてしまうか…
>>100 淡々ととか、ボソボソした感じでとかなら大丈夫じゃないか?
Fで
ところでここの人はシスターの需要はあるのか
ありまくりに決まってる
どっちのシスターだろう・・・
AとBの合わせ技
大人しい僕っ子が見たい。
B
109 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 14:01:43 ID:Kt5DmstC
[1]D[2]Aで小話【初投下】
俺が目覚めた時、そこは見慣れた天井だった。
俺はこの部屋の主の三枝麻衣子(さえぐさまいこ)を目で探した。
その時、麻衣子が部屋に帰ってきた。
俺は起き上がろうとして、異変に気づいた。
両足がベットとつながれているのだ。
「麻衣!俺は何でここにいる!そして何で両足が繋がれてるんだ!」
アザラシ状態の俺は叫んだ。
「…ったのよ。耐えられなかったのよ!ヒロ君が緑にもってかれるなんて耐えられない!」
麻衣子は泣き笑いの様な表情でそう叫んだ。
俺、有原宏巳(ありはらひろみ)と三枝麻衣子、野岸緑(のぎしみどり)は10年間一緒だった。
三日前、三人の関係は変わった。俺は緑に告白されてしまったのだ。
そして、返事を考えて、たばこ屋の角を曲がった瞬間、俺は意識を手放した。
「ヒロ君、ゴメンね。もうヒロ君は私の事キライになったよね。」
「何、言ってるんだよ麻衣!落ち着け!そして取り合えず何か飲み物を持って来てくれ。」
「グスッ…エグッ…」ヒクヒク言わせながら麻衣子は階下に降りていった。
そして、出てきたのは三枝家特製ミックスジュースだった。
麻衣子の母、律子(りつこ)さん直伝の味だ。
110 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 14:33:26 ID:Kt5DmstC
9年前、・・全員8歳・・
「ヒロ君、大人になったら結婚してくれる?」
「まいこちゃんなら喜んで。」
「ひろみちゃんまいちゃん何やってるの、さっさと登ってきなさいよ!」
「みどり!ちゃん付けするなよ〜!」
・・・・・・・回想終了・・・
「麻衣子、まさか坊主岩の前のプロポーズをまだ覚えていたのか!」
「ヒクッ…あの日から忘れた事なんて無かった。19になれば結ばれると思ってた…。」
「麻衣、俺は断るつもりだった。緑と俺達はあの日から友達だったんだ。」
「ヒクッ…ホント?ごめんね、じゃあ私はヒロ君のお嫁さんなんだね。」
「ああ。高校卒業したら結婚しよう。」
「ヒロ君、私を抱いて…お願い。ヒロ君を刻みつけて。」
【以下は皆様の妄想力にお任せします】
二年後、有原(旧姓三枝)麻衣子は長男、宏幸(ひろゆき)を出産。
宏幸と緑の娘、野岸由岐奈(のぎしゆきな)の二人へと運命は遺伝する。
−完−
>>80 相互にフォローし合ってハーレム展開だな
男は七回拘束されます
揚げ
>>1 まじめにツッコムとな。
君の求めているのは、ヤンデレでは無く、キチデレな。
細分化するほど需要があるのかが問題だが
『ぼくらの』(アニメ)を見て宇白兄妹で妄想してしまった。
ある朝、カナは兄の夢精を発見する。
兄も目覚め、慌てて対処しているが、気付かない振りをする。
その後、性知識に触れ、兄に気持ちよくなってほしいと思うが、
兄の性格から受け入れてもらえるとは思えず、
遂に、ベットに縛り付け、得た知識に従って手淫。
ウシロはカナを汚すまいと必死に抵抗するも・・・・・・
うん、謝って許してm(ry
でも、誰かが書いてくれたら嬉しい。
改めて読み返してみたら何なんだこれは。
本当に申し訳ありませんでした。
無かった事にして下さい。
そうでもないよ
,.- '´  ̄ ̄ ` - 、
r' _,. -―-- .、 ヽ
l r '´ `ヽ l
l'.......-―.:::::: ̄ ̄:::::::::::‐.`L.._
,-:::´::::::::::-::‐ ''  ̄ ̄ ‐-、:::::::::::::ヽ
r':::::::::::::::::::/ lヽ:::::::::::::::i
.i'::::::::::r:、:::::l _ i:::::::::::::::::::::!
.l::::::::::i:rヽヾ ri't:Tヾ、 ;::::- 、 !:::::::::::::::::::/
ヽ:::::lヽ.、  ̄ノ :.'`-'ヽ`ir' )::::::::::;r'
` ヽニ:. ,. ::.` 'i:.r'::;;-'´
l::. ,,..--`-:く /'-' ´
イ :. "'''''''"';;;;:ミ .!
r:::'::::::l :.. `/
,.-:':::::::::::::::::!ヽ 、. i'
':::::::::::::::::::::::::::i ヽ  ̄ /!ヽ、
::::::::::::::::::::::::::::::i,.--ヽ._,〃´l:::::::::ヽ、
::::::::::::::::::::::::::::::l _/_i_l ,!、:::::::::::::::ヽ
ホッシュ [Sred Hossu]
(1875〜1934 イギリス)
121 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 17:06:12 ID:m8Hs2rtJ
あげ保守
122 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 01:36:27 ID:DT6YET9a
123 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 12:36:40 ID:7GJTuz4z
サムスピの、いろはタンに逆レイプされる旦那様とか
おとなしい…
無口か!
125 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 14:07:31 ID:tgObzw6Q
マナマナが参考になるな。
質問日時: 2008/2/16 16:04:15
普通同じ性格や興味の人を好きになるんですか?
カップルとか見ると性格が同じなんですか?
うるさい女はうるさいうるさい男、静かな男は静かな女が好きになるんですか?
回答日時: 2008/2/16 16:23:13
そうとは限りませんよ。
自分の友人におとなしい男がいますが、うるさいぐらい元気な女の子が好きだと言っていました。
質問日時: 2007/4/25 18:32:52
シャイな男の人は元気な女の人が苦手ですか?
回答日時: 2007/4/25 18:37:02
逆に好きだと思います。
自分にないものを持った人には轢かれるものです。
回答日時: 2007/4/25 20:20:18
そんなことないと思いますよ!!
逆に好きな人の方が多いと思います。
>>126 これ結局「個人の性格と異性の好みは相関関係にある訳じゃない」ってことだよな。
>127
「異性の好み」も性格の一部だとは思うが、あくまで“普段の振る舞い”と“異性の好み”に相関が無いって話では。
個人的には、大人しい女の子が大人しい男の子を監禁してアンアン言わすのが好みだ。
関係ない?うむ、緊急連絡だ!
轢かれるって単語にヤンデレを覚える今日この頃
車に轢かれる
幼馴染(同学年か女のほうが先輩)ものないかな。
132 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 22:35:59 ID:Igb8sIHW
保守
>128
こんなところにもバイドの魔の手がw
さぁ一緒に帰ろう。我々の星へ
>>128 司令、あなた疲れてるのよ。
ゆっくり話し合イまショうカ……私ト一緒ニ、ネ。
ここはいつからバイドデレスレになっタンデスk
女の子はディープなシューターでさ、ただでさえ少ないゲーマー女子の中でも浮いてるの。
唯一の理解者は最初に彼女に「R-TYPE」を布教した幼なじみの男の子なのに、最近は足を洗い気味。
彼女の方は、小さい時みたいに腕比べしつつスーパープレイを見て欲しいのに、彼はちょっぴりつまらなそう。
ある日「極上パロディウス」の同時プレイを彼が途中で投げ出してダウン。
彼女は一人で極パロもつまらないので「R-TYPE FINAL」を開始。まだ帰らない彼はプレイ鑑賞。
そして到達するFINAL F-A
うむっ、緊急連絡だ!
ポッポ!ウツボット!
貴様らには任せておけん。私自らが出・・・てもいいですか?
とか言う女の子がどうのこうの
ほしゅ
140 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 16:56:29 ID:hrCMTxen
期待age
141 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 17:31:24 ID:ZAIUsdBa
創価が攻めてくる
暇なんで投下します
誤字脱字はなるべく気をつけてますが即興なんで
気に入らない方はスルーしてください
冬休みに入る2週間ほど前、俺はクラスメートの修介から相談を受けた。
内容は、まあ、いわゆる恋の相談ってやつだ。
『……誰にも言うなよ?ほら、クラスに川崎っているだろ? あいつだよ』
もう、この時の修介の表情といえば真剣そのものだった。
本気で惚れているであろう様子がひしひしと伝わってきた。
しかし、友達として応援はしてあげたかったのだが、相手が悪かった。
川崎は寡黙で、物静かでとにかく大人しかった。
そして、顔は結構可愛いレベルである。
対する修介は……ここでは友人の名誉のため語ることはできない。
語ることもできないくらい低い、などは言わない約束だ。
とにかく、川崎と修介は釣り合ってなかった。
修介はというと、俺に相談したことでリミッターがはずれたのか
川崎に猛烈なアタックを開始した。
アドレス教えてくれない?くらいはまだ許容できたが
次第にエスカレートしクリスマス一緒に過ごさない?だとか
アホなことをいいだした。
それが毎日続くのだから、川崎もたまったものではなかっただろう。
だが、内気な川崎はどんなに修介に詰め寄られても、
困ったように微笑むだけであった。
そんなこんなで川崎が可哀相に思えてきた俺は、
それとなく修介を川崎から遠ざけるようにした。
といってもそんな大袈裟なことじゃなく、連れしょんいくぜーとかジュース買いに行くからついてこい!とか
そんなレベルのことなのだが、何日か続けるうちに川崎も察したのか、
俺と、視線で『ありがとう』『いやいや』といった風な会話をするようになった。
冬休み一週間前から、俺は放課後学校に残って勉強するようになった。
もちろん強制ではなく自主勉である。
家に帰ればテレビにパソコンにゲームがあるし、
どうせ冬休みは勉強しないだろうから今のうちにやっておこうという算段だ。
幸いにもうちの不真面目なクラスは残って勉強しようなどという、
殊勝な心がけの人間はいないので独り孤独に集中できた。
「ふうー休憩するか」
俺はうーん……と伸びをすると、ぼんやりと窓の外の景色に視線をやった。
居残りを始めて二日目、俺は教室に残って勉強していた。
やはり誰もいないというのはいいものだ。集中力が違う。
が、同時に頭もよく働く代償としてか、すぐにおなかが空く。
「買い出しにでもいくか」
独りつぶやき、バックから財布を取り出して立ち上がった次の瞬間、俺はうおぉと、つい驚きを漏らしていた。
「ってなんだよ……帰ってなかったのか?」
なんと、教室には川崎が残っていたのである。
「う、うん……」
川崎は俺が驚いたことに驚いているのか、状況が飲み込めていない様子だった。
「ず、ずっと教室にいたけど……」
なんだか申し訳なさそうな声でぽつりと言われると、
なにか自分が犯罪でも犯したかのような感覚に襲われた。
まあ、俺と川崎の席は左端と右端だからかなり集中していれば気づかないのかもしれない。
眠いんで続きはまた今度にで。
それでは
GJだけど、書きながらはやめて
話自体は結構いいと思う
GJ!!だけど生殺しは止めて…
なるべく書きだめしてから投下してくれると嬉しいな
>>149 正直過疎でスレスピード遅いから書きながらを咎めるつもりはないが
書き溜めしてから書いてもらいたいとは思う
だって、wktkしながら読んでいるのに、続きを読んでいくのに時間が空いてしまうのだから
というわけで期待
凄くGJですた
すみませんでした
次からはかきだめるようにします
質問なんですが
A このまま一気にヒロインと(ry
B 修介君のかわいそうな姿を見たい
C 幼なじみ登場!長編化
どれがいいですか?参考までに答えてもらえるとうれしいです
155 :
(´・ω・):2008/07/06(日) 23:20:00 ID:NkRlahAp
個人的にはCだな、かなりGJなレベルだし長編化希望させていただきたい
無論Cで
まずBで、その後Cの展開になる事をwktkしてみる。
でも続きなら何でもいいよー。
後味がいいのが好きだからAで
曲がりなりにもレイプ物に後味を求めるのはおかしいかも知れんが
いや、それにしても改めて観察してみると、
川崎って可愛いよなぁ。
年齢の割には幼い顔立ちに、肩よりほんの少し長い黒髪がよく似合っている。
その一方で、低めの身長に不釣り合いに大きい胸がなんともアンバランスで、
こうしてみると実際修介がベタ惚れなのもわかるきがした。
「あ、あのっ立石君」
「え、あ、なに?」
不意に投げかけられた声に、はっとして顔を上げると川崎が切なげな瞳でこちらを見つめていた。
心臓がドクンと脈打つのがわかった。
「わ、私、立石君のこと、好きですっ!」
一瞬、意味が分からなかった。数拍遅れて理解したときには、
俺は「え?」と間抜けな声を上げていた。
「川崎が、俺を?」
おそるおそる聞き返す。信じられなかった。
「う、うん……」
川崎が、小さいながらもしっかりと肯定したことで
あやふやなイメージだったものが、形をなしていくのがわかった。
「だ、だから私と……つ、つき合ってくださいっ」
しばしの沈黙。川崎はさすがに羞恥が限界にきたのか、
顔を耳まで真っ赤にしてうつむいている。
「お、俺は……」
一瞬、修介のことが脳裏をよぎった。
もし俺がここで川崎の気持ちに応えたら、
修介を裏切ることになるんじゃないか? と。
「うん、こちらこそよろしく」
が、俺はあっさりとその考えを捨てた。
なぜならどう足掻いても修介の思いが実ることはないからだ。
「え……ほ、ほんとに?」
川崎は、信じられないといった表情でこちらを見つめてきた。
「うれしい……」
川崎は涙を堪えながら、にっこりと微笑んだ。
「えー明日から冬休みだが……くれぐれも犯罪にまきこまれないように。では解散」
先生が教室からでていくと、教室内は活気に包まれた。
まぁ、明日から冬休みだし当然だ。
ああ、冬休み。なんといい響きだろうか。
「あの……立石君」
感慨に耽っていると、いつの間にか隣に川崎が立っていた。
「あ、どうした?」
「え、えっとね、この前の約束大丈夫かなぁって……」
川崎は上目遣いで心配そうに見つめてくる。
今すぐに抱きしめたい衝動に駆られたが、教室内なので自重しておく。
「うん。大丈夫だよ」
「ほ、ほんと? よかったぁ……それじゃ、また後でね」
川崎はにこっと笑うと、一足先に帰っていった。
川崎と付き合いだして数日が過ぎたが、懸念だった修介のことは、
修介に正直にはなすと理解してもらえた。
自分でも無理なことはわかっていたらしい。
とまぁ、諦めてもらった修介には悪いが
俺たちは清い関係が続いていた。
キスはおろか抱きしめたことすらない。
俺に甲斐性がないのか……
まあ、とにもかくにも今は帰ってから約束の準備をしなければ。
俺は荷物をまとめると、喧噪に包まれた教室を後にした。
今回はここまでです。生殺しですんません
正直展開には焦っちゃった感が否めないですw
ちなみにAルートです
CはAが終わり次第書く予定です
GJ!
まさか2つ書いてもらえるとは思わんかった
続きを楽しみに待ってます
165 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 17:06:40 ID:TWbRFbdW
はよ!!はよかいてぇや!!!
「ふうー間に合った」
俺は地元の駅前にきていた。
なぜかってそりゃ川崎との
約束があるからだよ。いわゆるデートだ。
まだ行き先は聞いていない。
あの日、川崎に告白されて付き合いだした俺たちだが、
まるで恋人らしいことはしていなかった。
せいぜい夜中に何通かメールを交わすだけだ。
だから今回のお誘いはうれしかった。
携帯で時間を確認すると午後三時を少し回っている。
川崎との約束の時間は三時10分なのだが、まだ川崎は来ていないようだ。
川崎のイメージだと約束の時間30分前には到着してそうなんだが。
「こねーなー」
辺りを見回しながらつぶやく。
この時間帯の駅前は、
ここが田舎ということもあり
閑散としている。
メールきてないかな、と携帯を開くと未読メールが一件。
開いてみると川崎からではなく、級友からのくだらないメールだった。
なんか腹が立ったのでスルーしよう。
携帯で時間をつぶしながら待っていると、タクシーから川崎がおりてきた。
「おーい川崎ー」
川崎に手を振ると、
川崎もこちらに気づいたのか小さく手を振り返してくる。
「ご、ごめん……待たせちゃって……」
「いや、それはいいんだけど」
申し訳なさそうな川崎の言葉を遮って
俺は最大の疑問を発した。
「なんで旅行バッグ?」
「……だめ?」
「いや……だめとかじゃなくて。どこいくつもり?」
「……ここ」
川崎は、俺に一枚の紙切れを差し出してきた。
「えーと……これって現実なんだよな?」
「うん……」
妙に嬉しそうに、川崎が頷く。
やっぱ現実だよなぁ……。
俺たちは、川崎家所有の別荘に来ていた。
先ほど、川崎が手渡してきたのは、飛行機のチケットだった。
最初はわけがわからなかった。
だが用意周到に旅行バッグをもってきている川崎をみると
それがマジなんだと理解できた。
『日帰りでこんなとこ行けるのかよ』
と聞くと
『うちの別荘があるから……』
らしい。つまり金持ちだってことだ。しかも大が付くほどの。
こうして俺たちは今、別荘にいるわけだ。
ソファーに座って、二人でコーヒーを飲んでいるのだが、
どうもぎこちない。
もともとぎこちないのだが、さらにぎこちないのだ。
あからさまに緊張しているのがわかる。お互いにだ。
それでもしばらく雑談していたら、すっかり夜になった。
「私、シャワー浴びてくるね……
」
頃合いを見計らったように、川崎がそそくさと席を立った。
おいおいこれって……と1人妄想していたら、川崎が戻ってきた。
「……どうした?」
「お、お風呂にお湯張ったから……」
「え?」
俺はつい間抜けな声を発していた。
「い、一緒に入ろ……?」
あ、あれ、これは早くも……?
「えええっ!?」
「あ、や、やっぱりだめ、だよね……」
「だ、だめじゃない!」思わず叫んでいた。だめなわけないじゃないか!
「ほ、ほんと……?」
「う、うん」
首をぶんぶんと振る俺。
「よかった……。だったら、いこ?」
俺は川崎と手をつないで、浴場へ向かった。
終了です
なかなか濡れ場をかけない自分がもどかしいです
ここから逆レイプに持っていくのって難しくないか?
>>172 SS書いている本人が、ソレを認めてどーする
あぁ、もーこんなニブチン(立石君)は、一気に“最後まで”どころか
“子作り”までする気満々な川崎さんに壊れる寸前まで、逆レされてしまえ
おいおい、ちょっと待ってくれよ。
別荘に 二 人 き り だぜ?
声を上げようが助けは来ないんだぜ?
川崎さんはいきなり風呂に誘うような 行 動 力 & 用 意 周 到 だぜ?
俺はこの時点でドキドキだぜ?
きっともっとドキドキできると信じてるんだぜ?
>>171 風呂に入った瞬間にスタンガンで(ry
とかじゃねwww
うはw早く読みてええw
ここまでラブラブだと逆レイプする必要n(rx
>>176 それを妥協するのが俺というクオリティ
うん、みんなごめんね
でも僕がんばるから!!
>>174 そこまでやっても襲わないヘタレ君にブチ切れた川崎さんが
バイド化
>178
包囲される前に攻撃態勢に入って突破ですねうむ緊急連絡だ
たぶん、これから「電話線が切られてる!!」「町までの唯一の橋が・・・」な展開に
バーローwwwww
「妊娠は絶対してみせる……。あなたのナニかけて!」
初めてですが試しに書いてみます誤字脱字などあると思いますが
気をつけますんでよろしくお願いします
気が付くと見知らぬ天井にいたしかしなぜ自分がここにいるのかが
分からなかった、窓はカーテンで分からないが明かりがない事から夜だとわかった
記憶を探っていくとあるところで途絶えていた。
僕は部活も委員会にも入ってなかったので学校が終わるとその日の授業を復習してから
帰るのが日課になっていた。今日も学校が終わると復習に励んでいた
この時はもう掃除も終わって外から運動部の声が聞こえる程度で教室には
誰もいない・・・はずだった。いつもは一人で机に向かって勉強をしているのだが
今日は女の子が椅子に座っていた、その子は「白石 亜子」 僕が気になって
仕方のない人なのだが彼女は学校ではあまり話をしている所を見たことがなく話しかけるのが
難しかった。難しいのは彼女だけではない他の女の子にも全くと言っていいほど話かけられないのが
悩みだが最近では諦めがついて来てしまった。「男子とはうまくいくんだけどなぁ」
そんな事を思っているうちに復習も終わり帰りの身支度を済ませ帰ろうと立ち上がった時後ろから「・・って」
僅かにしか聞こえなかったので後ろを振り向くと白石さんがすぐ後ろにまで迫っていた
「待って、今日も復習お疲れ様 いつも欠かさずやっててすごいです」
「え?あ、ありがと・・」いきなりの事だったので咄嗟に答えた。
落ち着いて状況を整理していくと今度は話しかけられている事に気付き
そのまま緊張してしまった
「あの・・この後予定ありますか?」
聞かれたので「ない・・です」と短い発言しかできなかった
「そうですか・・では・・失礼します」と言った直後プシュッ
その音と共に顔にスプレーのようなものが顔にかかり今度は眠気が襲ってきた
「・・うっ、なんなんだ」と思ったのが最後意識を失ってしまった
「そうか僕は白石さんに催眠スプレーをかけられて思い出したぞ」
そして起きようとゆっくり体を起こそうとするが動かない。まだスプレーが効いているのか激しく体を動かす事もできずただ天井を見つめる形となった
ガチャ、ドアが開く音の方向を見るとそこには白石さんが立っていた
「お目覚めになりましたか、いきなりこんなことをして申し訳ないです、しかし私には時間が無いんです」
ようやく頭が回復して来たと同時にまた何時間前かの緊張と疑問が浮かび上がってきた
「時間?」僕の疑問を察したのか彼女は答えた「私来月には転校してしまうんです、だからあなたとの思い出が
欲しかったんです・・強引で本当にすみません」
確かに普段の彼女を見ていればこの状況を彼女が作ったのは考えられないほどの驚きだがそれと同等の驚きがいくつかあった。
転校と「あなたとの思い出」という部分もうこの状況にも慣れてきてしまったせいか疑問をぶつけてみた
「転校って白石さんが?それに思い出って今の状況の・・事?」それなりに簡単に言ってみたすると白石さんは
ゆっくり口を開き言った「来月私、転校するんです広島のほうにだから伊藤君と一回でいいから話してみたかったの・・こんな強引なやり方になってしまったけど」
「来月転校するのはわかった・・・けどなんでこんな強引なやり方になったの?普通に接してくれれば・・」
最後まで言おうとしたのだが彼女がそれを遮るように言った「だって今時本ばっかり読んでて喋ったり、表情一つ滅多に変えない人からいきなり話かけられたら迷惑かと」
本当は皆と仲良くしたかったのかぁそれに気付いてればなぁと思いながら僕はその事に否定を始めた
「そんな事無いよ本を読む事だって立派な趣味だし、表情変えないのはこれからなんとかしていけばいいじゃない」
実は言うと早くこの状況を打開したくフォローしたがそれは彼女の欲望を駆り立てるだけだった
「やっぱり私の思った通り、伊藤君は優しいです。私あなたを好きになってよかった」その言葉に思考が停止し恥ずかしくなり俯いてしまった
と頬に人肌が来ていたと思うと白石さんが唇を重ねていた「!!ちょ、え?ど、ど・・え?」頭がパニックに陥ってしまった。
「あ・・あの・・キス・させていただき・・ました」彼女もまた顔を真っ赤に染めていたが唇しか見ていなかった、暫く沈黙が続き
「こんな事だめだよ、大人になってからだよ」好きな人とキスできたのは
嬉しかったが、諦めがついていた分もっとちゃんとした人として欲しかった
「大人ってもう高校生ですよこうゆう事は当たり前なんですよそれに
さっきもいいましたがもう時間がないんです、後悔したくないんです」
彼女の瞳には涙が滲んでいた。「でもさっき携帯のアドレス、見ちゃったんでこれで安心です」とにっこりと笑顔で微笑んだ
「勝手に見られちゃったって事?」「そうです。」最近では友達とすらメール
してないのにどうすればと考えてるのもつかの間 「では、本題に入らさせていただきます」
と彼女はこっちに近寄ってくる心臓が震え目をつぶる何をされるんだ?とボタンをはずされ
Yシャツを脱がされ上半身が露になった「え?」もう何がなんだか頭が沸騰しそうな勢い
「やっぱり体は白くてきれい、女の子みたいです」と向こうはテンションが一気に上昇
こっちは女の子に体を見られ女の子の様な体といわれ泣きそうになっていた
「ごめんなさい、泣かないで下さい私あなたの事思うと眠れなくなるぐらい
好きなんです」彼女はもう学校で見ている白石さんではなくなっていた。
体を撫でられ、舐められ、抱きつかれと身動きできない状態で息が上がるくらいに
弄られた
188 :
184:2008/07/13(日) 05:28:32 ID:hgmuMeVr
眠気と身内が起きたので危険かとおもわれ一旦堕ちます
今日の深夜か明日の深夜か安全な時間に書きたいとおもいます
次回には終わるとおもいますので感想聞かせてください
長文ばっかりですみません展開もめちゃくちゃだぁorz
>>183-188 初めてなりに妄想を形にしようとする、その意気や極めて良し。
以下、多少手厳しいツッコミになると思うが、読み専のお小言と思って話半分で読み流してくれ。
まず、読点を入れること。行末の句点を省かないこと。「〜と言った」は表現として最も杜撰なので工夫すること。
ある程度のボリュームになる文章は直接入力・随時カキコすると段々分かり難くなるので、
10レス分以内を目安にメモ帳などに書き貯めて、一度黙読して表現を確認、適宜推敲すること。
書き上げてからカキコまでの推敲期間はある程度固定して、推敲が煮詰まって投稿を諦めることは避けるべし。
後は、身内の動向には注意することと、年齢未達は来ちゃダメよw
「そ、それじゃ、服……脱ごう?」
「う、うん」
学校とずいぶんキャラ違いなオイ。
つくづく女という生き物はわからない。
俺が躊躇っている間に川崎は
すらすらと生まれた姿に近づいていく。
さすがに下着をとるのは少し躊躇したようだが、
それも剥ぎ取ると、川崎は顔を真っ赤にして俯いた。
「た、立石君も……早く……」
「あ、う、うん」
早く、などと催促されても
俺にはできない理由がある。たっているのだ。
いやいや、仕方ないだろ?
だってこれは男の生理現象で……
い、いや言い訳しても仕方がないな。
「……」
川崎が俯いているのを確認すると、俺は一気にジーンズとトランクスを脱いだ。
「ぬ、脱いだから風呂はいろうぜ」
「う、うん」
俺は手で息子を隠しつつ、浴室に入った。カッコ悪い。
「ひろっ!!」
「そ、そうかな……?普通だと思うけど……」
浴場を見渡して、第一の感想だった。
ゆうに自分の家の風呂の三倍はある大きさ。
別荘なんだよな、ここ……
「た、立石君、お風呂はいろ……?」
「う、うん」
掛け湯を被りお湯に浸かると、絶妙な湯加減だった。
口から思わず気持ちいい〜という言葉が
もれそうになったのをこらえ、ふうと息を吐き出した。
「ど、どうかな?熱すぎたり……してない?」
「ちょうどいいよ」
「そ、そっか。よかったぁ」
「い、いや……やめて……」
「オラオラッ叫んでも誰もこないぜ!」
「あ、あ、だめっ!」
俺は嫌がる川崎を無理や……
「た、立石君……」
川崎の声に、俺は妄想の世界から連れ戻された
いかんいかん。やけに具体的だったな……
「ん……なに?」
なにやら見透かされてるような感覚を感じながら冷静を装い言葉を返す。
が、次に発せられた声に、俺の冷静さは脆くも崩れ去ってしまう。
「背中……流すから……」
「え」
「あがって……?」
二人きりの空間に川崎の控えめの声が響く。
内容はちっとも控えめじゃあないけど。
「え、あ、でも」
しどろもどろになる俺。
期待60……いや80%、不安20%だ。
「いいから……」
川崎の真っ白な細い手が、俺の手をつかんだ。
力そのものは弱かったが、
有無をいわせない何かがあった。
「き、気持ちいい……?」
「うん……」
夢のようだった。
川崎の手つきは強すぎず痛すぎず、
つぼを心得たものだった。
時折背中にぶつかる二つの柔らかな感触が、
川崎の存在を、女の存在を発していた。
「あ、前は自分でやるから」
あらかた背中を洗い終えた後、俺は川崎に告げた。
このままの勢いだと、川崎は前まで洗いかねないからだ。
「だめ……私がしてあげるから」
「え、ちょっと……」
だが、俺の言葉はなんの力ももたない。
川崎は僕の正面にくると、無言で僕の前を洗い始めた。
川崎の身を隠すものはなにもない。
川崎の雪のように真っ白な肌も、
見た目より大きめな胸も、
薄めなヘアも、全てが俺の視界に入り込んできた。
当然、大きくなる俺の息子。
「あ……」
川崎は手を止めると、俺の息子をまじまじと見つめる。
「ご、ごめん……俺」
謝りながらも、川崎の身体から目を離すことができない。
「ううん……私をみてこうなったんだから、うれしいから……きにしないで……」
川崎ははにかんだように笑うと、手の動きを再開した。
「そろそろ上がろうか」
川崎に体を洗ってもらった後、
俺も川崎の身体を洗ってあげようかと思ったが、やめた。
いきなりこちらもアクションにでると
川崎も驚くだろうし、何より自分の理性を保てる自信がなかった。
「……うん」
川崎の声に、恨めしそうな感情が含まれていることに俺は気づかなかった。
川崎の手作りの晩御飯を食べ、リビングでゴロゴロしていた矢先、
「そろそろ寝よ?」
という川崎の言葉で、俺たちは寝室に向かった。
寝室には大きめなベッドが一つ。
「いいから……一緒に寝よ……」
と躊躇っている俺を強引に寝かすと、川崎は照明を消し、ベッドに入ってきた。
「おやすみなさい……」川崎は一言そう言ったきり、俺に背を向けた。
俺はというと、ベッドに入ったからといって
こんな状況で寝付けるはずもなく、沈黙が支配する闇の空間に
ただただ視線をさまよわせているだけだった。
しかし、20分――あるいはそれ以上かもしれいが――ほどたったとき、川崎は唐突に口を開いた。「起きてる……よね」
「うん」
俺は天井を見つめたまま応える。
「……どうして?」
「……どうして襲ってくれないの?」
怒りとも悲しみともつかない声音で、川崎が叫ぶ。
声自体がそう大きな訳ではなかった。
ただ、圧倒される何かがあった。
「私たちつき合ってるんだよね……?」
「私の身体ってそんなに魅力ないかな……?」
「それとも私以外に好きな人でもいるの……?」
川崎は一言一言に負の感情を載せて淡々と言い募ってくる。
だが、それは荒波のように激しい怒気ではない。
めちゃくちゃに怒る人間はそう怖くないものだ。むしろ、淡々と、静かに怒るような人間のほうが怖い。
「否定してくれないってことは……やっぱりそうなんだね……」
違う!と叫ぼうとした。だが、川崎の速さが勝っている。
俺の言葉は口から出ることなく、俺に跨ってきた川崎の唇に吸い込まれた。
あ、ありのまま今起こったことを話すぜッ
俺はセクロスに持って行くことだけを考えて書いていたら
いつのまにかセクロスぎりぎりのところで終わっていた
俺が何をいってるのかわからねーと思うが
俺も何をされたのかわからなかった
書き手の技術不足だとか
強引すぎる展開だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえッ
もっと恐ろしいモノの片鱗を味わったぜ……
ワッフルワッフル
>179
「>何をされたか」じゃねぇだろw 書いたのはオマイだwwww
極めてワッフルだが、チビ巨乳は最近の流行りなのか?文句とかでなく、単純な興味での質問で。
200 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 23:27:57 ID:IjebqNFV
>>199 流行りなのかな
こういうシチュはヒンヌーよりキョヌーが書きやすそうだったから
選んだだけだよ
作者の願望だなんて口が裂けても言えない
>気が付くと見知らぬ天井にいたしかしなぜ自分がここにいるのかが
>分からなかった、
ここでリタイヤした、ケータイショーセツ読むとじんましんが出る俺が通ります。
↑絶対文化財に軽い気持ちで落書きするタイプだな
ワッフルワッフル
待った甲斐がある予感がビンビンするぜ!
俺クラスに川崎って名字でキャラ的にもそんな感じのやつが居る
ちょっとおどろいた
大学にクラスは無いだろ。
年齢未達は来るなっつーか、せめてバレないカキコを心掛けろと。
大学によってはクラスがあるところもあるよ
まぁどうでもいいけどね
まあ18才になったばかりということもあり得る
うちの大学はクラスあるな
総計やマーチでもクラスあるし、普通だと思われ
過剰反応せずに全裸で投下待とうぜ
俺は全裸に靴下とネクタイで。
うちの学校もクラスあるな。国立だが。普通だ
213 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 17:19:35 ID:1Zu5rAbF
>>203 こんな所でそんなこと言われても……
君は本屋に行ったほうがいいんじゃない?
>>207 俺の大学にもあったな……名前と顔が一致しないやつらばっかりだったけど
214 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 02:00:20 ID:fk9qfMby
>>207 うちも国立やけどクラスあるわ
つまり、おまえは18歳以下のガキorニートってことを自白してんだよ
>>214 俺、私立だったけど無かったぞ。ちょっとびっくり。
しかし、みんな頭いいなぁ。ちょっとびっくり。
とりあえず、一番痛いのは『自分の知っている事が世界のすべて』と勘違いしてる人たちって事で。
クラスに関しては学校によりけりって事なんじゃないのか?
だろうね
自分とこは国立だがクラスと呼べるものはないなぁ
それっぽいのはあるけど1年の前期までだ
オレは高専から大学に編入したが、高専の時点でクラスらしいクラスは無かったぜ。
何しろ、高専では1学科1クラス、大学に至っては固有の教室は無かったしな。
別荘監禁マダー?
何歳だろうがあんまり年齢を語らないほうがいいな
もちろん18歳以下は論外で
「襲ってくれないなら私から襲っちゃうんだからっ!」
唇を離して開口一番、川崎は普段の川崎からは
想像できない言葉を口走った。、
「と、突然どうしたんだよ!?」
俺は冷静さを失った、うわずった声で叫びながら
再びしがみついてくる川崎を突き飛ばした。
川崎の小さな身体が、ベッドから転げ落ちる。
「……祐介君、私は祐介君の何なのかな?」
俺の呼び名が立石君から名前に変わっていたが、そんなことは気にしていられなかった。
「私たち……恋人同士だよね?」
「私……祐介君との仲を深めたくてここに誘ったのに」
「今だってすごく勇気がいった……。なのに」
「なのに受け入れてくれなかった……。おかしいよ……」
虚ろな目で、俺たちの関係が異常だと滔々と説く川崎。
「祐介君は……やっぱ私のこと嫌いなのかな?」
川崎は微笑を浮かべると、
ゆらりと立ち上がった。
「……いや、嫌いならついてこないって。好きだよ」
なにかまずいと感じながら、
俺は冷静に言葉を吟味しながら、一言一言を絞り出していった。
実際好きというか好きになりかけていた、というのが正しいか。
「好きなんだ……。ふーん、好き、か」
「じゃあ、あの……藤崎真奈美より?」
「な!?」
幼なじみの名前があがった瞬間、なにか嫌な予感がした。
冷静になりかけていた頭に血が上るのがわかった。
「ふふ……祐介君は¨私だけが好き¨なのにね。あの泥棒猫」
川崎が意味ありげに呟いたとき、
俺はもはや冷静さを取り繕うことも忘れ、叫んでいた。
「お前真奈美に何をした!?」
「何って……私と祐介君が似合わないなんて言うから……ちょっとお仕置きを――」
落ち着き払った川崎の態度が、
俺の神経を逆なでした。
「くそっ!」
俺は立ち上がり、床を蹴り走り出した
――はずだったのだが。
俺はその場にばたんと倒れていた。
(え?)
立てない。体が動かない。
「祐介君……。ごめんね」
いつの間にか、俺の目の前に移動した川崎が俺を見下ろしていた。
「なにを……した……」
「さっきの晩御飯にね、薬を盛ったの……」
「な……く、薬?」
わけがわからなかった。薬?
どこのドラマだよ。
「私のモノに……私だけのモノにするためにはこうするしかなかったの!」
動けない俺にのしかかると、川崎は俺の唇にむしゃぶりついた。
ひとしきり俺の口内を犯した後、息をみだしながら、川崎は言った。
「ほんとは愛し合いながらやりたかったけど……ごめんね」
川崎は一糸まとわぬ姿になると、俺の着ていたものをはぎとり、
ゆっくりと俺を体内に迎え入れた。
川崎の薬に墜ちて、何日がたっただろう。
いや、何日がたったなんてどうでもいいのだ。
俺の目の前には裸の川崎がいる。
それだけで十分じゃないか。
「祐介君。私の胸……さわって」
川崎の手が、俺の手を胸に導く。俺の手が動くと、川崎がくぐもった声を漏らす。
俺の手が動いているのか、川崎が俺の手を動かしているのか
もうどうでもよかった。
「祐介君……きて」
頬を紅潮させ、女の媚びに満ちな笑みを浮かべ、川崎が哀願してくる
俺は自分の息子を濡れそぼった局部にあてがうと一気に貫いた。
「あっ……入ってる……」
俺は川崎の脚を肩にかつぐと、激しく腰を動かした。
「あんっ……きゅ、急にどう……したのっ」
俺は川崎の問いには答えず、腰をうちつける。
「やっ……あん……いいよぉ……ああっ!すごいよぉっ!」
髪を振り乱しながら、幼い顔立ちに似合わない大きな胸を揺らしながら、
美少女がよがる。
最高だった。
あの日、真奈美を助けられなかった自分。
浅ましくも快楽に負けた自分。
消し去りたくても消えない事実から、
自分を守るためには快楽に溺れるしかなかった。「ああ……祐介君っ!きてっ!あ、あんっ」
潤んだ瞳と自分を求める声に射精感が高まり、
俺は一気に腰をうちつけた。
「あっ、こんな……ああんっ!わたし、私おかしくなっちゃうよぉ!祐介君っ……あああっ!」
川崎の絶叫にあわせ、俺は川崎の中に自分の種をまき散らした。
だがまだ収まらない。
俺は力の入らない川崎を
四つん這いにさせると、再びそそりたった肉棒で川崎を貫いた。
もう、なにもかもどうでもいい。
BAD ENDです
俺に足りないもの!それは!
語彙構成力文章力気品優雅さ勤勉さ!
そしてなによりも
速さが足りない!
乙!
次は幼なじみルートを書きますが構いませんねッ
バイドスピリット発射した
次の幼なじみルートに備え、スピリットのチャージに入る
うむっ緊急連絡だ
これが!!完成するまで!!起きるのを!!やめない!!
日本語でおk
>>233 脳みそがクソになってました
ごめんなさい
全裸待機してますんで
たった今気づいた
幼なじみENDは許されるのか
おとなしければいんじゃね?スレ的には
おとなしい女の子たちに逆レイプ三昧ってのも新鮮すぎですよねw
それがいいんじゃないか
>>147からの分岐です
「あ、あんたこんな時間に何やってるのよ」
教室の入り口に、幼なじみが立っていた。
「見てわかんないか? 勉強してたんだよ」
「ふーん……ま、やらないよりはマシでしょうけど」
こんな風に俺にすぐ喧嘩をうってくる幼なじみ、名前は藤崎真奈美という。
テニスで鍛えられている健康的にすらりと伸びた肢体に、
長い黒髪を後ろの方でポニーテールにしているのがとても似合っている。
ついでにいうと、清楚な可愛らしさに似合わず胸の膨らみもなかなかのものだ。
と、容姿の面ではいうことのない彼女なのだが。
さっきのように、こう、毒舌というかびしっと言うというか
まあ、口が悪い。それでも何人もの男に告白されてるんだから大したもんだ。
「まあ、あんたが勉強してるとかはいいんだけど。一緒に帰るわよ」
真奈美は有無をいわさないといった口調だ。
だが、ここは日本、民主主義国家である。俺には抵抗する権利がある。
「やだね。俺は勉強する」
「あんたね、女の子が一人暗い夜道歩いてたら襲われるかもしれないのよ?」
「大丈夫だ。真奈美なら痴漢くらい撃退す――あ、いえ、お供させていただきます!」
真奈美がテニスラケットを取り出したことで、
俺の抵抗はむなしくも鎮圧された。
俺は勉強道具をバックに詰め込むと、席をたった。
「ん、よろしい」
真奈美はにこっと向日葵のような笑顔をさかせる。ちくしょう、可愛いじゃねーか。
俺たちの吐く白い息は、すぐさま空気に溶けこんでいった。
空を見上げると、漆黒の闇に、無数の星が輝きを放っている。
ちらりと傍らを歩く真奈美を盗みみる。
こいつと帰るのは何ヶ月ぶりだろうか。
小中はともかく高校に入ってからも、
俺たちはしばらく一緒に帰っていた。
が、真奈美はテニス部で俺は帰宅部だ。
だんだんと時間があわなくなり、たまに今日みたく
偶然会った日くらいにしか一緒に帰ることはなくなっていった。
それでなくとも、男女共に人気のある真奈美に、俺が気後れを感じていたこともある。
いぜんそのことをなじられたことがあった。
真奈美は気にするな、と言っていたが認めざるを得ないのもまた事実だった。
「ねぇ、祐介」
不意に真奈美が口を開いた。
「ん?」
「今日さ、久々にうち寄ってかない?」
心なしか、少し期待をふくむような真奈美の声。
ちなみに、寄っていくというのは俺と真奈美の間ではご飯を食べてけって意味だ。
「あー……」
「はい決定」
応えあぐねてる俺に、真奈美は勝手に決定を下した。
まあ、断る理由もないといえばないのだが。
「まだ何も言ってない……」
少しふてくされたようにいう。せめてもの抵抗だ。
「うちのお母さんも祐介に会いたがってたし、
それにさっき勉強の邪魔しちゃったじゃない?
だから私が見てあげようと思ってさ」
言い忘れていたが、真奈美は成績もよかった。いつも学年10番くらいの位置にいる。
いうなれば完璧超人だな。
「んーじゃあ久々にお邪魔しますかね」
俺は今更のように決定事項を繰り返した。
「ただいまー」
「おじゃましまーす」
久々に藤崎家の玄関をくぐると、懐かしい香りが鼻先をかすめた。
「お帰り……ってあらあら、祐ちゃんじゃないの!」
リビングからでてきたおばさんは、俺に走り寄ってくると、ひしと抱きついてきた。
「わーー、もう!! お母さん何やってるのよ!!」
すっとんきょうなこえを出した真奈美が、おばさんを無理やり引き剥がす。
「どういうつもりなのよ!?」
「久々に祐ちゃん見たら懐かしくなっちゃって……あら、嫉妬?」
「ち、違うわよ!」
「あ、ご飯できてるから二人ともうがいして手を洗ってきなさい」
「なんなのよ……すごい負けた気がする……」
かくして、漫才勝負はおばさんの勝利に終わった。
ちなみに、おばさんは美人だ。
どうみても30台前半、いや20台後半にしか見えない。
エプロンを内側からたくしあげる胸は、かなりの大きさだ。
その一方で細身の身体が、なんともアンバランスな魅力を放っている。
腰のあたりまで伸びている黒髪が清楚な雰囲気を醸し出しているが、
それもまた身体とのギャップのためエロティックだ。
「……何ぼさっとしてんのよ!」
真奈美はぷいとそっぽをむくと、先に洗面所に消えていった。
久しぶりですよ
ここまでスレタイをコケにしたおばかさんは……
いや、すいません……
249 :
(´゚ω゚):2008/07/27(日) 21:54:31 ID:w30CfwvX
>>248いや、かなりGJだぜ?もちっと自信もって良いと思う
お主の作品見ていて書きたくなってきたくらいだ…
作者様に一言アドバイス(または悪魔の囁き)を。
幼なじみの姉妹も、幼なじみなんだぜ?
>>248 スレタイとは違うけど、主人公を強気で引っ張っていく女の子も良いね
そして、それとの対比で描かれるヒロインに期待してます
保守
期待
スピンオフということにすれば強気な子も大歓迎だ
255 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 10:01:32 ID:zIl7LmQC
256 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 17:12:45 ID:POTx3ajJ
?
257 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 21:23:18 ID:BG6aiW9s
?
258 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 15:49:25 ID:dP6o3i0O
???
規制
川崎さんの作者です。二週間くらいドコモ携帯が規制にあってて……でも解除されたんで投下
遅くなりすみません
「さっきは驚かせてごめんなさいね。祐ちゃん見たら懐かしくなっちゃって……」
にこにこと笑いながら謝罪の言葉を口にするおばさん。
多分、いや絶対反省はしていない。
「迷惑だった?」
にやっといたずらっぽい笑みをするおばさん。半ば確信犯的な犯行だ。
「いや、全然迷惑じゃないっす」
いくらおばさんと言っても、真奈美のお母さんは近所随一の美人と評判である。
熟女趣味はないが、おばさんなら気にしない。
「祐介は迷惑じゃないかもしれないけど私が迷惑なの!」
不機嫌そうにピシャリと言い放った真奈美は、
ずずっと味噌汁をすする。
「ごめんなさいね真奈美。大事な彼氏をとっちゃって」
「なっ!」
おばさんの素早い切り返しに、真奈美は味噌汁を吹き出しそうになった。
「な、なにいってんのよ!」
「え? だって真奈美と祐ちゃんって付き合ってるんじゃないの?」
「べ、別に付き合ってるわけじゃ!」
「えー?ほんと?」
怪訝そうな表情のおばさん。どうやら本気で勘違いしているようだ。
しどろもどろな真奈美が可哀想なので助け船をだしてやることにした。
「あの、おばさん。俺たちほんとにつき合ってる訳じゃないです」
「あら、ほんとにそうなの?」
意外そうな顔に変わったおばさん。まあ、幼なじみだし誤解されていても仕方がないのだろうか。
「真奈美結構告白されてるみたいだし、他に彼氏いるんじゃないかな。
それに俺と真奈美じゃ釣り合いがとれてないですし」
「べ、別に彼氏なんていないし、釣り合いとか関係ないと思うけど!」
またもや不機嫌そうに言い放つ真奈美は、ずずっと味噌汁をすすった。
「真奈美の言うとおりよ。よし、真奈美、あんた祐ちゃんとつき合っちゃいなさい」
「なっ!」
そしてまたもや味噌汁を吹き出しそうになる真奈美。
「な、げほっ、なに言ってんのよ!?」
真奈美は苦しそうにせき込みながら、顔を真っ赤にする。
「え? だって。二人ともお似合いじゃない?
それに真奈美の彼氏が祐ちゃんだったらお母さんうれしいんだけど」
「そ、え、でも祐介にだって彼女いるかもだし……」
弱々しく呟く真奈美。おばさんと真奈美の視線が俺に集中する。
「ど、どうなの?」
真奈美が緊張した面もちで聞いてくる。まぁ、嘘ついても仕方がないわな。
「いませんよ。彼女なんて」
はぁっとため息をつきながら白状するが、やれやれと言った感じだ。
「だってよ? 真奈美」
「あ、あ……えっと」
いつもの真奈美らしくないな。きっぱりと断っちゃえばいいのに。
幼なじみだからって同情されるほど落ちぶれてはいないぜ。
「祐介、私と」
真奈美が俺の手を握ってきた。びっくりして顔を上げると、顔を真っ赤にした真奈美がいる。
演技うまいな真奈美。いつもみたく「冗談だったら!」
とかいってバシッと叩いてくるんだろうが。
「私と……つき」
だが、その言葉は最後まできくには至らなかった。
玄関が開く音と共に、ただいま、という声が聞こえてきた。
真奈美ははっとして俺から手を離す。
「あら、帰ってきたみたいね」
「ただいま……あ、あれ、兄さん……?」
ガチャリという音とリビングに入ってきたのは、真奈美の妹、美奈だった。
姉に取られるならいっそ・・・→姉乱入
→姉妹丼ですね。わかります。
266 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 19:54:58 ID:sTZ3MTYB
やずや乙
保守兼投下
「い、池田君・・・わ、私と・・・付き合ってください!」
自分の声が震えて聞こえた。相手の足元さえろくに見られない。
相手の返事が気になるが、相手はまだ黙っている。
小寺早紀。私の名前だ。もうそろそろで高校三年生だ。
池田優(すぐる)。私の目の前に立っている人の名前だ。
クラスの中には必ず一人はいるいじられキャラだ。
だけど・・・優しい。私が好きなのはそこだ。
私が今告白しててるのは親友の福原由美のおかげだし、せいでもある。
入学して由美に声をかけられて仲良くなった。
正直、クラスでもてる由美が声をかけてきたのは驚いた。
由美は優君と中学校が同じだったので色々と知っている。
髪の長い人が好きだとか、料理上手な人が好きだとか。
そのおかげで毎日お弁当を作ってあげたりと、私なりにアプローチしているつもりだ。
でも、全く分かってくれない。
でも、お弁当を「おいしい」と笑顔で誉めてくれることが嬉しかった。
だけど由美は、私がなかなか告白しないことを怒り、とうとうこんなことを言った。
「告白してダメなら押し倒してでもいいから手に入れるの!お分かり!?」
それから由美はある計画を考え出した。
押し倒す。そして既成事実をでっち上げる。
本当はいけないことだと分かってる。でも本当に好きなのだ。
由美が考えた段取りはこうだ。
1、体育館裏に呼び出して告白。これでOKだったらそのまま付き合う。
2、断ったら、そのとき由美が後ろから殴りかかって気絶させる。
3、そのまま、私の家まで連れ込む。
4、襲う
頭の中で、昨日のことを思い出しつつ顔を上げる。
池田君は苦笑いをして、そいて後ずさりしながらこう言った。
「・・・小寺さん。俺さ、付き合うとかそういうのよく分かんないから・・・」
2実行として池田君の後ろの木陰から由美が木刀を持ってこっそり出て来るはずだった。
「おっと・・・うわっ!」
池田君が後ずさりしながら段差にコケたのだ。そして後頭部をコンクリートにぶつけ沈黙。
「ありゃりゃ・・・こんなところでボケかまさなくても・・・」
由美が池田君の顔を覗き込みながら言う。
「・・・大丈夫かな・・・」
「血出てないから大丈夫でしょ・・・それより、3実行するよ?はい肩貸して」
ためらいもなく、池田君を起こす由美。
「えっ!で、でも・・・」
「あの返事は断ろうとしてたんだよ?聞いてた?」
「あうぅ・・・」
確かに聞いてた。耳に残ってる。大好きな人の大好きな声だ。
あのままであっても、池田君は由美に殴られ結果的に気絶していただろう。
「気絶してるんだからOKよ。大丈夫」
納得できないが同じように肩を貸して持ち上げる。思ったより重い。
「さ、早く済ませちゃいましょ」
何で由美はちょっとだけ笑っているのだろう。私がこんなに頑張ってるのに。
これからのことを心配すると泣きたくなってきた。
「暑いわね」
「・・・うん」
ちょうど5時だ。太陽が傾いてきたとはいえ7月の半ばだ。
そして三人くっついて並ぶように歩いている。
ただ私は嬉しかった。こんなに近くで優君の匂いをかげるのだ。
これが大好きな人の匂い・・・そう思うと顔が熱くなる。
思い切って顔を近づける。汗臭いかと思ったがふわふわとした香りがした。
好きな人はやっぱり匂いも違うんだ。
嗅いだ瞬間、嬉しくなって、でも泣きそうになってしまった。
自分のやっていることが悪いことだと思い出される。
私は本当に池田君が好きだから。池田君を虜にすれば言いと由美も言っていた。
そう自分に言い聞かせているうちに家に着いた。
「よいしょっと」
私のベッドに学ランを脱がせた池田君を優しく横にねかせる。
「・・・これでよし。準備は万端ね」
ベッドの隅に両手を鎖で繋げる。
がっしりと取れないように。私から逃れられないように。
そういえばこの鎖は由美が持ってきたものだ。一体どうやって入手したんだろう。
気になったけど今は目の前のやらなければいけないことに集中した。
「じゃあ、これ。やっぱり気をつけなさいよ」
いきなり何か手渡された。
「何・・・これ・・・」
「避妊具。またの名をコンドーム」
本当にどこまで準備していたんだろう。
「じゃあ、色々と頑張って。」
「色々・・・」
「じゃあね」
そう言い残して由美は帰ってしまった。
残されたのは私と池田君だけ。とりあえず観察する。
ベッドの横から顔を覗き込む。
くぅくぅと女の子のような寝息を立てながら寝ている。
この可愛らしく罪のない寝顔を見てると確かに何かしたくなる。
そういえば、修学旅行のときに女子に上半身裸にされて風邪を引きかけていた。
たまらなくなって思わず、頬をつついてみる。
ふに
やわらかくて気持ちいい。もう一回・・・
ふにふに
止まらない。あと一回だけ・・・
ふにふにふに・・・・・・
「うぅ〜ん」
危ない。今にも起きそうだった。
池田君は反対側に顔を向ける。セーフらしい。
(これから・・・どうすればいいの・・・)
段取りは決めたものの、その後が決まってなかった。
肝心の由美は、
「大丈夫!下着姿で抱きつけば男なんて簡単!」
などと適当なことを言っていた。
もちろん、私にそんなことできる勇気はない。
今更ながら、慌ててきた。
「あぅ・・・」
泣きそうになってきた。目に涙が溜まってくる。
その時、池田君が顔を上げた。目を覚ましたようだ。
「ん〜。アイテテ・・・頭いてぇ〜・・・ってあり?」
目が合う。
「あれ? あれれ?」
場が凍りついた。
ええいっ!
続きはまだか!
ほしゆ
うおぉぉぉいっっ!!!
気になる所で止めんなや。
続き続き!
272 :
268の続き:2008/08/15(金) 20:29:08 ID:+vRqRkKp
謎だった。全てが。
小寺さんに手紙で体育館裏に呼び出された。
別に期待してたわけじゃない。卑猥なことを考えていたわけでもない。
恥ずかしがり屋だから、みんなの前じゃ言いづらいんだろう。
何だろうな?料理を試食してほしいとかでよくお弁当を作ってくれだけど、それ関係かな?
それとも料理の材料の買い物で荷物持ちでも頼まれるかも?
そんなことを呑気なことを考えていた考えていた俺が間違いだったのかもしれない。
人生初めての告白をされた。
うん、告白は確かにみんなの前じゃ言えないな。納得納得。
別に告白が嫌じゃなかった。小寺さんは恥ずかしがり屋だけどその姿が可愛いとかで人気がある。
そんな相手からの告白だ。嫌じゃないとかじゃなく嬉しかった。
ただ俺は恋愛とかそういうのが全くわからない。
人を好きになることが分からないだけだ。でも、人に嫌われることは嫌だ。
だから俺はいつも笑っているようにした。そして誰にも優しくするようにした。
ケンカもしないし、起きても殴り返さない。とにかく人を傷つける行動を一切しないようにした。
こうすれば人には嫌われないと思っていた。
おかげで、みんなからドMと呼ばれるようになったのは心苦しいけど。
ただそれだけなのに。
どうして―――どうして俺はこんな場所にいるんだ?
告白を断ったあと、よく分からないが真っ青な空が見えた。
そういえば夏が近いな。熱くなってきたし、アイス食べたいなあ。
そんな呑気なことを考えた後、後頭部に鈍い痛みを感じて―――
今に至る。
顔を上げる。まだ少し頭が痛かったが、目の前の状況が分からなかった。
オレンジ色の可愛らしいベッドの上にいる。女物のようだ。
俺は学ランを脱がされワイシャツ状態。
そして両手がベッドの角に鎖で繋がれている。
そして目の前には俺の顔を覗き込む涙目の小寺さん。
小寺さんは俺と目が合うと、泣き出してしまった。
・・・とにかく落ち着こう、俺。
273 :
268の続き:2008/08/15(金) 20:30:13 ID:+vRqRkKp
怖かった。自分のやっていることがばれれば、池田君に嫌われる。
そう思うともう目に溜まっていた涙を止める術はなかった。
「・・・あうぅ・・・グスン・・・グスン・・・」
「こ、小寺さん!?ちょっと落ち着いて。頼むから泣かないでくれ」
顔を覆っていた指の間から池田君を見る。
彼の顔は、いつもクラスメイトにイタズラされている時と同じ困惑の顔だった。
そのいつもの顔を見ると少し安心してきた。
「と、とりあえずこの状態は何?本格的なイジメ?」
「・・・違うんです・・・グスン」
「危ない人体実験?」
「・・・違います・・・ヒック」
自分が襲われているということを考えの候補にも入れていないと思うと悲しくなった。
同時に自分の好意を理解してくれない池田君に腹立たしくもなってきた。
「・・・とりあえずこれ外してくれない?」
「それは無理・・・というか嫌です」
「何で?」
池田君の顔が青ざめてきた。自分の置かれている状況を理解してきたらしい。
「・・・これは私が・・・あなたを・・・池田君を襲うために付けたんです」
沈黙。
「・・・そういうことで始めます」
ベルトの金具に手をかける。カチャカチャと外していると、池田君が叫びだした。
「いやいやいや、お、襲う?そんなこと普通、男が女にすることだから!いや、それも犯罪だけど」
「普通はそうですね・・・でも池田君・・・名前で呼んでもいいですか?・・・優君はドMだからいいんです」
「俺の反応待ってないし・・・確かにそうだけど・・・小寺さんがそんなことやっちゃダメだ」
「何で・・・ですか」
「道徳的な問題って言うか、小寺さんのキャラ的にって言うか」
優君らしく真面目な答えだ。
「名前で呼んでください・・・早紀です・・・」
「えっと、早紀さん・・・とにかく辞めて下さい」
明らかな拒絶だ。そんなに私のことが嫌いなのだろうか。
「私告白しましたよね。それでダメだったからこうして・・・虜にしてやろうって思って・・・」
「と、虜・・・冗談にしては危ない言葉を使うね・・・」
「じょ、冗談何かじゃありません!私は本当に優君のことが好きなんです!」
そう叫ぶと、優君は黙ってしまった。
「どうして私の思いを受けとめてくれないんですか?私が嫌いなんですか?それとも好きな人がいるんですか?」
「・・・そういうわけじゃないさ・・・でも・・・でもこんなのやっぱり、間違ってる・・・」
「・・・携帯見せてください」
ズボンのポケットに手を入れる。携帯を取り出してまずはメールボックスを見る。
「辞めて・・・本当に辞めてくれ・・・」
やっぱりパスワードが掛かっている。
「パスワードは誕生日ですか?そうなら、三月三日、雛祭りの日ですね・・・」
これは密かに優君の鞄をあさって、生徒手帳を見た時に知った。優君は目を大きくして驚いた。
「何で人の恥ずかしい誕生日を!誰にも言ってないのに・・・」
そこには、クラスの女子だけではなく知らない女の子もたくさん登録されていた。
「・・・こんなに女の子が登録されています。一体どういうことですか?」
十五人ぐらい登録されている。何なんだこれは。携帯を優君に突きつける。
274 :
268の続き:2008/08/15(金) 20:30:40 ID:+vRqRkKp
「これはみんなから色々手伝って欲しいとか相談があるとかで・・・」
「そんなの知りません。この中の一人ぐらい、優君が好きかも知りません」
早紀さんは怒って俺の携帯をそこらへんに投げた。
「そんなことないよ・・・」
「羨ましいです・・・みんな気軽に優君に話し掛けていて・・・私、恥ずかしがり屋で・・・」
また涙が込み上げてくる。私はやっぱり弱い。そう思う。
「私、すぐ泣いちゃうし・・・ヒック・・・自分から話し掛けられないし・・・グスン」
優君は私と目を合わせてくれているが、何も言わず黙っている。
「・・・優君は初めて私が好きになった人なんです・・・」
今度は顔が可愛らしく赤くなり、目を少しそらした。
「こんな私にも話し掛けてくれる。優しくしてくれる。・・・気付いたら私は優君のことが好きになってたんです!」
顔が真っ赤になりながらも私のことを見つめてくれる優君を見ているとこっちも顔が赤くなってくる。
「・・・私、毎日お弁当を作ってあげましたよね・・・笑顔でおいしい、って言ってくれる優君を見て嬉しかった・・・」
恐る恐る優君の頬に両手を伸ばす。熱いくらい赤い顔に。
「でもそれまででした。いくら頑張っても優君は私の好意には気付いてくれなかった・・・」
手に何か液体が触れる。見てみると、優君の涙だった。
そしてやっと喋りだした。
「ごめんなさい・・・俺、バカだからさ・・・そういう他人の気持ちとか考えないで・・・」
「な、泣かないで下さい・・・優君が悪いわけじゃないんです」
「いや、俺のせいで迷惑かけたんだ・・・本当に反省します・・・すいませんでした」
鎖で拘束された人が深々と頭を下げている。変な光景、と思う。
「それで・・・本当に私と付き合ってくれませんか・・・」
恐る恐る、だが相手の目をまっすぐ見ながらもう一度問う。
対して優君も私の目を見ながら申し訳なさそうに言った。
「・・・ごめん。やっぱり俺は誰とも、早紀さんでも付き合わない」
「そう・・・ですか・・・」
「それで・・・もう解放してくれないか」
鎖で繋がれた手をわずかに動かしながら言う。
「・・・・・・」
どうしたのだろう。何も言わない。
「早紀さん・・・?」
突然、ベッドの上で俺に重なるように四つん這いになった。
「え・・・まさか・・・?」
ゆっくりと俺の方に手を伸ばしてきて、ワイシャツのボタンを一つ一つ丁寧に外す。
「ちょっと待ったあぁ!」
後一つというところで、出来る限りの範囲で身をよじらせ、早紀さんの手を払いのける。
「な、何やってんの!?もう早紀さんの思いは分かったんだし、これで・・・解放してくれるんじゃないの!?」
「・・・やっぱり告白してもダメだった・・・さっきも言ったように、もう最後の手段に出ます・・・」
最後の手段。背筋がゾクゾク冷える。俺には女子に襲われたいなどという願望はない。
諦めずに手を伸ばしてくるので、身をよじらして払いのける。
そして思いきり動かした足が早紀さんにぶつかった。
「痛っ!」
「あっ、ごめん。大丈夫か?」
「・・・やっぱり優君は優しいです。名前の通りですね」
油断した。その一瞬だった。
すぐに俺の足をM字開脚状態に開き、その間に入り最後のボタンを外す。
そして露になった俺の体をまじまじと見つめた。
「案外、筋肉質ですね・・・」
「みんなに殴られたり、女子にボディーブローされているうちに筋肉がついたんだ・・・」
俺の悲しい過去を話しているうちに、早紀さんは俺の胸に顔をうずめてきた。
「ちょ・・・ちょっと・・・」
「優君、いい匂いがするし肌白くて綺麗で女の子みたいです」
「くぅ・・・みんなに言われる・・・」
そして俺の胸に耳を当てる。
「心臓もドキドキしています。これって私のせいですか?」
真っ赤になって上目使いで見てくる早紀さんは、とても可愛い。
ちくしょう、現実から目を背けたくなってきた。
うわごめん、投下中にお邪魔しました。お詫びに死にます。ぎゃー。
277 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 22:33:38 ID:cIy/Yttr
続き・・・
278 :
274の続き:2008/08/15(金) 22:55:22 ID:+vRqRkKp
今思った。このスレにはBADENDとGOODEND、どちらが需要あるのかと。
>>278 とりあえず自分の中の需要を満たすように書けばいんじゃね?
「俺、こーゆー話嫌い」なものを書いても楽しくないだろうし。
280 :
274の続き:2008/08/15(金) 23:36:50 ID:+vRqRkKp
281 :
274の続き:2008/08/15(金) 23:39:24 ID:+vRqRkKp
このままじゃ危ない。俺の童貞が。いやいや、ここは落ち着いて考えろ。逆転の発想だ。
早紀さんに付き合うって言ったら、ひとまず辞めてくれるんじゃないか?
「早紀さん・・・分かったから・・・俺と付き合っていいよ」
「本当ですか!?私、嬉しいです・・・」
早紀さんは一気に笑顔になる。うん、笑顔は可愛いけど中身は案外黒い人なんだな。
早紀さんはご機嫌な様子で俺の首に手を回して抱きついてキスをしてきた。
「うわっ!ファ、ファーストキスを・・・」
泣きたい。悔しい。でもこんな状況でそんなことしても悪い方に進むだけだ。
ふと気付けば体が密着している。今まで気にしていなかったが、とてもいい匂いだ。
女の子らしい・・・いや濃厚な雌の匂いという感じだ。俺の股間が大きくなる前にこの事態を何とかしなければ。
「そ、それでさ・・・あの、鎖を・・・」
早紀さんはにっこりと笑いながらこう言った。
「それはちょっと無理・・・です」
そして俺から離れて立ち上がり、自分の服に手をかけた。
「え?マジ?」
「こ、恋人同士だからこそするんです!」
地雷踏んだ。
自分でも冷や汗をかいてるのが分かる。
自分の目の前の現実を見ないように顔を手で覆いたかったが、鎖のせいでそれも出来ない。
身をよじらせようとするが、それでも視界の端に入る。大人しく見るわけにもいかないので、懸命に目を閉じる。
男の欲望に負けそうだ。何たってクラスで人気のある女子が自分の目の前で裸になろうとしている。
クラスメイトに見られたら俺、殺されるだろうな。パサッ、パサッと制服の落ちる音がそんな思いを吹き飛ばした。
「優君・・・目を開けてください・・・」
「俺はこんなことされたくない」
目を閉じたまま出来るだけ冷静に言う。
「私はしたいんです!」
「ダメだ!こんなの間違ってる!人が嫌がることなんてしちゃダメだ!」
精一杯の大声で叫ぶ。目は開けていないから、早紀さんの表情は読み取れない。
「・・・私のこと嫌なんですか・・・」
グサリ、いやズブリと俺の心に深く突き刺さる。
「いや、嫌いなわけじゃない・・・ただ・・・」
「もうそんな話聞きたくありません」
282 :
274の続き:2008/08/15(金) 23:41:53 ID:+vRqRkKp
俺の言葉なんて聞かず、無理矢理ズボンとトランクスを下ろす。
いきなりそんなことされたのだ。驚いて目を開ける。
と、目の前には下着姿の早紀さんが。俺の股間をじっくりと覗き込んでいた。
「・・・・・・!!」
純白の下着。それは早紀さんに似合っていて可愛い。しかも胸の谷間が見える。
決して大きいというわけじゃない大きさだが俺を、俺の息子を興奮させるには十分だった。
先ほどの着替えで興奮しかけていたが、完全に俺の息子は成長しきっていた。
「これが・・・優君の・・・」
ゆっくりと手を伸ばしてくる。逃れられない。
優しく包み込むようにでも、しっかりと離さないように俺の息子を握る。
他人に触られた瞬間、背筋がゾクゾク震えた。
「うわっ!」
「ご、ごめんなさい!」
素直に謝ってくる。謝るくらならやらないで欲しい。
「・・・えと、これを私の中に・・・入れれば・・・」
下着を完全に脱ぐ。俺はまたもや興奮する。
俺の上に跨り、自分の中へ迎え入れようとする早紀さん。先端が突入する前に叫んだ。
「待った!これ以上やると俺は君を・・・恨むよ」
無言で見つめ返してくる。
「今放してくれれば、何もなかったことにするから・・・いつもどおり・・・今まで通りにさ・・・」
早紀さんは真っ赤な顔を俺の望む方向へとは振らなかった。
「・・・せめてコンドームとか・・・」
「・・・これ・・・ですか?」
俺の目の前に出す。せめてもの救いだ。
「・・・頼むよ・・・」
「私は・・・優君と本当に一つになりたいんです・・・」
そう言って早紀さんはコンドームをどこかに投げ捨てた。
男としては言われてみたいセリフだ。でも、こんな状況で言われても全く嬉しくない。
「じゃあ・・・行きます!」
ゆっくりと、体を下ろし俺を入れていく。
「くぅ・・・ううう・・・」
入っていく。早紀さんの中に。快感に襲われる。俺はこんなの望んでいないのに。
中はとても温かい。包まれているより飲み込まれているといったほうが近い。
早紀さんは目をつぶっている。彼女も相当苦しいのだろう。
入っていくうちに先端が何かに当たった。純潔の証である。
俺が引き返せる最後の可能性でもあり、希望だ。
「い、今すぐ抜いて・・・まだ引き返せるから・・・」
「優しい・・・ですね・・・やっぱり優君は大好きです」
出来るだけの笑顔をした後、彼女は一気に腰を降ろし俺で貫かせた。
小刻みに震える体。乱れた呼吸。
痛みで涙がこぼれそうな目。ただその目の奥は嬉しそうに輝かせている。
彼女の性器から血が出て俺の体にも付着している。
もしかしたら、これは夢なのかもしれない。
そんな甘い希望も、それを見て打ち砕かれた。
早紀さんは呼吸が整い、痛みが和らいだだろう時に俺に、こう尋ねた。
「気持ち・・・いいですか?」
何も言えない。気持ちいいのは事実だが嬉しくも何ともない。
「私、動きますね・・・」
俺の体に手を置き、腰を上げ体をゆっくりと上下に動かし始める。
その振動は俺に現実離れした、と言うより現実から離れさせていくような快感を与えた。
「・・・・・・・・・ッ!」
せめて言葉には出さないようにしたものの、刺激に耐え切れず声が漏れる。
「う、嬉しいです。気持ちよさそうにしてくれるなんて」
そう言って腰を振る速度を速めてくる。快感も罪悪感もましてきた。
悔しさで胸がいっぱいになる。ちくしょう。
283 :
274の続き:2008/08/15(金) 23:42:35 ID:+vRqRkKp
俺の肉棒で感じている早紀さんとは目を合わせられず、思わず横を見る。
大きな鏡があった。鏡の中に見えるのは、俺の上で満足そうに腰を振る早紀さんと快感に顔を歪める俺。
―――俺は望んでいないのに何故鏡の中の俺はこんなに気持ちよさそうなんだ?
悔しかった。もう絶望した。抵抗する気も失せた。
全身の力が抜けていく。それでも性器は力が漲っている。
もうどうだっていい。もう出そうだ。我慢する必要もない。
「早紀さん・・・も・・・もう出るっ!!」
「イ・・・イってください!・・・私の!・・・私の中で!!」
早紀さんも絶頂を迎えたようだ。
俺は早紀さんの中に自分のあらゆるものを吐き出した。
後悔、絶望、罪悪感・・・自分に溜まっていたもの全て。
俺に倒れこむ早紀さんの顔。喜びに満ち溢れた顔。それを見ても怒りなどは一切湧いてこない。
俺たちはそのまま気を失った。
もうどうだっていいさ―――
BAD END
284 :
274の続き:2008/08/15(金) 23:43:41 ID:+vRqRkKp
まあ、こんなものだ。まあ暇つぶしにでも読んでもらえると嬉しい
逆レイプっぽくっていいんじゃないでしょうか。
はたしてBAD ENDなのか良くわかりませんが。
>>285GOODではないだろうという感じだ(スレ的にはGOODだと思うが)
>>276 発想がいいしおもしろいとオモ。たしかに多少厨2ぽいかもですがwそんな深刻なわけじゃないし
>>284 王道ってかんじですな。
職人も増えたし俺もがんばらなきゃ。需要ねーよwなんていったら今晩ヤンデレ娘がうわ、やm
一人称の視点の切り替えの時には、一行空けした方がいいな。
男鈍感すぎるぞ。殴れw
続きを書いたんで投下
>>263続き
数ヶ月ぶりの美奈に、俺は思わず息をのんだ。
冬用の紺のセーラー服に、最近の女の子としては丈が長めのスカート。
そしてすらりと伸びた白い脚を覆う黒のニーソックス。
腰のあたりまで伸びている艶やかな黒い髪は、彼女の白い肌に調和し美しさを増している。
真奈美のような人目を引く美しさとは違う、静かな魅力が美奈にはあった。
「あんた、何じろじろ見てんのよ!」
「あだっ!」
殴られた俺までも心地よくなるような快音と共に振動が脳を揺さぶる。
「何すんだ!」
「あんたが美奈のことじろじろ見てるからよ。美奈、襲われないよう気をつけなさい」
真奈美の中では、見ているだけで変態と認定されるらしい。
「冤罪もいいとこだな」「はっ、どーだか。頭の中ではやらしいことでも考えてるんでしょ」
「お姉ちゃん」
静かにに、美奈が口を開いた。
「兄さんがかわいそうだよ」
雰囲気が変わった。別に憤怒の形相というわけでも、声を荒くしているわけでもない。
ただ静かに、だが正確に針を突き刺すように、美奈は言う。
「お姉ちゃんは相手の気持ち、もう少し考えた方がいいんじゃない?」
どうしようもない正論だった。俺も真奈美も、おばさんまでもぽかんとしている。
「それに、私は兄さんになら、何されたっていいもの」
美奈はなんでもないことのようにさらっと言い放つと、「荷物を置いてきます」と二階に上がっていった。
「……あんな美奈、初めて見たわ」
おばさんも驚きを隠せないようだ。確かにさっきの美奈は迫力があった。
頭の回転が速く、口では負けない真奈美すら何も言えなかったのだ。
「……祐介、私の部屋いこ」
真奈美は俺の手をつかむと、ぐいと引っ張る。
「え? でも」
俺は食べ終わっていたが真奈美はまだ少し食べ残している。
「いいから!」
「真奈美、待ちなさい!」
おばさんの制止もきかず、真奈美は俺の手を強く握ったまま、リビングをでた。
真奈美が、美奈の来ない間に自分の部屋に逃げようとしているのは明白だった。
相手に媚びることを知らない真奈美の、この行動は意外であった。
が、神様のいたずらか、ちょうど階段から美奈が降りてきたのである。
「どこに行くんです? 兄さん」
上品な微笑みを俺に向ける美奈。そして、やたら「兄さん」を強調する。
まるで隣にいる真奈美を無視しているようでもある。
「もしよければ、兄さんてお話ししたいな」
「今から私の部屋いくから。また今度にして」
いらだちを隠そうともせずに言い放つ真奈美。
「兄さん、だめ?」
これは……なんだ?俺は状況を飲み込めない。
美奈も真奈美もこんなに仲が悪かったか?
少し会わぬ間に二人とも変わってしまったのか?
今回は終了です
正直いいや、限界だッ!おすね!って感じで濡れ場にいくかと思えば到達できなかった!
>>275 いい意味で型月さんみたいな感じですなwこう思ったのは俺だけ!?
>>284 まとめ上手ですね。俺が遅いだけ!?
GJ!
続きwktkしてます
超GJ!!
これは続きが気になる
さぁ速く執筆作業に戻るんだ
さもないと夜中にヨガのポーズをした俺が扉を叩くことになる
>>297 お断りします
お断りします
ハハ ハハ
(゚ω゚)゚ω゚)
/ \ \
((⊂ ) ノ\つノ\つ)
(_⌒ヽ ⌒ヽ
丶 ヘ | ヘ |
εニ三 ノノ Jノ J
「なぁ……さっきのあれ……なんだったんだ?」
無論、「あれ」とは真奈美美奈姉妹のけんかである。
あのあと、結局俺は真奈美との約束を優先し、真奈美の部屋にいった。
だが、先ほどの会話がいやでも脳裏に甦り勉強がてにつかない。
そりゃ昔からけんかが全くなかったわけではない。
だが、はきはきとした真奈美と物静かな美奈はよく調和していた。
仲良しだった。
だが先ほどの言い争いからはそんな様子は微塵も感じられない。
「なぁ、黙ってちゃわかんないだろ? つかお前らしくないぜ? そういうの」
やはり、真奈美は黙っている。何か相当深い確執がありそうだな……。
俺はベッドに腰掛けている真奈美の隣に移動し、顔をのぞき込んだ。
彼女らしからぬ、思いつめた表情だった。聞き出すのは無理だな、と思った。
「まぁ、無理に話せとは言わないけどさ――うわっ」
突然視界が揺れ、世界が反転した。
「お、おいちょっと――」
真奈美に押し倒されたとわかったのは、唇を塞がれてからだった。
何がなんだかわからず、咄嗟の瞬間が過ぎた後に、真奈美から唇を離した。
「……ごめん」
俺を押し倒した態勢のまま、真奈美は表情を陰らせた。
「祐介、私を抱いて」
俺は、頭を殴られたような衝撃を受けた。
俺は、少なくとも真奈美の貞操観念を疑ってはいなかった。
こいつが誰とでも寝るやつだとは思ってなかった。
というか、真奈美の口から「抱いて」、
なんて言葉がでること自体考えてなかった。
「……嫌、なの?」
しおらしい、明らかにいつもとは違った真奈美だった。
芯の強さを窺わせる声色はなく、女の媚びに満ちたものだった。。
「……突然おかしいよ。落ち着けよ」
俺は起きあがろうとしたが真奈美は許さなかった。
俺は心の底からため息をつき、いった。
「俺、真奈美はもっとしっかりしたやつと思ってた。誰とでも寝るやつだったのか?」
「そんなことない!」
俺の頬に、一粒の光が落ちてきた。ハッとして真奈美を見ると、
漆黒の黒い宝石のような瞳は涙に濡れていた。
「私は……祐介だから……祐介のこと、好きだから」
突然の告白だった。
真奈美が俺のことを好き……?
完璧超人の真奈美がぐうたらの俺を?
「俺は……」
言葉が、でない。嫌いじゃないんだ。じゃあ好き?
多分好きだ。でも……この気持ちはなんだ?
付き合うとか、そういうのじゃない気がする。
「ごめん、やっぱり俺……付き合えない」
「……そう」
真奈美はこれ以上ないくらいに冷ややかだった。
構わず起きあがろうとした俺。
この時の行動次第で運命は変わっていたかもしれない。
「だからどいて――」
またも、唇を奪われた。しかも、さっき以上に激しく。
「何すんだ!」
「既成事実つくれば……」
「はあ!?お前っ」
「仕方がないじゃない! こうするしか!」
真奈美は俺にきつく抱きつくと、片腕を首に回し、もう片方を俺の股間に伸ばした。
真奈美は錯乱している。そう思った。
真奈美だけが錯乱している、そう思った。
「お前はこんなやつじゃないだろ!?」
「こんなやつなの! 祐介のこと思ってオナニーだってしたし、
色々妄想だってした! 私はずっと好きだったの!」
「なんなんだよ!」
今は真奈美の独白を気にする余裕はなかった。
俺は押し返そうとするが、本気で真奈美を拒めなかった。
頭のどこかで冗談だと信じていたから。
だが現実に、俺は真奈美にまたもキスされ、舌を強く吸われた。
何度もそういう応酬が続き、俺の精神は折れかけていた。
目の前の真奈美が服を脱いでいく姿を見て、俺は弱々しい呟きを漏らすしかなかった。
「なんで……なんでだよ」
涙がでてきた。情けなかった。自分に対しても彼女に対しても。
「祐介、私は愛してるから。絶対幸せにしてみせる」
俺の涙に気づいたららしい真奈美が、再び俺にキスを迫ってくる。
俺は最後の抵抗にと、キスをかわした。
「……祐介」
これ以上ないくらいに悲壮な表情になった真奈美。やばい、と思った。
「愛してるから!」
「やめろ!」
本能からか、再び俺が真奈美を押しのけようとした時だった。
「……兄さん? お姉ちゃん!?」
扉の前に、美奈がいた。
「お姉ちゃん、兄さんに何してるの!?」
美奈はこちらに駆け寄ると、真奈美を無理やり引き剥がし、俺を優しく抱擁した。
「兄さん、大丈夫ですか?」
美奈皆は赤子をあやすように俺の髪を撫でた後、真奈美に言った。
「お姉ちゃん、最低だよ。兄さんがかわいそう」
真奈美が何か叫んだ。うるさい!だったかなんだったかわからない。
「兄さん、私の部屋にいきましょう」
俺は優しく美奈に支えられながら、真奈美の部屋を後にした。
これは試練だ。過去に打ち勝てという試練と俺は受け取った
人の成長は未熟な過去に打ち勝つことだとな。
とか言いながら俺は成長できねぇッ!
相変わらず濡れ場にいかない俺の行動!俺は敬意を表するッ
おっと今回は終了です。受験勉強が進まない……執筆も進まない……
あああ誰か英語助けてください河合模試で130くらいしかとれないです……
ちなみに浪人生なんで
(´∀`)
って俺は何してるんだ!
妙なピン芸入れてないで、シンプルに作品にGJを言わせなさいw
GJ過ぎる(´・ω・`)
妹フラグが立って関係がさらに複雑に…いいね
あまり無理はなさらぬように
英語がダメならドイツ語で答えればいいじゃない(マリー
もしかしてそのマリーは・・・
フーリガンフーリガン!
>>306 無理しないように。だが期待してます。
ってかお断りしてねぇじゃねぇかw
一つ質問させていただきます。
このスレ用に少し長めのもの(大体60kbほど)を一篇書き上げたのですが、
ここまでの分量になるとやはり何回かに分けて投下した方がいいでしょうか?
早く読みたいのが本音だけど2,3回に分けたほうが盛り上がるかもね
ロダというてもある。
1日に20kbずつ、3日に分けた方が無難かと
保守
投下する……
何もしないをする。
まさしくそんな感じだった。
わかるのは、何も考えられないことと、美奈に膝枕をされていることだ。
何分たったのだろうか。わからない。
ただ、言葉がでてくる。考えて言っているわけではない。ただでてくるのだ。
「俺、真奈美のこと好きだったんだ」
そう、真奈美のことは好きだった。真奈美の好きとは違ったかもしれない。
それでも大切な人だった。なのに。
「なのに……あいつは……」
裏切った。そう言いたかった。言葉は言葉として形を持たず、
嗚咽となってあふれる。
「兄さん、私がついてますから……安心してください」
美奈のなめらかな、ひんやりとした手が、俺の髪をなでた。
限界だった。
激情は理性を簡単に破壊し、爆発した。
俺はどうしようもなく、美奈の膝の上で泣いた。
「兄さんは、私が守ります」
美奈は、優しく、慈しむようにいつまでも俺の髪を撫で続けた。
次の日俺は普通に登校したが、内心気が気でなく、休み時間になる度教室を飛び出していた。
そのかいあってか、一度も真奈美と遭遇することはなかった。
友達の話によると休み時間になる度に真奈美がきていたらしいが、
目的である俺がいないとわかると、俺に手紙を残していったらしい。
クラスメイトは「ついに告白か!?」と盛り上がり、
露骨に冷やかしてくるやつもいた。
事が事であるだけに、俺は学校では封を切らず、
家に帰ってから読むことにした。
ホームルームが終わった瞬間教室を飛び出し、一目散に校門まで走る。
無論真奈美との遭遇を回避するためだ。
振り返る。人影はない。
前を向く。人がいた。
「こんにちは、兄さん」投げかけられる軽やかな声色。そこには、セーラー服に身を包んだ美奈がいた。
口内炎テラウザス
今回はここまでだ
恨むなら口内炎を恨むんだな……
ククク
323 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 22:39:04 ID:MdOiBgJ5
続き楽しみにしてるぜ
>>322 おのれ口内炎め!!!!!!!
口内炎ってビタミンCだったかDが足りないからできるんじゃなかったっけ?
ちっくしょぉぉぉ!
チョ○ラBBを!チョ○ラBBを作者に誰か買ってくれぇぇぇぇ!
続きが楽しみです。
乙。
できるときは何やってもできる上にできちまったら耐えるしかないのが口内炎の辛いところ。
>>324 ビタミンBですね。
あとはうがい薬などで口内を殺菌すると治りが早いです。
なるほど病んで離れるに離れられない
口内炎とはまさにヤンデレですね
とうかします
「……で? 悩みってなんだよ」
俺の名前は西川太一。普通の会社でなんとなく働いてるただのリーマンだ。
……あとはなにもない。
過去においてきてしまったから。何もかも。
おっとこんなことはどうでもいいな。
今日は金曜日、つまり週末だ。
週末恒例の飲み会に同僚とくり出す予定だったのだが。
同僚の一人である水城が俺に相談したいとかで、近所の居酒屋に二人でいくことになった。
店にはいると、どうやら深刻な悩みがあるとかで個室につれてかれた。
……が、それからかれこれ10分はたつが、水城が口を開く気配はない。
「さっさと言えよ。酒が不味くなる」
水城の、こういうてきとーな性格は同僚からもあまり好かれていない。
つい強い口調になるのはそのためだ。
「あのさ……西川、俺」ためらいがちに口を開く水城。
表情から察するに、どうやら相当な悩みらしい。
相手が本気だと理解した俺は、静かにその次の言葉を待った。
「……再婚しようと思うんだ」
数刻待ったのち、水城はためらいがちに、だがはっきりとそう口にした。
……相当に悩んで出した答えなのだろう。俺がとやかくいえる立場じゃない。俺は一言「おめでとう」といった。
「それでさ、ほら、俺に娘いたろ。何回かお前も会ってるはずだよな?」
「ああ」
それなら覚えてる。そういえば、こいつには娘がいた。
離婚した前妻との間にできた子らしい。
確か名前をみなせとか言ってたっけ。
……それ以外は思い出せん。
「それが?」
「それでさ……一生のお願いがある」
水城は座布団からおりると、床に手を突いて言った。
「頼む! みなせをお前の養子にしてやってくれ!!」
……ん? 養子?
養子ってーとみなせちゃんが俺の娘になるってか?
……理解した。
「ふざけんな! お前はそれでも親か!?」
テーブルの上のビールが倒れるくらい、
俺は力一杯両手をテーブルに叩きつけていた。
「仕方ないだろ! もう決めちまったんだよ!」
逆ギレした水城も声を荒くしてまくしたてる。
「決めたってなんだ? 年頃の娘ほっといてか!?」
「相手は妊娠してんだ!」
……馬鹿だこいつ。そのとき、俺は思い切り冷めた目で目の前の人間を見ていた。
「い、いや妊娠してるからもあるけど……何より愛してるんだ。俺もあいつも」
俺の蔑んだ眼差しがさすがにこたえたのか、一瞬ばつが悪い表情になった。
「……で、それと娘さんを養子にしろってのはどう関係する?」
一口ビールを飲み、出掛かっている言葉を飲み干す。俺まで冷静さを失ってはならないのだ。
「相手がさ、俺のことはマジで愛してる、
けど年頃の娘さんがいるならさすがに結婚は無理だって……」
つまり、自分が女と結婚したい。だから邪魔な娘を引き取れと。
……そういうわけか。
「わ、わかってくれたか?」
俺が黙っているのを了承と受け取ったらしい。底なしの最低野郎だ。
「わかるわけねーだろ!」
再び、俺はテーブルに両手を叩きつけていた。
「自分が結婚したいから娘を処理しろだ? ふざけんな!」
「だったらどうしろってんだ? お腹の中の子を殺せってのか!」
「そうはいってない!」
「娘を大切に思ってるからお前に頼んでるんだ! そうじゃないならとっくに施設にいれてる!」
「だが――」
「子育ての経験があるお前だからこそ言ってるんだ!」
水城の一言は、失われた――とうの昔に失われた鍵のように、
俺の心の奥の奥にしまわれた記憶の扉。
その鍵を開けた。
かつて、俺に家族がいたころの記憶。
娘と妻と……真珠のように小さかったけど、輝いていた日々。
事故で、たった一つの偶然が全てをぶち壊し、
それ以来、俺の心は死んでいくだけだった。
……しかも、俺が引き取らないとみなせちゃんは施設にいかされる、と。
「……わかった」
ぽつりと一言、口からこぼれ落ちた言葉。
「ほ、本当か!?」
水城は俺の両手をつかむと、信じられないといった表情をした。
トウノオレガイチバンシンジラレナインダガ。
「ありがとう! 西川ならわかってくれると思ってたんだ!」
俺は黙っている。決意? 決心?
「あ、そ、それで金なんだけどさ。その、今から金かかるから、しばらく……」
「いいよ。みなせちゃんの養育費は俺が払う」
他に使い道もないしな、と自嘲する。
「あ、ありがとう! それじゃ明日お前のマンションにみなせとくるからな!」
「ああ」
異常に興奮している水城とは対照的に、俺は冷めていた。
あのころの綺麗な記憶は、頭から消え去っていた。
次の日の午前10時。みなせちゃんを連れた水城が、マンションにやってきた。
「ほら、みなせ、挨拶しなさい」
「水城みなせっていいます。これからよろしくお願いします」
水城とは対照的に……いやこの子も水城だが。
とても礼儀正しく、とてもしっかりしていた。
まるで水城の子だとは思えないほどに。
「あ、ああ、よろしく」
可愛しい少女だった。
陶器のようになめらかで白い肌と、腰のあたりまで伸びた黒い髪がとても印象的だった。
目鼻立ちに幼さは残るものの、それが逆に魅力となり、美しさを引き立てている。
それでいて、優しい柔らかい雰囲気を纏っている彼女は、本当に水城の娘には見えなかった。
一旦終了です
口内炎二つできてるししかも一週間以上続いてます
とんだヤンデレに哀されちまったぜ……
記述模試で早稲田法E判定くらいました\(^o^)/
>>339 うわあ、GJなのに続きを期待するのが危険な雰囲気w
GJ!!
続きが気になるんだぜ
>>339 一応聞くけどこれと同じものをどっかのサイトに投稿してた人?
343 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 04:10:18 ID:MmXNiKvv
激しくGJ!!養女で幼女とは…ゴクリ…
ちなみに口内炎はビタミンバランスもともかく、亜鉛を摂ってると耐性がつくぜ。
余計なところが元気になっても責任は取らんがな!!
>>345 まったくだ
余裕で2桁いけるようになったから困る
「……なんでここにいるわけ?」
「言ったじゃないですか。兄さんは私が守りますと」
美奈はためらいなく言い放つ。
「さっ、いきましょう」
「え、あ」
もごもごしている俺の手を握ると、美奈はすたすたと歩き出した。
「うー……寒いですね」
「寒いな……」
確かにもう12月も折り返しだ。充分な真冬である。
……ん?
「ちょっと待った。美奈、お前まさかずっと待ってたのか?」
「はい。待ってましたよ」
にこっと笑みを見せる美奈。
「……風邪ひいたらどうすんだよ」
「私の身体より兄さんのほうが大事ですから」
「いや、俺は大丈夫だから。明日からはもういいから――」
「兄さん。私は兄さんを誰より大事に思ってますから。明日からも来ます」
「でも」
「来ますから」
なんの躊躇いもなくぴしゃりと宣言する。
美奈は静かなように見えて、真奈美より頑固な面がある。
こうなってはもう何を言っても無駄だな……。
……実際、悪い気はしない。真奈美も美奈と同じく幼なじみだし。
美奈に悪いとか思いつつ、喜んでいる自分がいた。
木枯らしの吹く夕暮れの道の中、ただ美奈と繋がれた右手だけが暖かかった。
「わぁ、兄さんの部屋、久しぶりです」
美奈が感慨深げに呟く。確かに美奈を部屋に入れたのは数ヶ月、もしくは一年ぶりだろうか。
送ってくれたお礼にせめてお茶くらいだそうと家にあがってもらったのだ。
「まぁ、結構片づいてるっしょ? あ、お茶もってくるから」
俺はバッグをベッドに放り投げると、一階に降りた。
実は俺の隠れた趣味にお菓子づくりがある。
二日ほど前に作ったチーズケーキ……
ラッピングしてチルドで保管していたし大丈夫だろうと、
二人分の温かいお茶と共にお盆に載る。
美奈はおいしいといってくれるだろうかなどと呑気に考えながら、自室に戻った。
そして、そんな俺を待っていたのは。
「……兄さん、これは?」
開口一番、美奈の冷ややかな声が俺を襲った。
美奈が握っているのは、真奈美からの手紙だった。
口内炎\(^o^)/
今回はここまでやねん
なんか思いつきで書いた養子の話のほうがうまくいきそうだ\(^o^)/
ハッ、乙とか言って欲しいのか?
お、おっ・・・ぉっ・・・。
うっ、うるせーな何でもねーよバーカバーカ!
おぉぉ GJ!
続きが楽しみだぜ!
ヤンデレスレで軽くツンデレ(?)るとは(笑)
>>353 乙。あんまり口内炎をひっぱると通称口内炎の人とかで認識されるぞww
357 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 02:54:56 ID:i9C6kPkq
二、三行毎に投稿とか
スレッドの燃費が悪すぎる
それはある。携帯電話から見る分には楽だが。
1レス20行くらいを目安に投下して欲しいもんだ。
すいません
携帯からなんでイマイチ間隔が掴めませんでした
原稿用紙1枚分くらいは書けるよ。
363 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 00:34:40 ID:mjugbcep
GJすぐるwww
早稲田のセンター利用かな
結構キツいと思うけど頑張れ!
「お姉ちゃんから……ですね?」
俺は答えることができなかった。
俺が肯定すれば美奈が「なんらかのそういったアクション」を起こすことはなんとなく予想はついたからだ。
だが人間、とっさの考えに思慮は回らないものだ。
そしていつも後悔するのだ。
なぜあのときこう答えなかったのか、と。
かといって「違うよ」と、平気で嘘をつくような姑息さも、俺は持ち合わせているわけではなかった。
「やっぱり、そうなんですね」
沈黙は肯定だ。答えは二択ではない。
美奈はおもむろに封を破ると、中身を取り出した。
「おい、ちょっと」
「兄さん」
悲しげな表情だった。
先ほどの、触れれば身を裂くような、
鋭利な刃物のようなそれではなく。
「兄さんのためなんです。私が先に確認して問題なければ渡します」
……そうだった。
この手紙が謝罪や弁解のためだとは決まっていないのだ。
「あ、でも心配しないでください。きっとお姉ちゃんだって仲直りしたいはずです」
俺の表情が暗くなったのを見て、慌てながら言った。
「私も仲直りしてほしいですし」と微笑みながら付け加え。
「いいですよね? 兄さん」
俺はこくんと頷いた。
美奈は俺の同意をうけ、ふっと微笑んだ。
美奈が文面に目を通し始める。
俺は美奈が笑顔のままでいてくれる、そんな結末を予想した。
そうなると思っていたんだ。
だが、目の前の美奈の表情は、俺の見た未来とは逆の方向に向かっていた。
「……ひどい、こんなの」
ぽつりと呟いた言葉が、俺の心に突き刺さった。
「……兄さん。これは渡せないみたいです」
最も聞きたくなかった台詞だった。
「兄さん、これは私が預かっておきます。兄さん……」
美奈は静かに、そして慈しむように俺を抱きしめた。
不思議と涙はでなかった。
俺は崩れそうになる心を美奈に預け、返ってくるはずのない自問をした。
今回はテストも兼ね
1レスこれくらいでいいでしょうか?
GJ!これからどの方向に向かっていくのか…
続き楽しみにしてます!!
文の量は問題無いと思います。
オレ的には全然OKです。
「お前! 藤崎さんに何したんだ!?」
翌日の昼休み。
授業が長引き、放浪の旅に出遅れた俺は、教室でどっか見たことあるような男にとっつかまった。
「昨日から藤崎さんの様子がおかしいから聞いてみたら……お前が原因らしいな」
眼前の男は俺を威嚇するように鋭く睨みつける。
「部活でも動きにキレがなかった。お前が藤崎さんに何かしたんだろ!」
俺が黙っているのを肯定と受け取ったのか、男は更に言い募る。
……ん?
ああ、思い出した。こいつはテニス部の部長だ。
昔、真奈美に誘われてテニス部の練習を見に行ったときちらっと見たな。
「どうなんだ!?」
俺の机をバン!と叩くと、男は更に勢いづいたようだった。
「いや、どうなんだと言われてもなぁ」
ぶっちゃけ面倒くさい。
真奈美をまかなきゃいけねーのに。
しかもギャラリーがこそこそ言ってるじゃねーか。ううむ……。
そもそもこいつは中途半端に、というかほぼ内容自体は知らされていないのだろう。
そらそーだわな。知らされてんのならこんなことにはならん。
だが説明できない。真奈美の名誉のためだ。甘いのかもしれんが……。
「おい、そこのテニス部部長さんよ」
ギャラリーの中の一人だった――いつもの軽薄なノリはいずこやら、真剣な表情な修が、俺を庇うように男との間に割り込む。
「さっきから俺のダチに好き勝手言ってくれてるけどな。てめーがこいつらの何を知ってんだ?」「突然なんなんだ君は。関係ないだろ」
「関係? 大ありだよ。それにお前はこいつらのことを全くわかってねえ」
確信ありげに言い放つ修。意外と友達思いなんだなぁ。と感心した矢先。
「こいつらはな、婚約してんだよ! 未来を誓いあってんだよ!」
……。
「そりゃな? 確かに真奈美ちゃんと喧嘩しちまったかもしんねー。
だがな、そんなもんはこれからの夫婦生活の……二人で乗り越えるべき壁なんだよ!」
とりあえず、ひとまず喋り終わったらしい修は、ハァハァと肩を上下させている。
相手の男もポカンとした表情だ。
クラスのギャラリーから婚約がどうだこうだ聞こえてるが……うーむ。
「おーい、伊藤、松本」
俺はレスリング部のクラスメイトを呼ぶと、体育館裏の人気のないトイレに拉致るようお願いした。
ガチムチ二人に連れ去られながら「俺にそのケはねぇー!」
と叫ぶ修をみて、最初からこうしておけばよかった、と思った。
「で、話を聞かせてもらおうか」
修をガチムチの生贄に捧げた後、俺たちは屋上に移動した。
この時期に屋上にいるやつはほとんどいないし、ギャラリーがうざかったからだ。
でもこれにはデメリットがある。人目を気にしないでいい分、こいつがさらに勢いづくことだ。
「お前……暴行したんじゃないだろうな」
いきなり、きた。暴行、つまりレイプとでも言いたいんだろう。まあ俺がされそうになったわけだが。
真実はいえないが……とはいえど、このままやられっぱなしもムカつく。
「あんたは、真奈美から何を聞いたんだ?」
「お前が関わっているとは聞いたな」
「内容までは聞いてないだろ」
「確かにな。だがこういった場合、藤崎さんが被害者とみるほうが正しいんじゃあないか?」
まあ、逆レイプなんて滅多にないんだろうしなぁ。
でもこの場合その滅多に起こらないことが起こってるわけで。
「そうかもしれない。でもそうじゃないかもしれない」
「はぐらかすな!」
男が一際大きな声を出す。
……ただの義憤じゃないだろうな。
こいつとは話したことがないからどういう人間かは知らない。
だが部長を務めているあたり人望は一応あるんだろう。無論表だけかもしれないが。
だがこの行動も真奈美を思っての行動……だと思いたい。
まだ完全に信用するのは早すぎるが。
「真奈美が被害者だとして、だ。なぜ全て語らないと思う?」
「お前と藤崎さんは幼なじみらしいな。大方お前を庇ったりしてるんじゃないか?」
そうとるのが普通だろうな。でも、お前は真奈美の心に入り込んではいないんだ。
「なら、その逆だってありえるんじゃあないか?」
「はっ、責任逃れもいいとこだな」
……こいつ完全に真奈美に惚れてやがるな。
盲愛もいいところだ。
「どう思おうが勝手だけどな。もういいだろ? じゃあな」
もう何を言っても無駄だと判断した俺は、相手に背を向け、歩き出した。
相手がまだ何か言っているのが聞こえたが、予鈴の音にかき消されていた。
……やれやれ。これから面倒なことになりそうだ。
翌日の放課後。俺は昨日と同じく美奈と正門で合流した。
歩き始めると、俺を励まそうとしてかどんどん話題を降ってくる姿が痛々しかった。
かつての美奈は、俺と真奈美の後についてくるような大人しいやつだったから、
この変化が俺を慰めるためだということは明白だった。
そして今の俺は楽しそうに話す美奈をみて、今日の昼休みの出来事を話すか迷っている。
話せば、美奈の笑顔は失われてしまう。
……なんでこんなことになったんだ。悪いのは俺なのか?
あのとき真奈美が言っていた。――愛してるから。それに気づかなかったから?気づいてあげられなかったから?
答えはでない。苛立ちだけがぐるぐると回っている。
「兄さん!!」
不意に、頭の中で美奈の声が弾けた。
横を向くと、傍らを歩いているはずの美奈の姿がなかった。
え? と思った瞬間、俺はぐいと後方へ引っ張られ、柔らかい何かに抱き留められていた。
その後ろを、甲高い音をたて、大きな質量をもった何かが通過していくのがわかった。
「ぼさっとしてんじゃあねえぞ! クソガキがーッ!」
ついで、罵声。
大型トラックに引かれそうになったんだとわかったのは、数秒後だった。
そして、頭に回された手。柔らかな膨らみ。自分が美奈の胸の中にいるとわかったのもその数秒後だった。
「わ、美奈、とりあえず離せっ」
「嫌です!」
じたばたともがく俺をしっかりホールドする。
む、胸が……こいつ意外に胸あるんだなぁなどと不埒なことを考えていると、ヒクッヒクッとすすり泣くのが聞こえた。
「み、美奈……?」
「どおして……兄さん……死ぬかって……兄さんが死んだら、私……」
……そうだ。俺は何をしてたんだ。苦しんでるのは自分だけと思って。
結局美奈を悲しませて。一番最低なのは俺じゃないか。
何か、わかったきがした。
「美奈、離して」
「嫌です!」
「大丈夫だから。どこにもいかないから」
優しくいうと、数秒おいて美奈は手を離した。
美奈の顔は赤く染まり、くしゃくしゃになっている。
「……あんまり、見ないでください。今、私とてもひどい顔してるから」
泣き顔を隠すように俯いた美奈が愛しかった。
「ごめんな」
美奈の小さな体を抱きしめる。美奈が痛いくらいの力で抱き返してくる。
迷ってる場合じゃないんだ。
俺のことをこんなにも大事に思ってくれる人がいる。
……それ以上に理由が必要だろうか?
今回はここまでです。
これでよければ、以後一レスあたりこれくらいで投下しようと思います。ご迷惑をおかけしました。
あと
口内炎治ったよー!
イヤッッホォォォオオォオウ!
* + 巛へ
〒| +
+ 。||
* + / /
∧_∧ / /
(´∀`/ / +
/⌒ f
/ュヘ |*
+〈_) ) |
/ i +
ガタン / /ヽ |
||| j / | ||||
――――――――――
GJすぎる
これは次の口内炎フラグ…
GJすぎだぜ。
おら、わくわくしてきた!!
そして口内炎完治オメデト。
GJ!!!
真奈美のターンはもう来ないのかな?
最終的に3Pに決まってんだろ……修と平行して
まあそこらへんはネ申の御心のままにってことで
夜空に輝く月と星々。丑三つ時あたりだろうか。なぜかラケットをもった真奈美と竹刀を構えた美奈が激突していた。
「あんたは大人しく……私と祐介の後ろについてくればいいのよ!」
真奈美は矢のごとき速さで接近すると、ラケットを振り抜く。
だが、真奈美渾身の一撃は空を薙いだだけであった。
「甘いですね」
真奈美の横薙ぎをバックステップで回避していた美奈。
「そんなんだから兄さんに嫌われるんですよ!」
今度は美奈が攻勢に転じた。
まるで動きが見えなかった。女性でもこんなに速く動けるものなのか?
気づいたら、真奈美が美奈の突きを辛うじてかわしていた。
……間違いなく殺すつもりの攻撃だ。
「二人とも! やめ――」
止めに入ろうとした俺だったが、最後まで言葉を出せなかった。
二人いったん戦いを止め、濁ったような、もしくは何かに取り付かれたような瞳でこちらを凝視してくる。
「兄さん。これは儀式なんですよ」
「勝った方があんたの側にいるの。一生」
「ま、もちろん」
「勝つのは」
「私だけどね!」「私ですがね!」
両者は、残像を散らすかのような勢いで互いに急迫する。
振り下ろしたラケットがかわされ、薙払われた竹刀をよける。
月夜に照らされ、交わる二人の姿は、まるで流麗な舞のようであった。
「あんたも知ってるだろうけど、私たちは結婚の約束だってしてるし、この前はディープキスだってやったのよ!」
「はっ、よくいいますね。無理やりのくせに。それなら兄さんは先日、自らの意志で私を抱きしめてくださいましたよ!」
「なっ!?そ、そんなのっ」
美奈の言葉に、一瞬、ほんの一瞬だが真奈美がたじろいだ。
そして、その隙を見逃す美奈ではない。
真奈美のラケットが宙を舞う。振り上げられた美奈の竹刀が、真奈美の手からもぎとったのだ。
「これで終わりですね!」
完全に無防備になった真奈美に、竹刀が振り下ろされる。
「やはり兄さんは私のも……」
美奈は勝利を確信しただろう。俺も真奈美の敗北を確信した。
が、そこには信じられない光景が広がっていたのだった。
真奈美が両の手のひらで、竹刀を挟み込んでいたのだ。いわゆる白羽どりだ。
「祐介は私のもの、ですって?」
「あ……なっ……」
愕然としている美奈の手から素早く竹刀をもぎとると、ラケットを綺麗に受け止め――
「寝言は寝てから言いなさいよっ!」
「きゃっ!?」
真奈美の横薙ぎをもろにくらった美奈が横に吹っ飛ばされる。
吹っ飛ばされる時、同時に竹刀を掴んでいるのはさすがというべきか。
「まだまだ!」
真奈美は立て続けに三発のテニスボールを打ち込む。
美奈は不安定な体勢のまま竹刀を操り、二つを打ち落としたが、一発が左の手の甲に直撃した。
「くっ……」
硬式のボールゆえ、ダメージはかなりのものだろう。美奈が苦痛に顔を歪めた。
……それからどれくらい時が経っただろう。お互いが満身創痍になっていた。そして両者武器を構え、間合いをとっている。
数刻の膠着の後、じり、と両者が動いた。
――まずい!
直感的に何かを感じた時、俺は両者に向かって走っていた。
美奈の喉元を狙った突きが、真奈美の脳天を狙った振り下ろしが――
間に合うか!?
「真奈美!! 美奈ーー!!」
そこで、俺は目を覚ました。そこは暗い真夜中のどこかなどではなく――カーテンを通して、太陽の光が部屋に降り注いでいた。
――夢?
なんかものすごい夢だったなぁ……。
「祐介ー! 美奈ちゃんがきてるわよー!」
「へっ!? ええっ!?」
なぜ朝っぱらから美奈が?
俺はベッドから跳ね起きると、クローゼットから制服をとりだし、訳の分からぬままに着替えた。
夢のことなど、頭からすっ飛んでいた。
「で、今日はなんでまた」
「んー……。少しでも長く兄さんと一緒にいたかったから……です」
傍らを歩く美奈。中学の制服と高校の制服。あーなんとなく視線がいてえ。
「それで……その兄さん」
急に上目遣いになる美奈。ううむ……この流れは。
「手、繋ぎたいです」
やはり、きた。
「だめ……ですか?」
あからさまにしょんぼりとする美奈。俺は甘いやつだなぁ……。
「ほれ」
美奈の左手を握る。
「あ、痛っ」
美奈の左手には、痛々しく包帯が巻かれていた。
「お、おい、大丈夫かよ? てかどうしたんだ?」
「ちょっと……へましちゃいまして」
えへへ、とごまかすように笑う美奈。
「へまって……料理とかで?」
「料理ですか……確かに……うん」
少し考え込んだ後、
「料理ですね、うん」
「なんなんだよ……ま、大事にならなくてよかったな」
「優しく握ってくださいね」
「……なんか忘れてる気がするなぁ」
美奈が小さく何か言った気がしたが、冬の風に飛ばされ、消えていった。
なんとなく思いついたんで書いてみました
これは外伝的な話なんで本編とはほとんど関係ないです。
厨2病なんて言わない。
GJ!w
一瞬、真奈美が死んだかと思って焦ったが
本編とは関係ないみたいでよかったw
真奈美も美奈も幸せになってほしい。
急展開過ぎて吹いた
まあこれはこれでよくある外伝パターンだから良いんだけど
どちらかが死ぬなんて展開だけは避けたいね
>377
で、でも料理しちゃったんでしょ?
お姉ちゃんを・・・
GJ
いやはや、男がヒロインぽいですなw
そしていつもの帰り道に至ったわけであるが。
街の風景も、あほみたいに寒い気温も、人気のない公園も全て変わらない。いつもと変わらないのだが。
ただ違うのは、美奈と手をつないでいるってことだ。ぎゅっと。
しかも美奈がぴったりと寄り添うように体を寄せてくる。
実際美奈は可愛いし嫌ではないのだが……。やはり周りから見ると俺はロリコン認定されているのだろうか?
そういえばさっきの事故(未遂)現場、うちの制服着た奴もいたよなぁ……。
ずいぶんと派手なことをやったもんだ。天下の公道で抱き合っていたんだからなあ。噂になって真奈美の耳に入らなけりゃいいけど。
……もちろん真奈美以外の奴の耳にもだが。
特に今日の男の耳に入ればまた話がややこしくなる。
「あの、兄さん」
「え、ん?」
いつもより間近にいる美奈が心配そうに顔をのぞきこんでくる。
「なにかあったんですか?」
「え?」
「だっておかしいですよ。さっきだってひかれそうになるくらい考え事してたし、今だって……私が側にいるのに」
……まあ、普通にうっかりしてましたじゃすまされないよな。
だがやはり迷う。美奈を傷つけたくはないし……やはり言わないべきだろうか。でも……
「兄さん」
いつもの、穏やかな声だった。
「言ってしまったら、美奈が傷ついてしまう、とか考えてますよね?」
「……」
「だいたい兄さんの考えてることはわかりますよ。兄さんは優しいですからね」
「いや、俺は」
「さっき、兄さんは私を抱きしめてくれました」美奈が柔らかく笑う。
「私、すごくうれしかったんです。心の中が満たされるっていうか、とても温かかったんです」
幸福そうに語る美奈。
「そして、同時にお姉ちゃんがとても憎かった」
途端に、美奈の声色が変わった。その声に、抑えきれない怒りがにじんだ。
「美奈、それは」
俺の望んでいる答えじゃない。俺はそうさせたくなかったから――
「だって、そうでしょう」
冷たく、きっぱりと一つの事実を指摘する。
「お姉ちゃんは兄さんの優しさにつけこんで、兄さんを逆レイプしようとしました」
「それは」
逆レイプ……。その言葉が頭に響いた。
確かにそうかもしれない。いや、そうだ。でも俺は男だし幼なじみだし――
「兄さん、男だとか幼なじみだとか、関係ないです」
……また考えを読まれた。
「立場が逆だったらどうです? 幼なじみじゃすまされないですよ」
確かにそうだろう。立場が逆だったら今頃……。でも――
「そりゃ確かに、美奈が言ってることが正しいよ」
そう、正しい。正しいのだが。
「でも俺は……俺が……」
なぜ今になっても真奈美を庇おうとしているのか分からない。
しかし、肝心の言葉がでない。
「兄さん、お姉ちゃんは兄さんを襲ったんです」
二度目の指摘に、俺はあのときのことを思い返していた。
「優しくて、本気で抵抗できない兄さんを」
強くでられない俺を、「愛してるから!」と、真奈美は愛を強要した。
「兄さんは、お姉ちゃんを完璧な存在だと勘違いしていませんか?」
美奈の追い打ちをかけるような一言に、俺は頭を殴られたような衝撃を受けた。
「勉強もできて、真面目で、教師や友達からの信頼も厚い。運動も部活もソツなくこなす」
美奈は真っ直ぐに俺を射抜く。全てを見通していると言わんばかりに。
「でも、お姉ちゃんは10代の高校生なんです」
美奈は客観的な事実のみを指摘する。さすがに、俺は言葉に詰まる。
「あんなことを許してはお姉ちゃんのためにも兄さんのためにもなりません。そうでしょう?」
確かに、そうかもしれない。俺は今まで真奈美を完璧な存在と見ていた。だがそれがいけなかったのかもしれない。
「ですから兄さん、話してください。私が側にいます」
……そうだ。確かに美奈は正しい。ここで真奈美を許してしまえば真奈美は増長するかもしれない。決意するには、十分だった。
「実は――」
結局、俺は昼休みの出来事を、美奈に話した。
「……そんなことが」
「うん、まぁ……」
全てを話した後、幾分か楽になったが、告げ口をしたような罪悪感が広がる。
「最低ですね、お姉ちゃんは」
姉である真奈美のことをバッサリと斬る。だが、確かに事実でもあるのだ。
「これじゃ、兄さんが悪者じゃないですか!」
美奈は、激しく声を荒らげる。その目は、怒りに燃えていた。
「……え?」
暗闇の向こう。美奈の家の前で何かが蠢いた。
「美奈……?」
その声の主が近づいてくる。暗闇にいたのは、真奈美だった。
「え、ゆ、祐介?」
「あ……」
俺は一歩、後退していた。フラシュバックというほどのものでもないが、突然だったので、心が落ち着いていなかったのだ。
「あ、あのね、この前は」
俺を見つけるやいなや、真奈美は必死な形相で迫ってくる。何かにすがるような、そんな響きがあった。
「それ以上、近づかないでください。兄さんに」そこに、冷たい声と共に美奈がさっと割り込む。
「どいてよ! 私はっ」
そこで真奈美は何かを悟ったような、はっとした表情になった。
「……なんであんた達が一緒にいるの? こんな時間に」
ここはエロパロ板だ!なのになぜ貴様はさっさとエロを描かんのだ!
「エロ描写だけが、エロパロ板の全てじゃない!」
それを誰がわかる?誰が認める?
「くっ……」
はい今回はここまでです。いやーなんか美奈が黒くなりすぎたような……。真奈美(´・ω・`)カワイソス
ちなみに死ぬとかいう予定はいまのところないです
むしろ俺がシニソウダヨー\(^O^)/
うひょー! GJ!
すばらしい!
真奈美ちゃん…。確かにカワイソウだけれども。
ヤンデレは過程も大事っすよ!
追いつめられる描写がないと、ヤンデレじゃなくてタダの危ない人だから。
>>384の冒頭は
×しかし、肝心のではなく
○しかも、肝心〜
です。すんません
美奈って黒いか?
黒くなりそうだが、今のところ黒くはないな。
つまり書き手の中では黒いわけで、
現状の行動が黒い動機のもとに推進されているわけですね。
と、職人殺してみる俺。
言ってる事は筋が通ってるのに、それが建前なんて…
美奈、恐ろしい子……
「姉さんは完璧じゃないんです!」
と言った舌の根も乾かぬうちに
「兄さんに近づかないで下さい」
と情け0mgで突き放す辺りが黒いよな
ほしゅ
ちょっと思いついたので書かせていただきます。
まだ本番までは書けてないんですが・・・こうゆうシュチュエーションはありなのかな? という質問をかねて。
名前はとあるゲームのものを拝借しました。
夕立の中を走っている。
地面にたたき付けられた雨粒が煙るような雨の中を。
公園の中を屋根を探して走っている。
「こっちだ樋口!」
激し過ぎて前も見えないような、雨音意外なにも聞こえない、そんな雨の中。
微かに聞こえた呼び声の下に向かった。
――視界が開けた。
「新堂さん?」
一本の大きな木の幹を囲うように作られたベンチに座っていたのは、風邪で学校を休んだクラスメートだった。
「災難だったな樋口、とりあえずこれで体拭けよ」
そういって彼は彼女にハンドタオルを渡すと後ろを向いた。
「あ、ありがとうございます」
「いや……あと、オレは後ろ向いてるから、脱いで絞ったりとかした方がいい」
「え、それは……ちょっと」
「どうせ誰もこないよ」
「……」
「しょうがないな」
そういうと彼はTシャツを脱ぎだした。突然の動きに彼女が驚いていると、彼はそれを彼女に向かって差し出す。
「オレの、そこそこ乾いてるし、こっちに着替えてから絞れよ」
「え……でも」
「いいから、風邪引くぞ?」
「……はい」
言われるがままにシャツを受け取り、体を拭き、着替え、服を絞った。髪にはタオルを巻かせて貰う。
「乾くまでそれ、着てていいから」
「ありがとうございます……もうこっち見ても大丈夫ですよ」
「そう?」
「服、着てますし」
「いやその……胸、とか」
「私、胸はちいさ……下着がないと困るほど大きくないです、から」
「それ、下着干してるってことだろ……」
「あ」
言葉通り彼女のブラジャーとかワイシャツは今木の枝につるしてある。彼が振り向いたら間違いなく目についていただろう。
「うう、ごめんなさい」
「別に……気にしないでいいぜ」
「……ところで新堂さんは何故ここに?」
風邪をひいてるはずの彼が、何故こんな場所にいるのだろう? 雨が降ってる、というのを差し引いてもここは公園なのだ。風邪をひいてる人間が来る場所じゃない。
「雨宿りのためだよ」
「風邪ひいてるのでは?」
「えあ、あー……うなんだ」
「はい?」
「仮病……なんだ」
「そうですか」
「……」
「寒いですね」
嫌な沈黙のまま永遠とも感じられる時間が流れた。具体的には15分くらい。
「雨、止みませんね」
「……」
「服、乾いたみたいです」
「……」
「あの、新堂さん……」
「あの、新堂さん……」
「ん……悪い、呼んだ?」
「服、乾きました……から、これお返しします」
「ん、サンキュ」
そうやって渡されるはずだったTシャツは、彼の手に渡らずベンチの上に落ちた。そして彼もまた……
「あれ、おかしいな」
「新堂さん!?」
慌てて彼女が支えた彼のからだは冷たい、既に風邪をひいてるとか具合が悪いとかそういう段階ではない。弱り切っている。
「なんでこんな……本当は風邪ひいてたんですね?」
とっさに彼の体を抱きしめる。が、弱々しい彼の腕は彼女を突き放した。
「やめてくれ、だいじょぶだから」
「でも! 具合、悪いんでしょう?」
「平気だよ、平気だから。それにもしそうだとしても風邪をひいてるのにこんなとこにいるオレが悪いんだ、樋口が気にすることじゃない!」
そういって離れようとする彼を、彼女は今度こそ抱きしめた。服の前を開け放って。
「樋口……!」
「今私に出来るのはこれくらいですから」
そのままベンチの上に彼は押し倒された、彼女が何を考えて、そんなことをしているのか彼はわかっている。
もし逆の立場であれば彼は絶交されることを覚悟の上でも同じことをしただろう……だからこそ、殊更平気であることを装っていたのに。
けれど彼はまだ気付いてない、彼ではなく彼女だからこその選択肢の幅に。
彼女の手が寒さで縮こまっている彼のそれに触れる。
彼女の舌が寒さにで強張っている彼の口に入り込む。
彼女の言うほど小さくない胸が彼の胸に押し付けられる。
「っは……樋口、やめてくれ」
「だめです、これ以上辛そうなあなたをただ見ていることは出来ません」
ここまでです。
要するに雪山的なシュチュエーションで、
男が拒むけど女が男の方を助けるために無理矢理・・・みたいな。
ありですか?
助けるために無理矢理とか、理に適ってないだろw
弱ってるところを無理矢理のほうがまだ面白い
二人だけの環境を築きたいのなら、旅行にでもいくとよろし
402 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 07:12:19 ID:XcZx8Rlg
定義厨になるつもりはないがヤンデレなんか?これ
ヤンデレだけなら専スレがあるし、そういうのに縛られない作品もあっていいと思うんだがなぁ。
いい意味でのスレの差別化にもなるだろうし。
それじゃあただの逆レイプ?
当初から重複じゃないかとは何度も言われてただろ。
いまさらそんな定義してどうする。
大人しい(orそう見える)女の子が常軌を逸した行動に出てしまって犯されることが重要で
その様子がヤンデレに見えるかどうかはさほど重要ではないように思える。
ぶっちゃけスレタイの【】ない方がしっくりくる。
まあ、だめって言われても投下をやめる必要はないんじゃねーの?このスレ人いないしねえ。まったりいこう
あえてヤンデレにしないのが腕前だと思う今日この頃。
皆さんいかがお過ごしですか?
わたしは今日、近場にバイキングをやってる店を見つけて少し幸せです。
GOGO!
続けて続けてー!
GJだよ!
411 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 20:49:03 ID:12l0SriR
ほしゅ
412 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 09:43:18 ID:O1cJCYrD
>>400 個人的にすごくグッと来たから是非投下してくれ
お久しぶりです投下
「なんでって……そんなことはお姉ちゃんには関係ないでしょう」
美奈の冷ややかな言葉に、真奈美がわずかにたじろいだ。実際、こんなことは先日――俺が真奈美の家に行った――初めて目にした光景だった。
「関係ないってなによ! なんであんたが!」
思わず真奈美が怒鳴り返すが、美奈は動揺する様子もなく、静かに、冷ややかに説く。
「兄さんはお姉ちゃんの恋人ですか? それとも、お姉ちゃんには兄さんを束縛する権利があるとでも?」
「そんなこと言ってないじゃない!」
「では、やはり兄さんと私が何をしていようと関係ないですよね?」
「だから……なんであんたなの!?」
ただ駄々っ子のようにわめく真奈美と、落ち着き払っている美奈。端から見ると、どちらが姉でどちらが妹かわからないだろう。
「さぁ……それは自分の胸に聞いてみては? 自分が何をしたか、覚えていないわけではないでしょう?」
呆れ果てた、と言わんばかりの口調で、美奈は告げる。
「あんた!」
次の瞬間、美奈の頬に真奈美の平手打ちが飛んでいた。その音が澄み切った夜に響く。
「……困ったら暴力ですか。全く、自分が神様とでも思ってるんですか?」
美奈は反抗的になるわけでもなく、先程と変わらない無機質な声を淡々と出す。
「だからそんなことは言ってないでしょ!?」
また、二発目の平手打ちが飛んだ。美奈はそれを避けることもなく、頬に受けている。
「……満足ですか?」
ただ、一言。冷ややかに美奈は言った。その一言で三発目がでることは明白だった。
「ま、真奈美、やめろって」
俺は慌てて美奈と真奈美の間に入った。
「いいんです。兄さんは下がっていてください」
美奈は依然として真奈美をキッと見据えている。ぶたれた頬が赤らんでいるのが痛々しかった。
「いや……そんなわけにはいかんだろ。とにかく手当てしなきゃ」
俺は美奈の腕を掴み無理やり家へ連れ込もうとした。
「ちょ、ちょっと待ってよ! 私の話を……」
「いや、無理。美奈、いくぞ」
「は、はい」
追いすがってくる真奈美を振り払い、俺は美奈の手当てのため家に入った。
「大丈夫か? 美奈」
言いながら、俺は美奈の様子がおかしいのに気づいた。美奈は俯いてがくがくと身を震わせていたのだ。
「み、美奈?」
美奈の顔をのぞき込むと、黒い瞳が俺の顔を映す。その目には涙が浮かんでいた。
「に、兄……さん、これは」
美奈がかすかにささやく。と同時に、俺は深い自責にとらわれた。
「ち、違うんです、これは……」
「ごめんな美奈。ほんとごめん」
俺はできるだけ優しい声を出し、美奈の華奢な身体をきつく抱きしめた。
「兄さん!! 」
美奈は俺の胸に顔を押し付けて、堰を切ったように泣き始めた。
様々な思いが、胸にこみ上げる。過去のことなど考えても何も変わらない。後悔はするだけ無駄だ。
だがたった今目の前の少女を傷つけた過ちに、それをせずにはいられなかった。
俺は自らの迷いゆえに、美奈の変化を考えることができなかった。人間はそう簡単に変われるものだろうか?
幼稚園、小学中学と、自分たちの後ろをついてきた美奈。
元来おとなしく、あまり自己主張を好まない美奈が、いくら俺のためだと言っても、気性が激しく攻撃的な真奈美に対峙するのはどれほどの勇気がいっただろう。
さすがに、真奈美が常習的に美奈に手をあげているとは考えにくいが、要するに俺は二人のことをわかっているようでわかっていなかった。そういうことなのだ。
「ごめんな」
俺はいつまでも美奈を抱きしめていた。
この時、俺はなにか、神聖な気持ちのようなものを感じた。
投下遅くなった上に量も少なくてすいません
あと河合マークで偏差値65をこえました!みんなのおかげです!多分!
河合マークって一番信用できるんですよね?
>>392 すいませんこのときは二作同時いけるかもとか思ってたけど無理みたいです\(^O^)/すいません先にこれを終わらせます
>>400 投下したいと思ったときにはもうすでに!投下は終わってるんだ!
GJ
真奈美が可哀想になってきたww
うん河合のマークは受けたことないけど、記述は信用できるお
65ならいけるだろwガンガレ
執筆もガンガレ
ちなみに代ゼミや真剣とかは糞
GJ!
これから真奈美が病み病みになっていくのですね!
毎回楽しみにしてます。
自分はマークとか受けたことないから分かんないですが……
65なら確かにいける気がするデスよ。
そっちのほうもがんばってください。
ツマンネ・・・次無いの?
GJね、美奈がかっこよく見えてきたwww真奈美がどうなるか楽しみだ
面白そうなのに分量が短い。
タイトルがついてないので初見だとわかりづらい。
少し残念。
422 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 17:11:19 ID:KSZFwdhp
これって、川崎さんの話のCルートだったよね?
>>416 GJ!
でも先を妄想すると、このままラブHになりそうな…
ここから逆レに持って行くのは大変そう
頑張って
俺は大学行った事無いからアドバイス出来んが、体調にはお気をつけ下され
ほしゅ
河合の人は河合が一番信用できると言い、駿台の人は駿台が一番レベルが高いと言う
そんなもん。
予備校は金を払って、勉強しなければならない環境に自分を閉じ込めるためのもの。
浪人ってのは
427 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 20:45:01 ID:CjCkSjLa
昔浪人した時の経験でいうなら河合の模試は非常に質が高いよ。
この時期にその偏差値ならまずまず。次の11月頃のやつでも取れたら
かなりイイ感じじゃないかな。直前のプレテストは本番に合わせて
大概易しい目に作られてるから、取れすぎても油断しないこと。
って、話題が変わっちまったな。本題に戻そうよ。
あれ、スレを間違えたかな……?
「兄さん、もうすぐ冬休みですねっ!」
いつもの帰り道に、美奈の弾んだ声が響いた。昨日の今日で心配したが、外傷はないみたいだ。
……もしかすると家で暴力をふるわれたかもってのはないみたいだ。
「だな。早いもんだ」
ほんと、早いと思う。高校に入学したのがほんの先日に思える。
「兄さんは予定あります? その、クリスマスとか、イブとか」
むう。さすが幼なじみ。痛いところを突いてくる。例年は藤崎家一家なり友達なり過ごしてきたが……。
「俺はないよ。美奈こそどうなん? お前可愛いし、男子から結構誘われたりしたろ?」
実際美奈は可愛い。どれくらい可愛いかってーと……そうだな。100人に聞いたら90人は可愛いって言うだろうな。残りの10人はデブ専なり熟女好きなり局所的な趣味のやつに違いない。
「誘われたのは否定しませんが」
と抑揚のない声の後、
「予定は作ってませんよ、まだ。これから作るつもりですけど」
美奈は真っ直ぐと前を見据えている。その横顔には決意めいた何かがあった。まぁ、つまり告白なりなんなりするんだろう。美奈も中3だし、好きな男の一人や二人いて当たり前だ。
「そっかー。ま、お前なら大丈夫だろ」
「ほんとに大丈夫ですかね?」
美奈は相変わらず前を見据えている。
「うん。そりゃなぁ」
「ほんとにそう思います?」
「うん」
「だったら兄さん」
不意に、美奈が立ち止まった。
「ん?」
「私、兄さんのことが好きです。付き合ってください」
俺はこの時、ザ・ワールドを体験した。い、いや体験したというよりは理解を越えていたのだが……。
ま、待て。落ち着け俺。言葉が出ない。
「兄さん」
顔を上げると、美奈が悲しげに微笑んでいた。
「やっぱ、だめですよね。実際、兄さんが私を女として見ていなかったのは分かってましたから」
美奈の顔に涙が伝っていく。だが、実のところ俺も「美奈を女としてみていたか?」と聞かれると自信がない。胸も膨らんできたし、身体も少し丸みを帯び、肉体的には女なのだろうし俺もその変化は受け入れていた。
だがやはり美奈は真奈美の妹であり、幼なじみというポジションだった。可愛いな、とは思うが、抱きたいだとか、独り占めしたいだとかそんな荒々しい気持ちになったことはなかった。
今までは。しかし先日での出来事以来、そういった考えが変わってきたこともまた確か。大切なのは今だ。昔じゃない。
「ご、ごめんなさい兄さん、それじゃ……」
だから、俺はそれを伝えなくちゃならない。
「待てよ。俺、まだ何も言ってないだろ」
美奈の手を掴む。冷んやりした手に触れた時、形容しがたい温もりを感じた。
「……え?」
「俺も美奈のこと好きだ。だから、その、よろしく」
「に、兄さん!」
告白にしては少し情けないなと思ったが、顔をくしゃくしゃにした美奈が、飛びついてきた。最近泣かしてばっかだなと苦笑しつつ、背中に手を回した。
周りの目なんて、気にならなかった。だってそうだろ? 俺は自分の意志で美奈を抱きしめてるんだ。
翌日の12月23日、昼休み。俺は修に屋上へ呼び出された。
何か混みいった用事のとき、この時期この場所は最高だ。何しろ寒いからな。人いない。
「この前は悪かったな」まず先に口を開いたのは修だった。
「気にすんなよ。てか大丈夫だったか? あの後」
あの後というのは、レスリング部に、修をトイレに連行させた事件だ。
「……聞かないでくれ。いや、俺はそれだけのことをしてんだよな。だからこの痛みはその戒めにしておくよ」
修が遠くを見る目で……やっぱ掘られ……いやなんでもない。
「だからさ、俺お詫びしたくて」
「お詫び?」
思わず聞き返していた。こいつ頭でも打ったのか!?そう言いたくなったのは秘密だ。
「ほら、最近お前らマジで仲悪いみたいじゃん」
「……まあ」
「でだ。親友としてそれは思わしくない」
なんか嫌な予感してきた。
「で、24日空いてるか? あいてるよな? いや空けとけ。つまり明日だ」
「え?」
「喜べ」
そこで初めて、修がニヤリと笑った。
「真奈美ちゃんと24日、仲直りだ」
「は?」
いや、訳が分からない。いや分かるんだが、その。
「つまり言うと、俺と川崎さんと真奈美ちゃんとお前でデートすんだよ」……真奈美とデート? 24日? いや、てかなぜ川崎さんと修?
いろいろと突っ込みどころが満載すぎる。
「いや……お前なぁ」
「いやいや安心しろよ。あくまで『祐介から仲直りしたい』って旨を伝えておいたから。自分からはいいにくいことなんだろ? ここまで喧嘩するってことはつまり、相当ひどいことがあったんだろ」
いや当たりだ。当たりだよ。お前冴えてる。でもな、お前地雷だよ。とんでもない。核爆弾の地雷だ。
「いや無」
「というわけだ。それじゃあな! 絶対あけとけよ!」
俺は頭を抱えた。
今回はここまでです。
模試や勉強についてレスくれた方も文章についてレスくれた方もありがとうございます。
今度は風邪ひいちゃいましたおおぉぉお
急に寒くなってきたからな。こういう季節の変わり目は、体調を崩しやすい。
GJ!
やべぇ続きがたのしみだぜw
どうやって逆レにもていくんだろう……ワクワク
確かにねぇ。一気に寒くなったからなぁ。
一刻も早い体調の回復をねがっているぜ!
GJ(´・ω・)b
修がKYすぎて泣けたwww
予測だが仕方なくいく→真奈美ととやかくあって仲直り→美奈がそれを見てしまう→逆レ……かな?
今度は風邪か……バファリン飲むか?あっ、パブロンか
ほしゅ
投下しよかな
思わせぶりなレス乞食は要らん。帰れ。
>>434 バファリンも一応効くぞ、解熱効果がというだけだが。
>>439 スレ違いだが熱も下げれば良いってもんじゃないんだよな、熱も対ウイルス用の反応のひとつだし
同じことでヤンデレにならないように、感情を抑えさせようと努力した結果、
悪化することもあるわけだな
>>440 かぜの引き始めの熱は抑えない方がいいという話もあるからな。
ただまあそんな事も言ってられないんで普通はかぜ薬を飲んで早めに寝るのがいいわけ
だが。
40度近い高熱が続く場合は、脳炎の恐れもあるから強制的に
下げた方がいいけどな。
自分が入院した時は、脇の下に(タオルに包んだ)氷を挟んでくれた>看護師
>>442 そしてそのまま大人しめな看護師に逆レされたんだろ?
氷嚢をわきに挟んでくれた後にモノをムネにはさむ大人しめな看護師のSSを!
残念ながら、体育会系のちょっと色黒の元気な看護師だった…
∧∧
ヽ(・ω・)/ ズコー
\(.\ ノ
、ハ,,、  ̄
 ̄
看護師だとどっちだか分からないじゃないか……
キミ! 体育会系のちょっと色黒なアッーーー!
法律上、看護婦という名称がなくなって、看護師に統一されたんだから仕方がない。
ここで書く分にはいいんじゃない?
幼馴染姉妹ルートのはずなのに川崎さんまで加わってるからさらなる泥沼を期待している俺guile
何かここって、真奈美と・・・を書いてる職人さんだけで成り立ってるね。
他に職人がいないからな……
逆に言うならいなくなったらこのスレは過疎るな……
ネタっつーかおおまかなあらすじは出来上がってるんだけども、
SSなんか書いた事無いんで形にならねーです
とくにエロシーンなんか実体験はおろかエロゲーすら未経験なんで何とも
>>453 エロSSを読んだ事ぐらいはあるだろう……
まあそれもそうか、色々と参考にしてみよう
シチュ的にほぼ確実に騎乗位になるためこのスレの他の作品と似た感じになりそうだが何とか挑戦
456 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 00:02:29 ID:vxyYngAv
保守
スレの性質上仕方のないこととはいえ、選択を迫られる度に最悪の選択肢を選び続ける主人公達が哀れだ
エロゲ化したら選択肢全てが地雷で実質バッドエンド1択の糞ゲーになるな
459 :
真奈美と美奈:2008/10/13(月) 04:00:07 ID:SLfl11nH
むぅ。困った……。いや、修が悪気があってこんな提案をもちかけてきたわけではない。それはわかる。わかるのだが……。
如何せんことがことである。修が川崎さんを好きってことはわかるし、例えその恋の実る確率が
……そうだな、明日宇宙からジオンが攻めてきて地球との大戦争がおこるくらい――つまり限りなく0だ――低いとしても友人としては応援せねばなるまい。
しかし、だ。あの時、美奈をぶった真奈美。正直異常だと思った。いや、思ってしまった。
仮に俺が来て修と川崎さんのデートが成功するんならそれでいいんだけど……。
常に四人で行動するわけはないし、つまり俺と真奈美二人きりになる時もあるってことだ。
別に二人きりが怖いわけではない。あの時押し倒されたのは不意をつかれたからだし、いくら真奈美が鍛えているとしても、力じゃ負けないはずだ。多分……。
だから、別に暴力が怖いわけじゃないんだ。ただ、真奈美を変な目で見てしまいそうで嫌なのだ。
かつては最も信頼し気の置けない関係だった人間を、狂気などと捉えてしまいそうで嫌なのだ。
付き合いの深い分、えてしてそのような視線は気付かれやすいだろう。
「うーむ……」
屋上から見渡す風景は、いつもと変わらない。下を見れば蟻みたいに小さくなった車がひしめきあい、見上げれば澄んだ青空がある。
いつになったら俺は大人になるんだろう。大人だったら、こういうときもスパッと決めて誰も傷つけずに解決するのだろうか。
俺は昔から何も成長していないきがする。何が変わったんだろうか、俺は。
「わっ!!」
「ひっ……」
突然背後から肩をつかまれた。心臓が竦みあがり、びくっと飛び上がった。
「ぷっ……あっははははっ!!」
心臓をバクバクさせながら振り返ると、腹を抱えて笑い転げている女が一人。俺のクラスメート、安藤夏美だった。高校からの友達なのだが、結構話したりするし、中々いいやつだと思う。
「お前なぁ……」
ただ、元気すぎる。
「いや、ごめんごめん、つい出来心でさぁ」
にやけた顔からは、笑いをかみ殺そうとしているのが丸わかりである。
「……そうか」
自分でもわかるくらい憮然とした声だった。ほんとつまらん性格だと思う。少し自己嫌悪に陥りながら、俺は安藤に背を向け、再び冬の町を見渡す。
しかし安藤は帰る様子もなく、俺の隣で手すりに寄りかかり故郷の街並みに目を向ける。安藤の少し茶髪がかった髪が、冬の風になびいた。
「珍しいじゃん。あんたがサボりなんてさ。なんかあったの?」
いつもの元気で軽い調子とは違い、投げかけられた声は、さりげなく、柔らかかった。
「……安藤だって、いつもはサボりなんてやんないだろ」
真奈美の影響か、俺はむしろ居丈高に振る舞われたほうが楽に感じるようになっていた。
だからこうやって優しい口調だと、つい困惑してしまう。
「まあねー。ほんとどうしちゃったんだろ。自分、もっと器用な人間だと思ってたんだけどさ」
はぁー、とため息をつく安藤。
「へ?」
「いや、こっちの話。ところでほんとどうしたの? 今日……ううん、あんた最近ずっと変だよ」
自分はそんなにひどい顔をしていたのだろうか。いや、彼女以外からはそんな指摘をされなかった。
「藤崎さん、だっけ? あんたの幼なじみ」
思わずドキリとした。が、平静を装い、まぁ、と適当に相槌をうつ。不意に、安藤が俺に向き直るのがわかった。
「その子関係でしょ」
真っ直ぐに俺の心の中を言い当てた言葉に、俺は安藤に目を向けた。
「……まぁ」
はぁっ、と軽くため息がでた。おちゃらけているようで、こいつは洞察力だとか勘が優れているのだ。
「あたしにも、言えないこと……だよね? しょせん高校からの付き合いだもんね」
「あ、いや! 安藤のことはほんといいやつだと思うし、でも……ごめん」
高校からの付き合いだとかそんなんじゃないのだ。誰にも言えないことなのだ。
「んー……。ねえ、立石。今日残ってる授業ってなんだっけ?」
「確か現国と英語だな」
「げっ、あたしの嫌いなやつじゃん」
「お前の得意なの、数学だけだもんなぁ」
安藤は、数学だけは常に90以上をキープしている。他はからっきしだめだが。
「まあね。ねえ、立石」
安藤が、俺の手を握った。
「今からさ、遊びにいこうよ」
「ねぇっ、次はあれのってみよ!」
安藤の笑顔がはじける。もうかれこれ三時間は動き回っているのだが、全く疲れを見せない。さすが陸上部は違う。
「ほら、早く!」
彼女が走ると、少し短めにされた、紺のスカートがふわりと浮かび上がる。陸上部のくせ?に白いままの脚――というか全身あまり日焼けしていない――が眩しい。
俺たちは、あれから学校を抜け出し、電車で30分ほどのテーマパークにきていた。
平日だというのに、この国内最大のテーマパークは人でごった返している。地方のつぶれかけの遊園地に客を回してやりたいくらいだ。
「いやー、平日ってのは気分がいいねぇ」
あはは、とのんきに笑う安藤であるが。豪胆というか大胆というか。
学校を抜け出して、まさかこんなところまでくることになるとは。
「てか、何なんだよお前のチョイスは! ほとんどが絶叫系じゃねーか!」
ほぼ、安藤のリクエストに答えていたのだが、こいつの選んだのはお化け屋敷やらジェットコースターやら……で。死にたいれす。
「いやー遊園地ときたら絶叫系+お化け屋敷でしょ! レストランに来て電気製品を買おうとするやつなんている? 断じていない!」
「……どうでもいいけど、そろそろ帰ろうぜ」
「えー!? 立石さぁ、もうギブなわけ?」
明らかに不満げな表情になる安藤。
「違う! 時間もう四時半過ぎてるの!」
俺は携帯電話のデジタル時計を見せる。
「あちゃ。もうこんな時間か。楽しい時間はすぐ過ぎるからね」
「そういうこと。じゃ、いこうぜ」
「ちょっと待って」
安藤が、俺の腕を掴んだ。
「最後に、あれ乗っていこ」
「いやー、すごい眺めだね!」
「だな」
俺たちは、最後の締めに観覧車に乗っていた。夕暮れのこの時間、観覧車から見る景色はとても美しい。闇に沈もうとしている町が、とてもはかなく、そして幻想的だ。
「あ、そういやなんで俺らこれに乗れたわけ?」
実際、この観覧車には長蛇の列ができていた。安藤が「交渉しにいってくる」とか言って、一人で観覧車の係員の元へいったのだが。
「あーそれは企業秘密」
おい、目が泳いでるぞ。いっとくが、脅迫は犯罪だぞ。
「あ、ねえ! あっちってさ、うちらの学校のほうだよね?」
安藤が俺に背を向け、外の景色を指差した。
「うん。だな」
「すごー!! 学校が全然見えない!」
安藤の表情は見えないが、キラキラと瞳を輝かせているのだろう。当たり前だろ、などと突っ込むのは無粋だろう。
あ、弁解しとくけど、こいつは馬鹿じゃないぞ。テストはいつも赤点ギリギリだけどさ。それは部活を頑張ってるからだ。多分。
「ねえ、ここからの風景、綺麗だよね」
安藤の表情は見えない。だが、少し声のトーンが落ちているように感じた。
「だな。綺麗だと思う」
「じゃあさ、あたしとどっちが綺麗かな」
安藤は、景色を見たままだ。冗談でいってるんだろう。少し声に笑いが含まれていた。と俺は思った。
「……風景と人間を比べられるわけないだろ」
「あはは、それもそうだよね」
心底楽しそうに笑う。安藤はこちらをみない。
「じゃあさ、藤崎さんとこの風景なら、どっち?」
「お前、真奈美も人間だぞ。てか俺の話を聞けい!」
「あははは、ちゃんと聞いてるって!」
絶対聞いてない!こいつは聞いてない!
「じゃあさ、藤崎さんとあたしだったら?」
からかうのもいい加減にしろ、と言おうとした。言えなかった。
「……突然どうした?」
だから、こう言うしかなかった。こちらを向いた彼女の瞳には、ただ濁ったようななにかが浮かんでいた。
ちょうど、この夕暮れの景色のような。これから、さらにまどろんでいくであろう何かだった。
そして、あの時の真奈美に似た――。
462 :
作者:2008/10/13(月) 04:21:15 ID:SLfl11nH
お久しぶりです。最近ペースが落ちてすみません。でも最近は不眠症以外は健康そのものです。これもみなさんのおかげであります。多分。
なんか俺の健康スレみたいですんませんw
勉強はそこそこ順調です。ってなんか変ですよねw恐らくエロパロ板で勉強とか報告してんの俺くらいだろうなぁ。まぁ優しいここの住人さんたちに感謝っす。
>>455 。wktkせざるをえない!
>>455おー、期待してるぜよ
>>462やあ作者(´・ω・`)あなたの作品いつも楽しみにしながら読んでいるよ、投下ペースが遅くなってしまうのはわかるが無理だけはしないでくれ。勉強がまず第一だからね(´・ω・`)
そして新キャラキター(゚∀゚)どんどんフラグ立つねえwww
なんつうエロゲ体質主人公……
第3…いや第4勢力ktkr
466 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/13(月) 12:56:42 ID:4XMMxZL9
>>80 7人が狙ってるのは長谷川さんの思い込みで、他の女の子と話しているの
なんかを見た時に、勘違いして病み具合が激しくなるのがいいな。
>>455 カモン!
出来次第まったり投下していってください。
楽しみにしてるんだぜ!
>>462 フラグ立ちまくりktkr
GJだぜ!
そして眠れない時はホットミルクだぜ。トリプトファンだぜ?
百合はNGなのかこのスレ
女が女をレイプする事を逆レイプと呼ぶのであればOKなんじゃね?
俺はその辺の定義は分からん
ただ、俺的にはおk
出来れば百合はよそでやって欲しいというのが本音
サブではありだけどメインは女×男が望ましいな
ここでいいじゃん
俺は百合属性はないけどその辺は作者の良心に任せる
個人的には女が責められるのは逆レイプとは言わないと思うよ
ふ‥
前半部すら書き終わらないのにエロパロでエロネタ書いて叩かれたスレを見つけてしまって俺涙目
投下来ないね・・・・
478 :
名なし:2008/10/19(日) 14:28:26 ID:upLNvW2f
マダー?
良いスレを見つけた
>>462、あんたのが一番面白いですぜ
まだ続いてるとは驚き、頑張ってくだせえ
保守
>>458 そだ |------、`⌒ー--、
れが |ハ{{ }} )))ヽ、l l ハ
が |、{ ハリノノノノノノ)、 l l
い |ヽヽー、彡彡ノノノ} に
い |ヾヾヾヾヾヽ彡彡} や
!! /:.:.:.ヾヾヾヾヽ彡彡} l っ
\__/{ l ii | l|} ハ、ヾ} ミ彡ト
彡シ ,ェ、、、ヾ{{ヽ} l|l ィェ=リ、シ} |l
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ヾミ  ̄~'ィ''': |゙:ー. ̄ lノ/l | |
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484 :
名なし:2008/10/29(水) 06:55:33 ID:sQa8XQUt
もう16日立ってるのに投下こないww
全裸にネクタイ、靴下履いて正座で待機!
「あれ? こんなところで何してるんですか?」
テーマパークから帰ると、いつものように校門で待っていた美奈と遭遇した。健気に待ってくれている美奈を差し置いてテーマパークに行っていた(しかもサボリ)ことが、罪悪感を煽る。
「いや、ちょっと気分転換にさ。ほら、無性に走りたくなることとかあるだろ?」
「つまり、サボリですね?」
美奈はニッコリと笑って指摘する。
「Exactly(その通りでございます)」
俺はぺこりと頭を垂れた。
「はぁ……。兄さんはもう少しで受験生なんですよ? 困るのは兄さんなんだから」
お前はすでに受験生だろ、言いかけたが、やめておいた。美奈に成績を聞くのは愚問だ。
「ところで兄さん、この方は?」
美奈の視線が、俺の傍らにいる人物――安藤夏美――に向かう。
「あー……えっと」
「親友、兼クラスメートだよ。君は?」
俺が判断に迷っていると、横から活発な声が割り込んできた。安藤は俺に密着し、仲の良さをアピールするようにいう。
美奈は一瞬虚を突かれたような表情になったが、しゃんと胸を張って言った。
「妹、兼幼なじみ、兼恋人の最強コンボとでも言っておきます」
美奈が言い終わるのと同時に、下校時間を告げるベルが鳴り響いた。
「「……は?」」
俺も安藤も、恐らく世界一間抜けな表情をしていたに違いない。ぽかんとした表情ってのは、こういうのを言うんだろうな、とふと心の片隅で思った。
「もちろん一部はジョークです。面白くなかったですか?」
んな真顔で言われても、冗談とは思えないちゅーねん。
「いや、なんというか、びっくりした」
「うん、まあ、面白い子じゃん。てか君は立石の妹さん? 妹さんいるなんて聞いてなかったけど。それに恋人って……?」
安藤が凍りついた雰囲気を変えようと話題を振る。この辺は体育会系、手慣れたもんだ。
「私は妹さんではありません。藤崎美奈という名前があります」
美奈は相変わらずマイペースである。いや、昔はここまで不思議じゃなかったんだが。ほんとに。
「ふーん……。なんか、あんまり分かった気にはならないけど……。美奈ちゃんか。あたしは安藤夏美。よろしくね!」
「ええ、是非とも」
美奈が握手のため手を差し出すと、安藤もそれを握った。……一応仲は順調なのか?
「てかー、立石さぁ、妹でもない人に兄さんって呼ばせてるわけ?」
「……えっ?」
「……もしかして立石ってロリコン?」
ジトーと、怪しいものでも見るかのような目。あれ、もしかしたらのもしかして俺ロリコン認定?
「違う! 断じて違うぞ!」
「犯罪者はみんなそういうのよ! 美奈ちゃん、どうなの?」
「実は毎晩毎晩兄さんに……こ、これ以上はとても言えません」
「美奈も悪乗りしすぎ」
コツンと美奈の頭を叩くと、むぅと少し拗ねた表情になる。
「迫真の演技だったでしょう?」
「そういう問題じゃないっての」
「ふふ。確かに悪乗りが過ぎました。ところで、そろそろ教室に戻った方がいいのでは? 荷物をとりにきたんでしょう?」
そうだった! 携帯で時間を確認すると、すでに放課後になってかなり時間が過ぎている。
「やべ。美奈、少し待っててくれ」
俺は安藤と共に、夕暮れの学校に戻った。
「ねぇ、立石」
人気のない校舎にはいると、安藤が口を開いた。
「……あのさ」
安藤は俺の手をつかみ、立ち止まった。
「ん?」
振り返ると、先ほどとは違う表情の安藤がいた。「さっきの子とは、本当に何もない?」
その声には、幾分かの切実さと、幾分かの探りが込められていた。
「……なんだよ、マジで俺のことロリコンだと思ってるのか?」
さすがにむっとして言い返した。まさか本気でロリコンだとでも思っているのか?
「ううん、そうじゃなくて……ちょっと気になって」
少しきつく言ったのが効いたのか、さすがにばつの悪い表情になる。というか、そもそも安藤が気にすることなのだろうか?
「んじゃ、以後は気にすんな。本当に何もないから」
これは嘘ではない。本当に何もないのだ。今のところは。ただの恋人関係にあるだけ。
「うん、ならいいんだけど……」
安藤は少し疑っているみたいだが、一応は納得してくれたみたいである。
「ところで、さっきの子、どっかで会った気がするんだけど」
「いや、それはないだろ。勘違いじゃね?」
そもそも安藤の家の地区と俺たちの地区は結構、いや、かなり離れている。地区というかそもそも町が違うのであるから、小学も中学も一緒なわけはない。
「そっか、そう……だよね。あたしの勘も当てになんないもんだねー。なんとなく……思ったんだけど」
安藤は、からからと笑った。
「何を思ったんだよ?」
「秘密だよ!」
安藤は俺に向日葵のような笑顔を向ける。
「ほら、急ごうよ!」
安藤が遠ざかっていく。一歩、二歩。少しずつではあるが、着実に。
「あ、ああ」
辺りはもう、すっかりと暗くなっていた。
こんばんは。二週間以上間を空けてすみません。そろそろ受験シーズンなので、本当に申し訳ないんですが……。
次は今より遅くなるかもです。できるだけ気分転換や待ってくれてる人のために書こうとは思ってますが……。
最近は体調はそこそこです(笑)
どの子に逆レなのか
ごめん間違ってエンター押しちゃったorz
どの子に逆レされるのか!
非常に楽しみだぜ!
GJ!
それと受験がんばれ!自分のペースで書いていってください。
全裸正座でおとなしく待ってます。
ロリコンを侮辱するんじゃねえええ!!!
ろりこんは びょうきです。
さあ、ロリスレに帰るんだ。
俺と一緒に。
GJ!!
さぁ早く体調を崩すんだ!
GJ、だんだんウマーな展開になってきたな。
とりあえず無茶はしないでくれ、自分のペースで構わないから。
ただ……エターならないで欲しい……この通りだOTL
エターならないで?どういう意味なん?
エターナル…永遠
永遠にお待ちください、つまり作品未完のまま作者逃亡…って事かのう
俺の勝手な推論によると
エターなる…ツクール用語。作品が未完成のまま永久封印になること。
元はラウンジの派生だが、現在ではVIP他広範に用いられる。
派生語)エターなるの海、フォビドゥン
>元はラウンジの派生だが、現在ではVIP他広範に用いられる。
聞いたこともねぇよ。
これだからラウンコのクソどもとVIPPERときたら・・・
ド サ ッ
「ちょっ・・・・・・何すんだよ
>>499!?」
「ねぇ、なんで
>>498はそんなこと言うのかなぁ・・・・・・
あたし「エターなるが以下ry」なんて、聞いたこともないよ?」
「いや、そのそれは・・・・・・」
「あたしや他の人たちが何も知らないと思って、
まるでそれがあたかも広く使われてるんだって触れ回って・・・・・・」
「だから、違うんだってば・・・・・・」
「なにが違うの!?これだからあなたみたいなVIPPERはっ!
・・・・・・・・・もういいよ、これ以上そんなこと言うんだったらおしおきしてあげる」
「待て!話せばわかっ・・・・・・むぐぅっ・・・・・・!?」
「これでもう逃げられないね。
大丈夫だよ?おしおきって言ったって、別に痛いことするつもりはないから」
「むーっ!むーっ!」
「・・・・・・・・・さ、始めよっか?」
・・・・・・こっちに落とすSSに行き詰まってるうちに、
>>498-499がこんな調子で脳内変換されてしまった、2人ともマジゴメン。
まだ完成には程遠いってのに、一体何やってんだろ俺はorz
>>500 迷いながらも進んでいるんだと思います。
とりあえずエターナル発言の張本人です(´・ω・`)
とりまごめんなさい、おとなしいヤンデレっ娘に見つかるまで吊ってきますわい
はぁはぁ・・っ・・・!
GGJ!!
505 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 23:00:18 ID:DJwb0oeb
ほし
ほ
507 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 00:40:58 ID:P/VMQIA8
し
508 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 16:03:23 ID:KGnvUpPR
ゅ
509 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 20:27:40 ID:3Uz7jQCm
保守
510 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 01:28:07 ID:to0ZY7oz
あら・・・
職人様はいらっしゃらないのか・・・
ほ し ゅ
「で、兄さん。なぜ授業をさぼったんですか?」
抑揚のない、無機質な声。いや、その声音はわずかに怒気を含んでいるようだ。てきとーに頼んだコーヒーには、誰も手をつけていない。
俺たちは、学校から場所を移してファミレスに来ていた。
ちなみに、美奈の要望により安藤も一緒である。
「……だからリラックスのためだって」
美奈の視線が痛い。ジト目というかなんというか……。いや、そんな次元じゃない。
「浮気ですか?」
問いつめるように、視線を突き刺してくる。
「いや、そんなんじゃ」
「だったらどうして嘘をつくんですか!!」
店内に一際大きな声が響く。周囲の視線が一気にこちらに集まる。
「い、いやさ。美奈ちゃん、あたしが誘ったから悪いのは立石じゃなくて」
「あなたは黙っていてください」
美奈の冷たい一言で、安藤は押し黙る。いや、そうするしかなかったのだろう。先ほどの冗談を言い合っていたような朗らかさは全くなかった。
美奈はつまり、俺だけに答えろ、と。そういっているのだ。
「嘘なんてついてないってば……」
基本的に冷静なはずの美奈がここまで怒りを露わにするのはあの時以来だ。普段から怒りっぽい人間を相手にするのは簡単だが、美奈のような普段冷静な人間はたちが悪い。
「嘘なんてついてない? 兄さんは私を誰だと、何だと思っているんですか!?」
「あ、あの、お客様……店内ではお静かに……」
さすがに見かねたらしいウェイトレスが注意をしにきた……が、それを最後まで言いきることは出来なかった。美奈が一瞥をくれただけで、ウェイトレスはヒッといって引っ込んでしまったのだ。それに力を得たかのように、美奈は勢いを増した。
「いいですか?兄さん。私は兄さんの何ですか?彼女ですよね?なのになぜ隠し事をするんですか?そもそもばれないとでも?私は兄さんの幼なじみですよね?私は兄さんのことならなんだってわかっています。その私に! なぜ嘘をつくんですか!?」
コーヒーカップから立ち上る湯気が揺れる。
言ってることがめちゃくちゃだ。いや、言いたいことはわかる。のだが……。
「答えられない、と。なるほどですよ、兄さん。つまり私のことはもう彼女でもなんでもないと。好きではなくなったと。そういうわけですね?」
「い、や、んなことは」
美奈はやけに饒舌にまくしたてる。そんな美奈を、安藤は呆然と見つめていた。
「それは違う、と。つまり兄さんは依然と私のことを愛していると。そういうことですか?」
「……そうだよ」
そうだ。俺は美奈のことが好きだ。これは事実だ。だが、こんな言い合いは不毛に思える。
「だったら、証明してください」
「……証明?」
思わず、美奈の話に引き込まれた。
「そうです。愛しているという証明です」
愛しているという証明? 証明と言われても、愛しているから愛しているとしか言いようがない。
「とか考えてますよね?」
「……ああ」
「言ったはずですよ。私は兄さんのことなら、何でもお見通しですからね」
美奈は自信ありげに宣言する。
「……そうみたいだな」
「兄さん、あなたの考えは正しいです。確かに愛の気持ちそのものの具体化することはできません。が、少なくともそれを行為に表すことはできるのではないですか?」
「……つまりどうしろと」
女の方から言わせる気ですか、とつぶやいた後、
「私とセックスしてください。そう言ったんですよ」
美奈はもったいぶるように、しかしはっきりと宣言した。
513 :
作者。:2008/11/22(土) 12:03:58 ID:BaF9O5xO
こんにちは。またまた遅くなってすみませんwえたーなることはないので安心してくださいwただ、今まで以上に遅くなると思います。
すみません。勉強がんばります。皆さんも体にきをつけてください
おひさしぶりGJ!
うはw公共の場の会話じゃねぇwww
でもそれがいい
えたーにならないって聞いただけで安心したよ
うp主も体調気を付けて頑張ってくれ
515 :
400:2008/11/22(土) 16:18:42 ID:GtdIvtcR
400です。文章力皆無です。
理にかなわないと言われてあきらめかけたんですが、励ましの言葉もいただけたのでがんばっています。
でもいったん挫折したせいで最初書いてたときの気分が思い出せないことと、
経験地の無さから我ながらひどいことになってます。
結局もとの構想からはだいぶ外れてしまいましたがせっかくだから投稿させてもらいます。
「――――――――!」
悪夢を見た。
しかも知り合いを犯す淫夢を……情けないが思わず悲鳴をあげながら跳ね起きてしまった。
頭が重い。太陽が西側にある。なんでだっけ? と少し考えて、風邪をひいて学校を休んだことを思い出した。
夏風邪だな、バカしかひかないらしいし、昨日傘が無いのに夕立の中を走ったのが悪かったか。
そんなことをつらつら考えていると徐々に意識がはっきりして来た。
寝汗でべっとり張り付いた服が気持ち悪い、ちょっとあれだけどシャワーを浴びよう。そう思って部屋から出た。
どうやら家には誰もいないみたいだ。
見舞に来るような友達は高校違うし、両親はまああれだし、バスケ部の連中はみんな大会とかで忙しいだろうし……、
ってかこの時期に休んでてオレはだいじょぶなのか? ダメだろ。
シャワー浴びたら学校に行って部活にでよう、ちょっとくらい大丈夫だよな……。そう思った。
多分その油断が良くなかった。じゃなきゃあんな夢を見た罰だ。
家からも学校からも十二分に遠い場所で大きな入道雲が空に現れた。
「ぬ、ぬれたぁ〜」
予想通り無駄に激しく降ってくれた夕立との戦いは、それでも先に気付いて雨宿りできる場所
――近くの公園の巨木――に当たりをつけられた分昨日よりはマシだった。
かなり濡れはしたが幸いここにはベンチがあるし、部活の道具を入れたバックは防水できてるから
中のタオルが無事だった。服を絞り体を拭きながら考える。
(やまないな……下校中の生徒見つけられたら入れてもらうんだけど)
残念ながらここは公園の中だ。外ならともかく中を通学路にしてるやつなんているのかな? 多分いないだろう。
それでも……。と一縷の望みを託し夕立の中に目を懲らしていたら、走る一つの人影が目についた。
長い黒髪、白っぽい肌、見覚えのある制服、鞄、顔。
「樋口!?」
驚きのあまり出た声は思ったより大きかったらしい。夢にでてきたクラスメートがこちらを向いて走ってくる。
気をしっかり持て、オレ。
516 :
400:2008/11/22(土) 16:23:23 ID:GtdIvtcR
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
びしょ濡れで走って来た樋口の頬は、微かに赤かった。けっこう長い距離を走ったきたのかも知れない。
息も荒い。服が濡れて張り付いてる、その向こう側にシュガーブラウンを確認してしまい、慌ててそこから目を反らした。
「さ、災難だったな樋口……随分走らされたみたいだし」
「ああ、新堂さんでしたか」
助かりました。そういって顔を上げた彼女は、ゆっくりと息を整えて微笑んだ。
自分を呼び止めたのが知人であることがわかって安心したらしい。
一瞬その微笑みに目を奪われ、そしてさっき見た夢を思いだし鬱な気分になった。
タオルを取り出して彼女に差し出す。
「使えよ、そのままだと風邪ひくだろ」
「え? あ、えっと」
「オレが使った後だからあれだけど、まあ雨に濡らして絞るなりなんなりしてくれ」
「あ、いえ、それは全然大丈夫なんですけど」
半ば押し付けるようにタオルを渡したが、樋口はぶつぶつ言って動かない。
あれか、見ないで下さいね……、とか? 要するに服を脱いで絞ったりとかしてる間は
裸にならなきゃいけないのが嫌だと? 色々目にあれだからなんとかしてほしいんだけどな。
「他に誰かきたりしないでしょうか」
「え?」
予想外の言葉が来た。あれ、オレはいいのか? 信用されてる?
いや、そんなわけ無いか。罪悪感が押し寄せてくるからそう思いたくないし。
「まあだいじょうぶじゃないかな。降り初めてから大分時間たったし」
「でも……二度あることは三度あるといいますし」
中々話が進まない。しょうがない、着ていたシャツ――所謂体操服だが――を脱いだ。
風通しがよく出来てるからちょっと寒いけど、おかげでもう殆ど乾いている。
オレの唐突な行動に驚いて硬直した彼女は、我に帰ると慌てて目を反らした。
……なにか言ってくれたりすると反応しやすいんだけどな。まあ、いい。
「これも貸してやるから」
「え……」
「迷うなら使えよ。オレと違って頭いいんだから、普通に風邪ひくぞ? それに脱いだオレがバカみたいじゃないか」
「……新堂さんはバカじゃないですよ」
語調を強めたのが効いたらしい、ブツブツ言いながら彼女はオレのシャツを受け取った。
……これって女の子に無理矢理自分の服を着せてるわけだよな、オレは変態か?
そんなことを考えながらボーッとしていたら、絞られた服から水が滴る音がしてきた。
今は裸か下着か……もうオレのシャツを着ているのか。そんなことを一瞬考えてしまったのが嫌で、
雑念を払うように頭を振った。
「どうかしました?」
517 :
400:2008/11/22(土) 16:25:10 ID:GtdIvtcR
「え? いや、なんで?」
「首を振ってましたから」
こっち向いて着替えてんのかよ、普通後ろ向くだろ!
「い、いや別に」
「そうですか」
「それ、服乾くまできてていいから」
話題を反らしたくてとっさに適当なことを言う、まあそんなに寒くないから別にいいけど。
「ありがとうございます……もうこっち向いても大丈夫ですよ」
「そう?」
「シャツ、着てますし」
「いやその……胸、とか」
気になったことを遠慮がちに聞いたら一瞬間が開いた。
「私、胸はちいさ……下着がないと困るほど大きくないです、から」
「それ、下着吊ってるってことだろ……」
「あ」
本当に吊ってるかどうかは知らないけどどうやらまだ振り向くわけにはいかないらしい、
こんな会話顔をあわせたまま出来るわけないしいいんだけど。
樋口が自分の胸の大きさを自分で言及しちゃったせいで余計に気まずい空気が流れてるし。
「えっと……その……そういえば新堂さんは何故ここに?」
「そりゃ雨宿りのためだよ」
とりあえずこの空気をなんとか出来ればなんでもよかったから、なにも考えないで適当に答えた。
「いえ、そうではなくて」
「なに?」
「風邪をひいて学校を休んだのでは」
「へあ」
少し考えそうになったけど、言われてみるとそうだ。いろいろあって忘れてたけどオレ、風邪ひいてるんだ……、
まあそれで忘れるくらいならたいしたことないだろうし、大丈夫かな。そう思って口を開いた。
「それは、まあ大丈夫」
「なに言ってるんですか!」
ら、怒鳴られた。なんかクラッときた。
「風邪はひき始めが肝心なんです! 待っててください、すぐに傘を持って」
「ちょ、ちょっと待て樋口」
彼女が雨の中に飛び出そうとする気配を感じた、振り向いて腕を掴み慌てて引き止める。
必死に言い訳を考え、目を見て出来るだけ真摯な表情を作り告げる。
「違う樋口、仮病なんだ」
真摯もクソもない台詞だった。彼女の表情がスッと冷めるのが見えた。
「嘘は、嫌いです」
後には本当に気まずい沈黙が残った。
518 :
400:2008/11/22(土) 16:28:48 ID:GtdIvtcR
「×××××××ね」
ボーッとしていた、樋口がなにか言ってる気がする。答えるべきなんだろうか?
「×××××たみたいです」
ごめん樋口なんかよく聞こえないんだけどもうちょっと大きな声でない?
と、なにかが肩に触れたああやっぱり夢じゃないのか。
「ん……悪い、呼んだ?」
ごめんごめんなんかボーッとしてたよああシャツ返してくれるのか服乾いたんだってうわぁ樋口
なんてかっこしてるんだワイシャツ羽織ってるだけで前が開けっ放しじゃないかそれにいつの間に正面に回り込んだんだ
オレが振り向いたんだっけ視界の真ん中に彼女の顔が度アップで視界の端にはシュガーブラえ?
「仮病の方が嘘だったんですね」
視界から樋口の顔が消えた。胸に、背中に、頬にじんわりと浸みるような暖かい感触がある、気持ちいい。
その気持ち良さに溺れそうになったとき耳元で彼女の声がした。
「いま、温めてあげます」
「なにしてんだひぐ……んっ!?」
驚きで意識が引き戻されたオレの正面に彼女の顔が戻ってくる、キス。
忘我した半開きの口に舌が潜り込んでくる、閉じようとして噛んでしまった。
変だ。知っているような知らないような感触、口の中にサビのような味が広がる。
押し出そうと思って動かした舌が彼女のものと触れ、その感触に痺れるようなものを感じる。
慌てて開いた口からようやく樋口は舌を抜いた。
「どうゆう……つもり」
「遭難した男女が最後にどうするか、知ってますか?」
「しらないよ!」
嘘だ。でもこの場面で知ってるなんて言いたくない。……彼女の口から聞かされるのはもっと嫌だけど。
それを察したのか、彼女はただ薄く微笑んだ。
「今の私にはそれしかできませんから」
そう呟いた彼女の右手が下着の中に差し込まれ、そこにあるものに触れる。
寒さで縮こまっていたはずのソレは、なぜか『樋口が触れた』というだけの理由で起き上がり始めた。
これが悲しい男の性ってやつか。
「体が弱ると性欲が強くなるそうです」
樋口の口からそんな話は聞きたくなかった。あと心の声に返事をしないでくれ。
そんなことを考えてるあいだも彼女の指はソレを解すように動いている、
ひっぱったり、強く握ったり、下手だと思う。殆どくすぐったいだけだ。でも今はそれだけで充分たってしまう。
なのに……
なのになにしようとしてるんだ樋口!
「きっと口の中の方が暖かくて気持ちいいですよね」
彼女は座り込んで動けないオレの前にひざまづき、ズボンと下着をまとめて引き下ろした。
見られたことに動揺しているオレとは対象的に、彼女はソレを前にして怯む様子はない。
彼女がかきあげた湿った黒髪が、膝に当たる。冷たいはずなのにそこだけ熱くなった気がした。
かろうじて声を出す。
「ひぐち……もうやめてくれ」
「新堂さん、新堂さんは私が嫌いですか?」
「すきだ……よ、だいじなともだちだ」
彼女がすっと膝を伸ばす、顔が目の前に戻ってくる。
「じゃあ諦めてください」
519 :
400:2008/11/22(土) 16:31:55 ID:GtdIvtcR
「……!」
再びのキス。今度はただ唇を合わせるだけ。彼女の吐息の甘やかさに溺れること数秒。
気が付けばそれは終わっている。
「初めてだからあまり上手く出来ないでしょうけど、頑張りますから」
彼女の口がソレに触れたのを温かさで感じる。柔らかいなにかがしっとりとそれに絡み付く、
口が裂けてもくすぐったいでは済まされない淫靡な感触。彼女の息遣い、湿った音、
放り出していた両手はいつの間にか痛いほど彼女に握られている。
オレが弱いのか、彼女がうまいのか、あるいは空気に流されているだけか?
彼女の意図通りそれはそういう行為をはたせるだけの状態になっている、なってしまっている。
「ぐぅ……ひぐち、も、やめてく、れ」
「……そうですね、入れましょう」
「ひっ」
顔をあげた彼女の名前を呼ぶつもりが悲鳴にしかならなかった。
けれどそのせいでか樋口が悲しそうな顔をする。
「新堂さん、私は少なくとも友達としてあなたが好きです」
「オレ……だって」
「新堂さん、あなたのそれはただ腫れ物みたいに遠ざけてるだけです」
「そんなつもりは」
「相手のために自分を傷つける覚悟を持てる関係を友達と、
相手を傷つける覚悟をもてることを好きというんです。
あなたの私に対する態度が無意識だというなら最悪ですね。
考えるまでもなく私は好きとか友達とかの対象外なんですから」
泣きたくなって来た、オレはそんな態度をとっていたのだろうか?
熱と寒さで痺れた脳髄に追い撃ちをかけるような痛み、思考がまとまらない。
涙が溢れた。
そんなオレの頬を樋口の掌が包む、目の前にあるのは今までの言葉と似つかわしくない穏やかな笑み。
「ごめんなさい新堂さん……でもわかってほしいんです、今はこれがあなたのためで、どんな気持ちで私がこうしているのか」
彼女がなにを言っているのかはよくわからなかった、けど行為はとまっている。
「新堂さんは、夏美ちゃんや藤矢君が相手なら肌を合わせるのをためらったりはしないでしょう?」
そうだろうか? そうかもしれない。だって二人は親友だからそうなっても……
「それはきっと友達であるという信頼がゆえに、なにがあってもお互いの関係が変わらないという安心があるからです」
そうだ。二人は親友だからちゃんとわかる、どうしてか、どうしたいか。でも、
「違いますか? 新堂さん」
でも樋口、お前の言うとおりオレは、お前をそんな風には、
「私はそこに行きたかったんですよ? シャツを貸して下さったとき、少しだけ期待してしまいました」
「……」
答えられないオレを前に、彼女の表情が微かに崩れ……それからすぐに取り繕ったような笑みを取り戻した。
「まだ萎れてはいないみたいですね」
彼女が身を乗り出してくる、
「本当は少し怖かったんですけど、今なら大丈夫な気がします。新堂さん」
520 :
400:2008/11/22(土) 16:35:03 ID:GtdIvtcR
これだけ時間があっても彼女の言うとおり少しも萎れてくれていないそれが、
彼女によって彼女の場所に誘導される。
「なんでここまでするんだ、温めるなら抱き合うだけでも」
なお時間を稼ごうとするオレの言葉は聞き入れられず、彼女の淵とオレの先端がぴとりとあわせられた。
彼女の左手は背中に、右手はオレの未だに動いてくれない左手に添えられる。
目の前に彼女の胸がある、興奮か羞恥か先端と同じくらい全体が赤い。
ずぷり・ブチリ、と。二つの音がしたような気がした。じんわり、と。
生臭く神聖な温度が伝わってくる。
「ぐくぅ、ひ……ぐ、ち」
「あ……あぐ、く」
狭くてきつい、痛い。窒息しそうな感触。体の芯が熱くなる。苦しい。
壊れそうなほどオレの左手を握る彼女の右手、えぐれるんじゃないかと思えるほど強く背中を掴む左手。
爆発しそうな二つの鼓動、彼女の頬からオレの頬に落ちる泪。
温かくて気持ちいい。きつくて苦しい。痛い。頭の芯がガンガンする。
「……ッ! …………!!」
「ぁ……あぁ……あ」
彼女と自分の内側の脈動がそこに集中するような錯覚。
互いに動けないまま押し寄せる痛み、熱……劣情。何に由来するかもわからない悲鳴を押し殺す。
気持ちいいと気持ち悪いってどう違うんだ?
「はっ……し、どうさ、動きま、す」
プルプルとか、そんなかわいいもんじゃない。
がくがくとかがたがたとか言える程震えながら、彼女はゆっくり膝を伸ばし腰を持ち上げる。
彼女の温度が離れていく淋しさと、絞り上げられるような形容し難い感覚。
痛いけど痛いだけですまされない。
「ひぐち……も、じゅうぶんだよ」
そもそもここまでする必要がない、これ以上は互いに耐えられない、そう思った。
その言葉に一瞬、気が抜けたように彼女の締め付けが弱くなった。
けれどすぐに彼女の左手が力を増す、終らない? 囁くように、搾り出すように彼女は囁いた。
「房中術です」
必死に自分を支えながら息をつく彼女の吐息を間近に感じて、
離れた彼女の熱を一瞬でも恋しく思った自分をくびり殺したくなる。そんなオレの葛藤をよそに、彼女は言葉を続けた。
「性行為による興奮や気の高ぶり・集中等が、免疫等を高め人体に良い影響を与えるとかそんなことです」
「ほんき……で」
「だって!」
本気でそんな話を信じるのか? 漏れた言葉に彼女が悲鳴をあげる。
「それしかできないんだから、そうするしかないじゃないですか!
嘘でも偽善でもなにかの間違いでも、優しくされたらそうしたいじゃないですか!
優しくしてくれた人が苦しんでるのを黙ってみてるくらいなら、
出来るだけのこと……全部やるしかないじゃないですか」
叫ばれた言葉が痛い。なにも言えない。痛い。すごく痛い。
涙が……見下ろす彼女の涙と見上げる自分の涙の区別がつかない。
「大丈夫ですよ新堂さん、今だけです」
この涙をオレの手で拭うことさえできれば……きっとこんなことはおしまいに出来るのに。
「今だけ、もうちょっとだけ貴方の」
伸ばそうとした右手がなにかを掴むことはない、最後まで動いてくれない。
「貴方のために頑張らせて下さい」
その言葉と、彼女の笑顔を記憶に焼き付けて、
「ごめん……ひぐち……」
オレは意識を手放した。
(おしまい)
521 :
作者。:2008/11/22(土) 18:02:30 ID:BaF9O5xO
>>514 ありがとうございます!!でもほんと書く時間はなくなりますんで、もし受験が終わった後にこのスレが落ちていたら復活させて書こうとおもってまつw
>>515 普通に上手だしあまり卑下するなお。そんなあなたにGJを贈ります。短く話をまとめきれる力がほしいっす
河合マーク模試返ってきました!!偏差値67で立教と明治ではA判定だったんですが早稲田法はE判定でした\(^O^)/
現役なら大学入試の話はしないほうがいいお。
って、暫く前にもこんな会話したなw
>>513乙、話の展開がすごくなってきたなwそして忘れられる姉w
2人の作者にGJを送ろう、無理だけはしないでほしいさ。我々は待ってるぞ
524 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 20:42:50 ID:qll2uhkO
GJ、続き待ってるぞ
525 :
救世主:2008/11/25(火) 21:27:28 ID:aRtEXb4v
人工の光に照らされた街、東京。この街で買えないモノはない。技術、、金、物、果ては者まで手に入るのだ。
この街に住む、いったい何人の人間が街で起こっている出来事を認識しているだろうか。
上司に叱られ、飲み屋で愚痴をこぼし会うサラリーマンたち。ミュージシャンを夢見、地方から上京してきた若者たち。目標を見つけられず、ただなんとなくバイトで生計をたてるフリーターたち。
彼らは、知らない。知っているつもりだが、知らないのだ。
「うー寒い寒い……」
寒空の元、熊田健太は家路を急いでいた。時計の針は午前二時を回っている。吐く息は白く、それらはすぐに漆黒に吸い込まれていく。
「……帰ったら深雪に暖めてもらうか」
自分でもわかるくらい、口元が歪んだ。深雪というのは、健太の婚約者である。
名字を藤原といい、日本で知らない者はいない一流大企業、藤原コンツェルン総裁の娘である。
健太の両親と深雪の両親はいわゆる親友の間柄であり、健太と深雪は幼い頃から親交があった。
健太は今23で社会人、深雪は18の高校生であるが、いわゆる幼なじみだ。
だからこそ、だろうか。健太が深雪を勝ち取ったのは。深雪には地位も金も頭脳も美貌も人望もあった。対する健太は……。まあ人並み以上ではある、くらいだろう。
「……む」
健太は、ある公園の入り口で立ち止まる。その公園を抜ければ、家までのショートカットになるのだった。が、以前深雪に「あの公園は危ないから絶対に通っちゃだめですからね!」
と念を押された記憶がある。確かにこの街なら何か危険なめにあってもおかしくはない。この公園はかなり広く、森というか、木が鬱蒼と繁っているエリアがある。健太が通らなければならないエリアはまさにそこだ。
――よし、行こう。
しかしこの男、熊田健太。何かと突飛な行動に走るのである。
――そもそも俺は男だ。ウホッ!な趣味はないし、仮に襲われても脚には自信があるのだ――
かくして、真夜中より更に漆黒が支配する公園へと、健太は踏み出した。
予想以上だった。暗い。昼には何回も通る道だったから油断していたのである。健太はやはり深雪に従っておくべきだった、と深く後悔していた。
東京だというのに、東京にあるべき音がなかった。冬なので生命が動く気配がない。
ザワザワ……という木々のささやきのみが、健太に語りかける。静かであれば静かであるほど、恐怖が心を蝕んでいく。
「い、いや、素数を数えて落ち着くんだ! 2、3、5……6……7」
しかし言い終わらないうちに、健太は完全に錯乱してしまった。いや、錯乱というと語弊がある。彼は一瞬にして心を奪われていた。
美しい少女だった。歳は15ほどだろうが、木々の間からわずかに差し込む月光に照らされた姿は神々しくさえあった。
腰のあたりまで伸びている、黒髪。そして、この暗がりでも分かるくらいに透き通った肌。ただ紺色のセーラー服のみを身につけ、冬の夜に身を預けているのが非現実的な妖しさを醸し出している。
「君は……何をしているんだ?」
気づいた時には、健太はすでに少女へと言葉を投げかけていた。
少女は、はじかれたようにこちらを向くと、哀しげに言葉を紡いだ。
「……待っているんです」
「人をか? こんな場所は危ないからうちに帰ったほうがいいよ」
健太は少女に近づくと、少女はわずかに首を横に振った。
「……そうか」
健太はそれだけいうと、上着を脱ぎ、少女にかけてやった。そうするのが当然であるかのように。
「!? あの……」
少女は困惑気味に、かけられた服と健太を見やった。
その仕草が、ひどく人間らしかった。いや、人間なのだから当然であろう。なんだかおかしくて、健太は思わずぷっと吹き出してしまった。
「ごめんごめん、じゃあ俺帰るから。早く君も帰りなよ。ニュースで君の顔、見たくないからさ」
それだけ言うと、健太は走り出した。少女が自分を呼んでいたが気にせず、一気に駆け抜ける。恐怖など、もはや頭の片隅にすら残っていなかった。
家は、公園を抜ければすぐだとはいえ、この寒さだとやはり体調には悪いはずである。しかし、可愛い子だった。深雪に勝るとも劣らすといったところだ。だが、それだけだろう。
「うーー……さぶい」
もう会うこともないはずだ。健太はそれきり少女のことを頭から消し去ると、帰ったらどう言い訳するかに思考をシフトした。
526 :
救世主:2008/11/25(火) 21:28:49 ID:aRtEXb4v
「健ちゃんっ!! おかえり!!」
健太がマンションの自室に帰り着くと、待ちかまえていたように、セーラー服姿の深雪がダイブしてきた。
「ただいま、深雪」
深雪をしっかりと抱きとめると、深雪の健太に回された手に力がこもった。
「ばか!! ねぇ、今日は何してたの!? どうして遅くなったの!? まさか浮気!? ううん、健ちゃんに限ってそんなことないよね!?」
健太の胸の中で、深雪が狂ったように叫ぶ。深雪は、健太の行動を異常なまでに縛ろうとするのだ。
健太の勤め先は深雪の父親の会社なのだ。この父親、娘である深雪には甘い。それはもうバー○ンドカレー甘口に砂糖を大さじ10杯ほど加えたくらいに甘い。
深雪の父親への肝いれによって、健太はほぼ絶対に、定時で帰れるのだった。そう、忘れもしない。
入社してから一週間ほどたったある日、健太は初めて残業をした。健太としてはそれは当然のことであり、不満はなかった。
ああー働いたなぁなどと呑気に考えつついつもより一、二時間遅くマンションに帰ると、泣きはらした深雪が飛びついてきた。
浮気したの!? ねえ、私のどこが悪いの!? 健ちゃんの気にくわないところ、絶対直すから捨てないでぇ……
健太は慌てて説明した。残業だったんだ、と。
それからの深雪の行動は早かった。
すぐに総裁である父親に電話すると、今後一切健太に残業させるな、という旨を伝え、一瞬で了解された。
こういった経緯があり、健太はほぼ確実に定時には帰ってきていたのである。が、今日はその「ほぼないこと」が起こったのだ。
それは、会社の取引先――しかもお得意先――がいたく健太を気に入り、是非食事でも、という流れである。さすがに切ってはならない相手だったので、今日だけは定時は諦めて、遅くなったのである。
「深雪」
取り乱した深雪の唇を塞く。一瞬、驚きに目を見開いた深雪であったが、すぐに積極的な舌使いで健太の口内を犯す。
「ん……ちゅぱ……あなた……」
深雪は、交わるときにはあなたと呼ぶ癖がある。五分ほどディープキスをした後唇を離す。二人の間に、橋ができた。
「あなた……ほしい」
深雪はうっとりとした表情で健太を見つめる。
およそ高校生とは思えない妖艶さがあった。
「でもここは玄関……」
「……ここがいいの」
深雪は恥じらいながらも壁に手をつき、健太に尻を向ける。成熟しきれてはいないが、十分な丸みを帯びたそれは、健太の理性を壊すのには十分すぎた。
いや、むしろこのみるからに美味な果実を見せられ、自らを律する男がいるとも思えない。
健太は無言で深雪のスカートを捲り上げ、ずれ落ちないようにする。
深雪は、パンティーを穿いていなかった。露わになった亀裂に、健太は己のモノでなぞる。
「やっ! あなた、きて……やぁん!」
深雪はその美しい顔を真っ赤に染め上げ懇願する。
もはや洪水だった。しばらくそうやってじらした後、健太は深雪の細くくびれた腰をつかみ一気に貫いた。
深雪は声にならない悲鳴をあげ、頭を思い切りそらす。
「あん!あん!」
健太の腰の動きに会わせ深雪は規則正しくあえぎ声をだす。
健太は腰から手を離し多い被さるようにして、深雪の胸をもむ。若さあふれるそれは瑞々しい弾力にあふれていた。大きさも平均以上だ。乳首を服越に摘むと、深雪の中がきゅっとしまった。
「あなた……んっ……イ、イキます……あん!」
しばらく健太のせめに耐えていた深雪は、やがて限界を迎えようとしていた。健太は腰のスピードをあげて、深雪を絶頂においやる。
二人は、深く愛し合っていた。
527 :
救世主:2008/11/25(火) 21:29:50 ID:aRtEXb4v
とりあえず投下終了です。ごじがあったらすみません
いいれす
スレタイに繋がるかどうかは今後のこととして、中々に良いテキスト
GJ!!残業免除とかww
上司、使いづらそーー
同僚に同情しちまうw
ういーす。
今つくってんだが、世界観の説明が長い作品でも需要ある?つーか濡れ場まで遠くなりそ。
見ての通り過疎気味なので俺としては大歓迎だ
>>534 まあぶっちゃけ需要とか聞かないほうがいいよ
いろいろアレだし。
……
539 :
市立野蒜高校:2008/12/03(水) 21:42:55 ID:wXSmBvh3
全日制、普通科。中学時代を適度に過ごし、受験の3ヶ月前からやや頑張ればまあ入学できる。
ふっふっふ、こんな平凡な高校『市立野蒜高校(通称ノビ高)』に来たということは、我らのことに興味があるのだな? そうだろう、そうだろう!?
はっはっは! やあ諸君ご機嫌うるわしゅう! そして彼女の居ないそこの君達のことは同志と呼ばせてもらおうか!
まずは自己紹介だ。俺はノビ高二年三組出席番号7番、軽井沢佐平(かるいざわ さへい)! どうだね、俺の軽々しい人間性がよく伝わるだろう?
ちなみに下の名前の読み方を変えるとスケベと読めるのは気のせいだ! 気のせいだが名付け親はいつか必ずぶん殴る!このせいで中学時代苛められたからな!
「今も時々呼ばれてるだろ。っつうかさっきから誰と喋ってんの? ガチでうるさいんだけど」
っと、話が脱線しかけたが本題に入ろうか。
そう、この平凡な高校には、俺を筆頭とする熱き同好会があるのさ。
我々は昼休みになると、弁当を片手に旧校舎の部室(使用者皆無)に集合し、それぞれが熱き思いをぶつけ合っているのだよ。
「何が熱き思いだ。つまり欲望吐き出してるだけだろーが」
……くっくっく、夢と希望を持て余している少年達よ。耐えがたくなればいつでも門戸を叩くがいい。俺が許した瞬間、君は同志を越えた心の友となるであろう。
「お前の心の友には死んでもなりたくないな」
我々は、『ノビ高美少女研究会』、通称NBK! ノビ高に花咲く乙女達を愛し、存分に堪能するための会である!!
「うっわ、言い切ったよマジきめぇ。コイツいい加減にセクハラで起訴されねえの?」
「ぬっふっふ。甘いな同志折原真琴(おりはら まこと)。早まって訴えられるなど愚の骨頂! 我々は常に一線を踏みとどまる闘いを繰り広げているのだ!」
「それもセクハラって言うだろバカ。あと、同志って呼ぶな!」
二年三組の教室。
今は三時間目が終わった後の休み時間で、生徒達は三々五々、居眠りしたりお喋りしたりしている。
中でも騒がしいのは、窓側の後ろの席で演説するように喋っている小太りの少年だ。
「ふっふ、そう怒らないでくれたまえよ。安心したまえ、我々NBKは君のことも高く評価しているからな。主に脚線美的な意味で」
「……そういや、誉められて逆ギレしかけたのはてめぇが最初だったな」
「それだよ。その男勝りな性格と女神のごとき容貌。やはり君は怒りに顔を歪めている時が最も美しい」
540 :
市立野蒜高校:2008/12/03(水) 21:47:56 ID:wXSmBvh3
「うっさいっつってんだろが!」
鉄拳。
天然ウェーブの茶髪と長身が特徴の少女は、なおも語り続ける軽井沢に右ショットアッパーを放った。
女子空手部で鍛えられた拳は、わりと脂肪の詰まった男の体を軽く10センチは浮かせていた。
「今度今のような世迷い言を吐いてみろ、当分てめェの顔見て過ごさなくていいくらいの複雑骨折拝ませてやるからな?」
「ふうーむ、前にも言っただろう。その手のハードなSMがご入用なのは、俺でもスレ住人でもなく一年一組のNBKメンバー、南一樹君なのだがな。そうだ、いつか彼から君宛に恋文を預かってたようn」
「もういい死ね」
何事も無かったように起き上がってきた軽井沢を、真琴の足が再び沈める。
丁度その時、チャイムが鳴った。
「……で、お前は何が入用だってんだ?」
尻を突き出した体勢で床に沈む軽井沢。その間抜けな姿に目だけを向けながら、真琴は退屈そうに聞いた。
すると軽井沢はバネ仕掛けの人形のごとく飛び起きて、
「全てだよ! ……オーケー冗談だ、流石の俺も首の骨がやられては黄泉の世界にハチニンコだから、な?
ゴホン、乙女達が最も美しく輝くポイントは『ギャップ』にあると俺は思っている」
「……へえ」
「NBK会長の意見だからな、信頼していいぞ」
「阿呆か」
有段者の一撃を二発食らったにも関わらず、ピンピンしているのが軽井沢クオリティ。
今日の四時間目担当の数学教師がやって来て、彼はノロノロと席に着いた。
541 :
市立野蒜高校:2008/12/03(水) 21:52:07 ID:wXSmBvh3
□○□
授業終了宣言。
直後。
さっきまで船を漕いで鼻提灯すら膨らませていた軽井沢は、やけにキリリと豹変して隼のごとく教室を飛び出していく。
運動不足が明らかなゆとり体型の割に、わりと綺麗なフォームでの疾走。
「どうぉぉおおおおおしいぃぃぃぃ!」
廊下を駆け抜け、階段を下り、中庭を突っ切って旧校舎へ。
そこから更に階段を上がったところの、手前から二番目の引き戸を勢いよく開け放つ。
「遅いぞ! 我が兄弟、軽井沢!」
「あ、軽井沢会長!」
「会長、お疲れ様です!」
使われていない部屋からは何もかもが運び出され、今は煤けた床と壁、天井が覆っているだけである。
その真ん中に、三人の男子生徒が何かを囲うように座り、揃って弁当を食べていた。
「ふむ、俺が最後か。それにしても同志沙流谷、お前が俺より早く来るとは珍しいな」
軽井沢は言いながら三人の傍に腰を下ろし、自身の弁当の風呂敷を解き始める。
「僕は四時間目の授業が先生のいない自習だったからね。だがこの時を思うと居ても立ってもいられず、終了五分前に飛び出させてもらったのさ」
細長い手足と胴体の少年が、黒フチの逆光眼鏡をクイと鼻の上に押し上げながら得意げに語った。
成績学年十位を維持する微妙な秀才、二年一組の沙流谷達生(さるたに たつお)。NBKの副会長である。
ちなみに眼鏡を取れば切れ長の目をしたイケメンが現れることはお約束。
「フフ……我らがクラスのアイドル、有川さんは相変わらずだったよ。ロリコンを自称する僕としてはたまらない」
怪しげに笑う沙流谷。だが、ここには誰もその笑いを気味悪がる者は居ないのだ。
「はっは、有川氏は沙流谷の好みに直球ストライクであったなあ。ロリでツルペタに加えて、仕草の愛らしさも申し分ない。俺が同じクラスであれば録画の一つでもしてきたものを」
542 :
市立野蒜高校:2008/12/03(水) 21:58:52 ID:wXSmBvh3
「そういう君こそあの折原さんと同じクラスじゃないか」
「! 折原さんといえば!」
突然、食事を囲んでいたメンバーの一人が身を乗り出してきた。
「会長! 今日の折原さんはご健在でありましたか!?」
折原真琴の話題に誰よりも熱く食いついてくるのは、短い黒髪の小柄な少年。女の服でも普通に似合いそうな中性的な容貌は、母性愛の強い女性に人気がありそうである。
Mを極めたドM、一年一組の南一樹。
腕っ節は見た目通りの弱さだが、軽い骨折なら一晩で自然治癒し、腕が吹き飛んでも一週間で自己再生するというカオスな回復能力が一部では有名らしい。
「ふむ、彼女は相変わらずであったぞ。事実を述べただけで殴りつけてくる性格もいつも通りだ」
「うっ、……うらやましいっ」
涙声で歯噛みする南。
ちなみに彼の持つエロDVDは全て男が女に痛めつけられるシリーズだったりする。
「俺も……俺もあの方の鉄槌をこの身に受けたいっス! ああ、俺のバベルが起立してしまうっス、鼻の骨をへし折られた瞬間のあの快感といったら……」
「それで喜ぶんは一樹ぐらいやろ」
トリップしかける南に肘鉄を食らわせつつ、坊主頭の少年が口を開く。
わりと体育会系ながっしりした肉体は、全体的に頼りないメンバーの中では浮いていた。
「前も俺言うたが、骨折られて喜ぶ変態なんざ漫画ですらなかなかお目にかかれへんで?
何がお前をそこまでにしたんや、家庭内暴力でもあるんなら警察行きや?」
「お、俺の一家は平穏無事などこにでもある4人家族ですっ!」
じゃあ何でお前のようなカオスが生まれたんやろな、と呟いて坊主頭の少年はコンビニおにぎりを頬張る。
一年四組の石塚健(いしづか けん)。帰宅部とはいえ、小さい頃からボクシングジムに通っているれっきとしたスポーツマン。
中学時代は荒れて喧嘩ばかりしていたらしく、体中にその名残である痣が残っている。
543 :
市立野蒜高校:2008/12/03(水) 22:03:50 ID:wXSmBvh3
「……やっぱ、ブルマっていいですね会長」
一見彼らヲタク的な世界とは縁のなさそうな強面の不良だが、やはり彼もNBK。
特に乳やら尻やらの系統の肉体的な事柄に、劣情を持て余す若い雄。
「この学校で一番出るところが出ている女は、やはり三年一組の黒木先輩をおいて他にあらへん。ピッチリした服に着替えた時のあの破壊力といったら……」
「ああ、その件だがこちらに収めておいたよ。同志石塚は部活動中の黒木飛鳥を追ったものが欲しかったのだろう?」
軽井沢はポケットから取り出した小型のテープを、無造作に石塚に投げる。
「ちょっ、これホンマもんでっか!? うわぁおおきに、相変わらず流石ですわ会長!」
「はっはっは、この程度では賞賛に及ばんよ同志。おっと、その代わりと言っては何だが……」
「分かっとります。会長の欲しがってた例の娘のフィルムは今週中に必ず」
怪しい取引と赤裸々な会話が横行し、彼らの楽しい(?)昼休みはあっというまに過ぎていく。
……まあ、訴えれば間違いなく有罪だろうが。
七時間目終了のチャイムが鳴った。
帰宅部の四人は、放課後は特別な用件でも無い限り集まることはない。
彼らはいつものように、それぞれ自分の家に帰っていた。
……軽井沢を除いては。
「くっ……今日は運が悪い」
彼は、身の丈三分の一ほどある大きなゴミ箱を一人で抱え、校舎から出てきたところだった。
原因は、掃除当番のジャンケンでの敗北。今日のゴミ捨て担当を決めるためのそれで、彼は見事に討ち取られたのだ。
(はかられたとしか思えん……一発目で俺がグーで皆が揃ってパーなどという状況。あの時は六人居たのだぞ?)
畜生、と彼はなおも文句を言いながら、校舎の裏側に回り込む道を行く。
そこにある大きな集積箱に手持ちの箱の中身をぶちまければ今日の役目は終了。
何気なく顔を上げ……軽井沢は、青空が薄暗くなると共に、鮮やかな暁色に染まりつつあることを知った。
(……む、もう夕焼けが見える時刻か)
暗くなるのが少し早くなったな、と彼は一人呟く。
今は二学期になってあまり間もない。外はまだ暑いが暦は秋なのだ。
544 :
市立野蒜高校:2008/12/03(水) 22:06:10 ID:wXSmBvh3
程なくしてゴミの集積箱に辿り着いた軽井沢は、淡々とした動作で手持ちのゴミ箱を持ち上げ、中身を投入した。
「……さて、と」
一仕事というほどのことでもないので、爽やかな汗はかかない。
彼はゴミ箱を地面に置き、何気なく辺りを見回した。
(……しっかし、いつ見ても無駄だなここの広さは)
敷地の隅にポツンと位置している集積箱を見ると、苦笑いが止まらなかった。
この「校舎の裏」。なんと、正面グラウンドの半分近く面積があるのだ。原因は建設会社のミスとか昔墓場だったとか諸説あるが定かではない。
昔からここを第二のグラウンドにしようとかいう動きは何度もあったそうだが、予算の都合などでついつい後回しになってしまい、そして今に至る。
誰も手入れしない地面は荒れ放題で、雑草も好き放題に伸びている。踏みしめればバッタが何匹も飛び出した。
いつ見ても、ここにはそんな何の変哲もない平地が広がっていた。
子供が虫取りに侵入してくるかもな、と意味もなく感想が浮かぶ。
今日も、そこには変わらぬ草むらと平地が……
「……?」
ゴミ箱を持って戻ろうとした軽井沢は、ちらと見た草むらに誰かがうずくまっていることに気づいた。
見間違いかと思ったが、離れたところに確かに居る。
(ノビ高のセーラー服……ここの生徒なのか、何やってんだ?)
訝しげな視線を向けるも、草むらにうずくまる少女は当然気づかず、こちらに背を向けながらあまり動かなかった。
この学校の美少女は一通り把握していると自負する軽井沢だが、そこにいる少女の後ろ姿に覚えはない。
大した美貌ではないからか、とかなり失礼なことを思ったが、それでも好奇心は沸いた。
(何にせよ、軽く話しかけてみるかな)
彼は丈の小さな草むらを踏みながら少女に近づいていった。
545 :
市立野蒜高校:2008/12/03(水) 22:09:44 ID:wXSmBvh3
「そんなとこでじっとしてたら、蚊に刺されるぞ?」
声をかけると、少女もこちらに気がついたらしい。ぴくりと顔をあげて、ゆっくり立ち上がる。
「……大丈夫。虫除けはしてる」
控えめな声量で返事をして、彼女は振り向いた。
「………っ!?」
次の瞬間、軽井沢は思わず息を飲んでいた。
(な、んだ、とっ……!?)
戸惑いを隠せない様子の軽井沢に対し、彼を見据えた少女は無表情だ。
しかし、ただの無表情ではない。
人形のように左右の整った、まだ若干あどけなさの残る顔立ち。
清涼感に溢れた白い肌が暁の光を浴びて輝き、潤った輝きを放つ黒髪との美しいコントラストを生み出している。
(馬鹿な……俺は、こんな逸材を知らなかったというのか!?)
動揺のあまり、次にかけるべき言葉が見つからない。
これまで多くの美少女を発見してきた軽井沢だが、この時の出会いにだけは何か今までと違うものを感じた……。
今回はここまでです。
どうも、新参者の作者です初めまして。
主人公がカオスでも面白いかなと思ってあえて挑戦しました。というかヒロイン登場までいらんことしすぎですみません。
彼女の名前は次の投稿にて判明します。どうもお粗末様でした。
ちょっとややこしいけど
頑張って
548 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 04:13:49 ID:/U865A2B
GJ
冬だけど全裸で待ってる
期待してるぞー!
>>546 GJっす
会長のノリ好きだなぁ〜
次回をwktkしながらお待ちしております
550 :
救世主:2008/12/05(金) 01:11:02 ID:sRn4+p7K
「おーい熊田」
定時になり、いそいそと帰り支度を始めた健太は、同僚の自分を呼ぶ声に顔を上げた。
「お前、ロリコンだったんだな」
健太は、とりあえずこのわけのわからないことをいう同僚を殴った。
「ちょ、まてっ、いや、冷静になれ」
明らかに冷静でないのはこの同僚のほうである。
「……なにがいいたい?」
「いや、だからお前ロリコンだったん……ってうそだから! その百科事典は人を殴るものじゃないから!」
「で?」
とりあえず健太は百科事典をしまい、場を仕切り直す。
「いや、あのな。受付でさ、お前の名前言ってる女子高生がいたんだよな。熊田健太はいらっしゃいますか?ってな。すげーかわいかった」
興奮しているのか、まくし立てるように話す同僚。
――深雪だろう。少なくとも健太には、思い当たる節は一つしかなかった。深雪ならば女子高生だし、何より可愛い。条件に合致する。
「わかった。さんきゅー。じゃな」
「おい、あの子とヤるんだったら写真の一つでも……ってうそだから!てかシャーペンは筆記用具で人を刺すものじゃないから!」
健太は部署の人間に挨拶をすると、その女子高生が待っている受付へとむかった。
「あの、さっき俺に用事があるって言ってた……」
「でしたらあちらにいらっしゃいますよ」
受付嬢の女の子が気持ち悪いくらいニッコリしている。健太とは同期で、そこそこ仲はよかった。だがそれもここまでらしい。
「……ありがと」
健太は暗澹たる思いで
待合室に向かった。
「兄さん。お久しぶりですね」
透き通るようなクリアな声音。そこにいたのは、深雪ではなく、至福の表情を浮かべた、妹の小雪だった。
「……小雪、お前なんで」
健太は驚いたようにその名を口にする。いや、驚くのも当然である。そもそも小雪は実家にいるはずであり、しかもその実家はここから相当遠いからだ。だがそれだけが理由ではない。
「兄さん、今日は何の日でしょう?」
小雪は健太の問いかけには答えず、質問をかえした。
「……えーと」
小雪の質問に回答するほうが先決した健太は、求められる答えを思索する。だが、答えは浮かばない。
「兄さん……おぼえてないんですね」
小雪の悲しみに満ちた声音。健太は弾かれたように小雪を見た。
小雪は、泣いていた。真っ黒な瞳から、真珠がこぼれ落ちる。
「えっ、小、小雪?」
罪悪感が雪崩のように押し寄せる。健太は気の利いた一言も言えない自分に苛立ちを感じた。
「……いいんです。所詮……私なんて、私なんて……兄さんも私のこと邪魔者だって思ってるんですよね……」
「小雪……そんなことはない。俺はお前のこと……」
健太が最後の一言を紡ごうとした時だった。
健太の携帯から軽快な音楽が流れる。画面を見ると、深雪の名が表示されていた。
552 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 00:00:01 ID:+9uRG9KL
これから、どんな展開になるのやら・・・
554 :
作者。:2008/12/07(日) 13:54:43 ID:vkeA3H8i
こんにちは。真奈美と……を書いてた人ですけど、受験が終わるまで携帯とパソコンを解約してネット環境を閉鎖します
ので、受験が終わるまで書きこみができません。また繋げたら必ず投稿しますが、みなさんにはご迷惑をおかけします
新しい作者さんは、投稿がんばってください!
あと模試で平均9割をこえるようになりましたwでわでわ。
>>554 正直私信は蛇足だが乙
まぁのんびり頑張れ
556 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 20:38:02 ID:POG29NW2
>>554 わざわざ御苦労様。
確実に受験を突破してまた3月にでも御投稿あれ。
救世主様まだかな・・・
そんなに日を開けて落とそうとしてもこのスレは落としませんよ…ウフフ
あ な た だ け は 絶 対 に 逃 が さ な い で す よ
559 :
ななし:2008/12/18(木) 22:00:48 ID:IZKiIESG
カキコいつ?だれかー おねがいします
560 :
試作品:2008/12/19(金) 00:38:58 ID:dgzevlhu
これはとあるハンバーガーショップで起きた事件の記録である……
「いらっしゃいませー」
元気よく挨拶する青年、赤山は入ってきた客の女性に挨拶をする。
「○○と△△……あと、あなたのスマイルを1つください」
「スッ、スマイルですか……?私のスマイルを…ですか?」
赤山は疑問に思った、確かにメニューにはスマイルとはあるが軽いジョークと言うのは誰もが知っているが彼女の瞳は真剣な瞳だった。
「スマイルは…買えないのでしょうか……?」
「こちらが○○と△△、スマイルになります」
赤山は女性に向けて今までで最高のスマイルを見せた、女性はそれを見ると受け取った商品を床に置いた。
「あなたのスマイルはもう誰にも渡しません…永遠に私の物にします…」
いきなり赤山の気が遠くなる、手に注射が刺されているから麻酔薬か何かと予測したがすぐに気を失った。
消えた青年は彼女の望むがままに扱われている、その青年が日の光を見ることがなかったのは言うまでもない。
お、俺ハンバーガーショップの店員なるよ
GJ
ほしゆ
クリスマスイブなのでそんなSSを……前回みたいにエロさはないので……
2008年12月24日 午後11時くらいのことだった…
「寒い…今年の冬はなんでこんなに寒いんだよっ!」
四畳半のアパートで身震いしている修一郎は激怒した、何故か修一郎の窓ガラスが割れているからだ。業者は休みで来ない上に大家には怒鳴られる、激怒したくなるのも当然だ。
「今日は俺の20の誕生日…1人で悲しいクリスマスイブと誕生日だ、サンタでも来ないかな。」
「あの、呼びましたか?」
割れた窓からひょいっと女性が入ってきた、姿?%
ミスった……少し待ってくれ
さっきはミスすみません
クリスマスイブなのでそんなSSを……前回みたいにエロさはないので……
2008年12月24日 午後11時くらいのことだった…
「寒い…今年の冬はなんでこんなに寒いんだよっ!」
四畳半のアパートで身震いしている修一郎は激怒した、何故か修一郎の窓ガラスが割れているからだ。業者は休みで来ない上に大家には怒鳴られる、激怒したくなるのも当然だ。
「今日は俺の20の誕生日…1人で悲しいクリスマスイブと誕生日だ、サンタでも来ないかな。」
「あの、呼びましたか?」
割れた窓からひょいっと女性が入ってきた、姿はコスプレサンタで大きな袋(しかし中身がなさそうな袋)を持っていた。
「あの…誰ですか?サンタは呼びましたがあなたはサンタのコスプレしてる人ですよね…」
「何を言いますか、これでも私はサンタの見習いですがサンタです……」
冬だから変わり者がいるのか新手のキャッチセールスかわからないので警戒する修一郎、その見習いサンタとやらは話を続けた。
「サンタを信じる大人にはサンタの見習いがプレゼントを運ぶんです、今年からは私以外にも数人いますよー」
「プレゼントねえ…マフラーとセーターがあれば冬も平気なんだがな…」
するとサンタは袋から毛糸のマフラーとセーターを取出して修一郎に着せはじめた、サイズはピッタリだった。
「あっ、ありがとうな…これで寒くないな」
「ではこちらの目的もやりますか……ふふふっ…」
そういうと修一郎は引っ張られる感覚があった、まるで何かに吸い込まれるみたいなそんな感覚でもあった。
「袋が…俺を吸い込もうとしているだと…?サンタ、助けてくれ」
「ふふふっ、あなたというサンタさんから私はあなたをいただきますよ……」
すぽんっ そんな音がすると修一郎の顔以外は全てが袋の中に入ってしまった、修一郎は何かを言うが声にならない。
「10年前にあなたが好きで告白してあなたに断られました、それでも忘れられませんでした………そして思ったんです、あなたを私だけのものにしてから私を好きになってもらう……」
そういいサンタは袋を担ぎ雪降る外へ飛び出した。
「やれやれ今年も誘拐されたかい…何故か毎年この部屋の住人は拉致されるんだね、まあ家賃は前もってもらっておいたからいいけどね……」
そう大家は呟くとドアに「空き部屋、住む方は大家へ」という紙を貼っていった
566 :
560:2008/12/24(水) 20:50:47 ID:/MVxVpCa
もし需要があれば別ver(エロあり)を作るかもです。
もし需要があるなら別verも作るかもです、エロも頑張ります…
需要なんて……
あるに決まってるじゃないか!
いやー…あれなんだよね、昔からこのスレ見ててハンバーガーショップのあれをふと思いついてやっちまって…そしてGJが嬉しくてまた今回みたいなのを書いた。
ただ本当にエロには自信もない、それでもいいならちょいと短編っぽいクリスマスなあれを書きたい。活性化のためにも
>>566 GJ!!
この勢いで、このスレの固定職人になってほしいです!!
ただ、もう少し低姿勢になったほうが好感もてるかも
あと、コテ雑談はなるべく避けた方がいい。
573 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 04:26:29 ID:/W3ieZ/y
なるほど……みなさんの意見、非常に参考になりました。みなさんの期待を裏切らないようにします、はい
一人語りのうざい作者に限ってたいしたことない作品が多い
>>576 お互いに侘びしいクリスマスです、穏やかに過ごしましょう。
保守しましょう
おーめーでーとー
普段大人しくてみんなに優しいけど、他の女の子と付き合ったら目の光が無くなって、ストーカー行為を繰り返して最終的に逆レイプするような娘が訪れますように。
581 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 00:32:54 ID:TrFU+IjL
保守
582 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 21:57:11 ID:P/L/CjWb
保守
オレはまだ、諦めずに待ってるよ!!!!
584 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 22:24:50 ID:szVqyozl
完全なオリジナルを作るのは難しいから、二次創作にするのってどう?
スクイズ+君のぞで
妊娠したと聞かされて世界になびく誠。
言葉は取り返して独り占めにしようと、
マナマナみたいに誠を監禁して妊娠するまで連日連夜の逆レイプ。
しかも持ち前の勉強上手と淫乱な体のせいで回数を重ねるごとにエグいSEXに。
それでも世界と産まれてくる子供の事を思い、何とか正気を保つ誠、
だが食べさせられていた媚薬入りの肉料理は言葉に殺されて調理された
世界と自分の子供である事を告げられ、証拠に顔以外の肉を削ぎ落とされた
世界と胎児の遺体を見せ付けられ、ついに自我が崩壊し幼児退行。
言葉は妊娠→出産でさらに巨大になった乳房を赤子同然にした誠にしゃぶらせ、
母乳を飲ませながらSEX。 トゥルーエンド「母性愛」
アリかな?
良レス
587 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 16:10:26 ID:20DWo1U9
やめろ!!スレを出すな!
そんなことしたらこのスレから
職人が一人いなくなってしま(ドガッ
グフッ!バタリ。
……チーン。
592 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 18:02:51 ID:A5hJNKnn
>>592 悪くないが、オレの好みはもっと胸も体格も態度もデカいタイプでな。
いいれす
>>593 このスレ的には、胸と体格がデカいのは構わないが、態度がデカいのはいかがなものか?
大人しくて態度がデカい女・・・・?
長門「…そこどいて。」
…こんな感じなのか?
なんか違う気がする………
それは無口ツンデレじゃないか?
態度の大きいヤンデレでちょっと構想練ってみたがどう考えてもメンヘラーになるんだが。
ヤンデレとメンヘルは紙一重だな、俺はどっちも好きだ。
メンヘルに好かれるのがヤンデレだと思うのだが。
メンヘルは一方通行の思い
ヤンデレは多少はお互いに想うところがある…かな
でも何か違うな…
ヤンデレってかなり定義付けの難しい概念だと思う
602 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 02:26:17 ID:FsJfMJMS
603 :
ななし:2009/01/22(木) 06:44:45 ID:W5usB39Q
いやー 受験後がたのしみたなー("/ω\)
ヤンデレは二次元や創作ので、
メンヘラは惨次元と思ってた
メンヘラは常識的な部分とトんだ部分が衝突して苦悩を強いられる。
ヤンデレはトんだ部分だけに統一されてるから内部衝突が無い。
個人的イメージはこんなだが。
606 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:02:29 ID:o0Hk/lLO
八神優+穂村愛美=超ヤンデレ?
口内炎の人の受験が終わるまで保守せねば・・・・
608 :
ななし:2009/01/30(金) 07:17:28 ID:pJVmC//u
だれか小説かいてー
よし、
>>608よ…書くんだ
俺もそろそろ短編書かなきゃ…
611 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 16:45:13 ID:V1/hyBvv
投下する気ないんじゃなくて出来ないんだろw
こっちは人が少ないな
ほしゅ
HO
617 :
ナナシ:2009/02/14(土) 11:29:30 ID:UT43pCG9
なんとしてもあの作者が受験をおわらせてまたパソコンつなぐまでこのスレを繁栄させるんだ!!
618 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 18:20:36 ID:FTr+Q2Z2
ほしゅあげ
てか、受験ってもう終わってない?
まだ2次試験があるだろ
帝京とか日大とか東海大学じゃないのか
まさかの東大、京大だったり・・・
622 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 20:52:50 ID:FSkFyqSK
>>621 >>1にはこれだけの文才と浪人の意地があるだろう。
可能性は無きにしもあらずだな
623 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 19:49:45 ID:2KMNR5eV
期待age
うかると、浮かれるし、忙しくなるし、遊ぶし、暇になったらでええんじゃねーか。
保守
626 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 14:26:10 ID:qSPU8KB8
まだかなー
まだ後期試験がある
それに私立も受けてるかもしれんし
さらには4月からの新生活の準備もあるだろうし
あんまり作者個人に入れこみすぎると新規がやりづらくなるぞ
そもそもこのスレ自体本来は無くてもいいんだけどな。
ヤンデレスレの方は最近はあまり投下ないから、空いてるし。
630 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 00:07:53 ID:TYVnL/mw
初SSでも大歓迎なんだがな
投下してみる
注意!
処女作な上に携帯からの投稿なので読みづらいと思われる
途中までだから病み少ない
初めてだからわからない事だらけだが温かい目でよろ
632 :
四年前:2009/03/05(木) 03:11:14 ID:86GN+59b
昔話をしようか。いや、そんなに古い話じゃない。4年前の話だよ
俺は高校生だった、何処にでもいそうな普通のね
家族構成は両親健在で三人兄弟。父親は公務員で母親はパートしてて、姉は短大生で妹は中学生だった。家族仲は良好だったし生活に困ってもいなかったから幸せな家庭なんだろうな
そんで俺は剣道部に所属していて段位は初段。高校から始めたもんだからそんなもん…だよな?学年の壁なんか無くて部員みんな仲良くやってた
友達もそこそこいた。今考えると親友と呼べる奴はいなかったかもしれないが楽しくやってたよ
当時の俺は平凡な奴だったんだ。だけど一つだけ自慢があった。それは年上の彼女がいた事
3コ上でその時は専門学生だったな
童顔で背は俺より頭一個分ぐらい低くてそこそこかわいいんだ。ちょっとぽちゃっとしてたけど女の子らしくてよかったな
性格は尽くすタイプで色々良くしてくれた。無茶言っても笑顔で
「しんちゃんのお願いだからいいよ」
だもんな…何度惚れ直したことか
あ、そういえば俺の名前は
『吉田 信太』(よしだ しんた)
だから『しんちゃん』
ちょっと恥ずかしかったけどそれもなんか良かったな
ちなみに彼女の名前は
『佐藤 文香』(さとう ふみか)
『ふーちゃん』て呼ばされてたよ。まぁこれもやっぱ恥ずかしくて人前では『お前』とかって呼んでたけど。今思うとかわいいな俺
彼女と会うのはいつも夜に少しの時間だけだった。当たり前に毎日部活はあったし彼女もバイトをしていた。さらに彼女のシフトには日曜日の昼前から夕方までってのも入っていたから夜にしか会えなかった。お互い実家住まいで家も遠かったしね
支援
634 :
四年前:2009/03/05(木) 03:16:34 ID:86GN+59b
だから授業中は彼女とメールばっかりしてたし会えない日は遅くまで電話で話した
だけど、それじゃ寂しいってなって彼女にバイトがなくてお互い用事がない日は部活が終わる頃に彼女が車で学校まで迎えに来てくれるようになった
当然周りにはからかわれたけどこれで一緒にいれる時間が増えるって二人で喜んだっけな
ちなみに俺の田舎は都会て程栄えてもいなかった上に豪雪地帯で交通手段が限られていた
だからある程度裕福な家庭だと車の免許を取れば安い軽ぐらいなら親から買い与えられる家は結構あった。彼女もそのくちだった
それからは時間を気にしなくなった。彼女のバイトが終わってから朝まで夜通しドライブって日もあったな。ラブラブって感じで楽しかったよ
だけどちょっとした事があって全く会わない期間があったんだ
俺が入ってた部は剣道部だから大会があるんだよね
大会の1ヶ月前ぐらいのミーティングで『ちょっと本腰入れてどこまでいけるか頑張ってみようか』ってなってさ、部員全員の約束事で
『大会が終わるまでは活動時間の延長及び休日も登校して朝から晩まで練習・自宅に帰ったら筋トレ。そして集中する為、勉強も疎かにしない為に私用の外出禁止』
今考えるとやってられるか!て思うけど当時の俺は馬鹿正直に守ってた
そうすると当然彼女と会える時間なんて無くなる。
「しんちゃん疲れてるんだしバイトが無い日は家までの送りだけでもしようか?」
なんて言ってくれたけど断った
だってそうしたら足がわりに使ってるように見えるだろ?
それにみんなの手前堂々と彼女と会うわけにもいかなかったしね
1ヶ月間限定だから、なんて俺は軽く考えてたんだな。
彼女はやっぱり嫌がったんだけど大会が終わるまでだからって頼み込んだら
「そこまで言うんなら…私も頑張って我慢…する…」
635 :
四年前:2009/03/05(木) 03:19:15 ID:86GN+59b
あぁ、このコは本当に俺の事考えてくれてるんだなぁって思ったよ。いや、マジで
それで彼女とは昼間と夜寝る前に少しメールするだけって付き合い方に変わった
毎日少なくとも100件以上はお互いメールするようになった
俺の練習中も
「今家に帰ったよ」
「今からバイト行ってきまーす」
とかそんなメールが送られて来てたから彼女の方が圧倒的に数は多かったけどね
そんな感じで俺は練習に集中していった訳だけど、日に日に彼女からのメールは増えていった。
最初は寂しがってるんだなぁなんて思ってたんだけど大会直前頃にはちょっと異常じゃないかって思うようになった
だって、まずメールの頻度がおかしすぎるんだ。送った直後にまた新しいメールを送るような間隔なんだよ?
内容も以前からの「〜してるよ」って感じの報告メール以外にも永遠と
「何してるの?」
「誰といるの?」
「お願いだから捨てないで…私にはしんちゃんしかいないの…何でもするから…」
なんてメールばっかりだった
当時の俺は本当にガキだったんだよな。自分の事ばっかり考えて彼女に対してちゃんとフォロー入れたりしてなかったように思う。その上自分の事は棚に上げて
俺はこんなに頑張ってるのになんでわかってくれないんだろうって思い始めてこいつ頭おかしいよなんて考えちまった
挙げ句メールを返さなくなった。彼女は余計不安になっただろう。メールだけじゃなくついに電話もかけてきだした
やっぱり俺は電話も無視した
正直もう恐怖を感じ出してたんだ
その時にはもう携帯の電源は切りっぱなしだった
とりあえずここまで
支援ありがとう
短いくてすまない。出来上がり次第続きを投下します
それではまた
>>636 gj
これからの彼女の狂…愛情に期待。
639 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 16:13:02 ID:L0NKN2du
GJ!!!
>>636 一度そんなメールを受信してみたいものだ。
GJ!
641 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 22:45:03 ID:7PnS/iHD
ぐぐぐぐっじょぶ!!
642 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 23:53:43 ID:HxcUSvyr
636です
完結させてから投下しようと思ってたけど携帯のフリーメモが一杯になってしまいそうだったんで途中までだけど置いてきます
注意は…前と同じ
これが人前に出す初めての物な上に携帯からなんで読みずらいと思われる
且つ、俺のレベルはまだまだ低いんで気に入らなそうな人はスルーでお願いします
644 :
四年前:2009/03/06(金) 23:10:09 ID:lMukacPu
大会当日
俺は疲れ切っていた
携帯の電源は切っているはずなのに永遠と着信音が鳴っている…これは電話だったかメールだったか…
そして決まって何かが近付いてくる
「どっちでもいい!もうやめてくれ!」
もちろん携帯の電源は切ったままだ
つまり、夢。悪夢
こんな夢を見てしまえば寝れる訳もなく
だが、寝ずに起きていようとしても限界がくればウトウトとしてしまいまた同じ夢を見て…を数日繰り返したからだ
現実でも時折着信音が聞こえる気がする
見知らぬ誰かの、聞いたこともない着信音にも反応してしまう
疲れが取れる訳もなかった
そして今最悪のコンディションで会場前に立っている
勿論大会に向かう為
地方予選やましてや全国大会の様なものではなく、言ってしまえば大規模な合同練習試合のような大会だった為俺にも出場の機会が巡っていた
「やりきらんわけにはいかんよなぁ…」
そう呟いた後に自分の頬を張る
試合に出れない部員もいるんだ。勝てなくたっていい。力を出しきらないと
そう思うと最悪だった体調も心なしか良くなった気がした
「お?死人みたいな顔してたくせに気合い入ってきたじゃん。俺の分も頑張ってくれよな!」
同じく高校入学と共に剣道を始めた仲間がそう言うと背中をバシッと叩いた
「おうっ!!」
気合い十分に返事をする
そして入場時間
各校毎にぞろぞろと会場に入っていく、整列、開会式
その頃俺は折角張りつめた気合いを霧散していた
会場入り口に…彼女を、佐藤文香を、見つけてしまったから
見間違いだ。そう思おうとしたが無理だった。彼女は開会式中は俺の真正面の観客席に座っていた
「なんで…」
誰にともなく呟く
大会の事は知っているはずだ。勿論日程も。だが会場までは教えたか?
…記憶にない
645 :
四年前:2009/03/06(金) 23:12:58 ID:lMukacPu
なら調べたのか?確かに少し調べればわかるかもしれないが…なぜ来た
彼女への対応は恐らく段々と素っ気なくなっていったはずだ
挙げ句あからさまに拒否している
なんでそこまで俺にこだわる?何をしにきた?いったい…
彼女の様子を覗き見る
…涙を流していた
こちらを、俺の事を、真剣な表情で真っ直ぐに見つめながら
いや、睨んでいるのか…?
だけど、何故だか、笑っているようにも見えた
ドンッ
「うわっっ」
急に誰かに後ろから押され、素っ頓狂な声を出してしまった
「ほら、開会式終わりだから移動すんぞー」
俺の後ろに並んでいた同じく試合に出場する部員に声をかけられる
いつの間にか開会式は終わっていたようで各校毎に順に移動を始めていて自分達が移動する番だった
「悪い悪い。ありがた〜いお話ってなんか眠くなっちゃてなぁ」
何とか笑顔を繕い誤魔化す
彼は「だよな〜」等と同意しながら俺の背を押しながら進む
ちらりと観客席をみると彼女はそこにはいなかった
………
時間は進み団体戦が始まる。自分の高校の番だ
俺は次鋒。つまり二番手。防具も面まで装着し先鋒の試合を見守る
悪いとは思いながらも心を落ち着けるため応援はしなかった
あの後彼女の姿を見かけることはなかった
落ち着かない
見つけさえすればいっそ何をしにきたか問い詰めれるし、もう付きまとわないように言えるのに
試合とは全く関係のない事を考えていた俺のすぐそばでは我が部の仲間達が正座をしながら口々に
「ガンバァッッ」
「まず一本っ」
等々大声を張り上げ真剣に応援している
だめだだめだ。集中しなくちゃ
試合を見ても、打ち合う竹刀の音を聞いても、仲間の声援を聞いても、一向に集中できない
まずいまずいまずい
646 :
四年前:2009/03/06(金) 23:15:15 ID:lMukacPu
先鋒の試合が終わってしまった。結果は先に一本取ったのだが立て続けに二本取られてしまい敗け
先鋒の彼が正方形の試合場から退場しすれ違う時
「ごめん、勢いつけてやれなかった」
と言った
「俺がつけてやるさ」
短く答える。正直、上の空だったが
竹刀を強く握り直し、歩を進め、試合場中央に向き直り礼。
歩を進め、蹲踞し、審判から発せられた「始めっ」の声と共に立ち上がる
間合いの取り合い。牽制。隙を伺って先手を…と思った所で俺はミスを犯した
真っ直ぐ俺を睨み付けるような表情をした文香を見つけてしまった
瞬間体が硬直する。そして響く乾いた音
「一本!」
先手を取られた。何を打たれた?頭に痺れが残ってる。面か…
まずい!何も出来ずに終わってしまう
開始線に戻り二本目始めの声が響く
俺は奇襲をかける
開始の一瞬後、相手の喉元に渾身の
「突きぃいっっ」
判定は?
「突きあり一本っ」
これで五分。だが後はない。もう奇襲も通じないだろう
集中しろ集中しろ集中しろ集中しろ
開始線に戻る。始めの声が響く
間合いの取り合い、牽制、鍔迫り合い、離れ際の打ち合い、間合いの取り合い。
相手を誘い隙を作り今だっという刹那、文香の顔が何故か視界に入った。目が放せなかった。唇が動いてる。何を?
気付くと俺は後ろに吹っ飛んでいた。喉が熱い。視界が歪む。どうしたんだ…?世界が暗闇に…
俺は意識を手放した
…
……ヒック…ヒック……
誰かが泣いている?
…し…ちゃ……
聞いた事ある声だな…なんか落ち着く…
……しんちゃ…起…てぇ…
あぁ俺を呼んでたのか。今起きるよ…
目を開ける、見た事のある天井。頭がぼーっとする。喉が痛い。
ここは何処だ?どうしたんだ俺
647 :
四年前:2009/03/06(金) 23:17:47 ID:lMukacPu
「しんちゃん…しんちゃん……」
誰だよ俺を呼んでるのは
頭を軽く傾けると俺の手を握りしめながら涙で顔をぐちょぐちょにした女がいた
「よかったぁ…ちゃんと起きてくれた……ぐすっ」
「ふ…みか…?どうして…」
「しんちゃんがね、倒れた後動かなくてね、それで心配になって試合場の方に行ったらね、居なくてでも医務室行ったって聞いてね……」
俺は、相手の突きをまともにくらい運悪く脳震盪を起こしてしまったらしい
それで医務室に運ばれたのだが部員は皆俺と文香が付き合っている(いた?)事を知っていたので付き添いを頼んだのだ
それでいいのか?とは思うがまだ団体戦の残りもあるし個人戦もあるのだから仕方ないかと一人納得する
てか妙に落ち着いてるな、俺。あれだけ怖がっていた対象が目の前にいるのに
彼女に握られた手が心地よく温かいせいか。それとも俺が目を覚ました事を心の底から喜んでいるように見えるからか
彼女のこの笑顔をずっと見ていたいと思ってしまった
どうにも決まりが悪く起き上がろうとする
が、
起き上がることは出来なかった
彼女の手が離れる。幸せそうな笑顔から貼り付けたような笑顔に変わった
背筋が凍る
「…なんで?」
……?
「私の事、嫌いになっちゃったの?」
体が…縛られてる
「他のコの事が好きになっちゃったの?」
起き上がれない
「なんで何も答えてくれないのっ」
自由な首を動かす。周りの様子をうかがうために。痛みが走った、そういや三本目に食らったのは突きだったな
いや、そんなことはどうでもいい。ここは…見覚えがある
そうだ前にドライブに行った時に見つけた廃病院だ
648 :
四年前:2009/03/06(金) 23:22:28 ID:lMukacPu
山の上にあり近づく人もあまり居なさそうで、でも荒れ果てているわけでもなく今度の胆試しはここだねなんて言ってたっけ
「しんちゃんの顔みたらもう離れたくないっ離さないって思っちゃって、倒れた直後で怖かったけど連れてきちゃった」
無茶苦茶しやがる。どうやってここまで?あぁ車か。何とか抜け出して鍵さえ奪えば…
何度か頼み込んで運転させてもらった事もある。なんとかなるはずだ
「…ねぇ、何考えてるの?」
文香の顔が目の前に来た
まずい
とにかく逃げなきゃ、逃げ出す方法を、まずは拘束を解く方法を…
集中しろ集中しろ
駄目だ集中できない。彼女の手が俺の頬を撫でる。優しく、ただ優しく
「何も言ってくれないならそれでもいいや。しんちゃんの口から酷い言葉は聞きたくなかったし」
待ってくれ。違うんだ声がでなかっただけ…
「んぐ…むぅ…」
猿轡を噛まされた。説得と奇跡的な来訪者に助けを求める手は封じられた
彼女は俺の体をゆっくりと撫でていく。顔から胸、腹、そして…
「ねぇしんちゃん。エッチしよっ」
はぁっ?
「私の良さ…思い出して…それでね、赤ちゃんも作ろうよっ」
何を言ってるんだ
「したら私の事また見てくれるよね?しんちゃん優しいもん」
何を…言って…る…
一旦ここまで
次で終わらす予定。下手ですまない。短くてすまない
前回の投下のgjありがとう
正直はげみになった
完成し次第投下します
それではまた
>>649 グッジョブ!!
良いとこで切りやがって!
651 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 00:58:22 ID:iM9dsLWp
>>649 GJ以外のなんでもない
服畳んで待つとするか…
654 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 21:00:30 ID:0eaLUIxV
GJ!
5回くらい読み返してるよGJ!
「彼女、好きな男が居るそうだ。俺が告って一撃必殺食らったんだから間違いない」
友人の一言に俺は殺意を覚え、ついで絶望した
今まで彼女に言い寄った男に罰を下し、護ってきたというのに。月に一回ほど間違え電話のふりをして会話を楽しんでいた、その些細な幸福が薄汚い種馬野郎に踏み躙られるなど我慢できるものか
友人が話を続ける中、俺は彼女をモノにする計画を練り始めた
ー…………月曜日にやる!ー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「彼、好きな人が居るみたいね」
「え?」
「少し前に告白したんだけど、好きな人が居るから応えられないって、あっさり言われちゃったわ」
なんという裏切り、しかしそれ以上に絶望が心中に吹き荒れる
彼に近づこうとするアパズレ女はことごとく排除してきたのに。
月に一回無言電話を装い彼の言葉を集めてきたのに、小さな幸福をどこぞのビッチに取られるくらいなら!!
友人と他愛のない会話を続けながら私は計画を練っていった
ー…………月曜日にやる!ー
月曜日、刃物を握り凶器の笑みを浮かべながら互いの腹を刺し合った二人は、一月の治療期間中に交際を深め、退院した翌日に婚姻届を提出した。
二人はそれぞれ友人を事故で亡くしていたが周囲はそれを打ち消すように盛大な祝福をしたという……
保守なんだな?
>656 保守なんだよね?投下していんだよね?
「四年前」続き出来たので置いてきます。一応これで完結です
注意は前と同じですが、追加で濡れ場とかよくわからないで書いてるんで更に気を付けて下さい
楽しそうにそんな事いわないでくれ。幸せそうにそんな所をまさぐらないでくれ
「いつも私の事大事に優しく抱いてくれてたから今日は私がしてあげるねっ次からはまたしんちゃんから…ねっ?」
待ってくれ待ってくれ
頼むから…お願いだから…俺の頼みはいつでも聞いてくれてたじゃないか
「ふぐぐぁんぐあっ」
喋ることを禁じられている俺は何も伝えることが出来なかった
いつのまにか俺の着ていた胴着ははだけさせられていた
文香の指が俺の首元から胸、胸の周りから乳首へと妖しく踊る
「ふぁっっ」
耐えきれず軽く背を反らす
彼女の攻撃は止まない
俺の体で舞踏会を開いていたのは左手で、右手はさっきからずっと俺の逸物を撫で回している
「うわっ…おっきくなってきたね。実はこういうのの方が好きだったのかな?」
耳元で囁かれる。そんなわけないっ言い返したくても俺の叫びはただモゴモゴとしか響かない
そのまま耳をなめあげられる。甘噛みされ耳の穴に舌を差し込まれ、蹂躙される
たぎっていくのがわかる。そう、痛いほどに
どうしてこうなったんだ…
俺が彼女を壊したのか?それとも元から壊れていたのか
「…そんな顔しないでよ」
苦しそうな表情をしながら言われる
「しんちゃんが悪いんだからね?」
俺が?何を?確かにかまってはやれなかったけれど部活に打ち込んでただけ。それに納得してたじゃないか
「しんちゃんはいいかもしれないよ。好きな剣道出来ててさ」
だからどういう事なんだよ
「だけど私にはしんちゃんしかいないのっしんちゃんの事しか考えられないの」
…え?
「しんちゃんには仲のいい部の友達がいるだろうけど…私には…」
やっぱり
「それにマネージャーさんは女の子だし勿論学校には他の女の子も…だから不安だったのっ」
俺が
659 :
四年前:2009/03/10(火) 00:06:38 ID:47LIadAa
「疲れてるの知ってたから、剣道大好きなの知ってたからっ邪魔しちゃいけないってわかってたけど」
やっぱり俺が…
「もうどうしたらいいかわからなくて…」
壊した
「だから今からエッチするの。赤ちゃん作るの。もう私から離れられないように、私の事しか考えられなくする為に」
やっとわかった
「気持ち良くしてあげるから…私無しじゃ生きていけないって思えるくらい。だからそんな顔しないで…ねっ?」
止めなくちゃ
「ん〜っ」
「もぅそんな必死な顔しちゃってぇ我慢できないのぉ?」
いつのまにか彼女の表情は妖しさに満ちていた。俺の事を見つめている。だが俺の事を見ていない
俺の体が跳び跳ねる
ついに彼女の右手は限界まで膨れ上がった俺の欲望を優しく、絶妙な力加減で握り込む
「気持ちいい?すごいビクビクしてるよ?いつでも出していいからね?私に好きなだけマーキングしてね」
また耳元で…あぁっ吐息が…もうっっ
ドビュッッドピュッドピュ
「うわぁ…いっぱい出たねぇ私の手ドロドロだよ?溜まってたのかな?それともこんなに出しちゃう位気持ちよかった?」
「んぐぅ…」
謝りたい。心の底から
なのに俺は喋ることを許されない。俺はただただ悲しくて、悔しくて、申し訳なくて…泣いた
「んもう。そんなに気持ちよかったの?すぐに…入れてあげっん…あげるからっ…」
ピチャッ…クチュ…
淫靡な響きを持った音が響く。彼女の指は
「んっはぁっ」
自らの秘裂を弄んでいた
「んぅっ…見て…私のコっっコ…久しぃっぶりだかっら…ハァ…準備出来るまでぇオアズケっ」
細くて白い指が上へ、下へ
少し差し入れた指と指を開いて見せる
秘奥はキラキラと光っていた
少しの侵入、後退。侵入指が折れる。彼女の体が悦に震える
660 :
四年前:2009/03/10(火) 00:08:39 ID:47LIadAa
段々と激しさを増していく彼女の指。速さ複雑さ共に頂点へ
「っあっっっんはぁぁっっ」
そのまま折れてしまうのではと思ってしまう程に弓なりに反り返り彼女は達した
「っ…ん…ハァ……しんちゃんのまたおっきくなってるね…」
彼女の恥態を見せつけられて、俺はまた血をたぎらせていた
「んっ…じゃあ、入れてあげるねっ」
待ってくれよ…やっと気付いたんだ。なのにこんなのって
彼女が俺の腰の上を跨ぐ。左手で秘裂を開き右手は俺の逸物に添えて一気に腰を下ろした
「あっっはぁぁああっすごっいぃ」
生暖かい膣壁がきゅうっと締め付けてくる。彼女は挿入だけで軽く達した様だ
「はぁ…着けないでするの初めてだね。形がわかっちゃう感じ。なんか本当に『食べちゃった』みたい」
ケラケラと笑う彼女
そんな風に笑わないで、そんな事しなくたって、俺は、もう…
「んっ…じゃぁ動くね。いつでも好きなときに好きなだけ私の中にいっっぱい出してねっ」
子供のように純粋な、本当に無邪気な笑顔で彼女は囁く
「ぁっっん…はぁあん」
彼女の腰が艶かしく動きだす。ゆっくりと上へ下へ、俺の逸物をしごく
「はっはっはっ…はぁっ」
膣奥に先端が当たる。コツコツコツと深くゆっくりなピストン
先端が奥に当たる度に軽く締め付けられる。愛液が渇れる事なく結合部を潤し淫音を奏で続ける
「ふぁっあっあっあっあぁっっ」
トップギアを目指して回転が上がる。上がり続ける
腰の動きも上下だけでなく前後左右と複雑なモノになり快感を生み続ける
腹の底から欲望が込み上げてくる。白い塊、射精感。出してはいけない。認めてはいけないって思ってるのに抑えきれない
「はぁっしんちゃんのっ奥でまたっ大きくっなってくぅっ」
661 :
四年前:2009/03/10(火) 00:12:29 ID:47LIadAa
子種を吸い上げようと蠢く膣肉。欲望を吐き出そうとする剛直。二つが合わされば
「あっあっイっちゃうぅぅ」
「むぅーっっ」
ビュッビルルルッドピュッッ
結果は一つだった
彼女の秘部の最奥へと子種は放たれた
一回目のそれよりも明らかに多い放出量。二人、共に得た直感『あぁ当たった』
俺の中では何かが崩れていった。彼女の顔は恍惚としていた。
この差は、壁はなんなんだろう?あぁ俺が作ったんだっけか
また一筋涙を流した
「ふぁ…はぁぁ…凄い気持ちよかった…それに…ね。」
俺の肩に手を着き腰を持ち上げる
混じり合い一つとなっていた物は再び分かれた
だが混じり合った確かな証拠は彼女の太股をダラリと流れ落ちた
「あん…もったいない」
指で掬い、絡め、口へ。味わい、味わい、飲み干す
下腹部を撫でながら
「これは…もういらないよね?」
ようやく拘束を解かれる。思うように体に力が入らない。心にも力が入らない
だけど、これだけはしなくては
「ごめん。本当にごめんなさい。謝って済むとは思ってない…けど、ごめん、なさい…」
謝罪。心の底から
自分の事しか考えてなくて
君の気持ちに気付いてあげられなくて
不安にさせて
傷付けて
君を…壊して
今更気付いて
ごめんなさい
その後、俺は解放された。その場からは
俺は学校を辞めた。働く為に
二ヶ月後、彼女と共に検査をする為に病院に向かった
結果は…聞くまでもなかったんだけれども
八ヶ月後、子供が産まれる
そして今。三年が経った
大分影を潜めたが能面の様に貼り付いた笑顔は見え隠れする時がある
俺が償いきれる時は来るのだろうか
以上です。
下手でごめんなさい。ってかなんか色々とごめんなさい
お付き合い頂きありがとうございますた。また機会があればどこかで。それでは
>>662 GJ!またネタ出来たら投下お願いします。
666 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 09:11:26 ID:1eUEVY5B
>>662 こういうハッピーエンドなやつを待っていた。
GJ!
668 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 14:20:40 ID:7fgy+TRI
age
,. -―――- ..
,. ´: : : : : : : : : : : : `ヽ.
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
/: : : : :/: : : : : : : : :: : :i::、: : : : :ハ
,' : : : : /: : : : : : : / : : : !::ハ : : i::: :i
i : /: : /: : : : : : : / : :/:/!i::::|: i :l::: :|
l :/i: :/:l : : /: // : /:/ヾレ"! l: :l:::: |
|/ :! : : |: :/_:/__/: :/':/__| l: i:l::: :l
|: : | i : |:/! / / :/// :::::::リ:/ !::: l
|: 、:ヾ: :N レ=:、/.〃 ,.ィ=‐-、レ : |::: |
|: :ヽ: リ代::::::ノ゙ / 弋:::::;ノl:: /| ! | , -―‐-
|: :::ハ: : :ト---、,.- 、 {i__,/::::/|::!l:::| / ;;;′ 捕囚
/: :く |: : :| ‐ ´ / ̄ ̄ ./:::/::|`l! :! / .:. ;;」
. //´ '|: : :|、 / /:::/:: | | __ゝ、 /.:. ;;・;」
/i |: : :| }ヽ. !__ _i:::,イ::: :!/ i /.: ;」
. // /: : : !' } `Y´ |::i |: : :| ;; l. / .:;∵」
ハ / : : : | l || / l::| l: : :| . i. /.: ;・;」
/: :::ヽ. / : : : / / l| ;;|:l .|: : :!/ l /.:.: ;」
,': : :::::,}. ': : : : / / __!r.、 l:| !: : |ハ ;:: |/ ;;」
!: : :/: : : : : / / r { .{ {) |:! l: : |.ノ ;/¨;`:ヾ/
|: :/: : / : / /、 r'{;;:l;:;!; ;Vヽ | : | ;:::::___/__;;;;/、
|:/ /: l : / , / ト、! ゙;;;: ;:; ;;:}_| -―i' ;;; ---ミ
|l ∧ :| / / l // `  ̄ ;;;;;;;| ;;;; --、ソ
670 :
ナナシ:2009/03/22(日) 07:45:14 ID:2UljveOX
ヤンヤンデレでれー だれかとーうかしてくださーい
671 :
ヤンデレラ:2009/03/22(日) 22:46:45 ID:za7pdKYw
>>1君・・・他のスレになんかに・・・・・・投下・・・してないよね?
一応保守
ぽっぽ
674 :
ナナシ:2009/03/30(月) 13:05:08 ID:Xk6cHXzd
投下してほしいです 投下しないと夜にあなたを監禁....フフフ
675 :
ナナシ:2009/03/30(月) 13:06:16 ID:Xk6cHXzd
投下してほしいです 投下しないと夜にあなたを監禁....フフフ
何何でで二二回回言言ううのの??
重要なことだから
双子のヤンデレだから
679 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 21:00:07 ID:4HZkG7wr
「ヤンデレ小説を書こう!」に登校すれば後々保管してもらえるんじゃない?
大人しい女の子が逆レイプをするのが大事なのであってその子がヤンデレであるかは関係ない
ヤンデレの単語がついてるけどそれはスレタイじゃなくサブタイだし
このスレに最初に投下された作品も病んだわけじゃなく焦った末に行動に出ただけだし
681 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 14:09:02 ID:7u7RDW6A
サブタイ扱いw
>>678 双子のヤンデレっていいね
共同戦線を張って一人の男を囲うのか…
或いは姉妹で●しあうのか…
>>679 保管を考えるなら、特にまとめスレ作る人がいないなら
「2chエロパロ板SS保管庫」の中の人に頼むのがいいんじゃない?
あの人仕事速いよな
>>682 共同戦線を張る方が好みかな、個人的にはだけど。
同じ環境で育ったからといって男の好みまで同じになるわけ
ではないけど他人にやるより自分と同じ価値観と感情を持っている
人間となら共有してみたい、しか認めないっていうのはゾクゾク
くるわ。
双子は互いに意識し合うから自ずと差異が生じるって某タレントが言ってた
誰か投下してくれないかな
君が投下してくれても良いんだぜ!
688 :
ナナシ:2009/04/08(水) 20:48:34 ID:1bVEa9Kf
受験終わってんのに投下こない・・・
689 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 00:42:32 ID:EwTbKgH7
期待age
重複だろ
せめてスレタイのヤンデレ抜けよ
今更すぎて突っ込む気さえ起きん罠
「救世主」と「真奈美と美奈」の続きを切に願う。
こんばんは。無事受験も終わり、引っ越しも終わり、ひと段落つき、ネットもある環境になったんで報告にきました。
遅くなって済みません。これからまた投下をしようと思います。では。
お帰りなさい。お疲れ様でした。頑張って下さいね
お、主力作家さんの一人が戦線復帰だね
お帰り
>>512の続きと、余力があれば養子の方のお話も期待
ところで真奈美と美奈。の人さん的には、スレに保管庫あった方がいいと思う?
おかえり。口内炎は出来てないかい?
おかえりー
…で、受かったのか?
まあ受かってないなら引っ越す必要無いわな
きたああああああああああwww
受験おつかれ!
執筆頑張って!
キターー°・(ノД`)・°・
お帰り〜口内炎さん
700 :
転載:2009/04/16(木) 17:56:03 ID:gfEQvX06
全然大人しくねえからそれ!
それはヤンデレかどうかなんてわかんねーだろ・・・
しかも惨事だしスレチだスレチ
大人しげな美人が実は格闘技の達人で、
勤め先に押し入ってきた強盗に一目ぼれ、
監禁してことに至る…と考えればあるいは。
ヤンデレ分うすめ電波分濃いめだが。
そこをさらにステップアップして
大人しげな美人が実は格闘技の達人。
ある日その勤め先に押し入ってきた強盗だったが
その強盗は中学時代に事情があって、涙を呑んで
あきらめた幼馴染の男だった…とか。
おや、ガイガーカウンターがびりびりと・・・
ここは一つ
大人しげな美人が実は格闘技の達人。
片思いの男を陥れて自分の働いている美容室に強盗をしなければならないように追い込み
押し入ってきたところを監禁して『全ては計画通り…』だろ。
ヤンデレ成分は増えたはずだ
706 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 23:39:21 ID:WhwONDah
age
ストーカーはヤンデレに入りますか?
>>707 多分入るんじゃないかな?
あと話は変わるけど、大人しいストーカー娘なら
勇気を振り絞って告白するも断られて、現実を受け止められずストーカー化。毎日おはようからおやすみまで監視
↓
男が他の娘と付き合って最後までする所をストーカー娘が見てしまい娘嫉妬臨海点突破
↓
不法侵入して男を監禁拘束。「あなたは私のモノなんですから浮気は駄目ですよ?」と言って薬を飲ませて下を強制的に立たせ、逆レ
↓
その後は調教で無理やり洗脳して彼女と別れさせ、自分のみを愛するよう躾て、晴れて完全に自分の物にする。
って流れとか好きだな。
709 :
鹿児島県、肝属郡、東串良町 出身者:2009/04/23(木) 02:09:55 ID:i33X7PSq
少し昔まで、田舎に「おっとい嫁じょ」と言う習慣があった。
嫁にしたいと思った少女を拉致監禁レイプして、他所のお嫁にいけない体にする。
過疎が進んで、田舎に少女が少なくなってくると、取り合いになってしまい
村の青年団の集会に呼んだ少女を集団レイプする事もあった。
結局、都会から来た少女をレイプして逮捕者を出し、この習慣は無くなった。
これを男女逆にしたら面白いネタにならないか?
過疎が進んで若者は女ばかりの村
村には少女団が存在し、男の子をレイプする色々な方法を昔から研究
都会から優しくて女の子を殴るなんて出来ない男の子が越してくる
当然、すぐに目を付けられ・・・
ほう、そしてヤンデレウイルスが蔓延していると
「よし、
>>608よ…書くんだ」
そう言った
>>609がいなくなってから3ヶ月が経過しようとしている。
物書きとして生きる
>>609が行方不明になったという報は日本中を駆け巡り、警察も己の威信にかけて捜索したが唯一つの痕跡も見つけることが出来なかった。
たった一つの手がかりは、消える直前に女性と話している姿を目撃されていること。
また、その女性の手がかりも見つからないことから警察の
>>711は地道な作業を続けている。
…展開が思いつかなくなった。
聖水ってこのスレ的にありだよね?無しって言われても入れるけど
>>713 どこのリュウタロスだよ。
注意書き忘れなけりゃおk
718 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 03:10:01 ID:i5GEYkn0
ヤバイ
投稿するかはさておき、今それっぽいの書いてるんだが、まだ途中なのにかなりの長文になってしまった
自分の好みを詰め込みすぎた
>>719 どんなに長くなってもかまわないから己の欲望を吐き出すんだ!
作品に飢えてるこのスレでそういう発言するとどういう事になるか分かってんだろうなァ?
722 :
ナナシ:2009/05/06(水) 13:49:09 ID:POheDeQL
ヤンデレの彼女と 変人の彼女 どっちがいい?
ヤンデレの彼女で
つか変人の彼女てどんなんWW
こんばんは。あれから書くといいつつあまり筆がすすみません
案外大学とは忙しいものなのだなと思いつつ時間を模索しております
あとスレチかもしれませんが、一応受験はそれなりには成功しました。
みなさんの応援のおかげ?です。早稲田は結局受験せず慶応になりましたw
あと口内炎はできてないです。つい一週間ほど前に熱が38度をこえたくらいです
では今週の日曜の夜までくらいには投下できるよう頑張ってみようと思います。
それではスレチでご迷惑をおかけしました。ほかの作者さまもがんばってください。
725 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/06(水) 23:18:57 ID:kqEoVwE6
>>724 合格おめでとう!!大学生活もSS投下も頑張ってね!
>>724 SUGEEEEEEE
急かしはしないから書いてくれw
生きてて良かったwwwww
おめでとう、そしてお大事に、SSも期待して待ってるぜ
728 :
pkkhiro4:2009/05/09(土) 13:33:05 ID:41fMzsYI
保守
おめでとさん。さてまたここが盛り上がることを祈る
730 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 23:24:39 ID:fCq6L33y
おめ SS期待してますwktk
731 :
死:2009/05/11(月) 18:23:35 ID:HE4zI5eW
投下
3月、入学シーズンに入ってきた。今年は2年目の高校だ、隣の席は・・・
「こんにちは、暁君」
今回で49回目の隣の、(小学校の頃から)独田 かおりだ。
いつもは、明るい、いい子だが、中学の頃から目が吸い取られるような目になってきた。
席替えも終わり、帰ろうとしたら
「おまえ、いいなー」
「少しは譲れよ」
という声が聞こえてきた。
「俺だってかおりと、なりたいわけでは、、、」
6月席替えをやった、となりは・・・あかりだ。
珍しくあかりはなにも言わなかった。
俺は気にも止めず、昼ごはんを買いに行った。
放課後、保健室に呼ばれた・・・
見てるよ
つC
あれ?終わり?
続きだ……続きを……
一人の職人を礼賛するだけの典型的なスレッド
さすがに尻切れトンボ過ぎてGJって言いにくいんだよ・・・
作品になってないものまではさすがに評価できねぇよw
739 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 22:28:54 ID:OqPLT4Bl
>>738様に作品を評価していただくスレです
そのつもりでお願いしますよ
せめて区切りを付けるならそういって欲しい
途中まで投稿されたまま消えられても反応に困る
741 :
ナナシ:2009/05/17(日) 11:24:27 ID:xlHJ89GD
このスレ廃墟状態ww
過疎ってる
ここの住人なら「やんでれのほん。」購入者少なくないはず
買ってみよう
745 :
ナナシ:2009/05/29(金) 07:07:20 ID:iIqWH2Jl
つうかもしかして作者みんなヤンデレに監禁されてるなww
ショリショリショリショリ…… ショリショリショリショリ……
僕は喉が渇いていた。
メイドを部屋に呼んで飲み物を持ってくるよう頼んでもいいが、少し息抜きに邸内を歩きたい気分だった。
飲み物を求め食堂まで来たところ、そんな音が聞こえてきた。
中に入ると、楓さんが熱心に何かをやっている。
楓さんは長く勤めてくれている働き者のメイドだ。
今も何か仕事をしているのだろう。
フッと背後から覗きこむと、包丁を持って、土台になったモノに擦り付けるように前後に動かしていた。
「楓さん、ご苦労様。 精が出るね。 包丁研いでるの?」
「えぇ、どうも切れ味が悪くなってきたようで。 あと最近害獣がウロついているようなので」
この町は、国で二番目に大きい副都から距離的に然程遠くない割には、田舎な感じで山の動物が結構出てくる。
猟師の人も多く、また昔日にはここを拠点にこの地方の領主が狩りを楽しんだ所でもある。
山の動物は、人里まで降りてきて悪さをする事もあるようだ。
来る時分は、特に日が暮れてからだとか。
屋敷周りの仕事で夕方以降も外に出て仕事をすることもあるだろうから、楓さんが言ってるのは
そういった獣に対しての万が一の為の護身用という意味なんだろう。
ちょっと物騒ではあるが、自衛の為にはある程度は仕方ない事だ。
とはいえ……
「えぇと、外での仕事は日があるうちにして貰って、暗くなったら急ぎでもない限りは外に出ない方がいいよ。
山の動物が降りてくる事もあるから、危ないかもしれないし」
そう、ならば夜はなるべく出ないようにすればよい。
「お気遣いありがとうございます。 なるべくそうさせて頂きますね」
ニコリと楓さんは首肯する。
分かってくれてよかった。
楓さんに危ない目にあってほしくない。
とりあえず安心した僕は、当初ここに来た理由であった喉の渇きを思い出し、冷蔵庫を開けペットボトルを
取り出しコップに注いだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
旦那様は、飲み物を淹れると食堂を出て行かれた。
旦那様と言うと、年配のように聞こえるが私と一つしか違わない。
大旦那様ご夫妻は既に亡くなられて、若くして当主となっている。
代々町の名士の家系でもあり、地場企業としては大手の会社の経営者であり、容姿は贔屓目を差し引いてもハンサムである。
そんな旦那様の周りには、自然にメス害虫・メス害獣の類がスリ寄って来る。
となると、誰かが駆除しなければならない。
旦那様の足音が遠ざかっていく。
私はまた一層刃物を研ぐのに集中する。
大丈夫ですよ、旦那様。
害獣はちゃんと私が駆除しておきますから。
以上です。
久しぶりにリアル遭遇!
GJ!
751 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 07:39:10 ID:3I6m/2Zj
久しぶりの投下キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!GJ!!
GOODJOB!
>>743 「やんでれのほん。」は買ってないけど木鈴亭が出しているヤンデレ同人シリーズ
は買ってる。
>>749 GJ!
>>753 愛のあるヤンデレが好きなちょっと異端な俺からするとあんまり好きじゃないな・・・・・。
>>755 お前は決して異端じゃないぞ、愛の無いヤンデレなんてただのキチガイだ
一応愛はあると思うが。あくまで一方的な愛だが。
俺は愛のあるヤンデレ・・・というかむしろ依存っぽいがGUNSLINGER GIRLの
ヘンリエッタみたいな一方からは普通の愛情だが相手の方は「狂愛」という感じ
のデレが好みではある。
まず周囲を「平和的に」排除してそれでも駄目なら「強硬手段」をとるみたいな。
おー怖い
GJ!!
愛は無いよりあった方が良い
愛、生命の愛 血の色は大地に捨てて 新たな時をひらくか 生き残るヤンデレ戦士達♪
762 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 23:50:39 ID:0IqqoIFl
保守
やんで〜れ♪
〜少し美奈視点〜
二人だけの世界があったら、どんなに幸せなことだろう。
自分が今以上にずっと子供だったとき、こんなことを考えた。今でも憧れではあるのだが、自分は、それが不可能なことだと理解してしまっている。
・・・・・・だからといって、自分と愛しい人との間に、必要以上に他人が入り込んでくることは好ましくない。
あくまで、許すのは私が必要と割り切っている部分だけだ。たとえそれが友達であっても、姉であっても、だ。
大好きだった、自分にないものを持っていて、とても優しかった姉。
ある日、知ってしまった。いや、認めてしまった。姉も、自分と同じ人に恋しているということに。
ずっと前から気づいていた。でも気づいてないふりをしてた。認めてしまったら、争わなきゃいけないから。
魅力・・・・・・という点では、自分は劣っていると思う。愛しい人との接点でも、大した差はないにしろ、やはり同い年でない、というのはそれだけである意味ハンデといえなくもない。
進学するとき、その差は顕著になる。
例えば、自分が中学生の時、相手が高校生だったり、自分が高校生の時、相手は大学生だったり。なんだかんだで、スケジュールが合わない。
いつも一緒にいることができない。「今、あの人は何してるんだろう」と不安になることもある。
社会にでれば、自分と愛しい人との年齢差なんて、大したことなくなるのだろうけど……。
そんなハンデに加えて、姉は頭もいい。
じゃあ、諦める? そんな言葉が頭をかすめたこともある。
が、冗談だ。その人の存在は、自分の中であまりにも大きくなりすぎていた。姉よりも、だ。諦めるなんてことはありえない。ならばどうするか、決まっている。
全てを、自分の障害になるすべてを駆逐し、自分のもの――これは傲慢な言い方かもしれないが――にするだけだ。
だから、こんなやつに渡さない。渡せない。
見れば見るほど、その少女はいつも自分が目にしてる、そして以前から知っている少女だ。
だが自分が知る限り、こんなことを平気で言える子じゃなかった。少なくとも以前は。
だが、『セックスしてください』
少女はそういった。
「どうしたんですか? 恋人同士なら普通だと思いますよ? 私は言ったはずです。愛しているんですよ」
『普通』じゃない。その姿は普段の愛らしい美奈のままだった。当然だ。でもその姿からは、可憐というよりも、寒空いものを感じる。周囲の喧騒も安藤も、もはや関係なかった。
「もしかして私の体を気遣ってくれてるんですか? それなら大丈夫ですよ。当に覚悟は・・・・・・・いえ、覚悟というのは語弊があります。私は喜んでいるんですから」
美奈は、さらに続ける。
「刻みつけてほしいんですよ。私に。あなたの、兄さんのものであるという証を」
役者のように、あらかじめ決まっている台詞をいうかのように、よどみなく言葉を発する美奈。
そんな美奈をみて、俺は考える。俺は、道を誤ってしまったのだろうか。読み間違えていたのだろうか。
思えば以前抱きしめたあたりから、少し危うそうなところはあったのかもしれない。
その美奈の思い、というか真意。
だが、自分は見逃してしまった。自らの迷いのために、見極めることができなかった。
「……ね? 兄さんわかりますか? さすがにこんな場所でするわけにもいきませんから、すぐにでも帰って……」
美奈は俺の腕をとると、甘えるように身をもたれかける。
さきほどとはうってかわって、愛らしい表情をうかべて。
誰かに、何かに重なる。この人物が、状況が。
「さ、いきましょう? 兄さん」
美奈がクイクイと俺を引っ張る。俺もつられて歩を進めた。一刻も早くこの状況を脱したかった。
「あ、お釣りはいりませんから」
美奈はレジ係に目もくれず、これ以上ないくらい素っ気なくいうと、財布からお札を一枚ぬきとり、レジにおいた。
外にでると、冷たい風が体を突き抜けてくる。そんな中、良くも悪くも、美奈の体だけは、確かに温かい。
「兄さん」
顔を向けると、不意に口をふさがれた。自分のすぐ目の前にいる少女。
その瞬間、デジャブが脳内をかけめぐった。ついこの間、そういえばこんなこともあったな。
そうだ。真奈美だ。俺は真奈美との関係を清算するために、美奈とこうしているようになった。その過程で美奈を愛しく思うようになった。これは事実ではある。だが、今の状況は何なのだろう。これでは真奈美が美奈に変わっただけのような気がする。
「兄さん、愛してます。・・・・・・もう絶対に離しません」
美奈は口を離すと、うっとりとした表情で、俺をみつめてきた。
美しい、それでいて幼さを残す顔立ち。細部は違うけど、やっぱり真奈美に似てる。
明日から学校、どうなるだろ。ぼんやりした頭で考える。それに安藤。あいつには悪いことしたな……。
とりあえず俺は自らの安息に、さよならを言った。いや、言おうとしたが、安息なんて当の昔にいなかったようだ。
一難去ってまた一難ってか? 笑えない。
こんばんは。なんだかんだで相当遅くなってしました。ほんとすみません。
それに設定とか展開とか、細かいところは自分でも忘れていました・・・。
これ以降書くことがあったら、ちゃんと設定とかプロットとか考えて、保存してやるようにします・・・。
もしそのことで美奈さんを不快にすることがあったらすみません。
にしても大学もとい東京ってほんとにお金がかかります。今月あと1000円ほどしかないです(笑)
それにしてもこれ書き始めてから一年近くたつと思うと感慨深いものがありますね
それではスレチ?なうえに長文失礼しました。15日までにレポート提出なので、それが終わったらまた投稿します。
それではほかの職人さんたちもがんばってください。では。
真奈美と美奈。の続きキタ――(゚∀゚)――!!
バイトしなきゃキツそうだね
学校+バイトで更に時間とられるかもしれないが
気長に楽しみに真奈美と美奈。の続きを待ってる
がんがれ
因みに賄い付きのバイトすればその分食費浮く
からオヌヌメ
あと「ひと月9000円の快適食生活」みたいな感じの
貧乏ご飯本あるから図書館で借りて読んで実行で
きる所は実行すればこれも結構食費削れる
画面の向こうから応援してます
お帰りなさい。まってました。
770 :
死:2009/06/16(火) 19:23:17 ID:Kldo8A8f
「なんだよ、かおり」
おれは入るなり言った、するとかおりは
「なに?私あんたなんてよんでないよ」
・・・なんだそれ・・・そう呆然としてるとかおりは
「ねえ、あんた斉藤とはどういう関係?」
「いや、別にただのクラスメイトだけど」
「じゃあ、真部とは!」
「斉藤と同じだけど」
するとかおりは保健室のカギをかけた。
「ちょっwwwwおまっwww」
うるさい!と一声はなった後こう言った。
「わたし、」
771 :
ナナシ:2009/06/22(月) 22:20:21 ID:+p4xl989
・・・なぜか 小説にある山田裕Oの×ゲームがヤンデレにおもえてしまうwwww
?
二学期の終業式が終わって明日から夏休みだと心をふるわせながら眠りについて、いざ今日から夏休みだ!!と起き上がろうとした刹那、身体が全く動かない事に気付く。
メガネを付けてない状態だと良く見えないが、腕と足についている物の質感と色で金属製の拘束具である事に気付いた。
多分、寝ている間に装着されたんだと、柄にもなく冷静に判断しては見たものの、自分がこんな事をされる覚えは全くない。
誰がこんなたちの悪い悪戯をしたのかと犯人を想像していると、部屋の扉が開いて誰かが入ってきた。
「お兄ちゃん」
聞き慣れた声に反応する。この声の主は親父が去年再婚した相手の娘で、俺より一つ年下の義妹、麗(うらら)の声だ。
声の状態から驚いた様子がない事から、悪戯をしたのはコイツだと判断した。
「おい麗、この手足を拘束しているモノを今すぐ外せ。今ならデコピン一発で許してやる。」
普段ならこの後すぐに行動に移すのだが、一向に動く気配がない。「イヤ」
!?、普段の麗ならまず言わない台詞が口からこぼれた事に俺は少なからず衝撃を受けた。しかし、ここで引き下がっては兄もとい男としてのプライドに関わる、そこで俺は語気を少し強め
「早く外せ、今なら親父達には内緒にしてやる、だから今すぐ外せ」
すると麗がクスリと笑った。メガネをかけていないから表情まではわからないが、多分微笑んでいたのだろう。
「お父さん達はしばらく帰ってこないよ。少し遅れたけど、二人でハネムーンに行くって昨日の晩御飯の時に言ってたよ。期間は30日で、しばらく留守にするけど家の事は頼むって言ってたの忘れたの?」
確かに言ってた気がする。そしてそのハネムーンの出発日が今日の早朝という事も言っていたと思う。つまり、今家に居るのは俺と麗だけと言う事になる。
それが何を指し示すのかというと、俺の生き死には全て麗の手に握られているという事だ。
>>775 ありがとう。
ただ、書くのに意外と精神的な負担があるから1日二回が限界かもしれません。
>776
それだけかければ十二分だ。
火浦なんて、火浦なんて……・゚・(つД`)・゚・
【トリブラを待っている方々、ゴメンなさい】
wktkさせる切り方じゃあないか・・・
乙でございます
>>774続き
何でこんな事をするのかと思考を廻らせているのお知ってか知らずか麗は淡々と喋り出した。
「お兄ちゃん、何で私がこんな事をするのか聞きたいって顔をしてるね。良いよ教えてあげる。最近、お兄ちゃん私を避けてるから何か寂しくなっちゃって…」
確かに最近は避けていたけど、それには理由がある。麗は義兄の俺が言うのも何だが可愛い、それこそ夏休み三週間前には俺と同じ学年の野郎共が、麗の夏休みの予定を教えろと群がるほどだ。
親父が再婚した時は、あの親父が再婚?!という衝撃が強く麗よりも親父の再婚相手、つまりは義母の方に興味が湧いて妹に対してはこれと言って特別意識はしていなかった。
しかし、麗の予定を野郎共が聞きに来た時に俺の中で何かが変わった。それが何か気付くのに時間はかからなかった。
焼きもちに似たモノが俺の中に産まれていたのだ。今までは気にもしていなかった麗が俺の中で、日に日にその存在を大きくしていくのを感じ、俺は何かの間違いだと思いつつも、意識的に麗を避けていた。
だけど、それとこれとどんな関係があるんだと思いつつも、麗の話をそのまま聞き続けた。
>>779 「お兄ちゃんは気付いてないかもしれないけど、同じ部の藍川さんと真田さんがねお兄ちゃんの事好きなんだよ…。」
同じ部の藍川と真田と言えば、麗とタメをはるほどの人気を誇る女子だ。何の因果かわからんがこの二人+麗は俺と同じ美術部だったりする。嫌われてはいないのはわかっていたが、まさか好かれていたとは。
「それでね、二人共わたしにお兄ちゃんの夏休みの予定を聞きにきたの、理由を聞いたら夏休みの間に告白するって言ったの…」
何と言う事だ、学校の美少女三巨頭のうち二人が俺に告白だって!?
あり得ない、絶対あり得ない。ただ同じ部活に属しているという事以外全く設定が無い俺の事が好きだなんて…などと混乱している俺をよそに麗はまだ話を続ける。
「二人ともお兄ちゃんに告白するって言うから、わたし、夏休みは遠くに行っててお兄ちゃんは帰ってこないよって嘘を言っといたの…」
はぁ??
わからない、理解出来ない。そもそも麗は寂しくて俺を拘束していると、最初はそう思った。けど、今の話を聞くと俺を彼女達に合わせない為と判断出来る。
???駄目だ全然わからない。話が見えてこない。
「黙って話を聞いていたんだが、結局どういう事なんだ?」
俺は最早理解出来ないと察し、直接聞く事にした。すると、俺は思いがけない返事を聞いてしまう。
「うん、わかった間を飛ばして率直に言うとわたしはお兄ちゃんの事が大好きなの!!愛してるの!!例え何があったとしても他の女に取られたくないの!!!」
こいつは驚いた。まさか麗が俺の事を好きだったなんて。しかし、まだ麗の話は続く。
「わたしね、お母さんが再婚するって聞いた時は余り嬉しくなかったの。」
「全く知らない人と家族になると思うと、とても憂鬱な気持ちになったんだけど、お兄ちゃんを初めて見た時、ぎこちないけど優しい言葉をわたしにかけてくれてから、わたしの憂鬱な気持ちが何処かへ消えてしまったの。」
「それから一緒に生活をして、わたしの中でお兄ちゃんの存在がどんどん大きくなってどうしようもなくなってしまったの。」
「そんな時からお兄ちゃんがわたしを避けるようになったから、日に日にわたしの寂しさは大きくなったの。」
「そんな時に追い討ちをかけるように、あの二人がお兄ちゃんをわたしから奪おうとしたの、だからわたしはお兄ちゃんを拘束したの。」
やっとわかった。俺が意図的に麗を避ける事で、麗の寂しさを増長し、飽和状態になったところに追い討ちをかけるように二人から告白すると聞いて不安な心が爆発、拘束へとつながったのか。
今日はとりあえず3つ、一つは改行しわすれて見苦しいですが、ご了承お願いします。
因みに次回か、その次の回にキャラを一人追加します。
gj
続きが気になるぜ。
兄、モテ杉ですねw
藍川さんと真田さんも暴走してくれるといいなぁ。
>>784 大人しい女の子に行動を起こさせるには、起爆剤が必要だと思いまして。
因みに補足として、主人公は高2、三巨頭は全員高1です。美術部には主人公、三巨頭、三巨頭に憧れる女子数名。元々は男子部員は主人公以外にも居たが、3年生になったため引退もしくは、女子ばっかで居づらい為退部。
因みに美術部のクセに主人公以外は余り絵を描く事等に積極的ではない。
理由としては、三巨頭の入部動機が主人公が入部したから。三巨頭以外は、三巨頭が入部しているから。
顧問は何故か校医。校医のクセに絵がめちゃくちゃ上手い。
監禁されたい……
>>781続き
「で、これからどうするつもり何だ?」
理由はわかったが、これからどうするつもりなのか予想出来なかった。
「実はね、今日はお客さんに来てもらってるの」
駄目だ全然話がかみ合わない。完全に自分の世界に入ってしまったのだろうか?
「お姉ちゃん、もう良いよ。こっち来てちょうだい」
おいおい、今何と言いましたか貴女は。今確かにお姉ちゃんって言ったよな。お姉ちゃんって誰だよ、麗の知り合いか?いくら義妹の知り合いだからと言ってもこんな姿は絶対見せれない。
などと考えていたが、とうとう「お姉ちゃん」が部屋に入ってきた。
「全く、麗が仕事の道具貸してほしいって言うから何かと思えば、あんたにこんな趣味があったとはね、全く姉妹揃ってまともな趣味じゃないね」
今この女なんって言った、考えるより先に「姉妹だと?麗に姉が居るなんてそんな事聞いた事ないぞ」と言葉がこぼれた。
すると、その一応、姉が少し驚いた様子で
「嘘、麗私の事全然教えて無いの!?」
と言ったのに対し麗が答えた。
「う…うん、お父さんには教えてたけど、お兄ちゃんに教えるの忘れてた」
なんと、義理とは言え我が妹にこんなぬけた所があったとは、学校ではそれなりに真面目なやつなだけに少し驚きだ。
「ふぅ、全く仕方ないわ。じゃあとりあえず自己紹介ね。私は麗の血の繋がった姉の美紀です。因みに職業は、SMクラブのオーナー兼女王様、よろしくね義弟(おとうと)くん」
なんという事でしょう、私にいきなり歳の離れた義姉が出来てしまいました。1日の始まりに俺は何度驚かされるのだろうか。
そして義姉を呼んで、我が義妹は何をするつもりなのだろうか、全く予想出来なくなってしまった。
「ところで麗、何で私は呼ばれたの?まさかコレを見せるためだけに呼んだわけじゃないでしょ」
「うん、お姉ちゃんに聞きたい事があってね…それで呼んだんだけど、お姉ちゃん仕事でエッチするんでしょ?」
「え、まぁ気に入った下僕にはご褒美としてヤらせる事もあるけど……ってもしかしてあんた」
「う…うん」
何やら二人だけの意思の疎通が行われた様だ。俺には全く理解出来ん。そんな俺をよそに麗は少し間をおいてから話はじめた
「わたし、まだエッチの事とか全然わからないから、お姉ちゃんに教えてほしくて……駄目?」
エッチの事について教えてほしい?まさか!?
いくら色恋沙汰に疎い俺でもここまでくればわかる。我が義妹は事もあろうに俺と性交をしようとしているのだ。
しかも、教官に選んだのはなんと実の姉。そこまでは百歩譲るとしても、SMクラブのオーナーにして女王様だぞ?!明らかにアブノーマルな事しか教えねーだろ。
頼むから断ってくれー!!!!!と心の中で叫んだ。勿論口にもだした「断って下さい」と、そして運命の瞬間が訪れた。
「うん、良いよ!!」
俺の義姉はとても嬉しそうに答えた。
「それじゃあ、まずエッチの基本は愛撫。コレが下手だとまず先には進めないから」
「エッチの…基本は……愛撫。っと」
義姉の説明を聞きながら、麗はメモをとっている。メガネをかけていないから表情はよくわからないが、多分物凄く真剣な表情をしているのだろう。
「ちょっと麗、そんなに力まないの。そんなに力んでちゃ上手く愛撫出来ないわよ。もっとリラックスして、ね?」
「う…うん、わかった」
「さてと、じゃあまずは基本中の基本キスから教えるね。まぁ最初は相手の唇に軽く触れる程度ね」
そう言われると、麗の顔が俺の顔にゆっくり近づいきた。
「ぉ、おい!!止めろ麗!今なら引き返せる。早まる、ぅ」
「ぅ、ん」
俺の静止する言葉を遮る様に、麗の柔らかい唇が俺の唇に覆い被さった。その瞬間、まるで頭の先から爪先まで電流が突き抜けて行くような、そんな感覚におそわれた。
「わたしのファーストキスはどうだった、お兄ちゃん?」
そう問いかける麗に対して俺は何も応えれなかった。鼻孔から脳髄をこれでもかと刺激する女性特有の甘い香りとキスの感覚のせいで俺は半ば放心状態だった。
だが、そんな状態の俺を呼び覚ます刺激が今度は口に与えられた。
わっふるわっふる
>>789続き
「ぅ、んぅ」
麗の舌が俺の口をこじ開け、中に入ってくるのを感じる。最早俺には抵抗する事すら出来ない。麗の舌が俺の舌に絡み俺の唾液を味わう様に口の中をなぶる。
その瞬間を受けたせいで俺の息子は今まで経験した事がない程にガチガチに硬直し、ズボンにその形をくっきりと写し出していた。
「あらあら、全く麗ったら獣みたいね。そんなに愛するお兄ちゃんとキスがしたかったの?フフフ、どうやらお兄ちゃんも麗とキスがしたかったみたいよ」
と言いながら、義姉は俺のガチガチに硬直した息子を指差した。
「ん、はぁ、ち、違うぞ!!これは男の生理現象で……そう、朝起ちってやつだ」
「コラコラ、義弟くん嘘はいけないよ。さっき私が入ってきた時は全く勃起してなかったじゃない。まぁそんな事はこの際どうでもいいわ」
「それにしても、我が義弟とは言えここまで立派なモノを持っているとは、正直私の下僕にしたいわ。まぁそんな事は麗が許さないでしょうけど」
と言いつつ義姉が麗の方を見る。
俺は初めて見た。
麗のあんな顔を。普段は絶対に人を恨んだりしないいわゆる「良い人」の麗が険しい表情で実の姉を睨んでいる。そして俺の身体を放さないと言わんばかりに抱きしめてくる。
「ゴメンゴメン、義弟くんは麗のモノだったね、ただ義弟くんのあそこが立派だったからつい口から出ちゃったの。ただ、ちょっと問題が出てきたわよ、処女の麗にこのサイズは明らかに厳しすぎるわ」
「そんなの関係ないもん、お兄ちゃんのチン〇ンなら痛いのも我慢できるもん」
何か麗が子供っぽい口調になってきた。というか
「コラ!麗、女の子がチンチ〇って言ったら駄目だろ」
「お兄ちゃんごめんなさい。グスッ」
「わ〜、ゴメン、ゴメンな。だから麗頼むから泣かないでくれ」
我ながら情けない兄である。義妹のキスで勃起し、泣こうとする義妹を慰める。多分俺は尻にしかれるタイプ何だろう。
「うん、わかったお兄ちゃん、わたし泣かない。そのかわりに、わたしを愛してちょうだい」
この状態でもし断ったらどうなるのか想像してみた。結果としては多分恐ろしい事になる。
だから俺は素直に「わかった」と言うしかなかった。
>>774 コンスタントな投下GJです。
そのペースで書けるなら、ある程度書き溜めてから投下するのも、選択としてはありかも。
後で作者さん的に推敲したくなる場合もあるでしょうから。
このスレ的にはSM嬢出てくるのは珍しいですね。
先生(SM嬢)の教えに従いながら、たどたどしく責めるキモウトのシチュがいい感じです。
>>793 ありがとうございます。個人的にそうしたいのは山々何ですが、如何せん携帯でやってるもんで。
あと、勢いで書いてる所もあるんで、文法や漢字のミス何かが、後で読み返してあったりするんですが、ソコはご了承していただくしかないですね。
>>792続き
「やった〜、じゃあお兄ちゃんもわたしにキスして」
「わ、わかった。けど、見つめあってると恥ずかしいから目を閉じてくれないか?」
「もぅ、お兄ちゃんは恥ずかしがりやさんなんだから、仕方ないな〜。はい。」
そう言いながら麗は目を閉じた
「じゃあ、いくぞ?」
「うん」
「ん、ぅ、んう」
「ん……ハァ…ハァ、これでお兄ちゃんは、わたしだけのモノ。誰にも渡さない」
「全く、二人して、二人だけの世界に入りすぎ。私の事を忘れてるの?」
義姉がぼやく
「ねぇ、お姉ちゃん。次はどうするの?」
姉のぼやきを聞いたからかはわからないが、麗が義姉に次にどうするか聞いた
「もぅ、麗には教えてあげな〜い。私をのけ者にして自分だけ楽しんでいるんだから。まぁ、私にも義弟くんをいじらせてくれるなら話は別だけど」
「ぅ………ぅん、わかった。だけど、お兄ちゃんのチン〇ンには絶対に手を出さないで、お兄ちゃんの初めてはわたしのモノだから」商談成立
義姉が俺に顔を近づける。メガネをかけていなかったから良くわからなかったが、物凄い美人だ。髪は黒く、なめらかで、肌に髪が触れただけで何故か興奮した。
「さてと、唇へのキスはもうすんだから、今度はこっちにキスをして反応を見てみようかな」
微笑みながらそう言うと、彼女は俺の首筋に唇を這わせた。
鳥肌がたった。首筋に唇を這わされた瞬間、身体中の力が抜け抵抗する事が出来なくなった
「ぅ………止め…て、下さい…」
「どうして?」
「どう…しても……で…す」
「イヤ、だってこんなに感じる子何てそうそう見つからないからね〜、たっぷりいじめてあげる、フフフ」
そう言うと、舌で首筋を舐めはじめた。
「はぅ…」
我ながらこんな声がどこから出ているのか不思議でならない。正直自分が情けなくなってきた
「凄い反応ね。もしかしてここ弱いの?」
「そ、そんな…こ、ぅ、事…な…ぃ」
「そうかしら、もう、おチン〇ンはビクビクして、早く出したいよ〜って言ってるよ〜?」
「お姉ちゃん、お兄ちゃんをいじめないで」
(おお、我が義妹よ、よくぞ言ってくれた。これ以上義姉に攻められていたら絶対ヤバかった。Niceだ麗)と心の中で叫んだ。
「わかったわよ、これ以上やって初日から壊れたらつまらないからね今日はこのくらいにしてあげる」
そう言いながら、義姉は俺の頬に軽くキスをした
797 :
猫とダンスを:2009/07/02(木) 02:46:56 ID:C0/3zbNq
第一話「道」
「俺、君のこと好きなんだけど……」
歯切れの悪い言葉だった。告白というには、あまりに無骨である。
「付き合ってくれない?」
そう口にした後で、彼自身も思った。なんと頼りない告白だろうか。
だが彼にとっては、そもそも告白という行動自体が解せないものだった。もし失敗したら、気まずくなってしまうからだ。
とはいえ、今回は失敗するわけはないと確信していた。というのも、友達の話によると、こういうことらしい。
「この前千沙ちゃんに聞いてみたんだよ。お前のことどう思ってるのかって。まぁ、普通にいけるよ。告っちまえ」
友達のてきとうな言い方に一瞬だけ不信感を抱いてしまった彼であったが、すぐにそれを振り払う。物事を深く考えない、しかし考えが浅いわけではない。
彼の長所である。
彼の名前は、桐原浩司といった。そして意中の相手の名前は、小林千沙。
二人は同じ大学に通う学生であり、ついでにサークルも一緒である。出会いは、そこからだった。
「……え? ほんと? ほんとに……? 」
おざなりな告白であったが、彼女は大きめの瞳に涙を堪えると、わんわんと泣き出した。
「えぐっ……よろしく……お願いしますっ」
泣くほどうれしかったらしい。一応「内定」をもらっていた身とはいえ、浩司の身を幸福感が満たしていった。
彼女ができたからではない。「好きになれる女性」ができたからだ。
中学高校と、彼は彼女を作ろうと思えば、「彼女」には不自由しなかっただろう。彼はノリがいい性格をしており、自然とグループの中心にいる存在だった。
顔も悪くないし、スポーツだってできた。ついで、頭もかなりよかった。そのおかげで、彼が今通っている大学は、私立の中では最難関に位置する大学である。
今まで、彼の人生では大きな失敗はなかった。いや、一つだけ、あったと言えばあったかもしれない。
798 :
猫とダンスを:2009/07/02(木) 02:55:23 ID:C0/3zbNq
第二話「過去の傷跡」
「俺、彼女できたわ」
浩司は、カフェでとある人物に昨夜のことを報告していた。彼の報告を聞くと、相手は祝福するかのようにほほ笑んだ。
「おめでとう。よかったね、浩司君」
さながら、それは妖精の微笑のように美しかった。しかしその一方で、その顔は瑞々しい幼さを失ってはいない。
彼女の名前は、黒埼小雪といった。桐原浩司とはいわゆる同い年で幼馴染という間柄である。そして、現在彼と一緒の大学に通っている。
あまり運動は得意ではないが、頭脳明晰で、浩司のできない家事を軽々とやってのける。そして、身体の起伏は年相応なものの、
その顔だちは男を惹きつける、美しいものであった。
性格も優しく努力家で、誰もが好印象を持つであろう人物である。
そして、浩司が負い目を、責め苦を背負っている人物でもあった。
あれは、浩司と小雪が小学2年生の時であった。マンション住まいであった二人は、他のマンション住まいの子供たちと、よく一緒に遊んでいた。
部屋にいるときはゲームやおもちゃで遊んだり、外にいるときは、もっぱらマンション全体を使った鬼ごっこをやったり。その中でも特に、鬼ごっこはよくやった。
都会っ子には珍しく、彼らは身体を動かす遊びを好んだ。
その日も、いつものように鬼ごっこをやっていた。浩司も小雪も鬼ではなく、必死にマンション内を逃げ回っていた。特に浩司は、いつも以上に神経を張り詰め、逃亡していた。
最近よくつかまっていたので、そのことを気にしての行動である。
――よし、ここにもいない――
浩司は足音を殺し、ゆっくりと移動していた。今日こそは捕まらないぞ!そう自分に言い聞かせて。
2階の踊り場について周りを見渡すと、小雪が階段に座っていた。走りつかれたのだろうか。声をかけようと思った浩司だったが、ふとあることを思いついた。
――いいこと思いついた――
浩司は今まで以上に抜き足差し足で、休憩している小雪の背後に移動する。
そして「わっ!」という瞬間だった。本当に、他意はなかった。単なる子供心でのいたずらであった。
そのはずだった。だが、ふと、小雪が立ち上がったのである。
あ。という瞬間には、バランスを失った小雪が階段を転げ落ちていた。どうしようもなかった。
「小雪……? 」
恐怖も何もなかった。人ごとのようだった。
そのあと小雪は病院に運ばれた。診察を待っている時間が、嘘のようだった。まるで夢を見ているようだった。
「現実感」が圧倒的に不足していたのだ。子供だから仕方がない。
どうであれ、この時点では、浩司はこの事の重大さを理解していなかった。
しばらくして診察室から看護師がでてきて、小雪の両親をよんだ。何やらおじさんとおばさんが怖い顔してる。
浩司は、そんな認識だった。
しばらくして、彼女の両親が診察室からでてきた。
小雪は両足を悪くしていた。
――治らないかもしれない――
――一生車いすの生活かもしれない――
小雪の親から、そう言われた。
799 :
猫とダンスを:2009/07/02(木) 02:57:55 ID:C0/3zbNq
今回はここまでです。思いつきで書いてみました。
>>796 そんな妹と義姉がほしいです・・・!!
>>799 どっちも義理です。主人公と血の繋がりはありません。
>>796続き
「さてと、義弟くんの感じる部分は何となくわかったから、はい麗バトンタッチ」
義姉がそう言って手を出すと、麗と軽くタッチをして俺から離れた。
「じゃあ今度はわたしを気持ちよくしてもらう番だよ、お兄ちゃん」
麗は笑顔でそう言うと、俺の顔の前に自分の秘部をさらけ出し愛撫を強要してきた。
誰にも触れられた事の無い麗の秘部は綺麗なピンク色をし、若干潤んでいた。
最初は抵抗があったものの、俺は麗の秘部に舌を這わせた。すると
「ん……、ァん!…はぁん」
凄い声をあげた後、少し痙攣をして倒れた。
「ちょっと処女には刺激が強すぎたみたいね。けど、こんなので満足していたらいつまでたっても義弟くんのおチン〇ンは入れれないわよ」
おいおい、あんたこの状況で焚き付けるような事を言うなよ。こっちとら何だかんだで朝飯兼昼飯を食ってなくて辛いんだから。
そう心の中でぼやいていたら、腹の虫が察したのか腹から凄い音が出た。それを聞いた麗は、すぐに起き上がり
「お兄ちゃん、食べ物持って来るからちょっと待っててね」
と言い残し、半裸の状態で階段を降りて行った。
「フフフ、全く麗ったら、パンツもはかずに行っちゃったわ。よっぽど義弟くんに手料理を食べさせたいみたいね」
そう言われ、俺は気恥ずかしくなった。
「そうそう、エッチに夢中で気付かなかったけど、義弟くんってメガネしてたよね?メガネしてなくても見えるの?もしかして伊達?」
「違いますよ、ちゃんと度は入ってます。誰かさんに手をこんな風に拘束されているせいでかけれないんですよ」
「そうだった、ゴメンね。ついうっかりしてたわ。ところでメガネは何処にあるの?」
「机の上のメガネケースの中ですけど、何をするつもりですか?」
「へ?何をするってそりゃあ可愛い義弟にメガネをかけさせてあげようとしてるのよ。迷惑?」
迷惑云々の前にこの拘束具の方が迷惑とは考えなかったのだろうかこの義姉は。
「迷惑じゃないですが、レンズには触れないで下さいね」
正直、メガネ無しで視界がかなりぼやけて見えてたから若干イライラしていたので、素直に申し出を受ける事にした。
「それじゃあ、ちょっと失礼して、と。どう?良く見える?」
「はい、ただ顔が近すぎるんですが…」
「ゴメンゴメン、ちょっと近すぎたね」
それから他愛のない会話をして麗を待っていると、半裸状態にエプロンをした麗が手に何かを持ってあがっきた。
「お兄ちゃんお待たせ。夏だからスタミナつけないとね」
と言い料理を差し出した。
「お、うなぎか。こりゃまた昼間っから豪勢だな」
「やっぱり夏にスタミナをつけると言ったらうなぎだよね〜、あと、麗特製のドリンクも有るからね」
「う〜ん、実に旨そう何だがこの状態じゃあ食いづらいんだけど、せめて手枷だけでも外してくれないか?」
「ダ〜メ、手枷を外したらどうせ逃げるんでしょ」
「足枷もついているのにそんなの無理だろ」
「大丈夫、手枷を外さなくても動けるから」
そう言うと、麗はベットの下に潜りこみ何やらガチャガチャやりはじめた
「お兄ちゃん良いよ〜、起き上がってみて」
手枷の鎖が緩くなったのを感じ、起き上がってみた。一応起き上がれるには起き上がれるが、足は相変わらずなため意外とツライ。
「一応起き上がれる程度に緩めたけど、一人で食べるの無理だよね…わたしが……ハァハァ…食べさせてあげる…」
何かわからないが、麗が突然興奮しだしたが、空腹が限界に達していたため俺は
「頼む」
と答えた。
しかし、俺はこの時、この後に待ち構えている出来事に全く気付く事が出来なかった。
口移し!口移し!口移し!
>>805、
>>806 何故俺が考えている事がわかる?まさしくあんたらが考えている事を書こうと思っていたんだが。
>>803続き
「じゃあお兄ちゃん、ちょっと悪いけど、目を閉じてくれない」
この時、言葉の真意はわからなかったが、おおよそ「あ〜ん」ってのをやりたいんだろうと内心余裕をこいていた。しかし、そんな俺の思い込みをぶち壊す出来事が俺を襲った。
「わかったよ、ほらこれでいいか?」
「うん、いいよ。わたしが良いって言うまで目をあけちゃダメだよ」
「わかったからはやく食わせてくれ。」
「はい、じゃあ、あ〜んってして」
そらきたやっぱりな。
と思いつつ待ったが、一向にうなぎが口に来る気配が無い。それに心なしか咀嚼するかの様な音が聞こえる。
そう考えている刹那、俺の口を何がふさいだ。そして口の中に何か流し込んでくる。
目をあけてみると、目の前に麗が居て俺の口を自分の口でふさいでいる。俺は今起こっている事を理解出来ず、ただ流れこんでくるモノを飲み込んでいた。
「どう?美味しいお兄ちゃん。わたしの唾液が混じったうなぎの味は?」
「美味いわけねーだろ!赤ん坊ならまだしも、高校生の男子が美味いと感じるかー!!」
「ご、ごめんお兄ちゃん…お兄ちゃんの事が……好…きだからついやっちゃったの」
泣きそうな声で謝る麗に俺はこれ以上何も言えなかった。
「ごめんな麗、兄ちゃんが悪かった。そういえばドリンクも有るって言ってたな、そっちの方飲んでみたいな〜」
俺は必死でなだめようとした。その意思が通じたのか、どうにか泣かずにすんだ。
「ドリンク…飲みたいの?」
「うん、飲みたい。凄く飲みたい!」
ちょっとわざとらしく答えると、麗は笑顔で
「良いよ」
と答えた。しかし、すぐに真面目な表情に戻り
「今度こそ、良いよって言うまで目をあけないでね」
と言った。その時の鬼気迫るかの如くな視線のせいで俺はただうなずく事しか出来なかった。
「じゃあ早速目を閉じてちょうだい」
俺は目を閉じて待った。例え何がきても目を開かないと心の中で自分に言い聞かせながらじっと待った。
「お兄ちゃんお待たせ、麗特製のドリンクだよ」
「ありがとう」
「じゃあ、口を少しあけてちょうだい。大体ストローが入るくらいの大きさでね」
ストロー?良し、今度はまともなモノだ。と内心ホットしながら、口にストローがくるのを待った。
「はい、吸っても良いよ」
「ん、おうわかった」
俺は恐る恐る吸ってドリンクを口に含んだ。ドリンクの味は別に悪くはなかった。ただ、時折、妙な形容の出来ない味を感じる。
疑問に思っているのを見てか、「あけても良いよ」と麗が言った。そこで俺は目をあけたが、そこには驚きの光景があった。
ほしゅ
811 :
猫とダンスを:2009/07/05(日) 18:52:55 ID:6LugoZZ1
>>798続き
第三話「不安の千沙」
「ねぇ、浩司君。そういえば浩司君って幼馴染さんいたよね?ほら、あの結構美人な子」
デートが終わり、千沙は浩司の家にきていた。浩司は散らかってるから!と一度は断ったのだが、無理やりともいえる勢いに負け、結局千沙を招き入れた。
「あーうん。いるけど」
浩司は少し緊張しつつ、答える。部屋に小雪以外の女の子を入れたのは久しぶりであるし、しかも彼女である。浩司も男であるし、そういった行為には人並みに興味を持っている。
かといって付き合い始めて数日しかたっていない今、もしそういう雰囲気になった場合彼女を抱いていいのか、と苦悩していた。
「どうしてあの子と付き合わなかったの?」
千沙に目を向けると、彼女はじっと、浩司を凝視していた。
浩司はそれに少したじろいだが、気を取り直して答えた。
「どうしてって言われてもね……。千沙のこと好きになったから千沙と付き合った。それだけだよ」
実際、どうして好きになったとか、付き合わなかったとか、そんな質問をされても
明確な答えは出せない、と浩司は思った。確かに千沙の顔は可愛い。それも彼女を好きになった
要素の一つではあるが、根本はそうではない。フィーリングだ。浩司はそう思った。
「ふーん……。そっか」
浮気を疑われているのか、単に彼女が不安になっているだけなのか分からないが、彼女の素っ気ない返事に、浩司は少しめんどくさい、と感じた。
実際、そういうのであれば、千沙のほうこそどうして他の男と付き合わなかったのだろうか。サークルで出会ったのは確かだが、正直なところ浩司はこのサークルを楽しんでいるわけではないし、
あまり出席しているわけでもない。
遊ぶ友達ももっぱらサークル外の友達であるし、浩司には千沙が自分に惚れる理由こそわからなかった。
「まぁ、なんにせよ、俺が今一番好きなのは千沙だから。それは確かだから」
歯の浮くようなセリフだったが、千沙には効いたようである。
千沙は顔を真っ赤にすると、浩司にすり寄り、身体を預けた。
とはいえ、その日浩司と千沙が身体を重ねることはなかった。
812 :
猫とダンスを:2009/07/05(日) 18:56:48 ID:6LugoZZ1
第四話「小雪の憂鬱」
「はぁ〜……」
黒埼小雪は、今日もため息をついていた。ここ数日、ずっとため息ばかりだ。
理由は、彼女にも、周りの人間にも自明だった。浩司に彼女ができたからだ。
周りの人間は、浩司と話す時の小雪の笑顔が一番美しいと知っていたし、
二人は良く一緒にいた。周囲の人間には、浩司と小雪は付き合っているという認識の者も少なくなかったし、ついでにいうと結婚するんじゃないか、
と思っていたものもいた。
その矢先に、この事件である。
「小雪、あんたさぁ、このままでいいわけ?」
小雪とは高校時代からの友人である中川綾子が、たまらず問いかけた。
どう考えても、いいわけがない。今の小雪は、ここのところ毎日元気がなかった。
ここ数日小雪と浩司が一緒にいるところを見たことがなかったので問い詰めた結果、浩司に彼女ができたという事実を知ることになった。
――だいたい、桐原も桐原だ――綾子は、浩司の屈託のない笑顔を思い浮かべては、憎々しく思った。
浩司が小雪の思いに気づいていないわけない。それをわかっていながら、浩司は他の女と付き合った。綾子は、いや綾子だけでなく、周りの人間はおおむねそう認識していた。
周囲の人間の中には、そのことに「おいおい……」といった感情を持つものもいたし、その中でも、綾子の怒りは格別だった。
「私は……浩ちゃんが幸せなら、それでいい……かな」
小雪は弱弱しくほほ笑む。それは風前のともしびのように頼りなかった。
そして、誰の目から見ても無理していることはバレバレである。
綾子のいら立ちを助長しているのが、この小雪の煮え切らない態度であった。誰がどう見ても、小雪は我慢しているようにしか見えなかったし、自分は高校時代から二人の仲を見てきている。
それだからこそ、こんな状態を看過することはできなかった。
だが、肝心の小雪がこうでは、話が進まない。綾子は、わからなかった。
「どうして? ねぇ小雪、あんた悔しくないの?あんたね、隠しているつもりなのかもしれないけど、あんたが桐原のこと好きなのはバレバレなんだよ? なのに……」
一気にまくしたてても、あくまで小雪はほほ笑みを崩さなかった。しかし、一瞬だけ、遠くを見るような眼をして、ぽつりとつぶやいた。
「もうね、私は足手まといにはなりたくないの」
それは、どこまでも儚げで、それでいて現実であった。
「もしも……もしもね。浩ちゃんが幸せじゃないんだったら、その時は、ね。だから心配しないで」
綾子は思った。「その時」はいつくるのだろうか、と。いつかは別れるのだろうが、今の浩司と千沙の状態はどうみてもラブラブで、しばらくは別れそうにはなかった。
綾子は小雪が死んでしまわないか、本気で心配した。それくらい、今の小雪は脆いガラス細工のように、儚げだった。
しかし、それは杞憂に終わることとなる。
転機は、綾子が思ったよりずっとずっと早かった。
>>809続き
目の前に麗の秘部があった。そして秘部から液体が溢れ出てドリンクが入ったコップに次々と滴り落ちていた。
「おい麗、もしかして特製ドリンクって……」
「ぅ…ん、わたしの愛液入りのドリンクだよ、あと、わたしの唾液も入ってるよ」
麗は赤面しながら答えた。
「薄々こんなのだろうとは思っていたが、まさか想像以上のモノを出すとは…」
「で、お兄ちゃん身体の方はどう?何か変化ある?」
「変化!?」
「そぅ、身体が熱くなってきたとか股間に血液が集まってきたとか…」
「もしかして麗、お前ドリンクに…」
「うん、ドリンクに媚薬入れたよ。けどね、媚薬を入れるアイデアを出したのはお姉ちゃんだよ」
あの女〜、余計な事を吹き込みやがって〜。
と心の中に怒りを秘めながら、義姉を見ると、なんとさっき麗が持ってきたうなぎを黙々と食べているではありませんか。
「いや〜、うなぎ何て久しぶりだわ〜。そういえば冷蔵庫にビールがあったはず、飲んじゃお〜っと」
そう言い残し義姉は嬉々として階段を降りて行った。
しかしいっぺんに2本も読めるなんて夢みたいだ・・・
素晴らしい
>>813続き
「お姉ちゃん行っちゃったね。やっと二人っきりになれた…」
おいおい、元々お前がエッチの手解きをして貰いたくて呼んだんだろうが。っと心の中でツッコミを入れた。
言葉に出してツッコムと、「お兄ちゃん、お姉ちゃんの方が好きなんだ!!わたしの事何かどうだって良いんだ」と面倒な事になると予想したので止めておいた。
「じゃあお兄ちゃんもう一回キスしよう?」
そう言いながら薄紅色の普通より少し肉付きのいいプリっとした唇を俺に近づけた。
既にキスをした為、最初に感じた抵抗はほとんど無くなり、俺は麗にキスをした。その瞬間「ピンポ〜ン」とチャイムの音がし、来客が来た事を俺達に知らせた。
>>816続き
「誰だろう…?」
麗が呟く。そうしている間にも、またチャイムの音がする。
階下には義姉が居るが、果たしてどう出るか。少し気になった。
三回目のチャイムの音が聞こえると同時に義姉が「どちら様ですか〜?」と大きな声で聞いた。
玄関の鍵とチェーンロックを外す音が聞こえた。それから少したってから階段を登ってくる音が聞こえた。
「おい、麗、おいってば!コレを外してくれ。誰かが来ている」
「大丈夫、こっちには来ないから。そんな事よりもキスの続きしよう?」
そう言い俺の口をふさぎ、舌を口の中に入れ俺の舌と絡めるように舌を動かした。
その次の瞬間、閉ざされた扉が開き見覚えのある顔が部屋に上がりこんできた。
「せ・ん・ぱ・い、来ちゃいました〜。」
「あ、藍川さんズルい、先輩ご迷惑とは思いましたけど、来てしまい…先輩!?」
何と言う事だ。半裸の義妹とディープキスをしている所を見られた。しかも、藍川さんと真田さんに。
そして、かねてよりタイミングを見ていたかの様に義姉が部屋の扉を閉め、鍵をかけた。
>>817続き
「あれ〜、せんぱいと麗さんって兄妹でしたよね〜!?それが何でキスなんかしてるんですか!?」
と藍川さんが質問してきた。
「い、今確かに接吻してましたよね!?先輩不潔です。何でわたくしじゃないんですか!?」
と真田さんが質問してきた。
「こ、これには深い訳があるんだ」
「訳なんかどうだって良いです。問題は、何んでせんぱいと麗さんがキスしているのかって事です」
「い、いやその…」
「そうです!何故よりによって義妹の麗さん何ですか!?わたくしはずっと先輩と接吻をするのを夢見てたのに…ひどいです」
「貴女達、何…自分勝手に言ってるの。お、お兄ちゃんはわたしだけのモノ……なんだから貴女達とキスする訳ないじゃないですか…」
そうこう争っている隙に義姉は藍川さんと真田さんの足に素早く足枷を付けていった。
「え、ちょっと何これ?動けないんだけど!」
と藍川さんが言うと
「これから面白いモノを見せようと思ってね、それまでは我慢してね」
と義姉が言った。
>>818続き
「面白いモノ何てどうでも良いんです!早くこの足枷を外して下さい、そうしないと先輩の唇がまた汚されてしまいます。そうなる前にわたくしの接吻で浄化しなくては」
と真田さんが義姉に言った。
「ち、ちょっとその言い方は無いと思うな〜」
「麗さんのお姉さまは黙ってて下さい。そもそも貴女、初対面のわたくし達に足枷を付ける何て非常識極まりないです」
ごもっともだ。
「麗、キスから先のステップには進めた?」
おいおい、完全にシカトかよ。あ〜あ、真田さん顔真っ赤にして怒ってるぞ。今まであんな顔してるの見た事ないぜ。
「ううん、まだキスまでだよ。早く次の教えてちょうだい」
「よ〜し、じゃあ間の細かいのをすっ飛ばしてフェ〇チオにいきますか」
「フェラ〇オ?フ〇ラチオって何、お姉ちゃん?」
「フェラチ〇ってのはね〜、好きな人のチン〇ンを舐めて気持ちよくする事よ」
「好きな人の…チン〇ンを…舐める」ごくッ
何処からともなく呟きと喉を鳴らす音が聞こえた。
>>92 長谷川さんと僕の状態から
煮え切らない彼氏に、赤ちゃんが欲しいの!
ってのなんかどう?
連載が進行中というのはありがたい
どっちも続きが気になる
>>819 結構長い作品になってきてるし
折角だからタイトル(作品名)があるといいとオモ
>>821 了解。
とりあえずタイトルは、「麗の危険な思考」でいきます。
楽しみ
-〈{厭-
/..::: -―‐- \
//.:/ \
|_|::| 、 ト | l
{ヒ{}コ}\ |\ | | | |
|兀ヽ l\! \ ノ }ハノ
三≧ト \| | |,, {:lノ彡
寸::f⌒ト ''' ノ.f⌒ヽ
 ̄ ̄ ̄`ー'  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー'  ̄
早く投下してくれないと寝ちゃうんだから!
826 :
ほのぼの逆レ:2009/07/13(月) 03:20:04 ID:OxSpatOx
僕はまだその時間、夢うつつで惰眠を貪っていた。
何といっても寝るの好きだし。
休みの日の朝遅くまで寝てるのは格別だ。
駄目人間っぽいけど、好きなものは好きというわけで。
「…………んふぁ、…………んっ、むっ…………」
だけど、眠りの心地よさ以外の、別の心地よさが体のどこかに感じられる。
主に体の半分より下の方に。
「………んむぅ、ピチャ………アハ………、元気に………なってきた………」
なんか耳が音を拾ってる。
眠りを妨げる、けれども耳に心地の良い声、それに加えて微かな水気のある音?
「……チュパ、……逞しくて、……素敵。」
ハハ、何か良く分からないけど褒めて貰うのって照れるよね。
……って褒められたのかな?
「あっ」
側に感じる人の気配に目が覚めて、思わずビクっとすると、相手もそれに驚いた様な声がした。
ね、……姉さん?
827 :
ほのぼの逆レ:2009/07/13(月) 03:20:54 ID:OxSpatOx
そう、聞こえていたのは耳に馴染んだ姉さんの声。
そして、僕の下腹部に顔を埋めて一生懸命ナニかしているのは姉さんの姿。
「姉さん?」
「……んむぅ?」
んむぅ、じゃないよ、姉さん。
一体何してるんだ?
って気持ちいいけど、これはマズイんじゃないだろうか?
おもむろにナニかしている姉さんを、主に姉さんの頭を僕の下腹部からを引き剥がす。
チュポン、などという擬音で書くとそんな感じの音が聞こえた気がする。
「えへへ、おはよう、たーくん」
姉さんの普段使う僕への二人称呼称で呼ばれる。
姿形といい声質といい呼び方といい間違いない、姉さんだ。
「うん、おはよう。 そして、これはどういう事なのさ?」
うん、尤もな疑問の筈。
朝の挨拶を終えるや否や、そう問いかけるのに相応しいくらいに。
828 :
ほのぼの逆レ:2009/07/13(月) 03:21:44 ID:OxSpatOx
「えへへ、たーくん知らないの? これはフェラチオというものなんだよ。
お姉ちゃんも初めてするから、あんまり威張って教えられるものじゃないけど」
「えっへん」といった感じの、『お姉ちゃんが教えてあげるね』オーラが一瞬キラリと輝いたが
すぐにそれはしぼんでいった。
むぅ、成る程。
フェラチオって、こんな気持ちいいものだったんだ。
……って駄目だよ、姉さん。 姉弟でそういう事やっちゃ。
人の道に反しちゃうから。
そりゃ、ちょっとは気持ち良かったけど。
むぅ、初フェラされるのを姉さんに奪われてしまった……
(実花ちゃん、ゴメン。 僕汚されちゃったよ。)
思わず恋人(告ってないけど多分付き合ってるとお互い思ってる筈、一緒に過ごす時間も長いし)
の実花ちゃんに心の中で謝ってしまう。
「えーとね、いつものとおり朝寝ぼすけさんのたーくんより早く起きて、窓を開けたの。
お日様がとても綺麗で、あぁー、美しい朝だなぁー!って思ったの。
そう、姉と弟が一線を越えるのに相応しい朝だなぁって」
イヤ、姉さん、それおかしいから。
普通の人は朝の美しさに例え感動しても、弟との一線を越えるのに直結しません。
「でね、思い立ったが休日って言うじゃない。 日曜の朝だし。
それで、寝てるたーくんに襲い掛かってみました。 えへへ」
829 :
ほのぼの逆レ:2009/07/13(月) 03:22:22 ID:OxSpatOx
姉さん、何か日本語間違ってるよ。
そんな日本語ないし。
イヤイヤ何だかよく分からないが、とにかく朝のいい天気が姉さんの頭で何らかの化学反応を起し、何かを決意させてしまった様だった。
「実はね、お姉ちゃんはズゥーっとたーくんを愛してました。 けどね、たーくんはお姉ちゃんの事が好きだとは思うけど、
愛してるかどうかは今ひとつ自信なかったんだよね。 そこで、一つ決意を思いついちゃったの」
「お休み中のたーくんに愛撫してあげて、硬くなったら繋がっちゃおうって。 もしそれで目を覚まして
お姉ちゃんの期待するような言葉は掛けてくれずゴチャゴチャ言うようなら、強引にやっちゃえって」
素晴らしい決意だね、姉さん。
やり遂げるのを応援したい所だよ…… 僕に被害が及ばないのなら。
むぅ、何というか。
姉が弟をとか、妹が兄を好きになった話は漫画やアニメで見たことがあったけど、それとエラい違いだ。
普通は、もっとこう”禁断の愛”を乗り越える葛藤みたいな、そういうのがメインのテーマで
描かれているはずなんだけど、リアルはあまりにも脳天気な姉さんの発作的な犯行だった。
まぁ、太陽が眩しかったから殺しちゃったってお話もあるようだから、清々しい朝だから弟を逆レイプ
しちゃうという現実があっても、おかしくないのかもしれない。
なんか現実って悲しいね。
寝起きの頭でイマイチ訳の分からない一騒動を元に、益体もない事を考えてた隙に、姉さんが何か呟いてる。
あぁ、呪文かと思ったときには、もう遅かった。
体が動かない。 無理をすれば僅かには動くのだが、そうすると痛みが走る。
何らかの”拘束”系の魔法だろう。
830 :
ほのぼの逆レ:2009/07/13(月) 03:23:25 ID:OxSpatOx
姉さんは、魔法因子が体に備わった、魔法を使える側の人だ。
世の中に数少ないながら生まれてくるエリートを約束された層だ。 僕とは大違いで。
ある程度以上の経済レベルの国なら、1カ国に1つは魔法学校があり、この国には4〜5校はあった筈。
姉さんは、そういったエリート養成の魔法学校に通う一人だった。
その学校でも優秀な成績らしい。 (その割には国語が怪しいけど)
つまり、姉さんは優秀な魔法使いの卵という事だ。
「たーくん、お姉ちゃんは少しガッカリです。 でもお姉ちゃんの想いの方がちょっとだけ強くて
ちょっとだけ先に進んでただけなんだよね。 たーくんも早くお姉ちゃんの想いに追いつけるように
これから調きょ……じゃなかった、もっとお姉ちゃんに心を開ける様協力して上げるね」
……言った。 今調教って言おうとしたよ、この人。
うぅ、マズいなぁ。 姉さんがすっかりソノ気になってて、事態は加速度的に不適切な方向に進んでいる。
そして動けなくなった僕に、姉さんはいそいそとさっきの続きを再開しようとしていた。
「それじゃあ続きをするね、たーくん」
831 :
ほのぼの逆レ:2009/07/13(月) 03:24:44 ID:OxSpatOx
今回分は以上です。
☆★☆★☆
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寝ないでいて良かった(*´д`*)
続編期待シボンヌ
>>819続き
呟く声が聞こえた方を見ると、藍川さんが頬赤らめて下をうつむいている。多分さっきの呟きは彼女だったのだろう。
「さてと、フェ〇チオのやり方を教える前に、緊張をほぐす為にアロマキャンドルでもやっときますか」
義姉がそういうと、何処からともなくピンクの蝋燭が現れた。
「リラックスとかどうでも良いから、早くこの足枷を外しなさいよ」
アロマキャンドルを準備している義姉に真田さんが強い口調で要求した。
「全く、どうして胸が平均より小さめの娘はこうも怒りやすいのかな〜?仕方ないわ、ちょっとうるさい貴女にはコレを着けさせて貰うわ」
そう言いながら義姉は鍵付きの猿ぐつわを出して抵抗する真田さんにあっさりと装着してしまった。
834 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/15(水) 20:17:45 ID:86M4DFC4
>>833続き
「さてと、これで少しは静かになったわね。じゃあやり方を教えるから麗こっちに来なさい」
そう言われて麗は俺の股間へと近づいてきた。
「じゃあまずは股間を露出させます」
「ちょっとお姉ちゃん、そのぐらいわたしでもわかるよ」
「はいはい、じゃあ義弟くんのおチン〇ンを舐めてみようか?」
「な、舐めるの?」
「そう、アイスキャンディーを舐める時の様にね」
「うん、わかった」
「じゃあまずは口におチンチ〇を含んで、ゆっくり舌で転がす様に舐めてみようか。どんな感じ?」
「ま…ら、ふりゃふりゃしへる〜」(まだ、ふにゃふにゃしてる)
「あれ〜?おっかしいな〜。さっきまでやたらと元気だったのに」
「あ、ふほひからくなっれきた」(あ、少し固くなってきた)
「じゃあビクビクなるまでつづけようか」
「はい…お姉ちゃん」こうして麗のフェラチオが始まってしまった。
>>836続き
「く、ん、う…麗止めろ。それ以上やったら、で、出ちまう」
「なにはへふの?」(何が出るの?)
麗が悪戯っぽく聞いてくる。
「せ、精子だよ…」
俺はぶっきらぼうに答えた。
「へいひ?あ〜、あはらんのもほえ?」(精子?あ〜、赤ちゃんの元ね?)
「しゃぶりながら喋るな。何と言っているのかわからん」
「ふ〜、お兄ちゃんのおチ〇チンのココから精子が出るんだね…」
そう言いながら、麗は俺の勃起した股間のイチモツの先端を軽く指で突っついた。
「あ〜、やっぱり立派なモノ持ってたわね〜。私の予想より少し大きいわ。麗、お願いお姉ちゃんにもしゃぶらせて、ね、お願い」
「ダ〜メ、コレはわたしだけのモノなんだから。おチンチ〇は勿論、お兄ちゃんの全てはわたしだけのモノなんだから。たとえお姉ちゃんと言えども、手を出したら許さないから」
な、なんだ?さっきキスの時はここまで攻撃的でやたらと独占欲は強くなかったのに、何でだ?
「あちゃ〜、失敗失敗。リラクゼーションのキャンドルと思って持ってきたのに、コレは人の欲を強めるキャンドルだったわ」
何だよその超都合の良い設定のアイテムは。全く魔法か?ってんだ。と思っていたら麗がまたしゃぶり始めた。
>>837続き
「ん、ぅん、う」
チュパチュパとイチモツを舐める音と、麗の吐息と、俺の踏ん張る声のみが聞こえる。義姉は椅子に腰をかけ、こちらを見ながら自分であそこを慰めていた。
「は、んぅん〜、せんぱいのおチ〇チン、わたしも舐めたいよ〜」
何処からともなく声が聞こえた。声の主は勿論藍川さん。
「麗ちゃん、お願い。一緒に舐めさせてちょうだい。貴女の言うことは出来る事なら何でもやるから、お願い」
その言葉を聞いた麗はしばらく考え、そしてこう答えた。
「タマ〇マなら良いよ。けど、こっちの精子でる方まで舐めたら…刺すから」
こうして二人から攻められる事となった。当然、一分も持たずに果ててしまったのは言うまでもない。
因みに、一発目の一番濃いのは麗が口で受け止め、味わう様に飲みほした。この時俺は、何故か背筋がゾクゾクする感覚におそわれた。
まだかなまだかな〜
ヤンデレの監禁まだかな〜
な〜に、焦るこたねえ!
841 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 22:45:45 ID:tylnsW6P
保守
ふぅ
>>838続き
「はぁ…はぁ…、もういい加減手枷と足枷を外してくれないか、なぁ麗」
我ながら情けなくて悲しくなってきた。
「ダ〜メ、外したらお兄ちゃん逃げるんだから。」
「逃げねぇから頼むよ〜。」
そう言うと、すかさず義姉が言った
「それは無理ね。だってまだ本番やってないじゃない。一人だけスッキリしてはいおしまいなんて言うと思う?」
「な、何言いやがる。手足を拘束して自分の部屋に監禁して弄んでいる奴が言う事か!?」
「ちょっと〜、義弟くんはまだこの状況が飲み込めてないの〜?貴方は拒否出来ない状況だって言う事がわからないの?」
「ぐ、そ、それとコレとは関係無いだろ。」
「さてと、じゃあ麗、いよいよ本番にいきましょうか?」
おいおい、シカトかよ。
「うん…、はやくお兄ちゃんのおチン〇ンをわたしの処女マ〇コに入れて、たっぷり膣に出して貰いたいから、はやく教えて」
ここまできて言うのも何だが、家の義姉妹はイカれてやがる。
確かにこの義姉妹はイカれてやがる
そだ |------、`⌒ー--、
れが |ハ{{ }} )))ヽ、l l ハ
が |、{ ハリノノノノノノ)、 l l
い |ヽヽー、彡彡ノノノ} に
い |ヾヾヾヾヾヽ彡彡} や
!! /:.:.:.ヾヾヾヾヽ彡彡} l っ
\__/{ l ii | l|} ハ、ヾ} ミ彡ト
彡シ ,ェ、、、ヾ{{ヽ} l|l ィェ=リ、シ} |l
lミ{ ゙イシモ'テ、ミヽ}シィ=ラ'ァ、 }ミ}} l
ヾミ  ̄~'ィ''': |゙:ー. ̄ lノ/l | |
ヾヾ " : : !、 ` lイノ l| |
>l゙、 ー、,'ソ /.|}、 l| |
:.lヽ ヽ ー_ ‐-‐ァ' /::ノl ト、
:.:.:.:\ヽ 二" /::// /:.:.l:.:.
:.:.:.:.:.::ヽ:\ /::://:.:,':.:..:l:.:.
;.;.;.;.;;.:.:.:.\`ー-- '" //:.:.:;l:.:.:.:l:.:
ちょ
イイ!
>>843続き
「もうマ〇コの方は濡れているようね?」
「当然でしょ〜、何せ大好きなお兄ちゃんのチ、チン〇ンしゃぶったんだから。」
さっきと言うか、飯を口移しで俺に食わせてから麗のテンションが高い。多分、義姉のキャンドルのせいだろう。
っと冷静に考えているフリをしているが、実際は媚薬が効いてきてアソコがビンビンである。
「じゃあ、ゆっくりと自分の穴にチン〇ンを入れるのよ、くれぐれもおしっこの穴と間違えない様にね」
ミリッ、ミリミリ
肉が割ける様な音がアソコを伝わってくる
「う、う…ん、は、入った〜。少し痛いけど、やっとお兄ちゃんと一つになれた」
嬉しそうに喜ぶ麗をヨソに、何処からか歯を食いしばる音が聞こえた。音の主は真田さんだった、そして彼女は義妹を睨み付けていた。
>>847続き
「真田さんどうしたの?そんな恐い顔をして」
「よくも、よくもわたくしの大好きな先輩の純潔を奪いましたね。先輩の初めてはわたくしが貰うはずだったのに…」
な、何を言っているんだ?そんな約束何かした覚えはないぞ。
「あらあら、真田さん何を言うかと思えば、お兄ちゃんは貴女に童貞をあげるって一言でも言った事あるの?」
「う…い、言ってないわよ。だからどうしたって言うの?大好きな人の初めては誰だって自分が良いに決まっているに決まってるじゃない」
「好き好きって言うけど、実際どうなの?お兄ちゃんの彼女ですらない貴女がどの程度お兄ちゃんの事が好きなのかわからないわ。まぁわたしには到底かなわないでしょうけどね」
「まぁまぁ、麗少し落ち着きなさい。いつまでそうやってても義弟くんは気持ちよくならないわよ」
「え!?そうなの!?わたしは入れてるだけでも凄く気持ち良いのに」
いや、俺も気持ち良いんだけど。と言うか今動かれるとヤバい。
「じゃあお兄ちゃん動くね」
「い、いや動かなくても…い!?」
「え、なぁにお兄ちゃん?」
だ、駄目だ気持ち良すぎてもう何も考えられない…。
ほうほう
続きは?
今更だけどちょっと一言
いつも楽しく読ませてもらっているんだけど、いつも書きかけで消えちゃうから乙するタイミングがとりにくい
だから一回分投下したら「以上です」とか一言付け加えてくれると嬉しいな、と
852 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 12:24:29 ID:zelbJCSH
楽しみにしてる
>>851 了解。
入力スペースに余裕があった場合は出来る限り付ける様にする。
まだ完結してない色んな作品の続きに期待してる
>>848続き
意思の手綱をはなし、快楽に身を委ねようと思っている時だった。藍川さんの顔が俺の顔におもむろに近づいてきた。
俺の唇に彼女の唇が触れようとした瞬間、ビタンッ!と肉を叩く様な音が聞こえ、音の方へ目を向けると藍川さんが口から血を流れていた。
「い、痛い。いきなり何するんですか!?」
「それは…こっちの台詞よ。いきなりお兄ちゃんに何をしてるのよ」
「何ってキスに決まってんじゃない」
「誰がそんな事許可したの?わたしは全然許可した覚えないんだけど、次やったらもっと痛い事するからね」
余り意識がはっきりしていないが、俺は直感的にこれ以上藍川さんや真田さんに危害が及ぶかもしれないと思った。
それを回避する為に俺が何をすべきなのか、その答えを俺は導き出し、行動にうつした。「麗、もう少し上半身をこっちに近づけてくれないか?」
「ん…?わかった、あん…、お、お兄ちゃんいきなりすぎるよ」
俺は麗の注意をこっちに少しでもそらす為、麗の胸を愛撫した。
今回は以上
前に書いたやつとか見返すと、読みにくかったり、辻褄が合わない所が多々あって大変申し訳ない気持ちで一杯です。
やっぱりこういうのは短期間の内に一気に書かないと駄目だわ。
乙
麗どころかみんな危険だな
乙
858 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 00:52:33 ID:2yMlPxMp
GJ
面白い
859 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 11:42:33 ID:aho30X13
gj
>>855続き
「お、お兄ちゃんがわたしの胸を…嬉しい」
自分で言うのも何だが、麗の胸は一見平均的な大きさ、まぁB〜C程度だが、実際脱いだ状態の胸を触ると、目測以上の存在感がある。
正直、気持ち良すぎる。胸の大きさでいけば藍川さんの方が明らかに大きい。
しかし、麗の胸は手にほどよく収まり、胸の感触を余す事なく感じる事ができ、その感触は例えようがない。
「ん、ぅん、ど、どうしたのお兄ちゃん?胸ばっかりいじって。もしかしてわたしのおっぱい気に入ったの?ねぇ、正直に答えてちょうだい」
「う、ぁあ凄く気持ち良い。気持ち良すぎて、ヤバいかも」
「嬉しい。お兄ちゃんが他の誰でもない、わたしの胸だけでそんなに気持ち良くなってくれるなんて…、どう?貴女達に同じ事が出来るの?」
麗がみんなを見下すかの様な態度でまわりに話した。
以上
何か書いてていい加減グダグダになってきた気がするから粗筋書いて終わらせようかと最近考え中。
待て待て粗筋は自分の手元に秘して置くものだ
いや最後までやってくれ
何だかんだで楽しみにしているのにそんな打ち切りみたいな落ちはw
了解。
とりあえず、最後まで書いたら大体の粗筋書いとくわ。
真奈美と美奈の人は元気か?
アルバイトや学業で忙しいのかな
865 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 00:06:48 ID:4l15IQAo
救世主の続きも気になる
俺たちの逆レイプはまだ始まったばかりだからよ・・・
〜未完〜
みんなに質問何だが、麗の危険な思考のラストを死人が出ないラストにするか、死人が出るラストにするか悩んでいるんだ。
そこで、みんなの意見を聞きたい。ラストはどっちが良い?
迷ったら両方書くのもありだと思うんだ
個人的には誰も死なない方で
死なない方で
死なん方で
Aルート、Bルートのルート分岐型が可能ならそれに一票
1ルートしかないなら死なない方で
みんなありがとう。
とりあえず、選択肢ありで両方書きますわ。
873 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 02:43:56 ID:kzPsWfh8
書いてみた
タイトルは特になし
どさっ
何かが俺の上に落ちてきた
「・・なんだよ・・せっかく、ひとがいい気持ちで寝てるって言うのに・・・うわっ」
俺の布団の上に、パジャマ姿の幼馴染がいた
「・・ね・・・ねぇ、いっしょに、ねてくれない?」
恥ずかしそうな
「えっ?」
それは、性的ないみでか?
言われた瞬間そう思ってしまった俺って・・・重症だな
まぁ、それはおいといて
そんなはずがない
こいつに限ってそんなことを求めるはずがない
「なんでだよ」
「だ、だって、わたし・・・怖いんだもん・・・ひ、一人で寝るのが・・・」
「おまえ、高校生にもなって、一人で寝るのがこわいのか?」
「だ、だって、わたし、普段は家に家族がいるから怖くないけど今日は、親が、旅行に行ってるから・・・ねぇ、いい・・・よね?一緒に寝てくれる・・よね?」
ちょっと待て、
俺たちはもう高校生だぞ
なのに、一緒に寝たりしたらなにかがおこってしまうかもしれん
そろそろ童貞だって卒業したいし
おれだって、一応男だ。
女の子と一緒の部屋で寝たりなんかしたら理性を保てなくなってしまうかもしれない
以上
眠いんで寝ます
続きは今日中には挙げるつもりです
新作乙
書いてくれる人が増えるのはうれしいぜ
続きに期待
876 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 15:49:15 ID:kzPsWfh8
>>873 つづき
「俺に襲われるかもしれねぇんだぞ。それでもいいのかよ」
「・・・うん。いいよ。あなたがそんなことする奴じゃないってことはしってるもん」
そんなに、俺のことを信用してくれているのか、嬉しいじゃないか
いや、俺が襲う勇気の無いような奴だと思われているのか?
そう思われているのはちょっと悔しいな、男として
「・・それに・・・あなたになら・・・」
「ん?なんか言ったか?」
「ううん、なんでもない。」
「ま、お前が別にいいって言うんだったら構わないけど」
「えっ、ホントに?じゃあ、おじゃましまーす」
そう言って、布団のなかにいきなり潜り込んできた
「ちょ、なんで一緒のふとんで寝るんだよ!
布団なら俺が用意するからそっちで寝ろよ」
「別にいいじゃない。昔はよく、一緒の布団で寝たんだし、
今さら気にすることなんかないでしょ」
不意に目があった
上目づかいで俺を見てくる
こいつ、クラスではいつも本を読んでいて、あんまり目立ってないけど
改めて近くで見ると結構かわいい
それに、胸もまぁまぁでかい
「どうしたの?急に顔赤くしちゃって」
「な、なんでもねぇよ」
恥ずかしくなって俺は、背中を向けた
ぎゅっ
「んふふ、あったかいね」
後ろから、いきなり抱きつかれた、いい匂いがする。
やばい、興奮してきた
背中には、豊かに育った胸があたっている
うん、気持ちいい。すごく気持ちいい
やばい、興奮で頭がおかしくなりそうだ
って、おい。
俺は何を考えてるんだ
冷静になれ、自分。
このままだと、ずっと興奮して眠れない気がする
「ねぇ、・・・私のこと、好き?」
ふいに、耳元でそう囁かれた
どこか、哀しみを含んでいるような声だ
さっきまででとは別人のような声に、俺はぞっとした
こいつのこんな声なんて初めて聞いたからだ
以上 続きは明日だと思います
おっと新作乙
どう逆レイプにつなげるのか楽しみだ
878 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 01:54:11 ID:E2Tilnrq
つづき
「ねぇ、何にも言わないってことは嫌いってこと?」
「いや、好きだよ。それに、嫌いな奴と一緒の布団で寝るわけないだろ。
もし、お前のことが嫌いなら、最初から断ってたよ」
「ホントに?じゃあさ、私と・・・付き合ってくれない?」
「それと、これとは違う『好き』だ」
「なんで・・・」
呟くような、よわよわしい声だった
さっきまでとは、また違う雰囲気の声だ
その雰囲気にまけて、俺は声が出せない
「なんで・・どうして・・・?
私はあなたのことをずっと見続けてきたのに、
私はあなたを愛してるのに、
誰にも負けないくらいに愛してるのに」
「えっ」
それしか言うことができなかった
「私ね、小五のころにこの気持ちに気付いたんだ。
どういうきっかけであなたのことが好きになったかは、私にもわからない。
小さいころからあなたと一緒にいて、気付いたら私はあなたのことが大好きになっていた。
そのときから、私はあなたを見続けてきた。
あなたのことだけを見てきた。
あなたに、この気持ちを伝えたいと思ったことは何度もあった。
でも、言えなかった。
あなたは、いつも他のクラスメイトと仲良くしてた。
もし、告白して、私以外に好きな人がいるって言われたら、
私どうしようもなくなっちゃうから。
それに、私のことをただの幼馴染だとしか思ってくれてなかったらとか考えちゃうと・・・
告白できなかった
でも、私、考えたんだ。
私みたいな地味でおとなしい女が他の人に勝とうと思ったら、
あなたとエッチするしかないと思うの。
だから・・・ごめんね」
バチッ
「ぐぁっ」
い、意識が・・・
あ、・・・
・・・
・・
・
879 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 01:55:32 ID:E2Tilnrq
今回分は以上です
続きは遅れるかもしれません
乙
寝床に武器を持ち込むとはw
犯る気満々じゃないかwww
882 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 18:32:16 ID:NNxoLGxr
GJ!!!!!!
すばらしい!!!!
>>860続き
「何ですか、その人を見下す様な態度は。確かにわたくしは貴女達に比べて小さいです」
「だけど、好きな人に揉んでいただければたちどころに大きくなります」
そう言いながら真田さんが頬を赤らめながら俺の方を見た。
しかし、その高揚感で赤らんだ顔が、麗の言葉により怒りで赤くなる。
「真ぅ、田さんの胸はハァ、いくら揉んゥでも無駄ね…」
「なんですって!?何故そう言いきれるんですか!?」
「前に授業参観、ハァハァ、の時に真田さんのお母さん見たけど、胸、ン、小さかったじゃない。胸の大きさは良ゥく遺伝するらしいよ…」
「遺伝なんて、わたくしの先輩に対する想いの前では何の意味もありませんわ!」
「そん、な事言っても無駄に、ンンン終わるのは目に見えてるわ…」
「わかったわ、そこまで言うなら考えがありますわ」
「実際に、アン、お兄ちゃんに胸を、ゥン、揉んで貰うってのは無しよ」
「どうして?」
「だってお兄ち、ゃんの手が汚れるじゃない」
「なんですって〜!?」
さっき以上に顔を赤くしていたが、俺が見ている事に真田さんは怒りを何とか鎮めようとした。
「お兄ちゃん、わたしが話してる時には胸を揉まないでよ、凄く感じるから」
「仕方ないだろ。お前の胸がスゲー気持ち良いんだから。」
「モゥ、お兄ちゃんのバカ〜。けど、そんなお兄ちゃん大好きだよ」
以上
中々進まんですみません。
兄ちゃん完璧に堕ちてる・・・
>>884続き
どうやら麗は俺の演技に気付いていないな。コレなら何とかなりそうだ。
にしても、ヤバいなまたイきそうだ。
「お、お兄ちゃん。わたし、そろそろイきそう。ねぇ一緒にイこう、ね?」
「ハァハァ、ま、待て俺はもう我慢出来ない」
「え?仕方ないな〜、じゃあわたしがイくまで我慢するの手伝ってあげるね」
「て、手伝う!?」
そう言うと、麗は竿の根本をとてつもない力で握った。
「お、おい!!止めろ。握るな、こんな状態でそんなのされたら…」
「されたらどうなるの?」
以上
最近、違うヤンデレ物を考えちゃってます。
GJ!
新作も大歓迎だけど個人的にはこの作品を完結させてからにしてほしいな
GJ
新作の構想まであるのか・・・
あと気になっていたことだけど、個人的にはぶつ切りじゃなくて、切りの良いところまで書き切ってから投下してくれると読みやすくていいかも
889 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 01:37:23 ID:Te2L2sUV
まとめサイトってある??
無かったと思う
麗と麗姉がウザイな
何だろ?
ああ、直ぐに手が出るヒス女だからか……
>>887 その辺は安心してくれ。俺はコイツを終わらせてから次に進むつもりだからな。
>>888 俺もきれの良いところで投下したいんだが、俺も家でゴロゴロしているわけじゃなく、日中は仕事してるし、勉強もしてるし、AV見たりと色々と忙しくてな。
疲れちまって中々きれが良い所できれないんだわ。
>>886続き
「頭がおかしくなっちまう」
「いいじゃん。一緒におかしくなるまでずっと、ずっとハメ続けようよ」
「ハァハァハァ…、た、頼むからもうイかせてくれ」
「お兄ちゃん…、イかせてくれって何?こういう時は[下さい]とか[お願いします]って言うものじゃないの?」
い、いまなんって言った?何かエラク上から目線で言われた気がするんだが…つうか、今はんな事より、早くイきたい、背にはらはかえられない。
「お願いします。イかせて下さい」
「ハァ…良く、ハァ言えました。ハァハァわ、わたしも後ちょっとでイきそうだから我慢して」
「だからもう、その我慢の限界何だよ!!」
そう叫ぶと同時に麗の手が竿から離れた。
「ン…ゥン、ハァハァハァア〜!!」
麗がイくと同時に俺は麗の膣(なか)に大量に精液をブチまけた。
「ハァハァハァハァハァ、お、お兄ちゃんの精液が…沢山、膣に入ってきてる。き、気持ち良い…」
「ハァハァハァハァハァ」
パチパチ
どこからか拍手が聞こえる。聞こえる方に目を向けると、義姉が拍手している。
「良くやったわ麗。まさかこんなにデキる娘とは思わなかったわ」
そう言って義姉が近づいてきた。
以上
894 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 00:09:15 ID:J1KFT/Cb
GJ!!!!
>>893続き
「お、お姉ちゃん?」
「麗、いつまでもそうしていると義弟くんが重いでしょ?」
「う、うん…わかった」
そう言って麗が俺から離れると、接合部分から俺の精液と麗の血が混ざったものが垂れてきた。
「これで麗も立派な女になったわね。けど…義弟くんはまだ満足していないみたいよ?」
「え?どういう事?」
「どういう事って、普通はこんなに出したら萎えるもんなのに全然萎えてないのよ」
「じゃあもっとヤれるって事ね」
「貴女はしばらく待ちなさい」
「なんで?」
「何でって、処女を喪失したばっかりで血が出ている状態でもっとヤると感染症になるわよ。貴女だけならまだしも、大好きな義弟くんも苦しむ事になるのよ?私の言っている意味解るわよね?」
「う…うん。解るよ。だけど、このままじゃお兄ちゃんかわいそうだよ」
おいおい、さっきまで散々[かわいそう]な事を本人にやりまくってた奴が言う台詞か?呆れて何も言えねえ。
「大丈夫、ちゃんと解決策はあるから」
「え、どんな?」
「決まってるじゃない私が犯るのよ。他の娘よりは全然マシでしょ?」
「そ、そうね。確かに藍川さんや真田さんにヤらせるよりは全然マシね。うんわかった良いよ、お姉ちゃんお願い」
おい待て、さっきまでメッチャ嫌がってたくせに何だそりゃ?
「流石は私の妹ね。話がわかる。じゃあ早速、失礼しま〜す」
そう言うと義姉は俺のイチモツをウェイトティッシュで拭き始めた。
以上
896 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 20:23:08 ID:J1KFT/Cb
続き書いてー
メモ帳とかに書き溜めて、投下はまとめてじゃないのか?
いちいち投下するのと手間隙はかわらない(寧ろ投下の時だけオンラインにすればいいから書き溜めのほうが楽)なんじゃないかい?
なんかこまこま投下する利点でもあるの?
ないならまとめて欲しいんだけどなー
ま、書いてくれるのはすっごい有り難いけどさ
携帯投下でメモ帳が苦手なんだそうな。つーかスレ読み返せばそう言ってるだろ
まとめサイトがあればいいんだけどな
うん
どうしようかね
903 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 12:55:57 ID:k8d9rtFv
投下マダー?
総合保管庫は?
毎度おなじみの質問だが、義姉とのセックスをダラダラ書く方と、かいつまんでちょろっと書くの、どっちが良い?
因みに話としては一応今は8〜9分目辺りで、あとちょっとで終わり何だわ。
907 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 20:00:37 ID:k8d9rtFv
義姉のSEXはしっかり書いてほしい
君の好きなように
お目汚しスマヌ
投下してみるお。
――ここは、何処なんだ。
周りを見渡してみる。
大きな本棚が二つに、机が一つとテーブルがある。
本棚には、びっしりと少女漫画に加え、レシピ本や手芸雑誌などが詰まっている。
テーブルの上にはノートに筆記用具などが置いてある。
見覚えがないので記憶をたどってみる。
……
…覚えてねえ。(笑)
そうこうしてる時にドアの開く音がする。
――ギイ。
「もう、晴賢君。私立の入試近いから一緒に対策しようって話なのに、寝ちゃうなんて、失敗しちゃうよ。」
とお盆を持って見知った少女が入ってきた。彼女の名は、毛利穂那美。
小学校からの同級生だ。
とはいったものの、彼女とまともに話をするようになったのは中学3年になって部活も引退し、入試への意識が高まってからだ。
きっかけといっても、ただ同じクラスで成績優秀者同士解けない問題を教えあっていたのがきっかけだ。
ちなみに互いに順位は200人いる学年でも10番そこらである。
大体思い出してきたぞ。
「寝ちゃったのか、ごめん。何時間寝てた?」
「4時間だよ。」
「4時間もか、という事は今は……、8:00かよ!!」
なんてずぶとい神経してんだ俺。(汗)
「しょうがないよ〜〜、この時期だから。晴賢君も結構遅くまで勉強してるでしょ?」
ホッそりと控え目な声で言う。
夜遅くなんてきら☆すたかゼラフォン見てるんだが。(笑)
「あ、うん。けど、こんな時だからこそ解法を二人で教えあった方が、学習塾行くよりも楽だから、穂那美さんの家に来たのにとても馬鹿な事をした。」
「私から晴賢君に頼んだんだから、気にしないで欲しいけど。
ファミレスだと少し騒がしいし、図書館だと余り喋れないしね。
それに父さん出張中だから何か言う人はいないから。」
そうだった。
910 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 04:37:25 ID:3jANtUdQ
人いね
オナニーですが、反応有れば投下していきます
夜更かししすぎか早起きすぎなんだよアンタw
こんな時間に人なんかいねえよw
むしろいたとしても投下終わるまで感想は控えるわww
でも新作乙なんだぜ
流石に4時に起きてる人はいないだろ
(・ω・`)乙 ポニテ
妄想は眠気を通り越した頃が一番冴えるもんだ。
乙!
新作おつ
執筆中なんだが、設定増やしすぎて自爆したでござるの巻
エロシーン以外の流れが異常に長くなってシーンに辿りつけない;
909です
とりあえずエロシーン導入まで書いたけど書ききってからにします。
学のなさが目立つぜひゃっはww比喩とかなにそれおいしいのww
>>909 私は909を応援しています。
っつ〜ことでがんばれ〜〜〜
918 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 02:00:07 ID:yBg8K2XI
何このすばらしいスレ
次スレって誰がたてんの?
ペース的に考えてまだ早いだろw
もうちょっと埋まってから考えようぜ
寂しいけど容量的にもあと100kあるし
>>895続き
俺のイチモツをウェイトティッシュで綺麗にすると、義姉は俺のイチモツを口に含んだ。
そして、俺は義姉の口の中に精子をぶちまけた。
それでも俺のイチモツが萎えないのを確認した義姉は俺のを自分の膣に入れた。
義姉の膣は麗の膣とは全く違った、多分これが"名器"とよばれるモノだと思うほど気持ち良かった。
俺は自分では気付かなかったが、物凄い勢いで腰を振り、義姉を突きまくっていたようだ。
当然、義姉の膣にどっぷり出した。膣に出された義姉はゆっくりと俺から離れた。義姉の膣からは麗に出したのとは比べものにならないほど精子が溢れ出した。
その光景を見ていた麗は、不信感を露にしていた。
「ねぇお兄ちゃん、お兄ちゃんは本当にわたしの事を愛しているの?」
「あ、ああ愛してるよ」
「じゃあわたしのおしっこ飲んでみてよ」
以上
>>925続き
「の、飲めってのか?」
最早正気を失っている麗を前にして、気付かなかったとは言えあそこまでヤってしまったのはまずかった。
確かに自分とヤった直後に、自分の時より激しいセックスを見せつけられたら相手の気持ちを疑うよな。
「ねぇ、どうしたの?わたしの事愛してるんだよねぇ?じゃあわたしのおしっこ飲んで見せてよ!!それとも、わたしの事を本当は愛してないの!?」
そう叫びながら麗は俺の口へ秘部を近づけた。
飲む
>>927 飲まない
>>928
>>926続き
このまま飲まなければ、下手をすれば他の人達に危害が及ぶ。
そう思った結果、俺は麗の小水を飲んだ。当然、全て飲む事は出来なかったが、少しでも飲んだのを確認すると麗は満面の笑みを浮かべ俺に抱きついた。
その後、義姉と藍川さん、真田さんは解放された。当然、今回の事は誰にも喋らないと約束させて。
そして俺はと言うと、両親が帰ってくるまでずっと自分の部屋で監禁されていた。
監禁されていた俺を見た両親は驚き悲しんだ。正か自分達の娘がこんな事をするとは思っていなかったのだから。
その後、麗は精神病院に入れられた。最初の内は何回か脱走を企てたようだが、ことごとく失敗したようだ。
入院して既に一年がたつが、麗は一向に退院する気配がない。しかしここ数週間、麗の部屋に人が居る気配を感じる。
正直、気配の正体を突き止めたかったが。何故か麗の部屋の前に行くと、入院時の彼女の狂気を孕んだ恐ろしい目を思い出し、恐怖に震え確認する事が出来ない。
そして今日も麗の部屋から「何かの気配」を感じながら一日が始まる。
以上
>>926続き
俺は考えた結果、飲んだフリをする事にした。
だが、麗に飲んだフリをした事がばれてしまった。
「ねぇ、どうして飲んでくれないの?やっぱりわたしの事愛してないんだ…。もしかしてここに好きな人でも居るの?」
俺は全力で否定した。すると、麗は俺から離れ自分の部屋へ向かった。
数分後、麗は戻って来た。手にナイフを持って。そして麗の手にナイフを確認した刹那、顔に生暖かいものがついた。
「血」だ。血が飛んできた方を見ると、真田さんの首筋から赤い血が噴水の様にピュッピュッ出ていた。
次に藍川さんの首から同様に赤い血が吹き出してきた。
最後に麗は血の繋がった姉をも手にかけた。
三人の血で赤くなった麗は歪な笑顔をうかべながら俺に話かけてきた。
「みんな死んじゃったね。けど、麗は全然悪くないもんね。大好きなお兄ちゃんを他の誰かに盗られるのを防いだだけなんだから」
「あえて、誰が悪いかと言えばお兄ちゃんかな。黙ってわたしの事を愛してくれればいいのに、飲んだフリ何かするから……みんな死んじゃったんだよ?」
「フフフ、さぁこれで邪魔者は消えたしこれからはずっと一緒に居れるね」
そう言って麗は死体を庭に埋め、部屋と俺を綺麗にふいた。
その後約1ヶ月、両親が帰ってくるまで俺は監禁された。両親に発見、解放された後、俺はすぐに警察に通報、麗は殺人等の罪で逮捕され、現在も服役中だ。
これでしばらくは平和な生活が出来るだろう。彼女が出所するその日まで…。
とりあえずこれで終わり。質問しても大して反応がなかったから強引に終わらせた。
糞
どうしてこうなった…
932 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 00:36:11 ID:HunJkiN0
これぞヤンデレ!
ヒィ!
いいと思う
ぐっじょぶ
なんか独特だね
939 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 16:39:24 ID:3pSe99Ju
950越えたら
次のスレ立てた方がいいと思うけど
スレタイをみんなで考えないか?
940 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 20:07:31 ID:UKOFI9RP
ヤンデレスレは他にもあるのでこのスレは
監禁することを全面にした方がいいと思う。
いや、あくまで本質は「大人しい女の子が逆レイプ」だから、変にヤンデレや監禁を強調すると範囲が狭くなり過ぎる。
【ヤンデレ】【監禁】は無ければ無くていいから、大人しい女の子が逆レイプというシチュエーションをより掘り下げる方向で考えよう。
素直になにもつけずに
大人しい女の子が逆レイプ【その2】
じゃダメなんかい?
それでいいと思う
>>942で異議無し
だが、このスレを読み返したら一部バイド化してる部分があるな。せっかくだから
【うむっ】大人しい女の子が逆レイプ その2 【拷問だ】
とかも面白いかも
ごめんやっぱ無し
>>944 わかる人にしかわからないし、別の目的の人も吸い寄せそうだなそのタイトルはww
シンプルなのがいいな
947 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 04:19:24 ID:mz1R3M0n
このスレがここまで伸びた理由は
@スレタイの【ヤンデレ】という人気検索ワードで職人が集まりやすかった事
◎【監禁】は人気でもないから、次スレでは他の検索ワードを
A逆レイプという、基本的にはワガママお嬢様系や戦士女系のssに
「大人しい女の子」と言う、新しい要素を持ち込んだ事
◎メインタイトルは引き続き「大人しい女の子が逆レイプ」を採用
B「大人しい女の子が逆レイプ」と言うのがいかに萌えるシチュか
最初に目に入る1レス目のssで証明した事
◎↓に匹敵する「簡単だけど職人の妄想を膨らませやすいss」を用意
「ここはどこ?僕、どうして縛られてるの!?」
「ごめんなさい。でも○○さんが悪いんですよ、私以外の女に
私だけの精子を与えて・・・」
「そ・そんな、だって僕たち恋人じゃないのに、そんな事できないよ。」
「大丈夫。これから連日連夜の性愛で壊してあげますから。
お母様がお父様を壊して堕としたように。」
「ひいっ!まって、許して!!」
「うふふ・・・この日に備えて性技を磨いてきたんですよ。
どこまで持つか楽しみです、好きなだけ泣き叫んでくださいね・・・」
おとなしい女の子のバイド係数を上げるとヤンデレ化するわけですね緊急連絡だと!?
まあ、次スレ立てるならシンプルなのがいいと思うけどなぁ。
そこまでこのスレを愛しているのか……君は
ここのスレはいいよ。
僕の好きなシチュにぴったり。
難しいシチュではあるけどな
952 :
873の続き:2009/09/12(土) 02:53:38 ID:C+VNMQgJ
どうせ需要もないし、待ってる人もいないと思うけど続きをかく
「――ん、どこだ、ここ」
さっきまで自分の部屋で寝てたはずなのに・・・
幼児たちが遊んでいる声がする
――そうか、ここは近所の公園だ。
小学生のころはよくここで遊んだりしたけど、中学生のころからはここに来てなかったな・・・
「懐かしいな」
遠くにいた子供たちの話声が聞こえてくる
小学校高学年くらいだろうか
「あのさ、大きくなったらさ――」
急に声が聞こえなくなる。
あれ、なんだか視界もぼやけてきたような・・・
・
・・
・・・
・・・・
「ん・・・あれ・・・」
「あ、起きた?」
どうやら、気絶していたみたいだ
ということは、さっきのは夢、だったのか?
天井がいつもと変わってないところを見ると、ここは自分の部屋だということが分かる
確か、電流が首筋に走ったような感覚のあと・・・
「って、あれ?」
体を起こそうとしたが、動かない。
自分の体をよく見てみると、手足に手錠がかけられていて、大の字の状態で部屋の柱につながれていた。
ついでに、俺の上半身も裸だ。
「ちょ、なんだよこれ」
「ごめんね、これ以外に方法がなかったから」
「早く外せよ、これ」
「それはちょっと、無理かな。だって、こうでもしないと、エッチできないから・・・」
まただ、また、さっきみたいなどこか、哀しみを含んだ声だ
953 :
873の続き:2009/09/12(土) 02:54:42 ID:C+VNMQgJ
「さっきも言ったけど、わたしね、あなたのこと、ずっと見てきた。
気付いてたかな?わたしね、この部屋に盗聴器とカメラを仕掛けてたんだ。
ほら、エアコンの中とか、机の裏側とか、ほら、そこにだって。
私、あなたが、いつオ○ニーしてるかも知ってる。
なにをオカズにしてるかも、どんなプレイが好みかも全部知ってるんだよ。
それに、今日から親に旅行に行ってもらってるのは私の計画なんだよ。
結婚記念日だから、私からのプレゼント。
あなたと一緒に寝るための言い訳を作るためのね。
今日のために、ずっと前から準備をしてたんだ
ね、すごいでしょ」
正直、ぞっとした。いつもおとなしそうにしてた、こいつがここまでする奴だなんて思ってもいなかった。
盗聴器とかを仕掛けるのはアニメとか、ドラマのなかだけだと思っていた。
しかも、自分の○ナニーが人に見られていたなんて恥ずかしすぎる。
「あなたは、もう、オナ○ーなんてしなくていいんだよ。これからは、毎日私とエッチできるんだから。」
そう言って服を脱ぎ始めた
「おい、なにしてんだよ。本気か?」
「本気だよ。本気じゃないとこんなことしたりしないでしょ」
「そりゃそうだけど・・・」
「でしょ」
やばい
こいつ、マジだ
目が本気だ
上半身が下着だけになった幼馴染が俺の目の前にいる。
「あなたの心臓、すっごくバクバクいってるよ。
私の体を見て、そんなに興奮してるの?嬉しいな」
俺の左胸に耳をつけてそんなことを言う。
そんな姿を見ていると、また興奮してきた。
「それに、あなたのあそこ、すっごく元気だね。」
自分で顔を起してみてみると、ズボンの上からでもわかるように、盛り上がっていた
しょうがない。これが男の性ってものなんだからな!
目の前でいきなり服を脱がれたら、こうなっちまうのはしょうがないことだ
「ふふ、かわいいね」
そう言って、俺の脚の間に入りそして、俺の息子を露出させた
954 :
873の続き:2009/09/12(土) 02:55:30 ID:C+VNMQgJ
「すごい、男の人のって、近くで見るとこんななんだ」
「恥ずかしいから、あんまり見ないでくれ」
やばい、このままじゃ襲われちまう
童貞を早く捨てたいとは思っていたけど、こんな形になるのは嫌だ
「今から、気持ちよくしてあげるね」
「ちょ、ちょっとま、」
俺の制止も聞かずにいきなり手コキを始めた。
「どう・・・気持ち、いいかな?
手コキとか、好きなんだよね、いつも見てたからわかってるよ」
慣れてない手つきが、余計にいい
普段、自分でするのとは違った新しい感覚が襲ってくる
俺は彼女の手奉仕にされるがままになっていた
「いや、手コキは好きだけど・・・」
「本当?よかった」
確かにそういうプレイは好きだ。
でも、何か違う気がする。何かが心のなかで引っかかってる気がする
「わ、私も、もう、我慢できない」
そう言って、彼女は自分の下着に手をかけ、
秘部を弄りだした
「あっ、あ、ん・・・」
右手で自分を、左手で俺を
俺の目の前で自慰をする彼女の姿をみて、俺の息子はまた反応してしまう
「も、もうだめだっ」
「わ、わたしも、イッちゃう」
ドビュッッドピュッドピュ
「あっっ、あっ――」
我慢する暇もなく出してしまった
俺の息子から出たそれは、相手の体をけがしていった
それと同時にむこうもイッたようだ
955 :
873の続き:2009/09/12(土) 02:57:21 ID:C+VNMQgJ
「はぁ、はぁ・・・一緒に、イッちゃったね。
すごい、いっぱい出てるよ。いつも見てたけど、いつもよりすっごく多いね。
そんなに、気持ち良かった?それに、まだ元気だね」
「・・・・・・」
俺は何も答えることができなかった
言葉で言い表せないような感情が俺の中にあった
「気持ちよく、なかったの?」
そんなことはない。でも・・・
「そっか、やっぱり、中に出したいよね・・・」
違う、そういうことじゃないんだ
うまく、言葉にできないけど、何か・・・
「挿れるよ、いい?」
考え事をしていて気付かないうちに彼女は俺の上にまたがっていた
俺は何の抵抗もできなかった
ダメということさえできなかった
俺の了解を待たずに、彼女は腰を降ろしだした
俺の息子の先端が彼女の秘部の入口にあたる
左手俺の息子に添え、右手は自分の秘部を開いている
俺の息子が入るのかと思う位小さな穴だ
「んっっ」
彼女は躊躇うことなく腰を降ろし、俺を中へ迎え入れた
「んっ、あぁっ、ま、また、大きくなってるよ」
彼女が喘ぎながらゆっくりと腰を降ろしていく
そして、息子の先端が何かに当たる感覚がした
そこで、少し躊躇ったみたいだが、またすぐに動き始めた
「んんっ、あっっん」
何かを破るような感覚があった。
彼女は顔を歪める。やはり、痛いのだろう。
結合部からは、血が流れ出てくる。
「だ、大丈夫だよ。心配しなくて大丈夫」
彼女は自分に言い聞かせるように言った
俺の息子が最後まで入った時には、俺はほとんど絶頂に達していた
956 :
873の続き:2009/09/12(土) 02:58:17 ID:C+VNMQgJ
「ぁっっん、はぁ、我慢しなくて、いいからね、すぐに出していいよ」
そう言って、腰を動かし始めた
「ああっっ、ん、・・・んんっ」
彼女の中は、あまりにも気持ちよく、十往復もしないうちに、俺はイッてしまった
どぴゅっ、びゅびゅ
永遠にも感じられるような長い時間、射精し続けているような気がする
二回目の射精だというのに、一回目よりもたくさん出した様だ
「いっぱい、出しちゃったね」
出し切ったあとも、俺たちはまだつながっていた
「・・・・・のかよ」
「うん?」
「いいのかよ?こんなやり方で、本当にいいのか?
確かにお前は俺の事が大好きかもしれない。でも、俺はお前の事が好きじゃないかもしれないんだぞ。
こんな、無理やりなやり方で、お前は満足してるのか?」
そうだ、これだ。さっきからずっと引っかかってた気持ち。
こんなやり方が良いはずがない
無理やりなんかでいいはずがないだろ
「うん、満足してるよ。これでよかったって思ってる。
だって、私はあなたの事が大好きだし、あなたも私の事が大好きだったはずだもん。」
「何時だ?何時、俺がお前の事を好きだっていった?
俺には言った覚えなんてないぞ」
「私、さっき、エッチしてるときに思い出したんだ。私が、あなたを好きな理由を・・・
あなたは覚えてないかもしれないけど、あなたは私に、好きって、言ってくれてたんだよ。
小学五年生のころ、近所の公園で、あなたは私にこう言ってくれた
『あのさ、大きくなったら、僕と付き合ってくれるかな』
って。
その時、私はいきなりすぎて何にも言えなかった。
そのあと、あなたは顔を真っ赤にして『忘れてちょうだい』って言いながら走って行っちゃったんだよ。
あの時はホントにびっくりしたなぁ
あの時から私はあなたが好きになったんだよ」
957 :
873の続き:2009/09/12(土) 03:05:04 ID:C+VNMQgJ
そうか、思い出した。
確かに俺は告白してた。さっき見てた夢にでてきた子供たちは小五の俺たちだ
たしか、すぐに答えてもらえなくて断られたんだって思ってたような気がする
それで、恥ずかしくなって逃げたんだ
よく考えれば、あれをきっかけに俺はこいつと顔を合わせないようになったのか
てか、なんでこんな大事なことを忘れてたんだろう
自分が最初に言ったのに、全部こいつのせいにして・・・俺のせいだ
「ごめん、今思い出した。好きって、俺が言ってたのにな・・・」
「いいよ、別に。あなたが告白してくれたから、あなたの魅力に気がついたんだし、
それまでは、ただの幼馴染としか思ってなかったのにね」
「そうだったのか・・・
あ、あのさ、こういうことがあった後に言うのもなんだけどさ、
お・・・俺、お前の事が好きだ。
今までの分、全部とり返すぐらい愛する。
だから、俺と付き合ってくれないかな?」
沈黙が流れる。やばい、恥ずかしくなってきた
逃げたい。でも、ここで逃げたらあの時と同じだ。
まだか?まだ答えてくれないのか?
「うん、喜んで。私もあなたが大好き。
これから、ずーっと、ずーーっと一緒にいようね。」
「ホントか?」
「嘘なんか言うわけないよ」
「そうだな」
二人で向かい合ったまま、ずっと笑い合っていた
958 :
873の続き:2009/09/12(土) 03:07:10 ID:C+VNMQgJ
後日談
「なぁ、母さん、、俺が小五のとき、変な時期ってなかった?」
「あー、あったわね、そんな時期が。
確か、アンタがいきなり泣きながら帰ってきて、その日から毎日夜に泣き続けてたんだっけ。
それで、うるさすぎて起こった父さんがアンタの頭を思いっきり叩いたの。
そのおかげで泣かないようになったんだったけ。
アンタ、その時の事、憶えてる?」
「い、いや・・・」
告白したとこまではちゃんと覚えてるんだけど、
そのあとが全く思い出せなかったから、聞いてみたけど・・・
マジでそんなことがあったのか。
言われてみれば、あの頃の記憶があんまりないような気がするのもそのせいかな・・・
「ま、いいけどな」
結果的に、そのおかげで俺はあいつと一緒になれたんだしな
-end-
終わり方がよくわからないのは気にしない!
濡れ場の描写がてきとーすぎるな
>>958 リアルタイムでみれました。
ありがとう。
おつです。
>>958 書き出しに淋しい事いうなよ
スレはいつでも職人を待ってるぜ
そして書き上げた職人には惜しみない乙とGJをささげるのよ
>>958 GJ。幼馴染のほうもだが男の反応も萌える。
良かったよ
GJ!
投下乙
GJ!
お疲れ様。面白かった。
>>958 糞とか書かれなくて良かったな。
とりあえず乙
俺が書き終わった後のレスが糞の一文字だったからな。
ヤンデレ?
強引に終わらせたから整合性も糞もあったもんじゃねぇ。
あんな奴どこにでもいるだろうに
いちいち目くじら立ててたらキリないぜ
明言は避けるけど投下があるたびに4年間ずーっと糞だの自演だの言い続けている奴もいるし
973 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 01:03:04 ID:v5SgG50Y
このスレも2まで来たわけだから人寄せのために【ヤンデレ】つけるってのはちょっと余計かなと思う
「大人なしい女の子が逆レイプ」というシチュの可能性を狭めそう
ここまでに投下された作品にもヤンデレでもなければ監禁してないのも多いしね
そろそろ次スレたてる時期が近づいてきたか?
立てられる人いなければ、スレ立て代行依頼しようか?
結局、スレタイはどれにするんだ
シンプルイズベストの
>>942じゃね
さすがにもう捻りのあるタイトル考える猶予もないだろう
今後も伸びていくようなら次スレでまた模索すればいい
>>975の懸念ももっともだし
>>1も現行のコピペ+前スレって感じで
980 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 14:05:08 ID:p+HFh2gc
あー…、`ヤンデレ'ついちゃたーヨ
付けてしまったせいで、またヤンデレスレと勘違いしてしまう俺が居る
しかも「種付け」までついてる
なんで余分な言葉を足すかね
984 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 20:01:21 ID:Gt6QkKam
何はともあれ、スレ立て乙
初期からいるが、まさかの2スレ目
次スレも賑わうと良いな
埋めるか
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。