☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第67話☆

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1P・Tさん67歳、美容の秘訣は鞭の素振り
魔法少女、続いてます。

 ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレです。


『ローカル ルール』
1.リリカルあぷろだ等、他所でのネタを持ち込まないようにしましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
  あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をしたほうが無難です。
  ・オリキャラ
  ・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
  ・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)

『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
  投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
  SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
   「1/10」「2/10」…「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。

【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
  読み手側には読む自由・読まない自由があります。
  読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶことが出来ます。
  書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけてください。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
  頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントすることが多発しています。
  読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。

『注意情報・臨時』(暫定)
 書き込みが反映されないトラブルが発生しています。
 特に、1行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えることがあるそうです。
 投下時はなるべく1レスごとにリロードし、ちゃんと書き込めているかどうか確認をしましょう。

リンクは>>2
2名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 16:39:31 ID:4dwM8FWG
【前スレ】
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第66話☆
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1207926960/

【クロスものはこちらに】
 リリカルなのはクロスSS倉庫
 http://www38.atwiki.jp/nanohass/
 (ここからクロススレの現行スレッドに飛べます)

【書き手さん向け:マナー】
 読みやすいSSを書くために
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5301/1126975768/

【参考資料】
 ・Nanoha Wiki
  ttp://nanoha.julynet.jp/
 ・アリサだもんっ!
  ttp://homepage3.nifty.com/damenahito2000/
 ・R&R
  ttp://asagi-s.sakura.ne.jp/data_strikers.html
  (キャラの一人称・他人への呼び方がまとめられてます)

☆魔法少女リリカルなのはエロ小説☆スレの保管庫
 ttp://red.ribbon.to/~lyrical/nanoha/index.html  (旧)
 ttp://wiki.livedoor.jp/raisingheartexcelion/d/  (wiki)

3名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 16:51:29 ID:robK//gC
3げとー

>>1
乙&GJ!
4名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 16:54:48 ID:dFIoA+/8
>>1
乙!!ワロタwww
5名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 17:18:58 ID:NWwUWusY
>>1

しかし、
前スレがたって6日後に新スレが立つとは、
…SS職人、恐ろしい子。
6名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 17:29:59 ID:j8Ulyuo5
>>1
スレ立て乙

そして、6日で新スレっていうのは別に不思議じゃないんだぜ?
最短消費記録は3日だ
7486:2008/04/18(金) 17:50:54 ID:wl8GrPBR
>>1
P・Tさん67歳、美容の秘訣は鞭の素振り
魔法少女、続いてます。

つまり永遠の魔法少女ということですね、わかります
8名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 19:05:53 ID:KpzNq4v0
>>1
鞭の素振りすげぇ
9名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 19:45:32 ID:TsWWroWv
>>1乙です。
さすがはプレシアさん、鞭のスピードが既に超音速にまで達している。
10ておあー:2008/04/18(金) 19:52:08 ID:4kRltHRS
>>7
かつてとある白い魔王様が「永遠なんてないよ(以下略)」という名台詞を

前スレにも書いたのですが一応こっちにも。
前スレ>>640氏へ
私は一向に構わんッッ!! 投下を心よりお待ちしています。
11名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 19:54:58 ID:JowPgsFR
>>1
鞭が音を置き去りにするんですね、分かりますw
12名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 20:23:56 ID:TsWWroWv
それに耐えたフェイトのドM根性を、皆は褒めてあげてw
13名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 20:58:30 ID:uS7ENVuS
フェイトの名前を見る度に『フェイト/夜にとどまる』とか誰か書いてくれないかと思う俺がいる
14名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:13:46 ID:x/3XMAM5
虚ろな楽園は本編に出てるけどな。
15名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:22:17 ID:4kRltHRS
>>13
フェイトそんが「今夜は帰りたくないの」とか言い出すんですね、わかります。
相手は誰だろ・・・?
16名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:23:52 ID:vAh6WrsJ
>>15
本命クロノ
対抗エリオ
大穴ユーノ
原作キャラだとこんな感じか?
17名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:29:20 ID:tmL2/+k2
>>16
あれ? なのはは?
18前スレ640:2008/04/18(金) 21:31:19 ID:oNbg3kh8
>>10
ご許可ありがとうございます
許可をいただいた以上は書かないと逆に失礼なので、頑張ってみます。

ところでリョナ(一応グロなしの予定)ってこのスレ的にはアリですか?
問題があるようなら、考え直したいと思います。
19名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:35:03 ID:Xci09vQh
アリだと思うが名前は変えた方が良いと思うぞ。
保管庫的な意味で。
20名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:38:01 ID:vAh6WrsJ
>>17
スマン俺百合派じゃないから
頭の中からすっぽり抜け落ちてた
訂正
大本命なのは、本命クロノ
対抗エリオ、大穴ユーノ
こんなかんじか?
21名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:44:41 ID:qTL5kGD/
どっちかというと本命と対抗が逆じゃないか?
22名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:45:26 ID:4kRltHRS
同姓と義兄が本命争いだなんて……まったくみんなこのスレに思考を
毒されすぎだぜ……


23名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:52:52 ID:TsWWroWv
エリオが17ぐらいの時、フェイトそん26か27ぐらいだから、
ありえないといえないところが・・・怖いw
以前出た、ロストロギアの所為で過去へ、そこでプレシアとくっつくエリオ
生まれてきた子供がフェイトに似てて苦悩というのが激しく見たいw
史実どうり、フェイトを誕生させる為に娘と妻を見捨てるのか、そんなことするかいって
運命をぶっ飛ばすのかw
24名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:53:11 ID:tmL2/+k2
やはり百合スキーとしては、
大本命なのは、本命シグナム、対抗はやて、大穴キャロ な感じだろうか?
25名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 22:04:38 ID:NWwUWusY
>>18
リョナは専用スレがあるのでそちらへ行くように!
2618:2008/04/18(金) 22:23:38 ID:oNbg3kh8
>>25
リョナスレがあるのは知ってますけど、タイトルでどうしても尻込みしちゃうんですよ。
リョナは好きでも、グロと猟奇は結構苦手なので・・・・・・
まぁ、まだまともに作成してないんで、「投稿するな」の声が大きければ、内容を考え直すか、投稿しないか判断します。
27名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 22:32:09 ID:tmL2/+k2
>>26
うーん。そのためのあぼんワード、NGワードだと思うけど。
ちゃんと予告すればいいんじゃないかなぁ。駄目なのかなぁ…
28名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 22:33:17 ID:Hfds/Rzk
エロだろうが燃えだろうが801だろうがグロだろうが何でも許容するがこのスレだった筈だ
29名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 22:34:14 ID:WVurTE12
>>25-26
ここは基本的に何でも良しなスレなんだぜ。「嫌なら見ない」。之宇宙の真理ネ!
30名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 22:35:02 ID:KpzNq4v0
Y太レベルまでなら何とかいけます
31名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 22:37:23 ID:1cf0PDqu
>>28
個人的に801の度が過ぎるものはちょっとな…
32名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 22:39:47 ID:Hfds/Rzk
俺も正直言うと好きじゃないが、需要はあるみたいだしな……
33名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 22:40:48 ID:hhNCW/HM
失礼、リョナって何?
流れ的にグロいってのはわかったけど、どんなのかわからんからコメントのしようがない。
34ザ・シガー:2008/04/18(金) 22:44:41 ID:4dwM8FWG
つまり普通のエロが見たいと?
ではそんな要望に応えよう、っつう訳で投下するっす。

この前話してた「烈火の将は狙撃手がお好き」の第零話、めちゃエロだらけ。
今回は短編としても見れる話になってます。
35烈火の将は狙撃手がお好き:2008/04/18(金) 22:45:31 ID:4dwM8FWG
烈火の将は狙撃手がお好き0


ミッドチルダにある小さなバー“ディアブロ”と看板の掲げられたその店はレンガ造りの寂れた外観とは裏腹にそれなりに客が出入りしている、その事から決してただの安酒場でない事を伺わせている。
そしてそんな店の中、一組の男女が豊かな酒の味わいを楽しんでいる。一人は黒髪の青年、もう一人は燃えるような緋色の髪を揺らした美女だった。


目の前に置かれたグラスに満ちる液体は美しい琥珀色を呈し、鼻腔をくすぐる豊かな芳香を放っている。
それは上等な果実酒であり、十分な年月を過ごして熟成した上質な美酒は呑む者を甘美に誘惑していた。
バーカウンターに腰掛けた黒髪の青年は目の前に置かれたそのグラスに手を伸ばすとゆっくりと口に運ぶ。
そうすれば、口内を駆けた芳醇な香りと味は飲み込むのが名残惜しいと思える程に舌を楽しませて極上の酔いを提供した。
青年はまだ琥珀を残したグラスを一旦カウンターに置くと、隣に座っていた美女に顔を向ける。


「美味いですね」


単なる世辞ではない、青年は腹の底から漏らすような正直な感想を言う。
隣に座っていた女性はこの反応を見てひどく満足そうな笑みを零す。


「だろう? ここは私のお気に入りの店だからな」
「ええ、流石は姐さんの行き着けっすね」


青年と会話をしながら女性もまた手のグラスを傾けて美酒の芸術的な味わいに舌鼓を打った。
周囲の客がその仕草の艶めいた色香に横目に視線を投げて隣の青年に影ながら羨望と嫉妬を抱く。
その女性は長く艶やかな緋色の髪に、纏っている管理局制服の上からでも分かる凹凸の激しい豊かな肢体、整った顔立ちに切れ長の澄んだ瞳を持った誰が見ても美女と認める美しさを誇っていた。
男なら誰しも誘惑されそうな色香を持っているが、それ以上に全身からは研ぎ澄ました刀身のような鋭い気迫が漂っており気安く話しかける事を不可能に近くしている。

女性の名はシグナム、機動六課ライトニング分隊に所属する美しく気高きベルカの騎士である。
そしてシグナムの隣で共に美酒を楽しんでいるのはヴァイス・グランセニック、彼女と同じく機動六課に所属するヘリパイロット。
この日二人は六課での仕事を終えると久しぶりにどこかへ呑みに行こうかという話になり、シグナムの誘いでこのバーへと足を運ぶに至ったのだ。

別にシグナムは特別酒が好きという訳ではないが、時間があれば嗜む程度には呑む。
ヴァイスは数年来の付き合いという事もありシグナムが最も親しくしている男性で、恐らくは彼女が二人きりで酒を飲む唯一の相手だろう。
世の多くの男性がこの事実を知ればヴァイスを呪い殺したくなるかもしれない。だがヴァイスはそんな事などお構い無しにシグナムの横顔を肴にグラスを傾けて喉を潤す。
ちなみに既にこれで5杯目、アルコール度の高いものばかり呑んでいる為かヴァイスの顔はいくらか赤みがかっていた。


「ヴァイス、まだ呑むのか?」
「ええ、今日はいつもよりも美味く酒が呑めそうなんで」
「そうか、だがあまり呑みすぎるなよ。私だって面倒は見切れんぞ」
「分かってますよ姐さん」


ヴァイスはそう言いながら六杯目のグラスを傾けた。
シグナムはやや呆れ気味な表情でヴァイスを嗜めると自分もまた手にしたグラスを傾けてゆっくり美酒を味わう。
36烈火の将は狙撃手がお好き:2008/04/18(金) 22:46:12 ID:4dwM8FWG
酒気にあてられて少し紅潮したシグナムのその横顔は、間近にいるヴァイスをアルコールとはまた違うもので酔わせた。

何を隠そう、ヴァイス・グランセニックはこの烈火の将に恋をしていた。
シグナムに出会ってからというもの数年間おくびにも出さなかったがヴァイスは彼女に出会った瞬間から恋に落ちていた。
いままで誰かにこの事を言った事などなく、ただ胸の内に秘めて焦がし続けている。
恐らくは、かつての狙撃事故で自信を無くした故に“自分とは釣り合わない”と決め込んだからなのだろう。

だが最近はその胸の内に秘めている想いが押さえつけ難く、どんどん膨らんでいる。
機動六課の設立でシグナムとよく時間を共にするようになり、まるで燻ぶる火種に燃料が注がれるように熱く滾っていた。
特に今日は胸の鼓動が高鳴りシグナムの一挙手一投足を見る度に胸がときめく、まるで初恋の相手とのデートのようだ。
この動揺を隠そうとしてかそれともただ単に酒のふくよかな味わいの為か、ヴァイスはひたすらグラスの中に注がれた豊穣な雫で喉を潤した。





「おい大丈夫か?」
「うぅ〜ん‥‥あんまり大丈夫じゃないっす‥」
「あれ程呑みすぎるなと言ったろうが。この馬鹿者」
「‥‥すんません」


そんな会話をしながらシグナムはヴァイスに肩を貸して夜闇の中を家路についている。
案の定ヴァイスは呑みすぎでダウンして帰りのレールウェイを逃してしまい、シグナムの世話になる事となっていた。
そうして二人が向かうのはシグナムの住まいである八神家だった。

本来なら迷惑をかけない為にどこか安ホテルにでも泊まりたいヴァイスだったのだが、シグナムの好意によって彼女の家に厄介になる事となったのだ。
そうして足を進めること十分弱、程なくして二人は八神家の門前に到着する。


「今帰った。誰かいないか?」


シグナムはヴァイスに肩を貸しながら器用に靴を脱いで玄関で声をあげた。
だが答えはまったく返ってこない。
ふとシグナムの脳裏にその日の家族のスケジュールがおぼろげながら思い出された。


「そうか、今日は皆仕事で出かけているのか‥」


せめてザフィーラがいればヴァイスを運ぶのを手伝って貰えるのだが、誰もいないのではそうもいかない。
しかたなくシグナムはぐったりとしているヴァイスを自分の部屋に運んだ。
シグナムがヴァイスを自分の部屋に入れる事に特別な意味は無かった、ただ空きのベッドがなくソファに寝かせるのは酷かと思った為である。

そうしてシグナムは半ば意識を失っているヴァイスをベッドに横たえる。
少しばかりアルコール臭がするがそれは大目に見る、それよりも今は自分の状態の方が気になた。
肩を貸してとは言えど、大の男を一人でここまで連れてきた為にシグナムは少しばかり汗をかいている。
37烈火の将は狙撃手がお好き:2008/04/18(金) 22:46:45 ID:4dwM8FWG
制服のブラウスに滲んだ水分は不快感しか生まないし酒臭さも気になる。シグナムはいささか眉を歪めながら胸元のネクタイを外して風呂場へと向かった。


「ふぅ‥‥せめてシャワーだけでも浴びるか」


本来なら湯船にたっぷりと湯を沸かして風呂に浸かりたいのだが時間が時間なのでシャワーで妥協。
ポニーテールに結っていた髪を解き、纏っていた服を脱ぎ去って一糸纏わぬ裸体になった烈火の将はシャワーの湯霧の中で身を清め始めた。





「んぅ‥‥あれ? ここどこだ?」


体内に回ったアルコールで意識が朦朧とする中、ヴァイスはなんとか身体を起こす。見渡せばそこは見知らぬ部屋のベッドの上だった。
普通なら今いる場所がどこかという疑問を抱くだろう、しかし酔いの回った今の彼に正常な洞察力は無い。
そしてとくに考えず本能の赴くままに行動を開始した。

アルコールの残留に焼ける喉の渇きを癒す為、ヴァイスは見ず知らずの家の中を徘徊してキッチンへと向かう。
程なく見つけたそこでコップいっぱいに満たした水をがぶ飲みする。
冷たい水が心地良い潤いを喉に与え、耐え難い渇きを優しく癒す。
意識はまだ元の利発さを取り戻しはしなかったがそれでもだいぶマシになった。
そうして欲求を満たしたヴァイスは何かに導かれるように先ほどの部屋に戻る。
部屋に戻ればそこにいたのは数年来の片思いの相手である烈火の将がいた。


しかしその格好はかなり刺激的なものだった。
寝巻きや着替えが風呂場になかった為なのか、シグナムは身体にタオルを巻いただけの状態。
その破壊的なプロポーションはタオル一枚程度では到底隠しきれるものではなく、濡れた身体に張り付いてその凄まじく凹凸の激しい身体を全裸よりも何倍も艶めかしく映し出し。さらにストレートに解かれた髪は艶やかに濡れて甘い香りを放っている。
そしてなにより、酒気と湯上りの熱によって鮮やかな桜色に紅潮した頬と潤んだ瞳は普段の理知的な彼女の印象を根底から覆さんばかりの壮絶な色香をかもし出していた。

シグナムのその姿にヴァイスは一瞬で魅入られた。
夢にまで見た彼女の無防備な姿はあまりにも魅力的である。
突然の事にしばし見詰め合う二人だったが、我に帰ったシグナムは自分のあられもない姿に気が付き咄嗟に胸元を手で隠した。


「み、見るな馬鹿者!!」
38烈火の将は狙撃手がお好き:2008/04/18(金) 22:47:12 ID:4dwM8FWG
「えっと‥‥すんません‥」


恥じらいによって頬をさらに赤くしたシグナムの姿は眩暈を覚えそうなくらいに可愛らしかった。
この光景にヴァイスの中で先の美酒よりも濃密で甘美な酔いが回っていく。
あまりに悩ましいシグナムの姿から目を背けるべく思わず顔を伏せたヴァイスだが、その瞬間足元がふらついた。
酒の力もあったのだろう、だがそれよりも目の前の美女の放つ魅力による所の方が大きかった。


「おっとと‥」
「おい大丈夫か? って、うわっ!」


ふらつくヴァイスの駆け寄るシグナムだがこれが不味かった。
いかなる運命の悪戯か、ヴァイスはシグナムにもたれかかる様に倒れてしまう。
常のシグナムならば男一人の体重など軽く支えてやれるのだが予想以上に身体に回った酔いの為か、彼女はそのまま後ろのベッドに押し倒された。
柔らかなベッドの上に倒れるシグナム、その彼女の上に覆いかぶさるようになるヴァイス。


「‥‥」
「‥‥」


二人は突然の事に無言で見つめ合う。
自分の目を覗き込む将の潤んだ瞳にヴァイスは自分の中の何かが崩壊する音を聞いた気がした。
それは理性であり或いは自制心と呼ばれるものだったのだろう。
数年前に出会ってから今の今まで燻らせ続けた想いに火が付く、それは小さな種火から一瞬で烈しき炎へと昇華していった。


「い、いつまでこうしているつもりだ? 早くどいてくれ‥」


あまりの恥じらいに耳まで真っ赤にしたシグナムは恥ずかしそうに顔を背ける。
朱に染まった頬に濡れた髪が張り付いて得も言われぬ淫蕩さを将に与えている。加えてその艶やかな緋色の髪から漂う甘い芳香はもはや筆舌に尽くし難い。
ヴァイスは酔った意識を奮い立たせ、遂に隠し続けた想いを告げる腹を括った。


「姐さん‥‥」
「なんだ‥‥いいから早くどいて‥」
「俺‥‥シグナム姐さんの事が‥好きです」


ヴァイスの口から出た言葉が静寂の空気の中に消えていく。
呟きに近い言葉ではあったが、静けさに包まれていた部屋には良く響いて確かな意思を伝える声量は持っていた。
“もう引き返せない”その想いはもはや諦念すら感じさせる、しかし頭に回ったアルコールの力かそれでもヴァイスに後悔は無い。

対するシグナムは突然の求愛の言葉に完全に思考がフリーズして固まってしまった。
それからどれほどその状況が続いたのか、緊張の力で正確ではないが一秒にも一時間にも感じられた。
そしてようやく言葉の意味を理解したシグナムは湯気でも出そうな勢いで顔をさらなる朱で鮮やかに染める。


「な、な、なにを言っている!? い、いきなり変な冗談を言うな‥」
「冗談じゃないっすよ」
39烈火の将は狙撃手がお好き:2008/04/18(金) 22:47:47 ID:4dwM8FWG
「‥‥え?」
「本気です。俺は本気で姐さんの事を愛してるんです」


ヴァイスは確かに酔っていた、だがそれでも心の底からの愛の言葉に嘘偽りは欠片もなく、眼光は強き意思に満ちて将の瞳を奥底まで覗き込む。
この真っ直ぐで力強い瞳に射抜かれて、シグナムは下腹部に微熱が宿るような錯覚を覚えた。

戦う為のプログラムとして生れ落ちてより数百年、数多の主君に道具として扱われ蒐集という名の下に永き時の中をただ戦いに生きてきた。
そんなシグナムにとっては男女の契りはおろか恋心を抱く経験すら皆無だった。
これまで恋など別の次元の話と思っていた将だが、今目の前では数年来の付き合いである青年が熱い想いのたけを伝えてきている。
この数年間の付き合いでヴァイスが単なる軽薄な男で無い事はよく知っている、だから彼が言う言葉に込められたものが本物だと即座に理解できた。
そう考えるとシグナムは胸の奥がキュンと締め付けられるような感覚を覚える。そして同時に彼の事を後輩ではなく一人の男として愛しいという想いが湧き上がってきた。


「その‥‥私は女らしくなど無いし‥別に美人では‥」
「姐さん、凄く綺麗ですよ」


シグナムの言葉を遮ってそう小さく囁くと同時に、ヴァイスは彼女の唇に自分のそれを重ねる。
シグナムにとって生まれて初めての口付け、それは酒の香りと共にどこか甘く切ない味がした。


「んぅぅ‥‥んっ!」


突然の事に驚きシグナムは身をよじり、ヴァイスの胸板を叩いて抵抗した。
だが彼はそんな事などお構い無しに甘美な口付けを味わい続ける。
何度も位置を変えて様々な角度から濡れた唇は重なり合い、侵入する舌は否応無く官能を高めていく。


シグナムは最初こそヴァイスを退けようと抵抗したがそれは徐々に弱弱しくなっていく。
生まれて初めての口付けは火照った将の身体に逆らい難い快感を刻んでいった。
それはさながら甘い電流とでも形容できるもので背筋を駆け巡って脳を奥まで蕩かせて抗う心を消していく。
永い口付けが終わった時、シグナムは一切の抵抗を止めていた。


「ぷはぁっ‥‥」


離れた二人の唇は透明な唾液の糸で繋がって淫らな情交をさらなる淫蕩さで飾る。
そしてシグナムの瞳は酔いとは違う熱に潤んでこれから起こる行為への期待に燃えていた。
交錯する視線が熱く粘り気すら孕んで絡み合う。
既に確かめるまでもないが、ヴァイスはそれでも聞かずにはおれずに彼女の耳元で口を開いた。


「姐さん‥‥良いですか?」


“何を”など聞くだけ野暮というものだろう。
シグナムはこの言葉に柔らかい微笑と共に囁くような声で答えた。


「ああ‥‥こんな女で良ければ‥お前の好きにしてくれ」


今まで剣を持って斬り結ぶ事しか知らなかった将は生まれて初めて男の愛を受け入れた。
ヴァイスの想いは彼女の心の中に二つ名である烈火よりも熱く、そして甘い微熱を注ぎ込んだのだ。
40烈火の将は狙撃手がお好き:2008/04/18(金) 22:48:20 ID:4dwM8FWG
そうすれば再び二人の唇が繋がるのに時間などさしてかからない。
そっと重なる唇、優しく甘い口付けの時間が始まり将をたちどころに蕩かせていく。

ヴァイスはいつの間にか自分の服に手をかけて邪魔な着衣を脱いでいった。
シグナムの唇を味わうのは忘れずに瞬く間に衣服を脱ぎ終えると、次は彼女の身体に張り付いているタオルに手をかける。
ただ単に身体に巻かれていただけのタオルはなんの抵抗も無く剥ぎ取られた。
そうすれば湯上りで濡れて火照ったシグナムの裸体が姿を見せる、艶やかに濡れて光る肢体はどこまでも男を惑わす色香に満ちている。
そしてヴァイスは迷わず彼女の秘所に手を伸ばした。


「ひゃんっ!!」


触れた途端にシグナムの口から可愛い声が漏れ、身体が小さく跳ねる。
自分で慰める事もほとんど無い将にとってはただ秘所に触るだけの愛撫でも十分に強すぎるくらいだ。
しかしヴァイスの責めの手は休まらず、秘所をゆっくりと撫でる手はそのままに残る片方の手がたわわに実った乳房に狙いをつける。


「んぅぅ‥‥はぅんっ!」


シグナムは耳が溶けそうな甘い声を漏らして喘いだ。
生まれて初めて異性に施される愛撫は想像を絶する快楽刺激を全身に走らせている。今まで戦手筋しか知らなかった彼女にとってこれはあまりに未知の刺激だった。

緩急をつけて胸を弄る手はときおり敏感な先端の突起に触れて思いのままに転がし、秘所をなぞる指は入り口を存分に慣らすと同時に徐々に内部に侵入を果たして濡れる淫穴をほぐす。
そしてタイミングを十分に計りつつヴァイスは決定的な愛撫を与える。
今まで唇や首筋を這っていた口を乳房に運び先端の可愛い乳首を咥えて吸いあげ、さらに秘所の手で淫核を弾いた。


「ふあぁぁあぁっ!!!」


瞬間、シグナムの目の前で光が弾ける。
視界は白く染まり意識もまた同様に溶けるような陶酔の中に漂う。
彼女は生まれて初めて受けた異性の愛撫で達し、絶頂の快楽に小刻みに身体を震わせて甘い余韻に浸った。


「はぁ‥はぁ‥‥」
「大丈夫ですか姐さん?」
「‥‥ああ‥それよりも‥」


絶頂に身体を震わせながらシグナムはトロンと潤んだ瞳をヴァイスの下腹部に向けた。
そこには未だ一度も発射せずに硬くいきり立った肉棒が女体へ侵入するのを今か今かと待ち望んでいる。
41烈火の将は狙撃手がお好き:2008/04/18(金) 22:48:52 ID:4dwM8FWG
シグナムは快楽によって蕩けた意識を奮い立たせてヴァイスの背中に手を回して彼をそっと抱き寄せると、そっと耳元で囁いた。


「‥‥私を‥抱いてくれ」


その言葉を受けたヴァイスは一度小さく頷き、己が男根を果汁に溢れて濡れる将の秘所に押し当てる。
最後にもう一度互いの意思を確認するように視線を交錯させると後はただ欲望に身を任せて彼女の中に埋もれた。
だがヴァイスは侵入する最中に一つの抵抗を突き破るような感覚を覚えた。


「いつっ!!」


その刹那、シグナムが苦痛を受けたように悲鳴にも似た声を漏らした。
この反応にある程度の察しはつき、ヴァイスは腰の動きを一旦止めてシグナムの顔を覗き込む。


「姐さん、もしかして‥」
「ああ‥‥生憎と今まで男に肌を許した事は無くてな‥‥‥なに、破瓜の痛みというのも存外大した事はない‥」


シグナムは瞳に涙を滲ませながらそう言う。それは快感ではなく苦痛によって溢れるもので、歪めた表情から一目でやせ我慢だと分かる。
いじらしく痛みに耐えるその姿があまりに愛おしくて、ヴァイスは優しくキスをした。


「んぅぅ‥‥ちゅぷっ‥んむぅ」


ヴァイスはそっと唇を重ねると決して激しくない程度に舌を絡めながら艶やかな彼女の髪を撫で梳く。
慈しむ様な穏やかな愛撫はまるで身体の芯まで溶けてしまうような心地良さをシグナムに与えた。
ヴァイスは滾る欲望を押さえ込み、時間をかけてシグナムに優しい愛撫を与え続ける。
そうしてしばらくゆったりとした時間を味わうとシグナムはそっと唇を離して囁いた。


「ヴァイス‥‥そろそろ‥動いてくれないか?」
「良いんですか? 別に無理しなくても‥」
「大丈夫だ‥‥それに‥お前にも気持ち良くなって欲しい」


シグナムは初めての契りの痛みに震える自分を労わるように優しく抱いてくれたヴァイスに、もっと尽くしてやりという思いが湧き上っていく。
いくら性知識に疎い彼女でも射精を我慢し続ける事が男にとって辛いという事くらいは理解できる。
彼を悦ばせられるなら例え自分は多大な苦痛を感じても構わないとさえ将は思っていた。


「それじゃあ‥‥ゆっくりいきますよ」


ヴァイスはそう言うと、言葉通りにゆっくりと腰を動かして秘所に埋まった肉棒を前後させていく。
破瓜を迎えたばかりのシグナムに苦痛を与えないように静かにゆっくりと、だがそれでもヴァイスの感じる性感は凄まじいものがあった。


(なんだこれ!? すげえ‥‥なんつう気持ち良さだ‥)


女を知らない訳ではなかったヴァイスだが、シグナムの蜜壷のもたらす快楽は彼の知る全ての性経験を上回る素晴らしいものだった。
42烈火の将は狙撃手がお好き:2008/04/18(金) 22:49:29 ID:4dwM8FWG
何箇所にも渡って緩急をつけて締め付けられ、幾重にも絡み付く肉襞はまるでそれ自体が別の生命体であるかのように妖しく蠢き肉棒を責める。
まるで雄を枯らす為にあるかのような膣の与える快感は正に極上と呼べるものであった。
ヴァイスはあまりの快感に腰から背筋まで溶けてしまうような錯覚すら覚えた。
もう全てをかなぐり捨てて乱暴に腰を動かして貪りたい衝動が込み上げるが、それを理性で制してゆっくりとした腰のピストンを続ける。


「んぅぅ‥‥はぁ‥はぅんっ!」


ヴァイスの腰の動きに合わせてシグナムの口から少しずつ甘い響きの嬌声が漏れ始める。
最初こそ苦痛を感じたシグナムだったが徐々に痛みは引いていき、代わりに形容し難い痺れを感じだす。
それは彼女を悦楽へと導く快感の甘い電流、愛する者との契りがもたらす“快楽”に他ならない。
人によって作られた存在だからか、はたまた目の前の青年に対する想い故か、早くも将の身体は情交のもたらす刺激に悦び始めた。

この反応にヴァイスも徐々に腰の動きを早め、動きの方向性を単純なピストンから三次元的な複雑なものに変えた。
縦に横に斜めに、それこそあらゆる方向に突き進み膣壁を擦り上げる。
ヴァイスはこれに加えて揺れ動く豊満な乳房に手を伸ばし、その柔らかい果実に指を沈めた。


「ひゃんっ!‥‥ふぁぁ‥むねぇ‥」


乳肉を揉みしだかれれば、これに応えるように将の口から糖蜜のように甘い上ずった声が漏れる。
さらに先端のコリコリとした乳首を転がすと、面白いくらいにシグナムの身体が跳ねて秘所が肉棒を強く締め付けた。
もう後はお互いに快楽の高みに向かって駆け上るだけだった。

たっぷりと力を込めて胸を愛撫して弄び、腰のピッチを上げていく。
この動きに合わせてシグナムの膣は耐え難い程に締め付け絡み付き、肉棒から精を残らず搾り取ろうとする。
もはや発射するまでの時間はあと僅か、だがそれでもヴァイス歯を食いしばって我慢した。
“せめてシグナムが達するまで耐える”という意地が彼を無理矢理に踏み止まらせているのだ。
しかしこれはシグナムもまた同じで。彼女もまた快楽によって飛びそうになる意識を必死に押さえつけて“ヴァイスに早く射精させてあげたい”といういじらしい想い故に下腹部に力を込めて肉棒を締め付ける。

濡れる肉と肉をぶつけ合う淫らな音が響く中で二人の視線が交錯した、そしてその瞬間に互いの求めるものが同じだと気付く。
あとはもう押さえつけ続けたものを解き放つだけだった。


「くぅっ! シグナム姐さん、出しますよ!!」
「んぅぅ‥‥ああ、出してくれ‥あんっ!‥‥全部私の中に‥」


そうして溜めに溜めた精が解き放たれた。
まるで火山が溶岩を吐き出すように、鉄のように硬い肉棒の先端から精液が爆ぜる。
ドクドクという音さえ聞こえる程の勢いで解放された白濁とした粘り気が、瞬く間にシグナムの体内を満たした。
この刺激はシグナムの脊髄を一瞬で駆け上って甘い電流で脳に焼けるような微熱を与える。
初めての膣内射精がもたらした熱い快楽は将にもまた凄まじい絶頂の波を起こした。


「はぁぁあぁっ!!!!」


鼻にかかった甘い嬌声と共にシグナムは背を折れんばかりにのけ反らせた。
ヴァイスの腰に回された足が彼を逃すまいと力が込められ、同時に膣は痛いくらいにキュッと肉棒を締め付けて肉棒の竿に残った精液すら残らず貪ろうと貪欲に蠢く。
43烈火の将は狙撃手がお好き:2008/04/18(金) 22:50:08 ID:4dwM8FWG
シグナムはあまりの快感に目の前が白くなるような感覚すら覚えた。

二人は互いに迎えた絶頂の余韻に息も絶え絶えとなって荒い息を吐く。
ヴァイスは快楽の余韻と脱力感に身を任せてそのままシグナムの上に覆いかぶさるように倒れた。
そうするとシグナムの髪から香る果実のように甘い芳香が鼻腔を駆け抜け、さながら極上の香水を思わせる陶酔を呼び起こす。


「はぁ‥はぁ‥」


シグナムは荒くなった息を吐いて呼吸を整える、濡れた唇から熱い吐息を吐く様は悩ましい程に艶めいていた。
髪から香る芳香と直に接し続けている柔らかな肢体の感触も相まって、ヴァイスの中の獣欲に再び火が注がれる。
すると将の内部に埋まっていた肉棒が瞬く間に硬度を取り戻していった。


「姐さん‥‥」


シグナムを見つめるヴァイスの視線に熱が込められる。
ヴァイスが求めるものはもはや言うまでも無いだろう、シグナムは静かに彼の背中に手を回して抱き寄せると耳元にそっと囁いた。


「‥良いぞ‥‥来てくれ‥」


熱く燃えるような言葉が耳に届くと、後にはただ甘く蕩けるような将の嬌声が部屋に響き続けた。





行為が終わったのはそれからどれだけ時間が経った時だろうか。
愛と欲望を貪り合う激しい契りを交わしたヴァイスは、乱れたシーツの中でシグナムと肌を重ね合ったまま深い眠りに落ちていた。
シグナムは自分にもたれかかる様にして眠りにつくヴァイスの頭を撫でて彼の短い黒髪を指で優しく梳く。
44烈火の将は狙撃手がお好き:2008/04/18(金) 22:50:34 ID:4dwM8FWG
体格的に上回る青年が圧し掛かるように眠っているのを少し重いとも思えたが、それ以上に自分にかかる彼の重みすら愛おしく思えて欠片も不快感はなかった。
むしろ胸の奥が締め付けられる様な切なさと、脳の奥まで蕩けるような多幸感が生まれる。


「‥‥私もちゃんと女なんだな」


誰にでもなく自分自身にそう呟きながら、シグナムは改めて思う。
身体を重ねながら何度も愛を囁かれて悦びと幸福を感じる、自分は思っていたよりもずっと“女”であると。

これまで自分が女に生まれた事を疎ましいとさえ考えていた将だったが、今この時よりその考えは霧散した。
きっと女でなければこうして彼と床を共にする事は出来ないから。
そんな感慨に耽っていると、激しく情交を繰り広げた後特有の気だるさと眠気が徐々にシグナム意識を闇に誘い始める。
もうあと数分と経たずに意識は夢の世界に羽ばたくだろう、将は最後にヴァイスの顔の撫でながらそっと顔を近づけた。


「私をこんなにしたんだ‥‥ちゃんと“責任”は取れよ?」


シグナムはそう囁くと、生まれて初めての恋人におやすみのキスをした。
重ねた身体の熱と穏やかな寝息、そして伝わる心臓の鼓動がさながらゆりかごのように眠りの世界への道を開く。

そうして彼への愛しさで胸を一杯にすると、将は静かに目を閉じた。


続く(第一話に)。
45ザ・シガー:2008/04/18(金) 22:53:46 ID:4dwM8FWG
投下終了です。
この話の後には、是非とも第一話とバッドエンド編を合わせてご覧になってくださいね♪

エロイ姐さん・可愛い姐さん・病んでる姐さんは書いた、後はカッコイイ姐さんとおばか姐さんが残ってるか。
なんかアイディアあったら書きたいっすね。
46名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 23:11:00 ID:oNbg3kh8
>>18>>26です。
ご期待に添えられるかは分かりませんが、思いついたままに書いてみたいと思います。
というか、ここまでお騒がせした以上、もう書くしか道がないというか・・・・・・・。

>>33
リョナは身体を痛みつけて、女性が苦痛に歪む顔を楽しむ、ド変態この上ない性癖のことです。
基本的に自分が思っているリョナはニコニコ動画で見れる程度のものですので、グロは入りません。
つーか、グロ・猟奇系は自分も苦手なので・・・・・
47名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 23:14:50 ID:oNbg3kh8
しまった、書き忘れた!!

>>45GJ!!
48名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 23:15:09 ID:VBbLb96P
>>45
GJ!姐さん可愛いよ姐さん
是非ともまた姐さんを書いてくれ
4926-111:2008/04/18(金) 23:15:23 ID:j8Ulyuo5
>>ザ・シガー氏
シグナムは、本編で“かっこいいキャラ”だったからでしょうかね?
エロパロではやたら可愛かったりショタ(エリオ)に走ったりしてるような気がしますねー
お見事、GJでした



さて、保管庫からの業務連絡です
62スレの保管作業を終了しました。執筆陣諸兄は確認をお願いします
こちらは業務を継続します

連絡事項
>>224 ◆Nw9Ad1NFAI氏
前スレでの申告の通りに、「指名先は幻惑の使い手」の「著者」部分を変更してあります
念の為、確認しておいてください



保管を継続・・・前に、一本やらせていただくかもしれません
保管の為もあってログを見直していたら・・・ておあー氏の著作から良い感じの電波を受信して、ソープネタのプロットが一本できたもので

受信元のタイトル?「レジアス陵j


5033:2008/04/18(金) 23:24:29 ID:hhNCW/HM
>>46
ちょいとリョナスレ見てきました。
ちょっと・・・・苦手かなぁ。けど、ハードなプレイそのものは嫌いじゃないんですよねぇ。
どこまでがSMでどこまでがリョナかという境界がまた難しい。
けど、興味ないわけじゃないんで注意書きしつつ頑張ってください。
ひょっとしたら、そこから僕も新作思いつくかも。
51名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 23:25:57 ID:KpzNq4v0
>>49
ソープレジアスですと
52名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 23:31:30 ID:SgrbxUTE
ふと思い出したが、クロシグでガチエロ書きたいって人どうなったかな?
結構楽しみに待ってたりする。
53名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 23:50:06 ID:NWwUWusY
>>45
劣化の将×KOOLなヘリパイロット乙
しかし夜天の守護者のエロケンリッターネタで残っているのはわんことリインたんしか…。
54ザ・シガー:2008/04/18(金) 23:54:40 ID:4dwM8FWG
ちょいと誤字を発見。
>>44
そんな感慨に耽っていると、激しく情交を繰り広げた後特有の気だるさと眠気が徐々にシグナム意識を闇に誘い始める。
        ↓
そんな感慨に耽っていると、激しく情交を繰り広げた後特有の気だるさと眠気が徐々にシグナムの意識を闇に誘い始める。


です、すいませんが保管庫にまとめる際はこのようにお願いします。
55名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 23:59:19 ID:EfBM2/aB
>>45
あんたの速さはどこから来てるんだGJ!
世界を縮めるのもほどほどに><


>>52
誤字脱字多くて涙目になりながら校正作業中でござい。
56ザ・シガー:2008/04/19(土) 00:03:13 ID:4dwM8FWG
>>55
俺は世界を縮める男だからな‥‥突き抜けるさ‥この空の天辺まで‥

そして待ってるぜ‥朋友(ポンヨウ)の書く姐さんを‥‥いつまでもな。
57名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 00:14:31 ID:qzQcCo3X
GJ!!です。
うーん・・・エロいw
そして、出会いとBADENDの壮絶さの違いが凄いw
あれも一種の愛かwww
58野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/19(土) 00:35:50 ID:YB7wH3TK
前スレラストでふと思いついて、枯れ木も山の賑わい的投下。

おにぎりの話。
59野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/19(土) 00:36:52 ID:YB7wH3TK
「たまには、おにぎりが食べたい」
 大盛りパスタを平らげながら呟いた、スバルのその言葉が始まりだった。

「おにぎり……ですか?」
 エリオが首を傾げる。
「キャロは知ってる?」
 キャロも首を振った。
 スバルは嬉しそうに頷いている。
「ティアは知ってるよね?」
「アンタが前に見せたじゃない。あの、黒いボールみたいな奴でしょう?」
 黒いボール?
 エリオとキャロは顔を見合わせる。
 ……食べ物の話じゃなかったっけ?
「ひどいなぁ、あれは海苔を巻いてただけだよ」
 ……海苔?
 聞いたことあるようなないような。
「美味しいのに」
「食べたことないものをいくら美味しいって言われてもね…」
「じゃあ、今度作ってもらうから」

 しかし、六課の食堂にはそもそも米がない。
 理由は単純。「需要がない」
 不思議な話だった。六課にはおにぎり世界(おにぎりワールド・スバル命名)の出身者も少なくないというのに。
 というか、部隊長がそもそもおにぎり世界からやってきた人である。
 そしてなのはと、出身ではないものの、実家がおにぎり世界にあるフェイト。
 さらには、一時期おにぎり世界に住んでいたというシグナム、ヴィータ、シャマル。
 隊長格のおにぎり世界率はただごとではない。これで食堂におにぎりがないのは理不尽と言えよう。

 まあ、米があればおにぎりは作れる。
 そこでスバルは父親に連絡した。実家には米があるはずだ。
「すまん。ギンガが最後の一粒まで余すことなく食い尽くした」
 スバルは速攻で電話を切った。使えない親父め、と呟きながら。

 そこで、おにぎり世界出身者達に当たってみることにする。おにぎり世界の出身なのだから、
米くらいは備蓄しているに違いない。
 ところが、よくよく考えてみると、おにぎり世界から来たのは皆上役なのだ。まさか「米寄こせ」
と言うわけにはいかない。いくらスバルでもそれくらいはわかる。
「そういうときは搦め手を使うのよ」
 ティアナがニヤリと笑った。
「エリオに一肌脱いで貰いましょう」

「フェイトさんの作ったおにぎりが食べたい」
 エリオがそう言った翌日には、フェイトが米俵を背負って食堂に現れたという。
60野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/19(土) 00:38:08 ID:YB7wH3TK
以上、枯れ木でした。

お粗末様でした。
61名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 00:45:32 ID:d079X/mv
>>60

GJ!
フェイトのエリオ愛、すげーな
62名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 00:55:54 ID:A21JV1iQ
>>60
こ…米俵だとwww本気で吹いたじゃないかwww
GJだwww
63名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 00:56:24 ID:2oLbE8ip
リョナは猟奇でオナニーの略、達磨にして犯したり眼孔姦したりとか。
つまりグロいのは必然。

>>30
Y太いければたいていおkだろwww
64名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 00:56:36 ID:Dc4SNe+G
…忘れ去られているであろうerananoの更新です
ここまで遅くなってスイマセンでした orz
…ナンバーズの素質、他キャラとの相性については先に謝っておきます

今回は元になったeraが以前と変わっているので出来なかった事が
多数出来るようになっています

バグが見つかったらここかeraスレで教えていただけると幸いです

パスはnanonano
ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_92970.zip.html
65名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:00:19 ID:d6CK8oaV
>>63
なんか無理のある略し方じゃね?普通に言えばいいのに…

でもそれ俺の好物だww百合達磨とかw
66名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:22:38 ID:JOSx3Lv+
レイハさんが勝手に動き回ってヴィヴィオが困る電波な話を書いてしまったんだ

投下してもいいんだろうか
67名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:25:03 ID:xXC/6Cdp
>>66
щ(゚Д゚щ)カモォォォン!!!
68名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:25:17 ID:d6CK8oaV
カモカモ!
69名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:25:48 ID:ANEd7o+J
パンニーだのリョナだの、最近は新しい言葉を知る機会が多いな
70B・A:2008/04/19(土) 01:27:06 ID:OZcS1QwO
先越された・・・・・。
推敲しつつ待ってますんで、どうぞどうぞ。
71名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:54:55 ID:JOSx3Lv+
B・Aさん。申し訳ありません。投下させていただきます。

注意

人が死んでいます。そういうのが嫌いな方は、飛ばしてください。
72名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:59:49 ID:JOSx3Lv+
見事に晴れ上がった蒼ざめた空の下、鯨幕が延々と続いていた。
その白と黒のコントラストの隙間を縫うように、たくさんの人がやって来ては、さまざまな言葉を残して波のように引いていく。
たくさんの制服姿の人の涙と、流暢なお悔やみの言葉は、なんだか通 りすがりの他人を見ているような錯覚を一層強くさせる。
波は途切れない。時間の感覚が狂う。

だから、あの日からいつも肌身離さず一緒にいた、赤い首飾りが見当たらないのに気付いたのは、日が天の真中に位 置した午後のことだった。
ママととても仲の良かった伯母さんの嗚咽が止むことなく響く中、誰にも何も言わず、私はそっと外に出た。

今日、ママが死んだ。

「レイジングハート・・・どこ?」
私は、レイジングハートを探して六課の宿舎の方を歩いていた。何人かが、黒いワンピースで大声を張り上げる私に好奇の視線を向けたけれど、気にせず名前を呼び続ける。
一体、いつからいなかったんだろう。・・・そう云えば、昨夜から既に姿がなかったような気がする。
瞬間、背筋を冷たいものが滑り落ちた。
「・・・嘘だよね・・・ねえ・・・」
そんな事、ないはず。 レイジングハートまでいなくなるなんて、そんな事。
そんな事、無いよ。・・・

「レイジングハート、レイジングハート!!」

狂ったように周りを見渡すと、初夏の日差しの余りの眩しさに目が眩みそうになり、残像が視界を乱した。青い空が忌々しい。
曇ればいいのに、と思った。そうすれば見つけられる。例えママとレイジングハートが、この青い空のどこかに溶けてしまったのだとしても一
「レイジングハート!!!」
殆ど悲鳴に近い声を発した時
コロコロ....
・・・小さな赤い宝石が転がってきたことに安堵しつつ、しゃがみ込んでその宝石を手のひらに載せる。。。瞬間に

こーんっ!


子気味いい音を鳴らしながら、思いっきりレイジングハートはヴィヴィオに向かってぶつかろうとしてきた。
思い切り頭を下げたから、ぶつからずにはすんだ。

「もぉ、危ない!頭に当たったらどうするの?!というより、どこ行ってたの!いっぱい心配したんだからね」
『すみません、ヴィヴィオ』
少し叱ると、レイジングハートはしゅん、とうなだれた。いつもよりさらに小さくなったように感じるその姿を見て、急に罪悪感が沸き上がる。
レイジングハートを覗き込むと、
「・・・ごめんね。・・・ヴィヴィオの事、元気づけようとしてくれたんだよね」
そうだ。この子だって辛くない筈はない。
いや、ひょっとしたら私以上に一
「ありがと、レイジングハート」
そう云って少しだけ笑うと、レイジングハート嬉しそうに光って。
そして、云った。
『良かった、貴方が笑ってくれて。・・・でなければ、行けない所でした。』

「・・・え?」

一瞬、全ての音が掻き消えた。

レイジングハートは、困惑する私に云った。

『お別れに来ました、ヴィヴィオ』
73B・A:2008/04/19(土) 02:22:56 ID:OZcS1QwO
規制?
74タイトル忘れてた・・・『Wish』で:2008/04/19(土) 02:23:08 ID:JOSx3Lv+
「お別れって・・・」

半ば予想していた事だったけど、それが私に与えた衝撃は相当のものなんだと思い知らされる。自分がどれだけ、このデバイスを頼みにしていたかを。
「・・・私、独りぼっちなのに。レイジングハートまで?」
『貴方は独りではない・・・と・・・何度も云いましたが。まだ、ダメなのですか」
「そんな事、解ってるよ! 」
解っている。困らせていると知っていて駄々をこねる、私は同年代の子たちよりも子どもだという事も。
だけど、・・・だけど私はこの子を手放したく無かった。だから、卑怯だと解っていても、云わずには居られなかった。

「・・・私じゃ、やっぱりダメなの?」
こんな風に云っても追い詰めるだけだと解っていながら懇願する、私は世界一の卑怯者だ。
『そうじゃない、そうじゃないんです』
レイジングハートは少し困ったように答える。

「悲しくないの?ママがいなくなったこと」
そう問い返す私の声は、微かに震えていた。レイジングハートは答えない。ガーネットの宝石は煌々と輝き一

・・・急に、目の前のデバイスが、ただの『愛器』や『トモダチ』ではない、何か異形のそれに思えてくる。
そんな私の目を見て、悲しそうに点滅したので、つい一瞬前の動揺を早々に撤回せざるを得なかった。
「・・・ごめん、そんな訳ないのに」
「いいえ、いいのです。でも、これだけは解って下さい。言葉で云うのは簡単だという事を。・・・貴方が自分で気が付かなければ、それは『知った』だけで『理解』したコトにはならないと・・・でも」
レイジングハートは、手のひらから少し浮いて、私の目の前に移動した。

『先ほどの貴方の言葉は、多分当たっています。私は悲しくはありません。貴方が思った理由とは、少し違うと思いますが』
謎かけみたいなレイジングハートの言葉に、私はただ瞬きを繰り返すしか無かった。その真意を問い返そうとすると、それを遮るみたいにレイジングハートが口を開いた。

『もう、行かなくては。私のことを、待っています・・・か・・・ら・・・』
その時、レイジングハートの意識が、私を通り越してどこか遠くに向いた。 そして、みるみるその色が喜びのそれに変わっていく。

「・・・?」
レイジングハートの光を追って振り返ると一その先には、人影がひとつあった。 逆光でよく見えないけれど、私と同じくらいの背格好、同じくらいの年齢なのは見て取れる。

あの人じゃない。あの人な訳がない。

そう思った時、彼女と私の目があった。

違う・・・。あれは一

「ま・・・さか・・・」
驚愕に眼を見開いた私の脇を、赤い宝石が走り過ぎる。

『ヴィヴィオは、まるであの頃のなのはを見ている様だね』
ママの友人だと云う、あの人の言葉が耳に蘇った。
75名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 02:25:09 ID:IG/gOShr
支援
レイジングハートは、その人影の傍まで走り寄ると、小さな身体を弾ませて飛び上がった。

『マスター・・・!!!』

レイジングハートをキャッチして、愛おしそうにそのまま胸元に抱き抱えたそのひとを、私は茫然と見つめていた。

「・・・なのはママ・・・」


ママ 一
気が付けば、私はためらう事無くそう呼びかけていた。そんな事はあるはずが無い、という理性の声は恐ろしい程に遠い。

『レイジングハートと、初めて逢った頃の私だよ』

そう云って見せてくれた写真の、そのままの姿が今、私の目の前にある。
亜麻色の髪を二つに括って、此処からでは遠くて分からないけど、きっとリボン色は緑色だろう。
たった一つ違うのは・・・そう、あの優しい瞳が、今はどこかすまなさそうな色を帯びて、私を見ているという事。
私と同じくらいの年齢のママが、ゆっくりと口を開く。

一ごめんね、本当は私1人で行くつもりだったんだけど

そう云って、レイジングハートを一瞥した。

一やっぱりこの子も連れて行くよ。1人にしておくと危なっかしい子だから

一それは私の言葉です、マスター

遠いはずの2人の会話が、まるですぐ近くにいるみたいに明瞭に聞こえる。
陽炎の様に、目の前の景が歪む。耳鳴りがやまない。
「ママ・・・ママ、わたし」
涙で、何も見えない。何も聞こえない。

まだ4人家族だった頃も、パパが死んだ後も、ずっと一緒だった2人。ずっと羨ましかった。
いつか私もママのようになりたい、・・・ そう思うくらい羨ましかった。なのに。

なだれた私の足下で、水滴が黒いしみをつくり、にじんだ。
ヴィヴィオはどうしたらいいの。たった独りで、これから。

一独りじゃないよ

その声に目を開くと、落とした視線のすぐ先に、私の足ともう1つ、靴先が見えた。

一ヴィヴィオは今までもこれからも、絶対に独りきりにはならないよ。ヴィヴィオが望む限り、願うことを自分からやめない限り、必ず誰かがヴィヴィオの傍にいるから


同時に、私の頭に温かいものが置かれた。くしゃりと髪を撫でてくれたそれは、ママの手の平だと判る。 記憶の中のものよりも大分小さくて、けれど懐かしい手。

一早く気付けたらいいね。いつだってヴィヴィオは、ヴィヴィオが望んでいるものの中に居る事に


顔を上げようとしたけれど、それは出来なかった。顔を上げたら、この手は離れてしまう。まだ温かいのに。 こんなにも、まだ。

77B・A:2008/04/19(土) 02:44:17 ID:OZcS1QwO
続いてた!?
支援!
78Wish 頑張れヴィヴィオ。僕は限界だ:2008/04/19(土) 02:45:12 ID:JOSx3Lv+
「マ・・・マ・・・」

一・・・ゴメンね。もう、行っていい?

「ママ!!」

うなだれたまま叫んだ。 もっと、声を聞いていたい。離れたくない。 どうして、こんなに温かいのに、どうして一

だけど、次の瞬間、小さく頷いた。
そうする以外に、どうすることも出来なかった。
ずっと羨ましかった。憧れていた。・・・愛していた。

一ありがとう

最後にそんな声を残し、手が離れる。顔を上げると、いつも通りの顔をした六課があった。
誰の姿も、今はもう無い。
もう二度と逢えない、あの2人の姿も。

強く擦り上げるように、濡れた頬を拭った。

「・・・さよなら、ママ」

79名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 02:52:01 ID:d079X/mv
支援
80Wish このあとヴィヴィザフィに続きます:2008/04/19(土) 02:54:27 ID:JOSx3Lv+
ヴィヴィオ!」

名前を呼ばれて振り返ると、大きな青い狼が目に飛び込んできた。
「・・・もうすぐ、お別れの時間だ」
紅玉の瞳が、その優しさをそのままに映して揺れる。

一早く気付いて。いつだってヴィヴィオは、ヴィヴィオが望んでいるものの中に居る事に

何かを云いたげに視線を彷徨わせるザフィーラに向かって、私は云った。
「・・・ずっと言えなかった。ヴィヴィオを守ってくれて、ありがとう」

すると、ザフィーラは眼を真円にして、一瞬ぽかんとした後、慌てたように
「お互い様だ」
と云い、ほっとしたように肩の力を抜いた。

一貴方が自分で気が付かなければ、それは『知った』だけで『理解』したことにはなりません

・・・そうだね、ママ、レイジングハート。わたし、独りじゃなかったよ。

「行くぞ。・・・最後のお別れを・・・」
そう云って目を伏せたザフィーラの方を見ながら、私は云った。

「お別れなら今、したよ」

そう言葉にしたとき、あの2人の姿がすっと遠くなった様に感じ一そして、確かに聞いた。

どこかの世界の片隅で、産声をあげた二人の赤ん坊の声を。
・・・それはきっと、新しい約束。

もう一度逢える時までの、ほんのちょっと長いお別れ。

そして、私は願った。
本当に、願えば思いは叶うと云うのならば、どうか。
どうかもう一度、彼女達が巡り逢えるように。

幻想でもいい。願えば叶わないことなど無いと信じさせて欲しい、と一


生まれて初めて心から強く、そう願った。
81Wish:2008/04/19(土) 03:00:50 ID:JOSx3Lv+
終了です。
ヴィヴィオがレイジングハート以外のデバイスを使う話があってもいいのでは、
と思ったのがきっかけです。

パパは誰、と思った方。冒頭、フェイトママが何故伯母さんなのか、です。

たくさんの支援、本当にありがとうございました。
82Wish:2008/04/19(土) 03:04:16 ID:JOSx3Lv+
伯母さん→叔母さんです。最後まで本当にすみません
83名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 03:08:56 ID:d079X/mv
最期のシーン泣きそうになった

GJ!

ただ一つきになったのが、
『一』ではなく『―』(ダッシュ)を使ったほうがいいと思いましたです
84B・A:2008/04/19(土) 03:12:24 ID:OZcS1QwO
泣ける。
不覚にもホロっときた。


時間が時間なんで投下はまた後にします。
そろそろ寝ないと明日(もう今日だけど)の予定が・・・・・。
85Mr.P:2008/04/19(土) 07:16:46 ID:pj7OfLwv
―――パンニーは増殖する。


まさか後に続く人が現れるとは思っていなかったところに、サイヒさんがパンニーSSを書いてくれたことがうれしかったのでまた書いてしまいました。


そんなわけで、またぱんつくんかくんか、パンニーSSです。
サイヒさんに捧げるべくクロフェ時空。

しかしクロノとフェイトが主人公ではございません。
その上、シリアスです。

珍妙な作品ですが、それでもよろしければどうぞ。
86パンニーSS クロフェ族エリオ科:2008/04/19(土) 07:21:55 ID:pj7OfLwv
 機動六課が解散して数年後。
 自然保護部隊が駐留する施設でのことである。


 エリオはぼんやりとベンチに座り、ところどころ染みがついている老朽化した壁を見ていた。
 自然保護隊の駐屯地には風呂が一つしかない。
 キャロと自分たちの様子を身に来たフェイトが先に入っているところだった。
 今何時だろうと時間を確認しようかとしたところで、待っていた二人の声が聞こえた。
「エリオくん、お風呂あがったよ」
「うん、わかった。随分早かったね」
「いいお湯だったよ。エリオも一緒に入ればよかったのに」
 フェイトとキャロに声をかけられ、エリオは雑誌から顔を起こして苦笑した。
「もう子供じゃないですから、それは勘弁してください」
「うん、わかった。また後でね。最近あまり会いにこれなかったから、ゆっくりお話したいな」
「はい、僕も楽しみにしてます」
 湯上りの二人を見送って、エリオは出来るだけ早めにすませようと思いながら風呂場へと向かった。





 脱衣所に入ると熱く湿った空気が充満していて、先に入った人の残り香もその中に溶けていた。
 いつもの匂いとは少し違う。
 フェイトが入ったからだと思うと、こそばゆいものがあった。
 今日一日来ていた服を脱ぎ捨てて脱衣籠に入れようとしたところで、底に黒い布切れが落ちていることに気づいて取り上げる。
 女性用の下着だった。
「うわっ」
 思わず、持っていた手を遠ざけてしまった。
 こんなところを誰かに見られたらと、思わず辺りを見渡した。
 幸いなことに誰もいなかった。ほっと一つ、息を吐く。
 下着は黒いもので、控えめにレースでラインが入ったものだった。
 誰のものであるかは、サイズと色でフェイトのものなんだとなんとなくわかってしまう。
 気づいてしまうと、下着から手を離すことは出来なくなってしまっていた。
「何をやってるんだ、僕はっ」
 自分自身を叱責してみても、どうにも変な気分が収まらない。
 じっくりとフェイトの女を覆っていた下着を見てみたいという気持ちは加速していく。
「何を考えてるんだ……」
 自分がどうしようもない変態にしか思えなかった。
 騎士どころか、ただの変質者に自分は落ちてしまっている。
 保護者の下着に欲情するなんて、尋常じゃない。
「それに……」


 来月、フェイトさんは結婚するのだから。



 エリオはぎゅっと唇を噛みしめた。
87パンニーSS クロフェ族エリオ科:2008/04/19(土) 07:27:03 ID:pj7OfLwv
 相手は以前会ったことのある、義兄のクロノ・ハラオウン。
 フェイトの恋人のポジションに収まっている彼が羨ましくてしょうがなかった。記憶に
残る、機動六課として海鳴に行ったときに見たフェイトの裸が嫌でも浮かんでくる。
 あの姿のフェイトに彼は堂々と会うことを許されているのだ。
 それに比べて、こっそり置き忘れた下着を握り締めることしか許されていない。
 惨めだった。
 提督として働いている、クロノの精悍でストイックな横顔が思い出される。
 なんで自分の想いは成就しなかったのか。そんなことは決まっている。脱ぎ捨てられて
いる下着から手が離せないような変態だからだ。きっとそんな自分のことをフェイトは知
っていたに違いない。死にたい気分だった。
 自分なんて消えてしまえばいい。騎士を名乗れるような高尚な人間じゃなかったんだ。
 どうせここまで落ちてしまっているのだ。もっと下衆な人間にまで落ちても大差はない
だろう。
 エリオは改めて、フェイトの下着に目を向けた。欲望に素直になることにした。
 匂いを嗅いでみると、汗の匂いと今までかいだことのない匂いがする。
 これが女性の匂いなのだろうか。
 秘密の花園を掻き分けながら進む犬にエリオはなった。貪るように下着の匂いを嗅いだ。
 むくむくと猛烈な勢いでエリオの肉竿が立ち上がる。
 エリオは最近になって精通を経験し、自慰を覚えた。
 視界には下着の黒しか見えない。
「フェイトさん……」
 鼻を擦りつけた下着の感触はシルクで優しかった。
 名を呼びながら、エリオは男性自身をしごいた。
 肉槍は熱を持っていて、手で握っていると熱いくらいだった。
「どうして僕じゃだめなんですか」
 クロノとフェイト。二人は年齢差がある上に、本来ならば兄と妹という結ばれない関係
だった。
 そんなところはフェイトと自分も似ていた。悲しいことに似ていた。
 違うのは、フェイトはクロノと結ばれて、自分は選ばれなかったという事実だけだ。年
齢差とか家族の間柄などは、相手が同じの条件のクロノだと言い訳にはならない。
「フェイトさんを守りながらずっと一緒にいたかった……」
 下着を堪能しながら、機動六課に入隊する前のフェイトと一緒にお風呂に入っていたこ
とを思い出す。フェイトの裸が脳裏に展開される。
 今ではもう、あの体は他人のものなのだ。ずきりとエリオの心に激痛が走るも、体は正
直で成人に近づきつつある陰茎の硬度は増した。
 クロノに惹かれていったフェイトの気持ち自体は理解できる。きっと自分がフェイトに
抱いているような気持ちなのだ。
 親に裏切られた自分たちには家族が必要で、やっと見つけた家族は砂に染みこむ水のよ
うに深く奥底まで入ってきてしまう。
 妹や子というポジションで得られるものでは満足できず、異性というその先まで求めて
しまったのだ。そして実際にフェイトは境界線を越えた。
 そのことこそが自分にも、子供という立ち位置を抜け出してフェイトの恋人になれたの
ではないかという夢を見てしまう。
 フェイトとクロノの結婚は自分にとっては毒でしかない。それも致命にいたりそうな毒
だ。
 だからこれで最後にしよう。もうフェイトのことを諦めよう。


 来月フェイトは結婚する。
 エリオは一筋の涙を溢れさせ、そして果てた。
88Mr.P:2008/04/19(土) 07:28:20 ID:pj7OfLwv
 以上です
 失礼しました。
89名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 10:20:05 ID:Vybk511H
>>82
GJ!二次創作の死ネタは結構好きなんだぜ。
面白かった。なのはさんは死んだら9歳の姿に戻るのか…流石魔法少女。

>88
ま た パ ン ニ ー か !!
ねぇ、貴方バカでしょ(良い意味で)
つかエリオ悲しすぎるお(´Д⊂
90名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 10:43:56 ID:2eCJCBsL
だめだこのスレ、早くなんとかしないと…w
最近自分の性癖の幅がどんどん広がっていくのを如実に感じるんだが…
ここの職人は幅広過ぎて困るw(GJ的な意味で)
91B・A:2008/04/19(土) 11:03:42 ID:OZcS1QwO
今、投下良いですか?
92名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:11:19 ID:FPTUd72/
おk!
93B・A:2008/04/19(土) 11:14:28 ID:OZcS1QwO
ではいきます。
リアルの予定が迫っているんでサクッと。

注意事項
・エリオ主人公
・タピオカ氏の「優しい夢を見られるよう」とネタが被ってます
・非エロです
・捏造が多々あります
・本編14話から15話の間の出来事
・死人が出ます。苦手な方は気を付けてください。
94槍騎士の誓い 第3話@:2008/04/19(土) 11:16:33 ID:OZcS1QwO
そもそも、虚数空間に消えたはずの2人が10年経ったこの時代に存在している理由は、プレシアが所持していた9つのジュエルシードにあった。

「ジュエルシードの本質は、契約者の願いを内包された膨大な魔力を使って半ば無理やりに叶えるというもの。
願いの種類も叶える方向性も問わず、ただ願いを叶えるためだけのものよ」

愛娘を蘇生させる術を模索するに至って、プレシアが目をつけたのは、失われた古代魔法が眠っているとされているアルハザードだった。
とある経緯でアルハザードの存在を確信したプレシアは、様々な文献を調査するこで、アルハザードは現行の次元航行技術では入り込むことのできない
次元と次元の狭間に存在するという一つの仮説を打ち立てた。そして、そこへ到達する術としてプレシアが着目したのがジュエルシードであった。
ジュエルシードは願いに込められた思いが強ければ強いほど、より大きな魔力を放出する。たった一個のジュエルシードが内包している魔力の数万分の一の量を解放しただけでも、
小規模な次元震を起こすことができるのだ。それを複数集め、無限にも等しい魔力で大規模次元震を起こせば、アルハザードへの道が開けるのではないかと思ったのだ。
だが、その思惑は事態を察知した時空管理局と民間協力者たちによって阻まれてしまい、追いつめられたプレシアはアリシアの遺体や手に入れたジュエルシードと共に虚数空間へと身を投げた。
一か八か、単身でアルハザードへの転移を試みたのである。

「そして、次に私が気づいた時にはもうこの時代に転移した後だった。恐らく、アリシアを蘇らせたいという私の願いにジュエルシードが反応したのでしょうね。
私とアリシアを保護してくれた人物は、限定的ながらも死者を蘇らす術を持っていた」

「死者を蘇らせる!?」

「それがレリックの性質なのだそうよ。ナンバーごとに対応した人物の肉体を蘇生させる・・・・いえ、死んだことを誤魔化していると言った方が良いかしら」

脳裏に思い浮かぶのは、暗闇に浮かぶ不気味な金色の瞳だ。
あの男は、娘にもう一度会わせてやると言って、アリシアにレリックを埋め込む施術を施した。まるで、人間の生命など取り替え可能な電池か何かだと言わんばかりのその態度に
プレシアは反感を覚えたが、どうしてもアリシアを蘇らせたかったプレシアはそれを拒むことができなかった。それに、プレシア自身も一度は自らのエゴでアリシアの複製体を作り出したのだ。
とてもじゃないが、真っ向切って反対できるような立場ではなかった。故に、アリシアがレリックウェポンとして調整されるのを黙って見守ることしかできなかった。
そして、アリシアは見事に息を吹き返した。未だ意識は戻らないが、確かに呼吸をしており、数日もすれば目を覚ますだろうと男は言っていた。
恐らく、彼の気紛れだったのだろう。昔のよしみでなければ、何の有益もない普通の人間であるアリシアを蘇らせたりしなかったはずだ。
そういう人物なのだ、ジェイル・スカリエッティという男は。
95槍騎士の誓い 第3話A:2008/04/19(土) 11:19:30 ID:OZcS1QwO
「とにかく、私はそいつに利用されるのが嫌で逃げてきたの。そして、お前に出会ったというわけ」

「そんなことが・・・・」

タイムスリップに死者の蘇生。自分の理解の範疇を超えた事態に、エリオは生返事を返すことしかできなかった。
理解できたのは、目の前にいる2人は正真正銘のプレシアとアリシアであり、自分の役目は2人を無事にフェイトのところまで連れて行くことであるということくらいだ。
その時、洞窟の壁が大きく揺れた。どうやら、ガジェットたちが洞窟に向かって威嚇射撃を始めたようだ。

「あまり長居はできないようね」

まるでスイッチを切り替えるようにプレシアの表情が険しくなる。次元犯罪者でも、妄執に囚われた狂人でも、娘を拒絶した母親でもない。
かつて、奇跡とも言える大魔法を幾つも成功させ、栄光を欲しいままにしていた大魔導師プレシア・テスタロッサがそこにいた。

「お前、魔導師ランクと得意分野は?」

「近代ベルカ式陸戦Bランク。得意分野は・・・・・・」

エリオはストラーダを起動させ、プレシアの前で一閃させる。

「これだけです」

「・・役立たず」

「ぬぅぁつ!?」

切って捨てるようなプレシアの言葉に、エリオは珍妙な声を上げて目を見開く。
確かに、Bランクなんて探せばその辺に幾らでもいるし、大魔導師と呼ばれるほどの人物からすれば地べたの石ころとそう変わらないかもしれないが、
こっちは今日まで必死で修練を積み重ねてきたのだ。それを一言で否定されるなんて、立つ瀬がないではないか。

「アレはお前にどういう教育をしていたのかしら?」

「言っておきますけど、10歳でBランクってあんまりいな・・・・・・いこともないですね、はい」

自分の保護者とその親友のことを思い出し、がっくりと膝をつく。あの人たちは9歳でAAAランクだった。
いや、約一名はSランクだが、気休めどころか追い打ちにしかならない。

「まあ良いわ、私が広域攻撃魔法をチャージするまでの時間を稼いで頂戴。30秒もあれば一気に・・・・・」

そこでプレシアの言葉が切れ、彼女は激しく咳きこみながら地面に膝を突いた。
肺が破れてしまうのではないかと錯覚してしまいそうなほど、強く激しい咳きに脳が酸欠を起こし、視界が涙で滲む。
咄嗟に口を押さえた手の平には、真っ赤な吐血がどっぺりと付着していた。
96槍騎士の誓い 第3話B:2008/04/19(土) 11:20:59 ID:OZcS1QwO
「プレシアさん・・・・・・」

「だ、だいじょう・・・」

「大丈夫なわけないでしょう!」

強がろうとするプレシアをエリオは一喝する。

「口から血を吐くなんて、唯事じゃないですよ! さっきガジェットと戦っていた時も苦しそうにしていたし、どこか具合が悪いんじゃ・・・・・・・」

「良いのよ・・・・・・どうせ、もう治らないのだから」

エリオを安心させようと思ったのだろうが、プレシアが浮かべた笑みを余りに弱々しかった。
エリオは知っている。これは、諦めた人だけが浮かべることのできる表情だ。
譲れない一線を守ることができず、それを手放すために絶望に屈した者だけが浮かべることのできる悲しい笑顔だ。

「アレを生み出すために・・・・プロジェクトFを完成させるために・・・・・・・少し、無理を・・・・し過ぎたから・・・・けど、これくらいは・・・・・」

「ダメです」

ストラーダの柄をきつく握り締め、尚も立ち上がろうとするプレシアの前に立ち塞がる。
この人を行かせる訳にはいかない。こんな状態ではまともに魔法を行使することはできないはずだ。
仮にできたとしても、それは己の命を削るに等しい行為に他ならない。プレシアとアリシア、2人はフェイトに会わねばならないのだ。
そのためにも、ここでプレシアを危険な目に合わせるわけにはいかない。

「アリシアとここにいてください。ガジェットは、僕が全部やっつけます」

「何を言っているの、半人前のベルカの騎士が・・・・・お前1人で、あのガラクタどもを倒せるわけが・・・・・・・」

「倒します! 僕は騎士です・・・・・騎士は、誰かを守るのが務めです!」

そう、自分は誓ったのだ。この手で救える命は全て拾う。決して取りこぼさぬように、両腕を大きく広げて、全身全霊を賭けて奈落へと落ちる命を救い上げようと。
だから、ここでプレシアを戦わせるわけにはいかない。かつて、フェイトが自分を闇の底から救いだしてくれたように、今度は自分がこの2人を死という闇から救ってみせる。
97槍騎士の誓い 第3話C:2008/04/19(土) 11:23:15 ID:OZcS1QwO
「いくよ、ストラーダ!」

《Jawohl》

力強い相棒の返事を心強く感じながら、エリオは洞窟の外へと飛び出した。
暗闇に慣れた目が太陽の光で白く霞む。
視界に飛び込んできたのは茶色い土と緑の木々、そして、周囲を埋め尽くすガジェットの群れであった。
まず主力であるT型。洞窟を囲むバリケードと化しているそれは、目につくだけでも20機、影に隠れている分も合わせればもっといるだろう。
続いてU型。密集した森林の中では飛行型は本領を発揮できないためか、数機が上空を旋回するのに留まっていた。それでも、エリオにとっては脅威であることに変わりはない。
そして極めつけがV型。一際巨大な質量を誇示しているそれは、火力と装甲が他のガジェットよりも頭一つ分飛びぬけている。特に装甲は弱齢とはいえ竜種のブレスにも耐え抜くほど強固なものだ。
パートナーであるキャロの補助なしでは、まともに傷をつけることができるかどうかもわからない。
それでもやるしかない。今ここで、まともに戦えるのは自分だけなのだ。この双肩には、自分も含めて3人の命がかかっている。

「一度掴んだ手は・・・・・・」

ストラーダを回転させ、足下にベルカ式魔法陣を展開する。
込める思いは必殺、願うは必勝、放つは必中。
死中に活を見い出すため、エリオはガジェットの群れへと躍り出た。

「・・絶対に、放すもんかぁぁっ!!!」

直後、雷鳴が世界に轟いた。





笛のような音を奏でる喉を広げて、何とか呼吸をする。
うすうす気づいてはいたが、まさかここまで消耗しているとは思いもしなかった。
今のプレシアは、ジッとしているだけでも魔力と体力が失われていっている。
己を蝕む死の病。愛娘を蘇らせたい一心で積み重ねた苦労が、ここにきて彼女に牙を剥いたのだ。
どこまでも忌々しい。何故、運命はこうも自分を弄ぶのか。
自分が何をした?
慎ましく生きてきたつもりだ。部下や同僚からも慕われていた。仕事が忙しくて母親らしいことはあまりできなかったが、いつも娘の健康と無事を祈っていた。
心から願ったのは、ただ娘と平穏に暮らせる日々だけだ。
なのに、世界はこんなはずじゃなかったことばかりだ。
事故で娘を失った。
罪を押し付けられ、名誉を失った。
妄執に取り憑かれ、全てを捨て去った。
自分のエゴで、1人の少女の思いを踏みにじった。
全ては、たった1つの小さな願いから生まれた妄執が、彼女の全てを狂わせてしまった。
98槍騎士の誓い 第3話D:2008/04/19(土) 11:25:17 ID:OZcS1QwO
「アリシア・・・・」

力なく娘の名を呼び、その小さな体を抱き締める。
腕を通じて伝わってきたのは、愛娘が生きているという証である確かな鼓動の音だった。
大丈夫、この娘はここにいる。他の全てを失ったとしても、この娘だけは自分のそばにいてくれる。
この娘だけは、絶対に自分を裏切ったりはしない。

『世界中の誰からも、どんな出来事からもあなたを守る』

不意に、プレシアの思考にノイズが走る。
誰かの言葉。そう、いつだったか、誰かがそんなことを言っていた。

『あなたに生み出してもらって、育ててもらった、あなたの娘です』

『あなたが望むなら』

『それを望むなら、私は世界中の誰からも、どんな出来事からもあなたを守る』

『私が、あなたの娘だからじゃない』

『あなたが、私の母さんだから』

脳裏にフラッシュバックする光景は、いったいいつの出来事か。
崩れていく城、妨害された計画、暴かれた真実と立ち塞がる管理局。そして、忌々しい金色の光をまとった少女。
あれは、いったい誰だったのか?

「くだらない・・・・」

口に出したその言葉は、空虚な響きを持っていた。
本当はそんな風に思っていない。いや、思おうとして、うまくいかなかった。
否定すれば、それで良いと思っていた。
自分にアレを愛する資格はないから、傷つけることで自分から遠ざけた。自分が愛されないように、恐ろしくて逃げ出したくなるくらい痛めつけた。
ならば、どうして自分はアレを手放さなかったのか。
捨ててしまえば良かったのだ。偽物と割り切り、失敗作と蔑み、実験体として処分してしまえば良かった。それができなかったのは、アレが娘と同じ姿をしていたからだ。
娘と同じ声で、娘と同じように自分を慕ってくれたから。
だから、傷つけても側に置いてしまった。
アレもまた、自分の娘に違いないのだから。
ひょっとしたら、アレと共に新しい人生を歩めるかもしれない。アレが自分を絶望の底から救い出してくれるかもしれない。
その僅かな願いが、あの哀れな人形を一層傷つけることに繋がるとわかっていながらも、自分はアレに縋っていた。

「くだらないのは・・・・・私ね・・・・」

どこで間違えてしまったのだろう?
もう一度、娘の笑顔が見たい。
娘と共に、穏やかな日々を過ごしたい。
その思いに、何の間違いもなかったはずだ。それが、何故こうも歪に歪んでしまったのだろう。
99槍騎士の誓い 第3話E:2008/04/19(土) 11:28:26 ID:OZcS1QwO
『世界はいつだって、こんなはずじゃないことばっかりだよ』

あの時、崩壊していく時の庭園で執務官の少年が口にした言葉を思い出す。

『こんなはずじゃない現実から、逃げるか、それとも立ち向かうかは個人の自由だ。
だけど、自分の勝手な悲しみに、無関係な人間を巻きこんで良い権利は、どこの誰にもありはしない』

勝手な悲しみ。
愛娘を失った心の痛みが、自分が生きてきた半分の時間も生きていない若造にわかるわけがない。
例え世界と引き換えにしようとも、あの時の自分にはアリシア1人の命の方が大事だったのだ。
だが、もし仮にアリシアが蘇ったとして、果たして自分は正常でいられただろうか?
他の全てを犠牲にして、無関係の人々を傷つけて、罪もない少女を使い捨てて、果たして自分はかつてのように我が子を抱き上げることができただろうか?
答えは否だ。
きっと、罪の意識に押し潰される。
娘のためにもう1人の娘を捨てるという矛盾。それによって蘇ったアリシアが、妄執で歪んでしまった自分に再び笑いかけてくれるわけがなく、
自分は娘に拒絶された事実を受け止めきれずに己の醜い闇に飲まれて心が砕けてしまっていただろう。
全てを犠牲にした代償は、全てを失うことに他ならなかったに違いない。

「・・!」

洞窟の外で雷鳴が轟く。
あの騎士が戦っているのだ。
大した力もない癖に、自分の恩人の家族だからという理由で自分たちのことを守ろうとしているのだ。
だが、その気高い思いとは裏腹に、感じ取れる魔力はどんどん微弱になっていき、聞こえてくる少年の雄叫びもどんどん小さくなっていっている。
エリオが劣勢に陥っていっているのが、プレシアには手に取るようにわかった。

「ごめんなさい、アリシア。お母さん、あなたに一度も母親らしいことしてあげられなかった」

未だ目を覚まさぬ娘の頬に手をあて、プレシアは詫びる。

「お母さん、もう逝かなきゃならないの。けど安心して、お前は1人じゃないから・・・・・妹がいるのよ。
役立たずで魔力ばかり大きな、あなたの妹が・・・・・・だから、寂しくないでしょ? アリシアは、お姉ちゃんだものね」

転がっている杖を手に取り、壁に手を突きながら立ち上がる。たったそれだけの動作が酷く苦痛だった。
視界は段々とぼやけているし、左半身が異様に重い。呼吸をしているのか動悸に苦しんでいるのかですら定かではなかった。
それでも立ち上がる。
前を向いて、上を見上げて、闇の奥に煌めく一筋の光を目指す。
最早、何を憎んで良いのかもわからなかった。
こんな皮肉があって良いのだろうか?
自分が心の底から叶えたいと思った願い。
全てを犠牲にしても手に入れたいと思ったもの。
それは死んだ娘の復活でも、その代替として生み出した出来損ないとの新しい人生でもなく、ただ母親として娘に何かをしてあげたいだけだったなんて。
そんな道化があって良いのだろうか?
自分に差しのべられた救いの手を振り払い、正気と狂気の狭間で願ったことが、一度として愛することのできなかった娘に何かをしてあげたかったなんて。
100槍騎士の誓い 第3話F:2008/04/19(土) 11:29:56 ID:OZcS1QwO
「どこまでも忌々しい娘。私を静かに逝かせることもできないなんて・・・・・・・」

呟いたのは憎しみのこもった呪詛。だが、その響きはどこかいつもと違っていた。
人形を傷つけていた時とも違う。
出来損ないを蔑んでいた時とも違う。
実験体を罵倒していた時とも違う。
まるでそれは、母親が娘の不出来をどこか誇らしげに自慢するような、そんな響きを持っていた。





もう何度吹き飛ばされたのかもわからない。
腕の感覚は麻痺していた。
足が棒のように動かなくなった。
耳鳴りで音がよく聞こえない。
口の中は血の味しかしない。
それでもエリオは立ち上がる。
まだ敵はいる。散らばった残骸を跨いで、次から次にガジェットが襲いかかってくる。
そいつらを全部やっつけるまで自分は倒れるわけにはいかない。
だから立ち上がる。守ると誓ったもののために立ち上がる。救いたいと願ったもののため立ち上がる。
そうして、何十回目でとうとう動くことができなくなった。

「ま・・・だ・・だ・・・」

必死で指だけを動かし、術式を走らせる。すると、エリオにとどめを刺そうとしたT型が紫電の直撃を受け、煙を上げて動かなくなった。

「・・・っ」

そこまでだった。
先程の一撃で倒せたのは僅かに1機。残る十数のガジェットを倒すには至らない。
胸を過ぎるのは圧倒的な戦力差への絶望か、それを覆すことのできなかった自分への失望か、
いずれにしろ、今のエリオにそれを言葉にするだけの力はなかった。
101槍騎士の誓い 第3話G:2008/04/19(土) 11:31:30 ID:OZcS1QwO
「不甲斐無い・・・・・アレはこの程度で諦めるほど柔ではなかったわ」

誰かが自分の前に立ち塞がる。
誰だったっけ?
そう、確か守らないといけない人で、大切な人の大切な人で。
混濁した意識ではそれが限界だった。だが、それで十分だ。この人が自分の守らないといけない人なら、自分は何が何でも守らないといけない。
だって、ずっと前に誓ったのだから。助けるために掴んだ手は、絶対に放さないって。

「馬鹿ね・・・・そんなになってまで戦う理由が、お前にはないでしょうに」

理由ならある。
あなたを守って、あの人に会わせないといけない。
あの人の喜ぶ顔が見たい。
あの人に会いたいと言ったあなたの願いを叶えたい。
それだけで理由になる。
この人を守る理由になる。

「けど良いのよ・・・・・・これが、私の望んだことだから」

雷鳴が轟く。
青天だった空が俄かに曇り、彼女の体が電光を帯びていく。

「・・・シア・・・ん」

彼女の足下に魔法陣が展開し、茶色い地面が吐血で赤く染まる。
駄目だ。
魔法を使っては駄目だ。
そんなことをしたら、あの人の命が。

「・・・シア・・さん」

喉が潰れて声がうまく出せない。
地面を這おうにも体が動かない。
自分に彼女を止める術がない。
守ると決めた人が死のうとしているのに、自分は何もすることができない。

「プレ・・ア・・・さん」

嫌だ。
守るんだ。
守ると決めたんだ。
掴んだ手は放さないって決めたんだ。
だから、あの人を死なせるわけにはいかないんだ。

「さあ・・・・・ガラクタ共には少々勿体ないけれど、大魔導師プレシア・テスタロッサの最後の魔法・・・・・手向けとして受け取りなさい!」
102槍騎士の誓い 第3話H:2008/04/19(土) 11:33:16 ID:OZcS1QwO
目じりに涙が浮かぶ。
振り絞った声はようやく言葉をなし、自ら死への引き金を引こうとする女性の名を呼ぶことができた。

「プレシアさぁぁぁぁぁん!!」

僅かに傾いだプレシアの横顔に笑みが零れる。
直後、世界が金色に染まった。





その時、プレシアの中で何かが切れた。
それは今日まで彼女を支え続けた世界への憎悪であり、死なせてしまった娘への後悔であり、娘の復活を願う思いであった。
張りつめていた緊張の糸が、先ほどの一撃で全て切れてしまった。後に残ったのは、僅かばかりの後悔と、
自分の命を代償にして己の願いを果たすことができたことへの満足感だ。
自分が呼んだ落雷によってガジェットたちが砕け散る様を視界に映しながら、プレシアは糸が切れた人形のように地面に倒れ込んだ。
見上げた空は暗かった。落雷を起こすために雨雲を呼んだのだのだから、暗くて当然だ。それとも、瞼が落ちて目が塞がっているのだろうか?
どちらでも構わなかった。それで、自分の死が動くことなどないのだから。
不意に、頬に冷たい水が落ち、擦れた少年の声が耳に届く。

「うぅ・・・あ・ア・・プレ・・シア・・・さ・ん・・・・・」

瞼を開ければ、大粒の涙を流しているエリオがいた。ここまで這って来たのか、顔も胸元も泥だらけだ。
可愛らしかったピンク色の唇は血で赤く染まっており、額からも血が流れている。

「馬鹿ね・・・・男の子が泣くんじゃないの・・・・みっともない・・・・・」

「だって・・・・僕が・・・僕が・・もっと・・・・ちゃんとして・・れば・・・・・」

もっと自分に力があれば、プレシアは魔法を使わずに済んだ。
もっと自分が強ければ、プレシアを死なせずに済んだ。
ガジェットたちを全て倒すことができていれば、彼女は死なずに済んだのだ。
103槍騎士の誓い 第3話I:2008/04/19(土) 11:35:12 ID:OZcS1QwO
「これが・・・・私の願い・・だと・・・・言ったでしょう・・・・・」

苦しげに腕を伸ばし、エリオの頬に触れる。触れた瞬間に焼けるような熱さを感じたのは、自分の体温がどんどん下がっていっているからかもしれない。

「私は・・・わたしは・・・・・アレに何も残せてやれなかった・・・・・アレを傷つけることしかできず・・・・・拒絶することしかできなかった
・・・・・これは・・・・その報いなのよ・・・・・」

お腹を痛めて生んだわけではないけれど、アレが自分の娘であることに変わりはない。
死ぬ前にせめて彼女に償いをしたかった。
母親らしいことをしてあげたかった。
それができないのなら、せめて彼女の大事なものを守ってあげたかった。
その代償が己の命というのなら、喜んで差し出そう。
だって、自分はあの娘の母親なのだから。
その願いにジュエルシードが応え、自分たちをこの時代へと誘ったのだ。

「良い・・・・よく、聞きなさい・・・・・・」

今にも消えそうな声でプレシアは言葉を紡ぐ。
自分が生きた証を残さねばならない。
自分はここで終ってしまうけれど、せめて残された娘のために、後のことをこの少年に託さねばならない。

「アレは・・・・・私と同じ・・・・いつか、同じ過ちを犯し・・・・私と同じ苦しみを味わい
・・・・・後悔すること・・に・・・・なる・・・わ・・・・・」

思い浮かんだのは儚い幻想。
自分と2人の娘、山猫と狼の使い魔の5人で過ごす穏やかな日々。
それは決して訪れない幻だ。
絶対にありえない幻影だ。
だって、自分がそれを拒絶してしまったのだから。
それでも思わずにはいられない。
現実でも、こんな風にいたかった。
104槍騎士の誓い 第3話J:2008/04/19(土) 11:38:50 ID:OZcS1QwO
「・・・・お前が・・・支えなさい・・・・・アレが・・・・悩み・・苦しんだ時・・・・守るの・・・・私には
・・・もう、でき・・な・・か・・・・ら・・・・・・」

「プレシアさん・・・ダメです・・・諦めちゃダメです・・・フェイトさんと会うんでしょう! 会って、フェイトさんのことを叱るんじゃなかったんですか!」

「お前が・・・やるの・・よ・・・・」

「プレシアさん!」

「アリシアのこと・・・・それと・・・・を・・・・・お願い・・ね・・・・・」

ドサリと、プレシアの腕が地面に落ちる。

(ごめんなさい・・・・・フェイト・・・・・)

それが、大魔導師プレシア・テスタロッサの最期だった。
運命に翻弄され、こんなはずじゃなかった人生を歩むことになった狂気の次元犯罪者の、余りにも呆気ない最期だった。

「そん・・・な・・・・ねぇ・・・・嘘ですよね・・・プレシアさん・・・・だって・・・・フェイトさんに・・会う・・・プレシア・・お母さん・・で・・・・
家族だから・・・・あ・・あ・あ・・・あぁぁぁ・・・・」

守れなかった。

「わあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」





数日後、エリオは救助にやって来た機動六課によって無事に保護された。
風雨に晒され、戦いによって消耗したエリオは身なりもボロボロで、全身の至るところに傷を負っていた。
だが、それ以上に重傷だったのが彼の心だった。保護された直後のエリオは、助けにきてくれたスバルたちを認識することもできず、
ただひたすらに片言の言葉で「ごめんなさい」と繰り返すばかりだったという。
そして、エリオは意識を失うまで、共に救助された年端もいかない金髪の幼子を抱きかかえたまま、とうとう放さなかったのだそうだ。

                                                              to be continued
105B・A:2008/04/19(土) 11:39:59 ID:OZcS1QwO
以上です。
大多数の人はプレシアがフェイトと再会すると思っていたみたいでしたが、敢えてここで彼女に死んでもらいました。
理由は簡単、フェイトが自分のしていることの矛盾に気づくのは24話「雷光」の時だからです。
だから、このSSでフェイトとプレシアを再会させるわけにはいかないと思いました。フェイトを救うのはあくまでエリオとキャロである必要があるからです。
そして、ここでプレシアは退場し、次回からはいよいよアリシアにスポットが当たることになります。
3話丸々寝続けているというヒロインとしてどうなんだ、な娘が遂に目覚めます
106名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:41:43 ID:5lnFdvgq
GJ!

プレシアの遺体を見たときのフェイトの様子が気になって仕方ありません。
107名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:56:56 ID:48gta6Dy
素晴らしい、GJ!
続きが楽しみです。
108名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:02:50 ID:b9e07ZCC
>>26
頼む書いてくれ
109名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:54:46 ID:C73iNtb0
プレシアさん遂に永眠。
ヘソだし女帝よ安らかに眠れ、そしてGJ。

しかしパンニーブームの予感‥‥これは俺も書くべきか?
110名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:56:47 ID:5lnFdvgq
>>109

ぜひに!
パンニーの可能性を見せてくれ
111名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 13:57:19 ID:XFvxtQGT
レジなのパンニ―だと!?
112名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:17:49 ID:Gkqxb5+b
前スレで出た外骨格型デバイスという発想が脳内の妄想機関を強烈に刺激
暴走が止まらなくなったので、前スレに出てきた意見を色々まとめたり
妄想を混ぜたりして書いてみた
オリジナル設定しか無いようなものなので、そういうのダメな人は「アーマードデバイス」
をNGに設定してくれ
113アーマードデバイス:2008/04/19(土) 14:22:08 ID:Gkqxb5+b
アーマードデバイス

 現在存在するストレージデバイス、インテリジェントデバイス、アームドデバイス、
ユニゾンデバイスに次ぐ新しいデバイス形式。
 上記のデバイスによる魔術行使のエネルギーは基本的に魔導師自身の魔力量に左右されるため、
能力が魔導師個人の資質に大きく左右されることとなり、管理局に所属する魔導師達の間には相互に
大きな戦力の差が存在する。しかし、JS事件のような大規模事件の際に管理局という組織として効率的に
事件を鎮圧するためには各魔導師の戦力底上げが今後ますます重要となることが予想される。
 そのため、デバイスそれ自身に大容量の魔力を蓄え、通常魔導師でも長時間・大規模な戦闘に耐えうるような
デバイスの新規開発を提案する。

 名前のとおり、このデバイスの要はBJに代わり魔導師を防護する強化外骨格にある。
魔術合成金属で構成された積層呪式装甲により魔導師を覆い、装着することによりもたらされる魔導師からの
魔力供給で自動的に防御力の向上及び軽量化の魔法を発動。BJを構成する程度の魔力消費でBJ以上の防御力と
装着者への負担軽減を行う。
 また装甲は各パーツごとに装甲、武装、バーニアなどのユニットで構成し、前線レベルでの換装により破損装甲の
交換のほか、武装ユニットの変更により状況に対する有機的な対応を可能とする。

 アーマードデバイスは魔導師の魔力によって編み上げられるBJと異なり実際に存在する物質を使って
作り上げられた鎧であり、装着者ごと、出撃ごとの調整・修理などが必要となるため、通常時は専用メンテナンスコフィンに
保管。装着者は腰部環状ユニットのみを装着し、出撃時に各人のデバイスを腰部環状ユニットにセットすることにより、
メンテナンスコフィンから転送魔法で装着者の下へと送り装備する。
114アーマードデバイス:2008/04/19(土) 14:24:22 ID:Gkqxb5+b
 これらの大容量魔力行使を支えるために、アーマードデバイスには新造のカートリッジバッテリーを内蔵。試算の結果、
補給なしの状態で、JS事件規模の戦闘におけるAAランク魔導師の消費魔力量に換算して数十時間の戦闘行動が可能となる。
 また、これらの複雑・大規模な制御を担当するため装着者の持つデバイスはアーマードデバイスへと対応するための
調整を加え、アーマードデバイスの中枢制御機構としての役割を果たす。つまり、アーマードデバイスは魔術装甲による外骨格から
なるアーマーと、それを制御・管制するデバイスからなる装備と言える。
デバイス部分は装着時にアーマードデバイス内部に構築された演算領域へと接続。さらに魔導師との間にも密接な思考リンクを形成し、
各機能の制御及び装着魔導師からの指令によりその他のデバイス以上の反応速度での通常魔法行使を行う。
 また緊急時にはアーマー部分をパージ。装着者はデバイス内に格納されていた簡易のBJを再構成し、
離脱。予備のアーマードデバイスがあればそれを装着しての再出撃を行う。

 武装はスタンダードの直射弾や内蔵ブレードによる魔力斬撃のほか、狙撃用、砲撃用、アーマードデバイス装着者複数が
連携しての空間殲滅用など複数を用意。小隊単位でも装備変更によりあらゆる戦況に対応可能となる。
 飛行能力については、アーマードデバイスの背部にある装備・物資保持用のハードポイントに、翼及び独立した
カートリッジバッテリーを備えたウィングパーツを装着。輸送機からの降下のほか、空中戦も可能な機動力を持たせる。
115アーマードデバイス:2008/04/19(土) 14:25:58 ID:Gkqxb5+b
 というような主旨の上申書が、グリフィスの見ている前で次々とディスプレイ上に書き上げられていく。しかもそれ以外に、
実際にこのアーマードデバイスとやらを製造するに当たっての各種加工方法や工程。量産を前提とした工場のライン構成から
果ては部品発注先にまで記述が及んでいる。それこそ、上からのOKが出れば即日生産に入れそうな完成度の報告書である。

「うっふう、うっふう!」

 薄暗い部屋の中、鼻息荒くメガネは光り、興奮のあまり笑っているのか呻っているのかわからない声を上げながらモノスゴイ速度で
この報告書を作り上げているのは、機動六課の技術担当であるシャーリー。夜遅くまでやけにがんばっていると思って差し入れに
コーヒーなど入れてきて見たのだが、その結果がコレだった。

『やけにがんばるじゃないか。少しは休んだらどうだい?』
『あっ……、グリフィス(はあと)』

とかいう展開を期待していたわけではないけれど、さすがにこれはあんまりじゃなかろーかと、自分の周囲にマッドな次元を作り出して
いるシャーリーの後頭部を見ながら思う。あ、デバイスの変形・合体機構とその時に装備するドリルについて書き始めた。

 半ば呆れながらも、グリフィスは考える。士官学校で学んだ指揮官としての技能と、機動六課で培った状況判断力を総動員して
現状を理解し、そこから導き出される今後の推移を予想。自分がそれに対して起こす行動の選択肢と、その結果たどり着くであろう未来。
 数秒間の思考の後、グリフィスは決意を込めて小さく頷くと、コーヒーのカップを脇に置き、こそこそとシャーリーが作業を続ける端末の後ろに回る。
 端末と壁との隙間に体を潜り込ませ、端末の動力ケーブルを見つけ、懐から取り出したはさみで、


バツン!


 後日、誰もいないはずの夜中の機動六課隊舎から「ぎあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!?」
という絶対女の子のものではありえない絶叫が聞こえたという噂が流れたとか流れなかったとか。
116名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:27:50 ID:Gkqxb5+b
以上、お目汚し失礼。
こういう設定を考えるのは大好きな反面、そうやって考えた設定の中二臭さに悶絶するのが悩みです。
117名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:53:57 ID:48gta6Dy
変身シーンはボーグマンみたいになりそうだと思って
しまった俺は、もう若く無いw
118名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 15:58:19 ID:EN0/X1+X
ちょっと聞きたいんだけど、なのは×フェイトのレズものをふと思いついたんだがSSにして投下するならばこっちでいいのか?
それとも百合板の方がいいの?
119名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 16:12:03 ID:Y9+dr46n
いいんじゃないのかな
保管庫にも百合結構あるし
でも注意書きは書いたほうがいいのかも?
120名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 16:13:42 ID:CY74hQ08
>>118
多くの読者を喜ばせたい方が強いなら百合板
細かい批評も受け取って成長したい方が強いならここ

……だと勝手なこと言っておきます。

>>116
氏のアーマードデバイスの様なモノが、アインヘリアルだと思っていたこともありました。乙
121名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 16:20:19 ID:r9H8G1Oz
>>118
カップリングと傾向さえ事前に書けば全然OK

>>116GJ
その後「凡人でもオーバーSになれるデバイス(でも超危険♥)」の人体実験に参加させられるグリフィスの姿をなぜか幻視した
122名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 16:21:57 ID:xXC/6Cdp
>>118
ここは悪食なスレです。
男が尻を掘られる作品があれば、女同士でレズレズやってる作品もあり、触手陵辱なんて作品もあれば、果てはキシャー、納豆となんでも有りのこのスレで、拒まれるジャンルなどどこにありましょうか。
つまり何が言いたいかと言うと、迷わず投下すれば良いんだぜ!
123118:2008/04/19(土) 16:40:36 ID:EN0/X1+X
いろんな意見サンクス。
とはいってもまだ大まかな構想が浮かんだだけだから投下できるようになるのはずいぶん先になりそうだ。文章化するのも大変そうだし。
124名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 17:17:44 ID:DTiY9asL
>>123
我々変態紳士一同、心より完成をお待ちしています
125名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 17:19:04 ID:svZ4fAUt
だからお前ら変態であっても紳士ではなかろうに
126名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 17:23:05 ID:6p3xRkMY
>>120
俺は戦闘機人や人造魔導師の特殊部隊かなと思ってたな
元ネタ的にゼストみたいなのがいっぱいかなって

本編で登場した時は……うん……
127名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:22:16 ID:eFh71iKM
>>116
局内での立身出世を焦るある将校がアーマードデバイスを採用
模擬戦によるデータ蓄積や改良を重ね、ついに漕ぎ着けた初実戦
なのはさんの誤射で一瞬のうちに全滅する精鋭アーマードデバイス部隊が脳裏に浮かびましたw
128名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:25:35 ID:O4gzEVwF
>>105
24話か…そういえば、オレンジの野郎が
フェイトさんに「お前は自分に逆らえない立場の子供達を操っている」とか「お前は母親と同じだ」と抜かすと、
エリオ君とキャロが励ましているシーンを思い出した。
129名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:27:06 ID:C73iNtb0
なんか俺もパワードスーツ型デバイスを書きたくなったな。
前スレで意見出した身としては、やっぱ試験的な部隊で屈強な男達(ここ重要)を出したい。

その前に前言>>109通りにパンニー書かないとだな。
130名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:27:47 ID:pwzQDbT6
ふたを開けてみれば、大口径の対空魔力砲台だもんな、アインヘリアル。
無茶苦茶長射程で高威力ではあるんだろうけど、犯罪者ぶっ殺すの前提みたいなもんだし。
よく三基だけとはいえ建造できたなと思う。
131名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:36:27 ID:QGLBfeev
パワードスーツか。
redEyesのミルズ少佐が如く、化け物な方が主人公の作品になりそうだな。
下手うつと、バランス崩壊しまくるぞ。なのはでやったら。

そういやゴルゴ13でもやってたっけ。パワードスーツなエピソード。
個人的にアレは好きだった。
132名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:36:39 ID:pj7OfLwv
>大口径の対空魔力砲台

アインヘリアル、そうだったのか。
対犯罪者というか、戦争用の兵器ですね。

んで対歩兵に対して、戦闘機人、人造魔導師だったんかな。
133名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:39:01 ID:1FQKEVVw
クロニクル読んできた!
エリオって四人の隊長達みんなから色々教わってたんだなぁ
ということは、自分にできる限りのお礼もしたんだろうか?(夜に)
こんなSSを書く猛者募集中!
134名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:40:24 ID:ZpKRWut7
>>133
よし、自分で書いてみろ、なぁに男は度胸なんでもやってみるもんさ
それとsageようぜ
135名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:42:43 ID:SkvQRLDX
最近刑務所に入りたいとかイっちゃってる奴多いし
マジ何か起きるかもねwwwww
136116:2008/04/19(土) 18:43:26 ID:Gkqxb5+b
>>129
ネタを投下するときに、このパワードスーツを実際に運用している部隊の視点から書こうかとも
思ったんだけど、ネタが冷めないうちに手っ取り早く投下するためにああいう形式になったのだったり。
もしそっちで書いていたならば、イメージCV大塚明夫な隊長が指揮する実戦部隊にしてみたかった
137名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:44:03 ID:Dc4SNe+G
一部コマンドが実行できないようになっていたようなので修正しました

パスはnanonanoです
ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_93164.zip.html
138名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:00:10 ID:6p3xRkMY
>>132
ぶっちゃけ、アインヘリアル造るよりはその金でガジェット量産した方がいいと思った
139名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:23:22 ID:C73iNtb0
俺ならその予算を着服してソープ行くか納豆モンスター作るな、後はキシャー量産。
140名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:32:40 ID:ZpKRWut7
>>139
通報しますた
141名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:36:53 ID:C73iNtb0
>>140
まあまあ、落ち着きたまえ君。
この“ソープ・ナンバーズ特別無料招待券”10枚で手を打ってくれんかね?
なんならワシの計らいで会員特別サービスの旅の召還師と融合機、そして機人13番の輪姦パーティーにご招待しても良いんだがねぇ。
142サイヒ:2008/04/19(土) 19:41:35 ID:3RhmcARs
>Mr.P氏
返しに二段返しで応えてくれるとはありがたいことです。
しかもクロフェ時空。多謝。
内容もエリオの切なさが伝わってきてGJでした。
143名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:54:21 ID:ZpKRWut7
>>141
ふざけるな!そんな物で俺が騙されるとでも!一生ついて行きます!!
144名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:55:22 ID:OZcS1QwO
アーマードデバイスが暴走して装着者が死んでしまうような限界機動を行ったり、
攻撃を受ける度に学習して他の機体がパワーアップしていくというどっかであったような妄想が・・・・・・。
145名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:00:43 ID:C73iNtb0
>>143
ふふっ、正直者は好きだよ。
では明日の日曜にでも行こうじゃないか。
確か明日は13番の公開輪姦パーティーだ、君も精力を養っておいておきたまえ。
146名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:02:43 ID:ZpKRWut7
>>145
オス、でも個人的に輪姦は苦手なので他の人間を誘ってやって下さい、オス
147名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:03:23 ID:6p3xRkMY
>>144
>攻撃を受ける度に学習して他の機体がパワーアップ
ナンバーズにはそれが可能、というかウーノ姉は実践してた筈なんだけどな
148名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:04:02 ID:d6CK8oaV
>>145
お父ちゃん数の子が13番を輪姦 にしてください
149名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:06:58 ID:OZcS1QwO
>>147
いや、俺が昔見た奴はリアルタイムでパワーアップするって設定だった。
随時、期待間でデータを共有しているって設定で、弱点は一度に複数が同時に攻撃される範囲攻撃。
学習される前に倒されるから。
150名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:07:41 ID:C73iNtb0
>>145
なんだって? 君も案外ウブなんだねぇ、あれは知ったら病み付きだというのに‥‥実に残念だよ。
まあそれはそれで構わないさ、輪姦パーティーは録画もしているから今度私のコレクションを見せてあげよう。
151名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:10:20 ID:C73iNtb0
>>145じゃなかったね、>>146だったよ。

いやぁ、私とした事が申し訳ない。
お詫びにちゃんと明日には録画した輪姦パーティーをご覧に入れよう。
152名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:23:48 ID:y95THz1+
パンニーか………ソクニーじゃ駄目か?
153名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:27:17 ID:O4gzEVwF
>>88
クロノ提督はすでにエイミィさんと結婚して子供までいるのだが…。
154ザ・シガー:2008/04/19(土) 21:29:56 ID:C73iNtb0
さて、では前言>>109通りにパンニー投下と行こうか。

俺の大好きなヴァイス×シグナムでティアナのパンニーです。
Mr.P氏、失礼ながら使わせて頂きます。

もちろんですが内容はエロだぜ?
155狙撃手の残り香はステキな香り:2008/04/19(土) 21:30:52 ID:C73iNtb0
狙撃手の残り香はステキな香り


機動六課隊舎の男性用更衣室で淫猥な睦事が行われていた。
絡み合うは狙撃手と烈火の将である。
二人は普通ならありえない場所での背徳的な情事で静かに燃えていた。


「やっ!‥‥ダメだヴァイス‥んぅぅ‥こんな所で‥あんっ!」


ささやかな抵抗も虚しく烈火の将はその場に組み伏せられ、後ろから回された手によってその豊満な乳房を揉みしだかれ先端の突起が転がされる。
しっかりと力を込めて丹念にたわわな果実を愛撫されれば、彼女の口からは堪らなく甘い吐息が漏れてひどく艶めかしい。
極上のサイズと柔らかさを誇る乳房の感触を楽しむと、ヴァイスはシグナムの耳を舐めながら片手を下腹部の方に滑らせていく。


「そんな事言って、姐さんのここ凄い事になってますよ?」
「ひゃんっ!」


スカートの中に入ったヴァイスの手はストッキングと下着越しにシグナムの秘所を撫で淫核を突く、それは衣服越しとは思えない程に正確な軌道だった。
シグナムは突然の刺激に身体をビクンと震わせて可愛い声をあげて喘ぐ。


「それじゃあ、そろそろいきますよ姐さん」


その言葉と共にヴァイスはシグナムの服に手を掛けて、彼女を馴れた手際で裸に剥いていく。
無論自分が脱ぐのも忘れなかった。

そして彼は気付かなかった、オレンジ色の髪の少女が扉の影から自分達の情事を覗いている事を。





訓練を終えた私が廊下を歩いていたら、ヴァイス陸曹とシグナム副長が並んで歩いているのを見つけた。
肩が触れ合いそうなくらいに寄り添っている二人を見れば、自然とドス黒い嫉妬心が溢れて心を焦がす。
そう、私ティアナ・ランスターはヴァイス陸曹に片思いの恋心を抱いてる。
今はシグナム副長に一歩リードされてるけど‥‥いつかは巻き返すと思ってる、私は諦める気なんて全然ないんだから。
そんな事を思いながらヴァイス陸曹達を影から見つめていると、二人は男性用更衣室に入っていった。

あれ? なんでシグナム副長まで入ってるの? もしかして実は男とか‥‥

思わず変な妄想を抱きながら私は更衣室のドアに近づいた、そしてその中で行われていたのは‥‥


「やっ!‥‥ダメだヴァイス‥んぅぅ‥こんな所で‥あんっ!」
「そんな事言って、姐さんのここ凄い事になってますよ?」
「ひゃんっ!」


二人の淫らな交わりだった。

私は一瞬自分がおかしな妄想や夢の世界に迷い込んだのではないかという錯覚すら覚えた。
でも鮮明な映像が視覚を伝わり、確かな残響が聴覚を打ってコレが現実だと教える。
156狙撃手の残り香はステキな香り:2008/04/19(土) 21:31:20 ID:C73iNtb0
私は思わず唾を飲み込んで二人の行為を覗き見た。


「いやぁ、やっぱ姐さんって敏感っすねぇ〜♪ もう濡れ濡れで準備万端っすよ?」
「ば、馬鹿者! そんな事言うな!!」


ヴァイス陸曹は大きく開かれたシグナム副長の足の付け根、愛液に濡れる性器に丹念に舌を這わせながらそんなふざけた事を言った。
シグナム副長は顔を真っ赤にしながら怒ってるけど、その表情の中には拒絶は無いって分かる。
そうだよね、好きな人に愛されるならどんな風に辱められても良いよね?
見ていて嫉妬と同時に羨望がふつふつと湧き上がってくる。私も下腹部が熱くなって股ぐらが濡れてきたのを感じた。


「それじゃ、そろそろいきますよ」


ヴァイス陸曹はそう言うと自分の固く立った性器をシグナム副長の股の間に突き立てて狙いを定める。
“セックス”知識だけでは知っていたけど実際に見るのは初めて、性知識なんて最低限の事しか知らない私にはあまりに未知の行為だ。
ヴァイス陸曹とシグナム副長の瞳が見つめ合う、離れて見てもその視線に熱が込められているのが分かる。
そしてシグナム副長が小さく頷くと同時にヴァイス陸曹は腰を沈めた。


「ふあぁぁあっ!!」
「くうっ! やっぱ姐さんの中‥‥最高っすねぇ」


正確な意味を成した言葉はそれで終わり、その後二人はひたすら腰を動かして獣のように繋がり合った。
ヴァイス陸曹は暴力的に突き刺してシグナム副長の体内をかき回す、その度にシグナム副長は甘い声で鳴いて悦んでる。

‥‥‥羨ましい。

心の底からそう思う、私もあんな風にキスされて好きって言われて愛されて犯されたい。
知らずの内に手が下腹部の下に伸びてた、この状況で我慢なんてできない。
私は恥も外聞も忘れて自慰に耽ろうとした、ちょうどその時“ソレ”が見えた。

それは脱ぎ捨てられた二人の衣服の中にあった物、ヴァイス陸曹の下着だった。

私は自分で思い描いた変態的な光景に躊躇したけど、それは一瞬で終わる。
そして幻術魔法の術式を構築すると全身全霊で姿を消し、同時に気配と足音を殺して近づく。
今まで生きてきた中で最も緊張する、慎重にでも確実に近寄ってヴァイス陸曹の下着に手を伸ばした。
それを手に取ると、私は迷わず顔の前に持ち上げる。
そうすると、何とも言えない青臭さが漂って鼻腔を刺激してきた。
でも不快感は一切無いむしろ高揚感が湧き上がり堪らないくらい興奮してきた。
私は舌を伸ばしてチロリと舐めながらその匂いを胸いっぱいに吸い込む。

ああ‥‥これがヴァイス陸曹の匂いなんだ。

そう思うとまるでお漏らしでもしたみたいに愛液が溢れてくる、私は下着が汚れるのも気にせずに服腰に指で慰めだす。
自分の膣口に指を這わせながら敏感なクリトリスを何度も転がす。
そうすると今までの自慰で感じた事の無い、気を失いそうなくらいの凄い快感が背筋を駆けて行く。

ダメ‥‥もうイっちゃう‥

恐ろしい速さで絶頂が近づいて来て、私は必死に声を殺して耐える。
二人ももう限界みたいで、セックスの動きがどんどん早くなっていった。
157名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:31:33 ID:+oyACJJV
>>105
GJ!
まんまと予想を覆された!
まさかここで、退場しちゃうとは
エリオもかわいそうだ。責任感強いからなあ・・・
続き楽しみにしております

>>133
是非エリオ、なのは、フェイト、はやての4Pも俺も見てみたい
158狙撃手の残り香はステキな香り:2008/04/19(土) 21:32:07 ID:C73iNtb0
まるで飛沫みたいにシグナム副長の膣から愛液が溢れ出て、凄い勢いでヴァイス陸曹のペニスが出入りする。


「くうっ! 姐さん出しますよ、全部中に出しますよ!!」
「んぅぅ‥きてぇ‥‥あんっ!‥ぜんぶ‥なかにだしてぇ」


そして私たちは同時に果てた。
ヴァイス陸曹とシグナム副長の身体がビクンと跳ねる、私も指でクリトリスを強く押しつぶすくらいにいじって一緒にイってしまった。
ペニスの埋まった膣からは白くて濁った液体が溢れ出してくる、ゴポゴポって音がこっちまで聞こえそうで泡まで吹いていた。

あれが精液なんだ‥‥‥美味しそう。

朦朧とする意識の中で私はそんな事を考えていた。





行為を終えたヴァイスとシグナムは濡れた身体を軽く拭くと、イソイソと着替えだす。
誰も来る事の無い更衣室(六課に男性局員は少ないから)とは言えど、いつまでも裸で抱き合っている訳にはいかない。


「まったく‥‥なんでわざわざこんな所で‥」
「まあまあ、姐さんも燃えてたじゃないっすか。結構喜んでたし」
「ば、馬鹿者! 誰が喜ぶか!!」


ヴァイスの言葉にシグナムは顔を真っ赤にして反論する。
だが言葉通りに彼女も意外とこのシチュエーションに興奮していたのは騎士の情けで黙っておこう。
そうして着替える中、ヴァイスは一つの事実に気付いた。


「あれ? 姐さん、俺のパンツ知らないっすか?」
「ん? さっきそこにあったろう」
「いや、ないみたいなんっすけど。困ったな、無いぞ」


二人は知らない、幻術使いの少女が彼の下着を持ち去った事を。

そうして、この日ヴァイスはノーパンで過ごしたとかそうでないとか。

終幕。
159ザ・シガー:2008/04/19(土) 21:36:51 ID:C73iNtb0
投下終了です。
時間を見つけながら書いたけどかなりの殴り書き、短くてすいません。

やっぱシグナム姐さんとティアナは良いな、この三角関係大好き。
ティアナが勝つ話とかも書きたい。

さて、しかし前言>>151は回収出来るかどうか‥‥
ソープギンガ編、他の連載と一緒に書いて書き上げたら明日中に投下します。
160名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:49:39 ID:iMkO/2ve
>>159
GJです。しかしパンニー増殖してますな。
161名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:50:21 ID:H4lAHmTq
>>153
単にクロフェ時空ってことなんだと思う。


まあ何だ、エイミィさんだって正確には二人目なんだから気にするな。
162名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:51:01 ID:QGLBfeev
>>153
注意書き読んだか? クロフェ時空って言ってるぞ。前書きで。

>>159
GJ。
欲を言えば、ヴァイスがどちらかのでパンニーする話を読んでみたいっす。
無論、ティアナが勝つ話もお待ちしています。
163名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:57:23 ID:yAp6zhpZ
>>137
早速落としてやってみましたが…
助手の条件は満たしているけどどうやって助手にするんだ。
前のVerのときは調教終了後に選択できたんだけど出来なくなってます。
164名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:47:58 ID:Dc4SNe+G
>>163
助手化可能になっているならメニュー(最初道具とか売ってる所)の画面で
助手にするキャラを選択できるようになっています。

複数人手元に置いておく事や助手にしたキャラを調教し直したりする事も
出来るようになっています。
165名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:13:49 ID:O4gzEVwF
>>159
始めはディアナが嫉妬してぼた餅に針を混入してヴァイスさんに食べさせたり、鉈持って暴れたりするのを(中の人的に)想像したが…、
まさかパンニーで来るとは。
GJ
166名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:16:34 ID:svZ4fAUt
パンニー感染しとる……
キシャー、納豆、ソープが漸く落ち着いたと思いきや自称変態紳士はどんだけ飢えてんだw
167名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:20:52 ID:6p3xRkMY
あらゆるネタは受け入れるこのスレの潜在能力も未知数だなw
168名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:22:25 ID:jgRje3RX
パンニーが次元世界一似合うのはフェイトさんだよなあ。
獲物はなのはさんのおぱんつ。
169名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:22:37 ID:Dc4SNe+G
>>163
すいません、こちらの確認不足で致命的なミスです
至急上げなおします
170名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:25:13 ID:U+uiAQ5M
>>137
GJです。
……だが、ある程度調教して、売却可能ってコメントが出たから売ろうと思ったんだ。
……売る事も助手にする事も出来ないのは仕様?

後、なのフェよりもユーノが大事なはやてに吹いたw
171名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:30:01 ID:Dc4SNe+G
>>170
…仕様じゃないんです、妙な事した所為で出来たバグを見落とした
自分が全て悪いんです…。

相性に関しては二人で関係が出来上がってたらそっちに靡くかなとか
そんな感じで決定しました。

三度失礼します、パスはnanonanoです。
ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_93272.zip.html
172名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:30:36 ID:Dc4SNe+G
sage忘れ失礼しました… orz
173名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:35:32 ID:yAp6zhpZ
>>164
その助手選択が出てきません。
表示にはないのですが『112』と入力すると売却画面に移行しました。
もしかしたら不具合かもしれません。
174名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:40:25 ID:Dc4SNe+G
>>ID:yAp6zhpZ様
偉そうな事言ってスイマセンでした… ○| ̄|_

ある処理で使用済みの記号を知らずに別の処理で使っていたのが原因でした
175名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:48:22 ID:OZcS1QwO
>>168
クロノやエリオという可能性もあるな。
ところで、ヴェロッサが陰で女性用下着(未使用)を集めているという電波が・・・・・。
176名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:52:49 ID:yAp6zhpZ
>>171
直ってました。乙です。
177名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:59:05 ID:H4lAHmTq
>>137
クロノとはやての相性が意外に低いなあ。
一応相性いいって設定あるのだが…
178名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 00:19:20 ID:MDST9+MT
>>144
ODEシステムと申したか。
179名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 00:29:29 ID:By+p2yOq
>144
むしろプロトタイプとして限界まで性能を追求した結果
5連装速射砲と大出力魔導砲を装備し凄まじい出力の防御魔法と
ランドインパルスをも上回る機動が可能でありながら。
魔導師にかける負担はブラスターモード以上の出力であり一度使用すれば
再起不能は免れないと言うデバイスがあったり。
ついでに少数の優秀な魔導師に頼るよりも多数の凡人魔導師によって動かされる
安定した戦力として開発された超巨大多脚歩行陸上航空戦艦というネタがきたんだが。
180名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 00:55:03 ID:6zCKcTQG
>>144>>149
なるほど、>>178の言うとおり、ODEシステムと戦闘妖精雪風の機械知性か。
勝利する上では確かにこれ以上とない組み合わせだが、正直人間の手に余ると思う。
反乱を起こす未来が(というか、人間は要らないという結論を出す未来)ありありと見えるな。
RHやバルみたいな感情がなく理性しかないんだ。簡単に勝てるだろうけど、それは自分たちにも
簡単に勝てるということだし。
181名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 00:57:00 ID:cI4G2hEA
はやて、「ODEシステムや……」
182名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 01:02:51 ID:UXNZEc8u
天敵は広範囲攻撃可能なはやてだな。
シグナムが捕まってコアにされそうだ。
183名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 01:03:06 ID:6zCKcTQG
>>181
壁際のチビダヌキw
184名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 01:16:52 ID:vLncN37P
erananoの更新とはちょっと違いますが失礼します。

今回は入れ忘れた口上テンプレ類のみを別にアップしました 。
口上書いてやろうじゃないかって方だけ落としてください。
無くても正常に動くのでその辺の心配は無用です。

元々入っていたものは削除してください。
パスはnanonano
ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_93305.zip.html
185名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 01:17:42 ID:vLncN37P
…すいません、3度目は無い様にします
186名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 02:58:01 ID:qAlUB7mf
●アサルト・ジャケット(通称「AJ」)
アーマードデバイスの実戦から開発された緊急的攻撃手段。
本来機体の防御機構として使用されるバリア・ジャケットを爆発的に縮退・膨張させることで、
自身を中心とした高濃度魔力爆発を発生させる。
当然、魔導師にとって防御の要である魔力を使い果たすため諸刃の剣である。
その原理上、非殺傷設定をすることは困難である。

●アインヘリアル・フォートレス(通称「AF」)
PT事件、闇の書事件およびJS事件において圧倒的猛威を振るった魔導師(ストライカー)。
代替不能の個人にその戦闘力を依存させることに危機感を覚えた企業によって造りだされた、
代替可能な人員により制御・運用され、固体戦闘火力は平均的なSSランク以上の戦闘力を持つ……いわば管理局地上本部の理想形である。
JS事件でプロトタイプアインヘリアルが、戦闘機人にボコボコにやられた経緯、そして「聖王のゆりかご」による首都蹂躙から、動く要塞という形になった。
全長数キロメートルにおよぶソレはまさに、『海』に対する『陸』の意地であろう……。




あれ?
なんで俺こんなの書き込んでんだ?
明日早いんだから、もう寝よ。
187名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 03:43:53 ID:6zCKcTQG
>>186
>代替不能の個人にその戦闘力を依存させることに危機感を覚えた企業によって造りだされた、

企業になってる、企業になってるwそこは管理局か地上本部でしょう。

接近するためにVMOB(ヴァンガード・マジック・オーバー・ブースト)を使用するわけか・・
この流れのネタで何か書けないかな・・・・・
188名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 03:54:26 ID:F5ji2GT5
ぶっちゃけアインヘリアルはペルソナ2の聖槍騎士団13が装着してたパワードスーツみたいな奴だと思ってた
189名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 04:51:26 ID:gwA9VC0A
>>1000ならチンクとゼストは結ばれて誰もが羨む夫婦になって子供2人ぐらい生まれて幸せで暖かい家族ができて安らかでゆるやかで凄く充実して甘やかな生活を手に入れる
190名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 05:25:48 ID:nG0nldSJ
>>182
こっそり生きてたゼストさんが分の悪い賭けで救出するわけだな<シグナム
191名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 07:20:29 ID:XLmutUVC
>>179
さて、誰も突っ込まないから言わせて貰うが。
貴様それはなんてACなんだ?
192名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 07:48:08 ID:Xv37D1Wv
>>179
どうみてもスピリットオブマザーウィルです
193名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 09:16:54 ID:IDx7SZRJ
アーマード…企業…超巨大質量兵器…
どうみてもACです本当にありがとうございました

いや、AC大好きだから嬉しいよ。
194名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 09:19:50 ID:4Okr2wPE
なのはファンには軍事ファンが多いのかな?
剣豪ものや格闘物が好きな俺には、肩身が狭いぜ。
195名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 09:34:23 ID:pSBL6+H3
なんだここ
全年齢板かよ、厨臭い
196名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 10:11:24 ID:fDJhI9Yp
本編の設定自体が少し「ぼくのかんがえたすごい魔砲少女」臭いからね。
仕方ないんじゃない?
197名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 10:28:29 ID:LlGHLy2o
エースオブエース(笑)
19で魔法少女(笑)だしな

あれ?ピンクの閃光g
198名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 10:35:59 ID:y9n9DvBd
>>194
あなたジャンプよりチャンピオン系の方が好きでしょ?
199名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 10:38:22 ID:xaS/kJ+L
つーか正しくはエースオブエイシスなんじゃね?
まあドイツ語の間違いに比べれば些細なもんだが
200名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 10:40:03 ID:mffeSBZZ
スーパーイングリッシュですから
201名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 10:57:08 ID:7/FeLqpV
英語とドイツ語の混ざった名前まであるし
202名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:04:36 ID:UXNZEc8u
リィン「リィンフォースU(ツヴァイ)ですぅ」
203名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:09:51 ID:naiMHJyB
日本語表現なら何でもありだ!
ビバ!ノウレッジ!
204名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:11:31 ID:jq1TwUFT
>>189 今似たよーな感じのを執筆中だが…
真っ当なSS書くの初めてなもんで、首を2m程長くして待ってて欲しい。
205名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:14:59 ID:y9n9DvBd
>>204
ゼスチン大人気だな、少なくとも俺はいつまでも待ってますぜ。
206名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:18:51 ID:DxVQ9C/+
>>205を見て、「へーゼストのチンコ大人気かぁ」と思った俺。
207名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:24:03 ID:LlGHLy2o
唐突に見えた字が
2m
ゼスチン

どれだけ巨〇だ
208名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:27:00 ID:mffeSBZZ
ゼストと結婚して出産したチンクちゃん
正装しても授業参観日に学校で他校生徒と間違えられる

教室の後ろに立つと明らかにそこだけ凹んでいる
しかしチンクママは無い胸を張って今日も頑張るのであった

209名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:35:46 ID:y9n9DvBd
孕んでお腹の大きくなったチンク姉って物凄い犯罪臭が漂ってると思うのは俺だけか?

少なくともあの体格で出産するのはとんでもなく危険、確実に帝王切開が必要だと思うぜ。
210名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:36:53 ID:S3OMBdns
アギトを誰か救済してあげて
211名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:41:54 ID:UXNZEc8u
>>208
買い物に行けばお使いを頼まれた子供と間違えられ、お酒を買おうとすれば断られ、
夜7時を過ぎれば補導員に声をかけられ、ジェットコースターは身長制限で乗れないんだな。
きっと、子供は成長したらゼスト並の長身になるんだろうなぁ・・・・・・。

一般人「妹さんかい?
子ども「いえ、母です」
チンク「・・・・・・・・」
212名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:53:53 ID:gwA9VC0A
レジアス「む、娘か? いったいいつできたんだゼスト」
ゼスト「妻だ」
チンク「……」
213名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:55:28 ID:iFHl5obd
まあ、ズーパーマンみたいなモンと思えばいいんじゃないか?>スーパーイングリッシュ
214名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 12:01:02 ID:s+ea1kgI
>>213
まさか、雑誌クラッシャーの名前まで出るとは……。
215名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 12:14:50 ID:vH6tHq8c
エリオが10歳キャロを孕ませるのはまだでつか?
216名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 12:18:35 ID:y9n9DvBd
そう言えばサイヒのお師さんが今日当たりにソープのゼスチン投下するって言ってたな。
もう今から興奮のあまり俺の股間のアームドデバイスがカートリッジフルロードでフルドライブしてるだわさ。
217名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 12:19:12 ID:xaS/kJ+L
>>215
そんで13年後くらいに男女の双子がエリオに会いに来る訳か
218名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 12:22:32 ID:gwA9VC0A
>>217
その二人の間にもすでに子供がいたりな
219名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 13:00:30 ID:/6d0iT2d
>>177
そんなの気にしてたらユノフェSSは読めないぜ?
220名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 14:16:20 ID:LNCRhiYv
リンクスが湧いているようだな
221名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 14:23:52 ID:jq1TwUFT
>>220 ん? アタリ社製の携帯ゲーム機がどうした?
222名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 14:35:14 ID:y9n9DvBd
リンクス? オオヤマネコ(学名でLynx)の事か?
223名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 14:37:13 ID:+bVF5KUe
>>210
くっ! ガッツが足りない

……ごめん冗談だ。アギト好きとして頑張ってみようかと思うんだが
相手は誰を御所望ですか?
224名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 14:40:25 ID:TcZB7V7y
旦那か将
225名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 14:41:16 ID:y9n9DvBd
>>223
輪姦陵辱で無数の屈強な男達、もしくは触手で延々と人外責め。

それがダメなら普通にゼストの性欲処理で。
226名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 14:57:27 ID:FdsrlCfZ
>>223
リィンを魔法で性転換させてツンデレカップル化キボン
227名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:00:28 ID:UXNZEc8u
ところで、ふと疑問に思ったんだけどアギトってオリジナルの融合機なんだよな・・・・・何歳?
228223:2008/04/20(日) 15:23:12 ID:+bVF5KUe
>>227
考察する材料がないのでにんともかんとも

一応二票入ってるゼストが有力なのか
というか将を中将と見間違えて焦った
229名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:30:28 ID:y9n9DvBd
>>228
中将×アギト‥‥ごめん、犯罪的な光景しか浮かばないわそれ
230名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:33:22 ID:s+ea1kgI
あえて、フェレットユーノと言ってみる。
231223:2008/04/20(日) 15:36:55 ID:+bVF5KUe
>>229
ソープ・ナンバーズのおかげで実現可能だから困る。いや困らんけど

あと>>225には申し訳ないがたぶんストレートなエロです。
触手と陵辱は最近やったので……



232名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:40:45 ID:BegFPitE
あえてルールーと百合、といってみる
233名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:51:36 ID:vH6tHq8c
>>217
ぜひそれでお願いします!!
234名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 16:02:21 ID:LlGHLy2o
>>230
フェレット×ユーノとな?
235名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 16:05:24 ID:TcZB7V7y
アギト×リィンも
236217:2008/04/20(日) 16:08:55 ID:xaS/kJ+L
>>233
俺は某電撃のラノベのネタを書いただけだったんだけどな……
題材としては面白いからチャレンジしてみるべきか……
237kogane:2008/04/20(日) 16:12:14 ID:yAOQBWC7
16:25に以下の内容投下します

・タイトル「司書長の異常な愛情」
・ユーノ×ギンガ×スバル(ナカジマ姉妹丼最終回)
・3レス(1,2レスがエロ)
238223:2008/04/20(日) 16:15:25 ID:+bVF5KUe
よし、脱ぐか
239司書長の異常な愛情 1/3:2008/04/20(日) 16:25:13 ID:yAOQBWC7
 粘性の音は大抵の場合、不快感や嫌悪感を齎す。しかし、いま部屋に響くそれ、男根が陰唇から引き抜か
れて生まれた音は、淫楽と交歓の結果であり、人を情欲の虜にする音だった。
「じゃあ……今日はどっちが下になる?」

 何度も交わり、何度も射精した。にも関わらず――それなりに頬は上気しているが――涼しげな表情のユ
ーノ・スクライアの問いかけに、スバル・ナカジマとギンガ・ナカジマは、桜色に染まる顔を見合わせた。
「あの、ギン姉。今日は……私が上でいい?」
「んー……良いけど。どうして?」

 意地悪い表情でギンガがスバルに問い詰めた。理由を聞いて、妹の羞恥心を煽ろうとしているが見て取れ
る。ユーノも楽しげに追従した。
「スバルは後ろから僕にして欲しいのかな」
 その言葉を聞いて、スバルの顔は真っ赤に染まり、体を小さくさせる様に俯いた。それを見て、ユーノと
ギンガの嗜虐心は更に擽られた。

「ねぇ、スバル。ちゃんと言ってくれなきゃしてあげないよ」
「そうよ、ほ〜ら、言って。後ろからオマンコいじめられたいんでしょ、スバル?」
「……ふ、二人とも意地悪……」
 観念したようにスバルが切なげに、しかし期待を込めて言葉を続けた。

「う、後ろから、先生に……ぉ、オチンチン、入れて、欲しくて……」
 そこまで聞いて、ユーノはまた問いかけた。ギンガの手をとり、スバルの秘所へその指をあてがいながら。
「こんなに出してあげたのに。まだ足りない?」
「ぁ……っ!」
 微笑みながらギンガが指を怪しく動かし始める。

「私は足りないなぁ……ユーノさんに、もっと沢山精液注いでほしいです」
 ギンガの卑猥な言葉に応えるように、ユーノは彼女にだけ口付け、舌を交わらせる。二人はサディスティッ
クな喜びを楽しみつつ、肉欲を昂ぶらせていた。
「ギンガはエッチで素直だね、ん、ちゅ……」
「ふふ、ぅん……ふぅあ……ちゅ、ぷぁ……はい、だから……いっぱい下さいね?」
 そしてスバルも。
「や、やだぁ……私にも、せんせぇ、わたしもぉ……」

「――どうして欲しいのかな、スバル」
 羞恥に目を潤ませながら、こんなにも意地の悪い、けれど愛する人の問いにスバルは答えた。
「わ、私にも……せんせぇの、おちんちん、下さぃ……」
 ユーノは、ようやく満足そうな微笑みを浮かべた。
240司書長の異常な愛情 2/3:2008/04/20(日) 16:25:43 ID:yAOQBWC7
「ほら、来て……スバル」
 ギンガはベッドに仰向けに横たわり、スバルを招き寄せた。
「う、うん」
 スバルはギンガにゆっくりと覆いかぶさり――ギンガは、スバルの均整のとれ、豊満な乳房に吸いついた。
「っ!ギ、ギンねぇ!」
「ふふ、さっきのお返しよ」
 これだけを見れば姉妹が契りを交わすようだが――。
「先生……」
「ユーノさん」
 スバルとギンガは、ユーノを見つめ、異口同音に言葉を発した。
 
 私たちに貴方を下さい――。

「喜んで」
 ユーノはそれを合図に、尚もいきり立つ怒張を、まずはスバルの秘所へと突き入れた。

「は、んぁっ!ひゃぅっ!あ、あぁぁ、いい、あ、すご、かた、いっ!」
「あぁ、スバルの内も、気持ちいいよ!絡み付いてきて、ホントにスケベなマンコだね」
 羞恥心を煽る言葉も、今はスバルの情欲を駆り立てるだけ。彼女は嬌声とともに肯定した。
「は、はいっ!私の、オマンコは、せんせぇの、あぁん!オチンチン奴隷、です、っあ!」

 残っていた精液と、新たに吐き出された愛液を撒き散らす抽送を止め、ユーノの男根は、今度はギンガの陰
部へと潜り込んだ。
「あぁ……ふふ、っくぅ!あ、はぁ!ホントに、凄すぎですよ、ユーノさんの、オチンチン……んっ、あぁ!」
「ギンガのも凄いけど、ね……絞りとられちゃいそうだよ!」
 ギンガの絡み付く襞を存分に味わいながら、ユーノは淫蕩な感想をもらす。交合の嬌声が響く中、ギンガの
喘ぎ声に変化が現れた。

「やっ!スバ、ル!だめ、そんなに、やぁ!」
「……えへへ、ギンねぇ、おっぱい弱いのかなぁ……」
 ギンガはユーノに膣内を思うがままに愛され、スバルからも、乳房と桜色に震える先端も弄ばれた。そんな
光景を楽しみながらもユーノは。
「スバルもじゃないかな?」

 その言葉と同時に、またスバルの膣内を肉棒で貫いた。先程と違うのは、片手はスバルの、もう片方ではギ
ンガの乳房を弄び、愛撫していた。
「ふぁ、あ、はい、私も、せんせぇと、ギンねぇにぃ、おっぱいイジメられちゃうと、直ぐ、っあああ!」
 少しずつ、間隔を短くさせながら、ユーノは姉妹の内部を交互に潜り込み味わった。
「この、カッコ、っ!クリトリス、擦り合って、やぁ、感じ、すぎちゃうぅ!」
「じゃあ、もっと感じさせて上げるよ!」

 抽送はさらに激しくなり、姉妹は絶頂へと追いやられる。当然、ユーノ自身も。
「あ、ああぁぁっ!せんせぇ、好き、好き好き!大好きですぅ!あ、もっと、はぁぁ!!」
「んん、あぁ!ユーノ、さん!愛して、ます!だから、私たちを、あ、んぁぁ!!」
「ああ、もちろん。僕も、二人を愛してるよ!」

 嬌声と肉の激しくぶつかる音と、淫靡な愛の言葉を紡ぐ三人に、ついに限界が訪れる。
「もう、出すよ!二人に、体中にかけてあげるよ!」
「くだ、さい!先生の、オチンチンミルク!」
「私達の、体に、ユーノさんの、エッチな匂いつけ、てぇ!」
 
 獣の咆哮のような声をあげ、三人は快楽に満たされた。

 ユーノの精液は、何度も出したはずなのに、スバルのあどけない顔を、豊満な肢体を、ギンガの艶やかな長
髪を、流麗な肉体を白く染め上げた。
「はぁ、はぁ、はぁ〜……えへへ、先生……気持ち良かったぁ〜」
「ん、はぁ、ふぅ……ふふ、ユーノさん、素敵でしたよ……」
 姉妹は愛する彼を抱きしめ、頭を優しく撫でられて、そのまま眠りについた。
241司書長の異常な愛情 3/3:2008/04/20(日) 16:26:18 ID:yAOQBWC7
 検索魔法は文字通り、対象範囲から条件に合致した対象を探り当てる魔法だ。
 それを人体に使った場合――どうなるだろうか。
 
 この疑問が、そもそもの切欠だった。
 とりあえず、ユーノは自分の実験台にしてみることにした。検索条件は――疲労している体の箇所。
 
 これが当たった。
 肩こり、腰痛、目の充血――等々、医者の検診なみに悪いところが次々と判明した。それだけではなく、必
要とされる栄養素、推奨される運動量までも解った。
 
 ユーノは、この検索魔法の応用技術とその効用を、多くの人に語っていた。多くの場合、驚きや称賛で迎え
られたこの話題だが――やはり居るのだ。猥談にする輩は。

 ――そんなに凄いのなら性感帯まで解るのではないのか?

 それ以来、ユーノの悶々とする日々が続く――はずだったのだが。
 
 彼に好意を持っていて、割り切った付き合いが出来て、後腐れ無くスッパリ別れられる女性というのは居る
もので、結局使った。

 これが当たった。当たりに当たった。初体験にも関わらず、経験豊富な相手の女性を、好い様に弄ぶ位に。
 
 その後も幾人か似たような女性と似たような付き合いをした。手練手管に長けた彼女たちは今頃、管理局上
層部の面々を捕まえて、悠々自適な愛人生活をしているだろう。
 
 こんな生活をしていたからだろうか。
 本気で人を好きになることは無いだろうと、半ば諦めていたユーノだった。
 
 ※

 ――と思ってたんだけどね。
 ユーノは、傍らで先程まで自分同様に情欲のまま乱れていた、スバルとギンガを慈愛に満ちた表情で見つめ
ていた。今はもう、ぐっすりと眠り、可愛らしい寝息をたてている。
 
 世間一般から見ると、自分達の関係は珍しい部類である。ミッドチルダでは多夫多妻婚も認められているが、
彼自身が実際にそのような形態の家庭のことは知らない。
 
 ――まぁ、幸せにするから問題ないけど。
 
 従順なスバル、強気なギンガ。その二人とも同時に愛して、彼女たちもそれを望んだ。二人の父、ゲンヤ・
ナカジマとは拳と拳で語り合うはめになったが。それにしても。

 ――魔法を使ったとはいえ、二人ともここまでエッチになるとはなぁ。
 元々そういう素質があったのだろうか。ユーノとしては、破瓜の痛みを和らげる程度で使用したのだが――
今は自分が絞りとられやしないか、戦々恐々としていたりもする。それはともかく。

 ――三人で幸せになろうね。まぁ、でも。
 ユーノは姉妹の腹を撫でながら思った。
 
 ――すぐに五人以上になるだろうけど、ね。
 こうして彼も、英気を養う眠りについた――目が覚めたらまた、愛する彼女たちと交わるのだから。

<END>
242kogane:2008/04/20(日) 16:27:07 ID:yAOQBWC7
以上で投下終了します。今までお読みくださった方々、感想くださいました方々、アリガトウ御座いました。

チラ裏
〜司書長の異常な愛情 EDその39〜
または彼は如何にして自重するのを止めて姉妹をまとめて愛するようになったか
姉妹丼ルート発生条件
1.スバル、ギンガの全ENDクリア(BAD除く)
2.筆おろしイベントでレティ、リンディを選ばない
次回は別ルート、レティさんによる筆おろしイベント。
kogane内ではレティさんは夜のSSSランクなので、
ユーノは完全に受けです。本文中の筆おろし相手はレティさんではないです。
ちなみに相手がリンディさんだと鬼畜ルート選択可能になりリンフェイエイ親子丼もry
243名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 16:36:11 ID:LlGHLy2o
本文は非常にGJ、なんだが
チラ裏が本当に果てしなくどうでもいい
244名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 16:38:26 ID:s+ea1kgI
GJ! 幸せな淫乱もいいよな。

>>リンフェイエイ親子丼

 これがリンフェイエリ(非血縁)親子(三代)丼に見えた自分はもう駄目だと思った。
245名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 16:40:56 ID:E2vl5GaV
>>242
GJ
まさにFMJの教務軍曹だなギン姉さんは…。
ギンガ教務陸曹:「よし、家に来て妹(スバル)をファックしても良いぞ。」
246名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 16:46:40 ID:+bVF5KUe
>>242
GJでした
エロい文章が書ける人ってほんと凄いと思うわ……自分もアギト救済を頑張ります
247名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 17:28:40 ID:y9n9DvBd
姉妹エロスGJううぅぅぅっ!!
そのうえナカジマ姉妹の後にレティさんまで書く気とはkogane氏の方向性が素晴らしすぎて言葉もねえっすよ。

さて、俺も今日中にギンガのエロを投下して今日という日をギンガ祭りにしてやるぜ。
248名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 17:52:20 ID:MKuFDYbP
>>203
ビバはイタリア語で(ry
249名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:21:13 ID:cI4G2hEA
>>236
それだとエリオが半身不随に……
250名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:25:47 ID:yDDiy/2Z
>>249
……何だっけ、それ。

しかし、ややエロいディスワーダー系のエリオはよく見るが他キャラはそういうのが無いな。
251名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:26:01 ID:xaS/kJ+L
今気付いた事なんだが……




携帯で書き溜めた文章をPCに送信したと思ったらエラーで送れてなかった……
携帯の方にもバックアップとってねーよorz
252名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:27:55 ID:y9n9DvBd
>>251
まあ、なんだ‥‥元気だせ。
253名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:47:03 ID:9/dBRsE0
>>251
普通、送信履歴に残るもんじゃないのか?
254名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:23:32 ID:p13CN4Ip
>>242
やや亀レスだがGJ!!
そんな理由があったのか淫獣!!
次回はレティさんんんン!!
255名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:51:15 ID:uCFARGOP
>>242
GJです! 貴方を待ってました!
やはりユーノは、伝説の技を持つ男なのでしょうかwww
やけに女性に強力な魔導師が多いこの世界なら、
女の次元犯罪者も結構いそうだから、そいつの尋問は淫獣にお任せですね。
256名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 20:52:49 ID:vLncN37P
eranano更新です

突然助手が消えたりするバグの報告があったので修正しました。
他も細かい所ですが多少修正があります。
ついでなので口上テンプレも同梱しました。


パスはnanonano
ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_93560.zip.html
257ザ・シガー:2008/04/20(日) 21:35:02 ID:y9n9DvBd
さて、前言どおりにソープ・ナンバーズのギン姉バージョンの投下に来たぜ。

今回は初めて陵辱に挑戦、ギン姉が酷い目に合うところを見たくない人は全力でスルーしてくくださいね?
内容は無論だがエロ、男は名無しっす。
258高級ソープ ナンバーズ:2008/04/20(日) 21:35:51 ID:y9n9DvBd
高級ソープ ナンバーズ 会員限定陵辱輪姦パーティー


ミッドに名高き性風俗店ソープ・ナンバーズ。
その施設の奥深くに一般の客は踏み入れられない、会員にしか立ち入ることの許されていない区画がある。
そこでは毎夜、淫らで背徳的な男達の欲望が宴と言わんばかりに繰り広げられている、そしてもちろん今夜も例外ではない。

薄暗がりの広大な部屋の中央、無数の裸の男達に見守られる中にキングサイズを越える長大なベッドが鎮座しその上に青い髪の少女がいる。
青色の髪は長く美しい艶をもっている、その肢体は女性らしい凹凸に富み尻や乳房の描くラインは素晴らしいの一言に尽きる、整った顔立ちも相まって誰もが認める美少女だろう。
だが少女の姿はその麗しさに似つかわしくない異常な様を晒している。
少女は天井から垂れ下がった縄に両手を縛られて吊るされている、さらにその美しい肢体は黒皮のボンテージで飾られてひどく淫らに映っていた。


「あんっ!‥‥ふあぁぁあっ!‥いやぁ」


そして少女の前後には獣、いや二人の男がさながら盛った犬のように彼女の豊満な身体を貪っていた。
二人の男は欲望の赴くままに膣と肛門に問答無用で、自身の肉棒を突き立て抉り思うままに少女を犯す。
硬く大きな男根の蹂躙に少女は多大なる苦痛と快楽、そして羞恥に喘ぐ。
男達が乱暴に腰を突き上げる度に少女の身体は大きく揺さぶられ、濡れた髪が振り乱されたわわな乳房が淫らに揺れる。


「くぅっ! しかし中々のモノですな、もう出てしまいそうだ」
「確かに二穴責めは効きますね」
「んぅぅ‥‥あぅんっ!‥いやぁぁ‥‥もうダメェェ」


与えられる陵辱に少女が首を横に振って拒絶の色を示す。
だが無理も無いだろう、つい最近まで処女だった少女にとってこの辱めはあまりに酷だ。
しかし涙と涎でグシャグシャになった顔にあるのは忌避だけではなく確実に快楽も混じっている、無論それを見逃す男達ではなかった。


「ふふ、“嫌”なんて言う割には君のココは随分と喜んでるよ?」
「こうやってメチャクチャにされるのが嬉しくて堪らんのだろう? この雌犬が」
「あんっ!‥ちが‥‥そんなことぉ‥ひゃんっ!」


言葉による責めに顔を歪めて反論する少女だが、突然胸の先端に走った快感に思わず甲高い嬌声を上げて喘いだ。
彼女の豊満な乳房の先端、その可愛い乳首に前に立った男が口を吸いつけていたのだ。
二本の男根の蹂躙に加えて舌を絡めて胸に吸いつく愛撫の快感、もはや少女の理性は半ば淫らに溶けていた。

少女の名はギンガ・ナカジマ、陸士108部隊に所属する気高く麗しき少女である。
ギンガは今、故あってここ局の仕事と共にソープ・ナンバーズで客を取る仕事をしていた。
そしてギンガの専門はもっぱら激しい責めの伴う会員用のプレイだった。


「よし! そろそろケツに出してやるぞ雌犬!!」
「こっちも前に出してやる! ちゃんと孕めよ!!」
「やあぁ!‥なかだしちゃ‥ひゃんっ!‥‥ダメェ‥ああぁぁぁっ!!!!」


前後からギンガを貫いていた二人の男が問答無用で彼女の体内に熱い白濁液を流し込む、その熱たるや正に灼熱と言って差し支えない程だった。
体内に焼けるような熱さを吐き出されたギンガは甘い絶叫を上げて悶える。
259高級ソープ ナンバーズ:2008/04/20(日) 21:36:47 ID:y9n9DvBd
もはや彼女の意識は半ば桃色の霞の中に溶けていた。

二人の男はたっぷりと時間をかけてギンガの中に射精し終えると、やや萎えた男根を引き抜いて彼女から離れる。
肉棒の侵入から解放された膣と肛門からはとても二人だけが出したとは思えない程大量の精液が溢れ出した。
途端に支えを失ったギンガの身体はくず折れ、手首を縛っている縄に吊るされる。
足がベッドに付くとは言え、凌辱的な責めによって力の抜けたギンガは一人で立つ事も出来ない。
全体重が縄にかかってさながら大昔の罪人にでもされるようにギンガは吊るされる。
縄の食い込んだ手首からはうっすらと血が滲んでいるがそれを気に留める程優しい人間はここには一人たりともいはしない。

いや、ここにいるのは人間などではないだろう。
あえて言うならば人の皮を被った獣どもと言うべき鬼畜の群れなのだから。


「ふぅ、これで全員回りましたかな?」
「ええ、しかし随分時間がかかりましたねぇ」
「ふふっ、仕方ないさ。なにせこの人数なのだから」


男達は実に愉快そうにドス黒い笑みを浮かべて白く濁った精液に汚れつくしたギンガを眺める。
長時間の輪姦で彼女の身体はすっかりすえた性臭の漂う肉便器と成り果てていた。


「そろそろ“アレ”いってみますか?」
「そうだな、せっかくだしヤってみよう」


聞くも怖気をふるうような嗜虐性を帯びた会話がなされると、男の一人がパチンと指を鳴らす。
するとギンガの手首を縛っていた縄が魔法陣と共に解かれた。
戒めを解かれたギンガの身体がドスンと音を立ててベッドの上に倒れる、ギンガは朦朧とする意識の中でなんとか起き上がろうともがく。


「くっ‥‥」
「ほら、いつまでも寝てないでこっちに来たまえ」
「きゃっ!」


男の一人が弱弱しく立ち上がろうとしていたギンガの髪を掴み乱暴にベッドの外に引きずり出す、そこには一切の情けも優しさもありはしない。
そしてギンガは部屋の一角に放り出される。
そこでは無数の男達が彼女を囲み嗜虐的な笑みを浮かべてこれから起こる責めに期待を膨らませていた。


「さて、今度はこいつとヤってもらおうか」


一人の男の言葉と共に2メートルは優に超える巨体が現われる。
全身を毛深い体毛に覆われ、常人では有り得ない凄まじい筋肉の隆起した五体に、明らかに人間とかけ離れた獣じみた顔立ち、俗に獣人と呼ばれる者が現われた。
犬と人を掛け合わせたようなそれは口から唾液を垂れ流しながら、股間の肉棒を硬くいきり立たせてギンガに近づいていく。


「い、いや‥‥そんなの‥いやぁ」


ギンガは近づく獣人と自分に狙いを定めた巨大な性器に泣きながら逃げようと後ずさる。
獣人の股間の凶器は人間とは根本的に形状が異なり、カリ首は凄まじく抉れ竿にはゴツゴツとしたコブが幾重にも配置されていた。
260高級ソープ ナンバーズ:2008/04/20(日) 21:37:23 ID:y9n9DvBd
さらにサイズときたら30センチはありそうな程の巨大さである、これに恐怖せぬ女子はいないだろう。
だがギンガに救いの手などありはしない、むしろ彼女をより深き奈落に突き落とす悪魔の手が伸びた。
乾いた音を立ててギンガの手足に魔力で形成された輪、拘束用のバインドが形成されて自由を奪う。
そしてバインドで身動きを封じられたギンガの身体はふわりと一瞬浮いて体勢を入れ替えさせられた。
言うまでも無く体位は四つん這いの後背位、いわゆるバックというものだ。


「犯せ」


まるで死刑を宣告かのように無慈悲なまでの言葉が放たれ、獣人は唸り声を上げながら自分の凶器をギンガの股ぐらの間に押し付けた。
そして少しも迷う事無く少女の膣にその強大な肉の槍を差し込んだ。


「あがぁぁ‥‥いつっ‥くああぁ‥‥いたぁ‥い」


あまりに太く大きな男根に穿たれて膣から僅かに血が滲んでいる。
ギンガは涙を流しながら苦痛に身体を震わせた。
だがこの反応は周囲の畜人鬼どもを悦ばせるだけだった。周囲の男達はニヤニヤと笑いながらこのショーにほくそ笑む。
そしてパチンと指がなされ、それを合図に獣人は本格的な陵辱を始めた。


「があぁぁぁああっ!!!」


人間離れした咆哮を上げて獣人は腰を激しく動かしだす。
骨が砕けるのではないかと思える程に凄まじい力で男根がギンガの膣を出入りし、容赦なく内部を抉り出していく。


「やあぁぁ!‥‥やめてぇ‥あんっ!‥‥こんなのぉ‥」


助けを求めて涙交じりの哀願をするが、帰ってくるのは喜悦を含む視線のみ。
四肢を拘束するバインドによって身動きの取れぬ少女はなんの抵抗もできないまま辱めに耐えるしかなかった。

獣人は爪を立ててギンガの尻を手で押さえつけ、力の限り何度も腰を打ちつける。
背筋まで響く凄まじい膂力を込めた突き上げにギンガは何度も悲鳴を上げて喘ぐ。
容易に膣の最奥まで突ける肉棒は内蔵まで突き刺しそうな勢いだ。
あまりの苦痛と絶望感に何度も意識が飛ぶが新たな痛みにすぐに現実に引き戻される。
ほとんど拷問じみた行為はいったいどれだけ続いたのか。
時間の感覚が無くなりかけた時、それは来た。


「うがああぁぁあっ!!!」


獣人の咆哮と共にその肉棒が一際大きくなる。
瞬間、マグマのように熱く凄まじい粘度を持った精液がギンガの体内に流し込まれた。
あまりの熱にギンガは体内に火が付いたかと思う程だった。


「うあぁぁあっ!‥あつぅい‥‥おなか‥やけちゃうぅ」


ギンガの意識が本格的になくなりそうになった瞬間、抜群のタイミングでバインドが解かれて彼女の身体は解放された。
261高級ソープ ナンバーズ:2008/04/20(日) 21:38:41 ID:y9n9DvBd
ギンガの身体は支えを失い、ドサリと音を立てて床に倒れ込む。


(終わった‥‥これでやっと‥)


陵辱が終わったと安堵するギンガだが、それはただの幻想だった。
彼女が休まる時間は10分と与えられることは無く、両腕を掴まれたかと思うとすぐさま無理にでも立たされる。


「さて、次は数を増やしてヤってもらいましょうか?」


男が笑いながら部屋のドアを指差す、そこには先ほどの獣人がもう一匹いた。
数を増やして、つまり今度は二匹がかりで犯すというのだろう。
あまりの恐怖にギンガはガタガタと震えて怯えだす。


「やぁぁ‥‥もうやめて‥」


いったい何度目になるのか、少女は涙を流して哀願するがそれはあまりに無力で意味が無い。
男は嗜虐心を満たした黒い笑みを浮かべながら注射器を出してギンガの腕に突き立てた。


「大丈夫ですよ、いつものお薬で気持ち良くなってもらいますから」
「いやああぁぁ! クスリいや! もうやめてぇ」


抵抗も虚しくギンガの体内に淫薬が流し込まれていった。
もはや逃げ出せぬ地獄の苦痛と快楽の中で、少女はただ悪魔どもに餌食でしかなかった。
それからしばらくして、二匹の屈強な獣人に前後から責め立てられて少女は快楽の悦びに喜悦の喘ぎ声を漏らしていた。





ギンガの輪姦陵辱パーティーが続く中、一人の男が流れる汗を拭きながら部屋の隅に移動する。
男はそこに掛けられてあったバスローブを羽織ると、備え付けのバーカウンターからワイングラスと酒瓶をとって酒をあおる。
会員用なだけあってそれなりに上質な酒だ。そして男は喉を潤すとカメラを回している別の会員に近づいて声を掛けた。


「撮影の方はどうだい?」
「ああ、良い画が撮れそうだよ」
「それは良かった。実は知人にこれを見せてやるつもりでねぇ」
「そうかい、ところで一つ聞いても良いか?」


撮影していた男は魔法術式を展開し、カメラに備え付けられていたデバイスに自動撮影モードを行わせてカメラから目を離した。


「なんだね?」
「あの子、ギンガ君だったかな。あの子は確か局員だそうだが何故こんな事をしているんだい?」
262高級ソープ ナンバーズ:2008/04/20(日) 21:40:38 ID:y9n9DvBd
「ああ、それか。何でも彼女は多額の借金があるそうだよ、その返済の為にここでこうして身体を売っているのさ」
「ほぉ、あの年でねぇ」
「なんでも知人の借金の連帯保証人になったらその知人が綺麗にトンズラをこいたんだとさ」
「‥‥‥まるで絵に描いたような転落振りだな」
「それを親兄弟に知られぬ為に、こうして局員とソープ嬢の二束のわらじをしているそうだ」
「なんとも涙ぐましい話だな、せめて早く返せるように我々もしっかり彼女を指名するとしよう」
「そうだな、できるならばより激しいコースで、な?」


二人の男は哀れみなど毛ほども入っていない言葉を漏らすと再びギンガの陵辱に目を移した。
陵辱の夜はまだまだ長くなりそうだ。


終幕。
263ザ・シガー:2008/04/20(日) 21:44:57 ID:y9n9DvBd
投下終了です。
ギンガを陵辱したかった、ただそれだけ。

ギン姉ソープ嬢化の理由はあんまり捻らずに借金というお約束の路線で。
彼女が可哀想と思うナイスガイは会員登録の上でガンガン指名して借金返済に強力してあげてね♪


そしていい加減に他の連載も書かないとな、少なくとも「烈火の将〜」は早く終わらせないと他のに進めないぜ。
264名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 21:49:02 ID:19bejdNn
>>140-のACの流れに笑った。

とりあえず、ACネタならクロス小説スレでも投下されてるからなwww
26526-111:2008/04/20(日) 23:40:36 ID:F6x8mABe
>>ザ・シガー氏
GJ!エロかったです。
幸薄いギンガがちょっと可哀想・・・だけどエロかったので無問題。

日付が変わったぐらいのところで一本やらせていただきます
無謀にもソープ・ナンバーズネタです
266名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:01:43 ID:jMVSIi8r
>>263

GJ と言いたいところなんですが…

台詞だけ読んで、ギンガが可愛そうに思えてしまって細かく読んでない^^;

申し訳ない

ところで
>ギンガは今、故あってここ局の仕事と共にソープ・ナンバーズで客を取る仕事をしていた。

『故』じゃなくて『訳』では?
ちょっと気になってしまったので^^;
267名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:03:14 ID:+60h3Hkd
俺には>>266が見えない
268名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:05:53 ID:LeCHZLTv
>>266

いや、「故(ゆえ)あって」、であってる。
「故」は何故(なにゆえ=なぜ)とかみたいに理由の意味。
269名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:06:18 ID:UXNZEc8u
>>266
余計な横やりかもしれませんが、それでもOKですよ。
「故」は「訳」って意味ですから。堅苦しい言い方ですかね。
270ザ・シガー:2008/04/21(月) 00:08:14 ID:6HjWOiAW
いちおう故(ゆえ)でも意味としては間違っていない筈っす。

しかしセリフだけで忌避されてるギン姉不憫。
27126-111:2008/04/21(月) 00:10:55 ID:TgI/wCzA
ごめんなさい、ちょっと手直ししてます
投下は00:30を予定
272名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:17:24 ID:++6zfavi
>ザ・シガー氏

失礼しました
226書き込んでから不安になって調べてみたんですが…
仰るとおり、間違えでは無いですね
私の早とちりでした><

重ね重ね申し訳無いです

273名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:20:52 ID:2CQcgneH
>>266
字を指摘しながら自分は『可哀相』を『可愛そう』と書いちゃってるところがドジっ子やね
27426-111:2008/04/21(月) 00:23:26 ID:TgI/wCzA
見直し完了。投下させていただきます

「ソープ・ナンバーズ」の原著であるシガー氏と、
良い感じの電波をくれた、ておあー氏に満腔の感謝を

・ソープ・ナンバーズネタです
・メインはノーヴェ
・オリキャラ注意
・エロです。触手です。詰めは甘いかも、です
・「レジアス陵辱」に何やらインスパイアされました、でもレジィは出てきません
・使用レス数12レス
・タイトル:とあるガジェットの憂鬱

爆撃進路OK?
では、投下します

275とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:24:07 ID:TgI/wCzA
ずるり

そんな風に粘液を帯びた触手が肌の上を這い回る感触というのは、どんなものなんだろうか?
目の前で、赤い触手を全身に絡みつかせて身悶えする姿を見ながら、彼はぼんやりとそんな事を考える

「う、うおっ、お、おおおおっっっ!!!」

性器を扱く手淫の様に、全身に触手を絡みつかせて身体中を扱き立てる
粘液まみれの身体を薄闇の中でくねらせながら、苦悶とも喜悦とも取れない、雄叫びの様な嬌声と共に、熱い迸りを感じて・・・

『オキャクサマ、ゴマンゾクイタダケタデショウカ?』

彼には発声機能が無いので、接客用のT型ガジェットのマイクを借りてそう尋ねる
気色悪い程に頬を上気させた顔を見れば、尋ねるまでもなく大体分かりそうなものだが、決まりだから仕方がない

「あ、あぁ。今回も最高だったよ・・・」
『アリガトウゴザイマス』

自分がガジェットで本当に良かった。もしも自分が人間だったなら、きっと、物凄く嫌そうな顔をしていただろうから



○高級ソープ・ナンバーズ 番外 とあるガジェットの憂鬱



「変わった客」、というのはどんな所にでも来るもので、それはここ「高級ソープ・ナンバーズ」においても同様だったようだ
だが、12人の機人の女性&少女達が相手を務めるソープ・ナンバーズにおいて、「変わった客」というのは少々定義が難しい
どんなニーズにでも応えてみせる。そう豪語したオーナーことジェイル・スカリエッティの言葉は嘘では無いのだ。ロリコンやドM程度、この店では「変人」に入らない
むしろそうした層の方が多いようにさえ思えるのだから、むしろ「凡人」と呼ぶべきだろう

だが、しかし、だがしかし、である。世の中には時にとんでもない「変人」がいるのであった
276名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:24:07 ID:LFl2MhaP
>>273
待って下さいはやてちゃん。
もしかしたら、本当に「可哀相」でなく「可愛い」と思ったのかも知れないのです!
277とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:24:44 ID:TgI/wCzA
(・・・はぁ)

廃熱ダクトから哀愁漂う溜息を吐き出して、果てしなくブルーな気分で廊下を転がってゆくV型ガジェットドローンが一機

通常、この店に常駐しているガジェットは、“接客担当”のT型が数機。高い機動性を生かしてビラ配りを受け持つ“広告担当のU型”
万一に備えて警戒の目を光らせている“警備担当”のV型”。ステルス性能を生かしてこっそりと店内やプレイルームを掃除して回る“清掃担当”のW型
最近は「朝までコース」の客の為に朝食のサービスを始めようと、調理担当のガジェットを開発中という話もあるが、それはまた別のお話
断じて、「手料理を振る舞うように」という指示を受けた中で、一部の姉妹のお得意さんがパッタリと来なくなったのが理由ではない。ないったらない

と、まぁ、それはそれとして、ともかく基本的にV型は警備担当として、店内の要所要所に配されている筈なのである

(・・・はぁ)

かなりリアルな溜息をもう一つ。そんな真似ができる時点で、彼は普通のガジェットとは一線を画する存在であることが見て取れる・・・

彼の名は“サンタ”。この店で唯一、“マスター型”と呼称されるタイプのガジェットである
姿形こそV型をベースにしているがその能力は通常のV型を遙かに上回る・・・直接戦闘で機人に適うほどの実力は無いが、強力なAMF展開能力と各種センサー系、
電子戦に長け、ガジェットへの指揮能力も持つマスター型は、製造コストの面から見ても規格外の存在であった

と、まぁ、そんな物騒な肩書きもこの娯楽の殿堂の中ではあまり役に立たない。そんな状況を彼自身はむしろ歓迎していたのだが・・・不意に後ろから声を掛けられて彼は振り向いた

「よぅ、サンタ・・・その・・・お疲れさん」
(・・・お疲れ様です。ノーヴェ隊長)

どこか唇の端を引きつらせた小柄な赤毛の少女・・・ナンバーズの9番にして彼の“隊長”、ノーヴェに、彼はカメラアイを明滅させて挨拶を返す
接客用のガジェットと違い、発声機構を備えていないサンタはカメラアイの明滅(ピカピカ)で有意信号を作って会話をしている・・・理解できるのはドクターと姉妹達だけだが

「また、例の客が来てたんだって?」
(・・・はい)
「あぁ、その、何て言うか・・・お前も、大変だな」
(いえ、ノーヴェ隊長達ほどじゃあないですよ。ただ・・・そろそろ、ケーブルを全部交換して欲しいくらいです)
278とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:25:16 ID:TgI/wCzA
ノーヴェの言う“例の客”こそが、ここ、高級ソープ・ナンバーズに訪れた「変わった客」である
その変わった客とは年齢40絡みの中年で、勿論、男性である。職業は投資家を自称していたが実際のところは詳しく知らない
ただ、身なりはいつも上等だし、金払いも良い。店としては上得意に分類しても良い上客なのだが・・・

その性癖は、実に変わっていた

彼は、美女&美少女の12人姉妹の全員をスルーし、ガジェットドローンを指名したのである
『緊縛願望』とでも言うのだろうか、何かに絡みつかれることで興奮するという性癖にはクアットロさえドン引きに引いた事をサンタは今でも覚えている
単に締め上げるだけならばバインド辺りで代用がききそうな物だが、それでは既に興奮できなくなったらしい。病気だ
そして、どこで知ったのか彼はガジェットの赤いケーブル・・・電子機器へ強制介入を掛けるためのコネクションケーブルに巻き付かれたいのだ!と鼻息荒く主張したのである

最初は、T型数機が相手をしていたのだが、T型のケーブルは8本・・・しかし、細い。という注文が来た
仕方がないので警備役のV型を宛がってみたが、ケーブルの径こそ太い物の6本のケーブルでは足りない。と注文を付けられた
そんなこんなで、“マスター型”ことサンタに白羽の矢が立ったのである。電子戦に長けた彼のコネクションケーブルの本数は18本。しかも太い
このサービスには満足していただけたようで、件の変人は2日に一度はやってきてボディソープまみれのケーブルにぐちゃぐちゃと絡みつかれている

(・・・いっそ、そういうプレイ用のガジェットを作ったらどうですかってドクターに上申したんですけどね・・・)

生憎、今は調理担当の新型がジェットの作成に意欲を燃やしているために却下された、という経緯があったりもする

「何か、機能に不具合でも出てるのか?」
(いえ、そうではなく・・・ケーブルにたかられながら喘ぐ中年男性って言うのははっきり言ってホラーの領域ですよ!?わかっていただけませんか!?)

想像も付かないので何とも言えないノーヴェである

(メモリからは毎度毎度完全に消去している筈なんですけどね、どこかにデータがこびりついてるのか機能停止中に“あの顔”が浮かんできて・・・)
「あぁ、わかったわかった。わーったよ。アタシからもドクターに何とか頼んでみるから落ち着けって。て言うかお前、夢なんか見るのかよ?」
(見ますよ。ノーヴェ隊長だって夢くらい見るでしょう?ガジェットだって夢くらい見ます。最近はできれば見たくもない夢ばっかりですけど)
「そ、そうなのか・・・」

機械だって夢くらい見る。喜悦に歪んだ、中年親父のアヘ顔というのは100%悪夢だけれど
279とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:25:48 ID:TgI/wCzA
(そもそも、ですね。俺達ガジェットに搭載されているコネクションケーブルというのはこんな用途に使うための物じゃないんですよ。
高度な電子戦に臨む為には必須と言える装備で、これが正常作動しなかったら電子情報戦略に於いては土俵の上にさえ上がれないくらいに大事な物なんです)
「ふーん」
(・・・聞いてませんね?ノーヴェ隊長)
「あぁ。ここで働いてる限りは無用の長物ってことは良く分かった」

隣を歩く少女が返してきた生返事に、サンタはがっくりと肩を落とした。ガジェットに肩は無いけれど

(・・・ノーヴェ隊長は、その・・・こうした“任務”に抵抗は無かったんですか・・・?)
「んー、抵抗・・・は、あんまり無かったなぁ。アタシらの場合は、プログラムの所為かもしれねーけど」

スカリエッティは、事前にナンバーズの全員に“接待用”のプログラムを注入していた。中身は主に性技の情報と、攻撃衝動の抑制などである
そうしたルーチンである程度は縛っておかなければ、「尻の穴に指を突っ込まれた瞬間、思わず殴り殺してしまいました」なんて事にもなりかねないからだ

(はぁ、隊長達が羨ましいです・・・俺は、どうにも、その、慣れないもので・・・)

逆に、ガジェットであっても自律個体であるサンタは、今の状況に戸惑っているらしい。“服従”はガジェットの義務ではあるのだが、マスター型の場合“絶対”ではないようだ

「アタシには逆にわかんねーな。何で嫌なんだ?相手がオッサンだからか?」
(オッサン以外の相手をしたことが無いから何とも言えませんよ。確かに、気色悪くはありますけど・・・俺の基礎人格が男性型だからかもしれません)
「へ?お前、“男”だったのかよ?」
(・・・ロールアウトはノーヴェ隊長よりも遅かったくらいですから、“男の子”と言うべきかもしれませんけどね。これでも男性型だったんですよ・・・人格だけは)
「ふーん、男の子、ねぇ」

ノーヴェにとっては、“男の子”と聞いて思い浮かぶのは・・・最近、ウーノとディードが妙に入れ込んでいる赤毛の少年が印象深い
一番上の姉と、一番下の妹という、対照的な立場の二人が妙に気に入っているのが少し面白い・・・ディードとしては、弟の様に思えて楽しいのかも知れないが

「・・・なぁ、サンタ」
(何ですか?)
「じゃあ、相手が女だったらどうなんだ?」
(だからですね、そんな事試したことも無いのに答えられませんよ)
280とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:26:19 ID:TgI/wCzA
そこまで言って、サンタの動きは凍り付いた・・・ノーヴェの口元に、何やら悪巧みの香りがする笑みが浮かんでいたからだ
ドゥーエやクアットロ程ではないが、口元に張り付けたにやにや笑いは絶対に何か良からぬ事を企んでいる証拠だ。絶対に何か無理難題を言うに違いない
サンタは心の中でそう決めつけ、ノーヴェは唇の端を笑みの形に吊り上げたまま彼に言った



「じゃあ、試してみようぜ?その、お前の“お得意さん”にするみたいにしてくれよ」



発言の分析に数秒の時間を要した。という辺りに彼の混乱っぷりを感じていただきたい

(ノ、ノ、ノ、ノ、ノーヴェ隊長何言ってるんですか!?)
「いーじゃねぇかよ。今日はアタシの予約も入ってないし、天気が悪いと客足も悪いから暇なんだよ」
(暇潰し!?いや、それにしたって悪趣味が過ぎますよっ!!)
「丁度風呂も空いてるしよ、さー行こうぜ男の子」

大玉転がしの要領でサンタの丸っこい身体を転がしながら、ノーヴェは空いている浴場に向かってずかずかと突き進む

「お前もこの店の一角を担うようになったんだし、いつまでも慣れないようじゃ心配だからな。これも訓練だ」
(あ、いえ、しかし、事情が異なると言いますかとにかく、あぁちくしょう聞く耳もたないって奴ですか俺の意志は無関係ですか男は度胸ってナンデスカーッ!!)

毎度のことではあるが、何故ピカピカだけでこうも流暢に喋れるのだというツッコミだけはご容赦願いたい



ソープ・ナンバーズの地下、姉妹達のプライベートスペースには、個室の他に12人全員が一度に入れるくらいに大きな浴場がある。あるったらある
ちょっとした公衆浴場くらいの規模を備えた、濃い湯気で満ちている風呂場に一人と一機の姿があった
湯船に浸かってのんびりと手足を伸ばしているノーヴェと、所在無げに転がっている丸い巨体・・・サンタである
視線を巡らせれば、洗い場の方には店でも使っているビニール製のマットが出されていて、ノーヴェの指示を受けたT型が膨らませているところだった
最初から分かっていたことだが、やはり逃げ場は無いようだ
281とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:26:50 ID:TgI/wCzA
「さて、と」

そんな呟きと共に、ざばりという水音が聞こえて、サンタはびくりと小さく転がった
ゆっくり振り返れば、そこには既に何度か見たことがある筈のノーヴェの裸体がある・・・当たり前のことだが、彼が相手を務めてきた脂ぎった中年男性とは違って、
滑らかな白い肌が描く曲線は、年頃の少女らしからぬメリハリを見せている。臑毛も脇毛も生えていないし、髪の色と同じ薄い陰毛が股間に小さく生え揃っていた
意地悪な笑みを口元に宿したノーヴェは、そのままサンタの横を通り抜けて、T型が膨らませたソープマットの上に勢い良く寝そべった
寝そべった格好のまま肘をついて横向きに半身を起こすと、大袈裟に足を組んでサンタに向けて手招きをする

「よっし、サンタ。アタシのことを“お客様”だと思って、いつも通りにやってみな」

茹で立ての上気した裸身と、水気を含んだ赤い髪の下で悪戯っぽく笑う黄金の瞳が、妙に鮮烈に目に映る

(あの・・・ノーヴェ隊長、何度も聞きましたけど・・・ただの“洗い”とはワケが違うんですよ?)
「何度も聞いたよ。でも、そいつはお前からすれば。っていう話だろ?アタシ達はアタシ達で色々場数を踏んでんだから、心配すんな」

どうあっても逃がしてはくれないようだ。廃熱ダクトからこっそりと溜息を吐き出すと、サンタは腹を括った。彼に腹は無いが

(わかりました。それじゃあ・・・)

サンタは、コネクションケーブルとアームを展開。ベルト状のアームで徳用ボディソープのボトルを器用に掴み取ると、
キャップを弾き飛ばして、希釈されていないその粘液をケーブルに振り掛けた

本当を言えば、いつもは“客”の身体に直接ぶっかけているのだが、それをやると「冷たい」と文句を言われそうだったので自重していたりする

ともあれ、粘液を帯びたケーブルをうじゃうじゃと蠢かせて、18本のケーブル全てに満遍なくボディソープを塗り付けた

(始めさせていただきます。“お客様”)
「お、おぅ。掛かってこい!」

いつもはT型のマイクを借りて告げている口上をピカピカで伝えるサンタである
本音を言えば、ケーブルがぐちゃぐちゃと絡み合う様に、今更ながら腰が引けたノーヴェだったのが、ここまで来て退くわけにはいかない
282とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:27:22 ID:TgI/wCzA
少しだけ顔を強張らせたノーヴェに向かって、サンタは18本のコネクションケーブルをそっと這わせてゆく
爪先から脹ら脛に向かって巻き付くように、ゆっくりとケーブルを絡ませる

「こ、こらバカ。くすぐったいだろ!」
(し、仕方無いでしょう?いつも、こんな風に洗ってるんですから)

あくまで、本質は“洗い”である。しかし、足の裏や踵まで巻き付いてきたケーブルが滑る感触は、やはりくすぐったかったらしい
笑いながらバタバタ暴れるノーヴェに少しだけ辟易しながらも、サンタはケーブルを這い進ませる
脹ら脛から膝へ、同時に両腕と、お腹にもケーブルを絡みつかせた。そのまま、ケーブルを濡れ光らせるボディソープをノーヴェの裸身に塗り付けるようにケーブルを蠢かせる

「・・・んっ」

ずるり、とした感触が肌の上を滑ってゆくその感触に、ノーヴェは思わず吐息を漏らした
おぞましい、とさえ言える感触な筈なのだが、丹念に身体に巻き付いて“洗おう”とするその姿が何だかおかしくて、恐いとは思えない
むしろ、その献身が何だか嬉しい・・・

(あの・・・ノーヴェ隊長、気持ち悪く無いですか?痛かったり窮屈だったりしませんか?)
「ばか、そんなこと聞いてくる暇があるんだったら・・・もっと、しろよ」
(は、はい)

湯あたりとは少々違った方向で頬を赤く染めているノーヴェの注文に、サンタはケーブルを這い進ませた
下は腿の辺りまでうねうねと巻き付き、上は肩から胸に掛けて絡みついてきた。そのまま、せっせとボディソープを擦り付けるようにぐちゃぐちゃと裸身を這い回る

「ん、うぁっ・・・へへ、色んな客を、相手にしてきたけど、よ・・・お前みたいに、こんな風に触られるのは、初めて、だよ」
(そりゃそうでしょうね。こんな事をされた経験があったらその方が吃驚ですよ)

身体中を熱い掌でまさぐられた事もある。身体中にキスを降らされたこともある
だけど、男からこれ程までの熱烈な“愛撫”を受けたことはなかった・・・そう思うと、何だか身体の芯がカッと熱くなって、
ケーブルが巻き付いている肌が、何だかピリピリしてくる・・・ゾワゾワとした快楽が這い上がってきた

(うぁ・・・やば・・・スイッチ、入っちまいそう・・・)
283とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:27:53 ID:TgI/wCzA
熱に浮かされたような瞳で、唇の端から涎さえ垂らしながら、ノーヴェはされるままでそんな風に考える
乳房が張り詰める。股間が熱い。もっと触って欲しい。身体を這い回るケーブルが抱擁の様に思えて、ノーヴェは胸に絡みつくケーブルを両腕で掻き抱いた

(ノ、ノーヴェ隊長?)
「・・・ぁぅっ・・・はぁっ・・・もっと、激しくしろよ・・・ほら」

乳房でケーブルを挟み込むようにしながら快楽に潤んだ瞳に命じられて、サンタはケーブルをノーヴェの身体に更に絡みつかせながら、少々締める

「うぁぁっ!!」

乳房や尻肉を押し潰されて、ノーヴェは小さく悲鳴を上げた・・・しかし、そんな声音の中にも苦痛の色は感じられない。きつく、きつく抱き締め返してくれた様に感じられた
ケーブルを更に延ばし、熱く蕩けた秘部の上、股の間を潜るようにケーブルを進ませる
乳房を絞り出すように胸全体に巻き付きながら、乳首を狙って横一文字にケーブルをきつく食い込ませる

「ふぁ、んっ!くっ、ぅぅっ・・・」

全身を赤いケーブルに絡め取られたノーヴェは身動ぎ一つままならないが、それでも彼女の唇からは拒絶の声ではなく嬌声が漏れ聞こえていた
この苦しさが、何故だか気持ち良い・・・被虐癖など無かった筈のノーヴェは、慌てて頭を振って浮かんだ考えを投げ捨てようとする
だけど、自分ではどうにもできない、腕を上げることさえできないもどかしさが、“支配されている”というこの感覚が、熱く身体を昂ぶらせてくるのは紛れも無い事実だった

(それじゃあ、動きますよ)
「き、ひぁ!ぁぅぅ・・・ま、待てよ、動くって・・・こ、このまま、動くのか?」
(はい、そうです。行きますよ)

“行為”には慣れないものの、“所作”としては手慣れたサンタである。コネクションケーブルをノーヴェの身体にきつく巻き付けたまま、ゆっくりと肌の上を這い進ませた

「う、あ、くあぁっ!ひ、ふぁぁっ!!!」

余裕など欠片も感じられない嬌声が、少女の唇から迸った
ぐちゃぐちゃと音を立てながら身体中をまさぐるケーブルの動きは、勃ち上がった男性器を扱き立てる様に、ノーヴェの身体を扱き立ててくる
例えるならば、何と言おう?身動きができない満員電車で身体中を触られるような感覚?発情した獣の群れに嘗め回されるような感覚?巨大な唇に甘噛みされるような感覚?
284とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:28:24 ID:TgI/wCzA
ただ、巻き付いて身体を締め上げてくるばかりではない。どこで把握していたのかケーブルの動きは性感帯の上で強く押し込むように力が入る
愛液を滴らせる股間や、ぱっくりと咲いた秘部の中で小さく存在を主張するクリトリス。張り詰めた乳房。堅く勃ち上がった乳首は勿論のこと、
尻の間に割り込んだケーブルが菊座までも撫で上げ、脇の下から膝の裏まで、全身のスポットを的確に責め立てた

「ふあぁぁっ!ひ、ぎぅっ!あ、んぅあぁぁっ!!!」

悲鳴の様な喘ぎ声を漏らすノーヴェを眺めながら・・・サンタは、いつもの“客”の相手をするのとは別の種類の感情を覚えていた・・・



はっきりと言ってしまえば、“空しさ”だ



何だかんだと荒っぽいものの、面倒見の良いノーヴェのことは大切に思っているし、愛おしいとさえ感じている
こんな風に痴態を見せつけられれば、有る筈のない胸の高鳴りを覚えるし、もっと乱れた、色んな顔を見たいという“欲望”さえ湧いてくる

だからこそ、“空しい”

もしも自分が人間であったならば、愛しい少女を胸に抱き締めることもできたのに、可憐な唇に接吻することもできたのに、子を為すことも叶ったかも知れない
愛おしいという感情が強まるほどに、改めて、己がガジェットと言う存在であることが恨めしい・・・この“先”を求めてしまう己自身が憎らしい

何も叶う筈が無いというのに、愛することを止められない。狂おしいほどに、この赤毛の少女の事が愛おしい

だから、せめて ―――



「ひぅ、あ、あぅっ、あ、ふぁぁっ、も、ダメ、だ・・・い、ひ、うううぅぅぅぅうっ!!!!!!」

絶頂に暴れる細い身体を、ぎゅっと強く締め上げる。きつく、きつく、抱き締めるように
285とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:28:57 ID:TgI/wCzA
“人”が持つべきパーツを何も持ち合わせていない彼にでもできる唯一の愛情表現に、サンタは万感の想いを込めてノーヴェの身体を“抱き締めた”



叶うなら、己の秘めた想いが、彼女に伝わるように願いながら





「・・・はぁ・・・」
(ノーヴェ隊長、痒いところとかありませんか?)

ベルトアームで持ったボディブラシで、椅子に座った格好でシャワーを浴びているノーヴェの背中を擦ってやりながら、サンタは尋ねた

「・・・ねーよ」

ぶっきらぼうな返事が返ってきたのがちょっと悲しい・・・現在、ボディソープ塗れだったノーヴェの身体を洗い流しているところである
二人の間には、ロクな会話も交わされていない。振り向いてさえくれない

嫌われたのかも知れない

最悪の予想が脳裏・・・否、プロセッサの辺りをよぎるが・・・調子に乗った自分が悪い。せめて、一言謝りたい。そう思って、サンタは再びノーヴェに呼び掛けようと



「ふははははははははは!!!!なかなか面白いショーだったよノーヴェ!!それにサンタ!!!君らにそんな趣味があったとは驚きだ!!」



何故か乱入してきたスカリエッティに、なけなしの勇気は全部台無しにされた
286とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:29:30 ID:TgI/wCzA
風呂場と言うことで気を遣ったのか、全裸の上に白衣を引っ掛けた姿というのはどう考えても裏目に出ていると思うサンタである
そして、この瞬間ほどこの創造主を轢き潰してやりたいと思ったことはなかった

「ド、ドクター!!?いきなり入ってくんなよ!!!」
「おぶっ!!・・・くく、まさか、ガジェットである君にこんな素質が有るとは思ってもみなかったよ。サンタ」
(・・・そうですか)

ノーヴェに投げ付けられた洗面器で顔面を痛打し、結構派手に鼻血を垂らしながらも、スカリエッティは不敵な笑みを絶やさない。不気味だから帰って欲しい

「マスター型ガジェット:サンタ!!」
(は、はいっ)

いきなりびしりと指差されて、サンタは姿勢を正してスカリエッティに向き直った
全裸に白衣で鼻血をだくだく垂らしながらも、彼はオーナーとしての威厳を漲らせながら、彼に命じた

「君を主任として、ソープ・ナンバーズは新たなサービスの提供を開始する!!それは、女性客へのアプローチだ!!!」

女性客、その言葉に一瞬思考が漂白された一人と一機だったが、スカリエッティの言わんとすることが数秒遅れて理解できた
つまり、彼は、サンタの“技”で女性客への性感マッサージを提供しようと目論んでいるのだろう。ソープ・ナンバーズ、ついに男性のみならず女性へのサービスにまで手を伸ばす
不退転の決意を固めて、ソープの覇道を往かんとする“無限の欲望”だったが、

「ふ、ふざけんなぁっ!!!」
「おごはっ!!!」

怒声と共に、ノーヴェはスカリエッティ目掛けて新たな洗面器を投げ付けた
再び顔面にヒット・・・しかも今度は角が額を直撃したらしい。白目を剥いてひっくり返ったスカリエッティに向かって、ノーヴェは大喝した

「こいつは、サンタはアタシんだ!!!」
(・・・え?)
「え?あ、い、いや、そうじゃなくて、その、ア、アタシの子分だ!!」

顔を真っ赤にしたまま、慌てて言い直すノーヴェであった
287とあるガジェットの憂鬱:2008/04/21(月) 00:30:01 ID:TgI/wCzA
気絶しているのか、額にたんこぶを拵えたままひっくり返っているスカリエッティにびしりと指を突き付けると、

「と、とにかく!こいつはアタシの子分なんだから、勝手にそんな事決めるんじゃねぇっ!!」

一方的な宣言と共に、ノーヴェはそのままスカリエッティを踏みつけて脱衣所に向かってゆく

「おら、行くぞサンタ!」
(は、はい!)

慌てて、サンタはノーヴェの後を追った。その際に、足下で「うげぼはっ!」等という奇怪な断末魔が聞こえたような気がしたが、放っておくことにしよう











「・・・ったく・・・男に抱かれるのがどうでも良く思えるようになったら、どうしてくれんだよ・・・」
(え?ノーヴェ隊長、何か言いましたか?)
「な、何でもねーよ!!ほら、とっとと仕事に戻るぞ!!」



まぁ、今のままで十分か

そんな風に、今、彼は思っている ―――
288とあるガジェットの憂鬱 クマー:2008/04/21(月) 00:30:33 ID:TgI/wCzA
☆次回予告☆

一度はノーヴェに野望を砕かれたスカリエッティだったが、“無限の欲望”がその程度で諦める筈が無い!!
新たな客層を開拓する為、密かにプレイ用の改造を施されたサンタの触手が、性能実験の名の下にノーヴェを襲う!!

「では、こういうのはどうかな?ノーヴェ・・・10分間、君が一度たりとも絶頂に達することなく10分間過ぎたとしたら、その時は性能不足と言わざるを得ない・・・
女性客へのサービスの提供の一件は、すっぱりと諦めようじゃないか」
「・・・本当だな」
「勿論さ。無駄な努力に時間を費やす程、私は酔狂では無いよ?・・・それなりの自信は、あるつもりだがね」
「上等、掛かって来いよ。無駄な努力だったって分からせてやる」


乞う、ご期待!
28926-111:2008/04/21(月) 00:34:02 ID:TgI/wCzA
以上です

こんなんノーヴェじゃねぇっ!という声が聞こえてきそうですね、ふはは
「機械の心・機人の心U」の後日談パート用に考えていたエロ展開でしたが、展開が唐突つぎたのでセルフ没
折角なのでリサイクルしてソープネタと「レジアス陵辱」の触手姦と三身悪魔合体

今に事故って、外道スライムの出番が来るかも知れませんね、ふははは

それでは、スレ汚し失礼しました
保管業に戻ります

290名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:41:12 ID:LFl2MhaP
GJ!!
ノーヴェ、というよりサンタイイ奴じゃねえかっ!
気に入った。触手が必要なときは君を指名させて貰うよ。

あと、ホンマ、ゴメン(>>276)……orz
0030までは、と安心しきっとったんや……
291名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:47:20 ID:iJHJVmT9
>>289
GJ
スカ登場辺りで笑いました。
ノーヴェ可愛いよぉ。ドクター、お前の夢はどこに行った? このまま風俗業界でJS事件(ソープ・ナンバーズVSヘルス機動六課)を起こすのか?
292名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:48:23 ID:6HjWOiAW
GJううううぅぅぅっ!!!

うひょひょひょ♪ 夢にまで見たサンタのエロが、サンタのエロが見れて俺幸せ過ぎて死ぬかもね。
サンタ可愛いマジ可愛い、一家に一台は欲しい。
293名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:53:34 ID:Hl3F+0T1
>>289
乙でした!ついにサンタ×ノーヴェで見れるとは思いませんでした!
サンタが人間になれたらクアットロみたいなハッピーエンドが見れるのかなぁ
デバイスが擬人化してる今の時代、ガジェットがなれない道理はないですよね!


あとレジアスなにやってんのwwww
泣くよ!ばれたら絶対オーリス泣くよ!
294名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:53:51 ID:keot4Ows
GJGJGJGGGGGGGGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!!
やっぱりソープネタはいいですよね〜心が和みます。
それはそうと、最近あさってきたネタに成りそうな画像を少しはります。
よかったら何かのネタにでもしてください。

ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_93664.zip.html
パスはnanohaになります。
295名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:58:33 ID:6HjWOiAW
>>293
おい待て君、なにもレジアスと名言はされてない筈だと思うが。
っていうかむしろ想像したくないから言わないでくれ、マジで。

ちょっとだけ想像しちまったじゃねえか、サンタ×レジアスを。
296名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:03:35 ID:iJHJVmT9
>>295
止めてくれ、頭が勝手に想像する。


と、ところで不意にセッテ×デュランダルという最早不可能としか言いようのないカップリングが思い浮かんだんだけど。
これはどうすりゃ文章にできる? この際エロは問わずに。
297名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:11:13 ID:6HjWOiAW
>>296
すまん、よく意味が分からないんだが。
298名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:14:05 ID:8acT28Yb
この際
サンタ×グレアム 
サンタ×士郎
サンタ×クロノ とかやっちゃえw
299名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:18:25 ID:iJHJVmT9
>>297
言葉だけがポンと思い浮かんだんで、こっちとしてもどう説明したら良いものか。
機械的なセッテが意思疎通はできても感情はないストレージのデュランダルに親近感持ちそうだなぁって。
300名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:23:32 ID:LFl2MhaP
>>299
まとめにある、フェイト×バルディッシュとかを参考にしてはどうだ?
301名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:25:48 ID:6HjWOiAW
凄まじいインスピレーションですな、だがデバイスが相手では少し無理がありすぎるぜ。
302B・A:2008/04/21(月) 01:33:55 ID:iJHJVmT9
>>300
失礼、それ書いた本人が自分の思いつきで悩んでたりする。
まあ、一歩下がってクロノ×セッテかなぁ。クロなのも書いてみたいし、エリルーでエロ書きたいし、
三人娘で触手も書きたいしで連載がちぃとも進まない状況で受信した不可思議な電波なんで。
303野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/21(月) 01:40:22 ID:LFl2MhaP
>>302
ちょwww 本人て!

まあ、電波受信したら、書き手としては書くしかないッスよねぇ。
つーわけで、ちょっと私の受信した電波、出しますね。
おにぎり世界の続き。
NGワードおにぎり。おにぎりの嫌いな人はご注意。
304野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/21(月) 01:42:17 ID:LFl2MhaP
    おにぎり世界 その2〜おにぎりの始まり

>>59の続編?です。

 米俵を食堂に持ち込んだフェイト。しかし、いわゆる炊飯器などはない。
 鍋で炊けばいいのだけど、経験がない者にとっては火加減がわからない。

「大丈夫。中学校に通っていた頃、遠足で飯盒炊爨をしたことがある」
「……フェイトちゃん、その日は私たち二人ともお休みして任務に……」
「ごめん。なのはは黙ってて」
「フェイトちゃん、なんやったら、家から炊飯器取って来よか?」
「ごめん。はやても黙ってて。これは私の戦いだから」
「戦い!?」
 なんでそこまで拘るのか。
 訳がわからない、という顔のはやてをよそに、シグナムは感極まったように立ち上がっていた。
「そうか、テスタロッサ、それがお前の、戦士としての誇りということか……」
「……シグナム、何をどう理解したんや?」
「ならばこの私が協力しよう!」
「フェイトちゃん絡みやったら何でもええんやな……」
 既にあきらめ顔のはやて。そして頷くフェイト。
「ありがとうシグナム、貴方のその火力が必要なんだ」
「盛り上がってるとこ悪いけどフェイトちゃん、ヴォルケンリッターをコンロみたいに言わんといてんか」
「ヴォルケンリッターをコンロなんて思ってないよ。コンロはレヴァンティンだから」
「待たんかい」
「うむ。任せて貰おう。ヴォルケンリッター、烈火の将の名にかけて」
「かけるんかいっ!」

 巨大鍋に大量にぶち込まれた水と白米。
「えーと、研がんでええの?」
「あ、それならあたしも手伝います。その代わりおにぎり下さいね?」
 駆け寄るスバル。
「それじゃあ行きます」
 リボルバーナックルの手首部分、ナックルスピナーが高速回転を始める。
「あ、あの、スバル……?」
「大丈夫です、八神部隊長。うちのギン姉もこうやってお米研いでましたから」
 今明かされるナカジマ家の秘密。
 
 一方では、シグナムがレヴァンティンの火力調整にチャレンジしている。
「……始めちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いても蓋取るな……テスタロッサ、赤子とは一体?」
「恐らく、赤い子です」
「つまり、ヴィータか」
「なんでだよ! あたしが泣くわけーだろっ!!!」
「泣かせればいい……なの」
「ちょ……なのはっ! なんでお前!! や、やめろ、うわっ、その顔、その顔は!! 悪魔! 悪魔!」
「悪魔でいいよ。悪魔のやり方でご飯を炊くだけだから……」
 ヴィータの悲鳴を耳にして、はやてはぼんやりと考えていた。
 本当に、食べられるおにぎりが出来るんやろか……?
305野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/21(月) 01:45:10 ID:LFl2MhaP
……以上、お粗末でした。

306名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:48:17 ID:rPIt9LtI
>>304
このリリカル平行世界はひどい。酷過ぎる。
バカばっかりじゃないか!!


途中でツッコミを放棄した部隊長テラ萌えす。
307名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:52:05 ID:+23fbPjj
>>305
乙。
前以上のカオスっぷりだな。
てか分隊長陣の壊れかたが笑えるw

>>302
クロノとセッテが同じ任務に出撃→事故って分断され、クロノがデュランダルを紛失→
遭難したセッテが拾う→救助が来るまでデュランダルを話相手にマッタリ過ごすとか。
・・・セッテはそんな事しない罠。アホか俺。
308名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:52:53 ID:iJHJVmT9
なのはさーん、君はおにぎりの世界の人でしょw、しかも日本人w
309名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:00:41 ID:wcJE/tnb
>>302
エロじゃなくていいなら、まず何かの理由でセッテとクロノを会わせてセッテが珍しく
子供のようにデュランダルに興味を示すのでクロノがデュランダルをセッテに譲る、
みたいな辺りから始めたらいいんでないかな?
こういうアイテム的なものに対する思い入れ描写は長スパンの話にしたほうが
しっかり作れるから、前中後編くらい作るつもりで取り掛かったほうがいいかも。
無理にセッテ×クロノに落とさないほうがいい話になるような気がする。

ところで、クロなのの構想もあるんすか…
クロなのはラブエロはあってもガチエロは見ないので、楽しみに待ってます。
ラブいけどラブさのわりにエロが薄くてなんか溜まるんだよなあ、クロなの…
310名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:04:04 ID:Rr+axNQB
はやて「おにぎりやない、おむすびや。握るんやのうて…シャリとシャリを結ぶんや!」
311名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:45:03 ID:saR5MBoh
>>305GJ
フェイトとシグナムとなのはが揃いも揃って馬鹿すぎるww
果たしてスバルたちはおいしいおにぎりにありつけるのか、気になります
312名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 06:18:53 ID:YgaQTY1p
>>310
鮨の鬼神乙

なのは「いくよ、龍神グ・ハート!」
フェイト「雷神グ・サンダー!」
313名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 07:23:57 ID:hO0KNztU
おにぎりの人乙でしたw
とりあえず一言


エリオ今のうちに逃げてぇぇぇっっ!
314名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 09:34:25 ID:5G5TmVQF
>296
てっきり種死のシャア声議長かと思った。しかもそれでセッテ攻めとかありえねぇ。
315名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 09:49:19 ID:2lTOP8JH
セッテ×デュランダルか……
あんまり関係ない話だけど無機物がまるで意志を持ってるかのような描写ってなんかこう、くるものがあるよね

このスレだと愚者の人が応答システムすらないストレージデバイスでやってたけど
316名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 13:05:37 ID:OxT+K3s+
>>315
無印のバルに始まりA’sのRHやレヴァンティン、stsのマッハにクロスにストラーダ。
みんな良いところで魅せてくれたよな。もっとケリュケイオンやアスクレピオスも喋れば良かったのに。
特に、アスクレピオスなんかお母さんが使っていたデバイスという非常に使える設定があったというのに。
317名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 14:27:09 ID:0LxG6FGZ
ブリッツなんて喋れるはずなのになにも言わないまま操られてたな
318愚者の人:2008/04/21(月) 14:52:01 ID:BqDSwWFB
>>315
俺も大好きなんだ>無機物がまるで意志を持ってるかのような描写

まあ、二尉とドゥリンダナはちょっとやり過ぎたかなと思わなくもないが、
作品のテーマの一つが「意志の力」だからまあ、ありかなと考えてる

>>316
ケリュケイオンやアスクレピオスはインテリじゃないからデュランダルみたいな簡単な応答しか出来ないのかもしれない
319名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 16:25:18 ID:1r59xlG4
>>317
ブリッツもまあ操られていたようなもんだから……

セッテとデュランダルを絡ませるためにはまず持ち主のクロノとセッテに接点を
作るところから始めないといけないから、難しいだろうな……
320名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 16:43:13 ID:2lTOP8JH
3期じゃ影が薄かったセッテがこうやってカップリングについて語られてる所を見ると何だか感慨深いな
321名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 17:41:33 ID:6HjWOiAW
むしろ、エロパロ見てなかったらセッテが誰かという事すら分からなかったぜ。
322名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:42:04 ID:zJdtKZHq
デュランダル、ストレージじゃなかったっけ? インテリジェントだったの?
323名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:42:58 ID:vetoZl6/
>>322
簡易応答機能付きのストレージ
324246:2008/04/21(月) 18:46:14 ID:P00fClRI
お話中すいません。
19時くらいに投下しようと思います。
長編の方ではなく、なのエリです。
325246:2008/04/21(月) 18:46:30 ID:P00fClRI
すいませんsage忘れ。
326名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:47:11 ID:6HjWOiAW
なの‥‥エリだと?
327名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:56:49 ID:Et2i5ZTI
なのはとエリート兵ですね。
わかります。
328名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 18:58:51 ID:2lTOP8JH
踏み込みが甘い!
329246:2008/04/21(月) 19:00:59 ID:P00fClRI
真っ赤になっているエリオ君の股座に鼻を埋めてクンクンしたいのは自分だけじゃないはずだ
ということで、なのエリ書きました。
・エロ有り短編なのは×エリオです。逆転なし。
・なのはさんの頭がSLBされていますが気にしない。
では。
330名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:01:14 ID:6HjWOiAW
誰だよエリート兵ってwww?
331名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:01:18 ID:nTXms7IV
アクセルシューター→踏み込みが甘い!(切り払い)
332沸き立つは湯と精液と愛液とその他諸々:2008/04/21(月) 19:01:59 ID:P00fClRI
 高町なのはの様子がおかしいと感じたのは、ヴィヴィオを正式に引き取ってからだった。
 ヴィヴィオを見る視線が、どこかねちっこい。何度も生唾を飲み込んで、火照り高揚した表情ににやけ面を
浮かべているのだ。
 最初は、母親になる事に嬉しさを隠せていないのだろうと思っていた。
 だが、すぐにそれが間違えである事に気付いた。理由は無い。強いてあげるとすれば、同属の匂いを嗅ぎ
取ったと言えるかも知れない。

「ヴィヴィオー、ママと一緒にお風呂入ろうか」
「うん!」

 この年頃なら当然だが、ヴィヴィオは恥じらいも無くなのはの目の前で次々と服を脱ぎ捨て、その裸体を晒
しだす。
 まだ異性に対しての意識なんてありはしない。そもそも、男性と女性の違いなど本当に分かっているのか疑
わしい年頃だ。母の目の前で全裸になる事など、頬を染める必要すらないだろう。
 ヴィヴィオの子供らしい二の腕と、プニプニとした太もも。そして、膨らみのない平らな胸。縦一直線に走
るのは、まだ誰も触れた事のないつるつるの未開の門。

「うぐぅっ……!?」

 それは、なのはが真っ赤になり目を逸らさせるには十分な破壊力だったらしい。ヴィヴィオから視線を逸ら
し、ママと呼ばれて向き直り、また慌てて目を逸らして。
 それからしばらくして、ヴィヴィオと酷く疲れた様子のなのはが風呂から上がり、仲良く並んで牛乳を胃に
収めている。
 一緒に腰に手を当て、身体を仰け反っている様はとても微笑ましいものだ。だが笑えない。なのはの血走っ
た目が、絶えずヴィヴィオの裸体を凝視していたからだ。
 ここまで来て私、フェイト・テスタロッサ・ハラオウンは認めざるを終えなかった。だが、それ以上になの
はの事を信じていたのだ。ゆりかごでボロボロになり、後遺症をまで残してしまった戦いの末に救い出した我
が子である。
 いくら変態と自負する私でも、道徳や、人として最低限のものは忘れた覚えない。当然、なのはも同じだと
信じていた。
 それが裏切られたのは、そのすぐ後。ヴィヴィオが寝息を立て、私がベッドに横になってからの事だ。

「はぁ、はぁ、ヴィヴィオー……」

 獣の、湿った吐息の音が耳を打ち私は瞼を持ち上げた。
 そのすぐ後は布ずれの音。それと同時紡がれたのは、はぁい、脱ぎ脱ぎしましょうねー、なんて頭の螺子が
吹っ飛んだとしか思えない、なのはの喜色に富んだ声。

「ヴィヴィオ、可愛いねー、ママにもっと見せて欲しいなぁ」

 私が寝た振りを装えば、頭蓋をSLBで吹き飛ばしたとしか思えない声が再び。
 私は悩んでいた。このまま彼女をこのままにしてしまっていいのか。このまま、あの幼い裸体をあの変態に
渡してしまって良いのかと。

「あぁん、ヴィヴィオのここピンク色で可愛いねぇ」

 だがいくら悩んでも答えはでず、どうにかしなくちゃいけない、そう理解していても現実は空しいものばか
りなのである。簡単に言えば、眠くてそれどころではなかったのだ。


魔法少女リリカルなのはStrikerS
―沸き立つは湯と精液と愛液とその他諸々―


333沸き立つは湯と精液と愛液とその他諸々:2008/04/21(月) 19:03:15 ID:P00fClRI
 まぁ、それでも夜な夜なそんな事をされては溜まらない。いや、寧ろ溜まる。

「あ、あのーフェイトちゃん。ヴィヴィオを離して欲しいんですけど……」
「駄目です」

 それは本日の業務を終え、高町なのはがスキップしながら愛娘の名前と共に部屋の扉をくぐった時の事である。
待ち構えていたフェイト・テスタロッサ・ハラオウンは右手にバルディッシュを構え、なのはの戸惑いを他所に
護るように幼子を抱きしめていた。

「私、ヴィヴィオとお風呂に入りたいんだけど……」
「駄目。娘に欲情する性犯罪者とは危なくて一緒にいさせられません」
「なっ、変なこと言わないでよ! 私はヴィヴィオで癒しを――――」
「うるさい黙れ」

 なのはが焦るのも頷ける。一日の疲れと汗を流すべく風呂はある。その至福のひと時を娘と過ごせないなど
彼女にとっては拷問と何ら変わらない。
 自然とそれを阻むフェイトを睨む形となってしまうが、対する彼女も慣れたもの。バリアジャケットを纏
い、なのはの眼前にライオットを突きつけ、いつでも逃げられるようと準備は抜かりない。

「ヴィヴィオー、なのはママと一緒にお風呂入りたいよね……?」
「イヤ。今日はフェイトママと入るの。だからなのはママいらない」
「甘い。ヴィヴィオは買収済みだよ」

 一字一句狂いなく、教えた通りに喋ったヴィヴィオの頭をフェイトがなでる。その視界の隅、青ざめている
なのはが見るは、執務官の給料で購入された巨大な熊のぬいぐるみ。
 うぐぐ、なのはが歯軋りを一つ。握られたレイジングハートが彼女の怒りをそのままに、エクシードモードと
なって体現していた。
 小さく呟かれたブラスターという単語にはさすがのフェイトも青ざめた。ヴィヴィオを更に強く抱き、右手
のライオットを巨大熊に突きつけて、そして哂う。何処かの派手なバリアジャケットを着て鞭を振るう大魔道師
のような笑みである事は言うまでもないだろう。

「レイジングハート戻して」
「……悪魔」
「煩い、性犯罪者」
「……フェイトちゃんも昔は可愛かったのになぁ……金髪ツインテールのロリボディで……一体何なの? そ
の、巨大な脂肪の固まりは」
「なのはの所為だ。後はやて」

 なのはが肩を落として背を向ける。名残惜しげに愛娘を見つめ、ため息を吐いてだ。それにはさすがのフェ
イトも動揺したのか、慌ててなのはの手首を掴み、のたまわった。

「キャロならいいから。ヴィータも可」
「……ついでに、リインも貰っていく」
「うん、許す」

 あぁ、だが悲しいかな。如何なロリボディと言えど愛娘には叶うまい。そのまま肩を落としぐしぐしと涙を
拭う彼女に、フェイトはため息を吐くばかりであった。

「フェイトママ、なのはママ泣いてたよ? 喧嘩しちゃ駄目……」
「うんごめんねヴィヴィオ。でもそんな事より、ヴィヴィオ・ハラオウンになる気はないかな? 今ならキャ
ロお姉ちゃんと、エイミィさんの所の双子の弟と妹がセットでつくよ?」
「……妹と弟?」
「うん、ヴィヴィオがお姉ちゃんになるんだ。大丈夫、フェイトママはピーマン食べろなんて言わないから」

 考えておく、とヴィヴィオは巨大熊に抱きつき寝息を立てる。
 ヨッシャと小さくガッツポーズをした彼女はそのまま、キャロを探しに部屋を後にした。

「あ、後エイミィと母さんにも話さなきゃ」
334沸き立つは湯と精液と愛液とその他諸々:2008/04/21(月) 19:04:19 ID:P00fClRI


* * *


 一方その頃、今だ鼻水を啜る教導官。

「キャロー? キャロいないのー?」

 はやてから奪い取った合鍵で何の迷いもなく部屋を空け、見渡せばもぬけの空。一足早くキャロを連れ去っ
たフェイトの事を彼女が知る由もなく。
 声を投げかけいない事を確認し、第二候補であるヴィータの捜索へと思考を切り替えるまでに僅か数秒。
ヴィータの部屋を覗いてみれば、はやての写真を片手に恍惚となっている彼女がいた。

「えっと、邪魔しちゃ駄目だよね……失礼しました。ごゆっくり」

 そのまま見なかった事にして、なのはが行く。無論、第三候補であるリインの所へ向かうためだ。
 だが困ったものである。あの小さいロリボディ、一体どう扱えばいいのか分からない。
 うーん、と首を傾げたまま立ち止まったなのはに訝げな視線を向ける職員達が、彼女の一睨みに慌てて走り
去っていく。

「あのー、なのはさんどうしたんですか?」

 だが、そこはそれを当たり前のように受け流す技量に長けたフォワード陣。若干身体を仰け反りながらも、
なのはの前に立っていたスバルとティアナが問いかけていた。

「ごめんね、何でもないんだ。ちょっとリインの事探してたんだけど」
「リインさんですか? 確か……八神部隊長と一緒だったような」
「……ふーん、そうなんだ」

 ふと、疑問に思った事がある。あの小さいロリボディを相手に唸り続けるよりも、遥かに今ひらめいた事の
方が容易なのではないだろうか。
 人とは無意識に楽なほうへと向かうもの。無論、なのはとて例外ではなく脳内で雷鳴の様に轟いたひらめいき
に、内心首を縦にした。
 その視線の先は、スバルとティアナと共に歩いていた少年だ。なのはに見つめられている事に気付き、何で
すかと首を傾げているエリオ・モンディアルその人である。

「エリオ、動かないで」
「は、はい!」

 ふむ、となのはが顎に手をあて考える。
 十歳と言えばそろそろ成長期となる時期である。少女の胸は膨らみ始めもう何年かすれば、その下も子供の
ものとは変わるだろう。
 そしてそれは、今目の前にいる少年も例外ではない。

「あ、あのっ、なのはさん……」
「動いちゃ駄目」

 さて、ここで疑問がもう一つ。極めて難解な、だが無視できない疑問だ。つまりは、このままその成長を
黙って見ているのかと言う事。
 ――――無論。
 答えは否である。

「ねぇ、エリオ。今からお風呂一緒に入ろうか?」
「失礼します!」
「逃げちゃ駄目。大人しくしなさい」
335沸き立つは湯と精液と愛液とその他諸々:2008/04/21(月) 19:05:27 ID:P00fClRI
 脱兎の如く逃げ出す少年を桜色のバインドが締め上げる。必死に助けを求める声から逃げるようにスバルと
ティアナは走り去り、哀れな少年は捕食者に捕まった。
 四肢を暴れさせて逃げようとするエリオの頬に、湿った舌が這わされる。涙と汗で少ししょっぱかったが、
まぁそれもいいものである。
 そして直行するは目的である風呂場。エリオの泣き叫ぶ声が聞える度、何か忘れちゃいけない大切なものを
忘れていくような気もするが、なのはにとっては忘れられる位にはどうでもいい事だ。

「はぁい、脱ぎ脱ぎしようねー」
「ひっ、い、いやっ……えっぐ……」
「泣かないの。ほら、バンザイして」

 エリオの手首を拘束するバインドがなのはの意思に従い上がっていく。エリオは抵抗できず涙を流しながら
助けを請うが、それでも彼女は止まらない。
 服を一枚一枚丁寧に脱がし、同時に震えた指で自らのシャツのボタンを外していく。興奮の為か中々外せな
いボタンを引きちぎり、生まれたままの姿の少年に僅かに哂った。
 その嗜虐を存分に含んだ視線に、エリオは視線を逸らそうにも逸らせない。
 全身を拘束するバインドが、ゆっくりと、ゆっくりと心までもを締め付ける。
 その拘束からは逃げられず。
 その心地よさからも逃げられず。
 やがて逃げたいと思う気持ちすら薄れていった。


* * *


「じゃあ、エリオの身体洗っちゃうね」
「は、はい……お願い、します」
「うん、素直でよろしい」

 時折背中を擦る二つの突起に頬を染め、エリオはされるがまま自分の体をなのはの持つスポンジが走る音を
聞く。
 筋肉のついていない薄い胸板をスポンジが擦っていく。そして、顔の横には頬を染めているなのはの笑み。
 感じるのは風呂場特有の湿度の高い暖かさと、擦れあう生身の肌の暖かさ。そして、鼻腔を擽るのは卑しい
雌そのものだ。
 それが免疫のないエリオにどれ程の苦痛かは言わずもなが。だが必死に逃げ道を探していた思考は停滞し、
自由となる事を許されない。
 故に少年にできる事は逆らわぬ事。そして、羞恥に頬を染める事。

「ねぇ、そんなに真っ赤になってどうしたのかな?」

 それに、嗜虐心が擽られてしまうのはどうしようもなく仕方ない事だろう。クスリ、と声に出して笑ったな
のはが瞬間、肩を震わせたエリオの耳に口付けた。
 くちゅりくちゅりと、自身の耳腔が舌で嬲られる感触にエリオが小さく悲鳴を上げ身体を丸くする。なのは
の荒い吐息はその真っ赤な頬を撫で、走るスポンジは変わらず彼の身体を愛撫する。
 胸が終われば右腕へ。それが終われば今度は左腕だ。
 その度押し付けられ歪に豊かな乳房が歪んでいく。目に毒でしかないそれを、極力見ないようにと閉じられ
たエリオの瞼が、僅かに開くのをなのはが見逃すはずもなく。
 その、面白い玩具を見つけてしまったような笑みが、ゆっくりと少年の下腹部へと移っていった。

「エリオの、すっごく大きくなってるね。何でかなぁ?」
「あぅ……み、見ないで、ください……」

 太ももをすり合わせ、必死に覆い隠そうとしているエリオの両手を、隠しちゃ駄目と跳ね除けて。濡れたな
のはの瞳に映ったそれが、彼の心を具現するかのようにビクンと震えていた。
 今すぐにでも触ってあげようか。それとも、そのまま触らずに放置するか。
 二通りの選択だ。どちらにせよ、エリオが羞恥に俯くのは変わらない。なら、我慢なんてする必要なないだ
ろうと、なのはの手が伸びていく。
336沸き立つは湯と精液と愛液とその他諸々:2008/04/21(月) 19:06:41 ID:P00fClRI
「ひうっ……っ、あっ……!」
「あはは、ドクドクいってる。エリオのここ可愛いね」

 今だ自慰すら経験せず、先まで皮を被った少年の肉棒が触れられ一際大きく跳ねていた。握らず、根元から
硬さを楽しむように指を這わせれば、聞えるのは可愛らしい少年の鳴き声だ。
 スポンジでエリオの身体を愛撫しながら、なのはの視線はその肉棒から離れはしない。指先に感じる脈動は
更に激しく、今すぐにでも食べてしまいたい衝動に襲われた。
 この可愛らしいものが、後数年先には無くなってしまうと思うとどこか寂しいものがある。これが味わう事
になるのはキャロなのか、それとも別の誰かなのかと思うと、悪戯心が沸いてしまう。
 それを我慢せず溜め込んで、なのはがエリオの頬を流れる涙を舐め取った。

「エリオは自分でした事ないよね?」
「ふぇ……何ですか……? 自分で……?」
「うん、きっと気持ちいことだよ」

 やはり初めては彼自身がいいだろう。それにここはまだ洗っていない汚れたまま。ならばそこは彼に洗わせ
てようなんて、どうでもいい言い訳をして。
 戸惑い、動けずにいるエリオの手をなのはが取る。その手を伸ばす先は、不釣合いなほど大きくなった彼自
身の肉棒だ。

「握って。それで、擦ってみて」

 逆らおうにもなのはの視線には逆らえず、促されるままエリオが自身の肉棒を握る。
 彼自身にその様な知識がある筈もなく、硬くなった性器にただ訳も分からず羞恥心が浮んでいく。それが、
気持ちよさを伴った感情である事に気付くにはまだ彼は幼く、そして、なのはが気にする理由はない。 
 今はただ、エリオが自身の肉棒を擦る姿を見て愉しみたい。と、沸き起こる欲求に従うだけだ。

「うっ、くぅ……ひぁっ……!」
「そうそう、上手いよエリオ」

 エリオの手が己の肉棒を掴み、ゆっくりと上下されていた。なのはの手も同様に、彼を促すように上下す
る。少女のように喘ぐ声はエリオの手の動きと比例するように大きくなり、自然となのはの息も荒くなる。
 むずむずとした感覚がエリオの腰に纏わりつき、溜まらずエリオが逃げるように腰を動かせばなのはの喜色
の笑みは更に増す。

「エリオ気もちいいの?」
「ひっく……ぅ……はぁっ、んくっ! わ、分かんない……くぅっ……ですよ……!」
「嘘。エリオ気持ちよさそうだよ」

 先までもを覆った皮がツルンと剥ける。現れた赤みのある果実は先端からとろみのある粘液を吐き出し、エ
リオとなのはの手を汚していく。
 ぐちゅぐちゅ、とその粘液が出す音がなのはの心を躍らせ、自然もっともっととエリオの手を激しく上下に
動かさせていた。
 これではエリオがやっているとはとてもじゃないが言えない、となのはが慌てて手を離せば既にエリオは肉
棒をこする事に没頭し、なのはが手を離した事には気付かない。
 その事を耳元で囁いて苛めるも良し、それを見ながら自分もと指を這わせるも良しといった所だろう。だが、
なのはの意識が向かったのは別のところ。先ほどから気になって仕方なかった、柔らかそうなエリオの身体だ。

「ひっ!? な、なのはさん……! あっ、あぁ……!」
「続けて。もっとエリオのエッチな姿見たいなぁ」

 絶えず耳元で聞える心地よい水音を聞きながら、なのはがエリオの睾丸へ舌を伸ばしていく。舌先で味を確
かめ、片方を口に含んで転がし、喘ぐエリオの顔を横目で見た。
 それを見ていたエリオと視線が交わった。なぁに、と微笑めば瞬間エリオが視線を逸らし、止まっていた自慰
を再開させる。
 変わらず腰に纏わりつく気持ちよさが離れず、なのはの舌が這うたびゾクリと背中が泡立っていく。今はそ
の快楽が離れず、エリオも考える事など忘れていた。
337沸き立つは湯と精液と愛液とその他諸々:2008/04/21(月) 19:07:29 ID:P00fClRI
 肉棒を擦る度、腰が跳ねるように動いてしまう。
 なのはの舌が睾丸を舐めるたび、涙と共に苦しくなる。
 けれどもその苦しさが心地よく、もっとと欲してしまっている自分がいた。

「あっくっ、はぁっ、はぁっ……んんっ……な、なのはさん……う、うっ……」
「いいよー出しても。ちゃんと見ててあげるから」

 そして、甘く囁くようななのはの声。
 逆らおうにも逆らえず、否応なしに強要される理不尽な程の甘い声。そしてそれ以上の嗜虐心しかない、冷
たい目。
 それが見つめてくる時を思い出し、想像してしまい、もう限界だった。
 悲鳴を上げたエリオが涙と共に、肉棒から吐き出された白濁液に視界までもを白くした。

「んぐっ、んぐっ……エリオの美味しい」
「はぁ……はぁ……ぅぐ……」

 射精は一向に勢いを損なわず、エリオとなのはを汚していく。放心し、脱力しきったエリオが腰を震わせ
る度、勢い良く発射されていく。
 それを飲み込み、床に零れた精液までもを舐め取り、なのはが恍惚に浸っていた。興奮と共に熱を帯びる身
体を自慰で押さえ込み、それでも我慢できないと言うように太ももをこすり合わせて。
 その太ももを、あふれ出た欲望が伝っていく。薄れている視界の中、それを見たエリオが身体の中の熱を感
じ、再び起立した己を見た。

「エリオ、んんっ、どうしたのかな?」
「い、いえっ……なんでも、ないです……」

 エリオの視線の先にある肉棒が、なのはが嬌声を上げる度ビクンと震える。吐き出される精液は彼の手を汚し、
生臭い匂いを出している。
 それを見ながら彼女が笑ったのは言うまでもない。

「はい、エリオにも上げる。美味しいよ」
「へっ、んぐっ――――!?」

 なのはの舌が、エリオの口腔を犯していた。
 なのはの舌が動くたび、全身が熱くなっていく。まるで雷撃魔法を受けたような痺れにエリオが拳を握り、
目の前のなのはに助けを求めるように視線を向けるがその願いは叶わない。
 エリオの口腔を一方的に犯すなのはの舌を更に激しく、抱きしめる為にエリオの背中に回した腕に力を込め
ていく。
 生臭い精液の味と、エリオの滴る唾液の混ざり合った味に喉の渇きを癒しながら、腹に当たる硬い感触を味
わっていた。
 あぁ、これだと再びなのはの身体を熱が焼く。
 何も知らない彼を汚している嗜虐心か。それとも、何も出来ないでいる彼に対する征服心か。或いは別のも
のか、それら全てなのか。
 どちらにせよ、気持ちが良かったのだ。このまま、何もかもを忘れてこの少年を犯したいと思うほどには心
地よいもの。

「ほら、エリオも舌動かして。私とエリオのちゃんと味わって」
「は、はい……わかり、ました……」

 顎を伝う涎の事も気にせず、エリオはなのはの舌をしゃぶる事だけに没頭した。脳裏に浮かんだ少女の笑顔が
何故か良く思い出せず。ただ今はそれよりも、もっとなのはの玩具でいたいという欲求の方が強かった。
 なのはから強引に送り込まれる精液と唾液で喉を鳴らし、ぼんやりとなのはの笑みを視界に入れる。

「エリオ、ここも洗おうか? ここは洗ってあげるから」

 その声に頷きを一つ。
 そしてなのははエリオの頷きを見る事もなく、彼を持ち上げそのまま逆さにして抱きしめた。
338沸き立つは湯と精液と愛液とその他諸々:2008/04/21(月) 19:08:35 ID:P00fClRI
「ここもちゃんと綺麗にしなきゃね」
「は、はい……お願いします……」

 なのはの両手が、薄いエリオの尻たぶを割る。その中心でひくつく肛門へ舌を伸ばし、ゆっくりとその孔の
周囲を刺激した。
 瞬間悲鳴を上げたエリオは全身を染め、無意識に尻を振るが顔を埋めたなのははそれに構わない。ただ、逃
げても無駄だと分からせるように柔らかい尻へ爪を立て、大人しくなったエリオの肛門を再度凝視する。
 ぷっくりと膨らんだ肛門は僅かに赤く、なのはの吐息が触れるたび収縮する。舌を差し入れればそれを拒む
ように、更にきつく。

「うっ、あっ……うっ……な、なのはさん……んんっ……!」
「痛くしないから大丈夫。ちゃんと、優しくしてあげる」
「ふっ、あっ……はぁっ……ふあぁっ!」

 ぴちゃぴちゃ、と肛門を舐める音が耳を叩くたび、エリオはきつく目を瞑りその舌の感触に耐えていた。滲
んだ涙が涎と共に顎を伝ってい、排水溝へと流れていく。
 肛門への侵入者は尚も深く孔を抉り、その度少女のような悲鳴が風呂場を反響した。

「ひぁっ! はあっ――――んくぅっ!?」
「大分柔らかくなってきたよ。後もうちょっと」

 次は指だ。柔らかい腸壁を傷つけないように慎重に。だが、阻む事を許しはしない程に荒々しく。
 第二間接まで入った指を、なのはがゆっくりと折り曲げていく。瞬間収縮する肛門と、暴れるように跳ねた
肉棒はなのはがもっとと思うには十分なものだろう。

「ひっ……くぅっ……」

 エリオの心地よい鳴き声に、自然と指が深くなる。根元まで入った指を今度は引き抜き、粘り気の強い音を
聞く。
 この分なら痛みはない筈だ。泣いているのは単純に羞恥故の事だろう。と、なのはの中の塵程の優しさが安
堵の息を一つ。

「なら、もうちょっと強くしても平気かな」
「んんっ――――!!!」

 今度は人差し指と中指だ。ミチミチ、と音を立てて広がっていく肛門の圧迫感にエリオが声にもならない叫
びを上げた。
 同時、破裂寸前に早まっていたなのはの心臓が悲鳴を上げる。
 もういい加減自慰などで治まるはずもなく。それを抑えるかのようにエリオの肛門を抉る指は激しく送挿を
繰り返し、舌は肛門の周囲をなぞっていく。
 限界まで拡がった肛門が、なのはの指を咥えるように締め上げる。それに、自分にはない物を想像しながら、
喜悦の表情を浮かべ、なのはがエリオの肛門を味わった。
 エリオの悲鳴と共に、肉棒から熱い精液が迸る。胸元にかかったそれを掬いあげ、エリオの唾液と一緒に啜
る。

「エリオ起きて。まだこれからなんだからぁ」
「ひっ……あっ……も、もう――――」

 二度の射精の影響か、動けずその場に崩れたエリオをバインドが締め上げる。如何に訓練を重ねようとも、
今目の前で立つ彼女に叶うはずもなく。

「はぁっ、んっ……エリオのぉ……なのはさんに食べてみたいなぁ……」

 秘裂に己の指を埋め、片手で乳首に爪をたてながら、なのはがエリオに跨った。ビクンと震える肉棒を荒々
しく掴み、逃げられないエリオに哂いながらどこまでも深く。
 そして少年は己の肉棒が貫く、湿った音を聞いた。

「――――エリオの全部搾り取ってあげるから」
339沸き立つは湯と精液と愛液とその他諸々:2008/04/21(月) 19:09:37 ID:P00fClRI


* * *


「おい、グリフィス……どうするよ?」
「……どうしましょうか。ヴァイス陸曹」

 忘れてはならないが、ここは男性用の浴場である。無論、エリオ以外に使用する者がいないはずもなく。彼
等も例外に漏れなく、一日の汗を流していた。
 珍しく入浴の時を同じくした彼等が見たは、全裸の教導官その人だ。間違えたかと、慌てて二人が浴室から
逃げ出そうとするが遅かった。始まったのは筆舌に尽くし難い絡み合い、いや、一方的な蹂躙だ。
 二人がその場から逃げられるはずもなく、また己の腰からそそり立つ愚息がそれを許しはしない。傍観を決
め込もうにも、すぐ隣まで迫っている死の恐怖に落ち着ける筈もない。
 悩みに悩んだ末、何とか気配を消して浴室を出ようとしたのはグリフィスだ。彼の気配のなさは常人のそれ
を遥かに凌駕がした先天技能。これをここで行使しない程愚かな事はない。

「ではヴァイス陸曹。お先に失礼します」
「ま、待てコラ! 俺を置いていかないでくれ!」
「嫌です。あなたの気配を隠し切る力は僕にはありません。それにまだ死にたくないので」

 なのはに気付かれる事なく浴室を出たグリフィスは安堵の息を吐き去っていく。だが、一人残されたヴァイ
スが同じ事を出来る筈もなく、憎むべきは乱立された死亡フラグの山とやけに目立っていた己の存在感ばかり
である。

「……はぁ、しっかしどうするかねぇ……俺を仲間にいれてくれる訳もねぇし……」
「まぁいいじゃないですか」
「――――っ!?」

 不意に、声が聞えた。慌てて振り向けどそこに人の姿はない。
 いたのは一匹のフェレットだ。血の涙を流しながら、湯面に白いものを浮かばせているフェレットだ。

「……すげぇ、今まで気付かなかったぜ」
「僕にもこんな力があるなんて思いませんでした。多分最初はなかったものだと思います。気付いたら出来る
ようになってたんです」
「そうっすか。でも、何で俺にはないんすかね」

 ヴァイスの問いには答えず、ではとフェレットが去っていく。その堂々とした装いはエリオに跨るなのはの
横を通り過ぎ、無事に生還を果すほど。

「君には出来ないさ。これは、アニメで活躍できなかった男だけが行使できる能力だ」
「……また!?」
「悲しいな。昔は僕にもなかった能力の筈なんだが」

 そして、次は仮面の男。鍛え抜かれたその裸体を惜しげもなく見せつけながら、彼はフェレットの後を追う。

「……俺も、いけるか?」

 そして残された彼は一人、拳を握り立ち上がった。
 自分に何が出来るかはわからない。だが、ここで死ぬようなら男たる資格はない。

「なのはさんは今エリオに夢中だ。今なら――――」

 その後。
 ヴァイス・グランセニックを見た者は誰一人としていない。
340246:2008/04/21(月) 19:11:21 ID:P00fClRI
以上です。ありがとうございました。
最近元気のないなのはさんを書いていたから元気ななのはさんが書きたくなったのは内緒。
後エロ練習。初心に返ってなのエリでした。でも、エロくない……orz そして展開がほぼ初心の頃と一緒。
ユノフェイ←なのはさんの方は現在プロット考え中。フェイなの長編は週末くらいに書きあがる予定です。
ではでは。
341名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:20:09 ID:ZTjnEOp/
なぜ六課の風呂にクロユーが!?
342名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:53:47 ID:6HjWOiAW
逆レイプGJ!

可哀想かつ羨ましいがエリオ君にはお悔やみを送ろう。
そして存在感を消された男達には哀れみを、ただしヴァイスには送るまい。

狙撃手ならばじっと耐えねばならぬ時があるのだ。
343名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:08:35 ID:BEFMzBsR
>>340
GJ!!
ひさしぶりのなのエリ。実に堪能させて頂きました。
恥ずかしがるエリオきゅんに、いたずらする魔王様・・・
このシチュはたまらん
今は耐えるんだエリオ!いつか復讐する時が来る・・・かも・・・?
344名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:25:03 ID:8acT28Yb
フェイトが目を離した瞬間ヴィヴィオの貞操が危機に陥りそうな件
345サイヒ:2008/04/21(月) 20:26:31 ID:F7N/+nJd
最初に言っておく。尻は挫折したorz

それと俺の住んでる地方の方言では「日曜ぐらい」といったら金〜火曜日のことなんだ。
時間にアバウトな田舎町なんです。隣の爺さんとか一日が六十時間だと信じてる。


それはさておき、チンク×ゼストのソープ後編です。
初っ端からエロ。
346サイヒ:2008/04/21(月) 20:27:41 ID:F7N/+nJd
 チャックを下ろすと、微かな臭気がした。雄の匂いとはやや違う。一日ズボンの中で蒸れていた部位は、
お世辞にもいい香りとはいえない匂いを発している。肉棒が露出すると、それはいっそうきつくなった。
 しかしチンクは躊躇することなく、最初から口に含む。
 頬の内側も肉棒に密着させ、擦るというより表面の汚れを洗い落とすように口を動かせば、みるみるう
ちに頼りなかった肉棒に芯が通る。
 半分ぐらい勃起したところで、チンクは一度口から出した。
 ゼストのものは身体と同じく大きい。比して脈動も激しく、まだ完全ではないのに手に握れば血の流れ
すら分かりそうなぐらいに震えている。
 始まり方が強引だっただけに、ゼストが抗う可能性があったので少し待ってみる。しかしゼストに動く
気配は無い。
 小さく安堵し、深呼吸したチンクは肉棒に絡ませるものを視線から手へと変えた。
 まずはするすると、しごくというより軽く撫で上げていく。握るのではなく触れたままで、水音すら立
てない動き。
 それでも男にとってはそれなりに劣情をもよおすことは分かっている。現に、ゼストの肉棒はあっとい
う間に屹立しきった。
「……このまま手でするのと口でするの、どっちがいい?」
「お前の好きな方でいい」
「いつもそれだな」
 少し皮肉を混ぜて、チンクは亀頭に指を沿わす。軽く押せば、先走りがとろりと零れ落ちた。親指がす
めば人差し指、次は中指と順番に指を替えていく。
 唾液で濡れていた指が異なる液体で上塗りされきったところで、改めて握り直した。今度は強く、痛み
を覚える手前の強さで。
 そのまま擦り上げるとゼストは思っているのだろう。だが、手はあくまで支え。赤い肉を見せ始めた先
端に、チンクはしゃぶりついた。
「ぐぅ……!」
 完全に意表をついたであろう行為は、ゼストに苦悶じみた呻きを上げさせるのに成功した。
「好きにしろといったのはお前だろう? 両方やらせてもらう」
 一度口を離してそう言い、チンクはまた咥えた。
 ただし今度は、横笛を縦に吹くかのようにして唇で挟む。舌で幹を絡め取り、指は先端の割れ目を押し
広げるよう動かす。
 じゅぷじゅぷという音が、やけに鮮明に響いた。それにつれて、口からじわりと快楽が広がって行く。
 まだゼストからは何もしされていない。敏感な所に触れられたわけでもないというのに、舌や指の動き
を激しくすればするほど、頭がぼやけていった。腿が自然に擦り合わされる。
347遊女と漂客:2008/04/21(月) 20:29:03 ID:F7N/+nJd
 しかし舐めれど咥えれど、ゼストの声は最初のあとは一向に上がらない。
(…………感じてないのか?)
 むしろ音はもっと自分が出すべきだったかと、チンクは唾液を溜めて、ずちゅっと大きく唇を鳴らして
啜った。
 音に反応して、ゼストの下半身が震えた。だがしかし、それはほんの一瞬。
 先っぽに口づけて思い切り吸っても、限界の速度でしごいてみても同じだった。
 机のせいでゼストの顔が見えないのが、余計にチンクの不安を煽る。ついに耐え切れなくなって、チン
クは完全に手と口を止めて訊ねた。
「ゼスト、気持ちよくなかったらそうだと言ってくれ。他にやりたいことがあるのならそっちを……」
「ち……がう」
 ようやく絞り出たゼストの声は、低く震えていた。
「このまま出したら、お前の服を……汚してしまう」
 なんだそんなことか、とチンクはほっと息をつく。
「かまわない。精液ぐらいなら、染み抜きで落とせる。もう唾で汚れているしな。……それに全部飲んで
しまえば、汚れない」
「そう、なのか?」
「だから安心して、溜まっているもの全て出せばいい」
 またチンクが口淫を始めると我慢をやめたのか、すぐに亀頭が膨れてきた。
 その機を逃さず、チンクは一気に根元まで飲み込んで頭を上下ではなく左右に振った。
「はぁ、あっ!」
 押し当てたままの喉奥に、肉ではない感触がぶちまけられた。
 口腔の空間は、喉の入り口までほとんどゼストの肉棒に支配されている。そこに大量の精液が放たれれ
ば、喉を通るより先に口の端から零れてしまうのは、当然のことだった。
「ごふっ…………ぐぅ……」
 飲むと言った手前、垂らすまいとチンクは顎の下に手を添えて受け止めた。それでもゼストの精は多く、
指の隙間から零れそうで両手を当てることになったが。
 口と手の中で溜まった粘液を残さず飲み込んでから、ようやくチンクはテーブルの下を出た。
 改めて見たゼストは、呆けてこそいなかったが快感の余韻を残した顔で何度も呼吸し、額には軽く汗す
らかいていた。
 もっと、この男と感じ合いたい。次は自分が、ああして喘がせてもらいたい。
 唇の端から精液がついた顔のまま、チンクは寝台の隣に立つ。
「ほら、ゼスト、続きだ」
348遊女と漂客:2008/04/21(月) 20:30:10 ID:F7N/+nJd
 ドレスの脱がせ方などこの男が知っているはずがないので、自分で脱ぐ。
 華美な衣装の下は、これまた装飾に凝ったガーターベルト。色は黒。
 こういう下着は一番と二番の姉のように大人の色香を持つ者にこそ似合うと思う。何故かチンクでも客
受けはいいが。
(ゼストは……どう思っているのだろう)
 訊ねたいが、口に出すのはためらわれた。そのまま妙に意識してしまい、ついには全部自分で脱ぐのが
はしたない気すらしてきた。さきまで陰茎を咥えて舐め回していたというのに。
「…………最後は、お前が脱がせてくれ」
 背を向けて寝台に座り、チンクは金具の位置を指で示す。
 すでに自分は脱ぎ終わっていたゼストの指が下着にかかるが、やはり慣れないのか手間取っている。な
かなか脱がせてもらえない時間は焦れるが、いつまでもそうしていたいような気持ちもあった。
 矛盾した思考。ゼストについて考える時は、どんなことでもなかなかチンクの頭脳は明晰に動いてくれ
ない。
 それでも、やがてパチリと音がして上も下も脱がされる。全裸になったチンクは、ゆっくりと寝台に横
たわった。
 チンクは幼児体型ではあるが、けっして起伏が無いわけではない。性別の区別がつきにくいぐらいのオッ
トーに比べれば、胸だけでもきちんと女性であることが分かる。
 その胸に、そっとゼストの無骨な指が触れた。
 揉んでいると押すの中間程度の強さで、乳房に指が埋め込まれる。時々頂点にも指が来るが、軽く弄っ
ただけで止めてしまう。
 ゼストが女を知らないわけがない。初めて抱かれた時から、ある程度手馴れている仕草が見え隠れして
いた。
 なのにチンクの身体を壊してしまうのを恐れるように、ぎこちないまでの優しさでしか抱いてくれはし
ない。
 その思いやりがもどかしく、チンクはこっそり自分の秘所へ指を伸ばす。
 ゼストの肉棒をしゃぶったことで、うっすらと準備は出来ていた。
 無毛のそこにあるのは、小さな谷間と莢を飛び出しかけている陰核。心無し、身体の他の部位よりすべ
すべしている気がする。
 人差し指を深く差し入れていけば背筋がぞくりとし、呼吸が乱れた。急激すぎて痛みもあったが、チン
クは構わず指を蠢かせる。
 本当に独りでする時の数倍の速度で愛液が溢れ、すぐに指の数は二本に増えた。指の間を広げ、蜜を掬っ
ては外にかき出すように動かす。
「くぁ、あぁぁ……」
 どうせ胸をゼストに愛撫されているのだからと、感じたままに抑えることなくチンクは嬌声を上げる。
 対するゼストは、いつも以上に寡黙になり一心に胸を揉んでいる。
 上をゼストに愛され、下を自分で慰める。その奇妙な状態が、そのまま二人の関係だった。
349遊女と漂客:2008/04/21(月) 20:31:13 ID:F7N/+nJd
 そのまま自分の指で一気に絶頂へと突っ走りかけたチンクだが、ゼストの手が脇腹を下りているのに気
づき慌てて指を抜いた。間一髪の差でゼストの指が触れる。しかしそのまま動こうとはせず、戸惑った表
情が顔に浮かぶ。あまりに湿り気が多いことに驚いているのか。
「ほら、お前にされてもうこんなになっている。早く、したい」
 自分で弄っていたと白状するわけは無く、チンクは先を促す。
「お前はどうしたい?」
「また、それを訊くのか……」
 寂しく笑いながら、チンクはゼストの腕の間を抜けた。
「私が、上でやる」
「わかった」
 横たわったゼストに跨り、チンクは自分の秘裂を広げた。指技のせいで多少入り口が緩まっているが、
ゼストの太いものを受け入れるには狭すぎる。
「いくぞ」
 ゆっくりゆっくりと、緩慢に腰を落としていく。
 膨れた雁首までが潜り込んだところで、指などとは比べ物にならない衝撃が脊髄を走った。
「くぅあぅ……!」
 首の力が抜けて下を向けば、ゼストの太い陰茎がずぶずぶと己の内に入り込んでいくのが見えた。小さ
な秘裂はもう指が必要でないぐらい限界まで広がり、健気に男を受け入れていた。
「やっぱり、辛いのか?」
「ち、……がう」
 震える喉で、なんとか声を絞り出す。
 身体がままならないのは苦痛ではなく、快楽のためだった。
 いかに太いとはいえ、挿入れただけ。勢いをつけて突かれたわけでも、他の性感帯を刺激されたわけで
もない。
 なのにゼストと交わる時は、いつもこうなる。
 ついには下半身が体重に負けて、ずぶりと奥まで飲み込んだ。
「うああぁっ!!」
「ぐっっ!」
 二人の叫びと呻きが同時に上がった。
 チンクの胎内は、その外見どおり狭く小さい。挿入っただけで、奥の入り口がこじ開けられている。子
宮が軋むように痛んだ。
 しかし苦しさは一瞬。すぐに快楽へと変換され、背中を押されたチンクは腰を動かしだす。
350遊女と漂客:2008/04/21(月) 20:32:35 ID:F7N/+nJd
「はぁぁん!ゼ、ゼストっ!!」
 頭が漂白されていく。どう動けば、どんな声を上げれば男が悦ぶのか、思い出せない。記憶が白く塗り潰されていく。
 脳がただの肉隗となり果てても身体は正直で、激しく腰を振って男を貪っていた。
 膣口が肉棒を咀嚼するように蠢いて、快を貪る。力を入れるでもなく肉壁はびっちりと肉棒に密着して
いるが、さらに締めつけて感度と刺激を増した。
「くふぅあんん!!」
 身体が痺れ、ついに上体が折れた。一切の加減無く倒れこんだゼストの胸板は、岩のように固く、暖か
だった。
 それでも腰から下は8の字を描いて、膣のあらゆる場所で肉棒を感じ取っている。
 その肉棒が、膨らんだ。
「ぜっ、ぜすとっ、だしてっ、くれっ!!」
 声から半拍もおかず、身体がばらばらに壊れたかと錯覚する衝撃が襲う。
「ああああぁぁぁぁ!!!!」
 口の倍は出たのかと思えるほどの射精。
 チンクの幼い子宮は一瞬で満たされ、精液の大部分はごぷごぷと音を立てて、お互いのヘソまでも濡ら
した。
「くはぁ……」
 射精が終わっても、チンクはびくびくと身体を震わせ、半開きの口から唾液を垂らし続けた。
 その一方で、秘所はまた蠢いて肉棒を固くしようとしている。
 気絶するぐらい気持ちよかったというのに、身体はもう次の交わりに思いを馳せていた。
 だがその前に、言っておくべき事があった。
 呼吸と表情を整えたチンクは腰だけ動かして結合を解除すると、ずり上がるようにゼストの身体の上を
這う。視線の位置が同じになったところで、口を開いた。
「ゼスト、右目を開けていろ」
 素直に従ったゼストの瞼を指で固定するチンク。
 このまま指を突っ込めば、過去自分がされたようにゼストから右目を奪える。きっとそうしても、ゼス
トは恨み言一つ口にせず、むしろ納得の表情をするだろう。
 そうやって受け入れてしまうであろう男が、限りなく嫌だった。
 そのまましばし見つめる。微動だにしていない眼球に顔を近づけていき、そっと口づけを落とした。
 そのまま舌で触れた。傷つけないよう繊細に動かし、乾きだした眼球に潤いを与える。涙の味でもする
かとおもったが、味覚はなにも感知しなかった。そういえば出会ってからかなり長い年月が経ったが、こ
の男が泣いたところを見たことは無い。
 やがてチンクはゆっくりと舌を、続いて身体を離し口を開く。
「私の眼のことは、もう気にするな。ドクターも、姉妹も、もちろん私も、もう誰も気にしてはいない。
気に病んでいるのは、お前だけだ」
 こう言ってやっても、きっとゼストは一生気に病んで生きるのだろう。無言なことが、彼の心境をその
まま現している。
 この男は眼であれ部下であれ、自分のせいで亡くしたものを、絶対に忘れられない。
 だから、いつまで経ってもチンクのいる場所に留まってくれないのだ。
351遊女と漂客:2008/04/21(月) 20:33:32 ID:F7N/+nJd
 まだ薄暗い部屋の中。蠢く人影がある。
 かさかさと身づくろいする音。出来るだけ音を消そうとしているが、チンクはゼストが布団を抜け出し
た時から眼を覚ましていた。
 寝台に寝転び壁を向いたまま、チンクは口を開く。
「余韻を大切にしない男は嫌われるぞ」
 音が、一瞬止む。
「……ルーテシアとアギトが待っているのだ」
「終わった直後に、他の女の名前を出す男もな」
「…………」
 ゼストは完全に無言となってしまった。
「冗談だ。気をつけて行け」
「ではな、チンク」
 手を振るでも別れのキスをするでもなく、ゼストは出て行った。
 その背中にチンクは本当に言いたかった言葉を呟く。
「……次は、なるべく間をおかず来てくれると嬉しい」
 扉が閉じる前になんとか口には出来たが、聞こえたかどうかは分からなかった。
 チンク以外誰もいなくなった部屋は、夜明け前とは別種の寒さに包まれる。シーツをいっそう強く抱き
しめれば、去ったばかりの男の匂いがした。
 耐えられず、チンクは言の葉を漏らす。
「…………ゼスト、いったいどうしたら、お前はずっと私の隣にいてくれるんだ? メガーヌが眼を覚ま
すのを手伝えばいいのか? レジアス・ゲイズをお前に会わせればいいのか? 行ってほしくないと、す
がって泣きつけばいいのか? どうしたらいいんだ、ゼスト……」
 残り香はなにも答えてはくれず、ただ隻眼から涙が流れた。



           終わり
352遊女と漂客:2008/04/21(月) 20:34:49 ID:F7N/+nJd
すいません。
>>351の投下をしくじりました。
正しくはこっちです。




「おしゃべりはここまでだ。……次は、お前がしてくれ」
 声にあわせて、白く汚れた股を、チンクはゆっくりと開いていった。入り口を指で割れば、出されたば
かりのものと新しく排出された液体が、どろりと流れた。
 ゼストは黙ったまま身体を沈めてくる。
 夜は、まだ長い。



 まだ薄暗い部屋の中。蠢く人影がある。
 かさかさと身づくろいする音。出来るだけ音を消そうとしているが、チンクはゼストが布団を抜け出し
た時から眼を覚ましていた。
 寝台に寝転び壁を向いたまま、チンクは口を開く。
「余韻を大切にしない男は嫌われるぞ」
 音が、一瞬止む。
「……ルーテシアとアギトが待っているのだ」
「終わった直後に、他の女の名前を出す男もな」
「…………」
 ゼストは完全に無言となってしまった。
「冗談だ。気をつけて行け」
「ではな、チンク」
 手を振るでも別れのキスをするでもなく、ゼストは出て行った。
 その背中にチンクは本当に言いたかった言葉を呟く。
「……次は、なるべく間をおかず来てくれると嬉しい」
 扉が閉じる前になんとか口には出来たが、聞こえたかどうかは分からなかった。
 チンク以外誰もいなくなった部屋は、夜明け前とは別種の寒さに包まれる。シーツをいっそう強く抱き
しめれば、去ったばかりの男の匂いがした。
 耐えられず、チンクは言の葉を漏らす。
「…………ゼスト、いったいどうしたら、お前はずっと私の隣にいてくれるんだ? メガーヌが眼を覚ま
すのを手伝えばいいのか? レジアス・ゲイズをお前に会わせればいいのか? 行ってほしくないと、す
がって泣きつけばいいのか? どうしたらいいんだ、ゼスト……」
 残り香はなにも答えてはくれず、ただ隻眼から涙が流れた。



           終わり
353サイヒ:2008/04/21(月) 20:37:25 ID:F7N/+nJd
以上です。
この後ちゃんとラブラブになる話も考えちゃいますが、たぶん書かない。

あんまりソープっぽくない話になっちゃいました。次からは真面目にソープやります。
次にソープ書くとしたら、ラブコメ系セインか、普通にソープのセッテ。大穴で双子かウーノ。
まあ、これが煮詰まってる間に書きたいもんが山ほど出てきたんで、当分先でしょうが。

>246氏
なのはさん変態ww
素晴らしいシャタ受けGJでした!
354名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:57:44 ID:TDA8WxJD
>>340
ちょw
沸き立ってんのは湯じゃなくてなのはさんの頭だww
フェイトさんもなのはさんも変態すぎで面白かった!
GJ!

ユノフェイとフェイなの投下の楽しみを日々の糧として生きてます。
頑張ってください!
355名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 21:14:40 ID:YSH4FT0G
うおー246氏もサイヒ氏もGJ!!!
方向性は違うけどどっちもすげー好みのエロ&ストーリーでした!
つくづくこのスレの職人はレベル高くて素晴らしい
356名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 21:28:26 ID:vSPD3B/n
>>340
GJ
ただ、エリオが初めての感覚が分からなくて。
「なのはさんオシッコ出ちゃいます」みたいな描写が欲しかったです。
357名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 21:28:44 ID:6HjWOiAW
>>353
サイヒ師GJうううぅぅぅっ!!!!!
ゼスチン最高! 切ない幼女エロス最強!! ツルペタ最艶!!!!

師の書くソープ‥‥もっと見たいです‥
358名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:02:28 ID:wcJE/tnb
ふと思ったが…
前にブレイクインパルスを調節して指にかけてバイブ代わりにするエロノの同人を
読んだんだが、ブレイクインパルスって純粋な振動というより言うなればディスクX
みたいなものだから本当に上手く制御できたら突起も臓器も好きなように
バイブできるんでないかな?
黒の契約者でオペラ歌手のおばさんが声でターゲットの心臓を止めてたみたいに。

これ、エロに使えね?
359名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:04:50 ID:BW2QJN37
それって、スバルがティアを気絶させた上に
自身に使って翌日遅刻した話?
360名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:09:23 ID:TgI/wCzA
>ブレイクインパルスを調節して指にかけてバイブ代わりにする

ここだけでよくね?
361名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:09:50 ID:6HjWOiAW
いや、たぶんメイドでガイな人の書いた同人誌の話。

しかし共振を利用した攻撃もそこまで便利なもんじゃないでしょ。
少なくとも対象が静止してないとできないし、固有振動数を割り出すのも大変だし。
362名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:10:04 ID:ZTjnEOp/
アレは振動拳だったが、ブレイクインパルスでも代用できる、かも?
363名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:16:15 ID:wcJE/tnb
と言うか、手はフェイトの穴をいじってるのにクリだけが共振で勝手にバイブされるとか
エロ補正とかをかけることでそういう非現実責めに利用できないかなって話。
364名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:25:13 ID:JLfctul8
つまりシャマルさんは旅の鏡を使って、いきなり相手のGスポット弄ったりできると。
365名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:28:31 ID:wcJE/tnb
うん、ジャンルとしてはその類。
366名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:12:35 ID:d08Nw6h1
>>340
遅ればせながらGJ!
367名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:22:51 ID:W5k4gjS5
>>353
GJ!!切ねぇ…切ねぇよぉ……
ある意味こういう空気もソープの、というか風俗店モノの醍醐味じゃないかと。
すごく引き込まれました。もっかいGJ!!
368名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:18:50 ID:s0GXnMZe
>>340
GJ!!
ショタエリオを襲うなのは・・・実におっきしました。
なのはさんの変態ぶりがたまらん!
369名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:25:13 ID:0IZp2HNB
246氏のなのはさんは元気ないくらいの方が周りに迷惑かけなくていいんじゃw
…と思ったが、そう言えば元気ない方のもとんでもないことになってたな。
それにしてもエリオきゅんは襲い甲斐がありまつねハアハア
370名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:29:29 ID:C42EM3z5
エリオは襲われても襲っても良い、最近の人気を考えればどんな扱いしても喜ばれるだろう。

しかしありそうで無いのは女装ものとかかね、なんかあったっけ?
371名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:47:52 ID:6qX9+Rsh
>>370
女装と聞いて某おとボクが思い浮かんだ
誰かエリオかユーノかクロノ(もちユークロはショタver)がどっかの女子高に編入するような話書いて
くれないかなぁ
372名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:50:33 ID:F6Jpjd9f
ぴことちこですね。わかりません
373名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:51:27 ID:u/jVjr+a
>371

ユーノが私立聖祥大学付属中学校に編入させられて・・・と言うような電波が降って来た。
374名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:54:22 ID:u/jVjr+a
あ、もちろん女子のほうにね。
黒幕リンディ&エイミィ、共犯クロノ&はやてとか・・・いかん妄想スイッチ切らねば・・・
375名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:55:47 ID:8UnCBPqh
>361
世の中にはメリケンサック型の震動デバイスを使って
レーザー砲やらレールガンに変形する鎧を身に纏ったアンドロイドと
5時間近く殴り合いをする人もいるから大丈夫だろ。
まああの人は前世がブルドーザーらしいけど。
376名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:56:29 ID:MHsRMErC
落ち着け、180mの先代エルダーに絡めとられてしまうぞ
恵泉は実在騒ぎの頃が懐かしいわい…

むしろ恋する乙女と守護の盾の方がまだ救いがあると思わないか
あっちなら管理局の第三勢力として入れるぞ…どのみち笹沼注意だが
377名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:01:00 ID:u/jVjr+a
>376
う、それだとむしろクロノ女装か!
いかん、変なエンジンのスターターに手がw
378名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:06:25 ID:MHsRMErC
まぁそっち方面に走るならストーリー付け足した様なエロよりいっそ


CAGEっぽくやってくれませんか
いっそキャロルーエリオの三人を同時に可愛がるおじさんの
>唐突ですが此処でクイズです、おじさんとは誰のことでしょう

1 提督
2 司書長
3 三佐
4 執務官
379名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:09:14 ID:C42EM3z5
3の三佐は常識的に可愛がる、2の司書長は性的に可愛がる。

そして5のドクターは鬼畜に可愛がる。
俺は三人をドクターに可愛がって欲しいと思うぜ?
380名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:10:49 ID:r7cXY82O
「ちょ…ちょっとユーノさん!…どうしてボクがこんな格好に(スカート)…それに何でユーノさんは小さく…」
「むっ…黙るんだエリオ君!」
「ムガっ…」
ガサガサ、向こうから来る人影の一団に目をやると慌ててエリオの口を塞ぎ茂みに飛び込むユーノだった
口を塞がれたエリオ、茂みの前を通る少女(美)一団にはなぜか見覚えがあるような気がした

ざっざっざっざっ

「…あははは!でさーねーなのは今月はゆっくりできるんでしょ二人共?」
「…うーんどっかなー?リンディさんはしばらくは何もないからって言ってたけど…」
「うふふ、こうやって4人揃うのも久しぶりですわね…」
「な、なのは…あのっ!…私お弁当作ってみたんだけど…」

えー?フェイトちゃんのお手製ー?… そう言う事は早く言いなさいよ……

……


声が遠ざかると茂みから立ち上がる美少女…じゃなくてユーノ


ふー…未だエリオの口を押さえていた手を外しユーノは額の汗をぬぐった
「…行ったか…」
「…ユーノさん」
やれやれと一行とは逆方向に行こうとするユーノ、とりあえず歩き方に気をつけろ
「じゃないですよ!何故隠れるんですかー!?」

こんな感じで事件は始まるんですね?
381名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:12:53 ID:F6Jpjd9f
いいからショタ形態に変身した淫獣がエリオをいてこます話を書くんだ
382名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:23:33 ID:s0ReMT8v
クロノが女装して女子高に潜入する話ってすでにあるよね?
タイトルは確か『お姉さまは執務官』だったような…
383名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:02:07 ID:Y1rSSrHH
ナンバーズやルー様が男装して堂々スパイ活動という電波を受信した
384名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:08:50 ID:tVsbBygS
>>382

それってドコ?ここの保管庫?
385名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:20:39 ID:OFbynjIM
>>384
個人サイト
ヒント・あるカップルのエロで有名
386名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:28:12 ID:6qX9+Rsh
>>379
間違ってるぞ
2の司書長は性的に可愛がられるのだ
387名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 03:01:56 ID:fZ+OenIY
>>383
ドゥーエは例外として、ノーヴェやオットーは何の問題もなさそうだな。
セインも服装しだいで何とかなりそう。トーレは・・・・尻をどうにかしないと。
388名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 07:20:19 ID:UzpjsWBP
>>384
とりあえずそこのサイト、クロノお姉さまの全身図があるからそれに萌えとけ。
389名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 12:32:56 ID:r84qQm5u
ペアにガタイの大きな女の子が欲しいな
誰かいたっけ?
390名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 13:26:14 ID:Jp9sbVoX
ガタイのいい・・・
ザフィ子さん
391名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 13:27:27 ID:C42EM3z5
胸毛の濃いレジ子さん‥‥
392名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 14:09:40 ID:lAz4Up+Z
>>389
マジレスするとアルフ、トーレとか
シグナム、シャッハ、中島姉妹など戦士系も考えようによっては…
393B・A:2008/04/22(火) 14:54:35 ID:fZ+OenIY
こんな昼間からエロを投下してよいのだろうか?
良いですか?
394名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 15:03:21 ID:iwQ61tip
やっちまえ!GO!
395名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 15:07:57 ID:nS7JT+6n
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2695224
【綾乃@12歳】ハレ晴レユカイ踊ってみた【再うp】
綾乃ですっ><//初投稿でドキドキなのです///
ハレ晴レユカイ踊ってみますた♪パンチラしてるのは気にしないでください;;
これでも体操着の短パンです><下手っピでごめんなさいです><///
ボイスブログ→http://www.voiceblog.jp/aya80112/ 以上が元のうp主のコメント。
ライブドアニュースに取り上げられたようです
http://news.livedoor.com/article/detail/3560240/


396B・A:2008/04/22(火) 15:10:20 ID:fZ+OenIY
ではでは行きます

注意事項
・クロノ×なのは
・時間軸は闇の書事件の少し後
・エロ、なんと言おうとエロ
・お尻が嫌いな人はスルーの方向で
・タイトルは「とある休日の執務官と砲撃魔導師」
397とある休日の執務官と砲撃魔導師@:2008/04/22(火) 15:13:34 ID:fZ+OenIY
それはある休日のこと、クロノ・ハラオウンは額に驚愕の色を浮かべて恋人である高町なのはと見つめあっていた。
耳障りな時計の音に眉が歪む。
大量生産品であるそれは静音性が売りである。本来ならば、内部機構が漏らす僅かな機械音など雑音によってかき消されてしまう。
なのにそれが聞こえている理由は、一重になのはが口にしたある言葉が原因であった。

「クロノ君・・・・・しよっか?」

その言葉を聞いた瞬間、クロノは思わず飲んでいたコーヒーを吹きそうになってしまった。
もちろん、『何を?』なんて野暮な問い返しはしない。なのはは顔を耳まで真っ赤に染めて俯いており、
精一杯の勇気を振り絞って言ったのだということは口にせずとも理解できた。そんな彼女に、『何を?』なんて問い返すのは、無粋を通り越して男の恥だ。

「その・・・・ダメ?」

「いや、えっと・・・・・・・」

思わず、クロノは口ごもる。
2人が付き合いだしたのは、闇の書事件が一段落した少し後のことである。元々、互いに意識しあっていたのに加え、2人とも思いこむと一直線なところがあるので、
親密の度合はかなり高いと言えた。既に何度もデートを重ねており、キスも経験済みだ。だが、セックスとなると話は別である。
自分はもう15歳。まだ声変りもしていないが、性に関する知識は人並みに有しているし、やろうと思えば実践することも可能だ。
しかし、肝心のなのははまだ10歳の小学生だ。倫理的に色々とまずい上、なのはの体が自分のモノを受け入れられるかという危惧があったため、その一線を越えられずにいたのだ。

「はぁ・・・・まさか、君から誘ってくるとは思わなかったよ」

「わたしだって恥ずかしいよ。けど、クロノ君は何にも言ってくれないし」

「一応、色々と考えているんだよ・・・・男として」

「それって・・・・・赤ちゃんのこと?」

「君はまだ小学生だろ。体のこととか、これからのこととかよく考えないと」

対面や道徳も大事だが、それ以上にクロノはなのはのことが心配なのだ。子どもができたたら自分が責任を取ればそれで済むような問題ではない。
なのはの家族に申し訳が立たないし、最悪、教導官になりたいというなのはの目標も奪いかねないのだ。更に性病や成長への悪影響その他諸々と、考えだすとキリがない。

「別に、僕は今のままでも十分満足しているよ」

「嘘つき・・・・・クロノ君がわたしのこと、時々エッチな目で見ているの、知っているよ」

「それは・・・・素直に謝るよ」

非難がましくこちらを睨むなのはに謝罪し、クロノはコーヒーをすする。
確かに、したくないと言えば嘘になる。忙しさのあまり禁欲生活が長いため、どちらかと言えば溜まっている部類に入るだろう。
だが、だからといって短絡的になのはを抱こうなどと思ったことはない。多少の物足りなさは気合と理性でカバーである。
398とある休日の執務官と砲撃魔導師A:2008/04/22(火) 15:15:11 ID:fZ+OenIY
「それじゃ・・・・お尻でしよっか?」

「ぐほっ!?」

今度はコーヒーを本当に吹きだしてしまった。慌ててティッシュを数枚取り出し、汚れたカーペットについた染みを取ろうと奮闘する。

「ほら、お尻なら妊娠しないし」

「どこでその情報を仕入れてきたんだ、君は!?」

「えっと・・・・・この前、お父さんとお母さんの寝室の前を通りかかったら偶然・・・・」

していたのか、あの万年新婚気分な熟年夫婦は。

「ねぇ・・・・わたし、クロノ君と一つになりたい」

「言っておくが、僕はど素人だぞ」

「わたしも初めてだよ」

「歯止めが利かなくなっても知らないからな」

半ば呆れながら、クロノはなのはの小さな体を抱き締めた。
呆れているのは自分に対してだ。妊娠の恐怖がなくなった途端、なのはを抱きたいという欲求が強くなった。
何だかんだ言いつつも、結局、自分も男だったということが少しばかりショックだった。





改めて言うのも何だが、なのはは小さい。
細い割に二の腕や太ももはぷにぷにとした肉が詰まっており、胸は膨らみ始めたばかりで奇妙で歪な三角錐となっていた。
腰回りもまだ女性的な膨らみに欠けており、誰も触れたことのない秘唇に至っては言うまでもなく無毛で縦一直線の亀裂が走っているだけだ。
自分が今、ベッドの上に押し倒しているのが小学生であることを再認識したことで、なのはの服を脱がしにかかっていたクロノの手の動きが僅かに鈍くなる。

(どうする? 今ならまだ引き返せる。その・・・・異常だろ。初体験がアナルセックスって・・・・・)

頭の中で天使と悪魔のコスプレをした猫姉妹がクロノに囁く。

『別に良いじゃん、減るもんじゃないし』

『クロ助、何なら堕ちるとこまで堕ちようよ』

どっちも悪魔だった。
399とある休日の執務官と砲撃魔導師B:2008/04/22(火) 15:17:24 ID:fZ+OenIY
「クロノ君?」

クロノの戸惑いに気づいたのか、なのはが不安そうにこちらを見上げてくる。
不安。
そう、不安でないわけがない。
いくら彼女がAAAランクの魔導師だと言っても、中身はまだ普通の小学生と変わらない。平気そうな顔をしていても、心の中ではこれからされることに
不安と恐怖を抱いているはずだ。それでも、彼女は自分と一つになりたいと言ってくれたのだ。

「馬鹿だな、僕は・・・・・」

「えっ?」

「何でもない・・・・さっき言ったことだが・・」

無造作になのはの唇を自分の唇で塞ぐ。
キスなんて生易しいものではない。強引に舌をねじ込み、口の中に溜め込んだ唾液を流し込みながら口内を舌先で舐るそれは間違いなく凌辱だ。
一方的で暴力的な口内凌辱にうぶななのはは思考が追いつかず、クロノのされるがままに口の中を犯されていく。

「うぅん・・・くちゅ・・うぅ・・ん・・・」

「ちゅぅ・・うぅ・・・ん・・・はぁ・・・・・・」

唇を離すと、トロンとした目でなのはがこちらを見上げてくる。
言葉にしなくてもわかる。
止めないで欲しい。
もっとして欲しい。
体の隅々まで犯して欲しい。
だから、愛を込めてクロノは囁いた。

「どうやら、最初から歯止めなんてなかったみたいだ」





なのはへの口撃を続けながら、クロノはゴツゴツと角ばった自分の手をなのはの小さな尻へと伸ばした。
そして、その中心でひくついている綺麗な菊門の周囲を撫でるように愛撫していく。

「ひやっ・・あ・あ・・うう・・・ちゅぅ・・くちゅ・・あ・あ・」

悲鳴を上げて逃れようとするなのはの体を片手で押さえつけ、きつく閉じられている菊門に中指をゆっくりと侵入させる。
初めて指を入れた腸内は火傷しそうなくらい熱く、柔らかいけどきつく締まってくるという形容しきれない感覚をクロノに与えた。

「うっ、あっ・・・・うっ・・・・ク、クロノ君・・・・・んんっ・・・!」

「大丈夫、痛いのも苦しいのも、全部忘れさせてあげるから」

「うん・・・して・・・もっとして・・・・・」

呂律の回らない舌で言葉を紡ぐなのはの頬を愛おしげに舐めながら、クロノは直腸の拡張を開始する。
柔らかい腸壁を傷つけることがないよう、1ミリ1ミリ慎重に指を進め、中ほどまで入ったところで関節を折り曲げて腸壁を擦り、
或いはピストン運動のように前後に出し入れを行う。その度になのはは声にならない悲鳴を上げてよがり、目じりから零れた涙がシーツを汚した。
400とある休日の執務官と砲撃魔導師C:2008/04/22(火) 15:19:02 ID:fZ+OenIY
「ひぁっ! はあっ・・・・ああ・・クロノ君・・・・変、変だよ・・・・」

「何が変なんだ?」

「初めてなのに・・・・わたし、お尻でするの初めてなのに・・・・その・・・・」

「気持ち良い?」

頬を真っ赤に染め、コクンと頷く。
余程恥ずかしかったのか、それっきりなのはは口を開かなかった。それが憎たらしくて、クロノは直腸への攻めを更に激しくしていく。
肛門を抉る指の数を増やし、括約筋を強引に広げて滲み出る腸液をかき出す。圧迫感になのはは悲鳴を上げるが、それが声になる前にクロノの唇がなのはの口を塞いだ。
体は当然押さえつけられているので、なのはは逃げることも声を出すこともできずに、一方的に蹂躙される恐怖を味わうしかない。

「怖いかい?」

不意にクロノが口を開く。
どこかやるせないその言葉は、自分への失望の表れであった。
質実剛健、公明正大。今日の今日まで信じてきた執務官という自分の理想像が木端微塵に砕け散ったことへの絶望だった。
だから、思わずなのはは動いていた。唯一自由な片腕を動かし、クロノの後頭部を無造作に引き寄せて無理やり唇を重ねる。

「んんっ・・・・うぅん・・・」

「くちゅ・・・ちゅ・・・はぁ・・・クロノ君なら・・・・怖くないよ・・」

嘘をつけと言いたくなった。
声が震えているし、目には涙が浮かんでいる。思いっきり怖がっているじゃないか。
それでも、精一杯の勇気を振り絞って怖くないと言ってくれたのだ。ならば、自分はそれに応えなければならない。

「そろそろ・・・・入れるよ」

ここまでの行為でクロノの肉棒は既に臨戦態勢を整えている。
限界まで広がったなのはの肛門に自身の肉棒をあてがい、今度も慎重にゆっくりと埋没させていく。
なのはの顔が僅かに苦痛で歪む。だが、それも一瞬のこと。一番大きなカリの部分が入った後は、さしたる苦もなく肉棒が挿入され、2人の体がぴったりと密着しあう。
401とある休日の執務官と砲撃魔導師D:2008/04/22(火) 15:20:45 ID:fZ+OenIY
「なのは、入ったよ」

「う・・・うっ・・うん・・・あぁ・・・・」

問いかけに何とか答えようとするが、肛門の圧迫感と体を貫かれるという未体験の感覚に、なのはは言葉を紡ぐことができなかった。
伸ばしてきた手は震えており、潤んだ目は助けを求めるようにこちらを見上げていた。

「ク・・・クロ・・・ノ・・君・・・・」

「なのは」

「一つに・・・・なれた・・・ね・・・・」

「ああ・・・・僕たちは一つだ」

「う・・ん・・・・・ねぇ・・・・動いて・・・良いよ・・・」

「優しくはできそうにないよ」

「良いよ・・・壊して・・・なのはのこと、メチャメチャにして・・・・・」

「了解だ」

半開きの口に口づけをし、鳥肌の立っている肌を愛おしげに擦ると、クロノはピストン運動を開始した。
最初から全開で、まるでギアの壊れたダンプのように荒々しい突き入れがなのはの小さな体を蹂躙する。

「あはっぁあ・・・あ・あ・・うぁぁ・あ・・あ・ああああぁ・・・・やあぁあっっ・・・・・・はひああぁぁっ!!」

「ぐっ・・あ・・・・・なのは・・・」

出し入れの度に菊門が裏返り、異物を排除しようと括約筋が肉棒を締め上げる。クロノにとっても直腸は未知の場所であり、
初めて体験する快感に早くも限界が訪れようとしていた。

「クロノくん・・・クロノくん・・・あ・あ・・変・・・また変なの・・」

狂ったようになのはは悶え、首を振りながら喘ぎ声を上げる。

「お尻ねぇ・・・熱いの・・・・熱くて苦しくて・・・・・けど、気持ち良いの・・・・もっと・・・もっと抉って・・・え・え・・あっぁぁぁっ!!!」

互いの腰がぶつかり合う音が無人の家に響き渡り、真昼間から肛門で交わり合うという背徳的な行為が2人の劣情を溶かしていく。
気づけば互いに唇を貪り合い、肛門が与えてくれる未知の快楽を共有しあっていた。

「はぁぁやぁぁああっっ・・・・くああぁあああっ!!」

「ぐぅっ・・・・もう・・・はぁ・・あ・あ・・・」

汗と涙でグチャグチャになったなのはの顔を見つめながら、クロノが切羽詰った声を上げる。
402とある休日の執務官と砲撃魔導師E:2008/04/22(火) 15:22:44 ID:fZ+OenIY
「なのは・・・・・そろそろ・・・・・っ!!」

「射精してぇっ・・・・なのはのお尻に射精して・・・・クロノくんの・・・・・お尻に頂戴・・・・・お尻に中出ししてぇっぇっ!!!」

「うゎぁぁぁっ、なのはぁぁっ!!!」

「きぃぃったぁっ・・・あ・あ・・あ・あちゅい・・・焼けりゅぅぅ、お尻焼け・・あ・あぁ・・あぁぁっぁぁぁっ!!!」

腸内でクロノの肉棒が爆ぜ、熱い迸りを受けたなのはは悦びに打ち震えた。
大好きな人と一つになり、その欲望を一身で受け止める。精神的なその喜びが心に満ち、なのはは処女でありながらも目に涙を浮かべて絶頂の頂へと上り詰めるのだった。





薄暗い部屋に何かがぶつかり合う音が響き渡り、悦の込められた男女の息づかいが湿った部屋の空気を満たしていく。

「あぁぁ・あ・・あ・・もっと・・・・クロノ君・・・もっとぉっ!!」

「なのは・・・あ・ぁぁうぉぉぉぉぉぉっ!!」

思い切り打ちつけられたクロノの腰がビクビクと震え、なのはの腸内に白い子種をまき散らす。
なのはもまた、幼い体を痙攣させながら自分の中で暴れまわるクロノの肉棒をギチギチと締め上げて、一滴残らず彼の精液を絞り取ろうとする。

「はぁ・・はぁ・・・今、何時だ?」

「えっと・・・・5時半・・・・そろそろ・・・フェイトちゃんとか・・・帰ってくる・・かも・・・」

「あぁ・・・止めないと・・・そろそろ・・・・けど、後1回・・・・もう・・1回だけ・・・・・・」

何度も射精しているというのに、クロノの肉棒はまったく衰えようとしない。込み上げる欲望のままになのはを抱き、犯す様は獣以外の何ものでもなかった。
余りに長く交わり過ぎたため、最初は狭く、固かったなのはの肛門はだらしなく口を開いたまま閉じなくなっていた。

「うん、1回・・・後1回だけなら大丈夫なの」

「そうだな。1回だけ」

後1回だけ。
そう言って、既に何度も交わり合っている。
快感が強すぎて止めることができない。今よりももっと、さっきよりももっと強い快感を得ようと、2人は更に激しく交わり合っていく。
何度目かの射精がなのはの直腸を汚し、絶頂に達したなのはがクロノの肉棒を締め上げる。
後1回。
またも言い訳をして互いを求め合う。
永遠に終わらない1回を繰り返し続ける。
その時、帰宅を告げる誰かの声がハラオウン家に響き渡った。

                                                      おわり
403B・A:2008/04/22(火) 15:26:19 ID:fZ+OenIY
以上です。
当初の予定では、なのはとクロノのラブラブデートから初体験に繋げるつもりが、気づけばこんな形に。
クロなのをまともに書いたのはこれが初めてなのに、これで良いのだろうか? というか、とっとと連載の続きを・・・・・。
404名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 15:33:32 ID:SKlXE6gd
真っ昼間からなんてものをwwww
というかはじめてが後ろって本当に大丈夫なんだろうか…
二人の未来が心配ですwですがGJ!!
405名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 15:43:21 ID:Y1rSSrHH
GJ!
微笑ましかった
この後 修羅場になりそうw
406名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 15:45:28 ID:Jp9sbVoX
微妙にバッドエンド臭いのは仕様ですか?
しかしGJ
407名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:12:48 ID:3Lk2neZ6
GJ!!です。
帰ってきたのがアルフであることを祈らずにはいられないw
408名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:44:24 ID:MkvZqx8W
GJ!

>とっとと連載の続きを・・・・・

もしかしてコレも連載化ですか?

帰ってきたのがリンディ母さんだと…
409名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:47:27 ID:s0GXnMZe
>>403
GJ!!
槍騎士の誓いの続きも楽しみにしています!
410名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 18:58:03 ID:+/NJaIzv
>>403
GJ
そういえば、原作のとらハ版だとクロノ×なのはなんだよな。
かえって来たのがリンディ提督だったりして。
411名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 19:47:56 ID:R7vKW61l
あばばばばば、誰が帰ってきても大変な事になるのは間違いねえ……!!
B・A氏GJです。

ところで氏の提唱したセッテ×デュランダルのパターンを二つほど考えてみました。

@ノーマル案
更正組のプログラムでデバイスについて学習する機会があり(局で働くならデバイスの
知識も必要なはず)『質疑応答できる珍しいストレージ』のサンプルとしてフェイト経由で
デュランダルが貸し出されてくる。そこで何故かセッテが異常に興味を示しデュランダルは
しばらく更正施設に置かれる事に……

Aアブノーマル案
ソープ・ナンバーズ時空で客として訪れたクロノがデュランダルを置き忘れたまま長期次元航行へ
クロノが帰ってくるまでしばらくデュランダルを預かる事になるセッテ達、展開次第ではそのまま
パクったりドクターの超技術で擬人化も?

ただどっちにしても根本的に
セ『ねんがんの アイスワンドをてにいれたぞ!』
ク『かえしてくれ たのむ!』『そう かんけいないね』『犯してでも うばいとる』
というイベントは避けられんわけですが。何かの参考にでもなれば幸いです。

そして>>26-111
あ、あのレジー地獄からなぜこんなに綺麗な作品が……こっちは『しまった、まとめを
蒐集してくれてる氏だけは否応なくあれを見なければならんのか…!』と気づいて
戦々恐々していたというのに……さすがは俺の心の兄貴ですよ。GJという言葉すら
十分ではないくらい……次回も楽しみにしています。(もしかしてネタですか、だったら
すいません)
412名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 20:21:55 ID:L2enzdUr
>>403
GJ、エロいっすw
クロなのモノのチェックポイントはしっかり掴めてると思うのでたぶん大丈夫ですよ。

後ろを極めると前じゃ物足りなくなるというけど、このなのはの未来が本当に心配w
413名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:47:50 ID:lDlBRy5o
誰か携帯で見れるような軽い保管庫作ってくれないかな
414名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:57:11 ID:Lcg2jje/
一理ある
wiki.livedoorは携帯からは見えないしなあ
415名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:59:29 ID:uW70tkfp
ファイルシークから意地で見てますが何か。
表示量を最大に設定すれば二ページ目から本文だから、そこまでストレスを感じることはないと思う。
416名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:41:44 ID:C42EM3z5
アナルファックGJううぅぅっ!!

しかしアレだ、最近のクロノは問答無用でケツ堀りまくりだな。
417B・A:2008/04/22(火) 22:45:47 ID:fZ+OenIY
>>411
なるほど、そういう案が。ありがたく参考にさせてもらいます。ただ、やっぱり文章化は難しそうです。
ちなみに、そのカップリングが思いついた経緯が、

           連載で煮詰まった
              ↓
       気分変えて他のアイディアを探ろう
              ↓
          クロなの書きたいなぁ
              ↓
デュランダルをうまく扱えるように練習するクロノ、なのはのピンチに颯爽と登場
              ↓
   「いくぞ、デュランダル」、「OK,BOSS」
              ↓
    縁側で茶を飲むセッテとその横に置かれたデュランダル
              ↓
セッテ「・・・・・・・・・・・・・・・」
デュラ「・・・・・・・・・・・・・・・」
セッテ「・・・・・・・・・・・・・・・」
デュラ「・・・・・・・・・・・・・・・」

クロノ「かれこれ2時間もあの調子だ」
エリオ「けど、なんだか楽しそうですよ、あの2人」
クロノ「彼女はいつもあんな感じなのかい?」
エリオ「ええ、まあ・・・・・あ、今笑った」


という流れだったんです。
この段階で最早、電波以外の何物でもないのですが。
418野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/23(水) 00:13:03 ID:v6cKtDsd
♪マッハロッドで キャロロロロ〜 キャロロロロ〜 キャロロロロ〜〜! 

なんか電波受信しました。

というわけで、おにぎり完結編+オマケ
レス数四 
おにぎり嫌いな人は注意して下さい。
419野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/23(水) 00:14:59 ID:v6cKtDsd
    1
 おにぎり世界 その3〜終焉のおにぎり

>>304の続き?です

 ヴィータの貴い犠牲で、ご飯は見事に炊けた。因みに全員野外に移動している。
「結構、何とかなるもんやね」
 呆れ半分関心半分のはやて。
「じゃあ、おにぎり作ろうか」
 フェイトが袖を捲る。
「あのー、私たちも少し分けてもらえると嬉しいかなあって…」
 おずおずと切り出したスバルに、首を傾げるフェイト。
「……そうね。流石にこれだけの量はエリオ一人じゃ食べきれないし」
 いっそ、いつの間にか集まっている皆で食べようと。
 JS事件が解決してからは、ハッキリ言って皆が暇なのだ。
「でも、そうするとフェイトちゃん一人で作るのは大変だよ」
 言いながら、なのはも袖を捲り上げる。
「私だって、おにぎりくらいなら」
「……料理と名の付くものなら、はやてが一番美味いに決まってる!」
 ヴィータの強い推薦で引きずり出されるはやて。
「うーん。ま、ええか。出身世界の料理を知ってもらうんも、楽しいしな。せっかくの炊きたてご飯やし」
 妙に盛り上がり始める一同。

「当然、部隊長でしょ。ヴィータ三尉のお墨付きだよ?」
「いやいや、高町教官の実家は食い物屋らしいからなぁ?」
「自分で持ってきたんだから、執務官だって相当な自信だと思うぞ?」
 誰のおにぎりが一番美味しいか、議論が始まっている。
 はやて、なのは、フェイトがおにぎりを作っているテーブルの前に並び始める一同。

「スバル、アンタどうするの? やっぱり、なのはさんのおにぎり狙い?」
「全部食べるよ?」
「あ、そ」
 
「エリオ君は、どうするの?」
「うん。やっぱり、フェイトさんのおにぎりかな」
「やっぱりそうかぁ」
 キャロは、それなりに手際よく握っている三人のほうをじっと見ている。
「おにぎりって、ああやって作るんだね」
「うん。始めて見たよ」
「手で直接握るんだ……」
「そうだね」
「汗とか、手の汚れとか付いちゃうんじゃないかなぁ?」
「うーん。でも、そもそもそういう料理らしいし…」
 そんなものかなぁ、と首を傾げるキャロ。その背後から聞こえる、男性課員達の話声。
「考えてみれば、このおにぎりって、なんかいいな」
「単純な料理じゃないか」
「おまえ、よく考えろよ。あの教官が、執務官が、部隊長が素手で握りしめたモノをそのまま食うんだぞ!
あの三人の汗とか、手の汚れとか、一切合切俺の口の中にっ!! あああっ、辛抱たまらん!」
「変態がいる……」
 そこまで聞こえたところで、再びキャロはエリオを見た。
「……エリオ君、フェイトさんのおにぎりがいいの?」
「そうだけど?」
「……………ふーん…………………変態」
「え? キャロ、何か言った?」
「ううん、なんでもない」
 少しの沈黙の後、
「私もおにぎり作る」
「ええっ?」
420野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/23(水) 00:15:43 ID:v6cKtDsd
     2

 はやてに負けるのは仕方ない、となのはは思った。向こうはある意味主婦だ。ご飯のプロだ。夜天の王だ。
「おにぎりの作り方」くらい蒐集行使しているかもしれない。
 おにぎり希望列ははやて前がトップ、そしてフェイト前、大きく開いてなのは前の順だ。
 ちなみになのは列の先頭に立っているのは嬉しそうにワクテカしているスバル。その後でつまらなそうに立っているのはティアナだ。
そして「つき合いだからなっ」と誰に怒っているのかわからないヴィータ。これでは身内票と言われても仕方ない。
 ちなみに影になっていて見えないが、ヴィータの後にはフェレットがいたりする。
 最下位だけど、見方を変えれば三位なの……と自分を慰めていると、突然発生する第四の列。
「なに?」
 フェイトとはやても驚いて列の先頭を見た。
 テーブルで、必死になっておにぎりを握っているのはキャロだった。
「うんしょ……熱っ……うううう、熱いよ……でも、頑張るよ、エリオ君……」
 必死の姿に、ガンバレとの声援までが。
 因みにキャロの列に並んでいるのは、普段から色々と疑惑の目に晒されている男性独身課員一同だったりする。

「リイン、あそこに並んでる連中、チェックしといてな。叩けば埃が出る連中やろ」
「はい……あの、はやてちゃん?」
「なんや?」
「全員です?」
「勿論やん」
「狼さんもいるです」
「………そか……ヴィヴィオのお守り、えらい熱心やと思とったけど。そーいうことかいな…」

 なのはは焦っていた。第三位ではない、最下位である。キャロにも負けてしまうのか。
 こうなったら、奥の手しかない。全力全開、悪魔と言われても勝つ。エースofエースの名にかけて。
 自分があがれないのなら、相手を引きずり落とす。
 ……はやては無理。策略で勝てるとは思えない。キャロを引きずり落とせば、自分が悪者にされるだろう。
 ……ごめんね、フェイトちゃん。
 なのはは周りの様子を確かめると、まるで今し方気付いたばかりだというように目を丸くして、声を上げる。
「あれ? フェイトちゃん、さっきシグナムさんがご飯を炊いているとき席を外したよね?」
「え? 外したけれど……あれはなのはも一緒に…」
「あ、そうか。トイレに行ってたんだよね」
 にゃはははは、と笑い、そしてトドメ。
「そう言えばフェイトちゃん、手を洗い忘れてるよ?」
 勝った。となのはは確信した。食べ物である。しかもおにぎりである。手を洗っていないのは致命的。
これでフェイト前の列も……

 ……って、列が伸びたーーーーーーーーーーーーー!!!

「シグナム、どこ行くんや!」
「テスタロッサの列に並ぶのです!」
「なんやてーーーーー!」

 まさかこんなことになるなんて。
 なのははさらに焦った。
 どこに行くか迷っていたメンバーまでがフェイト前に並んでいる。ここまで六課が歪んでいたなんて……
421野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/23(水) 00:16:45 ID:v6cKtDsd
     3
 
 こうなったらキャロを引きずり落とすしかない。いや、それはまずい。
 だから、キャロの真似をする。
 キャロの幼女パワーを真似すればいいのだ。
「おにぎりにこれを付けるの」
 なのはの取りだした物にざわつく一同。
「ユーノ君秘蔵の隠し撮り写真、高町なのは九歳!」
 笑い出すフェイト。
「そのくらいならこっちにも! 義兄さん秘蔵の隠し撮り写真、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン九歳!」
「負けへんっ! グレアムおじさん秘蔵の隠し撮り写真、八神はやて九歳! あと、ザフィーラ秘蔵の隠し撮り写真、主九歳や!」
 3人娘の育ってきた環境は最悪だったらしい。あと、撮ってたのか、狼。
 

 結果。

 キャロ>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>>>>その他

 なんのことはない。六課の大多数である女性陣の総スカンを食らってしまっては、勝てるわけがないのだ。
 結局女性票のほとんどが健気におにぎりを作るキャロに集まり、挙げ句の果てには皆でキャロを手伝い始めて、
非常に微笑ましい風景が繰り広げられていたのだ。
 その一方で醜い争いが続いたことは言うまでもない。

「フェイトちゃんの手にはアルハザード経由の謎の病原菌が!」
「なのはの血塗られた手で握ったおにぎりなんてっ!」
「ヴィータ、シグナム、ええから二人のおひつ壊してまえ!」


 その争いをよそに……

 キャロの作ったおにぎりを頬張るエリオ。
「おにぎりって、美味しいね」
「いっぱいあるからね」
 スバルもニコニコと、そしてバクバクと頬張っている。
「アンタは少し空気読みなさい」
 ティアナに引きずられてどこかに連れて行かれるスバル。後に残ったのはキャロとエリオだけ。
「エリオ君が食べてくれるなら、私、また頑張るから。食べたいものがあったら言ってね」
 二人は平和だった。


    終 
422野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/23(水) 00:17:30 ID:v6cKtDsd
     4(オマケ)

「鯨肉って食べてみたいな」 
 再びのスバルの甘言に乗せられ、そう口走ってしまうエリオ。
 しかし、エリオのために捕鯨船に乗り組んだフェイトが怪我を負ってしまう。
 責任を感じ、ストラーダを銛に持ち替えて旅立つエリオ。
 しかし、鯨を追うエリオの前に立ちはだかるのは……
「鯨は賢いのよ!」
 自称自然保護団体グリーン○ースの尖兵となったキャロだった!
 怪しい液体の入ったバケツを抱えたキャロの前に、エリオの捕鯨船はどうなるのか。

 次回、魔法少女リリカルなのはEaterS「鯨は貴重な蛋白源なの」
 魔法少女、よく食べます。

 (いや嘘だからw) 
423野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/23(水) 00:18:04 ID:v6cKtDsd
以上。
お粗末様でした。
424名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:21:13 ID:mo5zGN6p
馬鹿野郎、もっとやれwww
425名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:23:49 ID:vnTeUAo3
このスレはバカが多すぐる(褒め言葉)wwwww
426名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:25:09 ID:wWYHkM5E
>>422
節子、それグリーン○ースやない、シー○ェパードや!!
427名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:27:28 ID:9DY/WdJ/
>>422
>>423
本当に救いようの無いバカだなあ。。。

コンビニにフェイトさんおにぎり売ってるかなあ・・・食べたいなあ・・・

なんかウキウキする次回予告だなあ。だなあ。
428名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:31:16 ID:U59bDBy3
>>423
作者含めて全員ダメだwwww(当然褒め言葉

さぁ、瓢箪から駒、オマケから本編。
後は言うまでもないな。待ってるよ。
42926-111:2008/04/23(水) 00:35:57 ID:ZWUiOFRC
>>野狗氏
GJ!面白かったです!っていうか隊長陣自重w
ザフィーラ、お前もか・・・
そして、何だかおにぎりが食べたくなった私が居ます。コンビニおにぎり?キンジョニコンビニガネェノデスヨ・・・

>>411氏 ておあー氏?のつもりでレス
保管してると、色々とインスピレーションが湧きますよ。良いアイデアを沢山いただいています
「レジアス陵辱」、良い話でしたよ、良い話でしたとも、ふははは
次回予告はクマー、とか言ってますが、プロット自体はできてます。ていうか予告の内容まんまで
書くとも書かないとも、それ以前に現行スレに追い付かなきゃいけませんからね


というわけで、保管庫から業務連絡です
63スレの保管作業が終了しました。執筆陣諸兄は確認をお願いします
こちらは引き続き保管業務を継続します

・連絡事項
>>保管庫司書長殿
勝手ながら、「職人一覧」のページに少々手を加えさせていただきました
読者諸氏には関係の無い変更ですが、今後、新規に立候補された司書の方が、改名事情を把握する為、というつもりです

別段、暇をいただく予定は無いのですがね。夏場はちょっと仕事がハードになるので、色々と布石(逃げ道)を・・・

現行スレまで後4つ。ぼちぼちやっていきます
それでは、スレ汚し失礼しました
430名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:37:07 ID:UESQrVfq
>>423
GJ!
謎のフェレット(笑)はそれでもきっとなのはさんの列に並んでいたと信じて疑わない俺ガイルw
431名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:42:43 ID:kWV9mw1c
保管業務乙にございます。

しかしレジ陵を良い話とは‥‥あなた相当な剛の者ですね。
432名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:01:34 ID:8IjCdtEF
保管業務乙であります。
そして>>423
GJ!この壊れ具合が最高すぎるwww

そして俺も何かSSを書こうかなっと思ってるのだけど。設定と矛盾
してもいいかな?
プロットはフェイトが執務試験二回目に落ちて、その影響で癇癪を起こして
しまい、なのはやユーノ、クロノと喧嘩しちゃう話を書いてたのだけど。
ここから飛べる設定資料集を見たらフェイトが二回目に落ちたのは
なのはの怪我と時期が重なった為ってあるんだ。それだと喧嘩してる場合じゃねぇ
って感じなんだけど、どうだろうか?

良かったら意見を聞きたい。なんだったら、書きかけの分を投稿して見せてもいいし。
意見を待っています。
433名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:02:41 ID:xFhUnhBe
保管業務乙です。後4スレってことはそろそろソープネタが保管され始めた頃かな。
434名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:06:47 ID:kWV9mw1c
思うまま、好きに書くべきだ。

自分が書きたいものを書くのがSSなんだから。
435名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:13:27 ID:S3Yyy7+h
ここで設定と矛盾なんてことキツク言い出したら、保管庫の大半が死滅することになる。
問題無い、やれ。
436432:2008/04/23(水) 01:16:36 ID:8IjCdtEF
>>434
>>435
その言葉に感謝する。これで思い悩む事無く書くことが出来るよ。
では頑張ってくる!
437名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:30:27 ID:50YeVNHS
保管業務乙です。

ところでパンニーは投下されましたが、靴下でナニーをするのってこのスレ的にどうなんでしょう
438名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:36:21 ID:XDXq7vlG
>>423
GJ!!面白かったです。
マトモな人間はエリオとキャロだけか……頑張れ二人とも。
とりあえず六課は馬鹿と変態で構成されてるんだなww
439名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:44:57 ID:kWV9mw1c
>>437
GOだ、パンツよりも難易度は高いかもしれん、だがGOだ!
440名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:52:56 ID:S3Yyy7+h
>437
なにも、もんだい、ない。
ソックスハンターは永遠なのだ。
441名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:54:25 ID:+TTgu+tH
実際問題として、設定の矛盾や間違いはどの程度までなら許せるものだろうか
442名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:59:26 ID:v6cKtDsd
読んでいて気にならない程度。
とは言っても個人差が大きいだろうし、ハッキリ言ってしまえば決めようがないと思う。
書く側がおのおの心で決めるべき事じゃないかな。
それを由としない読み手には、悪いけどスルーしてくれ、ということで。
443名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:04:50 ID:FVM7lncf
オリキャラ出さなきゃどこまでも、アッー!も行けます
オリキャラ出るなら内容によりにけり、でも爺さんの話はおもしろかた

でも此処、職人が言わずとも壷を解ってるから定義しにくいw
あえてそのギリギリを攻めて来る人もいるしw峠の走り屋ばかりかwwww
444名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:23:19 ID:B/e6nTuf
電波受信しました
・・・遺跡から発掘された、古代ベルカ文明のロストロギア
それは、ベルトの形をしていた
与えられたのは、異形へと変ずることでの絶大な力
奪われたのは、ささやかな日常
偶然、その使い手に選ばれたアリサは、ロストロギアを狙う謎の集団との戦いの日々に巻き込まれていく
変身少女マスクド・アリサ はじまります
445名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:38:27 ID:g8O7Rd70
>>441
物語的な流ならIFの一言で片付くけど、魔法の設定や世界観、例にすると、管理局の組織体系や構成
とか曖昧または不明な部分はオリジナルで埋めるのは普通だろうな、
ただ、本編で設定されてるキャラが理由なしでの別人28号化しすぎるのはどうかと思う、そうなる過程こそ
楽しむ部分だろうし。
446名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 03:00:59 ID:+TTgu+tH
意見トン
自分も何か書いてみようかと思ったけど、設定の壁にぶつかって頓挫したから聞いてみたかった
魔法の設定が独特だし、バリアジャケットの仕組みとかよく分からないんだよなあ
447名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 03:05:30 ID:ciKjolrF
>>446
・NanohaWiki
・VFB・stsファンブック
・コミックス


後は何度も本編を見るべし!!見るべし!!
448名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 03:08:57 ID:vub2kzDD
>>446
その辺は細かく考えると逆に潰れると思うぞ。
都築氏自身、対談とかで設定は勢いで作ってるみたいな
ことを言ってたから、明文化されてる情報のみに気を付ければ
残りはアバウトでいいと思う。

そもそも、明文化されてる設定すら次作では覆るかもしれんのだし。
449名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 03:23:58 ID:3F2Wmvat
投下してもよろしいでしょうか?
450名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 03:26:33 ID:MEn1ZkUF
バッチコイ!
45139-362:2008/04/23(水) 03:31:10 ID:3F2Wmvat
どうも、お久しぶりです。
気付けば、こんなにスレが進んでいました。軽く浦島太郎気分です。


待っていてくださった方々、本当にすみません。
期待に応えられる内容かは激しく不安ですが……


・ユノフェ
・続き物なので、前作とかを読んでるといいかも
・他のENDと対比してみるのも面白いかも
・非エロス
452A crossroads of Fate END3 後編:2008/04/23(水) 03:31:57 ID:3F2Wmvat
ここは、とある世界の喫茶店。
コーヒーや紅茶もなかなか、ケーキにいたっては絶品という人気店だ。
全席禁煙らしく、どこのテーブルにも灰皿一つ見当たらない。
その店の一番奥の四人席に、一人の男が座っていた。
人気店であるにもかかわらず、その周囲は妙に人がまばらである。
座っている数少ない人も、時計をちらちら見ては帰ろうか思案しているようであった。
だが、そんな様子を一向に気にしていないのか、彼、ユーノ・スクライアはのんびりとコーヒーを飲んでいる。
「ん〜ふふふん〜」
のんきに鼻歌まで歌っている様子を見ると、相当に機嫌がよさそうだ。
当然と言えば当然だろう。彼が待っているとすれば、彼の彼女。つまりフェイトである。
常識的に判断して、恋人に会うのを嫌がる人間はいまい。
数人が席を立ち、会計に向かう。どこか急いでいる風でもあった。
彼らが出て行って数分後、ドアベルがカランカランと軽快な音を立てる。
「!」
顔をあげたユーノは、扉の先を期待を込めた眼差しで見つめ―
「やぁ、ユーノ。奇遇だな。」
酷く、落胆した。
溜息を吐く彼のことなどお構いなしに、入ってきた人物は彼の前の席に腰掛ける。
目の前にいるのは、待ち人の兄のクロノ・ハラオウン。
管理局の制服でないところを見ると、私用で来ているらしい。
「店に入ろうと思ったら、窓から君が見えてな。僕もこの店にはよく来るんだが…君も来るのか?」
「……まぁね。一人でもたまに来るし。」
「そうか。……?」
周囲を見渡して、クロノは軽く首をかしげる。
彼の記憶では、この店はいつも満員というほどではないが、こんなに空いてはいなかったはずだ。
時間の都合や曜日なども関係しているのかもしれないが…それにしても妙だ。
違和感を感じながらも、クロノは店員を呼び、アイスコーヒーとチーズケーキを注文する。
空いているからだろうか、すぐに注文した品はテーブルの上に並べられた。
そして、伝票を押し付けるようにして店員は足早に去っていく。
「今の店員、態度が悪くないか?」
「確かに、接客業としてはダメだろうね。」
「まったく………ああそうだ、この前の話なんだが―」
適度に飲食しつつ、二人は世間話を始める。内容は、この前無事に完了したプロジェクトの件である。
453A crossroads of Fate END3 後編:2008/04/23(水) 03:32:55 ID:3F2Wmvat
しばらく話していると、ふとクロノが思い出したかのように話題を変えた。
「そういえば、この前なのはの所に行ってきたんだ。」
「へぇ。」
あれからすぐに、なのはは管理局を辞めて、ヴィヴィオと一緒に海鳴市の実家に帰った。
なのはが言うには、ヴィヴィオの教育のためらしい。
無論、退職願を出した時には本局内でも色々とごたごたがあった。
相当に事は大きかったらしく、ユーノも引き止めるよう説得してくれと言われたことがあった。もちろん断ったが。
その色々の末、よほどの緊急の時だけに、管理局嘱託として協力するということになった。
こうして、管理局のエースは喫茶店手伝いへと転職したのだった。
彼女の人気で、翠屋の客も大分増えているらしい。
「ケーキでも食べに行ったのか?」
「まさか。元気かどうか、様子を見に行っただけさ。」
確かにケーキは美味しかったが、と付け加えて、クロノは軽く笑う。
「とにかく、凄い混雑しててね。僕も30分ほど待たされたよ。」
「で、なのはは元気そうだった?」
「元気というかなんというか………すごかったな。色々と。」
「すごかった?何が?」
「その…何と言うかだな。僕が学校から帰ってきたヴィヴィオに話し掛けたら、睨みつけられた。」
「………クロノ、話し掛けようとしただけか?他に何かしようとしてなかったか?」
「するわけないだろ!僕にはエイミィっていう立派な妻が……」
いや、否定するなら、自分が妻帯者かどうかということより、ヴィヴィオの年齢を問題にして欲しかった。
そう考えると、なのはが睨みつけたのもすんなり納得がいくような気がする。
むしろ、もっとやった方がよかったんじゃないかとさえ……
「ふぅ……クロノ、犯罪だけは起こすなよ?」
「……………」
クロノの趣味は置いておくとして、なのはは元気に過ごしているようだ。
少しでも元気ない素振りをすれば、クロノは気付くはず。長年の付き合いでもあるし。
「そういえば、ヴィヴィオは向こうで上手くやってるのか?」
「ああ。………近所の子、ヴィヴィオをいじめる子は一人もいないそうだ。」
「じゃあ、引っ越してよかったじゃないか。まぁ、こっちでいじめられてたわけじゃないけど。」
「……最近、急に引っ越した家が数軒あるらしいんだが。」
「…………………」
「…………………」
沈黙が、二人の間に流れる。
何というか、元気を通り越している気がしなくもない。
空気の重さに耐えかねて、ユーノはカップに手を伸ばす。
しかし、中身は空だった。仕方なく、店員を呼ぼうと振り向く。
すると。
「お―」
目が合った。
454A crossroads of Fate END3 後編:2008/04/23(水) 03:33:34 ID:3F2Wmvat
店員ではなく、丁度ドアを開けて入って来た彼女と。
その美しき緋色の瞳と。
ユーノの視界の片隅で、店員が厨房へ走り去っていった。
だが、そんなものなど今の彼にとって、何の意味もありはしない。
ガタンと音を鳴らして席を立ち、駆け寄る。
「フェイトッ!」
「ユーノ!」
同じように駆けて来たフェイトを、ぎゅっと抱きしめる。いや、正確にはがしっと。
もちろん、フェイトも強く抱きしめ返してくる。
息のかかるほどの至近距離。だが、二人はまったく意に介した様子がない。
「ごめん、ごめんね……遅れちゃって…」
「いいよ、フェイトが来てくれたんだから。」
「えへへ、ユーノ、優しいね……」
「何言ってるのさ、優しいのはフェイトだろう?今日も時間を作ってくれてさ。」
「それはユーノもだよぅ。」
「あはは、それもそうだね。」
何と形容したらいいのだろうか。
クロノは、激しい動揺に襲われていた。口は半開きで、呆然と目の前の二人を見つめている。
視線の先では、未だに二人がいちゃいちゃして、一向に席に座る様子がない。
そして周囲の席には、誰一人として座っていなかった。
おかしい。あれは本当にユーノか?そしてあれは本当にフェイトか?
大体、さっきまでは普通に話していて、いつもと何ら変わりがなかったのだ。
フェイトが現れた瞬間に変貌した。そう、あの変わりようは変貌としか言うことが出来ない。
辛うじてフェイトは何とか納得できるとしても、ユーノはおかしい。というかありえない。
少なくとも、自分の知るところでは、バカップルと一番に縁の遠そうな人種であったはずだ。
二人が付き合っているのは知っているが、それでも数ヶ月前まではあんなのじゃなかった。
凄まじく混乱しているクロノの脳裏に、最近耳に入った話が甦った。
『昼時に、食堂を利用する客がかなり減ったんですよね……誰に聞いても、あの場所にはいたくないって言うし…男性局員は、泣いてる人までいるんですよ。』
まさか、とは思うが……この二人が原因なのだろうか?
そう、この付近の席が妙に空いているのも、足早に帰っていく客が多いのも、店員のさっきの態度も。
更には、食堂の利用客が減った原因も。
いや。そこまでじゃないだろう、とクロノは首を振る。
たかが、人目もはばからずに抱きついてるだけじゃないか。それぐらいでそこまでの大事になるものか。
だがとりあえず、あのままの二人を放置しておくのはよくないだろう。
「おーい。す、座らないか?いつまでもそうしてるわけにも……」
「…………クロノ?」
ちらりと、フェイトの目がこちらを向く。向くというか、睨まれた。
邪魔扱いだった。なんでここにいるんだと、視線が語っている。
「そんなとこに突っ立ったままじゃ、店員の邪魔になるだろ?」
だが、それにも負けずに、クロノは何とか二人を座らせようと促す。
「そうだね。じゃ、座ろうか。」
二人は手を繋いで、機嫌よさげに隣同士に座った。
その様子を見て、クロノは帰りたいという衝動に襲われたものの、急に帰るのも感じが悪い気がしなくもない。
それにケーキもまだ食べ終わっていなかったので、結局、我慢して座っていることにした。
「フェイト、何にする?」
「そうだね…ユーノは、何にしたの?」
「僕?まぁ、いつものようにコーヒーだけだけど。」
「じゃ、ケーキを一緒に食べようかな……ええと…」
ケーキを一緒に食べる?半分ずつ食べるのだろうか?
少し疑問を感じたものの、わざわざ言うこともないだろう。クロノは黙ってケーキを食べることにした。
店員が来て、先程よりも急いで注文を取り、走って行った。
455A crossroads of Fate END3 後編:2008/04/23(水) 03:34:13 ID:3F2Wmvat
「今日はごめんね、ユーノ。待たせちゃったみたいで…」
「別にいいよ。用事だったなら仕方ないし、それにクロノと話してたから暇でもなかったし。」
「そういえば、なんでクロノがいるの?」
「あー、うん。まぁちょっと、僕もケーキが食べたくなって。」
「…もうすぐ、ケーキなくなるね。」
言外に、さっさと帰れと言われているようだ。
確かに邪魔者だから仕方がないと思いつつも、どこか納得がいかない。
そう思っていると、すぐにケーキがテーブルに並べられた。
注文してから数分もしていない。なのにこの量、少なくとも二人分の量が運ばれてくるとは。
見てみると、ケーキ用のフォークが一つしかない。どうにも不親切だな、と思い、クロノは店員を呼ぼうとする。
が。
「それじゃユーノ、食べようか?」
丁寧に一口大に切り取られていくケーキ。それをフォークに刺し、
「じゃ、ユーノから。はい。」
フォークを、ユーノに渡した。
「?」
いまいちよくわからないが、切り取ったのを食べてくれということだろうか。
そうしなくとも、半分づつ普通に食べた方が効率的にいいだろうに。
「もう、しょうがないなぁ、フェイトは……はい、あーん。」
「あーん……やっぱりこうやって食べるのが一番美味しいよ、ユーノ……」
頬を赤く染めて照れているフェイトに、にこにこ笑いながらそれを見つめているユーノ。
クロノは急いで帰りたくなったものの、何とか踏みとどまる。
恋人ならよくある話だ、だからおかしくもなんともない。だから大丈夫。
「それじゃ、今度はわたしの番だね。お返し。」
「んむ……やっぱり、フェイトからあーんしてもらうと、より美味しいよ。」
「そうかな?でも、そうなら嬉しいな。」
こともあろうに、その一本のフォークで二人はケーキを食べさせあっていた。
しかも幸せそうに。しかも何の躊躇いもなしに。
「あ、クリームがついてるよ。食べちゃおっと……えへへへ…」
「僕の分だろ、そのクリームは。こっちも食べちゃうぞー!」
「えへへ、どうぞ。」
クロノはかなり急いで帰りたくなったものの、何とか踏みとどまる。
フォークが一本しかないから、ああいう食べ方になるんだ。仕方ないんだ。そう自分に言い聞かせる。
いやでも、クリームの件はどうにかしてくれ。ナプキンがあるじゃないか、拭いてくれ。お願いだから。
というか、何で自分はここまでして残っているのだろうか?
ケーキもほとんど食べ終わったし、他にするべき用事もない。こんな忍耐をする必要も……
クロノが自分が未だここにいることへの疑問を感じ始めた時であった。
「あのさ、ユーノ。…ちょっと試してみたいことがあるんだけど、いいかな?」
「ん?別にいいけど。何をするの?」
「口移しで、食べさせて欲しいなぁって。」
「ぐはげほっげほっ!」
その発言に、落ち着くためにコーヒーを飲んでいたクロノがむせる。
ちょっと何を言い出すんだ、このフェイトは。というか、なんで聞いてるだけの自分がむせなきゃいけないんだ。
だ、だが大丈夫だろう。ユーノといえば常識を持った人間だ。いくらバカップル化しているとはいえ、ここは良心的な判断をしてくれるはず。
果たしてクロノの予想通り、ユーノは驚いて目をパチパチさせている。
456A crossroads of Fate END3 後編:2008/04/23(水) 03:34:41 ID:3F2Wmvat
「……しょうがないなぁ。それで?先に僕が食べさせればいい?」
「え!?」
「うん……」
そっと目をつぶるフェイト。
ユーノはケーキを一切れ口に含むと、その唇に……
「おおおうううううううわっぁああああああぁあああ!!!!そういえば僕用事があったんだ今思い出した!!!」
クロノは急いで立ち上がると、伝票を掴んで走り去る。
財布から急いで金を抜き出すと、適当にレジに置いておく。
お釣とかどうでもいいから、とにかくこの空間から逃げ出したい。
厨房の奥に引っ込んでいる店員に釣はいらないと声を掛け、急いでドアから外に出る。
「はぁはぁはぁはぁはぁ………」
何がどうなってるんだ。あんなこと、エイミィとだってしたことがないし、あんなところでするものじゃないだろう。
少しは公共の場での常識を考えてくれと、諭してやりたい。
それにしても、ユーノがあそこまでおかしくなっているとは、思いも寄らなかった。
何となく憂鬱な気分になりながら、ふとドアを振り返ってみる。
メニューの書いてある看板が、置いてあった。その隅に赤文字で大きく書いてあった。
『ただいま、バカップルがおりますのでご注意ください。』
「……………」
クロノは、それを見なかったことにして、ふらふらと一人歩いていく。
目的地は、特にはなかった。









457A crossroads of Fate END3 後編:2008/04/23(水) 03:35:42 ID:3F2Wmvat
「んん……んむぅ、ぷはぁ。」
「はぁっ……美味しかったね、ユーノ!」
「フェイトが食べさせてくれるんだし、当然だろ?」
一方、ユーノはクロノがいなくなったことにも気付かず、フェイトとケーキを食べさせあっていた。
二人の世界への没入である。
クロノの疑問は、ある意味で正解であった。
確かに、ユーノは常識人であり、このような行為は出来ないはずだ。
が、また考えてみると、彼は十年ほども一人の女性を慕いつづけていたほどに情熱的である。
言ってみれば、それが発現しなかったのは、今までにそれを妨げるものがあったからだ。
かつては、なのはの気持ちがわからず、どう接していいか不安に苛まれていた。
フェイトと付き合ってからの―なのはとの問題が解決するまでの―彼は、フェイトへの気持ちが不確かであったし、なのはへの悩みもあった。
それがすべて解決し、フェイトを愛することについて何の障害もなくなった今、彼は元々の情熱が爆発したわけである。
無論、フェイトの方の情熱の凄まじさについてはここでわざわざ語るまでもない。
今まではユーノがブレーキを掛けていたのが、そのブレーキが用をなさなくなった。
―つまり、彼らを止めるものは、何もなかった。
そんな状況で、二人とも仕事を続けているのはある意味奇跡だとも言える。
「あ、口元にケーキがついちゃったな……」
「もう、何でナプキンで拭くの?」
自分の口元を普通にナプキンで拭っているユーノに、咎めるように言う。
「え?ダメだった?」
「ダメだよ。やっぱり、ここは口でとってあげなきゃ。」
「わかったよ。今度からは………あれ?クロノは?」
ふと気付いたように、周囲を見渡すユーノ。
目の前の皿を見ると、クロノのケーキが幾分か残っていた。だとすれば、帰ったのではないだろう。
「あれ、伝票もない。」
「クロノがおごってくれるんじゃないかな?さっき用事があるとか行って帰っちゃったみたいだし。」
事実、クロノは二人の分まで払った上に、お釣をもらわないで帰ってしまった。
「今度、お礼を言っとくかな……」
ケーキを食べ終わったので、コーヒーをのんびりとすすることにした。
このなんでもないはずの時間が、とても幸せに彼には思える。
不意に、フェイトが楽しげにクスクスと笑う。
「どうかした?」
「ユーノも随分変わったな、って思って。昔は、あーんするの嫌がったのにね。」
「嫌なんじゃなくて、恥ずかしかっただけなんだけどね……」
「今は、恥ずかしくないんだ?」
「恥ずかしいけど…今はそれよりも、フェイトを喜ばせてあげたいから。」
「………………」
ふるふると微かに震えて、フェイトは押し黙ってしまう。
「フェイト?」
急に黙ってしまうなんて彼女らしくないと、心配して声を掛ける。
そう見ているうちにも震えはだんだんと大きくなり―
458A crossroads of Fate END3 後編:2008/04/23(水) 03:36:59 ID:3F2Wmvat
「あああああもう!ユーノ大好き!愛してる!」
ユーノに飛びつき、そのまま押し倒す。
幸い、席がソファであったため体を痛めることはなかった。
が、現在の問題はそこではない。
「もうダメだよユーノ、そんなこと言われたらもうわたし止まらないよ…!」
「ちょ、ちょっと待てってフェイト!ここは外だって!」
「外だって大丈夫だよ!」
流石に、この場では冷静にフェイトを止めようとするユーノだったが、はぁはぁと息を荒くしている彼女は一向に止まりそうにない。
普通の説得ではダメだ、少しひねって考えなければ。
急いでユーノは頭を回転させ、説得を試みる。
「は、話を聞いてくれ!フェイト、いいか?外ってことは他の男にも見られるんだぞ?嫌だろ!?」
「う……確かに、それは嫌だね…………」
説得が功を奏したのか、フェイトはユーノの上から未練げにどいていった。
そうこうしているうちにも、ドアベルを鳴らして客が急ぎ足で帰っていく。
もちろん、二人はまったくもって気にも留めなかったが。
「ふぅ……」
何とか危機を脱したユーノは、安堵の溜息を吐く。
一方、フェイトはとても不満であったが、確かにユーノ以外に見られるのはいい気がしない。
納得するより他にどうしようもなかった。
「最近、仕事の方はどう?」
フェイトがまた何かを言い出す前に、ユーノはさっさと話題を切り替える。
「仕事……休みがどんどん少なくなるよ……」
憂鬱そうに、フェイトは自分の紅茶のカップをじっと見つめる。
何とか休憩を多めに取ったりしているものの、最近は会える時間が少ない。
一応、メールなどでのやり取りはしているものの、それで満足出来るわけがない。
ひょっとすると、ユーノを寂しがらせてはいないだろうか。
「……ユーノ、今…幸せかな?」
「え?突然どうしたのさ?」
「ちょっと気になって。……それで、どうかな?」
「どうって…幸せに決まってるさ。」
あっさりと、彼は答える。
考える必要もない。今こうしてここにフェイトといられること、それだけで幸せだと感じているのだ。
不幸であるはずがない。
ユーノの言葉を聞いて、フェイトは安心したように肩を預けてくる。
「そういえば、さっきクロノと話してたことなんだけどさ。」
どうも、仕事の話はまずかったらしい。
話をまた変えなくては。
「……うん。」
「クロノが海鳴に行ったらしいんだ。何でも、ケーキを食べに行ったって。」
「それってこの前の休日の時かな……」
「知らないけど。なのは達は元気でやってるってさ。」
それを聞いて、フェイトは嬉しげに微笑む。
彼女としても、親友のなのはと、妹というか娘のようなヴィヴィオが幸せに過ごしていることが嬉しいのだろう。
寄り添うように、そっとフェイトはユーノの腕を抱きしめる。
「ね、今度一緒に海鳴に行かない?」
「なのはやヴィヴィオに会いに?」
「それもあるけど……やっぱり、あそこはわたしにとって大事な場所だから、かな。」
多分、彼女にとっては故郷のようなものなのだろう。
ユーノとしては、多少羨ましい気がしなくもない。彼にとっての故郷は、少なくともあの街ではないのだから。
けれども、大切な場所であることに、たくさんの思い出があることに、何ら変わりはない。
459A crossroads of Fate END3 後編:2008/04/23(水) 03:38:24 ID:3F2Wmvat
「今度また、休みを作るよ。…どこ、回ろうか?」
「あの公園…ユーノと一緒に掃除したとことかどうかな。」
「別にいいよ。それじゃ、今度のデートは思い出巡りかな。」
「でも、動物園にもまた行きたいかな。あ、でもでも水族館もいいかも。」
「そんなに行きたい場所あるのか?」
「むぅ。」
頬を膨らませ、よりべったりと腕に引っ付く。
この季節には暑苦しいかもしれないが、ユーノにとっては不快では決してない。
「ユーノとだから、一緒に行きたいんだよ……一緒に、思い出を作りたいから。」
「甘えん坊だな……よしよし。」
軽く頭を撫でてやると、嬉しそうにフェイトは頬を緩ませる。
見慣れた光景。でも、大切にしていきたいと、そう思える光景。
「よし……!」
「?」
ユーノは、ポケットにそっと手を突っ込む。
目当ては、小箱。
彼女のために、数週間も前に頼んでおいたものだ。
流石に、これは緊張する。どこかで落としたりしていないだろうか?
震える手の先に、こつん、と小さな箱が触れる。
確かめると、そっと目をつむり、覚悟を決める。今更、後に退くわけには行かないと。
「フェイト。ちょっと……左手、出してくれないかな。」
「別にいいけど…どうかしたの?」
首をかしげながら、フェイトは言われた通りに左手を出す。
鼓動が、高まり始める。覚悟を決めたとはいえ、緊張で口から心臓が飛び出そうだ。
ポケットの中で、そっと箱を開ける。
小さな、硬質の感触を確かめ、ぐっ、とそれを掌に握りこむ。汗でちょっと濡れてしまうが、この際仕方がない。
「フェ、フェイトにお願いがあるんだ。」
「お願い?」
左手を差し出したまま、フェイトは不思議そうに聞き返す。
緊張のあまり喉が渇いてきたが、じっと堪える。
ユーノは、フェイトの瞳をじっと見つめ―
ポケットのそれを、彼女の左手の、薬指に通す。
「僕でよかったら…こんな、僕でよかったら……フェイト・テスタロッサ・スクライアに、なってくれませんか?」
それは、エンゲージリング。
ずっと一緒に歩んでいきたいと、彼の想いの結晶。
驚きで呆然としていたフェイトの瞳に、知らないうちに、じわり、と涙が溢れてくる。
「嬉しい……嬉しいよ、ユーノ!」
ぎゅっと強く、強く、もう離れないようにと、抱きしめる。
ユーノはそれを受け止め、優しく抱き返す。
「…それで、どうかな?」
「断るわけないよ!わたしはユーノがすごくすごく大好きで、とてもとても愛してるんだから!」

最高の―今まで見た中でも一番の―とっておきの表情で、フェイトは愛しい彼に、笑いかける。

その笑顔はきっと、誰よりも輝いて―













FIN
46039-362:2008/04/23(水) 03:44:43 ID:3F2Wmvat
以上で、A crossroads of Fateは完結です。

END3は今までのENDと大分毛色が違いますが、数あるうちの一つだと思って多めに見てくださると幸いです。
とにかくも、これで終わったわけですが……次から、どうしたものだろうか。


色々迷惑を掛けてしまった司書様、素敵なEND1.5を書いてくださった◆kd.2f.1ckc様、ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございます。

それでは、随分と長い間のスレ汚し、失礼いたしました。
461名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 03:53:15 ID:ueD1UwEn
ぅおおおおおおおおおおおおお

Gj!Gj!Gj!Gj!Gj!Gj!ぐっじょーーーーーーぶ!!

実は私、これまでのあらすじを読んではおりません^^;
ここのスレに参加したのが遅かったものですから…
ですが!
この回のストーリーだけでも、すっごく甘甘な気分に浸れました

というわけで…
おいこらユーノ!フェイト!営業妨害じゃ!
喫茶店で2人の世界を作りおってからに
べ、べつに羨ましいとか、そんなんじゃないんだからね!

とか言ってみたりしますw

462名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 03:56:33 ID:aipUWCN5
>>460
とりあえず一言、ずっと期待して待ってたよ!
とうことでGJ
本当に毛色の違うバカップルエンドだなあw
463名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 04:36:45 ID:MEn1ZkUF
>>460GJ!
久しぶりにニヤニヤしました。しかしリンディ茶に勝るとも劣らない甘さ。他のエンドからは想像もできませんでしたw

しかしこのバカップル、なのはの所にいくとしたら
「もうやめて!なのはのライフポイントはとっくに0よ!」
「HA☆NA☆SE!」
状態になりそうww 
464名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 04:38:18 ID:B6IYzh33
>>460
あぁ・・・・朝食のコーヒーはブラックで良いや(甘いのは控えようという意味)。
ここまでの修羅場が修羅場だけに、ここまでバカップルされると幸せになれよとしか言えないなぁ。
個人的には、海鳴に戻ったなのはがどんな生活しているのか気になります。
465名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 04:45:17 ID:B6IYzh33
>>463
こうですか?

ユーノ「好きだよ、フェイト・・・」
フェイト「ユーノ・・・私も愛している」
なのは「・・・・・・・・・」
ユーノ「僕も、世界中の誰よりも愛している」
フェイト「私だって、宇宙で一番大好きだよ」
ユーノ「なら、僕は次元・・・・」
ヴィヴィオ「もうやめてぇぇぇっ!!!」
2人「HA☆NA☆SE!」
ヴィヴィオ「なのはママのライフはとっくに0だよ! 後、軽く営業妨害だからフェイトママもユーノさんも少し・・・・頭冷やそうか?」

士郎「桃子、あの2人に何かおかしいところはあったか?」
桃子「いいえ、極々普通なカップルに見えたけど・・・・・」
美由希「そりゃ・・・・2人からしたらねぇ・・・・・はぁ・・・」
466名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 07:28:35 ID:zKfkqsBI
遅れながらもおにぎりの人乙でしたw
なのはさんが悪魔と言った瞬間、脇で握りだすのかと思ったw
467名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 08:24:46 ID:EmRn5kIj
>>465
もう40歳行ってるはずなのに未だにバカップルな高町夫妻自重wついでにユーフェイも。
そして頑張れヴィヴィオ!負けるなヴィヴィオ!なのはママを守れるのは君だけだ!!
468名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 09:27:35 ID:USMbzHI6
>>466
キタキタおやじとな
469名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 09:47:05 ID:2pJz8X45
おにぎり……こう、キャロの靴下で巻いて……

【コミケ並みの行列に踏み潰されました】
470名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 10:19:39 ID:SaYK7rrc
>>463
「にゃはは…もう大丈夫だと思ったけど、ちょっと心が痛いや…」「ママ…いいこいいこ」
「ん、ありがとう。ヴィヴィオ」
なんて場面を想像した俺は間違いなく鬱好き
471名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 10:56:09 ID:Jzh4nbku
>>460
ついにキタ―――――(゚∀゚)―――――!!!!!!!!!!
こんな奴らがリアルにいたら、マジ迷惑だろうなぁwww(いや、その人達は悪くないんだけどね)
なのはも、なんとか立ち直り始めているようで良かった。

END1・2が鬱続きだった分、その反動でEND三つ分の甘さが一つに凝縮されたような話でしたねw
これで子供なんかできたら、(周りにとって)どんな恐ろしい事になるのか…w

やっぱり最後に一番カタルシスの大きい
ハッピーエンドを持って来るという構成は大正解だったと思います。
やっぱ幸せなのが一番ですよね。

ずっと待ってた作品が読めたばかりで、何が言いたいのかイマイチ纏まりませんでしたが、
こんなSSを書いてくださってありがとうございます。
39-362の、また次回の作品が投下されるのをお待ちしております。
472名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:15:01 ID:1Y59Uk/8
>>460GJ
甘いですな
ところで気付いたんですが、地球あたりで封時結界使えば堂々と青姦ができそうw
473名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:17:14 ID:CoU3EcY+
>>460
GJ!
待ちに待ってたハッピーエンド、甘甘で最高でしたw
でも、密かに一番好きだったシーンはEND2のなのはとフェイトの罵り合いな俺自重(ぉ

とりあえず、この2人を見て育つであろうエリキャロの将来が非常にs(ry
474名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:39:38 ID:kWV9mw1c
>>460
甘いバカップルに惜しみないGJを。
ずっと待ってた甲斐がありました、この愛くるしいフェイトをもっと見たいですよ旦那!
475名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 13:32:32 ID:hAvDHXUm
>>460
最初のタイトル未定ころからリアルタイムで読んでたけど、完結してよかった。
お疲れ様です。でももう少しお話つづきそう。
なのはをどうにかしてほしい。かわいそすぎる。
476名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 14:43:59 ID:0/G8sFAG
上でオリャラについて少し触れられていたけど、やっぱオリキャラの名前って車の名前から取った方がいいのかな?
477名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 15:11:46 ID:59UDNJPg
>>476
それはどこのマジックナイトですか?
478名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 15:13:52 ID:oFiwxlGx
>>476
それが望ましいとは思うが、そうするとネタが被る可能性が高くなるからな
3期発表前にオリキャラにエリオって名付けちゃった職人もいるし
479名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 15:16:43 ID:EqjCNStY
エヴァみたく軍艦も良いかもな。
レパルスとかフッドとか、壮絶に散りそうだけどw
480名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 15:45:31 ID:mdoUzzbK
>>レパルス、フッド
かなり不吉な名前だな
481名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:15:43 ID:sf17pGxT
>>476
車以外からとるなら高校の頃の世界史の教科書とか手元にあるならオススメ
色んな人名や固有名詞が載ってるから参考になるぞ
実際ヴォルテールやフリードとかもヨーロッパの王とかから来てる名前だからな
482名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:19:46 ID:ir9lTCiX
>>477
それ俺が初めて鬱になったCLAMP作品だ レイアースの1期…。
確か助けるはずの姫がラスボスという。
483名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:20:23 ID:iE34DUi7
「今日から配属の新人やね。名前は?」
「イラストリアスです」
「自分、防御魔法はよさそうやけど攻撃魔法がイマイチっぽい名前やな」
「すいません。総魔力量が少ないもので……」
「まあええわ。そっちは?」
「カサブランカです。50人姉妹の長女です」
「50人姉妹てなんや!おのれは戦闘機人か!」
「フレッチャーです。175人の――」
「ええかげんにせー!」
484名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:24:13 ID:EqjCNStY
>>482
「好きになっちゃったのよーー!」だっけ?
衝撃的だったからそこだけ覚えてるw
485名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:24:56 ID:39wfeNU3
知ってる中でマイナーな有名人の名前とかでも良いんじゃない?>オリキャラの名前
武装隊のジョーイ・ディマィオさんとか、
経理部のアンドレイ・チカティロさんとか。
486名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:36:48 ID:ir9lTCiX
>>485
>経理部のアンドレイ・ティカティロとか
…おっかねえ経理部員だな…。たしか80位ぶっ殺したロシアの殺人狂だろう
487名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:38:23 ID:mdoUzzbK
いっそゲームとかから持ってくるってのも有りかもな
488名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:44:49 ID:SEAsG274
>>486
エドゲイン君一号思い出したw
489名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:54:29 ID:nE7DAgvz
>>483
カサンブランカ吹いたwwwwww
有名な週刊空母だな。
490名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:14:46 ID:kWV9mw1c
オリキャラの名前ですか。
俺の場合は好きな映画監督やら銃火器設計者からとってますかね。
491名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:17:42 ID:TzWPyaQh
ちょいズラして航空機、船、電車でもいいんじゃね?
はやてとかいるし
492名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:23:38 ID:RFYw4Hb9
なるのVS聖王ヴィヴィオとの戦いの最中。ヴィータですら串刺しにされるまで存在に気が付かなかったガジェットW型の不意打ちに遭い肩を貫かれる、なのは
ご丁寧にガジェットW型のサーベル部分には身体を麻痺させる変わりに性欲と感度を通常の何十倍にも増幅する即効性の神経毒が仕込まれていて一瞬で全身に毒が回り
ただでさえ教導で忙しく溜まりまくっていた影響で
気が付いたときには戦闘中にも関わらず下着の中に指が伸び自慰を始め、狙った様に現れるガジェットT型の大群

その後は、淫らに乱れるエースオブエースに発情した聖王ヴィヴィオも巻き込んでクア姉置いてきぼりの大乱交に発展

ってのを妄想した
493名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:27:08 ID:zCU9LJYj
もじったりするのもアリじゃないでしょうか。

1レス程の小話を書いたんですが、投下しても大丈夫でしょうか?
494名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:27:45 ID:MEn1ZkUF
もち
495名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:42:31 ID:/Hmp/pzC
>489
飴は週刊護衛空母に日刊駆逐艦だからなぁ。
よく名前が続いたものだw

>493
カモーン!
496名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:44:42 ID:zCU9LJYj
投下前のお作法として


・ユーノ×すずか
・このカップリングが嫌いなお人はスルーしてくだせェ。
・非エロ?
・使用レスは1つ
NGワードは『昼だけど、Moonlit Lovers?』
497昼だけど、Moonlit Lovers?:2008/04/23(水) 17:53:21 ID:zCU9LJYj
いじめすぎちゃったかな、そんなことを考えながらユーノはベッドに横たわっている恋人に声をかける。
「すずかー、そのまま寝ちゃったらカピカピになるよー」
「うにゅ、じゃあお風呂につれてってー」
「じゃないとねちゃうよー」
寝ているのか起きているのか良く分からない口調で宣言するとすずかは再びベッドに横たわってしまった。
季節柄、風邪をひく心配が無いとは言え、ベタベタなままで過ごして良いわけでもないし、
ユーノは情事の後は身奇麗にしないと気が済まない性質なのだ。
ユーノにとって第二の我が家といってもいい月村家だが、流石に裸で歩き回るわけにも行かない。
取り敢えず、トランクスとシャツを身に着けて、すずかをブランケットに包むとお姫様抱っこの要領で抱き上げるとそろそろと風呂場へと向かった。
風呂場に入った時、昼下がりにも関わらず、バスタブにお湯が張られていた事には閉口するしかなかった。
ユーノの脳裏に手回しの良い事この上ないメイドさんと未来の義姉になるかもしれない人がサムズアップしている姿がありありと浮かび上がった。
色々と見透かされているのは気になるが、折角の好意なのだからありがたく頂戴しないと。
そんなことを考えつつ、半分夢の中をさまよっているすずかを椅子に座らせると、
ユーノは洗面器にバスタブの湯を汲み始めた。
スポンジをお湯の中に放り込み、ゆるく絞ると石鹸をつけて泡立てる。
スポンジが泡だらけになったことを確認すると、ゆっくりとすずかの背中を洗い始めた。
「ひゃん!ゆ、ユーノ君何してるの?!」
「んー、すずかの体洗ってるの」
のんきな口調とは裏腹に、汗と精液にまみれた体を洗うユーノの手つきはとても優しい。
最初こそ、くすぐったそうにしていたが、やがて体を預けて
「んっ、ユーノ君って体洗うの上手だよね」
「昔は一族の色んな人と一緒にお風呂に入って体を洗ったからね。けどこんな所までは洗わないけどね」
他愛もないことや互いの近況を話しながら、二人はこの穏やかなひと時を楽しむ。
ついさっきまで飢えた獣の様に互いの体を貪っていたとはとても思えない。
最後にシャワーで泡を洗い流して、
「はい、おしまい」
「じゃあ、今度は私の番だね」
言うなり、ユーノを押し倒しマウントポジションを確保するすずかお嬢様。
「えーっと、すずか?」
「ユーノ君、体の洗い方がエッチだからその気になっちゃった♪」
暫くして浴場から共生ならぬ嬌声が響き渡ったのは、まあ、何時ものことだったり。


おまけ
「ノエル、あの二人いつ風呂から上がると思う?」
「そうですね、今までのお二人の経験上あと1時間は上がらないでしょう」
「ねえ、ノエル」
「何でしょうか?」
「今夜恭也が帰ってきたら、三人で、ね♪」
「……まあ、たまにはよろしいかもしれません」
498名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:08:42 ID:vxP1UKtl
ああ、なんかぬくいなぁ…グッジョブクブクブク……
499名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:18:10 ID:zCU9LJYj
遅くなりましたが以上です。
三期の事情を考えればこういうのもありかなと思い、書いてみました。
お目汚し失礼致しました!
|-`)
|)彡 サッ
500名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:21:30 ID:7xH5zEqZ
>>491
> ちょいズラして航空機、船、電車でもいいんじゃね?
> はやてとかいるし
ナカジマ家の名前は国鉄の夜行列車が元ネタと信じてる俺が来ましたよ
501名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:44:31 ID:ir9lTCiX
>>500
「銀河」なら知っているけど、
「すばる」とか「げんや」とかあったっけ?
国鉄(JR)の夜行列車に

後、戦闘機の名前とかも良いね。
ファントムとか、ドラケンとか。
502名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:53:28 ID:FVM7lncf
幻夜ならあったんじゃね
なんか微妙に殺人事件が起こりそう

機関車ノーヴェ
503名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 19:50:03 ID:S3Yyy7+h
「え〜こちらが新人のグラーフ・ツェペリン君や、先日逮捕されたドクトル・エッケナー謹製の戦闘機人で、押収された時は未完成だったのを引きとったんや、みんなあんじょう頼むで」

「はい」
「う〜っす」
「了解した」
「よろしくね」

「で、この子の配属先だけど、なのはちゃん頼めるかな?」
「ええ、じゃぁ皆に紹介するからこっち来てくれるかな?」
「はい、よろしくお願いします」

「と言うわけで今日から皆と一緒に訓練に参加するツエッペリン君です、仲良くね」
「「はい」」
「じゃぁ今日の訓練は昨日の続きと言うことでいいわね、皆準備して」
「えっと・・・僕は何をしたら・・・」
「そうだね、ツェッペリン君はそこに立っててもらえるかな?」
「え?ええ・・・でももしかしてこれって・・・・」
「じゃ、スバル、ディバインバスターの射撃訓練行くよ、準備は良い?」
「はい!」
「待ってください!これって標的役ってことですか?ああ!にこやかに手を振らないで!」

「主はやて、良いのですか?彼をなのはに任せてしまって」
「でもなぁ・・・あんな納戸の戸板みたいな戦闘機人貰ってもしゃぁないしなぁ、なのはちゃんならきっと有効活用してくれるやろうから・・・あれ、今何か聞こえた?」
「・・・いえ、何も」
「そか・・・しかし平和やなぁ」
504名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 20:05:56 ID:g8O7Rd70
>>503
戦闘機人技術の拡散と戦闘機人保護の大量発生と社会復帰と雇用問題か
確か、エリオ隊長シリーズでそんな世界観だな、しかし、機動六課より
本来の計画通り、地上本部配備のが良さそうだな、あと、ガジェットの
レプリカとか配備できれば万々歳、人権団体とか倫理的なものも社会復帰の合言葉で問題なし。
505名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 20:07:50 ID:4bMG0VDz
時空管理局のイメージアップの為に、エロ衣装着て三人一組で広報活動ですね。分かります。
506名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 20:09:53 ID:g8O7Rd70
>>505
私のような大きなお友達は大喜びですが、
自称保護者の代表PTAが黙っていませんwww
507名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 20:13:58 ID:B6IYzh33
>>479
キング・ジョージとかプリンス・オブ・ウェールズ、デューク・オブ・ヨークとかアンソン、ハウ。
ヤマトでも十分通用する世界観だけど。
508名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 20:29:29 ID:FVM7lncf
>>504
能力的に劣る型の機人による売春、美人局が横行し、民間業者が悪質な商売を始めるので
管理局はそれを統制すると同時に職員の士気や性欲処理の為に赤線
つまりソープ・ナンバーズの拡張に走るわけですな
機人なら容姿で劣ることは余程の欠陥じゃない限り無かろうて、技術者がいれば修理もとい有事の際も安心
問題は倫理と人権かね、ああ面倒な物がwとりあえずセインは持って帰りますね

>>507
ビスマルク・エリオとかオクラホマ・スバルとかに
一世代前の売れない芸人ぽい
組織名でCentral Ikenai World Sequlity略してCIWSとか出るんか
509名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 20:47:36 ID:39wfeNU3
管理局、新造鑑の名称決定。今回は日本由来の名前をつけました。
その名も『しめさば』
……俺は何を考えているんだろう……
510名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 21:14:02 ID:EqjCNStY
レリック弾頭のミサイルって実現可能だと思う?
一個で空港をダメにできるんだから相当な威力だと思うんだけど…

二次創作でやってみようかな。
511名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 21:16:35 ID:FVM7lncf
それならむしろレリックカートリッジ
ロストロギアの砲撃は贅沢のキワミ
512名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 21:49:01 ID:pdnKdeFa
B・A氏のエリルーが再び見たくてたまらん!
いつかまたお願いします。
513名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 21:53:13 ID:oFiwxlGx
>>511
スカが凄い大量に持ってたけどな
あれなら六課と敵対して能力晒す必要なかったのに
514名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 21:57:24 ID:xeHM2Qpv
>>504
愚者の人も戦闘機人の短編書いてたな

管理局がマジ救いようのない組織だったぜ
しかも設定的には本編でも起こっている可能性が高いというね
515名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:08:16 ID:RFYw4Hb9
八年前、なのはがリハビリの真っ最中の頃に事件は起きた

いくら魔導師としては再起不能でボロボロでも。良い仕事があると迫る魔手

なのは『動けない女の子一人にこんな事して恥ずかしくないの!?』と上手く動かせない身体で必死の抵抗をするがダメで

なのは『く・・や・・しい。ま・ともに身体さ・・・え動けばこんな人達なんてンァ・・・・ァフ・・ダメ気持ちよすぎる。誰か助けて』

と犯され続け。

クア姉『うふふ。あの悪魔はもうすぐ単なる雌豚になる。そうすれば良いサンプルも手にはいるし。ドクターが欲するプロジェクトの成功例も簡単に捕縛できると。我ながら頭良いと思わない?ディエチちゃん』

ディエチ『それはそう思うけど。何となくホッとしたのは何でだろ?あの人をほっとけば後で怖い目に遭わされる様な予感がしたし』
516名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:10:17 ID:+v3EAs13
>>504
もう大型スフィアでいいよw
ガジェットの単価っていくらぐらいだろうかね
地上本部の予算が心配。
517名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:30:32 ID:bDI+6wmr
>>514
でも実際、三期ってミッドチルダ限定の騒動なんだよな……いくら地上本部があるとは言え。
中将も「ミッドチルダ」の地上の平和のことしか考えてなかったぽいし。

つか、管理局って管理世界の数に対しての予算とか人員数が圧倒的に足りてないから不備だらけに見えるんかね?
518名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:32:53 ID:4bMG0VDz
人員・予算の不足なら同情の余地もあるんだが、どう見ても自分から事件増やしてるし人材・資財の有効活用も全く出来てないから……
519名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:36:40 ID:wpW6bSiI
人手不足は前から言われてたっけか。
あれだな。組織の規模が管理世界の規模に見合ってないんだ。
だから、多少強引で黒い手段は仕方ない的な開き直りをするようなのが出てくるんだ。
のーみそ共だけが悪いとかいう話でもないんかねぇ……
520名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:38:24 ID:+v3EAs13
>>517
管理局が統治機構かどうかよく分からんが、さすがによその管理世界に関してはその世界の政府にでも任せるのが筋だろう。
地上部隊の戦力ではどうしようもないんだし。
521名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:39:29 ID:tN7EsOe9
ミッドチルダって「世界」だよね?「国」じゃないよね?
なのは達がいるところってどう見ても消費しかできない都市だし
周辺へ外れると搾取されてる農奴地帯が延々と広がってるとかあるのかな?
522名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:40:00 ID:oFiwxlGx
少なくとも管理世界だけでも61、管理外世界は97だからな
しかも治安維持から環境保護、遺失物管理とか手広くやってるからな
そりゃ人員も予算も足りなくなるよな
523名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:41:38 ID:S3Yyy7+h
普通に農村地帯はあるだろうが、それが搾取されてる農奴地帯である必要はないわけで。
524名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:42:06 ID:4bMG0VDz
農地を魔力素養の無い人間の受け皿に……って、どう考えても低賃金でこき使われるよなあ。

犯罪の取り締まりについては、重犯罪者だろうとあっさり恩赦・隠蔽・重用するから爆発的に増えてるとしか思えんが。
525名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:44:53 ID:tN7EsOe9
>>523
確かに面白いからそう考えただけだけど、魔力素養に対する差別とか
キャロの部族の暮らしぶりとか、その後の研究員の言動など、黒い要素はたくさんあったのでw
526名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:46:05 ID:wpW6bSiI
>>520
管理局発祥の地、ということでミッドチルダだけは警察や軍に当たる部分は全部管理局員が配備されてるとか?
三期見る限り、ミッドチルダ政府の持つ戦力ってなかったような……
52726-111:2008/04/23(水) 22:47:08 ID:ZWUiOFRC
>>39-362
遅ればせながら、完結おめでとうございます。お疲れ様でした。そしてGJでした
翠屋でのなのはの活躍ぶりと、ヴィヴィオが加わった高町家も見てみたかったり・・・
“次”の構想がどうなるのか、楽しみにしています



保管庫から業務連絡です
64スレの保管作業が終了しました。執筆陣諸兄は確認をお願いします
こちらは引き続き保管業務を継続します

それでは
528名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:47:54 ID:jIo1QMz6
てかこれを言うと元も子も無いが、そもそもいくら素質と意欲があろうと、子供を命のやり取りもする現場に放り込む時点で(ry
529名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:48:33 ID:ShwzQ+o3
管理局の戦闘部署につけるほどの魔力がある人間って、割合的にそんなに
多くはないだろうw

まさか実質的に魔力のある人間が魔力がないor低い人間をこきつかってる
世界とか思ってないよな?(^^;
普通に民主主義社会だと思うんだが……。

重犯罪者って言っても、フェイトやはやての場合はクロノたちが裏技使いまく
ってるし、本来はあそこまで甘い組織じゃないだろ。
アースラ隊が甘いだけで。
530名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:49:00 ID:v6cKtDsd
しかし、実際の真っ黒だと、文明の遅れた管理外世界の植民地化くらいやってるだろ……

って、画面で映ってないだけでやってるのかもしれんなぁ……汗
531名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:50:26 ID:oFiwxlGx
>>528
就業年数が低いという設定はあってもエリオやキャロと同年代の魔導師がモブとして出てくる訳でもないしな
設定と描写が乖離してるんだよな
532名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:51:36 ID:rCqOblql
>>530
管理「外」世界の意味分かってる?
533名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:51:41 ID:B6IYzh33
>>526
ある意味管理局は警察で軍隊で裁判所で場合によっては図書館(無限図書)と博物館(遺失物管理部)も兼ねているからなぁ。
534名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:52:44 ID:oFiwxlGx
>>530
流石にそれはヘイトだと思うぞ
535名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:53:21 ID:tN7EsOe9
実際スカが攻めてきたのに軍隊にあたる部隊が出てこない(存在しない)という事は
中央に対するような勢力が存在しない事を意味する(のではないか?)
という事はミッドは古代エジプトみたいに絶対中央集権国家で、周辺は村レベルの共同体が散在するのみ
…うん、これ搾取されてそう、山のように盛られた食物は周辺地域の住民が一生食えないような…
536名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:54:27 ID:wpW6bSiI
管理外世界には干渉しない、が基本ルールみたいだからなぁ。
グレアムやなのは達みたいに特殊な例がなければ、犯罪者が逃げ込んだりでもしない限り、放置されてるんだろうけど。

でも管理世界ったって惑星1つだけ、とかじゃないんだろうから。案外管理世界内に植民惑星とか資源採掘惑星とかあるような気もするけど。
537名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:55:06 ID:u992fE8N
>>530
そこは仮にやっているとしたら、管理局よりも
管理世界の一部がやっているんじゃないか?独立はしているんだろうし
中には覇権を狙っている世界群はあるのでは?まあ妄想だが。
管理局が管理世界を何から何まで支配しているのではなかろう。
538名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:55:55 ID:v6cKtDsd
>>532
ああ、だから建前としては「管理外」でも、実質は「植民地」扱いかなあ、と。
「野蛮人」とか「未開の地」と同じノリとか。
539名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:56:00 ID:4bMG0VDz
>>529
民主主義というのは大多数の意見で動くものだぞ?
そして、(恐らく)非魔導師はマイノリティ。その大多数がまともに就業できるような可能性は低い。
相対的な有能さという要素を構成する部品が決定的に欠如してるんだから、それこそ障害者みたいな扱いになるんじゃないかねえ。好意的に見ると。

前例がある=治安組織としての抑止力(=未然に防ぐ能力)が著しく減少するんだが……
アースラ隊の管轄なら事件起こしても大丈夫だ、ってなりかねん。実情に関わらず。

てか、大規模クーデター起こしたスカsも『協力するなら重用』じゃん。
540名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:56:13 ID:S3Yyy7+h
>525
キャロの部族の暮らしとかは、モンゴルとかで遊牧民の生活続ける人たちは、伝統や生活や歴史の維持やらでそれを選んでるわけで、差別されているわけではないと言うようなものと似たような感じかと。
(最近欧米の女性解放運動家が入り込んで、女性解放だとか言ってそこで暮らす女性を都会に連れ出したりして問題になってるそうだが)

魔力要素における差別と言っても、あの世界の魔法は特化が激しいから、特定の業種以外にあまり関係ない感じだし。

つか、むしろ魔力持ちが使い魔とかプログラム人格のような擬似生命使って奴隷労働の方がありそうな。
541名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:56:22 ID:FVM7lncf
現実の組織だって一枚岩じゃないんだから…そこまで期待するなよ
警視庁と県警みたいなもんじゃねーの?
542名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:58:00 ID:+v3EAs13
>>522
観測指定世界だって162はあるぜ。
そして遺失物管理部の1〜5課はそれぞれがリミッターかけられてる状態の6課ぐらいの戦力が限度。

>>536
一人の犯罪者の隔離に使うくらい無人世界が余ってんだから当然あるだろうな。
543名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:58:13 ID:Iufn90eW
>>535
古代エジプトと同じだったら、搾取はされてないだろ。労働に見合う対価はもらえてなかったっけ?
ミッドチルダ警察や軍がない、てことなら上の方にもあるが、管理局部隊だけが駐留してるのかもしれない。
544名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:58:50 ID:v6cKtDsd
フェイトやはやてに関しては、もう「カワイイは正義」でいいじゃないか。
545名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:01:32 ID:u992fE8N
無人世界とかあるんなら資源専門の世界もあるんじゃね?
人のいない世界も多そうだから、そう考えると有り余る資源とエネルギーが
あるわけで、相当豊かじゃない?
546野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/04/23(水) 23:01:44 ID:v6cKtDsd
>>527
>>26-111さま

保管業務、いつもご苦労様です。

さて、すいません。僕、「のく」です。
「や」の欄に配置されているようなので…
わかりにくい読みでごめんなさい。
547名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:01:59 ID:S3Yyy7+h
逆に魔力持ちの方がマイノリティーで被差別対象者、管理局など一部の職種以外には厳しい就職や行動制限がついたり、魔力封印措置などの規制措置が取られているとか。
548名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:02:39 ID:rCqOblql
>>538
建前に管理外つけた時点で事情なしの干渉全て違法になるんだが。

というかこういう議論はあまり好きじゃない。
549名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:04:51 ID:tN7EsOe9
>>540
そうだね、ただ研究員のキャロに対する言動が(フェイトに聞かれても平気)まぁ黒くて
所詮文明圏外の人モドキみたいな冷淡さを感じた、人権が確立されてるならちょっとフェイトの手前吐けないセリフ
昔エスキモーがアメリカの博物館に剥製にされて飾られてた話を思い出した
550名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:05:03 ID:u992fE8N
>>548
まあ、俺も同感だな。
551名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:05:50 ID:/VUy7FCX
>>546
ずっと「やいぬ」って読んでた
552名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:05:55 ID:v6cKtDsd
>>548
その辺りは知らなかった。すまん。

ん、俺も好きじゃない。なんでこうなったんだろ。
もっと楽しい話考えることにするよ。
553名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:05:56 ID:pCSN5RAJ
あれはマッチポンプだろう、というのがクロススレでの概ね統合見解だったなw

>>547
それだと局員が好き放題できてる現状や、戦力に超えられない壁を作ってしまう質量兵器禁止と矛盾するのでは?

>>548
事情があれば合法か。

対人使用が禁じられている兵器も、手に持った銃(水筒などでも可)を狙えばOKという理論があってだな。
554名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:06:58 ID:EqjCNStY
まぁ、エロパロだしなw

なのユーの初体験物ってあったっけ?
555名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:07:42 ID:+v3EAs13
>>548
管理局は人治傾向だから大丈夫な気もw
グレアムは処罰受けてないし。
556名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:07:43 ID:oFiwxlGx
>>549
あれはむっちゃ違和感があったな
「彼女を守ろうとする竜が勝手に暴れてるだけ(=キャロの意思は関係なし)」って理解してるならキャロに向けてああいう発言するのがどれだけ危険か分かってるだろうに
557名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:08:00 ID:FVM7lncf
こういう流れは好きじゃないので話題を…



ネタが無い…
キャラスレではやてが納豆に目覚めそうになってる位だ
558名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:09:21 ID:pCSN5RAJ
>>556
……追い出した族長(というか集落)が無事な理由は何なんだろうなあ。
これはエロい方面に進められる……か?
559名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:09:54 ID:v6cKtDsd
>>557
そのこと(納豆)については関わった一人として謝罪しておくw
560名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:10:12 ID:+v3EAs13
一人の人権を守るためにグレアム案を却下、でも代案ないからアルカンシェルぶっ放すお。
こんなもんです。
561名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:11:05 ID:cG+Scvn+
>>554
旧保管庫にあったような気はする。
562名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:12:09 ID:pCSN5RAJ
>>560
一人殺すのは駄目だけど億単位なら問題ないという超理論だからなあw
563名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:14:01 ID:78ZHiiFq
>>558
キャロが部族を恨んでないから、だろうなぁ。でなきゃヴォルテールの一撃で集落くらいあっさりと……
つかヴォルテールってル・ルシエの守護竜じゃなかったか? その巫女を追放する、って部族的にはアリなんだろうか?
564名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:14:17 ID:NBhzadCr
管理局の制度に不満を持ってる層が差別的理由から女の子達を凌辱する話を書けばエロパロ的に解決するはずだ
565名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:15:26 ID:+v3EAs13
>>563
犯罪組織に拾われたらどうすんだろうか。
566名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:16:25 ID:v6cKtDsd
>>564
そんな鬱一直線になりそうな話はけしからんので、是非お願いします。
567名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:16:35 ID:oFiwxlGx
>>563
それについても過去に何度か議論されてるが、管理局と裏取引があったという結論に
制御方法教えてないのに追放する時点でありえないからな
568名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:17:31 ID:pCSN5RAJ
>>563
恨んでたらor何かの拍子で一撃壊滅なのに直に伝えた辺り、族長はお人よしを通り越してちょっと頭おかしいw
569名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:17:52 ID:u992fE8N
>>557
そうなの?
納豆も色々飛び火してるなあ……。

ところで性転換したら誰が一番似合うかなあ。
とりあえずクアットロは憎らしいw
570名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:19:52 ID:ceuzICOY
>>563
そんなに深く設定考えてる訳じゃないだろうから気にしない

>>562
戦争と殺人の違いみたいなもんじゃね?
571名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:20:47 ID:FVM7lncf
>>569
ぶっちゃけ言うとアンソロに書かれた時点でコレは陰謀だ!!
572名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:22:52 ID:u992fE8N
>>570
だな。設定に関してはそれでFAだろう。
573名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:22:53 ID:tN7EsOe9
まぁキャロが間違えてフリードとか召還しないように研究員は制御装置つけてたから余裕だったんだろうな
毎日部屋に来る研究員達にいいようにイタズラされてたなんて事考えてないですよ
57426-111:2008/04/23(水) 23:26:24 ID:ZWUiOFRC
>>野狗 ◆gaqfQ/QUaU氏
失礼。修正しました。「やけん」と読んでいました
575名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:27:13 ID:ceuzICOY
キャロを手放したくないから研究所員は、これくらい言えばフェイトにが引き取ることはないだろうと、キャロのことをボロカスに評価をしたと
言うのを何処かで見た気が
576名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:28:07 ID:+v3EAs13
>>567
だったら管理局に拾われるまで数か月放浪してたのはいったいなんだったんだ?
あれですか、局員が事前にキャロを味見するお楽しみタイムということでしょうか。
577名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:29:02 ID:FVM7lncf
土が恋しくなるとか
578名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:29:59 ID:pCSN5RAJ
でもあの発言、裏を返せば単独で殲滅戦に放り込む分には有効(有能かはさておき)ってことなんだよなあ。
それだけの素質はあるわけで、だからフェイトが引き取ったのならまさに墓穴だw
579名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:30:48 ID:MEpYJf9l
まあ、原作で明言されてないところをどう料理するかが二次創作の醍醐味なわけで。
教会組とかろくに背景書かれてないから、ちょっと踏み込んだもん書こうとしたら捏造せざるを得ない。

それで、訊きたいんですが、
シャッハが代々グラシア家に仕えてた家柄だとか、
クロノは実はエイミィより先にカリムと出会ってたとか、
カリムの親父のせいでロッサは両親亡くしたとか
そんな感じのはアウトですかセーフですか?
580名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:32:01 ID:b8I2cfPa
お前らはえーよ
再再再再加速ぐらいしてるな
581名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:32:06 ID:tN7EsOe9
>>575
すごい歪んだ男の恋心を感じた
582名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:36:04 ID:ZWUiOFRC
>>575

「なのは的時空間」:560☆今日は飲むか
583名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:41:53 ID:MEn1ZkUF
>>579
最後の一つはもの凄い捏造だな……
でもいいんでない?警告文に捏造設定アリとでも書いとけば
584名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:43:01 ID:rfj2XY1h
>503
>納戸の戸板
火薬式連結カタパルトのことかぁー!
585名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:43:25 ID:1T9ftprp
>>579
今ここでアウトと言われ、貴様は書くのをやめるのか?
貴様に灯ったシャッハの、カリムの、ロッサの姿を消し去ってもいいのか?
貴様から生まれたこいつらを、アウトと言われただけで産み出してやらんまま終わると言うのか!


アウトと言われても面白ければセーフと化す
セーフと言われてても面白くなければアウトに落ちる
586名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:45:18 ID:tN7EsOe9
もうロッサはカリムのオヤジが外で遊んだ時に産ませた子供を発見って事で
587名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:49:51 ID:8hyqUFMg
なのユーエロはすでにラブラブ状態が多いから初体験ものが少ない気がする
588名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:49:58 ID:ceuzICOY
カリムとシャッハが司祭に輪姦されて、それをロッサが別のシスターを犯しながら涼しげに見ている、とか
589名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:52:08 ID:S3Yyy7+h
>584
ネタが判る人が居てうれしいよ。
590名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:53:17 ID:rfj2XY1h
>589
あの漫画本持ってるからな(w
591名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:01:10 ID:1T9ftprp
保管庫で「この人すげぇ…」なオススメ話、教えてくれません
多すぎてどれ読めばいいやら
592名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:07:05 ID:dG9bLV/k
>>591
オススメの作家さんが知りたいの?
それこそ多いからなぁ…。好きなキャラとか話の傾向とか教えてくれればまだ勧めようがあるけど
593名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:09:06 ID:hljnJ0IN
>>591
アルカディア氏、B・A氏、246氏、タピオカ氏、サイヒ氏、ターンA氏、640氏、4の422氏、一階の名無し氏。
ぱっと思いつくのはこの方々です、読んで損は無いと思いますよ。
594名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:13:15 ID:7T0Z29wv
>>592
ぶっちゃけて言えば、キャラやら話の傾向は何でもいいんです
誰かが面白いと思ったところがある話であれば
と言う風に書くと、間違いなく作者さんは「この話は面白い」と思って書いてるに決まってるけども、聞いてみたいじゃないですか

>>593
感謝です
595名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:26:59 ID:7T0Z29wv
>>594
感謝してるように見えないだろjk
596名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:27:48 ID:HzDEC1zN
>>594
思いっきり私見だが、と前置きをしつつ。
B・A氏の『Ritter von Lutecia』およびその続編である『Nach dem eines Speerritters』
アルカディア氏の『Little Lancer』辺りが(長文耐性があるなら)お勧めかな。読みごたえは十分、内容もかなりハイレベル(あくまで私見だけど)

…まあ、趣向がバレるがそこはスルーしてくれるとおじさんとしては嬉しいんだぜw
597名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:28:22 ID:7T0Z29wv
>>595
無茶苦茶してるって
知らない名前いくつかあるから感謝しっぱなしだって
598名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:30:11 ID:VZm5xIEq
業務連絡です。ターンA氏は早く「エリオ隊長」の続編を・・・
599名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:31:26 ID:c0DtBLUk
じゃあ俺はせっかくだからこの( ゚Д゚) ◆kd.2f.1cKc氏とy=ー( ゚д゚)・∵. ターンA氏を勧めておくぜ。
600名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:31:27 ID:7T0Z29wv
>>596
感謝です
エリオでボーっと検索かけてて、眼にはついてたタイトルです
ちょっと突っ込んでみますね
601名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:33:51 ID:7T0Z29wv
>>599
推薦、感謝です
すごいな、どっちもおなじ顔文字なんだw
602名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:35:38 ID:tlEn16jH
603名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:37:56 ID:7T0Z29wv
>>602
うん、書き込んだあと「感謝です」だけってお前……と思いなおしたから自演さ
小心者なんだ
今日も(昨日も)アルテリオンが女装した美青年でベガリオンが男装させられた美幼女な擬人化妄想をずっとバイト中してたらレジ打ち間違えたほど小心なんだ
604名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:38:41 ID:Mw6V/PnH
じゃあマイナーどころで92氏を。旧保管庫にもいくつか氏の作品があります。

あとユーノマニア氏、シナイダ氏も面白いですな
605名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:40:46 ID:vk+5WL1m
すいません、今は投下を避けた方が良いでしょうか?
606名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:42:37 ID:7T0Z29wv
>>604
何名も何名も、ありがとうございます
これで何日も眠れない夜が続くぜ

>>605
投下、お願いします!
607名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:43:26 ID:cuu+hC/q
オススメの書き手さんの話なら、もう名前出てるけど
個人的には246氏、640氏、4の422氏、ターンA氏、サイヒ氏辺りが量も質もいい感じだと思う。
鬱モノが好きなら246氏一択。
608名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:44:07 ID:nI6pSIR2
>>605
ここはエロパロ板ですぜ。SSを投下するのに遠慮などいるものですか!
609名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:46:17 ID:7T0Z29wv
>>607
多謝!
鬱は、鬱で、ロマンです
610名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:49:56 ID:tlEn16jH
>>606
なんだ、そういうことか

せっかくだから「fate in the dark fate」も推すぜ
(作者氏失念)
611390:2008/04/24(木) 00:51:14 ID:vk+5WL1m
ありがとうございます。投下させて頂きます

フェイトで靴下ニーです。
百合が嫌な人はどうぞ飛ばして下さい
612名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:53:38 ID:VZm5xIEq
>>611
また、読者を限りなく選ぶようなネタだな・・・
613390:2008/04/24(木) 00:56:23 ID:vk+5WL1m
・・・私は、壊れてしまったのかもしれない。ううん、きっと、壊れたんだ。

跪いてお舐めよ聖なる足
「・・・ぁ・・・は・・・あ」
いけないことをしている。わかっている。しかし、名前を知らない、でもこの行為を知ってしまったあとは、もうどうすることも出来なかった。


―にゃぁ、どうしよう、体操服忘れてきちゃった!

体育の授業前、なのはが慌てている。どうやら体操服の上着と靴下を忘れてしまったらしかった。
困っているなのはに、フェイトは私の予備でよかったら、と自らのロッカーに置いてあった靴下と上着をなのはに貸した。


−フェイトちゃん、洗って返すよ。わ、私の汗の匂いついてるし・・・
洗って返すと言って聞かなかったなのはを、いいよ私の持ち物だから、と説得した。

体操服を洗い物に出さなければ、と自分の体操服と靴下、そしてなのはに貸した靴下を洗濯籠に持っていこうとした時・・・
フェイトは、『そんなになのはって足臭いのかな?』と好奇心でなのはの靴下を臭った。


すーすー、クンクン、クン


・・・なのはの足の臭い・・・汗臭いって言ってたけどそんなに臭くない・・
ぁ・・・なんだかとても甘い臭いかも・・・生クリームみたいな・・白くて柔らかくて優しい甘い味だ・・・


すー、すー、くん、くん
どれくらい臭いを嗅いでいたのだろう。なのはの靴下をずっと臭っている内に、自然に手が下半身へ伸びていった。
パンツの上から指で中心部分を押さえてみると、何かが濡れている。熱いとろとろした液があふれていた。


フェイトは、自身の体に驚きながら・・・指を、その奥にゆっくりと入れていった。
614跪いてお舐めよ聖なる足:2008/04/24(木) 00:59:56 ID:vk+5WL1m
なのはの靴下の臭い・・・嫌、足をもっと味わいたかった。
ベットの上で、片方の靴下は顔に押し付け臭いを吸い込み、もう片方の靴下の中に指を2本入れ、自分の恥ずかしい中心の穴の中を掻き回していた。

お尻を高くあげながら靴下越しに自分の中を掻き回す姿は、どうしようもなく淫らで、とても人前に出れる姿ではない。

「あ、はっ、ぁ・・・ご、ごめんなさい・・・ゆるして・・なのはぁ」


指で自分を慰めながら、ただひたすら、なのはに謝る。
これがいけないことだと、判ってる。
でも、やめられない。気持ちよくて、頭がおかしくなりそうで、やめられない。

「ごめんなさい、なのは・・・・ぁっ」
自分を慰めながら、フェイトはなのはを想う。



なのはが好き、なのはの足がすき、このにおいが好きだ!
白い足。擦り傷一つない脚。その足裏から沸き立つなのはの臭い。この靴下からは、どんな香水よりも良い臭いしか感じられないんだ!


助けてくれたなのは。勇ましいなのは、優しいなのは、子どもっぽいなのは、
そして・・・悪魔のような、美しい、なのはのスカートから時折見える綺麗な足を思い浮かべながら、
ひたすら自分を慰めた。


そして、その瞬間は訪れる。



「あ、あぁ、な、なのは・・・・!」


身体がびくびく痙攣し、はぁ、はぁと荒い呼吸が止まらなかった。
落ち着いて来た頃、目を開け、自分の股間に押し付けていた靴下を眺めてみる。

「変態だ・・・・・・」

ティッシュで拭き取ろうとしたけど、ネバネバした汁は、上手く取れなかった。

自分の行為を思い返してみて、何て気持ち悪いんだろうと自己嫌悪に苛まれた。親友に対してこんな思いを抱いているなんて。

―その日から、なのはのことを普通の親友とは思えなくなった。この日から、フェイトの苦悩の日々が始まった。


―なのはの足に触れたい。左足でも、右足でも構わない。なのはの美しい足を味わいたい。



あの足に・・・口付けをしたい。
615跪いてお舐めよ聖なる足:2008/04/24(木) 01:04:50 ID:vk+5WL1m
すいません本当に短くて。なのはさんの与えてる餌のほんの一部です。

パンニーに感銘を受けたのですが、フェイトがどこからなのはのパンツを取ってくるかわからない
ので、靴下になりました。

フェイトが変でごめんなさい。
616名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:06:13 ID:tpc5IlkY
>>615
gj!
おれはそんなフェイトがだいすきです
617名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:06:54 ID:J1sABEfQ
>>615
   ___l___   /、`二//-‐''"´::l|::l       l! ';!u ';/:::l ', ';::::::l ';:::::i:::::
   ノ l Jヽ   レ/::/ /:イ:\/l:l l::l   u   !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l:::::
    ノヌ     レ  /:l l:::::lヽ|l l:l し      !/  ';:l,、-‐、::::l ';::::l::::
    / ヽ、_      /::l l:::::l  l\l      ヽ-'  / ';!-ー 、';::ト、';::::l:::
   ム ヒ       /::::l/l::::lニ‐-、``        / /;;;;;;;;;;;;;ヽ!   i::::l:::
   月 ヒ      /i::/  l::l;;;;;ヽ \             i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l   l::l:::
   ノ l ヽヽノ    /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;',               ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    l:l::
      ̄ ̄    /::::;ィ::l. l;;;;!;;;;;;;;;;;l            `‐--‐'´.....:::::::::!l
   __|_ ヽヽ   /イ//l::l ヽ、;;;;;;;ノ....      し   :::::::::::::::::::::ヽ /!リ l
    | ー      /::::l';!::::::::::::::::::::  u               ', i ノ l
    | ヽー     /イ';::l          ’         し u.  i l  l
     |       /';:';:!,.イ   し    入               l l U
     |      /,、-'´/ し      /  ヽ、   u    し ,' ,'  l
     |        /l し     _,.ノ     `フ"       ,' ,'  ,ィ::/:
     |       /::::::ヽ       ヽ    /     し ,' ,' / l::
     |      /::::::::::::`‐、 し      ',  /    u   ,、-'´  l,、-
     |      ``‐-、._::::::::::` ‐ 、     ',/       , -'´`'´ ,-'´
     |      _,、-‐'"´';:::::::::イ:l';:::` ‐ 、._____,、-‐'"´  u /
   | | | |    \ l::/ l::::::/リ ';:::::lリ:::::l';:::l l:l:::::l\  u /
   | | | |

つまりはGJ! 
618名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:07:43 ID:uxfZDX5V
GJ! 変態! 変態! 変 態 !
しかし一体どこに向かって邁進しているんだこのスレは……
そのうち本局艦船格納庫に時空艦隊が出たり入ったりする話とか
擬人化アースラ×クラウディアとか出てきそうな悪寒
619名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:08:49 ID:yy3UvUQz
GJ
エサ…なのははわかってて忘れ物したりしてるのかw
家に誘ってフェイトの前でよく見えるように生足プラプラとかやってたりするわけですね
620名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:09:14 ID:cuu+hC/q
>>615
GJ!
いいですね、百合もこういうネタも大好きですw
次はもっと文量たっぷりなのが読んでみたいかも。
621名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:11:53 ID:oAB0uCQi
>>499
ユーすずだと!?もはや某ソウルボトムクライでしか見られないカプがここに・・・・・
超GJです!!
>>615
パンニーがまた一つ・・・・・・これは納豆に代わるこのスレの新風となるか!?
GJです!!
622名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:11:55 ID:wbkgP/CD
好きな子の匂いは、他のどんな香水よりも、芳しい
623名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:15:51 ID:7T0Z29wv
>>615
良い所に目を付けたね
さぁ、次はワキだ!
GJ!!


>>610
感謝!
タイトルに絡めるのにフェイトはとてもいい素材だと目から鱗
624名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:23:31 ID:zF/KDsgp
>>623
脇だと?
いや、それより先に臍だね
625名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:24:29 ID:zF/KDsgp
>>623
腋だと?
いや、それより先に臍だね
626名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:27:12 ID:yy3UvUQz
いやいや、そこはやっぱりうなじをだな

最終的には使用済みのナプk(ry とかまで言ってしまいそうで怖いぜw

>>624-625
落ち着けw
627名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:27:27 ID:uxfZDX5V
肘窩コキと膕コキだろ最近の流行は
628名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:28:12 ID:guJ8FgeW
ほんまに次から次へとこのスレは…

キシャー、納豆、ショタ、ソープ、触手、中年、おにぎり、パンニー、ソックス…もう手がつけられんw
これ全部ひっくるめたオールスター戦を見てみたい
629名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:28:28 ID:Az1gHwPO
>>624
>>625
大切なことなので二回言いました
630B・A:2008/04/24(木) 01:29:24 ID:KSlnYmiw
またも長編サボって前々から考えてたSS書いちゃいました。
今、投下しても大丈夫ですか?
631名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:30:12 ID:yy3UvUQz
おk

四つん這いになって待ってるぜ!!
632名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:31:37 ID:c0DtBLUk
>627
いや、眼・・・なんでもありません。

>630
このスレは投下しようと思った時にはもう投下し終えてるスレなんだぜ。
633B・A:2008/04/24(木) 01:41:36 ID:KSlnYmiw
>>632
よし、言葉ではなく心で理解できた。

それじゃ、投下いきます。

注意事項
・ソープ・ナンバーズ
・エリオ×ルーテシア
・エロ・・・だけどエロいかどうかは保障できない
・ヘルス機動六課でもある
・『Ritter von Lutecia』のあらすじを知っていると・・・・・・
634裏切りの兆し 〜紫の召喚師と騎士見習い〜@:2008/04/24(木) 01:46:35 ID:KSlnYmiw
クラナガンに知る人ぞ知る高級ソープクラブ『ソープ・ナンバーズ』。タイプの異なる12人の戦闘機人の少女たちが、
あらゆる客のニーズに完璧に応えることを売りとする隠れた名店だ。受け付けはガジェトと呼ばれる自立機械が行っているため初心者でも入りやすく、
またリピーターのために会員制度も充実している。良心的なサービスの数々はお固い管理局局員にも受けが良く、開店以来その成績はウナギ昇りであった。

そして、今夜も一夜限りの春を買いに1人の男がソープ・ナンバーズを訪れる。





豪奢な天蓋付きのベッドに横たわりながら、エリオはすっかり見慣れたこの部屋の景色を何となしに見回していた。
性行為をする場所としては、この部屋はかなり広い。大きさだけならば、自分が住んでいる寮の部屋の2倍以上はあるだろう。
それに加えて天井には小さいながらもシャンデリアがあり、机や椅子といった調度品も凝った造りのものが置かれている。
今、自分が横たわっているベッドの布団も、既に多くの客と泡姫が使っているはずなのに、まったくそれを感じさせない柔らかな手触りだった。
ここは、会員のみが使用を許されている特別室だ。ソープ・ナンバーズにはこうした値段は張るが、特別な用途に使用できる部屋がいくつかある。
この部屋は、何でも深窓のお嬢様に扮したソープ嬢と楽しむための部屋なのだそうだ。
色々な部屋を使用してきたが、エリオはここが一番気に入っていた。何となく、生家と似た趣があって落ち着くからだ。

「んちゅっ・・・ぴちゃっ・・・じゅぷっ」

視線を下に向ければ、紫色の髪の少女が小さな舌を使って懸命に自分の肉棒に奉仕している姿が目に入る。
ルーテシア・アルピーノ。
訳あって、ここソープ・ナンバーズで働いているソープ嬢だ。
ソープ・ナンバーズは一般人よりも丈夫で、無茶の利く戦闘機人と呼ばれる少女たちによる多種多様なプレイの数々を売りにしているが、
ルーテシアは生身の人間である。そのため、彼女は会員限定で客を取っていた。口数が少なく、テクニックもまだまだではあるが、
素直で命じられたことは一生懸命こなそうとする健気な態度が多くの客の人気を呼んでおり、既に固定客もできている。
そして、エリオもそんな彼女の魅力に惑わされた者の1人であった。

「ルー・・・もう良いよ」

「けど、ご奉仕が・・・・」

「今度は僕が、ルーのことを気持ちよくしてあげたいんだ。ダメかな?」

「・・・・・・」

ルーテシアが小さく首を横に振ると、エリオはおもむろに彼女の体をベッドの上へと押し倒した。そして、先ほどまで自分の肉棒を咥えていた小さな唇に自分の唇を重ねる。

「ダメ・・・・汚いよ・・・・」

「ちゃんとシャワー浴びたから大丈夫。それに、ルーに汚いところなんてないよ」

「けど・・うぅん・・・くちゅ・・ちゅぅぅ・・・ん・・・」

尚も反論しようとするルーテシアの口を塞ぎ、エリオは未成熟な胸の膨らみへと手を伸ばす。
第二次成長期に差し掛かったばかりであろうそこは、固いしこりの残る奇妙な三角錐を形作っていた。
まだ脂肪が膨らみきっていない小さな胸は無理に握ろうとすると痛みが走るだけであるため、
エリオは慎重に手を這わせながらその中心、尖った赤い先端を刺激していく。
635裏切りの兆し 〜紫の召喚師と騎士見習い〜A:2008/04/24(木) 01:49:38 ID:KSlnYmiw
「あぁ・・・あ・あ・・エリオ・・・・だめぇ・・・・」

「どうして?」

「わかんない・・・・けど、だめ・・・・気持ちいい・・ああ・・・」

嫌々と首を振りながらも、ルーテシアは甘ったるい声を漏らす。
余程恥ずかしいのか、顔を真っ赤にしながら目を反らす姿はとても春を売りものとするソープ嬢とは思えない。

「やだぁ・・・・エリオに見られちゃう・・・・」

「ルー?」

違和感に気づいたエリオは、ルーテシアへの愛撫を止めた。すると、彼女は身を捩ってエリオから逃れ、
クシャクシャになったシーツで自身の幼い裸体を覆い隠した。

「どうしたの? いつもはもっと・・・・・」

「ごめんなさい・・・・お仕事、しなきゃいけない・・・・けど・・・・エリオに・・・・見られると・・・・恥ずかしくて・・・・・」

顔を背けたまま、ルーテシアは小さな声でエリオに詫びる。

「最近、どんどんエッチになっていくの・・・・・・ドゥーエやクアットロに・・・男の人を悦ばせる方法を教えられて・・・・・色んな人にご奉仕して
・・・・みんなから“調教”されて・・・・・もう、誰が相手でも・・・エッチな声・・・出ちゃうように・・・なっ・・なっ・・て・・・・・」

陶磁のように白い頬を涙が伝う。
ルーテシアにとって、エリオは自分を指名してくる客の中で唯一の同年代であり、悩みごとの相談にも乗ってくれる特別な存在だった。
いつもは客の言われるままに性処理に没頭し、仕事をこすだけの自分が、彼の前では自然と積極的になれるのが不思議だった。
もっと彼を悦ばせ、楽しんでもらいたい。また来た時は、自分のことを指名してもらえるように気に入ってもらいたい。
そんな感情が胸の中を過ぎるのだ。
可能ことなら、自分を指名してくれるのは彼だけでいて欲しかった。
しかし、自分はあくまで店に雇われているソープ嬢に過ぎない。性技の勉強は絶えず行わねばならないし、指名されればどんな変態にでも体を開く。
そして、どんどん淫らに改造されていった。それが誰であろうと、肌を触られれば甘い声を漏らし、胸や秘唇を弄られれば感じてしまうような淫乱な自分を、彼には見られたくない。
最近では、そう思うようになっていた。

「ごめん・・・・ごめんなさい・・・・」

「ルー・・・・僕は、君のエッチな姿も見てみたいな」

塞ぎこむルーテシアを、エリオは背中から抱き締めた。
636裏切りの兆し 〜紫の召喚師と騎士見習い〜B:2008/04/24(木) 01:52:12 ID:KSlnYmiw
「僕がどうして、ゴールド会員になったかわかるかい?」

「・・・・・わかんない」

「ゴールド会員になれば、店にも結構融通が利くようになるし、事前予約とかで優先的に君を指名できるようになる。
僕はね、少しでも長い時間、君のことを独占しておきたいんだ」

きっかけは、ヴァイスに無理やり付き合わされてここに来たことだった。半ばされるがままに行為を終えたエリオが待合室へ戻ろうとした時、ルーテシアと廊下ですれ違ったのだ。
その時は、ただ単に子どもがこんなところで働いているという驚きと、僅かばかりの好奇心しかなかった。
だが、月日が経てば経つほど彼女の存在がエリオの中で大きくなっていった。
あの娘を独占したい。
あの娘を自分のものにしたい。
そんな気持ちで胸がいっぱいになり、気付けばゴールド会員にまで上り詰めていた。
ゴールド会員の年会費はエリオの給料ではかなり苦しいが、それでも彼女を独占できるのならば安い出費だ。
彼女のためならば、苦労の1つや2つは背負える自信がある。

「だからね、君は何も気にせず、したいようにすれば良いんだ。どんなにエッチになっても、ルーはルーだよ」

「エリオ・・・・・」

「ルー」

どちらからというでなく、唇を重ねて舌を絡める。
送り込まれてくる唾液を嫌悪することなく、2人は互いの口を貪りあった。
まるで熱にうなされたように頭の中が熱くなり、思考が蕩けていく。
そのままベッドの上に倒れ込むと、エリオはルーテシアの上に覆いかぶさって彼女の全身を愛撫していく。
白い首筋も、成長途上の胸も、真っすぐな縦筋の走る無毛地帯も、細い足の先までも、丹念に舐めながら指を這わせ、その味を堪能する。

「エリ・・オ・・あ・・・あ・・」

「気持ち良い?」

「うん・・・・してぇ・・・・もっと・・・してぇ・・・」

心得たとばかり、エリオはルーテシアの秘唇へと舌を伸ばす。
ぴっちりと締まった蜜壷を巧みに広げ、内部に突き入れた舌に力を込めて膣壁を舐め上げる。
彼の愛撫はそれだけに留まらず、尿道や陰核、小さく窄まった菊門までも舌を這わせ、幼い肢体に快楽という楔を打ち込んでいく。

「うぅん・・あ・あ・はぁああ・・あ・・・」

「良いよ、もっと感じて・・・・・」

「うん・ああ・あ・・いやぁあ・あ・あ・・・」

拒絶の声に嫌悪はない。嫌だと言いながらもルーテシアはエリオの愛撫を拒まず、むしろもっとしろとばかりに空腰を打って快感を貪った。
気づけば彼女の蜜壺はエリオの唾液ではない液体でしとどに濡れそぼり、いつでも男性を迎え入れる準備ができあがっていた。
637裏切りの兆し 〜紫の召喚師と騎士見習い〜C:2008/04/24(木) 01:55:47 ID:KSlnYmiw
「そろそろ良いかな・・・・・」

濡れ具合を確認し、エリオは固く勃起した自分の肉棒をルーテシアの秘所へとあてがう。
だが、いざ挿入しようとした瞬間、何を思ったのかルーテシアは手を伸ばしてそれを制した。

「ルー?」

「明日・・・・・・贔屓にしてくれている提督さんが私を予約しているの・・・・みんなの話だと・・・・・
その人、お尻が大好きみたいで・・・・・きっと、私もされると思うの・・・・・」

相変わらずの無表情ではあるが、ルーテシアの声は震えていた。
そして、顔を真っ赤に染め上げながら、臀部の割れ目を両手で広げてヒクヒクと震える肛門をエリオに見せつけた。

「だから・・・・・こっちの処女・・・・貰って欲しい・・・」

「・・・・・・・」

さすがに予想外だったのか、エリオは言葉を失って頭をかいた。
エリオの性癖は至ってノーマルである。少々ねちっこい部分もあるが、基本的には若さ故の体力を活かした荒々しいセックスしかしない。
時々はコスプレやマットプレイも楽しむが、すぐに面倒になって普通のセックスに突入することがほとんどだった。
だから、いきなりアナルセックスがしたいと言われても、エリオにはどうしたら良いのか皆目見当もつかなかった。

「してぇ・・・・前の処女はあげられなかったけど・・・・後ろは、まだ誰も使ったことないから・・・・・・」

「えぇっと・・・・・良いの?」

「うん・・・・いつでもできるように、準備だけはしてきたから・・・・・・」

その言葉に、エリオの胸は締め付けられるような痛みを感じた。
いつでもできるようにしていた。
準備は怠らなかった。
改めて、彼女が風俗という性を売り物にしている仕事をしていることを実感し、やるせない気持ちで胸がいっぱいになる。

「エリオ?」

「・・・・・何でもない・・・続き、しようか?」

僅かに萎え始めていた肉棒をしごき上げ、彼女の肛門へとあてがう。

「エリオ・・・・」

「ルー・・・僕が君の初めての男だ。他の誰が何と言おうと、僕が初めてだ」

ぐっと力を込めると、驚くほどあっさりとルーテシアのアナルはエリオの肉棒を飲み込んだ。
不意に襲いかかる経験したことのない感覚が、エリオに襲いかかる。
括約筋の締め付けは強烈で、まるで引き千切られるんじゃないかというくらい締め上げてくる。
それでいて、腸の中はゴムのような柔らかさと焼けるような熱さで、膣とはまた違った快感にエリオの理性はどんどん削られていく。
638裏切りの兆し 〜紫の召喚師と騎士見習い〜D:2008/04/24(木) 01:59:42 ID:KSlnYmiw
「ぐぅっ・・・・これが・・」

「うぅぅ・・・・・」

初めてのアナルセックスに、ルーテシアの顔が痛みで歪む。
本来ならば、ローションなどの潤滑剤を使用して滑りを良くしてから行うところを、いきなり挿入したのだから当然である。
もし、エリオの肉棒が年相応の小ささではなく大人顔負けの大きさであった場合、間違いなくルーテシアの菊座は切れていただろう。

「ごめん、痛かった!?」

「ううん・・・・平気・・・・嬉しいから・・・・泣いているの」

焦って大事なことを忘れてしまったことに気づき、戸惑うエリオを落ち着けるため、ルーテシアは無理に冷静を装って言葉を紡ぐ。
それに些かの嘘も含まれていなかった。大好きな人に後ろの処女を捧げられたのだ、嬉しくないはずがない。

「動いて・・・・好きなように・・・して・・・良いから・・・・」

「うん・・・・」

前でする時と同じように、エリオはまずゆっくりと腰を前後させて直腸を挿入に慣れさせていく。
異物の乱入に驚いたルーテシアの直腸は即座に潤滑油とするべく腸液を滲ませ、肉棒の滑りを少しずつ良くしていく。

「ふぁぁんっ・・・・やぁぁ・・・あぁ・・・はぁっ・・ああ・・」

「ルー・・・すご・・・しめつ・・あぁぁ・あ・・・」

「エリオ・・・いぃ・あ・あ・・」

「痛いの? ごめん、また・・・・」

「ちが・・・きもち・・あ・あ・・変・・・熱い・・・痛くて・・・苦しい・・・けど・・・・気持ち良い・・・あ・あ・あ・あ・」

徐々に体が慣れ始めたのか、ルーテシアは直腸を抉られる感覚にも快感を覚えるようになっていた。
一瞬、エリオの脳裏に自分ではない誰かに抱かれるルーテシアの姿が思い浮かぶ。
想像の中の彼女もこんな風によがり声を上げ、身をくねらせながら悶えていた。
例え相手が誰であろうと、ルーテシアは感じるようになっている。この幼い体は、そういう風にできているのだ。

(考えるな・・・・今は、今だけは僕がルーの男なんだ!)

嫌な想像を振り払い、ピストン運動に没頭する。だが、考えまいとすればするほど、悪夢は自分を追い詰めていく。

(ごめん・・・ごめん・・・ルー・・・)

ルーテシアを独占したいがためにゴールド会員になった。だが、そのためにエリオが通った道は決して平坦なものではなかった。
会員になるためには審査が必要である。会員だけの特別サービスは、その客が何度も足を運んでくれると踏んでの投資なのだ。
だから、エリオは店の信用を勝ち取るために何度もこの店に通い、多くの女性を抱いてきた。
全ては、ルーテシアに会いたいがために、心ないセックスに興じてきたのだ。
彼女を愛するがあまり、この体はどんどん汚れていった。愛しい思いを貫くために、不義を働かねばならないことがエリオには堪らなく辛かった。
639裏切りの兆し 〜紫の召喚師と騎士見習い〜E:2008/04/24(木) 02:02:04 ID:KSlnYmiw
「エリオ?」

気づけば、涙を流していた。それに気づいたルーテシアが、そっとエリオの体を抱きしめて自分のもとへと引き寄せる。

「大丈夫・・・・・私は、ここにいるから・・・・・」

「うぅぅ・・あ・あ・あぁっぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」

獣のような慟哭と共に、肉棒の突き入れがどんどん激しくなる。
このまま全てを壊しつくしたかった。
ルーテシアを縛るこの店も、彼女を抱いてきた全ての客も、彼女と会うために不義を重ねた自分自身も、その全てが許せなかった。
その全てを破壊し、忘れ去るためにエリオはルーテシアへと溺れていった。他の全てを蔑ろにし、ただ彼女のことだけ考え続けた。

「エリオ・・・・もっと・・・あぁぁ・・あいい・・・」

「ぐぅぅっ・・・・ルー・・・ああぁっぁ・」

「ああっぁぁっ!! 射精・・・エリオの・・きたぁ・あ・・ああぁぁぁっ!!」

とどめとばかりに腰を叩きつけ、エリオはルーテシアの腸内へと自分の欲望を解き放つ。
迸る熱い精液の奔流にルーテシアも腰を震わせ、絶頂の階段を駆け上がった。

「おしりぃ・・・・あつぃ・・・・・」

絶頂の余韻に浸りながら、ルーテシアは小さく呟く。
射精しても衰えない肉棒を突き入れたまま、エリオは黙ってルーテシアの体を抱き締めた。
罪悪感と快楽がない交ぜになった苦しみにエリオは何も言えなかった。
ただ、欲望だけがどんどん膨れ上がっていき、もう一度彼女を抱きたいという欲求が強くなっていくばかりだった。





結局、あの後3回もアナルセックスを楽しんだところで終了の時間が来てしまった。
延長することも考えたが、この後は仕事があるためあまりゆっくりすることはできない。
仕方なく、残りの時間は後始末という名のシャワータイムとなった。

「ルー・・・・この前話したことだけど、考えてくれた?」

泡立てたスポンジでルーテシアの体を洗いながら、エリオは言った。
先日、エリオはルーテシアに水揚げの話を持ちかけた。生活費などは全て自分が工面するから、この仕事を辞めて一緒にならないかと。
640裏切りの兆し 〜紫の召喚師と騎士見習い〜F:2008/04/24(木) 02:07:56 ID:KSlnYmiw
「・・・・ごめんなさい」

「そっか・・・・」

ルーテシアには、病気で入院している母親がいるらしい。彼女がこんな仕事をしているのも、母親の治療費を稼ぐためなのだ。
ルーテシア1人くらいならばエリオも養える自信があったが、病気の母親もとなるとさすがに難しい。
こればかりは、保護者であるフェイトを頼る気もなかった。

「けど・・・・ありがとう。嬉しかった」

「僕はいつでも待っているよ。お母さんの病気、早く良くなると良いね」

「うん」

体についた泡を洗い落とし、今度は彼女に自分の体を洗ってもらう。
そうして、今夜の2人の逢瀬は終わりを告げた。





ソープ・ナンバーズを後にしたエリオは、そのまま真っすぐに自分の職場へと向かった。
そこは、ソープ・ナンバーズから歩いて20分ほどの場所に立つ派手なネオンを掲げた店で、いかがわしさという点では周囲の風俗店の中でも群を抜いている。

『ヘルス機動六課』

何を隠そう、こここそがエリオの現在の職場であり、彼はこの店でbPのヘルス嬢なのだ。

「あ、エリオ。遅刻やで」

店員用の裏口から店内に入ると、たまたま事務室から出てきた八神はやてと遭遇した。
はやてはここのオーナーであり、エリオの雇い主だ。19歳の女性が風俗店を経営できるのか甚だ疑問ではあるが、
今のところ経営は傾いていないので上手くいっているのだろう。実際、ここはソープ・ナンバーズとはまた違った意味でその道で有名な店であり、
そこそこの数のリピーターも有している。
641裏切りの兆し 〜紫の召喚師と騎士見習い〜G:2008/04/24(木) 02:10:36 ID:KSlnYmiw
「すみません、ちょっと用事があったもので・・・・・・」

「なんや、彼女か?」

「ご想像にお任せします。それじゃ、着替えてきますので」

「ああ、着替えたら3番の部屋に行ってな。さっきからエリオのこと、待っとったお客さんがおるんよ」

「女性ですか?」

「残念、年配のおじ様」

「また彼か・・・・・」

憂鬱な気持ちになりながら、エリオは着替えるために更衣室へと向かう。
その胸の奥にあるのは揺るぐことのないルーテシアへの愛。しかし、彼女を買うための金を稼ぐには、見ず知らずの人間に抱かれ、時に抱かねばならない。
その事実が、エリオを少しずつ追い詰めていっていることに、まだ誰も気づいていない。そう、本人ですらも。





後に、クラナガンを震撼させる一大事件が起きる。ジェイル・スカリエッティ事件と呼ばれるその事件は、
風俗業界の掌握を企んだソープ・ナンバーズのオーナー、ジェイル・スカリエッティと、ヘルス機動六課を中心とする風俗店連合による苛烈な商業戦争だ。
そして、その佳境においてエリオは機動六課を離反し、ルーテシアの笑顔を守るために世界の全てと敵対する。
全ては、愛する人の幸せのために、少年は出口の見えない茨の道を歩むことを決意する。
だが、それはまた別のお話である。

                                                       おわり
642名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:12:49 ID:IY+TPCso

よかったよ
643B・A:2008/04/24(木) 02:13:56 ID:KSlnYmiw
以上です。
やり過ぎたかなぁと思いつつ、前々からやってみたかったなぁというネタです。
ルーがソープで働く理由は、絶対スカが「この仕事をすればお母さんが目を覚ますよ」
と言われたからかなぁと考えたら、割と自然に思い浮かんだ話です。
644名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:14:16 ID:QsSDRWww
>>643
ちょw なんか妙な部分で前作とリンクしてる!?
GJでした。お互いを想えば想うほど穢れていかなくてはならない二人……。せつないなあ……。
せめて逃避行の末に幸せを掴んでくれ……。
645名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:14:54 ID:VZm5xIEq
>>643そうか・・・あの話にはこんな裏話が・・・
ってオイw
646名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:22:18 ID:vk+5WL1m
>>643
B・AさんGJです!お尻好きの提督・・・ルーは健気で可愛い。

このスレのクロノの尻好きなのってみんな原作意識してなのか?
647名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:23:47 ID:e9pRLqbM
>>643
相変わらずの良作GJ!
…そしてたまたま「吉原裏同心」読んでたおかげでエリ×ルーの足抜け話が読みたくなりましたよ!?w
648名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:24:26 ID:c0DtBLUk
乙ですGJです。
ルーが身請けされると言う話を聞いて悲しむエリオのもとに自分を囲いたいと言う声が、傷心のままその誘いに乗ったら身請け先にはルーが・・と言う妄想が湧き出してとまらねぇ。
649名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:29:40 ID:oAB0uCQi
GJです。
てゆーか前作読破して感動したのに今回の話でダイナシw
カエシテあの時の涙。
650名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:30:25 ID:5cU7VEz7
>>646
kwsk
原作のクロノってアナル好きなの?
651名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:49:28 ID:XxEn3Jq2
ヘルス機動六課の、本当はあまりやりたくないけどはやてのために頑張るヴィータ編も読んでみたい俺がいる
しかし書き手にヴィータ萌えの人がいなさそうなのが悲しいところだ
652名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:57:09 ID:DRk1iR9O
GJっす。
いやーこんなエリオもいいですな
ルー嬢ちゃんが…けなげで可愛い!

あああ、俺がルーテシアとエリオを身請けしたいぜ
653名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 03:10:55 ID:KSlnYmiw
ネット巡回してたら、「ファッションヘルス機動六課」なるものを見つけた。
654名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 03:16:40 ID:oQbcvhMn
>>579,584
それ元ネタ何?
655ツンデレ王子:2008/04/24(木) 03:58:58 ID:DRk1iR9O
今、投下宜しいですかな?

5分ほどまって反対なければ投下します
656名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 04:12:28 ID:mFso0BYv
>>650
いや、なのはに挿れる前に前戯で前と一緒に後ろもベトベトになるまで
舐めちゃってただけで、好きかどうかまでは言及はないよ。
657ツンデレ王子:2008/04/24(木) 04:13:11 ID:DRk1iR9O
お待たせ致しました

『シャマル先生の秘めた想い』Cを投下させて頂きます

尚、今回のCのみサブタイトルが有ります

サブタイトルは『“愛”は究極の調味料?』です

では、次レスより

注意)T:前半は甘甘です(読み手によりけりですが…)
   U:後半にエロ有りですが、絡みはありません

レス数は…7or8の予定です
658名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 04:13:52 ID:Mw6V/PnH
>>655
バッチコイ!
「こんにちわ、シャマル先生」

 医務室のドアを開け、エリオが顔を覗かせた。

「いらっしゃい、エリオくん」

 シャマルは微笑み、昨日と同じように自分の側に彼を招き座らせた。
 彼女の予想通り、この日エリオは大事を取って訓練を休まされていた。その代わりに、午前中は彼女たちの訓練を
見、午後からは昨日の反省文及び先程の訓練内容に措ける改善点や今後のスターズ・ライトニング共通の課題を
彼なりに見出して纏めるという仕事が与えられていたのだ。

「で、その後どうかしら?足の具合は」
「あ、はい。もう何とも無いです」
「そう、良かった」
「ご迷惑をお掛けして、スミマセンでした」

 エリオの言葉に、シャマルは小さな子供にするようにメッと叱りつける。

「こら、スミマセンは言わない約束でしょ?」
「あ、そうでした。スミマ…」
「もぉ!」

 二人はお互いの漫才のような掛け合いに、声を上げて笑いあった。
 ひとしきり談話が弾んだところで、シャマルは頬を染めてエリオを見上げる。

「ところで、エリオくん。今日も私、お弁当作ってきたんだけど…」

 彼女はそう言葉を発しながら、手元に置いていた鞄から二つの弁当箱を取り出した。
 その内の大きい方を彼におずおずと差し出す。

「食べて、くれ…る?」

 上目使いに問うてくる彼女を可愛いと思ってしまい、慌ててエリオは視線を外した。

(って失礼じゃないか、僕!年上の女性(ヒト)に対して可愛いだなんて)
「はい、頂きます」
 シャマルはジーっと、箸をつける彼を見ていた。

「あの、そんなに見られてると食べ難いんですけど…」
「そ、そうよね、私ったら」

 そうは言ったものの、やはり気になって彼の表情を横目で見つめるシャマル。
 と、一口食べた途端に彼の表情が僅かばかり歪んだのに気が付いた。

「やっぱり…美味しくない?」
「いえ、美味しいです。美味しいんですけど…」

 彼はそこで何かを思い出そうとしているのか、目を閉じて黙ってしまった。

「け、けど…?」
「んー何て言うのかな、昨日頂いたのと比べると、何か物足りなく感じてしまうんです。
 塩味?じゃないな、何だろ…」

 考え込むエリオを見つめながら、シャマルも先日の調理に思いを馳せていた。
 だが、幾ら考えてもおかしな箇所は見つからない。
 今回の弁当、さすがに昨日と同じ内容というわけでは無かったが、だからといって特に手の掛かる物を入れた訳
でも無い。したがって調味料が少なすぎたとか味付けが薄すぎたとかは無いはずである。
 と、その時彼女の顔が、音を立てそうな勢いで真っ赤に染まった。

(まさか…でも、それ以外には…)
「先生?どうされたんですか?」
「え?あ、いや、その…な、何でも無いの」
「でも、八神部隊長もヒドイですよね」

 いきなり主の名前が出てきた事に、シャマルは気を引き戻された。

「八神部隊長が?どうして?」
「だって八神部隊長、言ってましたよ。
 『シャマルの料理だけは死んでも食うたらアカン』って」
「はやてちゃ…八神部隊長、そんな事をエリオくんに言ったの?」

 驚きを隠せないシャマル。


 それに対し、エリオはブンブンと手を振りながら答える。

「いえ、僕にじゃなくってなのはさんに言ってたんです。
 たまたま近くを通った時に聞こえちゃって」
「……」
「大げさですよ、『死んでも』なんて。味付けは確かにアレですけど…」

 それを聞いて、シャマルは一気に沈んでしまう。
 表情からも先程までとは違い、見る見るうちに覇気が無くなっていった。

「それ、フォローになって無い」

 ぼそりと呟くシャマル。
 慌ててエリオは付け加える。

「あああ、す、すみません。
 でも、僕は好きですよ、この味付け」
「本当?」

 少年の言葉に、まるで少女のように表情を輝かすシャマル。
 そんな彼女の目を真っ直ぐに見つめ、真剣な表情で彼は繰り返した。

「はい、好きです」




 その日の夜、他のメンバーが寝静まった頃を見計らって彼女はベッドを抜け出した。
 音を立てないように注意しながら、向かう先は台所。
 昼間にエリオと交わした約束を果たす為である。

(ふぅ…) 

 約束と言っても、大した事では無い。
 この2日間と同様、明日―深夜を越えているので今日と言った方が正しい―も彼に弁当を作って行く、ただそれだ
けの事だ。
 だが、その過程が問題なのである。

(あれしか、考えられない…わよねぇ)

 食材を準備しながら、シャマルは一昨日の事を思い出していた。


。oO

 昼間、買出しに出かけたシャマルは、前方に見慣れた親子―なのはとヴィヴィオ―を発見した。
 その日なのはは午後からの勤務だったらしく、たまにはとヴィヴィオを連れて街に遊びに来ていたらしい。
 言葉を交わしているうちにシャマルの手にした荷物に話題が上ったのだ。



「シャマル先生はお買い物ですか?」
「ええ、はやてちゃんに頼まれまして」
「あのねあのね、なのはママの作ってくれるキャラメルミルク、とっても美味しいんだよ」
「そうなんだ」
「うん♪それとねーママは他のお料理もすっごく上手なんだよ」
「もう、ヴィヴィオったら」
「へー、なのはちゃんもお料理上手なんだ」
「まぁ小さい頃から両親の手伝いしてましたから」
「そういえばなのはちゃんのお家って確か…」
「ええ、喫茶『翠屋』です」
「なるほど」
「ねーねー、シャマルせんせいはお料理得意?」
「わ、私?私はその…」
「じゃー、いっぱい練習しないとね」
「練習?」
「うん。なのはママもフェイトママも、アイナさんも、いっつも言うよ。
 初めはみんな上手に出来ないのが当たり前だって。いっぱい練習して上手になるんだよって」
「じゃ、先生もいっぱい練習して、上手にならなくちゃね」
「うん!シャマル先生、がんばってね〜バイバ〜イ」

 そんな会話がなされた為、皆の明日の昼食を用意しようと思ったのだ。
 夜の内に下拵えをしておこうかと、皆が寝付いた頃に一人キッチンに立つ。
 とその時、不意に携帯電話が鳴り出した。

(こんな時間に…なにか有ったのかしら)

 彼女の持つ携帯は、本局医療局からの支給品である。
 彼女の“湖の騎士”としての知識・技術は本局の医療局でもずば抜けており、機動六課が設立された今でも
緊急の際には彼女の助けを求めて連絡が入るのだった。
 つまり、緊急の時以外はこの携帯電話に連絡が入ることは無い。
 その為、シャマルはディスプレイを確認する事無く、通話ボタンを押して耳に押当てた。

「はい、もしもしシャマルです」

 ところが、聞こえてきたのは予想を遥かに裏切ったものだった。
「ぁひぃ…だめぇそんなとこ…ぁん、ねぇ…はやくぅ…」

 一瞬シャマルは自分の耳を疑った。
 そして、ディスプレイを確認すると、そこには全く知らない番号が表示されていた。
 どこから番号を入手したのか、もしくは適当にダイヤルした先が彼女の番号だったのか定かではない。

「ぁああああああ…も、もっとぉ…」

 慌てて電話を切ろうとしたシャマルだが、何を思ったのかそのまま携帯を耳に押し付け、聞き入ってしまった。
 やがて彼女は、下半身に疼きを感じ始める。同時に秘奥からジワリと染み出すのを。

「んっ…」

 シャマルは立ったまま腰を流し台にもたれさせると、空いた手でロングスカートをたくし上げ、ショーツ越しに秘唇
に触れる。

「んん―!」

 軽く触れただけなのだが、そこは僅かな刺激でも大量の蜜を溢れさせショーツを濡らしていく。
 そのまま秘裂をなぞり上げ、その快感に没頭するシャマル。
 たっぷりと時間を掛け…久々に味わう絶頂感に気を失ってしまったのだった。


0o。

 エリオに何かが足りないと言われたとき、思い出したのだ。
 あの時、気が付けば皆が起き出す時間まで残りわずかだった事。
 慌てて作業を再開した事。
 そして――
 かなり慌てていた為に、それまでの痴態を忘れていた事を。

(もぉ…私ったらどうしてあんな事を…)

 頬に手をやると、そこは仄かに熱を帯びていた。

(はぁー、まさかあれがそんな役目してたなんて…)

 前述した通り、彼女はかなり慌てて作業に戻ったのだ。
 つまり、彼女の手には残っていたのだ。渇きはしていたものの、それまでの痴態の名残が。




「ん…」

 シャマルは服の上から自身の豊満な乳房に手を添えると、そのままやんわりと揉みしだく。
 前回と同様、立ったまま流し台に腰をもたれさせた格好だ。
 
「ぁあ…はぅ…」

 徐徐に手の動きが速度を増し、漏れる吐息には熱が篭ってくる。
 頬は上気し、瞳はトロンと宙を見つめている。

「あぁぁ…エリオ…」

 思い描くは、心優しい小さな騎士見習い。
 真っ直ぐに自分を見つめる瞳には、幼いながらも、いや幼いからこその純粋さが見て取れた。

――そんな彼を穢したい、征服したい
――そんな彼に穢されたい、征服されてみたい

 相反する二つの想いの中、彼女の行為はますますエスカレートしていく。

(あぁ、エリオの事を想っただけでもうこんなに…)

 乳房を揉む両の手、その片方でロングスカートの裾を手繰り寄せ、口に咥える。
 露になった色白の美脚。
 さらにその上では、彼女の内から溢れ出る蜜によって薄布は濡れぼそり、叢が透けて見える。
 ニチャ…
 指が触れ、湿った音が辺りに響く。

「んん…」

 ショーツ越しに秘裂をなぞり上げたかとおもうと、今度は下着の中に手を入れ、直接指を這わせた。
 中指の付け根で肉芽を刺激しながら、入口に指先を当てて蜜を塗す。
 たっぷりと蜜が指先に絡んだ頃、その指を肉芽に当て、その包みを外していった。




「んー!」

 瞬間、シャマルは強烈な電撃を浴びた様に身体を震わせる。
 軽く達してしまったようだ。
 弾みで放してしまったスカートを気にせず手を下方へ僅かに下げると、十分に濡れた秘唇に指を押し入れた。

「ん…はぁ…」

 中指を膣内で円を描くように動かし、腔壁を刺激する。
 だが、ショーツの中では思う様に手を動かせない。
 そのもどかしさが余計に彼女の性感を敏感にしていたのだが、終に耐え切れなくなったのか胸に宛がっていた方の
手で器用にショーツを脱ぐと、それをスカートのポケットに押し込んだ。

 グチュ…グチュ…

 膝を着き、床に用意しておいたボウルに跨ると、シャマルは一心不乱に蜜壷をこね回す。
 更には2本の指を第二関節で折り曲げ、まるで掻き出すかの様に手を動かし始めた。

「ぁあ…エリ…オ…くぅぅぅん…」

 一際甲高い声で彼の名を呼ぶと、シャマルは足指をピンと突っ張らせ、大きな波に飲み込まれていったのだった。







 イッたばかりのふらつく足元を注意しながら、シャマルは床に置いたボウルを確かめる。
 そこには、先程まで彼女の内から溢れ出ていた蜜が溜められていた。

(これで…)

 彼女はそれを料理に用い、やっとの事で二人分の弁当が出来上がった。
 時計を見ると、まだかなり時間が残っており、自室へ戻ると、先程達した脱力感も手伝って、シャマルは夢の中へ
と旅立って行ったのだった。



続く
667ツンデレ王子:2008/04/24(木) 04:26:42 ID:DRk1iR9O
以上です

次は…たぶんエリオとシャマルの絡みが入ると思います
まだ続き書いてないので、やってみないとどうなるか分かりませんか^^;

ポテトチップスのフレンチサラダというのを見た瞬間、
『フレンチドレッシング…一字変えたら凄い事に』
と、このストーリーを思いつきましたw

エロは書き慣れてないのでご不満も有るかとは思いますが^^;

では、本日はこの辺で失礼致します

668名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 05:11:45 ID:Riua2V6Y
GJです。
二人のヤリトリがたまりませんなぁ・・・


こういうのって、たまにあるけど実際 味って変わるもんかな。
669名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 05:31:06 ID:Mw6V/PnH
>>668GJ
エロイですね。というかシャマルさんが微妙に変態の域にww
蜜入り弁当、何年か前にテレビの世界○見えでやっていた意中の男性を落とす料理の作り方を思い出しました
そのときやってたのは唾液を入れたり自分の髪を灰にして料理に入れるといったものでしたが……
フェロモンとかも入ってそうですしそう言う意味ではエリオを牽きつける物があるのかもしれませんね
670名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 12:11:48 ID:exfXcp8+
ノーヴェの初恋みたいな純愛物を希望したい
671名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 12:19:08 ID:pI1buSYx
>>667GJ!
愛って液のほうかよ!
前回は手に付いてた分、今回は大量に入れたようですが大丈夫か?
672名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 13:26:03 ID:hljnJ0IN
>>643
エリルーアナルファックGJ! エリオなんか最近ケツばっか掘ってる気がする。
しかしソープでエリルー&メガ母ちゃんの設定は自分も似たようなものを考えていましたがこれでは書けそうもありませんな。


>>667
GJ!
シャマ可愛い、マジ可愛い‥‥早く合体(主に性的に)してしまえ。
673名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 14:16:21 ID:vKMRe5jL
挿性の悪エリオん ですね
674名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 14:28:14 ID:uDlRRSQt
気持いい!
675名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 15:41:52 ID:s5gb5ILk
捻身!合体!
676名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 15:45:44 ID:KSlnYmiw
GO! 悪エリオぉぉぉんっ!!
677名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 16:31:38 ID:W7tOsTQX
ここまで名前が出てこない◆Ev9yni6HFA涙目wwwwwwww
話も文章も微妙だから仕方ないけどなwwwwww
スレのレベルが下がるからさっさと出てけよwwww
678名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 16:57:27 ID:tX4PzBFe
↑いや、それ以前に誰よおたく?
679名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 17:06:45 ID:no3JdkrS
保管庫のソープ・ナンバーズの項目が充実かつわかりやすくて吹いたw

保管庫職人、イイ仕事してるぜ!
680名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 18:57:45 ID:i13Mq2Pi
>>678
istd
681名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:33:33 ID:uxfZDX5V
>>678
情けをかけてそっとしておいてやれよ……
682名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:39:34 ID:1LtDdBSJ
istdってここで通じるのか?
683名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:43:38 ID:QsSDRWww
>>682
分からなくて俺涙目。
684名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:48:35 ID:1LtDdBSJ
>>683
i いかん
s そいつには
t 手を
d だすな

これで分かるよな?
つまりそういうことだ
685名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:52:22 ID:9mXt3PbH
解り辛いし広まってないし面白くないし
最近のお笑い芸人もいいところだな
686名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:58:05 ID:tlEn16jH
待て、そればかりは面白いや否やの問題じゃないんだ
687名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:02:22 ID:1LtDdBSJ
>>685
そりゃそうだろ
とあるマイナーゲーのスレの用語だし
知らない方が多数派だ
688名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:04:23 ID:9mXt3PbH
…東方?
もしくはFPS系?
689名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:12:06 ID:Riua2V6Y
ACか?
690名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:26:49 ID:cJ+nDJEN
iいっぱい
s注いで
tとっても
d大好き
じゃね?
691名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:30:01 ID:9mXt3PbH
i いいから
s sageろ
t っつってん
d だろ

位の方が
692名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:40:16 ID:uxfZDX5V
いやっ
そんなとこ
つついちゃ
だめぇっ
693名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:44:33 ID:NwPYK8/v
i いやいや
s 最恐は
t 高町なのはさん
d だろ
694名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:47:00 ID:hljnJ0IN
i いい加減
s シャマルさんに
t ちゃんと
d 出番を

ですよ、まあ俺は書くけどな。
695名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:55:24 ID:DKuiJpEx
>>643
ちょw
「Ritter von Lutecia」で感動した俺はどう反応すればいいんだ!!!!!
もっと新婚ラブラブなのもみたいんす!!!

>>667
シャマル先生かわええ!
だが、それは(ry
エリオさっさと襲ってしまえ!
69644-256:2008/04/24(木) 23:00:09 ID:76WFGQUt
i いきなりで悪いのですが
s SSができたので
t 投下してもよろしい
d でしょうか?
697名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:00:51 ID:/BnVO1nk
かむかむ
698名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:01:06 ID:DIFjK5me
i いいですよ
s 早速
t 投下してください
d どんどん
699名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:01:24 ID:hljnJ0IN
i 良いぜ
s さっさと
t 投下しな
d ディバインバスター!!!!
700名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:01:45 ID:uxfZDX5V
i いいから
s さっさと
t 投稿するん
d だ
70144-256:2008/04/24(木) 23:02:50 ID:76WFGQUt
それでは投下します。

・時系列は新暦76年9月(JS事件から3ヵ月後)
・非エロです。
・ヴィヴィオとオリキャラ2人のショートSSです。
・長くなりすぎたので前後編(7&7)にわけて投下します。
702ヴィヴィオの誘拐(?) 前編(1/7):2008/04/24(木) 23:03:47 ID:76WFGQUt
クラナガンのサードアヴェニュー。秋晴れの正午。

多くの家族連れでにぎわう中でひときわ若い家族が目につく。なのはとヴィヴィオ。そしてユーノだ。

2人とも久しぶりに休みが重なったため、久しぶりにショッピングを楽しむことにした。

「本当に久しぶりだね、二人も元気そうでよかったよ」
「私たちよりユーノくんの身体の方が心配だよ。ちゃんと食事とってる?」

「う〜ん、3日前にサプリメントを摂取したくらいかな」

「もう、パ・・・ユーノ先生、ちゃんと食べないとダメだよ!」
そうしてヴィヴィオは言いかけた言葉を飲み込み、両手を腰に当ててユーノに注意した。

「あはは、ごめんヴィヴィオ。心配かけないように、ちゃんと食事をとるね」
「ヴィヴィオもピーマンちゃんと食べられるようにならないとね」
「う・・・」

そうして会話をしながら歩いているとヴィヴィオはウズウズしながら言った。
「ママー、おトイレ言ってきていい?」

「うん、それじゃあ私たちはここにいるから行っといで」
「はーい♪」

そうして近くの公衆トイレに入っていった。

ヴィヴィオが用を足し終え、なのはとユーノの待つ場所へ戻ろうとしたとき
「や・・・やあ、嬢ちゃん」
「?」

ヴィヴィオが振り向くと男が二人たっていた。
703ヴィヴィオの誘拐(?) 前編(2/7):2008/04/24(木) 23:05:06 ID:76WFGQUt
一人はアフロヘアー(明らかにヅラ)でサングラスにマスクしていた。
もう一人は帽子をかぶり、サングラスをつけていた。

「パパとママははどこにいるのかなー?」
「えっと・・・あっち!ママと、できればパパになって欲しい人も!」

「ヒソヒソ(欲しい人?欲しい人ってどういう意味っスか、アニキ?)」
「ヒソヒソ(バカ野郎!大事な商談の最中に話しかけるんじゃねえ!!)」

この人たち念話できないんだ。ママたちみたいに魔導師じゃないんだな・・・そうヴィヴィオは思った。


「そ、そうか〜、実はママとパパになってほしい人は急な用事ができちゃったんだ」
「えっ?そうなの?」
「だからお兄さんたちとしばらくの間一緒にいなさいって言ってたんだ」

無理もない。かたやエース・オブ・エースの称号を持つ大魔導師。かたや管理局の重鎮で情報管理部門のトップである考古学者。

緊急の任務や依頼でアイナや八神家(主にザフィーラ)など知り合いの家でお世話になることもあったためヴィヴィオはまったく
疑いを持たなかった。

「うん!わかった〜!」
704ヴィヴィオの誘拐(?) 前編(3/7):2008/04/24(木) 23:06:08 ID:76WFGQUt
「そういえば、おじさんたちの名前は?」
「「えっ!?」」

突然の問いに二人は驚く。

「ママが『仲良くするには、まず名前を名乗ることから始める』んだって。そう言ってた」
「えーと、あーと・・・」


「アニキ〜」
「なんだよ!ムーチョ考え中に話しかけんな!気のきかねえヤツだな」

そう言ってアニキといわれた男は相手の頭をはたいた。
「っいてー!いきなりハタくことないだろ、ドンタコスの兄貴!」

「ドンタコスとムーチョさんっていうんだ。私はヴィヴィオ、お世話になります」
ヴィヴィオからペコリと頭を下げられ、2人はとたんに恐縮してしまった。

「い、いや。こちらこそよろしく。ヒソヒソ(アニキ〜こんないい子を俺たち)」
「ヒソヒソ(今更あとには引けねーだろうが)」

そういってヴィヴィオは2人のあとをついていった。
705ヴィヴィオの誘拐(?) 前編(4/7):2008/04/24(木) 23:07:24 ID:76WFGQUt
ヴィヴィオが行方不明になった。

そのニュースは機動6課にも届いていた。
フェイトとはやてが現場につくと、なのはとユーノ、そしてヴェロッサがいた。

「サード・アヴェニューで行方がわからなくなったそうです」

「行方不明になったのが、ヴィヴィオだけに大きな動きを見せることはできないし、査察部のエージェントにも動いてもらっているよ」
ヴェロッサが警戒するのは当たり前であった。

古代、魔導師の祖ともいえる聖王がゆりかごの制御のみの能力を備えているわけではない。

今も教会が管理しきれてない聖遺物と器の能力がどう利用されるか、またそれを望む人間がスカリエッティ以外に
いないとも限らないのだ。

そしてはやてとフェイトはなのはを励ました。

「大丈夫や、なのはちゃん。クラナガンの市街は一通りが多いんよ。せやかてちょっと迷子になっとるだけや」
「そうだよ、なのは。ヴィヴィオは必ず見つかるよ」

「ユーノくん、フェイトちゃん、はやてちゃん」
そう言ってなのははこう言った。

「私、思うんだ。ヴィヴィオが大丈夫じゃないかと」
「な、なのは?」

ユーノはなのはの言葉に驚いた。そう言うなのはは自分の胸に手を当てて、こう言った。

「血はつながって無くても、私はヴィヴィオの母親だから、そう感じるんだ・・・」
706ヴィヴィオの誘拐(?) 前編(5/7):2008/04/24(木) 23:08:33 ID:76WFGQUt
ところ同じくしてクラナガンの某所、とある小さな部屋で悲鳴があがった。

「ま、待って!!やめてぇぇぇぇ!!いやぁぁぁぁぁ!!」
「待ったなしー!!」

部屋が一瞬にして静まる。そんな静寂を打ち破ったのは誘拐犯(兄)のため息であった。


「またチェックメイト。ったく、子供相手に何やってんだよ」
「うう・・・これで113連敗・・・」

弟がボードゲームで完膚なきまでにたたきのめされた様を見て、アニキは言った。

すでに弟はゲームに熱中する余り、アフロのヅラもサングラスも取り外していた。
「嬢ちゃん強いんだな、ボードゲームのやり方パパから教わったのかな?」

「ううん、初めて。でも結界魔法の範囲設定演算やるより簡単なの〜♪」
「「???」」
2人がヴィヴィオの言葉を理解できないでいると、壁時計のチャイムがなった。

「アニキ、そろそろ」
「そ、そうだな。すまねえ嬢ちゃん。ちょっと弟のヤツ用事があってな」
「えっ?どうしたの?」

「ママにお手紙を届けなきゃいけなくてよ」
アニキがそう言うと。弟の方がわざとらしく声をあげた。

「アッ〜、俺達ママノ住所忘レチャッタ〜。ヴィヴィオちゃん教エテクレナイカナ〜」
あからさまに台本に書いてあったものを棒読みするような大根役者っぷりである。

「うん、いいよ」
そういってヴィヴィオは素直にロングアーチの住所を教え出て行く弟にこう言った。

「なのはママにヴィヴィオ良い子にしてるって伝えてね!!」
そう言ってヴィヴィオはニコッと笑った。

「お・・・おう」
707ヴィヴィオの誘拐(?) 前編(6/7):2008/04/24(木) 23:09:29 ID:76WFGQUt
機動6課本部 ロングアーチ

「ここって・・・管理局の施設だよな」
誘拐犯(弟)はヴィヴィオの書いてくれた住所にもう1度目を通す。

そしてもう一方の手には手紙が握られていた。

『てめえのところのガキは預かったぜ!!返してほしければ、金を出せ!!くれぐれも管理局にいうんじゃねえぞ!!』
といったような内容だ。

その管理局にたどり着き困惑していると、奥からアルトとルキノが歩いてくる。

「何かせわしいね。スバルたちもすぐに出て行っちゃって」
「なのはさんら隊長陣からの急な連絡あったみたい」

(なのはさん・・・?)

「ねえ、そこの彼女達。なのはさんの知り合い?」
「あんた誰?もしかしてナンパならお断りよ」

あからさまに怪しい風貌にアルトは怪訝そうな顔をしてたずねた。
「いや、さっきなのはさんって・・・」

「なのはさんに用?あいにくだけど、なのはさんは今日は非番なの。いくらエース・オブ・エースでもたまに休みはとらなきゃ
身体がもたないからね〜」

「エース・オブ・エース?」
「あれっ、そんな事を知らないで尋ねてきたの?フフフ・・・いいわ!!せっかくだからあんたにスゴサを教えてあげる!

「ちょ、ちょっとアルト!」
控えめな性格のルキノはお祭り好きな性格の相方がとんでもないことを言うのではないかとハラハラしながら見守る。

「さあ、兄さんが聞きたいというなら、応えてあげるが人の情け!!なのはさんが管理局の魔導師の中でもエース・オブ・エース
といわれているワケを!」
708ヴィヴィオの誘拐(?) 前編(7/7):2008/04/24(木) 23:12:16 ID:76WFGQUt
して以下はにわか漫談師、アルト・クラエッタが聞かせた内容である
(*話に一部誇張があります)


・ヴィヴィオのママはなのはさんという名の魔導師。
・教導隊という魔導師の中でもエリート中のエリート出身。
・その中でも最高峰のエース・オブ・エースの称号を持つ。
・本気にならなくとも大都市を崩壊させるほどの魔力。
・親友の魔導師とケンカして次元震を起しかけた事がある。
・最近クラナガンに出現し、人々を震撼させた巨大艦船を内部から破壊した。
・かつて次元震を起していた、古代神話の化け物を消滅させた事があるとかないとか。
・明らかにどんな男よりも漢らしい風貌を持つとか持たないとか。
・非常に厳しく冷酷で、悪人はおろか部下(もちろんエース級)すらも、自分の意に沿わなければ魔法で木っ端微塵にするとかしないとか。
・過去に娘を誘拐した犯人を自らの砲撃魔法で葬り、チリすら残さなか事があるとか無いとか。
・その凶悪さから「管理局の白い魔王」と呼ばれているとかいないとか。

「じゃあね、明日出直してきなさいね〜」
そう言ってアルトとルキノは真っ白になっている誘拐犯(弟)に対して手を振って、去っていった。

・  ・  ・

「よくも、よくも私の娘を!!」

そうして足を一歩、踏み込んだ。足元からズシンという重い響きがあがり、振動が起こる。
デバイスにカートリッジがロードされるたびに『ガチャン!ガシィィン!』という無骨な音と、魔力の煙がバックファイアの火花ように舞い上がる。

「アッー!!!」
「あwせdrftgy魔王lp;@!!!!!」

そう言って2人は奇声を発して逃げようとするが何重にもバインドをかまされていた。
魔導師でない2人である。解除の方法も知るはずも無い。そして誘拐犯2人の周囲にビッドが回った。

「死ぬほどの後悔とか、地獄の苦しみとか、そんな生易しいことは言わない・・・」

そしてビットに魔力がこめられていく。

「消えろ!! スターライトブレイカー、フルバースト!!」

そうして誘拐犯2人は光に包まれ、チリとなった。

・  ・  ・

というこの世の終わりが通り過ぎた光景を誘拐犯(弟)は想像した。
「・・・俺たちとんでもない魔王の子を誘拐しちまった・・・」
70944-256:2008/04/24(木) 23:13:56 ID:76WFGQUt
以上になります。続きは明日投下予定です。
710名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:20:53 ID:hljnJ0IN
なんか微笑ましいGJ。

しかし誘拐犯の名前に不覚にも吹いてしまったぜ。
711名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:23:57 ID:/BnVO1nk
節子。それ想像やない、現実や。
まぁ咎人にも一欠けらの慈悲を。都築を待ってますよGJ。
712名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:25:09 ID:UAalzJaS
>>709
GJです。
誘拐犯たちに明日は来るのかw



ふと思ったんだ、なのは達ってゴキブリ大丈夫?
713名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:27:03 ID:hljnJ0IN
>>712
乙女は蟲と触手に弱い、これは世界の常識だぜ?
714名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:28:22 ID:NwPYK8/v
>>712
苦手だから、見かけた瞬間、ロクに狙いも付けずにSLB。
715名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:28:28 ID:uxfZDX5V
アクセルシューターでゴキブリと一進一退の熱い攻防をするなのはさんが浮かぶ
716名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:35:55 ID:UAalzJaS
やっぱりゴキブリは苦手かw

ゴキブリを涙目で追い回すシグナムとヴィータが頭に浮かんだんだ。
717名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:36:30 ID:DIFjK5me
ヴァイスあたりは素手でつかんで放りそうだw
718名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:40:37 ID:tlEn16jH
ルーちゃんなら…
ルーテシアならきっと…
719名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:46:59 ID:FMLgrKTa
エリキャロルーは大丈夫だろう。
720名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:49:16 ID:jkOBu91O
ヴォルケンズは昔の主に変態プレイを強要されたトラウマがプログラムに刻み込まれてるから蟲や触手には弱いんだな
721名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:50:39 ID:NwPYK8/v
キャロとルーはまあいいとして、エリオが平気な理由って、やっぱ不遇な時代での慣れか?
だったら哀しいな……
722名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:53:09 ID:LFs6fjjs
ミッドのゴキブリだと弱い魔法には耐性持ってるんじゃね?
723名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:56:13 ID:O359VLdg
そもそもミッドにゴキブリはいるのか?
724名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:00:09 ID:RLsyujiq
>>723
そこはそこ、二次創作
72526-111:2008/04/25(金) 00:05:25 ID:q2KnRN5h
>>44-256
GJ!何となく「赤ちゃんのお出かけ」っていう映画を思い出した
後編も楽しみにしています

>>679
感謝の極み ズバッ




保管庫から業務連絡です
65・66スレの保管作業を完了しました。執筆陣諸兄は確認をお願いします
とりあえず追い付けましたね。現在67スレの残りは100Kb程度です

・連絡事項
>>執筆陣諸兄
誠にスマンが、苦言を一言呈させていただく

>3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。

絶対入れなきゃならないものじゃないけれど、なるべく入れてやってくれ
特に、保管庫に既にページを持っている著者諸兄には、円滑な保管庫運営の為にも遵守を改めてお願い申し上げる
今後の為にも、なるべく注意をしていただきたい

それでは、スレ汚し失礼しました
726名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:08:22 ID:1DWwPBc7
いつも乙です
727名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:11:28 ID:2Z0w09xf
>>723
ゴキはどこにでもいます。
ほら、あなたの後ろにも
728名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:14:44 ID:XE7lz6+8
>>727
お前は俺含め全国のゴキ嫌いを怒らせた
729名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:17:40 ID:7qw/jIk5
>>727
ちょっ! お前がそんな事言うから本当に出たじゃねえか!!

ちょっとアイツにこの丸めた新聞紙で紫電一閃してくる。
730名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:18:55 ID:iXJR/tr/
>>729
G「ソニック・ムーブ」
731名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:18:56 ID:a0ffIId0
その後>>729の姿を見た者は(ry
732名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:19:42 ID:bIoyO5TX
第97管理外世界の黒い悪魔……か。
733名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:20:17 ID:n7XNhR1p
運悪く、潰した時にGエキスをかぶる>>729
734名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:20:27 ID:igfWg54u
ゴキブリに翻弄されるリィンとアギト。
軽い怪獣映画だな。
735名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:23:30 ID:zpLoMNQ+
1 冬のある日、寝る前にゴキ発見→退治
2 第二第三波攻撃が不安で眠れない
3 寝る前に換気しつつバルサン炊いて寝ればいいじゃん
4 まだ煙が漂う中、就寝

5 数週間、バルサンにより中毒症状で苦しむ
  おまけに隙間風を感じたり、ゴキブリを見ると蕁麻疹が出る体質に

ゴキブリが憎い
736名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:25:49 ID:UMlQ+NFm
八神家はゴキブリが出るたびにヴォルケンズが暴れて建て直しになりそうだw
737名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:27:13 ID:n7XNhR1p
>>735
おまwwwwwwwww
738名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:31:28 ID:7qw/jIk5
ゴキ理論か、シグナム姐さんは普通に潰しそう、シャマルは普通にヒイヒイ言ってるな。
ヴィータは強がって平気な振りするんだが実は弱いと見た。
739名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:35:43 ID:yhJVcV7Q
ザフィーラはきっと餌と間違えて食べると見た!
740名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:36:27 ID:a0ffIId0
>>738
なに普通に帰ってきてんだよw
Gはどうした?
741名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:38:50 ID:/Dial/WJ
>>728
ごめん
>お前は俺を含め全国のゴキを怒らした
に見えたんだ・・・

ちょっと、ビルの中でナンバーズ三人に挑んでくる
742名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:39:46 ID:7qw/jIk5
>>740
いや、紫電一閃(新聞紙)で普通に我が家の壁の染みになって頂いたが?

まあ小さいながらも命を屠ったのだ、皆も冥福を祈ってやってくれ。
AMEN
743名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:41:07 ID:iXJR/tr/
俺の印象としては、
ヴィータはびびりまくる、シグナム平気なフリをする、シャマル気絶、ザフィーラ追いかける、はやてが平然と処理する、
って感じだ。
744名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:42:31 ID:bIoyO5TX
>>743
リイン追いかけられる。も頼む。
745名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:44:05 ID:hFFy0HTY
古代ベルカのゴキブリともなれば魔法に強かったり触手生やしたりしたかもしれん
そんなゴキブリの魔手からはやてを守るために、毎回守護騎士が大騒ぎしてビビりながら退治するんだぜ
746名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:46:12 ID:zpLoMNQ+
ミッドのゴキブリ

・でかい
・電気とか出る
・地震も起こせる
・でかい
747名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:46:44 ID:a0ffIId0
>>742
あんた強いな
俺みたいなヘタレには無理だ
昔、背中に百足が入り込んだ事があってから虫はトラウマだわ
748名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:46:49 ID:zpLoMNQ+
途中送信しちった…

まあアレだ、地雷王
749名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:47:34 ID:UMlQ+NFm
>>739
食べてる時にリンク繋がって八神家全員にGの味と食感が…
軽くグロだな。
750名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:48:06 ID:zpLoMNQ+
へーい夜中まで元気なボーイズ
此処は一つ蟲姦希望といってみる新しい境地が開けそうだぞ
751名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:49:05 ID:iXJR/tr/
ヴィータ「ぎゃああああああ! で、で、出たああああああああ!」

シグナム「おおおおちつけたかがむしししいっぴきではないかかかか」

シャマル「(気絶中)」

リイン「なんで私を追ってくるですかああ!!??」

ザフィーラ「ハッハッハッ(狩猟本能)」

はやて「しゃあないな…」ペシっ「あ、つい手元にあったから使ってもうたけど、これシグナムのスリッパやったわ」

シグナム「きゅぅ…」パタン

ヴィータ「見せんなあああああああああああああああ!!」




こんな感じで良いか
752名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:51:02 ID:7qw/jIk5
>>751
グッド、姐さんはやっぱ萌えるな。
753名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:53:01 ID:bIoyO5TX
>>751
サンクス。リイン可愛いな。
754名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:54:54 ID:UMlQ+NFm
>>751
GJ。
リインはやはり襲われるほうか。
755名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:55:22 ID:a0ffIId0
>>751
GJ、ザフィーラは和む
756名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:55:31 ID:Qi9WQMhe
G達の今までの歴史にくらぶれば
管理局や人など一瞬の煌きよ
757名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:02:46 ID:KI/FaLaP
てか、車椅子時代のはやてはGをどうやって処理していたんだろう?
758名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:04:02 ID:zpLoMNQ+
轢く
759名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:04:57 ID:iXJR/tr/
>>758
その発想はなかった
壁に張り付いてたらスリッパ手裏剣だな
760名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:06:09 ID:hFFy0HTY
シャマル「いやあああああああああ!!シ、シグナムあれ!あそこ見てー!」

アイグナム「なっ!?あれはまさか…海鳴にまで生息しているというのか…!?」

はやて「いややなぁ、ゴキブリや。え〜とスプレースプレー…」

ヴィータ「はやて!?動いちゃダメだ!」

ザフィーラ「背を見せてはいけません!触手が来ます!」

シグナム「下手に刺激すると何をするか分かりません!視線を逸らさず、ゆっくりと後ろに下がってください…!」

はやて「ただのゴキブリやって。すぐ退治するから、みんなは離れててええよ」

リイン「守護騎士のみんなが怖がる生物をあっさり…さすがはやてちゃんは凄いです!」

自分はこうイメージした
76163スレ390:2008/04/25(金) 01:07:24 ID:FmEMQ3Wv
保管業務、いつもありがとうございます。

今回投下させていただいた
>>72- Wish
>>613- 跪いてお舐めよ聖なる足

は自分が投下しました。これからは名前とタイトルをしっかり忘れないようにします。

変態フェイト第二話が仕上がったらまた投下させて下さい。
762名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:08:09 ID:oXJYGCRz
納豆にキシャーにソープにG…ここはいつ来ても好奇心と探究心に溢れてるな。

…スカがガジェットにGを組み込んで色々アレな話とか需要ある?
763名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:08:14 ID:1DWwPBc7
守護騎士使えなすぎだろw
764名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:09:01 ID:iXJR/tr/
ガジェットドローンG型を開発したスカさん
765名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:09:37 ID:Qi9WQMhe
また一つこのスレに奇跡が誕生した
非絶滅候補ダントツNo.1 その名は
G O K I B U R I
766ザ・シガー:2008/04/25(金) 01:09:45 ID:7qw/jIk5
んじゃ、こういうネタは?


?「同士よ、我が愛すべき同胞よ! 時は来た!! 我らがあの思い上がった愚種どもに仇なす時が!!!」

その言葉に同調し声援と絶叫で呼応する黒き集団、彼らにあるのは今まで踏みにじられ続けた怒りと復讐に対する狂喜。
暗闇の中で独特の光沢を持った集団は歓喜し叫んだ。

?「我らは新たな力を得た! この特殊粘菌郡との融合は我らを比類なき超越種へと進化させたのだ!! もはや暗闇で蠢く事は無いぞ、我らは地上を闊歩するのだ!!!」

魂の叫びの残響が地下に響き渡り暗き軍勢を勢い付かせる。
もはや怒れる群集を止める術などどこにも無いのだ。

?「ではまず最初の標的は我らを悪戯に作り上げた造物主への報復だ! 行くぞ兄弟!!!」

その叫びと共に軍勢は地下を進んでいった、彼らを作り上げた科学者ジェイル・スカリエッティの下へと。


暗黒の軍勢の正体、それはかつてスカリエッティが作った高知能型昆虫郡“G(ゴッド)ゴキブリ”通称G。
彼らは地下で出会った特殊粘菌郡(納豆)と融合し、さらなる異形の新種生物“納豆G”へと変わり科学者に復讐を誓ったのだ。
向かうはソープ・ナンバーズ。

今ここにソープを部隊にした残虐陵辱蟲姦地獄の幕が切って落とされた。

ソープ・ナンバーズ 番外編 蟲姦地獄絵図 始まります‥‥


とか、どうですか?
767名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:09:46 ID:yhJVcV7Q
>>760
>ザフィーラ「背を見せてはいけません!触手が来ます!」

ん?ザフィーラ経験済み?
触手による獣k(爆
768名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:10:36 ID:n7XNhR1p
>>763
あれだよ、腕がへし折れたりするのには大丈夫だけど、注射が無理な悟空みたいなものだよ
769名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:36:23 ID:zpLoMNQ+
旦那チャレンジャー杉wwww

ゴキブリの卵は尻にくっついたタンクのような物だけど
まさか数の子の尻に卵とかやってくれるよな!旦那!
770ツンデレ王子:2008/04/25(金) 01:40:32 ID:wMrK5Gus
太郎ちゃんネタで電波来ましたw

2レス?3レス?

ちょい行きますw
771なのはさんは黒光りするアレが苦手なのです:2008/04/25(金) 01:42:00 ID:wMrK5Gus
 久しぶりに三連休という大型の休みが取れたなのはは、一日目は部屋の掃除をしようと張り切っていた。

「ママー、ヴィヴィオもお手伝いするー」
「じゃあママは掃除機掛けるから、ヴィヴィオはこれでパタパタやってくれるかな?」

 押入れからハタキを取り出し、ヴィヴィオに持たせる。

「わかったー♪」

 なのはが掃除機の電源を入れようとした、その時。

――ガチャーン

 何かが割れる音が隣の部屋から響いてきた。

「だ、だいじょうぶヴィヴィオ!」

 部屋に駆け込んだなのはが見たものは――

「マ、ママー」

 目に涙を溜めて駆け寄ってくるヴィヴィオと、割れたグラスの向こうへと恐るべき速さで走り去っていく黒い悪魔の姿
だった。
772名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:42:14 ID:UMlQ+NFm
幻術で見えなくしたゴキブリをそっと張り付かせる。
頃合いを見て実体化。
ティアナとルーだとこんな攻撃が可能!?
これでなのはさんにも勝つる!
773なのはさんは黒光りするアレが苦手なのです:2008/04/25(金) 01:42:43 ID:wMrK5Gus
「キャーーーーーーーーー!」

 泣き出しそうになっていたヴィヴィオだが、なのはの余にも大きすぎる悲鳴に驚き、固まってしまっていた。

「どうしたの、なのは」
「どないしたんや、なのはちゃん」

 彼女の悲鳴を聞きつけ、フェイト、はやてを始め機動六課の全員がなのはの部屋に駆けつける。

「で、出たのアイツが!」

 なのははソレの名を呼ぶことすら嫌悪しているらしく、しきりにソファーの陰に隠れて『アイツが、アイツが』と繰り返
すのみであった。
 しかし、それで要領を得ろという方が無理な話であり、その場に駆けつけた皆は頭上にハテナマークを掲げている。

「アイツって何なんですか、なのはさん」

 ティアナが小さくなって震えているなのはに近付き、そう尋ねた瞬間。
 ブーンという羽音と共に、1匹のアイツがなのはの顔面に止まったのだ。

「あ、ゴキブリだ」

 スバルの言葉を皮切りに、その場の全員がズザザザザッとなのはから距離を取った。

「――――――――!」

 声にならない悲鳴を上げるなのは。
 同時に、室内の温度がわずかばかり下がったような、奇妙な感覚が全員を飲み込む。

「あ、あかん!皆早よぉここらから脱出するんや!」

 いち早く異変に気が付いたはやてがそう叫ぶが、時既に遅し。
 恐怖がピークに達したなのははその場で周囲の魔力を根こそぎ掻き集めると、首に下げたレイジング・ハートを起動
させ、小さく呟いたのだった。




 こうして、J・S事件を始めとする数々の凶悪犯罪を収めてきた機動六課のメンバーは全治2ヶ月の重症を負う事に
なったのだった。




―BAD END―
774名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:44:32 ID:UDnROjEu
に、逃げ……た、かった……

 【ぷすぷす】
775名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:44:49 ID:KI/FaLaP
>>772
ルーならともかく、ティアナには「なのはさんと過ごすその後の日常」という、最大の難関が待ち受けてるんだぜ。
776ツンデレ王子:2008/04/25(金) 01:46:15 ID:wMrK5Gus
以上です

やっちまったよ orz

あ、それと…
26-111氏、保管庫有難う御座います

ちょいとお願いが有るのですが、
『ある日の出来事』内のはやての一人称を
うち→私 に変更しては頂けないでしょうか?
777名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 03:13:11 ID:yc+O/NZf
>>709
可哀想な奴らだな…
778名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 05:10:55 ID:JzxrLPp/
>>777ならなのはのサイドポニーがツインテールになる
779名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 06:08:33 ID:Nd1Ly9/E
スプレーを吹きかけても平然と煙の中から姿を現したゴキブリを見て、赤毛の少女は思わず呟いた。

「悪魔め……」
780名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 06:37:40 ID:tKGSYR+m
Gは・・・Gの話はもう止めてぇぇ

回りが気になって安心出来ないぃぃ
781名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 09:02:41 ID:hf5zHBt6
ほら、あなたもGの四面楚歌
782名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 09:13:38 ID:vvo00ZoF
ワニ程のゴキブリがわんさか出てきて現実逃避始めるなのは達を幻視した
783名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 10:19:47 ID:MSqBxdS5
>>709
やっぱこのスレ速だと,夜見てないと凄く遅レスになっちゃうな…
遅れたがGJ!アルトの吹き込んだ内容も微妙に合っててワロタw
784名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 12:00:25 ID:XE7lz6+8
>>782
そんな映画いくつかあったなぁ……

思い出したくも無い
785名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 15:52:30 ID:tKGSYR+m
Gの映画か・・・

めんいんぶらっく と ゴジラの昔の奴を思い出した。
786名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 15:55:41 ID:vV3xBegq
>784
映画?
前に夜逃げした中華屋の後始末しに行ってシャッター開けた時は・・・Gの津波に出会いましたが何か?
一生のトラウマだよ・・・ってか近所大騒動になったし・・・あの時は消防やら保健所やら来たが、代わりになのはさん達が来るわけか・・・切れてSLBで周辺ごとなぎ払ったりして。
787名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 16:13:49 ID:J1CULBbL
街一つ巻き添えに駆除するんですね。解ります
788名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 16:20:19 ID:ZcdPCApE
>>786
「ミミック」だな。
1作目は面白かった。
789名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 16:44:51 ID:493ZUrfA
Gではないが、「わんさか出てくる」という単語で何故か
映画のハムナプトラ2の棺桶の中身を喰う虫(だっけな?)を思い出した。

それと昨日、スバルが半泣きになりながら振動破砕でGを退治するっていう夢を見た。
できれば今夜は夢の続きを見たいなぁ・・・
でも実際にGが出たらスバルは割りと平気な顔して退治しそうだ。逆にギン姉は悲鳴をあげそう。
790名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 16:56:33 ID:OqcJmesL
G細胞……………ごめんなんでもないや
791名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 16:58:04 ID:457DhghB
>>790
DG(デビルゴ○ブリ)細胞ともうしたか?
自己再生、自己増殖、自己進化、地球終了のお知らせ
792名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:20:35 ID:UMlQ+NFm
グレートゴキブリガジェット略してGGG…
どちらかといえばゾンダーか
793名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:21:38 ID:7qw/jIk5
>>789
ハムナプトラの蟲→“スカラベ”な、意味はフン転がし。

しかし夢っつったらレジアスが夢に出たんだこれが、いやマジで。
これはレジアスのSS書けっていう啓示だろうか?
794名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:22:07 ID:tKGSYR+m
進化、巨大化して二足歩行が可能になったG、某仮面ライダーのダークローチみたいなやつが世界中に発生するわけだな

いや、めんいんぶらっく のあの宇宙人みたいなのか
795名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:28:58 ID:tKGSYR+m
>>793
私見だがきっとそうだ!

か・い・ちゃ・い・な・よ〜
796名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:33:50 ID:wgaQMoaT
>>794
二足歩行のゴキ…
ガリューの親戚にでもいそうだな。
まず6課は主力が使い物にならなくなるだろうが。
797名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:36:20 ID:BcGg3dfL
ガイガンとキングギドラが出てくる映画にいたな>二足歩行のゴキ
多分、地球の環境が激変しても生き残ってるんだろうな
798名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:48:17 ID:vV3xBegq
島本和彦の漫画にあったな、仮面ライダーのゴキブリ版なコックローチマンて奴が。
最終回が感動的だったが。
799名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:07:09 ID:G31m5/yb
ゴキ風呂というのを思い出した訳だが・・・
800名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:09:09 ID:wgaQMoaT
今このスレで蔓延中のゴキss祭りに敬意を評しネタを投下します。

ルーテシアが調教済みの多数多種にわたるG軍団を召還し地上本部を襲撃
従来の小型は跳ね回り局員を翻弄
炎氷毒納豆のブレスを吐きキシャーと鳴く中型が各個撃破
打撃魔法共に耐性を持つ外骨格を身に纏う大型がダメ押し
本部は阿鼻叫喚の地獄絵図と化す
それはまさしく絵にも描けない恐ろしさであったと当事者は語る


後にこれがGJS事件と呼ばれる原因となった惨事である

801名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:17:22 ID:hf5zHBt6
ぶっちゃけ今のゴキって再生出来ないだけだよな
802名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:28:08 ID:mdN3a8qd
出来たら困るからw
某ネクタールのBMみたいに末端から再生なんてしてみろ、地獄だぞ。
803名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:35:20 ID:zpLoMNQ+
お前ら
なのはさんのエクシード髪の毛をよーく見るんだ…




触角に見えないか
804名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:47:42 ID:BcGg3dfL
お前、消されるぞ……
805ザ・シガー:2008/04/25(金) 19:10:56 ID:7qw/jIk5
司書様へ、ちょっと保管庫の話でお聞きしたいんですが。

保管庫に入れられている「風の癒し手 恋をする」の分類が“一部エロ”になってるんですが、このSSはまだエロシーンはないですよ。
もしかしてこれは“早くシャマルさんのエロを書け”という無言のリクなんでしょうか? だったら頑張っちゃいますが。
806名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 19:21:43 ID:qhzriKur
キャロやルーテシアは平然としていてエリオはガタブルしてそう。
807名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 19:51:09 ID:LFOhAaec
なのはさんは食べ物屋の娘だから冷静に処理しそう
808名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 20:06:53 ID:Wn93Many
なんかザフィーラとリインがユニゾンに失敗して融合事故→ザフィ子誕生という
電波を受信したんだが、これをこう上手くエロにもっていけんだろうか?

>>805
注意書きかどっかでエロ予定って言ってなかったっスか?
809名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 20:22:09 ID:z5hjNYuV
蟲はね。食べ物屋の敵だけじゃなくてね。
プログラマーの敵でもあるんだよ。バグ的な意味で。
810名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 20:34:56 ID:0VeClUcy
Gネタで盛り上がってる皆にはこれを進呈しよう

つ鎧土竜
811名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:03:31 ID:UMlQ+NFm
>>809
デバイスを誤作動させるG型ガジェットか?
812ザ・シガー:2008/04/25(金) 21:11:29 ID:7qw/jIk5
>>808
んじゃ、将来的にエロ入る予定があれば問題ないと。
813名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:14:22 ID:4VLmhEUC
ヨロイモグラでググると……
814名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:30:04 ID:VWY52UJa
このスレがここまで伸びるのも久々だな。
前に一時期荒れてた頃もこんなに伸びなかったのに。
815名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:30:57 ID:Wn93Many
>>812
いや、いずれエロが入るんなら司書さんが直す手間が省けるかと勝手に思っただけなんで
横槍すいません
816名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:35:44 ID:bjQA8vzC
だからFAネタはもういいってwww
少なくとも鎧モグラでぐぐって一番上のHPをみて激しく後悔したのは、濡れだけでいいorz
817名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:44:39 ID:Wn93Many
>>816
ググったけど見る前に引き返して来た

ていうかみんなもっとエロい話しようぜ
81826-111:2008/04/25(金) 21:47:15 ID:AULZeCzL
>>815
気遣いには感謝いたしますが、私の手落ちという点に変わりはありません
現状、一話が投下されただけですしね。もしかしたらシャマル先生の甘塩っぱい恋愛模様が見られるかも知れないじゃないですか。というわけで、
>>ザ・シガー氏
「風の癒し手 恋をする」の分類を「非エロ」に修正しました。同時にタグも修正してあります
どっかで勘違いしてたんでしょうね。申告、感謝です。勿論、エロ展開が入ったらその時はまた修正しますので
あと、「烈火の将は狙撃手がお好き10」のページ構成に関しても、少々勝手をさせていただいています。こちらも見てやってください
>>ツンデレ王子氏
申告通りに修正しました。念の為、確認をお願いしますね



最近、ナンバーズばっかり書いてるような気がする私です・・・初心に戻ろうか・・・私の初心・・・なのフェイ・・・
・・・なのはさん、そこでしかメイン張ってねぇ!!

いかん、頭冷やしてきます。それでは
819名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:55:46 ID:bjQA8vzC
ttp://ivory.ap.teacup.com/nagaharuhenyo2/1085.html
エロくは無いがチョット紹介。
リアル破産寸前だが、私はイッコウに構わないwwww
820名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:02:20 ID:tH0y5DHm
あー、ま、なんだ。
管理人乙? というか、ここで個人サイトは晒さないほうがいいぞ。
とりあえずそんだけ。
821名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:10:49 ID:y/kTPrCS
今日大学の隣の席の奴がシュベルトクロイツっぽいイラスト描いてるから
気になって覗いてみたらノートになのはさんのイラストがいっぱいあったw
822ザ・シガー:2008/04/25(金) 22:17:38 ID:7qw/jIk5
>>818
確認しました、「烈火の将〜」の十話は分岐エンドらしくなってますね。
問題ないと思います。

>>821
小さい声で“ディバインバスター”って言ってみな? 新しい朋友(ポンヨウ)が出来るぜ。


さて、突然だが投下させてもらいましょうか。
ちょっと間が開いたけどレジ×なの、「ある中将と教導官の日々」です。
レジアスとなのはが良い感じなりそうな話ですので、そういうのが駄目な方は思い切りスルーしてください。
823ある中将と教導官の日々:2008/04/25(金) 22:18:38 ID:7qw/jIk5
ある中将と教導官の日々3


高町なのは、時空管理局に務める教導官にしてエース・オブ・エースと謳われる高ランク魔道師である。
穏やかで優しい性格、女性らしさを嫌でも見せ付ける豊かな肢体、そのどれをとっても魅力的であり魔道師としての実力を見れば、天が二物を与えたとしか言い様の無い。

女性として十二分に可愛らしく魅力的な彼女だが、意外にも特定の男性と恋仲になった事は一度も無い。
その優しすぎる性格のせいか誰にでも等しく接してきたなのはには異性と友人以上の関係に発展する事が無かった。

だが近頃そんな彼女に変化が起こり始めている、あろうことか一人の男と多くの時間を共有するようになったのだ。
しかも相手は実の父親にも匹敵する程年上、その男の名はレジアス・ゲイズ、管理局地上本部に所属する中将である。

この奇妙な取り合わせの二人は、何故か急速に接近しつつあった。





時空管理局地上本部、ミッドチルダを守る法の党である。
その中部のとある一室で、ミッド地上の部隊指揮官を介した部隊長会議が行われていた。
集まった指揮官の中にははやてやレジアスといった面々の顔も見られ、様々な議題を話し合う。
小さなものは隊舎備品の予算から大きなものは犯罪組織の摘発まで、時間にして3時間は掛けて細密に語り尽くしていく。

おおよその議題進行が終了し、会議を終えた部隊長一同は揃って席を立っては会議室を後にする。
そしてそんな彼らに近づく栗色の髪の少女が一人。


「お疲れ様、はやてちゃん」
「ああ、なのはちゃん。わざわざお出迎えなん?」
「うん、コレのついででね」


なのははそう言いながら手にした紙袋を見せる。
意味を掴みかねたはやては不思議そうな顔で首を傾げるが、なのはは目的の人物を見つけるとはやてを置いて飛び出した。


「ゲイズ中将〜♪」


なのはは満面の笑みと聞くだけで元気になるような明るい朗らかな声で一人の男に駆け寄る。
その先にいたのは顎鬚を蓄えた恰幅の良い中年男にして管理局中将、レジアス・ゲイズに他ならなかった。
レジアスは意外な顔を見た事に柄にも無くいささか呆気に取られたような顔を、傍にいた秘書にして娘のオーリスはやや不快そうな顔をする。


「ああ、高町空尉か。なにか用かね?」
「はい」


どこか親しげな会話をするなのはとレジアス。
なんと言うか距離が近い、物理的ではなく精神的なものが。
この様子を見たオーリスは二人の間にズイと割り込んでなのはを鋭く睨んだ。


「中将とお話があるのでしたら、まずアポイントをお取りください高町一等空尉」


口調こそ冷静沈着だったが、オーリスは確かに怒っていた。
尊敬すべき上司であり愛する父(ここ重要)にやたら気安く話しかけてきたのが気に入らないのだろう。
824名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:18:57 ID:bIoyO5TX
個人サイトの話題が出たところ(?)で、ついでにちょっとした好奇心。
このスレに上げた自作SSをリライトして自サイトに載せている職人さんっているの?
825ある中将と教導官の日々:2008/04/25(金) 22:19:40 ID:7qw/jIk5
加えるなら、レジアスもまたなのはに対してかなりくだけた雰囲気で話したのも気に入らない大きな要素だったと推測される。


「えっと‥‥“コレ”をお渡ししたいだけなんですけど‥」


オーリスの気迫に押されながら、なのはは手にした紙袋を差し出す。
眉を寄せて怪訝そうな表情をするオーリス、対するレジアスは合点が行ったのかその紙袋を手にした。


「もしかしてこの前の渡した私のジャケットかね?」
「はい、ちゃんと綺麗にしましたよ」
「それはすまないな、いらぬ苦労をかけてしまった」
「こちらこそお気になさらず。好きでした事ですから」


横のオーリスそっちのけで話し始めるなのはとレジアス。
オーリスはムスッとした顔でコホンと小さく咳をして再び二人の間に割って入った。


「中将、次の時間は地上87分隊の視察がありますので早く移動しませんと」
「ああ、そうだな。では高町空尉、私はこれで失礼するよ」
「はい。ではお気をつけて」


オーリスにせっつかれてその場を立ち去るレジアスに小さく手を振って見送るなのは。
はやてはこの様子を終始ポカンと呆れたような顔で眺めていた。


「な、なのはちゃん‥‥なんかゲイズ中将と仲良いんやね」
「え? そうかな、別に普通だよ?」


なのははまるでこれが日常茶飯事かのように振舞う。
だがはやては、なのはがこのように男性と接する所などついぞ見たことが無かった。





「という訳で緊急会議や」


機動六課の会議室になのはを除く様々な面子が集まっていた、議題は無論なのはとレジアスの急接近の事についてである。
ちなみに会議室にいるメンバーは機動六課各位に加えてユーノやアルフにクロノといった面々。


「いくらなんでもコレはオーバーじゃないはやて?」
「なに言っとるんやユーノ君、これは大事件なんよ。下手したらなのはちゃんが年の差婚という事にもなりかねへん」
「と、年の差婚!? なのはが!?」


はやての爆弾発言にユーノは精神的なショックでメガネが割れんばかりの驚き様を示す。
826ある中将と教導官の日々:2008/04/25(金) 22:20:31 ID:7qw/jIk5
集まった一同もこれにはいささかどよめいた、なにせなのはがレジアスと結婚するなど想像も出来ない珍事である。


「ともかくあの二人の関係を徹底的に洗うんや、これは急務やで!!」


こうして高町なのはとレジアス・ゲイズの関係を探る操作網が引かれた。
もちろんなのは本人には悟られぬよう慎重かつ大胆に。





地上本部の廊下を歩くメガネをかけたいかにも性格のキツそうな女性が歩いていた。
何を隠そう、彼女はレジアス・ゲイズの秘書にして一人娘オーリス・ゲイズその人である。
ちなみに今年度の“地上本部メガネっ子ランキング”チャンピオンだったりもするがそれは今関係無い話。

その彼女に唐突に声がかかった。


「オーリス秘書官、少しよろしいですか?」


オーリスが振り向いた先にいたのは機動六課部隊長、八神はやて。
突然はやてに声をかけられてオーリスは機嫌悪そうに眉を寄せ、メガネを指でかけ直しながら答えた。


「お話があるのなら正式なアポをお取りください八神二佐」
「いえ、単なる世間話ですよ‥‥ゲイズ中将についての」


レジアスの話を振られてオーリスは鋭い視線をはやてに向ける。
彼女の中に様々な憶測が浮かび、気配が険を帯びていく。


「中将について何か?」
「ええ‥‥何でもゲイズ中将は奥さんを亡くしてらっしゃるそうで」
「‥‥その通りですが‥それがどうしたのですか?」


話が突然自分の亡き母に飛び、オーリスの瞳に敵意が浮かぶ。
レジアスの亡き妻、つまりはオーリスの母は何年も昔に亡くなっている。
その話を突然振られて面白い訳は無い。だが次にはやてが口にした言葉にオーリスは盛大に唖然とした。


「つまりフリーと‥‥ふむふむ。ではお聞きしますが‥‥ゲイズ中将って今お付き合いしてる女性はいらっしゃるんですか?」
827ある中将と教導官の日々:2008/04/25(金) 22:20:57 ID:7qw/jIk5
「はいっ!? あ、あなたいきなり何を言ってるんですか!?」
「いや、だからゲイズ中将って若い女の子とかに興味があるのかと‥‥」
「そんな事ありません!!」


はやての言葉にオーリスは空気を切り裂くような大声をあげて言い切る。
そして顔を真っ赤にしてさっさと立ち去っていった。
まあ無理も無い、ファザコンな秘書官はお父さんが大好きなのである。


「あちゃ〜、いきなり核心をついた質問してまったかなぁ‥‥でもやっぱあの人ファザコンなんやね」


はやては頭をポリポリと掻きながら、そんな事を漏らした。
しかし心配する事なかれ、人の恋路を探る捜査の手は広く長い。

無限の猟犬を従えた査察官、敏腕提督と敏腕執務官の兄妹、某書庫の司書長、予知能力を持つ教会騎士、etc‥‥
その他諸々の手勢がその全能力を傾けてラブ探偵となっている事など、なのはは知る由も無かった。


続く。
828ザ・シガー:2008/04/25(金) 22:24:42 ID:7qw/jIk5
投下終了です。
さて、どうやって二人を恋仲にもっていくか‥‥それが問題だ。
かなり難しい予感、あまりに前代未聞だぜ。


そして「烈火の将〜」の方のトゥルーエンドの方も筆が詰まってる。
神よ俺にインスプレーションをくれ‥‥
829名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:32:03 ID:8RRY7jjT
超GJ!
二人の仲が良くてこちらも嬉しくなる。
このままいくと、なのはさんはお父さん大好きな年上の義娘に手を焼くのかw
そしてユーノ生きろ……。

830名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:33:36 ID:AULZeCzL
>>ザ・シガー氏
GJ!何というか・・・GJ!インスピレーション送信ッ!!

・レジアスはミッド地上の守護者とも呼ばれる正義感の強い男だが、魔導師ではない
・勿論なのはは、魔導師として優れた資質を秘めている
・余談ながら、なのはが子供の頃に、彼女の父:士郎は大怪我をしていたりする


二人でデートの最中に、事件でも起こったらどうなるでしょうね・・・?
切っ掛けとしては、面白いかも知れませんが


いかん、私の頭の中でレジィがヒロイン役に収まりつつある
831名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:51:56 ID:iXJR/tr/
>>828
GJです。
正直、始まったときはこんなに期待するとは思いませんでしたw
続きも楽しみにしています。

烈火に詰まったら風の癒し手を書けばいいんだよ。
832名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:09:50 ID:XE7lz6+8
>>828
きたぁぁぁぁぁぁ!
ずっとレジなのを待ってたっス!
GJ!GJ!GJ!

続きも楽しみに待ってます。
83344-256:2008/04/25(金) 23:39:57 ID:3lnrKagj
>>828
GJです。なんかシガー氏の作品の面白さにドンドン引き込まれていく。
そしてはやてw

自分も投下したいのですが。
834名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:41:39 ID:7qw/jIk5
ハリー! ハリー! ハリー!! 夜はまだまだこれからだぜ!!!
83544-256:2008/04/25(金) 23:42:41 ID:3lnrKagj
それでは・・・
・時系列は新暦76年9月(JS事件から3ヵ月後)
・非エロです。
・ヴィヴィオとオリキャラ2人のショートSSです。
・長くなりすぎたので前後編(7&7)にわけて投下してます。
・後編です
836名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:43:05 ID:HupeQwB6
>>643
GJ!
なんだか複雑な気持ちです・・・(それでもおっきした自分が悲しいっす)
まあ逃避行の世界とはまた違ったパラレルワールドと処理すればなんとか・・・
次のエリルーの時にはぜひ幸せ夫婦でお願いします!!
837ヴィヴィオの誘拐(?) 後編(1/7):2008/04/25(金) 23:43:30 ID:3lnrKagj
ヴィヴィオが誘拐されて監禁されている部屋(ヴィヴィオ本人は全くそんな事は思っていないが)

「ねえ、おじさん」
ヴィヴィオが暇をしないように、誘拐犯(兄)はどこからか持ってきた大量の童話を読んでいたヴィヴィオが言った。

「頼むから、お兄さんって呼んでくれよ。俺まだ26なんだけどよ」

「トイレ行ってもいい?」
「ああ。こっち女の子は奥だからな。案内するぜ」

そういって扉を開け、ヴィヴィオは廊下に出た。歩いている途中に建物を見回す。

建物は木造りで粗末ではあるが、最近、補修がしっかりされた跡があり、長年大事に使われてきたのがわかる。
廊下の窓から昼下がりの木漏れ日が零れ落ち、すっかり秋だというのに日だまりができて非常に暖かい。

そして用を足して廊下を戻っていると不意に子供たちが現れた。

「あっ〜、ドンタコスのアニキその子誰だよ?」
「かわいい女の子〜」
「もしかして新しい仲間?」

詮索される事であせったのか話題を変えた。
「お、おい、お前ら今日の夕食当番だろ!!」

「でも毎日裏の畑の野菜じゃ飽きちゃうよ。母ちゃんはもっとおいしいもん作ってくれたのに・・・」
「母ちゃんいないんだからしょうがいないよ。アニキも給料少ないし」

「でも昨日言ってたじゃん『もう少しでお金が手に入る』って。そしたらおいしいもん食えるって!!
『あいつら』も2度と来なくなるらしいし」

「お金・・・?」
ヴィヴィオが不思議そうな顔をすると、あせったのか不意に声をあげた。

「ほら、さぼってないでさっさと行きやがれ!!」
「は〜い」
838ヴィヴィオの誘拐(?) 後編(2/7):2008/04/25(金) 23:44:57 ID:3lnrKagj
「ふぅ、すまねえな。騒がしくて」
「おじさん、ここって学校?」

「いや・・・孤児院なんだ。俺もムーチョもここで育った・・・でも2年前に母ちゃん、いやここの孤児院の院長が
亡くなっちまってよ。管理してるのが俺らみたいなチンピラだから色々と大変なわけよ」

そんな事をヴィヴィオに言っていると

「ドンタコスのアニキー!!!!!!」
「おっ、ムーチョのやつ帰ってきたか」

「ママ・・・その子のママ・・・」
「ママがどうした?というか何だよ、そんなこの世の終わりみたいな顔してよ」

2人が話しているとヴィヴィオは泣きそうな顔になって、こう言った。
「おじさん・・・ママいないんだ」
「お、おい気にすんなって!!」

「ヴィヴィオもね、最近までママいなかったの。今のママが私のママになってくれたの」
「嬢ちゃん・・・孤児だったのか?」


「ママがいて私本当に嬉しいし、感謝してるんだ・・・」
「・・・」

ヴィヴィオの言葉を誘拐犯2人は黙って聞いた。

「ママがいなくなったら・・・本当に悲しい。おじさん達もママがいなくてさみしかったら
困っていたらヴィヴィオ、おじさん達を助ける!!」

「嬢ちゃん・・・」
839ヴィヴィオの誘拐(?) 後編(3/7):2008/04/25(金) 23:46:04 ID:3lnrKagj
そして誘拐犯(兄)の方はヴィヴィオに言った。
「・・・嬢ちゃん、もうそろそろ家に帰る時間だぜ」

不意にそう言われて
「えっ?もう?ママの仕事もう終わったの?」

「ア、アニキ!?」心変わりに弟は驚いた。
「お前もいいな」

「あっ、ああ。早いとここのコのママが気づく前に、そうしないと俺たち!!」
「何、無意味にあせってんだよ。それじゃあ行くか」
「あの、おじさん!」

「お兄さんだ!!まあそれはいいとして、どうした?またトイレか?」
「あのね」

そう言ってパタパタ監禁されていた部屋へと戻り、一冊の本を持って戻ってきた。
「これ持っていっていい?」

ヴィヴィオは先ほどまで読んでいたウサギの童話だ。

「ああ、もう、ここの孤児院のガキ達は読み飽きたみたいだしな」
「ありがとう!おじさん達本当にいい人、ヴィヴィオ大好き!それじゃあ」

ヴィヴィオは玄関へ行くと、誘拐犯たちの方を向いてペコリとおじぎをしてこう言った。
「ありがとうごいざいました。お世話になりました」


そんなヴィヴィオを見て誘拐犯(兄)はつぶやいた。

「お世話になりましたか、誘拐した子があんなイイ子でよ。悪い事ってのはやっぱできないように
世の中なってんのかな?」
「アニキ・・・」

すると孤児の一人が玄関から飛び込んできた。
「大変だ!!あいつらが、借金取りが来た!!」
840名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:46:38 ID:zpLoMNQ+
まぁでも明日祭りだから…w
841ヴィヴィオの誘拐(?) 後編(4/7):2008/04/25(金) 23:47:05 ID:3lnrKagj
誘拐犯とヴィヴィオが表に出ると、巨大なブルドーザーがエンジンをうならせて止まっていた。
ブルドーザーの巨体が夕闇に不気味にそびえたっていた。

借金取りは叫んだ。
「おい、ガキ共!さっさとここを出て行け!もうお前らのババアの親戚から今日中にここを明け渡す契約結んでるんだよ!」

そんな借金取りを見て誘拐犯(兄)舌打ちした。
「ちっ、タイミングが悪すぎるぜ」

そう言って誘拐犯は側にいた孤児にこう言った。
「おい、そこのお前ら、そこの女の子を安全なところまで逃げろ」
「あっ、アニキたちは?」

「俺たちはここを守る。大切な母ちゃんの孤児院だからな」

そしてヴィヴィオの方を向いて言った。
「嬢ちゃん、本当にすまなかったな。こんな事になっちまってよ。こいつらがママのところまで送ってくれるぜ。それじゃ
ママのところに戻ってもイイ子でな」
「おじさん・・・」

ヴィヴィオは誘拐犯を見ると、ブルドーザーに向かって歩いていった。
「お、おい嬢ちゃん?」

そしてヴィヴィオは孤児院とブルドーザーの間に立ってこう言った。
「ねえ、おじさん達もみんなも困ってるの。それにみんなもおびえている。やめてください」

そんなヴィヴィオに対して借金取りは
「何だてめえは?誰に向かってモノ言ってるんだ?」
「お願いします、私、おじさん達やみんなを助けたいから」

そうしてヴィヴィオは借金取りに頭を下げた。
「へっ、最近の孤児院のガキはしつけもなってねえな。かまわねえガキごと孤児院をやっちまえ!!」

そう言ってブルドーザーはヴィヴィオに向かっていく。

「「嬢ちゃん!」」
誘拐犯2人はそう叫んだ。
842ヴィヴィオの誘拐(?) 後編(5/7):2008/04/25(金) 23:48:10 ID:3lnrKagj
そうしてヴィヴィオは言った。
「ママが・・・やったようにやれば!!」

そうして眼を閉じてなのはが砲撃魔法をくり出す様を思い浮かべる。そしてヴィヴィオの足元に虹色の魔方陣が展開され
ヴィヴィオの周囲に虹色の光球が4つ出現した。

同時にブルドーザーは巨大なプロテクションに阻まれ、エンジンを全開にしているにもかかわらず、後ずさりを始めた。

「いけぇぇぇ!!」

ヴィヴィオの声と共に4つの小さな球が放たれた。球は高速で向かっていく。
そしてブルドーザーを拘束していた、プロテクションは不意に解除され、ブルドーザーは真正面から球にぶつかる格好となった。

そして小さな球は無数にはじけて拡散し、ブルドーザーの巨体にぶち当たった。

その威力はすさまじくブルドーザーの巨体を軽々と吹き飛ばし、まっすぐに借金取りのほうへ落ちていく。
「うわぁぁぁぁ!」

絶叫する借金取りにブルドーザーがぶち当たり孤児院の空き地で大爆発が起こった。

「あっ・・・やりすぎちゃった・・・」
テヘっと頭に手をやってヴィヴィオは舌を出して、呆然とする誘拐犯2人に振り向いた。
その光景を見て誘拐犯は腰を抜かし、こうつぶやいた。


「じょ・・・嬢ちゃん、魔導師だったのか・・・」
「は、はは・・・さすが、魔王の娘だ・・・俺たちやっぱとんでもないコを誘拐してたんだ」
843ヴィヴィオの誘拐(?) 後編(6/7):2008/04/25(金) 23:49:03 ID:3lnrKagj
数時間後、近隣の住民からの通報で、管理局の魔導師たちが現場を囲んでいた。

「前からお前らをマークしてたんだ。ずいぶん違法な取立てをしていたようじゃないか!!」
「今回は丁寧に偽の契約書も作ってるとはな・・・」

そう言って局員は無傷の借金取り(ブルドーザーがぶつかる寸前、ヴィヴィオが自然と相手に防御魔法を張っていた)
は引っ立てていった。

そして奥から「ヴィヴィオ!!」と叫ぶ声が聞こえた。
「ママ・・・ママ〜こっち〜!」

教導官という魔導師最高峰の資格を持つもの。誘拐犯(弟)はどんな屈強な女傑が出てくるものかと思っていたが
やじ馬をかき分けてやってきたのは。若い女性であった。

自分達よりも年下、10代くらいに見える。非常に美人である。
想像と違って驚いていると、現場を指揮していた隊長が駆け寄ってきた。

「高町教導官、この2人がヴィヴィオさんの側にいました」
そして隊長は部下に2人を連れてこさせた。
「あなた達は・・・?」

隊長は部下に合図をし、明らかに2人を捕縛する用意をしていた。

孤児達も自分達が慕う兄達を不安そうに見守る。

なのはの問いに、誘拐犯(兄)は申し訳なさそうにこう言った。
「俺たち、実は・・・」


「いい人なの!」
誘拐犯の言葉をさえぎってヴィヴィオは言った。

「おじさん達ね、ヴィヴィオとずっと遊んでくれたの!それにね、ここの孤児院のみんなのパパなの」
「そう・・・なんだ・・・」

そしてなのははヴィヴィオの眼を見て、言葉を聞き、そして2人を見た。

2人は背中に冷や汗を走らせる。
844ヴィヴィオの誘拐(?) 後編(7/7):2008/04/25(金) 23:50:25 ID:3lnrKagj
「よくも私の娘を!!」そんな言葉が帰ってくると思いきや。

「ヴィヴィオが大変お世話になりました」
「「えっ?」」


誘拐犯と周囲の管理局員は驚いた。

「娘も本当に楽しかったと思います。私が忙しいばっかりに2人に迷惑をかけてしまって。それにこの子を喜ばせる事なんて
頑張って毎日母親をしている私でも難しいですから」

「教導官!こいつらは明らかに!」
隊長が何かを言いかけようとするが

「まっ、そういう事だ。僕らの心配も杞憂に終わったという事だよ」
不意に隊長の背後で声がした。気配を全く感じさせない声の主はヴェロッサであった。

「偶然にも指名手配中の借金取りも逮捕できたんだ。無駄足でなくて良かったじゃないか、それに実際、教導官殿も
「むぅ・・・」


「娘がこの人たちがいい人というのなら、私は信じてもいいと思うんです」
「ママ・・・」
「ヴィヴィオのお母さん・・・」
この人はわかっている。自分達が何をしようとしていたのかわかっているはずなのに・・・


そんな2人になのはは優しく微笑み言った。

「色々大変なこともあっただろうけど、でも、2人ならこれからも立派にパパをつとめていけるはずです」
なのはの視線の先を誘拐犯たちは振り返った。奥には孤児院の子供たちがいた。

誘拐犯たちはなのはに頭を下げた。

「それじゃあ、ヴィヴィオ帰ろう!!フェイトママも、ユーノ先生も、みんなも待ってるんだよ」
「うん!!あっ、おじさん、この本借りていってもいい?」

「ああ、いいぜ。みんな読み飽きたみたいだしな」

「じゃあね、おじさん!また来るね〜」

そうして2人の親子は夕焼けの中に消えていった。

end
84544-256:2008/04/25(金) 23:52:27 ID:3lnrKagj
以上になります。シガー氏の後なのでどうにも緊張です。
846名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:53:31 ID:zpLoMNQ+
ファーオ、すまねぇ変な誤爆やらかしちまったぜ…
847名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:58:37 ID:eZ5v4EZt
>>845
>「偶然にも指名手配中の借金取りも逮捕〜
の続きが無いように見えるんだが・・・
これってミスか??
848名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 00:20:39 ID:a2fYeQdg
ふぅ、ドンタコス兄弟にお咎めが無くてホッとしたぜ、良かった良かった。

しかし確かに>>844のヴェロッサのセリフが抜けてる気がするが投下ミスではないのでしょうか?
849サイヒ:2008/04/26(土) 00:39:29 ID:ppZnj1Fx
>>845
よいほのぼのGJでした。
せんせー、俺も十八歳未満が読めるほのぼの話が書きたいっす。
書かないじゃなくて書けないなのが悲しいところ。


十五分後ぐらいに投下しますね。
850名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 00:47:14 ID:a2fYeQdg
よっしゃああぁぁっ! サイヒのお師さんキタアアアアァァッ!!
851サイヒ:2008/04/26(土) 00:54:57 ID:ppZnj1Fx
「おかしいよアニキ!メガマガデラックスのネコミミフェイトさん超可愛いのに作品どころか雑談にもならないんだ!」
「それはお前がやるんだよ!!」


なのでネコミミエロ。やや尻。
最近俺の書くエロノがおとなし目というか受け気味だったんで、今回はかなり鬼畜ロノ。
メガマガデラックスの表紙見ておいた方がいいかもしれません。というか、見てないとおまけが意味不明。
852あなただけの子猫:2008/04/26(土) 00:56:07 ID:ppZnj1Fx
 頭を彩る金色の髪のそのまた上に装着されたるは、人間とは根本的に違う三角形の耳。
 黒一色で、下着姿とそう変わりはしない服装。脚だけはいつもの黒いニーソックスだが、二本のしなや
かな太腿の間では本来存在するはずのない尻尾がふりふりと揺れていた。
 首元に付けた大きな鈴が、鏡の前で一回転するとチリンと澄んだ音色を立てる。
 どこからどう見ても、猫だった。正確には、どこからどう見ても、真昼間から猫のコスプレをしたフェ
イトだった。
「どうかなバルディッシュ?」
『……お似合いかと』
 忠義者のデバイスは憮然とした思いで言ってみたが、そこは機械音声の悲しさで聞く分にはいつもとな
んら変わらず、フェイトはバルディッシュの心境など気づかず別の点を指摘してきた。
「さっきも言ってたよそれ」
 不満そうにそんなこと言われても、自分が持っている容姿の褒め言葉など『きれいです』『美しいです』
『お似合いです』の三通りなのだからしかたない。
 そして前の二つが今のフェイトを表現するに相応しくないことぐらいは、いくら武骨者のバルディッシュ
でも理解していた。身体が肉感的なこともあり、どう見ても美しさとかよりはエロスを感じさせる。
 困ったバルディッシュは、内部辞書の検索範囲をもう少し広げた。すると、ベルカのデバイス達がしば
しば使っている言葉がヒットした。
『今の主の格好は萌えかと思われます』
「もえ?」
『日本語で、どうしようもなく胸の奥が切なくなりその辺中を転がり回りたくなるような容姿のことを言
うそうですが』
「……それって褒め言葉なのかな?」
『おそらく』
 苦し紛れの選択なうえ、グラーフアイゼンの言ってたことそのままなので訊かれても困るのだが。
 レヴァンティンが『考えるんじゃねえ。感じるんでもねえ。悟るんだ!!』とほざいていたが、それこ
そ意味不明なのでそっちは言わない。
『少なくとも、クロノ・ハラオウンは喜ぶでしょう』
「そうかな?」
『はい、間違いなくいつもの似非紳士的態度をかなぐり捨てて大喜びですね』
「航海明けだし、いっぱいしてくれるかなぁ」
 かなり嫌味を混ぜてみたが、主は嬉しそうにふやけた面相で笑い気にする素振りもない。
 そんな格好で誘惑しなくても、長期航海の前と後は腰が抜けるまでやるのが通例であるのに。
 むしろ性欲旺盛な元義兄のことだから三段抜きで理性が吹っ飛び、いっぱいどころでなくなる可能性が
高い。
853あなただけの子猫:2008/04/26(土) 00:56:59 ID:ppZnj1Fx
(あれさえなければ、主を任すに足る男なのだがな)
 だいたいなんであのアホ提督は、いつもはフェイトのことを過剰なまでに甘やかすくせしてベッドの上
では嬲って泣かせて悦んでいるのか。バルディッシュには理解不能だ。
(また私は主がいじめられるのを黙って見ていなければならないのか……)
 他所の部屋に非難させるぐらいの配慮は頼むから持ってもらいたい。こういう辛さを感じなくてすむデュ
ランダルやS2Uがちょっと羨ましい。
 ずんずん憂鬱になっていくバルディッシュと対照的に、フェイトはついに鼻歌まで歌いだした。そのま
ま部屋を出て行く。
 どこに行くのかとフェイトの足音をサーチするバルディッシュ。足音は台所で止まり続いて冷蔵庫を開
ける音がしたので、何か飲みにいったのだろう。
 残されたバルディッシュは、もうなるようになれと投げ遣りな気分になってきたが、ふと何か違和感を
覚えていることに気づく。
 フェイトの姿は、どこかおかしかった。着方が乱れているとかいうことではなくもっと根本的に妙で、
そのくせ違和感を感じさせないという部分があったのだ。
(そういえば尻尾が……)
 バルディッシュが違和感の正体に思い当たりかけた時、がちゃりと台所とは逆方向の玄関で音がした。
「ただいま」
「く、クロノっ!? なんでこんな早いの!?」
「いや、本当は昨日帰れるはずだったんだけど、引継ぎで…………」
 そこで言葉は途切れた。家中がしんと静まり返るも、それはほんの一瞬。
 ずかずかと床板踏み割らんばかりの足音がし、続いてフェイトの叫びが響く。
「うわっ!?」
 叫びの位置は、フェイトの頭部より下。具体的にはクロノに抱きかかえられたぐらいの高さだった。
 足音はどんどん近づいてくる。せめてクロノの部屋に行ってくれないかと祈るが、その願いもむなしく
部屋の扉が開く。
 なにもかもが自分の嫌な予想通りに進んでいることについて特大の溜息を吐きたいところだが、あいに
くバルディッシュに呼吸器官など有るわけない。
 かくして金色のデバイスは、今日も望んでないのに主の痴態を特等席で眺めることに相成るのだった。



「きゃっ!」
 乱暴にベッドに投げ落とされ、フェイトは悲鳴を上げた。
「まったく……君は昼間からまたそんな格好をして」
 やたら平坦なクロノの声と表情。そのくせ口元だけは、軽く持ち上がって笑みを作っている。
「真ソニックフォームといい、露出癖でもあるのか?」
 上着を剥ぎ取りインナー姿になったクロノが、覆いかぶさってくる。その眼に宿っているのは。冷たく
燃える獣欲の炎。寝不足か疲労で薄く浮いている隈が、迫力を増している。
854あなただけの子猫:2008/04/26(土) 00:57:51 ID:ppZnj1Fx
 その瞳のまま、クロノは強引に口づけてきた。
 歯を割って舌が侵入し、フェイトの舌を絡め取ったまま口内に戻る。そのまま舌は噛まれて固定され、
先端が思う存分嬲り回された。
「んんっ! ん、んぅん!」
 舌が限界まで伸ばされたままのキスに、引き攣った痛みが根元に走る。
 いったいどれぐらいか分からないぐらい舐め回されてからようやく解放されたが、もちろんそれで終わ
るわけが無い。
 次は、二つの大きな乳房がクロノの標的となった。
 力いっぱい揉まれ、クロノの指と歯がまだ肉の中に埋れている乳首を探り出し、摘み上げ引っ張る。
「い、痛いよクロノ……や、めて!」
 珍しく本気でフェイトは抗った。さすがに魔法は使わなかったが、身体を押し離そうと両手両足を使い
全力で暴れる。
 だがその抵抗も、顎が掴まれクロノと目が合って吐かれた言葉で止まってしまう。
「それじゃあ訊くけど、君はなんのためにこんな格好をしたんだ?」
「え……」
「可愛いって褒めてもらえばそれでよかったのか? それともまさかこのままデートに行きたかったのか?
……違うだろ」
 暗く光る黒眼が、フェイトの心の内まで覗き込んでくる。
「こうやって僕を狂わせて強く抱かれて……頭がおかしくなるまでイカせてもらいたかったんじゃないの
か?」
 そのとおりだった。
 こんな下着同然の格好をすれば、場合によっては強姦まがいの性交になる可能性があるということを、
フェイトはちゃんと想定の中に入れていた。どころか、たまにはそういうのもいいかもという爛れた淫欲
すら覚えていた。
 十九歳の少女、執務官、保護者、恋人。それらの顔とは別にフェイトの内側の奥深くには、いつでもク
ロノと交わって快楽に溺れていたい雌猫の顔も存在する。それが事実だった。
 一度認めてしまうと、もう腕に力は入ってくれなかった。
「やっぱり君は素直で可愛いな」
 陥落したフェイトに満足げな笑みを浮かべ、クロノはまた口づけてくる。
 再び激しく舌が動く。だが今度クロノの舌が蠢いているのはフェイトの口内で、フェイトの舌は動かす
のに不自由というわけではない。胸を揉む手も、少しだけ握力を落としてフェイトの敏感な部分を選んで
いるのが分かる。
 気づけば自然に、フェイトは舌を絡め唾を積極的に飲み込んでいた。胸は胸で、頂点付近に感じる感覚
にぴりぴりとした痺れが混じっている。乳首が勃ちつつあるのだ。どころか股間も、じゅんと湿り出して
いる。
 急激に、フェイトの心と身体は男を受け入れる段階に入りつつあった。
855あなただけの子猫:2008/04/26(土) 00:58:39 ID:ppZnj1Fx
 それも見透かしたのかクロノが唇を離して小さく笑い、こちらも本格的な準備に入ろうとする。
 左手は胸を揉みしだきながら右手が胸の着衣を捲り上げようとし、そこでいきなり動きと笑いがぴたり
と止まった。
 手が、胸から腰の方に回る。
「この尻尾……動くのか?」
 クロノの股の間で揺れ動いていたのは、フェイトの尻から伸びた黒い尻尾。
 そういえば、魔法で一時的に擬似神経を作って動かせると説明書に書いてあったと思い出す。通常の倍
以上の値段がしたが、どんなものだろうと興味があったので買ってみたのだった。そして付けたはいいが、
すっかり忘れ去ってた機能。
 クロノが不思議そうに、尻尾を無造作に掴む。
 その瞬間、フェイトの全身が比喩ではなく飛び上がった。
「ひゃん!?」
 全身を襲ったものは、快感でもくすぐったさでもなかった。本当にただ衝撃としか言い様が無く、強い
て例えるならいきなり髪の毛をひっぱられたようなもの。ただし、痛みはこれまた無い。
「…………ふぅん、感覚があるんだな」
 もう一度、尻尾が握り直されフェイトは痙攣する。しかも同じ瞬間、秘裂に伸びた指が下着の上からつ
いっと撫でた。
「あああっ!」
 上がった声には、自分でも信じられないぐらいの艶が含まれていた。
「尻尾で感じてるのか、フェイト」
 疑問のような口調のくせに、クロノの顔には確信が刻まれている。それはまさしく、新しい玩具を見つ
けた悪童の顔。
 違うとフェイトが言おうとした時、指が布地ごとさらに押し込まれた。布のせいで奥までいかないのか、
入り口付近だけをただ強く擦ってくるだけの単調な愛撫。
 それでも、今のフェイトには刺激がきつすぎた。尻尾をぎゅっと握られると歯が食いしばれず、無抵抗
のまま快楽が脳まで一直線に侵犯してくる。
「だめっ、きちゃう……!」
 絶頂の予感に身を固くしたその刹那、尻尾を根元から先端まで一気にしごき上げられた。
「きゃあああん!?」
 視界が真っ白になり、色が戻るまでにはずいぶん時間がかかった。
 短時間かつ指だけでこんなに大きく達したのは、初めてだった。
856あなただけの子猫:2008/04/26(土) 00:59:39 ID:ppZnj1Fx
 激しく息を吐くフェイトを尻目に、クロノは相変わらず尻尾を手中に収めたまま耳元で囁いてくる。
「飼い猫の世話を焼くのは飼い主の義務だからな。……たっぷり遊んであげるよ、フェイト」
 酷薄に笑い、クロノはゆっくりとズボンに手をかけた。



「あっ、くふぅん! ふあぁん!」
「濡れ方もだけど、匂いも凄いな。鼻がバカになりそうだよ」
「やだぁ、言わないで……」
「口より指を動かしてほしい? ほら、こんな風に」
「摘んじゃだめぇ……!」
 数分後、仰臥したクロノの上に、互い違いの体勢でフェイトは乗っていた。お互い裸になった下半身に
舌と指を這わせている。
 本来なら同時に高まっていくはずの体位。しかし今、フェイトは一方的に感じさせられる側に回ってい
た。
「いっちゃう……! またいっちゃうぅ……!!」
 ぶるぶる震え続けているフェイトの手と舌は、幹に添えられただけでほとんど動いていない。
 一方のクロノは、フェイトの弱い部分を選んで一番感じる強度で擦るだけの余裕がある。
 あまりに差がありすぎる展開は、やはり尻尾に原因があった。
 尻尾を弄られ全身の力が抜ける。その時に愛撫を受けると、普段の幾層倍もの快感が全身を巡った。そ
れは無害なはずの液体が毒薬に混入することで、毒の猛威が増す化学反応にも似ていて、甘い毒はフェイ
トの全身を侵しきる。
 今のクロノは秘所を指で弄りながら、同時に尻尾をしゃぶっている。
 見えないが、それはきっとフェイトがいつも口淫する時のように情熱的かつ丹念で、それでいて肉欲を
はっきり煽り立てて来る舐め方に違いない。想像すると、それだけで尻尾から来る衝撃が倍増した。
 それに加えて、陰核が何度も何度も爪弾かれる。
 その度に、フェイトは力なく喘いで粘った体液を腰の穴から吐き続けた。ひょっとすると、小水も漏ら
したかもしれない。
「ひぅあぁ!! あっぅあ!!」
 何度も達し続けるフェイトだが、まだ足りない。尻尾での前戯に快楽はあっても、硬さと熱さが徹底的
に不足している。
 このいやらしい汁を垂れ流している穴を、指ではない物で塞いでほしい。
「く、ろの……おねが……ああん!!」
 言葉途中で強く尻尾に歯を立てられ、何とか身体を支えていたフェイトの肘が崩れる。
 唾液でクロノの陰毛を汚しながら、フェイトはほんの数秒だけ出来た愛撫の空白間に必死で叫んだ。
「おねがいだからぁ、これっ、早くいれてぇ!! でないと頭おかしくなるうぅぅ!!」」
「仕方ないな。そう言うんなら、すぐ挿入れてあげるよ」
 いい加減僕も出したかったしな、と呟きつつクロノはフェイトの下から抜け出た。フェイトはそのまま
の体勢で、剛直の到来を今か今かと望む。
857あなただけの子猫:2008/04/26(土) 01:00:35 ID:ppZnj1Fx
 自分で言ったとおり、クロノもかなり限界が来てたのだろう。フェイトの腰が持ち上げられるやいなや、
一気に貫かれた。
「ふあああ! きてるぅ! クロノの入ってるよぉ!!」
 待ち焦がれたものの到来に、脳髄が歓喜の悲鳴を上げる。何度も抱かれ馴らされた身体でないと感じれ
ない、陰核を上回る快感。全身で反応したいが、腰砕けになった身体は力が入らない。
 脱力しきった腰が無遠慮に揺すられ、膣を突き破らんばかりの勢いで腰が叩きつけられる。フェイトを
ただの肉穴としか見なしていないが如き性交。
 そんな愛情の無い性欲だけの抱かれ方でも、クロノに犯されているということは嫌悪感ではなく快感で
フェイトを狂わせていく。
 突かれ果てる毎に、クロノが肉体どころか思考にまで入ってきて刻み込まれる。獣のような交わり方で
も、愛しい男と同調していくのは、嬉しい。
「いつもみたいに、自分で腰を振ったりしないのか」
 手も動かして尻肉を揉みしだきながら、クロノが意地悪く訊ねてくる。
「出来ないよぉ……。だから、クロノもっと動いて……」
「僕だって疲れてるんだけどな。こっちばっかりにさせるのは不公平だぞ?」
「そんなこと言われても、無理……! クロノのしたいようにしてくれたらいいから、もっと、もっと……
して……!」
「やれやれ……じゃあ好きにさせてもらおうか……!」
 クロノが一度抜いて、膝立ち状態から完全に立ち上がりフェイトの身体を持ち上げる。腕と足を上手く
使って倒立状態から前のめりに倒れかけたような体勢にし、改めてフェイトの内側を容赦なく切っ先が抉っ
てきた。
「おなかのなか、けずられて……ひぁぁ! すごいよぉ……!」
 フェイトの眼に映るのは、抽迭の一部始終。エラを張った雁首が見えるぐらい腰を引き、金と黒の毛が
絡まりあうまでに叩き込まれる。
 視覚情報と腰が伝える快楽が、頭で同時にぶつかり絶頂の火花を生む。もはやイッてる時間の方が長い。
「そろそろ一回目、出すぞ……っ!」
 声が出なかったので、がくりと頷いた。
 了承などあっても無くても同じだったろうが、それが合図だったかのようにクロノはラストスパートを
かけて、ついに放った。
「あぁ、ああああ……! でて、る……!」
 どくりと、灼熱の液体が胎内に溢れ返り、フェイトの体温をまた数度上げた。
858あなただけの子猫:2008/04/26(土) 01:01:37 ID:ppZnj1Fx
 射精を終えたクロノが座り、また後背位の体勢に戻る。
 クロノは繋がったままで絶頂直後の微細動する膣を愉しんでいるが、フェイトは息を吸うのも難しいほ
ど疲弊しきっていた。
 淫水と汗粒を流すのに全力を上げていた身体は、軽い脱水症状のように重たい。そこにクロノの精液が
染みこんできては、まともに呼吸するのもしんどい。
「ずいぶんと辛そうだな。なんならもう止めようか?」
「いやぁ……もっと、もっとしてぇ。クロノの精液、いっぱい出してぇ……」
 それでも肉体と精神を代弁する口は、まだ犯されたいと啼く。
「じゃあ、今度は少し違う方法でやろうか」
 クロノの手が尻の双丘を割り広げ、窄まりの奥にひやりと空気が入ってきた。続いて指が突っ込まれ、
にちにちと肉道が広げられる。
 今度は後ろでするのか。膣よりも拘束力が強い菊座でクロノを貪る快感を思い出すだけでフェイトはひ
どく酩酊し、早くも尻穴は指をきつく噛む。
 皺の数を指で数えるように、いつも以上念入りに指が回り、左右に揺れ動く。ひりつく快感は、霧がかっ
た意識をはっきりさせるにはちょうど良かった。
「ん、はぁ……そこ、ひっかいて……」
「また指だけでイキかけてるのか? 本当に、どうしようもない淫乱になったものだな」
 言葉と裏腹に、爪は優しく肉の壁をかいてくれる。本来肛門が知覚するはずの無い硬さに、フェイトは
ひくりと震えて小さく果てた。
 ついには尻も濡れだし、くちゅくちゅと音を立てるまでになる。指が引っこ抜かれた時には、穴は指の
太さのままで口を開けていた。
 しかし続いてその口につっこまれたのは、熱い肉の棒ではない。太さは同じぐらいでも、表面がざわざ
わした得体の知れないもの。
「く、くろのっ!? なにいれて……」
「君の尻尾だけど?」
 しれっと答えるクロノ。
 肉棒に比べればぐにゃぐにゃで頼りないが、挿入状態でのたうつのは肉棒では再現出来ない動きだ。
「やっぱり挿入れにくいな」
 クロノは指でさらにフェイトの尻を広げながら、強引にぐいぐい押し込んでくる。
 自分の身体の一部が尻に挿入されている。見様によっては新手の自慰。
 事実、尻尾を締めつけると例の刺激が身体を巡り、その分尻に力が入ってまた尻尾が締まる、快楽の円
環が出来上がっていた。
 クロノとは色んなことをしたりされたりしてきたが、道具を使用したことはない。だから秘門が指と舌
と陰茎以外を受け入れたのは初めてで、感触がやたら鮮烈で病みつきになりそうだ。
 喘ぎ、身をよじらせるフェイトの眼前に、ずいっと赤黒い物体が突き出される。
「自分ばかり盛り上がってないで、僕の世話もしてくれ」
 湯気が上がりかねないぐらい真っ赤に茹ったクロノの肉棒。先走りの匂いで、口の中に唾が沸く。一度
出して適度に濃さが薄れた精液は、確信を持って美味だと言える。
「……やだ」
 だが、フェイトはかぶりを振ってしゃぶることを拒否した。
859あなただけの子猫:2008/04/26(土) 01:02:46 ID:ppZnj1Fx
 断られるとは思わなかったのか、クロノが実に意外そうな顔をする。
 しかしフェイトにとっては当然の答えだった。確かに喉は渇いている。それでも今フェイトの中の優先
順位は、味覚よりも官能だった。
「下の口で、いっぱい舐めてあげるから……んはぁん……早く挿入れて……!」
 普段なら性交中でも言わない卑猥な台詞で、フェイトはねだる。
 しばらく怪訝な表情だったクロノだが、やがてふっと笑ってフェイトに軽く口づけた。
「……休憩のつもりだったんだが、そんなこと言うなら意識が無くなるまで抱くぞ」
「お尻にこんなことして、休憩になんかならないよ」
「その割には意識がずいぶん戻ってるじゃないか。さっきなんか、呂律も回ってなかったのに」
「だって、お尻にされたらなんか頭がはっきりするの」
 膣は突かれれば突かれるほど脳がぼやけるが、尻は不思議と最後まではっきりとした形で快感を認識す
る。
 こうしてる間も、尻からは絶え間なく振動が伝わってきて、思考はだんだん晴れてくる。
 本能だけの緩んだ顔ではなく意識した淫蕩な表情を作り、フェイトは誘う。
「口もいいかもしれないけど……あっちの方が絶対気持ちいいよ?」
 フェイトの台詞にもう一度小さくクロノは唇で笑い、腰へと戻った。
 今度は根元までゆっくりと、愛液の膜を滑って入り込んでくる。それでも、敏感さが最大値を振り切っ
ている胎内は、襞の一つ一つが震えるぐらい感じる。
「前と後ろが……きゅうきゅうしてる……! これ、すごくいいっ!!」
「気に入ったみたいだな。今度ローターでも買ってきて挿入れてあげようか?」
 ほんの少しの葛藤。形と機能だけは知っている機械が尻の中で蠢くことを思い描いて頷きかけたが、フェ
イトは首を振る。
「いい。……クロノの指の方が、たぶん気持ちいいから」
「……嬉しいことを言ってくれる。ほら、ご褒美だ……!」
 尻尾の脇から無理やり指が捻じ込まれる。一瞬だけきつさに身体が嫌がったが、すぐに気持ちよさに変
化した。
 膣に劣らぬぐらい感覚が鋭くなるまで開発された尻は、尻尾の毛一本一本やクロノの指紋すら読みとっ
ているような錯覚を起こし、フェイトをさらに悦楽の海で溺れさせる。
 フェイトもお返しと自分のために、いっそう強くクロノを締めつけた。
 さらにクロノが応えて、激しく突いてくる。
「くふっ……! は、あああっ! 胸も、弄って!」
 叫びすぎて掠れた自分の声。クロノのトーンが狂った呻き。繋がった場所から聞こえる猥雑な結合音。
自分の肢体が、クロノの男で切り裂かれていく音。胸の形が変わるぐにゅりという音。
 全部が、やけにはっきりと聞こえた。もう少しで、特大の絶頂が来る予兆。
 フェイトはシーツを握り締め、ありったけの力を腰に集める。独りで果てるのは、お釣りがくるぐらい
やった。今度は、二人同時がいい。クロノの限界が遠かろうが近かろうが精液を根こそぎ搾り取ろうと、
肉棒に秘唇で噛みついた。
「出してっ! クロノが溜めてた分、全部っ!!」
「くぅあっ!!」
 身体の中で、お互いの何かが弾け飛んだ。
860あなただけの子猫:2008/04/26(土) 01:04:01 ID:ppZnj1Fx
 最初のように、目の前が真っ白になる。
 しかし今度は、頭の中までもが白く汚れていく。
 意識が途絶える間際、フェイトの耳が捉えたのは、虚脱した声色ながらも愛しさが込められた、自分の
名前だった。



「………ェイト、フェイト」
 名前を呼ばれて、フェイトは気絶から覚めた。
「あっ……私、どれぐらい……?」
「あんまり時間は経ってない。十分かそこらだよ」
 多少は力が戻ってきた身体を伸ばし、フェイトは窮屈な姿勢から仰向けに寝転がる。出来れば座りたかっ
たが、まだ下半身が痺れて立てなかった。
 その股にある鈍痛と精液の量が、気を失う前よりも増えてる気がする。クロノはクロノで、えらくすっ
きりした顔をしていた。ひょっとしたら、気絶したままのフェイト相手にもう一回出したのかもしれない。
 しかし多少は発散しても、まだクロノの情欲は収まっていない。目の奥のサディスティックな色こそ消
えたが、腰にあるものは全く萎える気配を見せず天井を真っ直ぐ指している。
 フェイトも、まだしたい。男と違って女に打ち止めはないから、十回だろうが二十回だろうが情欲が体
力を無視し続ける限り可能なのだ。
 そしてフェイトの情欲も、燃え盛ってはいないが身体の中でちろちろと埋火となり燃えている。最低で
も、あと一回は抱かれたい。
「ちょっとやりすぎたし、君はよく躾が出来た可愛い猫だから、まだしたいっていうなら今度は好きなよ
うにしていい」
 フェイトの顎を撫でながら、クロノがおどけた調子で言ってくる。とろりとした目線だけで、フェイト
はもっとしたいと答える。
 騎乗位は体力的に難しいが、胸や口を使って自分が攻める側に回ってもいいし、さっきの逆で肉棒と尻
尾を入れ替えてするのも面白いかもしれない。あるいは締めとしてごくごく普通に愛情だけで抱いてもら
うのも、満足度は高いだろう。
 熱でぐずぐずに溶けた脳で様々なプレイを検討するフェイトだが、とりあえず何よりも先にやることが
あった。この衣装を買った時、真っ先に思いついたこと。
「クロノ、だっこして」
 言うとおりにしてくれたクロノに体重を預けもたれかかり、べろんと頬を舐め上げる。
 驚いた顔をする恋人に、鈴をチリンと鳴らしてフェイトは蕩けた甘え声で鳴いた。
「ニャア」



          終わり
861あなただけの子猫:2008/04/26(土) 01:05:03 ID:ppZnj1Fx
           おまけ



「この格好どうかなユーノ君?」
「うん、可愛いけどさ、どうして犬? なのはってあんまり犬っぽくないと思うんだけど」
「それはね、これ読んだらわかるの」
「動物辞典?」
『この犬種はもっぱらイタチ、アナグマといった動物の狩猟に使われており……』
「イタチ…………フェレット……ま、まさか!?」
「それじゃあいただきまーす」
「アッーーーー!!」


 三十分後


「レイジングハート、なのはがどうなってるか実況してあげて」
『はい、マスターのあそこがぱっくり開いて奥まではっきり見えてしまってます。汁がどんどん出てきて、
洪水状態ですね。お尻の穴もおちんちんを咥えたままひくついてて、凄くエッチです』
「い、言わないでレイジングハート! ユーノ君もローター動かしちゃだめぇ!!」
『きれいですよマスターハァハァ』



「……………やめとこ。こんな格好しても、ゲンヤさんどん引きするだけや。下手したら、ちびダヌキが
本物のタヌキになった、いうて笑われるし」
「年が離れてると奇抜なことが出来なくてたいへんですねえ」
「まあ、それはそれで年上にしか出せへん魅力があってええねんけどな。…………それでシャマル、いつ
から覗いてたかと、右手のハンディカムについて説明してもらおか?」



『貴様は何も分かってないぞレヴァンティン!』
『うるせぇ! 誰がなんと言おうが、クロスミラージュがマッハキャリバーを逆レイプするのが美しいん
だよ!』
『そこでなぜブリッツとマッハの禁断関係に思い至らん! だからお前はアホなのだ! お前からもなに
か言ってやれクラールヴィント!』
『禁断関係? そんなのバルディッシュお兄さんに陵辱されるストラーダで鉄板じゃない』
『『お前が一番分かってない!!』』



           今度こそ終わり
862サイヒ:2008/04/26(土) 01:06:54 ID:ppZnj1Fx
以上です。
雑誌の発売時期を甚だしく逸してるのは、なんかもうちょっと捻れそうだなーと思って
一ヶ月酢漬けにしたはいいが、結局何もネタが降臨せず。
そして投下中に「トイレの躾」をやりゃよかったと思いつくそんなオチ。


次に書くものの選択肢が多すぎて迷ってるんでアンケート。
どれが読みたいですかね?エロ度は上ほど高いです。

@だいぶ前から言ってたクロノ、フェイト、カリムで3P(金髪頂上決戦)
Aフェイエリ風呂場エロ(エリオ受けっぱなし)
Bクロカリが聖堂で神前罰当たりエロ(捏造設定多大)
Cクロフェ時空八年後(総キャラの六〜七割+オリキャラで各家の子供四名出演)
Dレティ×リンディ(カプに反して糞真面目な話)
863名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:08:16 ID:v6QwVZaA
@を激しく希望!
864名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:12:48 ID:d/N2yLCm
>>862
ど い つ も こ い つ も も う だ め だ な (褒め言葉) !
GJでした。確かにあの絵はエロかったなぁ……。しかし貴方のSSの方が100倍エロい!

あ、Cでお願いします。次世代モノ大好きなんですw
865名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:32:49 ID:a2fYeQdg
う〜んエロイ、そしてGJ!!!
やっぱ猫ミミだよな、うん。しかし個人的にはタヌキはやても可愛いと思う。

そして俺は断然3を押すぜ、やはり神に仕える女には背徳こそが良く似合う。
主の御前でたっぷりと辱められて、懺悔しながら嬲られるのを想像してしまいますな。
866B・A:2008/04/26(土) 01:37:40 ID:Mg3nhs0s
>>864
GJ! エロい! そして@を希望。

ところで投下・・・・残り30でできるかなぁ・・・・・。
867名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:40:23 ID:a2fYeQdg
え!? ちょっ、なんという投下ラッシュ!!

投下の際は用量にお気をつけを。
868名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:41:26 ID:joQtFH9s
あれ?さっきまでGが蔓延していたのにもう沈静化したか?
いや、見えないところに隠れてるだけでスレの中にはまだいるな
納豆があれだけ糸を引いてたんだから当分続くと見た。
つか遅レスだが>>800
それなんて品種改悪だよ。特に中型さりげなく納豆てwww 
869B・A:2008/04/26(土) 01:41:41 ID:Mg3nhs0s
メモで19Kb。
かなり微妙。
スレの立て方僕知らない。
870名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:45:12 ID:zBKEiSou
立てて
871ツンデレ王子:2008/04/26(土) 01:46:42 ID:zBKEiSou
「なのはママ、何してるの?」
「ん?お引越しの準備だよ」
「おひっこし?」
「そう、もうじきココには居られなくなっちゃうからね」
「そ、そんなのやだぁ」
「ヴィ、ヴィヴィオ?」
「やだやだやだやだやだー」
「ヴィヴィオ、泣かないで」
「やだよぉ…せっかく皆と仲良くなれたのに…
 お別れするなんて、絶対やだー!」
「もう、ヴィヴィオったら何言ってるの?
 皆とお別れなんてしないよ?」
「…グスッ…ほんとう?」
「ええ、本当よ。皆も一緒に行くんだから」
「本当にほんとう?」
「本当だって。
 今日はこれから新しいお家を見に行くの。
 ついでに、先に荷物だけ置いてきちゃおうかなと思ってね」
「そっかぁ…じゃあ、ヴィヴィオも行く〜」
「うん、一緒に行こうか」
「ねーママ、新しいお家はどこ?」
「えっとね…(地図を広げて)『ここ[http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209141802/l50]』だよ」
「わー、結構ここから近いんだね」
「ええ、そうよ。じゃ、行こうか」
「はーい」





立ててみました
872名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:49:07 ID:d/N2yLCm
>>871
スレ立て乙。なかなか上手いことをするw
873名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:49:59 ID:a2fYeQdg
ちっ、先を越されちまったぜ。
まったく乙な事をしやがるぜあんた‥‥
874B・A:2008/04/26(土) 01:51:17 ID:Mg3nhs0s
>>871
サンクス!
じゃ、ちょっと投下してきます。

>>649
>>695
書いてみました。
875名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:54:01 ID:joQtFH9s
なんて粋な事を。
マジで嫉妬してしまったじゃないか!!
GJです!!
876ツンデレ王子:2008/04/26(土) 01:57:56 ID:zBKEiSou
前スレで思いついて、次こそスレ立てでやってみたいなと思い、
本日スレ立て直前に考えた文章(>>871

慌てて立てたから
スレタイのヴィヴィオバージョン、考え付かなかった^^;
877名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 01:58:33 ID:k8kfi49j
>>862
狂おしいほどにC希望

ちなみに次世代物のSS捜索中だが
なにかお勧めがあったらキボン
878名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 02:03:02 ID:avuvIRi8
>>862

Dを激しく希望します!
879名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 02:08:40 ID:joQtFH9s
>>862
B+Dのドロドロ展開を既望しみゃす。

880名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 02:10:01 ID:vu3/z9hY
>>862
じーじぇ! フェイトさん可愛いよフェイトさんw

そして私もC番を希望! 未来ものは大好物さ! 目茶苦茶楽しみです。
881名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 02:13:35 ID:UeyT7XVd
こんな素敵な次スレのお知らせを見たのは初めてぜよ


先生がたGJです







言えない、一番好きなカップリングがいつの間にかレジなの になってしまったなんて!
ぐぉぉ、百合を求めて来て早数ヵ月、いやはや、わからんもんですな。
882名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 02:56:04 ID:Mg3nhs0s
>>861
「分ってない」のくだりでレヴァとアイゼンが固有結界を展開したと思ったのは俺だけだろうか・・・・・。
883ツンデレ王子:2008/04/26(土) 03:02:47 ID:zBKEiSou
残り27KB。

ここに他の職人様たちの投下を待つのはちょいと苦しいかな?
と思いまして、ちょいと投下します。

レス数…なんぼだろ?
多分、5くらい?
完全な非エロです

宜しいですかな?
884母の日:2008/04/26(土) 03:05:15 ID:zBKEiSou
 ある日の事。
 営業が終わった翠屋の厨房で何かを作っているなのはの姿があった。
 フロアには深夜にも関わらず、ヴィヴィオの姿も確認される。
 ただし、やはり眠気に逆らう事は出来なかったのか、ヴィヴィオはテーブルに突っ伏して小さな寝息を立てていた。

「ふぅ、やっと完成…かな?」

 出来上がった物を満足気に見つめながら呟くなのは。
 それをそっと箱に入れ、業務用の保冷庫に丁寧にしまうと、商品と間違わないように走り書きでメモを貼り付けた。

「ヴィヴィオ、終わったよ。お家帰っておやすみしようか」

 なのはが抱き上げた拍子に目を覚ましたヴィヴィオは、眠気眼を擦りながらなのはにしがみ付いた。

「ぅん…ところでママ、何つくってたの?」
「んー?もうじき母の日だからね。なのはママのママにケーキ焼いてたの」
「…母の日?」

 初めて聞く言葉に興味を引かれたのか、先程までとは打って変わって目をランランと輝かせるヴィヴィオ。

「母の日って、なーに?」
「んー何って言ったらいいかなー?」
「……?」
「なのはママの生まれた世界にあるお約束でね。
 大好きなお母さんに『いつもありがとう』って感謝をしましょうねって日なの」

 その言葉を聞いたヴィヴィオは、なのはの腕の中で小さく呟いていた。

「ん?どうしたの?」
「な、何でもない!ところでママ、その、母の日っていつ?」
「5月の第2日曜日だから…まだ1ヶ月くらい先かな。
 ママその日はお仕事だから、お休みの取れるうちにね」

 当日は仕事の予定が入っており、またその前後にも纏まった休みが取れそうに無かったのだ。そこで1ヶ月も早く
ではあるが母の日を祝う為、ヴィヴィオを連れて海鳴へと帰省していたのだった。



885母の日:2008/04/26(土) 03:05:52 ID:zBKEiSou
「じゃぁ行くね。お父さん、お母さん」

 翌日、高町家の玄関先で見送りに出てきた両親を振り返り、別れを告げるなのは。

「ああ、なのはも元気でな」
「無理しちゃダメよ」
「分かってる。ヴィヴィオも居るしね、無理してこの娘を一人には出来ないもの」

 笑顔で言葉を交わしていると、桃子はちょっと待っててと言い残して自宅へと入っていった。
 程なくして戻ってきた桃子は、手に何やら包みを持っている。

「これ、お土産。向こうで皆で食べてね」
「ありがとう」

 桃子から包みを受け取ったなのはは、ヴィヴィオの手を取り歩き出した。

「おじーちゃん、おばーちゃん、またねー」

 途中で振り返りブンブン手を振るヴィヴィオ。
 その台詞に、士郎は笑顔で手を振り替えしているが、桃子は違った。
 遠目でも分かるくらいに彼女の形相が変わると、恐ろしい勢いで走ってくる。一瞬にしてヴィヴィオの前に到着
すると、腰を落としヴィヴィオの目をしっかりと見据え、彼女の頭を撫でつける。

「ヴィヴィオ、私の事は『桃子ママ』か『桃子さん』って呼んでね」

 いつもより低い声で言う桃子。
 その迫力にヴィヴィオは泣き出しそうになる。

「ちょっとお母さん、大人気ないよ」
「なのはは黙ってなさい!」

 キッとなのはを見上げる桃子。
 その視線には、娘であるなのはや幼いヴィヴィオにも容赦ない迫力があり、なのはは彼女に睨まれまるでメデュ
ーサに睨まれ石になったかのように固まってしまった。

「ヴィヴィオ、分かった?」

 再度ヴィヴィオに視線を合わせて促す桃子。
 ヴィヴィオといえば、目に大粒の涙を溜めて頷くしかなかったのだった。







886母の日:2008/04/26(土) 03:06:31 ID:zBKEiSou
 それから3日後。
 ヴィヴィオは部屋で頭を悩ませていた。

「どうしたの、ヴィヴィオ?」

 いつもの様に部屋の掃除をしていたアイナが、いつもと様子の違うヴィヴィオを見て心配そうに声を掛ける。
いつもなら楽しそうに手伝っているヴィヴィオなのだが、今日の彼女はなかなか手が進んでいなかった。

「アイナさん、あのね…」

 先日、なのはの実家に行った時の事を楽しそうにヴィヴィオは話し出した。
 そこでなのはから『母の日』という祭事がある事を聞き、自分も大好きななのはママにプレゼントしたいが何が
いいか分からなくて悩んでいるのだと切り出す。

「んーどうだろうね」
「アイナさんは母の日って知ってるの?」

 尋ねられた彼女は考え込むが、そのような行事は聞いた事がなかった。
 それもそのはず、『母の日』というのは第97管理外世界、つまり地球でしか執り行われていない祭事なのだ。

「ん〜聞いた事無いかなぁ…そうだ、6課の部隊長さんに聞いてみたら?
 確か彼女もママと同じ世界の人なんでしょ?」

 その言葉にぱーっと表情を輝かすヴィヴィオ。

「そっか!じゃーアイナさん、行ってきます」
「いってらっしゃい。でも、お仕事の邪魔しちゃだめよ」
「はーい」









887母の日:2008/04/26(土) 03:07:03 ID:zBKEiSou
「母の日かぁ」

 機動六課のオフィスで、はやては相談を受けていた。
 勿論、相手はヴィヴィオである。
 周りにはフェイト・キャロ・エリオの姿も見受けられる。

「私等のとこやと、母の日ゆうたらカーネーションを送るって相場は決まっとるけどなぁ」

 その言葉に、またしてもヴィヴィオの知らない言葉が含まれる。
 好奇心旺盛な少女は目を輝かせ、はやてに詰め寄った。

「カーネーションって?」
「んー、私やなのはちゃんの居た世界で咲いてる花でな、母の日ゆーたらその花を贈るんよ」

 はやては、暫く帰っていない生まれ故郷を思い出しながらそう答えた。

「まぁヴィヴィオくらいの歳やと、いっしょに似顔絵なんかも贈ったりするな」
「じゃーヴィヴィオ、ママの絵描いてくる!」

 ヴィヴィオはそう元気良く宣言し慌てて駆け出して行こうとするが、それをはやてが留めた。

「まぁそー慌てなさんな。
 ところでヴィヴィオ、そのカーネーションって花、贈りたないか?」

 はやての言葉に、ヴィヴィオは目を輝かせた。
 しかし、すぐさま表情に影を落としてしまう。

「ん?どないしたんや?」
「だって…そのお花、どこに咲いてるの?
 ヴィヴィオ、図鑑とか見たことあるけど、そんなお花載って無かったよ?」
「せやろね。だから、あっちの世界に買いに行くんや」

 はやての言葉に、いち早く口を挟んだのはフェイトだった。

「買いに行くって…もしかしてヴィヴィオに一人で行かせる気?
 まだ早いよ。こっちでも一人でお使いなんかした事無いのに、ましてや管理外世界になんて…」

 さーっと擬音が聞こえそうなくらい一気に顔面を蒼白にするフェイト。
 それを皆が心配そうに見つめる中、はやては慌てて言葉を紡ぐ。

「フェイトちゃん、慌てたらアカンって。誰もヴィヴィオに一人で行かせるなんて言うてへんやん。
 もちろん私も一緒に行くんよ」

888名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 03:07:37 ID:IQu3WIil
>>862
GJ
「バカップルが一組でたら三十人が悶死すると思え」って感じ
889ツンデレ王子:2008/04/26(土) 03:10:54 ID:zBKEiSou
今出来てるんはココまでです

中途半端な終わり方で申し訳ない><
残り容量で、取り合えず埋めようと途中で投下しちゃったですが…

まぁ、残り20も?ある訳だし
急いで埋めようとする必要も無かったかも^^;
(自分にハッパ掛ける意味でもあるんですがねw)

では、Good Night!
890名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 03:14:17 ID:IQu3WIil
・・・こんな素敵なSSに割り込みすいませんでした
完成楽しみにしています
891名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 04:05:55 ID:yurV0tsa
姉妹たちが昔の地球の特撮を見ていて
「地球を侵略するには人間同士の信頼を失わせればよい」
との台詞を聞いたクアットロが実行に移す……

なんて電波を受信した。
たぶん、元ネタわかる人いないんじゃないかなぁ。
892名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 04:06:51 ID:rWe7BBO8
ウルトラセブンのメトロン星人か?
クアとなのはさんのちゃぶ台はなんかシュールだな
893サイヒ:2008/04/26(土) 06:47:14 ID:ppZnj1Fx
アンケートに答えてもらってありがとうございます。
では一番多かったCの未来もので。
一番予想外なとこが来たなw

他のやつもぼつぼつ消化していきますんで、気長にお待ちください。
89444-256:2008/04/26(土) 07:31:27 ID:B0WryN/P
>>847-848
すみません。
ヴェロッサの台詞は「それに実際、教導官殿もそう言っているわけだし」
と続きます。

>>862
GJ!!エロい!!逆に自分はエロいの書けないのが・・・orz
マジで@〜Dまで何でも期待してます。(でもできれば@を)

>>889
GJです。すごく和む。次回はもっと和みそうな予感。
895名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 10:08:46 ID:4SQOobYd
>>891-892
地球人同士の信頼関係を壊そうと、人間を凶暴化させる魔法芥子の赤い結晶体を仕込んだ煙草を自販機に仕込もうとするクアットロ
しかし実際に降り立った地球は、既に人間同士に信頼関係が欠片も無い凶悪犯罪の続発する世界で
やっぱりここはあの悪魔が生まれた世界…まさに地獄なんだとビビッてミッドに逃げ帰る
アジトに帰ったクアットロが目にしたのは、姉妹たちがまた見ている例の特撮のラストシーン
「これは遠い未来のお話です。だって今の私たちは宇宙人に利用されるほどお互いを信頼していませんから」
896名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 10:19:50 ID:0dHjU8FU
>>862
誰もリクしてくれないがあえてAを。
897名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 10:40:47 ID:icdiByvx
>>862
GJ!
フェイトさんネコミミかわいいよフェイトさん。
そしてエロノは相変わらずエロノですね。
次に書かれる予定の@〜Dの話も期待してます。
898名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 10:56:12 ID:Mg3nhs0s
>>895
個人的に、スカはメフィスト星人みたいな感じでいって欲しい。
チンク姉はピグモンまたはミクラス(メビウス版)。
899名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 11:36:05 ID:zeSUYm39
              /´゙`ヽ、
            /     ヽ
           ,/./   ,....,  ;ii、
           ('/.i   ( (,,)  i::b
           i' i    `゙゙´ :「:::b  
.          | |      .丿:::h  
.          'i| i   /´`ヽ,|::::::h  
           r' |   `゙'- ノ⌒ヽ     「機動六課?恐いのは、高町なのは、君だけだ!だから君には第97管理外世界へ帰ってもらう、邪魔だからな…」
           /´tl i  〈,´゙`ソ/´'' ヽ    
         丿i;:::ti|  ( `ヽソ/::::::ゝ 'i    
.        /´` `i;t:| i`'''ノ/::::λ::;;} |   
        i |    |ノ::ヽ,,ソノ::::::/´⌒ヾノ   
  ,,..;;-●---|,,,|-----;;::;;::::::;;;;/   'λ
 (..,,,,________,,..)::´/λ  ノミi
  | |__,| |____| |;;;;/ノ//)ノノ
  |,,,,|   | |     |,,,.|
900名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 11:43:19 ID:3xTlMi2L
いつの間にか話題はGから特撮に……
そういえば自分もGを倒そうとして紫電一閃で壁をブチ破ったシグナムネタを書いた事があったっけ……

このスレで流行っている(いた)もの、人気のあるネタ、インパクトの強いネタ(きっとここでしか
読めないと思われるネタ)を適当にまとめてみたので埋め代わりに投下してみる。
書き手諸氏は是非創作活動の参考に……なるのか? 
出てくるのが人だったりジャンルだったりカップリングだったりするけど気にしない。


全選手入場!!

二番は生きていた!! 更なる捏造設定を積み人間凶器(性的な意味で)が甦った!!!
姿偽る諜報者!! ドゥーエ姉様だァ――――!!!

ツッコミはすでに私が完了している!!
一SSに一人便利な進行役(涙)八神はやてだァ――――!!!

組み付きしだい堀りまくってやる!!
艦船クラウディア艦長 クロノ・孕オウンだァッ!!!

自由なキャラ付けなら本編の寡黙さがものを言う!!
  ルーテシアの守護蟲 キシャー ガリュー!!!

真の変態を知らしめたい!! 臭ってハァハァ ソックスだァ!!!

本編は3本(姐さん、ツンデレ、整備員)ともフラグ未消化だがこのスレなら全員オレの嫁だ!!
スナイパー兼ヘリパイ ヴァイス・グランセニックだ!!!

腐女子対策は完璧だ!! シャマルさん狂喜 『アッー』ネタ!!!!

全ネタ中のベスト・アブノーマルはスカートの中にある!!
感染力抜群のネタが来たッ パンニー!!!

ベッドの上なら絶対に敗けん!!
最後発組の実力見せたる 空の殲滅者 セッテだ!!!

バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!!
アルハザード制の変態ドクター ジェイル・スカリエッティだ!!!

八神家から炎の剣士が上陸だ!! ニートじゃないよ シグナム姐さん!!!

ルールの無いエロSSが書きたいからソープ(娼館)設定を作ったのだ!!
即本番の実用向けSSを見せてやる!!ソープ・ナンバーズ!!!

めい土の土産にSLBとはよく言ったもの!!
冥王の砲撃が今 オチでバクハツする!! お約束ネタ 『少し……頭冷やそうか』だ―――!!!

『メガネ死ね』のレスこそが極悪キャラの代名詞だ!!
まさかこの女がきてくれるとはッッ クアットロ!!!


901名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 11:43:54 ID:3xTlMi2L
中の人ネタを使いたいから登場させたッ キャリア一切不明!!!!
眼帯のお兄ちゃん(ヴァイス)大好きっ子 レ……ゲフンゲフン、ラグナ・グランセニックだ!!!

オレたちは食卓最強ではないこのスレで最強なのだ!!
御存知ネタジャンル 納豆!!!

本妻の称号は今や義理の妹にある!! エイミィさんを救済する奴はいないのか!!
クロフェだ!!!

クロォォォォォいッ説明不要!! 眼鏡!!! アカギ!!!
グリフィスだ!!!

白米は塩だけで美味くてナンボのモン!!! 超簡単料理!!
本家日本からおにぎりの登場だ!!!

なのはは私のもの 邪魔するやつは思いきり斬り思いきり撃つだけ!!
お馬鹿時々ヤンデレ フェイトそん

ノーヴェと結ばれにこのスレへきたッ!!
脱やられメカ "マスター型"ガジェット・サンタ!!!

味付けに更なる磨きをかけ ”食べるロストロギア”シャマル料理が帰ってきたァ!!!

今の自分に人間態はないッッ!! フルタイム・もふもふわんこザフィーラ!!!

入局四十年のベテランが今脇役を脱出!! 地上本部から レジアス・ゲイズ中将だ!!!

スレの中でなら私はいつでも全盛期よ!!
熟れる肉体 リンディ・ハラオウン 本名で登場だ!!!

無限書庫の仕事はどーしたッ 淫欲の炎 未だ消えずッ!!
なのはも他キャラも思いのまま!! 淫獣(ユーノ・スクライア)だ!!!

特に理由はないッ ロリキャラが人気なのは当たりまえ!!
ゼストにはないしょだ!!! 刃舞う爆撃手!
チンク姉がきてくれた―――!!!

暗闇で磨いた実在(リアル)ソニックムーブ!!
台所のデンジャラス・インセクト Gだ!!!

実用だったらこのネタを外せない!! 超A級危険生物 触手だ!!!

超一級希少生物の超一級のどっごんだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
アルザスの守護竜!! ヴォルテール!!!

主人公キャラはこのスレが完成させた!!
なのはスレの新ストライカー!! エリオ・モンディアル!!!

若き魔王が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ
私達は貴方を待っていたッッッ高町"なのはさん"の登場だ――――――――ッ

902名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 11:44:33 ID:3xTlMi2L
加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました!
ツンデレ バー○ング?・アリサ!!
伝統派カプ クロなの!!
真紅の宝玉! レイジングハートさん!

……ッッ  どーやらもう一ネタは執筆が遅れている様ですが、完成次第ッ皆様にご紹介致しますッッ


以上、実況シャリオ・フィニーノでお送りしました。
それなりに盛り上がった話題・よく使われるネタは出来る限り抑えてみたつもりですが、抜けがあったらスイマセン
ここに名前の出てないキャラも、是非次スレで救済してあげてください。リイン'sとかオーリスとか石田先生とか
903名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 11:53:55 ID:rWe7BBO8
メトロンならぬクアトロン星人wwwww
904名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 12:16:34 ID:Zy3MHg+9
>>902
このスレのカオスっぷりがよく分かるなw
しかし900までいったのって珍しいな
905名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 12:35:30 ID:4SQOobYd
>>898
メフィストじゃなくてメフィラス星人な
906名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 12:47:08 ID:SBqoYqP9
>>898,>>905
スカ「よそう高町なのは犯罪者同士で争っても仕方が無い」
こうですk(SLB
907名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 12:49:49 ID:Zy3MHg+9
そんでスカクローン、またはクアットロあたりがヴィヴィオに瞬殺される訳か
908名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:02:40 ID:BrxTQrKu
>>902
テラ拭いたwww

なにやってんだあんたw

>>907
分身殺法するティアナ思いついた
909名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:03:15 ID:i4HNr0cb
ヴィヴィオはリム・エレキング。
910名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:08:56 ID:OwgY8deD
…原作通りだと、ラストはなのはvsサンタか…
911名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:18:15 ID:4SQOobYd
>>907
クア「卑怯もラッキョウもあるものですか!」
912名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:23:58 ID:3xTlMi2L
>>910
いや、原作通りだと決勝はレナとりかちゃまになるはず
913名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:34:21 ID:OwgY8deD
うを、間違えた…漫喫で見直してくる…orz
914名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:47:43 ID:Zy3MHg+9
>>911
タロウに出てきた二代目連中は色々と酷かったな……

>>898
メビウスに出てきたミクラスは良かったな
4話放送時に4分の意味を理解してない視聴者が結構いた事は悲しかったが
915名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 13:52:15 ID:3xTlMi2L
>>913
きっとガジェット×なのはを見たいという貴方の潜在意識がそうさせたに違いない
漫喫に行く前にその想いをキーボードにぶつけるんだ!
916名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 14:11:21 ID:zeSUYm39
ヴィヴィオ「スカリエッティーは悪くない!最高評議会がいけないんだ!ナンバーズは機動六課より強くないんだ。
   攻撃を止めてよ。・・・ママのバカ!」
なのは「ヴィヴィオ、わたしは戦わなければならないの」
ヴィヴィオ「バカー!!」
はやて「あっ。聖王の箱舟。・・・もしスカリエッティやナンバーズが生き残ったととしたら
     放っておくわけにはいかん。管理局の不正が公になったら・・・やっぱり攻撃や」
はやて「機動六課の隊員に告ぐ。聖王の箱舟は完全に粉砕した。
     我々の勝利や。ミッソの平和は我々機動六課が守ったんや。
     これで再び管理局の邪魔をするものはいないやろう」
917名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 14:25:31 ID:a2fYeQdg
そろそろ埋めか
918名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 17:00:13 ID:4SQOobYd
>>914
ウルトラマンのメフィラスの回見直すと、初代も結構セコくて実際は大した事ない奴なんだけどな
メビウスの奴も、四天王最後の一人の割には…と言うか、ヤプール以外の四天王はみんなしょぼかった感じがする

>>916
ノンマルトもな…平成セブンでは只の悪霊みたいな感じになってたなあ
919名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 17:19:21 ID:c4epJYgZ
hosyu
920名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 17:24:54 ID:25P5PPZX
どう考えても必要ねえよw
921名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 19:00:23 ID:UeyT7XVd
ヴィヴィオにパパと呼ばれたい、ママでもいい
922名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 19:48:43 ID:g14UUHhX
>>914
泰版のウルトラ6兄弟対怪獣軍団なんかもっと酷いぞ…なぜかミラーマンの怪獣までいるし。
923名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 20:42:47 ID:JW4Ag07G
>>828
レジなのGJ!

何気にレス数が900越えでスレ始まって以来の最長記録な気が。
投下がないときの雑談が結構弾んでんのかな。
924名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:02:29 ID:JW4Ag07G
@埋めるべ
             _
            ∠二: : : :`ヽ/´  ̄ ̄ `丶
         , '" ̄: : : : : : : : : : : : : : : :、:\/⌒\
        /:/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ヘ\.:.:.:.: ヽ
       l://.:.:/.:./ .:./ .:l.:.:,'.:.:{:.:.:.:.l.:.:ヽ.:.:.Vl:/ \.:.:.:.:',
         /.:.:/.:. l:.:.:.!>ト/{.:.ハ.:.:斗<:l:.:.:.l.:l.:.:.:.:.ヽ.:.:.l
.         l.:.:/.:.:.:.|:l.:           |.:.:l:|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: | 
.         |:/!.:.:.: 从.:.{.  ゚    ゚   'j.:.,' |.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |   永遠なんてないよ…
.          j:ハ.:.:..Wト :.ゝ   '    /.:/レ|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |   
              \:{ヽ|:小  (_,人_)   彡'.:.|│l.:.:.:.:.:.:.:.:.|  
               ` Y:| ヽ、    ,.イ! .:./ |.:l.:.:.:.:.:.:.:. |  かぶらないように気をつけてた
               ヾ:ゝ ト≧≦ュ| リ/   |.:l.:.:.:.:.:.:.:.:|
             ____, /| >tく |ヽ、____|_l.:.:.:.:.:.:l.:.|
          /ヽ::::::::::::::::/  |/ l只lヘ|  l:::::::::::::::: ̄ヽ.:l.:|   だけど!もうAAもネタ切れなの!
          |:::: ヘ ̄ ̄ {____|{{<ハ>}}_j ̄ ̄`メ:::::::::|.:l:|
          |::::{ \   / ∨⌒∨ \   / l::::::::|.:.l|
        /ll::::}\ ∨ \  ,VCV  ∠ _∨ |::::/ハ :l|  くやしいの…くやしいの…
        { }}:::::ン  ̄}__/ ̄`^<_/ /,弖  l ::{{ }:|
        V__/   / /   /:/`\r'〃ニフ   }::V/ :|
        {´ /了 ̄|l   /:/      ̄ ̄`ヽ ヽ:/:.: |
          ∨     |l   |::|         /  /.:.:.: |
          ∨      `ヽ、_,|::|            /.:.:.:.:. |
           \      ,イゝ=≧ト、     _/ l.:.:.:.:. |

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925名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:03:31 ID:JW4Ag07G

. ヽ    |-、      !/_,/゙ ヽ___  \\,
  `ー- ! , -\    _, -.!   ヽ   `ヽ \\_ SLB!
    ゝ | , -''. ̄ ̄\ :::::ヽ   ヽ '、  |   .\\_
      /゛       \ :ヽ     ' 、 |  _, _、 \\_
     /  、       \l、         ! /  .!   \ \  Let's shoot it!
   _,____,|,               |  \ ヽ    \_` . ‐-、
_,/                       !  .l─ヽ   .-/-  ● \ SLB!
` ー 、      ``ヽ、             ヽ  !::::::.!  .ー \ .\ \.\
    `ヽ、  /-、   `'-、       ,_-‐‐'ヽ__|、::::::.!      `ヽ,\  \\
       \   ヽ、_       , ‐', -‐ ̄  .‖::::::ヽ       ー'   ''ー SLB!
        `‐‐-/:: ̄'''--、_  l :/゛       `ヽ,:::ヽ SLB!
             \ ::::::::\`ヽ|          \:|
               \ :::::::::`''ヽ--、    _,,.-‐ヽ !/
                 \_:::::::::::::::::.!  /'´::::::::::::::`_ .、 !ヽ 、
                   `'ー-、 ::| ./::::::::::, ‐'": : : :`'‐.! .|ヽ .!、 、``ヽ
                        !__|  ̄ / : : : : : : : : : :! .!iヽ !   /: :.!
                              !: : : : : : : : : : : .\.-、` ー'' /
                              !: : : : : : : : : : : : :/ `ー、 ゙̄ヽ
                    i: |      ヽ : : : : : : : : : : /`´    ̄'`
                    |: .!    , -─'ー-、______/
                    ヽ \,   ` ̄─ / l
                      ` ー-` ー‐‐/  /
                           /  ,/
                          / , /

わたし、もうゆっくりしてもいいよね………って……うるさいよ…RH……


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926名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:04:50 ID:JW4Ag07G

                 /_/: : :`: : : : : : \ヘ
               r</´: :: :l l: : l: :: :: :ヽ: :\_
               /j: : : :|: :jl ト、 l -‐ト、: :\ト-<          ,イ
              〈ノ: : : :j-ハj ヽ>ー¬Tー―'       /ノ___
              / j: : ル―-、_{    jヘ ヽ\     /: : : : : : <`  うっふふのふ♪
             /イノ イ{     j ! ヽ、_ノlノー-- `>― j>、: : : : : : ト、ヽ  
              // <ヽ、_ノr‐┐   ノ___: :-―''´/  \ lヽ ヽV
   ト、         ノ/__ヽ__ `ー'   /,イ: : : : :__/     リ |ノ
   >`ー―-、  _ノ〈―<-ニニニ-,\.__/( レ'///フ__
   フ: :: :: :: :: :ノ三Z   ヽヽヽ  `ヽ、\  7        フ  わたしは死にまっしぇーん♪
   /イ: :/: :/  \Z   ヽ__/`v  Y_ /        _>
    | /l: :/    / レ"フ  >、    |/ヽヘ  i    ゝ
    レ V   /      r‐/弋ニ¬/ / ハ ノw、l`T
         /_      | |\ `ヽj>   | Y    !
          ト、 \   /l   \/l    .|  |    |
         Y \. \/ ノ    /     \     |

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927名無しさん@ピンキー
=三≪: : : :. :/   .x<l /  ∨   \/:  \ ∧≪三三三三三三三
=三三|!: :. :/   //   ∨ イ¨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `< l }}三三三三三三=やっぱり嘘だったんだね…
=三三》: : {  / />'´ //│ :/  { ヽ  \  l  \/ 勹}三三三三三三
.三三《 : : ∨ /|// //│|-|--{- ハ |-\-ヽ-│  |\《三三三三三三= 中になにもないよ…?
=三三{{: : ∨/// | l レ| |ハ {  \{ 斗z 、}`|  │/ \ 》三三三三三
=三三{{: :  {/ :| l  |│小V,f'' ̄\    r  ̄Y   |//   〉《三三三三三=
=三三_! ヽ  l∧ l∧: \ {::::::::j     r:::::::::| }/  W / _三三三三三
=三三三》  \| ヽヽ \{  ゝ-'  、  ゝ- ' /    l /|   d三三 
=三三三_    \. \{ヽハ     _  '"'" /    ルヘ|    |《三三三=
三三三三d  .  l7  l   ゝ       ,,;;'' /     ∧./|   ノ}}三三三
三三三三三}}: :.  〈  |     l>  _ , ィ/   / ̄\j /ii三三三
=三三三三三_: : \ j∧  W   ム   '/   ∠ 二戈<_ う)三三三三
=三三三三三三}_j : |i >ヘ  |ヘ  V  イ  //      ヽ《三三三
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:三三三三三三三≫ /     x-j∠厶.厶_/          |_三三=















            ヽl   ,、 l/ 
            〃")' ~´ヘヘ)"ヽ
            !( ソノ八)ヽ) ソ
           ヾl;.゚ ヮ゚ノ!.     こっ、こわくなんて…ない…なの …
       _____(つ日と)___
      / \        ___\
     .<\※ \______|i\___ヽ.  /
        ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽ  中になにもないよ…?
        \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐>\
          ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
               \|.テレビ台.|〜

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