【皆で】D.Gray-manエロパロ第4夜【チョメチョメ】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
週刊少年ジャンプにて連載中のコミック「D.Gray-man(著者・星野桂)」のエロSS・萌えネタに華を咲かせるスレです
sage進行。SS投稿時以外には名無しを推奨。雑談や討論は控えめに
気に入らないカプやシチュには紳士淑女らしくスルーで対応しましょう
ただし801、女体化関係は板内の専用スレでお願いします。当スレは原則ノーマルカプ・百合専用と考えて下さい

過去スレ

【キャメ】D.Gray-man エロパロ第3夜【リナ】(落ち)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178968354/
【時計女や】D.Gray-manエロパロ第2夜【ニーソ幼女】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124572538/


†保管庫†
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/


次スレは970が立てる。(ダメだったら次の人指定)
2名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 19:51:52 ID:N5xQ1sLA
>>1乙
即オチ回避age
3名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 19:56:39 ID:her4jpE6
むしろDグレ専用の保管庫作れよ
4名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 20:51:40 ID:Btpov8We
アレンは、なんと股間にもイノセンスを持っていて
いままでは自分で処理していたが
パワーアップするごとに性欲も・・・

ひょんなことからリナリーを襲ってしまうが
イノセンス発動で超高速足コキされてしまい
いきまくるのであった

まで書いた
5名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 07:56:15 ID:cUMTA7OH
>>1
乙!!
このスレ見るの久しぶりだなぁ・・・
落ちたの去年の末だし復活させようか迷ってたんだ
これからは落ちないように10日に1回は書き込むようにするよ
6名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 17:28:55 ID:tROAlAOv
>>1
女エクソシスト増えないかな
7名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 20:17:36 ID:W280dnd/
この漫画人間じゃない女の子キャラ多いな
8名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 21:04:40 ID:e2X6k7Cq
>>1乙!

突然バクフォーと言ってみる
9名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 03:52:54 ID:pvHR77iR
>>1
男率高めだよな
エクソシストなんか特に
10名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 16:47:58 ID:8DvVZnz1
>>1
いやぁこのスレ見るの久しぶりだなぁ
11名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 16:52:42 ID:8DvVZnz1
>>1
あと1スレ目忘れてるぞ
【リナリーたん】D.Gray-manのエロパロ【ララたん】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1096987696/
12名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 17:44:57 ID:5MmSxYHA
「見つけたレロ!」
突然の事からリナリーの下に魔法陣のようなものが出来ると
其処に吸い込まれるようにノアの方舟の中に取り込まれてしまう。
「此処、は?」
1人AKUMAとの勝負により黒の靴が使えないまま敵陣に放り込まれたリナリー
辺りを見渡すが其処は町の景色、突然後ろから両手両足を刺客により抑えられる
「貴方、ノアね? ッ離して・・!」
ジタバタ暴れ其処からの脱出を試みるも一人のノアが指を鳴らすと
待ち受けていたように隠れた数体のAKUMAが姿を現した
「な、・・・に?」
呆気にとられたリナリーはジタバタ行動をとる事を止めた
「ヤれ。」
ノアが合図を贈ると群がるようにリナリーの身体を触り手繰る
アッという間に服装は脱がされ前振りも無く秘所にモノが突き刺される
「あ゙ぁぁぁあっ! 中が、抉られて・・」
卑屈な悲鳴と共に顔が歪む、抑えられた状況に横を向き両目を瞑った苦痛の表情で。
「ほーら、休み時間は無い、次いく・・っぜ。」
気遣う様子も無く高速ピストンを始めるAKUMA
全てはこの女に性欲をぶつける目的
取り押さえていたノアも怪しく目を光らせていた。
13名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 18:20:56 ID:K9CqzK0F
>>12
続き楽しみ
正座して待ってます
14名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 18:44:47 ID:5MmSxYHA
「は、ァ・・。はァ・・・」
何度もイカされ続けたリナリーは
心も身体もズタボロにおかれまだ尚、取り押さえられたままだった。
「ホラホラ何休憩してんだ、俺等AKUMAの恨みはこんだけじゃ治まらないぜ」
もう一度止めていた身体を動かしピストンを開始しようとした瞬間
抑え付けていたノアがそれを止めるとその瞬間時空が歪み一人の男が現れる
「貴方達、こんなところで何やってるんですか。」
怒りを押さえた表情で其処
今の状態を眺める男アレン・ウォーカー
攻撃を仕掛けようとした瞬間もう一人のノアがアレンの動きを止める
「ククッ、馬鹿じゃねえの、そう簡単にいくとでも?
 分かってんだろう、俺の能力は自由自在に御前を操る能力だ。」
そう言うとそのノアはニヤりと笑う、そうすれば
そのままアレンの動きを操りリナリーの前へと移動させた
「アレ、ンくん・・・・・・?」
疲れからほとんど視界に入っていなかったのか
漸くアレンの姿が自分の視界に入り込む
「ほらほら、いけ、アレン・ウォーカー?」
怪しく笑うノアが再びアレンの動きを操り
アレン自身のものをリナリーの秘所に押しつける。
「まさか・・ッ、うあぁぁぁあっ!」
精一杯喚きググっと動きを止めようとするも
ノアの力に敗れたアレンは一気に奥深くリナリーの中を突いた。
「あっ、あっ!・・ア、アレンくぅ、ん・・・ッ!」
大きく目を見開き再び侵入を繰り返しピストンされるモノも
さっきのAKUMAでは無く目の前に居る教団仲間アレンの肉棒
声を喘ぎ恥ずかしい状況に変わり無いが半分感じられる様子も多々見せる
そして取り押さえつけたノアも我慢の限界か行動に移した・・・
15名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 18:54:39 ID:5MmSxYHA
前を突き付け続ける操られたアレンは未だ
刺客の攻撃により自分自身大切な仲間を目の前に高速的にピストンを繰り返していた
「あっ、・・っくぅ、んっ! やだッ、やだぁッ!」
絶頂が近くなった所で止める要素等一つも無く
ただ気が済むまでヤられ続けるリナリー
その中、急にビクんと反応すれば大きく目を見開いた
「っやぁぁあ! ひうっ、だ、駄目ッ、駄目ぇっ!」
刺客により前の秘所に気をとられたところに後ろから感じる性感
大きく反応してしまったことか数回目の絶頂をむかえた
「クックック、なかなか良いもんじゃねえか。」
抑え付けている男、一人のノアが欲望のまま行動に移し
アナルにそのまま肉棒を奥深く突き刺し
前の男アレンに合わせるようにピストンを開始した。
「っぐ、駄目です!止めて下さい、このままではッ!」
相手が絶頂を向かえる事により締め付けが激しくなり
そのなか自らの男アレンも我慢が出来ない状態だった
16名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 19:03:48 ID:5MmSxYHA
「あ、んっ! っふぅぁあああっ!!」
二穴攻めに流石のリナリーも壊れかけた状態だった所
ノア達は最期の締めにかかった。
今まで以上、倍速の速さで抜き差しピストンを繰り返す
「っくぅ、うあっ・・・! 止め、止めぇぇっ!」
休憩なしに絶えず続ける相手の攻撃により
全身の力は抜け掛かり意識も朦朧とした瞬間だった
「駄目、・・だ ごめんリナリー、中に出すことに・・・な、うっ!」
それに気付いた操り続けたノアと
後ろを犯し続けるノアは一度行動と止め奥深くに中だしをさせた。
「あ、う・・・、・・・ハ、ァ・・・。」
漸くノアの手から逃れ開放されたと同時へりゃりと足を地についた
そしてノア達は闇の向こうに消え伯爵の下に。
始めから仲間同士でこうなる事を狙いの行動
千年伯爵の狙い通り任務は上手くいった
その後、アレンとリナリー、二人がどうなったかだけは定かでは無い

End
17名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 19:04:55 ID:5MmSxYHA
すみません、全然上手くいかない上
時間上次来れる時期が分からなかったため
手っ取り早く終わらせてしまって;

不況であれば今まで書いたものは
とりあえず水に流し置いてくれると有り難いです。
それでは之にて。
18名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 16:45:02 ID:uDlqEiPK
GJ!!
さっそく投下してくれた人がいた
19トラウマ:2008/04/17(木) 18:18:19 ID:XqezugW8
ルベリエ長官が黒の教団に帰宅すると
昔からリナリーは逃げ込むように神田の部屋に入り込み身を隠していた…
……が、所持していたゴーレムから一本の連絡
「…――ギギ…」
ゴーレムから雑音が聞こえる、如何も壊れかけ寸前の様子
「ルベリエ長官がお呼びです、至急地下にある…――ッ………」
報告を終えると同時ゴーレムが故障し静まり返った
リナリーは監禁時からルベリエ長官は苦手だった
しょうがなく地下に足を運ぶリナリー
「…話だが、…その前につれない顔をして、どうかしたのかね?」
相変わらずの感情が篭っていないような言葉
そして怖い表情で目の前に居るリナリーを見つめる
「……いえ、何も。」
俯き顔を合わせないように、トラウマが戻らないように
しているなか、ルベリエ長官を歩み到着した先はヘブラスカの下。
「此処でリナリー・リーのイノセンスを一度ヘブラスカに戻し安定させるのだよ」
何の報告も受けては居なかった、……が
同調率が10%を切っている状態では否定・反論すら出来ないものだった
了承を問われ頷くと瞬きする間に体内からイノセンスが取り抜かれた
「……リナリー・リー、少し私の部屋に来るんだ、良いね?」
黒い表情で相手を見つめるルベリエ長官
長官の命令は絶対、否定出来る権利は既に失われていた
そしてリナリーは自らの足でルベリエ長官の部屋に訪れ…――
20トラウマ / 2:2008/04/17(木) 18:25:25 ID:XqezugW8
コンコンといったノックと共に一つの部屋に訪れると
ルベリエ長官が姿を現し部屋に招くと確りとドアの鍵を閉めた
「…君は今日此処で寝て貰う、妙な真似をされては困るのでね」
衝撃の言葉だったが既に其処から逃げる事は出来ない
何故ならドアの所にはルベリエ長官が見張り鍵を閉めている
暫くそのまま無言だったリナリーにルベリエ長官が口を開いた
「シャワーでも浴びてきてはどうかね、疲れただろう」
ルベリエ長官にしては久しぶりに優しげな言葉を聞いた
そのまま足を運び風呂場にへと足を踏み入れるとシャワー音が鳴り響く
暫くシャワー音が流れていると用を済ましたのか風呂場からドアを開け
教団の団服に再び身を纏い部屋に戻ると急激な眠気に襲われゆっくりと目を閉じた
21トラウマ / 3:2008/04/17(木) 18:40:26 ID:XqezugW8
薄っすらとした目を開けると裸になった自分、リナリーと
前にルベリエ長官が立っていた
すぐ起き上がろうとすればグっと何かが引っ掛かり手元を見れば
手足すべての四肢が縄により拘束され見開いた目で相手を見る
「…おや、漸くお目覚めかね」
怪しげな笑みと共に黒く染まった表情で目の前のリナリーを見つめる
この部屋に来て漸くリナリーも口を開いた
「どうしてッ、……う、…んっ…!」
信じられない表情で同じく目を合わせ見つめる
問答無用と唇と唇が重なりルベリエ長官の大きな手が小柄なリナリーの胸を揉み続ける
「(如何も体の調子が…、感じちゃうわけ無いのに……)」
寝ている中、媚薬をたっぷりと塗りたくられたか
リナリーの身体はすぐに火照り媚薬の効果で気持ちよく感じる
余計な事を喋る元気も無く次の手が秘所付近クリを弄くり回す
「ふ、あっ! …だっ……イッちゃ…ッ!」
大きく反応し唯一拘束されていない顔を左右横に振る
ルベリエはその様子をただ楽しみ指を止めようとしない
次の瞬間、意図も簡単にリナリーは痙攣しそして絶頂を迎えた
22トラウマ / 4:2008/04/17(木) 19:13:29 ID:XqezugW8
漸く弄繰り回していた手を止め相手の様子を楽しむ長官
「…どうしたのかね、これからだというのに」
秘所からは嫌々とはいえ媚薬からの敏感さが元に
信じられない程に濡れ糸を引く程になっていた
「…だって、これ、…は」
息切れながら反論しようと聞き取りにくい掠れた声で言った途端
それに気に食わなかったか絶頂を迎え息切れた相手を気遣う事無く
長官の太く長い三本の指がリナリーの中に入り込む
「あぁ、ぁぁあっ!」
両目を瞑り全身に力を込めグッと踏ん張ろうとする姿に
興奮さが増し差し込んだ指で抜き差しを繰り返す
「んん、んんんっ…!! …ふ、あっ!」
先程絶頂を迎えたばかりとはいえ流石媚薬という所か
一度目と近く二度目の絶頂を潮吹いて迎えた
「………」
長官はそのまま一言も喋る事無く一気に指を引き抜くと
秘所に顔を近づけ嫌な物音と共に秘所を吸い舐め手繰る
「…っや! ……んんんんんっ?!」
自分でも信じられない程に絶頂を迎えた後と
そして媚薬で敏感になった身体の所為で性感を感じた
黙り込んでいたルベリエ長官が漸く顔を秘所から離すと
ベルトを外すカチャカチャという音が鳴り響く
「もう、終わりにしてほしいだろう?」
漸く硬く目を閉じた所からゆっくりと目を開け
拘束された状況から微かに見える相手の様子を見、そして大きく見開く
「…やだ。 だ、駄目ッ!!」
そればかりは流石の長官相手でも許される行為では無い
ギシギシと縄の音がする程に強く抵抗しようもその状態から逃れる事は出来ず
そして硬く、そして大きくなり聳え立つ相手の肉棒が姿を現した。
23トラウマ / 5:2008/04/17(木) 19:26:23 ID:XqezugW8
嫌がり抵抗する相手を無視し自分の肉棒を相手リナリーの
濡れすぎた秘所に宛がうとゆっくりと侵入する
「…――――ッ!! ぁ、あ、あっ!」
自分の中、奥に入り込む程自分の感じる性感は強まり
中は熱く、そして息苦しくなっていけばいく程大きく反応していく
「…ッ、どうしたのかね?其処まで喜んで。」
ズッ、とした音と共に長官の肉棒全てが入り込み
掻き回すように其処その状態で相手が感じる表情を楽しむ
「やっ…、んっ!ひぅぅッ……楽しんでなん…っかぁ…!」
無理にでも其れは反論してみせるリナリー
強気な所にまた性欲が増されていき奥深く突き子宮の所まで入り込む
「ぐっ…! ふぅぁあっ…… はぁァ………ッ」
元気力が失った様子で絶頂を迎えそうになる身体を抑え
喘ぎその状態から抜け出そうとする意識はほぼ失われたように
両目薄っすらとした目で嫌々に感じる姿を見せながらいると
ビュルルル、と卑屈な音に中出しされた感覚が大きくした反応を見せる
「……どうかね、初めての感覚だろう。」
怪しく、そして意地悪な目つきで相手を見つめ
奥深く、ドクドクと自分の白濁液を満端まで入れ込み
それが終えるとそのまま力抜けたようにリナリーの上に被さった
24トラウマ / 5:2008/04/17(木) 19:34:06 ID:XqezugW8
「う、……あ………」
その状態に信じられなく被さる相手に目も暮れず
言葉を失い、ただずっと大きく目を見開いたままだった
「……まあ暫くこうしていると良い、縄は解いてあげよう」
そう言うと嫌な物音がし肉棒を相手の中から取り除くと
その姿のまま相手を拘束していたそれぞれの縄を順序良く外していく
「…どうして、こんな……?」
寝転んだまま漸く口を開いたと思えば目を合わせ
聞き取りにくく掠れこんだ声で首を傾げる
「…イノセンスを私が付き添い身体から取り除かせたのも
  ただの性欲発散だけのためなのだよ,分かったかな?」
ただの性欲発散に自分を使われ中出し迄された事に
許せなく一気に立ち上がり手をあげビンタをしようとすると
クラッと頭が酔いそのまま、へにゃりと地に膝をつく
「どう、…して……」
自分から全身の力が抜けこんでいたことも込めて
ゆっくりと信じられなく唖然とした表情を見せれば
そのまま涙を流し、それは新たなトラウマを生み出したのだった…



        トラウマ - END
25名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 19:36:25 ID:XqezugW8
誰も期待していなさそうな所
出来るだけの知識を込めてルベリエ×リナリーを書かせて頂きました
これまでお読み頂いた方、有難う御座いました

また暇があれば来たいと思うので
トリップを付けておきます、リクエスト等があれば
自分が出来る範囲で、お願いします。
26名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 19:45:59 ID:5FK2TiSp
>>25
(*´д`)ぐっじょー
リアルタイムで読んでたよwww
しっかり濡れちまったぜ!!
リクなら、リナリーの凌辱を希望!!
27名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 18:19:35 ID:qWwFLvAW
神来てたー
>>17さんも>>19さんもGJ
28名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 18:22:30 ID:qWwFLvAW
神来てたー
>>17さんも>>19さんもGJ
29名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 18:23:16 ID:qWwFLvAW
連投スマソ
30名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 15:46:16 ID:sxe1u3hC
>>25
ぐっじょぶ
ルベリエひどすぐるw
31仲間達の欲情 1/8:2008/04/19(土) 18:12:18 ID:BZdXU5C9
この出来事は任務での旅、数ヶ月をもした宿での事。
「……チッ…」
アレンにラビ、神田とリナリー仲間達が宿に泊り一段落していた頃
数々のAKUMAを葬り性欲が溜まりに溜まった一人の男
神田がリナリーの寝室に足を踏み入れれば布団に近づき上から寝顔を眺めると
腕を痛い程に握り逃げられないようにすると寝ていたリナリーが漸く目を覚ます
「……神、田?」
起きたとはいえ夜中で起床したばかりにより
細目で片目は瞑った姿、今如何いう状況にあるかも分からなかった
「………ッチ…、起きやがったか」
そうすると神田は無表情で目の前の人物を見つめ
一気に相手の着ていた団服の衣服、胸元を破る
「ッえ? ちょ、っ…! 神田?!」
相手の性格から、仲間がこんな事をするとでも思ってなかったのか
慌てた様子と精一杯の抵抗を見せるが力では適わなかった
「…だからテメェは甘ェんだよ、今からその甘さを取り除いてやる」
そう言うと乱暴に相手の乳房を揉みしだく
「………っ…!?…ん……!」
今の相手は喋っても無駄と悟ったのか
周りに聞こえないよう小声で押し殺すように漏れる言葉を抑えるが
身体は素直に感じ乳房の先端が見る見る内に尖っていく
「…押し殺せるのも今の内だぜ、……っ…」
一瞬腕を縛る手を開放したと思えば強めの力で
尖りきった乳首を押し潰すようにし、反対では顔を近づけ転がせるように舐める
「…ッ…ぅあ……! ちょ、ちょっと神田ァッ!」
ぴくんと大きく反応し声を我慢するにも限界が来たか
空いた片手で乳房を吸う頭を退けようにも動かない
そうしている間に神田の肉棒は準備が満端となったか
聳え立つモノを相手に見せ付けるようにその姿を露にした。
32仲間達の欲情 2/8:2008/04/19(土) 18:35:05 ID:BZdXU5C9
「…ちょっとッ! もう、神田?聞いてるのッ?」
流石に身体では分かっていても信じれないものは信じる事が出来なく
片方の手で頭を退けようと精一杯の力で押すがビクともしない神田が漸く口を開いた
「……うるせェヤツ、これでも入れとけ」
これ以上大声を出され他のに聞かれては厄介だと
自分のモノを相手の口に捻じ込み喋る事を出来なくする
「……んんっ、っむぅぅッ!!」
一度手を離し鞄からバイブと縄を取り出し
口封じに入れていた肉棒を相手の口から抜くと同時に
相手の手から縛り最終的には吊り上げるような状態にする
「神田ァ? さっきから、聞いてる? 犯罪だ……て、…ぇ?」
ブゥゥゥウンと振動を幾つも繰り返す太く長いバイブを後ろの穴に近づけると
言葉を失ったリナリーは唖然としながら抵抗しようとする中
嫌がる相手を無視し其処に捻じ込むように奥まで挿入し振動高に設定する。
「……ゔ。 あ゙ぁぁぁっ?!」
苦痛に顔を歪め現状に信じられない表情をしていると
長く振動を繰り返すそのモノに秘所は濡れていく
「…オイ、どうして前の穴を空けたか分かるか?
 ……喋る余裕も無ェか、それはな………」
宙に吊り上げられた所の秘所に自らのモノを宛がい
気遣う事も無く振動を続ける後ろとは別に前も奥まで一気に挿入した。
33 ◆8td4A.nDLw :2008/04/19(土) 18:37:17 ID:BZdXU5C9
今日の所は中途半端に時間が来てしまい中断です
成り行きとしては今行動に移している神田から
ラビ→アレン→そして後から連絡が入り駆けつけたとの設定でコムイが終点として
やっていきたいと思いますが次何時来れるかどうか……
来れるものなら明日来てみます、ではではご観覧の皆様一旦お疲れ様でした。
34名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:57:48 ID:2MSvO0K9
本当に此処はリナリー受けばかりだな
まあ原作が原作だから仕方ないか







たまにはリナリーが攻めでも(ry
35名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:35:42 ID:AbcWIr8s
>>34
確かにな
他の女キャラのも見たい
36名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:43:48 ID:i461DRCU
>>35
他のCPだと…
アレキャメ、クロエリ、バクフォー、ラビちょめが公式って所か

そんな自分はクロクラもティキャメもラビミラも好きですが何か?
37名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 01:10:51 ID:AptRT3Wr
>>33
続き超楽しみです。
正座して待ってます
38名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 01:29:34 ID:N9k7+J0l
>>36
かなり歪んでないか、その見方。
クロエリ、バクフォーはわかるが。
39名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 16:25:34 ID:+Lqzy62+
クロがクロスなのかクロウリーなのか一瞬迷ってしまったぜ

ともあれここに来ると思わぬ組み合わせに開眼出来て楽しいわ
40名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:14:18 ID:qyInY1PS
>>39
自分も。笑

それとアレキャメというかキャメアレでないか?
ラビちょめはアニメ見てなきゃわかんない希ガスww
ただしちょめが抱きついた時は萌えた
41名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:22:51 ID:hRt/FoUG
ふと思ったんだがクロス×マリアってどうなんだろ?
42名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 07:45:50 ID:8JlvXyzV
見てないうちにいっぱい来てたな
みんなGJ

>>41
マリアは死(ry
43名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:50:21 ID:vXBEgn3B
見ているうちにいっぱい出たな
みんなGJ
44名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:18:46 ID:EibJ7WrD
マリミランダ期待
45名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:05:38 ID:fBVb66U+
ミランダもの期待
46名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:56:47 ID:jli8y8mi
アニメみてデビッド×リナリーも見てみたいとオモタ
47名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 07:14:13 ID:SUlYD2vF
>>41
ネクロフィリアネタはさすがにな・・・
48名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:21:05 ID:yIe1m9LN
>>46

ジャスデビでなく、デビッド×リナリーってとこが良いね。あーゆーやり取り萌えるわ〜。
49名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:07:47 ID:mPZ3KQOp
>>36
そん中なら公式はクロエリと、百歩譲ってもキャメ→アレ位じゃ
自分はバクフォーとラビちょめ大好きだけどね
脇役だったら意外と公式あるよ。マルク×クレアとか

>>41
自分は結構好きだよ。
50名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:46:58 ID:+lKhehKK
>>49
バクフォは公式でないのか…
51名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 13:10:19 ID:Sb7kd2JC
バクリナは公式でないのか…
52名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:21:46 ID:OynFSEoV
>>50
>>51
どっちも俺は大好き
53名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 16:14:24 ID:IPSc94aS
>>50
寝言は8巻の表紙を見てから
54名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 17:40:36 ID:qgUCna8b
ミランダが教団に来たばかりのころ。コムイによる身体検査が行われた。
<コムイ>『これはただの身体検査ですので、緊張しないてくださいね。痛いことはしませんから』
<ミランダ>『は、はいっ…』
視力検査・虫歯検査・他にもありとあらゆる検査を続け。『それじゃ、服をすべて脱いで、髪もおろして、診察台に横になってください』と指示される。服を脱ぐのに、多少緊張で震えるが、これはあくまでも身体検査なのだと自分に言い聞かせた。
55名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 17:48:35 ID:qgUCna8b
服を全て脱いで、一糸まとわぬ裸になり、診察台にうつぶせに横になる。
『少し冷たいですが、大丈夫ですよ』とコムイは声をかけつつ、何かを背中にかけた。ヌルヌルとした粘りのある液体を背中からお尻にかけて塗り広げる。
『これは触診です。痛い所があったら言ってくださいね』と説明されて、はいと小さな声でうなづいた。
56名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:00:58 ID:qgUCna8b
『ここは痛くないですか?』
『では、ここはどうですか?』
コムイは淡々と触診を続けていく。背中・肩・脇腹…そしてお尻の所まで指がくる。
ミランダだって大人の女。経験や知識がないわけではない。意識しないように努力はしても、体は自然と感じてしまい、しっとりと濡れてくるのを分かってはいた。
ふいに、コムイの指がお尻の穴に一本入る。「んっ…」声がわずかに出てしまい、恥ずかしい。これはただの身体検査なのに。
浅い所をグリグリと指を動かし、ローションはヌチャヌチャと音を立てる。しばらく何かを確認するように指を動かし続けながら、コムイは同じ質問をする。
『痛くないですか?』
57名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:13:56 ID:qgUCna8b
小さく震える声で「はい」と答えると、コムイの指は、お尻の穴から抜ける。
うつぶせのままのミランダの、足の付け根のさらに奥へ。女性だけが持つヒダを触るか触らないかのスレスレで優しくナゾっていく。
『もう少し足を開いてください。ここは痛くないですか?』
もう体は限界だった。口を開けば、浅ましい声が出るのは、明白だった。返事をすることさえできない。
でもコムイは最初から変わらない姿勢で
『大丈夫ですか?痛いなら言ってくださいね』
なんて、言ってくる。でも指は止めてくれない、さんざんヒダを焦らすように触りながら。ミランダはやっとの思いで「はい」と、濡れた声で返事をした。
58名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:26:56 ID:qgUCna8b
コムイは両手で、ミランダのお尻を鷲掴みにするようにもみ始めた。
「んっ…はぁ…あっ」
ミランダは診察台に備え付けてあった枕にしがみつき、顔をうずめて声を殺すのだが、コムイに声が聞こえているであろうことを考えると、ますます体はあつくなってゆく。
コムイの両手の親指が蜜壺にツルンと入ってきた。
「…やっ…!…あっ…ん…ふ」
ミランダ感じているにも関わらず、コムイは両親指をグチュグチュと動かし続ける。
『おや?これは最初に塗ったローションとは違いますね?
ミランダさん。これはアクマでも身体検査ですので、感じられたり、動かれると困るのですが?』
「…あっ…あんっ…す、すみません…やっ…」
59名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:39:24 ID:qgUCna8b
息もたえだえに答えたミランダに、コムイはわざとらしく溜め息をはいた。
『…ふぅ。困りましたねえ。このままでは埒が明かないので、少し姿勢を変えましょう』
ミランダの体から手を離し、何やらゴソゴソと色んな道具を取り出してくる。
すっかり溶けきってしまい、思考回路が停止したようなミランダを、ひっくり返して仰向けに寝かせた。そのまま両手と両足を診察台の四方の足に荒縄でくくりつけてしまった。
ボンヤリと、されるがままのミランダも縛られたあとになって慌てふためく。
「…あっあの…これは一体…?」
コムイはただ一言。
『ただの身体検査ですよ』
60名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:40:36 ID:koevo6nc
61名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:55:42 ID:qgUCna8b
そのあとはコムイのやりたい放題だった。
まずは両乳首に小さなローターで散々なぶられて、乳首だけで初めてイカされてしまった。
ローションも改めてたっぷり塗られたあと、
『おや?これはローションじゃありませんねえ。困りますよ。』
なんて、何が困るのか分からない喋り方をしながら、ミランダの両足の間に顔をうずめる。
「…こ…こんなのっ、身体検査じゃ…なっ!…や…あっ…!…」
ミランダはコムイに何か言おうっするのだが、その度にさらに感じる所をせめられ、すべて徒労に終わる。
コムイの舌はたっぷりの唾液でミランダのヒダをゆっくりと舐めていく。左手で少し周りの皮を持ち上げると、見える小さな豆をさらになめる。ゆっくりとしつこく。
「…ああっ…駄目ですっ…そこは駄目っ…ああああーっ!」
クリトリスを舐められて何度もずっとイキ続け、ミランダはもう抵抗する意思もなくしてしまった。
62名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 19:20:18 ID:qgUCna8b
ミランダがくったりと動かなくなると、コムイは自分の衣服をくつろげた。そして凶悪なまでに大きくなった自信を取り出して、密壺にピタリとくっつける。ズブズブと固く熱いモノが入りこんでいく。ゆっくりと感触を楽しむように。
「…あっ…ああっ…だめっ、またいっちゃうー!」
ミランダは体をネジリながら抵抗しようとするが、それは何の効果もなく奥まで入れられてしまう。
『ミランダさんは、どこもかしこも健康ですね。そして淫乱です。
ほらヒクヒクと自分で動いて、吸い付いて、僕を離そうとしてくれませんよ』
耳元で低い声でささやかれ、ミランダの顔は真っ赤に染まる。
「…へ…変態室長っ!…」
そのまま最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げながら、最後は2人してイってしまった。
※※※
乱れた服を整えながら、『これから定期的に身体検査をしなければいけないので、気を付けてくださいね』なんて声をかけてくる。
両手・両足の荒縄を解いてもらい、重い体を起こし、立ち上がると、ゴポゴポと小さなイヤらしい音がなる。白い液体はミランダの両足を伝わり床を汚す。
『とりあえずシャワーを浴びて、着替えてください。
ヘブラスカに会うのはそれからにしましょう』
何の意図があるのか無いのか、ミランダのよろめく体を支え、瞼に軽いキスを落とす。
ミランダは心の片隅に、きっとこの人からはもう逃げられないと予感していた。
【終わり】
63消える方舟1/12 ◆8td4A.nDLw :2008/04/27(日) 19:57:39 ID:HpZJ0yKW
-消える方舟の中-

方舟の中、千年伯爵に命令されては居ないが
ノアの一族はその方舟に残り、あるゲームを開始した。
だが転送が続いていく中一つの激戦により仲間が一人命が絶えた事により
一族は全員意識とは無関係に涙を流し之は中のノアが泣いているとの事だった
「お別れ会…やろっか」
仲間達が集う中一人の少女、ロード・キャメロットが
口を挟むように言い、お別れ会を始める事となり机には大量の魚が置かれ一種のパーティが始まった
その中椅子に一人座っていたロードを其処から動けないようノアならではの動きで封じ込めた
「…っん、オイコラァッ、何のつもりだよ!」
現状に気付いたロードが身動きを取るが三角座りの体勢から一歩とすら動けない
「何って、お別れ会すんだろ? だったら此れが一番の報いじゃねえの。」
一人の男 ティキ・ミックが一歩一歩彼女に近寄り裏のティキが姿を現した
「ちょッ! ティッキー、何す……ッ!!」
ティキは着用していた服装をそこ等に破り捨て
身動きの取れないロードの顔に自らの顔を近付ける
「だから、何度も言わせんなって。お前だって分かってるはずだろ?」
抵抗を取れない相手を甚振り尽くすように片手でゆっくりと秘所を撫でていると
次の瞬間、縛られ動けない身体が跳ね上がる勢いで其処を三本で突いた
64名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:53:25 ID:QIIKc/S0
コムミラもティキキャメも待ってる
65名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:54:38 ID:QIIKc/S0
ってコムミラは終わってたかスマン;
GJ!
66名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:26:47 ID:X/259qLG
作品投下はありがたいのだかカップリングの明記はしてもらいたいな。
ついでに鬼畜、凌辱傾向のものも注意書きがあると親切かと。

我が儘で申し訳ないが。
67名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:03:45 ID:LFj61Y60
>>65-66
コメントありがとうございます。
次は気をつけますね。すみません。m(_ _)m
68名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 18:12:36 ID:4Yh7IBIH
69名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 01:16:13 ID:msv3vZmq
ティキロード待っとる
70名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 20:12:52 ID:w4b3h1WC
ふぉお&エシに屈辱されるリナリーキボンヌ
71 ◆ghsMQDTslE :2008/05/01(木) 16:54:57 ID:+NzLRNM2
これから少し程の時間、今日中に書き終えるか分かりませんが
AKUMA.Lv4 × リナリーで書こうかなァと思います
服装等は取り敢えず、>68様のアドレス先参考で見て頂ければ。
それでは書いていかせて頂きますねーっ
72名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 17:04:22 ID:1GYV75Ap
>>71
とりあえずsageようぜ
73 ◆ghsMQDTslE :2008/05/01(木) 17:12:44 ID:+NzLRNM2
黒の教団中、一人のノア ルル=ベルの奇襲から次々へと続く災難の中
生まれてしまった絶望の子 AKUMA.Lv4が出現しホームはボロボロと化した
「……ッチ」
イノセンスを貰い受けるためヘブラスカの下に来たコムイ、神田、科学班2人は
AKUMAの攻撃により負傷しイノセンスを回収し此処から逃げる任務が失敗した頃
一方、リナリーにイノセンスを昔の実験で取り入れようと来たルベリエ、リナリー
そのブックマンとしての仕事を成り遂げるため来たという事になっているラビ。
AKUMA.Lv4の大きい衝動攻撃にヘブラスカはへばりイノセンスを体内に取り込む事は中断された
「イノ…センス……私の………」
リナリーはAKUMAに踏み付けられ先程の衝撃に頭も打ちボロボロな身体で
其処に落ちている四角になった塊のイノセンスを手を伸ばし求めるリナリー
「こら、こっちをみなさい ………こら。」
邪悪に満ちた虚ろの目をしたリナリーは未だイノセンスを求め
AKUMAは此方を見ようとしない相手に怒りが込み上げ
頭を踏み付けたまま器用にリナリーの着用していた短いズボンを剥ぎ取る
「……えっ?………」
流石に頭を打ち意識が朦朧として来た頃身動きが取れないままズボンを剥ぎ取られ
後ろを見るように反応しようとすると即座に仰向けにされたリナリー。
「ちょ、何す……うっ…」
仰向けにされ自由は利く様になり手を動かし抵抗しようとするも
先程の頭への衝撃に頭痛が激しく伸ばしていた手をガクッと下げる
その後AKUMAの顔にニヤっとした怪しい笑みの後
AKUMAが無慈悲に下着越に指を奥まで挿入して来た頃リナリーはガッと目を見開いた
74 ◆ghsMQDTslE :2008/05/01(木) 17:35:58 ID:+NzLRNM2
「あぅ…う……っ…!」
両手が後ろ手に身体を支えるようになっており抵抗すら出来ず足は広げられ
止むを得なくその快感から声を漏らす
「くは…くははははは、あなたはもろいせいぶつですね……これくらいで」
一度目の前のリナリーと目を合わせていると思えばその後 指を入れ込んだその場所を
ジッと見つめているようにすると目に追い込めないような、早いピストン運動を指で繰り返す
「やッ…うぅ、ぅうああっ!!…はぁ…あ…!」
苦しげな喘ぎと共に自分の抵抗している意志とは裏腹に多少感じているように
秘所は下着を染み込むように濡れていき 悔しさから涙目な表情で両目を硬く瞑った時
フッと急に指を止め閉じている相手の目をジッと見る
「とめはしませんよ じっくりたんのうしてください」
黒く染まりし笑みと共に止めていた指を一度抜き出すと
三本固めたその指で痛めつけるように再びピストンを開始する
「はァ…あっ! ど、どうしてッ どうしてこんな…!」
迫り来る性感に耐え込んだ様子を見せながら
如何も身体が感じ身体が熱くなって行く事に不満を抱きだしたリナリーは
問い掛けるように相手のAKUMAに声をかける
「ふふ、そのうち わかりますよ」
ニヤついたAKUMAは相手の我慢する姿に興奮感を抱いたか
先程より早く壊れそうな勢いで攻め手繰り始めた
75 ◆ghsMQDTslE :2008/05/01(木) 17:51:05 ID:+NzLRNM2
「くぅ…っ、駄目駄目駄目ぇっ!」
早さを上げるピストン運動に我慢し辛くなってきたか
迫り来る頭痛も気にかけない程の勢いでAKUMAの手に自らの手を乗せるようにし
あまりにも早く激しいAKUMAの行動により胸が揺れ絶頂が近づき始めながら無慈悲にと
AKUMAの指は休む事を知らずそのまま続行し相手の絶頂などを待つようにする
「あっ あっ! あっ!! だ、…っめぇッ イクイクイクッ、イっちゃうぅぅ…っ!」
左右に顔や身体を激しく動かすような身振りをしていると
声の大きさまでも激しさを増したようにし一気に脱力したようになると絶頂を迎える。
「……ふふふふふ…………」
その姿を見たAKUMAは一気に指を引き抜くと
透明でカツ軽く白く濁った愛液が垂れるような秘所をジッと見ていると思えると顔を近づける
「まだ、おやすみのじかんは はやいですよ…」
フフっと笑っていると思えばAKUMAは舌をべえっと出すようにし
濡れそぼった相手の秘所を丁寧にカツ性感が行き渡る程の勢いで舐め始める
「ふぅ、ぅぅうう……っはぁ…ん………」
あまりにもの性感からリナリーは自分の指を舐めるようなそんな身振りを見せつつ
我慢し耐え 誰かが助けてくれる事をただ待つようにしていた頃
ズズーっと吸うような物音がすると再びリナリーは目を見開くようにした
「ああぁぁぁっ! …だ、めだよ……もう我慢が………」
背筋をピンと一気の伸ばすと意識が朦朧とし始めていた頃辺り
最後だと言わんばかりな勢いで舐め続けていた顔を離していると
太く長い性器を自ら造り出し聳え立つモノを相手に見せ付けるようにした
76名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:20:17 ID:e1ZfxHKq
ネタレスだったのにまさかマジで書いてくれるとは…GJです!
77名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 00:05:12 ID:arGiOyJ8
78アレン×ミランダ【悪戯1】:2008/05/04(日) 00:08:55 ID:uALWgT/y
「ルンル〜ン♪」
黒の教団には、大きな風呂がある。
そして教団には女性が少ないため、ゆっくりと入る事ができた、ミランダはご機嫌で歩いていた。
自分の部屋へ入ろうとした時、
『ミランダさんっ!』
ふいに呼び止められる。
せっぱ詰まったような、少年の声。
振り返ると、アレンがこちらを見つめていた。
アレン『ミランダさん。お願いがあるんです』
ミランダ「あら、何かしら?」
『僕、お母さんとの思い出があまりなくて。寂しくて。…少しだけでいいんです。甘えさせてくれませんか?』
「…はい?」
唐突の事に少し戸惑うミランダ。
だがしかし、少し恥ずかしそうな面持ちで、すがるようにアレンに見つめられると、断りづらい。
相手は少年だし、少しくらいならと思う事にした。
クスクスと小さな声で笑いながら、ミランダは笑顔で答える。
「いいわよ。お部屋に入りなさいな」
『はいっ♪ありがとうございますっ♪』
79アレン×ミランダ【悪戯2】:2008/05/04(日) 00:21:00 ID:uALWgT/y
部屋に入り、ミランダがお茶を出す。少し談笑をしたあと、ミランダは「このままだと私が恥ずかしいから」と明かりを小さくした。
薄暗い部屋の中でミランダが「おいで」と囁くように声をかけると、アレンはミランダの胸の谷間に顔をうずめた。
ミランダを抱き締めるように両手をまわす。
『ミランダさん、良い香りがする』
「うん、さっきお風呂に入ってきたから」
アレンの両手がミランダの胸を触る。「…んっ…」思わず感じてしまい、声が出る。
(だ、だめよ。私ったら、相手はアレン君よ。少年相手に感じちゃいけないわ。この子はお母さんが恋しいだけなんだし)
ミランダは心の中でつぶやきながら、声を出さないようにガマンする。
ガマンするために、アレンのサラサラの白い髪をなでた。
アレンは気持ち良さそうにウットリしていたが、しばらくすると指を動かしてきた。
ミランダの乳首をこするように。
80アレン×ミランダ【悪戯3】:2008/05/04(日) 00:37:43 ID:uALWgT/y
「…あっ!…やん…あの…アレンくん…んっ…」
ミランダはさすがにアレンを止めようとするが、アレンは全く聞いていない。
それどころか、ますます激しく責めてきた。
両乳首をクリクリと優しく、しつこく摘み上げ、ミランダが軽くイってしまうと、今度は右手で左乳首をいじりながら、右乳首を吸いあげ、舐め始めた。
「…あっ…やっ…あ、ダメ…ダメよ、また乳首だけでイっちゃう…」
『何度でも乳首だけでイってください』
乳首から口を離し、答えるアレン。でも両乳首への、優しい愛撫は止めずに。
「そっそんな。こんな…アレン君、だっダメよ。離して。許して。」
『乳首だけで、何度もイっちゃうなんて、ミランダさんは、やらしいんですね』
アレンは黒い笑みで黒い言葉を投げかけると、キュっと両乳首を少しだけ強くつまんだ。
「ああー!」
ビクビクビクッとミランダはまたイってしまった。
81アレン×ミランダ【悪戯4】:2008/05/04(日) 01:01:14 ID:uALWgT/y
ミランダの服は、どんどんハダけて、最初は洋服の上から胸を触られていたのに、
いつのまにか、乱れた素肌を直にイジられていた。
『ミランダさん、下も、もうグシャグシャですよ?脱がしてあげますから、ジッとしててください』
「えっ?そっそんな事しないでいいから…」
アレンは見た目からは想像もつかない程、力が強かった。
ミランダが慌てて止めようとするが、全くかなわない。
アレンは下着を脱がし部屋の片隅に放り投げ、ミランダの両足をグイと広げた。
「…あっ見ないで…」
薄暗い部屋の中でも、恥ずかしくて、声は小さく、少し涙声が混じっていた。
『あまり大きな声を出すと、部屋の外に聞こえちゃいますよ?』
「…っ!」
ビクリと体を震わせ、息を飲むミランダ。アレンは両足の間に体をうずめ。
クリトリスを舐めはじめた。唾液を塗り付けるように、優しく、ゆっくりと。
「…んっ…ふ…」
声を殺し、息をひそめる、ミランダ。
アレンはクリトリスを舐めながら、右手でオマンコをユルユルとなぞる。
愛蜜が限りなく溢れてくる、オマンコの穴にツプツプと指を2本、沈みこませると、
それだけでまたイってしまったらしく、キュウキュウと指をしめつけてきた。
82アレン×ミランダ【悪戯5】:2008/05/04(日) 01:23:11 ID:uALWgT/y
ミランダの熟れた体のイヤらしさに、アレンは限界だった。
『ミランダさんっ!ごめん!…もう我慢できないっ!』
アレンは服を全て脱ぎ捨て、
それまでの、ミランダに対する、余裕と、焦らしかた方が、まるで嘘のように、
熱くたぎる自身をミランダの蜜壺にイキナリ突っ込んだ。
「ああーっ!!!」
ビクビクビクッ!と入れられただけで、また入れられただけでイってしまうミランダ。
キュウキュウとグチャグチャのオマンコに絞めつけられて、アレンは、メチャクチャに腰を動かす。
ミランダは声に出せないほど、感じてアレンの首にしがみつく。
アレンがミランダの最奥まで突いた瞬間、2人は一緒にイってしまった。
※※※
『あっあの中出ししてしまってごめんなさい。』
『最初はイタズラだけのつもりだったんです。てゆーか、本当に最初は甘えるだけの、つもりだったんです』
切々と言い訳をつづけるアレンに、ミランダは怒ることが出来なかった。
「もういいわ。大丈夫よアレン」
「妊娠しないようにコムイさんに処置してもらうし、アレン君の名前は出さないから」
そう言いながら、アレンの乱れた髪をなでる。
すると、アレンは少しホッとした表情をしたのだった。
着替える時に『だって、ミランダさんの体、エロイんだもん』と余計な事を口ば走っると、ミランダに軽〜く、ペシッと頭を叩かれた。
【終わり】
83名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 13:25:03 ID:uALWgT/y
おわびです。ごめんなさい。
私が書いた〈コムイ×ミランダ〉といい、〈アレン×ミランダ〉といい、
誤字&脱字ひどいですね。
SSはここで初めて書いたのですが、いくら何でも…。
自分に文才が無いのが恨めしいです。
(><。)(泣)
84名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 22:05:57 ID:8VYcm8Sc
GJ
まだ職人様は生き残っていた
85名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 22:42:46 ID:DvuefSy6
イラッとする。顔文字やめろ。ミランダ好きなのかもしれんが連投はやめて欲しかった。





読んでないけどね。
86名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 23:39:20 ID:7eW4W9lw
新ノア×キャメが見てみたい
87名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 09:48:33 ID:KdkyUeZp
>>85
2ちゃんに慣れてない人なのさ。昔の自分を思い出す。
ミランダといえば、巻き戻りの頃のミランダの方が萌える事に最近気付いた。自分でも謎だ。
88理解不能変人:2008/05/05(月) 10:41:59 ID:qGltPsi6
ここが再び再開するのを待っていた・・
ずっと書いて発表できないままほったらかしだった小説を今
ここにだす・・でも怒られるかもしれない・・・
なぜなら今まで誰も書かなかったものだからだ
今までの物とどう違うかは読めばわかる・・・
だが・・怒られるかもしれない・・・
お願いだから怒らないでほしいんですが・・
そうはいかないかもしれない
だから先に謝っておこう

皆さんごめんなさい・・・。
89縁結びの神様:2008/05/05(月) 10:43:49 ID:qGltPsi6
彼は彼女に片思いをしていました

彼女は彼に片思いをしていました

彼と彼女は両想い・・・

Frederica Bernkastel

最近、僕はよく夢を見る

少年はベットの上で姿勢正しく、リズムよく息をすやすやとしながら
眠っている・・・。

最近、僕はよく汚い夢を見る・・・

少年のベットに誰かが潜り込んできた。

「うわぁ!」

少年が驚いてベットから落ちると・・・蒲団の下から予期せぬ来訪者が
その姿を現した。

「リナリー・・?どうしたんですか?」

現われたのは黒髪のツインテールの少女

最近、僕は彼女との穢らわしい夢を見る・・・

少女は少年に顔を近づけ・・キスした・・・。

「!?」

やめろ・・・

少女は顔を離すと耳を少年の胸に当てて心臓の音を聞いた。

「・・・アレン君の心臓すごくドキドキしてる。」

それ以上彼女を穢すな

少女は少年の頬をつかみ自分の目を見るようにさせ・・。

「ねぇ・・キスよりドキドキすることしてみない?」

やめろーーー!!

目が覚めた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「はぁ・・・はぁ・・・・。」

アレンは夢から覚め息を切らしていた・・・。

ここは僕の部屋か・・・最近変だ・・・こんな夢ばかり見る
ずーとリナリーを穢す夢ばかり見る・・・何で?

「汗びっしょりだ・・・浴場に行って汗流そう・・・。」
90縁結びの神様:2008/05/05(月) 10:44:40 ID:qGltPsi6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここはどこかの町・・・

異形の者が光る物体を追いかけている・・。

「まて!!ごるぁ!!イノセーーーンス!!!」

それを異形の者とイノセンスを遙かに勝るスピードで追いかけるツインテールの少女。

「げっ!!エクソシスト!!もう追いついてきやがった!!こうなったら・・・
死ね!!」

異形の者は体の表面にある無数の穴から光線を吐きだした。

ピカーーー

少女は光線を難なくかわし異形の者に突っ込む!!

ドゴーーー

異形の者は木っ端微塵に破壊され跡形も残らずに消えた

少女は異形の者を破壊しても止まらずイノセンスを追いかける

少女はイノセンスに近づくとそれに向かって手を伸ばし・・・掴んだ。

「やった・・・。」

少女は空中で止まった。

それを見ていた人物が・・・。

「相変わらず早いなリナリー・・・。」

「あっ神田、見てイノセンス手にいれたよ・・・。」

「ああ・・任務完了だ」

神田がそういうとリナリは地面に着地し、口の前に手をかざし欠伸した。

「ふああ・・一晩中追いかけてたから・・眠くなってきちゃった。」

空から何か降ってきた・・・降ってきた物体は建物の壁に当たり、そしてまた跳ね返って
横からリナリーの口に飛んでいく・・・。

「!?・・・ゴクン・・。」

リナリーは口に何か入り驚いて飲み込んでしまった・・リナリーは腹部を抱えだす。

「おい!!今何か飲み込んだだろ!?・・・・大丈夫か?」

神田がリナリーに近寄る・・がリナリーは腹部から手を離し立ち上がった・・。

「うん・・・何だか大丈夫みたい・・。」

「はぁ・・驚かすなよ・・・。」

「心配してくれてありがと・・念のために兄さんに検査してもらう。」
91縁結びの神様:2008/05/05(月) 10:47:09 ID:qGltPsi6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


アレンは朝食をとっていた・・・以前の彼の食べる量に比べればかなり少ない・・。
彼はのんびりと食事をとる・・・本来エクソシストはこんな呑気に食事をする暇はない・・。
いつもなら10分で飯を食えと言われ大急ぎで食事を終え科学班室に呼ばれるのである。
だが今のアレンはゆっくりと食事をとっている。

「(もぐもぐ・・ぐちゃ・・ごくん・・・)ん?あラビ、おかえりなさい。」

ラビが任務から帰ってきたようだ、団服も少し汚れている。

「ただいまさー、相変わらず食欲元に戻ってねぇのか?アレン。」

「はい、前みたいな無限の食欲は出てきません・・。」

「一体お前の左腕どうしちまったんだろうな?」

そうなのだ、アレンが任務にも就かずにこんなにも呑気に食事をとっているのは
アレンの左腕の能力が変化したからである。
いや、発動はできる、アクマに対する破壊能力も確かにある、だがうまく扱えない
じゃじゃ馬なのだ・・・。

「昨日は腕全体が銀色になりました・・ただビヨンビヨンに延びて地面に落ちて役に立ちませんでした。」

「その前は左腕がなくなって銀色の剣が出てきた,あれが一番まともだったな。」

「はい、あの後町に行って手頃なアクマを見つけて倒しました。」

「ただし次の日には巨大な刃に変形して天井をぶち抜いたさー、さらに何本も刃が出てきて
みんなの部屋ぶっ壊したさーーあれで俺の部屋もめちゃくちゃになったんだよなー。」

「神田もかなり怒ってましたね、ぶち切れて襲い掛かってきました・・。」

「そうそう、何故かそん時だけまともに使えたんだよな。」

「はい、あの時も銀の剣になって体が自然と動いて・・・。」

「ユウの攻撃を全部かわして後ろに回り込んで首元に剣を当てて・・・。」

チェックメイト

「って言ったんだよなーみんな拍手してたぜ。」

「あの時は自然と口から出たんですよねー一体何だったのか?」
92縁結びの神様:2008/05/05(月) 10:51:32 ID:qGltPsi6
アレンは腕を組んで考える・・。

「お前の能力の変化はコムイのやつも初めてのケースだて言ってたぞ。」

「原因は僕の心にある・・とコムイさんは推測を立てましたが・・。」

「へー心ねぇ・・・。」

原因は僕の心・・・僕の心の何かが変化したため・・イノセンスに変化が起きた・・・
最近よく見るリナリーを穢す夢・・あれが関係してるんだろうか・・
何であんな夢を見るようになったんだろう・・・?

「そろそろリナリー帰ってくる頃さ、数時間前任務終わったって連絡が来たって言ってたぜ。」

リナリー・・僕は彼女をどうしたいんだ?・・あの夢のようにしたいのか?
だとしたら僕は最低な男だ・・

「神田もですよね・・あの二人中いいですねぇ最近・・。」

「ん?そうか前からあんな感じだったと思うけど・・・あ・・・。」

リナリーが表情豊かに神田に話しかけ神田がぶっきらっ棒に
それにこたえる様子がアレンの頭には浮かんだ。
アレンは口元に手を当て考えるような姿勢になった。

僕はどうしてしまったんだろう・・・?あの人の顔を見ると胸が締め付けられるように痛い
鼓動が止まらない・・・他の男と話してるの見るとそいつをズタズタに引き裂いてやりたくなる・・。
そしてまた僕は言いたくもないことを言う・・・。

「僕的に予想した所、神田はリナリーのこと好きだと思います、
小さい頃から一緒にいたって言ってましたし、長い時間を共有するというのは
相手を好きになるキーポイントだと思うんですよ、あのぶっきら棒な態度は愛情の裏返し、間違いない!」

「あのさ・・アレン・・ちょっと待つさ・・・。」

「きっと一緒に任務に行く時も本当はドキドキして仕方がないんですよ!
怒る時が以外口数少ないのはきっとそのせいですね、精一杯声に不自然さが出ないようにしてるんですよ
あの顔の下にいったいどんな妄想を繰り広げているのかは彼しか知らない!
だって神田って男ですよ!考えることは一つですよ!!」

ラビは表情が青ざめていた・・・。

「アレン、お前わかってるのか?」

ラビは青ざめた表情で恐る恐るアレンに尋ねる。

「はい、わかってまーす、後ろに神田がいるんでしょ、わかってますよそんなこと。」

そう・・アレンの後ろにはたった今任務を終えリナリーと別れ蕎麦でも食べようと食堂にやってきた
神田がいるのだ・・今神田の顔は角が生えていないことを除けばまさに鬼、今にも
火を吐きそうなくらい青筋を立てて怒りに満ちた瞳でアレンの後頭部をとらえている。
93縁結びの神様:2008/05/05(月) 10:53:29 ID:qGltPsi6
「おい、モヤシ・・覚悟はいいか?」

その声は静かな迫力で満ちていた・・・近くにいるラビはどうか巻き込まれませんようにと
祈るような思いで胸の前で十字を切っていた、他の食堂にいる人々に至ってはもう泣きそうである
そんな中アレンは一人余裕の表情・・。

「アレンだって言ってるでしょ、人の名前も覚えられないんですか?
このぼげにょら。」

「ぶっ殺してやるてめぇ!!!」

神田が刀を振り下ろしアレンはそれを華麗に避ける・・
戦いの火ぶたが切って下された。
・・・・・・・・・・・・・・
「引き分けですかね・・・。」

「いや・・あの勝負はお前の勝ちさ・・。」

「それは、どうも・・。」

結局あの後アレンは神田が疲労して動けなくなるまで攻撃をかわし続け
神田が動けなくなり勝負は終わった。

「まぁ神田は任務から帰ってきたばかりで疲れてるんですからしょうがないですよね。」

「ああそうだがどこ行くさアレン、こっちは科学班室だぞ」

「コムイさんに外出許可をもらいに行きます・・。」

「町に行くのか?でもお前イノセンス使えないんじゃ・・。」

「イノセンスは使えなくても、左目は健在ですから、アクマを見つけたら逃げればいいんですよ。」

「そうだな、団服着なきゃエクソシストだってわからないし、エクソシスト
だとわからないお前を特別狙うわけもないか・・・でもなんで、俺も・・。」
94縁結びの神様:2008/05/05(月) 10:54:28 ID:qGltPsi6
「着きましたよ科学班室。」

科学班室ではジョニー、65などが目の下にクマを作って死にそうな顔で
作業を続けている。
リーバーはリナリーの腹部を科学班の医学者と検査をしてるようだ・・。
コムイは中央の大きな机に突っ伏して仮眠をとっている。
彼を起こすときは、リナリー、 結婚というワードを出してやれば
どれだけ眠くても彼は飛び起きる・・もしリナリーと結ばれる男性が現れたら
彼は間違いなくこの狂人と闘わなくてはならないだろう・・・。
一度リナリーとアレンが結婚した、というような言葉をかけてみたいものだ・・・。

「リナリーが結婚しちゃいますよ。」

いつもの調子でアレンはコムイの耳元で囁くようにそう言った。

ジャキーーン

とさっきまでの姿が嘘のように彼は起き上がる。
アレンは口元に手を当て・・・。

「一度、ラビがリナリーに手を出したで試してみたいですね。」

「やめてくれさアレン・・何されっかわかんないさ・・。」

「何だいアレン君?ラビまで。」

「外出許可をもらいたいんですが・・。」

「駄目だよアレン君昨日も言ったように、いくら左目があるとはいえ、イノセンスなしで
外を出歩くのは危険だ。」

「へー昨日断られたんさ・・。」

「今度はラビが一緒に行ってくれるそうです。」

「おい!」

「ならいいよ。」

「うおい!」

「行きましょうラビ。」

「えっちょ・・俺の意思は?」

「却下です。」

「ヴおおい!今日俺任務から帰ってきたばっかで疲れてるんさ・・ちょ・・。」

アレンはラビの手をつかむとラビを連れ去っていく・・。
連れ去られていくラビにコムイは行ってらしゃいと言いたげに手を振りまた眠りに就いた。

「ふざけんなーーーーー!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
95縁結びの神様:2008/05/05(月) 10:56:17 ID:qGltPsi6
「うああああ!久しぶりだなぁずいぶん前に通りかかって以来だなぁ・・。」

アレンは町に着くと興奮が抑えられないようであった。

「町に来てもお金なきゃ何もできねぇぞ・・・。」

「お金ならありますよ、ずいぶん前にギャンブルで怖いマフィアのおじさんたちから
巻き上げたお金が手つかずで残ってます・・。」

「・・・・・・。」

さらっと怖いことを言うアレンにラビは何も言えなかった。

「近くにアクマはいるさ?」

「半径三百メートル内にはいません。」

「そうか・・折角ついてきてやってんだから何かおごれさー。」

「いいですよ、どうせ泡銭ですし・・・。」

こいつは一体?という思いがラビの脳裏に浮かぶ。

・・・・・・・・・・・・・・

アレンとラビは遊びを終えて教団に帰ろうとしていた。

「いやぁ楽しかったさーこんなにいろいろ買ってもらって・・サンキューさ〜。」

「今日付き合っていただいたお礼ですよ」

「気晴らしになったか?」

「ええ・・。」

「これでイノセンスが使えるようになれば万々歳何のにな。」

「そうですね・・・。」

考え事をしてるアレンにまたもや予期せぬ来訪者がやってくる
そいつは空から降ってきた、落ちて壁に当たり跳ね返ってヒュッと
アレンの口の中に入る

「んぐ!?ごくん・・・。」

アレンは驚いてそれを飲んでしまう。

「おい!アレンどうしたさ?今なんか飲み込んだだろ?」

アレンは返事ができずに必死に頷くすると左目が反応した。
96縁結びの神様:2008/05/05(月) 10:57:34 ID:qGltPsi6
近くにアクマが・・

「あれ?近くにアクマがいるのか?」

ものすごいスピード、もうすでに近くに・・・。

ドン!

一撃でラビは吹っ飛ばされた。

「ぐあ!?」

アレンはぶっ飛ぶラビに向かって叫ぶ

「ラビ!!」

アレンはすぐに前方に飛んで後ろを確認しアクマの姿をとらえた。

一体・・あのアクマの魂の状態から見てレベル3か・・・。

イノセンス発動

発動すると左手は銀色に変色しアクマに向かって真っすぐ伸びていく
腕はアクマにぶつかるとべちゃっと潰れた、アクマはアレンに向かってもう突進してくる

うわぁマジでやばいかも・・・。

アクマの攻撃がアレンに届く刹那どこからか声が聞こえた

ザ・ワールド

時が止まった・・・なぜか時が止まったことを僕だけが自覚できた、すると
おかっぱ頭の女の子が出てきた。

「初めまして、古手神社5代目巫女、古手凛花ともうしますです。」

女の子は自分だけが時の止まった世界から切り離された存在であるかのように、動き続けぺこりと頭を下げる

りんか?日本人か?

女の子はアクマに向きなおるとアクマの頭に触れた・・。

「友達になりましょう・・・。」

女の子から・・いや凛花から光が出て・・僕だけに見えるアクマの魂を浄化していく
黒々としたアクマの魂が今は安らいだ顔の老人になっている。

時は動き出す。

するとアクマは少女と握手した。

「アリガトウアナタニスクワレタ・・・。」

「こっちも助けないといけないのです。」

凛花はラビの方へ行った。

クレイジーダイヤモンド

僕はなぜか第3部と第4部をごっちゃにするなと突っ込みたくなった・・・。
97縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:00:44 ID:qGltPsi6
傷が癒えラビはむくりと立ち上がった

「あれ?いったいどうしたさ?」

「僕に感謝するとよいのですにぱー☆」

か・・・かわいい・・・。

少女愛くるしい笑顔を二人に向ける。
ラビに至ってはストライク。

「ラビってロリコンだったんだ?」

「いやいやこんな笑顔向けられて反応しなかったらガチ××か**だろう・・・
それにお前だって顔赤いさ。」

「そっそんなことないですよ。」

「こらこら喧嘩はやめるのです。」

「「ご・・ごめんなさい。」」

二人は同時に謝った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3人は帰路について歩いていた、凛花がなぜかついてきた。

「何でついてくるの?君お母さんお父さんは?」

「ダディーはボクが産まれてすぐ死にました、マミーは今日本のボクの村を守っていますです。」

「君日本から来たの?はるばる日本からここにいったい何の用があったの?」

「ボクは探し物があってそれを見つけるにはあなたに付いていくのが
一番だとオヤシロ様が予言なさっているのです。」

「オヤシロ様?」

「はい・・ボクの村に伝わる縁結びの神様なのです。」

「縁結びの神様?」
98縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:01:32 ID:qGltPsi6
「そうなのです、愛する男女が結ばれるように手助けしてくれる神様なのですよ。
予言では白髪の少年についていけばフワラズの勾玉が見つかるであろうと・・・。」

「白髪の少年って僕?」

「それってアレンとは限らねぇんじゃ・・。」

「いえ、間違いなくこの人なのです直観で分かります。」

「さっき言ってた何とかの勾玉ってそれが探し物?」

「はい、フワラズの勾玉オヤシロ様の作った縁結びのありがたーーい勾玉なのですよこの勾玉を争って
ボクの村では数十年前にものすごい争い事があったのです。」

「ものすごい争い事ってどこがありがたいんさ?」

「その勾玉は赤いのと白いのがあって白いのを持った人を赤いのを持った人は
ものすごーーく好きになってしまうのです。」

「要するに強力な惚れ薬みたいなものか・・。」

「いいなそれ、白いの自分が持って赤いの好きな人に送ればハッピーエンドさー
俺それ欲しいさ〜。」

「惚れ薬のようなちんけなものと一緒にされては困るのです。
それにあげるわけにはいけないのですよ。」

「あーごめんごめん大切な勾玉何だよね、でそれが僕に付いていけば見つかるんだねいいよ
ついておいで。」

「おいおい、いいのか?部外者教団に入れちゃ・・。」

「大丈夫ですよ、見たとこノアともアクマとも違うみたいですし
何とかなりますって。」
99縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:02:44 ID:qGltPsi6
何とかなった。
門番は凛花に惚れた。

「すごく大きいのですこんな大きな建物初めて入ったのです、中も広いのです。」

凛花は広い教団内をはしゃいで動きまわった。

「広いのですーこんな広いとこ初めてなのですよ〜。」

「さっきの質問の続きだけど言ってたフワラズの勾玉ってどうして
日本じゃなくてここにあるの?」

「それはですね、200年に一度目覚める勾玉なのですが、ボクのおばあちゃんが
いい加減な封印をしてしまったので封印が解け、この地まで飛んでしまったのです。」

「赤いほうを持ってる人は白いほうを持ってる人を好きになってしまうんだよね
もう誰かが持ってる可能性ってない?」

「十分すぎるほどあるのですよ、そして勾玉がもたらす感情にすでに
振り回されてる可能性があります。」

「それかなり迷惑だねその人早く見つけて目を覚まさせてあげないと
偽物の感情に振り回されるなんてかわいそうだから・・。」

「アレンはいい男なのです。」

「え・・・。」

「アレン君。」

三人の前にリナリーが現れた。

「あっリナリー・・さっき腹部を検査してたみたいですがどうかしたんですか?」

「うん、さっきの任務でイノセンスを取った直後に何かを飲み込んじゃったみたいで・・。」

「え!何かを飲み込んだ!?大丈夫なんですかそれ!?」

アレンはあわてた顔になった、それを横で見たラビはにやりと笑う。


「うん、大丈夫よさっきの検査で異常なしって出たから・・。」

「それはよかった。」

アレンは心底ほっとした
100縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:03:37 ID:qGltPsi6
リナリーは自分に向けられる視線に気づく。

「いい女なのです。」

「中国語?この子誰?」


「へーきみ小さいのに英語も中国語も話せるんだ?」

「英語も中国語も全然からっきしなのです。」

「えっでもいま話して・・。」

凛花はポケットから小さなビー玉のようなものを取り出した。

「カムノミコトノリ ・・と言う神具ですこれはもともと神様と交信するためのものなのですが
これを使えば異国の方とも思いを通づることができるのです。」

「へー便利だね。」

「この子何者?」

「えーとそれはですね・・。」

「古手神社5代目巫女古手凛花・・僕はとっと用事を済ませて帰らないと
ボクの村のみんなが狂ってしまうだから勾玉をとっとと返してもらうのです。」

そう言うと凛花は床にたくさんの円や三角形を書いて、たくさんの図式を書いた。

「なにさそれ?」

「我が家に伝わる神通力の奥義を発動させるためのものです、ボクはこれでここまで来ましたのです。」

「へー魔方陣みたいさ。」

図形が完成し、凛花は図形に右手を置いた。

「発動!!」

図形が光りあたりが光に包まれる。

光が消えあたりの景色が戻るとアレンとリナリーが消えていた。

「え!?二人ともどこ行ったさ!?」

「あー間違えて二人をテレポートさせてしまいました、どすればいいのですかー(棒読み)」

「二人をどこやった!!」

ラビが真剣な目で凛花に詰め寄る。

「そんな怖い顔しなくても二人ともちゃんと帰ってくるのですよーにぱー☆」

「うぐ。」

ラビは愛らしい笑顔に毒気を抜かれていくのを感じた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
101縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:04:49 ID:qGltPsi6
ここどこ?一体どこだ?さっき凛花が図式を書いてそれが光って気がつけばここに・・。
洞窟?

そこは暗い洞窟奥の方に光が見えるそこが出口、外から漏れる光にごつごつとした岩が照らされている。

「アレン君。」

「リナリー?」

アレンから少し離れた所にリナリーがいた、アレンはリナリーに駆け寄る。

「リナリー?どしました?」

「はぁはぁ・・・。」

目が普通じゃない・・何だこのお酒飲んで酔っぱらったような目は
・・・それでいて獲物に襲い掛かる前の獣のような感じもする・・こんなリナリー
見たことない・・・顔も赤いし呼吸も荒げてる・・・この感じは・・・。

アレンはリナリーの顔を見るとすぐにいつもと違う雰囲気を察した。
アレンはリナリーの肩をつかむと。

「リナリーどうしたんですか?頭いたくありませんか?」

「ううん・・ふぅい・・痛くないよ・・・。」

アレンはリナリーの額に手を当てる・・。

熱はないでもこの顔の真っ赤だ・・・。
何だかあの夢に出てきたリナリーと同じ感じがする。

「あ・・・あっ・・あ・・れんく・・・・ん。」

「何ですか?」

「あなたのこと・・す・・すきになちゃった・・・みたい・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・!!!」

アレンは声にならない悲鳴を上げた。

えええ!!今なんて言った?僕のこと好きだって?

「鼓動が止まらない・・。」

リナリーは胸を押さえて屈んだ・・。

「リナリー大丈夫ですか?」

アレンも屈んでリナリーの顔を覗き込む。
102縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:05:28 ID:qGltPsi6
「はぁはぁ・・・あれんくん・・。」

リナリーは突然アレンの肩をつかむと、洞窟の地面に押し倒した。

「いったー!何するんです・・・ぐっ!」

押し倒したアレンにリナリーはのしかかる。

「アレン君欲しい・・。」

こんな状態になってもアレンは冷静にこの状態を分析しようとした。

目が普通じゃない・・一体どうしたんだ?そう言えばさっき何か飲み込んだって言ってたような?
それにさっき僕もドタバタで忘れてたけど町でアクマに襲われる直前に何か飲み込んだような・・・。

「そうなのです、愛する男女が結ばれるように手助けしてくれる神様なのですよ。
予言では白髪の少年についていけばフワラズの勾玉が見つかるであろうと・・・。」


「はい、フワラズの勾玉縁結びのありがたーーい勾玉なのですよこの勾玉を争って
ボクの村では数十年前にものすごい争い事があったのです。」

「その勾玉は赤いのと白いのがあって白いのを持った人を赤いのを持った人は
ものすごーーく好きになってしまうのです。」

アレンの脳裏に凛花の言葉がよみがえる。

もしかして・・僕に付いていけば勾玉が見つかるというのは
僕が白いのを飲み込んだから、いずれ赤いのを飲み込んだ人に
迫られることになるということを見越しての予言?
そして赤いのをリナリーが飲み込んでしまった?
だとしたらどういうつもりだあの子?僕とリナリーを二人っきりになんかして・・・。

アレンはリナリーを突き飛ばした。

「きゃっ。」

「すいませんリナリー・・ちょっと聞いてください
今あなたは僕が好きかも知れませんがそれは偽物の感情なんです。」

「えっ違うわ、偽物なんかじゃない!」

「今はそう思えないだけなんです!」

「絶対違う!」

「お願いします、とりあえず少し冷静に・・。」
103縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:06:09 ID:qGltPsi6
言葉を言い終わる前にリナリーはアレンに襲い掛かる。
アレンはそれをよけ、逃げる。

まずい逃げなければ・・今のリナリーは普通じゃない・・あんな偽物の感情
好きでもない男と関係を持たされたらかわいそうだ・・そうリナリーのために
逃げなければ・・・・ん?

がくんとアレンは膝をついた・・そしてアレンの全身から力が抜けていく。

何だこれは?腹部から力が抜けていく・・・地面の冷たい感覚はあるのに
力が抜けていく・・

アレンは糸の切れた人形のように倒れた・・・リナリーは倒れたアレンに覆いかぶる、
アレンの背中にリナリーの乳房が押しつけらる。

「アレンく〜ん。」

「・・・!!!!」

やっ柔らかい・・じゃない!どうしてだ!?体が動かない
それに感覚神経だけが生きている・・・・まさかこれも勾玉の力?
くそーオヤシロ様とか言ってたがとんでもない物つくりやがって
何が縁結びの神様だくたばっちまえ!!

リナリーは後ろからアレンの耳を甘噛みした。

アレンは目をつぶって耐える、白い顔がリナリーと同じくらい赤くなる。
ぞくぞくした感覚が全身を駆け巡る。

「ひっ・・・。」

リナリーはアレンの体をひっくり返し自分の方に向けさせた。
アレンの銀灰色の瞳にリナリーの顔が映る。

リナリーの顔すごく淫らな顔・・・こんな顔できるんだリナリー

いつも見ていたやさしい女の子の顔が淫らに歪んでいるのに
アレンの鼓動は早まった。

リナリーはアレンの団服のボタンをはずし団服のコートを脱がせて
下のシャツも脱がせた露になったアレンの白い胸板にリナリーは舌を這わせ
鎖骨を噛む。

「ひゃっ。」

首筋に顔をうずめて舌を這わせる

ちゅううちゃぷちゅうう・・

やがて胸の真ん中にキスして上からどんどんキスは下がる
ズボンまで到達するとリナリーはベルトを外し始めた・・。
104縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:07:06 ID:qGltPsi6
「わわわわわ!ちょっと待って!」

口ではそう言うが体は動かない。

ズボン取られたら見られちゃう・・・いっ嫌だ・・はっ恥ずかしい・・・。

アレンの願いはむなしくズボンを下ろされ、トランクスもはぎ取られ
アレン自身が飛び出た、大分反応していらっしゃいますねぇこれは・・・。
標準よりは大きいと思います・・・。

はっ恥ずかしい・・・・

アレンは耳まで真っ赤になったが
リナリーは何も言わずアレン自身を片手で掴み、擦るように上下に動かし始めた。
アレンの全身に電気が走ったような強い刺激が駆け巡る。

「ぐっ・・・。」

自分の手でしごくのと自分以外の手でしごかれるのとは大分感覚は異なる
断然自分以外の人間の手でしごかれる方が気持ちいい、リナリーのような
かわいい女の子ならなおのことしごかれて数秒でアレンが達しそうになったのは
当然の結果・・。

「アレン君の凄い・・もうこんなに大きくなったよ・・。」

さっき大きくなっていたアレン自身はさらに大きくなっていた・・。

「気持よさそうだね・・もっと気持ちよくしてあげる・・。」

手だけだった愛撫に口も加わる、亀頭の先に何度もキスする・・。

「ちょっやめて、そんなの舐めたら汚いです・・やめ・・うわぁ!」

リナリーはアレン自身を完全に咥えこんだ、ぬめりとし頬の感触が
アレン自身を包み込む・・。

ああ・・出ちゃう

勢いよく白濁の液がリナリーの口の中に飛び出る。

「ぐ・げほ・・!」

急に出たため対応できず喉に詰まりリナリーは苦しそうに精液を吐き出す。
リナリーの口が離れ、亀頭先から精液が空中に噴き出す。

どびゅどびゅどびゅう



「ごっごめんなさい。」

「ふー・・・・いいのアレン君のなら平気だから。」

リナリーは顎を伝って流れる残った精液を指ですくってなめとった。
105縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:07:53 ID:qGltPsi6
その感情は偽物なのにきっと正気に戻ったら後悔する・・・
どうしよう・・・早く逃げなきゃ・・でも体が動かない・・。

リナリーはアレンの胸に耳をあてた・・・。
心臓の音を聞いているようだ。


「アレン君すごくドキドキしてる・・・あたしの心臓の音も聞いてくれる?」

リナリーは上着を脱ぐとブラジャーで覆われてる乳房がアレンの視界に入る。
大きすぎもせず小さすぎもしない適度な大きさである。
アレンは咄嗟に目をつぶるが目を閉じても見た映像は瞼に焼き付いて離れなかった。

「アレン君目をつぶらなくてもアレン君ならもっと見てもいいよ。」

素の状態で言ってくれたら物凄く嬉しい気がするよ・・・それだけに今の状態が哀しい・・・。

リナリーはブラジャーを外し胸の真ん中にアレンの耳が当たるように顔に胸を押しつける

やっ柔らかい・・・・

アレンは左耳でリナリーの心臓の音を聞いた

ドクンドクン ドクンドクン

「ね?すごくドキドキしてるでしょ?痛いくらい・・・。」

リナリーはアレンの顔を離すスカートを脱ぎ、パンティーを脱ごうとする・・・。

まずい・・・・ここから先は(今までも十分そうだが)本気でまずい・・・・。

リナリーの女性器が露になった・・・・恥毛が少なくぱっくり割れた女性器
未だ男を知らない・・・その女性器はアレンが欲しいと涎を垂らしている・・。
リナリーは女性器を広げてみた・・・奥に処女膜が覗いている・・・。

「これ破けると痛いんだよね・・・・。」

リナリーはアレンの顔を見た目をつぶってリナリーの胸や女性器を見ないようにしている。

「でも覚悟はできてる・・・。」

リナリーはアレン自身を優しく握り腰をおろしてアレン自身を自身の女性器に導く
ゆっくりゆっくり・・リナリーの腰は下りていく・・・。

まずい・・・まずい・・・体が動かない・・・・逃げなきゃ・・・
106縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:09:34 ID:qGltPsi6
女性器の入り口に亀頭が当たる・・そこからさらにアレン自身はリナリーの
内部に侵入していく・・・。

「繋がる・・・アレン君と繋がる・・・。」

まずいまずいまずいまずいまずいまずい・・・・

亀頭が処女膜に当たるとリナリーは一気に腰をおろした。

「あっ・・・。」

「ん・・・・・。」

リナリーはアレンに力いっぱい抱きついた・・その表情はとても悲痛・・・・
かなり痛かったようだアレンの顔の横でリナリーはぽろぽろと涙を流している・・。

だがアレンはそんなリナリーを他所にある自身の感情に気づいた・・・。

今気づいた・・・・どうしてリナリーが他の男と楽しそうに話してるのが気にらないのか・・・
どうしてあんな汚らわしい夢を見るのか・・・・僕は・・・・

「アレン君。」

アレンは目をあけ自分の目の前にある涙を流しながらも幸せそうな笑顔のリナリーの顔を見た。

僕はリナリーが・・・・・・・・・好きだ・・・・・・・・。

「アレン君大好きよ〜♡」

リナリーの顔がアレンに向かって下りる・・・
リナリーの唇がアレンの唇に触れる直前
リナリーは眉をしかめた・・。

「ああ!!」

アレンの顔の横にリナリーの顔が落ちる・・。
リナリーアレンの耳元でうわごとを言う。

「だめ・・・キス駄目・・・。」

ああ・・なるほど・・こんな状態になっても少し理性が残ってるんだ・・・
そうだよね・・・キスだけは本当に好きな人としたいよね・・・こんなことだって本当は
好きな人としなきゃダメなのに・・・僕なんかじゃ駄目だよね・・・
借金まみれだし、髪の毛白いし、呪われてるし、好きになる要素なんてどこにもない・・・
そんなことわかってた・・・リナリーが僕のこと好きでもなんでもないってことくらい・・

「アレン君・・・?」

「う・・・・ぐっ・・う・・・。」

アレンは泣いている、今日で枯れるのではないかと思うほどの涙を流して・・。

わかってたことじゃないか・・・
107縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:11:06 ID:qGltPsi6
アレンの腕が動いた、腕だけが運動能力を取り戻したようだ。
だが抵抗しようとはせずに母親に甘える子供のようにリナリーにしがみつく。

「ああ・・アレン君・・・。」

リナリーは腰を上下に動かし始めた

ぐゅちゅ ちゅじゅじゅじゅ

最初は痛みのためぎゅうぎゅうと締め付けていたが
慣れてきたのかだんだん締め付けは緩くなり動きやすくなってきた
リナリーの女性器から大量の愛液がでる動きもどんどん速くなる
アレンはリナリーに必死ににしがみつく・・・。

せめて今だけ・・ごめんなさい・・

「あっあっん・・あ・・・れ・・んく・・ん・・っあ・・。」

「あううぅ・・り・・なり・・・。」

二人は限界を向けようとしていた、アレンは目をつぶり射精感に耐える。
リナリーはアレンの体をより強く抱きしめ・・・そして・・。

「「あああああああああああああああああ!!」」

二人はほぼ同時に達した。

ぎゅっと締め付ける膣壁にとらわれたアレン自身がドクドクと大量の精を子宮の中に注ぎ込んだ。

「あ・・れん・・くん・・だいすきよ・・・。」

リナリーは気を失った。

”僕も大好きですよ”アレンはそう言おうとしたが意識が薄れていき
アレンも気を失った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
108縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:11:50 ID:qGltPsi6
ここどこ?

アレンはどことも知らない場所へ立っていた、緑の木々
虫の声、蒸し暑い太陽。

今は冬のはずだがここはずいぶん熱いな・・・・

アレンがあたりを見渡すと古い茶色い木でできた建物と広い空地があった。
そこで複数の少年少女が遊んでいる・・・。

「フワラズの勾玉は俺たちのチームのもんだぜー!!」

黒い髪のいかにもやんちゃ坊主気質ぽい少年が猛る、そこに緑の髪の少女が隣で叫んだ。

「そうだよ、おじさんたちのチームは無敵だよ!!」

すると向こう側から栗色の髪をした女の子と紫色の髪した女の子が現れた。

あれ?あっちの子凛花に似てるな・・

「違うよ〜かあいいものは全部全部レナがおっ持ち帰りー!!」

「フワラズの勾玉はオヤシロ様の生まれ変わりにして、
古手家8代目巫女古手梨花のものなのですよー、誰にも渡さないのです!!」

「いーや僕のだ!!」

「私のです。」

「私のです。」

他にもどんどん人が現れては武器を構えて空地の中央に向かって走った。

これがフワラズの勾玉を争って起こる戦いか、しかし話とは違って
ずいぶん楽しそうだな・・・

鉈やつるはし持って争ってるのによくそんなこと思えるなこいつは・・・。

アレンの横を誰かが走り、アレンの手をつかんで引っ張った
走ってツインテールの髪が風になびく・・リナリーだ。

「あたしたちもやろ、アレン君。」

リナリー・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
109縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:12:46 ID:qGltPsi6
元の洞窟だ・・さっきのは夢?

アレンは洞窟にリナリーと横たわっていた、衣服が元通りになっている

全部夢?

「いえ夢ではないのです。」

「うわぁびっくりした!!」

突然現れた人物にアレンは驚き後ろに飛んだ。

「急に現れないでよ・・。」

「衣服はリィが意識を朦朧としながらも元に戻したのですよ、自分のと
あなたのを元に戻してすぐにまた気を失いましたが。」

「・・・・・・。」

「何かまだ聞きたいことでも?」

「どうして僕とリナリーを二人っきりにしたの?こういうことになるってわかってたんだよね?」

「はい・・わかってました、私は古手家の巫女フワラズの勾玉を返してもらわなければなりません
勾玉は封印が解け、この地に飛んできてから二人の男女を見つけ選び取りました、
それがあなたたち二人。」

「僕とリナリーが勾玉に選ばれた?」

「勾玉は選んだ二人を結びつけるまで僕が何をしても二人から離れません。」

「そんなの間違ってるよ好きでもない男と勝手に結び付けえるなんて・・・。」

「本当にそう思いますですか?」

「え?」

「この勾玉は本来200年目覚めるところ、中途半端に目覚めてしまったため
中途半端にしか力がないはずなのです・・なのであなたのことが好きではないのなら
あんな行動はとらないのですよ、せいぜいあなたのことが少し
気になる程度にしか思はないはずです。」

リナリーが・・・僕を・・・。

アレンは寝ているリナリーの顔を見る。

「さーて洞窟から出ましょう、そこの別嬪さんはお姫様だっこでもしてあげるのです。」
110縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:13:28 ID:qGltPsi6
3人は洞窟から出た・・。

崖っぷち洞窟の上には木々の生い茂る森、こんな所だったのか・・。

「ハワード!こっちに来るのです!!」

凛花がそう叫ぶと右側の空から黒い粒が現れてどんどん大きくなりこっちにやってきた
さっき凛花が浄化したアクマだ。

「リンカサマナニヨウデゴザイマスカ?」

アクマは凛花の隣に着陸しながら聞いた。

「この人に倒してもらいなさい。」

「えっ僕が・・・。」

「今のあなたならできるはずなのです。」

「・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・。」

凛花とアレンはお互いに見つめあう。

「わかったやってみるよ。」

アクマとアレンは一定の距離をとり、アレンは左手に右手を添え精神を集中。
対するアクマは武術の構えを取っている。

アクマが動いた、アレンに向かって突っ込んでいく・・・。

ピカーー

あたりが銀色の光に包まれた。

凛花はその光を目をつぶることなく、しっかリと見続けている。

光が消えると現われたのは・・・・。

「グガ・・・・ア・・・。」

串刺しになったアクマと銀色の大剣を携えマント、仮面をつけたアレン・ウォーカーの姿

「ありがとう凛花・・君のおかげでイノセンスが使えるようになったよ・・。」

「いえいえ・・愛の力なのですよ。」

「それでも、ありがとう・・・。」

アレンは仮面の上からでもわかるくらいうれしそうに笑った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
111縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:14:08 ID:qGltPsi6
崖に二人、アレンとリナリーはいた、助けが来るのを待っている。
アレンはリナリーの顔を横から見た。

「あたし・・何でこんなとこに居たの?」

「何も覚えてませんか?」

「うん、全然。」

アレンはホッとした・・。

最初は逃げようとしてたけど、最後は負けちゃったからなぁ・・・
凛花が言ったように赤いほうを持った方は何もかも忘れちゃうんだね・・・
あの二人で一つになったあの瞬間は僕の中にしか残らないんだ・・・
ホッとしたけど少し残念・・・

「でも・・なんだか凄く幸せだったような気がする・・・。」

「・・・・。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「さぁてボクの用事はすんだので帰るのです、アレンとリィは発情期の獣のごとく
存分にいちゃつくのです。」

「君のおかげで自分の気持ちに気付けた感謝してるよ・・もしかして君がオヤシロ様、
縁結びの神様なんじゃないの?」

「いいえ、ボクはオヤシロ様ではないのです、オヤシロ様は僕のひ孫なのです。」

「はい?」

全然意味がわからない・・宇宙人というのがいたらきっとこんな感じなんなろうなぁ
コムイさん以上の理解不能変人だ・・

「それでもいいさ、君は僕の縁結びの神様だ・・。」

「リィと幸せになるのですよ、この古手家5代目巫女古手凛花が言うのですから間違いありません。」

「でも振られちゃうかもしれないよ。」

「まだそんなこと言ってんのですか、死んじまえなのですよ。」

縁結びの神は間違った敬語でひどいことを言う

「でも僕とキスするの嫌だったみたいだし・・・。」

「乙女心がわからん奴めくたばっちまえなのです。」

ああ、また・・
112縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:15:05 ID:qGltPsi6
「キスは告白の後にと思うのが乙女の心理なのですよ〜勉強不足なのです。」

「そんなこと言っても好きになったのリナリーが初めてだし・・。」

「初恋が実ってよかったですね、あなた方の幸せを心から願うのです。」

そう言って凛花は去って行った、後に僕とリナリーが残り今に至る

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ねぇ、アレン君そう言えばさっきの凛花って子・・・アレン君?」

アレンの真剣な表情をリナリーは不審に思う。
アレンはリナリーにの方を向き、そして・・・・。

「リナリー、僕は・・・・・。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この世には愛があふれていると誰かが言った。
その一つ一つが大きく強く美しい・・・・。

時は仮想19世紀末、場所はイタリアのどこか、そこで二人の少年と少女が出会う。

少年(仮にAとする)、少女(仮にLとする)、二人は出会ってすぐに仲良くなった。

「おかえり、A君。」

Lは満面の笑顔でAにおかえりを言う。
LはAにおかえりを言うのが大好きだ、
彼ら兵隊、いつ死ぬともわからない、だから帰ってきた仲間におかえりを言うと
とてもホッとする。

「ただいま・・。」

おかえりを言われたAはその笑顔をかわいいなぁと思った。
この時Aの中には小さな感情が芽生えていた・・自分でも気付かないほど小さい感情
人はそれを愛と呼ぶ。
今まで人を好きになったことのない彼はこれが愛と気づかない。
彼女の笑顔を見るたびこの感情は強くなる。
強くなるだけで正体のわからないこの感情、彼はどうしていいかわからない。

どうして僕はLがあんなに気になるんだろうか?

対するLも負けてない、彼女もAが気になっている、一緒にいる時は
いつも命懸けで守ってくれる。
かっこいいAをLは好きになった、でも弱いところもある。
辛い過去を背負っている、禁忌を犯して二度死なせてしまったお義父さん
の事を思い出すと泣いてしまう、本当はとても泣き虫なんだとLは知った。
113縁結びの神様:2008/05/05(月) 11:15:46 ID:qGltPsi6
そんな事どうでもいい、髪が白くても、呪われてても、借金まみれでも、泣き虫でも
弱いところもあるけどA君にはそれに負けないくらい強いところもある

Aとは対照的にLはもう自分の気持ちに気付いていた。

強いところも、弱いところも含めて、あたしはA君が大好きだ!
彼の全てが大好きだ

でも告白はしない、好きな人には自分から告白してもらいたいと思うのは
乙女の心理だと人生の本には書いてある。
だがAは全く自分の気持ちに気付かない。
見るに見かねて神様が彼らにきっかけをもたらした。
二人は男女の契りを結ぶ、その時Aはようやく自分の気持ちに気づく。
後は簡単告白だ、心臓をばくんばくん荒ださせながら彼は意を決し
Lに告白する。

「L、僕はあなたが大好きです,僕のそばにいてくれませんか。」

Lは少し目を丸くする、ずっと彼から聞きたかった言葉を聞いたから
すぐに微笑みこう言った。

「あたしもA君のこと大好きよ、何があってもあなたのそばを離れない・・。」

こうして二人は結ばれた、きっと数十年後にも同じことが起きるだろう・・。
その時もまた新しい愛が生まれるだろう・・・。

次の瞬間AとLがべろべろぶちゅうなのですよ〜にぱ〜☆

おお・・神よ、我に愛を与えたまえ

たとえこの命尽きようと永遠に続く愛を・・・

たとえ暗闇の中にいようと感じられるだけで幸せだと思える愛を・・・

Frederica Bernkastel

引用先、ひぐらしのなく頃に 示豆壊し編
114名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 12:38:15 ID:qmYHEukn


でもラストのLという表現によって死ノートに出てくる甘党が頭に浮かんで仕方が無かった
115名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 12:54:32 ID:/uKuOseU
>>88
ジャンプ漫画にひぐらし混ぜるとか、思わず吹いてしまったじゃないかw
フワラズの勾玉をめぐる10年前の戦いってデイブレイク?

とか、いろいろと突っ込みたいところはあるが長編GJ!
116理解不能変人:2008/05/05(月) 23:06:47 ID:qGltPsi6
あーよかった怒ってないみたい・・・
114さんLは仮なので頭の中でリナリーに変換してください。
115さん数十年前の戦いは昼壊し編で言われていた200年前に
起こった争いです、最後にアレンの夢に出てきたのが
デイブレイクです。

いやーもう無視されるの覚悟だったんだけど書いてよかった・・・。
117名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:15:10 ID:DDlZgrd5
乙ー
よかったよ
118名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 19:57:43 ID:N7grH3No
>>86
自分も見てみたいがまだ情報が少ないな
次号をひそかに期待してたりする
119名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 07:48:22 ID:pw5KCi/m
GWの間にこんなにレスがついてたとは
乗り遅れたorz
120名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 20:59:30 ID:+fDdlN1R
>>116
ちょwwなにすごい挑戦してくれてんだww
だがGJだったと言わせてもらう!
121名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:50:04 ID:nssQmykc
ここの人達はみんな優しいなあ。


・・・デビッド×リナリーとか言ってみる。
122名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 16:47:03 ID:qIC85TPr
じゃあ自分はデビット×ロードと言ってみる。
123名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 19:43:10 ID:uIk8tp8v
ならロードの異空間につかまってやられまくるアレンを希望してみる
124名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 06:52:12 ID:IHDes6H6
では、アレンがロードとトランプで賭けをして、屈辱されまくるの希望
125理解不能変人:2008/05/09(金) 23:33:46 ID:gLaPIZ5n
よかった・・結構評判いいみたい、次回作もここに置けそうだな・・・。

ロード×アレンをまた書いてみようか?
アレンさえいればいい・・なんかこう・・弱いアレンが強い女の子に
いいようにされえてるような作品が私の希望・・・。
どういうのがいいかなぁ
どうでしょう皆さん?
126名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 00:52:53 ID:+Q3tWtZU
>>125
自分が好きなものを自分の好きなように書けばいいと思うよ〜
127名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:33:20 ID:wg6zsTLs
>>125
期待して待ってるが、誘い受けはよくないかと…。
自分の思ったように書けばいいし、投稿することに誰も非難したりしないし
128名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:42:12 ID:zn31krk6

ここの住人は


本当に心が広いよな。
作品投下が少ないからか。
129名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:49:44 ID:LRVUaSBi
>>125
いいんじゃないか?
少なくともキャメアレ大好きな俺としては再び貴方のキャメアレが読みたい。
もしシチュが決まってないのなら>>124を推薦してみる。
130名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:59:34 ID:ojgFRoSK
>>128
誰かが云うのを待ってんのさ。釣られたら思う壺だぞ。
ついでに、スルーに対し「評判よかった」は無いだろう、なんてのも云っちゃ駄目だぞ。約束だ。
131名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 15:12:46 ID:3KBhM6Uh
124だが
ネタだけなら考えられる

トランプで賭けの前半戦はわざとロードが勝てるようにアレンが仕組む
そしてロードにいいようにされる。
―――――――
だが、後半はアレンが賭けで今度は逆にロードをいいようにする
というネタを思いついた
132名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 21:46:04 ID:3gRFimfr
○○×アレンとか言ってるやつって何なの?
801板池よクソ腐女子
133名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 22:30:20 ID:zn31krk6
>>132
いや、M男が多いんじゃね?
自分は男受け女攻めはあまり好きではないが、
そういうのが好きな奴らもいるのかと。
134名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:38:21 ID:TCDR7rf3
キャメたんになら苛めてもらいたいww
結局いれるのは男だし…
いや、プレイの一環としてアレンにディルドーとかアッー!wwwwwwww

…すまんかった、俺はそこまでMじゃないよwww

キャメアレとアレキャメの違いなんてどっちが主導権握ってるかだけだろJk
135名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:48:15 ID:zn31krk6
ここ幼女好きばかりだな。
ロード嫌いじゃないがロリ属性ない自分には
けっこうしんどい。


普通にリナリーと(コムイ以外の)誰かと言ってみる。
136名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:13:24 ID:mCg6tyPX
>>135
わざわざ幼女嫌いをアピールして流れを変えようとしないでも…;






そんな自分はチョメに(;´д`)ハァハァ
137名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 12:11:55 ID:F90Q2uix
>>135

> ここ幼女好きばかりだな。
> ロード嫌いじゃないがロリ属性ない自分には
> けっこうしんどい。


> 普通にリナリーと(コムイ以外の)誰かと言ってみる。

いや、此処のSSはむしろリナリーばっかだろ…ロード好きがアピールしたくなる気持ちも分かる。
そういう俺は○○×リナリー派だ。こっそり待ってる。
138名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:08:57 ID:066mjBHe
自己主張レスほど見てて欝陶しいものはないな
139クロス×リナリー教団帰還後:2008/05/12(月) 21:44:53 ID:SwoZdmon

「…もっと深くまで咥えないと俺はイケないぞ?」
「んっ・・・は、い・・・げ、んすい・・・。」

小さな唇に屹立した己の欲望を咥え込んだリナリーの姿に
笑いを噛み殺しながらクロスは短くなった煙草を揉消した。

ほんの数日前までは男を知らず純潔を守ってきた少女。
それが己を引き止める為に言われるがまま処女を捧げ、
今も己の男根を咥え込み、必死に奉仕している姿は健気ではあるが
幾多の女を知ってきたクロスにはひとく滑稽に映ることも確かであった。

「ほら、もっと奥まで入るだろ?」
「・・・んっ!んんぅ!?」

突然後頭部を大きな手で掴まれ喉の奥まで固いものを咥えさせられ
リナリーは苦しさに生理的な涙を流し咳き込んだ。

「・・・やっ・・・もう、無理、です・・・。げん、すい・・・。」

赤く上記したまだ幼さの残る、それでも女をしての欲を隠しきれない表情で
訴えられてクロスはクックッと笑いながらリナリーの腰を掴み、ベッドに仰向けに放り投げた。

「・・・ああ、じゃあ今度は俺が可愛がってやるよ。」
140名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 21:45:52 ID:SwoZdmon
間違えた。

上記×
上気◎

です。気が向いたら続き書きます。
141名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 19:32:20 ID:dLUZqQSL
書かなくてもいいよ
142名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:41:24 ID:ZI3F98MR
是非書いてくれ!
143名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:49:10 ID:D477vE9S
「ぁ……ゃぁ…」


「ふふっ、それだけじゃ何もわかりませんよ?リナリー。ちゃんとどうしてほしいか言って下さい」


「ん……でもぉ…っはぁ」


「恥ずかしいですか?もうこんなにここはぐちゃぐちゃなのに」


「ひゃぅ…っ!!ぁ……ぅ…」


「リナリーはいい子ですから言えますよね?」


「ぇぅ…は…っ…」


「ほら、早く気持ちになりたいでしょう?」


「…………」







「…保守……っ」
144名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 23:24:12 ID:rbstXIii
>>143
保守かよwww
もう一人はアレンかな?
145名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 22:04:53 ID:mDJMMlIp
ワロタww
146名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 16:55:36 ID:yhoQVhtO
>>143はもっと評価されるべきww
保守ww
147名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 08:01:16 ID:mP4jkEJI
保守・・・っ
148名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 17:02:37 ID:GNkpWlXU
定期的にチェックしてます
保守
149名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 20:19:43 ID:iKQ9iJCN
レベル4とリナリーでやってくれ(レイプ)
150名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 21:31:03 ID:yPH86YFc
149
73-75
151名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 19:16:01 ID:vJRMtVdC
ティキリナきぼんぬ
それにしても酷い過疎
保守age
152名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:16:02 ID:Ft/bFJie
他のJ漫画スレと比べるとここは平和だな
保守
153名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 14:00:12 ID:TffiUXe6
誰もいないスレ。ひとりぼっち
154名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 14:42:12 ID:4xpWk/5m
ROMは居るよ。エロなしだと夢厨だしエロ入るとキャラ改変だし二次はムズいっす
155名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 20:02:41 ID:V+NnwFNz
過去ログを振り返ったが、ありそうでないバクフォー
156名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:27:27 ID:C1rz4e4b
>>155
人気カプっぽい?のに少ないよね
人外なのがネック?
157名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:21:50 ID:eoRbztGW
今更ながらラビ×ちょめ助(サチコ)がいいな
158名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:24:24 ID:eoRbztGW
ちょめ助とチョメチョメ
159名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:53:16 ID:HGsj08jI
「んぁ……っ!!やめ…ろ…バカバク……っあたしはここの番人だぞ……っ!」


「…っ知るか…!…喘ぐのが嫌なら口押さえてろ…」


「ふ…ぅっ!…力…入らな…っぁあん!」




駄目だ。
バクフォじゃ保守SS書けんやった。
160名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 00:28:58 ID:/keN/JEO
どうしてもバクフォじゃなくてフォバクなってしまう
161名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 01:54:02 ID:MeR0g/MK
バクちゃんでエロは想像できん。
フォー良キャラ過ぎて崩したくないというか。

ティキリナで監禁・陵辱とか、
デビリナでアレン、ラビの前で強姦ネタとかかな。

162名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 03:03:57 ID:EA2L/Suc
保守SSのバクフォに興奮する自分はそうとう飢えているとみた。

☆野がもちっとリナリー以外の女の子出してくれればなあ…
163名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 03:38:03 ID:My7hNhBT
アレリナ派だったのにリナリーの髪が短くなってから
ラビリナの方がお似合いな気がしてきた。
今週熱いマリミラもきぼんぬ。
164名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 16:57:10 ID:2WvtmnHI
>>160
それでも良いよ

>>162
全くだなあ・・・つうか死にすぎ
165名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 17:00:13 ID:f4vMCu9S
そもそも人間の女が少なすぎる件
リナリーは好きだけど
166名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 19:13:19 ID:My7hNhBT
マリミラ読みてえ
このさいエロじゃなくてもいいよ
そりゃあできることならエロの方がいいけどさ
でもただ喋ってるだけでもいいよ
黙って隣にいるだけでもいいよ
マリミラが好きあってればもう
そんだけで生きていける
167名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 20:25:00 ID:INXH5dt5
やっぱりだんぜんラビチョメがいい
168マロン名無しさん:2008/05/26(月) 21:20:54 ID:FQixkczy
>>161
デビリナでアレン、ラビの前で強姦ネタ…だと?

それは(・∀・)イイ!
169名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:39:29 ID:P7645CvX
ちょめは死んだってば。
爆発して消滅したってば。
ちょめは死んだってば。
爆発して消滅したってば。
ちょめは死んだってば。
爆発して消滅したってば。
ちょめは死んだってば。
爆発して消滅したってば。
ちょめは死んだってば。
爆発して消滅したってば。
ちょめは死んだってば。
爆発して消滅したってば。
ちょめは死んだってば。
爆発して消滅したってば。
ちょめは死んだってば。
爆発して消滅したってば。
ちょめは死んだってば。
爆発して消滅したってば。
ちょめは死んだってば。
爆発して消滅したってば。
170名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:41:24 ID:P7645CvX
ちょめよりパクり元のサムライチャンプルーのフウの方が
ずっと魅力的なキャラクターだってば。
ちょめは出てすぐ死んだし薄っぺらいキャラだったからもう
どうでもいいってば。
てか死んだし。死んだんだよ。
で、ラビの回想にすら出てこないほど忘れられてるし。
本当の意味で完全に死んでるんだよ。
171名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:44:29 ID:P7645CvX
フウは可愛かったけどちょめの髪型は気持ち悪かったよ。
フウは可愛かったけどちょめのハイテンションはウザかったよ。
パクリキャラだから似ているはずなのに月とすっぽんだったよ。
死んでせいせいしたよ。爆発したときは最高の気分だったよ。

本当にちょめって誰の回想にも出てこないよね。
完全に忘れ去られている。
船の動力源と道案内係以外の何者でもなかったね。
172名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:48:22 ID:P7645CvX
ラビチョメ押してる人いるけど気持ち悪いんだよね。
絶対一人だよ。しつこいし流れ読めてないもん。
口調も同じだし。ID変えて何度もきんもー☆
そんなに好きなら自分で書けよ。他力本願乙。
チョメ受って全部気持ち悪い。ラビに限らず。
アレチョメでも神チョメでもクロチョメでもほんと虫唾が走る。
チョメの存在ってチンカス以下だと思う。
フウのキャラパクッといて滅茶苦茶劣化させるとか。
本当ふざけてる。もっと酷い死に方をすれば良かったのに。
173名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:57:58 ID:My7hNhBT
いくらなんでも言い過ぎだろ。

マリミラ
ラビリナ
クロエリ
バクフォー
キャメアレ
ティキルル
の投下待ち中。
小ネタでも良いから待ってる。
174名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:36:27 ID:INXH5dt5
ラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめ
ラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめ
ラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめ
175名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 01:38:02 ID:zxLj1Wys
どこを縦読み?な流れ杉

176名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 02:04:45 ID:CirMy7Zl
ここもリボーンスレみたいになってきたな。

一部の奴のせいで特定カプがスルーされる流れか…
177名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 02:19:26 ID:4AbK/BB5
>>176
リボスレの方がまだマシ
一度も投下されたことのないCPにケチつけるクズがいる此処よかは
178名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 18:29:58 ID:79eao2ol
>>174
上げてまで言うことかよ
179名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 18:34:42 ID:VTQ7c2Gd
それに構ってるやつもクズだけどな
180名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:10:50 ID:9C3uRiy1
157 名無しさん@ピンキー [] Date:2008/05/25(日) 21:21:50  ID:eoRbztGW Be:
    今更ながらラビ×ちょめ助(サチコ)がいいな

158 名無しさん@ピンキー [] Date:2008/05/25(日) 21:24:24  ID:eoRbztGW Be:
    ちょめ助とチョメチョメ

167 名無しさん@ピンキー [] Date:2008/05/26(月) 20:25:00  ID:INXH5dt5 Be:
    やっぱりだんぜんラビチョメがいい

174 名無しさん@ピンキー [] Date:2008/05/26(月) 23:36:27  ID:INXH5dt5 Be:
    ラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめ
    ラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめ
    ラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめラビちょめ


s a g e ろ よ カ ス
181名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:19:32 ID:RgFh9Ldd
>>180

携帯自演厨乙
182名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:43:13 ID:7UlcAfcc
まぁ、とりあえずそこらへんのレスは、ほっといて
ここをもう少し修復していきたい
183名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 22:18:50 ID:0Jgv/2pS
とりあえずマリミラとシェリキャメで誰か1つ
184ちょっと挑戦してみた:2008/05/27(火) 22:30:32 ID:RgFh9Ldd
「なあ、サチコ」


「ちょめ助でいいっていってるっちょ。大体何の用…ってな、何するっちょ!?」


「ん?AKUMAもエロいことしたら感じるんか調べてるだけさ〜。次代のブックマンとしては記録しとかんと」


「ば…か。胸揉むな…っちょ!クロスに言い付けるっちょよ……!?」


「記録するためって言えばきっと大丈夫さ。お、濡れてきたさ」


「んぁ…!ゃ…!!ゃめ……る…っちょ…!」






駄目だ、台詞は思い付いたがシチュが出てこん。
人間型になってた時間短かったし。

つーことで保守
185名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:11:02 ID:VTQ7c2Gd
二番煎じかよ
186名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:46:00 ID:79eao2ol
マリは心音の乱れがわかるんだろ?
ミランダの乱れが手に取るように…
187名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 01:25:15 ID:q10EzD4H
とにかくアレリナでもなんでもいいんでリナリーを書いてくだされ、
188名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 07:25:15 ID:EsmaO+w3
下げよう。
マリミラとラビリナ希望。
189理解不能変人:2008/05/28(水) 16:22:23 ID:6/GTVSb9
また・・新しい話考えたので投下します。
190理解不能変人:2008/05/28(水) 16:24:07 ID:6/GTVSb9
泣いている声が聞こえる・・すすり泣く声が聞こえる・・・。
生物が生存を許されない場所とだけ言っておく・・そこに白髪の少年が蹲っている・・。
蹲って涙を流している。

幼い少女が尋ねる。

「どうしたの?アレン・・。」

彼は弱い人間ではない・・
寧ろずっと強い人間だ・・・人である限り決して勝つことができないもの・・
それに彼は負けた・・・

泣き崩れる彼はその問いには答えない・・・そのまま倒れて意識を失った・・。
意識を失っている彼を幼い少女は連れていく・・。

「アレンゲット〜♪」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここはどこだ?くすぐったい・・・首のあたりを柔らかいひどく湿った何かが駆け巡っている・・舌か?これは・・。

「アレンおはよ〜♪」

目を開けるとそこには少女の顔・・・ロード!?
ロードは舌を僕の首筋に這わせながら僕の顔を見上げて僕に笑いかけた。

「ロード!?」

「キャハハハハ!」

彼女の笑顔は胸の内を温かくはしない・・冷たい血液が心臓に集まっていくように感じる・・。
やめろ!お前は怖い!僕に触るな!お前に触られているところが冷たく死んでいく・・。

僕はロードを突き放すと一番遠い壁に逃れた、「わっ!」とだけ言い倒れたが何のダメージもなかったようで
起き上がる・・。

「何で泣いてたの?」
191神となった少年:2008/05/28(水) 16:26:38 ID:6/GTVSb9
子供が親に尋ねるような口調でロードは言った。

「・・・お前には関係ない!」

「辛いことがあったならボクが慰めてあげるよ〜♪アレン好きだから。」

ここは牢屋かな?周りに鉄骨が大量に建てられて暗い・・だめだ・・おそらくロードの能力で作られた部屋・・・
もう出られな・・・?出られない?なぜそんな風に思う?いつから僕はそんなに諦めが早くなったんだ。
僕は確かにロードを怖いと思っていた、だが今までは恐怖に耐え戦えたはず。

僕の体は震え、動かない・・ロードが近づいてくる、僕は逃げようとするが腰が抜けて動かない。

なぜ僕はこんなに脅えているんだ?
なぜ・・・・・

「どうしたの〜アレン。」

恐ろしさの余り目を閉じることもできず敵に脅え涙を流す・・いつから僕はこんなにも臆病になった?

なぜ涙が止まらない・・。

「不思議でしょ?力がみなぎってこないって言うかさ・・・心が弱くなった感じ?
千年公に習ったんだ新しい魔術、この魔術はね対象者の精神力を吸い取って・・・」

ロードが何か言っている・・何言っているか全然わからない、涙で視界がぼやける、自分がどこにいるかわからない。
突然、僕の唇に柔らかい感触、湿ったロードの舌が僕の口の中に入ってきた。
何だろう胸の奥が何かに侵食されていく・・自分の内側を破壊されたような感覚。
視界が闇におおわれていく・・・・・。

視界が完全に闇におおわれる前に僕は確かに見た、見たんだ自分を
あれは完全に僕だ、髪は黒いが間違いなく僕だ!
もう・・何もかもどうでもいい・・・。
この後何が起こったのかは彼が語ってくれるだろう・・・。
僕はもう寝るよ、おやすみ・・後は任せたよ黒い僕・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
192名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 19:37:05 ID:3+U36xU+
ありがとう透明あぼん。
193名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:05:08 ID:EsmaO+w3
キャメアレktkr
しかし大事な所がフェードアウトしている件
194名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:10:47 ID:V7A0w8Z1
コテハンウゼエ。
2ちゃんに向いてねーよ。

作品以前に、名前あるだけで読む気にならねえ。

自己主張したいなら携帯サイトでやれ。
195名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:48:29 ID:DgVVYUkL
ミランダってマリをなんて呼ぶっけか?そもそも名前呼んだことってあったっけか?
196名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 00:13:24 ID:Nxp7Jewq
>>195
ないかも試練。
予想すると「アレンくん」「リナリーちゃん」
だから「マリさん」だろうか。
マリは普通にミランダって呼んでたよね。
197名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 13:40:56 ID:QDVWfyZT
しかしこのスレ需要は多いけれど供給してくれる人が少ない
198名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 16:22:56 ID:AskzX3JX
>>189
続きはまだかー?
199名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 17:26:18 ID:7zc24m8b
イラネ。
200神となった少年:2008/05/29(木) 20:00:14 ID:Xc/PX5ea
黒の教団本部

慌ただしく職員たちは急いでみんなある場所を目指していた、その中にエクソシストリナリー・リーもいた。

「リーバーさん、アレン君が見つかったって本当?」

「ああ・・山奥で一人倒れているところを発見されたらしい・・。」

アレンは任務の途中行方不明になっていた仲間たちは皆彼の無事を祈り、心配していたのだ。
その消息がつかめ今彼は帰ってきた・・・。

「アレン君・・良かった・・。」

アレンは意識がないようだが大した傷もなくファインダーたちによって運び込まれてきた。
リナリーは涙を流して喜んだ、彼を発見し、ここまで運んできたファインダーたちはリナリーに近づいた。

「我々が発見した時はもうすでに意識がありませんでした、長い間放置されていたようで衣服はボロボロで
それでも生きていたようなので病院に連れて行きました、結局意識は戻りませんでした、もう何日も意識は戻っていません。」

コムイが応対する。

「わかった、君たちもご苦労だったね、それぞれ部屋に戻って休んでくれ。」

ファインダーたちは「はい。」と一礼してそれぞれ部屋に戻る。
他の人たちでアレンを医務室へ運ぶ。

「兄さん、アレン君は目を覚ます?」

「・・この段階では何とも言えない、ずっと目を覚まさない可能性もある、話を聞く限りおそらく脳に強いダメージがあった
んだろう・・・ずっと目を覚まさないかもしれない・・。」

コムイの科学者としての言葉にリナリーは眉をよせつらそうだ・・。
コムイは次は兄としても言葉を懸け妹を気遣うが効果があったようには思えない。
辛そうに眉をよせ祈るように目を閉じる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
201神となった少年:2008/05/29(木) 20:00:58 ID:Xc/PX5ea
リナリーは医務室でアレンの眠っているベットの傍らでイスに座り、アレンの寝顔を見守っている。
すやすやと寝息を立てている、その顔はまるで子供のよう(子供だが)。

かわいい・・・

彼女は実は彼に恋心を抱いていた、彼と共に時間を過ごすにつれ強くなっていった感情、
その感情が抑えられなくなり、彼に告白した、「アレン君が好き。」そう言った。
だが・・彼は「考える時間をください。」と言い、次の日彼は彼女のことをふった。

ふられちゃったんだよね・・あたし・・。

ふられるとは思っていなかった、この子も同じ気持ちだともっていたし、自惚れていると思われるかもしれないが
容姿にだってそれなりに自信はあった。

アレン君、あたしの何が気に入らなかったのかな・・。

黒の教団に属する多くの男が彼女に憧れを抱いていた、そんな彼女の心を射止めたアレンは多くの男の嫉妬を買った。
コムイも敵に回すと思われたが多くの人間の予想を裏切り彼は彼女をふったのだ。
彼女の彼を見る瞳を見る限り、気持ちはまだ変わってないようだ。
リナリーの視線が彼の唇にとまる、腰をあげ顔を近づける。
手が汗ばむ、と息が荒くなり鼓動が速くなる。
後ろめたい気持ちに後ろ髪ひかれるつつも、彼の顔はどんどん近づいてくる。
アレンの寝顔を瞼に焼き付け目を閉じる。

アレン君・・・

「はい、残念♪」

突然聞こえた楽しそうな声に、全細胞が悲鳴を上げる。
心臓が喉から飛び出そうなほど。

振り返ればそこにはニコニコラビ、仏頂面神田、鼻血クロウリー、赤面ミランダ、興味津津科学班面々、
狂人コムイ、オールスターキャスト
アレンの寝顔に夢中で背後の気配に気づかなかった。

顔に血液が集まり、火が出そうだ。

「・・・・・!」

唇まで数ミリといったところで襟首を婦長に掴まれている。
202神となった少年:2008/05/29(木) 20:01:51 ID:Xc/PX5ea
「寝てるとこ襲ってもらえるなんて、アレンのやつうらやましいさー。」
「・・・・。」「しゅっ淑女が・・そそそんなこといかんである・・・。」「リナリーちゃん・・・。」
「がやがやぐちぐちぐちわいのわいの!!」「リナリーリナリーがーー!!」

「病室では静かに全員出て行きなさい!!」

全員出て行った、リナリーは名残惜しそうに、ドアが閉じるギリギリまでアレンの顔を見続けた。

左目の傷がなくなってる・・・

ドアが閉じる直前に思った事はそんなとこ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夢を見た、暗い部屋でアレン君とロードが二人きり。
アレンは寝ている、泣いていたんだ・・頬に涙の跡がある。

ロード・・アレン君に何する気?

ロードはアレン君の頬をなでると彼の唇に自分のそれを重ねた頬がもごもご動く
舌を入れてるんだ・・・。

やめて・・やめて・・・

服を脱がせ始めた、団服を脱がせ隙間からのぞく彼の胸板に舌を這わせて・・。
自分の下半身で彼のズボンを何度も擦る。

やめて・・・・。

そんなに嫌?

えっ・・・・!

声が聞こえたほうにスクリーン映像が向く。
そこにはあたしがいた・・髪が白い・・けどあたしだ・・・。
不敵な笑みを浮かべたまま口を動かしていないのに声が聞こえるという事はあたしの頭に直に話しかけているということ。
203神となった少年:2008/05/29(木) 20:02:43 ID:Xc/PX5ea
好きな男が他の女に侵食されているのが見るに堪えない?
ふふふ・・随分勝手ねあなた・・・。

もう一人のあたしの言葉に何か言う前に粘着質な音が聞こえた。
ロードがアレン君に跨って腰を上下に動かして二人の結合部から粘着質な音が聞こえてくる。

いやいやいややめて・・・。

それでも彼は目を覚まさない、ときどき苦しそうにううんと唸るだけ・・。

ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ

しばらくするとロードの腰の動きは止まり、アレン君の体小刻みに震える。
ロードはアレン君の体に倒れた、荒く息をしているのが分かる肩が上下に動いている。

・・・・?

アレン君が起き上がった、ロードがずり落ちる、見える・・アレン君とロードはつながったままだ。

びりびりびりいいい

電気が走る音がした、アレン君の周りに電光が見える、彼の白い髪が生え際からどんどん黒くなっていく
そして完全に髪が黒くなると血走った眼でロードを睨みつける。
ロードの表情が変わった「アレンどうしたの?」そう言いたそうな顔だ。
アレン君はロードの肩をつかんで床に組み伏せると、腰を動かし始めた・・
時間がたつごとにその動きは速くなっていく・・ロードは首を振ってよがる
そして動きが止まり、アレン君はロードから離れたロードの秘部からからどろっと薄い白濁色の粘液が零れる。
ロードは相当驚いたようで、目を見開き、舌を出してよだれをたらし、その視線はぐるぐると
目を回しているようにも見える、そしてそのままアレン君を残して煙のように消えた。
アレン君の髪の色は元に戻っていた、もう一度もう一人のあたしのほうを見ると彼女は今度は口を動かして
何か言っている・・でもよく聞こえない・・・・。

あ・・・・を・・・・くえ

私の夢が終わった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
204名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:48:43 ID:AUal9Srk
このスレはもう落とすしかねえ。
205名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 06:39:55 ID:9H2u2hPk
だが断る!!
206名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 12:56:14 ID:Z2LusaJz
同意 スレやキャラに罪はない
叩かれて然るべき職人自身が叩かれる前に自覚してくれたらいいんだがな
リボスレの基地外にも言いたいよ
207名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 13:32:47 ID:0uPA/cuK
過去ログみたけど、昔の作品はすごく秀逸だったんだな。

個人的にはアレリナの作品が多くて、傾向も思いあっている感じで
良かった。
208名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 21:13:50 ID:qnDFQSqv
マリミラか神リナきぼん
209名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 21:44:03 ID:dADPFgAf
マリミラは好きだ。
だがエロは見たくないような…


アレリナか神リナ希望。
210名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 02:23:02 ID:ZNpKdjl4
クロミラは話題にすらなりませんかそうですか
211名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 03:01:20 ID:2og0XpA+
兄弟×ロードの3Pには興味ないですかそうですか
212名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 10:57:40 ID:YfZehVT8
はい。興味ないですが何か?




…とでも言ってほしいのだろうか。こういう書き込みって。
213名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 12:43:34 ID:3ra0NArZ
振ってくる奴は厨
それを構うお前も厨
そんな厨を構う俺も厨
214名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 13:11:55 ID:U3ZCuT8a
>>213
3行目に吹いた。
215名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 13:34:04 ID:wT51Hz1q
レベル4がリナリーをレイプする小説を
216名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 03:03:04 ID:28s9cK+i
「それにしてもマリに噛み付いたのにはびっくりしました」
「そうそう!ミランダも大胆なことするさー」
「普段のミランダからは考えられないものね」
「えっ!?私…そんなことを?」
「…ああ」
「ごめんなさい!!私ったら…!」
「気にしなくていい、正気じゃなかったんだ」
「でもそんな!い、いい痛かったでしょう…?
 あっ、じゃあ代わりに私の首を噛んでいいですからっ!」
「「「は!?」」」
「どうぞ!噛んでくださいっ!!!」
「そ、そんな」
「気の済むまで…!」
「ミランダ、落ち着いてください!」
「ミランダ…」
「マリ何ためらってるんさーこういう時はノリで軽ーく」
「「ラビ!」」
「って冗談冗談!リナリーそんな真面目に怒るなさー…保守。」
217名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 11:09:53 ID:sZ9Ll65S
最後の保守がめちゃめちゃ唐突だなおいww
まあいいや、アレリナでもキャメアレでもラビリナでもマリミラでもなんでも
いいから職人さん来てくれ〜!
218名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 14:47:49 ID:pMMfk6Qa
萌えた…マリミラ保守ありがとう
このカプはエロでなくこーいう
ほのぼのしたのが合う気がする
219神となった少年:2008/06/01(日) 18:21:07 ID:gCGYW5J/
アレンは眠っている、スヤスヤと眠っている、いい夢を見ているのだろうか、その寝顔は幸せそうだ。

「う・・ううん。」

その幸せは突然終わる苦しそうな声をあげた。

「ぐうううああ・・。」

彼の体が白い光に包まれた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「我々の今の現状はもはや戦争に勝つのは絶望的ともいえる・・・。」

大広間でコムイは団員全員の前で重々しくそう言い放った・・。
参加人数は全員合わせても100人いるかどうか、科学者も数人、ファインダー数十人、、エクソシスト5名、生活管理班もいる
怪我をして意識を失っているアレンを除いて全員参加しているようだ。
現在エクソシストは、アレン、リナリー、ラビ、神田、ミランダ、クロウリーしかいない、
元帥は全員戦死、ブックマンもチャオジーもマリーも戦死した。
ファインダーも数多く死亡し、彼らの棺がコムイの背後に並べられている。
リナリーは話を聞きながら泣いていた、ファインダーも死んでいった仲間たちを思い悲しみに暮れている。
ラビ、神田は無表情で話を聞き、クロウリーは泣きじゃくるミランダに肩を貸していた。

「おそらく・・伯爵はもうすでに決め手にかかっている、各支部からの連絡も途絶え、バチカンも滅びた今我々にはもう
打つ手がない・・。」

ヴァチカンももうすでに伯爵によって滅ぼされていた、コムイは全員解散し暗黒の三日間が訪れるまで
家族と共に時間を過ごすように言った。

「嫌です、死んでいった仲間たちに申し訳が立たない!」「隊長たちは何のために犠牲になったんですか!?」

みんな口々に語る、コムイだってこんなことは言いたくない、だが最後まで戦うにもエクソシストも少数
その一人で長期任務から命からがら帰ってきたアレンはいまだに目を覚まさない、ハートは結局見つからず、
援護してくれる組織ももうない、戦い続けるよりも最後の時を家族と過ごしたほうが彼らにとって幸せなのではないか
と考えたのだ、だが全員戦いをやめる気はないようだ。「最後まで戦おう兄さん・・。」最後にリナリー、がコムイに言った。

「もしここで戦うのをやめたら、これまで命を捨ててまで戦った人たちの命を踏みにじることになる・・。」

そんな時広間に入口の奥から足音が聞こえてきた、足音のするほうへ全員振り返る。
リナリーは入口へ走った、足音の主は一人しかいない、この場にいないのはアレンだけなのだから
アレン君が目を覚ました、そう思いリナリーは走る。
入口から現れた自分部の姿にリナリーの足が止まる。
220神となった少年:2008/06/01(日) 18:22:53 ID:gCGYW5J/
「ア・・レン君・・・!?」

リナリーはアレンの姿を見て驚いた、なぜなら今の彼の姿は今までの彼から大きく変化していたからである。
アレンは自分の姿を見て驚くリナリーに少し怪訝そうな顔をむける。

「どうかした?」

他の団員達も彼の姿には驚いた。
精悍な顔つき 髪は茶色 左目の傷はなくなり、背はリナリーと同じほどだったのが今は彼女より頭一つ分高い
180センチほどになっている。
まるで彼の願いをかなえたような姿だ、童顔で、髪が白く、呪われていて、小柄なのが彼の悩みだったのだから・・。

「アレン君・・・どうしたの?」

「それは俺が聞いたのに・・。」

声も低い・・もう少し高い声をしていたはず、それに何より・・俺?・・。

「みんな集まってどうしたの?お祭り?」

何とも場違いな質問、こんな重く暗い祭りがあってたまるか・・。

「会議・・。」

「全員集まって会議か・・起きたら誰もいないから何かと思えば・・・ふぁぁ・・。」

アレンは口の前に手をかざし欠伸した、その様子にファインダーの一人が腹を立てた。

「何だよその態度!この様子を見てわからないのか!?みんな死んじまったんだよ!!」

彼は身振り手振りで怒りを指し示す、だがアレンの目は全く興味がなさそうだ・・。
コムイの後ろにある多くの棺にも興味を抱かない、その様子に付き合いの長いエクソシストたちは
アレンがどうしたのか疑問に思う、以前の彼ならそんなことはしない一緒に泣きわしなくても、悲しみにくれる人の怒りに触れる
様な事は決してしない人間だったからだ、むしろそういうのは神田のキャラ・・。

「あ、そう・・。」

アレンはもうこの場所に用はないとでも言いたげに彼はその場を去る。
一体どうしたの?口にできない疑問を胸にリナリーは彼の背中を見送る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
221理解不能変人:2008/06/01(日) 18:26:29 ID:gCGYW5J/
すいません、文章、間違えていたようです、219の一番下の行
〔入口から現れた自分部の姿にリナリーの足が止まる。〕×
〔入口から現れたアレンの姿にリナリーの足が止まる。〕○
すいませんでした。
222理解不能変人:2008/06/01(日) 18:29:35 ID:gCGYW5J/
数日後、黒の教団は新たな活動を開始した。
彼らの今任務は被害にあった町の人々の救出とまだ被害の出ていない町や村の人々の避難、警報、
大きな町はもうほとんど全滅しており、生き残りがいてもみんな瀕死の重傷、残っているのは小さな村
アレンとリナリー、神田はそれぞれ違う村に赴き村人に避難を呼びかけていた。

リナリーは人々を案内し教団指定の元オセアニア支部の地下室に避難させていた、みんな傷だらけで
ここまで来るのに何度もアクマに襲われたのだ。

地下室に入るともうすでに何十人もの人々が自分たちの荷物を広げ、生活管理班から食事を受け取っていた。
しかも全員無傷。

おかしいな・・。

リナリーの疑問は当然だ他の二人は距離から考えて自分より先に到着するなど考えられないのだ。
アクマから守りながら人々をここまで誘導するのは並大抵のことではない、自分もかなり急いでここまで来たのに
自分より先に誰かがここまで人を誘導してくるなど・・どうやっても・・。
そんな疑問が脳裏をかすめていると、リナリーの前に突然アレンが現れた。

「!?」

本当に突然そこにいなかったのに、フッと現れたのだ。

「これはこれはお久しぶり、遅かったな・・。」

不敵な笑みを浮かべて、突然現れた自分に驚き尻もちをついた人物を見下ろすアレン。
そのアレンを縮んだ瞳孔に映すリナリー、前に読んだはやりのSF小説に出てきた単語を思い出す。

「テレポーテーション?」

SF小説に出てくる近未来の移動手段、それを聞きアレンはたいそう不快そうだ。

「そんなちんけなものと一緒にするな、テレポーテーションは分子分解を利用した高速移動だが
俺のはワームホールを利用した瞬間移動だ・・だから壁だって通り抜けられる、こんな人数ここまで運ぶには
何の苦労もない・・。」

アレンは手を広げて自分がここまで運んだ人々を指し示す。

「そんなことできるなんて何で言わなかったの・・・。」

「言ったら仕事が増えるじゃないか。」

そんな当たり前のことを聞くんじゃないと言いたげだ。

「ずい分怪我してるな・・。」

この場合ずいぶんとは怪我の程度はなく怪我してる人数だ。

「全員治してやる・・。」

パーン
223神となった少年:2008/06/01(日) 18:31:52 ID:gCGYW5J/
アレンが両手をたたくと辺りが青白い光に包まれ、視界が戻ると擦り傷だらけだった人の肌はきれいに治り、
足の骨を骨折していて人に支えてもらっていた人は自分で歩けるようになっていた、皆一様に喜んでいる・・。

「こんな事まで・・。」

この力があったからアレンが運んできた人々は無傷だったのだ、リナリーはアレンの能力に驚きが隠せない、
両手をたたいた時に見えたが、左手が肌色・・普通の人間の手だった、本当にいったい何があった?
アレンに直してもらった人々はみなアレンに感謝の言葉を述べるがアレンは無視してどこかへ行った。

「アレン君・・。」

リナリーは誰に言うわけでもなくアレンの名を呟く・・。

しばらくして、ラビが帰ってきた、ラビはどうやらアクマに襲われなかったようで村人も彼もほとんど傷を負わずに
ここまで戻ってこれた、だが神田が戻ってくると彼は傷だらけで右腕をなくしていた。
リナリーは神田に駆け寄る。

「神田!大丈夫!」

「おい!ユウ、どうしたその傷!?」

よく見れば後ろに村人の姿はない、どうやら彼は村人も守れなかったようだ。

神田は息も絶え絶えに腕を押さえて倒れた、抑えた手の隙間から血がにじみ出る、根元を縛って
出血を抑えているみたいが、あまり効果があるようには思えない、だらだらと血が流れ続ける。
神田はラビに肩を貸してもらい立ち上がる。

「とりあえず、応急処置するさ・・。」

リナリーは思い出したように振り返ると辺りに声を響かせて、アレンを呼んだ。
アレン君に治してもらおう、彼がどうしてそんなことできるようになったか疑問だけれど
これほどうれしいことはないことに今さらながら気づいた、ミランダのその場しのぎの修復と違い
完全に治してしまえるなら、この先誰がどんな傷を負おうと大丈夫ということだ。

「アレン君!アレン君!出て来て!」

ビリッ

発雷、リナリーの前で放電現象が起こり、雷の中心に周りから粒が蛇のようにうねうねと動いて集まる
その粒は人の形をなし、色が付け加えられて、アレンの顔になった、徐々に首、胸、腕と顔の中心から
どんどんでき上ってくる。

「何?」

下半身がまだ粒の状態で話すので、ラビと神田は驚いている、まわりにまだアレンになっていない粒はまわり
にまだとぐろを巻いている、リナリーは今さら驚かずそのまま話した。

「お願いアレン君、神田が負傷したの、治してあげて。」

「治す?アレン、そんな事できるようになったのか?」

アレンはラビの疑問には答えず、リナリーに返答。

「やだ。」

「えっ・・。」

答えは却下、その答えに動揺する、リナリーは顔を青くした。

224名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 19:01:48 ID:+P9cDV8U
いい加減自分でサイト作ってそこで書けよ腐女子。
225名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 16:49:42 ID:pAuKt857
なんでこんなところにリナリーアンチが沸くんだろう
ご苦労なこった
226名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 18:24:09 ID:GIJAUr8J
>>224さん、男×女が書ける人は、腐女子じゃないよ〜?(笑)
例えば、私は腐女子だから、男×男しか思いつかないし書けないもん☆
227名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 18:56:23 ID:GIJAUr8J
ところで、神田×ミランダのレイープ物は投下していいですか?
ミランダは、いい加減しつこいですか?
228名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 19:04:05 ID:dKSDdZ5e


はい。ミランダでエロは読みたくない。
聞かれたから答えました。


そもそもどうして会話すらしたことないキャラ同士で
CPに、しかもエロになるのか理解できない。
229名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 20:26:08 ID:GIJAUr8J
すみませんでした。じゃ、やめときます。
230名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:06:07 ID:+QW1LbTc
>>219-223
死亡ネタは不快な人もいるからやめようか

しかしここ最近注意するのも面倒なくらいお子様が増えてるな
18禁板だけじゃなく2ch自体が低年齢化してるのか?
231名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 23:03:40 ID:JFP9d0hv
カプ名とアクの強い属性を名前欄に入れれば
何を投下してもいいと思う。

アクの強い属性っていうのは
レイプ・スカ・死ネタ等のことね。
232名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 23:29:07 ID:XIm0DqKb
投下は職人さんの自由だし、読みたくなかったらスルーすりゃいい
職人さんもわざわざ需要あるかどうか聞かないでいい。より荒れる原因になる
>>231のようなことをしてくれれば普通に構わないから
233名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 01:39:02 ID:YYHxtJK9
ちなみに18歳未満は閲覧も書き込みも禁止。
ここ見ている該当者は速やかに帰りましょう。
勝手に投下します。嫌いな人はスルーしてね☆
235神田×ミランダ@《※注意※レイプ物です。》:2008/06/03(火) 02:54:56 ID:yy36zRyF
箱舟での激戦を駆け抜け、本部に戻ってきた教団に所属する者たち。
エクソシストも、そうでない者も、今、自分が生きている事に感謝し、死んでいった仲間に祈りを捧げ。

束の間の休息だ。

ミランダにとっては入ったばかりの教団だが、リナリーやアレンや教団のみんなは、優しく何度も色々な事を教えてくれる。
自分に出来る仕事を探して、毎日を頑張っていたのだが。

『うるせえ!俺に命令すんじゃねえ!』
ある日、神田に怒鳴られてしまった。
きっかけはとても些細な事だ。
リナリーやみんなが神田の体の事を心配していたので、一緒に食事でもどうかと誘っただけだ。
「で、でも…みんな心配しているし、ちょっとくらい…」
『くどい!』
間髪をいれず、どなる神田。
リナリーや他の人なら、多少食い下がって説得しても、ちゃんと引き際を知っている。
だが、そんなものを分かる事が出来ないミランダは、ついつい、しつこくしてしまったのだ。
236神田×ミランダA《※注意※レイプ物です。》:2008/06/03(火) 03:05:40 ID:yy36zRyF
「お…お願い。みんな神田さんの事を心配しているの。少しだけ元気な顔を…」
クドクドと、ずっと続くミランダのしつこい説得に、神田はついにキレてしまった。
ミランダの腕を無造作に掴み、いきなり歩きだす。
「…なっ…何…?」
とまどうミランダをふり返る事なく、歩き続け、神田は自分の部屋へと入っていった。

ドサッ

ベッドの上に放り投げられ、恐怖で動けないミランダの目の前で、部屋のドアの鍵を閉める。
『おまえ、一度痛い目に合わないと、わからないみたいだな?』
冷たく低く響く声。
237神田×ミランダB《※注意※レイプ物です。》:2008/06/03(火) 03:27:58 ID:yy36zRyF
ミランダは抵抗することもロクに出来ずに、あっという間に、両手を縛られてしまった。
ベッドの上で、ミランダにまたがり、首を押さえ付ける。
『声を出したら、みんなに聞こえるぜ?』

薄暗い神田の部屋の中、神田は上着だけを脱ぎ、ズボンの前だけを崩し、まだ何も反応もしてない自身を取り出した。
『歯、立てたら、殺すぞ』
殺気さえ感じる一言に、恐怖で震えるミランダは何も言い返せない。
ミランダの前髪を掴み上げ、ムリヤリ口に突っ込こむ。
「…んっ…んむう…」両手を後ろ手に縛られたミランダは、不自由ながらも、必死に歯を立てないように、舌と唇で奉仕する。
最初は恐怖で嫌々やっていたハズが、しばらくして、神田自身が固く大きくなってきた頃には、フェラ〇オそのものに興奮し、舐めるのに夢中になっていた。
神田がミランダの口から自身をはずす。
ジュポっと、いやらしい音が響く。
『ムリヤリ口にネジこまれて感じるなんざ、大した淫乱じゃねーか』
238神田×ミランダC《※注意※レイプ物です。》:2008/06/03(火) 03:39:18 ID:yy36zRyF
嘲笑を含む言葉と、自分を見下す冷たい目。
神田はミランダの服を脱がし始める。
抵抗する事も、大声で叫ぶ事もしないミランダに、余裕を見せつける様に、丁寧にゆっくりと。
背中で両手を縛っている為、服をすべて脱がす事はできず、中途半端に体に巻き付く洋服。
それは、かえって成熟した彼女の体をさらにいやらしく神田に見せつけた。
239神田×ミランダD《※注意※レイプ物です。》:2008/06/03(火) 04:04:13 ID:yy36zRyF
スカートを捲り上げ下着をはずす。
そこには、もうすでにトロトロと愛液が溢れていた。
『淫乱女』
低く短く呟くと、すっかり固くなった自身を、いきなりズプっと突き入れた。
「やっ!ああ〜っ!」
それまで、頑張って口を閉ざしていたミランダも、たまらずに声を出してしまった。
ミランダに構わずに、腰を激しく打ち続ける神田。
「…あっ…やっ…あっ…」
一度声に出てしまうと我慢できなくなったのか、ミランダはあえぎ声を押さえられない。
神田の固くて熱い自身に、ヤケドをしそうなくらいの感度を覚え、イキっぱなしになってしまうミランダ。
「…やっ!ああ〜っ!」
キュウキュウと絞めしめつける、いやらしい蜜壺。
神田は自身を締め付ける感触を楽しみながら、さらに激しく突きあげつづける。
『そんなにコレが気持いいのかよ?淫乱女』
「…い…やっ…あっ…ああっ…」
耳元で侮蔑の言葉を囁くと更にキュウっと締め付ける、彼女のいやらしい体に神田もそろそろ限界だった。
240神田×ミランダE《※注意※レイプ物です。》:2008/06/03(火) 04:20:31 ID:yy36zRyF
ミランダの体をひっくり返し、四つん這いにさせる。
背中で縛られている、ミランダは顔を布団に押し付ける形になるが、かまわずに尻を持ち上げさせた。
後ろから容赦無く突っ込み、激しく突き上げる。
体位を変えたせいで、感じる場所が変わったのか、またイってしまうミランダ。
イき続けてヒクヒクと締め付ける蜜壺に、神田は熱い白濁液を吐き出した。

ズルっと自身を抜き出すと、ミランダの口に、またムリヤリ突っ込む。
『おまえの、いやらしいマ〇汁が汚したんだ。キレイにしろよ』
「んっ…んむ…ん…」ピチャピチャと音を立てながら、丁寧に舐め取るミランダ。


『これに懲りたら、2度と俺に命令なんてするな。わかったな?』
【終わり】
241神となった少年:2008/06/03(火) 13:51:13 ID:wYo2m2a6
「どうして・・・。」

アレンの顔がそんな当たり前のことを言わせるなというようなうんざりした顔に変わる。

「簡単だそいつが気にくわねぇ・前からそいつは気に入らなかったんだ、人のことモヤシ、モヤシって・・アレンだっつーの!
それに腕が片方が無いほうがおとなしくていいじゃない?」

「今はそんなこと言ってる時じゃないでしょ、お願い!治してあげて・・・。」

リナリーは思わず情けないすがるような声を出した、その言葉を無視し
アレンはリナリーの顔の横から神田とラビを覗き込む
そして、神田を嘲笑し頭をかきながら軽蔑する相手をさすように指差した。

「しっかし、神田、なかなかいい様じゃないか?その傷口から向こう側の景色が見えそうだぞ・・
魔術の施してある体とは言え、腕は生えてこない、凄まじい回復力を持つお前がそれだけの傷を負うという事は
大量のアクマに襲われたんだろうな、そいつらに花でも贈りたいよ、いやさすがに壊したか・・
いやぁ是非一度お会いしたかった・・・。」

人を嘲るアレンの言動にリナリーは拳を握り、顔を怒りで満たして、アレンに向かって叫んだ。

「ふざけてないで!治してあげて!仲間でしょ!」

「知るかよ、そんな事・・。」

アレンはどうやら本気で神田を治す気はないらしい。
ラビはアレンの言動に信じられないという顔、神田はどこかやはりなというように
憎しみのこもった、目でアレンの背中を睨みつける、リナリーは激高し手をふりあげアレンの頬に向かって振る。
が・・アレンは瞬時に後ろに一歩下がってそれをかわす。、彼女の指の先が彼の鼻頭をかすめる

「それ、結構痛いんだよ、分かる?」

アレンは三人に背を向けた。
242神となった少年:2008/06/03(火) 13:53:26 ID:wYo2m2a6
「本当は治せないんじゃない?」

アレンは完全に神田を見捨てどこかへ行きかけたが、リナリーの言葉に反応したように
向きなおる。

「何だと?」

リナリーは珍しく挑戦的な口調でアレンを嗜める。
どうやら挑発させて、神田の傷を治させようという作戦のようだ。

「本当は治せないだけなんじゃない?偉そうなこと言っといて、傷は治せても腕は生やせないとか?」

「あん?」

ああ・・自分でも恥ずかしくなるくらい、安い挑発、こんなのにかかるわけ・・・。
あれ・・アレン君、不快そうに目を吊り上げてる・・。

「舐めんな、その程度だと・・。」

アレンが勢いをつけて神田に指をむけると指先から青白い光線が迸る。
一瞬攻撃されるのかと思い、身構えたが、光線は神田の傷口に当たると神田の傷口から青緑の細い糸が生えてきた
赤い繊維がそれを包み、さらにそれを皮膚が覆い、完全な腕になった。

「五分くらい感覚がぼやけているが・・まぁすぐに前のように動かせるようになる。」

そう言い、彼はまた姿を消した。
あんな安い挑発にあっさり乗ったことに疑問は感じたが今は神田の腕が治ったことを喜ぼう。
リナリーはそう考えることにした。
243名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 17:17:29 ID:25otXehg
責任は>>231>>232が取ってくれるそうです
244名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 17:22:58 ID:kmn5RoB3
こらこら喧嘩すんな
245名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 18:36:46 ID:yy36zRyF
>>243 責任?

うるさいなー。もー。わかったよ。
貴方の好きなカプとシチュでSS書きます。
リクエストよろしく☆
246名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 18:38:20 ID:yy36zRyF
あ、ごめん。あげちゃった。
247名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 19:36:19 ID:cyop0AF8
いや、いいと思うよ。
なんなんだこのGJし辛い雰囲気。
248名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 19:49:05 ID:YYHxtJK9
蟻の巣に砂糖をまいてる奴がいるな。
249名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 21:04:31 ID:yy36zRyF
>>247 うわ〜い♪ありがと〜♪

>>248 ごめんなさい!
私頭悪いから、日本語が難しくて(てゆーか、意図が)、解んないー。
良かったらもう少しわかりやすく教えてください。m(_ _)m
250神となった少年:2008/06/03(火) 22:02:15 ID:wYo2m2a6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒教団

避難できたのは千人程、その他の地にもまだ避難させる必要がある人間がいると思われるが
できるのは現状維持がやっとだ・・いま避難してきた人間を守るために人員を割いた
といっても、もはや避ける人員も少なく、人々を守りきることは期待できない。

大元帥の元エクソシストと室長でまた会議が開かれた。
会議室の空気は重い、そこにいるべき人間が一人いない。

「アレン・ウォーカーの姿が見えないようだが・・・。」

「申し訳ありません、彼は最近精神が不安定でして・・我々の命令を無視するのです。」

コムイはアレンを庇うが大元帥はこんな非常時にといいたげだ・・・。

リナリーが乱暴に扉を開け会議室からでる。

ドーン!!

リナリーがアレンの部屋のドアを蹴り破ると
中でアレンは絵を描いていた、彼の絵の技術は見れたものではなかったはずだが
描きかけの絵を見るとかなり上手、見本となっている果物に茶色を薄くかぶせて雰囲気を出している。
アレンは自分の部屋のドアが吹き飛んだことにまるで関心がないように
絵を見てこれからどう描き進めるか思案しているようだ。

「アレン君!」

その言葉を聞いてアレンは今気付きましたと表情で語る、だがリナリーを視界に入れようともしない。

「何か用?」

リナリーのほうを見ないで尋ねた。

「会議に何で来ないの?」

「面倒だ・・・だいたい今さら会議して何の意味がある・・どうせ戦争には勝てないんだ
とっととあきらめたらどうだ?」
251神となった少年:2008/06/03(火) 22:03:33 ID:wYo2m2a6
からかうようなよう口調に惑わされずにリナリーはアレンを黙って見つめる。

「あきらめる?本気で言ってるの?」

「ああ、本気さ、俺の能力で向こう側の戦力を計算した、レベル4以上がすでに数億体以上いる、
どうあがいても勝てないだろ?お前たちの会議の内容も聞かんでも大体分かる・・・
数億体のアクマを相手にせず直接まだ分りもしない千年伯爵のアジトを短期間で割り出して
千年伯爵だけを直接狙おうってんだろ?できるわけもねぇのに頑張っちゃって・・馬鹿じゃね?」

ピキ

リナリーの頭の中で何かが切れた、次の瞬間ダークブーツを発動

べキャーーーン

アレンを蹴り飛ばし、部屋から追放する、巻き込めれて部屋に置いてあった生活用品が共に飛翔した。
アレンの体が美しく弧を描いて飛翔するその弧の頂点に到達するとそこで一気に蹴り落とす、彼の肉体が床に叩きつけられ床に凹みをそこを中心に
日々が広がる、血を吐くアレンの肩に乱暴に足を乗せる、ベキッと小気味のいい音がしたが気にしない。

「みんな頑張ってるの!!生の限りあがくって決めたの!!それを馬鹿にしないでよ!!」

泣きながら怒っている、涙声で罵声を吐くリナリー・・
アレンに女性に踏まれて喜ぶ趣味はないようで少し苦しそうに血を吐いて呻く・・・。
リナリーは首元掴んで無理やりアレンを立たせた。
周りの人はこんなリナリーは初めて見たと驚きを隠せない、騒ぎを聞き付け神田、ラビ、コムイがやってくる。

「・・・んな・・。」

「?」

アレン何か言ったはかなく小さい声だったのでよく聞こえない、次にアレンははっきり聞こえるように
すこし呼吸を整えた。

「汚ねぇ手でさわんな!!!」

アレンの咆哮があたりに響き、あたりに衝撃波が広がりリナリーや周りの者が吹き飛ばされた。
アレンは自分の身に手を当て光で自らを包む自分の傷を癒しながら今度はアレンが罵声を吐く番だった。

「いてぇだろぁが、てめぇ!!激痛だ!!おらぁ!!しかも汚ねぇ手で触りやがって覚悟しやがれ
ただじゃおかねぇぞ!!」
252神となった少年:2008/06/03(火) 22:04:51 ID:wYo2m2a6
アレンが叫ぶたび、あたりの空間が震える、相当頭に来たようで、頭には血管が浮き出て、目は鋭い眼光を放ち
リナリーをとらえている、アレンが手を上げると手の上の空間に光る球体が浮き出た、どんどん大きくなり
半径一キロほどになるとボールを投げるように腕を振った、球体はリナリーに吸い寄せられるように
まっすぐリナリーに飛んでいく・・・。

ドーーーン

それは横から飛んでた斬撃に弾かれた、球体は壁にぶつかり、壁は球体の中心を軸にしてぐにゃりと曲がり
炸裂した、その光景をみてもしあれが自分に当たっていらと思いリナリーは背筋が凍った。

「おい、似非剣士邪魔すんな!!」

さっきまでリナリーに向けていた目を神田にむける、神田以上にきつい目だ。

「そうはいかねぇ、大元帥からの直々の指令だ。」

「あん?指令?」

アレンの背後にラビが回りこんで「劫火灰燼・直火判」炎を帯びた鎚をアレンに振り下ろす。
灼熱の業火がアレンを包み、吹き飛ばす。

「不穏分子、アレン・ウォーカーの抹殺だ。」

この時はじめて神田はアレンの名前を言った、上からミランダやクロウリーもその様子を見ていた。
ラビは無言でアレンが飛んだ先を観察する。
煙が立ち上り、残り火が揺らめく。

「アレン君の抹殺?どういうこと兄さん?」

リナリーはコムイに詰め寄るがコムイは何も答えない。

強風が吹き煙が消し飛ばされアレンが出てきた、ペッと血を吐く。

「いってぇ・・」

次の瞬間、今度はラビが吹き飛んだ、ラビは叫び声を上げる間もなく教団の壁を何枚も突き抜けて穴を作り見えなくなった。

「指令?わかったじゃあ、もう敵でいいな?」
253神となった少年:2008/06/03(火) 22:05:27 ID:wYo2m2a6
神田が斬りかかる、アレンは小指でそれを受け止める、神田に接吻するのではないかというほど顔を近づけて
アレンは三本の指を立て「小指と薬指、親指だけでお前を倒す」と宣言した、その言葉に神田はかつてない屈辱を感じ
数々の斬激を繰り出す、それをアレンは涼しい顔で宣言通り小指で全て受け止める、今より強い攻撃を仕掛けようと大ぶりになった隙をついて
アレンは神田の額の目に手をを出す、今すぐ力を吐きだしたいと震える薬指を親指がまだ駄目だと押さえつける
力がたまるまでの間まるで時がたまったように周りの動きは遅く神田は反撃できない、早すぎるんだアレンの動きが・・
彼のスピードは周りの時がとまったように見えるほど早いのだ、薬指は力を吐きだし神田はのけぞりぶっ飛ぶ。
神田は白目をむいて、痙攣を起こしたが、瞬時にアレンのでこピンでへこんだ額が戻り、立ち上がった。
アレンが上を見るとミランダがタイム・レコードを発動していた。

「けし飛べ。」

視線を傷がいえ向かってくる神田に視線を戻しアレンはまた先ほどの球体を出して神田に向けて発射する

ミランダはタイム・アウトを発動し神田の身を円柱の光の束が包む、この円柱の中は時間の流れから切り離され
長時間持たない代わりにどんな攻撃も通用しないはずだ・・が球体は円柱を突き破り神田に直撃した。
今度はねじ曲がるのではなく、体中の筋肉繊維をズタズタにする内部破壊の効果だったようだ・・血をまき散らしながら
神田は元の道をたどりまた額をへこませて白目をむいている。

ミランダはもう一度時間回復を使おうとするが突然目の前にさっきまで下にいたはずのアレンがあらわれ動きが止まる。
ものすごいスピードで動いたのか、瞬間移動とやらを使ったのかは定かではない、萎縮するミランダにアレンは優しく語りかけた。

「大丈夫だ・・・お前は攻撃しねぇよ・・。」

言葉使いは乱暴だが優しい口調、アレンがミランダの額を人差し指でとっつくとミランダは目を閉じ倒れた、頭を打つのを警戒し
アレンは抱きとめ優しく床に寝かせる。
近くにいたクロウリーがアレンに飛びかかり、アレンをはがいじめにするが余裕の表情は崩れない、首をぐいとあげて後ろにいるクロウリーの
顔を見上げる、とアレンはまたも優しい声をクロウリーに放つ。

「クロウリー・・お前を攻撃したくない・・お前を吹き飛ばすのは簡単だが、そんなことしたくないんだ
だから・・離してくれ・・・・。」

クロウリーはアレンを離した、目が明らかに動揺しており目をまわしてミランダ同様目を閉じ倒れた。
これで戦闘可能エクソシストはリナリー・リー一人となった。
上にいたアレンは消え、また下に姿を現す。

「人間ってやつはチョロイもんだな・・・。」

アレンは茫然と自分も見る、コムイに話しかける、隣にいるリナリーには何の興味もなさそうだ・・。

「まるで自分が人間ではないような口ぶりだね・・・。」
254神となった少年:2008/06/03(火) 22:06:09 ID:wYo2m2a6
神田が斬りかかる、アレンは小指でそれを受け止める、神田に接吻するのではないかというほど顔を近づけて
アレンは三本の指を立て「小指と薬指、親指だけでお前を倒す」と宣言した、その言葉に神田はかつてない屈辱を感じ
数々の斬激を繰り出す、それをアレンは涼しい顔で宣言通り小指で全て受け止める、今より強い攻撃を仕掛けようと大ぶりになった隙をついて
アレンは神田の額の目に手をを出す、今すぐ力を吐きだしたいと震える薬指を親指がまだ駄目だと押さえつける
力がたまるまでの間まるで時がたまったように周りの動きは遅く神田は反撃できない、早すぎるんだアレンの動きが・・
彼のスピードは周りの時がとまったように見えるほど早いのだ、薬指は力を吐きだし神田はのけぞりぶっ飛ぶ。
神田は白目をむいて、痙攣を起こしたが、瞬時にアレンのでこピンでへこんだ額が戻り、立ち上がった。
アレンが上を見るとミランダがタイム・レコードを発動していた。

「けし飛べ。」

視線を傷がいえ向かってくる神田に視線を戻しアレンはまた先ほどの球体を出して神田に向けて発射する

ミランダはタイム・アウトを発動し神田の身を円柱の光の束が包む、この円柱の中は時間の流れから切り離され
長時間持たない代わりにどんな攻撃も通用しないはずだ・・が球体は円柱を突き破り神田に直撃した。
今度はねじ曲がるのではなく、体中の筋肉繊維をズタズタにする内部破壊の効果だったようだ・・血をまき散らしながら
神田は元の道をたどりまた額をへこませて白目をむいている。

ミランダはもう一度時間回復を使おうとするが突然目の前にさっきまで下にいたはずのアレンがあらわれ動きが止まる。
ものすごいスピードで動いたのか、瞬間移動とやらを使ったのかは定かではない、萎縮するミランダにアレンは優しく語りかけた。

「大丈夫だ・・・お前は攻撃しねぇよ・・。」

言葉使いは乱暴だが優しい口調、アレンがミランダの額を人差し指でとっつくとミランダは目を閉じ倒れた、頭を打つのを警戒し
アレンは抱きとめ優しく床に寝かせる。
近くにいたクロウリーがアレンに飛びかかり、アレンをはがいじめにするが余裕の表情は崩れない、首をぐいとあげて後ろにいるクロウリーの
顔を見上げる、とアレンはまたも優しい声をクロウリーに放つ。

「クロウリー・・お前を攻撃したくない・・お前を吹き飛ばすのは簡単だが、そんなことしたくないんだ
だから・・離してくれ・・・・。」

クロウリーはアレンを離した、目が明らかに動揺しており目をまわしてミランダ同様目を閉じ倒れた。
これで戦闘可能エクソシストはリナリー・リー一人となった。
上にいたアレンは消え、また下に姿を現す。

「人間ってやつはチョロイもんだな・・・。」

アレンは茫然と自分も見る、コムイに話しかける、隣にいるリナリーには何の興味もなさそうだ・・。

「まるで自分が人間ではないような口ぶりだね・・・。」
255神となった少年:2008/06/03(火) 22:08:13 ID:wYo2m2a6
コムイは冷静さを失わず目の前のアレンの姿をした得体のしれない存在を見据える。
今までのやり取りで確信したのだこれは自分たちのよく知る、アレン・ウォーカーではないと・・・。

「君は・・なんだ・・・・?」

アレンはその質問を待ってましたとばかりに口元を歪め、不敵な笑みを作り答えた。


「神だ・・・。」

短くそう告げる、その言葉には不思議な威厳が感じられた、周りで様子をうかがっていた人々はその不思議なカリスマ性に
涙を流し、頭を垂れた。

「どういうことだ・・・?」

「俺は・・・・。」

アレンは手を広げながらあたりに教師が熱弁をふるうような口調で話す。

「俺は戦い続けた・・・親に捨てられ、義父に拾い上げられ、その義父も病に倒れ、俺を置いて逝った・・・
俺は禁忌に走り義父を二度死なせた、そしてクロス・マリアンに会いエクソシストになる道を選んだ、
それが義父に対する償いにもなり、それが苦しみもがく自分自身を救う道だと信じてきたからだ!」

最後の言葉だけは叫ぶように声を張り上げていった、まるで多くの人間にそれを言い聞かせるように・・。
アレンは顔を下げコムイの顔を再び見る、その目は冷たく冷え切っている。

「だが・・ここにいて絶望の淵に堕ちた、完全なる闇・・・這い上がる気力も失い
時間の感覚さえ忘れてしまった・・・そして・・運悪くロード・キャメロットに出くわして
精神を破壊されてしまった・・。」

アレン君がおかしくなったのはロードのせいだったんだ・・・。

リナリーは悲しそうな眼でコムイのほうを見ているアレンを見た、でもこれで安心したような気にもなった
これで彼女の中にある、アレン・ウォーカーは傷つかない。

「俺はこのままなにもかもわからなくなってしまいたい・・そして死んでしまいたいとさえ思った・・
しかし・・薄れ行く意識の中・・神に出会ったのだ!!」

ここからさらにアレンの言葉は変化していく、まるでここにいる人間をわざと怒らせようとしているように癇に障る
詭弁さで語る。
256神となった少年:2008/06/03(火) 22:09:20 ID:wYo2m2a6
「そして俺自身も神の力を与えられ、どんなものをも意のままにする力をふるうに至ったのだ!
貴様ら人間とは格が違う!たかが人間がこの神を抹殺しようなど・・・笑止!!!」

突然アレンの髪が生え際からリナリーが夢で見たように黒くなっていった
眼の色が変わり凶暴な肉食獣のように瞳孔が細く鋭くなる。

『Vooooooo!!Vuoooooooooooo!!!Vaoooooooooo!!!』

この世のものとは思えない叫び声をあげるアレン。
その顔にリナリーの記憶に残る、やさしい面影はない・・・。

『さぁ人間ども!!俺を滅ぼせるか!?』

アレンの声を別の低い声が混ぜたような声
後ろに気配が・・・

「滅ぼしてやるよ!」

「!?」

傷だらけのラビが戻ってきた・・が一瞬でねじ伏せられると先ほどアレンがリナリーにやられたように
肩を乱暴に踏みつけられた。

「ぐっ!!」

「人間がこの神に勝てると思ったか?」

薄笑いを浮かべたままアレンの声でそう言うと一歩下がってラビを見下ろす
ラビはアレンを涙目で見上げる。

「おい、泣くのか?ブックマン Jr. ・・感情を殺し歴史を観察するのがお前の使命だろ?」

もう・・俺たちの思いはお前には届かないのか・・・?

アレンはおもむろにラビの体を蹴り飛ばした。
飛んでいくラビを見ながら「職務怠慢だぞ・・。」と呟いた。
飛んでくるラビを回り込んで抱きとめる、顔をみるとラビは死んでいた・・。
頭を強打しすぎ、ダメージが肉体の許容範囲を超えたのだ。

「ラビ・・・・。」
257神となった少年:2008/06/03(火) 22:10:14 ID:wYo2m2a6
リナリーは涙を流しながら「あらら・・少しやりすぎたかな?」と人一人死んだこと大した
ことでもないように言うアレンを睨みつける。

「何が神よ・・・この人殺し!!!」

その悲痛な叫びはあたりに響いた、それを聞いてアレンは笑いと驚きが混じったような顔になった。
口元は笑っているが、目が笑っていないのでそう見える。
そして突然噴き出したように笑い始めた神の声で・・。

『HAHHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAAAAAA!!』

吐しゃ物をまき散らすような笑いに皆が恐れを抱く中、リナリーだけはアレンを睨み続ける
そして声はどんどん人のそれへと戻っていき、黒く変色した髪も茶色に戻っていく・・。

「ははははははは・・・・・。」

やがて笑いは収まり・・・ひどく冷え切った眼でリナリーも見る。
リナリーがラビを抱きかかえている光景を見る中、一瞬だけ彼の目が親に見捨てられた子供のような
悲しみの光を帯びたがリナリーはそれに気づかない。

「・・・やーめた・・・。」

遊び疲れた子供のようにそう言うと手を振りあたりを銀色の光で包む。
そして光が消えると辺りはリナリーがアレンを蹴り飛ばす前に戻っていた。
リナリーは驚きあたりをきょろきょろ伺う・・神田も自分の腕の中にいるラビも傷が癒えていた。
影が差したのに気付き顔を上げるとアレンが佇んでいる。

「元同士よ・・最後のよしみだ・・一つ願いをかなえてやろう・・・。」

「・・・・・・。」

突然の申し出に少し混乱するリナリーにアレンはこんなのはどうだと提案する。

「この世のすべての黄金なんてどうだ?・・・・それとも一国の姫にしてやろうか?」

一人で子供のようにはしゃぐアレンを悲しそうな眼でリナリー見つめる「そんなものいらない」と言った。
アレンは聞く前から答えがわかっていたような気がした。
258神となった少年:2008/06/03(火) 22:11:44 ID:wYo2m2a6
「なるほど・・富や名声より、愛ってわけね、いいだろう・・お前ののぞ・・・。」

「帰って来て・・・。」

「あん?」

エクソシストとしてはここで千年伯爵の抹殺を願うのが正解かもしれないけど・・・
あたしには本当の世界より大事なものがある・・
あたしの世界の大切なピースのあなたに戻ってきてほしい・・・。

「帰って来て・・アレン君。」

この時はじめてアレンは驚いた、心底完全に驚いた・・・だが・・。

「無理だな・・俺の精神はもう壊れている、二度と戻りはしない・・・
お前の望むアレン・ウォーカーにはもう戻れない・・・戻りたくもないしね・・・。」

リナリーはうなだれ力なく「じゃあ・・・もういい・・・消えて・・二度とあたしたちの前に姿を現さないで・・・。」
と言った。

「わかった・・・。」

アレンが手を地面にむける。

「神が嘆けば天は荒れ・・・神が怒れば大地が揺れる・・・神が望めば世界はそれを形作る・・
我ここに望む、この器に命を吹き込まん。」

その言葉には歌うような響きがあり、あたりに染み込んでいく・・・。

アレンを中心に竜巻が起こる、竜巻の中にいるのにアレンの声は不思議とよく聞こえた。
竜巻が収まると白銀の鱗を持つドラゴンが現れたその姿は美しくとがった顎、まっすぐに伸びだ角
きれいに並んだ牙、エメラルドのようにゆらめく光を放つ瞳。

「我と共に生き、我と共に朽ち果てよ・・・と呪文はここまでだ・・・。」

アレンはドラゴンの頭に飛び乗った、皆はさんざんアレンに驚かされたというのにさらに茫然と
その様子を見てい、あごの繊維を切られたようにだらしなく口を開けている。

「お前の名前は何がいいかな・・・?そうだウラヌスと名づけよう・・異国の地で天空の神と呼ばれるものの名だ!」

アレンは手を伸ばし、その先から剣を出現させた、神ノ道化の退魔の剣だ、剣の柄をつかむと
彼は同士に激を飛ばすように叫んだ。

「共に闘おーーーーう!!」

ウラヌスと名付けられたドラゴンは答えるように火を噴いた
そしてアレンを乗せたままドラゴンは飛び去る(壁に穴を出現させてそこを通り、穴はすぐに閉じた。)

後に残された黒の教団の面々はアレンとドラゴンが消えた先を仰いでいた。
誰となく、誰もが口をそろえて言った。

「結局、あいつ何だったんだ?」
259名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:13:51 ID:62TNcfk4
(´・ω・`)下手だお…つまんない…
260理解不能変人:2008/06/03(火) 22:22:45 ID:wYo2m2a6
どうでしょう?なかなか今回の話は自信作なのですよ、
この後アレンは孤独になります、でもリナリーがそれを救いあげる
アレンが強大な力を振りかざして孤独になる話を前から書いてみたかったの
思いついた時はこれだと思いました。

それとお聞きしたいのですがまだ終わってないのに、神となった少年
が小説一覧にUPされていたんですがちゃんと後で続きもUPされるのでしょうか?
どうか温かいお言葉をいただきたく書き込んだのですが・・
今誹謗中傷は勘弁願いたい、今ちょっと事情があって精神防御力が0に近い・・。
261名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:31:43 ID:25otXehg
一連の気の違ってる書き手共は同一人物なのか?マジうざいな…

まず>>249

>>248のレスの意味が解らない時点で未成年でしょ?キミわ☆ 未成年はココに書き込んじゃダメなんだぞ☆
仮に成人だとしても、キミの作品はハッキリいって下手糞で読めたレベルじゃないんだよね☆
んー 確かにへたっぴは投下しちゃダメ!なんて掟はないんだけど、もーちょっと何とかならないの?
最低、大人が読んで耐えられるレベルを投下してもらわないと、読み手は困るだけだし苦痛なわけです☆
キミが投下する行為は読み手にとってテロなんです☆
リクエストがどーとか寝言ほざく前に、まずは自分の実力を鑑みることから始めましょう☆

さー、わかりやすく書いたぜ 頭悪い子ちゃん

>>247

別に職人に神レベルを期待しちゃないんだが、普段読ませて貰ってる人達のが良すぎるのかね?

つーかGJつかねーのは雰囲気の所為じゃねーから。見事な掏り替え技術だな

>>258

まず、人様のレスを読むクセをつけようか
書くのは勝手だが此処に貼るなよ駄作をさ

しっかしイタ書き手同士が無視しあってるのが爆笑ものなのは俺だけか?
262名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:40:27 ID:yy36zRyF
>>261
私の正体は30才の腐女子で〜す☆えへ☆

了解しました。もー2度と私はSS書かないよ〜。
これからは読むだけにしま〜す☆

周りの人たちにも、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。m(_ _)m ←ちょっと泣きべそ
263名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:42:20 ID:S488XzCn
>>260
結構面白かったよ。
GJ
264理解不能変人:2008/06/03(火) 22:53:19 ID:wYo2m2a6
259さん私の作品を2分で読み上げるなんてすごいですね・・
逆に感心してしまいます。
263さん温かいお言葉ありがとうございます。
261さんご忠告ありがとうございます。

265名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:00:49 ID:vvM22V5q
いい加減にしろ。
266名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:05:27 ID:N3LR07+j
まあ、いろんな性格の人がいるよねってことで
気にするな
267名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:29:58 ID:YYHxtJK9
厨を擁護するレスすんな
268名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:52:38 ID:L6xQSIij
一気にスレが延びてて投下かって見たらこの有様
いい加減にしろ
来てるかもしれない真面目な職人さんに非常に失礼だ
269名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 13:47:56 ID:N/3x0eU4
うーん
ここは成年ならば誰もが自由に書き込める文章創作板であって、ニーズのある者だけが書き込む場ではないんだよな。
〔文章創作板〕という考えの下でなら、感想レスさえスレチという事になるかもしれん。
文章創作板で文章を創作して批判される現象こそが厨で異常。我慢するべきなのは読み手だろ。
書き手が去る展開がここの板は多いが、くどいようだが、ここはエロパロ&〔文章創作板〕だ。
嫌なら読み手側がスルーするのが当板のマナーであり、文句があるなら自分が神作とやらを書かれるしかない。
駄文すら書けない悔しさから叩きに発展するんだろうが。書き手は折れずに頑張ってくれ。
ただ、女と名乗ったり、女とあからさまに分かるコメントや文体は叩かれ易いから止めた方がいい
270名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 14:11:15 ID:5GNVyxfQ
>>269
読み手だが丸ごと同意しとくよ
271名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 14:25:20 ID:hRRuT+pd

そりゃ訳わからん自分設定、エロなしの妙なファンタジー
会話すらしたことないキャラ同士の捏造、
勝手に他作品とコラボさせる…等々はいい加減にしろと思うが、

あぼん機能使えばいいし、文字の羅列だけで大体厨作品はわかるからな。

この新スレになってから透明あぼん大活躍だよ。

272理解不能変人:2008/06/04(水) 21:03:41 ID:57Q9nplk
すいません、コラボダメでしたかわかりました二度としません。
エロなしファンタジーと言っても後でちゃんとエロあります
それまでに至る道が長いだけです。
妙な言われても全部ちゃんと筋道通ってると思うんですが・・
どこか変なとこありました?
最近文章力には自信がついてきたのにやはり未熟なんでしょうか?
273名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:11:03 ID:p+mfULL7
しかしミランダ信者はどこに行ってもウザいな
274名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 22:55:47 ID:5GNVyxfQ
>>272
要するにカップリングは何なのかを
名前欄に入れた方がいいと思う。
あとオリジナル設定が強すぎるものは
自サイトでやるべき。
275名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 23:53:47 ID:ErfVr+fp
>>272
いったい誰と誰のカップリングだったのか全く分からないんだが・・・・?
276名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:05:00 ID:W8h29u0G
要するにセンスゼロの下手くそってことか
277マリミラ:2008/06/05(木) 01:23:58 ID:RuJQ1nmn
26号読んだらなんか舞い降りてきたので、マリミラ投下します。
カップリング苦手な方はスルー願います。



普段他スレ住人なので、空気嫁だったらごめーんね。

278マリ×ミランダ:2008/06/05(木) 01:25:38 ID:RuJQ1nmn
じじいがウサギになったり、はたまた猫になったり、ゾンビ化する人間が多発したりと
科学班(というよりむしろコムイ)が原因で起こるトラブル満載の引越しも、ようやく終りつつある。

新しい本部となる建物に、いちどきに荷物を搬入するのは物理的に不可能な為、教団は3班に分けられた。
移動も3日に渡って行われ、各人割り振られたその当日に身の回り品を持ち込むことになっている。

「あぁ、疲れたわ……」

うっそりと溜息を付いたミランダは荷をほどく手を止めて、これから暮らすことになる小部屋を
ぐるりと眺め回した。彼女はラビやブックマン、マリらと共に第1班に振り分けられ、初日に移動を済ませたのだ。
ノロノロと手を動かしてスーツケースから衣類を取り出しながら、ミランダは再び溜息をついた。
身の回り品は決して多くはないのだが、襲撃、引越しと、最近立て続けに起こった出来事に彼女は疲れていた。
おまけに引越し作業の途中に不本意にもゾンビ化するというオマケまでついていたのだから尚更だ。

「それにとっても喉が渇いた……」

小さな声で独り言をつぶやくと、ミランダは立ち上がって自室を後にした。
幅の広い階段を降りて直進すると、細長く広いホールにでる。食堂になるはずのその場所は、今は
薄暗く静まり返っていた。それもそのはずで、調理担当の人々は明日移動してくるのだ。
誰もいない食堂はこころなしか不気味で、ミランダは肩を軽く竦めると小走りにホールを抜けて
調理場を覗いた。やっぱりここも人っ子一人見当たらず、シンと静まり返っている。
調理台や床の上に雑然と並べられたダンボールの中には、蓋の開いたものもいくつかあり、
その中に缶詰や瓶詰めの類があるのを見つけたミランダは目を輝かせた。

「ええと… お茶は、お茶はないかしら?」

ブツブツと小声で呟きながら、あちこち箱の中を物色してみるが、なかなかお茶は見つからない。
なかば諦めかけた所でシンクの上にある小箱をふと開けてみると、ようやくそれらしきものを発見した。
中国茶だろうか? 鮮やかな黄色のパッケージには見慣れぬ漢字と桃らしき果物が描かれている。

「桃の… お茶?」

ティーバッグの封を開けて、そっと匂いを嗅いでみると、かすかに漢方薬めいた匂いはするものの、
それは確かにお茶らしかった。

ここだけの話、パッケージには『催淫媚茶・紅玉痴花』とかなんとか怪しげな字が並んでいるのだが、
悲しいかな、ミランダは漢字を読むことができないのだった。作った人間がコムイであることと
効能の程は改めて申し上げる必要もないと思うけれど、一応言っておくと、このお茶は鉄の処女であろうとも
その気にさせるバリバリの媚薬なのである。
279マリ×ミランダ:2008/06/05(木) 01:26:43 ID:RuJQ1nmn
湯を沸かす間にもう一度ダンボールをあさって、クッキーを取り出し小皿に盛り付ける。
調理台の前にスツールを据えると、一人だけの茶会の準備はまたたくうちに整った。
カップに注いだお茶は金色に輝いて、香り高かった。

「あら、案外美味しいわ……」

そっと一口啜ったミランダは、幸せそうな微笑を浮かべると、アーモンドの乗ったクッキーを小さくかじった。
今度はお茶を大きく一口含む――と次の瞬間、真顔に戻ったミランダは聞き耳を立てる表情で食堂の方を振り返った。

重々しい足音がゆっくりと近づいてくる。その足音は食堂の内部で一旦立ち止まったと思うと
また動き出し、今度は真っ直ぐにミランダの元へと近づいてきた。 緊張の面持ちでミランダは、口に含んだお茶を
ごくりと飲み下した。

大きく目を開けたまま入り口を見守るミランダの前に現れたのはよく見知った顔で、その個性的な
ヘアスタイルと、大きくいかつい体躯の彼を見た途端、彼女の口からは安堵の溜息がこぼれた。

「マリさん……」
「ミランダ」

男はさほど驚いた様子もなく、わずかに口許を緩めてうなずくと彼女の名前を呟いた。

「俺にも茶を淹れてもらえるかな?」

そのマリの言葉に、パッと頬を赤らめたミランダは立ち上がると、慌ててもう一人分の茶を用意した。
そういえばあのゾンビ化事件の時、自分はマリに思い切り噛み付いたのだと、後で人に聞かされた。
そのことも彼にはまだ謝っていない。

(きちんと謝らなくっちゃ……。 二人だけの今が丁度いいチャンス……)

この広い調理場の片隅で、マリと二人きりでいると考えた途端、胸がドキドキして頬に血が上るのを抑えきれない。
それでなくても、なぜだか最近、自分はずっとマリを意識しているというのに。

まぁ、ミランダの頭に血が上っているのは媚薬のせいでもあるのだが、気の毒なミランダは知る由もない。

彼女が動悸を抑えようと、無駄な努力をしながら茶を淹れる間に、マリは自分用の椅子をどこからか調達してきて、
腰掛けると黙って彼女を見守った。

「ハイ、どうぞ…」
手渡そうと伸ばした指先が震え、ソーサーにカップがあたってカチャカチャと音を立てた。

「ありがとう」
短く礼を言ったマリに、ミランダは目を伏せたまま口を開いた。

「あ、あのっ… この前は…… ごめんなさいっ! かっ噛みついたりしてしまって……」
「なぜ謝る? ミランダは別に悪くないだろう」
「でも… 痛かったでしょう?」

潤んだ目で見つめられて、マリはドキリとした。

彼女はこんなにもキレイだったろうか。確かに以前から好ましい女性だとは思っていたが、決して
美人だとか色気があるとか、そういうタイプではないと思っていたのだが。
280マリ×ミランダ:2008/06/05(木) 01:27:50 ID:RuJQ1nmn
「いや… 別に痛くはなかったよ」
ぼそりとそう呟いて、渡された茶を一口啜る。上目使いにミランダの方を見ると、彼女はほんのりと桃色に染まった頬
を自分の両手で挟んでいた。

(それにしても? この心音は??)

途切れ途切れに聞こえるミランダの鼓動は通常より明らかに速く、息もせわしく苦しげだ。

(この間のゾンビ薬、コムビタンなんとかとまるで同じような…?)
思わず身の危険を感じて、椅子から半ば身を浮かせたマリの眼前で、ミランダが勢いよく立ち上がった。スツールが
ガタンと音を立てて後ろに吹っ飛んだ。

「マッ マリさん、私――」
言葉を途中で途切れさせ、苦しそうに喉元を掻き毟ったかと思うと、ミランダはうつ伏せにずるずると
倒れ伏してしまった。

「おいっ! ミランダ!!」

慌てて駆け寄り、そっと仰向けにする。幸い意識はあるようで、ハァハァと苦しそうな呼吸を繰り返しながらも
ミランダはうっすらと目を開けた。

「 …… 」
見守るマリの前で、ミランダの震える唇は何か聞き取れぬ言葉を小さくつぶやいた。 

「何だ?」
ヘッドフォンを付けているにも関わらず、耳をミランダの口許に近く寄せて問い掛けると、うわ言のような返事が
返って来た。

「――あつい… あつい…のぉ……」
吐息まじりの囁きに思わずぞくりと鳥肌がたった。

「おい? ミランダ?」
呼びかけながら、彼女の身体を抱き起こすと、マリの指が彼女の腕や胴体にわずかに触れただけで、ミランダは
喘ぐようなを悲鳴を上げた。はっきりと欲情を秘めたその声に、マリも思わず頭にかっと血が上るのを感じた。

ドクドクとこめかみが脈打つ。と、同時に下腹部の非常に怪しからぬ部分も熱を持って疼きだすのが分かった。

(オイィ! おかしいだろ、コレ!?)

動揺してキョロキョロと辺りを見回すマリの目に、さきほどミランダが捨てたティーバッグの袋が飛び込んでくる。
ミランダ同様、漢字は分からぬマリだが、『回春』とか『淫花』とかその類の文字は直感に訴える所があって、
マリは今現在自分達がどのような状況にあるのか、たちどころに理解した。

(またあいつかーーーーーー!!)

脳裏にコムイの顔を浮かべて、拳を硬く握り締める。

恐る恐るミランダの方に目をやると、彼女はとろんと定まらぬ目線のまま、喉元のボタンをなんのためらいも無く
外して、胸元辺りまでドレスをくつろげている。

自分はわずか一口啜っただけで、心悸高進、やる気満々(心はともかく身体は)、いつでも発車オーライの状態に
なっているのだ。カップに半分近く飲んでしまったミランダは一体……、マリはごくりと唾を飲み込んだ。
281マリ×ミランダ:2008/06/05(木) 01:28:48 ID:RuJQ1nmn
「ぁああん… あっつぅい… も、いや……」

もはや行為の最中かと思わせるような甘い声を上げながら、床の上で身を捩るミランダの髪がパラリと解ける。
寛げた胸元からは乳房の膨らみが半分ほど見え、転げまわるうちにドレスの裾は捲くれ上がり、彼女はかなり
あられもない姿になりつつあった。

「とっ とりあえず医療班に……」
言いかけて、マリは口ごもった。 頼りがいのある婦長を始めとする医療班は明日にならなければ、ここには
現れないのだと。

どうしたものかと考え込んでいると、不意に二の腕を強い力でつかまれてマリは思わずのけぞった。
そのマリに覆いかぶさるようにしてミランダが近づいてくる。

「ね… あついの… これぬがしてぇ… お願いぃ…」

いつの間にか襟元はもっと広がって、肩まで露出している。背中のジッパーが中途半端に下がって、コルセットの紐と
絡んでしまったらしい。自力で脱げないもどかしさに身を捩りながら、ミランダは必死でマリに訴える。

マリの眼前でビスチェに押し上げられた胸の谷間がふるふると揺れる。息をする度に揺れる柔らかそうなふたつの
膨らみは、しっとりと汗ばんでいるせいで、細かく霧を吹いたみたいに産毛が輝いている。
まるで本物の白桃みたいだと、思わず触れそうになった指を押しとどめて、マリは深々と溜息をついた。

取りあえず、こんな開けた、いつ誰が来るとも分からぬ場所で、いつまでもこうしているわけにはいかない。

マリがやけくそのようにミランダを抱き上げると、彼女はほぉっと吐息をついて、彼の顔をまじかで覗き込んでくる。
その熱っぽく潤んだ瞳に眩暈を覚えながらも、マリは大股で歩き出した。

一旦は自室に連れて行こうかと考えて、いや、やはりそれはマズイだろうとマリは首を振った。
誰かに見られたらミランダの評判に関わってしまうから。

(しかし、俺は彼女の部屋を知らんしな……)

「おい、ミランダ! 自分の部屋が分かるか?」
声をこころもち大きく、彼女の耳元でゆっくりと問い掛ける。あいかわらずトロンとした瞳で見つめるミランダに、
無駄な問いだったかと諦めかけると、腕の中で女が大きく身を捩り、マリの首っ玉にぎゅ、とかじりついてきた。

「三階の一番、奥……」

ヘッドフォン越しにも、熱さを感じるような囁きだった。

282マリ×ミランダ:2008/06/05(木) 01:30:01 ID:RuJQ1nmn
「ね、早く部屋に連れてってぇ… それで、これ、脱がしてぇ……」

ミランダが再び大きく身を捩った拍子にビスチェがずれて、瑞々しい色に染まった乳房の先端までが、ついに姿を
現した。腕の中の柔らかい女体の感触ともあいまって、マリの下腹部は再び己の存在を強く主張しだしてしまう。

(いかん、いかん! このままなし崩しに…っていうのはなしだ、絶対に!)

三階の廊下を奥へと進みながら、マリは唇をぎゅっと噛み締めると、悲痛な決意で中空を睨んだ。

(そんな弱みに付け込むような真似が、出来るわけないだろ! 男として!!)

ようやく辿り着いた小部屋へと、二人もつれるように転がり込み、窓際に置かれたベッドにミランダを横たえ――
たと思ったら、またもや腕を取られて、マリはミランダに覆いかぶさるようにベッドに倒れこんでしまう。

ボスンッと顔を埋め込んだ枕からは、ミランダの匂いがして、ああ、ここは彼女の部屋に間違いないのだと、変な
安心感をマリは覚えた。

(どうやら、ミランダも安心したらしいな… さっきまでとは違うゆったりした顔つきで――ぇええええ!!)

表情こそ、ゆったりとくつろいではいたものの、指先はゆったりとは程遠い素早さで、ビスチェの絡んだ紐をほどき
目にも留まらぬ速さでジッパーを下ろすと、電光石火の早業でミランダはドレスを滑り落としてしまった。
しかも下着も同時に毟り取るという器用さ。

「だってホントにあついんですもの……」
マリの方を振り返って無邪気に呟くと、ミランダは履いていた靴を蹴り飛ばすように脱ぎ、ベッドにどさりと
腰を下ろした。もはや身に着けているのは、清楚な白のショーツ一枚のみで、膝を緩めて座ったその奥へ、奥へと
向かう己の視線をマリはどうしても止める事ができない。

白く滑らかな両腿の奥、その突き当たりには、渦を巻く恥毛らしき薄暗い翳りと、それから濡れているのだろうか…
谷間に沿ってうっすらと滲んだ色、複雑な凹凸まで見て取れて、マリはたまらず雄たけびを上げたくなる。
――雄たけびを上げたくはなるものの取り合えず、ゴリラのように自らの胸板を叩くことで我慢した。

おお、そして、そのマリの目の前で、ミランダの脚がゆっくりと開いていく。細い指がショーツの脇から潜り込んで
その指が蠢くと、くちゅ、ぴちゅ、と淫猥な水音がマリの耳にはっきりと届いた。

283マリ×ミランダ:2008/06/05(木) 01:33:20 ID:RuJQ1nmn
「ぁ、ん…  脱いでも、あついの……ぅん、 ここが… 熱いのぉ…」
切れ切れの呟きの合間には、ご丁寧に んっ とか ふぅっとか色っぽい喘ぎが混じっている。

「ゃあん」 
甘い泣き声を上げて、眉をよせたミランダは片方の乳房をぎゅっと握り締め、身をくねらせた。

(!!!! エロすぎる! くそっ! また 声がエロイ!!)
己の聴力の良さを恨みつつ、血を吐くような心の叫びと共にマリは固く、固く、目を閉じた。

一方、ミランダはというと、まったく意識がない訳ではなかった。
ただどうしてこんな事態に陥っているのかということ、全く理解できていない。
例えるなら、心の深い部分で自分が二人に分離してしまったようだった。普段のいい子ちゃんなミランダを
悪い子、奔放で淫乱なミランダがあざ笑っている。


健康的な女性なら誰もがそうだと思うが、ミランダとて常日頃、淫らなことを全く考えないわけではなかった。
例えば、今目の前にいるマリに対して、そういう欲望をかすかに抱いたことだって、実はあったのだけれど
こんな風にそれを剥きだしにするなんて、当然毛筋ほども考えたことはなく、もうどうしていいか分からないまま
悪い子の自分に良い子の自分が引きずられていく。 

どうしようもなく、引き込まれてゆく。 目の前の男がたまらなく欲しかった。

ショーツの中で自ら慰めるその部分は、たっぷりと濡れて、ぐずぐずにほぐれている。ぷちゅりと指を抜き去ると
そこは物欲しげにひくついて、もっともっとちょうだいと訴えているようだった。
ミランダはヨロヨロと立ち上がると、マリの首に腕を投げかけて、逞しい男にぶら下がるように抱きついた。

「マリ、さぁん」
そのかすれ声にマリはピクリと反応すると、目を開けてミランダを見た。

自分の名を呼んだということは、ミランダは全く意識がない訳ではないのだ。薬のせいで欲情しているとしても、
目の前にいるのが自分だということは認識していて、それでも自分を求めてくれるのだ……。

それがマリには無性に嬉しく、思わずミランダの身体に腕を回し抱き返した。女の細い背中に指先をすべらせると

「あっ、 はぁっ…  マリさぁん」
熱い吐息と共に彼女は再び彼の名を呼んだ。



---------------------------------------

思ったより長くなってしまったんで、とりえず半分です。
すいません、続きは週末投下予定です。

284名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 01:34:16 ID:B7A9UwVM
GJ!
285名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 01:45:01 ID:mbIaIyla
GJGJ!!
マリミラすごい萌えました、週末をwktkしながらお待ちしています!
286名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 08:14:30 ID:pdBP+hdC
ミランダエロ杉たまらん
GJ(*´д`)
287名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 20:13:29 ID:H3OXsnO4
GJ!!!!!!!!!!!!!
288名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:10:30 ID:GupVxuF/
マリミラ(*´Д`)ハァハァ
待ちきれないぜっ。GJ!!!!!!
289名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:30:23 ID:POb1fbnb
神が光臨されたか!
GJGJ!
続き楽しみにしてます。
290名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:59:45 ID:Ky2S68nu
マリミラ(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
裸正座に箱ティッシュ10箱装備で週末を待ってます!!!
291マリ×ミランダ:2008/06/06(金) 15:52:45 ID:L27wNHUE
>>283 の続きです。



マリが両の腕で抱き締めると、ミランダの身体は熱っぽく火照り、微かに震えている。
その熱を我が身に吸収するかのように懐深くかき抱きながらマリは考えた。

――媚薬によって引き起こされたこの症状…というか発情は、恐らく性的な充足感を得ることで解消するはずだ。
つまり自分が彼女をエクスタシーに導いてやればよいのだと。

だがしかし、この状態の彼女とセックスするのは、どうもズルいというか何というか、マリには納得いかない。
だからといって、このまま彼女を放置して去ったとして、後で彼女が部屋から抜け出し他の男を誘うようなことが
あれば、それはそれで気に入らない。

心の中で逡巡しながら、マリは腕の中のミランダを見下ろした。

目と目が合うとミランダは切なげな吐息を漏らし、甘えん坊の子猫みたいに身を摺り寄せてきた。
薄いシャツ越しにふたつの柔らかい膨らみが押し付けられる。押し付けては身をくねらせるうちに、乳房の先端が
ツンと硬く尖ってきてマリの胸板を刺激する。そのせいで、さっきから激しく自己主張しているマリの分身が
更に姿勢を正す。パンツの中のそれは、もはや直立不動といっていい状態だ。

口付けをねだるように、うっとりとマリを見上げるミランダ。その唇は半ば開いており、白い歯と桃色の舌が
チラチラと見え隠れしている。

その上気した顔を見ながら、マリはある悲壮な決意をした。 ――ここはひとつ挿入せずにいかせてやろう、と。
まことに紳士というべきか、クソ真面目というべきか。とある日出処の小国には『据え膳喰わぬは男の恥』
とかいう諺もあるけれど、それはこの際どうでもいい。


迷いを振り切ったマリは、身をかがめるとミランダをグイと抱き寄せ唇を重ねた。

柔らかい唇の間にマリがそっと舌を差し込むと、ミランダは一瞬ためらうように身を強張らせたが、すぐに
その舌を彼の舌に絡めてきた。

最初は柔らかく探りあうようだった動きが、徐々に激しいものに変わり互いの呼吸を奪い合う。

「んっ…  っふぅ……」
ミランダが唇の端から苦しげに息を漏らすと、透明な唾液が零れて彼女の顎を伝った。

長い口付けを交わす二人を、午後の陽射しが斜めに照らし出す。

やがてマリはゆっくりと唇を離すと、肩で息をするミランダをベッドにそっと横たえた。大柄なマリは特注の
頑丈な寝台を使っているのだが、ミランダは当然、ごく普通のシングルベッドを使っている。

果たして俺と彼女、二人分の重量をこのベッドは支えきれるだろうかと、マリは恐る恐る彼女に覆いかぶさる。
彼女の頭の横に両腕をついて体重をかけると、ベッドはわずかにきしんだものの、なんとか大丈夫そうだと
見極めて、マリは安堵の溜息をつくと再びミランダの唇を塞いだ。

292マリ×ミランダ:2008/06/06(金) 15:54:03 ID:L27wNHUE
「ぅあっ、あぁん」

マリの唇が、顎から首筋、胸元へと下りてゆく。その熱く濡れた感触にミランダは身を捩った。
柔らかくゆっくりと乳房を揉みこまれて、その心地よさにうっとりしていると、もう片方の乳房にかすかにざらつく
感触が走る。マリの舌が螺旋を描いて、乳房を円く舐め上げているのだ。やがて頂点に辿り着いたその舌が、
硬く勃ちあがった乳首を絡めとってやわやわと吸い上げた。
ミランダの背筋を寒気がゾクゾクと走り抜けて、身体の奥深くにキュウッと差し込むような快感が走った。

ミランダの乳房は決して大きくはないが、丸く形が良い。その乳房を丹念に愛撫しながら、マリは空いた片手を
ミランダ腹部や太腿に滑らせた。彼女の肌は肌理が細かく、普段は陶磁器のようにサラリとして見えるのに、
欲情している今はしっとりと潤って、マリの掌に吸いついてくる。撫で回し、吸い上げる度にピクピクと跳ね上がり、

こらえきれない喘ぎを漏らすミランダの、その素直な反応が実に可愛かった。たまらず口に含んだ彼女の乳首を強く
吸い上げて、甘噛みするとミランダは白い喉を反り返らせて細い悲鳴を上げた。

思い切ってミランダの脚の付け根に指を這わせると、ショーツ越しでもそこが濡れているのが分かった。
いや、濡れているというような生易しさではない、むしろびしょ濡れ。もはや下着として用を成さないぐらいに
濡れそぼった布切れがべったりと張り付き、太腿の辺りまでしっとりと湿っている。

その場所を見たいという誘惑には勝てず、マリは彼女の両膝を大きく割った。覗き込んだ途端、あまりに扇情的な
視覚的刺激にぐらりと眩暈がした。透けた白いレース越しに、彼女の全てがそれはもうはっきりと見えすぎる
ぐらいに見えている。

「ミランダ… すごいな……」
じかに見るより濡れた布越しに見る方がむしろ生々しく卑猥なのは何故だろう。
すでに直立不動のマリの分身がびくりと跳ね上がってパンツの中で狭さを訴えた。

「すごく濡れてるぞ」
「ぃっ やぁ… いや、見ないでぇ…」
直裁なマリの言葉にミランダは顔を手で覆って泣き声を上げた。けれど泣き声とは裏腹に彼女の腰はぐっと
せり上がって、男を誘うように円を描く。誘われるままにその場所に顔を近づけると、甘酸っぱくむせかえる
ような雌の香りがマリの劣情を更に煽った。

(まずいまずいまずい… このままじゃ犯っちまう、どんな拷問だよ、こりゃ一体……)

マリはミランダの股間で激しくかぶりを振ると、やおら彼女の下着を毟り取った。
もう指でもクンニでも何でもいいからとにかく彼女を一度いかせてしまおうと。
そして自室に駆け戻って、猛りくるう息子を宥めてやりたいと。
293マリ×ミランダ:2008/06/06(金) 15:55:53 ID:L27wNHUE
たまらなく恥ずかしいのに、たまらなく気持ちいい。

マリの手で脚をこれ以上開かないほど開かされて、恥ずかしくて泣きたくなる。そこが熱くてひどく濡れているのが
自分でも分かる。

マリの腕が胸に伸びてきて乳房をぎゅっと握られると、自然に高い声が喉から漏れ出た。更に乳首をこりり、と
つままれると、その電流のような快感は子宮へと直接伝わり、ミランダは身体の奥から熱いものがどっと溢れ出す
のを感じた。

いまや、いい子のミランダは心の中の檻に完全に閉じ込められてしまった。
今表に出ているのは、奔放で淫乱なミランダオンリーで、そっちのミランダときたら、マリを挑発するように
腰を振ってみせたり、もっとひどいことに、恥ずかしい場所を指で広げて『ここを触って』と訴えるような
真似までしてのける。

「ぁ…ん、マリさぁん… お願ぁい、ここぉ……   っあ、あぁーーーっ!」
秘所を自ら開いて誘った途端、それまで優しい愛撫を繰り返していたマリの指が自分の中に深く突き立てられて、
その衝撃にミランダは背中を反り返らせた。


突きたてた指は思いがけない熱さの中にいた。ミランダの中はとろとろに蕩けているにも関わらず、マリの指に
絡みつき、しごきたてるような動きをする。マリは思わず、夢中になってミランダの中に指を抜き差しした。
内部の複雑な形を確かめるように、指をもう一本差し込むと、ややきつさは感じるものの、ミランダのそこは
柔らかく優しく二本の指を包み込む。

じゅっじゅっじゅぷじゅぷくちゅぴちゅっじゅく…

音高くそこをかき回しながら乳房の先端にちゅうっと吸い付く。とにかく早く彼女をいかせなければ、自分の
脳内の回線の方が先にショートしてしまいそうだった。

「あっあっあっあぅ、あっ、くぅ… んん、あっ」
切れ切れに嬌声を上げるミランダの最奥まで指を捻じ込んで、一番敏感な肉の芽をくりくりと擦り上げると、
「ひゃぅっ んん あぁーーーーーーっ!」
高い声を上げてミランダは達した。腰を高く持ち上げた彼女の内部はキュキュキュッとマリの指を不規則に
締めつけ、やがてその身体がぐったり弛緩すると奥から白濁した蜜がマリの指を伝ってトロリと流れ出し、
シーツに半透明な染みを作った。

くたりと力を抜いたミランダの中から指を抜き去り、マリは天を仰ぐと目を閉じて深い溜息を付いた。
いつの間にか額にびっしりと浮き出した玉の汗を拭うと、指先から濃い女の匂いがして、マリの雄が股間で何度目かの
悲痛な叫びを上げた。先走りとかカウパー氏線液とか分泌物とか、もう色々と大変で、見なくても己の股間が悲惨
な状態になっている……もっとハッキリ言うと、お漏らし状態になっていることが思い切り自覚されて、マリは
情けなさにもう一度深く溜息をついた。
294マリ×ミランダ:2008/06/06(金) 15:56:42 ID:L27wNHUE
と次の瞬間、マリは余りの驚きに目を閉じたまま硬直してしまった。

ごそごそと音がして、自分の腹部に触れる何かを感じる。その何かがミランダの髪であることに気付き、制止の声を
あげようとしたけれど、喉はカラカラにひり付いて言葉は出てこず、意味不明な呻きだけが漏れた。

パンツの前の濡れた部分を恥ずかしく思う暇もなく、ミランダの細い指は器用な動きで、マリのベルトを緩め、パンツ

を下着もろ共に引きずり下ろしてしまう。その途端に自由になった男根が勢いよく跳びだしてマリの腹を打った。
身体に見合ったサイズのそれは、長々と閉じ込められていたことが余程不満だったのか、紫がかって怒張しいくつも
節を浮き出させている。

「まぁ…」
処女なら裸足で逃げ出しそうなその威容に、ミランダは一瞬驚いたようにその手を止めたけれど、すぐにその指を
伸ばして、マリの猛りをおずおずと包み込んだ。赤黒い怒張はミランダの指の中で落ち着きなくびゅくびゅくと痙攣し
ミランダはごくりと唾を飲み込んだ。
先程エクスタシーを感じたおかげでやや落ち着いていたボルテージが、猛り狂う男根を目にしたことであっという間に

振り切れてしまう。

マリはというと、予想外の展開に狼狽を隠せずにいた。ミランダを一度絶頂に導いて落ち着かせ、自分も部屋に戻って
思うさま自慰にふけるはずだったのに。自分ときたら彼女の前で欲望全てをさらけ出して、立ち尽くしている。
彼女の白い指が己の昂ぶりを優しく握りこんでいる。柔らかい掌が棹を握りやわやわと扱き上げる。

(嗚呼神様!もう無理だから!普通の神経の男じゃ到底耐えられんだろ!? しかし、さっきの誓いを破るわけには…



マリは内心激しく葛藤しながら、それでもミランダを制止しようと彼女の肩に手を伸ばし、彼女を見下ろした。
頬を真っ赤に染めたミランダはマリを上目使いに眺めてきて、そしてその目はキラキラと輝いている。

「マリさんの、すごい…… びくびくして、あつい……」

風前の灯だったマリの理性、挿入しないという誓い、或いは男の純情は、その言葉を聞いた途端に宇宙の彼方へ
光速で飛び去り、チリと化して消えていった。

「ミッ ミランダァアアア!」

鬼神のごとき表情で身に着けたものを毟り取ると、マリはがば、とミランダに覆いかぶさった。

彼女の頭を髪ごと掴み、むさぼるように口を吸いながら、乳房を揉みたてる。指の間に乳首を挟んで転がしながら
もう片方の手を濡れたクレバスに滑らせ、下からクリトリスを擦り上げる。唇と舌をミランダの身体中に這わせ
最後に尖らせた舌先を脚の付け根のぬかるみに突き立てると、ミランダははげしく頭を打ち振ってたまらないような
よがり声を上げた。
295マリ×ミランダ:2008/06/06(金) 15:58:30 ID:L27wNHUE
「本当にいいのか? ミランダ」

どくんどくんと脈打つ己自身を握り締め、ミランダのヴァギナに宛がったマリは、まさに挿入しようとしながらも、
彼女の意思をもう一度確認した……のだが、行為に深く没入したミランダから返事は返って来なかった。

ミランダは目を硬く閉じ、ゆっくりと頭を左右に打ち振っている。汗で濡れた巻き毛が額や首筋に張り付いて、
浮き出た汗で濡れて光る肌は、いまや全身薄桃色に染まっている。

頭を振っていると言っても勿論否定の印ではなく、その証拠にミランダの腰は上下に揺らめいてマリの先端、丁度
鈴口の部分を擦り、それを自分の中に迎え入れるような動きをしている。

(うむ、身体はいやとは言ってないな ――どうみても)
とりあえず、自分を納得させることに成功したマリは、ぐっと腰を推し進めてミランダの内部へと分け入った。
熱い。 柔らかい。 そのくせ侵入を拒むような初々しい動きをする……。飲まれる、どこまでも飲み込まれていく。
濡れて熱い渦に巻き込まれ、マリは深く女体に溺れていった。


「んっ んあっ ぁあああっ……」

熱く巨大なものが自分の中に押し入ってくる。その熱さと異物感はほとんど痛みに近い快感をミランダに与え、
それでもそれは苦痛などではなく確かに快感で、ミランダの目から生理的な涙が溢れ出す。
頬には涙、身体中の汗腺からは汗、さらに身体の奥深くから湧き上がる溶けた蝋みたいに熱い謎の液体…… 
全身びっしょりと濡れながら、ミランダは揺られ続けた。硬く熱く張り詰めたものが、突き入れられ、抜かれるたびに

身体中をゾクゾクと寒気が走る。それは突き落とされると同時に高く昇りつめていくような不思議な感覚で、
快感がたかまるのに反比例して頭の中はぼんやりと霞がかかってくる。

マリの規則的な動きに合わせて、ベッドもリズミカルに軋みを上げる。

(きもち、いい……  ああ、でも…   もっと もっと……)
脳内で誰か叫んでいる。どうすればもっと快感を高められるか本能で知っているかのようにミランダはマリの
抽迭に合わせて腰を振り出していた。

ぎしぎしと揺れるベッドの軋みはひどくなる一方で、マリの動きが一段と早まるのに合わせて断末魔の呻き声を
上げたかと思うと、ついにその脚が一本折れてしまった。傾いたベッドから床へと二人は繋がったまま、ズルズルと
滑り落ちたが、どちらもまるで気にする様子はない。

上体を起こしてミランダの片足を肩に担ぎ上げると、マリは一匹の獣になったように、喉の奥で低く唸った。

じゅぷぱっつ、ちゅっ ぷっぷつじゅぷじゅぷ、ぐちゅちゅ、っぱ

より深く繋がった二人の身体がぶつかり合う度に粘っこい水音が高くして、弾ける汗が床に飛び散る。
296マリ×ミランダ:2008/06/06(金) 16:00:35 ID:L27wNHUE
来るべき絶頂を前に、マリの動きは更に加速度を増す。

「ぁっ ぁっ ぁっ ぁっ あぁっ マッ マリさぁあああああーーーー!」
マリが角度を変えてミランダの内部を擦り上げた途端、焼け付くような快感が背筋から脳天まで突き抜けて、
ミランダの意識は白く弾け飛んだ。

達した女の口から自分の名前が呼ばれた途端、マリも込み上げる射精感を抑えきれず、最後にもう一度ミランダの
最奥を抉るように突き上げた後、素早く抜き去って掌に吐精した。

ハァハァと荒い息をつきながらも、マリは素早く後始末をした。先程脱ぎ捨てた自分のシャツで、掌の白濁を拭うと
そのシャツを丸め、汚れていない部分で汗を拭く。部屋に備え付けの小さな洗面所でタオルを濡らして絞り、
ミランダの元に戻ると、意識を失った彼女の身体を素早く拭き清め、シーツでフワリと覆う。

下着とパンツを身に着けながら、壊れてしまったベッドを眺めて溜息をついた。ミランダには悪いが、これは彼女に
なんとか上手く誤魔化してもらい、新しいベッドを入手してもらうしかないだろう。

床に横たわった彼女の呼吸を確かめる。それは深く安定していて、安らかな寝顔にはかすかに微笑みのようなものが
浮かんでいる。

(結果的に言うとこの場合… 俺はコムイに感謝した方がいいのかな… しかしこれが最初で最後だとしたら少し…)

マリはミランダの眠りをさまたげぬよう、そっと彼女の巻き毛をかき上げた。

(いや、かなり残念だな……)

マリはそっと彼女の頬に口付けると、静かに部屋を後にした。



「おい! じじい、こンの忙しい時にどこに行ってたんさ!?」
「――うん、ちょっと、な……」
「んで、ミランダは見つかったのか? 夕めしどうするっていってたさー?」
「ぅむ…… 多分、ミランダ、今夜は疲れて夕飯どころじゃないんじゃないかの……」
「――???」

ラビの許に現れたブックマンは、怪我で失血した後の人間のように青ざめて、その鼻の下から上唇にかけては
血を拭い取ったような後がうっすらとついていたという。


                                                     <了>
-------------------------------------------------


久しぶりに楽しく書けて、これで満足して巣に戻れます。
読んでくれた方、ありがとうございました!
297名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 16:19:37 ID:gEGNFOxi
何かこのスレ気持ち悪いね
自分のHPでやればいいのに…
通りすがりにファンじゃない人にも見られるって思うと嫌な気持ちになった
298名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 16:25:13 ID:PyT/hW+g
o(≧▽≦)o GJ☆
299名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 16:29:37 ID:yhGeu+L6
マリミラもうキテターーーGJGJ!
週末って土日かと思ってたから早く読めて嬉しいです!
300名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 16:32:47 ID:eGsBqI47
(*;´Д`*)ハァハァ…

GJ…

社内で読むんじゃなかったぜ…
301名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 17:29:17 ID:TqdB5L9h
マリミラGJ
302名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 18:05:58 ID:aS04Xhjt
GJGJ!!
マリミラハァハァ
303名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 19:24:06 ID:Kbzq9xEZ
(*´Д`)ハァハァ マリミラGJGJGJ!!!!!!!
こんなに早く読めるなんて 職人さん乙です
そしてブックマンワロスw
304名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 21:12:04 ID:Yb7pEiUG
>>297
同感です!だから全部のスレの職人に同じ事言って回ってくださいwww

マリミラGJ!!!!
エロかった!神ありがとう!!
305名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:11:01 ID:VRFauJFe
良識ある職人さんおつかれでした。


あの不幸女でエロパロが賑わう日が来るなんてな。
306名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:19:22 ID:eGsBqI47
>>305
確かにミランダは化けたな。エロパロでも全然いける件。
次はチャオGの美形化にでも期待しとくかw
307名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:24:48 ID:nIWWFyKu
マリミラ最高だった!マジでGJ!
また何か舞い降りてきたら書きに来て欲しい。
308神となった少年:2008/06/06(金) 23:39:58 ID:9Oz2AdCI

数時間・・アレンが黒の教団を去ってから大分時間がたった。

アレンはドラゴンの首に跨りながら雲の中をつき進み、不思議な高揚感を味わっていた。
ドラゴンに乗って空を飛ぶのが子供のころから夢だった、マナに子供のころ読んでもらった絵本、
夜が怖くて眠れなかった彼にマナ・ウォーカーが読んであげた絵本にドラゴンの話があった、
その話を聞いてドラゴンに乗って空を飛んでみたいと言ったら
マナはいい子にしていればきっとドラゴンが来てくれるよと言った、純粋なアレンは信じて疑わず、
ずっといい子にしていた、結果ドラゴンが現れるどころかマナがいなくなってしまったけれど。

父さん・・・・。

アレンの頬を一筋の雫が濡らす。

「・・ウラヌス・・一緒に世界を救おう・・・。」

雲を抜け上空から見下ろす下界にはアクマの軍団が黒の教団に向かって進軍していた。
アレンはそれをドラゴンの首を脇に覗き込んで目を細める。

「急いだほうがよさそうだな・・・ウラヌス・・お前の分身を作るぞ。」

アレンがドラゴンの頭の頂に触れると、アレンの乗っているドラゴンから
いくつもの光が飛び出し、その光は全く同じドラゴンの姿となった。

「ウラヌスの分身たちよ!!人間を守れ!!それがお前たちの使命だ!!」

「「「ギャオーーー!!」」」

ドラゴンたちは一斉に咆哮をあげた、中には火を吹いている物もいる。
その咆哮と炎はあたりの雲を吹き飛ばす。


大地が揺れた。
309神となった少年:2008/06/06(金) 23:40:41 ID:9Oz2AdCI
リナリー達はアクマたちがこちらに向かっていることに気付き迎撃態勢を整えていた。
ファインダーも最新式の結界装置を構え、エクソシストをサポートする。

「ボクはここで現場の指揮を執る・・、みんな・・準備はいいかい?」

無数のアクマが教団から見える空を覆い尽くしている。
空間が黒く塗りつぶされているようだ・・・。

リナリーは空を見上げる、雨が降りそうな雲行き。
ラビやクロウリーが心配そうに見る、神田はアクマの軍団を睨みつけているサポート型のミランダは命を削り
タイム・アウトで非戦闘員を守る役目を担うようだ、ずっと後方で4人を見守っている

「まだ・・アレンのこと気にしてんのか?」とは誰も言わない、
アレンのことを口に出すことは彼女を傷つけるだけだと皆が知っている、
今残っているエクソシストの中で彼女が最強だ、その彼女の心のバランスが今崩れたら
もう戦いどころではなくなる、だが彼女は戦いに集中すると決めたようだ、
真っすぐに透き通った眼でアクマの軍勢を見据える。

決戦の時!!

アクマの軍勢がひと塊りとなり巨大化した、巨大な頭部の頬に同じ形の顔が付いて巨大な角が二本生えており、
細く長い手足は金属の光沢を放つ、レベル3が合体した巨人形態より遙かに大きい
レベル4以上が合体するとさらに強い巨神兵とも呼べる存在へと進化できるようだ・・。
合体しなかったアクマは巨神兵の周りで屯っている・・・

ギュオオオオオオオ!!

アクマの大群が集まり大きな手を形造り、リナリー達に襲い掛かる・・・。
リナリーは先頭を切ってアクマの群れに突っ込んだ・・。

ドーーン!!



高度を下げあたりを飛びまわる・・・。
何かを探しているようにじーと周囲を観察する、ある一点がアレンの視界を捕まえた、

見つけた・・・。

視線の先には大きな屋敷、周りの建物が全部崩壊しているというのに一つだけその場に
君臨することを許されているかのように堂々とその風貌を露わにしていた。
310神となった少年:2008/06/06(金) 23:42:59 ID:9Oz2AdCI
間違いねぇあれだ・・・。」

アレンはタンっと軽くドラゴンの首を踏むとドラゴンは屋敷に向かって鋭い角度で下降した。



屋敷の中で異形の姿をした尖った耳大きな口をした道化
千年伯爵、今まさに彼は人類滅亡のシナリオにチェックメイトをかけようとしていた、
踊りながら、自分の勝利を確信しはしゃぎ倒す、周りに彼の家族のノアの姿は見えない・・・。

「楽しいデスネ♡」

そこにそのチェックメイトを邪魔するもう一人の道化が現れる。

ドーン

「!?・・ドラゴン?」

壁を乱暴に突き破り粉塵をたちあげるドラゴン、その背には『愚かな道化』の天敵
退魔の剣を携えた『白い道化』・・その道化はドラゴンの背から飛び降りた。

「千ちゃん、おっひさ〜♪元気〜♪」

久しぶりに会った友人に話しかけるような調子で千年伯爵に話しかける。。

「オ前は・・アレン・ウォーカー・・・・・・随分雰囲気ガ変ワリマシタネ♡」

口調は変わらないが本当は衝撃を受けている、本来彼は表情から感情が読み取りにくいからしょうがない。
すぐに冷静さを取り戻す。

「本当ニ、オ久シブリです♡本日は何ヨウデスカ?」

半円の額縁眼鏡の向こうの目を鋭く黒く変化させる千年伯爵に不自然なほど微笑みかけるアレン。

「もー言わせたがる年頃でもないでしょうに・・・・勝負だ、最後まで自分のシナリオを踊り続けれた
方の勝ちだ・・・お前は人類滅亡のシナリオを・・俺は人類救済のシナリオを踊る。」

一呼吸おいてアレンは告げる。

311神となった少年:2008/06/06(金) 23:43:54 ID:9Oz2AdCI
アクマの大群を相手にすら中、ミランダが倒れ防御を失い、今はコムイが開発した一番強力な結界装置で
避難してきた人々を守っている、だがそれも長く持ちそうにない・・・。
アクマに比べエクソシストの数は少数、多勢に無勢。

アクマの大群が黒の教団の建物を完全に破壊し決壊がむき出しになる、
リナリーはアクマの大群を薙ぎ払い、ラビは火判でアクマを何体も焼きつくす、クロウリーはアクマの血を吸い
限界まで、体を酷使し、今もはや彼の姿は人の姿をしていない、神田は結界からはみ出た二人の子供を庇い
縦横無尽に襲いかかってくるアクマをチーズのように斬り伏せる。
左目から血を流し、その目はもうつぶれている。

ズバズバズバズバ

だがあまりに振り続けたために握力が弱り六幻がスッパと彼の手から抜けてしまった。
六幻は近くの瓦礫に突き刺さる。

しまった・・・!

慌てて六幻に手を伸ばしたが、そこにアクマが襲い掛かってきた。
それにリナリーが気付く。

「神田!!」

ドーン

「!?」

神田に襲い掛かったアクマが炎に包まれ吹き飛んだ、その軌跡が陽炎を描く。

「「ぎゃおおおおーーー!!」」

周りにドラゴンが囲っていた、翼をばたばたとはためかせ、

これは・・アレン君の・・・・!?

数十匹のドラゴンが同時に火を噴きアクマを焼きつくす、その威力はラビの火判の比ではなかった。
数匹のドラゴンが強靭な翼を広げ結界からはみ出た人を守り、その結界も守っている。

先ほどのリナリーと同様にアクマの群れに突っ込み。
鋭い牙と爪でアクマを破壊していく・・・・。
312神となった少年:2008/06/06(金) 23:45:04 ID:9Oz2AdCI
間違えた、312無視で・・。
313神となった少年:2008/06/06(金) 23:46:53 ID:9Oz2AdCI
「さぁ踊ろうぜ!!レッツショーターーイム!!!」

アレンはイノセンスを発動、仮面を頭部に装着、白いマントに身を包み
退魔の剣を右手に構え千年伯爵に向けて駆け出す。

この舞台で人類救済のシナリオを踊るために・・・。

最後まで踊り続けるのは『愚かな道化』(オーギュスト)か『白い道化』(クラウン)か?



アクマの大群を相手にすら中、ミランダが倒れ防御を失い、今はコムイが開発した一番強力な結界装置で
避難してきた人々を守っている、だがそれも長く持ちそうにない・・・。
アクマに比べエクソシストの数は少数、多勢に無勢。

アクマの大群が黒の教団の建物を完全に破壊し結界がむき出しになる、
リナリーはアクマの大群を薙ぎ払い、ラビは火判でアクマを何体も焼きつくす、クロウリーはアクマの血を吸い
限界まで、体を酷使し、今もはや彼の姿は人の姿をしていない、神田は結界からはみ出た二人の子供を庇い
縦横無尽に襲いかかってくるアクマをチーズのように斬り伏せる。
左目から血を流し、その目はもうつぶれている。

ズバズバズバズバ

だがあまりに振り続けたために握力が弱り六幻がスッパと彼の手から抜けてしまった。
六幻は近くの瓦礫に突き刺さる。

しまった・・・!

慌てて六幻に手を伸ばしたが、そこにアクマが襲い掛かってきた。
それにリナリーが気付く。

「神田!!」

ドーン

「!?」

神田に襲い掛かったアクマが炎に包まれ吹き飛んだ、その軌跡が陽炎を描く。

「「ぎゃおおおおーーー!!」」

周りにドラゴンが囲っていた、翼をばたばたとはためかせ、

これは・・アレン君の・・・・!?

数十匹のドラゴンが同時に火を噴きアクマを焼きつくす、その威力はラビの火判の比ではなかった。
数匹のドラゴンが強靭な翼を広げ結界からはみ出た人を守り、その結界も守っている。

先ほどのリナリーと同様にアクマの群れに突っ込み。
鋭い牙と爪でアクマを破壊していく・・・・。
314神となった少年:2008/06/06(金) 23:48:17 ID:9Oz2AdCI
ガキン!! ガキン!! ガキン!!

屋敷の中に鈍い金属のぶつかり合う音が響く。
屋敷内の広い踊り場二人の道化がお互いの剣をぶつけ合う。
お互い一歩も譲らない。

ガキャーン!!

今まで一番鈍い音が鳴り、二人は剣を間に挟み睨みあう。

「随分強クナリマシタネ♡」

「お宅のお嬢さんのおかげで一皮むけたんだ。」

舌を出しおどけてみせる、挑発している・・。

「精神が壊れていまスネ♡」

「・・・・!」

初めてアレンが表情を崩した鉄壁の仮面がわずかに揺らぐ。

「アナタ程の子ガ精神を壊すとは余程のことがあったのでショウ♡」

アレンが押され始めた、アレン側に二つの剣が傾く。

「仲間の裏切リデスネ♡」

千年伯爵はただでさえ大きく広がっている口をさらに広げ
笑った。

「仲間に裏切られたのデスネ・・オカワイソウニ♡」

ちっとも同情しているようには見えない。
315神となった少年:2008/06/06(金) 23:48:58 ID:9Oz2AdCI
「そんな人間のために何をそこまで頑張るのデスカ?」

アレンがさらに押され、今にも倒れそうな体勢になり、足を大きく下げてこらて・・・。

「お前に何が分かる!!?」

伯爵の剣を跳ね返した!そして伯爵の腹を蹴りつけ、さらに勢い付け後ろ回しけりを叩きこんでくるくる回転し
右足、左足を交互に使って伯爵を蹴るけるける!!そして高く跳躍した。

「俺はアレン・ウォーカー!!時の破壊者!!」

剣を頭上にあげ振り下ろしながら下降する。
剣の切っ先から電撃が噴き出し、奇麗な線を描く・・・。

「この世の悲しみの連鎖を断ち切る者だ!!」

ザン

アレンの剣が伯爵の剣ごと伯爵のシルクハットから下の床まで斬り抜いた!!

「マサカ・・・この私ガ・・・・。」

伯爵の体は二つに分かれ消えていく・・・。

「私を倒しても無駄デスよ、アクマは私が死んでも統率を失うだけデス♡
止められませんよ・・絶対ニネ♡キャハハハハハハハハハ♡」


ギャハハハハハハハハ・・・・・・・・♡

不愉快な笑い声を僅かに残し・・彼は消え去った。
と同時にアレンの全身から血が噴き出す。

「ぶは!!」

アレンの体が縮んでいく・・・アレンは仰向けに倒れた。
もはや人間とアクマの戦いなど知らんとでも言うように月が青白い光を放っていた。
316神となった少年:2008/06/06(金) 23:49:39 ID:9Oz2AdCI
一体のアクマがリナリーの首に噛みついた、首から血が噴き出す。
ドラゴンがそれに気付いてそのアクマを炎で吹き飛ばした。
リナリーは力を失い、落ちていく・・
ドラゴンはそれを追いかけ翼を閉じリナリーに向かって真っすぐ落ちる
やがてリナリーに追いつきリナリー背中で受け止めた。

その時・・・アクマの動きが止まった、全員が沈黙する・・・
ラビも神田も突然動きをとめたアクマを不審に思って様子をうかがい動きを止めた。
静かな時がしばらく流れると・・・・

数多のアクマが集まってできた巨神兵がバラバラになった。
また無数のアクマへと戻る、そして散り散りになり、暴れ出す、ところどころに攻撃打ち出す。
その攻撃で森の木は数多くなぎ倒され、山は削り取られていく・・四方八方に攻撃をアクマたちは繰り返す。
攻撃対象が人間からこの世界そのものへと変わったかのように・・大地を削り取っていく・・。
コムイは結界装置の内側からその情景を見た。


まずい・・このままでは世界そのものが破壊されてしまう・・

今アクマは殺人兵器から破壊兵器へ変わったのだ。

何故だ?なぜ突然こんなに暴走し始めた・・?

リナリーは血が流れる首を押さえてドラゴンの背から首のほうまで登った。

「これは・・・・。」

今まで何度もアクマと戦ってきたリナリーもこんなアクマの攻撃初めてだっと言わんばかりに衝撃を受けた。
人も何も関係なしに無差別に攻撃する、攻撃はもちろん結界にもあったている。

ラビと神田はクロウリーを担いでアクマの攻撃の間を縫いながら、リナリーに向かって全身から力を振り絞って
呼びかける。

「リナリー!!大丈夫か!?」

リナリーはその声に気づいてドラゴンの背から下を覗きこんだ。

「・・・・!!!?」

「大丈夫よ!!」と大声で叫びたかったが首の傷のせいでそうはいかなかった。
指と指のあいだから血があふれる。
317神となった少年:2008/06/06(金) 23:50:27 ID:9Oz2AdCI

ドラゴンはアクマから逃れるため高く飛びあがった。


はるか上空からリナリーは全体を見渡した。
共に闘ってくれていたドラゴンも今ではだいぶ数が減り、
地に落ちたドラゴンにアクマは容赦なく食らいついている。
尻尾や翼に食いついたアクマを振り払おうと苦しみもがくドラゴンもいた。
あっ今そのドラゴンが地に落ちた。
よく見ればリナリーが乗っているドラゴンも多くの傷を負っている。
結界もひび割れ今にも壊れそう・・・。

もうみんな助からないの・・・・。

リナリーは指を組み合わせて祈った。

助けて・・・・。

彼女は神を信じない、彼女ほど神に運命を翻弄された者はいない・・。

お願い・・・助けて・・・・。

彼女ほど神を憎んだ使徒はいない・・
ならば彼女は何に祈っているのだろう・・・・。

アレン君・・・。

パアアアアアアア

まばゆいほどの光が・・太陽よりも激しい光が天上から差し込んだ。
気が付けばリナリーの乗っているドラゴンの背にもう一人の人物が立っていた。
その人物は蛇がそうする時のように音もなくするりと振り返ってこう言った。

「すまんな、今だけ約束破るぞ・・。」

アレンはリナリーを吹き飛ばす、地面に激突する前に浮遊感を感じ、ふわりと空気に受け止められた。
降りた場所は結界装置の中、周囲が突然現れたリナリーに驚く間もなく大きな叫びが轟く!

「このセリフを言うのはこれが最後だ!!」
318神となった少年:2008/06/06(金) 23:52:12 ID:9Oz2AdCI
312じゃなくて311だった・・間違えた書き込みを消せればいいのに・・。
本当に申し訳ありません。
319神となった少年:2008/06/06(金) 23:52:45 ID:9Oz2AdCI
哀れなアクマの魂よ・・・・・。

アレンが眼前で腕を重ねて×字を作り、それを開いた瞬間アレンの体が発光した。

安らかに眠れ・・・。

神ノ道化のマントがどんどん大きくなり辺りに広がる。
その光景は人々を魅了した、みんなそれを見上げている・・。

見ていた誰もが思った、美しい・・・と。

発動最大限・・・解放!!

マントはさらに広がり、アクマの群れを覆っていく・・・
優しくアクマの群れを包みこみ・・・パンと音をたて
大きな光を放って消えていった。
誰もがその光景を見守っていた、下手に声を出して・・・下手に手を出して
この光景を汚してはならぬと思っていたかのように・・。

この世からアクマが去った瞬間だった。
人とアクマの戦争は幕を閉じた・・一人の神となった少年によって・・。


ゆっくり・・ゆっくり・・・力尽きていくかのように、アレンは下降していく・・。
そして地面が彼を受け止めると首に包帯を巻いたリナリーが走り寄った。
包帯には血が滲み、包帯では止めきれない血が胸を伝って流れ落ちている。
治療にあたっていた人が「まだ動いちゃダメ」と言っていたが彼女には聞こえていない。

ブッシャーー

リナリーにおびただしい血が降りかかった。
リナリーの顔や団服に血が点々と飛びついている。
アレンの血だアレンの体から突然耐えかねたかのように血が噴き出した。
アレンは口や目からドロドロ血を流し、膝をつく、リナリーが走り寄るとアレンは手をかざし静止した。
ただ一言「寄るな。」と言って。

「アレン君・・・。」

アレンが制止のために伸ばした手から優しい光が迸りリナリーを包み
傷をいやすと出血が止まった、アレンは顔をあげリナリーの傷が治ったことを確認すると
立ち上がり指笛を吹いた、フィーと音が鳴り響くと全く傷ついていないドラゴンが何処からか飛んできた。
ドラゴンはあたりに飛んでいたドラゴンや死んでしまったドラゴンを吸収した。
アレンは血の塊を地面に唾でもはくように吐き捨てるとドラゴンに乗ろうと翼に捕まる。
さらに乗り上げるアレンの背中をリナリーが引っ張った。
アレンが振り返ると目が訴えている「行かないで・・・。」と・・・。
彼は彼女の目に何の感情も汲み取る気はないらしく「離せ。」言い放つ。
320神となった少年:2008/06/06(金) 23:53:25 ID:9Oz2AdCI
「行かないで・・お願い・・。」

「消えろと言ったのはお前のほうだ・・お望みどおり消えてやる・・・。」

アレンは血を吐き翼から手を離してしまい落ちた。
リナリーが受け止めようとしたがアレンはそれをよけ、地面に体を打ち付け呻いた。

「ぐ・・!いてぇ・・痛い・・。」

ファインダーと教団の医療班がアレンに近づいてきた。

「治療しましょう・・。」

アレンは血をだらだら流す、さっきからずっと目から鼻から口から流れる血が止まらない。
リナリーを横目に睨み、医療班の手も払いのけた。

「要らん世話だ、自分で治す。」

「何を意地になってるかわからないけど、今はそんなこと言ってる場合じゃ・・。」

「やかましいんだよ!!」

アレンの叫びに反応して大地が揺れた。

神が怒れば大地が揺れる・・。

「俺はお前たちを見捨てようと思っていた!!世界なんざ知るかとほおっておこうかと思っていた!!
お前たちが大嫌いだ!!だから寄るな!!貴様の汚らわしい口で俺の名を口にするな!!虫唾が走る!!」
321神となった少年:2008/06/06(金) 23:54:22 ID:9Oz2AdCI
彼が怒号を放つたび大地が悲鳴を上げ揺れる。
凄まじい地響きにリナリーも含め全員まともに立っていられない。

「本当は今だってお前ら殺したいんだ!!がまんできる間に消えるんだ!!邪魔すんな!!」

よろめきながら、アレンの怒りに脅えながらもリナリーは尋ねた。

「じゃあなんで!?何であたしたちを助けてくれたの?」

揺れる弱い声色でそれでリナリーは尋ねたのだ。

「この世の悲しみの連鎖を断ち切る・・それがアレン・ウォーカーの使命であり、
願いだったからだ・・・。」

血を吐きながらも不気味なうすら笑いを浮かべてアレンはドラゴンの背に飛び乗った。
ドラゴンが翼を羽ばたかすと辺りに強い風が吹き砂を舞いあげリナリー達の髪がなびく。

ドラゴンはある程度飛んでその高度を維持した。

「最後の土産だ受け取れ!!」

パンという乾いた音と同時に青白い光があたりを包んだ。
皆の傷が癒えていく、光が止むとドラゴンは消えていた。
322名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 23:58:46 ID:nIWWFyKu
「神となった少年」迷惑だ。
自分のサイトでやってくれ。
323名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 00:03:18 ID:nIWWFyKu
理解不能変人っていうコテか。
ここはエロパロ板なんだよ。
オリジナル設定だらけの意味不明なファンタジー小説投下されても困る。
しかも長すぎる。住人を待たせるだけの魅力も無い
低クオリティなクソ小説をだらだら続けるな。スレを私物化するな。
迷惑だ。消えてくれ。スレが汚れる。書きたいなら自分のサイトでやってくれ。
本当に消えてくれ。迷惑だ。消えろ。自分のサイトに行け。
324神となった少年:2008/06/07(土) 00:04:24 ID:9Oz2AdCI
アレンは雲の中を飛行していた、雲の上に出て太陽が見えた。
ドラゴンが雲の頂点の目にとまるとまるで待っていたかのように・・。
空間の一点がゆがみ、大きく黒い穴ができる、この世のすべての光を飲み込み二度と離さない
だからこの世の何よりも黒い穴。
その中に吸い込まれるようにドラゴンとアレンは入っていく。

中も穴に負けず劣らず暗い。
アレンはドラゴンの鼻先を撫でた。

「御苦労さま・・ウラヌス・・もう休んでいいよ・・後で君の仲間も作ってあげよう・・。」

髪が白い・・どうやら仮面の姿を保っていられなくなったようだ。
すぐにそれに気付いてまた仮面をつけ直す。

「これからは余生だ・・長く・・幸せな・・おっとその前にやることがあった・・。」

アレンは頭にをやり、突然目がうつろになり機械的な言葉を紡ぎ出す。

「ピーピー神、アレン・ウォーカー今より
全人類のアレン・ウォーカーに関する記憶と記録の削除及び歴史の修正を行う。
千年伯爵を倒したのはリナリー・リー・・その他は・・・
次に巻き戻しの町の事件は・・・クロス・マリアンの弟子は・・・。」

虚ろな目は世界そのものを見て、機械的な言葉は全人類にむけられているようだ。
しばらくして虚ろな目も機械的な言葉も終わった。

「終わった・・。」

アレンが手を振るとおもちゃが出てきた。
アレンはそのおもちゃをいじって壊した、壊れたらまた新しいおもちゃを作って
壊れるまでいじった、次は絵を描き始めた。
今まで楽しかったことを全部絵に描いた・・・描きながら彼は涙を流した。
次は悲しかった思い出を書き始めた。

ポロポロと大粒の涙がこぼれおちる。
ドラゴンはその様子をじっと見ていた、近くにアレンがさっき作ってくれた卵がある。
その卵をくわえドラゴンは暗い空間を出て行った。
325神となった少年:2008/06/07(土) 00:05:14 ID:9Oz2AdCI
遊び疲れた・・

アレンは椅子を作ってそれに身を預けた、だらしない格好でもたれかかる。
するとアレンは何かの気配を感じ取った、その気配に向かって語りかける。

「お久しぶり神様・・・。」

「久しぶりアレン・・・。」



神様と呼ばれた気配はアレンの後ろに佇み、身震いするように笑った。

「ずっとこんなところにいるのか?女作れよ女・・。」

「俺はここで静かに死んでいく・・誰に気付かれることもなく消えていく・・・。」

「童貞のまま死んでいいのかよ、今時の男子には耐えがたいことなんじゃないの?」

「あれ?俺、ロードとやってるんじゃありませんでした?」

「記憶ないだろ?」

「ああ・・ないけど・・。」

あなたを最初に見たとき、てっきり自分の心の闇を見ているのかと思った・・
だが違った・・あんたは神だ・・。

「俺の姿借りて話すのやめていただけますか?変な感じしますんで・・。」

神様はアレンの姿をしている、ただし髪は黒い・・。
神様は黒髪をくるくるいじりながら、胡坐をかいて座った。

「私の願いはお前の幸せ・・・お前すばらしい・・愛してるぜ。」

「そりゃどうも・・愛してるなら・・一人にしてくれ・・。」

そうする・・そう言い残して神様は消えた。

アレンは目をつぶり楽しい思い出を記憶の中から取り出した。
ああ・・数え切れないほどたくさんある・・・。
マナに教えてもらった芸を始めて披露した時のこと、マナが僕の誕生日に無理して
買ってくれた絵本、黒の教団のみんなで盛り上がったパーティー、ジェリーさんの作ってくれた料理
コムイさんの作った兵器まがいの発明品も今となってはいい思い出。

アレンはそれらの思い出で胸を満たして・・・・・
彼は眠りについた・・・・・・・。

ようやく手にした・・小さな幸せ、やさしい思い出に包まれて彼は死んでいく・・・。
死ぬまでずっと楽しい夢に甘え続ける・・・。
326名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 00:07:02 ID:nIWWFyKu
他の人の投下と比べてお前の小説に対するリアクションはどうだ。
ちゃんと読み返してみろ。好意的なレスはついたか?
嫌がられ迷惑がられ鬱陶しがられているのが読み取れないのか?
お前はキチガイか?重度のメンヘラか?人格障害か?子供か?
相当我慢はしたんだよ。放っておけば飽きていなくなってくれるだろうと。
でもお前はしつこくスレを汚し続けるよな。
ゴミ以下のオナニー文を誰にも望まれていないのに
だらだらだらだらと投下し続けるよな。
何度でも言ってやる。消えろ。消えてくれ。
書きたいなら自分のサイトなりブログなり立ち上げてそこでやってくれ。
327名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 00:10:44 ID:TwfCUR7u
理解不能変人、お前が18歳以上だとはとても信じられない。
せいぜい小中学生だろう。

お前が本当に18歳以上なら病院に行け。
お前は頭がおかしい。気違いだ。
気づいていないのはお前だけで、人に多大な迷惑をかけているだろう。
病院に行け。頭を治して来い。
そして治るまでここに帰ってくるな。
328名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 00:15:35 ID:bTMosa4U
変人さん、あなた前スレからここに張り付いてますけど
おいくつですか?

あなたの書き込みからはとても18歳以上と思えません。
仮に年齢は成人でも稚拙な文章、感想くれくれ臭、上手でしょ読め読め臭、

早い話があなたのすべてから嫌悪感すら感じる中房のかほりがするのですよ。

完結に言うと


二度と来るな。
329名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 01:13:36 ID:5x0+Ifhq
理解不能変人の頭の悪さには同情する。
似たような人との接し方をリアルでもやっているなら
確実に嫌われ者だろうね。
自慢、押し付け、自意識過剰、空気が読めないし読む気すら無い。
嫌われる要素が揃ってるわ。
とにかくあんたここでも嫌われ者だから、
傷つきたくなければさっさと消えなよ。
330神となった少年:2008/06/07(土) 01:28:23 ID:zJH5LH1c
誰か・・大切な人が自分の胸の中から消えてしまったような気がする・・。

「リナリーどうした?」


千年伯爵との戦いが終わって、数十日がたった。

黒の教団は人員を集め、けが人の治療と町の再建に力を入れた、黒の教団の当分の目的はそれになるらしい・・。
千年伯爵を倒した英雄であるあたしはみんなの感謝と尊敬のまなざしを受けながら・・
町の再建を手伝っていた、今ようやく復興のめどが立ち、
少し遅れて勝利を祝ってのパーティー、残った食料でみんな盛り上がっている。
でもあたしはとても勝利を祝う気分にはなれなかった。

「リナリーどうした?」

ラビが心配そうにあたしの顔を覗き込む、気づいて「とりあえず何でもない」と答えておいた。
その場を後にしてパーティーのみんなの騒音を背中に受ける、兄さんがまたろくでもない発明品を取り出したようだけど
今日は無視しよう・・。

おかしい?とにかくおかしい・・。

千年伯爵を倒したのはあたし?あたしの記憶でもそうなってるし、みんなもそう言ってる。
巻き戻しも町にあたしと一緒に任務に言ったのは?ラビとあたし、ミランダもそうだったと言っている。
ラビは時計人間って言ってミランダのイノセンスで遊んだ?クロウリーと最初にあったエクソシスト、ラビとあたし。
クロウリーもそうだって・・・。

おかしい・・・。

神田が襲った入団者、チャオジー・・。

自分の記憶が信用できない、でもみんなはそう言ってるし、
記憶にないエクソシストは黒の教団の記録には残っていない。
自分の部屋の窓から外を覗きこむ、ドラゴンが飛んでいる、
この前子供が生まれたらしい・・ドラゴン、あたしたちの戦争に協力してくれた、
今は親と子の二匹だけだがあの時は何匹ものドラゴンが一緒に戦ってくれた。
部屋で親が子に餌をやっている光景を眺めていると・・。

「おーい、今から大食い大会やるからみんな集まれって!!」

ラビの声が聞こえて、考えをやめてそちらに向かう、ラビがあたしを見送りながら
「さっきの返事よろしくな。」と言った。

あたしはラビに告白された「前から好きだった、付き合って欲しい、今みたいな関係じゃなくて・・」と言われた。
ラビのことは嫌いじゃない、嫌いじゃないけど男として好きかと言われれば返答に困る、なぜかあたしのなかで完全に
答えはNOと決まっている。
331神となった少年:2008/06/07(土) 01:29:07 ID:zJH5LH1c
「大食い大会か・・・が喜びそう・・・・!?」

突然の疑問に足が止まる、立ち止まり全脳細胞を使用して、思考した。

今誰の名前を言おうとした・・・・?

誰・・・誰・・・誰・・・お願い思い出して大切な人なの・・大切な思い出なの・・・。

頭を抱えてうずくまった、くるしい・・このままどうしようもないのではないかと・・・
疑問がよぎる・・いやだ・・嫌だ・・思い出して・・・。

「アレン・・・・。」

頭をあげて走り出す、廊下でたくさん人にぶつかったがごめんの一言も言わずに走り抜ける、
広場に出た、みんなで大食い大会の真っ最中、焼きそばをこれでもかというくらい口に詰め込んでいる。
コムイ兄さんが司会をやっている、あたしは兄さんに走り寄る。

「あっリナリーこっちこっち、みてよ盛り上がってるだろ・・!?」

あたしが胸ぐらをつかむと兄さんは困惑した目であたしを見るが今は気にしない
もっと重要な事がある。

「アレン君どこ?」

「・・・?アレン?」

聞き慣れない男の子の名前に不審感をもつ、冷静な兄としても眼なった。

「アレン?誰だいそれは?避難民名簿にはそんな名前はなかったが・・。」

「避難民じゃないわ、あたしたちの仲間よ!!」

あたしの声に反応してみんなひそひそ何か話している、そうとう大きな声を出してしまったようだ。
それに気付いてなるべく小さな声で話そう。

「そういうわけだか、誰もアレン君こと覚えてないの、あたしもそうだった、兄さん何か覚えてない?」

「そんな子いなかったよ・・リナリーどうしたん・・・が!」

それならもう用はないとあたしが手を離したので兄さんは転んだが無視して走る。

外に出て、ダークブーツで飛ぶ、てっきり千年伯爵を倒したらイノセンスは消えるのかと思ってたけど
そうではなかったらしい・・。

窓からさっきまで見ていたドラゴンのいるところまで飛んでいく。
ドラゴンから少し離れたところに降りた。

「アレン君の所へ連れてって!!」

心からドラゴンに願った、ドラゴンは少し困ったようにあたしから顔をそらしたがあたしは回り込んでもう一度願った。

「お願い!!会いたいの!!」
332神となった少年:2008/06/07(土) 01:30:35 ID:zJH5LH1c
目頭が熱いきっとあたしは泣いているんだ、でもかまうものか!泣き落としでも何でも使ってやる。

ドラゴンは首を下げた、背中をこちらに差し出し、何度も顎を背中にむけてふる。
乗れってこと?

あたしは翼に足をかけて翼に飛び乗った。

「あっ!」

思わず声をあげてしまった、急上昇し地上から離れる。
一度後ろを振り返り、地上を見た、人が蟻のように小さく見える、アレン君もこの景色を見たのかな・・。
しばらくすると雨が降り始めた、激しい雨、ドラゴンの羽根に水滴が浮かびあたしの顔にも雨がかかる。

あたしは雨に打たれながら、アレン君の言葉を思い出した。

神が嘆けば天は荒れ、神が怒れば大地が揺れる。

アレン君、今あなたは泣いてるの?何がそんなに悲しいの?
お願い何か答えて。

答えは返ってこない・・・ドラゴンが雲の中に突っ込んだ。
白い光があたしを包んだ。
あたしの意識がどこか違う場所へと飛んでいく・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここは・・何もない・・・。

リナリーは何もない空間の中で一人浮いていた・・・。
声が聞こえてた。

「幸せを与えて、それをすぐに奪い取るなんてなかなか残酷だよなお前。」

声がしたほうをみるとリナリーがいた、いつか彼女が夢で見たもう一人の自分・・。
ただし髪が白い、得体のしれない相手にリナリーは強気に疑問をぶつける。

「あなた何?」

「今私が何かあなたに関係ある?」

誰かではなく・・何かということにまるで疑問がない・・。

「あなたの前に現れたのはこれを見せるためなの。」

もう一人のリナリーは小さなビー玉を取り出し、リナリーに差し出す。

「それは何?」

「アレンの記憶よ・・・これをまず見れないなら・・あなたは彼に会う資格はないわ、これを見たあと
まだアレンに会う気があったらアレンの所へ送ってあげる。」
333神となった少年:2008/06/07(土) 01:31:09 ID:zJH5LH1c
「わかったわ。」

ビー玉を覗き込み、意識が吸い寄せられる。



アレンが歩いている・・・・とても幸せそうにご機嫌だ。

嬉しい・・彼女が僕を好きだと言ってくれた。
本当はすぐにでもはいと答えたかった。

今彼はとても幸せ・・でもその幸せはすぐに終わる。

今度の彼は走っていたコムイから発明の実験体になってくれと言われ逃げている。
しかたなく人気のない倉庫に逃げ込む。

ここでしばらくやり過ごそう・・・。

彼は倉庫の器物の後ろに隠れて座った、しばらくすると誰か入ってきた。

リナリー・・ラビ?

何で二人してこんな場所に?という疑問は次の瞬間吹っ飛んだ。
二人が唇を重ねた、ラビがリナリーを押し倒した。
たまらずアレンは顔をそむけた、だが一度脳に入り込んだ記憶は追い出せない。

壁にかかる影が見え二人が何をしているのか大体わかってしまう・・
リナリーのあえぎ声が聞こえる、目を閉じ、耳をふさぐ、でも聞こえる・・・・。

喘ぎ声が聞こえなくなるとガタンという音がして気配が消えた。
どうやら出て行ったようだ、アレンは一人狭い個室で泣いていた。

彼は呪った自分の無力を・・・悔しくて、悔しくてたまらない・・・。

もう消えてしまいたい・・・死にたい・・・。


その映像をビー玉を通して映画でも見るようにリナリーは見ていた、全て知った。
どうして自分の申し出を断ったのか?どうしてあんなに自分に対して憤りをあらわにしていたのか?
大嫌いだ、と言われたわけをようやく彼女はしった。
感情のない人形のような瞳で彼女は涙を流す。

突然白い髪をした自分が黒い髪をしたアレンに変わった。
こいつの正体はアレンが言う神だ。
神はリナリーの頬を掴んで自分の目を見るよう促した。
334神となった少年:2008/06/07(土) 01:31:40 ID:zJH5LH1c
「アレンは今、神しか享受できない幸せの中にいる・・今確かにアレンは幸せだ、安らかで心地いい、
まどろみの中・・普通の人間ではそれは苦痛でしかないが、今のアレンの精神は神だ・・だから
問題ない。」

「・・・・・・。」

「お前のしようとしてる事はアレンの幸せを壊すことなんだ、アレンのことを傷つけてまた
アレンの幸せを壊すのか?それでも一緒にいたいと思うのはお前のエゴだよ。それでも行くのか?」

「・・・・・・。」

リナリーは答えない、涙を流し続けるだけ、だが神はそのままパチンと指を鳴らした。
神の前からリナリーの姿が消えた。



ロード・キャメロットに破壊された彼の心は思念体となり私のところまで流れついた。
それはとてももろく繊細になっていて、下手に刺激すれば完全に消滅してしまう、だから肉体に神の力を与え
壊れた精神をその肉体に戻してやった。
神の力を持っていれば、絶対に傷つくことはない・・人が傷つくのは思い通りにならないことがあるからだ・・
神の力を持つ者は何でも思い通りになるから傷つかない、思い通りになるものだけが全て・・後は全部幻・・それが神の思考回路
だけどアレンは誰よりもただの人であることを願ってきたんだ・・だから・・。


リナリー・・アレンを救え・・・。

「お前だけがアレンを人に戻してやれる・・・・。」
335神となった少年:2008/06/07(土) 01:32:08 ID:zJH5LH1c
気がつくとドラゴンは消え、あの何もない空間でもなくリナリーは暗い空間に立っていた、
何もない空間、その中央に肘掛椅子がひとつこの空間唯一の存在のように佇んでいる。
リナリーは中央を見て、「あっ。」と声をあげた、視界が潤んだ、それでもその姿だけがはっきり見えた・・・

「アレン君・・・。」

リナリーの視線の先には肘掛椅子にもたれているアレンがいる、ぐったりと手ひじ掛けに垂らしている、
周りには子供の遊ぶおもちゃや絵画を描く絵の具、本などが散らばっている。
何と声をかけていいかわからず、走り寄ってアレンの腕をつかんだ。

「アレン君!・・・アレン君!」

リナリーがアレンを揺さぶると眉と目もとが少し動いた「ううん・・」と声をだす。
顔は最後に見た時よりずっと生気がない、神が言っていた神にしか享受できない幸せとやらのせいだろうか・・。
ぐらりと首が折れ、目が開いた、リナリーはその顔を覗き込むと自責の念がこみ上げてきた。
視界を潤ませていただけのものが頬を濡らす。

「アレン君・・ごめんなさい・・あなたのこと傷つけて・・・。」

アレンは寝むそうに眼を瞬くとリナリーの顔を確認する。

「リナリー・・・?」

「アレン君・・。」

アレンはほんのわずかだけれど驚いてはいるようだ。

「どうやってここに来たの?」


頬を濡らすものを袖で拭いながら「アレン君の作ったドラゴンに乗ってきたの。」と答える。
アレンは一層頭の中の疑問を深めまったように眉を片方吊り上げる。
まぁその事はいいかと別の疑問を投げかける。

「ごめんって何?意味がわからない。」

「・・・・・・・見てたんでしょ・・ラビと・・その・・セックスしてるところ・・・。」

「それにどうしてあんたがあやまるんだよ?」

その言葉にはうんざりした、もう疲れたという時のような雰囲気があった。
でもその言葉にリナリーは喰ってかかる。
336神となった少年:2008/06/07(土) 01:32:38 ID:zJH5LH1c
「当然よ・・・あたしはあなたに好きだって言ったんだもの・・・。」

「好きって言っただけだろ・・・付き合ってたわけじゃない・・・。」

「同じよ!あたしは自分の言葉に責任を持つべきだった!」

リナリーが声を張り上げるとアレンは目をギュッとつぶった。

「うるさいよ・・・静かにしてくれ・・・。」

何て頼りない声・・・・今にも崩れおちそうなほど。

「アレン君一緒に帰ろう・・・。」

リナリーは掴んでいたアレンの腕に力をこめ、引っ張りアレンを立ち上がらせアレンを引いてこの暗い空間を出ようとする
がその手は振り払われた、リナリーは振り返ってアレンの顔を見る、下を向いているその顔には陰りが見える。

「俺はここにいる・・ここがいい・・精神が壊れた今俺には覚悟も生きる気力も何もない・・
外に出るのが怖い・・だから出ない。」

「アレン君・・で・・。」

「もうやめてくれ!」

アレンの叫びはリナリーの言葉を遮った。

「一人にしてください・・これは僕に残された最後の幸せなんです・・
どうかとらないでください・・・。」

震えるような切ない声、久し振りに聞いたアレンの言葉だ、いつぶりだろうか彼の言葉を聞いたのは
リナリーはその場に膝から崩れ落ちた、自分の所為でここまでアレンを追い詰めていたなんて・・
絶望した・・・この世で最も傷つけたくない人を自分は深く傷つけたのだと彼女は自分を責めた
視界がぐらりと揺らいだ倒れそう・・・。

「どうした?」

アレンの声が壁一枚隔てた向こう側のもののように感じる・・。

「大丈夫か?」

リナリーは床に伏して、震えはじめた、泣いているのかとアレンは思った。
が違った・・。
337神となった少年:2008/06/07(土) 01:33:11 ID:zJH5LH1c
「ふふふ・・ははは・・・。」

泣いているのではないではない、笑っているのだ。


「あはは・・はははははっはあっはははははははははは!!」

リナリーは声をあげて狂ったように笑い始めたアレンはその様子に恐怖を感じ後ずさる。
そして開いた瞳孔でアレンの顔を見る。

アレン君・・・すごく怖がってる目をしてる・・何をそんなに怯えてるの?
大丈夫よ・・何があってもあたしが守ってあげる・・。

「きっ気持ち悪い・・・。」

アレンは踵を返し、リナリーから距離を取ろうと走り出すが、それにリナリーが飛びかかる。
アレンは「うわ!」と声をあげ、リナリーを振り落とそうと回るがリナリーはしがみついて離れない
意地でも逃がすものかとリナリーはアレンにかみついた。

「あっ・・・・!」

かみついた場所は耳だった、耳をかまれた途端ピリッと脳内の電気信号が少し許容範囲を超えたように全身に広がる
アレンは顔を赤くして膝を崩して倒れた、リナリーは少し不思議そうに肩からアレンの顔を覗き込む。

「どうしたの〜もしかして感じちゃった?」

色っぽい声、大人の女の声・・その声をだす唇は大人の女の色気を醸し出している。
アレンはその問いに答えずプルプルと体を震わせるだけ
艶やかに赤く光るその唇はアレンの耳を挟み込む、彼の耳を自分の唾液で染めると
彼女は彼を仰向けにひっくり返した。

「あれんく〜ん。」

次は甘える仔猫のような声をだし、アレンの胸を撫でまわす、彼はくすぐたっそうに身をよじり
逃れようとするがしかりと体重を乗せて押さえつけられているため、それは叶わず、ただ必死にリナリーを睨みつけるだけ
だった。

ちゅう ちゅちゅちゅ ちゅ

アレンの右乳首を吸いたて、左乳首は指手弄ぶ、そしてどんどん上に登って行き首を舐め顎を舐め後頭部に手をまわし
彼の髪をなでながら顔中を舐めまわす、一呼吸おいて彼の唇に狙いを定め目を閉じ顔を下ろす、どんどん
リナリーとアレンの唇の距離が縮まり、もう少しで触れる・・・。

ピキッ

アレンは目が覚めたかのように目が開く、そしてリナリーの腹を蹴った、リナリーは「きゃっ!」と声をだし床に背中から
打ちつけることになった。

「ばーか!ばーか!死んじゃえ!」
338神となった少年:2008/06/07(土) 01:34:04 ID:zJH5LH1c
今まさに彼の姿は幼い子供が駄々こねて地団駄を踏む様子そのもの・・。
アレンは手をあげてその先から濡れたタオルを出した。
「気持ち悪い。」と何度も言いながらリナリーが触った場所を必死に拭いている。
拭き終わりアレンが顔を上げると眼前にはリナリーの顔、拭くのに夢中で彼女の接近に気付かなかった。
両頬を掴ままれ、唇に食らいつかれた、歯と歯がぶつかり合う噛みつくようなキス、まるでけだもの・・。

しゅうううう

骨が溶ける・・・アレンがそう思っていると、アレンの体が縮み始めた茶色になっていた髪は白くなり、
ガッチリとしていた体系は幼児のそれとなっていく、精悍な顔も元の童顔に・・・。
さっきまで頭一つ分高かった身長が急に小さくなったのでリナリーに持ち上げられているような格好になった。
リナリーが唇を離すと、彼の今の顔が見て驚き、落とした。

「あれん・・くん?」

さっきまで着ていた服がべろべろだ・・・。

「見たな・・くそ・・・。」

アレンは恨めしげな眼でリナリーを見上げる。
この姿を誰にも見られたくなかったようだ。

これが今のアレン君の本当の姿・・・

最初は驚いたがすぐに口元の両端が上がる・・。

「かわいい・・アレン君ちっちゃい・・かわいい・・・。」

リナリーは再びアレンの唇にむしゃぶりついた。
アレンの全身から力が抜けていく、リナリーはアレンを離すと服を脱ぎ始めた、
彼女の美しい裸体がアレンの前に晒された、形よく適度な大きさまで発達した乳房
美しい曲線を描いたくびれ、細く長い脚、見れば誰もが唾をのむが今のアレンは例外
アレンは彼女に見とれているようにも見えるが
実際は意識が混濁し目は宙を泳いでいて彼女に視点を全く合わせていない。
混濁した意識が戻ったのは、アレンの顔に彼女の秘所が押しつけられてからであろう。
急に頭にかかった負担に意識が戻る、ぎゅうと両足で顔を絞められる、隙間がなく息ができないアレンは混乱した。

「舐めて・・息がしたかったら、アレン君舌でなめて気持ちよくして・・。」
339神となった少年:2008/06/07(土) 01:36:04 ID:zJH5LH1c
その言葉を聞き”とにかく舐めればいいだな”と考えリナリーの秘所をアレンは舐め始める。
知識のない彼にテクニックなどありはしない、とにかく舐めるだけ
何も考えず切れ込みに舌をつきいれ上下に動かす、初めて味わう愛液の味に吐き気を覚えたが
我慢して舐める、吐けば足を離したろうが、息ができないアレンはそんな考えには至らない
リナリーはアレンの舌が自分の敏感な所に触れるたびにビクンビクンと震える、

「あっあっあっあ!いいよ!その調子!」

リナリーの言葉などもう聞いていない、息ができなくなり、もう我慢の限界スピードをあげると
リナリーは絶頂に達した、彼女が叫ぶと、足の力がゆるむと同時に秘所から愛液が噴き出しアレンの顔にかかる
喉に入ったようで、彼女の秘所から解放されるとげほげほとせき込む、そして快感の余韻に浸る彼女をほおって
その場を去ろうと体を引きずるがリナリーはそれを許さず捕まえる。

「これ以上僕に何させる気だよ・・・。」

まるで仕事を終えて、家に帰ろうとしたところを残業してくれと言われたサラリーマンの気持ちだろう。


「まだあたし・・アレン君を気持ちよくしてない。」

「しなくていい!!・・いいかげ・・んぐ!!?」

またアレンの唇にむしゃぶりつく、多少隙間を開けびしゃびしゃと音を立てながら
舌をつきいれる。

ぐじゅ ぐじゅ ぐじゅ

「や・・め・・ろ」

口を動かすの辛くなるほど力を奪われているのか、絞り出されたようなかすれた声を出す。
眼の端からは涙がにじんできた、。

「ん・・ぐじゅるる・ん・・・。」

リナリーは貪るようにアレンの口内を舌で舐めまわしまわしながら脳が溶けるよな快感を味わっていた。
二人のどちらのかわからない唾液が口の接触部から漏れアレンの頬を通って下に落ちる。

リナリーはアレンの口内を侵食しながら彼のズボンに手を懸けアレン自身を取り出した。
340神となった少年:2008/06/07(土) 01:36:47 ID:zJH5LH1c
「アレン君・・ごめんね・・あなたはあたしが傍にいるのが苦しいかもしれないけど・・あたしあなたの傍にいたいの・・。
嫌だと言われてもあなたが欲しい・・すごく欲しい・・我慢できない。」

それを聞いた瞬間、今まで一番の力で暴れ出す、体全体を力の限り上下に揺さぶる。
それをリナリーは力の限り押さえつける、全力で暴れても今の彼の力は少女以下、たかが知れている。

「嫌だ!嫌だ!やめて!穢れると力がなくなるんだ!神の力を失っちゃうんだ!
だからやめてほしいものなんでも出してあげるから離して!」

アレンは涙目で懇願する、子犬のような潤んだ瞳・・・だがそれは逆効果リナリーの性欲に火をつけただけ・・・。
リナリーはアレン自身に手を添え自らの秘所にあてがう・・秘所から漏れる分泌液がアレン自身を濡らす。

「もう自分から死にたいだなんて思いたくな・・・!」


彼女の秘所は亀頭を飲み込んだ、じゅぶりと音を立て、徐々にゆっくり入っていく。
入っていくごとにアレンの口が開き、喉が狭くなっていき「ヒューヒュー」と細いところに空気が通ったような声が出てくる。
眼は見開き、瞳孔は小さくなり、彼が嫌がっているのは明らか、それでも彼女は止まらない。

誰か・・・一体どうすれば・・・。

アレンの手が助けを請うように、宙に差し伸ばされ、やがてパタリと落ちた。
完全に納まりきった時ほとんど経験のない彼は絶頂に達したのだ、リナリーの子宮にドロドロの白い種子が流れ込む。
彼女は満足そうに息を吐いた・・・。
これで彼は神の力を失った。

「あっ・・あっ・・うああ・・。」

アレンは目を見開いたまま目頭から涙がにじみ出し、口をパクパクさせて息を荒だ立たせていた。
リナリーの膣はじゅううっと焼けるような音がしそうなほど熱く、肉壁がうごめきアレン自身全体に絡みつき
根元から亀頭まで順に柔らかく締め付けもっと多くの精液をくみ出そうと動き出した。

「あつい・・あつい・・離して・・い・・や・・だ・・は・・して・・。」

リナリーは腰を動かし始める、アレンの胸に手を置き体を揺らす、動くたびに彼女の美しい黒髪も彼にワンテンポ
遅れて揺れる。

「ああ!いい!気持ちいいよ!アレン君!アレン君!」

リナリーの乳房が揺れる、揺れる乳房を手で押さえて無理やりアレンの口に押し込んだ。
さらに激しく自身の腰をアレンの腰へ打ちつける。


「んぐーーー!んーー!」
341神となった少年:2008/06/07(土) 01:37:30 ID:zJH5LH1c
アレンの頭を抱き込み、喘ぐ、自分の体を貫く電流のような快感が子宮から脳へ走り抜ける。
リナリーも絶頂に達した。

「ああああああああああ!!」

グポっと音をたて乳房をアレンの口から抜く、アレンの唾液で濡れた乳房が照かる、歯形も付いている。
ぜぇぜぇと激しく息を吐きリナリーは心地いい疲労感に浸っていた。

「はぁ・・はぁ・・神田よりも・・ラビよりも・・ずっと気持いい・・よ・・
アレン君・・。」

アレンはリナリーの体から力が抜けているのに気付くとリナリーの体をどかし彼女の秘所から自身を引き抜く
そして体を引きずり彼女から逃げる。

「はぁ・・はぁ・・んぐ!」

突然重みで前へ進めなくなる、横を見るととリナリーが自分の肩に顎をおいていた
アレンは泣きだした、泣き声でリナリーに懇願する、命乞いしているようにも聞こえるが彼女に彼を殺す気なんてない。

「もう・・許して、神の力ももうないの・・もう何もできない・・許して・・。」

リナリーは無言でアレンの体を持ち上げる、骨がすかすかなので体重は見た目以上に軽い。
自分の体の上にアレンを乗せ、アレン自身を掴んで自分の秘所へ再び入れる、首に手をまわし
引き締まった足でアレンの腰を挟み込む、アレンの体はリナリーよりはるかに体躯が劣っているため
リナリーに下から包み込まれているように見える。
そのままじっと動かない・・。

「・・・・・・・・。」

「はぁ・・はぁ・・・。」

彼女は彼の何かを待っている・・・じっと待っているのだ・・。
焦らしているわけではない・・「やめちゃおっかなぁ・・。」なーんて言えば彼は間違いなく逃げる。

アレンは自分に魔法をかけた愛を忘れる魔法だ、その対象者を好きになった時の記憶をぼやかして
対象者に対する愛情を忘れる・・・。
解くには記憶を思い出させればいい・・ぼやかしただけで消したわけではないのだから、きっかけさえあれば思い出す。
同じシュチュエーションを作るんだ・・考えてみなリナリー、アレンがお前を好きになったのはいつか・・。
342神となった少年:2008/06/07(土) 01:38:00 ID:zJH5LH1c
リナリーはアレンの頭を掴んで彼の瞳に自分の顔を映す。
アレンの顔はとてもつらそうだ、リナリーは無言でアレンの瞳を見つめる。
アレンはたまらず目をそらすが、顔をつかむ握力を強めて、「あたしの顔を見続けなさい」と命令する。
アレンはリナリーの顔を見続けることにした。

自信はないけど・・これでいいんじゃないかな・・。

リナリーはアレンに笑顔を向けた、あの時と同じ笑顔を・・・。

「う・・あっ・・・。」

トクッ・・・

アレンの瞳の奥の奥に光がバチッと光映像がよみがえる、最初の任務を終えて帰ってきた時の映像
初恋の人の笑顔・・・・「おかえり、アレン君」と言われたあの時の映像。

ドクンドクンドクンドクンドクン

アレンの白い顔が真っ赤に染まる、心臓も情熱を取り戻したかのように鼓動を強める。

「違う・・違う・・違う・・。」

アレンは頭の中の何かを追い出そうとしてるように激しく首を振った。
その動く頭を力を強めて動きを止める。

「嫌だ・・。」

さっきまでよりもっと大量の涙があふれ、リナリーの顔におちる。

「こんな仕打ちはあんまりだ!他の男とあんな事しないでほしかった!ひどい!ひどすぎる!」

涙と共に今までずっとこらえていた言葉があふれ出る。
リナリーはアレンのもう一度抱きしめる、自分の肩でなくアレンの耳に口を近づける。

「アレン君、ごめんね、あなたのことを傷つけて、もう二度とあなたを悲しませないから・・
帰って来て・・・。」
343神となった少年:2008/06/07(土) 01:38:29 ID:zJH5LH1c
そう言い腰をを小刻みに上げ始める、腰をグラインドさせて、アレン自身がリナリーの膣肉にしごかれる。
アレンもリナリーもお互いに意識が飛びそうなのを必死でこらえる、アレンはリナリーの肩につかまり
打ち上げる快楽の波に必死でこらえる、リナリーの腰の動きがっさっきよりも激しくなっていく
どんどんスピードが上がっていく、アレンの脳内に意識が飛びそうな恐怖感と快楽が入り混じる。
アレンは絶頂に達しそうになる、アレンが達しそうになるのを感じ取ったのか「もう少し我慢して」とリナリーは
アレンの背中に爪を立てた、痛みに「ひっ」とほんの少し悲鳴をあげてアレンは震えた。
リナリーはアレンと自分の位置を入れ替えまた自分が上になり、活動を再開した。

「ああっんあああっああぁぁぁ!」

「ぜぇ・・はぁ・・はぁ。」

もうアレンは完全に身を投げ出し、リナリーに身を任せてる。
今のアレンの体は少しでも乱暴に扱えば壊れそうなほど脆い、リナリーは
それを肌で感じなるべく優しく、それでいて激しく腰を振る。

「戦争終わったんだからアレン君のお嫁さんにして!嫌だって言ったって絶対なるんだからーー!」

二人同時に絶頂に達した、先ほどよりも凄まじい量の精液が再びリナリーの
胎内に流れ込み、彼女は体を反りけらせて絶頂を味わう。
顔を下げアレンの顔を見る、アレンもリナリーの顔を見つめていた。

「愛してるわ・・アレン・ウォーカー・・。」

リナリーは唇をもう一度重ねる、今度は優しく、自分の魂に触れるよりも厳かに・・・。
アレンもそれに応え舌を自分から絡ませる、その顔は愛しい男性にファーストキスを捧げる少女のよう・・。
目をつぶり与えられるものを享受する、そして彼は眠りに落ちた。
リナリーも快楽の余韻の中で眠りに落ちる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
344神となった少年:2008/06/07(土) 01:57:10 ID:zJH5LH1c
「二人の体が重なり合い気持ちが一つになっていくどこまでが自分の体でどこからが相手の体かわからなくなる
魂を共有し・・・。」

教師が生徒に教えを説くような声が聞こえてくる。


「生きたまま天国へ行く・・・。」

完全に意思がはっきりするとそこには黒髪の青年が立っていた。
アレンそっくりの・・。

「アレン君・・・じゃないわね・・。」

本物はリナリーの傍らに倒れていた。
あたりを見渡すと草原だった、上を見れば青い空、下は生い茂る青々とした草の絨毯。

「ああ・・そうさお前たちの言葉で神と呼ばれるものだ。」

「神?・・・イノセンスを作った人?」

「いや、イノセンスを作ったのは古代の魔術師だ、あいつらは千年伯爵を倒したあと
お前らのために自分の魂と力を結晶化させて残したんだ・・・。」

「そうだったの・・全然知らなかった。」

神はリナリーの顔を見ないで言う。

「例え千年伯爵を倒しても、暗黒の三日間は訪れるんだ、人類の穢れが一定に達すると世界の防衛システムが働いて
人類を排除する、それが暗黒の三日間の正体、世界の防衛システムなんだよ・・お前たちがどれだけ頑張っても
全て無駄だったというわけ・・。」

「無駄じゃない、アレン君のおかげでみんなこの世界を大切にしていこうと決意したんだもの。」

リナリーはアレンの顔を抱きしめた。
眼が開かない、眠っている。

「いつ目をさますの?」

「その質問の答えはお前しだいだ。」

「どういうこと?」

「壊れた心はもう元には戻らない・・割れたガラス玉をいくら接着剤で繋ぎ止めてもひびを隠せないようにな・・
おおと誤解するなよ。」

リナリーが余りに悲しそうな眼をするのですぐに取り繕う。

「ひびは隠せなくても、接着剤でくっつければ・・・形だけは元に戻せる、
いつかは生きる気力も取り戻すかもしれない、だから・・。」

ずっとそばにいてやれ・・そしてもう二度と傷つけるな。

リナリーにそう言い神は姿を消した、彼の役目はこれで終わり。

リナリーはもう姿が見えなくなった神に言った。

「はい。」と・・・・。
345神となった少年:2008/06/07(土) 02:01:48 ID:zJH5LH1c
ここは崖にたたずむ小さな小屋
そこに白髪の少年と黒髪の少女が住んでいた。

「はい、アレン君あーん。」

リナリーは箸でつまんだふかしたジャガイモをアレンの口の前に差し出す。
アレンは黙って口を開け、ジャガイモを口へ迎い入れる。

「アレン君、おいしい?」

「・・・・・。」

ニコリと微笑みかけるリナリーにアレンは何も答えない、
目からは生気がまったく感じられない、食べ物を噛み砕こうと口をもごもごさせるだけ・・・。
次は風呂場でアレンの背を洗う、体を洗い終わり風呂から出るとタオルで体を拭き
髪をとかす、首のところまで髪が伸びてきた、今度を切ってあげようと彼女は思う、
ロッキングチェアに背を預け天井をぼーと見ているアレンにリナリーは詩を読み上げる。
聞こえているかどうかは定かではないがそれでも彼女は続ける。

こうして毎日毎日彼女は彼の世話を焼く、今の一番の楽しみは眠る彼の寝顔を一晩中ずっと
見続けること・・・。

黒の教団、崖から町の外の景色を見ながら。
神田とラビが話している。

「俺らふられたな?」

「何の話だ?」

ラビはいやらしい笑みを浮かべて神田を見る。

「お前もリナリー好きだったろ?」

「別に・・・・。」

神田の言葉をやれやれと言った感じで景色に視線を戻す。
ドラゴンが三匹の子供ドラゴンを率いて飛んでいる。

「突然現れた、子供にとられるなんてなぁ・・あんなのまだガキじゃねぇか・・・。」

「この世界の真の救世主とか言ってたぞ。」

「意味わかんねぇよ・・。」
346神となった少年:2008/06/07(土) 02:02:18 ID:zJH5LH1c
アレンとリナリーは外に出て、高台に登った。
ここから見る景色は光り輝いてる、町の人々は活気づき、壊れた町はもうほとんど元に戻った。
子供たちがドラゴンと遊んでいる。

リナリーはアレンの頭を膝に乗せてそんな景色をながめる。

「綺麗ね・・アレン君が守ったんだよ・・・。」

リナリーは目を細めて、呟いた。

本当はリナリーのほうが奇麗だよ・・・そう答えてくれる日を彼女は待ち続ける。
彼が今話せたらきっとそう言ってくれるだろう・・。

「おかえり・・アレン君・・・。」

その言葉に呼応して一陣の風が吹くアレンの白い髪がなびいた・・・。

ただいま・・・そう聞こえた気がしてアレンの顔を見たがその目は閉じたまま・・・。

数年後二人は黒の教団から完全に消息を絶つ、そしてさらに数年後、人々は世界を救う勇者を目撃する
その勇者は黒い髪、銀灰色の瞳をしていたという・・・・・。
347名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 02:11:18 ID:s+uLaVqg
>>296
他スレ職人様とのことですが、本当にモエました
マリの生真面目な性格描写も、ミランダのエロさも最高です!
またDグレ作品思いついたらぜひ投下してください、お待ちしてます!
348理解不能変人:2008/06/07(土) 02:13:03 ID:zJH5LH1c
あっしまった・・・
最後の文章”人々は暗黒の三日間から世界を救う勇者を目撃する”だった。

最後の最後ですいません、ミスも多く長くて、疲れましたよね?

単純にエロい話を描ければいいと考えると内容が浅くならないかなとか思ったんですよ
でもやりすぎでした。

今まで多くの小説サイトを見てきました、その大多数が途中で投げ出されているものばかりでした
だから私は自分だけはそんな事しないようにと心掛けここまで来ました。
その信念だけは曲げたくなかったんです、結果この掲示板の目的から
完全に逸脱してしまいました

本当に申し訳ありません・・・。

深くお詫びします、ずーと番号じゃなくて理解不能変人と
呼んでいただきたかったんですが・・
皮肉なことに誹謗中傷でそう呼ばれることになりましたね・・・。

結構精神にダメージに来ますねこれ・・汚すなとまで言われてしまいました
ちょっと立ち直るのに時間かかりそうですね・・・
精神ダメージがでかい・・・・

立ち上がれないかもしれない・・・・
その時は仕方ない・・・・

全て皆さんのおっしゃるとおりです、もう作品を書き込むのやめます。
時々見に来たり、感想レス入れるくらいはいいですか?

これからもっと他の掲示板も見てみます、見聞を深めていきます
ここで得たものを無駄にしないように・・・。

さようなら皆さん・・さようなら・・・。
349名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 02:14:36 ID:S04wuqk2
>>322-323>>326-329は、みんな同じコードになってるな。ログを変えても同じ人間だね。

とりあえず天プレ読め。そして出ていけ、クソガキ。

文句ばかりつけて、作品を投下しない人間なんざ、ここにはいらないんだよ。
350名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 02:15:10 ID:KB1jlpxk
あえて言おう >>296 GJ!だと

もうなんていうかホントレベルふぉおなエロさでした!
ありがとう! ありがとう!
351名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 03:13:24 ID:xvFCmyMo
作品と言えば聞こえはいいがこれはもう只の荒らしと紙一重だからなぁ

荒らしに構うのも荒らしだがな
352名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 06:52:00 ID:GRVR1CyO
読みたくなきゃスルーすれば良いだけの話


>>296
マリミラGJでした!
ミランダ可愛いよミランダ
これは萌えざるを得ない

そして最後のじじぃにワロタwww
353名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 07:37:08 ID:bTMosa4U
>>349
そちらこそテンプレを熟読されましたか?ここはsage進行ですが?

>>322-329さんはここの住人の多くが思っていたことを代弁しただけだと思いますけど。
それに「何度だっていってやる」と言っているのでわざとログを変えてるわけでは
ないかと。周りの空気や反応で己の行為の迷惑性を自覚できない方にはあれくらい
当然ですよ。

汚いことばで人を罵るのなら貴方こそクソガキです。

354名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 07:46:01 ID:S04wuqk2
>>353 PMを少しでも勉強した人なら、すぐ調べられますよ?w

いくらログを変えたって、同じ人が書き込みをしてる事に変わりはない。

まるでそれがみんな同じ事を思ってて当然のように喋られるとムカつくんだよ。

いくらここが2chでも嘘つきは許せない。
355名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 08:00:00 ID:bTMosa4U
>>354
あなたが何に対して憤っていらってしゃるのか、
人をうそつき呼ばわりするのか、

さっぱりわかりません。
申し訳ありません。


ちなみに私は>>328です。
356名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 08:46:02 ID:S04wuqk2
人の作品に毎回毎回ケチだけつけて、自分では作品を投下しない人間にムカついているんです。

人の意見に文句があるなら、代替案を出せるようにならなきゃ、学校でも会社でもイジメられる事うけあいだと思うよ?

イジメられっ子さん?w
357名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 09:21:29 ID:l0wkSTD4
>>356

こういう事書くって自分が苛められてるから?

358名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 11:31:43 ID:GRVR1CyO
まあまあ、叩きは程々にして、痛い子はほっとけばいいじゃないか

エロパロ板で口喧嘩してるお前らも傍からみれば十分痛い
359名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 11:53:13 ID:5x0+Ifhq
>>356
お前理解不能変人だろ。
言葉から滲み出る低能さがそっくりだ。
携帯か?ネカフェか?

住人は良作には盛大なGJを贈る。
ウザい駄作にはノーリアクション、
そして駄作の上に自己主張が激しく執拗な場合
叩きが始まる。
360名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 14:03:45 ID:KDSdGPmh
ぶっちゃけどうでもいい
361理解不能変人:2008/06/07(土) 23:22:15 ID:zJH5LH1c
あー豪いことになってるな・・・
359さん、356さんは私じゃありません・・・・
何か自分でも思ってた以上に私はとんでもないことをしてしまったのでしょうか
すいません・・・
私のせいこんなことになってしまって・・・
書き込みも二度としないほういいようですね・・
もう書き込みもしません、感想レスもしません・・・
はい、皆さんこれで本当のさようならです。
改めまして本当にごめんなさい。
さようなら
362名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 23:28:48 ID:TwfCUR7u
>>361
はいはいわかったから二度と来るな
363名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 01:10:37 ID:4SVXnOtq
スレ加速してると思ったら案の定な流れ
ティキリナ、過去の作品見ても1つもないんだな
誰か書いてくれる神はいないだろうか
364名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 03:12:57 ID:D7BfG5j6
媚薬ネタでラビリナ読みたい
リナリーがアレンが淹れてくれたお茶飲んでたら
例のコムイ製であることが判明
自室で一人で耐えてるところにラビが入ってくる
365名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 22:03:18 ID:kWq3bnwV
>>364
乗っかりキボンヌ
366名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 17:50:06 ID:olBqwQgz
>>363>>365
どっちもきぼんぬ
367名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 22:22:03 ID:8/I3pBpM
ティキリナなんてただのエロエロのレイプネタしかないだろ…
368名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 01:35:29 ID:R3VoTtPD
>>363>>364 自分で書けよ。 糞作品期待してるよ。
369名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 17:40:12 ID:wYVNlK29
↑なんでこんなところにリナリーアンチが沸くんだろう
アンチスレ過疎って暇なのか?ww
370名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 19:26:31 ID:bfxR4bWf
リナアンチなのか
単に乞食が嫌いなんじゃなくて
371名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 19:51:39 ID:UtzXg5NG
同じく何でアンチになるのかわからん
昔エロパロでもリナリ叩きがあったのか?
372名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 20:57:06 ID:ikp1S9hr
アンチの叩き材料に使われる事が多いっちゃ多いが、考え過ぎだろ
373名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 21:13:20 ID:CNZsDZlA
>>367
まさしくそれが今一番読みたい話なんだが
自重しとく
374名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 22:22:34 ID:R3VoTtPD
クソ作品でも構わないから、読みたい作品は自分で書けよ。>クレクレ君w
375名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 23:27:40 ID:ybR/tDD5
俺はアレリナ派だからティキリナでエロ書くとレイプものになるが、
それでもいいなら書くぞ?
376名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 23:47:23 ID:ACwS+Sr8
文章書けない人は来るなって言いたいのか?
小説なんて誰にでも書けるものじゃない。
読み書きできる人と読むことしかできない人では、
読むことしかできない人が圧倒的に多くなって当たり前。
文章書ける人以外書き込むな、では過疎るぞ。

それに読み手の萌えネタ投下やリクエストが
神の創作意欲を刺激することだってあるだろ?
読み手の存在感のないスレには
神も投下する気にならないしな。

何より良くないのはスレの空気を悪くすることだ。
今までの様子を見ていると、
好きではないCPが投下された時キレる厨が居て、
良作が投下されたのに荒れることがあった。

「気に入らないカプやシチュには紳士淑女らしくスルーで対応しましょう」
とは書いてあるが、読む前にカプやシチュが
ある程度わかった方がいいかもしれない。
神には名前欄に最低限はCPを明記、
鬼畜・スカ・レイプ等好き嫌いの激しい内容もできれば断り書きを入れて欲しい。
377名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:17:19 ID:YLC0BzW3
・投稿前の1レス分にカプ名と作品傾向を明記して適宜改行。
 (鬼畜・スカ・グロ・レイプなど読む人を選ぶシチュは必ず断り書き) 

・投稿時は名前欄にCP明記

・連載の続きには「>>前レス番号のつづき」とアンカーを入れて、判りやすく。
 SS完結時には終了を示す表示(【終】【完】等)をつけるか、SS後のレスで終了宣言を。

>>376 概ね同意
上記は他スレを参考にしたものだけど、こんな感じでテンプレにいれるといいんじゃなかろうか
378名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 12:41:07 ID:b5nOgYrF
>>377
クオリティ高い作品を投下してくれる方は
何も言わなくてもこれくらいやってくれるんだけどね…
とんでもない奴が来た前例があるから、
これからはそれテンプレに入れるべきだと思う。
空気を読む力と文章力はある程度比例している気がするよ。
マリミラの人もう一度来てくれないかな…
379名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 13:43:26 ID:+HQGqcak
作品は神でも痛い書き手は実際いるんだけどね
出来云々より、まず連載・ぶつ切り形式をどうにかしてほしい
神ですらイラッとくるのに、それ以下の職人にやられると倍率ドン
他の人の事とか全く考えてないのが気色悪い 例え他に投下する人がいなかったとしても
380名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 16:29:31 ID:J4PUXVrb
他の人の事を考えろとか言う前に、まず自分は他人からどう見られてるかを考えろよw

まさか「良くぞ俺たちの意見を代弁してくれた」とか思われてるつもりじゃないよな?
381名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 16:35:07 ID:U3rG6CxX
>>374
ここは18禁だから中学生は来ちゃだめだよ
382名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:17:34 ID:bCj9LL0d
『他人の作品にケチをつけない。嫌いな作品は無視する。』
こんなルール、ここの住人は守ってないじゃん。

人の作品にケチつけるくらいなら、自分で作品を書けよw >クレクレ君=乞食www
383名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:56:23 ID:KmjXgK1K
ものすごくここ雰囲気悪いね。
リボーンスレを見てみろよ。感動するぜ?
384名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:38:19 ID:hfOJa00N
このスレもついこの間までは平和だったんだぜ?
過去の書き込み見てみろよ、どんだけ良い奴が多かったか分かるから。
385名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:32:43 ID:+HQGqcak
>>380
読み手は読み手の目なんか気にする必要ないだろ 何いってんの?
代弁者など気取ってないが、ぶつ切りを諭して読み手に反抗されたのは初めてだ
…?読み手?
386名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:09:39 ID:0/dUC7mo
>>375
えーっと、リナリー受けなら何でもいいです
387名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 02:26:06 ID:ezQeEz4T
>>379 人の作品に酷評が出せるくらいなら、オマエが何か書け。
神作か糞作か楽しみだよw
388名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 07:31:45 ID:nTxQlIQ4
ティキリナ書こうとすると必ず強姦になっちゃってリョナが混じっちゃうんだよな・・・
ここはそういうの禁止じゃなかった?
389名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 14:06:47 ID:CdsMUa6d
最初に注意書きすれば大丈夫だと思うけど。題名やカップリングで苦手な人はスルーなり、NG登録なりすればいいんだから。

ちなみにリナリーモノは最近少なかったから自分的には大歓迎だ。
390名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 16:39:19 ID:7pLTvlBP
リナリーもミランダもみんな好きだよ俺は
だからリョナが混じってようが大歓迎
391名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 19:17:19 ID:Md8cTAoP
メイリンレイプもの誰か書いてください
392名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 21:34:59 ID:WboJrHS2
もう一年以上前から言ってる気がするけど、ティキナナ待ってるぜ
393名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 21:37:47 ID:sbnXZ8Nu
神リナ書いてもおk?
394名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 21:45:59 ID:sUE8WHKL
アレリナもティキリナも神リナもラビリナも大歓迎だぜ!

最近またリナリー可愛くなってきたし、wktkして待ってる。
395名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 03:46:43 ID:b+r3hytj
アレン、神田、ラビ、ティム通じてコムイ、が見ている前で
リナリーがティキにレイプされるとかどうよ。
圧倒的な力の差の前にエクソシスト男衆は手が出せず、
泣きながら処女を奪われるリナリーを指くわえて見ているだけ。
ティムを通じて音声が兄さんに駄々漏れだってわかったリナリーは
その時点で絶叫して心が壊れるだろうね。

ティキが直接手を下さなくても、
エクソシスト男衆を脅してリナリーを犯させるのもアリかな。
リナリーをティーズで囲み、こいつに中出ししないとこいつを殺すぞと脅し、
アレン、神田、ラビは順番にリナリーを犯す。
全てが終わった後もティーンズの連帯感はズタズタになるね。

鬱展開がイヤなら、
リナリーとラビが教団移転先のシャワーを掃除してたら、
誤作動で双方ずぶ濡れになり、鍵も壊れて閉じ込められるとか。
寒い中濡れた服を脱いで二人どうなるか。
ラビはなんかギャグオチになりそうだけど…

さらにベタだけど王様ゲーム。
3番は8番にキス!とか言われて、ミランダ(3番)とマリ(8番)が赤面とかな!
王様になったリーバーをコムイが買収し、
「リナリーがコムイに耳元で『大好きだよ』と囁く」という命令をさせようとするが
コムイの番号を間違えてアレンの番号で命令してしまうとか…
396名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 04:05:58 ID:b+r3hytj
マリミラ神の媚薬が捨てられずに残っていた…
で、漢字読めない人が親切心で大量に淹れちゃって、
みんな飲んじゃって教団大混乱とか。

「飲んでしまった皆様へ、効果は飲み始めて5分で現れます。
現れたらもうイクまで収まりませんw」
などコムイからお触れが出され、
飲んだ人たちが激怒しながら各々処理しようと自室に帰る途中で
事情を知らない人たちが無意識にそれを妨害する…
自分の今の状態など説明する訳にもいかず生殺し。

何とも思ってなかった蝋花が薬のせいか異常に可愛く魅力的に見え出し
話の途中でいきなり押し倒してしまうアレンとか

お互いに意地を張っていたバクとフォーが決壊したように絡み合うとか

どうしようもない男のどうしようもない欲求に応じちゃうクラウド様とか

あとお茶飲んでないのにどさくさに紛れて正気のマリミラとかね!

妄想だけなら本当に尽きない。
397名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:18:08 ID:zBh9O1UN
>>396

リナリーも飲んでしまい、欲情を自室のベッドに篭ってやり過ごそうとするも、
あまりにも身体が疼き、はしたなく指が股間に伸びてしまう…

その事実にショックを受けながらも、さっさとイッて処理してしまおうとスパートをかけ、
あともうすぐ!という所に最悪のタイミングでラビが!

何も知らないラビは息の荒いリナリーの体調を気遣い接近する。
そこに噛みつくようにキスするリナリー。
まさかの展開にラビは動揺するが、元から憎からず思っていた少女に誘われて断る理由もなく…

ということですね。わかります。
398名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 12:02:56 ID:Y4OqU+M+
至ってノーマルなエロでもいいよね?
完成してるから今すぐ投下したいんだが、
パソコンがイカれてるんで直ったらまた来る。
ちなみにアレリナ。
399名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 12:38:34 ID:eD6DpAar
原作で会話したことのある男女の組み合わせなら
何でも受け入れられる自信がある
400名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 16:40:47 ID:coN/C7Fy
アレリナ大好き!正座して待ってます!
401名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:37:41 ID:YwSs0rAM
アレリナ(・∀・)
402名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:48:28 ID:HDgqUaXR
アレリナ楽しみにしています

女キャラとコムイの実験で女体化した男のリバはさすがにダメかな
擬似百合的な感じの
403名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 13:24:43 ID:BnFT0gNM
>>402
擬似百合なら個人的にはおk。
元に戻っても男女だし。
でも嫌な人も当然いると思うから注意書は必須だろうね。
404名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 15:06:33 ID:wZVg1oId
>>402
すみません、女体化は勘弁してください。

…という男もたくさんいると思うので注意は必要だ。
ちなみに個人的意見なら神田とリナリの擬似百合なら
萌える。
405保守ネタ・女体化:2008/06/17(火) 19:01:56 ID:P2dRr1W5
「あっ、いたいた神田。おフロ行こうよー」

通路で『彼女』を見つけたリナリーが嬉しそうに駆けてくる。手には、これから行くのか風呂道具一式が抱えられていた。

教団一の美少女に声を掛けられた長身優美な美女(元青年)は不気味なほど静かに振り返る。
その流れる黒髪と眉間の深く険しい皺は男性当時と寸分も変わっていない。

「…ブッ殺されてえか?つーか二度とテメーとなんざ風呂なんか入るかよ」
前回屈辱を受けたらしい神田が舌打ち寸前の顔でリナリーを睨む。
元から女性のリナリーには神田に不興を買った理由は今ひとつ分かっていなかった。
「何で…?洗いっこ楽しくなかった?神田が恥ずかしがるから今日もお風呂貸し切りにして貰ったよ?」
「『洗いっこ』じゃねえ!あれはテメーが勝手に俺を……クソッ、思い出しちまった…」
忌々しげに呻く神田。
その表情は本気の嫌悪に見て取れた。

「ごめん…神田は女の子になって間もないから勝手が分からないかなって。…ホントに嫌だったなんて知らなかったの」
「……」
「何だか妹ができたつもりになっちゃって…バカね私。…そんなに私と一緒におフロしたり寝たりするの…嫌だった?」

嫌じゃなかったから、むしろ大問題なんだろうが。
不器用な神田は不貞腐れるより他なかった。
「…大体何で俺が妹なんだよ。今だって背もテメェよりずっと俺の方が高いだろうが」
「?だって神田は私の弟みたいなものだし。弟が女の子になったら普通妹でしょ…?」
「………」
単にリナリーにとっては、実の兄はコムイがいるからというだけの理由なのだが、神田には当然届かない。
「神田は今は女の子だし、しかも美人なんだから。私が色々守ってあげなきゃね!」
がし、とリナリーが神田の手を掴む。
「な?てめ…」
「ふふ、心配しないで。女の子のコトなら私が全部教えてあげる」
「!」
時として自覚がない事ほど罪なことはない。
「どいつもこいつも……身体が戻ったら…覚えとけよ」

女のような、というか女の手で神田がリナリーの頬を包み込む。
「…神田?」
口紅を塗ったような綺麗すぎる血色の唇は自分でも気色悪くて適わないが、今は仕方ないだろう。

「科学班の奴ら…俺の治療薬が出来るまで睡眠=死だと教えてやる…」
神田の顔が重なる瞬間呟いた言葉は、リナリーの耳には聞こえなかった。


>>402さん、すみませんでしたー! >>404さんのレス読んだらつい魔が…
カップリング問わず投下待ってる一人っす
406名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 19:20:29 ID:BnFT0gNM
>>405
これはGJ!
前回の風呂が気になりすぎるwww
407名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:28:26 ID:iOfyah+h
ちょ、402だがまさに神田とリナリーの擬似百合考えてたら
405GJ!!
激しく萌えてしまった、ちょっと便乗してみるw
408名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:59:12 ID:P2dRr1W5
wktkすぎる 目覚めたらどうしようw
409名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:06:36 ID:B+Shg40E
>>405
404です。あ、あ、あなたが神か…!
神リナ擬似百合テラモエス。
この後の二人を妄想してみた。

なんか出てきた!
410名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:09:20 ID:QjG9g0m3
フォーのエロパロはないのかな
411名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:28:29 ID:2xwL4+al
>>399 いーから、おまえは自作を投下しろよ。
412名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 08:05:18 ID:YJsPbye5
>>411
お前は何投下したの?
413名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 09:46:40 ID:sL3YgBJT
>>391おい、無視かよ
414名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 10:33:13 ID:YJsPbye5
>>413
お前以外に需要がないからシカトされんだよ
読みたかったら自分で書け
415名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:35:28 ID:BcbaN4/O
>>413
アニメオリジナルのうえにちょっとしかでなかったからなぁ、メイリン
もう少し多く出てたらよかったんだが
まあ自分で書いてみれば?
416名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:00:15 ID:nb1dFnTR
リナリーってローライズで脚の切り込みの浅い
無地の伸縮性のある綿の黒のパンツはいてそう
417名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:04:10 ID:I+Uv/N5x
熟したリナリーがクロスの餌食になる展開きぼんぬ
418名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:49:16 ID:sSkybhhf
リナリーってノーブラだよね?
シャワー浴びて直に上着着ていたもんね

リナリー下着は無機質なやつだと思う
ミランダが意外にセクシーだったら萌える
419名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:24:43 ID:G1rrxGeX
覚えてない位だから多分ないとは思うけど、本編でリナリーのパンツって出てきてないよね?
Mekkeのリナリーのフィギュアのは黒かったよw
420名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 14:53:46 ID:TejonRaE
原作でもアニメでもリナリーのパンツは見えてない。
パンツが見えてるっていうGIFアニ出回ったけど
コラだったし。
フィギュアの黒パンも一分丈スパッツかもしれない。

リナリーの生パンに関するパロ読みたいです。
421名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 16:51:31 ID:vppCy72q
初めてお前を見たのはいつだったか。
黒き衣をまとった美しいお前を。
すべてを知ったとき、
お前はどんな顔をするのだろうか。
俺の意のままに動くティーズと同じ『黒蝶』。
でもお前は自由にならない。
それでも俺の心を捉えて離さない。



「どうかしましたか?」
 弱い俺。ただの俺。白い、俺。
 駅のベンチ。ここについたばかりのお前は周りのエクソシストから離れて俺に寄ってくる。
 目を瞑っていただけで、心配そうに覗き込まれた。
「少し、調子が悪いらしい…」
 演技で苦しそうにそういうと、バカ正直に自分のカバンをあさり始めた。
「頭が痛いのですか?気分が優れないのですか?」
 俺は答える。一番お前が離れていかない言葉を。
「マトモにたっていられないんだ」



 それからお前はすぐに俺に処置をした。
 優しい手つきで、慈しみをもって。
 その手をつかんで、眠らせて。
 たやすく手に入った、お前。
 さぁ、白い俺が仮面をとったとき。
 一体お前はどんな顔をするのかな?
 俺はそれが楽しみでたまらないよ。
 なぁ?
 リナリー。



422名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 16:52:00 ID:vppCy72q
目が覚めた場所は見知らぬ小部屋。そこには一人の男。
「…あなたは…?」
 ゆっくりと起き上がろうとした彼女を寝台に押し付けた。その顔は褐色。
 額に刻まれる紋章にリナリーはすばやく反応した。
「ノアの…ッ!!」
「お目覚めかい、お姫さん」
「離してッ…!!」
 リナリーがもがく。その眼光はするどく、目の前の存在を嫌悪する瞳。
 彼――ティキは自分の身体を駆け巡る感覚に酔った。
「どうして!――私はアレンくんたちと…!!」
 彼女の中で記憶が鮮明になってくる。過去が戻る。
 それでも目の前の男に見覚えはなかった。
「…あなた…。私は…あの男の人が辛そうで…」
「その苦しそうだった男はこれかい?」


 すっと、彼の肌の色が変化した。それは人間に戻った、伝説の一族の姿。
「…だましたのね…」
「別に?そんなことした覚えはないけどなぁ。お前が寄ってきたんだ。勝手に」
 彼女の目をまっすぐに受け止めながら、再びノアの姿に戻ったティキが笑った。
「なにがしたいの?エクソシストよ、私は…」
 イノセンスを発動させようと動いたリナリーの胸にすっと手を当てる。ずずっと沈みこむ。
「…――ヒッ…」
「おや、あたたかいなぁ。お前にはわかるかな?自分の心臓を握られている感触が」
 ぐッ、と力を込めるとリナリーが悶える。叫び声もあげられない苦しみに歯を食いしばって耐える。
「頑張るね。俺は嫌いじゃないよ。そういう女は」
「…――ッ…ヵっ…!!」
「仲間のトコロに戻りたいんだろ?その前に死ぬのは得策じゃないと思うな」
 ティキは額に汗を浮かべて痛みを飲み込もうとする頬に舌を這わせて反応を楽しんだ。

423名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 16:52:26 ID:vppCy72q
反対の手で彼女の団服のボタンをはずしていく。
 リナリーの手が彼を押しのけようとした途端、彼女の身体が弾んだ。
「…――ッ!!」
「余計なことすんなよ。間違えて殺しちゃうかもしれないだろ」
 ティキは硬く握った手をベッドに押し付け、痛みをこらえる姿に細く笑むと、なおも服を解く行為を続行した。
 強くベッドに押し付けられてくくられていた髪が解けた。漆黒と赤く火照った色が場を彩る。
「帰りたいんだろ?俺の気が変わらなかったら帰してやるよ」
 リナリーには目の前の男が恐ろしかった。こんな言葉を信じるほうがばかげてる。
 わかっているのに。
 それでも、仲間が脳裏をよぎる。兄の姿が浮かび、無愛想な彼、陽気な彼の姿が浮かんだ。
 そしてつらい過去を隠して戦う優しい彼の姿がよみがえった。
(…みんな…)
 きっとスーマンもこうして望んでしまったのだろう。
 それでも、逢いたい。もう一度逢いたいと願ってしまったら。
 拒むことはできなかった。
「お、観念したかな?」
 全身から力を抜いたリナリーから手を引きずり出した。
「…帰して…」
 リナリーはどうしてまたこの言葉をつぶやいているのか不思議だった。
 以前は『あそこ』から『うち』に帰りたくて。
 でも今は『ここ』から『あそこ』に帰りたくて。
 懇願する姿が醜い。わかっていても、帰りたかった。
「…いいよ」
 ティキが笑う。唇の端をあげて哂った。
 はだけられた服の隙間からのぞくピンク色に舌を沿わせた。リナリーが華奢な肩を震わせてそこ感触から目をそらす。
 そのまま舌で突起を押しつぶして、ゆっくりと円を描いて刺激した。
 細い腰を持ち上げる。ベッドに腰かけた自分の膝の上に載せた。

424名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 16:54:41 ID:vppCy72q
「ほら、ちょっとぐらいはサービスしろよ」
 首の後ろに手をまわさせる。リナリーは恐る恐る彼を抱きしめた。
 服を隔てて感じるやわらかい感触に満足しながら、小さな彼女を撫で付けた。
「…ッ…」
 反射的に退こうとした背中を強く引いて、柔らかな彼女が口を開くように足を広げた。
 その間の下着の隙間から指を押し込んでゆっくりとかき混ぜる。
「…ッ…――ッ!」
 波のように与えられる快感にリナリーはなにがなんだかわからなくなってきた。
 だんだん声を抑えることも忘れ、彼の与える刺激に翻弄される。
「…ァ…ッ…」
 小さく声をあげる。そのころには彼の手は彼女の愛液でぬらりと光った。
 本数を増やし、抜き差しを激しくすれば、リナリーは小さな花弁をきゅっと縮め、本能のままで彼を咥えた。
「そろそろ慣れたところか」
 興味なさそうにつぶやくと、静かに自分を取り出した。


 ただ欲を満たすためだけに勃ったソレは、目の前の少女の痴態を見てはちきれんばかりだった。
 リナリーはまざまざと見せられて恐怖に震えた。
「…いや…!イヤ!!」
 逃げようと彼から離れようとする。しかしティキの腕力に適うはずがなかった。
 恐れに叫ぶリナリーを嬉しそうに見つめると、ぐり、とそこに押し付けた。
 そのまま狭い入り口を引き裂いていく。
「ツッ…――!!」
 体内に考えたこともないような太くて熱い異物を認めると、身体が引き裂かれそうなほどの痛みを感じた。
 おそらく結合部からは鮮血があふれ出ていることだろう。それほどに彼はリナリーにはつらかった。
 しかしティキには彼女が痛みに叫ぶことも楽しさの一環でしかない。
「!!…ッ!…ッ…い、イタ…――」
「もうちょっと広がってくれたほうが俺としてはいいんだけどなァ」
 激しくリナリーを貫きながら、服に滴る鮮血を見ても目に留めることはない。
 ただ目の前の彼女が乱れるのが、苦しむのが愉しかった。 
「アッ…あぁあ…」
 痛みとかすかに身体を駆け巡る快感とに弄ばれて、リナリーは唾液を流してもわからないほど酔った。
 その光景に笑みを浮かべながらティキはひたすらにリナリーを壊してゆく。
425名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 16:55:45 ID:vppCy72q
(…帰れない…)

 帰りたくても、帰れない。
 手放しそうになる意識をつなぎとめながら、リナリーはぼうっと考えた。自分の今の行いは、罪に値するもの。
 浅はかな考えで受け入れてしまった報いをひしひしと感じていた。
 それでも、もう拒めない。
 彼に満たされている今は、リナリーにとって手放せないものになってしまった。
「そろそろ…だな…お姫さん」
 ティキがどもってリナリーを再び強く抱きしめる。
「…な、なんで…ェ」
 リナリーがつぶやいた。

「なんで…私なの…」

「……」

 かすかに笑みを浮かべると、自身を彼女の最奥まで尽きたてた。高みに上り詰めると、彼女の中に熱いものを放つ。
「…ぁ、ああッ!!」
 声にならない激情と経験したこともない快感に、リナリーはやすやすと意識を手放した。
「……」
 彼女が絶頂に達したのを確認すると、中から彼を引き抜いた。
「なんでかって?」
 ぐったりと倒れこんできたリナリーの乱れた黒髪をなでながら、自嘲気味につぶやく。


「お前が良かっただけさ」
 激しい戦いを経験しても穏やかな笑顔を忘れないお前がよかった。




 『蝶』と称されるお前が
 ただ手に入れたかっただけなんだ。


 お前が欲しかっただけなんだよ。

426名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 17:18:05 ID:7rtqSXKz
>>425
(;´Д`)GJ!!
でもティキ鬼畜すぎ&リナリーが可哀想すぎるよ・・・

427名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 20:58:30 ID:aXSPLHNT
>>421-425
これ小説サイトからの丸ごと転載
428名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:05:06 ID:NAwuBFQf
無断転載はアカンよね
429名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 01:25:13 ID:ruhQUwGy
>>418
ミランダさんは黒のレースですね、分かります!
430名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 01:59:16 ID:W54ixnLs
リナリーが任務用と普段用で下着をかえてたら萌える…
任務用は無地黒の味も素っ気もないやつで、
普段用は白地に水色ドットのブラショーツセットとか。
431398:2008/06/21(土) 16:44:57 ID:b6uQkTRQ
遅くなりました。PC直ったんで投下しに来ました。
リナリー視点のアレリナ。なにぶん慣れないので結構長めなのが申し訳ない。

***

「はい、おしまい」
「ってて……ありがとう、リナリー」

最後の包帯を巻き終えると、アレンくんは申し訳なさそうに苦笑を零す。
5日ほどの任務を終えて帰ってきた彼は案の定、体のあちこちに大小様々な傷を負っていた。
医務室に行くようにしつこく言ったにも関わらず、「このくらい平気です」と言って聞かなかった彼を、私は半ば強引に手当てしたのだった。

「まったくもう、ちゃんと手当てしなきゃダメっていうのは、アレンくんを思ってのことなんだからね?」
「そ、それは分かってるけど……」
「けど、何?」

口をへの字に曲げて、どこか納得のいかないような声を出す彼の顔を覗き込む。
するとその子犬みたいな表情が一変、にやりと楽しげな笑みを浮かべたかと思うと、
がしっと腕を掴まれて引き寄せられ、次の瞬間には彼の腕の中に抱きすくめられていた。
その状況を呑み込むのに数秒かかって、私はやっとの思いで声をあげる。

「きゃ……ちょっと、なに!?」
「5日間もリナリーに会えなかったんですよ? 寂しくて少しでも一緒に居たいと思うのは当然じゃないですか」

さらりととんでもないことを言い放って、アレンくんは怪我を負った腕など気にも留めずにますます私の身体をきつく抱きしめた。
当の私はというと、動揺してしまって目が回りそうで。
必死に、彼の胸に手を当てて身を離そうと試みるけれど、彼の力のほうが数倍上回っていた。

「怪我の手当てに行く時間を惜しんででも……少しでもリナリーと一緒に居たいんです」
「……う……わかったから、ちょっと……あの……」
「リナリーは、僕が居ない間、寂しくなかったの?」

今度はまた、寂しそうな子犬みたいな声を出すアレンくん。
髪に彼の指が透かし入れられる感覚がして、背筋が僅かに粟立った。
心臓が嘘みたいにすごいスピードで全身に血を送っている。
ころころと変化する彼の態度に私はいよいよ降参して、抵抗する手の力を抜き、その大きな胸にそっと額を押し当てた。

「……寂しくない、わけ……ないよ……」
432398:2008/06/21(土) 16:46:12 ID:b6uQkTRQ
そんなこと、わざわざ訊かなくたってわかってるくせに。
あなたは、私と想いが通じ合った初めての人で。そしてそれはきっと最初で最後のことで。
だからあなたが隣に居ない日は、私がどれだけ不安で寂しい思いをしているかなんて、想像に易いでしょう?

「……リナリー」

ようやく緩められた腕の力、けれども離れることを頑なに拒む彼の強い視線によって、私は動けなくなる。
何を言うでもなく、自然と重なる唇。そのままゆっくりと、私と彼のふたつの体がベッドに沈み込んだ。
私に覆いかぶさるようにして、尚もキスをやめない彼に脳内は半分思考を停止していたけれど、
彼の腕が私の服のボタンにかかったところでハッと理性が首をもたげた。

「ちょ、ちょっと何してるのアレンくん!」
「なにって……」
「ほ、ほら、怪我、こんなにたくさんしてるんだから! 変なこと考えないのっ!!」
「……リナリー、いつもいつも適当に言い訳つけてそうやって逃げますよね」
「そ、そんなこと……! それにこれは言い訳じゃなくて本当のことでしょ!?」

正直、図星だけれど。巧みに言いくるめられるのが悔しくて、咄嗟に彼の頬に当てられているガーゼを軽く叩いてしまった。
けれど、アレンくんは表情一つ変えない。それはもう、怖いくらいに。

「い……痛く、ないの?」
「ぜーんぜん。リナリーを目の前にしたら、このくらい屁でもないですね」
「……もう……っ! アレンくんのバカ!」
「なんとでもどうぞ。それとも、僕とじゃ……嫌?」

ほら、また。分かりきったことを、この人はあえて訊くんだ。
正直、緊張して緊張して、錯乱状態に陥る寸前だったけれど。必死に自分を落ち着かせて、私は静かに首を横に振った。

「……嫌じゃ、ない……むしろ、アレンくん以外となんて、考えられない、から」

恥ずかしさを隠すように、私はきつく両目を閉じて、彼の首に腕を回した。

「……その代わり、無理しないでね。怪我、ひどくしちゃダメだよ?」
「僕の心配は要らないよ。リナリーこそ、しんどかったら言って」
「う、ん」

直前になって、結局はいつもの優しくてあたたかい笑顔を見せられる。その笑顔に、私が抵抗できないのを知ってるくせに……
433398:2008/06/21(土) 16:47:24 ID:b6uQkTRQ
「……あっ、ん」
「リナリ……ここ、気持ちいい?」

執拗に乳房の先端を舌先で弄ばれて、私は今まで感じたことのない不思議な感覚に捕われていた。
これが彼の言う「気持ちいい」という感覚かどうかは、正直わからなかった。
返事に戸惑っていると、もう何度目になるかも分からない濃厚なキスが降ってくる。乱れた呼吸を整える隙もない。

「リナリー、可愛い」
「ばか……っ、変なこと、言わないの……」
「変じゃないよ、本当に思っただけ」
「ん……は、あっ!」

今度は首筋に舌を這わせながら、両手でやんわりと胸を包み込み、揉みしだかれる。
硬くなった先端を指で摘むと、その感触を楽しむようにくりくりと動かされた。

「や……っ、アレン、くん……!」
「ね、リナリー。気持ちいい?」
「わ、わかんな、あっ……んっ」
「……それじゃあ」

失礼します、と彼が耳元で囁いたかと思うと、下半身に刺激を感じた。

「ひゃ……! な、なに!? あ、っん!」
「大丈夫だよ、ゆっくりするから」

彼の指が、私の秘部を下着の上からなぞっているのだとわかると、途端に全身に緊張が走る。
くちづけをしながら彼の指がそこで動くと、もう抗う術は何一つ残っていないような気がして、急に恐怖心が湧き上がってきた。

「……っ! アレ、く……」
「リナリ……?」

声が震える。視界が白くぼやけて、自分が泣いているのがわかった。
それに気付いたアレンくんは手の動きを止めて、ゆっくり私へ顔を近づけた。
ぴた、と頬に触れたのは、アレンくんの頬。私の涙がふたりの頬を濡らした。

「……ごめん、怖かった?」

指で涙を拭ってくれて、優しく髪を撫でられると、強張っていた体からふっと力が抜ける。
心配そうに私の顔を窺うアレンくんの顔が次第にくっきりと見えてきて、私は申し訳ない気持ちで胸がいっぱいになった。
こんなにも彼は私を想ってくれている。怖がる必要なんて、なかったのに。
ごめん、ごめんね、アレンくん。謝らなきゃいけないのは私の方だね。
434398:2008/06/21(土) 16:48:16 ID:b6uQkTRQ
「大丈夫……なんでも、ないから」
「本当? 無理してたら怒りますよ」

私は無言で、ただ彼に笑顔を向けた。安心して、もう大丈夫だから、と。
彼の頬を両手で包んで引き寄せると、そっと唇にキスをおくる。
思いがけない私からのアプローチにちょっと驚いた表情を浮かべるアレンくんは、やっぱり歳相応に見えた。

「……本当に、平気だよ……。ごめんね、その、初めて、だから……ちょっと、緊張して」
「そっ、か……驚かせてすみません」
「ううん、いいから……続けて……」

どちらからともなく笑いあって、やがてまた、何度も唇を重ねた。
お互いのはだけた胸元が触れ合って、徐々に体が汗ばんでくる。
肌の上を彼の舌が滑る感触や、私の中心部に割り込んでくる彼の指の慎重な動き、その優しさ全てがいとおしい。
今までに経験したことのない奇妙な、けれど決して不快感とは言い難いものが、彼が触れている部分から指の先端までを駆け、貫いていく。
ますます荒くなった息を抑えることなどとうの昔に諦めて、喘ぐ声もそのままに私は彼の愛撫を受け止めた。
いつしか濡れそぼっていた私のそこは、彼の指の動きを更にヒートアップさせていく。

「ひあっ……あ、アレンく……!」
「リナ、リ」
「……う、ん」
「大切に、するから」
「うん……」
「最後まで……いい……?」

ここまできたら、もう戻れないということは、きっとふたりとも分かっていた。
それでも律儀な彼のことだから、一応訊かずにはいられなかったんだろう。
私としては、恥ずかしいからわざわざ質問しなくてもいいんだけれど、彼の誠意を無視することはできない。

「うん……私は、大丈夫だから……きて……アレンくん」

顔を寄せ合い、交わすくちづけ。
隙間を縫って入り込んでくる彼の舌に誘われるように、私も舌を動かした。
激しい水音が脳内を満たす。指と指を絡ませあった手は、上からシーツに押さえつけられていて身動きは出来ないけれど
今となってはそれすらも甘いものに感じていた。

「……いくよ、リナリ……っ」
「ん……う、あっ!」

皮膚と皮膚の間を割って、彼の熱いものの先端が体内に入り込んでくる。

「っ、あ……リナ、リー……!」
「は、あ、っ……! ア、アレンく、ん……っ! んあぁっ!」

私の愛液が潤滑油となって、思ったよりも順調にアレンくんは私の中に収まった。
けれどそこから少しでも動こうとすると鋭い痛みが下半身を貫いて、私は短く悲鳴にも似た声を上げる。
435398:2008/06/21(土) 16:49:16 ID:b6uQkTRQ
「いっ……! あ、あっ……アレン、くん……!」
「……っ、リナリ……大、丈夫……ちょっとずつ、動くから……」
「ア、アレンく、んあっ……い、いた、い……っ!」
「リナリ……落ち着いて……ほら、僕を、見て……」

気がつけば、ぎゅっと瞑ったままの瞼。彼に促されて、私はゆるゆるとその力を抜く。
睫毛を濡らすのは自然と流れていた涙。そこにアレンくんの唇がそっと押し当てられて、
舌先で頬をくすぐるように涙を掬い取られた。彼もまた、苦しいはずなのに。
額にぽつりぽつりと汗を浮かべながらも、私のために笑顔を見せてくれた。
その優しさに、余計に涙が溢れてくる。泣いてる場合じゃ、ないのに。どうしても抑えられなかった。

「は……っ、リナリ……ごめん、最初は、苦しいかも、しれないけど」
「う……っん」
「だんだん、よく、なるから……ちょっとだけ、我慢、してくれる……?」
「っ……わかっ、た……っん、あ!」

ずる、と僅かに彼が後退すると、それだけで強い刺激に脳が支配された。
そしてすぐにまた、彼は奥へと進入してくる。
それを、緩慢なテンポで繰り返すうち、徐々に痛みが薄れてきて……なんだろう、この感じは――

「は……はっ……リナリー……まだ、痛い……?」
「……んっ……う、ううん……もう、ほとんど、痛くは、ないんだけど……っ」
「どうか、した?」
「なんか……変な感じ……っ、んあっ、な、何も、考え、られなく、なっ……ひゃ、うっ!」
「……感じてくれてるんだね……嬉しいです、リナリー」

私の支離滅裂な言葉に、ひどく嬉しそうに甘い顔をして、アレンくんは私をぎゅっと抱きしめた。
肌と肌が隙間なく重なる。熱い、けれど……なんだか、心地いい。

「ん……ね、アレン、くん」
「はい」
「もっと……動いて、いい、よ」

掠れる声で彼を促す。するとアレンくんは切なく微笑んで、私の濡れた頬に静かにキスをした。

「リナリー……愛してるよ」
「わ、たしも……っ、あっ! んっ、ひゃあぅっ!」

甘い言葉のすぐ後で、激しい律動が始まった。
粘膜の擦れあう音が嫌というほど耳まで届き、それがますます私たちを駆り立てる。
お腹の奥まで、アレンくんが入ってくるのが鮮明にわかる。
恥らう感情は次第に掻き消え、もはや今はただひたすらに彼を感じ、共に堕ちていこうという想いがひとつ残っているのみだった。

「あ、っああっ! アレ、く、ん、あ、はぁっ!」
「く……っ、リナリ……、リナリー……!」
「も、だめぇっ……や、ああぁっ!!」
「僕、も……っ! う、あぁっ!」
436398:2008/06/21(土) 16:50:09 ID:b6uQkTRQ
一度ひときわ大きく彼が膨張したかと思うと、ずるり、とそれは勢いよく引き抜かれた。
直後、お腹や胸の辺りに生暖かい液体が降りかかる。白濁のそれは、アレンくんの――

「っ、はぁ、はぁ……っ、ごめん、リナリ……」
「んっ……何で、謝る、の……?」
「汚しちゃったし、それに……ちょっと、間に合わなかった、かも……」

その言葉が何を意味するのか、すぐに理解はできたけれど。
それに対して、彼を非難する気は更々なかった。
それよりも、達した後でも尚、微かに震える腕で必死に体勢を保っている彼を懸念して、
私は彼の背中に腕を回した。しっとりとした肌が吸い付くように触れ合って、生々しくも愛しい感触。

「構わないよ……それより、怪我、大丈夫?」
「ん……全然、心配ないよ……」

荒い呼吸を整えながら、アレンくんはゆっくり肘を曲げて体を落とす。
額と額でキスをして、微笑みあう。ふと、視界に入った彼の腕に巻かれた包帯や、体のあちこちにあてられたガーゼ。
汗によって乱れてしまったそれらは、もうあまり役割を果たせそうもなかった。

「包帯……あとで、もう一回直そうね。ガーゼも」
「あ…はい……ごめんなさい、せっかく、手当てしてくれたのに」
「しょうがないよ。今日は、大目に見てあげる」
「ありがと……リナリー」

汗で額に張り付いた私の前髪を、彼が優しい手つきで掻き分け、整えてくれた。
そのまま顔の輪郭をするするとなぞり、指先が唇へ触れる。

「リナリー……」
「なに?」
「ただいま、リナリー」
「……うん。おかえりなさい、アレンくん」

こうしてふたり、また生きて出会えただけで、こんなにも幸せ。
全てを見失っても、あなたさえ居てくれれば――私は、まだ歩いていける。

***

やたらイチャつかせすぎたかも…
お粗末さまでした。
437名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 16:53:26 ID:W54ixnLs
リアルタイム投下キタ━(゚∀゚)━!!!!!
二人とも可愛すぎる!GJ!!!!
438名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 19:04:32 ID:DxGiT4SZ
GJ! アレンめ…て感じw リナリー可愛いす!
しかし6レスで長いのか…他スレに10レス投下伺いしてしまったorz
439名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:26:06 ID:a4NL6Rd0
GJ! 二人とも初々しくてよかった!
440名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 16:51:20 ID:7iYJUEpw
「お前、こいつをどう思ってる」
「…大切な、仲間さ」
「ほう?それで、大切な仲間とやらの…」
「くっ、んんッ…ゃあ…」
「敵に嬲られてる姿を見て?お前は…」
「やめろッ!リナリーに触んじゃねェ!」
「ああ、やめるさ。もっと見たいものがあるんでね…
 お前、今すぐにこの女を犯せ」
「は!?」
「無駄よ、どちらにしろ殺されるわ…はッ、ああッ…!!」
「リナリー!」
「俺は命令しているんだよ…早く始めろ、エクソシスト。
 俺の気が変わってこのお嬢ちゃんの心臓を握り潰してしまう前にな」
441名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 16:52:17 ID:7iYJUEpw
「可愛いリナリーが"ナカマ"と…何してるかわかる?アァレン?」
「や、めろ…」
「ふふ…発動しようったって無駄だよ」
「くっ…」
「ねぇアレン?ボクたちも楽しいことしようよぉ…
 ボク、アレンとなら何だってしていいと思ってるんだ…」
442名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 18:39:17 ID:Iicejenc
すまん
 & って何か読み方ある? どなたか意味教えて
443名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 19:47:09 ID:JEzqxV4S
>>442
スレ違いだよ。スレ違いだよ。スレ違いだよ。
444名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 22:12:06 ID:EJeLRv61
アレリナ職人様GJ!

ほのぼの初々しいエロ最高でした。
アレリナはいいですなあ。
445名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 19:33:14 ID:dKCDB560
>>421-425
ティキリナ神キターって思ってたらなんだ転生だったのか
まぁエロかったからいいや
でもまだまだティキリナきぼんぬw
446名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 21:11:19 ID:O4n61vsX
クラウド元帥物が読みたい
447名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 01:05:18 ID:4u7W1uuL
>>440-441
は転載?
448名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 00:44:29 ID:n2to9f+2
>>447
転載は、421-425ですよ。
某サイトの文章そのまんま。
449名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 00:54:31 ID:ggMect8K
原作のコムイとリナリーが泣けすぎてリナリー物の筆鈍ってる人…いたらナカーマ
450名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 18:07:44 ID:CjijHB6V
>>449
ナカーマ
これ以上初期のリナリー壊すな星野
なにやってんだ
451名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 20:37:40 ID:h/4QszyV
>>450
おい>>449と意見あってないぞ
452名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 01:36:15 ID:EgjH9Qjm
ところでアニメの方で盛り上がったはずのロードの姿がこのスレでは見当たらない…最近誕生日まで迎えているというのに

誰かロードもの投下キボン
453名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 15:27:52 ID:3vMDqWQh
>>450
意味わからなすぎてクソワロタw
454名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 19:19:33 ID:1yNEycgH
>>449の書き方が悪かった…って自分ですが
筆鈍るとか作家様か! と自分で後で突っ込みつつ自家発電楽しい405w
455名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 16:10:38 ID:aoHPIv2X
誰かアレンとロード・アレンとクラウド
書いて下さい
456名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 18:37:37 ID:7zTRUA76
その意見に賛成
457名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:02:33 ID:8r/MBVvO
クレクレ君の乞食ばっか。糞作でもかまわねーから、自分で読みきり短編書いてみろよ。
458名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 00:06:36 ID:r4oQY9qZ
アレンとロードに反対
459名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:44:52 ID:9e9TzRvL
まだ変人がいる…


アレンとリナリー。
やはりこれが王道だろ
460名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 01:51:00 ID:OBQV0hX7
455の意見に賛成
461名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 03:00:24 ID:lB2rRKzM
何やら自演くさい奴がいるな
462名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:56:44 ID:XiKd3xVU
>>457
よう乞食。糞作でもかまわねーから、自分で読みきり短編書いてみろよ。
463名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 13:24:28 ID:KYSuRWsg
荒れているなぁ
464名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 17:56:25 ID:r4oQY9qZ
>>459
王道が一番だよね
465名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 18:20:23 ID:5peiwVuT
リナリー厨が賑やかなスレですね
466名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:15:55 ID:dFCLr3fP
ラビリナ人気なさすぎワロタ
本誌でリナリー→ラビが無いからか
467名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:22:15 ID:3b/ZLnbY
ラビはヘタレだからなあ。
でもラビリナは好きだ。ラビの一方的な片思いが萌える。

あと神リナで思春期に興味本位でいけないことしちゃう二人とか。
468名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:43:52 ID:vmUeA+2g
>>467
>あと神リナで思春期に興味本位でいけないことしちゃう二人とか

設定聞いただけでwktkしてきた
ちょっと構想練ってくる
469名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 05:20:42 ID:uCtHWLn9
むしろラビリナが本命な件。
ラビ→リナリ→アレンの関係性に萌える。
でもエロパロにしにくいよね…
妄想しても全部夢オチにしてしまう。
470名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 13:24:54 ID:zbcWmG+s
考えてみたら乞食が皆して短編書き出したらそれはそれでカオスだよな
おもれーけど
471名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 18:40:58 ID:BUdozYXH
ラビリナ好きで書きたいけどどうエロに繋げるかが問題。
あとラビが掴めない。
472名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 18:45:42 ID:yTP77Bse
>>469
矢印見えないんだけどアレンの矢印がリナリーに向いてる?
473名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 20:34:55 ID:pwfGxglj
>>472
ラビからリナリーに矢印。
リナリーからアレンに矢印。

でも俺はアレンからリナリーに矢印もあると予想。
474名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 21:08:14 ID:yTP77Bse
>>473
アレンはリナリーのこと特別には思ってると思う
475名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 21:23:30 ID:zbcWmG+s
新鮮な所でラビ←リナリ←アレンが読みたいけどアレン厨が黙ってねーだろなw
476名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 21:45:54 ID:yTP77Bse
>>475
リナリ←アレンは本誌でもあったよね
477名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 22:31:21 ID:pwfGxglj
しかし1年以上一緒に働いてるのに、新人に好きな女盗られるとはラビ哀れだなwww
478名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:28:33 ID:yTP77Bse
>>477
アレンてそうとうアンラッキーボーイだから、リナリーとゆう嫁をもらって幸せになってほしいんだ
479名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 02:00:00 ID:EhYOot9x
そもそもあの漫画の連中長生きしそうな気がしねえ
それ前提で刹那的な快楽に溺れる男女というのはエロいかもしれない
480名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 07:49:19 ID:Au90+amP
告白もできないような純愛が
その場の人間全員死ぬような絶望的状況になって
パニックのまま勢いで…
481名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:36:28 ID:uzrzBfDG
妄想 気持悪い。
482名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 19:29:17 ID:S3kTTN37
妄想気持ち悪い人が一体なぜこんなとこに来てるのか…
ってこれは誤爆スレにでも書きゃよかったな。


せっかくお風呂シーンもあったことだしクラウドさんモノとかもいいよな〜
相手はクロスかソカロあたりが妥当なのかもしれんが
ここはいっそティーンズを誘惑して欲しかったりもする
483名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 20:04:00 ID:MxDW6oQ+
コムイは本当にキメる時キメてくれるな…
最後のページだけでバクと感染リナリを妄想できた
484名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 20:34:22 ID:pH76BwHJ
>>483
うおっ!それいいな。
感染したリナリーにワクチンを打とうとして抵抗されるバク。




「…すみません、リナリーさん。これもあなたのためなんです。
少しの間、我慢してください…」

無理やりにリナリーの細い喉を押さえつけ、バクは薬をその白い喉に流し込もうとする。

が、咳き込んでしまったリナリーはそれを吐き出してしまう。

「…許してくださいリナリーさん…」

苦しげに紡いだバクは意を決したように薬に口をつけると、リナリーの紅い唇に深く口づけた。


・・・誰か続きよかったらよろしく。
485名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 23:20:08 ID:k+QoYyxu
ルル=ベル!ルル=ベル!

ワショーイ
486名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 06:31:26 ID:DfceYiSx
>>486
どうしたいきなり?
487名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 11:25:19 ID:mOUrlSf9
>>484

萌 え た !

続きプリーズ
488名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 20:25:22 ID:y3Bo/2+S
アレン  :15歳/169cm/55kg/O型/イギリス
神田   :18歳/177cm/59kg/AB型/日本
リナリー :16歳/166cm/48kg/B型/中国
ラビ   :18歳/179cm/62kg/O型/不明
クロウリー:28歳/190cm/77kg/AB型/ルーマニア
コムイ  :29歳/193cm/79kg/AB型/中国
ティキ  :26歳/188cm/70kg/O型/ポーランド
クロス  :不明/195cm/82kg/AB型/不明
ロード  :不明/148cm/37s/B型/不明
ミランダ :25歳/168cm/45kg/O型/ドイツ
ブックマン:88歳/140cm/38kg/A型/不明
バク   :29歳/168cm/53kg/A型/中国
ルベリエ :50歳/195cm/98kg/B型/イギリス
リーバー :26歳/185cm/75kg/A型/オーストラリア
チャオジー:20歳/170cm/63kg/O型/中国
クラウド :32歳/165cm/48kg/B型/アメリカ
リンク  :19歳/172cm/62kg/AB型/ドイツ
489名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 20:50:12 ID:ynp2EY5b
コムイって意外と背高いんだよね
490名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:03:31 ID:riXc1I6x
てか皆でっけー
491名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 19:23:10 ID:2FxYmE89
やはりクラウド
492名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 13:15:32 ID:hpWI2TJy
ここは、百合の小説投下してもOK?
493名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 13:20:05 ID:4qnnadAG
おk
494名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 13:23:43 ID:/0bMmJxu
全力でおk
495名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 15:00:32 ID:jBHaEhdi
注意書きヨロ
496名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 15:30:35 ID:Kaxbi0Ei
>>488
だからクラウドはプロフ変更になったってば
497名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:06:49 ID:SP5zuSQR
へぇ〜
498名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 13:16:18 ID:rz7tHVJ2
クラウドでもアニタでもルルベルでも
なんでもいいから大人の女待ちほっしゅ
499名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 15:41:16 ID:M0Jt9R9C
>>421-425って強姦?
500名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 16:10:42 ID:/VzBvghg
>>499
リナリーを暴行&脅迫したあとに姦淫してるので立派な強姦
このあとに殺したりすると死刑になれる
501名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 17:17:02 ID:UkSdIsIT
そうなんだ
502名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 21:59:15 ID:a6p5ysRC
そうなんだね
503名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 21:02:12 ID:B18rtIiV
保守
504ラビ×リナ:2008/07/14(月) 01:02:32 ID:KKbjghQ3





リナリーが俺の部屋に遊びにきていた。
しかもジジイいない!(嬉)
しかも2人でベットに座ってる!(喜)
「なぁリナリーって、ヤった事あんの?」
「なにを?」
「何って…(ニヤリ)」

リナリーは顔を真っ赤にした。
可愛い(笑)。

「ないよ…」
「ふーん(笑)」
「ラ、ラビは?」
「意外さ!!リナリーそういう話に興味あんだね」
「いやっ…別に」

ゴニョゴニョと彼女は顔を伏せた。
「俺あるよ」
「…ほんと?!」
「うん。」

ブックマンとして、女から情報を探るには恋仲になるのが一番だったからな。

「どんな感じなの?」
「すげぇ気持ちいさ。
…リナリーに、してあげる?」
「いっ…いいよ!ばか!!」
「ばかじゃないさ。」
俺はリナリーを押し倒した。
505その2:2008/07/14(月) 01:22:54 ID:KKbjghQ3




「やっ…」
怯えた表情を見せるリナリー。

そして、アイツの名を呼んだ。
「…アレンくんっ……」


あー
むかつく。

俺はリナリーに思いを馳せるたび、ブックマンの立場から遠ざかっている。
自分でもよくわかってる。
そしてもどかしくなる。

アレンには勝てない。


「リナリーびびってるさ?すぐ終わるさ(笑)」
「やだ…」
「優しくすっから。」

嫌がる彼女を無視して、黒いワンピースの下から手を突っ込んだ。

彼女は抵抗してこない。
というかできないんだと思う。
体はすごく震えていた。

俺もなんだか、すごく心臓が苦しくなってきた。
そして緊張で手が少し震えた。
初めてじゃねーのに…。

好きな女を犯すって…辛い。


リナリーの丁度良い胸を揉みながら、キスをした。
「んっ…むっ…」
リナリーは息がしづらいみたいで、色っぽい声を出した。
舌を入れてあげたり、下唇を噛んだりして、できる限り感じてほしかった。

「俺のキス、いい?」
「……」
途中何度か聞いた。
彼女は無言だった。

506その3:2008/07/14(月) 01:49:38 ID:KKbjghQ3



ムスッとした彼女の顔とは裏腹に、リナリーの乳首はどんどん硬くなっていた。

「けっこう感じてるんだ?」
「だって…」
「だって?」
「今私の上にいるのがアレンくんだと思えば、ドキドキするの。」

はぁ?
ふざけんなよ。
俺は俺だぞ。

この女。
ボロボロにしてやる。


「あっ…」
リナリーのパンツに手を入れ、秘部に軽く触れた。
「こわいよっ」
「大人しくしてるさ。すぐイかせてやるさ。」

そして乱暴に指を入れた。

「いや!痛い!」
苦痛に顔を歪めるリナリーに、俺は興奮した。
指を抜き差ししたり、大きく広げたり、そのたび彼女は悲鳴をあげた。
初めての異物感と痛みは相当だろう。

「リナリー、なんで泣くさ…」

リナリーは涙を流していた。
そして弱々しい声を出した。
「アレンくん…」



507名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 12:53:51 ID:a5S50Ioa
ミランダさんものが読みたいなぁ
508名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 13:55:07 ID:xB8BNMMA
>>506
509名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 14:28:50 ID:TD6iYpaA
アレリナがいい
510名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 14:30:31 ID:EQy/HlVD
シェリルがリナリーを襲う展開はどうだろう
511名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 20:11:14 ID:iMCsQZM3
シェリルって変態っぽいからいろいろ道具とか薬とか使って
リナリーを苛めそう。


「…どうですか?体中が熱いでしょう?ふふ、エクソシストといってもただの女ですねえ」
「…やっ…そんなトコ・・・」

みたいな感じかな。
512名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 12:37:24 ID:O75uxMsa
そう言って隣をぽんぽんと叩くので、促されるままに腰掛けた。
湯上りのリナリーからは、シャンプーと混じった女の甘い香りがする。

「…イヤだったらちゃんと言ってね」

そう言うとリナリーはオレを押し倒した。

「リ、リナリー!?」

胸に圧しかかりながら右手は手早くジッパーを下ろし、
下着越しのモノをゆるくしごきながら首筋にキスを降らす。

「ちょ、待った…んっ!?」

なだめようとする唇をリナリーのそれが塞ぎ、
緩んでいた隙間から舌が挿入ってくる。
唾液で十分にぬめったそれは、口腔内の隅々を舐めまわしている。
その間も、下で蠢く右手の動きも休ませない。

ヤバい。
やけに手際よく的確な攻めに、そのまま身を任せてしまいそうになる。
いや、ダメさダメさ!じじいの教えを忘れたか?
訳もなく近づいてくる女なんていないんさ!

「…や、やめろ!」

身を捩り、唇をずらして強い口調で言い放つ。
リナリーはビクリと身を強張らせた。
513名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 12:37:47 ID:O75uxMsa
「…ッ…!ごめんな、さい…」

俯く瞳に涙が滲む。
震える肩からは深い自己嫌悪が伺えた。
オレは起き上がって言った。

「その…強く言ってごめんな?でも、こういうのはだめだろ…やっぱ。」

リナリーは答えない。ただ俯いているだけ。
沈黙が生まれる。

「…理由とか、聞かないからさ。もう寝ろよ」

情緒が日ごろから割と不安定なのは知っていた。
リナリーは人の死に慣れることを知らない。
最も戦場に向かないタイプだから、人よりストレスを多く感じてしまうんだろう。
さっきまでの状態も、そのストレスと混乱が生んだものだろう…
だからリナリーの本心ではない。

格好良くいなしながら、一週間溜め込んでいた性欲は、
噛み付くような攻めで既にガチガチになっていたが。

「オレももう寝るさ。だからリナリーも、なっ?」

リナリーが寝たあとで一人で処理しよう。
情けない決意をしつつリナリーを自分のベッドから押し出すように促す。
すると、

「ダメなの…」
「え?」
「これじゃ、眠れない…」

オレの目をじっと見ながら、硬くなったものを指先で撫ぜる。
そして股間に顔を寄せると、それを取り出して唇に挟んだ。

やわらかな舌が亀頭のふちをなぞるように一周し、尖らせた舌先で鈴口をほじる。
裏筋と亀頭の境目をざらついた舌の表が行き来する。
汁でてらてらと淫猥に光る唇がペニスを咥えなおし、
その間も長く美しい指が幹を絶え間なく刺激していた。
強い快感に抵抗を忘れ、荒い息が漏れる。

「く、うっ…リナ、リ…!」

深く咥えこみ、吸引しながら頭を引く。
そのとどめのような一撃に、たまらず精を放った。
514名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 13:14:12 ID:zGccgoL3
ラビリナグッジョブ!!最高!!

ミランダものも見てみたい。ティキミラとか・・・。マイナーすぎて申し訳ないけど。
515神リナ:2008/07/16(水) 23:38:16 ID:K8bfHcQW
神リナでリナリー14歳、ラビが教団にきて少し経ったころの話です。
苦手な方はスルーでお願いします。




深い眠りに引きずられていきそうにぐい、と引っ張られたような感覚の後。

ふと、背中にあたるやわらかい感触に神田は覚醒した。

「…お前、いい加減にしろ…。」
「……」

ああ、またか。

背中にしがみつくやわらかな温み。
神田が教団に来てから、ずっと、兄妹のように己の後ろをついて離れない、
泣いてばかりいた、小さな少女。

実の兄であるコムイが教団入りしてからは少しず笑顔も見せるようになっていたが
それでも泣き虫は変わらない。臆病なのは変わらない。

「おい、リナリー…もうガキじゃねえんだ。自分の部屋で寝ろ。」
516神リナ2:2008/07/16(水) 23:45:55 ID:K8bfHcQW
ふるふるとリナリーが首を振ったのがわかった。

はあっ…。

神田はため息をつく。

幼いころからずっと、リナリーとは一緒だった。
夜が、暗闇が怖いといって怯える彼女とベッドを共にしたことは数え切れない。

しかし、彼女はもう14歳。自分とて、何も分からなかった幼い子どものままではない。

相変わらずぎゅう、としがみついてくリナリーに困ったように神田は告げる。

「いつまでもガキじゃねえだろ。」
「…神田は私が嫌いになったんだ…」
「そうじゃ、ねえよ。」
「…じゃあいい。ラビのところに行く。」」
「…はっ?おまえ、何言ってんだ?」
517神リナ3:2008/07/16(水) 23:57:28 ID:K8bfHcQW
「だってラビが、夜オレんとこ来てもいいさって、言ってたもん。」
「…おまっ・・・真に受けてるんじゃねえよ!あんな奴のトコ夜行ったら
何されるかわかってんのか!?」
「…どういうこと…?」

彼女に向き直って噛み付くような剣幕でまくしたてた神田に不思議そうにリナリーは問う。

相変わらず体は密着したままだ。

神田の胸板には成長しかけたリナリーのやわらかな胸の感触。
甘い、匂い。

「…本当に、わかんねえのかよ、お前…」
「…・・・・」

不思議そうに首をかしげたリナリーの、黒い大きな瞳が、不安げに瞬いたのを見て、
神田は己の理性がガラガラと、音をたてて崩れていくのを感じた。


「…わかった。じゃあ、教えてやるよ。こんな時間に男の部屋に来るとどんなことになるのかをな。」

口元に不敵な笑みを浮かべ、にやりとわらった神田に、なぜかリナリーは背中にぞくりとくるような寒気を感じて
神田の胸から飛びのこうとしたが、すでに遅し。

がっちりと抱え込まれ、シーツにその身を縫い取られ。

両手を拘束されて、すぐに神田の唇が、リナリーのそこに振ってくる。

-
518名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:07:22 ID:lJUyRirp
「んっ…んうっ…やっ・・・」

深く、吐息まで貪るように神田の唇が、リナリーの唇を、口内を蹂躙する。
歯列をなぞり、舌が侵入し、唾液まで吸い取るように、深く、深く─。

「…カ、ンダ…」

息も絶え絶えに己を見上げるリナリーがいとおしい。

その濡れた瞳に、尚一層理性を壊されて、神田はリナリーの寝巻きに手をかけた。

「…あっ…。」

万歳をさせるように手をあげさせると、ネグリジェはするりと脱げてしまった。

まだ成長しきらない、白い女体に、眩暈がするような感覚に陥って、神田は、膨らみかけた乳房を、
そっと片手で包み込み、片方は唇を寄せた。





…今日はここまでです。今度は週末になるかもです。
519名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:13:50 ID:lJUyRirp
すみません。

>>518は神リナ4です。

今度は5からになります。
520神リナ※女体化・非エロ:2008/07/19(土) 02:02:11 ID:+BGV3f5d
神リナ波に乗りつつ、エロ無し女体化短篇貼ります
TS描写は薄めですが、非エロ嫌いな方は特にスルー推奨



「しっかし驚いたさー」

黙々と蕎麦を啜る神田の横で、頬杖をついてしげしげとラビが見つめる。
「…ジロジロ見てんじゃねぇ。ブッタ斬るぞ」
目線をそちらに向けもせずに静かに告げる声は、普段よりも高音で女声なのが自分でも腹立たしい。
「いやいやホント。最初に見た時はドコの美人かと思―」

チャキ、と澄んだ音が聞こえた瞬間ラビの脳内で電気信号が送られ、コンマ一秒後にはラビの身体は神田の刀を白刃取りしていた。

「ち…」
標的を仕留め損ない神田が小さく舌打ちする。
「いいい…今…本気で俺を殺る気だったさ…ユウ…?」
カタカタと震えるラビ。神田をからかうのは日常茶飯事だったが、本当に斬られそうになったのは今回が初めてだった。
「今度くだらねぇ事抜かしやがったら……叩き斬る」
いやに静かな声音が余計にラビには恐ろしい。これ以上の軽口は命に関わると本能が警告してくる。
「は…は〜い…」
ムスリとしたまま六幻を収めると神田は再び蕎麦を食し始めた。

(ひぇ〜ご機嫌ななめさー。やっぱり治療薬が遅れてる所為かね?)
一生は勘弁だが、期間限定で女の身体になれるなんて男にしたらむしろ夢が膨らむ。
だが、当の神田にそれらの詳細を聞くのは死地に赴くにも等しい愚挙であった。

薬の効能はいずれ切れるし、そうなれば完成薬を待たずとも神田の身体は元に戻る、というのが科学班の現在の見解らしい。
自分ならば、それまでの間、滅多に得られない経験を充分に楽しむのになぁ、とラビは思わずにいられない。
最も、女装を嬉々と楽しむ神田は、それはそれで恐怖を誘うものがあるけれど。

遠くからブックマンが手招きしているのに気付いてラビが立ち上がる。
「じゃあ行くわユウ。土産買ってくるから」
「…任務か」
「んにゃ、お使いみたいなもんかな。日帰りだし危険はないって」
友人が心配しないよう鷹揚にラビは笑う。が。
「危険はない、か。そいつは残念だ」
クスリともしないで呟く神田の横顔は、とても冗談を云ってるようには見えなかった。
「……な、なんか、いつもより破壊力があるさ…」

胸を押さえ、悲しげに眉尻を下げて去っていく友人の背中を、神田は温度のない顔のままで見送った。
「フン……使いで死んだら大笑いしてやるよ」

521神リナ※:2008/07/19(土) 02:03:58 ID:+BGV3f5d
届かない筈の彼なりの友情を、いつもたった一人の少女だけには間が悪く目撃されてしまう。

「クス…素直じゃないんだね神田?」
「……うるせえ」
憮然とする顔に見られる仄かな照れは、神の目を持たなければ見抜くのは不可能だろう。
そんな偉業を易々とこなす数少ない人間の内の一人が、自分の横に立って日溜まりの様な笑顔を向けていた。
コムイが教団に来るまでは決して見る事のなかったリナリーの本当の笑顔は、神田ですら天使のようだと思ってしまう。
だが無条件に誰にでも降り注ぐ微笑は、彼女を憎からず想っている者にとっては、やや切ないものがあるのだった。
すい、と食べかけの蕎麦に視線を戻し、神田は思っているのと真逆の事をリナリーに吐いてのけた。
「へらへら見てんじゃねぇ、気持ち悪ィ。飯食わねえならとっとと行きやがれ。気が散んだよ」

知らぬ者が見たら振り返らずに居られない人目を引く美貌で、いつものきつい表情と、いつもの男口調で毒づく神田。
無論目の前の美少女に効果はなく、少女は一層口元を綻ばせるだけだった。
「うん、私はさっきサンドイッチ食べたから。ふふ、もう見ないね」

かたんと神田の隣の椅子に座り、持ってきたリンゴジュースを飲むリナリー。
(って、行かないのかよ…)
神田は何となく横目でリナリーを注視する。端から見たらガンをつけている様にしか見えないのは、さておく。

「……」
自然と、ストローをくわえるリナリーの柔らかそうな唇に神田の目が吸い寄せられた。
あの時教団の長い廊下でたった一度だけ触れた唇。
あのキスの理由をリナリーは何故だか聞いてこない。
挨拶で相手の唇に触れる慣習は神田の出身圏内にはないのだが。

「?飲みたいの?神田」
視線に気付いたリナリーが神田にストローを寄越してくる。無論今し方自分が口にしていた物だ。

「……誰が飲むか」
すげなくあしらい不機嫌を露にする神田。
「リンゴジュース嫌い?…私、汚くしてないよ?」

嚥下しようとしていた蕎麦が逆流しそうになって、神田の涼しげな顔が珍しく崩れる。
「な!馬鹿かテメェは…?俺は……!」
「ど…どうしたの?神田?」
急な怒声に訳が分からずたじろぐリナリーに、神田は何処へ憤りをぶつけてよいのか分からない。

「チッ!」
やや無理矢理に蕎麦を完食し、ガタンッと椅子が倒れんばかりの勢いで立ち上がる。
周囲の視線を一斉に浴びたが、眼光で黙らせるのも億劫な神田は、無言のまま服の裾を翻し食堂を出て行った。
「…待って、神田!」
半瞬遅れて、リナリーは様子のおかしい神田の後を追った。

522神リナ※:2008/07/19(土) 02:05:28 ID:+BGV3f5d
「神田…!ねえ、待って……神田っ」

返事は返ってこない。女性化しても、身長とリーチのある神田の歩みはリナリーの小走りに相当する。
息を弾ませて付いてくるリナリーに神田はようやく歩調を弛めた。
「ついてくんじゃねぇ」
「ついていくよ…神田変だもの」
「別に普通だ」
「嘘」
前に回り込まれて神田の眉が跳ねる。食い下がるリナリーの一途な瞳は苦手だ。

いつからこの友人兼、家族兼、幼馴染みの少女に過ぎた思い入れを抱く様になったのだろう。
たかが一時女の身体になっただけで、こんなにも苦痛を思い知る。
自分の変身をあっさり受け入れるリナリーをこんなにも許せなく思う。
自分を心配する瞳がこんなにも愛しく、こんなにも居心地が悪い。

「テメェは何で…あんな風に楽しそうに笑える」
「え?」
お前がもし男になんかなったら俺には一生の死活問題だというのに。
「人の気も知らないで無神経なんだよ」
お前さえ居なければ、こんななり位…胸クソ悪くとも堪えられた筈なのに。

「神、田…?」
「仲良く女友達になれるとでも思ったのかよ?馬鹿みてえにベタベタしやがって…舐めんじゃねえ」
もはや神田は止まらない。本当に伝えたいのは、こんな事じゃないと分かっているのに。

「聞いて…神田!」
リナリーに服を掴まれ神田は眉を顰めた。
「…神田は誰であっても神田だよ…?私はそう思ってる…それじゃ駄目なの?…舐めてなんか絶対ない。そんなに…神田は私が…」
嫌いなの、と目で聞かれて神田は憤死寸前だった。

この馬鹿野郎は。ありえない勘違いしてんじゃねえ。

普通ならリナリーの今の言葉が何より個を認める一番嬉しい承認なのだろう。
それでも神田の感情としては、リナリーにだけは今の自分など受け入れて欲しくないのだ。

「嬉しくねえんだよ」
「え」
ダン、とリナリーの横に両手をつく。壁と神田に身体を挟まれ、リナリーは神田の腕の檻に閉じ込められる形になった。
女の神田より更に一回り小さなリナリーの身体に、改めて神田は彼女が華奢だと知った。
「神田…」
「身体が女だろうが関係ねえ。テメェが一緒に居るのは男なんだよ。お前の隣にいる時俺はいつだって…」
長い睫毛の下から、彼以上に長い睫毛のリナリーの瞳を神田が見下ろす。
いつもは物怖じせず真直ぐ見つめてくるリナリーの大きな瞳が困った様に逸らされ足元を泳いだ。
「今は女だが…ガキになろうが老いぼれになろうが、中身の俺はいつだってテメェに惚れてんだ……分かったか」
「………!」

523神リナ※:2008/07/19(土) 02:06:57 ID:+BGV3f5d
静まり返った通路は自分の吐息と鼓動が聞こえてきそうだ、と二人共が思っていた。
下を向いていたリナリーが静かに顔をあげる。
「神田…ごめん…。手、どけて…?」

内心で打撃を受ける神田だったが、表面上は幸か不幸か涼しい顔のままだった。
「……悪い」
神田はゆっくり腕を下ろしリナリーから後退する。そんな神田を見やりながらリナリーは困り顔で呟いた。
「そういうの…女の子は恥ずかしいから」
「……あ?」
「だから…」
「っ?」
グイッと自分より背の高い神田の身体を壁に押し付け両手で囲う。
神田の身体はリナリーの狭い腕の中で自然と気を付けの姿勢になった。
自分の置かれている状況に神田の眉が吊り上がる。

「おい…何の真似だ」
「こういう事…男の子にされると女の子は恥ずかしいんだよ?」
「……?」
リナリーの意図が今ひとつ神田には良く分からない。少女の頬が少し赤らんだ様に見えた。
「もう。だから…神田は私にとって男の子って事…!女の子にこうされたって、きっと平気と思うから…」
何とも間の抜けた顔になる神田をリナリーは手を壁についたまま睨む。
「だから、もうしちゃ駄目だからね?」
コムイ辺りなら悲鳴をあげそうな可憐な表情だったが、感想で云えば神田が抱いた気持ちも然程変わらない。

「…テメェこそ何してくれてんだ」
「おあいこでしょ?」
リナリーの顔は先刻より赤い。
「手ぇ、どけろ」
「……嫌」
「んだと?」
「どけたら…怒るでしょ…?」
「…たりめーだッ」
リナリーの脇から背中に手を回し、そのままきつく身体を抱き締めた。
「っ!」長身の相手に抱えられるように抱擁され、少女の軽い身体が僅かに浮いた。
「ちょ…?」
神田は喋らない。リナリーは神田の肩に顎を乗せて遠慮がちに彼の首に手を添えて身を任せた。
「ね…神田」
「まだ黙ってろ」
しばしの間の後。
「…神田の胸…私より大きいね」
抱き合ったままポソとリナリーが呟くと、神田のこめかみにピシッと青筋が走った。
「テメ…張り倒されてえのか?」
「女の子には大事なコトなんだけど…」
「黙れ」
首根っ子を押さえられ、顔を上向かされたリナリーに真上から降る様なキスが下りてくる。
「か…」
先日とは違う荒々しい口づけは息が出来ない程にリナリーの唇を吸い、口腔に割り入った舌は攣りそうな程リナリーの舌と絡み合った。

524神リナ※終話:2008/07/19(土) 02:09:36 ID:+BGV3f5d
「んんっ…ふっ…?」

場所をすっかり忘れた貪る様なキスに、リナリーがポカポカと神田の肩を叩いた。
「……何だ」
「何だ、じゃないよっ…ここ廊下なんだけど…」
少々立腹気味のリナリーをそれ以上ムスッとした神田が見やる。
「場所が関係あるのかよ。お前の俺への気持ちは…?」
女にしては大きな手がリナリーの髪をくしゃっと包んで引き寄せる。
「もう…拗ねないの神田」とリナリーも神田の頭を撫でてやった。
「……拗ねてねぇボケ」
大柄の美女が小柄の美少女に大人しく頭を撫でられているのは一種不思議な光景だった。
「ここじゃ駄目なら…何処ならいい…?」
神田の艶を帯びた低い声と真剣な眼差しにリナリーは頬を染めた。
「今の声…地声ぽかったね。びっくりしちゃった」
「…おいテメェ、やっぱり俺を女と思っていやがるだろ」
「だって…」
「だってじゃねえ」
団服の上から回された神田の手がリナリーの身体を妖しく滑る。
「ちょっと…神田…」
細くくびれた腰を流れる様に滑り降りた手は、ヒップで止まって柔らかく撫で上げてきた。
「んっ、やだ…神田の痴漢」
「ッ…誰が痴漢だ!」
怒った唇が近づいてきてキスされそうになり、リナリーが赤い顔を背ける。
「バッ…だからココ廊下だってばっ」

廊下じゃなければ良いのだな、と神田が解釈をしても無理はない。
「チッ。来い、俺の部屋行くぞ」
勝手に決めてリナリーの手を引きスタスタ歩き出す。
「男子寮はまずいと思うけど」
云われて、はた、と思い留まる。そういえば、そんな理由でリナリーの部屋に泊まる様になったのだった。
その事にこそ異議を唱える者も少なくなかったが、罪なリナリーは理由を聞く事もせず笑顔で却下したのだった。
女体化男が自分じゃなかったら、その場で血の雨を降らせたかも知れないなどと神田が思ったのは秘密だ。
リナリーの手を握ったまま険しい顔で立ち尽くす神田だったが、その手を引く様に今度はリナリーが歩き出した。
「…おい」
「私達の部屋に…行こ?」
「……!」
あっさり攻守が逆転し、神田は不貞た様に前髪を掻き上げた。


続… 嘘。お邪魔しました
525名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 03:08:28 ID:kqk1m5Nm
アレリナが読みたい
526名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 10:57:37 ID:ye7BsIzT
神リナありがとう
527名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 12:33:50 ID:+BGV3f5d
今週号いま見た 本家で完全アレリナフラグw
528名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 16:00:19 ID:EeoGZlvr
神リナGJ!
女体化設定のはずなのに、口調のせいで神田が漢になりすぎて困るw
でもこの二人可愛いな。
529名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 18:07:26 ID:PBYMyU8N
>>527
今更何を・・・
530名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 18:34:05 ID:kqk1m5Nm
>>527
まじで!?
嬉しすぎる!
来週もがんばろう
531名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 21:50:53 ID:JsyGkd6X
>>520
GJです!!!すっごいよかった!!!
神リナやっぱいいわ
532名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 21:52:43 ID:ruEQ2r87
二個も連続で神リナ読めて嬉しいです!
職人さんGJ!
533名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 01:30:11 ID:t5m9ypAO
今週号見たけど、どこらへんがアレリナフラグ?
534名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 21:29:21 ID:NYdSCx1T
コムリナ好きは俺以外いないのだろうか…
535名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 23:00:51 ID:T04nQYFk
途中までなんですが、
リレー小説形式でどなたか続き書いてくれませんか…?

神リナで浴衣ネタです。
文才なくてすいません。

それでもおkな方はどうぞ。
536神リナ:2008/07/21(月) 23:02:25 ID:T04nQYFk
>
「リナリー」
後ろから名前を呼ばれて振り向くと、コムイが何か紙袋を下げて
手招きしている。
「いいものもらったんだ」
「?なぁに兄さん」

小さく首をかしげてちょこちょことコムイへ駆け寄った。

「見て、リナリー絶対似合うよ♪」
「わ・・・すごい、これどうしたの?」
紙袋からコムイが取り出したのは、薄い青地に赤い金魚が舞う
浴衣。
日本人ではなくとも、黒髪であるリナリーにはよく
似合うだろう。

「コムリンに日本の文化のデータを記憶させたら作ってくれたんだよ」
「へぇ、見かけによらず器用なのね、コムリンて。ありがと兄さん♪
すっごく綺麗な柄!」
浴衣を受け取りまじまじと眺めるリナリーは、エクソシストであるとはいえ
16歳の女の子。
おしゃれに興味があって当然だ。
普段着も黒の飾り気の無いワンピースを着ているが、
兄としてはもうすこし可愛らしい服でもいいんじゃないかと
ひそかに思う。

「着てみたら?」
「うん!」

リナリーは初めて見る浴衣にしばらくはしゃいでいたが、その一式を手に取り眺めて
あることに気がついた。

「兄さん、浴衣ってどうやってきるの?」
「え?どうやってって、前合わせて帯でぐるっと抑えればいいんじゃない?」
そうなの?と言いかけた所でコムイの机上の電話のベルが鳴り出した。
「あ、ちょっとごめん」
「うん」

コムイが電話している間に、もらったばかりでシワ一つないそれを広げてみた。
あれ。
身長より長い?
この白い楕円の板と布の紐はどう使うの?

異文化に対するさまざまな疑問。頭に?のマークを浮かべて唸っていると、
コムイが慌しく動き始めた。
「リナリーごめん、少し急用ができたから行って来るよ、帰ってきたら
浴衣姿みせてね」

「あ、兄さ・・・」

―バタン

これ、着かた分からないよ・・・?
537名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 23:04:04 ID:T04nQYFk

>
せっかく貰った綺麗な浴衣。
着ずにしまってしまうのも気が引けるし、リナリーも女の子。
着てみたい。
純粋にそう思った。

「どうしよう・・・」

服の上から羽織るだけでも裾を踏んで転んでしまう。

誰か日本の着物に詳しい人は・・・。

しばらく悩んだ末に、ある結論に達した。
―神田なら知ってるかも!

男だが彼も日本人だ。
確か今日は任務も無いはずだ。

よし、と浴衣を握り締めて神田の居る部屋へと向かった。

538神リナ:2008/07/21(月) 23:06:22 ID:T04nQYFk
>
「浴衣を着せてくれ…?!ってお前何言って…」
神田はあきれて叫ぶ。
「着せてくれ、じゃなくて、着かたを教えてって言ったんじゃない。
私はじめてみたからわからなくて」
リナリーに手渡された浴衣をしみじみと眺めて、ため息をついた。

男に着付けを教わろうとしている目の前の少女の無防備さに。
そしてもう一つは、

「ったく。じゃぁ取りあえず脱げ」
予想外の発言にリナリーは目を丸くする。
「服の上からでいいでしょ?」
「浴衣ってのは、それ専用の下着とかもあって面倒なんだよ、
いろいろと」

嘘だ。全くでは無いが。

「そ、そうなの…?」

神田も男。
しかも密かに惚れている女、だ。

「じゃぁ仕方ないよね、神田後ろ向いてて」

見たくない訳がない。


↑以上です。
これ以上は限界でした
(´Д`;)どなたか続きお願いします。
539名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 01:41:53 ID:Dv6Asg5o
>>538
ええと、何から言っていいかわからないが、とりあえず死ね。
540名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 03:56:10 ID:OcUkie2b
自力で完成させる気無いなら投下すんなクズ
書きたいとこだけ書き散らして続きを他人に書かせるとは何様だクズ
お前本当に18歳以上なんだろうな?
541名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 06:01:30 ID:DqgBXPbs
ごめんなさい。
深く考えずに投下したことで皆さんを不快にさせてしまい反省しています。
お目汚し本当にすみませんでした。
542名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 08:21:17 ID:ChtC96NA
えー何でお前らそんなに冷たいんだよ…( 'Д`)

>>541もネタとしてはすごく萌える設定だから、できれば完成させて投下してくれると嬉しいな
543名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 08:35:00 ID:MDVB3vYb
うん。初心者なんだろ?そこまで集中攻撃せんでも・・・。
謝ってるし。
544名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 11:01:50 ID:2JHU/A8c
ageながら初心者なんだからと擁護してもだな
その
色んな意味で説得力がない
545名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 12:01:03 ID:QFVp49g7
優しい人発見w
神リナ好きだがコムリナも大好きだ
原作が綺麗すぎてプラトニック妄想しか出来んが
546名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 18:58:13 ID:aJ1+HMJU
まず初心者が安易に書き込むのがおかしい
ましてや返答もまたずリレー小説お願いしますときた
叩かれても仕方ないだろ
547名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 19:05:53 ID:MWTv2tZC
夏だもの・・・
548名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 22:50:03 ID:d9bwBgD1
夏なのに君達の心は冷たいな…
549名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 01:06:19 ID:EDkATha6
(´・ω・`)おまえらみんなうるさい。みんな死ね。
550名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 00:00:35 ID:a7xt66iS
投下します。神リナ続きで申し訳ない!
ピロートーク+寸止めの予定が自重出来なかった。衝動のまま書いた。
反省はしていない。

ラブイチャ、潮っぽいものNGな人ご注意。NGは「宵明けの熱」でお願いします。
551「宵明けの熱」1/3:神リナ:2008/07/24(木) 00:01:18 ID:a7xt66iS
 リナリーが目覚めた時には大概、神田は隣にいない。
 割れた窓から朝日が差し込む頃には既に修練場に赴いている事がほとんどで、
リナリーの方も目覚めた時に神田の顔が隣にある事を期待してはいなかった。
 何分幼い頃からの付き合いだ、相手の性格は熟知している。
 リナリーがそう思うのと同じように、神田の方もまた彼女の性格をしっかりと把握しているのだが――。
「……ん……朝……。……!?」
 瞼越しに光に刺激され、リナリーの意識が浮上する。
 首だけを動かして左右を見回して時刻を確認しようとするが、時計なんて物は置かれていなかった。
 ――そうか、神田の部屋だった。
 隣にないはずの気配がある事に気が付いたのは、その直後だ。
「神田……!?」
「……起きたか」
 身を起こし片膝を立てて肘を乗せた状態で隣に座っているのは、紛れもなく神田その人だ。
 先に目覚めているにも関わらずリナリーの寝顔を眺めていただけらしく、身支度もしていなければ髪も
下ろしたままだ。
 驚きのあまり一気に眠気から覚めてしまい、目を丸くして神田を見つめる。
「……なんだよ」
 リナリーの驚きの理由を察知したのだろう、仏頂面で視線を逸らす。
 その(付き合いの長い人間だから読み取れる)神田の気まずそうな表情に、ある事を思い出した。
 昨晩眠りに落ちると言うか、意識を落とす手前で――
『お前……明日の予定、どうなってんだ』
『……あし、た……? ……明日、は……お休……み……』
 ――ああ。
552「宵明けの熱」2/3:神リナ:2008/07/24(木) 00:01:45 ID:a7xt66iS
「……おはよう、神田」
「チッ」
 丸く見開かれていたリナリーの瞳がほどけるように嬉しそうな色を宿したからか、
気まずげな神田からは舌打ちしか返ってこない。
 挨拶をしてまともに返された記憶なんて数える程しかないにはしても、今日のリナリーは引かなかった。
「ユウ。……おはよ」
「…………」
 リナリー以外の人間ならばすくみ上がるだろう視線が返される。
 それでも平然と微笑む少女に神田の方が根負けしたらしく、最後には「ああ」とだけ短い返答があった。
 ささやかなリナリーの勝利だ。
 頭のすぐ横に座っている神田の腰に腕を回し甘えるように擦り寄ると、普段の無愛想さからは考えられない程
優しい手付きで頭を撫でられる。
 夜を一緒に過ごすようになっても、こうして朝のわずかな時間でも共に迎えたのは多分、
片手の指で足りるくらいだ。
 それを寂しく思っていた事を、神田はきちんと酌んでくれた。
 その事が何よりもリナリーを喜ばせた。
「ありがとう、神田……」
 黒髪を撫でられてつい甘い声で囁く。
 直後には神田の体勢は変わり、リナリーは昨夜のように腕の下に組み敷かれる事になった。
「か……神田?」
「お前が調子に乗るからだろ。くだらねェ質問は口にするな」
 言葉通り唇を塞がれて文句の言葉も返せないようになり、くぐもった悲鳴だけが神田の口の中に消えていく。
 リナリーの身は前も留めずに神田のシャツを羽織っただけの状態で、仰向けにされると乳房さえまろび出る。
 そこを素通りして直接下半身に手が伸ばされたのは、昨夜の名残でまだ潤っているのを知っているからだ。
553「宵明けの熱」3/3:神リナ:2008/07/24(木) 00:02:05 ID:a7xt66iS
「はっ……んぅ……っ神、田……っ」
 秘裂を撫で上げた指にぬめる物が付いたのを、触られた側ですら感じ取る。
 羞恥をごまかすように神田の首に腕を絡めて赤くなる頬を視線から遮った。
 微かに笑う気配が伝わって来たのを感じたが、どうする事もできない。
 芯を弾かれてしなるように揺れた腰が抱き込まれると、今しがた触れられた場所に熱い物が押し当てられた。
「っ……ぁん、あぁあぁぁっ!!」
 一息に貫かれて、その瞬間にもう絶頂の白い光が脳裏を焼く。
 堰を切って溢れ出したのは快感だけでなく、透明な雫が互いの腰から下を濡らしてリナリーは我に返った。
 当然神田が気付かないはずもなく、膣内を貫いた熱塊が震える。
「はっ……何漏らしてんだ。朝からどうしようもねェ」
「っっ……ひぁ……! カ……神田のせ……い……ぁはぁっ!」
 奥を突き上げるように屹立を捻じ込まれて抗議の言葉すら言わせてもらえず、たおやかな肢体が弓なりに反る。
 肌を這う舌、指、うっすらと浮く汗までも感じ取ってどうしようもなく深い場所まで落とされていくかのようだった。
 そこから這い上がる術は神田の腕に縋るしかなく、細身なのにたくましい体に全身を預ける。
 何度目かに奥を掻き乱された時、頭の奥の回線が焼き切れる錯覚に全身が震えた。
「ぁっ……んく……神、田ぁ……っん……っはぁ……ああぁぁッ……!!」
「……リナリ……っ……!」
 ――全身を焼き切った熱はどこへ消えていくのだろう。
 どうでもいい事が頭の隅を過ぎった瞬間、再び絶頂を迎えた体は奥底に熱い飛沫を受け取って果てた。
 神田の熱が気持ちいい。
 絹糸のように流れ落ちる黒髪に頬摺りをしながら、同じように熱を放って息を荒げる青年の背を抱く。
 休みゆえに詰めていた街へ下りる全ての予定はパァだ、腰から下に力が入らない。
 それでも額に落とされた優しい口付け一つで悔いのない程、リナリーにとって幸福な時間となったのだった。


(終)
554名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 15:24:05 ID:uOWqe2ZL

超GJ!
幼なじみに萌えた
555名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 21:59:45 ID:ayGQN6lw
神乙!!
久々にはげもえた
556名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 16:50:40 ID:MZg479xi
リナリーと正上位で性行為したい
557名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 12:26:38 ID:kHSSNv27
>>556
ラビ乙。
558名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 06:59:29 ID:UUC/ifdX
アレン×リナリー
559名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 12:49:13 ID:SLuP9os9
オレはリナリーが好きで、リナリーはアレンが好きだ。
なのにリナリーはアレンに抱かれたことが一度も無いらしい。
好きでもないオレには何度も抱かれているのに。
リナリーの考えることはよくわからない。
オレの陰茎はリナリーの膣にぬぽぬぽと出入りしていた。
ゆっくりと出来るだけいやらしく腰を動かすとリナリーの瞼が震え、
指先で圧迫するようにクリトリスを刺激するとリナリーの肩が跳ねる。
熟れきらず未だ少しかたい乳房を円を描くように撫で、
リナリーに囁く。
リナリーは起き上がり、硬いままのオレの陰茎はリナリーから外れて腹を叩いた。
あぐらをかいたオレに、腹同士を擦るようにしてリナリーが腰掛けて座位。
奥深くまでずっぽりと包み込まれて思わず声が漏れる。
気持ちいいのはリナリーも同じのようで、呼吸を速めながらオレの首筋に顔をうずめている。
560名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 13:04:27 ID:SLuP9os9
腰の動きを再会すると、リナリーもこねるような横の動きを加えてきた。
腕をしっかりとリナリーの背中に回す。するとオレの背中でも、細い腕に力のこもる感触があった。
身体がぴったりと密着している。リナリーの身体が揺すられる度に、密着した乳房も胸板に押し付けられる。
腰の動きを速める。リナリーの息が、漏れる掠れた声が、耳元をひっきりなしに刺激する。ヤバイ。
リナリーを押し倒し再度正常位に持ち込むと、勢いよく抜いた。
先端を臍に向けて数度しごくと、自慰より多めの精液がリナリーの腹を汚す。
脱力感が四肢を充たした。早かったかな?疲れてるからか。
リナリーは柔らかい笑みを口元に浮かべながらとろんとした目でオレを見た。
その唇を一瞬ちゅっと吸い、ティッシュで腹の精液を拭う。
ひどく眠い。疲れていた。リナリーはくったり脱力し、半分眠りの世界に落ちているようだ。
オレも隣に横になる。
リナリーはアレンのことが好きだ。でもリナリーの愛したアレンはもう帰って来ない。
オレは悪いことをしているとは思っていない。
こうなりたくなかったのなら、ああなる前のアレンに抱かれていれば良かったのだから。
561名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 13:12:49 ID:SLuP9os9
おしまいです。
名前欄にラビリナって書き忘れてごめんなさい。
562名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 19:52:05 ID:P9eEUUYH
GJ!!!!1
…でもラビリナだったのかこれ。ずっと俺×リナで読んでた
563名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 22:47:46 ID:8kwxsFKf
>>562
吹いたがそう読めなくもないなwww

>>561
GJ!非常にいやらしくて良い文章ですた
564名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 12:11:26 ID:J7Ozlj9W
最近リナ率高いな。うれしいけどww
565名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 11:51:22 ID:vUolUNZY
コムリナかクロリナ読みたいな
566名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 14:51:29 ID:TMU+dhSo
デビリナ・・・
567名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 00:32:46 ID:5JTV8LTO
くれくれで申し訳ないけどクロエリが読みたいなぁ…
あとはマリミラとか。 大人CPのエロエロなのがみたいす。
568名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 18:51:05 ID:Cwl4dztX
やはりリナリーだな。誰と絡ませても盛り上がる。
569名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 23:11:50 ID:RF6m2cSI
カプはクロスとリナリーなんですが、投下してもいいですか?需要ありますか?
570名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 23:24:23 ID:ttveujZT
>>569
わっふるわっふる!!!
571名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 00:17:42 ID:oa75I1/m
>>569
全力で待機するぜ。
572名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 00:33:52 ID:cDLQxGrz
正座で待ってる!
573名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 01:11:46 ID:JXQ8Mygs
>>568
よう☆野
574名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 05:14:14 ID:jV0s49GM
よかった、需要あるみたいですね。
それじゃ投下します。
575クロス×リナリー:2008/08/04(月) 05:29:49 ID:jV0s49GM
auなので途中接続しづらくなって続きの投下が遅くなるかも知れないですが許してください。

ではどうぞ。




***
目の前に大きな、そして存在感のある温もりを感じたとき、自分は何をやっているのだろうと我に帰っていた。
「どこにも行かないで下さい」
この言葉は本当だ。
しかし、ここまでする必要があったのかは自分でも良くわからない。
ただ、再び彼を見失うことだけは避けたかった。それだけだ。

クロスの部屋に呼ばれたのは、
後ろから彼に抱きつき側に留まるよう懇願した日の夜のことだった。昼間の自分の行動が今になって恥ずかしくなり謝ろうと思っていたため、調度いいタイミングだと、ためらうことなくクロスの部屋へと向かう。

階は違うものの、一応教団の本部にも元帥達の部屋が用意されているようだ。

576クロス×リナリー:2008/08/04(月) 05:32:51 ID:jV0s49GM
コンコンとノックすると、「ああ?」と気だるそうなクロスの声がドア越しに届いた。
「私です、リナリーです。入りますね元帥」

部屋の中は豪華な調度品で飾られ、その中に、これまた豪華なデザインのソファーに座りワイングラスを片手に持ったクロスがいた。
「来たか、とりあえずここに座れ」
そう言ってソファーの自分の隣の一人分空いた席をポンと叩いた。
いきなり隣に座るのは失礼かとためらったが、ソファーは一つしかなく、座る場所はそこしかないので、おずおずと腰掛ける。
ふかふかだなと気を取られながらも、はっと思い出したようにリナリーが口を開いた。
「あの…昼間はごめんなさい。元帥がまたどこかに行っちゃうんじゃないかって思ってついあんなことしちゃたって…。迷惑でしたよね、あの、ほんと忘れて下さい」
恥ずかしさでしどろもどろになりながら話すとクロスは片手でグラスをくるくると回して中のワインを泳がせながら口元を緩めた。
577クロス×リナリー:2008/08/04(月) 05:35:42 ID:jV0s49GM
「俺は美人に抱きつかれるのは嫌いじゃない」
むしろリナリーの言葉を楽しんでいる様子で相変わらずワインを口に運んでいる。
これはある意味リナリーにとっては予想通りのことだったが。
「そんなこと…」
「それと、ここに留まるかまたどこかをふらつくかは、気分次第だな」
その言葉にリナリーはきっと顔を上げた。
「そんな、元帥!もうどこにも行かないで下さい…!」
もう捜しに行くなんてことはしたくないのだ。
焦って留める方法を模索していると、ふいにガラスのコン、という軽い音がした。
クロスが目の前のテーブルにグラスを置いたのだ。
「なら…。俺は美人を抱くのも嫌いじゃない」
578クロス×リナリー:2008/08/04(月) 05:37:18 ID:jV0s49GM
***

口を塞がれている間に器用に団服の胸元のボタンを開けられ、大きな手が内側へと滑り込む。
舌を入れられて軽く酔わされた頃には既にほぼ生まれたままの姿にされていて、女の扱いに慣れているんだと改めて気付かされた。
こうやって何人の人を抱いてきたのだろう。
ふと思った。
リナリー自身も、初めての行為ではない。
アレンと何度か肌を重ねたことはある。
だがやはり違うのだ。
触れられる度に大人の男の匂いを感じさせられる。
そのままソファーに押し倒され、両腕を強い力で押さえつけられた。
「初めてではないみたいだな」
全てを見透かされたようで恥ずかしくなってリナリーは少し顔を背ける。「ど、…どうして」
「なんとなくわかる。どーせあの馬鹿弟子だろ。ま、初めてじゃない方が俺好みだ」
笑みを見せられ油断して力を抜いたすきに、クロスは白い胸の先を口に含んだ。空いたもう片方の胸は指先で執拗に弄る。「んぁ…んんっ!」
突然の刺激に思わず身をよじり、片手で口元を押さえた。するとクロスはすかさずリナリーの腕を掴み、口元から剥がす。
「我慢しないで声出せ。まぁ出さずに堪えられるのも今のうちか」
「や…元帥…」
いやいやをするように首を振ると、クロスはリナリーの胸の先端を強く吸い上げた。
「ひゃぁ…んっ!や…ぁ…っ」
「嫌じゃないだろこんなに感じてるくせに」
「げ…元帥のせい…でしょ」
顔をほんのり赤く染め、うるんだ目でクロスを軽く睨むが、それはかえって彼を挑発することにしかならない。
579クロス×リナリー:2008/08/04(月) 05:51:50 ID:jV0s49GM
「いちいち男の喜ぶポイントを心得てるよな、全く」
その言葉になんとなく恥ずかしさと悔しさを感じて、声を押し殺そうとするも、押し寄せる快感は強くなるばかりでそうもいかない。
アレンと違って幾多の女を抱いてきたクロスの手は、初めての相手だといえどもリナリーの感じるポイントをすぐに探り当てる。
執拗な胸への愛撫の合間に鎖骨をつうっと舌がはい、思わず体を跳ねさせてしまう。
弱いのだ、ここが。

「あっ…ん!…ふぁ…」
勝手に肩がびくびく奮え、押さえられなくなった声がクロスの耳元に触れた。
身をよじろうにも、両腕を捕まれているので身動きが取れない。
「ひゃぁ…んっ!ふぁ…げ…んすいっ…!も…だめ…ぇ…っ」
「あぁん?止めるぞ?」
クロスが手と口を白い体から離すと、リナリーが肩で息をしながら潤んだ目で見上げる。
「…やだ。いじわる」
「ふっ…だめだと言ったのは誰だ」
ふてくされてリナリーが目を逸らしているうちに、大きな手は薄い茂みの中へ。
580クロス×リナリー:2008/08/04(月) 05:53:04 ID:jV0s49GM
軽く触れただけで
くちゅ、と音をたてる程にそこは潤っていた。
「んんっ」
「感じやすいみたいだな」耳元で囁くのは、ここが弱いと知っていてわざとやっているのか。
定かではないが、それだけでぞくっと電流が走る。
「ひぁ…ん!い…わないで…っ」
散々感じさせられて余裕など皆無のリナリーとは正反対に、クロスはいちいちリナリーの反応を見ては楽しんでいた。
このあたりもアレンとは全く違う。
そんな事を途切れ途切れに思っていると、
ピンクに充血した肉芽を摘まれ、再び口を塞がれる。
何処へも逃さないとでも言うかの様に、深く。
どちらのとも分からない唾液が口端からつうっと零れるが、リナリーには気にする余裕などない。息もしたいし声も勝手に出てくる。
溺れてしまいそうな感覚から思わずクロスの背中に手を回し、しがみつくので精一杯だった。
「ふぅ…ぁ…んっ元帥…っ」
敏感な箇所を執拗にこねられて限界は近かった。「なんだ、もういくか?」ニヤリと笑い指先の動きを速める。
581クロス×リナリー:2008/08/04(月) 05:56:33 ID:jV0s49GM
「ひゃ…ぁあっ!や…だめ…んん…っ!」
白くしなやかな腰が大きく跳ね、リナリーの全身の力が抜ける。
「はぁ…ふぁ…」
相当な体力を使ったか
肩で息をしながらも、
赤く染まったほほと潤んだ目はとろんとして、眠りの世界へ落ちそうだ。「おい寝るなよ、俺がまだ楽しんでないだろ」
そう言うのとリナリーの両足を左右に開いたのは同時。
事態に気付いてリナリーが「えっ」と声を上げた時には既に硬くなった先端は蜜壷の中に飲み込まれていた。
「ん…ふぁ…元帥っ!早…い」
「平気だ、こんな美味しそうなもん見せられてこれ以上おあずけなんてできるか」
細い腰を掴んで奥までぐっと押し入れる。
「ひゃ…ぁ!」
狭い壁越しにあつい熱が伝わってきた。
582クロス×リナリー:2008/08/04(月) 06:05:20 ID:jV0s49GM
とりあえずここまでです。
すみませんが出勤時間が来てしまったので
続きは今夜投下します。
583名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 10:55:07 ID:XoOz9ms7
GJGJGJ!

クロリナ剥げ萌え!
早朝からありがとうございます。
続きが大変楽しみです!
584クロス×リナリー:2008/08/04(月) 21:31:56 ID:jV0s49GM
帰宅しました。
続きいきますね
585クロス×リナリー:2008/08/04(月) 21:32:23 ID:jV0s49GM
一度ギリギリまで引き抜いて、そして思いきり奥まで突き上げる。
「んあぁ…っ!」
「きっついな、おい」

強すぎる感覚に耐えるリナリーの目からは生理的な涙が零れる。
アレンとする時とは比較できないほどの激しさに、リナリーはただ声をあげることしか出来ない。意識を手放さずにいるだけで精一杯だった。
「あっ…んん!はあっ…んぅ!」
室内に響き渡るのはぐちゅぐちゅといやらしい音とリズミカルな高い声はとどまることすら知らない。
激しく腰を打ち付け続けていたが、ふとクロスの背に回っていたリナリーの手にぐっと力がこもった。
「ん…んあ、げ…んすいっ!私…もう…っ!」
「俺、も…だ」
クロス自身も限界が近かった。
打ち付ける速度をはやめられ、リナリーの声はますます大きくなる。
「や…あぁぁっ!だめだめだめっ…!や…んぁっ元…帥っ」
「リナリー…!」
互いの名を何度となく呼び、絶頂の近いことを知る。中を出入りする肉棒が一段と大きくなり、クロスがタイミングを
586クロス×リナリー:2008/08/04(月) 21:33:21 ID:jV0s49GM
見計らって引き抜こうとした時、リナリーがだめ、と叫び、かたくしがみついた。
「ちょ、おい何してんだ、離さないと…」
意外すぎる行動に戸惑いを感じていると、上目使いで下から見上げられた。
「元帥っイクなら中で…出して…っ」
「あん?…知らないぞ?」
「おねがいっ…んぁぁぁ!」
言葉に従い自身を中から抜くことを止め、そのまま動きをさらに速めていった。
「んんっ!やっ…あぁぁぁあっ!」
白い喉がのけ反りビクンと小さな体が大きく跳ねたのと、その中に熱い液体がドクドクと注ぎ込まれたのは同時だった。
よほど喘ぎ疲れ、体力も限界だったのだろう。
クロスの下で、リナリーはやすやすと意識を落とした。
「…何考えてるかわかんねーよな、こいつも」
息を整えながら
片手でリナリーの髪をくしゃくしゃと撫でる。
すでに時計の針は日付を越えた時刻を指していた。
587クロス×リナリー:2008/08/04(月) 21:34:23 ID:jV0s49GM
***
―翌朝
「あ…れ、私…?」
ソファーの上に毛布がかけられた状態で眠っていたことに気がつき、クロスをさがすと、彼は窓際でタバコをふかしていた。
「やっと起きたか」
「ごめんなさい、私あのまま寝ちゃったみたいで」
「まぁいいさ、それより何で昨日あんなこと言ったんだ?」
短くなったタバコを揉み消し、その煙の匂いが鼻に触れた。
「あんなこと…?」
昨夜の情事を思い出し軽く赤面するも、すぐに答えた。
「あぁ、だって…もし子供ができれば元帥は絶対逃げられないんじゃないかってとっさに」
クロスはふっと口元を緩め、残った煙を吐き出した。
「ずいぶん体はってるんだな、その度胸は認めてやる」
「だから元帥、逃げないでくださいね。それと昨日のことはアレン君には秘密にして下さい」
「それはどうかな」
「え」
なんとなく嫌な予感を感じとると、クロスの頭に見慣れた金色のゴーレムが飛びのった。
「や、やだまさかっ!」
「こいつには録画機能ってやつが…」
「てぃ、ティムっ!元帥っ!」
それからの一人の夜を過ごすたび、クロスが記録したものを見て楽しんでいたことは彼意外の誰も知らない。
588クロス×リナリー:2008/08/04(月) 21:35:45 ID:jV0s49GM
以上です。
読んで下さった方ありがとうございました。
589名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 19:42:35 ID:Xrg1s1Ev
クロリナGJ!
590名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 21:06:48 ID:7S7Rk824
このあたりでロードの投下があっても…
591名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 21:55:13 ID:ZutXJysg
クロリナ続きキテた!
超GJ!

さすがクロスはエロいっす!
592名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 22:11:41 ID:CgGwzbuP
クロリナGJ!  ありがとう!

原作的には切ないことになってるが
エロパロではこれからも活躍して欲しい!
593名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 13:47:15 ID:EYHwRlYD
リナリー三角木馬に座らせたい
594名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 18:19:41 ID:G6Zhk1vn
うん、きっこうしばりにしてね
595名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 16:55:55 ID:CUVWQW5y
リナリーをエロ拷問したいんですねわかります
596名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 23:48:01 ID:WuEnEl3Q
拷問ならこんな感じですか?
亀甲縛りじゃないけど




「ア…レン君…?」
暗い部屋に不安げな少女の声が吸い込まれ、飲み込まれた。
包帯でぐるぐる巻きに目隠しされ、両腕は後ろ手にロープで縛り固定されている彼女は、唯一自由な足を使い必死に抵抗をはかる。
「おとなしくしてて下さい、リナリー」
アレンと名を呼ばれた少年は何やらカチャカチャと小道具を弄っていたが、やがてそれ自身からブーンと篭った振動音が響き出し、リナリーは反射的にビクンと肩を震わす。

視覚が奪われ、何をされるのかがわからない
という恐怖が更に不安感を募らせていくのだ。

そんなか細い声にニヤリとし、アレンは小さな体をひょいと抱き上げ、あぐらをかいた自らの膝の上に乗せた。
首筋を甘噛みし、耳元でいたずらに低い声で囁く。
「どうして足だけ縛らなかったか、賢いリナリーなら解りますよね?」
597名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 03:35:00 ID:L6VLQDja
正直こう言うのだったらアレンじゃなくてよくね?と思うのだが…
598名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 08:24:19 ID:vdFQUIw5
ティキとか神田…?
599名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 12:06:35 ID:PRvlCBGK
うん。アレンは違う気がする・・・
600名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 13:51:52 ID:SiSpAPB9
神田も違う気がするなぁ。基本リナリに逆らえなさそうなイメージ。
拷問とか激しい辺りまで行ってしまうんならノアじゃね?

ま、人の好みはそれぞれだけど。
とことん黒いアレンも世の中には存在するしねー。
601名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 16:32:43 ID:TIC6GXVB
キャラの捉え方や描き方は人それぞれだから、
○○はこうじゃない!と確固たるこだわりがある人はスルーすればいいこと。

個人的には拷問というとティキが浮かんだ。
あと具現化したエロい道具でリナリーを虐めるデビッドとか。
602名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 17:15:05 ID:yLu/3YWI
シェリルとティキ兄弟がリナリーを輪姦する展開はどうだろう
603名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 23:05:47 ID:FlDQMbg1
はぁ、ホントリナリーばっかだな
投下なら嬉しいに越したことはないが、クレクレさすがにしつこい。
604名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 13:55:13 ID:Jy8OKCOK
空気よまずに甘め雰囲気ものでリーバー×ミランダ投下
長めなのと、セックスしてるけどエロ薄め、原作で接点ほぼ無い組み合わせ
なんで苦手な人はスルーお願いします
605リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 13:56:13 ID:Jy8OKCOK
>>604
ミランダ・ロットーが落ちていた。

修練場での鍛錬を終えて部屋へ戻る道すがらに力尽きてしまったのだろうか、
黒の教団の迷路のような施設内、螺旋状にのびる廊下に、ミランダが落ちている。
いつからここに倒れていたのだろう。面倒な拾い物をしてしまった。
教団服にイノセンスも携帯しているというのに、なんて無防備な戦闘員。
細い肢体が冷たい石床に伏して、青白い首筋にはぞっとするほど生気が見られない。
巡回しているゴーレムが生体反応の異常に気づいていれば医療班に救護されるはずなのだが、
まさに今倒れたばかりなのか、それともまるで人形のようで感知できなかったのだろうか。

思いを巡らせながら彼女の傍に屈み白い頬に手をのばせば、体温と穏やかな呼気が感じられるので
どうやら眠っているだけで生命に大事無いようだと判り、ひとまず安堵する。
悪夢にうなされているかのように眉を顰めて何かに耐える、安らかでも麗しくもないミランダ嬢の寝顔に
思わず苦笑いしてしまいそうになるのを堪えながら額にかかる髪を外してやる。
眉間の皺が少しだけ和らぎ、睫毛の淵が濡れて隈が色濃く縁取っているのがよく見えた。

身体を揺すって気づかせてやれば、彼女はふらつきながらもひとりで部屋に戻ると言うだろうが
過労が高じて地面に横たわるという現状に至ったのであろう、無理に起こすのは酷なこと。
そう思い、リーバー・ウェンハムは眠りを妨げないようにそっとミランダの身体を抱き上げた。
「かるっ……」
意識のない人間は重く感じられるはずなのだが、思うよりも随分と軽く思わず呟く。
ミランダの手を首にまわさせるようにひっかけて体制を整えるとゆっくりと歩き出すが、
いくら軽いとはいっても一介の文官に女性を抱えて長い廊下を歩き階段をいくつも経て、
遠いミランダの部屋まで運びきる自信はない。、
それにリーバーも徹夜が続いていたので、いい加減休みたいと研究室を抜けてきた身なのだ。
となると選択肢は他にないように思えた。
程近い科学班の分室、リーバーの私室と化している仮眠室へとミランダを運び込む。
606名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 13:57:02 ID:Jy8OKCOK
>>605
暗室の中にアルコールや薬品の匂いと電子機器の機械音が響いている。

部屋の奥に備え付けてあるベッドまで彼女を運び、身体を横たわらせ、ブーツを剥ぎ取った。
ミランダの顔色が悪いので窮屈そうな団服の胸元も少しだけ緩めてやる。

不肖の団員の世話をしているだけなのに、緩慢な動きで触れるたびにミランダが身じろいで、
まるでセックス前の恥らう少女のようだと、妙な心持ちになってしまう。
好みの女性像とは程遠い人間も対象としてしまう男の性質は繁殖本能によるものだが、
ただの介抱に理性的な意識が乱されてしまうのは青年には滅多にないことだった。
疲れているからだろうか。
やわらかそうな女性の皮膚に少しだけ邪な気持ちがよぎったのを無理やりに掻き消すように
ミランダの身体をケットでくるんで、視界から遠ざけるためにもリーバーはそのベットから離れた。

手放して軽くなった腕に相反するようにリーバーの徹夜続きの身体にどっと疲労感が押し寄せる。
部屋の中央へと数歩よろけながら向かい、ローテーブルの前のソファへと倒れこむように身体を沈めた。
暗闇にもたつく足に何かが引っかかってしまったようで、がちゃん、と倒れる音がする。
今の音が彼女の眠りを妨げなかったならいい、と青年は疲れた頭で思いつつ
ソファの背もたれの向こう側に居るミランダの気配を探りながら目を閉じた。

程なくして意識が途切れそうになったころ、リーバーは強制的に現実に引き戻されることとなる。

向こう側で微かな衣擦れの音とミランダの荒い息遣いが、リーバーの聴覚と、まどろむ意識に入ってきた。
「やぁ、ん……ん、んっ……」
もそもぞと身を捩るような気配と、心なしか苦し気な、不規則に乱れた浅い呼吸が耳をつく。
悪夢に魘されているというよりも、これは、まるで。
眠気なんてすっとぶ彼女の艶めいた声色から、脳裏に浮かんでくる姿をリーバーは常識的に否定しつつ、
それならばいったいどういった事態に陥っているのか、と、向こう側の様子を伺うように耳をそばだてた。
607リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 13:58:10 ID:Jy8OKCOK
>>606
ぎし、とベットの軋む乾いた音と、いかにも塞き止められないといった短く、くぐもった女の嬌声。
「はぁ、ぁっ……ぅん」」
彼女の乱れた声にリーバーの心臓が刺激される。
ミランダ嬢はいったいなにを、まさか。
ぬるい果実酒のような女の匂いが身体中を巡り、腹の下辺りがじわじわとむず痒くなって疼き、
このまま知らないふりをして眠ることは不可能に近い。
真っ白になりそうな頭で、リーバーは必死に現状を整理だてて把握しようと努める。
事実を確認しないことには、いかに対策を立てようともただの妄想に過ぎないのだ、
と、自分に言い訳をして悟られないように隠れつつソファに沈んでいた身体を半身起こす。、
そして暗闇に浮かび上がるベッドの方角、背もたれれの向こう側に横たわるミランダの様子を
気付かれないようにそっと伺うように視線を向けた。

驚いたのは、彼女と目がしっかりと合ってしまったこと。
それ以上に驚いたのは、予想と常識から懸け離れた事態が目の前で繰り広げられていたこと。
「なっ、……え?」
リーバーの喉から酷く情けない声が出る。
教団施設内であったはずの景色はどこへやら、ミランダのイノセンスが発動しているらしい亜空間に
時間ごと世界が切り取られたように、黒一面世界に二人と、ソファと、ベットだけが存在していた。
そして彼女のイノセンスの暴走か、はたまた誤作動なのか、いったいどうしたことか、
あきらかにミランダの身体がひとまわり小さくなっていた。
肌が色づいて子供らしさが残るあどけないふっくらとした頬、健康的な肢体と生気ある瞳。
さっきまで疲労感に倒れていたミランダに比べると十歳以上は若く見える。
608リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:00:00 ID:Jy8OKCOK
>>607
ミランダはリーバーを見つめながら、白いシーツの上で団服のタイトスーツのファスナーをくつろげ、
そこに自分の手を挿し入れながら、もぞもぞと下肢の間で手指を懸命に動かしている。
スーツが指の形に伸縮していやらしく動き、ミランダのそこは既に湿った色を浮かび上がらせて、
水気を帯びた、くちゅ、という音が彼女の吐息と混じり合ってやけに生々しく空間に響く。
恥ずかしそうに頬を赤く染めながら、呆然としているリーバーに向かって彼女が泣きそうな笑顔を向けた。
「ご、ご主人様、あ、あの」
リーバーの頭がますます混乱してしまいそうな台詞を少女姿のミランダが呟くのは
タイムレコードに身体の時間と共に記憶の時間まで巻き戻されてしまっているということであろうか。
彼女は青年の機嫌を伺うように幼い眼差しを不安そうに曇らせて、たどたどしく言葉をつむぐ。
「い、やらしい、み、ミランダの中に、ご、ご主人様の、その、……」
いったいどんな過去に彼女は戻されてるのだろう、垣間見えるそれだけでもうかなり不幸すぎる。
「ちょ、ちょっと、ストップ」
リーバーはミランダの棒読み丸出しの言葉を遮るように慌ててソファから立ち上がり、
ベットに座る彼女のもとへと急ぎ、震えている細い身体を再びケットでぐるぐるとくるんで
そのまま両腕で少女姿のミランダを包んだ。

「ミス・ミランダ、イノセンスの解除を」
互いの顔は見えないが、鼻先にある彼女の髪からコロンだろうか果実のような香りがして、
リーバーは煙草の匂いが移ってしまったら申し訳がない、と、どうでもいいことを思う。
「かいじょ……?かい……解雇?」
思案気にひとり言葉を繋いで、腕の中拘束されているミランダの身体が強張った。
控えめなノックのように少女がリーバーの胸をとんとんと叩いたので、閉じ込めた腕から解放すると
ぼろぼろと大粒の涙を流しながら、ベットの上、彼女は向き合う青年の白衣を掴む。
「解雇は、こ、困ります、ちゃんと、言うとおり、せ、せっくす、しますから、仕事を……」
涙に詰まりながら少女が零す抗議の言葉から、ミランダの愚かしい過去が厭なほど見える。
盲目的な性格は現在も過去も変わらないようだ、思い込みに苦悩する少女をなだめるように
リーバーはなるべく穏やかな声をかける。
「この空間を戻せるのは、君しかいないんです」
このままではどうにもならない、これは彼女の過去の悪夢に介入しているに過ぎない。
ミランダの精神状態を検分するにしても、イノセンスをへブラスカに見てもらうにしても
とにかくまずタイムレコードを解除してもらって現実にもどるよりほか手立てはないのだ。
609リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:00:55 ID:Jy8OKCOK
>>608
「わ、わたしが、気味の悪い、不幸女だから、だめ、ですか……」
少女は色気なく、ぐずぐずと鼻をすすり、しどろもどろになりながらリーバーの顔色を伺う。
羞恥に染まる頬と熱を帯びた眼差しが濡れて、暗闇にきらきらと光っていた。
「ミス・ミランダ、落ち着いて」
青年はミランダの混乱し昂ぶっている精神を鎮めるべく、子供をあやすように彼女の髪を撫でる。
すると少女は両手でごしごしと目尻をぬぐうと決意したように己の唇を噛み、
リーバーの白衣の裾を引き、隙をついて青年の懐に入り込んだ。

「おわっ」
驚き身を硬くした青年を無視して、ミランダは慣れない手つきで彼のアンダーに手をのばし
ファスナーを開くと手を入れて奥へと、さぐるように動かす。
「……あの……歯、たてないように、く、く、くわえ、ます、」
ミランダが涙を堪えた笑みを浮かべながらまたも棒読みで言い、
リーバーの性器を下着の上からてのひらでやわやわと包み込んで、
もう片方の手でベルトを緩めて服を脱がそうと試みる。
ぎこちなく震える少女の手指が、熱く、ただ触れられているだけでも、背中からぞわぞわと
抑え込んでいた性欲が煽られて立ち昇っていくのをリーバーは自覚した。
「ミランダ」
制止しようにも、少女は役目を果たそうと必死で青年の声は届いていないようだった。
というのもあるが、ミランダの思い込みの勢いを利用して少しだけ流されて進んでしまえば
彼女との性行為を正当化してしまえるという邪な気持ちが生まれ青年の理性的な部分が鈍っていく。
敏感に指の感触ひとつひとつが快感への期待をしてしまう。

少女がやっとベルトを緩めボタンを外すと、リーバーは屈んでいる姿勢であったから前は大きく開き
下着のひっかかりをずらせば窮屈におさえられていたペニスが弾むように外に出る。
半勃ちのそれに直接、ミランダの細い指が凶器でも取り扱うかのように恐る恐ると触れた。
「おっきく、……なって、きてます、ね」
と、ミランダはむくむくと生き物のように動くそれを、不思議そうに見つめる。
本当になんて不幸でいやらしい少女時代を過ごしてきたのだろう。
目の前の少女が、青白い顔で空回りしながらも懸命に生きている現在の彼女の姿と重なり、
変に感慨深い、まるで永い間育んで来た甘美で繊細な愛情だと錯覚してしまいそうだ。
だから完全に勃起したのかといえば、そうではなく、直接的で変則的な刺激が原因であるのだけれど。
610リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:01:32 ID:Jy8OKCOK
>>609
ミランダが不安そうに呟きながら、硬く立ち上がったペニスにやわやわと触れた。
「こここここれが、本当に、は、入るのかしら」
握ったり撫でたり、上下左右に動かしたり、薄い筋にそって指を滑らせたりと、
得体の知れないものを検分するような手つきで扱う。
不規則に背筋を走る快感に堪らなくなってリーバーは思わずミランダの腕を力強く掴んで制した。
きつく腕を抑えられたことで、己の失態により諌められたのだと得意のネガティブ判断をしたミランダは
ごめんなさいと早口で繰り返し、リーバーからわずかに後退って慌てて取り繕う言葉を吐いた。
「あ、あの、い、言われたとおり、ゆ、指は、は、入りました、よ?」
手を顔の前でぶんぶんとふり、苦い表情をしつつ無理やりに見当違いで微妙に前向きなコメント。
先程から、ミランダから飛び出る言葉の破壊力と脱力感が半端無いとリーバーは溜め息を吐く。
ミランダが何も知らない少女の頃に、言われるがまま身体を差し出していたのは間違いないだろう。

空中にミランダのイノセンスが漂っているのが見える。
今の状態は、イノセンスによりミランダの時間だけが一時的に巻き戻っているに過ぎない。
ここでリーバーが何をしようが、彼女の既に二十五歳年分経てきている分の時間、
彼女を作り上げている過去自体の経験や事実は、完全に不変のものである。どうにもならない。
それならば、今、言葉を交わしている、触れている、彼女の経験はどこに還るのだろうか。
「試す……?」
今、セックスをしたなら、この経験は。
リーバーは脳裏に浮かぶ欲求に科学班としての義務なのだと理由をつけて
強引に自分で自分を擁護しながら、少女の小さな身体にかかるケットを剥ぎ床に落とした。
首を傾げながらも青年の顔色を伺うように見るミランダの瞳は、恐怖の色に揺れている。
「ミス・ミランダ、……君がイノセンスの発動を止めたなら、俺もやめますから」
リーバーが掴んでいた少女の腕を引き、腰の下に空いていた手をまわして浮かせるように抱き寄せると、
青年が押し倒すというかたちで、重なりながら二人は勢い良くベットに倒れこんだ。
611リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:02:31 ID:Jy8OKCOK
>>610
リーバーの下で、ひゅ、とミランダが息を飲み込む音がした。
自分の初体験なんてものを思い出しながら青年はミランダの頬に噛り付き、
耐えるように眉を寄せて目を閉じる少女の睫毛の先を舌で舐める。
まさぐるように白い肌の上を手でなぞり、首から鎖骨、肩、胸のきわから背中、肋骨、と
脱げかけている服を一緒に剥いていけば、足下に服が纏まっているが白いなめらかな肌がほぼ露になる。
青年の手が柔らかいミランダの皮膚を滑り、ヘソを通過しその下へ向かおうとすると、
なすがままにされていた少女が息を乱しながら顔を真っ赤に染め、抵抗するように足を閉じた。
構わずにリーバーは隙間に手を入れて、薄い茂みを割る。
さっきまでミランダの細い指がうごめいていた形跡、そこはとろとろと、ぬかるんだ熱を保っていた。
「……自分でして、気持ちよかったのかい?」
恥じらいに顔を背け、耐えるように身体を強張らせるミランダの耳元に青年は囁きながら、
ぬるぬるとした割れ目を指の腹で捏ねるように弄んで、ヒダのふちを焦らすように揺らす。
するとたちまちに少女は息を乱し、逃れたい気持ちを抑えているのか、細い手でシーツを強く掴んだ。
「んっ、んな、中は、い、痛かったです」
意地の悪いリーバーの質問に、ミランダは素直なのか脅迫感に促されてなのか悶えつつ答える。
中は痛い、とういことは、処女の時代の身体に戻っているのだろうか。
色事に無縁のようなあどけない少女の顔が、羞恥の中の快感に耐えるように歪められている。
指を執拗に動かせばくちゅくちゅと水気が増して、指先はぬかるみに絡め取られてしまう。
ヒダの少し上にあるぷっくりとした突起を指の腹でかき混ぜると、ミランダの身体が震えた。
「あっ、はぁ、……そこ、きっ、きもちい、気持ちいい、です」
熱に浮かされるようにミランダが喘ぐのを眺めながら、二本の指で愛液ごと絡め乱暴に刺激を与える。
与えられる快感に躊躇しながらも、快感を探ることに没頭しミランダの腰が指の動きにあわせて揺れた。
酷くいやらしく扇情的な光景に煽られてリーバーの下半身がますます反応し始める。

男の骨ばった手が執拗にクリトリスを苛めて、少女が腰を動かして感じる場所をこすり付ける。
とろとろと溶けてしまったかの如く少女のそこはやわらかく解け、蜜があふれ、ふやけてしまった。
リーバーはたよりない首筋を舐めながら、もう片方の手で少女の発育途中の胸の膨らみに触れる。
全てが敏感になっているのだろう、白い身体は桃色に熱を帯びて小さな乳首が硬く立ちあがっていた。
人差し指で陰核を刺激しながら中指でヒダをかきわけて、そのまま指を少女の肉の隙間に滑らせると、
十分に濡れているから、いとも簡単に第二関節まで飲み込まれる。
「やっ」
急な異物感に驚いたようにミランダの身体がびくりと跳ねた。
追い討ちを掛けるようにリーバーはミランダの胸の蕾を舌先で揺らして、軽く歯を立て齧り、
下では中指で乱暴に掻き混ぜながら、押し広げるようにくにくにと揺らして解すように嬲る。
そして人差し指もぬかるみの奥へと入れようとあわさる肉の隙間へとゆっくり埋めて行く。
少女時代に戻っているため、与えられる刺激が強く初めての感覚に身体がついていけないのだろう、
抵抗するようにミランダが青年の胸を押すが、その手は青年に制止され捕らえられてしまった。
少女が縋るように青年を見上げれば、青年もミランダを見ていたようでしっかりと視線が交じり合う。
「触って?」
少女の手を逃がさないように包み、下腹部へと導く。
すると、ミランダの傷ひとつ無いなめらかな手が戸惑いがちに青年のペニスを握った。
男女の違いを確かめ合うように互いの性器に手を滑らせる、それだけで興奮は高められていく。
重なり合って、息遣いが肌にかかるほど触れ合い、体温と匂いが混ざり、心地よい。
612リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:03:22 ID:Jy8OKCOK
>>611
少女の窮屈な陰部へ二本目の指も根元まで埋めて、奥でばらばらと動かし抜き差しを繰り返す。
ぐちゅぐちゅとミランダの愛液があわ立っていやらしく音を立てた。
ミランダもすべすべとする青年の硬く立ち上がる性器を握ったり、ゆるゆるとさすっているが、
リーバーの動きに翻弄されて何度も動きが止まってしまう。
それはそれで気持ち良く、煽られるものだが。
「痛いかい?」
指を折り曲げ角度を変え少女の中を解しつつ、涙を浮かべて顔を歪める少女の額に額を寄せ、
リーバーは鼻をすりよせて表情を伺うように様子を見る。
「……うぁ、じんじん、して、ます」
笑おうとしたのか、苦しくて泣いているのか、微妙な表情でミランダが答えた。
幼い面立ちの中にやはり現在のミランダの憂いのある表情が重なって見える。
リーバーは指を抜くと、姿勢を起こして、横たわるミランダの顔の前に濡れてふやける指を差し出し
その指で彼女のくちびるをなぞり、とろとろだね、と揶揄して笑ってみせた。
自分の淫らさを見せ付けられてミランダが気まずそうに眉を寄せる。

青年は指に残る潤う女の香りを舐め取ると、また少女に覆いかぶさり額を寄せる。
ふわふわとした髪がベットに散って、小さな身体はリーバーの影にすっぽりと隠れていた。
互いの吐息が肌を湿らせる程に迫るのをミランダは緊張した面持ちで受け、成り行きを待っている。
過去も現在も泣き虫で、ネガティブで、それでも懸命な人間、ミランダ。
迷いと不安と期待を孕んだ幼い眼差しを向ける少女の引き結ばれたくちびるを
リーバーは僅かに触れるだけ、ついばむように、そっと塞ぐ。
目を閉じて、くちびるでくちびるを噛む、短いキスを繰り返す。

しばらくして、降りてくる青年の顔から少しだけあごを引いてミランダが逃れた。
やんわりと制されて目を開くと、ミランダが僅かに嬉しそうな声色で、ふぁーすと、きっすです、と呟くので
ただの口付けへの、甘く滑稽な感想に、リーバーは眩暈がするような心持ちになった。
過去は、もう過ぎ去っているから変わらない、ミランダのはじめての相手はリーバーではないのに。

くちびるのぎりぎり触れ合う距離で唐突に、
「舐めて」
と、リーバーが少女の手に触れているだけのペニスを、腿にこすりつけるように腰を動かして言う。
青年の声色が冷ややかに感じられて、一瞬、意図を測れずミランダは戸惑って表情を固くする。
「……え?……あ、あぁ、ご、ごめんなさい」
条件反射のようにミランダが身を竦めた。
リーバーが起き上がるのと同時に混乱するミランダも体勢を起こされ、腕を引かれる。
あぐらをかいた青年の股間の前に手を導かれると、自然と頭が下がり、ペニスの目の前に身体が傾いた。
「……え、っと」
どうすれば良いのかいまいちわからない、といった様子で、それでも要望に応えようと
硬くなった根元を細い指で支えながら、彼女は口元をそっとペニスに寄せる。
舌をのばし、亀頭をひとなめすると、青年の腹の筋肉がひきつるように揺れるのが見えたので
ミランダは動揺し、自分の行為を不安に思い、事の善し悪しを確認するようにリーバーを見上げた。
「……ミランダ、口で咥えて、手も、使って」
うっすらと肌を湿らせる汗に髪が張り付いている、青年はそれを外してやりながら続きを促す。
「は、はい」
従順に頷いて、少女姿のミランダは小さい口を開ける。
613リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:04:08 ID:Jy8OKCOK
>>612
舌先で突っ張る薄い皮膚を濡らし、歯があたらないように口いっぱいにペニスを頬張った。
ミランダの口内の舌のざらつきや頬の粘膜質なうねりがリーバーの敏感な場所を柔らかく包んで、
背筋を這いずりまわるような快感がぞわぞわと広がる。
たどたどしく手で袋を揉み、根元から刷り上げるように扱きながら質量を増すペニスを咥え、
色づいたやわらかなくちびるの弾力が亀頭の淵を包み込み、舌の根が擦るように先走りを舐めた。
「……ん、舌、もっと動かして、吸って」
単純に快感で、青年が腰を揺らすと喉の奥に先が当たり、「んう、う」と、少女の苦しそうな声が漏れる。
ミランダは唾液を口の端から零し、どろどろにペニスを汚しながら懸命に咥えこみ、
言われるがままに舌で筋をたどりカリをなぞって、ちゅ、と皮膚を吸った。
それを追うように手で下から上に扱いて皮を亀頭まで引きあげるように包み、息継ぎをしてから
先端を湧き上がる液体ごと口を窄めてちゅぷちゅぷと卑猥な音を立てて吸い上げる。
「いいよ、ああ……」
快感を探ることに没頭し、気持ちがよすぎて思わずリーバーは息を吐いた。

少女のぬるく柔らかい口の中で性器をめいっぱいに膨張させ、快楽を追うように腰を緩く揺らす。
ミランダもいやらしいことをしている自覚があり、その背徳的な構図に興奮しているのだろう、
もじもじと足を動かして未知なる欲求に耐えるようにしながらもシーツを濡らしていた。
咥えながら感じている、それを悪いことだと思っているような悲しげな表情をする少女姿のミランダの髪を、
リーバーは奥まで咥えている彼女の邪魔にならないように、そっと優しく撫でる。
「ミランダ」
もう十分だと声をかけて顔をあげるよう促した。
ミランダが口からペニスを放した途端、陰茎が反り返ってミランダの頬にあたり、
驚いたのか先走り交じりの唾液が器官に入ってしまったのか、けほけほと少女がむせ、激しく咳き込んだ。
色気も淫蕩な雰囲気もない。
むしろ、咥えている途中に咳をされたら、確実に歯が食い込んでいただろうと苦く思いながら
リーバーは少女の背中をさすって落ち着くのを待ってやる。
ごごごご、ごめんなさい、とミランダは自分の失態に酷く動揺して、また涙を零す。

理解し難い苛立ちに任せて、無理をさせてしまっただろうかと青年は内省する。
過去の姿、過去の記憶でありながら、目の前にいるミランダは今、同じ時を過ごしているけれど
時間が還ったら、今あったことは、彼女のいつに還るのだろうか。
何故、どうして、ミランダとセックスしてしまっているのだろうか。
イノセンスが解けたら不可解な心理も解けるのだろうか。
「……ごめん、おいで」
それらすべて、考えることを放棄してリーバーは笑った。
614リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:04:57 ID:Jy8OKCOK
>>613
息を整える少女の涙が止まないうちに、膝もとにあった邪魔な服を引っ張り脱がせ裸にすると、
向き合うように身体を起こして、胡坐をかく青年の膝の上にミランダを座らせる。
バランスを崩しかけてリーバーの腕を白衣ごと縋るように掴むが、少女は青年の胸に鼻を打ち付けた。
「あ、ああああの?」
落ち着かない様子で言葉を濁すミランダの華奢な腰を引き寄せて、逃がさないように腕をまわした。
怖いのだろう、白衣を掴む手が震えていて緊張が伝わってくる。
胸に顔を埋めて、怯えて動けないでいる彼女の頭の上にリーバーは顎をのせ
からかうように白々しく明るい口調でミランダに問うた。
「えっと、さっきの、何だっけ?……いやらしい?ミランダの中に?俺の?何です?」
膝の上に座るミランダの秘部に青年の熱いペニスがぴったりと触れている。
支えている薄い腰から尻の窪みへと手を滑らせ、少女の敏感になっている陰核を指で引っ掻いた。
「ひゃっ、う……い、じわる」
言葉と行為に羞恥心を煽られて、ミランダが恨めしそうにリーバーを見上げた。

視線がしっかりと合って、ミランダはいまさらながら青年の顔を認識する。
何かを思い出せそうな気がするも、青年の誘惑に意識が連れて行かれてしまう。
自分に向けられるには勘違いしてしまいそうな程、優艶に、青年がミランダの額に口付けたから。

「本当に入るかどうか、ミランダが試してごらん」
リーバーが少女の両脇腹に手を添えて抱え上げ、誘導するように腰を浮かせる。
身体を持ちあげられたことでミランダの手は白衣から離れて青年の肩に移動した。
「え、で、でも」
本当にそれが自分の中に入るのか、確かにそう思ったが。
心臓が破裂してしまうのではないかと思うほど胸がざわめいて、ミランダの頭の中は真っ白になる。
「手伝うよ、ミス・ミランダ」
そう言ってリーバーがミランダの揃えられた足を崩し、片方の足を腕に引っ掛けて下から腰を支える。
すると恥ずかしいほどに少女の足は開かれてしまった。
薄い陰毛までとろとろに濡れて、ぷっくりと立ち上がる突起と赤味を帯びた二枚の花弁が
ひくひくと物欲しそうに動くのが露になって卑猥さが増す。
「や、そんな」
いやらしい体勢に赤面し、ミランダは逃げ出したくて仕方ないはずなのに、反して身体は欲情していた。
ぬかるんだミランダの内側はリーバーを受け入れることを期待して濡れてはうごめいてしまう。
615リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:05:47 ID:Jy8OKCOK
>>614
「ほら、腰おろして」
促すように足を引き大きく股を開かせ、少女の潤んだ裂け目にリーバーは肉棒をあてがった。
ミランダは観念したように息を呑む。
そしておずおずと己の震える手で自分の秘部のヒダを指でずらすように開くと、
ペニスの先を中指と薬指でずれないように引っ掛けながら、ゆっくりゆっくりと身体を沈める。
ぬぷ、とぬかるみが掻き分けられて、ペニスの先がヒダの重なりを押し退けて進んでいく。
しかし、十分に濡れているものの指よりも断然太い熱は、ミランダの中でさらに質量を増して
少女の狭い陰部の、抵抗するかのような収縮に押し返されてしまう。
「っつ……ううう」
リーバーが腰を揺らして、少しだけ探るように突き上げるとミランダが短く呻き、身体が強張った。
絶え間なく身体を走る刺激に、自分の体重を支えるのが辛いのだろうミランダの足が震えて、
堪えているものの、負荷がかかることで少しづつミランダの身体は落ちてペニスが奥に沈んでいく。
ミランダの中が熱をはらんで、リーバーの先端をやわらかく圧迫する。

じんじんと擦れる皮膚が火傷してしまったかのようで、はやく鎮めたい衝動に追い立てられてしまう。
「あ、うぅ、か、硬くて、い、いや」
青年の苦しいほどの異物感にミランダが音をあげる。
顔をぐしゃぐしゃにしてミランダがリーバーの首筋にしがみつき、身体が下がらないように繋ぎとめた。
鼻水まで出ている少女の努力を称えるように青年は抱き返しながらも、下半身は淫楽を早急に追っていく。
「ミランダ、ちから、抜いて」
躊躇するミランダのうねりの中、焦らされるように中途半端に与えられている快感がもどかしく、
たまらずにリーバーは昂ぶる疼きを抜けるぎりぎりのところまで引く。
そして一呼吸後に、いっきに腰を打ちつけた。

皮膚のぶつかりあう音、淫猥な粘液の絡まる音、
処女膜の裂けた色、こすれあう感覚、
その衝撃に引き攣ったミランダの喉の鳴る音。

貫いた瞬間呼吸が止まり、ミランダが「うう」と、声にならない苦しそうな声で繰り返し呻いた。
出血はほんの僅かだった。
根元まですべて埋め焦らされていた疼きが満たされたはずが、
またすぐに疼きだしてしまうペニスの貪欲な渇きを、リーバーは息を深く吐きひとまず抑え、
肩を震わせて痛みに耐えるように呼吸を乱して泣く少女の肌をあやすように撫でる。
尻をまさぐり、繋がりあっている結合部分を確かめるように指でなぞると
硬く立ち上がったペニスが柔らかい女の割れ目に確かにしっかりと呑み込まれていた。
ねちねちとしたどちらのものともわからない粘液のせいで、やけに些細な動きも身体に響き
呼吸する互いの肺の微動でさえ伝達されて感じてしまう。
ミランダが青年の胸に顔をうずめ、強い力でしがみ付いているから、二人に隙間はほとんど無い。
リーバーはペニスを動かさないように力を抜いて、少女の腰を撫で続けながら、
どうせならば、くっついている部分から彼女の痛みが感染ればいいのに、と柄にも無いことを思った。
616リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:11:21 ID:Jy8OKCOK
>>615
ミランダが懐に額をくっつけて、いやいやをするように首を横に振りしゃくりあげながら
「ちょ、と、もう、やめたい、です」
と残酷なほど素直に泣いた。それほどに苦痛なのか。
その申し出を肯定も否定も相槌もしないで、リーバーはミランダを抱えたままゆっくりと身体を揺らす。
突きあげるような刺激的な動きではない、ゆりかごのようにゆったりと。
「ん、うう」
ミランダが泣きながら熱い息を吐く。
微かに性器がこすれあう、それはまるで落ち着かせるように撫で、癒す、それほどに微かな揺れ。
ベットのスプリングが、ぎし、と軋み、痺れた生殖器がぬかるみの中で熱く触れ合う。
リーバーの陰茎の動きにあわせてひくひくとミランダの陰部は反応してペニスに絡みつく。
これが恋人ならば、愛の言葉を囁いて慰めるものなのだろうけれど。
と、そんなことを一瞬でも考えてしまい、リーバーはなんて浅はかなのだろうと一人自嘲気味に笑った。

繋がっている部分から少女の感覚がなんとなく伝わってくるような気はするものの、
青年からは少女の髪と微熱に色づいた肢体が見えるだけで表情は知れない。
亜空間は温度も無いはずなのに、身体が熱いからだろうか、やけに空気が冷ややかに思えた。
もっとぴったりとくっつくように彼女の髪に鼻先をうずめて、目を閉じながらゆらゆらと身体を揺らす。
くちゅ、と擦れる箇所の粘膜が融解して溶け合っていく感覚がして、下腹部がさらにじんわりと熱くなる。
「あぁ、んん、奥、あ、熱い」
たまらないといった声をあげミランダがリーバーの腰の動きにあわせて、身体を揺らし始めた。
もじもじとした淀むような動きで腰を回転させ、粘液で絡まるリーバーのペニスをひきずりまわす。
「へ、変、やだぁ、あ、あっ、ん」
青年にしがみ付いていた手を緩めて僅かに身体を起こし、ミランダが青白い顔を上げ、
痛みの涙も乾かないままに、逃げ出すどころか薄い尻を緩慢に振り、甘い息を漏らす。
「や、こ、こわい」
少女の震える声が、感じているのに感じていることを認めたくなくいのだろう、否定する言葉を選ぶ。
心と身体の感覚の均衡が取れないことに戸惑い、自分が信じられないのか、
ミランダは唇を結んで、あふれ出してしまいそうな声を押し殺し、縋るようにリーバーを見た。

自分以上に目の前の男のほうが信じられない癖に。
なんて、一瞬過ぎった卑屈な想いを呑み込んでリーバーは情けなく眉を下げて笑った。
「隙間があるから不安になるんだよ」
そういうことにしよう。
そして繋がった部分が抜けてしまわないように、ミランダの足を抱え腰を支えながら身体を倒した。
617リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:14:21 ID:Jy8OKCOK
>>616
身体の下にミランダを閉じ込めて、状況を理解できず呆けているミランダのくちびるを塞ぐ。
口許に喰らいつきながら、少女のふとももを引きずるように腰を併せて身体ごと揺さぶり、
ぬちゃぬちゃと卑猥な音をたてながら身体を抱きしめた。
「ん、んんっ」
少女の鼻から抜ける声も息も苦しそうに乱れている。

息継ぎをしようと少女がくちびるを開いたところで噛み付いて塞ぎ、舌を挿し入れる。
歯列を舐め、角度を変えながらお互いの舌と唾液を絡め合い、
くちびるも、繋がっている箇所もどろどろにして隙間を埋めるような動きで触れる。
上り詰める快感を追うように腰の動きを速め、奥までえぐるように抜き差しを繰り返す。
昂ぶりがミランダの子宮を突くと、押された肉はきゅうきゅうとペニスを締め付けてまとわりついてくる。
「ふっ、ぅ」
熱に溺れ情欲に呑み込まれて息を漏らすミランダそのものを表すようないやらしさで
ミランダの内側がペニスを欲しがるように蠢いて呑み込んだ。

酸素を求めて顔を離すと、とろみがかった唾液が糸を引き、それが引力に負けて落下する。
青年が顔を覗くと、潤んだミランダの瞳にはリーバーが映っていた。

自由になった上半身で足を持ち直し少女の足を開き、さらに深くを突くような角度で
ペニスの先をふちまで滑らせてはミランダの中へ力強く捻り込んだ。
汗ばんだ肌を叩きつける音が響くほどに、腰の動きを勢いをつけ大きくグラインドさせる。
「い、奥、いいっ、ん、あぁっ」
絶え間なく擦られて、容赦なく最奥まで突き上げられるたびにミランダがうわ言のような嬌声をあげた。
痛みとは違う、切なさが凝縮して弾けるようななんともいえない感覚に意識が持っていかれてしまう。
ただただ追い詰められていく仕打ちを味わうように眼を閉じると瞼の裏がちかちか揺れた。
「はぁ、あっ、あ」
息を乱しながら隙間無く触れ合う全ての感触から快感を受け互いに求め合う。

今にも気を抜くと破裂してしまいそうなほどに硬く熱を孕んだペニスを、なんとか保って攻め立てていたが、
心地よい弾力とぬかるみにリーバーの自我はもう欲求に勝てそうにもなかった。
再度深くミランダの奥へペニスを沈めると、ねっとりと大きく突き上げるような動きから一変して
リーバーは身体の疼きが望むままに律動を速め、激しく小刻みに腰を打ちつけはじめる。
のぼりつめるような感覚を逃がさないように、とりこぼさないように、
速く、速く、何度も、何度も、ミランダのなかをぐちゃぐちゃと掻き混ぜた。
「あっ、あ、り、り、ば、さっ」
涙を零しながらミランダが青年の背中を掻き抱き、もはや抑えることもままならないほどに
きれぎれに甲高い声をあげ、つま先を伸ばすように身を硬くする。
身悶えする少女を受け止め包み込むようににリーバーが抱き返す。
が、今、彼女が名前を呼んだのだと、僅かな理性が認識して、心臓が激しく撥ねた。
その瞬間に目の前のミランダの肌の色がいっそう白く透明に光り、
淫行に耽る彼女の身体が、リーバーに抱かれながら徐々に大人に戻っていく様子が視界の隅に映る。
618リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:16:45 ID:Jy8OKCOK
>>617
小ぶりだった乳房が青年の胸を圧すほどにたわわに実り、動きにあわせて上下に揺れ、
抜き挿しをする淫らな部分までも、絡みつく肉壁が、厚く、濃厚になっていく感覚が強くなる。
ますます勢いは止まるわけもなく、衝動のまま腰を打ちつけるが濃密な収縮にさらに激しく締め付けられて
リーバーの背筋が戦慄き、震え、膨張したペニスが耐えかねて激しく脈を打った。
「うわ、ごめん、も」
外へ抜こうという意識はあったもののそれを遂行できずに、
リーバーの痙攣する陰茎からびくんびくんと勢いよくミランダの中へと白濁した熱が注がれる。
青年の腕の中でミランダも絶頂に達したのだろう、細い身体が身震いをした。


射精した疲労感と虚脱感に耐えながら、呼吸を整え、組み敷いているミランダの表情を伺う。
薄い白い皮膚が火照り、隈に縁取られた閉じた睫毛が息にあわせて震えていた。
頼りない細い首、ノアとの戦いで負ったという深い傷が著しい手、
顔つき身体つきに子供らしい丸みが無くなり、女性の色香が漂う艶かしい肢体がすらりと伸びている。
少女ではない、リーバーの知っている、いつものミランダ・ロットー嬢だ。
「ミス・ミランダ、ごめん、中に……」
今自分はどんな表情をしているのだろう、今さら鏡なんて見たくもないけれど。
さっきまでの少女の姿で過ごした時間はいったい現在の彼女の中でどう還っているのか、
ミランダの反応から汲み取ろうと意識すればするほど、変に不安になるのは何故だろう。

イノセンス能力を発動していたことで精神を疲弊させている上に激しいセックス行為をしていた激動に、
身体はもう限界に近いのであろう、ミランダは苦しそうに息を乱してぐったりと目を伏せている。
だから。だから?
それは恋人ならばおかしくもないのだけれど、恋人ではないし、
ましてや悪夢から覚めた今が好事なのだからこの関係はまさに夢と消えるはずで、そうすべきで、
イノセンスの奇行による事態であるから後は科学班として一件を扱えばいいのであって
これ以上ミランダに深入りしては面倒になるだけであるのに、余韻に浮かされてしまったのだろう、
リーバーは彼女の口許にそっと唇を寄せた。
屈んで身体を寄せたからふっくらとした乳房が汗ばんで青年の白衣越しに熱と心音が伝い、
未だ繋がっている下肢の色濃い茂みが揺れ、ゆるんだリーバーの陰茎が受け入れられたまま波打つ。
くちびるでくちびるをついばむ短いキスを繰り返す。
彼女の身体の負担になってしまっている繋がっていた身体を、腰をゆっくりと退き、引き抜くと、
ぬぷりと鈍い水気のある音とともにペニスが外へと弾かれた。
そしてくちびるを離す。
619リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:17:57 ID:Jy8OKCOK
>>618

近い距離で目が合った。

ほら、面倒なことになっている、と早くも後悔してしまいそうになるような、
驚いたような戸惑っている表情で、ミランダが頬を薄紅色に染めてリーバーの顔を凝視している。
「い、いま、あの……お、思って、ました」
ミランダが熱に魘される病者のように目を曇らせて、どもりながら理解し難い感想を述べる。
「き、キス、して、ほしい、……って、それで……」
自分で言っておきながらすぐ己の浅ましさに羞恥して、リーバーの訝しげな視線から逃れるように
ミランダは両手で顔を覆い、ご、ご、ごめんなさいと消え入りそうな涙声で呟く。
キスがしたいと願ったら、叶った、それだけのことを少女のように恥らって言う。

面倒なことに巻き込まれるなんていうのは、いまさらだとリーバーは思い直す。
だったら最初から、ミランダを拾わなければよかったのだ。
選択肢などいくらでもあったのだ、ここまでに至る過程には。

「そ、それで……」
青年が黙っているから、ミランダが言いかけていた言葉の続きを弱弱しく搾り出す。
リーバーの返事が欲しいのではなく、伝えたいだけなのだろう。
ミランダの痛々しい手が、ごしごしと瞼をこすって滲む視界を拭き取ろうとしているが、
それでも抑えきることができない涙が目の際から落ちていた。
「き、きっと、イノセンスも、私の、願いを……」
泣いては困らせるだけだとわかっているから、ミランダが微笑もうと努力して不自然に顔を歪ませる。
疲労が色濃く、心労まで重なって、今にも失神してしまうのではと思えるほどか細い声。
今の体勢が重苦しいのだろうと考え、リーバーは覆いかぶさっていた身体を起こすために
ミランダから身を離そうとした、が、白衣の端を彼女に掴まれて反射的に動きを止めてしまう。
「あの頃の、わたしを……」
ミランダは宙に記憶を思い描いているかのように二人の間の空白を眺めながら
はじめから最後までのすべての記憶を辿り切り取るように言葉にのせる。
「……だから……あの……あの……」
白衣を掴んだ手は酷く弱い力で、たちまちに外れてシーツに沈んでしまった。
身体中の力が抜けてしまったようにまどろみ、それでもミランダは懸命に伝えようとしている。
昏睡に落ちる寸前のミランダのくちびるが零した、微かに聞こえた囁き。
「……うれし、かったの」
それは、本当に小さな、大気に溶けるような声だった。
620リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:19:33 ID:Jy8OKCOK
>>619
勘違いでも構わないけれど、彼女が白衣を掴んだのはきっと。
リーバーは朦朧とする彼女の頬を撫で、隙間を埋めるようにミランダを腕の中に閉じ込める。
それが正解であったのかどうかは、わからないけれど。
「ミス・ミランダ、一緒に眠っても?」
返事などいらないと思いながら掛けた問いかけに、ミランダのかすかな寝息が応えるように耳に届く。
ぴったりとくっついて互いの体温と匂いが混じり合い、満たされている心持ちになる。


目の前に転がる幾つもの選択肢の中からひとつを選んで、ミランダの髪に顔を埋め目を閉じた。
ミランダを見習って意味なんて考えるよりも思い浮かぶそれに従うそれだけだった。

悪夢から連れてきた彼女とまた夢を見るのも悪くはない。
過去から連れて還った彼女と今を過ごすのも悪くはない。


結局のところ面倒なことも嫌いではない。

そう、それだけのことだった。














あいまいにおしまい
621リーバー×ミランダ:2008/08/09(土) 14:21:59 ID:Jy8OKCOK
以上です

なんかスレ無駄に長く使ってすんません
もっとちゃんとした起承転結でエロく書けたらいいんだけど、スイーツ(笑)な出来で申し訳ない
読んでくれた人はありがとう
622名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 14:45:34 ID:PZmzztoA
すばらしい
623名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 15:17:33 ID:G+Ghy4AI
ミランダにはマリだと思ってたけど読んでみると(・∀・)イイ!!
素直にGJ!!!
リーバーはんちょよかったね(´Д`*)
624名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 16:10:17 ID:8nxT06HJ
大人に戻るとこエロいな
625名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 22:19:10 ID:jxtmT0S7
リバミラgj(;゚∀゚)=3ハァハァ
626名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 01:33:21 ID:yox+iQm1
よかった! ありがとう! 
大人の曖昧な関係っていいな
627名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 05:55:40 ID:aWIos/hw
リバミラGJGJGJ!
官能的で良かったよ。2人には幸せになって欲しい。
できたら、目覚めた後の後日談も読んでみたい。
628名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 12:21:37 ID:PZN+zumk
最近まで典型的カプ厨で、お気に入りのカプの作品しか読んでなかったんだが、
すごくもったいないことしてたんだと気付いたよ。
621のリバミラで目覚め、今過去ログを読み漁り中。
629名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 08:06:38 ID:ZORYXxru
自分はコムイの発明とミランダの能力は同じくらいエロイと思ってたけど
他にエロに利用できそうな能力ってあるかな。ティキ?
630名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 18:26:08 ID:gOBxGV01
リナリーのブラックブーツで足こき
631名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 12:35:58 ID:JbX1n+TY
根元からポッキリ折れるわ
っていうかダークブーツな
632名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 12:46:58 ID:6dpDlvqE
マリアの脳傀儡を使えば大抵の事はさせられる
633名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 13:24:26 ID:9DQoOZ3A
ダークブーツの超高速足コキ…ゴクリ
634名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 18:00:40 ID:7xysI9Sm
>>629
ティキの能力はイノセンスさえ使えなければリナリーとミランダは一方的にレイープされるな
ティキの体に触れないしまったく抵抗ができない(;´Д`)
635名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 20:57:24 ID:eUCCi0ob
はじめまして。
ネタが降ってきたので、ちょっと書いてみたら、尋常じゃなく長くなった次第です。
以下に当てはまる方は、職人様待ちのついでに読んでいただければ光栄。

・コムイ×ミランダ。でも、リナミラやリナコム的描写にも耐性がある。
・雰囲気程度の微エロでも笑って許せるほど、俺は心が広い。
・構成が分かり辛くても、どっかのバーロー並みの推理力で補う自信がある。
・自分はタイムトラベラーだ。
636コムイ×ミランダ1:2008/08/19(火) 20:58:23 ID:eUCCi0ob

「苦しいのね、ミランダ?」
リナリーがそっとたずねると、ミランダは覇気のない顔で微笑んだ。
もっとも、平素でさえ、彼女の表情に覇気を感じることなど、ほとんどない気もするが。
気が弱くて、でもやさしくて、放っておけない可愛い人。
「大丈夫よ、リナリーちゃん……」
答える声が、掠れている。
リナリーは、困ったように眉を下げた。
ベッドサイドに腰掛けたまま、ミランダの頬にかかる巻き毛を払う。

可哀相なミランダ。
とっても苦しそう……。

「今、楽にしてあげるわ」
言うなり、靴を脱ぎ捨てる。
乱暴に脱ぎ捨てられた靴が転がるも、リナリーは気にしなかった。
戦闘の中にあってさえ、いささかも傷つくことのない少女の指が、喘ぐミランダの襟にかかる。

「リナリーちゃん……?」
仰向けに寝転んだミランダは、自身に覆いかぶさる少女を、不思議そうに眺めた。
少女の指が、ドレスの襟に掛かり、ボタンが1つ2つと外されていく様が、他人事のようだ。
下から見上げる少女の顔は、常のとおり誰が見ても美少女で、嗚呼なんて愛らしいのかしら――――と。
ミランダは、夢見心地に思う。

徐々に閉じられていくミランダのまぶたに、リナリーは笑った。
「眠っていいのよ、ミランダ」
こちらはこちらで、勝手に進めるから。
物騒なセリフを心の中で付け足して、リナリーはミランダのドレスを剥ぐ。
まるで病人のような青白い肌が、とても、愛しかった。



637コムイ×ミランダ2:2008/08/19(火) 20:59:11 ID:eUCCi0ob


リナリーは、時々考える。
伯爵との戦争が終わった、その後のことを。
世界が平和になって。
リナリーたちエクソシストは、もう戦う必要がなくなって。
兄や科学班のみんなが、終わりのない徹夜に悩まされることもなくなった世界。
それは、とても素敵なことだ。
教団やイノセンスに縛られることもなく、自由にどこへでも行けて、何でもできる。
そう、恋だって。

そのいつかを思うと、リナリーは浮き足立つと同時に、不安になった。
コムイのことだ。
兄は、とても忙しい。
だから、恋人なんていないし、作ることもない。
でも――――

世界が平和になった、そのあとは?

コムイのシスコンぶりには、正直呆れることも多々あるけれど。
けれども、リナリーの世界の中心は、やっぱりいつだってコムイだった。
兄が好きだ。世界で1番。誰よりも。
でも、兄妹は結婚できないなんてこと、リナリーだってわかっている。
いつかは、コムイだって誰かと家庭を築いて、そして幸せになるだろう。
というか、そうでないと困る。
コムイが一生独り身となれば、たとえ世界が平和になったって、リナリーは恋人を作ることもできなくなるし。
リナリーだって女の子であるからして、ウェディングドレスへの憧れだってあるわけで。

だけど、もしも。
コムイが結婚して、リナリーとは全然別のところで新しい生活を始めるとして。
それに耐えられるかと問われれば、首を振らざるを得ない。
ずっと一緒にいたい。
たとえ、兄が結婚しても。自分に、恋人ができたとしても。

だから、リナリーは考えた。
コムイと結婚する人は、兄と同じくらいリナリーのことも好きになってくれる人がいい、と。
そう思って回りを見回して見たら、いた。
該当する人物が。
少し(とゆーか、かなり)おっちょこちょいだけど、やさしくて努力家で、可愛い人。
リナリーのことを大好きでいてくれて、もちろんリナリーもその人が大好きで、いっしょにいたいと思える人。
ミランダ・ロットー。


638コムイ×ミランダ3:2008/08/19(火) 21:00:06 ID:eUCCi0ob


「大丈夫、ミランダ?」
すっかりドレスを剥ぎ取ったミランダを見下ろして、リナリーは小首を傾げた。
リナリーの前には、下着姿のミランダが横たわっている。
深い色合いのドレスと同様、ミランダは下着も濃い色のものを着用していた。
黒いレースの下着が、白い肌をいっそう際立たせて、とても綺麗だ。
細身に見合わぬ豊かな胸が、呼吸に合わせて、上下する。
指を滑らせれば、普段は低体温の彼女だが、今はアルコールのせいか、ずいぶんと熱かった。
―――色っぽいって、こういうことかしら?
そっと、汗ばむ胸元に口づけると、ミランダがぼんやり目を開ける。

「リナリーちゃん……?」
「ここにいるわ、ミランダ」
リナリーが答えると、ミランダは胸元を押さえながら眉をひそめた。
今しがた、リナリーが口づけた場所。
「め、迷惑……かけて、ごめんなさい……」
喘ぐように囁くミランダに、首を振ってみせる。

迷惑だなんて、とんでもない。
むしろ、好都合なくらいなのに。

「ゆっくり休んでね、ミランダ」
綺麗に微笑んだリナリーに、ミランダが無邪気に笑い返した。
疑うことを知らないミランダ。
そんな素直なミランダが、リナリーは大好きだ。
あられもない姿のミランダを、薄いシーツに包むと、そっとまぶたにキスをする。
そして、今にも眠りに落ちそうなミランダに、囁いた。

「ね、ミランダ。あたしのこと、好き?」
「ええ。大好きよ、リナリーちゃん」
「コムイ兄さんのことも?」
「ええ、もちろん……」

ほとんど意識もないままに答え、ミランダのまぶたが閉じられる。
よかったわ、と。
リナリーは独り、つぶやいた。
ミランダからの返答はない。彼女はもう、眠ってしまった。

―――さあ、ミランダ。言質を取ったわ。
もうすぐ貴女は、私たちのもの。


639コムイ×ミランダ4:2008/08/19(火) 21:00:53 ID:eUCCi0ob


徹夜に次ぐ徹夜で、室長以下科学班の面々は、人間の限界を超えつつあった。
もう無理っス。マジ無理っス。無理無理無理無理無理無理無理無。
弱音をとおり越して呪詛に近くなったら、仮眠時だ。
「とゆーわけで、ボクはちょっと寝てくるよ〜」
「逃げないでください、室長!」
「室長!」
追いすがるリーバーたちの声を背に、コムイは跳ねるように扉へと向かう。
「3時間たったら戻ってくるから、それまでみんなも仮眠するといいよ〜」
それだけ残して、バタンと扉を閉めた。
おそらく、リーバーは追ってこないだろう。
いい加減、みんなの効率も悪くなってきた頃だから。
こうしてコムイが抜けるときは、皆に休めと言っているときだと、聡い班長はわかっている。
どうせコムイが承認しない限り、先に進まない仕事ばかりだ。

「お疲れ様、兄さん」
コムイが廊下を歩いていると、背後から声がかかった。
世界一愛らしいその声を、コムイが聞き間違えるはずがない。
「リぃナリぃ〜!」
うっとうしいくらいの喜色満面で振り向かれ、リナリーはちょっとだけ引いた。

―――うそだ。引く、なんてありえない。
少しくらい困っても、リナリーはいつだってうれしい。
もっと愛してほしいくらい。

「兄さんたら、大袈裟ね」
「何言ってるんだい、リナリー!お兄ちゃんは、リナリー不足に日々耐えているっていうのに!」
「はいはい。いいから、無理しないでよ兄さん」
「うん。ありがとう」
ふざけた調子から一転、穏やかに見つめられて、言葉に詰まる。
他愛もない会話を交わす少女の胸の内を、コムイは知っているだろうか。

2人並んで歩きながら、リナリーはコムイを見上げた。
「ねえ、兄さん」
室長であることをことさら主張するような団服のすそを握って、甘えるようにたずねる。
「この間の………私のお願い、覚えてる?」
面食らったコムイの表情。
コムイの脳裏に、先日のやり取りがよみがえった。


640コムイ×ミランダ5:2008/08/19(火) 21:01:31 ID:eUCCi0ob


「お願いがあるの、兄さん!」
コムイ最愛の妹が、マグを机に置くなりコムイに詰め寄ってきたのは、数日前のことだ。
マグからは、湯気とともに香り高いコーヒー匂い。
リナリーが入れるコーヒーは世界一なんてことを考えながら、コムイは可愛い妹を抱きしめる。
「わかった!きっと叶えてあげるからね、リナリー!」
「まだ何にも言ってないわ!」
願い事を聞く前から了承してしまっているコムイに、さすがのリナリーも呆れた。
けれども、コムイはいつものノリで、高らかに笑う。
「何言ってるんだい、リナリー!このボクが、リナリーの願いを無下にするはずないじゃないかッ!」
ますます抱きしめる腕に力がこもって、ああ自分は愛されているなと、リナリーは思った。
だから、リナリーは兄の体を抱き返しながら、嬉々として願い出る。
「あのね、兄さん!私、お姉さんがほしいの!」

途端に、コムイの時が止まった。

「……え?リナリー、今なんて……?」
「だからね。お姉さんがほしいの」
「おねいさん……?」
「うん。お姉さん。」
「リナリぃぃぃぃぃぃぃぃぃい!ボクというものがありながらっ!お兄ちゃんじゃなくてお姉ちゃんがいいって言うんだね!?」
「え!?ち、ちがうわ、コムイ兄さん!そうじゃなくて、お姉さんもほしいのっ!」
「よーし、わかった!可愛いリナリーのため、ボクが性転換して……!」
「なんで!?」

どういう思考回路をしているのか、自分が姉になろうとしているコムイに、リナリーは慌てた。
ちがうちがう!
コムイはそのままでいいのだ。
そうではなくて―――

「私!ミランダにお姉さんになってほしいのよ!」
「………ミス・ミランダ?」
きょとん、と。
コムイがリナリーを見下ろした。


641コムイ×ミランダ6:2008/08/19(火) 21:02:07 ID:eUCCi0ob


ものすごく、気持ちが悪い。
遠く響く水音に、ぼんやりと意識を取り戻したミランダは、胸につっかえる不快なもやもやに、顔を顰める。
見慣れた天井のようでいて、少しばかり異なるそれは、ここが自室ではないことを、かなりの時間を使ってミランダに知らしめた。
「……?私……」
ゆっくりと体を起こすと、シーツが体から滑り落ちる。
下着姿の自分に驚くも、そういえばリナリーがドレスを脱がしてくれたのだと、思い出した。
あれから、どのくらいたったのだろう?

「リナリーちゃん?」
つぶやく声に、返事はない。
癖のつよい髪に手を差し入れ、痛む頭を押さえながら、ベッドを出る。
度重なる失業による自棄酒で、アルコールには耐性のあるミランダだったが、空きっ腹にウォッカの一気飲みはさすがに効いた。
頭はガンガンするし、気分は最悪、のどはカラカラ。
普段なら、たとえ自室であっても下着姿でうろついたりはしないのだが、今はとにかくのどが渇いて死にそうだった。

置いてある水差しから、コップに水を注いで、一気に飲み干す。
口からあふれた水が、口の端からのどを伝い、胸の谷間へ消えた。
「ん……」
その不愉快な感触に、自然と口から吐息が漏れる。

「まるで誘っているようだね、ミス・ミランダ?」
「――――ッ!?」

突然、背後から抱きしめられて、ミランダは言葉を失った。
耳元で囁かれた低い声が、高い温度をもって、耳を侵食する。
慌てて振り向こうとすれば、顎を捕らえられた。
自発的に振り向いたのか、振り向かされたのか。
そんな判断さえつかないままに、貪られて、呼吸が止まる。
奪い取られた唇は、溶けるような熱をもって。

グラスの割れる音が、遠く、聴こえた。



642コムイ×ミランダ7:2008/08/19(火) 21:02:49 ID:eUCCi0ob


「ねえ、ミランダ。コムイ兄さんのこと、どう思う?」
食堂の一角で、まるで仲のよい姉妹のように食事を取っていたリナリーが、唐突にたずねる。
ミランダは、非常にゆっくりとしたペースで、ジェリー特製の炒め物を、口に運んでいるところだった。
口に含んだものを租借しながら、彼女は考える。
そして、ごくんと飲み干した後、にっこり笑った。
「とても忙しそうだと思うわ」

リナリーが少し戸惑った表情をしたので、ミランダは自分が何か間違ったことを知った。
自分はいつだってそうなのだ。
意図をつかめず、見当はずれな回答や行動をして、まぁだからこその失業回数3桁なわけだが。
「ごごご、ごめんなさい、リナリーちゃん!わた、私、何か間違ったかしらっ!?」
一気に顔を蒼白にしたミランダに、リナリーはあわてて首を振る。
自己嫌悪の激しい彼女に誤解を与えたことを悟って、言い募った。

「ちがうわ、ミランダ!落ち着いて!」
「そ、そう?ごめんなさいね、リナリーちゃん」
「そんな。謝ったりしないで、ミランダ。私の聞き方が悪かったんだわ。
あのね、男として、兄さんのことをどう思うか、教えてほしいの」

かなり核心に迫る質問の仕方をした、と。
リナリーは思った。
が、そこはミランダ。少女の問いを、言葉どおりに捕らえて、答えた。

「そ、そうね……えーっと、とても背の高い男の人だと思うわ」

ふわりと笑って、3口目のフォークを口に運ぶ。
初めて食べるその料理は、食の細いミランダに様々な栄養を取らせようとジェリーが調理したもので。
調味料として、鷹の爪が使われていた。
そして、ミランダは不幸女の特性を見事に発揮、ほかの野菜とともに丸ごと一本、鷹の爪を租借した。

「%&’をP)#$!?」

あまりの辛さに悶絶し、水を飲もうと手を伸ばし、慌てすぎてグラスごと引き倒すミランダ。
もう、言動のすべてが、予想の斜め上を行き過ぎている。
そして、リナリーは確信した。
やはり、ミランダから攻めるのはムリだ、と。
となれば、やはり―――

兄に、行動ししてもらうしか、ない。


643コムイ×ミランダ8:2008/08/19(火) 21:03:49 ID:eUCCi0ob


「リナリー、本気だったのかい?」
驚くコムイの言葉に、リナリーはかわいらしく頬を膨らませる。
兄の言葉に、少なからず傷ついたことへのアピールだ。
「ひどいわ、兄さん。冗談だと思ってたの?」
リナリーが拗ねると、コムイは大いに慌てたので、少し満足した。

だが、リナリーの機嫌が直っても、コムイの内心は困り果てたままである。
何しろ、彼女の願いは、ミランダを自分の姉にすること。
すなわち、コムイの花嫁としてミランダを選べというものなのだから。
先日、この話を持ちかけられたときは、心底驚いた。
驚きはしたものの、一時的な少女の我がままと思い、考えておくよと笑って返したものである。
が、数日たっても持ち出してくるあたり、少女は本気で考えているのかもしれない。

「えーっとね、リナリー?世の中には、叶えられる願いと叶えられない願いっていうのがあってね?」
「いやだ、兄さん。わかってるわ、そのくらい。子供じゃないんだから!
でも兄さん、言ったでしょ?あたしのお願い、叶えてくれるって!」
「いや、うん、そりゃ可愛いリナリーのお願いなら、叶えてあげたいのは山々なんだけどね?
さすがにそういうことは、ボクの一存ではなんとも……」
「大丈夫!ミランダも、兄さんのこと大好きだって!」

そんな、キラキラ輝く笑顔で言われても。
コムイは、過剰な期待を寄せる妹に、困惑を隠せない。
そうこう言っているうちに、仮眠室の前までやってきてしまった。
ほぼコムイ専用となっている仮眠室である。
3時間後、コムイが戻らなければ、科学班のメンバーいずれかが、飛んでくる部屋とも言う。
「きっと叶えてね、兄さん!」
扉の前で、リナリーはコムイの両手にすがるように言った。
可愛い妹に甘い(仕事除く)コムイは、苦笑とともにうなずく。
「そうだね。努力はしてみるよ」

とりあえずの返答に満足したのだろうリナリーは、にっこり微笑んでおやすみなさいと言った。
コムイもおやすみと答えて、扉を開ける。
バタンと扉が閉まる音を背中に聞きながら、トレードマークの白いベレー帽を脱ぎ捨てた。
窮屈な団服のコートを脱ぎ、眼鏡を外すと、手招きするベッドの上に体を横たえる。

「―――ん?」
投げ出した腕に、何かが当たった。
丸まったシーツ……にしては、固形物の感触が強すぎる。
不思議に思ったコムイは身を起こし、シーツを剥いだ。

そこに、いたのは。
644コムイ×ミランダ9:2008/08/19(火) 21:05:17 ID:eUCCi0ob

シーツの海に溺れる、白い肌。
黒いレースの下着と白い肌とのコントラストは、異常なほど妖艶で。
普段、肌の露出という露出をすべて絶っている彼女だからこそ、余計にそう思うのかもしれない。

コムイは、あられもない姿で現れたミランダに、一瞬思考が停止した。
なぜ彼女が、とか。どうしてここに、とか。
そんな疑問よりもまず、なんて格好を!と。
思うと同時に、一瞬にしてその全身を、くまなく検分して脳裏に焼き付けた自分の記憶力に、少しばかり自己嫌悪。

「ミ、ミス・ミランダ?」
恐る恐る呼びかけて、肩に手をかけた。
邪な気持ちではなく、実体なのかどうかを危ぶんでの行動だった。
が、そのしっとりと汗ばんだ肌の感触や体温に、慌てて手を引っ込める。

どうして彼女がこんなところにこんな格好で眠っているのか定かではないが。
とりあえず、自分が退出したほうがいいことだけは、なけなしの理性で判断した。
機械仕掛けの人形のようなぎこちなさで、コムイは一目散に、扉を目指す。
が。
どうしたことか、扉が開かない。
がちゃがちゃ何度かドアノブを回しても、一向に開く様子がない。
 
教団の部屋は、不測の事態に備え、外から中の人間を閉じ込められるようにもできている。
外から鍵をかけられた場合、たとえ内側からでも、鍵がなければ開くことができない。
コムイは、脱いだコートのポケットをあさったが、あるはずの鍵が見当たらなかった。
ますます混乱を極めるコムイに、扉の向こうから、天使の声が聞こえてくる。

「兄さん?」
「リナリー!?よかった!実は、ちょっと困ったことになってて………」
「困ったこと?」
「そう!鍵を失くしたみたいで、閉じ込められちゃったんだ!悪いんだけど、スペアキーを……」
「大丈夫、鍵ならここにあるわ」
「え?」

本日2度目の思考停止タイム。
645コムイ×ミランダ10:2008/08/19(火) 21:05:52 ID:eUCCi0ob

「3時間後呼びに来てあげるから、安心して」
「いやいやいや、それがね、リナリー!なんでかこの部屋に、ミス・ミランダがいて……」
「うん。だって、私が運んだんだもの」
「はい?」
「ミランダね、間違って唐辛子を食べちゃったみたいで、慌てて水飲んでたら、
その中にどういうわけかクロス元帥が置いていったウォッカのグラスが混じってて、
ほとんど空きっ腹の状態にウォッカの一気飲みで、倒れちゃったの。
だから、私がここに運んで、苦しそうだったからドレスを脱がしてあげて、
それで、ああこれってチャンスかも!って思って兄さん呼びにいったら、
ちょうど仮眠するって言ってたから、これって運命だなって!
それで、兄さんのポケットから鍵を失敬して、それが今ここにあるっていうわけ」

っていうわけ、じゃないから!
何を言っているんだい、リナリー!?

「だから、兄さんがんばって!」
「がんばるって何を!?」
「私のお願い、叶えてね。じゃなきゃ、しばらく口利いてあげないから!」
「ちょ、リナリー!?」
叫ぶコムイの声など、なんのその。
颯爽と立ち去る足音が、扉の向こうから遠ざかっていく。

なんということだろう。
いつから妹は、こんな危険思想の持ち主に……?

はらはらと涙しながら、コムイは途方に暮れた。
とりあえず、目のやり場に困るミランダに再びシーツをかぶせ、ため息をつく。
仮眠室なのに、とても仮眠をとるどころではない。
とにもかくにも、頭を冷やそうと、コムイはよろよろと洗面所へ姿を消した。
646コムイ×ミランダ11:2008/08/19(火) 21:07:17 ID:eUCCi0ob

「リナリーちゃん?」
かすかな声が耳に届いて、コムイはぎくりと動きを止めた。
ミランダが目覚めたのだろうか、と。
コックを閉めて、水に濡れた顔を、タオルで拭く。
とにかく、ミランダに説明をして、自分に下心がないことを理解してもらい、妹の暴挙を謝らなくては。
仕事柄、理路整然と話すことには慣れている。
状況が状況なので、信じてもらえるかは甚だ疑問だが、素直な彼女ならばなんとかなるだろう、と。
いささか楽観的な考えで、コムイは洗面所から顔を出したところで。
あやうく、鼻血を吹きそうになった。

薄暗い部屋の中に、白く浮かび上がる肢体。
細い体は今にも折れそうで、肋骨が薄く透けている。
豊かな胸を唯一守る下着の肩紐が、ゆるりと外れて頼りなく腕にかかっていた。
まるで、彫刻のようなその女は、しかし温度を感じさせる吐息をこぼしながら、水を飲む。

―――ミランダも、兄さんのこと大好きだって!

リナリーの声が、頭の中で鳴り響いていた。
何を考えているのか、と。
コムイは自身を叱咤する。
妹の言葉に踊らされて、どうする。
ミランダに魅力を感じないわけではないが、日々重圧と繁忙に振り回されて、意識したことなどもちろんない。
愛を囁いたこともない女性に、自分は何をしようとしているのか。

けれども、頭であれこれ考えている間に、体が彼女を捕まえてしまった。
やわらかな肌と、心地よい温もり。
腕の中に抱きしめたら、体のどこかが、激しく脈打つ。 
「まるで誘っているようだね、ミス・ミランダ?」
無意識に紡ぎ出された言葉に、ミランダが息を呑んだ。
その呼吸さえもを甘く感じて、左手が彼女の顎を捕らえる。

驚愕した瞳に、男の顔が映っている。

衝動的に口づけて、深く深く貪った。
肩から胸へ、胸から腰へ、手を滑らせれば、絹のような肌触り。
かすかな抵抗は、本当にかすかで、どこから湧き出たのかわからない愛おしさが、全身を侵す。
647コムイ×ミランダ12:2008/08/19(火) 21:07:57 ID:eUCCi0ob

―――ねえ。兄さんは、ミランダのこと、好き?

脳裏に、いつかのリナリーがよぎった。
好きだよ、と。
仲間たちへの気持ちと、なんら変わりない気持ちを告げたあのときと同じ言葉に。
あのときとは、異なる感情を乗せて。
コムイは、胸中で答えた。

「コ、ココココ、コムッ、コムイさん!?どどどう、どうして……!?」

尋常じゃなく動揺しているミランダのチョコレート色の髪に口づけて。
そのまま、右の肩紐を啄ばんで落としながら。
コムイはミランダを押し倒す。

「可愛い妹の策略ですよ」

嫌ですか?と、間近で囁いたコムイの言葉に、目を白黒させたまま。
ミランダは、状況を理解することさえできないままに―――

白い肌から、黒のレースは、取り払われた。

嫌ぁと答えた悲鳴は甘すぎて。
非難の声とは思えませんでした、と。

枕元で囁かれるのは、もう少し先。




END
648名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 21:13:21 ID:eUCCi0ob
以上です。
時系列が前後するので、わかりづらいことこの上なし。
今は猛反省しているので、できれば保管庫へは収納しないでいただきたい。
歴代の神作と並ぶのはあまりにもあまりにも。

それでは、心置きなくROMに戻ります!
ちなみに、俺は本当は神ミラが好物なんだぜw
接点ないのは知ってるが、だれか書いてぷりーず!
649名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:14:32 ID:L3VyR5gE
>>648
コムミラ(;゚∀゚)=3ハァハァ
策士リナリーgjwww

わかりづらいことなかったですよー!
気が向いたらエロイところの続きを是非w
650名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:49:10 ID:JLGDRf0a
>>648
続きが気になる!続きをくれ!!
651名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 15:04:56 ID:3YzPsJkB
コムミラGJ!
神ありがとう!!
652名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 19:29:49 ID:9818mb3D
>>648
GJだがなんという生殺し
気が向いたらで構わないので是非続きを…!
あと648はコミックス派?
本誌ネタバレになるから一応念のためにちょっと下げとくけど、
神ミラに接点がないなんてことはないんだぜ!









だって
「神田くん」「うるせぇ」
という会話が出たんだぜ!!!
神ミラ増えないかなーwktk
653名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 10:51:49 ID:1X7V4Y2t
だよな。
俺も神ミラ読みてえええええ
654名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 12:10:20 ID:Fldh9eMb
でもやっぱり俺はマリミラ派・・・ごめん・・
655名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 12:58:26 ID:1YzqQ8ka
GJ!
できれば続き読みて〜!!
656名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 13:03:27 ID:scIhWmvA
カプ話ウゼエ。
657名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 13:10:18 ID:Fldh9eMb
ノア化パロってここアリなの?
・現ノアキャラ×ノア化エクソシト
とか
・ノア化エクソシスト×現エクソシスト
とか
658名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 15:22:08 ID:0wPyfY+h
>>656
何故今までのリナリ関連カプには無言だったんだw
659名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 19:15:30 ID:1X7V4Y2t
落ち着け
荒れるな荒れるな
660名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 00:18:49 ID:vPBrrR68
荒れるな…あれりな
661名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 00:55:55 ID:rUgpaKLi
つ 座布団
662名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 02:22:03 ID:lnGxNdvB
久しぶりにアレリナが読みたくなったんだが・・・俺だけか?
663名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 05:06:55 ID:iWbkbbmq
王道いいな!
664名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 12:26:27 ID:Jsu1vh9k
どうも、648です。
皆様あたたたかいレスをありがとうございます。ほろり。
エロ不足のくっだらねぇ駄作投下すんなよ!と、けなされる覚悟でしたが、勇気出してよかった!
ちなみに、続きは書かないんじゃなくて、書けないんだぜ。
そんなエロ文才あったら、こんなにびくびくしてないっスorz

ところで、連投について質問。
そろそろ可愛いリナ嬢を求めているかと思うが、妄想が暴走して、当方神ミラ自己生産の境地に達しております。
連投は可か否かの返答求む。もしくは、神の投下を求む。
665名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 13:02:50 ID:IKi50LyA
俺は連投可です。
どんどん投下してほしい。
666名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 22:21:39 ID:heOGvl53
そんなにバンバン投下のあるスレじゃなし、
遠慮なく連投するよろし。

あなたのSSのせいでとんだリナミラ妄想が湧いて困ってるw
667名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 23:53:20 ID:cHIbFuXo
神ミラ飢えてるので、是非!

リナミラも良いね
668名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 00:24:20 ID:fmwZdcvI
ティキルルアレリナもお願いします
669名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 09:39:07 ID:Zem6BEPl
>>648
全裸で正座して待っている俺が風邪をひかないうちに、早く投下するんだ!早く!
まだ八月なのに随分涼しくなって来たよな…
670名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 12:58:55 ID:fwfMbnDL
読みたい読みたい!神ミラ待ってる
671名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 13:32:20 ID:Eq/wJ9/2
皆様の素早いレスに感動している648です。
連投OKとのことなので、リナ嬢好きな方には申し訳ないですが、神ミラ妄想を垂れ流させていただきます。
以下当てはまる方は、広い心で読んでみてください。

・神田×ミランダばっちこい。
・無駄に長い上にエロ微量(前回のコムミラばり)というエロパロにあるまじき投下にも耐えうる忍耐力を保持している。
・今回も割とバーローで、割とタイムトラベラーだ。
・期待とかしてない。
672神田×ミランダ1:2008/08/24(日) 13:33:26 ID:Eq/wJ9/2

―――どうして、こんなことに?

鈍いことにかけて右に出る者のいないミランダは、やっとでその一言を、頭に浮かべた。
それまでは、まず混乱して、事態を把握しようと焦って、焦るあまりに混乱を深めて―――
そして今なお、彼女は混乱している。
けれども、堂々巡りは愚かなミランダの脳内での話であって、現実は無情だ。
そうこうしているうちに、ネグリジェの胸元は肌蹴ていき、外気が体を震わせた。
くっきりと浮き出た鎖骨を舐め上げられ、小さな悲鳴がこぼれる。
男の長い髪が肌をくすぐり、それさえ肉の薄い体には過度な刺激となって、ミランダは跳ねた。

そんな彼女を、男は口の端を上げて、笑う。
それが、あんまりにも格好よく絵になっていたので、ミランダは状況も忘れて見惚れてしまった。
つくづく鈍くさい彼女は、やっぱり今日もついていない。
不幸女ミランダ・ロットー。
ただいま、貞操の危機に直面中。


673神田×ミランダ2:2008/08/24(日) 13:34:14 ID:Eq/wJ9/2


事の起こりは、いつもの不眠症である。
眠れないことが特技と言えるほど、ミランダは睡魔と縁遠い。
が、それでも黒の教団に迎えられてからは、ずいぶんとマシになったのだ。
イノセンスの特色上、任務で眠ることが許されない状況は、ままあるものの。
慢性的不眠症からは開放され、ブックマンのメイクのごとくこびりついていた隈とも、別れて久しいこの頃である。
それでも、長年の習慣というかなんというか。
今でも時折、眠れない夜というものがやってくるのだ。
約100回の寝返りの後、ミランダはついに眠ることを諦めた。
もっと早く諦めろという話だが、諦めの悪い彼女の性格は、今日も元気に発揮されている。

時計を見れば、深夜2時。
ミランダはそろりとベッドを抜け出ると、クロゼットを開けた。
ずらりと並ぶドレスは、いずれも彼女の性格を表すように、地味で控えめなものばかりだ。
………わざわざ着替えること、ないかしら?
考えながら、自身の格好を見下ろす。
着ている黒のネグリジェは、誰がどう見ても寝間着なので、外を出歩くには適さない。
けれども、今は深夜だし、誰かに遭遇する可能性は、限りなく低いのではないだろうか。

ちょっと食堂に行って、温かい飲み物をいただくだけだものね。
それに、せっかく眠くなっても、お部屋に戻ってきて着替えたりなんかしてたら、せっかくの眠気を逃しちゃうかも。
皆さんがお仕事されているフロアに行かなければ、問題ないわよね。

あれやこれやと、無駄に考えを巡らせて。
結局、ミランダは薄いショールだけをひっかけ、自室を後にした。


674神田×ミランダ3:2008/08/24(日) 13:35:01 ID:Eq/wJ9/2


人気のない廊下は、臆病なミランダにとって、ちょっとした試練だ。
廊下を灯す僅かな光源は、常日頃からおぼつかない足取りを、さらにおぼつかなくさせる。
ミランダは、転ばないよう殊更慎重に、廊下を進んだ。
そのまま食堂に直行し、予定通り温かい飲み物でも飲んでいれば。
きっと彼女は、今頃心地よい眠りを、享受することができただろう。
けれども、どういうわけかミランダは、途中修練場のフロアに、立ち寄ったのである。
ミランダと不運は、今日も仲良しだった。

別に、ネグリジェのまま訓練をするつもりで、訪れたわけではない。
イノセンスだって、今は自室に保管したままだ。
ただ、レベル4の強襲以来、もしもあの時自分の限界がもっと早く訪れていたら――――
そう思うと怖くて、眠れない日が多くなった。
少しでも強くなりたくて、シンクロ率を上げる訓練をしたり、ひ弱な自分を鍛えようと特訓したり。
以前よりも頻繁に、修練場を訪れるようになっていたから、少しは気が休まるかと思って、立ち寄っただけである。
そこに誰かがいるなんて、思いもよらなかった。

―――神田くん?

驚いて、息を止める。
張り詰めた弓のような緊張感の中に、佇む青年。
暗闇の中、たとえ窓からもれる月明かりだけが光源でも、すぐにわかった。
むき出しの刃のような青年は、愛刀六幻を手に、静かに立つ。
そして、僅かに左手が動いたように思った瞬間。
ミランダの動体視力では追いかけられないような素早さで、一閃。
六幻が、虚空を切り裂いた。

思えばこのとき、ミランダはすぐにも立ち去るべきだったのだ。
馴れ合いを嫌う神田にとって、ミランダは邪魔以外の何者でもないことは、明らかなのだから。
けれども、彼女は動けなかった。
神田に、釘付けだったのである。
 
なんて綺麗なのだろう、と思った。
その若くしなやかな体躯も、流れる髪も、動作も、伸ばした背筋さえも。
まるで、ミランダのために舞ってくれたかのような錯覚に囚われるほど。

もちろん、そんなわけがない。

「おい。そこの貧弱女!」
「はひぃい!」
背を向けたまま怒鳴られて、条件反射で悲鳴を上げる。
こちらを見てもいないのに、どうしてわかったのだろう?
名前を呼ばれたわけでもないのに、ミランダは貧弱女を自分の固有名詞と認識し、内心で首をかしげた。
そんな疑問も、神田の漏らした舌打ちに、たちまち吹き飛んでしまったが。

「ああああのあの、邪魔してごめんなさい神田くんっ!そ、そんな、そんなつもりじゃなかったんだけど、あの、その、だれかいるとは思わなくって!」
慌てて言い募るミランダの言葉を、果たして聞いているのかいないのか。
神田は無言で、六幻を鞘にしまった。
そして、ようやく振り返り、数歩歩いたところで、初めてミランダに目を向けてくれる。
取り繕うように、ミランダは軽く微笑んだ。
少なくとも、微笑んだつもりだ。
けれども、そんなミランダを見た神田は。

なぜか、目を剥いていた。


675神田×ミランダ4:2008/08/24(日) 13:37:23 ID:Eq/wJ9/2


招かねざる客が現れたことなど、ミランダが修練場を訪れた瞬間から、神田は気がついていた。
気配の消し方も知らない、鈍くさい女だ。
軽い舌打ちとともに六幻を一閃し、神田は鍛錬を切り上げる。
ケチがついたと思ったのだ。
興が削がれたとも言う。
以前とは形状の変わった六幻を鞘に戻し、神田は踵を返した。
正直、その瞬間まで、一度も闖入者を注視することをしていなかった。
けれども。

―――ぎょっ。

たぶん、そんな擬音がちょうどいい。
神田は、月明かりに浮かぶ女の姿に、目を剥いた。
なんて格好をしているのだ。
常なら、慎み深く地味で冴えない格好をしているミランダが、なぜ寝間着のままうろついているのか。 
黒いネグリジェが、きちんと全身覆ってはいるものの、シースルーでは意味がない。
かろうじて下着が透けるほどではないにしろ、腕の白さも、脚の形も、黒い布越しにはっきりと目にできる。
襲われたって文句の言えないような格好で、こんな夜中に何をやっているのだ、と。
神田は、不機嫌な面持ちで目を閉じ、眉間にしわを寄せたまま、ため息をついた。

「おい、てめぇ!」
「はぃいぃぃ!な、何かしら、神田くん?」
「んな格好でうろついてんじゃねーよ」
「えっ?あ、そ、そうよね!修練場に来るときは、ちゃんと運動する格好じゃなきゃ、ダメよね!」
 
だから、そうじゃなくて。
短気な神田は、話の通じないミランダに、早くも苛々し始める。
それを隠そうともしないで顔に出すものだから、ミランダは怯えた。
何か怒らすことをしただろうかと考えて、自分がここにいることがそもそもの原因だと思い当たり、怯えながら彼女は慌てる。
676神田×ミランダ5:2008/08/24(日) 13:38:04 ID:Eq/wJ9/2
「ああああのあの、神田くんはこんな時間にどうしたの?ね、眠れないの?」
「うるせぇ。俺の勝手だろ」
「あ、そうね、そうよね、ごめんなさい!あの、私も眠れなくって、食堂で温かいお茶でもと思って降りてきたんだけど………
あの、もしよかったらなんだけど、神田くんも一緒にどうかしら?」
「はあ?馬鹿か、おまえ。こんな時間、食堂だって人っ子一人いるかよ」

そんなこと、ちょっと考えればすぐにわかるだろう、と。
頭まで鈍い女に、ますます苛立ちを募らせながら答えた。
すると女は、そんなことはわかっているとばかりに、言い返してくる。
「だ、大丈夫よ、神田君!ジェリーさんがいなくっても、私、自分でお茶くらい入れられるから!」

………馬鹿だ、こいつ。

神田は確信した。
誰が茶を入れる人間の有無など、指摘したというのだ。
人っ子一人いない食堂に、男なんぞ連れ込んだらどうなるか、その末路に想像を巡らすこともできないのか。
この女の危機管理能力は、いったいどうなっているのだ。

この時点で、神田の我慢は限界だった。
性的な意味でなく、堪忍袋的な意味で。
すっかり面倒くさくなって、あてこするように言ってやった。

「だったら、俺の部屋でも来るか?茶ぐらいあるぜ?」

口の端を上げて、嘲笑する。
要するに、そのぐらい危険なことなんだと、女に含ませたつもりだった。
びびってさっさと自分の前から消えてしまえ、と。

しかし、女は神田が思っている以上の阿呆だった。


677神田×ミランダ6:2008/08/24(日) 13:38:43 ID:Eq/wJ9/2


一瞬、何を言われたのかわからなかった。
でも、神田の言葉を理解すると同時に、ミランダは舞い上がる自分を自覚する。
―――あの神田くんが!私をお部屋に招待してくれるなんて!
感極まるとは、このことだ。
任務で足を引っ張るばかりの自分は、てっきり神田に疎まれていると思い込んでいたが。
実はそうでもないのかもしれない、と。
ミランダは、てんで見当はずれの結論に、到達していた。

「いいのっ?」
反射的に顔を上げ、喜びをもって聞き返す。
なぜか、神田には非常に微妙な表情を返されたが。
その表情に、もしや今のはただの社交辞令だったのでは、と不安になり始めたところで、神田が動き出した。
ため息とともに歩き出し、ミランダの横を通り過ぎていく。
慌てて振り向いたミランダは、ついていってよいものか僅かに逡巡した後、ぱたぱたと神田を追いかけた。
罵声が飛んでこないということは、きっとついていってもよいのだろう。

コンパスの違う神田についていくのが精一杯で、どこをどう進んだのか、よく覚えていない。
気づけば、神田の部屋の前だった。
神田は、何も言わず扉を引き、顎で部屋の中に入るよう指示する。
ミランダは、大いに緊張しながら、扉をくぐった。
「お邪魔しま……す」

後から考えれば、あまりにも無用心な話だとは思う。
夜中に、男の部屋に女一人で訪れるだなんて。
けれども、街の子供に歌われるほどモテないミランダは、これまで生きてきて、自分の貞操を心配する場面に遭遇したことがない。
危ぶむといえば、まずクビの二文字で、男性が自分に興味を持つだなんて、それどんな妄想ですか的思考だったのだ。
ましてや、神田は7つも下の18歳。
何かあるだなんて、思いつきもしなかった。

「すごい……神田くんのお部屋って、何にもないのね」
あまりといえばあまりの殺風景さに、感心する。
神田らしいといえば神田らしい。
その中で、唯一目を引くものは、窓際の蓮の花だった。
会話の糸口を見つけられないミランダは、誰もが疑問に思うであろう事を、ためらいなく口にした。
「ねえ、神田くん。この花、なあに?」

それが神田の逆鱗に触れるだなんて。
鈍いミランダに、どうして気がつけるだろう。


678神田×ミランダ7:2008/08/24(日) 13:39:35 ID:Eq/wJ9/2


別に、本当に何かしようと思っていたわけではない。
のこのこ部屋までついてきたときには、正直どうしたものかと思ったものだが。
まさか、部屋に誘ってもついてくるとは、思わなかったのだ。
危機感というものが丸ごと欠如している女に、神田はため息をついた。
……早いとこ何とかしねーと、やべぇんじゃねーのか、コイツ。
他人に興味のない神田をしてそこまで思わせるとは、なかなかの強者である。

だから、脅かしてやろうと思ったのだ。
自身の警戒心のなさを思い知らせて、追い払うつもりでいた。
あとでアレンやリナリーあたりに泣きついて、きっと自分は責められるだろうが、部屋までついていくほうが悪いと2人もわかるだろう。
そうすれば、あのおせっかいな連中が、このどうしようもない阿呆女の危機管理能力を諭すだろう、と。
けして、本気で手篭めにするつもりなど、毛頭なかった。
けれども、ミランダが口にした言葉が、もとより気の立っていた神田を、刺激したのだ。

自分が思う以上に短気な神田は、大きな舌打ちとともに、ミランダの肩をつかんだ。
女の視線を剥がすつもりで強く引けば、貧弱すぎるほどに貧弱なミランダは、体ごと神田に倒れ掛かってくる。
それを反射的に避けたから、女は支えを失って、どさりとベッドに転がった。
「…………え?」
いちいち反応の鈍い女は、転がって、たっぷり30秒ほどかかってから、ようやくそれだけを漏らした。

もちろん、その30秒の間、神田はぼさっと突っ立っていたわけではない。
上着を脱ぎ捨て、転がったミランダの上に覆いかぶさり、女の両手を頭の上にまとめて、左手で拘束した。
それだけされて、ようやく女は、先ほどの一声を漏らしたのである。
お前はそれでもエクソシストなのかと、神田は心底呆れていた。

「ああああのあのあの、神田くん!?」
「うるせぇ。何だ」
「たたた倒れちゃってごめんなさいっ!でもあのええと、おおおお茶を飲むんじゃなかったかしらっ!?」
「馬鹿かおまえは。こんな時間に男の部屋についてきて、ホントに茶が出てくるとでも思ってたのか」
吐き捨てるように嘲笑えば、女は今初めて気がついたと言わんばかりに、目を見張る。
……エクソシストどうこうの前に、女としてどうなんだ。

本当なら、この時点で開放してやるつもりだった。
とりあえず、ミランダは自分の愚かさを自覚したはずだし、この程度ならば、リナリーたちに責められるほどのことでもあるまい。
が、自分の下で目を丸くするばかりの女を見て、嗜虐心が首をもたげる。
第一、割に合わない気がした。
こちらは、鍛錬を邪魔されたあげく、親切に危機感の有無まで教えてやっているというのに(これまでの行動が親切のつもりらしい)。
眼下の女ときたら、驚くことに手一杯で、怯えることも忘れている様子だ。
……もう少し脅かしておかないと、わかんねぇんじゃねーのか?

わずかばかり攻撃的な思想で、神田は空いた右手を、ネグリジェの襟元に運んだ。
片手だけで、ボタンを軽々と外していく。
生き方は不器用でも、手先は器用なものである。
「かかかんっかんっ神田くんっ!」
もはや誰の名を呼んでいるのかもわからないほどにどもった声が抗議なら、ちゃんちゃらおかしい。
片手だけで自由を奪われるほど弱いなら、もっと警戒してしかるべきだ。

胸元まで肌蹴て、終わりにするつもりだった。
終わりのつもりで、胸の谷間に口づけた。
けれど。

「ん……っ!」

女の口から漏れた耐えるような声が、神田の何かに火をつける。


679神田×ミランダ8:2008/08/24(日) 13:41:05 ID:Eq/wJ9/2


目の前にいる綺麗な男の子が、何をしようとしているのか。
思い当たった考えに、ミランダが内心で首を振るのと。
神田の筋ばった手が、ネグリジェの襟元にかかるのとは、ほぼ同時だった。

力いっぱいの抵抗は意味を成さず、片手に捕らえられた腕は、びくともしない。
そちらに気をとられている間に、あれよあれよとボタンは外され、肌蹴ていく。
肌寒い外気に、肌が粟立った。
思わず目を閉じれば、神田が身を屈めるのが、気配でわかる。
そして、胸元に口づけられた。

こんな年にもなって情けないが、生まれて初めての経験だった。
羞恥で死にそうになりながら、堪りかねて声が漏れる。
鎖骨を舐めるざらりとした感触には、悲鳴が漏れた。
そうしたらもう、神田の長い髪が肌に触れるだけで、過敏に反応して体が跳ねる。
恐る恐る見上げれば、神田が口の端を上げていた。

―――からかわれているのだ。

端正な顔に見つめられ、受け止めきれずに視線をそらす。
なんということだろう。7つも年下の青年に、こんな風に遊ばれるなんて。
情けなさのあまり、ミランダは泣きたくなった。
彼が本気でないことなんて、考えるまでもなくわかる。
こんな綺麗な青年が、自分のような冴えない年上の女に、本気で手を出すはずがないのだ。
 
止まっていた神田の指が、再びボタンを外し始める。
そして、拘束する左手も、動く右手もそのままに、深く口づけられた。
乱暴に差し入れられた舌に驚いて、翻弄されるままに蹂躙されて、気が遠くなりそうだ。
ミランダは反射的に抵抗したものの、意味を成さないと知って、諦めた。
―――否。

ちがう。諦めたのではない。
受け入れたのだ。

本当は、最初から憧れていたのである。
江戸で初めて逢ったとき、なんて綺麗な男の子なのだろうと思った。
仲良くなりたかったけれど、その綺麗な男の子は見た目に反してとても怖かったので、ミランダは話しかけることもままならなかったのだが。
けれども、彼がとても強いことを知って、その強さに憧れた。
ミランダはとても弱くて冴えなかったから、強くて綺麗な神田に、ひそかな憧れを抱いたのだ。
といっても、それは恋情のようなものでは断じてない。
ミランダはとてもネガティブな思考の持ち主だったので、幼少の頃に恋などすっかり諦めて、それがどんなものかも忘れてしまったくらいである。
ただ単純に憧れて、遠くから眺めているだけでよかったのだ(近くに寄ると怖いので)。

でも、何がどうしてどうなったのかよくわからないが、今はその神田に組み敷かれて、貞操の危機に直面している。
戯れで処女を奪われることには、やや躊躇いが残るものの、どうせ差し出す予定もないのだから。
このまま神様の花嫁になることすら覚悟していたのだし、憧れていた綺麗な男の子にもらってもらえるなら、ラッキーなのかもしれないわ、と。
明らかに誤ったポジティブ精神を発揮し、ミランダは考えたのだ。

だって、ほら。
生まれて初めてのキスは、少し乱暴だけれど、こんなにも気持ちがいい――――
愛されているわけではないのが、悲しいけれど。

胸中でひっそりつぶやいて、瞳を伏せる。
そして、ミランダは。
神田の舌に、自ら応えた。


680神田×ミランダ9:2008/08/24(日) 13:43:14 ID:Eq/wJ9/2


―――チッ。まだまだ修行が足りねぇな。

心の中で己に毒づきながら、神田は一度止めた手を、再び動かし始めた。
舌に、彼女の温度が残っているような気がする。
これ以上進めれば、面倒なことになるのはわかりきっているはずなのに、右手は完全にボタンを外しきり、女の肌を全開にした。
自制心がないわけではない。
普段なら、女に手を出そうなどとは思わないし、よしんば思ったところで、教団の女を手篭めにしようなどとは考えない。
適当な女を金で買って、それで終わりだ。
こんな風に、面倒がわかってまで、求めるようなことではない。

この女が悪いのだ。
たかだか体に触れただけで、過敏に反応しすぎる。
嗜虐心ばかりを異様に煽るその様は、あれか。わざとか。

震えるまつげの下で、瞳が潤んでいる。
きゅっと寄せた眉間が頼りない。
外すボタンもなくなったので、素肌に右手を滑らせた。
びくんと反応する女の肋骨をたどれば、怯えたようにこちらを見る。
口づけたのは、衝動だった。

無意識のうちに、唇をかみ締めていたのだろう。
あまり血色がいいとはいえない唇が、赤くふくれていたのだ。
どんな味がするのだろうと口づけて、足りなかったから、貪った。
女の体が強張って、わずかに抵抗するも、左手の拘束1つ解くこともできないでいる。
なんて、弱い。
そんな風に、内心で嘲っていたら。
怯えて逃げていた舌に、絡めとられた。


681神田×ミランダ10:2008/08/24(日) 13:43:57 ID:Eq/wJ9/2
まるで求めるように、積極的に。
熱い吐息が、神田の咽を焼ききるようだ。
眩暈がするほど情熱的な接吻を、この大人しい女が自分から。

あんまり驚いたので、神田が思わず動きを止める。
拘束していた腕の力が緩んで、左手を1本逃がしてしまった。
自由になった女の左手が、少し迷って、神田の首へとかかる。
首でも絞める気かと思ったが、置かれた手のひらは、羽根のように優しかった。

「―――おい。どういうつもりだ?」
「どう……と言われても」
「抵抗しろよ。でないと、おまえ犯られるぜ?」
「て、抵抗したら、やめてくれるの?」
「ハッ!やめると思うか?」
「じゃあ、あの……せ、せめて、今だけでも……その、愛してくれると」

うれしいわ、と。
儚く笑った女がえらく綺麗に見えたのは、たぶん神田の錯覚だ。
きっとそうだ。間違いない。

なんとはなしに悔しくて、もう一度乱暴に口づけた。
右手を腹から胸へと移動させ、女が泡を食ってる間に、下着を剥ぎ取る。
どこもかしこも細いくせに、なんだってそこだけ肉付きがいいのか。
貪る先を、口内からそちらに移動させれば、面白いように女が跳ねた。

「まっ……や、待って、神田く……!」
「あん?何を待てって?」
「や、やぁ……っ、ダメ、待っ……て!」
「何がダメなんだよ?言ってみろよ?」
「い、やぁ!」

―――嫌だ、駄目だと、埒が明かねぇ。
神田は小さく舌打ちすると、上体を起こした。
震える体は色づいて、全身がすっかり上気している。
なかなか悪くない眺めだ。
貧弱な女だと思っていたが、なかなかどうして色っぽい。

神田は、邪魔な髪を後ろに跳ね上げると、ミランダを見下ろし、笑った。


682神田×ミランダ11:2008/08/24(日) 13:44:45 ID:Eq/wJ9/2


覚悟を決めたつもりでも、やっぱり怖いものは怖い。
下着を剥ぎ取られて、こんな機会はもう二度とないからと決めた心が、途端に崩れた。
遠慮なく胸を弄る腕に、我も忘れて、縋っている。
「か、神田くぅ……!」
名前を呼ぶ声は涙交じりで、けれどもそれが艶を帯びていることなど、当のミランダは気づかない。
ただただ羞恥に顔を染めて、年下の青年を見上げるばかりだ。

「おい。てめぇ、あれか。初めてか」
問われた問いにも、恥ずかしくて答えられない。
けれども、答えないことが、答えのようなものだった。
面倒くさそうに舌打ちされて、体がますます縮こまる。

神田の左手が、ついにミランダの腕を離した。
久方ぶりに自由になった両手で、ミランダは神田を押しのけることだってできるはずなのに、何もできない。
体の熱が、一気に冷めた気がした。
呆れられたのだと思って、消え入りたくなる。
しょせん自分は不幸女なのだ。
一時でも誰かに愛されたいなどと、夢を見るから馬鹿をみる。

ミランダは、こぼれそうになる涙を懸命にこらえ、神田に倣って上体を起こした。
というか、起こそうとした。
が、神田に阻まれ、叶わない。
それどころか、ぎろりと睨まれ、身じろぎすら許されなかった。

「てめぇ。なに逃げようとしてやがる」
「逃げ……え、あの、だって神田く……」
「だってじゃねぇ。今だけ愛せだの嫌だの待てだの我がままな奴だな」
「わ、我がままって……」

困ったように繰り返すミランダに、神田の鋭い視線が刺さる。
神田は、フンと鼻を鳴らすと、開放されたばかりのミランダの右手を取った。
「神田くん……?」
不思議そうに首をかしげるミランダには答えず、神田は彼女の細い指を舐めた。
視線は、ミランダの目を見つめたまま。
射抜くような視線をそらさず、低く告げる。

「愛してやるよ。存分にな」

―――てめぇで言ったんだ。後悔するんじゃねぇぞ?
そう言って、神田は口の端を上げて、笑う。
その顔が、あんまり格好よくて絵になっていたので、ミランダは状況も忘れて見惚れてしまった。
つくづく鈍くさい彼女は、やっぱり今日もついていない―――
こともないかもしれない。






END

683神田×ミランダ12:2008/08/24(日) 13:45:27 ID:Eq/wJ9/2


追記:不幸女ミランダ・ロットー。存分に愛されて、足腰立たなくなりました。


THE END

684名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 13:47:15 ID:Eq/wJ9/2
以上です。
エロ増量を目指して最大開放しましたが、限界でした。咎落ちしてきます。
長い小ネタとしてお楽しみください。イタイ妄想で申し訳ない。
こちらも保管は辞退する所存です…orz
読んでくださった方、何も言わずそっとスルーしてくださった方にも、最大限の感謝を。


SPECIALTHAMKS >>652
本誌の神田くん→うるせぇによって、当妄想は生成されました。
もっと激しく絡めばいいと思う。
そんで、神ミラについて語ったり、大量投下されたりする日がくればいいと思いました。
685名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 14:54:25 ID:0ZlC84JG
神リナスキーだけど存分に萌えました。GJ!
保管辞退なんて勿体無い……。
神田って余裕あるように見えてないキャラだと思う。萌えた。
686名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 15:07:26 ID:qO/+7+Ix
長文お疲れさまでした。

ただ申し上げるなら特定のカプ話は専用スレで
お願いしたいです。申し訳ないのですが。
687名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 15:27:15 ID:Eq/wJ9/2
>>686
ああああ。申し訳ありません!
けして、ここでそういった話をするという意味で書いたわけではなく、
もっと本誌で絡んでくれればという旨の言葉の綾でした。
もっと気をつかって書き込むべきだったのに、気分を害して本当にすみませんでした!
688名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 16:11:40 ID:0ZlC84JG
カプ話と呼ぶほどのものじゃないだろ…
延々続いてるならともかく、職人さんが萎縮するようなことは止めろって
689名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 16:40:20 ID:ysIKA8Cg
>>684
神ミラGJGJ!!
神田が男らしくて余裕がないのが良いな。足腰たたなくなったミランダを、鼻で笑う神田の姿が思い浮かぶ。後日談も面白そうだ。

保管庫辞退されると今しか読めないのか。残念だ。
690名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 17:09:26 ID:aOVDp4hf
o(≧▽≦)o GJ! 私は好きです☆
691名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 21:58:21 ID:X1KJCyc3
神ミラ超GJです!!!!!
文章が上手で場景が浮かんできました!
また機会があれば是非書いてください。

>>686
ひっこめ!
692名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 22:12:54 ID:5cnzhpXQ
>>691
雰囲気悪くすんな。お前が消えろ!
693名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 22:25:17 ID:Eq/wJ9/2
ああああ。ちょ、待っ……!
えーと、順番にごめんなさいとありがとうを。

まず、浅はかな書き込みで不愉快な思いをされた方は、申し訳ありません!
それで、庇ってくださった方は、ありがとうございます!
救われました。ほろり。
ですが、萎縮したのも私の落ち度で、指摘された方は悪くないので、
どうぞ皆様仲良く、職人様方が投下しやすいスレでいてください。

そして、GJコールをありがとうございます!
幸せで顔がニヤけました。
味をしめたので続きを書きますw
もちろん、さすがに3連続は調子こきすぎだと思うので、しばらくは自重するんだぜ。
694名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 23:56:19 ID:fwfMbnDL
よかったよー。接点ないからこそ神ミラよかった
お休み中にネタ貯金しといてね。また読みたい
695名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 00:34:17 ID:kw0EkFki
>>692

感想もなしにそれだけレスするあんたが消えろや^^
696名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 00:48:29 ID:KWrWv6gQ
感想はするもしないも個人の自由だろ。
エロならなんでも受け入れられる、そんな人間ばかりではない。
697名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 01:01:08 ID:2XBuwfRN
>>693

神ミラgj(;゚∀゚)=3ハァハァ
原作イメージ通りの神田とミランダで激しく萌えた!!!萌え尽きた!!!!!

続き楽しみにしてます〜
698名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 01:10:49 ID:6KUInDwz
神ミラGJ!!!
余裕がありそうでない神田良いな!
ミランダさんの底抜けな無防備っぷりも萌えるw
続きも楽しみにしてる!

ところで自分はティキルルに挑戦して失敗した
このふたりはなんだか服を着ててもエロいので、うまくいくかなと思ったんだが、
何故か途中から完全にルルが主導権を握ってしまい、
ルル「ふん…口ほどにもない、「快楽」のノアが聞いて呆れますね」
ティキ「もっ…もうお婿に行けない…!!」
というオチになってしまった
快楽と色はエロパロ的にはどっちが強いんだろう教えてエロいひと
699名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 02:12:53 ID:2aj7Dm1F
伯爵×ルルベルの短編エロが読みたい(私に小説書く才能がないのが口惜しい)けど、あらすじさえ、思いつかない。
700名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 10:46:15 ID:+vGYckXu
GJ!!
情景が浮かんできて引き込まれました。
続き楽しみにしてますよ〜!!
701名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 21:30:49 ID:5hD6EMSP
職人さまGJですた!ごち!

>>698に吹いたw
自分は余裕ありありなティキでも、ルルに鼻で笑われるティキでもどっちでもいいと思うノ
女という事もあり精神的にはルルのが強い気も…攻めでもいけるからかなぁ。
702名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 00:13:17 ID:fcKRpPgF
なにこの流れ^〜^
どんだけ飢えてんだよ、この板の住人。
70310点満点中2点:2008/08/26(火) 12:15:35 ID:Mp5i4lL3
『リベンジ』

極上の気持ちよさを持つ肉の中に僕は自分自身を突き立てている。
「はぁはぁ・・ぜぇはぁ・・。」
何度も何度も絶頂に向かって・・・。
「ああ!!もう・・・。」
スピードを速める。
「待って・・まだはや・・・。」
もう限界・・・僕はリナリーの中に精を放った。


「どうしたの?リナリー・・・。」
僕は情事の後片付けをしていた、彼女が突然顔を覗き込んできたので少し驚いた。
「アレン君、かわいい・・。」
年上とはいえ女の子に可愛いなんて言われると胸の内がくすぐったい。
顔の表面が少し熱くなる、きっと真っ赤になってるんだ。
僕とリナリーは付き合って、一ヶ月目になる、数日前に彼女に部屋に誘われてから。
二人で最初の情事に至った、お互い初めてということもありどうすればいいか分からず。
混乱したけど・・きちんと形になって終わったと思う・・。
あの温い感じとか・・・リナリーのすべすべの肌の感触はいつも覚えている。
「突然、どうしたの?」
ううん、何でも・・。と言って彼女は部屋を出ていく・・・。
僕たちが付き合っていることはもちろん、コムイさんには内緒だ。
知っているのは僕たち二人だけ・・・二人だけの秘密。

最近リナリーが僕との行為に満足していないように思うのは気のせいか・・・。
あまり彼女が最初の時のように声を上げたりしないけれど・・・
声が外に漏れないように押さえているんだろうか・・。
気にしないほうがいいのかな・・・。
「おい、アレン!」
不意にリーバさんに呼ばれた。
「どうしたんですか?」
「ちょうどよかった・・・室長が・・・。」
室ちょ・・・と聞こえた段階で逃げる、僕の肩をリーバーさんは掴む。
「すまん、アレン、お前を逃がすわけにはいかないんだ・・・
室長が適当なエクソシストを連れてきてくれって言ってな、神田にもラビにも逃げられちまったんだよ。」
「まぁ、わかってましたけどね、そんなこと・・・。」
僕はあきらめの境地で、リーバーさんに引きずられて行く。


「いやぁ君が来てくれて助かったよ、アレン君、神田君にもラビにも逃げられちゃったからね。」
「それはリーバーさんに聞きました。」
さぁてと話って言うのは・・。
「科学班で開発した薬品の実験になって・・・。」
「嫌です。」
「ダメ!拒否権なし。」
70410点満点中2点:2008/08/26(火) 12:16:58 ID:Mp5i4lL3
くそ、マッドサイエンティストめ・・・。
渋々僕は薬を飲んだ。
「じゃあ、体調の変化とかを記録してレポート明日提出してね〜。」
ふらふら歩く、体調は悪くなる一方だ吐き気がする、眩暈もだ・・・。
命の危険はないと言っていたがそれもどうだか・・・・。
うっやばい・・ちょっとあっちの倉庫で休もう・・・。

この倉庫いろいろ薬品が置いてある、この中のどれかを飲めば体調も戻るかな?
手を伸ばす・・・だがどうなるか分からないし、治るどころかさらに悪くなる可能性もある。
だからやめた、ここで休んでいるが体が動かない。
息をするのが難しい・・・。
誰か部屋に入ってきた。
誰・・・?
この倉庫はもうほとんどただの物置状態、科学班さえも誰も訪れないはずだが。
首だけを動かし入口を見る。

リナリー・・・?
何でリナリーがこんなところに?ラビもいる。
なんで二人してこんなところに?
するとラビはリナリーの首筋に顔を近づけキスした。
ちゅっ
えっ・・・・?
嘘・・・何あれ?
目の前の光景が信じられない・・・。
何だあれ?
「ん・・あっ・・。」
ラビはリナリーの首筋へのキスを続ける。
ちゅっちゅっという音に混じって聞こえるリナリーの声・・・。
何度も聞いた彼女の声。
耳をふさぎたい・・でも手が動かない・・。
きっと見間違いだ・・・もう一度首を動かす。
リナリーはスカートを捲りあげ片足をあげて下着を脱いでいた。
ラビはズボンのチャックをさげ・・・。
たまらず顔を戻し眼を閉じたかったが今度は首を動かすこともできなくなり。
目もとじられなくなった・・。
今ほどコムイさんが憎たらしく思えたことはない。
ああ・・体が自由に動かせたなら・・今すぐ二人を引き離すのに・・・。

「あっはぁぁん・・ああああっあっあっあっあっ!」
リナリー・・・・。
いま彼女はラビに貫かれて喘いでいる。
ぐじゅ ぐじゅ ぐじゅっと・・・粘着質な音が倉庫に響く。
70510点満点中2点:2008/08/26(火) 12:17:40 ID:Mp5i4lL3
「はぁ・・ああ!気持いい・・・。」
気持いい?最初の情事以来ずっと聞いてない。
それを僕ではなくラビに言っている。
リナリーの顔、快楽におぼれた顔だ、あんな顔久し振り、僕との行為では得られない快楽というわけか。
ラビが腰を引くたびに、リナリーの秘所から漏れる液で濡れたラビのが見える。
何かかぶさってるな・・何だろあれ?
僕のより大きいかなよくわからない、ラビのはリナリーの秘所を押し広げて入り、また引く。
それを繰り返しどんどんスピードが速くなる。
ラビも気持ちよさそうにうめき声をあげる。
「あっあっ、もっとぉ・・もっと突いて・・・。」
ラビはリナリーの足を抱えて肩にかけた。
足ごとリナリーの体を押しつぶすように圧し掛かるとリナリーの顔の両サイドに手をおいて
腰の動きを早める。
ずじゅ ずじゅ ずじゅ ずじゅ ずじゅ ずじゅ ずじゅ ずじゅ
そんなに乱暴に扱って大丈夫なの?リナリー壊れたりしないの?
ラビの動きは激しく荒々しい、自分のと比べると一層そう思う・・。
「そろそろ・・イクぞ・・・。」
「あっぁんああ!あたしもイク・・・。」
ラビの動きが小刻みに速くなっていく。
音のする間隔が短い。
リナリー僕にあんなによがったことない。
そろそろ二人とも限界のようだ。
「あああああああ!!」
リナリーの絶叫が響き耳が痛くなる、リナリーの体は震え、ラビも一ミリでも深く結合しようと
リナリーに体重掛ける。
やがてラビも自分のものをリナリーから引き抜いた。

ラビは自分のから何からをはぎ取った。
何だろあれ?端から白い粘液が漏れ出している。
「大丈夫なのか、お前?」
「ん?何が?」
二人が何か話してるが僕にはもう何言ってるのかわからない・・・。
「お前アレンと付き合ってるんじゃないのか?」
「あれ?知ってたんだ?」
「まぁ何んとなくな。」
自分の名前が出てきて少し驚いたがそれもすぐに収まった。
「・・・・なんだか・・・。」
アレン君じゃ物足りなくて・・・。
僕が聞き取れたのはそこだけ。
「10点満点だと・・6点かなアレン君・・・。」
「ふーん、俺は?」
「8点・・・。」
もう僕は完全に音が聞こえなくなる二人ともやがて出ていくと
僕は何だか笑えてきた、どうしちゃったんだろう?
僕はこんなことがあったのに笑えてくるなんて・・・。
「くっくっくっく・・あはははははははははは!」
いつの間にか体は動くようになっていたが体を動かす気にはなれなかった。
ついにお腹を抱えてのたうちまわった。
こういう時って笑うんじゃなくて、泣くんじゃないの?
おかしいよ僕・・絶対おかしい・・・。
「あはははははは!」
706名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 14:15:46 ID:KVfTY58X
やっとリナリー受けキタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
707名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 20:01:17 ID:hueaL1aL
o(≧▽≦)o リナリー受け☆ 大好き〜☆
708名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 20:57:34 ID:9ST73DN5
o(≧▽≦)oそんなカキコするあなたが☆大好き〜☆
709名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 21:10:28 ID:QEYbxWWM
GJ!
アレン壊れたww
710名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 00:00:31 ID:TIpbKb6c
gj
711名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 14:14:04 ID:Rp93s0Jb
乙!このあとのアレンの逆襲が楽しみだ。
712名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 19:15:04 ID:qGkd+vOu
寝取られキタ――――――!!!!!!
713名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 22:37:05 ID:e2LYox+/
リナリーはこんなビッチじゃねえええええ










GJ
714名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 01:35:37 ID:2aTGnTIb
なんか眠れないんで投下します

勝手ながら自分は
エロ恐い終わり方が苦手なので
できるだけハッピーエンドにします(^_^;)

駄文ですがよろしくお願いします
715名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 01:58:07 ID:2aTGnTIb
神田がまだ13才のとき、幼なじみであるリナリーは11才であった。
年が近い二人は仲が良く、あまり人になつかない神田もリナリーには多少心を開いていた。

ある深夜、神田がすっかり眠りについていると、ノックの音が聞こえた。

ぱちりと目を覚まし、
緊急の任務だろうか?それにしては気弱なノックだ、と神田はドアを開けた。
「…なんだよ」

ノックの主はリナリーだった。

しかしいつもと様子がちがう。

全身が震えていて、目には涙が溢れていた。

「入れ」
と神田が言うと、リナリーは黙って部屋に進んだ。

神田がドアを閉めると、リナリーは糸が切れたように突然泣き出した。

神田は理由など聞かない。
リナリーは自分の無干渉さを求めてきた事を知っているからだ。

716名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 02:30:37 ID:2aTGnTIb
ちょうど2時間ほど前
リナリーは男のファインダーの5人と密会していた。
「コムイ室長にプレゼントをあげるから相談したい」という名目でリナリーは呼び出されていた。
まさかあんな事をされるとは思わず、軽い気持ちで男達の待つ倉庫へと向かった。

リナリーが倉庫に到着すると、男達はすでに全員揃っていた。
「兄さんの相談ですよね。何でも聞いてくださいね!」
リナリーを見て、男達はにやにやと笑った。

リナリーは
なにか嫌な雰囲気だな、と気づいたが既に遅かった。

5人に囲まれた。
「…なっ…いたいっ」
両脇にいた2人がリナリーの両腕を捕まえて自由を奪った。
そしてすかさず後ろにいた1人がリナリーの両足に注射器を打った。
とたんに自分の力で足が動かせなくなった。

「何するんですか!」
男達はリナリーの動揺を聞いて喜んだ。

「何するんですかだってよ」
「そんなの決まってるよなぁ。ひひひ。」

男達はリナリーの服をそそくさと脱がせた。
とたんに小さな乳房があらわになり、リナリーは完全に気がついた。
(やられる…)

717名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 03:09:29 ID:2aTGnTIb
「ちいせぇなぁ。まぁまだ11だもんな。」

「おい早く終わらせろよ。次俺だかんな?」

「へへへ。ガキの素っ裸ってのもそそるな。まずは上。」

正面にいた男がリナリーの胸の突起をつついた。
びくんとリナリーが震えた。
恐怖で声も出ない。

くくく、と笑いを漏らす男の口がリナリーの胸に近づいてきた。
男は汚い舌で片方の乳首を舐め回し、もう片方は指で弄んでいる。

それを見ていた周りのの男達が自らのズボンを下ろし、膨らみ始めた性器を取り出した。
「あぁ〜我慢できねー」
彼は性器を自分の手でこすり始めた。
リナリーの腕を掴んでいた男は
「いいなぁ俺もしてぇ」
と感嘆した。

「俺もういける〜」
1人の男がリナリーの後ろに周りこんだ。
「お前ちょっとどいてろ」
乳房を弄んでいた男を促した。

男はリナリーの小さな腰を掴み、固定して、ちっとも潤っていない孔に固くなった性器を据えた。
そして腰を動かした。
前戯なしの挿入だ。

「あぁっ!痛い…痛いよ!!」
黙っていたリナリーがあまりの激痛に泣き叫んだ。
しかし男が腰を振るのを止めるわけもなく、男性器がリナリーの奥に向かう度、何度も泣き叫んだ。

あろうことなきか、その叫び声は男達を余計に興奮させた。
限界がやってきた挿入中の男はリナリーの中に醜い液を吐き出した。

「助けて兄さん…」
リナリーは呟いて涙を溢れさせたが、休む暇はもらえなかった。

「リナリーちゃ〜ん!次いっちゃうよ〜」
さっきとは別の男にリナリーは床に倒され、足を持ち上げられた。
また先ほどの激痛がやってきた。
11才でもちろん処女であった彼女にとって快楽など1つも無く、苦しみのみの感覚だ。

周りでテコキをしていた男達に時々を顔射され
乳房は常に弄ばれ

陰部は代わる代わるに挿入され続けていった。
718名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 03:10:09 ID:2aTGnTIb
「ちいせぇなぁ。まぁまだ11だもんな。」

「おい早く終わらせろよ。次俺だかんな?」

「へへへ。ガキの素っ裸ってのもそそるな。まずは上。」

正面にいた男がリナリーの胸の突起をつついた。
びくんとリナリーが震えた。
恐怖で声も出ない。

くくく、と笑いを漏らす男の口がリナリーの胸に近づいてきた。
男は汚い舌で片方の乳首を舐め回し、もう片方は指で弄んでいる。

それを見ていた周りのの男達が自らのズボンを下ろし、膨らみ始めた性器を取り出した。
「あぁ〜我慢できねー」
彼は性器を自分の手でこすり始めた。
リナリーの腕を掴んでいた男は
「いいなぁ俺もしてぇ」
と感嘆した。

「俺もういける〜」
1人の男がリナリーの後ろに周りこんだ。
「お前ちょっとどいてろ」
乳房を弄んでいた男を促した。

男はリナリーの小さな腰を掴み、固定して、ちっとも潤っていない孔に固くなった性器を据えた。
そして腰を動かした。
前戯なしの挿入だ。

「あぁっ!痛い…痛いよ!!」
黙っていたリナリーがあまりの激痛に泣き叫んだ。
しかし男が腰を振るのを止めるわけもなく、男性器がリナリーの奥に向かう度、何度も泣き叫んだ。

あろうことなきか、その叫び声は男達を余計に興奮させた。
限界がやってきた挿入中の男はリナリーの中に醜い液を吐き出した。

「助けて兄さん…」
リナリーは呟いて涙を溢れさせたが、休む暇はもらえなかった。

「リナリーちゃ〜ん!次いっちゃうよ〜」
さっきとは別の男にリナリーは床に倒され、足を持ち上げられた。
また先ほどの激痛がやってきた。
11才でもちろん処女であった彼女にとって快楽など1つも無く、苦しみのみの感覚だ。

周りでテコキをしていた男達に時々を顔射され
乳房は常に弄ばれ

陰部は代わる代わるに挿入され続けていった。
719名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 03:31:17 ID:2aTGnTIb
やっと解放された時にはフラフラで、意識がほとんど無かった。

「じゃあまたよろしく〜」
男達は満足げに手を振り、倉庫を出ていった。

服…服着なきゃ。
リナリーは腫れあがった乳首や血まみれの膣から目を背け、ノロノロと服を着た

男達は口止めしたりしなかった。
リナリーの性格上
おそらく兄には言えないだろうと確信していたのだ。


そしてリナリーがフラフラのまま向かったのは
神田の部屋だった。

控えめにノックをすると、神田はいつものように
「なんだよ」と出迎えてくれた

こんな夜中に泣きながら
部屋を訪れたら迷惑に違いない。

でも彼は何かを感じたらしく、いつものように門前払いせず中に入れてくれた。

安心と恐怖のフラッシュバックが同時に沸き上がり、セキを切って溢れた涙。


神田は何も言ってこない。

リナリーが眠りに落ちたのは早朝だった。
それまで神田はリナリーの隣で一緒に起きていた。



リナリーはどうしたんだ、神田は言わずとも考えてはいた。

何かあったのは一目瞭然。
しかし神田の知っているリナリーは
ちょっとやそっとの事ではへこたれない女のはずであった。

ぐっすり眠ったリナリーの目は腫れていた。
720名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 04:02:16 ID:2aTGnTIb
翌日からのリナリーは何も無かったように、いつも通り振る舞っていた。

周りの大人達は
昨晩リナリーがされた事に気づかなかった。
兄であるコムイでさえも。

リナリーが精一杯隠したのだ。
目が腫れている理由を聞かれれば
「虫に刺された」と答え、
痛みで全身の動きがぎこちない理由を聞かれれば
「修行しすぎかな?」と誤魔化した。
みんなに心配かけちゃいけない。と子供心に決めていた。



そして1週間が過ぎた。

リナリーの心の傷は癒えないままだったが、
毎夜神田の部屋で寝る事で自分の身を守った。

神田にだけは、話した方がいいかな?
隣で寝息を立てる神田の綺麗な寝顔を見ながら、リナリーは思った。

でも…言えない。
恥ずかしさや恐怖心が邪魔してリナリーはまた1人きりで抱え込む道を選んだ。


ある真昼リナリーは
今はもう使っていない資料室に、ふらふらと立ち寄った。
自分は任務が休みだが、大人達は仕事に追われていた。
する事が無く暇だったのだ。

単なる暇つぶしに来ただけだった。

資料室に入ると、鍵が閉まる音がした。

びくんとリナリーの体がはねた。
「誰かいるの?」

出てきたのは彼らだった。

「よぉ」

リナリーの貞操を奪った男達だ。

721名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 04:20:29 ID:2aTGnTIb
どうしよう…
リナリーの動機は激しくなり、動けないでいた

すぐに男達に四方を塞がれた。

「お前が1人になるの待ってたんだよ〜ひひひ。」

「お願い…やめて」
リナリーの願いも虚しく、男達はあの時と同じようにリナリーの自由を奪った。


突然、ドアを蹴破る音がした。

リナリーと男達は一斉に振り返った。

物凄い形相で、無言で、ずんずんと向かってきたのは神田だった。

「いやっ…これは」
男の1人が困り果てた弁明をし始めた。

神田にビビっていた。

「てめーらそいつに何してやがる。」

「あの〜…ん〜と…」
言い終わらないうちに神田は1人を殴った。

残りの4人は顔を真っ青にしてちびった。
神田は1人1人に力一杯の拳をぶつけた。
13才といえどすごい力だ。

5人全員気を失った。


「か…神田」
リナリーは泣き出した。
安心の涙だ。

「ちっ」
神田の舌打ちは自身の不甲斐なさに向けられるものだった。

神田にとってリナリーは妹のような存在だった。
もっとちゃんと助けてあげたかった。

こいつは俺が守る。
子供心にそう決めた瞬間だった。


END



駄文失礼しました。

素人なんで下手くそなんですけど

読んでくれた人
どうもありがとう!!
722名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 09:22:22 ID:2meZF4EQ
>>703
>>721
二次に投下するなら最低でもカプ表記は必須だと思うよ
タイトル付きのSSはカプ・注意事項の記載を怠る傾向が特に強いね 何故だろう
723名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 13:02:49 ID:92Hf7074
投下はありがたいんだが…
今回の話的にも
カプ表記と注意書き必要だとおもう。















でもGJ!!
724名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 18:59:58 ID:AP35kYd8
カンダ!gj
725名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 12:48:26 ID:oKYeFUCK
自重してる間に、>>636-647の続きまで書いてしまったんだぜ。
リナリー祭りの流れに乗じて投下する。
以下に当てはまる人は、暇つぶしにどうぞ。

>>636-647の続き。今回はアレリナだけど、コムミラ・リナコムにも耐性あり。
・リー兄妹祭り&寸止め祭りだが、俺はお祭り人間なので平気だ。
・エロさ微量。でも負けない。
726アレン×リナリー1:2008/08/30(土) 12:49:32 ID:oKYeFUCK


ファーストキスは、キャンディみたいに甘いものだと思い込んでいたから。
あまりにあっけなくて、なんだか驚いた。

ゆっくりとまぶたを開けて、唇を離す。
まるで自分を見ているように、彼も同じ動作で離れていったから、視線がぶつかったのは必然だと思った。
しばし無言で見つめ合う。
沈黙に耐えかねたのは、少年の方が先だった。

「……あの。すいません、リナリー」
照れたように頬をかきながら、戸惑いがちにアレンが言う。
了承もなしに触れたことへの謝罪だろう。
常に紳士であろうとする彼とって、衝動的にキスしたことは、謝罪の対象となるようだ。
「変なアレンくん。謝ることなんてないのに」
クスリと笑ったリナリーに、アレンも安堵するように笑った。

アレンとキスを交わしたこと。
それは、ごく自然な成り行きなようで、それでいてとても不自然な違和感を、リナリーにもたらした。
違和感というよりは―――罪悪感。
甘くなかったのは、きっとそのせいだ。
リナリーは、アレンの視線を避けるように、少年の肩に顔を埋めた。


727アレン×リナリー2:2008/08/30(土) 12:50:09 ID:oKYeFUCK


その日、アレンと顔を合わせたのは、偶然だった。
真夜中に目が覚めて、眠れないので部屋を出た。
兄や科学班のみんなを手伝おうと思っていたのだけれど、そこにミランダの姿を見て、引き返してきたのだ。
別に、特別なことをしていたわけではない。
ミランダは、危なっかしい手つきで、科学班のみんなにコーヒーを差し入れていただけである。
けれども、コムイがうれしそうにそんな彼女を眺めていたから、邪魔をしてはいけないと思ったのだ。

誰にも気づかれないよう、自室への道を戻りながら、リナリーはため息を漏らした。
正直、とても寂しく思う。
義姉と呼ぶならミランダがいいと思って、コムイをけしかけたのはリナリーだけれど、少し焦りすぎたかもしれない。
まさか、こんなに寂しくなるなんて。
もちろん、後悔はしていない。
2人は少しもリナリーを邪険にしないし、むしろリナリーがそばにいることを喜んでくれる。
でも、コムイの特別が2つになってしまった。
リナリーと、ミランダ。
それが、少しだけさみしい。
 そんなときだった。彼に出くわしたのは。

「あれ。どうしたんです、リナリー?」
「アレンくん……」
アレンは、食堂で夜食をあさってきた帰りだった。
はつらつとした彼女の元気のない様子に、首を傾げる。
「なんでもないの。ちょっと眠れなくて」
リナリーは笑って答えたけれど、アレンはこのまま彼女を帰すことに、不安を覚えた。
笑った少女が、常とは違って、ひどく儚かったせいかもしれない。
「あの、リナリー?もしよかったら、談話室でお茶でも飲みませんか?」
「え、でも……」
「僕も眠れなかったので、つき合ってくれるとうれしいです」
そんなアレンのやさしさがうれしくて、リナリーは首を縦に振った。


728アレン×リナリー3:2008/08/30(土) 12:51:46 ID:oKYeFUCK


湯気の立つお茶が、体と心を温めてくれる。
リナリーは、談話室に誘ってくれたアレンに感謝した。
同時に、自分はなんて狭量なのかと思う。
自分でけしかけておきながら――――あんなことで動揺するなんて。

コムイとミランダが特別な仲になって、だれよりも喜んだのはリナリーである。
2人は、お互いの関係を言い広めることはなく、公式の場では互いの立場を弁えた態度で接していたが、リナリーにはいの一番に報告してくれた。
リナリーは、そんな2人を笑顔で祝福し、思う存分2人に甘えていたのだ。
あの日、隠れるように口づけを交わす2人を見るまでは。

知識としては知っていた。
キスをして、ハグをして、SEXする。
恋人同士なら、当たり前だ。
むしろ、2人にそれを期待していたのはリナリーで、願い叶って、今の2人の関係がある。
けれども、頭で理解しているのと、実際目にするのとでは、天と地ほどの隔たりがあった。

初めて見る兄の顔だった。

それはそうだ。
妹を見る目が恋人を見つめるそれと同じものだったら、大問題である。
でも、リナリーは自分の知らないコムイの顔に、衝撃を受けた。
2人と自分の間に、見えない壁を感じたのだ。
もともと聡い少女である。
以来、リナリーは無意識に、気を使うようになった。
そして、彼女は今、こんなにもさみしい。

……恋人と交わすキスって、そんなにちがうもの?

自分がいままでコムイやミランダにしてきた親愛のキスとは、ちがうそれ。
リナリーの知らない世界。
アレンはどうだろう。
自分より年下の少年にとってもやはり、それは未知なるものなのだろうか。
729アレン×リナリー4:2008/08/30(土) 12:52:47 ID:oKYeFUCK

リナリーは、目の前で他愛もない話をする少年を、ぼんやりと見つめた。
脳裏には、口づけを交わすコムイとミランダ。
知らず知らずの間に、アレンの口元を注視してしまう。

「リナリー?」
心ここにあらずの少女に、アレンがリナリーを覗き込む。
それでも、リナリーは反応しないままだ。
明らかに様子のおかしいリナリーに、アレンは熱でもあるんじゃないかと心配になる。
「リナリー、具合でも悪いんですか?……ちょっと失礼します」
きちんと断ってから、彼女の額に触れた。
自分の体温と比べて、異常のないことを確かめる。
「別に熱はないみたいだけど………」

そのとき、2人はとても近かった。
いまさら気づいて、アレンがぎこちなく手を引っ込めようとする。
リナリーは、アレンを見ていた。
正確には、アレンの唇を。
そして、だれに指示されたわけでもないけれど、なんとなく目を閉じる。
そうすることが、自然のような気がしたのだ。
目の前で少女が瞳を閉じたので、まるで吸い込まれるように、アレンはリナリーに口づけた。
これもまた、そうすることが自然であるような気がしたためである。
強いて言うなら、雰囲気が2人をそうさせたのだ。

2人はこの件について、特に話し合わなかった。


730アレン×リナリー5:2008/08/30(土) 12:53:32 ID:oKYeFUCK


この一件以来、リナリーはさみしくなると、アレンを探した。
リナリーにとって、気安いのは昔馴染みの神田だが、彼は駄目だ。
神田は、リナリーに「おまえは強い」と言ってくれた人だから。
彼には、こんな瑣末なことで動揺する弱い女だと、思われたくない。
明るくて陽気なラビなら、きっとリナリーを楽しい気分にさせてくれるだろう。
でも、彼も駄目だ。ラビは時々、ブックマンの瞳になるから。
あの観察するような鋭い視線に捕まることは、怖かった。
だから、リナリーはアレンを探す。
アレンはやさしい。
神田だってラビだって科学班のみんなだって優しいけれど、特にアレンは、底抜けにやさしかった。

「アレンくん!」
「どうしました、リナリー?」
小走りに駆け寄ると、やさしく迎えてくれる。
「ううん、なんでもない。お部屋に戻るとこ?」
「はい。今日は任務もないそうなので」
「あのね、私もいっていい?」
「いいですよ。ジェリーさんが焼いてくれた焼き菓子があるんで、お茶にしましょう」

そんなことを繰り返した。
アレンは、リナリーに不埒なことなどしない。
けれども、まったくしないわけでもない。
リナリーが目を閉じれば、最初の晩同様、やさしく口づけてくれた。
そして、何も聞かず、言わないでいてくれる。

僕たちはつき合っているのかとアレンに問われても、リナリーは答えられない。
アレンのことは好きだ。
キスしてほしいと思うし、されるとうれしい。
でも、その心を占めているのは、相変わらずコムイただ1人だった。
私はおかしいのかもしれない、とリナリーは思う。
実の兄に対して、こんなに執着するなんて。


731アレン×リナリー6:2008/08/30(土) 12:54:21 ID:oKYeFUCK


リナリーの内心を知ってか知らずか。
アレンとリナリーの関係も、徐々にだが進展していく。
はじめは触れるだけだった羽根のようなキスも、次第に濃密なものへと進化した。
いくら紳士ぶっているとはいえ、アレンだって健康な青少年である。
真夜中、恋する少女と2人きりで、しかも自室、しかもベッドの上。
3ヶ月もよくもったと、むしろ感心してほしい。

激しいキスに押され、押し倒されたリナリーは、ぼんやりと部屋の天井を眺めた。
こんな日が来ると、覚悟していなかったわけではない。
首に口づけられて、服を肌蹴られる。
絹のような肌に、口づけの雨。
心地よくてくすぐったい感触に、笑い声がもれる。
アレンも笑っていた。
幸せそうに笑う彼が愛しい。

胸の突起を啄ばまれて、急な刺激に声が漏れた。
リナリーが初めて発した、女を思わせる喘ぎ声。
自分のものとは思えないその声に、リナリーは悲しいかな冷静になってしまった。

―――こんな風に。
ミランダもこんな風に、兄さんに愛されたの?

この期に及んで、まだ兄のことばかり考える自分が、嫌になる。
アレンは、リナリーを愛してくれているのに。
なのに、リナリーは。

初めてキスした夜の罪悪感が、再び目覚めた。
あのとき感じた違和感―――罪悪感の正体。
「やっ……待って、アレンくッ!」
気づけば、リナリーは叫んでいた。

732アレン×リナリー7:2008/08/30(土) 12:54:58 ID:oKYeFUCK

「どうしました、リナリー?」
ただならぬ様子のリナリーに、アレンが行為を止めて問う。
初めての行為に、彼だって余裕などないだろうに、アレンはどこまでもやさしかった。
「怖くなりました?」
無理しなくってもいいですよと、気づかってくれる気持ちが痛い。
リナリーの瞳から、涙がこぼれる。
「ごめんなさい、アレンくん……」

彼を騙すだなんて、許されない気がした。

「あのね、アレンくん。聞いて。私、兄さんが好きなの」
「ええ、知ってますよ」
「ちがうの、アレンくん。アレンくんが思ってるような好きじゃないのよ。本気で好きなの。愛してるの」
「だから、知ってますってば」

アレンが笑う。
リナリーは、この想いが通じないことに、焦れた。
ちがうのだ。アレンが思っているような生易しいものではなくて、リナリーの中に巣くっているのは―――
重ねて告げようとするリナリーの唇は、しかし、アレンによってふさがれる。
やさしく口づけられて、ますます涙がこぼれた。

「泣かないで、リナリー。ちゃんと、わかってますから」
リナリーの涙を、キャンディーを舐めるように舐め取りながら、アレンが言う。
「リナリーは、世界で1番コムイさんが大事なんでしょう?
僕よりずっとずっとコムイさんのことが大切で、僕は永遠にコムイさんには勝てない―――ですよね?」
いつか、アレンを見捨てなければコムイが助からない場面がやってきたとき、リナリーは苦しんで泣いて葛藤して、それでも最後に、やはりコムイを選ぶだろう。
そんなリナリーの愛情の在処を、アレンはちゃんとわかっている。
「僕も同じです。僕が世界で1番愛しているのはマナだから、たとえリナリーでもそれは超えられない。
それでも、僕はリナリーが好きです。1番じゃなくても、こうして抱き合いたいと思うのは、リナリーだけですよ」

コツン、と。
額と額を重ね合わせた。
そのやさしい行為に、リナリーの目が、見開かれる。

「あたしと……おんなじ?」
恐る恐るといった風に、問い返した。
アレンが、少女の鼻先に口づけながら、囁く。
「はい。おそろいですね」

きゅん、と。
胸の奥が音を立てた気がする。
たぶん、今、リナリーは恋に落ちた。
どうしよう。彼に愛されていることが、この上もなく誇らしい。
たとえ、1番じゃなくても。

「リナリー。コムイさんの遥か下層でもいいんで、続けても?」
おどけてたずねるアレンに、リナリーは笑った。
先ほどまでこぼしていた涙が、嘘のようだ。
少し考える仕草をするも、心はすでに決まっている。
1番じゃなくても、こうして抱き合いたいと思うのは、アレンだけだ。

733アレン×リナリー8:2008/08/30(土) 12:56:03 ID:oKYeFUCK

「アレンくん、兄さんを敵に回してくれる?」
アレンの首に両手を巻きつけ、リナリーは悪戯っぽく囁いた。
この関係をコムイにばらしたら、きっと兄は、思う存分妬いてくれる。
想像するだけでわくわくした。
アレンがそれでいいといってくれただけで、こんなにも気分が軽い。

怖いなー、とアレンが笑う。
できれば、コムイを敵に回したくはない。
回したくはないが、生唾ものの肢体で絡めるように抱きついてくるのは、恋してやまない至上の乙女だ。
選ぶ間もなく、答えは1つ。
身を屈めながら、彼は不敵な笑顔で、こう言った。

「リナリーのためなら、世界だって敵に回してやりますよ」

交わしたキスは、やっぱりキャンディーみたいな味など持たなかったけれど。
乱れに乱れたリナリーの体中、余すことなくキスを落としたアレン曰く、
「世界一甘いデザートでした」
とのことである。



翌日、アレンを抹殺しようと教団内を暴れまわるコムリン18号の姿が、あったとかなかったとか。



END

734名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 12:57:14 ID:oKYeFUCK
以上です。
なんか2人爽やか過ぎて、限界でした……orz
リンクはどーしたとか言わないでくださいw
読んでくださった方も、華麗にスルーしてくださった方も、ありがとう。

続きものNGとか、エロ不足とか、ここはてめーのHPじゃねーよ的なご指摘ございましたら、先にお詫びいたします。
申し訳ありませんoyz
保管庫辞退しますので、捨て置いていただければ、勝手に埋もれて消滅します。
それまでの我慢と思って、ご容赦ください。
735名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 13:02:41 ID:pZ2gWylG
>>734
リアルタイム投下キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
GJGJ超GJ!!やっべ萌えるくぁwせdrftgyふじこlp;
やっぱり貴方の文とか雰囲気とか好きなんだぜ、保管庫辞退モッタイナス…(´・ω・`)

色々けしからん!!


もっとやれ
736名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 17:16:14 ID:rnFfHZdo
めっちゃ萌えた!ありがとう神
なんか・・・四人とも幸せになって欲しいぜ
737名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 17:17:03 ID:SDJ9BLTG
>>734
素敵だ!
735さんと同意見(保存庫辞退モッタイナイ)

互いの一番じゃないこと納得しながら、それでも相手が好きな自分と相手の気持ちを大切にできて誠意を持って付き合える二人が好き〜v
こんな素敵なお話書いてくれた734さんも好き〜v
て、クソ真面目な感想、不愉快だったらゴメンなさい。
738名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 19:32:58 ID:MlDW2uro
甘酸っぱい初々しい少年少女カップルと大人カップルGJすぐる
神乙
739名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 23:41:20 ID:VF32JC3L
>>734
735と同じくあなたの書かれる文章大好きすぐる!!!
大好きだ。
ほんと保存庫辞退もったいない・・・。
また書いてください
740名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 23:58:09 ID:Mw3ezMQz
アレリナいいねー
741名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 00:05:56 ID:f+8MZ4yb
アレリナやっぱ公式!!
742名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 00:17:30 ID:aAB3Yl/l
おお来てた!!
悶えさせていただきましたよー(´∀`)
743名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 08:28:19 ID:pKrRGv85
>>734が何気に神IDな件w
744名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 08:37:39 ID:eJPTEyiU
>>743
ファックwwww

ティキルルまーだー?
745名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 09:05:45 ID:uYGg/nQG
そろそろエロくないSSは新創作板の方でやってほしい
腐女子以外の住人もいるの忘れないで
746名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 10:32:12 ID:ELJf1rp9
KY FUCKwwwwだめだ吹いた。

>745
いや腐女子の使い方間違ってますから!
腐女子ならこのスレに用ないぞ、801NGなんだから。
あらかじめ注意喚起してるんだしいいだろ…嫌なら読むな、それだけ。
エロはもちろんだけど萌えネタおkなスレなんだぜ。
747名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 11:36:26 ID:z+4kOUHK
嫌なら読むなは同意だけど、まあ意味からすると作品を批判してるんじゃなくて
がっつりなエロが読みたいっていう意思表示なんじゃないの。
自分はなんでも好きだからいいがエロを渇望する人もいるってことを念頭に置いてやれ。

そろそろリナリーの天然Sプレイとかいいんじゃないだろうか。
748名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 14:13:05 ID:QEyabOf5
天然Sリナリーのダークブーツと真性Sクラウド様の鞭でMに目覚める40の童貞男クロスですね。わかります。
749名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 18:47:36 ID:Vni3vTUE
>>リナリーの天然Sプレイ
やべえ気になるw

>>734
神乙でした!!!!!!!11
750名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 22:25:18 ID:C/4BGMzY
>>真性Sクラウド様の鞭でMに目覚める40の童貞男クロス
そういえばアニメでクラウド様が鞭ならして
『鞭を喰らいたいのか』とかいったら
『いいね〜〜〜』とか言ってたなクロス
ま、まさかほんとに…ゴクリ
75110点満点中2点:2008/09/01(月) 01:15:44 ID:jUU6wdOM
夢を見た・・・夢の中の僕は狼だった・・・。
牧場で放されている羊たちの中から一匹に目をつけ、気配を殺し
近づく・・・そして襲いかかった・・。

「アレン君!」
町のベンチでたそがれていたら。
突然リナリーに話しかけられた、いや突然ではない。
声の様子から考えると、何度話しかけても応答がなかったので声を大きくした感じだ。
「何ですか?」
あれから数日が経った、あれ以来リナリーとの行為もなしで、誘われても適当な理由をつけては断った、
任務で疲れてるから何とか・・・・。
同じ任務についても、僕は彼女を避けるようになった。
今だってこの町での任務にあたって、ここまでは一人で来た。
いつも同じ任務に就いた時は一緒に町を歩いていたのに・・・。(付き合う前は迷子になるからだったが・・・。)
「チャオジーの傷の治療が終わったわ、兄さんが帰還しなさいって。」
イノセンス回収は町にきて4日で片付いた、だが一緒に任務に就いたチャオジーが
負傷したのでその治療が終わるまでまっていた。
「わかりました。」
僕は立ち上がると宿舎までの帰り道につく、リナリーもそれについてくる。
最近では迷子体質も直ってきた、一人でどこへでも行けるから。
今はリナリーが付いてくるのが少しうっとおしい(宿舎が同じなんだからついてくるのあたりまえだけど。)
僕はなるべくリナリーと離れたいと思った、それが歩き方にあらわれていたのかもしれない。
「アレン君・・・何か怒ってる?」
「・・・・。」
僕は慌てず振り返った、
怒ってる?だと・・・・。
聞くまでもねぇだろうが・・・。
でも微笑んでみせる。
「ははは・・どうしてそう思うんですか?」
「私のこと避けてる、なんだか最近つれないし・・・。」
僕は手を口にあて、考えるしぐさをする。
どう答える?
あなたとラビが×××してるとこ見てたって・・・・言うか?
それとも黙って・・適当な事を言って煙に巻くか・・・。
「すいません、少し・・一人になりたかっただけなんです・・・
それで寂しい思いをさせてしまったならごめんなさい・・。」
自分で言ってて白々しい。
それを聞いたリナリーの暗い表情は戻らない。
僕の言葉に意味はなかったようだ。
「あの・・・もしかして・・・。」
「あっ急がないと・・・。」
続きを聞きたくなかった。
リナリーの言葉を遮るように、あわてた声を出して
踵を返し、駆け出す。
一体何が急がないと何だろう・・・?
彼女の隠し事を知っていることを僕は隠し事している。
その隠し事知られてしまったら・・・。
さっきの言葉を聞いてしまっていたら・・・・。
75210点満点中2点:2008/09/01(月) 01:17:23 ID:jUU6wdOM
もしかして・・・私のこと嫌いになった・・・?
そう聞こうと思った・・・・。
そしてそうなら、なぜ?と聞くまでもない?
ラビとの・・・・情事を見ていた・・アレン君が・・・
今の反応で間違いない・・・・。
ならなぜ別れようとしないのか?
私のことまだ好きだから?
それとも何となく時間経過で二人の関係が終わることを望んでいるのか?
彼が直接、別れよう、と言う勇気がないようには私は思わない。
もし私の・・・・・・が正しければ・・・・。
アレン君はきっと・・・・・。


教団の広場で食事をとる、
ジェリーさんの料理は見た目も美味しい。
が最近口に含んでも味がしない、粒粒の触感しかなく、吐き気さえする。
口元を押さえる。
「おいおい、今日は随分ひでぇ顔だな、その飯そんなにゲロまじいのか?」
ラビは僕が口を押さえている様子から、相当食べた食事がまずかったと思ったようだ。
ジェリーさんの料理がまずいわけがない、ここに来てからずっと食べているがどれもレベルの高いものばかりだった。
「いや・・最近何を食べても受け付けなくて・・・。」
ああそうさ・・・。
「おいおい、そういうのよくねぇぞ、無理にでもくわねーと、
人間食ってりゃとりあえず死なねぇんだから。」
いっそ、死にたい・・・・。
リナリー殺して、僕も死のうかな?
「最近、リナリーと仲良くねぇんだって?」
!?
ここでリナリーの名前を出すか?どうしてリナリーと言い、
ラビと言い、あれだけのことをして、平気な顔して僕と接してこれるんだ!?
しかもここでリナリーの名前まで出して・・・。
なるほど、僕に話しかけてきた本題はこっちか・・・。
「一体何があったんだ?」
「誰のせいだ・・・・。」
「?・・今何て言った・・・?」
ラビに聞こえたとは思えない、それくらい僕はぼそりと呟いた。
僕は逃げるようにその場を去る、僕の背中にラビがちょっと待ってよ!と言ったのが
聞こえたが聞こえないふりをした。

部屋に戻るなり嘔吐する、袋を用意する暇がなかったから後で片付けないと・・。
別れよう彼女と・・・リナリーにとっても僕にとってもそのほうがいい。
このままじゃお互い苦しいだけだ・・・。
75310点満点中2点:2008/09/01(月) 01:18:16 ID:jUU6wdOM
いいのか本当に・・・?
「いいんだ・・・・。」

ボツ ポロ ポロ ポツ ポツ

気がつけば・・僕は涙を流していた、僕の目からこぼれおちた雫は
さっき零した吐しゃ物の中に落ちていく・・。
あの女が好きか?
「ああ・・好きだ・・・。」
愛していたのに、裏切ったあの女が憎いか?
「ああ・・憎い・・・。」
繰り返される自問自答、の中で僕はだんだん落ち着きを取り戻していった。
復讐(リベンジ)しろ・・・
・・・殺すのか?
違う・・・
ではどうする・・・?どうする・・・・?

ある人が言いました、女に対する復讐(リベンジ)は・・

牙を突き立てろ、あの女の白い肌に!!蹂躙しろ!!
支配しろ!!自分の刻印を刻みつけ、お前以外は受け付けないようにするんだ!!
「・・・・・。」
今、鏡はないが見れば相当ギラギラした眼をした獣を映しているだろう・・・。
僕は自分の中にある悪魔に肉体の主導権を譲り渡した。

今夜実行、あの女を食い殺す。

女に対する復讐(リベンジ)は自分に惚れさせることだと・・・・。
754名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 11:50:05 ID:U0rv87dL
>>753
連載乙々!
なに?今週号禿すぎ! ミランダ祭りに美人補佐キター!
職人様の投下に超期待
755名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 13:30:10 ID:P38elhdK
>>754
アレンと神田とミランダの3Pですね。分かります
756名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 13:59:13 ID:Y7O0tk+N
>>734
エロパロ板でこのIDは神過ぎるw
もったいないんでage
757名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 18:26:45 ID:anQqeFLm
うはwファックwww
758名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 19:58:10 ID:nAIHrIAB
オーケーイエーイファックwww
759名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 20:39:52 ID:Onrr/EXB
>>753
途中で終わったのかと思ったが再開GJ
760名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 22:33:55 ID:WHMjvq05
>>753
GJ!アレン黒いよー><
これはまだ続くと思っていいのかな?
761リベンジ続きここからはアレリナで:2008/09/01(月) 23:10:16 ID:jUU6wdOM
「おやすみリナリー。」
「おやすみなさい、リーバーさん。
兄さんは・・・当分起きそうにないわね。」
「この前、薬の実験(アレンが実験台になった)でデータとれなかったらしいから・・
今日は(他の人が今日まで逃げ続けたから)大変だった・・。」
リナリーを横にリーバーが眠るコムイに毛布を掛ける。
「そういやぁ最近アレンと喧嘩したみたいだな。」
アレンとリナリーの仲(付き合っていることまでは誰も知らない)に何か亀裂が生じていることは
みんなが感じていた。
「えっ・・・。」
一気にリナリーの顔色が曇る。
リーバーは心配そうだが、自分に何ができるわけでもなく・・。
黙り込み、その場を去るリナリーの背を見送る。

みんながすれ違うたび、リナリーにおやすみと声をかける。
リナリーは愛想よくそれらに微笑み返す。
彼女は黒の教団のアイドル、アレンでなくても黒の教団に属すものは皆
彼女を愛す。
その彼女の愛を得た世界一の幸運を持つ少年が一人・・・。
瞳が・・・彼女を見つめている。
ギラギラした瞳・・・獣以上の・・・悪魔の瞳。
リナリーは自室のドアを開け、中に入る。
「?」
背後に何かのいる気配をかんじ、彼女は振り返った。
何もない、目の前にはさっき自分が開けて入ったドアがあるだけ。
「!?」
視線を戻すとそこにいるはずのない者がいた。
「・・・アレン・・・くん・・?」
リナリーが疑問形にしたのにはわけがある・・・。
目の前にいる少年はアレンだったが・・・本当にアレンか自信が持てなかった。
あまりにも雰囲気が違うからだ・・・発せられるオーラがとても同じ人間とは思えない。
予想以上の変貌ぶりにリナリーは驚きを隠せない。
「さぁな・・・。」
「アレン君?」
アレンはリナリーに飛びかかった。リナリーの胸倉をつかみ。引っ張り込んで
彼女のベットに投げる。
「きゃっ。」
瞬時に彼女に跨り、腕を押える。
「おとなしくしろ・・。」
アレンは静かだが迫力のある声でリナリーにつぶやいた。
結構見てきた光景、今までよりも乱暴に彼女をベットに寝かせ。
今までよりもずっと乱暴に僕は彼女を組みふせている。
さっき言った言葉を聞いたのか彼女は悲鳴を上げない(悲鳴を上げたところで口に手をつ込んで止めてやるが)。
暴れる様子もない、もう少し抵抗されると思っていたので拍子抜け。

もっと俺を怖がれ。

そう思ったら・・・急に彼女の顔がこわばった、ようやく現状を理解したんだ。
リナリーの首筋にかみつく、歯を突き立てる。
前見たときラビがキスしていたところだ・・ラビよりも深く・・
印を刻みつけないと・・・深く深く刻みつけないと・・・。
「ちょっ・・!アレン君痛い・・・。」
リナリーは身をよじり、僕を首筋から引き離そうと、後ろ髪を引っ張る。
だが僕は食らいついて離さない。
やっぱりこれじゃ痛いだけかな?
僕は首筋に食らいつきながら、彼女の服を力任せに引き裂く。
ピシャアと君のいい音がして彼女の胸があらわになる。
首筋を一舐めして、徐々に顔を下げていき、胸に手をかける、
胸を手のひら全体を使って揉み始める、柔らかい・・。
ずーとずーと触ってなかった。
勝手に自分で禁欲していたから、今はもう我慢がきかない。
乱暴にも見まわしながら、乳首を噛んで吸う。
ちゅうう・・
「んぁ・・あん・・・ああ・・。」
リナリーの顔を見てみる、火照った赤い顔だ。
「ねぇ、リナリー・・ラビにもそんな顔を見せた?」
「・・・・。」
「あまり驚かないんですね・・・。」
「もしかして・・あれ見せたのは・・・。」
僕は彼女のスカートに手を突っ込む、肌を伝って、秘所を探す。
あったここだ、人差し指を中に差し込む、なめっとした感触が、人差し指を包み込んで
締め付ける。
「あっ!」
「わざとだったんですか・・・?」
中指も入れてぐいぐいと強引に中に押し込む。
「ああっ!!」
763一人称スタイルで書くのはこれが初:2008/09/01(月) 23:15:17 ID:jUU6wdOM
僕は左手で胸をもみながら、右手で彼女の秘所を突く。
彼女に顔を近づける。
かわいいなぁ・・・。
あの時と同じ感想、でもあの時と顔とは全然違う。
目をつぶり、与えられる快楽に耐える顔だ。
感じてるのかな・・?だったらもっと感じてほしい・・。
指の突くスピードを早める。
「ああぁ!!あっあっあぁああぁ!!」
彼女の一番感じるポイントを探り出し、そこを重点的に攻める。
接吻するかのように、彼女に顔を近づける。
「ラビとはどこまでやった?」
二人の行為があの時だけで終わっているとは思えない・・。
僕が見てないだけで、他にもやってるに決まっている。
「言え・・・。」
彼女の瞳を鏡に、自分の顔をのぞき見る。
すごい顔だ、今まで鏡で見てきたどの顔をよりも怖い顔だ。
今僕はこんな顔をしているのか・・・。
「俺を甘く見るなよ、この×××が・・。」
自分の中の悪魔が僕の口を使って勝手にしゃべる。
だけどかまわない、この悪魔も僕だからだ。
そう・・・この悪魔は僕だ、認めてしまえば楽なもんだ。
こいつをコントロールする術を身につければ、きっと僕は無敵になる。
「ラビとはキスした?」
リナリーは首を横に振った。
それが僕の質問に対する答えなのか、僕から与えられる快楽に狂喜しているのかは
振り方を考えるとちょっと微妙だ。
まぁいいや・・・。
キスした、僕とリナリーの唇が触れ合い、軽いエクスタシーを感じる。
いいなぁ、僕キス好きだ・・すっごく、SEXよりも・・何でだろ?
唇に割って下を忍び込ませ、彼女の口内を暴れまわる、歯の裏側をなめとり、
奥歯のほうまで舌をのばす、リナリーは僕の後頭部に手をまわし舌を絡めてきた。
グラ・・
えっ・・・・?
「?・・・んんんん!!」
意識が遠のく・・何だこれ・・リナリーと今まで何度かキスしたけど・・・。
こんなのは・・・。
リナリーの舌が僕の口内に逆に入ってきた。
僕の頬肉の内側を舐めまわして、縦横無尽に侵食していく・・・。
まずい・・。
僕は遠のく意識を必死で捕まえ、彼女の胸と秘所をいじっていた。
両手を離し、彼女の唇を離しにかかる。
彼女は少し抵抗したが突き放せた。
離れたときグポッという音をたてて僕の口から大量の唾液がこぼれた。
彼女の胸にその唾液が落ちる。
「ぜぇ・・はあ・・はあ・・はあ・・。」
あぶない・・・あのまま続けてたら・・・
まだ目の焦点が合わない、周りの物が複数に見える。
ようやく焦点が落ち着くと再び彼女の顔を見る。
僕を見て微笑んでいる。
なんだか馬鹿にされているような気がするな・・・。
76410点満点中2点:2008/09/01(月) 23:16:23 ID:jUU6wdOM
続きはまた明日・・おやすみなさい・・・。
765名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 23:27:40 ID:Es4yxC5A
ぎゃぁ!何て生殺し><
明日お待ちしてます^^おやすみなさい
766名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 23:43:31 ID:geygIY75
すごいこういうシチュ好みだ。
アレリナGJGJ!
続き楽しみに明日を待つよ。
767名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 00:19:56 ID:jwqIICab
今頃気付いたけど>>764>>346なんだな。
あの頃の住人去った?
768名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 00:40:36 ID:GNPhEs5Q
ティキリナ
769名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 15:42:28 ID:5rX4gydU
久しぶりに来てみたら、作品が増えてて嬉しい☆みんな、文才があっていいなあ。羨ましいかぎりです。
770うげ・・もうバレてる・・。:2008/09/02(火) 19:03:56 ID:E+36OdZa
リナリーが身にまとっている、ほとんど意味をなさなくなった
引き裂かれた衣服とスカートと下着をはぎ取る。
舐められたまま終われるか・・・・。
彼女を丸裸にすると僕もズボンから僕自身を取り出す。
十分濡れてるし大丈夫だ。
僕自身は彼女の秘所に感触を味わうようにゆっくりと進入していく。
狭い肉中を、突き進み、奥まで・・・。
「んぁ・・。」
これは僕の声、蕩けるような膣肉に包み込まれて・・思わず声が出た。
進めば進むほど、僕にかかる肉圧は高まっていく・・。
「ぐっ・・きつい・・・。」
「ああ・・あああ・・。」
リナリーは僕の背中を撫で始めた、背筋をつーとさする。
「ひゃっ。」
思わず声をあげてしまう、今自分の耳に聞こえた声は
今まで聞いたことない変な声だった。
「あはははは、ひゃっだって・・かわいい。」
リナリーは笑っている、こんな状況でよく笑ってられるな。
いくら彼氏とは言えいきなり部屋に入ってきた男に犯されてるんだぞ。
「はははははははは・・ああん!!」
僕は彼女の笑い声を遮るように激しく腰を動かし始めた、
じゅ じゅ ぐじゅ ぶじゅ じゅ 
「あああっあっあっあっあっあっ!!」
前みたいに気遣ったりなんかしない、激しく荒々しく腰を振る。
同時に彼女の乳房を揉み砕く、僕の指の形に合わせて形を変えて、
引き伸ばしたり、兆点をつまみ上げたりして、弄ぶ。
「あああ!胸いいあ・・・もっとやって・・。」
僕を馬鹿にしやがってぇ・・
イけ イけ イけ イけ イけ イけ
無様に快楽に踊り狂え、×××がーーー!!
ずじゅ ずじゅ ずじゅ ずじゅ ・・・
771そう・・私は・・。:2008/09/02(火) 19:05:43 ID:E+36OdZa
「あはははは、上手・・・あっにな・・ったねぇ、アレン君・・」
リナリーは僕の頭に手を伸ばし、撫でた。
ピキッ
彼女のその行為は僕の怒りにさらに油を注ぐ。
僕の腰の動きは彼女の余裕を消そうとさらに激しさを増す。
「ああん!!もっと・・もっとおああああん!!」
「はあ・・はぁ・・・ぜぇ・・。」
彼女はまだ快楽を味わう余裕があるようだが・・
僕からはどんどん余裕がなくなっていく。
何で・・・こんなに感じてるのに・・・。
膣壁に自身をこすり合わせるようにギリギリまで抜いて、そのまま一気にまた奥まで突き入れる。
彼女の膣の動きが段々変ってきた、最初のぎゅうぎゅうと締め付けるような動きと違って
別の生き物のように蠢いて絡みつくようになっていった。
その動きに僕はさらに余裕を奪われていく・・・・。
まずい・・いったん抜こう・・。
僕が腰を引いて自身を引き抜こうとすると・・・
ガシッ
「なっ・・・!?」
リナリーは僕の腰に足を絡めて、首に手をまわし
僕の首と腰をがっちり捕まえた。

だめぇ・・逃がさない・・・。

何だこの眼は・・・僕のよく知るリナリーはこんな眼はしない・・・。
確かにきれいだけど・・・この眼は怖い。
見ていると魅入られて・・吸い込まれそうだ。
「アレン君・・・。」
やめろ・・僕の名前を呼ぶな・・・脳にしみいる・・・抜けない。
彼女の眼を見ていると・・・見下ろしているのに・・見下ろされているようだ。

喰われる・・・・。

羊だと思い喰らいついたら、中には化け物が入っていた。
ずっと羊の皮をかぶって狼のことを待っていたんだ。
その化け物は狼を食い殺すんだ・・・・。
狼は僕・・・・。
化け物は・・・?
引き抜くチャンスは今のが最後だった。
僕の腰が快楽を求めて勝手に動きだす。
リナリーもぼくの腰の動きに合わせて腰を振り始める。
「こっちおいで・・・。」
772理解不能変人:2008/09/02(火) 19:07:49 ID:E+36OdZa
リナリーは体を少し浮かせると僕の首にぶら下がるようになり
体重をかける、僕を自分の胸に抱き寄せようとしているように見える。
落ちる・・・。
支えきれずに僕はリナリーの上に倒れこんだ。
この機を逃すなとばかりに彼女は僕を思いっきり腕で締め上げる。
「ぐあああ!!」
「あっごめん強すぎた?」
締めあげる力はすぐに緩み、肺が圧力から解放されて
僕は彼女の胸でぜぇぜぇと息を切らす。
リナリーは僕の顔をつかむと自分の顔の前まで持ってきた。
僕はさっきのように彼女の瞳を鏡にして
自分の顔を覗き込んだ・・・。
情けない顔・・さっきの顔とは随分違う。
まるで悪魔は彼女に吸い取られて僕の中から消えてしまったみたいだ。
「アレン君こっちのほうが好きでしょ?」
ぶちゅう
という擬音がしそうなほど二つの唇がぶつかり合う。
食らいつくように歯と歯がぶつかり合うように交り合う。
脳が溶ける・・。
今度こそ離さないと言いたげにさっきより強く後頭部を掴む。
そんな感覚に振り回されながらも僕はずっと腰を振り続けている。
男は上半身と下半身が別の生き物だと聞いたことがある。
上半身が脳を溶かされて、動きを鈍らせているのに
下半身だけは快楽を求めて動き続けているのだ。
まずい・・もう限界・・・・。
このまま射精したら・・・・完全に・・・。
「んん!んぁ・・もう・あっ・限界・・?・・ん。」
唇を離し、僕の上半身を抱きながら僕の耳元で彼女は呟く
このまま射精したら・・堕ちる・・完全に・・・。
「いいよ・・いつでもどこでも出して・・体の奥の奥まであなたの・・
色で染め上げて・・・・。」
私の体の奥まで汚していいのはあなただけ・・・。
彼女がそうつぶやいたのを聞いた瞬間堰を切ったように
全身に電流が流れ、絶頂に達した。
「あああああぁぁぁ!!」
ビクンビクンと僕自身は内部に血液を巡らせ痛烈する。
リナリーの膣壁も一滴でも多くの精液を絞り出そうと蠢いた。
ぎゅうぎゅうと根元から順に先の方まで締め上げられた。
最初の目的もすっかり忘れてリナリーの奥に自分の証を植え付けることだけ考えて
僕は腰を彼女の腰に押し当てる、少しでも奥に突き進もうと全力で彼女の体を抱きしめる。
このまま彼女に自分の中にあるものすべて吸い込まれていくようだ・・。
意識が薄れていく・・・。
意識が遠くなっていく中で思ったことは・・・。

復讐(リベンジ)は失敗だ・・・。
773理解不能変人:2008/09/02(火) 19:16:21 ID:E+36OdZa
一応あれから修業して出直してきたけれど・・・。
おそらく理解不能変人と名乗ったら・・。
誰も読んでくれないだろうなと思った・・・。
そこでいずれバレルにしても
文体を変え、客観視点ではなく一人称スタイルで書いていけば。
しばらく時間が稼げると思ったのだ・・・。
早い、管理人以外には特定不可能と聞いていた・・・。
やはりお金けちんないでネットカフェに行ってそこから書き込めばよかった。

二度と来ないと言ったのに書き込んで申し訳ありません。

あっとちょっと続きがあるんです。
読んでいただけたなら幸いです。
最初アレリナかと思えば・・やはりまた少しリナアレ・・・。
アレンが追い詰めるつもりでリナリーに勝負を挑みそれに敗北する。
なかなかうらやましい敗北・・・。

ではまた・・。
774名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 19:52:38 ID:UbenhTzi
>>773
……いや、ホストとかは管理人以外わかんないと思うよ。
ただ文体で判断出来る、っていう話じゃ?
だからネカフェなんて行って無駄にお金使う必要はない。

というか頼むから投下前に注意書きとかplz……orz
775名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 20:15:46 ID:9H0POZhJ
そうか
期待待ち
776名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 20:19:19 ID:S2jxnUrZ
IDが変わってるから特定は不可能だぞ
文章が似てたから分かったんだろう
なにはともあれGJ
777名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 20:29:17 ID:jwqIICab
優しい住人が増えて良かったねー
てか文体変わってないし…ずっこけさせんなよ。

余計なお世話だけど、理解不能さんは悪いトコちっとも治ってないね。
優しい住人さん達、あとで後悔しないと良いが。
あといい加減さ、最低限の投下マナーと三点リーダー覚えろ。
そうやって挑戦的だから以前もフルボッコに遇ったんだろうが。
778名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 20:39:12 ID:CxR2EDtI
GJGJ!!!雰囲気好きすぐる
続き待ってます!
 

そんなに叩くなよ…
気持ちは分かるが職人が一生懸命作り上げた作品で楽しませてもらってるのは俺達だぜ
 
779名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 22:53:56 ID:aXakm2R0
ティキルルマダー?
780理解不能変人:2008/09/02(火) 23:07:03 ID:E+36OdZa
わ・・わからない・・
私は決して人をわざと不愉快にさせているわけではありません。
どうして挑戦的と言われるのかもわからない。
掲示板に書き込む上でのルールを誰か教えてください
お願いします。
781帰ってこれたので続きを・・。:2008/09/02(火) 23:09:28 ID:E+36OdZa
今、僕はまどろみの中にいる、とてもふわふわとした浮遊感があり。
お湯のように温かい粘膜の中にいるような感覚だ。
お風呂に入っている時とは違う気持ちよさがある。
覚えてはいないが、母の子宮の中というのはこんなものではないだろうか?
気持いいなあ・・・ずっとこの中にいた・・・・。
「!?」
突然体を引っ張られて、どことも知れないぱしょに引き寄せられる・・・。
引っ張られていく先は・・・。

「おはよう・・アレン君。」
目が覚めると目の前にはリナリーの顔があった。
「り・・な・り・・。」
舌がしびれてうまく回らない、どうやらずっとキスされていたみたいだ。
彼女は今もぼくに腕をからませ抱きついている。
あれは・・・夢?
いや違う・・・とても遠い日の出来事のように感じるがあれは現実だ。
リナリーが僕を裏切ったことも、僕が彼女を復讐しようとしたことも。
その復讐に返り討ちにあってしまったことも・・・。
「アレン君、悔しい?」
何が?心当たりが多すぎてわからないなぁ、君に裏切られたこと?
復讐に失敗したこと?どっちでも答えはYESだけど・・・。
頬を温かいものが伝う、視界が滲んで周りの景色が歪んで見える。
「ふふふふ・・・。」
彼女の微笑みだけがその歪んだ世界ではっきり見えた。
涙がぽろぽろと顎をから落ちていく。
「辛かった?」
「はい・・・。」
震える声でそう答えた、体中にあらゆる感情が渦巻いていく。
気がつくとリナリーに抱きついていた。
「ぁぁあぁ・・・ああぁあぁ!!」
大声で叫んだつもりでいたが自分の耳に聞こえる自分の声はとてもか細く
頼りないものだった。
リナリーは僕の頭をなでた。
「ごめんね、アレン君・・。」
リナリーは頭と背を同時に撫でながら僕に辛かったね、嫌だったよね・・と
まるで泣いて帰ってきた子供を慰める母親のような優しさで僕に声をかける。
「な・・ん・・で・・。」
僕には満足できなかったとリナリーはいっていた、だからラビに・・。
リナリーはこういう事態を予期していたどころか仕組んでさえいた風だった。
なぜこんなことを仕組んだのか?僕はそれが知りたい。
「だって・・私のことずーと丁寧に扱ってきたでしょ、それでどうしても
満足できなかった、だから挑発してみることにしたんだ・・。」
782面白くなかったらすいません:2008/09/02(火) 23:13:34 ID:E+36OdZa
ごめんね・・・
そう付け加えられなかったら僕はどうしただろう?
少なくとも今とは違う行動をとっていただろう。
僕は殴るわけでもなく、罵倒するわけでもなく。
黙って、彼女により強く抱きついた。
「これでも、ラビにも避妊具つけてもらって、キスはしなかった。
言ったでしょ、私を奥の奥まで汚していいのはあなただけって・・・。」
僕はもう聞いてなかった、ただ頭に描いた言葉を唇から紡ぎだす方法を躍起になって
思い出そうとしていた、いつもだったら簡単だけど今はそうはいかない。
「結構危険なトラップだったな、私の方が捨てられちゃう可能性だってあったから・。」
「そ・・なこと・・できない・・。」
愛してるんです。
これが僕の中の真実、アレン・ウォーカーはリナリー・リーを愛してる。
「ありがとう・・私も愛してる。」
彼女から唇を重ねられた、僕も必死にそれにこたえる。
二人の唇が離れると間に銀のはしごがかかった。
「ところで私まだイッてないけど・・・。」
「わっ!」
下半身を掴まれた、刺激を受けて僕はのけぞった。
「まだできるかな?」
絶妙な指づかいで刺激されて、僕のはどんどん硬さを持っていく。
「なんだ・・まだできるじゃない。」
こんな彼女の顔は初めて見た。
僕のを見つめながら、根元を揉んで袋の方もやわやわと愛撫する。
「すぐにイッたりしないように、一回抜いておくね、・・あむ・・。」
リナリーは僕自身を咥えこんだ、ぬめりとした頬肉が僕自身を包み込む。
「あああう・・。」
僕は自然と彼女の黒髪を掴んで自身を彼女の口に下半身を押し付け始めた。
じゅぶ じゅぶ じゅぶ じゅぶ じゅぶ じゅぶ
唇を使って僕自身をしごく、今までこういう行為はしたことがなかった。
聞いたことはあったのだが、彼女にそういう行為を強制したくなかったから。
どんどん射精感がこみあげてくる。
「うあっ・・!」
僕はぐっと力を入れて彼女の頭を掴んで、突き進めると喉の奥で射精した。
リナリーは根元のまで咥えこんで、必死に白い喉を鳴らして、僕の精液を飲んでいた。
783もしかしてこれもマナー違反ですか?:2008/09/02(火) 23:14:55 ID:E+36OdZa
そんな物よく飲む気になるな。
彼女の胃の中で僕の精子たちはいもしない卵子を探し回って泳ぎ続けて。
次第に死んでいって彼女の血と肉になるのかな?
ゴクン
最後の音を立てると彼女は僕自身から唇を離す。
後ろに倒れこんだ、仰向けになって、両手を投げ出し、長い両足を広げ
乳房や秘所をむき出しにしている彼女は僕を誘っているようだった。
僕は彼女に完全に魅入られている。
「来て・・・。」
言われるがままに吸い寄せられるように彼女に覆いかぶさる。
「リナリー・・・。」
「アレン・・・これから・・二人きりの時・・アレンって呼んでいい?」
「はい・・。」
どちらからともなく唇を重ねる、深い深い交わりの中、
彼女は僕のものをにぎって、秘所に導く・・。
ゆっくり ゆっくり ずぶずぶと音を立てながら、僕自身は彼女の秘所に沈み込んでいく・・。
生温かく、柔らかい感触に思わずため息を漏らしながら僕は僕自身を突き進めていく・・。
奥までたどり着くと僕はまた腰を前後させ始めた。
「あ・・そんな・・ゆっくりじゃなくて・・もっと早く・・。」
僕のスピードに彼女は不満そうだが、こっちだってそのつもりだ。
僕はどんどんスピードを早める。
じゅ    じゅ   じゅ  じゅ じゅ
じゅじゅじゅじゅ・・・・
僕の耳に届く粘着質な音の聞こえてくる間隔が短くなっていく。
「あぁ!!いい・・もっと!もっとぉ!」
ゴンゴンと先が彼女の子宮をつき続ける。
僕は彼女の腰に手をまわしてつかむと持ち上げた。
「えっ!?・・アレン・・?」
「僕の首につかまっててください。」
こうすればさらに奥にまで突き進めるような気がしたから、本能的に持ち上げたのだ。
リナリーは僕の首につかまって、僕の腰の後ろで両足をクロスさせてしがみついた。
「あっあっあ・・・ああんっ・・・。」
ガンガンと彼女の奥の奥まで突っ込むと子宮の入り口をかき分け先が入っていくのがわかった。
「ふかぁい・・ぐっ・・おく・・で・・・。」
僕はどんどん体を上下に振って、彼女の体を突き上げる。
もっと気持ち良くなってほしい・・もっと感じてほしい・・そう思って、
懸命に僕は彼女の体を上下に揺さぶる、
彼女も限界に近いがきっと僕の方が先に限界を迎えるだろう・・・。
何としてでも彼女を満足させたい。
じゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅ
じゅじゅじゅじゅ
784これで終わり・・・。:2008/09/02(火) 23:19:19 ID:E+36OdZa
「あっんああああ・・・・。」
喘ぎながらもこの人は僕の眼を見て微笑んでいる。
ああ・・僕はこの人には一生かなわないんだな・・・。
「リナリー・・もう・・。」
「イッていいよ・・わ・たしの中に・・好きなだけ出して・・。」
「うぁあ!!」
膣肉が一斉に集まって僕のものを締め上げる、
膣肉につかまった僕のものからは中心の管を通りぬけて
精液が昇りつめて、吹き出し、リナリーの子宮に注がれていく。
「アレン・・がいっぱい入ってくるぅぅ!!」
リナリーも絶頂に達したようで涎を垂らしてのけ反った。
僕は膝から崩れ落ちてリナリーごとベットに倒れ落ちる。
「ぜはぁ・・ぜはぁ・・・。」
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・。」
僕が彼女の胸に頭を預けて、全身の力を抜くとゆっくり視界が閉じていく・・。
そしてそのまま眠ってしまった。

リナリーはアレンを抱き上げると周りの片づけを始めた。
まずは破かれた衣服の始末とシーツにこぼれた二人の体液の処理。
それらが終わるとアレンに話しかける。
「今日はここで寝ていいよ・・・・・。」
おそらく聞こえてはいない、アレンの傍らにリナリーも横たわる。
リナリーはアレンの額にキスを落とした。
ちゅ ちゅと頬にも顎にも、顔じゅうのいたるところにキスを落とす。

「アレン・・・。」
この方が恋人らしくていい・・・・。
ああ・・・私のアレン、可愛い寝顔。
あなたは誰にも渡さない、あなたは私だけ・・・
最後に唇に・・。
「今日のは良かったよ・・10点あげる・・ちゅっ・。」


785理解不能変人:2008/09/02(火) 23:21:12 ID:E+36OdZa
お付き合いいただきありがとうございます。
リベンジ終了です。
786名無しさん@ピンキー
マナーとかに関しては
優しくするつもりは無いが
正直、文才のない俺からしたらすごい表現力だなとおもった。なんか独特の世界に引き込まれるようなさ
真面目な感想ですまん
でもGJ!
 
三点リーダーは覚えろな。『・・・』じゃなくて『…』を使うのは物書きの基本だぞ