【リナリーたん】D.Gray-manのエロパロ【ララたん】

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1名無しさん@ピンキー
ひさびさにジャンプで萌えた。
2名無しさん@ピンキー:04/10/05 23:48:59 ID:YZ34Ot0c
ハァ。。。
3名無しさん@ピンキー:04/10/05 23:53:38 ID:Km5ulmxt
†掲載歴
赤マルジャンプ2003WINTER「ZONE」
週刊少年ジャンプ2003年34号「Continue」
週刊少年ジャンプ2004年27号から「D.Gray-man」新連載

【星野桂】D.Gray-man第15夜【はい?(・∀・)】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1095752712/
†ネタバレは公式発売日の午前0時過ぎてから
【星野桂】灰色男達がバラすスレ【D.Gray-Man】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1086363770/
【星野桂】D.Gray-man 保管庫【(・∀・)にこ!】
ttp://www.geocities.jp/d_grayman/
4名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:29:37 ID:jT74FrfS
4ゲト
5名無しさん@ピンキー:04/10/06 03:40:57 ID:bE72duXR
5げっとぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!
6名無しさん@ピンキー:04/10/06 11:29:23 ID:CB99Rb5b
いやに遅いな。

漏れもリナリーたん好きだ。あの太股(*´д`)

神降臨キボン
7名無しさん@ピンキー:04/10/06 12:33:30 ID:x6s6lYfN
とりあえず保守
8名無しさん@ピンキー:04/10/06 20:59:22 ID:po7d+4OO
保守
9名無しさん@ピンキー:04/10/06 21:53:56 ID:YoqkrCLU
保守
10名無しさん@ピンキー:04/10/06 22:48:35 ID:hT3CcczC
アレンとリナリーのエロ可愛いエピソードをキボンヌ
11名無しさん@ピンキー:04/10/06 22:57:09 ID:AToGbCTB
とりあえず忘れ去られる前にララだ!
12名無しさん@ピンキー:04/10/07 12:23:13 ID:wk6XeyDM
            _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                         |
        ドコドコ   < 神まだーーーーーーーー!!? >
   ☆      ドムドム |_ _  _ _ _ _ _ _ _ _|
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
         =≡= ∧_∧     ☆
      ♪   / 〃(・∀・ #)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!
13名無しさん@ピンキー:04/10/07 14:02:03 ID:1Sh3y4RL
リナリーとララの百合キボンヌ
14名無しさん@ピンキー:04/10/07 16:21:22 ID:FxuwHMkS
リナリーたん素股上げ
15名無しさん@ピンキー:04/10/07 22:39:18 ID:ioqZfEcN
ちょっとエロパロ書くには時期尚早な気もするが……。
来週のジャンプ次第で何か投下したい。ところでここは神田女体化は不可の方向ですか?
16名無しさん@ピンキー:04/10/07 23:07:14 ID:NDU6d8Pa
73 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 04/10/01 22:08:16 ID:Qup5V/ET
体が女になっていようと、
男と男を絡ませるって発想自体が既に801なんだよ。

【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090851506/

ここへ落して、読みたい人はこちらへドゾーという風に誘導して欲すぃ

女体化オケにしてから80%以上が
女体化SSになってしまったスレを知ってるぞ。
せっかく可愛い女キャラが居るんだから、
そっちの方でハァハァしたいものだよ
17名無しさん@ピンキー:04/10/08 02:44:49 ID:Qiga9Gre
漏れは神田女派(*'д'*)
18名無しさん@ピンキー:04/10/08 08:28:39 ID:hMHFHscG
保守
19名無しさん@ピンキー:04/10/08 22:41:25 ID:zlwHQuKe
保守
20名無しさん@ピンキー:04/10/09 01:03:29 ID:Pin02bNx
神田は男だろ。
神田は男だろ。>>16の言うとおり萌える女キャラがいるのにわざわざ女体かするこたねえよ。
21名無しさん@ピンキー:04/10/09 01:09:06 ID:Pin02bNx
わけわからん、何で二回もおんなじこと言ってんだ俺・・・
22名無しさん@ピンキー:04/10/09 02:19:25 ID:CUKTx8dL
>>20
わかってないな。
わかってないな。「敢えて」という事だよ。
23名無しさん@ピンキー:04/10/09 11:38:17 ID:t3su2zWu
>>1乙華麗様!
神田とリナリーたんのSSきぼんぬ




それにしても俺のレスが勝手に引用されてる…(;´Д`)
どこのスレでも女体化は荒れる元なんだよな

時期が早かった気がするのには同意
女キャラがあと2.3人は出てきてからの方が良かった気が
24名無しさん@ピンキー:04/10/09 13:13:08 ID:Zy9pl0RD
ネ申降臨期待age
25名無しさん@ピンキー:04/10/09 21:27:23 ID:4u6CCstd
神光臨はまだまだっぽいんでとりあえず皆萌えシチュを語ろうぜ。
その内神がその萌えに触発されて何か投下してくれるかもしれないし。
26名無しさん@ピンキー:04/10/09 22:10:07 ID:8m7V9yLK
素股希望
27名無しさん@ピンキー:04/10/10 10:11:53 ID:V0i+VCuR
酔っ払ったリナリーがアレンを襲うというシチュを(ry
28名無しさん@ピンキー:04/10/11 01:12:45 ID:ooHOJDUV
リナリーたんの太ももにムラムラしたアレンが(ry
29名無しさん@ピンキー:04/10/11 01:22:38 ID:2/9xDI7j
リナリーの蹴りを食らう
30名無しさん@ピンキー:04/10/11 13:04:33 ID:HoFi7x3D
             _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧
     デケデケ      |                    |       |
        ドコドコ   < 神まだーーーーーーーー!!?  >
   ☆      ドムドム |_ _  _ _ _ _ _ _ _ _|
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
         =≡= ∧_∧     ☆
      ♪   / 〃(・∀・ #)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!
31名無しさん@ピンキー:04/10/11 16:06:10 ID:88vwXLCI
>>27
ageスマソ
32名無しさん@ピンキー:04/10/11 22:34:28 ID:8sVIDbu4
人呼びたいのでage
33名無しさん@ピンキー:04/10/13 02:23:32 ID:VEJWN9DQ
ageスマソ

10月9日の街でのリナリーとアレンはいいと思うが、ララが忘れられている。
それ以前にまだ女キャラが少ない。
34名無しさん@ピンキー:04/10/13 02:24:42 ID:VEJWN9DQ
ageスマソ

10月9日の街でのリナリーとアレンはいいと思うが、ララが忘れられている。
それ以前にまだ女キャラが少ない。
35名無しさん@ピンキー:04/10/13 07:49:18 ID:Taa1lfUX
>>33

ミランd(ry
36名無しさん@ピンキー:04/10/13 18:32:33 ID:0gpYniH1
>>33

モア。
37名無しさん@ピンキー:04/10/13 23:38:35 ID:IpbNzqBC
あげ
38名無しさん@ピンキー:04/10/14 00:46:07 ID:UeU505iM
あげ
兎に角神田神田神田ーーーー!!
神田キボン!!
39名無しさん@ピンキー:04/10/14 03:03:21 ID:71jEYiqb
>>38
女体化スレ池
40名無しさん@ピンキー:04/10/14 20:37:33 ID:ngNkh0wX
神田リナリーとか

女キャラが極端に少ないからな

妄想の幅も狭まってしまう(;´Д`)
41名無しさん@ピンキー:04/10/15 03:15:17 ID:Yy/E+6y1
神田って誰だっけ
アレンと組んでたやつ?
42名無しさん@ピンキー:04/10/15 12:38:58 ID:jT96il4C
うん、あの長髪の男。
43名無しさん@ピンキー:04/10/15 20:25:26 ID:cUmwRzGB
純粋に神田男絡みのエロが読みたい
44名無しさん@ピンキー:04/10/15 20:55:31 ID:AZ5DY5pK
禿げ堂
45名無しさん@ピンキー :04/10/15 22:04:57 ID:0m7jzYVD
リナリー神田の百合っぽいのが読みたい
46名無しさん@ピンキー:04/10/15 23:18:35 ID:SOFPB0rF
>>43
その書き方だと、「神田が男と絡んでる」って意味かと一瞬思ってしまった
47名無しさん@ピンキー:04/10/16 00:24:16 ID:mbOpgpwo
俺は神田が女だと真剣に思っていた。
裏切られた時は、泣いた。
48名無しさん@ピンキー:04/10/16 02:21:26 ID:vpzh9O76
漏れも男だと思ってた
ファイトの暁の単行本買った時のようなきもち
49名無しさん@ピンキー:04/10/16 08:29:33 ID:fXz2sbDu
文のつながりがおかしいぞ
50名無しさん@ピンキー:04/10/16 20:07:14 ID:Qa+yMAO5
アレンとリナリーだと、どう想像してもリナリー責めになるんだが。
51名無しさん@ピンキー:04/10/17 00:46:31 ID:uqV5JTjd
>>50
激しく同意w
52名無しさん@ピンキー:04/10/17 00:47:49 ID:GOY+OQAr
Sな彼女みたいなカンジのリナリー×アレンキボン。
53名無しさん@ピンキー:04/10/17 01:18:47 ID:eVQ6BoF/
ここはリナリーリンカーンとかはOKか?
54名無しさん@ピンキー:04/10/18 13:15:54 ID:CQhmOFhG
もちろんさ!!!!!!!!!!!!!!!!
55名無しさん@ピンキー:04/10/18 17:31:47 ID:61CAbmrU
神よ…降臨してくれ…頼む…
56名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:14:44 ID:/st5hfM7
神田ちゃんの陵辱話が読みたいですわ

神・・・・・キボン・・・・・
57名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:24:55 ID:i4Zf22Gq
女体化OKにしたら、このスレも賑わうのだろうか……と言ってみるテスト
58名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:25:28 ID:ZXP2npza
とりあえず神田タンだけ別物でいいじゃない。
59名無しさん@ピンキー:04/10/19 01:29:53 ID:uXxb2a9p
ロード・キャメロットちゃん責めで
60ミランダ陵辱注意:04/10/19 03:27:48 ID:n59l5s0B


この町は狂っているの。
他の誰も気付いていない。話しても信じてくれない。私だけが気付いている。
この街に『明日』は来ない。ずっと『今日』だけが繰り返されている。
それももう、20回以上も。
ベットにもぐって眠って朝が来ると、また同じ『今日』が来る。
繰り返される『今日』が、また終わろうとしている。
だけど、また明日も、きっと『今日』。


ミランダは、暗い路地を歩いていた。
今日も仕事を探して街中を歩き回って、
けれど結局雇ってくれるところは見つからないまま家路につくところだった。
不幸女と子供たちが嘲笑うのも仕方がないと、自分でも思ってしまう。
美人でもなく、頭がよいわけでもなく、仕事ひとつ満足に出来ない。
不幸女には不幸がお似合い。そうしてもうすぐ、また不幸に出会う。
前かがみに歩いていたミランダに、ふと影が落ちる。
(ああ……やっぱり『今日』もなのね)
顔を上げれば、柄の悪い屈強そうな男たち数人が、彼女を取り囲んでいた。
黄色い歯を剥き出しにして、いやらしく笑っている。
20回以上繰り返されている『今日』だから、
このあと何がどう起こるのか、ミランダには分かっていた。
『昨日』も『一昨日』も、その前も、ずっと同じことが繰り返されている。
「よう、ミランダ、相変わらず辛気臭え顔してんな」
「また仕事見つからなかったんだってな」
「仕事もなくて、男もいなくて、カワイソウになあ」
「代わりに俺たちがおまえと遊んでやるよ」
男達はいつもと同じセリフを繰り返す。
それをミランダは怯えることもなくぼんやりと聞いていた。
61ミランダ陵辱注意:04/10/19 03:29:11 ID:n59l5s0B

一番はじめの『今日』に彼らに出会ってそう言われたときには、
声も出ないほどに怯え体が震えたものだ。
逃げようとしても足が震えてうまくいかなくて、
叫ぼうとしても声がうまく出なくて、みっともなく失禁してしまったほどだ。
だが今はもう怯えることもない。20回以上も繰り返されてさすがに慣れてしまったのだ。
『今日』が永遠に繰り返される街。
街の住人はそれに気付いていないが、ミランダだけは気付いている。
けれど、気づいたからといって何ができるわけではなかった。
何故かは分からないが、ミランダ自身も、
『今日』と大きく違う行動をとることが出来ないのだ。
たとえこの路地にこの男たちが待ち構えていると分かっていても、
この道を通らないことも、家に篭もっていることも出来ないのだ。
投げられた犬の糞を避けたり、些細な会話を変えたりする程度は出来ても、
何故なのか、『今日』と大きく違った行動をとることが出来ない。
そして、毎日同じ『今日』が繰り返されるのだ。
大きな男の手が、栄養失調気味に細いミランダの腕を掴んだ。
引きずるように、彼女を路地の奥の廃倉庫へと連れて行く。
床の上に投げ出され、その上に男たちがのしかかってくる。
「おいおい、抵抗もしないなんて、恐怖で頭がいかれちまったか?」
「実は嬉しいんじゃねえの? 今まで男に縁がなかったのが、やってもらえるってことがな」
男達は笑いながらミランダの服を剥ぎ取っていく。
ミランダはわずかに腕を上げたりして、服が脱ぎやすいように協力する。
暴れれば暴れるだけ男を喜ばせ、押さえつけるために暴力を振るわれるのだと、
繰り返される中で学んだのだ。
服も下着も取られ、やせ細ったミランダの体があらわになる。
「貧相な胸だな、おい。色気もなにもねえよ」
「幼児趣味の奴なら喜ぶかもな」
ミランダの体を嘲笑うくせに、男達は興奮気味にその体に群がっていた。
乳房も揉み、乳首をなめ、足を広げさせて指を突っ込んでくる。
62ミランダ陵辱注意:04/10/19 03:29:54 ID:n59l5s0B

何度繰り返されても快感を得ることはないけれど、
湿った舌のおぞましい感触にももう慣れた。
やがて、群がっていた男たちがいったん彼女から離れると、
おもむろにひときわ大柄な男が近づいてくる。
おそらくは、この集団のリーダーなのだろう。
「よかったなミランダ、処女卒業だぜ、感謝しろよ」
男は大きく足を抱え上げると、まわりにいる男達にわざとよく見えるような体勢をとって
ミランダの中に突っ込んだ。
「ひいぃ……っ」
何度繰り返されても破瓜の痛みだけには慣れることができずに、
ミランダはちいさな悲鳴をあげてしまう。
処女を破られるのも、これで20数回目だ。
男はめちゃくちゃに突くと、こらえもせずに中に射精する。
はじめは妊娠が怖くて泣いてやめてくれと頼んでいたけれど、今はもうそんなことはしない。
言っても無駄なのだし、『今日』が永遠に繰り返されるこの街では
『明日』など来ないのだから、妊娠する心配もないと分かったからだ。
はじめの男が終わると、また一斉に男たちが群がってきた。
よほど女に飢えているのか、我先にとミランダの中に突っ込もうとする。
順番を待つ間に、あるものはミランダの口を使い、
あるものは無理矢理手に握らせて奉仕させる。
これがいつ終わるのか、彼女にはちゃんと分かっていた。
胎内に6回、口内に4回、手で5回、男たちが射精して、この陵辱は終わる。
はじめはそんなことを考える余裕もなかったけれど、
繰り返されるうちにだんだんと分かってきたのだ。
ミランダは、口に入れられた性器を舌を使って舐めはじめた。
「おっ? なんだよこいつ、初めてのくせに舌使ってやがる」
「マジかよ。おおかた1人で寂しい夜に妄想しながら練習でもしてたとか?」
ミランダは、そんな笑い声を聞きながら、一心不乱に舐める。
舌使いは、20数回も犯される中で覚えたものだ。
63ミランダ陵辱注意:04/10/19 03:33:22 ID:n59l5s0B

男たちの射精の回数は、毎回同じなのだ。
だったら、こうしてやったほうが早く終わる。早く解放されるのだ。
またひとり、男が胎内に放った。
(あと……4回)
ミランダはぼんやりと数を数えた。


散々欲望をぶちまけた男達は、満足したように去っていった。
あとには精液にまみれたミランダが薄汚れた廃倉庫に取り残されているだけだ。
けだるい体をミランダは起こした。
はじめのころは、毎回泣き、毎回震えていたけれど、今はもうそんなことはない。
放り出されていた服からハンカチを取り出して、体についている精液をぬぐっていく。
(ここからの帰り道に、馬車に泥水をかけられて、
 家で体を洗って、ベッドにもぐって寝たら、また『今日』が来る)
今ミランダは散々犯されたけれど、寝て目が覚めればまた処女に戻っているのだ。
犯された記憶はしっかりあるのに、その事実はなくなっている。
そしてまた『今日』の終わりに、同じように犯されるのだろう。その、繰り返し。
(誰か助けて)
気が振れそうになる。
あと何度、この『今日』を繰り返せばいいのだろう。あと何度犯されれば終わるのだろう。
不幸女だと自分でも思っていたけれど、こんな不幸はひどすぎる。
せめて、繰り返されるのが平穏な『今日』だったなら、まだ耐えられるのに、
こんな『今日』を繰り返さねばならないなんて。
けれど、ミランダにはどうする術もないのだ。
どんなに逃げようと思っていても、また明日の『今日』には、ここへ来て男達に犯される。
ミランダはふらふらと立ちあがって、服を身につけた。
そうして廃倉庫を出て行く。
泥水を引っ掛けられると分かっているのに、馬車通りのほうへ向かって。


64名無しさん@ピンキー:04/10/19 03:41:46 ID:l3tszlC8
GJ
65名無しさん@ピンキー:04/10/19 16:14:09 ID:V2ET6iIx
初めて来たのがミランダというのがこのスレの行く末を表してるのだろうか……。

それにしてもGJ。
66名無しさん@ピンキー:04/10/20 16:23:38 ID:Vt9PZEvQ
GJ(*゚∀゚)b
でもミランダ眉毛なくて怖いよ。。

次はリナリーたんで(*'-')b
67名無しさん@ピンキー:04/10/20 17:11:14 ID:cZR0I0Vz
ネ  申
 降
 臨
 a g e!
68名無しさん@ピンキー:04/10/20 21:12:37 ID:smXs4Ik8
>>27の酔っ払ったリナリー萌えだなぁ〜〜(*´Д`)ハァハァ
しかし自分コミックスも仕入れてないDグレ初心者なのでss書いてみたいけどそれこそ時期尚早。
神降臨期待sage
69名無しさん@ピンキー:04/10/20 21:17:44 ID:H8TEyMKa
ミランダ…髪をおろせば意外と俺好みかも…
70名無しさん@ピンキー :04/10/20 21:56:27 ID:7/SZ+0N4
あのミランダでこんなにハアハアなエロ小説を執筆できるとか本当


ネ申


ですな
71名無しさん@ピンキー:04/10/21 09:32:46 ID:/73Gizmx
自室にて。
アレンは顔を赤くして、寝込んでいた。
呼吸も僅かながら乱れている。
「うう…」
少し、唸る。
単純に気分が優れないのもあったが、なにより自分の迂闊さに嫌気がさしていた。


話は昨晩に遡る。
なんとか一仕事を終えて、ホームに帰ったは良いものの、やはりアクマとの戦闘は一筋縄でいくものではない、またも左腕を負傷してしまった。
その帰り道のなんと憂鬱だったことか。
アレンにとって、またあのコムイ室長の拷問ともいえる治療を受けることを考えると、身の毛のよだつ思いだった。

「んー、そんなに嫌だったら、他の方法も無いことは無いけど?」

だから、その言葉はまさしく奇跡のようだった。
「え?!あの治療しなくても済むんですか?!」
すがりつくように問いだたすアレン。
「だから、無いことは無い、かな。」
そういってコムイは錠剤が入った小瓶を取り出した。
「これを飲んで、まあ一日二日安静にしてれば傷はふさがるよ。」
是非に!と小瓶を取ろうとするをひょいとよけて言葉を続ける。
「ただ、ちょっと問題があってね。」
「問題?」
「傷が塞がるのは確かなんだけど、どうも効果が安定しなくてね。
 特にエクソシストにはどんな副作用が出るか分からない。」
「……」
「まあ、飲んでくれる分にはデータが取れて嬉しいんだけど☆」
そういうコムイは少し楽しそうだ。
72名無しさん@ピンキー:04/10/21 09:33:34 ID:/73Gizmx
「――副作用は……」
「ん?」
「副作用は、別に命にかかわるものじゃないんですよね?」
その目には、何か決意のようなものが秘められていた。
「うん。今まで出た副作用にはそんなひどいのは無いよ。
 ひどくて湿疹が出るとか、その程度。」
それを聞き、一拍置いてアレンは小瓶を手に取った。
「…飲みます。」
「なぁんだ、そんなにあの手術は嫌い?楽しいんだけどなぁ。」
本当に残念そうに言って、
「じゃあ、あとでデータ取らせてね〜」
と、やっぱり楽しそうにアレンを見送った。

実際、薬はよく効いた。
飲むと体に暖かいものを感じ、今にも傷が塞がっていくようだった。
昨晩は薬を飲んだらすぐに、薬に麻酔効果があったのか、それとも溜まった疲労のせいか、あっさりと眠りにつくことができた。

そうして今朝。
顔を真っ赤にして寝込んでしまっている。
皆に心配をかけないように風邪といってはおいたが、コムイ室長から薬を受け取ったことが知れていたらしく、余計心配をさせてしまったようだった。
あつい…
それでも、ただの熱だったらどんなに良かっただろう。
あの薬がもたらした、副作用はそんな生易しいものじゃなかった。
73名無しさん@ピンキー:04/10/21 09:33:52 ID:/73Gizmx
不意にノックの音が響いて、ドキリとする。
「アレンくん、入るよ?」
リナリーの声だ。
今の自分の状況で部屋に入られると非常にまずい気もしたが、怪しまれたらもっとまずいのでそのまま部屋に招きいれた。
「大丈夫?アレンくん」
そういって心配そうに顔を覗き込んでくる。
………
その、色々とまずい。
普段はどうか知らないが、兎に角今はまずかった。

薬の副作用。それは、媚薬のソレだった。
そう、今朝目覚めてから体の疼きが止まらない。
何度か自家発電してみても、全く治まる気配が無かった。

こんなことだったら素直に手術を受けておくべき……いや、断じてそれは避けたい事態だったが、それでも他に打つ手立てがあったはずだ。
つくづく自分の間抜けさを恨み、そしてまたコムイさんを甘く見ていたことを悔やんだ。

「ごめんね。兄さんが変な薬渡したせいで…」
「いえ、リナリーが謝ること無いですよ。」

あの人にも困ったものだ、と二人してため息をついた。
「で、本当に大丈夫なの?無理しちゃだめよ?」
リナリーは真剣に心配してくれる。
それなのに、部屋の中に二人きりというこの状況や、いつもは全然気にならないリナリーの体の線をはっきりと意識してしまう自分がいて、まったく、自己嫌悪に陥りそうだ。
「そうだ!アレンくん汗かいてない?拭いてあげようか?」
「ええええええ??!!」
それはダメだ。非常にまずい。
今でも現在進行形でモノはいきり立っているというのに、直接触れられたりしたら、それこそ何をするか分からない。
「いいです、いいです!」
激しく首を振る。
「恥ずかしがること無いの、私こういうことは慣れてるんだから。」
そういって、リナリーは水を汲みにいってしまった。
74名無しさん@ピンキー:04/10/21 09:35:53 ID:/73Gizmx
とか、ここまで書いておいて、あまりに展開が頭悪く思えてきて嫌になってきた。
75名無しさん@ピンキー:04/10/21 09:37:03 ID:2mhbcYQa
そんな・・・
76名無しさん@ピンキー:04/10/21 10:48:16 ID:0jS9p9uk
とりあえず乙
77名無しさん@ピンキー:04/10/21 12:35:50 ID:cQIuCVM9
>>74
(´・ω・`) (´・ω:;.:... (´:;....::;.:. :::;.. .....:::;.. .....(´:;....::;.:.(´
78名無しさん@ピンキー:04/10/21 16:39:05 ID:7vFYfOtJ
(*'ω')b GGGGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJ
79名無しさん@ピンキー:04/10/21 17:38:44 ID:Ln7jQACp
リナリータンキタ━━━━ヽ(・∀・)ノ━━━━!!!!

>>74
そんな事言わずにぜひ続きを……寸止めなんてひどいよ_| ̄|○
80名無しさん@ピンキー:04/10/22 13:12:46 ID:PI4Ll9cf
>>74
ガンガレー!!
8174:04/10/22 23:34:56 ID:tEmz/h3e
携帯からでつ
途中まで書いて、モチベーションが下がっちまいまして、あんな捨て科白吐いて逃げたわけなんですが、そのあと「これじゃただの荒しぢゃんorz」とジコケンヲに陥ってました。

皆さん怒ってなくてヨカターヨ・゚・(ノ∀`)
まあ、たぶん書きます。
たぶんね
たぶん書くと思います
といってもたぶんですからね、たぶん
期待しないで下さいね、たぶんだから
絶対じゃなくてたぶんだから
でもまあ、たぶん書くんじゃないかなーってね、たぶん。

………

_|\○_頑張って土日で書きます
82名無しさん@ピンキー:04/10/22 23:47:48 ID:jm5LWEuI
いや、そんなに言うなら、そこまでして書かなくていいよ
83名無しさん@ピンキー:04/10/23 00:07:44 ID:zO0nePEO
でも楽しみにしてるよ。頑張って!
84名無しさん@ピンキー:04/10/23 00:27:53 ID:FinxeGqB
>>82
マンガヨンデルノカゴルァ!!
74はうまく台詞を使っているんだから気づいてあげなさい!
85名無しさん@ピンキー:04/10/23 17:11:13 ID:rQ8uQ8UN
>>84
気づかなかった、、、
早売り買ったらリナリーが、、、あ、あ、、あ、、、
86名無しさん@ピンキー:04/10/24 09:35:08 ID:RyxfKYZq
>>81
たぶんはもうわかりましたから・・・
87名無しさん@ピンキー:04/10/24 20:00:13 ID:aQcVlUAq
援助あげ
8874:04/10/24 21:05:33 ID:6odz1aON
再び携帯から。
土日中とかぜんぜん無理でしたorz
寝すぎ、俺。

えー、まぁ暇な時間を見つけては書いてきます。
たぶんね、たぶ(ry

今週中にはなんとかー!
89名無しさん@ピンキー:04/10/24 21:47:12 ID:PphRSMaH
そこまで無理しなくていいよ
90名無しさん@ピンキー:04/10/24 23:05:13 ID:EfSbOsMu
91名無しさん@ピンキー:04/10/24 23:53:03 ID:wapyiQ97
リナリー処女喪失キボンヌ
92名無しさん@ピンキー:04/10/25 12:58:31 ID:gEmFbgQ2
今週のネタ流用できそうでつね
93名無しさん@ピンキー:04/10/25 16:14:36 ID:pM785FG6
ジャンプ総合スレに神田女設定による神アレ投下したものです。
続き(まだ書き終わってませんが…)はコチラに投下すべきでしょうか?
94名無しさん@ピンキー:04/10/25 16:19:06 ID:UZcRy0CC
エロパロなら本来はここに投下すべきでは?
しかし普通に考えたらジャンプ総合の次スレにすべき…
95名無しさん@ピンキー:04/10/25 16:36:24 ID:EW/JDpbC
女体化注意書き付きで、こっちでいいんでないか?
96名無しさん@ピンキー:04/10/25 19:29:44 ID:pM785FG6
>>94
説明不足スマソ
エロパロ板のジャンプ総合SSスレの事です。
週少板の事じゃないです。
>>95
女体化とは少し違うんですよね、女設定デフォにしてるんで。ナルトスレの白みたいな…。

もーちょい意見下さい。age
97名無しさん@ピンキー:04/10/25 19:31:04 ID:pCPKVVUD
体が女になっていようと、
男と男を絡ませるって発想自体が既に801なんだよ。

【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090851506/

ここへ落して、読みたい人はこちらへドゾーという風に誘導して欲すぃ

女体化オケにしてから80%以上が
女体化SSになってしまったスレを知ってるぞ。
せっかく可愛い女キャラが居るんだから、
そっちの方でハァハァしたいものだよ
98名無しさん@ピンキー:04/10/25 20:06:59 ID:hfZ0OVJp
あげ
99名無しさん@ピンキー:04/10/25 22:48:20 ID:6c5Go3WR
>93
女デフォでも97みたいに思う人もいるし、801板だと身体が女じゃ追い出されるかもだし
無難にジャンプ総合SSスレでいいのでは?続き楽しみに待ってます。
100名無しさん@ピンキー:04/10/25 22:58:41 ID:+Pt3jjoP
100ゲト
101名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:25:30 ID:EAhxaKOj
女体化80%になる心配より、書き手0%になる心配したほうがいいと思う
102名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:54:31 ID:GS5EYnIl
こっちでいいんじゃない?人少ないし。
本誌で打ち切りになる前に書いてもらいたいなぁ。
>>96
俺も続きを楽しみにしてますよ。
103名無しさん@ピンキー:04/10/26 05:27:52 ID:W3BWb3N5
>>96の言葉気になってナルトすれ言ってみたんだが、
白の女設定・忍術による女変化が可になってるのな。
後者はともかく前者はかなり参考にならないか?

もともと神田は週少板で女との呼び声が高くエロ読みたい・書きたいなヤシ多いだろ?
つかおれも許可降りれば投下したい。
女体化と女設定は厳密に言えば違うし。
(女体化→男の性格を残したまま体を女にする
(女設定デフォ→男だったことをなかったことにする。

神 田 の み
女設定デフォ可って事にすればいいんでないか?
ただし名前欄の注意書きは必須で。

不快なヤシは見なければいい。
104名無しさん@ピンキー:04/10/26 05:59:26 ID:EAhxaKOj
自分が女神田を書きたいから、神 田 だ け 可にしろってのは勝手な言い分だぞ
105名無しさん@ピンキー:04/10/26 07:23:29 ID:j9xAla9L
よく分からんのだが、
薬や魔法で、もともと男だったのが女になっちゃった! ってのが女体化で、
原作では男キャラだがSSの中では生まれつき女という設定にしてるのは女体化ではないと、
そう言いたいわけか?
106名無しさん@ピンキー:04/10/26 14:45:21 ID:W3BWb3N5
>>104
ス マ ン_| ̄|○
本当にその通りだ…どうかしてた。逝ってくる。

>>105
違うと思う。
昔どっかで前者を女体化、後者を性別Ifと言い違えてた。
107名無しさん@ピンキー:04/10/26 15:39:51 ID:fzTJpBLy
今のところ書き手が全く居ないここがあるうちは、ここを使えばどうかな。
わざわざDグレ女体化スレつくって共倒れでもしたら

>105
神田の場合は元から素で女だと思っていた人が居たぐらいだから
結局ニュアンスの問題かな…どちらにしろ自分は女神田が読みたいと思ってる。
108名無しさん@ピンキー:04/10/26 17:46:08 ID:3/2ZoC4H
素で男だと思って女と疑うなんて考えても見なかった身にとっては
>97のスレに投下してくれたほうがありがたいな。
デスノのLを女と言いはるヤシらと変わらん。
109名無しさん@ピンキー:04/10/26 21:16:57 ID:duChMxju
どっかに投下してくれて、その場所さえここに書いてくれれば
どこでもいいよ…。
個人的に女神田はすごく読みたいしな。
素で女だと思って、男と疑うなんて考えても見なかった身としては。
110名無しさん@ピンキー:04/10/26 21:27:09 ID:ZPCnDIMr
同意
投下後 ここに誘導をかける方がいい
111110:04/10/26 21:34:31 ID:ZPCnDIMr
おっとレスアンカーつけ忘れだな失礼 >108へのレスだった
神田はガタイいいし、手足もでかいし
顔つきも男のそれだし初登場シーンから男だと思ってたよ
女だと思う椰子がいて、えらい驚いた覚えがある
髪が長いからそう思ったんだろうか…よく分からんが
あ、俺は別に女体化SSもありだと思ってるよ
できれば専用スレで落として欲しいけど

話し変わるが神田×リナリーとか読んでみたい
リナリーは萌えるな…美脚を駆使したプレイが読みたい
112名無しさん@ピンキー:04/10/26 21:41:18 ID:LixfkhmG
リナリーたんは美脚総攻め
113名無しさん@ピンキー:04/10/26 22:13:33 ID:BzhVQ2a0
読み専がやいのやいの言うだけで、結局SS投下のないスレになりそうだな、ここ。
114名無しさん@ピンキー:04/10/26 22:20:20 ID:BzhVQ2a0
つーか、>>93>>103と、少なくとも2人は書き手がいるみたいだし、
本当に書くなら、女体化スレ立ててもいいんじゃないか?
女体化がどうしても嫌だって奴もいるみたいだし、そのほうが荒れないだろ。
115名無しさん@ピンキー:04/10/26 22:34:35 ID:lqLtum0l
>>114
それもいいかもな。

でもその場合、女体化スレの方が激しく盛り上がりそう。
反対も目立つけど、希望も多いし、書きたそうにしてるやつが多い。
116名無しさん@ピンキー:04/10/26 23:14:43 ID:uhqWQ27d
つーか、1作品1スレはエロパロ板じゃ基本ルールだ。
既に重複スレを立ててるところもあるけど、これまでの実績と勢いを盾に削除を免れているに過ぎない。
実績も勢いも無い新設のスレは速攻で削除されて終わるだろう。
117名無しさん@ピンキー:04/10/27 00:18:25 ID:N7e9Ap+0
>>116
そうとも限らない。
118名無しさん@ピンキー:04/10/27 15:08:12 ID:evAbm3n8
女体化スレ立てるだったら自分も書きたい。というか書く。
1191:04/10/27 15:36:36 ID:avKsw+Gh
「リナリー、ちょっといいですか?」
「えっ…、アレンくん………?」
「この間の件でちょっと………」
 リナリーは顔を赤くさせ頷くと、アレンに付いていった。



「はい、目的地はここですよ、リナリー」
「! ア、アレンくんっ! こ、ここって……!!」
 二人が入ったのは教団内の男性が生活している階のトイレの個室だった。
「この間、ベッドの上でしていた時、随分とはしたない真似をしたじゃありませんか。でもここなら安心ですよ」
「こ、この前のは………っ!」
 リナリーは先日アレンに抱かれた時のことを思い出し真っ赤になった。
あの時は、任務をやっと終わらせた晩で、その開放感からか、いつも以上に燃え上がり、イク際に気絶、
しかも、その絶頂から来る快楽のせいか、気絶しながら失禁までしてしまっていた。

「ね、ねぇ…、も、もう……その……おしっこ……なんてしないから……こ、こんな場所で━━んむ!」
 アレンはリナリーを抱きしめると、そのままリナリーの柔らかな唇に自分の唇を重ね
僅かに開いた隙間に勢いよく舌を捻じ込んだ。
「ふぅん…! んう……ん、んぅ……ふぁ、…あむ…ん……れろ……ちゅっ……はむ」
 キスをしたまま、服の上からリナリーの柔らかな膨らみに触れる。
見た目よりボリュームのある胸は、アレンの手の動きに応じてムニムニと形を変える。
「ん、ちゅちゅ……! やっ、はっ……んっ、く……んむ…ぅ…」
 唇で唇を塞ぎ、左手は胸を弄り続けたまま、余った右手はスカートの中へ伸ばす。
「ッ……! ぅ…ちゅ……はむ……っん!」
 布地のふちを、スリスリと指の腹でなぞると、そこは既に熱い愛液で湿っており
いつもより溢れる量が多いのか、下着で吸収しきれなかった愛液は太腿を伝わり落ちていた。
1202:04/10/27 15:37:19 ID:avKsw+Gh
「ぷぁ……、ふふっ、リナリーの大事な部分、大洪水起こしてますよ」
「やっ……! そ、そんなこと…っ」
「そんなことありますって…ほら!」
 アレンはリナリーの後ろに回ると、スカートの中に手をいれ、グショグショとなった下着を脱がす。
そしてそのまま太腿に手を回し、その体を抱え上げた。それは幼い子供をおしっこさせる時と同じ体勢で
リナリーの目には自分の秘裂が入ってきた。
「やぁ…っ、こ、こんな格好……っ」
 確かにこの場所だったら、おしっこをしても問題はないだろう。
しかしいつ人が入ってきてもおかしくない、しかも生まれて初めて入る男性トイレで淫らな行為を行うというのは
リナリーにとって思いもよらない事であった為か、よほど興奮したのだろう。
そこはアレンの言う通り、普段とは比べようも無いほどに濡れていた。
「ね? 僕の言ったとおり凄い事になってるでしょ」
「わ、分かったから…っ、も…もう降ろして…!」
「………分かった。じゃあ、ココに降ろしてあげますよ」
「…ふぁ…ぅん………━━ッ! だ、駄目…っ!!」

 アレンはリナリーを持ち上げたまま、便座に座ると、いきり立った肉男爵にリナリーの腰をあてた。
「…んぁ……ば、馬鹿ぁ…、こんな場所でなんて…っ、━━んんんんっ!!」

<ずちゅぅっ…>

「あっ、はあぁぁぁ…ッ!」
 一気に根元まで肉男爵を挿入され、とうとうリナリーは嬌声を上げた。
「やっ……はん…ッ……っん!」
 しかし、今自分の居る場所を思い出し、口から溢れる快楽の喘ぎを噛み殺す。
アレンはそんなリナリーの姿を満足気に見ると、大きく腰を動かせない分、リナリーの体を揺する事で膣を擦り上げ始めた。
1213:04/10/27 15:54:26 ID:avKsw+Gh
 いつ人が来てもおかしくない、いつもとは違うシチュエーションのせいか
リナリーの卑部はポタポタと愛液を垂らし、膣内も痛いくらいにアレンの肉男爵を締め付ける。
それに応える様、アレンも少しずつ肉男爵の出し入れを激しくしていく。
「ふっ…ぅん! ん、ん、ンっ…! んくッ……ふぅ…ッ!」
 体を揺すられるのがますます激しくなり、とうとうリナリーの口は開き、涎をだらしなく垂らし喘ぎ始める。
「ひぁっ……うぁん! ……ん、ん、ぃやあ……っ…はん!!」
(ん…?)
「はぁ、あっ…! ん、んっ…! あ、ぁん!!」
「リナリー、誰か来ますよ」
「はぁ……ン━━ッ!!?」
 アレンの声にハッと我に返るリナリー。
ここがどこで、そこで何をしているかを思い出すと再び口を閉じたが
代わりに羞恥、焦り、その他諸々の感情が湧きあがり、リナリーの目には涙が滲んできた。

<がちゃ>

「ッ…!!」

<コツ、コツ、コツ、コツ。 カチャカチャ、ジィーーー>

 足音は二つ。どうやら男二人で連れションに来たらしい。
薄い扉一枚隔てた場所に誰かが居る……そんな状況にリナリーは落ち着かず、今まで以上に緊張してくる。
1224:04/10/27 15:56:02 ID:avKsw+Gh
<じょおぉぉぉぉぉ…>

男たちは小便を始めると、何か喋り始めた。

『なぁ、アレンのやつとリナリー、最近妙に仲良くねえ?』
『あー、俺も思ってた』

「っ……!?」
 人が入ってきただけでも落ち着かないのに、
突然自分の名前が出たことに更に驚き、リナリーは体を竦ませた。

『やっぱアレかな、もう結構な仲になっちゃってるのかな?』
『らしいぜ。リナリーがアレンの部屋に入っていくのを見たって奴、結構いるもん』

(ふふ、言われてますね、リナリー)
「んっ…ぁ………っ」
 自分たちのことを噂されている場所で、変態的なプレイをする。
その状況がアレンを興奮させ、そのままリナリーの耳を唇と舌で愛撫し始めた。
「やっ…あ……ん…っ…っ…!!」

『じゃあ、やっぱりヤっちゃたりしてるのかな?』
『じゃねえの。あー、俺もリナリー抱いてみて〜』

(大人気ですね、リナリー)
「っ…! …ん、ん、んんっ…! …ッ…ッ!」
 耳への愛撫を止め、そう囁くと、同時にアレンは左手で再び胸を揉み、右手は淫核を弄り始めた。
「ッ…!? っ……ん…ッ……!………っ!!」
1235:04/10/27 16:06:00 ID:avKsw+Gh
『昔、頭が少しイっちゃって、鎖で繋がれてたリナリーを見たときに思ったんだけど、あの壊れた顔、滅茶苦茶エロかったんだよな。
 エロでリナリーにああいう顔をさせられたら、最高だろうなぁ…』
『だな、お前なんて夜のオカズにするくらいリナリーのこと好きだしな』
『な、何言ってんだよ、バーカ』

(君をオナペットにしてるんですって。ふふっ、いっそ、この扉を開いて彼に新しいズリネタ提供してあげましょうか?)
「…ん!……ぅぁ……ッ!!」
 いやいやと頭を振る七瀬。しかしその弱々しく怯える態度がアレンのサディズムを刺激し
リナリーの体を再び揺すり始め、膣内を擦り始めた。
「んんぅ……! はぁ…っ……ん、ん、んん……ふぁ……んんむぅ…!」

『まぁ、でも、リナリーに下手なことすると、室長が黙ってないからなぁ』
『そうだな。だからお前はリナリーをオカズにするだけで我慢しとかねーと』
『だから違うって!』
『ハハハハハ…』

<がちゃ……バタン>

 自分たちが用を足す音で気づかなかったのか、二人は個室の方に寄って来ることもなく便所を後にした。
「良かったですね、リナリー。どうやら気づかれなかったみたいですよ」
「ふぁ…………ぁ…ぃ、いやぁ……っ!!!」

<ちょろ……、ちょろろろろろろ…>

 その時、限界まで張り詰めていた緊張が切れてしまった為か、リナリーは惚けた様に失禁した。
「い…いやっ…、み……見ない…っで………っ!」
124最後:04/10/27 16:12:00 ID:avKsw+Gh
 自分が排泄しているところ他人に見られる。普通の女の子には耐えられないことなのだろう。
リナリーは顔を真っ赤にしながらボロボロと涙を流し始めた。しかし、それが逆にアレンの欲望に火を付けた。
「リナリー…続きを始めますよ…」
 アレンはリナリーの涙を唇で拭いてあげ、トイレの中から男たちの気配が完全に消えたことを確認すると
再び肉男爵を膣内へ勢い良く突き挿れた。
「えっ…? んッ!! …はぁっ、やっ…あああぁっ…! はぁ…っ、ンンッ!!」
 そして、狭い個室にも関わらず、挿れた時の勢いで激しいピストン運動を展開する。
「あっ…ンン……っ、はぁん…っ、ん……やぁ…ッ!」
「リ、リナリー……」
 誰かが入って来るかも知れないトイレの中で女を抱くという行為からくる異常な興奮と
リナリーの美しい肢体を抱くことから湧き上がる快楽に、胸が様々な感情に溢れ、アレンは激しい抽送を繰り返しながらリナリーと唇を重ねた。
「あんっ……!! ちゅっ…んっ……ふぁっ…んんぅ……ちゅっ…!!」
 リナリーもその異常なシチュエーションに流されたのか、それとも快楽に理性が飛んだのか分からないが
積極的に舌を絡ませ、自分から体を揺する。それに伴い、膣内の締め付けは格段に強くなり、アレンの肉男爵を更に包み込んだ。
「んっ…れろ……んちゅ……ふぁ…ん、んん……ひぁ……ぁんっ!!」
「ふぁ……リナリー…、僕…もう……」
「う…うんっ……来て…わたしの中に……んっ…ふぁ……っ…アレンくんの…っ…全てを……ぶちまけてぇっ!」
「くぅぅっ!!!」
「あ、あああぁぁぁっ━━━!!!」

二人は自分たちがどこにいるかも忘れ、大声をあげて同時に達した…
125名無しさん@ピンキー:04/10/27 16:25:49 ID:u8VVWbe/
>>いやいやと頭を振る七瀬
七瀬?とにかくGJ
126119-124:04/10/27 16:44:42 ID:avKsw+Gh
すまん、某所に投下して放置されたネタを、回収再利用したやつだからミスったらしい。
そこは脳内変換を頼むorz

あと、本編は連載開始時は読んでなく、今現在も立ち読みでしか読んでない作品だから
設定に間違いとかあるかもしれんが、そこもスルーしてくれ。
本当はイノセンスをつかったプレイとか書きたかったんだが、
そこら辺のことがよく分からんかったので…
127名無しさん@ピンキー:04/10/27 18:13:09 ID:i2jck0w8
○田一?
128名無しさん@ピンキー:04/10/27 18:27:15 ID:C+aGOQJQ
回収再利用か…性格違ってないか?
129名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:01:43 ID:oqYHZ2a4
コピペ禁止だろ。
アレンがキャラ違うし。

そんなお前に乙。
130名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:27:48 ID:51/xdBQA
確かにアレンが別人になってた
131名無しさん@ピンキー:04/10/27 22:49:09 ID:8AYnAZ6j
リナリーたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!





と思ったらただの名前すげ替えかよ_| ̄|○
132名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:03:07 ID:82jZ6Lv1
リナリー×アレンで うぶでヘタレアレンですが書いてもいいですか・・・?

ネタ的には>>27を目指したつもりなんですが・・・あんまりできてないかも。。
133名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:05:33 ID:vF4DPNhq
イイヨ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
134名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:42:24 ID:82jZ6Lv1
えと、とりあえず途中までなんですが投下します。。。
今書きたてで推敲とかしてないから ビミョウかもなんですけど。
まぁ枯れ木もスレの賑わいってことで。


あ、あと自分コミクス1巻とここ数週のジャンプしか読んだ事ないんで、
なんか変なトコあったらごめんなさい。
135名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:42:50 ID:82jZ6Lv1
探るように伸ばした指先と背中に堅いものが触れる感触で、
アレンは自分が遂に壁際まで追いやられてしまった事を知った。
ベッドの上に座った状態で後ずさっていたのだがそれもここまでらしい。
自分をここまで追い詰めた原因であるところの、彼女の顔を窺い見る。

ちょっとばかり辺鄙な所にあるとはいえ、『ホーム』の中は住み良い環境が整えられ、
服を脱ぎ捨てたくなるような暑さや、頬や鼻が紅潮するような寒さとは無縁だ。
だから、リナリーが今まさに団服の上着を脱ぎ去っている理由は部屋の気温のせいじゃない。
そんなことアレンにだって分かっている。
自分の頬が痛いくらい熱くて、鏡を見るまでもなく赤くなってしまっていることも。

「アレンくん・・・どうして下がるの?」
「リッ・・・リナリーがこっちに来るからですよ!!」


アルコール・・・あぁ、アルコールとは恐ろしいものだ、とアレンは痛感した。
彼女が、この国で飲酒が許可される年齢に至っているのかどうかアレンは知らない。
だが、アレンくん初任務お帰り記念!と称されたパーティーを断る理由は無かったし、
そこで振舞われた名前も知らない酒に自分自身も多大なる興味を抱いていた。

リナリーがどれだけ飲んだのか知らないが、ただの飲み会と化したパーティーが
お開きになった後、何となく話しながらスルリと自分の部屋に入ってきた彼女には
別に不審な点は無かった。
136名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:43:26 ID:82jZ6Lv1
「ねぇ、アレンくんって歳いくつ?」
いつもは大きな目がとろんと眠そうに伏せられ、長いまつげがより強調されている。
顔色は普段とそれほど変わらないが、体全体がゆらゆらと不安定な感じだ。
「えっと・・・僕は生まれてすぐに捨てられたので・・・正確じゃないですけど、15くらいだと・・・」
しどろもどろになりながら答えつつも、アレンは目のやり場に困り果てていた。
団服の上着を脱いだリナリーは、暑いねぇーなどと呟きながら
ブラウスのボタンまで外し始めていたのだから。
しかも自分が下がれば下がるほど、彼女は膝立ちでいざり寄ってくる。
ミニスカートのヒラヒラとした裾から白くて柔らかそうな太ももがスッと伸び、
オーバーニーのブーツの履き口がそこに密着していて、
なんとも言えない感動をアレンにもたらした。
(な、なんていうかリナリー・・・やらしい!!)

「そっかぁ・・・じゃあ私より年下だぁ〜」
「そんなことよりリナリー、大丈夫なんですか?気分悪くないですか?」
ほわほわと掴み所のない酔っ払いと化したリナリーは、傍目から見ても危険そうだった。
アレンはちょっと役得だとは思いながらも、寧ろ彼女の体調の方が心配になる。
しかし当のリナリーはそんな心配をよそに、更にアレンに近寄ってきた。
既に逃げ場を失っているアレンは、目の前のリナリーから必死で目をそらすことしかできなかった。
137名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:43:47 ID:82jZ6Lv1
アレンを壁際まで追い詰めたリナリーは、向き合うような形で、
そのままアレンの腿の上に腰を下ろした。
ズボン越しに自分に伝わる体温に、アレンは心臓が跳ね上がるのを感じた。
「アレンくん・・・」
「はっ、はいっ!!」
気だるそうな目で見つめられ、つい声が裏返ってしまう。
「ふふふ、アレンくん・・・かーわいぃ〜・・・」
「えっ、あ、はい!・・・え?」
どう見ても、ふにゃっと顔をゆがめて笑った今のリナリーの方が数百億倍かわいい。
アレンはドキドキとうるさい心臓と闘いながらそう思った。

チュッ

自分の唇が軽い音を立てて、気づくとリナリーの顔が目の前にあった。
「り、り、り、りなりー?!?!」
「あははは。 アレンくんってば、ホンット、かわいい」
今度はさっきよりも少し、イタズラっぽそうに笑うと、リナリーはアレンの首に腕を回した。
「アレンくん、顔真っ赤だよ・・・」
そんなこと、言われなくたって分かっている。
頬から耳まで、熱くて熱くて仕方ないのだ。
アレンが返事もできずにパクパクと口を開閉していると、リナリーはもう一度アレンにキスをした。
「んっ・・・」
今度はすぐには離れない。
「ん、ふ・・・りな、り・・・」
アレンが自分の手のやり場も分からずただされるがままになっていると、
リナリーは誘うようにアレンの唇を舐めた。
それが合図であったかのように、二人のくちづけは更に深くなっていく。
(すごい、柔らかい・・・それにあったかい。・・・あぁ・・・僕のファーストキス・・・)
138名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:44:11 ID:82jZ6Lv1
「アレンくん!」
「はィ!!」
曲がりなりにもキスの余韻を楽しむ雰囲気だったというのに、
リナリーは酔っ払い特有の大声で突然怒鳴った。
「アレンくん・・・もしかしてキス初めて?」
「そうです・・・けど・・・。・・・ダメですか?」
何かいけなかったのだろうか?そもそも向こうが勝手にしてきたと言うのに
怒られるというのもなんだか割に合わない気がする。
「ダメよ!!オトコノコはもっとぉーーこう、、リードしなくちゃ!」
「リード、ですか」
「そう、リード!」
リナリーは自分が積極的になっていることが気に入らないようだったが、
キスどころか女の子と手を繋いだ記憶すら殆どないアレンはどうしたらいいのかサッパリわからない。
そんな困惑に気づいたのか、それともただ単に業を煮やしたのか。
リナリーはまたも唐突に、アレンを引き起こし、更に首に腕を回したまま
今度は自分からベッドに倒れこんだ。
なされるがままになっていたアレンも、自分がリナリーを組み敷いている構図には
流石に慌てて起き上がろうとする。
「リナリー!!手を離して!」
「だめよアレンくん。ほらちゃんと、英国紳士らしくキスして!」
英国紳士は女性を押し倒してキスなんかしない、とアレンは思った。
139名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:45:28 ID:82jZ6Lv1
だが自分の体の下に仰向けに倒れこんだリナリーの姿態に、
またも心臓がざわめくのを止めることはできなかった。
勢いよく倒れこんだ為に散らばった艶やかな黒髪、そしてその中心で自分を見つめる瞳。
ブラウスの胸元は大きく開いて、細い首と白い鎖骨までが露になっている。
心なし膝を立てているために更に短く感じるスカートと、白い脚。

「リナリー・・・」
アレンは静かに呟くと、優しいくちづけを落とした。
するとリナリーはそれを逃がすまいとするかのように、腕をアレンの身体に回す。
唇を触れ合わせるだけのつもりだったキスが軽いついばみに変わり、
アレンの手はリナリーに捕らえられた。
そのまま掌を、真っ白いブラウスに覆われた胸元へと誘われる。
「や、わらかぃ・・・」
「触って?アレンくん・・・」
母の胸さえ触った事などないと言うのに、アレンはリナリーのその柔らかさにどこか安らぎを覚えた。
そっと、壊れ物を扱うようにすくいあげる。
「ん・・・。アレンくん・・・脱がせて・・・」
くすぐったそうに吐息を漏らしたリナリーが囁いた。
「えっ・・・服を、ですか?リナリーの?!」
慌てたように手を離すアレンに、リナリーはもう怒りはしなかった。
その代わりに優しい笑みを漏らすと、自分の手をアレンのシャツの胸元へと伸ばした。
「うん・・・アレンくんのは私が脱がせてあげるから」
プツ、プツと一つずつボタンが外されていく感触に、アレンの手が震える。
本当にリナリーのブラウスを脱がせていいのか?
(脱がせるってことはつまり、ごにょごにょ)
白いブラウスの下に隠れているであろう光景を想像している間にも、
リナリーの手は自分の腹部にまで達している。このままでは自分ひとりが裸だ。
そんなに酔ってはいないのに、アルコールが回りすぎたかのような思考回路で必死に考える。
熱に浮かされた脳みそは、結局、リナリーの胸元へと手を伸ばさせた。
140名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:45:52 ID:82jZ6Lv1
「リナリー、寒くないですか?」
「平気。・・・ね、触って」
再びアレンの手が、柔らかな乳房へと引き寄せられる。服越しよりもずっと暖かい。
そっと揉みあげるまでもなく、その中心にある蕾はツンと天を向いていた。
指先で恐る恐る触ってみる。柔らかな胸と違って堅いその感触に幾分驚きながら、
今度は掌全体でそこを転がしてみる。
「っ・・・は、ぁんっ・・・」
リナリーの口から甘やかな声が漏れた。
「あ、えっと・・・痛いですか?」
ビクビクと様子を伺うアレンに苦笑を禁じえず、リナリーは笑いながら首を振った。
「違うの・・・じゃあ、今度はそこにキスして・・・お願い」
「はい・・・」
言われるがままに唇を落とす。
さっきのキスのように、軽くついばんでみた。
それから、リナリーがしたみたいに、舌を伸ばしてみる。
その度にリナリーの細い体が震え、声を殺した吐息が漏れるのがわかった。
その様子が何故だかとても嬉しくて、アレンは片方を舌でコロコロと味わったり吸い付いたりしつつ、
もう片方を掌で優しく愛撫することに没頭した。
「あ、ぁっ・・・ア、レンくっ・・・ん!」
リナリーの慌てた声にハッと我に帰る。
141名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:47:35 ID:82jZ6Lv1
と、とりあえずここまで・・・・ハァハァ・・・・キンチョーする

自分的リナリー萌えをこれでもか!と言うほど詰め込んでみました。それだけっす。
酔っ払い書こうと思ったらなんか性格が違っちゃって・・・orz

このままアレンに暴走させようか、それとも何も分からぬアレンにリナリーオネエ様が教え込むか、
迷ってるんですが、どうでしょうか。。。
142名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:50:07 ID:vF4DPNhq
ついにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


自分はアレン暴走かなぁ。
143名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:50:46 ID:gziu6Onl
よっしゃぁぁぁ!乙!!
続きはどっちでも美味しいなぁ。アミダくじで決めてしまえばいいんじゃない?
144名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:57:42 ID:k/gzoo1X
神GJ!!
俺もアレン暴走かなぁ。
145名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:40:40 ID:ncJo2IDK
アレン暴走がいいね
146名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:57:34 ID:1VZbhzlw
すみません、風呂入ってました。
あぁ、意外と反応あってよかった・・・初投稿なのでガクブルです。。
アレン暴走の声が多いようなので、一応その方向でエチィー頑張ってみるつもりです。
明日以降になりますけど、今しばらくお付き合いお願いします・・・。
147名無しさん@ピンキー:04/10/28 16:44:16 ID:e6WFQ4tr
キャメタンは?
キャメタンは!?
リナリーもいいけど、キャメタンもイイヨー(´X`)
148名無しさん@ピンキー:04/10/28 18:32:16 ID:a7WJJU/e
第1話のあの方の降臨はまだかッ!?
149名無しさん@ピンキー:04/10/28 21:28:43 ID:aGVcyocT
>148 誰?
150名無しさん@ピンキー:04/10/28 22:56:43 ID:8MEZYCss
第一話っていうと婦警さん?
151148:04/10/29 17:18:34 ID:cs3EOAfK
そう。まぁまず無いわな…。
152名無しさん@ピンキー:04/10/29 17:29:42 ID:tPYlT/NK
d(*'ω'*)bGJJJJJJJJJ
153名無しさん@ピンキー:04/10/30 04:54:23 ID:pSxibCHG
GJ! Mな俺にはオネーサマネタが良かったんだけど、この際暴走でも
私は一向に構わんッッ! 感じです。がんがれ〜。この調子で
誰かオネーサマなリナリーたんも描いてくんないかなぁ。

>>148
まさかあの一話で終わりとはさすがにおもわなんだ……
154名無しさん@ピンキー:04/10/30 08:15:24 ID:gyP5DIrG
モア

>>138
>「だめよアレンくん。ほらちゃんと、英国紳士らしくキスして!」
>英国紳士は女性を押し倒してキスなんかしない、とアレンは思った。
ここマジヤバイ。レベル2のAKUMA三体分ぐらいヤバイ。
155名無しさん@ピンキー:04/10/30 09:52:45 ID:nevcr/yR
いや、むしろロード級2体分くらいヤバイ。
156名無しさん@ピンキー:04/10/30 13:14:40 ID:amVwLAql
ぶっちゃけ本誌のリナリーより可愛い
157名無しさん@ピンキー:04/10/30 14:38:47 ID:CF/ZGEkh
リナリーかわいいよリナリー

アレンの暴走より我が「相棒」の暴走のほうが早い……
_ト ̄|○ <降臨マッテマス
158名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:54:13 ID:5jbKwMX3
>>132のリナアレ者です

後半、アレン暴走を目指して、目指したんですが・・・・orz

出だしからリナアレだったから最後までリナアレな感じです、力量不足、没。
また今度、機会があったらキレ気味のアレンにリナリーたんが襲われる系に挑戦してみたいです。
ムリポそうだけど。

では、長い駄作ですが・・・↓
159名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:54:40 ID:5jbKwMX3
「あ、ぁっ・・・ア、レンくっ・・・ん!」
リナリーの慌てた声にハッと我に帰る。


「あ・・・すみません。その・・・」
急に自分のしていたことが恥ずかしくなりアレンはパッっと身を起こした。
自分の唾液に濡れた乳首が、熱を帯び薄らと赤みの差した胸の上で震えている。
大きく深呼吸をするようにリナリーが吐き出した息は熱い。
アレンは咎められているのでない事を知ると、もう一度、そこへ手を添えた。
「リナリー、震えてる」
寒さのせいでないことぐらい、真っ赤に染まった頬を見れば分かる。
鎖骨から肩、そしてわき腹と手を滑らせていく。
その度にリナリーがあげる小さな声がアレンの動きを後押しした。
軽くキスをしてから、今度は手の動きを追うように体中を唇でなぞる。
「は・・・・ぁ、・・んっ」
触れるたびに漏れるリナリーの声がアレンの耳に直接届いた。
「リナリー、スベスベしてて気持ちいい・・・」
「やだ・・・変なこと言わないでよ・・・」
「変じゃないですよ、ホントに気持ちいいんです」
素直に答えるアレンに羞恥を覚えたのか、リナリーの腰がむずがゆそうに揺れた。
「アレンくんも・・・」
そう言うとリナリーはアレンの背に手を回し、触れるか触れないかという微妙な距離で背筋を往復させた。
160名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:54:55 ID:5jbKwMX3
「わ・・・リナリー、くすぐったい・・・」
わき腹をなぞられて一瞬アレンの動きが止まる。
リナリーは一瞬躊躇したあと、自らアレンのベルトに手をかけた。
「え、ちょ、リナリー!」
慌てて止めようとするアレンに「ダメ」とだけ言ってベルトを外す。
そこはもうずっと、リナリーの腿にその存在を主張していた。
窮屈そうなズボンの前を開くと、下着の一部が既に濡れてしまっているのが見て取れる。
アレンはそんな状態を見られてしまった恥ずかしさと、
真剣な表情でそこを見るリナリーの表情に動けずにいた。
「アレンくん、ここ、どうしちゃったの?」
さも面白そうに言いながら、リナリーはそこを白い指で撫で上げた。
「っ・・・どうも、しないです・・・」
「嘘。だってほら、硬くなってる・・・」
触られれば触られるほど硬度も大きさも増していく。
「っリナリーが触るから・・・っ!」
「それも嘘。さっきからこうなってたよ?」
一方的に触っているので余裕があるのか、リナリーはクスクスと笑う。
女性にそんなところを触られるなんて思いもしなかったアレンは、
グッと息を飲むと意を決したように俯いていた顔をあげた。
「じゃあ、リナリーは・・・どうなってるんですか」
そう言うとためらいもなくリナリーの白い脚の間へと手を滑り込ませる。
「んっ!」
161名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:55:27 ID:5jbKwMX3
ビクッと身を固めたリナリーに構わず、その最奥に触れる。
そこを覆っている柔らかな布はじっとりと湿り気を帯び、暖かい感触をアレンに伝えた。
「リナリー、ここ、どうしたんですか?」
意趣返しとばかりに笑いながら、そこを指先でなぞってみる。
くちゅ、と濡れた音がした。
予想外の感触にアレン自身も驚きながら、そっとその縁から指を差し入れてみた。
「っあ・・・ぁんっ!や、アレンくん・・・」
「うわ・・・リナリー、ここ凄い濡れてます・・・」
「や、だぁっ」
ただの水と違う、ぬめった感触に指が吸い込まれていく。
柔らかい溝の上を、アレンの繊細な指が往復した。
少し力を込めればいとも簡単に中へと入り込んでいく。
「あぁっ!ア、レン、くんっ!っ・・・はぁ・・・んっ」
「は・・・なんか、すごい・・・リナリー・・・ここ、痛いですか?」
邪気のない声で尋ねられ、リナリーは眉根を寄せたままフルフルと首を振った。
「ちょっと、邪魔なんで、脱がせますね」
言うなりアレンは、彼女の秘部を覆っていたショーツに手を掛け、造作もなく引き抜いた。
履いたままのミニスカートがめくれ、薄く柔らかな茂みに覆われたそこが眼前に広がる。
162名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:55:39 ID:5jbKwMX3
「っ・・・アレンくん!」
咄嗟にスカートの裾を引っ張ろうとしたリナリーの手を捕らえ、指先にくちづける。
アレンは左手でその手を掴んだまま、右手で再び潤ったそこに触れた。
「指が・・・」
アレンの呟きとともにその指が吸い込まれていく。
「あっ!」
押し寄せる柔らかな肉の中を、何かに導かれるように指が進んでいく。
アレンはその感触に夢中になっていた。
「リナリー、指が入っちゃいました・・・」
「やっ、・・・あぁっ・・・あ・・・」
内部で指を曲げてみれば、まともな返事も出来ないリナリーの腰が跳ねる。
「ぁ・・・・アレンく・・・んっ・・・気持ちいっ・・・!」
涙目になって訴えるリナリーに、今度は自分から口づける。
舌を絡め取るように、歯列をなぞるように。
夢中になって唾液をこぼしながら、アレンの右手はリナリーの中を探り続けた。
163名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:55:55 ID:5jbKwMX3
「リナリー、すみません・・・。僕、ちょっと、ヤバ・・・」
耳に息を吐きかけるように、アレンは小声で囁くと、自ら下着を取り払った。
ずっと放置されていたそこは突然外気に触れ、寒がるように震えた。
教えられなくても、どうしたらいいのかアレンには分かっていた。
自分がどうしたいのかが。
性急にリナリーの長い脚を持ち上げると、さっきまで自分の指が入っていたところがよく見える。
「やっ、あ、見ちゃ・・・」
「しっ、黙って・・・」
リナリーの静止の声を聞き流し、そこに硬く天を向いたそれをあてがった。
「んっ・・・」
リナリーは自分の入り口に固い、指よりずっと太いものが触れる感触に、
アレンはその柔らかな秘肉と熱いぬめりが自分の敏感な先端に触れる感触に、
同時に声を漏らす。
そしてそのまま、指と同じように、それを押し込んだ。
「あぁぁっ!!・・・・・・っ、あ、あ、ぁあ!」
ぐっと異物が入ってくる圧迫感にリナリーが悲鳴をあげた。
「う・・・、く、っは、リナリー、すご・・・」
柔らかくて暖かいリナリーの体内に包み込まれ、アレンも堪らず息を詰めた。
包み込み、痛いほどに締め付けてくる内部を押分け、根元まで押し込む。
それから今度はズルリと勢いよく引き抜き、ギリギリのところで止める。
その度にまとわりついてくる淫らな襞の動きに、アレンの自我は殆ど失われていた。
「ひゃ、ぁんっ・・・や、は、ぁっ!あぁっ・・・だ、め、ア、レ・・・くっんぅっ・・・!!」
164名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:56:07 ID:5jbKwMX3
突き入れるタイミングで途切れるリナリーの言葉も、
アレンの耳には快感を高める美しい音色でしかなかった。
「リナリー、すごくきもちいい・・・」
「わ、たしっ・・・もっ・・・ァっ・・・」
アレンが腰を揺さぶるたびに、すすり泣きにも似た嬌声が漏れる。
「ぅ、ぁぁっ、ぁ、アレッ、く、・・・も、ダメ・・・あ、アッ!!」
急にリナリーが逃げるように腰を動かし、しがみついてきた。
アレンは逃すまいとその細い腰を掴み、本能の赴くままに自分の腰を打ちつける。
「ぁ、やめ・・・・や、ダメ、ほんと、あ、ああっ・・・!!!!」
リナリーはアレンにしがみついたまま髪を振り乱し、腰をくねらせて達した。
涙が珠になって頬を転がり落ちる。
途端に内部が収縮し、出入りするアレンをきつく締め付けた。
「くっ・・・き、つ・・・」
痛みすら感じるほどの締め付けに、思わず引き抜くと同時にアレンも限界を迎える。
引き抜いた勢いでそのまま達すると、熱い欲望をリナリーの白い腹に吐き出した。
165名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:56:30 ID:5jbKwMX3
ぐったりと横たわり、未だ熱い息を漏らしながらリナリーは呆然としていた。
しかしそれ以上に呆然としていたのは、欲望を放って我に帰ったアレンだった。
目の前に広がる情事の跡に、思わず赤面する。
とりあえず目の前の刺激的な光景をなんとかしようと、
アレンは自分とリナリーの身体を拭くことからはじめた。
自分の放ったものがリナリーの身体を汚している。
そんな倒錯的な興奮がアレンを更に縮こまらせる。
「あの・・・リナリー・・・えと・・・寒くないですか?」
言葉を探しながら伺うように発せられた言葉に、リナリーは思わず笑ってしまった。
「な、なんで笑うんですかっ」
「だって、アレンくんさっきからそればっかり!」
「あ。あれ?」
アレンは釣られて笑いながら、照れ隠しに自分が脱がせたリナリーの下着を拾い上げる。
拾い上げてから、更に赤面。
「うわぁ、うわ、すみませんっ!!リナリー、これっ!」
押し付けるように渡した下着からパッと手を離すと後ろを向き、
自分の下着を探し出してそそくさと身につけた。
166名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:56:43 ID:5jbKwMX3
「自分が脱がせたくせに・・・」
「い、言わないで下さいっ!!」
「ちゃんと覚えてる?」
未だ乱れた姿のままのリナリーがアレンの顔を覗き込む。
チラリと見遣ったその姿に慌てて目を逸らすと、
アレンは更に向きを変えてもう一度リナリーに背を向けた。
「お、おお覚えてますよっ!リナリーこそ、酔って忘れたりしてないんですか?」
「ふふふ、どーかなぁ?」
先ほどまでリナリーを組み敷いていたとは思えないアレンの態度に、
リナリーは少し嗜虐心をそそられる。
「とりあえず、コムイ兄さんに・・・」
「わああああああそれだけは!!」
妹を溺愛する兄に知られたら、どんな改造を施されるか分かったものではない。
アレンはこれから暫らく、このネタでリナリーにいじられることとなった。
167名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:58:21 ID:5jbKwMX3

以上です・・・長くなってすみません。
読んでくださった方、ありがとうございます。
オチがつけられません・・・orz  


ちくしょーー  誰かアレ×リナ書いてくれ!!
ていうかリナリー受けならなんでも!!
168名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:07:13 ID:hGqzo7LY
うおおおおおおおお!!
激しくグッジョブ!
リアルタイムで読ませていただきましたが、最高です!!

攻めきれないアレンを翻弄するちょい小悪魔なリナリーが素晴らしいです。
ついで太股が!
文章だけなのに正直、絵で見るより萌えました!

…リナリー受けなら神田(♂)とかを相手にしてはどうでしょうw

では、長々とすみません。
また書いて下さい!!
169名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:10:59 ID:Swjvpn+w
GJ!!
170名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:14:32 ID:JQ3O0rxS
GJ!!! 同じくリアルタイムで読みました。
途中アレンが主導権を握る辺りの
描写も丁寧で上手いですね、引き込まれますた。
事が終わった後で素になる所もまた良いですw

次は>>168と同じく、神田リナリーをキボンヌ
新キャラの短髪のアクマの少女とリナリーも(・∀・)イイ!ですが
171名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:45:56 ID:ZaLW1aqC
>>170
ネタバレ?
172名無しさん@ピンキー:04/10/31 01:10:29 ID:5ir9BZGl
ありがとうございます・・・! もうちっと精進して頑張りたいです('A`)

神田×リナリーも有りですね!w 
初登場時?の「バインダー(?)でパコッ!」が。印象度高い。

>>170-171
ロード・キャメロットたんのことですよね??
コミクス派にはネタバレか・・・キャメロットたんも攻めだなぁ、自分的に。
リナリーといいキャメたんといい・・・orz 
173名無しさん@ピンキー:04/10/31 01:11:40 ID:j5cC7YtY
>>171
違うよ
今週に飴なめて短髪のおそらく敵サイドの
少女が出てきたんだよ
ちょっとイカレ系ぽかったから何となく
エロにし易そうだと思ったのさ(;´ー`)
174名無しさん@ピンキー:04/10/31 01:16:22 ID:j5cC7YtY
有りですよ!
ぶ厚い腹筋見た時からエロパロで
神田絡みが見てぇ〜!!と思いますたアヒャ
175名無しさん@ピンキー:04/10/31 03:22:44 ID:0sQGcssv
リナリーがエロかわいい!
あとアレンにも萌えますた(*´Д`*)
132の中の人グッジョブ!
176名無しさん@ピンキー:04/10/31 05:17:49 ID:EQceRF/G
結局女神田は何処へ?(;´д`)マッテルヨー
177171:04/10/31 15:38:19 ID:ZaLW1aqC
すまんかった。
早売り買ったのかとおもたよ。あまりにも、、、
178名無しさん@ピンキー:04/10/31 17:55:22 ID:xEwCnCzi
コムイ×リナリーたん(;´Д`)マッテルヨー
とか言ってみる。
179名無しさん@ピンキー:04/11/01 20:52:54 ID:mCzPN8mT
ロード×リナリーに萌えたヤシは居ないのか
180名無しさん@ピンキー:04/11/01 20:57:43 ID:ZcvG065A
>>179
今週号読んだらアレンとミランダが見ている前でって言うのが思い浮かんだ。
181名無しさん@ピンキー:04/11/01 21:18:48 ID:esw6Cbh9
>>179
ハゲモエ ですた。 キャメたんがハート飛ばしまくってんのんワロタけどw

>>180
うおおおおお (゚∀゚)イイ!!
182名無しさん@ピンキー:04/11/01 22:23:25 ID:esw6Cbh9
アクマを従えた少女が、残酷な笑みを零す。
彼女がその鋭い爪でリナリーの肌をなぞった。
「安心してよ、こーんな可愛いのに傷なんてつけないからさぁ」

身じろぐ度に左腕に深く打ち込まれた杭が激痛を齎す。
だがそれでも、目の前の光景に抗わないわけにはいかなかった。
「リナリーに何をしたんだ・・・!」
「うるさいなぁ、ちょっと黙って見てなよ。この人形は僕のなんだからァ」
少女はクスクスと笑いながら、薄く化粧の施されたリナリーの顔に頬を寄せ
小さく開かれた唇をペロリと舐めた。
だがリナリーはピクリとも動かない。
まるで本当の人形のように、目には生気がなく、その美しい顔には表情もない。
「ねぇ、エクソシストぉ。お前、この子のこと好きなの?」
「なに・・・?」
突然発せられた、まるでこの場の雰囲気に似つかわしくない単語にアレンは眉をひそめる。
「やっぱそうなんだ?アハハ、じゃあ、お前に絶望をくれてやるよぉ」
183名無しさん@ピンキー:04/11/01 22:23:45 ID:esw6Cbh9
そう言うと少女は椅子に座ったままのリナリーの足の上に、向かい合うようにして座った。
そしてアレンとミランダの見ている前で、躊躇いもなくくちづける。
「かーわいいよねぇ、リナリー、だっけぇ?この子。僕、気に入っちゃったよ」
その残酷さなど感じさせぬ少女らしい細い指がリナリーの身体を這う。
「この服も似合ってるっしょ?僕が選んで着せたんだからぁ。
 髪も僕が結ってあげたしィ、化粧も僕がしてあげた」
そう言いながらぐっと掌に力を込め、リナリーの乳房を掴む。
服の上からでも分かるほどにいびつな形に歪んだその頂上に唇を寄せ、
カリッと音がしそうなほどに歯を立てる。
リナリーは痛みすら感じないのか、それとも感じていても表現する術を持たないのか。
少女の爪が食い込んだ衣服が引き攣れているのが遠目でも分かる。
「やめろっ!!」
アレンは左腕を引き剥がそうともがいた。
しかし何本もの杭を打ち込まれた左腕は痛みを伝えるばかりで変形もできない。
怒りのままに握り締めた右拳を壁に叩きつける。
ヒッと小さな悲鳴がした方を見ると、ミランダもまた、手を時計に縫いとめられていた。
リナリーと自分を攫った少女の方を見まいと、じっと下を向き震えている。
184名無しさん@ピンキー:04/11/01 22:24:31 ID:esw6Cbh9
ごめんなさい、>>180に緊急moe警報発令されますた。


あー お道具使ってハードエロ!してぇー
185名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:14:45 ID:F+8IiY/K
GJ!(・∀・)b
続き待ってます
186名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:44:40 ID:esw6Cbh9
え、続きっすか・・・
一時のテンションに身を任せただけで、続きなんて・・・w
187アレ×リナ(?):04/11/02 03:53:12 ID:VxC0UcBl
(身体が…っ熱い…。なんで、こんなときにっ)
僕は笑顔の下に、必死で自分の突然の身体の熱を隠しながらミランダの話を聞いていた。

リナリーとともにこの不思議な町に入り、奇怪の原因・ミランダと接触して何度目の10月9日だろうか。
今日のミランダは、食後のお茶を僕らにふるまい、いつもより饒舌に"自分の不幸"を語っている。
そんな彼女の話を聞き、なぐさめるのはいつものことだが…いつもと違うのはやけに自分の身体が熱を発していること。
(まずい…、ざわざわする…っ)
自分の異常にいよいよ落ち着かなくなってきた時、一緒にミランダの話を聞いていたリナリーとふいに目があった。
ドクン!
(やばいっ)
とっさに目をそらす。
気付かれるわけにはいかない、しかもリナリーを見てどういうわけか身体はますます熱を持つ。
「あのっミランダ、悪いけど…今日は、僕はっもう休ませてもらいたいので…」
「そうね…っ私も、今日は…、悪いけどいいかしら?」
席を立とうとすると、リナリーも同様に解散を希望した。
188アレ×リナ(?)187:04/11/02 03:54:29 ID:VxC0UcBl
僕が休むために割りあててもらった部屋へ入ると、一気に緊張がとけた。
「はぁっ…なんだってこんな…」
身体が熱い。もうひとつの僕が、すっかり熱を帯びている。
「なんなんだ、一体…」
この持て余す熱をどうすればいいのか。
「アレンくん?」
リナリーの声!
「さっき、調子悪そうだったと思って…入るよ?」
「っ駄目です!!」
と言ったのに、リナリーは部屋へ入ってきた。
リナリーがそばに来る…動悸がますます激しくなる。
「あの…ね、実は私も…その、なんか、身体が熱くて…ね」
確かにリナリーの顔も紅潮している。憂いをおびたような瞳と、目があう。
ドクドクドク… 身体がどんどん熱くなる。
「私たち、今日なにかあったかな?」
189アレ×リナ(?)187:04/11/02 03:59:41 ID:VxC0UcBl
「やっぱり、あなたたちって恋人同士?」
さっきリナリーが入ってきた扉の方から、ミランダの声?
「そうよねぇ、この状態でリナリーさんが部屋を訪れるんだもの」
なにやら楽しそうにミランダが笑う。
「この状態…?」
僕たちはわけがわからず問いかえす。
「いいわいいわ、期待どおり。ふふふ…いいのよ楽しんで。そのかわり、私も楽しませてもらうわね」
「楽しむ…?」
「もう我慢ならないんじゃない?相手だって目の前にいるんだし。よ〜く効くのよ、あの媚薬」
「びや…っ!?」
どういうことだ、僕のこの熱はその媚薬のせい?でも一体なにがなんだって…。
「早くヤッたら?いつも以上にイイはずよ?ほら、どう…?」
そういいながらミランダはリナリーに近づき、細い首筋に指を這わせた。
「ぃや…っ」
ぴくん!とリナリーの身体が強張った。その声に僕まで反応してしまう。
そのまま両手で耳、首筋、くちびる…とリナリーの顔をつつみ込む。
「……っ…」
リナリーは拒むこともせず、頬を染めて震えている。僕はそんなリナリーから目を離せずにいる。
「ほぉら、もう感じるでしょう?これね、お隣の夫婦にも試してみたのよ。毎朝あんなケンカしているのに、これを飲ませた夜はけっこうなものだったのよ」
ミランダは左手を首筋に残し、右手は服の上からリナリーの胸をやわやわとつかむ。
「ぁ…あっ……」
リナリーの膝が震えている。
もう立っていられない。僕はベッドへ腰を落とす。リナリー……僕も触れたい。
190アレ×リナ(?)187:04/11/02 04:09:52 ID:VxC0UcBl
「気づいたのよね。ずっと10月9日を繰り返していくのなら、もし自分から頑張って誰かと出会えたとしても朝が来ればまた出会う前なのよね。
そういうことを考えていたら、また何もかも嫌になって…興味本位でこれを手に入れたの。本当におもしろい効き目よ。
たまにこれを誰かに使って、楽しませてあげてね、その代わりに私もこっそり覗かせてもらうのよ。」
「はぁ……っや…」
リナリーの声、表情、震える身体…僕の身体の中でどんどん何かが渦巻いていく…
右手は胸をまさぐったまま、ミランダは左手をリナリーの太ももに落とす。
「ひぁっ…!」
リナリーは膝から力が抜けてその場へ崩れてしまった。
「僕らは…っ別にそういう関係じゃ…」
口からは振り絞ってそう言いながら、身体はリナリーにそそられて…もうどうしようもない状態になってしまったんだけれど。
「そうなの?でも、今はそんなことないでしょ?」
ミランダは力の抜けたリナリーをなんとか抱えて、僕のほうへ預けてきた。
身体中の熱におかされて、僕もリナリーもされるがままだ。
倒れこんだリナリーを受けとめるとそのまま僕自身を圧迫されて、リナリーの熱と匂いをじかに感じて…
「アレン…くん…っ」
「リナリーっ、あの…」
(駄目だ…っだめだっ!そりゃリナリーのことはかわいいなとか思っていたけど…今、はっ!)
「アレ、く…っはぁ……あつい、の…。たす…けて?」
ドクン!!
(僕だって…っくるしいんだよ!?)
僕はリナリーを一気に引き寄せて、ちからの限り抱きしめた。
深くくちびるを合わせたのは…どちらからだったのか。
191187:04/11/02 04:23:05 ID:VxC0UcBl
と、とりあえずここまでです。

思い立って書き始めたんですが、エロは初めてなので…ここまでも長いわりにエロくなくてすみません。
早く書けるかわからないので、長い目でまた〜り見てやってください。

ロード×リナリー続きまってます
(間入ってすみません…)
192名無しさん@ピンキー:04/11/02 11:42:56 ID:iEuDmHnN
>>187
十分エロいよ!!グッジョブ!
193名無しさん@ピンキー:04/11/02 12:26:50 ID:VXWA7Qbo
>>191
ぎゃーーーGJキタ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━!!!!
やばいです、超エロ!!続き期待してます!!
194アレ×リナ(?)187:04/11/03 00:25:49 ID:x/eYBdNi
「んっ……ふ…ぁっ……はぁ…」
互いにくちびるを啄んでとまらない。
リナリーのくちづけは柔らかくて…あつくて…なんて気持ちがいいんだろう。
キスをしたまま僕は後ろへ倒れ込む。僕の上にリナリーが重なって、それでも僕らはくちづけをやめられなかった。
だってリナリーは僕の肩を必死に掴んで放さないんだから。
どこまでが自分の口なのかもわからないくらい……ずっとこの気持ちよさにふけっていた。
「うふふふ…!いいわぁ…」
ミランダの声にはっと意識を引き戻されて、僕らはとまった。リナリーのくちびるがゆっくりと離れていき、かすかにつながった糸から滴がおちるのを感じる。
「ぁ……、ごめ…」
リナリーがそう言って目線を外す。でもその手は相変わらず僕を放さずに震えている。
自分で身体を支えないリナリーは僕と密着していて、眼前には白い首筋。降り注ぐ黒髪がくすぐったい。
「リナリー…」
そうつぶやいたくちびるを耳に触れさせると、またぴくっとリナリーが反応した。
「ゃ…あ、…アレンく……」
そのまま耳に、首筋にくちづける。胸は僕の身体に押し付けられているから、僕はリナリーの背中にまわしていた腕をだんだんとさげていき、太腿に指を滑らせた。
「あ…ぁ……!」
全身を震えさせて、リナリーの太腿が僕の右足を挟んで締め付けた。右手は僕の襟元からかすかに侵入を試みている。
195アレ×リナ(?)187:04/11/03 01:11:42 ID:x/eYBdNi
リナリーの吐くあつい息。それに併せて上下する身体。リナリーの熱も、厚みも、重みも、声も、堪らない。
でも何よりも堪らないのは、僕自身に押し付けられた太腿なんだ。
熱く張り詰めたそこの感覚を、リナリーは感じているんだろうか。
僕はすべすべした太腿を楽しんでいた指を再び上へと引き上げていった。ミニスカートの中の、隠された泉をめざして。
くちゅ…
思っていた以上に、そこは下着の上からでもしっとりとしていて暖かかった。
くすくすと、時折ミランダの声が響く。
そう、でももう止まらないんだ。下着の端から指を差し入れると、熱い泉はしとどに濡れて蜜を溢れさせていた。
ぬるぬるとした水に導かれて、僕はリナリーの中へ指を沈めた。リナリーはたやすく指を飲み込んでいく。
「ぁ…ぁ…はぁ……」
中で動かすたびに、リナリーは身体をはねさせる。
「うふふふ…リナリーさん、気持ちよさそうね…」
「…っや、いやぁ……!」
ミランダに言われてリナリーは首を振る。
でも、リナリーの中の僕の指はしっかりと感じている。ミランダが側にいることを感じるたびに、リナリーの身体が反応していることを。
くすくすくす…
…っ黙ってよミランダ!リナリーを責めているのは、僕なんだ…っ!
196187:04/11/03 12:31:04 ID:VJeeo1uU
本誌で連載開始からDグレは読んでたけど、本屋をいくつ巡ってもコミクスがみつからなかった負け組な漏れだったが…_| ̄|○
今日ようやく発見!
そうか、もう3版だったか、などと思いつつも本誌より綺麗な印刷にうっとり…
ってことで、自分もがんがって続き書きたいッス。
拙筆ですが今しばらくのお付き合いを…。
では後程。
197名無しさん@ピンキー:04/11/03 12:32:19 ID:YQvZtRGD
GJ、何処までもついていくぜこの野郎。
自分も後から何か投下したい…。
198名無しさん@ピンキー:04/11/03 12:43:54 ID:rAzVaYEe
書き手さんが増えてきた(・∀・)ワクワク
199名無しさん@ピンキー:04/11/03 12:52:01 ID:Z2SD9sF4
>>198
ほとんどがまだ途中だから気になりますなぁ
200名無しさん@ピンキー:04/11/03 22:55:12 ID:mylDYmWL
神田が女になって・・・っての考えたけど入りまでしか書けない
201アレ×リナ187:04/11/04 00:13:06 ID:iTfu1bRu
リナリーの中から指を引き抜くと、今度は僕が覆いかぶさるようにしてリナリーを組み敷いた。
指に絡みついた蜜をリナリーの目の前で舐め取ると、上着を脱いでミランダの方へ投げ捨てた。
「お願いだ……出て行ってくれないかな…?」
言いながらも、僕は構わずリナリーの服を開いていく。
「…わかったわ、あなたたちの目の前からは、消えてあげる」
そういってミランダは姿を消したが、扉がパタンと閉じる音は聞こえなかったような気がした。
「リナリー、ここも、随分待っていたみたいですね…?」
露わになった胸の頂上で、蕾はすっかり硬くなっていた。
「はぁ…っ、やぁあ……」
くちづけて舌先で転がすと、リナリーの腰がもどかしそうに動く。
もうひとつの蕾を指で摘みながら、空いた手を降ろしていき、今度は泉の手前の芽に触れる。
「ふぁ…あっ!」
今までより少し大きくリナリーの声が響いた。
「ここが…イイですか?」
202アレ×リナ187:04/11/04 00:14:35 ID:iTfu1bRu
僕が膝に手を置いて割り開くと、リナリーは恥ずかしそうに一層身体をくねらせる。
「あ、ぁ…っやぁ…アレン、くんっ…」
しっとり吸い付くような肌に触れているのも気持ちいいんだけど…僕は身体をずらして舌で芽に触れる。
「ぁ…んんっ…」
余計に乱れた声が響く…そうだね、こっちの方がいいみたいだ。
泉の溝に触れるか触れないかの刺激を与えると、指をいざないたいかのように花唇がひくひくと蠢く。
指を沈めると、内側から絡み付いて奥へと運ばれてるみたいで。
「リナリー…僕を離したくないみたいなんですけど…?」
「ぁああ…っ」
また絡み付いてくる。僕は舌で刺激を与えていた芽を軽く吸いあげた。
「んあぁ…んっ!」
リナリーの背が浮いて一瞬強張った後に、全身のちからが抜けた。
「軽く…イっちゃいましたか?……でも僕も、もう…ちょっと、ヤバイです…」
「…はあぁ……」
深く息をついてリナリーが僕をみつめる。
僕自身をリナリーにあてがい、少しずつ沈めていった。
「っや…はぁ……ぁ…あ…っ」
指よりも大きい圧迫感に、リナリーは僕の背中にやった手にちからを込める。
「全部…飲み込みましたよ…?」
そう言われてリナリーの中はまたやわやわと蠢いた。
203アレ×リナ187:04/11/04 00:21:03 ID:iTfu1bRu
「はっ…あ、んんぁ…っ!」
僕が動くたびにリナリーが声をあげる。
「ん、くっ…!」
もうすぐ達するかと思ったときに、僕はギリギリまで引き抜いたところで動きを止めた。
「…ぁ…?アレ…ンく……」
リナリーが途惑いの瞳をむける。ほら、君はすっかり虜なの…?
僕はつながったままリナリーを膝に座らせるかたちで起き上がった。
「やっ…はぁ…っ!」
リナリーは自分の重みでまた僕を深く受け入れる。
僕は再び固く立ちあがった蕾に唇を触れる。
「可愛い…リナリー…」
そういいながら、ゆっくりリナリーの中をぐるりとかきまわした。
「ん…ぁぁ……」
リナリーはもどかしそうに眉を寄せる。
さっきまで、もうすぐイきそうだったからか…リナリーはもどかしそうに僕を呼ぶ。
「ぁ…アレン…くん」
「さっき…扉が閉じる音がしなかった、と思わない…?」
リナリーの瞳が見開かれて、内側は一気に僕を締め付ける。
「…っく!」
達するかと思ったところをなんとかこらえて、僕はリナリーの膝を抱えるように再び押し倒した。
204アレ×リナ187:04/11/04 00:24:40 ID:iTfu1bRu
「っや…はあぁ…ぁあ……ん、ぁあっ!」
突き上げるたびにリナリーは可愛い声を響かせる。
さっきよりも、ずっといい声だよ…?
そんなリナリーをみて、僕自身もどんどん高まっていく…
「あ…っ、は……んあぁぁ…っ!」
一際高い声でリナリーが達した瞬間に、きつく締め付けられる中を引き抜いて僕も一気に白濁をはきだした。
ほんのりと朱に染まる肌に…白く散ってこぼれる液に、リナリーの指がかすかに触れた…。


また10月9日の朝が来た。
でも、ミランダだけじゃなく、僕たちにとっても昨日とは別の、また新しい10月9日なんだ。
僕たち2人は、本当に気まずくてどうしようもなかったんだけど…お互いに昨日の自分はいつもと違った、ということでなんとか今日を生きるしかないということになった。
…そう、そもそもあれは媚薬…のせいであってっ!
「ミランダ…っ!」
「あら…アレンくん、おはよう…ふふ」
「…っその!昨日の、く、薬!渡してください!!」
「薬…?やだ、…欲しいの!?」
「ちちちっ違いますよ!!あ、あんなものっ処分しましょう、処分!!」
「ないわよ、今は。」
「…は?!」
「だって、もともとの10月9日に私はあんなもの持ってないもの。使いたいって時は、ちょっと調達するのよ。
朝になったらまた買う前に戻ってるってこと。そうしょっちゅうは…使わないわよ?」
「二度とそんなものっ人に使わないでくださいっ!」


早く任務を終えよう…リナリーと更に問題解決に励むことを誓い合った。
205187:04/11/04 00:31:47 ID:iTfu1bRu
い、以上です。
お付き合いいただいたかた、長々とすみません、ありがとうございました。

とりあえず、攻めアレン目指してがんがってみました。性格変わっちゃってないすかねぇ…?
そして本当は誘い受けリナリーを目指したかったんだけど…なかなか思うようには書けないです。

いつもはロムっ子だったんですが、職人さんにインスパイアされてやっちゃいました。
なんとか終われてホッとしてまつ。

また職人さん待ってますー!
206名無しさん@ピンキー:04/11/04 00:44:35 ID:3VLYgSyC
キ…(-_-)キ(_- )キ!(-  )キッ!(   )キタ(.  ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━!
>>205=187
GJ!!攻めアレンイイヨイイヨー
やっぱ敬語攻めmoeです。

これからもドンドン書いてくらはい・・・!
207名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:18:21 ID:3r0LjTdP
やばい、私も敬語攻めに大いに萌えた_ト ̄|○
187さん乙です!
208名無しさん@ピンキー:04/11/04 20:29:54 ID:BBWxTkhj
倉庫建設しようかと思うけど、流石に無断転載はまずいか…。
209名無しさん@ピンキー:04/11/05 02:35:12 ID:umt0CszQ
>208
マジすか!?
倉庫…ここの作品収録されるのは嬉しい。読めるもん。

んー自分187だけど…もとはこのスレでロムってて、
作品すくないなぁって思ってた(時期がまだ早い気もあるが)中に、いくつか投下されたところで、
Dグレエロもっと読みたい!から、こうなりゃ自分で書いてやるって変化したわけで。
(いろんなスレ行ったが自分から投下は初)
書いて更に周りも書いてくれたらなって思いもあったけど。
倉庫できて、自分の載せてもらうことでここがまた賑わっていくんなら貢献したい…

他の書き手さんどうなんだろ。

あ、漏れ投下しに来たんだった。
210ララもの。(短編):04/11/05 02:44:19 ID:umt0CszQ
昔は、この町にだってたくさんの人間がいたんだから。
私は、人間の為に、ずっと人間の側で、過ごしてきたんだから。
だから、人間のこと、色々知っているんだから。


「グゾル、どう?」
「ああ、ララ…うん、気持ちいいよ」
にこっとほほえんで、ララがグゾルを見下ろす。
ララはグゾルの腹の上辺りにまたがって、グゾルの胸の頂上をその細い指で執拗に触れていた。
「ねぇ、グゾルはどこに触ってもらうのがいい?」
「ララが触れてくれるなら、どこだって気持ちいいよ…」
「グゾルはいつもそうっ!じゃあ、いいよ。グゾルが一番喜んでくれるとこ…」
ララはじりじりと身体をずらして下がっていく。
そして今度はグゾルの中心に触れる。
細い指でさわさわと何度も往復すると、それは次第にかたちを変えていく。
211ララもの。(短編):04/11/05 02:44:39 ID:umt0CszQ
豊かな髪の毛先を使ってみたり、自分にできることは何か、ララは考えて試してきた。
「んん…っグゾル…グゾル…」
口で咥えこんで、何度もグゾルの名前を呼ぶ。
声を発して微かに振動する口腔。それにもグゾルは喜んでくれる。
でも、やはり指が一番うまくいく。
だんだんグゾルのその先から溢れだすもの。
指で掬って塗り広げていく。
根元から絞り込むように…何度も何度もララの指が這い回る。
「…ララっ…ララっ!」
グゾルが吐きだして果てる。
そうするとララはたまらなく嬉しくなる…。


ただ、グゾルの為に、自分ができる全てのことを。
グゾルが喜んでくれるなら…歌うだけじゃなく。側にいられるのだからどんなことでも。
喜んで、ねぇグゾル。
人形がたどり着いたのは愛撫。ただただ、あなた、喜んで…。
そしてグゾルもまた、ララが世界のすべてで。
ララと過ごすこの世界が全てで。

二人だけの時間…終わりを迎えるその時まで、お互いが総てでありつづけるのだろう。
212名無しさん@ピンキー:04/11/05 02:50:08 ID:umt0CszQ
ララものがないので、ここは一発ララで書こう!と思ったんだけど…難しい!!(人形やし…)
長くはできませんでした。終わりもうまくまとめられなかった…_| ̄|〇
一回で投下しようと思ったら、改行大杉でだめだったや。

思い出しながらのキャラ描写(主にセリフまわしだけど)… ←しかも少ないしよ
読み返そうにも積まれたジャンプに億劫になり読まずにGO!
いい加減でスマソ
213名無しさん@ピンキー:04/11/06 09:58:56 ID:fnroLRle
ララタンキタ━━(・∀(゜Д(´∀`)ゝ`)・´)━━━!!
GJ!
でも確かに人形じゃ難しいよな・・・
214名無しさん@ピンキー:04/11/06 11:19:49 ID:nujoYyRH
いや、人形だからこそっていうのもあると思うぞ。
快楽人形だし。
215名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:33:25 ID:xdVHJKSl
な る ほ ど ね !
快楽人形ってのは、そういう風に使うのが目的だったのか!!

こりゃあ、一本取られた!!
216名無しさん@ピンキー:04/11/08 16:23:10 ID:jayUfbIL
ロード×アレンキタヨ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
217名無しさん@ピンキー:04/11/08 19:08:51 ID:smLykSIA
キマスタネ(*´д`)
ロード×リナリー
ロード×アレン
どっちもイイ(゚∀゚)!



でもキレアレンもいい…といってみるテスト
218名無しさん@ピンキー:04/11/08 19:15:41 ID:Xgt9SyBx
ロードたまかわいいよロードたま
219名無しさん@ピンキー:04/11/11 14:50:42 ID:Y7jBa8vq
ロードたまはぁはぁ(*´д`)
220名無しさん@ピンキー:04/11/13 00:44:32 ID:tpSdImcC
モア   か
コムイ×リナリー なら
どっちがいい?

予め断っておくが、哀しすぎるくらいベタなシチュしか書けないと思うが
需要があれば書いて投下しまつ。
221名無しさん@ピンキー:04/11/13 01:21:58 ID:AJlRn1yv
どちらでもいいがモアのSSなんてこれから先ほとんど見れない気がするから
モアにイピョーウ
222名無しさん@ピンキー:04/11/13 08:53:40 ID:Kyo4EhEw
>217ロード×アレン
223名無しさん@ピンキー:04/11/13 10:59:25 ID:E14KodTO
コムリン×アレン
224名無しさん@ピンキー:04/11/13 11:58:26 ID:kbERl62S
機姦か…。
225名無しさん@ピンキー:04/11/14 04:01:07 ID:HigH0FSo
220なんだが、どういうわけかロード×アレン書きはじめてしまった。
どうも浮かんでしまって。(←たいしたもんじゃないんだが)
モアも、2巻出る前には書けるといいな・・・。
226ロード×アレン:04/11/14 04:04:57 ID:HigH0FSo
「その体でアクマ三体はキツイかぁ」
クスクスクス…
アクマの攻撃に崩れ落ちたアレンを見下して、ロードは不敵な笑みを浮かべた。

「ねぇエクソシストぉ…」
アレンに歩み寄り、ロードはその体をぐいと引き上げ再び上半身を壁にもたれかけさせる。
「男ってさぁ、命がヤバくなると本能的に子孫を遺そうとするって…ホントぉ?」
いうなりロードはアレンの口に吸い付いてきた。
「!…んっ!?」
アレンは再び意識を覚醒させるものの抵抗する力を持たない。
ちゅ…ぴちゃ……
そのまま膝の上にまたがり、両手でアレンの顔を押さえつけて、舌をからめてくる。
唇に吸い付き、歯列をなぞり、唾液は次第に滴って顎を濡らす。
そうしている間もロードは視線を外さずにアレンの瞳をみつめてくる。
驚愕する瞳を楽しむように。
227ロード×アレン:04/11/14 04:07:42 ID:HigH0FSo
舌が絡み付いてくる。
柔らかくて…暖かい…。
体に、力がはいらない…。

「…っふ、ぁははっ!気持ちよかったぁ?」
不意に唇をはなして、ロードは無邪気に笑った。
「瞳が…、変わったよぉ?」
そして残酷な笑みを浮かべる。
「…っな!?」
そんなはずはっ…
アレンは混乱する意識を落ち着けることができない。
「ふふっ…」
ロードは再び唇を寄せる。
舌をのばしてアレンの唇を舐め、顔中に這わせていく。
「…くっ…やめ…ろっ」
抵抗しようと、思いはするのに体が動かない。
ロードの口付けはどんどん広がって、首筋を降りて鎖骨に吸い付く。
(くそ…っ流されるな…!)
ガリッ
「痛っ!?」
いきなり噛みつかれてアレンは体を強張らせる。
228ロード×アレン:04/11/14 04:23:11 ID:HigH0FSo
「あっははは!」
ロードはその反応にさも面白そうに声をたてて、また舌を滑らせる。
「っく…あ…っ!」
這い回る唇に傷口を舐められて痛みが走り、かと思うと柔らかい舌が肌の上を滑って妙な感覚を覚える。
その感覚に流されそうになると、不意に歯を立てられて急な痛みに体が反応する。
「や…やめ……、くっ…ぁ…!」
与えられる刺激に翻弄されてアレンの思考はどんどん痺れていった。
「…いい顔だよぉ?そういうのが、いいよねぇっ」
ロードは片手をアレンの下半身に押し当ててぐっと力を込めた。
「っっああああ!!」
「キャハハハ!ほぉら、やっぱり反応するんだねぇ…おおきくなってるじゃん」
ズボンの上からロードがそっと撫でつける。
「…っはぁ、……あ…っやめ、ろ!」
アレンの顔から目線を外さずに、その様子に笑みを浮かべる。
更に胸に唇を寄せて舌で転がす…やさしく吸い付くように。
「あ…くっ!!」
みつめられるのに耐え切れず、アレンの方が顔を背ける。
ロードは可愛らしい顔をにやっと歪ませて、アレンの前を解放した。
229名無しさん@ピンキー:04/11/14 12:21:36 ID:hmWkaUJt
今日はここまで?
ありがとうございます!続き楽しみにしてます〜。
230名無しさん@ピンキー:04/11/14 13:29:12 ID:jzdPA3E1
すんどめですか!?
そんな〜続き頑張って下さいノシ
231名無しさん@ピンキー:04/11/14 14:31:03 ID:MPNI8Zec
神来たーーー!!
232ロード:04/11/15 02:19:07 ID:rzFFvcjh
続きぃ?
僕もう飽きちゃったもん。








嘘だよ。冗談だよ。
ゴメンだって。待っててくれってさ。
僕もあんなこととかヤリたいんだけど…ま、そのうちくるんじゃん?
233名無しさん@ピンキー:04/11/15 15:42:02 ID:8sgRzPMr
イイネwまたーり待ちますか

今週号で髪下ろしたミランダキタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 
234名無しさん@ピンキー:04/11/15 17:50:18 ID:VadAvf/F
来週巻頭打切回避!!

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

っていうかお人形リナリーに萌え。
235名無しさん@ピンキー:04/11/16 23:27:04 ID:EkSxEj9X
ろーどタマって男だか女だかワカンネ_ト ̄|○

まあどっちでも(*´Д`*)なわけだが。
236ロード×アレン:04/11/17 03:27:17 ID:Zi64KakV
アレンのそれは確かに硬度を増して頭をもたげ始めていた。
この状況下での自分自身の反応はアレンにかなりの衝撃を与えた。そのうえ少女に開かれてしまっているという事実。
その反応と衝撃とを満足そうにみつめ、ロードは起ちあがったアレン自身を両手で包み込んで顔を近付けた。
「はあぁぁぁぁ……」
咥えこむかのようにみせて、直前で生暖かな息を吹きかけると、びくびくっとアレンの体が震える。
「あははっ、これからもっとイイコトしてやるよぉ」
ちゅぅ…っ
軽く先端に吸い付き、指と舌とをさわさわと這わせる。
細い指を何度も往復させ舌で舐めあげる行為を繰り返すと、アレンも分身も震えていくのがわかる。
「………っ…!」
アレンは声を出すまいと必死にこらえ顔を背ける。
ちゅ…ずずっ、ぴちゃ……
ロードはいつの間にか咥えこんで舐めあげ始めていた。
「ねぇ口でされたことってある?手でするよりよっぽどイイでしょ──それとも挿れたコトとかあんのかなぁ?」
そんなことを言われて、自ら慰めたときの事を思い出し、勝手に比較する頭が働いてしまった。
側部を這う唇。生暖かく、包み込まれる感触……それは比べものにならないくらい…!
(やめ、ろっ…動けよ、体!抵抗、しない…とっ)
なんとかこの感覚を振り払いたいと願うも、全身の痛みのせいか、それとも自身への刺激のせいなのか、体が言うことをきかない。
「安心してよ。もう歯たてたりなんかしないからさ。苦痛より────くつじょく、でしょ?」
237名無しさん@ピンキー:04/11/17 03:34:25 ID:Zi64KakV
とりあえずこんだけ。
遅いなぁ、書くの。ゴメンよ。
小出し投下とまとめて投下とどっちがいいんかな?

前回投下時のIDがイイ・・・
そぉか、HIGHにならんといかんかなぁ。
238名無しさん@ピンキー:04/11/17 04:08:50 ID:pNLq/4is
キタ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━!!!!
ロードたまおふぇら!!(*´Д`)ハァハァ 反応しちゃうアレンたまらん

投下は書き手さんのペースでよいのでは・・・?
小出し投下でもちょっとずつ先を妄想する楽しみとかもあるしw
239名無しさん@ピンキー:04/11/17 18:44:52 ID:XtFY40RP
小出しにされると俺の股間が危ういが
書き手さんが一番書きやすいペースで書いていただくのが一番だと思う。
240ロード×アレン:04/11/18 23:55:39 ID:Z6iqcK8L
こちらの思考を見透かした様なロードの言葉に、右手を握りしめるだけの自由はわずかに残っていたようだ。
「…怒ってんのぉ?そんなに力入れると自分でケガしちゃうよ。…僕が、ゆるめてあげる…」
ロードは再びアレンを咥えこみ抽出を繰り返し始めた。
「っんん、ぐ…っ、はぁ…」
わずかに苦しそうな声をともなって深く飲み込まれると、まとわりつく唾液が増えた気がした。
ず…ちゅ、じゅぷ……ちゅ…
ぬるぬるとした液体に包み込まれ、うごめく唇と口内の感触がより官能を高めてくる。
たてないと言われた歯が、柔らかく包み込んでくる中でかすかに触れて、むしろ刺激的に感じてしまう。
「はっ…は、…はぁ……はっ」
アレンは必死に声を抑えるものの、息があがるのは隠しきれない。
呼吸が次第に荒くなり、全身でそれを表現してしまう。
「んんっ…にがぁ。……はっ、おいしくなってきたんじゃん?感じてる、よねぇ」
悪魔の微笑でロードがアレンの先端に爪を立てる。
「!!…っああ!」
わずかに白濁が溢れ出る。
「キャハハハ!じゃあ、ねぇ…こうしよっかぁ」
ぐぐぐっとロードはその根元を押さえつけてきた。
「あっぐああぁあ!!」
241ロード×アレン:04/11/19 00:03:37 ID:HIAGTLAI
「アハッ!キャハハハハ!どくどくしてる、よぉ?」
手で根元を押さえたまま、舌を這わせ、舐めあげ、刺激を与えてくる。
ちゅぷ…くちゅ、ずず……じゅ、ちゅ…
「っあ、は……はぁ、はっ…ぅうあ…!んんっ、ああっ!」
右手に込める力の理由はもう変わっていた。
足もまた自然と力がこもって震え、腰が勝手に浮き上がってくる。
耳に響く水音は淫猥にして、視界には屹立した自身とそれを玩ぶ少女の姿。
つきだした細い腰、プリーツのミニスカートから伸びる細い足…自分のモノを咥えている少女。
いつの間にかアレンの瞳はその様子を映し出していた。
押さえ込まれた自身が熱い。
全身は痛覚と快感が混じり合い、神経が焼き切れるのではないかと思えた。
強制的に刺激され、強制的に押さえ込まれる。
体はどんどん高められているのに、その快楽の行き場がない。
自身のうちで渦巻いて、気が狂いそうだ……
「はぁ、はっ…はぁっ…あぁあ!っ………な…せっ…」
「んん?……──なぁに?」
ロードの表情が妖しくゆがむ。
「はっ……はあぁっ…く…ぁっ!…はな……し、てっ…く…」
頬を濡らすのは、血と、涙。
「あっははは…!いいよぉ…思う存分、だしなよぉ!!」
ロードは押さえ込んでいたアレンを解放し、きつく吸い上げた。
「くっあああぁああ!!」
アレンの吐き出した白濁をロードはそのまま全て受けとめた。
242ロード×アレン:04/11/19 00:18:58 ID:HIAGTLAI
「はっ、はぁはぁ…はぁ……」
渦巻いた快楽をようやく解放して、精とともに全身の力も吐きだしてしまったように、アレンは動けなかった。
放ってしまった…体も、意識も、空虚になっていた…
ぬちゃ…
頬にぬめった感触が走る。
ロードが受けとめた白濁そのまま、アレンの顔を舐めあげ塗りつけてきた。
「!?」
「…あはは!」
今度は口付けてその残りを流し込んでくる。
ちゅ…ぴちゅ……ちゃ…くちゅ…
自身が放った液とロードの唾液とが混じりあって送り込まれる。
両耳を塞がれて、水音は頭中に響きわたった。
かすかな苦味が口の中に広がる。
「…イイ顔」
ロードの指が頬に触れ、そこのぬるぬるとした感覚をはっきり感じた。
…ぼたっ
頬から滴って、既に血の模様のシャツに雫が落ちる。
白濁と唾液と血が混じりあい滲んだしみが広がった。
アレンの視界に広がるそれが、はたして瞳には映っているのか。
「あっははは!キャハハハハハ!」
絶望に捕らわれた空間に、少女の声だけが響いていた。
243名無しさん@ピンキー:04/11/19 00:25:08 ID:HIAGTLAI
以上です。
・・・むずかしかった_| ̄|○
こんなんでもお楽しみいただけたなら幸いでつ。
244名無しさん@ピンキー:04/11/19 00:47:37 ID:5DPlw+Nf
. *⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒☆   +
 ☆   人   人   .人   人   人   .人   人   人    ノ    ☆
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245名無しさん@ピンキー:04/11/19 00:54:06 ID:D05MljOc
やばいツボった(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
やっぱロードタソは責めだよなぁ。
246243:04/11/20 07:24:52 ID:EpTspB5w
>238>239 サンクスコ
また何か書いて投下するようなことがあれば考えるよー

>244
そんな大きいのくると思わなかったからちょっと吹いたw アリガトン
>245
ハァハァしていただけたなら漏れも嬉しい。がんがってよかったよ
247名無しさん@ピンキー:04/11/20 09:33:29 ID:uFguTIq0
アレン×リナリーキボ━━━(゚∀゚)━━━ン!!
248名無しさん@ピンキー:04/11/20 18:57:39 ID:40XminKG
神田リナリーキボン
249名無しさん@ピンキー:04/11/20 22:34:52 ID:EpTspB5w
神田×リナリーはある程度の構想はあるんだが、人前ならまだしも二人だけの時に神田って呼ばせたくないなぁって思っているので…
2巻プロフor新展開での本名公開期待中なのですよ。
250名無しさん@ピンキー:04/11/20 23:26:20 ID:JyntJmxK
神田リナリー(・∀・)イイネ!
251名無しさん@ピンキー:04/11/21 02:12:06 ID:iEPu6eIQ
うまくぼかして言わせるとか。
その時だけの呼び名みたいな
252名無しさん@ピンキー:04/11/21 02:48:47 ID:jGdEYqyn
ミランダ!ミランダ!
253名無しさん@ピンキー:04/11/21 09:52:53 ID:SSmnpv9A
乱れ髪ミランダ、イイ!!
254名無しさん@ピンキー:04/11/21 11:19:46 ID:Del755k4
漏れ的にはもうちょとルックス改善してくれないと萌えられない・・・。
255名無しさん@ピンキー:04/11/21 14:33:24 ID:wonFhSz1
  _ _ ∩
( ゚∀゚)彡  ミランダ!ミランダ!
 ⊂彡  

乱れ髪のおかげで急上昇株(俺の中で)
今ならアレン×ミランダでも萌えられる自信がある
256SS保管人:04/11/23 02:10:08 ID:HBdYAojn
2chエロパロ板SS保管庫
http://s1.artemisweb.jp/sslibrary/

職人の皆様、
このスレに投下されたSSを当方の保管庫に収蔵させてもらってよろしいでしょうか?

257名無しさん@ピンキー:04/11/23 16:56:48 ID:C3MRV6G1
今週号でロード×アレン確定。アレン完全に愛されちゃってるし……
(*´Д`*)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
258名無しさん@ピンキー:04/11/24 18:12:34 ID:bp1K1ffl
>>256
>>135-140,>>159-166のリナアレ者です
一応、拙作ではありますが収蔵おkです
259名無しさん@ピンキー:04/11/24 19:01:38 ID:059QxaRZ
リナアレええわ〜
260名無しさん@ピンキー:04/11/25 00:18:35 ID:ZZVIpqKi
>>256
自分が投下したのは
アレン×リナリー
>>187-190>>194-195>>201-204
ララ
>>210-211
ロード×アレン
>>226-228>>236>>240-242
です。
こんなのでよろしければ収蔵お願いします。

アレン×リナリーですが>>189>>195にあるセリフ内の
「リナリーさん」を「リナリーちゃん」に変更しておいていただきたいです。
よろしくお願いします。
261名無しさん@ピンキー:04/11/25 16:26:25 ID:9tjdn4pU
キター!!!!!!やっぱリナリーだよねぇ・・・
262名無しさん@ピンキー:04/11/26 12:30:11 ID:qxYC+CKG
神田ハァハァ
263名無しさん@ピンキー:04/11/28 02:31:24 ID:lZ0072as
ロードタソ ハアハア
264名無しさん@ピンキー:04/11/28 03:00:37 ID:KqAbfBND
2巻発売まで一ヶ月を切ったってことで・・・
モア投下します。
265マルク×モア:04/11/28 03:05:22 ID:KqAbfBND
『神様はいじわるね』
私が警官の道を選んだことに対して、姉さんはこう言った。
『モアにこんな道を示されるなんて』
でも、神様は姉さんに対する仕打ちの方がもっとずっといじわるだったわ。
神を信じると、そう口にした瞬間の出来事、だったのよ。


ひとつの悲劇が起こった。
神を信じる幸せな夫婦を、神は引き裂いたのだった。
妻は十字架にその命を絶たれ、残された夫は神を呪い、その心を病んでしまった。

「ハァ・・・」
溜め息を一つついて、モアはずっと立ち止まっていた目の前の扉に手をかけた。
「姉さん、入るからね?」
そこはクレアとマルクの部屋だった。
部屋の主はいない。
クレアがこの部屋へやってくることはもう二度とない。
「姉さん・・・」
いなくなってしまった、もういなくなってしまったのだ。
それはまごうことなき事実であるけれども、受け入れようと思う気持ちが起きるはずもない。
マルクは今なお、あの教会でクレアの側から離れないでいた。
正確には、時にクレアを思って嘆き、時に狂ったように神を否定しそして破壊するマルクが、あの場所に捕らわれていた。
モア自身、姉のあのような死の衝撃は大きく、ましてや義兄のことを思うとそれを止めようとも思えなかった。
姉の側にも、義兄の側にも居たくはない。
哀しみが開けた心の穴を埋めようと、モアはクレアの面影を求めて、自然と二人の部屋へ入ってきてしまった。
266マルク×モア:04/11/28 03:07:29 ID:KqAbfBND
部屋の様子は普段と変わりない。
いつクレアが入ってきても、この部屋は受け入れてくれよう。
ふと、鏡台に置かれた十字架が目に留まる。クレアはこれをどれだけ大切にしていたか。
「・・・っこんなもの!」
ガシャン!!
感情に任せて投げつけると、勢いは止まらなくなってモアは周りのものに当り散らした。
「こんな・・・!こんなのっ、全部!もう何にもならないのよっ!!・・・もうっ、姉さんは・・・!」
バン!と勢いよく扉が開かれた。
「もの・・おとが、したから・・・」
息を切らして駆けつけたマルクが、その瞳は虚ろなままそこに立っていた。
「義兄、さん・・・!あ、ごめ・・ごめんなさいっ」
感情に任せて荒らしてしまった部屋のことも、そもそも勝手にここへやってきたことも、改めて考えると自分は何をしているんだろうと、モアは少し冷静になった。
しかも、マルクがあの場所から離れたことに、義兄も少し落ち着いたのかと思ってどこか安心した気持ちもあった。
「義兄さん、あの、姉さんのことだけど。とりあえずあのままにしてはおけないわ、よね・・・。だから・・」
「クレア!・・・ここにいたんだね」
「え!?」
モアは驚いてマルクを見返す。
確かにマルクの視線は自分を捕らえている、のに、マルクが見ているのは自分じゃない、その瞳に何か異様さを感じてモアは身を引いた。
「クレア・・・来てくれた。ぼくの・・・来てくれたね・・・クレア・・・」
「に、義兄さん・・・っ」
マルクは徐々に間合いを詰めてくる。
モアもまた、何かおかしいと感じてじりじりと後退した。
「ち、がうっ!義兄さん、私・・・おちついて?モアよ?」
そうは言うものの、マルクは現実を映しとっていないその瞳のまま、モアをみつめて手を伸ばす。
モアはその瞳に恐怖を感じて身を固めてしまい、腕を取られて引き寄せられる。
「やっ!・・・痛っ、義兄さん!」
握り締める手の力に苦痛を感じ抵抗する。
「・・・モ、ア?」
267マルク×モア:04/11/28 03:10:24 ID:KqAbfBND
「そっそうよ?義兄さん!私・・・モアよ?」
モアにようやく安堵の気持ちが芽生える。義兄を落ち着けるように笑顔を返した。
「・・・や・・・いや、だ・・・。クレア・・・クレア」
しかしマルクは掴んだ手を離そうとはせずに、震えだす。
「クレ・・・ちがう・・・?いや、クレア・・・なぐさめて・・・ぼくを、クレア・・・!」
マルクが何を言っているのか、モアにはわからなかった。
つまり・・・錯乱してる?モアは義兄のその様子にショックを覚えた。
「クレア!寂しい・・・たすけて・・・。クレア!」
力任せに押し流されて、モアにわかったのは勢いよく倒されたのにその衝撃をあまり感じなかったことだった。
「義兄さんっ!!やめて!」
両肩を押さえつけられて、ベッドの上に組み敷かれている。
降り注ぐ視線が、モアに恐怖感を抱かせる。
義兄を引き離そうと腕を伸ばすと、両手を絡め取られて頭上で押さえられてしまった。
「やだ・・・義兄さん・・・っ」
すでに身体の上に乗り上がられ、抵抗どころか思うように動くこともできなくなっていた。
「なぐさめて・・・ぼくを・・・。クレア、クレア・・・」
ビビッと上着を引き裂かれて、かたちの良い胸が露わになる。
「・・・っ!!」
モアは恐ろしさに身を縮めた。
このままでは、義兄に何をされるのか・・・それは、亡くなったばかりの姉さんに対して許されない行為・・・。
「クレア・・・クレア・・・」
マルクは切なげに頬を胸に埋め、空いた手で片方の頂上に触れる。
緊張で、すでにわずかに身を固め始めていたそこに触れられて、モアの身体に反応が走る。
「あ・・・やぁ!」
268名無しさん@ピンキー:04/11/28 10:39:19 ID:zdVWSqAN
うわぁうわぁうわぁぁぁぁぁぁ!!!!!
GJ!
269マルク×モア:04/11/29 02:36:38 ID:D9dFvCJf
マルクの冷えた指先の、その冷たさだけでも刺激となり、更に頂上は存在を固める。
「クレア・・・ぼくのクレア・・・。やっと、ほら・・・うでの、なかに・・・」
モアの肌に唇を寄せてマルクはつぶやく。
胸を玩ぶ指先は頂きのわずかに外側をくるくると巡り、モアにもどかしい刺激を与える。
「・・っんん、ゃぁ・・・義兄さ、ん・・・だ、めぇ・・っ」
モア自身、自分の身体が少しずつ震えているのがわかっていた。それはただ恐怖のみに彩られた震えではないことも。
この現実を否定し、義兄を振り払い、この行為をやめさせなければ。
そう思って捕まった腕を、身体を振りほどこうとする自身の中に、駆け抜ける、一抹の快感がある。
───嫌!ダメなの、ちがうの!義兄さんは正気でないの・・・姉さん、たすけてっ
抵抗の意志を保ち続けようとするモアの、もう片方の胸にマルクは口付けた。
「あ、んあぁっ!」
指先はすっかり硬くなった先端をくりくりと玩び続け、もう片方は軽く吸い上げられて柔らかな舌でぬるぬると撫ぜられる。
モアの腰は次第に抵抗とは別の動きを見せはじめる。
「あっ・・やぁ、はぁっ・・・あぁ・義兄さ・・・や、だぁ!」
義兄にこんな行為をされているためか、モアの意思に反して身体は昂ぶってしまう。
「クレ・ア・・・あぁ・・・つかまえた・・」
マルクはやはりクレアへの思いに捕らわれたまま、モアを求め続け、モアの下半身を覆うズボンへと手をかけた。
口での愛撫は止むことはなく、モアは意識のほとんどをそちらに奪われて、脱がされていくことにはほとんど抗うことができなかった。
そもそも、モア自身、自分の下半身のその奥もだんだんと変化しているだろう予感は、すでに感じていた。
自分の奥が、熱を持ち、疼きはじめているような・・・。
270マルク×モア:04/11/29 02:46:56 ID:D9dFvCJf
胸への刺激は、十分に全身に巡りまわっている。
「はぁっはあ、はあっあ・・・っ」
あがった息を吐くたびに、かすかな高い声が混じっている気がして、モアは耳を塞ぎたい気持ちになった。
───だ・・って、義兄さんが、マルク・義兄さんが・・・触れてるの・・・っ
徐々に痺れだした頭で、モアは思い出していた。
いつも私たち姉妹の力になってくれる、やさしい牧師に憧れの念を抱いていたことを。
しかし、姉もまた、彼に好意を寄せていることはわかっていたし、大好きな姉に、優しい姉に敵うはずもないことも。
───ね、えさん・・・っ、姉さん!
クレアのことを思うと、こんなの、許されないことだとわかりきっているのに・・・自分が流されていることは確かで、モアの心はまた痛んだ。
スルッ
「!!」
与えられる快感と自分の思考に気を取られていて、気が付いた瞬間には下半身を覆っていた衣服たちが足から剥ぎ取られてしまった。
「やっ、やあぁ!!」
足の間の奥に触れられて、そこがぬるぬるとした感触であったことがはっきりとわかった。
「ク・・レア・・・あぁ、ぼくを・・・包んで・・・いやして・・・」
マルクは片足を開いて押さえ、モアの間に身体を割りいれて、屹立していた自身をあてがった。
「ひっあああぁああ・・っ!!」
濡れていたとはいえ、いきなりの挿入にモアの身体は対応しきれず痛みが貫く。
271マルク×モア:04/11/29 02:50:10 ID:D9dFvCJf
けして急ぐわけでなく、ゆっくりと、しかし着実にマルクは己を挿し進める。
「あっ、はぁあっ・・!ひぅ、ぅああっ・・」
身体をこじ開けられる侵入に、モアは苦痛の声を漏らす。
己を沈めきったところで、マルクはモアを抱きしめた。
「ぁあ・・・クレア・・クレア・・・」
ようやく開放された両手に力を入れることもできず、モアは痛みに震えていた。
「あ・・ああぁ・っひ、あぁ・く・・っぁあ!」
マルクはそのままゆっくりかき回すようにぐるりと中で動いた。
少しだけ引き抜いて、またゆっくりとしずめ、自分を受け入れている女の中を確かめるように、自身を動かした。
「ぼくの・・・包んで・・クレア・・・助けて・・」
「っあ、ひっぅあ・・っあ・はぁ・・んんんっ・・・んぁあ・・っ」
モアの発する声に、だんだん痛み以外の艶が混じりだす。
受け入れている下半身が、自然とわずかな収縮をしだしたことを感じる。
それを受けてか、マルクも次第に抽出の動きに変わってきた。
「ん、んぁあ・・っはぁ、あっ・・・あぁああ・・!」
モアの身体を巡る痛みが、痺れに変化する。
突き上げられる身体の中心から、全身へと甘い痺れが広がって、声となって、震えとなって、外へと現れる。
───ち、がう?あのとき、と・・・。ぁあ・・・マル・ク、義兄さ・・ん・・・
クレア姉さんと同じ人を想っても、それは悲しいし・・・もう踏ん切りはついてるわ。そう思ってモアは恋人をつくったことがあった。
優しい人だった・・・どこか、彼に似ていたかもしれない。身体を重ねるまでに至って、でも何かうまくまわりきらないと感じて終わりにした人だった。
「あっあぁあ!にい、さ・・・ぁああ、んんっああ!」
───義兄さんが・・・マルク義兄さんが・・・っわ、たしの・・っなか、に!
モアの中が、次第に快感と興奮で埋め尽くされていく。
突き上げられるたびに感じる感覚・・・こんなにも熱く感じたことがあっただろうか。
272名無しさん@ピンキー:04/11/29 12:24:21 ID:VIT+Byqu
グッジョブ!!!
273名無しさん@ピンキー:04/11/29 13:21:34 ID:pd0a/Z3u
今週最後のミランダにハァハァ(;´Д`)
274名無しさん@ピンキー:04/11/29 23:36:31 ID:6g/uY4UR
>>273
同意!
初登場の頃のミランダとは天と地程の差がある
275名無しさん@ピンキー:04/11/30 00:26:42 ID:W0OZ79n0
ミランダかわいいよミランダ
でもいまだにドジッ娘なのがまた萌え
276SS保管人:04/11/30 00:57:45 ID:tneaK1CQ
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

収蔵させてもらいました
277名無しさん@ピンキー:04/11/30 02:33:59 ID:SyJbxtR2
初登場からミランダに萌えていた俺は勝ち組
278名無しさん@ピンキー:04/11/30 03:51:28 ID:gbTZBL8l
>276
乙です
279名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:42:02 ID:XrsKIVfz
>>277
乙です
280マルク×モア:04/11/30 22:37:32 ID:D4d+vch4
「クレ・・ア!クレア・・・」
ああ、やっぱり義兄さんは私を見てはいない。貫きながら、今にも涙をこぼしそうな切なげな視線を落とすマルクを見上げて、モアは考えていた。
───私を、姉さんの代わりにして、姉さんを映して抱いているのに。
   でも哀しいのね、義兄さん。姉さんがいないことが、わかっているから、だから寂しいのでしょ?
モアは腕を伸ばし、マルクの背中にまわして抱きしめてみた。
───押さえつけられはしたけど、触れ方は優しかったわ。
   姉さんは、こんな風に義兄さんに抱かれていたのかしら・・・
クレアのことを思うと、痛む心がある。
しかしそれ以上に、官能に働きかける力の方が強かった。
───っあああ!義兄さん・・・私が、包んであげる、からっ
モアの心を、肉体と背徳とがもたらす官能が支配する。
ずっと想っていた義兄に求められて、姉を裏切っている、その思考さえ身体を昂ぶらせる媚薬となる。
「あっ、はぁ・・んあぁっ、ああっ!義兄さ、ん・・・あぁっマ、マルク・・義兄・さ・・っ」
マルクを受け入れ、動きを合わせてより快感を得ようと、モアの身体が変化する。
警官になるというだけのことはあるのか、モアの身体はほどよく肉付いて引き締まり、その肌はなめらかに張りを保っていた。
内壁は快感を示すようにびくびくと締め付け、マルクの内も次第に快楽に支配されつつあった。
「・・・っく、クレ・・ア・・・!」
抽出はより激しさを増し、モアの蜜は溢れ出て、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音を奏ではじめる。
「ぁあんっ・はぁ・・ふぁあっ!やっ・・・は、義兄・・マ・・・マル、ク!」
内側を擦られる感覚が、電気のように全身を駆け巡る。
モアはマルクの背に回した腕にいっそう力を込めてしがみついた。
───もっと、もっと包んであげるっ・・・マルク!
すでに快感でぐちゃぐちゃになったそこを、更に締め付けるように自ら収縮させると、自分のうちのマルク自身をより強く感じる。
「んんんっ・・・!あっああぁ・・マ、ルク!マルク!!」
いつの間にか足を突っ張らせてモアはマルクの突き上げを助けるように腰を振っていた。
今は私が、私だけが義兄をこうして包み込むことができる、そんな満足感を抱いて、モアの思考は快楽と慈愛に占領された。
281マルク×モア:04/11/30 22:40:05 ID:D4d+vch4
モアの全身が細かく震えだす。
もう絶頂は近かった。
「ああっ、やぁあ!マル・・ク!マル・・んんっ・・はっああぁ!あああぁああ!!」
ビクン!と身体中を強張らせてモアが達した。
「く・・・っ、ああぁ・・!」
今までで最も強い締め付けがマルク自身を捕らえ、そのままマルクはモアのうちに昂ぶりを解き放った。
最奥が内側から熱くなっていくのを感じながら、モアは意識を手放していった。

ぼんやりと視界に部屋の情景が映り、モアは覚醒した。
「・・・う、ぁぁ・・・」
部屋に一人取り残されていた。
身を捩じらせると、全身が気だるい。しかしそれ以上に、心がぽっかりと空洞になったような虚しさに襲われた。
「・・・義兄さん・・・姉さん・・・」
涙が溢れ出る。後悔の念か、懺悔なのかはわからないけれど、ただ闇ばかりが心を支配してモアは自分自身を呪った。
マルクの様子はやはり正気を取り戻したわけではなかったが、クレアの死は受け入れたのか、狂気に狂うことはなくなっていた。
哀しみの淵に沈み続け、ただ泣き続けていた。
あの行為を、マルクがどう受けとめているのかモアにはわからなかったが、近付くことは拒まれた。

そしてある日、義兄は壊れてしまった。
色々な記憶が曖昧になったようにぼんやりとして、身体も崩してしまった。
モアとのことは覚えていないようだった。
今度こそ義兄が元気になるまで、姉のためにも、義妹としてともに生きようとモアは誓った。


この世に神でも悪魔でも、居るなら私を裁いてしまえばいいのに。
いいえ、神なんて居ないんだわ。
姉さんのことも、私と義兄さんとのことも。神がこんな事実を許されるかしら。
悪魔だって、居るなら私を地獄へ導けばいいのに。
そんなもの、この世には存在しないんだわ───
282名無しさん@ピンキー:04/12/02 17:41:05 ID:zKIdLxyy
GJ!
283281:04/12/04 00:42:10 ID:HEyCzUFR
>>282
サンクス

自分の投下から以降ほぼ止まってるからなんか悪いことした気になる・・・ごめんな、今更モアで。
またなんか違うネタ練ってみよ。

ってことで萌え話でもしようかと。
ミランダ、クマ消えなくて良かった。アレ消えたら正直萎える(いや、クマ萌えとかそういうのじゃなくてな)
神田と任務派遣されても気合わなそうw苛立つ神田にびびるミランダからスタート。
本部ではコムイにセクハラ発言受けてたりちょっとイタズラされてたらハァハァ
284名無しさん@ピンキー:04/12/04 23:30:19 ID:Ks6QHPO+
>>283
自分も楽しませてもらいました!
最近、人いないからなーこのスレ。
次のも楽しみにしてます
285名無しさん@ピンキー:04/12/05 00:00:25 ID:shYCq2Sw
神田×アレン
マダー?
286名無しさん@ピンキー:04/12/05 00:49:25 ID:Y9/RpjGl
板違いかと。

リナリー次の任務も行くっぽいから登場期待できるよな。
新キャラとの絡みも期待!
287名無しさん@ピンキー:04/12/05 00:59:05 ID:d3n9AwSU
コムイ×ミランダが読みたい。
288名無しさん@ピンキー:04/12/05 01:46:55 ID:3YpHuyAm
アレン×神田(女)……も板違いだな。すまん。言ってみただけ。
289名無しさん@ピンキー:04/12/05 02:37:45 ID:s/UwWNyv
やっぱり 神田×リナリー
290名無しさん@ピンキー:04/12/05 02:52:32 ID:KKA61pW+
>93の神田女設定の続き・・・・・待ってるのだけど何処で待っていればいいのか(;´д`)
結局此処だと駄目だし新スレは立てられないし、もうどこかに投下されました?
女神田に飢えてるのでズボン降ろして待てます。
291名無しさん@ピンキー:04/12/05 03:04:40 ID:3YpHuyAm
神田女設定のやつならうちのうpロダ提供すっから、そこに投下するのはどう?
日付見りゃわかるけどほとんど使われてないんで。
ここにはURLを書く感じで。
ttp://barocco.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/up.cgi
まあ職人がうpする手間を惜しまないでくれるかどうかなんだけど…。
29293:04/12/05 10:03:24 ID:Bmh7ps9Z
うわぁぁぁスマソスマソ!!

あれから続きデータ間違えて消去して
その後オフがごたごたしてたもんだから今の今まで続き手つかずなんでつ………

つか、間開けすぎちゃったせいで続きが浮かばない………………_| ̄|○


スマソスマソスマソ。
どなたかに続けていただければ幸いです…。

ちなみに続きの投下はジャンプ総合にするはずでした
293名無しさん@ピンキー:04/12/05 13:22:32 ID:WR8noLvE


【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090851506/

ここ逝け
294名無しさん@ピンキー:04/12/06 17:28:01 ID:mFx1Dks+
神田本名キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!!!
295sage:04/12/06 21:27:54 ID:3lVHF+Iv
漢字がつくと思ってたよ、本名・・・。
それともまだ公開されないだけ?
296名無しさん@ピンキー:04/12/06 21:29:52 ID:3lVHF+Iv
上げちまった、スマソ
297名無しさん@ピンキー:04/12/07 14:08:30 ID:lfoaeuYc
みらんだきもかわいいよみらんだ
298名無しさん@ピンキー:04/12/07 17:22:17 ID:ZhoSnxiG
──不覚にも髪結いアレンに萌えた。
299名無しさん@ピンキー:04/12/07 20:21:36 ID:JmbedWH5
>>298
( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ナカマー!
300名無しさん@ピンキー:04/12/07 21:12:36 ID:aiUR3tTU
先週の耳が出てた時に萌えた(*´Д`)

>10の「アレンとリナリーのエロ可愛いエピソード」ってのにずっと萌えてるんだよ。
でも自分じゃ無理で・・・
で、先週読んでとりあえずアレンとリナリーのラブ可愛いエピソードならできたんだ。
非エロなんだけど・・・ここ非エロでもok?
301名無しさん@ピンキー:04/12/07 21:13:20 ID:3VwDqStp
OK!!
302名無しさん@ピンキー:04/12/07 22:42:49 ID:aSIKlW8j
まってるよ>300氏!(・∀・)
303名無しさん@ピンキー:04/12/07 22:56:18 ID:Pe0S4LUo
じゃあ、いきます。
でも今週まだリナリー目覚ましてなかったからちょい本編とずれちゃった(´・ω・`)
304あたたかな午後の話:04/12/07 23:02:53 ID:Pe0S4LUo
「・・・ンくん・・・アレン・・・くん・・・」

呼ばれてる・・・?僕はぼんやりとその声を聞いていた。
ロードとの戦いの後、再び負った傷はまだ完全には癒えていない。ベッドの上で過ごす、少々退屈な病院の午後。
いつの間にか僕はうとうとと眠っていたようで、この声はそんな僕に覚醒を促しているらしい。
誰・・・だろ?起き、ないと・・・な。
僕の意識はいまだ夢うつつで、視界はかすかに白んできた。
ん・・・
くちびる・・・なにか、ふれる感触が・・・ある、ような・・・
・・・!?
僕の意識は一気に現実に引き戻される。
はっと目を覚ますと、少し心配そうにして僕をのぞき込むリナリーの顔が映る。
305あたたかな午後の話:04/12/07 23:05:41 ID:Pe0S4LUo
「あ、起きた?」
ベッドの淵に腰を下ろして、別段変わった様子もなくリナリーは微笑む。
「ごめんね、どんな様子かなっと思って」
「あ、いえ・・・」
訳もわからず、とりあえず僕は身体を起こした。
そういえば僕が気付いていた限りではリナリーはまだ回復していなかったのに。
「ああ、いいよ!寝てて?」
「もう大丈夫ですよ。・・・リナリーこそ、目が覚めたんですね。身体の方は、大丈夫ですか?」
会話を交わしながら、よくよく考えてみる。・・・つまり、さっきのが気のせいじゃないなら・・・
「うん、もうすっかり大丈夫だよ」
ああ、いつもと変わらない、僕が可愛いと思った、リナリーの笑顔。
「アレンくんのほうが、重症だったね」
そう言って僕の身体に顔を寄せる。
かぁっと全身が熱くなった。
さっきの・・・まさか。でもリナリーは変な様子も、ないし。気のせい・・・?でも・・・
顔が、赤くなってやしないか不安になる。すごく、ドキドキしてるし・・・。
「・・・きづいてた?」
リナリーがつぶやいた。上目遣いに僕のことをみつめてくる。
「え?」
そっと僕の手にリナリーの手が重ねられる。
「・・・キス、しちゃったこと」
306あたたかな午後の話:04/12/07 23:07:58 ID:Pe0S4LUo
突然そんなこと言われても、僕の頭は真っ白になるだけで。
え、え、え・・・っ
戸惑う僕の口元に、リナリーの白い手がスッと伸びてきて・・・
ふわっと軽く、その細い指先が2本、そろえて押し当てられた。まるでキスするみたいに。
「・・・ゆびだよ!だまされた?」
嬉しそうな、少しいじわるそうな、小悪魔な笑顔で僕をのぞき込む。
「・・・っっ!!」
そんなリナリーが可愛くて、勘違いが恥ずかしくて、触れられたことが嬉しくて、僕は言葉にならない。
「はやく傷、治そうね。アレンくん」
ちゅっ
頬にやわらかい感触。甘い香りが漂った気がした。
「じゃあね!」
一瞬のできごと。
吹きぬける春風みたいに、リナリーは部屋を出ていってしまった。

「・・・ゆびより、ずっとやわらかいんだ・・・」
キスを受けた頬に手をやり、取り残された僕は固まってしまった。
すっかり、リナリーに心を占領されて。

外気を遮断する窓から差し込む光がとてもあたたかな、そんな午後の話。
307名無しさん@ピンキー:04/12/08 00:50:03 ID:d54arbqE
か、神じゃ。
神様が光臨しなさった。
308名無しさん@ピンキー:04/12/08 14:02:12 ID:v7S3+HH+
   充   分   だ   。

十分すぎる。むしろそのまま前戯に持(ry
309名無しさん@ピンキー:04/12/08 14:03:53 ID:Q9xkoWGe
>>304-306
グッジョーーブ
リナリー萌える(´д`;)ハアハア
310名無しさん@ピンキー:04/12/08 17:07:36 ID:O1+RjVcw
ヤバイマジで萌えた。リナリーの小悪魔っぽさがイイ!
311名無しさん@ピンキー:04/12/08 19:37:28 ID:nDO80TtT
萌、萌だ、萌える
神よありがとう
312名無しさん@ピンキー:04/12/08 22:41:34 ID:ry9SM6oD
モエー
313名無しさん@ピンキー:04/12/11 01:56:26 ID:V3ZRvjXP
みんなサンクス。
投下してみて良かった・・・。むしろレスでニヤニヤさせて頂いてしまった。


・・・・・・・・・そのまま前戯・・・かぁ。
314名無しさん@ピンキー:04/12/11 02:06:58 ID:V3ZRvjXP
触れたいって思ったの。
眠りに落ちた彼のくちびる。
だから、勝手にさわってしまったの。震えたけど・・・おさえきれなくて。
でも、気付かれてたみたいだから・・・それならって賭けをしてみた。
「・・・キス、しちゃったこと」
うそ。
彼を翻弄したいと思った。
ほら動揺してる。さっきからだったけど、ますます。
いまなら、もう一度触れられる。
「・・・ゆびだよ!だまされた?」
ああ、いま、彼はきっと私のことで頭はいっぱい。
くちびるに触れた指先が熱い。神経が集中してるみたい。
嬉しい。勝手に笑顔にほころぶの。
気持ちがとまらない。
「はやく傷、治そうね。アレンくん」
頬にキス。したかったの。
でも、そのままここに残れるほど、もう私の心は穏やかじゃないから。
「じゃあね!」
そういって逃げさるの。


!!
もう逃げたいのに・・・彼の腕が私をひきとめた。
「アレンくん・・・?」
「ああっ・・・す、すみませ・・・」
なんでひきとめるの?・・・期待、しちゃうんだけど・・・。
ドキドキしてるのに、どこか冷静にもなったみたい。ここに、居たい。
「・・・アレンくん、キス・・・したいな」
そういって近付いていく。みつめあう。彼も、私を拒まないから・・・だから。
315名無しさん@ピンキー:04/12/11 02:12:13 ID:V3ZRvjXP
って衝動的に書いてしまった。このままあっちの流れに・・・なんて。
実際は続き考えてないので・・・スマンorz
いずれエロ可愛いの書きたい!これ再利用するかどうかわからないけど。

もっと萌えのインスピレーションも脳内萌えを文章化する力もほしい!!
316名無しさん@ピンキー:04/12/11 03:22:35 ID:WNAWgMpa
いやはやGJGJGJ!十分萌えます!更なる高みを目指してがんがって下さい!
317名無しさん@ピンキー:04/12/11 10:45:01 ID:2ZkdHjWD
おまいならいける。ガンガレ。
318名無しさん@ピンキー:04/12/15 05:20:05 ID:jv7j6GJh
非エロなんだけど、ミランダがかわいくてつい書いてしまったもの、
投下してみます。再登場期待。
コムイ←ミランダで。
319コムイ←ミランダ:04/12/15 05:20:58 ID:jv7j6GJh
「ミス・ミランダ?」
 彼は、ちょっと首をかしげて訪ねると、静かに彼女の手をとり、その細く骨ばった手の甲に口づけた。
 紳士らしい礼儀正しさと、どこか飄々としたとらえどころのなさ。
「コムイ・リーです。リナリーとアレン君がお世話になりました」
 めったにいないほどの長身の青年。
 ミランダは、ただ見とれることしか出来なかった。


 思えば、男性に見とれたことなど、生まれて初めてだった。
 ミランダは、勝手に熱くなってくる頬を両手で包んで冷まそうとしながら、また彼のことを思い出していた。
 握られた手が温かかったこと。手の甲に残った乾いた感触。
 同じ場所に、そっとくちびるを押し当ててみる。
「コムイさん……また会えるかしら」
 会えることは分かっている。ミランダは、同じ組織で働くことになったのだから。
 ただ……昨日あったばかりの人なのに、もう、会いたい。
 ふいに、隣で一緒に馬車に揺られている時計がにぶい光を放ち始める。
「え……いいの!いいのよ!このままで!」
 時間を吸い取ろうとするイノセンスの気配に、ミランダは慌てて時計に語りかける。
 まだ、能力を完全にはつかいこなしきれていない。
 でも、もう振り回されない。
「また会えるもの……私、もう逃げないって決めたの。諦めないって。だから……ね?」
 この力を使うのは、誰かを守り、助ける時だけ。
320コムイ←ミランダ:04/12/15 05:22:07 ID:jv7j6GJh
もしかなうなら、一秒一秒を丁寧に積み重ねて……恋を……してみたい。
 だから、もう昨日に戻りたくはないのだ。
 昨日に戻ってしまったら、昨日の彼には会えるけれど、明日の彼に会う瞬間が遠くなる。
 今日を、明日を積み重ねて、必要とされる自分になりたい。昨日にはもう、執着しない。
「ありがとう……あなたに出会ったから、彼に出会えたのよ」
 言ってミランダは、時計にそっとキスをした。


321名無しさん@ピンキー:04/12/15 05:26:36 ID:jv7j6GJh
こんな感じで。限界でした……

エロかわいいアレン×リナリー、しっとりエロのコムイ×ミランダを
とっても読みたい。神の光臨をお待ちしております。
322名無しさん@ピンキー:04/12/15 11:39:40 ID:TR/VrMWC
キタ━━━(・∀・)━━━!!!
ぐっじょぶ!!てかIDもGJじゃないかw
切ないながらもあたたかい…ミランダ良かった。
コムイってエロうまそうっていうか、攻め系イメージだったんだけど、しっとりもイイ!と思わされた。今週のチラっと見せた葛藤も効いてるかも。
新たな萌え開拓!(`・ω・´)シャキーン
323名無しさん@ピンキー:04/12/16 01:11:04 ID:VK/A3Gn5
http://moe2.homelinux.net/src/200412/20041216081815.jpg

エロ絵です
多少、板違いですが見たい人は…
324名無しさん@ピンキー:04/12/16 11:27:55 ID:8Pah9yLi
>323
(;゚Д゚) ハァッ!ハァッ!!
325名無しさん@ピンキー:04/12/17 11:06:48 ID:T0Y3/+bV
hage
326名無しさん@ピンキー:04/12/18 11:43:22 ID:fMQam+Dt
┌────────── 【 Bブロック ・ 1回戦 第一試合】────────
│   __  トウヒョウオマチシテルワァァァ
│ ヽ|・∀・|ノ      ☆12/18(土)0:00:00〜23:00:59☆
│ ヽ|    |ノ  
│ ヽ|    |ノ       <<リナリー・リー@D.Gray-man>>
│ ヽ|    |ノ           VS
│ ヽ|    |ノ        <<スティール夫人@STEEL BALL RUN>>
│ ヽ|    |ノ              VS
│ ヽ|    |ノ        <<レム@DEATH NOTE>>
│ ヽ|    |ノ
│ ヽ|    |ノ   /試合会場ハココヨオォォォ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│ ヽ|__|ノ  <  http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/vote/1103078908/l50
│    | |      \______________________
└─── ★ 重要 投票にはコード添付が必須です。★ ────────
投票の際にはコード発行所http://banana236.maido3.com/~bs5114/jump/code.cgiにアクセスし
そこで発行されたコード(このような文字列→ [[**x-xxxxxxx-xx]])を添付してください。
その他の注意事項はhttp://etc3.2ch.net/test/read.cgi/vote/1103078908/2-3参照

*得票数の途中経過発表は、投票の公平性を損なう可能性があります。
 途中経過の発表等は(善意でも)行わないで下さい。
 また、投票期間中に公式の中間得票数が発表される事はありません。

みんな!リナリーこのままだと負けちゃうよ!!
327名無しさん@ピンキー:04/12/19 12:04:27 ID:bkNXOapt
>304-306の続き、というか >314の続きというか。
とりあえずラスト改変して続けさせてみました。
いきますね?
328裏側。:04/12/19 12:07:32 ID:bkNXOapt
頬にやわらかい感触。甘い香りが漂った気がした。
覆われた左目の。僕の見えない側からの。不意打ちだよ、こんなの。
「じゃあね!」
くるりと髪をなびかせて、目の前から遠退いていく。
「リナリー!」
とっさに手が動いていた。
僕の知らないうちに、僕の手はリナリーの腕を掴んで、逃がさないように。
「・・・アレンくん?」
ちょっとびっくりしたようにリナリーが言う。
でもきっと僕のほうが、もっと驚いてた。
「あっ!ごめん・・・っ」
ぱっと手を離す。僕はなにを・・・。
「あ、あの・・・」
言葉が続かない。何も出てこない。
自然と頬に手をのばしていた。
やわらかい、やわらかい感触が、すぐにも消えていきそうで。
頭の中が、さっきのキスでいっぱいになる。忘れたくないんだ。
「アレンくん・・・」
リナリーがもう一度ベッドに腰を下ろす。
「・・・・・・おこった?」
かすかな声。僕をのぞきこむ瞳に不安の色。
「そんなことっ・・・」
反射的にそう答えて、続けられる言葉はこれしかない。
「あるはずないよ・・・?」
「・・・っよかったぁ」
満面の笑みがこぼれる。本当に嬉しそうに笑ってくれるから、僕も嬉しくなってようやく心が緩む。
くすくすと笑うリナリーと、笑顔を交し合う。
329裏側。:04/12/19 12:10:48 ID:bkNXOapt
本当は、嬉しかったんだって伝えようと思ったその時だった。
「・・・アレンくん、キス、したいな」
穏やかな空気が再び緊張の色に染まる。
僕は答えることも、拒むこともできないでただリナリーをみつめていた。
近付いてくるリナリーに、僕のほうが身を固めてしまうと、左目のガーゼ越しに鈍く触れられた感覚。
期待・・・確かに「キス」の言葉に期待してた自分がいて、恥ずかしく思う気持ちと、傷に触れられたことへの動揺が走る。
「ごめんね・・・」
僕の頬に手を添えて、リナリーが目の前で呟いたのは謝罪の言葉。どうして。君が僕に謝るの。
「アレンくん、こんなに怪我して。一人でたくさん傷ついて。ミランダも守ってくれて、私のことも助けてくれた・・・」
違う。先に倒れたのは僕で。そのせいで傷ついたのは君で。不甲斐ないのは僕のほうで。
「左目・・・酷い目に遭ったって聞いて。でも、治るんだって聞いたときにね、嬉しかったの。
 でも、それって、・・・再生してるって、普通じゃない、んだよね・・・。
 人ならざる力で。なんで、アレンくんはそんなものを背負わないとならないんだろうって・・・。
 でもやっぱり、治ってくれるのは嬉しくて・・・なんか、勝手にいろいろ言って、ごめんね・・・」
どうして、そんなにも僕を思ってくれるんだろう。
そんな泣きそうな顔しないで?僕の為に、どうして君が傷つくことがあろう。
「いいんですよ・・・?リナリーがそんな風に気に病む必要は・・・ないです。
 だって、僕のほうこそ、何も守れなくて、傷つけてしまった。リナリーのことも。
 それに、僕はこの左目と共に生きていくことを決めたんです。だから、大丈夫・・・」
なにを言えば、不安じゃなくなる?君が笑っていないことのほうが、今の僕にとってはずっと不安なのに。
「リナリーが、無事でよかった。目が醒めてくれてよかった、安心したんです。
 僕よりもずっと目覚めなかったくせに、ね。それなのに僕のことばかり心配してくれて。
 ・・・そんな風に僕の為に思ってくれて、嬉しい。・・・ありがとう」
僕は微笑んでかえす。リナリーはその大きな瞳に、僕をまっすぐに映している。
「アレンくんが、今、ここにいてくれてよかった」
やっと、笑ってくれたと思うと、ゆっくりと腕を回されて僕はリナリーに抱きしめられた。
330裏側。:04/12/19 12:13:34 ID:bkNXOapt
ドクン!
・・・思い出す。あの空間。ロードに抱きつかれて、人間だと告げられた、あの・・・。
『お前らヘボとは違うんだよぉ』
ドッ!!
左目・・・に・・・・・・

違う!
目の前の壁。白いシーツ。窓から注ぐ、光。
僕を包み込むのは、あたたかなリナリーの身体。
リナリーの鼓動。
僕とは全然違う、柔らかい身体。
「・・・・・・リナリー」
静かに腕を伸ばして、僕も抱きかえす。
なんて、細い身体。
人の温もり、確かに存在することを示すその厚み、自分のものじゃない鼓動、呼吸。
抱き合うことが、誰かとこれほどに近くなれることが、こんなにも心に響くなんて、僕は知らなかった。
「僕も、リナリーが無事で、ここにいてくれて、よかった」
少し腕をゆるめて顔を向き合うと、リナリーはにっこりと微笑んでくれた。
どちらからともなく寄り合って、今度こそ、くちびるとくちびるが触れ合う。
信じられないくらいやわらかくて、それはわずかな時間だったけど、今度はもう消えてしまいそうだとは思わなかった。
一瞬みつめあって、それから目を閉じてもう一度触れ合う。
「ん・・・・・・」
互いにほんの少しだけ食みあった。
乾いていたくちびるが、しっとりとした。
「リナリー・・・やわらかい。あたたかいね」
肩の感触ですら丸みを帯びていて、男の身体とは違うんだと思った。
リナリーは僕の背に手を回して感触を確認するように移動させた。
巻かれた包帯の感触が途切れたところで、手がとまる。
331裏側。:04/12/19 12:17:19 ID:bkNXOapt
「アレンくん」
リナリーが僕の右手を捕らえて導く。それは、リナリーの左胸へと。
「・・・っリナリー?」
初めて触れた女性の胸は、今まで感じたことがない類いのやわらかさで。
力を込めてみたいと思う気持ちと、そんなことをしたら壊れてしまいそうと思う緊張とが僕の指をこわばらせた。
「私はいま、ここにいるの」
今度はリナリーが僕の左胸に、それは心臓の上に、手をのばした。
「アレンくんも、・・・いまここにいる」
僕の右手から、リナリーの鼓動が伝わる。
トク、トク、トク・・・と少しはやめの、規則正しいリズム。
ミランダさんの時計が僕を助けてくれて、リナリーを奪い返したあの時。
この鼓動を僕は確認した。
「人形」なんて言われて、恐かった。
リナリーの命が失われて、あの身体が本当にただの人形になってしまっていたとしたら・・・そんな最悪の思考に囚われもした。
あの時の、リナリーの右手から感じ取った鼓動の安心感・・・その鼓動が今まで続いていて、響いている。
「この、一緒にいる時間を、大切にしたいの。アレンくんの鼓動が感じられる時を。
 エクソシストとして、死ぬわけにはいかないって思ってるけど・・・それでもどうなるかはわからないから」
窓から光が差し込んで、リナリーのほほえみを彩る。
「だから、私・・・私のこと、アレンくん知っていてほしい。見ていてほしい。
 一緒にいられる間に、私のこと残しておきたい、・・・全部」
それって、つまり・・・
「私も・・・アレンくんのこと、知りたいと思うの」
僕は鼓動を感じていた右手に、かすかな力を込めて、問う。
「いいの?」
「うん・・・」
とつぶやいて、リナリーは小さくうなづいた。
332名無しさん@ピンキー:04/12/19 12:19:14 ID:bkNXOapt
まだ突入しなくてごめんなさい・・・今日はここまでで。
333名無しさん@ピンキー:04/12/19 12:40:10 ID:tECVLOyM
よし、俺が見込んだだけの事はあるな。
待ってるぞ。全裸で。
334名無しさん@ピンキー:04/12/20 00:27:14 ID:wshws51/
普通に、いい話です。
かわいいです。
335名無しさん@ピンキー:04/12/20 01:43:03 ID:LOFOUn0r
>>328-331
よっしゃキテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
リナリーかわいいよリナリー。
漏れも全裸で待ってます_ト ̄|○
336332:04/12/20 13:32:31 ID:5JABrvsM
リナリー起きた━━━━(・∀・)━━━━!!!
今日は本編リナリーに萌え。
全裸で待ってくれてる人、風邪ひかんでな。
337名無しさん@ピンキー:04/12/20 22:25:54 ID:540/LQPl
リナリ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
338名無しさん@ピンキー:04/12/21 04:10:48 ID:TX3x2CMR
ヤターオキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
これで安心しておみ足が拝められる(*´Д`*)ハアハア
339裏側。:04/12/22 00:43:36 ID:yce+NHlZ
少しずつ右手を沈めてみると、僕が込めた力に合わせてその胸のかたちが変化する。
柔らかな弾力が、力を抜くとそれを元に戻して、僕はふわりふわりと軽く、弾むように何度も触れた。
「・・・アレンくん、瞳、とじて?」
え?と僕が一瞬、呆気に取られてしまったので、はやく!と言わんばかりにリナリーの腕が僕をつっぱねた。
「は、はい!」
右目も閉じてしまうと、シュルっと衣擦れの音が耳に届いた。
息が、詰まる。
普段は気にすることもない音なのに、今は他に音を発するものもなく、僕の神経はいやおうなく耳へと集中する。
布と布が擦りあう音がするたびに、見えない光景を想像して全身がざわついた。
「・・・・・・いいよ」
小さく、僕の闇を解除する言葉が発せられた。
白い光に浮かびあがるリナリーの姿。
両手で胸元を隠して、長い黒髪はその輪郭に沿って流れ落ちる。
白いワンピースの部屋着は床上に溜まってそのかたちをとどめておらず、今もリナリーを覆うのは下半身の下着だけ。
「・・・リナリー」
そっと、前で閉じられた腕を掴まえる。
「あ、あかるいからっ、やっぱり、はずかしい・・・な」
僕はリナリーの手にキスを落とす。
「見せて?」
捕らえた腕は抵抗なく開かれた。
初めは、直視していいものかと戸惑ったけれど、細い身体に、震える胸に目を奪われる。
「綺麗だ・・・」
自然につぶやいてた。
340裏側。:04/12/22 00:47:20 ID:yce+NHlZ
「アレンくんみたいに、怪我、負ったりしなかったから・・・ありがとう」
確かに、そういう意味でも綺麗な身体なんだけど。僕はクスリと笑った。
「そういう意味じゃなくて、ね」
今度は僕がリナリーの胸元に手を伸ばす。
「今は半分しか見えないから。視界が狭くて・・・残念だな。もっと、リナリーのこと見たいのに」
だから、触れて感じたい。
ついに、じかにリナリーの肌に手が届く。ぴくっとリナリーの身体が反応した。
布越しよりもっともっとやわらかな胸。なめらかな肌の感触。
隔てるものがなくなって、吸い付くみたいに完全に触れ合うことができる。
右手でさっきみたいに触れていると、てのひらに異質の手触りを感じた。
そこは胸の頂上で存在を主張している。
「んっ・・・ん」
指で触れてみるとリナリーがわずかに身を引いた。
「あっ・・・痛い、ですか?」
「え、や・・・ちがう、けどっ」
言葉を詰まらせながらリナリーはそう答えた。
なら、触っていてもいいだろうか。僕は再びその尖りをころがすように指を動かした。
「・・・っ、・・・んっ」
そうするとリナリーが反応して、それで僕はますますそんな様子が見たいと思う。
自分のうちのこんな感情を、僕は今まで知らなかった。
「リナリー、気持ちいいですか?」
つい問うてしまった。それでも本当にいいのかどうか、不安に思う気持ちを掻き消したかったから。
「・・・へ、へいき・・・っだから、・・・きかないで?」
信じれば、いいんだね?君の身体を。
まだ多少の痛みが残る左手をリナリーの背中にまわして、その肌を楽しむ。
空いたもう片方の胸には、・・・口を寄せたい。
341裏側。:04/12/22 00:50:48 ID:yce+NHlZ
顔を近づけて、さっきのキスみたいにそっとくちびるで食む。
「あっ・・・」
高い声が短く響いた。その声に後押しされて舌で触れてみる。
びくびくとリナリーが背を丸めた。同じくらい、僕の舌にも甘美な痺れが拡がる。
スッと背中の手を滑らせると、今度は丸まった背が弓なりに返る。
僕が何かするたびに変化する身体が嬉しい。
左手をうろうろと這わせて、腕に辿り着いたときに、そこが少し冷えているのに気が付いた。
「寒いですか、リナリー?」
はっとしてそう言いながら顔を上げると潤んだ瞳と目があった。
上気した頬、少し上がった息、切なげな表情に、僕の心も切なくなる。
「・・・え?ううん、だいじょうぶだよ・・・?」
僕が見上げ、リナリーが見下ろす位置にいて、黒髪がぱらぱらと降り注ぐ。
僕は両手でリナリーの肩を掴み、
「ちょっとすみません」
と、リナリーを押し倒した。
「きゃ・・・」
長い髪がシーツへと、波紋が広がるように中心から流れて広がった。
ベットに黒と白のコントラストが映える。
「このほうが、背中、あったかいですよね」
あれ、リナリーが固まった。
「あっアレン・・・くん、その・・・ごめ、あ、怪我してるのに・・・私、なんか、すごいこと・・・」
僕に倒されて、慌ててるみたいだ。先に誘ってきたのはどっちだっけ?
342裏側。:04/12/22 00:53:19 ID:yce+NHlZ
「アレンくん、身体・・・」
「もう、平気です」
「うそ」
「・・・ほとんど、平気です」
パシッと胸元の包帯が覆っている辺りを叩かれた。
「ホントねっ?」
ちょっと怒ったように言うリナリーが、すごくかわいい。
でもリナリーばかりを露わにしていることに罪悪感。
僕がこのシャツを脱げば、身体を覆う包帯がリナリーを悲しませるだろうか。
だけど僕だってもっとリナリーに触れたいし、リナリーにも直接触れてほしいと願う。
意を決して衣服を取り払う。ところどころに包帯が巻きついててなんだか申し訳ないけど。
「もっと、近くにいってもいいですか?もっと、触れ合いたい」
リナリーの頬に手を添えると、僕をみつめて腕をまわしてくれた。
包帯の途切れた隙間をぬって、リナリーの手が直接触れられる僕の身体を求める。
僕もリナリーの全身に手を滑らせ、キスを落とす。
いつしかあの美しい脚に触れていた手をだんだん上に、その脚の付け根に進め、やがて下着で覆われた部分で手を留まらせる。
もうあちこちに触れられているのに、さすがにここは気が引けるのか、リナリーがこわばる。
「取ってしまって、いい?」
そう訊ねると、少しの間があった。
「・・・アレンくんの、そうやっていちいち訊くの・・・、はずかしいんだって・・・」
否定しないのなら肯定ってこと。僕は僕で、確かめなきゃ不安に思ってしまう気持ちもあるんだけど。
ならその言葉に従って、最後の砦を取り払う。
343名無しさん@ピンキー:04/12/22 19:01:23 ID:Nd5Nt+Yk
この2人のやりとり甘ッ。
見てるこっちが恥ずいくらいに…。
344名無しさん@ピンキー:04/12/22 23:50:55 ID:ylcWjJyF
ネ申!!!!!
345裏側。:04/12/23 00:55:35 ID:WJco9Boh
リナリーの全てが露わになって、僕は息を呑む。
薄い茂みへと侵入するとリナリーの脚が閉じるように力が加わったけれど、指を進める余裕はまだ残されていた。
恐る恐る進んでいくと、ぬるっと水っぽい感触がした。
「やぁっ」
僕は辿り着いたようだ。そこは随分あたたかくて、蜜のせいで幾らでも指が滑る。この蜜は、その為の反応。
探るように何度も往復させていると、次第にリナリーの脚の力が抜けてきた。
「・・・ぁ・・・ふ・・・、やっあ・・・」
吐息に声が混じる。全身も、ほんのりと色味が増してきてる。
僕を濡らす蜜によってなめらかに滑る、やわらかい花唇が堪らなく気持ちいい。
探る指を深く深くしていくと、僕を飲み込んでいく箇所に辿り着いた。リナリーの中心、見つけた。
「は・・・そこ・・・・・・っ」
徐々にリナリーの中へと沈み込む。そこはやわらかく僕の指を包み込んで、ずいぶん狭いと思った。
「痛い、ですか?」
またも訊いてしまうと、ふるふるとリナリーは首を振った。
中でちょっと曲げてみると、びくっとリナリーの腰がはねる。
「ぃ・・・あっ、ア、レンく・・・っ」
中をあちこち探ってみると、リナリーが途切れ途切れに声をあげた。
溢れる蜜が増して、僕にイイって伝えてくれる。
いったん引き抜いて指を滑らせた瞬間に、別のトコロを掠めたみたいで。
「ぁあっ!」
反射的にリナリーがあげた声が思いのほか高い。さっき一瞬触れたのは・・・
「ここ?気持ちいいですか、リナリー?」
花唇のそばの芽を捕らえて、今度はわざと問いただしてみた。
「や・・・ぁああ・・・・・・」
敏感なそこに触れられて、全身を震わせながらリナリーの手が移動する。それは、僕自身へと伸びてきて。
リナリーの指が、存在を主張する僕自身をそっと撫でる。一気に震えが走った。
「っ!!」
「・・・アレンくん、気持ちいい?ねぇ、感じる?」
大きな瞳が、僕を見上げて答えを待っている。言葉にするのには、確かにちょっと戸惑いがあって。
「気持ちいい、ですよ・・・っ」
振り絞るように答えたから、リナリーはくすくすと笑った。
わかったから、どんな気持ちかは。でも、君が触れたせいで、僕自身もかなり限界かも。
346裏側。:04/12/23 01:02:22 ID:WJco9Boh
僕はリナリーの膝を割って身体を割り込ませる。そのまま僕自身をその場所へと当てた。
「あっ・・・」
「ん・・・リナリー」
先端に触れたやわらかな感触に震えた。ゆっくりと沈めていく。
「んん・・・は、ぁ・・・いっ・・・あぁ・・・・・・!」
リナリー、震えてる。少し苦しそうで僕は不安に思うけど、でも僕のほうはもうとどまることはできない気がする。
やわらかくあたたかな内壁に締め付けられるこの未知なる感覚は、甘く痺れて痛いくらいに僕に響く。
もっと深く、全て包み込まれてしまいたい。
「リナリー・・・っだいじょうぶ、ですか?」
声を掛けて気遣うふりをしたところで、圧し進める腰は止まらないけど。
「んっ、く・・・ふぁ・・・や、この、ままっ・・・きて?」
潤んだ瞳から今にも涙をこぼしそうにして、それでも僕を受け入れてくれると言う。
堪らなくなって、リナリーを掻き抱いてこれ以上ないくらいに二人の隙間を埋めた。
「全部っ・・・いったよ?」
その頃には僕にまわされたリナリーの腕に、ずいぶん力がこもっていて。
「う・・・んっ、そのっまま・・・、ちょっと・・・ま・・・って?」
リナリーは、やっぱり辛いんだろうか。本能的に動いてみたいと思う衝動を抑えて、様子をうかがう。
内側は時折ぴくんと僕を締め付けてくる。不定期なその動きが、次第に回数を増す。変化してきたみたい・・・?
ゆっくりと引き抜いてみると、内壁が絡みつくようにうごめいて、ますます僕を煽った。
「あっあ・・・アレンく、んっ」
リナリーが僕を呼ぶ。
347裏側。:04/12/23 01:05:27 ID:WJco9Boh
もう止まらないから。僕が突き上げるたびにリナリーは声を上げる。
背に回した手が僕の包帯を掴んで、きちんと巻きつけたそれの流れを崩した。
「はっ、や、んん・・・あっ!ぁ、ああぁ・・・だ、だめ・・・っやぁっ!んあああっ」
背中を浮き上がらせて、リナリーの全身がこわばる。
「んっく!」
同時に内側がきつく締め付けてきたから、達しそうになって僕はあわてて引き抜いた。
そのまま吐きだして、リナリーに白い飛沫が散る。
身体に力が入らなくてリナリーのそばに横たわると、そっと頭を寄せられた。
瞳を赤らめて、リナリーが微笑む。
でも、リナリーのおなかの上を、僕が放ったものが汚していて・・・。
「す、すみませんっ、こ、これ・・・」
「平気。あとできれいにしてくれる?」
こういうのってなんだかすごく照れくさい。
「アレンくんの包帯は、私がきれいになおしてあげる」
リナリーは人差し指をたてて、僕の口元に運ぶ。
「これは二人の、ヒミツだものね?」
窓から降り注ぐ光のせいだけじゃなくて。リナリーの笑顔がまぶしい。
あんまり、かわいいことしないでほしい・・・そう思いながら僕はリナリーのその手にキスをした。
348名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:09:33 ID:WJco9Boh
以上です。
あ、甘っ。甘いっすかね・・・。

IDにWJでた━━━━━━━━!
349名無しさん@ピンキー:04/12/23 23:32:58 ID:8bzThe80
>>348

  GJ!!
350名無しさん@ピンキー:04/12/23 23:54:49 ID:ChnkYuzD
GJ!!!グレートジョブ!!
リナリー可愛い…!
351名無しさん@ピンキー:04/12/24 03:41:16 ID:bg1wJQC4
GJ! GJ!! GJ!!!
352名無しさん@ピンキー:04/12/24 12:21:57 ID:kRKWr1NO
甘い…カルピスの原液並に甘い…。
なんにせよGJだ。次回作もきたひ。
353名無しさん@ピンキー:04/12/24 13:25:09 ID:25w+w+/i
>>348
甘い!氏の話は甘い!一口で虫歯になるくらい甘い!最初からとろけてるくらい甘い!
どっちも初々しくてかわええ…
354名無しさん@ピンキー:04/12/29 17:14:00 ID:ATYQC2L4
保守
355名無しさん@ピンキー:04/12/30 02:10:37 ID:XEJxn9FM
いつの間にか2巻出てたね。
ララタソ可愛いなあ。
356名無しさん@ピンキー:04/12/30 13:29:52 ID:U6c2WTkK
リナリー少なすぎだ2巻。
しかし最近の本誌の展開を思うと、この頃って神田祭りだったんだな。
357名無しさん@ピンキー:04/12/30 15:28:01 ID:Ky38/1sH
まだおにゃのこだと思ってたからね…
358名無しさん@ピンキー:04/12/30 20:45:54 ID:PZv8gCF4
神田を女だと思ってたやつすげぇな
359菜食主義者:04/12/30 22:42:11 ID:HFDOUq8T
甘すぎです!!これ読むと、映像は文字に勝てないってのが納得できます。一言一言が目に浮かびます。良い作品ですね。
360名無しさん@ピンキー:04/12/31 01:13:31 ID:gEQAGXPG
>>358
ノシ
361名無しさん@ピンキー:04/12/31 01:42:42 ID:erzu0DYq
神田の下の名前も女っぽかったぞ。確か
362名無しさん@ピンキー:04/12/31 01:57:00 ID:ZkZ9Yr0H
まだー?
363名無しさん@ピンキー:04/12/31 03:58:20 ID:GqvlyUHg
神田、初登場のコマで既に巻いてるとはいえ胸板晒してたから
女って意見が出たのは意外だったな…
364名無しさん@ピンキー:04/12/31 13:09:52 ID:Vfev7Djv
ユウな…。確かにどちらでもイケるな…。
365名無しさん@ピンキー:04/12/31 18:58:03 ID:TVxxR8WD
またカタカナだからね、ユウ。
漢字だったら字によっては男らしくもなろうが。

自分はキャラデの初見は女かと思った。
でも言動や絵の細部(手が大きいとか。明らかに胸ないし)ですぐに男だと認識。
顔はかわいいよな・・・。
366名無しさん@ピンキー:05/01/01 23:48:40 ID:y6mdw7SZ
♪愛液ーを甘いという香具師はー童貞決定残念賞
♪愛液ーを酸っぱいという香具師はー技術が不足残念賞
♪愛液ーをしょっぱいという香具師はー女を知ってる優秀賞
367名無しさん@ピンキー:05/01/02 00:59:56 ID:aQjgpSla
┃・ω・`)  コソッ・・・



┃´・ω・`)つ  小ネタ オイテイキマスネ
368名無しさん@ピンキー:05/01/02 01:07:15 ID:aQjgpSla
リーバー班長視点で↓


黒の教団科学班の研究室。
相変わらず忙しいある日の出来事だ。

「じゃあ、ティムキャンピーって実は結構すごいゴーレムなんですか?」
「そうだよ〜、この子は他のゴーレムと比べてもかなりの高性能なんだよ」
「クロス元帥のゴーレムだものね」
「そんなんですか・・・ティムキャンピー、そうだったんだ?」
「アレンくん知らなかったの?」

室長にアレン、リナリーも交えて一息ついている様子だ。
ティムキャンピー、ね。俺もアレンが来たときにコムイ室長と徹夜して色々見させてもらったが、かなりすごいゴーレムだったな。
さすがは元帥の、というべきか。

「例えば・・・再生能力とか。そりゃぁ素晴らしいんだよねぇ〜」

あ、そりゃマズイんじゃないか?
コムイ室長がまた怪しいオーラでティムキャンピーに手を伸ばすもんだから・・・

バサササッッ!!!

「うわっティム・・・!」
「きっきゃああぁっ!!」

ってオイ!!!
に、逃げ損なったというか、逃げ誤った、か?
今・・・ティムキャンピー、リナリーの服ン中入った・・・よな!?ス、スカート・・・裾からか??
369名無しさん@ピンキー:05/01/02 01:09:40 ID:aQjgpSla
「わっわわわっティ、ティムキャンピー!!」
「あっああぁリナリー!!!」

アレンと室長がそれぞれに慌ててら・・・。

「やっ、やぁ!取って、取ってぇ!!」

いや・・・リナリーそれはちょっと無理な願いだろ。
つーかティム羨まし・・・いやいや!

「ちょ・・・っやぁ!んっ・・・ぁああ・・・っ!」

・・・イイ声だすなぁリナリー・・・誰の仕業だよ?ってそんなことじゃなくて!
あ、いま背中か?

バササッ!!

「・・・っティム!!」

襟元から飛び出したところをアレンがつかまえた。
さすがにふらふら飛んでたな。
370名無しさん@ピンキー:05/01/02 01:10:05 ID:aQjgpSla
「り、りりりなりー!大丈夫かい!?」
「すっすみません!!リナリー!」

ま、アレンがうろたえるのもムリないわな。でも悪かないだろ・・・アレンは。

「い、いいのアレンくん・・・兄さん!元はと言えば兄さんがティムに変なことしようとしたでしょ!?」
「そ、そんなつもりは・・・」
「兄さん!!」

全く・・・あ〜リナリー怒ってら。こりゃしばらく室長沈むなぁ。


・・・映像、映せんだよなティムキャンピーって。
ま、ティムキャンピーはリナリーに懐いてる様子だし。
下手なことしたヤツはリナリーにバレそうな気もするけどな。
371名無しさん@ピンキー:05/01/02 20:36:07 ID:sbaXLBzm
| 一`)ヨンダヨ…乙…マタカイテネ…
372名無しさん@ピンキー:05/01/02 23:37:44 ID:1ST4aQsM
GJ!
新年早々萌えをありがとう。
373名無しさん@ピンキー:05/01/03 09:14:38 ID:ZVe8yIIF
アチャー間違えた
>368
そんなんですか→そうなんですか
がただしい。こんなプチネタなのにやっちゃった…
374名無しさん@ピンキー:05/01/04 17:12:43 ID:KUveJi/t
今週号のリナリーはものすごく可愛いです。あやうく射精するところだった。
375名無しさん@ピンキー:05/01/04 19:22:25 ID:Ksih6Xhf
正直あそこまでアレリナやってくれるとは思わなかった。
自分的にはこうだったらイイナーと妄想していた展開が

い ま ま さ に 目 前 に !゚+.(?? ∀?? )゚+

もうおなかいっぱいです・・・!!
376名無しさん@ピンキー:05/01/04 21:00:32 ID:jiTAl3k2
今回の作品は

アレリナオタを

このスレに

蔓延らせる結果

になってしまった
377名無しさん@ピンキー:05/01/04 21:22:15 ID:RnfK5VVd
コラコラ煽るな煽るなww








しかし自分は神田リナリー派なんで
もうそろそろ神田がリナリーたんを
ヒィヒィ言わせるようなSSが
出てきても良いんじゃないかと思う。 
って言うか誰かそーゆーの書いてくれYO!!!!
378名無しさん@ピンキー:05/01/04 21:33:38 ID:RnfK5VVd
いやー今週のリナリータンは可愛かったですね!

でもリナリータンは仲間として自分を対等に扱えと言ってるだけで
別にアレンリナリーキターウヒョーとは思わなかったですね

ただ、この先こういう風に距離を縮めていって
また違う関係になるというのもアリかもしれないとも思うけどね

何となくアレンリナリーだとリナリーのほうが積極的ちいうイメージがあるね
379名無しさん@ピンキー:05/01/04 23:26:10 ID:0FWPOAf7
まだ読んでない(´・ω・`)
明日Dグレ2巻とマンキン32巻とジャンプ読んできます
380名無しさん@ピンキー:05/01/05 03:25:13 ID:bcNpynlg
リナリー、神田に「顔は可愛い」とか言ってやってくれ。その後の反応が楽しみだ。
381Let myself go!−1/7 ◆Q.LLinaViQ :05/01/05 05:02:22 ID:E++/S39f
「リナリー…遅くなってゴメン。今日からここが、ボクたちの家だよ」

…………。
あ……思い出しちゃった……あの日のこと…………
思い出すと…体が熱くなる……

兄さんが…私のために、教団にやってきてくれたあの日……
そして………
そして、私のことを……受け入れてくれた日…………

――――それは少し、私が大人になる前の話。

「兄さん…ちょっと、話があるの……」
「どうしたんだい、リナリー?もう体は平気なのかい?」

教団の拘束から放された私は…
まだ、調子の戻りきってない体を、残った意思で表面を繕って…
どうしても、そうしなくてはならなくて、兄さんの部屋へ、夜中入り込んだ。

「あのね…まだ…眠れないの」
「眠れない?やっぱり…体がおかしいのかい?」
「ううん、そうじゃなくて…」

兄さんは、息を一つついて、

「じゃあ…。まだ、夜が怖いのかい?」
「………」
「………」
「夜が怖いんじゃないの…一人が、怖いの…」

そう言った私を見て、兄さんは少し考えた後…溜まっている書類を、机の上に重ねた。
382Let myself go!−2/7 ◆Q.LLinaViQ :05/01/05 05:04:08 ID:K05Rax4j
「…うん。…じゃあ、一緒に寝ようか」
「ホント?」

兄さんは、終わらせなくちゃいけないだろう仕事を明日に回して…
帽子とコートを置いて、私をベッドに寝かせてくれた。
そして、隣に横たわると…ゆっくりとした口調で、話しかけてくれた。

「あのねリナリー…ボクが来るまでのことだけど」
「え?」
「教団は…決してリナリーを傷つけようとしていたんじゃない。むしろ、リナリーを守ろうとしていたんだよ」
「………」
「当たり前さ。もし逆だったら、ボクは中に入るんじゃなくて、ここを今ごろぶっ潰してる」
「………うん」
「彼らは…いや、僕たちか。僕たちは…リナリーが大事だったんだ。すごく、すごく、ね」
「………」
「だけどね、僕たちは大事なものを扱う術を知らなかった…だから、大事な分だけ、失うことを恐れたんだ」
「………うん」
「だから、ボクはこれから、この教団に、大事なものを愛するということを教えようと思う。形作ろうと思う」
「………兄さん」
「リナリー。だからその愛に答えてほしい。今までが、ちょっと歪んだ愛だったけどね」
「………うん」
「…うん。大丈夫、いつか一人でも眠れる日が来るよ。それまでは…」
「………それまでは?」
「ボクがこうして、隣で見ていてあげるから」

そのとき、私は…少し、泣いていたのかも、しれない。
383Let myself go!−3/7 ◆Q.LLinaViQ :05/01/05 05:06:00 ID:ODBjI6N0
「兄さん………」
「さ、おやすみ。リナリー」
「兄さん…一つだけ、お願いがあるの」
「うん…なんだい?」
「お願いの前に、一つ質問があるの…さっき、教団は、私が大事って言ったよね?」
「うん、言った」
「じゃあ…兄さんも、私のこと大事?」
「あはは、何を当たり前のこと…」
「じゃあ私のことHして」
「はい?」

その時、兄さんのメガネがずり落ちたのをすごく覚えてる。

「私のこと、抱いて。わ、私と、一緒に、寝て。えっと、その…女にして!」
「リナリー?」
「で、でないと!大事だって、信じない…私、いつまでも寝られないから!」
「あのね、リナリー…そういう冗談は…」
「冗談じゃないの!兄さんにしてほしいの…兄さんじゃなきゃイヤなの…だから、ここに来たの」
「あのね、リナリー?兄妹でそういうことしちゃいけないんだよ?」
「だってさっき、歪んでるっていったもの」
「それは教団であって、ボクじゃなくて…」
「じゃあ、もう誰も信じないっ!」

もう、半泣きと、完全に泣きわめく中間の私を前に、兄さんは困ったように頭をかいた。

「リナリー、いくらなんでも、それはできないよ…ね?わかって?」
「………」

完全に説得に入った兄さんを見て…私の中で、何かがふっ飛んだ。
384Let myself go!−4/7 ◆Q.LLinaViQ :05/01/05 05:08:46 ID:Z0mVJKNc
「見て」
「え?」

私は、上半身の服を完全に脱いだ。
寝巻きだから、下着はつけてなかった。
そして、自分の胸の先を…自分でいじり出した。

「リリリナナナリリリー?」
「ん…はァ、ん…ん…ん、ん…ん……」
「ナナナリリリナナナー?」
「お、大きく…なッ、た……?」
「なに、が…」

返事を聞く前に、私は兄さんのズボンの前を開けて…

「はむっ!」
「おうッ!?」
「お、大きく…なった……!なってる……!」
「い、いや、それはね?人体のメカニズムというやつでね?」
「う…はむ…ちゅ…ちゅく…ん、む…んん…ちゅぱ、れろ…ちゅ、ちゅっ…」
「リ、リナリー!?どこでそんなこと覚えたんだいっ!?」
「ん…ぷはァ…う…こ、小耳に、挟んだの…だから、見様見真似だけど…ごめんなさい……」
「い、いや、謝るところじゃなくてさ…」
「ふぁんばる…わらし、ふぁんふぁるふぁら…あむ…ちゅぱ、ちゅぱッ…ちゅく、ちゅっ、ちゅ…ちゅるっ」
「………」
「あうう…ん…れろれろ…ちゅうッ…ちゅ、ちゅう…れろれろ…ぷはッ…ん…ちゅうぅ…ちゅぱ…」
「リナリー…もう、いいんだ」
「んっ!んんんんんっ!」

必死で首を横に振る私を、兄さんは軽く頭をなでて…
385Let myself go!−5/7 ◆Q.LLinaViQ :05/01/05 05:11:59 ID:bF8c63sK
「わかった。ボクはリナリーに…ボクの証を刻むよ」
「え…?」
「間違ってるかも知れないけど…いや、単純に、今の状況に興奮してるだけかもしれない」

そのすぐあと。私はすごい速さでひっくり返された。

「あれ…?」
「でもね、リナリー。ボクは残念ながら、ホントに歪んでるんだ」
「………あ………!」
「いい?もう止められないよ?」
「…あ!ああッ!あ…!きゃうゥ!!」

兄さんは「そこ」に口をつけると…
私のそれまで知らなかった感覚を…「そこ」から、舌で私に教えてくれた。

「ひゃうッ!あ!あ…!はうぅ、は、恥ずかしい…はうう、はァッ、あう、はァ……!」
「恥ずかしい?さっき、自分でもっと恥ずかしいことしてたじゃないか」
「そ、そうだけど…あァッ!くァう…あ、ひゃあんッ!や、やッ、やァ、ダメッ!!」
「あ、あっ、あ〜ッ!はぁ…ダメェ…ひゃうんッ!そ、それ、ヤダ、ヤダァ…!」
「あァあ…ふゥァッ!あ、きゃう…あンッ!きゃ、ぃやァ…ひゃんッ!やんッ!あんッ!!」
「もうビチョビチョになったかな…じゃあいくよ、リナリー?」
「ま、待って、ちょっとだけ、待っ…」

ズ…

「いたァ!」

グ…ズッ、グググ……

「に、ぃ、さぁ………ん………いたぁ、い、よォ……に、い、さ………」
「リナリー…まだ、先すら入ってないんだよ…力を脱いて…」
「えっぐ…ま、まだ、先…ぃ…?あ、あ、ァ……ん……い、た…い、よ、ォ……」
386Let myself go!−6/7 ◆Q.LLinaViQ :05/01/05 05:13:46 ID:h33rR4rf
メリ…メリメリ……ズ……ズ、ズ……ズズ……ギギ……

「も…ダメ…ムリよ……兄さ、ぁ……ん……わ、た、し……」
「リナリー、先が挿入ったから、後は力を脱いて…一気に奥までいくから…」
「は、い……す、ご、く、痛い…だよ、痛いからァ…に、い、さ、ん……」

ズググググッ!グンッ!

「ッッッッッッああああああああああッッッッッッッッッ!!!!!!!」
「…ッ!リ、ナリー…挿入った、よ……」
「ホン、ト……?」
「ああ…これで、一つになったよ……」
「ありがとう、うれしい…うれしいよォ…すごく、痛かったけど……」
「うん…痛いだろうね…よくがんばった…よくがんばったよ、リナリー……」
「はい…で、でも、兄さん……」
「ん…?なんだい…?」
「私が聞いたのと違う…これって…うん…する…穴…でしょ…?明日、うん…するとき、痛そう……」
「だから、歪んでるって言ったじゃない。いつか、本当の恋人にちゃんとしてもらいなさい?」

私が真実を知るのは、それから2年後だった。
387Let myself go!−7/7 ◆Q.LLinaViQ :05/01/05 05:22:13 ID:q3LWpP7+
……………。

………あれから…んっ、何年たったのかなあ…あッ、ん…懐かしいなあ…あんっ

「………」

あれから毎日眠れるようになって…
だから、寝るときにあの時のことを思い出すと…あッ、どうしても、一人でしちゃう…

「………」

「あ…あ、あ…!んッ、はァ、あ…ッ!ダメ、もうイッちゃ、イッちゃう……!」
「………」
「ああ、あ、は…あンッ!もうダメ、ホントに、ホントにイク…!おしりと、前で、リナリーイっちゃ……!!!」
「ううううるせェェェェェェェェェェェッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
「…………………………神田」
「何でオメーは、人がメシを食ってる後ろ後ろでワケのわからねェ行為をしてやがんだァァァァァッッッ!!!」
「ヤダ、ずっと見てたの…!?なんでこんなトコにいるのよ…!」
「お前がメシ食ってる俺の後ろに来て、ワケわからねェことぶつぶつ言い始めて、奇行を始めたんだろォがッ!」
「だって、昼間の食堂に誰かいるなんて思わないじゃない!」
「食堂は昼間来るところだこのボケナスーーーーーーッッッ!!!!!」
「まっ昼間からこんなことするなんて誰も思わないでしょ!?死角をついたのよ!」
「テメェの部屋でやれ!テメェの部屋でッッッ!!!!」
「部屋が汚れたら誰が掃除するのよ!!」
「お前だーーーーーーーッッッッ!!!っていうか、いつも食堂でやってんのかお前ェェェ!!!!」
「あいた、パンツが足にひっかかって、転ぶところだった。危ない危ない」
「はけェーーーーーーッッ!!パンツをーーーーーーーーッッッ!!人としてーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!」

OK! Let yourself go! ……Happy?
388ロード・キャメロット ◆Q.LLinaViQ :05/01/05 05:23:19 ID:q3LWpP7+
ロードキャメロットちゃんからのお願いだよん♪
これって元々、キャラサロンの『一人エッチ専用スレッド』用に作ったものだからさぁ、
ちょっと、気色が違うのは許してね♪
っつか、うちのリナリーはさぁ〜、ちょっと変態ちゃんだからぁ、
そっちのスレの前作見てもらえるとうれしいかも。二つあるからさ。
そんじゃまったねェ〜!
389名無しさん@ピンキー:05/01/05 17:20:51 ID:ubZ9ptNa
>388
厨房?
390名無しさん@ピンキー:05/01/07 08:51:13 ID:f1r5ffrR
凄く不思議な夢を見た。
週刊少年ジャンプでディグレ読んでる夢だったんだけど、その内容が
『リナリーのマンコー!(゚∀゚)!には封印がしてあり、その封印が解かれると世界はあっという間に
 千年伯爵の魔の手に落ちてしまう……そしてその封印を解く方法とはただ一つ、
 リ ナ リ ー の 処 女 を 奪 う こ と な の だ !』
って展開になってて、なんかノアの一族の誰かがリナリーをめっためたに犯してる話だった。
『おいおい少年漫画でこんなことしていいのかよ!?』と思ったら目が覚めちゃった…
391名無しさん@ピンキー:05/01/07 12:57:21 ID:rxzpXzDw
そんなお前の脳内に萌え。
こうDグレらしく…ちょいダークな作品が降臨しないものかとひそかに待っている。
392名無しさん@ピンキー:05/01/07 22:33:14 ID:g4dHPFgx
ダークと陵辱は違うもの…だよな。
393名無しさん@ピンキー:05/01/07 22:48:54 ID:Bvq8qVGo
別にリナリーゴーカーンでもいいよ〜
394名無しさん@ピンキー:05/01/09 11:39:30 ID:Sk28UFSe
リナリーーーーーーーーーーーーアイラブユウーーーーーーーー。

395名無しさん@ピンキー:05/01/09 13:03:30 ID:Q3zPBxeC
神田とリナリーって何歳頃からの付き合いなんだろ?
個人的に精神崩壊前からの付き合いで
リナリーが監禁状態を解かれるきっかけが自分ではなかったことを
悔しく思ってたりすると萌える。
396名無しさん@ピンキー:05/01/09 13:24:31 ID:70dlOz2r
神田の師匠が押しの強いオネエサマ系の女性だったりしたらハゲmoeなのになぁ。
397名無しさん@ピンキー:05/01/09 13:37:33 ID:0jqNIloI
俺はあのオヤジが大っ嫌いだ、って言ってるからそりゃ叶わん願いだな。
398名無しさん@ピンキー:05/01/09 13:46:11 ID:70dlOz2r
あ、ホントだ・・・orz
だってさー もうちょっと女の子増えてホスィーじゃないっすか。
オッサンじゃあ801なオネエサマ向けになってしまう・・・('A`)
399名無しさん@ピンキー:05/01/09 14:22:06 ID:0jqNIloI
まあそのうち…増えるよな?('A`)
リナリーが可愛いからしばらくは大丈夫だ。
400名無しさん@ピンキー:05/01/09 19:54:38 ID:kBseT2a2
ま、まぁ 801は置いといて…
>395
それ萌える!イイ!
401名無しさん@ピンキー:05/01/09 21:17:29 ID:C5tLzKw7
ああ、萌えた。
神リナ書きたいなぁ〜
402名無しさん@ピンキー:05/01/10 02:02:49 ID:hbJcHxai
>>401
ぜひ書いて下さい。
403395:05/01/10 23:17:17 ID:YF1OCHaE
SSにする技量も時間もないから妄想(長文)だけ投下……。
ゴメンよ許して



無理矢理神田と供に駆り出された任務で、初めて人の死を目撃するリナリー。
元々毎日の過酷な訓練で弱っていた精神に限界がくる。リナリー、悪魔の目の前で錯乱し泣き出す。
とっさに神田はリナリーを庇ってその場を逃げるが、錯乱したリナリーの様子は収まらない。
何らかの治療が必要なのでは、と不安になるが
教団に戻ったら監禁・拘束される事は分かっているので戻りたくない。
もう暫く日をおいて、落ち着くかどうか見よう、と思い教団には帰らず適当な宿へ泊まる。
ここで錯乱したリナリーとry
そして落ち着いたリナリーを見て神田は教団へ連れて帰るが
教団の幹部の判断か何かで神田の思いも空しくリナリーは監禁・拘束。会う事を禁止される。
コムイが来るまでリナリーと別れる事になった神田は、
その間教団の者とは極力関わらず強くなる事だけを考えて過ごす。
404名無しさん@ピンキー:05/01/11 00:12:01 ID:Khq64Lwl
>>403
見たいage
405名無しさん@ピンキー:05/01/11 00:43:31 ID:X+j8xS2g
やっべぇ・・・萌えるよその妄想・・・
その時神リナいくつ?とも思ったけれども。錯乱リナリーと・・・!!

というか401だけど、自分投下してもいいものかと戸惑っちゃったじゃないか。
・・・落としてもいい?
というか途中までだけど、それでもいい?
406名無しさん@ピンキー:05/01/11 00:48:05 ID:CF9TIZAi
>>405
是非頼む
407名無しさん@ピンキー:05/01/11 00:50:39 ID:X+j8xS2g
は・・・反応早いね。
っていうか誘い受けくさくて自己嫌悪した。スマン。
途中までだけどいくよ!!
408神リナ:05/01/11 00:56:15 ID:X+j8xS2g
「はい、じゃあ報告もこんなトコでしょ。お疲れさま、神田くん」
「ああ」
黒の教団本部。
ホームとも呼ばれるここへ遠い派遣先から帰ったばかりといってもすぐに休めるというわけではなく、「任務」は報告まで全て済ませてようやく終了をむかえる。
その事後報告書をコムイへと提出し、神田は司令室を後にした。

「お疲れさま」
「・・・いいのか?あっちはまだ俺の報告まとめる作業残ってんだろ?」
連れ添って歩きながら自分をねぎらう少女に、神田は一応、問いただす。
「それだけじゃないよ。いっつもいろいろやってるし。でもいいよ、コーヒーもたっぷり作っておいたしね」
カチャカチャと手元に抱えたティーセットが音を立てる。普段彼女が抱えているものとは違うタイプだ。
「任務終了ってことで、神田にお茶淹れてあげようと思って。チャイニーズティ、コーヒーよりいいでしょ?」
別に飲めないわけじゃない。好んでも飲まないが。確かに中国茶はずっと飲みやすい、と神田は思う。
「・・・嫌いじゃないな」
「ふふ、じゃおいしいの淹れてあげるね」

部屋に温かな湯気が漂う。
蒸された茶葉の香りが次第に広がって、しばらく人の居なかった部屋を居心地のいいものに変えた。

「アレンくんが帰ってきた日ね、大変だったんだから」
教団が壊滅寸前になった事件の話を聞かされて、教団内のところどころが壊れかけていたりいかにも修復途中といった様子だったのを思い出した。
「アホか」
「あはは、まだちょっと直りきってないんだよね」

淹れたての中国茶を少しずつすすりながら、教団であんなことがあった、こんなことがあったと話すリナリーの声を聴いて、神田はようやく「ああ、戻ってきたんだな」と心のどこかが安堵した。

「アレンくん今また別の任務に行ってるのよ、ついこないだ。入れ違い残念だったね」
「なんで残念なんだよ」
「だって仲いいじゃない?」
「はぁ?なんでそう思うんだか・・・」
「ほら、同じようなこと言ってる」
リナリーはそう言って笑ったが、別にアイツが今の俺と同じ意図の発言をしたとして、どうして仲がいいになるんだとしか、神田には思えない。
409神リナ:05/01/11 01:00:46 ID:X+j8xS2g
だいたいなんで今あのモヤシの話題になっているんだ。
そもそも自分のいない間のアイツとのことを話されたところで・・・あまり心証は良くなかった。
「・・・・・・そっちこそ、ずいぶん仲良くなったんじゃないか?」
言って、まずかったかと思う。
「・・・そりゃあ、アレンくんまだまだここに慣れてないし、私だって歳が近いもの。だから色々、構うわよ?」
「別に、構うなとか言ってねぇよ」
空気がさっきまでのそれと変わる。
それが自分の放つ不機嫌さのせいなのか、それともリナリーも同じく穏やかならぬ心持ちにしてしまったのか。
「・・・あのね、言おうと思ってたの。アレンくんから任務のこと聞いたよ?」
「あの時、危なかったでしょ?神田・・・怪我したでしょ。全部神田のせいだよっ?」
「はぁ?なんでそうなる・・・」
「アレンくんも、まぁ勝手はしただろうからそれは二人とも良くないわ。
 でもあなたは彼より状況把握できたでしょ?慣れてるんだから。
 なんでフォローしてあげないのよ。あの子はまだ・・・」
ガシャン!
「・・・勝手に動いたのはアイツだ」
イライラするっ!
あの時は、いろいろと失態もあったと、そんなことは分かっている。
それをリナリーに蒸し返されることも、あのモヤシを「あの子」と肩をもたれる事も・・・神田を苛立たせた。
自分の失態と思っていることを言ってくるのも、アレンを気にかけるのも、それがリナリーだからこそ、苛立った。

勢い良く置いた、叩きつけたともいえるカップからは、お茶が溢れてテーブルに、床に滲んだ。
拡がった水分は、すぐに熱を失って冷えていく。
リナリーとの間に流れる空気も、随分と冷やしてしまった。

「もうそろそろ戻るね。兄さんのところに居るから。お茶、要らなくなったら持ってきて?」
リナリーは席を立ち、離れるほうへと歩みを進める。
410神リナ:05/01/11 01:06:05 ID:X+j8xS2g
違う。こんなことじゃなく。
そう、久々に会った。こんな風に怒らせて、そんな彼女が見たいわけはなくて。
単純に、ただ自分のことで、もっと彼女の頭の中を占めてしまいたい。
俺のことしか、考えさせたくない。
苛立つ心は、すべて彼女に向けられたもの。彼女が欲しくて、向けられたもの。

ドアを目前とするリナリーとの距離を、神田は一気に詰めた。
ノブにかけた手を押さえつけ、背後から自分と扉との間に囲い込む。
「・・・何?」
まだ少し不機嫌そうな反応を返すリナリーの肩を引いて振り向かせ、片手で鳩尾のあたりを押さえ壁に押し付けて捕らえた。
トクン、トクン、と心音が伝わる。
強気な瞳を向けられたのに構わず神田は唇を奪う。
一方的なキス。唇を啄ばみ、舌を侵入させる。
「・・・・・・っ、ふ・・・ぁ」
苦しくなったのか、リナリーが息を漏らす。その隙により深く入り込みリナリーの舌を誘う。
手のひらから伝わる心音が少し大きくなった。
捕らえられた胸の動きで、息が徐々にあがっていくのを神田もリナリー自身もはっきりとわかっていた。
押し付けられた手から熱が広がって、それだけでリナリーは神田の存在を感じて気持ちが昂ぶる。
「んん・・・っ」
二人の舌が絡み合う。いつしかリナリーもキスに答えていた。
「・・・はっ・・・・・・」
唇から離れると、そのまま首筋へと移動する。リナリーは顔をうつむけただけ。
「・・・拒まないのか?」
耳元でささやくと
「・・・・・・いじわる」
と、小さく声がこぼれた。
411神リナ:05/01/11 01:08:31 ID:X+j8xS2g
神田はリナリーの太腿に指を滑らせる。
短い団服のスカートは常にその細い脚をあらわにさせて、ヒラヒラと揺れていた。
──こんな服、考えたヤツの気が知れねぇ・・・おかげで、触れることは容易いが。
柔らかな肌が指先に気持ちいい。脚の付け根の、ギリギリの高さまで這わせて再び下げる、の行き来を繰り返す。
まだ、奥には触れない。
手から伝わる鼓動はまた大きくなっている。
少し脚から力が抜けて、リナリーの身体がずり下がったように思う。
頃合か、と神田は脚を巡っていた手をスカートの奥に秘められた薄布に這わせた。
一枚隔てた内側に、ぬめった感触。
びく、とリナリーが一瞬反応した。
更に指を留めて触れ続けると、薄布が湿り気を帯びて触り心地が変化する。
リナリーが伝える鼓動はますます大きくなり、胸の上下も顕著になる。
それは、押さえられることでリナリー自身もよく感じていた。
「・・・っあ、・・・・・・ふ、・・・はっ・・・は・・・」
リナリーは声を堪えている様で、吐く息にのみかすかに色が混じる。
神田は布の端から侵入して直接に触れる。なら、声を出させてやろうか、という気持ちがうまれる。
くちゅ・・・と水音が響く。
「・・・・・・っんぁ・・・」
指を動かすたびに、かくかくと膝を震えさせてリナリーが徐々に沈んでいく。
手に蜜が滴る。神田は指を埋め込んで、軽く曲げる度にリナリーが反応するのを楽しんだ。

「・・・やぁっ!」
一際高い声があげると、とっさにリナリーは自分の手で口を抑えた。
「・・・カ、ンダ!・・・とびらっ・・・まえ、だから・・・」
瞳が訴える。部屋の外に声が漏れやしないか、ずっと気にしていたらしい。
「じゃあ・・・ベットに行くか・・・?」
煽るつもりでそう聞いた訳で、実際はどう出られようとリナリーを抱きたいと、はやる気持ちが神田の心を占めていた。
しかし、予想外に動かされたのは神田のほうだった。
リナリーが、今まで自分を押さえ込んでいた神田の腕を抱えて、勢いベットへと引きずり込む。
今度は自分からくちづけて、上乗りに神田を押し倒し、目を見据えて言い放つ。
「その気にしたのは、そっちだから。・・・・・・動いちゃダメ」
412名無しさん@ピンキー:05/01/11 01:10:51 ID:X+j8xS2g
ごめん、今はここまで。
萌えはあるんだ・・・だがいかんせん文にできてない。
413名無しさん@ピンキー:05/01/11 01:14:28 ID:CF9TIZAi
萌えた(´д`;)ハアハア
GJ!続き楽しみにしてる
414名無しさん@ピンキー:05/01/11 01:15:11 ID:wY0T+cjI
リナリーが積極的だとエロカワイイから萌えー(´∀`*)
415395:05/01/11 09:23:40 ID:Khq64Lwl
うわー、自分の妄想で困らせてゴメン。
年齢とかは…13、14歳位かなと。あんまし考えてないです。


神リナ禿しく萌えました!
続き期待してます!
416名無しさん@ピンキー:05/01/11 14:12:24 ID:wcq5YSGe
405 名無しさん@ピンキー sage New! 05/01/11 00:43:31 ID:X+j8xS2g
やっべぇ・・・萌えるよその妄想・・・
その時神リナいくつ?とも思ったけれども。錯乱リナリーと・・・!!

というか401だけど、自分投下してもいいものかと戸惑っちゃったじゃないか。
・・・落としてもいい?
というか途中までだけど、それでもいい?


406 名無しさん@ピンキー sage New! 05/01/11 00:48:05 ID:CF9TIZAi
>>405
是非頼む



401を801と勘違いして「ダメに決まってんだろ!!」と突っ込みそうになった。orz
本当にごめんよ…401氏…。
417名無しさん@ピンキー:05/01/11 19:23:54 ID:veWqp61B
こっそり>391の要望に応えるネタを考えていたが…
場違いになりそうなので時期を待つことにします。
|∀・)ノシ
418名無しさん@ピンキー:05/01/12 01:16:44 ID:aIfPg/b/
>>417 
そんなこと言わずにいらっしゃ〜いщ(゚Д゚щ)
>>408-411
両者えろくて(・∀・)イイ!
十分に文にできてますぜ。続き期待。
419神リナ:05/01/12 01:22:08 ID:icptA+D9
本気で部屋を出て行くつもりだったのに。
・・・流された、くやしい、くやしい!

自分から神田を押し倒して、彼の腰あたりにまたがって見下ろす。
こちらが視線を離さないのと同様に、神田もじっと見つめてくる。
それでもリナリーは自分が引き起こした状況に、慌てることも臆することもなく神田の胸元のボタンへと手を伸ばした。
一つずつはずしながら、露わになった胸元に唇を這わせる。
完全にはだけた上着の右側だけを開いて、リナリーは神田の胸元に頬を寄せた。
いつもそうだ。
リナリーは左側の胸に、そこに刻まれた『梵字』にはあまり触れようとしない。
「・・・また怪我、したんでしょ・・・」
その声は小さすぎて、神田には届かなかった。
「・・・オイ?」
「動いちゃ、ダメだからねっ」
そう言ってバッと起き上がると、リナリーはもう一度自分からくちづけた。
「・・・んっ・・・ふぅ・・・・・・ぁ・・・」
舌が絡み合う。
また、随分と長いこと・・・と神田が思っていると、リナリーの手が自分自身に触れてきた。
既にそれなりの反応は示していたが、服越しに鈍く撫で付けられて、更に反応は増していく。
「ん・・・」
唇を離すと、リナリーは身体をずらして神田の腰のベルトへと手を移した。
カチャカチャと音を立てて開かれていく。が、ベルトを開放しズボンに手を掛けたところで、動きが止まった。
さすがにわずかな戸惑いがあるのが表情から読み取れる。
「・・・どうした?」
口の端を少しだけあげて、神田は問う。
「っいいから、黙ってて・・・!」
いったん手を引き、リナリーは自分のロングブーツの方に手を掛けた。
脱ぎ捨てると、そのあまりに短いミニスカートの裾から、長い脚がスッと伸びてなんとも艶めかしい。
団服はそのまま、下着も取り払ってリナリーは再びおずおずと神田の下半身を覆うズボンへと手を伸ばした。
恐る恐るその前を解放し、ゆっくりと乗り上げる。
戸惑いがどんどんと前面に出てくるのに、神田の視線が、リナリーに行為を留まらせようという意識を持たせてくれない。
自分の行動を、表情をずっとみつめられて、ここまでやっておいて引くに引けない。
420神リナ:05/01/12 01:24:03 ID:icptA+D9
「・・・あっ・・・ゃ、あ・・・・・・」
先端に暖かい柔肉が触れたかと思うと、徐々に飲み込まれていった。
確かにわざと煽るように触れた。
それがここまで効果があるとはな・・・。
身を包む団服は微塵も乱れていないのに、その奥で蜜は溢れてしかもそこは露わになっている。
そんな状況も、リナリーが自分からそうしてくることも神田を堪らなく昂ぶらせた。
リナリーはゆっくりと沈んでくる。
その腰を引き寄せたい衝動を抑えるのはそう容易くはなかったが、まだ、駄目だ。
「ん・・・んんっ・・・、あ・・・やぁっ、あ・・・・・・」
完全に腰を落とし、そのままリナリーは震えていた。
神田はその胸元のボタンへと手を伸ばす。
「ちょ・・・ダメッ」
「見たいんだよ、開けさせろよ」
「・・・っっ」
自分から上乗っておいて、これ以上のことはもうできないとリナリーは思っていた。
動けって言われるよりは、マシかな・・・と思っているうちに、胸元は開かれて冷たい指先が頂上に触れる。
「あっ・・・んやぁ!」
びく、と身体を引くと、受けとめていた下半身にも刺激が走る。
「ん、ああぁ・・・んっ」
リナリーの上半身の力が抜けかけたのを見て、神田はまぁここまでかな、と下から突き上げた。
「あっ、やぁ・・・っ、ん、んっ・・・あ!ああぁっ」
一点を捉えて突き上げると、びくっと一瞬震えてリナリーが身を倒した。
421神リナ:05/01/12 01:25:26 ID:icptA+D9
「・・・は、はぁ・・・・・・ふ・・・」
「どうした、イったか?」
「・・・も、やだぁ・・・」
顔を伏せるリナリーの顎に手をやって自分の方に向かせる。
「いったん抜け。服が邪魔だ。脱ぐから」
「っ・・・」
リナリーに戸惑った表情が覗いて、湧き上がる笑みを隠すのに意識しなければならない。
彼女は引き抜かれる感覚が苦手だと、分かっていてそう言った。
「・・・っ、・・・ぁ・・・・・・ゃ」
少しずつ腰が浮き上がる。全身を震えさせて、その表情がイイ。
「はぁ・・・っ」
リナリーが身をずらしたのを受けて、神田は起き上がり上着を脱いだ。
その場に座りなおして、言う。
「来いよ」
「・・・来いよって・・・」
座ったまま?口には出さずとも、顔が明らかにそう問うている。
「さっきはお前の言うとおりにしただろ?次は俺の番ってのが筋だ」
「・・・だって、動かないでっていったのに動いたじゃない・・・」
「それでイったのは誰だよ?」
「・・・っ」
あんなこと、やっぱりするんじゃなかった・・・今更ながら後悔の念が沸き起こる。
その笑み。
自信ありげで、くやしい。
でも、普段とどこか違う・・・私の前でしか見せない空気がわかって、それで私は弱いんだよ?
結局敵わない。
リナリーは意を決しておずおずとその膝の上に腰を下ろした。
ぐぐぐ・・・っと自分が沈み込むのが分かる。
深い・・・。
随分と這入り込まれている感じがして、リナリーは全身がより熱くなるのを感じた。
422名無しさん@ピンキー:05/01/12 01:31:37 ID:icptA+D9
正直に言う。自分391だったわけで、>417をみて速攻で頑張ってみたんだけど、自分のスピードじゃここまでしか書けなかった。
早く書き上げるように頑張るから!待ってるよ417氏!!

>415
リナ13、ユウ15くらいがイイ!12、14でもいいけど
>ここで錯乱したリナリーとry
があるからやっぱ13、15で!
というかこの設定で書きたくてしょうがなくなったきた・・・萌える!

>416
ワラタ
423名無しさん@ピンキー:05/01/12 01:40:29 ID:aIfPg/b/
リアルタイムで遭遇した(*´Д`*)
この調子でスレが活気付いてくれるといいです。
424395=415:05/01/12 09:27:26 ID:6RD1DIdR
>>422
神リナ乙です。禿しく萌えてます!

395で書き殴った妄想ですが、時間があれば自分で書きたいんだけど、
今時間がないので書いていただいて構わんですよーノシ

では続き待ってます。
425D.Gray-man -IF-:05/01/12 17:29:08 ID:4N1XSacr
あれからどれくらいの時間が経ったのだろう…?
ロードに捕まってから三ヶ月は経っただろうか?
彼女がリナリーに飽き、ここに来なくなってからは一月ほどだろうか?
ミランダさんから腐臭がし始めたのは、つい先日からだったか?
そして目の前で饗宴………いや、狂宴は何度催されたのだろう…?

かつては千年伯爵と戦うため、そしてAKUMAを救済するためだと思っていた体だが
普通の人間なら死ぬであろう傷を負っていても、そう簡単には死なせてもらえず、
目の前で起きる痴態を見続けるほか何も出来ないこの体が、今となっては
とてつもなく忌まわしいものと思えてくる。

「………ゲハハ………」
気がつくとAKUMAたちの笑い声が聴こえてきた。
今日もまた…いや、時間の流れを把握出来ない今となっては
前回のアレが昨日だったかなど分かりはしない。ただ、確かなのは今回もまた
すぐ目の前でアレが行われるだろうということだけだ。
僕は重い目蓋を上げ、ロードに着せられた西洋人形のような服であった面影など微塵も
残していないズタボロの布切れを身に纏い、床に横たわるリナリーを見た。
426417:05/01/12 17:35:20 ID:4N1XSacr
と、書き始めて何だが、萌えとかエロとか言う前に
結構アレな内容なんだが、書いてもイイんだろうか?
あんまり需要の無さそうなシチュだったりするんだが…
427名無しさん@ピンキー:05/01/12 17:38:30 ID:Aorg9AER
きょかする。
428名無しさん@ピンキー:05/01/12 23:22:21 ID:Ym+aQPdI
無問題
429名無しさん@ピンキー:05/01/13 00:07:28 ID:dxGMK21e
来い!
430名無しさん@ピンキー:05/01/13 16:08:10 ID:RIgZJniy
うぉぅイェァッ!!
431名無しさん@ピンキー:05/01/13 17:21:08 ID:Btfow6z5
おk
432神リナ:05/01/14 00:22:26 ID:KJMSOYrv
「んっ、ふ、ッあ・・・、やっ・・・あ!」
下から突き上げられる。この状態はいちいち奥まで這入ってくる気がしてリナリーは余裕などとうに失った。
首に回された腕は揺さ振られるたびにしがみつく力を増して、神田をますます追い立てる。
「やっ・・・も、だ・・・ダメッ・・・、ユ・・・あっ、ん・・・っ」
今・・・。
突き上げるたびに併せて途切れるリナリーの声に聴き入る。
「や・・・っユ、ユウ・・・!」
名前で呼ばれる。
普段から神田が回りにそう呼ばれることを拒むから、彼女もまた「神田」と呼ぶようにしている。
本当は彼女が口にする自分の名の響きは・・・嫌いじゃない。
こうやって自分の存在で彼女を埋め尽くして、高めてやるとそれを聴くことが出来る。
それは特別である、証。
同様にリナリーによって随分と余裕をなくされていた神田が、少し口の端をあげて笑うと、押し倒すように倒れこんだ。
「きゃ・・・っんん、やあぁっ!」
身体の位置が変わり、違うところを刺激されてリナリーは身を捩る。
そのまま奥へと突き進みながら、神田は唇を塞いだ。
そこの余裕まで奪ってしまえば、もう声を抑えることなどかなわずにリナリーは身に響く快感を包み隠さず表わすほかなかった。
「んんっふ・・・ぁ、ん、あっ、んんーーー!」
リナリーがびくっと震えて達する。
神田も,
締め付けられる内側からすぐさま引き抜いて昂ぶった熱を放った。
433神リナ:05/01/14 00:23:38 ID:KJMSOYrv
「はっ・・・は、・・・はぁ」
結局余裕がないのはどちらも同じ。
しかし、リナリーは太腿辺りに感じるあたたかいものから何かに気付いたようで、重い身体を無理やり起こした。
「ちょ・・・っや!スカート、汚したでしょ・・・っ」
見ると確かに、神田の放ったものによって黒い教団服のスカートはところどころ白い染みで彩られていた。
「・・・あぁ、着たままはじめたのはお前だろ・・・」
そこまで気が回るかよ、と思いつつ神田は頭を掻く。
「もぉ・・・っ落とさなきゃ」
リナリーがベットから降りようとしたのを神田は抱え込んで引き止めた。
「んなもん拭いたところで、すぐ出てけるような身体じゃねぇだろ?」
ベットに留めて、代わりに神田が立ち上がる。
「布、ぬらしてくればいいか?」
もう既に、彼女をコムイのところへ帰すには充分に時間を費やしすぎている。
ならあと少し、引き止めて俺の元に捕まえておいてやろう・・・そんなことを考えながら、神田はベットを離れた。
434名無しさん@ピンキー:05/01/14 00:27:11 ID:KJMSOYrv
以上です。遅くなってスマン!
では退散するよ。


>424
既に自分の妄想じゃ リナリーとry  以外の部分が多すぎる・・・。
ここではやれないや。萌えをありがとう!
435D.Gray-man -IF-:05/01/14 00:41:30 ID:NLZ96X2J
>>425
そこにはいつもと同じで、三体のAKUMAが陣取っていた。
人型をした長い手を持つ黄色のAKUMAがリナリーを抱え、クラゲの様なぶよぶよした体と
何本もの触手を持つ赤いAKUMAがリナリーの肢体にへばり付き
それを岩石のように大きな体をした青いAKUMAが頭の悪そうな下卑た笑みを浮かべ見守る。
もう、お馴染みとなった光景だ…

「これから起こる出来事は見たくない」

そう頭の何処かで思ったが、僕は三体のAKUMAに囲まれたリナリーから
視線を外す事は出来なかった。

いつものように赤いAKUMAが黄色のAKUMAに目配せし
黄色のAKUMAがリナリーの口に手を入れ開かせる。
「………」
ここに囚われて以来、何の意思もみせていないリナリーは、抵抗することなく口を開いた。
そして、その口に赤いAKUMAの触手が挿れられ、何かを嚥下させられた。
「………んっ……はぁ…っ!」
すると、どうだろう。先程まで人形同然だったリナリーに反応が出始めた。
眼は潤み、頬を赤らめたのを始め、肢体全体が赤みを差し出し
何かに耐えるよう、内股を擦り出す。

…分かっている。
こうやって何か催淫効果のあるものを飲ませ、リナリーを猥らな人形と化す。
それが奴等の狂宴を始める準備だというのを…
436名無しさん@ピンキー:05/01/14 01:07:49 ID:1CXXXmcz
>>432-434
GJ!ゴチになりました。神田カコイイ。
437名無しさん@ピンキー:05/01/14 22:57:58 ID:olWHdDvC
>434
GJ!
神リナ好きなので嬉しかったです
いいもの読ませてくれてありがとう!
438395@神リナ:05/01/16 08:00:29 ID:KhtlR2+J
時間無いとか散々抜かしてた>>395です。
ヘタレですが妄想が腐らないうちに
短く何回かに区切って投下させて下さい。

内容は>>395で書いた通り、捏造続出です。
エロに入るまでが長いと思うんで苦手な方はスルーお願いします。
439395@神リナ:05/01/16 08:02:39 ID:KhtlR2+J
 イノセンスの適合者は、三度戦闘を経験したらエクソシストと称される。
 一瞬たりとも気の抜けない悪魔との戦闘、ある特有の興奮状態、血の匂い。
 適合者が一歳の子供から六十歳の老人までと差があるように、人によってそれに慣れるまでは差
があるに違いない。

 ――しかし、三度。

 全てが組織化され統率されたここでは、適合者も一つの道具として見なされる。
 まだ戦闘に不安を残す能力の者でも、訓練として“三度”戦闘に参加すればエクソシストなのだ。

 適合者達の精神状態、適応能力の差など、初めから、なかったように。

「神田ぁ……、私、怖い、怖いよぉっ……」
「……大丈夫だ、リナリー。ここにはもう、奴らは……」
「やだ、もう。血、ばっかり。どこも私も、血、ばっかりだわ……倒せたって倒せなくたって、同じなのよ……っ!」
「……ああ」
 自分にしがみついて泣きじゃくるリナリーを、神田は必死であやしつづけた。
 震える彼女の髪には、べとりとした赤い液体が纏わりついている。本来なら艶を称えた美しい髪
なのだろうが、今それには鉄錆にも似た生臭さがあるばかりで、至近距離から見れば砕けた肉片が
あるのも見て取れた。
(畜生……)
440395@神リナ:05/01/16 08:03:51 ID:KhtlR2+J
 少女の肩を抱きながら、神田はギリ、と歯噛みした。
 同じ時期に入団した神田とリナリーは、これまで多くの訓練を供に受けており、“エクソシスト”
としての初任務も、供に命じられた。
『よろしくね、神田。 私、足で纏いにならないよう、頑張るから……』
 どこか青ざめた顔で、微笑を浮かべたリナリーに、一抹の不安があった。
 しかし、上層部の決定に逆らうことは出来ない。
 “エクソシスト”と称された立場は、自分の全てを生け贄にされただけ、という事は、とっくの
昔に学んでいたから。
『ああ……。』
 頷きながら神田は、何があってもこの少女だけは自分が守ろうと誓っていた。

(……それが、このザマか)
 神田の腕の中で、リナリーは泣く事をやめない。
 アクマはもう倒し、血の匂いが漂う現場からは出来る限り離れたのに。
 口にする事の要旨は掴みにくく、(おそらく自分でも整理できていないのだろう)目の焦点も合
う気配はなかった。
441395@神リナ:05/01/16 08:08:15 ID:KhtlR2+J
 指令とは異なる、予期せぬ、街中での襲撃だった。

―――――――伏せろ!―――誰か助けて!―――アクマだ!!―――いや、助けて!―――こっちヘ!―――逃げろ、殺される!―――――――
 逃げまどう人々の悲鳴と怒号の中、自分達の声はかき消され、訓練と戦闘は違うのだと思い知ら
された。
 血の匂い、悲鳴、アクマの嘲笑。
 リナリーの眼前で、街の住人だった子供の頭が砕け音もなく倒れたとき、疲労の頂点にあったそ
の心に亀裂がはいった。
『……ゃ、嫌、もぅ……!』
『リナリー!?』
『嫌ぁ――――――!』

 その後、自分がどうやってその場を脱したか神田は覚えていない。
 たった一つ、絶叫するリナリーの正面に立ったアクマを、六幻で牽制したという記憶があるだけ
で。
 おそらくは、この先どんな戦闘があっても、今日以上に自分のイノセンスが遠距離型だった事を感謝する日はないだろう、
と思う。

442395@神リナ:05/01/16 08:11:52 ID:KhtlR2+J
中途半端でスマソ。
正直投下間隔はかなり空くと思います。

あと妄想を書き殴ったのは>>395ではなく>>403でした。
443名無しさん@ピンキー:05/01/17 22:26:58 ID:MoqQw3Pc
   
444名無しさん@ピンキー:05/01/17 23:09:05 ID:jpJTN/sG
今回の作品は

アレラビ801を

蔓延らせる結果

となった。
445名無しさん@ピンキー:05/01/18 01:10:06 ID:r2xfTVTe
今週はティムキャンピーに萌えてこそ一流。
446名無しさん@ピンキー:05/01/18 15:01:51 ID:3kkNCq0J
ああ。萌えたな
自分はイケない口なんだが。
447名無しさん@ピンキー:05/01/18 23:46:43 ID:CI2vpu/a
ゴーレム萌えとは恐ろしい奴等…どれどれ今週号。

イケルクチナティムキャンピー(;´Д`)ハアハア
448名無しさん@ピンキー:05/01/19 01:30:38 ID:jBAoovdX
ていうかティムキャンピーに口があったことに戦慄を禁じえない
途中から読み始めたし一見すると口がなさそうなデザインだし
私もイケない口だがイケる口なティムキャンピーには萌えた
449名無しさん@ピンキー:05/01/20 01:01:58 ID:OdF70PXv
最初の方でガパッと何か喰ってた気がする。
450名無しさん@ピンキー:05/01/20 03:35:37 ID:5Csy/vLT
2巻で壁喰い破ってる。前回もカーテン噛んでたし。
ティムならこう…服引きちぎるとかもいけそうじゃないか。
製作者があの師匠だし、イケるクチだし、属性としては愛人持ちの製作者に近いんじゃなかろうかと妄想。
451名無しさん@ピンキー:05/01/22 20:43:52 ID:9Zqubb7i
わすれされてる〜ミランダ〜
452名無しさん@ピンキー:05/01/23 03:32:16 ID:cy8YyqBl
原作の内容から考えるに、エクソシストは基本的に元帥の下で訓練を受けてる
ようだけど、ミランダの訓練は誰がするんだろう。
他のエクソシストも今回の任務で出払ってるだろうし。
453名無しさん@ピンキー:05/01/23 05:25:26 ID:B67hp8Nu
エクソシストの訓練とか称してエロい訓練をされてしまうミランダ―と
ありがちな事を言ってみる
454名無しさん@ピンキー:05/01/24 21:25:14 ID:il4ez9Xx
今週の女ヴァンパイアにハアハア
455名無しさん@ピンキー:05/01/24 21:26:17 ID:il4ez9Xx
女ヴァンパイア攻め→アレンもしくはラビ キターーー(゜∀゜)ーーーーーー
456名無しさん@ピンキー:05/01/24 21:45:57 ID:Ir1igDsT
457保守:05/01/29 11:36:01 ID:Lj+hE+h6
保守
458名無しさん@ピンキー:05/01/30 13:17:34 ID:NWsjkk2W
巻き戻しの
459名無しさん@ピンキー:05/01/30 13:18:52 ID:NWsjkk2W
 すいません ↑ミスりました
460ジャック☆ザ☆リパー:05/01/31 14:30:20 ID:FqkKa0lp
素晴らしい保守あげ
461名無しさん@ピンキー:05/02/03 18:21:01 ID:nkIBAz/b
ほーしゅー

今週のラビに萌え
462名無しさん@ピンキー:05/02/04 10:12:58 ID:zgW6NgD5
アレイスターとエリアーデのエロ読みたいな。
463名無しさん@ピンキー:05/02/06 15:50:50 ID:UlAeyGYR
464名無しさん@ピンキー:05/02/06 16:39:10 ID:hC6qR978
gj。目が軽く逝ってて怖いが。
465名無しさん@ピンキー:05/02/07 03:34:12 ID:qQsmAZ5m
このスレ発見して、Dグレにはまりました。
466名無しさん@ピンキー:05/02/07 17:27:58 ID:VPKbcWkZ
どうでもいいからリナリー出せよ!なんでリナリー出ないんだよ!ヽ(`Д´)ノ
467名無しさん@ピンキー:05/02/07 18:19:49 ID:fzgUQ+pg
今週のジャンプのポスターヤバイね!
468名無しさん@ピンキー:05/02/08 00:17:56 ID:QxavtzsZ
ポスターのロードがなんか可愛すぎ
469名無しさん@ピンキー:05/02/08 01:03:54 ID:09W+AcLw
>>468
漏れもそうおもう
470名無しさん@ピンキー:05/02/08 01:09:17 ID:LrSTkHtM
age時とみた!
471名無しさん@ピンキー:05/02/08 01:39:50 ID:Fd7yxyhE
買ったけどそういえばまだポスター見てなかったな。どれどれ。


_ト ̄|○<ショウジキタッタ
472名無しさん@ピンキー:05/02/11 00:58:08 ID:3aZg4sQk
今週のポスターを
パッと見てロードと判らずに(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ//ア//ア!!
してしまったのは俺だけじゃないと信じたい……
(゚∀゚)人(゚∀゚) ナカーマ はどれくらいいるんだろう……
473名無しさん@ピンキー:05/02/11 03:30:07 ID:bcqK5RcL
(`・ω・')ノシ
474名無しさん@ピンキー:05/02/11 05:12:59 ID:j3OcG3W0
ミランダがいなくてがっかりしました
475名無しさん@ピンキー:05/02/11 12:48:08 ID:HF2HtVx5
しかし、ミランダが入るまで教団にリナリー1人しか女が居なかった現実…。
マジで廻されたりしてないよな…?
476名無しさん@ピンキー:05/02/11 13:07:44 ID:8bZ3U/5u
>>471

オレモダ>○| ̄ト_
477名無しさん@ピンキー:05/02/11 15:22:19 ID:wqZlH2Iz
>>476
お前、何か違う。後ろから出てるしな。




・・・・・・まさか嬉しさのあまり脱糞したのか?
478名無しさん@ピンキー:05/02/11 22:50:56 ID:WiRg8CwZ
>>472
ノシ
確認したいんだが、ロードは男なんだよな?な?
479名無しさん@ピンキー:05/02/11 23:21:25 ID:8a3Sh4eJ
いや、女だろう…。
480名無しさん@ピンキー:05/02/12 01:23:01 ID:26IvG7nH
ただの「ボク」少女であることを切に願う。いや、男でもいいか。

──いやよくない!危なかったぜ。
481名無しさん@ピンキー:05/02/12 07:14:38 ID:G62jqeUO
「うそ・・・あなた弾丸を受け止めたの!?」
「触れないで、アクマの血の弾丸です。この弾丸には毒のウイルスが含まれていて
撃ち込まれるとウイルスが急速に体内を侵食して・・・砕け散る」

「助からないのね・・?」
「モ、モアさん!当たったんですか?カスリ傷みたいだけど・・・チッ」

「僕は対アクマ武器を体内に宿した人間です。体内の毒なら浄化できる」

「体内の?それならいい考えがあるわ!ひとつになるのよ!」
「え?モアさん、なにするんですか、そこは・・・きたないです・・・くっ」
「口だと“ひとつ”になれないみたいね」
「もうやめてください」

「ですが お前は、まだほんの序章を見ただけ・・・」
「ほんの・・・・・・序章・・・」
482名無しさん@ピンキー:05/02/12 22:39:26 ID:PoLnRHUo
>>478
ロード・キャメロットが男な訳ねーだろ
でなきゃ、あんな絵描かない
483名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:33:39 ID:LIH1XNFT
>>482
いや、神田の例がある。
油断はできんぞ、スネーク。
484名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:59:29 ID:ftwY6jO2
神田タンは最初から漢だと思ってたが…
見方によって色々なんですな。
485名無しさん@ピンキー:05/02/13 00:39:09 ID:1BoSMVzz
神田が裸になるまで女だと思ってた俺。
486名無しさん@ピンキー:05/02/13 00:56:13 ID:FotQBvUH
(゚∀゚)人(゚∀゚) ナカーマ
487名無しさん@ピンキー:05/02/13 01:49:21 ID:NRHizKmd
ロードはポスターで横乳をみせてくれた。
それにスカートはいてたし、これで男だったら問題かと。
488名無しさん@ピンキー:05/02/13 12:52:43 ID:7C1l3Mrz
ポスター買い忘れたーー(ノд`)。゜
できたら誰かうpしてください・・・0rz
489名無しさん@ピンキー:05/02/13 12:53:19 ID:x1jfFVjs
>>487
鰤タンの例もあるyo!
とかいぢわるな事言ってみる。
490名無しさん@ピンキー:05/02/13 13:06:09 ID:Olk2BBI0
>>488
リナリースレに画像がUPされてたよ
491名無しさん@ピンキー:05/02/13 14:35:17 ID:7y1nA1wJ
ポスターなんてどうでもいい、むしろSSマダァ?



マチクダビレター




しょうがないからポスターみてハァハァしよ・・・
492名無しさん@ピンキー:05/02/13 17:55:17 ID:qtAvjeDq
>487
アンケートの、ジャンプで好きな女キャラの項目の中に
ロードの名前があったから確実に女。
493名無しさん@ピンキー:05/02/13 18:55:39 ID:7C1l3Mrz
ポスター・・・リンク切れ・・・0rz
494名無しさん@ピンキー:05/02/14 01:36:57 ID:IGDNZk/D
>>493
まだリナリースレの334に残ってる
495名無しさん@ピンキー:05/02/15 06:54:11 ID:ilmSJfHT
ロードたんの横乳にハァハァしました。
496名無しさん@ピンキー:05/02/17 00:33:21 ID:hKDl8PoX
3月までSSはでてこない悪感
497名無しさん@ピンキー:05/02/20 03:29:23 ID:lovi3LLy
age
498名無しさん@ピンキー:05/02/21 13:08:48 ID:PXHB/afW
今週もリナリーでなかった‥
499名無しさん@ピンキー:05/02/21 13:41:48 ID:AUUixUdh
アクマが萌える
500名無しさん@ピンキー:05/02/21 17:11:21 ID:Q2jRGEnr
バキのサンゴみたいに、バーベルを胸に入れていたりとかしたりして・・・
501名無しさん@ピンキー :05/02/22 02:23:57 ID:SABlJ1+W
 こんな素敵スレ知らなかった自分が鬱…_| ̄|○神様いぱーいですね…
502名無しさん@ピンキー:05/02/22 22:27:37 ID:VPVhPtIo
ラビ×ミランダとか接点ないけど、最中の会話を想像するとちょっと萌える。
503名無しさん@ピンキー:05/02/25 02:37:20 ID:c1z8zI/w
>>500
あれはA-DOGSな。
第二部は何時始ま(ry
504名無しさん@ピンキー:05/03/03 03:40:35 ID:m97nqV88
アレだな、今週の扉絵はちょっと(*´Д`)ハァハァできたよ。
505名無しさん@ピンキー:05/03/04 02:20:28 ID:bBlJXELO
誰もいないのか・・・ひとまずageだ
506名無しさん@ピンキー:05/03/04 16:57:01 ID:RkMmwgbv
3巻での作者の発言でロード女確定です
507名無しさん@ピンキー :05/03/04 17:07:45 ID:g9ozF8Cg
作者もね
508名無しさん@ピンキー:05/03/09 21:30:18 ID:zr8qcauP
さっそうと保守!
人いるかー?
509名無しさん@ピンキー:05/03/09 21:33:23 ID:cEhTPITt
いない。
510名無しさん@ピンキー:05/03/09 21:57:37 ID:9UCuCorp
>>509
いるやん
511名無しさん@ピンキー:05/03/09 22:49:41 ID:JvRjqFVo
いないといってるだろw
512名無しさん@ピンキー:05/03/10 01:09:31 ID:JIWhgyFB
いないフリをしているだけです
513 ◆UiTX/zZCtM :05/03/10 01:16:54 ID:BGLkUsuf
あげ
514名無しさん@ピンキー:05/03/10 12:11:03 ID:upPGTddt
エロって書いた事無い、でも挑戦してみたい。
515名無しさん@ピンキー:05/03/10 14:53:41 ID:fzNdkUlc
非エロから無理矢理エロにもってこさせたこともあるからなんか萌えそうな展開でも書けばよし。
その戦犯は俺かもしれない。
516名無しさん@ピンキー:05/03/12 00:25:35 ID:9Am5M22X
>>514
挑戦してくださいなw
517通りすがりの保守人:05/03/15 06:58:23 ID:itOHOP9v
誰も書き手さんがいないみたいなので、ちょっと保守しまーす!

ホント保守程度なので、かる〜くスルーして下さい。
518ミランダではなくリナ×アレ:05/03/15 07:01:25 ID:itOHOP9v
ガクッ!!
「もういや、もういやぁぁぁ。今度はエクソシストとしてお役に立ちます?ふふ・・何それ。」
黒の教団に就職したのはいいけど、やっぱりいきなり全てが上手くまわり始めるワケないか・・・
その日もミランダ・ロットー(25)はエクソシストの修行がうまく行かず、周りからの冷たい視線を浴びていた。

もともと逃げ足は早かったが、それだけ・・・。時間に干渉する能力者だけに、教団内から期待も大きい。
今は、発動の範囲の広さを自由に操ることが主な修行内容で、広げるのは体力次第だが、狭くするのには相当な集中力が要った。
上層部では吸い取った時間を無いものにできるかや、対象の時間を止めることができるかについて、さまざまな試みがなされていた。

ミランダ ミランダ 不幸の女ミランダ♪モテない暗い鈍くさい♪今日も修行?どうせまたすぐダウンさ〜♪
自分で勝手に作った替え歌を口ずさみながら、城内の階段を自室に向かってトボトボ歩いていく。
「あーあ、YouはShockだわ・・ふふ、でもYouはMu-Shock(無職)じゃないだけマシよね・・」
失敗とダメだしは慣れたものだが、それでもヘコむのはアレンたち2人に誓ったせい。
何とかあの2人の役に立ちたい、その一心が今のミランダの支えだった。
「そーいえば、任務から戻って来たらしいわね。ちょっとあいさつに行こうかしら」
2人に会える、そう考えるとちょっとは気分が晴れてくる。
「(またこの前はありがとう、なんて言ってくれたりして・・)」

「(ダメ、ダメよ私。何考えてるの全く・・・
      お礼を言うのは私の方じゃない!
           それに絶対役に立ってみせるんだから・・ゼッタイゼッタイゼッタイ・・・)」
519ageちゃった・・・orz:05/03/15 07:02:56 ID:itOHOP9v
ブツブツ独り言を呟きながらしばらく歩くと、アレンの部屋の前。しかし不在のようだ。
それならしかたないと次はリナリーの部屋へ向かう。
「いるかしら・・・あら、話し声?アレン君がいっしょなのね、ちょうどよかったわ」
ノックしようと手を伸ばすと、なにやら深刻そうな会話。

「アレン君、もう切れちゃったのぉ・・全然足りないよー」
駄々をこねてる様子のリナリーに、
「そ、そんな・・こと・・言われても・・・ハァハァ。連続5回はキツイです・・くっ」
何故か息切れしているアレン。
「結構体力作ってるんだけどなー」
「でもちょっと長持ちするようになったねェ」
「ホント!?」
うれしそうなアレンの声がする。
でもよく聞き取れないなとドアに耳を押し付けていると、ドジっ子根性炸裂。ドタッ!!と部屋になだれ込んでしまっていた。
「きゃあああっ、誰ッ?」
「ああああああ〜っ、ミランダさん!久しぶり」
意外にも2人は暖かく(?)迎え入れてくれた・・のか。あの時の笑顔で、あの時の姿で・・・・・ん?

「っ!・・・何、その格好は!」
ミランダが謝ることを忘れて驚くのも当然、リナリーが裸でアレンの上に跨っていた。
・・つまりコトの最中。いや、会話から察するにコトを済ませた後か。それに・・・5回も。
「ごめんなさい、私ったらなんて事を・・・」
と謝り続けるミランダだったが、
「そうだ!ミランダの力よ!!」
何かを思いついた様子のリナリー・・・・。
520リナ×アレ :05/03/15 07:06:31 ID:itOHOP9v
「とゆーワケで、いいわね?ミランダ。できそう?」
「ええ、うまくいくか分からないけどやってみるわ、リナリーちゃん。せめてもの恩返しにね」
「ありがと!ミランダ」
優しく微笑むリナリーから待ちに待った言葉を貰った。“ありがとう”これが欲しかったのだ。
ミランダにとっては、世界を変える魔法のような言葉だ。周りが見えなくなるほど。
すっかりアレンのことなど忘れていた。自分が何をしているのかも気にせず“ありがとう”に報いるため一心不乱に・・・
イノセンス発動。時計よ、時間を巻き戻して―――
「(ああ、うまく行きそうだわ)」
「ちょ、ちょっとミランダさんやめて!リナリーもとめて下さいよ」
抗議するアレンだったが、誰にも届かない。
「ありがとうミランダ、ホントにありがとうミランダ!」
そう言って意地悪く煽るリナリーの言葉に、さらに高められるミランダ。・・・既にリナリーの雌豚と化していた。
その内、アレンの股間から薄っぺらな時計が剥がれて行く。他には変化は無い。
ついさっき、リナリーの中に果てた時のもの、リナリーの口の中に果てた時のもの、
様々な形相の射精が全部で5枚。それが剥がれたところでリナリーがゆっくりと言う。
「素敵よミランダ。ありがとう。このままで耐えていてね、そしたらまた言ってあげるわ」
「ああ・・・はい」
「それじゃあ、アレン君覚悟はいい?2回目の1回目からいくわよ。」
不敵な笑みを浮かべるリナリーだった。
521リナ×アレ:05/03/15 07:08:25 ID:itOHOP9v
ミランダが椅子に力なく腰掛け、目もうつろになっている隣で、ギシッギシッと軋むベッドで激しく交わるふたり。
「うわぁ!リナリー、最初から・・飛ばしすぎです・・」
先ほどまで、だらしなく垂れ下がっていたアレンのモノは、勢いを取り戻し、リナリーの膣内に咥えこまれていた。
「あ・・ああん・・・はぁ、やっぱりイイよぅ。アレンくんの・・すごい・・・」
ふたりとも初めて同士だったあの夜から、もう何度目だろう。最初は自分が優勢だったのにとアレンは思う。
いつの頃からか、リナリーの求愛が激しくなり、今では手に、否、精力に負えないほど。
実のところ彼女の感度は、むしろ良くなっているというのに、それでも追いつかない。
こんな状況下でミランダの能力は、ありがたいと、アレン自身も感じていた。
「く・・あ・・・、リナリー・・そろそろ・・・」
「はぁ、はぁ、・・ぁぁぁン・・・わ・・たしもイクッ・・」
「「・・・あああああっ!」」
アレンが2回目の4回目、そしてリナリーは本日5回目を迎えた瞬間だった。
息を整えながら、リナリーがつぶやく。
「さっきは、4回は無理って言ったのに。結局5回できたよね?」
「ええ!・・まだやるんですか?」
もう勘弁してくださいと言わんばかりのアレンに、またリナリーは優しく微笑みかけて言う。
「どうしよっかナ〜♪ふふ、それよりアレン君さぁ」
「何ですか?」
「ミランダが発動解いたらどうなるか覚えてる?」
522リナ×アレ:05/03/15 07:09:58 ID:itOHOP9v
少し間を置いて、さーっと血の気が引いていき、青冷めるアレン。
「え、えっと・・・」
「自分の傷は自分で負うんだよねェ?」
「そ、そんなー、ひどいですよ・・・僕だけ」
目にはだんだん涙が浮かんで、今にも零れ落ちそう。その顔を見ただけでもリナリーはエクスタシーを感じてしまう。
「一度怪我して、吸い取って、回復する前にまた怪我して、戻すとどうなるのかなー?」
細く、白い綺麗な指で、優しく涙を拭ってやるリナリー。
「今日は全部で9回だよ〜、頑張ってね。私、アレン君がイク時の表情かわいくてホント好きなの」
「ま、待って下さい!体力も1度吸っちゃったから、9回できたんですよ?回復したわけじゃないのに!それをいきなり全部戻したら・・僕・・」
今更ながら、自分の犯した過ちに気づくが、もう遅すぎた。
「脳の記憶はつながるから、9回も耐えられないです!どうして止めてくれなかったの?」
「この前はなんでとめたって怒ってたくせにィ。でも大丈夫!壊れても私が可愛がってあげるから、ね?」
「ね!って・・・」
「ありがとうミランダ、じゃあゆーーっくり戻してくれる?」
「ち、ちょっと待っ!・・うああっ」
リナリーの指示通り、ゆっくりと戻ってくるソレ。もう3回目の1回目なのか、2回目の5回目なのか、なんてことはどうでもいい。
一人よがり、悶え続けるアレンの顔を優しく胸に抱きしめながら、リナリーはその表情を愛惜しげに見つめている。
「ほら、もう少しよ、頑張って・・」
と言っては、時々優しく口づけしながら・・・
523リナ×アレ:05/03/15 07:13:19 ID:itOHOP9v
「あ・・ああ・・・ひっく・・うぅぅ・・・」
嗚咽だけが聞こえる室内で、9回の射精を全部負ったアレンは全身の力が抜け、だらしなく口を開けて呆然としていた。
そこへ無常の宣告―――
「うーんサイコー、よかったわアレン君。じゃあ・・・もーいっかい♪ミランダ、9回分吸い取って!」
今度は全部で9枚の薄っぺらな時計が剥がれていく。
「うぅ・・ひどい・・・」
「そんなこと言わないの、それとも10回目イク?」
さらに怖ろしいことを言ってのけるリナリー。
「泣かないで、ミランダまたゆっくり戻してあげてね」
「う・・・あああ・・」
こうして何回目かの射精時計が戻ってきて、ツケを払わされる直前だった。
「はい、ストップ!ここで留めてミランダ」
止まった。ミランダの不思議な時計、イノセンスは対象の時間をある瞬間で止めることが可能だった。恐るべき高等なイノセンス。
世紀の大発見!だが、アレンの性器はイク直前で止まったまま、彼の神経を刺激し続ける。
「うわあああああああ!」
泣き、叫び、悶えるアレンと対照的に至福の表情のリナリー。
いきたいのにいけない。むしろイっているのに終わらない刺激。人知を通り越した感覚がアレンを襲う。
「いいいいいやあああああああだああああ!やめてええええええ!」
思う存分、その様子を愛でてから
「しょーがないなー。じゃあミランダ戻してね。あ、そうそう、ありがとね。よくできたわ」
524リナ×アレ:05/03/15 07:15:35 ID:itOHOP9v
そんなことに何度つき合わされたのか。
吸っては戻され、戻しては吸われ、そして戻ってくる射精の感覚・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
もはや嗚咽すら聞こえない室内で、
「ありがとうミランダ。でもあなたもいい修行になったでしょ?疲れてるだろうから次で最後よ」
そしてさらなる宣告――――
「今度は9回分一辺に戻してあげて・・・・」
細く目を開けて、力なく首を横に振るアレン。やがてその時は訪れた―――
「・・・!!・・・」



次の日、城内の修練場
「ミランダさん、すごいよあんた!こりゃエクソシストの中でも最強だよ」
「いったい昨日あれから何があったんだ?」
明るく笑ってみせるミランダ。と、そこへ
「た、タイヘンだー!!またエクソシストが殺られたぞォ!」
「なにー!今度は誰だ?」
一人の新米エクソシストの名前だったが、何人かが呟いた。
「死ばっかりは巻き戻せないよな。死を何回も繰り返させるのは酷だぜ。」
「確かにな、何回も逝きたくないよなー」
「俺は何回でもイけるけどな」
「そのイクじゃねえよ!」
「「「がはははははは」」」
525名無しさん@ピンキー:05/03/15 07:23:07 ID:itOHOP9v
とゆーところでおしまいです。イキナリageちゃいました・・・恥ずかしい。

キャラ違い杉かもです。すみません
また名無しに戻ります。
書き手さんがいない期間が続けば、フラっと保守しますので。でわでわ
526名無しさん@ピンキー:05/03/15 13:06:20 ID:B3kp66Ib
リナリー怖いよリナリー…(((((;゚Д゚))))
527名無しさん@ピンキー:05/03/19 18:38:21 ID:w8dxvpFN
今週の表紙のロード可愛すぎ
528名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 18:33:13 ID:yW1iz/Xq
エリアーデがエロいので保守
529名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 22:18:15 ID:q252qALL
エリアーデ死亡sage
530名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 20:01:15 ID:lk2mWFdV
保守
531名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 18:05:07 ID:o4QSDX7S
532名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 07:48:50 ID:c6XDuzG9
                  /,.i i.l.i i ヘ
                     l i i i.l.i i i l     __
                 l i i i l i i i l   /     \
                   l i i i⊥i i i l  | ス コ ド  |
               ├'  |  `┤ ノ  │ ン |   |
                「ij.、_┴_,<|<  プ ソ ピ |
                  {N,(・)Y:(・)N} |   だ メ ン  l
                    _rイヘ}::::;::^r/[、 !  :   グ. /
          r 、  /l::::{フベ三'イrノ::ト、_        /
        _l ├‐'_ ..:.ヽ::>、rr<:::ノ:.:.:...`ーr―‐く     ____
      /  l :.l::..::...:>:.:、 ̄!Yi ̄_r‐、/:.:... .:.:` __:.._ヽ  /      ヽ
   ,ノL、   .::.l ::|:. .´.. :: ..: ::` !:::l: . :: :: ::: .:. _( : ノ: :: :.::ヘ/ か 止 逃 俺 |
  /   ヽ \::::!.:.l: :: ... _ ::、 ⌒:::r‐ク........ :.ヽ)r: :.:ノ::..:|  な め げ が |
  / 諸 : ヽ.:::ヽl.:::!..::/..::::ノ: __)!:...ヘr:: :::___:::::::::::ト、.. ::_:::|  : ら る   |
 |君 さ  |`:.:::.r‐:し' .::/:.___::::1:.. :.:. .: .:--::::::::/: . : : :.ハ ? れ の  .|
 |   ぁ  |:.: ::: .:.:.:./---:::::::,小、::::::::::::::::::::::/:. : : .: /:.:.ハ  る を  /
  \___ /:. ::.:.:.:__ノ`ー┬‐‐仁フ^ー‐┬―‐ハ: .: .:.:.!: .ノ〈\____/
         ̄ ::::::!ヽ: .: . :l ̄`ー1: --ヘ:.l: :::::::l: : 「⌒:.:!:: :::::〉
533名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 12:49:25 ID:fU8iSZET
早くもネタにされてんのかw
534名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 14:21:55 ID:4zQD/frX
ワロスw
535名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 14:37:09 ID:injxgHtz
KCにてロード女確定…と。言う必要性無いだろうけど保守を兼ねて。
536名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 23:19:11 ID:jF8RxreM
キャメロットが男でもアナルがある。
それに挿れば無問題。
537名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 19:54:43 ID:L3w6D1A7
……リナリー頼みだな、このスレ…。
538名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 23:39:25 ID:tY9Lf8Ei
つか、女キャラが少ないからな。>グレイマン
539名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 01:34:36 ID:DDjcVAUe
ララかロードたんのエロを投下してくださる神は・・・?!
神田ララ……
540名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 23:22:44 ID:Yt4Nhvmp
つーかもう女神田解禁してくれれば盛り上がるよ。
主に俺の脳内が
541名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 23:30:17 ID:vTrq//Ex
>>540
3巻発売前ならものっそい貧乳で無理矢理女で押し通す事はでき・・・なかったかも
試練ができたかも試練。
けど、今は「まごうことなく男です」宣言がでちゃってるからな。
流石に女体化はまずいでしょorz
542名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 08:08:12 ID:gMbgbVEf
俺は全然無問題だけどな >ユータン女体化
543名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 14:23:57 ID:YAyOLIel
age
544名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 16:58:36 ID:T7U3Pd9N
ん、んー、自分もTS平気派だけど、やっぱりスレが荒れるのは嫌だしな。。
前にも出た話でループだけど、書くならTSスレに書いて誘導が一番無難でいいと思うが。
545名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 17:35:10 ID:O+AjK7YG
過疎しまくってるのに荒れるか…?クロウリーネタは流石に無理か。
546名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 10:25:30 ID:GT3IEA+w
ユウタンキボンヌな折れは負け組みか?
547名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 00:52:04 ID:mOWcaRzA
TSスレでお願い派です
548名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 22:03:53 ID:vXKPDPFx
ロード再登場age
549名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 00:34:50 ID:HUKuP4L7
ポスター見損ねた。ガッデム。
550名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 13:24:25 ID:YpWjB3iC
ティッキー×ロードとみせかけロード×ティッキー
今週みてちょっと萌えた(´Д`*)
551名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 18:49:53 ID:2Vmmy62j
今週号椅子に座ってるロードたまのふとももがエロい
552名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 23:07:04 ID:H0zFvldO
烈しく同意!
553名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 18:58:34 ID:KHJEN34M
いいかげんSS欲しいとこだな・・・

ageだ。
554名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 23:31:14 ID:U4J9Rjy9
よお皆 オーラ
555名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 18:01:15 ID:z72hQ/Re
みなさん3巻読んだー??
ってか買ったー?
556nana:2005/04/22(金) 18:26:56 ID:RNX8TrO/
AVビデオレンタル代をかけている皆様へ♪最近流行っている口コミサイトです。
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まぁ良かったら〜♪(笑)みんなでお徳は分け合おう!!
っていうか、信じないなら見ないでもいいです…(T-T)
557名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 09:33:03 ID:sipYys9O
http://www.alles.or.jp/~uir/etc.htm

クリムゾンにリナリーキタ-----(゜∀゜)-------
558名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 02:55:29 ID:Ej72tMkX
 最近千年伯爵は人使いが荒い。
 すぐに呼び出しては色々仕事をさせられる。
 人間の世界と、ノア一族の世界。その両方を楽しみたいティキ・ミックにとっては、どっちかが偏ることはしたくないのに、ここ最近はノアの一族としていることの方が多い気がする。
「やれやれだな」
 今日も千年伯爵に呼び出されたティキは、いつもの部屋に入った。
 そこでは相変わらずの笑顔の千年伯爵と、口うるさいレロが待っているはずだった。

 しかし、思惑が外れた。
 大きな食卓に、二人の姿はない。代わりに机の上に座っているのは、小柄な女の子、ロード・キャメロットだった。
「ティッキー。オーラ」
 へらへら笑顔でロードが手を振る。
「あれ? 伯爵の呼び出しじゃなかったのか?」
「今日は僕のお呼び出しぃー」
「何の用だよ。もう宿題は手伝わんぞ」
「えー、手伝ってよ〜」
 そう言って、ロードがティキの上着を捕まえる。
 小さく細い腕なのに、バカ力で引き寄せられてしまった。
「な、なんだよ」
「今日はぁ……」
 ロードがなめるようにティキを見上げた。
「火照った身体を〜、覚ますのを手伝って」
559名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 02:56:21 ID:Ej72tMkX
「……は?」

「僕もう待てないよー。ティッキー、遊んで〜」
 そう言って、ロードはにやりと笑った。
 ティキを捕まえたまま、空いた左手で器用に自分のブラウスのボタンを外していく。
 見る間にブラウスがはだけてしまい、淡雪のように白い肌があらわになった。
「ば、ばかっ!!」
 ティキは逃げようときびすをかえすが、それはロードの腕力が許さなかった。
 これ以上進ませまいと、引き止めると、ロードはティキの背にのしかかる。
 ティキは、自分の背中にわずかに膨らんだ胸を感じた。


 ……新参が勝手に書き始めてスマン
 難しい……続き書く勇気が……orz
560558:2005/04/25(月) 04:34:19 ID:bLqhHIB4
 ゴメンナサイ。やっぱり懲りずに書く。


「いいじゃーん。ね?」
 ロードが耳に息を吹きかけてくる。
 そのくすぐったさと、幼さと、妖艶さに、ティキは体が火照るのを感じた。
 耳をあまがみされ、自身に生まれた軽いうずきに気付き、ティキは降参した。
 別にこれが初めてなわけではない。
「あー、はいはい。わかったよ」
「やったー。ティっキーだいすきー」
 ロードに向き直ると、ロードはくすくす笑いながらのこりのブラウスのボタンを外そうとする。
 ティキは、それを制し、自らボタンを外してやった。
 全て外れると、襟元に巻かれたリボンから、三角に少女の肌がのぞける。下着はつけていなかった。
 ロードは自分でブラウスの裾をつまむと、挑発的にヒラヒラと振ってみせる。
 嬉しそうに歪んだくちびるを突き出し、ささやくようにこう言った。
「ねー、人間の世界のやり方でやってぇ。どうすんの、人間は?」
561558:2005/04/25(月) 04:50:20 ID:wEvvPCPT
「悪趣味だな、お前」
 しかし、ティキはその言葉をきいて、自分の心がひどく高揚しているのに気付いた。
 ロードは本当に悪趣味だ。
「まずぅ、何すんのー?」
「そうだなぁ……」
 ティキはにやりと笑ってロードに口づけた。彼女の小さな唇を吸い、その味を堪能する。
「……ん、っは……」
 一瞬、ロードが唇を開けた時をティキは逃さない。己の舌をねじ込めて、少女の小さな舌と絡ませる。
「んっ、ふ……ん…」
 ティキは、素早く自分の手袋をぬぐと、開かれたブラウスの隙間に手を入れて、ロードの身体を捉えた。
 ほっそりとした肢体を食卓の上に寝転ばせ、やわらかい肌を撫でていく。
「あ……はっ」
 まだまだ未成熟な胸の突起をつまみ、いじり、そのふくらみをもみしだく。
「あ、あふ、う」
 まだ始めたばかりだというのに、もう感じているらしい。
 唇を離してやると、細かく息をつき、はやくも両足をすり寄せている。
「ガキ」
 今度は舌で突起をなめまわす。口内で転がる少女の乳首は、すっかり固く尖っていた。
「あうぅ、ふっ、ううっ…あ」
 気持ちよさにロードが身悶える。動くとやりにくい。ティキはロードの両手を左手で押さえつけた。
 そして、舌は乳首をいじりながら、右手は柔らかい太ももにはわせていた。
 黒いスカートの下に、徐々に侵入させながら、じっくりと愛撫する。
562558:2005/04/25(月) 05:01:41 ID:YuTsmEkW
 ぴちゃ……ちゅ、ちゅう……
「ん、ふぅ……」
 ティキの指先がロードの足の付け根をさまよう。
「お前、パンツくらいはけよ」
「だってぇ、脱ぐの面倒だしぃ」
 指先が割れ目に触れた。
「あ……!」
 まだ茂みのないつややかなそこは、すっかり蜜で濡れすぼみ、ティキの指を滑らせる。
「あぁ……はあっ」
 割れ目に指をそわせると、ロードが身体をのけぞらせる。白い喉がのびて、喘ぎ声が部屋に響く。
 オーバーニーソックスをはいた細い足が、空を掻いた。
「あ、あんっ。あ…は、はぅ、、あ」
 芽をいじれば、まだまだ蜜があふれ出す。それを確かめると、ティキはロードの耳朶をかんだ。
「濡れすぎ……」
 食卓が溢れた蜜で濡れている。
 ティキは笑って、ロードの芽をつまんだ。
「はぅ!」
 電気が走ったようにしなるロードの体。
 ティキは、今度は親指で芽をしごいた。
「あっ、あっ、ああっ、は、あ……てぃ、、、きぃー」
563558:2005/04/25(月) 05:15:35 ID:LQ2EWGnY
 親指の動きを、じょじょに速くしていく。
 じゅっじゅっと、湿った音が大きくなる。それにあわせてロードの声も高くなっていった。
「あん、あ、あ、ティッキー、は、だ…・だめ。ああ、……ん、い、」
「イクならいけよ」
「あ、あ、だ……め。でも、あ、い。いくぅ、……は、ああ、あーっ、あーーーー!」
 絶頂に到達する。
 一際大きな声を上げ、ロードの背がしなった。
 がくがくと振るえ、襲い掛かった極上の快楽に身をゆだねる。
「ア・・・はぁ…」
 食卓から落ちないよう、ロードを支えていたティキは、ふっと笑った。
「相変わらず、はやいな」
「ん……んん」
 ロードが身を起こす。額にうっすら汗を浮かべたその顔は、果てた後だというのに、不機嫌そうだった。
「けちー。また入れてくれなかったぁ」
「安くないんだよ」
 甘い蜜に濡れた自分の指をなめながら、ティキはロードから離れた。
 投げ捨ててあった手袋を拾い上げ、部屋を出ようとする。

「ティッキー…」
 去り際、声をかけられ、ティキは振り返った。
 ロードが食卓の上に座りながら身を乗り出している。
 まだブラウスのボタンははずれたままで、赤く火照った二つの突起があらわだった。
「また、あそんでねぇー」
 ティキは笑った。
 手を振ってそれに答えると、部屋を出る。
 そして人間の暮らしに戻るのだった。
564558:2005/04/25(月) 05:16:26 ID:LQ2EWGnY
 思いつきでいっぱい書いてスマン。
 スレ汚した。
 マジ ゴメン orz
565名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 10:51:43 ID:614usKQR
ハアハア(;゚Д゚)
おまい最高だ。全然スレ汚しなんかじゃねぇよー!!
566名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 17:15:45 ID:ZsnnswYC
サイコー(*´Д`)ハァハァ
567名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 22:23:25 ID:rZCqY2vn
ごちージュルリ。また書いてくだちい。(*´Д`)
568名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 23:20:20 ID:6lvXsY11

  ,. ---/⌒\                           __
  ゝ--ι、  \                       _,.//'' ー─ 、
       \  \                 .//,. '′ 、{     ,ノ
       .//\  ` -、,、  ,,,,,,,///,,,   _,,.-//     `-,ゝ ̄ ̄
          \     `'" ̄ ̄ ̄ ̄`ー'    ,_, -/'' ̄/
           ///、           / ,,. '′
             ヽ         /''~
             /         イ
            ノ         ノ
           ,. '′         l     クエェェェェェ!
          /           i
         /             !
        ι-―'' ̄ ̄ `.,ー-- 、 /
        /       /    .`!′
      /   ,   _,. '⌒ヽ、   ,!
     /   -' /     ゝ  !
    i'   - ヘ,ノ       i′  ノ
    |     l,       」  /
    .|     /      /鷲、/
    |    l      (;;;;;;;;;i
      |   ,イ       `i;;;;;;l
     i    'i       キ;;y
     l    .}
569558:2005/04/26(火) 00:44:36 ID:WBTeX2BD
ありがとうー(ノД`)
そう言ってもらえると、書いてよかったー

また何か思いついたら投下しまつ
マジ ありがとー!
570名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 02:41:41 ID:3JjaD/hI
Gj!!!

神降臨age
571名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 21:45:09 ID:rTESxjSe
GJ
572名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 23:33:16 ID:/rzTzgnC
激しくGJ!!
573名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 00:14:46 ID:hz+SpHfB
>>558
気の利いた事は言えんがグッジョブクエエエエッ!!
574名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 19:39:08 ID:ZL6DP9zY
575名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 11:39:33 ID:mkbKssXD
GW中に誰もいなかったという保守。
576名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 21:44:29 ID:ak5qpw+M
ある意味奇跡だよなw
577名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 19:31:46 ID:cSGTTtCZ
4巻発売で色んなことも判ってきたのに
ちょっと過疎ってて寂しい…
流れを読めずに
アレン×リナリーの非エロを投下しにやって参りましたよ
578アレリナ:2005/05/09(月) 19:33:00 ID:cSGTTtCZ
「リナリー、大丈夫ですか」
「ん、何が?」

 今日もアクマ退治から黒の教団へと戻ってきたアレンとリナリーの2人。
多数のレベル2のアクマ勢相手にかなり苦戦するも、何とか当初の目的であった
イノセンスの回収に成功、ヘブラスカの元に届けた帰路、アレンがリナリーの異変に気づく。

「何か、歩幅がいつもと違う感じがしますけど…」
「そんなことないよ」
「…」

 アレン・ウォーカーは意外にも洞察力に優れていた。
リナリー・リーの微妙な脚の動きのぎこちなさや、歩く際の歩幅が
黒の教団に戻って来た時から普段と違うように見え、それを口にする。
 いや、或いはアクマの魂を救済した後から既に変化はあったのかもしれない。

「ホントに大丈夫だって」
「でも一応は救護班に診てもらった方が」
「心配性ねぇ、アレンくんは。ちょっと疲れてるだけ…ッ」
「リ、リナリー!?」

 隣一緒に歩いていたはずのリナリーの身体がフラつき、アレンに傾いた。。
どう見ても疲れという風には見えず、とっさにアレンの肩を掴んで身体を震わせている。
 これは明らかに単なる過労、ということだけでは説明がつかない。
579アレリナ:2005/05/09(月) 19:33:42 ID:cSGTTtCZ
***

「もぅ、どうして黙ってたんです?」
「…ごめんなさい」

 コムイに見つかると余計に騒ぎが大きくなるため、
取り敢えずはリナリーの部屋ではなくアレンの部屋へ。
 部屋へ行く途中、彼女はずっとアレンの団服を掴んで離さなかった。

「どの辺が痛い?」
「踵と…膝と…腿の辺り」

 リナリーは負傷していた。
外面から見れば傷は全く確認できなかったが、
どうも今回のイノセンス回収の際に対決したアクマとの戦いの最中、
大事な脚を痛めてしまったらしい。
 ただでさえ彼女のイノセンス【黒い靴(ダークブーツ)】は
脚を基調とした技を駆使するため、その疲労は最も脚に負担となって現れるというのに。

「今回のアクマ、身体がすごく硬くて…少し、頑張りすぎちゃったかな」
「エクソシストって言っても人間なんですから無理は禁物ですよ」

 徐にリナリーの脚を取り、負傷箇所をチェックし始めるアレン。
彼の唐突な行動に一瞬ながら眼をパチクリさせたリナリーだが、
慌てる素振りも見せずに大人しく彼の診断に身を委ねることにする。

「イノセンス、外してもらっていいでしょうか?」
「あ、う、うん」
580アレリナ:2005/05/09(月) 19:34:38 ID:cSGTTtCZ
 普段はニーソックスとして機能している
【黒い靴(ダークブーツ)】を外し、リナリーの美脚が顕になる。
 とてもアクマを蹴り飛ばし、粉砕する凶器とは思えない少女のそれ。
が、現在はニーソックスに隠れていた部分が赤く腫れ、とても痛々しく見えた。

「うわ、すごい腫れてますよ…よくここまで我慢しましたね」
「救護室とか行くと、兄さんが煩いし…」
「だからって僕にまで隠す、っていうのはどういう両分なんですか?」
「…」

 彼女の言う通り、踵と膝と腿の部分にそれぞれ腫れが見受けられる。
恐らくはイノセンスでアクマを連続して蹴りつけた際、その余剰エネルギーを
完全に放出することができず、それがリナリーの脚部にとばっちりを受けさせた様だった。
 
「クロス師匠が作った軟膏で良ければ、使いますか?」
「あ、そんなのあるんだ」
「昔から生傷の絶えない人でしたから」

 あまりクロス元帥のことは思い出したくないのか
アレンの口元は軽く引き攣り、薄い苦笑いさえ浮かべていた。
 彼は昔から人使いというか弟子使いが荒かったため、
《生傷が絶えない》というのは実はアレン自身にも当てはまる。
 無論、かつて育ての親の元で旅芸人として働いていた頃だって
芸の練習中に失敗して打身やら捻挫やら打撲やら骨折やら…思い出すだけで古傷が痛くなってきそう。

「軟膏を塗った上からシップを貼ってれば、大抵1〜2日で良くなりますよ」
「へぇ、効き目早いね」
「て言うか、これの特許とって売り出せば…借金にも困らなかったんですけどねぇ」
「あはは。そういうことには頭が回らない人なのね、クロス元帥って」
581アレリナ:2005/05/09(月) 19:35:41 ID:cSGTTtCZ
「まず踵から塗りますよ」
「んっ…あ、そこっ…痛い…」
「(かわいい…)」

 まず右手の手袋を外し、適量の軟膏を指で掬って
リナリーが痛そうな反応を示す第一箇所、踵に塗りつけてゆく。
 アクマの脳天に踵落としを喰らわすことも多々ある彼女、
イノセンスによる攻撃は時に所有者にも負担を齎すいい用例と言える。

「ごめんね、アレンくん…」
「リナリーの大事な脚ですから」
「…アレンくんにとっても、大事な脚?」
「ふふ、どーでしょうねぇ」

 本気とも冗談ともつかない笑みを浮かべながら、
念入りに左右の踵の負傷箇所を見比べつつ、アレンは軟膏を塗ってゆく。
 何を原料にしているかは不明だが、ひんやりとして心地のよい肌触りだった。
でもそれ以上に異性のアレンが自分に脚に触れているという現状のためか、少し戸惑うリナリー。

「よしっ、踵は塗り終わりました。次、膝です」
「うん…」

 いわゆる膝小僧の部位が、赤く腫れている。
これは飛び膝蹴りの影響だろうと、アレンは考えた。
 つま先・踵に継ぎ、膝は脚の中でも強固な骨格を供えた箇所、
エクソシストのリナリーでなくとも格闘家なども対戦相手への攻撃に多様する脚部である。
 故に、傷つきやすい箇所でもある。
582アレリナ:2005/05/09(月) 19:36:37 ID:cSGTTtCZ
「あの、不愉快にさせたらゴメンなさい」
「…何?」
「リナリーの脚って、その…綺麗ですよね」
「えっ…」

 両膝の腫れ具合を見比べながら軟膏を塗るアレンが、そんなことを言う。
確かに…まぁ、自意識過剰と思われるかもしれないがリナリーとて、
それなりに自分の脚には自信があるつもりだった。
 黒の教団には東洋人があまり在籍していなので比較はできないが、
それでも同年代の少女と比べると十分に魅力的な顔つきをしていると思う。
 …兄のコムイの談だが。

「肌の色とか、カタチとか色々…あ、変な意味じゃないですよ」
「う、うん…あ、ありがとう」

 純粋に脚を褒めてくれているらしい。
でもリナリーとしては脚の他にも、アレンに褒めて欲しい箇所はいくらでもあるワケだが。
 いくらミニスカートで脚を常に露出しているとは言え、そこにばかり注目はしてほしくない。

「東洋の女の人って、みんなリナリーみたいに綺麗な脚の人ばかりなんですか?」
「うーん、適度に運動しないと太くなっちゃうし、
 かと言って筋肉ついちゃうのは嫌だし…調節が難しいから、少ないとは思う…多分」
「なるほど…あ、膝ももう終わりました。後は腿ですよね?」
「あ、うん…腿、だよ」

 リナリーは言葉に詰まる。 
踵と膝まではあまり何とも思わなかったが、腿まで来ると恥ずかしくなってくる。
 別にアレンになら触られてもいいとは思うけれど、やっぱり気恥ずかしさは隠せない。
583アレリナ:2005/05/09(月) 19:37:38 ID:cSGTTtCZ
「ア、アレンくん」
「はい?」
「えーっと、あのぅ…」
「(あ、そうか)」

 さすがにアレンもそこまで鈍な男ではない。
リナリーが頬を染めながらスカートの中身を見えないようにしつつ、
何かを言いたそうに俯いている…つまりは…。

「リナリー、自分で塗りますか?」
「え…」
「さすがに僕がそこまでやっちゃうと…リナリーも嫌でしょう?」

 俯いた彼女に合わせるように、アレンはリナリーの顔を覗き込む。
これでもクロス元帥について周りながら、彼と愛人達とのやりとりを見て
女性をどう扱うべきかの基本は心得ているアレンなりの計らい、これに対し、リナリーは?

「い、嫌じゃ…ないよ」
「…ホントに?」
「アレンくんなら…触ってもいいから…」
「それは光栄なことで」

 道化師の様に軽く会釈をし、アレンが笑う。
リナリーも、ここまでやってくれた彼の徒労を無下にする訳にも
いかなかったし、何よりアレンに触って欲しい、という願望もある。
 だから、彼を受け入れたいと思い、言葉にした。

「じゃあ…これで最後です」
584アレリナ:2005/05/09(月) 19:38:34 ID:cSGTTtCZ
「他の箇所に比べるとあまり腫れてないですね」
「うん、踵と膝よりは痛くなかった…」
「珍しくロングコートで隠してたから気づきませんでしたよ」
「うっ…」
   
 普段はミニスカートで任に就くリナリーが、
帰りは珍しく自分と同じようなロングの団服を纏っていたので妙だとは思っていた。
 まさか脚に負った怪我を隠すためだったとは。

「前にリナリー、僕に言ってくれたじゃないですか」
「…」
「僕達は仲間なんだって、何度でも助けるんだって」
「あ、それは…ね」
「だったら、僕もリナリーを助けます。
 リナリー1人で傷を背負い込む必要なんてないんだから」

 軟膏を塗りつつ、アレンはシップに手を伸ばした。
後はこれを貼って包帯などで固定しておけば、じきに腫れは退くだろう。
 この時ばかりは、不肖の師にわずかながら感謝した。

「はい、おしまいです。
 痛みが退くまでは【黒い靴(ダークブーツ)】を使わない方がいいですよ」
「ありがと…」
「いえいえ」

 丁寧に包帯を巻き、結んでゆく。
しばらくはシフトは回ってこないだろうし、教団でのんびりできるはず。
 千年公らの動向が気になると言えば気になるが…。
585アレリナ:2005/05/09(月) 19:40:35 ID:cSGTTtCZ
「で、どうだった」
「何が?」
「私の脚を触った感想」
「…言ってほしいんですか?」
「まぁ、何となく」

 アレンのベッドに腰掛けたまま、リナリーが呟く。
これはどう解釈するべきだろうか?
 彼女が触っていいと言うので最後まで軟膏を塗ってやったが…もしかして、怒っているのだろうか?

「…そうですねぇ、やわらかかったですよ」
「他には?」
「腿が特にぷよぷよしてました」
「(ぷよぷよって…)」

 自分から言い出したことだが、
こうも率直と言うかストレートに意見を述べられても困る。
 神田やラビならばもっと別の言い方をするのかもしれないけれど、
アレンは時に物事をはっきりと言いすぎる時もある…今がそれだ。

「アレンくん、ミニスカート好き?」
「…何ですか、いきなり」
「だってアレンくん、ミニスカート好きそうな顔してるもの」
「(どんな顔ですか、ソレは…)」

 が、実を言えば嫌いではない…寒くないのかぁ、とは思うが。
それにリナリーは脚を始め、スタイルが良いので嫌でも眼が行く。
 年上ぶらない温和で優しい性格も彼女の魅力だと言えよう。
586アレリナ:2005/05/09(月) 19:41:51 ID:cSGTTtCZ

「ええっと、嫌いではないですよ。
 男はみんなミニスカート好きですし…僕も好き、だと思います」
「…じゃあ私は?」
「はは、そう来ますか…」

 リナリー・リーはこれまで散々述べたが、魅力的な女性である。
教団の中にも彼女を慕う信奉者が多いが、兄のコムイの存在が大きすぎて
近寄れずに想いを遂げられない者が多数存在する中、出会ってからわずかな間に
ここまで彼女と親しくなれたアレン・ウォーカーは幸せ者だ。

「リナリー」
「は、はい」
「リナリーは僕のコト、どう思ってます?」
「えっ…」
「僕はリナリーのコト、好きですよ。
 仲間としても、異性としても…貴女がいつも傍に居てくれるから、僕も頑張れる
 …感謝しているんです、貴女には」

 いつだってそうだった。
もう何度彼女と共に死線を乗り越えてきただろう。
 アクマとの闘いの時にはいつも彼女が傍らに在て、背中を守ってくれた。
千年伯爵の野望から人間を守るということは、同時にリナリーをも守ること。
 だからいつもアレンは確固たる想いを抱きながら、戦ってこれた。

「さて…次はリナリーの番」
「私、私は…」

 白髪の少年の問いに、少女は答えを出さなくてはならない。
想うだけなら誰でもできる。だが、想いを口にするのは容易ではない。
 それは時に言霊となり、幸福を齎す場合もあれば、不幸を齎すこともあるから。
587アレリナ:2005/05/09(月) 19:43:02 ID:cSGTTtCZ
「リナリー」
「私もアレンくん、好き…大好き!」
  
 想いを溜め込んだ心が決壊したのか、
衝動的にアレンに抱きついたリナリーは声を押し殺しながら泣き出した。
 一度心を病んで以来、涙脆くなってしまったのは分かっている。
しかし、これは悲しいから流す涙ではない…嬉しいから流れる尊い涙。

「リナリーはやわらかいですね」
「アレ…く…っ」
「髪も長いし、良い匂いがします」
「あっ…」
「それに、こんなに可愛い顔をしてる」

 銀灰色の瞳と眼が合う。
片方は現世(うつしよ)を、もう片方は常世(とこよ)を視るその両眼。
 だが、今その眼に写るのは、リナリー・リーという女性、ただ1人。

「脚だけじゃなく、ホントは全部好きなんです。
 リナリーの髪も、顔も、声も、腕も、脚も、胸も…リナリーの全部が好きでした」
「アレン、くん…」
「僕、変でしょうか?」
「…変じゃない。私もアレンくんの全部、好きだから…」

 何だ、互いに同じことを想っていたのか、とリナリーは気づく。
ただ忙しすぎて、互いにそれを声に出すことが出来ずにすれ違っていただけ。
 でもこれからは、もっと違う気持ちで彼と共に居られる。
そう考えると嬉しくて堪らなくなり、ますます彼が愛しく思えてしまう。
588アレリナ:2005/05/09(月) 19:44:05 ID:cSGTTtCZ
「コムイ兄さん、怒るかな」
「うーん、どーでしょうねぇ…」

 あの人のシスコンぶりは尋常じゃない。
リナリーから彼女らリー兄妹のこれまでの境遇を聞かされなければ、
アレンのコムイにへの印象はきっと「変な人」止まりだったことだろう。

「あ、でも」
「?」
「もう、兄さんが寝ちゃったら…起こせないかも」
「あ…」

 そう言えばそうだった。
あの人を起こすにはあの呪文が必要だったのだ。
 でも、このままアレンとリナリーがずっと愛し合い続けたら…?

「もうアレじゃ、起こせませんね」
「起こせないね…」

 もう口に出さなくても、互いの考えていることが理解できる。
それが何だかおかしくて、ついつい2人でクスクスと笑いが毀れてしまうのだ。
 もう涙は乾いた。彼の身体が温かくて、彼の心が温かくて…自然とこちらも火照るくらいに。

「リナリーが…」
「結婚しちゃいますよ…って」

 どちらともなく惹かれ合い、眼を閉じ、そして唇を重ねる。
それは夢見心地、ずっと待っていた瞬間。また一つ、彼(彼女)の感触を身体が記憶する瞬間でもある。
 時が立てばまた戦場に狩り出されるけれど―――――今は、2人でずっとこうしていたい。
589名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 19:46:18 ID:cSGTTtCZ
ムシャクシャしてD.Gray-manを書いた
て言うか設定とかあまり詳しくはなく、
ただ非エロでアレンとリナリーをイチャイチャさせてみたかった
今は反省している
590名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 21:59:21 ID:LB1ugpTa
神!GJ!次も期待してまつ
591名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 00:27:07 ID:a9wZof6W
GJ!!


久しぶりに神降臨!!
592名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 00:41:31 ID:2iYAwNAz
なんだよこれ



(;゚∀゚)=3萌えた´`ァ´`ァ神アリがd!
エロも期待してまってまつyo!すんげ期待して待ってますww
593名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 01:33:19 ID:SCamRVD+
萌死……●■=
594名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 18:14:01 ID:yEDumMF6
KCにあった談話室のネタを利用、か。待った甲斐があるというものだ。
595名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 00:36:04 ID:bDmvRNJt
ティキ×リナリーキボンヌ
596名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 01:42:12 ID:C9m+9fLw
GJ!
エロも読みたい・・・と言ってみる。
597589:2005/05/12(木) 02:55:28 ID:r+BwxCTB
応援のレスくれた人達、アリガトン
リナリーたんの美脚をアレンくんがお触りする
シチュとかどーよ? とか妄想していた挙句、書いちゃいますた
調子に乗って第2弾として、本番有りの前編を投下でつ
598ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 02:57:22 ID:r+BwxCTB
「ただいま戻りました、リーバーさん」
「お、帰ってきたか」

 相変わらず、アレン・ウォーカーらエクソシスト達の
アクマ救済とイノセンス探求の任務は続き、多忙を極めていた。
 特にアレンに至ってはノアの一族の1人、
ロード=キャメロットにちょっかいを出されるようになってしまい、
必要以上に強大な力を持つアクマとの闘いを強いられるようになり…。

「…アレン、お前」
「はい?」
「いや、しばらく見ない間に何かやつれたよな」
「あー、やっぱりそう見えます?」

 イノセンスの使用による体力疲労や心労も影響しているのだろう。
黒の教団に任務を終えて戻ってきたアレンは明らかに疲れきっていた。
 今日はさっさと部屋に戻ってぐっすりとベッドで眠りたい。
頭上で世話しなく飛び回るティムキャンピーをあやしながら、アレンはそんなことを考える。

「最近、アクマがまた強くなってきたみたいで…」
「現場組は大変だな…っと、忘れるとこだった」
「?」
「コムイ室長が呼んでたぜぇ…何か、アレンで試したいことがあんだとよ」
「はぁ、コムイさんが」
599ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 02:58:26 ID:r+BwxCTB
***


「おかえりぃ、アレンくぅん!」
「た、ただいま戻りました…(な、何? 何?)」

 リーバーの言う通り、就寝前にコムイの元を訪れたアレン。
科学班のメンバーはいつもの如く、給料にならない残業に負われて
書類と睨めっこ、リナリーは眠気覚ましのコーヒーを配り歩くという光景。

「リナリー、ただいま戻りました」
「おかえりなさい、アレンくん。ごめんね、兄さんに付き合せちゃって」
「構いませんよ。ついでですから…リナリーこそ、寝不足なんじゃ?」
「私はヘーキ。それにアレンくんが戻って来るまで、起きてるつもりだったし」

 コーヒーを配り終わったリナリーがアレンに寄り添い、2人して笑う。
ここ最近、この2人は仲が良い。エクソシストとしてのコンビネーションも完成しつつある。
 所謂、公私共に仲良きことかな…と言う状態、と表現するのが妥当か。

「で、僕に試して欲しいことって何なんですか、コムイさん?」
「うん、実はねぇ…」

 少しもったいぶりながらメガネのずれを直しつつ、コムイが呟く。

「報告は聞いている。
 今回のアクマ、かなり強力だったそうじゃないか。
 アレンくん自身、かなり消耗した…と」
「えっ、えぇ…まぁ」
600ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 02:59:30 ID:r+BwxCTB
「今の君を見れば一目瞭然だな。
 アクマとの戦闘とイノセンスの使用による心身の疲労が
 ピークに近い…違うかい?」
「(…兄さん?)」

 確かに、コムイの言っていることは的を得ている。
アレン自身もこれまでの戦いでかなりレベルアップしているはずなのに、
アクマ達は更に邪悪に、醜悪に進化して人間を襲い、エクソシストを襲う。
 神田やラビらも頑張っているが、一向にその数は減ることがないのだ。

「そこでボクは考えた!
 君達エクソシストの負担を少しでも減らそうと、ナイスなサポートアイテムを開発したんだ!」
「サポート…アイテムですか?」
「またコムリンみたいなガラクタじゃないでしょうね?」
「ノンノン、今回はメカじゃない。食べ物だよ」

 さすがにこの前のコムリン騒動でコムイも懲りたらしい。
何しろ黒の教団をあやうく壊滅寸前まで追い込んだのだから(リナリーの活躍で未遂に終わる)。
 が、コムイの開発したアイテムだけに、油断はできない…。

「それで、そのサポートアイテムというのは…」
「じゃーん! コレコレ、“ドーピングコーンスープ”だよ、アレンくん!」

        ゴ シ カ ァ ン ! ! !   ク シ カ ツ ! ! !

「(今…)」
「(何か聴こえたね…)」
「(うん…)」
601ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 03:01:07 ID:r+BwxCTB
「どうだい、美味しそうだろう!」
「何なんですか、ドーピングコーンスープって…」
「(ネ○ロ…?)」

 アレンとリナリーの眼前に現れたのはスープ皿に盛られたスープ(らしきもの)。
見た目は確かに、ごく一般的なコーンスープのよう見えなくもない。見えなくもないが…。

「コレ、兄さんが作ったの?」
「て言うか、本当にコーンスープなんですか? …匂いは良いみたいですケド」
「もう2人とも疑り深いなぁ。
 これはねぇ、エクソシストの新陳代謝を向上させる秘薬なのだよ!
 これさえ飲めば疲れは吹っ飛び、身体は健康そのものに!」
 
 まるっきりTVショッピングみたいなノリだった。
コムイによると、最近多忙を極めるアレンを見かねた彼は
何かこの事態を打開する有効な方法はないかと手がかりを求めて書庫を探索中、
エクソシスト専用健康フードについて記載された書物【食の千年帝国】を
発見、そこに「ドーピングコーンスープ」なる疲労回復の秘薬の記載を見つけた、と言うのだ。

「…僕に試してほしいこと、ってコレだったんですね」
「兄さん、アレンくんを実験に使わないでよ!」
「いや、ボクは純粋にアレンくんの心配をだね…」
「そーいうのを、余計なお世話って言うの!」
「リナリー、そこまで言わなくても…コムイさんの気持ちも考えてあげましょうよ」

 と、言うよりもアレンとしては早く部屋に引き上げたかった。
早くベッドに飛び込んで眠りたい…どうにも帰りの汽車でも寝付けなかった反動が
今日は一段と強い。
602ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 03:01:58 ID:r+BwxCTB
「コムイさん、いただきます」
「ちょっ、アレンくんっ!?」
「はいはい、さぁ、飲んで飲んで!」

 まぁ、死にはしないだろう…そう思いつつ、
アレンはスプーンでスープを一さじ掬い、ついにその口へと運んだ。
 さぁて、そのお味は?

「マズかったら吐き出していいからね」
「…何気に酷いねぇ」

 リー兄弟や他の科学班メンバーが見守る中、白髪の少年の吟味は続く。
よほどマズくて飲み込むのをためらっているのだろうか…それとも?
 そもそもコムイが作るものはコムリンにしろ露天風呂の入浴剤にしろ、ロクなものがない。
どうせこのドーピングコーンスープも失敗作に決まって…。

 ガタンッ

「ア、アレンくん!?」
「え、ど、どうしたんだいっ!?」
「…フゥ〜〜〜…フゥ〜〜〜…クワッ」

 突然、スープを飲んでいたアレンの身体が震え出した。
やはりあまりのマズさに気が触れてしまったのだろうか?
 リナリーは思う、こんなことなら自分が彼の代わりに毒見をすれば良かったと。
今、彼女の目の前でアレンはその疲れ切った身体をブルブルと震わせ、今にも…。

「お、美味しいっ!!!!!!」
603ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 03:02:51 ID:r+BwxCTB
「へっ?」
「お、美味しいです! すごく美味しいですよ、コレ!
 ジェリーさんの作ったスープより美味しいかも、ってくらい!
 こ、こんな美味しいスープ、僕…生まれて初めて飲みました!」

 皆の予想は裏切られた。
アレン・ウォーカーは確かに今、こう言ったのだ…「美味しい」と。
 つまり、先程、全身を震わせていたのはマズイからではなく…あまりの美味さに感動していたのだ!

「ほ、本当なの?」
「いや〜、良かったぁ。
 アレンくんならそう言ってくれると信じてたよ、ボクはぁ〜!」
「ゴクッ、ゴクッ…!」

 もうスプーンを使うのもまどろっこしいのか、
アレンは皿ごとスープを胃袋へと凄まじい勢いで飲み干した。
 元々、寄生型イノセンス装着のエクソシストは皆、
その充填のために大食いになってしまう傾向が強いと言われ、アレンも例に漏れない。
 が、彼をここまでさせるドーピングコーンスープの魔力…恐るべし。

「ぷはぁ、ごちそうさまでした!」
「そう言って貰えるとボクも嬉しいなぁ〜。
 ね、美味しかったでしょ? 疲れもふっ飛んだでしょ?」
「はい、もうバッチリです! コムイさん、ありがとうございます!」
「うそぉ…」

 コムイの言ったことは本当だった。
スープの味も素晴らしいが、飲んだ瞬間に全身の細胞という細胞が活性化するかのような
感覚と爽快感に襲われ、アレンの身体に溜まっていた疲れは一気に吹き飛んでしまったのである!
604ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 03:03:47 ID:r+BwxCTB
「おかわりとかないんですかっ!?」
「あ、ゴメン。その一杯だけなんだよ。
 何しろ材料が高価だし、ちょっと手に入りにくいものも結構あったからねぇ。
 でも正式にサポートフードとして認められれば、エクソシストの君らにとって
 最高の健康食品になること間違いなし、ということがこれで証明されたワケだっ!」

 2人ともハイである。
が、リナリーの胸中は穏やかではない。
 どうしてって、何が悲しくて兄のコムイの作ったスープであそこまで
アレンが感動しているのか、全く理解できないからだ。
 と言うより…この感情は嫉妬に近いかもしれない。

「(何よ…アレンくんのバカ)」


***


「あー、本当に美味しかったなぁ」
「…」
「リナリー? どうかしたんですか?」
「別に」
「?」

 ようやく自室への帰路につくアレン。
リナリーもコムイが迷惑をかけた、とういうことで部屋まで見送ることに。
 アレンはあのドーピングコーンスープの味が忘れられないのか、
「また味見したいなぁ」とか「あんな美味しいものがこの世にあるなんて!」などと呟いている。
 …何か、ムカツク。
605ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 03:04:35 ID:r+BwxCTB
「あ、ここまででいいですから」
「…」
「じゃあリナリー、おやすみなさ…」

 ガゴッ

 アレンが軽く会釈してドアを閉めようとした矢先、
リナリーのつま先が部屋とドアの間に割り込み、それを阻止する。
 普段の彼女ならばこんなことはしないはず…一体、何のつもりなのか?

「リ、リナリー?」
「ちょっと、お話しようよ」
「え、で、でも(これから寝たいんですけど…)」
「いいよね、アレンくん?」

 ニコッ(怒)

「ど、どうぞ」
「お邪魔しま〜す」


***


「今度部屋の掃除、しといてあげようか?」
「えっ?」
「アレンくん、最近忙しいみたいだし」
「まぁ、それはそうなんですけど…」
606ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 03:05:34 ID:r+BwxCTB
 リナリーの言うことも正しい。
ロードと出会って以来、何故か執拗にアクマらにマークされている気がしてならないのだ。
 さすがにアレンでもここ数日の間にかなりの数のアクマと闘い、
嫌でも自分が狙われていることに気づかされてしまう程に…何が起こり始めているのか。

「(とにかく、もうちょっと探る必要がありそうだな)」
「アレンくん?」
「あ、はい。すみません」

 2人一緒にベッドに腰を下ろし、壁を見つめていた。
団服を脱いですっきりしたアレンは、先程のドーピングコーンスープで
疲労が回復したのか、時折、ポキポキと腕や肩を鳴らして調子を確かめている。

「今度、さ」
「何ですか?」
「今度、仕事が無い時に…買い物に行かない?」

 リナリーとて、寂しい時がある。
兄や科学班の仲間達、その他の教団のメンバーらが傍に居ても、寂しい時は寂しい。
 …アレンでなくては、ダメなのだ。

「買い物ですか…たまには悪くないかも」
「それでね、私の作ったお弁当とか持っていくの。
 私の分とアレンくんの分、2人分。一緒に色んなもの、見て回ったりして…」
「いいですねぇ(…あれ、でも?)」

 アレン・ウォーカーは捨て子である。
育ての親と共に大道芸をしながら、世界各地を回った。
 珍しいものをこれまでに幾つも見聞し、様々な知識を得てきている。
が、ここで一つ誤算発生…よくよく考えると、重要なコトを見落としていたのだ。
607ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 03:06:26 ID:r+BwxCTB
「(僕…女の人とデートとか…したことあったっけ?)」

 師のクロス元帥が愛人と共に夜の街に繰り出したり、
借金取りから逃れるためにデートと称した追跡撃を演じたことなら幾度とある。
 が、冷静になって考えてみると、アレン・ウォーカー(推定年齢15歳)はデート未経験者だったのだ。

「(リナリーはそういうの、詳しそうだもんなぁ)」

 彼女についてはまだ知らないことが多い。
例えばエクソシストである、という事実もコムリン暴走時に初めて知った程だ。
 それに彼女がかつて、孤独のあまり心を病んだことも。
知っているようで、自分は全然リナリー・リーという女性を知らない。
 いや、彼女が教えてくれようとしているのに、自分が気づかなかっただけなのかもしれない。

「(人一倍優しい反面、寂しがり屋)」

 リナリーの気遣いはいつも嬉しく思う。
教団のメンバーらが彼女を慕うのも理解できるし、アレン自身が惹かれるのも当然。
 ただ、彼女に心に触れるのが極端に怖くて。
彼女を傷つけるのが怖くて、今まで彼女とちゃんと接していなかった気もする。

「リナリー」
「何?」
「…寂しい思いをさせてしまいましたか?」

 男の方からこんなことを言うと女々しいと思われるかもしれない。
が、意思表示をしなければこちらの気持ちもあちらに伝わらないだろうし、
何よりもリナリーがわざわざ部屋にまで見送りに来てくれたことを思えば、安易に予想できたこと。
608ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 03:07:11 ID:r+BwxCTB
「あの、ここ最近、あまり話とかできなかったし…」
「…そうだね」

 軽く首を振りつつ、リナリーはそっと目尻の涙を払う。
何か泣かせるようなことを、知らず知らずのうちに言ってしまっていただろうか?
 自分で言うのもなんだが、アレンは少し異性の気持ちに鈍いところがある…。

「アレンくん、やっと私のこと…見てくれた」
「え…」
「やっぱり、アレンくんに“おかえり”って言えないのは…寂しいよ」
「リナリー…」

 ぎゅっと抱きしめられた。
やわらかい胸の感触も心地良いけれど、首に回された腕や
触れ合った場所から伝わってくる体温も、本当に久しぶりな気がする。
 長い間、自分が彼女の傍にいなかったのだと実感せざるを得ない…。

「ただいま戻りました、リナリー」
「…おかえり、アレンくん」

 向かいあって、いつものように。
でもそうしている間も、アレンの指はリナリーの黒髪の毛先を弄ぶ。
 よく手入れしてあって、やわらかくて…よく指に馴染む。

「あ」
「どうしました?」
「背、また伸びたね」

 いつも見ている彼だから判る。いつも想っているから。
いつの間にか白髪の少年は自分の知らない間に、少しだけ大人に近づいていた。
609ドーピングなアレリナ:2005/05/12(木) 03:09:49 ID:r+BwxCTB
「私が知らない街で浮気とかしてないでしょうね」
「し、してませんよ」

 いきなり何を言い出すのか。彼女、リナリーは意外と嫉妬深い。
一途なのは嬉しいのだが、時々変な勘ぐりを起こすこともある。
 …それ程に、大切なものを手放したくない、奪われたくない、とい気持ちが強いのだろうか。

「冗談よ」
「リ、リナリー?」
「私の知ってるアレンくんなら…そんなコトしないもん」
「んっ…ちょ…っ」

 追い討ちをかけるように、唇で唇を塞がれた。
考えようによっては、あれ以上アレンを喋らせないようにした、とも思える。
 そんなこと、考えるだけ野暮なのかもしれないけれど。

「っ…んっ…アレ…くっ…」
「(うわ、今日はすごいなぁ)」

 求めてくる、彼女の方から。
ここのところはすれ違うことも少なくなかったし、彼女なりに寂しさを埋めたいらしい。
 本当ならもう寝てしまいたいのだが…ここは彼女に応えるのが礼儀だろう。
適度に唇を味わいながら徐々に体位をずらしつつ、
滑らせるようにリナリーをベッドに押し倒して…この動作も、随分と久しぶりな気がする、

「…寝るんじゃなかったの?」
「前言は撤回します。
 今夜は久しぶりに…貴女と夜更かしをしてみたい気分なので」
「お手柔らかに、ね」
610589:2005/05/12(木) 03:12:58 ID:r+BwxCTB
今回もかなりムシャクシャして書いた
ネ○ロネタを一回でいいからD.Gray-manでやってみたかった
後編はいつかは投下予定、だが今も反省はしていない
611名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 03:30:24 ID:SJzXA74C
期待してまってます。
612名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 04:09:33 ID:yYI4NgeH
キター!!!メラ楽しみぃ
613名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 08:05:08 ID:KICr7JWN
楽しみすぎて飛び立てますよ

  ,. ---/⌒\                           __
  ゝ--ι、  \                       _,.//'' ー─ 、
       \  \                 .//,. '′ 、{     ,ノ
       .//\  ` -、,、  ,,,,,,,///,,,   _,,.-//     `-,ゝ ̄ ̄
          \     `'" ̄ ̄ ̄ ̄`ー'    ,_, -/'' ̄/
           ///、           / ,,. '′
             ヽ         /''~
             /         イ
            ノ         ノ
           ,. '′         l     クエェェェェェ!
          /           i
         /             !
        ι-―'' ̄ ̄ `.,ー-- 、 /
        /       /    .`!′
      /   ,   _,. '⌒ヽ、   ,!
     /   -' /     ゝ  !
    i'   - ヘ,ノ       i′  ノ
    |     l,       」  /
    .|     /      /鷲、/
    |    l      (;;;;;;;;;i
      |   ,イ       `i;;;;;;l
     i    'i       キ;;y
     l    .}
614名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 20:53:05 ID:5B0oJg93
アレンの台詞回しになかなかセンスを感じまつ(*´Д`)
615名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 23:03:03 ID:qaw/dZNm
>>598-609
DCSワロタww
アレリナ萌え(*´Д`)=3後編期待してまつ
616名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 03:10:54 ID:62UuyvGK
>>611-615
みなしゃんアリガトン
一応はチクチク書いてるんだけれども
人に見せる限りはちゃんとしたものを投下したいから
セリフとか描写を何回も書き直してて参ってるの…
後編もムシャクシャしつつ反省ナシのヨカーン
本編の漫画でもっと2人の会話とかがあれば描き易いのにネ
617名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 00:15:07 ID:cPGpp3JS
>>616
ガンガレ!まぢにガンガレ!
あなたの文章好きですよ。楽しみに待ってます。
ヤパじゃんぷだと恋愛つーよりナカーマ!っぽい雰囲気になっちゃう
からですかねぇ。下手するとイチゴみたいなハーレム漫画になるし。
いっその事、イノセンス100%www
618名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 11:16:49 ID:T9EzXkFJ
D.Gray-manで好きなキャラは〜? ぱぁと2
http://www.37vote.net/comic/1112969237/
619名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 02:57:08 ID:iHyMOUHT
神田とリナリーでSS書くとしたら、どんなシチュがいいですかねえ。
620名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 20:13:38 ID:WX7UyDOQ
>>619
1巻くらいしか絡みが無いから難しいね。
アレン曰く「神田は六幻が恋人」とか言われてるけど。
621名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 20:46:55 ID:gUj0DONA
六幻はツルペタのおにゃのこ
622名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 21:02:29 ID:hfj6bHlR
おバカな神田にツッコミをかますリナリーとアレン
623名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 21:34:04 ID:DCU1AEA5
クリップボードでリナリーが神田に「めっ!」とやるとこがある
多分神田はリナリーには弱いとオモ。
624589:2005/05/23(月) 02:47:33 ID:WuU6+G0b
ユウは最近本誌でも出番無いね
月末発売予定の小説版だとメインの話あるっぽいけど

>>609のアレリナの後編やっと終わったんで投下しときまつよ
結局1週間以上かかってしもーた
625ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 02:50:26 ID:WuU6+G0b
「シーツとか、新しくなってますね」
「留守の間、換えといたから。…迷惑だった?」
「そんなことは…ありがたいです」

 リナリーはこういうところに気が効くと思う。
元々アレンの部屋は彼が使用する様になる前から空室扱いだったし、
越してきてからも任務続きでロクに使っていなかったのが現状…こういう配慮は普通に嬉しい。
 不肖の師が愛人宅に入り浸っていたのも、こういう理由からだろうか。

「(…まさかなぁ)」

 考えすぎか。
でもこんな所帯染みたのもいいかもしれない。
無論、リナリーの善意の気持ちだということは分かってはいるけれど。

「リナリーは良い奥さんになりますね、きっと」
「そ、そぅ?」
「師匠の影響で女の人を見る目だけは確かなんですよ、僕」
「…アクマを見る目も?」
「えぇ、まぁ」

 アレンの左眼を彼女は嫌う。
この呪われた左眼のせいで、アレンは全てを背負ってしまおうとするから。
 リナリーにはそれが赦せない。どうしてもこれだけは、譲れなかった。

「アレンくんは好きだけど、アレン君の左眼は…やっぱりキライ」
「…僕にとっては、唯一の遺産です」
626ドーピングなアレリナ:2005/05/23(月) 02:51:37 ID:WuU6+G0b
 コムイの作ってくれたスープのおかげか…まだ眠くはない。
彼女が満足してくれるかは分からないが、この分なら多少無理しても大丈夫そうだ。
 わざわざ彼女の方から部屋に来てくれたのだから…あちらも最初から、そのつもりだったのだろう。

「左手…怖いですか?」
「ん、大丈夫」

 寄生型イノセンス。
アレン・ウォーカーの両親が彼を捨てた原因でもある、もう一つの呪い。
いつか千年伯爵らを倒した時、この腕に寄生したイノセンスも消えるのだろうか。
 いや、そんな保証は何処にもない。やはり、一生これと共に生きなければならないのか…?

「大丈夫」
「リナリー…」
「怖くない」

 十字架が穿たれ、不気味に変色した左手を
リナリーは物怖じすることもなく握り締めてくれる。
 神田でさえ「呪われてる奴と握手なんかするかよ」と言ったのに(あの時は右手だったが…)。

「この手だって、アレン君だもん…怖くなんかない」
「すみません…」
「アレンくんが謝る必要なんて、これっぽっちもないんだよ」

 できるだけ体重をかけない様にして覆いかぶさっていたのに、
いつの間にかリナリーの方から抱き寄せられ、彼女の手中に納まっていることにアレンは気づく。
 母親の愛を知らない彼にとって心休まる瞬間でもあるし、逆に不思議な感覚を覚える瞬間でもある。
627ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 02:52:19 ID:WuU6+G0b
「…どうかした?」
「いえ、リナリーに見惚れてただけですので」
「へぇ…私、本気にしちゃうよ?」
「えへへ」

 以前、ミランダのイノセンス絡みでロードに抱かれた時とは違う。
あの何とも言えない得体の知れぬ類の暖かさとは違い、リナリーの身体は
華奢で、軟らかくて、良い匂いがして…一度も目にしたことのない母のイメージを思い起こさせる。
 だから無性に求めたくなる、彼女の全部を。

「あの、先に謝っておいていいですか?」
「何を…?」
「えと、久しぶりなものなので…ちょっと張り切っちゃうかもしれません」

 平静を装っても身体は正直だ。
現に今でも胸の奥が熱いし、衝動に駆られそうになる。
久しぶりに彼女との時間を得られたことは、アレンにとっても嬉しいことに変わりはない。
 そのため、一応は許可をもらった方が良いのかな…などと考えてしまう。

「いいでしょうか?」
「…うん」

 リナリーは抵抗しない。
その気になれば、その脚で蹴り飛ばすことだってできる。
でもアレンにそんなこと、絶対にしない。する理由もない。

「今日は僕が…そのぉ、脱がしても?」
「どうしたい?」

 少し意地悪された。
彼女は曖昧な返事をして、困らせるのを好む。姉が弟を嗜めるように、愛しそうに笑いながら。
628ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 02:53:10 ID:WuU6+G0b
***

「アレンくんってさ」
「ハイ?」
「私の服を脱がす時、生き生きした顔してる…」
「そ、そうですか?」

 そんなつもりはないのだが、どうも表情に出てしまうらしい。
リナリーの団服を脱がせるのには慣れているのだが、その作業過程の中で
気が緩むのか、彼女に指摘されてしまう様な顔になっているとのこと。
 
「そういうところはアレン君も男の子だよね」
「ハ、ハハ……申し開きもございません」

 だってリナリーが綺麗過ぎるから。
欧州圏内の女性らとはまた違った東洋系の色味が強いけれど、
文句のつけようのないこの身体を目にできるのならば、少しくらいは気が緩んでも良いと思う程に。

「触っていいですか?」
「…いつも触ってるのにそれはないんじゃない?」
「えっと、じゃあ…」 

 歳相応の大きさの膨らみに触れ、その感触を確かめる。
人体学的な解釈をすれば単なる脂肪の塊にすぎないソレは、アレンの手に良く馴染む。
 時折、触れる指先に強弱をつけてやると、彼女から漏れる声の変化も楽しめるし…。

「もうっ、アレンくんの手つき…いやらしい…っ」
「だって久しぶりだから」
629ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 02:54:08 ID:WuU6+G0b
 このぷよぷよな感触が心地良い。
触れる箇所が増すごとに顔を徐々に真っ赤にしてゆくリナリーも可愛く、
自分の行為によって悦んでくれている…と、アレンは心の中で安心する。
 …師のクロスの様な女好きにだけはなりたくはないけれど。

「いただきます」
「んっ、ぁ…っ!」

 頃合を見計らって、乳房の先端を口に含む。
無論、リナリーは妊娠などしてはいないので母乳など出るはずがない。
 でもアレンは何故か、口内に甘い味が広がる様な錯覚を同時に覚える。
母親の記憶を一切持たない彼にとって、これは妙なデジャヴだった。

「アレ…くっ…そんなに強く、吸っちゃ…!」
「ふぉおふぇすふぁ(そうですか)?」

 胸の先端以外にも、もうリナリーの胸にはかなりの痕跡がある。
どれもアレンの唇によって刻まれたもので、アクマウィルスの五芒星の如く彼女の身体に浮かぶ。
 千年伯爵がアクマに人間の魂を囲う様に、自分も彼女をそうやって手元に置きたい…そんな欲求。

「っ…ふぅ〜」
「もう、ひどいっ!」
「これからもっとひどくなりますよ。その前にやめますか?」

 さっきのお返しとばかりに、今度はこっちが意地悪。
あえてこういう感じでカマをかけて見ると、リナリーは意外とひっかかってくれる。
年上と言っても1つしか違わないし、異性経験が少ないのは両者同じこと。

「…やめちゃ、ヤダ」
630ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 02:54:53 ID:WuU6+G0b
***

 何と言っても久々の抱擁、思い切り甘えたい。
アレンは決して神田の言う様な“モヤシ”などではないことを、リナリーは知っている。
 最近では更に身体つきが逞しくなってきたし、小柄ながらも凛々しく見えると思う。

「アレンくん、カッコよくなった」
「えぇ〜、そうですかぁ?」
「ホームを訪ねて来た時と今とじゃ全然違うもん」

 服を脱ぎ始めたアレンを眺めながら、リナリーが呟く。
先日のアクマとの闘いで負ったであろう傷が数箇所見受けられるが…大丈夫なのだろうか?
 何気にアレンは苦痛を口にしないタイプなので、やや心配になってしまう。

「ケガ、平気?」
「たいしたことないです。リナリーが暴れたりしない限りは…多分」
「わ、私、暴れたりなんかしないよ!」
「この前、思い切り背中に爪を立てられましたが」
「うっ」
 
 そう言えばそんなこともあった気がする。
まだ関係が始まった頃もそういうことがあったのだが
アレンを抱きしめた時、背中に爪を立ててしまうクセがリナリーにはある。
 気持ちいいのと恥ずかしいのが半々で、こればっかりはどうも調節が効かない。

「その節は大変お世話に…」
「も、もうしないもん!」
「…まぁ、そう仰るのなら」
631ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 02:55:50 ID:WuU6+G0b
 一応は部屋の明かりを消して事に及んでいる。
リナリーはもうずっと恥ずかしさのためか目を瞑ったままなのに対し、
アレンは終始目を見開いて、彼女の一挙一動を食い入る様にして見ていた。
 その仕草はどれも可愛らしく、歳上であることも忘れてしまう。

「…いいですか?」
「うん…来て」

 コムイの作った例のスープのおかげか
あれだけ疲れでダルかった身体は元気を取り戻し、
アレン自身も久々にリナリーからのお誘いとあってか、内心張り切っている。
 彼女と身体を重ね始めたのはここ最近だが、
それでも彼女がどうやったら悦んでくれるか…くらいは把握済み。

「じゃあ」
「あっ、くっ…ぅ…!」

 少しだけ彼女の顔が歪む。
もう慣れたつもりだったし、最近だとコレが気持ちよくてたまらない。
 なのに今夜は、少し痛い。妙なことに、いつもより大きくて太くなった様な…。

「今日の…アレンくんの…何か変だよ…っ!」
「コムイさんが飲ませてくれたスープのせいかも。
 ほら、新陳代謝がどうのこうのって言ってましたし」

 どちらかと言うと、新陳代謝回復剤よりも精力剤の間違いではなかろうか。
リナリーの故郷では精力をつけるためにスッポンの首を切り落として
生き血を飲む習慣が今でも存在するし…兄はもしや、また失敗作を作ってしまったのでは?
632ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 02:57:10 ID:WuU6+G0b
「ん、とりあえず動きますね」
「ぅ…はっ…あぁ…っ!」

 もはや言葉にならなかった。
アレン自身もそれなりに昂っていたみたいだが、リナリーはその比じゃない。
 彼のは、こんなにも大きく太かっただろうか?

「(すごい…頭、変になりそう…っ!)」

 彼が動くたびに伝わってくる振動、それが溜まらない。
貞淑な女を気取るともりは毛頭無かったものの、自然とこちらから腰を動かして彼を求めてしまう。
初期の頃は互いにキスをしたり抱き合ったりするくらいが丁度良い、
と思っていたのに…いつからだろう、こんなに深みにはまってしまったのは。

「リナリー、っ…どうして…目、瞑ったままなんです…っ?」
「えっ…」

 繋がってまだ1分も経たないのに、
もうリナリーはちょっとした切っ掛けで何時絶頂を迎えてもおかしくない状態だった。
 やはり今夜のアレンはいつもと違う。
リナリーが久々に彼に抱かれたことによる過度の興奮…と言うレベルではなくて。

「だって…っ、気を抜くと…イっちゃい…そうだから…」
「そんな遠慮しなくても…」
「ダメっ、アレンくんと…一緒が、いい…っ!」

 最後の方はもう涙声。
痛いのと気持ち良いのと嬉しいのと怖いのと…正直、頭の中がごっちゃ。
途切れそうな意識を、何とか繋ぎとめて彼をひたすら待つのが、彼女なりの悦びだから。

633ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 02:58:21 ID:WuU6+G0b
「アレンくんと一緒じゃなきゃ…ヤダよぉ…!」
「…分かりました」

 この懇願を、アレンとしても無視するワケにはいかない。
何とかしてリナリーに悦んでもらいたいし、アレン自身としても久々に彼女の中で果てたい。
 スープのおかげでまだ体力は持っているが、さっきから心臓がドキドキして煩いのも気になる。

「アレ…くっ、アレンくん…アレンくぅん!」
「(こういうリナリーも、可愛くていいかも…)」

 そろそろ背中が痛くなってきた。
案の定、やはりと言うべきかどうかは定かではないが、
リナリーが耐え切れずに爪を立ててきたのだ…この前とは事情が異なるみたいだったが。

「僕も…もう、少しでっ…今日は、くっ…中で、も…?」
「中でも…大丈夫…だから…っ!」
 
 さすがにこっちも我慢が限界に近い。
アクマ退治ばかりで疲れていた反動が、一気に出たのだろうか?
 …と言うよりは、ベッドの中で鳴くリナリーが可愛すぎるせいかもしれないが。

「はっ…く…ぅ…リナ、リィ…!」
「あっ…あっ、はっ、あっ、あぁぁぁぁぁぁぁ…っ!」

 両者共にベッドの上で痙攣を起こす様にしながら、ブルブルと震える。
普段では考えられない量だと、出す側・出される側ともに洗い息遣いの中、密かに驚く。
 下腹部が徐々に熱くなってくる感覚に、リナリーは蕩ける寸前。
こうなってしまった後は、どちらの頭の中も真っ白になってしまい何も考えられない。
 ただ、何かをやり遂げた達成感みたいなものが後になってジワジワと浸透してゆく…。
634ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 02:59:38 ID:WuU6+G0b
***

「スゴかったね…。
やっぱり、兄さんの作ったドーピングコンソメスープのせいだったのかな?」
「ドーピングコーンスープですよ、リナリー」

 一戦交えた後、互いにベッドに寝転んで、シーツだけを纏って見つめ合っていた。
灯りはとうに消してしまったけれど、この暗闇でもアレンはリナリーの真っ赤な顔が
ハッキリと見える…自分がどういう顔をしているかは、この際だけは置いといて。

「でもホント、今日は今までで一番良かったよ」
「代償として、また背中に傷が出来ましたけどね」
「…ゴメンナサイ」

 今度はリナリーの方が謝ってきた。
まぁ、彼女がそうしてしまったことの原因はアレンなのだし、自業自得か。
 逆に考えれば、それほどまでに今日の彼女は感じていたことにもなるし。

「リナリーが悦んでくれれば、僕はそれでいいですから」
「でも」
「だから貴女が謝る必要なんて、無いんです」

 抱き寄せて、長い黒髪ごと腕の中にしまい込む。
今更こういうことを言うのもアレな気がするが、本当に軟らかくて気持ち良い。
 抜き終わった後も、何度も何度もキスをした。どれだけ好きか、証明したくて。
635ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 03:01:09 ID:WuU6+G0b
「私ね、夢があるの」
「夢?」

 アレンの胸に顔を埋めたまま、リナリーが小さく口を開く。

「私、兄さんしか家族がいないでしょ?
 小さい頃から、家族に憧れてた…家族が欲しいなぁ、って思ってた」

 リナリーの両親がアクマに殺された、というのは知っている。
【黒い靴(ダークブーツ)】の適合者であることが判明し、事実上の監禁処理、
コムイと3年間離れ離れだったことも…その時間は、幼い彼女にとってどれだけの苦痛だったのか…。

「アレンくんとなら…作れるかな、って」
「そ…それってつまり…?」

 実際のところ、アレンも心の何処かで家族の愛に飢えていた。
父親代わりのマナ・ウォーカーが死に、千年伯爵にアクマとしての復活を
誘われた際、迷うことなく彼を現世へと引き戻そうとした程に、その飢えは黒く、強く。

「私…子供、欲しい。
 アレンくんの子供だよ…?」
「リナリー…」

 子供、つまりは自分が父親になるということ。
正直、実感が沸かない…考えたこともない。生まれながらにイノセンスに
寄生され、実の両親からも忌み嫌われて捨てられてしまった自分でも、家族が持てるなんて。

「…いいんですか?」
「えっ?」
636ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 03:01:57 ID:WuU6+G0b
「その…僕、そんなこと言われるのはじめてで…」
「…アレンくん?」
「僕、家族を持ってもいいんですか?
 持てるんですか? 僕みたいな奴でも…家族、作れるんですか?」

 半分彼女に問い、もう半分は自分に問う。
呪われた自分に、家族を作れる資格などあるのか?
 いや、例え作れたとしても果たして幸せにすることができるだろうか?
それで無くとも、今は千年伯爵やらノアの一族やらとの闘いが激しさを増すばかりなのに。

「大丈夫だよ」
「…」
「私、アレンくんと一緒に歩きたい…ずっと」

 こんな自分なのに、リナリーは一緒に歩きたいと言ってくれる。
「立ち止まるな」「歩き続けろ」…かつて、ウォーカーの名をくれた養父もそう言っていた。
 今までの自分は、独りきりで歩き続けることを前提としていたはず。
でも今は違う。大勢の仲間がいるし…リナリーも居てくれる。
 もう、独りで歩く必要はない…それに気づくのが、ちょっと遅かっただけ。

「リナリー」
「…」
「僕は立ち止まれません…そう誓ったから。
 僕と一緒に歩くということは、貴女にとっても辛いことになると思う。
 …それでも、僕と一緒に居たいって…そう言ってくれるんですか?」
「……うん」

 強く手を握り返された。
今はただ、自分が独りきりでないことに、傍に居てくれる人の存在に、
こんな自分でも家族を持つことができるということに、人知れず感謝したい…。
637ドーピングなアレリナ こ〜へん:2005/05/23(月) 03:03:31 ID:WuU6+G0b
 後日…。

「結局ボツですか」
「ま、そんなことだろうと思ったケド」
「やっぱり材料に貴重なモノが多かったからかなぁ…うーん」

 結局、コムイの提案したエクソシスト用サポートフード、
ドーピングコーンスープの採用案は上層部の命令により、却下された。
 確かに新陳代謝は良くなって疲労回復の効果も大きいものの、
コストが多くて実用化に至らない…というのが概ねの見解らしい。

***

「また飲みたかったのに…残念」
「もう、アレンくんったら」

 何となく、名残惜しい。
でも今はこうやてリナリーの淹れてくれたコーヒーを飲んでいられる、という幸せがある。
 いつまでこの幸せが続くのか…それも千年伯爵を倒さない限り、誰にも分からない。

「リナリー」
「ん?」
「こういう日が毎日続くのも…良いですよね」
「…うん」

 自分独りでは大きすぎて背負いきれないものでも、2人ならきっと背負える。
自分独りで歩き続けなければならない道でも、2人ならきっと寂しさも苦しさも分かち合える。
 時に仮想19世紀末…アレン・ウォーカーとリナリー・リーの物語は、まだ始まったばかり。
物語を彩るのは製造者とAKUMA…そして神に魅入られた者達…黒き聖職者、エクソシスト。

638589:2005/05/23(月) 03:07:30 ID:WuU6+G0b
あーでもないこーでもないと試行錯誤し、
かなりムシャクシャしつつ書いた
前半は思い切りふざけて、後半はマジメに書こうと思った
さすがに今は反省している
639名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 12:03:46 ID:d5LaSZgF
>638
GJ!待ってましたw

正直家族云々のくだりでスンスンしてしまた
忘れてたけどアレンもリナリーもかなり不幸なんだよな…(´Д⊂
幸せにしてくれてマリガトウ!
640名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 18:15:47 ID:hWGJsWGE
キタ━━(゚∀゚)━━!!!!GJ!萌えた!
幸せそーな二人がかわええ。アレンの台詞がアレンっぽくてイイ!
いいもん読ませていただきました。
641名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 23:59:40 ID:u4uTbMYp
>589
GJ!仔猫がコロコロいちゃいちゃいちゃしてる様で(*´Д`)ムハー
ごちそうさまでした
642名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 00:48:44 ID:3/bFDJoD
おや?
643名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 00:49:20 ID:BhQOJ42G
Jブックス発売記念あげ
644名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 02:31:45 ID:BVT26Q9V
神田誕生日保守
645名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 19:19:54 ID:heZKlZco
神を待ちつつ保守
646名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 23:16:53 ID:XXdDlGI0
ダミアン
ツーリスト
トンガ共和国
落合監督
ちかくに
決闘を挑む
定理
647名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 00:35:40 ID:2x8rlONZ
神をまちつつ保守
648589:2005/06/07(火) 03:54:39 ID:K5I8UjAC
あまりエロくないのでよければ
ムシャクシャしたついでにまた書いてみたい
前回の>>625->>637を読んでくれた人に
お礼を言い忘れていたとは思わなかった
今は反省している
649558:2005/06/07(火) 12:14:21 ID:xWbACcgG
ネタ思いついたので、
また時間ある時に書きに来ますー

そして遅ればせながら、
589さんGJ!
650名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 22:44:55 ID:UGa4Hjs2
期待age
651589:2005/06/11(土) 03:12:53 ID:2kH2+Hxp
ムシャクシャしたので
懲りずに3回目のアレリナを書いてみた
今回はろーどタマもちょっとだけ登場
ネウロに続く新たなジャンプネタもアリ
前編は全くエロなし、後編はいつか書く予定
652ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:14:35 ID:2kH2+Hxp

『ゲヘヘ…今の一撃、
 本当にエクソシストの誇りとやらを懸けたのか?
 だとしたら…随分と安い魂だな、ケケケッ』
「…撤回はしなくていい。
 所詮はアクマの戯言、僕の心には響かない」

 某ハンタ的展開を迎えつつ、アレンとアクマの闘いは続く。
イノセンス探索中に例によって例の如く、またロードにまんまと罠にハメられたアレンとリナリー。
 奇妙な擬似空間に閉じ込められての混戦は、限りなくアレン達に不利な状況…。

「カッコつけてる場合じゃないよ、アレンくん!」
「確かに…ふぅ、どうしましょうか?」

 既にアレンとリナリー、両者ともに
イノセンスを長時間発動させているため、体力の消耗が著しい。
 特にアレンは朝方、朝食を食べ忘れてしまたために尚更ヤバかった。

「やっぱり、食べておけばよかったかな…ハハ」
「無事に帰れたら美味しいもの、いっぱい食べさせてあげるから…今は――――――」

 ドン!!!

 また1体、リナリーの蹴りでアクマが消し飛んだ。
リナリーも体力を消費している分、できるだけ敵の脆そうな部分を攻撃することで
余計な運動を極力避けようとしているのはさすが、と言ったところか。

「闘いに集中して!」
「…ですね」
653ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:16:41 ID:2kH2+Hxp
「“十字架ノ墓(クロスグレイヴ)”で大したダメージを与えられないとなると…」

 アレンの左手は脆い、この前もリナリーにそう言われたばかりだ。
これ以上彼女を心配させる訳にもいかないし、彼女を失う訳にもいかない。
 だったら闘うしかない。自分はまだ、立ち止まるには早すぎる。

「…一か八か、賭けるしかない!」

 どうせロードはこのやり取りをどこかで見ているはず。
未完成の新技を敵に見せたくはなかったが、もうそんなことも言っていられない。
 何とかリナリーとともに、ここを出ないことには。

「リナリー…今から約30秒だけ、僕を守ってくれませんか」
「何かの技を発動させるつもり?」
「えぇ、まぁ」
「…分かった、やってみるね」

 リナリーは賢い。
すぐさま気持ちを切り替え、アレンの盾となって守備につく。
 群がるアクマを次々とカマイタチで切り刻みつつ、寄せ付けるのを許さない。 

「よし…!」

 残った力を左腕に集中し、同時に左眼でこの空間内に存在する
全てのアクマを捕捉、ロックオン…神経を集中し過ぎるため、無防備になるのが欠点。
 だがリナリーが懸命に守ってくれている…彼女の努力は、無にしたくない。

「(こんなところで、僕達は死ねない!)」
654ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:18:01 ID:2kH2+Hxp
 砲状に変化したイノセンスが共鳴を始め、空間が震える。
アクマらもアレンがやろうとしていることの異常さに気づいたのか、
猛攻とも呼ぶべきラッシュでリナリーを追い詰めてゆく。
 しかしリナリーは怯まない。アレンを信じているから。彼ならきっと、何とかしてくれると―――――。

「(…よしっ!)」

 もう十分だった。
これ以上イノセンスを昂らせると、シンクロ率の影響で逆に威力が落ちかねない。
 リナリーがこちらを向いた瞬間、アレンは声高く叫んだ。

「リナリー、僕の方へ!」
「…うんッ!!!」

 瞬間、リナリーが空を駆けてアレンに飛びつく。
と、同時にアレンがイノセンスを発動、自分ら目掛けて迫り来るアクマらに
砲状の左手を向け、一気に溜め込んだ力を解放する!

「哀れなアクマに…魂の救済を!!!」


             “十字架ノ烙印(クロスヴランド)!!!!!”

『あべしっ!』
『ひでぶっ!?』
『ち、ちくしょぉぉぉ…!!!』
 
 イノセンスから解き放たれた十字の刻印が、群がるアクマ共に刻まれてゆく。
それと同時に刻まれた十字から凄まじい熱が発せられ、魂ともどもアクマの身体を浄化してゆく。
 彼らは咎人ではなく、魂の囚人。だが、この烙印が彼らを牢獄から解放してくれるだろう…。
655ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:19:01 ID:2kH2+Hxp
***

「すごい、アクマが全部…消滅しちゃった」
「はぁっ、はぁっ…な、何とかなった、かなぁ?」

 この“十字架ノ烙印(クロスヴランド)”はともかく心的疲労が大きい。
空間内に存在するアクマをロックオンするために左目、
烙印を打ち付けるためのイノセンスのエネルギー調整と、かなり疲れる。
 しかも攻撃準備のために約30秒…誰かに守ってもらわない限り、使いものにならないから。

「すごいよ、アレンくん!
 いつの間にあんな技、使えるようになったの!?」
「えへへ…神田と一緒にララのイノセンスを回収した時、
 イノセンスが進化してから…それからです。遠距離用にもっと強力な技が欲しい、って」

 とは言え、まだ構想段階だった。
実戦で使うには早すぎたし、現実世界ならまだしも、ここはロードの作った世界。
 敵に新たな技を見せ付けてしまうのは愚かなこと…が、どうしようもなかった。

「約束ですよ、リナリー」
「えっ?」
「帰ったら、美味しいものいっぱい食べさせてくれる…ってヤツです」
「…うん!」

 ともかく助かった。一緒に抱き合い、喜びを分かち合う2人。
どちらのコートも闘いでボロボロ、また科学班に新調してもらわないといけない。
 でも、何か忘れていないだろうか?

「…アレンくん?」
「妙だ、ロードが出てこない…!?」
656ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:20:22 ID:2kH2+Hxp
 ロード・キャメロットが出て来ない。
あれだけのアクマを刺客として放っておきながら、出て来ない。
 もしや自分達をこの空間にずっと閉じ込めておく気なのだろうか?
それとも新たにアクマの援軍をこの空間に差し向けるきだろうか?
 いずれにせよ、もうアレン達には体力はほとんど残っていない。
特にアレンはもう指1本動かすのがやっとな程…こんな状況で、もし襲われたら…?

「ヤヴァイよねぇ?」
「!」
「…っ!?」

 声がした。
幼いけれど、心臓を鷲掴みにする亡者の様な低い女の声。
気配は感じなかった。いや、感じることが出来たのかもしれない。
 その少女は最初からそこに居て、また最初からそこに居なかった。

「やぁ」
「くっ、ロードォ…!」

 針山の如く逆立った黒髪と、褐色の肌。
胸元の大きなリボン、ミニスカート、細くも肉つきの良い脚を包むスニーソックス。
 そして洒落たパラソルと、板チョコを頬張る唇…他でもない、ロード・キャメロットだ。

「元気ィ?…ってんなワケないかぁ」
「っ…今日はキャンディーじゃなくて…板チョコか?
 メロにでもなったつもりか、ロード…!」
「んー、どっちかって言うとニアの方が僕は好きかなァ」

 デスノ談義に花を咲かせながら、ロードはまたパキリと板チョコを噛み砕いてゆく…。
657ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:21:28 ID:2kH2+Hxp
「貴女、アレンくんに手を出したら…っ!」
「あれぇ、僕のお人形だったリナリーじゃん。
 どぉ〜? その後、アレンとはうまくヤってる〜?」

 【黒い靴(ダークブーツ)】の使用過多でロクに脚も動かせなかった
リナリーだが、何とか不屈の精神でロードをこれでもかと睨みつける。
 ミランダの時計型イノセンスの事件の時、ロードには随分と大きな借りを
作ってしまったのもあるが、何よりアレンを苦しめる彼女をリナリーは許せなかった。

「あーぁ、ボロボロになっちゃって。
 あのまま人形でいた方が良かったんじゃないのぉ〜?」
「リナリー、乗せられちゃダメだ!」
「アレンくん、でもっ!」
「もう、僕達に闘う力は残ってないんです!」
「…くっ」

 悔しいが、アレンの判断は正しい。
2人で100体以上のアクマと数時間に及ぶ死闘を繰り広げたのだ…無理もない。
 だがこんな最悪の状況下で諦めねばならない…リナリーは、それが悔しかった。

「あはは、ケンカしちゃダメっしょ。
 ま、安心しなってば…今日のは単なる暇つぶしだからさぁ」
「…何だと」
「ここでアレンを殺しちゃったら、これからの楽しみが減っちゃうしぃ。
 千年公もアレンのコト、結構気に入ってるしぃ。今日の所は見逃してやろ〜って言ってんだよ」

 つまり、最初から自分達はロードの道楽に付き合わされていただけ。
理不尽極まりない話だが、つまるところはそういうことになる。
 本当に見逃すつもりなのか? ノアの一族はそれ程までに寛大なのか?
658ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:22:39 ID:2kH2+Hxp
「信じられないぃ?」

 パキリ、と最後の板チョコが割れた。
もぐもぐと口を動かしながら、ロードはアレンに近づいてゆく。
 その足取りの一歩一歩は、さながらスローモーションの様に非道くゆっくりに思えた。

「っ…アレンくん!」
「リナリー、邪魔ぁ」

 バン!!!

「きゃあっ!」
「リナリー!」

 何とか脚を奮い立たせてアレンを守ろうとしたリナリーの健闘も虚しく、
パラソルの一振りで軽々と吹き飛ばされてしまう…やはり、イノセンス使用による弊害か。

「クスクス…リナリーに非道いことした、僕が憎い?」
「…あぁ!」
「そぅ、良かった♪」

 グイッと襟首を掴まれた。
また以前の様に、左目を潰されるのだろうか?
 怖い。人でありながら人でない、目の前の少女が怖い。

「アレン、死の味って知ってるぅ?」
「…知らない!」
「ん、じゃあ教えてあげる…」
659ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:23:47 ID:2kH2+Hxp
「…! ア、レン、くん…!?」

 リナリーは絶句し、青ざめる。
だってそうだろう、愛しい少年とノアの一族の少女が眼前で口付けたのだから。
 ここは地獄に一番近い場所と思っていたけど…目の前のあれは、地獄以上の光景だった。

「んっ…んぅ…っ!」
「ちゅ…ん〜…ちゅはぁ…」

 それはとても少女がやるとは思えない程に卑猥で、官能的なもの。
抵抗するアレンを押さえつけ…いや、もう押し倒したか。
 ともかく、獲物を貪る肉食獣の様に、音を立てながらその接吻は続き、やがて終わる。

「っぁ! はぁっ、はぁっ…ゲホッ、ゲホッ!!!」
「は〜い、正解はチョコレートの味でしたぁ〜♪」

 唇の周りにこびりついた自身の唾液と、
口内から溢れたチョコレートを拭いながら、ロードはケラケラと笑う。
 が、口付けられた方のアレンは、最早ゾッとすることすら忘れていた。
口の中に広がる、チョコレートの味とロードの唾液の味…もう、吐き気すら起こらない。
 ただひたすらに残った僅かな力で口元を抑え、震えることしかできない。

「ロード、貴女ぁ…っ!」
「ふふ、怒ったぁ? 大事なアレンと僕がキスするの見てさぁ」
「…許さない、絶対っ!!!」
「おっと、怖いなぁ。怖いお姉さんがいるから、今日は退散〜」 
『ろ、ろーとタマ! レロのセリフ、今回はコレだけレロッ!?』
 
 例のどこでもドアを召喚し、ニヤリとロードは微笑む。
リナリーを挑発するかの如く、アレンと口付けを交わした唇を指でゆっくりとなぞりながら…。
660ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:24:34 ID:2kH2+Hxp

***

「はい、最後のリンゴ」
「ふぅ、ごちそうさまでした〜」
 
 1週間が経過した。
イノセンスは無事回収することが出来、救援に来た探索部隊に託した2人。 
 今は宿を借りて、闘いによって失った体力と傷を癒すことに専念している。

「…リナリー?」
「あ、な、何?」

 何となく、気まずい。
すでに深い関係になってからかなり日が経っている2人だが、最近は特に。
 やはりアレンとロードのキスが原因か…。

「…イノセンスは回収できました。任務は成功したんですよ」
「そう…だね」

 リナリーはあまり外傷も無く、
体力の回復を待つだけだったので本来なら探索部隊と共にホームに帰ってもよかった。
 が、どうしてもアレンの看病がしたいと譲らず、1週間、彼に付き添っていたのだ。

「…リナリー」
「あ、うん?」
「どうか、しましたか?」
「…」

 言葉が出ない。
661ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:25:35 ID:2kH2+Hxp
「…アレンくん、さ」
「?」
「その…ロードとキス、した時…どんな気分だった?」
「…」

 何と馬鹿なことを聞いてしまったのか、とリナリーは後悔する。
何もそんな傷を抉る様なこと、聞かなくてもいいのに、と。
 リナリー的には、あの光景は早く忘れてしまいたいものなのに…何故、今更?

「…言葉では、ちょっと表現できません」
「い、いいの! 言わなくて…いいよ…ごめん…」

 アレンも困惑していた。
ロードが抱きついてきたことはミランダのイノセンス事件の時にはあったが、
まさかキスされるなんて…正直、呪いをかけられたんじゃないか、という不安さえある。
 が、すでに呪われてしまっている自分に、これ以上の呪いは無意味だ。

「(…気まぐれ、か)」

 そういうことにしておきたい。
それにこれ以上、思い出したくもないし。

「私はね」
「えっ」
「私は…すごく嫌だった」 

 腰掛けたベッドの上で震えながら、リナリーは吐露する。
嫌悪感。自分の好きなアレンが、自分のアレンが、他の女と、よりにもよってロードと。
 もしあの場で体を動かす体力が残っていたなら、きっと自分で両眼を潰していた程に。
662ろーどタマとアレリナ:2005/06/11(土) 03:27:00 ID:2kH2+Hxp
「アレンくんとロードがキスするのなんか…見たくなかった…」
「…」

 愛しているからこそ、許せないこともある。
でもそんな感情を抱いてしまう自分はもっと許せない。
 嫉妬してしまった、ロードに。そんな自分が非道く惨めで、滑稽だった。

「私、最低だよね。
 敵だって分かってるのに…ロードに嫉妬しちゃったんだ」
「…」
「馬鹿だね…ホント。馬鹿みたい…私…」

 震える肩を、そっと支えてやることしかできないアレン。
それがもどかしい、でも、他にかけるべき言葉がなかなか見つからない。
 気にするな、と言っても気にしてしまうのだろう、きっと。

「リナリーは…馬鹿なんかじゃありません」
「でもっ、だって、私っ…!」
「…僕を愛してくれているから、嫉妬してくれたんでしょう?」

 自惚れていると思われても構わない。
ゆっくりと向かい合って、徐々に顔と顔の間合いを詰めてゆく。
 
「…僕も、貴女が好きです。
 リナリーを愛しています…心の底から。だから、例え歪んだ想いでも……嬉しいです」
「アレ、ン、く…っ…ぅっ…うぅ…!」

 穢れてしまったとしても、赦してあげることはできる。
彼女の想いは尊く、また儚い。だからこそ、誰かが彼女を赦してあげなければ。
嫉妬、羨望、妬み…確かに醜い感情。でも、リナリーの涙はこんなにも美しい。
 少なくとも、アレンにはそう見えた…これが、“恋は盲目”と言うやつなのかもしれない。
663589:2005/06/11(土) 03:31:34 ID:2kH2+Hxp
ムシャクシャして書いた
ろーどタマを出せばついでにオリジナル新技や
神ボノレノフネタやデスノネタを出してもいいと思った
後編こそきっとエロを書いてみせると心に誓った
今は反省している
だが後編はいつ書くか分からない
664名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 03:56:58 ID:JEkA+7kj
>>663
gjgjgjgjgjgjgjgjgjg!
ワクテカで続編ヲ待ってオルデヨ

ロドリナ(無理やり系)でそれを見ちゃったアレンキュン…とか見たいス
665名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 19:38:38 ID:R4jHJKGl
589氏が21以下ではないかと言ってみるテスツ
666589:2005/06/11(土) 20:30:37 ID:RMRgaRum
残念ながら21歳以上30歳未満
667名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 22:14:30 ID:pEo6U66D
>>663
GJ!!
後編も期待してる!!
668名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 18:28:24 ID:GH8/D/f/
ほす
669589:2005/06/15(水) 00:54:10 ID:ubDo3hAQ
やべー、すっかり遅くなってしまった
応援してくれた人、アリガトウ
ジャンプでももっとアレリナをプッシュして
ほしいけど、神田とかラビと組んでもリナリーは絵になると思う
今回は結局、今回は>>578-588みたいなエロ無しにしてみたの
アレンくんがケガしちゃってるんで無理は好くないってことで勘弁して…
>>652-662の続きドゾー
670アレリナで飲茶タイム こ〜へん:2005/06/15(水) 00:56:51 ID:ubDo3hAQ
***

 コンコン

「どうぞ」
「アレンくん、調子どう?」

 また幾日かが過ぎた。
さすがにアレンの体力も回復し、傷もほとんど治りかけている。
 そろそろ日課の椅子筋トレ(KC2巻8P参照)を再会したいところだが
リナリーが断固としてそれを許してくれない…まだ安静にしておく必要がある、からと。

「ずっとベッドに居るのも退屈になってきましたねぇ」
「ダメだよ、ちゃんと養生しないと」
「んー。まぁ、それはそうですけど…」
「アレンくんのイノセンスは寄生型だし、余計に養分取られちゃうんだから。
 かと言って大食いして宿の食材を食いつぶすワケにもいかないでしょ。
 私達以外にもお客さん、いるんだよ?」
「うっ、それを言われると」

 事実、大食いのアレンがこの10日程、普通の食事をとっている。
イノセンスの力を維持するには、成人男性が一日に摂取するカロリーの何十倍もの
熱量が必要とされるだけに、アレンにとってはまさに空腹の日々…自分の腹の音で眠れない程に。

「小さい頃は、ほんの少しの食事でお腹いっぱいだったのにな」
「…イノセンスが覚醒してからだよね、
 アレンくんがいっぱい食べるようになっちゃったのって」
「えぇ…まぁ」
671アレリナで飲茶タイム こ〜へん:2005/06/15(水) 00:57:46 ID:ubDo3hAQ
 アクマとなったマナ・ウォーカーを壊した後、
アレンが飢え死にをしなかったのはどう考えてもクロス神父のおかげに相違ない。
 諸国漫遊の結果、幼いアレン少年が食通になってしまったくらいだから。
まぁ、その他にもギャンブルやらちょっと危ないことも多々覚える羽目になってしまったが。

「えと、何か御用でしたか?」
「あ、うん。
 ちょっとアレンくんと一緒にお茶しようかな、って」
「お茶?」
「飲茶だよ。
 イギリスで言うところのティータイム。 
 お茶請けも厨房を借りて作ってみたんだけど…ど、どうかな?」

 リナリーが大事そうに持っていたのは、ティーセットと何かの料理。
そう言えばクロス神父と何度か中国地方に足を運んだ際にも、同じものを食べた記憶がある。
 いや、微妙に違うだろうか? ともかくリナリーの手作りらしいのだが。

「お茶はプーアル茶、お茶請けの点心は金魚餃」
「師匠と中国に行った時、似た様なものを食べた記憶があります。
 リナリー、こういうのも得意だったんですね?」
「そ、そんなことないよ…小さい頃にお母さんが
作ってくれたのを見よう見まねで作ってみただけだもん」

プーアル茶は程良く甘い香りが心地良く、
金魚餃はその名の如く金魚の形をしており、目を楽しませてくれる。 
リナリーの故郷の人達が食に芸術性を求めている現れ、ともとれるだろう。
 何だか、食べるのが勿体無い気がしてきた。
672アレリナで飲茶タイム こ〜へん:2005/06/15(水) 00:58:37 ID:ubDo3hAQ

「金魚餃には豚肉と人参、剥き海老が入ってるの。
 本当は蒸し器で蒸したり、目の部分に蟹の卵を添えるともっと美味しいんだけどな」
「そんな、作ってくれただけでも嬉しいですよ」
「約束したもん。
 “無事に帰れたら美味しいもの、いっぱい食べさせてあげる”って…」
「…そうでしたね」

 さすがにこれだけでは腹いっぱいにはならない。
でもアリナリーの心遣いだけでも十分過ぎる程だった。
 自分のために料理を作ってくれる女性がいる…こんなに幸福なことがあるだろうか?

「さ、食べよう。
 せっかく作ったんだからさ…感想、聞かせてほしい」
「ん、じゃあ…いただきます」
「あ、アレンくん、お箸使えた?」
「はい、大丈夫です」

 まずはプーアル茶を一口。
甘い香りの他に、わずかに酸味を舌に感じる。
恐らくは茶葉を醗酵させた年数によって生じるものかもしれない。
 が、悪くない。口の中がスーッとして、金魚餃を食べる際にも困らないだろう。

「金魚、って小さな魚ですよね? 赤とか白とか黒の…」
「うん。私の国だと富とか繁栄の象徴ってことで、おめでたい生き物なの」
「師匠と食べた時はそんなの気にしなかったからなぁ…勉強になります」
「しっかり中身を蒸せてればいいんだけど…どう?」
673アレリナで飲茶タイム こ〜へん:2005/06/15(水) 00:59:39 ID:ubDo3hAQ

 言うまでもなく、美味い。 
弾力があるし、中の具材もちゃんと蒸せている。
皮も柔らかく、中身の海老や豚肉も満足できる味だった。
 やはり、リナリーには料理の才もあるのかもしれない。

「(もっと上達すればジェリーさんよりも上手くなるかも…)」

 よく噛みつつ、アレンはそんなことを考える。
両親が事故で死んだり、イノセンスの適合者として黒の教団に入らなければ
今頃はリナリーも普通の女の子だったのかもしれない…そう思うと、何だか切ない。

「アレンくん?」
「あ…はい」
「どうしたの?
 お、美味しくなかった?」
「あ、そんなんじゃないです。
 美味しすぎてボーッとしてたって言うか…あはは」

 と、お茶を飲んでいたリナリーも箸を取り、徐に金魚餃を抓んだ。
そして半分程の大きさに沸け、手を添えてアレンの口にまで近づけてくる。
 …えーっと、これはもしかしてアレですか? アレか?

「リ、リナリー?」
「あーんして、アレンくん」
「えっ…!?」
「あーんだよ」
「あ、あーん…」 

 拒否できず、口を開けて金魚餃を頬張ることに。
いや、2人きりだし、何よりも付き合っているのだから別に恥ずかしがることはない。
 でもまだアレンはそういうのに慣れていないと言うか…結構、純情なのかもしれない。
674アレリナで飲茶タイム こ〜へん:2005/06/15(水) 01:00:59 ID:ubDo3hAQ

***

「とっても美味しかったです…また作ってもらえますか?」
「今度は他の点心も作るね。
 点心は全部で1000種類以上あるって言われるだよ、知ってた?」
「それはまた…全種類コンプリートするのに何年かかるのやら」
「ふふ、そうだね」

 漸くリナリーにも笑顔が戻った。
ロードとの件で塞ぎこんでしまった様にも見えたが、持ち直してくれたみたいだった。
彼女はよく泣く。その泣き顔も美しいけれど、やはりリナリーは笑顔が一番可愛らしい。

「ふぁぁ、食べ終わったら…眠くなってきました」
「もう、アレンくんったら。お行儀悪いなぁ」
「久しぶりにアレ、してもらえませんか…?」 
「…うん」

 夕方までまだ時間はたっぷりある。
このままアレンと共に過ごすのも悪くない、とリナリーは判断する。 
 と言うよりは彼の言葉を待っていたのかもしれない。
嬉々として、彼のベッドに上がり込んでしまう自分を感じてしまうから。

***

「あー、やっぱりリナリーの膝枕は気持ち良いです」
「こら、調子に乗らない。私だってちょっと前まで脚、痛めてたんだからね」
「あ、すいません…」
675アレリナで飲茶タイム こ〜へん:2005/06/15(水) 01:02:22 ID:ubDo3hAQ
 リナリーの膝は、とても柔らかくて気持ちがよい。
白髪を撫でてくれる手の感触も心地が良く、至福の時と言える瞬間。
 コムイあたりがこの光景を見たら、きっと発狂してしまうくらいの…。

「何てね、いいよ。
 アレンくん、ずっとベッドで寝たきりだったし…今日くらいは」

 最初からそのつもりだったし、たまにはこちらが意地悪するのも悪くない。
前線で頑張っているエクソシストでもまだ15歳足らずの子供なのだから、無理はさせたくない。 
 一応は恋人のつもりだったけれど、今はどちらかと言うと姉や母の感情に近いものがある。

「元気になったら、街に買い物に行こうね。
 ね、アレンくん……アレンくん?」

 返事なし。
どうやら少し語りかけるのが遅かったらしい。
アレン・ウォーカーはリナリーの膝の上で、規則正しい寝息を立てていた。

「寝ちゃった、んだ…?」

 せっかくデートに誘ってあげようと思ったのに、何と間の悪い。
でもまぁ、この幸せそうな寝顔を見る限り、さっきの飲茶に満足してくれた様だ。
 彼が言う通り、また作ってあげたい。いつか、絶対に。

「アレンくん、言ってくれたよね。心の底から私のこと、愛してる…って」

 そっと、彼の耳元で呟いてみる。
もっとも寝ているアレンには聞こえないだろう。でも、それでも。

「我从、内心深処也愛…永遠、一直
(私もね、心の底から愛してるよ…いつまでも、ずっと)」
676589:2005/06/15(水) 01:04:38 ID:ubDo3hAQ
そんなにムシャクシャせずに書けた
リナリーが中華系という設定を何かに
活かせないかと考えた結果、行き着いてしまった
エロなしだったが
書けてそれなりに満足しているので反省はしていない
677名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 17:59:14 ID:dNyNKXZu
gjjggjgjgjgjgjgjjgjgjgjgjaqwsedrftgyhujikol
678名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 19:54:01 ID:OlYqSrRi
過疎化…?
679名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 20:11:32 ID:8Unijo3j
何時もこんなモン。爆発力弱し。
680名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:08:45 ID:3WwwR2Sg
>>670

6
まで読んでやったぞ。
681神リナ:2005/06/16(木) 00:05:05 ID:Du0jjZ0Z
任務から戻った神田は、自室へ向う途中でラビに声を掛けられた。
「おーい、ユウ!」
「・・・んだよ」
面倒くさそうに神田が振り返る。
「お前、今日誕生日だろ?オメデトウ」
ラビはニヤニヤと含み笑いをしながら神田の肩に手を回すと、楽しそうに言った。
「ユウが喜ぶプレゼントを用意してやったんさぁ。部屋入ったらきっとビックリするぜお前」
「はぁ?」
「ゆっくり楽しんでくれな〜、ユウ。オレに感謝しろよ」
胡散臭い目つきでこちらを睨む神田の肩をポンポンと叩いて、ラビはのん気にそのまま歩いて行ってしまった。
「…意味わかんねェ。なんなんだアイツは」
神田はきびすを返し、廊下の先にある自室へと向かった。


一週間ぶりに、自室の扉を開けた途端、神田はギョッとして目を見開いた。
そして、すぐにラビの言っていた言葉を理解した。
部屋のベットにリナリーがぽつんと座って待っている。
それだけではない、何故か彼女は白い布で目隠しをされており、後ろ手で手錠を掛けられていた。
ぢゃり、と手錠の音が響いた。
「神田・・・?」
嬉しそうに声を上げるリナリー。
「・・・なにやってんだよ。それにその格好は・・・」
「これ?んっとね・・・ラビが教えてくれたの。普通に待ってるよりこっちが良いって」
「・・・・・・っ」
神田は絶句して、言葉を詰まらせると、リナリーの側へ座り彼女をの後ろに目をやる。
「ホンモノじゃねェかよ、これ・・・」
リナリーの手錠を見て、神田は呆れて言った。
「みたい、だね」
と、リナリー。
「お前・・・!わかっててこんな格好させられてんじゃねェよ!」
「だって・・・」
しゅん、とうなだれるリナリー。
682神リナ2:2005/06/16(木) 00:09:36 ID:APJAmRgx
「神田、とりあえず目隠し外してもらえない・・?」
リナリーの言葉にぴたりと手を止め、神田は顔を上げた。
「・・・駄目だ」
「でも、見えないと・・・不安だもん・・・」
「あいつには黙って目隠しされて、俺が居ると不安で外してほしいか?」
子どもの癇癪のようだと神田は思ったが、言わずにはいられない。
「・・・だって、こうしたら神田がもっと喜ぶって、言われたんだもの・・・」
「だからってなぁ・・・!」
「だって私、今日が神田の誕生日だって、知らなかった!」
「俺の誕生日ィ?んなもんどうでも・・・」
「どうでもよくない!」
目隠ししたまま、リナリーは身を乗りだす。
「神田は私の誕生日を祝ってくれたのに!プレゼントもくれたのに!私は・・・神田の誕生日すら知らなかった!」
「言わなかったんだから、当たり前だろ・・・・」
「私だって、言わなかった。でも神田は知ってたじゃない!」
「それは・・・」
口篭もる神田。
コムイの司令室にこっそり忍び込んで、彼女の履歴書を盗み見たから知っていた。とは言えない。
「いいんだよ、別に俺の誕生日なんて・・・」
「良くない・・・!私だって、ちゃんと・・・!あっ」
リナリーの身体が、ぐらりと傾いだ。
とっさに支える神田。
「・・・・わかった」
ふー、と神田は息をつき、リナリーの身体を抱き寄せ唇を重ねた。
「・・・ッ!」
突然のことに身体を固くするリナリーに、神田は言った。
「あいつの思い通りになるのは癪だが、プレゼントがお前なら、悪くねェ・・・」
683神リナ2:2005/06/16(木) 00:13:28 ID:APJAmRgx
するり、と音がした。
なにも見えないリナリーは、上着のボタンを外され、外気に肌が触れた所でようやく自分の団服が脱がされていることに気付いた。
「・・・!で、で、でもでも、目隠し・・・・!」
身じろぎするリナリー。
だが、神田はその身体を自身の膝の上、腕の中にすっぽりとおさめた。
「あー?いーだろ別に。それに、手錠を外そうにも鍵はお前の服の中」
神田は、リナリーの首筋に舌を這わせる。
「・・・や・・・っ」
びく、とリナリーの身体が反応する。
「まァ、したままでもデキるしな」
「・・・ふ、服はもう脱げてるでしょうッ!か、鍵・・・!」
ぢゃり、と手錠が鳴る。
脱げかかった上着は、後ろ手に掛けられた手錠のせいで床に落ちることなく、リナリーの身体を、中途半端に覆っている。
その姿に、劣情をもよおすなと言う方が、無理だ。
「・・・外すのめんどくせーし、な」
「な・・・ッ」
いつもなら恥かしがって隠す形の良い胸を、思う存分じろじろ眺める神田。
「・・・でかくなったか?少し・・・」
「・・・ッ!」
なんのことかすぐ理解して、カッと頬を染めるリナリー。

「このままヤるぞ?」
神田の声は低いが、どこかからかうような響きがあった。
「・・・や、やっぱりラビの言う通りだったんだね・・・」
「・・・あァ?」
やわらかなその乳房を、乱暴にもみしだく神田。
「・・・んッ・・・、か、神田が、こういうプレイが好きだ、って・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
あいつに今度会ったら絶対『六幻』の錆にしてやろう、とこっそり誓う神田。

(・・・まァ、それはそれとして)
684神リナ2:2005/06/16(木) 00:17:06 ID:APJAmRgx
「・・・だったら、どうだっていうんだ?」
「え、あッ・・!?」
神田の指が、濡れ始めたリナリーのそこに触れた。
「やめるか?」
神田の指がリナリーの中に侵入する。
「・・・ッ!」
震える身体に合わせてぢゃりん!と手錠が鳴る。
「ほらもう、こんなに濡れてるぞ」
わざと音を立てて、ナカを掻き回す。
「ィや、あ・・・ッ」
リナリーはたまらず嬌声を上げた。
あぐらをかいた神田の膝の上で、リナリーは足を開いて座らされている。
閉じることなど、勿論できない。
「・・・お前、今すげェいやらしい格好だぜ」
ニヤニヤと、その格好を眺める。
「や、だ・・・!」
「感じてるクセに、何言ってんだ」
乳房の先の蕾を口に含み、舌で転がす。
侵入した指が、その奥をかき乱し続ける。
「ぁ、ふゥんッ!」
リナリーには、その指が、舌が、どこを責めるかわからない。
なにも見えない。
685神リナ:2005/06/16(木) 00:18:46 ID:APJAmRgx
緊張するリナリーの全身は、いつもより敏感になっていた。
神田の言う通り、触れられるだけで感じてしまう。
いや、見られているだけで。
身体の芯が、疼く。
「やァ、も・・・はず、して・・・!」
涙声で懇願するリナリー。
「どっちをだ?・・まァ、どっちも駄目だけどな」
クク、と神田は笑う。
ぢゃりっ
耳障りな金属音。
だがそれすら、神田の欲を煽る。
「ん、くぅ・・・ッ」
神田の首筋に顔をうずめて、リナリーは下唇をきゅっと噛んだ。
「・・・我慢するな。声、出せよ。・・・聞かせろ」
それは、とろけるほどの優しい声で。
けれど神田の指は、リナリーを責めつづける。
「ん、あッ、か、神田ぁ・・・ッ」
「は、奥まで見えてるぜ・・・?」
「やっ、見ないでぇ・・・ッ」
「あーあ、トロトロじゃねェか・・・」
「ん、ンッ、あ、あん!」
あふれる蜜を弄ぶように、激しく指を出し入れされ、たまらずリナリーは達っした。
ぢゃりん!とひときわ高く手錠が鳴る。
686神リナ:2005/06/16(木) 00:22:05 ID:APJAmRgx
「・・・ぁ、はあ、はあ、はあ・・・・」
「・・・リナリー」
荒い息のリナリーに、ちゅっと合図のようにキスをする神田。
イかされて敏感になったそこに当てられたモノがなんなのか、目隠しされていてもリナリーにはすぐにわかった。
「あ、まっ・・・!」
・・・ぢゃりっ!
手錠が抗議するように鳴った。
「ふぁあんッ!」
奥まで貫かれて、リナリーは腰を浮かせ弓なりに反る。
「あ、やッ、神田、ンッ、あ、あん、あぁッ・・・!」
ぢゃ、ぢゃりん!
神田は緩急をつけて、リナリーを上下に揺さぶる。

ぢゃりッ。
ぢゃりいんっ!

金属音が、淫らな水音を掻き消す。
だが間違いなく、神田自身がリナリーの中を蹂躙している。
「ッく、リナリー・・・ッ」
神田の荒い息が、リナリーの耳を撫でる。
「は、あ、ああっ、ん、ふぅ・・・!」
「っあんま、締めんな、よ・・・」
ぢゃりんぢゃりん!
「もォ、やあッ、あ、ああんっ!」
ぢゃり、ぢゃりりん!
この戒めが、リナリーにはひどくもどかしい。
すぐ側に、愛する人がいるのに、なにも見えない。
抱きつくどころか、その手で触れることも出来ない。
それなのに。

身体は、いつも以上に感じている。
687神リナ:2005/06/16(木) 00:23:48 ID:APJAmRgx
「ン、あっ、・・・あっ、ふぁ、ぁ、ああッ」
上気する頬。
上下に揺れる胸。
ほんのりピンクに染まる肌。
嬌声をあげる唇。
チラチラと覗く白い歯、紅い舌。
乱れるその様を思う存分、舐めるように、見つめる神田。

白い布で目隠しされたリナリーには、どろどろに溶けて繋がったそこから伝わる快楽と同じくらい感じて、いる。
その視線を。
だが、羞恥を感じる間もなく、快感が押し寄せてくる。
「んっ、あ、ああっ!や、あっ」

ぢゃり、ぢゃり!
激しい金属音が、部屋に響く。

「あ、ああッ、ダメ・・ぇ、もお・・・!」
「・・・もう、イきそう、か・・・?」
色香すら漂う、かすれた神田の声。
「ッあ、あ、あん、ああッ!」
激しく突き上げられ、リナリーは快楽に飲まれていった。
688神リナ:2005/06/16(木) 00:28:34 ID:APJAmRgx
「・・・・・神田のいじわる」
ボタンをとめ終わったリナリーは、じとりと神田を睨む。
「あ?」
神田はベットに寝転がって、リナリーが団服を着るその様子をぼんやり見ていた。
「どうせ外すなら、最初から外してくれればよかったのに・・・」
「どっちのことだそれは?」
神田のすぐ其処に無雑作に置かれている、白い布。
ベットの下には、外れた手錠が投げ出されている。
「どっちも、よ!」 ぷ、と頬を膨らませるリナリー。
「うるせェな・・・イイ声で鳴いてたじゃねェかお前」
「アレは、神田が・・・!神田がああいうのが好きだって言うから・・!」
「俺が言ったワケじゃねェだろ・・・真に受けやがって馬鹿か」
「・・・・・だって・・・」
「・・・まァ、たまにはこういうのもイイかもな」
神田は上半身を起こし、手を伸ばすとリナリーの髪を撫でた。
「・・・神田の変態」
「うるせー」
「神田・・・」 リナリーはぺたり、と神田の前に座った。
「・・・なんだよ?」
「おかえり。お誕生日おめでとう」
少しはにかむように微笑んで、リナリーは言った。
「・・・・」
ぽかん、とその姿を見る神田。
が、次の瞬間・・・
グイッ
「キャッ」
リナリーの細い腕を引っ張り、自分の腕の中に収め強く抱きしめた。
「・・・痛いよ・・・神田」
「あ?聞こえねェ」
神田はリナリーの顔に掛かっている黒髪を軽くかきあげた。
そして、まだほんのり蒸気している頬に手をそえると、愛しそうに見詰めて、そっと彼女に口づけた。
689名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:30:26 ID:APJAmRgx
長くてすまん。一応これで終りだ。
神リナ書き逃げ。
690名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:37:57 ID:APJAmRgx
orz付け足すの忘れてた…。ネタ古くてごめん。

1と2の間↓
「もう、いい・・・。手錠の鍵は何処だ、持ってんなら出せ」
「出せないの、あのね・・・」
「なんだよ?」
「背中の・・・団服の、中に・・・」
「団服の、中・・・?」
オウム返しする神田。
「背中から鍵を、入れられちゃって・・・・えっと、ラビに・・・ごめん」
顔を赤らめて、さらに俯くリナリー。
「あの野郎・・・ッ!」
頭を抱えるようにかきむしる神田。
691名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:58:53 ID:bq3TQI7N
グヂョーヴ!
神リナも良いねー
692名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 20:57:36 ID:9A7y8aD4
神リナGJ!!



ついでにリナリー×コムイで親近相姦キボン
693名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 03:27:28 ID:OudFNmQU
神リナGJあげ!!!!

694名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 11:30:02 ID:meD7MrYY
GJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
695名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 13:05:34 ID:f8tAyBuo
久々に神、だが私は決してGJすることを忘れない。
696名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 00:06:14 ID:i2u37CTc
保守
ネ申様、アレソリナリーきぼん(*´Д`)
697アレリナ:2005/06/29(水) 22:28:53 ID:OK2eHNYa
「犯してあげましょうか?」
「は…?」
よりによって、こんな所でそんな台詞を吐かれるとは思わなかった。
リナリーがその一言に身じろぎすると、リナリーの後ろに座っていたアレンはニヤリと笑った。
腕をぐいと引かれ、そのままベッドに押し倒される。瞬時に頭の中は真っ白だ。
訳がわからず混乱するリナリーを組み敷いて、アレンの骨ばった手がリナリーの頬を包んだ。
「ッ…!」
「怖いですか?」
「ちょ、何いきなり…や、ぁッ!」
着ていたシャツを引っ張られ、白い腹が露わになる。
身体をすくめ、その瞬間に腰を浮かせてしまったリナリー。シャツは胸の上までたくし上げられる。
そこには無防備な膨らみが、確かに2つ存在していた。
夜、上の下着は着けないと言うのがリナリーの習慣になっていた。
アレンはそれをあえて包む込むように触らず、指先だけで先端部をつついた。
「ひァっ!?」
「え?」
「え?って…、ん……や…だぁッ」
「ちょっと静かにして下さいね」
「!」

@続…いてもいいですか。
698アレリナ:2005/06/29(水) 22:32:11 ID:OK2eHNYa
「なっ…!?」
一気に顔が紅潮すると、アレンはその様子を見てくつくつと笑った。
リナリーが恥ずかしさのあまり顔を真横に傾けると、いきなり首筋に噛み付かれた。
ぬらりと現れた舌の感触に寒気に似た感覚が背筋を伝い、リナリーの脳内で暴発する。
アレンのさらさらした髪が、首筋周辺でリナリーの肌を撫でた。
「きゃぁッ!!あ…んッ!」
「…」
「ん、あ…ぅんっ、ふぁ…」
「本当に…初めてですか?」
「え…?」
そんなの、当たり前じゃないかとリナリーが言い返そうとしたとき。
アレンが突然、リナリーの両手首を左手だけで拘束した。
只でさえ、両脚は彼の両脚に挟まれて、身動きがまともに出来ない状態なのに。
再び唇を塞がれると、今度は甘くてとろけるような感覚に襲われた。
嫌なはずなのに、どうして。
「んっ、ふ…ぁ…!」
今度はより深く、より執拗に絡み取られる舌。頬が熱い。頬だけじゃない、全身が。
どうしてだ。腰が疼く。今まで感じたことの無い下腹部の違和感が、リナリーを不安にさせた。
動くたびに太ももが擦れ合い、自分の身に起こっている事態が酷くなる気がする。
やけに、疼くのだ。何がと言われれば判らない。ただ、どうしようもない不安感が身体を満たす。
「ん…ぁ…―――」
「そんな眼で見ないで下さい、抑え効かなくなっちゃいますから」
「でも…な、んで……こんな、こと…アレン…?」
「いちいち理由なんていります?」
そして、露わになったまま放置されていた乳房に、アレンの冷たい手が触れた。
699名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 22:46:48 ID:QAO1FB8N
ワクテカ
700名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:55:39 ID:Ro3v1xQl
なんか禿しいのキター(*´Д`)
701名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 00:15:56 ID:nf/VSs2M
うひょー
702アレリナ:2005/06/30(木) 15:27:34 ID:N+c+zPSR
彼の手に包まれてもなお余りそうな程に成長しているそれは、ふわふわと柔らかい。
じんわりと温かい感触が伝わる気がして、一瞬身震いをするリナリー。
背筋が、凍りそうだった。その眼光に、体中がフリーズしてしまう。
ゆっくりと揉まれて、酷く安心してしまったのは何故だろう。
異性に触れられることなど、今まで全く無かったリナリーにとって、この瞬間は恐怖感に捕らわれてもおかしくはないのに。
「い…ッ」
「感じてるんだ、可愛い」
「…ん、あぁ…っ」
「満更でもないみたいですね、その様子だと」
指の腹で先端を撫でるように転がしてやれば、跳ね上がる声。
湿り気を帯びた下腹部は、更に湿度を上げてゆく。軽くつまんでやると、ピクンと肩が跳ねた。
つまんだまま、くりくりと動かしてやれば声を上げて、転がしてやれば漏れる吐息。
アレンはそれを見て、突起を口に含んだ。
「ぃ、やっ…!?」
生暖かいアレンの口内で弄ばれるそれが、酷く敏感になっていて。
歯に触れるたび、体中がビクビクと反応してしまう。
物足りないと感じてしまった自分が、恐ろしいと思った。
何度も舐られて、リナリーは何度も意識を手放しかけた。
異常なまでに、身体は熱い。
「や…め、アレンッ!無理、むりぃッ…ぁん!」
「胸だけでこんなに感じてるひとは、見た事ないんですけど…」
「やぁ…ア…」
硬くなった乳首を指で押され、今度は体中が小刻みに波打った。
紅く染まった頬が、いやに可愛らしい。
リナリーの穿いていたジーンズに、アレンの手が伸びる。
へその下に指先が触れた瞬間、リナリーの腰が浮いた。
703アレリナ:2005/06/30(木) 15:33:53 ID:N+c+zPSR
一気にボトムスを剥ぎ取られ、下に穿いているものはショーツだけとなる。
「ひゃっ!」
「濡れてる…本当に処女ですか?」
「な…、ヒッ!!」
脚を掴まれ、無理矢理広げられた。
リアクションを取る間もなく、アレンはそれ以上脚が閉じないように自分の胴体を挟んでしまった。
下着の上から割れ目をなぞられて、リナリーの身体は大きく弓なりになった。
まだ軽くなぞられただけなのにも関わらず、リナリーの反応はアレンの予想以上であった。
実体験の無いリナリーにとって、それがどんな事を示すのかはわからない。
「…本当、何も知らないんですね…リナリーは」
「ぇ…キャァッ!!」
「大きな声出さないで下さい。隣に聞こえます…ま、貴女がいいならいいですけど」
「…!」
隣の部屋には、神田がいる。
リナリーはとっさに口を両手で塞ぐ。いつの間にか、両手には自由が戻っていた。
それさえも、気付かなかったのだ。
「んっ、うぅ…」
「さて、どこまで大声出さずに耐えられるか…見せてもらいましょうか」
「ひぅっ、んん…ッあ!」
痛みよりも恐ろしい感覚に、完全にリナリーは怯えきっていた。
何度も行き来するアレンの指が、妙にゆっくりに感じた。
割れ目をなぞるのを繰り返すうちに、下着はその向こうの様子を浮かび上がらせる。
下着の向こうから秘所を軽く押されて、リナリーは悲鳴にも似た声を上げた。
アレンが「だから、聞こえますよ?」と脅しをかければ、リナリーは目にうっすらと涙を浮かべて首を横に振る。
リナリーにとって、神田と合わせる顔がなくなってしまうのは絶対に嫌なことであった。
それはアレンでも同じことだったが、既にこの行為がいつ終わっても、合わせる顔などあるはずが無い。
リナリーの中で、何かがはじけた瞬間だった。

@…そんなに禿しいかな…満足してもらえれば幸い。
704名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 15:53:37 ID:dA3RXaPK
ボトムスで一瞬スコープドッグが思い浮かんだ俺は負け組('A`)
705名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 16:10:35 ID:cPHAq+Pl
>>704
('A`)ノ
706名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 17:56:01 ID:nf/VSs2M
うひょー
707名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 18:53:35 ID:oPS6WKYz
>>703
続き!続き!
708名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 19:27:22 ID:aWluFAPE
いぢわるアレン萌えス(*´Д`)
709名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 21:52:30 ID:4XS9fd9F
愛のある凌辱に期待揚げ。
710妄想特急:2005/06/30(木) 21:59:13 ID:1LEKeGI2
こうして僕たちはいつもの駅で別れてそれぞれの帰路についた。僕の家___鳴滝荘に到着するやいなや僕は早速今日出された課題に取り組んだ。
銀先生の折檻だけはごめんだ。

「ここをこうしてっと・・・・よしっ!これで終わり」
ふと時計を見ると9時前を指していた。課題にずっと集中していたため、こんなにも時間が経っているとは思わなかった。
部屋を見回すと、見慣れない箱が置いてあるのに今更気づいた。見ると、どうやら母親からの仕送りらしい。
その箱を開けると、中には一通の手紙とたくさんのリンゴが。    
「  隆士へ  親戚の方がリンゴをたくさんくださったので少し送ります。
絵本の勉強を頑張るのもいいけれど、くれぐれも体に気をつけて    母より 」
「・・・母さん」
僕はその時改めて両親に感謝の念を抱いた。
「追伸  出世する日を楽しみにしてるわよ♪」
「・・・・」
とにかく僕は感謝した。
(朝美ちゃんかな?この荷物ここに持ってきてくれたのは・・・そうだ、またみんなにお裾分けをしよう)
そうして僕は、リンゴを袋に分けて部屋を後にした。最初に3号室の桃乃さんの部屋に向かった。
711妄想特急:2005/06/30(木) 22:02:33 ID:1LEKeGI2
ごめんなさい、書くトコ間違えました。本当に
アホです。ごめんなさい。本当にごめんなさい。
712名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:10:43 ID:Oy3yDI5a
>>711
キニスンナ

>>703
こういうの大好き(;´Д`)ハァハァ
ネ申様楽しみにしてますネ申様!
713703:2005/06/30(木) 22:21:52 ID:N+c+zPSR
「ッ!」



突然下着にかけられた指が強引に引っ張られた。
「な…やだッ!」
下着を剥ぎ取られ、とうとうまともに纏うものさえなくなってしまう。
胸と両脚をさらけ出した姿は、服の意味をまるで成していない。
じっとむき出しになった秘所を見つめられ、泣き出す寸前のリナリーが必死に抵抗しようとする。
でも脚はこれ以上閉じることが出来ない。怖くて、体も動かない。
「や……見ないで、見ないで…ッ」
「じゃあこれでどうだよ?」
「ぁんッ!や、ひっ…あぁぁアァッ!」
「だから聞こえる言ってるでしょう。そんな事も解らないんですか?」
罵声を浴びせられて、リナリーはもっと狂いそうな甘ったるい感覚に襲われる。
指で直接そこを撫でられて、リナリーは初めての感覚に不安でいっぱいいっぱいの様子だった。
陰核に指が触れ、先ほどの乳首と同じ様に弄られると、リナリーは妙な感覚に捕らわれっぱなしになる。
狂ってる…瞬間的にリナリーはそう思った。
「や…アレンく…、んんっ」
「ほー、まだそんな余裕があったのか」
「えっ、キャ…い、痛ッ!!」
強引に、1本の指が秘所に突っ込まれた。
濡れていた。確かに濡れてはいたのだが、初めて感じるその部分の違和感に、リナリーは泣き出しそうな顔でアレンを見上げる。
もぞ…と内部で指が動けば、ピクリと身体は反応する。脳と身体が、相反する。
くちゅくちゅと、卑猥な音が耳に焼きつく。
「痛いですか?」
「痛い…やだ、抜いてぇ…ッ」
「リナリー、まだ指1本しか入ってませんけど…大丈夫なんですか?」
「え、や…アッ!」
「動かしますよ」

@703の続き。まだまだ続きます。
714703:2005/06/30(木) 22:26:29 ID:N+c+zPSR
まだ1本だけだ。それでも痛いとリナリーは言う。それでもキツいとアレンは思う。
リナリー自身、こんな行為を全く知らないわけではない。実際に体験した事がなかっただけだ。
頭ではわかっている。でも身体はそんなこと知るはずが無い。だから怖いのだ。
指が抜き差しされて、リナリーの其処からはみるみるうちに愛液が溢れ出す。
前にも増した、厭らしい水音が木霊した。
「はぁん…アッ、あぁっ!」
「だから、まだ1本だけですから」
こんなに感じてる女なんて初めてだ、とアレンは徐に指の本数を増やした。
2本埋まると、やっぱりそこはキツく絞まっていて、水音は一気に鈍いものへと変わった。
痛みに顔を歪めたリナリーだったが、そこには多少の快感もあるのだろうか、唇からは止め処なく溢れる嬌声。
中で別々に指を動かせば、たちまち腰を浮かせてビクビクと肉壁を痙攣させた。
愛しげに曲げた指を内壁に沿ってなぞった。わざとゆっくりと指を抜くと、リナリーは不安げな目で宙を仰ぐ。
指先に絡まったリナリーの愛液をぺろりと舐め取ると、リナリーは小さな声で「やめて」と願った。
アレンが耳元で、そっと囁いた。まるで悪魔の様な、冷ややかで恐ろしい声で。
「挿れますよ」
「…え…―――」
「力、抜いてて…ね?」
「え、あ…いぃっ!痛、アァァッ!!」
「キツ…」
激痛が全身を貫いた。次に、声にならない痛みがリナリーの口から漏れる。
目をぎゅっと瞑った瞬間、アレンが心底つらそうな声をあげた。
膨張したアレンのそれは、リナリーの入り口付近でギチギチと悲鳴をあげかけていた。
「力抜いてください、まだ先しか入ってませんから」
「…!?」
これだけ痛いのに、まだなのか。
リナリーは再び次に来る痛みを堪えるべく、身を強張らせた。
アレンはリナリーの前髪をそっとかきあげて、優しく言葉を発す。
柔らかく、それでいて温かな。
「大丈夫、怖くありませんよ」

@毎回E-mailのところに入力するのを忘れて上がってしまう…
 ホントすみません。と言う訳でまだ続きます。
715703:2005/06/30(木) 22:29:04 ID:N+c+zPSR
「なーんてね?」
「ヒッ、ア…あぁああぁっ!」
安心感で、一瞬弛緩した肉壁の間を、悪魔が突き破った。
なんて騙すのが上手いのだろうか。異物感で満たされたリナリーの膣内は、張り裂けんばかりの締め付けだった。
アレンがニヤリと笑うと、激痛に全てを支配されたリナリーが声にならない悲鳴をあげて腰を動かそうとした。
ぐっと腰を押さえつけられ、それもままならず。ただリナリーは、痛みの次に襲ってくる熱さに、唇をかみ締める。
「痛ッ、い…あぁあっ!」
「少し、黙ってて下さい」
アレンの大きな手が、リナリーの小さな口を覆った。
「んーっ、ん゛ッ!」
「噛んだらもっと酷いコトしますよ」
「ん゛っ、ん…んんッ!!」
「…覚悟して下さいね」
ゆっくりとアレンのものが引き抜かれようとした。リナリーは大きな手で口を塞がれ、喘ぎながら激痛と戦っていた。
入り口ギリギリまで引き抜いて、一気に奥まで貫く。リナリーは奥を突かれる度に、痛みと同時に襲ってくる妙な快感に溺れかけていた。
痛いはずなのに、身体は反応する。やっぱり私は、変なの?
溢れ出す愛液に混じった紅が、真白のシーツを汚す。その紅さえも、リナリーの白い肌を彩った。
何度かピストン運動を繰り返した時のこと。
「んっ、ンン…ん!ふぅ…ァッ」
「大分、慣れたかなぁ」
「ぷはっ…あ、アァ、ん…いやあ!」
「…とても初めてとは思えませんよ。ねぇ、リナリー?」
「…あ……ねぇっ、ひ…ゃぁッ」
「何ですか?」
「たりな…ぁ、っと…っねが…!」
初めて、リナリーがアレンに要求した。
艶かしい雌が表面に浮き出たリナリーは、腰をくねらせてアレンに懇願する。
これでは足りないと、めちゃくちゃになるまでしてほしいと、リナリーは小さく言った。
アレンはリナリーの額に口付けを落とすと、先程よりももっと厭な笑みを浮かべる。
「もう「いや」とは言わせませんよ?」
716703:2005/06/30(木) 22:34:48 ID:N+c+zPSR
「ん…」
「いいんですか?」
「ん、いいっ…早く…ッ!」
「うわ…どんな心境の変化でしょうね」
リナリーが答える間もなく、アレンは一旦自分をリナリーから引き抜き、リナリーを無理矢理四つん這いにさせた。
そして躊躇いもなく後ろから貫くと、さっきよりも激しく腰を打ちつけた。
肌がぶつかり合う音と同時に、快感に溺れたリナリーの喘ぎ声が、更に大きくなってあふれ出る。
狂いだした歯車は、止まらない。
「っあ、あ、あぁっ…!」
「ッ…」
「い、やぁ…んぅ…いッ、あぁ…ん!」
「声、もっと聞かせて下さいよ」
振り返ったときに見せたとろんとした目が、アレンの理性をプツンと切る。
余裕なんて、元から無かった筈だが。
「…い、あ…もう、駄目ぇっ…!」
「まだです」
登りつめかけたリナリーの乳首をつまんで、これでもかと言うくらい執拗に焦らす。
もとより、自分自身こんな余裕は無い。できるなら、もう直ぐにでも果ててもいいと思う。
だがここであえて意地悪いまねをするのは、アレン自身頭の片隅に残っていた僅かなプライドがそうさせたのだろう。
主導権を握るのは、今もこれからも自分だと、言いたいかのように。
「アッ…ひゃぁ、やだっ…おねが…っ、あ……!」
「…ッ」
717703:2005/06/30(木) 22:35:49 ID:N+c+zPSR
一気に突き上げた途端、リナリーは小さな悲鳴を上げた。
同時に放たれた熱は、そのまま彼女の内部にぶちまけられる。
一際大きな嬌声をあげて、リナリーが脱力した。
虚ろな目で振り返ったリナリーを再び仰向けに押し倒し、口付ける。
「…リナリー」
「…?」
「綺麗だ…」
何の心の準備もないまま無理矢理抱かれて、初めてなのに中に熱を放たれて。
脳内の整理が追いつかない状態で、リナリーは汗でじっとりと濡れたTシャツを、自分の意思で脱ぎ捨てた。
首元や鎖骨、肩のラインが露わになり、乱れた呼吸を整えながら、リナリーはほっとしたような笑みを浮かべる。
「…アレンの方が、…綺麗、よ」
「男が綺麗って言われて嬉しいと思います?」
「だって綺麗なんだも…んんっ」
リナリーの鎖骨近くに唇を落とし、紅い華を咲かせたアレン。
順序は違ったかもしれないが、白い肌に紅がとても映える様は、アレンにとってとても満足感を得られるものであった。
「平気ですか?」
「……無理…」
「初めてなのに…少しやりすぎちゃいましたかねぇ?」
「最低…」
「その最低な人に犯された挙句、乱れ狂って啼きまくってたのは誰ですか?」
「…」
現在の時刻は午前1時過ぎ。月さえも暗闇に溶けていきそうな夜。
まだまだこれから、かもしれない。


『夜ノ夢』...Fin
718名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:39:01 ID:nf/VSs2M
うひょー
719名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:39:12 ID:Oy3yDI5a
GJ!
720703:2005/06/30(木) 22:41:45 ID:N+c+zPSR
ただ無理矢理なだけじゃリナリーが可哀想だったので、ラストは甘くしてみました。
期待に沿える作品であったかは少し不安なところもありますが、とりあえずここで終了です。
リナリー可愛いですよね、大好きです。アレンは旅の途中に色々と経験したんでしょうね(笑)
一応シリーズとして書いた「夜ノ夢」でしたが、読んで頂いてありがとうございました。
続編・・・あるかもしれません。何かいいシチュありませんか?
721名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 01:14:43 ID:qZBbSggw
WJ!・・あ、ま違った、GJ!!!
722名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 23:01:33 ID:C0yVZbRB
G・J

このアレンは翌日からまるで何事も無かったかの様に振る舞ってリナリーが内心穏やかでないのを観察して楽しみつつ
我慢できなくなって夜中自室まで問い詰めに来たリナリーを藪蛇とばかりに寝床に引きずり込むアレンですな
723名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 23:44:21 ID:/f+N/LGJ
アレンに萌えた(*´Д`)リナリん感じ杉、かわぇえ〜
自分、エチーのときはアレンは絶対キチィクと思ってるので´`ァ´`ァさせて
頂ますたyo!
コムイ兄さんやユウに思わず嫉妬しちゃったアレンとか見てみたい。
リナリーにお仕置きとか。
724703:2005/07/02(土) 00:27:07 ID:p8ZlMlVr
みなさんありがとうございます。

>>721さん
 ナイスWJ!

>>722
 なかなかイイですね…よし、チャレンジしてみます。

>>723さん
 いいですね、書いてみたいです。
 て言うか書きます。書かせて下さい(笑)
725名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 18:48:24 ID:A20sWZ42
とりあえずWJを流行語にしようか。
とにかくW・・・GJ。
726名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 14:49:41 ID:VQLlqO29
神田とミランダは実際まだ会ってないんだけど、すごいイイ気がしてきた。
完璧鬼畜とドジッ子M、妄想が止まらんハァハァ
727名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 18:10:14 ID:VxzdJx98
自分も!!
つい口が悪くなる神田におどおどしてるミランダさん…(*´Д`)
728名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 21:16:52 ID:2UEDfkng
リナリー総受けが萌える!裏アレン、神田、ラビ、ティキ・・・ 萌!!
729名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:40:08 ID:Dubsd4f5
スーマン×リナ…
730名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 15:16:01 ID:xN477Gi9
(腹黒い)ラビ×(ラビを信用しきってる)リナリー…
731名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 18:09:41 ID:ZjMKRJCQ
こんなのはどうでしょう?【 アレリナ前提】
アレンとリナリーが付き合ってる事知った神田⇒
ドス黒い嫉妬心からリナリーをレイプ⇒
アレンにばらされたくなかったら関係を続けろと脅迫⇒
ラビがその事気がついて、さらに脅迫(もちろん体求める) ⇒
結局アレンにばれてアレン激怒のはてにリナリーをグチャグチャに・・・
(T_T)自分に文才あったら書きたい・・・だれか書いてくれー(;o;)!!
732名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 18:59:28 ID:0ivdpFVA
>>730
それいい!
733名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 20:03:44 ID:7BhKHvLU
>>726
俺としてはミランダさんにツンデレな神田とかハァハァ
いや、男にツンデレっていうか知らんが
734名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 21:53:09 ID:W3FAFhIK
男にはあまり使わん気もするが、他にいい言葉もないし、いいんじゃないか?
割とツンツン系のキャラは少ないせいか、神田は貴重なツンデレキャラかもしれない。
女性キャラだと、ロード辺りが該当しそうだが、ちょっと路線が違うような気がする。
735名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:09:01 ID:fTxTmWWs
ロートたまはツンデレっていうか、イケイケロリータだとオモ。
ティキ×ロードとかロード×アレン(ロードがアレンをめちゃくちゃにする)に萌えるー。
736名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:16:14 ID:UGMyAzcR
ロードとアレンテラモエスwwwwwwww

いや、マジで神様ヨロ!!
737名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:49:02 ID:TV78Htfk
流れを読まずにコムリナ投下しまつ
すんません
738コムイ×リナリーと見せかけてリナコム:2005/07/09(土) 01:51:29 ID:TV78Htfk
仮眠室に入るなり、コムイは妹の身体を抱きしめた。
頭を優しく撫で、黒髪の感触を楽しむように彼女の髪に指を絡ませる。
「リナリー」
リナリ―は名前を呼ばれて返事をしようとしたが、その前に唇を塞がれた。
少し強引なキスに苦しさを覚え、もがいてはみるものの、それすら壁に押し付けられて制された。
苦しくなって開いた口からコムイが侵入してくる。
探るように、且つ大胆に蠢くそれに、舌と同時に、意識すらも翻弄される。
口内が侵食されてしまえば、苦しさはすべて甘い感覚へと変わった。
チュクチュクと唾液が絡まる音がして、溢れた生暖かい唾液が口の端を伝っていく。

吐息混じりにリナリーが話しかけた。
「コ、コムイ兄さん…どうしたの?いつもの…兄さんじゃ、ないみたい…」
「ん?どうもしないよ。ただ…ものすごくリナリーが欲しいんだ、それだけだよ」
コムイはそう言うと、被ったままだったベレー帽を床に落とし、片手でリナリーの服の襟元を下げ、
その白い首筋に舌を這わせた。
びくッとリナリーの身体が反応する。

「正直ね、リナリ―の身が心配で気が気じゃないんだ。…周りは野郎ばかりだからね」
「…そんな、考えすぎよ兄さん。…中には怖い人もいるけど、皆いい人ばかりだもの」

「本当にそう思うかい?」
「?リーバーさんも、ラビも、科学班の皆だって…悪い人間じゃないわ。気さくで優しいわよ」
コムイは体を少し引き、首を傾げる妹に目線を合わせた。
「優しい!?…ま、まさかリナリ―。あいつらにな…何かされたんじゃないだろうね…」
若干上擦りながら訊ねると、リナリーはきょとんと兄を見つめた。
「そんなことあるわけないじゃない!もう。兄さんってば」
「そ、そうか…それならいいんだけどね」
コムイはホッと安堵して答えた。もし万が一のことでもあったら…、即刻やつらを闇に葬ってやるつもりだったが。
739コムイ×リナリーと見せかけてリナコム:2005/07/09(土) 01:52:58 ID:TV78Htfk
「それにしても、リナリ―は警戒すると言うことを知らないのかな」
リナリーは微かに眉を寄せた。
「警戒?」
コムイはため息をつきながら「大人の男を見くびるとどうなるか、知っておいた方が良いね」
そう言って手を伸ばした。
コムイはリナリーの団服のボタンを素早く外すと、はだけた襟元に手を掛け肩が出てしまうほどにそれをずり落とした。
白い肌があらわになる。

「ちょっ、兄さん!」
リナリ―はいきなりのことに吃驚した。
これが初めてではないとはいえ、いくらなんでも強引すぎる。
リナリーは焦っていたが、コムイは全く気にかけた様子もなく、
首筋にキスを落としはじめる。
そして、自然にソファに押し倒される形になってしまった。

「コムイ兄さん…!ちょっと、待って…やだッ」
「待たないよ」
コムイはそのまま何度も首筋や鎖骨に口付け、赤い華を散らしていった。
リナリーの背に手を回し、器用にブラジャーのホックを外した。
プチンという音と共に、まだ成熟しきっていない柔らかな胸が揺れる。

その体は、小さい頃・・一緒にお風呂に入っていたリナリーだ。
でも、今はあの頃とは全然違う。
何時の間にか、彼女はコムイの記憶の中の幼かった少女ではなく、大人の女性へと変わりつつある。

コムイはゆっくりと胸に手を這わせ、柔らかさを確認するかのように揉み始めた。
740コムイ×リナリーと見せかけてリナコム:2005/07/09(土) 01:55:02 ID:TV78Htfk
「ふぁ…んっ」
鼻に掛かった色っぽいリナリーの声が漏れた。
コムイはにこリと満足げに妹を見ると、その双丘を集中的に愛撫する。
「くぅん…やぁ…ん」
たまらずまた声が出る。
コムイは口でそれを塞いだ。
「!!んっ…くっっ」
コムイの舌が生暖かく、イヤらしい動きで誘い、舌も意識すらも持って行かれそうになって、
リナリーは慌てて自身を立て直した。
その隙にミニスカートに手を入れられ、下着が降ろされ触れられる。
「ひゃぁ!」

すでにコムイを感じていたそこは熱く湿っていた。
開かされた足の間にコムイが手が割ってはいる。
「や、…恥ずか…しい」
リナリーはそう言ってコムイの首を抱き締めた。

くちゅくちゅと水音を立てリナリーを弄ぶ。淫靡なその音に煽られて声が止まらない。
「ぁん!…ぁあッ、や…ッん」

声が誰もいない部屋に響いた。
それを誰かが聞いているかもしれないと思うと、
なおさらイヤらしい気持ちになってしまう。
コムイは、わざとじらすように、リナリーの中を指でなぞった。
「くぅ…ん、兄さん……意地悪っ…」

必死にしがみつくリナリーの耳もとに、コムイの熱い息がかかる。
「リナリーがあんまり可愛いから、だよ」
そう低い声で言われ、軽くの耳を噛まれたリナリーは更に熱く火照らせた。
「んんっぁはあっ」
741コムイ×リナリーと見せかけてリナコム:2005/07/09(土) 01:57:33 ID:TV78Htfk
動く指を増やし、奥まで深くかき回される。
もうそれだけでもイキそうになり、何回も限界に達するが、
でも、コムイはそれを熟知しているかのようにそらした。

「…もう…だめぇ」
すると、動き続ける指が急に止まり快感が途切れた。

「や、なんで」
火照った体が続きを欲しがり、リナリーは目に涙を溜めて抗議した。
「ダメ。って言ったのはリナリーでしょ」
コムイはわかっていてその指を抜く。リナリーはびくりと大きな反応を返し、溜息を漏たした。

「はぁ…お願い……」
顔をそむけながら小さな声で呟かれる。
「ん?何をだい」
内腿をなぞりながら問い掛ける。
「や、そんな」
腕に力がこもる。
「どうして欲しい。言わなきゃわからないよ」
焦らせられるだけ焦らす。
触れるギリギリまで指をのぼらせて引く。
742コムイ×リナリーと見せかけてリナコム:2005/07/09(土) 01:58:21 ID:TV78Htfk
「つ、続けて…」
リナリーが真っ赤になり掠れた声でそれだけを告げた。
まだダメだ。
「続けるだけでいいのかい?」
ほんの少しだけ触れてやると体を逸らして喘ぐ。
「んっ…や…コムイ兄さん、の…欲しい」
本能が口をついて出る。

ようやく言ってくれたね、と言わんばかりに
コムイはリナリーの片足を曲げさせ胸まで押し上げた。
中途半端に掛かっていた下着がするりと床に落ちる。
そして、熱くなった己を濡れて赤く染まった秘部にあてがう。
「あ…はぁ・んあ……あああん!!」

指よりも熱く硬いものが中心を目指し入ってきて、くちゃ、っとイヤらしい音がでる。
リナリーは堪らなく恥ずかしくなって目をそらした。
「何を、感じる?」
意地悪に耳元で問われる。最奥まで入ってきたコムイはそのまま動かない。
リナリーはもうほとんど本能のままに自分で腰を振った。
自然と声が出て、何も考えられない。
「ん、ンッ、ぁあん!兄さっ…、コムイにい、さん!」
ヒクヒクと蠢くそこは、時に柔らかく時にきつく締め付けた。

* * * *
743コムイ×リナリーと見せかけてリナコム:2005/07/09(土) 02:00:02 ID:TV78Htfk
こちらも耐え切れなくなりそうだった。
焦らしているつもりが焦らされている。
目の前で妖しく動き嬌声を上げるリナリー。
「やぁ、んあっ・・・ああっっ。」
ビクビクと痙攣する。コムイは耐え切れず、思わず自身をリナリー の中から引きずり出した。
「ひやぁんっっ」
突然抜かれた快感が背中を走る。
弓なりになったリナリーをコムイはが苦しそうに見つめた。
もう、理性のかけらもないリナリーは思わずコムイの脱げ掛けた白いコートに手を掛けると、
今度は逆にコムイをソファに押しつけ脱がせ始めた。
「リ、リナリー…」
「最後までほしい、の…」
上半身すべて脱がされて、もたれて座るコムイの、もう限界であろうソレを
今度はまたいで、上から徐々に自身でくわえる。
「んふぁ…んっ…くぅ」
リナリーは徐々にまた自分の体重によってのめり込む快感に、たまらず喘いだ。
汗ばむ二つの体がぴったりと密着する。
「くっ…」
コムイがリナリー胸のあたりに顔を傾けると、両手で抱きしめられた。
柔らかい双丘の頭が閉じ込められる。甘い匂い。
遠い昔感じた、亡き母のような安心感。
744コムイ×リナリーと見せかけてリナコム:2005/07/09(土) 02:00:31 ID:TV78Htfk
硬くなった先端を舌で舐め、押し潰し、甘噛む。
その度に声が漏れ、さらに強く締め付けられる。
細い腰を抱き返し、己を打ち付ける。
一際高い声をあげ、達し、締め上げられると、コムイは一番深くまで己を突き入れた。
「んっあぁッ!…ふぁ、ぁ、ああッ!!」
リナリー の体の中心が一気に熱くなる。
頭の中が白く飛び、あまりの快感にか背中が弓のようにそれた。

二つの密着した体の汗が糸を引き、乱れた服に二人の愛液がしみてゆく。
ぐったりとした リナリーがコムイの肩に寄り掛かった。
「…リナリー ?」
呼びかけても返事がない。そうやら気を失ってしまったようだ。
自分としたことが気遣ってもやれなかった。
汗が冷たく引いていくのが心地よい。

「…ごめんね。大好きだよ、リナリー」
コムイは妹の小さく華奢な肩に手を回し、その黒髪に優しくキスを落とした。
745名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:04:38 ID:TV78Htfk
近親相姦いいのかな…(;´Д`)と思いつつ終りです。
失礼しました。
746名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 16:29:58 ID:slPcR7mi
GJ!萌えた
747名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 03:30:39 ID:41b+HItv
ロード×アレンで脚コキとかモエス、と言ってみる
748名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 18:52:31 ID:pqLc7vYb
>>747
うわ!!それ(・∀・)イイ!!
神様キボン!!!!!!!
749名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 19:41:01 ID:OKziycnn
アニタ×アレンとか…
750名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 20:07:41 ID:KGo2vOc6
足コキ…リナリーでもロードたまでも(・∀・)イイ!
751名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 20:50:18 ID:85x8Fpbc
ティキに犯されるリナリーを見て不本意ながら興奮するアレンをロードが足コキ
752名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 21:21:52 ID:qnmDJUUh
取りあえず足コキだな。
アレンとリナリーかアニタかロードか・・・。
753ロード×アレン:2005/07/13(水) 00:18:48 ID:27aeQpHt
「くっ…うあぁ…やめ、ろ…っ」
「どーしてぇ…?こんなに大っきくしちゃってるのにぃ」
少女---ロード---は引き締まった脚でアレン自身を扱き続ける。
屈辱的な姿勢で緊縛されている彼は、歯を食いしばって睨む。
「アレンって変態なんだね、こんな事されて勃ってるんだからぁ…」
「……ッ!黙れ!…ぁ…んんぁ、はっ」
反抗すればする程、彼女は官能的な絡みを深めてくる。
いっそ理性なんて捨ててしまえば、楽になれる。
(駄目だ、なんとか…しないと…どうにか…)
「ほらぁ、何処見てんの…ん…また大っきくなった…ッ」
(どうにか…しないと………ッ)
彼女の無邪気な笑みがどんどん歪んでいく。
いや、世界が歪んで……歪んで……




「アハハッ!きゃははは!!アレン、気絶しながら出しちゃったぁ…」
脚に絡む白濁色の液を眺める。
「まだ元気そ−だし、すぐ起きるでしょぉ」
存在を痛々しいくらいに主張するソレに接吻を落として、ロードは微笑んだ。
754名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:39:43 ID:sHpZDlpe
>>753
乙!!!!!GJGJ!!!!!!!!!!
しかし神よ!!なぜあなたは私に長文ではなく短文をあqwせdrftgyふじこlp;@:
755名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 16:24:08 ID:4vm2OVMU
>>733
そ れ だ !!
神田×ミランダよみてえええええええっええ(゚∀゚*)!!!
いや、ミランダものなら何でも…何でもこいバッチリ来い!!
756名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 19:44:50 ID:njkTr2s/
神田とミランダって本編で会ったっけ?
757名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 23:20:39 ID:nmJSnN7l

「あ……私、やせっぽっちですからつまらないですよ……?」
「つまるかつまらんかなんて俺が決める、黙ってろ」
「はい……」
 何度も犯された汚れた体、いや、今の体は純潔のままだ。
その体を後ろから抱きしめている男の手に、自分の手を重ねるミランダ。
だが、彼女はあの繰り返す日々の中で男たちに犯され、男たちの射精を促す術すら知ってしまった。

(体じゃなくて……汚れているのは私の……心なんだわ)

 なんだか自分の肩に顔を埋めて抱きしめてくれている男、神田を裏切っている気がして、罪悪感がミランダの心を苛む。

ぐす……っ

「っ!!??お、おい……俺、何かしたか?」

 ミランダの瞳から気づかぬ間に涙が零れ落ち、嗚咽が神田を慌てさせる。
アレンたちが見たら「誰ですか、あなた」と言われそうな心配げな表情でミランダを見つめる。
その表情が、自分を想ってくれる男の姿が、更にミランダの胸が痛む。

「いえ……ひっく……ちがいます…ちがっ…ひっ…違うんです…私……っ、わたし…」
「ったく、どうしたってんだよ……ほら、泣くなよ」

 目元に溜まった涙を自らの指でぬぐっていく神田。
あったかい指、あったかい優しさ……図々しいとは分かっている、だが、ミランダの心は彼に甘えることを選んだ。
「う……あ……ユウくん……っ!ユウくんッ!!」
「おっ、おいっ……」
「うっく……ひっく……ひんッ…」
「チッ……その呼び方は止めろって言ったろうが……」
  自分の胸に顔を埋めて嗚咽を上げ続けるミランダの頭を優しく撫でながら、彼女が落ち着くのを待とうと思った。
小さく震えながら泣き続ける彼女はまるで小動物のような可愛らしさがあった。
758名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 23:31:48 ID:nmJSnN7l
 10分、いや20分だろうか……?
「ありがとうございます……もう、大丈夫です」
「……ああ」
しばらくそうしていたミランダが、もぞもぞと体を起こして顔を上げると神田の瞳をまっすぐ見た。
泣きはらした眼が自分を見つめるのが、なんだか照れくさくて神田は制服の袖口を直す振りをしながら瞳を逸らす。

「わたし……ユウ君に聞いてもらわなくちゃいけないことがあるんです」
「ん…?」

 意思のこもった言葉に思わず神田はミランダの方を見つめる、ミランダの瞳には何か覚悟の炎が灯っているように見えた……。
もしもこの事を知ったら、この人は私を汚らわしいと思うかもしれない。
嫌悪の表情で見られるかもしれない、もう……言葉を交し合うこともないかもしれない。
だけど、この事を伝えなければ、自分はこの愛する人を裏切り続けることになる。
だから伝える、まっすぐに。

「私は……アレン君たちに出会う前……」

 ミランダの口から20回以上繰り返された淫虐の日々がゆっくり語られ始めた……




神ミラぽつぽつ書いてみたり。
>>60->>63さんの作品を流用させてもらいました、許可なく書いてしまい申し訳ありません。
759名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 00:20:11 ID:a7URMDu0
GJGJWJGJ!!!乙カレー!!
ユウ君呼び萌えですよ!
760名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 03:52:27 ID:LPi7RlMY
GJ!GJ!
ミランダ大好きな自分にはたまらんですがな。
761名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 04:35:04 ID:rjBzR6bX
GJー!ユウ君呼び、いい!(・∀・)
ユウ君の本編では絶対にありえない優しさ、いい!(・∀・)
続き待ってます。
762名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:53:02 ID:dq7cWsl7
保守かねてリナリー×アレン突っ込んでおきますね。途中までですが、4レスぐらい借ります
763名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:54:33 ID:dq7cWsl7
 私はきっと。
 あなたのためになにひとつしてあげられないけど。



 黒の教団本部が居を構えるこのグレート・ブリテン島は、西の大洋から吹き付ける温和な風の恩恵を受け、年間を通じて安定した気候に恵まれている。
 例え夏の最中でも、睡眠を妨げる熱帯夜なんてものとはほとんど無縁で過ごす事ができる。
 けれども私は……熱く眠れない一夜の宴を求めて、今宵も白髪の青年の元を訪れている……

 重ねていた唇がゆっくりと離れる。眼を開くと、頬をわずかに染めて微笑するアレン君。
 胸の昂りの命ずるまま、今度は私から、向かい合って座るアレン君の唇を奪った。唇を押し当て、しっとりと食み、わずかに舌を差し出してちろちろと舐める。
 柔らかな触れ心地。熱くて、火傷してしまいそうで。何度味わっただろう、こんなにも甘いキス。甘くて甘くて、蕩けてしまう───
「ん…」
 アレン君が、強張った吐息を漏らして、その温い風が私の顔を優しく撫でていった。それだけで、身体の奥から込み上げてくる愉悦が抑えられなくなって。
 もっとアレン君の温もりが欲しい、もっとアレン君の可愛い声が聴きたい、もっと……
「んは、んぅ……ふっ……」
 ぴちゃぴちゃと厭らしい音を立ててアレン君の唇を犯しながら、もどかしく彼のシャツのタイを解き、ボタンを外していく。もう手慣れたもので、瞼を閉じていながら彼の上半身を剥くまでに1分とかからなかった。
 留めるものを失った真っ白なシャツが、アレン君の細身の躯を滑り落ちていく。その衣擦れの音。僅かに遅れて、衣服によって遮られていた彼の体温とにおいが、空気に溶けて私の五感へと届いた。
(…ああ)
 たまらない。彼の温もり、彼の体臭、彼が身じろぐ度に、耳朶をくすぐる囁く様な音。この手のひらに感じる、確かな肌の感触。眼を開ければ、温かな微笑み。
 大好きな人とこれから愛し合うという事への期待に、狂おしく胸が高鳴る……
764名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:56:04 ID:dq7cWsl7
「リナリー」
「アレンく、…んっ…」
 三度目のキスは、アレン君から。甘く、優しく私の唇を愛してくれる。
 同時に、少女のそれであるかのように線の細い右手と、それとは対照的に、無骨という言葉も不足なぐらいに無骨な、神からの賜り物を宿す赤黒い左手で、私の上体を包む衣服を取り去っていく。
 胸当てに手が掛かる。……アレン君、ちょっと興奮したね? 一瞬、キスに力が入ったから分かった。
 紳士的で荒っぽさなんて微塵も感じさせない、穏やかなその微笑みの奥に、アレン君もけものじみた欲望を秘めているってこと。それを垣間見ることの出来る人間は、きっと私だけ。
 ちょっぴり誇らしい想いに浸っている間に、私はアレン君とお揃いの格好になっていた。少し汗ばんでいた身体に、夜の空気はほんのり肌寒い。
「リナリー、寒い?」
「…ん、大丈夫」
 アレン君の両の掌が、温める様に私の身体を愛撫してくれる。それに応えて、私も彼の身体にそっと手を這わせた。指の腹から先の部分で、彼の身体の表面のなだらかな起伏を辿る。
 こういう時、男のコの身体って、やっぱり女の子と全然違うなって思う。体格は勿論だけど、触れた時の確かな手触りとか、ギュッて抱き締めた時に腕に感じる温度とか。
 女の子が無条件に甘えたくなってしまうように出来ているんだ。これも、彼と抱き合う様になってから知ったこと。
「…っふ、ぅん…」
 アレン君の手は時折、ささやかな悪戯を働く。首筋や脇の下、乳房の付け根のあたり、肝心な所に触れるか触れないかと言う場所を、殊更緩やかに通過してゆく。何とももどかしい……
「ふ……うんっ………ん、はぁっ…」
 本格的な愛撫では無く、けれど明らかに私を焦らす意思を込めて。あの、穏やかな微笑を浮かべながら。
「やっ、アレンくんっ…」
「? どうかしましたか、リナリー?」
 ああ、こうやってわざとらしくキョトンとした顔を作って。つくづくこの人は意地悪だと思う。その何倍、いや何十倍も優しいから、みんな気付かないけど……
「もう、そういうの、んっ…ズルイと思うよっ…」
「あはは」
 ごめんなさい、と素直に謝るアレン君。でも絶対に本気で悪いとは思ってないということは、眼を見ればわかる。まあ、私もそれほど強く怒っている訳じゃないんだけど。
765名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:56:51 ID:dq7cWsl7
「それではもう一度、お口を拝借」
「え? ぁ……んむっ」
 おもむろに唇を塞がれ、アレン君の舌が口内に侵入してくる。ゆっくりと、しかし抵抗を許さない力で。

 チュ……チュル……クチッ……

 粘膜と粘膜のぬめる音が頭のなかに充満する。こう言う風に、たまにアレン君の方から強引に事を進められると、私は硬直して何も出来なくなってしまう。
 怖い、という程じゃないけど、有無を言わさぬ無言の迫力、みたいなものに対しては、私は自分で思っているほど打たれ強くないみたいだ。
「んふ……んっ、んん」
 半開きになった口腔内で、二人の舌が触れ合い、絡み合った。アレン君の舌遣いは巧みだ。固まってしまった私の舌を器用に絡めとり、捏ねる様に舐め回して、一緒に踊ろう、と催促してくる。それでようやく、私の呪縛は解けた。

 クチュル……チュグッ……クチュ、クチュ……

「ふぁ、ん……んふ、んん……」
 口の中で、アレン君と絡み合ったり、追いかけっこしたり、押しくらまんじゅうをしたり。
 あふれる液体をお互いに交換して。その生臭みに酔いしれる。
「ふぁ……んあ!」
 アレン君の両手が、露になっていた私の乳房に伸びてきた。
 力を込めず、下から持ち上げる様に包み込んで、ゆっくりと、円を描くように……
766名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:58:09 ID:dq7cWsl7
「あ…っ、ふぁ、んんんっ…!」
 キスだけで頭の中はいっぱいになってたのに、こなれた手付きで胸に触れられて。何も考えられなくなりそう……
「ぷぁ……あっ」
 アレン君の唇が離れる。ちょっと名残惜しいな、と思う間もなく、首もとに口づけが落とされた。
「ん、ん、んぁっ」
 ちゅっ、ちゅっ、と音を立てて、首筋や鎖骨の廻りにキスの雨を降らせるアレン君。私の息遣いも次第に荒くなる。アレン君の唇が触れる首周りと、柔らかく揉まれている両の乳房から、痺れに似た快感がじわじわと広がって……

 はむっ

「きゃあ」
 不意にアレン君が右の乳首に吸い付いてきて、私は思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。いきなりなんだから、もう。
「ん…んちゅ」
「や、はっ……あんっ……」
 乳首だけでなく、乳房全体を、両の掌と口を使って。アレン君は取り憑かれた様に私の胸を愛撫している。
 上から見下ろしていると、赤ん坊が母親に甘えている様な仕草にも見えた。彼は母性というものに対して、無自覚に深い深い渇望を抱いている。こうして抱き合う関係となった私にはよく分かる。
 だから私は、無心で柔らかな膨らみに吸い付くアレン君を、私に出来る精一杯の優しい眼差しで見つめながら、色素の抜けた髪の毛をさらさらと撫でてあげる……

「あ……ごめんなさい、ちょっと一人で夢中になっちゃいました」
 少しばつの悪そうにアレン君は苦笑した。我にかえって照れるアレン君もたまらなく可愛くて、愛おしい……
「ううん、いいよ。私も気持ちよかったから」
 アレン君が私の胸の中で甘えてくれることが、私はとても嬉しいし、誇らしくも思う。
 私は、少しでも貴方の心の隙間を埋めてあげたいと思っているんだからね……?
 ちょっとはにかむ様に見上げるアレン君が可愛らしくてたまらなくなって。
 私は彼の顔を両手で覆って、沢山のキスを贈る。目元に触れると、くすぐったそうにアレン君は微笑った。
767名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 16:11:01 ID:71tZidrs
うひょ〜続き期待!!
768名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 19:45:14 ID:+oDJc+j3
うはうはうは!!GJGJ!!!素敵過ぎる!
769758:2005/07/18(月) 22:02:54 ID:sUsT77GS
>>766

GJ!!リナリーもやっぱ可愛いなあ
というわけで>>758の続きです、三連休で書き終えたかったんですが……
770名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:04:22 ID:sUsT77GS
 うつむきながら震える声で、くりかえされた街の日々を語り始める。
ぽつり、ぽつり、と何があったのかを、涙をこぼしながらゆっくり言葉にしていく。
あの加虐の嵐を思い出し、体中が羞恥心で燃え尽きそうになるがそれに耐えて言葉をつむいでいく。
だが、ミランダの必死の告白は暗く、低い声に遮られた。

「……もういい」

 あわててミランダは顔を上げて神田のほうを見た。
だが、神田は顔を俯けたままで、その表情をうかがい知ることは出来ない。
きっと自分のことを見たくもないのだと感じ、心臓が握りつぶされるのではないかと思うほど息苦しく、痛かった。

「で、でも」
「もういいっ!!」
 怒気をはらんで放たれたひと際大きな声に、びくり、と体を強張らせて怯えるミランダ。
「ひっ!!ご、ごめんなさい……」
「謝るな……」
「あ、はっ、はいっ……ごめんなさい」
「謝るなと言っているだろうが!」
「あっ、あっ、きゃっ!!」
 埒が明かない、と言わんばかりに神田はミランダの腕を取ると、ぐい、と自分の方に手繰り寄せた。
バランスを崩して神田の胸の中に倒れこむ彼女の細い体を抱きしめる。
「あ……」
 一見すると女の子のような顔をしているが、逞しく、厚い神田の胸板を感じてため息を吐く。
「……」
 神田は何も話そうとしない。
ミランダもこのような状況になるなど思っておらず、混乱した頭を必死に落ち着かせようとするのに精一杯だった。
「あ、わた、わたし……」
 それでも必死に贖罪の言葉を紡ごうとするが、まるで自分の心の中を読まれているかのように、
言葉を口に出そうとする度に背中に回された腕がぎゅうぅ…っとミランダを抱きしめられて言葉を出せない。
「ユウ……くん……」
「……言いたくねぇ事をわざわざ言わなくていい……」
771名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:05:18 ID:sUsT77GS
 ぽん、とミランダの頭に神田の手が載せられると、まるで子供をあやす親のように優しく撫でられる。
あたたかい― 、と思いながらもこの温かさに甘えてよいのか分からないが無意識のうちにぎゅっと、神田の胸に顔を埋める。
「わたし……だけど、わたしはあんな事された女なの……」
「黙ってろ」
「あ……」
 くいっ、と神田がミランダのあごに手を置いて彼女の顔を上向かせると、神田と視線が合ってしまいミランダの鼓動が高鳴り始める。

「だ……だめ……ユウく…」

 ゆっくり近づいてくる顔に、緊張と不安で一瞬体を放そうとするミランダだったが、神田は掴んでいる彼女の腕を手繰り寄せて逃がしはしない。
やがて息がかかるほどの近さまで近づいていき、とうとう二人の距離がゼロになった。
「あ……ん……」
「……」
 柔らかく、あたたかいミランダの唇に唇を合わせて、その柔らかさを確かめるかのように軽くかむ。
しばらくそうしていたが、その唇を割り割いて、そっとミランダの中に舌を送り込む。
「ンぅっ!?」
 口の中へ進入してきた神田のそれに体をビクリと震わせて、体を引こうとするがいつの間にか背中に回された神田の腕がそれを許さない。

『オラ、しっかり舐めろや!』
『下手くそがっ!』
『次は俺のだ!歯を立てたりしやがったら全部歯ぁ抜くからな!』

 一瞬、頭の中に繰り返された陵辱が頭の中に思い浮かぶ。
あの陵辱の日々でも男たちは自分の口腔など、あぶれて手持ち無沙汰な男たちに犯されるためだけの穴に過ぎなかった。
つまり、ミランダにとって、小さなころから夢見た甘い口付けというのはこれが初めてだった。
驚きと恥ずかしさと喜びに赤く染まった顔、きゅっと瞳を閉じて口の中を蠢く神田のそれにされるがままにされている。
(あ……ドキドキして……ユウ君の舌が……気持ちいい…)
 ミランダの心の中にあったかい感覚が広がっていく。口腔をなぞられるのがこんなにも気持ちいいものだとは思っていなかった。

「ん……ふァ……ちゅっ……んふ……ん」
 鼻にかかった甘い声を上げるミランダに興奮しながら、神田は彼女の粘膜を、無抵抗な舌を弄り続ける。
奥歯の裏や歯茎をなぞる度に、ぴくん、ぴくん、と震えるミランダの可愛らしさに嗜虐心を刺激されてしまう。
772名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:08:50 ID:sUsT77GS

(……これじゃ俺がこいつを汚した外道どもみたいじゃねぇか)

 だが、それでも、もっとミランダの恥ずかしがる様を見たい、その気持ちが口内への愛撫を続けさせる。
「ゃ……ゆぅく…っん…」
 とうとう神田の制服の胸元を掴んでいたミランダの両の手が彼の背中に回されてぎゅぅぅ…っと抱きしめた。
おずおずとミランダ自身の舌が神田の舌に触れるために差し出される。
「んぁ……ふっ、ふはっ……んっ……」
 絡み合う舌と舌、神田の舌に自分の舌の裏側を舐められた瞬間、電撃が走ったかのように快感が走る。

ちゅっ、ちゅぷっ……じゅぷっ……
コチ、コチ、コチ、コチ………

 いやらしい水音と時計の秒針が進む音が、しばらくミランダの部屋に響いていたが、銀糸を引いて二人の唇が離された。
「あ……」
 呆けたような表情で自分を見つめるミランダの涙の跡をふき取ってあげると、恥ずかしそうに口を開き始める神田。
「……お前は汚れてなんかいない……なんて恥ずかしいこと言う気はねぇけどよ……
 嫌な事思い出して、わざわざ暗くなる必要なんてねぇよ……だから、その口……閉じてやっただけだ」
「……」
「お前がまた嫌な事思い出しそうになったら、また止めてやるからよ……もう、自分から不幸になろうとすんな」
「ユウくん……」
「だっ、だからその呼び方止めろって言ってるだろうが!」
 ぼりぼりと頭をかきながら照れくさそうに声を荒げる神田の可愛らしさと、自分を励ましてくれている、という喜びと、彼に対する愛しさに微笑むミランダ。
その表情はどこまでも優しくて、可憐だった。
ドキリ、と神田の胸が大きく高鳴り、そのままミランダを再び抱きしめた。
「……」
「っ……ユウ君……あのことを……忘れさせて……くれますか?」
「……!……ああ、わかった」
 ミランダの発した言葉の意味をしばらく考えた後、合点が行って顔を赤く染めながら頷く神田。
773名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 03:57:43 ID:JxYRITUn
GJGJWJGJ!!
神ミラ好きには堪らんです。めちゃくちゃイイ!
アレリナ共々続き待ってますよー!!!
774名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 08:42:07 ID:wx284z3b
ティキ×ロードを書いてくれる神キボン!!
775763:2005/07/19(火) 18:22:59 ID:e0EuB30w
鉄が熱いうちに続き置いていきます。まだ本番いってないけど……

神田×ミランダの方、WJ!でございます。お互い頑張りましょう……このジャンル、同人とか探してもたいがい801で、ノーマル貴重だからw
776763:2005/07/19(火) 18:24:07 ID:e0EuB30w
 そっと寝台に寝かせられて、覆い被さってくるアレン君と抱き合った。優しい温もりに包まれる。大好きな、アレン君の温もり。
 露になった乳房が、アレン君の胸板に密着して、彼の体温が直に伝わって。私は本当に幸せな気持ちになる。泣きたくなってしまうほどに……
「リナリー……」
 アレン君が耳元で囁く。
「大好きだよ」
 ああ、そんなこと言われたら……涙が滲んじゃう。
 彼の身体をぎゅうっと抱き締め返して、応えた。私も大好きだよ、ってきちんと言葉で応えてあげかったけど、涙声になっちゃいそうだったから。
 アレン君が母親の温もりを求めるように、私は私で、父性への希求が心の奥底にあるんだと思う。抱き締められただけで、こんな簡単に泣いちゃうなんて。
 何も言わずに私の頭を撫でてくれるアレン君は、私の涙もろさも虚勢を張りたい心の内も、ぜんぶ見抜いているんだろう…… 申し訳なさと恥ずかしさと、そしてこんな私を包み込んでくれる事への嬉しさが、涙腺の緩みに拍車をかける。
 ごめんね。そして、ありがとう。
「私も、大好き、だよ。アレンくん」
 私が平静な声でそう答えられるようになるまで、アレン君は私をじっと抱き締めていてくれた。
777763:2005/07/19(火) 18:25:17 ID:e0EuB30w
 私が落ち着くのを見てとって、アレン君の左手が、そっと私のスカートの裾にかかる。
「脱がせても、いいですか?」
「うん。アレン君が、脱がせて、ね?」
 今夜はもう、思い切りアレン君に甘えてしまおうと思うから。
「では、お許しに甘えて」
 にっこりと、子供みたいな笑顔で笑って───こういう時、彼が自分より年下の男の子であることを思い出す───、私のスカートを降ろしていくアレン君。
 …そのまま下着まで脱がされてしまった。なんだか年下とは思えないなぁ、この手際の良いところは。
 下腹部が外気に触れる。羞恥心と妙な開放感の板挟みになる瞬間。露になった陰部を注視する視線を感じ、私は大腿をむずむずと摺り合わせた。
「あんまり見ないでよ、恥ずかしいんだから……」
「うぁ、すみません」
 少し見とれてたみたいで、アレン君はちょっと慌てた風に視線を外した。本心を言うと、別に見て欲しくない訳じゃない。それでも、じっと見られるのはやっぱり恥ずかしいから……
 仰向けの私と並んで寝台に横になるアレン君と、視線が合う。彼の無言の問いかけに、私は首を縦に振る。
「…あ」
 アレン君の手が、私の身体の上を滑る。大腿やお腹、胸のあたりを、さわさわと軽く撫でられる感じ。くすぐったいけど、妙に気持ちがよくて、私はされるがままになる。
 穏やかな愛撫。でも、はぁーっ、と思わず出てしまう吐息にはもうかなりの熱がこもっていて。
「リナリー、気持ちいい?」
「……うん、気持ち、イイ」
 心の底から信頼する人に触れられるこの幸福感に、ただ、ただ、浸っていたい……
「んぅ……あぁっ……は……アレン、くぅん…」
 頭がぼうっとしちゃう。アレン君の手が敏感な陰部や脇腹に触れる度に、静電気の様な刺激が走って、それが少しずつ蓄積される様な感覚……
 でも、私ばかりが気持ちいい思いをしている事に、ふつふつと罪悪感が沸いてくる。
「あ……リナリー……?」
 アレン君が戸惑ったような声を上げる。私が、アレン君のズボンの留め具に手を触れたから。
「ね…………私にも、させて?」
 いいんですか? 戸惑った風にそう言うアレン君の顔は上気していて……とっても可愛い。
 淑女にあるまじき台詞だったかもしれないけど……それでも、アレン君にも、この嬉しさを感じて欲しくて。
778763:2005/07/19(火) 18:26:47 ID:e0EuB30w
「うん。……それにアレン君、もうさっきからずっと大っきくしてるでしょ?」
「あぁー……ばれてました?」
 照れくさそうなアレン君に、私を甘く見ないでよ、と言って、二人で笑い合った。


「……わぁ」
 思わず感嘆のため息が出てしまうくらい、露にしたアレン君の男性器は張りつめてそこにあった。
「ぁ……リナリー……」
 そうっと、壊れ物を扱う様な手つきで触れると、アレン君の顔が悩ましげに歪む。指先に感じるそれは、とても硬くて、何より、あつい……
 さわさわと指を上下して、アレン君の顔を見上げる。目尻を下げて、何かに耐えるような表情。思わず胸に熱く込み上げるものがあった。可愛いよ、アレン君。もっと、気持ち良くしてあげるね?
 怒張の先端にくちびるを寄せ、僅かに舌を出して、唾液をぬめぬめと塗り付けていく。舌先に感じる、しょっぱさと苦みの混じった奇妙な味。鼻腔を突く強烈な生臭さも、今は気にしない。
「う……はぁ……」
 アレン君の口から、ため息の様な喘ぎが漏れる。仰向けに臥すアレン君の股間から、天を仰ぐ様にして屹立するそれを宥めるように、ぬらぬらと舌を押し当て、舐める。根元の部分を、指先で優しく擦りながら。
「あ、…うっ、…リ、ナリー…」
 切ない声。それに後押しされて、私の愛撫もがぜん熱っぽくなる。笠のようになった部分の裏側を、なめくじが這う速度でじっくりと刺激して、かと思えば笠の表面でせわしなく舌を蠢かして、ぴちゃぴちゃと音を立てさせる。
 茎の部分の皮をくちびるで軽く食んで引っ張り、剥き出しになった部分の割れ目に舌をなぞらせると、いっそう苦みが濃くなってきて、それがアレン君が感じている証拠なんだと思うと、心が躍った。
「あっ……ぅん……んん……くっ…」
 ああ、なんてかわいい声……もっと、もっと聴かせて?
 口を大きく開けて……びくびくと痙攣を始めた熱い塊を、柔らかな粘膜の中に包み込む……
 おっきい……
「うぅっ! …はぁぁっ」
 ひときわ大きな、アレン君の喘ぎ声。背筋がぞくぞくする。限界まで口の中に含むと、青臭い空気がつんと鼻から抜けていく。歯を立てないように口腔に収めておくのは結構辛いんだけど、可愛いアレン君の為なら苦にもならない。
779763:2005/07/19(火) 18:27:47 ID:e0EuB30w
「んんー……ん……」
 ゆっくりと頭を上げ、頬の裏側の粘膜と舌を擦りつけながら、唾液でてらてらと光るそれを解放していく。先端が唇の内側に当たったところで、再び呑み込んでゆく……その、繰り返し。
「うく……う、あぁ、………は、」
 頭を上下するたび、アレン君は何かを堪えるように、シーツをぎゅっと握りしめる。上目遣いに表情を窺うと、銀灰色の眼をうっすらと潤ませて、私に何か懇願するかの様な眼差しを向けている。
 ふふ、そんな瞳で見られたら─────もっと可愛がってあげたくなっちゃうよ?
 小刻みに頭を振り、様々に角度を変えて陰茎を擦りたてる。竿の部分だけを口腔に含んで、細やかに舐め転がしてあげる。
 唾液をたっぷり塗り付けて、いよいよ苦みの増すアレン君の味を溶かしこんで、飲み込む。嚥下するたびに口の中がきゅっと収縮して、アレン君は腰を浮かせた。
「は、んむ…ちゅ……ちゅく……んん…ふ……はぁ、はぁっ、は…ん……ん、んちゅ……」
 口がアレン君で一杯になっているから、息苦しい。ずっと動かし続けている舌の付け根や首の筋肉も辛い。それでも……
「あ、あ……あっ……うぅ、リナリー、…す、凄い……ね…」
 甲高い声を上げて、涙を浮かべて、肩を震わせて。こんなにもアレン君が悦んでくれているから、大丈夫。
 いよいよ、アレン君の痙攣が小刻みになってきたのを察して、私は口腔を窄め、含んだ陰茎をきゅううっと吸い上げた。
「……っ! は…っ!」
 一度、二度、三度と、きつく吸引して、少し間を空けてから、またきつく吸い込む。
「ま、待って、リナリー、これじゃ」
 私の口の中に出してしまうのに抵抗があるようで、アレン君は必死に終わるのを堪えている。
 私は首を横に振る。ね、飲ませて? 一層吸引を強くして、催促する。
780763:2005/07/19(火) 18:30:04 ID:e0EuB30w
「……〜〜〜っ!」
 五度目に、口内を何かが通り抜ける感触があって、次の刹那には、形容し難い味が私の口の中一杯に広がった。
「ふっ! んぐ、……ふ…」
 限界までせき止められていたんだろう、濃度も、量も凄まじいもので。びゅっ、びゅっと音が聞こえそうな勢いで放たれたアレン君の獣液は、喉にまで達した。
「んぐ、…ぐ、うぐ……」
 咳き込みそうになるのを懸命に堪え、込み上げてくる吐き気や、内側から鼻を突く強烈な異臭と闘いながら、断続的に震えて濁流を吐き出すそれをただじっと銜えて、彼が全てを放出し終えるのを待つ……
 
「リ、リナリー、ごめんなさい」
 慌てた様子で私の顔を覗き込むアレン君に比べて、私はひどく高揚した気分だった。口の中に溜め込んだ唾液に、苦い濁液を溶かし込み、何度かに分けて飲み込んでしまう。
 お世辞にも美味しい味とは言えないけれど、この命の種子を通じて、大切な人ともっと深く繋がることが出来たような気がして、私は嬉しくなる。
 申し訳なさそうにしゅんと眼を伏せるアレン君。叱られた子犬みたいで、可愛らしい。気にしなくてもいいんだよ? 私が望んだ事なんだから。
 彼の頬を掌で包んで、私にまっすぐ向けさせると。
「んっ…?」
 未だ痺れるような苦みの残る舌をアレン君のくちびるに割り込ませて、彼の舌と遊ばせる。
「ん……くちゅ……んふ…」
「んむ……ん……ちゅ…は」
 苦みが消えてしまうまで、お口とお口で交歓する。そっと離れると、あっけにとられた顔のアレン君に、私は悪戯っぽく笑った。
「……アレン君の味。苦かったでしょ?」
「はい……」
 そう答えてアレン君は、この上なく苦い笑みを浮かべた。
781名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 20:01:01 ID:3LGXCkN9
(>∀<。)/GJ!GJ!!アレリナ最高っす!
782名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 20:02:31 ID:khz9wTLq
凄すぎる〜GJ!!WJ!!
783名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:35:16 ID:DFqkIDep
さ い こ う だ ´`ァ´`ァ

リナリンのフェラ描写いいすねwなんか可愛い〜
784763:2005/07/21(木) 00:31:58 ID:iIAoz1/P
ども、続き↓置いていきますね

つ[アレン逆襲編]

どんどん長くなってしまって申し訳ナス
785763:2005/07/21(木) 00:34:01 ID:iIAoz1/P
「じゃあ、今度は僕の番ですからね?」
 私の頬っぺたにキスして、耳元でアレン君が囁く。その意味を理解しきる前に、私はベッドに押し倒されていた。
「え、や、ちょっと、アレン君?」
 ニコニコニコニコ…という擬音が聞こえんばかりの満面の笑み。……もしかして、ちょっと怒ってる? 何だか、あなたの背後に虎みたいなオーラが浮かんで見えるんだけど……
「リナリー」
「あ、ん……」
 そっと口づけ。私の顔にたくさんのキスを落として、それから首もと、肩、胸、お腹と、少しずつ下っていく。
「ん、…ふ、ううん」
 内心、もの凄い意地悪をされるんじゃないかと思っていたので、少し拍子抜けしながらも、彼の優しい行為に身を委ねる。
 そろそろ大事なところに差し掛かると予想していたところで、不意に大腿に触れられた。アレン君の繊細な掌が、ゆったりと往復する。
「やっぱり、綺麗ですね、リナリーの脚」
「ん……ありがと」
 同じ褒め言葉は何度もアレン君から貰っているけど、やっぱり嬉しい。褒められること自体も嬉しいけど、当たり前の事で済ませないでくれる事が、大切にされてる証拠に思えるから。
「……じゃ、もっと綺麗にしてあげますね」
「え?」
 どういう意味? 言葉の意味を掴みかねる私を尻目に、アレン君の腕が私の右脚をぐいと持ち上げる。それに私がおたおたしている間に、大腿の裏側をひんやりとした感触が走った。
「ひゃんっ」 
 一瞬、何が起こったのか分からなかったけど、すぐにそこを舐められたんだと気付いた。ぬらぬらと彼の舌が這いずる感触に、背筋が震える。
「やんっ……く、くすぐった…はっ……あん、はぁ…は……」
 お尻、太腿、膝裏、脹らはぎ、脛、かかと、そして、脚の指。それこそ、指と指の間まで。角度を変え位置を変え、丹念に、丹念に舐められていく。
 ここに来る前に念入りに洗っておいて良かった、なんて胸を撫で下ろす余裕は、数分と持たずに霧散していた。性感帯としてはそんなに敏感な場所じゃないと思っていたのに、なんだろう、これは。
786763:2005/07/21(木) 00:36:22 ID:iIAoz1/P
「んん…あっ……んふ…っ…そ、そこ、気持ち…っ……はぁっ」
 脚が、ジンジンと熱い。アレン君が触れているところなんて、まるで燃えているよう……
「うう、んぁ、はぁっ、あ、あぁ……はぁぁ、んあ、はぅん」
 感じちゃう。それこそ、性器を慰撫されるのと同じくらいのレベルで。いつしかアレン君の責めは左脚にも向けられていた。右脚と同じように、丁寧に、どこまでも丁寧に快美へと融かしていく……
 脚先からじわじわと身をよじ上ってくる熱い快感に、私は腰砕けになる。なんだか、とろ火でぐつぐつと煮込まれているみたい……
「んぅぅんっ! んはっ、はっ…! はぁん……あぁぁっ」
 アクマと闘う武器として、鍛え、磨きあげてきた自分の脚に、まさかこんな弱点があったなんて。
 今や私の両脚は、二基の快感発生装置となって、所有者である私を緩やかに蕩けさせている。身体の震えが止まらない。断続的な痺れが頭の中に走り、そして……
「ん! ……っ……っ! ……ふぁぁぁぁっ!」
 そして一瞬の空白……これって、この感覚って、まさか。
(……う…そ、脚だけで、イッちゃった…の……?)
 信じられない……胸も、性器にも触れられていないのに、軽いエクスタシーに上りつめて……
「…………っ………はぁっ!」
 宙に浮いた感覚が戻ってくる。強張った上体から力が抜けて、私はベッドに沈んだ。
 脚だけで達してしまったという事実をどう受け入れればいいんだろう。はしたないと恥じ入るべきか、性的に一歩成熟したと喜ぶべきか、アレン君の手管手練に感動すべきか……アレン君?
 はっとしてアレン君に視線を向けた時には、彼は既に私の両脚を抱え広げて、その付け根と付け根の間に存在する器官へ今にも口を付けようとしているところだった。

 ちゅく……

「…ぁ、あああぁぁぁぁっっ!」
 脊椎を、電流が駆け抜けた……取り戻していた五感が、先程とは比べ物にならない衝撃に揺さぶられる。私を脚からぐずぐずに蕩かした愛欲の高まりは、とっくの昔に私の性器を浸食して、信じ難いまでの激烈な刺激を私にもたらしていた。
「もう、こんなにいっぱい濡れちゃってます……気持ちいいですか?」
「うぅぅっ……んふぅぅ…っ」
 返事する余裕もない。気を抜くと、すぐにでもイってしまいそう……
787763:2005/07/21(木) 00:38:26 ID:iIAoz1/P
「返事してくれなきゃ、わからないですよ? リナリー」
 ニコニコしながら私の腿をなでなでするアレン君。ああ、なんて嬉しそうな顔……さっき垣間見せた妙な迫力は、どうもこの状況を狙っていたものだったみたい。
「んっ…ふぅ、き、きもち……いい、けどっ…」
「良かった。じゃあ、もっとしてあげますね」
「ま、まって、まっ…」
 こんな状態でいつものように、敏感なところを弄られたら。私は狂ってしまうんじゃないだろうか。
 でも、力の抜けきった私にアレン君を止める術はなくて。

 ちゅ……ちゅるっ……ちゅ…くちゅ…

「んはぁぁぁぁっ! …はぅぅぅぅ、あぁっ、やあぁぁっ!」
 彼の舌の、ざらついた感触が私のお腹の中を熱く浸食する。いやらしい音が妙にはっきりと聞こえるけれど、それに気を取られている余裕は、私には既になかった。
「んはっ! あ…あ、あ! んああぁぁぁぁっ」
 剥き出しの性感を、じっくりと犯される……せめて力の入らない手でシーツを握りしめ、アレン君の責めに抗う。

 ちゅるちゅる……じゅく…じゅぷ……ちゅ……

「ひうぅぅぅっ、ひ! ア、アレン、く……ふあぁぁぁん、あぁっ、あっ、んはあぁぁぁん」
 より情動的に、より深く、よりねちっこく。陰唇を食み、膣壁を味わい、陰核を転がし、あふれる愛液をすする。アレン君の愛撫に一切の手抜きはなかった。それどころか、私をより遥かな高みへ押し上げようとばかりに、徐にその熱情を増していく。

 ちゅぷぷぷ…ぐじゅ……じゅ…ちゅぷ、ちゅぷ……くちゅる…

「やあっ! あぁ、あぁっ、んはぁぁっ! も、もう、いやぁぁぁ…」
 普段ならとっくに達している状態なのに、すぐにでもイっちゃうと思っていたのに、まだ終わることが出来ない。それとも、もう既にイきっぱなしになっているのかも? 何れにしても、この快感は、私には激しすぎる────
「んんんんんっ! はぁ、んぁ、あうぅぅぅん!」
 私にはもう、咽び泣く事しか出来なくて。頭を振りたくって、黒髪が躍るように散らばる。
788763:2005/07/21(木) 00:39:30 ID:iIAoz1/P
「凄いですね、こんなに感じて……可愛いですよ、リナリー」
「んんん、んはぁぁ、はっ、はっ、はぁ……………あ、あの、ねぇ、この状況で、可愛いって言われ、ても……んん…喜べないん、だけど……」
 がんばって怒った顔を作ってみたつもりだけど、きっと情けない顔にしかなってないんだろうな。
「でも、とっても可愛いんですよ? リナリーが感じてるところ」
「もう……恥ずかしいこと、言わないの」
 アレン君の笑みはどこまでも優しくて……私は少し安堵して、笑った。
「でも、本当に可愛いから……

 だから────────いかせてあげる」

 ちゅうぅぅぅぅっ……

「っ!!! んあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」
 雷に撃たれたのかと錯覚してしまう程の、衝撃的な快感……全身が弓なりに反り、ぶるぶると、まるで壊れかけのアクマのように激しく痙攣する。
 クリトリスを責められた、と理解出来たのは、たっぷり数秒後のこと。こりこりに勃った私の陰核を、アレン君はそこから何かを吸い出そうとするかのように唇にくわえ、舌で舐め擦りながら、きつく吸い上げていた。
「ちゅく…ん…ふ……ちゅ」
「は、は! あ、あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーっっっっ!!!」
 さっき、私がアレン君の性器にしてあげたように、二回、三回と強弱をつけて、吸われる。
 狂っちゃう……本当に、お、か、し、く……な…る……
「いやっ! も、もう、許して……ゆるし……ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
 私の懇願なんて聞き入れてはくれない。主導権は完全に、彼に移っているから。私は彼の、なすがままに、悶え狂う…… 
「んちゅ……っ……」
「はぁっ、はぁ! あぁぁぁぁぁぁぁ」
 バチバチと、瞼の裏に火花が咲いては、散る。鼓膜の奥で、半鐘のような音がやかましく鳴り響いていた。意識が遠のき、手足から感覚が失われて……

「ぁ、ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっっっっっっ!!!!!」

 叫び過ぎて、喉が、熱い…………その思考を最後に、私は深い昏がりと眩い輝きの混濁の中へと堕ちていった──────
789763:2005/07/21(木) 00:40:28 ID:iIAoz1/P

「…ナ…、…ナリー、リナリー」
「ん……」
 ぼんやりと、霧が晴れるように、意識が戻ってくる。
 すぐ目の前、銀色の瞳が私を心配そうに見つめていた。
「ア…レン、君……?」
 身体を起こそうとしたけど、腰に力が入らない。
「もしかして、私……失神してた?」
 そうみたいですね、と言って、アレン君はほっと微笑を浮かべた。
 急に恥ずかしさが込み上げてきて、眼を背けた。前戯だけで意識を失うまでに感じてしまったのは初めての経験で。
 失神させた張本人に文句の一つも言ってやりたいところだけど、それ以上に恥ずかしくて、顔を見られたくなくて。私は枕で自分の顔を隠した。
「ちょっと、きつかったみたいですね」
「………うぅー…」
 人ごとみたいに言うから、私は枕から顔の上半分だけを覗かせて、じー、と睨みつける。
「ごめんね? リナリー……」
 ああ、もう、そんな困った様な笑顔で────私の大好きな笑顔で謝るから……いろいろと考えていた抗議の文句を忘れちゃったじゃない。本当に、あなたは狡いんだから。狡くて、意地悪で、表裏が激しくて……
「ん……」
 呆れるくらい、優しくて。だから、大好き。
 
 交わした甘い口づけには、ちょっと酸っぱさと苦みが残っていて。それが自分の味だと思うと、恥ずかしくてたまらなかった。
790名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 01:39:11 ID:BJqXABFU
神ミラとアレリナキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

お二方共GJです!
あぁぁ萌える(;´Д`)
続き楽しみにしてます!
791名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 02:15:36 ID:b8GBXVkz
WJ……いや、GJ!
ばっちり萌えますたよハアハア。腹黒アレン最高!
それ以上にがっつり両思いにや ら れ ま し た。
長くなるのは無問題。
続き待ってますよ〜。頑張って下さい。
792763:2005/07/21(木) 05:42:27 ID:iIAoz1/P
ちんたら長引かせても仕様がないのでとっとと完成させますた。応援ありがとうございます。喜んで頂ければ幸いであります。

つ[リナアレ激闘編→完結編]
793763:2005/07/21(木) 05:43:25 ID:iIAoz1/P
 アレン君を腕の中に抱きとめて、見つめる。
「ね、そろそろ……来て?」
「……リナリー、大丈夫なんですか?」
 気遣いの眼差し。確かに、身体は疲れきっていたけど、でも。
「うん。…だって、ちゃんと最後まで、したいもん」
 まだアレン君と一つになっていない。それじゃ、あなたと本気で愛し合ったことにはならないから。
「…辛かったら、言ってくださいね?」
「うん」
 ゆっくりと覆い被さってくるアレン君。その肩を、私は想いを込めて抱き締めた。

「あ……はぁぁっ!」
 ずるり。灼熱の心棒が打ち込まれる。私の深い、深いところを目指して。
 侵入してくるアレン君を、私は出来るだけ力を抜いて、受け入れる。
「う、くぅ…」
「あぁぁぁ……」
 胎内に、彼が入ってくる……たまらなく幸福だと思える瞬間……
 奥深くまで達して、一息ついて。ぎゅうぅぅっ、と抱き合って、身体と身体の隙間をぴったりと埋めてしまう。顔を横に向けると、何かに耐える様なアレン君の顔があって。見つめ合い、そっと笑みを交わす。
 ああ、なんて幸せな気持ち。
 アレン君の肩に顔を埋めて、思い切り息を吸い込む。アレン君のにおいが、麻薬のように私の頭を満たして。私はくすくすと笑う。
「どうか、しました?」
「…ん、アレン君って、いいにおいがするから」
 そうなんですか? アレン君は得心が行かないのを誤魔化す様に笑って、私の黒髪をさらさらと撫でてくれた。
「そろそろ、動いてもいいですか?」
「…うん」
 躊躇うことなんかないから。一緒に行こう、私たちだけが行くことのできる、幸福な世界へ。
794763:2005/07/21(木) 05:44:53 ID:iIAoz1/P
 ず……グチュ……ちゅぐっ……

 ゆっくりと、アレン君が私の胎内で往復を始める。
「んぁ、はぁ…っ……あん、あっ……ふぁっ……」
 熱い、とても熱いかたまり。それが私の身体を内側から少しずつ加熱して、真っ赤に爛れさせてゆく……
「あぁん……んっ…ふ……くちゅ…ふぁん」
 合間、合間にアレン君がくれるキスに、酔いしれて。
 はぁ……はぁ…… アレン君の荒い息遣いを、直に感じて。
「やっ…あ、あん……は、はぅ…んんん…んふ…」
 自然と漏れる声は、まるで自分のそれとは思えないくらい、淫らで、いやらしい……

 ずちゅ……くぷ……じゅっ……くちゅちゅ……

 淫靡な、音…
「はぁ…ふ……リナリー、凄い…気持ち……いい…」
 アレン君、とっても気持ち良さそう。うれしい……
 眉根を寄せて、息を荒げて、汗を飛ばして。快感を求めて、アレンくんの腰は動き続ける。
 私も彼に合わせて、自分の腰をくねらせて、応える。
 ああ、熱い……あついよ…アレン君……とけちゃいそう……
「んく…ふぁん……あっ…はっ……はぁぁん」
 気持ちよくて気持ちよくて……視界が涙で滲む。
「ふあんっ!」
 不意に、いちばん深いところを突かれて。後頭部に痺れが奔る。
「あぁ……は……んんん!…あん…」
 一定のリズムで行われていたアレン君の前後動に、変化が起こっていた。
 緩やかに押し込んだかと思えば、勢いを付けて引き抜いて。浅いところを軽く幾度も小突き、奥深くまで貫いて。
 様々に向きを変えて、膣内の様々な場所を剛棒で刺激して、火を焼べる……
795763:2005/07/21(木) 05:46:12 ID:iIAoz1/P
 にちゅ……ぐちゅぅ……じゅっ…ずりゅっ……

「あぁぁっ!…はっ……んあああっ……」
 無意識に、逃れるように身を捩っていた。けれどその行為は、むしろアレン君の興奮を高めるものでしかなくて。
「リナリー…!」
 私の両手首を掴んでベッドに押し付けるや、猛然と腰を振るい始めた。

 ずっ! ずちゅっ ぐじゅっ

「んんああぁぁぁっ! はっ、あ、ああ!」
 大きなストロークで内部を擦られる感覚。頭が、おかしくなりそう……
 どこかに堕ちてゆく錯覚が私を苛む。怖い。こわいよ……。必死で両脚をアレン君に絡めた。
「…えと、リナリー? これじゃ上手く、動けないんですけど」
「だ…て、だっ……てっ」
「……もう、しょうがないですね」
 業を煮やしてか、アレン君は動きを止めて、ゆっくりと身を起こすと、
「きゃぁっ」
 絡み付いていた私の両脚の膝裏に腕を通して、ぐい、と持ち上げてしまう。
 そのまま、上にのしかかってくる。両脚を大きく広げているから、彼の心棒が今まで以上に深々と胎内に突き刺さった。
「あ、くぅぅぅぅぅっ!」
 これまでとは比べ物にならない力で、最奥が刺激される。ものすごい、圧迫感。上手く息が、出来ない……
「あぁぁぁっ!」
 そして、律動を再開する……いちばん深いところをじくじくと小突かれて、淫欲が四肢を駆け巡った。
「ひっ! はぁっ! んんんぅっ!」
「はぁ、はあっ…か、可愛いです、リナリー……っ」
「はくぅっ! やっ、やぁぁっ! あぁ、あぁぁっ、んあぅぅぅっ!」
 気持ちいい、けど、あまりに刺激が強すぎて。私は子供のようにいやいやをする。
796763:2005/07/21(木) 05:48:04 ID:iIAoz1/P
「……ちょっ、と、辛いみたいですね。……じゃあ」
 アレン君は身体を起こして、私の左脚を跨ぎ、右脚を持ち上げて、肩に担ぐように両手で抱える。自然、私の身体は横倒しになり……
「んぅ……」
「動きますよ」
「……っ…うっ、あん、は、はぁっ、ああっ」
 普通とは違う角度での、交愛。突いて欲しい処をなかなか突いてもらえないもどかしさもあるけれど、それでも大分、負担は軽くなった。
「はぁっ、は、…楽に、なりました?」
「う…ん、んっ……だいじょう…ぶ……あぁっ、はぁん」
 太腿の裏側とアレン君の腹筋がぶつかって、ぱん、ぱんと鳴る音。生臭いこの行為の淫らな添え物となって、私たちを深みへと誘う。
「リナリー、後ろ、向いてもらえますか?」
「うん……」
 後背位を求められるということは、アレン君の興奮がそろそろ抑えられなくなってきたということ。これまでの経験で、それはよく知っている。
 一度離れて、もぞもぞと起き上がり、四つん這いの姿勢をとった。手足に力が入らないかも、と心配したけれど、案外しっかりと働いてくれた。
「………」
「ねえ、アレン君………見てないで、早く」
 いかにアレン君相手と言っても、無防備なお尻を向け続けているのは抵抗があるんだから。
「これは失礼しました、お嬢さん」
 悪びれるでもなく、にこやかに笑んで、アレン君は私の背筋に唇を寄せた。
 彼の掌がお尻を撫で擦る。殊更いやらしい手つきで、何かを塗り付けるみたいに……相変わらず、好きなんだから。
 ……でも、私も彼のことは言えないな。私の大腿を滔々と伝い落ちている、淫らな欲望の溶けた液体。卑猥な期待にうち震える秘裂から次々と溢れて、止まらない─────
「……入れますね?」
 こくり。
 頷いて、自分から腰を高々と上げた。ここに来て、と促すように。
797763:2005/07/21(木) 05:49:14 ID:iIAoz1/P
 ずぷ…ぐちゅぅぅぅぅ…………

「ん…はあぁぁぁぁぁ……」
 また、私の胎内が満たされる。アレン君でいっぱいに。
 心まで満たされるよう……ああ、この熱を、いつまでも感じていられれば、どんなにいいことだろう。
 そんな切ない想いと裏腹に、私は腰をいやらしく振る。このはしたない孔は、アレン君をもっと欲しいと言って、止まらないの。

 ずりゅ、ずっ、ずちゅっ、ぐちゅ、ぐちゅ…

「あっ、あっ、あぁっ! はぁっ…あん! ん、んあっ!」
 アレン君が動く。欲しがって止むことのないこの私に、惜しみなく愛を注いでくれる。
 私のお尻をアレン君の腰が叩いて、さっきよりもはっきりとした音を静まり返った部屋の中に響かせる。他に聞こえるものは、絡み合う男女の艶に満ちた息遣いと、粘膜の擦れ合いの音だけ。
「ああっ! はぁ、はっ! あぁぁぁん! んぁっ! あ、はぁぁぁっ」
 シーツを掴んで、もみくちゃにして。長い黒髪を振りたくって。だらしなく涎を振りまいて。上気した肌を擦り寄せて。アレン君の悦びを誘うかのように、姑息に蠢く私の身体……
 私を後ろから犯すアレン君の汗が、私の背中に冷たい雫となって飛び散る。いやらしい行為をたしなめられているようでもあり、もっと足掻いてみろと促されているようでもあって。
「あぁぁ、はっ! やっ、あぁっ、んふぁぁっ!」
 機械のように一定のリズムを保ち、息の合った動作で私たちは快楽を貪る。後ろから覆い被さって来たアレン君は、左腕で上体を支え、律動を保ったまま右手を私の下に潜り込ませて、器用に乳房を揉みしだいた。
「やぁっ! アレン、く……そ、それ、いいっ…いいよ……!」
 先端をクリクリといじる手捌きに、意識を奪われて。がくがくと頼りなく引き攣る自分の両腕両脚を叱咤して、この悦びを少しでも長引かせようとする。
798763:2005/07/21(木) 05:51:05 ID:iIAoz1/P
「…はっ! はっぁ! …は! はぁっ…!」
 アレン君の熱い喘ぎ。ほとんど密着する距離で浴びて、胸がきゅうんと締め付けられる。ああ、アレン君、私は、あなたが──────
「あぁぁっ、あ、アレンくん、好き、好きっ!」
 思わず口をついて出た言葉。けものじみた行為の最中には少し場違いにも思えるけど、どうしても伝えたくて。
「好き……あぁぁぁっ! す、すき……なの……っ!」
「リナリー………」
 想いが、想いの奔流が、止まらない。
「アレンくん、アレンくぅん……っ」
 愛しい気持ちを持て余して、涙が零れる。そっと拭ってくれる、アレン君。彼の優しさに、ますます胸が詰まる……
 最後は、抱き合いましょう。アレン君はそう言って、私を仰向けにした。
 分った性器をもう一度ひとつに繋いで、肌を重ねる。
「リナリー……」
「アレン、くん……」
 名前を呼び合い、口づけをかわし、そして──────
「あっ、あっ! はぁぁっ、んぁっ、ぁあああぁぁぁぁぁ」
 この交わりの終わりに向けて、二人で走り始める。
 熱い血潮と欲望を滾らせた自身を、狂おしい衝動に駆られるままに私に打ち付けるアレン君。迸る想いを律動に変えて、私を荒々しく蹂躙する。
 それに歓迎するように絡み付き、未練がましく縋り付いて離そうとしない、私の陰部。淫蕩な体液を撒き散らし、どこまでも淫らに、我侭にアレン君を貪ろうとする。
「んああぁぁぁぁぁっ! ふあ、ふあぁぁぁぁぁんっ!」
 嬉しいのと、気持ちいいのと、ほんのちょっぴりの罪悪感を胸に、私は悦びの声を上げる。
 アレンくん、アレンくん、アレンくん……
 彼の名を心の中で呼ばうたび、甘い疼きが広がって。
 繋がった処からもたらされる熱い波動と混濁して、私の頭の中を真っ白にする。
799763:2005/07/21(木) 05:52:27 ID:iIAoz1/P
「んあぁぁぁぁっ! ふぅううぅぅっ! は、はあぁぁぁぁぁん!!!」
 アレン君の背中に爪を立てんばかりにしがみつき、蕩けきった花洞を大きく広げて、彼を包み込み、食い締める……
 ああ、アレンくん……私をもっと、愛して。あなたの事しか考えられなくなるまで、犯して──────
「んううぅぅ! ふくぅうぅぅぅぅぅっ! ふぁ、ああああぁぁぁぁぁーーーっ!」
「はっ…! はぁ、はっ…! あぁっ、…リ、ナリーっ、リナリーっ」
 切羽詰まった、アレン君の声……もう、終わりが近い。
「あ、アレンくんっ、アレンくんっ! アレン、くぅんっっっ!!!」
 夢中でアレン君にしがみつきながら、私は懸命に、鳴くように、惜しむように彼の名を呼び続ける。

 どうかあなたの深いところにまで、この声が届きますように────────

「アレンくぅぅぅぅぅん!!」
「あ、あぁ……っ……うあぁぁぁっ!!!」

 どくん、どくっ、どくっ、どくっ……………

 胎内で、アレン君の種子が、弾けて……

「ふあ…………ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー…………っっっっっっっ!!!!!」

 その熱が、私の意識を焼き尽くす………

 後から後から、私の胎内に注ぎ込まれてくる、生命……
 お腹の中に満ちて……どろどろに融けた意識を、僅かに呼び覚ましてくれる。
 抱き締めた温もりと、胎内に穿たれた熱さを噛み締めながら。
「ふぁああぁぁぁ………あ……ん……」
 私は瞳を閉じ……力尽き倒れ込んでくるアレン君の腕の中で、もう一度、果てた……
800763:2005/07/21(木) 05:57:51 ID:XcpQDUV4
 逢い引きを終えて、私はアレン君の腕を枕にして、緩やかに微睡んでいた。
 私たちを包む月の光は、とても優しくて。
 私をそっと抱くアレン君の腕は、それよりももっと優しくて……

 見上げれば、アレン君の穏やかな笑み。
 左目の深紅の傷痕が、青みがかった陰影の中で、鮮やかに浮かんでいる。 
 思わず手を伸ばすと、アレン君はそっと眼を閉じて、目蓋に触れさせてくれた。

 傷痕を撫でながら、思う。
 この人は……あとどれだけの傷を負えば、背負わされた運命から解放されるんだろう。

 いつか、ティムキャンピーが見せてくれた光景が、脳裏をよぎる。

 ─────破壊された大地に、たった一人残された、アレン君の姿。
 眼前には、神に背いた咎で、命尽きようとする、私たちの仲間の成れの果て。
 右手は砕かれ、頼みの左腕は酷使の末に崩れ落ちて。
 七転八倒の苦痛に身を捩りながら、それでもアレン君は立ち上がって、微笑った。

 「がんばるよ」

 そう言って、微笑った。

 その笑みが、私の脳裏に焼き付いて、離れない。
 それは、私が想像出来るどんな笑顔よりもきれいで、優しくて、強くて─────────そして、悲しい、笑顔だった。

 きっとこの人は、自分が命尽きる時にも、こうして微笑うんだと思った。
 傍にいる人に、守るべき人にこうして笑いかけて。そして、たった独りで明けない朝へと旅立ってしまうのだろうと、思った─────
801763:2005/07/21(木) 06:00:02 ID:XcpQDUV4
 ─────何度でもあなたを助ける、と誓った。
 でも、私はきっと、あなたを助けられないんじゃないかと思う。
 もし、私があなたの代わりに傷付くと言ったら。もし、私があなたと共に死ぬと言ったなら。
 あなたはきっと、あの悲しい笑顔を浮かべて、私の手を離すのだろう─────

 ─────あなたはきっと、神さまから運命を与えられた存在。
 この世の痛みや悲しみを一身に背負って、それでもなお、救い続けろ、と。
 その命に代えて、救い続けろ……と、神さまが決めた存在─────


「……どうしたんですか? リナリー」
 怪訝そうに、アレン君の声がかけられる。
 私が、アレン君の胸板に口づけを落としたから。
「……なんでもないよ。ただの、おまじない」
「? 何を、おまじないするんです?」
 心の準備をする。私の胸の内が、この勘の鋭い人に悟られないように。
「……………アレン君が、他の誰かになびきませんように、って」
「ええー、何ですか、ソレ……」
 ちょっと不満げに口を尖らすアレン君。冗談だよ。そっと頬にキスした。


 ─────でもね。私は、諦めの悪い私は、神さまに抗うの。
 何度も肌を重ねて、あなたの身体に、私の印をたくさん残して。
 抱き合った熱やこの痕を通して、私の穢れをあなたの身体に染み込ませるの。
 もし、あなたが、きれいで特別な存在でなくなったなら。私と同じ、穢れを背負いながらも生きる、普通の人間になれたなら。
 神さまはあなたを諦めて、あなたを運命から解放してくれるんじゃないかって、思うから─────
802763:2005/07/21(木) 06:01:37 ID:XcpQDUV4
 ─────わかってる。こんなことは無意味だって。
 私はきっと、あなたのためになにひとつしてあげられない。
 誰かを救うために走り出すあなたに、私はきっと永遠に追いつけない。
 『黒い靴』の速さを以てしても、あなたには追いつけない─────


「……リナリー」
「なぁに? アレン君……きゃっ」
 ぎゅうううっ……とアレン君に抱き竦められる。
「よろしければ……僕ともう一曲、お付き合い願えますか?」
 私の大好きな笑顔を見せて、大好きな声で囁く、アレン君。


 ─────それでも私は、あなたと一緒にいたい。
 あなたの傍で、同じ景色を見て、一緒に笑っていたい─────

「……お誘いに乗らせて頂くわ、アレン君」

 ─────ああ、私の愛しいひと。こんな無力な私を、こんな卑怯な私を、どうか、許して─────


 零れ落ちた涙。口づけに溶けて、幽かに煌めいた……
803763:2005/07/21(木) 06:16:05 ID:XcpQDUV4
これにて一応締めとさせて頂きます。
エロエロかつ甘甘でちょっぴり苦い感じに仕上がっていれば思惑どおりなんですが、そう上手く行っているかどうか。
一応、アレン視点でラウンド2を書いて、リナリーの想いと対比させるという(どっかで聞いた様な)ネタもあるんですが、
あまりに長々と書くのもアレなので、しばらく間を空けて尚かつ完成させられれば、と言うことで。
800以降の軽い鬱描写は、54夜時点までの展開で膨らませた妄想の産物です。やあ、この暑さで妄想もよく膨らみますな!
それでは、読んで頂いた方、どうもありがとうございました。他の職人様の作品を楽しみに待っております。全裸で。
804名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 11:52:01 ID:wHT4ZTHq
>>763
嫌なモン見た…orz
名前欄をカップリング名にするぐらいの配慮しろよっ!死ね!
805名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 12:21:33 ID:b9FsvM6V
いやいや、本当に素晴らしくて胸が疼きました。
お疲れさまです、GJ!!
806名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 14:52:48 ID:r/9Lif38
-803
鬱キモス
ネタがしつこい
イラネ
807名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 19:46:06 ID:TzgGtsmA
Gj!!リナリー(*´д`)
808名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 19:47:45 ID:yHUx5EYH
>763
極めて自分好みでした。アレンサイドの方もお待ちしております。
809名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 22:05:55 ID:hvz/x+Rp
アレンサイド期待sageしつつ>804はどこを縦読みすればいいか悩んでみる
810名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:45:28 ID:akp6zkIQ
激しくGJ!!
雰囲気がエロイよハァハァハァ
811名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 13:28:09 ID:LdaPBeMb
GJ!
812名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 17:07:38 ID:soMROMl6
ちょっと、コレはいくらなんでもキモイよ
813名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 20:43:17 ID:0RtPcRIQ
Dグレ読んでるのに鬱描写嫌いなの?
こういうの好きだけどな。アレン側のも期待してるよ〜。
814名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:02:18 ID:A8OYwoU6
名前変換小説?
815名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:22:50 ID:pMT8+JW9
アレリナGJ!
もう夏厨の季節ですな。
816名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 06:59:21 ID:/rC2YvPW
ロードネタ誰か書かないかな?
817名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:50:13 ID:y7b6les0
どきん……どきん……どきん……

 心臓が口から飛び出してきそうなほど、鼓動が大きく高く鳴り響いている。
ベッドに腰掛けた神田の体の上に、彼と向き合って座っているミランダ……自分の鼓動が聞こえてしまうのではないかという感覚に襲われるミランダ。
「……ん」
「あっ……ん……んぅ」
 恥ずかしそうに身を震わしているミランダを、神田は抱き寄せて唇に再び触れあう。
舌を絡ませながら神田の指がすっと彼女の細い首筋をなぞる。
「んッ!!」
 その刺激にビクゥッ!!とミランダの体が硬直するのを楽しそうに見つめながら、制服のコートのジッパーに手をかける。
「ぁ……」
 消え入りそうな声を上げながらミランダが唇を放し、神田の手を恥ずかしそうに見つめる。
ジッ、ジジ…ッとゆっくりとファスナーが下ろされていき、コートの下に着た、ミランダによく似合う黒いワンピースが晒されていく。
頬を朱に染めながらあらぬ方向に顔を背けて震えるミランダの乳房をそっと手で覆う。
「ひゃ……っ」
 素っ頓狂な声を上げて体を離そうとするとミランダの目をじっと見つめた神田が少し心配そうな表情で問う。
「……怖いか?」
 あの巻き戻しの街でのことを思い出してしまうのか、という意味で聞いてきているのだろうか?
それは分からないが、自分を気遣ってくれるのが嬉しくて、そして、乳房に手を置かれた瞬間、
体に走ったものがゾクゾクとした快感以外の何物でもなかったことが気恥ずかしいが「ううん」と首を横に振る。
「……だいじょうぶだから……もっと、して……」
 あまりの恥ずかしさに最後の方は聞こえないほどの声で答えるミランダの言葉に、乳房を包んだ手のひらをゆっくりと、あくまで優しく愛撫する。
「……っ……ん……ッ!!……ぅん……」
 必死に声を出すのを耐えるミランダがあまりに可愛らしくて、愛しさが募る。
興奮した神田が彼女の首筋を吸い、痕をいくつも創っていく。
ちゅっ、と少しわざとらしい音を立てて吸うたびにピクン、ピクンと震えるミランダの反応を楽しみながら、
ミランダの背中に回して抱きしめていた方の手が、彼女のうなじの下のほうにあるワンピースの後ろボタンに触れられる。
「あ………」
 ボタンが一つずつ外されていく度に、自分の裸体を晒す時が近づくことに怯えるミランダ。
818名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:50:44 ID:y7b6les0
 全てのボタンが外されて、たわんだ布地がゆっくり下ろされていき、神田の眼前に彼女の黒いブラと、時計のねじ回しだけをつけた上半身が現れる。
熱っぽい視線を感じながら、シャワールームでリナリーの健康的な体を見る度に、
自分の体の貧相さを恥ずかしいと思い続けていたミランダは、神田に対して申し訳ないとさえ思ってしまい、また謝罪する。
「ご……ごめんなさい、その、つまらないでしょ?」
「何がだよ?」
「私の体……ほら、貧相だから……」
 神田にとってはミランダがなぜ謝るのかまったく分からない。
肉の少ない肌に薄く浮いたろっ骨も、真っ白な肌も、どこかのサナトリウムで療養中の病弱な女性や、深窓の令嬢のような神秘さを感じさせて興奮が高まる。
そして、この体を今から自分のものにできるという喜びばかりが頭の中を支配していた。
薄く浮いたその肋骨に、そっと指を伝わせる度にピクン、ピクンと小さく体が震えて桃色に体が染まっていく。
泣きそうな瞳を閉じて唇を噛みしめている彼女の顔に口付けるとそっと手を動かす。
「ひん……っ!」
 唇で口を封じたまま、肋骨の上の穏やかなふくらみを包み込むと、小さく鳴いた彼女の鼻息が顔に当たる。
口腔を舌で嬲りながら乳房に優しく手を絡ませる度に口の中の彼女の舌も強張る。
その緊張を解きほぐすように自分の舌で優しく愛撫すると「ん……っ、んふ」と鼻にかかった喘ぎ声が伝わってくるのが心地よい。
巻き戻しの街で男たちに嬲られたときとはぜんぜん違う快感に酔いしれるミランダ。
だが、揉み解しながら乳房の頂点を指の間に挟んで摘み上げた瞬間、
「ン……ッ!!!」

がりっ……

「……っぐ!!」
 突然の刺激に驚いたのかミランダの歯が神田の舌を噛んでしまった。
神田は顔を離して、じんじんと痛む舌を手の甲で拭うと口の中に鉄の味が広がり、拭った手の甲には赤い液体がこびりついていた。
その様子を見てわたわたと慌てるミランダ。
「ご……っ、ごめんなさい!ごめんなさいっ、大丈夫?ユウ君っ!ごめんなさいっ!!」
「なんれもねぇよ」
 彼女を落ち着かせようと舌の痛みに耐えて強がりを言おうとしたが、うまくろれつが回らない。
そのことが更に彼女を不安にさせる。
「ち……っ」
819名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:52:28 ID:y7b6les0
「っ!!…ごめんなさい……」
 さっきまでの快感を耐えているような涙ではなく、また、自分の嫌いな涙……自分の失敗にとことん拘る陰気な涙だ。
こんな涙は見たくないし、流して欲しくない、そんな気持ちで舌打ちする神田。
だが、ミランダにとってその舌打ちは自分への拒絶として受け止められる。
「ごめんなさい……ごめんなさ……」
「……心配すんな……こんなもん舐めときゃ治る」
 俯いて謝り続けるミランダを見て自分の舌打ちを後悔して告げた言い訳のような言葉に、神田は悪戯心が働いた。
「だけど……舌を傷つけちゃったらどうやって舐めるって言うの……」
「舌ならあるじゃねえか」
「え……?」
 きょとん、とした顔のミランダの唇に手を置くと、にやり、と微笑みながら
「ここに、な」
「え、えええ!?」
「ほら、さっさと治療してくれよ」
 混乱しているミランダの前で、べろ、と舌を出す。





 しばらくの沈黙の後、ミランダの舌がおずおずと差し出されて神田の傷ついた部分をぺろ…と一度舐める。
そのまま犬のように傷口に舌を這わせる。
ぺちゃ……ぺちゃ…とはしたない水音がミランダの耳に届いて羞恥心を刺激する。
どきどきと心臓が高鳴り、おへその下あたりがきゅぅぅぅ……っと疼きだす。
熱い息を吐きながら、年下の男の子に下を這わせる自分はどんなにいやらしいのだろうという羞恥心がさらに興奮を高めていく。
820名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:55:59 ID:y7b6les0
仕事が忙しくてダラダラとちょっとずつ投下していくことになってます……。
次でラストですが、また来週末になりそうなんですが、できる限り早く仕上げたいでつ。
821名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 00:06:41 ID:tgdsdDF2
>>820
キタ―――!待ってましたよ!神ミラGJ!
クレクレの自分が何か言える筋合いでもないですが、
続き、楽しみに待ってます。
体壊さない程度に頑張って下さい。
822名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 00:27:55 ID:Hi4SGpRw
GJ!!
だが身長168cmの上背で45kしかないミランダさんにもめるほどのオパーイがあるのやら・・w
まあそこが萌えるんだが
823名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 01:08:08 ID:9OelFEGg
女はいい男が出来ると変わると言うからねぇ・・・
824名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 19:46:52 ID:sOFUFx/G
こいつら生殖者のせの字もないほど発情してるな
825名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 19:49:15 ID:sOFUFx/G
↑間違えた聖職者だ。生殖者ってまんまじゃねーか。
826名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:15:20 ID:H9BSjuiT
ここで空気を読まずにラビリナキボンヌ
尻に敷かれてそうなラビ萌え
827名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 02:32:18 ID:i/B8cqcp
人の生き死にばっか見てるから本能的に種を維持しようとするアレがはたらいてるんだろ>>発情
828名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 16:09:25 ID:4bYZvDwd
アレ・リナ・・・ついでに神田の3Pを
だれか〜基盆スルナリ
829名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 09:45:07 ID:TuPnEaNN
ぉぎゃーーー
830名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 09:45:56 ID:TuPnEaNN
ぉぎゃーーーーーー!!!!!!!!
かーんミラ!!!
かーんミラ!!!
831名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 09:46:28 ID:TuPnEaNN
ぉぎゃーーーーーー!!!!!キタ〜!!!
かーんミラ!!!
かーんミラ!!!
職人さん頑張ってくれ〜
832名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 17:18:57 ID:y42ipNdd
どうでもいいけど、今週でたノアの能力何かエロいな。
833名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 19:54:31 ID:I+dsQEMw
>>832
子宮や卵巣を直接愛撫されたり、中から処女を貫かれるリナリーやミランダとか変態なプレイしか思いつきません
834名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 15:26:32 ID:7J6GI29h
す、素敵じゃないか…。
835名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 15:56:47 ID:jTfNcbFm
ろーどたまを
836名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 16:06:33 ID:lK24stF/
    |                   \
    |  ('A`)           ギシギシ
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄        アンアン/
837名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 20:14:35 ID:ekwfOawO
http://m.pic.to/2gtkn
これの右側のを使ってなんか書いてくれ、詳細不明
838589:2005/07/29(金) 02:07:03 ID:TTIDBGJn
うは、めちゃスレ伸びてる
みなしゃん乙彼ー
839名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 00:01:42 ID:zYi1O6TD
Dグレがついに鬱描写を極めました
読んでいるだけで気持ちが沈みます
840名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 00:17:56 ID:1BEM/u2z
そんな時のための エ ロ パ ロ です
841名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 00:26:00 ID:ao9ldjl2
アレーーーーンッ
842名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 08:11:58 ID:05PPY7Gn
神ミラの方まじ素敵です…!!
こんなSS読めて本当幸せです
応援してます
843名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:38:20 ID:gV+I6y+9
どうしよう・・・いままでまったく興味なかった2人なのに
今まで見た中で一番萌えるカプかもしれん

神ミラファンになりますた
820さんがんがってください!!
844名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:39:23 ID:gV+I6y+9
あげてしまったorz
スマソ
845名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 14:44:26 ID:MMyiTu8G
(℃゜)ゞポリポリ
846名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:33:04 ID:ZaLQRW10
神ミラ最高……
本編じゃまだ絡みさえしてないのに
会話想像するだけで萌えるのって何だ?!
神田はミランダより年下なのに密かにコンプレックス感じてたり
してな…とか…萌え…
847名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 00:10:32 ID:E2izfx53
氷河期到来
848名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 17:19:19 ID:CG2tqhJX
誰かアレミラ描いてください〜age
849名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 19:58:43 ID:23bWepkh
Dグレにもっと女の子キャラが欲しいって言ってる人いますけど俺はリナリーちゃんさえいれば……



こんな俺って病気??
850名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 20:08:07 ID:IFCXeKui
病気ってほどじゃないな
そんな俺はミランダさん再登場でテンションマックスだが
851名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:21:20 ID:MxIQEFmH
バレいいのかここ?
まあそんな俺もミランダに萌えたわけだが
ラビミラ期待とか言ってみる
852名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 22:40:53 ID:PAitRvMk
あんまりバレは良くないんだろうけどこうも過疎っていては・・・なあ

相変わらず薄幸のドジッ子なんだろうか、あの人
853名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:22:28 ID:4Ro+JcjA
リナリー,ミランダ,ララ,ロード(?)
これに加え男性陣はアレン,神田,ラビ,コムイetc...

何だかんだ言いながら品揃えはいいじゃないですかw



(何言ってんだ俺は_| ̄|〇)
854名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:58:57 ID:Lkz+/w13
バレやめてくれよ…orz
855名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 18:58:21 ID:kHKARDT1
ラビ×リナって需要あるの?
856名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 19:27:59 ID:rrAvjjk/
>>855
俺は読みたい
857名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 22:13:22 ID:4Ro+JcjA
>>855
俺はリナリーたんを書いてくれれば相手は誰でもい(ry


ごめんなんでもないよ
858名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 22:57:34 ID:B5SwWuGd
リナ×アレンいいっすね!!テイキ×リナリーも希望
859名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 10:09:51 ID:gAfV61y+
ミランダ!!
860名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 12:12:06 ID:sLUHVS6U
(純粋または鈍感?)ラビ×(酔っ払い)リナリー希望!!
861名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:05:02 ID:8A/WkwhU
ラビに甘えるリナリーとそれに気づいていない鈍感なラビ。
しびれを切らしたリナリーが……

ってのよくない?
862名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:11:14 ID:+c84hO7T
>>861
イイね!
束たまにはラビ絡みも読みて
863名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 13:12:23 ID:tUxRal2K
誰か書くサィノゥある人タノムぅー!
864名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 18:00:02 ID:9zUAkets
神頼みよりも、とりあえず自分で書いてみるとかしようぜ!


挫折したヤシが言うのも何だけど _| ̄|◯ クソー
865名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 10:27:27 ID:Vy32q6fg
うわぁ・・・リナリーの中、暖かリナリー・・・
866名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 16:36:58 ID:rEEGX6h0
以前にネタバレであった通りミランダ再登場!!
誰かこれを期にSS書いてくれないかな?
867名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 17:04:42 ID:ms9I6Cq5
アレンあぼんで傷心リナリーを慰めるラビとか
868757:2005/08/08(月) 20:47:30 ID:5GPXm4UU
ミランダさん、パンツスタイル……
団服の下に黒いロングのワンピースってことで書いてたんでつが……細いミランダさんにはこれも似合ってていいなぁ……


早く続きを書き上げて次はちゃんと原作に沿った格好のSS書かないと
大幅に遅れてて申し訳ないです
869名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:39:00 ID:8etV/c31
ミランダキターーーー!
もうアレンに代わって主人公になってもいいよ。ミランダ好きだよミランダ。
870名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:27:14 ID:LNoJyaSW
ミランダ細っ!!そして胸が・・・vv
871名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 02:49:15 ID:1HSi+lkz
きた…きた…きたきたキタァァァァアア!!!!!
ミランダ旋風が吹き荒れる!!!
872名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 10:02:58 ID:8BMJdnrL
<<864

ぅっ・・・確かに・・・・・・
873名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 10:06:44 ID:8BMJdnrL
ミランダイイ!!
874名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 13:30:25 ID:SsRCIBwe
そういえばラビは年上が好きなんだよな?ってことでミランダ?
875名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 13:41:48 ID:vdoMM7Im
性格変わってそうなのが不安かも。
876名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 23:18:19 ID:HVUsE6UL
ドSになってそうな服ですね
877名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:16:27 ID:KBJVNzj5
しかしあの格好でドジ踏んだらハゲモエ
878名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:39:55 ID:cuMh2Liu
次回は、あのタラップみたいなのから転げ落ちるに2ペリカ。
879名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:40:39 ID:jr3ooN0L
持ってるトランクの中身
ぶちまけるに5点。
880名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 21:35:55 ID:tlgefSC9
ラビと一悶着(?)ありそう
881名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 19:37:49 ID:m1v4XX/Q
(;´Д`)ハァハァ リナリータソ...
882名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 00:03:52 ID:2js3MDjF
ラビリナ萌え真っ直中
今週良かったー
883名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 08:40:52 ID:pw2lPLDi
>>881ー882
気持ち悪い
884名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:22:04 ID:ob7sSFqL
夏だな
885名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 21:10:17 ID:1W6vEg4/
ミランダさん、着衣のままスマタとか……
886名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 22:59:59 ID:DXQVWYIT
>885
ハァ━━━━━*´Д`━━━━━ン
887名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 01:31:40 ID:CjNabNjs
>>861激しく同意だー!!
888名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 14:16:46 ID:lnHmA0ph
ミランダに萌えた俺がここに来ましたよ

とりあえず1〜5巻買ってくるか
889名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 18:09:27 ID:sBxq+tk2
案の定ドジ踏んで上から転げ落ちるミランダ→それを受け止めるラビ→ハァハァ
890名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 18:54:45 ID:vK/bH9fA
コムイ×ミランダ神キボン
891名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 22:16:48 ID:SV17MJe1
リナリーの可愛さが分からない
エリアーデタソの方が数倍萌える
892名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 22:35:36 ID:Xv3yXyog
あげ厨うぜえ死ね
893名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 23:06:49 ID:n7OU8DFm
腐女子は(・∀・)カエレ!
894名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 10:03:54 ID:u+LBXGZU
流れを無視してクロス師匠とアニタさんキボンと言ってみる
895名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 10:18:38 ID:WgdBLnw0
>>858
ティキリナだけは嫌。生理的に嫌っ。
896名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 13:01:34 ID:NYMdXi3m
たかがエロパロで何を(゚∀゚)
897名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 14:41:30 ID:hmGhuTT6
>>895
いや、仮に書いてもらえたとして、スルーすればいいんじゃね?
人の好みにケチつける権利なんて無いと思うよ。

と、マジレスカコワルイ(´・ω・`)
898名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 18:19:51 ID:RGpfMSfI
嫌ならスルーすりゃいいのに何故わざわざ職人さんが投下をためらうようなレスをするのかと小一時間問い詰めたい
過疎スレなんだから、食わず嫌いせず何でも美味しく頂く心構えでいようよ

夏だからしょうがないのか…
早く宿題やれよお前ら
899名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 20:44:36 ID:aS4GRfFf
それ以前に本誌展開の先行きの見えなさ加減が筆の進みを躊躇わせている一因なのだが・・・
ラビのアレ×リナ観察記とか書きたいけど今後の展開を気にし出したら筆がどうにも進まね
900名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 21:18:43 ID:zc3dOw2b
895はティキリナをNGワードに登録しておけばいい。これで無問題
俺は何でも大歓迎ww新たな萌を発掘できないかと興味深深だよ
応援しか出来ないが、職人さんがんがれ!俺は話苦手なんだ・・・ ヘタな絵でよかったら投下できるけど

>>899お願いします!!書いてください
901名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 03:13:18 ID:InT/UB9L
職人様どうか私めにお慈悲を_ト, ̄|○モウガマンデキナイ
902名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 06:06:49 ID:ybWKnbZL
ミケでリナリーたんのエロ本ゲッツ。
アレンとラビにニリンザシされるリナリー(;´Д`)ハァハァ
903名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 08:45:26 ID:QEroixVY
ミランダがララがロードのだれかならだれでもいい。
904名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 15:22:38 ID:62GbF7Aq
もう900か。2スレ目いくなぁ
905名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 15:24:18 ID:f4hee2y3
ティキにロードへのお土産としてお持ち帰りされるアレンとか。
906名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 13:17:29 ID:hSXiS/UG
もしかしたらキャラの性格かわっちまうけど、
それでもいいならリクエスト受け付ける。。
時間かかるかもしんないけどね。
907名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 16:21:49 ID:OBO4KErO
キャラの性格変えるのはやめてほしい。
それはもうそのキャラじゃなくなっちゃう。
908名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 18:02:49 ID:vUY3qDVt
>>906
変わってもイイ(・∀・)!
909名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 20:30:28 ID:hSXiS/UG
>>907
なるべく変わんないように頑張るから。。
リクエストは今から受け付けるけど、
完成は明日の午後になる模様。。。。
910名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 20:49:54 ID:T2NM4Ivv
>>909
神よ、ぜひラビ×ミラを!!
911名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 21:16:46 ID:rrncWRzd
なんだか書く前からヘボン臭が漂ってる希ガス
912名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 21:27:53 ID:vUY3qDVt
>>911
失礼だぞおまい
投下されても読むなよ
913名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 23:18:31 ID:6B4NoGU1
おなかすいてるときは毒でもおいしく感じる法則。
914名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 23:35:54 ID:0pOkvM1V
キャメを書くかもしれんが、相手は誰がイイか?
アレンとラビによる3pなど考えてるのだが、需要はあるか?
915名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 23:46:33 ID:2d/zEd2y
>914
待ってます!めっちゃ需要有ります!
頑張って下さい〜
916名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 00:11:51 ID:OhJOCHL6
909=914?
917名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 00:57:48 ID:pY9ps8X1
ごめん、漏れ914が初めてのレスだから違うよ
918名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 01:05:33 ID:DZf9rSFo
って事は今ここに神が2人居るのか
楽しみにしてます頑張れ
919:2005/08/19(金) 08:10:09 ID:sHfXysVs
「じゃぁ、2人でがんばってね♪」

コムイが能天気に言った。
今回の任務はイノセンスの回収ではないようだ。
行方不明になった探索部隊の救助―――
おそらくレベル2のアクマ退治になりそうな予感がした。

ラビは教団の廊下をコツコツと歩いていた。
「(今回の任務はアレンと一緒じゃないのさぁ・・・・)」
少しテンションが下がり気味だった。
しかも、新人のミランダ・ロットー・・・・
「(見た目はキレイなんだけど・・・性格がなぁ)」
ミランダのことはアレンやリナリーから聞いていた。
マイナス思考そうな印象。
「ハァ・・・」
ラビがため息をついたとき、後ろで、
「ラ・・・ラビくん・・・」
と、暗い声が聞こえた。
―――ミランダだ
「何さ?」
振り返らずに、返事をした。
「あの・・・まだ私あんまりここのこと知らないから・・・教えてもらえないかな??」
まぁ・・・ありがちな内容だった。
「いいさ。じゃぁ俺についてきな」

ラビは一通り教団の中を説明した。

「まぁ、こんな感じかな」
「ありがとう・・・」
ミランダはまだ不安そうな表情を浮かべていた。
「ん。そうだ、俺の部屋来いよ。お茶にするさぁ」
「はい」
そういって、ラビはミランダを部屋に連れて行った。

920:2005/08/19(金) 08:13:13 ID:sHfXysVs
漏れは>>909でつ。
半端なところで終わった・・・(orz
続きは午後の予定。
ヘボくてスマソ。。
921ゆう:2005/08/19(金) 09:22:22 ID:pY9ps8X1
914でつ。多分今夜辺りに前半投下。
翔5しガンガレ(・∀・)ノシ
正直、漏れミランダ1番好きだからテラ期待してる(;'Д`)ミランダタソ…!
922名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 09:23:24 ID:pY9ps8X1
×翔5し→○翔5氏
スマソ
923名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 09:34:33 ID:WubdSfUv
5?
924名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 10:23:14 ID:pY9ps8X1
マジでスマソ〇| ̄L
×翔5氏→翔氏
925:2005/08/19(金) 13:09:32 ID:sHfXysVs
そろそろ投下
926名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 13:13:21 ID:3rIXyvvJ
sageで
927:2005/08/19(金) 13:28:09 ID:sHfXysVs
ラビの部屋は、あまり広いとはいえない部屋だった。
それでも、コムリンが教団をめちゃくちゃにしたせいで
家具が少ないため、広く感じた。


「ミランダ悪ぃさぁ。コムリンが部屋壊して今なんにもないさぁ」
「・・・いいですよ」
ミランダはにっこり笑った。
「(ミランダキレイさぁ・・・)」
「っなぁなぁミランダぁ」
お菓子をほおばって食べているラビが、
お茶を飲んでいたミランダに言った。

928:2005/08/19(金) 13:34:16 ID:sHfXysVs
「何?ラビくん」
カチャ・・・とカップをテーブルに置いた。
「顔にクッキーのカスがついてるさぁ」
「えっ!」
あわててミランダがカスをとろうとした。
「ああ、そこじゃないよ」
「えっ・・・どこですかぁ??」
ガタッ――――
「っ!!」
ラビは、席を立ってミランダを後ろのベッドへ押し倒した。

「っ・・・ラビ君?!」
929:2005/08/19(金) 13:52:41 ID:sHfXysVs
「嘘だよーん♪」
ラビがにっこりと笑みを浮かべた。
「えぇ?!何で・・・」
「それはね、ミランダがキレイでがまんできなかったから」
初めて言われた言葉に、頬が赤くなった。
「んー。可愛いなぁ。ミランダ」
「ラビ君っ!」
ミランダは抵抗しようとしたが、もちろんにラビにはかなわない。
「ん・・・んっ・・・」
ついにラビが、ミランダの口を自らの口で塞いだ。
「ん・・・はぁっ・・・はぁはぁ・・・ラビ君・・・だめだよ?」
「だめじゃないよ。俺、ミランダのこと好きだもん」
「そういう問題じゃなくて・・・」
930:2005/08/19(金) 14:16:48 ID:sHfXysVs
スマソ。
一旦中断しまつ。
931迅猫 ◆DXcD0evc2g :2005/08/19(金) 14:50:39 ID:NCy4wCSt
GJ!
932名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 15:46:52 ID:PVGuUD/o
GJ_ト ̄|○ハァハァ
933名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 17:37:43 ID:m6XoWzyi
続き続き♪ヾ(´∀``*)
934:2005/08/19(金) 17:44:06 ID:sHfXysVs
スルスルとミランダの団服を脱ぎ捨て、
胸の頂をいじり始めた。
「ん・・・ぁっ・・・ラビ君・・・」
「ん?何?」
「ダメだよ・・・こんなこと」
「やーだ♪」
そう言って再び、今度はもみ始めた。
「ああっ・・・ふ・・・・・ん・・・・」
「何?気持ちイイの?」
だんだんミランダの息づかいが荒くなって、
ラビのモノもズボンの中で苦しくなりつつあった。
「へ・・変な感じ・・・」
「まだまだだよん♪」
「えっ・・・・」
ラビはズボンのチャックからモノを出して、
ミランダの口元へ運んだ。
「さぁ、咥えて」
935:2005/08/19(金) 17:45:45 ID:sHfXysVs
スマソォォォ。
続きは今夜か明日になりそう(orz
仕事が入った。
936名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 18:11:18 ID:WubdSfUv
びっくりするほど唐突な展開だな。
937名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 18:31:02 ID:bMoq3EZQ
すげぇな。ミラ苦手からミラに盛るまでの急展開。
ショボイ
938名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 20:41:24 ID:hbIkSuuJ
>>926
見事にスルーされてるなw
939ゆう:2005/08/19(金) 22:01:47 ID:Ghx7g+Au
ある夜更けのこと。
ここは黒の教団本部内、アレンの部屋。
アレンはベッドで疲れ果てて寝ている。
ラビも、今日はアレンの部屋のソファで寝ている。
コムイから押し付けられた、膨大な量の書類の整理を、二人でこなしていたのだ

まだその仕事は終っておらず、紙やファイルが散らばっている。

不意に、窓に小柄な人影が写った。
月明かりに照らされて、部屋に影が落ちた。
窓が静かに開き、一人の少女が入ってきた。
キャメロットだ。
「なぁんだ、アレン一人じゃないんだ。」
ラビを一瞥すると、フワリと窓枠から降りて、アレンのベッドに近付く。
「じゃぁ、静かにやんないとね〜…」
小声でそう言うと、靴を脱ぎ、ベッドに上がる。
そして、アレンに馬乗りになり、自分の顔をアレンの顔に近付け、囁いた。
「アレン、会いに来たよ」
アレンはうっすらと目を覚まし、目前のキャメロットの姿をとらえると、驚いて
声を上げそうになった。
しかし、手で口を軽く押さえられ、その悲鳴を飲み込んでしまった。
「おまえ…ノアの一族の…」
キャメロットはニッコリと微笑んだ。
「覚えててくれたんだぁ。」
「なぜ…ここに…。まさか本部を襲う気…」
「フフッ、安心しなよ。今日は自分の用事だからサ…」

940:2005/08/19(金) 22:02:30 ID:sHfXysVs
やっぱ投下するのやめよか??_| ̄|○|||
941ゆう:2005/08/19(金) 22:05:29 ID:Ghx7g+Au
あ、いちお今はPCからなんで、ID違います
あと、遅れますたが、アレン+ラビ×キャメ(キャメ→アレン?)
引き続き投下イキマース

「用事…?」
アレンが怪訝な顔をすると、キャメロットは意味深に微笑み、自らの襟のリボン
をゆるめ、ボタン外していく。
「そぅ。また会おうねって言ったでしょ…」
声色が、少し色をおびた。
ボタンはへその辺りまで外され、幼い乳房が除く。
リボンも外し、わきにおいた。
「え…ちょっ…」
アレンは戸惑うが、どうしていいか分からず、おろおろした。
それに構わず、キャメロットは自分の唇をアレンの唇に重ねた。
柔らかい感触がする。キャメロットは、小さな舌をアレンの舌に絡める。
「んぅ…ちゅ……ぷはっ」
仕掛けてきたわりに、キャメロットは息継ぎが下手らしく、苦しそうだった。
アゴにつたう唾液が、乳房に垂れた。
小さな柔らかそうな乳房を見ていると、アレンは、自分も熱を持ち始めたのを感
じた。
「用事って…」
「僕さぁ、アレンの事けっこぉ気に入ってんだょね。だから…」
「だから…?」
「ァハハっ。処女破ってもらおうと思って。」
「しょ…はぁ?!」

942ゆう:2005/08/19(金) 22:06:52 ID:Ghx7g+Au
>>940ガンガレ(;'Д`)ミラタソハァハァ
漏れは応援してるぞ!
943:2005/08/19(金) 22:10:11 ID:sHfXysVs
>>942
ありがとぉぉヽ(´□`。)ノ・゚
漏れガンガル(ぉ
おまいもガンガレ!
キャメ萌え
944名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 22:12:22 ID:2iFpGCES
なれ合いキモス
945ゆう:2005/08/19(金) 22:15:03 ID:pY9ps8X1
今度はケータイからなんでまたID違うが偽ではナイヨ。
スマソ、続きは明日に…
946ゆう:2005/08/19(金) 22:17:09 ID:pY9ps8X1
いちお、なれ合いは避けて行こう
947ゆう:2005/08/19(金) 22:18:52 ID:pY9ps8X1
いちお、馴れ合いは避けて行こう〇| ̄L
確かに、作者同士の馴れ合いはチョットイタイ鴨…
948名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:06:40 ID:ezU90MNp
雑談やめれ
むかつく顔文字やめれ
それからsageろ
メール欄に半角でsageと入れとけ


お二方、続き待ってますよ
949名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:08:50 ID:bNVG74dj
コテの2人、いいかげんsageたらどうだ?
内容どうこう以前に、上げまくりな奴にはレスしたくない
950名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:14:20 ID:bNVG74dj
あ、上の方確認してたら948とカブってしまったスマン

それから内容叩いてる奴も、他人の話をこき下ろすのは簡単だが
その前に自分で書いてみることを勧める
見たくなきゃコテをNGにでも登録しとけ

自分としては書いてくれるだけで有り難いと思ってるので
がんがって書き上げて欲しい
951名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:44:35 ID:orGjbYxB
翔氏の話を勝手に補完。>>927あたり。


「ここが……ラビ君の部屋?」
おずおずとミランダがラビの部屋に入ってくる。
「そうさね。このあいだコムイに壊されて、まだあちこち修理中なんだけどな」
その言葉どおり、部屋の壁のあちこちが欠けていたりひびが入っていて、
それを食い止めるように無造作に板が打ち付けられている。
もともと広くない部屋だが、部屋が破壊されたときに
家具もほとんど壊されて無くなっていて、余計に広く殺風景に感じる。
「そこら辺に座っててくれさ。今、お茶淹れるさ」
「あ……お茶なら私が」
ラビを制して、ミランダが部屋の隅に設置されている簡易キッチンへ行く。
さいわいなことに、お茶を入れられるくらいにはキッチンは破壊されずに残っていた。
ラビは椅子に腰掛けて、お茶の用意をしているミランダの後姿をぼんやり見つめた。
教団の中を案内しているあいだに、ラビのミランダへの評価はだいぶ変わっていた。
もちろん良いほうへ。
確かにおとなしく、リナリーのように明るく快活ではないが、陰湿というわけではない。
教団という新しい慣れない環境にも、早く馴染もうと前向きに努力をしている。
まあ、天性の不器用さは隠しようがなく、
一緒に教団内を回っているときに、何度つまづいて転びかけたことか。
ラビはふと、自分の腕を見た。
案内をしているあいだ、二度ほど、転びかけたミランダを抱き留めて支えてやった。
(すんげー軽かったさね)
服の上からでもその細さは分かるが、抱き留めてみて本当にその軽さと細さに驚いたのだ。
比喩でなく、力を込めたら壊してしまいそうだった。
(まいったさ……)
あれは反則だ。
この教団内にも女性は何人もいるが、みんなアクマと戦うだけあって、
一見可憐に見えても、実際は驚異的な戦闘能力と強靭な精神を持っているのだ。
リナリーが良い例だ。
あの愛らしい容姿に反して、鍛えられた足とイノセンスの力が融合して繰り出される蹴りは
硬い岩壁さえぶち壊してしまう。
ミランダのように、『守ってあげたくなる』女性は、
基本的にラビのまわりにいなかったのだ。
かといって、彼女もただか弱いだけではない。
教団内を回っている途中、今はイノセンスの訓練中でまだ思い通りに発動できないが、
がんばって早くみんなの役に立ちたいのだと、力強く語ってくれたミランダの笑顔は
ラビの心に焼き付いている。
(……まずいさ……)
何気なく部屋に誘ってしまったものの、実はこの状況はかなりまずいのではないかと
今更ながらにラビは気づいてしまった。
このフロアにはエクソシストの部屋が集まっている。
そしてエクソシストはもともと人数が少ないうえに、
常に人員不足で各地に駆り出されている状態なのだ。
ラビの両隣、そして向かいや斜向かいの部屋も、ずっと無人のままだ。
たとえ大きな声や物音がしたとしても、きっと誰にも届かない……。
(あ〜〜!! 俺何考えてるさ!!)
「きゃっ!」
不意に大きな物音とミランダの小さな悲鳴が聞こえ、ラビは我に返った。
キッチンのほうへ目を向ければ、
ケトルが湯気を上げる湯を撒き散らして床に転がり、
その傍らにミランダが座り込んでいた。
「ご、ごめんなさい……」
涙目になっているミランダに、ラビはあわてて駆け寄った。
「ミランダ! 怪我はないさ!?」
座り込んでいるミランダを抱き上げ、湯とケトルから遠ざける。


と、ここまで書いて飽きた。
952名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 01:03:27 ID:BwyjHHWP
神田が女だったら
多分ここ神田物でかなり埋まってた
と思う
953名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 13:09:58 ID:OySpK1Rb
ゆう とか翔 とか本当に21歳以上か?
954名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 13:17:11 ID:ZCnvRaRw
>>953
ヒント:夏休み
955名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 13:30:03 ID:TaNdm98e
>>952
いいな、自然だ
956名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 14:56:52 ID:l879Hl3n
次スレのテンプレ用に関連スレっぽいの。バレスレは移行間近なので注意


D.Gray-manのエロパロ 第2夜


週刊少年ジャンプにて連載中のコミック「D.Gray-man(著者・星野桂)」のエロSS・萌えネタに華を咲かせるスレです
sage進行。SS投稿時以外には名無しを推奨。雑談や討論は控えめに
気に入らないカプやシチュには紳士淑女らしくスルーで対応しましょう
ただし801、女体化関係は板内の専用スレでお願いします。当スレは原則ノーマルカプ・百合専用と考えて下さい


†関連スレ†

【☆野桂】D.Gray-man第40夜【(・∀◎)はい?
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1123482016/
†ネタバレは公式発売日の午前0時過ぎてから
【星野桂】灰色男達がバラすスレ6【D.Gray-man】
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1123415833/
D.Gray-manをマターリと考察するスレ PART.3
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1120129855/


†関連 キャラ萌スレ†

【ロビンも】灰男のアレンたんにマターリ萌えるスレ★2【ついでに】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1118203152/l50
D.Gray-manの神田ユウたんはバカッコエロカワイイ八幻目
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1122849918/
【D.Gray-man】ロード・キャメロット様はエロリサドカワイイ【3足でもニーソ】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1121108635/l50
【D.Gray-man】ミランダはキモカワイイ2【明日が来ない】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1114307887/l50
D.Gray-manのラビをウサ死ぬほど応援するスレ【2匹目さ】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1114787844/l50
【吸血鬼】D.Grayーman クロウリーのスレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1112002680/l50
D.Gray-manのティムキャンピーたんにハァハァするスレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1093231959/l50
D.Gray-manのリナリータンはエロカワイイ 4ももめ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1117345648/l50
D.Gray-manのティキ・ミックはエロカッコイイ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1120717045/l50

†保管庫†

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/


進行速度を考えれば970あたりで立てればいいかな
追記、捕捉等あったらヨロ
957名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 21:10:17 ID:Ffs+ySgN
>>951の続き

「火傷してないか!? どこか痛いとこないさ!?」
ミランダを抱えて椅子に座らせると、
ラビはその腕を取って彼女がどこか怪我をしていないか確認する。
さいわいなことに、お湯をひっくり返したにもかかわらず、
どこも火傷などはしていないようだった。
そのことにラビは安堵する。
「あ、あの……私は平気。でも、床が水浸しに……ごめんなさい……」
申し訳なさそうに、ミランダが身をちいさく縮こませてうつむく。
小動物がおびえて震えるようなその姿にラビは苦笑すると、
ミランダの頭に軽く手を載せた。
「あんたが無事ならそれでいいさ」
すると、その言葉に驚いたようにちいさく目を見開いて、
わずかに顔を赤くしながらミランダがラビを見つめた。
(うわ……)
もともとうつむきがちだったこともあって、今のミランダはいわゆる上目遣いの状態だ。
本人は意識などしていないのだろうが、涙で潤んだ瞳で、
わずかに頬を染めてラビを見上げいる。
まずい、これは非常にまずい状態だ。
部屋にはふたりきりで、まわりの部屋には誰もいなくて、背後にはベッドがある。
ミランダもエクソシストとはいえ、その能力は戦闘タイプではない。
たぶん、ラビがほんの少し肩を押したら彼女はそのベッドに倒れて、
押さえつけたら逃げることは敵わないだろう。
(何考えてるさ、俺!!)
思わず浮かんでしまった考えを、ラビは必死に否定する。
「ミランダ! 俺が茶淹れるから待っててくれさ」
このままでは妄想のまま突っ走ってしまいそうで、
ラビは逃げるように簡易キッチンへ向かった。



てきぱきと手早く手馴れた様子で茶を淹れるラビの後姿を見ながら、
ミランダはそっと頭に手をやった。
ラビに載せられた手のあたたかさがまだ残っている気がした。
(あんたが無事ならそれでいいさ)
そんなことを言われたのは、はじめてだった。
ミランダは小さいころから要領が悪く失敗ばかりで、
人に褒められたりお礼を言われたりするようなことはずっとなかった。
当然、怒られたりののしられたりからかわれたりすることばかりで、
ミランダを気遣ってくれるような人物はいなかった。
巻き戻しの街にいたとき、ウエイトレスやメイドの仕事も何度かこなした。
そのたびに同じようにカップを落として割ったり、料理の皿を床にぶちまけて、
怒鳴られながら首になった。
壊したカップや駄目になった料理の心配はされても、
ミランダの心配など、誰もしてはくれなかった。
(ラビ君……)
巻き戻しの街の怪異が起こってから、いろいろなことがあった。
生まれて初めて生まれ育った街を出て、
この黒の教団にエクソシストとして来ることになった。
新しい人たちにも多く出会い、新しい出来事にもたくさん遭遇した。
けれど、ラビのような人ははじめてだ。
アレンの優しさが背中を後押ししてくれる優しさなら、
ラビの優しさは包み込んで支えてくれる優しさだ。
(私……)
ちいさく高鳴る胸を、ミランダはそっと両手で押さえた。
958名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:06:16 ID:xgk6zC6U
>>957
いくら職人のSSが糞であろうと改変じみた真似はよしたほうがいいぜ
959名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:17:05 ID:l0flvN7P
>951=957
スマン、>958と同意なワケだが…

個人的におまいさんのに文章は嫌いじゃないから
是非オリジナルの話で一本書いてくれないものか
960名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:17:11 ID:WSPtgXsK
こんだけ書けるんだったら、補完するより新しく書いたら?
961名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:18:21 ID:WSPtgXsK
>959
被ったスーマン
962951=957:2005/08/20(土) 22:36:06 ID:5CEcsJRg
そういう批判が来ること承知の、故意の投下だったわけだが、
いやはや、すまんね。
963名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:09:17 ID:l0flvN7P
>962
釣りだったのか…?orz

でも書く気があるんだったらいつでも待ってるぞ
964名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:16:54 ID:TaNdm98e
むしろ>>962のエロが読んでみたいわけだが
965名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:57:41 ID:vo2BzGe8
>>962
うん。お前のラビミラよかったよ。
俺は続き読みたいんだが
966名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 05:14:31 ID:PnKVfDtD
流れをぶった切って悪いがSS投下。
無理やり系なので嫌いな奴は勘弁な。
「へへ、コイツおとなしくしろ!」
「やめて!乱暴にしないで!」
辺りは暗く少女の声に答えるものは無い。
もう誰もすむものがいない町。
金目の物を探しに来た盗賊は
宝の代わりに一人の少女を見つけたのだった。

「へへ、コイツを売り飛ばせば金になるぜ。」
「歌…歌を……。」
少女は人形だった。その名前をララと言った。
清楚な外見。ワンピースから伸びるほっそりした手足。
愛くるしい顔に。手入れされたまき毛がかかっていた。
それは町の住人が作って置き去りにした快楽人形だった。
「歌を聞いてください」
刻みこまれた悲しい命令で仕えるべき主を探しつづけていたのだった。

「うるせい!」
「あう!」
男の手であっけなくララは倒れる。
清楚なワンピースの裾がめくれあがり
月明かりに白い太ももが中ほどまで見える。
男達の目つきが変わった。
「ひひひ、売る前によ。」
「な…何を…」

薄汚い手が何本も伸び、彼女を捕らえると押さえつけた。
かわいらしいスカートをめくりあげる。
ほっそりした足と下着に包まれた秘部があらわとなった。
「きゃああああああああ!!」
「放して!話してください!」
手足をばたつかせてララは逃れ様とする。
必死に押さえようとする手はあっけなくロープでくくられる。
足首を捕まれると脚を大きく広げられた。
「見ないで!!見ないでください!!」

手が下着の上から秘部をこすりあげる。
「嫌ああああああああ!!」
ララは快楽人形だった。
だから自分のそこが何をするものかララは知っていた。
だが、前の主人は優しい主人。
そこから伝わる感覚は初めてでララを戸惑わせた。

そのために作られた秘部は男の荒荒しい愛撫にすばやく応えた。
ララを制御するイノセンスに伝わる信号。
それは快楽と呼ばれるものだった。
下着の上からみるみる染みになり溢れた蜜が指を濡らす。
「こいつ!もう濡れてるぜ!とんだ淫乱だな!」
誉められている。何故かララはそれが悲しかった。
そして男の一人はズボンから何かおぞましいものを取り出した。

「あ、止めて…止めてください…。」
あっけなく下着はちぎり取られ、人間のそれと大差ない精巧な秘部が晒された。
男のモノが入り口の粘膜に触れ、ララの体がビクリと震える。
涙ながらに首を振る拒絶は、しかし男に届かなかった。
ララの目に溜まった水分がまるで涙のように流れ落ちた。

「おらあ!いくぞ!!」
男はモノをあてがうと一気に腰を前に出した。。
ずぶりと秘部に突き刺さり、小さな秘部はそれをしっかりと咥えこむ。
「や!やああああああああ!」
なまめかしく形を変える。ずぶりずぶりとそれは入っていった。
ララの秘部はただ男のためにのみ作られていた。
しっとりと潤って男を迎えた。

「う!ううううううああああああ!!や!やああああ!!」
「こいつ、小さいくせに凄い具合がいいぞ。」
男の顔が快楽に歪み腰を激しく前後に動かす。
そのたびにララの体はガクガクと揺れ悲鳴が上がる。
涙でぐしょぐしょになった顔は嫌悪と共に別の何かに歪んでいた。
こらえきれない快楽と人形である哀しみと悔しさが信号として
ララを揺らした。何度も、何度も揺らした。

「オラ!出すぞ!!」
何人目かの男が精を放ちララの体から離れる。
もう、ララの反応は無い。
ただ、歌を歌うだけだった。人形に徹する。
その方が自分が壊れないとララは知っていたからだった。
「コイツ!!」
反応の無いララを苦々しく思ったのか男の一人が殴りつける。

殴られた顔はひび割れて人間のものではない部品が覗く
それを見て男の腰が止まった。
貫くモノが萎えていくのがララにもわかった。
「ヒイ!コイツ!人間じゃねエエ!!」
「化け物だ!!逃げろ!!」

慌てふためき遠ざかる足音。 ああ、去っていく。
顔に入ったヒビから冷たい外気が流れこみララのコアを冷やしていった。
あれからどれだけ経ったろう
ララは今も待っていた
足音が聞こえる。
子供 子供 人間の子供
ララは思った。
私がこんなに痛いのだから、
私がこんなに寂しいのだから
もし歌を聞いてくれないのなら
殺してしまおう。
「ねえ、坊や。お歌はいかが?」
だが、ララを見上げるとその子は微笑んで言った。
「僕のために歌ってくれるの?ありがとう。」

そしてグゾルとララは出会った。
971名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 06:08:35 ID:pD2bPlgI
新スレ立ててみるノシ
972名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 06:17:17 ID:pD2bPlgI
新スレ立てた。

D.Gray-manエロパロ第2夜
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124572538/l50
973名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 09:17:19 ID:vo2BzGe8
>>972
乙!!
974名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 10:04:44 ID:+mIi5sPz
スレたて乙!
975名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 12:31:57 ID:QG8mW4Ef
>972
乙です

そして>966-970、GJ!
976名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 13:09:58 ID:Eer7sTjT
グッジョブ
977Hot´s:2005/08/25(木) 01:25:43 ID:wlCErzo0
ロード×神田でもいってみっか(`・ω・´)
978Hot´s:2005/08/25(木) 01:40:49 ID:wlCErzo0
「チッ!」―――こんなガキ相手に俺は何苦戦してんだ―――

「キャハハハ!ほらほらぁ?足元ふらついてるよぉ?」
Lv2の悪魔を5体相手にしてる。
このガキ…ロードだっけか?(モヤシに聞いた)
―災厄招来―「界虫【一幻】!」
ずしゅっぅぅ!
同時に葬り去ってやった。
「あららぁ、役に立たないなぁLv2じゃ」

「フン!こんな雑魚で俺を殺せると思ってたのか?」

「まあねぇ、アレンと違って弱そうだしぃ?」

「ガキが…なめてんのか?」
夢幻に殺気を更に込める。
「キャハハハ!でも見直してやるよぉ?Lv2、5体を一発で殺しちゃうんだもん。」

「僕が相手してやるよぉ」
――負けるわけねぇだろ――
そう思ってた。
夢幻を大きく横に払う斬った!
ズシュ!ザリュ!
―確かに斬った手応えがある…こいつも地面に倒れてやがる―
「ふん…言ってたことに比べちゃ雑魚じゃねぇかよ」
その場から立ち去ろうとした――ドンッ――
「・・・っ!?」

「キャハハハハハ!お前ら人間とは違うんだよぉ?僕は選ばれた者、ノアだ」
――クソッ・・・このっ・・・ガ・・・キ――
奴の高笑いを聞きながら俺の手から夢幻がすり落ちていくのを感じていた。
「大丈夫だよぉ、殺しちゃったら面白くねぇじゃん?」
*********
979Hot´s:2005/08/25(木) 01:43:08 ID:wlCErzo0
まとめ下手くそorz
緊張して書けねぇ(´・ω・`)

エロはこれからっつうことでb
980名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 12:14:26 ID:z0uu7nBq
ロード×神田初めて見た。以外な組み見合わせだね。GJ!
981名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 13:24:15 ID:wAQrlyKF
>979
GJ!
続きキボンヌ!
982名無し@ピンキー:2005/08/26(金) 08:02:21 ID:kThLyJnK
意外な組み合わせ。GJ!
続きキボンヌ!
983名無しさん@ピンキー
980超えちゃったから続きは次スレでやらないと落ちる罠