ニコニコRPGでエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
むしゃくしゃして立てた
反省はしていないと言わざるを得ない
2名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 16:08:11 ID:zGMIpXeL
むしろニコニコネタ総合でエロパロがよかったな。
3名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 16:15:29 ID:e5tmSYKS
しかしぬるぽ
4名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 16:30:49 ID:FcG5yHzU
ルールは?とりあえずニコニコがらみなら何でもOK?それともRPGのみ?
5名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 16:35:04 ID:guQDdYRP
つまんね
6名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 16:36:06 ID:9kTRESGx
まず基本ルール(投下する前に注釈いれるとか)は当たり前として
個人的にはニコニコ総合てのはやめといたほうがいいと思ってる
他スレと被るかもしれないから
7名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 16:40:12 ID:bv8YPfJJ
この板は18才未満は来ちゃだめなんだよ? 分かったね?
8名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 17:16:17 ID:9kTRESGx
テンプレらしきものを作ってみた


ここはニコニコ動画に投下されているツクールRPG『ニコニコRPG』のエロパロスレです。
マナーを守ってゆっくりしていってね!


※カプは基本的に自由だぜ
※レスが貰えなくてもくじけるな!落ち込むな!ぷよぷよするな!
※ガチホモは禁止ではないけど叩かれても自己責任でお願いします
※投下の前に注釈を入れないと俺が掘っちまうぜ
※荒らしに反応する奴には覇王翔吼拳を使わざるを得ない!
※sage進行を推奨する男、スパイダーマッ!
※次スレは950か500kbに近づいたら誰か立ててねー
※まだ未プレイの人は注意よ、ネタバレになって泣いても知らないからね

本家第一話
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1090784
紹介PV
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2724215
攻略wiki
http://www5.atwiki.jp/nicorpg/pages/1.html
9名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 17:35:22 ID:UsGIYWA2
ニコ厨は来るなよ…
つーか、需要ねーよ
10名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 17:43:37 ID:c9g3mVQ5
糞スレ乙
11名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 19:46:56 ID:kMaXctoz
確認だがニコニコワールドは当然ナシだな?
12名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 19:48:07 ID:uDa+XHFk
ロックミクや社長言葉あたりが王道か?
13名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 19:52:48 ID:kMaXctoz
魔理沙とアリスもいいな。
でもなんで社長と言葉なの?
14名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 19:57:09 ID:imQrSfIe
年齢制限守れよ
これだから著作権侵害犯罪者集団臭臭動画は……
15名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 19:57:57 ID:uDa+XHFk
>>13
社長がMP回復のために大嫌いなおでんを
言葉に脅されて大量に食わされる
というシチュがwikiの絵板で人気なので
16名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 20:08:23 ID:luIK9SA/
ロクミク・マリアリ・社長言葉以外無いんじゃないか?
リョウ×安部さんでも入れるか
17名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 20:29:00 ID:l/7tRQ5R
谷口×言葉 こなた×富竹 阿部×小泉 兄貴×こなた ピコ麿×琴姫 DIO×銀様
クラッシャー×ミク ボブ×ミク ハートマン×魔理沙
強引に考えてみた
18名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 20:37:36 ID:zY3mPnZy
ここはひとつピコ魔理と王様こなたを推す。
てかメカップル以外作中カップリングが同性愛で苦手な俺涙目w
19名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 20:41:04 ID:MkMey7+o
こんなスレが立つとは世も末だな
20名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 20:53:25 ID:0p3RiwxE BE:383991528-2BP(30)
エロパロっぽいシチュ考えて敵追加したけど
スイッチとか乱数とかよくわからないん断念した…。
21名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 21:50:12 ID:1pqzahvN
それぞれのキャラスレ行ってやれ
22名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 23:08:23 ID:OoFGVyjv
社長言葉か…
あの絵一枚でwiki絵板の流れが大きく変わったなぁ。
実は俺は社長みたいなタイプはこなたがいいなと思ってたんだ
そして言葉は王様。つまり真逆なんだぜ俺涙目。
23名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 23:26:48 ID:W51iJ0hC
>>17
アリs(ry

っていうか需要あるのか?
24名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 23:53:24 ID:NYiyreNH
谷口×言葉だとまんまスクイズ本編のアレを思い出すから正直見たくない
25名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 23:56:23 ID:DUD714PR
とりあえず谷口をアレと一緒にするのは可哀相だろう・・・。
26名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 23:59:08 ID:kMaXctoz
社長とこなたならこんな会話しそうだ。
こなた「う〜・・・」
社長「こなた、なにしている」
こなた「あっ海馬〜。ゲームの裏技のコマンドが上手く入力できなくてね〜。」
社長「ふぅん・・・こなた、俺が入力してやろうか?」
こなた「本当に入力できるの?」
社長「任せろ。ライフを1000払い、AB↑↓→↓↑←B↓←→!!」
こなた「なんという工ネミーコントローラー・・・でもありがとう。」
社長「ふん・・・ー回きりだからな。」
こなた「あ、大丈夫。一回しか入力すれば十分だから」
社長「(なんだこの空しさは・・・)」


27名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:08:30 ID:AwBXZbtP
クラッシャーとミクはいいのか
28名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:10:11 ID:aH6QsfxW
男は度胸、何でも(ry
29名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:11:39 ID:uWZESgP/
実は俺も社長言葉よりも王様言葉、社長こなたが好きだ。
wikiの絵板の盛り上がり方は正直ちょっと怖かったりする。

そういうわけで誰か阿部×琴姫と(古城エリアの)リョウ×アリサを頼む
30名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 01:49:25 ID:kdRlCMsJ
「アリサ」じゃどっちかわかんねーよ
31名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 01:54:52 ID:aH6QsfxW
古城だからアリスじゃね?
32名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 09:42:17 ID:uWZESgP/
うはw間違えてら。アリスだ。
魔理沙は水見の霊が乗り移った古泉に迫られてマスパ撃ってるといいと思う。
33名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 15:09:18 ID:XuSBez6o
社長×言葉派の俺には涙目のスレだなw
社長とこなたは、近所の幼馴染同士のような関係をイメージ・・・たまに一緒にゲームするみたいな。
まぁ、結局全部俺の妄想なんだがw

別に社長とこなたの組み合わせが嫌いなわけではないよ?
34名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 21:25:25 ID:m645yZKe
↑まだ始まって50レスもいってねー

社長と言葉はなにかと共通点のある二人だし
いいよなぁ
35名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 22:33:22 ID:6Y2YHHBW
ハルヒこなた言葉の女子高生トリオは和むな
しかし散々言われてるけどこの三人の中で
こなたが最年長っていうのには驚く
36名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 22:34:58 ID:Pjk7Z5Xs BE:599985555-2BP(30)
エロ技作るってのもいいけどな。
オレは作ってコトヒメにセクハラしてる。
37名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 09:37:49 ID:Kk4Mbxfh
14話赤字のおじいちゃん×琴姫←ピコ麻呂とか
こなた争奪戦とか

でもやっぱりロックミクだなあ
38名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 09:46:48 ID:GdVakSEf
ロックミクは興味無いな
ぶっちゃけミク嫌いだし
39名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 10:17:48 ID:aoA6aN/W
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206195712/201-300
↑のスレの>>223がこのスレをたてました
どうか叩いてやってください
40名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 13:28:07 ID:vXm4ZjLy
ロクミク書いてみようかなロックマンやったことないけど
41名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 19:57:49 ID:DQMyZtIH
別作品のキャラが絡むのは面白そうだと思うけど
その文章が書けるほど各作品・キャラを知ってる人っているの?
にわか知識で書いたりしたらファンを怒らせると思うぞ
42名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 21:21:50 ID:hDIIAFbN
そこが難しいよなぁ。俺分かるの遊戯王とハルヒだけだし…
43名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 21:25:33 ID:y0hJuH01
ここはニコニコRPGのスレなんだからニコニコRPGでわかる程度の知識でいいんじゃねえの?
設定で文句言う奴はそれのキャラスレ行けと
44名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 21:26:00 ID:9cU4Tru2
RPGの設定と原作では違う部分多いし(古泉とかストーム1とか富竹)あんま気にしないでいいんじゃね?
ニコニコでの設定、RPGでの設定が踏まえられていたら
45名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 22:22:31 ID:M2ZvdTBV
>>42
それだけ分かれば2通りかけるZE!!
46名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 22:31:26 ID:M2ZvdTBV
ごめん、ハルヒをらき☆すたと勘違いしたorz
47名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 22:40:43 ID:lyvSwrfS
とりあえず双方のキャラとニコニコRPGの世界観理解してれば問題なく書けると思うぞ
48名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 22:52:11 ID:c+KiAipy
絡みやるなら双方の作品に詳しい奴が書いた方がいいだろうな。
その方が荒れないだろうし。
49名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 11:40:30 ID:HD0wSCu/
とりあえずニコニコRPGで起こりうる設定で書けば多少知識無くても書けるんじゃないかな?
なるべく知識不足の作品のネタを避けつつ絡ませる感じ
50百合じゃない小説:2008/04/10(木) 00:23:19 ID:uEZr8zkA
(誠くん…必ず仇は討ちます……)

大きな薄茶の瞳に決意を秘め、桂言葉はただ恋人の仇を討つために飛び込んだ集団の中虚空を見つめていた。そんな彼女に忍び寄る影が一つ。
「か〜つ〜ら〜さ〜ん!」
背後からかけられた声に振り向く間もなく、声の主に抱きつかれたかと思うと言葉はその豊満な両の胸を瞬く間に鷲掴みにされてしまった。
「きゃっ!」
突然の出来事に小さく叫ぶと言葉はようやく声の主が誰なのか認識した。
「す、涼宮さん…!」
北高生では知らぬ者などいない程、超有名人である涼宮ハルヒが不敵な笑みを浮かべならが言葉の胸をもみしだいている。
「ほんと大きいわ!ウチのみくるちゃんと良い勝負…いいえそれ以上かも。あーなんでこんな逸材を見逃してたのかしら!」
嬉々とした声音で彼女、涼宮ハルヒはこう続けた。
「今からでも遅くないわ、我がSOS団に入部なさい!そうすれば我が団は向かうところ敵なしだわ!」
「え?あ、あのっ…私…そんな…いきなり言われても…あっ」
声に悪意は無いものの手は相変わらず激しく動いている。抗おうにも背後からわっしりと胸を掴まれ生来大人しい性格である言葉はどうしていいのか分からず、困惑していた。
「と、とりあえず…や、やめてください涼宮さん…やっ」
「いーじゃない女同士なんだから!」
かわまず続けるハルヒに気圧されそれ以上なにも言えないでいる言葉は、やがて眉を下げ、瞳を潤ませ、顔全体を真っ赤に火照らせほぼ泣き顔になった。ここには自分たち以外にも多数の人間がいるのだ。恥ずかしいどころの騒ぎではないのである。
なんとかハルヒから逃れようともがいてみてはいるものの、彼女は一向に離す気配はないどころか、首筋に息すら吹きかけてくるので、言葉が半ば諦めかけた頃であった。
「おい、いい加減離してやれよ。桂さん嫌がってるぜ」
静かな、だが力強い声が響き渡った。
先に反応したのはハルヒであった。言葉に覆い被さったまま笑みを消し、声のする方に顔を向ける。声の主は、眼前にいた。
 金色の前髪に燃えるように逆毛だつ黒髪。鋭い瞳はまっすぐにハルヒを見据え、険しい表情ながらも落ち着きに満ちたたたずまいで重なる二人の少女の前に彼、武藤遊戯が腕組みのまま立っていた。後方ではめくるめく光景に息をのんで見守っていた谷口が軽く舌打ちをしている。
遊戯の横やりにハルヒは思い切りしかめっつらをしてみせると眉間にしわを寄せ、たっぷり十秒は遊戯を睨み、前のめりの体重を引き戻して
「うるっさいわねーわかったわよ」
と、小さな唇を可愛らしくとがらせてようやく言葉から離れた。
顔中朱に染まった言葉は少しハルヒから距離を取ると己を抱きしめ、息を吐いた。安堵と羞恥心。様々の感情が彼女の中に渦巻く中、自分を助けてくれた武藤遊戯を見る。
「あ、あの……ありが…」
「だいたいねー」
小さな言葉の感謝の意はかき消され、ハルヒの毒が吹き荒れる。
「ヒマなのよ、ヒ・マ!ピコ麻呂達大人はタイガーモス号とかいうのを取りに行ったまま帰ってこないし、他の面白そうな人間はみんな好き勝手どっかいってるし…あ〜もうこんなことなら学校に残っていたほうがマシだったわ!退屈で死にそうよ!」

51百合じゃない小説2:2008/04/10(木) 00:24:57 ID:uEZr8zkA
ハルヒ達のいた北高から天空城ラピュタに向かう為、一度EDF本部に戻ったピコ麻呂は旧式飛空母艦タイガーモス号を取りに行くべくストーム1・ハートマン軍曹・阿部・リョウ・富竹・琴姫を伴い本部を離れていた。
その間残りのメンバーは会議室に集まっていたが、暇を持てあました魔理沙・アリス・神男・蜘蛛男は本部周辺を見回るため部屋を後にし、KBC・マリオは落ち着きがないのか身体を動かすため部屋を出て行き、
ロックマンとミクはなんだかいい雰囲気のまま部屋から出て行ったのである。
残るメンバーで広い会議室の中ただピコ麻呂達を待っていた矢先に起きたのが冒頭の出来事であった。
片頬をふくらませながら文句を垂れるハルヒに、遊戯は険しい表情を解くと
「ヒマか…じゃあハルヒ、ゲームしようぜ」
と持ちかけた。
「ゲームぅ?いいけど、あたしはあんたの腕にはまってる妙な機械なんか持ってないし、ルールもわかんないわよ」
仏頂面のまま勢い腕組みをするとハルヒはふんと顔をそむける。そんなハルヒに遊戯は困ったように笑った。
「はは、デュエルモンスターズは自分で組んだデッキじゃないと勝負にならないからな。ゲームといってもデュエルじゃないぜ」
え?と振り返るハルヒに遊戯は説明を続ける。
「今、お前が心に描いた”もの”を10の質問で俺がなにかを言い当てる。どうだ、簡単だろ?」
訝しむハルヒに代わり、ただ二人のやりとりを見守っていた言葉が声を発した。
「たった…10個の質問で心の中の答えを…言い当てるんですか?」
まっすぐハルヒを見ていた遊戯はしっとりとした声の主の方向に顔を動かし、小さく頷いた。
「ただし、はっきりと姿形のあるものだ。感情や出来事はなしだぜ。だがそれ以外ならなにを心の中に描いても自由だ。どうだハルヒ、暇つぶしに俺の挑戦を受けてみるか?」
「面白そうじゃない。いいわよ、その勝負受けて立つわ!」
びしと指を指して、ハルヒは遊戯に言い放った。
「でもそうねぇ、ただやるだけじゃ面白くないわ。負けたほうはなにかペナルティがなきゃあ」
ふふん と鼻で笑うと遊戯は組んでいた腕を解き、ハルヒと対峙する形で向き直った。
「いいだろう。じゃあいくぜ!第一の質問だ。それは 食べ物ですか?」
ハルヒは両手を腰に当てると胸を張り
「ちがうわ!」
と力強く答える。
「では第二の質問にいくぜ…」

「おや?あれは…」
「知ってんのか古泉?」
少し離れた場所で静観していた古泉一樹がつぶやいたのを、そばにいた谷口は聞き逃さなかった。
「ええ、まぁ少しですけどね」
物静かな佇まいのまま、眼だけを谷口に向けて古泉は言葉を続けた。
「僕も詳しくは知らないのですが、あの遊びは普通もう少し質問数が多いはずなんですけどね…」
古泉が言い終えるや否や、ハルヒの素っ頓狂な叫び声があたりにこだました。
「嘘、なんでよ!?なんでこんな質問で分かるのよ!!」
「もう一度言うぜ、ハルヒ。お前が心の中に描いたものは…」
遊戯は人差し指を顔の前に立てると、口の端をゆっくり引き上げる。
「答えは絶海の孤島。さぁハルヒ、当たってるかどうか、はっきり答えてもらおうか」
ぐっと声を詰まらせると、ハルヒは水色をスカートの裾をひらりと翻し、身体全体を遊戯から背けると艶やかな茶髪を跳ね上げて答えた。
「正解よ!」
52名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:28:43 ID:uEZr8zkA
42です。とりあえず投下してみた…。
社長が出るまで書きたかったけど寝る時間が押し迫ってきたのでここまででひとまず終わりです。
こんなんでどうだろ?
53名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:33:55 ID:NipV4cu2
GJ
続きに期待age
54名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:36:12 ID:85QjoVRD
>>52
乙ってか凄いな、百合展開望んでる谷口自重w
続きを全裸で待ってます!
55名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:46:26 ID:0iXPB7RD
遂に投下きたか!

いや、GJなんだぜ
続き待ってるぜ、全裸で
56名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 01:31:53 ID:EFpmsK7/
くそすれ
57名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 02:45:38 ID:jW2aX7Hn
さすがに過疎だな、仕方ないね
ちょっと谷口×言葉のネタを思いついたのだが
58名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 11:15:09 ID:uEZr8zkA
↑待ってます!
59名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 05:39:45 ID:QFuecB+S
と言ってもスクイズよく知らんから言葉の性格がイマイチ掴めなかったり
まあ執筆しているが
60名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 08:19:12 ID:vmISCihO
>>52
GJ!
続き楽しみにしてる
朝勃ちしながら
 
>>59
スクイズやってない人、アニメ見てない人には誤解されやすいキャラだから慎重に
ウィキったりすると良いやも
61名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 09:16:48 ID:OmZo0VWj
>>59
言葉に関しちゃ結構ニコRPGwikiの方に詳しく正確なデータが乗ってるから参考にするといい。
決して狂ってるキャラではないことも念頭に。
6242・52:2008/04/11(金) 17:31:14 ID:zZN2MwGh
レスサンキューです。
しかしうp主のスペックは・遊戯王は漫画を持っている・ハルヒはアニメしか見たことがない
・あとのメンバーはニコニコRPGでしか知らない
なので色々ヘンなところが出てくるかもしれないので生暖かく見守ってくれ

>59
執筆か。掲示板に直に打ち込んでたけどメモに書いたものをコピペとかすれば
いいんだな…今気がついたのでちょっと執筆してくる。
63名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 12:45:32 ID:GTnPqqjJ
ロックミクでちょっと思いついたけどロックマン詳しくて書けないというもどかしさ
64名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 13:57:55 ID:3MbETE4v
詳しいならいいじゃないか。
書こうぜ。
65名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 14:04:29 ID:3MbETE4v
>>50
言葉は胸が弱いんだぜ!!性的な意味で。(原作設定)
だからなんだって感じだが。w
6642・52:2008/04/12(土) 17:01:07 ID:Uy5WgUcj
書くためにスクールデイズをざっと見てきたけど言葉可哀想すぎる…
社長おでん絵の時皆が色めき立った理由がやっとわかった
誠死ねと言わざるを得ない。
67名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 18:55:09 ID:IR6N2Kb6
まぁ、誠なりに悩んでもいるんだけどな。
もとより優柔不断で逃げやすい性格もあいまってズルズルとって感じ。
まぁ、スレ違いなんでやめとく。
68名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 19:25:07 ID:L8TtgRng
>>64
上げんなと言わざるを得ない
6942・52:2008/04/12(土) 19:55:08 ID:Uy5WgUcj
>67
すまん、誠の扱いがひどいと噂のアニメをざっと見てきただけだから
wikiにあった綺麗な誠知らないもんでつい。
70名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 19:59:47 ID:IR6N2Kb6
>>69
いや、まぁひどいことに変わりないんだけどね。
ただ鬼畜外道の類ではないということだけ。アニメでも描写をカットしてるだけでかなり悩んでるようだし。
7142・52:2008/04/12(土) 21:52:27 ID:Uy5WgUcj
>70
鬼畜外道より優柔不断のほうがむかつくかなぁ。鬼畜外道は憎めたり逆に気持ちいいから。

ところで続きを投下します。
王様と言葉の組み合わせになると思う。なのでハルヒのキャラ三人は次第に
消えると思われます。すまん↓
72王様・言葉:2008/04/12(土) 21:55:40 ID:Uy5WgUcj
 「すごいですね武藤くん。たったあれだけの質問で涼宮さんの答えをあてちゃうなんて…」
眉を垂れ下げたまま感嘆の声をあげた言葉は、改めて武藤遊戯という男を見た。
なにか決意を秘めた眼は常に力強く前を見ている。背は自分と同じくらいなのに不思議と大きく感じるその存在感は、漂う雰囲気からなのか精神的な意味においてなのか己より高みに位置するような気がしてならない。威厳、のようなものが武藤遊戯という男から放たれていた。
 「いや、ハルヒもなかなかやるぜ。唐突にこのゲームを始めた場合、ふつうは眼に飛び込んできたもの、つまりこの部屋にあるものや自分が身につけてるものを選びがちなんだけどそれをしなかったとはな」
言葉の台詞を受けて遊戯は改めて腕組みをすると、ふくれっ面のハルヒの背中に語りかけ、それから言葉に視線を移し軽く笑った。まるで言葉が感じ取った威厳を取り払うように、優しく笑う。
(不思議な人だな…)
ぼんやりとそんなことを考えていた言葉の耳をつんざくようにハルヒが叫ぶ。
 「こんなのつまんないわ!もっと他にマシなゲームはないの?」
ハルヒの台詞に遊戯は考え込むような仕草をすると
 「心理ゲームなんかはいくつかあるが…」
 「却下よ却下!もっとエキサイティングなゲームがいいわ」
すぐに阻まれてしまいやれやれと腕組みをし直した。
 「エキサイティングか…う〜んどのゲームがいいか迷うぜ」
 「あの、しりとりなんかはどうでしょうか…?」
 「無し!そんなの子供の遊びじゃない」
考え込む遊戯の助けになればと発した言葉の台詞はあえなく却下されてしまう。程なくして小さく肩をすくませる言葉の肩に手が置かれた。
 「大丈夫です桂さん。この谷口におまかせください」
 「谷口…さん」
振り向けば少し離れた場所にいた谷口が三人の輪の中に入ってきた。堂々とした態度にはなにか策があるらしいので、言葉は手を胸の前で組むと谷口のために一歩足を引いた。輪の中心に、谷口がいる。
 「一体どんなゲームなんだ?谷口くん」
虚をつかれた遊戯は腕をほどくと谷口を見つめた。まもなく谷口も遊戯を見つめると、にやりと笑って親指を立てる。
 「野球拳なんてどーだ?道具はいらないし眼の保養…もといけっこう白熱するぜ!」
そこでずっこけかけたのは言葉と遊戯だけであった。後ろを向いていたハルヒはくるりと谷口に向き直り
 「それ、案外いいかもね」
と言ってのけた。
驚いたのは谷口だった。軽い気持ちでこの三人の輪に入る口実にと、口から出た台詞の中身がまさか採択されようとは夢にも思っていなかったのである。すぐさまガッツポーズを決めた。
 「す、涼宮さん…なにを言ってるんですか…!」
控えめな声音で反応してみせた言葉にハルヒは楽しそうにほほえみ返す。
 「じゃんけんで相手の服を脱がすのよ!面白そうじゃない…それに有名なわりに以外とやったことないものね。野球拳」
 「そっそんな…!だって私たちだって、脱がなくちゃならなくなるかもしれないんですよ?」
胸元で組んでいた手をほどき、必死に訴えてみたものの
 「あたしはかまわないわよ。それに心配しなくてもあたし、じゃんけんは強いんだから!」
ハルヒの言い切りに言葉は二の句が継げなくなってしまった。頬のあたりをほんのり赤く染めながら遊戯と谷口を見る。
 「な、遊戯くん、みんなでしようぜ!野球拳!」
がばりと肩を組んできた谷口に、遊戯は愛想笑いを返すと手で谷口を制した。
 「いや、もっと他にゲームがあるはずだ。」
谷口は一瞬呆け顔を作るとさらに顔を遊戯に寄せ耳打ちをした。
 「美女の裸を拝めるいい機会だぜ?上手くいきゃ桂さんのあのダイナマイトな胸が…」
耳打ちする谷口をふりほどき、遊戯は若干焦り気味に言葉を発した
 「オレは反対だ。そんなゲームよりもっとみんなが楽しいゲームをしようぜ」
かー と、嘆きの雄叫びをあげると谷口はかぶりを振って遊戯の両肩に手を置いた。
 「かってぇなー遊戯くんは!女子がこうしてノリ気なんだし、かるーいお遊びなんだからやろうぜ!」
 「い…いや…オレは」
口をいの字にしてたじろぐ遊戯に谷口は嘆息を漏らすと、どこの輪にも属さず窓の外を見ていた男に向かい声を張り上げた。
73王様・言葉 続き:2008/04/12(土) 21:58:23 ID:Uy5WgUcj
「おーい海馬くーん!遊戯くんを説得してくれよ〜。女子と野球拳だぜ野球拳!こんな好機を逃そうとするお堅い遊戯くんをなんとかさー」
谷口がそこまで口にしたところで、海馬瀬人は谷口に一瞥をくれると窓の外に視線を戻した。くだらん そう呟いて。
「く、くだらないだぁ」
谷口は遊戯の肩に置いていた手をそこでようやく離し、拳を握った。すかさず海馬の二の句が告げられる。
「つまらんゲームはお前達で勝手にやっていろ。オレには関係のないことだ」
重々しい雰囲気で放たれた重々しい台詞に、谷口は数秒固まってから己を取り戻した。この目の前にいる武藤遊戯という男以上に海馬瀬人という人間とは上手く付き合えないだろう。本能がそう察知して、谷口はそれ以上海馬に声をかけるのをやめた。
「くっそーなんだよ、俺の味方になる男がどこにもいねぇ」
「なにブツブツいってんのよ!ほら谷口!さっさとやるわよ!あたしの相手は当然武藤遊戯!あんたよ!」
ぶつくさと文句を垂れていた谷口に勢いハルヒが指さし、次いで遊戯を刺した時であった。がちゃり とドアの開く音が室内に響く。外から少女が入ってきた。
「ん〜?どしたのみんな。なんかモメてるみたいだけど?」
トイレに立っていた泉こなたが帰ってきたのだった。遊戯から事の詳細を聞いたこなたは、ぽんと手を打つと持ち歩いていた鞄の中を手でさぐり、中からえんじ色のケースを取り出して見せた。
「それならいーのがあるよ〜。じゃーん」
こなたの動向を見守っていた四人が少女の掲げたえんじ色のケースを覗き込む。そのケースの中身とは。
「ウノだよ。クラスの友達とハマっててさぁお昼休憩なんかのときにやってたんだ。これならいい暇つぶしになるよ」
おお と四人がそれぞれに感嘆の声を漏らす。
「これよこれ!こういうのを待っていたのよ!」
「ウノか。良いカードゲームだ!これならオレも賛成だぜ」
「これ、小学生のとき遊んだことあります。大勢でやると楽しいですよね」
「ちぇ…でもまあこれはこれで楽しいか…な。とほほ」
こなたを囲んで盛り上がる四人のもとに、窓際にいた海馬が近づく。
「ふぅん。ウノか。カードゲームなら話しは別だ。貴様ら全員オレの前にひざまずかせてやる」
不敵な笑みを浮かべながら、海馬は堂々と輪の中に入った。
「まざりたいなら素直にまぜてっていいなさいよ」
ハルヒは半眼で海馬に対し言い放った。いきなりやってきて傍若無人な振る舞いをされるのは、大嫌いなのだ。遊戯同様に反発心がわき起こる。
「な…きさまナメた口を!」
「まぁまぁ、落ち着いてください海馬くん」
面と向かってツッコミを入れられたことのなかった海馬がハルヒに向かい怒りを顕わにしたところである。爽やかな空気がこの輪に混じり込んだ。
「僕も少々退屈していたところでして。まぜてもらってもよろしいでしょうか?」
先刻から傍観していた古泉一樹が加入の申し入れをしてきた。  

74名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 22:03:56 ID:Uy5WgUcj
すまん、多分エロにたどりつくまで時間かかると思う。
75名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 22:10:35 ID:OwJxlDWq
相変わらずGJだ、続きwktkしてるぜ、全裸で
76名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 22:12:35 ID:IR6N2Kb6
うめえwwwおもしろいな。www

続き楽しみにしてるよぉ。
つか、このメンツだと普通のSSでも結構楽しそう。
77名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:31:42 ID:EGUvCf0c
王様言葉続きktkr!
面白いがちょっと誰がどのセリフはなしてるか分かりにくい。
あとさりげなく海馬とハルヒにフラグたってる気がするww
78名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 04:20:43 ID:o06DR8PQ
谷口×言葉を書いてるが、誠っていちおう外道の類とは少し違うんだな
思いっきり外道に書いてしまったんだがw

79名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 07:49:16 ID:zsXb3pQc
誠は内面が難しいキャラだから、書くくらいならあえて出さなくていいんじゃない?
もとよりニコRPGにはあまり関係ないキャラだし。
80名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 08:07:40 ID:o06DR8PQ
うーむ…困ったな
なんで中途半端なキャラなんだよ誠死ね
81名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 08:16:23 ID:zsXb3pQc
人間を描くがスクイズのテーマだからね。誠の優柔不断ぶりも結局は等身大の弱い思春期の少年を書いた結果だし。

しかし全作品に言える事だけど、書く時はニコRPGのwikiやwikipediaは読んでおいた方がいいかもね。
とりあえず手っ取り早くキャラ把握は出来るし。
82名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 01:10:47 ID:JUQgi/xW
それにしても過疎ってるな
まぁできて間もないからしょうがないか
83名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 01:22:15 ID:EDfR4361
いや、よほど流行ってるジャンルでない限りこの板ではこれくらいの勢いが普通じゃないか?
そういうわけで>>26の社長×こなたの続き希望。
84名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 01:41:03 ID:y4KhI7KB
兄貴戦後すぐの会話を妄想してみた

こなた「うう…お尻が痛い…」
琴姫「可哀そうに……今祈祷で癒してさしあげます」
言葉「他のみなさんも見ている前で下着を脱がされてお尻を叩かれるなんて…泉さん、可哀そうです」
アリス「私たちを試すためとはいえ、あの人ちょっとやりすぎね」
こなた「いやー、今まで普通に凌辱系のエロゲもやってたけど、リアルでやられるもんじゃないねこれ。明日からは鬼畜な選択肢が選べなくなりそうだよ」
なのは「エロゲ?」
ミク「凌辱系? 鬼畜?」
ハルヒ「……こなたちゃん、さすがにその発言は控えた方がいいと思うわよ」
こなた「あ、そだね。でもホントどうしようかな……まさか自分がお嫁に行けない体にされるとは思わなかったよ」

阿部さん「なに、みんなの前でパンツを脱がされお尻を叩かれたからお嫁に行けない?
     逆に考えるんだ。だったらお婿をもらっちゃおう、と考えるんだ」

魔理沙「おいおい阿部さん、そういう問題でもないだろ?」
こなた「……!(ポン)」
アリス「なにその『その手があったか』って言いたげな顔と手は…」
こなた「おおお、ありがとう阿部さん! おかげで決心が固まったよ。私、がんばってかがみんを嫁にもらうよ!」
魔理沙「しかも女同士かよ!?」
阿部さん「ほう、いいじゃないか。俺には理解できない世界だが、応援してるぜ」
こなた「まっててねかがみん! かならずこの世界を救って、迎えに行くから!」

ミク「あの、こなたさんは女性なのにお嫁をもらうってどういうことでしょう?」
ハルヒ「……あんたは知らない方が幸せだと思うわ」
アリス(こなた……意外と仲良くなれそうかも)
85名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 01:59:06 ID:vG9s9/qa
>>84

なかなかいい感じだぜ
86名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 07:31:09 ID:+bJouBEf
ミク=無知が定着しつつあるな
87名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 12:57:38 ID:D5b/6ihX
谷口×言葉書いてるが
DIO×水銀燈のネタも思いついてしまったのだが
88名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 15:44:09 ID:JUQgi/xW
>>84
これはいいww
>>86
違う、無知じゃなくて純粋なんだよ
89名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 17:11:25 ID:p6UjQNk/
>>87
誘い受けは好きじゃないがそのネタは見てみたいので頑張ってくれ
90名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 23:28:56 ID:1QtxACpQ
昨日絵板の存在に気づいた新参者だが、意外に社長言葉いいな
遊戯王文庫本のタロット解説で、昔日の社長にとって本当に必要だったのは勝利ではなく癒しであり、
遊戯にマイクラされたことによって青眼に癒しの女神を見出し破滅の運命から逃れることができた
…みたいなこと書いてあった。男らしい社長にはいい意味で女らしい言葉お似合いかも知れない
91名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 09:47:10 ID:zafgu53B
さすがにそれはキモい
92名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 09:56:14 ID:bU1hazfY
>>90
お前は俺か
93名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 10:16:58 ID:s1ACCsmt
まぁ、あんなことにならなければキサラポジにはなれる子だとは思うけどね。
自己犠牲型の性格だし。
94名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 14:35:33 ID:qNhayy8F
>>90
その文庫版のタロット解説って作者が書いてるんじゃないよな?
いくらなんでも二次元の爬虫類に癒しの女神て…
でも最後の一行は同意
95名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 15:19:50 ID:+T3eeVF0
意外と社長は弱い面持ってるかも
いいネタになりそうだ
96名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 18:18:47 ID:0EJakQj/
>>95
一応トラウマ持ち設定ある
漫画とアニメじゃ経緯が少し違うが

ボブが結構好きなんだが、良い相手は居ないもんだろうか
女キャラ相手じゃなくても友達とか・・・
97名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 18:27:57 ID:+T3eeVF0
トラウマってやっぱり子供時代のことか
98名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 19:09:31 ID:UfSLHb8F
この作品だからこそ海馬×言葉というカップリングもありなんだな。
99名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 20:09:40 ID:5EFBqx9G
>>96
絵描き経験ありってことでマリオなんてどーよ
もしくはテレビ出演経験でゴッドマンとスパイダーマか
100名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 20:26:43 ID:C1ybcH1J
>>99
そうなるとマリオは作曲もしているのか。マリオすげぇ。
101名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 20:29:37 ID:dMc81Y69
>>100
あの配管工、テニスやゴルフのようなスポーツも出来る上に医者とかやってるからなぁ。
102名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 22:22:06 ID:MK5SGvHy
クラッシャー×言葉とかちらっと思いついたけどスクイズ詳しくないしとかオモってwiki絵板覗いたら素晴らしい絵がww
103名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 22:30:08 ID:iH+VwJZd
>>96
ミクとか言葉みたいな純粋な子に絵画教室する感じが良いと思う。
てかボブはほのぼの系&ネタ専門だと思ってる。
まあ、筆プレイは捨てがたいけどw
 
 
ロックミクで筆プレイ……いや、なんでも無い
104名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 22:45:49 ID:OdToBHDF
マリオって頭も良くてでスポーツ万能喧嘩上等のエリートだったのか
そう考えてるうちに頭の中で何かが閃いた

>>103
ネギでSMプry
105名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 01:34:59 ID:i4sEU+nk
>>104
エリートってよりアウトローなイマゲ
いろいろできんのに敢えて配管工なとことか
106名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 02:17:08 ID:bPVGtUki
魔理沙とアリスが絡みづらいな
この2人はくっついてる(?)ようだから、下手に他のキャラと組ませられない
107名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 03:57:33 ID:07y+jE1r
wikiの絵板によれば、旬はガチムチ兄貴のノーパンとスパンキングネタか。
プレイ動画のせいでホモネタにならなかったな。
108名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 14:58:01 ID:nvawptYS
本スレにいい幕間ネタが投下されてたな
109名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 23:33:44 ID:et8m2JwV
あれは良かった。
ミクの口調やキャラが少し変だったけどwiki絵板のネタがあったり楽しかった
110名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 23:51:41 ID:4ethi0ub
>>109
探してみたがすでに消えていたぜ…(´・ω・`)
111名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 19:53:29 ID:tvcxhfv8
>>110
内容を書くとタイガーモス号に乗り込む前にズタボロのTM号を修理してて
阿部さんがリョウにちょっかい出そうとしたり北高で
こなた&マリアリと遊戯がデュエルして絵板の流れになったり(ダーマと神男の台詞も
再現されてた)
言葉様に呼び出された海馬が無理矢理おでん喰わされて色々あって終わりだった。
112名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:17:34 ID:T4RqdVe4
絵板でエプロン姿のロックを見た瞬間ロックミクの息子ではないかと思ってしまった
ハートマンのセリフに囲まれるミクのコメント読んだせいだな。
113名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:25:24 ID:gsLtQazN
>>112
すべての戦いが終わった後家事も歌も上手なロボットをライト博士に作ってもらうんですねわかります
114名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:06:12 ID:Q3lJXYpS
そしてミクは僧侶にお願いしてロックに会いに行くんですね。
115名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:08:42 ID:gsLtQazN
歌手やってる母と家事上手な父か
よく考えたら二人に子供できたらかなりの幸せ者じゃね?
116名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:30:19 ID:JLDj1lQX
>>115
何かリアルで嫌だなw
実際にそんな家庭がありそうだ
117名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:34:16 ID:TkYJUBfE
>>116
だから上げるなといわざ(ry 
118名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:34:25 ID:Q3lJXYpS
子供も幸せそうで羨ましいけど、ミクと結婚したロックのほうが羨ましい。
119名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:35:50 ID:ZjHp6wFt
ミクは売れっ子歌手で、ロックは専業主夫か…
なんかロックが妙に情けないぞw
120名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:43:54 ID:Q3lJXYpS
>>119
ワイリーが攻めてきたらまた世界を救ってくれるさ!!
121名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 23:57:28 ID:sOzvD9GO
>>119
戦う専業主夫かっこいいじゃまいか!…ないか?
122名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 00:13:35 ID:LtxuoeN6
即興で新婚ロクミク妄想してみた↓
123ある新婚家庭の風景:2008/04/18(金) 00:14:08 ID:LtxuoeN6
「うん、いい感じで炊けてる」

あの戦いの日々からしばらくたったある日の朝、僕は最近住むようになった新居で白い湯気を吐き出す炊飯器の中身を確認しながら一人事を呟く。
この家での家事全般は元々家事手伝いロボットである僕の役目である。
しかしこの食事は僕が食べるためではない。そもそもこの世界のロボットは例外なく食べ物を食べることはできいない。
なら誰が食べるのか?それは…。

「ミクちゃーん、朝ご飯できたよー」

ドアを開け、寝室で寝ているミクちゃんを呼ぶ。
そう、あの食事は愛する恋人、最近妻になったミクちゃんのためである。
彼女はこの世界のロボットではない、あの戦いで異世界を巡るうちに出会った異科学製のロボットである。
どうゆう構造なのか彼女は人のように食事を取り、人間のように睡眠も取る。

あの戦いの最中、僕たちはお互い惹かれあい、戦いが終わったその後、彼女は自分から僕の住む世界についてくる決心を打ち明けた。
あれから色々あり…今ではこうして二人きりで暮らしているわけである。
話し合いの結果、彼女はこの世界でも歌手をすることに決め、僕は家事全般を受け持つ事になった。

他の皆と中々会えないのは少し寂しいけど…今はなんだかんだで結構幸せな毎日を送っている。

「う…ん…ネギー…」

布団に包まりながらミクちゃんが寝言を呟く。
何でも昨夜遅くまでレコーディングの仕事があったらしい、眠いのも無理はないだろう。
この世界に来てからそれほど日は経っていないのに、彼女は既にかなりの人気を確立している。
流石は歌うために生まれてきたロボットである。

「ミクちゃん、今日も仕事あるんでしょ?起きないと間に合わないよ」
「んー…お兄様アイスは一日一個ですってば…」

一体どんな夢を見てるんだろうか。その幸せそうな寝顔を見るに、少なくとも悪い夢ではないようだが。

「……」

ふと、そんな寝顔を見ていて僕の思考回路に悪戯心が芽生える。
え、ロボットが何言ってるんだって?まぁ新婚特権てことで一つ。

ミクちゃんが熟睡しているのを確認して、僕はゆっくりとその顔に自分のソレを近づけていく。
そして…。



「うぃーす、WAWAWA忘れ物…ぬぉわ!?」

突然寝室に侵入者が現れた。
いや、侵入者というか…。

「すまん……ごゆっくりぃ!」

谷口さんは気まずそうに急いで部屋から出て行った。
後を追ってみたが、家中のどこを探してもその姿を見つけることはできなかった。
そして最後に居間に戻ってみると…。

「あ、ロックくんおはよう。今日の食事も凄く美味しいよ」

ミクちゃんがネギの味噌汁をすすりながら満面の笑みを僕に向けてきた。おそらくさっきの騒ぎで目覚めたのだろう。
そんな笑顔を見ながら、僕は悔しいような嬉しい様な複雑な感情を覚えるのだった。
124名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 00:18:00 ID:LtxuoeN6
てわけで妄想を垂れ流してみた、反省はまったくしていないしする気もない
125名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 00:23:11 ID:jpRpaFSL
GJ!
谷口は斉藤やゆかりんの能力を超えたww
しかし新婚メカップルいいなぁ。ニヤニヤが止まん
できればこの調子で二人の夜の生活も頼む。今度はロックが報われる形で
126名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 01:13:06 ID:SYQkvaq7
GJ
そして兄さんに卑怯にも吹いたwww
127名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 17:27:26 ID:wQpC28Lz
谷口www
これはいい挿話だ。
128名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:15:43 ID:jsNT/w7k
GJ!
やっぱりメカップルは萌えるなぁ
本編でも是非幸せになってほしい
しかし谷口が最強すぎるwww
129名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 10:24:43 ID:GjzGhvpT
GJです。もう、ロックミクは完全妄想できるくらいのカップリングまで来たな。

こんなスレがたってたから来てみたものの、住人かどうかは知らんけど、
房多すぎだろ、むやみやたらにageるやついるは、これで過疎とかいってる奴いるし。
過疎とか、この程度でいわんだろ俺が住人のスレは、4,5日誰も米しないときだってある。
130名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:06:14 ID:G+DMAj9Q
んな比較する話でもない、さあ妄想を垂れ流す作業に戻るんだ
131名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:11:40 ID:3p2YGlpN
ここって普通のSSは有りなの?
132名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:55:52 ID:9OeSCeAt
>>131
それはそれで需要がある。
133名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:12:22 ID:WlvTFg4E
社長言葉に萌えたが言葉は誠一筋だからそこがネックだよな

と思ったけどRPGの言葉は誠は死んだと思ってるのか
最愛の恋人を喪った悲しみに突き動かされ、仇討ちで殺人まで犯してしまった
言葉を社長が慰めるのはありですか?
134名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:20:04 ID:mBmWTgww
無論アリだと言わざるを得ない!
135名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:24:08 ID:3p2YGlpN
だが社長は慰めるようなキャラじゃないから難しい。(どちらかというと塩を塗りこむタイプだし)
136名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:35:28 ID:WlvTFg4E
つまり、いつもの調子で無神経に塩を塗り込んだ結果ものすごい勢いでしおれる言葉
それを見てハルヒやこなたやまりさによってたかって責められ
「あんた責任とりなさいよ!」と言われてやむなく謝りに行かされる社長


こうですか、わかりません><
137名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:40:30 ID:o+GozycM
誠を言葉が絶望するような外道に書けばいいじゃない
138名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 16:27:20 ID:w9bKXKSA
キャラ改変は駄目だろ・・・。
139名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 18:36:15 ID:0sfKGKca
>>136もアウトだな―素直に謝るタイプじゃないし、そもそも悪いとも思わなさそう。
原作じゃ城之内がラーに焼かれて皆が騒然としてる場面でも一人ニヤニヤ笑ってるような人間だぞw
140名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 19:03:58 ID:srRpT0pu
一つ忘れていないか?
社長はニコニコRPGではツンデレなんだぞ
141名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:23:16 ID:Vq4HK9Ed
いいそ媚薬でも盛るか…
142名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:38:12 ID:5sv4QfeU
RPG的にいうなら社長は性格が割りとまろやかな感じはするけどね。
143名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:40:19 ID:srRpT0pu
RPGに出演するにあたって多少性格変わった奴は多いよな
軍曹然りマリオ然り
144名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:43:59 ID:TCT1Muiw
じゃあ
皆が落ち込んでる言葉にやさしく接するが、言葉はむしろ批判して欲しがっており、
そんな慰めムードの流れを読まない社長からツンデレで塩を塗りこむようなセリフを浴びせられ
言葉が社長を気になり出す

というのはどうだろう?
145名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:47:01 ID:Vq4HK9Ed
>>144
さあ執筆作業に戻るんだ
146名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:00:10 ID:TCT1Muiw
スマン。俺スクイズ知らないんだ
しかも遊戯王はジャンプ連載でしか見てないという状態
147名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:09:23 ID:srRpT0pu
そのシチュなら口調とRPG内での設定さえ合ってればどうにかならないか?
148名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:15:11 ID:5sv4QfeU
とりあえず言葉に関してはニコRPGのwikiに詳しい事乗ってるよ。
149名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:46:07 ID:jwPfti0c
絵板では魔理沙×ピコ麿が流行りつつあるな
150名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:54:41 ID:m6NMQ0gH
王様×こなたもな
151名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:56:15 ID:srRpT0pu
DIO×水銀灯もな
152名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:57:31 ID:3lDZXkKO
王様×こなたは問題なさそうだな。

ところで王様×魔里沙ってどう? 裁きを受けた者コンビで。
153名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:06:36 ID:iCR9refA
ところでみんなはどのカップリングが好きなんだ?
俺はロック×ミク、社長×こなたなんだが。
154名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:06:49 ID:1vv/kTfL
王様×こなたって絵板で流行ってるか?
155名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:14:06 ID:LCw4wqGd
づえるしてる奴じゃね?
156名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:39:06 ID:4atfoTlK
>>152
王様は裁かれてないぞ。

>>153
ロック×ミク
ピコ麻呂×魔理沙
社長×こなた
魔理沙×社長

あとカップリングでは無いが軍曹ハルヒ、(絵板の)おじいちゃんこなた、谷口なのはのコンビが好きだ
157名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 00:01:21 ID:1vv/kTfL
>>155
なにか一瞬わからなかったぞwwデュエルね。

158名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 00:09:48 ID:ii2dqUeJ
なんか珍しく伸びてるなw
社長×魔理沙ってどうだろう
159名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 00:12:52 ID:bg98CNAB
絵板の非ィ科学的DAコンビか

ありかもな
160名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 03:25:11 ID:lU+FWBYa
社長×言葉が好きだな
やっぱおでんを食わせるシチュエーションが良い
161155:2008/04/20(日) 03:48:18 ID:BCmn3ZTJ
>>157
あぁ! そうそう、デュエルですw
162名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 15:13:10 ID:K4Tluxpm
うざがられそうだが言っとく
ここは18禁板だぞ。来てる奴は分かってるんだろうな。
163名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 16:02:02 ID:IzFEQN5G
ボスとか倒した後ちょっとエロい展開になるとかどうよ?
射命丸とかもアリだな
164名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 16:04:24 ID:2kiJY1VM
さんまや白菜なんかが適任かもな、技的な意味で
165名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 17:16:23 ID:2kiJY1VM
即興で妄想してみた第二段。社長と言葉とおでん
行数の関係でレス分けが中途半端だけど気にしないように
時系列はニコニコ編突入〜兄貴戦と思いねぇ↓
166名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 17:16:49 ID:2kiJY1VM
広大にどこまでも広がる宇宙空間を模したような異空間。
此処は異世界『ニコニコ』、悪意ある何者かにより崩壊を起こした世界である。
そこにポツンと浮かぶ半透明の床を蹴りながら言葉はゼットソーを目の前の敵に振り下ろす。

「死んじゃえ…!」

言葉の言葉と共に繰り出された攻撃をまともに受けた浮浪者風の男は断末魔を上げる間もなく首から血を噴出し事切れた。
言葉は額に浮き出た汗を拭いながら息を整える。病弱な彼女はこのようにすぐに息が切れてしまうのである。
それでも、今は亡き大切な人のためである。弱音は決して吐かない。

その時だった。

「アアアアアアアアアアアェイ"!」
「!」

言葉の背後から大きな剣を構えた中年男が奇声を上げながら襲い掛かってきた。
咄嗟に避けようと試みる言葉だが、素早くても所詮彼女は病弱の身、先ほど敵を仕留めた時に既に息が上がってしまっている為体がついていかない。
体力に優れる仲間ならともかく、体が弱い自分があの連撃を食らえば唯では済まない。迫る恐怖に言葉は目を閉じる。
しかし…。

「粉砕!玉砕!大喝采!」

突如声と共に発せられた大爆発によりその斬撃は阻止された。
言葉に気が行っていたEXひろしはその爆発をまともに受け、奇声としかとれない断末魔と共にどこかへ昇天していった。

「イ"ェアアアアアアアアアアアアァァァァァ……!」

やがて奇声は聞こえなくなり、戦闘が終了した事を生き残った者達に伝える。
床にへたっていた言葉はハッと気づき、立ち上がる。いつの間にかドキドキ言っていた鼓動も元に戻っている。
背を向けていた為姿は見えなかったが、あの圧倒的な爆発と独特の掛け声は言葉に自分を助けてくれた人の名を鮮明に教えてくれていた。

「あの…海馬さん。助けてくれてありがとうございます」
「ふぅん、何のことだ?俺は貴様がやられれば雑魚の殲滅が遅れるだけだと判断したまでだ。妙な勘違いをするな、片腹痛いわ」

言葉は、この年はそれほど離れていないのにどうも圧倒されてしまう海馬が少し苦手だった。
そして今回もこれである。お礼を言っても逆に怒られてしまった。

それでも、言葉は結果的には助けてくれた海馬に何かお礼がしたかった。
しかしあの気難しい海馬である、どうお礼をすれば…。
周りを見ると『海馬君、ナイスフラグ!』だの『あれがツンデレですか…』だのと残りのメンバーが思い思いに話し込んでいる。
言っていることはよくわからない。参考にはならなさそうだ…。

言葉は彼の好きな物を考えてみる。
たしか…よくあの青白い龍のカードを凄く大事そうにしていた。
あのカードは確かに強力だが、その分MP消費が激しい為すぐにMPがなくなってしまう。
そこで言葉は思いついた。これなら良い口実もあるし…。
善は急げ、さっそく言葉は思いついた作戦を実行することにした。
167名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 17:17:15 ID:2kiJY1VM
「あの、海馬さん」
「なんだ」
「さっき龍さんのカードを使ってMPが切れ掛かってますよね。だから…これを」
「……!」

言葉が差し出したのは、以前ラピュタで買い込んだ駐車場おでんであった。
海馬ほどではないがMP消費の激しい言葉がよく食べるアイテムである。

「い、いらん!」
「え、何でですか?遠慮することは無いですよ」
「いらん物はいらん!」
「大丈夫ですよ、まだ沢山ありますから一つくらい食べても」
「そ、そうでは無くてだな…!」
「そうだ、せっかくだから私が食べさせてあげますよ、さっきのお礼も兼ねて」
「だ、だからアレは…ええいおでんごときが俺の栄光のロードをぉおおお…イ"ェアアアアアアアアアアアア!」

「……うーん、これがヤンデレパワー」

異世界『ニコニコ』、その広大な空間に、戦闘でも無いのに一際大きな断末魔と泉こなたの呟きが響いたという。
168名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 17:17:37 ID:2kiJY1VM
というわけで垂れ流した
やはり反省しないしする気も無い
169名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:19:20 ID:WWRtFTJo
>>168
乙です。これはなかなかw
170名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 20:57:39 ID:Selh2jEh
>>168
GJ!!
イ"ェアアアアで吹いたww
171名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 22:34:27 ID:DZjE5z39
>>168
よくやった。GJ!!
絡みのところがもうちょい長いともっと良かったかも。
172名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:52:03 ID:gu7zX2C2
>>168
おもすれーwwwwGJ!!
173名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:15:36 ID:uYeHnyhJ
最後のイ"ェアアアアアアアアアアアア!で笑いが止まらないw
174名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:22:51 ID:Uz3E2VYP
何?このクズみたい、いやクズそのものは?
175名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 15:41:54 ID:naIIE1+g
http://gbrfeah.ath.cx
チョー美味しい♪
176名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 16:44:40 ID:291y9ORd
>>174
牛尾さんはセキュリティの仕事して下さい

>>166-167
GJ。うp主が書いた戦闘の描写が好きだ、細かくて。
177165:2008/04/21(月) 19:23:15 ID:vu8vR1wq
次の妄想の組み合わせは誰と誰がいいかな
カプじゃなくてもいいし単体でもいい
178名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:29:03 ID:FvHxFKSA
社長×こなたか、DIO×銀様がいいです。
179名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:37:19 ID:M31LW2T8
>>176
牛尾www巧いな
180名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:38:06 ID:asg6Sp/j
DIO×水銀燈は構想ならある
時間があれば書くのだが…
181名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:41:17 ID:0A7/DQ2L
ロックが阿部さん、ミクがハルヒあたりに恋の相談というシチュを考えてみた
妄想してみたものの文章力不足のため\(^0^)/
182名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:15:53 ID:bpxj5Nvl
>>181
二人とも相談する相手をもちょっと選べwwwとか思ったけど、
その二人は戦術的に相手を自分に魅了させて倒すんだったな。

闇サトシ×魔理沙なんてどうだろう
183名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:45:16 ID:vu8vR1wq
社長とこなたできたよー\
184名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:46:23 ID:vu8vR1wq
おっと途中で書き込んでしまった
今から投下する
即興で妄想してみた第三弾、社長とこなた、題して『第二の好敵手?』↓
185名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:47:49 ID:vu8vR1wq
カタカタカタカタ…。

「ふぅん…バグだらけではないか、デバッカーをもっと増やすべきだな」

闇が空を染める時刻、EDF基地日本支部の一室。
海馬は一時的に与えられた自室で自社製のコントローラーを握りテレビ画面に向かっていた。
別に遊んでいるわけではない、これも立派な仕事である。

高校生で社長という多忙な身である彼は、遊戯に付いて異世界にやってきた際にもいくつかの未チェックの新製品ゲームを持参していた。
彼の会社では、このように出来上がったソフトを海馬自らが最終チェックするのが決まりなのである。

現在自社は信頼できる部下に任せているので、今彼はこの大至急チェックするべきソフトだけを持ってきている。
当然自分の世界に帰るのは何時になるかわからない。いくら部下が有能でも彼が欠けている会社は今頃ある程度の損害が出ていることだろう。
だが彼はそんなことは気にしてはいない。そんなものより、彼にとっては自らが認めた宿敵との決着のほうがよっぽど優先すべき事項なのである。
そんな我侭を可能にしてしまうほど彼の才能と人望は常人離れしているのである。
もっとも、こうして暇ができれば溜まっている仕事を片付けるあたりやはり彼は一社の社長なのであるが。

そんな彼が黙々と仕事をしていると、突然彼の部屋のドアからコンコンとノック音が響いた。
もうすっかり遅い時間だ。自分以外の仲間は全員寝たものと思っていた海馬は虚を突かれてしまった。だからと言って表情が変わったりすることはないのだが。

「誰だ、こんな時間に」
「やふー、私だよー」

部屋主の許可なくズカズカと上がりこんできたその人物は、先日彼が潜入捜査した学校の生徒、泉こなたであった。
とても年上には見えないその小さな上級生は、海馬とは正反対の緊張感の欠片もない表情で彼に近寄ってくる。

「泉か…何のようだ」
「いやね、遊戯君に海馬君はゲーム会社の社長だって聞いてね」
「……」

ふぅん、またこの手の輩か。海馬は心の中で舌打ちをした。
ぶっちゃけて言うと彼は非常にモテる。顔も中々良いし、頭も良い、その上この年で会社の社長とくれば当然の話ではあるのだが。
それ故、今までの生活で彼に言い寄ってくる女子は後を絶たなかった。
だがそのほとんどは、いわゆる玉の輿を狙っての事である。
そんな彼女たちの事を、彼は人知れずうんざりしていた。
そしてこのちみっこい先輩もまたそうなのか…仲間にそんな輩がいるとは先が思いやられる。海馬はそう思いこなたに向き合い、わざと苦い顔をしてみせた。

「それが、どうかしたのか」
「いやね、私ゲーム大好きだからさ。何か異世界から持ってきたゲームがあったらぜひやらせて欲しくて」
「…なに?」

この女は今何と言ったか、自分ではなく興味があるのはゲームのほう。
なるほど、最初に見た時からおかしな言動が目立ってはいたが、どうやらこの先輩は少しばかり他と出来が違うようだ。良い意味か悪い意味かはともかく。
しかしながら、いざ自分自体にはあまり興味はないという意思を示されると、それはそれで少し悔しい。海馬は柄にもなくそう思ってしまった。

大層自信家である彼はそんなこなたを少しからかってやろうと決めた。
自分がもっとも得意とする分野で。

「ふぅん、今は生憎チャックプレイ中でな。対戦のテストプレイという名目ならやらせてやらん事もないが」
「え、ほんと!よぉし負けないかんねぇ」

器用に嬉しそうな顔をしながら、かつ気合が入った顔つきをし、海馬の隣にちょこんと座るこなた。
ゲームは海馬がもっとも得意とする分野である。
完膚なきまでに負かして、その余裕の顔を引きつらせてくれるわ。海馬はそう心の中で意気込みながら電源スイッチを入れなおした。
186名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:48:25 ID:vu8vR1wq
そして数十分後…。



「ば、馬鹿な…!?」
「んふっふー」

余裕の顔が引きつっていたのは、海馬のほうだった。
目の前のテレビに映る光景は、自分のキャラを打ち負かし勝利のポーズをとるこなたのキャラ。

対戦結果は30戦15勝15敗。引き分けである。

最初は確かに優勢だった。だが次第に操作の勝手を覚えてきたこなたは、やがて少しずつ勝利数を増やし始め、最終的にはこうなった。
確かに、海馬自身もこのゲームは始めて間もない、何せ先ほどチェック用にやっていただけなのだから。
それでも、天才と自負する自分が、この凡人であるこなたと引き分けた事を、海馬はその大きなプライドが認めようとしなかった。

「んふっふー、格ゲーなら負けないよぉ。まぁ勝手にないけど」
「ぐっ…な、納得いかん!次はこの落ちゲーで勝負だ!」
「おっけー、」

既に海馬の頭に『仕事』という文字はなかった。
今彼の頭にあるのは、如何にしてこなたという人物を打ち負かすかだけである。



そして更に数十分後…。



「海馬の部屋は…」

彼の名は武藤遊戯、海馬がこの世界に来る直接的な原因になった人物である。
プライドの高い海馬が自ら宿敵と認めた唯一の人物である。

今彼は、もうすぐラピュタに向かうに当たって寝ずに強化したデッキを海馬と試してみようと、彼の部屋を探しているところである。

何せEDFの基地内は広い上に無機質な造りで似た風景が多い。
地図を見ながらでもすぐに迷ってしまうのだ。

そんな中、彼は暗い廊下の中にまだ明かりが付いている部屋を見つけた。
近づいてみると海馬の声も聞こえる。どうやら当たりのようだ。

さっそく遊戯は小走りで部屋に駆け寄り、中に入ろうとする。
しかし…入ろうとした中に見た光景は、大方の彼の常識に当てはまらない光景であった。

「やふー、また私の勝ちぃ」
「おのれぇ!小娘ごときが俺の栄光のロードを…!」
「だからぁ、私は年上だってば」
「五月蝿い!次はこれで勝負だ!」
「よぉし掛かってきたまえ」

遊戯は、こなたと仲睦まじく(遊戯にはそう見えた)ゲームをしている光景が信じられなかった。
普段見る彼は…もっとこう、冷血かつプライドの高い男のはずであった。

「かい、ば…?」

海馬の新しい一面を垣間見た遊戯は、呆然とドアの隙間からその光景を見続けることしかできなかった。
だがやがて、なんとなく邪魔してはいけない気がして、遊戯はそのまま回れ右をして元来た道を戻り始めるのだった。
187名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:50:07 ID:vu8vR1wq
というわけでまたしても垂れ流した
相変わらず反省してないしする気はない

微妙に(かなり?)キャラ性格違うのはご愛嬌ってことで

以下余談



翌日。

「おい泉こなた、俺はどうやら遊戯と同じくいずれ貴様とも決着をつけなければいけないようだ。この戦いが終わったら俺が住む世界に付いて来い」
「え、何、何時の間に私フラグ立てたの?」
「違うわ!」
188名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:58:03 ID:bpxj5Nvl
GJ!相変わらず仕事が早くて尊敬する。
これは良い社長こなた
最後の社長のツンデレプロポーズww
189名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 21:10:19 ID:asg6Sp/j
GJすぐる
このスレも少し活気づいてきたな、いいことだ
190名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 21:17:03 ID:CvAbAVRh
GJw遊戯王組が高校生っぽくていいな。
しかしニコの王様は普通に凄くいい奴だなぁ。
191名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 21:17:37 ID:FvHxFKSA
GJ!!
最後のやりとりが面白いww
192名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:14:56 ID:kM6AMmzv
GJすぎて何もいえねぇwww関係が凄く自然w
やっぱ海馬とこなたいいわー
193名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:56:15 ID:uYeHnyhJ
最後のはどう見てもプロポーズだよなw
194187:2008/04/21(月) 22:58:38 ID:vu8vR1wq
最後のは、そのままの意味だけどこなたに言われてハッと気づいたという感じ。つまり天然犯
流石に一晩じゃフラグはたちません\(^o^)/
195名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:20:25 ID:CvAbAVRh
天然犯社長www

*o ゚ +| ./                       \  o。 |  *。
o○+  |/                      ヽ  +・  o 
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゚ |i  /  / /  / ./ /          l   | .l .lヽ ・|*゚ +
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*o゚ |! l、| | l // ///|   l  / / //// / /  |o  ゚。・ ゚
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* ゚  l| /⌒ヽ | \ `ー' ゝl  // `ー' /|/⌒v  *゚・ +゚  
|l + ゚o  | l⌒l l|   ////"//|〉 ̄////  .|/^_l.l *  |  ゚   
 o○ | ヽゝ(ー| /|   ´ \|       ll ),l'ノ  *゚・ +゚
・| + ゚ o lヽ_ /  |   ┌───7   /._/   |  ゚ |
 *o |+  .l/   |    l ̄ ̄ ̄/    / /*。 ,ノ!o.+ |
 O。 |  /       |..   V´ ̄∨   ./ /,.-‐'" .| ○・ |o゚
 |l + ゚o./   (;;)   |\   `ー‐'´  / /       | ゚+゚ |
O。  | |     _|_\       /| ./      |  *。
O。 | (|   ,.-‐'"    | \__/  .|/    _,.-─; o ゚。・ ゚
。 | ・   |/    .(;;) |─────┤ _,.-‐'":::::::::/  ゚  |
     ̄         |::::::::::::::::::::::::::::::|^l::::::::::::::::::/  o。 |  *。
196名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:42:12 ID:uobmzbRq
GJ!!
だが、こなたが社長になびいたら王様には誰が残るんだ?
197名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:44:12 ID:bpxj5Nvl
つ言葉

そんなわけで王様言葉の続きも待ってる
198187:2008/04/22(火) 00:41:47 ID:NIYCqhuE
次の注文を聞こうか
と言ってももう遅い時間だから書くのは明日以降になるが
とりあえず↓でネタが出そうなのを書こうと思う
199名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:44:19 ID:6uQ/5nEK
マリ×ミク←アリス
200名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:44:30 ID:kdhwzQMl
せっかくだから俺はこのロックミクを注文するぜ!
201名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:48:35 ID:IlLAlkpN
ピコ麻呂×魔理沙
谷口とKBCの言葉争奪戦
202名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:59:53 ID:Dx8QgceY
マリアリ
203名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:11:10 ID:I9Z6qgIa

遊戯→こなた←海馬


 谷口
204名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 10:51:43 ID:xHvtSh6L
王様言葉書いてたものです。
>>197
王様がエロクラッシャーすぎてどう足掻いてもエロイ展開にもっていけなくて
断念してしまったんだ。すまんす!!
205名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 10:56:38 ID:4R/zBCl+
無理にエロじゃなくても絡みだけでいいと思うよ。
遊戯だけじゃなく言葉も奥手なタイプだし。
無理にやろうとするとキャラがおかしくなるだろうし。
206名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:39:49 ID:NIYCqhuE
ミクマリ←アリス…と見せかけてマリアリな妄想でけたよー。題して『彼女にとっての人形使い』
あ、微妙に性描写っぽいのあるから注意と言っておく。

ちなみに俺は東方やったことないからwikiで手に入る情報しか知らん。
だから設定違いとか色々あるかもしれない。
それでも良いって人だけ見てくれ↓
207名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:41:26 ID:NIYCqhuE
ある日のEDF日本支部、ラピュタに向かう前の僅かな休日を持て余していたアリスは、やることも無く基地内をぶらぶらしていた。

「あーあ、魔理娑はいつの間にかいなくなるし…他の連中は期待できないし…暇だわ」

せっかくの異世界なのだから出かけてみるなり何なりすれば良いのだが、流石に女が一人で出かけるのは抵抗があるのである。
魔理娑は前述の通り見つからないし、かと言って男性陣と出かけるのは少々抵抗がある。
そんなわけで、彼女は今誰か一緒に出かける相手がいないか探しているところである。

と言ってもこの広い基地である。そう簡単に見つかれば苦労はいない。

「ほんと広い基地よね…内装も無機質だし。科学ってのはほんと趣味が悪いわね…」

魔法文明世界出身の彼女からしてみれば当然の意見なのだが、この世界の人間が聞けば激怒しそうなセリフである。
実際彼女の世界ではセキュリティ関係は魔法で賄えるので装飾する余裕もあるのだが、科学文明ではそうもいかない。
そもそも軍隊の基地に華やかさを求めるのが酷な話である。

そんな事を気にも留めず、アリスは相手を求めて基地内を散策する。

「ほんと何処行ったのよ魔理娑…せっかく暇があるんだからデートでもしようと思ったのに」

などと彼女が軽く危ない発言をしていると、ふと近くの部屋から甲高い声が聞こえてきた。

『あーあーあー…』
「あれ、誰かいるの?」

そう言ってアリスは声が聞こえる扉に手をかけ、少しだけ引き寄せる。
そして生まれた僅かに開いた隙間から中を除いた。

そしてアリスは固まった。

「アッー!アッー!アッーーーーーーーーー!」

………。

……。

…。

パタン。

アリスは何も見なかったことにした。
中で仲間の一人がナニかしていた気がするが、それを認めるとトラウマが生まれそうな気がするので、彼女は今見たことを記憶に刻むことを拒否した。
幸い彼らは扉に背を向けていて肝心な部分は見えなかったからギリギリ大丈夫、アリスはそう判断した。ナニがどうギリギリなのかはわからないが。

たった今閉めた扉に背を向け、アリスは再び歩き始めた。
本当に魔理娑は何処行ったのだろうか?
208名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:42:34 ID:NIYCqhuE
『あーあーあー…』

そしてまた聞こえてきた。今度は別な扉から。

「…また?」

再び聞こえてきた甲高い声。
しかし今度は違った。女の声、それも聞きなれた自分がよく隣で聞いていた声である。

「魔理娑…ま、まったく手間かけさせるんだから」

とか言いながら彼女はどこか嬉しげである。
ようやく見つけた想いびt…もとい相方に対し一人ツンデレをかましながら、アリスは部屋を覗き込む。

そしてアリスは固まった。さっきと違う意味で。

「魔理娑さん違います。ここはもっと高くです。喉を使ってください」
「あーあー…。んー、歌って難しいな…」

何と中で魔理娑が仲睦まじくミクと歌の練習をしていたのだ。
一体何故?いつの間にそんな仲に?ほわい?わっついず?はうまっちでぃすいずあぺん。

アリスはあまりのショックに混乱してしまっていた。
魔理娑とは幻想卿で二人で旅をしている時からずっと自分が隣にいた。
それはピコ麻呂達に付いて行くことになってからも変わらなかった。
旅を始めるずっと前から抱いていた想いが彼女をそうさせていた。

彼女の相方は自分である。アリスはいつの間にかそんな事を自負していた。
そしてそれを大変喜ばしく思っていた。

なのに…。

「なんで…何でなの魔理娑…?ミクと仲良くすることが私よりも大事な事なの…?」

アリスは隙間から見える光景に我慢できず、懐にある藁人形に五寸釘を何度も何度も打ち込む。
彼女はストレスが溜まるとこうする癖があるのである。

「藁人形にー…ごっすんごっすんごっすんくぎー…」

アリスは自前の歌を呟きながら尚も中を覗く。
そして中での二人の練習はなおも続く。

「なぁミク、上手く歌うのに何かコツって無いのか?」
「そうですねぇ…まずは複式呼吸を覚えるべきですね。こうお腹で息をするんです」

そう言ってミクは魔理娑のお腹の辺りをペタペタ触り始めた。
その光景を見てアリスの脳に衝撃が走った。自分だって箒に乗る時にどさくさで触るくらいなのに…。
果たしてミクは確信犯なのか、それとも天然なのか。ミクの性格からしておそらく後者だろうが。今のアリスにはそんな事関係なかった。

「うぐぐぐ、許さないわミク…。七色の人形使いの恐ろしさ見せてあげるわ。……あ、でもロボットに呪いって効くのかしら」

半分ヤンデレ化しているアリスがそんな風に悩んでいると、中から再び声が聞こえてくる。
その内容を聞いて、藁人形に念を込めた五寸釘を刺そうとしていたアリスの手が止まった。
209名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:43:07 ID:NIYCqhuE
「それにしても、何でまた歌を教えて欲しいなんて言い出したんですか?」
「んー……あーちょっとアリスの為にな」

「え?」

今魔理娑は何と言った?自分のため?
アリスが戸惑っているのも知らず、魔理娑は続ける。

「ミクは知らないだろうけど、幻想卿には魔法使いって種族があってな。
私は人間だけどアリスは本物の魔法使いなんだ。…元々はあいつも人間らしいけどな。
人間と魔法使いじゃ当然魔力にも差が出る。文字通り魔法を使うための種族だからな」

「……」

彼女はそんな事を悩んでいたのか。
確かに旅をしている最中にガス欠になってしまう事は偶にあった(今もだが)。
そんな時残った敵を倒すのはいつも自分の役目だった。
しかしそれは彼女があたりかまわずパワー任せの弾幕を放つからでは無いのだろうか。

「魔理娑さん、もしかして弾幕はパワーっていうのは…」
「意外に鋭いんだなミク。あぁ、負けてる魔力を誤魔化す為だ。アリスの前じゃこんな事絶対言わないけどな。あいつに弱みは見せたくないし」

「……」

「それはわかったんですけど、それと歌が何か…?」
「……魔力不足で疲れている時な。あいつは何時も私に歌を歌ってくれてたんだ。疲れてる時に歌う曲じゃあないけどな、それでも意外と元気は出るもんなんだ。
いつ来るかはわからないけど、いつかあいつがガス欠になった時にでも歌ってやろうかなって思ってな。魔力で生きてる魔法使いにとって、ガス欠は私以上に辛い物だからな」

しかし魔理娑は歌の練習をした事がなかった。
誰かに教わろうにも、幻想卿の知り合いに聞くのは非常に恥ずかしい。アリスなんか論外だ。
そんな時、この旅で適任な人物が現れたのだった。

「それが私ですか…」
「まぁな、ミクなら笑わずに教えてくれそうだと思ったしな。何よりミクは歌うために生まれたんだろ?適任じゃないか」

「……」

「さて、横道に逸れちまったな。で、複式呼吸とかいうのってどうやってやるんだ?」
「あ、はい。まずですね…」

アリスはそれ以上聞くのをやめた。
手に持っていた藁人形と五寸釘を懐に戻し、元来た道を戻り始めた。

明日からはちょっと強めの弾幕打ちまくってみようか。そう思った。
210名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 17:46:13 ID:NIYCqhuE
てわけでまたまた垂れ流した
最初に言ったとおり東方の原作をよく知らんからたぶん設定違いとかあると思う
でも反省はしないしする気も無い

ちなみに、作中で魔理娑が言っていたアリスの歌ってのは、ご存知『魔理娑は大変なものを(ry』の事だったり
211204:2008/04/22(火) 20:39:38 ID:xHvtSh6L
凄いなぁよく即興でこれだけのものを…
上手くまとまってるし面白い。

そして>>205に勇気づけられて今王様言葉の続き書いてます。
まぁ王様言葉といえる代物じゃないけど
212名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 21:01:24 ID:kdhwzQMl
いいねぇGJ
それと○魔理沙×魔理娑なんだぜ
213204:2008/04/22(火) 22:43:33 ID:xHvtSh6L
というわけで王様言葉書いてるもんです。
とりあえずひとくぎりついたので投下することにした。
マリアリの人とかぶってしまいますがほんとにすいません。
そして全裸で待ち続けてくれてる紳士諸君には土下座をせざるを得ない!
214王様・言葉4:2008/04/22(火) 22:46:38 ID:xHvtSh6L

かくして涼宮ハルヒ・武藤遊戯・桂言葉・海馬瀬人・泉こなた・古泉一樹・谷口の7人は会議室のテーブルを隅においやり、カードゲーム”ウノ”をすることとなった。
「やっぱりペナルティは必要よね!勝者にはご褒美、敗者には罰ゲームよ」
ハルヒのいう罰ゲームとはこうだった。
まず1〜7位までの順位を決める。そして1位の人間は最下位の人間を、2位の人間は6位の人間を、3位の人間は5位の人間に対しそれぞれ好きな命令を出し、相手は
それに無条件で答えるといったものだった。4位の人間のみなにもなしである。
「さぁ〜いっくわよ〜」
どさくさにまぎれてディーラーをする涼宮ハルヒはシャッフルをしながら考える。
 (あたしが1位なのは当然として、誰を最下位にしようかしら…。あたしの楽しみを邪魔した武藤遊戯?海馬ってヤツも面白そうね。…でも桂さんに色んな服を着せて
富竹って人に写真撮って貰うのも捨てがたいわ。そうすればHPのコンテンツがより強化されて…)思わずニヤつきながら桂言葉に視線を向ける。
 向けられた言葉は眉を垂れ下げ、なにやら身の危険を感じて身体を小さく丸めた。
含み笑いをするハルヒと怯える言葉の間に座っている遊戯は、交互に視線を向けると左隣でしきりに困ったような笑みを取り繕う言葉に話しかけた。
「大丈夫だ桂さん。オレが必ず守ってみせるぜ」
「え…」
力強い台詞に、言葉は思わず頬をほの赤く染める。
「フン!なにが守るよ。いっとくけど、例えあんたが1位になったからって桂さんが最下位になる保証なんてないんだからね」
シャッフルしたカードを華麗に配りながらハルヒが吼える。間接的に宣戦布告されたのだ。面白くない。
「そうだな…」
噛みつかれた遊戯は静かに答えると目を閉じ、そして見開いた。ゆっくり右隣のハルヒを見る。
「だがオレは最初から諦めたりはしない。必ず実行してみせる」
自信に満ちた遊戯の台詞はハルヒの神経を逆撫でるのに十分な効果を発揮した。
「やってみなさいよ!」
カードを枚数分配り終えたハルヒは、残りの山札を輪の中心に激しく打ち付けつつ置いた。全身で苛立ちを顕わにするハルヒの隣で武藤遊戯は考える。
 (フフン。ずい分と怒っているようだな。だがゲームとはいえ冷静さを欠いては圧倒的に不利になるぜ!この勝負、オレはなんとしても上位に食い込む。そして
桂さんをハルヒの対となる順位にさせはしない)かつてゲームの番人であったこともあり、遊戯は遊戯なりにこのゲームに燃えていたのだ。
遊戯の丁度反対側に座っていた古泉一樹は、遊戯の身体から放たれる闘争本能のようなオーラを敏感に感じ取って、涼しい目元を細めた。軽く笑いながら口を開く。
「そういえば遊戯くんや海馬くんは異世界の人達なんでしたよね。これを機にぜひ仲を深めたいものです。罰ゲーム、楽しみですね」
名を挙げられた二人の背筋に衝撃が走ると共に、海馬が拳を握って遊戯に叫んだ。
「遊戯よ!古泉だけはなんとしても叩きつぶすぞ!!」
「ああ!わかってるぜ海馬!」
遊戯もまた拳を握り、叫び返す。
「さぁハルヒ!ディーラーである貴様のターンだ」
額にいやな汗を垂らした海馬の号令により、今、ゲームがスタートした。
215王様・言葉5:2008/04/22(火) 22:48:38 ID:xHvtSh6L
「一枚目は赤ね。赤ならあるわよ」
そういうとハルヒは手札から一枚、場札として置いた。
「よし、オレのターンだな。オレは手札より赤の9を捨てるぜ。ターンエンドだ」
次いで遊戯が場札にカードを置く。
「え…と。赤ですね、ありますよ」
言葉も場札にカードを置いた。
「ち。オレは山札より一枚ドローする。…ふぅん、赤だ。この赤の0を捨てターンエンド」
「あたしの番だね。あかいろ〜あかいろ〜」
海馬の隣にちょこんと座っていたこなたは楽しそうに赤色のカードを捨てる。
「じゃあ僕はこのカードで…スキップです」
「でぇぇ!」
古泉の左隣に座る谷口は仰天した。まさかゲーム開始早々順番をとばされるハメになるとは思いもしない。
「すいませんね谷口くん」
古泉は爽やかに笑って返した。谷口を挟んでハルヒが満面の笑みで古泉に向かい親指を立てる。
「よくやったわ、その調子よ!谷口、あんただけは上位にさせないわよ。なにしでかすかわかったもんじゃないんだからね」
へぇ と遊戯は感心したような声を発した。ハルヒは勿論だが、言葉を守る為には谷口という男も御さねばならない。計らずも谷口に対しては
ハルヒと共闘という形になるのだ。ハルヒは谷口対策として仲間の古泉をわざと谷口の右隣に配置したらしい。
「やるな、ハルヒ」
他意なく発っされた遊戯の台詞に思わず破顔したハルヒは、瞬時に眉間に皺を寄せてふんとそっぽを向くと、しかし次の瞬間片眉をつり上げて遊戯を見た。
「いつまでそうやって余裕でいられるのかしらねぇ?」
「ん?」
今日、何度となく見せつけられた不敵な笑みに遊戯はなにか気配を感じた。
「勝負はこの席順になった瞬間から決まってるのよ、武藤遊戯!」
来る。遊戯はそう直感して身構えた。高らかに宣言してハルヒのカードが場札に置かれる。
「ワイルドドロー4よ!!」
「なに!ワイルドドロー4だと!」
身構えていた遊戯は声を張り上げた。手札にあること以上に、二巡目にして出されたことに驚く。ハルヒは早急に勝負をしかけてきたのだ。
その場にいる全員の視線が遊戯に注がれた。
「ふふ、さぁ〜遊戯ィ。4枚引くのよ。チャレンジしてもいいけどね」
ハルヒは笑いながらも眼光鋭く遊戯を睨み付ける。遊戯は己の手札に視線を落とした。チャレンジをするか…それとも。
「フフン」
遊戯の含み笑いにハルヒの眉がぴくりと動いた。さきほどまで驚きの表情を作っていた遊戯からは焦りも苛立ちもなにも感じられない。
まさか 今度はハルヒが場の空気になにかの気配を感じ取る。
「こんなに早く仕掛けてくるとはな。少々驚いたが、だが甘いぜハルヒ」
遊戯は横目でハルヒを見ると手札の中央に位置するカードの端を持った。そのままの姿勢で口を開く。
「持っているのさ。オレも同じカードを」
「なんですって!」
「オレのターン!手札よりワイルドドロー4を発動する!このカードは次のプレイヤーに4枚ドローさせるカードだが、その次のプレイヤーが同じ
カードを持っていた場合は回避することができ、次の手番のプレイヤーに順送りすることができる!」
今度は遊戯が高らかに宣言してハルヒと同じ絵札を場札に捨てた。
「まさか…!そんな。だってあんたがそのカードを先送りするってことは…」
驚きを隠せないハルヒに遊戯はふ と笑うと精悍だった顔つきから一点、眉をハの字にして言葉に顔を向けた。
「そう。守るべき桂さんに累積枚数引かせることになる。…すまない桂さん」
遊戯は片目をつむって詫びた。言葉の表情から、手札にワイルドドロー4が無いことは想像に難くない。
「…手札が八枚増えました…」
そう呟いて、桂言葉は泣きそうな表情のまま山札から8枚ドローしたのだった。
216204:2008/04/22(火) 22:49:57 ID:xHvtSh6L
ただウノしてるだけっていう…
217名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:54:23 ID:NIYCqhuE
こうゆうの嫌いじゃないんだぜw
ただUNOしてるだけなのに何故こうも賑やかなのか…ww
そして一々デュエルモンスウターズ風に説明いれる王様にワロタw

続き待ってるぜ、半裸で
218名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:56:45 ID:Ki5j9mpl
面白いwww
守ってみせる宣言とか王様かっけぇ!と思ってたらウノのカード説明が大仰でワロタww
219名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 23:21:46 ID:EHxln8y1
これは面白いGJ!!

ちょっと思ったんだけど古泉×アリスっておもしろそうじゃね?
そこにもっていくのに苦労しそうだけど(同姓愛者的な意味で)
220名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 23:22:00 ID:ko9G7Ku+
このやりとり見てたら王様がハルヒフラグ立ててるようにも思えてきた

とりあえず次あたりに社長がなんか仕掛けてくると予想
221名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 23:36:28 ID:jwa7voNz
遊戯王風おもしろいなwww
つかデュエルじゃん。
メンツ想像しながらだと余計面白いw
そして言葉が普通にヒロインで良し。
222名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:05:20 ID:0j7Civ3J
>>216
GJ!このメンツだとウノもにぎやかだな。面白かった。続きwktk
ハルヒ対王様熱くていいな。てか高校生軍団いいな。

>>219
むしろ同性愛者同士だからこそ逆に惹かれあっていいんじゃないか?
223210:2008/04/23(水) 00:11:56 ID:XXZ2Yz8+
つまりこうか
障害多き恋をしている二人はお互いに自然と気が合い相談相手という関係になる
しかしそんなある日、二人は自分がそれ以上の気持ちを抱いてることに気づきうわなにをするんだやm

省略されました、続きを読みたければうほ、いい男と書き込んだところでどうにもなりません


それはそうと次のお題いただけると嬉しい
224名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:26:34 ID:tPnFgrgO
>>223
次のお題、まさにそれを読みたいんだが
わっふるわっふる
225名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:28:54 ID:XXZ2Yz8+
流石に即興で書くには無理があるんだぜ、勘弁してくれ
226名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:33:41 ID:0j7Civ3J
>>223
それの続き頼む
ハルヒスレでも古泉と特定の女性の絡みネタってあんま無いからかなり読んでみたい

あと絵板の影響で谷口×紫が気になってきたwスキマツアーズ
227名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:34:47 ID:lffQPStZ
こなた空気www
しかし思わぬダークホースかも試練

>>223
俺が挫折した阿部ロックorミクハルヒの恋の相談
どうやら俺は文章力だけでなく妄想力すらもないようだorz
228名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:35:54 ID:gJiARUKJ
>>223
こなた×なのはを希望
229名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:41:47 ID:FX00Gixq
>>223
ストーム1×こなたでおじいちゃんと孫の会話。
230名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:15:22 ID:XXZ2Yz8+
寝ろと主張する脳をねじ伏せて>>227書いて来た
相談という題材上セリフが多いが気にしてはいけない

というわけで即興で妄想してみた第五弾。題して『縁の下の相談役』↓
231名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:16:23 ID:XXZ2Yz8+
「阿部さん、ちょっといいですか?」

タイガーモス号が出発する少し前の事である。
自室で出発の準備を整えていた阿部は、ロックにとある相談を持ちかけられていた。
何もこんな忙しい時に来なくても…阿部は一瞬そう思ったが、いい男の頼みである。阿部は相手をしてやる事に決めた。
常にいい男であるためには心も広くないといけないのだ。
もっとも、隙あらば掘…もとい口説き落とすつもりでもあるが。

「おう、どうしたんだ?」
「実は相談したい事がありまして…」

ロックは俯き、ほんのり顔を赤くしながら少し気恥ずかしそうに呟く。ロボットの割に表情豊かである。
イロイロな意味で人生経験豊富である阿部は、その顔が何を意味しているかすぐに理解した。

「なるほど、恋の相談か」
「な…!そ、そんなんじゃ…なくもない、かもしれませんけど…」

あっさり見透かされてロックは顔を更に赤くする。血は流れていないのに赤くなんかならないという突っ込みはしてはいけない。
そんな彼を見て阿部は目を細める。

「初々しぃな。俺も初めてハッテン場に行った時の事を思い出すぜ。で、相手はどんな男なんだ?」
「いや、男じゃないです」

今度は阿部の発言を即答で否定する。
決して彼にそんな趣味は無い。

相手が男じゃないと知った阿部さんは、一瞬残念そうな顔をするが、そこはいい男である。
いい男は全ての(いい)男に優しくあれ、彼の持論の一つである。
女が相手では管轄外だが、それでも力になれるならなってやろう。阿部はそう決めた。

「女が相手か、よく俺に相談する気になったな。俺の性癖は知ってるだろ?」
「そうですけど…相手はともかく阿部さんは一番恋愛経験豊富そうでしたから」

なるほど、確かに阿部は経験だけは仲間の内で一番経験は多いだろう。
今まで掘った男の数は軽く100を越える。
いい男は全ての相手を覚えておけ。これもまた彼の持論の一つである。これなら彼のテクニックの強力さも納得である。

「嬉しいこと言ってくれるじゃないか。それならとことん喜ばしてやるぜ」
「…妙な言い方しないでください」

苦い顔をするロック。
それを無視して阿部さんはロックの顔を凝視する。
濃い顔に長く見つめられてロックは僅かに動揺してしまう。

「な、何ですか?」
「口説きたい相手がいるならまずは顔だな。まぁ…お前さんは全然問題ないな」
232名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:17:10 ID:XXZ2Yz8+
たしかに、人間顔だけじゃないというが、顔は良いに越したことは無い。
ロックの場合は、初対面で阿部さんもウホッと思うほどである。まず問題は無いだろう。
ちなみに阿部さんはその時と違って、もうロックを掘ろうなどとは考えていない。
いい男は人の男は取ってはならない。これも彼の(ry

「そして次は…そうだな、トークが上手いと良いぞ。特に共通の話題や話が合う相手にはなびきやすいもんだ。まぁ俺の場合はハッテン場に来る奴とは大抵一つの話題しかでないんだけどな」
「なるほど…」

これはロックも素直に感心した。ちなみに後半は聞き流した。
確かに、阿部の言うことは的を得ている。話や気が合う相手となら一緒に居たくなる道理である。

「話をするならムードがある場所も重要だな。俺の場合は常にハッテン場だからムードもバッチリなんだが」
「場所、かぁ…」
「まぁ俺から教えられる所はこんなもんだな」
「はい、ありがとうございました…あ」

ロックのボディ内臓時計(家事手伝いロボットだった時の名残である)が出発の時間になった事を告げる。
ひとまず荷物を取りに行くために、阿部に再度のお礼を述べて、ロックは部屋に戻る事にした。

部屋に戻る道すがら、ロックは阿部に言われた事を反芻する。

「共通の話題…ムードがある場所…」


この後、ロックはタイガーモス号で見晴らしの良い見張り台での見張り役に立候補する事になるのだが、それはまた別のお話。
233名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:17:37 ID:XXZ2Yz8+
話は少し戻り、ロックが阿部に相談を持ちかけていた頃、別の部屋でのお話である。

ミクはとある人物の部屋の前でキョロキョロしていた。
この部屋の主に相談したい事があるのだが、その人物は気が強い上に気難し屋である。
その為、ミクはこの扉をノックする事に躊躇を覚えていたのである。

だが彼女とて伊達に歌手はやっていない、度胸ならそれなりにある…つもりである。
意を決して扉をノックしようとするミク。だがその行動は、突然開いた扉により空しく空を切った。

「…あれ、ミクちゃんじゃない。どうかしたの?」

扉を開けた人物は、今まさにミクが相談を持ちかけようとしていた人物、涼宮ハルヒその人であった。
そのハルヒは、扉の前でポカンとしているミクをジッと見つめる。
ノックしようとしていた扉をあっさり開けられてしまって呆けていたミクは、ハッとしてハルヒに向き直る。

「あ、あの、ハルヒさんってSOS団の団長さんなんですよね?」
「ん、まぁそうね。それがどうかしたの?」
「実は……この間北高に潜入した時にSOS団のポスターを見たんです…」

SOS団のポスター。原作でも何回か事件の切欠になった代物である。
その内容は、SOS団の簡単な活動内容を書いている物である。
その内容の一つに『不思議な悩み相談』という物もあるのである。

「何、もしかして不思議でも持ってきてくれたの?」

ハルヒの顔が、みるみるSOS団団長のそれになっていく。
基本的に彼女は不思議な事が大好きなのだ。

「……ええと、多分不思議な事だと思います」
「それなら話は早いわ。さぁ中入った入った」
「え、でも何処か行こうとしてたんじゃないんですか?」
「ラピュタに行く前に基地内を探索しようと思っただけよ。こんな機械次いつあるかわからないし。
でも今は目の前の不思議が優先よ!」

そう言いながらハルヒはミクの背中を押してぐいぐいと中へ押し込む。

「あ、ちょ、押さないでくださ…あぁ!」
234名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:18:05 ID:XXZ2Yz8+
そして…。



ハルヒは部屋にあった椅子に座り、ミクはベットに腰掛けていた。
相談という形なので、ハルヒとしては机が欲しかったところなのだが、まぁ部屋が狭いので止むを得ない。

「で、相談っていうのは何?」
「えっと……実は私気になる人がいまして」
「…………はあ?」

ハルヒは愕然とした。
不思議を持ってきたから何かと思えば恋の相談ときた。
もし相手が男だったら、大事な時間を盗られたと殴り飛ばしている所である。

「何よそれ…恋の相談だったら他の人にして」
「あ、待ってください!私ロボットですよ。ロボットが恋をするって不思議な事だと思うんですけど…!」

人間に近いと言っても所詮ミクはロボット、心もプログラムの集まりである。
恋をするという事そのものがおかしいのである。
それに不安を感じたミクはこうして誰かに相談しに来たのである。
頭の良いハルヒなら、このバグの正体も突き止めてくれるかもしれない。
そう思い彼女はここに来たのである。

「………言われてみればそうね。私とした事が視野が狭くなってたようだわ」

下手こいたとばかりに頭を抑えるハルヒ。
不思議を常に追い求めている彼女は、常に先入観を捨てているつもりだった。
それなのにこれだ。自分も所詮はまだ凡人であるのだと痛感したのである。

「それはそうと、何でわざわざ私に相談しに来たのよ」
「ええ、谷口さんに『涼宮は恋愛経験が凄く豊富だぞ。何せ今まで片手じゃ数え切れない数の相手と付き合ってきたからな』と聞いたからです」

ハルヒのこめかみに青筋ができる。
確かに昔そんなこともあったし、ハルヒ自身もそれを悪いこととは思っていない。
だが谷口に言われると非常に不快だったのである。


その頃…。
「おや、携帯が…え、こんな時に閉鎖空間ですか……!?」
どこぞの赤球超能力者が慌てていたが、それはまた別のお話。
235名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:18:28 ID:XXZ2Yz8+
閑話休題。

「まぁ一度引き受けたことだから、一応相談は受けるわ」
「あ、ありがとうございます」

ハルヒの言葉を聞いて、ミクの声と顔が明るくなる。
だがハルヒとしては、そんなに純粋に期待を寄せられても少々困ってしまう。
何せ彼女自身は、恋は病気の一種と思っているのだから。

「んーそうねぇ…やっぱ仲良くなりたいと思う相手がいるなら行動あるのみだと思うわよ」
「行動、ですか…」

行動的な彼女らしい意見である。
感心するミクを余所に、ハルヒはなおも続ける

「それと積極的に会いに行って話しかける事ね。今の世の中には鈍い男も多いから積極的になる事も大事なのよ」

ハルヒは自身満々にそう言い放つ。
ちなみに彼女のこの言葉、彼女自身は気づいていないが(特に鈍いの件)主に某SOS団団員の一人との体験談だったりするが、このお話には関係ないので詳しくは省略する。

「あとは……あ」

丁度そこで部屋にある時計がタイガーモス号出発の時刻を知らせた。
ハルヒはまだ何か言いたりなかったようだが、時間が来てしまったのでこの話を打ち切ることにした。
人の恋に興味深深なあたり、何だかんだ言って彼女も一人の女なのだろう。

「んじゃひとまずこんなもんね。相手が誰だかしらないけど頑張りなさいよ」
「は、はい。ありがとうございましたハルヒさん!」

そう言うと、ミクはやや大げさに頭を下げて自室に戻って行った。

「積極的に…かぁ」

ハルヒに言われたことをミクは何度も反芻する。
この後彼女は、夜にタイガーモス号で少しだけ勇気をだして見張り台にいるロックに会いに行く事になるのだが、それはまた別のお話。
236名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:19:45 ID:XXZ2Yz8+
うん、全然相談じゃないね
てわけで即興妄想垂れ流した
しつこいようだが反省してないしする気もない
237名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:29:44 ID:XXZ2Yz8+
ていうか今読み返したら日本語でおkな部分が幾つかある/(^o^)\
夜中に即興ネタは書くもんじゃないな
238名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:43:52 ID:0j7Civ3J
激しくGJ!
多少おかしな日本語でも脳内変換できるのもまた夜中の魔力
素晴らしい原作補間でした。やはりロックミクは良い
239名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 08:00:15 ID:WjNaAlje
GJ!
阿部さんとの会話に吹いたwww
240名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 09:04:57 ID:LjoHfmbE
ここ最高だww
全部おもしれー
241名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 09:38:45 ID:FX00Gixq
阿部さんが良い人過ぎるwww
流石は良い男www
ハルヒは確かにいっぱい付き合ったけど一週間以上続いたことないんだよなぁw

そういえば女性の恋愛経験者という意味ではニコRPG女性陣では言葉が実は一番経験豊富だったりするんだよね。
恋愛の表裏いろいろ含めて・・・。
242名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 11:08:20 ID:FX00Gixq
そういえば男の彼女もちって誰かいたかと思ったら、トミーは彼女持ちなんだな。
トミーはトミーで参考になる意見くれそうだ。
243名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 11:36:16 ID:i0mdJIhg
トミーが鷹野に構ったせいでひぐらしのラストはイマイチ腑に落ちない感じに…
…と、それは別にいいとして
なんかスレの雰囲気的にエロネタを出しづらいのだがw
244名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 11:42:14 ID:0j7Civ3J
いや、出していいだろ。ここエロパロ板なんだから
245名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 11:45:22 ID:FX00Gixq
無理無理やありえない組み合わせでない限りはオーケーかと。
246名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 11:52:55 ID:i0mdJIhg
組み合わせは一応
谷口×言葉 社長×魔理沙 DIO×水銀燈
の構想があるが、大丈夫かな
247名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 11:58:37 ID:FX00Gixq
言葉はどうだろう、相当経過がないとキャラ的にエロまで持ってくのは無理がある。完璧誠一途の恋愛奥手娘だし。
社長と魔理沙は・・・、社長がネックだな。あの人もキサラ以外の女に興味があるのかはなはだ疑問。
DIO×水銀燈が一番OKだと思う。付き合いが長そうだし、アダルトな雰囲気もあるからな。
248204:2008/04/23(水) 12:00:49 ID:riavHqcS
どもレスサンキューです!
半裸で待ってもらえるくらいが丁度いいかも…微エロくらいにはなんとか持って行きたい。
確かに書いてるとハルヒともフラグ立ってる気がするんだよな。不思議!
あと社長はあまり活躍しないんだすまん(それ書くとウノメインになっちまうんで)
>>243
エロネタを出してない人間がいうのもなんだが…
さぁ早く執筆作業に戻るんだ!
249名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:05:47 ID:i0mdJIhg
うーむ、やっぱり言葉は難しいか
途中まで執筆していたが…
とりあえずDIO×水銀燈を書いてみる
250名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:07:04 ID:FX00Gixq
247に追記すると言葉って軽度の男性恐怖症でもあるんだよな。エロまでもってくには展開に無理が生じてしまう。
251名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:12:44 ID:FX00Gixq
>>249
いろいろ突っ込んでやりにくくしてしまったな。スマソ。
D×銀様楽しみにしてるよぉ。
252名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:15:52 ID:LjoHfmbE
社長の恋愛年齢が小学生レベル以上あるか疑問だww
あれだけイシズさんといい雰囲気に(なりそう)だったのに
「神を生贄に捧げるッ!!」→→→「青眼最高ワハハハハハハ」だもんな

ってことで大人のエロいお姉さんポジはいないのか??
253名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:17:52 ID:riavHqcS
>>247
社長とセト、ブルーアイズとキサラを混同するのはどうだろう?
特に原作の社長はキサラと関係全くないしな
254名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:22:10 ID:3oAcTUh7
>>247
勘違いする人がいたらいけないから突っ込んでおくが
3000年前は白き龍(青眼)=キサラだったが社長の存在する時代では青眼=キサラではない
アクナディンによって魂は石版に封印されてしまったのでキサラが現代に転生する事もない
社長と神官セトがごっちゃになってないか?
255名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:23:15 ID:FX00Gixq
>>252
銀様くらいかなぁ。

>>253
一応セトと社長は別人なんだけど、社長つながりで女関係があるのがキサラぐらいしか思いつかんので。
前世でしっかりと惚れてて、現世で化身を愛してるっていうのが。
256名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:23:38 ID:3oAcTUh7
被ってしまったごめん
257名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:27:30 ID:i0mdJIhg
>>252
大人のお姉さんポジは紫ぐらいだな
あとは早苗さんかな、人妻だがw

258名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:33:29 ID:FX00Gixq
脇役がありならピーチも・・・無いか。

>>253
>>254
誤解を与える発言、すまなかった。
259名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:41:08 ID:riavHqcS
つまり>>258がいいたかったことは
社長はキサラの化身である二次元の爬虫類にしか興味のないオタクだと
いいたいんですね。わかります。

というわけでまさしくゲームおもすれー恋愛興味ねーな小学生レベルな社長。
だからこそ随分↑にある社長こなたの話しが凄く好きだww
260名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 13:00:27 ID:DyzuR/P1
>>257
一応梨花も100歳以上だが
261名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 13:08:50 ID:i0mdJIhg
そういえばえーりんも居たな
しかし大人なお姉さんは脇キャラにしか居ない…
琴姫は清楚な感じだし
262名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 14:52:46 ID:pFvq4lXZ
琴姫派は少数なのか?
263名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 15:46:22 ID:zyqxRTQe
>>258>>259のような考えであったら安心だな。
余計なお世話かもしれんが、社長×キサラ厨が遊戯王本スレで暴れまくって以来、遊戯王好きからあまり好かれていないらしい。
だから、そう思われる発言は注意しといた方が良いと思うぜ。


ところで、言葉ってPC版の「永遠に」ED前に「誠君がいなかったら生きていけない(←に近いニュアンスの)」発言していなかったか?
だが、ニコニコRPGの言葉は誠が死んだ(と勘違いされたシーンの)後も仇取った後も「永遠に」のラストのように自ら命を絶つような気配がない。
そこんとこどうなんだろう?ムスカ殺した後の発言からして、もう殆ど誠に関することはけじめがついたってことか?


264名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:17:26 ID:i0mdJIhg
スクイズについてはよく知らんが…
原作の言葉はクラスメイト達のイジメ等で精神が不安定になってしまったけど
ニコニコRPGの言葉は学校が違う(北校)からイジメ等にあっておらずそこまで不安定じゃないとか
まあ勝手な想像だけども
265名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:35:16 ID:m9ic0rV3
>>263
暴れてたのはキサラアンチな、遊戯王スレはかなり
動画に対して制約が多いしカプネタにうるさい

このスレではニコニコRPG内での王様、社長のSSが
見れるから最高だ
266名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:55:04 ID:3oAcTUh7
>>265
お前みたいなカプ厨がいるから規制が厳しくなるんだよ
よそのスレでまで言い訳するな腐女子
267名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:10:26 ID:drJNua4P
>>266
そんな喧嘩腰にならないで楽しもうぜ!
と、DIO×水銀燈を待ちながら言ってみる
268名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:24:48 ID:zyqxRTQe
>>265
キサラアンチとかカプネタに煩いってわけじゃなくて、原作で全く絡んだことない二人を公式カプ扱いして本スレで語り始めたのが原因で住人に叩かれたんじゃなったけ?これ以上はスレ違いの発言だな、自重する。

>>262
琴姫好きだ、だが何故かSSに出しにくい。キャラを掴むのが難しいからかな?



269名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:49:54 ID:XXZ2Yz8+
ここで空気を読まず次のリクエストを聞いてみる
偶にはカプ物以外の物も書いてみたいんだぜ
270名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:07:53 ID:DyzuR/P1
敵陣偵察してたFoo子が敵の罠にかかって、銀様に(性的な意味で)尋問される、って話が読んでみたい
271名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:08:38 ID:XXZ2Yz8+
悪いがエロいのは書けないんだ
272名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:14:39 ID:drJNua4P
各地に散らばったパーティの会話とかどうよ?
273名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:17:49 ID:zyqxRTQe
>>271
絵版にあったこなたとストーム1がゲームしているところをSSに出来ないだろうか?あと社長や王様、キーボードクラッシャーとかも一緒にゲームしたり・・・
なんというかおじいちゃんが沢山の孫の相手をニコニコしながらやる・・みたいな感じの。ほのぼのしたやつが見たいな。
274名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:28:11 ID:3Qq2IWEP
>>271
琴姫or言葉に絵を教えるボブ
15話の軍曹ハルヒダーマがやたら落とし穴に引っかかる話
10話の買い物デートでミクのセンスを疑うロックマン
ドアラとマリオの友情
あたりが読みたいです
275名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:30:08 ID:XXZ2Yz8+
それはそうとこれから用事があるから投下にはしばらくかかると言わざるを得ない!

うん、もはや即興じゃないな
276名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:34:00 ID:LjoHfmbE
>>272
お、それいいねーw
正直エロなくてもいい。ほのぼのしたSSみたいなのたくさん読みたい。
277名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 21:42:51 ID:SSOISc5f
個人的には紫に弟子入りする谷口のSSが読みたいな
278258:2008/04/23(水) 21:56:17 ID:KXFTNRMN
>>263
遊戯王スレは行ったことなかったけど、そんなことあったのね。
気をつけるよ。言いたかった事は259みたいなもんなんで。
流石に小学生とまでは思ってないけど。w

『永遠に』ルートは内情が複雑だから割愛するけど、裏切りを連続で受けた結果、
誠がそばにいるからギリギリ心の平静を保ってたのを、最後の最後に再び捨てられる事になったから
ぱっきり心が折れて自殺なんで。
ニコニコRPGとは結構状況が違うからねぇ。

>>264
誠殺される前に一度壊れてるから取り巻きの状況は一緒だと思うよ。
スクイズでメンタル面が一番強いキャラだし、そう簡単には暴走しないからね。>言葉
関係ないけど実は裏切られる前だと誠なみに世界の事は好きだった(友人的な意味で)・・・とかはスクイズ好きぐらいしか知らないんだよねぇ。

・・・って、凄いスレ違いだな、スマソ。
279名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:40:53 ID:QoPO7iDo
>>277
よう、俺。
絵版見て以来谷口ゆかりんの師弟関係妄想が止まらないwww

物語が始まる前、たまたま学校エリア…北高の存在する世界にきた紫
偶然谷口がそれに遭遇
美人だけど相手は年よryでセンサーがイマイチ反応しない谷口

ここまで浮かんだくせに続かない…
カプものではない感じにしたい
280名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:41:43 ID:iC5/EVwB
フツーにこなたと海馬をデュエルさせたら面白そうだw

「遊戯ク〜ン!そのデッキ、ちょっと貸してくれないかなぁ?」
「あ、ああ・・・構わないが、こなたさんはデュエルモンスターズが出来るのか?」
「モチ!・・・まあ、かじった程度なんだけどね〜」
「俺のデッキは扱いが難しいぜ、大丈夫か?」
「まあ遊戯クンのデュエルは沢山見たからね、何とかなるんじゃないかな〜?」
(俺のデュエルを?どう言う事だ・・・?)

「お〜い、そこ行く社長サン!この私と一勝負しちゃくれんかね!」
「フン、誰かと思えば収縮女子高生か、この海馬瀬人の相手が務まるのか?」
「こなたさんをあまく見ないほうがいいぜ、海馬?」
「ふぅん、何だか分からんがよかろう、化物相手ばかりで腕がなまっていたところだ、
 肩慣らしにデュエルしてやろう、有り難く思え」
「はは〜っ、宜しくお願いします社長〜っ!」

「お互いのLPは4000、その他は従来通りだ」
「行くぞ小娘!」「行きますぞ無重力マントマン!」
『デュエル!』

(・・・こなたさん、ビミョーに怒ってるな・・・)
281名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:50:00 ID:LpduVhuc
GJ
だが絵版じゃ社長×言葉や王様×こなたなのに
ここじゃ王様×言葉と社長×こなたなのか
許せる!!
282名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:58:42 ID:gJiARUKJ
>>280
そのままガチデュエルシーンみてみてーなー。なんか楽しそうだ。
板違いだけどさ。
283名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:11:09 ID:KXFTNRMN
つっても世界最強クラスのデュエリストだからな・・・。
いくらこなたでも歯がたたんだろ。
284名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:21:01 ID:SSOISc5f
なぜだか唐突にAIBOとこなたの共同戦線デュエルという言霊が浮かんだ
285名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:28:12 ID:LjoHfmbE
お、タッグデュエルか。いいねぇー
286280:2008/04/23(水) 23:32:43 ID:iC5/EVwB
とりあえず思い付きで書いたので、犯る気と気力があったら続きやってみますw



1度に完結させないと、最後まで書けた試しの無いオイラorz
287名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 23:39:03 ID:gJiARUKJ
>>286
ガンガレ
デュエルシーンは書き方が難しいと昔遊戯王小説書いてた俺が言ってみる。
288名無しさん@ピザ:2008/04/23(水) 23:45:03 ID:lffQPStZ
ぶっちゃけニコニコキャラってエロ向けじゃないよな

阿部さんやミクはニコニコでそういったネタがある分
多少使いやすいかもしれないが
289279:2008/04/23(水) 23:58:21 ID:QoPO7iDo
スキマツアーズ師弟の構想ができた
が、両作品ともそんなに詳しくないんだ
それでも書いてもいいのかな?
290名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:01:34 ID:gJiARUKJ
>>289
RPG内でのキャラの性格さえあってればいいんじゃない?
291279:2008/04/24(木) 00:43:20 ID:UPF+SeVy
ageてしまったすまない
とりあえず、書いてみる。需要あんましないみたいだがそんなのかry
292名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 15:22:24 ID:EAgYncBR

>>280
収縮女子高生吹いたんだがw
293269:2008/04/24(木) 19:11:14 ID:gw8v1zyq
>>272書いてきたZE
即興(?)で妄想してみたシリーズ最新作(もう数えるのもめんどいぜ)
題して『その頃の待機組』↓
294名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:11:48 ID:gw8v1zyq
「あの、ロック君…」
「ん、何?」
「………いえ、何でもないです」
「……」
「……」

ここは異世界ニコニコの古城エリア。
一足先に空間の裂け目へとたどり着いたアリス一行は、他の仲間達が同じように空間の裂け目にたどり着くのを待っていた。
ただ、やる事がなくて暇なことこの上ない。なのでアリスは適当に上海人形でも弄ってようかと思ったのだが…。

「……」
「……」
「……」
「ぬるぽ」
「ガッ」

「(だー!イライラするわねほんとに!)」

先ほどから部屋の隅でミクとロックがイチャついてる為、気になってしょうがなかった。
しかもこの二人、素直にイチャつくならそれをからかうなり何なりとやることがあるのだが、アリスは下手に声をかけられないでいた。
ぬるぽガッをイチャついてると言っていいのかはわからない。どちらかというとイチャついてるというよりじゃれあっているのに近いかもしれない。

要するに二人はまだ冷やかせる所まで進展していないのである。
それならいっそイチャつかないで欲しいとアリスは思うのだが、流石にそれを口に出すわけにもいかない。

気を紛らわそうと二人がいる場所と反対方向を向いても、そこにいるのは暇だからと、それはそれは暑苦しい腕立て伏せやら腹筋やらをしているリョウがだけである。
見ていて面白くない、というかむしろ暑苦しくて見たくない。

「皆、お願いだから早く集結してよね……」

微妙に甘い空気とやたらと暑苦しい空気に板ばさみにされながら、アリスは誰にも聞こえない小さなうめき声をあげた。
そんな主人の苦しみを知ってか知らずか、上海人形は相変わらず無表情にご主人に弄られ続けていた。
295名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:12:15 ID:gw8v1zyq
場所は変わって、ここは荒野エリア。
ここにもまた、待機場所で大いに悩む者が一人いた。

「……ふぅん」

こんな暑い荒野でもマントとマスクを外さない高校生、海馬は誰にも聞かれないようひっそりとため息をついた。
彼もまた、空間の裂け目で他の仲間達の到着を待っているのである。

待っている、のだが…。

「イヤッフー!」
「荒野を飛び回る男、スパイダーマッ!」
「ホヮアアアアアアア!おまえらうるせぇえええええええ!!」

二人の赤服男と、一人の少年が大声を上げながら荒野を走り回っていた。
途中までは全員おとなしく待っていた。

だが、そのうちマリオが、じっとしていると体が訛ると言い出して荒野を得意の跳躍で飛び回り始めた。
それだけならいいが、跳躍の度に『イヤッフー!』や『ホッホー!』などと掛け声を出すので非常に五月蝿い。

そしてそれに感化されたのか、その内スパイダーマも飛び回り始めた。
こちらは元から五月蝿いが、マリオの掛け声との相乗効果で更に五月蝿い。

そして止めは荒野の暑さでイラついていたキーボードクラッシャーがキレて二人を追いかけだした。
彼は元々短期な上に、怒り出すと非常に五月蝿い。

結果、出来上がったのは騒音、いや騒声のワルツ。命名、騒声のアクエリオン。もしくは最終騒音全部声。

非常に五月蝿い三人衆に海馬は頭を抱える。
もういっそ青眼で吹き飛ばしてしまおうか。そう考えたが、そうもいかない。
他の仲間達がいつ集合するかはわからない以上、下手に仲間を傷つけるわけにもいかない。
仮にふっ飛ばしてもこいつらならすぐに復活しそうだが、吹き飛ばした直後に全員が集結することが無いとも限らない。
そして、もしそんな事になれば彼が仲間達に何を言われるかわかったものではないのである。
Foo子のヒトデがある以上、敵にやられたと誤魔化すこともできない。

結局、こうやって我慢強く待つしかないのである。

「まさかこいつらに俺の栄光のロードを邪魔されるとはな…」

誰にも聞かれるでもなく呟き、海馬はもう一度ため息を吐いた。
296名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:13:50 ID:gw8v1zyq
そしてまた場所は変わって、ピラミッドエリア。

「……これだ!」
「残念、はずれですよ」
「くっ…!」

ここは先ほどとは打って変わって和やかな雰囲気である。
仲間達の集結を待っていたところ、突然魔理沙が退屈だと言い出した。
そこで遊戯は、懐にしまっておいたトランプを取り出し、こうしてばば抜きを始めることにした。

ちなみに、何故彼がそんなものを持ってるかというと、玩具屋に住む彼はこのように常にトランプやウノを携帯しているのである。

「うーん…ではこれで」

言葉が古泉の手札から一枚のカードを引く。
彼女の手札はハートのエース。そして引いたカードは…。

「わぁ、上がりました!」
「何!?」
「おやおや、これは参りましたね」

本当に参っているのか疑問に思いそうな微笑を浮かべながら古泉は両手をあげる。
言葉の手に収まっているのは、クローバのエースだった。
残っているのは遊戯と古泉。魔理沙は一足先に上がっている。
だがここで古泉と遊戯の一騎打ちという事にはならない。
何故かと…。

「んじゃ罰ゲームは古泉と遊戯が受けるわけだな」
「くそ…俺とした事が!」

そう、ただやるのも詰まらないので、彼らは下位二人には罰ゲームをつけることにしたのである。
いつもは罰ゲームを執行する側である遊戯は、凄く悔しそうである。
いかに彼でも、運にほぼ全てをゆだねなければならないババ抜きでは、簡単には勝てないのである。

「魔理沙さん、どんな罰ゲームにするんですか?」
「そうだなぁ…じゃあこんなのはどうだ?」

そう言って魔理沙は言葉に何やら耳打ちする。
話の内容は聞いた言葉は、その顔をみるみる内に真っ赤にさせていった。

「えぇ…!?そんな事するんですか!」
「まぁ罰ゲームなんだからこれくらいはしてもらわないとな」
「お、おい。何をさせる気なんだ?」
「真に興味深いですね」

不安そうな遊戯を見て魔理沙はその顔をニヤニヤさせる。
そして言った。
297名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:14:22 ID:gw8v1zyq
「何、ちょっと古泉と軽く抱き合ってくれればいいぜ」
「何!?」
「おや、それはそれは」

遊戯は罰ゲームの内容を聞いて激しく狼狽した。
そしてもう一人の罰ゲームを受ける人物である古泉は、むしろ嬉しそうですらある。

「ちょっと待て、それは俺だけしか苦しまないんじゃないのか!?」
「なんだよ、負けたくせに罰ゲームを拒否する気か?」
「そうゆう問題じゃなくてな!」
「まぁまぁ遊戯さん、ここは一つさっくりと終わらせようじゃないですか」
「や、やめろ!触るな!HA☆NA☆SE!」

そして数秒後、ピラミッドエリアに名も無きファラオの断末魔が響いたという。




最後に学校エリア。

「なぁ、なのはちゃん。暇だから俺と遊ばないか?」
「そうか?私も丁度暇だった所だ」
「のわ!だから魔王に戻るなっつの!」

「次にこの白絵の具をぼかします。……ね、簡単でしょう?」

「平和じゃのう……」

他のエリアの惨状など知る由も無いストーム1は、じゃれあう未成年二人と呑気に絵を描くボブを見ながら、職員室で見つけた茶を飲みまったりとしていたという。
298名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 19:17:08 ID:gw8v1zyq
異常…じゃなくて以上
反省してないしry

ミクがロックの呼び方が原作(タイガーモス号)と違うのはわざとだったりする
何故って?俺の脳内ではこの頃には微妙に進展してるからうわなにをするんだやm
299名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:19:31 ID:WN4o6YmV
>>298
GJ、果てしなくGJ、狂おしくGJ、最高だぜ旦那。
さぁ次回作の執筆に戻るんだ。
300名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:24:18 ID:VwmD0kNM
なんかみんなかわいいっつーかほのぼのしてて良いなww
なぜかストームおじいちゃんに萌えた
301名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:31:14 ID:JV9j33LY
GJ!!
騒声のアクエリオンに噴いたww
微妙に進展してるロックミクについてkwsk
しかし学校エリアのほのぼのっぷりがかえってカオスだな
302名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:42:56 ID:gw8v1zyq
>>301
ヒント:これはDIO戦の後なんだぜ
303名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:51:41 ID:VwmD0kNM
>>302
たぶん「詳しく説明しろ」じゃなくて「その流れを書け」って言ってるんだぜ
304名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:55:30 ID:GXRuArQy
GJ!!
色々吹いてしまったZE☆
305名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 21:44:00 ID:Iesc9CRg
とりあえず遊戯涙目でバルスwww
306名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:37:56 ID:QZQZ9zjo
ふと思った。
なのはとか琴姫とかアリスとかこなたに対して
単純にエロが欲しかったら敵としてコンバット越前の
『赤い扉』攻撃(MUGENのアレ)やればいいんじゃまいか?

ただ、このスレあんまりエロの需要なさそうなんだよね。
307名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:41:25 ID:gw8v1zyq
まぁニコニコRPGそのものが賑やかだからな
そうゆうそんなんなムードは似合わないんじゃね?

エロ書けない俺が言うのもなんだが
308名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:42:40 ID:vBsdE4pC
>>306
何で野球chに誤爆してんだよw
309名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:02:01 ID:MNMrO68U
エロパロするのは難しすぎるし、どっちかというと漫才や日常の方が面白そうだからな

ということでいっそ全年齢対象で小説投稿の場でも作ろうかと考えたけど、
俺の知ってる限りたいてい最終的には荒れるからなぁ・・・
310名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:25:16 ID:VlttTo7f
特殊性癖有りなら書きたい
でもエロ投下第一号に慣れといわれると怖じける
311名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:26:10 ID:gw8v1zyq
さてここで空気を読まず、またしてもエロ無しのネタを投下させてもらう。ちなみに短めだぜ。
絵板の遊戯と海馬がご飯おあずけくらってる絵を見て思いついたネタ。
題して『空腹のデュエリスト』↓
312名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:26:37 ID:gw8v1zyq
「……」
「……」

無言で森を歩く遊戯と海馬。その眼は淀んで濁っている。
顔は白くなり、足取りも覚束ない。誰がどう見ても疲れている雰囲気である。

「ケェエエエエエエ!」
「……」

ドギャーン。
ギャオオオオオオ。

突然二人に襲い掛かってきた釣り神様を青眼で吹き飛ばす海馬。
その際の何時もの掛け声は無い。明らかに様子がおかしい。

さて、その原因はというと…。


グギュルルルルルル。
グゥオオオオオオオオオ。

二人の腹部が盛大に音を鳴らした。
そう、要するに二人とも盛大に腹が空いているのである。

タイガーモス号で晩御飯を食べそびれた二人は、nice boat号に打ち落とされそのまま森に落下した。
幸い二人とも無事に着地できたのだが、そのまま食料が入ったアイテム袋が何処かへ行ってしまったのである。
おそらくは仲間達が回収してるとは思うが…。

とにかくそうゆうわけで、彼らは今大ピンチであった。
戦力的にではなく、空腹的な意味で。

「遊戯……前に食事をとったのは何時だ…?」
「その質問、もう11回目だぞ…。大体半日くらいだ」
「……そうか」

何時もと違い非常に大人しい海馬。
極度の空腹というのは、こうも人を変えてしまうものなのだろうか。
人間三大欲を気合で乗り切れというのも厳しい話だが。

「ケェエエエエエエ!」

そんな彼らの前に再び釣り神様が現れた。
おそらく弱った遊戯たちを見て、勝機があると判断したのだろう。

遊戯はふらふらしながらもカードをドローしようとする。
だが、そんな遊戯を尻目に、釣り神様をじーっと見つめる海馬。
いつもなら憂さ晴らしのように真っ先にカードを引くはず、遊戯はそんな海馬に疑問を抱いた。

「海馬、どうした?」
「遊戯……妖怪は食えると思うか?」
「ケェ!?」

海馬の血迷った発言に、一瞬遊戯は大層驚いた。
…だが、その直後腹に響いた空腹感が遊戯のそんな考えを頭から追っ払ってしまった。

「……わからん、だがカニバリズムと称してこっちを食ってくるくらいだ。案外体は人肉で構成されてるんじゃないか?」
「…ふぅん、カニバリズムという言葉が存在するのだ。食えん事もないはずだ」

そう言うと、海馬は今度こそカードを引く。
持っているのは青眼のカード。どうやらこんがり焼いて食べるつもりらしい。
313名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:27:08 ID:gw8v1zyq
「ケェ!」

そんな海馬と遊戯の只ならぬ殺気に怯えたのか、釣り神様は一目散に逃げていってしまった。

「まて!追うぞ海馬!逃がすな!」
「もちろんだ!全速前進DA!」

ラピュタに存在する森の一角。
そこで、おそらく一般人は絶対しないだろう追いかけっこが始まった。



その頃……。

「お、宝箱があるぜ。中身は…カレーセットが二つか」
「タイガーモス号で芋食べ過ぎたし、私入らないわよ」
「私もだ…。んー持ち歩いてても腐っちまうだろうし、捨てちまうか」
「そうね」

ラピュタの城内部で、魔理沙とアリスが食べ物を粗末にしていたという。
314名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:28:20 ID:gw8v1zyq
以上
反省していないし(ry

確かにエロパロなのにエロ無しばかりじゃ、エロ書こうとしてる奴らに悪いかもな
…エロ系い挑戦してみようか、とか考えてしまうぜ
315名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:28:27 ID:1OnC3KKG
まずここはエロパロ板だろ
エロ書けないとか不必要だとか言ってる輩は別でやればいんじゃね
厨多過ぎて引かざるを得ない
316名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:30:22 ID:y1/ST5KR
>>306
赤い扉って何が起こるんだ?
317名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:40:33 ID:Iesc9CRg
つっても普通のSSスレがあるわけじゃないからなぁ。
318名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:48:35 ID:zO7r+Kxg
普通のSSスレたてたらもっと厨なやつが来たり、荒れそうな気もする
319名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:52:28 ID:gw8v1zyq
別にエロパロだからってエロ以外は書いてはいけないって決まりもないと思うが…
むしろエロ無しのを許容してるところも最近は結構おおいぞ
320名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 23:52:42 ID:QZQZ9zjo
>>308
なんでお前は知ってるんだよw
321名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:02:07 ID:VwmD0kNM
つか エロパロ・文章創作板 だからな
エロ限定じゃない件

別にエロ無くてもネタ読むの楽しいからいいけどなぁ
もちろんエロがあるほうが嬉しいがw
322名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:03:29 ID:y1/ST5KR
だが、エロメインの板であるのは事実
323名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:07:39 ID:vBsdE4pC
あのスレの住民だからに決まってるだろう・・・。
そしてオレもニコニコRPG見てるからここだと確信したw
324名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:07:44 ID:Iesc9CRg
でもエロって描いた事ないけど結構文才がいるような気がするんだがどうよ?
俺は書いたことないけど。
325名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:08:02 ID:72vFMG/K
迷わず書こう 向いてないかどうかは書けばわかる

社長のエネミーコントローラーの誤作動でミクが色々おかしくなるとか
どうよ?
326名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:25:18 ID:QrzfEh3i
エネコン誤動作・・・これは流行る

状態異常を利用した絡みも悪くない
327名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:29:09 ID:zjYjfbf2
タミフルとか保科深夜とかアイテムも活用できそうだな
328名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:31:05 ID:fNIQeAWQ
ベタだが、エロ動画で悪戯されるとか?
なんせ使い放題だしなww
329名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 08:13:45 ID:AGI9S2YI
マリオの友人ひょうい(何故か変換ry)+タミフル=KASひょうい

信者のせいかこんな電波を受信したが、そもそも出てないから使えない
330名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 08:25:06 ID:OYqI+Zaw
初心者です。マリオのミニゲームがクリアできません。
昨日は15回チャレンジしました。今日もがんばります
331名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 08:37:45 ID:XW0BpOdM
バーロー型麻酔銃で眠らせてだな…
そういや本編ではまだ使ってなかったっけ?
332名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:01:35 ID:zjYjfbf2
人生初の18禁物…いや、キスシーンだけだから15禁か?とにかく書いてきたので投下してみる
こな→かがとアリ→マリ前提のこなアリ。題して『親友』↓
333名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:02:20 ID:zjYjfbf2
闇が辺りを照らす時間帯、夜中。
ここはEDF日本基地隊員生活区。
大抵の者は眠ってしまっているこの時間帯に、明かりがついている部屋が一つだけあった。

「……ふんふん、何だかパンが多いんだね」

彼女の名は泉こなた、本日付でEDF臨時特別隊員となった、ちょっと(?)だけ発育の悪い女子高生である。

こなたは今、仲間達が共同で使っているアイテム袋を漁っていた。
別に中身を失敬しているわけではない。
今日EDFのピコ麻呂部隊に編入された彼女他四名は、戦いに赴くにあたって手持ちのアイテムの事を知っておいたほうが良いと判断され
こうして一人一人順番にアイテムのチェックをすることになった。
そしてその順番の最後がこなたである。彼女は、自分は夜更かしに慣れているからと自ら進んで最後の番を取ったのである。

「コッペパンにメロンパン……おぉ、チョココロネもあるよぉ」

基本的に、よく使うアイテムは袋の上のほうに詰められている。
なので最初に出てくるのは必然的に回復アイテムであるパンの類なのである。
パンを一通りチェックしたこなたは、続いて奥のほうに詰められているアイテムに手を伸ばす。
だがそこで彼女は、なんとも形容しがたい二つのアイテムを手に取ってしまった。
そして…。

「ん、何だろうこれ?……ふわ!?」

適当にその物体を弄っていると、突然そのアイテムから七色の光ととある光景を、彼女の網膜に焼き付けた。
どうやらアイテムが誤作動を起こしてしまったらしい。
アイテムの効果を受けてしまった彼女は、最初は夢を見るような顔で呆けていたが、やがて立ち上がりアイテムを置いたまま部屋を出て行った。




「……はぁ」

場所は変わって、ここはアリスの部屋。。
アリスは自室で手作り魔理沙人形を抱えながら溜息をついていた。

彼女は、いわゆる世間一般的に言う"恋する乙女"である。
ただ、それが健全的な物かと言われるとその限りではない。
そう、彼女の想い人は女、つまり同姓なのである。

この世界では同姓の結婚が認められている国もあるらしいが、自分の住む世界である幻想卿ではそうもいかない。
不毛な恋であるのは重々承知している。想い人である魔理沙にその気が無いことも…。
だが、何時か魔理沙との旅が終わる日、彼女に告白しようとアリスは決めている。
フラれるのはわかっている。それでも彼女はそれを受け入れよう。そう考えている。
334名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:03:07 ID:zjYjfbf2
「今日は魔理沙とあまり一緒にいられなかったわ…」

本日行った任務は、妖怪にとりつかれた生徒を救うために高校への潜入調査。
だが、アリスは魔理沙と一緒に任務を遂行することができなかった。
服装がなんとなくそれっぽいから、そんな理由で潜入調査に繰り出された彼女は、その分魔理沙との時間がなくなってしまっていたのである。

そんなわけで、彼女は今日も部屋で溜息をついていた。

「……はぁ」

そんな時、彼女の部屋にノック音が響いた。
誰かが部屋の扉を叩いている様だ。

もしかして魔理沙?そう思ったアリスは急いで扉を開け、客を迎えいれた。
だが、顔を見せたのは意外な人物だった。

「やふー」
「…こなた?」

気の抜ける挨拶をかましたのは、本日高校に潜入したさいに仲間になった泉こなたであった。
こなたは部屋主の許可もなくずかずかと部屋に上がりこんでくる。

「こんな時間に…何か用?」
「んー…」

アリスはベッドに腰掛けて彼女に問う。
だがこなたは、心ここにあらずといった表情で、アリスの質問にまともに答えない。
ただ黙ってアリスの隣に腰掛けるだけである。

「(この子ってこんな性格だったっけ…?)」

こなたの少しおかしな様子にアリスは首を傾げる。学校で見た彼女とは明らかに様子が違った。

「へへぇ…」

一方こなたは、とろんとした目でアリスを上目遣いで見つめてくる。心なしか少し頬が紅い気もする。
彼女の幼い容姿も相まって、その仕草は同姓であるアリスにも可愛らしく見えた。
想い人がいるにも関わらず、一瞬ドキッとしてしまい、アリスはそんな自分を心の中で叱った。
そして一向に要領を得ないこなたに向き直り、もう一度用件を尋ねようとする。
だが…。

「こなた、一体なんの…んむ!?」

アリスがその質問を最後まですることはできなかった。
何故なら、言い終わる前に言葉を発していた部位を、こなたのそれで塞がれてしまったからだ。

「ん……んむ…」
「…ん、んん…!」

アリスは何とか離れようと抵抗するが、こなたの両手でアリスの後ろ頭を押し付けるように固定してしまった為、中々外すことができない。
むしろどんどん強く押し付けられている気さえする。そう言えば格闘技経験者だと彼女が言っていた事をアリスは思い出した。
結局、アリスにできることは、こなたが事を終わらせるのを待つ事だけであった。
しかし…。

「……んむ」
「…!?」

最初は唇を舐めるように口付けられていたアリスだったが、突然口内に違和感を感じた。
こなたが突然腕に込めていた力を強め、お互いの唇を深く合わせる。
そして合わさった唇の隙間から、こなたは自分の舌をアリスの中に侵入させてきたのである。
335名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:03:35 ID:zjYjfbf2
体中に電気のような衝撃が走るのを、アリスは感じた。
キスですら初めてだったのに舌まで入れられて、未知の感覚と感情に少しずつ彼女の思考に靄がかかっていく。
そんな彼女の戸惑いを知ってか知らずか、こなたは更に事を進めていく。

「ん……ぅん…む」
「ん……む………んん!」

こなたの舌が、アリスの口内をかきまわすように弄り回していく。
やがて、こなたはアリスの舌を見つけると、自分のそれを絡めてこようとする。
それを虚ろな意識の中で理解したアリスは、本能的にそれから逃げようとした。

だが、逃げ惑ううちにこなたにたっぷりと口内を蹂躙されたアリスは、段々力が入らなくなり、やがて逃げ惑う事ができなくなってしまった。
それを待ってたとばかりに、こなたはアリスの舌を絡め取る。

「んむ………ん…むぁ……」
「ん……んー…」

全身に力が入らなくなったアリスは、もうこなたにされるがままだった。
完全に思考を靄で多い尽くしてしまった今、アリスにはもう何も判断ができない。
舌を絡められ続けるうちに、遂には自分の体を支える力さえ失ったアリスはこなたの体にその身を預けた。
それを感じたこなたは、アリスをそのまま押し倒し、執拗に口内を攻め続ける。

息継ぎさえしないでとても深いキスをしていた二人の口から、お互いの唾液が混じった液体が垂れる。
それが頬を伝った僅かな刺激で、アリスはほんの少しだけ思考を取り戻した。
そして彼女は気が付いてしまった。

自分の大事な部分が、段々湿ってきていることに。

「………!んん…!ん…!」

アリスは再び抵抗を試みるが、今度は押し倒されているせいで身動きすらとれない。
今のこなたに、自分のこの状態を見られたら何をされるかわからない。いやむしろ明白すぎる。
バレる前に何とかしなければ、アリスは必死にこなたをどかそうと暴れる。

だが、そんな彼女の様子に気づいたこなたは、逆にそこから感づいてしまったようだ。
試しにとばかりに、彼女はアリスのロングスカートをたくし上げ、中を弄ってみる。

「…んん!?」

こなたの手がアリスの下着に触れた瞬間、彼女の全身を言いようの無い感覚が走りぬけた。

「…ん、ぷはっ」

そんな彼女の様子を見て、こなたは満足そうに唇を離した。やっと訪れた息継ぎ。二人はハァハァと急いで酸素を取り込む。
二人の顔の間には、透明な架け橋ができていた。
それを舌でぷつんと切ると、こなたはアリスのロングスカートに手をかけようとした。
336名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:03:57 ID:zjYjfbf2
しかし…。

「はぁ…はぁ…だ。だめ…!上海…!」

アリスが絶え絶えな声で人形の名を呼んだ。
その瞬間、部屋の隅に転がっていた上海人形がむくりと起き上がり、こなたの後ろ頭に体当たりを食らわせた。

「ほげっ!?」

上海人形の体当たりを頭に食らったこなたは、そのまま気絶してしまった。
元々上海は体当たりを食らわせるように作られてはいない。その分威力は下がるが、相手を気絶させることくらいには使えるのである。

こなたが気絶したのを確認すると、アリスはのろのろと起き上がる。
気が付くと、口の周りはお互いの唾液でべとべとになっていた。

「まったく何なのよ…」

顔を拭いて、ベッドに倒れているこなたの顔を見る。
いきなり部屋にやってきて、いきなりキスしてきて…。
もしこれが魔理沙だったら抵抗しなかったのだが…まぁそれは今のところまず無いことを彼女は自覚している。

こなたが最後にしようとした事。あれだけは彼女は想い人以外に許す気はない。
いや、駄目なのはキスもなのだが…何というか優先的な問題である。

そんな事を考えながらこなたの顔を覗き込んでいたアリス。
だが、次の瞬間こなたはその目をパッチリと見開いた。

その様子に驚いたアリスは急いでこなたから離れた。
今度はドアを背に向けている。これなら万が一再び襲い掛かってきても逃げることができる。
だが、そんな彼女のその心配は、こなたのたった一言で無駄である事になった。

「……あれぇ…ここ何処?あ、アリスちゃん、てことは此処アリスちゃんの部屋?」
「……覚えてないの?」
337名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:04:19 ID:zjYjfbf2
…そして。

「いやぁ…私そんな事しちゃったんだ。お姉さんびっくりだ」
「私としては笑い事じゃないんだけど…。で、なんであんな事したのよ」

アリスは事の顛末を話した。
こなたは、ゲームで慣れてるのか。話を聞いてもそれほど気にしてる様子はなかった。
実際覚えてないから気楽でいられるだけなのだろうが。

「んー…何でなんだろう。よく覚えてないなぁ………あ、もしかしてアレのせいかな」
「アレ?」

こなたは、自分がこの部屋に来る前にしていた事をアリスに話した。
それを聞いたアリスは、納得半分呆れ半分で頷いた。

「保科深夜とエロ動画ね、それ…。両方同時に効いたせいであんなんになったのかしら…」

保科深夜。相手を混乱させるアイテム。
そしてエロ動画。説明するまでもないが、相手の視覚に官能的な映像を写す補助アイテムである。

その両方が同時に効いてしまったため、こなたはエロく混乱してしまった。アリスはそう判断したのである。

「ごめんね迷惑かけちゃって」
「……まぁ、次からはアイテムの取り扱いには気をつけてくれればいいわよ。
それよりも…」
「ん?」
「何で…私だったの?」

アリスは、こなたが何故自分の所に来たのかが疑問だった。
そうゆう気分になってしまったのなら、まず行くのは異性の場所だと思うが…いや、それはそれで困る気もするが。
それを聞いたこなたは、あぁなるほどと言いいたげな表情で頷いた。

「んー、それは多分私がアリスちゃんに同じ匂いを感じてるからだと思うなぁ」
「同じ…?」
「うん、率直に言おう。アリスちゃん、今恋してるでしょ。それも同姓に」
「えぇ!?」

あっさり見透かされてしまい、アリスは大層狼狽した。
その様子を満足そうに眺めたこなたは更に続けた。

「うん、いやね。私もそうだから、何となくわかっちゃったんだよね」
「こなたも…?」
「うん、そうだよ。かがみんは私の嫁だ!ってね」
「……」
338名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:04:40 ID:zjYjfbf2
自信満々に言ってのけるこなたに、アリスは不思議に思った。
何故この子は、その不毛な道を進んでいるのにも関わらず、こんな自信満々なのだろうかと。

「こなた…何でそんなに自信満々なの?」
「え?」
「だって……同姓相手よ?適わない恋だってわかってるでしょ?」
「私は適わない何て思ってないけど」
「…え?」

アリスはこなたの言葉が信じられなかった。
世の中に同性愛者は驚くほど少ない。好きな人がそれである可能性は…非常に絶望的と言う外無い。
それなのに…。

「何でそんな事を言えるのよ…」
「私はね、かがみんを信じてるのさ」
「信じて…?」
「そ、何時かかがみんは私に振り向いていてくれるって信じてるんだよ、私は」
「……何でそんな確信が持てるの?」
「親友だから」

親友。その単語にアリスはぴくっときた。
親友と恋人、普通なら相容れない二つの関係。
だがこなたは言った。親友だから信じていると。

対してアリスと魔理沙は?
アリスは、少なくとも魔理沙を良き相棒で親友と思っている。
なら、それを信じてるのもアリなのだろうか?
信じるのが、親友としての役割なのだろうか?
自分は、親友を信用できないのだろうか?
……。

「ん、まぁ好きな人がいるのに襲っちゃったのは申し訳ないと思ってるよ。ごめんね」
「別に、いいわよ。おかげで答えが出せそうだから」
「え?」
「んーん、こっちの事。とにかく次からアイテムの取り扱いには気をつけてよ」
「ん、わかったよ」

そして、アリスはこなたを自分の部屋へ戻るよう促した。
こなたも、イロイロな事があって疲れたのか。大人しく自分の部屋へ戻っていった。
再び一人になった部屋で、アリスは魔理沙人形を抱き上げて呟く。

「魔理沙…私信じることにしたわ。あんたの事」

部屋には彼女一人。
その呟きを聞いていたのは、彼女の部屋に散らばる人形達だけであった。
339名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 18:06:17 ID:zjYjfbf2
以上。
後半セリフが多くなって息切れ感が否めないけど、気にしないでもらえるとありがたい。
そしてこれも言っておこうか。反省していないしする気もない。
340名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 21:53:31 ID:Ojf1KJYx
>>339
おおぅエロ来てる!!GJ!!
341名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:01:18 ID:kJ+A3eRH
>>339
GJ!!!
だが途中までなので生殺し感がw
342名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:24:15 ID:HJZG1fiz
>>339
乙です!
343名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 11:30:19 ID:U2zLYjEj
>>339
エロ書く才能あるよ
 


 
 
 
 
 
 
百合の
344名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:37:53 ID:r4AbF8/Z
エロが投下された途端なぜ過疎るwww
345名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:47:30 ID:El0YKxb9
DIO×水銀燈をちまちまと書いてるけど…
よく考えたらこの2人はキャラが難しいなw
346名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:58:02 ID:qHwueeIP
エロ書こうか普通の書こうか迷ってる
誰かリクエスト頼む
347名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:01:57 ID:7dQMsh+G
ロック×ミクをリクエストするぜ。
348名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:03:20 ID:olX0O7Jq
>>346
自分の好きなほうを書くのが一番だと思う
嫌いなのに書くのはおかしいだろ
カプはロックミクかマリアリ希望
349名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:03:42 ID:2oAMHntY
あえてここは谷口でちょいエロ風味のほのぼのネタを頼む
350名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:19:01 ID:+T9we68x
マリアリはなんか二次で確立されてるから別にRPGじゃなくても、とオモってしまう。
そんなわけで俺はロックミクとピコ魔理沙と神男こなたを要求する
351名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:31:49 ID:eL73VwGU
こなた×なのは×アリス

もしくは

マリミク←アリス
を希望する。
352名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:37:00 ID:VgKO/WJ5
自分はロックミクと社長言葉が読みたいです
353名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:41:27 ID:r4AbF8/Z
誰も阿部古泉を頼む猛者はおらんのか!
いや、読みたくないけどね。
百合もアッーも苦手なのでDIO水銀燈・ロックミクを静かに待つか…

うp板のほうにある高校生組の絵を見て
改めて高校生組は良い物だなと思った。
354名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:44:17 ID:jVdc5ORK
古泉は本家ハルヒの二次創作でもはぶられ、ニコニコRPGでもはぶられで
かわいそうなキャラだなww
上のほうで出てた古泉とアリスとか面白そうだ
355名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:48:44 ID:ouwWl4qo
高校生組みのほのぼの系は普通に見たいね。
上のウノネタとかさ。

社長言葉はみたいけどエロはやめて欲しい。
どっちもそういう発展はなさそうだし、何気なく仲良さそうな絡みがあればそれで良い。
まぁ、前述のアイテム異常ネタならアリだが。どん凹みだろうな。
356名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:54:13 ID:DOBOoGxf
エロだろうがほのぼの系だろうが関係ない
俺はただ書き手を待つだけさ・・・・
だって自分じゃ書けねぇんだもん!
357名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:03:52 ID:qHwueeIP
リクエスト募集した途端盛り上がったなww
とりあえずまだ書いてない高校生組みでも書いてくる
358名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:19:57 ID:wl6TbNMp
高校生組書いてきたよー
エロ無し、オチなし、山場無しの三拍子ネタ
題して『思春期ーズINお風呂』↓
359名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:20:57 ID:wl6TbNMp
「……」
「……」

ここはEDF日本基地の風呂場。
魔王軍と戦うこの基地は、日々激務をこなす隊員達の為に軍基地にも関わらずとても広い造りになっている。
広さだけならそこら辺の銭湯よりも広い。その為隊員達からは唯一の娯楽として親しまれている場所でもある。

そんな無駄に広いこの風呂場で、武藤、海馬、古泉、谷口、KBCは一緒に入浴をしていた。
ただ…遊戯と海馬の二名は、その事を現在進行形で後悔することになったのだが。
何故かと言うと…。

「おい、桶が足りないぞ!KBC、もっと探して来い!」
「うるせぇ、お前も探せよ!」

谷口とKBCが女湯を覗こうと、風呂場中から桶を探してきて必死に壁際に積み重ねているからである。
今現在、風呂場の向こうでは言葉、こなた、ハルヒが入浴中と知った谷口が言い出した作戦である。
年が近い男同士親交を深めようぜ、と谷口が言い出した時から何か嫌な予感がしたが、見事に的中した。

「おい谷口、もう桶ないぞ!」
「何ぃ!?くそ、何でもいいから足場になりそうな物はないのか!?」

「やれやれ、あいつらと来たら…」
「遊戯に同意するのは尺だが、残念ながら俺も同感だ」

そんな思春期真っ盛りの二人を見ながら、遊戯はくだらなそうに呟き、海馬がそれに同意する。

「まぁまぁ、我々も年齢的に丁度思春期です。むしろアレが自然なのでしょう」
「とか言いながら擦り寄ってくるな、気色悪いわ」

段々近寄ってくる古泉から身を離しながら海馬は言う。
彼という人物はまあこの手の事には興味ないのである。
ただ、女に興味がなくゲームに没頭しているという面では、たしかに思春期の男子としては間違っているかもしれないが。

そんな風に話しながら湯船に浸かっていると、桶の代わりの物が見つからず痺れをきらした谷口が彼らの前までやってきた。

「おい、武藤に海馬!お前らも手伝ってくれよ!ていうか海馬、お前の馬鹿でかい竜に乗っかれば簡単に見れるのによ!」

「悪いけど俺は断るぜ」
「ふぅん、俺の青眼をそんなくだらない事に使おうなどとは片腹痛いわ」
「僕には聞かないのですか?」
「貴様はどうせ女には興味ないだろ」
360名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:21:40 ID:wl6TbNMp
谷口の提案を、彼らはあっさりと切り捨てる。
その言葉を聞いて谷口は凄く悔しそうに言う。

「くそ…お前らだって泉や桂さんの入浴シーンを見たいとか思わないのかよ!」
「な、何故そこで泉さんが出てくるんだ!」

谷口の言葉に激しく狼狽する遊戯。
だが谷口はそんな遊戯を見て、獲物が罠にかかったような嬉しそうな顔をしてみせた。
ちなみに海馬は無反応を装っているが、桂という名が出てから微妙に顔が赤くなったりしている。
そして谷口は言った。

「おい武藤、俺は泉と桂さんって言ったのに、何で反応するのが泉だけなんだ?」
「……!」

言われた途端に顔がみるみる紅くなっていく遊戯。
遊戯が言い返せないのを良い事に、谷口はここぞとばかりに追い討ちをかける。

「なぁ武藤、お前も素直になれよ…。見たいだろ?泉のにゅ・う・よ・く・し・い・ん…」
「お、俺は…!俺は…!」

「おい、お前らちょっと静かにしろ!」

遊戯が落ちそうになったその直後、KBCが大声をあげた。
谷口は軽く舌打ちをしてKBCに向き直る。

「どうしたんだよ、もう少しで協力者が増えそうだったのによ」
「ま、まだ誰も協力するとは…!」

「いいから静かにしろって。そうすればわかるから!」

KBCの必死な形相に、谷口と遊戯は変に思いながらも口を閉じる。
そして、桃源郷の音楽が聞こえてきた。

『桂さんて結構胸大きいのね…。これはみくるちゃん以上かもしれないわ』
『むぅ、これは良い萌え要素だねぇ。新ジャンルヤンデレ巨乳…』
『そ、そんな事無いですよ…あ、触っちゃ駄目です!』

何と女湯のほうから、女性陣の話し声が聞こえてきた。
声はすれども姿は見えず、だがそれがむしろ彼らの想像力を大きく掻き立てた。

「……どうよ」
「……心の友よ!」

熱い熱い握手を交わす谷口とKBC。だがタオル一枚なので今一格好がつかない。
そして一方遊戯は、何やら固まってしまっている。
そうしている間にも話し声は聞こえてくる。

『こなたちゃんだってその内大きくなるわよ、多分』
『む、いいんだよ。これはこれで需要あるんだから』
『ふーん…有希に聞かせたいわね、それ。あ、ちょっと触ってみていい?』
『あ、ちょ、駄目だって。そのイベントはもう少し先…あぅ』

「……!」

その会話を聞いた遊戯は、弾かれる様に風呂場から出て行ってしまった。
そんな遊戯を見て谷口とKBCは顔を合わせた。
361名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:22:02 ID:wl6TbNMp
「どうしたんだアイツ」
「んー…武藤って初心っぽいし、今のに耐え切れなくなったんじゃねえか?」
「…まぁそうゆう事にしとくか」

適当にそう結論づけた二人。
今の二人にはもっと大事な事があるのである。男に一々構ってはいられない。
そして再び二人は壁の向こうに意識を集中する。

『むぅ、それなら私だって触ってやるぅ!』
『ちょ、ちょっと!だったら私だって桂さんのを…!』
『え、えぇ!?ちょっと涼宮さ…ん!』

「お、おぉ!?」
「ホヮアアアアアア!!」

何だか向こうの様子がおかしくなってきた。いやむしろ面白くなってきた。
めくるめく桃源郷の音楽に、二人の思春期は声を荒げる。
さぁ、早くその先へ。その先へ!二人がそう期待を込めて興奮していたその時であった。

「お前ら、それ以上聞くなぁああ!!」

遊戯が大声を上げて風呂場に再び突入してきた。
その腕に付いているのは、デュエルディスク。手には一枚のカード。

「ブラックマジシャン召喚!ブラックマジック!」

遊戯の掛け声と共に、黒衣の魔術師が現れる。
そして手に持っている杖を掲げると、その先端から黒い稲妻が放たれ、谷口とKBCを包んだ。

「ほげぇええええあああああ!?」
「ホワアアアアアアア!?」

ブラックマジシャンの攻撃をまともに受けた二人は、見事に吹き飛ばされ、その勢いで壁を越えて女性風呂へと落ちていった。
そして、やがて聞こえるのは女性陣の悲鳴と怒号。

『きゃ…キャアアアアアアア!!』
『な、何しに来たのよあんた達!覗くなんていい度胸じゃない!死刑よ、死刑!』
『むぅ、覗きイベント発生かぁ…でもその突入の仕方はどうかと思うよ』
『のわっ!?す、すまん。ごゆっくりいいい!』
『ごゆっくり、じゃないわよおお!!』

壁の向こうから聞こえてくる断末魔を聞きながら、遊戯は脱衣所にソッとデュエルディスクを戻した。
その顔は……何やら複雑な感情が入り混じり、何を考えているか推測不可能である。

そして一方、湯船では…。

「僕達空気ですね、海馬さん……あれ?」
「(か、桂は結構胸が大きい、か。……は!俺は今何を考えていた!?)」

悩める思春期がもう一人居たという。
362名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:23:11 ID:wl6TbNMp
というわけで異常、いや以上
一度やってみたかったお風呂ネタでございます
反省していないし(ry

ちなみに高校生組みのはずなのにKBCがいるのは仕様です
363名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:29:17 ID:fHL4brqg
>>362
王様の対応にお茶フイタwwwwww
GJすぎる!桃源郷に萌えればいいのか男湯に笑えばいいのかww
チーム思春期+●いいな
364名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:41:04 ID:s4jbph2P
王様wwwwww
谷口とクラッシャーの脳みそ下半身直結コンビ最高。

ところでノーパン絵師の高校生軍団絵が
王様言葉のカップルを影で応援する古泉という風に見えた俺は目医者に行った方がいいのだろうか
365名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 01:06:56 ID:LJDaK+6E
>>362
乙!!こういう話大好きだ!
純情な王様にワラタwww泉さんって呼び方に萌えたw
王様こなたイイ!!
谷口とクラッシャーコンビがGJ過ぎるww
そして天然でムッツリな社長wwww
366名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 02:57:34 ID:O5iKFlMg
忘れられがちだけどクラッシャーは男性陣では最年少(当時)なんだよね
367名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 07:55:44 ID:RGD7W2Rk
ほんと谷口とクラッシャーのコンビは使い勝手いいよなw
ギャグ的な意味で。
368名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 08:49:49 ID:Y8EUeT67
面白かった!乙!!
青春組はいいなぁ若くて
369名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 12:19:08 ID:EWb+WoPo
>>362 乙!社長と言葉、王様とこなたの組み合わせが好きだったから嬉しいぜ!!谷口とクラッシャーが良い味出してるww

>>364 絵師はそういう意図ではないって最初に公言してたから、そういう目であの絵は見てねぇな・・・・でも、目医者にはいかなくていいぞ。お前は正常だぜ、兄弟。

370名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 12:22:56 ID:s4jbph2P
>>366
岩男を忘れるな
>>367
俺は戦闘でも結構一緒に組ませてる

もし琴姫の強化アイテムがナース服でみこみこナースなる技を覚えようものなら
思春期四天王は仮病使いまくったりするのだろうか。あと富竹も
371名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:24:30 ID:wl6TbNMp
念のために聞いておくけど、ここって非公式のパッチのネタは無しだよな?
非公式だし
372名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:37:16 ID:/vAMMLIe
非公式は正直、やめた方が無難かと。
373名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:46:39 ID:koevo6nc
374名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:45:19 ID:5WGjuai5
どこにいっても高校生グループでミクが仲間外れ

公式設定では16才でお嫁に行けるお歳なんだぜ・・・
375名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:54:16 ID:fHL4brqg
>>374
ヒント:高校に通ってない
376名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:56:09 ID:FyIpMDhA
ミクは年齢が人によって変動するからなぁ
ニコニコRPGでその公式設定がそのまま適用されているとも限らない

と、言ってみる
377名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 22:07:28 ID:gI3xk96y
むしろ公式設定からはみ出しているキャラのほうが多い気がするんだが。
378名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 22:09:03 ID:5WGjuai5
潜入捜査に駆り出された時点でうp主も高校生意識してると思うんだけどまあいいや

俺にできることはロックミクをゆっくり待つ事だけだ
379名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:28:14 ID:WeKvurEp
はいてないシリーズの絵のコメ欄ってさりげなく
海言・遊こなネタが入るのなww
380名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:31:02 ID:wl6TbNMp
最近wikiの掲示板にもSSが張られるようになったが、俺もそっちに移ったほうが良いのだろうか
俺かいてるの非エロばかりだし
381名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:31:30 ID:p935ghLc
王様は三千歳だし社長は全然高校生に見えないから問題ないぜ!☆

あとロックマンも確か設定9歳ぐらいじゃなかったっけか

382280:2008/04/27(日) 23:47:48 ID:c+VBsnUS
また脱線して1個書いてみたw
なのはさんの口調はよくワカラン、スマンorz
一応、魔理沙・こなた・ハルヒ・なのは、のメンバーと思って頂きたい。

ここはニコニコのとある場所。
細い道を抜けた先で、筋肉ムキムキマッチョマンの変態(?)に襲われたご一行。
戦闘メンバーが阿部やリョウなら良かったモノの、
不運な事に、大半の男性メンバーやロボットのロックマンは瀕死状態、現在は全員女性のチームだった。
力技はモチロンの事、相手の繰り出すワザが厄介で、女性陣は身動きが取れなかった。

「ハッハッハ、パンツゲ〜ット!」(檜山ボイス)

「わっ!」
「ひゃっ!」
「ちょっと!何するのよっ!」
「きゃっ!」

「こんなワザはRPG至上初めてだよ〜、ぅぅぅ」
「は、恥ずかしいです〜」
「くぅぅぅ〜、このままじゃ身動き出来ないぜ、遊戯、代わってくれ〜」
「そ、そうしたいのは山々なんだが・・・」
遊戯や他の若手メンバーはまだ体力があるハズなのに―――魔理沙は首を傾げた。
だが、その直後に、そのメンバー達の不自然な姿勢に気が付いて、思わず顔を赤くした。
「ま、まさか・・・」
「す、すまない・・・無意識の反応なんだ・・・」
そう、男性特有の生理現象が発生しているのである。
この為、男性陣は動きが先行者のように、カクカクとした不自然な動きだった。
増してや、現在の戦闘メンバーは容姿端麗な女性ばかり。若い男性なら反応しない方が不思議である。
「ちょっと!こんな時に蹲ってないでよね!まだ体力十分あるハズよ!」
「わ、分かってるって・・・!た、叩くなって!」
ちょっと離れた場所で、谷口がハルヒにポコポコと叩かれている。

「今の魔理沙は履いてないのよね・・・!じゃなくて、私や言葉が出れば、同じ目に合うのは間違いないし・・・」
「私達が行きましょう!」
琴姫とミクが名乗り出る。琴姫は元々下着が付けていないらしく、ミクは一応ロボットである。
「いや、2人じゃアイツの力技には不利よ・・・」
アリスが前に出る2人を制止するモノの―――今は他にこれと言った打開策が無かった。

「ハッハッハ!どうしたね諸君!そんな事で世界を救おうなどと思っているのか?甘いぞ!」
筋肉ムキムキマッチョマンの変態は悠然と立ち尽くしている。
「く、くそっ、あんな変なワザを使う相手じゃ無ければ・・・!」
383280:2008/04/27(日) 23:48:54 ID:c+VBsnUS
と、動きの取れない男性陣の中から、相変わらずの高笑いで1人の男性が躍り出る。
「ワハハハハ!だらしないな遊戯、それに他の凡骨共め!」
「色気に惑わされて戦闘に支障が出る等、情け無い連中だ!」
「よかろう、この場はこの海馬瀬人が一瞬で片付けてやる、有り難く思う事だ!」
「装備魔法、巨大化!更に速攻魔法、決闘融合・バトルフュージョン発動!」
「敵を殲滅せよ、ブルーアイズ・アルティメット・バースト!」

「Noooo!」
「ワハハハハ!強靭!無敵!最強!」
と、女性陣・男性陣が共に苦しめられた相手を、一瞬で蹴散らしてしまった。
「粉砕!玉砕!大喝采!この海馬瀬人とブルーアイズの前に、敵は存在せぬわぁ!」

この不可思議な光景に、魔理沙が顔を赤くしながら問い掛ける。
「なぁ、遊戯や谷口達は、その・・・大きくなっちゃってこんな状態なんだよな・・・?」
そう問われて、遊戯モ顔を赤くして俯く。
「あ、ああ・・・」
「アイツは平然としているんだが、阿部や古泉なんかと同類だったのか・・・?」
「いや、海馬にはブルーアイズだけが『嫁』なんだ、だから反応しなかったんだと思う・・・」
「そんなモンなのか・・・ある意味凄いっちゃあ、凄いな」

こうして、1人の男の活躍によって、女性達のパンツは守られたのだった・・・。
384名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:59:16 ID:6K/83usQ
>>383
これはひどいwwwwwwwwwwww
ネタをそのまま持ってくるかwww
俺は好きだGJ
385名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:59:28 ID:Y8EUeT67
>>380
超個人的な意見だけどこっちに書いてもらいたい。
掲示板だと何となく気恥ずかしくておちついて読めないんだ。
386名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:13:26 ID:AHO76iBf
これはひどいwww
社長…言葉というものがありながら…
387名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:33:32 ID:zSVwzPhP
>>386
逆に考えるんだ、言葉が被害に合って無いからこそ社長が活躍できてると!

>>380
自分も掲示板よりこっちに書いてほしいと思ってる
まぁでも書き手の選択に任せるが
388名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:35:05 ID:AHO76iBf
というかSS投下すべきところが二つもあるからややこしいんだよな
389280:2008/04/28(月) 00:36:07 ID:TS7sTblc
因みにカップリングは意識しなかった・・・

そうしたら、50%が魔理沙と遊戯の会話になってしまったw
390名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:45:57 ID:f9MHGo1H
ハルヒって(≡ω≡.)の事なんて呼んでるっけ?
ちょっと短いの思い付いたからさ
391名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:53:16 ID:AHO76iBf
>>390
年上にはさんかちゃん付けだったはず
こなたちゃんでいいと思うが
392名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:09:36 ID:/VWo7AP8
>>390
RPG本編では見られない気がするな。上の>>84では「こなたちゃん」と呼んでるみたいだが。
原作では一個上のみくるを「みくるちゃん」と呼んでるし、やっぱり俺も「こなたちゃん」あるいは「こなちゃん」だと思う。

しかし>>383は笑った。言葉にうろたえるWiki絵板の社長イメージが最近強かったが、本来はこんなキャラだよな社長w
393280:2008/04/28(月) 01:10:43 ID:TS7sTblc
>>391
遊戯と同じで「泉さん」は?

>>280のところで思いっきり自身が間違っているワケだがorz
394名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:11:14 ID:/rFqQgGD
>>362氏の初心な王様を見ていたら
相棒に深刻な顔して恋愛相談する王様を想像してしまったwww
395362:2008/04/28(月) 01:14:45 ID:AHO76iBf
>>393
みくるはマスコット的な印象があるからちゃん付けだと思っている(ハルヒ自身もマスコットと言ってるし)
こなたも属性は違うがマスコット的な感じがするからちゃん付けだと思うんだ
>>394
…いいなそれ
近いうちに書いてみようと思う
396名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:16:20 ID:jG6ZtUWb
>>392
おうよ。しかし変態だな社長。今更だけど
397名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:35:55 ID:zSVwzPhP
先輩のことは基本は苗字+さんだったはず。鶴谷さんとか。
ということで、

「泉さん! あなたは何か不思議属性持ってたりしないの?」
「ん〜強いて言えばつるぺた属性? ていうかこなたとかこなちゃんでいいよ〜
 なんだかキミとは縁がありそうなニオイがするからねぇ」
「そう? 確かにあたしもあなたとは生き別れの姉妹のような気がするわ。じゃあ、こなちゃんで決定ね!」
「はいよーはるにゃん」

こんな感じはどうだろうか。
398名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 02:38:57 ID:UI0/tXVr
はるにゃん…可愛いなオイ
399名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 02:39:54 ID:AHO76iBf
ハルにゃんて昔VIPで活動してたハルすたスレ思い出すな
400名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 03:57:34 ID:f9MHGo1H
401名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 03:58:57 ID:f9MHGo1H
402名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 13:29:03 ID:f9MHGo1H
>>391-395>>397
ありがとう
>>397が気に入ったんで過去に>>397な事があったとゆう設定で書いてみます。
403名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 17:25:13 ID:AHO76iBf
なんとなく浮かんでなんとなく書いたネタを投下する
題して『ニコ☆すた』
どっかで見たなんて言いっこなしだぜ↓
404名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 17:25:53 ID:AHO76iBf
ここはラピュタに向かうタイガーモス号。
その食堂に、ハルヒ、こなた、言葉が三人で暇を持て余していた。
言葉は食事当番なのだが、まだ晩御飯には程遠い時間。
こなたは、先ほどまで富竹と写真を撮っていたのだが、フィルムがなくなったとかで何処かへ行ってしまっていた。
そしてハルヒは、元々最初から何もすることがない。

忙しい連中はともかく、あまり役目の無い暇な男性陣は今この場にはいない。
谷口はKBCを伴って艦内の散策に出かけていた。『覗きの絶景スポット…』などと言っていたからろくな事ではないだろうが。
古泉もいつの間にか阿部と共に何処かへ消えていた。

ミクとロックはどこぞでイチャついているし、結局現在暇な者はこの三人だけであった。

「暇ねぇ…」
「そうですね…」

ハルヒが呻き、言葉が適当に相槌を打つ。
ちなみにこなたは現在チョココロネ(アイテム袋からガメた物)にパクついている。

そこでふと、こなたがチョココロネを見つめて言う。

「ねぇハルにゃん、チョココロネって何処から食べる?」
「え、チョココロネ?んー、頭からかしら」

ハルヒが適当に答える。
その答えに疑問を持ったこなたが更に聞く。

「チョココロネの頭ってどっち?」
「小さいほうじゃないかしら。なんとなくだけど」

ふーん、と適当に頷いて再びこなたはチョココロネを一口食べる。
そしてその一口を飲み込みまた言う。

「私は大きいほうだと思うけどな」
「何故ですか?」

言葉がこなたに応える。
その疑問に応じてこなたは更に続ける。

「芋虫みたいだから」
「い、芋虫…」

こなたの飛びぬけた発想に言葉が引きつった苦笑いを浮かべる。
おそらくあまり芋虫が得意ではないのだろう。というか得意な人のほうが少ないと思うが。
405名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 17:26:19 ID:AHO76iBf
そんな言葉を気にした様子も無く、こなたはチョココロネを更に一口。

「……あ」

こなたがチョココロネを齧って押し出されたチョコが、反対側からドロリと垂れて来た。
それを舐め取り何とか事なきを得る。
安心したところでもう一口。

ドロリ。

「……あぁ」

そしてもう一度舐め取るこなた。
そんなこなたを見ていた言葉が、こなたにおずおずと話しかける。

「あ、あの…細いほうをちぎってチョコにつけて食べるという方法もあると思いますよ」
「…おお、なるほど」
「流石桂さん、頭良いわね」

言葉の提案に、ハルヒが賞賛の言葉を投げかける。
それを聞いた言葉は、照れくさそうに言う。

「い、いえ…それが正しい食べ方だと、昔聞いたことがあって。私が考えたわけじゃないですよ」

謙遜ではなく、おそらく本心で言ってるのだろう。
言葉はそうゆう人物なのである。それをわかっている二人も特に言及はしない。

「あ」
「はい?」
「桂さんはチョココロネ、どっちが頭だと思う?」
「ふぇ…!」

さっきの芋虫の話を思い出した言葉が軽い呻き声を上げる。
こうして、今タイガーモス号の午後は平和に過ぎていく。
406名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 17:27:22 ID:AHO76iBf
以上
ん、まぁあれだ。何時もは反省していないとか言ってるけど今回ぐらいは反省するべきかもな




だがやっぱり反省していないしする気もない
407名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 17:42:32 ID:jG6ZtUWb
GJ
女性陣の他愛のない会話は読んでて癒されるよ
408名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 20:05:21 ID:G9zsDpHR
微笑ましいよこういう会話って。
ちなみに俺はチョココロネはパン生地から食べるZE☆
409名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 20:18:49 ID:jG6ZtUWb
チョコがはみ出さないように大口あけてデカい方から食いついてたなw
ここ10年くらいチョココロネ食べた覚えがないや。懐かしいなぁ。
410名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:44:41 ID:J0zmL2gU
第一話ですね。わかります。
・・・って言うかハルヒがつかさポジですかwww
411名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:45:40 ID:J0zmL2gU
ところでここってドシリアスとかも有りなの?
412名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:46:58 ID:AHO76iBf
どうしても言葉をみwikiポジションにしたかっただけだ、気にするな
シリアス歓迎なんだぜ
413280:2008/04/28(月) 21:47:13 ID:TS7sTblc
太い方から食べるのがフツーで、こなたの食べ方がレアだと思っている自分・・・

ところで、>>280の構築がそこそこ出来そうなんだが、
海馬の使用カードがそれほど分からない・・・何方かご存知?
特に、VSイシズ戦で出たカード(デッキ破壊系)が多く知りたい。
414名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:56:22 ID:J0zmL2gU
シリアスに闇サトシ戦でも書いてみようかなぁと思ってたりしてたんで。
気力が続いたらいずれ投下してみるよ。

>>412
ハルヒならみくる、らきすたならみwikiさんになるのはまぁ当然かねぇ。

>>413
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm478026
確認するとよろし。
俺も太い方かな、食べるなら。
415名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:56:51 ID:3LteOIIi
チョココロネを舐めるこなたを見ていやらしい想像をしてしまい赤面する高校生グループとか…
綺麗にチョコだけ舐め取られたチョココロネを見て、割って「中に誰もいませんよ」って勝手に言葉様化するとか…
416名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:58:39 ID:G9zsDpHR
>>413
とりあえずエネミーコントローラーは忘れないでくれ。
417名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:01:25 ID:TlZFOXWv
スキマツアーズ師弟編書いてるが詰まった
どうしよう。何かネタをくれないか
418名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:04:07 ID:AHO76iBf
まずどうゆう所で詰まってるのかを言ってくれ
419名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:33:49 ID:G9zsDpHR
忘れ物を取りにいった所、ハルヒ達が暗黒長門との戦いの真っ最中で驚いたら、師匠に
「時空空間の先ではいつ何時何が起こるか分からないから常に気を付けなさいって言ったでしょ」と叱られる。
ていうネタはどうだ?
420名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:37:00 ID:AHO76iBf
谷口はとんでもないところに遭遇することに定評がある
後は…わかるな?
421名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:00:58 ID:TlZFOXWv
>>418
谷口弟子入りの経緯だな。勧誘されたのか自分から売り込んだのか
>>419
把握。そのネタもらったw
>>420
紫んが谷口のとんでもないところに遭遇する話は思いついたんだが…
422名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:02:55 ID:H9yz8sLM
>>421
勧誘された、のほうが話の流れとしては自然に出来る気がするが…
貧困な想像力しかなくてな。ただ谷口も一般人を自負してるわけだからそう思っただけで
423名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:52:18 ID:DHOKjAsd
暗黒長門で思い出したがハルヒと小泉はピコ麻呂と一緒に
魔王倒しに別の世界に行っちゃって今
SOS団には長門とみくるとキョンしかいないんだよな

…あれ?キョンやばくね?
424名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:57:30 ID:H9yz8sLM
元総理はニコニコにはいません。
そしてどうやばいのだ?振り向かない的な意味か?
425名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 00:14:04 ID:PQ6kCKiE
俺の脳内だとキョンは女体化してKAITOとパピヨンと共に裏ニコニコRPGで活躍中

という妄想が最近の俺の日課
426名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 00:15:45 ID:bmfc0ziE
裏パッチの話はやめといたほうが良いぜ
427名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 06:55:03 ID:NTCx6Es7
>>423
つまりハルヒが異世界にいる今がチャンスとばかりに、二人(+α)がキョンに猛アタックをかけるんですね。わかります。
428名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 08:00:20 ID:hlMMwvEh
スレチだが、キョンの本命ってみくるでいいんだっけ?
429名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 09:18:32 ID:3pfoDFQ0
ハルヒといえば、ハルヒは確かフタエノキワミ覚えられるんだよな。
そしてwikiのお絵描きBBSのイラストをみて思いつた。
ハルヒはノーパンスタイr(ry
430名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 12:02:36 ID:ttXIFghp
言葉は軽い男性不信だから女に走るのアリじゃないかと思うようになってきたw 
夜中ハルヒに襲われてそのまま流されるとかさw
こなた攻めもアリやねw
431名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 14:49:44 ID:ZJyXjyCp
今簡単に闇サトシ戦の冒頭書いてたが・・・。
難しいなSSって。
台詞回しとか、状況説明とかいろいろと難しすぎる・・・。
ちょっとずつ書いていく事にするよ。
432名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 18:00:55 ID:bmfc0ziE
SSはパワー…じゃなくて慣れだぜ!
433名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:28:36 ID:bmfc0ziE
せっかく色々な作品のキャラがいるんだし、中身入れ替わりネタとかやってみたら面白いんじゃないだろうか
434名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:33:23 ID:b5xGnY8w
>>433
そのネタ、イエスだね!
435名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:33:59 ID:t5CT/Mpv
文章だといまいちピンとこないような…
見てみたいような…
436名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:48:46 ID:68P84K4e
谷口とKBCのエロコンビが女の子になったら大変なことにw
437名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:51:41 ID:S7mq9dIS
神男と蜘蛛男が入れ替わったりしてもきっと大した変化はないんだろうな
ロボット二人が入れ替わっても周りの人間気づかなそうww
438名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:54:47 ID:refuWrZw
こなたとハルヒが入れ替わったら(ry
439名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:57:18 ID:QREswuDG
>>434
こんなところで勇に会えるとは思わなかった

ところで最近wikiの方でこのスレの話題を出してる人がチラホラいるが、やめた方がいいのでは?
興味本位で立ち寄る人がいるかもしれない。仮にもR指定の板だし、子供や厨が来るとアレだろう。

あんまり言いたくないけど、ニコニコは年齢層が低いから…
440名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:04:15 ID:C6UM0ez+
まだ18禁作品がほとんどないのが唯一の救いだな

ダーマと神男が入れ替わったら↓
「入れ替わってもめげない男、ゴッドマ!」
441名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:06:02 ID:P8h+vGZU
エロなしの海馬×こなたを書いてみた。
題名は「痛恨のミス」

ピチューン
「あぅ〜、負けたぁ〜。」
ここはEDF基地日本支部の一室。ここでは今まさに海馬VSこなたのゲーム対決がおこなわれていた。
「フハハハハ!!貴様の負けだこなた!!」
「うぅ〜」
普段のこなたなら負けてもそれほど悔しくはない。しかし、今は別である。こなたはかなり悔しかった。なぜなら・・・
「フフフ、こなた・・・約束は守ってもらうぞ」
「・・・分かってるよ」
そう、彼らは負けた方が罰ゲームをおこなうことにしたのだ。ちなみに罰ゲームは「相手の命令に従う」という分かりやすいものだった。
これを提案したのは海馬で、さっきから負けが続いたので、背水の陣で挑んだのである。プライドの高い彼にとっては負けるわけにはいかないのである。
「で、どんな命令なの?」
「こなた、貴様なら大体の予想はつくだろう。」
「やっぱり・・・というよりも、それしかないよね。」
「その通りだ。だが、このカードを使うのは予想つくまい。」
そういって海馬はあるカードを取り出した。それは・・・
「エネミ一・・コントローラー・・?」
「こなた、貴様にこのカードの効果を簡単に説明してやろう。このカードは相手の
モンスターを操ることができるカードだ。」
「操る・・・まさか!!」
相手を操るということは、抵抗出来ないのは当たり前で、自分の意志では行動出来なくなってしまう。
そんなカードを使われてしまったら一体どんなことをさせられてしまうのか・・・それを考えるだけで、こなたは赤面してしまう。
「では、さっさと始めるか。」
「えっ!ココロの準備がまだ・・・」
「問答無用DA!いくぞ!!ライフを1000払い・・・」
海馬は999のダメージを受けた
海馬「ティウンティウンティウン」
「か、海馬ー!!ナンテ/(=ω=)\コナタイ!!」
こなたは大至急カバンの中に偶然はいっていたメロンパンを海馬の口に押し込んだ。
「大丈夫かい?」
「ハッ!俺は一体なにを・・・」
「ライフ1000払って自滅していた。」
「なっ・・・ふぅん。」
そして海馬は少し間をおいてからしゃべった。
「こなた、今日のところは見逃してやろう。だが、次は必ず行ってもらうぞ!」
「じゃあ、もうそろそろ自分の部屋に戻っていいかな?」
「好きにするがよい。」
「じゃあお言葉に甘えて。」
こなたは扉のほうへ行き、扉を開き、廊下へ出ていった。
その後、海馬は一人部屋で落ちこんでいたという。

以上。反省も反省する気もない。
442名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:08:50 ID:Qd5HicUK
それを言うなら反省してないしする気もないだと言わざるを得ない by本家の人

それはともかくGJ
これじゃあ海馬エネコン使えないなww
443名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:14:44 ID:sqNaZeeb
>>441
社長がはじめてかわいいと思った。乙
444名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:16:43 ID:TmxO8qQV
社長wwwww
何を命令したかったのか非常に気になるトコロなんだがw
445名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 01:51:55 ID:m5i7sk+f
ロックミクが書けたので途中まで投下しますがED後設定なのと
本編に登場していないKAITOがよく出るのと
KAITO×女性ロボットな部分があるので
苦手な方はNGワード「KYTO」でお願いします
446KYTO:2008/04/30(水) 01:53:54 ID:m5i7sk+f
「あと少しだ。早くミクさんに合いたいな。」
あの戦いの日々から2ヶ月たったある日、ロックはロボットの町を走っていた。 
今日は二週間振りに愛しのミクと会うことになっているのだ。
あの戦いの日々が終わった後は皆自分の世界に帰っていった。
もちろんロックとミクも例外ではなく、ロックはライト博士の家に、ミクはロボットの町に帰っていったのだ。
帰った後も恋人同士の二人はお互い連絡も取り合っていたし、暇をみつけては会って出かけたりしていた。
俗に言うデートである。
しかし最近は、ロックが忙しくなった為、ロックはミクとの時間を作れなかった。
ワイリーが暴れだしたせいだ。
そこでロックはさっさとワイリーを倒しミクと会う約束を交わした。
そして今日は待ちに待ったミクとのデートの日なのだ。
今日、ロックはいつものボディーパーツを全てはずし、グレイのジャッケットを着て髑髏の首飾りを着けていた。
自分の恋人はとても綺麗で可愛いので、自分も釣り合うように格好を付けたかったのだ。
もっとも、自分にはセンスがなかったのでクラッシュマンやクイックマンに相談して決めたのだが。


しばらく走ってるとミクと待ち合わせしていたト音記号のモニュメントが見えた。
その近くにミクも見えた。彼女は、いつもの服装ではなくピンクのスカートを穿き、花の髪飾りで長いツインテールをまと
めていた。
(ミクさん、すごく可愛い。)
久しぶりに会う恋人はとても可愛らしく見えた。
すると、ミクもこっちに気がついたようで、笑顔を向け伸ばした右手を振って「ロックマーーーン!!」と声をかけてきた。
ロックも嬉しくなり、「ミクさーーーん!!。」と声をかけながらミクに向かって走っていった。
そして、久々の再開が嬉しくてミクもロックに向かって走って行き、二人の距離がだんだんと近づいく。
そして、ロックは愛しい恋人を抱きしめようと、後少しの距離まで近づいたその時
447KYTO:2008/04/30(水) 01:56:24 ID:m5i7sk+f
「遅い!!」
という声と共に長身の男が二人の間に割り込んできた。
その男は髪が青く、白いコートを着て、髪と同じ色をしたマフラーを首に巻きつけていた。
この男にロックは見覚えがあった。
「KAITOお兄様!、私の後をつけて来たんですか!」
ミクが怒りを込めてKAITOとよばれた男に大声で怒鳴った。
怒ったミクはあまり見た事がないので、ロックには結構新鮮だった。
「その通りだよ。可愛い妹を心配するのは兄として当然だろう。」
ストーカー的な行為なのにサラッと言ってのけた。
そしてKAITOはで怒りをあらわにしているミクを無視して、ロックを睨みつけた。
「それにしても遅いじゃないか、ロック君。ミクを待たすとは何を考えているんだ。」
そう言ってKAITOは、眉間にしわを寄せて怒りの形相をした。
「た、確かにミクさんを待たせた事は謝ります。でも、まだ待ち合わせした時間より20分も前ですよ。」
「ミクは30分前に来たんだよ。10分もミクを待たせたんだぞ。そんな奴に大切な妹との交際を認める訳にはいかないな 。もし、ミクの事を思っているなら24時間前には待ち合わせ場所にちゃんと居るはずだろう。」
「何言ってるんですかお兄様。ロックマンは20分も前に来たんですよ、全然遅くないじゃないですか。それに10分なん て待ったうちに入りません。後、24時間前には待つとか馬鹿なこと言わないで下さい。」
ミクはまたKAITOに怒鳴りだしたが、今はロック君と話をしてる、と言い全然取り合ってくれなかった。
そして、ロックはまたか、と心の中でうんざりした。彼が邪魔をしに来たのはこれが一度や二度ではない。
ミクとのデートの時には決まっていきなり現れるのだ。
思えば、あの戦いの時もミクは弟と妹の事は話したが、兄の事は一切話さなかった。
きっと自分たち二人の障害になると思っって言いたくなかったのだろう。
実際に邪魔ばかりするし、その通りだ。
「ところで今日は何処に行くつもりだったのかな、ミク?」
悩むロックにはお構いなしにKAITOはこれからの予定をミクに聞いた。
「・・・・えっと、・・・・まずはショッピングに行こうかと。」
448KYTO:2008/04/30(水) 02:01:34 ID:m5i7sk+f
話題を振られミクはあっさりと答えてしまった。そしてKAITOはなにか企んでいるような顔をしていた。
その顔を見てロックは”絶対についてくる気だ”と確信し、頭が痛くなった。
しかしKAITOの企みはロックの斜め上をいっていた。
「いいよ、ショッピングなんか。それよりアイス食べに行こうよ。今日は半額だからさ。」
そう言ってミクと手を握り、ロックを置いて勝手に歩き始めた。
そして、置いていかれたロックは激しい怒りに駆られた。
(久しぶりのデートに急に割り込んできて、人の恋人を引っ張ってどっかに行くなんていくら家族だからって非常識にも程がある!)
ロックはチャージショットで奴の頭をブチ抜きたいとすら思った。
しかし、今腕にロックバスターはない、それにミクとの未来を考えているロックに彼女の兄であるKAITOに手を出すことは出来なかった。
いくら邪魔だからって、自分が実の兄に怪我を負わせばミクだって悲しむだろうし、自分にも不信感を募らせるだろう。
そしてやはり自分とミクの将来に悪い影響を与える事も確実だ。
そう考えるとロックは”待ってくださいよぉ”と言い、二人の後を追いかけた。
たとえ邪魔をされても自分は一時でも長くミクと一緒に居たいのだ。


結局、ミクとロックの間にKAITOを挟んだ3人はアイスクリームショップへと足を進めていた。
ミクは手を振りほどいてロックと走って逃げようかと考えたが、きっと追いつかれると思い諦めた。
兄は馬鹿だが運動神経だけはいいのだから。
「俺はロック君が凄い事は認めるよ。ミクから耳にタコが出来るくらい君の活躍を聞かされているからね。でもそれだけじゃ君達の仲を認める訳にはいかないのだよ。分かるかい、強さだけじゃ駄目なんだよ。ミクにふさわしくないんだよ。」
「・・・そうですか?そんな事ないと思いますよ。」
ロックは強く言っても逆上させるだけだと判断し、KAITOの言葉を否定することしかしなかった。
449KYTO:2008/04/30(水) 02:07:06 ID:m5i7sk+f
「そんな事ない?おかしな事を言うね君。大有りだろう。もう一回言ってあげよう、君は「やめて!!」」
耐え切れなくてミクが大声を上げた。
「馬鹿なこといわないでお兄様!それにロックマン凄いのは強さだけじゃない!優しくて、格好よくて、勇気もあって、まだまだ数え切れないくらい凄いところがいっぱいあるんです!
ふさわしいとかふさわしくないとかどうだっていいんです!だって私がロックマンを求めているんだから!」
ミクは自分の思いを大声で言った。
通行していたロボットがミクに視線を向けたがミクは気にしなかった。
そしてロックはミクの言葉を聞いて嬉しくなった。
ミクさんがこんなに自分を思い、求めていてくれることを知り凄く嬉しかった。
例えこのデートが邪魔をされ続け、失敗に終わったとしてもこの言葉を聞いただけでここに来た価値があったと思えるほどに。
しかしKAITOは
「えっ、何か言った?」
自分が聞きたくない台詞がミクの口から発せられると予想して聴覚を停止状態にしていた。
まさに卑怯!
「そんなことより、早く行こうよ。半額だから人がいっぱい来るだろ、混む前に食べたいんだよ。」
そう言って、KAITOはミクの手を引っ張って行き、ロックは後にいて行った。そして先ほどのふさわしくないだのそれを否定するだの会話を繰り返していた。
450KYTO:2008/04/30(水) 02:13:53 ID:m5i7sk+f
ロックはデートを半分諦めていたが、ミクはまだ全く諦めていなかった。何故なら秘策があるからだ。
自分やロックじゃどうにもできない、ならば助けを呼ぶまでだ。
ミクの携帯にはKAITOの暴走を止めることが出来るロボットのメルアドと電話番号があるのだから。
もちろん呼ぶロボットは決まっている。
妹と弟のリンでもレンでもない、この双子じゃ”大人の話に首を突っ込むな”とでも言われて一蹴されるのがオチだろう。
それなら姉のMEIKOならどうだろう、MEIKOは一家で一番権力を持っているしKAITOもMEIKOには頭が上がらない。
うってつけのロボットである。
だが残念なことに、今日はMEIKOに仕事があるので、呼んでもここにこれないだろう。
それなら誰を呼ぶか、そんなのミクは最初から決めている。
そのロボットは兄に最も近く、100%兄の暴走を止められるロボットだ。
幸いにも、KAITOはロックの方を向いて異世界のロボット同士では幸せには過ごせないなどと言っている。
自分の事は棚に上げて何を言ってるんだか、ミクは呆れていた。
だがこっちを見ていない今がチャンスだ。ミクは高速でメールを打って助けをあるロボットに送った。




しばらく歩いているとアイスクリームショップが見えてきた。
しかし、さすがにロックはKAITOに嫌味を言われ続けてさすがに堪忍袋の尾が切れそうだった。
ミクに謝って顔面に痛いのを一発入れようと思っていたときに前方から大声がした。
「KAITOさん!ミクさんから話は全部聞きましたよ!妹さんのデートを邪魔してなにやってんですか!」
ミクはやっと来たかと安堵の溜息を吐いた。
ロックは前方のKAITOに声を上げたロボットを見た。
自分はそのロボットに会った事がある。
服はあの時と違って黒いワンピースみたいな服を着ていたが、腰まである青い髪、そして何よりも目立つ緑の横一本線のヘ
ッドギアを着けている。
そう彼女は
「ラピュタでメカ御飯を売っていたロボット!!」
451名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 02:22:37 ID:sqNaZeeb
メルトきたあああああああ
GJ!
しかしカイトの相手からして作者、さてはボカロスレの前スレ見てたなww
452KYTO:2008/04/30(水) 02:23:22 ID:m5i7sk+f
以上です

ロックミクで話を書きたかったんでやりました。
KAITOやメカ千早などよけいな要素をいれてすみません
ED後設定なのでいろいろオリジナルをいれました
続きはロックミクをメインにおまけでKAITOやメカ千早をやろうと思いますが(エロなしで)
NG登録関係なしにこういうオリジナル的な物を書くなという人がいれば続きを書くのはやめます

453KYTO:2008/04/30(水) 02:27:39 ID:m5i7sk+f
>>451
そのとおり
後メカ千早が気に入ったので
454名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 07:19:34 ID:4otPtPT9
>まさに卑怯!
なにげにうろたんだーネタが入っているw
455名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 09:45:52 ID:EKgy7HoX
乙!
やはりメカップルは癒されるなぁ…
456名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 11:49:04 ID:EHlIONEu
>>441
爆笑したwww
457名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 14:03:36 ID:AwdS9R5+
>>441
アホの子すぎるwww
社長はこなたをどこへ行かせたかったんだ?
458名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 16:41:02 ID:Vb8091CN
>>457
行って→ おこなって だろ?
459名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 20:08:18 ID:p/JWvP9L
しかし社長がこなたに、身体の自由を奪ってまでさせたかったことか。想像つかんなぁ。
もし性的なことだとしたら社長は生涯ロリコンの烙印を押されるぞ。
たぶんこなたの頭の中ではエロゲで学んだ鬼畜・背徳・凌辱的シチュが繰り広げられてたんだろうけどw
460名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 20:11:56 ID:TmxO8qQV
これで社長が望むものが「キス」だったらちょっとかわいいな。高校生的な意味で
461名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 20:20:58 ID:Qd5HicUK
その前にこなたはロリなのか?
らきすた作中でも討論されたことだが
462名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 20:40:03 ID:O2CadyQ8
>>461
定義次第としか…と思うんだが
外見か年齢か
463名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 20:50:57 ID:Qd5HicUK
彼女はロリなのか?最終鬼畜少女A
なんかこんな謎単語が浮かんでしまった

それはともかく、どこが好きになるかによると思うけどな
こなたのロリ要素が好きになったならロリ。ロリじゃない部分が好きになったなら違う、という
464名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 21:37:47 ID:qGPdUMqI
新作ネタでシチュエーションを考えてみた

○○の技でこなたの感情が高ぶって富竹に襲いかかると(性的な意味で
465名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:26:12 ID:UFhXA2of
>>441のネタを勝手に貸していただく。ちょっとだけエロネタが入っているので好きじゃない人は注意。



こなた「それで結局、海馬は私になにをさせるつもりだったのさ?
     やっぱり定番で、『ふぅん、庶民の口でこの俺のゲームスティックをきれいにするがいい』とか言いながら無理やり口に??
     それとも、『ふはははは、さあ自分で広げておねだりしてみるんだな』『くやしいっ…! でも…体が勝手に…!』的な羞恥プレイ?
     まっ、まさか…『よし四つん這いになったな。ではこっちをいただくとしよう』『ちょっ、そこは違……!』とか、違うほうの攻め?」
海馬「俺は変態か! だれがそんな犯罪行為をさせるか!(※これまでもいろいろと犯罪行為を行ってます)というか変態か貴様は!」
こなた「あれ? 違うの? じゃあ……うわ、女の子にこれ以上言わせるなんて鬼畜だね海馬」
海馬「何を勘違いしているかは知らんが、俺はそこらへんの俗物連中のような性的な行為など強制させる気はない!」
こなた「何を勘違いしてるか知ってるんじゃん」
海馬「う、うるさい! 俺はただ貴様にカードの整理を押しつけようと思っただけだ!」
こなた「んぅ? カード?」
海馬「そうだ。MPが尽きてくるといつもトランクで殴っていたからな。中に入っていたカードの順番が滅茶苦茶になってしまっている。
    ちょうどいいから、カードをモンスター、魔法、罠ときちんと分け、モンスターは種族順、魔法と罠は50音順に整理させようと思ってな」
こなた「うわ、大変そうだね。でも、だったら別に身体の自由を奪わなくてもさぁ」
海馬「ふぅん。トランク一杯のカードの整理を甘く見るな。大抵の凡骨は途中で面倒がって投げ出すのがオチだ。だから逃げないようにと思ってな」
こなた「ふーん……まぁ、それだったら言ってくれれば手伝ってもいいよ。そのかわり遊戯や海馬と戦えるくらいの私専用デッキを作って貸してくれれば」
海馬「ふぅん、まぁそのくらいならいいだろう。もっともゲームならともかくデュエルで俺に勝てるとは思わんことだな」
こなた「じゃ、私はもう寝るね。ところで本当に、ちょっとだけでも私にエロゲみたいなプレイをしようとか思わなかったの?」
海馬「思うか!」
こなた「うーん、そこまでハッキリ言われるとちょっとフクザツだね…まいいや。おやすみー」


海馬「……泉に、か……。
    ……ブラックマジシャンガールの衣装を着せ、『さぁ行くぞ! カイバーマンでブラックマジシャンガールにダイレクトアタック!』」
    …………はっ!? 今俺は何を……うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――!!」
遊戯(なんだ? 海馬のやつ今日はずいぶんと元気だな)


書いていてなんだが、こなたはここまでエロにオープンじゃねぇよな。でも許せッ!
466名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:33:46 ID:TDo/HwND
許せる!
社長も高校生らしいところがあるじゃないかw
でもっていざ本番となるとこなたにリードしてもらわなきゃ出来ないとかだと更にいいと思うよ
467名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:44:09 ID:99QyhD0Z
ここはタイガーモス号の個室。
その中に奇声を発しながらキーボードを叩いている少年が一人。
「しねぇぇぇぇぇぇ!EDFしねぇぇぇぇぇぇ!エロサイト観覧不可設定してんじゃねえしねぇぇぇぇぇ!!!俺はおまんこがみてぇんだよおおおおおおおお!!!・・・・はぁはぁ」
一通り叫んで息が切れてしまう。
そんなとき

「あ、俺のスーパーキノコが無いぞ!?」

「はぁはぁはぁぁ・・・ん?なんだ、隣が騒がしいぞ」
自分がうるさいと思われている自覚もなく、聞き耳を立てる必要がないのでそのまま聞いてみる

「ハハハハ、フッハハハハ、フハハハ」
「誰だ!」
「すり替えておいたのさ!」
「貴様ぁ」
「キノコ狩りの男、スパイダーマッ!!」
ちゃんちゃちゃーんちゃちゃら♪ ちゃらっちゃ(ry
「ヤッフー」
誰かが何かを殴った音がする。
「返せこの野郎!焼き殺すぞ」
「許せ!」
「逃がすか!」
突如、壁をぶち破って火の玉がクラッシャーの部屋に入り込んでくる。
「ホアアアアアアアアアアアア!!」
その穴からは窓から逃げようとするスパイダーマと、それを追いかけるマリオの姿が。

「し、死ぬかと思った・・・」
そっと胸をなで下ろすクラッシャーの足下を、何かが移動するのがチラッと見えた。
「WHAT's?」
ビクッと身構えながらそちらを見るとキノコが滑るように移動している。
「なんだスーパーキノコじゃないか・・・待てよ」
「えへへへへへへへ、あーおっかしほほほ、あっひゃっひゃ!」
なにやら良からぬ事を思いついたようです。
468名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:45:45 ID:99QyhD0Z
ところ変わって調理室にいるクラッシャー。
「スーパーキノコでマリオは二倍に巨大化出来る。巨大化するってことは服が破けて素っ裸になるって事なんだよー!!!」
そして沸騰して湯気が立つ鍋の中にスーパーキノコを入れてしまう。
「念には念を押して豊胸効果のある芋と牛乳を大量に入れて、あとはかき混ぜるだけ。やっけくそーやっけくそー、やっけくそーやっけくそ♪」
ろくにきざまれていない材料達が目分量で放り込まれてゆく。
「しかし誰を実験材料にしよう・・・」
とそのとき、調理室のドアが開き少女が一人入ってくる。
ごん太いツインテールを下げた初音ミクである。
「あれ、クラッシャー君いたんですか?恥ずかしいところを見られましたね・・・小腹が空いたからネギを食べようと思ってきたのに」
「ほわあああああああああああああ」
グッドタイミングすぎていつも通り奇声を上げるが、当然ミクは退いている。
「うわぁ・・・どうしたんですか?」
「良いところに来た。俺の自信作のキノコシチューを食べてくれよ」
ホットミルクに芋がそのまま入っているような物が皿に盛られる。
「いやぁ、私はネギで十分ですから」
「遠慮するなよ、小腹が空いているんだろ?」
「面倒くせぇ、飯前でもとっとと食えぇ!!!」
我慢という言葉を知らない彼にはまどろっこしかったようで、嫌がるミクの口に皿を押しつけて無理矢理シチューを飲ませる。
「ひえぇ!!がぶっごふっ・・・ゲホゲホ」
「えへへへへ、大分こぼしたけど半分は飲んだだろう」
「酷すぎます、何をするんですかぁ」
涙目になりながらハンカチで口元を拭くミク。

「全く、ロボットじゃなかったら窒息死していますよ」

「・・・・いやああああああああああああああああああ!!」
突然叫び出すクラッシャー。
「ロボットに巨大化薬飲ませたって燃料になるだけじゃねーか!!あqwsでfrtgyふじこlpイエアアアアアアアア天皇閣下万歳!!!!!」
クラッシャーは、彼の十八番である台詞と技を放ちながらドアをぶち破って出て行ってしまった。
あとには口元べとべとのミクと散乱した材料と器具が残るだけである。
「なんだったんだろう・・・あれ、胸元がきつい?」

終わり
469名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:47:22 ID:99QyhD0Z
エロでもなく純情でもなくオチも微妙なの投下させていただきました
お目汚し失礼
470名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:50:52 ID:sQyl4z6i
クラッシャー自重しろwwww
笑わせてもらったGJ
だが投下の前に何か一言言ったほうがいいぜ
471名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:56:24 ID:TDo/HwND
やっぱりクラッシャーはこれくらい五月蝿いほうがらしいな。GJ
472名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 01:14:42 ID:99QyhD0Z
>>470
以後気を付けます

>>471
クラッシャーの五月蠅さは書いていて気持ちいいです
エロから脱線するぐらいに・・・
473名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 02:23:41 ID:SrVcH231
誰もが思いつきそうなネタ投下。
エロなし、会話のみ、オチ微妙。ぶっちゃけただの原作改変。
先に謝っておく。すまん。



(1)海馬瀬人
「速攻魔法発動!バーサーカーソウル!
  (略)
 まず一枚目…
 ドロー!魔法カード!
 ………」

「勝てない…オレに勝つ手段は…ない……」(ガク)
「立て!!遊戯!!貴様はここで終わる決闘者ではない!!」
「海馬!!」
「受けとれぇぇい、遊戯!!」(シュバァ)
「これは…チョココロネ!!」
「貴様がそのチョココロネを食うか食わないかは貴様次第だ…遊戯…
 そのチョココロネがオレの仕掛けた罠だとしたら命取りになる可能性もある…
 他人の力など足枷になることを貴様に知らしめるための罠…ククク…」
「フッ…」(パクッ)
「!」
「海馬…オレは貴様を信じる!!そして…奴らを倒すぜ!!」


  最初に戻る
rア(2)に進む



(2)泉こなた
「遊戯君はさ、チョココロネって何処から食べる?」
「え?…いや、気にしたこともないな。泉さんはどうなんだ?」
「私はしっぽから食べるんだけどね。そうするとチョコが垂れちゃうんだよね」
「チョココロネって細いほうがしっぽなのか?」
「芋虫みたいだから、大きい方が頭かな〜って思ってるんだけど」
「…。頭がどっちかはともかく、チョコが垂れるなら反対側から食べればいいんじゃないか?」
「そこ突っ込んだら負け。そうだ、遊戯君今ちょっと食べてみてよ。ちょうどMPもないみたいだし。ハイ」
「あ、ああ」(パクッ)
「う〜ん…遊戯君はそっち派かぁ…」
「食べ方によって何か違うのか?」
「どーだろ?あ、次遊戯君のターンだよ。終わったらさ、今度は逆から食べてみてよ。
 んで何か違ったら教えて〜」
「ああ、わかったぜ」

「速攻魔法発動!バーサーカー(ry」


  最初に戻る
  (1)に戻る
rア戦闘結果を見る
474名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 02:24:09 ID:SrVcH231
戦闘結果
『敵をフルボッコした!
 2000の経験値を獲得
 400円手に入れた

 海馬はレベル40になった
 こなたはレベル41になった
 遊戯は糖尿病になった』


「すまない…AIBO…」
「なぁに、それぇ」

おしまい


勢いだけで書いた。今は反省している。

チョココロネを食うのを拒絶する王様に言葉がコロネを挟んで食わせようとしたらチョコが溢れてベタベタに。
それを見て暴走した王様がコロネを言葉ごと食う話も書いたが、
エロ第一号になる度胸がないことと、王様・言葉のイメージとは何か違う気がして没に。
後はいかに効率よく王様にチョココロネを食わせるか作戦会議をしているうちにだんだん親しくなっていく社長とこなたとか。
こっちはエロい展開にはならなそうだが。(主に社長のせいで)
475名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 02:40:41 ID:cs9bsBK1
>>474
ワラタwwwwww
お主にはチョココロネマスターの称号を授けようぞ!

エロはちょっと考えてるのがあるけど時間が…
連休中に頑張ってみようかと思ってる
476名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 07:03:50 ID:dCSx6TC7
谷口×紫の師弟ネタです。
エロく無くてすまん。前に書くと宣言していた人とは違うよ。
此処が何処で今が何時だとか知らないが、まあRPGの後とでも思ってくれ。
477名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 07:04:28 ID:dCSx6TC7
「師匠〜。もう駄目ッスよ〜……オレには青狸レベルのど○でもドアは無理ですって」
へとへとの体を引き摺りながら、谷口は目の前の美女に縋り付いて嘆く。
もう、幾度となく繰り返されたやりとりだ。
谷口に、少女趣味満開の服を引き延ばされることが不快なのか、それとも
さり気なくさわさわとまさぐられるふくらはぎがむず痒いのか、紫は素っ気なく谷口を剥がす。
否、堂々と蹴り飛ばした。
「何度も言わせないで、もういっそ食べるわよ性的で無い意味で」
凄みを籠めて脅されても、谷口は半ば本気の涙目で、蹴られた顎を撫でながら愚痴を吐き続ける。
「確かに、師匠のスキマ能力が凄いのは解りますけどね! オレは普通の人間なんですから、無理ッス!」
黙って真面目にいれば、少しは見られた顔をしているのに、と彼女は心の底で嘆いた。
長い睫毛を伏せると、忌々しげに笑う、月の巨乳女が瞼の裏に浮かぶ。
「あのウサギに“師匠”なんて呼ばせてるのが、少し羨ましかったから目を掛けたんだけど……」
目を開いてちらりと足下を見るも、谷口は伏せたままである。
スカートの中を覗こうとしているようにも見えるが、気のせいだと思いたい。
「うっひょう! 薄紫のレース、ガーター付き!! 師匠最高です!!」
「 お だ ま り 」
顔面を少女臭のする足で踏みつけ、そのまま腰をかがめるようにして、紫は彼に囁きかけた。
「いいこと? スキマ空間は無敵よ、スキマをマスターすれば、脇巫女の入浴シーンも、幽々子の着替えも見放題よ?」
「にゅ、入浴シーン!!?? 着替え!!????? 師匠!! マジッスか!!」
少女臭をもろともせず、谷口はぐっと紫の足首を掴んで、興奮した面持ちを見せる。
あら、初めからこうすれば良かったんだわ、と、紫は不敵な笑みを浮かべた。
「そうよ。見放題覗き放題、上手く使えば相手に知られることなく、何だって出来るわ、さ、やりなさい」
「うーーーーーーーーーーっす!! スキマ最高!!!!」
飛び跳ねるように起き上がり、谷口は今までにない最高の集中を見せる。
「そうよ……良いわ、凄く良い。開きたい扉を、その先に求める物をイメージして……」
紫のワード的な意味の言葉に合わせるように、彼はゆっくりと手をあげる。
見えない扉の、戸口に手を掛け、一気にかき開き、その先へと飛び込んだ。
478名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 07:04:50 ID:dCSx6TC7

初めは、何も感じなかった。
沢山の目に見られているような感覚がしたが、それもつかの間で、次の瞬間には
マシュマロを限りなく大きくして、弾力を高めた二つの塊に顔を突っ込んでいた。
「おうふっ!! こ、これは…………っ!!」
薄く、桃色に色付いた滑らかな肌、張りのあるスイカのような、完全な球体。
仄かにシャボン玉のような石鹸の香りが漂う先には、ぴいんと立った薔薇色の突起が、二個。
谷口の中での、おっぱいランキング最上位が塗り変わった瞬間だった。
「ご、ゴチになりやすううううううううう!!!」
叫ぶが速いが、その双球を、谷口は容赦なく揉みし抱いた。
触る度に手に吸い付くような肌の感触、指の間からぷっくりとはみ出す程の圧倒的質量。
勢いを付けて持ち上げ、力を抜くと、マグニチュード8以上の揺れが観測できる。
「ふおおおおお!! て、天皇陛下バンザーーーーーーイ!!」
歓喜の涙を迸らせながら、滾る想いの丈を突起に注ごうとした矢先、頭上から声が響く。
「……………………谷口? 私の胸はそんなに楽しいかしら?」
「へ、へあああああっっ!!」
目の前には、恐ろしいぐらいに笑顔の紫の顔があった。
谷口は、まず彼女を見て、自分の手が掴んでいるおっぱいに視線を落とし、再び紫を見る。
「し、師匠の、おっぱい、で、した、か」
「私の服と、素肌のスキマに移動したみたいねえ、御陰で服が台無しよ」
よく見ると、彼女の服は、谷口が強制的に中に入ったせいか、びりびりに破けている。
最早、手袋とパンツ、ガーターベルトに靴下のみと言っても過言ではないマニアックな格好だ。
紫は、少し頬を赤らめながら、硬直する彼の頭を撫でた。
「よくやったわ、貴方、思っていたところに行けたんでしょう? 今日ぐらいは褒めてあげても良いわ」
思わぬ優しい言葉に、谷口は頬を弛める。
「師匠……オレ、オレ、やりました!!」
涙と鼻血をぼろぼろと零す谷口に、紫は優しく微笑み、ご褒美をあげなきゃねぇと彼の耳たぶを噛んだ。
彼女片方の手が、スキマの中に消え、代わりに谷口の股間に細い指先が触れる。
「ねえ、谷口……」
甘い声が、響く。
「このままキンタマにスペカかまされるのと、チンコに一生消えない結界はられるのと、どっちが良い?」
479名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 07:10:00 ID:dCSx6TC7
これで終わり。
時間があれば社長×言葉とかも書きたい。でもこの二人でエロとか無理に近いので悩む。
言葉のおっぱいと紫のおっぱいだと、どっちが強力なんだろうね。
少なくとも 言葉・紫>>>>みくる>>>(越えられないスキマ)>>>その他 だとは思うが。
480名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 10:51:07 ID:TDo/HwND
>>474
王様言葉&社長こなた好きなんで是非とも読みたかったんだぜ

>>479
GJ!谷口紫いいなぁ
オチ読んでピチューンの効果音が脳内再生された。
481名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 11:34:35 ID:UUyBTKoo
言葉は恋人もいるし一途だし、軽度の男性恐怖症もあるから誰と絡ませてもほとんど無理なんだよな。
アイテム混乱ネタならいくらでもいけるとは思うけど。

>>478
ドSゆかりんに惚れた。w
GJ!!!
482名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 12:40:31 ID:omb2FqIX
>>478
GJだ!このコンビはやっぱりいいなwww
どんどん書いてくれ!

スキマツアーズ書くとか言ったくせに、時間取れない俺涙目www
気長に書いていこうかね

483名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 14:50:40 ID:sQyl4z6i
なんという凸凹師弟www
GJ、面白かったぜ

さて、俺も早く新作書かねば…
484名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 15:36:30 ID:cO2iezSs
>>481
アリスの百合ネタも虹設定だしネタとしてならいいんじゃね?

あと亀レスだが入れ替わりネタだけなら
言葉を社長で吹き替えしてみたって動画があったな
485名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 15:39:45 ID:sQyl4z6i
とりあえず言葉に誠を忘れさせる良い口実…もとい案が出てきたからちょっと書いてくる
486名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 16:26:00 ID:sQyl4z6i
>>485できたから投下するよー
ちょっと展開的に強引だがきにしないでもらえるとありがたい
それでは、題して『死者と生物』↓
487名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 16:26:25 ID:sQyl4z6i
「誠君…」

ここはタイガーモス号の見晴台。
そこで言葉は、一人寂しくある写真を眺めていた。
その写真い写っているのは、この旅に出る理由となった、今は亡き想い人である。
彼女はメンタル面は強いが、それでも愛しい人の死は悲しいのである。

そこへ…。

「ここで何をしている桂」
「か、海馬さん?」

突然現れた海馬の存在に慌てた言葉は、急いで写真を隠そうとする。
だがここは風の強い見晴台、慌てたせいで写真が彼女の手から離れて強風に舞う。

「あ…!」

紙状である写真はすぐに風に流され、あわや空の藻屑に…はならなかった。

「ふぅん」

海馬が、落ちる前にその写真を指二本で掴み取る。
そして、ちらっと写真の人物を見て言葉にそれを返し言う。

「…ふぅん、あの時の凡骨か、貴様の男か?」
「ま、誠君を変な呼び方で呼ばないでください…」

操縦役の海馬が何故ここにいるとか、写真を拾ってくれたとか他にも言うことはあるのだが、彼女にとっては誠の事を凡骨呼ばわりされた事のほうが重要だったようだ。
ちなみに前者の理由はというと…。


操縦室…。

「くそ、外の空気を吸ってくるからって俺に運転を任せるとは…。素人の俺にこんな事できるか…!」
『あーこちらエンジン、いきなり揺れが酷くなったけど何かあったのかー?』
「SHI☆RU☆KA!」

閑話休題。


「ふぅん…あんな軟弱男、凡骨で十分だ」
「やめてください!それ以上誠君を悪く言うなら許しませんよ」
488名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 16:26:53 ID:sQyl4z6i
怖がりながらも、強い意志の篭った眼で海馬を睨む言葉。
だが海馬は、それにまったく動じず続ける。

「随分と奴をかっているのだな。やはり奴は凡骨だな」
「…どうゆう事ですか」

凡骨呼ばわりをやめない海馬。
そんな海馬の言葉に、言葉は疑問をぶつける。

「そんなに自身を想ってくれている人物が居るくせに、先に逝ってしまう。愚か以外の何者でもないわ。
守りたい者がいるなら意地でも生き残ってみせる物だ。途中で逝って丸投げしてしまうなど愚の骨頂だ」
「……」

悔しいが、言葉には反論できなかった。
海馬の言葉にはそれほどの重みがあった。
おそらく彼にも守るべき人物がいるからだろう。…おそらく、以前に偶然みかけた、ロケットに入っていた写真の人物。

「貴様もだ」
「え?」

「自分の大事な者が自分の事でずっと苦しんでいればどう思うか…言わなくてもわかるだろう」
「……あ」

死んだ者は生き返らない。この世の曲げることのできない真実である。
死人と生者はすむ場所が決定的に違う。既に違う生き物なのである。…いや、生き物ですらない。
故に死んでしまった者に強く縛られて生きるのは、死者に失礼である。

「貴様がどう思おうが勝手だが、何時までもその凡骨の事を気にしているのは関心できんな。その男が大事なら忘れろ。それが奴の為だ」
「……」

そう言うと、海馬は見晴台から去っていった。一体何をしに来たのだろうか?
残された言葉は、海馬に返してもらった写真をジッと見つめる。
そこに居るのは、今は亡き想い人。写真の中だけの存在…。

「誠君…」

言葉はしばらく俯いていた後、何かを決心したように顔を上げる。
そして、何を思ったのか写真を何回も引き裂き、やがてそれを空の闇へと舞い散らした。

「誠君、私貴方の敵討ちが終わったら…きっと貴方の事を忘れます。それまでは…もう少しだけ私を見守っててください」

その言葉を聞いているのは、闇に消えていく敗れた写真のみであった。
言葉の顔に寂しさは、もう無い。


その頃…。

「ふぅん…俺も甘くなった物だ。人に説教をかますとはな」
「海馬、何をぶつぶつ言ってるんだ?」

操縦に戻った海馬は、慣れない操縦にへとへとになった遊戯の文句を受け流しながら、黙々と操縦を続けていた。
時折、言葉の顔を思い出しながら。
489名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 16:28:06 ID:sQyl4z6i
以上
何か説教臭いかな?
え、設定違い?ナニソレオイシイノ
文句は常時受け付けるが反省していないしする気もない
490名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 16:32:45 ID:XtQL0h0l
なるほどキャラ違い
俺は不快ではなかったが違和感は拭い去れなかったな
何はともあれ乙です
491名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:00:53 ID:KOb8Q+e8
>>489
乙です!
社長の説教のくだりがなかよかった
モクバの存在があるから説得力ある
言葉の誠への想いの重さを考えると、まだ時間がかかるだろうけど

どうでもいいが凡骨って言葉が出てくる度に城之内の顔がチラついて集中できんww
492名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:19:53 ID:Wa3RnJ/F
>>489
おつ〜。
とりあえず感想は、説教までは有り、そっから先の言葉の行動はまず無いかなぁと思う。
相手が悲しんでしまうならむしろその人のことを想いながらも強く生きようとする・・・。
・・・って感じだと思う。

忘れるってのはこれから先のためとはいえ少なからずネガティブな感情だが、言葉はどちらかと言うとポジティブな人間だし。
メンタル面の強さが筋金入りだからなぁ。(それでもバキバキに砕くのがスクイズクオリティ)

ところで凡骨って社長なりの誉め言葉だったような気がするのだが・・・。
493名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:27:55 ID:sQyl4z6i
やっぱり不評か…やっぱ俺しんみりしたのは苦手だわ\(^o^)/
ていうか凡骨って褒め言葉だったのか…ちょっとマスパ喰らって出直してくる
494名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:33:04 ID:iO0Isgi0
神のような形相をした添い寝ロボットで妄想を膨らませている俺は欲求不満らしい
495名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:39:10 ID:Wa3RnJ/F
ところで、闇サトシ戦をシリアスに書いてみるって言ってた者なんだが。
序盤だけ書けた。

ちょっと感想を聞きたいので投下してみて良い?
496名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:42:13 ID:sQyl4z6i
私は一向に構わん!
497名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:44:06 ID:Wa3RnJ/F
遊戯は、黒い不気味なオーラを上げる少年を正面に見据えながら、腕に取り付けているデュエルディスクを展開させた。
こいつ・・・。見た目は普通の少年となんら代わりはないが・・・。
だが、その身にまとうオーラは、千年アイテムの闇に取り付かれたものにそっくりだ。
サトシの姿に自分自身と、そして友であり、千年リングの闇に取り付かれたバクラの姿を重ね合わせる。

遊戯だけではない。
その尋常でない気配に、麻理沙は愛用のミニ八卦路を取り出し、言葉は愛刀古青江に手を掛け、古泉もまた自分の超能力をいつでも発動できるように構えていた。

「ふっふっふ、慌てんなよ、これはゲーム、ゲームなんだからよぉ、楽しくいこうぜぇ。」
サトシの声と同時に、5人の周りに黒い靄が掛かりだす。
「これは・・・」
「いったい・・・なにが」
不気味な雰囲気にたじろく古泉と言葉の声に、サトシは嗜虐的な笑いを見せる。
「言っただろ・・・闇のゲームだってなぁ。俺に勝てなければ・・・てめぇら全員、生きて帰れねぇぜ。」
闇のゲーム・・・という単語に、遊戯の顔が強張る。
・・・闇のゲームだと、こいつ・・・やはり。

「闇のゲームがどうとか関係ないぜ!!!要は魔王の手下なんだろ?だったら吹っ飛ばすまでだぜ!!!」
闇のゲームの雰囲気にもまったくたじろく気配のない魔理沙に、サトシは真顔になって言った。
「だから言っただろ、慌てんなって・・・まだ闇のゲームのルールも説明してねぇ。」
「何?」
「つっても難しいルールは全然ないけどなぁ!!! 来い!!!ピカチュー!!!」
サトシは腰につけた紅白のボールを思い切りよく投げる。
「何だ!?」
4人が身構えると同時に、ボールが開き、一筋の光が地面に降り立った。
それは地面にたどり着くと同時に一つの形を成した。
油断なく身構えていた面々だが、その姿を見た瞬間、それは怪訝な顔に変わる。

「ピカチュー!!!」
そこにいたのは、凶暴な獣でもなく、屈強な怪物でもなく、どちらかというと愛くるしいと表現した方が良い、小さな生物だった。
まるほっぺに縞々の尻尾。かわいらしい耳をつけた、女子高生にでも人気が出そうな姿である。
「ちっちゃいな・・・。」
「カワイイです。」
麻理沙と言葉はおもわずその姿に緊張していた態度を弛緩させてしまう。
サトシはその姿を見てニヤつきながら言った。
「ルールは簡単だ。俺様の出すモンスターを全部倒しな。全部倒せばお前らの勝ちだ。」
サトシの言葉に、緊張を解いていた面々は再び身構える。
いままでも姿が戦闘向きに見えない強力な敵とも戦ってきた。目の前の敵がどんな姿をしていても、油断は出来ない。
「そんな面倒くさいことしなくても、もっと簡単に終わらせる方法があるぜ」
「あぁん?」
麻理沙の言葉に怪訝な顔をするサトシ。
麻理沙はいつの間にか両手を構え、手の中心に八卦路を構えていた。
「両方とも一緒に吹きとびな!!!」
麻理沙が叫ぶと同時に八卦路から強力なエネルギーが放たれた!!!

それは地面をえぐり、空間を焼きながらピカチューとサトシを飲み込んでいき、そして・・・。

ズドォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
けたたましい音ともに、ピラミッド内壁に直撃した。
ピラミッド全体が大きく揺れ、天井からパラパラと天井の破片が落ちてくる。
「くっ・・・ずいぶんといきなりだな。」
いきなりの麻理沙の大技、マスタースパークの炸裂に遊戯はおもわず言葉を漏らす。
「弾幕はパワーだぜ。」
麻理沙は笑顔でそう言った。
「今ので、倒せたんでしょうか・・・。」
「直撃なら、おそらく・・・。」
少なくともあの威力をまともに受けて無事な相手はいないだろう。
言葉も小泉もそう思っていた。
しかし・・・、
498名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:46:32 ID:Wa3RnJ/F
>>496の許しをいただいたので投下してみた。
すまん、まだこれだけ。w
展開は全部考えてるのだが、細かい言い回しとか状況描写だけで時間を食う食う。orz
499名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:54:16 ID:sQyl4z6i

とりあえずいくつか言わせてもらうと

地の文の所々に一人称形式が混じってる
シリアスでは(それ以外でもだけど)ビックリマークを連続して使わないほうが良い
安っぽい表現になりやすいので擬音はなるべく使わないほうが良い、使うとしても短いほうが良い

てな所かな

話自体は良いと思うぜ
お互い頑張ろうじゃないか
500名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:02:05 ID:Wa3RnJ/F
>>499
擬音はやっぱり駄目か、威力を見せるって難しいな。
ラノベでも引っ張り出して研究してみるべきかな。
アドバイスありがとう。
お互い頑張ろうZE!!
501名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:03:10 ID:6Ds487Mt
とりあえず乙
遊戯たちのドジリスとピカチューの対決が楽しみだぜ。
502名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:10:33 ID:Wa3RnJ/F
>>501
ありがとう、次はピカチュー戦書き終わったら投下するよ。
503名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:27:12 ID:6Ds487Mt
>>502
ゆっくりがんばってね!!!
504名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 00:50:44 ID:JmdDnWOm
水銀DIOとロックミク待ちすぎて正座したあしが痺れてきたぜー
505名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 01:30:49 ID:f/xXvO04
>>504
男は度胸!なんでも自分で書いてみるのさ
506名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 01:59:11 ID:RFnESQo8
ロックミクは散々でてると思うが。
507名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 02:44:56 ID:xvM8zqQB
>>502
「魔理沙」全部誤字してるぞ
それくらい添削するべきでは?
508名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 04:57:00 ID:RFnESQo8
>>507
素で気付いてなかった。
直します・・・。
509名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 14:15:38 ID:aLtOq9m/
>>504
申し訳ない…
ところで、wiki(※公式)で社長の項目を見てみると意外と優しいって設定があった
ネタに使えそう
510名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 15:11:57 ID:ahBOHMYV
凸凹師弟書いた者ですが、じゃあ、DIO水銀燈でひとつ。
ざっと書いたから期待はするな、エロは無し。
511名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 15:12:46 ID:ahBOHMYV
それは、DIOのほんの気紛れだった。
この、己の意志で動き、喋り、笑う美しい人形を少しだけ気に入ったから、館へ連れ帰った。
彼女は非常に気紛れだったので、エジプトの気候に飽きたなら、勝手に出て行くだろう。
それでもまあ良い、どうせミステリアスパートナーとしてのお呼びがかかれば、否が応でもあの空間へ呼び出される。
だから、それまでの短い間の、戯れのつもりだった。

しかし、今、彼女は、表情には出さず皮肉を込めた発言を繰り返しながらも、DIOの館に留まっていた。
理由は恐らく、彼の部下の一人にあった。
「DIO、貴方、そこそこ腕の立つ部下を持っているのねぇ、マエストロ……までとは行かなくても、良い出来だわぁ」
黒い翼を羽ばたかせ、彼の座る椅子の端にすっと止まりながら、水銀燈はくつくつと笑う。
彼女が言っているのは、DIOの部下である、テレンスのことである。
人形に人の魂を閉じ込めて飼うことを趣味にしているテレンスにとって
元から『人形』として魂を吹き込まれた薔薇乙女は、まさに理想の『少女』だったらしい。
御陰で、器用な彼の指先は、ここの所もっぱら水銀燈の髪や爪の手入れ及び、彼女の小物を作ることにのみ費やされていた。
「今日の服も美しいではないか、テレンスめ、最近執事の仕事も放り出しすぎだ」
非難するDIOの瞳は、言葉とは裏腹に、優しく細められ水銀燈を見詰めている。
「うふふふふ……似合っているでしょう? 仏蘭西の、有名なデザイナーのコートを、私のサイズに仕立てたんですって」
機嫌良く羽根を振るわせると、裾の長いコートがひらりと翻り、隙間からちらりといつもの黒いドレスが見えた。
512名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 15:14:21 ID:ahBOHMYV
彼女が着るのは決まって、コートやケープなどばかりで、身に纏うドレスは一切脱ごうとしていない。
一度テレンスが脱がそうとしたが、全力で抵抗され、半身を黒い羽根で覆われ死にかけていたな、とDIOは思い出す。
『お父様が作ってくれたのよ! 嫌! 貴方なんかの汚い手で脱がされたくないわ!』
自分自身の体を抱えるようにして、必死で抵抗していた彼女の口から漏れた『お父様』という単語。
話だけは聞いていた、アリスゲームの主、水銀燈の制作者であり、唯一愛する男―――。
猫なら、咽でも鳴らしそうな様子の彼女の首筋に、DIOは手を伸ばした。
その首筋から血を吸うことは出来ない、囓っても、陶器のような感触があるだけだろう。
それに、今更彼女を吸血鬼にする意味は無い。元より千年の時を生きられる躰をしているのだから。
「似合うな、本当に、お前は黒が似合う」
「あらぁ、褒めても何も出ないわよ、私はお父様のためにアリスになるのだから、何でも似合って当然なの」
また、お父様か。と、DIOは少しだけ彼女が羨ましくなった。
「お前は、そのお父様とかいう奴が、よっぽど好きと見える」
冷たい、氷のようなDIOの指先を、水銀燈は珍しく素直に受け入れた。
「ええ、大好きよ、だあいすき……お父様は私の全て、私のたった一人のお父様」
夢見るように、水銀燈は続ける。だが、何処か悲しそうだとDIOは思った。
自分自身に対する感傷か、と、瞼を閉じる。優しい声は歌のように降りてくる。
「お父様から頂いた物は、髪の毛一筋たりとも渡さない。失いたくないの、何も、欠けたくない、不完全なんて、いや」
水銀燈の小さな手が、彼女の腹をぐっと押さえるのが気配で分かった。
失いたくないと言いながら、それが叶わないと解っているのだろうか、彼女も、自分も。
DIOは鬱々とした気分になりながら、赤い瞳を開く。
失ってしまった物は、幻想の中にはっきりと爪痕を遺し、忘れ去ることは出来ないほどに色付いていく。

「テレンスに――――――」
不意に、DIOの口から自然に言葉が突いて出た。
「テレンスに、一着ドレスを作らせよう。お前のためのものだ、着なくても良い。持っているだけで良いから、受け取ってくれないか」
水銀燈は、解らないという顔をしながら、持っているだけなら、と頷く。
「デザインは古くさいかもしれないが、お前の好きな色で作ろう。きっと似合う、売ったりするなよ」
DIOの頭に浮かんでいたのは、幼い頃、父親に命じられ泣く泣く売った、彼の母親が着ていた美しいドレスだった。
フリルの数も、布地の柔らかさも、全て鮮明に覚えている。
永遠の時を生きて猶、彼の心にまとわりついて離れない、一つ欠けた部分。
それをDIOは、同じく永遠の時の中を、父の影を求めて彷徨う水銀燈に、託したかったのかもしれない。
「私がそんな風に見えて? 売るわけ無いわぁ、大体売るって何処にかしら。貴方、珠に変なこと言うのね、子供みたい」
おこちゃまねぇ、と苦笑しながら、水銀燈は、彼の黄金に靡く髪を梳く。
DIOの黄金の髪に、彼女の銀色の髪は良く映えた。
「いいわぁ、特別よ。私がアリスになったら、お父様に許可を貰って、貴方のドレスを着てあげる」
だから、駄々を捏ねるのは止めなさい、DIO。
宥めるような声と共に、額がこつんと重ねられる。
小さな小さな手に頭を撫でられながら、彼は、僅かに欠けていた物が満たされるのを感じた。

おわり
513名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 16:54:27 ID:O9hW2wGH
さっと書いてこれか…凄いなGJ
514名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 18:29:03 ID:cXwBkGKK
すげぇ・・・としか言いようが無いww
GJ!
515名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 18:46:17 ID:U6iUqMrc
ありがとう。萌えたぜ!!
516名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 20:36:50 ID:mo6+4AUa
すごい・・・
俺もこんなSS書けるようになりてぇ。
517名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:44:41 ID:UiaEyK9v
GJ!
そういえば一巻での母親のドレスのくだりは
DIO様が作中で見せた唯一の愛かもしれないんだな。
518名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 23:49:54 ID:O9hW2wGH
ニコニコRPG版の北高の日常ってどんなだろうな
あんだけ作品が入り混じってるんだから、おそらく本編に出なかった作品のキャラもいるんだろうな…
519名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 00:02:32 ID:zY1CRebW
>>518
北高生徒とと陵桜学園生徒と言葉の学校の生徒とコッペパンを要求して銃を発泡するやつのいる学校の生徒は間違いなくいるな
520名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 00:10:51 ID:AXeYNr1m
クラナドのキャラが悩む所だな
例の店の存在から多分居るんだろうけど、Foo子がニコニコの住人だし
それともFoo子はバイト?
521名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 01:16:18 ID:8v5/mITa
エロ全く関係なくなるが個人的にはEDFも気になるな
軍曹や政府の密偵や老兵はともかく、陰陽師を擁する地球防衛軍ってどんなだw
522名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 01:24:36 ID:AXeYNr1m
むしろ陰陽師のほうが優遇されてると思うけどな
相手妖怪軍団だし
523名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 03:25:12 ID:VIXCt6xf
制服自由設定だとしたらハルヒが異様にミニスカになるな。

あとノーパンの時の押さえ方がおしっこ我慢してる風だと言われてからそうにしか見えなくなったんだが実際行きたくなったら絶対言わないよな。ハルヒって。
524名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 04:09:44 ID:uBiicqU4
涼宮ハルヒの失禁か
525名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 04:11:22 ID:AXeYNr1m
話がどう飛躍したのか(主にハルヒとこなたの仕業)、女性陣が我慢大会をおっぱじめるんですねわかります
526名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 07:51:28 ID:iFlZUwx/
スパイダーマと言葉は同じ境遇なんだよな
大切な人を殺された者同士でちょっと頑張ってみる
527名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 09:45:28 ID:+4ptU35t
>>519
フルメタ関連のネタはもうちょっと欲しかったな
528名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 10:16:56 ID:ILH4iDQp
>>525
SSとか絵とか描きたくなるじゃまいかw
529名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 11:06:13 ID:VIXCt6xf
全員パンツ履いてるのに前押さえになるんですね、解ります。

一番長く我慢できそうなのは言葉か。ハルヒも魔理沙も漏らした経験はあるみたいだし。特に魔理沙(笑)
530名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 11:18:29 ID:ILH4iDQp
ミクだと思う。メカだし。
531名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 11:29:49 ID:d7pUuIIu
まず我慢する必要がないからなw
532名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 11:40:27 ID:+4ptU35t
ちょっと書いてみようかな
533名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 11:42:06 ID:VIXCt6xf
>>532
期待してるぜ!
534名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 11:45:28 ID:ILH4iDQp
>>531
ピコ麻呂と阿部さんが使用中とかw
535名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 14:18:45 ID:+LCfWqww
>>526
おお!期待してる!!

wikiの文字掲示板に投稿されてるロックミクがえらく萌えるのだがなんかあそこに感想書くの恥ずかしくて出来ない
536名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 15:43:56 ID:ZQbRj2v7
>>529
最後の2文kwsk
537名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 16:17:16 ID:VIXCt6xf
霧雨魔理沙の憂欝か。
ハルヒは最終回普通に我慢しててキョン置いて部屋でてったもんな。
538名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 20:52:37 ID:5LGuOIK8
今来た
ゲーム関係で遊戯こなたも社長こなたも良いと思っていたが、
>>73で社長ハルヒに目覚めてしまったと言わざるをえない!
539名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 21:50:08 ID:clZgsHwB
>>538
まさにツンデレカップルだと言わざるを得ない。
540名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 23:18:26 ID:1gmBT8uq
>>509
アニメの社長ならわかるが原作の社長は一切優しくないぞ!
541名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 23:25:37 ID:E9+xbs6/
デスT編でチビっ子には不気味なくらい笑顔だったし
海馬サマって慕われてたから子供には優しかったんじゃね?
刃向かう奴には容赦ないけど
542名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 00:36:37 ID:49npJUFx
↑多分マイクラされたおかげではあるがな。
年下に優しいのは同意。
543名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 06:01:27 ID:3jy4Vv3o
でっていう×青眼
いや、言ってみただけ
544名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 10:56:00 ID:7trRKbAl
>>543
奇才あらわる
545名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:52:46 ID:F+m7yAGy
>>543
期待してる
546名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 12:53:49 ID:QdbBbE+1
マリオが社長に殺されかねんww
547>>467ネタ こなたと遊戯:2008/05/04(日) 15:02:13 ID:ELUfMzbH
>>467-468さんのネタを勝手に拝借させて頂きます
シチューもどきが残っていると仮定して、遊戯×こなたです
エロはない。まずかったら言って下さい


 ――クラッシャーがドアをぶち壊し、シチュー(?)に汚れた体を引きずってミクが出て行った後の厨房。
 消え落ちた電灯のスイッチを精一杯腕を伸ばして入れたのは、実年齢には不釣合いなほど小柄な少女だった。

「あれ? 誰か使ったのかな?」

 背中まで伸ばした青い髪を揺らしながら入ってきたのは泉こなた。
 現役の女子高生だが、れっきとしたEDFの一員である。

「使ったんならちゃんと片してくれないと困るなぁ」

 料理は片付けするまでが料理です、と呟きながら汚れた床を見る。
 薄い色ではあるが白く濁った液体の上に、皮をむいただけの丸のままと思われる芋が転がっていた。
 誰かが料理をして零したのだろう。近くには盛り付けに使ったと思われる皿もひっくり返っている。

 ガス台を見れば同じものが鍋に入っている。
 まだそう時間は経っていないようで、蓋を開けるともうもうと白い蒸気が立ち上っていった。
 暖められた牛乳の臭いが鼻に突き、こなたは顔をしかめる。

「うわー…なんだコレ…。桂さんが作ろうとして失敗したのかな?」

 おたまで中をかき混ぜてみると、丸のままの大きなキノコも見つかった。
 そのあまりの創作料理っぷりに、さすがのこなたも苦笑する。
 大きな鍋に牛乳、というとシチューしかないだろう。入れる具が少々奇抜過ぎではあるが。

「丁度良いや。これで遊戯くん達に差し入れ作ろーっと」

 かくして、クラッシャーの作ったシチューもどきは、
 こなたの手によって、ちゃんとしたシチューに生まれ変わったのだが…。

 こなたはまだ、自分がトンでもない物を作ってしまった事に気付いてはいなかった。


 ――場所は変わってタイガーモス号・ブリッジ。
 操縦室から出てきた武藤遊戯はげんなりとした顔つきだった。

「ちょっとぐらいいーじゃないのよ! アンタこれまでずっと操縦してきたじゃない!」
「お前のような小娘が使いこなせる訳がないだろう! 操縦の邪魔だ!」

 扉越しに聞こえてきた声は、涼宮ハルヒと海馬瀬人のものだった。
 遊戯と海馬は、元々タイガーモス号の操縦という重大な任務を任されているので、
 彼らがブリッジにいる事は何ら問題でもないのだが。
 問題はハルヒだ。
 彼女は特に何の任務もついていない。ハルヒは暇を嫌い、面白そうな事には首を突っ込む性分らしい。
 飛行船の操縦、という普段あまりお目にかかることの無いチャンスに、彼女は目を付けたのだろう。
 突然乱入してきては、海馬と操縦席の争奪戦を繰り返している。

 遊戯の腹がぐうと鳴る。
 彼らはタイガーモス号の操縦を任された。
 故に席を簡単に離れる事ができず、まだ夕食を食べていない。
 この機に何か食べ物を調達してこようと、遊戯は厨房へ向かった。
548547:2008/05/04(日) 15:04:46 ID:ELUfMzbH
ひとまず時間切れでここまで
続きは大丈夫だったら帰ってきてからでも
遊戯にハルヒの事をなんて呼ばせていいのか困る
他の方のSS同様「ハルヒ」で良いのかな?
549名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 15:08:38 ID:QdbBbE+1
続き待ってる。
「泉さん」「桂さん」だから「涼宮さん」の可能性も。どっちでもいいと思うけど。
550467=468:2008/05/04(日) 16:35:35 ID:3jy4Vv3o
>>544-545
言っておくけど
爬虫類は大好きだけど獣姦とかケモノには興味ないんだからね!
これから書くけど知らないよ

>>547
まさか続きを書いていただけるとは・・・
自分は巨大娘とか急成長が好きなんで、こなたは丁度いいキャラだったんだけど
そこまで持っていくシチュが思いつかなかったので断念
変な性癖持ってない人が書くとどうなるか楽しみです
551名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 17:52:31 ID:KjDaKZCp
>>547
団長と社長のツンデレ絡みは思ったよりいいな
新しい可能性が出来たと言わざるを得ない
552>>467ネタ こなたと遊戯2:2008/05/05(月) 01:20:49 ID:ci2IhMU8
>>547です。続き投下


 遊戯が厨房へ近付くと、部屋には光が点っていた。
 夕食はとっくに終わっていると聞いていたので、人がいるはずがないのだが。

「…泉さん?」

 部屋の中を覗くと、こなたが鍋の前に陣取っていた。
 こなたは遊戯の声に気が付くと、身に着けていた三角巾を取って振り返る。

「あれぇ、遊戯くん。ブリッジの方は良いの?」
「ああ。涼宮さんが来てくれたから、代わってもらった」

 実を言うと彼女が代わろうとしていたのは遊戯のレーダーを見張る役ではなく、
 海馬のタイガーモス号の操縦なのだが。
 なのに遊戯が部屋を出たのは、腹が空いたという理由もあったが、
 あの部屋に操縦者と見張り以外の人は必要ないと判断したからだ。

 席はその為のふたつしかないし、部屋は狭いのだから。
 海馬は何があっても操縦席を立つことはないだろうし、
 彼女も海馬が譲るまで諦めないだろう。
 女の子をいつまでも立たせておくというのも気が引けたが、
 何よりあの喧々囂々とした空間から早く非難したいというのが本音だった。

「あらら〜社長と涼宮さんかぁ…。ツンデレが二人とは、なかなか面白いイベントだねぇ」
「ツンデレ?」

 きらりん、と効果音でも聞こえてきそうなほど目を輝かせるこなたに、
 遊戯は彼女の言った聞き慣れない単語に首を傾げる。
 そういえば、初めてピコ麻呂達と同行する事になった時、魔理沙も同じ事を言った気がする。

「ところで、何を作っているんだ?」

 遊戯はこなたの前にある大きな鍋を指差す。

「ん、これはシチューだよ? 食べる? 丁度遊戯くん達に持っていこうかと思ってたんだ」
「そうか、さっきから腹が減っていたんだ! ありがたいぜ!」

 言うが早いが、こなたは少し深めな皿にシチューを盛っていた。
 ずっと空腹でいた遊戯に気遣ってか、具が多めに盛ってあるのが本当にありがたい。
553>>467ネタ こなたと遊戯3:2008/05/05(月) 01:25:34 ID:ci2IhMU8
「自分で言うのもなんだけど、これは流行るおいしさだね。
 キノコと芋が意外と合って絶妙なハーモニーを作り出す…」
「ありがとう、泉さ…」

 皿を受け取ろうとした遊戯の手がぴたりと止まる。
 そのまま皿を持ったまま手を引こうとしない遊戯をこなたは不思議な顔をして見つめる。

「どったの? 嫌いなものでもあった?」
「いや…そうじゃなくて…」

 遊戯はこなたを頭からつま先までまじまじと見つめると、

「泉さんって、何センチだったっけ?」
「ええっ…!? いきなりスリーサイズを聞かれるとは思わなかったなぁ…。
 遊戯くん、残念だけどそのイベントはもうちょっと先d」
「あっ! ち、違ッ!!」

 少し眉を寄せて難しい顔をするこなたに、遊戯は顔を真っ赤にして力一杯否定した。
 遊戯にその気はまったく無かったのだが、確かに今の言動は誤解を招いても仕方がないと言わざるを得ない!

 遊戯はこなたの頭、アホ毛の部分を見つめる。
 少し顎を上げて見上げないとその存在を確認することができない。

「…泉さんって、こんなに背が高かったっけ?」

 前は自分の目線にアホ毛がなかっただろうか。こんなに顎を上げなくても良かった気がする。
 遊戯の言葉でこなたも初めて自分の異変に気付いたらしく、
 自分の体と周りをきょろきょろと見比べた。

「…ホントだ。なんか少し周りがちっちゃくなった気がする」
「今はオレと同じくらいに見えるぜ!」
「ホント!? もしかしてこれは…成長イベント!」

 わなわなと手を振るわせるこなたに、遊戯が「少し羨ましい」と思ったかどうかは定かではない。

「どーりでさっきから肩が重いと思ったんだよね。これも成長痛かねぇ…」

 どっこいしょ、とまるで中年女性のような掛け声を上げ、こなたは右肩を揉む。
 その時、「ん?」とこなたの目の色が変わり、ぐわしっと自身の胸を鷲掴むと二度三度揉みしだく。
554>>467ネタ こなたと遊戯4:2008/05/05(月) 01:28:59 ID:ci2IhMU8
「…!!!」
「わあ! 胸が! 胸がおっきくなってるよ〜!!」

 今まであり得なかった事件と感触に、こなたの頬が興奮からピンク色に染まっていた。
 こなたが「どースか、コレ!?」と遊戯を振り返ると、
 その一部始終を見ていた彼の顔も、俯いてはいるが真っ赤に熟れている。

「…泉さん、その…さっきよりも、さらに大きくなってないか…?」

 遊戯が見ると、こなたの目が自分のひとつ頭分ぐらい上にある。
 完全に見下ろされる立場となり、遊戯は少し落ち込むが…ある部分が目に入ってハッとする。

「おお、本当だ。もしかしてこれは成長じゃなくて進化イベントかも!?」
「泉さん! そ、そんな事を言っている場合じゃないんだぜ!!」

 遊戯が必死で何かを伝えようとしているが、上手く呂律が回っていない。
 こなたが首を傾げると、不意に肩に重圧が掛かる。
 背だけでなく、どうやら胸も現在進行形で大きくなっているようだ。

「うーんッ…! 胸が重い〜っ」
「う…うわああああああああああああ!!!」


「遊戯、どうした!? 魔王が攻めて来たのか!?」
「どうした、まるで天国にイッちまったような声出して」
「どうかしましたか、武藤さん!?」
「遊戯があぶない!!」
「仲間の悲鳴を聞きつけて駆けつける男、スパイダーマッ!」
「ホワアアアアアア!?」

「おい、どうし…のぅわッッ!!?」

 バタバタと遊戯の絶叫を聞きつけて厨房に入ってきた男陣だったが、
 中の光景を見て唖然とする。

 どういった理由かは知らないが、
 大きくなったこなた(服は元のままなので所々肌が見え隠れしている)が
 抱きつくような形で尻餅をつく遊戯に縋りついていたのだから。

「「「「「「「ご…ごゆっくりぃ〜!!」」」」」」」

「あっ…違ッ! 泉さんが勝手に!!」

 縋るような遊戯の叫びも虚しく、厨房はまた二人だけとなってしまう。

 二人の傍らに転がっている皿からはシチューが零れ、
 赤と白の毒々しい色をしたキノコの切れ端が、他の具に混じっていた。


「ふぅん。昨日何かあったようだな」
「こなちゃんが急に大きくなったらしいわよ。
 そんな面白い事件を逃すだなんて…一生の不覚だわっ!」

 一晩したらこなたの身長も胸も元通りになっていたとさ。
555552:2008/05/05(月) 01:34:00 ID:ci2IhMU8
おわりです
ありがちなオチだと言わざるを得ない!

>>550
勝手にお借りして申し訳ないです
変な性癖ってww
自分、同板の某擬人化スレの住人ですがw
556名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 07:04:00 ID:NksY35gU
>>552
GJ! 貧乳も良いが巨乳化もご褒美と言わざるを得ない!

ところで、前から気になっていたのだが、エロ無しorあっても微エロ程度なら
ここじゃなくてwiki関連の方に投下する方が良いのか?
エロパロ板が好きだからこっちに投下したんだが(スキマ師弟やDIO銀)
自分の書くものにエロがないから悩んでいる
その場のスレ的なノリで書いているので、こっちの方がやりやすいんだが、いいの?
557名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 07:39:05 ID:BxBGCMXV
>>556
俺は一向に構わん!
まあ、どっちもチェックしてるけどね。
558名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 11:56:03 ID:gJxCHgT2
>>556
せっかくこっちがあるからこっちに投下して欲しいんだぜ
559名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 15:53:26 ID:ZKlvHO6Y
ここらへんで阿部が男前な魔理沙に興味を抱いて
「魔理沙の貞操が危ない!」っていう新展開が・・・。
560名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 16:45:38 ID:9Nwnh6np
>>559
阿部さんは原作でもRPGでも男前なので女の子キャラと絡ませたいのは良く分かるけど
(絵板のなのはさんが阿部さんにすがり付いてる絵は可愛くてよかった)
阿部さんはガチすぎるほどにガチなガチホモだからな…
いくら男勝りとはいえ、魔理沙の貞操を狙うのはどうしても想像できない
561名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 17:58:06 ID:L+PMcsgo
>>556
一つ言えることはここはエロパロ板であると同時に文章創作板でもある。
エロがないと駄目ってわけでもない。
562名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 21:00:20 ID:Rz8zMCbw
むしろR-18モノが未だに無いという
563名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 21:05:51 ID:BB8xhuTX
せいぜいR-15くらいだよな

求むエロ職人
もちろん非エロも歓迎だがな!
564名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 21:40:40 ID:dFFEYFRd
>>559
逆に考えるんだ。
女性に慣れて女性にも勝てるように
なるために魔理沙達に襲われると考えるんだ。
565名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 22:24:47 ID:IGCx/otd
阿部さんだとありえなさ過ぎて逆に創作意欲が湧くかも。w
566名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 22:59:30 ID:VZD4ekUK
阿部さんのヘテロネタというと他スレで見たこの名作を思い出す


>「私、阿部さんのことが好きなんです!阿部さんにだったら何されても良い…お腹の中に何を出されても、阿部さんのだったら喜んで受け止めます!
>…阿部さんが、男性にしか食指が動かなくても、いつか…。私、そう思ったからいつもこの公園に…!」
>
>少女の訴えを遮るように、男はベンチから立ち上がった。そして少女を見下ろすと言った。
>
>「お嬢ちゃん、そいつは違う」
>
>よく響くバリトンが少女の耳を震わす。今にも泣き出しそうな少女とは対照的に、男の表情はいつものそれと変わらない。
>
>「俺みたいな質の奴は、お嬢ちゃんの世界にとって珍獣みたいなものさ。物珍しさに引かれて興味をそそられただけだ。それは、恋じゃない、錯覚だ」
>
>少女の目が驚愕に見開かれた。黒目がちな曇りのない瞳が男を映す。
567名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:37:47 ID:BB8xhuTX
ニコニコRPGノベライズ化作品て需要あるかな?

ていうか仮に投下するならwikiの掲示板のがいいか
568名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 23:40:05 ID:zb1fgT3L
>>567
私は一向に構わん!!
569名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 00:14:38 ID:C8V5WFAx
>>566
そのスレ知ってるわwww
570名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:06:28 ID:q203bRi7
とりあえずサンプルがてら書いた第一話目を投下してみようと思う
続けるかどうかは反応しだいで決める
それでは、題して『似非SS版ニコニコRPG 第一話レッツゴー陰陽師』↓
571名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:08:12 ID:q203bRi7
あらゆる困難が科学で解決するこの平成の時代で
人々の閉ざされた心の闇に入り込む魑魅魍魎が存在していた。

科学の力ではどうしようもできない
その奇怪な輩に立ち向かう神妙不可思議にして胡散臭い男が一人。

その名は、矢部野ピコ麻呂
そう、人は彼を陰陽師と呼ぶ。



現在の人類の繁栄を象徴するような巨大なビル郡。
その少し離れた場所に建つのはそれを支える人々が住む住居郡。
そしてその中心に陣取るは、その人々を癒す憩いの公園。

誰から見ても何処にでも在る平和な街中の風景である。

ただし、そこを歩き回る者達を除いては、の話だが。


「ケェエエエエ!」

街中に生き物の発するものとは思えない奇声が響く。
体表は黄色く染められおり、腹はまるで一回り小さい生き物を丸呑みしたように肥大している。
更に手足は骨が浮き出るほどに痩せ細っており、少し力を入れれば折れてしまいそうである。

人型でありながら、どう見ても人に見えないその化け物。
そう、これこそが魑魅魍魎、妖怪である。
妖怪の中でも一際弱いその存在は――それでも一般人よりは強いのだが――少しその手の物に詳しい者達の間では『餓鬼』と呼ばれている。

その餓鬼が、群れを成して前方にいる人間達に腕を振り上げ、襲い掛かる。
骨が浮き出るほど細い腕だが、まともに受ければ唯ではすまない。
増してや相手は群れである。その集中攻撃を受ければどうなるかは言うまでもない。

だがそんな妖怪達を見ても、人間達は避けようともしない。
避ける気が無いのだろうか。それとも避ける必要がないのか。
そのどちらでも構わないと言わんばかりに、群れの一体がその腕を人間の一人に振り下ろす。

あわや、その人間は餓鬼の攻撃に頭部をやられてしまい…と思いきや。
「悪霊退散!」

餓鬼の一撃が届くその直前、人間の一人が腕をゆっくりと上げ襲い掛かる餓鬼へと向ける。
そして呪文のような物を唱えると、その手のひらから光が生まれ、襲い掛かる餓鬼へ直撃した。

「ケェエエエ!」

光に貫かれた餓鬼は、一際大きな奇声を上げると、一度だけ痙攣しやがて動かなくなった。
おそらく断末魔だったのだろう。光を受け絶命した餓鬼の体は、虚空に溶けるように消えていく。

「成仏しろよ」

消えていった餓鬼に対しそう呟くと、その人間、陰陽師のピコ麻呂は残りの餓鬼に応戦している仲間達の姿を探す。

見ると、十数メートルほど離れた場所で、仲間の巫女である琴姫が五体の餓鬼に囲まれていた。
そして今まさに、餓鬼達は琴姫に襲いかかろうとしているところだった。
572名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:09:54 ID:q203bRi7
あの数に一斉に襲い掛かられては、戦いなれている者でも命の保障はできない。
ピコ麻呂は急いで琴姫の下に向かおうとする。
だが、この距離ではどう考えても間に合いそうになかった。

餓鬼達の腕が琴姫に迫る。
それを見てピコ麻呂は目をつぶった。
しかし…。

「ケェアアアアアア!」
「グェエエ!」
「キィイイイイ!」

琴姫に襲い掛かろうとしていた餓鬼の悲鳴が響く。
ピコ麻呂はその声に閉じていた眼を開ける。
その眼に映った光景は、無残に餓鬼達に甚振られる仲間の姿では無く、彼女を中心に倒れる餓鬼達の姿であった。

その光景を見て、やっとピコ麻呂は思い出した。
彼女の特技は破邪の舞。厄除けの踊りを改良したもので、広範囲に渡って邪な者にのみ害を及ぼす舞である。
そんな技を使う彼女が、囲まれたくらいでやられることは無い。
仲間への理解力が欠けていることを自覚したピコ麻呂は、その事を心の内で恥じた。

「ピコ麻呂様」
「こちらの餓鬼も殲滅完了しました」

そこでふと背後から声をかけられた。
彼らもまた、ピコ麻呂の仲間である坊主達である。
どうやら二人に任せた餓鬼の殲滅が完了したらしい。
その証拠に、彼らの背後を見ると、二人に殴り倒されたのであろう餓鬼が横たわっている。

ピコ麻呂は小さく心の中で祈りを捧げ、琴姫のほうへ視線を戻す。
見ると、丁度琴姫も殲滅が終わったらしく、こちらへ駆けてきていた。
573名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:11:12 ID:q203bRi7
「ピコ麻呂様、こちらも終わりました」
「うむ、これでこの辺りの魑魅魍魎は粗方片付いたか…」

ピコ麻呂が言うと、坊主二人もそれに頷いて応じる。
念のためにもう一度辺りを見回して、何も居ないことを確認すると、ピコ麻呂は仲間達に次の場所へ向かうよう促そうとした。
だが、そこで彼の懐にある連絡機器が自己主張を始めた。

「む?」

この機器が鳴ると言う事は、本部から何か連絡があるということである。
ピコ麻呂は、機器を取り出し会話を始めるボタンを押す。
そこから聞こえてきた声は、彼もよく知る旧知の仲である仲間の物であった。

『私はムスカ大佐だ。現在本部が襲撃を受けている!
現在私が臨時に指揮を取っている。君達はすぐに帰還してくれたまえ!』

だがその内容は、お世辞にも安堵できる物ではなかった。
普段から冷静である彼、ムスカの慌てている声に、ピコ麻呂も事態が只事で無いことを悟る。

「なんだと!わかった、すぐに戻ろう」
「ふむ、君達の検討を祈る」

ムスカの社交辞令のような言葉を聞いて、ピコ麻呂機器を切った。
事態は悪い方向へ進んでいる。それを止めるために彼は急いで基地に戻らなくてはならない。
ピコ麻呂は、話を聞いていた仲間へ目を配ると、基地の方向へと走り出していった。

「急ぎましょう、何か嫌な予感がします」

琴姫がそう告げるのが聞こえたのかそうでないのか、ピコ麻呂の足は仲間の危機を救うために少しずつその速度を上げていった。



時は200X年、世界には邪悪が蔓延りつつあった。
世に蔓延る魑魅魍魎、悪鬼怪物。
そしてそれらを率いる魔王。
魔王は、次元を斬り開くと言われる伝説の魔剣『グランドソード』を使い
まさに世界を滅ぼさんとしていた。
そんな中、陰陽師矢部野ピコ麻呂は仲間の巫女や坊主に軍隊、そして政府の密命を受けていると語る男
ムスカ大佐と共に、日々悪霊達と戦い続けていた。
574567:2008/05/06(火) 02:13:23 ID:q203bRi7
というわけで以上
今回は反応しだいで反省します、存分に
575名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 09:29:48 ID:C8V5WFAx
>>574
GJ!
続きもよろしく頼むよ。
576名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 14:04:27 ID:nGrjo/Bf
>>574
いいねぇ
ぜひ続けて書いてもらいたい
577名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:11:32 ID:zblOl/7y
>>574
いいですねぇ。
次書く時はにやりとする小ネタもいれてほしい
578名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 22:01:45 ID:aEekpVPJ
いままで小説を書いたことないオレが、愛と勢いだけで遊戯×こなたを妄想して書いてみた
のを投下してみる。
無駄に長いし途中だし山場もない駄作だと言わざるを得ない!!
579名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 22:04:38 ID:aEekpVPJ
空高く、雲を突き抜け進む飛行船、タイガーモス号
時刻はすでに夜。迫りくるムスカとの戦いのためには、十分な休息が必要なはずだが……

「ケチケチするんじゃないわよ!ちょっとくらい……この……やらせなさいよ!」
「ええい、邪魔をするな!これは凡骨に操れるものではないわ!」
「何よ!アンタは十分触ったでしょ!?交代よ。こ・う・た・い!」
「くっ…言うことが聞けぬなら、大人しくさせてくれる!!エネミーコントローry「うりゃーー!!」
「ぐぉっ!?き…Kiss☆Summer!!」
「二人ともいい加減にやめないか!!」

タイガーモス号操舵室
ここでは激しい戦いが繰り広げられていた。
夕食後、暇だからと自分に操縦をさせろと言う涼宮ハルヒと、それを阻止しようとする海馬瀬人との取っ組み合いがリアルタイムで進行中
「海馬、高度も安定してるし、操縦をオートに切り替えて俺は一旦席を外すぜ。」
「勝手にしろ遊戯!!オレはこの女に格の違いというものを思い知らせてやる!!」
「…ふぅ……」
2人の争いを傍観していた武藤遊戯は、ため息をついて操縦席から立ち上がり、そそくさと操舵室から撤退した。

「さて……どうしようか……まさか何も残ってないとは思わなかったぜ……」
操舵室からでた遊戯。最初に向かったのは厨房だった。
理由は簡単、まだ夕食を食べていないからだ。
しかし厨房で遊戯を待っていたのは、黒焦げになった食材らしきものの残骸と、申し訳なさそうに謝る言葉だった。
説明によると、厨房には20人分以上の食料が準備されていたが、調理中の爆発のせいで芋以外の食材が吹き飛び、残った芋で作った料理も、全て食べてしまったとのことだ。
「ピコ麻呂にパンでももらいに行くか……?だがこれからムスカとの決戦……アイテムは節約しないとな……」
すきっ腹を抱え廊下を歩く遊戯、ピコ麻呂のところへ行くかどうか悩みながら、1つの扉の前を通り過ぎたとき……

ガッ、ガタン、「おぅわ!?」

「……ん?」

いましがた通り過ぎた扉の中から、物音と人の声が聞こえた
580名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 22:06:00 ID:aEekpVPJ
眉根を寄せて、扉を見つめる遊戯、扉に打ち付けてあるプレートには『貨物庫』の文字が
「こんな時間に、誰かいるのか……?」
不審に思いながら扉を開け、中へと入ってみる。
広さは10畳ぐらいだろうか。入り口と奥の壁までの間に、人1人が通れるぐらいの通路以外の空間には、木箱が敷きつめられている。
電灯がついているが、木箱がつくりだす影によって、部屋全体を静かで不気味な雰囲気が覆っている。
遊戯は1度天井に届くまで重ねられた木箱を見上げ、そして次に通路の真ん中に放り出されているものに目が行った。
「これは……パンの食べカス……?と、布袋……」
屈み込んで、布袋の中も覗いてみる。布袋の中にも、同様にパンくずらしきものが。
布袋から顔を上げてみる。すると、パンくずが通路の奥にも落ちているのが見えた。
そしてパンくずと一緒に、木箱と壁の隙間にあるものが見えた。

青い、髪の毛

遊戯は思わず微笑んだ。
立ち上がると、通路の奥に向かってゆっくりと、わざとゆっくりと歩いていく。
「体隠して…尻尾隠さずってヤツだぜ……」
そして木箱に手を添えると、壁と木箱との隙間を覗き込む。

「よぉ。泉さん。」
「あはは〜、見つかっちゃったね〜」

そこに隠れていたのは、青い髪を長く伸ばしたロry…小柄な女の子、泉こなた。
腕には、チョココロネが数個抱えられている。

「泉さん、そのパン……」
「いやいや、これはねその〜なんていうかぁ……」
パンを隠そうと腕を後ろに回そうとするこなた。
しかし隙間が狭すぎるせいで、腕を曲げ伸ばしすることすら難しそうだ。
その様子に、遊戯はクスリと笑ってしまった。
同時に、隠れているのが泉さんで良かった、という思いも。

「え〜い!バレちゃぁしょーがねぇ!さぁ、ピコ麻呂だろうがハートマンだろうが好きなところに…」
「何を勘違いしているんだ……別にオレは、ピコ麻呂に言いつけるつもりはないぜ」
「つきだして……ひょ?」

遊戯は腕を伸ばし、こなたの腕の中からパンを1個取り出し、キョトンとしているこなたに向かって一言

「どうせなら、一緒に食べないか?」
581名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 22:57:53 ID:ZNFAVPgg
…書いてる途中?それとも投下ここまで?
582名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:00:39 ID:ZNFAVPgg
ごめん、sage忘れた!
583名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:04:31 ID:aEekpVPJ
>>581
すみません、まだ書いてる途中なんで今日の深夜にまた投稿してみたいと
思います。
584名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:06:00 ID:9QtZy7Sf
好きだぞこういうほのぼの系。
続き待ってるぜ!
585名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:20:57 ID:KABLE1xK
社長とハルヒも気になるんだぜ…
586名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:22:54 ID:ZNFAVPgg
>>583
おk
走り込みしながら続き待ってる!
587名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:27:37 ID:YoW4AORZ
じゃあ俺はビリーやりながら待つとするか。ワンモアセッ
588名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:45:32 ID:4oGxG7mh
うっ………ふぅ。

さぁ、続きを待とうか。
589名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:50:57 ID:aEekpVPJ
>>588
ビリー終わったのかwww
590名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 00:49:37 ID:ddPncocR
>>588
三枚目か四枚目かw
591578:2008/05/07(水) 01:07:06 ID:IUWv/SeY
まだまだ途中までしか書けてません・・・
しかもWikiの絵版のネタをそのまま使うという暴挙をしてしまった・・・
吊ってくる・・・といわざるを得ない!!
592578:2008/05/07(水) 01:08:46 ID:IUWv/SeY
「木箱にEDFって書いてあるでしょ?だからたぶん、EDFの本部が物資を置きっ放しにしたまんま私達に船を渡しちゃったんだと思うんだよ〜」
「なるほど……でもそれなら隠れる必要はなかったんじゃないのか?別にアイテムを盗んだわけじゃないだろうし」
「いや〜……そこは良心がうずくと言うか〜……」

貨物室の中、床に座って駄弁る遊戯とこなた
床には木箱から取り出した幾種類ものパンが転がっている。そして2人の手にも、食べかけのパンが。
他人のものを勝手に食べることに罪を感じるが、背に腹は変えられない。遊戯はこなたと「パン泥棒」を共犯することにしたのである。

「今気づいたんだけど…これはまさかのフラグだよ〜。薄暗い倉庫で秘密を共有する若い男女……これはなかなかの萌えるね〜。いやでも!弱みを握って脅迫する鬼畜の王道も捨てがたい!!」
こなたが食べているチョココロネから口を離していきなり言い出した。しかも少し興奮しているようだ。
「『人のものを盗むなんて悪い子だ…お仕置きが必要だな……』『そんな…あっ、そこはっ、許してぇ!』『そんなこと言っても体は正直だぜぇ?』『く…くやしい…でも…ビクビク』……なんてルートもなかなか…」
「翻弄するエルフの剣士を生贄に、ブラックマジシャン・ガールを召喚。砦を守る翼竜を攻撃。ターンエンドだ。」
「あ?あれぇ?いつの間に……」
妄想の世界から帰還し、慌てるこなた。対して、余裕の表情の遊戯
ただパンを食べてるだけでは暇だから、とこなたの提案でデュエルを始めた2人。と言っても、実力の差が圧倒的だが……
「ムムム……エロゲのシチュ話で集中力を乱そうとしたのに…逆に私がはまってしまうとわ……さすがは真のデュエリスト……」
「ほら、泉さんのターンだZE☆」
「ん〜…じゃぁグレムリンとルイーズを生贄にして、レッドアイズ・ブラックドラゴンを召喚〜!いけ!こなたファイアー!!
「甘いぜ泉さん!リバースマジック!!聖なるバリアーミラーフォースー!攻撃はレッドアイズ自身に跳ね返る!そしてオレのターン!「Σ(´д`;)!?まだエンド宣言してなry」ブラマジガールの攻撃!これで泉さんのライフは0だぜ!!」
「あぁ!私の嫁が〜/(=ω=)\」
「これでオレの10戦全勝だな。」
得意げな遊戯。素人相手に勝っても自慢できるものでもないが……
反対にこなたはかなりくやしそうな様子。まさかここまで惨敗するとは思っていなかったようだ。

「いや〜しかし本物のデュエリストとデュエルできるなんて夢のようだよ〜」
ゲーム中ずっと丸めていた上半身を伸ばすこなた。そしてその姿勢のまま後ろ向きに倒れる。
遊戯は、自分とこなたのカードを集めている。
「オレもこっちの世界に来てから相手が海馬しかいなかったからな。新鮮で楽しかったぜ。ありが……」
遊戯の手からカードが1枚滑り落ちた。そしてそのまま数秒間動きが止まった。
視線の先のモノが原因だ。
床に寝そべっているこなた。膝は、立たせている。
つまり、スカートの中のものがよく見える。というかすごく見える。
こなたは気づいていないようだ。
「……………………」
視線をずらし、口元に手を添える。
武藤遊戯、彼はゲームと友情が大の好物で、女性やそういうものは、2の次として考えてきた。特に裏の人格は。
そのため、その方向の免疫が弱い。その上、谷口のようにばれない様に凝視してから、何事もなかったような態度を取る器用さもない。
思わず、言葉が滑り出てしまった。
「…もう少し足を閉じたほうが良いぜ、泉さん。」
593578:2008/05/07(水) 01:09:53 ID:IUWv/SeY
「!!」
その一言に勢いよく上半身を起こすこなた。
大きな瞳が、遊戯を見つめている。口元はきつく結ばれ、心なしか頬が赤い。
さきほどまでヘラヘラした顔を見ていたせいか、ひどくギャップが感じられる。
言葉は、ない
(言わないほうがよかったか…?)
気まずい沈黙に、遊戯は内心で後悔した。
デュエルは計算できるのに、女心は分からない。それを実感した。
沈黙が、重い
明るい性格の彼女が、こんなことで怒るはずがない。だのに、なぜ何も言わないんだろう?
場の空気が痛い。誤魔化す様に、落としたカードを拾いデッキをシャッフルし始める。
そんな遊戯を見ながら、こなたが口を開いた。

「じゃぁ…遊戯君のも見せてよ……」

遊戯はこなたから気を逸らそうとするあまり、かえって耳の奥深く、頭の芯までその言葉は響いた。
「………え?」
反射的に、聞き返してしまった。しかも、これが自分の声かと疑いたくなるほど、間の抜けた声で。
カードがばらばらと床に散らばる
こなたはまだ、遊戯を見つめていた。そして、同じ台詞をもう1度。
「だから、遊戯君のも……見せてよ……」
遊戯は己の耳を疑った。そして自分の目と触覚を、次の瞬間に疑うこととなった。

こなたの手が、自分の膝に触れている。

「い………」
頭が、熱い
思考が働かない。ただ、口と手だけが動こうとしていた。
手を、相手の肩の高さに
口を、相手の名前の形に
「い………」

「泉さry」
「なぁ〜んてね〜☆」

「…………………はい?」
594名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 01:28:23 ID:xsYsv/4c
wwwwwwwww
紳士な王様いいよいいよー
続きをwktkして待たざるを得ない!!
595578:2008/05/07(水) 01:54:46 ID:IUWv/SeY
今日はこれで最後にします。が、まだ続きます…正直しつこいと言わざるを得ない!!
明日中に最後を投下します。
全部書いてから投下汁!!とか言わないでくださいぃ・・・
>>585
考えてますんで、遊戯編が終わったら書いてみようと思います。


こなたの雰囲気が一瞬で変わった。最初と同じ、ヘラヘラとしたものへと戻った
「いや〜やっぱりこんなシチュなかなかないからね〜。1回やってみたかったんだよ〜
でもいきなりパンツルートは恥かしかったよ〜。いっつも回りに嫁…じゃなくて女の子ばっかりだったからね〜。」
手を顎に添えて、満足そうにウンウンと頷くこなた。口ではそういいながらも、パンツを見られた羞恥心はないらしい。
一方遊戯は、岩石の巨兵と化していた


「ゴメンね〜。まさかそんなにショック受けちゃうとわ……」
「いや…気にしないでくれ……」
石化が解けた遊戯だが、かなりのショックを受けている。というより、この程度のことでショックを受けてしまう自分のメンタル面の弱さに自己嫌悪しているようだ。
顔を手にうずめ、ため息を連発している。
(むむぅ……まさかここまで本気にしちゃうとは……嫁以上だね……)
沈み込む遊戯をなだめながら、こなたは反省していた。
父親の影響で、こなたは男女の関係についての造詣が深い。……多少歪んでいるが。
そのため自分の話とテンションに他人(主に嫁)がついて来れないことはよくあるが、ここまで誤解を与えてしまったのは初めてだった。
(遊戯君の前じゃ、自重しよ……)
髪の毛は派手でシルバーもジャラジャラつけて、見た目は少し軽い男。
だけど内面は、たぶん誰よりも純粋。
外見と内面のギャップ萌え。こなたは遊戯をそう位置づけることにした
596名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 01:59:57 ID:STq6VTaU
>>595
まさかのこなた×遊戯!とwktkした俺の責任を取れ!
GJ過ぎて他に何を言ったら良いのか解らん…
社長ハルヒも楽しみにしてるぜ!
597名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 02:15:20 ID:xsYsv/4c
基本遊戯王界の男は恋愛に関しちゃ純だね。
GJ。明日を楽しみに待つよ。社長ハルヒも期待してます。
598578:2008/05/07(水) 19:33:07 ID:ehpkPqqN
続きが完成したので、予告どおり投下します。
599578:2008/05/07(水) 19:38:06 ID:ehpkPqqN
「もうこんな時間か……泉さん、そろそろ部屋に戻ろうか」
「うん、そだねー」
1時間かけてショックから回復し、冷静を取り戻した遊戯が時計を見ると、時間は日付がもうすぐ変わろうとする時間だった。
いつムスカのnice boat。号と鉢合わせするか分からない。睡眠不足で本来の力が出せなくては皆に迷惑をかけてしまう。もっとも遊戯の場合は、ハルヒとの争いを止めなかった時点ですでに海馬に迷惑をかけているが……
「あ、ちょっと待ってねー」
「どうしたんだ?」
こなたが、木箱の壁をぴょんぴょんと駆け上がっていく。上に何かあるのだろうか?
運動神経がよく、明るい性格、いつもころころ変わる表情、ふざけているが、時には真面目な顔も。遊戯は自分にカードを預けた1人の親友と、こなたが重なって見えた気がした。
ぴたっと、登りのこなたの動きが止まった。そして振り返って遊戯を見下ろす。
「あ、パンツはもう見ちゃダメだよー」
「っっ!!見ないから、さっさとしてくれ!!」
「むふふ♪まだまだ若いのぉ〜」
「くっ………!!」
くやしそうに拳を握る遊戯を尻目に、こなたは上機嫌に木箱に手を突っ込みパンを数個取り出すと、ヒラリと通路に飛び降りた。お土産に持って帰るらしい。
(これじゃぁ私が鬼畜ゲーの男役みたいだね〜。このままからかいつくして……って言うのもなかなかおもしろいかも……)
遊戯の背中を見つめながら、邪な考えを抱くこなた
そして、自分の精神的な幼さに頭を抱える遊戯

(これから、どうしよっかな……)
(これから…どうすればいいんだ……)
考えていることは、同じだった
600578:2008/05/07(水) 19:40:54 ID:ehpkPqqN
まず気づいたのは遊戯だった。
ドアノブに手をかけたまま、数秒の静止。
「どしたの?もしかして開かないの?」
遊戯の様子を不審に思ったこなたが近づいて声をかける。
「しっ、静かに!」
こなたの動きを手で制し、そのまま数秒の沈黙

こっ……こっ……こっ……

こなたの耳にも響いてくる足音。誰かが通路を歩いて近づいてくる。しかも……

「む?明かりが漏れている……誰かおるのか……?」
「やばい!泉さん、隠れるぜ!」

足音がやみ、扉越しのくぐもった声が聞こえた。しかも、遊戯たちのいる貨物室のまん前で。
遊戯はこなたの腕を掴むと部屋の奥へ。
こなたが最初に隠れていた壁と木箱の隙間、そこにこなたを押し込み、続いて自分も一緒に入り込む。

ガチャ……

遊戯が身を隠すと同時に、扉が開いた。
「明かりがついておる…この貨物室は立ち入り禁止のはずなんだが……」
現れたのは矢部之ピコ麻呂。遊戯たちメンバーのリーダー(一応)を勤める男である。
飛行船の見回り中に貨物室の明かりを見つけ、様子を見に来たらしい。

「よりによってピコ麻呂か……しかもここが立ち入り禁止なんて知らなかったぜ……」
「せ…せまぃ……」
「す、すまない……ガマンしてくれ泉さん」
間一髪で見つからなかった2人だが、隠れた隙間はひどく狭かった。
高校生の平均身長を下回る体格でもぎゅうぎゅう詰め。体を密着させた状態で、なんとかおさまっていた。
「し…しかしまさかパンツだけじゃなくこんなフラグまでたててしまうとわ……遊戯君、こーゆーシチュの王道はスカートの間に膝を入れて『そんなつもりじゃ…』って言うのが…」
「泉さん静かにっ。ピコ麻呂に聞こえるぜ。」
こんな状況下でもシチュ話をする余裕を見せるこなた。反対に遊戯は、冷や汗をかきながら歯を食いしばっていた。
遊戯の余裕のない理由は2つ。1つは、見つからないかと不安に思っているため。もう1つは、自分の腹部に感じる、2つの柔らかな感触のため。
前述の通り、遊戯は女に対する免疫が薄い。こなたは身長が低く、発育も悪いといえど性別は女。狭い空間で抱き合うように隠れているこの状況は、遊戯の理性の器を今にも砕かんとしていた。
(お…押し付けられている気がするのは気のせいだ…落ち着くんだMy棒……じゃなくて相棒……)
601578:2008/05/07(水) 19:42:44 ID:ehpkPqqN


「奥に……何やら気配を感じるな……」
「!!」

背後から聞こえるピコ麻呂の声に遊戯は声を上げそうになった。
「まさか…魔王の手下が隠れているのか……?」
じりじり、とピコ麻呂の気配が近づいてくる。遊戯は頬を汗が伝うのを感じた。
あと数歩で、見つかる。
見つかってパンを盗んだことを怒られるならまだいい。しかしこの状況、こなたと抱き合っている状況を見られたら………

「見損なったぞ遊戯!!貴様ともあろう男が女にうつつを抜かす腑抜けだったとは!!」
「戦いの最中にファッ●とはいい度胸だウジ虫!その根性鍛えなおしてやる!」
「ちくしょぉぉぉ!なんでオレじゃなくてお前にフラグがたつんだよぉぉぉ!!」
「ハァハァ……詳細キボンヌ」
「か弱い婦女子を狙うとは……許せッ!!」
「女の子を襲うなんて最低です……死んじゃえ……」


深刻な勘違いをされかねない。
悪い方向に想像を膨らませる遊戯を他所に、こなたは相変わらず余裕の表情で一言。
「しょうがないなぁ……」

「喰らえ魔王の手下!ぷよぷよするry」
「人生\(=ω=.)/コナタ」
ピコ麻呂「ティウンティウンティウン……」

ドサッ……
壁の隙間を覗き込もうとしたピコ麻呂が倒れた。こなたの即死技によって。
「い…泉さん!?」
「いや〜こーゆー場合は仕方ないよ〜。不可抗力ってやつだね。あ、狭いからはやくどいてね〜」
驚く遊戯を他所に、(=ω=)な表情のまま隙間から脱出するこなた。そして倒れているピコ麻呂に向かって一言言い放った。
「私はまだ……死ぬわけにはいかんのだよっ……」


602578:2008/05/07(水) 19:44:58 ID:ehpkPqqN
「うわ〜星が綺麗だね〜」
長い青髪を風にたなびかせながら、満天の星空を見上げるこなた。その後ろでは、複雑そうな顔の遊戯と、壁に背を預けてぐったりとしているピコ麻呂。目が死んでる。
「それじゃあ俺は…操舵室に帰るぜ。泉さんは、はやく寝ろよ?」
こなたの無茶ぶりに困惑した表情のままの遊戯だが、落ち着きは取り戻しているようだ。
ピコ麻呂は、このまま置いていくことにした。寒い季節ではないし、もう1人の見回りのストーム1が見つけてくれるはずだ。
「ん〜分かったよ〜。操縦頑張ってね〜」
はやめにこの場所から離れないと、誰かに見つかってしまう。遊戯とこなたは別れの言葉もそのへんに、別方向に向かって歩き始めた。
「あっ、そう言えば大事なこと言い忘れてたよ〜」
曲がり角で姿が見えなくなる寸前、こなたは遊戯を呼び止めた。
遊戯が振り返る。こなたは体を半分角に隠した状態で遊戯にこう言い放った。

「押し付けてたのはワザとなんだけれど、なかなか可愛い反応してくれたね〜」

それだけ言うとさっと体を引いて、姿を消してしまった
一方その言葉を聞いた遊戯は……

「………………………」

再び岩石の巨兵と化し、数秒後………

ボンッという爆発音が夜空に木霊した


終わり
603578:2008/05/07(水) 19:49:40 ID:ehpkPqqN
これで終わりです。
山なしエロなしありがちなネタの使用……許せッ!!

遊戯が貨物室の立ち入り禁止に気づかなかったのは暗くてプレートに気づかなかったって
ことで……書き忘れたわけじゃないんだからね!!

社長ハルヒも一応考えているので書いてみたいと思います。



604名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 19:53:13 ID:xsYsv/4c
GJGJGJ!
かーえーなーもう。低身長カップル(・∀・)イイ!!ね。
My棒のくだりのあたりは腹砕けるほど笑わせてもらったw
605名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 20:14:13 ID:ecB3KHjT
GJ!面白かったよ!
自分もMy棒に吹いたんだぜww

社長ハルヒ地味に期待してるぜ!無理せず頑張ってくれ!
606名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 20:43:37 ID:4JPX16YX
リーダー(一応)ww
メカップルとは鉢合わせしなかったか。
遊戯の想像がまんま絵になって脳内で再現されたぜ。

社長ハルヒも期待してる。乙でした。
607名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 20:55:52 ID:kNIuFtg1
これはGJを贈らざるを得ない
608名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:20:13 ID:JV6SwON/
GJ! もう萌えすぎてどうにかなりそうだ。低身長コンビいいよいいよー!

ついでに自分も投下します。凸凹師弟書いた者ですがこちらに投下することにしました。

あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!
『おれは社長×言葉を書こうと思っていたらいつのまにかハートマン×魔理沙を書いていた』
な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…超能力だとかスキマ空間だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

ハートマン×魔理沙です
書いている内に今度はリョウ×阿部さんが書きたくなってきました
wikiの影響力は凄いんだぜ
609名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:22:25 ID:JV6SwON/
戦闘中に、魔理沙が怪我をした。
幸い軽いモノだったが、どうやら脳震盪を起こしたらしく、今はEDFの医務室で休んでいる。
アリスが看護しているので心配はないと、琴姫から優しく言われ、心配していたパーティメンバーはほっと一息ついた。
結局、全員が疲労していたこともあり、その場で一時解散。
魔理沙が目覚めるまで、各自待機となった。
ざわつきながらも、それぞれ休息の時を過ごそうと散っていく中、ハートマンは一人
魔理沙のいる病室の前に佇み、開くことのない扉を見詰めていた。

今回の暴走は―――俺の責任だ。
ぐっと、拳が握り締められる。
ハートマンにとって、気が強く多少口が悪い魔理沙は、女だが良い戦士だった。
だが、やはりそのか弱い少女の外見は、彼にとってのある種の枷となる。
『お前の弾幕はまるでガキの花火だな! そんなんじゃあ豚のケツに火もつきやしねえ、下がってろ豚娘!』
餓鬼の群れに囲まれ、身動きの取れない魔理沙を、多分、庇おうとしたのだ。
だが、その口調が逆に彼女を煽らせ、前線へ飛び出させる結果となった。
渾身のマスパは、煌めきながら敵を一掃する。
反動と爆風で宙を舞う細い躰に、まとわりつく赤い血と金色の髪。
幾つもの戦線を潜り抜けてきたハートマンにとっては見慣れたはずの光景が、やけに鮮やかに映った。
「クソッタレが」
返される言葉もない、冷たい床に、力ない声が落ちる。
ふっと、彼の肩を誰かが叩いた。
振り返ると、いつものにこやかな笑みを深い皺に湛えたストーム1が、音もなく立っていた。
「立ちっぱなしは腰に悪いからの、ほれ、座ろうか」
ストーム1は、そう言うと自分から戸口近くに設置してある椅子に腰掛ける。
彼にそうされてしまうと、ハートマンには為す術はない、気が乗らなくとも座るしかなかった。
「糞が、戦場で上官の言うことを聞けないガキはクソッタレだ、EDFを名乗る資格すらないガキだ」
開口一番に、魔理沙への恨み辛みが飛び出す。
クソが、こんな事を言いたいんじゃない。
そう言いたげな彼の表情を見て、ストーム1はにこやかに、どこからか一升瓶を出してきた。
「暇じゃろ? 付き合ってくれんか、酒は酌み交わす相手が居ないと、楽しくとも何ともないわい」
よく見れば、小さなグラスまで用意してある。
ハートマンは注がれた透明の液体を睨み付け、憎々しげにぐっと飲み干した。
良い酒だ、彼の故郷で作っている、地酒だろうか。だが、ハートマンにはその味を楽しむ余裕はなかった。
空になったグラスに、ほいほいとストーム1はどんどんお代わりを注いでいく。
「―――花火ってのは、ガキが遊びでするモンだ。だから、あのガキも解っちゃいない、ガキなんだ」
呂律が回らなくなっている上に、内容も支離滅裂なハートマンの話を、ふんふんとストーム1は頷きながら聞く。
変わらない優しい笑みに、ハートマンは居心地が悪くなり、つい、アンタも何とか言ってくれとぼやいた。
話を振られたストーム1は、ふむ、と少し考え、やがてにっこりと自分のグラスに酒を注ぎぐっとあおった。
「あの子の弾は、綺麗じゃからなあ」
目を細め、思い出すかのように語る彼に、ハートマンは訝しげに反論しようとしたが、止めた。
ストーム1の表情には、子供のように楽しげで、年齢を感じさせない朗らかさが在る。
「あんなに綺麗な『弾幕』は、お前も見たことがなかっただろう、儂らの知っている『弾幕』は、決して美しくないからの」
610名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:26:06 ID:JV6SwON/
グラスを握る手に、力が篭もる。
ハートマンも理解していた。彼女の放つ弾は、一つ一つが星のように輝き、煌めき、誰の命を奪いもしない。
今まで彼らが味わってきた、血と死の汚臭に塗れた、冷たい金属の弾とは全く異なるのだ。
「儂のな、クレイモアの光を、美しいという者もいる。だが、あれはいかん、あれだと眩しすぎてばあさんが嫌がるでな」
たんたん、と、背中をストーム1に優しく叩かれ、ゆるりとハートマンは、自分が泣きそうになっていることに気付いた。
酒の所為か、感傷的になっている。解っているのだ、自分が何に対して怒っているのかも、安堵しているのかも。
「俺は、あのガキが血生臭い戦場に出て、へらへら笑っているのが気に喰わんのだ。だが、血に染まっているのも、もっと気に喰わん」
花火のように、美しく咲いて、そして儚く燃え滓となり散っていく。
大輪の向日葵のような姿を瞼の裏に残像として遺して、後には闇のような黒しか残さない。
そんな、切ない想いはしたくなかった。

ストーム1は、グラスを握ったまま動こうとしないハートマンを、叱咤するでも慰めるでもなく、只優しげに見守っていた。
不意に、空気を変えるように彼は、一つのフレーズを口にする。
『恋は、遠い日の花火ではない』
古い酒のCMに使われていたんじゃよ、とにこやかに告げられた一節は、ハートマンの心に、良い酒のようにじんわりと広がっていく。
「恋は、遠い日の……………………」
最後まで言い終わらない内に、彼は僅かな此方を窺う気配に気付いた。
ドアの方に顔を向けると、きい、とかすかな音をさせ、金色の髪が覗く。
気配の主は、暫くきょろきょろと辺りを見回していたが、やがて二人に気付き
悪戯が見付かったような顔をして、音を立てないよう後ろ手にドアを閉めて、笑った。
「今、アリスの奴寝てるんだよ。な、さっきから良い匂いがしてるの、我慢するのが大変だったんだぜ、一杯くれよ」
真っ白な病院服の魔理沙が、頭に巻かれた包帯から金色の髪を揺らして、手を差し出している。
普段の白黒の服と大きな帽子に隠れていた、しなやかな躰と柔らかな髪は、眩すぎて直視できない。
帽子を目深に被り直しながら、ハートマンは一つ息を吐き、拳骨の形を作る。
「クソッタレの大バカヤロウが! 怪我してるのに酒飲むバカがいるか、もっと考えんかクソ女!!」
病院を揺るがすほどの怒号に、病室の中のアリスは飛び起き、魔理沙が居ないことにパニックに陥る。
治療中の他のメンバーやEDF隊員も、何事かと辺りを見回し始める。
彼らと同じく魔理沙も非常に驚いていたが、その理由は異なっていた。
白い肌が朱に染まり、恥ずかしさからか、彼女は俯く。
怒号の声は止まることなく降り注いでいるのに、恐怖や苛立ちよりも、切ない苦しさが勝っていた。
「(何だよ、オッサン、心配してくれてるのかよ。私のこと、ガキじゃなくて、女って、呼んでるし)」
ハートマンとは違い、帽子で顔を隠すことも出来ない魔理沙は、せめて悟られないようにと、彼の靴を見詰める。
ハートマンもまた、恥ずかしさを隠すために大声で誤魔化しながら、天使の輪が広がる髪の毛を、愛おしげに見詰めている。
今の彼らの状況を正しく理解しているストーム1だけが一人、この光景をとても幸せなものだと感じていた。
「想いは、花火のように儚く散るのではない。今も心に残る、残っている。それが解るのは、何時の日、かの」
花火と言うよりも火花と言った方が正しい二人のやりとりをつまみに、新しく彼が取り出したのは、お気に入りのまろやかなウイスキーだった。

おわり
611名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:32:39 ID:t3glj2NW
>>610
GJ!!
ハートマン嫌いだったけど好きになった!
ここのクオリティの高さが好きだ!
俺も書いてみたいぜ
612名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:33:27 ID:STInZN8h
GJ!ハートマンと魔理沙の絡みもなかなかいいなwww

でも、今のwikiってリョウ×アリスと阿部さん×兄貴×古泉って感じじゃない?
613名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:38:08 ID:ecB3KHjT
まさかおじいちゃんに萌えるとは思わなかったぜ
614名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:09:57 ID:4JPX16YX
GJ!!!!
軍曹魔理沙激しく良い!!くそっ、まともな感想が思い浮かばん。
おじいちゃんもいい奴。ますます好きになったぜ
615名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:33:29 ID:OSa2u4oD
なのはとストーム1も可愛いコンビだが、魔理沙とハートマンも半端ないな。
GJと言わざるを得まい!
616名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 23:43:25 ID:ETxNaU+U
ここの板の職人クオリティの高さにガクブルしながら書いてみたんだが…。
ほんのり社長×言葉とか谷口&KBCの漫才とかって大丈夫ですかね。

エロはあるか無きか程度だが………許せっ!!
617名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:07:38 ID:z6dMKScV
「あー、暇だ」
「ホワァァァ…」
 唐突に矢口が言い、隣で同じように空を見上げているKBCもやる気の無い声を出す。
 魔王を倒し、新たな仲間や戻ってきた友を迎えた。
 そして、今は再び戦いへ赴くための少しの休息の時間。
 なのだが、この二人はどうやらそんな自覚もないようで、こうして窓枠によりかかって良い天気な空を見上げていた。
「あー、何か面白ぇことねぇかなー」
 谷口はそう言うが、面白いことなどそう簡単に見つかるものではないのが、世の常である。
「あれ? どうしたの? 二人とも」
 が、意外とあっさりその理は崩された。
 二人が振り返ると、そこには見慣れた仲間の一人、武藤遊戯の姿があった。しかし、どこか違和感を覚える。
「えっと、お前AIBOの方か?」
「あ、やっぱり分かるんだ」
「AIBOOOOOOOOO!!」
「うるせぇ!」
 谷口の問いにあっさりと遊戯がうなずき、KBCが無意味に叫ぶ。
 遊戯のもう一人の人格。といっても、本来ならば彼の方が武藤遊戯であると、本人から聞いている。
 が、難しい話は理解できないため、谷口やKBCは「二重人格か」の一言で終わらせ、二人の遊戯から不興を買ったのも記憶に新しいが。
「二人とも、暇みたいだけど…」
 そんなことを微塵も感じさせず、遊戯が谷口とKBCを見ながら、言う。
「ああ」
「暇自重wwww」
 谷口に続き、KBCも答える。遊戯は「ふーん」と言った後、
「僕もちょっと部屋、追い出されちゃったんだ」
「あん?」
 遊戯の部屋は現在海馬と相部屋である。が、それが追い出されたとは珍しい。
 谷口とKBCは、そのあとに続いた言葉に目の色を変える。
「何か桂さんが部屋に来て、海馬君に頼みがあるって」
「はぁあ!!!?」
「ホワアアアアアアッ!!!?」
 そして、同時に奇声をあげた。
 遊戯はそんな二人の様子をものともせずに、
「なんだか大切な話みたいでさ」
「た、大切な話だとぉ!?」
 谷口の脳裏に妄想が浮かぶ。

言葉「か、海馬君、私、海馬君のことが…」
海馬「俺もだ、言葉」
 抱き合う二人。キラキラと周りにはバラの花が咲き乱れてみたり。

 似たような妄想をKBCもしたのか「羨ますぃぃいいいい!!」と、叫ぶ。
 谷口はクッと歯を食いしばると、
「そうはいかねぇ! この谷口! フラグクラッシャーとしてそのフラグを阻止して見せる! 行くぞクラッシャー!!」
「ちょwwクラッシャー繋がり自重ww」
 KBCを連れて部屋から飛び出して行った。
 遊戯(AIBO)は右手を振ってそれを見送ったのだった。
618名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:10:34 ID:z6dMKScV
 二人の部屋から、遊戯たちの部屋まではそれほど遠くない。数秒もしないうちに、谷口とKBCはその扉の前まで到達した。
 すぐさま踏み込もうとするKBCを慌てて谷口が抑える。
「(ちょっと待て!)」
「(何だよ!)」
「(ここは、中の様子を探って一番フラグを折りやすいタイミングで入るんだ!)」
「(そんなの分かるかwwwwホラ自重ww)」
「(フッ。数々のフラグを追ってきた俺を舐めるなよ)」
 そんな漫才のような掛け合いを小声ですると、彼らは扉に耳をつけた。通行人が誰もいないのが彼らにとっての幸運であった。

『…あ、あの…』
 わずかに、言葉の声が聞こえる。
『お願いできませんか?』
 どこか恥じらいを含んだその声に、谷口とKBCは興奮する。対して、海馬の声が聞こえる。
『何故わざわざ俺に言うんだ。他の奴に頼め』
 どこか皮肉と冷笑を含んだ声音。谷口はクッとこぶしを握りしめ、
(言葉さんにお願いされているのに、なんつー言い草だ!)
 そう思ったが、無論、声には出さない。
『でも、やっぱり海馬君にしか頼めないんです、こんなこと!』
「(な、何いぃぃぃ!!?)」
「(ホワアアアアアアッ!!!)」
 思わぬ展開に二人は更に耳をそばだてる。
『ふぅん。どうやら、本気のようだな』
 海馬の声が聞こえ、続いて、キィと回転椅子が動く音。
『良いだろう』
『ホントですか!? ありがとうございます!』
 嬉しそうな言葉の声にかぶせるように、海馬の声。
『勘違いするな、俺は今機嫌が良いからな。貴様の酔狂な頼みに乗ってやるだけだ』
『はい!』
「(キイイィィィ!!)」
「(ちょwwツンデレ自重www)」
 谷口はどこから出したのかハンカチを食いしばり、KBCはいつものように呟く。
『確実に血が出るぞ』
『大丈夫です。覚悟はしてきました』
「「!!」」
 その会話に、谷口とKBCは目を見開く。
『…良いだろう』
『あ、でも、これ、使って良いですか?』
『無難だな。使わないよりはマシの程度だが』
「(ちょ、ちょちょちょちょっと待て! ま、まさかマジなのか!?)」
「(ウヒャオオアアアアアア!!!)」
 海馬と言葉の会話を聞いて、谷口とKBCのテンションが無駄に上がる。
 そして、しばらくの沈黙。その間、何かが動く音や衣擦れの音、そして、ベッドのスプリングがきしむような音が聞こえる。
 その後、声が聞こえた。
『覚悟は良いか? 桂』
『はい。お、お願いします』
 ここまでが二人の限界だった。次の瞬間、谷口とKBCはドアをぶち壊して突入。
「なっ!?」/「きゃあ!」
 海馬と言葉の驚きの声。
619名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:11:11 ID:z6dMKScV
 そこにいたのはベッドの上で抱き合う男女…ではなく、青眼を召還している海馬と刀を構えている言葉。
「へ?」
 周りを見回せば、机やベッドが動かされて隅に積み上げられており、大きなスペースを作っている。
 その中で、海馬と言葉は対峙しており、谷口やKBCが妄想した状態とはかけ離れていた。
 二人とも服も全部着ているのは言うまでもない。
「「「「…」」」」
 静かな、静かな沈黙が辺りに降りる。
 その間、言葉はゆっくりと刀の切っ先を谷口とKBCに向け、海馬はデュエルディスクに手をかけた。
「ご…」
 谷口の口から出たのは、いつものセリフ。
「ごゆっくりいぃぃぃぃいいい!!」
「予想Guyイィィィィ!!!」
 KBCも同時に逃げる。
 が、遅かった。
 次の瞬間、言葉が究極の抜刀術を放つ。
「オトリヨセ」
 ボソッと呟かれたその技は、問題なくKBCに叩き込まれ、
「許せ! クラッシャー!」
 その間に谷口は逃げようとするも、その首に突如何かが巻きつく。
「うげ!?」
 鉄製の感触。谷口は知らなかったが、それは海馬が愛用する罠カードで、海馬は容赦なく発動した。
「破壊輪!!」

 辺りに、二人分の断末魔が響き渡るのだった。


「で? 結局、何してたわけ?」
 ハルヒが向かい側に座って紅茶を飲む言葉に尋ねる。
「はい。私って魔法の防御力低いですよね。だから、海馬君に特訓してもらおうかと思って」
「特訓って…あのドラゴンでぇ!?」
「はい」
 素っ頓狂な声を上げるハルヒに、「いけませんか?」と、可愛く首をかしげる言葉。
「酷いスパルタよ、それ」
「あ、でも、『悟史のバット』を使って精神力の底上げはしたんですよ」
「そういう問題じゃないでしょ!」
 微妙に論点がずれている言葉に、ハルヒが叫ぶ。
 海馬は不機嫌そうにそんな会話を聞きながら、紅茶を飲み、隣の席の遊戯(王様)が、
「それで、ベットとか机とかを動かしていざ始めようとした時に、あの二人が飛び込んできたわけか」
「ああ」
 答えはそっけなく、彼の機嫌がかなり悪いことを示していた。
「それにしても、桂さん。何で海馬に頼んだんだ? 他にも強い魔法攻撃を使える人はいるだろ?」
 遊戯が桂に尋ねると、
「あ、えっと、こなたさんが…」

『いやぁ、頼むならやっぱ海馬君にだよ。フラグとか』

「こなたああああああっ!!?」
 ハルヒが叫んで姿を探すも、危険を察知したのか食堂の中に彼女の姿はない。
 遊戯は「ハハ」と乾いた笑いをし、海馬はムスッとした表情のまま紅茶のカップを傾ける。
 と、遊戯はパズルの中の相棒にも訪ねた。
「(なぁ、相棒。でも、何であの二人にそのこと教えたんだ?)」
「(ん、まー、ちょっとした意趣返しかな?)」
 パズルの中にいる遊戯は答える。と、現在表にいる遊戯(王様)はふと、思いついた。
「(もしかして、泉さんとツルんでたのか?)」
「(想像に任せるよ、もう一人の僕)」
 無邪気とも取れるその笑顔を見て、遊戯は大きくため息をつくのだった。
620名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:14:20 ID:z6dMKScV
長々と失礼しました。
というか、マジで他の方のクオリティ高すぎですよwww
621名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:15:45 ID:WcliF1zF
破壊輪はやりすぎDA!
622名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:17:13 ID:1k23yDhf
GJ!!やはり桂馬はいつ見てもいいものだ
他人のクオリティーなど関係ないさ、ここに真面目に書いた作品を投下する事が重要なのだ
623名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:17:51 ID:nQSQ9Q8+
GJ!!!
これはおもしろい!!谷口とKBC相変わらずかわいそうだwww
さりげなくAIBO×こなたの影が・・・
624名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:20:57 ID:80BhUjKn
おおwwwおもろかったGJGJGJ
しかし>>618の時点で何故か一時切断しちまって
続き気になって身悶えたんだぜ。
625名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:30:24 ID:JSzieNqs
GJ!!
確かにここのクオリティは高いよな……だが>>620も負けず劣らずいい仕事してるぜ!
羨ましい……。そしてネタがあっても文にできない自分が妬ましいぜ。
626名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 00:36:04 ID:IYpgjCHC
GJ!どこまでもバカなKBCと谷口が愛おしい
しかしヤベぇ、社長×言葉がデフォになってきたわ
627名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 01:11:54 ID:AubNyIl0
GJのオンパレードだな!!

一ヶ月で600越えか、意外と伸びたな
てっきり過疎って保守レスだけで続くと思ってたのに嬉しい誤算だww
628名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 01:41:20 ID:FgmtRjCD
ジャンルとしての勢いがあるからね。
このスレ立てた人も立てろといった人もよもやここまで盛り上がるとは思ってなかったと思うw

自分はいわゆる桂馬が苦手だけどこれはGJといわざるを得ない!
HとEROのヒーローズと黒幕AIBOがナイス!乙でした
629名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 02:42:21 ID:0H6P8CzA
地震に起こされて来てみたら、何この神ラッシュ
皆さんGJ過ぎる!
630名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 10:33:36 ID:aRPHWBi2
>>628
立てたらどうって言われて適当に良いんじゃねって言ったらこんなに良いスレになったんだよな
世の中どう転ぶかわかんねwww
631名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 19:42:47 ID:H79mmWR7
ニコニコRPG似非ノベライズ作品の第二話ができたから投下します
題して『似非SS版ニコニコRPG 第二話 陰陽と天使』
何かいきなりクライマックスです↓
632名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 19:43:13 ID:H79mmWR7
「――!」

基地に向かうピコ麻呂とその仲間達。
だがその途中で、彼らは思わぬ足止めを食らっていた。

「クッ…!」

巨体に似合わない、凄まじい速度で突き出される手のひらをかわしながら、ピコ麻呂は呻く。

東洋人と同じ肌の色、結われた髷、そしていっそ人間離れしているとも言える巨体。
間違いなく人間に見えるその化け物は、RIKISHIと呼ばれている。

何故化け物であるに関わらず人の姿をしているのか。
それもそのはず、彼らは元々人間なのである。

世界最強の国技『SUMOU』。
元はとある格闘技を、ひたすら力を重点的に発展させた物である。
だがそのあまりにも大きな力ゆえに自ら道を踏み外してしまった外道。それが魔王に心を代償に強化され、そして今まさにピコ麻呂達の前に立ちはだかった。

その強大な力は、ピコ麻呂達は苦戦を強いている。
現に先ほどから防戦一方である。
だが、SUMOUは元になった格闘技が力重視な故に動きは鈍重になりがちである。そこを突けば反撃の機会が無いわけではない。
しかし…。

「悪霊退散!」

ピコ麻呂が先の張り手をかわし見つけた隙を突き、陰陽道の光を叩き込む。
だが渾身の力を込めたその力でも、RIKISHIの巨体は一向に揺るがない。
ピコ麻呂の攻撃を気にした様子も無く、RIKISHIは張り手をお見舞いする。

「グッ…!」

近距離で放たれたその攻撃を避けることができず、ピコ麻呂の体は宙を舞う。
当然着地も失敗し、体に余計な損傷を残してしまう。

「ピコ麻呂様!」

それを見た琴姫達が急いで駆け寄り、ピコ麻呂の体に光を灯した。これも陰陽道の光の一つである。
だが、これはピコ麻呂の物とは違い攻撃的な物ではない。むしろ傷ついた体を治す癒しの光である。
琴姫の光を受けたピコ麻呂の体は、徐々にその力を取り戻してゆく。

「助かったぞ琴姫。しかしこれでは打つ手がない…」

どうした物かと首を傾げる。
いくら攻撃しても、RIKISHIの体に傷をつける事ができない。
こちらも琴姫の力である程度の傷は治せるが、それも長くは持たない。
このままではジリ貧である。

「しかたがない…」

そこでピコ麻呂はある技能を使用する事にした。
これならきっと、あの厚い肉体にも傷をつけられる。
だが、ピコ麻呂はそれをすることだけは避けたいと思っていた。
何故なら…。
633名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 19:43:42 ID:H79mmWR7
「琴姫、そして坊主達よ。少しの間で良い、あ奴の気を引いていてくれぬか?」

彼は、この技能をまだあまり使い慣れてはいなく、発動までに時間が掛かるのである。
それゆえその技を使うまで時間がかかるので、仲間達に敵を引き付けていて貰わなくてはならない。
だが、勿論その間その仲間達は危険に晒される事になる。そのくせ自分は後方で集中するだけ。
仲間を大事に思う性分であるピコ麻呂は、どうしても必要でない限りその技は使いたくなかったのである。

今まで相手をしていた餓鬼は、普段使う光で十分対処できてはいた。
しかし、今回は違う。RIKISHIを倒す為に仲間を盾にしなければならない。

「危険だとは思う…。だが恥を忍んで頼む!」

ピコ麻呂は、心底申し訳なさそうに仲間達に今一度頼む。
彼の顔には、申し訳なさと汗で歪んでしまっている。
だが、そんなピコ麻呂の様子を見て、琴姫達はあっさりという。

「わかりました、お任せください」
「あの輩をしばらく足止めすれば良いのですな?」
「お安い御用です」

ピコ麻呂はきょとんと顔を上げる。
今この者達は何と言った。お任せください?
頼んだ立場でありながら、ピコ麻呂は嫌にあっさりした仲間達の態度に呆然とする。
少なくとも、何をするつもりなのかくらいは聞かれると思っていたのに、である。

そしてピコ麻呂は気がついた。何も言わずに危険な事を引き受けてくれるのは、それが琴姫達なりの信頼だということに。
その事実に気づいたピコ麻呂は、感動よりその事に気がつかなかった自分を恥じた。

「どうしました?」
「いや……何でもない。それでは頼むぞ」

その言葉に仲間達は頷き、再びRIKISHIに相対する。
何も言わずに引き受けてくれた琴姫らの絶大な信頼に応えるべく、ピコ麻呂も技の集中を始める。

「――!」

RIKISHIが何事かを喚き、立ち向かってくる琴姫らに突っ張りで応戦する。
疲れを見せないその音速に近い突き。だが琴姫や坊主達はそれを紙一重で避けてみせた。

「――!?」
「そう何度も同じ技は喰らいませんよ」

そう、いかに速く威力があろうとも、そう何度も繰り出していればその内目も慣れてくる。
難しいシューティングゲームでも、何度も挑戦していればいずれ敵の動きを覚え容易に進めるのと同じである。
ましてや、今彼女らは注意を引くために避ける事に集中している。

その後もRIKISHIは何度も突きを繰り出す。そしてそれを必死に避ける琴姫達。
最初は何度か命中し、癒しの光を使わざるを得ない状況にも陥った。
だが琴姫らは徐々にその手の動きを覚え、少しずつ当たる回数を減らしていく。
634名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 19:44:04 ID:H79mmWR7
攻撃が当たらなくなっていく事に、焦りと苛立ちを覚えたRIKISHIは、その醜い顔を歪め悔しそうに地団太を踏む。
そして一通り地を揺らし終えた後、ゆっくりと顔を上げると、姿勢をゆっくりと下げ始めた。

その不可解な様子を見て、琴姫は一つの予感を感じる。

「何か仕掛けてくるつもり…?坊主達、気をつけてくださ…い…!?」

琴姫が言葉を言い終わる前に、それは始まった。
何とRIKISHIが全身から白い光を発し始め、それが体に纏わりつき始める。
その神々しくすら感じる光に、琴姫は焦りと同時に感動すら覚えた。
こんな化け物が、このような神々しい光を放つとは…。

「琴姫様!」

坊主の叫びに、琴姫はハッと我に返る。
見ると、RIKISHIの光は、背中で何かの形に固まっている。
あれは、そう天使のような翼…。
琴姫がそう考えていると、突然その光の翼が、より一層強く瞬き始めた。

本能的に危機を感じた琴姫は、とっさに防御姿勢を取ろうとした。
だが…。

「――――!」
「キャ…!」

琴姫の叫びは、光と共に突進してきたRIKISHIの発した衝撃音に掻き消された。
とっさの防御も叶わず大きく吹き飛ばされた琴姫は、強く地面にその身を打ちつけ、何メートルか転がる。
受けたダメージは大きい。見ると、防御姿勢を取っていた坊主達も、倒れこそしない物のかなりの痛手を負っているようだった。

天使光臨。SUMOU界でも幻と言われた最上級の奥義である。
恐らく、魔王に強化された際に習得したのだろう。

元々ピコ麻呂や坊主ほど打たれ強くない琴姫、その上でまともに防御することもできずに大技の直撃を受けてしまった。
倒れたまま動くことができない。

天使光臨で崩した体制を立て直したRIKISHIは、それを見逃さなかった。
動けない琴姫に止めを刺そうと、ゆっくり一歩一歩近づいてくる。

坊主達は、駆けつけようにも天使光臨のダメージが残っているためまともに走ることもできない。
……自分はここまでのようだ。覚悟を決めた琴姫は、目の前まで迫ったRIKISHIを見ながら、ゆっくりと目を閉じる。

「ピコ麻呂様、どうか私の分も…」

目を閉じきるその直前、RIKISHIが手を振り上げるのが見えた。
琴姫は完全に目を閉じ、その瞬間を待つ。
635名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 19:44:25 ID:H79mmWR7
………。

……。

…。

だが、その瞬間が中々訪れない。
不思議に思った琴姫は目を開けた。
そして映った光景は…。

「琴姫よ、悪いがその願いは聞くことはできん。御主はまだ若い」

ピコ麻呂が、RIKISHIの背中に手を突き出している。
そしてRIKISHIは、腕を振り上げたその体制で、まるでそこだけ時が止まったように静止してしまっている。
やがて、RIKISHIの体がぐらっと揺らぎ、砂を撒き散らしながら大の字を書くようにうつ伏せに倒れた。

見ると、その背中には五角星のような傷跡が焼きついている。

ピコ麻呂が使ったのは、陰陽道の奥義の一つである。
陰陽道の光を用い、虚空に特殊な五角星を描く事により威力を増幅させ、敵に叩き付ける大技である。
虚空に光で紋様を描くのは、修行を積んだものでも難しい。
それ故、ピコ麻呂も発動にかなりの時間がかかっていたのである。

「坊主よ、琴姫に祈祷を頼む」
「お任せください」

自らの祈祷で傷を癒し終えた坊主達が近寄ってくる。
彼らも琴姫のような癒しの光を使えるのだが、琴姫の物とは違い、発動に時間が掛かる上に効果も小さい。
なので戦闘中に使える代物ではないのである。

別に坊主達が無能というわけではない。
人には得意不得意があるのである。

やがて体力が回復した琴姫は、自らの光で傷を癒し、完全に完治してしまった。

「琴姫、そして坊主達よ。御主達のおかげでRIKISHIを倒すことができた。例を言うぞ」
「何を言いますか、ピコ麻呂様のお力が無かったら、私達は今頃全滅していましたぞ」
「そうですよ、それにピコ麻呂様の作戦が無かったら、私達は全員天使光臨を受けてやられていましたよ」

そう、今回はピコ麻呂は後ろに下がっていたお陰で天使光臨の被害を受けていなかった。
それ故琴姫に気が行っていたRIKISHIの隙を付くことができたのである。

「む、むぅ…」

それでもピコ麻呂はどことなく納得していないようである。
元々彼は感謝されるのは苦手な性質なのである。

「お互い様、という事にしておくか…」

ピコ麻呂はそう結論付けることにした。
仲間達も頷く。

「流石はRIKISHI…恐ろしい相手であった。さぁ、先を急ぐぞ」
「はい!」

妖怪と同じように消えていったRIKISHIの遺体があった所を一瞥し、ピコ麻呂達は再び基地への道を歩き出していった。
636名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 19:46:24 ID:H79mmWR7
以上です。戦闘描写ムズカシ('A`)
めっちゃ大真面目な感じに書いてます
ギャグのギの字も無いです

でも…多分次回はネタも入れれると思います
なんせ次は『あの人』の出番ですから
637名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 19:47:59 ID:PKzaH6G9
GL!こんな主人公なピコ麻呂本編じゃ見られないwww
続き楽しみにしてます!!やっぱ「あの人」ですから……
638社長とハルヒ1:2008/05/09(金) 00:58:59 ID:bOFaaa2U
>>547です。他の方の作品に触発されて趣味に走ってしまいました
一応、>>552-554のアナザーストーリーというか、あの後のブリッジ組です
エロも萌えもないです。未熟な故、キャラ崩壊している可能性があります


 タイガーモス号のブリッジは深夜とは思えないほど騒がしかった。
 高校生でありながらヘリの操縦の経験があるが故に操縦を任された海馬瀬人。
本来なら彼と同じ世界から来た武藤遊戯も一緒にブリッジの仕事を任されていたはずなのだが、
彼の隣に紅葉のような髪型は見当たらない。
代わりに頭の左右に黄色いリボンをつけた少女が、海馬の周りで世話しなく暴れていた。

「あれからずっとやってるじゃない。ずるいわよ、あたしに代わりなさい! これはSOS団団長命令よ!」
「黙れ、オレはそんなくだらん宗教に入った覚えはない!」
駄々を捏ねる子供のように騒ぐハルヒに、海馬は軌道を外さないようハンドルを睨みながら応対した。
 ハルヒとは同い年であるのにこうも態度が大きいのは、彼が齢17歳にして大手企業の総帥だからだろう。
もしかすると元々の性格故なのかもしれないが。
 しかし、それが余計に彼女の神経を逆撫でし、この永きに渡る『タイガーモス操縦権争奪戦』を勃発させた原因でもある。
ハルヒ自身も普段から海馬と似たような振る舞いをしているのだが、その事に関しては今は触れるのはやめておこう。

「あなた、初めて学校で逢った時もそうだったけど…ホンット態度でかいわね!」
「貴様に言われたくはないわ! …ええい、離れんか!」
 ハルヒは無理矢理操縦を奪おうと、先程からしつこく海馬にダイレクトアタックを仕掛けていた。
ダイレクトアタックと言っても暴力行使ではなく(男に女の力が通用するはずもなかったので)、
ただ海馬の手をハンドルから引き剥がそうと、じたばたと地味な妨害をしているだけだったが。
「なによ、遊戯はすぐに席を空けてくれたわよ」
「遊戯の仕事は貴様のような小娘にもできることだからな」
「さっきから小娘小娘って…見てなさい!」
そう吐き捨てると、ハルヒは海馬から退く。
やっと諦めたか、と海馬が己の勝利を確信して笑みを零していると、

「じゃんじゃじゃ〜んっ! どう、瀬人?」

視界に妙な格好をした女が入ってきた。

 頭にはそれまでなかったうさぎの長い耳。柔らかなカーブを描く背中を大胆なまでに露出した服。
そして健康的なふとももを覆う網タイツ…そう、ハルヒはバニーガールの格好をしていた。
「……」
 表情は変わってはいないものの、目で一瞬その姿を確認したのは見えた。
社長といえど高校生。悩める年頃の青少年には刺激が強過ぎる姿であろう。ハルヒはふふっと得意そうに鼻を鳴らす。
だが次の海馬の台詞にハルヒは最終手段に出ることとなった。
「そんな貧相な体では、凡骨どころか雑魚を悩殺する事もできんな」

最後に鼻で笑う音が聞こえた瞬間、声を発するより先に足が浮き上がっていた。
639社長とハルヒ2:2008/05/09(金) 01:02:46 ID:bOFaaa2U
「きっ…きさまアアァァァ!!!」
 海馬の怒号が部屋を揺るがした。
 何の事はない。ハルヒがただ海馬の足を踏みつけたのだ。
ただ、今のハルヒは完璧なバニーガール姿。…という事は彼女が足に履いている靴は、当然ハイヒールな訳で。

 これはいくら非力な女の力でも通用したようで、ハンドルを握っていた海馬の手が緩む。
ハルヒがその好機を見逃すはずもなく、すぐに飛び付いて念願の操縦ハンドルを手に入れた。
「ハンドルゲ〜ット!」
海馬とハンドルの合間に体を滑り込ませ、次に来るだろう海馬の妨害を鈍らせる準備をしておく。
 案の定、ハイヒールのダイレクトアタックに悶えていた海馬が正気に戻ったらしく、背中に暴風の如く罵倒が飛んできた。
「貴様、オレにこんな事をしてタダで済むと思うな…」
「あら、負け惜しみなんて見苦しいわね。さ、邪魔だからどきなさいよ」
 海馬の無駄に長い足をぺぺんと叩く。ハンドルと椅子との距離はさほど開いていないので、
モデル体形というべき長身の彼にはとても窮屈そうな空間だった。
 一向にどく気配のない海馬に、ハルヒがむっとしていると

がくんっ!

と、まるで何かに殴られたように船が傾いた。
突然の衝撃に、ハルヒは思わずハンドルを放しそうになった。
そしてその時に浮いた体が海馬の膝の上に着地する。文字通り、彼の足を椅子にした形で。
「なっ、なに!? 何が起こったのよ!」
「チッ、涼宮邪魔だ! ハンドルを渡せ!」
ハルヒが余所見をしている間に船体が傾いてしまったのだろう。
高度もどんどん落ちていき、窓ガラスから先程まではなかった雲の壁を確認できるようになった。
「かっ舵が利かない! 何なのよ、もう!」
 ハルヒが力一杯ハンドルを引くも、まるで錆びついてしまったかのようにびくともしない。
こうしている間にもどんどん雲の数が多くなっていっている。このままでは海に落ちてしまう。

「―――どうしました! 何かあったのですか!?」
 操縦室に付いている通信機から琴姫の声がする。突然起きた異変に大変焦っているようだ。
ハルヒが答える前に、海馬が通信機に向かって言った。
「気にするな! 少し高度が落ちただけだ。これから浮上する!」

 ハルヒの手を覆うものがあった。海馬の手だ。
ハルヒの拳ごとハンドルをしっかり握り締めた海馬は「全速前進DA!」と耳元で叫ぶ。
至近距離で放たれた五月蝿い声にハルヒが頭を引いて頭突きを食らわすと、斜め後ろにいた海馬の顔に激突し呻き声が聞こえた。
「キサマァァーー!! 一度ならず二度までも…!」
「うるっさいわね! 耳元で叫ぶんじゃないわよ! 何くっついてんのよ! 離れなさいよ!! 痛いのよ、手が!」
「ええい、黙れ凡骨女!!」
 悪態を吐きながら、海馬は舵を取る。ハルヒがいくら引いても動かなかったハンドルが手前に倒され、
しばらく上昇した後やがて星空の下に出る。元の高度に戻ったのだ。
640社長とハルヒ3:2008/05/09(金) 01:08:22 ID:bOFaaa2U
「だから言ったはずだ。小娘の力などではできんと」
 元の軌道に戻って安定した後、海馬が言った。ハルヒはとうとう操縦席からつまみ出され、彼の後ろで忌々しげに操縦を見ていた。
流石にあれだけの事を起こしてしまった後だ、もう一度やらせろ、なんて彼女のプライドが許すはずもない。
(何よ。あいつ、あんなモヤシみたいな体してる癖に、あんな馬鹿力あるなんて…)
 握られた手が赤くなっている。
 格好はひょろひょろと風が吹いたら折れてしまいそうなほど細い海馬の体。
しかしそこから出る力は、まぎれもない男の力だった。そういえば彼は戦闘においても、カードを汚された怒りで敵を殴り倒すこともあるのだ。
いつも彼の嫁(らしい)の白いドラゴンの印象が強いせいか、その事をすっかり失念していた。

「…つまんない」
 ハルヒはそう吐き捨てると、自分の荷物を纏め始める。海馬は変わらず目の前だけを見ている。
 その時、部屋のドアが開いて、一人の男が入ってきた。
「涼宮さん、まだ起きてたんですか」
「もう寝るところよ。…ところで遊戯知らない? 帰って来るのが遅過ぎるわ!」
古泉はああ、と手を打つ。
「彼なら、ちょっとした事情があって、眠っているところですよ」
「何!? このオレを置いて一人だけ就寝だと…!?」
海馬が首だけをこちらに向けてきたので、すかさず「余所見すんじゃないわよ!」と言っておく。
「それより、何なのよ、その『事情』って。なーんか面白そうじゃない…」
 新しい興味を見つけて、ハルヒの目が生き生きと輝き始める。
その後、古泉と共にハルヒは出て行き、やっとこの部屋に静寂が訪れる。


「…男に飛び付き、密着し、挙句の果てに下卑た格好など……」
一人呟くその声に悪態は篭っていなくて。
手には硬いハンドルが握られているはずなのに、まだ柔らかな感触が残っていた。
「痴女めが」

タイガーモスは静かな夜空を往く。
641名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 01:11:01 ID:bOFaaa2U
以上で終わりです。最後の最後でsage忘れ申し訳ない
最初はラピュタネタを拝借して「雲の中に入って乱気流に揉まれる」ことにしようかと思いましたが、
そうすると見張りをしているロボ組が大変なことになると気付いて路線変更
そもそも前の遊戯サイドで翌日談とかやってしまった時点で、
一日しか乗っていないと思われる原作とは、完全にパラレル扱いになるのだと気付きました
以後、名無しに戻ります
642名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 01:42:02 ID:IrCzcQpg
>>641
リアルタイムで乙です!!
これは予想以上に素晴らしいツンデレカップルwwww
面白かった!!

にしても、改めてスレ全部見返すと社長絡みのSS多いなww
キャラ的に書きやすいんだろうか?
言葉、こなた、ハルヒとどれも違う良さがあってイイ!!
643名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 03:06:14 ID:5cAVzruV
>>641
GJGJ!
いざ読んでみたらこの絡み面白いwww
また書いてくれ!
644名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 09:42:57 ID:u1qmfz7G
女性陣お風呂ネタを構想中なんだが、学生軍団の体に関してはデータがもうあって琴姫の体は妄想完了。
しかし、東方組ってどんな感じの体してるんだろうか。
645名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 10:57:18 ID:aT+z9z5e
アリス→ひんぬー
魔理沙→B〜Cくらい
 
てかニコニコで魔理沙とかアリスの画像見れば?
いくらでもあるし
646名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 11:42:43 ID:kFWiXJfE
>>645
そうか?俺は逆に魔理沙の方がひんぬーなイメージがあるけど
647名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 16:22:55 ID:wVZN6G8m
どうみても魔理沙のほうがひんぬーです本当に(ry
648名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 17:04:57 ID:2h6s4PfV
俺はアリスのがひんぬ〜な気がする。
顔グラのせいだと思うが
649名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 17:17:52 ID:8/WBJftH
両方つるぺったんに出てたから両方ともうわなにをするやm
650名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 19:06:58 ID:UhCukskV
>>649
こなたと三人で胸ぺったんガールズですね。
わかります
651578:2008/05/09(金) 19:45:11 ID:HSSd/Mlh
以前こなた遊戯を投下した578です。宣言どおり社長ハルヒを書いたので乗せることにします。
………途中までですが
相変わらず無駄に長い上にエロ?なにそれ美味いの?って感じですが…
652578:2008/05/09(金) 19:49:14 ID:HSSd/Mlh

満天の星空の下、夜空をかける飛行船、タイガーモス号
その船内、ある者は戦いで傷ついた体を休め、ある者は次なる戦いに向け鍛錬を行っている
それぞれが自由に時を過ごす。そんな中、タイガーモス号操舵室
この部屋はまさに今、戦場と化していた……

「レアカードに傷がついたわぁぁぁ!!!」
「フタエノキワミ、アッーーーーーー!!!」
バシィッ!!

ぶつかる拳、広がる波紋、響く奇声
壁には無数の傷跡、さらに所々穴も開いている
対峙しているのは海馬瀬人と涼宮ハルヒ
2人の視線は火花を散らし、お互いを睨み殺さんばかりの迫力を放っている

「ちょっと!!レーザーならまだしも女の子に拳を振るうなんてどういう神経してんのよ!?
社長だかなんだか知らないけど、最低ね!」
「ふぅん、元はと言えば貴様から仕掛けた決闘!性別を理由に勝利を得ようなど、
貧乏くさい凡人にはお似合いの戦術だな!!」
「言ったわね〜…このっ、覚悟しなさい!!」
「ふぅん…来るがいい!!」

そもそも何故2人は熱いデュエル…もといバトルを繰り広げているのだろうか
理由は簡単。ハルヒは船の操縦をしようとし、海馬はそれを阻止しようとしているから……のはずだったが、最初はイスに座る座らせない、
ボタンを押す押させない程度のものだったのだが、いつの間にかこのような展開に
最も、肝心のハルヒはそんな目的とっくのとうに忘れているらしい。操縦に必要な操縦桿は取っ組み合いの最中に折れ、部屋の角で寂しく転がっている
遊戯が巻き込まれないように部屋から出る際、操縦をオートモードに切り替えていなかったら大惨事になっていたことだろう
653578:2008/05/09(金) 19:52:37 ID:HSSd/Mlh
「食らいなさい!ミクルビーーム!!」
「無駄だ!リバースカードオープン!魔法解除!」
ハルヒの目から放たれた怪光線は、海馬に当たる寸前で掻き消された
「卑怯よそんなカード!」
「その程度の貧弱なビームでは、俺のロードを妨げることなどできんわ!自ら地面に跪くがいい!
リバースカープン!エネミーコントローr「うりゃーー!!」
「ぐぉお……!?おのれ1度ならず2度までも……許せん!!」

もはや2人とも、止まることを忘れてしまっているらしい。このままでは操舵室そのものが大破しかねない。
しかしここには、調停役のピコ麻呂もハートマンもいない。
「ならば俺の手で直接地面に這い蹲らしてやる!!逆転の女神!」
「それはこっちのセリフよ!容赦しないわよ!?」

「傷がついたわ!傷がついたわ!傷がついたわ!ついたわついたわついたわついたわ!」
「フタエノキワミ!フタエノキワミ!キワキャン!アッー!アッー!アッー!アッー!アッー!」

足を止めて拳をぶつけ合う2人、ハルヒは格闘家であるが一応は女である。魔術師とはいえ男の海馬には腕力では敵わないだろう。
しかし一方の海馬も、女であるハルヒに手を出すことへの抵抗感か、動きが通常の戦闘より遥かに鈍い
当初互角だったぶつけ合いだったが、海馬がじりじりと後退を始め…

「ついたわついたわついた…ぐっ!」
「もらった!フタエノキワミ、アッーー!!
「ぐわあああーーー!!」

顎に決まった渾身の一撃、海馬の体躯は軽やかに宙を舞い、背中から落下する
うめき声を上げる海馬。ハルヒは容赦なく、飛び上がると海馬の体を馬乗りで押さえつける

「ここまでね海馬君!観念しなさい!」
「くっ……この俺が……」
海馬は屈辱と背中の痛みから顔を顰めている。対してハルヒは笑顔。しかも、ただの笑顔ではない。
内に厄介な考え事を孕んだ、世にも楽しそうな
「まさか海馬君が女の子に暴力を振るうKC社長ならぬDV社長だったなんてね〜。
皆に言いふらしちゃおうかしら?」
笑顔のまま、腕を組み絡む様な口調でしゃべりだすハルヒ
「ふぅん……何を考えているか知らんが、勝手にするがいい…」
「へぇ〜…じゃぁ桂さんやこなちゃんや琴姫さんにも教えてあげるわ!きっと幻滅するわよ〜?」
「……なぜそこで桂の名がでる……」
654578:2008/05/09(金) 19:54:38 ID:HSSd/Mlh
「ふーん…こなちゃんや琴姫さんも名前を出したのに、反応するのは桂さんだけなんだ……」
「ぬっ……!?貴様……一体何を企んでいる……」
海馬の顔が、先ほどの苦痛と屈辱によるものではなく、驚きと疑問が入り混じった表情に変化した
「かかったわね海馬君…アンタ、桂さんのこと避けてるでしょ!?」
「ふ…ふぅん……何を言っているのか理解できんな……」
「とぼけても無駄よ!実はさっき本人から相談されたんだから!

『海馬君は、私のこと嫌いなんでしょうか……?同じ部屋にいるとすぐに出て行かれるし……
話しかけても素っ気無いし、いつも睨まれているような気さえ……』

……ってね!」
笑顔とは程遠くなった、静かな怒りを潜めた声色で、海馬に詰め寄るハルヒ
操舵室に来た本当の目的は、どうやらこの質問のためらしい。暴れて遊戯を退席させ、
2人っきりの空間で海馬が身動きできない状態に持ち込んだのも、その質問のため
普段は仲間に理不尽な要求を突きつけ喜んでいる彼女だが、それゆえに仲間に何かがあったときは、
自分の事の様に心配する性格をしている

「……それは桂の勝手な勘違いだろう、下らん。さっさと退け…操縦がしたいのなら、好きにするがいい」
「船の操縦なんて最初からどうでもいいの!それよりまだ白を切るつもりなら、こっちにも考えがあるわ……」
顔を横に向け、我関せずを貫こうとする海馬
その海馬の態度に、ハルヒは口元をひん曲げた笑みを浮かべると、後ろ手でゴソゴソし始める
(な、何をするつもりだ!?まさかこの体勢から殴るつもりか!?それともギターで!?
よもやあの赤黒い男を呼び出すつもりではあるまいな………)
海馬の脳内を駆け巡る危機の予感。這い出そうと体を動かすが、ハルヒの太腿が横っ腹を押さえつけており、
身動きが取れない
海馬の焦りを尻目に、ゆっくりと後ろにやっていた手を前に出すハルヒ
その手には………

「ちっ…………ちっ………」



「ちくWAAAAAAAAAAA!!!!???」



駐車場おでんが握られていた

655578:2008/05/09(金) 19:55:34 ID:HSSd/Mlh
「アンタの弱点は事前に遊戯君に聞いといたわ!……まさかこんなにいやがるとは思わなかったけど……
ほら、さっさと桂さんにいじわるしてる理由言いなさい」
「ふぅん……た、たかだかおでんなんぞで俺を脅かそうなど、ちゃんちゃらおかしっ、
き、貴様垂れてるぞ!!汁が!服に染みが!どうやってそんな出来立てを持って来た!?
そもそもどこに隠していた!?」
「え?スカートの中だけど?」
「この痴女めが!くっ、話してやる!話してやるからこんにゃくを押し付けるなー!!」
(アレルギーなのかしら……?)
656578:2008/05/09(金) 19:57:18 ID:HSSd/Mlh
まだ途中です。
海馬の性格とか言葉遣いおかしいような気がするのはスルーでお願いします。
続きは今日中にはあげたいと思っています
657名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 20:00:24 ID:bOFaaa2U
>>658
前半お疲れさまです
さり気にまた絵板ネタがwwww
別の場所では遊戯とこなたがデュエルしている最中なんですね。わかります
658名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:36:17 ID:HRaRW18S
ちくWAAAAAAAAAAAAAAAAAA




wwwwwwwwww
い、いかん。これだけでもう腹筋崩壊
659名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 22:51:49 ID:u1qmfz7G
ハルヒがフタキワ連発してるのが脳内ボイスでループしまくってるんだがw
660名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 23:00:07 ID:cMTkoVSY
ちくWAAAAネタとデュエルできるなんて夢のようだよパンチラネタ
大人気だなwww
以前本スレで投稿されてたSSにもこのネタあったし
絵板は貴重な萌え供給源ですな
661578:2008/05/10(土) 01:17:21 ID:CjZTUK1d
完成しました。また長い上に社長の性格壊れまくり展開急すぎこじ付けすぎで
なんかよく分からなくなってますが………
662578:2008/05/10(土) 01:19:37 ID:CjZTUK1d
同時刻、タイガーモス号通路……
「ふぅ……」
ため息をつきながら歩く黒法衣、矢部之ピコ麻呂
タイガーモス号内の見回りおよび各所の点検のため、船内を歩き回っている途中である
「ん………あれは……」
ブリッジ前の通路を通りかかったピコ麻呂は、ブリッジの扉の前でウロウロしている少女を発見した
少女は扉の取っ手を掴んでは離し、掴んではまた離し、悩んだ顔で扉を見つめるという行為を繰りかえしている

「何やっているのだ?桂?」
「ひゃっ!?ぴ……ピコ麻呂さん…驚かさないでください……」

突然声をかけられ、かわいらしい悲鳴を上げる少女、桂言葉
手には、パンを乗せたおぼんが握られている
「こんな夜更けにどうしたのだ?ブリッジに用がある様子だが……」
「あっ、はい。海馬君と遊戯君、ご飯を食べていませんから、琴姫さんにお願いしてパンを
いくつかいただいてきたんです。」
そう言って、お盆を突き出して見せる言葉
気の利く優しい子だな、とピコ麻呂はよだr…微笑を浮かべた
「では、はやく持っていってやりなさい。あいつらも腹が空いているだろう」
「あ、あの、ちょっと待ってください!まだ開けないでください!」
ドアノブに手をかけるピコ麻呂、力を入れてドアを押そうとする寸前、言葉に服を引っ張られ、ドアから引き離された
「どうしたのだ一体?何かあの2人と揉め事でもあったのか?」
「いえ……そういうわけではないんですけど……」
訝しげな視線を送るピコ麻呂に、顔を伏せてごにょごにょと小さく呟く言葉
やがて顔を上げると、意を決した表情で、ピコ麻呂にこう言った
「あの、ピコ麻呂さん!ご相談に乗ってもらえませんか!?」
「…………ふむ?」


「なるほど……海馬に嫌われているのでは、と気にしておるのだな?」
「はい……それに、海馬君背も高くて、態度も尊大で…ちょっと怖いんです……」
「ふむ……」
確かに、海馬は背が高く目つきも悪く、大企業の総帥だという自負から生まれる高圧的な態度を振り回している。その彼と同年代の言葉は、ハートマンや阿部とは
違った怖さを感じているのだろう。
だが、彼はその態度をほぼメンバー全てに対して取っている。海馬を怖がるあまり、言葉が勘違いしているという可能性もある
しかしピコ麻呂には、海馬の言葉に対する態度に1つの心当たりがあった
「たぶんだが……心当たりが、1つある。多分だがな………」
「あ、あるんですか?、ぜひ、教えてください」
必死な表情でピコ麻呂に詰め寄る言葉。海馬の態度を、よほど気にしているらしい
ピコ麻呂は1度大きく息を吸うと、ゆっくりと話し出した…

「わしも遊戯から聞いた話なので詳しくは語れんが………海馬は昔、目の前で義父を亡くしたらしい…」
「え………?」
663578:2008/05/10(土) 01:21:10 ID:CjZTUK1d
「俺の義父は昔、俺の目の前でその命を絶った」
「え………?」
どんな痴情のもつれかと楽しみにしていた。しかし、予想外の喋り出しに、間抜けた声を上げるハルヒ
「……どういう意味よ?それ」
「ふぅん……そのままの意味だ。俺の義父は俺の目の前で死んだ」
文意を掴みかね、再度質問するハルヒ
対して海馬は、さきほどの取り乱した様子は消え、普段の高圧的な表情でさもつまらなそうに言葉を繰りかえす
「それが、桂さんとどういう関係があるのよ……?」
「ふぅん……貴様には分からんだろうが、人間の死というものは他人に大きな影響を与える…」
ハルヒを無視し、語る海馬
「死んだ人物に抱いていた感情が恨みであれ、憎しみであれ、恐れであれ…」
「桂さんのような、愛情でさえ……?」
「そうだ。特に親しいものの死、それは残された者を強く縛り付ける。その死んだ者に対する感情……俺の場合は、復讐心だ…義父に対するな……」
「復讐……?」
「ヤツの死は俺の予想外だった……倒すべき敵であるやヤツをとことん追い詰め、俺の受けた屈辱を万倍にして返すという思惑は崩れた……。ヤツは消え、俺に残されたのは生涯消えん、果たされぬ復讐の火種のみ……」
「……………」
海馬は一旦言葉を区切ると、ハルヒの体を手で押しのけた
ハルヒは全く抵抗の色を見せず、されるがままに海馬の上から体をどける
「桂の場合は、あの誠とか言う馬の骨のための愛情だろう……」
「…………」
「一生消えず、報われず、果たされず………」
海馬は立ち上がり、言葉を続ける
埃を払い、服の乱れを正す。話しかけているはずのハルヒには目もくれない。いや、話す相手など初めからおらず、ただ自分の心の内を自分で再確認しているのかもしれない
「そんな死者への思いを引きずっているのだ。俺も桂も」
これで終わりだ、とでも言うようにハルヒに背を向け、沈黙する海馬
その背は、どこか寂しそうだ
「つまり………」
「つまりは…心配してあげてるってわけ?同じ境遇の、桂さんを…」
「ふぅん………勝手に想像するがいい………」

664578:2008/05/10(土) 01:22:34 ID:CjZTUK1d
「……………………」
「……………………」

沈黙。

2人とも、何も言葉を発しない
物音一つ立てず、ただじっと………

耐え切れなくなったのは海馬のほうだった。「えぇいっ」と口の端から漏らすと、振り返り、声をかけた
「これで疑問は晴れただろう!さっさと帰って…」

「アンタよ………たのは……」
「桂だろうが………何だと……?」

わずかに聞こえたハルヒの呟き。海馬は自分自身の声でそれを聞き逃した
ゆっくりとした動作で立ち上がるハルヒ。顔色は、前髪に隠れて窺うことができない
立ち上がると、一歩、海馬に近寄る。また一歩。また一歩
そして海馬の目の前、そこで、顔を上げた

「アンタよ探してたのはーーー!!!!」
瞳に爛爛とした輝きを灯して

「うっ、ぐぉ!?」
「アンタなのよ!!私が探してたのはっ!!」
押し倒される海馬。本日2回目の馬乗り
突然のハルヒの叫びと奇行に、混乱する社長
「な、なにをする貴様!?俺の話を聞いて…」
「我がSOS団に足りなかったのはアンタみたいなキャラなのよ!!」
「なっ………!?」
海馬の肩を掴むと、前後に激しく揺さぶるハルヒ。後頭部が床にガンガンぶつかろうが気にしない
「そうよ!これまでのSOS団は明るすぎたのよ!古泉君もみくるちゃんも!これからは、高ビーな態度の裏に暗い過去とトラウマを持ち、それでいて気になる子には素直になれないツンデレ男!!そんなキャラが今の時代には求められているのよ!!」
大声で叫ぶと、パッと手を離す。後頭部と床がぶつかる音。またしても気にも留めず、今度は両手を海馬の両隣に置くと、ズイッと上から顔を近づける

665578:2008/05/10(土) 01:24:01 ID:CjZTUK1d
「アンタ、SOS団に入りなさい。団長命令よ!」
「ふ…ふぅん、断る!!俺は下らん宗教団体なんぞに……ちくWAAAAA!!!!それを近づけるな!!はやくそれをSI☆MA☆E」
「はやく団員になるって誓わないと口に突っ込むわよ!?今なら副副団長にしてあげてもいいわ!」
【こんにゃくを海馬の口に捻じ込みながら】喜々とした表情で勧誘を迫るハルヒ。対して顔がおでん汁でベトベトの海馬
「きっ…Kiss……☆Summer…いぃ……しろぉ……!!」
『貴様、いい加減にしろ!』という怒りの抗議さえ、途切れ途切れにしかハルヒには届かない
その必死の抗議が、海馬にとってはマイナスだった……

「えぇ!?なんですって!?『キス魔しろ』!?ま…まさか……」
素っ頓狂な声を上げ、ハルヒの手が止まる。抗議の声が届いたか、と、安心する海馬。しかしハルヒが次に発した言葉は、海馬には予想外のものだった

「まさか……入団するから、キスしろって言うの!?」
「…………へぇあ………?」







岩「僕が時を止めた………」





岩「そして時は動き出す………」





「き、貴様ァ!!一体何を勘違いしたらそのような結論にぃ……!!」
「ま、まぁ優秀な団員を勧誘するために身を張るのが団長の仕事よね!仕方がないわね!キスしてあげるから頑張って私のために働きなさいよ!?」
「ふざけるのも大概に……うっ!?」
海馬の頭が左右から捕まれ固定された。思わず声が止まる
目の前の空間を占めるハルヒの顔
激しく動いたせいか、それともこれからの行為への緊張によるせいか、頬は赤らみ、上気している
普段はその気性からコロコロと変わる表情。しかし今は、唇をわずかに突き出した、緊張した面持ち
元が端正な顔立ちをした美少女である。普段と違うその表情に、海馬も思わず、
(この女……こんな表情もできるのか………)
思わず、見とれてしまった

唇の距離は徐々に、徐々に縮まり、そして………
666578:2008/05/10(土) 01:26:09 ID:CjZTUK1d
同時刻、ブリッジ前通路……

「そうですか……そんなことが……」
「ふむ。わしも遊戯から聞いたことから想像したことだから、本当かどうかは分からんがな」
ピコ麻呂からの言葉への説明。それは海馬がハルヒにしたものと同じだった
「遊戯が言うには、海馬は、海馬ランドとか言うものを建設して、恵まれない子供達を招待するのが夢らしい。なんとも優しい心根の持ち主ではないか」
「そう……だったんですか…海馬君、本当はいい人だったんですね……」
胸を撫で下ろす言葉。ホッとしたような、嬉しい様な表情を見て、ピコ麻呂の顔にも思わず笑みが浮かぶ
「さぁ…誤解は解けたんだ。行ってやれ」
言葉の後ろへ回ると、その肩を押し、扉の前へ。「頑張って参れ」という笑みと共に
「………はい!」
言葉はその笑みに大きく頷くと、ドアノブを掴み、扉を開けた

「海馬君、パンを持ってきたので、ご一緒に………」


目に入った光景は、抱き合う海馬とハルヒ
顔を近づけている。いや、「近い」ではない。顔同士、いや、唇同士が………触れ合っていた
しかもハルヒのスカートは激しい動きのせいで大きくめくれ、言葉の位置からはパンツが丸見えとなっている

「……………………」
キィー………バタンッ………


「おぉ、どうしたのだ言葉?」
「中に………誰もいませんよ………」
開けた途端、扉を再び閉めて外へ出てきた言葉に声をかけるピコ麻呂。返ってきたのは、氷のように冷たい声音
「誰も……遊戯も海馬もおらんのか?」
「知りません……あんな人……」
ピコ麻呂の質問に、言葉は振り向くことさえせず、まるで幽鬼か何かのようにフラフラと、通路を歩き去っていった

「お嫁さんも……愛人も……死んじゃえ……」

去り際、ピコ麻呂には言葉がそう言ったのが聞こえた
ブリッジの中を確かめて見たかったが、止める事にした。興味本位でちょっかいを出したら、大変なことになる予感がしたからだ。今のピコ麻呂の心中は、『触らぬ神に祟りなし』だった
667578:2008/05/10(土) 01:27:09 ID:CjZTUK1d
「恋心に傷がついたわあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「フタエノキワミ、アッーーーー!!!!」

一方ブリッジ内、キスシーンを言葉に目撃されたハルヒと、服の袖で必死に唇を拭う海馬との争いが再び行われていた
ちなみに両者とも、耳まで真っ赤になっている
「何よ!?キスしろって言ったのはアンタじゃないの!!」
「DA☆MA☆RE!!貴様が勝手に勘違いしたのだろうが!!もう容赦はせん、出でよ!ブルーアイズ!!」
「何よその言い草!!神人、出番よ!あんな乙女心が分からないヤツやっつけちゃいなさい!!」
「アイアイサー。」
響き渡る爆音、破壊音、奇声、叫び声
タイガーモス号の夜は、一部の人を除いて、ゆっくりと更けていった……

668578:2008/05/10(土) 01:28:39 ID:CjZTUK1d

(しかし、若者の悩みを解決してやるなど、わしも中々リーダーらしいことをしたのぉ……)
ニヤニヤとした顔で通路を歩くピコ麻呂。言葉と分かれた後も、真面目に見回りを行っているようだ
(主人公(笑)とか主人公(一応)とか「パン買って来いよ」とか言われるわしだったが……これで少しは、面目躍如できたかのぉ……)
時刻はもうすぐ日付が入れ替わるころ
ピコ麻呂は拳をぐっと握り、嬉しさを噛み締める
(これからムスカとの決戦じゃ……これからは皆から頼られるリーダーとならねばな……)

「む?明かりが漏れている……誰かおるのか……?」
脳内妄想で浮かれるピコ麻呂の目に、明かりが飛び込んだ
明かりが漏れているのは、貨物室
ピコ麻呂はいぶかしみながら、貨物室の扉を開けた
「明かりがついておる…この貨物室は立ち入り禁止のはずなんだが……」
中には誰もいない。だが、明かりがついているということは、誰かがここにいたということ
体を緊張させ、神経を研ぎ澄ます
鋭敏化した感覚が、何かを察知した
「奥に……何やら気配を感じるな……」
倉庫の奥に、人の気配がする。いや、もしかしたら人ではないかもしれない
(まさか魔王の手下か!?ぃよし!この主人公、矢部之ピコ麻呂が成敗してくれる!!そして皆に頼られるリーダーとなるのだ!!)

「喰らえ魔王の手下!ぷよぷよするry」








ピコ麻呂「ティウンティウンティウン……」


おわり。
669578:2008/05/10(土) 01:36:55 ID:CjZTUK1d
以上です。ちょっと蓬莱人形のコスプレしてきます。
ハルヒ社長のつもりですが、実は海馬言葉です。文句はうけつけません。
ちなみに>>657さんと>>660さんの言うとおり、絵版のネタ勝手に使ってます反省してます。
言葉の相談は遊戯が受ける予定だったんですが時系列的に急遽ピコに変えました。えぇ、計画性なんて
最初からありませんが何か?

実は書いてる途中でピコ琴姫と阿部ハルヒのガチエロを思いついたんですが書くべきか自重すべきか
迷ってます
皆さんの意見をお聞かせ願えると嬉しいです。

あと、今日中にあげると言いながら遅れてすいませんでした。
670名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:37:12 ID:OtPscsYI
GJ!
まずいぜ、社長にSOS団巻き込まれフラグとNiceBoatフラグが立ってやがるw
671名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:43:56 ID:lgU1+Bb+
>>669
色々言いたいから色々言う
GJ!
腹筋返せwwwww
面白すぎるw
ちょw神人www
社長うらやましい
俺はピ琴姫読みたい
672名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 02:27:35 ID:ZcHW81iP
なんだか鬼畜マリオのごとくどんどん書く技術あがってるなw
もうネタ満載で何処から突っ込めばいいか…www
なにはともあれGJ!

さて俺も久々に何か書くかな…
最近少なめなロクミクでも…
673名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 04:32:30 ID:cUc8qw8g
>>669
GJ!!社長ハルヒいいよ社長ハルヒ!
ピコ麻呂はやっぱり主人公(笑)だなw
阿部ハルヒのエロも読みたいです!

>>672
ロックミク俺の本命なんで期待してる
674名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 10:43:57 ID:eukAVfJq
>>669
GJ!俺の腹筋を返せwww
ハルヒかわいいよハルヒ
なんか社長がエロゲの主人公にしか見えn(ティウンティウン
ピコ琴も阿部ハルも期待してるよー
首を長くして待ってるよー

>>672
wktkwktk
最近ロックミク減ったから楽しみだ

そういえば
このスレに来てる人はどのカップリングが好きなわけ?
俺はピコ琴(本命)か阿部琴かハル琴(大穴)
…琴姫好きなのがバレバレでスマソ、首吊ってくるわ…
675名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 11:14:25 ID:kz0VhM0p
俺は谷口かKBCが関わる(ギャグ前提の)SSが目的でスレに来てるからなぁ
個人的には桂馬、DIO銀。マイナーだがリョウアリ、古アリあたりが好み
…絵板の影響を受けまくってると言わざるを得ない
676名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 11:27:41 ID:lgU1+Bb+
俺は百合スキーだからハル言、ハルこな、マリミクが好きだったりする。
もちろんロクミクとか普通なのも好きだがなw
ぶっちゃけ阿倍×古泉もちょっと見てみた(ry
 
 
ちょっと今ハルこな書いてるんだが微エロで済ますべきかエロにすべきか悩んでるんだがどっちが良いかな?
677名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 11:39:47 ID:Nf9ErGAi
俺はお前の熱いソウルの叫びが聴きたいんだZE☆

ってことで燃える方。こう気分的に。
微エロがエロより燃えないかというと必ずしもそうじゃないんだよな
678578:2008/05/10(土) 11:39:52 ID:7559EyQA
昨日ピコ琴もしくは阿部ハルのどちらがいいか聞いたんだけど、寝てる間にハルヒ社長の
の小説の続きの三角関係ガチエロを思いついてしまったんですが、どれを書くべきでしょうか?
意見お聞かせ願います。

自分で書いてるうちにいつの間にかツンデレカップルにはまったと言わざるを得ない!!
勝手でスマソorz
679名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 11:56:20 ID:eukAVfJq
>>678
アンタって奴はwwwもう全部書いたらいいよ!
俺はどのカプもアンタも大好きだ!
正座して待ってます。

ところで俺のIDを見てくれ。
なんかエロくね?
680名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 11:58:40 ID:Nf9ErGAi
☆★☆    A   V    ☆★☆


すごく…、エロいです…
681578:2008/05/10(土) 12:16:08 ID:7559EyQA
>>679
僕、あなたみたいなID…好きですよ…

ご意見ありがとうございます。ではまずハルヒ社長を書いて見ます。
682名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 12:24:13 ID:At11SiuG
>>681
ハルヒと社長のコンビが好きなので是非やっちゃってくださいw
自分、最初にハルヒ社長を言い出した者だが、
まさか本当に拝める日が来るとは思わなかったんだぜ
683名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 12:31:54 ID:P0Kh2grJ
ハル社wktk

王様こなたとロクミクのほのぼのが本命
しっとり大人のピコ琴、DIO銀もいいな

そろそろ精神弱い王様が勢い余ってこなた襲ってくれないかなと妄想しているw
684名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 14:02:35 ID:CwC69Xvt
俺は

ロックミク

かな。
百合なら

こなのは
マリアリ

とか
685名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 14:09:07 ID:Zmtr3QcH
>>683

「いたいけなアホ毛を守ることに命を賭ける男!スバイダーマッ!!」

「アホ毛の貞操が危ない!」

「だ、だれが襲うか!HA☆NA☆SE!!」

「おお!いつの間にかその二人とフラグたててたんだね〜遊戯くん」

こうでry
686名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 15:50:16 ID:SAj/mHGM
以前ダーマ言葉書くと言った者です。完成したので投下します
ただSS自体初めてなので「ここはこうした方がいい」みたいな指摘点があればありがたいです

タイトルは「全てを捨て過ぎた男」です。どうぞ
687名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 15:51:32 ID:SAj/mHGM
ラピュタへ向かうタイガーモス号の中、言葉は一人部屋でうつむいたままだった
『誠君、必ず仇は取ります!』
そう力強く誓ったはずだったが、失った大切な人のことを思うと悲しみが込み上げてしまう

部屋のドアの前ではそんな言葉に声を掛けようと戸惑う同じ北高の生徒であるハルヒ達
「ちょっと谷口、こういう時こそ男のアンタがいくもんでしょ。何とかしなさいよ!」
「いや、あーゆーシチュはちょっと…」
「さて、どうしましょうか」
「こういう時はそっとしといてあげるのがいいんじゃないのかなぁ」

誰が真っ先に言葉に話しかけるか言い争っていたハルヒ達をよそに、言葉は遂に涙まで流してしまった
「誠君…私…」

その時だった
「こんな所でどうした?」
「あなたは?」
「少女の涙を粉砕する男 スパイダーマ!」
空気を読まない男、スパイダーマだった。彼は北高への潜入捜査もしていなければ、屋上へ向かう道中一切戦っていない
その最中にリョウやゴッドマンと何のためなのか、あやとりや田植え、にらめっこのイメージトレーニングをしていたからだった
「一体何があった?」
言葉加入の経緯を知らないダーマは言葉に聞く
「実は私の大切な人がムスカに…」

北高屋上での出来事を聞いたダーマは少し間をおいてから
というよりしばらく何かを考えてから言葉へ相づちを打った
「そうか、そんな事があったのか。それは気の毒だな…」
「何かあったんですか?」
「私もかつて父を殺されたんだ」
「え…」
「私の父はケツ十字団に殺された。私はその日レースがあったのだが、もしレースを辞退していれば、きっと父を助けられたに違いなかった。それからしばらく、私はケツ十字団への怒りと父を助けられなかった悔しさで何もできなかった」
ダーマの口調は力強い名乗り口上の時とは全く違っていた
688名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 15:52:15 ID:SAj/mHGM
「今の君はその時の私に似ている。もう誰の悲しい顔を見たくないんだ」
言葉の顔を見てダーマはそう言った
「それに君は一人じゃない。今の君にはたくさんの仲間がいるじゃないか」

『リーダーをしているピコ麻呂だ。よろしく』『お前、マスクの中はいい男そうだな…』
『お前とは気が合いそうだと言わざるを得ない!』『キノコ狩りが得意だって?いいキノコがあったら貸してくれよな!』
『君、すごくカッコいいね!今度じっくり撮らせてよ!』『蜘蛛の戦士なのか…間違って撃っちまいそうじゃのぅ』
『スパイダーマ…私の立ち位置が危ない!』『毎日見てるよ〜。消されないように頑張ってね』

「私もこの戦いで“仲間”というものがわかった気がする。妹や子供たちとは違う“仲間”をこの戦いで感じたんだ」
ダーマもピコ麻呂達と出会うまではずっと一人で戦っていた。その一言を聞いた言葉はダーマの顔に少しながらの安堵を感じた
「ダーマさんも大変だったんですね」
「ああ、私は今ムスカや魔王との戦いの中で彼らといるこの時を楽しんでいるんだ。だから君も今この時を楽しんでみたらどうだい?」
「はい、少しずつですけど皆さんと仲良くしたいと思います!そう思ってたら気持ちが楽になりました」
「涙と笑顔をすり替えておいたのSA☆それでは私はこれで」
そう言ってダーマは言葉の部屋を後にした

「後は頼んだ。君たちなら仲良くしてくれるはずだ」
そうハルヒに伝え、ダーマは自分の部屋へと戻って行った
「桂さん!あたし涼宮ハルヒ!仲良くしましょ!」
「初めまして谷口です。以後お見知りおきを」
言葉の部屋に先ほどまで入るのを躊躇っていたハルヒ達が入って行った
ダーマはその賑やかな声を聞きながら頬を触った

「はっ!すり替えたのにKISSが無かった。許せん!」
689名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 15:55:02 ID:SAj/mHGM
以上です。
言葉に関してはアニメ本家を(流血的な意味で)見れなかったので
本来のキャラと違っていたらすみません

それでは失礼します
690名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:07:25 ID:CwC69Xvt
ダーマって誠殺された時いた気がするんだが………。


でも良かった!GJ!
691名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 17:45:36 ID:8ErcML+k
GJ
名乗り口調以外はまともなダーマ格好いい

話変わるけど
なのは参戦後にタイガーモスみたいな感じで全員集合している状態でまったりしたシーンが欲しいところ
nice boat2に期待せざるを得ない
692名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 19:51:00 ID:lgU1+Bb+
とりあえず聞いておく
ガチ百合おkな人は挙手して欲しい。
693名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 19:52:09 ID:YLKIYBe4
694名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 19:54:47 ID:Nf9ErGAi
むしろ全力で ノ
695名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 19:59:49 ID:iy53NtHT
ノノ

ついでにいうと、俺はネタ成分があるならウホッだっていける男なんDA☆ZE
696名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 20:34:36 ID:ZcHW81iP
実際ネタが無いガチホモが投下されたら荒れるんだろうな

697名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 20:59:32 ID:Nf9ErGAi
同作品内でガチホモやられると引くかもな…
とりあえず一言欲しいんだぜ
698名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 21:06:29 ID:KA0xtHNU
>>692
これは挙手せざるを得ない! ノ
699名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 21:16:14 ID:ZcHW81iP
うん、ていうかな

百合が嫌いな男子などおらん!
700名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 21:26:29 ID:CwC69Xvt
ノノノノ

大好物でさぁ
701名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 21:41:54 ID:rvRHZri7
801も百合も駄目なので投下あるなら文章前に一言注意が欲しい
702名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 21:57:18 ID:vwHInHnn
>>689
言葉のキャラについては間違ってないと思うよぉ。
投下GJ!!
703名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 22:05:39 ID:ya8tJryq


自分もガチホモはなぁ…
古泉と阿部さん絡みならおkだが
704578:2008/05/10(土) 22:14:16 ID:eOMw6ihh
ガチホモはギャグ、百合なら本番でも構わない自分が通りますよ。

ハルヒ社長の前半部ができたのですが、昨日今日に投下したので、スレッドを独占するわけにはいかないし、今日は自重して
後日完成させて投稿したほうがよろしいでしょうか?
705名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 22:32:24 ID:ZcHW81iP
別にいいんじゃないか?
少し前までは一定の奴ばかりが投下するってのもよくあったし
706578:2008/05/10(土) 22:55:03 ID:eOMw6ihh
ありがとうございます。それでは投稿します。

後半ハルヒのキャラが変わってる気がするんで、それでもおkな方だけどうぞ
707578:2008/05/10(土) 22:56:35 ID:eOMw6ihh


トントントントントントントントントントントントントントントントン………
「うるさいZE☆海馬」
「ふぅん」

タイガーモス号ブリッジ。
眼前に広がる白い大海原を見下ろしながら、操縦桿を握る青年。

彼、海馬瀬人は苛立っていた。

隣に座る遊戯に注意され、指で操縦桿を叩くのをやめる海馬
ふと視線を横にずらすと、壁にあいた拳大の穴
部屋内には、似た様な大小十数個もの穴が開いている
それを見るたび、海馬の脳裏に昨日の出来事が自然と浮かび上がってくる

眼前に迫る少女の火照った頬、恥かしげな表情、胸にかすかに当たる2つの心地よい感触、自らを締め付ける太腿、そして……そして、柔らかな唇……

「ちぃ……忌々しい……」
トントントントントントントントントントントントントントントントン………
「しつこいZE☆海馬」
「ふぅん」

708ハルヒ×海馬:2008/05/10(土) 22:57:57 ID:eOMw6ihh
コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン………
「どしたの〜?ハルにゃ〜ん」
「別に、なんでもないわよ………」

タイガーモス号とある船室
窓の外には太陽に眩しく照らされた青空と白雲が一面に広がっている

彼女、涼宮ハルヒは苛立っていた。

向かい合ってイスに座っている少女、こなたに声をかけられ、爪でテーブルを叩くのをやめるハルヒ
こなたがテーブルに広げているのは、デュエルモンスターズのカード。遊戯との再戦のためデッキを組みなおしているらしい
このカードを見ていると、ハルヒの脳裏に昨日の出来事が自然と浮かび上がってくる

モデルの様に整った容姿、力強い意思を秘めた瞳、しぶい声、触れて初めて分かる細い体に似合わぬ男らしい筋肉、そして……そして、唇……

「全く、なんなのよアイツ……」
コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン………
「ハルにゃ〜ん、集中してるからちょい静かにね〜」
「はいはい」


「ふぅ……こなた、ちょっとトイレに行ってくるわ。ヒマだしついでに船内適当に歩き回って来るわ」
「うほっ。いってら〜」
ため息を1つつくと、席を立つハルヒ
トイレに、と言ったが、行く気はない。自分の心中を、このテのことには妙にするどいこなたに気取られ指摘されたくないからだ。杞憂かもしれないが、念には念を
扉を開け、部屋を出るハルヒ
後に残されたこなたは、カードを3枚手に取り、小さく呟いた

「ふむむ……私の予想だと、これかな〜?」
『正義の味方カイバーマン』と『バーサーカーソウル』、『薄幸の乙女』を見つめながら、こなたはニヤニヤと意味深な笑みを浮かべるのだった……


709ハルヒ×海馬:2008/05/10(土) 22:58:57 ID:eOMw6ihh


ハルヒは自問する
これは、俗に恋と言われる感情だろうか?
ハルヒは自答する
そんなはずがない。恋愛感情なんてものは精神的な病の一種と自分は信じている。もしくは個人の所有欲の延長。
そもそも自分は、そんな「一般人」と同じ感情を持ちたくないと思っている。デートだのなんだの、そんなものより宇宙人や未来人、超能力者を探したほうがおもしろい、はず。
だのに、なぜだろうか?

「熱い………」

スカートの端を押さえ、通路の真ん中で座り込むハルヒ
スカートの中が、胸の奥が、熱を放っている
たまらない。ガマンできない
ハルヒの手はほぼ無意識にスカートをたくし上げていた
「あっ………!」
スカートの中、その中心に触れる。
微弱な電気が背筋を駆け上がり、思わず声が出てしまう。
そのまま手を上下させる
「んっ……あ、ぁ……」
手の動きに合わせて漏れる声。自分のものとは思えない、声
やがて、下着に湿り気が出てきたのを手で感じた
「ぅん……あっ!ぁぁ……」
下着の上から割れ目をなぞり、時折指を食い込ませる。すると、より強い快感がハルヒを襲う
(まだ…もっと……)
だが、まだ足りない。棟の疼きはこんなものじゃ消えない。もっと強い刺激が欲しい。ハルヒは湿り気を帯びた下着の中へ手を滑り込ませ、直に性器に触れた。
「っあぁん……!!」
背筋を仰け反らせるハルヒ。恥毛を掻き分け、指で性器の上部のふくらみ、自分の一番感じる部位に触れる
「やぁ……んっ、ふぁ……」
頬を上気させ荒い息を吐きながら、ここが屋外だということを忘れてしまったように自慰に耽る。
腰を突き出し、霰もない声を上げる少女。傍から見れば、完全に痴女である。
『誰かに見られるかも』
そんな考えも、今の彼女の脳内には全くない。ただ体の疼きに耐えられず、痴態を続けるだけ
クチュ…クチュ……
「ふぁ…んあ、あ、……いぃ……」
水音が辺りに響く。
下着はヴァギナから垂れ落ちた愛液が染みをつくり、手も同様に濡れている
(もっと……もっと……)
それでも、まだまだ足りない。もっと刺激を。もっと快感を。
ハルヒは中指を割れ目に添えると、力をこめ、割れ目の奥へ……………

710ハルヒ×海馬:2008/05/10(土) 22:59:47 ID:eOMw6ihh


「……………あれ?」
ハルヒの手がピタリと止まった
突如、ハルヒの脳裏に1つの疑問が浮かんだからだ
なぜ自分はこんなことをしているんだろう?
答えは簡単。
その簡単な答えが、さきほどの自問自答、何故胸の奥が疼くのかという疑問と繫がった
一面に広がっていた霧が、一瞬で消え去ったかのような心地だった
「そういうことだったのね!!」
ハルヒは確信したような顔で立ち上がると、いきなり走り出した。あの男のいる、あの場所へ


バン!!
激しい音とともに勢いよく開かれる扉
タイガーモス号ブリッジ
いきなりの闖入者の名を遊戯と海馬は同時に呼んだ
「涼宮さん……」
「涼宮……」
「どうしたんだ?涼宮さん」
イスを回し、ハルヒに顔を向ける遊戯。対して、一瞥をくれると再び操縦に戻る海馬

コッ、コッ、コッ、

ハルヒは遊戯の問いかけに答えず、海馬の席の真後ろへ
「ふぅん……何のようだ?」
前を向いたまま声をかける海馬。振り向かない海馬の後頭部に向かって、ハルヒは高らかにこう言い放った




「海馬君………私とセックスしなさい!!」
「………へぇあ?」


711ハルヒ×海馬:2008/05/10(土) 23:01:01 ID:eOMw6ihh



シィィィーーーー………………………ン……………


「じゃ、じゃぁ俺は休憩してくるぜ。操縦はオートにしておくから、見張りは頼んだZE☆海馬……」
「ま、待て遊戯!逃げるのか!?」
「逃がさないわよ海馬君!!」
いち早くショックから回復した遊戯が前日と同じようにそそくさと部屋から出て行く。
止めようとした海馬だが、後ろからハルヒに肩を掴まれ、身動きがとれない
「くっ……貴様は一体何がしたいと言うんだ………」
「私!分かったのよ!」
あまりの衝撃発言に狼狽する海馬を他所に、喜々とした表情で叫ぶハルヒ
「………何をだ?」
「私、最近オナニーしてなかったのよ!」
「………………はぁ?」
「お年頃の女子高生なんだから、精力旺盛なのは当たり前でしょ?それなのに最近は色々なことがあったから、するのをすっかり忘れてたのよ!それで昨日のキスのせいで、自分には無意識で体が男に対して反応して、発情しちゃったのよ!だから………」
ハルヒはイスの背もたれを掴み、イスを半回転。そして目の前に回ってきた海馬の肩を掴み、
「原因のアンタが責任取りなさい!!」
ビシリと突きつけられる指先、その指先と、自身顔のハルヒを見つめながら、海馬は言葉を返した
「つまりは……この俺に性欲処理をしろと言うのか………?」
「そういうことよ!ありがたく思いなさい?この団長が直々にお願いに来てあげたんだか……」

「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「きゃぁ!?」
突然怒声を発し、いきおいよく立ち上がる海馬。その弾みで倒れるハルヒ
床に尻餅をついたハルヒを凄まじい形相で睨みながら、海馬は口を開いた
「涼宮よ……多少なりとも貴様を評価した俺が馬鹿だった………言葉の相談を聞き、この俺に直談判にやってきた貴様の胆力、度胸、知己、女にしてはなかなかのものだと思っていたが………」
海馬は目を閉じ、1度ため息をつき、言葉を続けた
「よもや………そこらの男に自分を安売りするような、淫売だったとは!!よくもこの俺を失望させてくれたな!!」
海馬の激しい剣幕に言葉が出せず、ただ困惑の表情を浮かべるしかないハルヒ
「強姦願望があるのなら、谷口かKBCの所にでも行ってこい。あいつらなら喜んで付き合ってくれるだろうからな……」
言葉を切ると、再びイスに腰を落ち着け、ハルヒに背を向ける海馬
「さっさと出て行け…………」
人を突き放す声音で、最後を告げる海馬。ハルヒは、ただその背を見つめ、呆然としている
712ハルヒ×海馬:2008/05/10(土) 23:01:44 ID:eOMw6ihh


重苦しい沈黙。

沈黙の中、ハルヒはゆっくりと立ち上がった
顔を伏せ、震えている。悔しいのか、それとも泣いているのか。
ゆっくりと、ゆっくりとした動作で、手が上げられた。
その先は、イスの背もたれ
手が、背もたれを掴んだ

「私だって!!!」
大音量の叫び声を上げ、もう1度イスを半回転。そしてまた海馬の肩を掴む
「誰でもいいってわけじゃないの!!」
叫び。それは普段の彼女からは想像できないような悲痛のニュアンスが含まれている
「私は恋愛感情なんて信じてないわ!!そんなもの、私には必要ないもの!!」
ハルヒの剣幕に、今度は海馬が動けなくなる番だった。ただ、叫ぶその声を聞き、顔を見つめることしかできない
「でもね!私はアンタがいいって言ってんのよ!!」

「アンタじゃなきゃ………駄目なのよ………」

叫び終わると、ハルヒの頭が動いた
キス
たっぷりと、10秒間
海馬は、全く抵抗の色を見せない
唇が離れ、お互いがお互いを見つめる
ハルヒの瞳をじっと睨んでいた海馬が、口を開いた

「そこまで言うのなら……いいだろう……………」


713ハルヒ×海馬:2008/05/10(土) 23:09:36 ID:eOMw6ihh
とりあえずここまでです。
文章力がないとその分書くスピードがあがるということを始めて知りました。
エロパロ版のはずなのに、エロを投稿した際の罪悪感はなんなんでしょうね……
続きは、見たくないと言う人もいるかもしれませんので、続き希望があれば書きたいと思います。

書いてる途中で今度はDIOミク、水銀燈アリスの陵辱系思いつきました。浮気性ですね。
あと>>683さん、>>685さん、勝手に人の心を読まないでください。
714名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:13:02 ID:ZcHW81iP
うほっ、いいエロス…
構わん、続きだ
715名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:18:05 ID:g+RUt65w
>>713
GJ!続きPlz!
このスレでエロパロ板らしいSSを読めるとは実は思ってなかったんだZE
できれば全種読みたいと言わざるを得ないと言いたい所だが、無理はしないでくれとここは言っておこう
716名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:18:31 ID:HzIH/Oek
続き頼む
あと阿部ハルも期待してるんだぜ
717名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:22:19 ID:o8ZOWlVA
>>713
このスレ初のエロパロらしいSSwktk!!
主が投下前に言ってた三角関係ってのが気になって仕方ないwwww
面白かった!!
本番中に言葉に目撃されたら修羅場と化すなww
718名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:24:15 ID:o8ZOWlVA
スマン、sage忘れたorz
719名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 23:34:16 ID:jU41r7nR
個人的に、阿倍ハルが物凄い気になって気になって気になt
仕事が手につきません!責任とってっ
720ハルヒ×海馬:2008/05/10(土) 23:41:52 ID:eOMw6ihh
皆さんコメントありがとうございます。続きを書くことにします。
といっても今日のエロシーンだけでもう文章表現が限界だったんで、ゆっくりゆっくり書くことにします。
下手したら来週以降になるかも
でも勢いに乗れば下手したら明日という可能性も……

阿倍ハル、ピコ琴もあるんですが、とりあえずハル海を完成させた後にすると思います。


721名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 00:24:10 ID:s7Vt+JSQ
うぉおハルヒと社長いいなぁ、ここが18禁ということ思い出した
一生童貞で終わりそうな社長がついに・・・wktk
722名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:26:11 ID:/qg1iwOs
ロックミクを書く前に思いついたネタを投下する。
30分で仕上げたから色々とアレなところが多いけど気にしないように。
それでは、題して『そして誰もいなくなる』↓
723名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:26:41 ID:/qg1iwOs
天空の城ラピュタ。
かつて世界を支配していたその美しき城は、滅びの呪文により崩壊を起こし、今は見る影もない。
そんな廃墟の一角で、ピコ麻呂一向と魔王はこれから長き戦いの決着をつけようとしていた。

大人の事情で四人までしか選べないピコ麻呂達は、最後の決戦に言葉、ハルヒ、古泉、ゴッドマンを選んだ。
かくして、最後の戦闘は幕を開く。


「…貴方を幸せに何かさせません、永遠に!」

まず最初に言葉が動いた。
彼女が繰り出そうとしている技は『永遠に』。
自らの命を絶つ事により相手を鬱にする、ある意味で究極のサポート技である。

ちなみにその命を絶つ方法は…。

『言葉は屋上へ向かった。
だがここは学校ではなかった。
代わりに言葉はラピュタから飛び降りた!』

飛び降り自殺である。

ラピュタから飛び降りた言葉の体が宙を舞う。
その体はいずれ地面へと打ち付けられ、無残な姿を…。

ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ.....。

落下擬音はしばらく続き、やがて聞こえなくなってきた。
ここはどこぞの学校と違い、天空に浮かぶ城なので当然といえば当然なのだが。


「……ええと」

突然目の前で空へと消えていかれた魔王は、戸惑いの声をあげる。
彼としては相手が一人減ったので、むしろ喜ぶべきではあるのだが…。



「あぁもう、何やってんのよ!私が魔王を倒してあげるわ!来なさい神人!」

次にハルヒが仕掛ける。
彼女の得意技の一つ、閉鎖空間より神人を呼び出し攻撃させる技である。

まず神人を呼び出すには、それを生み出す為の閉鎖空間を生み出さなくてはならない。
閉鎖空間を作るには、彼女自身ストレスをためる必要がある。
ハルヒは、密かに想いを寄せている同級生を思い浮かべる。
そしてその人物が自分以外の女性と仲良くしている様子を思い浮かべる。

「(そう言えばアイツ、北高に置いて来ちゃったわね…。今頃何やってるのかしら、最近会ってないけど。まさかみくるちゃんや有希とあんな事とかしてたりしないわよね…)」

ハルヒの脳内がどんどんおかしな方向に進んでいく。
だが何気に嫉妬深い性格である彼女は、自分を置いて他の団員達と仲良くする彼にイラつきを覚えるのも無理ない話である。

「(……一回会って確かめる必要があるわね。でもここから北高は距離があるし……あ、そうだ)」

そこで彼女は良い考えが思い浮かぶ。
これなら物理法則を超えて彼に会うことができる。
善は急げ。元々行動派である彼女はさっそく作戦を実行に移す。

そして次の瞬間、ハルヒは世界から姿を消した。
724名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:27:10 ID:/qg1iwOs
「す、涼宮さん!?」

突然消えたハルヒの姿に、古泉は狼狽の声を上げる。
彼は、彼女のこの消え方に見に覚えがあるのである。

そして間もなく、それを肯定するがのごとく彼のポケットの携帯が自己主張を始めた。

「はい。……あぁやはりですか。ええ、すぐに向かいます。すいません、用事ができたので少し失礼します」

古泉がそう言うや否や、今度は古泉の姿が消え去った。

彼の本来の仕事、それは閉鎖空間の処理。
閉鎖空間に消えていった彼女を連れ戻す為、そして神人を退治するために、彼もまた閉鎖空間に向かったのである。

かくして、戦闘の場にはゴッドマンと魔王のみが残された。

「……」
「……」

見詰め合う両者。
やがてゴッドマンが突然叫び声をあげた。

「一対一は危ない!」

そう言って、ゴッドマンは何処かへ飛び去っていき、何処かの物陰へ隠れてしまった。
彼の得意技の一つ『ご神木』である。

「……」

こうして、戦闘開始数分、魔王は一人になってしまった。

「……私の存在価値って」

一人にされた魔王がぽつりと呟く。
戦闘の場には彼一人、その呟きを聞く者は誰もいなかったという。





その頃…。

「親方、空から女の子が!」

飛び降りた言葉がどこぞの少年に保護されていたという。
725名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:30:05 ID:/qg1iwOs
以上

反省していないし(ry
最初に言ったように30分で仕上げたから色々とアレな内容になっておりまうわなにをするやm
726名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:46:33 ID:9nAMYR4E
>>725
ワロタww
絵板で漫画描いて欲しくなるような良い小ネタ
727名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 06:21:03 ID:qFgJJMgw
桂馬と王こなとピコ琴が好きだったが、このスレでハル馬もいけることが分かったぜ!!自分も小説書きたいが、文才無いから書けない。ほんと書ける奴が羨ましいよ…
桂→←馬←ハル前提のハルヒ×社長を妄想したら、二人の関係がセフレになってしまった…これなんて新條まy(ry
728名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 06:36:40 ID:/qg1iwOs
ありきたりな言葉だが、最初から上手い奴などいないぜ
大切なのは書けるか書けないかじゃない、書くか書かないかだぜ
729名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 07:52:51 ID:qFgJJMgw
>>728
ちょっと感動したから、頑張ってみる。ところでこのスレの社長って、言葉相手だと素直クール、こなた相手だとツンデレ、ハルヒ相手だとツンギレな印象。特にこなた相手の社長、完全に童貞でおまいらの兄弟…
730名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 08:36:26 ID:T831kyBR
>>699
新たな名言来る
731名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 08:41:14 ID:uiiJSJDU
>>713
板の趣旨に沿っているのに罪悪感を感じる713に萌えたw
それにしてもここと絵板の社長がうらやまし過ぎる
732名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:00:09 ID:s7Vt+JSQ
>>731
エロゲの主人公並みに活躍してるよなw
男のツンデレだし何かとキャラ的に使いやすいのかな
733名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:37:45 ID:CvPWJS1h
高身長、頭良し、イケメン、幼い頃に両親と死別、暗い過去、トラウマ有り
何かにストイック、恋愛沙汰に興味無しというより愛を知らない、
前世からの因縁…

うん、一昔前のエロゲ主人公だなこりゃ
今は微妙にヘタレが流行ってるらしいから書き手次第では
谷口にもチャンスは無きにしもあらずじゃね?
734名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:46:00 ID:isY3c+vY
言葉の場合、外道だけど言われてるほどには外道じゃないと評判の本命がいるからな
一応生きてるし
社長とはEDでお別れになりそうなのが切ないな
735名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:51:30 ID:/wlYqQgU
まあ水色と社長どっちか使えって言われたら迷わず社長だな
リョウもいいと思うんだけど、覇王ネタの印象が強くてどんなキャラか知られてないのかも
格ゲーってやらない人には敷居高いだろうし
736名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:53:50 ID:9sjCheQN
クロスオバでそんな事言ったら、どのカプも成立しないと思うが
普通に社長が嫁以外になびくとも思えないし
一応ハルヒだってキョンが一応気になってるんだし
こなたは…かがみんがいる!とか言うやつもいそうだし

パロなんだからもっとぶっちゃけてイイと思うんだぜ、俺。
737名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 13:16:56 ID:4Dz5e8AJ
それもそうだな。詠唱チームの場合(特にアリス)、幻想郷にはいない(いないであろう)
個性豊かな強い男達に出会って急に異性を意識し始めるとかって話もありとか思ったり。
魔理沙が好きだがリョウも気になり初めて思い悩むツンデレアリス。
そしてそんな悩みにに気付くはずもない少年ハート魔理沙&朴念仁リョウ。
738名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 13:52:42 ID:CvPWJS1h
>>734
オレ的には言葉は社長と触れ合う内に自信や前向きさを少しでも取り込んで
強くなり、元の世界で幸せになるってのが理想だな

本命はいるけど心のどこかに…みたいな距離感でもいい
739名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 14:25:11 ID:eFFsZfQK
そーいや、こいつら物語が終わったらそれぞれの元の世界に帰るんだよな。
だれか並行世界をわたれる能力をもった輩はいねーのか!?
740名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 14:38:08 ID:qFgJJMgw
海馬コーポレーションの総力を結集して社長が異次元の間を飛行することが出来る装置作るじゃね?
741名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 14:43:05 ID:m0oxPFyT
>>739
そこで谷口ですよ!

ミクは僧侶がいるからいつでもロックマンのところに通い妻できるけど僧侶移動はいまいちアテにならないから、メカップルが
結局毎回いろんな異世界を放浪しその度に仲間を増やしていくというニコニコRPGの外伝のようなものを妄想したことがある
742名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 14:44:47 ID:UJoFUjJH
>>741
いいなそれwwww
続編か
743名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 15:26:53 ID:eFFsZfQK
>>741
谷口がその能力持ったら
毎日言葉の世界にいっちまいそうでこえーぜw
まあ、とりあえずこのキャラたちには10年に一回くらいでもいいから
同窓会みたいなことをやってほしーもんだ。
そこに誠君とムスカ大佐いれてもいいからさ☆
744名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 16:03:06 ID:CvPWJS1h
あの世界じゃハルヒとスクイズとらき★すたは同じ世界に
なってなかったっけ?

EDFのある世界→ピコ麻呂、琴姫、阿部さん、ストーム1、ハートマン、KBC
         ハルヒ、谷口、古泉、言葉、こなた、スパイダーマン、ゴッドマン
マリオワールド→マリオ
ロックマンワールド→ロックマン
機械の世界→ミク
幻想郷→魔理沙、アリス
ひぐらし(過去の世界)→富竹
DM界→遊戯、海馬

リョウとボブはわからん。
745名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 17:27:47 ID:nnmvHlhQ
昨日ダーマ&言葉書いた>>686->>689です
レスありがとうございます

>>690
nice boat.戦で戦闘に参加してなかったのでその場にいなかったと考えてましたが
本家動画の「な、なんだってー!」の時点でいますね。見落としてました…

また何か思いつけば投下します。それでは
746280:2008/05/11(日) 18:25:03 ID:+s/L/hKe
海馬は女性関係がほぼ皆無(青眼位)だし、遊戯はATMよりAIBOの方が性欲に素直wだし、

エロネタを求めるのはやっぱり難しいッスねェ。
747名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 18:37:14 ID:4OUTZGzQ
>>744
ボブ・・・EDFのある世界
リョウ・・・サウスタウンの世界
748名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 18:40:49 ID:QpfY/VfK
>>744
ボブはロクミク買い出しの回で初登場したから、EDF世界の住民じゃね?
749578:2008/05/11(日) 18:53:51 ID:YpmS8tmO
あ、ありのままに今起こったことを話すぜ……『俺はハル海を書いてたらいつのまにか谷口をフルボッコにしてた』
何を言ってるか分からないかもしれないが、俺にも理解できなかった……

すみませんエロ書くのは難しいんで気分転換してました。これから真面目に書きます
750最終谷口全部爆破:2008/05/11(日) 18:55:48 ID:YpmS8tmO
「デュエリスト谷口の力を見せてやるぜぇ!!まずは魔法カード発動!!『亜空間物質転送装置』!!」
「きゃああ!?し、下着が〜!?」
「谷口!アンタねぇ!!」
「まだだぜ!罠カード発動!!『進入禁止!No Entry!!』フィールド上の全ての攻撃表示モンスターは全て守備表示になる!!」
「くっ……覚えてなさい谷口……」
「涼宮ハルヒ敗れたり!!そしてさらに魔法カード発動!『エネミーコントローラー』!!
←→AB!!」
「か、体が勝手に〜(涙)」
「さぁ〜て桂さん!さっそくオレのデュエルスティックをその高貴なお口で咥えて…………」






「ゴッドハンド・クラッシャァァーーー!!!!」

「ティウンティウンティウン………」

「追撃のリバースマジック、『死者蘇生』!谷口を蘇生させ、さらに魔法カード発動!『破壊輪』!谷口をBA☆KU☆HA!!」

「ティウンティウンティウン……」

「さらに手札から『黙する死者』を発動!谷口を俺のフィールドに蘇生させ、魔法カード『破壊指輪』発動!谷口をBA☆KU☆HA!!」

「ティウンティウンティウン……」

「まだDA☆『リビングデッドの呼び声』を発動し、谷口を蘇生!!そして俺は万力魔人バイサー・デスを召喚し谷口を拷問処刑!!」
「もう止めてくださいー!!」
「HA☆NA☆SE!!」
「谷口君はとっくに死んでます〜」
「それがどぉしたあああぁぁぁ!!!TA☆NI☆GU☆TIIIIIIIII!!!」
「誰か助けてーーー!!!」

751名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 18:57:29 ID:MskZj0bU
王様で思い出したが
ひそかに>>394のネタを待ち続けてる俺ガイルww
752名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 19:49:16 ID:PF9JX84z
亜空間物質移転装置って罠ではなかっただろうか?
でも面白かった。デュエリストだからなおさら。
753名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 21:46:21 ID:Cv39e1cq
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは王こなを妄想していたら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか王様理沙を妄想していた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何を考えたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    洗脳だとか感染だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



みんな、想像して欲しい。

男が(ほぼ)いない幻想郷で育ったが故に恋愛に疎い魔理沙と、メンタルが弱くて恋愛に奥手な王様のコンビだ。
無邪気に笑う魔理沙にときめく王様、急に王様を異性として意識し始めてしまう魔理沙。

どうだ諸君、最高じゃないか?
こんな展開、君たちの大好物じゃないか?
ロックミクのような純粋カップルでもなく。
桂馬のようなツン&デレのカップル(?)でもない。
ニコニコRPGに舞い降りたニュージェネレーション!

王様理沙……みんな、 書 か な い か 。


※この書き込みの大半は電波で出来ております。
 ぶっちゃけお絵かき掲示板ログの763、789番がトドメでした。
754名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:01:11 ID:8Z6coV6Y
せっかくだから、俺は空気読まずにネタを投下するぜ!
・恋愛? エロ? なんのことです?
・「にょろーんちゅるやさん」及び「グランドソード」を知らないと分からないネタもあります。
・北高に出てきた「内気な女子生徒」は古川渚という前提でCLANNADキャラを登場させてます
読む際は上記にご留意を。



「やぁやぁキョン君キョン君、スモークチーズはあるかい?」
「さっきもう食べたでしょ。どこかの教室にしまっておきましたよ」
「にょろーん」

「やぁやぁ岡崎君、教室でスモークチーズを見なかったかい?」
「ん? スモークチーズはないけど、七色に光る美味そうなパンならあるぞ」
「えっ、くれるのかい? あんがとっ!」
「岡崎さんっ! お母さんのパンを人にあげちゃだめですっ! もらった人が困ってしまいます」
「お前、何気にひどいこと言ってんのな」
「にょろーん?」

「こなちゃんこなちゃん、スモークチーズは売ってないかい?」
「おーちゅるやさん。ごめんね私のとこじゃ売ってないよ」
「にょろーん。それにしてもこなちゃんも購買のバイトがんばるねっ」
「いやー。来月は新作が多くてね。喫茶のバイトだけじゃたんなくてねー」

「やぁ誠君、スモークチーズをどこかで見なかったかなっ?」
「うわっ!? なんだこの生物!?」
「失礼ですよ誠君。上級生のちゅるやさんじゃないですか」
「が、学生なの? そうなんだ……(変な人が多いなぁ、この学校…)」

「おおっ、あんなところに屋台があるよっ」
「屋台のお兄さん、スモークチーズはあるかい?」
「ないなぁ。たこ焼きならあるで」
「にょろーん」

「じゃあ、たこ焼きくださいっ」
「あいよ! ……あちゃー」
「すまん、在庫切れや!」
「にょろーん」

「ホンマすまん。お詫びにこれ持ってってええで」
「あれ? これはたこ焼きじゃないのかい?」
「これはなぁ。なんと、見た目はたこ焼きやけどその正体は強力な爆弾や! どや、すごいやろ?」
「にょれろーん」
755名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:04:24 ID:8Z6coV6Y
「にょろーん(たこ焼きボールを手に取りながら)」
「にょろーん(たこ焼きボールを見ながら)」
「…………」
「だれかこれをスモークチーズと交換してくれないにょろ?」




「おーいシグナス、久々に下界に遊びに行くと言ってたけど、こんなところで何をやってんだ?」
「おおサラスはん。久しぶりにたこ焼きを売りたくなってなぁ。ワイのたこ焼き、ここの生徒たちにも好評やったで!」
「今の見てたが、いいのか? 俺たちはもうこの世界の人間じゃないから、魔王を倒す手助けはしないって決めたろ?」
「いやいや、確かにメイルはんの言うとおりや。ワイらにはもう戦う力はあらへん……こうして、たまーに生き返って下界の様子を見る程度や。
 今のワイらはもういない存在やからなぁ。この時代、この世界の人間が魔王をなんとかするしかあらへん」
「いいんじゃない? どうせたこ焼きボールなんて魔王に傷一つ負わせられなかったへなちょこ武器でしょ」
「……毒舌は相変わらずだな、ミカ」
「ま、だからこそや。たこ焼きボールなんかせいぜい自分の身を守る程度にしか使えへん。あの子どころかこの学校の全校生徒に配ったってたいした助けにはならんやろ。
 あの子にあげたんは、単に護身用に持ってて損はないと思っただけや。なんやあの子小さかったからなぁ」
「……護身用か。この学校にも、いつかは魔王の手が及ぶのかな」
「かもしれないな。この世界の戦士たちも苦戦してるって話だからな」
「仕方ないけどね。グランドソード手に入れた魔王は本当にやばかったからねー。あたしも一回殺されたし」
「俺たちが残したダイナマイト、いつか誰かが使ってくれる日が来るといいんだけどな」
「せやな。けど、ワイにはなんか予感がするやねん。この学校からも、正義を愛して魔王に立ち向かいそうな勇気ある奴らの気配がしたんや。
 そんな力がたくさん集まれば……今度こそ、あの魔王を完全に倒せるかもしれへん」
「そっか。お前の予感ってけっこう当たるからな」
「今のおれたちには見てることしかできないけどな。……そろそろ行くぞ、シグナス」
「了解や。はー。まったく魂だけの存在っちゅうのも楽なんか難儀なんかわからへんなぁ」
「勇気ある奴ら、か……」
「愛する街のため、愛する星のため、愛する人のため……」
「頼むで未来の戦士たち……ワイらが守ったこの世界、もう一度魔王から守ってくれや!」
「私たちも天国から見てるからね! しっかりやってよ!」




「やぁやぁキョンくんキョンくん、このタコ焼きとスモークチーズを交換しないかい?」
「しません」
「にょろーん」

(終)
756名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:36:35 ID:3Is24uKE
>>ぶっちゃけお絵かき掲示板ログの763、789番がトドメでした

同士よーーーーーーー!!
俺もあれ見て密かに萌えてた口なんだよ!
板じゃコメできないからここでコメするぜ!
あの二人お似合いだよwwwニヤニヤしたwww
757名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:42:09 ID:AqmOmZzb
ながれ氏の人気に嫉妬せざるを得ない!
758名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:42:28 ID:D0sPPUuC
>>753
遊戯がバサカソウルを毎回失敗しまくって精神的にまいってるところで
魔理沙が救いの手をさしのべる・・・とか?
てか、正直まりさは海馬と組ませても
おもしろいかもしれないっておもっちゃってますwww
759名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:45:35 ID:3Is24uKE
なにげにあの人は海馬言葉、王様こなた、そして今回の王様理沙と
フラグ立てまくってる気がするwww
760名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 22:47:51 ID:3Is24uKE
↑ながれ氏のことね。
とはいえ753はもともと王様理沙を考えてたのか
俺はあれでやられた。
厳密にいうとネタはながれ氏じゃないんだけど、やっぱ絵の力は偉大だ。
761753:2008/05/11(日) 22:58:09 ID:Cv39e1cq
>>756
王様理沙を考えてた人が少しでもいてくれて嬉しいぜ…っ!

一緒にゲームする王様と魔理沙を見て嫉妬するこなたとか、
ハートマンに叱られる魔理沙を助ける王様とか、
こなたと仲良くしてるのを見て何故か胸が苦しくなる魔理沙とか、
王様とのコンビを巡って争うこなたと魔理沙とか、

妄想が止まらないんDA☆ZE!!
どこかに居るであろう同士達よ、こんな俺の気持ちをわかってくれるかい?
762名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:04:42 ID:bNVgf0qA
>>753
あんたの妄想に洗脳されたwww
王様理沙いいじゃないか!!!
こなたとの絡みは是非に見てみたいZE☆
763578:2008/05/11(日) 23:07:03 ID:lN/pzvfF
続きを書かずになにやってんだと言われるかもしれないが、一言だけ言わせて欲しい

753のおかげで書きたい小説が一気に8個に増えたんだぜ……どうすればいいんだ……orz
過労死しそうだ……
764名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:16:49 ID:/qg1iwOs
>>751
>>395曰く『もうしばらく待ってくれ』との事です
765753:2008/05/11(日) 23:20:05 ID:Cv39e1cq
>>763
        ∧ ∧.  _::::。・._、_ ゚ ・      
       /:彡ミ゛ヽ;)(m,_)‐-(<_,` )-、 *     『書きたくなったら書きたくなったときに書きたいSSを書く』
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::iー-、     .i ゚ +    それがSS職人暗黙のルールじゃないのか、兄弟。
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l  ゝ ,n _i  l      さぁ、早く執筆作業に戻るんだ。
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄E_ )__ノ       おっと、もう既にSS投下準備中か、こいつぁ失礼。
766578:2008/05/11(日) 23:32:34 ID:lN/pzvfF
>>765
おk。ありがとうこの悪魔め
頑張るよ
767名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 23:32:55 ID:m2A5IE2D
>>753
いいな、王様理沙。なんか受信したっぽい。
ちょっと妄想できるか潜ってみる。
768名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 00:37:21 ID:u9HvT2+n
絵板での魔理沙はながれ氏の4コマネタの王様理沙と
あとTS氏の社長とのツーショット絵も中々好評だったよな
SS来そうな流れに魔理沙好きの俺はちょっとwktkしておく
769名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 01:04:31 ID:ku8g2uLd
社長言葉ハルヒの三角関係の次は王様こなた魔理沙か・・・
許せる!
770名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 01:08:36 ID:SY3m9jxV
決闘者達はモテ過ぎだと言わざるを得ない!
771578:2008/05/12(月) 01:08:40 ID:Eu9VdJQI
絵版にあげられた脇巫女のせいで今度は女性陣にけしかけられてピコ麻呂に色仕掛けを仕掛ける
琴姫を思いついてしまった……

とりあえず、寝よう。
772名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 01:23:31 ID:SClilTJz
>>770

ピコ麻呂→やや中年でキャラ薄
ハートマン→生粋の軍人。浮ついた恋愛事に興味無し!
ストーム1→妻子持ちだしそもそも老人
ボブ→妻子持ち
KBC→厨房
谷口→典型的モテナイ女好き
阿部さん、古泉→ガチホモ
スパイダーマ、ゴッドマン→ネタキャラ面強すぎて恋愛が想像できない
富竹→比較的マシだがややキャラが薄い
リョウ→ネタ面強い+格ゲーなのでキャラが曖昧

他の連中がろくでもないのばかりだと言わざるを得ない!
773名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 01:33:58 ID:R94lRPlh
新作で休憩タイムができたな
今までは舞台がEDF基地かタイガーモス号ばかりだったけど、これでまた書くシーンが増えたな
774名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 01:34:29 ID:1CPvGqmW
エロだけじゃなくて、キャラ同士の交流でもいんじゃね?
ストーム1となのはとか
775名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 08:50:42 ID:9L6T4JPF
>>744
ボブは天国に…いや、なんでもない
 
 
>>758
AIBOが邪魔な気がするんだがw
776名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 08:56:35 ID:i14Ii6nw
>>774
おじいちゃんと孫コンビか
お絵かきBBSの学校エリアの待機絵がよかったなぁ
でも高校生くらいが孫としてちょうどいい年齢かな
777767:2008/05/12(月) 13:09:04 ID:Cs0ysIdm
そんなわけで妄想してみた。王様理沙。
エロは無い。
自分の電波と合うことを祈りつつ、投下。
778王様×魔理沙-1:2008/05/12(月) 13:10:23 ID:Cs0ysIdm
 王の継承儀式は終わったと、声が響いた。静かに消えて行く黄金を見ながら、
お前が王なんじゃないかという古泉の言葉に、遊戯は惑いをみせつつ、先に進んだ。

 回廊は深く続いている。こういう場所は罠の山と相場が決まっている。
先程の「試練」とやらの例も在り、何が起こるか分からない。
警戒心を持って魔理沙が先へと歩んでいると、あの、と背後から声が掛かった。
振り向くと、遊戯が居た。

 「どうした? チョココロネでも食いたいのか?」
 「いや違う。さっき、助けてくれただろう?
あの、さっきの仮面が、現れた時。俺が、宙に浮き上げられて……」

 ああ。と、遊戯の言葉に魔理沙は瞬いた。にやにや、と人の悪い笑みを浮かべる。

 「『お、ぉうわ!?』って、すげぇ悲鳴だよな。
『デュエリスト』とやらが形無しだぜ。
 ここから戻ったら、瀬人やこなたに教えてやろうかな」

 「そ、それは勘弁して欲しいんだぜ! 魔理沙!
――いや、その、言いたい事は、そうじゃなくて――」

 ああ、と、魔理沙は頷いた。

 「安心しろよ。言いふらしたりしない。冗談だ。
それに、さっきの雷は言った通り、お前を攻撃しようとしたんじゃなくて、
お前に力を継承しようとしたものかも知れない。
 だとすりゃ、私のやったことは余計なお世話だ。礼には及ばないぜ」

 そう告げ、遊戯に背を向けると、それでも! と、声が掛かった。

 「その……助けてくれて、嬉しかった。ありがとう、魔理沙」
 はっきりと、目を見て、告げられた。ぱちり、と瞬きをする。
ぽりぽり、と人差し指で頬を掻いて、ああ。と、我ながら間の抜けた声が洩れた。
779王様×魔理沙-2:2008/05/12(月) 13:11:22 ID:Cs0ysIdm
 そういえば、コイツの事、余り良くは知らないんだよな、
と石畳を歩きながら、魔理沙はひとり、思う。
 自分とは違う世界の奴で、「AIBO」とか言うのを奪われて、
瀬人とかいうヤツはライバルで、こなた達とよくカードゲームをしている。

 単なるカードゲームの筈なのに、何やら酷くテンションが高くやかましいし、
モンスターが現れたりするので、ひょっとしたらあれはスペルカードみたいな、
何らかの「魔法」なのかもしれない。

 この間、「ニコニコ」に言った際に、「AIBO」は取り戻せたようで、
時々遊戯は独り言を言ったり、背が伸びたり縮んだりしている。
 バーサーカーソウルが好きで、よく魔力を切らしている。

 ……知っているのは、こんなところだ。ああ、それとそうだ。王かもしれないのだった、コイツは。
 ちらり、と後ろを見る。遊戯は気付かず、前を歩いている。

 ピラミッドは王の墓だとされている。コイツが王なのだとすれば、
自分達はその墓を荒らしているようなものなんじゃないだろうかと、ふと思う。
<汝、窃盗の――>という、先程の声が、甦った。
 唐突に、腕を、引かれた。

 「な、なんだよ! 遊戯!?」
 「危ないんだぜ! トラップだ。そこ、通ると矢が出る仕掛けになってる」
 言われて、目線を通ろうとしていた足元へと移動させる。
確かに、そこには小さく複数の穴が開いており、その奥には矢のような物が僅かに見えていた。

 「この道は駄目だ。皆で、別の道を探そう」
 遊戯の言葉に、何故か、かっとなった。ぱっと引かれていた腕を振り払うと、
箒を呼び出す。迂回する必要なんて、無いぜ! と告げる。

 「床がスイッチなんだろ? 私が空に浮いて、皆を運べば良い。
それで万事、問題無し! 違うか?」
 どこか勝ち誇ったようにそう告げると、遊戯はやや迷いの色を目に滲ませながらも、
頷いた。



 箒に乗れる人数は限られている。なら、まず俺が行くぜ! と、遊戯が声を上げた。
特に逆らう理由も無く、箒に跨り、目線で促す。遊戯が後ろに着く。

 「おい、もっと詰めろよ。箒って言うのは掃く方に重量があると上手く飛べないんだぜ?
それに、きちんと掴まれよ。距離が短いとはいえ、危ないぜ?」
 そう唇を尖らせると、遊戯はあ、ああと躊躇いながらも、身を寄せ、
魔理沙の腰に手をやった。ふわり、と魔理沙は、浮遊する。
 わ。と、遊戯の唇から、驚きのような、喜びのような、声が洩れた。

 トラップである床を飛び越え、矢が仕掛けられていない場所を見つける。
着地しようと高度を下げる。重力に従い、少しずつ降りる。
やがて二人の両足が地に着いたところで

 「「え?」」
 と、二人同時に、声を上げた。
780王様×魔理沙-3:2008/05/12(月) 13:12:22 ID:Cs0ysIdm
 「霧雨さん! 武藤君ー!」
 言葉の叫びが、何故か、「上」から聞こえた。

 床が抜けたのだと気付いた。慌てて魔力を集中させるが、何故か、上手く行かなかった。
魔力の練りが悪い。まるで、薄い膜が張っているかのような感覚だ。
それでも必死に魔力を練り上げ箒を飛ばす。落ち行く遊戯をフルスピードで追い、
ぱっと、手を、掴んだ。

 「魔理沙……!」
 「遊戯っ!」

 上に向かう力は無かった。落下スピードを緩め、途中にあった、横穴へと滑り込み、
着地する。
 二人して息を吐くと、遊戯はちらりと下を覗き込んだ。底には無数の槍が見えた。
念の入ったことだ、と一人ごちる。寿命が縮んだよ、と呟く相棒に、全くだ。
魔理沙がいて助かったと心の内で返す。礼を言おうと、魔理沙の方を振り向くと、
彼女は帽子を目深に被り、俯いていた。

 「すまねぇ……私の、せいだ……」
 「? 何がだ? 寧ろ、魔理沙が居なかったら、俺達は……」
 「私が『飛んでいこう』と言わなければ、こんな事にはならなかった!!」

 珍しく、さばさばしている魔理沙にしては荒い語気に、遊戯は思わず怯んだ。
どうしたんだ? と、首を傾げてみせる。
 「別に、そんな言わなくても、箒で、直ぐに上に……」
 「魔法で上には行けない。何らかの力で、阻害されてる」
 搾り出すかのような、声だった。
 「……自分の足で、歩いていくしか、ない……」
 苦渋に満ちた、魔理沙の声が、通路に響いた。



 ふたり分の足音がピラミッド内に響いていた。
先行く遊戯の後ろを、やはり、帽子を目深に被ったままの、魔理沙が続く。
陽気な彼女にしては、黙ったままで、その沈黙が、重い。
相棒、ともう一人の自分に、声を掛ける。

 (魔理沙のヤツ、どうしちまったんだ? らしくないぜ!?)
 (んー…責任を感じてるんじゃないかな? 彼女、割と真面目っぽいし)
 (責任? 魔理沙は此処を早く抜け出すために、協力しようとしたんじゃないのか?
それの何処に責任があるんだ?)

 はぁ……と、わざとらしい溜息が、もう一人の自分から聞こえてきた。
 (もう一人の僕ってさ、ゲームにおける心理戦には強いのに、
心の機微に本っ当に疎いよね。まぁ、いいやキミのそういう所は今に始まった
ことじゃないし……。
 とにかく、そう思うなら、そう言ってあげなよ。僕は潜ってるから。じゃあねッ!)
 (ちょ、待っ! 相棒! AIBOOOOOOOOOOOOOOOOO!)

 ふっと、消えた意識に思わずパズルに触れる。相棒の意識は完全に沈んでいる。
こうなったら、もう、ちょっとやそっとでは出てきてくれないだろう。
 ふぅ、と溜息を吐いていると、なぁ。と、魔理沙の声が掛かった。

 「なぁ、盗人って、悪いって、思うか――?」
 言葉に、振り返る。魔理沙は目線を反らして、気まずそうに立っていた。

 「話が、良く分からないんだぜ? ただ悪いと言うなら、
俺らが宝箱からアイテムを取る行為だって、立派な盗人だし、
時と場合によるんじゃないのか?」
781王様×魔理沙-4:2008/05/12(月) 13:13:15 ID:Cs0ysIdm
 夢を見たんだ、と魔理沙は言った。
 「あの、さっきの王の、闘いの前にさ。……三人とも、倒れたろ?
そんとき、罪を罰するって言われたんだ。窃盗の、罪を、さ……」

 別に! 盗もうと思っているわけじゃねぇ!
と、魔理沙にしては珍しく慌てた語調で声が掛かった。
 「ただ、本とか、知識とかが、私には必要で……。ひつよう、なんだ……」

 沈黙が落ちた。間が置かれ、上手く言えないがと遊戯は前置きしてから、言う。

 「俺は相棒と違って、あまり、物事の善悪というものは、良く分からない。
必要だと己が思い、手にしたものの重みが分かっているなら、それで良いと思うぜ?」
 それに、と、遊戯が言った。

 「得た知識を生かすには、生かすだけの知恵と技術、己の努力とが必要だ。
魔理沙が自分なりに使いこなせているというのなら、それはもう、魔理沙のものだ。
魔理沙が自分の知恵と、技術と、努力とで学び取ったものだ。
それでもまだ、罪悪感とかを感じるのなら、その力で、誰かを助けてやれば良い。
それで誰かを悲しませた分は、チャラだ。そうだろ?」

 言って、腰に手を当て、にんまりと不敵に笑んで見せた。
――すると唐突に、両腕が、伸びて来た。
 「ま、魔理沙!?」

 カラン、と魔理沙が手にしていた箒が転がる。
普段魔理沙が被っている魔女の帽子が、音も無く落ちた。
遊戯の尻が地面に着き、魔理沙の両腕が遊戯の背に回る。
強い抱擁に、魔理沙の僅かなふくらみが、遊戯の胸に当たる。
 金髪に染み込んだ、薬草だろうか? 不思議な香りが、鼻孔をくすぐり、
遊戯の胸を高鳴らせた。

 ――がとう、と、声がした。

 「ありがとう。ありがとうな、遊戯――」
 耳元で囁かれた言葉に、遊戯は眼を見開いた後、
ふわりと笑むと、ぽん、ぽん。と、なだめるように、勝気な少女の背を撫ぜた。
782王様×魔理沙-5:2008/05/12(月) 13:14:04 ID:Cs0ysIdm
 さぁ、行こうと遊戯から手を差し出され、
二人は何の疑問も持たずに、手を繋いだまま、ピラミッドの回廊を進んでいた。
 私は普通の魔法使いだからさ、と、魔理沙は苦笑いしながら、話す。

 「魔法を使えなかったら、単なる人間なんだ。
空を飛ぶって言うのは、魔女にとっては、基本中の基本だからさ、
それがこの……ピラミッドの力で封じられちまって、あの、夢見てさ、
何だかちょっとオカシクなっちまった。恥ずかしいな。悪い」

 気にすること、無いんだぜ! と、遊戯が手を引きながら、答える。
 「魔理沙は、魔理沙だ! それに、空を飛べるだけでも俺は凄いと思うんだぜ?
さっき、一緒に箒に乗せて貰った時、凄いと思った。
きっと空を飛んだら、もっと心地好いんだろうな」

 勿論だぜ! と、魔理沙が返す。
 「箒で空を飛ぶのは最高なんだ! 青空の日は鳥達と風を渡り、
夜は星や、街明かりを眺めて飛ぶんだ。頬に当たる風が心地好くて、
最高に、楽しいんだぜ!
 そうだ! 此処を出たらさ、遊戯、私の箒に乗せてやるよ!」

 「本当か!? 約束なんだぜ! 魔理沙!」
 「ああ、その代わり私にも、遊戯がやっているゲームを教えてくれよ」

 勿論なんだぜ! と、賑やかな二人の声が、回廊に響く。
 賑々しいさまに、意識の底からもう一人の遊戯はゆっくりと起き上がり、
内に篭ったまま、苦笑した。

 同じくらいの背丈の二人が、手を取り合い、談笑しながらゆったりと歩いている。

 (あの、フラグクラッシャーのもうひとりの僕が、なぁ……)
783王様×魔理沙-6:2008/05/12(月) 13:14:57 ID:Cs0ysIdm
 このことを、自分達の世界に居る、彼へと想いを寄せる少女……自分の、
想い人……が知ったら、どう思うだろうか?
それを考えると、どこか複雑な気持ちな気持ちになった。
 ちらり、と魔理沙ともうひとりの自分を、覗き見る。

 二人の顔は、穏やかだ。まるで、長年来の親友のような、戦友のような、
恋人同士のような、兄妹のような、顔をしている。
 まぁ、良いか。と、遊戯は、思った。

 (フラグクラッシャーが二人揃うと、寧ろフラグが立つモノなのかな?
とにかく、今は二人の邪魔を、しないでおこう……)

 二人の間に目覚めたものが、友愛なのか、恋愛なのかは、分からない。
ただ、二人が手を繋ぎ、回廊を力強く進むそのさまは、
何やらとても、良いことに思えた。


      =END=
784名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 16:55:19 ID:eqRA5sL0
おおおおおおお
何だかハートフルないいお話なんだぜ。
GJGJ。
785名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 17:02:04 ID:ku8g2uLd
GJ!!
王こなが好きだったがDAZEDAZEコンビも中々いいなwww
786名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 18:08:08 ID:RxEwyDMJ
GJだぜ!
このスレ、特に王様系のSSではAIBOがかなりいい味出してるよな、毎度毎度
なんかこうなると古城パーティのノリで残りの古泉言葉も読んでみたくなっちまったんだぜ
787名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:42:04 ID:u9HvT2+n
イイハナシダナ-
いつも強気なおなごがふと見せる弱気…魔理沙に禿萌えたぜ
788ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:07:36 ID:clzgj0lN
>>778
いい話だ…強気な女の子の弱い部分ってギャップで萌えるんですよね。

そして皆さんこんばんわ………なんというか……完成してしまいました……
自分でも驚くぐらいささっと文がすすみました……文章力は相変わらず低いですが。
それでは投下します。
789ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:09:15 ID:clzgj0lN
肩を掴まれ、引き寄せられる。
目の前に、昨日と同じモデルのように整った容貌。

3度目のキス

先ほどの荒々しい口付けとは違う、ゆっくりと唇同士が触れ合い、重ねられる
「んっ………んぅ!?」
頭が両側から掴まれ固定される。そして口内に侵入してくる異物感にハルヒは目を見開いた。
(これ………舌!?)
最初は唇を舐められる様に口付けられていたが、海馬の舌が唇をこじ開け、ハルヒの口内に侵入してきた
「んっ……んむぅ……」
口いっぱいに広がる未知の感覚にハルヒは震えた。
海馬の舌がハルヒの口内をかき回すように犯し、蹂躙していく。歯、歯茎、頬の裏、全てを味わいつくすかの様に執拗な口内攻め
「んむ……んー…!…ふ……」
やがて、ハルヒの舌に海馬の舌が絡み始める。思わず海馬の肩を押し、突き放そうとするが、力を込める寸前、海馬はイスから立ち上がり、身長さを利用してハルヒが逃げられないように上から口内を攻める
「ふん……!?んん……ぅ……」
クチュクチュ……チュッ……クチャ……
まるで首筋に牙を立て血を吸う吸血鬼のように。
部屋内に響く淫艶な水音。ハルヒの膝が折れ、床に膝立ちで座り込む。腕は体の横で力なく垂れ、息苦しさと興奮で白いのどには赤みがかかっている。
「んっ……ぷはっ……」
1分にも1時間にも感じたキスから開放されるハルヒ。2人の唇の間には唾液の糸が光って、ぷつりと切れる。

力の抜けたハルヒの体が後ろ向きに傾いた。海馬は慌てて腕を回しその細い体を抱き寄せると、自分のマントを脱いで床に敷き、その上にハルヒを横たわらせる。
「い……意外と…やさしっ……ん…!」
やっと開放され、荒い息をつきながら減らず口を叩こうとするハルヒだが、言葉を言い終える前に、再び口内に海馬の舌が。
「むぅ〜………ふっ……」
790ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:10:48 ID:clzgj0lN


昨日とは逆にハルヒに馬乗りになる海馬。
(も…もう……やめて……おかしくなる……)
ハルヒは自分の手足が、いや、体全体がビクビクと痙攣していることを自覚した。
初めての、大人のキス。
口内を犯される感触。それが気持ちいのか気持ち悪いのか、くすぐったいのか歯がゆいかもわからない。ただ、体の心が熱くなって頭の中がボーっとしてくることしか感じられない。
「ん!…んぅっ……ん――………!!」

チュッ……プチュ……
ゆっくりと、2人の唇が離れていく。海馬は自分の口元についた唾液を袖でふき取ると、ハルヒを見つめた。
ハルヒは、自分を見下ろす海馬を、いや、たまたま視線の先にある彼を見ているのか、それとも何も見ていないのか。ボーっとした顔をしており、口の端からはお互いの唾液の液体が頬を伝って流れ落ちている。
海馬はその液体を指で掬い上げると、その指をハルヒの口のなかへと入れる。
ハルヒはボーっとした顔のまま、無意識かそれとも意識化か、その液体を舐めとり、そのまま海馬の細い指をしゃぶり始めた
「ふぅん……口が性感帯の様だな……キスだけで軽く達したか、この淫売め」
「………ふるひゃい。」
ガブッ
「…………減らず口が叩けるうちは、容赦せんぞ……」
「……っ!!」
指を引き抜くと、代わりにまた舌を。そして手はハルヒの胸部へと。
「んっ、く……ふぁ……」
制服の上から固まりに触れてみる。

(柔らかい……)

服の生地の上からでも分かる柔らかさ。力を込めギュッと指を埋めると、込めた分と同じ力と心地よい弾力で跳ね返してくる。
両手を使い乳房を中央に寄せて上げてから離してみると、プルンと擬音がつきそうな乳揺れが。
思わず目を見張る海馬。唇を離して、顔をハルヒの胸の前へ。
海馬は手に伝わる感触と目の前の光景に魅了されていた。
手に余るその大きさ、言葉がいるせいで目立たないが、ハルヒも十分巨乳の領域にはいっている。
それを鷲掴みにして揉む、揉む、揉む。
「はぁ……ん、…やっ……」
飽きることのない感触に、頭の上から聞こえてくるハルヒの甘い喘ぎ声。
791ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:12:32 ID:clzgj0lN

『もっとこいつを鳴かせたい』

そう思ったが早いか、海馬はハルヒの上着を一気にまくり上げた。
目の前には純白のブラジャー。外し方が分からない。俺のロードの邪魔をするな。同じようにたくし上げる。
プルン、とプリンのように魅惑的な揺れとともに現れた、少し汗ばんだ、白く大きな恥丘。
仰向けになっても形は崩れておらず、たわわに実った果実の先端には綺麗なピンク色をした小さな乳首が

ゴクリ。

海馬ですら思わず生唾を飲んでしまうほどの美乳がそこにはあった。
数瞬の躊躇の後、海馬はそれに手を伸ばした。
「あっ………」
制服の上からとは違うしっとりとした、手に吸い付くような柔らかさ。大きなマシュマロのように手の内で淫艶に形を変えていく。
「んぁ…ん……中々…上手じゃないの……」
ハルヒの声も耳に入らない。ただ一心不乱にその柔らかさを楽しむ。
ふと、手のひらにかたいものが当たる感触に気づいた。乳首がぷっくりと充血している。
海馬はニヤリと笑うと、両手の人差し指と中指で乳首を掴むと、クイッと摘み上げる。
「やぁっ!…んっ……どこ触ってんのよ……アンタ…」
ここまできてどこを触ると言うのもないのだが、ハルヒの敏感な反応を見て取った海馬は、今度は親指と人差し指で乳首をつねってみた。
「ひゃ!?…っく……!ちょっと海馬君……女の子にはやさし……あぁん!!」
続いて上に引っ張るように。柔らかな乳房がそれに従って浮き上がる。そしてそのまま横向きに引っ張る。
引っ張るのをやめると、今度はボタンを押すように乳首を乳肉の中へ埋め込み、指で挟んでコリコリと。
「ここも弱いのか……全身が性感帯のようではないか……どうしようもない淫売だな?涼宮よ……」
「うるひゃっ……いぃ!!あ、んぅ…手、一旦離し…てぇっ、うぅっ、ぅああっ………!!」
「聞こえんな。気持ちよすぎて声もでんのか?」
「ちがっ、あ!やっ…だめぇ……」
海馬の手の動きに合わせて腰をくねらせるハルヒ。手で口を押さえ、声を出さないように我慢しているようだ。
海馬の言葉に対する文句も、喘ぎ声と相まってひどく色っぽく聞こえる。
もっとこの声を………
乳首を摘み上げると、そのまま前後に揺らして見る。すると、白桃のような乳房がプルンプルンとこれまでになく揺れる。
その光景に、再び生唾を飲み込む海馬。彼は下半身に血が急速に集まってくるのを感じた。
もはや理性では止める事のできない本能。彼は情動に身を任せ、ハルヒの胸の谷間に顔を突っ込んだ。
792ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:14:10 ID:clzgj0lN


(こ……これはっ……!!)

いわゆるパフパフ。顔全体を包むしっとりとした柔らかさ、そして鼻腔をくすぐる女性独特の香りと、わずかに汗の匂い。
これほど幸福な感触がこの世にあったとは……
両手で胸を寄せては離し、寄せては離し。思いっきり寄せて、顔に乳肉を押し付ける。
息苦しささえも、快感と錯覚されてしまう。
胸の谷間に顔を埋め鼻息荒くパフパフに夢中になる海馬を、ハルヒは微笑を浮かべ見つめていた。
「いかにもクールで大人っぽい海馬君が……実はおっぱい大好きスケベだったなんてね〜」
憎まれ口を叩きながら、腕を海馬の後頭部に回し優しく抱きしめる。口とは対照的に、その仕草にはある種の愛しさがこめられているように見えた。
「まさかあ・の・海馬君がね〜……これはみん、あぅっ!?な……何、ぅん……してんのよアンタァ……!?」
「ふぅん……ならば貴様はキスと胸を触られただけでこんなにも感じる売春婦のような女だな。」
海馬はパフパフをやめていた。代わりに、乳首を口に含み、片手はハルヒのスカートの中へと突っ込まれていた。
ちゅぶ、チュッ……ぢゅく……
「ふぁ!あっぁあ!?やっ………吸っちゃ……あん、あんぅ……!!」
「いや、それとも雌犬か?ひどく淫らな体をしているしな……」
「ふざけ…ふぁ…ないっで……あぁ!いや!やだぁ……!!そこぉ……!」
ハルヒの羞恥心をわざと大きな音をたてて乳首にしゃぶりつく海馬。
頬がすぼまるほど吸ったかと思うと、口内で舌で乳首をコロコロと転がし、時には歯を立てる。涎まみれになった乳首から口を離すと、今度はもう片方に。
手はパンツの湿った感触を確かめながら、五指をパンツの中へ滑り込ませる。
「ふぅん……中もずいぶんと濡れているな?涼宮……」
「っ!!………」(カァ〜〜……)
「っくく………」
ハルヒの反応に満足した海馬は体勢を入れ替え、ハルヒの股の間に体を滑り込ませると、太腿を掴んで足を開かせると、スカートを捲り上げた。

「こ、これは……ブルーストライプ・ホワイトパンツ………!!」
「……アンタも好きね……」



793ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:15:20 ID:clzgj0lN

海馬の手がパンツにかかり、一気にずりおろされる。
「……っっ…!!」
「ふぅん……いやらしい匂いがぷんぷんするわ……」
薄い恥毛に包まれ、愛液によりテラテラと光るハルヒの性器を見つめながら、海馬は毒を吐いた。他人に初めて性器を見られる恥かしさから、何もいえないハルヒ。目を閉じ、顔を背ける。
グチュ……
「っあ……!!」
海馬の手がハルヒのヴァギナに触れた。反射的に閉じようとする足を肘で押さえる。
そして手を数回前後させ、中指をゆっくりと、ゆっくりとハルヒの割れ目の中へと埋めていく。
「ふやあああぁぁ………!!いやっ…あぁ〜ぅ……指……はいってぇ……」
「きついな……涼宮よ、指が痛いほどに締め付けているぞ……それにこの、音!貴様の性器から響いているぞ!」
「あひぃ、ひっ!やっだ……あっあぁ、いわっ…いわな……いでぇ……!指動いてぇ……!?ふあ…あぁっ!……」
中指が根元まで埋まると、ゆっくりと引き抜く。それを何度も何度も繰りかえす。
やがてゆっくりだった指使いは徐々に徐々に早くなり、指も2本……3本と……。
それに続いてグチュグチュと淫らな水音とともに、海馬の腕の動きに合わせて、ポタポタと床に愛液の雫が。
「だめ!ホントやぁっ……!かいばっ、くん……はげしっ……ふやぁ!?きもち……いっ……!?あたま、ふわふわするぅ……!!」
「イクのか!?涼宮……。存分に、イクがいい……っ!」
「あひぃ、っあう!あふっ、も…とんじゃう……あたま、とぶ……いぁっ、あ、あああぁぁ――――――――……………!!」
凄まじい悲鳴とともに、ハルヒは背を仰け反らせ、体中を痙攣させながら絶頂を迎えた。

794ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:16:12 ID:clzgj0lN


「ふぅん……俺はまだ満足していないぞ、涼宮……」
蕩けた表情で絶頂の余韻を味わうハルヒに海馬はそう言いながら、カチャカチャとベルトをとり、ズボンのジッパーを開いた。
「あ………すご…おっき……」
ハルヒの目に映るのは、海馬の長身に見合った長大な逸物。
これが自分の中に……と想像すると、達したばかりだというのに、また体が疼いてくるのを感じた。
海馬は己のペニスをハルヒの性器に数回こすりつけ、割れ目に宛がうと、そこで動きを止めた。
「何やってんの……?早く…いれなさいよ……」
「人に物を頼むときは、それ相応の態度を取るべきなのではないか?」
いつまでたっても挿入されないハルヒの不満に、海馬はニヤリと笑って答えた。海馬の糸を察したハルヒは、耳まで真っ赤になった。
「アンタねぇ……デリカシーってもんを…」
「なんなら、ここでやめてもいいんだぞ……?」
「うっ……分かったわよ……」
「何を、誰のどこに入れて欲しいんだ?」
「わ、私の性器に…「言い方を変えろ。痴女らしくいやらしい言葉にな」
「うぅっ………わ、私の…オマンコに…」
「誰の、何を入れて欲しいんだ?語尾は敬語だ。」
「海馬君の……ち、チンポを……入れてください………」
「ふぅん……いいだろう……」

795ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:17:21 ID:clzgj0lN

メリメリメリ………
「くっ……あぁ……ああああぁぁ………!!?」
「くぅ…きついな……」
押し込まれる異物感の大きさに、ハルヒは悲鳴をあげた。海馬も締め付けの強さに余裕の表情を無くす。
「あぉ…おおっ……おっき……スゴ…イィ……」
「動くぞ……」
「え!?まだ…っっ!!ふぁっ!あああんっ……はうぅぅ……!」
ハルヒのことを顧ずに腰を動かし始める海馬。彼も余裕がないのかもしれない。
部屋中に広がるハルヒの嬌声、パンパンと肉同士がぶつかり合う音。
一突きするたびに膣内に入りきらない愛液が溢れ出てくる。それはハルヒの尻たぶを伝い、小さな水溜りをつくっていく
「ひぃっ!?……く、はぁ……あうぅっ…!?んぁぁぁ……んむ……んっ…」
勢いよく最奥まで突くと、ゆっくりと抜ける寸前までペニスを引くと、ふたたび最奥まで突く。
その激しい輸送と雁首が膣壁をゴリゴリと削るたびに、ハルヒは連続してかるい絶頂を迎えていた。
腕は海馬の背中に回され強く抱きしめ、ハルヒ自ら海馬の唇を奪い、舌を積極的に絡めあう。
「涼宮……もう…限界だ……」
「わ、たしも……ふぁ、あ、…も…いっちゃ……う…」
2人とも、限界が近づいていた。一旦ペニスを引き抜こうとする海馬の腰を、ハルヒは足を絡ませてそれを止めた。
「涼宮…!?」
「中に……出して…!海馬君の………!!」
「くっ……どうなっても知らんぞ……!」
ラストスパートとばかりに腰の動きが激しくなる。同様にハルヒの喘ぎ声も。
「くる!くるぅ……!きちゃ…うぅぅ…!!イク……いっちゃ、あっ…あぁ…あああぁぁ―――――――………!!」
「うぐっ……すずみ、……は…」


「ハルヒっ――――…………!!」


796ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:19:56 ID:clzgj0lN


「しらなかったわ……セックスがこんなスゴイものだったなんて………」
ハルヒは服装を整えると、腰を抑えながらそう言った。
「ふぅん、この俺がわざわざ性欲処理をしてやったのだ。ありがたく思うんだな。」
「そっちこそ!この私とできたんだから、感謝しなさいよ!?…それにしてもアンタ、本当に初めてだったの?なんかすごく……上手だったような……」
「ふぅん。この俺に苦手分野などない」
「ふぅ〜ん………」
海馬もすでに着替えを終え、操縦席に付いている。もっとも自慢のマントは色々な汁のついたせいでベトベトなので、着ずに畳んであるが。
「それにしてもティッシュも何もないなんて……ねぇ、アンタのマントで拭いていい?」
「ふざけるな!用が済んだならさっさと出て行け!」
「何よ!怒ることないじゃない!……言われなくても出て行くわよ……。また付き合ってもらうから、覚悟しときなさいよ!?」
「SI☆RU☆KA」
拳を振り上げる海馬に追われながら、捨て台詞を残してブリッジから出て行くハルヒ。
その姿を見送り、扉が閉まるのを確認した海馬は、

「………………はぁぁぁぁ〜〜〜〜……………」
大きな大きなため息をついた。
(まさかあのような女に初めてを奪われてしまうとは……鬼畜ゲームをやっていたおかげでなんとか舐められずにすんだが……ブルーアイズよ、お前のために一生貞操を貫くという誓いを破ってしまった……許してくれ……)
彼はデュエルディスクを手に取ると3枚の嫁を取り出し、申し訳なさそうな表情で見つめた………

(この浮気者!)
(信じられない!)
(凡骨!)
カードから、そう聞こえた気がした。


「………お腹熱い……」
ブリッジから出たハルヒは、トイレを目指しフラフラと歩いていた。
ブリッジには、ティッシュがなかった。そのため彼女はベトベトのパンツを履いて、気を抜けば性器から精液がこぼれそうな状態で部屋を出たのだった。
「スッキリしたんだけど………」
絶頂の瞬間、海馬が自分の下の名前を呼んだ気がした。空耳だったのだろうか?しかし、それがやけに心に引っかかる。本人に聞いても、まず答えてはくれないだろうし。
「なんなんだろ……この気持ち……」
ハルヒは上空に広がる青空を眺め、1人つぶやいた。

797ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:22:19 ID:clzgj0lN


歩くハルヒの後姿を、通路の角から見つめる1人の影があった。
海馬とハルヒの2人は気づかなかったが、前日に2人が開けた穴は、ブリッジの扉にもついていた。直径2,3センチの穴だが、中の様子を伺うには十分すぎる大きさだ。つまり……
「海馬君………」
通路の角で、つぶやく少女。そう、彼女はその穴から見てしまったのだ……

「海馬君………海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君海馬君……………」

少女の手には、真昼の太陽の日差しを受け、鈍く輝く刃の光りがあった……



つづく?
798ハルヒ×海馬:2008/05/12(月) 23:31:07 ID:clzgj0lN
以上です。後半になるにつれて尻つぼみになってすみません……
エロパロ版のはずなのに……なんでだろう自分が空気読めてないヤツみたいな気がしてきた……
すみませんホントすみません!!場違いですみません!!

エロ書くのってスピード上がるんですけど……頭が変になりそうですね……
次はピコ琴を書いて見たいとおもいます。
799名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:38:43 ID:Cs0ysIdm
GJ!
「ニコニコRPG」でのエロパロらしい、良い作品だと思ったよ!
次回も楽しみにしています。

>>784>>787
投下してからあまりの誤字脱字の多さに orz となっていたところ、
優しいレスに大泣きした。

ハルヒ←古泉 前提での 古泉&言葉 は書けそうなので書いてしまうかも知れません。
800名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:39:54 ID:R94lRPlh
空気読めてないことなんてないぞ
エロパロなんだからこれでいいはずだ

それはともかくGJなんだぜ
801名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:53:32 ID:RxEwyDMJ
>>798
GJ!!というかもうありがとう!
ツンデレエロいいな。3人の嫁に萌えた。

>>799
古泉→ハルヒという設定がまず大好物な俺歓喜。是非おねがいします
802名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 00:53:02 ID:sbsubQty
やはり着々とNiceBoatフラグが立っていると言わざるを得ないww

……いいぞもっとやれ
803名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 01:48:19 ID:dJQb6jY8
>>788
GJ!!
もう続きを楽しみに待ち焦がれていたんだよw
つづくだと…?つづきがあるなら楽しみにしてるぜ!
804名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 01:52:11 ID:I9kv3l6e
この流れなら言える
俺は!ハルヒ社長言葉の3Pが読みたい!!
805名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 01:57:02 ID:yBd/BfCH
俺はこなた王様言葉の3Pが読みたい!
806名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 02:41:28 ID:AOOYUFVY
じゃあ俺はこなた王様魔理沙を!
もしくは言葉&嫁3人による社長フルボt
807名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 03:02:42 ID:Z/1zmWWS
何、3Pが流行ってんの?

じゃあ俺はマリアリミクをな、なにをするきさm
808名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 03:12:54 ID:I9kv3l6e
>>807
岩男に消されたか…
809名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 08:46:59 ID:cu13gvQB
なら俺は阿部古泉ピコを希望するぜ…ん?うわなにをするやめ(ry
810名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 09:29:59 ID:hZSSe2Ns
>>797
Niceboatフラグと見せかけて3Pフラグですね、わかります
811名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 09:57:07 ID:QLYOHUaE
誰かが操られるとかもいいと思うんだ
812名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 10:10:49 ID:Sl9VblMV
銀様戦のあと一人だけ生き残ったリョウが銀様をレ〜イプって感じのやつも読みたいw
813名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 10:25:06 ID:B1MMumuP
>>809
3連結だ!!
814名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 10:58:48 ID:BEe5BIG4
あれだな、Sっ気のある奴とツンツンしてる女の子の絡みっていいもんだな。
是非女性陣に言葉責めをして欲しい。
815名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 11:33:47 ID:Y+lxhLwf
こ、ことのは責め…?
816名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 13:21:21 ID:LeZC2K3r
百合大乱交ですね
わかります
817名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 13:56:06 ID:E/qev2k8
ワキミコトヒメ×マリサ×アリス×ミク×ハルヒ×こなた×言葉×なのは
ですね。わかります。
818名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 15:34:49 ID:Sl9VblMV
Foo子が闇サトシを偵察に行った時に捕まってしまう的なのは?
819名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 15:51:10 ID:nWQdhCk1
闇サトシ×魔理沙とかいう電波を受信した
820名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 16:15:17 ID:LeZC2K3r
WIKIで投稿されたSSでミクが社長に改造してくれって頼む所があったが、やっぱ社長の事だから色々な所いじくりまわしたんだろうか
821名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 16:27:06 ID:sbsubQty
とーとつに何故か谷口×魔理沙という妄想が浮かんだ俺ガイル

悪友としてそれなりに気が合う二人
いつものごとくナンパしては失敗する谷口に「近場で手を打つか」と半ば諦め混じりで迫られ、
それを冗談と取った魔理沙が軽く応じてしまい
二人ともうっかり引くに引けない状態になり……(ry
822名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 18:01:56 ID:jufCNvtP
>>798
GJ!!ツンエロとはまたいいものを読ませてもらったぜ…!
正座で待ってた甲斐があった。涎出るくらいエロかった!
ピコ琴も土下座しながら待ってますwktk

>>821
お前、頭いいな


こっそりと前も言ったけど、妙な電波受信した。
@人気投票で予想外(笑)の順位の低さにorzなハルヒ
A同チームの阿部さんに相談
B阿部「じゃあ同じくらい人気のなかった琴姫とガチレズにでもなればいい」
C本気にするハルヒ

っていう展開のハルヒ×琴姫を想像した俺は頭がパーン
823名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 18:15:39 ID:E/qev2k8
>>821-822
お前ら頭いいな
824686:2008/05/13(火) 19:20:34 ID:FHJYaIE1
>>776
ちょっとそのネタ頑張ってみます
825名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 19:22:37 ID:7aO+Syco
>>821-822
お前ら頭いいなぁオイ


@寝込みにいろいろするために、谷口とKBCが睡眠薬を作製。が誤って媚薬が完成。
A「まーこれはこれでいいんじゃねーの!?」なノリでロックミクや桂馬でこの媚薬をテストしようとする。
Bが「許せんっ!!」「少年少女の貞操が危ない!!」登場、媚薬入りの袋が宙を舞う。袋はそのまま雲の中へ真っ逆さま。
Cと思いきや、運命のイタズラ(by )により袋は絶賛デュエル中の王様&魔理沙の所へ。
D魔理沙、興味本位で薬を拾う。王様はカードに夢中なんで魔理沙の様子変化に気づかない。
Eいつまで経ってもデュエルに戻ってこないんで魔理沙に声をかける王様。
F薬の効果がバッチリ現れた魔理沙が王様を押しt(以下自主規制ノキワミ、アーッ!)。
G翌日、つやつや腰痛魔理沙とやつれ王様が居たそうな。


こんな電波を受信した、電波人間でスマソ。
826名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 19:28:26 ID:exeP6Qxi
>>798
今更だがGJ!!本気で続きが気になるぜ!!ドラクエのパフパフがどんなものか漸く分かった俺って…
それにしても社長は巨乳キャラ、王様は貧乳キャラにフラグ立つのなw
827名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 19:39:06 ID:Z/1zmWWS
何だこの妄想大会

いいぞもっとやれ
828名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 19:54:15 ID:yGUzT7/V
ふと浮かんだ妄想を文にしてみた。


 ミステリアスパートナー達を撃破し、合流を果たしたピコ麻呂一行。
 紫とFoo子が“鍵”を入手して来る迄のつかの間の休息時間を、メンバー達は思い思いに過ごしていた。
 ハートマン、リョウ、なのはは自主トレーニングに励み、谷口とKBCはそれに半ば無理矢理付き合わされ、
 ロックマンとミクは何処と無く良いふいんき(←何故か変換できない)で、富竹はその様子をデジカメで撮影し、
 琴姫と言葉は皆の体調管理や回復に勤め、ピコ麻呂、アリス、古泉、海馬等は、逃亡したミステリアスパートナーの情報を交換していた。
 そして、正義のヒーロー二人組は相変わらず五月蠅かった。

 そんな中、折角の休息時間なのだからと、遊興に耽る面子もいた。
 阿部、魔理沙、遊戯、こなたの四人である。

「俺のターン。ドロー!」
 何故か学ランを脱いでいる遊戯が、これまた何故か上半身裸の阿部の前にある山から牌を一つ引き、手牌に加える。
(よし、最高のツモだZE!)
「点棒を千支払い効果発動! 手牌を全て倒し、オープンリーチだ!」
 遊戯はそう宣言し、手牌を全て他家の三人に晒して見せた。
「おぉう!? 撥、プンリー、ドラ暗刻で跳満確定で、その上高め三暗付きの三面張とは……おそろしい子!」
 何処かで聞いた様な台詞を呟きながら、こなたが手に汗を滲ませる。ちなみに彼女は何も脱いでいない。
「よかったのかい? ホイホイオープンしちまって。俺は初牌でも構わず喰っちまう男なんだぜ。…チーだ」
 遊戯のオープンリーチに反応し、下家の阿部がリーチ宣言牌の九萬を喰い、手牌の七萬と八萬と一緒に横に晒す。
 入れ替わりに阿部の手牌から出された牌は、これまた初牌の南。
「その南、カンだぜ!!」
 すると、すかさず魔理沙(彼女は帽子を脱いでいる)がその南に手を伸ばし、手牌の南暗刻と共に横に晒した。
「おっと、モロ乗りだな。これで私もダブ南ドラ4で跳満確定…麻雀はパワーだぜ!」
「魔理沙……おそろ(ry」

 そう、彼等が現在興じているのは、所謂脱衣麻雀と言うヤツである。


続きを書くかは未定。
829578:2008/05/13(火) 20:01:15 ID:qTKzAhga
このスレ住人の妄想ぶっ飛んでるぜ   いいぞもっとやれ

ハルヒ×社長を書いた者です。
GJのコメントと読心術の使えるヤツらの多さに驚いています。
昨日投稿し忘れたオマケを投下します。
タイトルは「王様的フラグ」
830578:2008/05/13(火) 20:03:58 ID:qTKzAhga


タイガーモス号甲板

「ふ〜ん…そんなことがあったんだぁ……」
「ああ…海馬のヤツ、もう大人の階段を上ってしまったのかな……?」
「………………………………」
「………………………………」
「遊戯君………」
「ん…?なんだい泉さん……」
「上ってみる……?大人への階段……」
「……………え?」
「別にいいよぉ〜?私は…………」
「………………………………」
「………………………………」
「…………いっ……!」

「泉さry」

「いたいけな少女のアホ毛を守る男!スパイダーマッ!」
「少女の貞操が危ない!」
「戦争の最中にファッ●とはいい度胸だな小僧!」

「なっ!?お前達一体どこから!?」
「黙れウジ虫が!おいお前ら、この軟弱野郎をひん剥いてトイレにでも突っ込んでおけ!!」
「「サー、イエッサー!!」」
「お、ぉうわ!?ちょ、HA☆NA☆SEEEEEEEEEEE!!!!!」


「う〜む……相変わらず空気の読めないヒーロー達だねぇ〜…………ってこのままじゃ遊戯君にアッー!フラグが!!ちょっと待ってーー……!!」
831名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:31:34 ID:Sl9VblMV
>>828
変換できないのは ふいんきでは無くふんいきだからだと思うZE☆
832名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:42:52 ID:E/qev2k8
>>831
それはツッコんだら負けなんだZE☆
833名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:49:50 ID:7aO+Syco
>>828
麻雀とはまた俺の大好物な物を……。
さぁ、執筆作業に戻ってくれたまえ。
834名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:50:28 ID:Z/1zmWWS
麻雀は盲点だったな…
続き楽しみにしてるZE
835名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:56:42 ID:qTKzAhga
女性人が脱ぐより先にアッーになりそうだな。
836名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:58:15 ID:7pvevRsQ
脱衣麻雀にwktkせざるを得ない

>>830
社長はおいしい思いしたってのに(まぁnice(ryフラグが立ってるが)王様は相変わらずだなw
837名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 22:02:25 ID:EbQpPjti
なんつうか今のトコ

こなた(遊び道具)→ ←(ゲーム仲間)王様
魔理沙 →(友人)←王様
ハルヒ(良いオモチャ)→ ←(痴女め!)海馬
言葉→(何となく気になる)←海馬

みたいな相関図イメージを抱いた。なんとなく。
……あれ? これってシュミレーションゲームだっけ?
838名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 22:39:04 ID:nyp29Fl2
魔理沙のドラ爆みてとある麻雀動画思い出した。
839名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 22:41:22 ID:Fl3asoIy
王様はほのぼのなのに社長はドロドロなのかw
840名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:09:35 ID:tYcB8mdp
>>837
お前は俺かwwww
841名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:27:32 ID:9Xvz8jir
>>838ひょっとして哲y(ry
それにしても麻雀はGJGJ
842名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:37:42 ID:aD5mvfYk
王様とかこなたとか社長とかハルヒとかの流れに逆らって、最近、絵板の上海人形シリーズが大好きな俺がSS投下します。
イメージ的には絵板のシャンハイネタそのままなところもありますが、もう少し他のキャラも絡んでます。リョウアリとか。あと国文とか。むろんエロなしです。

「あれ? 誰か上海人形見なかった?」
 不意の呼びかけに、声の主以外の3人が一斉に振り向く。そこにはキョロキョロと周囲を見渡すアリスの姿があった。
「あの小さい人形か? 俺は見てないと言わざるを得ない」
「上海さんって、いつもアリスさんと一緒にいましたよね? いないんですか?」
 リョウとミク、それにロックの脳裏にすぐに小さな人形の姿が浮かぶ。
 西洋の人形のような、金髪の長い髪と可愛い洋服、それに見る者を和ませるシンプルだがほのぼのとした表情の人形。
 それは上海人形という、アリスといつも共にある、彼女のパートナーとでも言うべき存在。
 アンティークドールというよりはぬいぐるみといった方がいいのではないかと思えるほどの可愛らしさを秘めたマスコットであった。
「ええ。ちょっと目を離したすきに……あなたたちの誰かと一緒に遊んでいるのかと思ったんだけど」
「んぐ……ごっくん。こっちには来なかったです」
 パンをE缶で飲み込みながら、ロックも答える。
 ちなみにロックが食べているパンは、ダメージの大きいロックが食べやすいようにとミクが小さくちぎってあげたものだったりする。
「最近使ってもらえなかったから、グレて家出したんじゃないのか?」
「し、失礼ね! そんなこと……ないと思うけど……」
 冗談とも本気とも分からないリョウの言葉に、アリスは一瞬声を大きくしながらも次第に声のトーンが下がる。
 確かに新技……七色の万国人形を覚えてからというもの、上海人形を攻撃に使う回数は激減していた。最近の戦闘ではまったく活躍させなかったことも多い。
 とはいっても、それはアリスを責められるというものでもない。
 7つの特殊な力を持った人形を次々と操り、敵に様々な状態異常を負わせる新技は、単に攻撃力が高いというだけではなく、敵の攻撃を妨害し味方へのダメージを減らす、まさに攻防一体の攻撃である。
 仲間が傷つくのを少しでも防ぐために、上海人形よりも万国人形を優先して使うのは無理もないことであった。
(でも……まさか本当に……最近かまってあげられなかったから寂しくなって……とか……)
 いったん悪い方向に想像してしまうと、人はなかなかその思考を振り払えない。それは魔法使いであっても例外ではないようである。
 ……もっとも、彼女の知り合いのパワー系弾幕少女はそんなものとは無縁そうであるが。
「私、ちょっと探してくるわ」
 アリスは振り返り、やってきた道へと足を進めようとする。
 DIOを倒してやってきたこの部屋はここで行き止まりであり、この先は空間が安定していないニコニコ空間である。
 上海がこの部屋にいないのなら、空間の穴に落ちてしまったという最悪の想像をしない限りは、今来た道を戻って行ったという可能性が高い。
「あ、それなら僕も行きます」
 ロックが立ち上がろうとする。が、アリスは手を前に突き出して遠慮の意を示した。
843古城エリアエピソード〜上海人形の冒険〜:2008/05/14(水) 00:40:10 ID:aD5mvfYk
「あなたは休んでなさい。あなたの怪我はまだ治ってないんだから、ミクにしっかり治してもらうこと」
 でも……と反論しようとするロックの体には、大小いくつもの怪我があった。殴られてヒビが入った腹部やナイフが突き刺さった傷痕がまだ痛々しく残っている。
 古城の主ことミステリアスパートナー・DIOとの戦いで時を止められるという反則じみた攻撃の中、彼一人が止められた時の中で仲間を守りながら奮戦したのだ。
 戦闘が終わってから、アリスたちは気がつかないうちに自分たちがどれだけ彼に守ってもらっていたかということを、そのボロボロの姿を見て思い知った。
 泣きそうになりながらも、傷だらけのロックの体を優しく抱きしめるミクの姿は今もアリスとリョウの記憶に新しい。
「大丈夫よ。ボスを倒したことで敵の気配もほとんどないから危険は少ないわ。だからミク、ここに残ってロックのことお願いね」
「あ、はいっ。わかりました」
 ミクはロックの隣で素直に頷く。心優しい彼女は上海を心配する気持ちももちろん強かったが、それと同じくらい、ロックの世話を自分がまかされたのが嬉しかった。
「それじゃ行くわよ、リョウ」
「待て、なんで俺が」
 いきなり話を振られ、リョウは少し驚いたような反応を見せる。
「なんでって、まさかあんたこの古城に女の子を一人で歩かせる気? まだ敵が残っていたらどうするのよ。男だったらそこのロックみたいに女の子を守る甲斐性見せなさい」
「お前、さっき敵の気配ほとんどないと言っていたぞ」
「そ、それはこれこれはこれよ! か、勘違いしないでね。消去法であなたが残ったから一緒に行ってもらうだけだからね。別にあなたでよかったとか思ってないから」
「どことなく海馬の奴に似ていたと思わざるを得ない!」
 なぜか怒ったようにリョウの胴着を引っ張るアリスを、ロックとミクは何かを理解したような微笑ましい目で見ていたのだが、当の2人は気がつかない。
「まぁ確かに人形を探すなら人手があった方がいいな。そんなに引っ張らなくてもちゃんと一緒に行くから、あまり怒るな」
「べ、別に怒ってなんか……じ、じゃあ行ってくるわね」
「はい。見つかるといいですね」
「リョウさんもアリスさんも、ゆっくりしてきてください」
 こうして、アリスとリョウは来た道を引き返して行った。


 
 ――その頃。
「シャンハーイ」
 上海人形はのんびりと古城を散歩(空を飛んでいるから散飛?)していた。
「シャンハーイ?」
 ちなみに、彼女は別にリョウが予想したように構ってもらえなくて家出したわけでは全くない。
 単にヒマだった彼女は、ちょっと好奇心で城の中を見て回りたくなり、遊びに出かけただけである。もちろん、主人のアリスに対して恨みとか嫉妬とかそういったことは全く感じていない。
 もっとも、現状をまったく把握しようとしないその能天気さゆえに、彼女の主が今どれだけ心配しているのかも気が付いていないのだが。
 主人の苦悩もどこ吹く風と、上海は壁に描かれた絵や半分錆びついた鎧の飾りなどを物珍しそうに眺めながら飛びまわる。
「シャンハーイ♪」
 その上海の手には、丸くて小さく可愛らしいぷよぷよ……ではなく、いつの間にか上海と友達になっていただんごが抱かれていた。
 いつも地面から見上げる世界ではなく、空から眺める新鮮な視点の世界。だんごはそのつぶらな瞳で流れゆく景色を追っていた。
 一体と一個の探検は始まったばかりである。
844828:2008/05/14(水) 00:41:39 ID:b7cPv1we
なんか予想外に好評なんで続きを少し書いてみた。
尚、何処に牌やら卓やらあったんだと言うツッコミは受け付けない。


 ここで読者諸氏の為にこの脱衣麻雀のルールと現状を説明しておこう。

・先付け、喰い断アリの半荘二回戦。赤、花牌、割れ目、トビ無し。
・オープンリーチは振っても二翻。人和は役満。ダブル役満等は純粋な複合形のみ可。
・他家に振り込んだ場合、その人は着衣を一枚脱ぐ。また、対局終了時ラスの人は、トップの命令を一つ聞かねばならない。
・現在は一回戦目の南一局一本場で、親はこなた。風と点数は↓

東家:こなた…40100
南家:魔理沙…13900
西家:遊戯 …27600
北家:阿部 …15400


 南を大明カン(←漢字少ない機種の携帯でサーセン)した魔理沙は、嶺上牌を引き、六筒を手出しで切り出す。
 それから二巡後の十一巡後、牌をツモったこなたが、にんまりと笑みを浮かべた。
「んふふー…カン!」
 笑顔で暗カンを宣言し倒した牌は四萬。安目だが、遊戯の三種の当たり牌の内の一つである。
「うっ…!」
 当然、遊戯の表情が歪む。
 オープンリーチ前に見えていた当たり牌は、自分が使っている物も合わせて5牌。そしてこれで残りは僅かに3牌。
 相手に待ちが知られている故に振り込みは期待できず、また、ツモ和了の目も激減した。
(…だが、まだチャンスはあるぜ!)

「さ〜て、何が出るかな、何が出るかな〜…!!」
 某有名TV番組でおなじみのメロディーを口ずさみながら嶺上牌を引いたこなただったが、その牌を確認した途端、血の気もザッと引いた。
 引いた牌は二萬。よりにもよって、遊戯の倍萬確定の当たり牌である。
(うわ〜…こりゃ回すしか無いね…)
 この時こなたは好形のイーシャンテンだったのだが、こうなっては仕方無い。
 雀頭の北に手を伸ばし──止める。
(むむむ……チャンタ指向の阿部さんに、初牌の風牌は打てないし、染め手を張ってるっぽい魔理りん(←こなた命名)にも危ないな…)
 そうこなたは判断すると、北から手を離し、他家全員の現物である四索をターツから切り出した。

(ほう、見事に止めたのう)
 後ろで見ていたストーム1が感心して小さく頷く。

──事実、この時魔理沙が既に、混一対々ダブ南ドラ4のテンパイ、五筒と北のシャボ待ちだったのだが、これで内2枚が完全に握り潰された事になった。


続きは早ければ明日中にでも。
845古城エリアエピソード〜上海人形の冒険〜:2008/05/14(水) 00:42:16 ID:aD5mvfYk
 ――そんな上海が進む道の反対側を、1組の男女が歩いていた。
「チクショウ……なぜ俺の人形劇はウケなかったんだ」
「当たり前です。あんな、人形が単純なダンスをするだけの劇で誰が喜ぶんですか」
「ぐはっ」
 精神的ダメージを負った国崎を横目に、射命丸ははぁ、と小さくため息をつく。
 国崎往人と射命丸文。
 コンビでロックたち侵入者に挑んだのはいいが、あっさり返り討ちにされたコンビである。
「あなたみたいな能力、幻想郷では珍しくもなんともありませんよ。見たでしょうアリスさんの人形の使い方」
「お、俺だってだなぁ。この世界に来るまではこの芸で生計を立ててたんだぞ」
 古ぼけた人形を握りしめながら反論する国崎。しかし自分の能力のふがいなさに心当たりがありすぎるせいか、人形を持つ手が小刻みに震えていたりする。
「はぁ……私はどうして、こんなスクープとは無縁そうな人と組んでいるんでしょうか」
「だったら、別にさっきの連中についていってもいいだろ? 無理して俺についてこなくても」
「べ、別に無理はしてません! そ、そもそも最初に国崎さんが私を捕まえて『お前が、俺の一族がずっと探していた、羽の生えた少女か?』なんて言ってきたんじゃないですか」
 射命丸の脳裏によみがえる、この目つきの悪い青年との出会い。
 幻想郷を飛び回って取材をしていたはずが、どこでどう迷ったのか入り込んでしまったこの世界で、最初に出会った人間に肩を掴まれ、意味不明の質問をされたインパクトは強烈だった。
「そりゃそうだが……俺だって嫌がる奴を無理やり連れまわす気はない。お前が行きたいってんなら、もっと自由に好きな所に行ってもいいんだぞ。お前の翼と足なら簡単だろ?」
 射命丸の黒い翼にのばしかけた手を止め、代わりに国崎はぽんぽん、と軽く射命丸の頭に手を乗せた。被っていた帽子が少しずれた。
「……別に嫌ではないですよ。最初に出会った国崎さんを取材しようと決めた以上、途中で投げ出すのは私の主義じゃないですし、何より私がついてないと国崎さん本当にダメな人じゃないですか」
「……何気にひどいことを言われている気がするな。まぁ、そういう主義は嫌いじゃないけどな」
 そう言って、また国崎は射命丸の頭に手を乗せた。今度は叩くというより、そっと撫でる感じでわしゃわしゃと帽子ごと髪をかきまわす。
「わわ、ちょっと……もうっ。それよりこれからどうするんですか?」
「そうだな……とりあえずラーメンでも……ん?」
 その時、国崎は見た。
 その視線の先、道の向こうから飛んでくる、だんごを抱えた小さな少女の人形を。
 そして、国崎は感動した。
 例えるなら、元気いっぱいの少女から勢いあまって川に突き落とされ、その目の前にキュートなアザラシがいたような場面の如く。
 天然気味の少女に紹介され、無人の駅に住もうとしたら、改札口で猫が寝ていたような場面の如く。
 そんな心の底から湧きあがる、えも知れぬ感情が国崎の全身を駆け巡った。
846古城エリアエピソード〜上海人形の冒険〜:2008/05/14(水) 00:43:29 ID:aD5mvfYk
「あれは……たしかアリスさんと一緒にいた人形ですね。って国崎さん? あの人形がどうかしましたか?」
 空を飛んでいた上海人形を、飛んでいるセミを捕まえるように素早く、けれど小鳥の卵を抱きあげるように優しく、国崎は両手でキャッチした。
「シャンハーイ?」
 突然動きを止められ、上海は自分を捕まえた目つきの悪い男を表情を変えずに見上げる。
「おいお前、俺のモノになれ」
 国崎は開口一番そう言った。
 聞く人間にとってはドン引き間違いなしのセリフを、少女の姿をした人形に向かって言い放った。
「あやややや、これは大変です! 人が道を踏み外す瞬間を目の前で目撃してしまいました!」
 興奮した口調で、国崎から離れるように一歩引く射命丸。しかしカメラで国崎を撮ることは忘れなかった。
「シャンハーイ?」
「誤解だっ! って、今のセリフだと俺が危ない人みたいじゃないかっ」
「事実危ない人でしたよ」
 カメラを構えながら射命丸が突っ込む。心なしか声が少し冷たい。
「違うっ! 俺はただ、この人形で人形劇をすれば大ヒット間違いなしだと思っただけだ!」
 国崎の頭の中でイメージが出来上がる。
 大勢の観客。
 スポットライトを浴びる自分。
 自分の手の中で、可愛く手を振っている少女の人形。
『みんなー! 俺の人形劇で、大いに笑ってくれー!』
『いやっほ――――う! 国崎最高――――!!』
『EVERYBADY SAY!』
『国崎最高――――!!』
『LOVE & PEACE!』
『国崎最高――――!!』
「イヤッホ――――ウ! 俺、最高――――!!」
 目を光らせながら現実の世界で国崎が叫ぶ。射命丸はとりあえずその奇行をカメラに収めながら、こんな記事出して喜ぶ人いるんでしょうか、と冷静に考えていた。
「お前、俺と組まないか? 俺の人形劇にお前の和みオーラが加われば世界を取れるぞ。そしてゆくゆくは総理大臣とかになって、俺のプロマイドは女子高生を中心にそれはもうバカ売れで……」
 顔を上海に近づけながら、興奮した口調でスカウトする国崎。たまにハァハァ息が荒くなるのは金持ちになってラーメンを腹いっぱい食べるという妄想によるものであり、彼自身に変態じみた趣味は全くないのだが、はたから見れば完全に危ない人である。
847名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:45:29 ID:aD5mvfYk
「あらぁ、うるさいと思ったら、何やってるのかしら、お馬鹿さぁん?」
 どこからか聞こえてきた、管楽器のようにすきとおる声。ワンテンポ遅れて、トスッ、と耳に小気味よい音がした。
「……へ?」
 1秒。
 2秒。
 3秒。
 ようやく、国崎は自分の眉間に黒い羽が突き刺さっているのを理解した。
「うおぉぉぉぉぉ――――!?」
 自覚すると、痛みが襲ってくるのは早い。
 刺さった眉間から血をダラダラと流しながら、今じゃ人形劇のことも忘れて、国崎は何かに追われるように走り出した。
「あ、どこ行くんですか国崎さん! 早く手当てしないと……ああもう、本当に手がかかる人です! ごめんなさいお騒がせしました〜」
 土煙を上げて全力ダッシュで走る国崎を射命丸は得意のスピードで追いかける。
「シャンハーイ」
 さっきまでスカウトされていたこともよく分かっていない上海は、そんな2人を手を振りながら見送っていた。
「……あらぁ? あなたは……」
 そんな上海に気がつき、黒い羽根の持ち主は廊下の影から姿を現した。
「ごきげんよう。可愛いお人形さん」
 黒い羽根を纏いし銀色の影。
 それは、この古城を守るミステリアスパートナーの1人――水銀燈であった。

続く 



一日じゃこれが限界だったので、続きは仕事が早く終われた日にでも書きます。
絵板の上海人形シリーズ描いてる人、いつも和む絵をありがとう!

>>844
割り込んでしまって申し訳ない。俺も麻雀好きだから楽しみにしてます!
848828:2008/05/14(水) 00:49:08 ID:b7cPv1we
>>842
いやいや、こっちこそ割り込んじまってすいませんorz
つか、こっちは1話1話を単発で出す形なんで、そちらに全く非は無いです、ええ。
849名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 01:02:11 ID:6dpw9PoQ
古城組キターー!!
アリスかわいいよアリス。ロックミクとリョウアリ好きなんで嬉しい!
自分も上海好きだwww
GJでした。続きも楽しみにしてます!
850名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 01:18:08 ID:3MPjQGgO
雑魚達にもドラマがあるんだな…
上海の能天気ぶりに和みつつ続き期待しとくぜ
851828:2008/05/14(水) 01:48:18 ID:b7cPv1we
うは、>>844読み直してたら誤字発見orz

十一巡後→十一巡目

脳内保完ヨロ。
852名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 03:34:32 ID:cBIBii3O
上海人形シリーズと麻雀の続きをwktkしながら待つ間に
空気を読まずに投下する男!スパイダーマッ!!!

王様こなたでエロ風味
勝手に>>578氏の続きを妄想して書いてしまいました。すいません。
853852:2008/05/14(水) 03:37:07 ID:cBIBii3O
「〜ぃ、遊戯くん〜〜
                        やっぱ、からかい過ぎたかな〜」
はっと気付くと自分より少し下の目線
覗き込む様にして目の前でひらひらと手のひらを振る人

『押し付けてたのはワザとなんだけれど、なかなか可愛い反応してくれたね〜』

と言って立ち去っていったはずの人がなぜか目の前に居る

「っ泉さん、部屋に戻って行ったんじゃ?」
「いや〜変な音がしたんで心当たりもあるし戻ってきて見たら、立ったまま気ぃ失ってるんだもん」

「しぃ〜・・・」と人差し指を口の前に立て、片手でちょいちょいとする手招きに誘われ少し奥まった物陰についていく
横目に見たピコ麻呂はまだ気を失っているようだった

通路からは死角になっているだろうあたりまでくると
「そのままじゃ、操舵室帰れないでしょ」
「ーっ!」
こちらに背を向けたまま声をかけてきた
微妙に主張し始めていた下半身に気付かれていた
「こ、これは、クリボーが勝手に!じゃなくて、MY棒が、いや、相棒が、いや、
                    っと、とにかく、泉さんは気にしないでくれ!!!」  
我ながら情けないほどに動揺している
今日(というかこの数時間)の間にどれだけこの人の前で取り乱しているのか

「まあ、モトはといえば私が調子に乗ってからかい過ぎたのもあるし、チョッと責任も感じるし」
それまで背を向けていた体をくるりとかえす、頬がかすかに赤い
「うん、お姉さんが責任を取ろう。と、いってもエロゲでなら色々としてきたしさせてきたけど実際はやったこと無いからなぁ」
そう言うとその手を伸ばし触れてきた
854852:2008/05/14(水) 03:38:05 ID:cBIBii3O
(っふ!)
布越し、それも下着とズボンの二枚越しだというのに電流が流れたようだった
思わず身を引くと壁にぶつかる
「えっと、脱がすね。・・・って、結構人のズボン脱がすのって難しいなぁ〜」
「だめだ! 泉さんっ、 そんなことしちゃいけない!!!」
しゃがみこみ、かちゃかちゃと脱がそうとする指の動き
「んしょ、 と、」
しゃがみこんだ分 モノ に近くなった顔
「  ぅあ、本物って、こんななんだ・・・」
ヒヤリ外気にさらされ、でもそれ以上に感じるやわらかく温かい指の感触
「    遊戯くん    」
興奮しているのか、上気した頬に潤んだ瞳で見上げてきて・・・

ぶつ

何かが自分の中で切れた音がした
彼女の細い両肩に手を置き、そのままその小さな体を床に押し付けるように力を入れ

「泉さん!!!」

押し倒した。
855852:2008/05/14(水) 03:39:04 ID:cBIBii3O
「泉は泉でも古泉ですが・・・いいんですか?」

「・・・はい?」

何が起きたのか理解できなかった
つかんだ両肩は自分よりも広く、むしろ自分よりも高い背を屈め覗き込んでいたのは

「す、すまない。古泉君!」
「いえいえ、別にかまいませんよ。」
バッ!!!と音がするんじゃないかというくらいの勢いで手を離す
「どうしたんですか、こんな所で?」
「いや、ちょっと、操舵室が騒がしいんで気分転換に外に出ていて、・・・ぼーとしすぎたみたいだ」
さりげなくあたりの様子を伺ってみる
泉さんと別れたそのままの場所
「そうですか?うちの団長が迷惑かけてすいません。」
「いや。そ、そろそろ戻ってみることにするぜ」

それじゃあ。といって別れ、彼の姿が見えなくなるのを確認すると
『ゴン!!!』
と頭を壁に打ち付けてみる
夢?の内容に恥ずるべきか、夢?の中での行動に恥ずるべきか
(どうすればいいんだ、助けてくれ、AIBOOOOOOO!!!)

今はただ、壁に打ち付けた痛みと吹き抜ける風に落ち着きを取り戻せるよう願うしかないのであった。






856852:2008/05/14(水) 03:59:12 ID:cBIBii3O
以上。
ss書くこと自体初めてなので時間だけは多いにかかった。
ほかにも
いい様にからかわれた王様の反撃のターン
運命の罰ゲーム〜こなた陵辱編〜
も受信のみしてみた。

脱衣麻雀に乗っかって
ライフが減るたびに着衣が消えていくサバイバルデュエル
社長vs遊戯vsこなたvs言葉(未定のため登場人物に若干の変更がある場合があります)
気になる人の服が消えてくのを見たいが防がないと他のやつらに見られてしまう
だからといって変わりに自分がダメージ喰らう訳にもいかず
どうすればいいんだー
な、闇のゲーム(未定のため登場人物に若干の変更がある場合があります)もネタだけうかんだ。
857名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 12:59:22 ID:UOTAmrtY
これ次スレ立てるの?
858名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 13:42:57 ID:3MPjQGgO
埋まりそうなら立てるべきじゃね?
859名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 14:28:29 ID:j7lG8WrQ
じゃあテンプレどうする?
860名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 15:13:38 ID:tc3p1QPD
RPGWikiへのリンクは最低限必要だと思う。
絵板、Wiki掲示板それぞれ個別に載せるか、トップのみにするか、どっちがいいかはわからないが。
861名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 15:55:39 ID:UOTAmrtY
ウィキより本動画へのリンクのが大事じゃないか?
862名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 16:49:45 ID:Qpkm5x19
8 名無しさん@ピンキー sage 2008/04/06(日) 17:16:17 ID:9kTRESGx
テンプレらしきものを作ってみた


ここはニコニコ動画に投下されているツクールRPG『ニコニコRPG』のエロパロスレです。
マナーを守ってゆっくりしていってね!


※カプは基本的に自由だぜ
※レスが貰えなくてもくじけるな!落ち込むな!ぷよぷよするな!
※ガチホモは禁止ではないけど叩かれても自己責任でお願いします
※投下の前に注釈を入れないと俺が掘っちまうぜ
※荒らしに反応する奴には覇王翔吼拳を使わざるを得ない!
※sage進行を推奨する男、スパイダーマッ!
※次スレは950か500kbに近づいたら誰か立ててねー
※まだ未プレイの人は注意よ、ネタバレになって泣いても知らないからね

本家第一話
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1090784
紹介PV
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2724215
攻略wiki
http://www5.atwiki.jp/nicorpg/pages/1.html
863名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 17:19:30 ID:VncHyMA0
>>852
そんなオチかよw俺のwktkを返せw
泉は泉でも古泉バロス
864名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 18:44:44 ID:6OtqzeGi
普通本家(動画やWiki)のリンクなんて貼るか・・・?
エロパロの保管庫とかならわかるけど
865名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 19:11:04 ID:3MPjQGgO
ベースは>>862でいいと思うけど
とりあえずリンクは前スレと関連スレだけでいいと思う
866名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 19:12:24 ID:Exy9mTNq
此処はあくまで年齢制限のある板だから、本家のリンクは止めておくべきだろ
純粋に本家を楽しみたい、年齢の足りていない人が来ても困るし、リンクだけ外して
後のテンプレはそのままで良いんじゃないか
867名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 19:13:04 ID:eFld0aRT
最近はエロもあるし、リンクは控えたほうが良いかなと思うんだが、
皆はどうだ? あっちは全年齢おkだしさ・・・。
こっちから悪影響だけは出したく無いチキンハートの自分がいる。
868名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 19:18:01 ID:3MPjQGgO
リンクは前スレだけにしとくのが無難か…
注意事項変えるべき点はあるかな
俺はガチホモ云々のとこは変えるべきだと思うが
869名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 19:23:39 ID:Mb7XzWxe
寧ろまとめサイトが欲しいんだぜ。
870名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 19:30:42 ID:j7lG8WrQ
wikiの方の掲示板で年齢制限板を作るって話が出ていたけど、あれ結局どうなったんだ?
871名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 19:33:44 ID:3MPjQGgO
何だかうやむやになってるみたいだよな
いっそここの住人たちで作ってしまうべきだと思う
872名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 19:37:05 ID:6t3olq6A
結構前になるけど本スレ10章の方でも少し話題になったよな。
873名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:32:04 ID:Exy9mTNq
所で、空気読まずにリョウと阿部さんのネタ書けたから、投下して良いか?
一応ガチホモじゃないんだが。
874名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:35:04 ID:3MPjQGgO
801じゃなくてギャグの範囲ならいいんじゃね?
875名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:35:49 ID:Exy9mTNq
以前書きたいなとぼやいていた、リョウと阿部さんの小話です
リョウアリが流行だと聞いたので、一応リョウに片思いアリスの描写もあり
ガチホモではなく、いい男阿部さんの恋愛相談モドキだから大丈夫だと思いたい
と、言わざるを得ない!
876名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:36:45 ID:Exy9mTNq
晴れ渡る空の下、阿部は、何時ものようにベンチに座っていた。
一つ何時もと違うことがあるとすれば、それは彼の傍らに、オレンジ胴着の男が居ることだろう。
リョウは、まさに困り果てたと言わんばかりの表情で、溜息を吐いた。
「で、阿部はどう思う?」
「どうって、言われてもなあ」
リョウにつられて、阿部も苦笑を交えた困ったような表情を浮かべる。
「俺は、何もしていないと言わざるを得ない」
「そりゃ、俺だって知ってるさ。けどなあ……」
珍しく阿部が、語尾を濁した。
リョウが阿部にしているのは、一人の少女が最近彼に対して、目に見えて態度を変えているという話だ。
「矢張り、アリスのような子にとっては、俺は怖いと言わざるを得ないんだろうか」
真剣に、眉の間に幾筋もの皺を作りながら肩を落とす彼に、阿部はどうしようかねと小さく独りごちた。
近頃、アリスが露骨にリョウを避ける仕草を取っているのは、阿部も知っていた。
それがあくまでリョウに対してのみ行われる“好き避け”であるのは、誰しも見ていれば解るのだが
当事者である本人が、繊細な女心を解さない彼であったのが運の尽きらしい。
彼女に嫌われていると思い込んだリョウは、情けない姿で、こうして阿部に相談に来ているという訳だ。
もちろん、此処でリョウを叱りつけ、女の話題をするなと蹴り出すことも、ガチホモ的には可である。
しかし、それは阿部の“いい男”の理念から反する行為だ。
やれやれ、損な役回りだねえとぼやきながら、阿部はリョウの目の前で、軽く手を振って見せた。
「此処に、新しいバイクがあると思いな。好きだろう、バイクは」
好きだ、と答えながら、リョウは訝しげに阿倍の方を見た。
それがどうしたんだと言わんばかりの態度を取る彼を宥めながら、阿部は続ける。
「新品だから乗り心地だって、まあ悪くない。だが何となく座りは悪い。解るな?」
「ああ、そういうことはあるな。解るぜ。……で?」
話を促されて、阿部は少し笑みを浮かべながら、空想のバイクを指で押し倒す。
877名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:37:11 ID:Exy9mTNq
「この手のバイクは、大概乗り慣れてきた頃に、何処かが壊れるんだ。致命的なモンじゃあない。
 ぶつけて塗装が剥がれたとか。ブレーキが効きづらくなったとか、その辺りだ」
良くあるだろう、と、阿部の指がバイクの縁をなぞる。
そこでやっと、彼は空想のバイクから目線を外して、リョウの方を向いた。
「さて、質問だ。この調子の悪くなったバイク、お前さんならどうする?」
慣れてきたところでコレだ、捨てちまうかい?
挑発的にも取れる阿部の言動に、リョウは僅かに怒りを滲ませながら反論した。
「そんなの、修理すれば未だ使えるじゃねえか。ちょっと壊れかかったぐらいで諦めるなんて
 愛着が湧いてきたバイクに対して、失礼じゃねえか」
憤慨しかかるリョウの鼻先に、阿部はずいっと己の人差し指を突き出す。
気圧されたように、軽く引くリョウに対して、彼はふっと笑って見せた。
「アンタが、あの子に嫌われたと思い込んで、近寄らないようにしてるなら、同じ事だ。
 折角仲間として上手く行きかけてるのに、そんなトラブルで信頼を無くしてしまうなんて、失礼だろう」
阿部の言葉を、リョウは暫くぽかんと聞いていたが、やがてすとんと理解したのか
今までの鬱々とした雰囲気を吹き飛ばすかのような、明るい満面の笑みを浮かべた。
「そっか、そうだよな。俺が壁を感じる必要はねえよな。壁が在れば壊せば良いんだ
 有難う、阿部。相談して良かったよ」
笑顔の戻ったリョウに、ばしばしと肩を叩かれ、阿部は再度苦笑した。
調子づいたリョウが、それにしても阿部の発言はどことなくいやらしい等と言うのを
唇を摘むことで防ぎながら、思い出したように付け加える。
「そうだ、お前のバイク。そろそろメンテした方が良いんじゃないか?
 俺の工具も貸してやるから、今からやってきたらどうだ」
その提案に、リョウは機嫌良く乗り、鼻歌でも歌い出しそうな勢いで、ベンチから立ち上がる。
「じゃあ、借りてくぜ。ありがとな、今度一杯奢らざるを得ない」
「その申し出は、受けざるを得ない」
878名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:37:15 ID:j4Ge8Cg1
>>873
私は一向に構わんッッ!!
879名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:37:35 ID:Exy9mTNq
小走りに消え去って行く彼の背中を見ながら、阿部は徐に
いつの間にかベンチの足下にもたれ掛かっていた上海人形を抱き上げた。
「さて、恋する少女とはいえ、盗み聞きは良くないと言わざるを得ないが、どうだ?」
俺はまずいことを言ったかい? と尋ねられ、少女は渋々木陰から姿を現した。
「やめてよ、恋するとかどうとか……そんなのじゃないわよ」
恐らく、魔法か何かで気配を断っていたであろうアリスは、気付かれたことに焦りながら
盗聴用に出した人形を、阿部から引ったくるように取り返した。
相手はガチホモだというのに、乙女心を見透かされているようで、気分が悪い。
アリスは羞恥に頬を染めながらも、阿部に嫌がらせの言葉を掛けた。
「貴方、それで良いの? もし私がリョウの事を好きだったとしたら、私と貴方は
 ライバルって事になるんじゃないかしら? 今のは間違いなく、敵に塩を送る真似よ」
良心が痛みながらも、アリスは問いつめることを止められなかった。
自分は何を言っているのかしら、と思い少し泣きそうになるアリスに、阿部はやれやれと頭を掻く。
「あのなあ、いい男っていうのは、同じいい男の幸せを祈るものなのさ」
ベンチに深く背を預けながら、阿部はらしくないな、と心で吐き出した。
女子供男ガチホモ関係なく、恋は人を駄目にする。阿部はそれをよく知っていた。
「例え相手が女であろうが、いい男を幸せに出来るいい女なら、俺は祝福するぜ
 まあ、それがいい男を駄目にする嫌な女なら、殴ってでも別れさせるけどな」
アンタはどっちだい? と聞き返され、アリスは一瞬言葉に詰まりながらも、私はいい女よと言い返す。
「いい女よ! 私は……貴方が驚くぐらいいい女だわ、今はそうじゃなくても、なってみせるわよ!」
そりゃ結構、と、阿部は小さく欠伸をした。もうこの話はやめにしよう、の合図だ。
アリスはそれを正しく受け取って、阿部に背を向けてリョウの後を追いかけ、ふっと立ち止まった。
「でも……私の気持ち、勝手に言わないでくれたことだけは、感謝するわ。……ありがとう」
消え行くような語尾を振り切り、アリスは長いスカートを翻し駆けていった。
残った阿部は一人、ベンチにもたれ、空を見上げる。
青い空は、阿部のツナギと同じ色だ。
「いい男ってのも、大変なもんさ、まったく」
彼の言葉も、青い空の前では霞んでしまう。
今日はもう男漁りは止めて、昼寝でもしようかねと、阿部はもう一つ欠伸をして、ベンチに横になった。

終わり
880名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:42:35 ID:eFld0aRT
GJ!
最近の作品投下スピードは目を見張るものがあるな。
こういう男同士の友情も好きだぞと言わざるを得ない!
881名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:44:38 ID:3MPjQGgO
流石阿部さん、いい男だ!
GJなんだぜ
882878:2008/05/14(水) 20:48:15 ID:j4Ge8Cg1
割り込んでしまった!すまん!許せッ!だがGJ!!

阿部さんやらないかと言わなければ誰よりも紳士だな
アリスも萌えたぜ!
883名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:04:43 ID:w4yooO0b
GJ!
阿部さんがいい男すぎる!
最近リョウアリに目覚めたんで嬉しいんだぜ


ついでに空気読まずに質問なんだが、ニコニコRPGにおける言葉って誠と経験あるのか?
一応wikiと関連動画いくつか見たんだが、ルートが複雑すぎてわからん…

884名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:13:50 ID:JpAedhJN
GJ!

阿部さんいい男すぎるwww
まぁ阿部さんには古泉がいるからな

それにしてもアリス可愛えぇ
885名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:13:55 ID:JRwgdfTy
阿部さんいい男すぎるw
それに恋愛経験も豊富wなようで頼りになるアニキだなw
886名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 21:43:46 ID:QVHDgPXz
なんていい男だ…
紳士な阿部さんに掘られざるを得ないw
アリスも可愛くてよかった
887名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:17:55 ID:z8tABioj
GJGJ!!!
何といういい男……!!
リョウアリは何かかわいくて好きだ
888名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:20:01 ID:0WgsfXpz
な、何といういい男……これはガチホモが好きじゃなくとも惚れざるを得ない!!
しかし、阿部さんは本当に人間の出来たキャラだなぁ……。
きっと仲間なら性別関係なく恋愛相談に乗ってくれるんだろうなぁ…。



@王様、誘ってくる阿部さんから逃走中にこなたと衝突。ラッキースケベ発動、イケナイ所を触る。
Aこなたの「責任取るべし!」発言により、二人は人気のない部屋へ逃走。
B「(遊戯君フラグは私の物!!)」と心でガッツポーズのこなた、しかし王様は何処までも奥手。
Cだが逃げる事は出来ない王様、いろいろあってさあ本番……。
D「WAWAWA」のノリで魔理沙入室、「ごゆっくり〜!」する前にこなたに捕まる。
E『L e t ' s R o c k !!』
F翌日、やつれた遊戯を追い回す怒り狂った谷口とKBCの姿があったそうな。


…ハッ、お、俺は一体、何を妄想していたんだ!?
889名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:25:19 ID:Mb7XzWxe
ニコRPGは何気に紳士が多いな。
というか女関係に外道な男子がちょっと思いつかんな。
890名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:38:06 ID:JKFnOR/g
有力候補は社長かDIOあたりか?
KBCは洗脳状態ならいけるかもしれん

遊戯が今の王様じゃなくて初期の魔王様キャラだったら多少は…
891名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:44:00 ID:aD5mvfYk
ハートマンは…あれは外道というより、男女平等にスパルタやってるだけか。
892名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:44:28 ID:Mb7XzWxe
まあ細かなこと言えば古代エジプトでは結婚してないと王になれなかったんだから
王様が女性に免疫ない訳ないんだが…でも死んだの15だしな。どうなんだろな。
893名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:45:09 ID:uclkELWG
>>883
一応あの会話のルートではまだ無い。
アニメでも無い。芋でも無い。
ただ、芋ルート通って言葉とくっついて、RPG12話でのあれが妖怪に操られたに過ぎないと考えるなら言葉とはすでに関係済みと考えて良いんじゃないかなぁ。
894名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:49:23 ID:VncHyMA0
>>890
初期に俺の大事な杏子を!みたいな台詞なかったっけ
敵対してるならともかく初期キャラでも仲間には鬼畜行為は無理じゃないか?w
895名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 00:16:24 ID:qmDXkb1U
それよりむしろ王様の扱いで一番気になるのは相棒の存在だな
いくら魂が違うとはいえ、身体は相棒のものだからなぁ
王様は相棒の杏子への想いを知ってるわけだし
もしいざ本番になったら王様は絶対そのことを気にすると思うんだが
896828:2008/05/15(木) 00:23:29 ID:t5hL4QM0
>>879
ウホッ、これはいい男とシチュ…GJ!

>>844の続き投下ー。


 結局、こなたが遊戯と魔理沙の当たり牌を殆んど掴んだ為、三人共に和了る事ができず、流局間際になって、
「よし、ツモだ」
 そんな三人を尻目にに、一人のびのび打っていた阿部が、華麗な喰い見せテクニックで和了した。
「ところで俺の和了形を見てくれ。こいつをどう思う?」
「すごく…上手いです…」
「できれば遊戯の口から聞きたい台詞だったな、そいつは」
 鳴きの純チャン三色にドラ1の満貫。一本場を加えて8300点の和了である。
「とほほ、また親カブりだよ〜…」
「いいじゃないか、それでもまだ余裕でトップなんだから。私なんかまだノー和了だぜ」
「ガードもナニも硬いのはいい事だぜ。お前が男だったら放っておかなかったかもな」
「んー、まあゲーセンの脱衣麻雀で鍛えてきたからね〜、すっかり上達しちゃったよ。後、もし私が男だったら全力で見逃して(=ω=.;)」
「い、泉さん。それは色々とまずいんじゃあ…」
 脱衣麻雀と言う言葉に、遊戯はブッ、小さくと吹き出して、微かに頬を紅潮させながらこなたに言う。
「いやー、最近の脱衣麻雀はアニメーションや中の人にも力入っててねー。ついつい全部見たくなっちゃうんだよ。
 きっと読者の中にも、脱衣麻雀やりたさに麻雀を覚えた人や、それで上達した人がいるはずだよ?」
「「「メタ発言はやめようぜ」」」
 なんだかんだ言いながらも三人は潔く点棒を支払い、結果、順位は変わらぬものの、これで阿部が一気に現在2位の遊戯に接近した。

 一方、窮地に立たされたのが、親番の回って来た魔理沙である。
 次に誰かに跳満を振ってしまえばハコ割れしてしまう上(トビ無しルールなのでそこでの終了は無いが)、
 折角の親番も流れてしまう為、逆転の目がほぼ0になってしまうからだ。
(ここが勝負所だな…!)
 ジャラジャラと響く洗牌の音とは対照的に、魔理沙は静かに闘志を燃やしていた。

 そして、迎えた南二局。
 理牌を済ませた魔理沙は、手牌を確認して更に闘志を燃やした。それも、今度は傍目からも判るぐらいに激しく。
 手牌には3メンツ、1ターツ、ドラ雀頭。つまり──


「ダブルリーチだぜ!!」


脱衣期待した人スマン。
ちゃんとまだ続くし、脱衣シーンも追々出てくるから待っててくれ。
897578:2008/05/15(木) 00:37:45 ID:ydu1qysO
>>852
遅ればせながらGJ!!
ATMの精神力の弱さに涙がでそうだよ………
古泉に襲われなくてよかったね!

なんか妄想が流行ってるらしいから自分も乗って見る

@王様のカードをぬs…借りて逃げる魔理沙
A追ってくる王様に対して適当にカードを発動してみる。使ったのはリミッター解除
B逃げる魔理沙をパワーアップした邪気眼で捕まえる王様
Cリミッター解除で理性の吹っ飛んだ王様は魔理沙に対して罰ゲームを科す
D精神世界で触手やらなんやらに犯される魔理沙
E止めに入ったアリスも巻き添えに
Fその後正気に戻った王様だが魔理沙のファスパと万国人形の餌食に……
898578:2008/05/15(木) 00:39:23 ID:ydu1qysO
書いた後に思い出したんだぜ。リミッター解除は機械族限定だった……
899名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 03:19:31 ID:XGSo8UgW
そういえばハルヒの我慢はどうなったんだろう?
本編があまりに空気なんで書いていいのかと悩んでたりする
900名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 15:02:31 ID:KubXyc+m
>>900
 
 
 
次スレ建てるのって>>960か450k行った頃かな?
901名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 17:03:02 ID:SrAkFKNR
>>900
この進みなら、そのくらいでいいと思う>スレ立て


麻雀のひと、脱衣も楽しみだが楽しそうに卓囲ってるのが面白いから頑張ってくれ
902名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 21:08:48 ID:iXPLdZuu
次スレ立てるとしたら今ある作品群どうするよ?
消えるには惜しス
903名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 21:27:48 ID:zij5p656
まとめを作るのが一番いいんだがな
誰か作る気無いか?
904828:2008/05/15(木) 21:48:10 ID:t5hL4QM0
あ、しまった遊戯リー棒出してたから、阿部さん2位に浮上してるじゃん…orz
>>896を以下の様に修正します。

× 結果、順位は変わらぬものの、これで阿部が一気に現在2位の遊戯に接近した。

○ 結果、これで阿部が僅差で遊戯を抜き、2位へと浮上した。
905名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 22:01:26 ID:rLrfYdZD
簡単に作品追加していけるCGIレンタルみたいなのあったらな…
906名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 22:04:12 ID:zij5p656
簡単に…か
各自が自由に保存していける所がいいよな
らきすたエロパロ板の保管庫なんて中々見やすいから参考にするのもいいかも
907847:2008/05/16(金) 00:07:31 ID:DywJGNA9
あ…ありのまま 今 起こったことを話すぜ!
俺は仕事から帰ったら上海人形の話の続きを書くつもりが、風呂からあがったらなぜか別の話を書いていた。
シャンハーイとかリョウアリとかそれどころの話じゃねぇ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。

というわけで思いついてしまった小ネタ投下。タイトル…「馬鹿二人は大変なものを盗んでいこうとしました」



「お前、熱でもあるのか? タミフル飲めよ」
 開口一番、クラッシャーは懐から錠剤を取り出しながら相手を憐れむように言った。
「ねぇよ。ったく失礼なやつだな」
 はん、と呆れながら、谷口は手を開いてやれやれと言いたげなポーズをとった。
「当たり前だろ。「阿部さんに技を教えてもらいにいかね?」なんて言われて誰が行くんだよ。俺はノーマルでいたいんだよおぉぉぉぉぉ!」
 高い声を上げながら、地団太を踏むクラッシャー。さらに両手に持ったキーボードを互いに激しくぶつける様が、彼の気持ちを代弁している。

「なぁクラッシャー。一緒に阿部さんに技を教えてもらいにいかね?」
 この10秒前、谷口は話があると言って連れ出したクラッシャーにそう言って誘いの言葉をかけた。
 全員がエリアを攻略し、合流した後のニコニコ空間。紫とFoo子が鍵を見つけてくるまでの待機時間を思い思いに過ごしていた彼らのうち、谷口とクラッシャー、二人のエロ少年はみんなから少し離れたところで話し始めた。

「まぁ落ち着けよ。俺だってノーマルでいたいに決まってる。阿部さんは男としては尊敬できるがおホモ達にはなりたくねぇ」
「あたり前だろ! 俺だって掘られたくねぇよ!」
「だから落ち着けって。俺は何もガチホモ技を教えてもらおうって言ってるわけでも阿部さんとトイレに行こうって言ってるわけでもねぇ。俺が教えてもらいたいのは、ここにはいない、ガチムチ兄貴の技だよ」
「結局ガチホモじゃねぇかくぁwせdrftgyふじこlp;」
 叩きつけられるキーボードがものすごい音をたてる。オリハルコンでなければとっくにぶっ壊れていただろう。
「違う違う。お前も兄貴と阿部さんたちの戦い見てただろ。兄貴の技といえばなんだ?」
「SPANKING!」
「違う! いやそれもアリだが……ほら、もっとすばらしい技があったじゃないかよ」
「…………」
 クラッシャーは5秒ほど動きを止め、思考をめぐらし、
「!! Wooooo!!」
 そして急に目を輝かせると、今度は満面の笑顔で叫んだ。 
908名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:09:39 ID:MaPU8Spr
「イエースザッツライト! ザ★パンツゲットってやつだ!!」
 兄貴との熱く激しい戦いを思い出す。
 誰が想像しただろう。
 戦闘中に相手の下着を脱がす男がいるなど。
 誰が想像しただろう。
 仲間が戦闘中に下着を脱がされるなど。
 餌食となったのは基本的にスタイルのいい女性が好きな二人にとってはランクが低かったはずのお子様体系こなたであったが、
 下着を奪われ、恥ずかしそうに座り込んでもじもじと動けなくなってしまったその姿は普段の能天気なオタク少女とは一味違うギャップがあった。
 そのときのこなたであればご飯3杯はいける、と二人は言葉に出さずとも心で語り合った。

「兄貴は魔王の攻撃に巻き込まれてここにいないけど、兄貴と同じ穴の兄弟……じゃねぇ、同じ匂いのする阿部さんならきっと兄貴の技だって使えるはずだぜ」
 親指を立てて力説する谷口。
 そもそも使えることと教えられることはまた別問題のはずだが、谷口の中ではすっかり阿部さんに頼めば下着を脱がすテクニックを教えてもらえるものという方程式が確立している。
「バンザアァァァァ……ってちょっと待てよ。あの時は兄貴が敵だったから許されたけど、俺たちが桂さんや琴姫さんに同じことやったらぶっ殺されるぞ」
 仮にも味方である谷口とクラッシャーが女性陣のパンツを脱がしたりしたら、間違いなくただでは済まない事くらいクラッシャーも理解はしていた。
 彼の脳裏で再生される、惨劇。
 般若の形相で追いかけてくる琴姫。
 笑顔で刀を振るう言葉。
 追い打ちでマスタースパークと万国人形とSOSストームをくらい、とどめに飛んでくるスターライトブレイカー。
「ガクガクブルブル」
 というかそもそも犯罪である。

「馬鹿、お前が今言っただろ。敵だったから許されたって。だったら考えてみろ。俺たちが敵の女の子のパンツを取ったところで、それは責められることか?」
「! おまwww それはwww」
 谷口の言わんとしていることをクラッシャーはだんだんと理解していく。
「敵とは言え、相手は女の子だ。俺たちは男として、女の子を傷つけるのはよくないよな?」
「ああ、よくねーな。かといって敵の攻撃で仲間がやられるのも嫌だから、なんとかして相手の動きを止めなきゃいけないよな!」
「そのとおり! そこで、だ。相手を怪我させずに動けなくする技なんて都合のいいものがあればいいと思わないか?」
「イ″エアァァァァァァァァ!! あwるwじゃwねwえwかw」
 すっかり興奮し、天にも昇る心地でクラッシャーは叫ぶ。
「だろ? まったく俺たちは恐ろしい兄貴を持ったもんだぜ!」
 そう。それこそが彼らの狙い。
 敵の動きを止めるという大義名分があれば、敵の女の子のパンツを脱がしても許されるのではないか。
 それはもちろん、敵の女の子からは嫌われるかもしれないし、仲間からも多少は白い目で見られるかもしれない。けれど戦闘に貢献した彼らを誰が責められようか。いや、ない。
 ちなみに重ねて言うが、犯罪である。
909名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:10:49 ID:MaPU8Spr
「まぁ、残念ながらこの空間で戦える女の子ってあの子くらいだけどな」
「あの、黒い翼の生えた天狗みたいな子か?」
「ああ。スタイルはまだ成長の余地があるけど、顔は可愛いし何よりミニスカ! やってみたいと思わね?」
「おいおい谷口。俺は犯罪は嫌いだぜ」
 急に声のトーンを落としてまじめな口ぶりになるクラッシャー。そして、彼は眼鏡をくい、とあげると谷口の肩を軽く叩いた。
「けどな……戦いなら、仕方ないよな!」
「おうとも!」


「あやややや、な、何するんですかっ」
「ふっ……ごめんな、可愛い天狗ちゃん」
「君を傷つけるわけにはいかない……けど、少しだけ大人しくしてもらうぜ」
「何言ってるかわかりません。それより私のパンツ返してください」
「射命丸ちゃんの生パンツゲーーーーーッ♪」
「うはwwwおkwww」
「変態ですかあなたたちは。そっちがその気なら本気で行きますよ!」
「おや? いいのかな? そんなスカートで動き回って、見えちゃっても知らないぜ?」
「はっ! ――――っ!!」
「ごめんね、俺たちだって本当はこんなことしたくないんだ。けど、こうでもしないと君と無益な戦いをしてしまいそうだから……」
「なにカッコつけてるんですか〜! いいこと言ったつもりでも犯罪ですよ」
「白、か……」
「そしてあのスカートの下ははいてないんだぜ、ktkrwwww」
「いやぁっ、見ないでください、想像しないでください〜」
「恥ずかしそうにスカートを押さえるなんて、ツボを分かってるじゃないの射命丸ちゃん」
「トミーぃぃぃぃぃ! カメラ貸せよおぉぉぉぉぉ!!」
「くやしいっ……でも動けない!」


「うWAAAAAAAAAAAAAAAA!!」
「ホワアァァァァァァァァ!!」

 パンツを脱がされた射命丸が恥ずかしそうに動きを止めている。
 その光景を想像しただけで2人は鼻血を吹きだした。

「OK谷口! もう何もいわねぇ! 俺はあんたについて行くぜ!」
「よし行こうぜ兄弟! 俺たちは今日から大変なものを盗んじまう愛の泥棒になるんだ!」
910名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:12:29 ID:MaPU8Spr
「なに、兄貴の使っていたパンツゲット技を覚えたい?」
 気持ちを一つにしてメンバーたちのもとに戻ってきた二人は、今度は阿部さんとコソコソ話し、了解を得てまたメンバーから離れた場所に行く。
 その様子に気がついたものも何人かいたが、珍しい組み合わせだな、と思うだけで特に気にも止めることはなかった。
「ああ、ちなみに俺たちは真面目に覚えたいんだ。決していやらしい気持ちでじゃないんだよ」
「まじめな話だから、阿部さんとウホウホする気もないっすよ。だから品定めするように俺たちの下半身を見るのはやめてくださいよ」
 反射的にケツの穴を両手で押さえながら二人は一歩後ずさる。
「参ったな、俺は兄貴の技をくらったわけじゃないから上手く教えられるかわからないけど……俺を頼って相談してくれたんなら、協力しないとな」
「「じゃぁ……!」」
「ああ、教えてやるから、お前ら下着一枚になってお互いにパンツを脱がしあえ」
「「へっ?」」
 阿部さんが何を言っているか分からず、二人は顔を見合わせる。
「テクニックは実践が一番! 俺がお前らのを脱がしても経験にはならないから、お互いにパンツを脱がしあって実践の中でコツをつかんでみろよ」
「「ちょwww おまwww」」
「どうしたい? それとも俺のパンツを脱がしたいのか? 嬉しいこと言ってくれるじゃ……」
「「それだけは遠慮します!」」
 そうなったらくそみそなオチは確定である。だからこそ2人は逃げることも、ましてや本当のことを言うこともできず、阿部さんの言うとおりにするしかなかった。

「なんで俺が男のブリーフなんか脱がさなきゃいけないんだよ!」
「こっちこそ、なんで俺が野郎のトランクスなんか脱がすことになったんだよぉぉぉぉぉ!!」
 パンツ一枚になった二人は、阿部さんの見ている前で泣きながら向かい合う。
 周りにはいつの間にか出来上がっている人垣。
 かわいそうなものを見る目で眺めているピコ麻呂やリョウ。
 カメラを構え、撮る気満々の富竹。
 背伸びしてミクの目を手で覆い、見せないように頑張るロック。
 特訓とは、あいつらも少しは男になったな! と頷くハートマン。
 若い者は元気でええのう……とにこやかに見守るおじいちゃん。
 そして見てすらいない女性陣。
 今、後に引けない馬鹿二人の、熱い特訓が始まる。

「チクショウ、お前なんか誘うんじゃなかったぜ!」
「お前の誘いなんかにホイホイついていくんじゃなかったぜ!」
「「もう絶対、パンツゲットなんて考えねぇ!!」」
 こうして、戦士たちの束の間の休息は騒々しく過ぎていくのでアッ――――!!た。
 おしまい。
911名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:17:47 ID:uH+7zVmQ
超GJだぜ
つーか阿部さん絶対わかっててやってるだろw
912名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:22:27 ID:KMm/d1gZ
クラッシャー&谷口はやっぱりこういうアホな話でこそ輝くキャラwww
913名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:26:16 ID:B+z+W++W
保管いらないだろ
DATで十分に事足りるから
914名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:35:34 ID:8ol7o4fR
なにをやっても裏目にしか出ない谷口とKBC哀れwww
GJだぜ!!
915名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:36:29 ID:Bgcplavy
激しくGJ!!
エロアホコンビ最高だ!
916名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:38:44 ID:o6uk8V7x
これは良いバカコンビ、GJww

>>913
datで足りるというが2スレ目以降から参加の奴はどうなる
前スレの作品が見たくなるたびにこのスレで「datくれ」って言うのか?
正直それはうっとおしくてしょうがない
917名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:53:59 ID:FQZLFPrK
>>910
笑ったwKBCと谷口のコンビは面白いなwww

保管庫はあると便利なんだけどな
wikiなら誰でも編集できるし、エロおkなお絵かきBBSもセットでおけたらいいかも知れない
918578:2008/05/16(金) 01:06:43 ID:8ol7o4fR
>>910
これはよい谷口とKBCwwwww
オチの1行が若本ボイスで脳内再生されましたww

以前にピコ琴を書くと言ったんですが……ふふ…なんていうか…下品なんですが……wikiのエネコンで遊ぶ
社長とハルヒを見て…書いてしまったんですよね……
919名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 01:06:55 ID:q7AmurWF
>>917
非エロなら大丈夫だけどwikiもお絵かきBBSもレンタルサービスの大半は
規定だとエロやグロなど年齢指定を思わせる描写は禁止だったような気がする。
以前サイトやってたときにレンタル絵板を何箇所か探していて、規定を一通り見たが
年齢指定もの目的での利用が禁止のトコが多かった。

やるなら無料鯖でもCGI置けるトコを借りて自力で設置した方がまだいいと思う。


920578:2008/05/16(金) 01:09:11 ID:8ol7o4fR


「だーかーらーちょっとでいいって言ってるでしょー?」
「何度言ったら分かる!?触らせるつもりはない!」
「何よ!……社長の癖にケチな性格してるわねー」
「ふぅん、好きに吠えるがいい」


タイガーモス号ブリッジ
操縦席に座り不機嫌そうにスイッチの切り替えを行う海馬瀬人と、イスの背もたれを掴んでガクガクと揺さぶる涼宮ハルヒがそこにはいた。
先日と同じような状況で同じように操縦させろさせないと口論が繰りかえされているが、共々の内心は微妙な変化を遂げていた

(この女……一体どういう神経をしているんだ……?)
操縦させなさい!とハルヒが叫びながら再突入してきた時はひどく狼狽した。
先日この部屋この時間に、あのような行為に及んでしまったというのに、そんなこと忘れてしまったとばかりにいつも通りの彼女に、海馬は無表情を装いながらも内心苛立っていた。
(たかが一度の関係……とでも言いたいのか?この淫売め……!!)
何故か気になるハルヒの胸元と太腿にチラチラと視線を向けながら、彼は悔しそうに歯を食いしばった。

(全然変化ないわね……やっぱ社長だとあんなのは慣れっこなのかしら……?)
せっかく恥かしさを堪えてやってきたというのに、海馬の表情を見たときはひどく狼狽した。
先日この部屋この時間に、あのような行為に及んでしまったというのに、そんなこと忘れてしまったとばかりにいつも通りの海馬の無表情に、ハルヒは密かに苛立ちを募らせていた。
(それとも私に魅力がなかったとでも言いたいわけ!?ムカつくわ!!)
何故か胸の奥につっかかる妙な気持ちを感じながら、彼女は不機嫌そうに頬を膨らませた。

921578:2008/05/16(金) 01:09:57 ID:8ol7o4fR



苛立ちを募らせるハルヒに、悪戯心が浮かんだ。
笑みを浮かべると、さっそく行動に移る。
「ね〜いいでしょぉ〜」
「………………」
喧嘩腰の声音から急に変化したハルヒの声と、頭に乗っかる重量に海馬は眉間に皺を寄せた。
現在のハルヒの体勢、海馬の肩の上から手を回し、体をイス越しに密着させる。さらに言えば、彼女の胸部にある膨らみは、なんというか、海馬の頭に乗っている。
「…………………」
相変わらず無表情の海馬、むしろ顔には不快の色が増している気さえする。
体を引いて、今度はグイグイと押し付けてみる。効果無し。猫撫で声で耳に息を吹きかけて見る。効果なし。肩から回している手で海馬の頬を撫でてみる。一顧だにしない。
「……………」
一切の刺激に反応を示すことなく、黙々と操縦桿を握る海馬。
「……………はぁ〜……アンタって、嫁以外に興味ないのぉ?つまんない男ね…」
諦めた様な声でイスの背もたれに体重をあずけるハルヒ。内心では、海馬のストイックさに対する呆れと、自分に魅力が無いのだろうかという不安が渦巻いていた。
(何やってんだろ私……こんなヤツ相手に………)
922578:2008/05/16(金) 01:11:54 ID:8ol7o4fR



「……涼宮…」
「え?あ?な…何か用?」
「あの緑のボタンを押せ。俺の席からは手が届かん。」
「……ふぅ………分かったわよ……」
いきなり声をかけられ驚くハルヒ。何を言われるのかと思えば、ただの命令。
命令されるのが嫌いな彼女だが、つまらなそうにため息をつくと素直に言うことを聞いた。どうやら反抗するのも面倒くさいらしい。
だるそうに立ち上がると、海馬に背を向け数歩歩き、スイッチに指を伸ばす。
ハルヒが背を向けた瞬間、海馬の手が操縦桿から離れ、素早く動いた。背を向けている彼女は、それに気づかなかった。

ぽちっ。

「押したわよ〜?」
「そうか。では↓↓←だな。」
「これ、たしか自動操縦の…………え?」
海馬の口からいきなり出た意味不明な言葉にハルヒは振り向いた。
海馬が手に握っているのは操縦桿ではなかった。色は黒ではなく、白。そして形も違う。十字キーとABCのボタンが付いたあれは……

「エネミー…コントローラー……?」

海馬の指がボタンを押す。↓、↓、←
「!!?」
ハルヒの体が、彼女の意思と関係なしに動いた。
1歩、2歩、後ろへ下がり、左足を右足と揃える。ハルヒは強制的に気をつけの体勢となった。海馬の座っているイスの真後ろでだ。
「ふぅん………」
海馬がイスを半回転させた。足を組み、顔にはわずかな笑みを滲ませている。ハルヒは怒りの表情で彼を睨み、口を開いた。
「アンタァ………今なら許してあげるわ…さっさと解除しなさい!」
「断る。貴様の命令を聞いてやる筋合いは無い。」
「このっ………一体何するつもりよ!?」
殴りかかろうとしても体は万力で締め付けられたように動かない。しかし口だけは自由に動くようだ。
ハルヒが罵倒の言葉を探しているうちに、手に持ったコントローラーをクルクルと遊ばせながら、海馬は言った。
「なに、何度も何度も俺の邪魔をする上に、相も変わらず自らを安売りする淫売には少々必要だと思っただけの話だ……」

「仕置きがな………」

923海馬×ハルヒ:2008/05/16(金) 01:16:43 ID:8ol7o4fR
今日はこれまでです。まだ途中です。
ピコ琴期待した人ホントにゴメン!!先にこっち書いちゃいました!

次回はピコ琴を書くか、もしくはハル海のnic…続編を書くか悩んでます。
924名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 01:44:11 ID:VE7BoUp6
寝る前になんちゅうもん見せてくれたんだ!gj!

個人的にはハル海がいいが
お前さんが書きたい物を書くのが一番なんだぜ
925名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 05:39:05 ID:QKecEPB8
黙って投下しろよ
毎回キメェ
期待してねえし
926名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 06:12:12 ID:yI5H+Imb
どうした
イライラしてるなら阿部さんにでも相談に乗ってもらったらどうだ

俺は最新話とお絵かき掲示板のおかげか今琴姫が熱いので
ピコ琴に期待してると言わざるを得ない
海馬ハルヒの後でもいいのでぜひ見たいです
927名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 06:13:23 ID:91ChHCuI
と嫉妬厨がほざいております
928名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 06:15:01 ID:91ChHCuI
すまん、>>927>>925
929名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 09:07:47 ID:QKecEPB8
誘いうけっぽく感じてイラっとした
反省はしてるかもしれん
930名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 10:06:36 ID:ag0Z+aFm
>>578相変わらずGjだぜ!
絵板とここで輝きを取り戻し始めたなハルヒ

谷口KBCコンビ
谷口には紫なネタはあるが、KBCには今のトコなんのフラグも立ってないな
誰かフラグ候補いないもんかね?

ところでとうとう容量450k行ったみたいだが
次スレどうする?

931名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 10:51:32 ID:UkWALXpX
まとめサイトを作ってみました
http://id11.fm-p.jp/74/nicorpg/
文句ありましたら消しますんで…

さてバイトに行くか
932名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 11:15:06 ID:87hhk/9m
ハル海GJ!
個人的にはハル海が一番好きだから幸せだZE☆

あと、ここってイラストも投下していいのか?
933名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 12:06:41 ID:lvcl3o7z
もちろん!!
ロックミクもハル海も桂馬もこな王もいい男もウェルカムにございます。
934名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 12:50:08 ID:nLCMPesO
まとめ作成お疲れ! GJです。



絵も問題ないと思うよ。
むしろWikiの絵板のおかげで、はいてないとか桂馬とかこな王とか谷口紫とか上海とか、ここのSSが盛り上がる一因になってたから、
誰かが絵を描いてそれを誰かが文章に…という可能性だって広がる。
逆に、ここで盛り上がった海馬ハルヒが最近絵板でも人気出始めたりと、お互いいい刺激になってていいよなニコニコRPGって。
935名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 14:23:33 ID:yI5H+Imb
>>934
うむ
でも一応絵のコメントでここのことを匂わしたりするのは止めた方がいいと思う
あと作者コメント自らの露骨なカップリング表記も風当たりが強くなる原因なので
控えた方がいいかもな…本スレでも出てたけど絵に何か1ネタ入れるとか
あくまで絵も作者コメントもコンビっぽい感じにするとか
936名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 15:57:02 ID:o6uk8V7x
まとめ作成乙
この速さならまだ次スレ立てないでいいだろうけど、スレタイくらいは決めといてもいいだろう

候補としてはこんな感じか
ニコニコRPGでエロパロ 第二章
ニコニコRPGでエロパロ 第二話
【ロックミクに】ニコニコRPGでエロパロ2【してやんよ】
937名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 16:16:26 ID:af6wqvBf
>>936
第二話 がいいな
一番下は誤解されそうで賛成できない

938名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 16:27:51 ID:FQZLFPrK
>>936
自分も 第二話 に一票
あと、上のほうで出てたテンプレ案をちょっといじってみた



ここはニコニコ動画に投下されているツクールRPG『ニコニコRPG』のエロパロスレです。
マナーを守ってゆっくりしていってね!


※カプは基本的に自由だぜ
※レスが貰えなくてもくじけるな!落ち込むな!ぷよぷよするな!
※ガチホモはあくまでネタ程度で自己責任でお願いします
※投下の前に注釈を入れないと俺が掘っちまうぜ
※荒らしに反応する奴には覇王翔吼拳を使わざるを得ない!
※sage進行を推奨する男、スパイダーマッ!
※次スレは950か500kbに近づいたら誰か立ててねー
※まだ未プレイの人は注意よ、ネタバレになって泣いても知らないからね


前スレ
ニコニコRPGでエロパロ
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1207464905/

まとめサイト(1-931氏作成)
ttp://id11.fm-p.jp/74/nicorpg/
939名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 16:29:06 ID:ag0Z+aFm
まとめサイト乙です。

次スレタイトル
ニコニコRPGでエロパロ 第二章
に一票

すいませんこんな時にSS投下
絵板のポッキー絵師に萌えさせられたので
このスレでフラグは立ってても未だ報われない王様補完計画
940かけひき:2008/05/16(金) 16:32:18 ID:ag0Z+aFm
・・・・・カリ・・・・・・・・・カリ・・・・

未だかつてこれほどまでに慎重にポッキーを食べたものは居ないであろう
本来ならば宴会や飲み会、合コンなどで回りも巻き込み賑やかに
もしくは馬鹿っぷるがイチャイチャしながらやるべきゲーム
片端を焦りの表情で(しかも赤面しながら)食べ進める遊戯に対し
反対側から余裕の表情で迎え撃つこなた
実質遊戯側からの侵略はほとんど無く、おもにこなた側からの一方的な攻めである
時折、奇襲のように食べる速度を上げるこなたとビクリと硬直する遊戯
・・・なにか、性別が逆な気もするが気にしてはいけない
(やっぱり、遊戯くんの反応はいいね〜。萌えるよ)
心の中でおっさんくさい発言までしだす始末
(とはいえ、ずっとこの状態って言うのも照れるねぇ)
さて、この先どうしようかと思っているところ遊戯の胸元のパズルが光り
「おおっとぅ」
思わずこなたの口から離れたポッキーの先を銜えていたのは
「ごめん。もう1人の僕逃げていっちゃった」
申し訳なさそうな顔のAIBOこと本物の武藤遊戯であった
941かけひき:2008/05/16(金) 16:33:46 ID:ag0Z+aFm
銜えていたポッキーをそのまま食べてしまうと
『「あ!」』
「ん、なあに?」
「いやいや気にしないでいいよ〜
それより、からかいすぎてごめんね〜。って、もう1人の遊戯君に伝えておいてくれる?」
「うん、いいよ。
それより逃げたもう一人の僕の代わりに僕とゲームしようよ」
「え!!!」
「もう1人の僕とは出来るけど、僕とはだめなんだ?」
「や、やらないでかぁ!」
それじゃあ。と言いながらこなたの手から残りのポッキーを箱ごと奪い
「あ、目を逸らしたり途中で折ったり口を離したら負けで罰ゲームだから」
はい。と、ポッキーを口に銜えて待つ
「げげ、なんかさっきと立場逆転?」
こなた自身言うように明らかにさっきと逆の展開に
余裕なAIBOとぎこちないこなた
ただし食べ進める速度は断然此方のほうが速い
バランスを取るため肩に手を置くとこなたの体がビクリと反応する

『ねえ、もう1人の僕、いるのは判ってるんだから出てきなよ』
さっき動揺して逃げ込んだ理由はかすかに染まったこなたの頬に気付いたから
『いいの、このままだと<僕>が泉さんとキスするよ!』
さっきの『あ!』は間接キスなんじゃないかと思ったから

好きなくせに<僕>に遠慮して、体は僕だけど、心は君だって持っているのに!!!
大事な友達の恋を応援したい、そう思っているのに!!!

もう鼻と鼻が触れそうなくらいに近づいたとき
「〜〜〜ごめん!罰ゲーム受けるからゆるして〜〜〜」
こなたが先に音を上げて口を離した
でも
遊戯の手が肩から片手はあごにもう片方は後頭部へと逃げないようにと回される
銜えられたポッキーはすばやく噛み砕き飲み込まれ
942かけひき:2008/05/16(金) 16:35:58 ID:ag0Z+aFm
「   んぅ・・・」

パズルの光も収まらないうちに重ねられた唇
その柔らかな感触に名残を惜しむようにはなれると

「顔が赤いぜ、泉さん」
「・・・ぜんぜん人の事言えないよ、遊戯君」
「と、とにかく、先に泉さんが口を離したんだから罰ゲームだぜ」
「先に逃げたのは遊戯君だったと思うんだけどな」
「なら決着が付くまでこのポッキーで!」
「・・・罰ゲームがいいです(=ω=;)」
「じゃあ、このポッキーがなくなるまでポッキーゲームを!」
「回避不能の強制イベントー!!!Σ(´д`;)」


「そういえば、このゲームどっちも負けずに食べ進めたらどっちが勝者になるんだ?」
「・・・その場合はどちらも勝者となりご褒美がもらえます。」
「・・・へえ、それは泉さんにとってもご褒美になるんだ?」
「・・・・・」



おしまい
943名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 18:12:43 ID:KMm/d1gZ
ポッキー!ポッキー!!
944まとめの人:2008/05/16(金) 19:30:58 ID:UkWALXpX
乙!
早速まとめの方に保存しました。

あと皆さんの暖かい言葉ありがとうございます
945名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 20:50:07 ID:cLNqEzPb
本スレやwikiでも絵板の話題でやばい方向にいってるな。
ハル海はちょっと連投しすぎな気がしないでもないし
ながれ氏の独立項目で若干荒れ気味になってる。
本スレではながれ氏もう描くなとか言ってるヤツもいるし…
もしそれ見て本人が描かなくなったらどうすんだよ
貴重な萌え供給源を…

>>942
全力で乙だ!!!
こういうの読みたかったぜー!
946名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 20:57:48 ID:o6uk8V7x
与えられる側は与える側を尊重しないことが多いからな

「俺のほうがもっといいのできるし」
「じゃあお前がうpれよ」
ある意味このやりとりと同じ
947名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 23:41:56 ID:VE7BoUp6
もともとRPG自体パロディ作品なんだしマジになっちゃってどうすんの

まぁしばらくしたら熱も冷えるだろうから待ちガイルしとこう
948名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 07:21:35 ID:bfyi0ub1
元々ボカロのエロパロの奴がロックミクの為に建ててすぐ放置したのに……こんなになるとは
949名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 09:54:30 ID:XiuaU5JZ
社長とハルヒの絵連投してた人ってここ見てたのかな?見てないのかわからんけど
作者コメが私の妄想ここで描きまくりますみたいなんだったから
ハラハラしながら見てたら案の定注意されて自滅したなぁ…。
もうちょっと自重して欲しかった。そしたら社長ハルヒの絵がもっと見れたのに
950名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 10:58:09 ID:LvbvnoXn
あの人の絵好きだったが流れ読まずに連投してたからね
また戻ってきてくれたらいいんだが
951名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 12:39:14 ID:02vP8K1o
あの人のおかげで私も描く勇気が沸いたんだが
改めてPickupでまとめてみたら、かなり短い間隔で投稿してたんだな
知らずにコメで煽ってしまって本当に申し訳ない…
952名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 13:04:27 ID:XiuaU5JZ
一日に二枚とか描いてなかったか?連投とコメ。これは不味い。
本人のサイトとかならいくらやってもかまわないけど色んな人間が
色んな絵を見るために来てるんだからね。
TSさんもその昔連投しまくってたけど注意されなかったのは
カップリング絵じゃなかったからだし。
だからカップリング絵板を分ければいいと思うんだけど…
でもそれしたら派閥争いみたいなのがおきそうなんだよな
どうしたもんかね
953名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 13:17:23 ID:7CWlg0EB
ハル海好きだったのに残念だ・・・でも連投は不味いよな。
あと、あからさまにカプ絵です(という言葉に近いコメント)を言わずにコンビ絵ですって言えば良かったのかもしれん。
やっぱりあからさまなカプ絵+連投は一部の人にとってはとても不快なんだと思うぜ。まぁ・・・また戻って来て欲しいな
954名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 13:55:17 ID:x8Rj+ZbZ
本スレで書くかココで書くか迷ったけどココで。
wikiの絵板を外す意見が出てきたね。

今の時点で1551項目中950以上が絵板関係じゃ仕方がないのかな。
そういう意見が出るのも。
955名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 15:04:36 ID:LvbvnoXn
>>954
うーん3分の2ぐらいですか、やっぱ多いね
新作上がらない限りあそこには絵関係で見にいってる
仮に絵板がなくなったら俺はウィキへの関心が
薄れて見に行かなくなるかな
956名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 15:56:05 ID:J2U9fXN2
>>952
本編でこの先どっちとくっつくんだ…みたいな作りになってる作品なら分からなくもないが
ニコニコRPGのカップリング関係は本編フラグありのロックミク以外ほぼ妄想ありきだし
さすがに派閥争いみたいなもんは起きんと思うぞw
957名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 16:45:17 ID:XiuaU5JZ
>>954
俺も絵板なかったら新作動画上がった時以外いかんよ
絵板なくすと一気に閲覧者減るぞ

>>956
密かに阿部リョウと阿部古泉で荒れないかハラハラしてるのは杞憂だろうか
958名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 17:46:26 ID:IBqw0x30
>>957
それは阿部リョウ阿部古泉でなにか書けと言っているのかw
友情かギャグなら頑張れそうな気がするんだが

wikiはどうなるのかね
あんまり此処で杞憂していても、出来ることは少ないからな
とりあえず此方が向こうに迷惑かけないように気を付けて見守る形で良いんじゃないかな
向こうで揉めてるのは、何となくだが此処に来られない年齢の人が多いと思うしな
959名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:17:33 ID:vHc4limG
 お前ら! 荒れるかも知れないから阿部リョウとか阿部古泉とかの小説絶対書くなよ! 書いちゃダメだぞ! 絶対だぞ!
960名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:43:15 ID:YZyk/P4M
今更だが、王こなでのAIBOの扱いって…、…何ていうか「遊戯の肉体は元はAIBOの」だってこと忘れさられてるような気がするんだが。やっぱ俺の気のせいか?
961名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:44:54 ID:SPE0BGks
>>960
それを忘れていない王こなSSを期待している
がんばってね!!
962名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:27:49 ID:XiuaU5JZ
>>960
遊戯っつうか王様はそれがネックなんだよなー
それのせいで以上にストイックなキャラなんだよ…。

阿部リョウと阿部古泉で荒れないかハラハラするのは
wikiでそういう流れにでもなったらって話しだったんだがwww無論ネタでww
だが来る者は拒まないぜ!
963名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:37:42 ID:AsoOG0h8
まぁここはwikiと違ってカップリングしてなんぼな所だからな
ガチホモはネタ次第だが
964名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:45:13 ID:IBqw0x30
>>959の発言は所謂ダチョウ倶楽部の上島のノリだと思わざるを得ないw
と言うわけで、またしてもざっと書いた阿部さん・リョウ・古泉の休日
BLではなく友情の範囲だと思いたいと言わざるを(ry
一人称小説って、このスレでは案外少ないよな、と思い、今回、試験的にリョウの一人称にしてみた
>>875の続編かもしれん、何時の話なのかは考えていないと言わ(ry
965名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:46:48 ID:IBqw0x30
極限流の特訓を終えた俺は、先日阿部とした約束を守るために、奴の部屋を訪れていた。
良い汗を流した後に良い酒を飲むのは、至福の時と言わざるを得ない。
初めのうちは、ガチホモと言うことでなるべく距離を置くようにしていたが、慣れてみると阿部は案外良い奴だ。
俺にそのテの感情がないことを察すると、怪しい発言は冗談交じりでしか口にしなくなり
それどころか不用意に近付くことさえしなくなった時期もあった。
どうも、阿部と居ると俺までガチホモに思われるからと言うのが理由だったらしいが、今となっては
阿部の人となりを仲間の誰もが知っているから、誤解もへったくれもない。
何だかんだで頼れる兄貴分として、俺も皆も阿部のことを信頼している。
阿部は、本当にいい男だ。
汗を拭ったタオルを首にかけ、ドアの前に立つ。
何故か特訓を覗きに来ていたアリスから渡されたタオルは、仄かに良い匂いがした。
あの子は、未だ俺が近付くと一言二言だけ告げて逃げてしまうが、それでも良い。
俺が怖い奴じゃないと慣れてくれるまで、気長に待とうと思えたのも、阿部の御陰だ。
何処に飲みに行くかね、と考えながら、ドアをノックしかける。
「あ」
ふと、妙なタイミングで、背後から声がした。
振り返ると、ぽかんとした顔で古泉が立ち竦んでいる。
もしかして、阿部に用があったのだろうか。
まずかったかなと思いながらも、俺は古泉に声を掛けた。
「よお。何だ、阿部に用でもあったのか? 俺は別に何でもないから、先に行けよ」
俺の言葉に、古泉は驚いたように目を見開いて、何度か瞬きをした。
男だというのにやけに長い睫毛が、僅かに揺れて悲しそうな表情を作る。
「いえ、僕の方こそ、何でもないんです。リョウさんこそ、約束か何か、あったんじゃないんですか?」
にっこりと、効果音が付きそうな程の笑みを浮かべながら、古泉は踵を返した。
966名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:50:02 ID:IBqw0x30
「僕はまた出直しますので、失礼しますね」
「ちょ、ちょっと待てよ!」
思わず、声を荒げて引き留める。
がっしりと腕を捕まれたことに、古泉は再び驚き、どうしようかと言いたげに戸惑いながらも、俺の背後を見てあっと声を上げた。
「あ、阿部さん」
振り返ると、どうやら先程の声で気付いたらしく、阿部がドアを開けて驚いたように俺たちを見ていた。
「何だ何だ……もしかして、俺を取り合っての騒動かい? モテる男は辛いねえ」
冗談めかした口調に、文句の一つもつけたくなったが、そう取られてもおかしくない状況だったので自重する。
代わりに、阿部に向かって古泉を無理矢理突きだした。
「阿部、お前が何とかしろよ。仲良いんだろ? よく解らんが泣きそうなんだ、慰めてやれ」
なき、そう?
俺の言葉を、古泉が復唱する。いつもの笑顔とは違う、呆気にとられたような表情だ。
古泉は、俺と阿部を交互に見詰めていたが、やがて諦めたような笑みを浮かべた。
「困りましたね……どうしましょうか」
居場所が無かっただけなんですけれど、と、古泉は僅かに俯く。その頭を、阿部が徐に軽く撫でた。
ガキを宥めてるみたいだ。俺は一瞬そう思って、直後呆気にとられた。
何言ってんだ、“みたい”じゃなくて、ガキじゃねえか。コイツは。
「涼宮さんが、機嫌が良いんです」
あの、やたらに元気の良い黄色リボンが、何かしたんだろうか。
「機嫌良く、泉さんや桂さんと一緒にいるものですから、僕は居場所がないなあ、なんて、思ってしまって」
彼女に望まれたから、僕は、こんな容姿と性格と表情と言動で、此処にいるはずなんですけれど。
それがズレてしまって、辛そうだと悟られてしまうレベルにまで達しているのだとすれば。
「必要とされていないのでしょうね、なんて。思ったら、居場所が無くなってしまって」
ぎこちない笑顔のまま、古泉が吐き出した内容は、支離滅裂ながらも酷く悲しいものだった。
「阿部さんなら、ベンチの端くらい空いているかと思ったんですけれど、そうでもなかったようですね」
967名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:52:38 ID:IBqw0x30
ちらりと俺を見ながら、感情の篭もっていない言葉を吐く古泉は、それでも笑顔だった。
訳が解らない。けれど、とても悲しいことを、何で笑顔で言うんだろう。
もどかしくなって、俺は古泉の頭を、阿部の手ごと抱えてぐりぐりと掻き回した。
腕を掴んだときにも思ったが、背だけはある癖に、コイツはまだ細い。ガキみたいに細い。ガキだから細い。
わあひゃあと、変な声を上げてあたふたし出した古泉を見て、阿部は堪えきれずに笑い出した。
「おいおい、俺を見くびって貰っちゃあ困るぜ一樹。何せ俺は生粋のいい男だ。
 ベンチが一杯で座れないなら、俺の膝の上にでも座ればいいじゃないか」
居場所なんてのは、作ろうと思えば幾らでも作れるもんさ、と阿部は、古泉の頬を摘む。
面白くなってきて、俺も反対側の頬をつついた。
「そうだぞ、何なら俺と阿部とで挟んでやる、暑苦しいと言わざるを得ないが、特等席だ!」
ぎゅむぎゅむと弄られる頬が痛いのか、古泉は薄く目に涙を溜めていた。
開いた口からは、御免なさいと有難う御座いますの言葉が、切れ切れに落ちていく。
俺は阿部と顔を見合わせて、同時に古泉の肩に手を掛けた。
「よし! 一緒に飲みに行くぞ! 俺のオゴリだ!!」
「そいつは、受けざるを得ない……だろう? 一樹」
「え、ちょ、ぼ、僕は未成年です!!」
笑顔ではなく、心底慌てふためいたような表情は、いつもの笑顔よりもずっと生き生きして見えた。
阿部も、古泉の表情が珍しいのか、小さくひょうっと口笛を吹く。
「リョウの奢りなら、もっと他の奴も誘うかい? あの涼宮とか言う子や、金髪の人形っ子や……何なら、メンバー全員でも」
「そ、それは困る!」
冗談だと解りつつ、思わず財布の中身と相談してしまう。だが、気分は良かった。
良い汗を流し、良い涙を流した後に美味い酒を飲むのは、至福の時と言わざるを得ない。
それが、気の置けない仲間と一緒に飲む酒なら尚更だ。
男三人で肩を組んで歩いている光景というのは、傍目にはもう酔っているように見えるだろう。
それでもいい、男同士の友情とは、そんなモノだと言わざるを得ない。
恥ずかしいのか、困り果てたように溜息を吐く古泉は、間違いなく年相応の笑みを浮かべていた。

終わり
968名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:11:37 ID:aMSlVHgn
GJと言わざるを得ない!!
古泉はハルヒが参加するから一緒についてきたのに北高以降全く持って別ルートだからなー
しかしこのスレの阿部さんは本当にいい奴だ。いや、もとからいい男だけど
969名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:19:25 ID:tWKf2EoB
GJ!
流石阿部さん!日本一のいい男だZE!
970名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:21:22 ID:qdT4LHka
G☆J☆!
最初はネタキャラ扱いだったけど、今じゃすっかり頼れる兄貴だな阿部さん
971名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:22:18 ID:AsoOG0h8
阿部さん…流石良い男だ

それはそうと残り30か、そろそろ次スレ立てたほうが良いか
972名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:37:49 ID:Nim3diIl
真の意味でのウホッ・・・いい男
973名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:46:46 ID:LId1zL2X
やべぇ・・・掘られたくなったぜw
974名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 23:36:15 ID:XiuaU5JZ
これは良い阿部さん…!
975名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 00:23:58 ID:7E63zfnv
いいなぁ友情モノ!阿部さんかっけぇええ

新スレどうする?立ててみてもいいかな
976名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 00:43:55 ID:7E63zfnv
ということで立ててみました


ニコニコRPGでエロパロ 第二話
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1211038975/
977名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 00:59:58 ID:8j8I/E8X
>>976
乙です!
wikiの騒動で心配になったんだが、俺、何か一杯書いてるけれど良いのかね。
連投駄目とかなら申し訳ないです。

次スレでも、もっと色んなCPやコンビが見られると良いな
と言うことで、個人的には谷口×紫と桂馬が好きだと言っておこう。もちろん他のコンビやCPもみんな好きだぜ!
次も和やかに進めばいいね
978名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:18:52 ID:hkQGNRB0
>>976
乙!
1スレ1ヶ月半か。本当にここまで盛り上がるとはw

自分は桂馬とロックミクと王様理沙と谷口クラッシャーコンビネタが好きだ。
次スレでは新たな新境地を発掘できればいいなww
979名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:19:37 ID:IyYQtKOi
スレ立て乙なんだぜ!
980名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:23:52 ID:khPpnusW
ナイススレ立て!

いや、ホントこのスレが立っているのを見た時は、次スレが立つほど盛り上がるなんて考えすらしなかったんだぜ。
職人さんと読者と制作者さんと絵板の絵師さんと、その他すべてのニコニコRPGに関わる人たちのおかげだな。
981名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 01:46:56 ID:lhFarfls
スレ立て乙です!

男同士の友情イイ!
阿部さんもだがリョウもいい男だと言わざるを得ない!

「ポッキー」SS書いた者なんだが、乙書いてくれた人ありがとう。
自分なりのAIBOと王様のたち位置考えて書いてみたが上手くまとめれなかったよ_| ̄|○
AIBO遊戯王本編ではAIBO→杏子→王様な関係の中、ワザと王様と杏子デートさせる様な奴だから気にしないとは思うんだけど・・・
まあ、付き合う様になったら「デートしてる最中に入れ替わるのは、気まずくなるからしない」とか「何かあったら自分の責任になるから避妊はきちんと」とか色々レクチャーするとは思うけど・・・てか、ネタとして書こうと思ってたwきれいに閉めたいからやめたけどw
王様はもう、開き直ってもらうしかないかなと!
あとはいっそのこと王様とAIBOでシェアしてしまえb



982名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 02:58:14 ID:0oym1f5q
>>981
いや、あれはデートさせたんじゃなくて何か悩んでるけど自分に何も話してくれないから
自分以外だったら…って流れだったと思うが
983名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 09:04:40 ID:eZ/GHAxB
でもAIBOは杏子が王様好きなの知ってての行動だもんなぁ
984名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 09:47:43 ID:UxLzd/oz
AIBOはなんつーか……恋とか人間関係に対してはすげー女性的で健気なんだよな。
杏子の事好きなのに杏子気持ちと王様の精神安定を優先。
だからと言ってただ優しいだけかって言うと、そうじゃなくて正義感も強く、闘う時は闘う。

王様は王様でそんなAIBOの優しさを尊敬。肉体はAIBOのものとしている。

AIBOは言葉と良い友情を築けそうな気がするのは自分だけか?
985名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 09:48:27 ID:nJa/+sQS
さて、埋めネタ書きたいのにネタが無い…
書きかけの百合ならあるんだがなぁ
986名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 10:56:21 ID:Ej6WkDnL
百合わっふる梅
987名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 14:11:10 ID:Mswf+QDR

「なあ遊戯ぃ、海馬ってマインドクラッシュ喰らう前と後、あんまし変わってない気がするんだけれど」
「なんで泉さんが前の海馬を知っているのかとか気になるが、昔とはちゃんと変わっているぜ」
「どこが?」
「具体的に言えばカードを破くなんてデュエリストとして最低のことは絶対にしないだろうし」
「おお」
「プライドに傷が付くような稚拙なこともしない」
「確かに、前はカラーコピーなんて下らないことしてた」
「今は人の命を弄ぶようなゲームなんてものもしないしな」
「ふむふむ、考えてみると結構、変わっているものだね」
「ああ」
「なんて言うか、前の社長は雌奴隷とか飼ってそうだったもんね」
「……は?」
「孤児だから母を知らないがゆえに女性というものに、変質的な執着を持っている男。また下手な女性に引っかからないようにと養父に玩具としての女性を
 あてがわれ、ますますその心は歪んでいく。会社の実質的な権限を得た男は借金の返済としてある家の娘を自分専属のメイドにして、夜伽はもちろんのこ
 と、ハードなSMプレイや野外プレイ、某エロゲの御曹司な主人公の如く……」
「……」

『メイド(言葉っぽい)「社長……お願いです。こんなことはもう、やめてください」
 社長(海馬っぽい)「口答えするな、貴様は俺の道具なんだ。人ではないただの雌犬だ」
 メイド(言葉っぽい)「そんな、許して」
 社長(海馬っぽい)「がたがた言っている暇があったら、さっさとその淫乱な胸で俺を喜ばせろ」』
 
「泉さん、ジャンケンしようぜ」
「む、なんだ今、妄想がいいとこなのに」
「いいから、最初はグー。ジャンケン…」
「…あー、負けた」
「罰ゲーム『マインドクラッシュ』!!」
「ぎゃああ!」


「ちょっと、あんたアホ毛はどうしたのよ?」
「おはようございます涼宮さん。今日もいいお天気ですね」



 俺にはエロSSを書く技術が無い。次のスレは皆に期待する。
988名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 15:49:02 ID:tSikBPMa
この際言ってしまうか。
実は俺>>441の痛恨のミスを投下した人なんだが、一つ反省したいことがある。
こなたのAAのほくろを書き忘れてたorz
989名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 17:44:41 ID:8j8I/E8X
梅がてら
「ねえロックマン、ちょっと時間空いたし、何かしよっか」
「いいよミク。うーん、何しようか、しりとりでもする?」
「うん! あ、えーっと……でも、その」
「あれ、もしかして嫌だった? 別の何か、しよっか?」
「ううん! ただ、しりとりするなら、最後の一文字じゃなくて、最後から二文字目を取るようにしない?」
「いいけど、難しそうだね。でも何で?」
「だって普通のしりとりだと、“ロックマン”って言ったらお終いになっちゃうじゃない」
「え」
「名前を呼んだらお終いなんて、寂しいから。駄目?」
「あ、いや、うん! いいよ! じゃあ最初は……」
「“しりとり”の“と”から?」
「ううん、“初音ミク”の“ミ”からにしようね」
990名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 17:49:42 ID:IyYQtKOi
ええいこのバカメカップルが!いいぞもっとやれ
991名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 18:59:27 ID:eZ/GHAxB
>>987
ぐは!笑っちまったwwww

そしてバメカップルは萌ゆる…ww

じゃあ俺も梅がてら…
桂馬でおでんネタっす。


とある戦闘終了後。
「海馬さん、早くおでん食べてください…」
「そんな低俗な食べ物をオレの前に持ってくるな!オレはいらん」
「でもこれだとMPがすぐ回復するし効率がいいしんですよ?」
「くだらん……そうだな。貴様がその豊満な胸にはさんでオレの口に献上するとでもいうのなら
話しは別だ」
冷笑を浮かべる海馬。それに対し、一気に顔中を赤らめる言葉。
(ふうん。ここまで言えばくだらん節介もせんだろう。まったくなぜ一番肝心な回復アイテムが
おでんなのだ)
ぶつくさと心の中で文句を垂れる海馬に艶のある声が聞こえてくる。
「……わかりました」
「ふうん…うん?何ッ!?」
「胸に…はさんだら食べてくださるんですね…」
「何だと!!」
のけぞりながら驚く海馬。相変わらず頬を赤に染めたまま言葉はブレザーのボタンを外し、
白いシャツのボタンを遠慮がちに外し始めた。
「ええいやめろ!そんなはしたないマネなどするな!!喰えばいいんだろう喰えば!」
瞬時に言葉からおでんを奪い、海馬はおもいきりおでんをほおばった。
ほおばったまま全速力で前進し、はるか前方にいる仲間達のもとへとと合流する。

(…言い出したのは海馬さんの方なのにあんなに慌てて…。怖いのか優しいのか…よくわからない人だな…)



エロゲ出身者と正当派少年漫画出身者の差を書きたかった。
終わりです。
992名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 20:29:45 ID:8j8I/E8X
も一つ梅小ネタ行きます、ちょっと遊戯こなた RPGに出てこないキャラ居ます

「(もう一人の僕、最近泉さんと仲が良いみたいで、何か安心したなあ。僕の中にいる所為で、中々友達も出来ないから……)」
「あ! んふふふー、それ、トラップカード発動! なのだよ〜」
「そう来ると思ったZE☆ だが此処でモンスターの特殊効果発動!」
「(良かったわ。こなた、あの人に似てこんな性格だから、まっとうな男の子の友達なんて、出来ないと思ってたんだけれど……)」
「くはー、負けちゃったあ! しょうがない、一枚脱ぐかねえ」
「ちょ、な、何で脱ぐんだ泉さん!!」
「んあ、罰ゲームというやつですよ。さあ続けたまへ!」
「続けられるかー!!」
「(全く初心なんだから……ん? あれ、泉さんの傍らに、何かよく似た白いワンピースの人が居る?)」
「(もう! こなた、女の子なんだから。恥ずかしい真似しちゃ駄目よ! あら、遊戯君がもう一人……私を見てる?)」

「(ああああ、初めまして! 私、泉こなたの母親で、泉かなたと申します、娘が何時もお世話になっています)」
「(ええええ! お母さん!? どう見ても若……あ、僕、遊戯です。この身体の持ち主って言うか何て言うか……)」

「ピコ麻呂様、成仏させちゃ駄目ですからね」
「む、琴姫、何故考えていることが解った」
993名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 20:42:52 ID:tSikBPMa
せっかくなのでおれも埋めるか。
エイプマン戦ですよ。[このかっこの中のセリフはエイプマンのセリフです。]エロ無しサーセン!!

ここはニコニコの荒野エリア。
海馬、KBC、マリオ、スパイダーマはミステリーパートナーの一人(あるいは一匹)であるエイプマンと出会った。
向かい合うエイプマン。
緊張する4人。
先にしゃべりだしたのはエイプマンだった。
[この俺がなぜ貴様らに戦いを申し出たかわかるか?]
だが、4人にはただのサルの声にしか聞こえず、話の内容が理解できない。
エイプマンはそんなことも構わずしゃべり続ける。
[俺には確実におまえら全員に勝つ自信があるからだ!!]
そう言い放ってエイプマンは足を小刻みに動かし始めた。
[数え切れない踊り、呼吸法を精密なバランスて配合し
特殊な振り付けを施して練習すること七日七晩!!]
「ホアァァ!?」
「な、なんだ!?」
「ただならない気配を感じる男、スパイダーマッ!!」
「ふぅん・・・」
エイプマンの動きが徐々に速くなり、複雑になっていく。
[全ての踊りの長所を取り入れ
なおかつ全ての呼吸法の効果も数倍・・・
完璧に踊り切ることでさらに数倍!!]
エイプマンの目が激しく動き、目の回りの血管も浮き出てきた。
同時に体がメキメキと言い出し、筋肉が異常に発達していく。
[これが・・・
長年にわたる研究の結果たどりついた・・・
俺の究極のダンス!!]
セリフを言い終わるとともに彼の筋肉の発達は完了した。
彼の筋肉は上半身のみが異常発達し、かなりアンバランスだが、それでも彼から発するオーラは凄まじいの一言だった。
[ドーピングエイプマンダンスだ・・・
・・・さぁ諸君
俺に勝つことができるかな・・・?]

ここでおわり。DCSネタがかきたかっただけと言わざるを得ない!!

994名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 23:30:41 ID:xerabnHb
>>993
「俺には確実に〜自信があるからだ!!」のセリフでDCSだとわかってしまったw
995名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 23:48:52 ID:dyjFN6IF
原作どおり「俺が逃げるのをとめられるかな・・・?」でもいい気がしたw
(エイプマン的な意味で)
996名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 23:51:37 ID:IyYQtKOi
埋めネタ二つ投下します

まずはロクミクネタから





ロック君が風邪を引いたらしい。
と、言っても人間がひくような風邪ではなく、所謂コンピューターウイルスである。
何でも、ネットで調べ物をする為に、直接体をネットに繋いだ所、見事に感染してしまったらしい。

今彼の体はアンチウイルスプログラムを作るために忙しい為、ろくに動かせないでいる。
そんなわけで私、初音ミクは彼を看病するためある物を片手に彼の部屋を訪れていた。
私はベットに横たわる彼に話しかける。

「ロック君、大丈夫?」
「う、うん…体は動かせないけど、とくに問題は無いよ」

そうは言う物の、彼の顔色はあまりよろしいものではない。
いや、ロボットなので元々顔色はいつも同じなのだが。
彼に元気を取り戻して欲しい。そう思った私は、さっそく持って来た物を取り出す。

「今日はね、良いものを持ってきたんだ。はいこれ」
「良いもの……ってミクちゃん。それ…」

ネギ(葱、ユリ科=APG植物分類体系ではネギ科ネギ属=、学名:Allium fistulosum)は、原産地が中国西部・中央アジアの芳香植物である。
私が取り出したのは、私の大好物、ネギである。
ネギを見たロック君はひきつった顔をしている。きっと具合が悪いのだろう。可哀想に…。

「風邪を引いた時はね、ネギが良いってMEIKOお姉さまが言ってたの」
「いやねミクちゃん。ネギって僕はロボットだよ?あとそれは民間療法で…何で下半身の装備脱がしてるの?
あと何で少し顔赤くなってるの。ちょ、だから僕ロボットだから民間療法は効かないよ。いや、何でネギを逆手に構えてるの。
あ、ちょ、やめいやアッーーーーーー(ry



省略されました、続きを読みたい場合はロックミクにしてやんよと書き込んでも無駄です。
997名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 23:53:49 ID:IyYQtKOi
続いて遊こな&AIBO
予想外に長くなったから2レスに分けます


「…相棒、教えてくれ。どうすれば泉さんと仲良くできると思う!?」
「も、もう一人の僕…?どうしたのいきなり」

ここは異世界ニコニコ。
中枢を目指すピコ麻呂一行の最後部。
そこで遊戯は、相棒に恋の相談を持ちかけていた。

「えっと…ごめん。もう一人の僕がいきなりらしくない事を聞くから」
「…自分でもそう思う。だが恥を忍んで頼む。どうすれば良いと思う…?」

「えっと…ていうか何で僕に聞くの?」
「お前くらいしか相談できる相手がいないからだ…。他の奴らだと確実にからかわれるし、海馬なんて論外だ」
「うーん…」

相棒は、遊戯のライバルである長身の社長の事を思い浮かべる。
……確かに、遊戯が恋の相談など持ちかけよう物なら、笑い飛ばされるのは目に見えている。
そもそも、彼が色恋沙汰で頼りになるとは思えない。

「なるほどね、でも僕もそうゆう事には頼りになるとは思えないけど…」
「相棒、俺は知ってるんだぞ。相棒が杏の事を…」
「わー!わー!言わないで!」

慌てて止める相棒。と言っても、心の中の会話なので、仲間達に聞こえることは無いのだが。

「好きな奴との接し方さえ教えてくれればいいんだ…頼む!」
「いや、えっと…」

相棒は困ってしまう。
どうすればと言われても、彼としては友達付き合いするうちに好きになったわけで。いつも通りに接しているだけであるのだから。
だからと言って、教えなければ何を言われるか…。

その時であった。
998名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 23:54:52 ID:IyYQtKOi
「イ"ェアアアアアアアアアア!」
「うぉ!?」

突然背後からEXひろしが襲い掛かってきた。
おそらく、ボーッとしていた遊戯を絶好の獲物とみなしたのだろう。
相棒との会話に夢中になっていた遊戯は、完全に虚を突かれてしまった。

「く、まずい…!」
「そうはいかないよ!」

遊戯がEXひろしの斬撃を食らうその直前、その刃は誰かの剣に受け止められた。

「い、泉さん…!」
「ボーッとしてたら危ないよぉ、遊戯君」

そう、こなたであった。
こなたはレバ剣でEXひろしの剣を弾き飛ばし、止めとばかりに斬撃の嵐を浴びせる。

「イ"ェアアアアアアアアア!!」

こなたの斬撃をまともに受けたEXひろしは、そのまま何処かへ昇天していった。
それを見届けたこなたは、剣を仕舞い遊戯に詰め寄る。

「まったく、どうしたの遊戯君。ボーッとするなんてらしくないよ?」
「す、すまない…」
「ま、いいけどね。これでまた一つフラグがたったし」

よくわかっていない顔をする遊戯を満足そうに眺めるこなた。
そんな仲が良さそうな二人を見て、相棒は一人で呟いた。

「(なぁにこれぇ、僕が教えなくても心配いらないじゃん)」

すっかり忘れられた相棒は、苦笑しつつも顔を赤くしながら照れる遊戯を優しい顔で見守っているのだった。



以上
遊戯とAIBOの相談物やっとできました…短くて申し訳ない
さて似非SSの続きに取り掛からねば…
999名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 00:00:42 ID:zg9lziqW
>>996-998
GJ!最後に思い切り笑わせてもらったぜ

ミク…いくら何でもそんな事を信じた上に実行するんじゃない。
そしてそれを教えたMEIKO姉さんに何か悪意を感じるのは気のせいか?

王様もAIBOもこなたも初々しくて可愛いな。
これからを見守りたいカップルだぜ
1000名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 00:02:08 ID:3JbU0AKL
rasuto
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。