そんな辛らつな答えが返ってくるかと思いきや・・・
「写真のユーノパパ、かわいかったよ」
「え?」
意外な言葉に驚いてクッションから顔を出す
「ねっ、ユーノ君。ヴィヴィオは気にしないって言ったでしょ?ヴィヴィオ、パパね、子供の頃本当
にかわいかったんだよ」
「うん!ヴィヴィオ小さい頃のなのはママとユーノパパの写真見れて嬉しい!」
そしてフェレットユーノにヴィヴィオは抱きついた。
「昔も今もユーノパパだーい好き」
「ヴィヴィオ、嬉しいけどちょっと力入りすぎ・・・」
ヴィヴィオの腕の中で嬉しがりながらも、ユーノはなのはに昔抱かれていたようにじたばたしていた。
そうしているとなのはがフォローをいれる。
「ヴィヴィオ、そんなにギューってしてるとパパつぶれちゃうよ」
「あっ、ごめんなさい」
ヴィヴィオに解放してもらうと、ユーノはヒトに戻った。
そしてなのはがにっこり笑いながら
「ねぇヴィヴィオ、今度私のお下がりじゃなく、パパのドレス着てみる?」
「うん、着たい!」
「うん、それじゃあ今度はやてちゃんに借りてくるね。ヴィヴィオもパパみたいにかわいいからねー」
そういってなのははヴィヴィオの頭を優しくなでた。
その直後に下から桃子さんと士郎さんの声が聞こえてきた。
「3人ともご飯よ〜、なのは、手伝って!」
「ユーノくーん、君はもう20歳なんだろー?降りてきて一杯やろう!」
「それじゃあ、2人とも行こうか。おじいちゃんとおばあちゃんが呼んでるしね」
「うん!」「は〜い!」
end
数日後
ロング・アーチの訓練場からロビーに戻ってくるスバルら新人達。
「今日も訓練疲れたねー、早く夕食の時間になんないかなー?」
「スバル、あんたまだ夕食を食べる体力あるならいいじゃない!」
「ティアさんが一番大変でしたもんね」
「モード3カッコよかったですよ!」
「そう?でもロングレンジはまだまだ慣れないわ。ヴァリアブル・シュートを始めて撃った時みたいに
疲れちゃった」
そんな4人の前にヴィヴィオパタパタと駆け出してくるのがわかった。
「どうしたの?ヴィヴィオ」とスバルは聞いた。
「う〜んとね・・・」
そうしてポシェットから写真を取り出し、満面の笑みでこういった。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん見て!!パパかわいいの〜♪」
695 :
44-256:2008/03/16(日) 23:51:33 ID:pevN9UoS
以上になります。470kbか・・・
全然スレ埋めの役にたたんかった・・・
それでは失礼します。
>>695 ユーノ哀れwwww父親としての威厳がw
ヴィヴィオが良い子でよかったなーと思いきや…おまけでw
実は自分も埋めの季節になるのを虎視眈々と狙っていたクチだったり。
うん、良作SS揃いの中で己の駄文を落とすのは気が引けて、な…。
すまないが2、30分くらいしたら、当方も埋め投下させてもらってもいいだろうか?
ちなみに10kbくらい。
>>691 >その直後クロノは一気に赤面し小さく何かをつぶやく
>「そ、その何だ・・カ・ゎぃぃ・・・ああーダメだ!!」
>そうしてクロノは発狂し、壁にガンガン頭を打ち付けてる。
クールになれクロノ!!(藁
>>694次回作へのクリフハンガーかね?
熱烈希望。
GJだよ。
>>695
やはりAsと無印のSSは全然無いな。
何でだ。。三期よか全然可愛いのに
>753
むしろ伊土が半分死に体となった以上、45卓での裏切り合戦はこれからだと思う。
英露はすでに北欧で衝突の兆しがあるし。英的には露第二海軍なんて絶対認められないだろう。
両方とも墺を味方にしようと勧誘合戦やってるんじゃないかな。
仏が生き残れるかどうかは微妙だが。英仏のスチームローラーを今から回すのは
ちょっと手遅れ観があるからな。
すいません誤爆りました……orz
>>695 クwwwwwwロwwwwwwwノwwwwwwww
というかヴィヴィオ、何持ち歩いてるんだよw
>>698 SSとして書くなら三期の方がキャラ的にも設定的にも書きやすいからでは?
確かにアニメ単体としてなら一期や二期のが良作と思うけど、いざSSを書くとなると三期の方が話が広げやすい。
そしてなによりオッパイが足りない、一期や二期じゃツルペタしかいねえ(ツルペタも好きだがやっぱりオッパイが重要)。
もう次スレ立ってる?
物語として穴がある方が二次創作が活発、というのはたまに聞くな
まあ本編で出番がなかった奴を活躍させてぇ! な俺みたいな奴もいるしな
確かに穴が開いてないキャラだけでエロ同人はやり辛いな
>>695 ユーノ哀れwwwそりゃ女装写真を愛娘に見られたら逃げ出したくもなるわなw
そしてクwwwロwwwノwww
何はともあれGJでした!
>>696 おkです。待ってます。
>>669 エリオ、それは死亡フラグだ破滅モードだ! 文字通り死ぬほど苦しむぞ。今度は腕一本じゃすまないぞ!
お約束のネタをここまで昇華できる。氏は凄いっす。GJ!
>>695 最高に乙ですっ!!
イイっっすねぇ〜〜〜〜。ベタベタでホンワカとした平和な空気が流れていて
ほとんどのキャラが出演してる ・ ・ ・ ・ 言うことなしッスよ。烈火の将ですらこのザマとはw
そして、ラストのおまけ ・ ・ ・ ・ ・ ユーノ無残! 無邪気とは、げに恐ろしきものなり ・ ・ ・
>>705 誰が上手い事言えと‥‥
しかし徐々に次スレの季節が近づいてきたな、相も変らぬ速さだ。
ところで俺のID見てくれ、どう思う?
>>574です。
>>575 >>593でシガーさんがソープネタを他の人がやっても無問題とのことなのでただいま
ソープ・ナンバーズinスバル入店編を執筆中。
初エロ小説&スバノヴェ普及のため努力してます。
>>711 期待して待つ!是非書き上げて投下してくれ
>696っす。そろそろいかしてもらいやす。原形は55スレ
>>224の書き殴り。
だが萌え担当のクアットロパートであえなく挫折したぜ……。存分に哂え。
『優しくて愛溢るる萌えっ娘クアットロたん』は難しかった。
折角なので、冒頭部を切り取って本編バッドエンドIF物ってことで埋め投下。
いくぜゴルァ!
716 :
終焉のACE:2008/03/17(月) 00:32:00 ID:XlQsvpYC
【cation】
・非エロ
・短編
・鬱・バッドエンド・救い無し
・登場人物 [なのは/クアットロ/ヴィヴィオ]
・なのは「さん」寄り+少しだけハード要素あり
「なのはさんの教導!」でピンと来た人は脱兎
>>669 GJっした!あぁ…またエリオが世界救って一人だけ死にそうだ…
生き残れたとしてもまた何か失くしそう
いいぞ、もっとやってくれw
ソープランドネタとユーノの女装ネタがあやしげな化学反応を起こして
おかまバー「リリカルヤマジュン」とかいうネタを受信したんだが・・・・・・
ユーノはいまだに水橋ヴォイスだし、女装すれば普通に柔らかい雰囲気の知的美人で通じそうだし
エリオは声変わりもまだだし、きっと女装すればボーイッシュな美少女として通じるだろう
クロノやロッサも声こそ男のそれだけど、クロノは顔は比較的童顔だから
そのごつめの体格と声さえごまかせば十分クロノお姉様として通用しそうだ。
ロッサはロッサで、切れ長の瞳の美人で通用しそだし・・・・・・ああ、ヒマを持て余した
リリカルなママさんたちが入り浸るのが見えてしまったわ・・・・・・
グリフィス君だって、ママさん譲りの美貌が有るし、きっとユーノとはまた違った
クールな雰囲気の知的美人として通用するだろうぜ。
あと、通向けにゼストとレジアスが(ry
あと、眼鏡キャラの場合、例えばユーノだと眼鏡ONでちょっと野暮ったさが、OFFで一気に
垢抜けた美人へと変身したり、グリフィスだと知的なクールキャラが、ちょっと悪女風になったりと
一粒で二度美味しかったりするとかいうオプションもついてるとか。
ああ、リンディさんやレティさんが綺麗どころをはべらしてる光景が見えるぜ・・・・・
ってごめん、わりこんでしまったorz
720 :
終焉のACE:2008/03/17(月) 00:33:22 ID:XlQsvpYC
「ディバィィィーン、バスタァァァァッァァ!!!」
高町なのはの前では『安全地帯』など存在しない。
その強力な砲撃は、戦艦を構成する分厚い壁をたやすく撃ち抜いていく。
放たれたバスターがクアットロに向かって伸びる、伸びる、伸びる。
一方、今までに経験したことのないほど強烈な反動が砲手を襲う。
両腕から伝わった衝撃に上半身が後方にのけぞり、思わず数歩たたらを踏む。
「わっ! っとと…ちょっとやりすぎた…?」
<<No broblem. (いいんじゃないでしょうか) >>
さらに、その出力の凄まじさに、普段は安定して振れることの無い
愛機レイジング・ハートの砲口があらぬ方向に跳ね上がりそうになる。
反動に負けまいと、なのはは歯を食いしばり必死に押さえ込んだ。
なのははグリップを茶巾を絞るように固く握りこみ、
何とか、上下左右にぶれる砲口を安定させようと奮闘する。
(何…これ……? こんなにリコイルが重く…カートリッジ入れ…すぎ…た?)
が、安定させると今度は反動のベクトルが全て後方にかかってしまい、
ガッチリと握っていたはずの手から、レイジングハートが後ろに流れていった。
「ぐっ…!っうう……!」
予想以上の大出力に、なのはは強い危機感を覚えた。
必死の形相で愛機を抱え込み、
反発に耐えようと下半身に力を入れて踏ん張る。
既になのはは固い床を踏み砕いて、足首の部分まで床に埋まっていた。
だが、さらに悪いことに、ここでもう一つの反動がなのはを襲った。
ブラスターシステムの反動である。
限界を超えたオーバーロードと自己ブースト――その圧力に耐えかねた
なのはの体がミシリと軋みをたてて内部から壊れ始める。
見る間に皮膚が裂け、血が噴き出し、
白いバリアジャケットが鮮やかな紅に染まっていく。
自らの体内の血管や筋肉の繊維が、ブチブチと
千切れていく音がなのはの耳もとで聞こえるようだった。
「……!!」
脳から送られてくる強烈な痛覚に、声にならない悲鳴をあげる。
冷たい嫌な汗が全身をびっしょりと濡らす。
なのはは持ち前の不屈の精神でRHを握り砲撃を制御し続けるが、
それでも砲口は再び安定を欠き、ブレを見せ始めていた。
721 :
終焉のACE:2008/03/17(月) 00:34:18 ID:XlQsvpYC
/
桜色の砲撃魔法が戦艦内部を砕きながら進む。
高町なのはの砲撃は、対魔力防御に対してだけでなく、
対物理的貫通作用も卑怯なまでに強かった。
「削る」ではなく、「抉る」。
否。むしろ「侵食する」。
船がガリガリと広範囲に砲撃に「喰われ」ていく。
その異常なまでの破壊力に耐え切れず、
不落を誇ったいくさ船が次第に瓦解し始める。
戦略兵器もかくやというべき猛威。
それが艦内を縦横に蹂躙し、破壊の限りを尽くしていた。
砲手ははじめて自らの力に恐怖した。
だが時既に遅し。
一度撃ち放たれた必殺の砲は、もはや何者にも止められはしない。
砲撃はあっという間にクアットロのいる最奥部に達する。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァッ――――!! 」
絶叫。
機人クアットロは生まれて初めて恐怖を知った。
足を縺れさせながら、迫り来る桜色の牙に背を向けて走り出す。
だが逃げることは叶わなかった。
逃げる場所などこにもありはしなかった。
桜色の光の奔流がクアットロを飲み込み、
そして、クアットロもろとも、艦船の底を撃ち抜いた。
その瞬間、艦船全体が大きく揺れ、急速に失速しはじめた。
まるで悪夢のような光景だった。
クアットロにとっても。
なのはにとっても。
そして、船外で戦っていた管理局の魔導師達にとっても。
巨大艦船を大破させたというのに砲の勢いは衰えず、
真っ青な空の中を急勾配で降下していく。
巨大な光柱が地上に伸びていくのを目の当たりにし、
空で戦っていた空戦魔導師たちは戦慄した。
下にはミッドチルダの首都クラナガンがある。
守るべき街がある。
地上で戦いつづける仲間達がいる。
そこに向かって、ゆりかごの残骸の破片が、一筋の桜色が荒れ狂う。
狂気の砲は地上に向かって牙を剥いた。
722 :
終焉のACE:2008/03/17(月) 00:35:17 ID:XlQsvpYC
/
クアットロは船外に放り出され、上から下へと落下していた。
下方から吹き付ける風圧がクアットロを翻弄する。
ゴゥゴゥと風を切る轟音が、クアットロの鼓膜を破らんばかりに鳴り響く。
「あ、悪魔め……」
それがクアットロの正直な気持ちだった。
茶化して高町なのはを「悪魔じみた」と形容したことはあった。
だがそれは本心からのものではなかった。
所詮は一介の魔導師。そう思って舐めていた。
あの頃の自分を張り倒したい衝動に駆られる。
あれは、断じて人間ではない。人の姿をした「何者か」だ。
「ドクターの夢が……私達の、世界が……」
彼女の計画では、例え追い込まれたとしても逃げおおせるはずだった。
だが、全ては打ち砕かれた。高町なのはによって。
古代ベルカの叡智の粋を尽くしたロストロギア――聖王のゆりかご。
それをたった一撃の砲撃で破壊するなど、誰が予想し得ようか?
もはや技ではなく、業。
それも悪魔の業としか思えない。
人の身では到底不可能な所業だ。
見誤っていた。アレの危険性を。アレの凶悪さを。
自分達よりも、人には過ぎた力を持つ
あの悪魔のほうが何百倍も危険ではないか。
クアットロの脳裏に十年前の光景が蘇る。
雪の降りしきる中、自分達が試験運用していた機械兵器に
よって瀕死の重傷を負い、倒れ伏した白い服の少女。
当時は武装隊のエースとはいえ、特段興味の対象ではなかった。
何より彼女はほとんど死に掛けだったのだから。
しかし今思えば、あれはあのおぞましい悪魔を屠る絶好のチャンスだった。
「こんなことだったら、あの時……殺しておくべき…」
クアットロが最後に見たのは、いっそ憎憎しいほどの真っ青な空。
「ゆりかご」の破片もろとも、機人クアットロは墜ちていった。天から地へと。
723 :
終焉のACE:2008/03/17(月) 00:36:08 ID:XlQsvpYC
/
壁という壁が傾き、通路がひしゃげる。
床は轟音をたててゆっくりと沈んでいき、
船の内部が甲高い軋みをあげて崩れ落ちる。
どうみても「ゆりかご」の崩壊は時間の問題だった。
RHからの魔力放出はいまだ止まらず、なおも船内を壊し続けていた。
思うように出力の制御ができない。まるでダムが決壊したかのようだった。
なのはは思わず、噛みしめた歯の隙間から呻き声を漏らす。
(私は何を……)
ガァン。唐突に鈍い音が響いた。
甲板を支える梁が外れた音だった。
なのはがその音に僅かに気を取られたその瞬間。
利き手である左腕の肘から、何かが割れたような音がした。
ガラスや金属が割れるような音ではなく、
むしろ薄い木板が割れたかのような無機質な乾いた音だった。
それが骨が砕ける音だったと気づく間もなく、
RHの柄を握っていたなのはの左手がグニャリと形を歪めて垂れ下がる。
それとともになのはの体がガクリと左にかしいだ。
一体何が起こったのか、なのはは理解できない。
やや遅れて、なのはの脳神経に左肘の激痛が届く。
「――!!」
あまりの激痛になのはの目前に火花が散った。
気が遠くなり、失神しかけるが、右腕の力を抜いた瞬間、
砲撃の反動に対する抑えを失ったRHの柄頭が、
なのはの腹部に勢いよく深く突き刺さり、
なのはを強制的に現実へと引き戻す。
「ぅあ……がはっ…!」
腹部を貫かんばかりのRHの反発の勢いに、
たまらずなのはの身体が「く」の字に折れ曲がる。
724 :
終焉のACE:2008/03/17(月) 00:37:19 ID:XlQsvpYC
右手で必死に愛機を抑えるが、RHの反動はなおも収まらず、
なのはの腹に無情にめり込んでいく。足がガクガクと震える。
荒々しい力の揺り戻しに、遂になのはは膝から崩れ落ちる。
なのはが膝をつくと、RHの矛先がわずかに上を向いた。
ぼき。めき。ごき。がき。
なのはのわき腹から立て続けに破砕音が響く。
その間、一秒にも満たない。
内臓を取り囲むあばら骨が一気に砕ける。
なのはの口から悲鳴は出なかった。
その代わりに、喉の奥からドロリとしたどす黒い血があふれ出す。
RHの柄に押され、なのはの体が後方に一気に弾け飛ぶ。
その肉体はとうに、生きているのが不思議なくらいズタズタだった。
それでもRHを離さないのは、砲撃魔導師としての意地か。
なおも砲口から放たれる砲撃は、なのはの吹っ飛んだ方向に沿って、
壁から壁へと弧を描き、遂には「ゆりかご」の天井をも吹き飛ばす。
壁に叩きつけられた手負いのエースは、愛機を握り締めたまま
壊れた人形のように床にバウンドして転がった。
ようやくRHの魔力放出は止まったが、
「ゆりかご」の崩壊は止まらない。
仰向けに倒れこんだなのはの目に映ったのは、
大きく裂けた天井からのぞく、真っ赤な空だった。
「――!!」
その異様な光景に思わず息を飲む。
ややあって、視界を血が染めているのに気づき、
奇跡的に唯一無事だった右腕で目をこする。
もう一度なのはが目を開けると、いつもと変わらぬ真っ青な空が見えた。
しかし、幾度となく飛び回った慣れ親しんだはずの空なのに、
今のなのはには何故かひどく遠く感じられた。
な、なのはさん!支援
726 :
終焉のACE:2008/03/17(月) 00:38:50 ID:XlQsvpYC
/
私は一体何をしたのか。
頭上の空と崩れゆく光景のなか、なのはは自問する。
だが、その問いに答える者はいない。
こんなはずではなかった。
ヴィヴィオを助けて、ゆりかごを止めて…。
ヴィータちゃんと合流して…。
フェイトちゃんにも、ヴィヴィオと二人で
一緒に帰ってくるって約束したんだから。
ああ…。寝ている場合じゃ、ない……!
ヴィヴィオを連れて、脱出しなきゃ。
私はどうなっても構わない。
でもあの子だけは。
せめてあの子だけでも助ける。
ヴィヴィオは何処だろう。
玉座のあった所に目を向けると、
漆黒の騎士甲冑に身を包んだ大きな
ヴィヴィオが呆然とした突っ立っていた。
ヴィヴィオ。
名前を呼ぶと、ヴィヴィオは緩々と
顔をあげて、私の方に視線を向けた。
そして私と目が合うと、ヒッと小さく悲鳴をあげた。
なんで。
どうしてそんな脅えたような顔をするのか。
「ママ…ママはどこ……? 」
ヴィヴィオ、ママはここだよ。
なのはママだよ。
そう言おうとしたが、声が出ない。
私が仰向けの状態から、わずかに身を起こそうとすると、
ヴィヴィオは肩をビクッと揺らし、後ずさった。
オッドアイの瞳には恐怖の色が浮かんでいた。
「悪魔……来ないで…」
雷が落ちたときのような轟音があたりにひびく。
それは艦船の断末魔の声にも似て。
船の崩壊とともに、私の中で、
何かが崩れていく音がした。
BAD END
ラーメン食ってくるノシ
>>727 残り少ないけど叫ばせてもらおう。
グウウゥゥッジョブッ!!
GJ、ラーメン俺にもギンミッ!
しかしハードで鬱と言うことから
暴走ヴィヴィオがなのはさんとクアットロをレイプする話だと思った・・・
GJ
描写が割りに生々し目だな…
きれいなクアットロが書けないなら、Wの子はいっそ銀様風にすればいいや
そう考えるんだ
GJ
なんか、失意とともになのはから命の灯火が消えるのが目に浮かぶ……
はやてとエイミィに死後の世界から文を届けてもらわないと
GJ
これ、一番の鬱なのってRHだよな。よりにもよって自分の体で主を傷つけちまったんだし。
GJ
なんとなくゲームブックのバッドエンドを思い出した
>>669 このスカはきっとラピュタ王家の血も引いてるな
>>735 やめれw途端ににじみ出るネタ臭がwwwwwwwww
>>735 引いてますwwwwww
どこかの伝奇活劇のバビロニアの我様の血は引かないように腐心したのですが、
ラピュタ王家の血位はいいかな〜、と「見せてあげよう」はこそっと残しました。
でも「見ろ! 人がゴミのようだ」とか「目が〜目が〜」とかはなりませんのでご安心を。
レスくれた人ありがとん。
残り少ないのでそろそろ埋めてしまうべ
;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_, や 公 帰 そ
,、,、,ミッン、,._ _,、-'゙_,、-'゙. っ 園. り ん
、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙ __, て の 道 な
}; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_| 来 ト に わ
ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_ た イ あ け
,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴ ''"_|_| な. レ る で
└i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴ ''"_|_ の に
|エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ __.|_|_
|エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
|エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
⌒*(・|エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
(っ|エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
|エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
|エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
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''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__
二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_ |⊥ |__
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/::!::|/.:://:/::/.::∧:::l:::::!
/.::」:::!:://iイ::/://=ヘ::L!:l , -‐‐--‐‐ 、
}ハj:::i:fit|/l//筮t':ムj::! , -‐' v ノ
}:::从 } //.:::ト{ / ` ー ゝィァ‐、
以i:::ト、 ー‐‐ イ/.:∧! , -‐ ′ rー{_`ヽ、ヽ
, ⌒ ー─一=、、_, -‐‐‐ァ‐ヘj´ ` ー ´⌒'く_, -‐‐ァ′ ヽ、 ( ̄ヽ ヽ }¨´
/ _ i `丶` ヽ、 、 , / /゙ヽ_` }__ノー'
{ 二Y´ 丶、 / / __, '´ `¨¨´
`r、ー┘ } 、 { , , ノ‐' どうだなのはさん!攻撃できまい!
/ } _ ___ /ーrヘヽ、 / /‐ ´
! ノ´ } r,.‐┤ V ヽ \ ′ /
`¨{ / } } ノ {` `マ ___ ,.::_ ___厶′
`¨¨´ └‐'゙¨´ ! /
l /
, イ , '
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{ ,′ j 右 右 ! } `、
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┃ |>はい . いいえ ┃━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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| (とリj,,介)iリ. │| .二とニ,リ,,U,)リ │| (フとス) │| ´ とミ,,W,ミ>` .│
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| ノ.(!|●-゚ノ| │| (フ!,,Y!)、 .│| ノ,ゞリ,,Z,)リう7 ,│| .<_].[{]つ │
| ((.ん}X{,〉. │| じフ、,〈}ヽ) .│| ( ( (フ、,.〈}_/,/│| (ノヒ.大{. │
| 〈,_jし'Jゝ .│| しヘ_) │|. /,/ヽ.\ ̄ │| .|_,ハ_|. │
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| .イ lフ,从从ゝ .│| イ イ ivwvv'i>| |. │| 、」 ,(フ⌒ヾミ、} || { {ノノノハ))〉 │
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| (フi,,\)> .│| <フ(フ,,]))ニ|〕 │| ソヘ(リュ゚ヮ゚ノ!`|] |___|| {i(フ!,,Xll)つコ===│
|. .巡}フ、,〈} │| ノ Uフ、,.〈) .L,_│| /(フ,,XI)二| | .|| (ソ(フ、,〈} │
| ,患〉患、 .│| ( 〈_,ノ、_) 匸_│| と)(〉、,〈}. |l. ト-|| 〃 (_八,) . │
| 〈〉│| 〈〉│| (_,八_) ヾ..〈〉|| 〃 〈〉│
| XI│| ]│| IX│| .IIX│
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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第61話☆
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