【みなみけ】桜場コハル Part5【今日の5の2】
647 :
系:2008/04/01(火) 16:25:23 ID:PGjkco6b
『慕情』
家への帰り道、私は悶々とした気持ちで歩いていた。
見てしまった。
春香姉さまが一人でしているところを。
風呂場に響く、淫らな水音と恍惚の声。
頭から離れない。
「姉さま…」
無意識に、私の歩調は速くなっていった。
家には誰もいなかった。
しんと静まった居間。ランドセルを置き、一人佇んだ。
洗面所で手を洗う。すぐ隣は風呂場。
風呂場の戸に触れ、昨日のことを思い出した。
思えば、昨日は夕食のときから、姉さまの様子がおかしかった。
ぽーっと上せた様な顔で、何を話していても、どことなく上の空。
台所を覗いたときに見せた焦り。
あの時、確かに見た気がする。
姉さまの手が、スカートの下へ潜り込んでいたのを。
そして風呂場での自慰。
ちくり、と胸が痛んだ。
姉さまは、何を考えて、誰を思ってしたのだろう…
私の知らない男の人だろうか。
私には、姉さまの恋に口出しする権利は無い。
でも……姉さまへの想いを消すことは、もっと不可能だ。
648 :
系:2008/04/01(火) 16:26:35 ID:PGjkco6b
ふと、目を落とした洗濯籠の中に、見つけた。
…姉さまの下着…
耳の奥、どくんどくんと心臓が脈打つ。
気付くと、私はそれを手にとっていた。
…私、何をしてるんだ
体が火照り、じわりと汗が滲んだ。頭がぼーっとする…
春香姉さまの下着に、鼻を押し付けた。
…姉さまの…匂い…
湧き出した欲情は、最早押し止めることができない。
無意識に、右手が股間へと伸びる。
私は自分のアソコに、姉さまへの欲情をぶつけた。
「ん…」
溢れた蜜が、綿の下着を濡らす。
……ここに、姉さまのアソコが……
下着の股間部分をちろちろと舐めた。
指は秘裂に深く沈んでゆく。
「…ん、くっ…」
…はぁ、はぁ…
姉さま…私はあなたを想って…濡らしてしまう、いやらしい妹です…
でも、どうか……どうか、嫌わないで…
もどかしく、私は下着をずらした。
充血し、固くなった陰核に爪を立てる。
「んはぁっ!」
痛みの様に鋭い快感が、背筋を駆け上った。
クリクリと摘み上げる。
春香姉さまに触られることを想像しながら。
「あ、あん……姉、さま…」
649 :
系:2008/04/01(火) 16:27:36 ID:PGjkco6b
…姉さま…春香姉さま……
指が穴へ侵入する。
「んぁ、あ…」
この燃えるような熱さは、姉さまに対する想い。
「ぁ、姉さま…そこ、です…っ…」
この感情は、いつからだったか。
決して、報われることの無い想い。
一筋、涙が頬を流れた。
…姉さま、姉さま…好き…です……
「姉さま、姉さま…春香、姉、さま……んんっ…私…もう……んあっ、ぁ、いっ、ぃ……い――!」
愛しい人の名を呼んで、私は果てた。
風呂場の戸にもたれ、肩で息をしていた。
愛液がぽたりと床を打つ。
幾ら想っても、満たされない心。
してはならない恋。
…でも…それでも、私は…
650 :
系:2008/04/01(火) 16:29:04 ID:PGjkco6b
以上です。
最近千秋が可愛すぎる。
おいおい、なんだこの流れは
どれもGJすぎるじゃないか
この野朗氏、系氏どっちもGJ!
千秋かわいいよ春香
今日は凄いな
くろおか氏・この野郎氏・系氏GJです。
654 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:23:42 ID:7SLEYr1V
どうも。『くろおか』を投下していたものです。
『文章なんて文体のクセで大体誰が書いてるか分類できてくるものだし、コテハンは別にいいかな……』
とか思ってましたが、IDも変わってしまうと思うので、一応名前だけつけてみました。
正直叩かれまくると思ってたのですが、暖かい感想が多くて感動しています。
ありがとうございます。
こーいうバカ話でも受け入れてくれる人がいるなんて、さすがエロパロと、涙が出てきます。
続編ですが、
『藤岡が中学校でカナに無理やり×××させる』
みたいな単発の話を考えてみたりはしたのですが、ケイコ・リコ・トウマ……等々になると完全に想定の範囲外でした。
でも、ケイコとかリコは絡ませたら面白い気がするのでその内試してみたいと思います。
で、昨日予告した内田×マコト。8レスほど投下します。
容量はまだ大丈夫かな……。
ちなみにエロないかもです。すんません。
wktk
656 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:25:46 ID:7SLEYr1V
『小さな恋のメロディ』
マコトに対する内田の意識に変化が現れたキッカケは、クラスメートの何気ないこんな会話だった。
「ねーねー、ウチのクラスの男子だったらさ、誰がカッコイイと思う?」
女子が数人集まればどこにでもある色恋話。
偶然その輪の中に入ってしまったとはいえ、
白馬の王子様などという現実的な現代っ子のさばるこの平成の時代には、まさに骨董とも言えそうな
幻想じみた理想を信じている内田にとっても、興味のない話ではなかった。
「うーん、ウチのクラスなんて所詮みんな小学生でしょう? ガキじゃない」
「うわー、おとなだー」
「シュウイチくんとかはどう? 頭良いし、顔もまあまあだと思うよ?」
「どうかなー、彼ちょっと気が弱そうだしー」
「ああ、たしかにー」
「隣のクラスのトウマくんは?」
「ってあのコ、女子だよー? 確かに男の子っぽくてカッコイイけど」
「そしたらやっぱりウチのクラスの男子はダメだねー」
「ねー」
そんな会話に、適当に同意をしてやり過ごそうと思っていた内田だったが、
とある一人の女子の発言で場の空気は一変した。
「ねえねえ、マコトくんなんか、どう?」
「「「「マコトくん?」」」」
「ちょっとやんちゃでさ、子供っぽいけど、よく見るとかわいい顔してるしさー」
「あー、確かに言われてみればー」
「なんていうか、ジャニーズ系だよねー?」
何と。まさかこの流れでマコトの話が出ようとは。内田は驚きのあまり言葉を失ってしまった。
確かに、『マコちゃん』として女装する日々を送り、いまだそれが一部をのぞいてバレていないことを見ても、
マコトが十分に整った綺麗な顔をしているからだ、と言えるだろう。
しかし、その発言は内田にとってはあまりにも意外だった。
657 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:26:58 ID:7SLEYr1V
「ねー、ユカはさ、マコトくんのことどう思うー?」
「ぇ」
思わず生返事を返してしまう内田。決して誰かさんにはいつまで経っても覚えてもらえない下の名で呼ばれたからではない。
「ほら、ユカはさー、結構マコトくんと仲いいじゃない?
一緒に遊んだり、南さんの家に行ったりすることあるんでしょう?」
「ああ、うん、そうだけど……」
だからと言って、マコトをそんな風に異性として意識したことはあまりなかった。
それこそ『マコちゃん』の秘密を知るものとして、影から生暖かく見守っているくらいの認識である。
「ねえー、どう思うー?」
「あ……え、えっと……友達としては面白いけど……別にそういうのは……ないかな」
「ふーん、そうなんだー。まあ、ユカは理想が高そうだしねー」
結局、その場は当たり障りのない返答でお茶を濁してしまった。
が、しかし、
(マコトくんって……他の子たちから見たらそんな風に思われてるんだ……)
このやり取りが内田の心の中に大きな波紋をよんだことだけは、疑いようもない事実であった。
そして、放課後、どことなく整理のつかない気持ちを持て余したまま、とりあえず帰宅の途につこうとした内田に、
「内田っ!! 助けてくれ、一生のお願いなんだ!! 相談に乗ってくれー!!」
教室中に響き渡る大声を発しながら駆け寄ってきたのは誰あろうそのマコトであった。
658 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:28:28 ID:7SLEYr1V
「……相談って、なぁに?」
そのまま教室でマコトに捕まっているのが、なぜだが気恥ずかしかった内田は、帰りがてらマコトの話を聞くことにした。
するとマコトは「ガーッ!!」と背後に擬音が浮き出て見えそうなほどな勢いで両手を振り上げて、衝撃的な発言をした。
「実はな、オレ、今度ハルカさんに告白しようと思うんだ!!」
「えっ……!?」
「えっ……って何だよー。内田はオレがハルカさんを好きなこと知ってるじゃないか」
それは勿論知っている。だからハルカさんに会いたいがために、女装までするハメになったのだ。
しかし内田にとっては、マコトはまだ『マコちゃん』として南家に頻繁に顔を出せるレベルで満足しているものと思っていたのだ。
「随分と……いきなりだね。どうして?」
「あのなぁ、内田。こーいうものはな、待っていればいるだけ、チャンスは遠のいていってしまうものなんだ。
思い立ったが吉日、行動あるのみなんだ!! それに後で『あの時言っておけば……』って後悔するのはいやだろう?」
随分と小難しい理屈を話すので、またカナあたりにけしかけられたのでは、と内田は思った。
が、『後で後悔するのはいやだ』という言い分には、十分マコトの真剣さが窺えただけに、複雑な気分だった。
「それで……どうして私に相談を?」
内田は気を取り直して本題に入った。
「それはな、内田よ! オレは今までに告白をしたことがない!!」
そんなに胸を張って言うことだろうか、と思うものの、先を促す内田。
「だからどういう風に気持ちを伝えればいいか、わからないんだ!! そこで内田、仮にもお前は女子だ――」
仮にも、という言い方がとても耳につくが不問にして更に先を促す。
「だから、女の子ならどういう風に告白されたら嬉しいか、内田に聞きたかったんだ!!」
「そんな……」
内田は思わず戸惑う。自分だって告白などされたことはない。経験がないからわからない。
勿論、『こんな風に伝えられたらいいな』という理想はあるが、それがそのままハルカに当てはまるなどと言う確信もない。
「どうして……わたしに聞くの? 他の女の子に頼めば……例えばチアキとか」
「チアキじゃろくに話を聞いてくれないよ。それにあいつはそーいう話てんで疎そうだし」
チアキが聞いたら、マコトはボコボコに殴られるなと思った。
659 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:29:41 ID:7SLEYr1V
「吉野は……イマイチ何考えてるかわからないし、トウマもそういうのは疎いだろうし、カナに至っては論外だ。
そしたら、ほうら、もう残っているのは内田しかいないだろう?」
「わたしは残り物なの?」
消去法的な扱いに、内田は少しだけ胸が痛んだが、
「そんなことないよ。『マコちゃん』の時もそうだけどさ、内田には色々お世話になってるし、
こう見えてもオレ、お前のことけっこう信用してるんだぜ!」
そう言って、ニッカリ笑ってみせるマコトに、内田は突然自分の胸の中で何かが跳ねたような錯覚に襲われた。
もしかしたら、顔も赤くなってしまっているかもしれない。恥ずかしくなって、少し俯きながら、
「……わかった。いいよ、どうやったらハルカちゃんが喜ぶ告白になるか、考えてあげる」
「本当か!?」
「でも……ちょっとこういうのは難しいから、少しだけ考える時間が欲しいんだけど……」
「それくらい構わないよ!! いやー、やっぱり内田は頼りになるよ! ありがとう!!」
そう言って、マコトは嬉しそうに内田の両手を握り、ブンブンと振って見せた。
「ぁ」
その手の感触に思わず、声をあげてしまう内田。また胸の中で、何かが跳ねた感触――。
「それじゃ、また明日学校でなー!!」
千切れんばかりに大手を振って、去っていくマコトを見送りながら、内田は考える。
(マコトくんと話すだけで、手に触れるだけでこんなに変なキモチになるなんて……)
釈然としない気持ちを抱えたまま、内田もまた帰途に着いた。
660 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:31:04 ID:7SLEYr1V
「『女の子の理想の告白シチュエーション108。私のカレの殺し文句は108式まであるぞ!!
こんなことを彼氏に言われたら、きっと貴方もヘブン状態!!』って、はぁ〜、こんなの本当にあてになるのかなぁ〜」
その夜、内田は部屋で一人、少女漫画誌の恋愛特集の記事を眺めながら溜息をついていた。
記事には『こんなシチュエーションで彼氏に告白されて私はオチました』的な体験談がいくつか書いてあった。
最近の少女漫画誌は、かなり進んでいる。
同年代の女子が体験したとは思えない数々の過激なラブシーンに時には目を覆いつつも、
内田は参考になりそうな記事を次々に読み進めていった。
「う〜ん……」
が、思わず首を捻り、唸らざるを得ない。
いくら進んでいるとはいえ、小学生が喜ぶような内容で高校生のハルカに響くようなものがあるのだろうか?
それ以前に、どんな洒落た方法でマコトが告白をしようとも、それを受け入れるハルカの姿が、内田には想像できない。
「どう考えても難しいよね……」
マコトが聞いたらオーバーアクションで声を張り上げて反論しそうだが、内田はそう呟かざるを得なかった。
では、万が一にも告白が成功した場合を無理に考えてみればどうだろう?
何事もまずは成功のイメージを思い描くことから……そんな格言を思い出しながら内田は無理やりに想像した。
「!」
と、頭の中にハルカとマコトが笑顔で手を繋ぎあっているような場面を想像した時、
内田は得体の知れない嫌悪感が五体に染み渡るのを感じた。
すぐに頭をブンブンと振ってその嫌悪感を追い出し、気を持ち直す。
「と、とにかく頼りにされているなら何とかそれに応えなくっちゃ!」
改めて声に出して己の役割を再認識させる。
理由のわからない感情は長続きはしない――が、そのかわり断続的に何度でも襲い掛かってくる。
奇襲が収まるのは、その感情の正体を自身が自覚した時。
「なになに……『彼氏の突然の抱擁に、私の身体はヘブン状態』……だからヘブン状態ってなぁ〜に〜!?」
彼女がそれに気づくには、まだ少し時間がかかりそうだった。
661 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:31:56 ID:7SLEYr1V
「内田、おはようっ!!」
「あ……おはよう、マコトくん」
翌日、朝の教室に威勢よく現れたマコトは、内田の姿を認めるや否や、闘牛のごとく走り寄ってきた。
「で、どうだった? 何かいいアイデアは……!?」
はやる気持ちを抑えきれないように、マコトは内田の肩を掴んで前後に揺らしながら尋ねる。
あまりのマコトの様子に、クラス中の視線が二人に集まっていた。
「ちょ、ちょっと……その話はまた後でするから、ね?」
そうしてその場は何とかやり過ごしたものの、
「やっぱり、ユカはマコトくんと仲がいいんだね〜」
女子連中にからかわれてしまうのは何とも気恥ずかしい思いだった。
「今日のマコトくん、なんだか張り切ってるね〜」
親しい仲の吉野にまでそんなことを言われ、
「……もうバカ野郎達が元気になる季節になったのか?」
チアキにもしみじみそんなことを言われた。
そして放課後――。
「え、とにかく告白のカギは相手をヘブン状態にさせること?
何言ってるの、内田……。もしかしてアイスの食べすぎで頭おかしくなった?」
「わたしはマコトくんじゃないからそんなにアイス食べないよ!
それにアイス食べ過ぎても頭は痛くなってもおかしくはならないよ!
それにせっかく調べてきたのに、そんな言い方は酷いよ?」
「ああ、そうだよね……。ゴメンゴメン!」
昨日と同じく、帰路を共にしながら、告白の作戦を練っていた。
(そう言えばマコトくんと二人だけで帰るのなんて珍しいんだよね。いつもはチアキとかも一緒だったし……)
そう思うと、内田は妙に意識が過敏になってしまう。
同じくらいの背丈で、大して変わりもない歩幅をマコトよりも小さくしてみようなんて思ってみたり。
だけどそんなことをして何になるのだろう、という疑問は相変わらずだったり。
662 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:32:30 ID:7SLEYr1V
「内田はもしかしてなんかそういう系の雑誌とかの記事を参考にしてたの?」
――と、内田がヘブンなんちゃら〜というのは少女漫画誌からの引用であることを伝えると、マコトは気が抜けたようにそう言った。
「いけない? これでもわたし、昨日の夜一生懸命調べたんだよ? おかげで宿題をやるのも忘れちゃったし……」
そう言えば今日、内田は算数の授業で課題の範囲を解いてきていなかったことを教師に咎められていた――マコトは思い出す。
「そうだったのか。それは悪いことしちゃったな」
「ううん。べつに……」
べつにいいよ――そう内田が言おうとした時、マコトは急に真面目な顔になって、
「でもさ、オレが聞きたかったのはそういうことじゃないんだ。べつに雑誌の中の女の子がどうとかじゃなくてさ、
内田がもしハルカさんの立場だったら、どういう告白なら応えたくなるのか、それが知りたいんだ」
そんな真面目な顔をしているのを見て、クラスの女子達がマコトに対して抱いているイメージもあながち幻想ではないのかも、一瞬内田は思った。
「それって……つまりはわたしがどういう風に告白されたら嬉しいかってこと?」
「うーん、まあそういうことになるのかな」
が、やはり内田にはマコトの真意が理解しかねる。
「でもおかしいよそれ。わたしはハルカちゃんじゃないんだし、わたしが喜ぶことをハルカちゃんが喜ぶとは限らないよ?」
「そうなんだけどさ。まさかハルカさんに『どういう風に愛の告白をされたら嬉しいですか?』なんてオレが聞けるわけないだろ?」
「確かにそうだね……」
ここで、『内田がマコトの代わりにその質問をハルカにする』という選択肢が二人に浮かんでこないのは、
春になると元気になる性質を持つもの同士だからというべきか。
「でも……わたしでいいの?」
内田は立ち止まると、顔は俯きがちに、視線だけを上目遣いにして、小さくマコトに尋ねた。
「ああ。よくわかんないけどさ、内田に聞くのが一番確実な気がしたんだ」
663 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:34:45 ID:7SLEYr1V
――!!
(なんだろう? 今、胸が締め付けられるような感じが……)
内田を襲ったのは昨夜何度か感じたそれにも似た感覚。だが今回は少なくとも嫌悪感ではなかった。
「でもわたし、残り物だったんじゃないの? 今更そういう言い方はちょっと引っかかるなぁ」
が、すぐに気を取り直し、何とかマコトをからかってみせた。すると、
「だからそれは昨日も言ったじゃんさ〜、勘弁してくれよ〜。これでもオレは……」
『内田のことを信頼しているんだ』と来たはずだろう、マコトの言葉を遮り、
「わかったよ。わたしもへんに考えすぎてたみたいだね。じゃあ、それはまた明日教えてあげるから」
「ええっ! 何だよ〜、別に今教えてくれてもいいじゃんか」
「ぶっぶっー!! こういう大事なことは女の子には考える時間がいるの!
今のは減点だな〜、そういうデモクラシーのなさはハルカちゃんに嫌われちゃうよ〜?」
「ううっ!! わかったよ……それじゃあまた明日な」
ちなみにデモクラシーではない。恋に民主主義もクソもない。恋とは相手を何がなんでも自分のモノにしたいという一種の独裁主義的感情だ。
勿論、そんなことに気付かないのも春になると元気になる同士の(ry
とにかく、マコトは残念そうに肩をすくめながら、一人で帰途へとついた。
その後姿を見送りながら、内田は思考に耽っていた
(わたしがどういう告白をされたら嬉しいかか……。
本当は白馬の王子様が〜、なんて夢見ていたんだけど、マコトくんの真剣そうな顔を見てたら、そんなこと言えないな〜)
そもそも内田とて、異性に告白された経験などないのだ。
経験がない以上、所詮は自分の想像と理想を上手く組み合わせて答えを出さなくてはいけない。これは結構時間の掛かる作業だ。
それに、
(昨日から、マコトくんのことを考えたり、マコトくんと話していたりすると、何か変な気持ちになるんだよね……)
この得体の知れない感情に決着をつけることも必要だと、何故かそんな気がしていた。
そして、『内田のことを信頼しているんだ』というマコトの台詞の、
『信頼』という部分がどうにも気になって頭から離れぬまま、内田もまた帰途へとついたのであった。
664 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:35:53 ID:7SLEYr1V
「さて内田よ! まずはお前の話を聞く前にだな、昨晩オレもオレなりにどういう告白の仕方が理想的か考えたんだ!
まずそれを聞いてはくれないか!?」
「えーと……別にいいけど」
翌日――。三日連続の二人きりの帰途で、マコトが突然に言い出した。
ちなみに流石に三日連続となると、周りの目も誤魔化しようがない。
翌朝待っているだろう、女子連中の冷やかしには頑張って耐える覚悟を内田は決めている。
「例えばこういうのはどうだ?
『ハルカさん、一生僕のためにお味噌汁を作ってください』って……」
「それじゃ告白を通り越してプロポーズになってるよ?
それに今は男の人も料理をする時代らしいし、そういう考え方はどうかなぁ」
「うっ……昨日やってたドラマで見たんだけどなぁ。それじゃこれはどうだ?
『南君!!』と高らかに彼女の名を呼んだオレはハルカさんと熱い抱擁を交わす。
しかしそんな二人の仲を裂くように猛スピードで突っ込んでくるクルマが……」
「……それもドラマでしょ? そのままだと次はハルカちゃん、記憶を失っちゃうの?
流石にそれはかわいそうだと思うなぁ。っていうかそれ、もはや告白じゃないよ?」
「うっ……なんでわかるんだ!? じゃあこれならどうだ!!
休む暇なく家事に追われるハルカさんの流れ落ちる汗をオレがふき取ってあげるんだ。
少しずつ、ゆっくりと、丁寧に……そしていつしかハルカさんはヘブn」
「マコトくん!」
「ひっ!」
放っておけばそのままどこまでも暴走していきそうなマコトを、内田は一喝した。そして母親にしかられたかのように固まるマコト。
「雑誌とかテレビに乗ってるような方法じゃなくて……って言ったのはマコトくんの方じゃない。
それにわたし……これでも昨日、また一生懸命考えたんだよ?
わたしは……どんなふうに……告白されたら……嬉しいのかなって」
「ゴメン。ちょっと調子に乗ったよ。じゃあ内田の意見を聞かせてくれよ」
神妙な面持ちになったマコトに促され、内田は大きく一つ息をつくと、勇気を振り絞って言った。
「うん、あのね、わたしは――」
665 :
黒い人:2008/04/02(水) 00:38:40 ID:7SLEYr1V
以上。
続きます。
藤岡がどうケイコヤリコを陥れるのかを夢のなかで考えながら寝ます。
おやすみなさい。
イイヨイイヨー
ちょっ
いいところで…
次回期待してます
黒い人氏
GJです
ここで終わりは殺生ですよw
残り15KBですけど次スレを準備した方が良いのかな?
乙です
おかわり最終回視聴しました。最後のは未来(高校生くらい?)カナっぽいけど、藤岡と結ばれてたらいいなと思いますよ
チアキをシュウイチとフユキが取り合うのを妄想しましたが、時間があまりないのでSSは先になりそうです
個人的には吉野→シュウイチ→チアキ←フユキみたいな関係かと勝手に妄想はしてるんですが……
色の濃い野菜とフユキだけは勘弁してください
>>669 このスレッドの住人は温厚で優しい人間の集う素晴らしいスレッドなんだ。
でもね、過去の事から言って、冬木が出るとなると一斉攻撃を受ける可能性は極めて高いよ。
ここの住人はみなみけを愛しているんだ。
でもSSは読みたい!上手い事フユキだけを無き物にしてぜひ書いてほしい!
>>679 悪いことは言わん、吉野と千秋だけにしておくんだ。
わかりました。僕もフユキはあまり好きではないんですが、キャラをフルに使った方がいいのかな?、なんて
一応、振られる予定ではあったんですけど、やっぱ蛇足キャラではありますし
つくづくフユキってみなみけワールド唯一にして最大のヒールだなあ……
この憎まれっぷりは、50年代アメリカマット界の、観客からガチで殺されかねなかった
日系人ヒールレスラー級だなw
哀れ冬木真澄、アスリードの使い回しが悪いばっかりにw
次スレの季節?
15KB切ったから長編が来たらちょっと足りんかも。
長編SSが投下される事を祈りつつ次スレ立ててくるよ。
>>678 乙です。
でも、今から自分が投下するのはエロくもないし短いので、
こちらに投下させていただきますw
学校が終わった後、吉野と内田はチアキの家に遊びに行くことにした。
別に一緒に宿題をやろうなどといった目的があるわけでもなく、ただ遊びに行くだけである。
そして、教室の掃除を終わらせ、3人が南家に到着するとカナが玄関に出迎えてくれた。
「おう、おかえり。おや? 吉野と内田もよく来たね」
「「お邪魔しまぁす」」
「あぁ、上がりたまえよ。トウマと藤岡も来てるぞ」
「藤岡も?」
藤岡の名が出るとチアキの顔が少し緩んだ。余程藤岡のことを気に入っているのだろう。
吉野はその様子を見る度に、チアキは本当に藤岡のことが好きなんだと微笑ましく思えてくる。
一緒に来た友人はチアキの嬉しそうな様子を見てよからぬことを考え出したのか、
脳にお花畑が出来上がっているような表情をしているが、あえて触れずに居間へ向かうことにした。
「あ、こんにちは」
「よぉ、吉野と内田も来たのか」
先ほどの喜びが嘘だったかのようにチアキの顔が険しくなった。トウマがチアキの特等席に座っていたからだ。
内田がチアキの変わり具合にビクビクと震えだした。
「…ちょっと着替えてくる」
怖がる内田をよそに、チアキは不機嫌そうに自分の部屋へ着替えに行った。
「チアキちゃん、どうしたんだろう?」
「さぁ? 吉野、何かあったのか?」
トウマに話を振られたものの、吉野はチアキが気を悪くした原因である2人の鈍さに呆れつつ、
自分達もわからないということにして流しておいた。
「そ、そういえばさ、トウマと藤岡君も仲いいよね!」
気を取り直そうとしたのか、さっきまで怯えていた内田は話題を変えようとした。
「何かサッカーの話で意気投合したらしくてさ、さっきだって私がついていけない話をしてたぞ。
まったく、私もついていける話をしてほしいもんだよ」
「へ、へぇ…」
「藤岡と話していると楽しいしな。それでつい熱くなるというか」
「はは、オレもついつい話し込んじゃうんだよ。何か弟ができたみたいで嬉しいしさ」
そんな他愛のない会話が行われている中、吉野はトウマと藤岡の様子をジッと見ていた。
あまり人に甘える様子を見せないチアキが藤岡に身体を預けるのはよく見る。
普段はその様子を微笑ましく思い、見守っているだけだった。
しかし、チアキだけでなく、トウマも同じ事をしている。それを見て、そんなに居心地がいいのかと気になり始め、
自分も少しだけでいいから座ってみたいという衝動に駆られつつあった。
「吉野、どうしたんだ? さっきから黙り込んで」
「うぅん、何でもないよ」
カナに話し掛けられても平静を取り繕うものの、頭の中ではどうやったら座れるものかと考えていた。
今はトウマが座っている。トウマも気に入っている様子だし、普通に頼んで譲ってもらえるのかと疑問に思う。
しかし、問題はトウマよりもチアキだ。仮にトウマに譲ってもらったとしても、
自分が藤岡の膝に座っている所をチアキに見られたら、厄介なことになるかもしれない。
(そうだ…!)
少し考えると吉野はあることを思いつき、藤岡とトウマに近づいた。
「ん? 吉野、どうしたんだ?」
「ねぇトウマ、少し左にずれてくれるかな?」
「うぅんと、こうか?」
吉野に言われた通りにトウマは左に寄り、藤岡の左足にくっつく形になった。
「うん、ありがとう」
お礼を言うと、藤岡の前に行き、背中を向け右側にできたスペースにちょこんと座りだした。
「え?」
吉野の思いもよらぬ行動に藤岡は戸惑いの言葉を出してしまった。
その様子を見ていたトウマを始めとした他のメンバーも言葉を失った。
「藤岡君、突然ごめんね。辛くない?」
藤岡の方に振り向き、確認をとる。顔が近いので少し動揺してしまうが、決して表情には出さない。
「う、うぅん。足を少し広げれば、別にどうってことはないよ」
「そう、よかった」
藤岡の返事を聞くと、吉野は藤岡の右半身に身体をくっつけ、頭を藤岡の右肩に寄りかけた。
何とか座ってはみたものの、トウマと無理に座ったために正直狭い上に少し暑苦しくなった。
しかし、自分をちゃんと受け止めてくれている感触は決して悪いものではない。
少し座っただけではチアキやトウマがどんな気分になっていくのかわからない。
だから、もっとじっくりと確かめていきたいという願望が大きくなっていくのだった。
「けど、吉野。そんなにそこに座りたかったんなら、トウマにどいてもらえばよかったんじゃないのか?」
カナのもっともな意見に内田も興奮気味にウン、ウンと首を縦に振っている。
トウマもカナと同じ意見らしく、吉野に目で答えを求めている。
「え、えっとね…」
しかし、吉野が答える前に着替えを終えたチアキが居間に入ってきた。
「……これは、どういうことだ…?」
まさかトウマだけでなく、吉野まで自分の席を取っているとは思わなかったのか、
チアキはその光景に驚きを見せたものの、すぐにまた不機嫌になった。
不機嫌なだけではなく、怒りや嫉妬も混じっているのか、頬が赤く染まっている。
チアキが他の言葉を口にする前に、先に吉野が口を開いた。
「あっ チアキ。ちょうど良かった」
原因がわからない者も中にはいるが、それでもチアキの機嫌が良いものではないことぐらいはわかる。
それなのに何がちょうど良かったのかとその場にいた全員が不思議に思う。
火に油を注いだんじゃないかとハラハラしながら見守る者もいる中、吉野は言葉を続けた。
「ほら、こうすればチアキも座れるでしょ? ちょっと狭いけどね。
藤岡君は大丈夫かなと思って実際にやってみたんだけど、大丈夫みたいだよ。ね?」
「あっ うん」
今度は藤岡の方に振り向き、確認をとった。藤岡も少し戸惑いつつも頷いた。
「ほら…、チアキ」
「あ、あぁ」
吉野は立ち上がって、チアキに自分が腰掛けていた場所に座るように促す。
腑に落ちないといった感じではあるが、チアキはとりあえずそれで納得し、吉野の言う通りにしておいた。
(あ〜あ、もうおしまいかぁ…)
トウマと無理して座ったのは上手い言い逃れができるようにとの妥協案であった。
カナはそれを理解したのか、感心した様子で吉野を見ていたのだが、吉野は内心あまり満足していなかった。
チアキが戻ってきた時点で終わりと割り切っていたはずなのだが、いざ終わってしまうと名残惜しさを覚える。
また、やはり2人で座ったのでは、普段チアキやトウマがどういう心境で座っていたのかがわからない。
無理矢理言い訳を心の中でしながら、今度はいつか特等席を独占しようという野望が出てくるのだった。
「…なぁトウマ。何か暑くないか?」
「いや、別に」
「そうか、でも私は暑いんだ」
「…そうか、なら降りたらどうだ? 藤岡と密着してちゃ余計暑いだろ?」
「………」
しばらくは2人とも大人しくしていたが、やがて徐々に雲行きが怪しくなっていった。
やはり2人だと狭いのか、チアキとトウマが今にも不満を爆発させ、
喧嘩がいつ起きてもおかしくない空気になっていく。
「あ、あのさ…」
そんな中何を思ったのか、内田が2人に声をかけた。
「だったら、どっちかが私と代わるってのは…」
「「お断りだ」」
「うわ〜ん!」
無謀な直球勝負を仕掛け、2人に軽く一蹴された内田を見て、
吉野は自分の野望を叶えるのは難しいだろうなとため息をつくのだった。
終わりです。埋めネタということで、ご容赦ください。
乙です
しかしこうやって見たら本当に藤岡ハーレムですね
まぁ藤岡好きだからいいけど
>>683 GJこの乙野郎!
吉野ネタって少ないから貴重だよ!吉野可愛いよ吉野!内田もバカワイイよ!
最後の内田なんて頭の中で簡単に想像できたww
今後、吉野が無事座れるまで書く義務があると思うのは俺だけなのか?
>>680 GJです
この話しをヤンマガで読んでみたいw
素晴らしい!
GJ
>>683 GJ!
吉野×藤岡とはまた新しい・・・
吉野かわいいよ吉野
>>669 冬樹は嫌いだからあまり使わないでほしいなぁ。
どうしても必要なら、マコトにすればいいと思うんだ
>>683 GJ!!
これは最後まで見てみたいww
GJ!
吉野かわいすぎる!!!
たのむ俺の膝のうえn(ry
内田もかわいいよ!内田!たのむ俺の膝n(ry
「……で、保坂先輩、部活が終わった後に用ってなんですか?私、お腹すいてるんですけど。」
「うむ、実は南ハルカの為にフランス風弁当を完成させたのだが、渡す前にマキに試食してもらい感想を聞かせて欲しいのだ。」
「つまりお弁当の毒味……じゃなくて味見って事ですか?」
「そうだ。」
おもむろに弁当箱を開ける保坂。すると中からは、美しく盛り付けられたフランス風弁当が姿を現した。
「コレ本当に保坂先輩が作ったんですか?!」
「無論だ。さぁ早く食べて感想を聞かせてくれ!さぁ!!」
「わ、わかりましたから脱がないでください!……きもちわるいなぁ……もぐもぐっ……」
文句を言いながらもマキは口へ弁当を運び驚く。見た目もさる事ながら、味まで超一流。美味しいという言葉しか浮かんでこない。
「保坂先輩!これ、凄く美味しいですよ!……あむっ、もぐもぐ……ほぃひぃへふ!!」
夢中で食べ続けるマキを保坂はジッと見つめ続ける。そしてマキはお腹が空いていたと言う事もあり、あっという間に弁当を完食した。
「ふぅー、ごちそう様でした。凄く美味しかったし、これならハルカも喜ぶと思いますよ。(いきなり渡すのは気持ち悪いけど……)」
「……で、どうだ?」
「え?だから美味しかったって……」
「そうじゃなくてだ、こう……元気になったりしないのか?」
「はい?……そう言えばなんだかさっきから体が熱い様な……??」
―――体が熱い様な気がする……マキも最初はその程度だと思っていた。しかし時間が経つごとに体に異変が起き始める。
鼓動はどんどん速くなり、体だけでなく子宮まで熱くなってくる。体の異変に気づいたマキは思わず後ずさりをした。
「はぁっ、……はぁ…ッ、……!!!!?……ひゃ……んっ!」
体に走る激しい快感に思わず大きな声をあげ、慌てて振り返るとそこには机があった。
(―――机にお尻が当たっただけ……?でも……体が疼くって言うか……もしかしてさっきのお弁当?!)
そう思ったマキは保坂に詰め寄り尋ねる。
「ほ……保坂先輩。……んっ、……お弁当に何か変な物入れませんでしたか?」
「南ハルカに渡す弁当に変な物など入れるはずがないだろう。……ただ、」
何かを探す様に保坂はカバンの中をあさり、薬の様な物を取り出し机の上へ置く。
「実はネットで『女性を元気にする』という薬を見つけたんでな、育児疲れにもてき面と思いコレ入れてみたんだが……」
「ぁっ……、……く、薬?……び……やく…………って、媚薬ですか?!」
マキが見た入れ物には、確かに媚薬と書かれていた。
「うむ……これで南ハルカも元気になると思い……」
「そんな……じゃあ私の体、今大変な事に……んっ、」
「5錠ほど入れてみたんだが。効果はそんなに得られなかったようだな。」
「ご、5錠?!ここに一回1錠って書いてるじゃないですか!!」
「だが一杯入れた方が元気になるだろう。……それよりもマキ、さっきから顔色が悪いが大丈夫か?」
そう言いながらマキへ近づく保坂。
「ダメです、……今、体に触られたら……私、それだけでもイッちゃいそうなんです……ダメ、ち……近寄らないでください!」
以前、保坂×マキの要望があったので、埋め埋め作業に使いました。
埋めるまでに続きを!
薬は必要以上に取ると毒になるというのに…w
保坂はエロイことは一切考えないんだよなあ
そこがいい
「何を言っている。可愛い後輩が苦しんでいる姿を見過ごす程、この保坂落ちぶれてはいない。」
「だ……だから何でそこで脱ぐんですかー!!」
「さぁマキよ、苦しいのならこの胸に飛び込んで来るがいい。オレがすべて受け止めてやる!」
「はぁ……っ、ん……ぁ…………け、結構ですから、……保坂先輩は服を着てあっち行ってください!」
とにかくこの場から脱出しようと、マキは内股になりながらもゆっくりジリジリと後ろへ下がっていた……が、
保坂はそれよりも早いスピードでマキへと迫ってくる。そしてとうとうマキの頭を両手で掴み、
顔を胸に押しつけると、そのまま全身性感帯と化したマキを強く抱きしめてしまった。
「うむ、もう大丈夫だぞ。」
「ひゃ……っ、うぅ……あっ、ダメです……んっ…………ふぁぁぁっ!!」
保坂に抱きしめられながら絶頂を迎えてしまったマキは、膝をガタガタと震わせながら保坂にしがみつく。
しかしそれ故に、スカートの中から吹き出した愛液は、保坂のズボンまで濡らしてしまった。
「……マキ、教室でおしっこを漏らしてはダメじゃないか。」
「誰のせいですか……誰の……!それにコレ、おしっこじゃありませんから!」
「?……まぁいい。とにかく綺麗に拭いて帰るとしよう。」
そう言って掃除箱の雑巾をとる為に振り返る保坂、しかしマキは保坂の手を掴んで離さない。
「保坂先輩……こうなったら私の体が元に戻るまで……責任とってもらいますからね……。」
この辺で埋まるかな(;´Д`)
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j:': : :l: |{ ィ|7i:::::(ィト V:/ /'_ |:イ小 : . :|!: | これが最後の一手だぞ
/: :.{ハ 廴.ツノ ノ'′ァァ=ミリ |:. : . :ト:. ! バカ野郎
/ : :{: : 、V ,` ー {i:::::(.ハ. l/ .: l/ |リ
/ : ィ´ト、: :ヽ\'/l/ , 、辷シノ /: /:.:/ }′
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