スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ part3

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394みどりの日:2008/02/25(月) 23:46:57 ID:J/gXBGeL
>>いたるシリーズ氏
参りました。
「毎晩こんなえっちでは体がもたない。(拙作)」を、
誠の方にするとは。
見事な返し技をくらったような、清清しい感じです。
これを読めただけでも、
恥を省みず拙作を投稿した甲斐があったというものです。
395名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 00:00:36 ID:PUx/8aIT
>390-393
乙!誠が幸せ?なオチ初めて見たかもw
ブログでの連載もwktkしてます。

>みどりの日氏
こういう話も好きなんで頑張って欲しいです。
396名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 00:57:04 ID:jergV582
>>394-395
ご感想ありがとうございます。

>>394
前々回のダイエットへの誘導は心が言葉へついた嘘と言うのが
前提になっているので作っていただいた話からは辻褄が合わなくなるのと
今まで使ってきた言葉と誠の設定や立場がまるで変わってしまうので
どうしても続けられませんでした。


楽しみにしていますのでこれからも色々と投稿してくださいね。

>>395
立場の弱い誠にも安息を与えてみましたw

ブログの新しい話は始めたばかりなので生暖かく見守っていてくださいw
397water:2008/02/26(火) 01:15:50 ID:CRRqTBdt
三話を投下する。

世界についてだが刹那がいること+寝とってる光の方が不利な立場ということで
ガンガンいかせることにした。
398water:2008/02/26(火) 01:16:16 ID:CRRqTBdt
誠が教室へと戻ってくると世界の怒声が耳に響いた。
「光、もう一度聞くわ。誠とどういう関係なの?」
「私、何が何だがさっぱり分からないんだけど…なんで私が伊藤と…。」
世界が光に罵声を浴びせる。誠が教室に戻ってきたのを気付いた刹那はこちらに歩いてく
る。心なしか少し怒ってる様子だ。

「伊藤、光と関係を持ってるっていうのは本当なの?」
「まった。まずなぜこんなことになってるか説明してくれ。」
「4組の子の話だけど、伊藤と光は世界に黙って付き合っていて、結婚の約束までしてい
 ると聞いた。」
「4組の子って…誰だよ。」
「小泉さん達が廊下で話してたのを聞いた。」
「清浦はそれを鵜呑みにしてるのか?」
「してない。だから伊藤に直接聞いてる。」

刹那は誠を刑事が被告人を見るかのように見つめている。誠は図星をつかれて黙ることし
か出来ない。黙ったままの誠を見て刹那が続けて話をしてくる。
「否定しないの?だったらこれはデマじゃなくて本当のこと?私はデマだと思ったから伊
 藤がきっちり世界に誤解を解いてくれれば解決する話だと思ったのに。」
自分で女関係をなんとかすると言っておいて自分自身で解決できなかった自分に腹がたつ
が、今がその時だと思って誠は刹那に真実を話すことにした。

「本当は、自分自身の口で世界に言いたかったんだが…俺は光と関係をもっている。」
「どういうこと?話して…。光の学校の伊藤と接する様子からみるととてもそうは思え
 ない。」
「ああそうだろうな…。あいつは演技をしてるからな、みんなに分からないように…。」
「世界にばれないように?騙しだよねそれって…。いつから関係持ってるの?」
「4ヶ月ちょっと前から…。」
「そんな前から…ひどい。」

刹那は今も言い争ってる世界と光を見てそう呟く。
「光を責めないでやってくれ。俺がしっかりしてないのが悪いんだから。」
「これじゃ世界がかわいそう。赤の他人と浮気してるならまだしも、世界の友人である
 光となんて…。」
「世界には悪いと思ってるよ。」
「嘘でしょ。じゃあなんで二股が4ヶ月も続くの?世界の事を大事にしてないからこそ
 そういうことができるんじゃないの?」
刹那は容赦なく誠に言葉を浴びせ掛ける。刹那は世界の古くからの友人なのでその分怒
りも半端ではないのだろうと誠は思う。
「ごめん。あの時の俺は本当にどうかしてたんだ。」
「私に謝るんじゃなくて世界に謝って。」
「ああそうだな。でも俺は本当に…。」
誠が何か思い悩んでるのを感じ取ったのか刹那は少し口調を和らげて質問してきた。
399water:2008/02/26(火) 01:16:51 ID:CRRqTBdt
「伊藤…4ヶ月前に何があったの?」
「話すとすごい長くなるんだけど言わなきゃならないだろうな…。」
「うん。話して。」
刹那に誠が事の詳細を話そうとした瞬間、横からものすごい怒声が耳に響く。
「誠!!一体全体これはどういうことなの?光と関係持ってたなんて…納得いく説明して
 くれるかしら。」

誠が横を見るといつのまにか世界が近くまで来ていた。少し遠くでは光が気まずそうな表
情でこちらを見ている。
「とりあえず世界落ち着いてくれ。」
「落ち着いていられるわけないでしょう!!」
誠が世界をなだめるが効果は無しでさらに怒らせたようだ。
「誠と光が相思相愛の仲だって聞いたんだからね。光はかたくなに否定してるけどさ。」
「世界、清浦の話してることと微妙に違うぞ。」
「私は1組のクラスの子が話してたのを聞いたのよ。光が誠の家に通ってるって。」
「何でそんな情報がこんなに広範囲で広がってるんだ?」

誠は今までのことを振り返る。いつも毎晩のように光は自分の家に来ていたが極力分から
ないように学校では演技をしてるし、自分の家から登校するときは電車の時刻をずらした
りと策を練っていたのを一番近くにいた自分がよく知っている。どこから情報が漏れたの
か分からない。もしかして…泰介か?自分の不注意で光の小物入れを見つけられてしまっ
たが…。でも黙っておいてやるって言ってたし…うーんわからん。
誠はいろいろ考えていたが世界の一声で我に戻る。
「問題はそこじゃないでしょうが!!誠が光と浮気してるのか、してないのかを聞いてる
 のよ。」

誠が世界に正直に話そうと思ったとき光がやってきて世界に言う。
「世界は私と伊藤の仲の悪さ知ってるでしょう。どうしてそんな情報鵜呑みにするの?」
「だって他の子から聞いたんだもん。」
光は自分と仲が悪いと言うことを前面に出してなんとか場を収めようと必死なんだろうが
刹那にばらした以上もうそんなことは無意味だ。だから光に教えてあげることにする。
「光…もういい。演技しなくていいから。清浦にはもう真実を話したから。」
「誠…。」
光は誠にそう言われ演技でなく素の状態に戻る。それを見て確信したのか世界がまた二人
に対して怒鳴る。
「やっぱり関係持ってたのね。信じられないわ、どうしてこんなことするのよ。」
「ごめん世界。」
「ごめんですんだら警察なんかいらないわよ。」
「本当にごめんなさい。」
誠が世界に対して謝るがそれでは怒りは静められず光の方を向く。
400water:2008/02/26(火) 01:17:28 ID:CRRqTBdt
「光、名女優ね。仲が悪い振りをしてたのは誠との関係がばれないためか、ふーんなるほ
 どねえ。」
「……。」
光は世界の話には反論できず黙ったままだった。世界が嫌味たっぷりにまた話す。
「光ってさあ、澤永のことが好きじゃなかったけか?それも演技?すごいわねえ。世界さ
 んびっくりだよ。今からでも役者の修行でもしたらどう?売れるんじゃない?」
「……。」
「黙ったままじゃ分からないわよ。何とか言いなさいよ名女優の光ちゃん。」
「……。」
「獅子身中の虫とはまさにこのことね。こんな身近に敵がいたなんてね。」
「……。」
「どうしてこんなことができるの?親友を裏切るなんて…。」
「……。」

世界の嫌味に対し光はうつむいて黙って聞いていた。時折拳を握ったり唇をかみ締めたり
必死に耐えてる様子だ。このままでは永遠に世界は光をなじりそうなので誠が世界を止め
る。
「やめろ世界。」
「誠。誠は光の味方をするの?私のことは好きじゃないの?ねえ答えてよ、ねえ…。」
世界は感極まってきたのか目から涙が溢れ始め誠の肩を両手でつかんで揺さぶる。
「誠の彼女はあたしなんだから光の味方なんかしないでよ。」
「……。」
誠は世界の物言いにどう反応していいかわからず黙ったままだった。その場で今まで黙っ
ていた刹那が世界に話す。
「世界…。落ち着いて。」
「刹那…刹那…うわあああん。」

世界は刹那の胸に顔を埋め本格的に泣き始めた。刹那は誠の方を見て話す。
「伊藤、今は世界が落ち着いて話を聞ける状況じゃないから込み入った話はまた今度…。」
「ああ…分かった。」
「光もそれでいい?」
「……。」
「光?」
「……誠に任せる。」
「そう…。」
刹那は光の元気がない返事を聞き世界をなだめる事に専念しだす。誠は見るからに気持ち
が沈んでいる光に話し掛けようとするが、先に話し掛けられる。
「誠…席に戻ろうよ。ここじゃ話しづらいから。」
「分かった。自分たちの席に戻ろう。」
誠と光は自分たちの席に戻る。
「世界も刹那も怒っちゃったね。」
光は落ち込んだ表情で誠に話す。 
401water:2008/02/26(火) 01:18:11 ID:CRRqTBdt
「そりゃ当然だろう。あの二人は昔からの幼馴染って聞いたからな。俺は清浦のあんな怒
 った顔見るのは初めてだ。」
「私も世界があんな怒ったのは初めてみるよ。私もしたことがしたことだから罵倒される
 のは覚悟してたけどあそこまでとは思わなかった。」
「それにしても、お前驚くほど何にも言わなかったな。」
「私のほうが寝取ってる立場なんだから明らかに立場が悪いし、それに世界と刹那の2対
 1ではきついもん。誠が割って入ってくれて本当によかった。」
「そうか。」

誠と光はしばらくお互い黙るが誠は光に確かめたいことがあるので聞くことにする。
「お前が風邪を引いて俺がお見舞いに行った時、骨を拾ってあげると言ったな。それって
 どういうことだ?」
「そのままの意味だけど?もう少し分かりやすく言わないと分からない?」
「ああ。教えてくれるか。」
「世界と別れた後、誠を他の女の子に渡すくらいなら私がもらうって意味よ。」
「えっそれって…。」

誠は光の方を振り向き光の表情をうかがうがからかってるわけではなさそうだ。光が頬を
赤らめて誠に話す。
「私はね…あんたのことが好きだから…。」
「えっと…それは本当?」
「うん…。今なら私を受け入れるのはともかく私の話を真剣に聞いてはくれるよね。」
誠は振り返る。泰介、言葉とのスワッピングが失敗して以降光や光の紹介する後輩を食い
物にしてきた。それでも光は常にそばにいたが自分は光のことを体だけしか見ていなかっ
た。まあ光もそんな自分に上手く対応していたようだが…。あれから月日がたちやっと自
分も落ち着き自分のずさんな女関係を正そうということまで考えついた。光はもしかして
自分が立ち直るのをずっと待っていたのだろうか。
「俺って荒れてたんだな本当に…。お前から家でそんなこと言われたこともあったけど気
 にもとめてなかったよ。」
「誠は桂さんの幻影をずっと追ってたもんね。ショックなのは分かるけど随分引きずった
 よね。」
「そうだな。気を使わせて悪かったな。」
「別にいいって…。」

誠は光の思いを受け入れるか受け入れないか迷う。世界との決着が付いていないからだ。
「光の思いは聞いたよ。でももう少し待ってほしいんだ。」
「分かってる。世界との問題もあるしね。」
誠と光は話を済ませ午後の授業の準備に取り掛かるが、席に戻ってきた言葉が光に声を
掛ける。
「大丈夫だったんですか?」
「まあなんとかね。また話し合いはしなければならないけど。」
「そうですか…。」
言葉は特に気にとめもせず席に座り授業のチャイムが鳴り授業が始まる。その後の授業は
誠はいろいろ考えていてろくに頭に入らなかった。放課後になり家に帰るとき誠は光にし
ばらく来ないで欲しいと申し出をし光はそれを承諾した。そして誠は家に帰り一人でこれ
からどうするか考える。何しろ犀は投げられたのだ、決断をしなくてはならないと誠は考
えるがさらなる悩みの種がこの後増えることになる。
402water:2008/02/26(火) 01:18:47 ID:CRRqTBdt
次の日の朝、誠は駅で電車を待っていた。
「伊藤、奇遇だね。」
「よお、加藤か。こうして朝会うのは久しぶりだな。」
「そうだよね。電車は一緒なのに驚くほど接点がないよね。」
「今日は一人か?」
このところ乙女は妹の可憐と一緒にいるのが目立つので誠はそう尋ねてみる。
「可憐は今日は先に行ったよ。朝早くから学校でなんかやるんだってさ。」
「ふーん。委員会かなんかかな。」
「だと思うよ。ところでさ、伊藤、昨日伊藤を巡って女のバトルがあったんだって?」
「あちゃー。聞いてたのかよ。」
「あんだけ西園寺さんが大声出してたらねえ。そりゃばれるよ…。」

誠は昨日の出来事が頭の中によみがえる。喚きまくっていた世界、意外にもしおらしかっ
た光、世界をなぐさめていた清浦、修羅場を変な視線で見ていたクラスメイト、全て現実
に起きた事でありこの問題は自分で解決しなければならない。
「まあ、自分のしたことだし自分で何とかするよ。」
「そうなんだ。」
乙女は誠の言った事に対し淡々と返事をして誠に質問してきた。
「伊藤は西園寺さんとよりを戻すつもりなの?それとも…。」
「分からん。俺はどうしたらいいのだろうか…。昨日一晩考えてもいい案が思いつかなか
 ったし…。」

誠は今の自分の正直な気持ちを言う。昨日の今日だ、まだ心の整理が整ってはいない。乙
女は続けて話してくる。
「大丈夫よ。その子達とよりを戻せなくても伊藤と付き合いたいという人は少なくとも一
 人はいるから…。」
「そうなのか?」
「その子が誰か聞きたい?」
「聞きたいような聞きたくないような…。」
「教えてあげるよ……そのちょっとこっちまで来て?」
403water:2008/02/26(火) 01:19:23 ID:CRRqTBdt
誠は言われた通り乙女の近くまで寄っていく。乙女は覚悟を決めたような表情で話す。
「今、伊藤の目の前にいる子だよ。」
「え?加藤が…。」
乙女は顔を赤らめながらうなずく。誠は予想していない告白に大いに戸惑う。
「でもお前は仲のいい友人で…。」
「またそれだ。伊藤って私を女として見てないよね。私はずっと伊藤のことを異性として
 見てきたのに…。」
「今そんなこと言われても困るよ…。」
「とにかく…その…私は伊藤の事好きだから…。」

乙女の精一杯の告白を聞いて誠は修羅場解決をほったらかして乙女に行こうかと一瞬考え
るが、何とか思いとどまり乙女に言う。
「今、女関係で戸惑ってる最中なんだ。聞いてたから分かるよな。そっちを解決しなきゃ
 いけないから。」
「解決できなかったらどうするの?」
「ぐうっ。」
誠は乙女の言った言葉が胸に突き刺さる。確かにその可能性もなくはない。本当に困らせ
ることを加藤は言うなあと思う。
誠が思い悩んでいると助け舟が来たように電車が到着する。二人は一緒に乗ったがたまた
ま誰もいなかった駅のホームとは違い、電車の中は人がいるので恋愛話はうかつにできず
誠と乙女はとりとめのない話をしざるをえなかった。二人はそのまま学校へと向かい下駄
箱までやってきて誠は靴を履き替えていた泰介に声を掛けられる。
「よお、誠、加藤と一緒に登校か、いいねえ。」
「からかうなよ。ほら行くぞ。」
「そんなに急がなくても遅刻にはならないって…。」
誠は乙女から逃げるように泰介と一緒に教室の方へと向かっていった。
404water:2008/02/26(火) 01:20:07 ID:CRRqTBdt
乙女は誠と泰介を見送り自分も下駄箱をで靴と上履きを履きかえる。しかし何度思い出し
ても恥ずかしい…。ついに伊藤に告白してしまった。可憐の後押しもあったのだが自分が
これほど大胆になれるとは思いもしなかった。途中で電車が来てはぐらかされてしまった
が誠は私の気持ちをきっと受け入れてくれるだろう。そのためにも誠をめぐっていい争っ
てる二人の動向はチェックしないと…。そんな風に考えていると横からいつもクラスでい
っしょの小泉夏美、小渕みなみ、森来実に声を掛けられる。
「おはよ。乙女。」
「おはよう。」
「おはよー乙女ちゃん。」

乙女は挨拶をしてきた3人を見て挨拶を返す。
「うん。おはよう。今日は3人で登校?」
「ううん。校門のところでばったり会っただけ。」
夏美は乙女の質問に対し返答をする。来実が乙女に話し掛けてくる。
「それにしても乙女ちゃんの噂は本当だったんだね。昨日3組ですごい言い争いしてた
 もんね。はたから聞いてる分にはすごい面白かったけどね。きゃははは。」
「私も知り合いに聞いた話なんだけどまさか本当だとはね。」

乙女はそう来実に言うが知り合いなんて嘘で自分が情報源である。可憐に言われたこと
だが知り合いから聞いた話にしたことにしておけばもしもの時に苦情が来ないし、おし
ゃべりな友人に話してそこから噂を広めさせればあとは特に何もしなくても勝手に広ま
ってくれるとの事だ。そう言う意味ではこの3人に話したのは最適だったかもしれない
情報通の夏美、うっかり発言が多い来実、クラスのムードメーカ―的存在なみなみとお
しゃべり好きな子ばかりだ。4組の他の子にも話したが彼女達ほどは期待できなかった
だろうと乙女は思う。

それまで会話に入り込めず置いてきぼりにされていたみなみが乙女に話し掛ける。
「悪い噂ってすぐに広まるよね。今回みたいにさ。特にこの学校って恋愛に寛容だから
 そういう情報には他の高校より敏感だし…。今じゃ3年生も、1年生も知ってる子は
 知ってるしね。」

みなみにそう言われるが3年生はともかく1年生は可憐や一葉や二葉の功績が大きい。
自分と同じくクラスメイトに話しただろうし、学生の出入りが激しい下駄箱や食堂など
でもみんなに聞き取れるくらいの声で誠と西園寺と黒田の関係を話を膨らませてしゃべ
ったとも家で可憐から聞いた。わが妹ながら恐るべしだが味方になるとこれほど心強い
のもいないだろう。そうなると後は時間の問題、今回のようなことになるのは容易に想
像できる。万が一、二股じゃなくても苦情を受けるのは私達ではないので傷がつくこと
はない。乙女はみなみに返答をする。
405water:2008/02/26(火) 01:20:55 ID:CRRqTBdt
「いい噂はなかなか広まらないけどね。」
「だよね。不思議なものね。」
みなみは乙女の話に賛同するし来実もまた話に乗ってくる。
「噂が一人歩きしてる感もあったし。私なんか2組の子から伊藤が西園寺と黒田を孕ま
せたの?って聞かれたよ。」
「いやそれはないでしょう。」
いくらなんでもそれはありえないだろうと乙女は思い来実にそう言う。どこで捻じ曲が
ってそんな情報になったのか…私はもう少しオブラードに包んで言ったつもりだが…。
乙女は誠には悪いがまあいいかと軽く考える。夏美が乙女に別の話題を切り出す。

「それより乙女、今日伊藤と一緒に登校してなかった?」
「え?うん…。一緒に来たけど。」
「もしかして、乙女って伊藤にラブ?後ろから二人が話してたのを見た感じでは夫婦み
 たいだったけど?」
「はわわわ。な…何を言い出すのよ。た…ただの友人よ。」
乙女は図星をつかれぎこちない返事になってしまう。ばればれなのが分かってしまい来
実が呆れた表情になる。
「乙女ちゃんばればれー。隠すの下手だね。」
「うう…。」

乙女は自分の不器用さを呪った。こういうとき可憐なら上手く対応しそうなんだが…。
みなみが乙女に話してくる。
「でも今伊藤は修羅場の真っ最中なんじゃなかったかな?確か…。」
「うんそうなんだけどね。」
「ああ!もしかして、騒ぎに乗じて伊藤を取っちゃおうと考えてるとか?」
来実が乙女にそう言ってくる。来実の言ってることはほとんど当たりであり、それを見
計らって頑張って乙女は朝、誠に告白をした。後は誠が来てくれるのを待つだけだが…
どうにも不安だ。

乙女の不安げな顔を見て3人は乙女に話す。
「しょうがないな。乙女手伝ってあげるよ。伊藤は今関係こじれてる状態だし、乙女で
 も十分チャンスあるからね。」
「私たち3人で乙女ちゃん親衛隊結成だね。」
「でも乙女、告白とかした?」
夏美と来実が乙女に協力をすると言い、それに乗じてみなみが乙女に質問してきた。
「一応…朝。」
乙女は正直に答える。夏美が乙女に感想を漏らす。
「おお―すごいじゃん。てことは後は結果待ち?」
「そうなんだけど…。不安。」

乙女は自分の心情を明かす。来実はそんな乙女を気遣ってかちょっとあくどい提案をし
てくる。
「修羅場で西園寺と黒田が離れてくれれば文句無しだし、どっちか生き残ったらうちら
 が排除してあげるよ。」
「そう…ありがとう。」
夏美達が味方になってくれるならもしかしたら自分はいけるかもしれない。みなみが話
をまとめるように言う。
「うちらは乙女の味方だからね。」
「心強いわね、ありがとう。」
乙女は自分には可憐、一葉、二葉、夏美、みなみ、来実と仲間がいるから自分の誠への
思いは報われそうだと考えると元気が出てくる。乙女はそんな3人と一緒に教室へと歩
いていった。
406water:2008/02/26(火) 01:21:37 ID:CRRqTBdt
光は既に教室に入って自分の席に座り、昨日の出来事、これからの事を考えていた。
誠は私の思いを受け入れてくれるだろうか?今まで誠がずっと心ここにあらず状態だっ
たので自分も誠に合わせていろいろ対応したが、誠が改心したので私も素直に昨日誠に
告白をした。しかし、世界との二股問題が解決してないのでそれは保留にされている。
いつか話し合いをするんだろうがその予定はまだ決まっていない。
光は隣の席を見るがまだ来ていないらしく空席のままだった。
「ふう…。早く来なさいよね。いろいろ話したいことがあるのに…。」
空席に向かって愚痴をこぼす。

「光、ちょっと話があるんだけど?」
「何?世界…。」
今一番話したくない人物に話し掛けられて光は憂鬱な気分になる。
「実際誠とどこまで進んでるの?」
「それは…言えない。言ったら世界怒るでしょ…。」
「あっそ。」
世界は不機嫌なのを隠そうともせずそう吐き捨て光を睨む。光は世界を観察するが昨日
とテンションはあまり変わっておらず言葉次第ではすぐに爆発して喚き散らしそうな感
じだ。だから光は慎重に言葉を選ぶ。

「そのことは今度話し合おうよ…ね?」
「そうね。ただ一つだけ質問があってね。」
「何、質問って?」
「光は誠に一度でも好きって言われたことがあるの?」
光は胸に矢が突き刺さったかのようにズキンと痛む。そんなことは一度たりとも言われ
たことがない。今まで誠にセフレ扱いされていたんだから当たり前だ。
光がうつむいて黙っているのを見て世界は不敵に微笑む。
「その様子ではないみたいね。」
「何が言いたいのよ。」
「誠は光のことを恋愛対象として見てないということだけど。」
光は再度胸に矢が突き刺さり心が痛む。そうなんだろうか…。誠は改心しても私を体し
かみていないのだろうか…。そう考えると悲しくなってくる。 

「そんな…ことない。」
そう言うのが精一杯の抵抗だった。なので世界にはちっとも効かなかったようだ。
「そんな無理しなくてもいいのに。体だけの関係って素直に言えばいいじゃん。」
光は昨日のこともあって心の余裕が無くなってきており話の上手い切りかえしができず
再び黙る。
「私はまあ彼女だしね。格が違うわ。光は誠から見れば所詮セフレだし。」

光は今まで我慢を蓄積していたがついに堤防が決壊してしまった。
「あんたが誠の何を知ってるのよ。誠のうわべだけしか見てないじゃない。誠が悩んで
 ることすら気付いてやれないくせに。よくそれで彼女が勤まるわね。」
「な…何よ。」
世界は光に反撃をされ少したじろぐ。
407water:2008/02/26(火) 01:22:34 ID:CRRqTBdt
「彼女だったら彼氏の状態くらい気を配っておきなさいよ。」
「ふ…ふん。何よセフレの分際でえらそうに。」
「何ですって!!」
光は世界の昨日からの横暴な話しぶりにいろいろ切れてしまい不快感を隠さず怒鳴った。
二人がそれを境に口喧嘩が始まったので近くにいた言葉と山県愛がやってきて二人を止
めようと話し掛ける。

「黒田さん落ち着いてください。」
「世界、みんな見てるから…。」
二人はそれでもおさまりがきかない。
「桂さんは引っ込んでて!!」
「愛は関係ないでしょ!!」
言葉と愛はそう言ってまた言い争いを始めた二人を見て溜息をつく。
「弱りましたね。清浦さんか誠君がいれば止まりそうなんですけど。二人ともいないし。」
「うん。」

しばらく二人で言い争っていたが世界が愛の方を見て話し掛ける。
「愛はどう思う。光が私から誠を寝取ったことについて…。」
「ええ?」
愛は世界の声に反応するが明らかに嫌そうな顔をしている。巻き込まないでくれといわん
ばかりの顔だ。光も負けじと言葉に話しかける。
「桂さんは世界と私どっちが誠の彼女にふさわしいと思う?」
「えっと…。」
言葉も愛と同じく巻き込まないでくれという表情だ。しかし世界は愛、光は言葉を見て返答
を待っている。二人は本当に困った表情になりこの場から逃げたいのが誰から見ても分かる。
世界は味方が一人でも欲しいのか言葉の方を向く。

「桂さん、私の友達だよね…。」
言葉は世界のそれを聞き地雷にでも触れたのかそれまでの逃げ腰とうって変わって不快感を
あらわにして話す。
「都合のいい時だけ友達面しないでくれますか?私は西園寺さんの味方には絶対になりませ
 んから。」
世界は言葉の承諾を得られなかったので愛の方へと矛先が向かう。
「愛は私の味方だよね?」
「違うでしょ。愛は私の味方よ。」
世界と光が愛がどっちの味方につくかで言い争いを始め、愛は光の方を向いたり世界の方を
向いたりおろおろしだす。もはや誰も止められないと思ったがバンッッ!!と唐突に大きな
音が響く。
408water:2008/02/26(火) 01:23:15 ID:CRRqTBdt
光は体の奥底にまで響く大きな音を聞いて我に返る。刹那が手で自分の机をおもいっきり叩
いたらしい。自分も世界も我を失っていて刹那が来ていたことに全く気付かなかったようだ。
刹那がゆっくりと世界の方を振り向く。
「世界…。昨日家で学校での言い争いは迷惑になるからあんなにするなといったはず…。」
「でも…光が。」
「世界、私の言うことが聞けないの?」
世界は刹那のどすのきいた低い声で怖気づいてしまう。刹那は次に光の方を向く。

「光、今週の日曜日世界の家で話し合いをするから都合つくかどうか聞いてくれる?」
「う…うん分かった。」
光は刹那に相槌を打ちながら観察するが、クラスで騒いだことが相当頭にきているらしい。
昨日とはまた違った方向性の怒りだ。刹那はクラス委員ではあるが今回みたいに脅して力づ
くでクラスをまとめるキャラではないはずなのだが、彼女にそうさせざるを得ないほど私達
はうるさかったということだろうか?我を失って騒いでしまった自分を恥ずかしく思う。

光は刹那に尋ねる。
「刹那、手は大丈夫なの?」
「少し痛い。でもあまりにもうるさいからこうせざるを得なかった。」
「ごめんなさい。」
「うるさくするのは世界の家で存分にやればいい。学校ではしないで。」
「分かった。」
こうして修羅場の第2ラウンドは終わった。世界は刹那に促されて自分の席に戻っていった
言葉と愛は騒動がおさまりほっとした表情になり自分の席へと戻っていく。誠が教室に来た
のは全てが終わったその後である。

「おはよう光。」
「遅い!!大変だったんだからさっきまで。何をしてたのよ。」
「先生に捕まって泰介と荷物運びをしてたんだよ。いい迷惑だよ。」
「ふーん。あっそうそう今週の日曜日世界の家で話し合うから都合つくよね。」
「ああ、大丈夫だ。」
誠の承諾を得て光はいよいよ決戦ねと思う。誠がどんな答えを出すかは分からない。世界を
選ぶかもしれない。自分を選んでくれるかもしれない。それは分からないけれども…やっぱ
り…その…私を選んでくれるかなあと淡い期待もしてしまう。しかし誠に悟られるのも嫌な
ので聞こえないようにこっそリと言う。
「誠…信じてるからね。」

 第3話「修羅場勃発・前半」 終
409water:2008/02/26(火) 01:27:47 ID:CRRqTBdt
ここで終り。

個人的に光ED見る限り誠が光を恋愛対象として見てないからこそ光が
純愛捨てて割り切ってるような気もするので、誠がちゃんと恋愛対象と
して見てあげれば光もそれに答えてくれると思うんだ。子供は喜んで産
んでるんだし。

あとここにいるさまざまな職人さんお疲れ様です。いろいろ参考にさせ
てもらってます。
410376-377:2008/02/26(火) 01:30:55 ID:DyDz37+H
>>379さん
ご感想ありがとうございます><
確かに世界は引きこもりそうですねー。
サマイズの報告後のシーンが容易に浮かびます…w


>>みどりの日さん
ご感想どうもありがとうございますっ。
顧問様のブログで「心に余裕がある世界は人を思いやれる」的なことを見かけたので。
誠に彼女が居ない、ということで、多少は余裕があるんじゃないかと思って。

>女の友情はオトコで壊れる
はい。その通りですねー……。
実は自分自身の身をもって経験しているのでとてもよくわかります…orz
彼女たちの場合は、せっちゃんがくっつく場合、世界が我慢できないだろうなぁと思っています。
世界がくっつけば、うまくやっていくんだろうとは目に見えるんですがw
411名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 01:33:28 ID:lYDYwYQg
>381-383
最初の一行で、思い当たる節が…>某同人誌
永遠END後、疎遠になっていた2人が同棲するに至った経緯が
上手く補完されていますね。
私は言葉派に近いですが、今回は世界に少し同情してしまった…

この後、成長した心たんが誠に関わってきませんように…
412名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 01:36:00 ID:BtelSKIC
皆さん、乙です。
これからも頑張ってください。
413名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 01:47:41 ID:aVCbBSIM
>>409
GJ!
ついに修羅場がきたぜ…。
世界は本当に、刹那にはかなわないんだな。

あと光が意外にもまっすぐにむかっていったのがよかった。


この先の展開にwktkが止まらん
414スクイズイフ:2008/02/26(火) 05:33:52 ID:6OdggU3H
SchoolDays-if6話a
日曜日〜朝、時計を見ると8時…世界にメールするも一向に返事がこない
仕方がないので電話しようと携帯をいじってると…着信〜表示は…伊藤誠!
何の用だろうか?気になって出てみる…
刹那『もしもし…』
止『せっーちゃ〜おはよう』
刹那『止ちゃん?!…おはよう〜どうしたの?』
止『いたるね〜あさおきたら、せっーちゃいないからさみしくなったの〜』
刹那『うん…ごめんね〜止ちゃん…』
止『でねでね〜いたるといっしょにあそぼう!』
刹那『うー、止ちゃん〜お兄さんいないかな?』
止『かわるね〜おにーちゃ、せっーちゃのでんわだよ〜』代わって…
誠『ごめんなあ〜止のヤツすっかり懐いちゃて…で今日はどうなのかな?〜やっぱり無理か?』
刹那『私は大丈夫だけど…誠のお母さんは?』
誠『今朝急に仕事入ってな〜夜まで帰らないんだ』
刹那『え〜止ちゃんかわいそう…』
誠『でさ夜まで時間空いたのと実は言葉からさっき電話があって…』
刹那『う、うん…』
誠『実は…』

榊野町〜駅前
あの電話から2時間後〜駅前に集合と言うわけで待ってると…
光「刹那〜お待たせ!」
泰介「委員長〜おはー!」
刹那「おはよう…相変わらず仲がよろしい事で…」
光「やだ〜刹那ったら〜きゃは!」と言って澤永とイチャイチャし始めた…
刹那《バカップル…》などと思っていると…
何かが後ろからぶつかってきた感触とボフッと言う音が後ろから聞こえて振り返ると〜
止「せっーちゃ!」と言ってスカートを掴んでいる〜
刹那「止ちゃん〜おはよう…」と言ってしゃがんで止に挨拶する
光「刹那…その子何処の子?」と聞くと…
誠「おはよう、ごめん〜ちょっと遅れた…」と言って見慣れない小学生の女の子を連れて〜その少し後ろには言葉さんが…刹那「おはよう…」
泰介「誠〜おはよう〜」
光「げっ、伊藤…」
誠「何が、げっ〜だよ!黒田?」
光「あははっ〜ごめん、つい癖で…おはよう〜」
誠「まったく…まあいいや〜ああこちら、4組の桂言葉さん…でこの子は妹の心ちゃん〜だったよね?」
心「心です〜」
言葉「みなさん〜おはようございます…今日はすいません突然お呼びだてしまして…」
光「そんな事ないわよ〜おかげで楽しい休日になりそうだし…ねえ泰介?」
泰介「おお〜まったくその通り〜持つべきは友だよ…なあ光!」
誠「まあ、ここで話し込むのも何だし行こうか」
415スクイズイフ:2008/02/26(火) 05:34:44 ID:6OdggU3H
SchoolDays-if6話b
榊野町〜女子更衣室
光「知ってたけど…こうやって間近で見ると…」
刹那「うん…体育の時、着替えで見てるけど…改めて見ると…」
刹那「凶器…」
光「凶器ね!」2人は言葉を見て呟く…
言葉「…凶器ですか?…」と言って顔を赤くして自分の胸をまじまじと見る…
心「まだまだお姉ちゃんの大きさじゃあ、うちのお母さんには適わないよ!〜お母さんの胸は122めーとるあるよ〜お姉ちゃんは10ゴモゴモ!」
言葉「心!!」と言って口を押さえる…
光「122メートル?!〜ってセンチの間違いでしょ〜って122センチ!?デカ!」
刹那「ダブル突っ込み、乙〜光…《でも122って…さすが言葉さんのお母さん》」
言葉「もう心ってば…」と更に赤くなっていく…
光「しかし〜何か学園内究極対決って感じね…」と光が刹那と言葉を交互に見比べると…ポコ!
光「痛い!刹那暴力反対〜」と頭を叩かれてボヤく
刹那「何を言いたいか判ったからだけど…文句ある?」と言って凄む!
言葉はよくわからない表情で2人のやりとりを見ている
光「ごめん〜でも今日は誘ってくれてありがとう桂さん…一度遊びに来てみたかったんだ!」
言葉「あ…いえアクアスクエアのチケットを沢山貰ってしまって〜使わないと勿体ないし…」
光「世界も本当に勿体ない…前から来てみたいとか言ってたし〜相変わらず連絡取れないの刹那?」
刹那「うん…」世界どうしたんだろう?

榊野町〜アクアスクエア
泰介「しかし女子って何で着替えるのこんなに遅いんだ?脱ぐだけじゃないのか?」と入り口前で待つ3人〜
誠「…まあ色々準備があるんだろう〜男と違って…
そんなに気になるなら黒田に聞けばいいだろう〜恋人だろ?」と止の相手をしながら泰介に返す…
泰介「…そんな事聞いたら…殺されるって!」と言って慌てる〜
誠「そうか?まあ突っ込みぐらいはありそうだ〜拳で!」
泰介「むう〜そういえば…誠は結局3人のうち誰が本命なんだ?」
誠「ブッ…いきなし何だよ〜それ?」
泰介「いや〜だって西園寺か?桂さんか?委員長か?てな感じでどれが本命か判らないし〜」
誠「…そんなのいないよ…少なくとも今は考えたくない…
もし決めたらこの楽しい時間がなくなると思うとな〜」止が不思議そうな顔で覗く…
泰介「ふ〜ん…そんなもんなのかな〜」
誠「そんなもんさ〜」
止「せっーちゃ!きた!」と言って駆け出していく…
416スクイズイフ:2008/02/26(火) 05:35:22 ID:6OdggU3H
SchoolDays-if6話c
榊野町〜アクアスクエア
言葉「すいません…お待たせして…」
《おおおおおおっ!》
光「泰介〜お待たせ〜」
《おおおっ!》
刹那「…お待たせ…」
《お……》
心「誠くん!お待たせ!」
《……》
……………
刹那「…おい…今もの凄く失礼な事…考えてたでしょ…」目が据わっていく…
光「刹那〜奇遇ね…あたしもそう思った…」2人の女子が立ちはだかる
誠「え?!いや〜その…胸がどうとか全然そんな事考えてないよなあ〜泰介?」
泰介「そ、そうだよ…胸の大きさなんて全然問題ないよな〜誠?」
刹那「…死ね…」刹那の蹴り!
光「天誅じゃあ!!」光の張り手!
誠は蹴りで〜泰介は張り手で2人同時にプールへ落ちていく〜

誠「非道い目にあった〜アイタタ…刹那…意外に凶暴…」
泰介「光〜許して…俺が悪かった…」
光「どうせ桂さんより無いわよ!ふん!!」
心「誠くんのエッチ!」
言葉「心!そんな言い方してはいけません!《男の人ってやっぱり好きなんですね…》」
刹那「…すけべ…」
止「う〜んと、え〜と、すけべ〜」
誠・泰介「う〜ごめんなさい」と土下座する2人であった〜

馬鹿やった後〜それぞれ別れて行動する事に…
泰介「気を取り直して〜光…何処から遊ぼうか?」
光「そうねえ…やっぱり定番のウォータースライダー行こう!」
泰介「おう〜」と言って2人で向かっていく…
心「誠くん〜心と浮き輪で流れるプールで遊ぼう!」腕を引っ張って言う…
誠「ごめん〜止見てないといけないから…」
言葉「誠くんが困るでしょ…我が儘ばかり言ってはいけません!」
刹那「あ…誠…止ちゃんなら私が見てるから言葉さん達と遊びに行って…さあ止ちゃん、お姉ちゃんと遊ぼう…」
止「うん、せっーちゃとあそぶ〜」と言って子供用プールへ…
誠「あ…ごめん〜じゃあちょっと行ってくるよ!」

子供用プールに着くと〜止「せっーちゃ〜あのすべりだいですべる〜」
刹那「はいはい〜止ちゃん…」
すべり台を何回も滑って堪能した止は…
止「うきわでプカプカするの〜」
刹那「はいはいプカプカしようね…」
浮き輪に飽きると次々と巡る間しく遊びを変えていく〜
刹那《なんか楽しい…妹を持つとこんな感じなのかな?》
今は足でバシャバシャと水を叩いて遊んでいる
止「せっーちゃ!」
刹那「なあに?止ちゃん?」
止「せっーちゃは…おにーちゃのこと………」
417スクイズイフ:2008/02/26(火) 05:36:02 ID:6OdggU3H
SchoolDays-if6話d
榊野町〜アクアスクエア
可憐「全くうちのお姉にも困ったもんだよ…先輩に彼女ができたからって仕方がないのに…」
二葉「私達もーショックだけどー」
可憐「だから気を利かせてここで〜みんなでパッーと騒いで、私達は受験勉強の疲れ&
先輩に彼女ができて超ショック〜を癒やしに…誘ったのに…
『そんな気分じゃない』…全く胸もなければ度胸もないんだから!」
一葉「胸は関係ないよ〜可憐ちゃん…」
二葉「あれ一可憐ちゃん〜伊藤先輩いるよー」
一葉「え、え、二葉ちゃんどこどこ?」
可憐「…へ?!先輩?」
誠「あれ〜可憐…一葉に二葉も…お前達も遊びに来たのかよ?」
可憐「そ、そうなんですよ…受験勉強の息抜きでってあれ?その子…あれ先輩、止ちゃんは?」右腕に掴まっている少女が気になるようだ
誠「止は俺の友達と子供用プールで遊んでるよ〜」
可憐「まさか…その子…先輩の…彼女?」
誠「バ〜カ…この子は友達の妹さんだよ…」
可憐「バカは非道いですよ〜先輩」
誠「悪い悪い〜」
言葉「心〜いい加減、誠くんを…」後ろから連れと思われる人が来て言う…
可憐「…《なな何?!あれは…90のGは絶対オーバーしてる…まさか先輩の彼女?…しかし…なる程お姉が落ち込む訳だ〜》」
一葉「…《やっぱり胸が大きくないと駄目なんだ、先輩〜》」
二葉「…《うーん先輩はやっぱり胸が大きい方が好きなんだー》」
誠「ああ…こちらは桂言葉さんと妹の心ちゃん」言葉「こんにちは…桂言葉です」
心「心です〜」
可憐「あ、あははこっちの双子の一葉、二葉〜私は可憐だよ〜よろしくね…で先輩達は今から何処に行くんですか?」
誠「心ちゃんが浮き輪で流れるプールを遊びたいって言うんで浮き輪借りに行くとこ〜」
可憐「あ〜奇遇ですね私達もそうなんですよ…じゃあ先輩も一緒に行きましょー」誠の左腕に掴まって引っ張っていく〜
誠「う〜わだから引っ張るな〜」
心「こっちこっち〜」と同じく右腕を引っ張る〜
一葉・二葉「あ〜ん可憐ちゃん!先輩〜待って!」と3人の後へついていく…

言葉「もう〜心ってば…《3人の後輩に…誠くんってやっぱりモテるんだなあ〜》」と思いつつ歩いて後を追いかける…
言葉《もし誠くんが刹那さん、世界さん…私のうちの誰かと付き合うようになったら〜または全く違う女の子と…
今の友達の関係はどうなるんだろう?》ふと思う言葉だった…
418スクイズイフ:2008/02/26(火) 05:36:38 ID:6OdggU3H
SchoolDays-if6話e
榊野町〜アクアスクエア
結局、可憐達と合流して刹那達と少し遅い昼食をとる事に…
誠「ほ〜ら止、両手でしっかり持って…美味しいか?」
止「うんーおいしいよ〜」満面の笑みで答えるが少し大きいらしく具がこぼれそうに…
刹那「止ちゃん、ちょっと大きいね〜もう少し小さくするね」
止「うん」刹那に渡す〜
心「は〜い誠くん〜あーんして」と言ってサンドイッチを口に差し出す〜
誠「あ〜はいはい、アーン〜パク〜モグモグ」
心「誠くん〜美味しい?」
誠「うん〜美味しいよ〜心ちゃん」
可憐「あ〜先輩、オニギリも美味しいですよ〜はいアーン」
誠「ちょ、ちょっと待てまだ口に入って…うぐ!」突っ込まれるオニギリ…
二葉「あー先輩〜これも美味しいーですよー」と今度は二葉が食べてたケーキを口に…
誠「う゛ぉごぉぐぅがぁ《まだ入ってる》…グゥゴォ!?」さらに突っ込まれる
一葉「あ〜二葉ちゃん、ズルい〜先輩こっちも!」
止「はい、おにーちゃ!」食べてたサンドイッチを口に入れようとする止〜
刹那「止ちゃん、お兄ちゃん無理だよ〜」止めようとする刹那…

同じテーブルでその光景を見ているカップル…
泰介『なあ光…一言言いたいが…いいか?』と光に小声で話す〜
光『…何言いたいかは大体判るけど…いいよ』こちらも小声で答える〜
泰介『羨ましい!!』拳を握って小さく叫ぶ!
光『この泰介の浮気者!』こちらもいつの間にかサンダルを持って頭を小さく叫びながら叩く!
泰介『…まあ今のはお約束〜ナイス突っ込みだ!光!…しかし何だろうなあこのハーレムは?』
光『私に言われても…困る…』
泰介『さっき誠に本命は誰だって聞いたんだけど…確かに決めかねるよなあ〜これじゃ』
光『…』
泰介『どうした?』
光『…一学期の時、別のクラスの…中学の頃の知り合いに伊藤を紹介して欲しいって言われたんだけど…』
泰介『ほう〜』
光『あの頃って伊藤とは全然面識無かったし…断ったんだけど…全く何であんなのがモテるのか?』
光『…でもこんな状態は絶対続かないよ〜いつかは刺されるよね〜!』
泰介『あ〜やっぱり?』
光『私だったら刺すね〜間違いなく!』
泰介『…《マジ怖》』
そんな目の前のやり取りを見て一声かけて〜一足先に遊びに行く泰介と光であった
419スクイズイフ:2008/02/26(火) 05:37:20 ID:6OdggU3H
SchoolDays-if6話f
榊野町〜アクアスクエア
昼食を食べ終わって腹休めに暫く会わなかった後輩達の近況を聞く…
可憐、二条姉妹ともに榊野学園を目指している事を告げられる…
誠「そうかうちにくるのか…可憐、一葉、二葉〜頑張れよ!」
可憐「はい先輩!」
一葉「は、はい〜が、頑張ります!」
二葉「はーい〜頑張りますー」
少なくとも来年の春にはまた賑やかい後輩達と交流が持てそうで嬉しいやら大変やらだが…
誠《賑やかなのは良いことだよな…おっと!止がこっち見てる…よし!》
誠「さてまずゴミ片づけて…」
言葉「あ〜私やっておきますから…行って下さい」
誠「え?!あ、じゃあ頼むよ言葉!…止〜今からお兄ちゃんと何して遊ぼうか?」
止「うーんとね〜うーんとね…ながれるプールでどんぶらこ〜どんぶらこ〜」
誠「あ〜はいはい…じゃあ行こうか〜」立ち上がって止の手を引いて行こうとすると…
止「せっーちゃもいっしょ!」と言い刹那の手を掴む〜
刹那「止ちゃん!?」
止「…やくそくー」
刹那「あ…あ、うんそうだったね…じゃあ行くね」
止「うん〜」
誠「約束?何だ?約束って?」
刹那「え〜と…ひみつ…」
止「うーんと、ひみつ!」
誠「む〜まあいいけど…でも午前中も止を見て貰ったのに…子守ばかりで悪いよ…」
刹那「…じゃあ誠と止ちゃんと一緒に遊んで貸し借り無しでいいよ…」
誠「貸し借りって…まあ刹那がそれでいいなら…行こうか〜」
刹那「うん…」
誠「じゃあみんなまた後でなあ〜行くぞ!」
心「え〜誠くん!心も止ちゃんと遊ぶ!」と言って後ろから追い掛ける…
言葉「あ、はい〜いってらしゃい…」と言って見送りゴミの片づけ始めている
可憐「…へっ!?」
一葉「…ええ?」
二葉「…あーれ?」
可憐《あれ先輩の彼女ってこの人じゃあないの?…》
可憐「あの〜桂さんは…先輩の彼女じゃあ…ないんですか?」
言葉「え?!…あ、はい〜友達ですから…彼女ではないですね…」
可憐「あはは〜すると刹那さんでしたよね…あの人は?」
言葉「…多分誠くんはまだお付き合いしてる方はいないと思います」
可憐「あ〜そうなんですか…何か凄く仲良いように見えたから…てっきり…」
二葉「先輩…ああ言う人がー好みなんだ〜」
一葉「そうなの?二葉ちゃん?」
言葉「…好きな人を決めるのは…誠くんですから〜」と言って黙々と片づける…それを聞き唖然とする3人〜
420スクイズイフ:2008/02/26(火) 05:38:01 ID:6OdggU3H
SchoolDays-if6話g
榊野町〜駅内
楽しい時間は瞬く間に過ぎて夕方になる…
刹那は見送り泰介は葵町方面、残り全員の誠達は原巳浜方面にそれぞれ駅のホームへ向かうところで…
止「い一や〜せっちゃといっしょにかえる!」
誠「止!ワガママばかり言うと刹那がもう会ってくれないよ!」
止「まだせっちゃといたい…」と言う状態が続く…
誠「みんな悪いな〜止、説得してから行くから先に帰っててよ…」と言うが…
言葉「良いですよ〜じゃあホームで待ってますね…心行くわよ!」え〜と言いながら連れてかれる心…
可憐「私達も待ってます〜」二条姉妹を伴って行く…
泰介「俺達は先帰るよ〜またな!」
光「刹那〜また明日!バイバイ」

誠「せっちゃんは明日学校だから無理なんだよ…また今度遊べば良いだろう?」
止「い一や〜まだいっしょにいる〜」頑固にパイプに捕まって言う…
刹那「誠…少し二人きりで話せないかな〜止ちゃんと…」
誠「わかった頼むよ…」少し離れたところで誠は佇む…
止「せっちゃ一」と言いながら刹那に抱き付く止…
刹那「止ちゃん…約束覚えている?」
止「やくそく〜うん!おぼえてる一」

回想
止「せっーちゃは…おにーちゃのこと…すきすきー?」
刹那「え?!《止ちゃんに嘘をつきたくない…》うん好きだよ〜」
止「おにーちゃもせっーちゃのこと〜すきすきだよー」
刹那「…そうなの?」突然の事に顔が赤くなる
止「だから、がんばって」フレーフレーと手を動かす〜

刹那「私ね〜頑張るから止ちゃんも私と約束しよう」
止「うん!」
刹那「止ちゃんはまだ、お兄ちゃんとは一緒に住めないけど、いつかは一緒に過ごせるように頑張ろう」
止「…ううー」それを聞いて不安がる止…刹那は髪に付けていたリボンを外すと…
刹那「だからこのリボンは私と止ちゃんとの約束の証〜これを私だと思って…」止の髪の付いているリボンを外して刹那の赤いリボンを付ける
止「せっちゃんのリボンだ〜」と言ってガラスに映る少しバランスの悪い左右のリボンを見ながらぴょんぴょんと跳ねる…
刹那「やくそく〜」小指差し出すと止も真似て小指を出して絡ませると
止「うん」
刹那「またこっちに来る日が分かれば必ずお姉ちゃんも会いに行くから〜だからお兄ちゃんの言うこと聞くんだよ」
止「うん」そう言って止を抱き締める刹那…
刹那「じゃあホームまで一緒だよ」2人で誠の元に歩いていく
421スクイズイフ:2008/02/26(火) 05:38:39 ID:6OdggU3H
SchoolDays-if6話h
電車内〜原巳浜方面
誠「一時はどうなるかと思ったけど刹那が説得してくれて助かった〜」横でスヤスヤと寝る止…
言葉「凄く懐いてましたからね…」同じく心も言葉の横で寝ている
可憐「しかしこの止ちゃんを宥める事ができる人が先輩以外にいるのが驚きましたよ」
誠「そうだな〜不思議だよ本当に…」
光「しかし伊藤…ちゃんとお兄さんしてるのには感心感心〜見直したわ…」
誠「それはどうもありがとうございます〜黒田くん」と皮肉る
光「キィー全く素直じゃあないんだから伊藤のバカ!」
誠「ふんだ〜」いがみ合う2人…そして…

(原巳浜〜原巳浜〜)
言葉、心、光が降りる駅に到着〜
言葉「それじゃあ誠くん…今日は無理言ってすいません」
誠「いや〜こっちこそ助かったよ…また明日な」
心「ふああ〜誠くんまた遊ぼうね…」眠い目を擦りながらお別れを言う
誠「心ちゃん…またね」
光「じゃあね〜伊藤」
誠「また明日」
再び電車の中…
可憐「そう言えば来週学祭なんですよね?」
誠「おう〜遊びに来るか?」
二葉「良いんですかー」
誠「3組は喫茶店だけどもし来るなら案内ぐらいはするぞ〜まああんまし長い時間は無理だがな」
可憐「はい〜お願いします」3人は嬉しそうに喜んでいた…

世界の家〜刹那
踊子「あら〜せっちゃん、いらっしゃい」
刹那「世界います?」
踊子「いるけど…多分死んだように眠ってるから〜」
刹那「何かあったんですか?」
踊子「友達とお酒飲んだらしいけどね〜あの子の年で興味持つのは良いんだけど…
私の大事にしていたお酒まで飲んだものだから〜罰でキツいお仕置きしたの〜」
刹那「なるほど…《踊子おばさん〜さすが容赦ない》」
踊子「あら〜珍しいわね、リボン外したの?」
刹那「あ…はいちょっと…イメージチェンジです」Vサイン
踊子「そう…似合ってるわよ〜せっちゃん」
刹那「ありがとう…おばさん〜では失礼します」
まあ詳しい話は明日かな?と思いつつ親友をどう慰めるか思案する刹那であった

6話「誓いのリボン(Another SummerDays)」完
422スクイズイフ:2008/02/26(火) 05:39:16 ID:6OdggU3H
え〜本来5.5話としてイタル祭りの為に作ったのですが…
顧問様のイラスト見た影響で色々いじってたら登場人物が増えてしかも話に収集がつかなくなり
あえなく削ってしまったスクイズイフ6話です…


しかし最近のSSスレの活性化とまた面白い話が多くて…このまま載せずにひっそりとブログに置いてもいいかな〜
とも思ったけどやはり最後まで載せたいと思います

一応あと3話ぐらいで終わる予定…最後まで頑張ります
423名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 09:52:25 ID:3TCslyrt
スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ part4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203986961/l50

職人の皆様お疲れ様です
ちょうど480kb超えたみたいなんで
新スレたてました
424名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 10:14:05 ID:3TCslyrt
>>397
waterさま

光の反応がとてもリアルで(冷静に受け続けるところなんかとくに)
修羅場の臨場感がすごい・・・ 
乙女の告白のタイミングも本編のタイミングに酷似していて憎らしい設定です

>>388
ぁ・・だめでしたか でも励みになりますありがとうございます
「秘密と約束」って思いつきとニコ動で見た「めぞん最終回」が元なんですが
ちょっとだけ改変する別案があるのでまたの機会に再チャレンジします
そのときはまた教えてください!
いたる〜 こういう日常の中のくすぐったいイチャってのがまた。
料理だと、薄味だけどしっかりしている 濃い味だけどくどくない?
絶妙なテンポとバランスだと

>>414
スクイズイフさま
これ削ってしまうのはもったいないです・・・ほのぼのとした展開なのに
裏で緊張感が高まるのが・・・刹那といたるの部分はィィ!
続きも是非ノーカットでお願いします
425名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 14:42:11 ID:iSkCJNRZ
少し着てないと凄いスレの進み様…
誰か良ければこのSSは誰ENDとかそういうの教えて下さい
426名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 16:32:00 ID:pUP90BQJ
>>422
乙。言葉の友情を尊重する思いと、
いたぅの相変わらずの空気読み能力が良し
最後まで楽しみにしてますよ

他のシリーズもかなりたまってきたから読まないと…
427woodchuck:2008/02/27(水) 16:07:00 ID:S3z0z0RN
本来ですと第3部に入るはずだったのですが
この調子で書き込むと容量を食ってしまう・・・
他の方の分を早々流す結果となると考えて
残りは↓↓に格納庫を作って安置しました

http://woodchuck.blog27.fc2.com/

もしよろしければお越しくださいませ
ご感想などいただけると幸甚です
明日から別のものを考えてます
その際はよろしくです。
428スクイズイフ:2008/02/27(水) 19:45:31 ID:JPw84Ffg
>>427
楽しませて貰いました〜
ってか勿体無いからどんどん載せてください〜


特に踊子さんの憂鬱が笑わせてもらいましたから〜
429名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 01:47:10 ID:EeOjFsxG
みどりの日様。

先日振って頂いた別バージョンのダイエット話を
なんとか書いてますのであと数日お待ち下さい。


>>427
いたるSSとか書いてる者です。

私が書いてるようなバカみたいに長い話でなければ問題ないと思いますよ。
過疎になるよりはずっといいですから。

ブログへは行かせて頂きました。
踊子さんの話がいいですね。
とても気に入りました。
430名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 01:16:58 ID:MS7UHhWz
スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ part4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203986961/
431:2008/03/02(日) 23:09:56 ID:KwB13Awl
432名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 16:49:54 ID:mq8i3BYo
                             _   ブーン♪
                       彡   , ' '´  ,、`ヽ  ミ ミ
           .    ー=三  _____ ノノ i ,ノノ ))リヽ、 ___
       _             {l,、,、,、,、l|l=と|!il| "ワノl|つ=l|l,、,、,、,、l}
     '´,  ,、ヽ           ヽ  ヾ ヾンヽミ 三 彡,,ツ  彡
  . ⌒゚i ノノソ ))リ゚⌒  ー=三        )ヾミ  彡ノ
    ノン(l*´ヮノリ               (ミ  彡´
      {(つiつ                 )/   うめます
      //_j ヽ     ー=三         (
     (し'~              _ _ ____)

433名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 16:50:30 ID:mq8i3BYo
      ∧(⌒∧
      ,´/´^`ヽ
     ノ〈 从ソ)ハ
     (リ(!゚ ヮ゚ノリ    ムクリ
     _| ⊃/(___
   / └-(____/     /⌒ヽ


       _ (⌒
      ,´/´^`ヽ
     ノ〈 从ソ)ハ
    (リ(!゚ ヮ゚ノリ  
    /)\><|つ      中に誰もいませんよ      
⊂<(/  8/     
 し\_ヘ_/      
     し'
434名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 16:51:15 ID:mq8i3BYo
        _     _ (⌒ 
      '´/ ,、ヽ ,´/´^`ヽ 
      i (ノノ"))i ノ〈 从ソ)ハ___ ふが
      li l|゚ ヮ゚ノl|.(リ(!゚ ヮ゚ノリ /\
      リ. (ヽつ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.\/
     ((゙く/_lj〉| せかい  |/
        じフ . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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      i (ノノ"))i   \\  ノ〈 从ソ)ハ___    Z 、{`゙^"ネ
      li l|゚ Ο゚ノl| \\  (リ(!゚ ヮ゚ノリ /\ ^ヘ( ゚ ロ゚ノi  わっ
      リ. (ヽつ つ    /| ̄ ̄ ̄ ̄|.\/ ⊂i}ホiつ|
     ((゙く/_lj〉))       | せかい |/      ナT |
        じフ        . ̄ ̄ ̄ ̄      |__|_j

   _     わっ 悪い 手伝うよ
 '´/ ,、ヽ     ミ````ヽ_         _ (⌒
 i (ノノ"))i    ミ,,,,,,,,,,  |        ,´/´^`ヽ
 li l|゚ ヮ゚ノl|   (´∀`;ソ       ノ〈 从ソ)ハ___ふが
 リ./)允iつ    /f~Y~jヽ       (リ(!゚ ヮ゚ノリ /\
((゙く/_lj〉))    U!_ハ__lソ      /| ̄ ̄ ̄ ̄|.\/
   じフ      .i_l__j         | せかい |/
                      ̄ ̄ ̄ ̄

                   こんなに重いの一人で…大変だね
  クラス委員の仕事なので…
        _             
      '´/ ,、ヽ ,         フ`` ^ヘ   _ (⌒
      i (ノノ"))i  ____________  Z 、{`゙^"ネ ,´/´^`ヽ
      li l|゚ ヮ゚ノl|/     /\^ヘ( ゚ ロ゚ノi ノ〈 从ソ)ハ
      リ. (ヽつ ̄ ̄ ̄ ̄|.\/  ( ヽ つ(リ(!゚ ヮ゚ノリ
     ((゙く/_lj〉| せかい |/     ナT |
        じフ . ̄ ̄ ̄ ̄      |__|_j
435名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 16:52:05 ID:mq8i3BYo
::::::::::::|:::::/ __/斗''" i:/   !    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::::::::|::/  /´   /    |   | 
ヘ:::::::::N ((  ̄ ))     |   | Hey!Hey!
. ∧:::::!  `  ̄ ´      |   |
/ |:::`:ト            |  < (さっさとうめましょう。)
 l:::::i:!        _      !    |
 !::::从      W ̄ ̄ ̄|   |
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:::::::::::::::::::::>   ゝ     |   \_____________
   コ ト ノ ハ サ マ
436名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 16:52:35 ID:mq8i3BYo
       '´/ ,、ヽ   
       i (ノノ"))i
       li l|゚ ヮ゚ノl|
        リ/つ{⌒l^0
     //\ ̄⌒'^ (⌒
    // ※ \ ,´/´^`ヽ
   \\※ ※ノ〈 从ソ)ハヽ みかんまってー  
     \`ー─(リ(!゚ ヮ゚ノリ ヽ                 (;゚;;)
       ̄ ̄ ヽつヽつ ̄  ⌒ヽ〃⌒ヽ〃⌒ヽ〃⌒ヽ〃

       '´/ ,、ヽ   
       i (ノノ"))i
       li l|゚ о゚ノl|
        リ/つ{⌒l^0
       と__)__)   ==  //\ ̄⌒'^ (⌒
               =  // ※ \ ,´/´^`ヽ
               == \\※ ※ノ〈 从ソ)ハヽ  
                =   \`ー─(リ(!゚ ヮ゚ノリ ヽ  
                ==    ̄ ̄ ヽつヽつ ̄       (;゚;;)
437名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 16:52:57 ID:mq8i3BYo
・・・ごめん、なんだか自分があらしにみえてきた

ウメアトハタノム
438名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 12:22:02 ID:vQRwrQlA
誰か短編でかけばいいんじゃねw
439名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 12:51:31 ID:ExS9QLia
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ヘ:::::::::N ((  ̄ ))     |   | Hey!Hey!
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/ |:::`:ト            |  < (>>438書け)
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   コ ト ノ ハ サ マ
440名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 22:35:59 ID:8UdAz83E
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ヘ:::::::::N ((  ̄ ))     |   | Hey!Hey!
. ∧:::::!  `  ̄ ´      |   |
/ |:::`:ト            |  < 埋めようぜ
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   コ ト ノ ハ サ マ
441名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 22:37:02 ID:8UdAz83E
        _     _ (⌒ 
      '´/ ,、ヽ ,´/´^`ヽ 
      i (ノノ"))i ノ〈 从ソ)ハ___ ふが
      li l|゚ ヮ゚ノl|.(リ(!゚ ヮ゚ノリ /\
      リ. (ヽつ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.\/
     ((゙く/_lj〉| せかい  |/
        じフ . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

        _           _ (⌒     
      '´/ ,、ヽ         ,´/´^`ヽ      フ`` ^ヘ
      i (ノノ"))i   \\  ノ〈 从ソ)ハ___    Z 、{`゙^"ネ
      li l|゚ Ο゚ノl| \\  (リ(!゚ ヮ゚ノリ /\ ^ヘ( ゚ ロ゚ノi  わっ
      リ. (ヽつ つ    /| ̄ ̄ ̄ ̄|.\/ ⊂i}ホiつ|
     ((゙く/_lj〉))       | せかい |/      ナT |
        じフ        . ̄ ̄ ̄ ̄      |__|_j

   _     わっ 悪い 手伝うよ
 '´/ ,、ヽ     ミ````ヽ_         _ (⌒
 i (ノノ"))i    ミ,,,,,,,,,,  |        ,´/´^`ヽ
 li l|゚ ヮ゚ノl|   (´∀`;ソ       ノ〈 从ソ)ハ___ふが
 リ./)允iつ    /f~Y~jヽ       (リ(!゚ ヮ゚ノリ /\
((゙く/_lj〉))    U!_ハ__lソ      /| ̄ ̄ ̄ ̄|.\/
   じフ      .i_l__j         | せかい |/
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                   こんなに重いの一人で…大変だね
  クラス委員の仕事なので…
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      '´/ ,、ヽ ,         フ`` ^ヘ   _ (⌒
      i (ノノ"))i  ____________  Z 、{`゙^"ネ ,´/´^`ヽ
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      リ. (ヽつ ̄ ̄ ̄ ̄|.\/  ( ヽ つ(リ(!゚ ヮ゚ノリ
     ((゙く/_lj〉| せかい |/     ナT |
        じフ . ̄ ̄ ̄ ̄      |__|_j
442名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 00:57:17 ID:+yqVKWk5
誘導用
スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ part4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203986961/l50


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ヘ:::::::::N ((  ̄ ))     |   | Hey!Hey!
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/ |:::`:ト            |  < 次逝ってみよう
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 !::::从      W ̄ ̄ ̄|   |
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   コ ト ノ ハ サ マ


443名無しさん@ピンキー
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ヘ:::::::::N ((  ̄ ))     |   | Hey!Hey!
. ∧:::::!  `  ̄ ´      |   |
/ |:::`:ト            |  <  (次すれでもよろしく)
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 !::::从      W ̄ ̄ ̄|   |
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   コ ト ノ ハ サ マ