ば、ばかな・・・
明日あたりからSS投下します
3 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 00:12:33 ID:ClNAegFo
期待することにした
>>3 ありがとうございます。明日投下です。
基本的には女子高が舞台、とりあえずは主人公が何らかの神技を持つ一人の少女、
敵は並みいる女子高生の美人達、と考えています。
で、彼女達がエロく倒されていく、と。
ちょっと現実にはない一人一人の痛いキャッチフレーズ的なものも考えています。
(“〇〇〇〇”こと〇〇〇〇みたいなやつ)
何か意見があったら下さい。
>>4 スレタイはかぶってますけど内容は全然違うはずなんで、あえて立てさせて頂きました。
僕も一応そっちの住人なんで。ご了承下さい。
6 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 00:26:23 ID:H2LTzU/B
期待しているよ。
>内容は全然違うはずなんで
そう考えてるのはお前だけだ。
これ以上細分化するのは無駄
はやく
>>1は削除依頼してこい
sageでお願いします
>>6 リクとかあれば受け付けるんでよろしくお願いします。
>>7 いや俺向こうでもSS書いてるしさ。
マジで勘弁して下さい。
とりあえずみんなで作っていきたいからどんどん意見下さい。
・ヒロインは小柄な清楚系少女
・敵は基本的には派手な女の子達で自分に自信を持っている
・体格差が大きい(これも敵の自信になる)
・たまに敵の女の子の姉(高校卒業済)なども登場
・集団対ヒロイン一人(ただしバトルは基本一対一)
・やられ方はKOだけじゃない(むしろKOは少なくなります)
今んとここんな感じで考えてます。
どうして!?
どうしてそんなにやる気があるのにミッドナイトヴァージンのエロパロスレに来てくれなかった!?
細分化しすぎ。悪戯×くすぐりみたいな関係じゃん
元スレの勢いはしらんが、共倒れしたらどうすんの
12 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 12:03:35 ID:95s+K228
ゆとり晒しage
あまりにもストライクすぎて吹いた
期待sage
さりげなく期待
とりあえず議論は後だ、
まずは
>>1のお手並みを拝見させていただこう。
ひょっとして…フェチ板にあった「悪の女子高……」スレの人?
いや、トリップが違うか…。
基本的には悪女をほふることを主眼にせず、悪女のヒロインに対する感情、心理などを中心に書くつもりです。
ですからバトルシーンはほんの一部で、大半は悪女の暗躍、作戦などのシーンとなります。
それでは投下します。
リアル遭遇記念応援GJ
※この作品はフィクションです。団体、学校名、人物名は架空のものです。
【第1話】
桜華大学附属桜華学園は関東に位置する女子高である。
容姿端麗な生徒に恵まれ(書類選考があるのでは、という噂もあるほど)、
卒業生には有名大学に進学するなど、その後社会で活躍する者が多い。
だがそれは一部の上位層の話………最近では内部進学で楽に桜華大に進む者が増え、校風も緩まってきている。
ファッションがどんどんと派手になったり、授業に真面目に取り組まなかったり、一部の意欲ある者に有害なことをする生徒が大半を占めるのが現状なのだ。
平田祐美―――彼女はその一部の意欲ある者である。
一学年5クラスある桜学の1年3組(以下1−3と表記)の学級委員長である。
何事にも真面目に取り組み、決して勉強において人並み外れた才能があるわけではないが、
コツコツとした努力で最初の中間テストは学年7位という良い成績をとった。
6月―――入学して2ヶ月が立ち、だいぶ高校生活に慣れた彼女には一抹の不安があった。
同じ1−3のクラスメイト、奈良原加奈子(ならはら かなこ)のことである。
加奈子も祐美と同様、意識が高く、勉強などに真面目に取り組む生徒だ。
全くといってポテンシャルなどは低いのだが、祐美に勝るとも劣らない努力で成績は良くもないが悪くもなく、その努力は教師達も一目おいている。
どんくさいが明るく頑張っている加奈子を祐美は認めており、また友達として仲も非常に良かった。
一緒に図書室で勉強したり、日直の仕事はこっそり分担したり、昼飯どきに女の子らしい話題で盛り上がったり………
加奈子には笑顔が絶えなかった。それがいつからか加奈子は祐美を避けるようになった。
祐美が一緒に帰ろうと誘っても、何かと言い訳を並べて断る。
話しかけても、たまに虚ろな返事が返ってくるだけで、ほぼシカト状態。
1−3は祐美を中心とする真面目なグループと、残りの派手な女の子達で構成される複数のグループが存在する。
真面目なグループの中心である祐美を避ける―――これは祐美のみならず、グループの女の子達をも不安にさせた。
―――加奈子………ちょっと前まではあんなに仲良くしゃべってたのに………
―――急にどうしちゃったの?何かあるなら言葉で伝えてよ………
祐美はいい加減寂しくなった。加奈子は大切な仲間だ。大切な友達だ。
だからこそ不安は大きいし、何かあるなら助け合いたいという気持ちも強くなる。
―――このままじゃいけない。加奈子と話をしよう………
ある日、祐美達から離れ、一人で昼休みにご飯を食べるようになった加奈子に祐美が近寄った。
「加奈子………ちょっといいかな?」
「………………」
「ねぇ、何があったの?何かあるなら話してよ。私、何でも相談に…」
(バンッ!!!!!!!!!!!!!)
「!?」
突然加奈子は机を叩き立ち上がり、食べ掛けの昼飯もそのままに廊下へと走り出した。
話しかける祐美はビクついた。嫌われた、という気持ちと、信じられない、という気持ちでいっぱいになる。
「?」
祐美の視線は加奈子の机の上に釘付けになる。祐美はしばらく加奈子の机に座り込んでしまった。
教室には祐美のグループ以外にも、他の派手なグループが数グループいたので、この事態で教室は騒然となった。
(クスクス………)
祐美を励ます祐美のグループの女の子達、「えー、何々〜?」と野次馬的に騒ぐ派手なグループ達の中で、明らかに一人の女は悪意に満ちた笑みをこぼした。
その午後は、祐美もグループの女の子達に一人にしてほしい、と言い仲間の了承を得た。
―――祐美………加奈子のこと大切に思ってるもんね………
グループの女の子達は皆同じことを思う。祐美は午後元気がない。
そして加奈子はというと午後は気分の悪そうな顔をしていたが、終礼時に体調不良を訴えて保健室に向かった。
1−3から保健室までは遠い。トボトボと歩く加奈子。
クラスの終礼はすることもなくすぐ終わった。一人になった祐美はカバンを手に教室を出る。
正直、出ようが出まいが、加奈子が保健室にいく時間は対して変わらなかったほどの終礼の短さだった。
保健室が面する廊下に差し掛かった加奈子の背中から声がする。
「ねェ、どこ行くの?」
「!?」
加奈子はビクッとした。立ち止まり足が震える。振り向くことすら出来ない。
「ダメじゃん、勝手なことしたらァ」
「ッ……………!」
唇を噛みしめ、拳を握りしめ、悲痛な表情を浮かべる加奈子。
後ろの女は高らかに笑い、加奈子の前に姿を表す。
「キャッハハハハハハハッ!逃げられないんだってば!大人しく来なさいよ!」
女に連れられ、加奈子はトボトボと屋上にやってきた。
「保健室に行っていいなんていったかなァあたし?」
「………ごめんなさい」
「え?何?聞こえな〜い!あーあ、これは約束違反代2万円追加だねェ………かわいそ」
「ごっ、ごめんなさい森山さん!」
「もう遅ォい!キャッハハハハハハハッ、2万円、明後日までね♪できなかったら………ウフフ♪」
その言葉に加奈子は青ざめる。森山綾世(もりやま あやせ)―――加奈子の前で笑う女の名だ。
身長162pでスレンダーなライン、それでいてDカップの豊満な胸。黒髪を胸の前あたりまで伸ばしている。
顔も整った美人でクラスの派手なグループの一つのうちの中心人物だ。
自慢の胸を加奈子に押し当て、加奈子の首筋にふーっと息を吹き掛けながら言う。
「でもあたし、アンタには感謝してんのよ?アンタのおかげで組織活動が楽だもん。」
「なーにが上納金よ。組織指定のアンタ以外の子から巻き上げた金の8割は組織に取られんのよ?」
「その点、アンタからの金は全部あたしのモンじゃん。あー嬉しい!あははははっ!」
綾世は悪びれる様子なく言う。立ちすくむ加奈子に背後から絡みつき、右足から股間を経由し右の胸までを優しく手でさすっていく。
「やめて!」
加奈子はこの一言が言えず、悲痛な表情を浮かべるだけだ。
絡みをほどき、綾世は屋上の入り口を背に立つ。
「あ、言い忘れたけど、いつもの1万円も当然あるから3万円ね。かわいそうだから5日待ってあげる♪」
「バカな考えはくれぐれも起こさないでね。こっちにはあの画像があるんだから。」
「………ッ……………は……はい…」
「よーし、いい子。じゃーねー!」
綾世が振り返って屋上を出ようとしたその時だった。
「待ちなさい!こっから先は通さない!!」
「何!?」
綾世は驚いた。
―――立ち入り禁止の屋上の合鍵を密かに作り、誰にも知られてないはずなのに………
振り返った先には祐美が立っていた。怒りからかワナワナと震えている。
「話は聞かせてもらったよ。加奈子………つらかったんだね………森山綾世!!アンタの悪巧みもここまでよ!」
鬱陶しげな表情を浮かべる綾世だが、突然笑い出した。
「あははははっ!誰が終わるって?何?アンタみたいに勉強しか取り柄のないちびっこに何ができんの?」
「百歩譲ってアンタも顔はかわいいとするじゃん?でもスタイル、胸、脚、全てにおいてあたしが勝ってない?」
「ちょうどいいわ。組織はアンタを潰すつもりだし、あたしがやってあげる」
「アンタ目障りなのよ。わりとかわいいし、真面目だし人望あるし。組織にとっても邪魔らしいよ」
「組織?」
「ふふ、こっちの話。でも嬉しいわ〜。アンタもあたしの金づるにできたら」
「奈良原みたいに力で支配下に置いてあげる。裸にして写メ取って弱味握りゃー平田、アンタもあたしに金を納めんのよ」
「あはははははははは!だから悪いことってやめらんないのよ〜!胸がゾクゾクするゥ!」
「ゆ………許さない!森山綾世!加奈子に変わって私がアンタを倒す!」
150pくらいしかない祐美。そのクリッとした目は凛としており、抜群の可愛らしさを誇る。おそらく祐美は学年でもトップクラスだろう。
いくら美人の綾世が華やかに飾っても、そこには越えられない何かが存在するような可愛らしさ。
だが綾世には関係ない。綾世の人生の主人公は綾世だ。その顔、スタイル、胸、脚、全てに綾世は自信を持っている。
恵まれた体格を生かして加奈子を力で支配し、金を巻き上げていた。
綾世はそれをいじめとは認識していない。当然の状況、自然の摂理。
―――恵まれた美人が上に立つ。これが普通じゃん。美人は美人の特権を行使しなきゃ。
綾世の中では奈良原加奈子などヒエラルキーの下の者だ。頂点に位置する自分が全てにおいて優位。
平田祐美に対しては別の考えだった。身長差を除くと顔の単純勝負ではどうか―――
でも勝負は総合的な女の魅力なのよ。平田祐美ごときにこの綾世が負けるなんてあり得ない。
顔がドローでも胸、脚、スタイル、全てを動員してあたしが上。
でも邪魔な存在は潰すに限るわ。ただし組織で潰すんじゃなくて、あたしが潰す。
綾世は目の前にいる小柄な女に負ける自分を想像できなかった。
どう戦っても自分の勝ち。全てにおいて自分の勝ち。
組織は平田祐美を必要以上に警戒するけど、あたしがこんなチビは一捻りにしてやる。
加奈子は泣き崩れ座り込む。祐美、祐美………と呟きながら。
一度両手を伸ばし頭の上であわせてから、ゆらっとおろし綾世が手を胸の前で構える。
ふふふ、どこからでもかかってらっしゃい。綾世様に刃向かったこと、後悔させてあげる。
フッと笑う綾世。キッと睨む祐美。先に動いたのは綾世だった。
綾世は素早い動きで祐美の横に移動、さらに背後を取った。長い手足が祐美に絡み付く。
「くっ!」
―――ふふふ。どう料理してあげようかしら。綾世様自慢の胸で押し潰してあげる、なんていいわね。
「平田ァ、ペチャのアンタにお胸の感触を教えたげる♪」
そのまま一気に倒れこむ二人。マウントをとった綾世。ピッタリと祐美に抱きつき首にグイグイと胸を押し込む。
―――ああ………やっぱりあたしの胸は優秀。だって魅力的なだけじゃなくて、強さも備わってんだもん。
苦痛で顔が歪む祐美。呼吸がしづらくなる。綾世はなおもグイグイと胸で抑えつける。加奈子は気を失った。
「う………く………!」
「ホラホラぁ、さっきまでの威勢はどこいったのォ?」
「あ、そうだ。平田アンタ、フェイスシッティングって分かる?」
「……!?」
「屈辱的だよ〜!知らないなら教えたげる、あははははっ!」
そう言って綾世は絡みの状態から素早くマウントに戻り、祐美の胸の上に座った。触れあう祐美の胸と綾世の尻。
祐美は息を必死で吸いながら綾世を見上げる。
「こっからねぇ、もうちょっと移動してアンタの顔に座ってあげんの。」
「どう?綾世様の美尻がアンタの顔を征服すんのよ」
「さっ、じゃ失礼あそばせ〜っと」
言いながら綾世はゆっくりと前へ進む。その間も祐美には痛みが伴う。
―――あははっ、あたし自慢のバストとヒップで目障りな平田を潰せるなんてマジ快感〜!
スカートに包まれた凶器が迫る。祐美は唇を噛んだ。
綾世はゆっくりゆっくり移動する。これが絶対的勝者の余裕。綾世の力。
だが予想外の展開が待っていた。胸を下り、首に差し掛かろうとしたその時、祐美の頭が動いた。
「うぐっ!」
悲鳴をあげたのは綾世だった。祐美の頭突きが綾世の腹に直撃したのだ。たまらず腹を押さえ、転げ回る綾世。
―――うっ、いっ、痛い!息が……………………
「ゴホッ、ゴホッ!」
―――ばっ、ばかな!こんなことって!あたしが無様に転げ回るだなんて!
「ちっ、ちくしょう!もぉ頭に来た!平田〜!絶対にお前を潰してやる!」
「やってみなさいよ綾世!アンタに加奈子の苦しみが分かる!?」
「あの子が昼休みにくれた紙切れ………今思うと監視してるアンタにバレないように机を叩いてさりげなくくれたのよ!」
「“助けて”ってだけ悲痛な字が書かれてなのよ!だから放課後加奈子を追っかけた!アンタに加奈子の気持ちが分かるのっ!?」
「ふん、とんだ茶番ね。ルックスにも体格にも恵まれたあたしが権利を行使して何が悪いワケ?」
「もぉいいわ、頭の固いお子様は綾世様直々に消してあげるから………」
そういって再び対峙する二人。今度は祐美が先に動いた。
―――あたしの腹に一撃をくれた女など死ねばいいわ!
向かいくる祐美に向かって綾世は長い足からミドルキックを繰り出す。
だが祐美は身軽にしゃがんでヒョイとかわし、すかさずローキックを繰り出した。
威力こそないが的確に綾世の左足にヒットする。
―――ちょこまかと……痛くも痒くもないのよ!あたしが一撃で終わらしてあげる!
再び綾世は自分の間合いを取り、今度は祐美の顔目掛けハイキックを繰り出した。
だがそれも祐美はあっさり交わし今度は胸にジャブを一発、左足にローキックを一発ずつお見舞いする。
「くぅっ!」
―――な、なんで?なんで当たんないのよ!あたしの攻撃がなんで!?
―――奈良原を一撃で沈めたハイキックをかわすなんて………くそっ!
綾世の額と脇に汗が浮かぶ。祐美はキッとした目で集中している。
「今度こそ死になさい平田ァ!」
綾世の三度目のハイキックすら交わし、三発の速いローキックを左足に入れる祐美。
「あぐぅっ!」
―――くそっくそっくそっ!ばかな!あり得ないあり得ない!
―――あたしがおされてるなんて!許さない!あり得ない!綾世様を傷つけるなんて………死ね!平田!
綾世は四度目のキックを繰り出そうとした。だが―――軸足である左足に蓄積したダメージから踏ん張りがきかず、その場で倒れこんだ。
「コツコツやってれば努力は才能を越えんのよ、綾世」
冷徹に祐美が言い放つ。
「あっ………つっ………くそっ!くそぉっ!」
立とうとしても左足に力が入らない。何とか立つもののガクガクと弱々しく震え、やがて崩れおちる。
―――そんな…あたしの左足が!あたしの左足がぁ!!
―――こんなチビに!こんなチビにィィィ!
倒れこんだ綾世を見下ろした祐美。目は冷たく、完全に綾世を捕らえた。
綾世の全身を寒気が襲う。今まで常に女子の中心にいた綾世を初めて襲う焦り。敗北の予感。
―――や、やだ!こんなチビごときに!あり得ないあり得ない!
「………フェイスシッティングだっけ?単語聞いたら誰だって分かるよ」
言いながら祐美は飛んだ。
「ひっ!………うがぁっ!」
綾世の胸に着地する。弾む胸。触れあう祐美の尻と綾世の胸。
「自慢のお胸、踏んでごめんなさい。でもこれはあたしの怒り………でこれは………」
綾世が何かを叫ぼうとした。が叫びにならなかった。
「まっ…!!ひぐぁぷ」
「加奈子の分!!!!!!!!!!!!!!!」
綾世の顔は祐美の尻に押し潰された。手足をジタバタとさせるが無駄だ。
小柄な祐美の下で、長身スレンダーな綾世の首から下がクネクネとしている。
―――ち、ちくしょう!う、動きが………息が………こ、こんなチビに………綾世が………………
必死で体全体を動かすが声すら出ない。口を開けるが噛む対象を捕らえられない。
綾世の敗北は濃厚だった。もはや左足は力が入らず、身動きもとれない。
顔の上では祐美が何かを呟いた。
「お母さん………今なら、加奈子のためなら、使っていいよね」
と同時に綾世の体に衝撃が伝わる。両脇の下、胸の端辺りに痛みが走る。
―――いたっ!な、何?
祐美が掌底のごとく、両手を両脇の下、胸の端辺りを強く押さえたのだ。
急に綾世の視界が明るくなった。フェイスシッティングが終わったのだ。祐美が言い放つ。
「アンタの負けだよ。ケータイはもらったから………あ、これね」
「うわ………ひどい………加奈子…………………もう大丈夫だからね」
そういって携帯に保存されていた加奈子の裸の画像を消去する祐美。
そしてその携帯は綾世ご自慢の胸の谷間に置かれた。
「さ、加奈子を連れていかなきゃ」
祐美は加奈子をおんぶし、屋上を出ようとする。
綾世は倒れたまま震えた。プライドをズタズタにされた怒り、身体能力や自分の美貌を否定された悔しさ………
―――だ、誰が負けたですって?冗談じゃない………金づる消されてたまったもんじゃない………
―――許さない許さない!平田…アンタだけは絶対許さない!
祐美が屋上を出ようとしたまさにその時、綾世は力を振り絞って立ち上がり叫んだ。
「平田ァっ!あたしは負けちゃいない!お前ら二人、今からまとめて始末してやるから来なさいよォ!」
そういってどこから取り出したかナイフを後ろ手に持つ。祐美には見えないように。
―――もう手段は選んでらんないのよ………サクッとその可愛い顔を刻んだげるから、来なさい………
フラフラしながらもしっかりと祐美に向かって歩く綾世。
祐美は入り口に加奈子をもたれさせ、綾世のほうを向く。
長い髪はボサボサになり、顔は真っ赤になり、ミニスカから出る美脚も左足は真っ赤な綾世。
「あのさ、私はもう戦えないと思うよ?綾世、アンタの負けだってば」
「うっさい!あたしは負けちゃいないのよ!女として優れてるのはあたし!お前なんかに負けらんないのよォ!!」
そういってナイフを見せる。妖しくナイフの刃先をなめまわす綾世。
だが意外にもナイフを見てなお、祐美は平然としている。
―――そういうすました態度がいちいちイラつくのよ!強がりながら死ぬがいいわ!
綾世はナイフを振りかざす。
「だって―――………胸濡れてるよ?」
「え?」
祐美のその言葉に初めて自分の胸の違和感に気付く綾世。見れば胸のあたりがひどく濡れている。
「な、なにこれ………?」
「さぁ、なんか白いね。母乳かなんかかな?」
「ぼ、ぼにゅ…………いやぁぁぁなにこれなにこれぇ!」
妊娠していない綾世には絶対的にあり得ない状況。
だが綾世の意識に反してチョロ………チョロ………と本当にゆっくりその自慢の胸から母乳が流れ出ていた。
―――なにこれなにこれ!いいい意味分かんない!やだやだ!なんでよぉぉぉ!!!!
取り乱す綾世。無理もない。絶対的にあり得ない状況は信じられなくて当然だ。
―――ま、まさかあの時!あの胸への衝撃………?
「止まれ止まれ!止まりなさいあたしの胸ェ!」
(カランカランッ)
ナイフを地面に捨て、バッと制服のボタンを開け両胸をあらわにする。
止まれとばかりに胸を触るが母乳はゆっくりゆっくり流れ出る。
―――う、うそでしょ…………………………………………………
「なにこれぇ!止まりなさいよぉぉぉ!」
そういって胸を揉むとピューっと水鉄砲のごとく勢いよく母乳が飛ぶ。祐美は最後の一言を言い放った。
「理屈じゃないから………受け入れて。反省しなさい外道」
「お、おのれ………!まだよぉぉぉ!」
2、3歩のけぞっていた綾世だが、両胸を下から手で支え、祐美に向かって急に走り出した。
「死ねェェェ平田ぁぁぁ!!!!」
勢いよく胸を揉み、母乳の水圧を増し、祐美に襲いかかる。
「き、きたないものを……………」
―――これで道連れよ平田ぁぁぁ!
飛びかかる綾世。
「かけないでっ!」
祐美のハイキックが綾世の顔面を捕らえた。
「ひぐぁ」
数歩よろめき、倒れる綾世。
―――そん………な……………あた………しがこん…………な…チ…………
綾世は意識を失った。あとは胸から母乳がチョロ………チョロ………とゆっくりゆっくり流れ出るだけだった。
とりあえずはここまでです。今日は第1話なんで「ほふるスレ」と被る内容でごめんなさい。
次回からはもっと悪女の暗躍シーンをメインに据えていきます。
バトルシーンもどうしても長くなってしまう………
とりあえず今日の綾世のように、悪女の視点を中心に書きます。
リクエストなどあったらお待ちしています。
>>14 同じところにフェチを感じてる人かな?
またゆっくり話せたらいいですね。
>>15 期待に添えない拙い文章でしたらお許し下さい。
次回からはもっと悪女の悪女たるシーンが増えますんで。
>>16 あのスレにもいましたよ。期待してたんですが。
書いてはいませんよ。今は「ほふる」にいらっしゃるみたいですね。
少し参考にはしてます、ってかかなりパクりのようなw
ご意見お待ちしています。
>>18 ありがとうございます。ご意見お待ちしています。
全レスウゼェ
意図的な重複スレウゼェ
死ね
削除依頼出されてるみたいだね
早く消されないかな
この女子高でソフトやられ系のスレってフェチ板その他に何回か立って、すべて(理由は削除or過疎)落ちてる。
職人以外に一人二人はこういうの好きなのかレスする住人もいる。
そういうのわかった上であえて削除される前に一つだけ聞いておきたいんだが、なんで屠るスレじゃだめなんだ?
あそこって、メインでSS書いてる人が「男vs女、悪女はお姉さん系、屠る」なので、
ここみたいな「女vs女、悪女は少女系、気絶程度」とは異なるのはわかる。
だからってあんたのようなSSはNGってわけじゃないし、むしろあっちに投下すりゃスレの内容の幅が広くなるかもしれないのに。
わざわざこういう風にスレ立てる理由が本当にわからないんだが。
39 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 00:48:49 ID:XagaGukg
結局どうなんの?
40 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 17:22:41 ID:MWgOQqqu
kkkkk
41 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 00:37:19 ID:9n2mAaaf
続きは?
42 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 17:46:34 ID:NPYLFLsY
地道に投下を続ければ共感者が現われスレは残る。
44 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 00:17:48 ID:0rhfAder
ちょっと期待してる
明後日第2話を投下します
>>43 仮にスレが残ったとしてこのスレでやる必要性に疑問符が残ることに変わりはないからなぁ
他の職人来る要素無いし
ちょっと延長………
49 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 14:16:09 ID:1iNnmjS2
保守
こんな駄スレあげんなよタコ
>>36 に禿同
>>1 は熟考してから行動しなさい
…って、フェチ版やらでも同じ事言われても、全く人の言う事聞いてないしなぁ。
52 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 03:56:24 ID:QkLaqks6
あげ
こんな駄スレあげんなよタコ
お待たせいたしました。
近いうちに第二話投下いたします。
投下する気あるんかと・・・
明後日あたりを考えてます。
投下します。
第2話の敵の女とのバトル終了まで、少し分けて投下します。
【第2話】
1年生の女王的な存在ともいえる森山綾世が平田祐美に敗れた次の日、学年体には不気味な空気が流れた。
数ある派閥の中でも最大級の勢力を誇る綾世のグループ。その綾世の敗北がもたらす影響は大きい。
女達の目は光る。
綾世の敗北―――それは平田祐美を倒した者が学年女王の座につくことを意味する。
綾世の敗北―――だがそれは同時に、現段階でまともに戦って平田祐美を倒す力を持つ女はいないということを意味する。
それでも女達の目は欲望で光る。女達は女王の座につくためなら、権力のためなら、手段は選ばない。
綾世は負けた。だがそれはあくまでまともに戦ったから。手段を選ばなければ、甘ちゃんな平田祐美など―――………これが女達の認識だ。
自重したのは綾世のグループ。さすがにリーダーが敗れてすぐに行動するのは慎むべきだ、というナンバー2の存在である白崎直美の提案によるものだった。
しかも綾世の敗北は綾世側から仕掛けた結果によるものではないため、再戦すれば綾世の勝利もあり得る。
今は綾世の復活を待つべきだ―――直美はそう考えたのだった。
その他のグループもお互いの様子を伺いあう中、平田祐美倒しに動こうとするグループがあった。
60 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 17:15:52 ID:68G6HSBP
質問日時: 2007/4/25 18:32:52
シャイな男の人は元気な女の人が苦手ですか?
回答日時: 2007/4/25 18:37:02
逆に好きだと思います。
自分にないものを持った人には轢かれるものです。
ただ元気すぎると疲れるかも・・・。
回答日時: 2007/4/25 20:20:18
そんなことないと思いますよ!!
逆に好きな人の方が多いと思います。
62 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:31:12 ID:/GqegWn/
俺もSS書いてます、よろしくー
63 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:44:41 ID:2q2oSNHR
女対女好き
屈強な悪の女幹部が油断して正義のヒロインに敗れてしまう
「ば、馬鹿な・・私ともあろうものが・・・こんな小娘相手に・・」
苦悶の表情で倒れ爆発・・・
65 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 02:20:54 ID:algQHkJ3
保守
66 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 03:52:31 ID:F/wZJtvm
あげ
67 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 14:07:41 ID:XLYv85KS
あげ
ダイナピンク=レイとの激闘の末,敗れ去ったキメラは必死に命ごいをすると,それを待ってたが如くレイがキメラに奴隷に為るならと言った。 「おおせの通りにしますレイ様!」 キメラが懇願した。 キメラは命令に従い尿の排泄行為を見せた。
69 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 03:45:03 ID:SAmJB6jN
ほす
70 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 04:41:30 ID:3eJgZ2l2
ほす
71 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:37:14 ID:vrapAUXk
投下よろー
72 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 16:42:28 ID:QiHwwvMO
age
重複スレなんだから保守すんなって。
なんで既存のスレを使わないんだ。
悪の女子高とかうざすぎる。