調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart20
ゆいにゃんのショルダーをなでなでしたい
いないようで……
乙
スレ立て乙です
10 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 09:38:22 ID:Vcy1JPuj
一人痛いやつが気づかずに前スレとともに消えたな・・・
消えたの?とりあえずsageながら言ってくれ
SS書けないけど、ショタキャラの悪堕ちSSって需要あるの?
801板ならあるんじゃね?
801板のスレは堕ちたらしい。この板にもショタ総合スレがあるが。
15 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 15:38:30 ID:tMzGQGs2
今思ったがサモンナイトの亜人キャラ(アーノたんとかユエルとか)を魔獣化させるなんてどうかね?
俺は見たいけどこのスレだと無理そうな気ガス
>>15 SN3の全戦闘キャラ亡霊化とか
まずは手始めにファリエルを亡霊化だな
ショタをTS(女性化)させれば良いんだろうが……
残念ながら両方ともこのスレではな……801板に入ったほうが争い無くすむと思う
20 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 15:57:16 ID:tMzGQGs2
ショタ関連はあまり詳しくないけどエレとタカラの闇の市(だっけ?)シリーズは悪堕ちまではいかんけど乗っ取りみたいなのがある。
21 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 16:03:00 ID:tMzGQGs2
>>20 なんか場違いな言言ってしまった気がする
22 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 16:11:23 ID:tMzGQGs2
>>18 ちなみに俺はクラフトソード2から初めてて本家はしてないんだよなあ。(はじ石とエクステはしました)
悪魔化とかが好きだったりします
23 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 16:31:46 ID:tMzGQGs2
>>15 サモナイの亜人キャラってくせ者ぞろいだけど比較的に穏やかなキャラが多いから悪堕ち(魔獣化とか)すると前とのギャップがすごそうな気がする
24 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 16:38:24 ID:kUazTo5T
>>24 言ってる自分がさげないでどうする・・・orz
サモンナイトはアヒィもといアティ先生が
悪堕ちすればそれだけでおなか一杯です
27 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 16:56:26 ID:tMzGQGs2
>>26 自分と同じ考えの人が居ると思わなかった すごい嬉しい
ここには載せないけど今度書きます
アティ先生が剣に乗っ取られるて悪堕ちするとかそんな感じで
>>27 いや、sage進行をしろと言われているのだが理解できていないのか?
E-mailの欄にsageを入れるだけで済むのだが……
横槍ですまないが、アンカーも複数レスで返さずに1レスにまとめてもらえると助かる。
この流れなんかワロタww
この流れにロイエーな話題を混ぜちゃうぜ。
対魔忍アサギのアンソロジーと「前線でリリカル」ってアンソロジーがな、
両方とも一発目、その、惜しかった、個人的に。
まあみんな落ち着けよ。
素数を数えて落ち着けよ。
そして
>>33、詳しい話を聞かせてもらおうか。
ば、馬鹿にして!!
素数ぐらい数えられるわよ!!
1、2、3、5、7、11…
(あ、あれ?なんか、頭が…ボーっと……)
13……じゅう、なな……じゅう……きゅ……
結局、釣りか。
せっかく>35に萌えたのに>38でがっかりだ!
このスレは荒しは触らないで、スルー頼むぜ
素数?
そうっすね。
>>40が放った一言により、全身を貫く寒気と共に
私の精神は砕かれ、目の前が暗くなり意識が遠のいていった・・・・・・
まさに凍てつく波動だなw
>>40 【審議中】
∧,,∧ ∧,,∧
∧,,∧ (´・ω・) (・ω・`). ∧,,∧
( ´・ω).(O┬O) (O┬O) (ω・` )
( O┬O ∧,,∧. ∧,,∧)┬O )
◎-J┴◎( ´・) (・` )┴し-◎
( .__ l) (l __ )
`uロu'. `uロu'
>>38 はい…わかりました……
1は素数じゃ…ありません……
はい…貴方様の…お望みのままに……
45 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 22:42:21 ID:tMzGQGs2
ちょwwww吹いたwwwww
正月、実家に帰った時に姪達が集まって算数の宿題をやっていて、
ふと「あれ?円周率って3.14じゃないの?」って言ったら
「何それ〜?πだよね〜」「え〜πじゃないの?」「πでしょパイ」
「うん、πだよパイ」「私もパイ」「ほら、みんなパイだってよ、パイ」「パイ」
って、あまりにもパイパイ言うもんだから、誰かに洗脳されてるのかと思った
このままじゃ俺まで洗脳されると思ったから逃げたけど、
気付いたらいつの間にか財布の中身が4万ほど消えてた
47 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 23:50:12 ID:tMzGQGs2
ちょっと・・・
>>33のロイエーな話題はいったいどうなったのよ!
>>47 ロイエストライクッ!
うん笑ってもらおうとも、ましてや元ネタをわかってもらおうとも思わない。
>>ID:tMzGQGs2
29が言ってること理解できてる?
>1作目は聖騎士、魔法少女は2作目だって。3作目? しらね。まあでも悪墜ちは絶対あるぜ?
この通行人のセリフに体験版やっててフイタ
悪墜ちにやる気みなぎらせすぎだw
>>50 姫神1/2か…
期待しちゃいるが、前作みたいなスクリプトバグ・音ズレ放置は勘弁な
>>51 プリンセスゴッド1/2とか想像してしまった
ちょっと欝になってくる
姫神はSANPLEってのが…。
>>49 すみませんメール欄にたった今sageと入れておきましたから大丈夫だと思います。
先ほどの連続投稿すみませんでした。
やあ、
>>33が肉体労働から帰ってきたよ。
とりあえず投下しておくが最終的に買うかどうかは自分で見定めておくれよ。
>対魔忍のアンソロジー
一時話題になった二次のウンラインの作者さんの作品でな、
えろえろあってヒロインが最終的に淫魔みたいな仕上がりになってた。
でも味方に襲い掛からないの。むしろ自分が襲われてる感じなの。
対魔忍に対する知識が不足してたせいで楽しめなかった自分に憤慨。
多分、知ってる人ならば楽しめるんじゃないか、と。
>前線でリリカル
元の作品が好きなだけにすげえ惜しかったよ。
ボーイッシュなヒロインが敵の虫メカに操られてな、
相方のツインテに襲い掛かるんだ。
しかもいろいろなモノを生やして絡み付いてロイエーするんだ。
だが操られている言動や雰囲気が普段とそんなに変わらなかったんだぜ!!
せいぜい目が淫らに輝いているぐらいなもんだ、ああ惜しい!!
この嗜好さえなければ、きっと楽しめてたんだろうが・・・!
せめて服が黒くなれ、黒くなれぇええ!ってオモタ。
その、なんだ、悪堕ちに対する己のボーダーラインを感じられっぞ、多分。
説明書いてたらすげえ欲しくなってきたので明日買ってくるわ。
SSでもないのに長文スマソ。
素敵探偵ラビリンスが良いんですよ?このスレ的に。
でもマユキきゅんの可愛さで速攻復帰したし
>>48 ルドーラ様はいいキャラだったよな
フォース2の真ルートじゃアゼレア洗脳してたし
なんだかカオスな流れだな
60 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 14:13:48 ID:KTJFITkX
今日買ってきたラノベ<マスクドドラゴン>に、女子高生が改造される場面があった
手術台の上で手足抑え付けられて、もがいて、っていうのがカナリ良い
アンチ麻酔派な人にオススメな一品でした
スーファミのゲームでなんかいい洗脳物ない?
遊戯王でまた男が洗脳されたみたいだお
男中心のストーリーだからしょうがないが
世界一売れててるカードゲームなんだからグローバルに配慮してもっと女御を
>>63 何言ってるんだ、ヤンデレユベル(男)が、
十代(男)に対して、愛してる愛してると言いまくる話だぞw
>>64 これだけ見るとなんで男同士なんだ('A`)って思うよな
>>58 結婚して下さい。
PC版のフォース2は神だった。
ルドーラでアゼレアを勧誘すると
ルドーラ「フフ…アゼレア、一緒に来てもらうぞ」
アゼレア「だ、誰が貴方なんかに…!」
ルドーラ「抵抗しても無駄だ。
さぁ我が秘術にいつまで耐え切れるかな?」
アゼレア「あ…ああ…いやぁ…っ…」
<アゼレアが部下になりました>
とか表示されたし。
>>65 おまけに、最後は超融合で合体しやがるんだぜ・・・・・・。
だからこそ、男同士になったのかもしれんがw
>>58 エレジタットで始めた場合女性単にしてしまうのは基本ですね。
ルドーラ(+アゼレア&ヒロ&スノー&マユラ&アイラ&ティナ&ラト&スガタ&メイミー)を完成させるまでリセットの嵐
をしたことを思い出します。
この作品、自軍で攻め滅ぼした国の武将は探索で出てこないのでヒロを仲間にするのが大変なこと…。
メイミーに天魔死霊界覚えさせたりとかやりたい放題しましたな。
ああ、これでもう少しゲーム性がよければ…
こんなとこで今週のGXのネタバレ喰らうとはおもわんかったぜ。
ていうかオブさん、あんた一回は勇者っぽくなったのに……。
というかレイあたりを洗脳してくれ頼むからw
あの子ただでさえちょっと影薄いのに。
>>64 俺もニコで見たがすごかったわあれ・・・家族愛とか兄弟愛とかならまだしもなw
>>65 まあ男じゃないといかんか女だったらデビルマンのサタン見たいになったら困るし。
この流れで思いついたが悪堕ち前は普通の子が悪堕ちしてヤンデレ化っていうのを思いついたw
来週あたりにキティでまたあの子が
一体何の遊戯なんだ
ってツッコミたくなるな
>>70 「ふふ…どうしたの?
私はただ貴方がもうちょっとだけ勇気が出せるようにしてあげたいだけなのに。
何で私の声を拒むの?」
「いや…やめて…私は、ただ普通に今までどおり、あいつと…」
「それでいいの? 好きなんでしょ? 盗られたくないんでしょ? 大切な幼なじみ…」
「私…私は…」
「ほら、私の眼を見て。
私の言うことだけを聞くの…」
「や…ぁ……」
「安心して…私は貴方の味方…。
あの泥棒猫から貴方の大事な人を取り戻す手段を教えてあげる…。
だから私の声を受け入れて…私に全てを委ねなさい…」
「あ…ああ…」
「ふふ…気分はどう?」
「…最高です。私、今まで何を悩んでたんだろう。
殺しちゃえばいいんだ、どいつもこいつも、あいつに近づく奴は皆…。
そしてあいつも殺すの…。
そうすればあいつは誰にも盗られない…
あいつは永遠に私のもの…
あいつとずっと一緒にいられる…」
「そう…その通りよ」
「ご主人様…大事なことに気付かせてくれてありがとうございます…ふふ…あははは…」
こうですかわかりません。
そんなような展開をジャンヌでやってたような
>>73 普段だったら良いんだけど
40代男が20代女を宇宙一愛してるといいつつ20回以上刺しまくり殺人した事件のニュースを今日見たからちょっと…ね。
>>77 気持ちはわからんでもないが、そういうことでも現実と虚構の区別はつけといた方が良いぞ。
そうでなくても俺らの趣味は「虚構だからこそ」楽しめる物なんだからな。
ぶっちゃけ何らかの理由で気分が乗らないならその日は何も書かずにスレ閉じてくれ、頼むから。
戦隊ものな悪役でバーサーク状態で理性を無くすと死亡フラグ
悪でも理性と冷静な判断力は必要なんやね。
ここの住人はホントいいやつばかりだな
バルドフォース・エグゼのヒロインの一人。笹桐月菜もある意味で悪堕ちと言えば悪堕ちの部類だよね。
色々と身体を弄られ調教されたり薬物投与などで身体を改造された挙げ句に洗脳され主人公と戦う事になるし
ハッピーエンドですら洗脳が解けて救われる事は救われるけど後遺症で二度とネット世界にダイブが出来ない身体になってるし
悪落ちといっさい関係ないメダロット5探しにブクオフ行ったらガンダム野郎があったから立ち読みしたら、
美しい女剣士が魔物に飲み込まれてその魔物が卵を産み落とす、そしてその卵の中は身も心も魔物になった女剣士が・・・。
というのを思いついた。
元ネタはガンダム野郎の八巻w
10年以上前に同じような妄想してたわ
>>83 間違えたorz
身も心も「魔族」になった〜と書くつもりが「魔物」になってたスマンorz。
でもあまり変わらんか。
後
>>73サンクス。
>>83 悪堕ちと一切関係ないメダロット5ならクワガタとカブト両方ともあるぞ。
イッキの女装姿が大好きだとはお前さんはとんだ好き者だなぁ
俺と一緒に角煮の某スレ行くか?
>美しい女剣士が魔物に飲み込まれてその魔物が卵を産み落とす、そしてその卵の中は身も心も魔物になった女剣士が・・・。
空のディアティフォース読め。
ディアティフォース続き読みたいな……
美しいって枕詞を見ると後ろに魔闘家って続いて来るような強迫観念が脳にしみこんでる俺
>>86 いやボンボンKCの話です・・・
今手元に2,3,4全館持ってるのですがある日メダ5のコミックス1巻があったので買ったのですが
2巻がどこにもなく探し回っただけです。しかもイッキの女装は興味なしですスマソ。弐COREなら両Ver持ってるけど
漫画版4は結構いい話です。
>空のディアティフォース読め。
いや、あれはガンダム野郎のネタですからw
思いついたネタをファンタジー物の小説に書こうと思ったけどやめよう・・・二番煎じになるから
早速空のディアティフォースでググってみたらSKYSTORYPAGEの機動戦隊ディアティフォースでしたかw
ちなみに>美しい女剣士が魔物に飲み込まれてその魔物が卵を産み落とす、そしてその卵の中は身も心も魔物になった女剣士が・・・。
と言うネタはファンタジーを想定したシチュです。
悪堕ちはヒーロー物よりもファンタジー派なんですいません。
>>86 多少スレチだが5にイッキって出てくるのか?
4が最後じゃなかったのかよ
4で着たくないコスプレをむりやり着せられて色んな意味で堕ちるイッキに萌えてしまった………
>>90 舞方氏のブログにそういうSSがあったはず。
>>91 GB、漫画版両方ともメダ5ではイッキは出ません。GBAのGでイッキたちがゲスト主演しますが。
G以後は海外進出で出たゲームのBRAVEでは主役復帰しますが。
>>92 スコーピオンレディですね。それを元ネタにしたわけじゃないけどありがとうございました。
暇があれば書いてみるか・・・小説。
あ、悪ー
いえいえ
そうだ!
ナエをさらってきて女幹部に洗脳して
我々と同じ格好になって貰った挙句
同じく拉致ってきた無垢なメダロットに特製メダルを嵌めこんで
ついでに凶悪改造して貰う……ロボ!
>>70ヤンデレ化ネタの小説作ったが後少しで終わるなあ
ティンペットの代わりに生身の娘っ子使って
メダルを付けるとメダルの情報がおにゃのこにロードされて
強制的に脳みその中身書き換えたり
パーツ付け替えでで身体改造したり
外装はメダチェンジで三角木馬になったり拘束具になったり
メダフォースで相手を強制的に発情させたり
そんな新型メダロットの発表まだー?
眼科に行ったら置いてあったヤンマガに
「やりすぎコンパニオンとアタシ物語」ってのに目がいって
コンパニオンが良い感じに洗脳されてヒロインに襲い掛かってた。
さすが眼科、目の保養になったわ。
ただし先週号。さっさと単行本になーれっ。
>>98 メダロットの方ならマンガ版メダ2であった。
ロボロボ団が新商品お披露目会見のアンビギュアスのメダルとティンペットをラストのメダルとティンペットにすり替えてアンビギュアスを自分の物にしたんだよ。
>>100 メダGのマンガでアラクネイトの目的が自分の人格とかをコピーするとか言ってたな。
失敗に終わったけど
103 :
鮮血に染まる紅(前編) ◇eBvyn5s0:2008/01/12(土) 11:58:15 ID:wNYHXWg2
<前書き>
>>70のアイデアを発展させた小説です。
ストーリーに重点を置いて書いたので過剰なエロ描写はありません
後、随所にSDガンダムネタとプラモ狂四郎ネタがあります。探してみてください。
初めて作った小説なので未熟な部分はありますが広い目でご覧下さい。
104 :
鮮血に染まる紅(前編) ◇eBvyn5s0:2008/01/12(土) 11:59:32 ID:wNYHXWg2
1.
バルディア国に近い山の中に赤い鎧を着た赤い髪の麗しき騎士がこれまた赤い鎧を着た馬に乗馬し山中を駆けぬけていく・・・。
急がなければ・・・クラウナス王子が危ない!
彼女はそう思いながら愛馬に叫ぶ
「急いで!キャリガ!」
そんなことを言っても馬が話すわけはない、しかしその馬はまるで彼女に応えるかのように加速した。
「よし!抜けた!」
そして彼女とその愛馬は山を抜けた。
しかし山を抜けてもまだまだ彼女の目標地点の城『アマチ』へはまだ時間がかかる、それでも彼女は休むヒマもなく急いでいった。
彼女の名前はグレース
カイシス王国の紅戦士(こうせんし)の一族でただ一人の女性・・・
いや・・・16歳の『少女』である。
両親が病気で亡くなり 彼女は兄のグレンと兄妹で暮らしていた。しかし兄が『大いなる存在』に殺されてしまった。
彼女がまだ5歳の時だった。
彼女は兄を殺した『大いなる存在』を憎んだ。その後彼女はバルディア国に引き取られる国内の者達は彼女のかわいさそして紅戦士の一族ゆえに美しき姫となるだろう・・・皆そう思っていた・・・。
しかし彼女は幼くして剣術を習う決意をしていたのだ。
しかもその剣術を教えてくれたのは幼馴染のクラウナス王子の父ヴァトラ国王だった。
彼は彼女の心情が見えてたのか「グレースよ・・・憎しみだけで戦ってはいけない、大切なものを守るために戦うのだ。」彼女にとってそれが最後の言葉となった。
ヴァトラは「大いなる存在」の手下に殺されてしまったのである。そのときのグレースはまだ6歳だった。
その葬式のとき彼女の隣にクラウナスの悲しむ顔を彼女は今も忘れていない。
そして悲しむ彼を抱きしめ「だいじょうぶ・・・わたしがまもってあげる。」といったのも忘れてはいないのだ。
そして彼女は義父の教え、そして彼に言った約束を貫くために血反吐の出る特訓の果てに騎士の称号を手にしたのであるこの時グレースは15歳であった。
105 :
鮮血に染まる紅(前編) ◇eBvyn5s0:2008/01/12(土) 12:00:09 ID:wNYHXWg2
2.
(くっ・・・まさかこれが敵の謀略だったなんて、)
話は先日前に遡る
アマチ城の王宮でグレースはクラウナス王子の命令にきょとんとした
「宝玉の捜索・・・ですか?」
「そうだ、オープスの山に向かい宝玉の一つを取ってきてほしいのだ。」
クラウナス王子も彼女と歳は同じ16歳だった。
彼女も彼が欲している宝玉の存在は理解していた。
アマチ城に封印された剣『閃光剣』は5つの宝玉がなければ封印は解けない、そのため彼女の知り合い(知り合いの彼らは大半がキザな兄とは違うおしとやかな子と言われたが兄の悪口が嫌いなため多少不満だった。)もバラバラになって探しているという。
「しかし、何故宝玉の一つがオープス山と分かるのですか?」
彼女にとってそれだけ気がかりだった。しかし彼はそれをわかっていたらしく、彼女にこう述べた。
「その情報は隣の国の騎士ディルティが教えてくれたのだ。安心しろ。あとディエルテイも同行するから危険なことにはならないだろう。」
彼女はほっと一息ついた。(なんだ、彼女とは一度だけ会ったけど根は真面目だから安心できる。) しかしその安心が危機を呼ぶとは思いもしなかったのだ。
「宝玉を手に入れれば大いなる存在を倒せる、そうすればお前の兄の仇を討つことができる。やってくれるな?」
「ハイ!」
こうして彼女はオープス山へ向かったのである。
106 :
鮮血に染まる紅(前編) ◇eBvyn5s0:2008/01/12(土) 12:01:11 ID:wNYHXWg2
3.
そしてその翌日、王国から離れグレース達は馬に乗りながらオープス山に向かう二人の姿があった。
そんな中でグレースは考えていた。
(しかし、コレでいいのだろうか?私は王子を守りたい一心で騎士になった。でもここずっと城を守ってない気がする、何か嫌なことがおきそうな気が・・・)
「いったいどうしたのだ?なんか変だぞお前。」
と薄いグレーのツインテールの女性が顔を近づけた。
「わ!わたたっ!」
彼女は驚いた。その際に馬から落ちそうになった。
「も、もう驚かさないでくださいよ!」
モノを考えていたグレースに話しかけてきた騎士ディエルテイは20歳の女性である。
隣国ダードのパートン姫に仕える騎士の一人でなかなかの美人だ。また義理の姉(21)がおりつい先日バーサルの称号をもらったという。
「ははは、すまんお前がぼっとしていたから話しかけてきただけだ。」
「・・・」
グレースは彼女をにらんだ。見つめる先には自分よりもすこし大きい胸がある。
彼女達は今、鎧を着ていない。この世界では魔法により装着者が任意に鎧を装着できるようになっている。そのため彼女達は必要な時意外は鎧をつけなくていいのである。
「そろそろ近いぞ、油断をするな。」
「はい!」
オープス山に近づくとディエルティは真剣になった。
(さすがは真面目な人だ。さっきとは表情が違う。)
そして山に近づくと入り口に魔物の雑魚が集まっていた。門番のつもりだろう。
「まだ鎧は要らない!ここを一気に突っ込むぞ!」
「ハイ!」
そう言うと二人は馬を叩き走らせた。
「「ハアアアアアアアアアアアアアアアア!」」
彼女達は人馬一体となって果敢に突っ込んだ。
グレースは一族の宝剣『ミツメノカンゼン』を
ディエルティは両刃の大剣『光筒(こうつつ)』を雑魚に振るった。
なんとか山に入ることに成功したが魔物の数は増えていくばかりだ。
「そろそろマズイな・・・」
ディエルティはそうぼやいた。それを察知してか魔物は寄り付く
「じゃあいきますか。」
グレースはニヤリと言った。そして魔物は飛び込んだ!
「「ヒートアップ!」」その叫び声により彼女達の周りに光が走る。
「「鎧装着!!」」その叫びにより彼女達の周りの光は爆発した!
そして光がなくなったあとに現れたのは紅の鎧を着たグレースとグレーの鎧を着たディエルティだった。
グレースの鎧は胸の辺りが黒く首の周りと胸の四角のクリスタルのあたりに白い三角がある。そしてカブトの上部は二枚の羽根があるあたりがいかにも知り合いの騎士がキザといわれるような鎧である。女性より男性が似合いそうな鎧と言っても過言ではないかも知れない。
一方のディエルティの場合は一般の騎士を彼女なりにアレンジしたデザインである。簡単に言えば真面目な鎧だ。
「宝玉がどこにあるかはわからないけど二手に分かれよう!」
魔物を一気に切り裂きディエルティは言った。
「わかりました。御武運を。」
グレースはそう言うと一気に一つのトンネルに入った。
そのとき彼女は気づかなかった、ディエルティが邪悪に浮かべた笑みを。
そしてそのままディエルティももう一方のトンネルに入っていった。
>>103-
>>106のあたりにsageを忘れてたうえに
>>107の最初に「4.」とつけるのを忘れてしまいました。
すみません。
5.
そして今
村に近づくと魔物の炎に焼かれた家や畑があった。
(なんてこと・・・油断してしまった。国を守る騎士なのにこの体たらく・・・でも・・・)
グレースは自分に絶望した。しかし自分に絶望する暇があるのは一瞬だけだ。
「だからこそ今ここで被害を最小限に抑える!」彼女はそう決意すると一気に走る・・・はずだった。
「大いなる業火(アトミックバズーカ)!!」
「!?」
キャリガはグレースを強引に振り払い突如として現れた業火から主である彼女を守るため自ら焼かれた。
「あああっ!!」彼女は衝撃を受けた幼い頃の遊び相手であったキャリガが焼かれている事に。
「ヒヒーン」キャリガは『後を頼む』と言わんばかりに鳴いた。そしてその炎はキャリガを灰まで焼き尽くし消し炭一つ残らなかった。
「誰!?誰がこんなことを・・・」
彼女は涙を流しながら叫んだ。そしてそれに応える声が一つ
「私だ。」
グレースは声の方向を向いた。そして第二の衝撃を食らうことになる。
「ま、まさか・・・あなたは・・・ディエルさん!?」
6.
目の前にいるディエルティはツインテールの髪型だった、しかし今の色は薄いグレーがどす黒い感じのグレーになっていた。
そして耳は鋭く尖っており血のようなルージュをつけた口元にはキバがあった。そして前にはない黒くそして長いそして先端が三角の悪魔のような尻尾がある。
そして以前はグリーンの瞳は真っ赤になっておりしかも切れ長の瞳孔がある。
しかしその違いは顔だけではない、真面目な感じの鎧は鎧自体が魔物のように感じてしまう禍々しいデザインになっており右手に持っていた大剣『光筒』は魔剣といっていいほどこれまたゆがんだ形になっていた。
そして左手は真ん中の辺りに魔物のような目がついた邪悪なデザインにの盾を持っていたのである。
「ディエルさん?・・・ディエルさんなの!?」
「そう、お前の知っているディエルティだ。」
「で、でもどうしてこんな魔物のような姿を・・・そしてなんで私の大事なキャリガを殺したの!?」
「ああ・・・あの馬? 勘違いするな、私はあなたを殺そうと思ってやっただけだがあの馬が邪魔をしただけだ。変な言いがかりはつけるものではない。」
その言葉聞いたときグレースは怒りを覚えた。
「貴様アアアァァァァァ!!」
グレースは少女らしくない叫び声を挙げ、『ミツメノカンゼン』を邪悪な女騎士に振り上げた。
ガン! ガンガン!! ディエルティが持つ剣と盾は憎しみで動くミツメノカンゼンをあしらうかのように受け流した。
「ほう・・・たかが馬一匹で怒りを上げるとは馬もさぞ悲しむな。」
ガキィ! ガシィ! ディエルティは反撃と言わんばかりに剣と盾で攻撃するグレースは感情のまま回避した。
「うるさい!!アンタにキャリガの何が分かるの!?」
グレースの今の戦い方はもはや騎士のやり方ではなかった憎しみに突き動かされ自分を見失っていた。
「そうか・・・では分かる様にしよう・・・これでな!!」
バッ! ディエルティは魔剣と化した『光筒』を投げ捨て魔性の盾からカギのような短剣を出したそしてそれをグレースの額に突き刺した。しかし血は出なかった。
その直後突如としてグレースの額から黒い光が放たれた。
7.
この記憶はクラウナスの父でありグレースの義父でもありそしてバルディア国王でもあるヴァトラの葬式だった
「リーザおしえてよう、どうしておとうさん目を覚まさないの?」
クラウナスの質問にメイドのリーザ(当時27歳)は答えられなかった。
かつてバルディア親衛隊で今はもういないフォルオ(当時35歳で性別はやはり女性)はこう言った
「王子・・・父上はもう死んでてそれで目を覚まさないんだ。」
クラウナスは只泣き続けるしかなかった剣術を教えてくれた自分より強く優しい父が死ぬことが何よりのショックだった
幼馴染のグレースも同じく悲しんでいたでも彼女はそれを堪えた。
クラウナスの母親は早産のせいで亡くなったため父親しかいなかった(とはいえメイドなどはいたが)ため大分寂しかったことは知っているのだ。
そのため彼女はあまり泣けなかったのだ。(我慢強いのもある)
そして彼女はクラウナスにこういった「だいじょうぶ・・・わたしがまもってあげる。」と・・・。
(ほう・・・コレは使えるな・・・)
そしてその光景を眺めていたディエルティは少し笑みを浮かべグレースの記憶空間を後にした。 ただ馬のことは忘れていた。
8.
そして
ディエルティはグレースの額に刺さった記憶の鍵剣を抜きグレースを蹴り飛ばした。
グレースは何をされたか判らないままいきなり頭痛が起きた頭を抱えた。
「痛…なんで?」
「さあ何故だろうな?」
ディエルティはすこしにやついて答えた。そしてこう言った。
「そういえばさっきお前のもう一つの質問に答えるのを忘れていたな。あと間違いがある今の私は人間でも魔物でもない。」
「じゃあ何なのよ?…痛ァ」
グレースは睨む、頭痛は大分引いていきそうな感じではある
「そう、今の私は魔族だ。」
「魔族?今までのとは違うの?」
「全然違うな魔族は魔物を操れる。」
「じゃ…じゃあ、どうしてあなたがその魔族になったのよ!?」
「あれは少し前の話だった…」
9.
ディエルティはダード親衛隊として人にあだをなす魔物の討伐に向かっていた。
そんなある日村から外れたところで大きな魔物に遭遇、なんとか果敢に戦ったが大きな魔物に軽くあしらわれた。
そのとき内心に焦りを感じた彼女は思った。(力がほしい強い力が…)と…そんな時現れたのが魔性の盾だったのだ。彼女がその盾をつかんだとたん彼女の中の何かが変わった。
そして魔性の盾は彼女に魔力を与えたのだった。魔族に変える魔力を…。
10.
「そう、かつて私の欲しかったのは力だ!そして今私は力を手に入れた!」
グレースはディエルティから湧き上がる邪悪な快楽の笑みに恐怖を感じた。
「じゃあ昨日王子に情報を与えたのはこのためだったて言うの・・・?」
「そうだ!力なき人間など愚者に過ぎん!魔族は正義だ!力こそが正義だ!」
彼女は叫んだ燃え上がる炎を背に立つ姿にグレースはさらに恐怖した
「そんな…私は騙されたの?…」
「まあそんなとこだ、しかしその宝玉は本物だがな。」
たとえ宝玉が本物であってもグレースはそれを安心する余裕などなかった。
「だったらそこをどいてもらうわ!!」そう叫ぶとグレースはディエルティに向かっていった。
そして10分後・・・そこにはカブトが真っ二つにされ髪が見えている状態で横たわったグレースの姿があった。そしてディエルティもグレースほどではないがダメージを食らっていた。
「ふっ・・・ここまでやれるとは、お前はどこまで馬鹿なんだ?」
その言葉は彼女なりに気遣ってるのだろう。だがグレースは横たわっていた。
(ぐ・・・つ・・・強すぎるここまでやられるなんて)なんとか立とうとするがなかなか立てない。だがしゃべれることはできるようだ。
(さて遊びは終わらせよう。)何とか立とうとするグレースを見ながらディエルティはなにか決意した。そしてディエルティはグレースに近寄った。
「なあ・・・お前はホントに今の状態で満足しているのか?」何とか立ち上がったグレースはその言葉を聞いた。
「!?・・・ど・・・どういうこと?」
ディエルティから放たれた言葉に突如として驚く。
「お前が騎士になったのは王子を守りたかったのだろう?だが今の命はお前のやりたいことじゃないだろう、お前のやりたいのはそんなチャチな玉探しか?」
ディエルティはグレースから落ちた宝玉を眺める。
「騎士はやりたいことをやるためにあるんじゃない。勝手な事言わないで!」
だが彼女はなおも続ける、そしてディエルティの顔はグレースの顔に近づいた。キスができるくらいに
「お前、本当はクラウナス王子が好きなのだろう?」
「!?」
まず一つ、「〜。」というような表記は誤り、句点は必要ない
もう一つ、トリップつけたいなら#の後に文字列な
よくわからんがトリップ直打ちしてるのは
やり方勘違いしてるわけじゃないよな?
確かに私は彼が好きだ。でもどうして彼女がそんなことを?
まさか、どこかで記憶を覗かれた!?
「だがクラウナスは成長し恋人と結婚する。だがお前はいつまでも王家に仕えるただの番犬のままだお前はそれでいいのか?」
「!!」グレースは戦慄した。強い意志は残酷な現実により砕かれた。
そうだ私は王子を守りたい一心で入ったはずだった。それがい つしか宝石探しや他国の魔物討伐の旅で王子を守ってない。
そう、今の私は騎士と言う名のただの犬にしかなってない!
イヤダ…
イヌニナンカナリタクナイ…
ワタシハクラウナスヲマモリタイダケナノニ…
ドウシテワタシトクラウナスヲヒキハナスノ…
「・・・いやぁ」頭を抱えるグレース
「よき理解者はお前の元を去る、そしてお前はまた一人になるそれでいいのか?」
パパモママモソシテオニイチャンオウサマモシンダ…
ミンナワタシノマエカライナクナッテイク…
モウダレモウシナイタクナイ…
トクニクラウナスダケハ・・・
マモルッテイッタ…ダカラ…
「やめてぇ・・・」グレースは只、頭を抱えて涙を流す
彼女は理性と押さえつけられた感情の間で混乱する
クラウナスヲワタシノモノニシテシマエバイイ…
そんな感情が彼女を汚染していく…
それは一分も満たされずに全てが終わった。
そしてグレースの理性は崩壊を向かえた。
>>117-
>>118の方アドバイスありがとうございます。
すいません小説ははじめて書くせいか「〜。」とつけてしまって…
最後にもう一つ、この鳥は割れてるから使わない方がいい
QwQはオンドゥルチックで可愛いから勿体無いが
>>117さんのアドバイスに沿ってこれからうpする文章を修正しました
そろそろ終盤ですどぞ
11.
「泣くな、私は力を手に入れただからお前にも本当の幸せを掴んでほしい、それだけだ」
「ほんとうのしあわせ?」グレースの顔は涙でボロボロになり心はもはや裸の状態だった
「そうだ、『あの方』は私に魔性の盾とは違うもう一つの武器をくれたのだ」
「もうひとつの・・・ぶき?」
「そう・・・今からお前に『ほんとうのしあわせ』をくれる武器を・・・お前はクラウナスと幸せになりたいか?」
その言葉を聞いていくごとにグレースの瞳から光が消えていく・・・
「わたし・・・わたし・・・しあわせになりたい!クラウナスとしあわせになりたい!」
「よし、分かったじゃあそれを呼ぼう」
そしてディエルティは謎の呪文を浮かべた。すると地面から禍々しい片刃の剣が現れた
「さあ、触ってみろ」
そう言われてグレースは剣を握る部分に触れてそして握った
その瞬間まるで波のように邪悪な気が流れた
「あ・・・ああっ・・・ふわあっ・・・」
そしてグレースは快感に震えそして意識を失った
12.
クラウナス・・・わたしのだいすきなクラウナス クラウナスとわたしのしあわせのためならなんでもする
クラウナスがすきクラウナスいがいはなにもいらない クラウナスのすきなものはわたしだけにするそうすればいいんだ・・・ああ いい それがいい
クラウナスクラウナスクラウナスクラウナスクラウナスクラウナスクラウナスクラウナスクラウナスクラウナスクラウナスクラウナスクラウナス
一方グレースの体に変化が起きた、カブトが真っ二つになり見えている純粋な赤色のロングヘアーは鮮血のようなどす黒い赤に変化し
額から暗いブルーの角が生え口元はディエルティよりも赤いルージュの唇、そこから二本の長く鋭い牙が生えた
また、耳も尖りほぼボロボロ状態の鎧の腰の辺りをダークブルーの悪魔のような尻尾が貫いた
寝言なのか口からは「ウナスぅ・・・クラウナスゥ・・・」とつぶやき声が聞こえていた
しばらく経つと鎧も元のデザインを禍々しくしたものに変わっていった
そして彼女が目を開けた、その目の瞳は前は純粋な黄色から血からできたルビーを連想させるような赤色に変わり切れ長の瞳孔を持っていた。
紅魔騎士(こうまきし)グレースの誕生である
「こ、これが魔族の力・・・すごい・・・すごすぎます・・・ディエルさん気持ちいいです魔族は素晴らしいです。」彼女は魔族の快楽の悦びを得ていた
「そうか・・・そう言ってくれると私もうれしいな、しかも『ディエルさん』と言ってくれて凄く嬉しい」
ディエルテイは同胞となったグレースに笑顔を見せる。彼女は本当に喜んでいる
「本当にありがとうございます それで私思ったんです『ほんとうのしあわせ』を自分で手に入れる方法、それは・・・」
そう言うとグレースの瞳は可愛くそして怖ろしくなった。
以上で前編終わりです。お見苦しい書き方もありましたが何とか終わりました
ちなみに後編のほうはまだ製作中です
余談ですがディエルティ以外はSDガンダム外伝円卓の騎士編の円卓の騎士をベースにしています
悪堕ち薄な作品ですがストーリーを中心に書いたせいです
乙
もうちょいこまめに改行した方がいいかも
>>125さんアドバイスありがとうございました。
後編書かないで前編を書き直した方がよさそうですね
このまま続きを上げるか前編の改訂版を上げたほうがいいか悩んでます。
後この作品のキャラのモチーフを書いておこうと思います 鎧のデザインは各モチーフのガンダムの鎧をイメージしてます
グレース=麗騎士レッドウォーリア(BB戦士の麗騎士ですが)
予断ですが紅戦士は訳するとレッドウォーリアになります。鎧のデザインはBB戦士の麗騎士準拠
ディエルティ=騎士ガンダムGP02(魔族版のモチーフは魔騎士アトミックガンダム)
俺にとっての悪堕ちはコイツから始まったのです(映画版でのインパクトときたらもう…)
クラウナス王子=皇騎士(クラウンナイト)ガンダム
後編では王家の鎧(鎧のベースはキングガンダム2世)を着ます。
キャリガ(キャラ…なのか?)=ガンキャリア
モチーフとなったガンキャリアはプラモ狂四郎のレッドウォリアー初登場の回で登場し
レッドウォリアーと一緒に戦った機体です。
…とまあこんな感じです。次はネタの元ネタを書くべきでしょうか?
ドーデもいいことかもしれませんが、
4と5の間に、グレースは、トンネルの中で宝珠を探し出して、トンネルから出て、
城へ戻る道の途中の村に通りがかったように見える。
ディエルティが、宝珠のないハズレのトンネルに入っていって、
宝珠が見つかるまでひたすらモンスターと戦ってるはずなのに、それを見捨てて。
薄情なヤツだなー。
>>27 あ…まあ彼女は姉よりも強い騎士なのでグレちゃんはその辺も信頼してたから国に戻ったのでしょう。
今後出る騎士も仲間への信頼が強いと言う設定です。
しかしすごいツッコミ…
あと、城の周りに町がありそしてそれを囲むようにして村があるって設定なんです。
だからグレちゃんはトンネル脱出→城の周りの森に直行…てな感じになります。
国の構成の絵をアップできればわかると思います。その辺の説明不足の部分も修正版で直したいです。
グレース(以下グレ)「私はそんなに薄情じゃないです!!」
ディエル「まあ私が同じ立場ならお前を助けるが…」
グレ「なんでですか?」
ディエル「お前の一族が…」
グレ「ブチッ」
ディエル「スマン…」
以上魔族の二人のプチ会話でした〜
ついでにネタ元紹介
バルディア国のネームはバンダイから…ってバしか合ってないwww
カイシス、コレは狂四郎を自分流にアレンジした名前です(バルディアも)だってバンダイ国とかかっこ悪いもん
アマチ城はガンダム野郎の天地大河でもSD戦国伝の天地城でもあります。(要するに読み仮名を変えただけ)
オープス山はアプサラスです。でもオープスってどっかにいそうだな…
閃光剣は戦国伝の風林火山で3代目大将軍の武器(名前もまんま閃光剣)五つの宝玉がないと使えないのも同じ
ダードはSDガンダム外伝のダバード国、ディエルのベースがGP02なんで…
あと、姉は騎士ガンダムGP01です。(バーサルになる時期は違います)
グレちゃん所持の武器ミツメノカンゼンはレッドウォーリアの別名パーフェクトガンダムVから
ディエルの光筒はよくゲームで見かけるビームバズーカからとりました。
「ヒートアップ」「鎧装着」の掛け声、前述は武者○伝2の武者バトルの中番の掛け声
後述は○伝の武者の装着の掛け声です。
アトミックバズーカは…言うまでもないですねw
魔族化ディエルが持っている魔性の盾は聖機兵物語にでたGP02を悪堕ちさせたヤツと同じ
しかも彼女が魔族になる経緯が映画版そっくり。(パロと思ってくださいw)
王家に仕えるただの番犬というセリフがありますが、あれはSDGFの変態デスサイズのセリフから抜粋しました。
グレちゃんはおそらくあのデスサイズと似て非なる運命をたどると思います。
後忘れてた、グレの過去に出た人
ヴァトラ国王=猛将ヴァトラスから
フォルオ=フルアーマーガンダムからです
リーザの元ねたは無し!
乙
改行もそうだけど、もうちょっと句点を考えた方がいいかも
行の後ろに。が無い所とある所があるし、無いまま次の文章が続いている所もある
途中に、が無くて見難い部分も若干・・・
改訂版をUPするんだったら続きを希望
131 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 01:02:29 ID:yxnFaDiJ
もう書くなよ
バルディアってラングリッサー1になかったか?
バルディアって東芝が必死になって売ろうとしてるHDDVDレコーダーだお( ^ω^)
なにやらSSが出たすぐ後で恐縮ですが…、聖界戦隊サイヘンジャーの2回目です。
今回のネタは某A省で大問題になったアレです。
『闘え!聖界戦隊サイヘンジャー 気をつけろ!女教師と甘い汁』
爽やかな日差しと、透き通るような空。今日もまた、新しい一日が始まろうとしている。永田町学園へ向う
多数の学生が、今日への期待と不安を心にしまいこみながら歩みを進めている。
しかし、その中の一人、福田康代の心は数日前から沈んだままだった。
(私は、結局いちごさんを助けることが出来なかった…)
自分の目の前で、一度はミンジューの魔の手から救い出したはずの級友、小沢いちごは再びミンジュー
の手先となって自分の前に立ちはだかった。そして、
『でも康代ちゃん、私はあなたを諦めない!絶対に康代ちゃんを、私のものにしてみせるから!』
そういい残し、かつての級友は異空間の中へと姿を消してしまった。
もう少しいちごの動静に気を配っていれば、もしかしたらいちごが再びミンジューに囚われる事を防げた
かもしれない。現実には、それは無理な相談なのかもしれないが、そう考えるたびに、康代は激しい後悔に襲われていた。
「よっ、康代!な〜にちんたら歩いているんだ!」
顔に暗く影を落しながらとぼとぼと進む康代の後ろから、妙に景気のいい声が飛んできた。
くるりと振り返った康代の視線の先には、自分と同じサイヘンシンボルを託され、共に戦う同志であり
親友でもある麻生多美が近寄ってきた。
「あ…、多美さん…。おはようございます…」
「…………」
力なく多美に返事を返す康代を多美は不機嫌そうに睨みつけると、いきなり両手を伸ばして康代の頬を掴み、ギュッと横へ引っ張った。
「!!
ひ、ひひゃい!ないふうんでふか!!」
突然の暴行に康代は口を広げられたまま抗議の声を発するが、多美は構うことなく頬を引っ張ったまま康代に怒鳴りつけた。
「暗い!暗すぎるぞ康代!確かにこの前のことは堪えたかもしれないけれど、いつまで引きずっているつもりなんだ!
あいつがまたさらわれたのは不可抗力だ。誰にも防げはしないっての!
それとも何か?お前が一日中寝る間もなくいちごを見張っていれば、それを防げたってのか?」
たしかに、そんなことは現実的には不可能だ。
「過ぎたことをぐだぐだ悩む暇があったら、少しは明るい一日を過ごすことでも考えやがれ!そのほうがずっと健康的だ!」
そこまで言ってから、ようやく多美は康代の頬から手を離した。
かなり乱暴な態度と言葉だが、多美にとっては彼女なりの励まし方なのだろう。それを感じ取り、康代は
少しだけだが笑顔を取り戻した。
「多美さん…、心配かけて申し訳ありません。確かに、過ぎたことをいつまでも後悔し続けていても何も生まれませんものね」
「そういうことそういうこと!まあ、俺みたいに日々新しい目標を見つけて頑張れば、嫌なことなんか思い出す暇もなくなるさ。
今日もまた、忙しくなりそうだからな」
「忙しくって…、多美さん、『アレ』をまだ続けていたのですか?」
康代はあきれ返った口調で多美に尋ねた。
「おうよ。今日は女子ゴルフ部へ殴り込みをかけようと思っているんだ。クラスメートの武(たける)が来てみないかって誘ってくれてよ」
康代の言う『アレ』とは、多美がしょっちゅう行っている『麻生多美・運動部100人切り』のことである。
本来ライフル部に所属している多美であるが、生来の運動好きと喧嘩っ早さが相まって、他の運動部へ
殴り込みをかけてはうやむやのうちに勝負に持ち込んでいるのだ。
まあ、得手不得手考えずに勝負を挑むため負けることもしょっちゅうなのだが、勝っても負けても後へと
引かない清々しい態度とその啖呵の面白さから、ある意味学園の名物となっている。
「というわけで、今日はいつにも増して気合が入っているってわけなのよ。じゃあお先に!」
と言い残し、多美はたちまち康代の前から姿を消してしまった。
多美の言葉に、康代はここ数日のもやもやもやとした気分が多少なりとも晴れ渡っていくのを感じた。
が、その少しだけ消え去ったもやもやは、教室に入るなりたちまちのうちに雲散霧消した。
それだけの衝撃が福田康代に襲い掛かったのだった。
所変わって、ここは世異界にあるミンジューの本拠地『伏魔殿・衆欺の間』
その中心にいる大勲位ヤースは酷く立腹していた。
「………で、結局ヤスヨなる人間が何者かは未だにわからぬのか!」
ヤースの激高に、眼下に控えるオヘンローとジャスコの両将軍は思わず首をすくめた。
「結局、ブラックベリーはヤスヨのことについては一言も申し上げませなんだ。もしかして、洗隷異(せんれい)
が不十分だったのではないですかな?」
ヤースの脇に佇む神官長ナベッツが、ヤースへ向けてぽつりと呟いた。
「そんなことはあり得ぬ。有象無象の世異怪人が施したならともかく、私自ら洗隷異したのだ。ブラックベリーは
体の心まで我ら世異界の住人と化しておる。なのに、なぜ…」
「やはり、心まで完璧に作り変えてしまった方がよかったのではないでしょうか?」
ジャスコが一見するともっともらしい意見を述べてきた。が、今回に関してはそれは当てはまらない。
すぐさまオヘンローがその矛盾を突いてきた。
「愚か者。それではブラックベリーが持つ『小沢いちご』の記憶まで一緒に消されてしまう。そうなると
どのみち、ヤスヨが何者かは分からなくなってしまうぞ」
本当なら、今すぐにでもなんとしてもブラックベリーの口からヤスヨの正体を聞き出したい。対象となる
敵の詳細がわかれば、対策が非常にとりやすくなる。
しかし、ブラックベリーはつい先日伏魔殿を飛び出して行方知れずになっていた。本来、世異怪人と
ヤースはどこにいても『念』で会話が通じるようになっているのだが、ブラックベリーのほうが念のリンクを
切っているらしく、いくら呼びかけても出てくる気配が無い。
「あやつの『地』がここまで奔放な性格とは思わなかったわ…。まさか我らを裏切ることはないだろうが、これではどうすることも…」
ヤースが思わず頭を抱えてしまったとき、奥のほうから近づいてくる影があった。
「みなさま、お困りのようですね」
そこにいたのは、オヘンローたちと同じく世異界の将軍であり、この場に唯一姿を見せていなかったポッポ将軍だった。
「ポッポ!貴様大切な軍議の時にどこにいっておったのだ!たかが将軍のくせに!」
「ご老体、そんなに興奮すると体を害しますよ。せっかく、サイヘンジャーを一網打尽にする作戦を立ててきたというのに」
「!!」
その場にいた全員が、ポッポの言葉に凍りついた。あれほど苦労を重ねているサイヘンジャー打倒。
一人でも大変だというのに、まさか一網打尽に出来るなどとは。
「その言葉、本当かポッポ将軍!」
ヤースの驚きと疑問が入り混じった声にも、ポッポは泰然とした表情を崩さず自信を持って答えた。
「なあに、簡単なことです。ブラックベリーが知っている人間だということは、ブラックベリーが人間と
接する機会が多いところにヤスヨなる人間もいる可能性が高いと思われます。ま、後は私にお任せを…」
「よかろう。ポッポよ、期待しておるぞ」
「ははっ!」
ポッポはオヘンロー&ジャスコへちらりと視線を移すと、勝ち誇ったかのように顔面に笑みを浮かべ、衆欺の間から姿を消した。
その後には、歯噛みをして悔しがる2将軍が残っていた。
「何、あの嫌らしそうな笑い顔………むかつく」
「あいつは格好をつけたがってドジ踏むことが多いからね………。失敗してしまえ」
「おおりゃあ〜〜〜〜っ!!」
多美の気合が入りすぎた掛け声と共に放たれたものが、奥に貼られたネット目掛けてすっ飛んでいく。
それは『200』と描かれた紙のはるか上に命中し、ぼとりと人工芝の上に落ちた。
「どうだぁ!景気よくすっ飛んだだろ!」
多美のすぐ横に立っていた女子生徒は、あんぐりと口をあけたままその行く先を眺めていた。
麻生多美がほとんど日課のようにしている『運動部100人切り』。その今回の犠牲…もとい標的…
いや違った、訪問先は女子ゴルフ部。
多美がいる2−Eのクラスメートであり同部員である守屋武(もりやたける)の誘いで体験入部扱いで
女子ゴルフ部へ殴りこんだ多美は、いきなり武の前で豪快な真似をやってのけたのだった。
「凄い…。麻生さん、私始めて見ました………」
「そうだろうそうだろう!」
「あそこまで………、クラブヘッドを飛ばした人を………」
「そうだろそうだろ………、なに?!」
武にとんでもないことを指摘され、多美は慌ててクラブを握っている自分の手を見た。
「あっ………」
なるほど。1番ウッドのヘッドが付いているはずの先端は見事までに折れ曲がり、ヘッドは消失してしまっている。
もちろんゴルフボールはピンの先に鎮座したまま一ミリも動いてはいない。
「そうかぁ、ボールを叩く瞬間『ガンッ!』って強いショック受けたからジャストミートした!と思ったらダフッってたのか」
そのダフで折れ曲がったクラブを思い切り振り回したから先端がちぎれてすっ飛んでいったと思われる。どういう膂力だ。
「麻生さん、スイングするときはもう少し力を抜いて、円を書くように腕を振って………」
「あ?細かいこと言われたってわからねえよ。要は思いっきり飛ばせばいいんだろ。飛ばせば」
どうやら、ゴルフをドラコンか何かと勘違いしているらしい。もともと細かいことを考えるのがあまり
得意でない多美にゴルフのいろはを仕込むのは、下手をするとサルに掛け算を覚えさせるより難しいかもしれない。
「え、だ、だから………」
しどろもどろになって多美に『ゴルフ』を教えようとする武に、見かねて横から助っ人が現れた。
「飛ばすからこそ、余計は力は抜いた方がいいのよ。麻生さん」
多美と武がいる練習場に入ってきたのは、女子ゴルフ部の顧問であり社会科教師の山田洋子(やまだようこ)だった。
長身で眼鏡をかけ、才媛といったイメージのなかに大人の色香を持つ洋子は男子生徒の憧れの的(主に性的な意味で)のみ
ならず、女子にも絶大な人気を誇っていた。
あまりそちら側の話題には興味が無い多美も、洋子の匂い立つような大人の色気と両手で持ちきれなさそうな強大な胸に
自分では逆立ちしても絶対この境地には辿り着けないことを悟り、無いものに対する憧れと嫉妬が入り混じった感情を持っていたりしたものだった。
(ああ、そうかぁ…。ゴルフ部の顧問は山田先生だったっけ………)
自然、体が固くなる多美に洋子は無造作に近づき、多美の後ろに回ると背中に体を密着させ、背後から
多美の両掌にそっと手を掛けた。
「えっ?せ、先生?!」
「いいこと?そんなに手に力を込めてはヘッドをうまくボールに当てることが却って難しくなるわ。
拳には力をいれず、手首でクラブをコントロールするようにすればいいのよ。ほら、こんな感じで…」
洋子の手が多美の掌を導き、ブン!とクラブを振り回させる。その姿は、先程のドラコン状態よりよっぽどゴルフのスイングに近いものになった。
が、多美は自分のスイングを省みる余裕なんか持っていなかった。
(せ、先生の胸が………背中に………)
体を密着させているから、当然洋子の胸の感触は背中越しに多美に伝わってきている。一説によれば100cmを
超えるといわれている胸囲が強烈な圧力となって多美に襲い掛かり、心の平静さを失わせている。
それだけではない。香水なのか、体臭なのか洋子の体から漂ってくる甘いような不思議な香りが、ますます
多美の鼓動を加速させていった。
(な、なんで俺はドキドキしているんだ!お、俺はノーマルだ!)
「わっ、凄いよ麻生さん!さっきよりずっとゴルフをやっているように見える!」
武の褒めているのか貶しているのか分からない賛辞も、多美の耳には入っていない。
そんなこんなの個人レッスンは30分ほどで終了したが、多美とっては三時間以上の疲労を肉体的にも
精神的にも受けた感じがした。もちろん、教えて貰ったはずのスイングの仕方など頭の片隅にも入ってやいなかった。
そして日も次第に傾き、校内に残っている生徒の数も次第にまばらになってきた。
「あ、そろそろ下校時間になってきやがったか」
洋子の魔手から何とか逃れ、その後もドラコンしまくっていた多美は一息ついてからゴルフクラブを壁に立てかけた。
今回の『運動部100人切り』は飛距離こそ部員の誰にも負けはしなかったが、ゴルフの基本を覚えられ
なかったことと、山田洋子に押されっぱなしだったことを考えると4対6で敗北といったところだろうか。
「ま、今度来ることがあったらネット突き破るくらい強いショットを打ってやるぜ」
ネットのはるか向こうの夕日目掛けて拳を握り締めたまま多美は決意を新たにしていた。識者がいれば止めているだろうが。
「麻生さん、お疲れ様。はいこれ」
余韻に浸っている多美の後ろから、武が水筒を持ってやってきた。
「おっ、気が利くな。サンキュー!」
先程から打ちっぱなしでいい加減喉が渇いていた多美は、かっぱらうかのように武から水筒を貰うと
そのままラッパ飲みでゴクゴクと中の液体を喉に流し込んだ。
甘いとも、酸っぱいとも取れない不思議な味のするその液体は、水に餓えた多美の全身にたちまち行き渡り
清涼感と共に体内に残っていた疲労を軽減させていった。
多美は途中で息継ぎもせず、水筒を掲げる腕の角度をどんどん上げていき、とうとう一息で全て飲み干してしまった。
「…………プはっ!ありがとよ武。ちょっと甘すぎたがうまかったぜ」
「そうでしょ。私が作った特製なんですよ」
武は自慢げに胸をはって答えた。
が、その言葉に多美は少し疑問を覚えた。
「お前が?お前って、料理とか苦手じゃなかったか?」
武は一見すると家庭的な才能に優れているように見えるのだが、実は壊滅的に料理が下手だった。パウンドケーキを
作ろうとして炭素で構成された鈍器を作るのは日常茶飯事。ミキサーを回して実習室をトマト塗れにしたり
包丁を扱ってすっぽ抜け、窓ガラスを粉々にしたりと武勇伝には事欠かない。
付き合いの長い多美は、彼女が出してきた料理以前の物体の被験者になったことが多々あり、彼女の料理の恐ろしさは身にしみている。
多美もいい加減料理は下手だったが、少なくとも過去に殺人道具を作ったことは無い。
それゆえ、この特製ドリンクを武が作ったとは俄かに信じられなかった。
そんな過去があるため、疑問の眼差しで見てくる多美に、武は心外そうに頬を膨らませた。
「失礼ですね。私にだってこれぐらいは出来ますよ。だってこれは、元々私の………」
「はいはい。お喋りはそこまでにしなさい。今日のまとめをしますから、全員こちらに集合」
その時、武の言葉をさえぎるかのように洋子が部員全員へ向けて声を掛けてきた。
仕方なく、多美も武も洋子のほうへと向っていった。
「さてみなさん、今日のまとめを言う前に一つ、喜ばしい事を報告します」
女子ゴルフ部員が洋子を中心に輪のようになって集合している中、洋子は話を切り出してきた。
「なんだ?喜ばしい事って。別に全国大会に出た。なんてことも無いだろうに。
まあ、元々部員じゃない俺には関係ない話だけれどな」
「ううん。これって麻生さんにも関係がある話よ」
かったるそうに洋子の話を聞いている多美に、横から武が口を挟んできた。
「へ?何で俺が?武、お前何か知っているのか?」
「まあ、先生の言うことを聞いていれば分かることよ」
どうやら武は何のことか知っているようで、含み笑いを浮かべながら多美を見つめていた。
「…?」
何か釈然としないものを感じながらも、多美は洋子の方へと向き直り、話の続きを待った。
「みなさん、ここにいる麻生多美さんが、今日から正式に私たちの仲間になることになりました」
洋子の言葉に、部員達から黄色い歓声が上がった。下手な男よりも漢らしい多美は同性の下級生には
絶大な人気を持っており、本気の恋文を送られたことも一度や二度ではない。
が、言われた当人は困惑と驚きの表情を隠せなかった。
「ち、ちょっと待ってくれ先生!お、俺は単に体験入部しただけで、正式に入部するなんて一言も言ってないぞ!」
そもそも多美はライフル部にすでに在籍している。永田町学園は文型部と運動部の掛け持ちは許されてはいるが
運動部同士、文型部同士の掛け持ちは許されてはいない。
「勝手に決めないでくれよ!俺は今のところ、ゴルフ部に入る気なんてねえぞ!」
多少の苛立ちを込めて、多美は洋子へ向けて怒鳴り上げた。が、洋子は意にも介さないといった風に表情を崩さない。
「あら麻生さん。私はあなたが女子ゴルフ部の部員になるなんて、一言も言っていませんよ」
多美を見つめる洋子の瞳が見る見るうちに潤んでいく。いや、洋子だけではない。武も、周りにいるゴルフ部員全員も
多美を熱っぽい視線で見つめていた。
「私はあなたを、『私たちの仲間にする』って、言ったんですよ」
「な、何を言ってるんだ…?先生………?」
意味不明な不気味さに、無意識に多美は後ずさる。が、その手を横にいる武がガシッと掴んだ。
「麻生さん…、逃げたらダメですよ………。はぁ………」
武が青ざめる多美に向ってニタァと笑った。右手で多美の腕を掴みながら、左手を自らのブラウスの襟に持っていっている。
「は、離せ武!お前、どうしちまったんだ!!」
「ああ…、もう、もう我慢できないのぉ………!」
荒い息を上げながら武は左手にグッと力をいれ、ボタンをブチブチと弾き飛ばしながらブラウスの前をはだけた。
「!」
その下から出てきたものに、多美は絶句した。
「お、おい…。武………。なんだよ、そりゃ………」
武のブラウスの下から出てきたもの。それは、はちきれんばかりに肥大化した二つの乳房だった。
いや、それは多美が見ているその瞬間も大きさを増してきている。風船のように膨れ上がった胸の先端に
ある乳首も小指ぐらいの太さに膨れ上がり、ぷるぷると蠢いている。
見れば、周りの部員も全員同じように悩ましい声を上げながら巨大な胸を曝け出している。
「ふふ…」
武が自らの乳首をキュッと扱く。その先端からは乳白色の母乳…
ではなく、透明な液体がぷくーっと出てきた。
「はあぁ……、もう蜜が溜まって切なくてしょうがないのぉ。麻生さん、飲んでぇ………」
「や、やめろたけ……むぐっ!」
武に頭をつかまれた多美は、抵抗する間もなく武の巨大な胸に顔を押し付けられ、強引に乳首を咥えされられてしまった。
「ふわあぁぁっ!!麻生さんが、麻生さんが私のおっぱい食べてるぅぅ!!」
快感に打ち震える武の乳首の先端から、得体の知れない汁がドバッと噴き出て多美の口内に流れ込んできた。
口を蹂躙し舌に絡まり、喉に落ちてきた液体の味に多美は覚えがあった。
(こ、これって………、さっきの水筒に入っていたやつと同じ味だ………)
「あはははぁ!麻生さん、おいしい?私の蜜、さっきもとってもおいしそうに飲んでくれたものね!もっと、もっと飲ませてあげる!」
武の多美の頭を抑える力がどんどん増していっている。それに伴い圧迫される武の胸が、さらに勢いよく
液体を多美の中に噴射してきた。
その蕩けるような甘さは、静かに、しかし確実に多美の意識を刈り取っていった。
(ま、まずい…。頭が、ボーっとしてきた………)
このままではヤバイ。そう確信した多美は両腕を武の腹に添え、渾身の力を振り絞って前へ小突いた。
「キャアッ!」
さすがに多美の馬鹿力には武も抗する事は出来ず、ぷるんと乳首が多美の口から離れ、後ろに尻餅をついて倒れた。
「いったぁ〜〜い……。麻生さん、ひどいよ……」
「な、何言ってやがる………。いきなり人を訳のわからねえ目にあわせやがって……」
口元に零れている武の蜜を腕で拭いながら、多美はキッと洋子を睨んだ。
「おい先生!こりゃ一体どういうことだ!ことと次第によっちゃあただじゃ済まないぜ!」
威勢良く啖呵は切っているが、多美の足元はふらつき口からは荒い息が漏れている。その姿に、洋子は感心したそぶりを見せていた。
「あらあら、大したものね。あれだけアリマキ人の蜜を飲んだら、大抵すぐに蜜の虜になるはずなのに
まだ意識を保てるなんて、ね」
感嘆の声を上げつつ、おもむろに服を脱いだ洋子の姿が次第に変化していく。白く艶やかな肌は透明感のある若草色に変わり
太腿の周辺は黒いロングブーツを履いているみたいになっている。
腰から先には大きく膨れ上がった昆虫の腹部のようなものがあり、先端は三本の黒い突起がついている。
その姿は、まさに昆虫のアブラムシ=アリマキを人間にした姿であった。
「なっ……、その姿………。まさか、世異怪人?!」
「あら、よく知っていること。
そう、私は世異怪人ハニー・ト・リップ!この学校をアリマキ人で覆い尽くし、世異界へと替えるのが私の使命!」
洋子、いやハニー・ト・リップの大きな乳首の先から武達と同じように透明な蜜が零れ落ちている。その
粘度は武達のよりさらに強く、甘い匂いが多美の鼻につくぐらい強く漂ってきている。
「この蜜を飲んだ人間は、たちまちのうちに自我を失い蜜の虜になるの。そして、その人間を私が取り込み
私の中でアリマキ人として生まれ変わるわ。この女子ゴルフ部員全員、すでにアリマキ人になっているの。
さあ、いらっしゃい麻生さん。あなたも可愛いアリマキ人に変えてあげるわ」
「麻生さぁん、麻生さんもアリマキ人になりましょうよぉ。ほら、こんなにおいしい蜜をいつでも飲めるんですよぉ…」
武が自らの胸を頬張り、チュウチュウと蜜を舐め絞っている。
友人の見るも無残な姿に、多美の怒りが燃え上がった。
「ふざけるな!世異怪人め、俺の前にのこのこ出てきたのが運の尽きだ!俺の手でてめえをぶっ飛ばし、全員元に戻してやるぜ!」
多美が左手に手を添える。その下に留めてあるサイヘンシンボルがひときわ大きく輝いた。
「サイヘン・ポゼッション!!」
多美の掛け声と共にサイヘンシンボルの光が多美を包み、その身を大きく変えていく。
光が収まった後に現れたのは、世異界の侵略に立ち向かう一人の戦士。
「『海に咲く麗しき赤輪』サイローゼン、お呼びでなくとも即参上!」
やはりどこかで爆発のエフェクトがあったような感じがした。
目の前にいきなり現れたサイヘンジャーに、リップの目は流石に丸くなった。
「な………。麻生さん、あなたがサイヘンジャーだったのですの?!」
「おうよ!今更後悔しても遅いぜ!このままお前をぶっ飛ばして…………、うぐっ……!」
先制攻撃とばかりにいきなりリップをぶん殴ろうと腰を構えた多美だったが、その瞬間目の前の視界が
いきなりぐにゃりと歪み、とても立っていられずがくりと片膝をついてしまった。
「な…、いきなり、どうしちまったんだ………?」
胸の鼓動が耳に聞こえるくらいドクン、ドクンと脈打っている。体の中心から全身に向って燃えるような熱さが広がり
目の前がボーっと霞んでいっている。
「ハアッ、ハアッ……。なんだよ、これ………」
リップが勝ち誇ったような笑みを浮かべて指摘する。
「うふふふ、それはそうよ。さっきあれだけ蜜を飲んだんですもの。いくらあなたがサイヘンジャーとは言え、
中身は普通の人間。私たちの蜜に逆らえるはずが無いわ」
満足に動けず荒い息を吐く多美の前に武が残酷な笑みを浮かべて立っている。
「麻生さん、さっきはとっても痛かったわ…。せっかく気持ちよくしてあげようと思ったのに…」
武は、多美の首根っこを掴んで無理やりに多美を立ち上がらせた。
「麻生さんは私じゃ満足できないのね。だったら、部員のみんなで可愛がってあげるわ」
武はさっき自分が受けた仕打ちと同様にドン!と多美をその手で小突いた。
バランスを崩して多美が倒れると、多美目掛けて無数のアリマキ人〜ゴルフ部員が群がってきた。
「ああ〜〜ん!麻生先輩!私の蜜を飲んでぇ〜〜!」
「ずるい!私も!」「私も!」「私も!!」
部員達は胸を搾り、溢れ出た蜜を多美の顔目掛け吹きかけてきている。甘く咽返るような匂いが多美の鼻をつき
頬に飛び散り、口元を濡らしている。
「先輩、私の胸揉んでくださ〜〜い!」
あぶれた部員が多美の手を取り、自らの胸に押し付けてきている。その圧力で蜜が吹き零れ、多美の手に
熱くねっとりとした感触が伝わってきている。
ある部員は胸を多美の腹に擦り付け、ある部員は蜜で多美の腰を汚し、ある部員は爪先を胸に押し付けている。
その度に蜜が多美の体に振り掛けられ、多美の体を甘く染め上げていく。
(うぁ…、だ、ダメだ………。また頭が、ボーっと、してきた………)
先程体内に流し込まれた蜜と、今周りから吹きかけられる蜜。内外から襲い掛かる蜜の奔流には、いくらサイヘンスーツ
を着ていても抗しきれるものではない。多美の意識はどんどん刈り取られ、聞こえる音は蜜を搾る音。
感じる感触は蜜の熱い手触り。吸い込む匂いは蜜の甘い匂い。回りの全ては蜜に彩られていく。
群がる部員を掻き分け武が多美の前に佇んだとき、多美は既にぐったりと弛緩し、力なく地面に横たわっていた。
「うふふ、どう?麻生さん、蜜の味は…」
「あ……、蜜……?うめえよぉ………。もっと、もっとくれよぉ………」
多美は全身が蜜に塗れ、赤く紅潮した顔にだらしない笑みを浮かべ、全身を小魚のように細かく震わせている。
周りに漂う甘い香りが完全に多美の思考力を奪い取り、蜜以外のことを考えられなくしていた。
「リップ様、いい頃合になりました。もう麻生さんは何の抵抗力も持っていません」
武の声に、リップが大きな胸を揺すりながら多美に近づいてきた。
その胸の先から零れる蜜を、多美は横たわりながら霞む目で見つめていた。
(あぁ……。あれを飲んじまったら、もう戻れねぇ………。なんとか、なんとかしねぇと………)
働かない頭をフル回転させて多美はなんとかこの場を打開しようと目論むが、咽返るような甘い香りに
邪魔されて、少しでも頭を使うのが億劫になってしまう。
(もう、ダメだ………)
多美は、絶望に目の前が真っ暗になった。
以下、トゥルーエンド
「ハハハハハッ!ハニー・ト・リップよ、体よくやっているようだな!」
その時、屋外練習場の空間が突然裂け、中から翼の生えた白馬に乗り腰に長剣を携えた胡散臭い人間が現れた。
「ポッポ将軍!」
リップが驚きを込めて自らの主の名前を呼んだ。
「これだけの短い期間に、これだけアリマキ人を増やすとはな。この学校の教師であるお前を世異怪人に
して大正解だったようだ。これなら、この学校全員をアリマキ人にするのも時間の問題。そうすれば
ここのどこかにいるヤスヨなる人間も我らの仲間に………ややや!」
訥々と長口上を続けるポッポの目に入ったもの。それは無数のアリマキ人の中で横たわっている、
サイヘンスーツを来た一人の戦士だった。
「おお!もうすでにサイヘンジャーをその手に掛けていたとは!素晴らしいぞハニー・ト・リップ!
これで私の一番手柄は間違いなし!」
少なくとも一番手柄はリップのものだろうと思うのだが、そんなことは無視してポッポは白馬を多美の
下へ向わせると、むんずと多美の腕を掴み取って自らのもとへと引き寄せた。
「あっ!ポッポ将軍!そのものはまだ………」
下でリップが何か言っている気がするが、浮かれているポッポの耳には一言も入ってきてはいない。
「ふっふっふ、あの手ごわきサイヘンジャーも、こうなってしまっては可愛いもの。どうだヤスヨ、世異界の住人になった気分は?」
得意満面で多美に話し掛けるポッポ。その言葉に多美はピクリと反応した。
「………………ょ」
「ん?聞こえないぞ?!」
意地悪くポッポ将軍は耳を傾け、多美の口元へと寄せていく。
「………ようやく…………」
「は?!」
不可解な言葉にポッポは首をかしげ多美の顔を覗き込む。
そこに見えたものは…、ギラリと目を怒りに輝かせ般若のような笑みを浮かべる多美の顔だった。
「ようやく………、頭の中が晴れてきたぜ!!」
ポッポ将軍が多美ごと空に浮かんだので、多美の周りの蜜の甘い匂いが消え去り、ようやく多美は正気を取り戻す
ことが出来た。希望を取り戻した多美の胸のサイヘンシンボルが光り輝き、多美の体の中に溜め込まれた蜜を浄化していっている。
多美はポッポの胸倉をぐい!と掴み、右腕を思い切り振り上げた。その先にある拳骨からは、
常人で見えるくらいのオーラが迸っている。
「お、おい!ちょっと待て!リップ!こいつは世異界に堕としたのではないのか?!」
「洗隷異を施そうとしたその時に、ポッポ将軍が持っていってしまったのですよ〜〜〜」
「なに〜〜〜っ!!」
ポッポ将軍の慌てふためいた声に対し、下のリップは泣きそうな声で答えた。
「ポッポ将軍!!どうやらおめぇが今回の元凶のようだな!百ぺん殴ったって絶対に許さねえからな!」
ボコ!ボコ!ボコ!ボコ!ボコ!!
多美は馬に跨ったままポッポをこれでもか、これでもかと言わんばかりにボコボコにぶん殴った!
「あが、うげ、げぼ、ぼご!!」
全く抵抗できず殴られっぱなしのポッポ。その様をあまりに哀れと思ったのか、馬は自らの体をぶんと
揺すって、多美を外へと放り投げた。
「うぉっと!」
多美は空中で体制を整えると、ひらりと舞うように着地した。見上げると顔を赤く晴らしたポッポが何事か喚いている。
「リ、リップ!後のことはお前に任せた!!」
ポッポ将軍は後のことをリップに託すと、来た時と同じく異空間へとその姿を消した。
一体、何のために来たんだろうか。
「任せたって言われても………、私はアリマキ人を増やすのが使命で、戦闘力なんて殆ど無いのに…」
確かに、強いアリマキなんて聞いたことも無い。
「ま、まあ…、私たちの蜜があれば何者だろうと簡単に骨抜きに出来るわ。アリマキ人たちよ、
またサイヘンジャーを蜜塗れに………、あらら?!」
ふとリップが周りを見渡すと、アリマキ人たちは全員地面に突っ伏していた。見れば、多美の横にもう一人サイヘンジャーが増えている。
「『地を駆ける雄々しき金獣』、サイライオン。人知れずここに見参です。女子ゴルフ部のみなさんには
少々痛みを伴っていただきました」
そこにいたのはサイライオンこと小泉ジュン。多美や康代と同じくサイヘンシンボルを持つ仲間であり、親友である。
「おめぇ…、相変わらずおいしいところに出てきては手柄を持っていくよなぁ………」
「それが性分ですので。さあ多美さん、あの世異怪人に」
「おうよ!」
ジュンの声に促された多美が手を前にかざすと、目の前に光が集まりある物質を構成していく。
多美の手に現れたそれは、所謂M16アーマライトと呼ばれる自動小銃。によく似たものであった。
「さあ山田先生、いやハニー・ト・リップ!こいつであんたを再編してやるぜ!」
「ち、ちょっと待ちなさい!私はか弱いアリマキなのよ!もう少し優しく…」
「問答無用!喰らえ、ゴルゴニック・シュート!」
気合一閃と共に、多美が構えたライフルの銃口から光の弾が発射された。
ライフル部に所属しているだけのことはあり、放たれた弾は寸分違わずリップの胸元へと吸い込まれた。
「こ、こんな、アアァーーーーッ!!」
胸から放たれる光の本流がリップを包み、世異怪人から人間へと『再編』されていく。
光が収まった後に現れたのは、訳がわからずきょとんとしている山田洋子その人だった。
「あら?私、一体何を………」
後ろの方でも女子ゴルフ部員達がむくむくと起き始めている。リップが再編され人間に戻ったからか
彼女達も例外なく人間へと戻っているようだ。
「へっ、ちょろいもんだぜ」
「これで、一件落着といったところですね」
ジュンが鉄面皮の顔を少しだけ綻ばせて呟いた。が、多美の顔には固い表情が張り付いたままだ。
「ああ。でも今回の世異界の連中、明らかにこの学校と俺たちを狙ってきやがった」
「…なんですって」
多美の言葉に、ジュンも思わず厳しい表情で返した。
「ポッポ将軍が康代の名前を口にしていた。恐らくいちご辺りから漏れたんだろうよ。こうなるとあいつら、
この学校を中心に俺たちを狙ってくるかもしれねえ…。俺たちさえ倒せば、この世界を征服するなんか簡単だろうからな」
「…今まで以上に、厳しい戦いになりそうですね」
「ああ、だからって負けるわけにはいかねえ!世異界のくそったれども、いくらでもかかってきやがれってんだ!」
その決意を心に固めるかのように、多美はぐっと拳を握り締めた。
彼女達の行く手には、まだまだ大きな困難、挫折、苦悩が待ち構えていることだろう。
だが、彼女達は立ち止まるわけには行かない。世異界との戦いはまだまだ序盤を迎えたばかりだ。
この地上に平和を取り戻すため、聖界を解放するその日まで
闘え!聖界戦隊サイヘンジャー!
「ところで、康代はどこに言ったんだ?こんなときには、いの一番に駆けつけてくるはずなのに」
「確かに…、おかしいですね」
話は少し前後する。これは、冒頭で多美と別れた後の康代の行動である。
教室の扉に手を掛け、ガラガラと引いて教室の中に入った康代の耳に飛び込んできた声。
「あっ、康代ちゃんおはよう!」
「!!」
その声に、康代は喉から心臓が飛び出しそうになった。
そこにいるはずの無い声。放たれるはずの無い声。聞こえるはずの無い声が耳に入ってくる。
「え…?あ……、ええ?!」
訳がわからず声が出てこない康代に向って駆け寄ってくるものがある。それは、ここにいてはならない者。
「えへへっ、久しぶりですね〜〜〜」
「い………いちごさん?!」
そう、教室の中から康代に向って来た人物は、世異怪人ブラックベリーとなって康代たちの前から姿を消した小沢いちごその人だった。
いちごは康代のふところにぽすん、と飛び込むと両手を康代の背中に回してぎゅっと抱きしめてきた。
「ここ数日、風邪で休んでましたけど、今日ようやく治って来ることが出来たんです。
康代ちゃん、会いたかったですよ〜〜〜」
教室中からざわざわとどよめきが起こっている。康代の姿を見るなり飛び込んで『会いたかった』と
叫びながら体を寄せ合う姿を見てしまうと、なにやらこの二人はよからぬ関係ではないのかと健全な学生ならずとも妄想せざるを得ない。
「え?か、風邪?!これって、どういう…」
目の前に起こっている事態がどういうことなのか理解できずおたおたとする康代を尻目に、いちごはすりすりと康代に体を摺り寄せている。
教室の中では、いったいあの二人はどういう関係なのかという話題が所々で発生していた。
康代の目に入るいちごの姿と態度。それは間違いなく普段の小沢いちごのものだ。
だが、だからこそ康代の目にはそれが不自然に見える。
(間違いなくいちごさんは世異怪人になって私の前から姿を消した。ではあのいちごさんは…)
おそらく、あのいちごは世異怪人ブラックベリーだろう。だが、それをここで指摘していちごが
暴れ出したら教室のみんなにどんなことが起こるか分からない。康代は喋りたい気持ちをグッと堪え
事の推移を見守っていた。
そして、放課後になった時、いちごが康代に声を掛けてきた。
「康代ちゃん。ちょっと…、付き合ってくれますか?」
「…いいですよ。私もいちごさんに聞きたい事がありましたし」
連れ添って教室を出て行く二人。その姿を見て教室からは、再び朝と同じ良からぬ噂が飛び交い始めていた。
屋上へ抜ける階段の踊り場。普段滅多に人が来ないところに、康代といちごは立っていた。
康代の目の前のいちごは、朝から変わらずニコニコとした笑顔を浮かべている。
「い、いちごさん。あなた、一体…」
「もう、康代ちゃんったら演技が下手なんだから。あれじゃあみんなに怪しまれちゃうじゃない」
いちごの周囲に、ゆらりと現世のものではない気配が立ち込めてくる。顔は笑顔のままだが、明らかに
人とは異なる雰囲気を纏い始めている。
(やはり、そうか!)
その違和感に、康代の神経が一気に警報を発した。
「いちごさん…、いえ、ブラックベリー!」
いちご=ブラックベリーが何を考えているのか分からない。が、康代にとってこれはまたとない好機だった。
「ブラックベリー、どうして私の前に出てきたのかは分かりませんが、今度こそ完全に元のいちごさんに
戻して見せます!サイヘン・ポ………」
康代がサイヘンシンボルをかざし、サイヘンピジョンへと変身しようとしたとき、ブラックベリーが
左手を前にかざして待ったを掛けてきた。
「あ、ちょっと待って」
「今更なんだというのですか!」
怒鳴り声を上げる康代に対し、ブラックベリーは微笑みながらその目をきらりと光らせた。
「ここで変身しても別にいいんだけれど…、そんなことしたらクラスのみんながどうなっちゃうのかな〜〜〜」
「えっ?!」
ブラックベリーの言葉に、康代は思わず変身を途中で止めてしまった。康代の周りに集まった光は拡散し、辺り飛び散って消えてしまった。
「そんなことしたら…、康代ちゃんが来る前にみんなに食べさせた苺がお腹を食い破って出てきて、教室中が
苺だらけになっちゃうかもね。みんな、いい苗床になると思うよ」
「な………」
ブラックベリーは笑顔のままさらりととんでもないことを口走ってきた。苺人間にもせず、全員殺すといっているに等しい。
クラスメートを人質にされてはとても変身などできない。
「分かった?康代ちゃん。だから変身はなし、ね」
ブラックベリーの言葉に、康代はグッと臍をかんでこくりと頷いた。
「それで………、一体なにを要求するつもりなのですか………」
もし、以前のように自分を世異界に引き込むつもりなら、例え級友を犠牲にしてでも目の前の世異怪人を手にかけねばならない。
断腸の覚悟を決めた康代だったが、ブラックベリーの口から出た言葉は意外なものだった。
「ん〜〜〜?私は康代ちゃんといつも通りの学園生活をしたいだけだよ」
「…………え?」
「あ、もちろん康代ちゃんを私のものにしたい気持ちは変わらないの。でも、むりやり私の物にしようと
しても無理なのはこの前わかったから。まずは、いつもどおりのお付き合いを…」
ブラックベリーは、どことなく恥ずかしそうに頬を赤らめながらもじもじとしながら言葉を紡いでいる。
康代はもう訳がわからなかった。
「な、何を言っているの?だって、今のいちごさんは世異界に…」
「私、康代ちゃんのことは大勲位様に一言も喋っていないよ。だって、そんなことしたら康代ちゃんが
大勲位様に狙われちゃうじゃない。康代ちゃんは私のもの。誰にも手を出させはしない」
ブラックベリーの顔はいつになく真面目な表情を浮かべている。そこに嘘の類は一片たりとも見つけられない。
「だ・か・ら、康代ちゃんもいつもどおり私と付き合ってほしいの。あ、もちろん嫌なんて言うのはなしよ」
その言葉の裏には、『嫌なんて言ったら教室のみんなを殺しちゃうよ』という語意が含まれているように康代は感じた。
こうなってしまっては、他に選択肢は無い。
「………、本当に他の皆さんには手を出しませんね」
「うん!約束してくれたら私は学校の誰も殺さないよ」
(私は、ね)
にこやかな笑顔を浮かべながら、ブラックベリーは心の中でそっと呟いた。
「………わかりました。いちごさんがそう約束するなら、いちごさんと以前と変わらぬ付き合いを致しましょう」
「!!やったーっ!康代ちゃん大好きーっ!」
康代の返答を聞き、ブラックベリーは満面の笑みを浮かべて康代の懐に飛び込んできた。やはりどうも調子が狂い
おたおたする康代の様を面白可笑しそうに上目遣いで眺めている。
その時、ブラックベリーに悲鳴を上げて退散するポッポ将軍のイメージが飛び込んできた。
(あ、ポッポの奴失敗してんの。麻生さんと小泉さんを康代ちゃんから遠ざけるチャンスだったのに。馬鹿な奴)
これではせっかく自分が康代を抑えていても何の意味も無い。ブラックベリーは康代の死角でその表情を憎々しげに歪ませた。
康代は康代で、この状態を多美たちにどう説明しようか悩んでいた。世異怪人と普通に関わっているなんて
どう考えても普通ではない。
(これは、どうやって納得してもらえばいいのでしょうか………)
立場が全く対立すれど、同じ場所に佇み抱き合う二人。その心の奥の悩みは、そう簡単に消えることは無かった。
終
以上です。勿論このあとのバッドエンドもありますのでご期待の程を。
ところで、作中でなんでポッポ将軍がペガサス(?)に跨っているのかは…
ttp://www.hatoyama.gr.jp/ ↑のポッポ将軍公式ホームページが元ネタです。かなり悶絶します。
ただし、閲覧してポッポ将軍の虜になり世異界に堕ちても筆者は一切関知いたしません。
ニュース見てなんとなく妄想したんだけど
ヒラリーがオバマの妻を洗脳するとか・・・
まあその妻も歳だろうな〜と思って考えるのやめたけど
けどクリントンの不倫騒動とかも洗脳が解けかかったからってすれば
結構話的にはいいと
このスレ見るのやめるか
プリキュアでミルクが絶望の仮面を着けられたけどマグロ状態になっただけでした
決戦前カワリーノがプリキュア達に「自分達の部下にならないか?」と勧誘するのは
ドラクエ的お約束だがやっぱり良いなあ
選択肢が表示されてたら絶対「YES!」って答えてやるのに
>>148 だが断る、この変態紳士が最も好きな事のひとつは
自分で堕ちたいと思ってるやつにNOと断ってやる事だ、、、
嫌がってる娘を無理やり堕とすのが好き
もちろん好みの問題で人によりけりだろうが
>>149 「自分で堕ちたいと思ってるやつにNOと断ってやる」
抹茶で連載されてる星辰の巫女たちがそんな展開になってたなw
自発的にYesと言わせる状況においこむのでいいんでは?
詩篇69で、主人公の姉が敵に殺されて、後で主人公の敵として復活させられてた
性格も変わってたし、格好もよかった
>>152 公式見てきた。あれは良いな。
堕ち前の衣装もなんか悪コスを漂わせていて素敵。
ちなみに上二つのSSの感想は夜にでも。まだゆっくり読んでいないから
>>153 ヒロインも洗脳されるけど、すぐに解けるしなあ
色々もったいないと思った作品だった
>>156 フッ、ならば君の心変わりを誘発しよう
一般アルター使い1000人集団!!
君はこの一般人集団を精製できるかな?
>>156>>157 シェリスさんはGoodなTeachでしたね、あの回のチャンピオンを買った奴は多い筈…!
ああ、あの回は面白かったな
ビバはイタリア語で(ry
ノウレッジは英語だっ!!ヽ(`Д´)ノ
>>153 あれはよかった。
ただ、モンスターが姉の死体に
とりついて操ってるようだな。
死体にしては暖かいと描写があるのが謎だけど。
詩篇69はゲームとしては地雷も良いところだから注意な
詩篇はシチュはいいけどマジで買うのは慎重に
フル化しても回想に無いシーンも結構あるし
分岐ありのSLGだから普通にプレイすると死ぬ
一応一度クリアした戦闘は飛ばせるけど
>>152 俺も公式見てきたが音楽が良すぎた
そうそう今日武者○伝と○伝2の単行本全巻買ってきたが、
ダークグレード丸見てると今度出るジブリール3のブラックアリアス思い出すわw
悪の奴隷になるヒーローってないのかね。
ヒーローになんて興味はありません!
ヒロインにこそ意味があるのです!
悪に染まったヒーローがかつての仲間のヒロイン達を堕としていくならおk
ヒーローがショタっ子なら完璧。
ガイザードでもやってなさい
トランセイザーがいるじゃないか
おあつらえ向きに堕とす用のヒロインというか取り巻きも
>>166 ヒーローの悪堕ちならSD頑駄無武者○伝があるぞ!
山口在中の武者紅零斗丸が悪のリーダーの魔刃頑駄無にダークバキュームで武者魂ごとさらわれた上に
武者魂抜かれた後悪のエネルギー入れられて堕悪紅零斗丸になるんだよ
ジブリール3のブラックアリエスは絶対コイツの真似だなって今も思ってるからw
>>166 魔導王グランゾートのラビを思い出してしまった。いい加減俺も若くないな。
ぼくのこころがぁ〜
魔性に変わるのさぁ〜
昨日読んでいて寝堕ちしちまった。
>>103 乙。お前さんは
>>90かな? ヒロインが悪堕ちヤンデレとか言っていたから。
そのグレースの落とし方は穴が出来ると読み手が引く場合がある。
騎士の名を持った犬というやり口だけど騎士なり兵士なりは主君の命が絶対だから逆らうことは許されない。
宝石探しなり魔物討伐も命令。他国の魔物討伐すれば他国に恩も売れるし王国の名も高まる。
騎士や兵士なんてそんなもの。
グレースがそこを指摘されても反発したり、読者に突っ込まれると威力が激減する。
だったらどうするのかと言われたらそこでエロ描写ですよb
フヒヒサーセンのうちらキモオタが妄想しながら自慰したところで誰も何も言わないが、そこが誇り高い騎士なら致命傷になると思う。
誇り高い騎士が王子と自分が性行為してる妄想をしながら自慰をしているなんて堕とし側からすれば良い弱点だし突っ込まれたらそれこそ回避が困難になる。
で、精神を蹂躙した所で堕とし側は自分は味方だと教え込めばよい。
利点としては描写力にもよるけど抜けるし、性欲に勝てる人間はほぼいないの二点がある。
コンプレックスや劣等感があればそこを狙えば良いけど無い時はエロを使うのも手。このスレがここにあるのも、他所でエロと悪堕ちが含まれているのもそこら辺があるかもしれない。
続編書くなり、改正版書くなりはお前さんの自由だから頑張って。
>>134 うーん……なんと言うかSS的には良いんだけど題材が……
題材を書かなければ良かったんだけどなぁ……
と言うか前回はなんとも感じなかったけれど今回はスレ違のSSな気がするんだよ……
悪堕ちというか改造に近い気がする。
寝堕ち、まで読んだ
174 名前:名無し まで読んだ
武道館ライブより
たまvsマルコシアス・バンプのほうが最高。
まで読んだ。
粉がついてるハムカツの まで読んだ
アジカンのリライトの まで読んだ
改造に近い気がする。まで読んだ
ついたー!
まで読んだ。
だが、もう終わっていた!
まで読んだ
読んだ流れを切って、バッドエンドの投下なのです。レス番では
>>140以降の流れですね
『闘え!聖界戦隊サイヘンジャー〜Vol,2、気をつけろ!女教師と甘い汁』バッドエンド
その時、多美が纏うサイヘンスーツが光となって拡散し、サイヘンシンボルの中に吸い込まれていった。
たちまちのうちに多美は希望の戦士サイローゼンから普通の女子高生麻生多美へと戻ってしまった。
「えぁ……、な、なんで………」
身につけるものが希望を捨てない限り、サイヘンシンボルは纏うものに力を貸してくれる。希望をなくし
絶望に心囚われた多美に、サイヘンシンボルはその力を失い、なんなる御利益の無いお守りとなってしまったのだ。
これにより多美は、あらゆる抵抗する術を失ってしまった。
「さあ麻生さん、これからあなたに世異界の洗隷異を施してあげるわ」
仰向けになって倒れている多美に、リップが馬乗りになって圧し掛かってきた。西瓜のように大きい
胸からパタリ、パタリと濃厚な蜜が零れ落ち、多美の窪んだ臍の辺りに小さな水溜りを作っている。
そこから漂ってくる多美の脳髄を蕩かす蜜の甘い香り。
(こ、この匂い……。たまらねぇ………。飲みたい、飲みたいよぉ………)
多美の顔は降り注がれた蜜と涙と涎でぐしゃぐしゃに濡れ、荒い息を吐き続けている。沸きあがる快感で
霞む視線の先は自らの下腹部へと向け、届きもしない舌を懸命に伸ばして蜜を舐め取ろうとしていた。
「ひはぁぁ……、先生ぇ、飲みたい。俺、先生の蜜、飲みてぇよぉ………」
「あら?麻生さんは私たちの敵じゃなかったの?私をぶっとばすとか、言っていなかったっけ?」
もう多美に抵抗の意思は残っていないことが分かりながら、リップはわざと意地悪く多美に話し掛けてきた。
「私の蜜は世異界の住人だけ口にすることが出来る物。残念ながら麻生さんには分けることはできないわね」
「そ、そんな!先生、意地悪しないでくれ!お、俺にも蜜をくれよぉ!もう我慢できねぇんだ!」
もう恥も外聞も誇りもない。ましてや自分が世異界と戦う戦士だという思いもこれっぽっちも残っていない。
今の多美には蕩けるように甘いリップの蜜を飲み乾すことしか考えられなかった。
「くれよぉ…。お願いだから、俺にもぉ………」
普段の男勝りで豪快な多美を知る人間からは考えられない、あまりにも弱々しい態度と声に、リップも
周りのアリマキ人たちも新鮮な思いを抱かずに入られなかった。
「凄い……、あの麻生さんがあんな情けないおねだりをするなんて……」
特に、昔から多美のことをよく知る武は今まで聞いたこともない多美の声にぞくぞくと胸を震わせた。
「ああ…、もっと麻生さんに私の蜜を飲ませたい…」
今の多美なら悦んで武の乳首に吸い付き、息が続くまで蜜を搾り取ってくれるだろう。そう妄想しただけで
ぱんぱんに膨らんだ武の双乳から蜜が溢れ出し、掌や服をべとべとに汚していった。
でも、今多美に蜜を与える役目を持っているのはリップだ。自分達アリマキ人の生みの親であり絶対の
存在であるリップに逆らうことなど出来はしない。
そのリップは、焦らされ続け意識が焼ききれる寸前の多美の様子に満足そうな笑みを浮かべ、ゆっくりと
上体を倒して多美の顔面へ自らの巨乳を近づけていった。
「ほぉら、麻生さん。あなたが涎を流して欲しがっている蜜オッパイよ」
「あ、あぁぁ………」
目の前にぶら下がる熟れた二つの果実に、多美は表情をだらしなさそうに崩しむしゃぶりつこうとした。
が、あと少しのところで唇に届かない。どんなに首を伸ばし、頭を持ち上げても、あと数ミリの単位で乳首の先に口がつかない。
「あ、あ、あぁぁ!
先生、いやリップ様!意地悪しないでください!俺に、俺にリップ様の蜜を飲ましてくれ、いや、くださいぃ!!」
とうとう多美は『山田洋子』のことを『リップ様』と世異怪人の名称で呼んでしまった。これにより、
多美が完全に堕ちたことを確信したリップは、体を多美の方へと倒した。
「むぶっ!」
多美の顔が、暴力的な質量を持つリップの乳に埋められた。もちろん乳首の先は正確に多美の口元へと置かれている。
「よく言えました。ではご褒美を上げないといけないわね。
さあ、あなたが欲しがっていた蜜を存分に飲みなさい」
「ん、んんん!」
リップの許しが出た多美は辛うじて乳からはみ出ている瞳を歓喜で潤ませ、ぱくりとリップの乳にむしゃぶりついた。
キュッと唇に力を込めると、咥えた乳首からドバッッと濃密な粘度を持つ蜜が流れ込んできた。
「んふぅぅぅぅっ!!」
含んだ瞬間、口いっぱいに広がる極上の甘露。濃厚ながらも喉に引っかからずさらさらと喉の奥に流れ
込んでいく感触。どれもこれも今まで感じたことも味わったことも無いような素晴らしい感覚。
(うまい…。武や他の奴の蜜より、断然うめぇ!)
これでは武達が蜜の虜になってしまうのも理解できる。こんなものを飲まされては、拒む事など出来はしない。
多美は一心不乱にリップの胸を吸い続けた。こんなにも美味しいものを他の誰にも取られたくない。
震える両手をリップの胸の根元にあてがい、ギュッ、ギュッと捻るように扱いて蜜の分泌を促し、唇は
乳首をちぎらんばかりに窄めて吸引し、はしたない音を立てて蜜を啜っている。
その姿を、リップはうっとりとした笑顔で眺めていた。
自分の蜜を飲んだ人間は誰しもこうなる。横で多美の痴態を見ながら蜜を撒き散らしている武も、最初は
自分の姿を見て散々泣き叫び抗ったものの、ほんの一口飲ませただけで抵抗を止めて蜜を求めて乱れ狂い
最後は失禁しながら蜜を飲ませてくださいと懇願してきてきたものだ。
可愛い生徒達を蜜で狂わせ、自らの手で仲間に生まれ変わらせる。まだ自分しかアリマキ人を増やすことは
出来ないが、ここにいる部員達もやがて成虫になり自分と同じようにアリマキ人を生み出すことが出来るようになるはずだ。
そのためにも、もっともっと仲間を増やさないといけない。
その想いが、リップの体内でどんどん蜜を作り出し、多美へ向けて注がれ続けている。
「……………」
蜜を飲み続ける多美の瞳から、次第に光が失われつつある。体内へ流し込まれた蜜が多美の意識をドロドロに
溶かし、蜜を求め続ける肉人形へと換えていった。
(そろそろ、頃合ね)
多美の仕上がり具合をみたリップはおもむろに立ち上がった。多美の口からリップの乳首がぬるりと
抜け零れ、含みきれなかった蜜が糸を引いて垂れ落ちた。
「あぁ………、リップさまぁ………。もっと、もっと蜜をくださいぃ………」
搾蜜の機会を奪われた多美は切なそうに顔を歪め、腰が抜けたように立てない体を必死に起こし、
四つん這いになってリップに擦り寄っていった。
「お願いですぅ…。もっと、もっとぉ…!」
「いいわよ。もっともっと飲ませてあげるわ」
そう言うとリップはその場に腰掛け、太腿を大開脚に広げた。
リップの大陰唇が大きく開かれ、そこから乳首のものと勝るとも劣らない濃厚な蜜がとろとろと流れ落ちている。
「さあ、いらっしゃい。たっぷり飲んでいいのよ」
「あ、あぁ…」
多美の鼻腔を擽る魅惑の蜜の香り。多美は涎をだらだらと流して這いより、舌を伸ばして蜜を舐め取ろうとした。
そして、舌の先がリップのものに触れた瞬間、
リップの陰唇が物凄い吸引力で多美の体を捕らえ、胎内へグイグイと引き込もうとしてきた。
「ンンッ?!」
不意を付かれた上に全身の力を著しく失っている多美はその力に逆らえず、たちまちのうちに上半身を
リップの中へ埋没させてしまった。
訳もわからずじたばたともがく多美を、リップの下の口はぐびぐびと飲み込んでいっている。最後に白魚のように
跳ねる脚を手で押し込み…、多美は完全にリップに飲み込まれてしまった。
見れば、リップの腰から伸びる昆虫の腹部の部分が大きく膨らみ、その中に多美の姿が透けて見えるのが
分かる。狭い腹部で蜜に漬け込まれた多美の体はピクリとも動かず、手と足を抱えて小さく丸まっていた。
時々多美の口からごぼりと空気が漏れていくのが見える。おそらく肺の奥の奥まで蜜が入り込んでいるのだろうが、
多美は苦しがるそぶりも見せず、羊水の中の赤ん坊のようにじっとうずくまっていた。
「ふふふ。麻生さん、私の胎内で全身に蜜を沁みこませなさい。次に生まれてくるとき、あなたも立派な
可愛いアリマキ人になっているわ………」
胎内の多美に、リップは聞こえもしない声を送っていた。
数刻たったころだろうか。
リップの腹部からちろちろと蜜が零れ始めた。周りにいた部員達が濃い蜜を求めて群がってきて、床に滴った
蜜を音をたてて舐め取っている。
その上から、蜜塗れの人間の頭が見えてきた。それはズズッ、ズズッと少しづつ腹部から胎内にいたときと同じく両手
両足を縮こませたまま迫り出してきて、そのまま下に広がる蜜溜まりにべチャッと転がり落ちた。
「ああ〜〜ん、蜜塗れの先輩素敵〜〜!」
部員達は我を争って蜜塗れの先輩=多美に舌を這わせて蜜が付着している肌をしゃぶりあった。
赤い舌が艶かしく多美の舌を這うたびに、意識が無い多美の顔がくすぐったさに微妙に歪む。
「う…ぁ……」
やがて、くすぐったさに我慢が出来なくなったのか、多美が固く閉じた瞳をうっすらと開いた。
すると、多美に群がっていた部員達がさっと下がり、代わりに多美たちの生みの親が目の前に近づいてきた。
「おはよう、麻生さん。そしてようこそ、私たちの世異界へ」
リップの声が遠いところから聞こえてくる感じがする。
「これであなたも甘美な蜜を胎内に溜め込むアリマキ人になったのよ。
どう?もう出したくてたまらないでしょう?」
「え……?」
出したくてたまらない?一体何を………
ドプン
「ひぃっ!」
多美の体のどこかで、液体が揺れる感じがした。それはどんどん体積を増し、胎内を暴れ回り始める。
「な、なんだこれ!体が、体がぁ!!」
液体は多美の体から出ようと執拗に暴れ続けている。そして、集まるところを見つけた液体は、ある一転に集中してきた。
多美の胸が、目に見えて膨らみ始めている。元々スレンダーな体で凸凹が少なかった多美だが、胸だけが
異常な速さでその大きさを増していっている。
「おっぱいが!俺のおっぱい、大きくなってるぅぅっ!!」
片手で隠せたそれはすぐに片手にあまり、両手にあまり、顔ぐらいの大きさにまで肥大化していく。
そして、出口を求めて乳腺に集まり、他の部員と同様に小指くらいの太さになった乳首からぽつぽつと珠となって漏れ始めた。
多美は人差し指でそれを拭い、口へと運ぶ。口の中に広がった甘い味は、まさしく今まで自分が散々飲み込んでいたアリマキ人の蜜そのものだった。
「ああ……、俺の体から蜜が出てる……。すげぇ……」
漏れ出てくる蜜は、最初はじわり、じわりという程度だったが、胎内で止め処なく増産される蜜がどんどん
胸に集まり、次第にぽたぽたと多美の下に染みを作ってくる。
やがて、ぽたぽたはしとしとになり、ついにはちょろちょろと胸を伝って流れ始めた。
胸ははちきれんばかりにパンパンに膨らみ、今にも爆発しそうになっている。
「ひ、ひぃぃ……。蜜が、蜜が溢れ出して止まらねえ……。でも、きもちいいよぉ………」
自分で制御できない快楽に多美は多少混乱していたが、混乱よりも快楽が圧倒的に勝った多美は溢れるがまま
放出の快楽に身を任せていた。が、
壊れた蛇口のように止まらない蜜を見て我慢できなくなったのか、獣欲に目をぎらつかせた部員が多美に群がってきた。
「麻生さん…」
「あ、たけるぅ………」
多美の前には、多美に勝るとも劣らない豊満な胸を晒した武がいる。先ほどまでは多美に自分の蜜を飲ませたくて
たまらなかった武だが、今は多美の胸から溢れ出す蜜を啜りたくてたまらなかった。
「武…、見てくれよ俺のおっぱい…。こんなに、大きくなって、蜜も、とまらな…」
ギュ!
「ひゃあぁっ!」
武は多美のうわ言のような呟きを聞くこともなく、いきなり多美の胸を鷲掴みにした。ギュッと胸が押されたことで
たっぷりと溜め込まれた蜜が乳首から勢いよくピューッと飛び出てくる。
その滴を顔面に受け、ぺろりと舌を使って舐め取った武は、うっとりとした笑みを浮かべた。
「美味しい……。麻生さんの蜜、とってもおいしいわよ……」
その味に我慢できなくなった武は、いまだに蜜を吹いたままの多美の乳首にぱくりと食いついた。後から
後から溢れてくる蜜を全て受け止めようと喉を鳴らして飲み込むが、収まりきらない蜜が口元からだらだらと零れている。
それを契機に、他の部員も多美に群がってきた。
もう片方の胸から蜜を吸う者。自らの蜜を多美に飲ませる者。零れ落ちた蜜の相伴に預かる者。
アリマキ同士の饗宴は、いつ果てることなく続いていた。
「ふふふ、もう完全に私たちの仲間になったわね」
互いの胸を咥え蜜を吸いあう武と多美を見て、リップは満足そうに呟いた。
図らずも、サイヘンジャーの一人をこんな早い段階で世異界に堕とすことが出来た。これは僥倖と言っていい。
ポッポ将軍もこの成果に満足してくれるだろう。
「麻生さん、麻生さん」
「ふぇ………?」
リップの自分を呼ぶ声に、蜜を吸うのに夢中だった多美は、どんよりとした瞳をリップに向けた。
「なんでしょうかぁ……リップ様……」
「あなたが私たちの仲間になってくれて、先生はとっても嬉しいわ」
リップが自分を褒めてくれたことに、多美は嬉しさから『にへら』と微笑んだ。
「あ、ありがとうございます……」
「でもね」
だが、そこでリップは注文をつけた。
「私たちが知っているサイヘンジャーは『ヤスヨ』という名前なの。麻生さんの名前は多美だからヤスヨではないわよね。
麻生さん、ヤスヨというサイヘンジャーは、この学校にいるの?」
リップはヤスヨの正体を多美に詰問してきた。普通なら多美はなんとしてでも康代に危害が及ばないように
とぼけるか答えないかしていただろう。しかし、世異界に堕ちアリマキ人となった多美にはそんなことは関係ない。
「はい…。康代はこの学校にいます。俺の知り合い、福田康代がサイピジョンです………」
福田康代…確か2−Bの生徒にそんな名前の生徒がいた。そこまでわかれば後は簡単だ。
「麻生さん、知り合いのあなたなら福田さんに近づくのも簡単よね。
麻生さん、明日でいいから福田さんにあなたの蜜を飲ませてあげなさい。そして、蜜狂いになった福田さんを
私の前に捧げるの。私の手で、福田さんもアリマキ人にしてあげるわ」
「康代も…アリマキ人に………?」
あの慎ましやかな康代がぱんぱんに膨らんだ胸を揺すらせて、欲望に顔を赤く染めて辺り一帯に蜜を撒き散らす…
そんな姿を想像して、多美はぞくぞくと背筋を奮わせた。
「ふふふ…、そうだな。康代にも、ジュンにもこの素晴らしさを与えてあげねえと不公平だよな………
わかりましたリップ様。康代の奴に、俺の蜜をたっぷりと飲ませてやります」
どうやって康代に蜜を飲ませるか、妄想に舌なめずりする多美の後ろのドアが、不意にがらりと開いた。
そこに立っていたのは一人の女子学生。
「山田先生、宮崎先生から先生に伝言が………えっ?!」
その女生徒は、部室の中の異様な状況にしばし言葉を失った。
部屋中に充満する甘い匂いと撒き散らされた液体。異常に胸が膨らんで透明な液体を噴き出し続けている女生徒。
そして、真ん中に鎮座するアリマキの姿をした怪人。
「あら、いいところに入ってきたわね」
怪人は、山田洋子の声で新しい獲物の闖入に嬉々とした反応を見せた。
「麻生さん、手始めよ。その人間をあなたの蜜の虜にしてあげなさい」
リップの命令に、多美はニヤッと笑って立ち上がり、熟れに熟れた胸を掴んで女生徒に近づいていった。
自分に迫る得体の知れないものに、女生徒の神経は警鐘を鳴らしている。が、ありえない事態に体がついてこずその場から一歩も動けない。
「や……。こ、こない、で………」
「おい、お前にも俺の蜜を飲ませてやるよ。すっげえ美味いんだぜ。人間なんか、やめたくなるくらいにな……」
恐怖で足がすくんで動けない女生徒の頭を掴んだ多美は、乳房を強引に咥えさせてから喉の奥へ蜜を迸らせた。
「んっ?!んふうぅ……」
その瞬間、女生徒の顔はとろんと潤み、自ら進んで多美の胸にちゅうちゅうと吸い付いてきた。
その姿を明日の康代の姿とダブらせ、多美は思わず嫌らしい笑みを浮かべた。
「へへっ…、ぞくぞくしやがるぜ。あいつ、どんな顔して俺の蜜をせがむのかな………」
BAD END
以上です。
ついでに豆知識なのですが、アリマキってのは単位生殖っていって、オスなしでも繁殖が
出来る生物なんです。ただし、オスの遺伝子が入らないので生み出すのはメスのみ。
というか自分と全く同じ遺伝子なので生まれてくるのは全くの同一人物(?)なんですな。
てことは、リップが生み出したアリマキ人たちは…
>>174 まあ、基本的に政治パロなものですいません。
GJ!!
クズ くだらん政治パロは他所でやれ
タイトルをコテにしてるんだし
気に入らないならあぼーんすれば良いと思うんだ
>>187 GJ!!
この手の話は洗脳が広がると話が全滅ですぐ終わっちゃう、
洗脳がくつがえされると話は続くがガックシのジレンマだけど、
こうやって二つの結末用意して一方は展開し続ける手法なら、
いろいろな欲求が満たせて上手いこといくね。
いつもながらエロ妄想の阻害に成りかねないぐらい元ネタがアレだけど、
なんとか煩悩を駆使して萌えられるキャラに転換するぜ!
荒らしはいつも午前4時代に書き込むね。おかげで普通の生活をしていない誰かさんとすぐ解るけと゛。
なんか擁護の方向で固まってるけど
改造に近いって批判はその通りだって思うんだ
元ネタは別にいいんじゃね
全然勃ちそうにない題材から勃つような文を考える試みって
なんかすごいじゃん
いいじゃん いいじゃん すげーじゃん
だが別にここは改造ネタが駄目なスレじゃない
【ヒロイン悪堕ち】シチュ全般スレだから
「俺は改造ネタは受け付けないや、今度は別のネタでお願い」ならわかるけどな
改造ネタが受け付けられないなら受け付けられる身体に堕とされれば良いじゃない?
もう書いちゃったから良いんじゃないの?
俺も改造に近いって言うのは分かるけど落とした物は仕方が無いと思う。
だったら感想書いた
>>174は改造に近いから闇の力注ぎ込んで悪堕ちさせて女幹部にしたほうが良かったと言えばいいじゃないか。
つーかいちいち細かいこと気にすんなと思う
完全無欠にスレ違いだってんなら解るけど
キティアニメうpした人です。
昨日分のに悪コスあったのでうpしときますー
dです
SSといいスレが賑わってきたなぁ
前スレ見直せ。
前スレのログを読み返してそれっぽいサイト行ったのに
全く見つからない俺涙目
ファイルバンクじゃないの?
ログ消してるからアドレスわからんけど
ぴんくはてなのマスターうpしたな。発売が楽しみだ。
ぴんくはてな見に行ったら画像の大半がBMPで吹いた
体験版やら何やら出すたびにテンポるからな、あそこのHP
もう少し広報担当を洗脳して勉強させるべき
>>211 配布してる主題歌もWAVEファイルで吹いたw
きっと広報は自分でテンポる原因を作って喜ぶくらいマゾなんだぜ
こう考えよう
無圧縮でデータ上最高の画質
最高の音質を体験してほしいとの意図なんだよ!
BMPをJPGならともかく、PNGにしても画質は下がらないぜ。
そこのブランド知らないのだが他の作品は結構良かったのか?
ちなみに公式のシチュは全て得意。
後、今日の銀魂最後のほうで催眠術と性格豹変あったよ。
感想は書かないけど……
ちょっと癖がある
微グロと妊娠出産ネタがやたら多い
あと堕ちると姿も悪魔っぽくなる(体の色が青くなったり)とか
そういうのに抵抗がなければおk
あと、前作のナユタは悪に堕ちるけど誰かに従属するわけじゃないという欠点が
「野良悪堕ち」とこのスレで評されてた
野良悪堕ちとは納得w シチュとかいいのに惜しかった
いろいろ面白かったんだが誤字や表示不具合にやたらイライラして
2度とやろうと思わない あまりに多過ぎてあれは途中で萎えた
ニコニコにスト2のアニメがアップされてたんだけど、洗脳春麗はいつみてもエロイ
ああいう完璧な言いなり人形化が個人的にツボだわ
>>217 人外化までするけど、その後がひたすらレズったり一般人襲ったりだから
正直悪堕ちというより淫乱化って感じなんだよなぁ
>>219 ちゃんと悪コスにもなってるし、あれはいいよな
作画が微妙な回が多いのが残念
222 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 10:05:40 ID:pXrVEubj
スト2のアニメは豪鬼が画面の端に移る回があるのが印象w
スト2Vか。
チップを額に差し込むんだっけ?
また、みたくなってきたな。
ソルディバンのHP,乗っ取り悪堕ち?見たいなのも追加されてたな
じぃぃぃぃん
じぃぃぃぃん
自分を堕とした奴を殺すなりなんなりして
かわり悪の頂点に立つという展開も好きなんだけど
流石にそれはこのスレでは少数派かなぁ
228 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 19:09:02 ID:pXrVEubj
堕としたじゃないけど魔族化→王を殺すなら
サガフロ1のアセルスが該当w
ジブリール3のHPできてた
黒アリエス載ってたので一応
そういや奪還屋でも風雅が操られてたな
本当なら後編であげたかったですが、分の量が多いので中編として投下させていただきます。
まあ今回は悪堕ちもエロもありません。すみません。
アマチ城の近くの森、そこはついさっきグレースとディエルティが剣を混じらせあった後、グレースが魔に堕ちた地。
そこには、かつてグレースが愛用していた伝説の剣『ミツメノカンゼン』が、大地に突き刺さっていた。
だが、突如としてその剣は、光となって消えてしまった。
その光はどこへ行き、何をしようとしているのか、
それはかつての持ち主ですら知ることはない…。
一方バルディア国のアマチ城はパープルゴーレム15体、クリスタルドラゴン9匹、クリスタルドラグーン1匹、そして下級魔物200匹、合計225匹の魔物の攻撃があるはずだった。
しかし、突如として175匹(50匹は援軍が撃破した)の魔物が行動を停止し始めたのだ。
アマチ城門前 ここでは4名の援軍の騎士が行動を止めた魔物の前に戦闘状態で構えていた。
その援軍の一人バアン(19歳ただし男性 さすらいの人)は今の状況に疑問に感じた。
「しっかし何故奴らは攻撃してこないんだ?アルフさんはどう思う?」
常に冷静である雰囲気をしている援軍の一人アルフ(36歳女性 近年剣術の稽古の先生になった)は答えた
「何かを待ってるような・・・そんな感じだ。」
子供っぽい援軍の一名ウィズ(10歳女性 風が大好きで武器はスピア)も答える
「もしかして無くし物をしたんじゃないですか?」
「阿呆、だったら慌てんのが普通じゃないか?お馬鹿な答えを出すな!」
とウィズに突っ込みを入れたのはこれまた援軍のジュウグ(18歳女性 重い鎧を着ている)だった。
「ヒドイですよー」とウィズはぷんぷんと子供らしい声を上げる
「…空気を読んでくれお前たち・・・」とアルフはつぶやく、一同は「は、はい」と沈黙した。
アルフは考える・・・
(確かに何か待っている・・・一体何を・・・)
ウィズはその心中を読んだかのようにこう喋った(もちろん彼女は本気ではないが)。
「あっ、もしかして待ち人がいるんですよきっと」
「おいおいデートじゃないんだからへんな事言うなよ。なあアルフさん」とバアンはしかめ面で言った。
しかし彼女の答えはバアンを驚かせることになる
「待ち人・・・そうか!そういうことか!」
「へ・・・」バアンとジュウグは言葉の通りのリアクションをした
「奴らの部隊はあの凶暴なクリスタルドラグーンをリーダーに構成されている、だがヤツすら停止しているのは攻撃指令を待っているということだ。」
だがジュウグは意見した「じゃあなんでさっきまではこの城を攻撃したんだ?それが分からないと理論がおかしいだろ!」
「ああ、ついさっきまでの攻撃はおそらく時間稼ぎだろうとしたら消耗戦は避けよう。」
そんなシリアスな会話の種となったウィズは、その空気に入れなくなったのは言うまでもない。
「じゃあ私は王子にこのことを報告してくる!だからここは頼む!」そういうとアルフは敵の方向とは逆に駆けていった。
「まかせろ!ここは誰にも通しゃさせないからさ!」
バアンはアルフに向かってそう叫んだ。
アルフは王宮へ急いでいた。 自分の予測を王子に伝えるためだ。
彼女が、城の中で無事な王宮にたどり着いたとき彼女は意外な光景に驚いた。
それは先祖代々の鎧を着ていたクラウナス王子だった。
「王子・・・ その格好は・・・」
「ああ、みんなが駆けつけてくれたから僕も戦おうと思っていたんだ。 閃光剣は使えないけどこの鎧だったら大丈夫だ。」彼はアルフに優しく語る
「ですが王子、その使命はわれわれのもの、王子に戦わせるわけには・・・」しかしその言葉は続かなかった。
「僕は父親を・・・大切な人を失った・・・ だから自分の身も僕を慕ってくれる仲間の身を守るためにも戦うんだ 大丈夫、この日が来るだろうと思って特訓はしたんだ 見てるだけじゃ自分が情けないしね」と彼はそう言った。
(クラウナス・・・そんなにみんなの事を思っているなんて・・・)
アルフは彼の決意を理解した。
「わかりました、ではついさっき・・・」
彼女は自分の目的を果たすかのように報告した。
しかしその後景を大きな蝙蝠のような翼を広げながら窓際で密かに眺めるルビーの瞳があるのには気づいてなかった。
そして全ての報告を終えたあとアルフは、クラウナスにあるものを渡した。
「これは一体・・・」
それは小さなペンダントだった
「それは私が作った貴方にあげるために作りました 貴方の願いをかなえるための石を入れたペンダントです。」彼女は頬を赤くして答えた。
そして彼はそれを掴んだ「わかった これはもらっておくよ」「ありがとうございました・・・」 そして二人は微笑んだ。今の二人の会話はまるで恋人同士のような後景だった。
いや、この二人は恋人だったのだ。
以前まではただの稽古の先生の一人だったが、誰にも気づかれず進展していたのである。
そして共に門前に向かう
その途中アルフはクラウナスにキスをしてしまった。
「ちょっ・・・ちょっと待ってくれ!今のは一体・・・」
「ご、ご無礼をすみません・・・罰はあとで受けますから」
「いや、そういうわけじゃないが・・・君って意外と大胆だなって思っただけだ。残りの魔物を倒してこの国を守ろう!」
「はい!」
そして二人は門前へ・・・
そしてその一部始終を眺めていたのはそう紅魔騎士と化したグレースだった。キスの後景を目撃してしまった彼女は激しく落ち込んだ
「あ・・・あ・・・そんな・・・」 私のクラウナスがあんな年増女に・・・
許せない・・・絶対許せない・・・ 「あの女だけは絶対に殺す!ぶっ殺してやる!!」
グレースはそう叫ぶと大きな翼を広げクリスタルドラグーンに直行した。
戦いの再開はグレースから始まったといっても過言ではない。
クリスタルドラグーンの頭の上に乗っているグレースは叫んだ「我が僕たちよ!一斉にかかれ!!」
その掛け声で戦いははじまった!
最初はクラウナス王子の参戦により、士気を高めたバルディア国軍が下級魔物を蹴散らし全滅させたが、パープルゴーレムに関しては兵士がなんとか三匹倒したものの残りの反撃で苦戦を強いられていた。しかし!
「長き竜巻(ロングトルネード)!!」 ウィズの風魔法の一つ、スピアを目標に指してドリルのような竜巻を放つ魔法だ
「灼の閃光(バーンヴェスパー)!!」 バアンの必殺技である。それは両刃の剣を二つに分離させ二つの剣から炎を走らせた。そしてその目標はウィズの放った竜巻だった。
「「合体!!烈火の嵐(バーニングストーム)!!!」」炎を纏った竜巻を食らった12匹のパープルゴーレムは、もがき苦しみながら泥となって解けていった。
「は〜ウィズのおかげでゴーレムを倒したようなもんだ。なんでお前はやつらの弱点を知ってたんだ?」
「風が教えてくれたんですよ。」
「あっそ」
ウィズは普段は天然ボケな子娘だが、いざという時の洞察力は本当に驚仲間たちを驚かせる
「よし!後はあの宝石のヤツか、本当に宝石にして売り物にしてやる!」「でも売れそうにないと思うって風が…」「うっせぇ!!」
かくして二人はジュウグのいる地点に向かった。これから起こる残酷な運命を知らないまま…
一方9匹のクリスタルドラゴンを相手に戦うはジュウグである、
ジュウグは超重量の鎧を着ているが、その重みを感じない戦い方をしている…
「剣で切っても傷しかつかんか…なら!」彼女はドラゴンに向かって手を広げた!そして「駆け抜ける炎(メンオブデスティニー)!!」
そう叫ぶと手のひらから魔方陣が現れ、そこから9つの炎が走った。
9つの炎はクリスタルドラゴンの周りを駆け巡り、縄で縛り付けるかのように炎はクリスタルドラゴンを包んだ、
そして、その炎は消えてしまった。
だが、それでもクリスタルドラゴンをしとめる事などできない、
「コレからが本気だ!凍てつく水流(コールドスプラッシュ)!!」
炎を出し尽くした魔方陣から今度は龍のような水流が舞い上がった。
そしてその水は本当に龍のようになった!
そして水でできた龍は9つの水晶龍に向かって食らい尽くさんとばかりに口を開いた!
そして、そこに残ったのは、首、翼、腕、脚などの四肢をバラバラにされた9匹のクリスタルドラゴンが残った。
「剣で切ってもダメなら、体を焼いてから急速に冷やせばいい。」
ジュウグは剣の腕だけでなく、魔法にも長けていた。
剣と魔法を極めた彼女は、彼女の故郷だけでなくほかの国でも有名だった(もちろんバルディアでも彼女は有名である)。
「水晶の龍どもは全て全滅…。しかも私が囮になったから城から大分離れてしまった…。急がなければ!」
戦う相手を全て倒したジュウグは、すっかり離れてしまった城に目を向けた。
「急ぐ…?、それは『死』か?」
ザシュッ!
「!?」
ジュウグが今の状況理解するのは少しの時間が必要だった。
彼女は何者かに後ろから突き刺されていた。
「き…貴様は…誰だっ!?」
ジュウグは血を吐きながら振り返った。
「!?…お前は…ディ・・・・」
彼女は自分を刺した者の名前を言う前に息絶えた。
「ふっ…最強の女騎士と言っても後ろから刺せば意外ともろいものだな。 …つまらん。」
ジュウグを刺し殺した犯人…魔族となっているディエルティは、ジュウグに突き刺した歪な剣『光筒』を抜いた。
ジュウグという名の亡骸は、そのまま地面に前から倒れていった…。
そしてその剣についた血を舐めとった。「フッ…最高の騎士の血はなかなかの物だ。」
剣にこびり付いた血を全て舐めとった後、ディエルティはアマチ城を眺める。
「さて、私もパーティの会場へ行くか…。」
そしてディエルティはアマチ城へ歩いていった。
ディエルティとは違う方向でジュウグのところに急いだバアンとウィズは水晶が散らばった場所へ急いだ。
「これは…クリスタルドラゴンの残骸?
もしかして全部ジュウグさんがやったんですかね?」
「ジュウグさんが宝石野郎を引き受けたんだ。
よほどの余裕があったんだろうが。大丈夫っしょ!」
「そうですね…でも…何か嫌な予感がしてきて…」
ウィズはそうつぶやいた後、少し落ち込んだ。
(いつものボケをかまさない程不安なのか?)
そんなウィズをバアンは自分流に励ます。
「でぇ丈夫、でぇ丈夫あの堅物女が簡単に死ぬタマか…よ…」
バアンは嫌な予感を振り払いたかったのかもしれない。
しかし現実はあまりにも残酷だった。
「あ…ああ」
「嘘…だろ…」
ウィズの不安はコレのことだった。
そう、それはジュウグの死体だった。
「オイ!ジュウグさんよぉ!起きろよ…起きろってんだ!」
バアンは冷たくなっているジュウグを起こす。
「あ…ああ…嫌あああああああああああああああああああ!!」
幼いウィズにとってはそれはあまりにも凄惨な光景だった…
しばらくしてショックで放心状態になっていた二人だが、
時間は魔物たちはゆっくり涙を流す時間などなかった
「ウィズしっかりしろ!俺たちも城へ急ぐぞ!」
「…!? でもっ…でもっ!」
「確かにジュウグさんの死は俺も悲しい…、でもジュウグさんの無念を晴らすためにも戦わないといけないんだ!」
さすらいの身であるバアンだが、仲間やほかの騎士とも接してきたために相手の心情などは理解できている、
だからこそショックを受けたウィズへの励ましの説得力は強かった。
「・・・・・・・・・わかった!」
ウィズは涙を拭いて立ち上がった。
「よし!お前はいい子だ、戦いが終わったらお前を俺の嫁にしてやる!」
「バアンさん…それはセクハラです。しかも不謹慎ですよ!」
「冗談だ… ジュウグさん見ていてくれ!あんたの敵は俺たちが取ってやるからな!」
「ジュウグさん私たちを見守ってください。」
「行くぞ!ウィズ!!」
「はい!」二人は城へ急いだ。
ディエルティが城へ向かう途中、既に魔族となったグレースに遭遇した。
「グレース、ジュウグは殺したが私たちの味方はほとんど全滅だ
一体これからどうするんだ?」
「まずクリスタルドラグーンを戦線から離脱させます
ヤツは私の計画に不必要ですから…」
「たしかに伝説の大巨人の復活のためにもそうしたほうがいいが、計画と言うと?」
「私の幸せの敵を討ってクラウナスを手に入れるためには、
私が行かないといけないんです」
「敵?…はっ!!」
ディエルティはグレースの怒りに気づくのが遅かった。
グレースの手はその手に持っていた武器と共にわなわなと震えていた。
「敵…私が一番殺したい敵はあの女よ!
忌まわしい糞アルフ!!
私のクラウナスにキスしたクソッタレよ!!!
許せない許せない許せない!!!」
「落ち着け!グレース!」
「殺す!殺す!!殺してやる!!!」
時既に遅し。
彼女から発した怒りの混じった邪気は暴発し、その邪気でできた衝撃波は彼女の周りの大木をドミノの如く倒していた。
むろん、衝撃波はディエルテイまでも吹き飛ばしディエルティは
大木の上でノビていた。
「私はいつでもお前の味方だって…言っとくべきだった…きゅう…」
そして失神した。
「…はぁ・・・はぁ…って ディエルさん!!」
何とか正気に戻ったグレースが衝撃波でぶっ倒れたディエルティを発見したのはディエルティが失神してしばらく後のことである。
ディエルティがノビている間にクラウナス王子達とバアン達が合流したのは言うまでもない…
………続く。
…というわけで、中編投下終了です。(後編はまだできてません。)
今回は後編へ向けて話を進めるためにエロなどはありませんでした。
後編の話はすでに決まっており、後は書くだけです。(悪堕ちする予定のキャラはいますよ〜)
後、中編のオチがギャグにしたのはすみません。(でもグレちゃんのヤンデレっぷりを表現するためには仕方ないと思います。)
つづけてキャラモチーフ(ついでに髪型とか髪の色も)
バアン=灼騎士F91(髪の色はオレンジ 髪型はギアスのスザクっぽいので)
アルフ=鎧騎士ガンダムF90(髪の色は薄めのパープル)
ジュウグ=重戦士ヘビィガンダム(髪の色は普通にブラック 姉御さんイメージの髪型です)
ウィズ=風騎士ガンダムマークU(髪の色、髪型はサモンナイトクラフトソード物語2のアーノをイメージ)
モンスター元ネタ
クリスタルドラグーン=ザ・グレイトバトルUに同じ名前のボスがいますが、じつはそれが元ネタ。
パープルゴーレム=ジークジオン編に出たマッドゴーレム(やられ方も同じ)
他の元ネタ
バーンヴェスパー=ガンダムF91のヴェスパーから
メンオブデスティニー=0083の主題歌名
あと、ラストはプラモ狂四郎のギャグシーンをイメージしました。
・・・ってトリップ忘れたorz
ジブリール3のアリエスが、つかまって洗脳される経緯が○伝の紅零斗丸にそっくりな件について
まぁテンプレと言えるからな
おー、沙枝2ダーク沙枝出るぽいのか。
二次マガに絵が載ったの何年前ですか全く。嬉しくて小躍りしそうだよ。
待っててよかった! 3までダーク沙絵お預けかと思ったけど……!!
ありがとうミルフィーユ!
>>243 これは表情とポージングの差じゃないか?
コス的には一長一短な気がする
ミルフィーユといえば、かなん画集の表紙とか悪コス?だよね
今月も購入するものが多すぎて困るな…
ブルードラゴンの予告が悪堕ちしてた。
>>242 でも書かれ方が洗脳ってより別キャラっぽい気がしたんだが。
いやだぞ偽者パターンは…
>>189 だったら板違いのエロゲーキモオタとニコ厨を消せよ
こう言った屑が増えるから規制が強まるんだし
お、sageをようやく覚えたのか。偉い偉い。
久しぶりにとらに行ってみたけど、このカテゴリにビンゴする本は
まったく見あたらなかった。冬コミとか行った人はどうだったですかい?
>>249 ゾラからはなんかフェイスレス臭がする。
悪堕ちしたヒロインに逆レイプされるか
悪堕ちしたヒロインが素の娘とレズるか、どっちがいい?
悪堕ちしたヒロインにならケツマンコ開発されても平気です
258 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 21:03:34 ID:9aCWREAE
悪堕ちしたヒロインに犬扱いでよろ。
悪堕ちしたヒロインの手にかかって悪堕ちしたヒロインになりたいです。
このスレってSの人とMの人が混在してるよなw
ブルドラの予告視た。
一応、クルックが敵に影として取り込まれて胸増量&全裸で悪堕ち、という事らしい。
ただこの番組、予告の内容が全くアテにならんという最大の問題がw
そうだね。
ここに悪魔娘が1匹います。どうする?
犯して奴隷にする
犯されて奴隷にしてもらう
漏れは後者
前者という俺は少数なんだろうか
個人的には前者を選びたいが、俺は小心者の臆病者で悪じゃないからな
このスレ的にはNGだな
犯して奴隷にしてもらう
犯されて奴隷にする
奴隷にして犯す役をさせる
奴隷にしてカオス
せっかくだから、俺は後者を選ぶぜ!
おおおおおお……お…オレも!!
犯されて新たな悪魔娘になった幼馴染の女の子に犯されて奴隷にしてもらうかな
悪魔っ娘を犯して奴隷に
その娘を使って他の悪魔っ娘達を連鎖堕ち
さらには、対抗勢力の巫女さんやら修道女やら退魔師やらを悪堕ち
さらにその仲間も連鎖堕ち
受験生は開いてはいけないスレNO.1
悪落ちヒロインの法則
1 ダークパワーっぽいのはヒロインが持つと光と闇が両方そなわり
最強に見える 暗黒が持つと逆に頭がおかしくなって死ぬ
2 ネコは必ずタチになる
3 身近な仲間は連鎖堕ち
4 どちかというと強くなる
あってはならない堕ちかたそのいち
「ディ○とは違う!」
とか言い出す。
>>262 胸が大きくなるってのはブラックレディみたいな感じ?
予告見たいが公式にまだ無いし
>>277 勘違いするな
ネタ的な喋りでそういうこと言ってるだけだ
絵的には何らそういうものは無い
とりあえず捕まってることは事実だが
つまり嘘か
いやまあ毎回見てるわけじゃないから
本編と全く関係ないことなのかはわからんけど
>>252 漫画じゃ無いと駄目なら知らない。
俺が買ったイラスト本にボーグネタとアクエリのインプラント少女があったなぁ
もちろんエロなんて無いけど
諦めるな!目閉じればいつでもそこにエロはある!エロは答えてくれる!
■昨日のブルドラはこんな感じだった。
敵に掠われたクルックは、影能力を封じるリングを嵌められていた。
敵は尋問でこう切り出す。「ゾラは何をしようとしている?」
クルックは知らないと答えるが、敵は話を続ける。
「知らない?君達はゾラに利用されているとは思わないかね?
偶然に影使いの勇者達の子孫だけが仲間にいる……ゾラは君達を利用する為に集めたのだよ」
「違う!ゾラはネネに敗れた私達を、自分の命をとしても守ろうとしてくれた仲間よ!」
そう反論するクルック。だが、ロギはその反論に続ける。
「そもそも弱い君達をネネの元に連れて行ったのはゾラでは無いか?その結果、クルック 君が覚醒した。更には君達にパワーアップの必要を刻み付けた。これは誰の思惑かな?
ゾラは計算高い女だ。彼女は君達を使い、何かをしようとしている。
クルック、君はゾラの何を知っているというんだ?」
「でも……ゾラは同じ勇者の子孫として……」
「ふむ?君に良い情報をあげよう。ゾラは、勇者の末裔では、無い。」
「そんな!」
「我々は書類や遺跡を調査した結果、ゾラが末裔では無いとの結論を得た。
君達の中でゾラに対応した遺跡を見た者が居るか?パワーアップした場面に立ち会ったか?」
「……」(そういえば、ゾラは既にパワーアップを終えたと言ったけど、いつのまに……)
「更に、ゾラは君達に解読した書類の内容を意図的に教えていない。
君達には隠されている事、ゾラが君達に知られると不味い事を教えていない」
「っつ!…………ゾラは仲間です。私は本当に何も聞かされて無いんです……」
みたいな。
ゾラへの不信をクルックに植え付けたのと
、的の幹部がクルックへフラグを立てちゃった?
な、回でした。
悪堕もアレですが、敵の幹部がクルックを逃がすとかなフラグがきそう。
で、予告に繋がる訳。
ナースレンジャーのCGの半分がメガネっ子だった
俺ブルドラなら毎回見てるけど
予告が本当のことだったことは今まで一度たりともないぜ
>>254 前者って展開的にこういうのかな
俺は修行中の退魔師、幼馴染はパートナーでシスター見習い。
二人で淫魔を討伐したところ、逆にボッコボコにされた。
そして幼馴染が淫魔に犯され、淫魔の忠実なしもべにされちゃった。
「くっ……離せ!彼女を元に戻せ!」
もがく俺。
だけど体はビクとも動けなかった。
俺の側で、なんと幼馴染は悪笑を浮かべて、俺に封印の呪縛を施したのだ。
いつもなら、彼女が敵の動きを封じ、俺がとどめを刺すようなパターンになっている。
しかし今、彼女の能力がそのまま俺に向けられた。
幼馴染の清純で温厚だった顔は魅惑な表情に変わり、目が赤く妖しく光っている。
頭から角、背中から蝙蝠の翼。
厳かな修道服は淫魔との激しい戦闘で焼かれ、今の彼女は、淫魔から授かった黒ボンテージを身につけている。
彼女の露出した素肌は雪白で柔らかく、細くて可憐なボディラインは今では淫らな魅力を放っていた。
「ふふふ……残念だったね。もう少しで私を倒せたところだったのに。でも、おかげで可愛い下僕を手に入れたわ」
女淫魔は俺を見て満足げに言った。
彼女はとなりで恭しくはべる幼馴染に口づけすると、幼馴染は恍惚の表情をあらわした。
俺はそんな幼馴染の変わり果てた姿を見て、胸は重いハンマーに叩かれたかのような、苦しい気持ちに満ちた。
「ちっくしょう、俺を離せ!」
「まだその元気があるとは。いいわ、その霊力を全部吸い取ってあげるわ。そうだわ、せめての情けだから、
あなたの昔の恋人に犯してもらって、精気を吸ってもらおうかし ら」
淫魔がそう命ずると、幼馴染は俺の側へ近づいた。
「や、やめろー!○○○、目を覚ませ!」
「ごめんね、×××くん。」
幼馴染は悪びれた声で言った。
「私はもう戻れないの。体中が疼いちゃって、もう淫魔さま無しじゃ生きていけない体になっちゃったの」
「思いだすんだ!小さいころから、俺らはお互い妖魔と戦おうって誓い合ったじゃないか!」
「もう、だめなんだ。私の頭の中は、エッチなことしか考えられないの。
今だって、×××くんとこんなことや、あんなことをして、いやらしいことしか思いつかないの」
幼馴染は熱気のこもった口調で言うと、ゆっくりと俺の体を床に倒した。
そして、俺の顔を両手で優しくつつんだ。
淫魔化が進んだのか、彼女の体からすでに甘い淫気が溢れ、俺の頭をしびれさせた。
あの女淫魔ほどではないとはいえ、彼女のピンク色の吐息の匂いを嗅いだだけ、俺の奥底の欲望が高まる。
「ねえ×××くん、私の目を見て」
彼女の蠱惑な声に誘われて、俺は思わずそれに従ってしまった。
すると、彼女の潤いだ目がギラギラと輝き、俺の意識を吸い込むかのように向けてきた。
(しまった、淫魔の得意技『誘惑の瞳』……だ……)
俺は警戒しようとするが、時はすでに遅かった。
頭が朦朧とし、全身はまるで骨が抜かれたように鈍った。
「うふふ、×××くんったら、私の頼みごとが断れないところ、昔と全然変わらないんだから。これでもうあなたは私の虜よ」
彼女はそう言うと、真っ赤な唇で俺に口付けした。
俺と彼女とのはじめてのキスだった。
彼女は唇を使って俺の唇を上下に押し開け、そして濡れた舌で俺の口中に進入し、俺の舌に絡みついた。
唾液がこちらに流れ込み、口内を通って俺に飲ませた。
しばらくすると、彼女は俺の顔から離れた。
その舌先から、一筋の液体がすーっと垂れてきた。
俺は口をいっぱいに広げ、荒い呼吸を繰り返した。
彼女の味の余韻が口の中から薄れていくと同時に、喪失感が高まっていった。
「うふふ、私とキスして、そんなに気持ちよかったの?」
いつも可憐な顔立ちだったのが、今では小悪魔的な笑顔で俺を見下ろしていた。
彼女は鋭く伸びた爪で俺の服を切り裂き、俺を真っ裸にさせた。
月光の下で、俺の股間にあるイチモツが夜空に向かっていきり立った。
このとき、淫魔は俺のイチモツを見て、軽蔑が込められた笑い声をあげた。
「きゃははは!かつての仲間がピンチになっているというのに、何その股間?
こんないやらしく立たせてるなんて!何が退魔師よ。この変態!」
俺は淫魔の言葉に反論することもできなく、ただ自分の惨めな姿を呪うしかなかった。
幼馴染の普段では絶対に見られない邪悪な姿に、あろうことか俺は魅入ってしまい、なすすべがなかった。
「ちなみにいいことを教えてあげるわ。彼女は私の淫気を受けて淫魔になったけど、彼女はまだ完全な淫魔にはなってないの」
「え?」
「彼女を助ける方法はあるわ。それは、彼女が完全な淫魔になる前に、私を倒すこと」
「く、くっ……」
「うふふ、今の悔しい表情、とてもいいわ。
でもね、彼女が人間の精気を吸い取り、完全な淫魔になったとき、彼女はもう人間に戻れないの。この私を倒してもね!」
「なに……!」
俺は焦燥に駆られた。幼馴染を心配する一心は、俺の理性を少しだけ取り戻した。
「○○○、やめるんだ!このままでは、お前は本当に淫魔になってしまう!」
「×××くん、私を心配してくれてありがとう。でもね、私の心はもう人間ではなくなったのよ。
でも、それは全部×××くんがいけないのよ?だって、×××くんが私が犯される前に助けてくれたなら、
こんなことにならなかったのよ?さあ、私に精気を差し出しなさい!」
幼馴染はそう言うと、再び目を妖しく光らせた。
彼女の目線に触れた瞬間、俺の心底にあった欲望が増幅し、彼女に全てをゆだねたい気分になった。
幼馴染は俺が術にかかっているのを確認すると、おもむろに俺の股間の側でしゃがみ、
口を俺のイチモツに近づけた。
彼女の口から出る吐息に触れると、俺のチンポはびくびくとうごめいた。
「×××くんのチンポ、大きい……」
彼女がそう呟くと、可愛らしい舌を吐き出した。
そしてチンポの先端をちょん、っと舐めた。
「ううんっ!」
あそこからまるで電撃が走ったような感触に、俺は思わずあえぎ声を出してしまった。
「くすくす、×××くんのあそこ、すごく喜んでるわ」
幼馴染は手で俺の物を支え、その上から唾を溜めて落とした。
淫らな液体がひんやりとした感触を帯びて、俺のイチモツを湿らせた。
それから、彼女はぬるぬるとなった俺のチンポを、その可愛らしい口の中に含めた。
生暖かい彼女の口内は、ねっとりとしていた。
柔らかい舌は裏筋を沿って舐め滑らせ、唇は時々すぼめて亀頭を刺激する。
そしてと同時に、彼女は挑発した目つきで俺の顔を覗いた。
それは俺の憧れだった凛とした顔の面影はどこにもなく、淫らで艶かしい悪魔の表情となった。
しかし、悲しいことに、俺はそんな彼女にますます興奮していたのだ。
俺のイチモツは完全に彼女に支配され、彼女にもてあそばれた。
速く彼女を助けなくてはならないのに。
速くあの淫魔を倒さなくてはならないのに。
それなのに、俺は、操られた彼女の愛撫に溺れている。
その悔しさと背徳感は、淫欲とともに更に俺を追い詰めた。
「う、うう……うわああ!」
何度か激しい脈打ちとともに、俺のイチモツから熱くたぎった液体がほとばしった。
「ひゃっ!」
初体験のためなのか、幼馴染は思わず驚いて俺から口を離れた。
すると、白いねっとりした液体は彼女の美しい顔に降りかかった。
彼女は最初はびっくりしたが、やがて顔にかかった液体を指ですくい、それを舌で舐め取った。
その淫らな行為に、俺は果てたばかりにも関わらず股間が再び硬くなった。
「どうかしら?はじめて経験する味は」
「はい、淫魔さま。ねばねばしてて味が濃くて……それでいてとても甘くて、おいしかったです」
「よーく覚えていなさい、それが精液の味なのよ。今度はあなたのオマンコでそれを受け止めなさい。
そうすれば、あなたはもっと淫乱な娘になるわ」
「はい。私はもっともっと淫乱になるために、×××くんの精液をオマンコで受け止めるわ」
幼馴染は嬉しそうに言うと立ち上がり、ボンテージの下の部分をずらした。
彼女のあそこはすでに濡れて、むっとするような淫らな香りを放っていた。
初めて見る女性のあそこに、俺の心臓は激烈に鼓動し続けた。
速く入れたい。
速く入れたい。
速く入れたい。
俺の目線はあそこに釘付けとなり、離せなくなった。
それに気付いたのか、そばで愉快そうに見ていた淫魔は嗜虐的な笑顔を浮かばせた。
淫魔は俺の顔を捕まえ、軽蔑の目を俺に向けた。
「あら、どうしたの?さっきまで私にあらがって、仲間を助けようとしたじゃなかったの?」
「う、うう……」
「チンポもこんなにビンビンになって、退魔師といってもいやらしいのね」
彼女は指で俺のものを亀頭から根元へそっと撫でおろした。
それだけのことに、俺は体をうねらせ、感じている悲鳴をあげた。
(もっと、もっと触って……出させて!)
「ところで、退魔師くん、一つ聞いていいかしら?退魔師一族ははるか昔妖魔王を倒し、
その魔力を封印したって話聞いたことあるけど、その封印を解く方法、私に教えてくれない?」
「な、なぜそれを?」
「ふふ、封印された場所は退魔師一族が管理する霊山だってことは知ってるのよ?
あそこは結界が張られているでしょ。でも、あなたなら封印を解く方法、知ってるわよね」
「あ、あの魔石の力を得てなにをする?魔物があれを手にしたら、
この世界を破壊できるほどの魔力を手に入れてしまうぞ!」
「世界を破壊するなんて、そんなひどいことをしないわ。
私はただあなたの幼馴染みたいに淫魔を増やし、人間界を支配したいだけだわ」
「そんなことに俺が協力するわけが……」
「あら、残念だわ。私に協力してくれたら、もっと気持ちよくしてあげられたのに」
淫魔はそう呟くと、俺のチンポに軽く爪をひっかけた。
「ああ!」
俺は悲鳴を上げた。
敏感なあそこはすでに俺の言うことを聞かなくなり、ただ欲望を主張するだけだった。
「淫魔さま、私も×××くんの精気がほしい……」
幼馴染は悪魔の尻尾をうねらせ、残念そうに言った。
彼女の足の付け根には淫液が塗れ落ち、見る者の理性を奪う。
「ええ、本当に残念だね。でも、心配しないで。人間界の男はたくさんいるし、あなたの欲望のままにやらせてあげるわ」
そう言うと、淫魔は幼馴染の首に腕を絡ませ、彼女と口付けを交わした。
「ああ、淫魔さま……」
幼馴染は歓喜の声を上げ、従順な表情で淫魔を受け止めた。
二人の間はぺちょ、じゅばといやらしい音が立ち、凄まじい淫気を周囲に放った。
その艶かしい光景は、烙印のように俺の目と心に焼き付けた。
知らず知らず、俺は手でいちもつを持って、しごき出した。
「あはは、まるで欲情したサルみたい。でも無駄よ。あなたは彼女の淫魔法をかけられている。
淫魔以外の方法でイかされるとでも思っているの?」
淫魔は幼馴染から離れ、俺を見て高笑った。
彼女の言うとおり、俺は狂った勢いでいくらしごいても、渇きがますます大きくなるばかりでちっとも果てることができない。
そして、幼馴染は俺の姿を見下ろし、嘲笑の口ぶりで言った。
「惨めだわ。私を助けることも忘れ、敵に欲情するなんて。私が×××くんが好きだったなんて、今思えばバッカみたい!」
そう言うと、幼馴染は足で俺のイチモツを踏みつけた。
「うああ!」
「うふふ、私にいじめられて嬉しいでしょ?昔だって、×××がほかの子にいじめられるのが好きだったでしょ?
それでいつも私が助けるのを待って」
「あ、ああん……」
俺は彼女の悪に染まった姿を見ながら、いつの間にか自ら腰を動かし、彼女の足に合わせた。
「はは、あなたって本当に変態なんだね!自分の幼馴染が悪魔になったっていうのに、なに喜んでるの?この変態、変態!」
そうだ。
彼女の言うとおり、俺は悪に染まった彼女を見て、確実に興奮している。
優しかった彼女。
正義心に満ちた彼女。
いくつもの難局を乗り越え、今まで肩を並べてきた彼女。
それが今、悪に満ちた笑みを浮かばせ、俺のイチモツを足先でしごいた。
その時、俺は悟った。
俺は彼女の成れの果てを哀れに思いながらも、彼女の邪悪な顔に魅了し、屈服するだろう。
そして自ら隷属の言葉を吐き、彼女や淫魔さまの奴隷になるだろう。
彼女の心はもはや淫魔の忠実なしもべ、人間を堕落させる妖魔の尖兵である。
そして、真の淫魔になってから、おそらく多くの男と淫乱な行いをするだろう。
また彼女に犯された女も、彼女と同じように淫らな行為を繰り返す淫魔となるだろう。
彼女の心は二度と俺のところに戻らないと考えると、俺は大事な人が寝取られたような、胸が切なくなるような気持ちになった。
だが、邪悪に堕落した彼女の姿は俺にとって最高に魅力的だった。
今まで考えもしなかった彼女の仕草に、俺はすっかり魅了され虜となってしまった。
「さあ、ねだりなさい。屈服の言葉を吐きなさい!これからずっと私達淫魔に精液を提供する下等生物になることを誓いなさい!
そしてあなたを私無しでは生きられないように、もっともっと変態にしてあげるわ!」
幼馴染の邪悪に染まりきった表情を見て、俺は大事なものを永遠に失った惨めさと、
彼女を悪堕ちぶりに興奮する気持ちを噛み締め、屈辱まみれの言葉を紡ぐために口を開けた。
<おわる>
もうだめぽ、書いてる途中で恥ずかしくなって諦めた。
この後はというと、「俺」が彼女の悪堕ち姿に欲情し、いけないと知りつつ、彼女と一緒に淫魔さまに協力して、
退魔師の兄を慕う妹をおとしたり、彼女の師匠をつとめた美人神官をおとしたり、クラスの女の子をおとしたりと、まわりの人間をどんどん悪堕ちさせていった。
めでたしめでたし。
SSなんて難しくて漏れには無理みたいだわ。吊ってくる。
ここの職人達うらやましす。
GJ!! 諦めちゃだめだ
一回投下した時点でもう恥ずかしいことなんざありゃしない
良かったからその妄想のまんま続けてくれ!
やめた方がいいよ。
本人がやめたいんだったら仕方が無いもの。
でも、また続けたくなったら帰ってきてな?投下ありがとう。
>>288-292 あなたは神か。悪魔か。それとも淫魔か。
でもそれもどうでもいい。
私を気持ちよくさせてくれるのなら…うっ。
じゃあ漏れ後者作る。
>>284 今日、ジャンプ見たら、ブルドラ42話
「覚醒」
ゾラを追いかけてきたロギと対峙するシュウ
そのとき、ロギから新たな影が・・・
って書いてたよ
ヤバイ。
これっぽっちも思いつかない。
300 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 19:56:45 ID:xrYt5ptZ
GJ!
すごく良かったです。
実は、途中で終わった事自体が
>>292よる攻めという??
ID:T4Nyzr7Aの下僕が増殖中
実は淫魔様が元人間で
>>288-292のヒロインを落としましたぞ
っていう話になると
>>254の意見を両方まかなえるのではなかろうか
と、書きなぐってみる
なーる。
あーもうじき誕生日だから淫魔とか来てくれないかなー。
命やるから。
片方さっそく売り切れだね。店頭行ってみようかな。
主人公にだけ正体をばらして周囲に不信感をばらまくとは、
リンダは悪堕ちキャラの鑑だねぇ
早くも今年のベストオブ悪堕ち最有力候補<リンダ様
リンダの凶悪っぷりは異常
お前ら献血のなんとかのことも思い出してやれよ・・・
献・・・血・・・??
あんまり凶悪なキャラをライバルに入れると女児涙目でナージャフラグだよね
俺らは大喜びだけど
リンダって何の話かわからなくて完全に取り残されてる俺 orz
だれか教えてくれないか?
リンダが第二のローズマリーになると申したか
あのカリスマは悪役がそろってヘタレのときに真価を発揮するよね
キューティーハニーで悪堕ち来たね。
操られるんじゃなくて勝手に暴走した感じだけど。
にしてもとんでもない欠陥品だな。
悪魔目(魔眼?) いいねぇ
寄生スレなんてあるの?
>>308 その辺、何気に6話あたりでリンダ本人が悪落ちし出した経緯を踏襲してるよね。
>>322 住人殆どかぶってると思うw
>>324 つまりこうですね!
周囲のみんなに信じてもらえなくて冷たくされたエミリーに忍び寄るリンダ
「ほらエミリー、いい子でいたっていいことなんてないでしょ、
この指輪をあげる・・・本当の自分を解放するの。一緒に悪い子になりましょ」
「あぁ、この指輪ステキ・・・黒く光って・・・」
>>326 改造連製のコラ
スラム行けばもっと寄生っぽいのもある
>>328 d
コラなのかどうか判別付かなかったがやっぱコラか
>>329 「改造連」でググレば一発だぜ
改造連のスラムとやらに行って過去ログ漁ってみてるけど、テイストレスとかが混じっててワロスw
小さい物がびっしりスレ思い出したぜ。
ドラゴノーツでマキナ?が相方殺されて暴走
見た目が黒化していい具合だった
まあ暴走ってことだからあくまで見た目だけだけど
同人誌といえばhiroさんってもう活動しないのかな……しょんぼり
もう無いから何を張ったのかさっぱりわからん
東鳩2のたま姉と名前知らん奴の百合画像。
たま姉の口と秘所から蛭が出て寄生中な所。
キメェ
うん、分かる気がする。なんか…違う。
まぁ見忘れた人用だから。
まぁ寄生スレ向けのネタだよな
とは上でも言われてるが
虫が嫌いな俺にはこれ以上ないレベルのブラクラ・・・
>>344 ごもっともな反応だね
俺的にはクリティカルヒットだけど、考えてみればそっち属性無い人にはグロ画像だね
ナノさんかよ!
ナノさん懐かしいなあ、おい
>>346 404
せめてもちっと長持ちするロダでおねがいしたい
何があったか気になってたまらない
ハッ!それが狙いか!見たければ言う事を聞けと言って徐々に(r
>350
CG集かなんか?
グLOVEロ 乙。
沙枝内容うっすいなw
Hシーンスキップしてる内にあっという間にフルコンプしてしまった(約30分)
kanagiより高いのにこれしか無いっつーのはちょい金返せって思ったけど
まぁCD一枚分だし悪コスは好みだったからいいか…
>>356 どんな感じの悪コスだったのか教えてくれないか?
>>357 元の魔法少女の面影は全くなし
とりあえず全身は真っ黒が基調
アソコが露出したボンデージ+ストッキングに
ドレスの中心部分を切り取ったものを着せている感じ
で、頭にはピエロ帽
イメージとして近いのはあれかな
帽子は抜きで考えるとして
ローゼンメイデンの水銀燈の衣装を黒くして真っ二つにしたようなもん
ちなみに快楽堕ち。しかも立ち絵は一枚でイベント一個(Hシーン二つ)しかないから注意ね
そうかつまり水銀党な俺はうpを待たないといけないわけか
>>358 サンクス。大体分かった。
真っ二つはエロ重視だから縦かな。
>>359 その必要は無い。お前は俺の手で身も心も二度と画像うpを望まない存在に生まれ変わるのだからな。
同スレ住民としてせめてもの情けだ。悪コスは水銀燈に似ている物にしてやろう。
うん、縦だね
それと水銀燈は「なんとくなく」だからあまり参考にしないでw
袖部分とか肩パッドの具合とかさ
なんの模様もないし全部見事に真っ黒だし
襟もどっかの皇后みたいな立ちかたしていて全然違うからw
最後に、マジで即堕ち即終了だから、
悪コスみたさだけに買うのは危険だぞ、と言っておくよ
コスチュームというか服装というのは脱がす為にあるんで、最初から露出が多くちゃだめなんだ!!
と、彼女を脱がす事に執着してたらドン引きされた俺が通りますよ・・・
悪コスもいいけど露出過多なのはだめだな・・・いやそれが好きというのを否定はしないがorz
X-Men2はじまた(^o^)
>>350 これどっかのCGサイトのやつだったと思うけど
改造かな?
元はこんなんじゃなかった気がする
マグニートって全人類をミュータント化させようとしてなかった?
>>366 あーそうだっけか
見たの数年前な気がするからなぁ
ガブリエルの絵が好きだった
小学館の翻訳版]-MENってやたら洗脳エピソード多かったな
あれでアメコミ見直したわ
>>356 二次マガに載ってたアレだな。
さて、月曜にならないとめろんに行けないが残ってるだろうか……。
>>350 これで魔族化Lv36なら、99になったときはどんな風になるんだろうなあ
えーとビグザム?
角煮の画像スレよりも画像スレらしい流れな件について
俺マグニートに誘われたら付いてくな。ガチホモ的な意味じゃなくて
>>373 そういや、マグニートー役の俳優さんカミングアウトしてたね。
もう見れん
あっはっは、ご冗談を
姫神1/2 ってどんな感じ?
>>381 基本的に隷属して悪堕ちというよりも野良悪堕ちが多いな
良かったのは悪堕ちしたヒロインが仲間を襲うパターンが多い事
・くぅ→イーシャ ・くぅ→レイファン ・イーシャ→くぅ
・レイファン→くぅ ・レイファン→レイファン
あと主人公が正義側男なんでどうなるかと思ったけど、
性転換させられて悪堕ちヒロイン2人に責められてて新鮮だった。
残念なのは悪堕ち過程の描写が少ない所
ほとんどが、エロの後に暗転していきなり悪堕ちコスになってる
そのあと3行程度で「魔力を注がれてこうなった」とか言うだけ
あとバグも多いのでパッチ必須
しかしずいぶん初歩的なバグというか
ゲームフォルダ外に音楽フォルダ作るとか
一回インストールテストすりゃ判るだろうに
ブルドラ何事も無く無事終了
まあ予想通りだけどね
今回は姫神1/2と沙枝vol.2を買ったんだけど
姫神1/2の方が悪堕ち・シチュ・テキストも豊富なのに
沙枝vol.2の悪堕ちの方がオレ的にグッときたなんでだろう・・・
絶望した!今週のしゅごキャラに絶望した!
電波の奴隷もなんか最後主人公が善人ぶるのが納得いかん
悪堕ちのなかった中編がすごい不人気だったようですが
ようやく後編が完成したので投下させていただきます。
悪堕ちこそはない物のエロはありますよ。
アマチ城の少し遠い森、そこでは紅魔騎士グレースが
衝撃波でぶっ倒れて、失神した重魔騎士ディエルティを起こしていた。
「…ん?」 ディエルティはようやく目を覚ました。
「あ…良かったぁ 目を覚ましてくれたんですね」
「あ…ああ しかしグレース、お前の邪気が短時間でこんなにも強くなるとは思いもしなかったぞ」
「ディエルさんのおかげです でも、大分遅れちゃいましたね…」
そう、グレースが魔族になってから数時間も経ってない、ディエルティは短い時間でグレースの邪気が自分よりも強いことに驚いていた。
「言い忘れていたが、私はいつでもグレースの味方だ
だから、お前の計画に手を貸してあげたい」
グレースはディエルティの言葉に感動していた。
「…う…嬉しいです! じゃあディエルサンには是非ともやってほしいことがあります! まずは…」
一方、アマチ城ではクラウナス王子とアルフは合流したバアンとウィズから、
ジュウグが城から離れたところで死んでいたという悲しい情報を聞き、落ち込んでいた。
「ジュウグ一人にあの数のクリスタルドラゴンを任せてしまったのがいけなかった…」涙を流し落ち込むアルフに、「それは違う」とバアンが言った。
「俺たちはジュウグさんの死体を見たが、彼女は何者かに剣で刺された痕があった、
クリスタル野郎のせいならそんな傷はできない、 つまりクリスタル野郎が全滅した後に何者かに刺されたって言うことだ。」
「アルフさん落ち込まないで下さい ジュウグさんを死なせたのは私たちの責任でもありますから。」 ウィズは落ち込むアルフにそう言った。
クラウナスはそんな暗いムードに一石を投じた。
「みんな、落ち込でいる場合じゃない! でも、誰がジュウグを殺したんだ? しかも、あのクリスタルドラグーンが突然いなくなったことも気になる」
「…そうだ! ジュウグさんのためにも、ここで落ち込んじゃいけないよな… しかも謎はいろいろ残ってんだ!
俺たちは俺たちのやるべき事をしよう!!」
バアンは決意した。その矢先、前進傷だらけになっている一人の兵士が王宮に入ってきた。
「お・・・王子…大変です…先日宝玉探しに出た二人の騎士のような者が・・・この城に…」
バアン達は兵士の姿に驚いた。
「おい! アンタ傷だらけじゃねえか!?どうしたんだ!?」
バアンはその兵士に近づいた。しかし何かに気づいた兵は死力を尽くして叫んだ!
「バアン様!来るなっ!!」
その叫びで止まったバアンは、兵が衝撃波に横から真っ二つにされる光景を見た。
「ガッ・・・・」
そしてバアンの前に残ったのは上半身と下半身を真っ二つにされた兵士だった。
「お役目ご苦労、お前はもう用無しだ」
その声の主は王宮へ入ってきた。
「あ…あんたは」アルフは絶句した。
アルフは驚いた「ディルティ…?で、でも…」 姿が違うと言いたいのだろう。無理はない、何しろ以前と違う姿をしているのだ。 どす黒いグレー、黒い一つの角、尖った耳、牙、尻尾、ルビーの瞳、歪なデザインの鎧と剣と盾、その姿は人型の魔物である。
「無論、私はディエルティだ何かおかしいか?
寧ろ私は224匹のしもべを倒した貴様らがおかしいと思ってるがなだな。」
「しもべ?…まさか あなたが魔物を…」 アルフはわなわなと震えながらディエルティに問いかけた。
「いや、最初は私だったが攻撃再会の時は別の者にやらせた。」
バアンは嫌な予感を秘めて叫んだ!
「まさか…ジュウグを殺したのはアンタなのか!?」
「ああ、あっけない最後だったよ 最強の騎士があんなザマだったとは・・・」
「アンタってヤツは、仲間を殺して思ったのがそれか!?」
「だったらどうする?」
「だったら・・・アンタを倒すだけだ!!」
バアンはすぐ近くにおいてある盾を拾い、その盾から自分の武器、炎剣『フォーミュラ』を引き抜いた。
「魔族になった私に人間ごときが勝てるものか!」
「勝てるかじゃない・・・勝ってやるんだぁ!!」
炎剣『フォーミュラ』と魔剣化した『光筒』が刃を激しく交えた!
「ウィズちゃん、戦える?」 アルフも立ち上がった。
「はい、バアンさんの言うとおりです 私も戦います!」
ウィズは落ち込むのをやめた。
「バアンを援護するわよ!」
「ハイ!」そして二人はディエルテイに挑んだ。
しかし、ディエルティの口は一瞬だけニヤリと歪んだ。
そして、
「ぐっ…こ、この私が、 追い込まれてる!?」
3人はついにディエルティを追い込んだ。
「ウィズ、アルフさん すまねえ!」
「バアンさんが励ましてくれたからやれたんです」
「いいってことよ! それよりトドメを刺すわ!」
そしてバアンは叫んだ!
「全員で突っ込むぞ!」
「「うん!!」」
そして、 三人はディエルティに向かい飛び込んだ!
しかし ディエルティは盾を前に出し余裕の顔を見せた。
「計画通り」
ディエルティの盾が突如光を放った。
「「「!?」」」
バアンたちが気づいた時、彼らは一人ずつ動物の檻のようなものに入っていた。しかもクラウナス王子は王の座る椅子の近くに置いてあるイスに四肢を縛られながら座らされていた。
「ゆ…油断した」アルフは悔やむ
「ディエルティ! これはどういうことだ!?」バアンは叫ぶ
「クラウナス王子が殺される…」そしてウィズは不安がる。
「安心しろウィズ、王子は殺させない 王子を殺せば私も危険だからな」
「…!?」ウィズは安心と不安に駆られる
「じゃあ何だってこんなことするんだ!?」
「何故? それはお前たちに今から始まる式の参加者になってもらうためだ」
「式・・・ふざけてるの!?」 アルフは激昂した!
「ふざけてなどいない!、貴様みたいな恋人ごっこしかできない貴様とは違う 本気の結婚式だ」
「お前らの方がよっぽどふざけてんじゃねーか!
結婚式? クラウナス王子の前で誓うっつーのか? ふざけんじゃねーぜ!!」
普段は『〜ぜ』なんて使わないバアンが、こんなこと言っているのは大分起こっているからなのだろう
しかしディエルティは嘲笑した。
「お前たちは勘違いしている 花婿はその王子なのだよ」
「ハァ?」
「その相手って…一体・・・」 ウィズは何がなんだか分からない
「・・・・・・・・」 アルフは「恋人ごっこ」という言葉に傷ついていた。
「そろそろ来たか・・・グレース」
ディエルティがさっき自分が入ってきたところに、目を向ける
「「「グレース!?」」」三人はディエルティが読んだ名前に驚いた。
そこから現れたのは花嫁とは言い難い騎士の姿をしたグレースだった。
「ディエルさんありがとうございました ここまでやってくれて」
「礼など要らない、お前の望みを叶えただけだ。
私にとってはわけない事だ」
「グレース・・・お前、本当にグレースなのか?」
バアンはその姿に驚愕している。
驚くのも無理もない、以前に会った時と全然違うのだから。
今のグレースは鮮血のように赤い髪、そこから生えている暗く青い二本の角、ディエルティと同じ耳と尻尾そしてルビーの瞳、
極めつけは元の鎧を禍々しくした鎧と、凶悪なデザインの魔剣だった。
「あら…その声はバアンさん」
グレースは檻に入っているバアンをまるで犬を見るかのような見下した目で見る。ディエルティのときとは全く違うまなざしだ。
「お前も魔物みたいなのになった てか?」
「犬風情に魔物呼ばわりされるなんて、心外ですわ 私達は魔族 、間違えないでくださいね 上品そうな犬が!」
グレースは魔性の剣をバアンに突きつけた。「ちっ・・・」バアンは舌打ちをする。
「犬!?グレースさんおかしいよ! どうしてそんなこというの?」
ウィズはグレースに向かって叫んだ。
「騎士って言っても所詮は王家なんかに尻尾振ってるだけのただの犬でしょ? それのどこがおかしいの?」
「うう・・・」
ディエルティさんもグレースさんもおかしくなっちゃたんだ・・・
「ウィズ!今のあいつらに何を言っても無駄だ、あいつらは俺たちと考えが違うんだからな クソッ しっかし武器も鎧も取り上げて檻に入れるたぁよほどの警戒心だな」バアンはディエルティに向かって皮肉を言う
「ふん、もはや絶望状態なのによく大口を言えるものだ」
ディエルティは馬鹿にするように言う。
「へっ どーせ今は殺さないで用が済んだら殺すんだろ、あのときの兵士のように」
バアンは体を真っ二つにされた兵を思い出した。
「まあ二人は残すがな…」
ディエルティはボソッとつぶやいた。
一方のグレースはアルフのいる檻に近づいた。
「アルフさん、私の結婚式を祝福してくださいね」
「何が結婚式よ!? そんなことのためにみんな殺したっていうの?」
「アルフさん、王子に関わると喋り方が変わるんですね
ジュウグさんみたいな真似して厳格な振りしても無駄ですよ
本音は私のクラウナスが取られそうで腹立たしいんでしょ、そう言えばいいのにくだらない意地を張って・・・
でも私のクラウは私の婿にするのアンタよりも先にね!」
グレースはここにいる三人にも聞こえるように叫ぶ、
しかしクラウナスは何も言わない。
「何を言っているの!? 私と彼には王と騎士の関係よ!
それ以外に何があるのよ」
アルフのその言葉にグレースは激昂した。
「ふざけないで! 私にはわかってんのよ! アンタが私のクラウに変なプレゼントしたことも、あんたがキスなんかしたこともね!」
グレースは全員に聞こえるように叫んだ
「えええええええええええ!!」 檻の中のバアンとウィズはものすごく驚愕した。「あのジュウグさんと1,2を争う厳しい人が・・・」
しかし、グレースはそんな二人を
「許せない、あなたはそうやって私からクラウを奪う そして世界はクラウを縛り付ける そして、私とクラウを引き剥がす!」
無茶苦茶だ アルフは思った。そしてその言葉は彼女の被害妄想だと。だが、言えなかった 言うことができなかったのだ。
「だから、私は、全てを壊すって決めたの。
私とアルフを妨げる全てをね!」
「……そんな、そんなことのために、あなたは友を、自分を育てた国とその人たちを、多くの者たちを犠牲にしたっていうの!」
アルフはもう、冷徹さを捨てた一人の女としてグレースに叫んだ。
「私はあんたたちとは違う!所詮あんたたちは、王家に仕えるただの番犬!
私はクラウの隣が、クラウの妻こそがふさわしい存在なの!
他の者なんて取るに足りない、虫にも劣る者でしかないの!!」
「貴方って人は! だから貴方は他の人を平然と・・・」
アルフは今のグレースを睨み付けた。
「憎い? 悔しい? 殺したい?それなら私と決闘しなさい。
私を殺せばクラウは解放してあげる。」
ディエルティは、グレースの発言に驚いた。
「グレース! 一体何を?」
「婚礼前のパーティよ、私はさっきからコイツを殺したくて仕方がないの、あの泥棒猫をいたぶってぶち殺すいい機会だわ。準備を」
(今のグレースには何を言っても無駄だ。ここは従うしかない。)
「わかった」
その後景を眺めているバアンは王子に目を向けた。
「しかし、王子のヤツどうして振り向かないんだ?
こっちは大変なことになるのに・・・」
「バアンさん、王子はまるで抜け殻ですよ、きっと」ウィズはバアンに話しかける。
「くっ・・・」
檻から解放され鎧と武具を渡されそれを装着したアルフと、魔性の剣を持ったグレースが王宮前の廊下で待機していた。
(これで私が負けたらこの国が滅ぶ・・・、だからここで彼女を倒さないと・・・)
審判はディエルティだった。
「では、人間のルールを下に開始はこの短剣が地面についたら初めとする。異論はないな」
「「もちろん」」
「ふっ・・・では」
短剣を上に放り投げる、そして短剣は地面に突き刺さった。
そして、決闘は始まった。
地面に突っ伏したのはアルフだった。
そして、勝者として立っていたのはグレースだった。
決してアルフが弱かったわけでも、手加減したわけでもない、グレースが強すぎたのだ。
(まさか・・・こんなに強かったなんて…)
グレースはアルフに近寄り魔性の剣を地面に突き刺した。
「アルフさんって、こんなに弱かったんですね。」
そして、グレースは倒れたアルフの美しい髪を掴んだ!
「その程度でクラウと恋仲に落ちるなんて、とんだ笑いものだわ!」その瞬間グレースはアルフの腹に拳をぶつけた。
「ぐほっ・・・」
「私はクラウを守るために血反吐の出る思いで特訓した。
でも、クラウを守るためにやったのに、任務はただのパシり
そんなことのために特訓をしたわけじゃないのに・・・
それなのに貴方は私の生きる目標でもあるクラウを奪おうとした。」
「そ・・・れ・・は・・・・違・・・がはっ!」
アルフの言葉を聞くとグレースは怒りに任せて何発も拳を打ち付ける。ディエルティはそれを眺めるだけ・・・
「言い訳なんて聞きたくない! どうしてアンタはそうやって冷静な振りしてクラウに近づくの? 私はそれが許せないの!」
そして何度か殴った後、魔性の剣を抜いた。
「でも、それももう終わり、貴方は婚礼の客なんかにならない、
精々あの世で泣きながら見ていなさい。国の終わりと私とクラウが永遠に結ばれる所を」
そして、グレースはアルフを天高く投げた。
「死ね」
そして、魔性の剣はアルフの腹を突き刺した。
「がっ・・・ごはぁ」
アルフは激しく吐血した。
「さようなら…泥棒猫アルフ!!」
グレースはアルフを持ち上げ、彼女に刺した剣を乱暴に抜いた。
そして、刺し傷から鮮血が噴出した。
「あは・・・あはははははははははははははははははははははは あぁは あぁはははははははははははははははh」
そして大量の血を浴びたままグレースは高笑いを続けていた。
「もうこんなの必要ないわね。こんなガラクタ!」
グレースは鎧から小さな物を取り出す。
それは、さっきアルフがクラウナス王子にプレゼントしたペンダントだ。
そのペンダントを落とし、グレースは踏みつけた!
グシャ・・・
ペンダントは悲しげな音を残しつぶれた。
「勝負あり…」 ディエルティは今更判定をした。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
二人は沈黙していた。実はこの二人アルフとグレースの決闘を見ることができなかったのだ。だが、寧ろその方が良かったかもしれない。
「ハァ、王子はあのまんまだし、おれたちゃこの檻の中だし、いったいどーすりゃいいのよ?」 バアンはそう言った平べったい床に寝っころがった。
「のよ・・・ってあなたは女ですか!? でも、このままにするわけもいかないし… アルフさんは勝ったのかな…?」
「アルフは負けたよ…そう、無様にな。」
「「…!?」」
ディエルティの声、そこからディエルティとグレース そして、アルフの生首が!!
「ア…アルフさん!? いやああああああああああああああああ!」
ウィズは絶叫した。
「ウィズ!! 落ち着け!!」
バアンはウィズに向かい叫ぶ。しかし、クラウナス王子は沈黙したままだ。
そんなクラウナスに、アルフの死にすら反応しないバアンの怒りは頂点を極めた!
「おい!! クラウナス!! テメェ!さっきからずっと無視しやがって、一体どういうつもりだ!? 答えろ!クラウナス!!」
しかし、クラウナスは答えない
「あなた、犬のクセに私のクラウにそんな口聞いてもいいの?」
「テメェ・・・王子に何をした!?」
「クラウに魔法をかけてクラウの中の邪魔な記憶を消したの。
でも、そのためには時間が必要な上に他人に干渉されたらその魔法は無効になる。
だから、今は全ての感覚を停止しているのよ。呼吸はできるようにはしているけど
でも、そろそろ終わりのようね。感覚が戻ればクラウの中の無駄な記憶は全て消える、
これからは私がクラウを守るの未来永劫ね!」
そしてグレースはアルフの首を床に置いた。
「ちっ どおりで無反応だったわけだ」
グレースは口元をにやりと歪めた。
「でも…考えてみれば、結婚式に犬なんて不要。
だから貴方にはここで退場してもらうわ!」
「お前! だったらウィズだって犬じゃねえか!? 何か差別してんのか!?」
バアンは檻の柵越しで叫んだ。
(ウィズ、相当傷ついてるのにこんなこといってすまねぇ。でも確かめたいことがあるんだ)今の言葉に後ろめたさを感じている。
「何か勘違いしているようだけど、別にウィズちゃんを犬扱いしてないわ。
彼女には合わせたい人がいるの。
だからさっきからディエルさんの前でギャンギャン騒いでる貴方は鬱陶しいのよ・・・でも、これで終わり!」
グレースは剣を振り上げるそこからは邪気が刃を包んでいる。
バアンを檻ごと真っ二つにできるほどの長さはある。
(こ、ここまでか!?)
「死ね!このい・・・」
その瞬間
突如、バアンの真上から真っ赤に染め上がった『紅剣 ミツメノカンゼン』が現れた。
そしてミツメノカンゼンから光…正確に言えば赤い閃光が刃から放たれた。
「くっ!」 バアンはつい、目を閉じた。
「…はっ!」
バアンは目を開く、目の前には柵がなくなっていた。
いや、檻そのものが消えていたのだ。
「まさか…ミツメノカンゼンにこんな力があるというのか?」
ディエルティは驚愕する。
「ウィズ! 今助けてやる!」
その時、ミツメノカンゼンは突如光に分裂し、光は魔法陣と化した。
魔方陣はバアンの真下を走りだした。
「!?」
バアンは真上を見た
「まさか、こりゃ転送魔法か!? クソッやめろ!! まだ俺にはやらなきゃならねぇことがあるのに!」
しかし、バアンの『やらなきゃならないこと』は空しくもかなえられなかった。
バアンは真下の魔方陣から放たれた真上にあるブラックホールのようなものに吸われていく…
「ウィズゥーっ!! 王子ィーっ!! うあああああああ!!!」
その叫びに錯乱状態だったウィズが気づいた。
「バアンさん!!」 まだ檻に入ったままのウィズは柵越しに同胞の名を叫んだ。
そして、バアンはブラックホールに消えていった。
「バアンさん…バアンさん…」
泣きじゃくるウィズにディエルティは話しかける。
「心配するな。 バアンはミツメノカンゼンに導かれるまま、次元のどこかへ向かうだけだ。 別に死んだわけじゃない。」
一方のグレースはバアンが消えたせいかため息をついていた。
「まあ、あのうるさい犬が消えたようだし、本格的に式を始めましょ。」
グレースがそう言うと、ディエルティはウィズを檻から解放し、
彼女の鎧と服を手で破り去った。
「イヤアアアアアアア!!」
そこから、少しだけ大きな胸が見えた。
「恥ずかしがることはない、少しの辛抱だ!」
そう叫ぶと、ディエルティはまた手で、ウィズの下半身の下着まで引きちぎった。
「や、やめてぇ……いやあ……恥ずかしいよぉ…」
ウィズは股間のソコと先程露出した胸を何とか隠す。
「だから言ったろう、恥ずかしがることはないと…。」
そう言うとディエルティは、一瞬にしてウィズの後ろに回り、
胸と股を隠す腕を掴んだ。
「あ…ああ…」
「さて、お前にも式に相応しい衣装を用意してやろう。
魔性の盾よ!」
ディエルティは魔性の盾に向かって叫んだ。
すると、盾から放たれた光から何かが現れた。
「そ…それって…」
そう、現れたのは手枷、口枷だった。
「そう、あまりうるさくしない為の衣装だ。いいものだろう?」
「イヤッ! こんなの着たくない!!」
しかし、ディエルティはウィズの言うことを聞かない。
そして、無理矢理腕を後ろに回され、そこに手枷を付けられた。
「やめてぇ…はずし…んっ」
ウィズは大声で叫ぼうとする前にディエルティにディープキスをされた。
「ん…んん!? んはぁ…」
ディエルティは、ウィズの口内に舌を這わした。
「ん…むぅ…」
ウィズは、ディエルティの唾液にどんどん夢中になった。
しかし、それを気づいたディエルティは一気に下を離す。
「ん・・・はぁ」
そこにディエルティはウィズの口に口枷を…。
「ん! ん〜」
ウィズは足以外ほとんど動かない状態で二つの椅子の近く…すなわち客席的な場所に座らされた。
「さて、またせたな 準備完了だ。 グレースいつでもいいぞ。」
「じゃあ、始めますか? ディエルさん。」
そこには、いつもの(?)機嫌に戻ったグレースが待っていた。
体を枷で拘束されたウィズを客に、グレースとずっと虚ろ目のクラウナスの結婚式が始まった。
「…ゴホン! では、グレースよ、お前はクラウナス王子と悠久の時を過ごすことを誓うか? (まあ、これでいいよな・・・)」
「はい、誓います。」
ここで、バアンがいたら「魔族の割りに人間みたいなやり方だな。」と言いそうな光景から始まった。
しかし、ウィズはただ、眺めることしかできない。
「では、誓いのキスを。」
「はい」
そして、グレースはクラウナスの唇に口付けをした。
そこで、人間ならやらない行為が始まった。
「ふ・・・うん…ん…はあ・・・」
「んん・・・むう・・・ふあぁ」
ディープキス グレースはクラウナスの口の内に舌を這わせる。
ウィズはその淫乱な光景を直視していた。
「ん・・・」
ウィズは少しづつ、少しづつ興奮していった。
(気持ちいい・・・二人だけ…ずるいよ…)
ウィズは拘束されているので、体をいじれない。
そんなこともお構いなく続けた二人はキスをやめた。
「…ぷはぁ」
「…はぁ」
グレースとクラウナスは口から糸を引いて名残惜しそうに離れた。
「では、続けて…グレース、全ての鎧を剥ぎ取れ!」
どんどん事態はおかしい…いやらしい方向へと進む。
「クラウ…あなたは、あなたの体と同じようにそんな邪魔な鎧を着飾ってしまっていた。 でも、これで終わり!あなたが付けられた鎧は全て話してあげるわ!!」
そう叫び、グレースはかつて愛用していた鎧を歪にした鎧を外し、そして、全ての服を脱ぎ散らした!
そこからは16歳とは思えない美しさの裸の四肢が露見された。
しかし、その体は魔族の魔力で妖艶かつ淫猥な匂いを漂わせる。
しかも、腰からは悪魔の尻尾が見えている。
「クラウ、もう目を覚ましていいわ。 気分はどう?」
クラウナスの目から光が戻った。
「グレース… 怖かったよぉ、 しかも何か重いし…」
前までのクラウナスとは何か違う そう、「不要な」記憶を消したために精神が少し幼児になっていたのである。
「クラウ、安心して。そんなの剥ぎ取ってあげる…全て!」
グレースは爪も真っ赤で尖っている華奢な手で、クラウナスの装着している王家の鎧を全て引っぺがえした。
さらに、グレースは勢い良くクラウナスの服まできれいさっぱり剥ぎ取った。
クラウナスの体はもはや全裸状態、しかし、クラウナスはさっきのディープキスの影響か、ハァハァと興奮していた。
「なんだか体が軽い。ありがとうグレース」
その言葉に、グレースは興奮してしまい、クラウナスをきつく抱きしめた。尻尾の先までクラウナスに擦りつけた。
そして、またディープキスが始まった。しばらくして、グレースはクラウナスの方向へ倒れこんだ。
「クラウぅ 私…、もう我慢できないよぉ!」
グレースは仰向けになったクラウナスの下半身に体を移動させ、股間のブツに顔を近づける。
「クラウぅ…頂戴…」
グレースは一気にクラウナスのブツの亀頭を舐め始めた。
「ん…ふ…ちゅぷっ…くちゅぅ」
くちゅ…くちゅ… 淫猥な音が王宮に響く。
ウィズは、そんな後景に興奮していく。
「では、私も始めるか。」
ウィズはすぐ近くにいつのまにかディエルティがいることに、驚いた。
「んん〜!」
「だが、すぐにはつまらん。 私がお前と『遊ぶ』のはあっち次第だな。」
ディエルティはそんな意地悪なことを言いながら、鎧を、服を脱いでいった。
ディエルティの胸は二十歳とは思えない位のバストサイズであった。 おそらく、Eカップ位の大きさはあるだろう。
「では、私たちは試合観戦と行こうではないか。ウィズ。」
ディエルティは意地悪な笑みを浮かべた。
「はっ…あっ…」
「クラウ…ここからすっごい先走りがあふれてる…」
「グ、グレース気持ちいい… 気持ちいいよぉ…」
グレースのフェラはクラウナスを絶頂に導けるくらい上手である。
亀頭から根っこまで丹念に舐めまくる。
「お○ん○んから何か出てきそう? だったら言って。」
「んん…出そうで出ないんだ 気持ちいのに…」
クラウナスは一向に射精しない。
「だったらこうしてあげる」
すると、グレースはうねうねと動く腰の尻尾の先をクラウナスの乳首に擦らせたり揉んだりしてみた。
「んああ!」
「クラウ、胸も気持ちよくなったでしょ? そろそろ出る?」
「あ・・・ああっ…出る!出ちゃう!」
すると、グレースはクラウナスのブツを一気に咥えこんだ。
そして、胸をいじった尻尾の先で袋をつんつん突っつく。
ドクッ…ドクゥ!…
クラウは射精した。
グレースの口は既に精液を全部飲み込んでおり、それを、ごきゅ…ごきゅ!、と飲み込んだ。
「はぁ…はぁ・・・」
「クラウの…はぁ…おいしい…もっと飲まして…」
グレースは、またクラウナスのブツをむしゃぶりつく。
射精後だろうが彼女には関係ない。とにかくクラウがほしいのである。
「じゃあ、こっちも…」
一方のディエルティは、拘束されているウィズの体を舐めまわし始めた。
耳、首筋、腹回り、尻の尾てい骨辺りとゆっくりと丹念に血のような真っ赤な舌で舐めまわす。
「ん〜んん〜」
「どうだ、気持ちいいか?」
「ん〜ん〜」
ウィズは虚ろな目で肯定的な返事をした。
実はウィズに付けた拘束道具は、媚薬効果をもたらす闇魔法でコーディングされており、
これを付けたものは時間が経っていくと誰でも快楽に支配させ発情させる効果を持つ。
しかも、魔性の盾から出た道具のため魔族化を促進させる効果もある。
しかし、さっきの(前編参照)短刀のように直接魔族化させるほどの効果はない。
つまり、この方法で淫乱にさせてもウィズを魔族に堕とす事は不可能である。
ウィズを魔族化するには、グレースのように魔道具で魔族にさせなければならない。
しかし、ディエルティは真っ先に魔族にさせようとはおもっていない。
そこは、愛撫の場所が微妙な所だったりとどうやら下準備のつもりで取り掛かっているようにも見える。
しかし、ウィズはそんな真意を気づくこともなくもっとしてと言わんばかりにディエルティを求めたままだった。
もはや彼女は絶望のあまり、幼くも強いプライドすらかなぐり捨てている。
その姿は正に、発情した雌だった。
そして、グレースはクラウナスの精液を舐め取った後、仕上げとばかりに膝で立つ。
「クラウ、次はここ…舐めて」
そう言うと、グレースは己の股間の割れ目を尻尾で突っつく。
「う…うん」
クラウナスは、グレースの割れ目をたっぷり舐め上げた。
「んんん…ああっ…はぁっ」
グレースのそこは既に愛液まみれになっていた。
しかし、クラウナスはそこをさらに舐める。
「んはぁ!…イクゥ!…」
グレースは絶頂した。
「はぁはぁ…気持ちよかったぁ…でも…これからよクラウ」
グレースは、自分の割れ目を指で広げた。
「最後は…私の舐めたクラウのとこ…ここに入れるの…」
「入れるって…これ?」
クラウナスは自分の勃起したペ○スをグレースに見せ付けた。
「ほうほう、なかなかいい感じではないか? お前もそう思うだろう? なあ…ウィズ」
「んふぁ…」 ウィズはこくりとうなずいた。
ウィズの体は、噛み傷だらけだった。原因はディエルティだ。
彼女は舌だけの愛撫では物足りず、甘噛みまで行っていたのだ。
「すまん…つい興奮してしまってな…」
人を拘束しといて「すまん」も無いと思うが…。
「もうこの状態だからこれも不要か…」
ディエルティはウィズに付けていた手枷と口枷を外してあげた。
「大丈夫か?」
「うん…もっと気持ちよくしてぇ…お口がさびしいのぉ」
「もはや逃げる気無し…か。 わかった」
実は、この部屋はグレースたちが戻ってきた時点で結界が張られており、外的な寒さはほとんど感じられていない。
しかも、この結界はわずかながらも人間を淫乱化させる効果もあったのである。
それはともかく、ディエルティは自分の股間をウィズに向けたのであった。
「ん…じゃあ…入れ…るね」
さっきと違い、今度はグレースが下に寝転がって、クラウナスは押しの体制だった。
「うん…きてぇ…いれてぇ」
クラウナスは意を決した後ブツをグレースのそこに突き刺した。
「ああ…クラウ…クラウのがぁ…」
入った瞬間、グレースは激しい快感に酔いしれていた。
「んん! んはぁ! はあ!」
「ふん…はっ…ああ!」
クラウナスは一気に腰をグラインドさせた。
「クラウぅ…わた…し…すっごく…幸せ…はあっ!」
「僕もだよ…グレース…ずっと一緒だよ…」
「ああっ!…もう…イクのぉ…イキそうなのぉ!!」
「たっぷり出したのに…僕もイキそう」
お互い口から涎が垂れていく。
「出してぇ…私の内に出してぇ!」
「ううっ…ああああ!」
そして二人は同時に果てた。
クラウのペ○スはグレースの膣の中に精液をたっぷりと出していった。
「はああああああ」
「あああああああ」
二人はあまりの快感に、気絶してしまった。
ディエルティは、それに気づいてウィズとの行為を中断した。
夜明け…事が終わって既に朝になっていく最中だ。
「終わった…さて、この城を後にするか…」
ディエルティは快感に酔いしれ、倒れた3人を抱えたまま窓際を覗いた。
彼女の見つめる先、そこに美しい結晶の翼を持った八頭身の巨人がこちらに向かってきた。
「来たか…大巨人…いや!大巨神マルスクリスタル!!」
更に言うとその巨神は、結晶の鎧を纏っていた。
「ふふ…クリスタルドラグーンを復活の地に行くようにしたのは正解だった」
そう…クリスタルドラグーンが戦線に離脱させたのには訳があった。
この日は、誰も知ることのない巨神復活の日だった。
『大いなる存在』はそれを察知してクリスタルドラグーンを保険のため2匹ほど召喚していた。
クリスタルドラグーンは大巨人ジーゴレムと融合(というよりクリスタルドラグーンが分離して鎧などになったりしてジーゴレムに付けるものであるが)、支配ができるのである。
マルスクリスタルは窓に掌を伸ばす。そして、ディエルティはそこに移動した。もちろん、三人抱えて。
「そうか…では、帰還するぞ!」
ディエルティはマルスに叫んだ。
かくして、ディエルティたちを乗せたマルスクリスタルはバルディア城を後にした。
魔物の足止めによって遅れたダード国の援軍の騎士団が、バルディア国に着いたのはその後である。
「遅すぎた…」
ディエルティの姉、ゼフィはその惨状に絶句したのだった。
その後、魔族の本拠地となったのはあのオープス山だった。
そこは、魔物たちが内部を改装したためもはや洞窟と言うより基地である。
その中のグレース用の部屋、そこではグレースがクラウナスにプレゼントを渡す光景があった。
「クラウ、これはね世界に一つしかない宝玉なんだよ、これ、クラウにあげるね」
「ありがとう、キレイだなー」
クラウは自分へのプレゼントに喜んでいる。
しかし、それはオープス山でグレースが手に入れた閃光剣復活のための宝玉だった。
ディエルティは、この宝玉の中に含まれている光の力を沈黙させ、グレースに返したのである。
グレースは世界を救うカギをクラウナスへのプレゼントにしてしまったのである。
「クラウ、私たち今日から夫婦だね」
「うん、でも怖い人たちが来るのは怖いよ」
彼の言う怖い人たち…それは、グレースたちの敵のことだ。
「だいじょーぶ!私強いから、大丈夫だよ!」
「でも、一人は怖いから…夢の中は一人ぼっちで寂しくて寂しくて、何度もグレースの事呼んだよ」
あの時、クラウナスの「さみしかった」という言葉はそんな意味があった。クラウナスはそれを思い出して泣きそうになる。
「もしみんな死んじゃっ…」
クラウナスの言葉は続かなかった。
グレースはどんどん泣きそうになっていくクラウナスを抱きしめた。
「大丈夫…私が守ってあげる」
クラウナスはグレースのぬくもりにしがみついた。
「グレース…大好きだよ…」
その言葉はグレース最大の喜びであった。
クラウが大好きって言ってくれた。嬉しい
それだけで幸せ、こんな幸せを破る奴らは誰であろうと殺してやる!
そして、この幸せを守ってくれる人のためにも私は戦う!
そう!天魔大帝がこの幸せを約束してくれる!
その人のためにも戦おう!でも本当はクラウのために戦いたい!
今のグレースはそんな考えであった。
そしてディエルティは、その後景を魔性の盾で眺めていた。
「成功した、これでグレースも以前の彼女の言う『大いなる存在』…いや天魔大帝復活のためにも戦うだろう……後は一人…」
彼女は独り言を誰にも聞こえないように呟いた。
「クラウナス…奴は使えそうだ……だが、その前に…アイツからか…」そして彼女はグレースとクラウナスの部屋を後にした。
―そして、紅は鮮血に染まっていった。―
ここに連投規制あるかどうかわからんけど一応支援
>>387 同志よ…
以上でSS投下終了です。
しかし、文がヘタっぽいですが読んでくれると嬉しいです。
続きは一応書く予定です。
後、悪堕ちヤンデレがコンセプトなのになんか微妙な気がする…。
元ネタ
アルフとグレースの会話の一部にSDガンダムフォースの某キャラのセリフがあります。
大巨神マルスクリスタル=聖龍機マルスドラグーン(といっても名前だけ、姿は黄金神スペリオルカイザーです)
ゼフィ=GP01ゼフィランサス(もうここはSDパロじゃなくていい気がして)
天魔大帝=ムシャ戦記のラスボス
と、元ネタがSDガンダム系でしたが(すみませんマニアックなネタで)
あまり知らなくても楽しめるようにしました。
>>174さんアドバイスありがとうございます
まあ犬の件は魔族のディエルティが言ったことなためあのセリフは正論ではないと思ってます。
話の根元はSDガンダムフォースのパロディなので
ちなみにヤンデレといったら『シャッフル』の芙蓉楓か『スクールデイズ』の桂言葉です。
>>387 自分は男を襲う沙枝の独白「そう、私はギーゼル様の思念採集マシーン」がツボだった
こういう台詞がひとつ挿入されるかどうかで結構評価が変わってくるんだよね
君が望む永遠の看護婦も凄いヤンデレらしいじゃないか
トラウマやめて・・・
419 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 14:12:25 ID:faqDHP+K
悪堕ちは量より質ですよ
たしかに量をとって例えば女子高あたりの生徒全員がごっそり一回で堕ちたりされてもちょっと・・・あれ?別に良いかも
でも更にその中で数名正気のまま孤立し一致団結して何とかしようとするもじわじわと追い込まれて
一人また一人と堕とされていく方が良いか
マナマナシナリオって奴かな。
知っている奴らに是非とも聞きたいものだ。どんなシナリオだったのか。
アレはトラウマだわ
色んな意味でしんどかった
>>421 まんま「ググれ」としか言い様がない
やめて豊胸手術やめて
「おしおきが・・・必要ですね」は有名だな
いやまあ、俺も話としては知ってるけど実際にプレイしたわけじゃないから
恐怖の具合はピンと来ないんだけど
>415
後編まで書き終えた意気は乙と言っておく。
このエロパロ板で初心者書き手によくあるパターンは、
前置きが長いのにエロ(シチュスレならシチュ)要素が薄い
↓
住人たちはどう感想書いていいのか困り、スルー
↓
無反応、あるいは冷たい反応しか返ってこなかった書き手は、続きを書くのを放棄して去る
それと、初作ならいきなり長編を書こうとせず、短編を投下して住人の反応を見て、
経験や自信を積みながら長編ネタを暖めたほうがいい。
それでも書き続ける意欲があれば、
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/5301/ を読んだりして再度挑戦するがいい。いい話を期待する。
今週のドラゴノーツにラスト悪堕ち?っぽいのがあった
でも悪堕ちというよりは悪の力?が暴走して覚醒って感じかな
とりあえずはコスは変化していた
チャンネル変えたらいきなり悪堕ちハジマタので何のアニメか探すのに手間取った
暇なんで産業で悪堕ちしてみようと思う。
「氏になさい!魔王ー!」 「ぐわぁぁぁ」 「これでようやく世界に平和が、」
『ククク、よもやこんなに簡単に策に堕ちるとはな』 「!? 呪い?! きゃぁぁぁぁ」
・・・【ふふ、これが闇の力・・・、素晴らしいわ!!!】
量のなければ質もない\(^o^)/
これは流行る
>産業で悪堕ち
嫌がる民間産業を無理矢理軍需目的に改造ですか?
>>428 なんという粗食www
これじゃあ腹一杯にならないww
>>415 いきなり長編書かずに短編SSで練習した方がいい
誤字脱字が多いし文章が散漫だし表現がイマイチだし
エロとか後回しでいいから文章力が欲しいと思った
>>426さんありがとうございました。
前編で済ませようと思ったけど話を詰めすぎたためにあんなことになってしまいました。
短編系のアイデアがあるから今度からそれ書こうと思います。
実は鮮血には、エピローグ書こうと思ってましたが疲れたので挫折します。
このエピローグのあらすじだけでも。
アマチ城の惨劇の後、オープス山の魔族のアジトの牢屋に閉じ込められたウィズ。
彼女の前に生き別れになっていた双子の姉ディアが現れた。
しかし、彼女は魔性の鎧を着けたため魔族化していたのだった。しかも、鎧の影響で20歳になっていたのである。
再開を喜び、ディアはウィズを無理矢理レイプ。
最初は抗っていたがどんどん快楽に支配されていくウィズ。
そしてディアは、ウィズに魔性の篭手(足のブーツも篭手の一部)を装着。
魔性の篭手によって20歳に成長しながら魔族化。
そして魔族化したウィズはディアと激しく体を重ねていった。
そしてディエルティは闇将軍復活の儀式を開始させる。
闇将軍復活には4つの魔性具(魔性の盾などの本来の名前。
この道具を手にした者を魔族にしないと完全復活しない)を人間の誰かに装着させなければならなかった。
そして、4つの魔性具を装着させる者にディエルティはクラウナスを選んだ。
選ばれたクラウナスは、愛するグレースを守りたい一心で闇将軍になる決意をする。
かくして魔性の盾、魔性の剣、魔性の鎧、魔性の篭手、4つの魔性具によりクラウナスは闇将軍になった(魔族化)。
闇将軍と化したクラウナスはグレースを妻とし、魔族繁栄と人間殲滅を目指すのだった。
というストーリーです。
ディアは闇騎士ガンダムマーク2、闇将軍クラウナスは風林火山編の復活闇将軍と武者○伝2のハンターゴーゴーがベースになってます。
まあ、短編はこれをベースに作れそうです。
>>434 お疲れ様
前に誰か書いてたけど
元ネタがSDガンダムってのは
誰かに指摘された時に実はそうなんだって言う程度で
わざわざ書かなくてもいいと思う
政界ネタでもいろいろあったけど
エロとして考えた場合元キャラが男とかってのは
イメージした時邪魔になる気がする
>>435 アドバイスありがとうございます。
男の悪堕ちはクラウナスのみ(悪堕ちしなけりゃバアンも入る)で後は女性です。
まあ、いつか書くだろう短編に男はいないと思いますが…
余談 ミツメノカンゼンによってバアンが飛ばされたのは現代日本の栃木県。
やー
だから余談とか裏設定とか元ネタとかそういうのは
バレない限り自分から書いちゃ駄目だってば・・・
そういう作者オナニー的なのを書かれると一気に萎えるから
うん、
>>437の言うとおり不評になるのはその余談とか裏設定とかもあるんだと思う。
実は前々から見ていてすごく目に付くんだよ。
SSが未熟なのは実戦経験不足だと誰が見ても分かるんだがそれに加えてそんなSDガンダムネタの話とかは見ていてちょっとな……
基本的にSS上達のコツは好きな作品読んでどんどん書くことかな。
それに加えて色々な物を知識として吸収することだと思う。
投下時間、口調、発言から予想するのに俺達より若いんだからちゃんと修練すれば良い物を書けるようになるだろう。
一応読んでいるからめげずに頑張ってな。
少しずつ投下していって俺らを焦らせて堕とすとか?
沙枝2良いな。
ギーゼル様の外見が小物臭いのと、サブヒロインが空気なのが残念だけど。
悪コスも然ることながら、セリフの横の顔グラの表情がなかなかにツボだった。
>>440 でも、待ったわりには…とか思わない?
ただ、堕ちた後は確かによかったと思うけど…
クオリティやボリュームアップを期待される待たされ方じゃなくて
発売にこぎつけただけ感謝すべきのような待たされ方だったからなあ
もう出ないんだろうな…って思ってたよ俺は
>>438さんアドバイスありがとうございます。
めげてないので安心してください。
結構いい経験になりました。
作品のファイルを消去するか。
残業で疲れたから帰ってきてすぐ寝ると良うpがある法則
そして翌日には見れなくなってる法則
>>339>>346>>375の再うp頼む!
ま、まさか疲れた俺に催眠術かけて水銀燈のコスプレさせて写真撮ってうpさせ堕とすつもりかっ!?
ティンクルスタースプライツのPS2版やって思いついたけど
ロードランが悪堕ちしてダークランになるってどうかな?
ダークランは原作では影の存在だけどデザインがロードランの悪堕ちバージョンっぽいんだ
>>446 一応初代ティンクルスターではママが魔王に操られてラスボスやってるんだよな
・・・まぁ雰囲気がギャグなんで、エロいとかそういうのは全然ないんだけど
あと漫画版だとダークランがダークスプライツに変身したりする
だいたい、魔王がどんな願いでもかなえるアイテムを探してる理由が「腰痛を治すため」だしなぁ・・・
しかもPS2版じゃ前作の三日後が舞台だし、魔王は割烹着着てるし、キャラはぶっ飛んでるけど
最後あたりはいい話なんだよな。
ティンクルPS2版は…
>>450 あー、なんか気持ち分かるわ
セルがガポっと吸収した時興奮した記憶があるw
残虐性があろうとなかろうと、キモグロさが先立つから俺は無理だな<丸呑み
>>451 あれ、俺がいるw
18号を吸収するとき、興奮したもんだw
気がつくと私は巨大な赤い花のベッドの中に横たわっていた
花の蜜、花粉にまみれた体は何か自分では無い、今までに感じたことのない浮遊感に包まれていた
少しして意識がはっきりとしたと思うと突然華のベッドが裏返り私は華の中に飲み込まれて言った・・・
で、お約束の展開になって、変化を伴って再登場するとか、そういう吸収系ならokだな
今更ダークプリキュアなるものを知ったモグリの俺が通ります・・
なにあれ?ふざけてるの?致死量通り越してるんですけど?
ネット上にキャプがほとんど見当たらなかったけど、
映画では登場シーン結構長いんだろうか・・・
みーんな、なかーまには載ってなかったっけか
>>458 >そしてその後で18号がセル化して出てくるじゃねえかと期待した辺り
ツボった
昔見た戦隊ものだが、
ある日悪組織から強敵の白い怪人が現れ、レッド以外のレンジャー達がみなその白いやつに捕まった。
そして卵みたいな装置に入れられ、苦しみもがいている間に頭や体に白いものが装着され、
最後はその白いやつの姿となって卵から出てきた。
誰か作品目知らないかな
DBで悪堕ちといったらベビーだろうな。
GTがDBに入るとしたら、の話だが。
最近Dグレイマンのノア化にハマってるんだが
好きな女キャラがみんな最初から女なんで
堕として面白そうなのが主人公とか男キャラしかいねぇ
セルJrが18号ベースだったら良かったのになあ
DBで悪堕ちって全然嬉しくならないのは
鳥山明の絵がそういう魅力に向いてないからなんだろうな…
464 :
282:2008/01/27(日) 10:51:34 ID:K2UcO4t5
>>462 本気でセルの体内で18号がセルJrに変化させられている様子を妄想して興奮した俺が通りますよ
>>464 トンクス
恩返ししたいがいい画像がなかった俺を是非踏んでくれ
>>465 若本声になる18号想像して噴いた
ActiveXインストールを要求されるダウンローダーは危険すぎて使えない
ダウンロードは諦めた。スマソ
銀行のダウンロードが危険とかどんだけアホなんだよw
こういうhtmlの中に1クリック詐欺とか広告を混ぜるとやばそうだな
>>464 水銀燈っていうより薔薇水晶だな。
まぁ乙。
>>464 その画像見て思わず紗枝2を買ったがかなり良かった、マジでトンクス
確かに該当シーンは1バッドエンドの扱いだが、
その分非常によくツボを押さえた展開だった
立ち絵は1枚だが黒を基調としたボンテージの悪堕ちコス
(この辺は464の画像や過去ログ参照)
メッセージウィンドウ横の顔アイコンの悪堕ち表情差分は多め、
該当シーンの立ち絵時のアイコンが特にお勧め
CGは2シーンだが、それまで陵辱される受け気質の紗枝とは正反対の
攻めの表情&体位なので、ギャップで楽しめると思う。
またこの該当シ−ンが回想モードのラストに登録されるので、事実上の
エロシーンにおける今作のオチとなる
それまでの陵辱の結果が悪堕ちエンドだと思えば、あれ1本が該当作品
と考える事も出来ると思う、個人的にはかなりのお勧めだと思ってる
欲を言うなら眼鏡の子の悪堕Hも欲しかったな。
その辺は3に期待・・・か?
本家スレでの眼鏡の不人気っ振りに笑えるw
まぁ眼鏡だし
と言っても今回は眼鏡OFFという謎機能が付いてるがw
メガネON機能はないのですか?
眼鏡OFFすげえな!ちゃんとCGのものも消えるwwww
立ち絵だけだと思ってたwwww
変身最後のCGなんかイメージ変わるレベルだぞwww
笑いとまんねえwwww
どうも、今回は久しぶりの神羅連作ネタで一筆ということで
『安らぎという名の…』
それは、突然のことだった。
中央大陸から突如発生した暗黒の雲は、じわじわと空を覆い尽くし地上へ降り注ぐはずの日光を妨げ
大地を荒涼たる荒地へと変貌させた。
それと共に世界各地に出没していた皇魔族の活動が活発化し、数々の集落が襲撃されて夥しい数の被害が出ていた。
もちろん人類も手をこまねいていたわけではなく、それぞれの地域の戦士たちや中央大陸から派遣されてきた
親衛騎士と魔道士が立ち向かっていったが、数の多さと皇魔族の戦闘力、なにより中央大陸が全くの音信不通に
なってしまったために横の連絡が全く出来なくなってしまい、各所各所で自己の判断で抵抗を続けるしかなくなっていた。
勿論これでは効率は上がらず、抵抗拠点が各個撃破されてしまうことも珍しいことではなかった。
さらに、人々の間でいつしか沸きあがった一つの噂。
『知っている人間が、化物になって自分達に襲い掛かってきた』
これが常に襲われ続けている人間達に疑心暗鬼を生み出し、互いが互いを疑いの眼差しで計るようになり
それがますます抵抗を弱体させる要因になっていた。
なかには中央大陸に戻って事の顛末を確かめようとした輩もいたが、それらは例外なく二度と戻ってくることは無かった。
神羅連和国はどうなってしまったのか。皇帝陛下はどうなってしまったのか。
我々は、どうなってしまうのか。
人々は明日への希望を見つけられぬまま、その日を生きるためだけにただひたすら抵抗に明け暮れていた。
そして、それは飛天地域のとある町でも行われていた。
町の中にある教会。そこは簡易的な野戦病院と化していた。
強固な外壁を持つその集落は皇魔族の襲撃を度々跳ね返してきたものの、兵士や騎士たちには夥しい被害が発生していた。
五体満足ならまだマシな方で、腕を無くしたり脚を無くしたりしているのはザラ。回復魔法を掛けようにも
使える人員は限られているうえあまりにも患者が多すぎていちいち使っていては術者の精神力が持たない。
それゆえ怪我人は簡単な治癒魔法と手当てで教会の床に転がされていると言ったありさまだった。
そんな中、この地域に派遣されてきた聖女(シスター)の代表、マルガリーテは患者の苦痛を少しでも
取り去ろうと、他の仲間と共にかいがいしく介護を続けていた。
「頑張ってください…。あなたは一人ぼっちではないのですから…」
腕がもげ、痛みに顔を歪ませる患者に苦痛を和らげる魔法を掛けてから、患部に痛み止めを塗り包帯を
巻きなおし、励ましの言葉を与えていく。
それを何人、何十人と繰り返していくのは決して楽なものではないが、マルガリーテ達は嫌な顔一つせず
己の為すべき事をこなしていた。
私達は直接敵と戦う力はない。でも、戦う人間を後ろで支え希望を与えていくのも立派な戦い。
それが自分達のリーダーであり、憧れでもある聖母(マザー)ティータの考えであり、そのことをマルガリーテ
達も信じ率先し続けてきた。
例え、現状が絶望的なものだとしても。
また、一人の兵士が力尽きて黄泉路へと旅立った。
マルガリーテは仲間と共に兵士だったものを担ぎ出すと、教会裏の庭に穴を掘り丁重に葬った。
「もう…、こんなにも多くの人たちが死んでしまったのですね…」
マルガリーテの周りには、今作ったものも含め50ではきかない数の土饅頭があった。その中には
普段の状態なら助かった人間も数多くいる。絶え間ない皇魔族の攻撃と夥しい数の怪我人が満足な医療を
施すことを許さず、体力的に弱い人間は体を直しきれずばたばたと死んでいった。
マルガリーテたちに非があるわけではない。むしろ彼女達は自分達の限界を超えて任務をこなしていた。
ただ、この状況が異常に過ぎるだけだ。
「マザーは、無事なのでしょうか……?」
同僚の聖女がマルガリーテに話し掛けてきた。聖母ティータは中央大陸に残っていたのでどうしても
安否が気になる。が、中央大陸との連絡が全く途絶している現在、それを知る手段は全く無い。
「マザーを信じましょう。今私たちが出来るのは、それだけですから…」
マルガリーテは内から広がる不安を必死に抑えて答えた。ここの代表たる自分が不安を顔に出しては
周り全員が動揺してしまう。マルガリーテもティータが気にならないはずがないのだが、そこはキッと
抑えて顔に出さないようにするしかない。
「さあ、まだ私たちがなさねばならないことは沢山あります。持ち場に戻りましょう」
マルガリーテは仲間を連れ添い、自分達の戦場である教会の中へと戻っていった。
明日への希望をもてない一日が、また終わろうとしていた。常に薄暗い雲に覆われている空は日没が
いつなのかの判断がつきにくくなっているが、夜になれば皇魔族の襲撃は一段楽するので最近はそれを
日が暮れたことの指針にしている。
言い換えれば、日が出ている間はいつ皇魔の攻撃を受けてもおかしくないといえる。この終わりの見えない
状況にマルガリーテたちもさすがに参り始めてきたが、だからと言って命を無為に差し出すほど諦観してもいない。
「ふう…」
今日も介護に治療に埋葬に奔走し、くたくたになった体を引きずってマルガリーテは宛がわれた自室へと戻ってきた。
顔には疲労の色がべったりと出ており、部屋に入るや否やベッドに頭から突っ伏してしまった。
突っ伏しながら、マルガリーテはこれからのことに頭を馳せていた。
「……………」
疲れで鈍った頭でも、マルガリーテには今の状況が最悪なのは分かる。救援の当ても全く無い孤立した
一集落で、日々絶えることなく行われる外敵の攻撃。食料も医薬品も、残りは決して多いとはいえない。
中央都市宮殿はどうなったか、隣の町がどうなったのかなどの連絡は皆無であり、もしかしたら全世界で
自分達だけが生き残っているのではとありえない妄想も頭を走ってしまう。
「このままでは……、助けが来る前に間違いなくこの町は全滅してしまいますね…」
何でもいいからとにかく外の情報が欲しい。そうすれば、何かしらの対処、対策も取りやすくなる。
が、いままで外に出て帰ってきたものは誰もいない。そして、これ以上兵士を外に出すわけにはいかない。
怪我人続出で町を守る絶対数すら足りないと言うのだから、もはや兵士が一人でも欠けるわけにはいかない
「いざとなったら…、私が行くしかないわね…」
生きて帰れる保障は全くないが、どうせこのままではこの町を枕に全員死んでしまう運命だ。一か八か、やる価値はある。
早速明日にでも町長に掛け合って、外に出る許可を貰おう。
まあ、だめと言われても行く覚悟であるが。
「マザーよ、どうか私をお守りください…」
そう呟いたあと、あまりの疲労からマルガリーテはそのまま深い眠りに入ってしまった。
どれくらい経ったのだろうか。
トントン
どこからかドアをノックする音が聞こえる。が、泥のように眠るマルガリーテはそのことに気づかない。
トントン
「………?」
少し間をおいて再びノックの音が響いた。その音に、マルガリーテは少しだけだが覚醒した。
トントン
「………!」
今度は確実にマルガリーテの耳にドアをノックする音が聞こえてきた。マルガリーテはベッドから飛び起き
外にいる人間に入るように言おうとしたが、着替えもせずベッドに突っ伏すように寝たために、髪はぼさぼさ
服はよれよれ、口元にはベッドのしわと涎の痕が不可思議な模様を作っている。これで人前に立つのは
少し、いや大いに恥ずかしい。
「ち、ちょっと待ってください!」
マルガリーテは慌てて身繕いをしようと鏡台のほうへ向ったが、その時マルガリーテの静止を無視した
かのようにドアがガチャリという音を立てて開いた。
「な!ま、待ってくださいと言った…………え?!」
マナーを完全に無視した行為に、マルガリーテは珍しく心の底から怒って侵入者の方へと振り返った。
が、その次に続く言葉は侵入者の顔を見た瞬間消え失せてしまった。
「元気そうですね。聖女マルガリーテ」
「マ、マザー!!」
マルガリーテは驚きで思わず両手で口を塞いでしまった。
そこにいたのはマルガリーテが常に安否を心配していた聖母ティータだった。
「ご無事だったのですね!」
マルガリーテはティータが無事に自分の前に現れたことに、安堵感と安心感から久しぶりに心に光が射した感じがした。
冷静に考えれば、こんな時間にこんな場所に中央大陸にいるはずのティータがいるのは実に不自然なのだが
そのありえない状況に気分が高揚しきっているマルガリーテにそのことに気づく余裕は無い。
「マルガリーテ、あなたは自分が為すべき事を、しっかりと果たしていたようですね」
「うあぁ…。マザー、マザーぁぁ……!」
それまで強いられていた責任と重圧から解放されたからか、マルガリーテは湧き出てきた涙をはらはらと
流しながらティータの胸に飛び込んでいった。
ティータはそんなマルガリーテをしっかりと抱きしめると、わあわあと泣くマルガリーテをわが子を
あやすかのように頭をスリスリと撫で上げた。
「マザー、私不安でした。この世界がどうなってしまったのか、私たちはどうなってしまうのか。
毎日毎日、不安で不安で潰れてしまいそうでした…」
そのたぐい稀なる魔力の高さからこの地に派遣された代表となったマルガリーテだったが、現実はまだ
20に満たない少女である。その双肩にかかった重圧を受け止めるには、いくらなんでも幼すぎた。
「大丈夫です。もう何も不安に思うことはありません。
あとは私が全ての責任を持ちます。全てを私に委ねればよいのですから…」
ティータの慈母のような笑顔が、マルガリーテにはとても輝いて見える。
ティータの全てを包み込むような言葉が、マルガリーテに心地よい安心感を与えている。
「あぁ…」
程よい湯加減の産湯に使っているような感覚がマルガリーテの心の中を侵食していっている。目の前にいる
マザーの存在を感じるだけで、自分の全てが満ち足りていくような気持ちを感じている。
「………………」
次第に、マルガリーテの顔から表情と言うものが消えていった。歓喜に潤んでいた目は光をなくし、
嗚咽を漏らしていた口はきゅっと閉ざされている。
ティータが手を離すと、マルガリーテはその場にただ棒立ちになっていた。そこからは、さきほどの
驚きとか喜びとかいったものは窺い知ることは出来ない。
「それでは、今のここの状況を見せていただきましょう。マルガリーテ、案内をお願いします」
「…わかりました。マザー…」
マルガリーテはこっくりと頷くと、虚ろな表情でふらふらとドアへ向って歩き出した。
その後ろ姿を冷ややかに見つめるティータの瞳は、鮮やかな金色に輝いていた。
「ここです…」
マルガリーテはティータを伴い、仮設の病棟としている礼拝堂にやってきた。重傷者もいるとはいえ
さすがに深夜なので中は多少の呻き声はするものの静かなものである。
「大怪我をしている人もかなりいるのですね」
「はい…。
毎日、毎日、たくさんの人が苦しみながら天国へと旅立っていっています…。その方々を見るたびに
自分に対する不甲斐なさと情けなさ。死に行く人への申し訳なさから胸がギュッと締め付けられそうです…」
目元こそ虚ろだが、マルガリーテは無念さをかみ殺した表情を浮かべ、涙を浮かべながらティータに語りかけた。
「かわいそうなマルガリーテ…。さぞ辛かったのでしょうね……
でも大丈夫です。私があなたの苦しみを解き放って差し上げます」
あくまでも優しく、ティータはマルガリーテに向けて囁いた。
「あなたはこの苦しむ人たちを見るのが、辛くて辛くてしかたが無いのですね。
こんなにも苦しんでいる人たちに何も出来ない自分が、許せないのですね」
「はい…。マザー……」
腕がもげ、脚がちぎれ、目が潰れている患者が自分の目の前にいる、が、自分はそれに対して励まし、
痛みを和らげるぐらいしか為すべき事が無い。
マルガリーテは、いっそ自分が代わりに腕を無くなれば、脚が無くなればと何度も考えた事があった。
そして、そのかわりに腕が、脚が生えてくればと思いもした。
勿論、そんなことはありえないことなのだが。
「私は……、誰の苦しむ姿も見たくないのです。皆、心安らかに過ごすことが出来るようにしたいのです…
例え、助かりようの無い怪我を負っていたとしても、旅立つその刻まで苦しむことのないよう見守っていきたいのです…」
「確かに、助からない人に対し最後まで見守っていくというのは良い考えかもしれません」
マルガリーテの言葉に、ティータは肯定の言葉を贈った。
が、その次に続いた言葉はマルガリーテが予想もしていないものだった。
「ですが、それだけが正しい道とは限らないのですよ」
「えっ…?」
マルガリーテは、ティータの言葉に一瞬ビクッと背筋を伸ばし虚ろな目を大きく見開いた。
「ど、どういうことですか?他に何か、方法があると言うのですか………?」
「あります。それは……」
ティータが言葉を続けようとしたとき、奥のほうでひときわ大きい呻き声が上がった。
マルガリーテとティータは呻き声の主のもとへ急行する。
「どうしました……、あっ!」
その様を見て、マルガリーテは思わず絶句してしまった。
その兵士は、昼の戦いで腹を破かれ瀕死の重傷で担ぎ込まれた者だった。
何とか縫合をし、治癒魔法をかけたから容態は安定していたのだが、今その兵士の腹の縫い合わせた部分は
壊死を起こし紫色に変色している。口から血を溢しているところを見ると、どうやら傷は内臓まで達していた
みたいであり、それが内容物を体に撒き散らして腹膜炎を起こしてしまったのであろう。
「マ、マザー……」
「…………」
泣きそうな顔で訴えかけるマルガリーテに対し、ティータはふるふると首を横に振った。どうみても手遅れである。
「い、痛い…!は、腹が……グハッ!」
「あきらめないでください!気をしっかりもって!!」
もはやどうすることもできず、マルガリーテは死にかけた兵士の手をぎゅっと握って訴えかけるしかなかった。
「シ、シスター……」
兵士が、最後の力を振り絞っているのか、擦れるような声でマルガリーテに話し掛けてきた。
「は、はい!なんでしょうか!!」
「お、俺を……」
「あなたを?!」
なかなか声が出ず、暫く口をぱくつかせていた兵士が、ようやっと紡ぎだした続きの言葉。
「俺を…、殺してくれ……」
「えっ?!」
マルガリーテは兵士の言葉に絶句した。
「俺は…、もう助からない……。だったら、一刻も早く、この苦しみから解放してくれ……」
「そ、そんな!そんなことできません!他人の命を奪うなんて、そんな……」
「お願いだ…。慈悲と思うなら、はやく、このおれを……」
兵士の言葉は切実で、本当に早く楽になりたいという気持ちが窺い知れてくる。
が、そう分かってもマルガリーテにそれを実行できるはずが無かった。
「できません…。できません……」
マルガリーテはただ、ぺたんと腰を落しできませんと呟くことしか出来なかった。
ヒュド!
その時、マルガリーテの顔の横を鋭く空気を切り裂く音と共に通り過ぎるものがあった。
「え……」
鈍く肉と骨を貫く音がしたかと思うと、兵士の心臓にティータが振り下ろした金色の杖が突き刺さっていた。
兵士の体から、一拍の時を置いて噴水のように血が噴き出してきた。跳ね飛び散る血は、勿論目の前にいる
マルガリーテにも降り注ぎ、一瞬マルガリーテの視界が真っ赤に染まった。
一瞬、マルガリーテには目の前で何が起こっているのか理解できず、ただ呆然と溢れる血を見ていることしか
できなかったが、跳ねる血が当たるショックで気を取り戻すと、ありえない行動を起こしたティータに
泡をくってかかった。
「マ、マザー!なんて事をするのですか!こ、こんなに、この人から、血が………」
だが、取り乱しているマルガリーテに対し、ティータはあくまでも冷静な態度を崩さず諭してきた。
「落ち着きなさい、マルガリーテ。私は、この人に救いを与えてあげたのですよ」
「救い……?!」
マルガリーテには、ティータの言っていることが理解できなかった。ティータの行ったことは間違いなく
殺人である。それがどうして、救いを与えてあげたことになるのか。
「あ……」
その時、心臓を貫かれ息も絶え絶えの兵士から微かだが言葉が漏れてきた。その顔は、死に臨むにしては
ありえないくらい穏やかな表情をしている。
「あ、り、が、と、ぅ……」
兵士は、ティータに感謝とも取れる言葉を掛けると、がくりと頭を垂れた。
その体から、体温が急速に失われていき、つい今まで生きていた兵士は、物言わぬ肉塊と化した。
「な、なんで…、ありがとう。なんですか……?」
自分を殺した相手に、感謝の言葉を贈り事切れる。先ほどのティータの行動も、兵士の今わの際の言葉も
マルガリーテには受け入れ難いものだった。
「この方は自分が助からないことを悟り、一刻も早く苦しみから解放して欲しいと願っていたのです」
顔を真っ青にして呆然としているマルガリーテに、ティータが肩に手をかけて囁いてくる。
「本人が苦しみから逃れたいと願っているのに、手を下さずじっと見守り続けることが果たして慈悲と言えますか?
違うでしょう。例え自分の手を汚してでも、本人の願いをかなえてあげるのが慈悲と言うものではないのですか?」
ティータの言うことには確かに一理ある。そして、これが先ほどティータが言おうとしていた『もう一つの方法』という事も理解できる。
「そ、それはそうなのかもしれません。でも、命を、奪うなんて……」
「ほら、あなたの足元の人もあんなに苦しがって……」
ティータが指差した先には、眠りにつきながらも体を蝕む痛みからか顔を苦しげに歪めうんうん唸っている兵士がいる。
「さあマルガリーテ、あなたの手であの方の苦しみを解放して差し上げるのです」
どこから取り出したのか、ティータの手には切れ味が鋭そうな一振りの剣が握られている。ティータは
その剣をマルガリーテに握らせ、呻き声を上げる兵士の前へと促した。
「あ、あ……」
マルガリーテは両手で剣を持ちながらガタガタと体を震わせている。剣を持つのは初めてだしその目的が
人を殺めるためとあっては震えないほうがどうかしている。
「さあ、やるのですマルガリーテ。その剣であの方の胸板を貫くのです」
ティータの言葉が呪縛となってマルガリーテに絡み付いてくる。マルガリーテは震える足を引きずり、
剣を逆手に持ち替えて兵士の枕元に立った。
「そうです。そのまま剣を振り下ろすのです!」
「う、うわあぁぁぁぁっ……!」
目を恐怖にかっと見開き、表情を引きつらせながら、マルガリーテは意を決して剣をぶん!と突き下ろした。
とすり、と手に軽い感触が伝わってくる。剣はまるでバターにナイフを刺すみたいにあっさりと兵士の胸に
吸い込まれ、派手な血飛沫を上げる。
兵士はショックでカッと目を見開いたが、すぐに意識をなくしてその場に斃れた。
「あ、あぁ…、私、人を殺した…。わたし、人を……」
兵士に剣を刺したまま放心しているマルガリーテに、ティータが満足そうに近づいてきた。
「よくやりましたマルガリーテ。あなたは今、この方の魂を解放したのですよ」
「た、魂を…、解放、した……?」
「そうです。人として生きる苦しみから、死という安らぎを以って解放したのです。あなたは素晴らしいことをしたのですよ」
死……、安らぎ……、解放……
ティータの言葉は、殺人という禁忌を犯したマルガリーテに、免罪符のような安心感を与えてきている。
(…これは、マザーがよいと言った行い……。これは、正しいこと……)
マルガリーテが、兵士の体に納まったままの剣をぬぷり、と抜き取る。赤い鮮血に塗れたそれは一種神々しいまでの雰囲気を纏っている。
「これは……、正しいこと。これは、正しい……」
マルガリーテは、剣をじっと見ながらぶつぶつと呟いていた。
「ほら、ボーっとしている時間はありません。他にも、あなたに救いを求めている方が大勢いるのですから」
「え……?」
みると、マルガリーテとティータの周りを沢山の怪我をした兵士が取り巻いていた。全員、何かしら大怪我をしており
苦痛による呻き声を上げている。
「シスター……、もう苦しみたくない…」
「いっそ、殺してくれ……」
「お願いだ。早く楽に……」
苦しみの原因は三者三様、だがこの場にいる全員がマルガリーテに対し死と言う救いを求めてきている。
「わ、私は……、私は……!」
「マルガリーテ、これは神があなたに与えた試練なのです。彼らを全員救うのがあなたに課せられた責務なのです」
ティータがマルガリーテに対し厳しく言い放つ。勿論救うということは彼らを殺すことに他ならない。
「この人たち全員を…、私が殺せと言うのですか……?!」
「殺す、ではありません。解放するのです。彼らもそれを望んでいるのです。
聖女マルガリーテ。あなたがなすべきことは苦しむ人々を楽にしてあげることではないのですか?
その手段が何であれ、やるべきことはしなければいけないのではないですか?」
「あ、あ……」
もう、何が正しいのかわからない。
ティータの言うことが正しいかもしれない。でも人を殺すのは正しいことではないいやこれは解放だ魂を
解き放つ行為だ人殺しではない命を奪うそうではない安らぎを与えるのだいけないことではないわるいことではな
「うああああああああああああっ!!!!」
堂々巡りになった思考がパニックを起こし、マルガリーテは剣を振り上げると近くの兵士に走りかかり思い切り剣を振り下ろした。
兵士の体はあっさりと両断され、どさりと地面に落ちた。
返す刀で横の兵士の首を跳ね飛ばし、振り回した刃で隣の兵士を腕ごと真っ二つに切り裂く。
「うわぁっ!うわぁっ!うわぁぁっ!!」
辺り構わずめちゃくちゃに剣を振り回すマルガリーテの瞳には明らかな狂気が宿っていた。
(これは救い!これは正しいこと!私は正しいことをしている!)
そう考えていなければ、罪を思う重圧で心が潰れてしまいそうだった。
が、その気持ちは次第に薄れていくこととなった。
なぜなら、マルガリーテに斬られている兵士は、皆一様にマルガリーテに対し恨みでも苦痛でもなく
感謝の表情を贈って息絶えていった。罪悪感で心が痛むことはなく、自分が正しい行いをしていると言う
気持ちが、マルガリーテの心を歪めながら満たしていっている。
(ほら、みんな私に感謝している!殺しても、殺しても非難も軽蔑もされていない!
みんな私に殺されたがっている!もっと、もっと!もっともっと殺してあげないと!!)
いつの間にか、マルガリーテは嬉々として剣を振るい、ばっさばっさと周りの人間を斬り倒していった。
血糊で手が滑ろうが切り落とした肉を踏もうが関係ない。とにかく命を奪うことが愉しい。肉を切り裂く
心地よい感触が手に伝わるたびゾクッとした震えが体中を駆け巡り、暖かい血飛沫が目に鮮やかに映えるたびに
湧き上がる興奮から下腹部がじゅん、と熱くなる。
(気持ちいい!人間を殺すの気持ちいい!もっと、もっと私に殺させて!)
果たして今まで自分は何をしてきたのだろうか。わざわざ死にかけの人間をなにもせずにジッと傍で佇んで
いるだけで、こんなにも愉しく心地よい時間を作る機会を自らの手で閉ざしてきていたのか。
「アハハハハッ!!これ最高!死ね、死ね!死ね死ね死ねぇっ!!」
真っ白な修道服が返り血で緋く染まっても、マルガリーテはお構いなしに延々と剣を振るいまくっていた。
「ハァ…、ハァ…」
あれから後、マルガリーテは数え切れないほどの数の人間を斬り殺した。休みなく体を動かし続けたので
さすがに息が切れ、剣を支えにしてどうにか立っている状態である。
はっきり言ってまだ全然殺したりないのだが、もはや体が言うことをきかない。
マルガリーテの周りには、自らが斬って捨てた屍が死屍累々と横たわっている。持っている剣は血脂で
切れ味は著しく落ち、刃は所々で零れており剣として使うことは出来なくなっている。
だが、マルガリーテの周りにはいまだに夥しい数の人間が取り巻き、殺してくれ、殺してくれとマルガリーテ
に迫ってきている。
「マルガリーテ、まだ休んでいる暇はありません。これほど多くの方がいまだに、あなたに救いを求めているのですよ」
「マ、マザー……」
ティータの言葉に、マルガリーテは再び剣を振ろうとした。が、やはり体が疲労でどうにも動かない。
とうとうマルガリーテは、手に持った剣をからりと地面に落とし、涙声でティータの方へと向き直った。
「ダ、ダメです……。マザー、もう、もう体が動きません……。今の、今の私では…
人間を、殺し尽くすことが出来ません…」
この涙は、死を望む人間に対し自分の力不足でそれをかなえることが出来ない無念さから来る涙ではない。
生の苦しみから解放するために死を与えると言う最初の大義名分などはとうの昔に捨て去り、殺人に快楽を
求め始め、その快感を味わうことが出来ない悔しさから来る悔恨の涙だった。
「あら…、そうなの……。
それは困りましたね。このままではあなたは神の試練に応えることが出来なくなってしまうわね。
あなたが持つ神への思いは、その程度のものだったのですね。そんなことでは、私のもとにいる資格はありません」
マルガリーテは自分を貶めるようなティータの物言いにびくりと体を震わせ、思わずティータの所へと駆け寄っていった。
「マ、マザー!私を、私を捨てないでください!私、もっと、もっとたくさん人を殺したいんです!」
泣きながら放ったマルガリーテの一言に、ティータはそれまで被っていた慈母の仮面をかなぐり捨て、
酷薄な悪魔のような笑みを浮かべた。
「マルガリーテ、あなたは神につかえる聖女ではなかったのかしら?それなのに、そんなに人を殺したいのですか?」
「はい!殺したいんです。殺したいんです!!聖女では人が殺せないんだったら、私、聖女じゃなくても構いません!」
自らの持つ黒い欲望をかなえるため、マルガリーテの言動は激しさを増していく。
「あなたは人間なんですよ?人間が人間を殺したい、なんて言っていいと思っているんですか?」
「それでも、それでも私、殺したくてしょうがないんです!人間だと人間を殺せないんだったら、私、人間じゃなくなっても構いません!」
衝動的に口から飛び出した一言。マルガリーテは自分がどれほど重要なことを口走ったか、すぐには理解できなかった。
「そうですか……。よく言えました」
その瞬間、周りを十重二十重と囲っていた兵士たちは霧が晴れるかのように消え去ってしまった。
「えっ……?」
ティータの幻術に取り込まれていたとは露知らず、事態が飲み込めずに周囲をきょろきょろと見回す
マルガリーテの頭を両手で抑えたティータが、マルガリーテを金色に光る瞳でジッと睨みつけてきた。
「では、私の手で人間をやめさせてあげましょう。私が与えられた分け与えることでね………。ククク………」
「マ、マザー…、何を、言って……、ヒャッ!」
訳がわからず呆然とするマルガリーテの太腿に、何か滑るものが触れる感触が伝わってきた。鰻のように
ぬるぬるしたものは太腿を伝い、下着の隙間に入り込み、マルガリーテの中に侵入しようと試みている。
「な、なにこれ!」
異様な感触から逃れようと体を動かそうとしたマルガリーテの両腕を、ティータががっしりと掴んだ。
「マザー?!」
「ダメよ、逃げては」
マルガリーテの目の前で、ティータの容貌がどんどん変化していく。
背中から伸びる大振りの黒い羽、血の通わぬ青い肌、長く生え揃った爪、金色の瞳。
一瞬の間もなく、ティータは人間の敵である皇魔へと姿を変じてしまった。
「キ、キャアアァッ!!」
「さあ、あなたも皇魔になりなさい!人間の殻を脱ぎ捨て、皇帝陛下の下僕と生まれ変わるのよ!」
ティータの腰から生えた尻尾がマルガリーテの下着を引きちぎり、強引にマルガリーテの中へ入り込んできた。
「あうーっ!!」
股を引き裂き潜り込んでくる氷のように冷たい感触に、思わずマルガリーテはくぐもった悲鳴を上げたが、
挿入そのものは乙女であったにもかかわらずさほどの痛みも衝撃も感じなかった。先ほどの殺戮劇で
相当な性的興奮を感じていたのか、マルガリーテの下腹部は熱く潤みきっており痛みを和らげていたのだろう。
「いやぁっ!なにこれ…。抜いて、抜いてぇ!」
「バカなことを言わないの…。これからあなたに素晴らしい力を分けてあげるのだから…」
マルガリーテを串刺しにしているティータの尻尾が、根元からボゥッと黒く光った。光は尻尾をうねりながら
移動し、マルガリーテの胎内へと注ぎ込まれていっている。
「抜いて、抜いて……え?」
凍るような冷たさしか感じなかった挿入されている尻尾から、不意にカァッと燃えるような熱さが放たれてきた。
「あ、熱っ!あつうぅぃぃっ!!」
子宮内で燃え広がった熱さは次第に範囲を広げ、腰、腿、胸、脛、腕と体全体に広がってきつつある。
「いやっ!体が、体が熱いぃっ!!」
不思議なことに、熱さが行き渡るごとに全身を包んでいた疲労感が収まっていき、むしろ体の内から新たな力が
沸々と湧き上がってくるのが感じられる。
「あっ、あっ、あぁっ!!!」
(ああっ!これ凄い!力が、力がどんどん膨らんでくる!体が、爆発してしまいそう!!)
どんどんと体内に篭められていく力に、マルガリーテは歓喜に顔を蕩かせその全てを受け入れようとしていた。
その膨らみ続ける黒い力はマルガリーテそのものを作り変え、新たな心と体を与えんとしている。
そして、外に噴き出してきた黒い力の渦は、マルガリーテの外見すら変えつつあった。
生まれつき高い魔力を有していたマルガリーテは、隔世遺伝で飛天族の小さい羽を有していたが、その羽が
ひときわ大きくなったかと思うと青黒く変色した。
健康的な小麦色の肌は、内側からじわじわ侵食してきた血も通わぬ青色に染め替えられ、四肢の爪は
獲物を狩る鷹のように長く、鋭く伸びてきている。
快楽に喘ぐ口からは、肉を切り裂く大きな犬歯がぎりぎりと生え、澄んだ翡翠色の瞳は魔的な金色の輝きを放ち始めた。
「ふぐああぁぁっ!!マザァッッ〜〜!!私、もう、もうダメですーーっ!!」
腰を反らし、ビクビクと喘ぐマルガリーテの腰から、最後の締めとばかりに悪魔のような尻尾が粘液を纏いながら伸び始める。
「あらあら、可愛い尻尾だこと」
ティータが意地悪そうにマルガリーテの尻尾をぎゅっと掴む。今まで存在しなった器官を、しかも生えたての
敏感な状態で不意に触られたため、マルガリーテの腰に電撃を食らったような感覚が走った。
「ひ、ひああああぁぁっ!!!」
マルガリーテは腰が抜けるような感覚に金色に光る目を限界まで大きく見開き、快楽に顔を青く染め
ティータの腕の中でプルプルと体を細かく蠢かせていた。
「フフフ、どうかしらマルガリーテ。生まれ変わった自分の体は………」
未だに繋がったままの状態で、ティータがマルガリーテに話し掛けてきた。マルガリーテは呆けていた
表情をキッと引き締めた後、ニィッと不敵に笑った。
「…凄いです。体の中からどんどん邪悪な力が湧きあがってくるのがわかるんです。自分でも抑え切れないぐらいに…
これなら……、いくらでも人間を殺すことが出来ます。本当に、凄いです……」
この体なら、自分の心に刻み込まれた殺人衝動をいくらでも埋めることが出来る。この礼拝堂に横たわる
傷ついた人間たちなど、数分もあれば全部ミンチに変えることが出来るだろう。
「あはは……」
マルガリーテは自らに埋められているティータの尻尾を引き抜き、長く伸びた爪をかちかちと鳴らしながら
足元にいる患者の喉元めがけて喰らいつこうと口をぱかりと開いた。
(喉笛を噛み千切って熱い血のシャワーを全身に浴び、体を清めてから礼拝堂の人間どもを根絶やしにしよう)
涎滴る口元に光る牙を下に転がる人間目掛け打ち込もうとしたその時、それを静止する声があった。
「おやめなさい。マルガリーテ」
マルガリーテを止めたのは、意外にもティータだった。マルガリーテは不満げに眉を顰め、ティータに怒鳴り散らした。
「なぜですマザー!!私、人間を殺したくて殺したくてしょうがないんです!それはマザーも知っているじゃないですか!」
よほど悔しかったのか、マルガリーテは上下の犬歯をギリギリと軋ませ、憎悪の炎を金色の瞳に宿している。
「理由を言ってください!ちゃんと答えてくれなかったら、私ここの人間を今すぐに皆殺しにします!」
「こんなぼろぼろの人間を殺すことなど、いつでもできます。それよりもこれらを有効に使う手段を考えないといけません」
ティータには、何か思惑があるみたいだった。
「私は、他の地域に散らばる聖女たちを皇魔に堕とす責務があるためすぐにこの場を去らなければなりません。そこで…」
ティータはマルガリーテの耳もとで何事かを呟く。それを耳にしたマルガリーテは全てを聞き届けた後、
不満げな表情を浮かべながらも仕方なくこっくりと頷いた。
「よいですね。この地域であなたを最初に皇魔としたのは、あなたの類稀なる魔力を持ってすれば他の
聖女を労せずして皇魔と為す事が出来ると思ってのこと。では、期待していますよ………」
そこまで言ってから、ティータはフッとその姿を消してしまった。残されたのは、皇魔の尖兵となったマルガリーテただ一人。
「せっかくこんなに人間が無抵抗で転がっているのに手を出せないなんて…。ま、仕方が無いわね。マザー
の言うことは絶対だし。
さて、と…」
マルガリーテは自らを包めるほど巨大になった背中の翼から羽を一本引き抜いた。漆黒に濡れる羽に
漲るほどに溢れる魔力を注ぎ込むと、羽はたちまち形を変え一振りの剣になった。
元々自分の体に生えていたものだけあって、まるで自分の体の一部のように手に馴染む。黒い柄、黒い刀身、まさに皇魔の武器に相応しい。
「うん、なかなかいい出来………」
マルガリーテは自らの分身でもある剣の出来栄えにうっとりとした視線を向けていた。
これで人間を斬ったらどんな感触がするんだろうか。そんな妄想が一瞬頭をよぎる。
本当は今すぐ試してみたい。足元に転がる人間どもを滅多斬りにして恍惚に浸りたい。
だが、それは後のお楽しみにしなければならない。それが自分に任せたティータの意思であり、主たる皇帝陛下の意思なのだから。
「明日全員を集めて、それから……。クフフ………」
含み笑いを浮かべた後、マルガリーテは再び自分の羽を引き抜いた。
翌朝、朝の礼拝に集まった聖女達は自らの前に置かれたものに唖然としていた。
「シ、聖女マルガリーテ、これは……」
彼女達の前にあるもの。それは剣やら斧やら槍など、およそ自分たちには似つかわしい物騒な得物だった。
しかも、それらはいずれも黒く不気味に輝き奇怪な装飾を施され、禍々しいオーラを沸々と放っている。
それらの得物を前に、マルガリーテはいつもとなんら変わらない態度で微笑みながら立っている。
「みなさん、今日は重大な知らせがあります」
全員が集まったのを確認してから、マルガリーテは口を開いた。この得体の知れない武器について何らかの
説明があるのだろうと聖女達は全員マルガリーテの言葉に傾注しようとした。
が、マルガリーテの口から出てきたものは全員が予想だにしないものだった。
「それでは、まずは私の目を見てください」
「「「?」」」
聖女達はマルガリーテが何をしようとしているのか理解できず、とりあえず言われたとおりマルガリーテの瞳に目を向けた。
その瞬間、マルガリーテの瞳が金色に光り、邪悪な光線が集まっていた聖女全員の脳を貫いた。
「「「あっ……」」」
マルガリーテの魔光に侵された聖女達はたちまち目の光をどんより失い、その場に呆然と立ち尽くしてしまった。
「全員、私の目を見ましたね。これであなた達は私の言うことに逆らえなくなりました。そうですね」
マルガリーテの言葉に、全員が一斉にこっくりと頷く。
「フフフ…」
その様を見て、マルガリーテは背中に畳まれた羽を開いた。ありえないほどに大きく広がった羽は鮮やかな
赤から光も通さない闇色に変化し、マルガリーテの体を包み込んでいく。
そして羽が開かれたとき、そこには皇魔の本性を表したマルガリーテが立っていた。
「みなさん、私たちは今日から、新しい神のもとに生きることになります。以前の偽りの神は人間に慈愛を
持って接することを尊びましたが、新しい神は人間に安らぎを与えることを欲しております。
さあ、前に並んでいる好きな得物を取りなさい」
聖女達はふらふらと前に出てきて、床に転がっている得物を銘々が手に握る。そのどれもが女性が持つには
少々大きすぎる代物だったが、重さを感じないのか聖女達はお構いなしにそれらを持って立ち上がった。
「それらは皇魔の魔力がふんだんに込められた特別製。それを振るって人間を殺し続ければ、お前たちを
人間から素晴らしい存在へと生まれ変わらせてくれるわ。
さあ、それを用いて、人間どもに安らぎと言う名の死を与えるのよ。この町の人間全てを、私たちの皇帝陛下に捧げるのよ!」
マルガリーテの体から魔力が黒い光となって溢れ、聖女達が持つマルガリーテの分身である武器に注がれる。
すると、聖女の持つ武器の柄、竿から黒い触手がうねうねと伸び、聖女達の手に刺さり絡まりついていく。
その瞬間、聖女達の眼が一瞬だが暗い金色に輝いた。
「殺す…。人間を、殺す……」
「ふふふ…。切り刻んで…、切り刻んでやるわ…」
「人間に、安らぎと言う名の死を……死を……」
皇魔の力に彩られ始めた聖女達は、自らに言い聞かせるかのように言葉を紡ぐと、獲物を求めて部屋を出て行き
暫くしてから礼拝堂の方で嬌声と悲鳴が同時に放たれた。聖女達による殺戮の宴が開かれたのだろう。
「さて…、私もそろそろ狩りに行きましょう。この町に助けがくる前に、人間どもを皆殺しにしないといけないし、ね。ウフフフ…」
マルガリーテは漆黒の剣を、ぬらぬらと濡れ光る舌でぺろりと舐め上げた。
その日、一つの町が皇魔の襲撃により滅ぼされた。
ただ、不思議なことに町を守る強固な防壁は一ヶ所も破られてはいなく、まるで町の中に皇魔が現れ
住民を殺戮したような様相だった。
が、横の連絡が遮断されている現状では詳しい事が知らされることはなく、この町も単にひとつの町が
また滅ぼされたと言う認識でしか周囲には捉えられていなかった。
終
以上です。今回は初心に帰り思いっきり悪に堕ちるシチュを出してみようと
思いましたがどうでしょうか。
神羅も三弾が終わったと思ったらまだ続くみたいで善哉善哉と言った感じです。
>487
GJ!!!
GJ!!! 殺●的キーワードが多様されてたけどw
パックマンで産業妄想 (丸呑みフェ(ry 関連)
街にでっけーパックマンが出現、人間を呑んでいく。
↓
パックマン内部で"別物"に創り変えられる。
↓
ケツ部分から排出(液塗れ)
俺は\(^o^)/マケナイ
また
おまえか
しかもパックマンかよ!ヒロインいねーじゃんか!
三行堕ち見てると風が吹くと桶屋が儲かるが頭に浮かんでくるw
悪の秘密結社が気象兵器で暴風を起こすと砂埃で街の人々が失明する
↓
失明した人々は生計を立てるために秘密結社の言うがまま猫を狩り始める
↓
猫と人間を合成した戦闘員(その過程で洗脳済み)を多数確保した秘密結社ウマー
こうですか?わかりません!
いや、失明したら猫狩れないよ、ここはむしろ
「失明した人々は無償治療と言う秘密結社の手術を受ける」
↓
「実は戦闘員改造手術だったので戦闘員大量確保でウマー」
な方が
>>487 いつもながらGJ!
確かに178さんは「狂気悪堕ち」というジャンルを開拓してくれた。
レトロゲーのシャドウゲートで産業思いついた
歩いているといつのまにか足元にスライムが!とりあえず調べてみようと思い、手を突っ込む
↓
す、スライムがいきなり動き始めた!俺はスライムに取り込まれてしまった
↓
スライムが身体の隅々まで浸透した頃には俺は本能のままに生きるゾンビとなっといるだろう……
ざんねん!わたしのぼうけんはここでおわってしまった!
シャドウゲイトな
セガエイジスのモンスターワールドをやったら、4でなかなかに良い悪堕ちが見れた。
他のエイジスにこういう展開はありますか?
アーシャ可愛いなぁ、アーシャ!!
>>500 エイジスで出てるか知らんが……
メガCDで「Luna the silver star」ってのがヒロインが堕ちてた記憶がある
「Lunar ザ・シルバースター」な
エイジスにはなってない
最近話題に出てなかったが、「ラングリッサーIV」と並んでこのスレの基本中の基本だと思われ
やってなければPSに移植されてるからやってみてはどうか
(メガCD版よりPS版のほうがヒロインの描写が多いので、堕ちたときのギャップが堪能できて良い)
ア〜ア〜アア〜ア〜な人だっけ?
Lunarはつべに動画上がってなかったっけ?
Lunarは冷静に考えるとどういうシチュだったのか未だに解らんのだが。
ルーナが洗脳されたわけではないし、アルテナ(神)が乗っ取ったわけでもないよな?
しかもそのアルテナは敵の神官に惚れてるのかしなつくってるし。
神官にとって都合のいい別の人格をインプラントされたってことでおk?
それもだがゼノギアスのヒロインも相当意味不明。
いつのまにか元に戻ってるし。
>>178 あいも変わらずGJでした。
>>506 あー……どうだったかな。
小説版だと最後アレスが近寄る時は二次元オチしていた。
多分お前さんの解釈で良いと思う。
ガレオンもアルテナが好きって分けじゃないし黒竜の時のあれは演出じゃないかな。酷い言い方かも知れないけど。
操られていたが途中で正気に戻って自らの使命上どうにもならかったみたいな感じがする。
これの続編は普通に感慨深かった俺は住人失格orz
>>467 誰もフォローしてないようだから言っておくけど
環境設定でブラウザモードにしたら幸せに慣れるよ
hiro氏の作品が闘姫36で出るようだ
511 :
178:2008/01/28(月) 22:30:59 ID:evkrpQmY
姫神1/2ができないVistaな自分に
悪堕ち後の姿がどんな感じなのか教えて下さい
そこから色々妄想していきたい
うん、コラ
よーここまで細かくやったもんだな・・・。最高に萌える
>>514 比較用に元画像も見たいんだが元ネタ何?
フラゲ配信見てるとスマブラXに案の定憑依悪堕ちあるっぽい
とりあえずゼルダ姫が大量のまっくろくろすけに憑依されて黒くなってた
時オカやペパマリでもあったし何気に任天堂もあなどれないな
>>520 元ネタはクイーンズブレイドの武者巫女トモエに載ってる絵だよ
>>524 むしろ元ネタわかる世代の方が楽しめるかもw
そういやXに向けてDXやり直してたらこっちでもゼルダ操られてたなイベント戦で
>>524 手に持ってるのがガンダムヴァーチェのアレにみえた
>>515 公式いけばギャラリーでくぅの悪墜ち、
販促ムービーでレイファンの悪墜ち後はみれるぞ
レイファンが悪霊に憑依されて襲ってくるのが個人的にヨカッタ
>>525の言うとおりだな。
サウンド関連も凄まじいメンバーみたいだしいい年こいている世代がやるものかもしれないな
そんな環境で悪堕ちが拝めるんだからWii持っている連中はうらやましいな。
俺、SFCが発売された当時小三だったけど将来的には悪堕ち系の作品によく触れられたと思うよ。
そういえばAYAKASHIでエイムが操られてたな。
そしてたった今誤爆してしまったorz
舞方氏の作品は相変わらずいいな。
当時小学生だった俺を悪堕ちに目覚めさせたのはFF5
イトケンの素晴らしさを教えて貰ったのは聖剣3
ファンタジーに目覚めたのはラングリのお陰で
最大最強のトラウマを作ってくれたのは友人がやっていたスーパーメトロイド
俺がゲームヲタになったきっかけはマリオワールド
完全にSFCのせいで俺の人生堕とされてるな
ちょっと箱○とトラスティベル買って最近の悪堕ちを確認してくるよ
聖剣3はイトケンじゃない
聖剣3の曲がウンコだったと言いたいんじゃないか?
でもそんな酷かったっけ?>3の曲
イトケンはロマサガ
聖剣3は菊田裕樹
聖剣3の曲が糞だと思ったやつは、一度Sacrifice Part Threeを聞いてこい
535 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 00:43:37 ID:s8wMW+Rb
>>531の耳が堕ちてるってことだろ
どう考えても聖剣の曲と伊藤賢治を間違えるはずがない
スマブラX本当に悪堕ちあるのかよ……
これは期待できそうだな
セントアリシア
ノイズ
>>536は下村陽子だ。イトケンでも菊田でも無いぜ。
カプンコからフリーになった人だよな
初代フロントミッションも女性だったけどいい曲作ってたよなあ
>>531 トラスティベル悪堕ちあったのかよ…
可愛さに負けて買ったが起動しなくて未プレイで売っちまったorz
541 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 04:29:35 ID:u23W1Udz
トラスティベルの主人公は、電波な理由で前触れもなく唐突に悪堕ちする。
直後にボコられて反省させられっけど。
ただし、EDのスタッフロールは仲間全員が悪堕ちする
その凶悪なこと、モッコスの50%くらいも凶悪なんだよ
FF=ナンバリングは植田。
悪堕ち関係はそこまで激しくないがシチュで二次作品を作れる。
良キャラの悪キャラ目白押し。
ちなみに俺は1、2、3、4、5、6、7、ROF、FFT、FFTAプレイ。後はシラネ。
音楽は非常に評価が高い。
聖剣=旧約・新約イトケン。2・3菊田。LOM・HOM下村。COM・4多数参加。
本編シナリオでの悪堕ち関連は凄まじい量を誇る(男がメインだが……)。未プレイのCOM・HOMはシラネ。
それ以上に新約・4・HOM・LOM・COMの評価はよろしく悪い。
マミーシーカーで泣いた俺はどうすれば良いんですか?
3の評価が2より劣るのは戦闘システム問題だと思う。気にしない人間は特に気にしてはいないと思う。
音楽は神がかり。
旧約の戦闘2、最後の決戦、マナの神殿。聖剣2の子午線の祀り。3のSacrifice Part Three。
LOMをやった俺的にはThe Darkness Nova、涙色した輝きの…、Irwin on Reflection。
サガシリーズ=イトケン(時空の覇者は笹井)
GB版はシチュ無しで妄想もきつい物となっている。
音楽は相変わらずの実機越え。SAVE THE WORLDはスターバスター発射と相まって人気高い。
時空の覇者は黒歴史になっているがラグナ神戦のステスロス支援攻撃は燃えた。
1はかみはバラバラになった。2はアポロン。3はマサカリシスターが一番印象に残りました。
そうだ、ネメシスがフェンリルに洗脳されれば良かったんだ。
ロマサガ=イトケン
音楽化け物。それ以外語れない。
悪堕ちは無いがシチュがあるのでそれでいける。
洗脳ソングの俺たちゃ海賊と情熱の律動は注意。
サガフロンティア=イトケン
音楽は……言う必要無い。
シチュに関してはアセルス。それ以上でもそれ以下でもない。
FFよりもサガを出せと言う人間は少なくない。
フロントミッションシリーズ=音楽は多数下村陽子は1st
音楽は高い評価。下村陽子が作成したのはTHE EVILS OF WAR。有名曲
評価が悪くなる時は主にロード&セーブの間。それ以外では評価が悪くなる時は無いと思う。
シチュは改造関連。そりゃ戦争物だからな。
下はマイナータイプ
LIVEALVE=下村陽子
音楽の評価は悪くない。MEGAROMANIAは有名。私的に各時代ごとに通常戦闘曲が変化するのは良かった。
オルステッド・ストレイボウ・ヨヨの絡みはあまりにも有名。
発売時期が悪かったため販売数は伸びず。
ルドラの秘宝=笹井
音楽評価は悪くない。主人公ごとにボス曲、フィールド曲が変更される。
シチュは乗っ取りメイン
主人公の一人リザの母親が悪霊に乗っ取られたり、主人公サーレントの身体が乗っ取られたり。
LIVEALIVE以上に発売時期が悪すぎた。後パッケージ絵。
マイナーシリーズは発売日さえ良ければ名作間違いないな。
小細工せずにPSPでリメイクすればよいんだが■eじゃ無理か。
バハムートラグーン?
王女は竜姦でもしてな。
馬鹿。ライブアライブはアリシアじゃないかorz
>>542 聖剣3でリースの記述をしていない時点で駄文決定
FF=まで読んだ
最後のほうの間違いには気づいて一行目の間違いには気づかないのな。
植田吹いた
植松じゃないかorz
久しぶりの有給がこれだよorz
ちょっくらショパンの代わりに買ったモンハンやってくるorz
植田って植田まさしか
植田と言えば佳奈様じゃね?
浜渦氏を忘れてもらっちゃー困る
あいかわらず唐突にオモシロイ流れになるな
ここは
スレ間違ったかとおもったよw
ここは時々、雑談のベクトルがあさっての方向へ飛ぶから好きだ
1月も終わることだし
2008年1月のベスト悪堕ちをあげようじゃないか
みえねえええ
安心しろ
見れても読めない
小さくてわかんねえええええええええええ
キャラの絵がずいぶんよくなったね。
昔のここのゲームはやたらキャラの癖が強くて俺はダメだった
シチュはいいのに
残念だがキャラ絵よりも癖があるのは喘ぎというかエロシーンの展開だ
じーん
じーーん
があればそれでいい。
よくもじーんを
>>563 アレ出るたびに笑ってしまうんでそろそろ変えて欲しい
お約束的なノリであるのは分かるんだがな
じーん
じーーん
じーーーん
あぁ・・・
おごぉぉぉぉっ!
は無い方がいい
山文ファンならあれはよいものだ。
下村といったらマリオRPG
と言う訳で女刑事が洗脳されてゆく山文京伝作「READINESS」発売中です
あれって発禁くらったって聞いたけど、単行本売ってるの?
こ、ここは・・・?
このスレは一体? ッハ?! 何だ、君達は、う、や、やめろ!何をするだー!
別にくらっとらん。普通に出てる。
空を飛ぶ夢を見た。これは誰かに洗脳され始めてる予兆だな。
モンハン、キャラに悪そうな装備揃えて(性能無視)一人悦に入ってた黒歴史orz
ああ、迷いが生じてるようではまだまだ処置が半端だからな
うふふ♪
ドラゴンから精製した武具防具、それらの性能に魅了された者達は次第にそれらで身を固めていく。
ドラゴンの武器、具足を身へ纏っていく度に強大な力を手に入れる彼女達。
だが、それと同時にその者達は龍の呪いに囚われていいたのだ。
力無き人間に代わって化物を葬り去っていた力、それが味方であるハンター達に向けられた時
彼女達の唯一見える人の顔は喜悦に笑みを浮かべ、その姿はまるで龍のようであった……
うう、いきなりすまないが、
>>254の後者のパターンを作ってみた。
一応
>>288の話の続き。
前作見なかった人のために簡単な三十秒登場人物紹介
・×××くん……退魔師。悪堕ちしたヒロインに逆レイプされた幸せな奴。
・○○○さん……×××くんの幼馴染で戦闘パートナーだった。今回も悪堕ちヒロイン役。
・△△△ちゃん……今回の主人公。初登場。×××くんの妹で、同じく退魔師。
・淫魔さま
長くなったので半分に分割して投下
ここは町の地下、淫魔が作り出した巣窟の中。
上下左右は肉色の壁でできており、まるで生き物のようにドクン、ドクンと脈打つ。
肉壁は常時濡れていて、そして絶えず甘ったるい香りを放ち、その匂いを嗅いだ者に淫欲を催す。
ダンジョンの規模は、そのあるじの力と比例する。
退魔師組合の監視を逃れ、こんなにも勢力を拡大したなんて、私にはにわかに信じがい話だった。
だがつい数日前、私のお兄ちゃんと、彼のパートナーであり私より学年が一つ上の先輩が、
その淫魔を探しに出かけたまま、消息不明となった。
その後、この町を守ってきた霊山の結界が破られ、霊山に封印された妖気が解放されてしまった。
犯人はその淫魔に間違いない。
淫魔を倒すために、そしてお兄ちゃんと先輩を助けるために、私は家に代々伝わってきた対魔用の聖具、
鳳凰弓(ほうおうきゅう)を手にして、地下へ乗り込んだのだ。
むっとするような空気の中で、私は鳳凰弓を強く握り締め、ただ目の前の人物をにらみつけた。
周囲には数組の男女が互いに体を重ねて、淫らな行為を繰り広げた。
彼らは淫欲の誘惑に溺れた人間である。
中には、ダンジョンの淫気に身も心も犯され、確実に淫魔化しつつある女性もいる。
退魔組合が調査した成果によれば、全ての人間が淫魔化できるわけではなく、
一部の素質のある人間だけ淫気を受け入れて淫魔に化けるらしい。
そして完全な淫魔となりかける前は、淫気を浄化することによって、人間に戻すことができる。
私が退魔師のはしくれだが、浄化の術は心得ている。
しかし、私がここで彼らを浄化しに隙を見せれば、間違いなく彼女に攻撃されてしまう。
彼女を助けるためにも、そして大事なお兄ちゃんを助けるためにも、私は目の前の女を倒さなくてはならない。
「△△△ちゃん、そんな強張らなくてもいいのよ。ほら、彼らみたいに体をラクにして、私と一緒に楽しみましょう」
彼女は私と違って、余裕たっぷりの笑みを浮かばせていた。
頭の上から突き出す禍々しい角、後ろから広げる蝙蝠の翼。
白い肌を惜しげもなく晒すボンデージ。
艶かしい背中は大胆に開かれ、形の良い臍を露出している。
ロングブーツにはスリットが入り、編み目状から覗ける柔肌は見た者の欲望を煽る。
両手の爪は自在に伸びたり縮んだりでき、今は鋭く尖がって私にはむかう。
慈愛に満ち清楚だったはずの顔立ちは、今では人を誘惑する妖艶な淫魔のものとなっている。
彼女こそ、私のお兄ちゃんの幼馴染であり、私のかけがえの無い先輩なのだ。
それがいま淫魔の手先となって、私がこのダンジョンの最下層へ行くことを阻んでいる。
「先輩、そこをどいて下さい。さもないと、私はあなたを……討ちます!」
私は精神を集中させ、つとめて平穏な声で言った。
周りから途切れなく悩ましい喘ぎ声や、絶頂に達した快楽の悲鳴が伝わってくる。
それらはこのダンジョンの淫気とともに、私の体を包んでしまう。
私自身や鳳凰弓の霊力のおかげで、そう簡単に淫気に犯されることは無いが、
目や耳から入ってくる情報まで遮断することができない。
潔白の巫女装束の下で、私の体はすでに熱気を帯び始め、胸は息苦しくなっていた。
何より厄介なことに、私の足の付け根あたりが濡れはじめたのだ。
気を引き締めて注意しないと、思わず太ももをもぞもぞさせたくなる。
淫靡なコスチュームを身にまとった先輩の姿は、そんな私に更なる劣情を誘い起こす。
彼女の美しい肢体や風貌は、学園内でも多大な人気を誇り、私を含め男女問わず生徒達の憧れの的だった。
しかし今では艶やかに仕草を操り、表情一つで私の心を躍らす悪魔である。
彼女の周りにはより濃密な淫気が発生している。
自慰すら恥ずかしくてできない私にとって、ここの空気はあまりにも慣れなくて、淫靡なのだ。
このままでは、私は自分から相手に屈服してしまうではないかと思えた。
「△△△ちゃんも、私と一緒に楽しみましょうよ?ほら、あそこの人を、見てごらん」
先輩の甘い声に気を取られ、私は思わず一瞬だけ彼女の後ろにいる女性を見た。
その女は三人の男を相手にしていた。美しい横顔は精液にまみれ、
恍惚な笑顔の下では、彼女の瞳は徐々に妖しい色に変わり、頭から角が伸びていた。
彼女が欲望にまみれて堕落していく姿は、見る者までに淫らな気持ちを抱かせる。
そうして男の精液を受けた者は、真の淫魔となって、二度と人間に戻れなくなる。
私は彼女を助けられない自分の非力さを呪いながらも、心のどこかで奇妙な疼きが芽生えた。
その時だった。
先輩はいつの間にか私の前に現れ、鋭い爪を振り下ろした。
「くっ!」
私はすかさず一歩下がって、手にしている弓で相手の鉤爪を防いだ。
この鳳凰弓はかつて妖魔王と戦った時に残された、伝説の四聖具の一つである。
私の先祖から伝わってきたもので、一族の女性にしか扱えず、いかなる邪なる者をも討ち滅ぼすことができる。
使い手の霊力を矢に凝縮して放出できるし、そのまま叩きつけても効果大の便利な代物だ。
この弓のおかげで私は淫魔の手下の妖魔を難なく倒し、ここまでやってきた。
弓と爪は空中で交わり、激しく弾き合うが、すぐに弓身が先輩の爪を粉々に弾き飛ばした。
私はすぐさま一歩踏み出して、弓を掲げて次の攻撃をしかけようとした。
その時、先輩は突然ニヤリと笑み、私の目に覗き込んだ。
淫魔となった彼女の赤い瞳は、底知れぬ沼のようにどろんとして、妖しい光を放っていた。
(しまった!)
私の視線は吸い込まれたように、彼女の両目に釘付けとなって離れられなくなった。
次の瞬間、私の心はまるで真っ白い草紙が墨汁に漬けられたように、瞬時にどす黒く犯されていく。
「ふふふ、『魅了の瞳』よ。私の魔力と同レベル以下の人間が受けると、淫らな欲望を引き出され、
私の虜になっちゃうのよ。さあ、△△△ちゃん、こっちに来てごらん。服を脱いで、私に服従を誓いなさい!」
私は茫然と彼女の側まで歩き、手を襟にかけた。
「うふふ、目が虚ろになって、可愛いわ。さあ、そのまま真っ裸になって、あなたのいやらしい体を私に見せなさい」
先輩は勝利を確信し、勝ち誇った様子で笑った。
(負けちゃ、いけない……お願い、お兄ちゃん……力をかして)
私は精神がぎりぎり崩壊してしまう前に、全身の霊力を集中させた。
両手をむりやり服から離し、ガクガク震えながらも弓を持って先輩に向けた。
「そんな……馬鹿な!私の魔力を耐えただというの?」
先輩は私が弓をゆっくり引っ張っていく姿を見て、顔色が段々と驚愕に変わった。
「お兄ちゃんを、助けるため……先輩を助けるため……そして、淫魔を倒すために!」
私は弦をいっぱいに広げると、霊力が矢の形となって具現化される。
意識は曇っても、私の正義の心は曇ったりなんかしない。
「先輩、目を、覚まして!」
「くっ!」
先輩は私の霊矢を避けるために、仕方なく魔法を解き、横へ下がった。
霊矢は彼女の背後の肉壁にうちこみ、そのまわりを広範囲に焦がした。
魅了の術から逃れた私は、思わず全身から力が抜けた。
心の残る彼女への愛慕はかなり薄れた。
さきほどの彼女に服従しかねない気持ちを思い返すと、私は思わず額に冷え汗をかいた。
こんな術を今度受けたら、また同じように振り解ける自信はない。
だから、私は彼女に攻撃の間を与えないために、すぐさま続けて弓を引いた。
「そんなひょろひょろの攻撃で、私に当たるとでも思ってるの?」
「精度がだめなら、数で当てます!」
私が弦を目一杯引くと、今度は数本の霊矢がいっぺんに現れた。
「なにっ」
「先輩がいくら素早く動いても、霊矢の導きから逃げられません!」
私が弦を離すと、霊矢は上下左右さまざまな軌道から彼女に襲い掛かる。
それらは瞬時に先輩の退路を塞ぎ、彼女がどこへ避けようと必ず射られてしまう。
「しまった!……なーんて、私が言うとでも思ってるの?」
先輩は悪戯っぽく笑うと、避けるそぶりを見せず、両手を重ね体の前に構えた。
そのあまりにも見慣れたポーズに、私は身震いを感じずにいられなかった。
「ふふっ、私を守りなさい!ダークミラーバリア!」
先輩のまわりに突如漆黒の魔法壁が立ちはだかり、私の霊矢を全てせきとめた。
そして次の瞬間、魔法壁が振動をすると、それらの霊矢は一斉に私の方へ飛んできた。
自分が放った攻撃が自分に返されるなんて、これ以上歯痒いことはあるだろうか。
私は身を後ろへ引き、心が悲しみに陥った。
かつて私がお兄ちゃんや先輩と一緒に魔物退治したとき、先輩はホーリーミラーバリアという反射技を使い、
強敵の攻撃から私達を守ってくれた。そのおかげで私達は今まで何度も助けられ、
自分達よりずっと強い敵を倒すチャンスとなった。
それが今、この技は邪悪な魔力に染まった形として、私の攻撃を跳ね返したのだ。
四方からやってくる霊矢を、私は弓を盾にして霊力を反発させ、次々と弾き飛ばした。
しかしその隙に、先輩の姿は影のごとく、何の前触れも無しに私の前に現れた。
目の前が刃物のような照りを感じ取る。
「させない!」
私は咄嗟に弓を反転し、先輩の鉤爪を遮った。
鳳凰弓の凄まじい聖力に反応して、彼女が伸ばした鉤爪はまたもや粉々にされた。
いや、ひょっとしたら彼女はわざと私に鉤爪を割らせたかもしれない。
なぜそうかというと、私が武器を突き出したまま下段のバランスが取れないうちに、先輩は突然腰をひねった。
次の瞬間、彼女は背後から黒い尻尾をなぎ払い、私の胴体に強くたたきつけた。
「っ……!」
体が宙に浮かび、そして一拍を置いて激しい痛みが体に走る。
ここで意識を朦朧とさせるわけにはいかない。
先輩なら、ここで追撃を加えるはずだ。
『敵が戦闘不能になるまで、油断したり手を緩めたりしてはいけない』
私にそう教えてくれたのは、ほかならぬ先輩本人だからだ。
私は空中で弓を先輩に向けると、ちょうど彼女の手からどす黒い魔力の塊が浮かんでいたのが見えた。
彼女がその魔力弾を私にめがけて放つと、私は躊躇わずギリギリのタイミングで霊矢を打ち出した。
黒い魔力と白い霊力が空中でぶつかり、激しくせめぎ合いしたあと相殺した。
私はその衝動に身を任せて着地し、すぐさま鳳凰弓を構えた。
隙が無くなったためか、先輩はそれ以上の追撃をやめ、余裕の笑顔を私に見せつける。
「さっきの攻撃を返したとき、ちょっと危なかったわ。危うく私のバリアが貫かれたところだったわ。
しばらく見ないうちに、ずいぶん腕を上げたじゃない」
「これも全て、先輩が人間だった頃、私を鍛えくれたおかげです」
私は特に「人間だった頃」という言葉を強調して言った。
しかし、先輩は相変わらずの薄笑いで、
「ふふ、昔は私より弱かったはずなのにね。その忌々しい弓に頼ってるところがあるとはいえ、
私と互角に戦えるなんて、大したものね」
「そうですか。私から言わせれば、むしろ先輩のほうこそ、淫魔の下僕になってから、昔より動きが鈍ったように感じますが」
「あら、言い返すようになったじゃない」
「いつまでも、先輩に負けてるわけにはいきませんから」
私は涼しい顔をして、先輩に冷たく当たり続けた。
しかし本当のところは、彼女に悟られぬよう密かに息を整えていたのだ。
私が戦っている間にも、遠くから聞こえる淫猥な音が、ずっと耳にまといついて離れない。
ダンジョンの中は生暖かく、じめじめ湿っている。
中にいる人達は、ほとんど裸に近い格好しているからそれで良いかもしれないが、
巫女装束の私にとって、きわめて不愉快な環境である。
体力や霊力の消耗が激しいせいもあって、私の胴衣の下では、すでに汗が噴き出ている。
そして汗がここの湿った淫気と混じり、粘ついた液体となった体中を這い、べとべとした不快感を与える。
液体のしずくが私の胸の谷間をなぞってこぼれ落ちる度に、私はたまらず体を小刻みに震わせた。
また、粘液をたっぷり吸い込んだ胴衣がぴったりと肌に貼りつき、私の体のラインをそのまま描いてしまう。
自分でも体が段々いやらしくなっていくのが分かる。
そして、体のいやらしさは、徐々に私の心に感染していく。
熱気を帯び始めた肌は、まわりの淫気に影響され敏感になる。
まわりの男女の淫らな表情は、一つ一つ私の目の前にちらつく。
先輩はただ私の様子を見て、くすくす笑った。
「ふふふ、どうやら今の△△△ちゃんの霊力じゃ、ここの淫気を完全に抗うことができないみたいね。
速かれ遅かれ淫気にまみれて、淫魔さまの奴隷となるのよ。
今だって、あなたのアソコからいやらしい匂いがぷんぷんして、私の鼻に漂ってくるわ」
先輩は挑発的な目で私を見つめた。
彼女の蠱惑な言葉はスイッチとなって、私の理性を蝕み、私の意志を崩した。
荒い息は収まるどころか、先輩のいやらしい姿に見惚れて、落ち着きがなくなっていく。
ついに力が入らなくなって膝は床につき、その勢いで私のアソコに溜まった大量の淫液が太ももをつたっていく。
そのひんやりした感覚に、私は溜まらず顔を熱くさせた。
「はぁ、はぁ……」
私の呼吸が乱れ、それと一緒に霊力のコントロールも乱れてしまった。
両手は鳳凰弓を掴み、懸命に明鏡止水の心を取り戻そうとするが、
ぼんやりとした頭は思った以上に余裕がなかった。
今はただ、あっちこっち火照った体をさわり気持ちだけ、私の脳に浮かんでいる。
(だめだ、このままでは私、誘惑に負けてしまいそう……)
「ふふ、どうしたの?我慢なんて、しなくていいのよ?△△△ちゃんも速く私の仲間になって、一緒に気持ちいいことをしようよ」
先輩の甘い言葉は誘惑の旋律となって、私の心を溶かしていく。
このままいたら、私が淫欲に溺れ、惨めに自ら体を晒しだすかもしれない。
そしたら、私が助からないどころか、先輩やお兄ちゃん、そして多くの人達が被害を受けてしまう。
……そんなことになるなら、いっそあの手を使ったほうがましだ。
私は覚悟を決め、最後の力を振り絞って地面から立ち上がり、重い唇を開けた。
「……先輩、あなたを助けられなくて、ごめんさない」
鳳凰弓は私の精神力に反応して、今までに無かった赤い輝きを見せた。
霊力で作られた不死鳥の姿が現れは、鮮やかに私の全身を包んだ。
「そ、それは……!」
「この聖具の守護精霊よ。もうこれ以上先輩に悪いことをさせませんわ!
先輩に淫魔の呪いから、やすらぎを取り戻してみせます!」
鳳凰弓は使用者の霊力を増幅するだけでなく、どんなに強い魔物をも討ち滅ぼす最終奥義が存在する。
その最終奥義に使うエネルギーは莫大で、一度に何回も出せる技ではない。
数百年前、私の先祖はこれを用いて、彼女よりも数倍強い妖魔王を倒したという。
力比べすると、私よりもお兄ちゃんのほうが霊力が高い。
そして、お兄ちゃんと先輩の実力は伯仲である。
だが、彼ら二人の力を合わせても、淫魔に勝つことはできなかった。
つまり私一人の力だけでは、到底その淫魔を及ばない。
だから、鳳凰弓のこの力関係を無視する最終奥義こそ、私が淫魔を倒せる唯一のチャンスである。
しかし予想外のことに、先輩が私の敵となって先に現れた。
ここで奥義を発動し霊力を使い切ったら、また霊力が回復するまで待たなくてはならない。
だが、ここで私がやられては、それでこそ全ての希望が水の泡になっちゃう。
これ以上先輩が悪に助力させないためにも、例え刺し違えになっても彼女をここで倒す。
「私よりもっと霊力がある人なら、鳳凰弓で『魔』の部分だけ滅ぼして先輩を浄化できたかもしれない。
……ごめんなさい、先輩。最後まで頼りにならなくて……でも、これで先輩も安らかになれますわ」
私が弓を力いっぱい引くと、全身の霊力を極限まで凝縮した矢が、真っ赤に燃え上がった。
「な、なにをする気なの?」
「先輩、これをうけてみて!……不死鳥よ、すべての邪悪を焼き尽くしたまえ、鳳凰霹靂陣!」
霊矢は赤い稲妻の波動のように伝わり、途中から華麗な鳳凰の姿と化して先輩へ飛んだ。
その凄まじい一撃は彼女が作り出すバリアをも粉砕し、彼女の体を飲み込んだ。
霊力を使いきったあとの眩暈が私をおそう。
赤い閃光が収まると、残された先輩は満身創痍な体を地面に膝をつき、そして倒れた。
「くっ、……ふっ、ふふ。よく……やったわね、△△△ちゃん。私の……完敗だ……わ」
「○○○先輩!」
私は涙ぐんで先輩の名前を叫んだ。
彼女の側までやってくると、倒れた彼女に鳳凰弓を向けた。
霊力を使い果たしたため、今の私には立つことさえやっとだ。
私が倒れる前に、彼女の息の根を止めなければならない。
先輩は弱々しい微笑を浮かべて、私を見上げた。
その瞬間、私の胸は何か詰まったような悲しい気持ちに満ちた。
脳内では、先輩の優しかった顔が次々と浮かび上がった。
小さい頃から、私はお兄ちゃんや先輩と、三人でよく遊んでいた。
お兄ちゃんと喧嘩になっても、先輩はいつも私の肩をもってくれた。
そして、私の気持ちが落ち着いてから、頭を撫でながら私のわがままを優しく諭してくれた。
高校生になって同じ学校の生徒になってから、彼女とお兄ちゃんと親しくなっていく様子を見て、私は複雑な心境になった。
その時、私は先輩から距離をとって、時々つい冷たく当たってしまう。しかし、先輩はいつも通り暖かく接してくれた。
「△△△ちゃん……あなたは最後の一撃で、そのまま私を倒せたのに……わざと急所をはずしたでしょ?」
「そ、それは……」
「本当、どこまでも優しい子だわ……さあ、そのまま私を殺しなさい。そして、速く淫魔のところへ行きなさい……
あなたのお兄ちゃんもそこに捕まっているはずよ。このままでは、世界が彼女に支配されてしまう……
私のような人間を作らないためにも、一刻も早く淫魔を倒すのよ」
彼女はそう呟くと、最後に私が見慣れた優しい笑顔を見せた。
その笑顔を見て、私の心は大きく揺れた。
弓を操る私の両腕は、しばらく震えが止まらなかった。
迷いに満ちた私の心は、しばしの葛藤に陥り、そしてある意にまとまった。
私は鳳凰弓を収め、彼女の体をだきかかえた。
「△△△……ちゃん?」
「先輩、一緒に地上に戻りましょう。私のお母さんの霊力なら、きっと先輩の体を元に戻す方法があるはずよ。
そして、一緒に淫魔を倒して、お兄ちゃんを助けよう!」
私はよろめきそうになりながらも、先輩の腕を首に回し、彼女を支えてダンジョンから離脱することを考えた。
「△△△ちゃんったら……本当に小さい頃から変わらず、優しいのね」
「先輩が人間だろうと淫魔だろうと、私の大事な先輩であることに変わりないわ。さあ、一緒に地上に戻ろう!」
その時、先輩は力尽きた笑顔に、突然一抹の邪悪が浮かび上がった。
「……本当に嬉しいわ、そう言ってもらえると。その優しさに甘えてもらうよ!」
私が異変に気付くと同時に、先輩の尻尾は私の腰をなぎ払い、鳳凰弓を遠くへ弾き飛ばした。
そして彼女はすぐさま私の背後から両肩を掴み、呪文を唱えた。
「先輩、なにを……!」
私の足元に六芒星の魔法陣が現れたと思いきや、
次の瞬間全身が重い枷をかけられたかのように、動けなくなってしまった。
これはまさに……先輩が得意の、封印魔法だった。
「ふふふ、ありがとう、△△△ちゃん。おかげで一命を取り留めたわ」
「そんな……さっきあなたが言った言葉は……?」
「全部、う・そ・よ。あはは、それっぽかったでしょ?△△△ちゃんったら、全部真に受けちゃって。
『敵が戦闘不能になるまで、油断したり手を緩めたりしてはいけない』。私はそう教えたはずだよ」
先輩は愉快そうに笑った後、苦しそうに傷だらけの体を抱えた。
今の彼女は致命傷を負っているはずだが、それ以上に私の霊力はほぼゼロに近く、彼女の呪縛を破ることができない。
「くっ……よくもやってくれたわね。私をここまで追い込めたことを、素直に褒めてあげるわ」
彼女は足を引きずって私から離れ、ダンジョンの奥の方へ行った。
そして合図をすると、何人かの男が彼女の側へ集まった。
彼女は一人の男性を下に寝かせ、突然ボンテージの下の部分をずらした。
次の瞬間、私は自分の目を大きく見開いた。
先輩は上から男に跨り、女の大事な部分で、相手のいきり立つ一物を含んでしまったのだ。
「あぁん、くっ……ううん!」
彼女は両手を男の腹に置き、自ら腰を動かした。
男はすぐに快楽の呻き声をあげ、彼女に精気を送るために股間を突き上げた。
男が突き上げるたびに、先輩は何やら満たされたような表情を作る。
そのあまりにも艶かしい光景に、私は目をはずすことができなかった。
見る見るうちに先輩の傷は癒され、そして男の体がしぼんでいく。
先輩が最後の一滴を搾り出した時、男は人の形をしたミイラと化した。
(そ、そんな……なんてことを!)
こみあがる恐怖に、私は言葉を失った。
淫魔が人間から精気を吸い取るのはもちろん、男と女が交わる光景はこれではじめて見る。
女があんないやらしく腰を振るなんて、とてもはしたないことなのに、それが私の視覚を刺激して興奮を呼び覚ます。
しかもその女が私の憧れだった先輩だから、いつも清楚で明るい彼女のイメージと比較してしまい、私はもどかしい疼きに焦った。
彼女は次の男に指示を下した。その男は目の前の惨劇に怖気づくどころか、喜んで従い横になる。
こうして彼女が四人目の男の精気を吸い尽くした時、彼女の体の傷は全て消えてなくなり、もとの麗しい肌に戻った。
彼女は男の遺体をまるでゴミのように投げ捨てると、私の側へ来た。
「ふふ、驚いた?これが人間の精気を搾り取る行為なのよ。本来人間は大事な餌だから、
殺すことはしないんだけど、さすがに今回はやばかったからね。どう?一応見た目は回復したけどね。
中身はまだまだだけど、これからゆっくり回復していくわ」
先輩は微笑みながら、太ももに垂れたドロドロした液体を指ですくい、それを細長い舌で舐め取った。
その笑顔は残忍で、とてつもなく淫靡なものでもあった。
そして情け無いことに、私は彼女のいやらしい表情を見ると、心の奥底から劣情が湧き上がる。
鳳凰弓が私の手から離れ、霊力もほとんど使い果たした今、私の体は無防備のままダンジョンを流れる淫気に晒される。
息が詰るぐらい甘くていやらしい匂いが私の脳まで染みこみ、そしてぬめりと胴衣を通り越して肌を侵食する。
全身はひどく火照り、浅くなった呼吸はさらに多くの淫気を吸ってしまう。
まもなく私は敏感になった体を支えることができなくなり、うずくまってしまった。
真っ白の装束の下にある清純な体は赤みを帯びて、徐々に快楽を欲するケダモノへと化けていく。
その変化はじわりじわりと進んでいくうちに、私はとても恐ろしいことを発見した。
知らないうちに、私の体からもダンジョンと同じようないやらしい匂いを放ち、吐く息が浅いピンク色を帯び始めた。
まるで、私の肉体が淫気と同化していくようだ。
先輩は私を見下ろして、くすくす笑い始めた。
「あなたも淫魔化が進んでいるようね。ほら、自分でも感じるでしょ?体のあっちこっちから、いやらしい感じが。
このままほったらかしたら、あなたも他の雌と同じように、いやらしい淫魔となるわ」
「そ、そんなはず……あるもんか!」
「往生際悪いね。このまま放置してもいいけど、やっぱり私の手で、より深いところまで堕ちてもらうわ」
「くっ……だれが淫魔に、屈服するか!」
「あら、まだそんな事を言えるの?じゃあ、これから△△△ちゃんに、私が好きになる魔法をかけてあげるね!」
先輩はニコッと笑うと、私の顎をしゃくり、彼女の顔へ向かせた。
そして、彼女の赤い目が妖しく輝き、私の目線を吸い込んだ。
(はぁ?!魅了の……魔法……)
これがさっきなら私も霊力を張って抵抗できたが、
今の私は心身とも疲れていたため、すんなりと彼女の瞳の虜となってしまった。
先輩の美しい顔を見ると、胸は甘くてけだるい愛情が充満した。
自分は相手の魔法にかかっていることを知ってても、私は抵抗するだけの力がなく、
たちまち心の中は彼女に服従したいと思いはじめた。
意識が恍惚に揺れ、先輩の言うことなら何でも聞いてやりたい気持ちとなった。
「これでやっと素直な表情になったわね」
先輩はそう言うと、その綺麗な顔立ちを私に近づけた。
彼女のねっとりとしたピンク色の吐息は、私の劣情を煽る。
そして、ついに二つの唇が重なった。
魅了の瞳に囚われた私は、みずから自分の舌を伸ばし、彼女に任意に吸わせた。
その間、口の中ではお互いの唾液が混ざり合い、舌の蠢きとともにいやらしい水音を立てた。
頭の中では分かっている。
淫魔はこうして相手に淫液を飲ませ、相手が自分に欲情させるようにする。
敵の唾液を飲むなど、私にとってはこれ以上の無い屈辱だ。
しかし、自らそれをおいしそうに取り込む自分に、私は体が汚されていく興奮を感じた。
私がうっとりに浸っている間、先輩の手が私の胴衣をかきわけ、私の懐をまさぐった。
「う……ううん!」
先輩の手は優しく私の胸を包み、そしてゆっくりとさする。
呪縛を施された私の体はどうすることもできず、ただ体を相手の好きのように晒すだけだった。
彼女が触れた部分は次々と私の正義の心を裏切り、まるで媚びるように卑しくくねり始める。
そして、そこから覚えた快感を私の頭に送り、私に「気持ちよくなろうよ」と堕落へいざなう。
(だめ、このままじゃ、先輩に支配される……私がどんどんエッチに、なっちゃう……)
先輩は私の口から離れると、私はしまらない口を開けっ放しにして、朦朧とした目で先輩を見上げた。
彼女は邪悪な笑みを浮かばせていた。
「今のあなたの表情、とても可愛いわ。そろそろあそこがどうなってるか、見せてもらおうか」
彼女はまるで小動物を看護するように私を地面に寝かせた。
そして緋袴の紐をほどき、優しく脱がした。
私の雪白い太ももが外気に触れると、小刻みに震えだした。
「あら、あそこが随分濡れてるじゃない。下着がこんなにびしょびしょに。いやらしい汁が下まで垂れてるわ」
(そ、そんなこと……言わないで……)
自分の下半身のはしたない光景を想像すると、私は思わず顔を覆いたくなるほど恥ずかしくなった。
「あっ!」
先輩が人差し指でショーツ越しに私のあそこをなぞると、
私はそれだけで体を蝦のように反り、嬌声をあげてしまった。
彼女は鋭い爪で私のショーツの紐を切断すると、私のあそこを見てくすくす笑った。
「△△△ちゃんのあそこ、いやらしい匂いがぷんぷんしてるわ。
こんなにびくびくさせてるなんて、まるで触ってほしいと願ってるみたいね」
彼女が言った事実に対し、私はただ顔を真っ赤にさせ惨めな気持ちになった。
はしたない感情に服従する体が憎い。
しかし、これから自分がもっといやらしいことをされると思うだけで、
胸の奥からどんよりした疼きがじんわりと広がっていく。
次の瞬間、先輩は私の太ももを手で押さえ、股間のところに頭を沈めた。
「ひゃっ、あ、いやー!」
私は思わず悲鳴をあげ、あそこから伝わる快感の波に腰を浮かせた。
淫魔となった先輩の細長い舌が、私のあそこに入ってぬらりと動きだす。
その時、私はとても悪い子になってしまった。
生まれて初めての感触。
奥から突かれた快感に抗うこともできず、私は淫蕩な女のように喘いだ。
無意識のうちに体が相手に合わせ、勝手によじってしまう。
先輩は巧みに舌を操って私の愛液を掻き出し、私のあそこに口を密着させてすすった。
「ああっ、吸っちゃ……だめー!」
グチュチュという音が断続的に聞こえ、私のあそこで愛液が流動した。
想像するだけで悶えるというのに、肉体的気持ちよさも相俟って私を絶頂へと導いていく。
「うんぁ、うっぐ……ああぁ――!」
私は一際大きい悲鳴を上げ、四肢を極限までにこわばらせた。
体の奥で溜まった熱い欲望が、嵐のように吹き荒れた。
目の前がフラッシュを照らされた直後のように何も見えなくなり、
絶頂を迎えたあとの体は温い泥沼に沈んだように気持ちいい脱力感がした。
先輩は私のあそこから顔を上げると、彼女の口元から一筋の透明な液がこぼれた。
無言のまま私の顎をしゃくり、私にキスをした。
「むん……!」
彼女の口から、私のアソコの愛液が唾液と混ざった液体が滴り落ちる。
思考さえ止まった私には抵抗する意思がなく、彼女に舌を勝手に絡み取られる。
口の中では、ねばりとした甘い味がじーんと広がった。
「んん……むん、あはぁん……どう、おいしかったでしょう?△△△ちゃんの、あそこの味」
先輩は熱気がこもった吐息を私の顔に降りかけ、長い舌先から引いた粘液を舐めとる。
「ふふふ、それにしても△△△ちゃんのあそこの味、だいぶ淫魔に近づいてきたわ。
ねばねばして、味が濃くて、まるで男を誘いたくて仕方が無いって感じ」
無意識のうちに私は口内の液体を飲み込むと、先輩の言う通りねっとりとした感触は胸の奥まで広がっていく。
私の退魔師としてのプライドは溶解していく。
自分の愛液によって穢された事実に、私は言いようの無い屈辱感と、体が支配されていく快感を覚えはじめる。
そして、先輩は突然お尻の方に手を伸ばし、そこから尻尾の先を持って私に見せ付けた。
毒々しい黒色を帯びた尻尾だった。今までよく見ていなかったが、
その尻尾の先端はまるで男の性器のような棒状をしていて、先っぽに大きめな突起がついている。
「そ、それは……!」
「ふふふ、これからはこの子で△△△ちゃんを可愛がってあげるわ!」
先輩は尻尾の先端を口に含み、美しい顔に恍惚の表情を浮かばせ、その先端を舐めて潤わせた。
私は心をドキドキさせて、彼女のいやらしい表情と仕草をじっと見つめた。
(あんなものが、私のアソコに突いたら、わたしは……わたしは……)
先輩はそんな私を見下ろして、邪悪に微笑んだ。
「あら、ひょっとして期待してるの?そうよ、あなたはこれから私に犯される。私の尻尾に犯されるのよ。
淫魔に犯された人間は、みんな淫欲の下僕になるわ。
特に△△△ちゃんみたいな力のある人間ほど、エッチーな淫魔になっちゃうのよ」
「私が、淫魔に……」
「ええ、良かったわね。△△△ちゃんが淫魔になってから、きっとすっごくエッチで淫乱な娘になると思うわ。
体のあっちこっちから淫らなメスの匂いを漂わせて、男どもを誘惑するの。
そしてだれかれ構わず腰を向け、精液を貪る存在となる――ああ、想像しただけでも、堪らないわ」
先輩は嬉々に自分の体を抱きしめ、陶酔した表情を浮かばせた。
(私が、私が……そんなエッチーな女の子になるなんて……)
自分が先輩のように体をさしだし、男とエッチなことをする姿を思うと、私の胸にいっぱいの悔しさが広がった。
そして、その悔しい疼きは同時に甘美な汁となって私を誘惑する。
「あなたがいやらしくなった姿を、あなたのお母さんや友達に見せたら、
どう思ってくれるのかな?うふふふ、きっとみんなびっくりすると思うわ。
あんな生真面目で清潔だった女の子が、最低にいやらしい淫魔になっちゃうだなんて!」
「だ、だめ!お、お願いです、先輩!それだけは、しないで……私を淫魔にしないでください!」
「あらあら、このごに及んで、まだ反抗しようとするの?体のほうがほしくてほしくて堪らないみたいだけど。
ほら、またこんなエッチーな汁を溢れさせちゃって!」
「ああぁん!」
先輩は私のあそこに両手を伸ばすと、たくさんの愛液を掬い上げた。
そのまま両手を私の胸のほうに伸ばし、ねっとりとした愛液を全て私の胸部に落とし、私の乳房全体に丁寧に塗りたくった。
彼女の手つきの気持ち良さに、私は背筋を反らせ、切ない呻き声を出してしまった。
間もないうちに透明の液が私の胸肌に浸透し、胸全体からいやらしい匂いが広がる。
「いや、やめて……先輩、お願い、昔の先輩を、思い出して……」
「あら、そんな弱々しい声で言われも、説得力が無いわね。素直に私に犯されて、淫魔に生まれ変わりなさい!」
先輩は瞳を凶悪に輝かせると、尻尾の先を私の秘所にあてがった。
「い、いやー!」
私は最後の力を振り絞って反抗を試みたが、秘所から圧力を感じた次の瞬間、熱い堅物が体内にねじり込んだ感触がした。
熱くたぎった鉄棒のような堅物は、私の愛液に乗じて奥へ奥へと蠕動していく。
「あ、ああ……あああ――!」
恐怖を感じる間に、異物がどんどん私の深いところを広げて入ってゆく。
痛い快感が電撃のように私の体中を飛び回り、込み上がる満たされた感が私の頭に直撃する。
心臓は喉から飛び出そうといわんばかりに、ドクンドクンと急激に鳴り響く。
「あははは、△△△ちゃんってやっぱり処女だったんだね」
「いや、いやだ、おかしく、なっちゃう……お願い、抜いて……あああ――!」
何かを突き破られた痛みが走った。
そこから伝わる痛みを堪えるため、私は大きく息を吸っては吐き、体全体をこわばらせた。
堅物がゆっくりと、しかし確実に進み、ついに私の一番奥までたどり着いてしまった。
「そんな硬くならないで。私も怖かったのは最初だけだったわ。
大丈夫、そのうちすぐ気持ちよくなって、もうこれ無しでは生きていられなくなっちゃうわ」
先輩は私の頬を優しく撫で、私の涙を指でふき取った。
彼女は私の細い胴体を抱えあげて、私の愛液に塗れた胸に舌を這わせた。
そしてそのまま、私の胸の膨らみを含んだ。
「はうぅん!」
「むぐっ……うぅん、△△△ちゃんの胸、柔らかくておいしいわ。徐々に慣らしてあげるから、よーく感じてね」
彼女が言い終わると同時に、私の奥に侵入した堅物は、突然ゆっくりと抜き始めた。
「ああ、あああ!うっぐ……」
背骨の神経に乗ってやってくる衝撃的な感触に、私は思わず背筋を蝦のように曲げて息を止めた。
行き場のない力はただ四肢に流れ込み、痛みや快感をやり過ごす。
秘所から大きな物が少しずつ抜けていくと同時に、私は天にも昇る感じを喘ぎ声に変えて喉から発した。
ようやく尻尾が私の秘所の入り口まで戻ると、私も慌てて息を吐いて体を楽にさせた。しかし、今度はまた凄まじい圧力で押し入る。
「ああー!」
私は一時の安息も得られないまま、またもや悲鳴をあげた。
大きな力が私のあそこを掻き分けて、中へ侵略し続ける。
それはあまりにも野蛮な快感だ。
私は両目をつむり、沸騰した体に全てを任せたい気持ちになった。
<つづく>
もしかしたら連投規制かと、ヘルプ
つつつつ続きマダー?
いや分けて投下なのは分かってるが、正にこれからじゃないかこれはw
「どう、凄いことをされた気分は。でも、これはまだ序の口なのよ」
先輩は私の体を起こし、私が身に着けている装束を全て切り裂いた。
白の巫女服は今の私の心情のように、千切れ千切れとなっておちた。
彼女が私の体をまさぐり、特に敏感となったポイントを丁寧に撫で、柔らかい舌で舐めた。
彼女が私の肌に触れるたび、私の体はまるで欲望の使徒のように、ビクンと喜悦に満ちた反応を示す。
そして、彼女は尻尾が出入りスピードを速めた。
やがて秘所から伝わる感覚は痛快な波となった。
私は完全にふしだらな女となって、絶えず呻き声をあげるようになった。
腰は段々と浮くようになり、無意識のうちに尻尾の抽送に迎合して、自ら腰を突き出す。
「あはん、随分といやらしくなってきたわね。ほら、もっと腰を動かせて!」
彼女の尻尾は大きなしぶき音を立てて、私の秘所を激しく出入りする。
体は完全に相手のいいなりとなって、わななきながらも遠慮なく上下に動いた。
そのあまりにも残酷な快感に、私は両手で顔を覆った。
「あはっ……あん、いやん!あ、ああ、ああぁん!」
「はぁ、はぁ……△△△ちゃんのあそこがキューッと締まってきたわ。ああ、体がビクビクしている。
うふふ、限界なの、もう限界なのね?いいわ、地獄まで、堕としてあげるわ!」
先輩はそう叫ぶと、尻尾の運動は一気に高速化した。
「はああ、そこは……だっ、んっ……ぅんああ、だめぇえええええ――――あああぁん!」
最後に一際大きい悲鳴とともに、私は腰を高く上げ、体全体をピンと伸ばせた。
奥まで貫いた尻尾の先から、熱くたぎった液体が中に出される。
その淫らな液体は、私のアソコに吸収され、瞬時に体全体を巡回した。
私の大きく見開いた瞳孔は焦点が定まらず、ただ遠くの一点を呆然と見つめた。
体中の痙攣がようやく収まり始めたとき、力が尽きた体はだらしないさまで地面に横たわった。
「ぁ……はぁ……」
私はゆっくり頭の角度を変えると、先輩は私のあそこから尻尾を抜いていく光景が目に入った。
切ない空虚感が広がるとともに、あそこから大量の白い粘液が溢れ出た。
広げられた秘所の入り口は、呼吸のように蠢いた。
(私が……穢されちゃった)
絶頂を登り詰めた後の甘い痺れが、事後の体を徘徊する。
真っ白の胸は荒々しい息と一緒に起伏を繰り返し、美しい勾配を描く。
「ふふ、イった時の△△△ちゃんの顔、とても良かったわよ」
先輩は荒い息を立てて囁き、私の臍にキスした。
悔しい気持ちだ。
ついさっきまで清純だった乙女の体が、今では淫らに余韻にふけっていた。
快感に溺れ邪悪に屈服した事実が、私の胸を痛く貫く。
その時、私は体から異変を感じ取った。
「うっ、ああん!」
まるで絶頂を迎えたときのように、私の体は熱く火照った。
頭から硬いものツンと伸び、背中の肉が盛り上がった。
「だめ、淫魔になりたくない……淫魔になりたくないよ!」
私は自分の体を抱きしめ、涙をこぼした。
尾てい骨から細長い尻尾が伸び出し、私の背後から蝙蝠の翼が「バサッ」と広がった。
「もう何をやっても遅い。これであなたも淫魔の仲間になったのよ」
「そ、そんな……」
禍々しい我が身の新たな姿を確認し、私の目の前が真っ暗となった。
肉壁の一端は突然蠢き出した。
そこから一つの人型が盛り上がり、やがて女淫魔となって私達の前に現れた。
「どうやらうまく行ったようだね」
「淫魔さま!」
先輩はその女淫魔に向かって、恭しくひざまずいた。
その妖艶な容姿と凄まじい淫気からだと、どうやら彼女こそ私の標的だった大淫魔のようだ。
女淫魔は私の側まで来て、高らかに笑った。
「これがあの坊やの妹さんなのね」
「はい。彼女は小さい時から×××くんと一緒に過ごし、退魔師として修行を積みました」
「ふふ、自分の妹が助けに来たと知ったら、あの退魔師の坊やもさぞ喜ぶでしょう。
安心しなさい。淫魔となったあなたは、すぐに身も心も邪悪な色に染まっていくわ」
お兄ちゃん
その一念は、一条の閃光のように私の心を奮わせた。
体が淫魔化していくとともに、私は自分の心まで段々と淫欲に染まっていくのが分かる。
今の私の頭には、さきほど先輩に犯されたときの快感が烙印のように残っていた。
このままだったら、私は欲情のために、本当にあの女淫魔に忠誠を誓うかもしれない。
しかし、大事なお兄ちゃんを助けなければ。
私が心まで堕ちていくならば、その前に、この女淫魔を倒さなければ。
「私は……あんたの言いなりになんか、なるもんか……」
私はガクガク震える体を無理やり起こし、女淫魔に敵意の目線を送りつけた。
「なにっ!?淫魔になったというのに、まだ淫欲に堕ちていないだと?」
先輩は私の様子を見て、驚愕の表情を作った。
「お兄ちゃんを……お兄ちゃんを返してもらうわ!」
「ほほう、これほど気を保てる女は始めて見るわ。しかし淫欲に溺れつつあるあなたに、何ができるというのかしら?」
「あなたを……うっ、倒すために、わざわざこれを持ってきたのよ!私の命をかえても、あなただけは絶対倒す!」
そして、私はさっきから目をつけた鳳凰弓のところへ走った。
確かに霊力は使い果たした今の私には、女淫魔や先輩に勝てるわけが無い。
だが、私の生命の炎を霊力の代わりに燃やせば、最終奥義をまた使うことができる。
そんなことをすれば、私は確実に命を落とすだろう。
しかし、それで女淫魔を倒しお兄ちゃんを助けられるのならば、それはまた私の本望である。
「はっ、しまった!淫魔さま、お逃げを!彼女はあの聖具を使うつもりだわ!」
先輩は私の目的にいち早く気付き、声をあげた。
もう遅い。
鳳凰弓の前では、いかなる邪悪なる存在も許されない。
私は素早く鳳凰弓の側へとびつき、弓の端を手で掴もうとした。
その瞬間だった。
鳳凰弓はまぶしい輝きを放ち、私の両手を弾いた。
――何が起きたのか、私にはさっぱり理解できなかった。
私は両手で無理やり鳳凰弓を握ると、今度は凄まじい反発力が弓身から放たれ、私を体ごと遠くへ吹き飛ばした。
「ど、どうして?」
「まだ分からないの?あなたはもう淫魔になったのよ。聖具はいかなる邪なる存在を滅ぼし、
並みの者はそれに触れることすらできない。あなたも、その聖なる力に拒否されたのよ!」
「そ、そんな……」
私は呆然となってひざまずいた。
ほどよく成長したスタイル。かつては先輩のようなかっこいい女をめざして、維持し続けてきた。
それが今、背後から翼を広げ尻尾を伸ばし、禁断な味を知ってしまった体は、欲情を誘うように禍々しい淫気を放ち始めた。
最後の勝ち目も失ってしまった。
絶望に陥った私。
淫らな欲望がじわじわと体を蝕んでいく。
「かわいそうな子だわ。でも、そんな悲しい顔をしないで。これから淫魔として生きていくのよ」
女淫魔は優しく私を抱き上げ、私の唇にキスをした。
「むん、ぐっ?」
気持ちいいディープキス。女淫魔の唾液は、先輩のものとはまた違って、よりいやらしい味をしている。
「いい?あなたはもう淫魔になった。もう人間を守る使命感とか、そんなくだらない義務に囚われなくていいのよ。
これからは、自分の淫らな欲望のままに生きなさい」
「はっ、でも、私は……」
あまりにも急な展開に、私の頭はついていけず混乱した。
今まで女淫魔を敵としてとらえたはずなのに、彼女の口付けを受けた途端、今度は心から恋しい気持ちがいっぱい溢れ出た。
悪魔に心を売り渡した罪悪感が後ろめたい。
しかし、それは確実に快い感触でもあった。
「もう△△△ちゃんったら、いつまでそんな良い子ぶってんのよ。速く自分の欲望を認めて、人間を捨てなさいよ!」
「ふふふ、迷っているようだね。まあいいわ、これからゆっくり堕ちていくから」
女淫魔は指先を地面に向け魔法を放った、床に黒い霧が立ち、そこから一着の黒いコスチュームが現れた。
「これが淫魔に生まれ変わったあなたへのプレゼントだわ。さあ、○○○、彼女に着させてみなさい」
「はい、淫魔さま。ほら、△△△ちゃん」
先輩はそのコスチュームを拾い、嬉々と私の巫女服の残滓を取り除き、それを私に着させた。
そのコスチュームは、先輩のものとはまた違うデザインの、エナメル調のボンデージだった。
私の細いうなじに、黒い首輪がガチャっと音を立てて嵌まった。
首輪から一本の紐が垂れて、谷間を通して胸を覆う部分を吊りさげる。
ビスチェのようなややきつめの胴体部は、私の肌にぴったりと張り付く。
先輩が紐をしめると、服が気持ち良いぐらいに私を束縛する。
小腹の両側は切り取られ、私の白い肌を魅惑的に見せ付ける。
秘所を覆う部分は上半身とつながり、ハイレグのように私のアソコを覆い隠す。
そしてお尻のほうは、なんと紐一本だけのTバックであった。
先輩はその紐を強く引き上げて、わざと私のお尻のラインに食い込ませた。
「ひゃっ!」
あまりにも気持ち良いしめつけ感に、私はピンク色の悲鳴をあげた。
後ろの方を見ると、可愛らしい臀部は生まれたままの姿で露出し、白い肌はその上の黒い尻尾と対照的だった。
ヒップに挟まれた黒い紐は大事なところを隠しているが、逆に淫らな雰囲気を醸し出す。
先輩は更に私に黒の手袋とロングブーツを着用させると、体中がボンデージに締め付けられて、今まで味わったことの無い快感を得る。
ああ、この服……なんて気持ちいいんだろう。
「素晴らしいわ。とてもいやらしくで、似合ってるわ」
「あ、ありがとうございます、淫魔……さま」
女淫魔の褒め言葉に私は戸惑いながらも、恍惚感を覚えた。
優しくされたためか、私は彼女に対する敵対心が薄れ、彼女の邪悪な美しさにうっとりし始めた。
「あはは、これで△△△ちゃんが町に出たら、そこらじゅうの男達はきっと股間を硬くして、
△△△ちゃんに犯されたくて跪いてしまうわ」
「そ、そんなこと言わないでください、先輩……」
「あら、まだ私のことを人間のように呼ぶの?私達はもう、同じ淫魔なのよ。
これから私のことを、お姉さまって呼びなさい」
「お、お姉さま?」
「ええ。これから地上に出て、一緒に人間たちを堕落させて、この世を淫魔さまのものにするのよ」
ああ、なんていやらしい光景だろう。
私は自分が淫らに体を踊らせ人間を誘惑する姿を想像すると、胸中にいっぱい毒々しい快感が広がった。
(だめ……私、考え方まで淫魔になっちゃってる……)
いけないことを想像していく。
自分がどんどん堕ちていくさまに、私はもどかしい感情を抱いた。
「さあ、真の淫魔になるために、最後の儀式を済ませよう。
今のあなたは、アソコが男の精液がほしくて、たまらないでしょう」
「……はい、淫魔さま……」
恥ずかしさのあまり私は顔を赤らめて、コクッと頷いてから蚊のような小声で答えた。
足の付け根のところ、秘所はすでにぐしょぐしょに濡れていた。
昨日まで色事と無縁だった私にとって、淫らなことは悪いことだという意識はすぐに改変できない。
そんな私の頬を、先輩が楽しく指で突く。
「ほらほら、さっきはあんなに喘いだのに、なに今更恥ずかしがってんのよ」
「お、お姉さま……」
「ははは。いいだろう。お前が初めて精気を吸う相手は、コイツにしてもらおう」
女淫魔さまが指を鳴らすと、肉壁の一箇所が柔らかく変形し、そこから一人の男性が盛り上がって出てきた。
彼の姿を確認すると、私は思わず叫んだ。
「お兄ちゃん!」
「△、△△△!」
そこにいたのは、紛れも無い私のお兄ちゃんだった。彼は両手両足を後ろに拘束されて、その上全裸だった。
「お兄ちゃん、無事だったんだね!」
「ああ……っ!……△△△、お前まで淫魔になったのか!」
お兄ちゃんは私の角や翼を見て、悲しい目で私を見た。
私は彼の目を見ることをできず、ただ切ない気持ちで彼から顔を背けた。
「ごめん、ごめん……ごめんよ、お兄ちゃん。私、お兄ちゃんが助けられなくて……」
(そんな目で……私を見ないで)
そう、今の私はお兄ちゃんに話しかける資格なんか無い。
今の私は穢れきった淫魔となってしまったのだ。
お兄ちゃんは私のことを、とても悲しく思うだろう。
「一週間ぶりだね、坊や」
「い、淫魔……さま……」
「どうだった?淫気に犯され続けてるのに、あそこに指一本触れないまま一週間過ごす感じは。
普通の人間だったら発狂してもおかしくないというのに、よく持ちこたえたわね。
さすが凄まじい霊力の持ち主。どう、もう一週間がんばってみる?
そしたら霊力がもっと精液に凝縮して、さぞ粘っこくて美味いものになるだろう」
「そ、そんな……お願いです、淫魔さま。どうか、
どうかこの汚らわしいチンポからザーメンをいっぱい、出させてください!」
お兄ちゃんは淫魔さまに跪いて、頭を深く下げて懇願した。
あまりにも驚愕の光景に、私は自分の目と耳を疑った。
あの凛々しくてかっこよくて、どんな困難があってもめげないお兄ちゃんが、
あのお兄ちゃんが、敵に向かって卑しい言葉を発していた。
彼の股間についている一物は勃起し、卑猥にドクン、ドクンと脈打っていた。
「あら、妹さんがせっかく助けに来たっていうのに、よくも恥ずかしいさまを見せられるね」
「お、お兄ちゃん」
「△△△、ごめん……」
お兄ちゃんは哀れな表情を漂わせ、私から目線を伏せた。
「あはは、いいわよその屈辱に満ちた表情。己の欲望に溺れ、自ら私に飼われる運命を選ぶ惨めな人間!」
淫魔さまはそう言うと、お兄ちゃんの頭を豊かな胸の方へ抱きあげる。
「どう?そこらへんの淫気とは比べ物にならないほど、いやらしい匂いでしょう?
私の体にもっと溺れなさい、そしてその淫らな欲望をいやらしい精液に変えなさい!」
「ああ、淫魔さま、淫魔さま!」
お兄ちゃんは股間をビンビンにさせて、顔を淫魔さまの胸の中にうずめる。
彼のみじめな姿を見て、私の心はガラスのように割られてしまった。
「でも、今日のお相手は、あなたの妹さんなのよ」
「△、△△△!」
「そう、彼女はついさっき、淫魔の洗礼を受けて、仮の淫魔となったの。ここで男の精液をオマンコで受け止めれば、
もう二度と人間に戻れない、本当の淫魔に生まれ変わるの。ねえ、嬉しいでしょ?自分を助けに来たはずの妹が、
自分の手によって淫魔にされちゃうの。ほら、よーく見てごらん。今の彼女のいやらしい姿を」
淫魔さまの言葉に誘導されて、お兄ちゃんは私のいやらしくなった格好を見て、
悲しい表情を浮かばせながらも、喉奥をゴクリと鳴らせた。
その淫らな劣情に満ちた瞳に見られると、私は恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にさせた。
そして、自然と体の奥底から甘い疼きが湧き上がった。
「ほら△△△ちゃん、お兄ちゃんのところまで行ってあげて。彼、ほしがってるでしょ」
「は、はい、お姉さま」
私は先輩に押されたまま、お兄ちゃんのそばまでやってきて、彼のいきり立つ一物をじっと見つめた。
ああ、なんていやらしい形をしてるんだ。
こんないやらしい物、あそこに入れたら……
私はそう思うと、自然と手があそこへと伸び、股間にあるチャック引きおろした。
溜まりに溜まった蜜はどろりとこぼれ落ち、むっとするような淫らな香りが広がる。
「あはは、さすが新生の淫魔だね。こんなに凄まじい淫気を出すなんて」
「ええ、彼女の場合はもとから霊力が高いこともあるでしょう。
淫魔になってから、その霊力の高さはそのまま魔力の高さになる」
先輩と淫魔さまが微笑ましく喋っている間、お兄ちゃんは食い込むように私のあそこを見つめた。
彼の両腕は後ろに縛られたため、体だけうじうじと蠢かせた。
しかし、それだけでは当然果てることができない。
その姿はまるで憐れみを乞う子犬みたで、私に今までなかった感情を呼び覚ます。
(ああ、今のお兄ちゃんはなんて醜いだろう)
(実の妹だというのに、犬みたいに欲情するなんて)
(男達って、みんないやらしいことしか考えられない下等動物なんだね)
(こんな醜い生き物に媚びるような目で見られると、もっともっと――)
――いじめたくなっちゃうじゃないか。
私はお兄ちゃんの頭を優しくなでなでして、彼を地面に寝かせた。そして、彼の一物の先に私の秘所をあてがった。
「お兄ちゃんのここ、すっごく熱くて固いわね。どう?私のオマンコに入りたくて、仕方ないでしょ?」
なんだろう。
気持ちのままに言葉を紡ぐと、私は自然とお兄ちゃんに淫らなことをしたくなっちゃう。
「あっ、がっ……ぐうん!」
「あはは、またビクビクと暴れ出した。私のいやらしいマンコ汁を塗られて、腰が跳ねるほど嬉しいの?
お兄ちゃんがこんなにいやらしい男だったなんて、知らなかったわ」
私はお兄ちゃんのチンポを握って、彼をじらすように私のオマンコとこすり合わせた。
その間にも、お兄ちゃんは切ない呻き声をあげ、体を醜くくねらせた。
そのみじめな様子は、私を更に興奮させた。
側にいる淫魔さまとお姉さまは私の仕草を見て、淫らに微笑を浮かばせた。
「ねえ△△△ちゃん、男の子をもっと喜ばす方法、教えてあげるわ」
お姉さまはそう言うと、私の尻尾を持って、ぺロリと舐めた。
「ひゃう!」
「うふふ、生まれたての尻尾は敏感なのね。この尻尾はね、女をせめることもできるけど、男を狂わすこともできるわよ」
「え、そうなの?」
「そう。こうやって、男のお尻の穴に持ってきて……」
「や、やめろー!○○○!」
「あはは、変態のくせに何言ってるの!ほーら、ここをぶちこまれると、変態みたいに喜ぶくせに!」
「ああっー!」
「あはぁん!」
私とお兄ちゃんは、同時に喘ぎ声をあげた。
私の生まれたばかりの尻尾は、先輩に操られるがままに、お兄ちゃんのお尻の穴を広げ、ゆっくりと奥へ進んだ。
「ああ、ーっが……ああん!」
「ほらね、×××くんったら、まるで女の子みたいな声をあげてるでしょ?」
お姉さまは器用に私の尻尾をひねって、お兄ちゃんの奥へ入ってくる。
お兄ちゃんのそこは暖かく、緩んだり窄まったりして私の尻尾を引きつた。
「うふふ、×××くんって本当に変態なんだよ。実の妹にケツマンコを犯されてるのに、こんなに喜んじゃって」
「ああん、いいよ、気持ちいいよお兄ちゃん!」
私はついたまらず、お兄ちゃんの一物を私のオマンコに含ませた。
「ああああん!」
一週間分もの淫気に犯され続けた一物だそうだが、私のオマンコの中から突き上がり、私に至福の満たされ感を与えてくれた。
さきほどお姉さまに犯されたときと、また違った感触だ。
私は自ら腰を動かし、お兄ちゃんのチンポを搾った。
「ああ、ああーッ!」
「ふふふ、だめよ×××くん。よーく考えて!あなたはここで射精していいの?
ここで出したら、あなたは自分の妹を淫魔にさせちゃうのよ?
淫魔になっちゃったら、他の男といっぱいエッチしちゃって、他の男に精液をたくさん飲まされちゃうのよ。
あ、ひょっとしてそうなったほうが、もっと興奮するのかしら」
「あぅ、ガッ……だ、だめ……」
「ほら、がんばって×××くん!×××くんはそんな弱い男の子じゃないはずよ?
いつも正義感に溢れてて、妹や私を大事にする男前の子だもん。
ここで欲望なんかに屈服するはずがないでしょ?」
「ああ、うっぐん……ううっ!」
お兄ちゃんの側で、お姉さまは邪悪な笑顔を浮かばせ、お兄ちゃんが快楽に素直に夢中できぬように、
残酷な言葉を吐き続けた。彼女は私の尻尾をより激しく動かし、お兄ちゃんをせめつづける。
「でも、変態になった×××くんは、もう耐えられない。そう、あなたは淫魔さまに調教されて、
変態になっちゃったでしょ?幼馴染の私や、実の妹の△△△ちゃんの体を見て、欲情しちゃうんだもん。
ここに来てからオナニーすらできず、毎日毎日いやらしいことばっかり考えて。あなたにはもう耐えられない。
△△△ちゃんにチンポとケツマンコを責められて、みじめにいっちゃうのよ!
さあ、一週間たまった汚らわしいザーメンを、全てだしちゃいなさい!」
お姉さまは私の尻尾を深く突き上げると、お兄ちゃんは大きな悲鳴を上げた。
彼のチンポも一段と大きくなり、私のオマンコを最奥まで貫く。
「ああ、だめ、だめ……△△△、イクよ!」
「はぁあああん!お兄ちゃん、私もイッちゃう、イッちゃうの!」
私は全身に押し寄せる快感に身震い、オマンコの肉襞を窄めて彼の一物を締め付けた。
次の瞬間、私の秘所の奥で、溶岩のような熱い液体が大量に噴出され、私の頭の中まで真っ白に染め上げた。
中からほとばしる液体は、素早く私のオマンコに浸透して、私の全身へと行き渡った。
「ああ、ああーーーん!」
そのあまりにもの快感に、私は背筋を大きく曲げて絶叫した。
精液から生成された淫らなエネルギーは、またたく間に私の体を邪悪なものに染めた。
特にお兄ちゃんの霊力がこもった精液は、私に莫大な魔力を与える。
私の肌はあでやかなものになり、随時淫らな香りを放つようになった。
胸がきゅんっと可愛い形に整え、腰がくびれ、臀部はよりいやらしい勾配を描く。
顔は自分も気付かないうちに邪悪な笑みが浮かぶようになり、舌が長く伸び、犬歯も鋭く尖がった。
両目は遠くのものや暗闇の中でもはっきりと見えるようになり、鼻は人間の淫気を瞬時に嗅ぎとり、
つんと伸びた耳は相手の心臓の鼓動を聞き分けることができるようになった。
ああ、なんて素敵な変化だろう。
この姿でいろんな人を惑わせ、彼らと淫らな行いをすると思うと、私はいやらしい気持ちに陶酔した。
これから沢山の人間を堕落させ、
男を誘惑し私の性奴隷としてひざまずかせ、女は犯して新たな淫魔として変えてやる。
そして、淫魔が支配する世界を作り上げるのだ。
「おめでとう。完全な淫魔になった感想はどうかしら?」
「ええ、とても気持ちいいですわ淫魔さま。私はこれから淫魔さまの忠実なしもべとなって、人間達をおとしていきますわ」
「心強い言葉ね。今後は頼りにしていくわ。その禍々しい弓は、私が保管しよう」
淫魔さまはそう言うと、遠くにある鳳凰弓に手をかざした。すると、そこの地面は柔らかくなり、鳳凰弓を飲み込んだ。
ああ、なんてことだ。
あのいかなる邪悪をも滅ぼし、かつて妖魔王さえ倒したという聖具が、こんなところで埋まれてしまうのか。
これで淫魔さまを倒す手段が、また一つ減ってしまった。
それは遺憾すべきことだが、私にとって喜ぶべきこととなった。
「さあ、せっかくのお兄ちゃんとの再会よ。たっぷり楽しんでらっしゃい」
「はい、淫魔さま」
身も心も淫魔さまの忠実な下僕となった私は、恭しく頭を下げた。
そして、私は絶望の表情を浮かべるお兄ちゃんを見て、軽蔑の笑いをみせつける。
「お兄ちゃん、残念だったね。お兄ちゃんが私にザーメンを注いだせいで、私はもうすっかり淫魔になっちゃったの。
でも、私嬉しかったのよ?だってお兄ちゃんのおかげで、私が淫魔になれたんだからね。
私これからもずっと、変態なお兄ちゃんのこと、大好きだよ!」
お兄ちゃんは私を見て、悲しい表情を浮かべながらも、果てたばかりの一物をまた固くさせた。
「あはは、お兄ちゃんは本当に変態なんだね。妹を見て欲情するなんてどうなの?
それとも、女であれば、だれでもいいの?」
お兄ちゃんの惨めな姿を見て、私の心は彼を誘惑し、彼を私の虜にしたい気持ちに満ち溢れた。
「ふふふ、本当に可愛いわ。私を淫魔にしてくれたご褒美、あげるわね」
私はそう言うと、おもむろに胸部を覆っていた服を解き、柔らかい二つの膨らみをお兄ちゃんに見せ付けた。
そこから甚だしい淫気を放ち、お兄ちゃんの股間をビンビンにさせた。彼は私の胸を見て、喉からかすれるような唸り声をあげた。
私は唾液を溜めてから、そのまま口を開いて唾液を膨らんだ乳房に落とした。
更に両手を使って唾液を谷間から左右へいやらしく塗りたくり、
それから胸を支えて、お兄ちゃんのチンポを胸の谷間に挟んだ。
「ひゃ、ああっー!」
「ねえ、こういうの、好きなんでしょ?」
私は小悪魔のように囁くと、胸をゆっくりと、リズミカルにこすり合わせた。
柔らかい肉に包まれて、お兄ちゃんは大きな喘ぎ声をあげて太ももをもぞもぞさせた。
私は更に長くなった舌を伸ばせ、お兄ちゃんのチンポの先端を絡める。
「うっく、はぁん……あう!そ、そこは……」
「あはぁ!お兄ちゃんのあそこ、おいしい味だよ。もう何年ぶりだろ、こうしてお兄ちゃんのあそこを間近で見るなんて。
ああ、あの頃お兄ちゃんと一緒にお風呂に入ったことを思い出すと、感慨深くなるわ。
さあ、こっちも入れてあげるね。お兄ちゃんを気持ちよくイカせてあげるよ!」
私は尻尾をうねらせ、今度は自分の意志でお兄ちゃんのケツマンコに挿入した。
すると、お兄ちゃんは更に腰を浮かせて、切ない声を出した。
「きゃは、男の子って本当にお尻に弱いんだね。どう?淫魔になった妹に、前と後ろに弄られる気分?
最高にいやらしくて、たまらないんでしょ?」
「ああ、△△△、あああ……うああああ――!」
チンポが一際激しく脈打ったかと思うと、そこから突如熱い粘液がほとばしり、私の胸や顔にかかった。
「きゃ!なによ、これ……」
「あははは、△△△ちゃんったら。そんな激しくせめたから、×××くんが耐えられなかったじゃない」
お姉さまは私のとなりにしゃがみ、私の顔に付着した粘液を舐めとり、それを私と唇を重ね合わせて、私に飲ませた。
「苦いはずなのに、甘くてねばねばしてて……これが男のザーメンの味なんだ」
私はお姉さまから分けてもらった精液を飲みこみ、恍惚の表情を浮かべた。
精液は私の喉を粘りついて、いやらしい味覚が私の頭に記憶される。
私とお姉さまのやり取りを見て、お兄ちゃんはまた切ない表情を作った。
「あー、お兄ちゃんったら、またチンポをこんな大きくしちゃって。
いいわ、お兄ちゃんが一週間溜めてきた汚いザーメン、全部私が搾り出してあげるよ」
私はニコッと微笑むと、全身から更なる淫気を漂わせた。
その淫気に犯されて、お兄ちゃんは絶望とともに、淫欲に渇く表情で私のいやらしい肢体を見つめた。
それから、数日後。
「しかし、あんな清純派で大和撫子な△△△ちゃんが、こんなエッチでいやらしい娘になっちゃうと思うと」
「わー、わー!お姉さまったら、いつまでそのネタで私をいじめるつもりですか!」
私は顔を真っ赤にさせて狼狽した。
「○○○くんとセックスしてる時、『ああん、お兄ちゃん入れて――』なんて叫んでたし」
「そ、そこまで言って無いわよ!それに、あの時はただお姉さまに悪乗りして、雰囲気で言っただけなのよ!そう、雰囲気です!」
「ごまかしても無駄ね。昨日だって、朝から晩まで三十人以上の男とセックスして、イキまくったくせに」
「もう、これ以上言わないで!」
また前のことを思い出してしまい、私は動揺を隠せなかった。
お兄ちゃんと交わった後、私も淫欲から目を覚まし、そして邪悪に堕ちた自分を悔しく思った。
あの後、私はお兄ちゃんに合わせる顔が無くなった。
そしてここ最近では、体がすっかり淫魔に馴染んで、いっときもエッチなことから離れられなくなった。
エッチなことを繰り返していくうちに、行為を嫌がっていた意識は、
最近では後ろめたい感情だけとなり、頭や心は完全に淫欲にふけるようになった。
今では、淫魔さまやお姉さまが悪い事してるのを見てても、心から嫌悪する感情がなくなった。
そんな堕落していく我が身を見て、私は屈服した惨めさを感じながらも、徐悪に染まる自分に快感を覚えた。
「ふふふ、あの時の△△△ちゃんといったら。それが今となって……」
「あの時のお姉さまといったら、学園内で容姿端正・成績優秀・スポーツ万能・誰もが憧れる美少女優等生。
一年中もらうラブレター数知れず、でも鈍いお兄ちゃんに一筋だから全部断って、泣かせた男も数知れず。
それが今となって、あられもない姿を男どもに晒し、あーんなことやこーんなことをして、誘惑するはしたない女になった。
ああ、私だってあの頃、本気でお姉さまに憧れてたんだよ」
と、私はわざとらしい声で言った後、小悪魔的な微笑を浮かばせた。
「あら、言い返すようになったじゃない」
「いつまでも、先輩に負けてるわけにはいきませんからね」
私達はあの時、命がけに戦ったときのセリフを言い合った。
そして、お互いの目をみつめあって、同時に笑いをこぼした。
「さあ行くわよ、これから世の中をもっともっと淫らに変えていくために」
「ああお姉さま、待って!」
走っていく彼女の後を、私は追った。
道路に飛び出した途端、通行人たちの目線は私達の姿に釘付けとなった。
無理もない。お姉さまも私も、黒いボンデージ姿を着た格好だ。
私は自分の胸やお尻に視線を感じ、思わず顔を赤らめた。
この服を着て地上に出て、しかも真昼堂々と道を歩くのは、今日ではじめてなのだ。
「お姉さま、みんな私たちのことを見てるわ」
「ふふふ、それだけ魅惑的だからだよ。ほら、あの人たちの目つき、段々といやらしくなったでしょう?」
お姉さまの言うとおり、通行人たちの目は私やお姉さまをせわしくかすめ、まるで目で犯すといわんばかりだった。
お姉さまが言うには、今日は地上にて大掛かりに人間を堕落していくという。
人間を堕落すること自体、私にはいまだ反抗を感じる。
しかし、彼らが欲望に溺れた後にみせる淫らな表情を見ると、私は懸命に自分に言い聞かせた。
彼らだって、気持ちいいことをされて嬉しいんだ。
「さあ、はじめるわよ」
「あっ、お姉さま!」
お姉さまはいきなり私の腕を掴み、私の体を彼女の方へ引っ張った。
私は仕方なく彼女と唇を合わせ、すでに火照った体をいやらしくくねらせた。
またたくまに私達の体は熱く柔らかくなり、お互いの体を抱きしめ、足の付け根辺りをこすり合わせた。
私達の体から凄まじい淫気をむき出し、あたりはまもなくどんよりとした空気に充満した。
その淫気に犯された人たちは、男女問わず欲望が渦巻き、
私達のすぐそばにいた人達なんかすでに服を脱ぎ捨て淫欲の下僕となった。
彼らが淫らになっていく姿を見て、私はこれ以上無い興奮を感じ、更に体をいやらしく動かした。
人々の淫欲は、すなわち淫魔のエネルギーとなる。
やがて、空模様が怪しく暗み、空気はどんよりとしはじめた。
アスファルトやコンクリートで舗装された地面は、不気味ないやらしい肉色に変わり始めた。
そして、オナニーやセックスに耽っている人間達は、ゆっくりと肉色の地面に沈んでいく。
「はぁん……うふふふ、淫魔の虜となった人間がまた増えたわ」
「お姉さま。人間が淫欲に魅入られた姿を見ると、私のアソコがとても感じるわ」
「ええ、それは私達が淫魔、この世を堕落がはびこるよう変えていく存在だからよ」
まわりの人間達を飲み込んだ後、最後に私達をものみこんだ。
そしてしばらくして、地上の景色は変わり、建物なども全て元の形に戻った。
ただ変わったのは、ついさきほどそこにいた人間達は、淫欲に取り込まれ地上から消えたということだけだ。
私達が地下に戻ったとき、そこにいた沢山の裸の男女に、さきほど地上からひきずらされた人間が加わった。
「ああん、いやん……はぁん!」
「だ、だめ――!はぁ、はぁ……」
「うん、ああぁん」
みんな己のうちにある淫欲に目覚め、私達淫魔に精気を提供する獲物となった。
彼らが交尾をする度に放つ淫らなエネルギーは、このダンジョンの肉壁に吸収され、私達淫魔の力となる。
もちろん彼らと直に交わって精気を吸い取ることもできる。
しかしこの場合、相手を死なすような真似はしない。
あくまでも、彼らは私達の性奴隷なのだ。
全員じゃないけど、中には霊力の素質を持った子は淫気に犯され、私達の仲魔となる。
そして、淫気を抵抗する力が大きいほど、より上級の淫魔になれるという。
たとえば、いま私達の目の前にいる少女。
彼女は学生服を着て、メガネをかけた顔に不安の表情に満ちていた。
かばんを抱えて、どうしたらいいか分からず、それでまわりの卑猥の光景を恐れながら見入っている。
彼女も淫気に犯され、体から微かにいやらしい匂いを放ち始めているが、
どうやらまだ完全に淫欲に囚われていないようだ。
「△△△ちゃん、久々においしそうな女の子だわ。彼女を気持ちよく犯してあげるわ」
「はい、お姉さま」
後ろめたいものの、あの可憐な表情が淫らに男を誘惑するものへ変化すると思うと、私は抑えられないドキドキを感じた。
「ここはどこ?……あなた達!いや、私に近づかないで!」
私達の角や翼に気付いたか、彼女は怯えた表情であとずさった。
「ふふふ、そんなに怖がらなくていいのよ」
「すぐ、気持ちよくなるから」
私は逃げようとする彼女の後ろから両腕を掴むと、お姉さまは彼女のメガネを取り外し、と口付けを交わした。
「むむん!……うぅん……」
彼女の反抗する力は徐々に弱まり、ついに目を虚ろにして快楽に身をゆだねた。
私は後ろから彼女の服の中に手をもぐらせ、彼女の発育中の胸を優しく揉んだ。
そしてもう片方の手を彼女のスカートの中に伸ばし、下着越しに彼女のアソコを愛撫した。
またたく間、彼女は私達に従順するようになり、淫蕩な喘ぎ声を出し始めた。
そして十数分後、そこには清純な女子校生の姿はどこにもなく、
代わりに額から角を伸ばし、瞳孔が獣のように縦に細く伸びた淫魔が誕生した。
彼女は妖艶に生まれ変わった自分の裸を見下ろし、うっとりした表情で愛撫。
「ああお姉さま、なんて素敵な姿かしら」
「うふふ、これで彼女も淫欲に虜となった。そして、彼女に犯される人間もまた、彼女の性奴隷となるわ」
彼女が淫らな目付きでほかの男と交わるのをみて、私とお姉さまは会心の笑みを浮かべた。
人間達の淫欲を吸い取って、淫魔さまは日に日にその魔力が増していく。
淫魔さまの力が増すと、彼女の下僕である私やお姉さまなども魔力が増し、私達の体から漂う淫気もより一層濃密となる。
そうすると、私達が人間を魅了する力も強くなり、私達より力の弱い退魔師でも堕落させることができる。
つまり、このサークルが続く限り、いずれ淫魔さまはかつての妖魔王をも凌ぐ凄まじい力を得ることになる。
こうして、私は自分が悪の手助けをしていることを実感するたびに、胸に毒々しい疼きがうじ虫の様に蠢く。
私とお姉さまはダンジョンの一番地下の回へ来ると、恭しく跪いて頭を下げた。
「ご苦労さん。この調子で、地上の人間を我々淫魔の奴隷にしていくのよ」
「はい」
「はい」
私とお姉さまは同時に返事した。
「淫魔さま、恐縮です私に質問があります」
「どうしたの、○○○」
「どうして今すぐ地上に侵攻しないのですか?今の淫魔さまの実力なら、そんじょそこらの退魔師など十分に圧倒できるじゃありませんか」
「ええ。確かに、封印された妖魔王の力を手に抑えた今の私なら、並みの退魔師は抗えないでしょう。
しかし、私はまだほんの少し妖魔王の力を吸収し終わっただけ。それに、あの人がいる限り……」
「あの人?」
「ええ、△△△ならよく知ってるはずよ。あなたのお母さん、封魔の巫女」
「私の……お母さん?」
私は驚愕した。確かに私やお兄ちゃんはお母さんから霊術を教わり、彼女も昔名高い退魔師だったらしい。
「そう。二十年前、私はその時も人間界にやってきたが、その時あなたのお母さんと一戦を交えた」
「そんなことが、あったんですか」
「その時私は敗れ、そして私の力の大半も彼女に封印された。
そのため、私はじっくりと力を蓄えることにしたわ。そして、今の私の魔力なら、彼女の霊力と互角のはずだわ」
「それならば、私や△△△ちゃんも力を合わせれば、彼女に上回るというのですね!」
お姉さまは嬉しそうに言った。
「ええ、その通りだわ。私と彼女が戦う時、あなた達の手も貸してもらうわ」
「△△△ちゃん、良かったわね。あなたのお母さんに、そのいやらしい姿を見せられるのよ!」
「ああ……」
お母さんの悲しい目に見られると想像しただけで、
私は胸にもどかしい気持ちをはらみ、あそこからいやらしい愛液が溢れ出た。
「うふふ……しかしまだ焦っちゃだめ。このまま人間の精気をすい続ければ、
いずれ私の魔力は彼女の霊力を上回る。そしてあなた達も、彼女と同等の力を手に入れるわ」
「素敵だわ。その日が来れば、私達も淫魔さまのように、退魔師を含め自由自在に人間達を誘惑できるのね」
「お母さんも犯して、私と同じようなエッチな淫魔にしてあげるわ」
淫魔さまの言葉を聴いて、私とお姉さまは興奮した。
「そうだ。あなた達にこれを見てもらおう」
淫魔さまはそう言って指を鳴らすと、彼女の背後の肉壁が移動し、奥の光景を映りだした。
そこには大きな水溜りがあった。水溜りは不透明な白色で、いやらしい香りを漂わせた。
そして水溜りの中央には、なんとあの鳳凰弓が立たされた。
鳳凰弓の下部は白い液体の中に沈み、上部が向ける天井の肉壁から、
水溜りと同じ白い粘液がポタリ、ポタリと落ちて、鳳凰弓に滴る。
私達は淫魔さまの後について、その部屋に入った。
「淫魔さま、これはいったい?」
「この池は、ダンジョンから男の精液と女の愛液を吸い取って、日々濃縮してできたものだ。
普通の人間なら、この池に身を浸っただけで、限界まで果ててしまうわ」
確かに淫魔さまの言うとおり、そのかぐわしい香りは、私の脳髄まで忍び込み、悦ばせてくれる。
「その弓は聖具として確かに忌々しい能力を持っている。
しかし、邪悪な魔力で染め上げることにより、我らに屈し、便利な淫具となれるわよ」
「そんなことができるんですか?」
「ええ。聖具としては、この弓はいかなる邪悪を討ち滅ぼす力がある。その性質を用いて淫具に改造すれば、
いかなる人間をも淫欲の虜になる力を備わるわ。今まで汚したおかげで、弓から聖なる力がほとんど薄れているわ」
私は改めて鳳凰弓を見ると、確かに弓身から霊力がほとんど感じられなくなり、
そこ薄く見える守護精霊である鳳凰の姿も淫液にまみれて、悲しい鳴き声を上げている。
「△△△、あなたの力も必要なのよ。あの弓を取ってきなさい」
「はい」
私はバサッと翼を広げ、水黙りの中央まで飛んでいき、恐る恐る鳳凰弓に指を触れた。
かつての経験から、また弾き飛ばされるかと思いきや、何事も無く弓を掴み取ることができた。
私は鳳凰弓を持って帰還すると、淫魔さまは私に指示を出した。
「その弓をあなたの体で、穢しなさい」
「えっ?」
「その弓は、かつて人間達が妖魔王と対抗するため、あなたの先祖が使っていたもの。
その血筋を引くあなたなら、冒涜の効果がより高いわ」
私はすぐに淫魔さまの望みを理解し、鳳凰弓を持ち直した。
「鳳凰弓、今まで私を守ってくれてありがとう。これからも、私や淫魔さまのために、力を貸してね。
ふふふ、こんないやらしい液体に漬けっぱなしにされて、気持ちよかったかしら?」
私は鳳凰弓にこびりついた淫液に舌を這わせた。
おびただしい人間から濃縮した淫液の味は、とてもねばっこくていやらしかった。
私はさらに弓の端の部分をアソコにあてがい、聖なる弓をオナニーに使った。
「はあぁん!ああぁ、気持ちいい……気持ちいいよ!」
あそこにかどをこするたびに、弓にはどす黒い魔力が宿り始めた。
「ああぁん……ははは、鳳凰弓……あなたも堕ちるのよ……私と一緒に、
今度は人間を堕落させるために、淫魔さまに忠誠を誓うのよ!」
時々守護精霊の悲しい鳴き声が聞こえるが、やがてその声もいつかは弱まっていった。
そして、弓に彫られた鳳凰の柄は、邪悪なオーラを帯び始め、淫猥な絵柄となっていく。
「ふふふ……四聖具の一つともあろうものが、無様だわ。
こいつが使えるようになれば、ほかの聖具ともやりあえるようになるわ」
淫魔さまの囁き声を聞いて、私は止め処の無い淫欲に導かれて、いつまでもアソコに弓をこすった。
<おわる>
以上、本編全部終了。
その後、淫魔が地上を襲い、正義の名の下に幾人のヒロイン達は集い、決死の抵抗を試みる。
しかし淫魔の力は巨大で、一人一人と欲望に負け淫魔のしもべとなる。
そして残されたヒロインも、かつての仲間が妖艶な淫魔となって戻ってくるのを見て、歯痒さを感じるのであった。
めでたしめでたし。
投下時間が開いたのは規制とかではなく、ただその時点では後編がまだ投下用に編集できてなかった。申し訳ない。
相変わらず日本語が酷くてすまない。こっちが土下座したいくらいだ。
そして前回読んでくれた方、ありがd
二発抜いた GJと言わざるを得ない
テキトーでもいいからキャラ名は欲しかった、かな
まあGJだぜ、兄貴!
まさにGJだ!
GJすぎて兄貴の奴隷になりたいです
うむ
素晴らしいね
神が降臨なさったと聞いて飛んできましたが・・・淫魔王様でしたか。
ブルードラゴン……これは、悪堕ちしたというか、悪堕ちしていたな。
今までの仲間に「私を信じろ」言って、きっちり裏切ったし。
ブルドラ…
見逃した俺にkwsk
ゾラか?ゾラがゼネラル・ロギ側にでも付いたか?
>>615 一言で言うと、だ。
ゾラが実はフェイスレスでしたって感じw
移転してたのか
GJだ。
エロくて良かった。
>ブルドラ
あまりの超展開に吹いた
なんか憑依されたか洗脳されてるとしか思えん
もしくはその振りをしてるか
620 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 03:06:16 ID:BE6Ymkxs
淫魔堕ちGJです。
これは保管庫で保存の対象にはならないんでしょうか?
ェイスレスって200年ストーカーのヒゲの爺さんくらいしか知らん。
あr?なんで頭文字が・・・
フェイスレスって200年ストーカーのヒゲの爺さんくらいしか知らん。
連投スマン
>>620 とくめーはおまえみたいなヒキコモリニートじゃないぞ。
GJ!
うおおお、淫魔の奴続きが来てたのか。前回のもツボだったが今回のは更に最高でした。GJ!
本編は完結のようだけど、気が向いたら番外編とか書いて貰えたら泣いて喜びます。
しかし、自分で勝手に世界観を妄想しちゃうくらい出来が良い作品とかだと、何故かラストには正義に戻ってハッピーエンドを期待してしまう俺もいる……
確か前にも話題に上がったことがあったような気がするが、このスレ的には、洗脳されたヒロインが最終的に正気を取り戻すのと、そうでないのだとどっちが主流(というかツボ)なんだろうか。
>>627 正気取り戻すのはアニメとか漫画に任せておいて、SSやエロゲでは堕ちたままであって欲しい
がしかし、出来が良いとハッピーエンドを期待するってのも分からんでもないような
プリマZweiでブラックルナVSフレアがやたら熱かったので、ルナが負けたら正気を取り戻すエンドがあってもいいかなと思った
>>627 SSでは悪堕ちしたヒロインとまともな生活・・・まぁ無理だけど
そんな終わりとか妄想している俺ガイル
でも、
>>628の考えもありだな
>>627 よう俺。
堕ちるキャラ次第だが基本的に堕ちたまま救いのない展開よりもありきたりでもいいから救済策があった方が好きかな。
あくまで堕ちたキャラ次第だが。
>>629 同志よ。
いっその事使い魔にして元に戻った様で戻って無いヒロインたちと共にと妄想した。
個人的には戻るにしても、簡単に戻るんじゃなくて堕ちる過程にかかった分に相応しいだけのリスクを支払って戻ってほしいかなあ
簡単に戻ると、なんか萎える
>>629 初代ジブリールの魔王ENDがそんな感じでよかったなぁ
当時いろいろ妄想したもんだ
>>626 ロードしきってない状態でスクロールしたら
首から下が伸びたような画像になってワラタwwwww
635 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 23:44:20 ID:WBbqIh4V
>>629 気が合うじゃないか。
ヒロインが悪魔とかにされて、
事件が解決してからその姿や性格のままで
主人公と一緒に日常を過ごすのがベスト
上手く言えないけど、なんというかこう・・・ベジータみたいな感じ
636 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 02:10:31 ID:Lkd4Jo3d
>>606 いやぁ、抜けた抜けた。GJ
ただ貴兄のネーミングセンスの無さに泣いた。
>>635 そういうのもいいな
諸々のものが変わっても主人公を好きな気持ち「だけ」は変わらなかった
だが平穏な日常に凶々しい面影はなりを潜めるものの主人公が他の女性に優しくしようものなら
たちまち夜叉と化して夜には性的な虐待を加えてくるヤンデレ気質ってヤツで
>>635 ヒロインが悪魔にされたままハッピーエンドを迎えたというシチュは萌えるな
その後も、ずっと悪コスが楽しめそう
>>607>>636 抜いたとか抜けたとか、お前らエロいな
・・・おれも淫魔に抜かされちゃったけどさ
しかし、普通のエロよりも、悪堕ちヒロインがエロ化したほうが破壊力が数百倍あるよね。
ただ悪堕ち補正かかってるだけかもしれないが、ヒロインが邪悪に染めながらエロくなるところが本当に抜ける。
結構ハッピーエンド好き多いんだなな
自分としては最後まで戻らず、主人公の手で屠るパターンが好きorz
へ、ヘンタイ!アナタ達……狂ってるわ!
か弱い女の一人に、寄ってたかって何かしようだなんて……下劣よ!
◆そりゃ、悪ですから誉め言葉ですな。下劣とは、こういう事をするんですよ! ←
◆何がか弱いだ!我々の怪人を散々倒している癖に……その罪、しっかり償って貰うぞ!
◆そんな口を聞けるのも今のうちだ。じきに洗脳処置を施されてその考えも変わるわ!
◆おやおや威勢がいいですね。仲間が助けに来るという信頼の絆ですか?その態度は。
そうそう、貴女に紹介したい人が居るんですよ……
どれもいい物ですな。
悪に堕ちても、恋したままとか最高。
個人的には、世界はアレでも少なくとも二人「だけ」は幸せとかいうエンドがいいね。
ハッピーエンドです、ええ(多分、一般の認識は違う)
ラジアータ?
>642
やぁ、俺。
やっぱ少数派は少数派なんだろうけど、仲間がいるのは嬉しいな。
世界が救われない状態で終わるというシチュ自体がレアだな。ラジアータストーリーズとか、後ブラックマトリクスもか。
ラングリッサー2でそういうルートが合った気がする。が、最後に正気に戻っていた様な。
他にも鬱ゲーでは色々有りそうだが…。アニメだとまるで思いつかない…。「BAD END」のデビチルくらいしか…。
ちょっと毛色が違うが沙耶の唄とか
まぁ堕ちるのは男の方なんだが
>>645 ラングリッサー2だと、悪落ちするのはリアナだと思うんだが、
一回でも途中の戦闘でリアナが撤退するとエンディングで正気に戻ってしまう。
すべての戦闘を無事にクリアしたらエンディングで魔将軍として恐れられたって出るよ。
(CGとかがあるわけじゃないので要脳内補完)
俺は
>>627から始まっている二次元オチ、悪堕ちしても主人公を好きでいるシチュも俺は好き。
主人公がヒロインが悪堕ちしてもそれでも愛し続けるのも大好きだな。
ま、このスレはヒロインと女キャラがメインだしどれがいけないとも思わないけどな。
昨年買ったDS文学全集にあった岡本綺堂の玉藻の前と言う作品は良かった。本気で魅了された。
悪堕ちかどうかと言われれば違うと言い捨てられるかも知れないけど私的にお勧め。
抜けないし、文学物だから読みづらいけどあれは綺麗な話。
Googleで検索すれば青空文庫にある。
沙那は悪じゃないよ!!
三行堕ち
「ふはは、おとなしく我々の仲間になるのだ!」「誰が!きっと皆が助けてくれるわよ」
「その友達が何をやっているか見せてやろう」「……そんな、信じていたのに…」
「我々の新たな同志の誕生だ」「憎い!憎い!殺してあげるわ!!」
腹が痛くて何もする気になれないorz
私はどうなってもいいの。だから〜
みたいな自己犠牲型のヒロインが好き。
王道すぎてここでは嫌われてるのかな?
私はどうなってもいいの。だから〜
↓ After
わたしぃぃぃの赤ちゃぁぁぁあああンッッッッ!!!
>>651 絵がな。いやシチュ的にはともかくとして濃いからな。
>>650 TAILWINDのMARIAがそんな感じでヨカッタナー
ヒロイン 「主人公さんを助けてくれるのなら淫魔になってもいいです!だから!!」
主人公 「やめろぉおおおおおおお」
淫魔の宝玉を胸におしつけるヒロイン、闇がヒロインに収束していく・・・
淫魔 「あははは、主人公!もう手遅れよ!!」
まだ始めたばかりなので、いちゃいちゃして終わる雰囲気まんまんで鬱だが
脳内補完能力をなめるなぁああ
ちょうど>606のSSのおかげで補完力はMAXだ!
異端者多いなw
そういう自分は上で挙がってないけど、
何されても堕ちない強い意志を持つキャラが凄い好き。
自らの力で築き上げてきた人生・倫理を、安易に書き換えられてたまるかって感じで。
悪堕ちする時点でアウトなんで凄いアンビバレンツだけど。人間大好き。
野菜王子?
要するに、自己犠牲にしながら主人公への好意は
変わらない悪堕ちヒロインのSSが欲しいって事ですね。
ちょっと待ってて。
wktk
なんかすごいwktkしてきた
前のドラキュラSSみたいな感じか?
まあでも大抵悪堕ちした後は悪堕ちさせた側につくから
堕ちても主人公が好きってのは面白そうだな
主人公がやられるのはどうもなー。
664 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 00:31:52 ID:0tmF9JDf
スーパービックリマンのアマゾアムルとか、
最初は主人公殺しに掛かるけど最終的にはあの状態で仲間になったはずだよな。
うろ覚えだけど、あれはいい例だと思う。
最後の最後で殺せないとか萌えるよな。
「だめ…できないよ。私、○○を殺せないよ…」
とか言いながら涙をポロポロしてくれるだけで俺は悶死する。
666 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 00:35:41 ID:0tmF9JDf
>>665 「…なぁーんちゃって(ニヤ)」
とかだったら俺が悶死する。
657だが淫魔オチでいいかい?
それとも別のがいい?
>667
淫魔、女悪魔、吸血鬼、あたりならなんでもござい!
>>665 黒セイバーの最終決戦で勝負には勝ったものの、
最後の最後で止めの部分で力尽きて馬乗りになったまま果てた士郎に黒セイバーが
「今初めて貴方を憎いと思った」
って告白するの最高だったよ
>>667 とりあえず
>>657のシチュでお願いします。
個人的には堕ちたままでハッピーエンドっぽいのが最高ですが贅沢は言いません。
あ、何か勘違いしてた。スマソ
堕ちるパターンなら何でも構いません。
>>665 むしろ「好きだよ、ねえ、私に殺させないでよ、一緒にこっちに来てよ」的なのがいい
「姦染」的なノリが好きな人結構多いのな
悪堕ちとは微妙に違うが1はB級エロゲの名作だと思う
できたー。
的はずれだったり、エロくなかったらスマン。
私は人々を襲う女悪魔を倒すためにクスクと一緒に敵の本拠地である古城へやってきた。
途中、罠に引っかかって私は悪魔に捕まってしまった。
そしてクスクが私が捕まっている部屋へ来て、今悪魔と戦っている。
私はその戦いを見る事しかできなかった。
そこから話は始まる。
数分間、剣と鋭く伸びた爪が激しく衝突する音が絶えず続いた。
「くッ!」
一瞬の隙を悪魔がつき、クスクの剣を足で飛ばし抱くように彼を捕らえた。
クスクの首に鋭く伸びた爪が食い込む。
そして私に見せつけるように悪魔は言った。
「ねぇ、この男殺していいかしら?私ちょうどお腹空いてるから首を斬って血でも浴びようかしらねぇ?」
勿論挑発だと解っているが、私はたまらず声をあげる。
「やめてぇ!その人に手をださないで!」
「そんな事言ったって今のあなたに何が出来るの?」
爪が更にクスクの首に食い込んでいき首を伝って血が垂れる。
「くっ、ペイトォ!俺に構わずにコイツを殺せぇ!」
私は苦しそうな彼を見て悪魔に願った。
「だめぇ!私はどうなってもいいからっ!お願いだから、その人を殺さないで!」
「解ったわ。この男を解放して上げる。」
すると、悪魔は素直に首に押しつけていた爪を離した。
クスクを解放すると彼を捕らえていた悪魔は幻のように目前から消えた。
目の前には倒れたクスクしかいない。
そして次の瞬間、電撃のような快楽が私を襲った。
下を見ると見覚えのある手が私の左胸と秘所を触っているのが見えた。
「あんっ……な………いやぁんッ!」
「くふふふ……今『どうなってもいい』って言ったわよね。」
私の後ろから今さっきまでクスクを束縛していた声が聞こえた。
「だったらアナタを今から私の下僕にしてあげる!」
さっきまで戦いに使っていた爪を私に向け、悪魔は私の服を切り裂いた。
悪魔は妖艶な雰囲気を醸しながら、私の耳元で囁く。
「ふふ…あなたから美味しそうな血の香りがするわ。」
首筋に生暖かい息がかかるのを感じ、その後鋭い痛みを感じた。
「あうんッ!」
首筋からの激痛と、胸と秘所を触られる快楽に踊らされ私はただそのまま吸血されていた。
数分後、首筋から何かが抜けるような感覚がした。
「うぅん、美味しいわぁん。処女の血は男の穢れを知らないから最高ねぇ。」
首筋から流れ落ちた血が胸を伝って床へと落ちる。
そして悪魔は私の唇を奪い長い舌を絡ませ口内を穢しながら、私に唾液を送り込む。
彼女の唾液はとても甘く、妖艶な香りがした。
「んっ……んっ……んっ!」
キスをしている最中、悪魔が手の動きを更に激しくさせた。
私は口が塞がれている状態でも必死に声を出した。
「んっ…んんーッ!」
触られていた部分から暖かい白色の粘液が出てくる。
私がイった瞬間、悪魔は唇を離し手についた愛液を、私を誘惑するように舐めとる。
「んふふ…こんなに濃いのを出すなんて……とってもよかったのね……。」
悪魔は翼を広げ、尻尾をうねらせて私を正面から抱きしめる。
「さぁ、そろそろ悪魔に転生させてあげるわ。」
すると、彼女の尻尾が私の秘所に入り込んできた。
たまらず私は嬌声を漏らしてしまう。
「ふふ……気持ちいいでしょ?もっと気持ちよくなるから失神しないでねぇ。」
処女膜を破られたのに全く痛みを感じなかった。
私の中に入った尻尾は何度も何度も私の秘所を出入りする。
「ああんっ…やぁんっ……うぁあん………だめぇ……。」
「さぁ!あなたも悪魔に目覚めなさい!」
悪魔はカッと眼を開き私を見つめる。
彼女に見つめられ、私には今まで以上の快楽の波が押し寄せた。
「……もう……だめえぇえぇぇえぇぇ!」
私が叫んだ時、悪魔も顔を赤くして悶えていた。
「はあぁん…私もイくわぁん!」
「あぁああぁあぁぁんッ!」
そして、私と悪魔はイった。
私の膣内ではおびただしい量の熱い粘液が体内に染み込んでいった。
悪魔はドプッという音と共に尻尾を抜くと、私を優しく床に寝かせる。
私は横たわりながら、絶頂の余韻に浸っていた。
「はぁ…はぁ……はぁ…。」
「どうかしら?気持ちよかったでしょ?」
淫魔が私に尋ねた瞬間私の身体に異変が起こる。
「んはぁあん!」
自分を抱えながら私は体の変化を感じ、悶える。
そして、頭から山羊のようなクルンと曲がった角が一対生えてきた。
「あぁあんッ!いやあぁあんッ!」
背中が盛り上がり、蝙蝠の様な翼が左右に出てくる。
次に尾てい骨あたりから黒く細長い尻尾が生えた。
荒々しく息をしながら、自分の体の変化を見届けていた。
次に辺りから黒い霧集まり、私を包み何も見えなくなった。
霧が晴れると体に何かがまとわりついてる感覚がして、体を見回すと娼婦の様な黒い衣装が着せられていた。
スタイルもよくなり、五感も人間の頃より鋭くなっていた。
「おめでとう、これであなたも私と同じ。悪魔となったのよ。」
そして、悪魔は床に落ちていた剣を取って私に見せる。
「はい、コレであの男を殺してきてちょうだい。」
悪魔は私の手をとりクスクの剣を渡す。
「今まで仲間だった者に殺されるのはさぞ悔しいでしょうね。ふふふふふ…ぐうっ!」
そして、私は渡された剣で悪魔の胸の中心を刺した。
「ぐっ………何故ッ!?」
悪魔は何が起こったか解らないと言わんばかりに私を見つめる。
「これが私の答えよ!私はあなたの言いなりにはならない!」
剣を引き抜くと悪魔はか弱く倒れ口から血を吐き、蚊のような声で私に問いかける。
「な……なんでなの……悪魔にしたのに………なんで私の……私の命令が……通じてないの……。」
私は悪魔をまじまじと見ながら言ってやった。
「私はね、主人公を愛してるのよ!世界中の誰よりもね!
例え私が悪魔になろうがゾンビや魔獣になろうとも私はクスク以外、誰のものにはならないわ!」
「…………そう…………愛………なのね…………。」
悪魔は納得そうな顔を浮かべ、一瞬のウチに灰となり死んだ。
私は気絶しているクスクの所へ向かって彼を膝まくらしながら優しく頭を撫でた。
「んっ…。」
「あっ、起きた?」
彼は私の姿に少し驚いた様だったが、すぐに落ち着きを取り戻す。
多分、私から出ている香りのせいだろう。
「…悪魔は死んだわ。もう人を無差別に襲う悪魔はいない。」
「そうか…。」
「もう少し寝てなさい。私が来るまでに色々と大変だったんでしょ?」
そして、クスクは目を瞑り、安堵しきった表情をして眠りにつく。
(……ふふっ。起きたら私があなたを私色に染めてあげる……大好きだよ……クスク……。)
私は悪魔を倒すのに人間としての自分を失ったが、大切な人を守りきったのだ。
終。
誤字脱字勘弁。
>676
自分は最後は大団円主義だからこういうの大好きだけどスレ的にはどうなのかな?
>>678 名前はちゃんとつけようよ。
入り込めん。
素材がいいだけに惜しい。
悪い、すっかり忘れてた。
評価辛いなー(笑)
>>677 シチュとしてはなかなか良いが、いまいち堕ちた感が足りないのが残念だ。
やっぱり姿だけじゃなく、精神面にも変化がないとなぁ。
最後変化してたじゃん
でもなんか悪堕ちって言われるとウスーイ気がする
スレ的にも物足りない感じ
まぁ
>>635からの流れを簡素に形にしただけだから
しょうがないっちゃあしょうがない
このシチュって表現が凄く難しいと思うんだ。
すっかり悪魔になっちゃってみだらな気持ちで主人公を襲いたくなるんだけど
悪魔になって強くなった独占欲で主人公を独り占めしたいがために悪魔を殺す
という展開ならよかったのかも。
でも漏れには書けないので、こうして書いてもらっただけでも充分。
面白かったよ。
GJでした。
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> ぱぴぷぺぽ ぱぴぷぺぽ!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
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_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ
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ヽ ヽゝ' `ヽゝ~ ヽゝ'' ノ \
゙ -、、..__ ,,,,, .... -" \
いあ、この手の話は長期か中期で書かないと効果が出ないと思う。
主人公とヒロインの普段の関係
ヒロインが悪堕ちした時と後の心理的な苦しみ(もちろん悪コスはありで)
そして最後のオチって感じで
このシチュは短期で行うと効果薄いと感じられるのは仕方ないと思う。
でも簡単に形にしただけでも評価するべき。
……頼むからキャラに名前を付けてくれorz
>>688 世界救った後はヤンデレ化して辺境でセクロスしまくりながら暮らすんだな。
うっかり街の娘辺りに声掛けるとぬっ殺そうとするヒロインw
色々サンクス。
次のSSに役立てるよ。
しまった・・・またキティ録り忘れたorz
三ステップ革命
キティなんて子供向けだろwww→無理やり視聴させられる→鬼帝様なしではもう生きていけません
今週の見所は
悪堕ち黒リンダよりもさらに性格が悪い主人公エミリーw
ギャグ回でした
淫魔の作者は幼馴染が堕ちた話の補完をしてほしいなあ。
>>689 3週間くらい裸で監禁されて餌付けされて洗脳されたかと思うと抜ける。
話題のスマブラを傍聴したがゼルダとピーチが悪堕ちするみたいだ
ゼルダルートでだいたいこんな感じ
ゼルダがクッパにキャノン砲みたいのを撃たれる
↓
フィギュアに戻ってしまうゼルダ
↓
ギガクッパの身体が溶けて液状になりゼルダのフィギュアに乗り移る
↓
悪コスの姫様誕生
しかしその後すぐに髭とバーローにボッコボコにされるんだけどな………
悪コスは服の色が変わった程度なんだがやはり任天堂のCG技術はすごいわ
別にCG技術なんて大したことない気がするが
設定的には悪堕ちじゃなくて悪コピーなんだけどね
序盤でどちら助けるか二択あるんだが
そこで助けられた方が
>>699になるあたり手が込んでいるというかw
でもプレイヤーキャラとしてはダーク配色使えないんだよな
>>704 wktk!
最近はいろんな書き手が増えたこともあって、スレもだいぶ活性化したね。
いいことだ。
というかチンパンジーの時に明らかになるが結局
>>703が当りナンダヨネ
飽くまでもニセモン。ムービーのタイトルもそうだし。
だがこのスレの熟練妄想戦士にはそんなの関係ねえって所でしょうか…
せめて悪モードも対戦で使えればなあ。
708 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 09:09:08 ID:VFvBRMwW
>>645 そーいえば前スレでラング2の話書くって誰かが言ってなかったっけ?
俺は今でも心待ちにしてる。
ちなみに、闇ルートでのリアナ拉致のマップで意味も無くリアナにチャームかけて
喜んでたのって俺だけかね?
>>707 ゼルダやサムスはまだ悪っぽい色あるんだけどね
ゼロスーツの黒は戦闘員っぽくてなかなかいい感じだと思う
あと実はロボが操られてたり…いやあれで萌えるのは無理だがw
そういえば最近のメトロイドシリーズは自分の影やコピーと戦うことが多かったなぁ
メトプラ3には期待してる
闘姫36のhiro先生のフェアリーナースユキ読了。
久々に闘姫で当たりだった。ヒロインが今までのキャラより耐性が強く快楽にのたうち回っている感じが良かったです。俺もアンケート出すからみんなで出そうぜ!!
>>712 他には良さげなのはあったかね?>闘姫
さすがに短編一本だけのために1kはちょいと抵抗あるからな。
hiro氏も単行本出してくれりゃいいのにな。
inoino氏みたく。
KTCは需要考えろと。
ひさしぶりにスレのまとめサイト見たが、二次創作MCネタの小説って最近書かれてないね。
ちょっと時間かかるかもしれんが、そのうち何か書きたいな〜。
>>713 あ〜多分俺の目が肥えたからだと思うけど他のはちょっと(^^;)
売り上げが落ちたのか次の37で終了みたいです。名前や構成を変えて4月からまた新シリーズ始まるみたいです。
全然話題変わるけど
昔ちらっと名前が出てたマビノギでサキュバスの衣装がイベントで着れる様に
自キャラに着せただけで妄想が止まりません!!
3日限定なのが痛いけどネ
>>714 無茶言いなさんな。hiro氏はまだこれで2作目なんだぜ?
単行本として出せるだけの弾が揃ってたinoino氏みたいにはいかんよ。
>>716 ああ、そっか・・・(´・ω・`)
どうしようかなぁ。
>>708 すまん、それ俺だ
ちょっと忙しくて書く暇がなかったorz
あとクロさんのとこで書きかけのラング2SSがあるって聞いて
ネタがかぶらないか不安になったのもある
もう少しで書く余裕が出ると思うんだが、書くべきだろうか
1ヶ月平気で凍結するサイト持ちなんて、待つものではない。
待った時間と相応のSSくるからいいんじゃないか
そんな俺はhiro氏のHPを毎日更新チェックしてるわけで…
>>723 同志よ
今回もhiro氏は、良作を送り出してくれた
悪堕ちは置いといて、ちっちゃいユニコーンも可愛かった
シルキースターの続編を望む声もあるようだし、自分はそちらも期待している
「悪堕ち後のヒロインの活躍(暗躍?)」っていう描写が、たまらなく見てみたい俺です
毎週黙々とキティをうpしてる者だけど、なんか必要とされてるのか不安になってきたOTL
内容としては確実に悪行を働いてくれてるから良いのかもだけど。
hiro氏は堕ちた後はさっさと締めるからね。
物足りない部分があるんだか。
今作はどうよ。
>>725 ここに若干一名います、かなり助かってます
家ではキティ見れる環境でも録れる環境でも無いんで、助かります
本当に一名しかいないんだとしたら何とも言えないけど……
ある意味、俺達の戦いはこれからだエンドばっかりだなw
まぁページの都合もあるんだろうけど
>>725 いつもありがとう、正直めちゃくちゃ助かってるよ
キティがあってる時間まず家にいないし録画もできない状態だから
でも、いつもこっそり挙げられてるから礼を言いそびれるんだよね…
SSの誘い受けはまだ自作の分いいと思うんだが
一昔前のアングラmp3サイトの「落としたらお礼を書き込んでください」みたいなノリだなw
>>725 いつも感謝してるよ。
ただ、アップに気づかなくて、2,3日経ってから取る事が多くて。
その時期に礼を言うのも間抜けなもんで言えなかった。
ここまでの感謝を込めて一言。
「本当にありがとうございます」
>>727 >>729 >>731 必要とされてるのなら続けますよー
火曜日の朝に放送→不要部分カットしてエンコ
という作業をしてる訳ですけど、だいたいその週の水曜か木曜にうpしてます。
忙しい時は土曜とかになるかもだけど。
そんなんでよろしければ・・・
様々な理由で自殺したがってる女の子の所へ
悪魔娘がやってきて女の子を悪堕ちさせて自殺を止める
っての思いついたんだが、なんか違うな。
735 :
献血の紅:2008/02/07(木) 21:35:10 ID:8kL2pyM/
こんばんは、今回は丸呑み洗脳をテーマにした作品を書いてみました。
前作『鮮血に染まる紅』の反省を生かしたつもりだと思います。
できるだけキャラ紹介
サラ……冷静沈着でしっかり者のお姉さんタイプ(25歳)
サワ……いつも明るいやんちゃな騎士(18歳)
ちなみにこの二人は姉妹という設定です。
まあ今回はだいぶ不評だった元ネタは言いませんので安心してください。
まあ、オリジナル?っテな感じです
突如、ジーケ国のはずれの村に突如謎の魔物が現れたと聞いて、ジーケ国の精鋭の騎士のサワがその村に駆けつけていた。
サワはパープルの髪をツインテールにしていて、鎧はブルーでデザインは彼女の活発な性格を表現する物だ。
そして、彼女がその村で目撃した魔物の名前はデラーズ
大きさはジーケ国の城くらいの大きさである。
デラーズはかつて悪しき錬金術師が現在は封印されている錬金術によって作られた存在である。
完成はしたが、素材となる魔物を無理矢理合成したために暴走、その後封印されたいわく付きの魔物だった。
本来ならば二度と目覚めないはずだったが、何者かによって封印が解かれたのである。
そして現在、村の牧場の家畜や家などを捕食、その後眠っていたが、彼女が駆けつけた途端また暴れだした。しかも、現れた時よりもさらに凶悪になって…。
今、サワはデラーズと戦っていたがデラーズの左手に捕まってしまっていた。
デラーズはサワを食べようと口を大きく開いた。
「うわっ もうおしまいだあ」
万事休す、その時である!
「待ちなさい!」
その叫び声と共に空から金色とオレンジ色の鎧に身を固めた金色の髪を一つにまとめた女騎士が二つの剣を振り下ろし、デラーズの左腕を切断した。
サワはデラーズの左腕と共に落っこちて、しりもちをついた。
「いてて…乱暴だなあ…サラお姉ちゃんは…」
そう、その騎士はサワの姉サラだった。彼女はジーケ国の最強騎士…
「まったく…勝手に飛び出して…あれほど言ったじゃないの!身勝手な行動はとるなって」
そう、サワはデラーズの情報を聞いて勝手に飛び出していたのである。
「でも、今はそんなこと言ってる場合じゃないわね…」
サラはデラーズをキッと睨んだ。
「こんなでかいものを…資源のムダね…」
サワは姉にしかられたために申し訳なさそうな顔をしていたが、
大変なことを伝える。
「お姉ちゃん デラーズは家畜や村の生き物を片っ端から食べて自分の養分にしているようなの!」
「なんですって!?」
その時、デラーズの左腕が突如変形し、元の姿に戻った。
デラーズは背中の触手から火炎弾を放った。
しかし、その火炎弾が地面に当たる前に飛び跳ねて避けた。
「ええい!!」 サラは二つの剣を同時に振り下ろし風の刃を放った。魔法と技の合わせ攻撃『エアスラッシュ』だ。
だが、この攻撃をデラーズは4つの腕で弾いた。
そして、デラーズは一つ目から光の弾丸のような者を放った。
「ぐっ!」
その弾丸を直に食らったサラは地面に倒れこんだ。
「お姉ちゃん!!」
爆破の衝撃を食らって吹っ飛んでいたサワではあったがその光景は直視できた。
「ううっ 体がうごかない」
デラーズはそのままサラを掴んでサワと同じように飲み込もうとした。
「無念だ…」
デラーズは口を開いて、その口の中へサラを放り込んだ。
「おねえちゃあああああああああん!!」
妹の叫びも虚しく、デラーズはさっきより少し大きくなっていた。
デラーズに飲み込まれたサラの体は、人間で言うところの子宮あたりで触手に揉まれていた。
鎧と服は胴の口の酸で溶け、体は体液でベトベトになっており、さらにデラーズ体内から発するニオイにサラは心まで犯され、人外の快感の真っ只中にいた…
はあ…気持ちいい…この中にいると気持ちいいなぁ…なんだかお母さんに抱かれてる気分…暖かくてそれで気持ちよくて…幸せ
かつて、妹とこの国を守ろうと誓いもサラは忘れていった…
それを象徴するかのように彼女の体も変わっていく…
背中からは蝙蝠のようなオレンジ色の翼が、額には一対の金色の角が、
尻の辺りには悪魔のような細い白い尻尾が、それぞれ小さく生えていった。
サラは身体の変化を快感に変えてひざを抱えて丸くなっていった。
まるで生まれる前に戻るかのように…
デラーズと戦っているサワは、デラーズの異変に気づき始めた。
デラーズの背中から一つの卵が産み落とされた。
「あれって一体…」
卵にヒビが入っていき、外殻を突き破った卵から角と尻尾の映えた人影が…
「んああああああああああああああああん!!」
その人影は産声を上げるや否や、小さな翼を大きく広げた
「その声…まさか…お姉ちゃん!?」
そう、その正体は先程デラーズに食べられたサラだったのだ。
サラの角と尻尾は少しずつ伸びていった。
それだけではない、サラの瞳は金色に、耳は長く尖り、開いた口からは牙が伸びている。
もはやサラは一匹の魔物と化した。
「ふはははははははは」
突如、デラーズは高笑いを始めた。さっきまで泣き声くらいしかしなかったのに…
「デラーズ!! お姉ちゃんに何をしたの!?」
「なあに、この女を飲み込んで知恵を得た礼として我がしもべにしてやったのだ」
「知恵を得る? そんなことができるはずが…」
「我は他の生物を食らうことによって力や知恵を強化できるのだ
。 しかし、その辺の生物では知恵なぞ手に入らぬから人間が必要だったのだ」
「そんな……」
サワは唖然した。 まさかあの魔物にそんな能力があったなんて…
「ふふふ…我がしもべサキュバスよ! ジーケ城を攻めるのだ!!」
「はい、デラーズ様…」
魔物と化したサラはその命令を聞くとオレンジの翼を広げ、
ジーケ城の方向へ飛んでいった。
「ああ…お姉ちゃん…」
サワはそのショックで戦意を失いつつある
「ふふふ…生まれたてのサキュバスは精をたくさん求めたがる…好きな量を取ってくるがいい……お前も姉と一緒にしてやろう」
デラーズはサワを見つめる。
「くっ…私が負けたら国が崩壊しちゃう…」
サワはそう自分に言い聞かせて戦意を取り戻した。
そして、サワはデラーズに向かった。
そして10分後、
「きゃあああっ!」
デラーズの攻撃によって地面に叩きつけられたサワ。
「かんねんしろっ!」
デラーズはその隙を逃さず、サワを掴んだ。
「もはやこれまでなの…?」
長い戦いで体力を消耗したサワはもはや反撃などできなかった。
「サワとかいったな、ここまで楽しませた礼として面白いことを教えてやろう」
「なんですって!?」
「さっき血気盛んな闘牛が食ったから、貴様を斬新な魔物…
いやサキュバスにしてやろう!」
デラーズはサワを食らおうと手を口に持っていく…
「そんな…いやっ! 魔物なんかは嫌よ!!」
だが、デラーズはそんなことを聞きはしなかった。
「うわはははは」
「いやああああ!!」
そしてサワは、デラーズの口の中へ落ちていった。
ああ…もうだめだぁ…ここから出られない…
しかも吹くも鎧も胃液で解かされて体は裸だし…
でも…この中からなんだかいいニオイがする…
しかも触手が気持ちいいところを触ってくる…
なんだかいっぱい吸うと気持ちいい…なんだか幸せぇ……
んん……お尻のあたりが気持ちいい…ああ…尻尾が生えてきてるんだぁ…おっぱいもムズムズしてる…ああ、膨らんでるんだ 私のおっぱい…背中に小さな翼が生えてるぅ…早く動かしたいなあ………
それから…………いっぱい気持ちイイことしよう……
こめかみから大きな角が生えてる………
あはぁ…気持ちいい…
でも…なんだか眠いや…おやすみなさい………
その夜、ジーケ国は、デラーズに食われて魔物と化した国民によって制圧された。
何とか城へ逃げ延びた人々は、二匹のサキュバスによって犯されていった…。
「も…もうやめてくれぇ…………あがぁ………」
「もう出ないの? まったくこれだから人間はダメねぇ」
そのサキュバスの一人、サラはつながっている男を抜いた。
その男はミイラとなって果てている。
「ひぃぃぃ…やめてくれぇ!……もお出ない…」
赤い服を着た兵士もサキュバスのサワに犯されていた。
しかし、性的行為をしていても彼の顔は苦痛の表情しかしない…
「出ないじゃなくて出してよぉ! アンタの服のおかげでこんなことしてやってんのに嫌がるなんて最低!」
サワはサキュバスにバッファローの能力を組み合わせたので
性質までもバッファローと化しており、赤いものに興奮するようになっていた。
その証拠に彼女の角はサラと違って黒く牛のような形になっている。
「あっ…また出たじゃん! 嘘つき!まだ出るじゃない もっと出してよね」
そして、精を出しつくした人たちもデラーズに食われて、
魔物と化して他の人間を犯していくという後景がつづく…
その魔物も、デラーズが蛇や鳥などを食ったために女性はラミアやハーピーなどに、
男性はミノタウロスやガルーダに変貌し、人間または他の魔物と生殖行為を続けていった。
あらゆる生物を食べて成長していったデラーズは、
ジーケ城の至近距離に居座り、
その中の淫猥な後景を眺めながら決意した。
「フフフ……この世界に人間など不要…全ての人間を魔物として自由な世界を作ってやる。 そう、野獣の千年王国を作るのだ…
私はデラーズ、大暗黒帝デラーズだ!!」
そして、城から出てくるミイラと化した人間から食べていき背中から新たなる命を放っていった……。
かくして、ジーケ国は壊滅……いや魔物に占領され、この世界に新たなる脅威が迫っていった。
果たして、人間は生き延びることができるのか?………。
終
GJ! 丸呑み洗脳(改造ぽい?)は斬新だね
735「さっき電波を受信したから、貴様らに斬新な悪堕ち…
いや丸呑み洗脳を見せてやろう!」
745 :
献血の紅:2008/02/07(木) 21:47:38 ID:8kL2pyM/
以上で終わりです。
まあ今回は前作(鮮血に染まる紅)の反省を自分なりに生かした作品のつもりです。
まあ、文が下手ですが…
他にも悪堕ちのアイデアがあるのですが今回のは鮮血を書く前に考えていた作品です。
短編にしたため、おかしい部分がありますが…
今度はQMAの生徒を悪魔化する(前スレで出ていたアイデアです)と言うアイデアがありますが、
誰にするかは皆さんの意見を聞く予定です。
まあ、設定を変えるかもしれません…というよりある事情で3週間小説書けないorz…
746 :
献血の紅:2008/02/07(木) 21:53:40 ID:8kL2pyM/
>>744さん さっきじゃなくて一ヶ月前くらいに受信した電波ですが…
ちょw 献血の紅になってるぞww
最近の女子高生は2ch用語をメールで使うみたいだな
朝TV見たら亀レスって表示されてついつい噴いてしまった
そこでこんな電波を受信した
貧乳ロリ高生がエロフラを掲示板で勧められ観てみると
実は電子ドラッグで観ているうちに催眠術にかけられ脳に2ch用語を刷り込まれオプーナを買いに
おっと誰かが来たみたいだ
/ ̄\ ∩_
| | 〈〈〈 ヽ
\_/ 〈⊃ }
__|___ | |
ノ::\:::/::: ヽ ! !
/ <●>::::<●> | /
| (__人__) )/ <こいつ最高に我がシモベ
ノ、 ` ⌒´ /
/ __ /
(___) /
>>746 GJ!!こういうシチュは好きです!
でもあえて我儘を言うならば……もう少し描写が欲しかったかも。
例えば堕ちていく過程とか……産み出されるシーンとか。
>>746 GJ!ナイスSS。
俺も750と同感で、堕ちていくシーンとかがすんなりと読めてしまい、物足りない気がします。
そのSSでは一番目玉になる箇所だから、もっとボリュームがほしいところです。
次回作も期待しております。
それと、これからは適度なスルースキルを心がけるようにしたほうがいいです。
あの小ネタのようなメッセージは応援的な意味だから、真面目に反応する必要は無い。
GJ! だが閣下が頭から離れなかった・・・orz
悪に落ちた事を示すアクセサリとかってどう?
ピアス穴空けまくり。刺青とか。
>>753 大好きです。
最近はエロゲでもそういうシチュ減ってきて俺にとって冬の時代。
どうもピアスとか刺繍は抵抗があってだめだ
好きだが抵抗があるというかなんというか
言葉にできない
756 :
sage:2008/02/08(金) 18:40:12 ID:j/XkU4v3
スクロールめんどくさ
>>746 いいぞ。もっとやれ。
他の人が言っている箇所は擬音語と心理描写を入れれば良くなるからやってみるといいよ。
>>755 あれかな。痛々しいとかそんな感じか?
アイサイガーの新作はそういうシチュあるから苦手なら注意したほうがいいぞ。
悪堕ちに新しいナニカを生み出すために
斬新なアイディアを考えてみたいと思う。
例えば悪の心を植えつけるんじゃなくて
逆に善の心を吸い出すとか
極端な善の心を植えつけてみるとか。
「あの人は、歩いてる時アリを踏み潰したから殺してもいい」とか
ピアスはいいな
清楚っぽい子にビッチな付け方するのが好きなんだが見かけない
>>755 ピアスがイヤならイヤリングという手法があるぞ
悪堕ちするとイヤリングがピアスになるなんてアイデア思いついたw
>>760 正義側の組織で洗脳ってのもいいかもなー。
自分は正義側の組織の司令官になって
正義感に燃える新米少女戦士たちを、
わざと敵に陵辱させて、悪に対する憎悪を染み付けたり、
民間人のDQNに輪姦させて、善意や人道に対する絶望を植えつけたりしつつ、
アフターケアをするふりをしながら、言葉巧みに誘導したり、暗示をかけたりして
命令とあれば無慈悲に、忠実に、刑を執行するような断罪官に変える、とか。
もう何がなんやらwww
清楚の女子学生が夏休み明けたら
ドキュン化ってのはこのスレ的にどう?
子供達にコントローラとヘッドギアを渡して、ゲームをプレイさせる。
内容はGTA的なもんで、実は本当は怪人を操るモノだったとか。
で、ヘッドギアを取ったときには・・・
このスレ的には今のガンスミはどうなの?
園田健一には別に思い入れはないんだけど、
虚ろ目でも狂信でもなく、見た目は普通なのに
薬物とセッションで一部の価値観だけを
きれいに入れ替えられてる、という展開が
結構痺れるんだけど。
>>767 ぶっちゃけ、洗脳に覚醒させてくれたのはガンスミ
>>763 対抗する悪の組織が鷹の爪団的なものしか想像できない。なぜだ。
オラッ、オラッ!
>>763 魔力とかその辺の適正はあるんだけど引っ込み思案でネガティブ思考な女の子を能天気で強気な女の子に洗脳しなおして、魔法少女にする話ってのは昔考えたなあw
でもやっぱ俺は電脳世界におけるウィルス感染がいい
電子の妖精、初音ミクがウィルスに感染され悪堕ちした話ならどこかで見た気がする
赤い髪になったり、ツイたりするやつだな。
あれのことか、このPCに感染して欲しいなw
>>767 またラリーが洗脳されればそこの単行本買うけどミスティだけじゃ弱いな
>>765 清純だった娘の不良化は、現実的な悪堕ちの一種だと思ってる
髪染め、ピアス、タトゥー、タバコ、飲酒、ドラッグ、暴行、ヤリマン
現実的な側面がある分、悪魔的な悪堕ちよりキツイんじゃないかな
>>769 そもそもあれは「悪の組織」なのかw
間違いなく正義側が綺麗な目をした悪人集団になるな。
というか三次元はないだろ・・・
>>778 堕ちたというより駄目になったという感じだな…
ありゃ
俺も女性型悪魔の子宮に閉じ込められて洗脳・改造されるってネタを考えてたんだが先を越されてしまった
これがシンクロニシティ?
繭に包まれたり卵に閉じこめられたり・・・
悪墜ちの様式美のひとつだと思うし、そりゃ被ることもあるだろう
上半身が美しい女性の蜘蛛の化け物の粘液をまともに被ってしまった退魔師ヒロイン
脱出を試みるヒロインだが、皮膚と粘液は同化し逃げようとしても激痛がはしる
「ダメ、だんだん体が重くなってきた、瞼が重く、それになんだか良い気持ち、、、」
↑書いていいかい?
本人じゃないけれど、いいですとも
正座して待ってるぜ
つっても今から始めても軽く6時間以上かかりますが。
>>784 許可するようなもんでもないですが
yes,,, yes, my load
英語で書いたら、
Arthasに殺されたあとバンシーとして復活させられたSylvanasを思い出した
あの面は何回もプレイしたなぁ
>>786が6時間以上正座して待てば良いだけの事・・・
何も気にすることは無い。
>>787 ちょうど上半身が女性型の化け物化ってのを探ししてましたので、息子を長くしてお待ちしております!
悪の組織の女幹部に全裸で正座を6時間させられて
>>786が足の痺れに発狂して堕ちるんですね?わかります><
あのさ、784だが巫女さんや妖怪が出てくる和風な物語か
魔法使いや魔物が出てくる洋風な物語。
このスレ的にどっちが好みよ?
>>792 俺は、巫女が堕ちるのを見てみたいと思った。
>>792 自分は魔法少女系がいい
コスチュームの変化とか変身時のセリフとか
文章なら定番悪堕ちっていう感じでわかりやすいと思う
おまいら…('A`)。
悪い、巫女verで書き始めちゃった…。
>>797 気にするな、書いて貰えるだけでありがたいってものだ。
でも次回は魔法少女でお願いします。
おk
巫女さんが魔法唱えれば万事解決なんじゃ?
巫女さんが魔法唱えて変身もして鎧まとったりして必殺技うったりすれば
完璧・・・のはず
式神とか使役して堕ちた後に夢魔っぽいの使うようになればディ・モールトいい。
>>797 蜘蛛って和風のイメージが自分の中で優先するから
巫女でいいと思うよ。がんばってね
俺も前スレのアイデアを小説にしているとこだから
神即ち人ならざる者。
故に正であろうが邪であろうが、神に仕える乙女即ち巫女。
という理論を駆使して(ry
>>760 今日のガンダム00の釘宮がそんな感じだった
てか、自分たちは戦ってるのにあっちは遊んでるから狙撃するとかドンだけド外道なんだよ
あと、聖獣伝ツインドールズの天津姉妹を鬼にさせるなんての思いついた
白毛鬼の下僕に咬まれて一人が鬼化、もう一人に咬み付いて…
は萌えると思う
木偶の坊さえいなければ…
巫女が祝詞を読めば魔法少女じゃね?
わりぃ、やっぱ時間かかるわ。
>>788は良質シチュなんだが
load → lordね
重箱の隅つついてスマソ
吸血鬼もの。書き込みから電波を受信。
レズあり。苦手な人はNGよろ。
騎士シェリス 前編
1/7
勝負は直ぐについた。
「まったく、私もナメられたものだな」
誰もが羨むであろう良く整った顔に侮蔑を浮かべながらシェリスは目の前の男の喉元に剣を突きつける。
一流の魔導師が精錬した対魔法鋼から作った鎧を身に纏い、手にする剣は名刀。
腰まで伸ばした銀色の長髪は夜の月に照らされてきらきらと光を反射し彼女の美しさをより際立たせていた。
「最後の言葉くらいは聞いてやろう。何か言い残すことはあるか?」
突きつけた剣は持ち主の魔力に応えるようにちりちりと閃光を放ち男の肌を焼く。
「で、出来心だったんだ。頼む助けてくれっ、アンタがあまりにも綺麗だから」
存外につまらない男の言葉に失望したのか、彼女は躊躇いなく目の前の男を両断した。
男の死体は初めこそ血を滴らせていたがやがて砂に変わり、時折吹く風によってあちこちへと飛散していく。
それは男が吸血鬼であったことの証拠であった。
”吸血鬼”という種族は古くより存在が確認されていたが実態は未だに明らかになっていない。
人間の生き血を糧とし、特に処女の血を好む。
吸血鬼に血を吸われた人間は吸血鬼になり、最期は今の男のように砂となり消滅する。
長い吸血鬼との戦いにもかかわらず、わかっていることといえばその程度だったのである。
「それにしても疲れた…」
兵舎の自室に戻り、手早く鎧を脱ぐとシェリスはベットに倒れ込む。
隣国との戦争で慢性的に兵の不足しているこの国において、突然に吸血鬼が活動を活発化したのは最近のことだ。
国内は出兵によって警備も手薄になっており、吸血鬼の浸透は早かった。
男は戦争のために最前線へと配置されるため、女であるシェリスは戦線の後方のこの町に配置されたのである。
しかし、なにしろ兵が不足しているためにこの一ヶ月、ろくに休みを取っていない。
「さすがのシェリスも疲れには勝てないってことかな?」
「部屋に入るときはノックをしろと何回言えばわかるのかしら?ねぇ、ヘレン?」
この町に駐屯しているのはシェリスのような女性騎士ばかりである。
中でもヘレンはシェリスがこの町に来てからできた初めての友人であった。
以来、こうやって毎日欠かさずにシェリスの部屋にやってくる。
「まあまあ、そう怒らないで。それで明日は私と一緒に町で買い物なんてどうかなー?なんて」
「…むぅ。なんか誤魔化されてる気がするわね…。まあいいわ、別に構わないわよ」
明日は月に一度の休暇日である。
たまの休みをヘレンと過ごすのも悪くはないだろう。シェリスは二つ返事で了承した。
2/7
次の日。
「まったく、戦時下だっていうのにこの町ときたら…」
町の市場には国内では不足しているはずの嗜好品や日用品が溢れていた。
酒や煙草、洋服に食料。金さえあれば何でも手に入るらしい。
「これすごく綺麗。シェリスに良く似合うんじゃない?」
ヘレンは老商の営む露天の前で足を止める。
それは見事な銀細工の施されたブローチであった。
「うーん、私には派手じゃないかしら?」
「そんなことないよ。ほら!」
そう言ってヘレンはシェリスの首にそれをかける。
「ね?すごく似合ってる」
シェリスはどちらかといえば実用主義である。なのでこのようなアクセサリーは全く持っていない。
ヘレンはブローチが気に入ったのか老商の言い値で金を払った。
「私だと思っていつも身につけてね」
そんなことを言う。
ぺちん
シェリスがヘレンの頭を軽く小突いた。
「なーにバカなこと言ってるの。私はノーマルよ!ノーマル」
「いたた、冗談だってば」
そんなこんなで夜になった。
町は夜の帳につつまれ、通りの人通りもにわかに少なくなる。
「い、いやっ!誰か助けて!」
路地裏からだろうか。女の声をシェリスは聞いた。
ヘレンは酒場で酔いつぶれたため、酒場の主人に金を渡して介抱させている。
シェリスはヘレンのために酔い覚ましの魔法薬を買いに行く途中であった。
通りにはシェリス一人。酒場まで戻ってヘレンを呼ぶ時間はないように感じられた。
シェリスは路地に落ちていた鉄製のパイプを拾うと路地裏へと躍り込む。
3/7
「貴様ら、ここで何をしている!」
路地裏には声の主であろう女とそれを囲むように男が数人。
シェリスが手に持つパイプに魔力を込めるとたちまちパイプは閃光を発し路地裏を明るく照らす。
そのうちの一人が叫んだ。
「やっかいだぞ!閃光だ」
閃光とはシェリスの通り名である。シェリスによって魔力の込められた物質は閃光を発し、それに触れるあらゆるものを焼き尽くす。
吸血鬼殺しとして吸血鬼から畏怖されるシェリスはこの技で数多くの吸血鬼を葬ってきたのだった。
男達は吸血鬼ではなくただのチンピラだったが、勝ち目はないと悟ったのか蜘蛛の子を散らすように逃げていく。
「大丈夫か?危ないところだったな」
「ええ、助かりました」
まだ若い、年はシェリスと同じくらいであろうか。シェリスは少女に駆け寄った。
雪のように白い肌、整った顔。女であるシェリスから見てもその少女は美人である。
「夜に一人で出歩くことがどれだけ危険か分かっているだろう」
シェリスの問いかけに少女は答える。
「そうね。でも、それはあなたにも言えることではなくて?」
「なっ…」
少女と目が合う。赤い、まるで鮮血のような色をした瞳がシェリスを捕らえた。
一瞬の油断だった。少女の瞳からシェリスは目を逸らすことができない。
(この女、吸血鬼か!)
そう考えたが遅かった。
「っ…」
視覚を通じて何か術をかけられたらしい。
助けを呼ぼうにも喉はまるで声を出すことを忘れたかのように小さく音を発するだけである。
足からは力が抜けシェリスは尻もちをつくような格好で地面へと倒れた。
「くすくす。こんな有名人が釣れるなんて思わなかったわ。ねぇ、シェリス」
少女は嗜虐的な笑みを顔に浮かべて倒れたシェリスへと近づく。
「あなた、噂通りすごく綺麗ね。私、気に入っちゃった」
そう言うと同時に少女の唇が眼前に迫る。
血を吸われる、と思ったが唇の向かった先は首ではなかった。
4/7
「んん!?ふわぁ……んく、ふぁにを……らめ、れぇ……っ」
少女の舌がシェリスの口内を蹂躙し、互いの唾液が混ざり合ってくちゅくちゅと卑猥な音をたてる。
口を閉じようにも体はまるで他人のものであるかのようにシェリスのいうことをきかない。
身体の芯に電流が走ったみたいに全身がビクンと跳ねた。
少女の舌を通して彼女の温もりが自分に流れ込んでくるみたいだった。
息が苦しくなって、たまらず意識的に呼吸をしようとする。
するとわずかな隙を見逃さなかった少女の舌が、シェリスの舌にからみついてきた。
少女のぬるりとした唾液がシェリスの口内と喉奥を満たしていく。
(ん、はぁ……なんれ…はぐぅ、気持ちが…)
舌を噛み切ってやればいいと頭では思う。
けれども、相手の舌が器用に自分の舌に絡みつき、お互いの温もりが一つになると、そんな考えは靄の中に消え去ってしまった。
「うくぅ、はむん……あ、はぁ…んん」
(だ、めだ。こんな、身体が痺れて……頭、おかしく、なってしま…)
口内いっぱいに広がった少女の唾液に自分の唾液も混じっていくのがわかる。
呼吸が荒くなってきて、呼吸困難で息ができずにもうこのまま死んでしまうのではないか、と思った瞬間、少女の唇がようやく離れた。
「あ……はぁぁ、ふぁ……ぁ」
いきなり漏れた甘い吐息に思わず顔が赤らんでしまう。
吸血鬼を相手にうっとりしていたなど、騎士にとって恥以外のなにものでもない。
「シェリス。あなた、処女ね?こういうことをされたのは初めて?」
不意に少女がシェリスに問いかける。
シェリスは生粋の軍人で武道一筋であった。このような交わりどころか自慰すらしたこともない。
そのような行為があるということを知ってはいたがシェリスはそれを良しとしなかったのである。
持ち前の美貌から多くの男や、あげくは女に求愛されることがあっても一度として了承したことはなかった。
「なにを無礼な。騎士である私が、そんな…」
「でも、シェリスの身体はすごく欲しがっているみたいよ?そうね、シェリスもいい年なんだからそろそろ経験するべきだわ」
「経験……だと?」
「そう、一度覚えたらきっとやめられなくなっちゃうわ。我慢なんてできないわよ?」
そう言うと少女はシェリスの秘所へと手を這わせた。
5/7
「あ、っあ…ひぅっ!」
甲高い声を上げながらシェリスは体を仰け反らせる。
体中を甘く鋭い閃光が駆け抜けた。
(か、あはぁ……なんだ、今の……頭が真っ白にな…る)
どれだけ時間が経っただろう。
シェリスの秘所は少女の愛撫によってじっとりと湿り気を帯び、顔からは普段のキリっとした表情はすっかり消え失せている。
「はぁ…はぁ…」
荒い呼吸にも艶がのり、少女の嗜虐心をいっそう掻き立てた。
「うーん、これだけやってるのにまだ無理みたいねぇ」
何が無理なのか、そんなことを考える余裕すらなかった。
少女によって与えられる快楽に思考回路はズタズタにされている。
「まあ、どうせそのつもりだったし別にいいかしら。シェリスのためにも…ね?」
そう言って少女はシェリスの首へと顔を近づけた。シェリスの本能が身の危険を知らせる。
「やめ……くっ、くるな…こないでっ!だめぇぇっっ!」
抵抗するシェリスだったが力の入らない体ではどうすることもできない。
「そう、そんなに血を吸って欲しいのね?」
少女は目を細めるとわざとらしくそう言ってシェリスの首筋に舌を這わせる。
「私に血を吸われたらあなたも吸血鬼になってしまうわ。吸血鬼を殺してきたあなたが自ら吸血鬼になるの。
すごく面白いと思わない?」
必死に抵抗を続けるシェリスを見て少女は笑う。
「た、たのむ。もう吸血鬼は殺さない、だから…」
シェリスの言葉が終わるのを待たないで少女はシェリスの首筋に歯を立てた。
ぷつり
首筋に痛みが走る。瞬間、シェリスは生まれて初めて自分の女というものを感じた。
「ひ、ひぐぅぅっっ!」
少女の愛撫によって濡れそぼっていた秘所からは真っ白な愛液が滴り落ちる。
目は焦点が合わず口は情けなく開いてこぼれた涎は頬をつたってシェリスの大きな胸へと落ちた。
乳房の先端の二つの突起はぴんと勃ち、シェリスが本気で感じているということを少女へ主張する。
体を仰け反らせ、腰をかくかくと痙攣させながらシェリスは何度も絶頂した。
少女はそんなシェリスの血をうまそうに啜り続ける。
6/7
「私、こんなの……初めて…な、ん…」
やめてほしくない、体が燃えるように熱い。けれど同時に怖さが沸いた。
自分はこれからどうなってしまうのか。
それを見透かしたように少女はシェリスの首から歯を引き抜いて言う。
「大丈夫よ。自分に素直になればいいの」
少女はシェリスを背中から抱きかかえた。
そのまま強い力でシェリスを押さえつけるとシェリスはまるで寝そべっているような格好になる。
その間、何も抵抗できなかった。しなかった。
頭では抵抗しなければと思っている。
だが、もっと気持ちよくなりたいという劣情を否定できない自分がいた。
少女は慣れた手つきでシェリスの下着を脱がせる。
それまで、他人はおろか自分ですらあまり見たことのないシェリスの下半身が露わになった。
「すごく綺麗よ、シェリス」
「これが……私の、大事なところ……濡れて、る。」
シェリスの秘所は粘ついた愛液を吐き出しながらてらてらと光っていた。
そこに少女が手を這わせるとシェリスの身体が大きく跳ね上る。
未体験の快楽に飲み込まれたシェリスの理性はとうに吹き飛んでしまっていた。
「こうやって自分で触るのよ」
少女に導かれて自ら秘所へと手を伸ばした。
「っ、いいっ!気持ちいいのぉっっ!おかしくなる、気持ちよすぎて私、おかしくなっちゃうよぉ!」
シェリスはそのまま快楽を貪り続ける。
路地裏にはもう少女の姿はない。そこにはシェリスの嬌声だけが響いているだけであった。
つづく?
7/7
この後の予定は吸血衝動に一週間くらい必死に耐えるシェリスがついに我慢できずヘレンを襲って連堕ちだったんだけども、
というか本当に書きたかったのはそっちだったんだがここまで書いて力尽きた。
ヘレンとブローチ、少女についても書きたいことは山ほどあるんだけど如何せん筆が進まない。
最後の方のやっつけ具合といい、もうね。エロパロの宿命だからエロを書いたけどやっぱ難しいわ。
上手な人が羨ましい。
なんという寸止め・・・!
*/7の表記はトラップだったかw
な、なかなかの寸止めw
乙
まあ、無理はしなくていいぞ
今さらだが「栞と紙魚子」ドラマ版5話で紙魚子が霊に憑依されて悪堕ち
公式サイトで全話見れるよ
ドラマ化していたことに驚いた。
822 :
献血の紅:2008/02/10(日) 15:21:14 ID:8ka2pzNt
どうやらSSが上がってますけどこっちも終わったため
SSを投下させていただきます。
今回は
>>745でいったとおりQMAのSSです。
長くなったため前後編でお送りします。
キャラはシャロンとアロエにしました
ID:D3VA2YP/ 続きを期待してるぜ!
それはまずありえないことだった。
それは実技の時間のほうきによる模擬試合でで、優等生のシャロンとアロエが衝突を起こしたのである。
この二人は性格も歳も違うもののお互い仲のいい少女たちであった。
各教科の成績も高いほうだったのだが、なぜか今回はほうきの制御がうまくできなかったのが原因だったのだ。
衝突した二人はそのまま地面に急降下、そして二人は気絶したのであった
「おーい!、保険の先生はまだかー!!」
かくして、二人は他の生に運ばれたのであった。
その二人にあのような運命が起きるのは一人除けば誰も知りようがなかった……。
「…………ん…」
保健室の中、最初に目を覚ましたのは少し幼い少女アロエであった。
「…ここは……」
アロエは、眠たい目を擦りながら少しずつベッドから起きた。
「あら……アロエちゃんもう起きたのね」
カーテン越しに保健室の先生ミランダの声がした。
「……はっ…」
続けて、シャロンが目を覚ました。
シャロンはベッドから飛び降りるなり保健室の時計に向かって突っ走る。
「げっ…も、もうこんな時間ですの!?」
アロエも社論に続けて時計を除いた。
太く短い針は4の字を、細く長い針は5の字を指していた。
「四時……二十五分………いやあああああああああああ!!」
保健室にお嬢様の叫び声が響いた。
そう、この二人がぶつかった授業は3時間目の体育、すなわち四時間の授業がお釈迦になっていたのだ。
「シャロンちゃんそこまで大袈裟に叫ばなくても……」
苦笑するアロエにシャロンはアロエの肩を掴んで揺らす揺らす…
「たかが四時間ですって!? 『あなたは時は金なり』と言う言葉を知らないの? だったら今からその言葉を……」
もちろんアロエはたかが四時間など言っていないが、パニック状態のシャロンにそれを理解するのはまだかかる…
もちろん、ミランダはシャロンの大暴走を止めないわけにも行かなかった。
「こらこら、シャロンちゃん落ち着いて…」
まあ、そんなこんなで保健室は何とか静まったようだ。
「ああ…まさかこの私が四時間も無駄にするなんて… 私としたことが……ああ」
お嬢様育ちで何不自由なく過ごした容姿のシャロンが落ち込むのも無理はない。
彼女は意外と真面目で、授業を休んだことは一つもないのである。
また、勉強だって常に努力しているからこそ成績は(アロエの次に)優秀なのだ。
まあ、アロエがシャロンの勉強に協力しているのもあるが…。
「そう落ち込むことはないわよ 今回無駄にした分は私が教えてあげるわ」
ミランダは優しくウインクした。
「します!! 是非ともさせてください!!」
シャロンはまるで神を見たかの如くミランダに感謝の視線を投げた。
「フフフ…真面目さんなのね
そうそう、あなたたちの友達にプレゼントをあげたいって子が、
これを渡しておいてくださいってくれたものよ」
ミランダは二人に蝙蝠姿のマジックペット型のイヤリングを渡した。
「じゃあ私はこの部屋をしまうから少しの間廊下に出て行って頂戴」 「「は〜い」」
二人は保健室の窓の廊下へ……
「おほほ、いい気分ですわ」
シャロンは早速、イヤリングを両耳へ装着した…
「シャロンちゃん ここでつけちゃダメだよぉ」
真面目なアロエはイヤリングをポッケにしまった。
「つけてあげたほうが送った子に喜んでもらえますわよ」
アロエは苦笑するしかなかった。
さっきの落ち込みっぷりはどこへ行ったのだろうか…。
遅れを取り戻せて有頂天なシャロンの後ろでミランダは、
一瞬悪魔のような笑みを浮かべた。
「はっ」
アロエは振り向いたがそこはいつも通りのミランダであった
(気のせいか)
「お待たせ、じゃあ私の家で勉強を教えてあげるわ」
かくして二人はミランダの自宅へ向かうことになった。
ミランダ自宅で早速勉強が始まった。
「「じゃあ、よろしくお願いします」」
二人はミランダに向かって礼を一回
「じゃあ、まずは四時間目の勉強から…」
シャロンはイヤリングをつけたままだが、
アロエはイヤリングを筆箱に入れていた。
彼女はイヤリングを付けたい気分でもないからだ。
授業四時間分の遅れを取り戻す授業は終わったのだった。
しかも、その時間たった二時間である。
「二人とも、よくやったわ
じゃあ、次はミランダ先生の特別授業を受けてみない?」
「特別…ですか?」
アロエはきょとんとした。
「まあ、今までの復習ってとこね」
「はいはいはーい! 是非ともやらせていただきますわ!!」
シャロンは大興奮している。
シャロンは大賢者を目指している。そのための努力なら何でもするタイプだ。
「ええっ ホントにするの?」
「もちろん せっかく先生が作ってくれたんですもの」
「じゃあ、わたしもしようかな…」
アロエも特別授業に参加するのであった。
「うわっ すごい量…」
アロエが驚くのも無理はない
100問の問題がたっぷりあるプリントだった。
しかしなぜプリントなのか説明しなければならない。
アカデミーがテストなどで使うのは答案用紙型の石盤である。
この石盤はいわゆるテスト用紙の物のために使われているのである。
しかし、一般授業では石盤は使われないのである。
まあ、その辺は『我々の世界』と同じようなものだろう。
それはさておき、そのプリントはアカデミーの今までの教科の問題で埋め尽くされたのだが、
終盤あたりの問題の文字が自分たちの字とは違うことにシャロンは違和感を持った。(アロエの問題は普通に常用文字)
「先生、この文字ってまだ習ってませんわ?」
シャロンはミランダに質問した。
「ああ……それはこれから習う古代文字で書いた問題よ
大丈夫、これは簡単だから」
「まあ、これも大賢者の道なら…」
「じゃあ、特別授業スタート!」
かくして、二人は特別授業(?)をはじまった。
(ひゃあ、こりゃ帰るの遅くなるなぁ…)
アロエは静かに思った。この問題数は半端じゃない、でもあと少し…
「おわったああああああ」
ついに、アロエは全て終わって背伸びした。
「おめでとう アロエちゃんもシャロンちゃんものど渇いたでしょ、 はい、ぶどうのジュースよ」
ミランダがジュースを二杯持ってきた。
「ありがとうございます」
めでたしめでたしな笑顔のアロエとは裏腹に、
シャロンはすごいしかめっ面で、しかも右の顔を手で押さえながら問題に四苦八苦していた。
「んぎぎ〜」
シャロンのは恐ろしい形相でうなり声を上げた。
「シャロンちゃん、そう熱くなっちゃダメだよ これはタダの練習問題なんだから」
「うるさいですわ!」
シャロンはものすごく興奮していた。
「解けないならもって帰ればいいのに…」
アロエはそう言いながら時計を見た。もう一時間も経っているのだ。
「この私が一問も答えられないなんて…そんなの私のプライドが許せないの!」
彼女のは真剣だった。 お嬢様育ちの性格だが芯は強いのであった。
「じゃあ、悪いけど私は宿題でもしてよーっと!」
アロエは鞄から宿題を取り出した。
「シャロンちゃん 秘密の呪文を教えてあげる」
ミランダは悩んでいるシャロンに微笑みながら話しかけた。
「秘密の呪文?」
「そうよ、目を瞑って…」
シャロンは目を瞑り、祈るように手を重ねた。
「そしてこう唱えるの…」
ミランダの言うとおりにひそひそ声でその呪文を唱えた。
呪文を唱えた後、シャロンの耳に付けたイヤリングが変形していく…
そのイヤリングは元の形を失って半分に切った水晶の形のしたスタッドピアスへと変わっていった。その色は妖艶な金色…。
だが、アロエはそれを気づくことはなかった。
シャロンは突然喉が渇く感覚を感じた。
…………喉が渇いてきた…何か飲みたい……
…あそこにジュースがある…おいしそう…
そのジュースは先程ミランダが二人に出したぶどうジュースだった。
コップに入ったジュースをがぶ飲みするシャロン、コップにある液が尽きてもいやらしく舌を出してコップを傾けた。
「はあ……はあ…」
突然シャロンははっとした。
「うっ……私ったらなんてはしたないことを…」
ストローを無視してコップに口を出すならまだしも、がぶ飲みなんて……
アロエは普通にストローで飲んでいるのに私ったら…
とりあえずシャロンはご馳走様とばかりにコップをミランダのほうへ向けて「ありがとうございます」と言った。
その時、ミランダが怪しく微笑んだのを気づくことはなかった。
(フフフ…目覚めたわね…悪魔のイヤリングの効果が…)
さて、始めよう…
あ…なんだかさっきまで難しかった問題が簡単になってくる……
これは…こうよね……
………6問…7問…8問…9問…10問!
その瞬間、シャロンは突如耳に快感を感じ始めた。
そう、彼女の耳が変形していく…
その形はエルフの耳が凶悪になったかのような形に、
まるで悪魔のような耳になっていた。
……19問…20問!
今度は歯茎に快感を感じた。
そう、彼女の上下の八重歯が伸びていく…
その形はまるで肉食獣のような形に、
まるで悪魔のような牙になっていた。
……29問…30問!
今度は目が熱くなった。
そう、彼女の蒼い瞳が妖艶なゴールドに変わっていく…
そして、瞳孔は猫のような切れ長に、
まるで女悪魔のような瞳になっていた。
一方のアロエは宿題を済ませていて、宿題を片付けているところだった。
「ねえ、シャロンちゃんもうかえ……」
シャロンの方を向いた途端、アロエは戦慄した。
そこには涎を垂らしながら、快楽に溺れながら問題を解く一匹の悪魔…
いや、悪魔と化していくシャロンの姿だった。
「キャアアアアアアアアアアアア!!」
アロエは驚き叫んだ。
長い耳、尖った牙、金色の瞳、血の通っていないような青い肌、これが今のシャロンなのだ。
その彼女は今、50問を突破した。
その瞬間、シャロンの尻の辺りから悪魔の尻尾が勢い良く生えた。
「あ、ああ 先生に伝えなきゃ!」
後ろに回った途端に何かにぶつかった。
「あら、アロエちゃんどうしたの?」
「先生! シャロンちゃんが…ああっ!?」
ミランダの姿に驚くアロエ
『先生』の姿は悪魔に近かった。
耳は長く、牙があり、紅いこうもり形の翼、そして黒い尻尾があった。
「私がどうかしたの? アロエちゃん」
「せ、先生…その姿…」
「ああ、これ? 私悪魔になったの」
「そんな…どうして…」
「まあそれは今度の話でね。 そんなことよりシャロンちゃんどんどん変わっていくわ」
アロエはシャロンの方へ振り向いた。
シャロンのつめが伸びていく。背中からは蝙蝠の翼が生えていく。角が生えていく。
「シャロンちゃん ダメぇー!」
時すでに遅し。
既に問題は90問突破!突然シャロンは笑い始めた。
「あっはははははははははははは! ああ!キモチイイ!!」
アロエはシャロンに掴みかかった
「シャロンちゃん!目を覚まして!!」
「うるさいっ! これで終わりますのよ!!」
言うなりシャロンはアロエの胸倉を掴み そして、壁に叩きつけた。
「はあはぁ…これで終わる…」
シャロンは最後の問題をすらすらと解いた。
「はああああああああああああああああ!!」
シャロンは絶頂した。
「終了ね、どう?気分は」
「はい……すごいいい気分です…本当にありがとうございましたミランダ様」
シャロンはミランダに忠誠のポーズをした。
「ふふふ……アロエちゃん泣かないで…」
アロエはその恐怖の後景に涙を流していた。
「あなたも悪魔になるのだから!」
ミランダは悪魔の笑みを浮かべた。
「いやああああああああああああああああああ!!」
つづけて後編投下
「さあ、シャロンちゃん アロエちゃんを捕まえて頂戴!」
「はい ミランダ様」
命令を受けたシャロンはアロエに飛び掛った。
「いやあ! シャロンちゃん目を覚まして!!」
「目? 目は覚めてますわ! だからアロエさんも一緒に悪魔になりましょう!」
「悪魔になんて…んんっ!?」
シャロンの唇がアロエの言葉を塞ぐ
アロエの口の中でシャロンの長い舌が入り込んだ。
そんな中でミランダはアロエの鞄の筆箱を物色する
「あったあった!」
ミランダがの目当てはあのイヤリングだった。
「アロエちゃん このイヤリング実はね私が作った物よ」
「んんん!?んんんんんんん〜(じゃあ!? あれは友達のじゃないの?)」
シャロンのキスでまともに喋れないアロエ
「そうよ これを付けた子が悪魔になるためのアイテムだもの…」
そのイヤリングを付けようとするミランダ
そして、イヤリングがアロエの耳たぶに付けられた。
「シャロンちゃんもういいわ」
その命令でシャロンは、口を離した。 口に唾液でできた糸が伸びた。
「喉が渇いたでしょ?ジュースをあげるわ」
ミランダがそう言うと、魔法でぶどうジュースの容器を呼び出した。
そしてジュースをコップへ注ぐ…
「さあ、飲みなさい」
アロエは言われるままジュースを飲む、
早く逃げなきゃという背徳感を抱えながらもジュースを飲んでいく
しかし、それを飲んでいくうちに背徳感が消えていく…
アロエの瞳から光が消えていく…
「どお? 今の気分は…」
全て飲み干したアロエは空ろな瞳で頷いた。
「じゃあ、一緒に呪文を唱えましょう」
ミランダの言葉を聞いて、アロエは先程シャロンと同じように
目を閉じ、祈るように手を重ねた。まるで神に祈るかのように…
「「閉ざされし悪魔の力よ、今目覚め、我を汝と同じ体にしたまえ!」」
その時、アロエに付けたイヤリングが反応し、変形する…
そしてアロエのイヤリングは、シャロンと同じスタッドピアスに変化したのだ。
その時アロエの瞳に光が戻った。
「……はっ!?」
「気がついたようね でももう遅いわ もうあなたは悪魔になるしか道はないわ」
耳たぶのピアスがアロエを悪魔にする運命を決定した。
もう戻れない……だったらもう…
彼女は心の片隅で落胆した。
「これが…今の私……?」
今の自分の顔を見たアロエは絶望しなかった…
ただ、体がゾクゾクする感覚が突っ走るのみだった………
「ああああ……足りない、これだけじゃ足りないよぉ!
もっと悪魔になりたい! 完全な悪魔になりたいよぉ!!」
もはやそこにはアカデミーの優等生の様ではなかった、
今のアロエは、ただ悪魔になることに快楽を感じる雌だった。
50問を突破した時アロエは、、柔らかい小麦色の肌がどんどん血の通わない青に染まっていく…
アロエは皮膚の変化の快楽を左手の親指を噛みながら感じていく…
60問を突破した時アロエは、尾てい骨のあたりからまるで男性の射精のような感覚を感じた。
そこから悪魔のような…いや、悪魔の尻尾が勢い良く粘液を纏いながら伸び始める。
アロエはその尻尾を左手できゅっと掴んで快感を感じていった…
その尻尾は握られる度にプルプルと蠢く…
(はあ……あはぁ………しっぽつかむともっと気持ちいい…気持ちいいともっともんだいがとけちゃうぅ…)
アロエは快感を味わうたびにだらしなく涎を垂らしていく…
それは、セックスに近い感覚だった。
それなのにペンを持つ右手は勉強状態だった……
70問突破した、その時アロエは突然ペンを放した。
左右十本の爪が鋭く伸びていく……
だが、伸びたのは経った一瞬…すぐに爪は鋭さを残したまま元の長さに戻った。
左手は尻尾を優しくゆっくりと引っ掻く、
(しっぽ……しゃぶりたいなあ………)
そして尻尾のハート型の先端を口でしゃぶる、たまに牙で甘咬みしながら……
そして右手は、勉強を再開した。
80問、アロエは背中にむず痒さを感じた。
背中から翼が粘液を纏って突き出す、
その翼の形は蝙蝠の形となって何回かはためかせた。
(バサバサするときもちいい…だから…もっとバサバサしよぉ!)
アロエはさらに勢い良く翼を暴れさせた。
そして、左手と口は尻尾を弄っている
右手は、勉強している。
90…アロエの頭から山羊の形の角がギリギリと突き出した。
(ああああああああ!! 頭があぁ! くりゅうううう!
くりゅっちゃうよおおおおおおぉ!!!)
アロエの思考は暴走している。
口元から牙が狼の牙のような長さに伸び、舌も伸びていた。
舌に関してはミランダ自身も予想外だった。
獣の様に眠ったシャロンを膝枕しながらミランダは微笑んだ。
アロエが挑んだプリントはもはや涙と唾液で左半分がベトベトしていた。
問題は既に古代文字でできている問題だった。
アロエは問題文を眺めた。
(びゃあああああああ わかりゅ、わかりゅのおおおおお!!
これぇあくまのもじだったんだあああああああああぁぁぁぁ!!)
問題文を見た途端、さらに涎を散らす。
そう、この問題文は悪魔の文字だったのだ。
余談だが問題は単純なものだった。
そして100問目、そう、全問終了した。答えは完全正解だ。
「いっ…いぐうううううううううううぅ! いっちゃううううううううううぅ!」
ぷっしゃあああああああああああああああ!!
その瞬間、アロエは大きくのけぞった。
アロエの制服は愛液でたくさん濡れていた。
内股あたりはもはや大量の愛液でベショベショだった。
「ミランダ様ぁ……終わったよぉ……」
ミランダを様付けしているアロエの姿は変わり果てていた。
長い耳、口元に収まらない牙、金色の瞳、青い肌、長い尻尾、
蝙蝠型の翼、山羊型の角…
これを悪魔と言わずなんというのだろう……
アロエはシャロンとほぼ同じ姿と化していた。
ただし、シャロンの角はバッファローの形だが…
「二人ともおめでとう
あなた達が悪魔になった記念にこれをあげるわ
さあ、脱いで」
言われるとシャロンとアロエは制服や下着を全て脱いだ。
二人の肌の色はどこまでも青い…
アロエのそこはまだ濡れていた。
「はあ、この服…すっごいいい」
アロエの悪魔衣装は小悪魔をイメージした露出度の高い子供らしい服だ。
「この服でいやらしいことをしたいですわ…」
そしてシャロンは、ボンテージ服に悪魔的要素を含めた服だった。
「二人とも可愛いわよ」
悪魔の姿をしているミランダは微笑んだ。
そして、時間は深夜
三人とも人間姿だった(制服はきちんと元に戻っている)。
「じゃあ、明日も実技があるらしいから準備時間に
ほうきを悪魔魔法で細工してね」
「「はい、ミランダ様」」
「こらこら、人間の時は『先生』よ」
「「はい、」」
かくして、二人は自分の家に帰っていった。
実はあのジュースとテスト用紙には悪魔化を促進する能力
があった。自宅に一人残ったミランダはそのジュースをぐびっと飲んだ。
「フフフ……このまま生徒を悪魔にしていけば
アカデミーは崩壊して世界は瘴気に包まれていく……いい祭りになっていくわね…ふっ…あはははははは」
そう呟いたミランダは大きく笑っていった。
一方の二人は悪魔姿で体を交わらせながら生徒に悪魔になっていく快感をみんなに伝える悦びを感じていたのだった……
世界が瘴気に包まれていくときヒトの目に映るのは何なのだろう………
終
837 :
献血の紅:2008/02/10(日) 15:40:04 ID:8ka2pzNt
以上で終わりです。
今回は悪堕ち過程を重点に置いて作りました。
でも、今回は諸事情でSSを書くのが駆け足状態になってしまい
後編の堕ち描写が自分的にはじっくり描けなかったのが心残りでした。
みんなの意見が聞けなかったためキャラはこっちで決めさせていただきました。
俺の初版権モノだったのでけっこうやりがいはあったかと
今日から三週間SSは書けませんが楽しんでくれたら嬉しいです。
この作品は前スレの電波と現スレのピアス系の電波を受けて作りました。
さて、三週間後は何書こうかな…。
おっきしたぜ
いきなりですみませんが入れ忘れた部分がありました
>>832と
>>833の間に入る部分です。
本当にごめんなさい。
「じゃあ、あなたにはこれを解いてもらうわ あなたならできる、がんばって!」
ミランダは優しく言った。
それはシャロンに出したものと同じ後半が謎の文字でできたプリントだった
体はプリントの問題を解き始めた。
最初の問題は学校では習った比較的簡単な問題だった。
この位はアロエも簡単に答えられる
問題を解いていくごとに感じる快感を少しずつ拾っていく…
10問目の問題を解いた時、異変が始まった…
耳が熱い…左手で片方の耳に触れる…
耳の先が尖っていく…まるで悪魔ような耳に変わっていく…
ドクン!……
アロエは最初の変化に少しだけ『気持ちいい』と感じ始めた。
周りの音がさっきよりも聞こえる、だが今のアロエはただ問題を解いていくしかなかった…
20問目の問題を解いた時、また異変が起きる…
口の中の犬歯が伸びていく…
口をを開いた…そこから牙が出てきた…
口元に収まらないから牙を外に出そう…
はあ……
アロエはため息をつく、口が『気持ちよく』なっていた。
誰かに噛みつきたい…そんな思いがアロエの脳裏をよぎった。
牙は次第に伸び縮みするだろう、だが今のアロエは次の問題に取り掛かった…
30問目の問題を解いたとき、みたび異変が起きる…
突然目が熱くなった!
とてもじゃないけれど目を開けてられない…
涙がこぼれる…何が起きたか知りたい…
「せ、先生! 鏡を…鏡を貸してください!」
ミランダ先生は手鏡を貸してくれた。
熱が引いた…
アロエは目を開く、そこには彼女が悪魔になっていく過程がきっくり見えた。
先の鋭い耳、口元に収まらない鋭い牙、金色で切れ長の瞳孔をしている瞳、もはやアロエは悪魔と化していくのゆうに解る…
840 :
献血の紅:2008/02/10(日) 16:36:34 ID:8ka2pzNt
あえて誤字脱字に触れるなら、そこだけじゃなく、全編に渡ってたくさんあったよ
次からは、投稿する前に、一度最初から読み返してみるといいかと
SSは何度も読み返してから投稿しよう。
僕と君との約束だ!
オレはラングリッサーのSSをいつまでも待ち続けるぜ・・・
>>842 おまえらの約束なんて冗談じゃねぇよ。
こんなの世間様一般の常識ってヤツじゃねーか。いまさらこんな事指摘されるなんてどうかしてるんじゃないか?
だから
>>840は
>>842と約束とかしなくたっていいからな!
つ、次から気をつけろよな…
勘違いなんかすんなよ!べ、別におまえなんかに期待なんかしてねーんだからな!
>>805 そんなお前は、真田氏の拍手ボタンを何度か押すと幸せになれるかもしれない。
レスを読んでると、このスレの住人達の優しさに泣いた。
俺の常駐スレにもこれぐらい投下があってほしいぜ。
>>816 がんがれ!続きに期待。確かにエロがないとSSの破壊力が減るかもしれないが、
このスレにかぎって、悪堕ち描写>>>>>>>>>>>>>>>>エロ描写 だと思うんだ。
悪堕ちが出る前に筆を止まると、確かに寸止めといわざるを得ない。
>>840 なかなかいいシチュエーションだよ!問題を解いていくうちに悪魔化するなんて。
そこで誤字脱字や、描写が練っていれば、もっと素敵なものができると思う。
やはり書き上げた後読み直したたり、推敲したほうがいいかな?俺にはできなけど。
あと、これはマナーみたいなことだけど、前にSSが投下されたら、しばらく間をあけたほうがいい。
前のSSがスルーしてしまい、作者さんが可哀そう的なことが発生するから。
次もがんばってね。
SS職人にはみんな頑張ってもらいたい
ダメだったと思ってもへこたれず次を書けば、いずれ会心作ができる…こともある
ところで流れぶった切ってすまないが
保存庫にあったようなFFのゾンビ化イラストって他にないんだろうか
バイオハザードまでいくと腐りすぎてきついし…
女神の20カウントでゾンビ化する「クラウディヘブン」とかネタになりそうだけど
>>849 ちょwww
その流れは予想してなかったわ
仕方ないからラング小説書き進めてます、明日までには第一弾投下できるはず
鮮血の人GJですw
以前より巧くなってる気がするが、悪魔と取引でもしたのだろうか。
ゲームのおにゃのこ敵@wiki見てたら朝になってたぜ・・・
853 :
献血の紅:2008/02/11(月) 08:21:25 ID:UCKBiVUt
ご指摘ありがとうございました。
今回読み直しせずに投稿してしまったのは
昨日の夕方にPCが諸事情で使えなくなるために、書いた直後すぐ投下したためにこうなってしまいました。
すいません。
三週間後は時間があるから描写もより良くしたいと思います。
次もQMAで、俺の持ちキャラのユウちゃんの姉の悪堕ちSSをやる予定です
サツキかぁ
どうやるのか、いろんな意味で今から楽しみだなあ
悪チップを埋め込まれたドラ美はどうだ
ならダークネスに黒く染め上げられた『ブルーアイズダークネスホワイトドラゴン』はどうだ
>>856 sageは大文字だと結局ageになっちゃうんだな
今更知ったわ
ブルーなのかダークネスなのかホワイトなのかドラゴンなのかハッキリしろよ
青い瞳の邪悪な白竜ってことで問題なし
逆に白い姿だからこそ、邪悪さが栄えると考えればよし
まぁ白髪や白いキャラは悪役の象徴だからなぁ。
今のアニメでは崩れてきたが。
>>856 コナミにハガキでその案送ってみたらどうかね?
どうでもいいがブルアが悪堕ちすると守備力が3000、
攻撃力が2500になりそうだ
>>861 ブルアって略すと某アナゴさんみたいじゃないかw
遊戯王って闇が正義で光が悪なんじゃないの?
詳しくは知らんが
このスレ的に14日発売のポイズンピンクはどうかな?少し興味あるけど
先生!時間は掛かるとは思うけど、すでにやられたQMAネタでかけたら書いてよかですか?
遠慮せずどうぞー
サーカディアの人です
長らくお待たせしてしまい申し訳ありません
しかもラーナから書いてたら長くなったので、リアナは次回です
公式設定と微妙に違いますが(ラーナのさらわれた時期とか)読んで頂ければ幸いです
とある村に生まれた双子の姉妹。姉のラーナと、妹のリアナ。
瓜二つの美しい容姿、清楚で奥ゆかしい性格により人々から愛される、まさに光のような姉妹だった。
両親を早くに失ったものの、いやそのせいか、姉妹仲も非常に良かった。
しかし巫女の家系に生まれたため、彼女らのどちらかはいずれ光の巫女として女神ルシリスに仕える定めにあった…。
「姉さん…私たち、離れ離れになってしまうの?」
近々巫女が決まろうとしていたある朝、リアナは不安そうな瞳でラーナに聞いた。
「…そうよ。私たちのどちらかはこの村に残り、そしてもう一人は…」
光の巫女となれば村を離れ、光の大神殿で暮らさなければならない。それがしきたりであった。
姉としてラーナは覚悟を決めていたが、リアナは慣れ親しんだ人々との別れを拒み続けていた。
「いや…。私、離れ離れになりたくない。この村の人たちとも、そして姉さんとも。
きっと姉さんが巫女に選ばれる…そうしたら私、一人になってしまう。選ばれた姉さんも神殿で一人…そんなの、耐えられない」
「リアナ…私も嫌よ。けれども、これは巫女の家に生まれた者の運命なの。巫女としての使命を放棄するわけにはいかないわ」
「でも…選ばれても選ばれなくても離れ離れなんて…たった二人の姉妹なのに!」
今にも泣き出しそうなリアナの肩に、ラーナは優しく手を置いた。
「リアナ…あなたはこの世界が好きでしょう?この世界を創造してくださったルシリス様を愛しているでしょう?
父さんと母さんは病で亡くなってしまったけれど、私たちはひとりぼっちじゃないわ。
家族を与えて下さった、女神様に感謝をしなければ。それが巫女になるということなの。
大丈夫、神殿に行っても永遠に会えないわけではないわ」
瓜二つでありながら自分よりはるかに落ち着いた姉の言葉に、リアナはまだ悲しそうにしながらもうなずいた。
「…そうね、姉さん。ごめんなさい、わがまま言って」
「いいのよ。じゃあ、父さんと母さんに報告に行ってくるわね。
あなたは家にいてくれるかしら?もしかしたら今日にも神殿からの方がいらっしゃるかもしれない」
村はずれにある両親の墓の前で、ラーナは静かに手を合わせて祈った。
「父さん、母さん…あと数日で、おそらく私は光の巫女に任命されます。
そうなればなかなか会いに来れなくなるし、リアナは悲しむでしょう。優しくて、感情的な子だから。
どうかリアナをお守りください。私も、巫女に任じられれば精一杯のお勤めを果たすつもりです」
一礼して立ち上がり、その場を去ろうとした時。
「…誰?」
彼女の研ぎ澄まされた魔力の才能が、何かを察知した。危険で、恐ろしいものを。
「そこにどなたかいますね?出てきなさい」
薄暗い木立の方をじっと見つめ、ラーナは静かに、しかし鋭く言った。
それに応えるかのように、声が聞こえた。
「ふふふ…さすがは巫女の素質を備えた娘よ。よくぞ私に気づいたものだ」
静かな男の声。それを耳にした途端、ラーナは金縛りにあったような感覚を覚え、びくっと体を震わせた。だが、ただの恐怖ではなかった。
低く、柔らかく、それでいて底知れない力を感じさせる声。恐ろしさと甘さを兼ね備えた、妖艶な声。
それには、普通の人間ならばその一声だけで正気を失うほどの魔力がこもっていた。
「す…姿を、現しなさい!」
自分の声とは思えないほどか細い声に驚いたラーナだったが、その強靭な意志だからこそ抵抗し得たのだ。
普通の娘であればもはやその場に崩れ落ち、声の命ずるがままになっていたところである。
声の主もそのことに驚いたらしい。
「ほほう…まさか私の声に抗う娘がいるとはな。思った以上の力よ」
木立の中から、ゆっくりと長身の男の姿が現れた。
どうやら最近増えてきた魔物の類ではなく、人間のようだ。恐ろしい怪異を想像していたラーナは一瞬安心した。
だがその姿を目の当たりにして、彼女はすぐに逃げなかったことを後悔した。
全身を覆う黒いマントからは禍々しい妖気が漂い、忌まわしさと背徳的な妖しさを放っている。
長い髪に、黒い兜とも面ともつかぬもので目元を隠してはいるものの、その容姿が絶世の美男子であることは疑いようもない。
凶暴な魔物であった方が何倍もマシだった。
この男は誰よりも美しく、恐ろしく、呪われており、魅力的だ。
恐怖で息もつけないはずなのに、目を離せない。邪悪なものと相対しているのに、胸が高鳴っている。
もはや逃げ出すことは不可能だった。体が男の方へ駆け出そうとするのを、止めることしか出来ない。
「はあ…はあ…ううっ…!」
激しく息をつき、頬を高潮させながら必至で耐えるラーナを、男は面白そうに見つめている。
「ほう…我が姿を見てもなお、己を失わぬとは!これは素晴らしい」
「あっ…あなたは、何者です!ただの…っ、人間にしては、あ…邪悪すぎます!」
何か言葉を発しなければ、頭がおかしくなりそうだった。
心の誘惑と必死で戦い、焦るラーナをじらすように、男はくっくっと静かに笑っている。
「本来は意思を奪い、奴隷にしてから教えるつもりだったが…よかろう。私の魅了術にここまで耐えた褒美に教えてやる。
我が名はボーゼル。闇の王子にして、混沌の神カオスに仕えるもの」
「か…カオス!?」
巫女候補であるラーナがその名を知らないはずはなかった。光の女神ルシリスと敵対し、常に争いと混乱をもたらす神。
そしてそれに仕える「闇の王子」の伝承も、断片的にではあるが伝え聞いていた。
文字通りの甘言で人心を惑わし、世界を混乱に陥れたという闇魔道士。それが目の前にいる。にわかには信じられないが、その力は本物のようだ。
「ルシリス様の敵ということは…まさか、光の巫女を狙って…!」
ラーナの言葉に、ボーゼルはにいっと不気味に笑った。
「そのつもりではあったが…どうやら出会ったのは、光の巫女ではないようだ」
「…!?」
言葉の意味が飲み込めないラーナに、ボーゼルは冷たく言い放った。
「お前かその妹か…どちらかが巫女になるのだろう?
だとすればお前では役不足だ。候補が二人いるのであれば、より純粋な心と魔力を持つ方に軍配が上がる」
「純粋…な?」
「人間どもが、無邪気、と呼ぶものかもしれんな。
余計な気を遣わず心の赴くままに生きる分、純化された思考と魂が構築される。
それを考慮すれば、どちらが巫女として選ばれるかは自明の理…
そう、お前は巫女になれぬのだ、ラーナ!」
静かながら鋭いその言葉は這うように耳だけでなく、ラーナの全身を駆けずり回り、脳内で何度も反響した。
私は…光の巫女に、なれない?
本当のところ、ラーナが巫女に選ばれる確証があったわけではなかった。
だがラーナはリアナよりも気配りが出来、魔力も高く、常に妹のことを気にかけてきた。
そのためリアナも周囲の村人もラーナを巫女当確として考え、いつしかラーナもその自覚を持つようになってきた。
そう考えた本来の目的は、村を離れる寂しさをあきらめで紛らわすこと。
そしてリアナにも自分がいなくなると覚悟させ、彼女の心の負担を少しでも軽くするためだった。
だがいつの間にか、自分が巫女になるのが当然だという気持ちが芽生えていた。
そしてボーゼルが彼女の前に現れたことで、その気持ちは無意識のうちに確信に変わってしまった。自分を、狙ったのだと。
それだけに、自分が巫女になれないというボーゼルの言葉は相当な衝撃を与えた。
そしてボーゼルの魔力ある声によって、その衝撃は何十倍にも膨れ上がり彼女の心を打ち砕いたのである。
「そんな…巫女になれないなんて…私は、何のために、決心をしたの…」
放心状態になったラーナは、気づかなかった。
少しはなれたところにいたボーゼルが、ゆっくりと間合いを詰めてきていることに。
絶えず彼女の耳を刺激し、肌をくすぐるその声に、彼女の意識は完全に捕らわれていた。
「そうだ。お前は巫女にもなれず、この村に残るのだ。
なって当然と思い込んでいた愚かなお前を、村人たちは指差して笑うだろう。
その一方で、魔力の才能の差を天性の心で逆転したリアナには賞賛ばかり浴びせられる。…実力以上に、な。
妹が光の象徴になる一方で、お前は生涯恥を背負いながら、村で空しく過ごすことになる」
「う…ああ…そ、そんな…」
ボーゼルのねっとりと絡みつくような声のせいか、それとも魔法の力なのか、なぜかラーナの眼にはその情景が鮮明に映った。
目の前に立っているボーゼルの姿など全く見えていない。
「それだけではない。お前が巫女になったとすれば、変わらず故郷の妹と両親の墓のことを想うだろう。
だが、天真爛漫なリアナが巫女になったとすればどうかな?
巫女としての環境にすぐ慣れ…そして故郷のことなど忘れてしまうだろうな。
姉のことなど、何かのきっかけでもない限り思い出しはすまい。下手をすれば一生…な」
「リア……ナ…!!」
ラーナの虚ろな眼に、くっきりと映った。巫女の地位に慣れ、姉のことなど念頭から忘れ去ったリアナの姿が。
豪華な衣装に身を包み、日々多くの人間に讃えられ、もてはやされる。存在を忘れ去られ、誰にも必要とされない自分とは全く対照的に。
その一方で、自分は村でも巫女失格として笑いものになり、誰にも相手にされなくなる。
「い、いやああああ…!」
彼女はその場に崩れ落ちた。己自身がくだらない存在になってしまったように感じて。
その目に、自分の素朴ながらも清潔な服が薄汚く朽ちた幻が映る。
そうしてみすぼらしい姿に成り果てたラーナを、妹は蔑んだように見下ろす。
「リアナ…助けて…」
「ごめんなさい、姉さん。私は光の巫女として、闇を抑えるのに忙しいの…」
「そんな…!お願い、見捨てないで…助けてください、巫女様ぁ…!!」
「さようなら…。もう光輝(ひかり)の一族に属しない姉さんとは、二度と会うこともないわ…」
畏れながらも憧れてきた神殿にも、大好きだった村人にも、そして大事にしてきた妹にも見捨てられる。
巫女の座を逃せば、それが現実なのだ。ラーナはそう思い込んでしまった。
一度妄想に捕らわれると、さらに忌まわしい光景が次々と眼前に浮かんでくる。
「リアナ…わたし、を…見捨てないでぇ…あんなに…優しくしたのに…どうして」
頭を抱えてもがき苦しむラーナの肩を、ふっと優しくつかむ手があった。
顔を上げると妄想がかき消え、代わって甘く微笑むボーゼルの顔があった。
「あっ…!?」
端正な顔立ちにどきりとするラーナの耳に…いや脳内に、直接ボーゼルの声が響き渡る。
「それが、巫女となれなかったお前の末路だ。
リアナはずっと無垢を装い、巫女になろうと企んでいた。
心の中ではずっと、一心に心配してくれるお前のことを指差して笑っていたのだ。
そしてその陰謀は、もうすぐ成功しようとしている」
「り、リアナ…!そんな…私が、何のためにずっと…」
甘い声に導かれ、ラーナの脳内でリアナに対する怒りの念が渦を巻いていく。
そしてその怒りは何倍にも増幅され、はっきりした形になっていく。
「リアナ…かわいい妹だと思っていたのに、私を…よくも…」
そこにボーゼルの低い声が、ラーナの心に点った炎の燃料として注ぎ込まれた。
「どうだ、ラーナ?私が与える力を使って…巫女になり、光の巫女に対する力を得たいとは思わぬか?」
「み…巫女の?」
いったいボーゼルがどのような力を持っているのか、ラーナは完全に忘れ去っている。
頭の中にあるのは巫女の座を失うことへの恐怖、そして妹に対する嫉妬と憎しみの念だけ。
そしてボーゼルの声と姿に、気づかないうちに彼女は魅了されていたのかもしれない。
ラーナの答えは早かった。
「お願いします…どうか、私に巫女の力を…!」
にいっと邪悪な笑みが、ボーゼルの口元に浮かんだ。
何かを唱えて腕を掲げると、黒いマントが音もなくその手に握られていた。
「これをまとえば、お前の体に力が流れ込む。
ただしそれは、お前の望む力ではないかもしれん。
もし望まぬ力であれば、すぐにそのマントを脱ぎ捨てるがいい。私は止めはしない」
ラーナは無言でうなずいた。それさえまとえば巫女の力が手に入る。
みじめな思いをしなくてもよくなる。
ばさり、とその細い双肩にマントがかかる。
闇そのもので染めたような漆黒の表面と、鮮血のような赤で彩られた裏地。
ほどなく、眠る前に暗闇の中で目を閉じているような心地よさと、血が体内を流れるような生き生きした感触が伝わってきた。
「ああ…」
ほうっとラーナはため息をついた。
これが新しい巫女の力なのだ。何と優しく、そして力強いのだろう。
だが……すぐにその気持ちよい感覚は消え去った。
「…えっ?」
一瞬の沈黙の後―――すぐさま新しい力が流れ込んできた。
先ほどよりもはるかに速く、強く、そして激しく。
だがその力は、ラーナにとっては全く異質のものだった。
「うっ…ああっ!?うあっ…ああ…やああああ!!」
純粋な調教堕ちってあんまりないのな
媚薬出て寸止め機能付きの二次元ドリームな貞操帯つけて、三つしかない鍵を一つずつ粉砕して落としていく…
ってシチュを考えたんだが文才無くて涙目orz
全身が総毛立つような不条理で忌まわしい感覚。あまりにも強すぎる力。
逃げ出したいほど怖く、それでいてその身を任せたくなるような素敵さ。
この感覚を、いつかどこかで…いや、つい先ほど感じたような…
流入する魔力に我を失いそうになりながら、ラーナは必死にそれを思い出そうとした。
膨大な苦痛と恐怖、その合間に感じる妙な気持ちよさに顔を歪めながら記憶をたどるラーナの目に…
面白くて仕方ないという表情のボーゼルが映った。
「ふふふ…くくく…はっはっはっは!」
もはや笑いを隠そうともしない彼を見て、ラーナは思い出した。
ボーゼルから放たれていたのと同じ、闇の妖気だ。
では、今自分に入ってくる力は――――――!
「ま、まさか…はうっ、あなたは…ああっ…わ、私に、闇の力を!」
「その通り。光の巫女候補だけあって、強い光の力を持っている。
そのぶん、心に宿った闇も大きいだろうと思って接触してみたが…
意志力や魔力だけでなく、闇との適応性まで思った以上に強い。
たかが人間と思っていたが、心底驚かされたぞ!見るがいい、自分の姿を」
ボーゼルの言葉に促され己自身の体に目をやったラーナは、悲痛な悲鳴をあげた。
「い、嫌あああっ!!」
肩に羽織ったマントから、膨大な邪気が放たれている。
それは霧のようにラーナの身を包むだけでなく、物質化してその身を包み始めていた。
服の隙間から入り込み、体にぴったりと張り付き、その体を縛り付け、そして着ている村娘の衣を溶かしていく。
すでに首から鎖骨の部分までは、黒く光沢のある物質に包まれ、細い体のラインをくっきりと見せていた。
「暗黒のマントも、美しい素体を得られてご満悦のようだ。
その衣に身を委ねきった時、お前は『闇の巫女』として目覚めるのだよ」
ボーゼルがさも可笑しそうにつぶやく間にも、黒い物質はラーナの身体を這ってその身を包んでいく。
くすぐったく、異様な刺激を感じる一方で、それがまるで肌の一部のような感覚に襲われる。
「あんっ…ひあっ……?」
次第に恐怖感が薄れ、体に走る快感が大きくなっていく。すでに胸の上まで物質が這い降りている。
今の形状からするとレオタード状の姿を為そうとしているのかもしれない。
身体をきゅっと締め付けるその感覚は苦しいが、身に闇の気が宿るにつれて苦しさが次第に薄れている。
このまま下半身まで包み込まれれば、もはや心地よさに負けてしまう。
今なら、必死で引きちぎれば何とかマントごと脱ぎ捨てられるかもしれない。
いや、脱がないといけない。自分を取り戻すために…!
「あああ…くうっ……!」
心の葛藤と必死で戦いながら、彼女はマントと黒い物質に手をかけた。
強い精神の抵抗を受け、マントの侵食が一瞬止まった。
だがその瞬間、声を聞いてしまったのだ。耳元と、彼女の内側の両方から。
「ラーナよ…このボーゼルを拒むのか?お前の力を必要としている私を」
『嫌…この気持ちいい衣と、膨大な力の両方を捨てて、何が残ると言うの?』
びくっと彼女の動きが止まった。
(なんて、心地よくて素晴らしい声なの…この方が私を必要としているんなんて…
それに、そう…この感覚を捨てたとしても、残るのはリアナだけ…あの、小憎らしい妹…光の巫女の座を私から奪った…
このままにしていれば、私も巫女になれるというのに…なぜ抵抗する必要が…)
心の闇が広がったのを感知して、闇が再び蠢き始める。
(でも、闇に身を完全に委ねては…ただ、少し…あと少しだけ…)
己を保とうとするラーナの理性に、甘い気持ちが生じた。
暗黒物質に対して中途半端な理性で臨むことは何の抵抗にもならない。むしろ、自分が正気だと思ったまま邪気に取り付かれていくだけだ。
案の定、黒い気は気体から液状物質と化し、高速でラーナの肢体を流れ落ちていく。
柔肌を撫で回していく人ならざる触感に、彼女はだらりと手を垂らしたまま為されるがままになっていった。
「はぁうん…もう少し…だけ…んうぁん…もっと…っ」
胸から腰、腰からヘソに来たところで、ラーナは精神の抵抗を諦めた。
「あんっ…ああ、暗黒…闇…ステキ…ぃ」
体中に闇の魔力が満ち、血液に混じって循環を始めた。びくっ、びくっと身体が脈動する。
「あ、ああっ、闇が…力が…もっとぉ…もっと、私を、はぅっ、捕らえて…!」
その言葉に、暗黒の衣が激しく走り出す。ヘソからその下へ、そして…
「は、はふうっ、はあっ…あああーーーーーーっ!!!」
漆黒のレオタードとマントに包まれ、座り込んだままぐったりとうなだれたラーナの身から闇の魔力がほとばしった。
細く長い足に左右非対称のニーソックスとブーツが巻きつき、腕には刺々しい小手がしっかりと固定された。
そして最後に、その肩に禍々しい形状の肩当が付き、マントをぴたりと体の一部のように止めた。
ぼんやりと座ったままのラーナに、ボーゼルが声をかける。
「闇の巫女よ。立ち上がり、名乗るがいい。お前は何者だ」
ぴくり、とラーナの体が反応した。
ゆっくりと彼女は立ち上がると、顔を上げた。
暗黒の力が完全に身体と心に張り付いた快感で、うっすらと頬に色がついている。
口元にはうっすらと笑みが浮かんでいる。恍惚とした冷笑が。
だがもとの澄んだ瞳は面影もなく、それに代わって赤い冷酷な双眸がうつろにボーゼルを見つめている。
彼女の口が開き、ゆっくりと言葉が漏れ始めた。
「私は…。
ボーゼル様の忠実なしもべにして、カオス様の復活を願う、闇の巫女にございます…」
その言葉を口にすると、ラーナの赤い瞳に濁った輝きが宿った。
「ボーゼル様…誰よりも美しく恐ろしき我が君。
巫女として選ばれ、この身を支配していただけて、本当に光栄です」
「ふ…そうであろう、ダークプリンセス」
「だーく…ぷりんせす…?」
「そうだ。お前の双子の妹と似た名前ではなく、暗黒に選ばれたお前だけの名だ」
一瞬何の反応も示さなかった彼女だが、すぐにうなずき言った。
「はい、ボーゼル様。私は闇の巫女、ダークプリンセス。
人間どもに代わって魔物の支配する混沌の世を導くために…
わたくしをご自由にお使いくださいませ」
一礼してそう言うと、彼女は憎憎しげにそばにある両親の墓に目をやった。
無機質な笑みを浮かべていたその顔に暗い影がさし、低く冷たい笑い声が漏れた。
「妹など産まなければ、私がお前たち人間の敵になることなどなかったでしょうに…。
しかし、私はもう身も心も闇に委ね、闇のために尽くす運命。
まずはあの光の巫女から血祭りに挙げ、暗黒の世の第一歩を…」
村の方を向こうとしたダークプリンセスに、ボーゼルは首を振って言った。
「待て、ダークプリンセスよ。今は早い」
「なぜです、ボーゼル様。今すぐあの光の巫女を殺さねば、光輝(ひかり)の者たちが力を増して…」
わずかに不満を顔に出した彼女の顔を、ボーゼルはくいっと指で自分の方に向けた。
驚きと興奮で体を震わせたダークプリンセスにボーゼルは静かに言った。
「よいかな。光と闇の巫女が揃う時、最高の力を持つ二振りの剣が目覚めるのだ…。
それが揃わねば、この世に完全なる混沌をもたらすことはできん。
そのためにも、お前の妹はしばらく泳がしておく必要があるのだ。
どうだ?強大な闇の力と至高の混沌を見てみるよりも、すぐ妹を殺す方がいいか?」
その声を聞いているうちに、ダークプリンセスは喉をなでられた猫のように目を細めた。
「いいえ、ボーゼル様…仰せのままに致します。
このダークプリンセスは、あなた様の下僕ですから。
それに…今以上の闇をこの身に宿し、さらなる享楽を味わいたく思います」
「くっくっく…それでよい。では、行くぞ。お前の闇の力をさらに引き出すためにな」
「はい。ボーゼル様のお望みのままに」
ダークプリンセスが呪文を唱えると、足元の影がぶわっと広がり、彼女とボーゼルを飲み込んだ。
影が消えた後には、わずかに残ったラーナの衣服の切れ端以外、何も残っていなかった……
ラーナ失踪の報は、すぐに村と光の大神殿にもたらされた。
リアナは嘆き悲しみ、神殿に捜索を頼もうとしたが、神殿側も困惑して速やかな行動には移れなかった。
巫女の座をまだ決めかねて会議を重ねていた矢先のことだったからだ。
調査によって墓地から闇の力が感知され、ラーナが闇の手先にさらわれたのはほぼ確実になったものの
その行き先はまったく分からず、まるで影に飲み込まれたようだと人々は噂し合った。
とはいえこれで光の巫女はリアナに確定した。
突然のことで大神殿側には迎え入れる準備も整っておらず、やむなく巫女の衣だけが彼女に送られた。
数ヶ月後には正式な迎えがやってくるはずだが、それまでは村で光の巫女として控えていてほしいとのことだった。
白地に赤の模様が入った、腹部が大きく露出している上着。
すらりとした足が映える、丈の非常に短いタイトスカート。
巫女の証である装束を着て恥ずかしそうに笑うリアナを、見つめる影があった。
「偽りの照れ笑いを浮かべながら、本心ではご満悦だろう…光の巫女」
魔力の鏡に映るリアナを見つめ、彼女と瓜二つの女性が静かにつぶやいた。
『光の巫女って、恥ずかしいわ…でも、この世界の光を守るためにがんばらないと』
村人と話すリアナの言葉に、くすりとダークプリンセスは笑った。
「光と闇、どちらの巫女が強いかしら…すぐに分かるわ」
『それに…姉さんをさらった闇の勢力は、この世界にいてはいけないわ』
真剣な顔で言ったリアナ。だが、ラーナは冷たい一瞥を放っただけだった。
「偽善を続けるのか…光輝の勢力らしいわ」
じっとリアナを見つめる彼女の後ろに、翼竜がばさりと舞い降りた。
「エスト、ボーゼル様は何と?」
「人間ノ王共ヲダマシ、タタカワセロトノゴ命令デス」
「そう…このダークプリンセスの魔力をもってすればたやすいこと。
見ているがいいわ、光の巫女…人間の愚かさと暗黒の強さを」
875 :
あとがき:2008/02/11(月) 22:03:06 ID:mKKrQg5v
以上です
次回はリアナですが、即堕ちだとインパクト弱いのでシチュエーション考え中です
時間かけてすみませんがしばらくお待ちください
あと一応ラングリッサー2原作では男主人公が出てくるんだけど
原作通り出した方がいいか、出さないでアレンジしたシチュエーションがいいか
意見があれば聞かせてもらえるとありがたいです
乙!
けど女郎蜘蛛たんはまだ出ないのね
おつ!ラングはええのう。。
原作と違って、エルウィン光のままリアナ堕ちるの希望です。
最近はSSが多くてうれしすぎる。乙。
あと、MAIKAスレで大きなチラ裏が来てる。
明確に悪堕ちが確認できてなかなか良い。
ソルディバンよさそーだよねー。
PSP版で買ったユグドラユニオンが想像以上に面白くて、ちょっと悪堕ちネタが浮かんだから書いてみる
できあがれば、このスレへの初投稿になる
881 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 00:16:35 ID:cQ+IYlyZ
>>875 乙
どうせならティアリス堕しちゃえ
3だけど
遊戯王の次のパックにダーク・ヴァルキリアってのがあるけどこれいいね
元はデュナミス・ヴァルキリアって言う正義感強い天使モンスターだがダークネスによって暗黒面に堕ちた感じ、悪コスがぐっときた
スタッフは悪堕ちフェチ臭いからアニメに出るのを期待
ちょっww
今週のキティついに連鎖堕ちまで出してきたよ。
悪コスとまではいかないものの、表情や髪の色が変化して額に紋章っぽいものまで浮かんでた。
すぐに元に戻ってしまったのが残念だが・・・
サンリオ・・・ここまでとは
>>882 ああ、それは俺が洗脳−ブレインコントロールを使って堕としたんだ
今度はそいつに装備魔法の悪魔のくちづけをつけておく
>>882 モンスターが闇に堕ちてダーク化したダークモンスターなんて設定もあるんだな。
こいつは妄想が広がる設定だ。
カードモノって結構こういうの好きだよな・・・
ビックリマンとか森羅も・・・(シールだけど実質カードとして扱われたよな)
ガンダムのカードダスでもそういうシチュが有った覚えが
ってあれはガンキャノンかw
ガンキャノンの他にも
ヴァイスガンダムとか
デビルスペリオルとか
ありましたな。
全部男だが。
>>884 「エミリーからペンダントを奪うのよ!」
だったのがちょっと残念っちゃ残念
「エミリーにも食べさせて仲間にしてしまいましょう」
だと良かったんだけどw
でも実に連鎖堕ちでした
あんなにおおっぴらにやらないでコッソリ仲間を増やせば、
簡単にエミリーまで篭絡できると思うんだけどなー
ま、それやっちゃ番組にならないが
891 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 18:20:34 ID:fE6x3gRK
>>889 後、重騎士GP02もあったよ
マイナーだが、騎士ガンダム聖伝のガロードもね
もち、皆男だが
GJだったよ。
>>875。続きはまったりと楽しみにさせていただく。
>>889 デスペリオルでネロスとジョンブル、そしてノーベルガンダムがいたことを忘れているぞ
ミスったw
キティ、これからエンコしてupするよ。
>>889 武者ならいっぱいあるぞ
ザクト、サイコ兄弟、お麗、流星王、グレード丸らへんだな
後、ガンドランダーなら女性キャラが悪堕ちしてるよ。
つうか、SDガンダム悪堕ちは大抵ラスボスの魂が取り付くのが多いな
うpしといた。
前々から言い忘れていたけど、画質は勘弁してな。
アナログ放送な上に自宅の立地条件の影響か、ノイズ気味なんだわ。
エンコするときにできるだけカットしてはいるんだけどね・・・
ルミナスアークの魔女達が陵辱調教されて堕ちていくとかも面白そうなだよね
神に挑むが圧倒的な力の前に敗れ去り見せしめとして大衆の前で陵辱される魔女達
クレアが。ヴァネッサが。ウィウィが。マヴィが。メルが。次々と快楽の虜となり堕ちていく
操られた親友サキによって星影の魔女セシルも悦楽地獄に引き込まれ
最後まで抗ったルーシャも堕ちて性奴隷と化した仲間達に責められ抵抗虚しく果ててしまい・・・・って感じに
>>882 ダーク・ヴァルキリアといえばデュアルモンスターがネタになるな
デュアルモンスターは召喚したてでは効果の無い通常モンスター
だがしかし、もう一度召喚の権利を使うことで効果モンスターに変身する!
(ちなみにこのカードだと攻撃力+300の魔力カウンターを置けるようになり、取り除いてモンスターを1体破壊できる)
つまり!
ダーク化した直後では精神はそのままで変わり果てた姿に混乱し、
再度召喚することで闇の力(=効果)が目覚めて悪に染まるということに解釈できるのではないか?
二段堕ちとはなんと贅沢!素晴らしい!
とてもカードゲームやる人間の思考じゃないですね
サーセンw
いや、カードゲームほど妄想しやすいものはないぞw
洗脳して肉体変異させたり吸血鬼化したりゾンビ化したりするの普通だしwww
DNAも改造しちゃいますからね、遊戯王。
遊技王のコミックスで孔雀舞が砂時計みたいなのに閉じこめられる話は良かった。
その後は廃人状態になるというオマケつきだったし。
MTGでもストーリー上色々あったなフェイジとか
絵的には好み分かれるだろうが
>>903 遊戯王アニメでバーサーカーソウルの前後回で、
HAGAの出したDNA改造手術という罠カードのせいで、遊戯のモンスターが次々と昆虫族に変えられてしまう。
あのままブラックマジシャンガールが出され昆虫化しないかとすっごく期待した。
>>905 ストーリーだとエラダムリーの娘とか呪われたミリーもだろうか。
ラノワールの死者とかの再利用されたくさい人にも萌える。
あとはクリーチャータイプ変更とかw
>>907 潜入工作員(ザンチャ)や闇の天使セレニアもそうだな
基本的にファイレクシアって生物いじって配下にするからなw
あと支配されるよりする方だけど魂の収集家とかね
待たせてすまなかった。784です。
エロくないかもしれん。
とりあえず、百合です。
ここ最近、男から精を搾取し、女を自分と同族にする上半身だけ人間の姿をした女郎蜘蛛が現れた。
彼女に同族にされた女性は全て巫女達に葬られた。
この物語は巫女の時雨が女郎蜘蛛のボス、凛を倒しに行くお話。
still of the night〜精が欲しい〜
満月の月明かりがいつもより夜を明るくする。
人里離れた森の中、巫女と妖怪が戦いを繰り広げていた。
「…もういい加減観念したらどうです?凛さん。」
時雨が凛に問いかける。
「……ぐっ……まだ戦えるわッ!」
凛は地面に倒れ、肘をつきながら答えた。
「疲れてるんでしょう?諦めが悪いですよ。」
この時、時雨は気づいていなかったが、彼女の背中には小さな蜘蛛が一匹、首筋を目指して登っていた。
「これ以上やってもあなたに勝ち目はありません。あなたを地獄へ送ってあげます。」
時雨が右手に持った札を凛に貼ろうとした時…。
(今よ!)
首筋まで登っていた蜘蛛が彼女の首を噛んだ。
「…ッ!」
小蜘蛛に噛まれた瞬間、時雨に激痛が走った。
彼女は動けなくなりその場に座り込んだ。
「…凛さん……あなた…一体何を……。」
毒が時雨の体内に広まり、徐々に体の動きが鈍くなってゆく。
「ふふ…さっきからあなたに気づかれないように、小蜘蛛ちゃんを放しておいたのよ。」
彼女は時雨の首筋に噛みついている蜘蛛を指で押しつぶし、邪な笑みを彼女に向ける。
「んふっ、形勢逆転ね。毒が効いて体が動かないでしょ?」
「……く…くそっ……。」
苦痛に顔を歪めた時雨は悔しそうに凛を睨んだ。
「そんな怖い顔しちゃ、せっかくの美人が台無しじゃない。」
凛は時雨の背中に腕をまわし、自分の唇を彼女の唇へ重ねた。
「んむっ!んーッ!んっ!んーっ!」
凛は舌を絡ませ、唾液を絶やすことなく彼女に送り込む。
時雨は彼女から送られてくる唾液を飲み込む事しかできなかった。
しばらくして、凛が透明な糸を垂らしながら時雨から唇を離した。
「んはぁっ!」
妖怪との口吻をされた後、彼女は顔を赤らめ息を荒々しく吐き、自身を抱えていた。
「わ………私に……何をしたんですかッ!あぁん!」
「ふふ…体が疼くのかしらぁん?
当然よねぇ、人間が私の唾液を飲むとね、みんな忽ち欲情しちゃうのよ。」
次に凛は時雨の胸元をはだけさせた。
「な……なにを……するんですか…ひゃあぁん!」
そして露出した彼女の乳を鷲づかみにし、揉み始める。
「あぁん……いやぁん……やめ………やめてぇえぇぇッ!」
「んふっ。やめてって言ってる割には嬉しそうじゃない。」
そして、片方の乳を口にくわえて舌を使い、舐めまわした。
「んやぁん……はあん………やぁんッ!」
もう片方の乳も同じように器用に舐め回して時雨を快楽に浸らせる。
「んもう、こんなに乳首立たせちゃって。そんなに気持ちよかったのかしら?」
乳首を舐め終わると、凛は更に彼女の両胸を弄んだ。
「だめぇえぇえぇぇぇッ!」
時雨は絶頂と同時に乳から白濁色の粘液を噴きだした。
凛は時雨の乳にかかった粘液を、舌を使いながら舐めとった。
「…乳を弄られただけでイっちゃって……。可愛いわぁん…。」
そして凛は時雨の袴の紐を解き、彼女の秘所を慣れた手つきで触り始めた。
「あんッ!はぁん!だめぇ……いやぁあんッ!」
「んふふ……どんどん濡れてくるわぁ。」
彼女は更に時雨の秘所をいやらしく擦る。
「あぁあん!やぁん!くぅうんッ!」
「どう?昇天しちゃいそうかしら?ふふん…もっともーっと人外の快楽を楽しませてあげるわよ。」
そして凛はしゃがむと、時雨の秘所に顔を埋め、舌を使い舐め始めた。
「……やぁん………うぁん……んはぁんッ!」
割れ目に沿いながら、凛は舌を他の生物の様に動かす。
彼女は時雨の秘所に唾液をかけながら、舌を膣内に入れかき回した。
「くぅうん!んあぁん!だめえぇえぇぇぇぇぇッ!」
時雨の秘所から暖かい愛液が垂れてきた。
凛はすかさず、彼女から垂れている愛液を妖艶な表情で舐め取る。
「ふふ……アナタの愛液、乳液と劣らずとっても美味しいわ。」
時雨は荒々しく息をし、彼女に舐められる度に嬌声をあげる。
次に凛は腹部を時雨の秘所に近づける。
「あなたは私の下僕になってもらうわ。
今まであなた達が私の下僕を殺してきたんだから、今度はあなた達が女郎蜘蛛になるのよ!」
「いやぁッ!女郎蜘蛛になんて……なりたくないですぅ!」
時雨の言い分も聞かず、凛は彼女の秘所に自らの腹部の先を入れ始めた。
「あぁぁあぁんッ!」
入れた瞬間、時雨には今までに感じた事のない快楽を感じる。
「ほーら。人間同士が交わってもこんなにいやらしい快感は無いわよ?」
何度も出しては入れ、出しては入れて、時雨に未知の快楽を送る。
「んぁん!やぁんッ!あぁあぁん!」
「どうかしら?あなたが堕ちればもっとこの快感が続くわよ。」
更に激しく腹部を出し入れする凛。
次第に時雨の腰が自ら動くようになり、そして彼女はついに言ってしまう。
「あぁぁぁあん!私を……私を…女郎蜘蛛にしてください!」
凛は期待通りの答えを聞き、顔を邪悪に歪めて言った。
「んふふ、じゃ仲間にしてあげるわ!」
そして、彼女の腹部がビクビクっと上下に少しだけ動く。
腹部内で何かを産出しているようだ。
「あぁんッ!イっくぅうぅぅぅぅうぅッ!」
「あぁぁぁぁぁあん!」
時雨は膣内にドバッと暖かい粘液が放出される感覚と丸い物体が入ってくる感触がした。
彼女は膣から愛液を垂らし、絶頂の余韻に浸りながら地面に倒れた。
凛はおもむろに立ち上がり、自分の乳や腹部を揉んだり擦り始めた。
そして、乳や腹部から出る粘液を時雨へかけ始める。
粘液を出すたびに凛は嬌声をあげる。
「あぁんッ!んはぁん!やぁん!」
そして粘液まみれになった時雨を手や蜘蛛の足、そして舌を使って彼女の全身に粘液を塗りたぐっていく。
「んはぁん………はぁん……んんっ……あぁん…。」
塗られる度に時雨は嬉しそうに喘いだ。
そして全身に塗り終わると凛は指から絶え間なく糸を出した。
彼女は時雨の全身を包むように糸を出し、しばらくすると彼女は細長い楕円形の繭になった。
凛は繭となった時雨に腹部の先を入れて粘液を送り続ける。
そして、優しく手足で繭を抱いた。
「…んふふ。さぁ、生まれ変わりなさい……私の下僕としてね。」
彼女は繭を見て邪悪な笑みを浮かべていた。
(…………この中……とっても暖かいよぉ。
……体がどんどん変わっていくよぉ…。
人間としての私がどんどん消えていってるよぉ………。
…………あぁん………んあはん………くうぅん……。
こんなに気持ちいいのなら……私……私………。)
粘液まみれになり繭の中に包まれ、時雨は快楽に浸かりながら眠りに落ちた。
数分後、繭にヒビが入る。
「んはあぁあんッ!」
中から粘液にまみれて時雨が出てきた。
時雨は上半身は前よりも女性らしく、下半身は凛と同じように蜘蛛のようになっている。
瞳もは虫類のように瞳孔が縦になり、彼女が人外に生まれた事を証しているようだ。
繭から出てきた時雨を凛は優しく取り出し、抱き寄せる。
「ねぇ、あなた妖怪に転生した気分はどうかしら?」
「……ふぁい……とってもいい気分ですぅ……お姉様ぁ。」
凛は完全に妖怪へと堕ちた巫女を優しく撫でながら怪しく微笑む。
「巫女やってた自分が馬鹿みたいですぅ……。」
「そう?気に入ってくれてなによりだわ。それじゃ人間に化けて精を搾取してきてくれる?」
「わかりました…お姉様。」
時雨は人間の姿に戻り、巫女服を整えて出かけていった。
終。
誤字脱字勘弁。
GJ!
キャラの名前がシャッフルの亜沙先輩と主人公思い出したw
起きたら何といいものが!
繭と言ったらベルセルクの妖精の話で興奮したのもいい思い出、GJ!
GJ。乙でした。
どうにも蜘蛛話はアトラクナクアの初音姉様しか思いだせん。
10年以上前の作品だから知らない連中は多いだろうけど。
凛も燐に置き換えられるから困る。
久しぶりにプレイしてくるかな。
22歳なのに知っててサーセン
>>908 亀だが、堕ち前はバーストレディってことで良いんジャマイカ?
>>908 E-HEROと覇王様は鬼畜過ぎて困るw
>>917 あれはいい百合ゲでした。
ぎゃああ蜘蛛の弓が。
ある意味ユベルも悪堕ち
いや嫉妬堕ちかww
>>921 ユベルは堕ちじゃなくてヤンデレだと思う俺ガイル。(笑)
とあるフリーゲームで敵モンスターがプレイヤーキャラを飲み込んで敵モンスターに転生させるスキルがですね
悪落ちかは微妙だけどガオガイガーシリーズに登場するパルス・アベルのオリジナルである
赤の星の指導者アベルって
機械昇華される際にゾンダーに滅茶苦茶に犯されてゾンダリアンに変化させられた可能性もあるんだよね
オリジナルがどんな性格だったは不明だから文章には出来ないけど
>>924 ガオで思い出したけど、命の機械新種化は、このスレ的には微妙かな?
>>925 自分的には微妙かな。
余談だけど、二次元ノベルズの奴隷生徒会長ヒカルに出るセイラがサキュバスになるよ
>>926 う〜ん、やっぱ微妙か、俺は寄生されての悪堕ちだと思ってたけど。
洗脳といえば洗脳マスク
>>927 いや、寄生されて悪堕ちはいいけど
機械化に抵抗があるだけ
>GGGの命
体を操られてるだけで心が屈して無いからなぁ
心が屈してこその悪堕ちではないだろうか
あふぅっ機械になれてとっても幸せぇっ
みんなも機械にしてあげるねぇ
一緒に奴隷になりましょぉぉぉぉ
とかなら10回抜いてたな
機械化も全然いけるが
あんまり人間から形かけ離れるとちょっと困る
関係ないがウィキペディアで機械化歩兵の項目に「サイボーグ兵ではない」って書かれてるのな
誤解するやつ多いのかw
さなぎって中身はどろどろなんだぜ。
人間もどろどろにしてなんか黒いもんまぜまぜして変態させるといいんだぜ。
そんなわけで
>>911GJ。
>>926 あぁ、あれな。確かにあれは期待できる。
二次ノベでカリン以上の悪堕ちがないからな。サブの連鎖のためだとしても悪堕ちにはがんばって欲しい
今週のGXでアスカがダークネスに堕ちたな
ほんと悪堕ち好きだな、ほぼ全キャラ堕ちてるぞ
主人公も悪堕ちしてるからな…GXは。
4姉妹探偵団の次の話が催眠ものらしい
CMで夏帆がライターの火を見せられたりしてたからちょっと期待
おまいら巫女SS読んでくれてサンクス。
良い考えが浮かんだらまた書かせてもらうわ。
>>932 と言う事はイナズマンの女バージョンがいたら
サナギ状態の時にちょっとお注射すれば良い訳ですね
ガガガだったらピルナスとパパパに調教されて奴隷になったルネを脳内保管したな〜
実際は調教されて奴隷になってたのはガイ兄ちゃんだけどな・・・('A`)
そういやどっかにそういうSS無かったっけ、ここでそういう話があったから見に行った気がしたんだが
ひっぱろだったか?
巫女話GJ!
おもしろかった 短い分読みやすく充分に萌えられた
最近長い話読むのがめんどかったので俺にはちょうどよかった
アクエリアンエイジオルタナティブってなんとなく洗脳入ってないか?
AA自体が洗脳ものなんです
知らんかった
AAAしかしてなかったもので・・・
しかも、最近AAAしてないorz
紗枝2の透明触手ってどこから生えてるんだ?
>>951 すごく簡単に説明するとアクエリのプレイヤーはマインドブレイカーという存在で女の子達を操って戦わせている
>>951 昔やってただけでアーケードの奴は知らんけど
アクエリアンエイジはマインドブレイカーと言う存在が女の子(場合によっては男も)をマインドブレイクすることによって
その子に宿っていた潜在能力を覚醒させ、その子とともに他のマインドブレイカーと戦うって言うのが根本にあるストーリーなんよ
でプレイヤーはそのマインドブレイカーになるわけ。
ブレイクには調教って意味もあるって小説版に書いてあったが
簡単に言えば女の子の『精神を書き換えて能力を開放』し精神的に『支配』するという行為がマインドブレイク。
で能力者を多く『支配』することによって、マインドブレイカーの能力も増大する。
それによってさらに強力な能力者を洗脳して能力を開放させ『支配』することが出来るようになる。
まぁそういうお話。
漫画や小説だとソフトに描かれてて洗脳っぽくはないが
実際ゲーム上で行なわれてることは洗脳で相手の駒を変化させて取ったり、隙を突かれて相手に取られたり、とそういう洗脳の応酬。
相手が場に出したキャラクターカードをブレイクして相手の場から奪いこっちの場にカードを出す行為のやりあい
カードにもともと備わってるアイコン、つまり『素質』に左右されるけど
吸血鬼の素質をもった女子学生をヴァンパイアに覚醒させたり
魔法の素質があればそれを覚醒させて魔女にしたりと
妄想すれば楽しくなるゲーム
鬼やら悪魔やら竜やら天使やら、サイボーグにアンドロイドに獣人にクリーチャー
霊能力者に魔法使いにタレントと幅広くいて結構楽しかったよ 昔は
今は廃れたっぽいけど
長文の上に判りにくい説明でスマソ
>>952,953
サンクス
確かに色々妄想出来そうだねぇ
>>953 アーケードも説明したのとほぼ同じです。
俺はアーケードしかしてないけどw
後、アクエリが実写になるらしいね
そういえばアクエリの会社が出してるディメンジョン・ゼロはこのスレ的にどうなんだろう
定期的にアクエリの話が出るな
俺も昔、
>>953と似たような説明レスを書いた気がするw
東方で悪堕ちSSとかねーかな。
なければ君が書けばいいのさ
なーる
前にファイルバンクであがっていたインプラント少女もアクエリエイジでの悪堕ちかな。
インプラント処置ってSFだと宇宙人に拉致されて脳内に制御チップとか組み込むことの意味だし。
>>958 書くなら人気投票終わってからで頼む。
>>970 次スレよろしく。
アクエリは二分岐ブレイクもあったな。
ルシフェルとか天使系と堕天使系に。
アニメ版ヒロインは設定上は二分岐だったが…
>>958 咲夜さんって元ハンターって設定あるの?
無かったとしてもそういうことにしておけば面白いんじゃないかな?
…先に言っとくが自分は書けんよ?
後はまんま咲夜さんがハンターの設定で
レミリアの運命操作で自分の忠実な下僕にするっていう同人誌もあるな
まぁ蛇足なのでスルーして下さいな
>>965 咲夜涙目なSSだったなw
よく考えたらレミィって眷属に出来るほど吸え(r
乙。
アクエリで思いついたけど
あらやしきとかEGOのマインドブレイカーが
イレイザーか極星に捕まって洗脳されて、手下になるのを思いついた
よし
書いて
リョナサガやってるんだが、リディアで色々妄想できるなぁ
このスレ流にリョナサガを改良するとしたらどうする?
とりあえずスライム化が近いんでないかねえ。
後は敵リディアと同じようなのをリース、ニーナあたりで用意出来れば。
それと先日のSSであったようなタームバトラーか?
蜂少女改造すれば作れそうだ
転生もいいんだけど基にしたキャラの面影が残ってるとなおいいんだがなあ
DPのWeb体験版がきてるぜ、これは…いいな!
kwsk
>>983 GJ!
意志を残しつつ、思考が書き換わるのが最高です。
本編よりも二次元エンドの方で思わず吹いてしまったが。
>>982 別にアドレス晒してくれって言ってるわけじゃないんだから
何の略かぐらい教えてくれよ
Dark Princessも分からないんじゃまだまだだな
てかこのスレに居るならクロさん位は知っておべきだ
次スレの
>>9 >>968を投下した人間だけど誰の絵か分からなければ萌え連の過去ログ検索を使え。
普通に投下して詳細を聞いても良いけどその絵は既出絵だから過去ログ検索のほうが早い。
ファイル名deatailが先頭にある絵は萌え連と考えておk
>>985 とくめ〜さんのMCサイトリンク集からMC系CGマンガサイトって所のリンククリックすればおk
検索は基本だからな。
思想と感情を埋め埋め
邪神の効果音が何故か笑いのツボにきた
ちょっと思ったがヒロインとかを洗脳(あるいは悪堕ち)すると
現実的に考えるとどんなメリットがあるんだろう?
ああいうのって冷静に考えるとリスクがありそうだから
相手陣営を内部から崩せるじゃないか
他にも、未知の力を使ってるならそれを解析できるだろうね
捕まえただけなら非協力的だろうけど、堕ちたら協力的になるから進み具合とかも違うだろうし
相手の戦力−&自分の戦力+
単なる50萬より横取り40萬の方が相手との差が縮まるだろ?
また懐かしいネタを
逸見さん・・・
相手側の精神面を揺るがす事も出来るだろうし意外とメリットあるんでね?
リスクと等価かと言われるとたしかに疑問ではあるが
いるかどうか知らんが裏切り者には死みたいな主人公サイドだったらほぼ効果ないしw
まぁ冷静に失敗したときのこと考えて動く悪の組織なんて滅多にないがw
>>990だが
洗脳のデメリットはされた奴がなんらかの理由で元に戻った時の
洗脳した側のダメージなんだよな
>>989 ちょ、神降臨w
なぜ誰も触れないんだ・・・
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。