>>504 一応某同人のショタザフィも考えましたがアレ過ぎるので却下。
素質の[オトコ]が機能するのかの実験も兼ねてましたので
ちょうど良かったかもです。
>>507 ありがとうございます、早速開きましたがコレは苦労しそうですね…
StS版は追加キャラも多く遅れるかもしれません。
待って下さる方は気長にお待ちを。
残り35KBですけど、スレ埋めも兼ねて書きます。
・何度やったか忘れちゃったけどしつこくなのは×ユーノの結婚に関してのお話
・非エロ
・自分のこの手のネタだと決まって反対する事が多いフェイトや士郎は何とか承諾
・しかし意外にもヴィータが……と言う展開
なのはとユーノはついに結婚を決意した。しかし、そうなればやはり障害は多い。
なのはは自分の物だと頑なに信じる百合なフェイト。ユーノをフェレットの姿で
娘に近付いた悪い虫としか認識してい無い士郎がそうである。
だがそれもなのはとユーノの二人が誠意を込めて話し合った末に…何とか承諾を取る事が出来た。
これで万事解決…と思われていたのだが……その時点では二人は思いも寄らなかった。
まさか意外な障害が新たに現れようとは………
「二人が結婚だと!? ふざけんな!!」
「え?」
「ヴィータ…ちゃん?」
二人の結婚に異を唱えたのは何とヴィータであった。フェイトや士郎の反対ならば
予想は出来ていたし、既に丸く治める事が出来た故に問題は無かったのだが…
まさかヴィータが反対する等余りにも予想外過ぎた。
「どうして? どうしたのヴィータちゃん? どうしてダメなの?」
「うるさい!! どうしてもだよ!!」
まるで自分の事の様に必死にそう異を訴えるヴィータの行動になのはとユーノのみならず
他の者達も戸惑ってしまう。
「ユーノみたいな奴になのはを任せられるかよ! ふざけんじゃねぇ!!」
「どうして!? どうしてそういう事言うの!?」
やはり何故ここまでもヴィータが怒るのかなのははワケが分からなかったが…
「ええかげんにせぇ!!」
その様な叫び声と共に甲高い音が響き渡った。はやての平手打ちがヴィータの右頬を叩いていたのである。
「…………………!!」
それには流石のヴィータも右頬を腫らし、右手で頬を押さえながら涙目になるのであるが、
はやては物凄い形相でヴィータを睨み付けて叫んだ。
「ヴィータ何でそんな我侭言うん!? フェイトちゃんだって! なのはちゃんのお父はんだって
OKしてくれたんのに何でヴィータはそんな我侭言うん!?」
「うう…はやて………。」
流石に主であるはやてには勝てないのか、ヴィータもすっかりその迫力に押されていたがはやてはさらに言った。
「そりゃ〜ヴィータはなのはちゃん好きやもんなぁ。他の男に取られるんが悔しいのも分かる。
けどな、だからってなのはちゃんは何でもヴィータの思い通りになる人形や無いんよ?
なのはちゃんは自分の意思でユーノ君と一緒になる道を選んだんよ! 最初はあんなに反対しとった
フェイトちゃんや士郎さんだって何とか承諾せざるを得なくなる程の強い意志で…。
なのに今更になってヴィータがそんなん我侭言ってどうするんや! それやから……それやから……
それやからヴィータは何時までも子供のままなんよぉ!! ってあかん言い過ぎてもうた!」
はやては慌てて自分の口を押さえていた。小さくて誰よりも大人ぶりたいヴィータを子ども扱いするのは
禁句だと言う事をはやても理解していたからだ。
「ごめんな…ちょっと言いすぎたわ…ほんまゴメン…。」
黙って俯くヴィータに対し、はやては慌ててそうフォローを入れようとしたが…既に遅かった。
「うるせぇ…誰が何と言おうと…二人が結婚するのは許せねぇ…例えはやてでも……。」
「え!?」
「私は許せねぇ!! それでも結婚するってんならあたしがぶち壊してやる!! 畜生!!」
ヴォルケンリッター鉄槌の騎士のヴィータが主であるはやてに反抗するとは信じられない事だった。
そして誰もが唖然とする中、ヴィータは涙を撒き散らしながらその場を走り去って行った。
「ヴィータちゃん…。」
なのはは心配そうにヴィータの走り去った方向を見つめていたが、そこではやてが肩に手を置いた。
「大丈夫や。あんな我侭な子は放っとこう? 万が一本当にヴィータがぶち壊しに来ても…
うち等がなのはちゃんとユーノ君を守ったる。」
「う…うん…ありがとう……。」
はやてに礼を言うなのはとユーノだが、その顔は悲しげな物だった。
皆の前から走り去ったヴィータは自分の部屋でグラーフアイゼンやカートリッジ、騎士服の
手入れをしていた。その目には涙を浮かばせたまま…
「壊してやる…あいつ等の結婚式に乱入して…全部ぶち壊してやる…そして思い知らせて
やるんだ………あいつじゃ……あんな奴じゃ……なのはは守れねぇって事を………。」
ヴィータは本気だった。本気でなのはとユーノの結婚式をぶち壊す気らしかった。
「ヴィータちゃん止めてです!」
そうヴィータに対し背後から話しかけて来たのはリインUだった。それだけじゃない。
シグナム、シャマル、ザフィーラの三人もまたヴィータの背後にいたのである。
「邪魔する気か?」
「そうだ。お前の邪魔をするつもりだ。」
ヴィータが目に涙を浮かばせながら睨み付けようともシグナムは表情一つ変えずにそう返す。
「ヴィータちゃん教えて頂戴? どうしてそうまでして二人の結婚に反対なの?
別になのはちゃんが遠くに言っちゃうワケじゃないのよ? ユーノ君と一緒に暮らす様に
なるだけで、これからもなのはちゃんとは普通に会えるのに……。」
シャマルが心配半分で睨みながらそう訪ねると…ヴィータは目から一滴の涙を落としながら言った。
「だって…アイツは強くねぇじゃねぇか! アイツじゃなのはは守れねぇ! そしたら…
また…あの時みたいに……なのはが……死にそうな大怪我しちまうかもしれねぇ!」
これがヴィータが二人の結婚に反対する理由だった。ユーノになのはを任せるのは余りにも
不安すぎると…。二人の結婚に反対したのも、主であるはやてに反抗したのも
全ては彼女なりになのはの事を想っての事だったのである。
ヴォルケンリッターとして生を受け、主の為だけに生きて来たヴィータが初めて見付けた
主以外に守るに値する人間なのだから…しかし…
「ならば…強い男ならなのはを任せても良かったのか? お前の言っている事は…
逆に言えば強い男ならば誰だって良いと言っている様な物だが…。」
「う………。」
シグナムにそう言い返され、ヴィータも黙り込んでしまった。
「確かにユーノは戦いをする人間では無いし頼りにならないと考えるお前の気持ちも分かるが…
お前は大切な事を忘れている。ユーノはやる時にはやる男だと言う事をな。」
「何?」
「本当に忘れたのか? ユーノはお前の攻撃を防いだ事があるでは無いか。
守ると言う事に関しては、奴も捨てた物では無いと思うがな。」
「あ…………。」
確かにシグナムの言った通り、ユーノは攻撃系の魔法は使えないが、それを
補って余りある程の強力な防御魔法やバインド系魔法が使える。
そしてそれによってヴィータの攻撃も防いだ事があった。
「だが…何よりもあのなのは自身が自分の意思で夫として選んだ男だと言う点が最大の強みだ。
お前は自分の手でなのはを守りたいのであろうが…少しは信じて見ても良いんじゃないか?」
「…………。」
ヴィータは黙り込んだままだったが、シグナムはさらに続けた。
「もしそれでも考えが改まらないのならば…好きにするが良い。もっとも…私達は全力で
それを阻止させてもらうがな。例え同じヴォルケンリッター仲間と言えども容赦はせん!」
「…………。」
その言葉を最後にシグナム達は帰って行ったが、ヴィータはその場に俯いたまま黙り込んでいた。
ついにやって来た結婚式当日。式は予定通り行われ、最初の頃はあんなに二人の結婚に
反対していたフェイトや士郎も笑顔で式に参加し、皆でワイワイと楽しくやっていた。
それでも一応当初から予測されていたヴィータの襲撃に備え、何時でも戦える体勢を
取っている側面もあったのだが、そこで……
『実は急遽ある人物からのメッセージです!』
と、その様なアナウンスが響き渡り、式場にいた皆の間にざわめきが起こった。
アナウンスの人が『急遽』と言う言葉を使った通り、予定外の事であり、
また『ある人物』とは一体何者なのか? と考えていたのだが…そこで突然
式場の照明が切れて真っ暗闇となった。当然そうなればますます式場でざわめきが起こるのだが、
突然ある一点にスポットライトが当てられる。そこにいたのは何とヴィータその人である。
「ヴィータちゃん!」
「やはり襲撃に来たか!?」
「でもちょっと様子が違うよ!」
スポットライトの光を浴びるヴィータは少々様子が違った。まず着ていたのは
戦闘用の騎士服では無くお祝い用の真っ赤なドレスだったし、その手には
グラーフアイゼンでは無くマイクが握られていたでは無いか。そして……
『ユーノォ!! てめぇその耳かっぽじって良く聞けぇぇぇ!!』
マイクの音量を最大にした状態でそう派手に叫んだのである。あんまりうるさ過ぎて
耳を塞ぐ者も大勢いたのだが、これは明らかに襲撃する様子では無い。
『てめぇ! 今からあたしと約束しろ!! なのはを命を賭けて絶対に守るってな!!
例えてめぇが死んでもなのはだけは絶対に守れ!! って馬鹿!! 死んだらダメだろ!!
てめぇなのはを未亡人にする気か!? そんなのあたしが許さねぇ!!』
「(ええ――――――――――――――――!?)」
一人ノリ突っ込みするヴィータに誰もが唖然とするばかりだったが、ヴィータは真剣だった。
『いいかユーノ! なのはを守っててめぇも生き残れ! 例えなのはを守れても
てめぇが死んじまったら元も子も無ぇ! そんな事したら残されたなのはが悲しむだけだ!
だから絶対に二人とも助かる様な道を探れ! それでもダメだって言うなら………
その時には二人一緒に死ねぇぇ!!』
「(ええ――――――――――――――――!?)」
凄い事を言うヴィータにやはり誰もが唖然とするが、ヴィータは皆の顔からそれを悟ってさらに言った。
『だってそうだろうが! 二人いっぺんに死ねば残された方が悲しむ事は無いからな!』
「(なのはとユーノの二人以外の私達の存在は無視ですか――――――!?)」
やはりどうもヴィータの求める要求はかなり難しい物なのだが…それでもヴィータは必死だった。
ただ結婚するだけでなく…何時までも幸せであって欲しい。そう考えていたのである。
「分かったよヴィータ。僕の力が何処まで及ぶかは分からないけど…全力でその約束を守って見せるよ。」
『本当だぞ! 本当だかんな!!』
ユーノの答えにヴィータは強く睨み付けながらそう何度も叫んだ。
その後、ヴィータは普通に式に参列。皆と共になのはとユーノの結婚を祝う事にある。
しかし式が終わった後………
「う…うあああぁん!! えぐ…えぐ…うああああああ!!」
「おーよしよし。」
ベッドの中ではやてに抱かれて泣き崩れるヴィータの姿があった。
やはり何だかんだで寂しかったのである。
「頑張った。ヴィータはよう頑張ったよ。うんうん……。やから…今夜は
久し振りにウチと一緒に寝てもええ…。うちがヴィータの悲しみ…受け止めたるわ。」
「うわあああああん!! うえぁぁぁぁぁぁぁ!!」
大声で泣き続けるヴィータを優しく抱きながら…はやては頭を撫でた。
おしまい
式に乱入! けど何だかんだで祝福ってネタは過去にもやりましたが
今回はプロレスのマイクパフォーマンス風(?)でやって見ました。
>>513 乙!確かにこういう展開もありそうだ。
そして終盤のヴィータの暴走具合に吹いたw
GJ!
ヴィータ可愛いよヴィータ
>>513 なんか背伸びした感じのヴィータだな。逆に子供っぽくて可愛い。GJ!
・・・…511の後ろから三行目の「〜言えども容赦はせん!」が
「〜容赦せん!」に見えて自分はもう駄目かと思った。
GJ!
こんなヴィータもありだな
OCN規制が倒せないっ!今回も結構長引きそうな悪寒…。
もうスレッドも終わりそうなので、あきらめて俺の言いたい事を代行さんに代行レスしてもらう!
>>1乙。
そして職人の皆様方GJ!
そして
>>128君、首を洗って待ってろ( ゚Д゚)ゴルァ!
自意識過剰に聞いてみるテスト。
「Reload」と「リリカルバイオレンス」、どちらの続編を待っていますか?
?
>>513 ヴィータwwGJ
ノリ突っ込みいいなぁ
おはようございますw
>513 ヴィータかわいいよヴィータ!でも会話分の最後の句点はいらない慣習らしいですよ……私は気になりませんが
しかし新婦の父よろしく会場乗っ取るヴィータはいいですねw
途中で腕のサポーターをずらしやしないかと冷や冷やしましたが ぇ
(注意書きとか)
リンディ×クラウドは、展開か気力が許せばかなぁ……
勿論夫婦の問題がこれっきりってわけはないですし、ね
ただ今ははやての恋を追いかけます。ごめんなさい
[はやてとザッフィー][唐突に出動]
ほいでは職業柄らしい展開で
クライドさんの戦闘能力は……とりあえず不明ですが飛べる設定で
クロノから想像するにストレージデバイスでがりがりやっちゃうバランスタイプなのかなあ……
どっかに既存設定あったらお許しを
では朝刊っ!
結局その日はやては無駄に頑張って残業とかしてみて夜遅く日付の変わる直前ぐらいに、ザフィーラと共に家の玄関をくぐった。
「ただいまー……」
勿論出迎えてくれる人もあろうはずもない。
「ありがとな、ザフィーラ」
中へ上がると屈みこんでそっと頭を撫でる。
正直あまり気力もなかったが、このお礼だけは何があっても欠かす気はなかった。
「主を守るは当然の勤め。それでなくても皆が心配します」
「うん……せやな。な……ザフィーラ」
「はい」
「うちは……どうしたらええんかな」
「……」
僅かに獣の瞳が逡巡したが、役割ではない、と一度だけその瞼を閉じて開いた。
「我には主のような乙女の気持ちは正直わかりませぬ。報われて欲しいとは常日頃願っていますが……」
「うん、ありがとな……」
そうしてふかふかの毛に体を埋めるが、やっぱり答えはでてこなかった。
「むーむずかしいーなー……なんとかならへんかなー」
「ふむ……時満ち足りて心満つ、とベルカの格言にもあります。その時がくればなるようになる、では駄目でしょうか」
「ふむぅ、なるほどな……まだその時やないってことか?」
「かもしれません。それは明日かも知れませんが、永遠に訪れぬやも知れません」
「明日か、未来永劫か……か。それもまた微妙やな〜」
「時は心の鏡にして絶対的な支配者。未来と過去の交わりし果てに心と共に現在は蠢動しています」
「むー」
反応の乏しくなってしまった主に、自身の無駄な饒舌を恥じいるザフィーラ。
「申し訳ありません。余りお役に立てないようです」
「ああ、いや、ええんよ。大体これはうちの問題なんやしな……」
「はい。兎に角体を休めた方が宜しいかと。明日に差し障ります」
「うん、せやね。じゃおやすみ」
「はい、いい夢を。主」
そして守護の獣と別れてそっと自室に荷物を置いた後、こっそりと入浴を済ませベッドに倒れこむ。
ぎゅっと枕を抱きしめてみるが、どうやっても何を考えてもどうしていいかわからなかった。
(わからへん、わからへん……どうしたらいいんや、なあリイン、うちはどうしたら)
胸の中に問いかけつつもっと強く枕を抱え込んだが、眠りに落ちても答えは見つからなかった。
目が覚めてみれば普段からすればすっかり起きだしているはずの時間で、尚且つ非常用の通信に履歴が残っており
最悪の寝覚めであったが仕事の性質上致し方ないと割り切って発信元へ通信を入れる。
まだ寝巻き姿であるから画面は黒にして音声だけにしておいたのだが、
応答した相手は夢へ向かってまっしぐらのティアナ・ランスター執務官補佐であった。
「おはようございます、八神二佐……今、大丈夫ですか?」
非常用の回線ということは割とそれなりに深刻な事態であるはずなのだが、昨今の騒動のこともあり普段起きているはずの時間に応答がなかった事もあり、
その状態でも一言付け足してくれる彼女の心遣いは正直嬉しかった。
「ああ、うん、平気やよ……どないしたん?」
「それが……今朝朝一で護送されるはずの犯罪者が護送直前に脱走したらしくて――」
「ふむー、どこで?」
「それが管理局地上本部なんですが、かなり足の速い相手で、逃走中なんです」
「フェイト執務官は?」
「フェイト執務官は今日は本局から一歩も出られないと仰っていました――海の仕事でかなり逼迫した案件がいくつも溜まっているとかで」
この間も休んだし、昨日も話聞いてもらったし、と彼女が思考を巡らさせてみれば普段の忙しさからして、
彼女の今の状況が果てしなく危険であるっぽいことだけは想像に難くなかった。
「高町教導官はどないやろ?」
「高町教導官は本日お休みです――その、結婚式の準備がどうとかで――」
「首都の航空部隊もあかんか」
「地下を逃げ回ってて、正直手伝って頂いてもあまり。とにかく決め手がないんです」
あー、それでうちに繋いできたんやな、とティアナの行動に納得するが、勿論引き受けないはやてではなかった。
「ええよ、クラナガンのどこかにおるん?」
「場所は大体特定できているんですが……その、捕まえるのがかなり困難でして……と、少し失礼します!4番区画5番区画、閉鎖急いで!
7番、結界担当局員用意!強度はいいからとにかく足止めして!」
既に彼女は現場であるのか、緊張感の漂う声が少し遠いが聞こえてきた。
「……失礼しました、とにかく手が足りないんです。スバルも緊急任務で出払っているみたいで」
なるほど――こういう時研修中のあの子達が使えれば――と誰が言わなくてもそう思えてしまうのであるが、とりあえずは目の前の解決である。
「わかった。場所教えて、今からうちの子達にも流す」
「はい」
(おはよう、みんな。ちっとティアナの捕り物手伝うで。いけるか?)
はやての念話の問いかけに、当然とばかりに即座に返ってくる返事達。
(おうよ!いつでもいけっぜ!)
(了解しました、主はやて)
(わかりました、はやてちゃん)
(了解です!)
(心得た)
情報を全員に伝えてから通信を切り、身支度を整えて玄関へ向かうとその時には既に制服姿の騎士達と守護獣と
そして黒一色のシャツに青いジーンズにエプロン姿のクライドも見送りに待っていてくれた。
勿論どきどきは全く収まってなどいないのであるが、そこはそれ局員の本分と割り切って主らしく出立の号令をかける。
「ほいなら、いくでみんな」
「おう!」
「はい」
「リィンも頑張るです!」
「うん……あ、クライドはんもちょっといてみるか?」
「ん?」
「部外者やないし、平気やよ。お散歩にはちょーっと微妙かもしれへんけど。飛行魔法いける?」
「いける。わかった――じゃあ1分くれ」
「うん」
そして宣言通り30秒でエプロンを外して戻ってきた彼の手には、黒い上着と、小さなバスケットが携えられていた。
「これは?」
「はやての朝ごはんなんだが」
「あー」
ありがとう、とお礼を言ってもう瞳の潤みそうな勢いで恥ずかしげに俯いて、
そのままいい雰囲気になりたかったはやてであったが状況が許してはくれない。
「と、とりあえずいこか!じゃ緊急事態につき、市街地飛行許可、八神はやて他一同、承認!」
はい!と綺麗に揃った声の後、全員で勢いよく戦闘服に身を包みながら玄関から飛び出した。
ほいでは〜ノシ
GJ
はやて可愛いですね〜。
クライドめ…羨ましい
というかフェイトさんは大丈夫なのか?
なんかデスクに書類の山が出来てそうなんだが……
>525
乙。
足の早い……さては……
>526
「書類の山が邪魔で飛べない……」
アポロ計画なんかも、「ロケットより先に書類の山が先に月に届きそう」などと言われてたしなぁ。
528 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 13:02:58 ID:sMQp3fXI
>>465 亀レスで申し訳ありませんが、なんとメイドスバルの書き主でしたか…。
今回はユーなのGJでした! ユースバも待ってますー
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
U U
早まるなよ
>>529 タイミングが悪かったんだ。タイミングが
平日の昼は分が悪い。今晩を待て
>>525 誰かはやてに狸の毛皮のコートをかぶせてあげて
>>529 保管庫を探しても見つからないのだが……
532 :
26-111:2007/12/13(木) 17:51:36 ID:RtoWrPmh
>>529 吊らないでーw
彼女らがメインになる話ってあんまり無いから
どっちも読みたいってのが本音だけど
強いて言うならReloadをお願いしたいですね
>>529 よくわかんないけど、よりエロい方がいいな!
>>529 ちょいと読んで来ましたよ
正直俺も両方読みたいが一応バイオレンスかな〜?
読んだ。バイオレンス希望。
ツンデレアリサとフェイトの対面が気になる。
欲を言えばどっちも(ry
全員集合がコレくらいで凹むタマなわけないだろうがw
>>531 三等身になって狸マリオのごとくしっぽを一生懸命振ってふよふよ浮かぶはやてがだな
本部の査察を地蔵になってやり過ごす、と申したか?
カエルスーツのヴィータ
まで見えた。
たぬきはやて
カエルヴィータ
ハンマーザフィーラ
ファイアーシャマル
スーパーシグナム
くつリイン
……ってところかね。
ちょっ、GJ!www
>>529 どっちも読みましたけど、続き気になるのはバイオレンスの方っすね
バイオレンスの続きを希望
はやてスレより転載
ちびたぬきAA
誕生時
∧,,∧
,," _ ゙゙ヽ;
ミ ((・∀・x))ミ
;(ノ~r‐‐、 ';)
⊂;,;'l x ';;
''∪''∪
改訂版
∩,,∩
.,," _ ゙゙ヽ;
ミ ((・∀・)x)ミ もふもふやでー
;(ノ~r‐‐、 ';)
⊂;,;;'l x) ';;
''∪''∪
ちびたぬきふぐり追加版
∩,,∩
.,," _ ゙゙ヽ;
ミ ((・∀・)x)ミ ?
;(ノ~r‐‐、 ';)
⊂;,;;'l x) ';;
''∪ω∪
フッ… l!
|l| i|li , __ _ ニ_,,..,,,,_
l|!( ・∀・:l. __ ̄ ̄ ̄ / ・∀・≡
!i ;li  ̄ ̄ ̄ キ 三
i!| |i  ̄ ̄  ̄ =`'ー-三‐ ―
/ ; / ; ;
; _,/.,,,// / ヒュンッ
/・∀・ /
| / i/
//ー--/´ ∩,,∩
: / ,," _ ゙゙ヽ; 乙やで!
/ /; ミ ((・∀・)x)ミ
ニ_,,..,,,,,_ セットアップ! ;(ノ~r‐‐、 ';)
/ ・∀・)x`ヽ ニ≡ ; .: ダッ
キ 三 三 人/! , ;
=`'ー-三‐ ―_____从ノ レ, 、
……ごめんなさい 今朝は間に合いませんでした……o.........rz
あふぉなことやってるから……・゚・(ノ∀`)・゚・。
月曜には再開予定です
>>546 そうですか、残念…
でも、ちびだぬきに癒されたんで大丈夫です!
月曜日、楽しみにしてます!
チビ狸わろたw
埋めるよ!
ヾヽヽ
⌒*(・∀・)*⌒ 1羽でなの!
ミ_ノ
″″
ヾヽヽ ヾヽヽ
⌒*(・∀・)*⌒ ⌒*(・∀・)*⌒ 2羽でなの!なの!
ミ_ノ ミ_ノ
″″ ″″
ヾヽヽ ヾヽヽ ヾヽヽ
⌒*(・∀・)*⌒ ⌒*(・∀・)*⌒ ⌒*(・∀・)*⌒ 3羽そろえば
ミ_ノ ミ_ノ ミ_ノ
″″ ″″ ″″
/ ̄ ̄ ̄/ / ̄ ̄ ̄ / /二二二/_. _ノ ̄/ / ̄/ / ̄ ̄ ̄ / ロロ /''7 _ノ ̄/ __/ ̄/__ .
 ̄ .フ ./ / ./二/ / / __ / / ̄ / / ゙ー-; . ̄ ̄/ / / / __ / ̄ / /__ __ /
__/ (___ /__,--, / / ̄ ̄ ̄/  ̄ __,ノ /  ̄/ /. / /ー--'゙ ___ノ / / /_ノ ./  ̄/ / _./ // / / ̄ ̄ ̄/
/___,.ノゝ_/ ./___ノ  ̄ ̄ ̄ /____,/ /__/ /_/ /____,./ /_____,ノ /__/ |___ノ.|___,/  ̄ ̄ ̄
次スレ:☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第41話☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197462075/l50
=8/二二ヽ8=
∬((・∀・)x))∬ おいら おいらん やでぇ
┗─wヽ::v丞/^ヽ
`シ'::*+l ヽ
l*;,;';*|ヽ_ノ
.|'-,*;':|!: 《
~ソハ、 \_, 、
【審議結果】
パッ パッ パッ パッ パッ パッ
[微妙] [脱力] [無理] [失笑] [勘弁] [残念]
‖∧∧ ‖∧∧ ‖∧,,∧ ‖∧,,∧ ‖∧∧ ‖,∧∧
∩・ω・`) ∩・ω・`) ∩・ω・`) ∩・ω・`) ∩・ω・`) ∩・ω・`)
( ). ( ). ( ) ( ) ( ) ( )
`u-u´ `u-u´ `u-u´ `u-u´ `u-u´ `u-u´
次スレ:☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第41話☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197462075/l50
,. ニ二ニ、ニニ =、
l|__j|___|;|___|[__)|
, '-- 、 - ‐ '';;',:.:l.:l:;::l_
,〇;|l(*)Il|:○r::,.=、、::l,´,:‐、l 三3
i.:..:::;i====i:___;.:,jii´i:l_,j_;ji´!」
.===========l ,j.,.,., lil ,j
`~´ `~´ `~´
__)ヽ
く⌒7´/⌒^fく
7イ=ルハ从け> 次スレ〜次スレ〜♪
/,'ヾ(リ^ヮ^ノリ
// ノ7去ニ包
く/ せfヒ{}ヒ} ヽ>
((◎く_77
(;;(::⌒(;;(::⌒ ((◎(◎
’、′・ ( (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; ’、′・
、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人 ヽ
、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ; ;) ;⌒ ;; :) )、 ヽ -‐, __)ヽ
( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`_,,..・ヽ/´ く⌒7´/⌒^fく
′‘: ;゜+° ′、:::::. ::: ´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ‐''"..,,_ 7イ=ルハ从け> なんか当たったけどまずは次スレ〜
`:::、 ノ ...;:;_) ___|;|___|[__)| /,'ヾ(リ^ヮ^ノリ
( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) ` ‐ '';;',:.:l.:l:;::l_ // ノ7去ニ包
( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `r::,.=、、::l,´,:‐、l く/ せfヒ{}ヒ} ヽ>
( ´;`ヾ,; i.:..:::;i====i:___;.:,jii´i:l_,j_;ji´!」 ((◎く_77
.===========l ,j.,.,., lil ,j (;;(::⌒(;;(::⌒ ((◎(◎
`~´ `~´ `~´
次スレ:☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第41話☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197462075/l50
_ ,、,、
,' ´ハハヾ
!イノリノハ)))
ノ.人l|゚дl|
. (( (__つ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/ ̄
_,、,、
,' ´ハハヾ
!ノリノハ)))
. ハl|゚д゚l|
..(( (__つ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/ ̄
_,、,、
,' ´ハハヾ
!ノリノハ)))
. ハl|゚д゚l| ガタッ
. ((r ヾ
__.リ|_| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
_,、,、
,' ´ハハヾ
!ノリノハ)))
. ハl|゚д゚l| スッ
..(( (__つ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/ ̄
_ ,、,、
,' ´ハハヾ
!イノリノハ)))
ノ.人l|゚дl|
. (( (__つ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/ ̄
_ ,、,、
,' ´ハハヾ
!イノリノハ)))
ノ.人l|゚дl| ガタッ
.(( r ヾ
_.リ_|_| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
_ ,、,、
,' ´ハハヾ
!イノリノハ)))
ノ.人l|゚дl| スッ
. (( (__つ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/ ̄
次スレ:☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第41話☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197462075/l50
>┬< ⊂⊃
⊂⊃
⊂⊃ ______________
(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;( )
|:::::| ̄ ̄8 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄8 ̄ ̄|:::::| ̄
|:::::|ノヘ`ヘ 〃^-^ヘ / .|:::::|
|:::::Z八从ハ }f/ハヾ!i{ / |:::::| ギーコ
|:::::リ *゚ヮ゚リ ル.゚ヮ ゚*ル |:::::|
. ギーコ |::::○ ○○ ○ノ .|:::::|
_|_ _/ __丿 / 丿_ . ..|:::::|
(;;;;;;;;;;;;∪∪;;;;;;;;∪∪;;;;;;;;( )))........|:::::|
 ̄|:::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |:::::|
. .....,,,.,. |:::::|..,.,..,.,.,.,...,, ..,,,.,,,.,,,.,...,,,,,............,,..|:::::|,,,.,.,.....,,,.,.,...
ズレマセンヨウニ
>┬< ⊂⊃
⊂⊃
⊂⊃ ______________
(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;( )
|:::::| ̄ ̄8 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄8 ̄ ̄|:::::| ̄
|:::::|ノヘ`ヘ 〃^-^ヘ / .|:::::|
|:::::Z八从ハ }f/ハヾ!i{ / .|:::::| ギーコ
|:::::リ *゚ヮ゚リ ル.゚ヮ ゚*ル . |:::::|
. ギーコ |::::○ ○○ ○ノ . .|:::::|
_|_ _/ __丿 / 丿_ ...|:::::|
(;;;;;;;;;;;;∪∪;;;;;;;;∪∪;;;;;;;;( )))........|:::::|
 ̄|:::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |:::::|
. .....,,,.,. |:::::|..,.,..,.,.,.,...,, ..,,,.,,,.,,,.,...,,,,,............,,..|:::::|,,,.,.,.....,,,.,.,...
ワンチャンス!
! i |
i |
/  ̄ \
lニニニニコ .i |
\___/ | |
| ||i
| | | i
| ̄|| i
| |i |
|_|i i
| | | ______/ ` |
| | | .``‐-、._ \
| | ヽl ,、 l/ `..`‐-、._ \
| | i 〃"ナ'⌒~´ヘヘ ../ _..` ‐-、\
| | i. // ,ハノノソヽソハ ../ / -,\―ーヽ.、
| | ハ ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ / {/べ==ヘ†〈V〉
| | ○7|..7⊃〆 〃/ヾ/从从! }(咒)
_| |_ /ソ、j、iヾ. 从゚- ゚,V|ノ〈ィゝ i i
|___| /~(_>!(_>` ⊂{|_]†[j○>(y') ====コ〇l>
\ \ </,、,、,、,、ヽ, _.,, 、___<
「雨の中どうしたの?」
「なんでもねえよ、ほっといてくれよ」
「だって、ずぶ濡れだよ。服もぼろぼろだし」
「うっせーよ!あたしは今、急いでるんだ。はやく集めなきゃいけねーんだ……っ」
「ごめん。だけどね、風邪引いちゃうから」
「……」
「名前は?いやだったら無理には言わなくていいよ」
「……ヴィータ」
「そっか、ヴィータちゃんていうんだ」
「んだよ、文句あんのかよ」
「違うよ。……あのね、うちにくるといいよ。温かいキャラメルミルクをつくってあげる。頑張るのはきっとそれからでいい」
次スレ:☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第41話☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197462075/l50