魔法少女、続いてます。
ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレです。
『ローカル ルール』
1.リリカルあぷろだ等、他所でのネタを持ち込まないようにしましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をしたほうが無難です。
・オリキャラ
・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)
『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
「1/10」「2/10」…「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。
【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
読み手側には読む自由・読まない自由があります。
読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶことが出来ます。
書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけてください。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントすることが多発しています。
読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。
リンクは
>>2
3 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 10:01:54 ID:u2EDccCF
ぬるぽ
>>1新スレ乙です
あの新スレ立って直ぐですみませんが、投下しても宜しいでしょうか?
>>1乙
>>4 別にいいんじゃない。
前スレに投下したりするとめんどいし
じゃあ投下します。
ですが先に予告したガチレズに落ちたなのはをユーノが救うネタが
浮かんだは良いけど全く文に出来なくて、気付いたら
フェレットユーノとリインUの話の続編書いてましたスマソ
・「フェレットとユニゾンデバイス」の続編
・フェレットユーノ×リインU
・前回発情したフェレットユーノに犯されたリインUが復讐の鬼と化して
フェレットユーノを始末しようとするが…
・獣姦エロ
・尻菊もあるよ
・ちょっとだけウホッもあるよ
前回ユーノはフェレットモードになった際のフェレットの発情と言う本能に勝てずに
リインUを犯してしまった。幸いその時のリインUは自分を犯したフェレットの正体が
ユーノとは気付いておらず、ただの野生のフェレットだと認識していた故に
ユーノにお咎めは無かったが…ユーノ自身には強い罪悪感で一杯だった。
「ああ……僕は何て事をしてしまったんだ……ああ……ごめん……ごめんよぉ……。」
その日からだった。毎晩ユーノが悪夢に魘される様になったのは…
妊娠してお腹をパンパンに膨らませたリインUが涙目で
「責任を取るです!」
と詰め寄ってくる夢……
ユーノがリインUを犯してしまった事が公になり、八神家の面々に袋叩きにされる夢…
中にはリインUにフェレットの耳と尻尾が生えた様な子供が生まれる夢なんかもあるが
一見穏やかそうに見えてこれはこれで色々とヤバイだろう…
特に恐ろしいと感じた夢はユーノが幼女強姦の罪で逮捕されてしまうと言う夢だった。
皆から散々責め立てられた挙句に逮捕され……挙句の果てには刑務所の中でウホッな性癖を持った
男達に気に入られて……
「兄ちゃんちょっとケツ貸せ!」
「アッ――――――――――!!」
こんな感じで男達の慰み者にされてしまうのである……
と言うか、ユーノ自身ウホッな性癖を持った男達好みのルックスだし、
以前クロノとおホモ達疑惑をかけられた事もあったし、こういう事をされないはずはあるまい。
「嫌だ―――――!! 逮捕されるなんて嫌だ―――――!! こ……このままじゃ
なのはと結婚して子供も沢山作って、老後は沢山の子や孫に囲まれながら
悔いも残さずに天寿を全うする幸せな人生計画がぁ―――――――――!!」
ユーノは頭を抱えて叫んでいた。だが、前述した通りリインUはユーノに犯されたとは
思っていない。実際あの後で人間形態の状態でリインUと目が合っても特に何も無かった。
「そうだ……とにかくあのフェレットの正体が僕だと言う事がバレなければ良いんだ…
そうだ……そうだよね……ハハハ……ハハハハハハ……。」
ユーノはそう苦笑いしながら笑って自らを安心させるしか無かった。
もはやそうするしか自分自身を保てなかったのである。
支援
次の休日、ユーノはフェレット形態でまた何時もの草原にまでやって来ていた。
フェレットの姿で草原を駆け回る事で、とにかく心を癒そうと考えていたのであるが………
「フェレットさん………こんちにわ…………。」
広大な草原の真ん中に一人の小さな少女の姿があった。そう、彼女はリインフォースU。
かつてこの草原で共に遊び…その後で思わず犯してしまった相手であった。
「フェレットさん……リインは会いたかったですよ……。」
「キュ……キュ?」
今目の前にいるリインUは明らかに普通では無かった。あの時はお出かけ用の私服を
着ていたが、今の彼女は戦闘用のバリアジャケットに身を包み、片手には分厚い蒼天の書が
握られている。そしてその目は一見穏やかに見えるが…明らかに憎悪に狂っていた。
「フェレットさんフェレットさん……またリインと遊んでです。」
リインUがゆっくりとそう呟いた直後だった。物凄い速度でユーノ目掛けて突っ込み、
両手で掴んだ蒼天の書を凶器にして殴り付けて来たでは無いか!
「キュ―――――――――――!!」
間一髪、人間形態より遥かに小柄で素早く動けるフェレット形態だからこそ回避出来たが
あんな分厚い本の…しかも硬そうな角の部分で殴られれば痛い所の騒ぎでは無い。
明らかに死亡は必至だ。だがリインUは本気だ。本気でユーノを殺すつもりだった。
かつてフェレットとして発情したユーノに犯された後、リインUは散々だった。
ユーノに激しく突き動かされ、何度もイかされたせいで中々立ち上がれなかったし、
全身に白液まみれにされた体を近くの川で洗い流したりしている内に夜になり、
はやてにはこっぴどく叱られた物である。しかし…リインUは野生のフェレットに
犯されたと言う事を皆に話す事は無かった。理由は簡単。恥かしかったのである。
リインUはユニゾンデバイスの管制人格であるから、多少身体的に壊れた所で十分修理が効くが、
心の傷はそうは行かない。ただでさえあんなに楽しく遊んで、あんなに仲良くなった
野生のフェレットに裏切られ、犯されてしまったと言う事だけでも彼女の心に
大きな傷を作ってしまったと言うのに、もし犯されたと言う事実が皆に知られてしまおう物なら
その大きな傷に塩を塗り込む事になりかねない。だからこそリインUはこの事を
例え相手が主であるはやてであろうとも話す事は無かった。
「でも……タダでは済まないです……。リインを怒らせたら怖いですよ………。」
リインUとてこのまま泣き寝入りする気は無かった。自分が犯されたと言う事実が
皆に知られるよりも先に……あの野生のフェレットを始末するつもりだったのである。
そして暇さえあれば野生のフェレットと出会った草原で待ち伏せをし、ついに
野生のフェレットとの再開を果たしたのであった。
「死ねぇ!! です!」
「キュ―――――――――――!!」
蒼天の書を振り回しながら追い駆けるリインUからユーノは必死に逃げた。
ユーノだって生き延びたい。なのはに自分の子供を産ませるまで死ねない。
かと言って魔法を使うワケにはいかなかった。そうすれば魔力反応等で
正体を特定されてしまうからである。もしリインUを犯した野生フェレットの
正体がユーノだと知られてしまえば…ユーノの人生はそこで終わったも同然だ。
だからこそ逃げる。何としても逃げ延びるしか無かった。
「死ね! 死ね! 死ねです! エッチなフェレットさんは死ぬです!」
逃げるユーノも必死だが追うリインUも必死だ。自分を不当に犯し、
そう簡単には癒えない傷を作った野生のフェレットを生かすわけには行かない。
リインUは目に涙を浮かばせながら一心不乱に蒼天の書を振り回して
ユーノへ襲い掛かっていた。そしてついに………
「死ねぇ! です!」
「キュ………。」
リインUが力一杯振り下ろした蒼天の書がユーノの頭を直撃していた。忽ちユーノの
頭から血が噴出しながら大きく吹っ飛び、地面に叩きつけられると共に動かなくなった。
「やった……やったです………。」
未だ動かないユーノの姿を見てリインUの目に喜びの涙が浮かんでいた。
「やったぁ! やったです! リインの貞操を奪ったエッチなフェレットさんは
これで地獄に堕ちたですよ! やったです! リインの勝ちです! 正義は勝つですよ!」
リインUは両手を天下高く上げながら万歳のポーズを取っていた。
憎い相手をこの手で始末出来た事が余程嬉しいのだと思われる。
これでリインUの心の傷も少しは癒されたに違いない……
「さて…帰るです。今日ははやてちゃんに怒られない様に急いで帰るですよ。」
嬉しそうにリインUはその場を立ち去ろうとした時……それは起こった。
「キュゥゥゥゥゥゥ…………。」
「え?」
突然背後で何者かの呻き声が聞こえ、慌てて振り返った時、そこには
頭に血を噴出しながらも物凄い形相でリインUを睨み付けるユーノの姿があった。
「フェレットさんまだ生きてたですか!」
慌てて蒼天の書を構えるリインUであるが……
「キュゥゥゥァァァァ!!」
まるで血に飢えた野獣のごとき呻き声でユーノはリインU目掛けて
物凄い速度で飛びかかり、両前脚に生える鋭い爪がリインUのバリアジャケットを
容易く切り裂き、その肌を露出させていた。
「キャァァァ!」
バリアジャケットの胸元の部分を切られ、肌が露出したリインUは慌てて
両手で胸を覆い隠し、蒼天の書を落としてしまった。
「な! 何が起こったです!? さっきまでとは明らかに雰囲気が違うです!」
リインUは顔を真っ赤にしながら慌てていた。一体ユーノの身に何が起こったのか。
フェレットは愛玩用に品種改良された種であるが、その一方で狩猟用としても使用される。
蒼天の書の角で頭を強く殴られ、意識を失ったユーノであったが、生命の危機を察知した
彼の本能がフェレットとしての身体の奥底に眠る荒々しい野生を蘇らせたのであった。
「キュゥゥァァァァァ!!」
野生の力を得たユーノは物凄い速度でリインUを翻弄し、その鋭い爪でバリアジャケットを
次々に切り裂いて行き、ついには全裸にさせてしまったでは無いか!
「嫌ぁぁぁぁぁぁ!!」
慌ててリインUは両手で胸と股間を抑えるが、ユーノは容赦する事無く背後から襲い掛かった。
「嫌ぁ! はやてちゃん助けてです!」
リインUは胸と股間を抑えながら逃げようとするが、ユーノはリインUの背に飛び付き……
何故かキャメルクラッチをしていた。
「痛ぁぁぁぁぁ!!」
流石に某中国出身の残虐超人みたいに相手の身体を引き裂く様な力は無いが、
それでもリインUは背骨を逆に曲げられて相当に苦しそうだった。
と、そこで突然ユーノはリインUから手を離し、キャメルクラッチから解放するが
その勢いで腰を元通りに曲げて尻を引いた直後にユーノのまたも発情したモノが
リインUの尻菊へ深々と掘り込まれていた。
「アッ―――――――!!」
前述した通り今のユーノは意識を失っており、野生の本能によって行動している。
その野生の本能がユーノの持つ人の心と一つになって人の美的感覚に従って
リインUを犯したと言う事であるが、今回も同じ様にリインUが女性である証として
存在する股間のソレへ押し込むつもりであったのだが、少々ミスが生じて
尻菊の方へ掘り込ませてしまった様子であった。
「アッ―――――!!」
これでいずれにしてもリインUの心に新たな傷が出来てしまった。
ソレを犯されただけでも心に大きな傷が出来たと言うのに、尻菊まで
掘られてしまったと言うのはもう踏んだり蹴ったりである。
「アッ――――――!!」
リインUは頬を赤くさせ、喘ぎながらも必死にユーノから脱出しようともがくが、
もがけばもがく程己の尻に掘りこまれたユーノのモノはより深く掘り込まれていく。
そうすればリインUはより必死になって脱出しようと腰を振り、尻を振るが…
結局それがまたより深く掘り込ませてしまうジレンマを発生させてしまった。
「アッ―――――――――!!」
ユーノは己の巨大なモノによってリインUの尻を突き、リインUはまたも喘ぎ声を上げた。
ユーノが腰を激しく動かせば、リインUもまたそれに合わせて腰を激しく付き動かし、
気付いた時にはユーノが突くのをやめてもリインUは腰を動かし続けていた。
野生の獣のごとき激しい野生的なSEX。そして……リインUはイッた。
あの時と同じだ。あの時も発情したユーノに無理矢理犯されたと言うのに
気が付くとリインUは自分から腰を動かしていた。何だかんだ言いつつ感じていたのである。
だが…そんな事をリインUは認めたくは無かった。
「嫌です! リインはそんなエッチな女では無いです!」
心の中では必死にそう否定しても…リインUは腰を動かし、尻を振り続けた。
例えユーノが突かずとも、リインUの方からユーノを欲しているがごとく……
「アッ! アッ――――――――!!」
ユーノがリインUの尻の中へ目掛けて大量の白液をぶちまけると同時に
リインUはまたもイッた。既に彼女の股間のソレは大量の愛液で濡れ濡れになっており…
顔の方もまた虚ろな目でゆっくりとユーノの方を見つめていた。
「も…もう…お尻はやめてです……どうせなら………お……オマ○コで…やってです……。」
ユーノが未だ余力を残しているがごとく勃起したままのモノをリインUの尻から引き抜くと同時に
リインUは脚を広げながら尻を高く上げ、ソレへ挿入しやすくしていた。
もはや完全に己の敗北を認め、観念したのか………はたまた己の奥底に眠っていた
性への欲望に負けてしまったのかは分からないが………ここに新たな獣が誕生した。
ユーノが野生を取り戻した様に、リインUもまたユニゾンデバイスとしてでは無く
一匹の雌の獣となって交尾をするつもりであった………。
「アッ! アッ! アッ! アァァァ!」
ユーノの獣のごとき激しい突きに、リインUは完全に感じ、顔を真っ赤にさせながら
獣のごとき四つん這いの体勢で腰や尻を何度も振りながら喘ぎ声をあげて…
またまたイッた。
「アッ! ハッ! もっと! アア! アアアア! もっとぉ!」
リインUはイッてもユーノはイッてはいない。まだまだやるつもりだ。
故に野生の本能に従い激しくリインUを突き上げるが、リインUもまた
ユーノが突かずとも自分から腰を振って求める程であった。
「アッ! フェレットさん! もっと! もっとです! アァン!」
フェレット形態のユーノとリインUの獣のごとき荒々しく野性的な激しいSEXは…
夕日が二人の身体を真っ赤に染め上げるまで続いた。
「ハァー…ハァー…ハァー…。」
ユーノが意識を取り戻した時、そこには己の体力を限界までSEXにつぎ込み、
きつそうであるが、その一方で満足げな顔で呼吸を続けながら寝転ぶリインUの姿があった。
「あわわわわわわ…僕はまた取り返しのつかない事をしてしまった……逃げろぉ!」
またもユーノは逃げるしかなかった。勿論蒼天の書で頭を殴られてしまった後の記憶は
無いが、この状況から見て自分がまたリインUを犯してしまったと言うのは
ユーノにだって分かる。故に今は正体を悟られる前に逃げるしか無かった。
「う………リイン……また負けちゃったです……グス……。」
リインUもやっと冷静さを取り戻したが……またも犯された事実に涙していた。
それだけでは無い。犯されたはずなのに……途中からそれに感じてフェレットとの
交尾を求めていた事……そんな淫乱な自分が何よりも許せなかった。
「リインはエッチな女じゃないです……リインは………。」
口でそう必死に否定しても……もう手遅れだった。こうして己の貞操を奪った相手に
またも犯され、あろう事か自分自身もまたそれに快感を感じていた。
それが犯された事実以上に悔しかった………
「でも…これが自然界の掟なんですね……弱肉強食の世界なんですね……
リインは負けちゃったから犯されちゃったです……グス……。」
やはりリインUは相手の正体がユーノでは無く野生のフェレットだと認識している。
だからこそ、自然界の法則によって自らが敗北したのだと考えていたのであった。
この後、リインUは妊娠し、フェレットの耳と尻尾の生えた子供を産む………
……と言うのは例によって無いからあしからず。
おしまい
先に予告した話はもうちょっと時間を下さいorz
あと、前スレに投下された話それぞれGJです。
ユーノ×フェイトはどうヤンデレに転がるのか気になりますし
(もしかしてなのはが遅れて自分の気持ちに気付いてヤンデレ化とか?)
ユーノとヴィータの話も吹きました。
スレ立て乙&一番槍GJ!
15 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 13:34:46 ID:JT+FnuWW
JS事件解決後。某所には
秘密裏に回収アンド大改修をされて生体ケーブルの先端部分にバイブを搭載したガジェットに犯される女性局員の姿が
実は職業柄、欲求不満になりがちな武装局員の為にマリエルさんが作ったマシンで意外にも好評で近日、正式に予算が降りて量産も出来る
ちなみにモニターには、なのは・フェイト・はやての三人だけでなくカリム・シャッハ・オーリスなどの名前もあり絶賛していた
マリエルさん「まさか、趣味で自分用に作ったのがここまでウケるなんて思ってませんでした」と感想を言っていた。
『テンタクルJS#3028』ですね。
壱乙!
19 :
ておあー:2007/11/25(日) 17:51:24 ID:1Us+f4D8
>>1乙、そして
>>13一番槍乙です!
前スレあたりからまた勢いが早まった気がするぜ
コテがついたままだった…ちょっとなのはさんに頭冷やしてもらってくるわ
>>1乙ー
及び前スレ埋め乙
>>13 GJ
ふふふ……もっとやってしまえ……
リインUが残ったプライドもボロボロにされてフェレットにされる為だけに草原まで来るようになれば完璧……もとい末期ですね
23 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:55:04 ID:lCgC11Pu
>1乙っす
毎度、おはようございます〜w
[ディードユーノ→なのユ][絶賛宴会中][謎展開]
3期後のなのユの心理状態を想像とかしてみたり
ほいでは、朝刊どす〜
足元に丸い重心を持つ戦闘機人テンプレートを展開させられて、さすがのなのはも青ざめて止める。
「でぃ、ディエチちょ!ちょっとま」
「え?」
その声をかけられた反動で、引き絞られた指が離れ能力の乗った玉を放った。
「あっ」
部屋に居たほとんど全員が派手な音にソファの方へ向くと、貼り付けられたフェレットのすぐ真横にぷすぷすと煙を立てる割と大き目の穴が開いていた。
家主はやてはショックを受けずにはいられない。
(そ、ソファーに穴が)
その有様にギンガは眩暈を覚え、ふわりと倒れる。
「ギン姉ー!?」
当然狙われた人は、余りにも冗談にならない速度と威力の玉にがくがくと身を震わせていた。
「……ごめん、なさい?」
皆の様子にまずいことをしたのかな、とちょっと落ち込んでしまうディエチ。
「あ、ああ、ううん、大丈夫大丈夫!お、おしおきおしまいー」
「おしまいー」
状況が良く飲み込めていない明るいヴィヴィオの声に続けて、ようやく貼り付けから開放されるとソファの上でやっと人間形態に戻るユーノ。
「はふ……」
薄い黄色い色の長袖の、柔らかい金髪メガネの人がぐったりと身を沈めてしまうのも無理はない。
ちょうど自分もそろそろ飲もうかなと紙コップを持っていたディードが、運動部のマネージャーよろしく駆け寄って覗き込んでくる。
「だ、大丈夫ですか?」
「あ、うん。大丈夫大丈夫……」
あはは、と乾いた笑いを浮かべながら、この環境はいくつ命があっても足りないな、と今更ながらに思うしかない。
「ごめんなさい、世間知らずな姉達で……」
「いや、君のせいじゃないんだし。そんなに気にしなくていいよ」
「はい」
彼の隣に長いストレートの綺麗な髪を避けつつ腰を下ろしてから、とくとくとお茶を注ぐと差し出してくれる。
「飲まれます?」
「あ、ありがとう」
素直に受け取って一口飲んで体に入れると、確かに落ち着いて少し救われた気がした。
「え、えーと……名前を聞いてもいいかな?」
彼の問いかけに嫌な顔ひとつせず、丁寧に答えるディード。
「はい、ディード、といいます。ナンバーは12番。一番年下……です」
「ああ、ディードさんは末っ子なんだ?」
「あ、はい。そうです。何かと、よくしてもらってます」
確かに黒地の肩の辺りに白い文字で控えめに]Uとついている、少しだけ微笑んでそう答えた彼女の言う通りで、
研修を始めてみると勿論以前からであったが姉達も優しく雑誌や漫画も優先的に譲ってもらい、
ナンバーズ姉妹においても末っ子特権は例外なく発揮されていた。
また、ドクターに与えられた容姿とはいえ、ディードはいわいる世間の女の子っぽい服とかアクセサリーが良く似合うこともあり、
たまにギンガの私服なんかを着せてもらったりするうちに、すっかり外の世界に出る日が待ち遠しくなってしまった彼女は、
気づけば外界に一番詳しくなっていたのである。
そのせいもあってか、最近はもうチンクも驚くぐらい表情豊かに明るく振舞うことも多かった。
そして末っ子といえば、幼馴染の誰かさんのことを思い出し、彼もまた苦笑いを浮かべる。
「末っ子はみんなに甘やかしてもらえるからね」
「はい。申し訳ないぐらいでして」
生来の生真面目な性格もあってか、照れながら申し訳なさそうにすると守ってあげたくなる程の可愛らしさがあった。
けれど、その柔らかな空気で会話を交わす2人を見ていれば、なのはの表情が優れないのも当然のこと。
穴の様子を観察に来たはやてともまた明るく話しだして、どうしてこうなってしまうのかな、と思わずにはいられない。
しかし、隣に座っていた小さな娘がその様子に気づき、奪還に動く。
ユーノの足元までとてとてと走ると腕を掴んだ。
「ん?どうしたの?」
「いんじゅーはこっちー」
26 :
〜ソラノカケラ〜(15)(2/2):2007/11/26(月) 06:19:07 ID:ac7rRCCm
そういってヴィヴィオに引っ張られていってしまう彼を見送るが、小さい子供らしい無邪気さで棘が立たずディードも素直に微笑んでいた。
ここ!と指差されて半強制的になのはの隣に引き戻されて座らされる。
娘はお手柄?と言わんばかりに母親に報告する。
「ママー!いんじゅーげっとー!」
「あ、うん……ありがとねヴィヴィオ」
「うん!」
そういって白いブラウスに捕まりつつ膝に乗る彼女を受け入れるが、幼馴染2人の間はといえば果てしなく微妙な沈黙が支配する。
「ママー?」
娘の頭に優しく撫でているなのはであったが、落とした視線がどこか暗い。
そして澱んだ感情と、娘への愛情がないまぜになった想いがつい、小さな呟きとなって噴き出してしまった。
「……どうして、ユーノ君は……言ってくれないのかな」
「ママ?」
娘の問いかけにも反応せず目を背けたままの幼馴染の言葉は、お茶を飲んでいた彼にもちゃんと聞こえていたらしく、
意外と真っ直ぐな答が返ってくる。
「……僕の気持ちは、ずっと前から伝わってると思ってたんだけど、違うのかな」
「……」
そう言われて、なのはが顧みてみれば一度だってユーノが自分を遠ざけたことは無く、いつでも何があっても背中を守ってくれていた。
それは出会ったときからずーっとであり、場所が離れても、役職がついても絶対に変わらない。
そして彼にとってなのはは今になっても恩人であり、教え子であり、親友であり、幼馴染には違いなのである。
しかしだからといって、その列に恋人や夫の列が加わるかと言えばそれは違う。
あくまでユーノにとってなのはは恩人であり、また魔法の世界に引きこんでしまった責任があるわけで、
またそのせいで命を落としかけた過去の出来事も含め、彼が自分から求めることは彼自身の中で禁忌とも表現される程の不可侵の事象であった。
少し投げやりな言い方をすれば、我侭放題し放題しててもいいけど、一線を越えるならそれもそっちからよろしく、という奴である。
それがなのはには当然気に入らないわけで、膝の上に抱えているヴィヴィオを引き取っても尚それは変わらず、
言ってくれないかな、と思っていた部分もかなりあるのであるが前述の理由により勿論それはなく、
今のような微妙な関係に成り果てるしかないのであったが、今日は腕の中の娘のぬくもりが少し後押してくれていた。
守るものが出来てしまった以上、空の人間だから、一度墜ちてるから、と言った言葉はもはや言い訳にはならない。
一度だけ、勇気を出してみようとじっと昔から変わらない柔らかい金髪の彼の横顔を見つめながら、今でも大切なその人に問いかけた。
「あのね、ユーノ君」
「ん?」
あんな酷い目にあってもまだ許してくれている、少しだけの微笑みに導かれて、伝える。
「この子の……ヴィヴィオのお父さんになってもらえませんか」
はう、sageそこないましたごめんなさい…orz
ほいではまたノシ
28 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 07:01:37 ID:f6VJYTD8
いつも朝刊おつかれさまです(`・ω・´)ゝ
今日は朝刊一番乗りだぜw
>>27 GJ!
そしてヴィヴィオ、いんじゅー自重wwwww
>>27 朝刊GJ!
しかしなのはさん、
> 「ママー!いんじゅーげっとー!」
教育方針考えましょうよ、いやホントwww
>>27 朝刊GJ!
これは良い正統派なのユ
そしてディードが可愛いww
32 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 07:35:58 ID:ob3TXH1u
>>27 朝もはよからえぇ話アリガトウ!
普通に暖かいなのユGJ!
>>27 いんじゅー!
な に を お し え て い る
お、女の子がそんな言葉使っちゃいけません!
何にせよGJ。いい感じでなのユーだし。一生イチャついてればいいと思うよ
誰がヴィヴィオに仕込んだんだ?w >いんじゅー
35 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 09:48:57 ID:sLCAx/2X
八神家一同じゃないかな。もしくはクロノ。
>>27 毎朝GJです。
人ん家で何を思い切ってるんですかなのはさんww
このままバカップルモード突入か?
何時の間にか、ソファに開いた穴がうやむやになっている件について。
朝刊乙です
ついになのはが言ったーーーー!!さて、いんじゅーはどうするw
GJ!!!
なのはさんかわええ(*´▽`*)
ついになのはさんの全力全開か!
明日が待ちきれない……
41 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 20:30:01 ID:ob3TXH1u
いんじゅーが他にフラグ立ててないかが問題か
42 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 21:01:18 ID:YTpLnbO1
あれか、管理局方面今日も晴れのち魔力弾?
今日は投下ないんだな
ふと思ったんだが
> 「この子の……ヴィヴィオのお父さんになってもらえませんか」
これってまんまバツイチの(SLB
>>43 や、朝刊あったよ……
まあまだ慌てるような時間じゃないさ
多分
>>27 朝刊乙!!いんじゅーってw
でもこれからどうなっていくんだかwktk
また書きます。
・フェレットユーノ×リインUの第三弾作っちまったですスマソ
・オリキャラ出る
・獣姦エロ
・フェレットユーノに二度も犯されたリインUが(でも正体がユーノとは気付いてない)
今度こそ始末する為に秘密特訓とかやるけど、その時に小人民族のレイパーに襲われて
ああ大変って時に皮肉にもフェレットユーノに助けられる物語
・陵辱注意
ユーノはまたもリインUを犯してしまった。単純に発情した一度目と違い、
二度目はフェレット形態としての内に眠る野生の本能が目覚めたが故の行為で、
ユーノ自身の意思とは無関係なのだが、ユーノがリインUを犯したと言う事実は変わらない。
だからこそユーノは強い罪悪感を感じていた。確かに未だリインUはフェレットの正体が
ユーノとは知らず、野生のフェレットだと認識しているが、何時正体がバレるか分からない。
そして正体がバレた時自分がどうなるか……それが怖くて怖くて仕方が無かった。
だが、休日にフェレットに変身して草原を駆け回ると言う行為だけは止められなかった。
普段の激務に疲れた精神を癒す為には必要不可欠な行為だったからである。
しかし今回は何時もの場所とはまた異なる場所に行く事にしていた。
何しろ以前復讐に燃えるリインUに待ち伏せされて襲われた事があったからだ。
だからこそ今までとはまた別の場所へとユーノは向かった。しかし……
「キュ!」
森の中を跳ね回りながら移動していたユーノだが、その時にある物を目撃してしまった。
「強くなるです! リインは強くなってフェレットさんに今度こそ勝つですよ!」
なんとまあその森の中にリインUの姿があったでは無いか。しかも木の枝の上から吊るした
リインUに合わせたサイズのサンドバックを何度も殴ったり蹴ったりしている。
幸いユーノの存在には気付いていない様子であったが、これはこれでユーノは慌てていた。
「リインはフェレットさんに二度も犯されちゃったです……。でも……フェレットさんは
悪くないです……だってフェレットさんは弱肉強食の厳しい自然界で生きて来たですから……。
一見可愛らしい姿をしてても……フェレットさんは生きる為に他の生き物を襲って食べて来たです…。
だから…悪いのは弱いリインの方です…。フェレットさんは弱肉強食の掟に従っただけで…。」
リインUは決してフェレットユーノを庇っているワケでは無い。これが弱肉強食の
自然界の現実なのである。フェレットは一見可愛らしい姿で愛玩動物と捕らえられているが、
それでも肉食性の狩猟動物としての側面も持っている。そんなフェレットが野生の世界で生きるには
他の動物を襲って食べる以外に他は無い。そして性に関しても強い雄が他の雌を襲って
無理矢理に子供を産ませると言う行為も自然界では公然と行われる有り触れた行為に違いない。
勿論人間社会では犯罪だが、自然界で人間の倫理など通用するはずがない。
あの野生のフェレットも可愛らしい姿をしていても、その様な厳しい世界で今まで生き抜いて来たのだ。
リインUが犯されてしまった事も全ては弱いから。リインUが弱いから犯されてしまった。
もう二度と同じ事をされない為には自分自身も強くなるしかない。
……と、リインUは考えていた。故にこうしてはやて達にも内緒で山にこもり、
秘密の特訓をしていたのであった。
「だから強くなるです! リインも強くなるです!」
こうしてリインUは一心不乱に何故かフェレットのイラストが描かれているサンドバックを
何度も何度も殴り続け、蹴り続けた。
とりあえずユーノは自らの存在が悟られるより先に退散するしか無かった。
そしてユーノが静かに立ち去った後、リインUはサンドバックを殴る手を止めていた。
「ふぅ……とりあえず一休みです。」
そう言って座り込んでタオルで汗を拭いていた。
「ですけどただ練習すればフェレットさんに勝てるとは限らないです。
やっぱり作戦とかも考えておく必要がありますね。」
リインUははそう独り言を言いながら物思いに耽っていた。
「三度目の正直、次は絶対負けられないです。もし負けてしまったら……リインは
またフェレットさんに犯されちゃうです。そしたらリイン……またおかしくなっちゃうです……
そんなの嫌です……フェレットさん………。」
リインUはふとかつてユーノに犯された時の事を思い出し、自然と頬が赤くなっていた。
「フェレットさんがあの大っきなオチンチンでリインの初めてを奪っちゃったです……
あの大きなオチンチンがリインのオマ○コに………。」
リインUはの手は下半身に伸びると共にスカートの中へ潜り込み、ついには
真っ白なパンティーの中にまで潜り込んで股間のソレの中へ差し込まれていた。
「アッ!」
リインUはビクンと身震いした事を皮切りに、自慰行為を始めてしまった。
「アッ! ダメです! リインはエッチな女じゃないですからこんな事しちゃだめです!
アンッ! でも……手が止まらないです! 助けてです!」
口では必死に否定しようとしても、手が勝手に自らのソレを何度も掻き回し続けた。
「ダメです! もうリインはダメな女になっちゃうです! フェレットさん……
フェレットさぁ――――――――――――――――――ん!!」
憎いはずなのに、自分を二度も犯した相手だと言うのに……彼の事を考えると
身体が疼いてしまう。そんな憎くて始末しなければならない相手を求める自分がリインUは嫌だった。
「アッ! アアッ! ハッ! ハッ! ハッ!」
リインUの自慰行為は続き、下半身は自らの愛液でびしょ濡れになっていた。が……
そこで突然シャッターを切る音が聞こえたのである。
「やった! リインフォースUちゃんのオナニー現場をカメラに収めたぜ!」
「え!?」
何といつの間にかにリインUの目の前にリインUよりちょっと大きい程度の男達が数人いたでは無いか。
ミッドチルダは様々な次元世界の人間が集まる人種の坩堝と言う面を持っている。
故に彼等の様な俗に言う『小人』的な民族も少なからず存在していたのであった。
「な! 一体何をしたですか!?」
慌てて顔を真っ赤にしながら脚を閉じ、股間を両手で覆い隠しながら立ち上がるリインUだが、
直後に男達の中の数人がリインUを背後から押さえつけていた。
「おじちゃん達と良い事しようぜリインちゃん。」
「おじちゃん達の頼みが聞けなかったら…どうなるか分かるよね…。」
「あ………。」
男達の中のリーダー格と思われる男が手に持っていたデジカメの裏面の画面に表示された
リインUの自慰行為の写真を見せていた。つまりこれは脅迫だ。
リインUが大人しく彼等の言う事に従わなければその恥かしい写真がばら撒かれるのである。
「かつて機動六課の一員として活躍したリインフォースUちゃんのオナニー写真が
大公開されちゃったら凄い事になるかもしれないね〜フフ。」
男の言う通りだった。確かにリインUは機動六課の中でも裏方的な位置にいたが、
その小さな身体と類稀なる可愛らしさでマスコットとしても高く評価され、
時空管理局のコマーシャルに出演した事もあった。そんなリインUの自慰行為写真が
周囲に公開されてしまったら…それは一大スキャンダルとなるのは必至。
下手をすればはやてやヴォルケンリッターのみならず、もしかしたら他の元機動六課メンバー達にも
迷惑がかかってしまうかもしれない。故に……リインUは彼等の言う事に従うしか無かった。
「はい……です……。」
「うむ。素直で良い子だ。じゃあおじちゃん達と行こうか?」
リインUは涙目で頷き、男達に引っ張られる様に別の場所へ連れて行かれた。
「ん?」
ユーノがトコトコと森の中を歩いていた時、リインUが数人の小人達に取り囲まれながら
連れて行かれる光景をふと目撃していた。
「これは……。」
ミッドチルダには俗に言う小人系の民族も住んでいる事はユーノも知っている事であるが、
何故彼等とリインUが一緒にいるのか分からなかった。だが、リインUは彼等に怯えていたし
明らかに普通では無かった。
「まさか……。」
ユーノはリインUが気になり、こっそりと後を付ける事にした。
リインUが男達に連行された場所は山奥の洞窟だった。しかし、洞窟と言えども
予め照明器具等が備え付けられており、とても明るかった。
「い…一体何をするですか?」
リインUは怯えながらも男達にそう質問するが、男達はと言うと……
「じゃあ…ここでもオナニーしてもらおうか? リインちゃん?」
「ええ!?」
リインUの顔は真っ赤になった。
「そんな! 恥かしくて出来ないです!」
「おやおや? そんな事言ってても良いのかな?」
またも男はデジカメで撮ったリインUが自慰行為をしていた写真を見せた。
「わ……分かりました…です……。」
流石にこの脅迫には勝てない。リインUは大人しくその場に座り込み、
脚をM字に大きく広げると共に己の右手の指を股間のソレの中にへ差し込んだ。
「アッ!」
「すげぇ! リインフォースUちゃんの生オナニーだぜ!」
悔しい…そして恥かしいが……今のリインUには彼等の言う通りに自慰行為を見せるしか無かった。
彼女の顔は真っ赤になり、顔は涙で、股間は愛液でびしょ濡れになってしまっていた。
「アッ! アッ! アッ!」
「リインフォースUちゃんのオナニーもそろそろ見飽きて来たな。」
脅迫されるまま一心不乱に自慰行為を続けるリインUであったが、男達のリーダーは
そろそろ新たなステップへ移行するつもりであった。
「よっしゃ! じゃあそろそろ輪姦タイムに行こうじゃないか!」
「賛成!」
「ええ!?」
リインUの顔はさらに真っ赤になった。彼等がただリインUの自慰行為を見るだけで
満足するはずが無い。その後で犯す事はリインUとしても予想は付く事である。
だが…分かっていてもやはり犯されるのは嫌だった。
「嫌です嫌です! 犯されるのは嫌です!」
「じゃあこの写真がばら撒かれても良いんだな?」
「う………。」
やはり男達に弱みを握られた以上、彼等の脅迫に大人しく従うしか無かった。
「リインちゃんのオマ○コの挿れ心地が如何程の物か楽しみだぜ。」
「俺リインちゃんのお尻の穴に挿れたい!」
「じゃあ俺はリインちゃんのお口で咥えてもらおうかな?」
「あ……あ……ああ……。」
リインUは恐怖で固まり、動けなかった。そして下半身の方を見ると…なんとまあ失禁しているでは無いか。
「あらら〜リインちゃんお漏らししちゃったよ。困った子だな〜。」
「でもまあ良いんじゃない? これからもっと漏らしちゃう事になるんだし。」
「そうだね。」
こうして男達の三箇所責めが始まった。
「ん! ん! ん! ん!」
一度に三人の男がリインUの小さな身体を一度に抱き、股間のソレ、尻菊、口の三箇所に
それぞれモノをぶち込むのである。彼等が終わってもまた新たな三人がそれぞれに
リインUを抱いていく。もはやリインUは彼等の生きたダッチワイフとされていたのであった。
「流石に凄いな。本当にユニゾンデバイスとか言う奴なのか?」
「馬鹿だな〜。こういうのは性欲処理用も兼ねてるんだよ。」
「(ち…違うです!)」
勝手に性欲処理用認定されてリインUも必死に否定しようとするが口の中は
既に男のモノで一杯になっており、声を出す事が出来ない。
「あのJS事件で暗躍した戦闘機人って連中も、事件の主犯格の奴の子供妊娠してたとか言うし、
あれもやっぱり戦闘用ってのは表向き用の建前で、性欲処理用とか兼ねてたんだろうな。」
「(そんな言い方は無いです! それはナカジマ姉妹を馬鹿にする事にもなるです!)」
確かにJS事件の戦闘機人はかつて敵として戦った相手であるが、管理局側にも
スバルとギンガと言う二人の戦闘機人がいた故、その二人さえも性欲処理用認定する発言だったのである。
「それだとさ、あのヴォルケンリッターとか言う連中だって騎士とか格好付けてるけどさ、
実は案外性欲処理も兼ねてたかもしれんな。」
「ありうるな。シグナムとか言う奴は巨乳お姉さん好み対象だろうし、シャマルとか言う奴は
人妻系好み対象。ヴィータとか言うのはロリ好み対象だろうし、ザフィーラとか言う奴は
人間形態ではウホッ! な性癖を持った同性愛者対象、狼形態では獣姦好み対象って所かな?」
「(違うです! 違うです! そんなの絶対有り得ないです!)」
大切な家族を馬鹿にされてリインUの目にさらに大粒の涙が浮かんだ。さらに……
「そう言えばヴォルケンリッター連中の主ってので八神はやてって言うのがいたじゃん?
若干19で機動六課なんての立ち上げて、それの隊長に納まるんだからよ、
もしかしたら上層部相手に枕営業とかやってたんじゃないのか? 丁度凄い美人でもあったし。」
「ハハハハ! あるある! 絶対そういうのあるよな〜!」
「(無いです! 有り得ないです!)」
リインUの主であるはやてさえ馬鹿にされ、リインUの心はもはやズタズタだった。
しかし、既にリインUは男達の慰み者にされてしまっており、どうにも出来なかった。
「(悔しいです……悔しいです……。でも……リインが弱いからこんな事になったです……。
リインが弱いから……こんな沢山の男の人にまで犯されて……。リインも強くなりたいです……。
もっと……もっと……もっと………。)」
心の中でそう呟くリインUであるが…それも空しく、やはり男達の輪姦は続けられた。
「あわわわわ……何か凄い事に……。」
こっそり後を付けていたユーノは小人達に輪姦されるリインUの姿を目撃し、唖然としていた。
「で……でも……あの子は僕を殺そうとしていたんだ……それに……今回の事で
あの子の憎しみの照準が僕からあいつ等に移れば好都合じゃないか!」
そう言ってユーノはその場を立ち去ろうとしていた。元々ユーノにリインUを助ける義理は無いし、
何よりも敵対中の身である。それに先に彼が言った通り、今回の事をきっかけに
リインUがユーノから彼等小人達に怒りの矛先を向けてくれるのならば、
ユーノはもう悪夢に魘されずに済む。これで万事解決……と考えていたのであるが……
「いや待てよ……もし彼らがワリと良くある犯した後で殺しちゃう様なタイプの連中だったら……。」
ユーノは嫌な事を想像してしまった。確かに犯した後で殺してしまうと言うレイプ犯の類も
ワリとある。もし彼らもそうで、リインUを犯した後で殺してしまうなんて事があったらどうなるか…。
そうすればはやて達は悲しむだろう。なのはやフェイトだって悲しむに決まってる。
そして何より……ユーノ自身がリインUを見殺しにしてしまったと言う罪悪感と後悔を一生
抱え続ける事になるかもしれない。
「そ……そんなの嫌だ!」
リインUを見殺しにする事はフェレットとしての自分の正体がユーノだと知られる事とは
違う意味で自らの破滅を意味していると判断したユーノはとっさに助けに飛び出した。
「キュ――――――!!」
「何だ!?」
「フェレットだ! 野生のフェレットが襲って来たぞー!」
ユーノの乱入で小人達はパニックに襲われた。普通の人間達から見れば小さなフェレットも
彼等からしてみれば巨大な猛獣であるのだから……
「キュ――――!!」
ユーノはリインUを助ける為、一心不乱に暴れた。そして彼らがリインUを脅迫する武器に
なっているカメラ等の類も己の鋭い爪によって引き裂き、破壊したのであった。
「ああ! 大切なカメラがぁ!」
「このフェレットがぁ!」
「キュ―――――――!!」
「ひぃ!」
カメラと勿論中に収められたデータもろとも破壊されて男達は激怒するが、
逆にユーノによって威嚇され返されてすくみ上る。その内にユーノはリインUの所まで来ていた。
「キュ!」
「フェレットさん……どうして……。」
リインUは何故あの野生のフェレットが助けてくれるのか理解出来なかった。
しかし、ユーノはリインUに対して背を向け、背に乗るように意思表示をしていた。
「乗れって事ですか…?」
「キュ!」
とにかく溺れる者は藁をも掴む。リインUもまた今はフェレットの背に乗るしか無かった。
「キュ―――――――!!」
「ああ! リインフォースUちゃんがさらわれた!」
「待てぇぇ!」
リインUを背に乗せたユーノは一目散に逃げ出した。慌てて追うが、それでもフェレット形態の
ユーノには遠く及ばない速度であり、あっと言う間に逃げられてしまっていた。
何よりも彼等にとっての強力な武器であったカメラを壊されてしまった事が大きい。
これではリインUを脅迫する事は出来ない。彼等の完敗だった。
「くそぉ……。」
安全な場所まで到着した時、ユーノはリインUをそっと下ろしていた。
「フェレットさん……どうして助けてくれたですか……?」
「キュ。」
「だってリインはフェレットさんを殺そうとしたですよ……。」
「………。」
涙目でそう質問するリインUだが、ユーノは答えなかった。そして無言で立ち去ろうとするが…
「フェレットさん待つです!」
「キュ?」
「このままフェレットさんに貸しを作るなんて嫌です!」
リインUは頬を赤くし、目から大粒の涙を飛び散らせながらそう呼び止めていた。
「リインはフェレットさん何かに貸しを作るなんて嫌です! そ…それにリインは…
ユニゾンデバイスであって……フェレットさんじゃないですから……フェレットさんと
つがいにはなれないですけど…………今回だけは特別やらせてあげても良いですから…。」
しばらくして、草原のど真ん中でリインUとユーノがユニゾンしていた。(性的な意味で)
「アッ! ハッ! アッ! アッ!」
全裸で四つん這いになったリインUをユーノが背後から突いていたのだが、
流石に三度目になるとリインUも慣れた物だった。
「アッ…助けてくれたのはありがとです…ハッ…けど…アッ…フェレットさんを…アッ
ユッ…許したわけじゃ…アッ…無いですよ…アッ……。」
今回はリインUが自分からユーノと交わっていた。確かにこれはこれで
リインUにとって屈辱である。しかし、ユーノに貸しを作ったままにしてしまう事は
それ以上にリインUにとって屈辱だったのであった。
「アッ! アアア! アアアッ!」
今回は自分に貸しを作ったフェレットに対して借りを返す意味であえてやらせている
だけだと言うのに……リインUは感じてしまっていた。少なくとも自分を輪姦した
男達に比べたら…遥かに気持ち良かった。憎いはずの相手なのに……。
「アアアッ! アアアアアアッ!」
きっと今のリインUの姿を見たら…はやて達は泣くかも知れない。しかしリインUにとっては
そんな事はどうでも良かった。誰にだって人に言えない秘密はある。もしかしたら
はやて達にだってそれぞれに人に言えない、人に知られたら笑われるか泣かれる様な
恥かしい秘密があるのかもしれない。そう思えば自分がこうして隠れてフェレットと
獣姦してても良いじゃないとさえ思えて来ていた。
「アッ! アアア! アアアア〜ッ!」
「キュ――――――――!!」
こうして大自然を舞台にしたリインUとフェレットの野性的なSEXは夕方まで続いた。
「ハァ…ハァ……これで貸し借りは無しです……。次からは……また敵同士ですよ…。
リインも…もっともっと強くなって……フェレットさんに勝って見せるです……。」
全てをやり終え、立ち去っていくフェレットの姿を見つめながらリインUは
虚ろな目で草原の真ん中で寝転んだ状態でその様に呟いていた。
何時の日か…フェレットに勝てる力を身に付けてリベンジする日を夢見て……
その後、リインUはフェレットの耳と尻尾の生えた子供を産む事になる……
と言うのはくどいようだけど無いからあしからず。
おしまい
勝手に小人系の民族もミッドチルダにいるって設定してスマソセン
あと、以前予告した
「フェイトがなのはをガチレズにしてしまうけど、ユーノが頑張って取り返す」
って話の大まかな流れが頭の中で固まったので、これから文にします。
投降はもうちょっと後になりますが、その時もよろしくお願いします。
>>54 陵辱描写入ったSSは久々ですねGJ
それにしても投下しようと思ったら先を越されていたという…
これはもっとちゃんと推敲せよという魔王のお告げなのだろうな…。
そこまで百合を目の敵にせんでも。
まぁ後で笑い話に出来るような内容ならそれでいいけど。
>>54 GJでしたwなんというかなんというか、まぁなんというかw
とりあえずバレても「責任とって下さい」みたいな方向性に行けそうなところまで妄想した
レイプから始まる恋もある、ってフレーズが以前どっかのエロ漫画にありましたとさ
>>54 とりあえずリインには言ってやりたい…
自然界では基本的に子を産む雌の方に雄を選ぶ権利があるんだぜ
雄は必死で強さやその他でアピールするが、雌に拒否られたらスゴスゴと諦める
レイプする種族なんて逆に滅多にいないんだよ…
犬はそうなんんじゃないのか?
知り合いのビーグルが野良犬に襲われて妊娠したという話をきいたんだが。
家畜化された犬って自然界の掟で生きてるのか?
……と言うのは置いといて
それって単にメスの方が受け入れたんじゃないの?
襲われたってのは人間主観で
何?よっぽどリインUをアホの子にしたいの?
それともユーノの行為の正当化?
次回作予告と云いさ、誰かが一方的にいい目見て
誰かが・しわ寄せ的に不遇に会う
・都合上頭悪くなる
ってのそこまで必要?
日付も変わったところで、軽く投下させてくださいな
前スレが早すぎて間に合わなかったのです
小ネタばかり思いついて煮詰まってしまったので、
いっその事と、何も考えずに並べてみました。
お馬鹿フェイトさんが炬燵でダラダラしていて、
ちっとも動かなかったのが敗因ですね orz
ユーノとフェイトさんがだらだらしています、ご注意ください
エリフェイで頑張ってみようかと思いましたが、
通りすがりの何者かに阻止された模様です、ご注意ください
はじめにあったエロを削除したら、微塵もエロが無くなったので、
ガリュ×メガで淡白なのを入れてみました、ご注意ください
北町奉行所のティアナとか、ラガーメンに引きずられるティアナとか、
ラックとプラックのザンバーでシャーリィをシバくティアナとか、
孔明の罠を仕掛けるティアナとか、脇の下を舐めて射精するユーノを
削除しました、おかげでティアナが出てきません、あいたー
(八神家−寝室)
リインフォースUは、夢を見ていた。
乳揉み……それは、セクハラとセクハラを組み合わせた、
まったく新しいスキンシップである!
そしてこの捜査官の名は、はやて
乳揉みの奥義を極めた女だ。
今、最強の乳に挑む!!
うおおおおおお
夢の中での彼女の主は、緑色に発光したり、
対空技の前に無意味にクルクル回ったりしていて、
妙に楽しそうだなと、思った。
『或る執務官と炬燵』
(管理局社宅−近隣住民曰く、冥王と死神と淫獣の巣)
冬支度のついでに炬燵を出して、ぬくぬく、それは良い。
目の前に蜜柑、だったような気のする丸い果物が有る、それも良い。
バリアジャケットを出して、マントでぬくぬく、それも良い。
だが問題は、炬燵布団に入れられた両手である。
偽蜜柑を手に取るためには、暖かな楽園より両手を引き抜いて、
凍てつく現実へと向かわせなければならない。
駄目だ、そのような非情な行いなど、私には出来ない。
仕方が無いので、蜜柑に似た丸い果物の皮を口で剥ぐという偉業に挑戦する
フェイト・T・ハラオウン執務官、今年で二十歳、むぐむぐ。
「いやそれ、行儀最悪だから」
蜜柑、かもしれない果物の入った篭を手元に引き寄せながら、ユーノが言った。
日焼けというものに無縁な白魚のような指で、蜜柑ぽい果物の皮を剥きはじめる。
私だって、疲労骨折を繰り返して整形したから、かなり綺麗な指先なんだ。
でもそれって何の自慢にもならないよね、うん、ユーノの馬鹿、淫獣、メガネ。
せめて両手を使えたら奪い取れるのに、などと臍を噛んで睨みつけていると、
「ほら、口あけて」
皮を剥いた偽蜜柑を手にもって、ユーノが優しく声をかけてきた。
「…あーん」
「てい」
押し付けられたものは、房をわけていない1個まるごとの蜜柑もどき
手にしたものは、ザンバーな感じのバルディッシュ
魔法の執務官 ユーノは近日中に狩る フェイト はじまります もがもが
(本局内−売店)
自然保護隊に配属されて半年、思うところあって休暇をとったのだけど、
ミッドチルダに着いて早々、何故か問答無用でシグナムさんに拉致されて、
今現在に至るまで延々と稽古をつけてもらい、休憩をとって売店の中に居る。
一息ついたら2on2で何パターンか模擬戦をやってみよう、とか言っていた。
ラッキーな事に二人ほど、不幸な犠牲者が近くに居たらしい。
最近は単独、もしくはキャロとのペアばかりだったから、かなり楽しみだ。
そんな感じで合流までの休憩がてら、スポーツドリンクを買いに来て、
甘味の並ぶ、ハラオウン家御用達と書かれたコーナーに、
つい先日まで販売停止の憂き目にあっていた、怪しげな銘菓を発見した。
ああ、そういえばコレ、フェイトさんが好きだって言っていたっけ。
赤べこ−餡子のまわりを牛そぼろで包んだ、激甘肉団子。
カルト的人気を誇るミッドチルダ名物だ。
少し考えてから、買ってみた。
フェイトさんと会う約束をしているのは、明日。
どうだろう、喜んでもらえるだろうか?
(管理局社宅−司書長曰く、こっちが職場)
目の前の、僕が剥いた柑橘系果物を一方的に搾取し続ける、
体温高目の炬燵妖怪が、斜め上な回答をもたらしてくれた。
「え、だって私がなのはの婿で、ユーノはなのはの嫁でしょ」
「ちょっと待って! 嫁って、女二人も居るのに、恥ずかしくないの!?」
「無いよ」
迷うことなく即座に断言される、少しは躊躇しようよ!
って事は、何?
そのまま3人で式を挙げたら、どういう光景になるわけ?
僕がドレスで、フェイトがタキシード、なのはもタキシード?
男女男 犬ヴィ
−ユーノママ、とっても綺麗
−うむ、三国一の花嫁姿だな
−ねえザフィーラ、私もユーノママみたいになれるかな?
−当然だ、我で良ければ保証しよう
−えへへ、ザフィーラだいすき(もふもふ
ちょっと待って、今イヤすぎる光景が頭をよぎった。
どこにでもある普通の新婚家庭、
でも実は、奥様は男だったのです。
どこから聞いてもガチホモだよ!
「フェイトはドレスで僕がタキシード! 絶対!!」
「あ、ユーノにプロポーズされちゃった」
「…うわあああぁぁ!? 今の無しいぃぃぃ!!」
(無人世界−アルピーノの館)
「がりゅう、がりゅうぅ」
薄暗い寝室の中、痴呆のような崩れた声で、表情で、
私の名前を呼ぶのはメガーヌ・アルピーノ様、我が主の母君様だ。
「あぎぃ・・・はぁ・・・ぎゃ」
柔らかな膣壁を、外骨格に覆われた生殖器官が削りあげる。
ぞり、ぞり、と腰に感触が伝わるたびに、涎を流して喜ぶ様からは、
普段の温和で優しげな印象を、まるで感じさせない。
このお方は、時として私をこのように使う。
抱え上げ、奥深くまでを貫き通せば、
獣ですらも恥じいるほどの醜態を見せる。
乳房を握りつぶしながら思う。
主の想い人は、かねてより懸想している相手へと、逢引を申し込むそうだ。
たしかハラオウン執務官、以前見かけた折は、
自分で仕掛けた実芭蕉の皮を、何故か自分で踏んで滑って転んでいた。
まあ………………悪い人間ではあるまい、多分。
もはや言葉も出せずにあえぐだけの肉塊に、微塵も容赦せずに突き込み続ける。
襞壁の締め付けは痙攣に近く、異臭持つ体液がシーツに撒き散らされる。
ああ、かつてこの身と刃を交えた若き騎士よ、
私は君を信頼しよう、君よ最後まで誠実であれ。
なれば主の瞳が涙に曇ろうとも、私は君を恨むまい。
泡を吹き、白目を剥いたメガーヌ様の身体を清め、後の始末をする。
窓を開けば、涼風が身を凪いだ。
(管理局社宅−執務官曰く、ラバーズハウス(ゴムの家))
炬燵の魔力に囚われっぱなしの、哀れな犠牲者が、二人。
電影箱からは、怪しげな娯楽番組が垂れ流されている。
−うわぁ、あれはテスタロッサーさんの48の淫獣殺しのうちのひとつ
非情なるザンバーだあぁぁ!!
−そんなレアな技を見れるなんて、俺たちは何て果報者なんだ!
−おい、あれってワーカホリックで有名なスクライア司書長じゃね?
−テスタロッサーさんがスクライア司書長をスクラップにしちまったあぁ!!
−ちょっと、ユーノ君に何するの このオバケ女!
−おおう、テスタロッサーさんの公開レイプショーだ!?
−おい、あれってAofAで有名なナノライマーさんじゃね?
−すげぇ、テスタロッサーさんにとっては冥王も性欲の捌け口でしかないんだ!
−いやあぁぁ、私の身体はフェイトちゃんだけのものなのおぉぉぉ!!
二人は炬燵板の上に沈んでいた。
「……管理局広報部には、一度話をつける必要があると思うんだが、なのは風に」
「リンディ母さんに相談したら、有名税だと思って諦めなさいだって……」
通夜の如き重々しい雰囲気が、部屋に充満していた。
「………そういえば、この間リンディ提督に頼まれていた資料を届けたんだけど」
「『良い仕事ねユーノ、私のアソコもビチョ濡れよ』」
「君も言われたか」
炬燵板が頬の熱を吸収して、なんとなく離れ難い存在と化している。
「管理局の豚って言われたクロノは怒っていたけど」
「あれはハマリ役だと思うけどな」
「『あうぅ、ごめんねクロノ お芝居とはいえ踏んだり罵ったり』」
「『いえ、僕はテスタロッサーさんの豚である事を、誇りに思っていますから』」
一瞬の溜め、それから飽和したような虚ろな笑い声が、部屋に響く。
気がつけば、蜜柑篭が空になっていた。
「………なのは、遅いね」
「………まあ、いつもの事だけどね」
(本局−医務室)
魔力ダメージで昏倒させられた、
エリオ・モンディアルと高町なのはが担ぎ込まれていた。
二人して頭のあたりから、プスプスと香ばしい煙を上げている。
後に、不屈のAofAフルボッコ事件と語り継がれる現場に居あわせたのは、
シグナム、ギンガ・ナカジマ、ヴァイス・グランセニックの3名。
満身創痍の3人は、怪我の治療よりも先に頭痛薬を頼んだという。
(八神家−寝室)
八神はやては、夢に魘されていた。
すばる:さあ ひょうしょうしきだ
しゃりお:ああ やがみそうさかん が いない!!
しぐなむ:くくく いまあるじがたおした しつむかんほさは
ふぇいと:われら せいおうはいかのなかで いちばんの
れじあす:あいとゆうきの まっするぼんばあ
めいおう:なのなの
はやて:ちょ なんかへんなんが まじっとる
ふぇいと:なのは めいおうは ちがうとおもうんだ
めいおう:うん そうだね ごめんなの ふぇいとちゃん
しぐなむ:きにするな てすたろっさ も ほんきでおこってはいない
れじあす:なかよきことは うつくしきかな
はやて:なんでやああぁ
夢の中で何かを揉んでいるかのように、動かされた両手は、
まるで、数値上巨乳の逞しい胸板を−
(終)
70 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 00:52:56 ID:ALdUahtN
>>66 途中に入れちまうかもしれんが、
「フェイトはドレスで僕がタキシード! 絶対!!」
「あ、ユーノにプロポーズされちゃった」
もうGOALしてもいいよね…?な気がする
71 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 00:55:58 ID:O3RedlBt BE:163230023-2BP(111)
何かそこはかとなくスイーツ(笑)系なかほりがする…
お、終わりでいいの…?
シュールでよくわからん
アンカー忘れてたけど71は48〜51のことです。
後割り込みしてたらすみません。
うん……面白いのは確かなんだ。
だけどもなんか感想を書きづらい感じ。
まあ、とりあえずリンディさんのその台詞は危険すぎると思うよ
間違えた48〜54だ一人で何やってるんだ自分…orz
>>70投下乙
色々な意味で笑えたwやはり炬燵の魔力からは誰も逃げられないんだな
犬ヴィというところを見て、ヴィヴィオが犬に!?と一瞬でも想像した私は終わってるorz
SLBでもなんでも故意!
>乳揉み……それは、セクハラとセクハラを組み合わせた、
>まったく新しいスキンシップである!
>そしてこの捜査官の名は、はやて
>乳揉みの奥義を極めた女だ。
>今、最強の乳に挑む!!
>うおおおおおお
ちょwwww風雲拳wwwwGJ
>>54 GJ!貴方の作品はいつも肩の力をぬいて腹筋に力をこめて読めるので大好物ですw
リイン、何だ。がんばれwwww
>>70 リンディさんのその発言は普通にエロ過ぎて犯罪だと思うんだ。
あとメガーヌさんがめがっさえろいよ。
というか脇の下って何だwwwwww
このエロリストめGJ。
みかん丸々一個口に入れられてもがもがしてるフェイトそん可愛い!
何故か「あいとゆうきのまっするぼんばぁ」が一番ツボだったw
それなんてクラウザーさん?
>69 相変わらず素敵ですww木にぶら下がってそうな勢いだよフェイトさんww
感想?読むんじゃない感じるんだ!(無茶な
考えたら負け考えたら負k
(注意書き)
[なのユ→はやてと酒飲達→エリキャロ][宴会中]
なのユ続行かと思いきや、宴会なのでカオスモードです
一応お断りしておきますが、このお話はあくまではやて×クライドがメインとかいう謎ストーリーの連載ものです
どこがやねん!とはやてに突っ込まれそうな勢いですが、仕様です
ネタだけは増えてますが、ラブイチャとかは本職の方お願い致します
相変わらず謎な設定が捏造されています。信じちゃ駄目ですよ?(誰も信じネーヨ
ただしシュタインベルガーは実在するドイツワインです。本当に超甘口で飲みやすいです
いつも通り目の前の冷蔵庫に入ってます。安物ですけど。関係ないですねごめんなさい
そしてそろそろ頑張った区切り方はネタ切れ風味であります
何が注意なのか意味不明になってきたのでさっさとやりますw
ほいでは朝刊どす〜
幼馴染の真摯な言葉に、彼は彼らしく短く、しかしはっきりと答えた。
「いいよ」
しん、と静まり返っていたその部屋にその言葉が響くと、おおおっと歓声が沸き起こる。
割と遠くに座っていたはずの、魔法で出会った金髪の幼馴染に駆け寄られて飛びつかれて抱きつかれるなのは。
「おめでとう!なのは!よかったね、ほんとによかったね!」
娘共々、長身の彼女の勢いに半ば潰されかけるのも無理はない。
「ふぇ、フェイトちゃん、く、くるしいよ」
「ふぇ、ふぇいとまま〜」
「あ、ごめんごめん」
苦笑いをしながら離れると、えへへと笑ったなのはの笑顔がフェイトはやっぱり嬉しかった。
勿論、隣で微笑んでいる彼にも祝辞とも釘ともつかない言葉を差す。
「ユーノも、なのはを泣かせたらバルディッシュでホームランだからね?」
「あはは。うん、わかってるよ」
そういって彼も未来の奥さんの方をちょっとだけ見るが、かなり恥ずかしいのか顔を赤くしたまま目線を合わせようとしない。
ようやく立ち直ったギンガが不思議な展開に少しだけ心配そうにディードをフォローしようとしたが、嫉妬どころか目をきらきらとさせている。
「ディード?」
「ギンガさん、あれはプロポーズ、ですよね?」
「う、うん。そう、なるかな……」
「いいなあ、いいなぁ」
末っ子の言葉の意味がわからず、リーダー格に問いかけるノーヴェ。
「なあ、チンク姉、プロポーズってなんだ?」
「ふむ。つまりだな、ヴィヴィオ殿を教育して鍛えて、公園デビューをするということだな」
「なるほどっす!つまり売れっ子にするっすね!」
「うむ、そういうことだな」
「さすがチンク姉だ」
解釈の齟齬に気づいたスバルが、ティアナに心の中でこっそりと問いかける。
(ね、ねえ、ティア、チンクが言ってるのってもしかしてプロポーズじゃなくてプロデュースじゃ)
(しっ、面倒だから黙ってなさい。あんたも幼稚園の頃とか、大嘘信じてたりしたでしょ)
(あー、うん!あったあった!)
ギンガのおかげで、彼女達の念話の盗聴機能がOFFになっていた為さらなる余計な混乱は避けられたわけだが、
その偶然にここでは触れる必要はあるまい。
さて、簡易砲撃やらプロポーズやらですっかり注ぐタイミングを奪われていたワインだったが、
ここにきてようやく祝福の意味を兼ねてそれぞれのグラスに琥珀色の透明な液体が注がれていく。
はやて、クライド、ヴェロッサ、ゲンヤがグラスを持つと、自然にはやてが仕切った。
「じゃーベルカ式でいこかー」
「ああ、いいね」
ロッサから同意を得て、おじさま2人にも頷きを得て乾杯の合図を決める。
「ほいでは、なのはちゃんの婚約を祝して。プロージット!」
プロージット!、とチンとグラスを優しく合わせてから、全員で一口だけ口をつける。
おっ、と言った感じのロッサの表情をあまりお酒を知らないはやてが代弁してくれる。
「ふえ、これほんまに甘い……めっちゃ飲みやすい。本当にお酒なん?」
「うん、癖が無くて凄く透き通るような味だね。結構値段するのかな?」
ロッサの問いにはやてが値段を答えると、グラスを目の高さまで持ち上げながら普通に驚いた。
「ほう。この味でその値段?ちょっと信じられないな」
「でも、ロッサはなんか、でっかいソファーに仰け反って、ごっつ高そうなワイン嗜んでそうなイメージがあるんやけど。
口にあわへん、とか言われるかと思った」
「それは買いかぶりすぎだよ、はやて。これでも一応元孤児なんだから」
「あーうん、せやったね。ロッサも意外と所帯じみてるしなー」
「褒めてるのか貶してるのか、物凄く微妙だよそれは……」
「あはは」
ゲンヤはと言えば、もう既に飲み干して、シャマルにおかわりを注いで貰っていた。
ちなみにワインは大体ビールの2倍ほどアルコール濃度がある。
飲みやすいからといってかぱかぱ飲むと激しく危険である。
そして何やら漂う甘い香りに惹かれて、ここまで傍観を決め込んでいたシグナムが酒飲集団の近くまでやってきた。
「甘いいい匂いがしますね」
「なんや、シグナムまで来たんか?シャマルー」
はーい、と給仕係がワインを注いで新しくグラスを一つ作ると、綺麗にはやての隣に正座したシグナムに手渡してくれる。
「かたじけない」
「いえいえ」
「では、私も……」
プロージット、とはやてと小さくグラスを合わせると一口飲むが、確かにとても甘い癖の無い味で納得して瞼を閉じた。
「成程、これは確かに飲みやすいですね」
「お、白ワインっすか、いいっすね〜」
いつの間にやらその後ろに、妹を携えてヴァイスまでやってきていた。
「なんやなんや、酒好きが多いなあ」
また一つ、グラスを作るが、もう既になくなりそうである。
はやて達の円のさらに外側に座る彼にそれを手渡すと、2本目を取りに給仕係はキッチンへと急いだ。
ヴァイスもまた妹に見守られながらそっとそれを飲むが、これまた皆と同じ感想が聞こえてくる。
「お、ほんとにうまいっすね」
「せやろー?クライドはんお気に入りのお酒なんや」
「なーる。これは後で話したら、元六課No.1大酒飲みが悔しがりそうっすね」
「へ?そんな子おったっけ……?」
「ほら、いるじゃないっすか。メカオタメガネの執務官補佐殿が」
「あー、そやったなー」
ちょうど自分の補佐官の名前が出たタイミングで、なのはと共にフェイトも戻ってきた。
「シャーリーなら、夜天の書と相変わらず格闘してたみたいだったけど」
「あー、うちが頼み物してもうたからなー、ちょっと悪いことしたかな」
頼み物とは、突然現れたクライドの出現原因の解明なのであるが、それこそ歩くロストロギアと自称する彼女の魔導書、調べても調べても謎が解けず
オンラインで無限書庫から取り寄せたデータも膨大すぎて、このお休みに一人仕事場でネットは広大だわー!とか叫んでいたとかいなかったとか。
「ううん、いいってー、好きでやってるんだし」
「そやけどな、って未来の花嫁さんのご登場やないか。拍手ー!」
ぱちぱちぱちと皆の拍手に迎えられつつ照れながら、エリオとキャロの隣に座るフェイトのさらに隣に座る。
「おめでとうな、なのはちゃん」
「うん、ありがとう。はやてちゃん」
娘と未来の夫はといえば、既に向こうの方で仲良く遊んでいた。
あんまりからかわれるのも嫌だったのか、なのはの方から皆が飲んでいるワインのことを問いかけてくる。
「みんなが飲んでるのは、白ワイン?」
「あーうん、シュタインベルガーっていうお酒なんやけど」
「え?鋼鉄の撃墜王さんのお酒?」
「ん?なのはちゃん知ってるん?」
何故かなのはがワインの名前を知っていたことの説明を、シグナムが代わりにしてくれる。
「石の山……シュタインベルガーは、97番世界の有名な戦闘機乗りがこよなく愛したワインです。
空隊だとかなり有名な話ですよ」
「へー、そうなんや」
「私も名前だけは知ってるけど、実物を見るのは初めてー」
じーっとクライドの持ったグラスを見つめるなのはに、彼も一応補足説明を継ぎ足す。
「まあ、彼が飲んでいたのはオークションでしか手に入らない、もっと高級なものだけどな」
「全く、どうしてこう空の連中は花火とかワインとか、儚いものを好むのだ?」
「あ、あはは……」
シグナムの問いに、少しだけ考えてから空の代表として自分達の心情を話し始める。
「空の魔導師さんたちは、みんな飛ぶのが好きで、空が大好きなんですけど、本当に燃え尽きるまでわずか数秒――の世界ですから」
「うむ……そうだな。どうしても空に上がってくる魔導師となると、落下の危険性も勿論あるが、犯罪者も能力が高い相手が多いしな」
「はい、ですから――大きな空に体を浮かべていると、とても自分が小さく思えてきて――私達って空の欠片みたいなものなんじゃないかなあ、って」
そう言って、どこか遠くを見つめて話す彼女の横顔は、たった今結婚の話をしていたとは到底思えなかった。
だがそんな表情にも意地悪にシグナムが茶々をいれる。
「そうはいっても、もうすでに母であり、そして妻にもならなくてはならんのだぞ?」
「あ、はい……そうですね」
「ほんまやー、いつまでも訓練ばっかりやってたらあかんでー」
「にゃはは」
「全くだ。この間テスタロッサに教導を受けた連中のメールを見せてもらったが、凄まじかったな」
「そうなん?」
その話の振りに、フェイトも会話に加わる。
「ああ、うん。凄かったねあれは……背中に目がついている、とか、スフィア完全回避の魔法を使う、とか」
「心臓がビス止めで、血管には魔力が流れてる、とか。一体何をしたらそこまで言われるのか教えて欲しいものだ」
「え、ええ?そんな、普通に教えてるだけなんだけどなあ」
「なのはちゃんの普通、っておっかないからなあ……」
「えー」
「えーじゃなくて……と、なのはちゃんとフェイトちゃんも飲む?」
「ううん、私はいいー」
「私も運転して帰らないといけないから無理だね……エリオ、飲んでみる?」
「え、ええ?僕ですか?僕はまだ子供ですし」
「キャロはどう?」
「えっと……甘いんですか?」
実は先程から漂う甘い香りに、興味津々といった感じで大人達の様子を観察していた彼女であったが、
年頃と性格からしても甘い、と言われてそれが例えお酒でも放っておけなかったのか食いついてくる。
「じゃ少しだけね」
セインに再び開けてもらった2本目のワインの瓶から、また一つ控えめに注いだグラスを作ると、
フェイト経由でキャロの小さな手に辿り着く。
そっとどきどきしながら一口飲むと、びっくりするほど甘くて美味しかったのか、そのままごきゅごきゅと――
「きゃ、キャロ!?」
くどいようであるが、ワインは大体ビールの2倍ほどアルコール濃度がある。
飲みやすいからといってかぱかぱ飲むと――
「ひっく」
「……」
フェイトがグラスを取り返したときには、既に手遅れでそれなりに量があったはずの琥珀色の液体は完全になくなっていた。
「キャロ、大丈夫?」
母親代わりの人の問いかけにも反応せず、心配そうに見やっている相方の隣でしばし固まっていたが、ふとエリオの方を見るとじーっと見つめる。
「キャロ?」
にこっと笑った、その瞳が果てしなく怪しく光った。
ほいではまたノシ
>>85 朝刊GJ
そして混迷の度合いを深める宴会www
は、はやクラはまだかっ…………
>>85 朝刊お疲れ様です。ユノなののぷろぽーず、何か熟年夫婦みたいにあっさりしてるw
次回のキャロに期待
89 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 08:32:51 ID:pAQlDH9A
にしてもここの住民、引き出しでか過ぎwww
誰がフー○ーを出せとwww
>>85 GJー
熟年夫婦ユーなのいいね。しばらく画面の隅でいちゃいちゃしてなさい
次回は何故か常に襲われる側のエリオ。楽しみに、期待しつつ
>85
どう見ても、クライドを肴にドンチャン騒ぎの地獄絵図ですご苦労様でした。
>89
たぶん、みんなwikiに書き込んだとか項目立てたとかの経験が一度はあるんじゃないかな?
エリ○88かぃ…
これはまた懐かしいものを
あと、チンク姉可愛いよチンク姉
GJです!!
95 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 18:05:01 ID:KaU9nijY
学校の敷地内でレイプされるヴィヴィオを助け立ち去る謎の着ぐるみ戦士
フェイト「なのは、何してるの?」
なのは「だってユーノ君と一緒にヴィヴィオの写真を撮ってたらシスターに文化祭とかそう言う日以外、出入り禁止って言われたから」
と言う雑談が
>>95 <学校の敷地内でレイプされるヴィヴィオ
やろうとした瞬間トンファーシスターか鎧で完膚なきまで叩き潰され、最後にN&Yコンビネーション
で消し炭にされる姿しか浮かばない
>>95 鎧はレリック無くても使えるそうだしオートで発動するから、まぁ多分有り得ないとして
何気に校長先生より偉い人(コピーでも間違いなく聖王だし)相手に何やってるんだー、
って言う展開になりそうな。
投稿します。
新人4人で陵辱モノです。
ゆりかご撃破から1ヶ月。
機動六課フォアード陣はかつて無いほどだらけきっていた。
JS事件の事後処理で上層部はi今でもてんやわんやだが、実験部隊の新人前線メンバーでは雑用ですら関われもしない。
六課隊舎壊滅でこれまでのような訓練もままならない。
一言で言えばやることが無いのである。
さらに隊長陣の不在もそれに拍車をかけた。
八神部隊長はJS事件の処理や上層部への説明、六課解散後の根回しや刷り合せで地上本部と管理局本局を飛び回り、それに秘書としてリィン曹長、護衛としてザフィーラも同行している。
なのは隊長、フェイト隊長はリミットブレイクの後遺症の為の検査入院からリハビリという名目で長期休暇を取った。今は家族水入らずで楽しくやっているはずである。
シグナム副隊長は、念願の専用融合機を手に入れたぞ! とかつて無いハイテンションであちこちの模擬戦の相手を買って出、出向先の地上部隊を、教会騎士団を、本局航空隊を、潰し、蹴散らし、なぎ倒し、入局したてのアギトともども謹慎処分を喰らっている。
現在六課に常駐している隊長格はヴィータ副隊長のみ。
シャマル先生を含めても二人しか居ない。
仮隊舎として使っていた艦船アースラは返却し、現在はミッド地上本部に仮住まいなのだが、この部屋割りで少々問題が起こった。
無限の広さを持つようにすら見える地上本部だが、遊んでいる部屋は限られ、長期に寝泊りできる部屋は更に少ない。
結果一部屋ごとの人口密度は限界まで高くならざるを得ず、フォアード四名は同じ部屋に放り込まれることとなった。
ここで抵抗したのがフォアードメンバー唯一の男子であるエリオ・モンディアル君(10歳)である。
だがどう調整しても男性+女性の部屋が出来てしまうので、ならば最年少の彼に回したほうが問題は少ないだろうと却下され、
彼の生殺しの日々が始った。
まず部屋が狭い、六課隊舎の部屋の三分の二ぐらいしかない。
元々何に使っていた分からない、ベットが二つ、トイレとシャワー室があるだけの戸棚すらない謎部屋である。
そう、ベットが二つしかないのだ。
二段ベットが二つではない、病院や医務室にあるような白いパイプベットが二つだけ、当然二人で一つ使うことに成るが、ここでもエリオがごねた。
いくらなんでも男女同衾はまずい!
じゃぁあんた一人でベットを一つ使ってあたしら三人で一つ使えと言うのか?
ボクは床に寝ます!
邪魔だ!
三対一、民主的な多数決により再び却下である。
とりあえずここでもスターズ、ライトニングで分かれることにした。
彼にとって彼女達との共同生活は苛烈を極めた。
クローゼットも箪笥もないので着替え等はカバンにしまっているが、使用済みの下着などベットに放ってあったり、シャワー上りで下着姿でうろつくのはまだ良いほうで、
バスタオルを巻いただけだったり、スバルに居たってはタオルを肩にかけただけの素っ裸で出てくることもしばしば、彼女はエリオを異性としてみていないのではなく、異性と認めたうえでおちょくっている節があった。
「スバルさん! そんな格好で出てこないで下さい何度も言ってるじゃ無いですか! 脱衣所で着替えてきてください!」
「え〜やだよ、脱衣所狭いんだもん、それに良いじゃん、ちゃんとバスタオル巻いてるしー」
「ティアナさんもキャロも何とか言ってください!」
ティアナはベットの上で広げた何かの参考書に赤ペンでチェックを入れながら、
「あー・・・メンドイ」
キャロは小型モードのフリードの足の爪をヤスリで削りながら、
「エリオ君も楽にしたら良いのに」
と、もうほとんど相手にしてくれない。
「エーリオ」
「何ですか!?」
「ほれ」
ハラ・・・
エリオが視線を戻すと同時に巻いているバスタオルの前を開き、思いのほか白い裸体をあらわにする。
「・・・っゎ・・・ぅわぁ!!」
「あっはっはっはっは」
一瞬の硬直後、大慌てで顔をそらすエリオをスバルは指をさして大笑いした。
「エリオっておマセさんだよねー、見たいなら見たいって素直に言えば」
エリオの背中に覆い被さり、
「触らせてあげてもいいんだよ?」
と耳元に息を吹きかけながら囁く。
その感触から、どうやらバスタオルを巻きなおしたりはしていないらしい、
シュー・・・ポン! コテ
顔を真っ赤にさせそのまま床に崩れ落ちた。
「あ、ショートした」
「あんた、からかいすぎ」
「そっかなー? あ、キャロー、ちょっとこっちおいでー」
「あ、はい」
スバルは気を失ったエリオをベットに引っ張り上げ、彼のズボンを脱がし始める。
「何してるんですかスバルさん?」
「んー? ほらキャロ、これが男の子だよー、あれ? なんかデロンデロンだねー」
言葉同士、彼のまだ皮の被った健康的に赤みを帯びたペニスは、力を失いグンニャリとしている。
「これじゃつまんないねー、ねーキャロ」
「・・・・・・」
「キャロ?」
上気させた顔を逸らせてはいるが、視線はチラチラと向けたり外したり、あからさまに興味津々である。
ニマー
スバルの顔に普段の天真爛漫さとは似ても似つかない、底なしのいやらしさを湛えた悪魔じみた笑みを浮かべ、キャロの小さい手をそっと優しく握り、エリオの太ももへと導く。
「ねーキャロ、これ、触ってみない?」
「え?」
「男の子はね、女の子に、特に好きな女の子にここを触られるととっても喜ぶんだよ」
「そ・・・そうなんですか?」
「うん」
「だからほら・・・ね?」
悪魔の囁き、そこから先には自分で進め。
「は・・・い・・・」
恐る恐る、彼の中心に指で触れる。
ピクン
それまでグッタリしていた彼の体がわずかにふるえた。
「ほら、喜んでる喜んでる。じゃぁ今度は握ってみようか?」
「はい」
両手で、壊れ物でも扱うように握り、
「じゃぁ、ゆっくり上下に動かして」
まるで催眠術で操られている様にスバルの言う通りに動くキャロの手に、エリオの幼いペニスが反応し少しずつ硬度を上げていく。
「ぅ・・・ん・・・」
「あ、起きた。おはよーエリオ」
「スバルさん、おはようございま・・・て何やってるんですか!?」
「何ってナニさ、分かってるくっせにぃ」
と逃げ出さないように横四方で固める。
素肌の胸が少年の体に押し付けられる。
「スバルさんどいてください! キャロも止めて!」
「「いや」」
彼女たちは声を重ね、やんわりとだが明確に拒否。
「あんたたちー!」
それまで我関せずでなにやら自修していたティアナがついに怒号を上げた。
「ティアナさん!!」
天の光。
隣のベットで仁王立ちするティアナ。
「た、助け・・・」
っバ!
タンクトップを脱ぎ捨て、
「あたしも混ぜなさい!」
彼の半殺しの日々が始った。
「んぁ! はぁん!」
広くするために一つにつなげたベットに、全裸の四人が絡み合っていた。
「いやー始めはあんなに嫌がってたのに ん 今ではあんなに必死に腰振っちゃってー、変われ変わるもんだ ちゅ」
エリオがキャロに覆いかぶさり、抱きしめ、唇に吸い付き、組み伏せていた。
「ん、エリオも男の子、って事でしょ」
「人を教え導くってのは ぅん こういう気分なのかねー ぺろ お姉さん感動だ」
スバルは先ほどまでエリオと交わっていたティアナの体にかけられた精を舐め取っていた。
精通はついこの間である。
「スバル。そんな事なのはさんの前では口が裂けても言うんじゃないわよ」
「分かってるよー、そういやなのはさん明後日戻ってくるんだっけ?」
「らしいわよ、六課の修繕もあらかた終わったらしいし、週末には戻ることになるって。この怠惰な日常ももう終わりね」
「ざーんねん、はい、奇麗になったよー。んじゃぁ最後にもうちょっと楽しんどくかなー」
間もなく果てそうな気配の二人に四つん這いでにじり寄っていく様はしなやかさと抜け目無さをあわせもったネコ科の大型獣を思わせた。
「ェ・・・はぁん、エリオくぅん・・・あっあっあぁぁ!!」
「キャロ! キャロォ!!」
体を弓なりにそらし、絶頂を迎えたキャロの体から発射寸前の肉槍を引き抜き、
パク
それを間髪入れず忍び寄っていたスバルが横から咥え込んだ。
びゅるっ びゅく びく
「ス? スバルさん!?」
半失神状態のキャロ覆いかぶさる体勢で、スバルはエリオの放った精液を全て受け止め、さらに尿道に残ったものすら吸い込む勢いで頬をすぼめる。
「うぁ! はぁ!」
ん ん ぅん ちゅる ちゅぱ ちゅぽ
全て飲みきった後、そのまま口に含みねぶるが、萎えたまま回復する様子はない。
「スバルさん、もう駄目です、限界です!」
ちゅぽん
肉槍から口を外すと、膝立ちになり抱きしめる。
背はスバルの方がずいぶん高いのでエリオの顔が豊かな胸にうずもれる。
「なのはさんも言ってたでしょ」
スバルは右手で尻を、左手で頭を優しく撫でる。
「人間『もう限界』って思ってやっと半分だ、って」
エリオを見つめる“金色の瞳”が悪戯っぽく笑った。
「!?」
彼の肛門に彼女の指が入る。それも親指である。残り四指で睾丸から槍の根元を鷲?み、
「振動、破砕」
ヴォン
「!?ア゛ッアァァァアァァァァ!!??!」
勿論破壊力を発揮するような出力は無いが、少年にとって破壊的な衝撃であった。
膝は笑い、腰は砕けるがスバルの腕で固定されている為崩れ落ちる事も、全身の力も抜けているので振り払う事も出来ず、ただ翻弄され人の声とは思えない獣じみた悲鳴を上げるのみ。
「ほらぁ、ね。まだいけるじゃーん」
非常識な方法で前立腺を激しく刺激され、彼の肉槍はサイズと硬度を取り戻させられそのまま押し倒され犯された。
そこにエリオの意志は一欠けらも無かった。
「ス・・・ズバルざん・・・やめて、とめてっぅ」
「エリオ・・・くん?」
茫然自失だったキャロは自分には向けられた事のない少年の激しい喘ぎ声に意識を取り戻した。
喘ぎ声ではなく悲鳴なのだが。
激しく上下するスバルの下でエリオは、過剰供給される性感に涙とよだれで顔をくちゃくちゃに汚し悶えていた。
普段はあどけなさの中に、精悍さも見え隠れする容貌が見る影もない。
・・・とくん
エリオくん・・・かわいい・・・
そんなエリオの様子に、ついさっき鎮めたばかりの下腹部が、その奥が再び疼く、
「ん? キャロ? また、したくまっちゃった?」
「あの、えっと、その・・・」
恥ずかしそうに顔を伏せ、言葉を濁すが太ももを摩り合わせていれば一目瞭然である。
「ん、ちょっと待ってね、あ、ティアはどうする〜?」
ローテーション的には次はティアナと言うことになる。
「あたしはもういい、疲れたからもう寝る」
「もーだらしないなー。キャロ、良いってさ、あ、ビクビクしてる、もうちょっとでエリオもイきそうだよ」
「ふぅっ ふぅっ ぅ っあ! あー!」
エリオは喉をのけ反らし、スバルの膣に納めた肉槍だけでなく全身を痙攣させるが、もうほとんど何も出てこない空打ちに、睾丸とヘソの下をあたりを引き絞られるような痛に襲われる。
「はい、どうぞキャロ」
ぐったりと半死半生のエリオから離れ、キャロに場所をゆずる。
息も絶え絶えで意識を朦朧とさせているエリオの姿に、キャロの胸はときめいていた。
いつも自分を守ってくれる彼に、いつも自分を気持ちよくさせてくれる彼の肉槍を可愛がってあげたい、もっと気持ちよくしてあげたい。
「キャ・・・キャロっぅ」
助けを求めるエリオの口をキャロの唇が塞いだ。
彼女の唇はそのまま顎、首筋、鎖骨、胸えと下がっていく。
「キャロ・・・もう駄目、これ以上やったら死んじゃう」
「エリオくん、フェイトさんも言ってたでしょ、『死ぬ』なんて簡単に言っちゃ駄目だって」
と、“グローブ型デバイスをはめた手”でサイズを小指ほどにまで弱体化させた彼のモノを優しく包み、
「ケリュケイオン、ブーストアップ」
ゥオン
「 !!」
もはや音にすらならない断末魔を上げ、萎えきっていたモノがコレまで以上に屹立する。
今まで勃起時でもいくらか被っていた皮も完全に向けきり、ほんのちょっとした空気の流れでも刺激されるほど敏感になっている状態で、一番狭いキャロの胎内へ挿し込まれた。
「いやー今まではあんなに受け身だったのに、あんなに積極的になっちゃってー、変われ変わるもんだ」
キャロがエリオに跨り、抱きしめ、唇に吸い付き、組み伏せていた。
「キャロも女の子、って事でしょ」
「人を教え育むってのはこういう気持ちなのかねー、感慨深いものがあるね」
「スバル。そんな事フェイトさんの前で口滑らせるんじゃないわよ」
「分かってるよ」
おしまい
エロい、GJ!
以上です。
新人4人と書きましたがティアナは事実上居ません。
は、謀りおったな!卑怯な!
wktkしながら読んだのに、犯されてんのはエリオじゃんよ…orz
エリオがされる側かよwwww
予想以上にグッジョブ!
>>105 GJっス!!
たまには某スレのような総受なエリオもOKですwww
やっぱここはティアナにも頑張ってもらって
幻覚魔法でエリオをぶっこわす続編なんてどうでしょうか?
GJ こういうのもありだね
GJ!!
そういえばちょっと前の なのはさんの教導! の続きが読みたいな…
>>105 ティアナのローテンションっぷりに噴いたwww
なんだこのエロイながらやる気のない空気はww
当方のSSの半分はゆーもあで出来ているんだぜゴルァ
非エロだゴルァ
「午後は模擬戦をします。
昼食を挟んで、13:30からはじめますので、
B―7の第13訓練場に集合していてください」
その時、俺はちょっと嬉しかった。
なぜって、単調で地味にきつい基礎的な訓練をしなくてすむから。
たぶん2グループに分かれてのチーム戦だよな?
この隊は17名だからきれいに分けられないんだよなー。
つらつらとそんなことを考えていたが、
周りがまたもや騒がしい。
まあ、みんな実戦形式の訓練だしウキウキしてるんだろうなー。
「ちょっ…はっ?模擬戦?あの『白い悪魔』と?」
「ええ――――っ!」
「やめてやめてやめて!死ぬ絶対死ぬ!」
「だから喚くなと…ったく。最近のわけぇのはだらしねぇな」
「もしなんかあったら保険おりるの?」
「燃えてきたぜ―!」
「噂によれば意外と戦い方が悪どいとか…」
「しょせん非殺傷設定だろ?なにビビってんの?」
「噂によれば空港火災の時、混乱に乗じて空港を破壊しまくったとか…」
「始まったら速攻で死んだふりをしよう」
「いやっ、イヤアアァッ!もう嫌ぁああ!私お家に帰る!!」
「落ち着けって。お前タカマチ一尉の模擬戦の経験あんだろ?」
「だから嫌なのよううううううううう!!」
「あの時はシグナム姐さんがいてくれたからなぁ…」
「むしろ姐さんがいたからこそヒートアップしちゃったような…」
「どうせ手加減してくれるって」
「それってなぶり殺しってことだろ?余計ヤダよ……」
……?
意味がわからない。
周囲の会話を聞いていると、まるで
俺ら全員でタカマチと戦うみたいじゃないか。
下はBランクから上はAAランクまでいるうちの隊員17名を
一度にひとりで相手にするなどできるわけないじゃないか。
何勘違いしてるんだこいつら。
バカじゃねーの?
時空管理局もバカばっかだな〜。
もう思い切って転職しちゃおうかな〜。
昼飯を食いにいこうとしたら、
ある男性の顔色が悪いのに気づいた。
その顔は真っ青を通り越して土気色だ。
リーマン・アグスタ二等空士。
先週30歳の誕生日を迎えたばかりの
このオッサンは俺の同期だ。
ちなみにきれーな奥さん獲得済み。
しかも子持ち。
管理局の武装局員採用試験には年齢制限と
一定レベルの魔導師ランクの取得が課せられている。
原則として29歳未満、最低Bランクであることがその条件だ。
彼は実家の家業であるホテル経営を継がずに、
20歳もなかばから魔導師を志したのだという。
しかしなかなかBランクがとれなかったらしい。
幸いにも3月の試験で、ギリギリ合格することができたらしいが。
奥さんも子供もいるってのに大変だなぁ…。
知らぬなかでもなし。ちょっと声をかけてみるか。
「よぉ、アグスタのおっさん」
「え?あっ、君か。な、何だい?」
「いや大丈夫かなーと。顔色わりぃですよ」
「あ、大丈夫だよ。はは…」
きっとよほど緊張しているのだろう。
訓練なんだからそんなに気負わなくてもいいのに。
アグスタのオッサンと俺は連れ立って食堂に赴いた。
「僕の実家がホテルだっていうのは前に話したよね?」
「えぇ。まぁ」
「去年、タカマチ一尉がうちのホテルに警備に来たことがあってね」
「へぇー」
「その関係で、色々彼女についての情報を調べたりしたんだけど」
「うん」
「凄いんだよね…。9歳でAAAランク。数年前に一度堕ちたのを除けば、
ほぼ無敗のエース。誘導弾と砲撃を主体にした独自の戦闘スタイルを
確立し、今や砲撃魔導師の代名詞的存在だ」
「はぁ」
「模擬戦、大丈夫かな…」
「え?だから、タカマチ…教導官と俺らが戦うわけじゃないでしょ?」
「君、知らないの?」
「へ?」
「……たぶん。1対17だと思うよ。皆そう言ってる」
「マジっすか?」
「マジだよ」
「1対17とかどんだけー。1のほうがフルボッコにされるの目にみえてるじゃないですか(笑)」
「Sランクは常識外れの化け物揃いらしいからね…」
リーマン・アグスタを疑っていたわけではなかったが、
このときの俺はまだ半信半疑だった。
しかし、やはり模擬戦は事実上、1対17の形式だった。
タカマチめ、いかれてやがる…。
〔俺らの隊の魔導師ランクの分布〕
B- ・・・3名(俺とアグスタのオッサン含む)
B ・・・4名
B+ ・・・4名
A- ・・・2名
A ・・・2名
A+ ・・・1名(副隊長)
AA ・・・1名(隊長サン)
だが、やはり俺はまだどこかで楽観的だった。
これだけの人数で、一方的に負けるなんてありうるはずがない、
そう思っていたんだ。
それに今までの鬱憤を晴らすチャンスだとも。
訓練場は、ビル内部を想定したつくりで、遮蔽物が多い。
俺たちは、おおまかに2グループに分かれて、徐々に前進し、
タカマチを両方向から挟み撃ちにするつもりだった。
俺とアグスタのおっさんは隊長率いるグループに入れられた。
開始の合図そうそうに予想外の事態がおきた。
どこからか湧いてきた無数の魔力弾がランダムに襲い掛かる。
シールドを展開して防ぐと、魔力弾は弾け、強烈な光があたりを包む。
「くそっ!WA型の閃光弾かっ!!」
「一箇所に固まるな!散れ!」
先輩の指示に従い、その場から散開しようとしたその時、
「いいね。その判断は悪くない…でも」
「ひっ!?」
「大声出したら位置が丸わかりだよ」
壁の一部が轟音と共に盛大に吹き飛んだ。
壁にあいた大穴の向こうから、こちらに近づくひとつの気配がある。
それも恐ろしいが、
もっと恐ろしいのはその魔法攻撃の性質だ。
壁にあいた大穴の周りはところどころ焼け焦げ(!)、
香ばしい匂い(!)がこちらにまで漂ってくる。
「はっ?」
「おい…今の」
「非殺傷設定、じゃなかったような?」
「どうみても殺傷設定だよねぇ…」
「…のようだな」
「嘘でしょ…?なんで、こんな…」
「いや、マジやばいって。あんなのくらったらマジ死ぬぞ…」
「タカマチさんこっちの方に、ち、近づいてきてるみたいですけどっ!?」
「嫌あぁぁぁ!もう嫌――――!!」
タカマチとの模擬戦の経験があるらしい
女性士官はついに泡を吹いて失神してしまった。
攻撃をまともに受けてもいないのにこちらはもうひとり脱落だ。
しかし、早々に気絶してしまった彼女は、
後に起こる惨劇を体験せずに済んだという点で
もっとも幸福だったのかもしれない。
//////////////////////////////////////
67 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:26:51 ID:HnSr573
鉄壁の防御、ありとあらゆるものを一撃で葬る砲撃。
無数の猛者が、束になってかかり、防御を削り、劫火の中に叩き落しても
彼女はボロボロの白い外套をなびかせ紅蓮の炎と煙の中から立ち現れる。
そしてこちらを冷めた瞳で見据え、一歩一歩地を踏みしめて近寄ってくる
誰にも逃れる術など
ない
ナ マ エ ヲ ヨ ン デ
68 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:36:47 ID:kaRiNTa
管理局の怪談かw
彼女ってのは実在するんでしょうかね?
69 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:40:05 ID:0TaSukE
kろされるたすけて
70 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:40:59 ID:m0BukuN
どした?浮気が彼女にばれた?
71 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:43:17 ID:0TaSukE
もgひえせんnたかまちぢこわいしぬ
72 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:44:11 ID:Uus0DaA
いつものこと
73 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:44:32 ID:4G763jo
よくあることだ。イ`
74 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:45:19 ID:YuzNee3
模擬戦やってるの?
使ってるのは訓練弾でしょ
当たると痛いけど命に別状はないですよ。ガンバ!
75 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:46:54 ID:0TaSukE
ちがうどうみてもさっしょゆにせっていお
76 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:48:10 ID:7nA4saN
どうせ釣りだろ
77名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:48:53 ID:O04rANe
白い悪魔自重wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
78 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:49:38 ID:YuzNee3
でもなんか妙に切迫感が…
殺傷設定でやってるってこと?
79 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:50:26 ID:m0BukuN
いやいや流石にタカマチといえども殺傷設定はねーよwwwwwwww
ない…よな?
誰かないと言ってくれ
80 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:51:41 ID:UwdCTw/
ないない。絶対ない。
だってなのはさん優しいもん
81 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:52:28 ID:gkBr763
>>80がすごく空虚に聞こえるのは俺の気のせいか?
82 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:54:49 ID:0TaSukE
何かアッほうげkで壁がとんでぇdいまmじやばいいいいい
83 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:55:27 ID:/oo/foR
壁抜き?
ま さ か ・・・ なのは様・・・?
84 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:55:29 ID:O04rANe
壁抜きwwwwwwwwwwうはwwwwwwwwwwwwwww
伝説の空港大破壊再びwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
85 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:56:03 ID:7nA4saN
だからいくらなんでもそれはないってw
お前らタカマチ教導官を何だと思ってんのさw
86 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:56:33 ID:/oo/foR
>>85 戦神
87 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:56:56 ID:XhvyBrL
>>85 人間を超越したなにものか
88 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:57:00 ID:hiNikATi
おい、いまB−9区画にいるヤシいる?
なんかさっき凄い音しなかったか?
89 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:57:05 ID:LoEbT3Y
さっきピンク色の禍々しい光が見えたんだけどまたなのはさん?
90 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:57:09 ID:a/lLEeX
>>82オワタ\(^o^)/
91 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:57:17 ID:/oo/foR
時空管理局終了のお知らせ
92 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:57:32 ID:7nA4saN
第二食堂、揺れたwwwwwwwwwwww
俺のアップルティーこぼれたじゃんかよwww
93 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:58:25 ID:mAri+E/
技官総合雑談スレから誘導されてきました
私のカフェ・オ・レ返せ
94 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:58:58 ID:SinnMAi
事務官スレから
A−7すんごい揺れた。
階下から爆音と悲鳴が聞こえるのは気のせい?
なんでみんな逃げてるの?
95 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:58:58 ID:BLau/2w
>>82さん逃げてぇえええーーー!逃げてぇぇええええええええ!!
96 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:59:49 ID:37n04mE
え?ちょ、何が起こったの?
97 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:00:00 ID:m/7oB24
本局B区画にいるヤシ
総員退避ぃいいいいい!!!
>>94もはやく逃げろ!そこ真上だから!
98 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:00:21 ID:wktkWKT
魔王祭りと聞いて、中将スレからやってきますた
管理局の白い悪魔キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
99 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:00:24 ID:KOway4u
>>82 死んじゃらめぇえぇっぇぇええええええぇぇぇぇええぇぇぇえ!
早く逃げてえええええええええええええええええええええええ!
逃げてぇぇええええ!!みんな逃げてーーーーーーーー!!!!
100 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:02:42 ID:KKeN/sa
ひとつ言っていいか?
魔王相手に距離をとるのは逆効果だと思うんだぜ?
101 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:02:57 ID:hiNikATi
逃げたら余計やべえよ
これ幸いとばかりに哂いながら長距離砲撃うってくるからな……
くわばらくわばら
102 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:02:59 ID:1kRo/ww
ちょwwwwwwB区画閉鎖されたwwwwwwwwwwwwwww
出られないんですけどwwwwwww俺に死ねってかwwwwwwwww
こわいよママン…(´・ω・`)
103 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:03:23 ID:O04rANe
さすが魔王。
管理局への反逆ktkr!!
あの人ならいつか絶対やってくれると信じてたぜwww
104 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:04:36 ID:IMo/loL
萌えるおにゃのこスレから誘導されてきますた。
せっかく仕分けした本が崩れるーーーーー!
なにこれ?テロ?
105 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:05:10 ID:UwdCTw/
これ全部釣りでしょ?みんな意地悪だな〜
だってなのはさん優しいもん。
強くて格好良くて優しい人なんだよ!そんなことしないもーん!
106 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:05:28 ID:37/No721
>>105 いい加減に気づけ。それは幻想だ。
107 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:05:49 ID:gkBr763
本局ぶっ壊れたらどーすんだよ((;゚Д゚)ガクガクブルブル
だれかあの破壊魔とめれ
108 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:06:02 ID:/∞49Boh
いいぞ!もっとやれ!
この圧倒的なまでの暴力!圧倒的なまでの破壊性!
素晴らしい!この力をぜひともわが手にぃーーー欲しいぃいぃいぃいぃいぃい!!
//////////////////////////////////
薄暗い廃墟の中では、
爆音が間断なく響いていた。
魔導師達はそれぞれの獲物を手に、
ある一点に向かって、
一心不乱に撃つ撃つ撃つ――
幾百もの弾砲が雨あられのように、
降り注がれる。
やがて彼らは撃つ手をとめ、
祈るように彼方を見つめる。
だがその祈りは虚しく、
卑小な人間をあざわらうかのように、
爆炎の中から白い影がゆらめく。
それは人のカタチをした悪魔の化身に他ならなかった。
どんなに多くの魔力弾が撃ちこまれようとも、
どんなに強力な砲撃が撃ちこまれようとも、
白き魔王にとっては全てが児戯――
黄金の長槍を携え、
何の感情も映さない瞳でこちらを見据えたまま、
彼女は一歩一歩地を踏みしめて近づいてくる。
「今度はちゃんと殺してあげる…」
エース・オブ・エース――
そううたわれた空の英雄は、
絶対零度の響きをもって、
彼らに死刑宣告をくだす。
時が凍り、
静寂があたりを支配する。
誰一人として動かない。
いや、動けないのだ。
逃れ得ぬ悪夢に、
息をすることさえ忘れ、
局員達はただ震撼する。
やがて、恐怖に飲まれたひとりの男がついに発狂した。
「うわぁぁぁぁあぁあぁああああ!!」
それを皮切りにして、
屈強な男達の間から次々と悲痛な叫びがあがる。
恐慌に駆られた者達の、
ある者は逃げだし、
ある者はでたらめな乱射を繰り返し、
ある者は茫然自失としてたたずみ、
ある者は無謀にも杖を振りかぶり突貫する。
命を賭けた絶望的な戦いが今、幕を切って落とされた。
ラーメン食ってくるノシ
>>122 GJだゴルァ!相変わらずおもしれぇwww
>>122 GJ
今回のIDは割りと単純?ただスバルと思しき人物のIDはよくわからん
てかスカちゃんなにやってんのwww
>>110 エリオスレなんだけど・・・
エリオ総受でドリルがうなるところだよ?
・・・うん!間違ってない
>>122 GJ
どう考えても重戦車vs短銃歩兵です
本当にありg
>>85 ミッドチルダでドイツワインを飲むなんてなんて命知らずな……
>>125 トンクス
とりあえずドリルよんできます。
あと訓練の方GJ
>122
なんというプレッシャー……。
100tのアトラスにライフル歩兵小隊で立ち向かう的な絶望を見た気がするぜ。GJ
しかしスカはおろかメガ姉も書き込んでるような。
惨劇の実況かよ!
……だから、日記とか書く余裕があったら逃げろと20'sから言ってるのに。
【脳内で、『勇者のくせになまいきだ』のBGMが響きます】
>>122 ……ストーム1でもつれてこないとどうしようもないんじゃないか? これ。
クア姉とスカのテンションたけえwww
>72 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:44:11 ID:Uus0DaA
いつものこと
ティア実感こもりすぎwww
ティアのIDは声優ネタで「嘘だ!」か。
明らかにスバルだと分かる奴はIDの意味が分からんw
なんか全く関係ないが、
映画『個人ライアン』で吸着地雷(確かC4を靴下に入れる)を造っているシーンが脳裏をよぎった。
映画みたいに成功するとは思えないけどねwww
>>122 ちくしょぅwww暴君がwwwババネロスープがwww鼻にwwwいてぇwww
地味にディエチもいるな。
>>126 この場合は戦艦(戦艦の対地砲撃は一個師団戦力相当です)vs歩兵だろう
回り巻き込んで対象を消滅させる駆除だ、戦いではない
対戦艦は歩兵では全く勝負にならんからな
この模擬戦を受けることで隊員は強くなるのか?w
>>138 そのまえにシェルショックに陥って再起不能になると思う
トマホーク搭載の戦艦VSカラシニコフ
むしろなのはさんがトマホーク?
0TaSukE(お助け)が新人君だよな
魔王の戦場で実況するとはなんて無謀なw
いい的になるぞw
スバルのID:UwdCTw/ って犬の形か?
以後、彼女が戦場に居るという事実そのものが一般局員の生存本能を刺激するようになってですね
てかスバル…お前これより外道な訓練受けてる筈なのに……オーバーS四人VSB四人の模擬戦とかもやってるのに……どんだけなのはさん好きなんだw
「今度はちゃんと殺してあげる・・・」
って、あのMAD見てるだろ作者!
145 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 00:59:10 ID:vaKCkGVh
茶番はおわりだ(-_-)
バスターマシンにモビルスーツで立ち向かう様なもんか
GJこれを待っていたwwww
模擬戦てレベルじゃねええええええwwwwwwwwwww
U → S(2文字ずらす)
UwdCTw → SubARu
なんと手の込んだ
ID解析班カモーン!!
>>85 あれですね、アリサとすずかに
士郎桃子夫妻と同じ雰囲気だと
評されるわけですね!
GJでございました!
74 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 13:45:19 ID:YuzNee3
模擬戦やってるの?
使ってるのは訓練弾でしょ
当たると痛いけど命に別状はないですよ。ガンバ!
シャマル…
4G763jo シグナム
YuzNee3 シャマル
UwdCTw/ スバル
mAri+E/ マリエル?
37n04mE 皆の嫁 フェイト?
IMo/loL 妹 ロリ ラグナ?
/∞49Boh ジェイル・スカリエッティ
とりあえずすぐ分かったのはこれだけ
ID:HnSr573=皆殺し
ID:kaRiNTa=
ID:0TaSukE=お助け 新人君
ID:m0BukuN=モブ君
ID:Uus0DaA=嘘だ でティアナ
ID:4G763jo=シグナム参上
ID:YuzNee3=柚姉さん シャマル
ID:7nA4saN=名無しさん
ID:O04rANe=俺知らね
ID:UwdCTw/=スバル
ID:gkBr763=ガクブル南無三
ID:/oo/foR=クアットロ?
ID:XhvyBrL=
ID:hiNikATi=
ID:LoEbT3Y=
ID:a/lLEeX=アレックス
ID:mAri+E/=マリエル
ID:SinnMAi=新米
ID:BLau/2w=
ID:37n04mE=皆の嫁 なのはさん本人?ヴィヴィオかも?
ID:m/7oB24=
ID:wktkWKT=ワクテカ
ID:KOway4u=怖いよう
ID:KKeN/sa=
ID:1kRo/ww=イキロww
ID:IMo/loL=
ID:37/No721=
ID:/∞49Boh=無限欲望 スカ
ID:XhvyBrLはヘヴィバレルだな
ID:IMo/loLは淫獣かロリアルフかな
仕分けした本とか言ってるし
ID:m/7oB24=moB/427?
ID:kaRiNTa=RikaTaN?
>>131 フェイトつれてくれば何とかなるんじゃね?
2人の“お話”が決裂した場合は……知らん。
>>157 某ひぐらしの「りか」の中の人は…
ん? こんな時間に客がきたらしい
ID:IMo/loL=アルフ?
いたスレからするとユーノなんだが
おはようございます〜毎度どす〜
>122 相変わらずひどいwww
俺たちゃ天国の神様と手を切って地獄のなのはさんの手をってこの桜色の光はなんd
それにしても、何か懐かしいネタに気づいた人がいっぱいいる件ww
こまった。読者置き去りのネタを仕込まなきゃいけないのに普通に理解されそうなふいんき(なぜか(ry
こ、このスレは一体!?
(注意書き)
[エリキャロ→ヴァイスアルト→ゲンヤ][宴会中〜明日まで]
キャロが前作よりさらにパワーアップしているような気がします。いや、気のせいか。うん、多分
勿論前作とは全くの無関係ですが、エロゲよろしく2週目はキャラが若干学習しているかもしれません 謎
ヴァイスとアルトが謎な漫才をしていますが、仕様です。あんまり気にしないで読み流してください
普通に理解されちゃったらそれはそれでにんともかんとも。あとゲンヤさんが若干暴走気味かもしれません
ほいでは朝刊どす〜w
いつも以上に真っ直ぐなキャロの瞳。
「エリオ君」
「う、うん?」
「大好きー!」
突然首元にがばーっと抱きつかれる。
「きゃ、きゃ」
滅茶苦茶戸惑いながら引き離そうとするがしっかと抱きつかれ、かといって彼の性格上、手荒く引き剥がすこともできない。
困り果てていると、さらに危険なことを言い出す桜色の髪の人。
「ね、エリオ君、エリオ君食べていい?」
「は、はい?」
「いいよね?いいよね?じゃいただきまーす」
といっておもむろに首筋に、本気でかじりつこうとする。
「ま、ままままままってキャロ!僕は美味しくないから!」
「えー」
もう少しで本当にかじられそうだった彼女の顔を押し返すと、隣の金髪の人に救援を求める。
「ふぇ、フェイトさんも止めてください!そんなに笑ってみてないで」
「あー、うん。だめだよ、キャロ。ひとりじめはよくないよ?」
「フェイトさん!」
「えー」
じーっとフェイトの方を見て、それから赤くなっている彼の顔を見て、出てきた結論はまたとんでもないものであった。
「じゃーフェイトさんにもおすそ分けしちゃいますね」
「うん、ありがとう」
「じゃ、とりあえず私の分!」
と言って再び首筋に噛み付こうとあーんと口を開ける。
「だ、だから僕は食べ物じゃないからー!」
その様子に、エプロンつきの医療担当係にはやても訊いてみる。
「シャマル、あれは大丈夫なんか?」
「ああ、はい」
最近シャマルは外傷の治療だけではなく、内面、つまりカウンセリングの勉強も始めており、
鬱やボーダーになったら大変ですからね、と何気にそこそこ詳しくなり始めているところであった。
「まあ……あの程度でしたら問題ないかと。軽度のカニバリズムも愛情表現の一つですから」
「そかー」
首のガードが固く、キャロは突然狙いを変え今度は耳を食むと、狙いは的中しエリオの耳はぱっくりと口に含まれてしまった。
「はむv」
「だ、だから、そんな、か、かんじゃ!あーっ!」
「……多分ですけど」
いちゃついているようにしか見えない子供2人は放置して、若干アルコールの勢いもあってか無駄にクライドに絡むはやて。
「しかしクライドはんワインが似合うなあ。海の男って感じや〜」
「そ、そうか?」
「うんうん」
「まあ……海の男と言っても船を沈めてしまった駄目船長だがな……」
確かに船長は船と命運を共にするとまで言われるものであるが、憂いの強い横顔が切なくて、その腕をぎゅっと抱え込む。
露骨に胸を当てて。
「は、はやて?」
じーっと、あかんよ、と見つめられて彼もようやく微笑む。
「……すまない」
「ううん、ええよ」
そのまま器用にもう少しだけワインを飲むと、すり寄ってえへへ、と肩に頭を預けた。
甘えモードの主も放置してヴァイスと混んだ会話を始めるシグナム。
「しかし、同じ陸の部隊でも空隊と地上部隊じゃ、全然気質が違うっつーかなんつーか」
「ああ……空の連中は気のいい奴が多いな。どこか超然としている所がある。まあそこの教導官殿のせいもあるのだろうが」
にゃはは、と笑っているそのサイドポニーの人とそれを見守っている隣の金髪の幼馴染。
ちなみにラグナは兄の隣で間接キス〜vとか馬鹿なことを言いながら預けられたワインをちびちびと飲んでいる。
「そうっすね……空の連中はどっちかつーと海の連中と気が合う感じがするっつーか」
「ああ、そうだな。海にも高高度魔導師は多いからな」
「空と海と、両方にロマンがあるっすからねえ。海の空戦魔導師っつーとかなりかっこいいイメージがあるんすが」
と言われて該当する執務官の人は、集まった皆の視線に慌てて否定をいれる。
「そ、そんなかっこいいものじゃ」
「いやいや、艦載機みたいでかっこいいじゃないすか、トムみたいで。フェイトさんはグラマーンだし」
「?」
とヴァイス以外の全員が意味不明なネタに固まると、どこからともなく現れた茶色いミニスカアルトにフルスイングのハリセンで激しく突っ込まれる。
ぱこーん!
「わかりにくい上に寒いわー!」
「ってて……アルト、お前そのハリセンはどこから」
「そこに落ちてました」
先程フェイトが作成したライトニング謹製高機能ハリセンはしぶとく生き残っていたらしい。
「いや、でも嘘じゃねーだろうが。F-14はグラマン社製の艦載機なんだしよ」
「もう引退しちゃった骨董品みたいな戦闘機のダジャレなんて誰がわかるんですか!しかもミッドの話じゃないし!」
「いやいやまだまだ現役だっつーの」
「えー、ナイトホークとかがいいー」
「あんな地味機体どうすんだよ……そもそも用途が狭すぎんだろうが」
一応97番世界の話なのであるが、ネタが理解不能すぎて周囲は完全に置き去りである。
「じゃーライトニングとか?」
「六課の部隊名とまんまかぶりじゃねえか。しかもいつの機体だよそれ」
「40年前?」
「ぷっ、これだがら軍オタは」
「おまえがいうなー!」
ぱこーん!
「たた、アルト。そんなことばっかやってっと嫁の貰い手がなくなるぜ?」
「ふんだ!いいですよー、こうなったらラグナちゃんを貰っていきますから!がるるー!」
と言ってラグナに襲い掛かるアルト。
「きゃー!?」
「こらこら、うちの妹にそんな趣味はねえから」
きーっ、あーれー、とかいってじゃれあっている2人を完全に放置して、ワイングラスだけはしっかりと取り返す兄貴。
そしてがぶがぶとワインを飲んでいたゲンヤであったが、かなり酔いが回ってきたのか猛然と立ち上がった。
「よっしゃー!脱ぐかー!」
「とととととと父さん!」
慌ててギンガに後ろから羽交い絞めにされて止められる。
「なんでえギンガ、おらぁそんな娘に育てた覚えはねーぞっ!」
「別に覚えは無くても構いませんから、恥ずかしいから止めてください」
「なんだとぅー、おーしゃ、こーなったらあの子達全員引きとってやらぁ」
その一言にナンバーズはほとんど全員がびくっ、と反応する。特にノーヴェ。
「だから駄目ですって……うちはあの子達全員なんて入りませんから」
「くーっ、ふがいねえ。本当にいい子達なのによぅ、可哀想でよぅ、ううう」
今度はよよよ、と泣き始めてしまう父親に介抱役もはぁ、とため息をつくしかない。
明日でようやく宴会はお開きかな
ほいではまたノシ
朝一の朝刊GJです。
しかし軍ネタとはヴァイス君なかなか濃いですねwww
>165
>165
乙です!
軍ネタで押すヴァイス君…惚れるぜ(ぁ
ともわれ、ライトニングといえば、F−35の愛称がライトニングUだったはず。まだまだだな(ぁ
>>168 そのF-35は只今絶賛炎上中なので話題から外したのでは?
実際完成するのかね、あれ?
>>122 GJ
もう何がなんだかwなのはさんはまずあれですか、実践における恐怖心から克服させようとしてますかw
「恐ろしい数の敵だ! だが―――なのはさんの教導に比べれば―――温すぎるぅぅぅぅ!」みたいに
>>165 GJ
ってなんだこりゃwヴァイスが絶好調すぎてわけわからーんw
エリオが押し倒される様は……え? 別に違和感無いよまんまだよ
前スレ最後に言ってたクロすずを待ってたり…
>>122を見てると、
訓練を受けた後の彼らが
な「あなたたちの仕事はなんなのっ!!」
生「殺せ!殺せ!殺せ!」
とか叫んでても全くおかしくないと言う恐ろしさ
>>173 呼びかけられたら「yes,ma'am!」を忘れるな
>>103 ちょwww
エリオが受けで他全員攻めですかww
まあ興奮したので別に問題なし。むしろGJ!!!
>169
しないとスパホとハリアーいつまで使うんだって話になるぞ。
前者はともかく後者はそろそろご退場願う頃合いだろう。
>134
分かって書いてるのだと思うがPrivateは一等兵もしくは二等兵(呼称同じで俸給が違う)。
賛否両論色々ありましたが、先に予告した話を投下させて頂きます。
・普通になのは×ユーノだったのが、フェイトの陰謀によって
なのはがレズ寝取られされて、なのはとフェイトがガチレズになって
ユーノは失意のどん底に陥るけど、皆の応援で希望を取り戻し
逆にフェイトからなのはを寝取り返す(?)物語
・エロ
・レズあり
・ガチレズに否定的な話ですけど『あえて』やらせていただきます。
そういう意味でも同性愛肯定的な人は注意
・少々バトルあり
・当初はかなりハードでシリアスな内容を予定していたのに
実際書いてみるとなんかギャグっぽく(?)なっちったスマソ
「私はフェイトちゃんの方が好きなの。」
「え……。」
ある日突然ユーノはなのはから振られてしまった。一体何が起こったのか理解出来なかった。
そもそも昨日まではあんなに二人はラブラブだったし、振られる様な要素は一切無かったと
言うのに、何故この様な事になるのかユーノは理解が出来なかった。
しかし呆然とその場に立ち尽くすユーノの姿も空しく、なのははフェイトと共にその場を去っていった。
これはもはやただ振られたのでは無く、フェイトに寝取られたと考えた方が良いのかもしれない。
「…………。」
それからユーノは数日何も考えられなかった。無限書庫での仕事に関しては
身体の方でしっかり覚えていた故に支障を来たす事は無かったが…
やはり突然何の脈絡もなくなのはに振られてしまった事はユーノにとってショックだった。
「畜生―――――!! うお―――――!! なのはの馬鹿野郎―――――!!」
ユーノの怒りが爆発したのはなのはに振られて一週間もした頃だった。
はっきり言って遅すぎだろと突っ込みたいのは山々であるが、
ユーノ自身ははっきり言ってそれ所では無かった。何しろいずれなのはとの結婚を想定して
こっそりプロポーズの練習だってしまくっていたし、奮発してかなり上等な結婚指輪も購入した。
なのにこの仕打ち…これはあんまり過ぎた。
「畜生!! こんな物――――!!」
なのはに振られた以上どんなに上等な結婚指輪もガラクタ同然。
ユーノは怒りに身を任せて指輪の入った箱を近くの橋から川目掛けて投げ捨ててしまった。が…
「馬鹿! はやまるんじゃない!!」
「え!?」
突然何者かがそうユーノに怒鳴り付けながら川に飛び込んだのである。
一体誰だと思えば…なんとそれはクロノでは無いか!
そしてクロノはずぶ濡れになりながらも先程ユーノが川に投げ捨てた結婚指輪の
入った箱を持って上がって来たのであった。
「これはなのはの為に高い金をはたいて買った物なんだろ? そんな物を川に捨てるな。」
「で…でも…なのはは……畜生!! 畜生!!」
ユーノはまたもなのはが非常にも自分を振ってフェイトとガチレズになった事を
思い出し、また叫びだしたが…次の瞬間クロノの平手打ちがユーノの頬を叩いていた。
「落ち着け! そして冷静になって考えて見ろ! なのはが簡単にお前を振る様なタマか?」
「でも…実際振られたし……。それもフェイトに寝取られたも同然の形で…。」
冷静に考えても結局落ち込むユーノにクロノも頭が痛かった。
「ま…まあ…確かにそうだが…。けどな…やっぱりアイツらしくない可笑しい所とか
あっただろ? それに…僕は見たんだよ…。フェイトが何か変な薬を調合してたのを…。」
「え?」
クロノの発した『薬』と言う単語にユーノは反応し、クロノの方を向いた。
「もしかしたら…本当にもしかしたらだぞ…。フェイトが色々調合して作ってたのが
いわゆる惚れ薬の類で、それを使ってなのはが自分しか見えない様にしてしまったとは考えられないか?」
「僕としてはそうあって欲しいけど…そんな都合の良い展開なんて有り得ないよ。」
ユーノは悪い意味で冷静だった。だが、クロノはさらに続けた。
「けどな…ユーノ。なのはとフェイトがガチレズになって被害を受けたのはお前だけじゃないんだぞ。」
「え?」
良く見るとクロノの後にヴィヴィオの姿があった。しかも今にも泣き出しそうな顔になっている。
「ユーノパパー…フェイトママがなのはママに何かお薬みたいなの飲ませてから
なのはママが何か冷たいのー…。」
「え? ヴィヴィオ?」
ヴィヴィオはユーノに抱き付くと同時に泣き出してしまった。
そして、ヴィヴィオの口からも発せられた薬と言う単語…
「この辺も可笑しいだろ? 普通…。もし仮になのはが自分の意思でフェイトとガチレズになる
道を選んだと言うのなら…それでもヴィヴィオには自分の子として大切にするのは変わらないだろ?
でも実際はこの通り…。フェイトとガチレズになって以来、なのははヴィヴィオにさえ
冷たく当たる様になった。これはある意味なのはが薬物的にフェイトしか見えなくされてしまった
証明にもならないか?」
「うわぁぁん…ユーノパパー…なのはママを元に戻してよー。」
ヴィヴィオはなおもユーノに泣き付いていたが、ユーノは何故こうもクロノが自分に
協力的なのか理解出来なかった。
「どうしてだい? どうして今日のクロノはそうまで僕にしてくれるんだ?」
「え? そんなの決まってるじゃないか! 妹がガチレズなんて困るんだよ僕は!
この間だってな……。」
クロノは頬を赤くさせながら語りだした。
それはクロノが局内を何時もの様に歩いていた時…
「キャー! クロノ提督よー! 渋くてカッコイイ!」
と、名も無い女性局員が小声でそう話していて、クロノも内心恥かしくもあり嬉しくもあったのだが…
「でも…クロノ提督の妹さんはガチレズらしいよ。もしかしたらそのお兄さんのクロノ提督も
ガチホモかもしれないわー。」
「ええ!? そうなの!? こわーい!」
「キモーイ!」
「(何――――――――!?)」
「お前にガチレズの兄だからガチホモと言うレッテルを貼られる気持ちが分かるか!?
僕はガチホモなんかじゃなぁぁぁぁぁぁい!!」
クロノはとにかく血の涙を流しながら凄い勢いで号泣していた。
「それにだ! なのはとフェイトがガチレズになって困っているのは僕やヴィヴィオだけじゃないんだ!
とにかくこっちに来い!」
「ええ!?」
クロノはユーノを引っ張り、ある場所へと連れて行かれた。
ユーノがクロノに連れて行かれた先は管理局内にある大会議室だった。
しかもその入り口には『高町なのはとフェイト・T・ハラオウンがガチレズになっちまった事件対策会議』
とか書かれた看板が立てかけられていた。
そして大会議室の中に入ってみると…なんとまあこれはこれは沢山の人が集まっていたでは無いか。
「見たか? あの二人がガチレズになったせいでこんなに沢山の人が迷惑してるんだ。」
「嘘…。」
ユーノは余りにも衝撃的過ぎて愕然とするばかりだったが、ここに集まっている者達は
誰もが真剣であり、とりあえずユーノは彼等がどんな被害にあったのかを聞く事になった。
@エイミィの場合
「あのね、この間ごく普通にお隣の奥さんと世間話しようとしてたんだけど…。」
「エイミィさんの義妹さんってガチレズなんですって?」
「もしかしたら貴女も旦那さんに隠れてガチレズなんて事はありません?」
「まあ…エイミィさんはガチレズなの? こわいわ〜。」
「私はガチレズなんかじゃな――――――――い!!」
「エイミィさん落ち着いて!」
エイミィも血の涙を流しながら号泣していた。
Aリンディの場合
「私もね…管理局の上層部から…。」
「君の娘さんはガチレズらしいじゃないか。もしかして君も部下の女性局員に
ガチレズ行為なんてしてないだろうね〜?」
「ぶっちゃけ怖いよそういうの。」
「私はガチレズなんかじゃな――――――――い!!」
「リンディさん落ち着いて!」
リンディも血の涙を流しながら号泣していた。
Bアルフの場合
「私もさ、他の魔導士の使い魔連中とか、獣人系の局員から…。」
「アルフの主人ってガチレズなんだって?」
「うわっ! キメェ!」
「近付かないで! ガチレズが移る!」
「私はガチレズなんかじゃな――――――――い!!」
「アルフも落ち着いて!」
アルフも血の涙を流しながら号泣していた。
Cはやての場合
「うちもな…周囲からな…。」
「ガチレズなハラオウン執務官と高町教導官の幼馴染だから、君もガチレズなのでは?」
「うわ! キショッ!」
「うちはガチレズなんかやな――――――――い!! うちはノーマルや――――!!」
「はやても落ち着いて!」
はやても血の涙を流しながら号泣していた。
Dヴォルケンリッターの場合
「実は私達も…。」
「ガチレズなハラオウン執務官と高町教導官の幼馴染な八神捜査官の守護騎士だから
あんた達もガチレズ&ガチホモなんじゃないか?」
「うわっ! マジキメェ!」
「私達はガチレズじゃな―――い!!」
「嫌ぁぁぁぁぁ!」
「なのはの馬鹿野郎――――!!」
「私だってガチホモは嫌だ――――!!」
「皆落ち着いて!」
ヴォルケンリッター達もまた血の涙を流しながら号泣していた。
EリインU&アギトの場合
「私達も他の人格持ちユニゾンデバイスさんとか、小人系の民族の皆様から…。」
「ガチレズの二人と同じ機動六課出身だからきっとあの二人もガチレズかもしれないね。」
「うわっ! 怖い!」
「人は見かけに寄らないね。あの二人も夜な夜なレズセックスとかしてるんだぜ。」
「可愛い顔してなんて大胆なんでしょう…。マジキモイわ…。」
「私はガチレズなんかじゃ無いです――――!!」
「あたしもだ―――――!!」
「二人とも落ち着いて!」
揃って血涙号泣をかますリインUとアギトにユーノはやはり慌てた。
Fエリオ&キャロの場合
「おねがいですユーノさん! 何としてもなのはさんを取り戻して
フェイトさんの目を覚まさせて下さい!」
「フェイトさんのせいで私はガチレズ…エリオ君はガチホモ認定されて大変なんです…。
何でそうなっちゃうんですか!? 私とエリオ君はこんなにも愛し合ってるのに
何処をどう見ればガチレズ&ガチホモに見えるんですか―――――!!」
何かこれはこれで問題のある発言であったが、元々二人にとってフェイトは
家族同然の存在。だからこそ一連の暴挙が許せなかったのだろう。
Gスバル&ティアナの場合
「ユーノさん落ち込まずに頑張ってなのはさんを取り返して下さい! 私達も応援してます!」
「なのはさんがガチレズになったせいで、私達もガチレズ訓練とか受けてたんじゃないのか?
とか色々周囲に馬鹿にされて…大変なんです…。」
この二人は血涙号泣等はしていなかったが、それでも今にも泣きそうだった。
確かに二人は機動六課時代になのはから直々に訓練を受けていたし、
なのはが使っていた物を参考にした形のバリアジャケットも貰っている。
故になのはがガチレズに堕ちたのが悲しかったのだろう。それに……
『ガチレズエース・オブ・エース高町なのは教導官から訓練を受けたスバル&ティアナ』より
『エース・オブ・エースでもあり、無限書庫司書長夫人でもあるなのは=高町=スクライア教導官から
訓練を受けたスバル&ティアナ』の方が遥かにイメージが良いのは誰の目にも明白である。
Hヴィヴィオの場合
「ヴィヴィオもね…学校でね…。」
「ヴィヴィオのお母さんってガチレズなんだって!?」
「うわぁ! マジキメェ!」
「もしかしたらヴィヴィオもガチレズかもしれないぜ!」
「寄るな! ガチレズ病が移る!」
「そんなの嫌だよ――――!! ヴィヴィオはガチレズじゃないよ――――!!」
「ヴィヴィオも落ち着いて!!」
ユーノに抱き付きながら泣き叫ぶヴィヴィオにユーノは慌てながらも
抱擁するしか無かった。まさかこんな学校で苛められているとは可哀想と言うしか無い。
Iアリサ&すずかの場合
「実は…ミッドチルダのTV局とか新聞社とかが私達の家まで来て……。」
「高町なのはさんとフェイト=T=ハラオウンさんがガチレズになった件について
幼馴染としてどうお考えですか?」
「もしかして貴女達二人もガチレズだったとかそういう展開はありませんか!?」
「ふざけるんじゃ―――――い!!」
「私達はノーマルだよ―――――!!」
「ああ二人とも落ち着いて!」
「とにかくユーノ! なんとしてもなのはを取り戻しなさい! 今こそフェレットのクソ力を見せる時よ!」
フェレットのクソ力とは何だ? って突っ込みは置いとくとして、二人もまた
ユーノを応援するつもりらしかった。
J士郎&桃子の場合
「そりゃ〜最初の頃はお前みたいな軟弱な男に娘はやれんって思ってたさ俺だって…
けどな……ガチレズになっちまうのに比べればお前にやった方が遥かにマシじゃないか!
ガチレズじゃ孫の顔も見られん! ガチレズの娘を持つ父親とか周囲に馬鹿にされる身にもなってくれ!」
士郎はそう血涙号泣しながらユーノの手を掴んだ。
「と言う事でだ! 確かに今まで色々な事があったが…本当にすまなかった!
義父さんはお前を全力で応援させてもらうぞ!」
「は…はあ……。」
何が何だか…。だがとりあえず士郎が自分の事を『義父さん』と呼んでいる故
とりあえずはユーノがなのはを取り戻す事が出来れば結婚してもOKと言う意思表示と言えた。
「でも…まさかここまで沢山の人達が被害を受けていたなんて…。」
「そうだ。あの二人のせいで元機動六課のメンバー達全員とかそれに親しい間柄の者達なんかも
みんなみんな同性愛者集団とか馬鹿にされて大変なんだ。とにかくここにいる全員でユーノ…お前を
全力でバックアップさせてもらうぞ!」
「オオ―――――――!!」
「み…みんな…ありがとう…。」
自分は一人じゃない。皆が自分の事をここまで考えてくれる。そう考えるだけで
ユーノの目からは大粒の涙が零れ落ちていた。
一方、フェイトの部屋ではなのはとフェイトの二人が全裸で抱き合い、レズセックスの真っ最中だった。
「フェイトちゃん…フェイトちゃん……。」
「ふふふ…なのは…ず〜っとなのはは私の物…。」
自分の乳首に一心不乱にしゃぶり付くなのはの頭をフェイトは優しく撫でていた。
「フェイトちゃん…フェイトちゃん…。」
なのははやはり狂った様にフェイトの名を呼び続け、フェイトの手はなのはの股間に伸びた。
「アッ!」
「フフフ…なのは…気持ち良い?」
フェイトがなのはの股間のソレに指を差し込むと、なのははビクンと振るえながら
フェイトの乳房に顔を埋め、強く抱きしめた。
「フェイトちゃん…気持ち良いよ…フェイトちゃん…。」
「そう…ずっと一緒だからね…何があっても…私達はずっと一緒だからね…。
なのはに近付く悪い虫は私がみんなやっつけてあげるから…。」
「うん…私もフェイトちゃんを苛める奴は皆やっつけてあげる…。」
「ありがとう…。」
二人はじっと見詰め合うと共に口付けをし、そしてお互いの舌と舌の間に
唾液の橋が伸びる程にまで舌を絡ませあった。
本当に二人は愛し合っていた。本当の本当に愛し合っていた……が……
「そこまでだー!」
「フェイト=T=ハラオウンに告ぐ! 君は包囲されている! 大人しく投降しなさい!」
突然ドアを強く叩く音と共に、その様な声が外から響き渡って来た。
そう! フェイトとなのはがガチレズになった事によって、周囲からガチレズ&ガチホモの
容疑をかけられると言う形で被害を受けた者達が結成した『反同性愛連合軍』がフェイトの
部屋の前にまで集結していたのである。
「もうネタは上がってるんだぞー! お前が薬物的になのはをガチレズにした事をー!」
「ちなみに同性愛肯定派勢力の支援は期待出来ないぞー! 何しろ薬物で無理矢理ってのは
連中としても邪道と見なされているみたいだからなー!」
彼等の言う通りだった。ミッドチルダにも同性愛者とか結構他にも沢山いるのではあるが、
彼等は自分の意思で同性愛者となった者達だ。だからこそフェイトがなのはにしたように
薬物的に…と言う行為は邪道と見なされていたのである。
「よし! ドアを破壊して乗り込めー!」
「うおおおお!」
ついに反同性愛連合軍はドアを蹴破って内部に侵入した。
そしてベッドの上で全裸で抱き合っていたフェイトとなのはの姿を目の当たりにするワケである。
「うおおおお!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
ノーマルな人間にとっては身の毛のよだつこの惨状に誰もが絶望し、驚愕の叫び声があがった。
「うわぁぁぁぁん! ママがおかしくなっちゃったよー!」
ヴィヴィオはそう泣きながらユーノに抱き付き…
「あなた…あなたぁぁぁぁぁ!」
「桃子……。」
桃子は絶望の余り士郎に泣き付いていた。
「うわぁぁぁん! フェイトママァ! おねがいだからなのはママを元に戻してよぉ!」
「フェイト…君はこの通り包囲されてるんだ! それに先程言った様に薬を使って
なのはをガチレズにしたネタは上がっている! もうガチレズごっこはここまでにして…
なのはを元に戻すんだ!」
ユーノは己に泣き付くヴィヴィオを優しく抱擁しながらも勇気を出してフェイトに叫んだ。
しかし、この状況に置いてもなのはは一心不乱にフェイトの乳房に吸い付いたままであり、
フェイト自身も全く臆してはいなかった。
「それは出来ないね。なのはは完全に私の物になったんだから…誰も渡さない。」
フェイトはそう言いながらなのはの身体を強く抱きしめた。
「うわぁぁぁぁん! なのはママを返してよぉぉぉぉ!!」
ヴィヴィオは悲しみと怒りの余りフェイトとなのはのいるベッド目掛けて飛び込んでいたが…
次の瞬間、なのはの平手打ちがヴィヴィオを叩き飛ばしていた……
「フェイトちゃんを苛める奴は私が許さないよ……。」
「なのはさんが…ヴィヴィオを殴った………。」
これは誰にとっても衝撃的だった。だが、今のなのはは薬物的にフェイトしか見えなくされている。
だからこそ例え相手がヴィヴィオであろうともこの様な事が出来たのである。
「フェイトちゃんは…私が守ってあげるから…。」
その場から立ち上がったなのははレイジングハートを起動させ、バリアジャケットを装着。
直ちに戦闘態勢に入っていた。しかもその目は明らかに本気。ユーノ達を敵と認識してたのだった。
「やばい! 戦闘員は非戦闘員を護衛しながら総員退避!」
クロノの命令によって皆は一度退避を開始するのだが……時既に遅く……
なのはのレイジングハートから放たれた桃色の大口径砲撃魔法が当たり一面を吹飛ばしていた……
「く……なんて事だ……今の一発で…ほ…殆どが壊滅なんて……。」
ユーノがとっさに結界を張って別空間を作り出したおかげで実質的に街等への被害は無いが
それでもここまで集結した反同性愛連合軍の殆どがなのはの砲撃魔法によって壊滅していた。
「ありがとうなのは…私の為に戦ってくれるんだね?」
「うん。愛するフェイトちゃんの為だもの…。」
「ありがとうなのは…。」
なのはの隣に同じくバリアジャケットを装着したフェイトが降り立ち、
まるでユーノ達に見せ付けるがごとく口付けをしていた。
「でもまだいくらか残ってるよね。だから…私行って来るよ…。」
「頑張ってねなのは…。」
一度口を離すと、なのはは再びバリアジャケットを構え、飛び立った。
反同性愛連合軍の残存部隊を掃討して全滅させるつもりらしい。
「フェイトちゃんを悪く言う奴は私が許さないよ…。」
「ワー!」
「ギャー!」
「アヒー!」
薬物によってフェイトしか見えなくされたなのはに容赦の二文字は無かった。
散り散りになって逃げ惑う反同性愛連合軍員達の上空を旋廻しながら
多数のアクセルシューターを叩き込んで行くのである。しかし……
「やめろぉぉぉ!!」
突然なのはの左腕に一本のチェーンバインドが巻き付けられた。
そしてなのはの前にユーノが立ちはだかったのである。
「やめるんだなのは…これ以上は…。」
「フェイトちゃんのジャマする奴は許さない…。」
直後にバインドで束縛されていない右手の指先から放たれた攻撃魔法がユーノ目掛けて
放たれるが、ユーノはそれを防御魔法で弾いていた。
「やめろなのは……これ以上皆を傷付けると言うのなら…僕が相手になってやる!」
「何を馬鹿な事言ってるのユーノ! 貴方がなのはに勝てるワケないじゃない!」
フェイトはお腹を抱えて笑っていた。確かに普通に考えて戦闘のプロであるなのはに
戦闘魔導士でさえ無いユーノが敵うはずは無いが…ユーノは本気だった。
本気でなのはに戦いを挑むつもりだった。
ユーノとなのはの死闘は壮絶を極めた。勿論当初は誰もがなのはの秒殺圧勝を予想した。
だが、ユーノは攻撃魔法こそ持ちはしないが、なのはの攻撃魔法さえ弾く防御魔法と
多彩なバインドを巧みに使いこなし、トコトンまで食い下がった。
「やめろぉなのはぁぁ! 目を覚ませぇぇぇぇ!!」
ユーノはバインドでなのはを縛り付けた状態で力一杯振り回した。
ユーノとしてはなのはを傷付ける事はしたくないと言うのが正直な気持ち。
しかし、フェイトの手によって薬物を投与されたなのは相手には
例え傷を付けてしまうとしても何かしらの大きなショックを与えなければ
目を覚まさないと考えていたのであった。だが、やはり戦闘力と言う点では
なのはの方が遥かに上だ。戦技教導隊は伊達じゃない。シューター系攻撃を
故意に自分へ当てる事によってユーノのバインドを破壊し、脱出すると共に
レイジングハートをエクセリオンモードへ変化させ、ユーノへ突撃をかけたのである。
「何!?」
なのはは本気だった。本気でレイジングハートを持ってユーノを突き刺し、
至近距離から大威力砲撃をお見舞いして決着を付けるつもりだった。だが……
「肉を切らせて…唇を奪うぅぅぅ!!」
「んぶ!!」
ユーノは肉を切らせて骨を断つならぬ、肉を切らせてなのはの唇を奪った。
なのはの突撃力を逆に利用してなのはの身体に強く抱き付いたのである。
そしてなのはの唇を奪ったユーノはその場に押し倒していた。
「なのは! 目を覚ますんだなのは! 君はガチレズなんかになっちゃいけない!」
「んっ! んっ! んっ!」
ユーノは強引になのはの舌に絡ませ、さらに両手はバリアジャケットの上から
乳房を力一杯握り締め、激しく上下左右に揉み解していた。
なのはも一応抵抗はしているのであるが、ユーノは岩の様にその場から動かなかった。
「君はフェイトの物なんかじゃない! 僕の物なんだ! その唇も! おっぱいも!
お尻も! なのはの身体は僕の物なんだ! 君は僕の子供を産むんだよぉぉ!!」
はっきり言ってそれはセクハラだろ? と誰もが突っ込みたかったが…
今は非常事態。恐らくこういう性的なショックを与える事によって
なのはの目を覚まさせようと言う作戦に切り替えたのであろう。
だが、そうしている間にユーノはなのはのスカートに手を突っ込むと共に
真っ白なパンティーを下ろし、あろう事か太股を掴んで脚をM字に大きく広げたでは無いか。
余りにも大胆すぎる行動に誰もが真っ赤になってしまうのであるが…
なんとまあユーノは構わずに自らの怒張したモノをなのはの股間のソレの中に
押し込んでしまったでは無いか! もう大胆ってレベルじゃねーぞ!
「畜生! 畜生! こうなったら僕だってやってやる! 本当に産ませてやる!
なのはに僕の子供産ませてやるぅぅぅぅぅ!!」
ユーノは血涙号泣しながらなのはを突きまくった。突いて突いて突きまくり、
なのはの子宮どころか脳まで響く程の激しい突きっぷりを見せ付けた。
「なのはぁぁぁぁぁぁ好きだぁぁぁぁぁぁ!! 愛してるぅぅぅぅぅ!!
もう好きとか愛してるなんてレベルじゃない! 本気で孕ませてやりたい位なんだ!
だからもうガチレズなんか止めるんだ! 目を覚ましてくれぇぇぇぇぇぇ!!」
ユーノは必死に叫んだ。この必死さがどれだけユーノがなのはに思い入れているかが分かるだろう。が…
次の瞬間、なのはの平手打ちがユーノの頬に叩き付けられていた。
「んべ!」
「ユーノ君の馬鹿ぁぁぁ! こういうのは結婚してからじゃないとダメって言ったじゃない!」
なのはは目から涙を飛び散らせ、真っ赤な顔で逆にユーノを押し倒し、
マウントポジションを取って何度も平手打ちをお見舞いした。
「ユーノ君の馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ぁぁぁぁぁ!! エッチ! スケベ! セクハラ! 淫獣!」
「んべ! んべ! んべ! んべ!」
なのははユーノへ平手打ちをしながらありとあらゆる罵詈罵倒を浴びせた。そして…
「それに……実際やるにしても…もっと優しくしてくれなきゃ困るじゃない………。」
そう言ってユーノの身体を優しく抱擁した。これには誰もが唖然とするのであるが…
なのはのこの反応。明らかにフェイトがなのはに投与した薬の効果が切れたのか…
はたまたユーノのセクハラが影響してなのはが目を覚ましたのかは分からないが、
とにかくなのはが元に戻ったと言う事は明白であった。
「やった! 何か良くは分からないがなのはが正気を取り戻した!」
「うわぁぁぁぁん! ママー! 元に戻ったのねー!?」
正気に返ったなのはに対しヴィヴィオは泣きながら跳び付いた。
そして皆もなのはの周りに集まって来たのであった。
「なのはさんが元に戻って良かったー!」
「まったく手間取らせやがって!」
「え? え? 何? 一体どうしたの? ねぇ…。」
なのはには一体何があったのかさっぱりと言った顔であったが、とりあえず皆は
いつの間にかに撮影していたと思われる薬物によってガチレズになっていた際の
なのはの映像を見せながら説明した。そしてそれを見終わったなのはは…
「お…オエェェ―――――――――!!」
「わぁ! こんな所で吐いちゃだめだよー!」
と、吐きそうになり、慌ててユーノはなのはの背中を摩っていた。
無理も無い。本来のなのははノーマルなのだ。それで自分がレズセックスしてる
映像を見せられたら吐き気を感じてしまうのはある意味当然だった。
「そう言えばフェイトちゃんから何か薬みたいなの飲まされて頭がボ〜ッとした後の
記憶が無いけど…まさか私こんな事してたの!?」
「残念だけど…そうなんだ…。」
「うわぁぁぁぁ!! ごめんなさぁぁぁぁい!!」
なのはは泣きながら皆に必死に謝った。そして遅れてフェイトが近くに降り立っていたのだった。
「嘘…薬が切れるなんて…そんな…。」
「フェイトちゃん…薬…本当に使ったんだね…。」
よっぽど薬の効果に自身があったのだろう。薬の効果が切れたなのはに驚きを隠せないでいたが、
今度はなのはがフェイトを睨み付けていた。
「おかしいな…どうしちゃったのかな…。フェイトちゃんが私の事好きなんだとは思うけど…
私達って女の子同士なんだよね…。普段親友の振りして私に変な薬を使ってまで
レズな事するなんて…今まで親友として付き合って来た意味が無いじゃない…。
やっぱり普通に親友として付き合おうよ…ねぇ…私の言ってる事…私の考え方…そんなに間違ってる?」
「う…うるさい…。」
「え?」
「うるさいうるさい!!」
何と、フェイトは逆切れを起こしてしまった。そして目から涙を飛び散らせながらさらに叫ぶのである。
「一番悪いのはなのはなのに! 私はこんなにもなのはを愛してるのになのはが
私の想いを理解してくれないからこんな事になったんだからね!」
「え?」
いきなりのなのはの方が悪い発言に皆は戸惑うが、フェイトは続けた。
「私はなのはが大好きなのに…この世で一番なのはを愛していたのに……
肝心のなのははユーノの事ばかり見てて……悔しかった………。
本当の気持ちに気付いて欲しくて…本心を打ち明けたけど…なのはは…
女の子同士でそういうのはおかしいって…笑われた……。どうして?
どうして女の子同士で愛し合っちゃいけないの? ねぇ…。教えて?
性別が同じ位なんだって言うの!? 愛があれば性別なんてどうだって良いじゃない!」
「でも……だからって薬を使うのは良くないよ……。」
フェイトは自分の正当性を主張するがごとく叫んでいたが、やはり薬物使用と言う点が
ネックとなり、正当性とは程遠い結果となっていた。
「フェイト…君はおかしいとは思わなかったのかい? 君の薬が効いていて、
ガチレズになっていた時のなのはは明らかに普通の生きた人間じゃない。まるでフェイトの
思い通りに動く人形の様だった。君はそれで良かったのかい? なのはをただ自分の思い通りに
動くだけの人形にして…それで本当になのはを愛してると言えるのかい?」
「…………。」
フェイトは言葉が出なかった。そしてなのははなおも言った。
「私は別にフェイトちゃんの事が嫌いなわけじゃないんだよ。ユーノ君も好きだけど…
勿論フェイトちゃんの事も大好きなんだよ。だから…今までみたいに普通に親友でも良いじゃない。」
「そんなの嫌だ! なのはは私の物! ユーノになんか渡さない!」
頑なにそう叫ぶフェイトだったが、ここまで来るともう駄々をこねている様にしか見えない。
「今に見ていなさい! 今回はここで退くけど…何時の日か本当になのはを私の物にするから!」
そう言ってフェイトは何処へと飛び去ってしまった。
「フェイトちゃん…どうして…普通に親友でも良いじゃない…どうして…。」
既にフェイトが飛び去った方向の空を見つめながら…なのはの顔は悲しげだった…。
とりあえずこれで一まずは事件解決と言う事であるが、その後で直ぐになのはの身体の検査が行われた。
フェイトによって薬物を投与された事によって身体的にも何かしら影響があるのでは? と思われたからである。
「で…結果の方は?」
ユーノが検査を行ったシャマルに対してそう質問するのだが、シャマルは笑顔で言った。
「大丈夫。麻薬みたいな依存症があるわけじゃないし…そこまで大きな問題は無いみたい。
でもまあ…それでも…ちょ〜っと後遺症が残ってるかな〜?」
「後遺症? どんな後遺症なんですか?」
「直ぐに分かるわ。」
「え…? 直ぐに分かる?」
シャマルは肝心の後遺症と言うのが一体どんな物なのかユーノに教える事は無かった。
まあそんな事なら態々教える必要が無い程大した事の無い後遺症なのだろう。
そう理解したユーノは自分の部屋への帰路に付いていたのだが、その手には
なのはに渡すつもりだった結婚指輪の入った箱が握られていた。
「これ…もうちょっとして…ほとぼりが冷めた後で渡そう…。」
そう独り言を軽く呟いた後、ユーノは自分の部屋のドアを開くのであるが…
「ユーノ君お帰りなさい!」
「ただいま…ってええ!?」
何とまあ何故かユーノの部屋になのはの姿があったでは無いか。
しかも何やらなのはのテンションが普通じゃない。
「あの…なのは…悪いけど…僕疲れてるんだ…。もう寝たいんだけど…。」
「分かった! じゃあ私も一緒にユーノ君と寝るー!」
「ええ!?」
やっぱり普段とテンションが明らかに違う。これは一体どうした事かと考えていたが、
ここでシャマルに言われた後遺症と言う単語を思い出したのであった。
そう、これこそがシャマルの言ったなのはに残った薬の後遺症。
元々普通にユーノの事が好きと言うなのは本来の感情が薬物的に抑圧されていた反動で、
薬物の効果が消えた際にこの様に余計にユーノが好きと言う感情を増幅させていたのである。
そしてそうこう説明している間になのははユーノをベッドに押し倒していたでは無いか。
「わぁ! なのは!」
「ユーノ君! 寝る前のエッチしよ! ユーノ君! エッチしよ!」
「ええ!?」
一緒に寝るだけじゃ飽き足らず、今度は性行為まで要求してくるなのはにユーノは慌てた。
「ええ!? それは結婚してからって言ったのはなのはじゃないか!」
「それまで我慢出来ないの! どうせ近い内結婚する事になるんだし! 今やってもいいじゃない!」
「で…でも…さ…ほら…その…。」
ユーノは何とか丁重に断ろうとしていたのだが…今度はなのはは泣き出してしまったでは無いか。
「酷いよ! ユーノ君酷いよ! 今までの事は遊びだったの!? 酷い!
私に子供を産ませるなんて言ったのはユーノ君なのに!
ユーノ君の馬鹿ぁ!! ユーノ君なんか大っ嫌い!!」
勿論本気で嫌いなワケじゃなく、好きが故に逆に嫌いと言ってるのであるが、
ここまで言われて断れるはずが無い。もうユーノは覚悟を決めるしか無かった。
「分かった…分かったよ…だから…泣かないで…。」
「やったぁ! ユーノ君愛してる! もう今夜は寝かせてあげないからね!」
そう言って喜びながらなのははユーノに飛びついていた。
「(ああ神様…この後遺症も消えて…元の普通のなのはに戻して下さい…。)」
なのはと交わりながら…ユーノは心の中でそう祈った。
さて、空の彼方へ消えたフェイトがどうなったのか…それは分からない。
だが、あれでフェイトが諦めたとは思えない。彼女がなのはを愛する気持ちを持ち続ける限り、
また新たな策を持ってなのはを寝取ろうとするだろう。まあ…がんばれ……
おわり
以上「クスリ ダメ ゼッタイ」と言うお話でした…
最初の頃は本当当初予定していた通りに真剣にユーノがなのはを
ちゃんとした男女の愛に目覚めさせるなんてシリアスな展開やるつもりだったんですけど
気付いたらこの通り、同性愛がどうこうと言う以前に
「だからって薬に頼っちゃいかん」って話になっちまいましたスマソセン
リアルタイムキター!!!
いえ凄くよかったです!
GJ
しかしなんというか……おもしろかったけど
終始コメントに困る展開だった
GJ
しかしフェイト悪役多いなwww
>>189 >・当初はかなりハードでシリアスな内容を予定していたのに
>実際書いてみるとなんかギャグっぽく(?)なっちったスマソ
ギャグっぽくというか、シリアス:ギャグ=1:9ぐらいの割合に見えるお
これなら、いっそのこと終始ギャグ路線でいったほうがよさげ
君にハードでシリアスな内容は無理だwwwww
194 :
タイトル未定:2007/11/28(水) 16:31:46 ID:uY4b2GWn
>>189 GJです。フェイトからなのはを寝取るという展開は思いつかなかったw
ユーノとなのはが幸せな中こんなのを貼るのはどうかと思いますが、一応。
自分の書いたお話の最初の部位に抜けている個所を発見しました。
一応修正ということで、その部分だけ。
彼は知っている。報われないものの悲しさを。同じなのはを好きになったのだ。痛いほどよくわかる。
という文章の後に、
「わたしが報われてもいいって、ユーノはそう思うの?」
「報われてもいい、じゃないかな。僕は、フェイトは報われるべきだと思う。」
長年の付き合いだ。彼女がどれほど頑張っていたかは、なのはが気付いていなければ、彼が一番よく知っているだろう。
その言葉に、しばし無言になってから
という文章を挿入してください。
続きは近日中に投下する予定なので、待っていただけるとありがたいです。
なのはガチレズフェイトノーマルってのも見てみたいな。
197 :
( ゚Д゚):2007/11/28(水) 17:59:00 ID:ViV0WO9m
俺はどっちかって言うとレックス党ですが、なにか?
セックス党がどうしたって?
199 :
26-111:2007/11/28(水) 18:17:02 ID:QhfaYpJP
「これがこのアニメの概略図だ」
「アニメのジャンルは、所謂“魔法少女物”だが、魔法と科学が入り交じった世界観がある」
「難所は5ヶ所、AからEまでの部分だ」
「2期から10年後という事で、企画よりもそろそろ設定に問題が出てくる」
「魔法少女物といっても、致命的ににやばい部分がいくつもある」
「だめだぜ、こりゃ…今のアニメ業界で流行るわけがない」
「魔法少女物を無理に名乗ったらロリ萌には見向きもされなくなる・・・レズっ気を追求したら百合房以外はポカーンだ・・・」
「こりゃ・・・無理だ・・・」
「ラウンデル・・・これじゃ15%どころか100%、視聴者は切るぜ!!」
「私も初めはそう思った・・・これを見てくれ」
「難所の一つ、『主人公は引き続き“高町なのは:年齢19才”』」
「『男性陣、前作キャラは基本空気』だ・・・」
「次に『敵はマッドサイエンティスト。そしてその娘のサイボーグ12人姉妹』・・・」
「そして、『最後は世界の命運を賭けた親子喧嘩』・・・」
「魔砲少女とさえ言われた主人公の肉体言語による会話演出・・・」
「ひでえもんだ。見てるだけで呆れるぜ」
「そこらの萌アニメと比べたら矛盾要素が山のようにあるな」
「あわてるな!!全部重ね合わせて映すと、こうだ!!」
カシャッ「『ジャンル→熱血魔法バトルアクションアニメ』」
「ああっ!!」「へー!!」「ふーむ!!」
「ここで流行事情、雑誌掲載記事、視聴者の認識の斜め上に抜け道ができる」
「こいつをくぐりぬけていくんだ」
「ギリギリだぜ…内容が詐欺呼ばわりされる寸前だ」
「一歩まちがえば、萌オタ・百合房双方の逆鱗にぶちあたって総スカンだ」
「しかし、前作からの関連性を匂わせながら関連商品でサービスしていけば、ほとんど両サイドに言い訳できるな」
「こいつは綱渡りだ・・・オペレーション“魔法少女リリカルなのはStrikerS”始まります!!」
「いくら規制の網を潜ろうとしても致命的にヤバイシーンが幾つもある・・・夜にやる!」
「何だって!?深夜枠!?」
「無茶だ!ゴールデンタイムに放映したって危ないのに・・・死ににいくようなもんだ!!」
「初めに損失は覚悟しておけと言ったはずだ!2007年4月、深夜枠にて決行する!!」
カッとなってやってしまった。今は反省している。頭冷やしてくるわ・・・
スレ間違った、訳じゃないよな?
またエリア88かよ
妙に言ってる事がアレなのが笑える
おっと途中で書き込んじまったな
だがそろそろスレ違いだぜ、とも言いたかった
203 :
26-111:2007/11/28(水) 18:36:14 ID:QhfaYpJP
オーケィ、済まなかった兄弟
頭が冷えたのでエリキャロの続きを書いてくる
>>121 GJ、何というか・・・・
新隊員教育隊を出たばかりの2士、幹部学校出たばかりの3尉が、
北戦や習志野の混成部隊とブチ当たるようなもんだねw
北戦教も白い悪魔だもんなあ
205 :
( ゚Д゚):2007/11/28(水) 19:08:40 ID:ViV0WO9m
無印はゴールデンでやるべきだったと今でも思っています。
とは言え、原作との繋がりが一番強いのが無印なのもまた事実。
フェイトちゃんがひたすらいじめられるssが読みたい…
ごめんなさいなんでもないです…
>>189 GJ! 貴方にシリアスは無理だと思うのです。
でも尻ASSならイけるとおもうんだ。
というわけでがんばってください。
人の欲せざることを敢えて施すこと勿かれ
いい性格だなあ
>>189 おいおーいwGJw
この話のどこら辺にシリアスがあったというのだろうかw
>一体誰だと思えば…なんとそれはクロノでは無いか!
とりあえずこの辺からシリアス路線は潰えたように見えた
>>199 ミリタリー系の言い回しってどこか共通した特徴が有るような気がする。
そろそろ朝刊が来そうな気がするが、投下します。
「辞令。クロノ・ハラオウン執務官を提督に任命する」
待ちに待ったその文言に、クロノはらしくなく、無意識に笑みを浮かべた。
しかし、次の文言が発せられた途端、それは失意のものに変わった。
「配属は次元航行艦アースラ。艦長として部隊指揮を命ずる」
「なっ……」
声が漏れた。
アースラと言えば、実母でもあるリンディの元で、執務官として活躍した場だ。“切り
札”と呼ばれたこともある。
だが、アースラは既に艦齢25を刻む老兵だった。
傑作の誉れ高い巡航L級も、既に後継であるXV級にその座を襲われている。旧式化は免
れない。それでもまだ、多数のL級が第一線で活躍していたが、そのほとんどは多くの改
良が施された最後期型だ。特にアースラを含む、“シングルナンバー”(つまり1番艦から
9番艦)は既にその座にない。
加えて、PT事件を始めとして姉妹の中でも最も酷使されたと言っていいアースラは、経
年以上に老朽化が激しかった。ジェネレーターの出力は既にカタログ値の75%を割ってお
り、船体はフレームにまで歪みが蓄積され整備泣かせの1隻に名を連ねていた。
そのような艦が第一線任務に就くことは当然なく、低級ロストロギアの回収、あるいは
本局周辺の観測任務など、いわゆる雑役が主体だ。
もちろん、そう言った任務の重要性が低いわけではない。そもそも時空管理局は、厳密
には軍事組織ではなく警察組織なのだから、平時の平穏を守ることこそ主任務である。だ
が、現実として華やかさに欠け、人員も資材も2線級というのも事実だった。
“切り札”とまで呼ばれる、名実ともにエリートであるクロノをその任務に就ける理由
と言えば、簡単だ。厄介払いである。
クロノは官僚型エリートの気質を持つ一方、正論を振りかざし管理局中枢とやりあった
事が幾度もある。母や亡父の影響も強い。それがいち部隊を指揮する提督の地位に着いた
なら、やりにくい人間がいくらでもいるのである。
地球、特に日本のそれと比べればだいぶマシとは言え、悲しいかな時空管理局もまた自
己の存在の維持を第一とする官僚組織に他ならなかった。
「そ、そんな……」
哀れ、クロノは20を前にして管理局の窓際族にされてしまったのである。
八神はやては、商店街で買い物をしていた。
はやての脚は、僅か3年で、日本の医療技術でも、ミッドチルダのそれから見ても驚異
的な回復力を見せていた。
まだ健常者と同様に走ったり跳んだりは出来ないが、日常の歩行は何とかなるようにな
っていた。
この日も、補助用のステッキを手に、シャマルと雑談しながら歩く。その後ろを、万一
に備えてヴィータが空の車椅子を押してついてくる。そしてそのさらに後ろを、とてとて
とリインフォースIIが、人間形態でついて歩く。
リインフォースIIはたたたっ、と走ってヴィータと車椅子を追い越すと、背後からはや
てにしなだれかかる。
「マイスターはやて……リインはそろそろおなかが減ったのですよ〜。減りすぎて背中と
くっついちゃうのですよ〜」
「なんやなんやリイン……重いでー」
リインフォースIIにしなだれかかられ、一瞬ぐらつきかけたが、はやてはステッキに力
を入れて堪える。
「おいリイン! はやてはまだ歩くのが大変なんだからな、無理させんじゃねーよ!」
後ろから、ヴィータの怒声が響いてくる。
シャマルが、リインをそっとはやてから引き剥がした。
「ガミガミヴィータは黙ってろなのですよー」
「何ぃ!?」
「こらこら、他人様が見てるで、喧嘩はやめー」
罵り合いに発展しそうなヴィータとリインフォースIIを、先回りするようにはやてが窘
める。
「リイン帰ったらすぐ御飯にするから、もう少し我慢せなー」
「無理なのですー、我慢できないのですー、もう1歩も歩けないのですー」
見た目の年齢よりもさらに幼い子供のように、リインフォースIIは駄々を捏ねる。
「歩けないんやったら、車椅子すわっとり。ええよなヴィータ?」
「別にいーけどよ」
ニヤッと笑って言うはやてに、ヴィータもリインフォースIIを睨みつけるようにしてほ
くそ笑む。
「ずるいのですー! そんなのないのですー! ひどいのですー! リインはただ翠屋の
シュークリームが食べたかっただけなのですー!」
「本音はそれかいな」
はやてが呆れたような目つきで、リインフォースIIを睨む。
「はぅ……」
その一部始終を、くすくすと笑いながら、シャマルは見ていたのだが────
「あら……?」
ふと、視線を上げた先に、それを見つけ、
「!? えぇえぇぇえぇ!?」
と、目を円くして、その場に硬直したように立ち尽くした。
「どうしたんだよ、シャマル……」
ヴィータも呟きつつ、シャマルの視線の先を追う。
「なぁあぁあぁぁぁ!?」
ヴィータもシャマルと同じように、その場に立ち尽くして、目を白黒とさせた。
「どうしたんや2人とも、一体何があったんや……」
はやてもやはり2人の視線の先を見る。
そこに、人ごみの中でもはっきりと目立つ、長身のすらりとした女性がいた。しかも、
良く知る相手と一緒に歩いている。はやてには、長身の女性にも見覚えがあった。
「なんや、リインフォースやんか、おどろかすな……」
苦笑しながら、再び歩き出そうとして、
「なっ、り、リインフォースやって!?」
ばっと振り返り、凝視する。
「私がどうかしたんですかー?」
シャマルの腕の中で、1人話についていけないリインフォースII。
「ちゃう、先代の、オリジナルのリインフォースや」
これが単に1人で歩いていたなら、他人の空似で済んでしまっていただろう。だが、一
緒に手をつないで歩いている人物が自分達の良く知っている人間だったから、そうは行か
なかった。
「すずかちゃーん!」
はやては、そちらの方へ歩き出しながら、その人物の名前を呼んだ。
「あ……はやてちゃん」
振り返ったすずかは、近付いてくるはやて達に笑顔を向ける。
「えっと、はやてちゃんたちもお買い物?」
「ええ、まぁ、そんなとこ」
はやては誤魔化すように言う。
「ところですずかちゃん、こっちの女の人は……」
はやてはすずかと並んで歩いていた女性を指し、すずかに訊ねる。
「あ、えっと、この人はその……私の知り合いで」
すずかは少し困ったような表情をして言いかけるが、それを、女性の手が遮った。
「Meister、はやてにそのような説明は無用です」
「な゛っ」
声を上げたのははやて。
「お久しぶりです、はやて」
「や、やっぱリインフォースかいな!?」
女性──リインフォースは頷く。
「で、すずかちゃんがマスター……ホンマかいな!?」
「え、えーと……」
目を円くして訊ねてくるはやてに、すずかは少しおろおろとした態度を取る。
「言ってなかったっけ……?」
「聞いてへん聞いてへん」
はやては右手を仰ぐようにして、速攻で否定した。
「だいたいリインフォースはなんでまだおんの? 消滅したんと違うんか?」
「偶然……そうですね、幸運が重なった結果と言いましょうか」
リインフォースIが切り出す。
「夜天の書を構成するほとんどのプログラムが切り離され、本体である私、転生、それに
データストレージが運良く残り、手近な、魔力を持つ存在の元に運ばれたと言うわけです」
「それや」
そう言って、はやてはリインフォースIに向かってビシッ、と指を向ける。
「すずかちゃんに魔導師の素質があったっちゅうことが驚きなんよ」
「はやてや、あの2人ほどの強い素質は持ちませんが。出力で管理局のランクに当てはめ
るなら、D−程度でしょうか。特に特化した事項も今のところは見ていません」
あの2人とは、なのはとフェイトのことだ。それははやてもすぐに理解した。
「ベルカやミッドチルダなら、多くはないが珍しいと言うほどでもない、というところで
しょうか。この世界ではそれでも、かなり希少な存在のようですが」
「現マスターに対して、結構きっついな」
呆れたように言うはやての後頭部に、大きな“漫画汗”が浮かぶ。
すずかは、あはは、と苦笑していた。
「もっとも私も、ほとんどの能力を失っていますから。今の能力は、擬人化能力を持つイ
ンテリジェントデバイス、と言ったところでしょうか」
「そうかー、ま、なんんせよ良かった、ちゅうたらいいんかな」
はやては言いつつ、シャマルから、リインフォースIIを自分の方に抱き寄せる。
「あたしとしては、むっちゃ悔しいねんけどなぁ……」
「あだだだだだ!? マイスターはやて、何するですか、やめやめやめやめ……」
リインフォースIIの両のこめかみを、はやての両の拳が締め上げる。いわゆる“うめぼ
し”だ。
「何って、八つ当たり」
「ひ、酷いです! 魔導器虐待なのです! 絶対に訴えてやるなのです!」
「自分で作ったモン自分で壊しても何の罪にもならへん」
「うっ…………」
掛け合いになりかける2人。そのリインフォースIIを見て、リインフォースIがおやっ
と言う顔をする。
「はやて、この子は……」
「あたしが再生つうか複製つうか、した夜天の書の管制人格や。まだいろいろとわがまま
さんで困りモンやけどなぁ」
はやてはそう言って、再び両の拳に力を込める。
「あだだだだだだっ!?」
「あーくやしい。あたしに助けられてたらそれが一番良かったのに。ま、流した涙返せと
まではいわへんけど……すずかちゃん」
リインフォースIIの悲鳴をまるで他人事のように、はやてはすずかに視線を移す。
「リインフォース……I(アインス)言うたらええのかな、この場合。よろしく頼むな」
「え、あ、う、うん……」
すずかは一瞬、ドキッとしてそう言ってから、
「でも、どっちかって言うと私が面倒見られてる立場だけど……魔法の事あんまり良くわ
からないし」
「ふぅん……一度管理局に来たらええと思うで。ユーノ君かフェイトちゃんあたりに相談
してみたら」
そこまで言って、はやてはリインフォースIIを解放し、ポン、と手を叩いた。
「そや。クロノ君が提督に就任する言う話もあるし、その祝いも兼ねて一度あつまろか」
「提督……って、リンディさんみたいに?」
すずかが問い返すと、はやては笑顔で頷いた。
「せやで。さすがクロノ君ちゅうか、無難な感じで試験合格してもうたからなー」
「そうなんだ」
すずかも微笑む。
すずかはクロノとはそれほど面識があるわけではないが、フェイトの義兄でもあるし、
喜ばしい事に違いはない。
「せやけど、すずかちゃんまで魔導師になった言うたら、アリサちゃんどういう顔するか
見物やなー」
はやては言い、顎に手をあててニヤリと笑った。
「えっと、あまり、アリサちゃん、煽らないでね?」
すずかは困ったように苦笑しながら、懇願するようにはやてに言った。
しかし、そのはやても、もちろんすずか達も、それが新たな事件の幕開けとは気付いて
いなかった…………
>>214-218 なんかスレの空気と違う&捏造満載のものができた。
しかしおかしい……すずかが主役のはずなのにはやてばっかしゃべっとる……
220 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 05:01:42 ID:CTSIB1O2
>>289 アインス復活の続きがきましたか、っていきなりクロノ左遷?っすか
A'sエピローグのクロノ君は窓際で頑張ってる姿だったんですね
イキロ
おはようございますウェンディ!(何
>169 やっぱり置き去りどころか普通に反応されてる罠……ガクブル
あまり深く掘り下げるときりが無いあーんど筆者の底の浅さが露見するので……はい、精進するっす⊂´⌒つ。Д。)つ
とはいえいい加減確かにハリアーは限界っすよね……元々操作性も悪いっすから
>189 フェイトさんカエッテキテー!?GJ!っす
>199 夜にやる!ってその意味で言われてもwwwヒドスwww
でもいい加減スレチだと思うんだってお前が言うなって?その通りっすごめんなsrz
>219 色々突っ込みたい気もしますが勝手に脳内で補間しますた!GJっす!窓際族いいっすね……
(注意書き)
[お開き→ヴァイティア]
そろそろ通常路線に戻ります。まあ朝刊ですし、しっぽりと
エロも、ぼちぼちですかね……週末ぐらいに頑張れたらで
ほいでは朝刊っす〜w
ふと夢見心地から覚めてはやてが周囲を見渡してみると、宴もたけなわもいいところであった。
隣でお喋りに興じている幼馴染2人と姐さんと兄貴は兎も角、アルトはラグナの胸に後ろから抱きついて触っているし、
ヴィータは食い続けているし、融合機2人はなかなかやるなばってんちび、貴方もがんばりますね花火魔と何か違う友情が芽生えそうな勢いで
未だにやりあっているし、紫色髪のカップルは懲りもせずいちゃついてるし、ディードはティアナにお古あげようかとか言われて喜んでいる一方、
ウェンディはいつのまにかトランプの輪に加わったシャッハと何故か息の合ったセインとのコンビ撃ちの前に大貧民を脱出できず発狂しまくっているし、
庭に出たスバルとノーヴェは結局組み手をやって危うく植木を折りかけてるし、穴の開いたソファーの隣でディエチとせっせーのよいよいとやっている
ヴィヴィオとそれを見守っているいんじゅーはまだしも、ゲンヤはギンガに延々と愚痴っているし、エリオに至っては未だにキャロに食われていた。
そこで、はっ、と彼女にとってというか隣のクライドにとってかなり大事な事案を思い出す。
「あああああああああああああ、せやった!」
はやての大声に、全員の挙動が止まった。キャロ以外。
「みんなにお願いがあるんやった!」
何事、と全員の耳目の集まる中、半ば無理やろなーとは思いながらも一応、頼むことにする。
「クライドはんのこと、秘密にしといて欲しいんや。特にリンディさんとクロノ君に!このとおりや!」
と、ど派手に土下座する元部隊長。
「そ、それは構いませんけど……」
真っ先に答えてくれたティアナの声に、がばっと頭を上げる。
「ほ、ほんまか?」
隣のディードは完全に意味が把握できずに呆けていたが、チンクは妹達を促す。
「まあ我らは会う機会はないかとは思うが……かようなことは知らんよな?ウェンディ、セイン」
「ういっす!そんなことは知らないっす!」
「知らない知らない〜」
シスターと白スーツも続けて肯定してくれる。
「まあ……はやて様がそう仰るのであれば、異論はありませんが」
「うん、僕も黙っておくことにしよう」
よっぱらいとその娘も続ける。
「おう、任せとけぃ!八神!」
「はぁ……疲れた」
さらに、紫色髪のカップル。
「了解しました、八神二佐」
「は〜い」
婚約したての幼馴染と了解済みの幼馴染も了承してくれる。
「いいよ〜」
「うん、エリオとキャロもいい?」
「は、はい、それはいいんですけど、きゃ、キャロ首かんじゃだ、だめ!い−っ!」
「v」
兄妹とセクハラヘリパイロット2号からも返事が返ってくる。
「ういっす。了解しやした」
「はーい」
「ラグナちゃん意外と胸あるね……」
外のスバルもノーヴェに意味合いを伝えてくれる。
「了解しました!ノーヴェもいい?秘密だって」
「ふうん、いいけどな別に……」
だがそれ以上に彼女には気になることがあり、姉妹達に念話で問いかける。
(なあ、チンク姉、あのばってんつきのでっかい方ってめっちゃ強いんじゃなかったか?)
(そうだな……確かウーノ姉がダブルSランクと言っていたような記憶があるが)
(ま、まじっすか?なんでそんな人が頭下げてるっすか?さっきもぽんぽん叩かれてたっすよ?)
(まあ人間の世界というものは色々と複雑なのだ)
(ふーん、よーわからんねー……)
さすがに世間知らずの姉妹達が人付き合いの意味合いを理解するのには、まだまだ学習が足りないようである。
最後にいんじゅーと彼に抱えられた小さな娘からも返事が返ってくる。
「わかった。できる限り協力するよ」
「はーい!」
全員から了解を得て、ようやくほっと一息つくと、ついでに締めの言葉も投げておくはやて。
「ありがとうな、みんな。ほいで……一応これでお開きにするから、後は適当に帰ってな〜」
はーい、と揃った返事を聞いてから、疲れ果てたのかぺたんと座りながらぐったりとクライドの背に身を預けると黙って背中を貸してくれる。
そしてそのままもーしらん、と目を閉じると、そこでふっと彼女の意識は途切れた。
お開きになってからほどなく、じゃあそろそろ帰ろうかなと言い出したなのはに合わせてフェイトも一緒に立ち上がる。
そして未来の花嫁さんは、部屋の出口あたりでヴィヴィオを抱えて待っていてくれた、未来の夫と滅茶苦茶恥ずかしそうにしながら手を繋いだ。
一方、耳やら首やらに小さく赤いキスマークのつきまくったエリオは、ようやく眠ってくれたキャロをお姫さま抱っこで抱えつつ、大丈夫?
とのフェイトに問いに、はい、このまま持って帰りますと答えて、彼女と未来の夫婦と共に部屋を出る。
じゃうちらもかえるべかと言い出した兄貴と了承する妹と何かまだごねているヘリパイロット2号は部屋を出ようとしたが、その直前にティアナに呼び止められる。
「ん?なんだ?」
そっと腰のポケットから彼女が取り出した小さな筒状の部品を受け取ってから、ヴァイスは驚いた。
「おめーこりゃ、射撃用の魔力増幅器じゃねえか……しかも随分古そうな。こんなレアなもの一体どこで」
「い、いえ、ちょっと任務先で見かけたものですから買っておいたんです。色々お世話になりましたし」
嘘である。
任務の合間を見て散々情報をかき集めて探し回った挙句、闇ルートとまではいかないものの
かなり際どい取引業者の競りにわざわざ赴いて落札してきた代物であった。
「先輩の為に苦労して探してきたとか、そ、そんなことは、絶対、絶対ないですから!あくまでも偶然ですから!」
「お、おう……」
そんなわきゃねーだろとは思いながらも、強く主張して目線を背けてしまった後輩に一応確認を取る。
「しかしこれならおめーが自分で使ったらいいじゃねえか」
「いえ、片方だけ強化するのもバランスが悪いですし、実は最近はラガーモードばかりでして……私より先輩に使って頂いた方が役に立つのではと」
「そうか……ありがとな。じゃあ今度メシでもおごらせてくれや」
「は、はい、是非」
そしてふわりと微笑みあってから、じゃあまたなと背を向ける彼を見送るティアナ。
紫色髪のカップルの小さい方にずるずると引っ張られていくアルトは何がしか叫んでいた。
「なにがあくまで偶然だちくしょー!そんなインチキ補正卑怯だぞー!」
「なにわけのわからないこといってるの。いくよアルト」
「きーっ!」
それではお暇致しますと丁寧に頭を下げるシスターとそれに付き添った白スーツも部屋を去ると、目つきの怪しいゲンヤを背負ったままのギンガが
じゃあ片付けましょうかと指令を出したのでチンクを筆頭に片付け始める姉妹達。
撤収作業が完了すると、もうしばらく彼女達と付き合うことにしたティアナに合わせてまだ組み手に夢中になっていたノーヴェとスバルもついていく。
「おっしゃ、いくぞはちまき」
「おう!」
そしてようやく家の人間以外が全て居なくなると、やっと守護騎士達はソファの位置を元に戻し始めた。
ほいではまた〜ノシ
>>225 毎度ながら朝刊GJっすよ〜
>何故か息の合った
それって脅されt(ドゴォ
アルト VS ティアナ
は じ ま っ た ! !
あ〜
あと、あれだ
いまだにラグナが10歳とかティアナよりずっと年下みたいな感覚で
その、なんだ?こまるw
(ラグナって何歳なんだ!?)
こんにちは。
お供えです。
無いなら書いてみようと書いてみました。
試しに書いたので短めです。
凌辱系
ティアナと触手
敵にオリキャラ(気にするほどの奴では無いですが)
設定捏造あり。
凌辱系なのにエロ分控えめ。
以上の事を踏まえてお読み下さい。
「……これ……って……?」
身体から魔力が抜けていく。
空になってしまう前にと、慌てて作り出した、魔法弾も、虚しく霧散してしまう。
「いやぁーねー……商売柄、管理局さんに、目を付けられるのは、日常茶飯事でしてね?
それなりに、備えはさせて貰ってるんですよ。
この砦。随分、昔に作られた物でしてねー……対魔導師用の仕掛けが沢山ありまして。
例えば、この部屋。
この部屋全体が、魔吸石って言う特殊な、石で作られてましてね?
その名の通り、魔力を吸い取っちゃうんですよ。
まぁ、私のような、魔力を持たない凡人には、なんて事無い物なんですがね?
例えば……そう、凄く優秀な執務官様なんかには、辛いものかもしれませんね……」
目の前で、やらしく、唇を持ち上げ笑う男は、管理局が10年に渡って追い続けた、
密輸団の、幹部の1人だ。
この密輸団が、扱う物は、ロストロギアから、生物兵器、質量兵器、麻薬と多岐に渡り、
また、多数の拠点を持ち、組織が細分化されている事から、末端の人間を捕まえても、
組織に与えるダメージは、小さく、管理局も手を焼いていた。
6課解散から、数年の月日を経て、無事執務官になった、ティアナに与えられた任務が、
この、密輸団に対する調査及び、重要人物の逮捕であった。
だが、管理局も、新人執務官に、そんなに多くを望んだ訳では無い。
せいぜい、数人の末端関係者の逮捕し、新人執務官の経験になれば……
その程度の任務だったのである。
だが、不運な事に、ティアナは、優秀な執務官だった。
この事件の担当になってから、地道に操作を続け、
遂に、幹部の一人の居場所を突き止めたのである。
それはとある、管理外世界にある、小さな屋敷。
人の気配も少なく、単独潜入を試みたティアナ。
警戒しながら、奥へ奥へと進んで行くと、大きな扉があった。
緊張のあまり、汗をかいてしまっていた手で、ゆっくりとドアノブを回し、一気に中に入る。
薄暗い部屋の中、堂々と椅子に座る老人。
それは、ティアナの記憶の中にある、幹部の顔と一致した。
相手に銃口を向け、そして異変に気付く……
「しかし、正直驚きましたよ。管理局の人間に、ここを突き止められるとはね。
しかも、執務官になって日が浅い、ひよっこ執務官殿にね」
身体中の魔力が空になり、それでも、ティアナは相手を睨み不敵に笑って見せた。
ハッタリも、執務官の重要なスキルだと、大先輩、執務官に教えられていた。
「あんまり管理局を舐めない事ね。そのうち、大軍がここにやってくるわよ」
だが男は、ただ頷くだけだ。
「えぇ……私は臆病者なんでね。今夜にでも、住家を変える事にします。
……ですが、その前に、この屋敷を出て行かなければいけなくしてくれたお嬢さんには、
御礼をしなければなりませんね?」
男の冷たい瞳に、背中に冷たい汗が流れた。
敵に捕まった、執務官の末路は哀れなものだ。
ティアナの知る限り、男は殺され、女は……
「へえ?菓子折りでも出してくれるのかしら?」
足が震える。怖い。
それでも、声を震わせ無かったのはティアナの意地か。
「いえいえ……もっといいものですよ。
私がもう少し若ければ、直接、お相手して、差し上げたいのですがね?
代わりに、私の可愛いペットとお楽しみ下さい……」
そう言うと、男は大仰に頭を下げ、後ろにあったドアから部屋を出ていく。
「待ちなさ!!きゃあ!!!!」
声を上げ、咄嗟に男を追おうとするティアナ。
だが、その足がヌルリとした物に搦め捕られ、力強く持ち上げられた。
片足だけを持ち上げられ、逆さ吊りにされたティアナの目に入るのは地面。
「……なに??あれ??」
否。地面であった筈のモノ。
今、そこには、夥しい数の何かがうごめいていた。
例えるなら、巨大なミミズだろうか?
視線を移した、ティアナは、自分の足をとっているのも、そのうちの1匹なのだと気付く。
「この!この!!離しなさいよ!!!」
力の限り、蹴りつけるが、不安定な状態から放たれたソレは力無く、
ティアナの足に絡み付くモノは少しも緩まなかった。
それどころか、その振動が獲物の位置を知らせてしまい、触手がワラワラと起き上がり、
ユラユラと、ティアナを囲い始めていた。
あまりの気持ち悪さに、身の毛がよだつ。
「なんなのよ……これは……」
クロスミラージュを構えるが、魔力の尽きた状態では、弾の無い銃に等しい。
様子を見る様に、ティアナの周りで止まっていた触手達がゆっくりと、近づき始める。
「やめてよ!こないで!!」
だが、その声は届かない。
何本かの触手が、遂にティアナの姿を捕らえた。
ティアナの身体の形を確かめるかのように、そのラインをなぞっていく。
手や足に、それが触れる度ヌルリとした感触がティアナを襲う。
「この!!くるな!!くるなぁぁ!!!」
手を振り回し、払い退けようとしても、生暖かく、独特の弾力のあるそれを、
跳ね退ける事も出来ず、逆に、手を搦め捕られ、両手を1つにまとめられ、
一切の抵抗が封じられる。
BJの上から何度も何度も、しつこくティアナの身体をなぞっていたソレは、
やがて動きを止めると、その先端から次々と透明な液体を、ティアナに向けて吐き出す。
避ける事も叶わず、次々にティアナに命中した液体は生臭く、吐き気を覚える臭いがした。
「何……これ!!?」
液体が触れた場所から、高い防御能力を誇る筈のBJが溶け始めていた。
誇り高い白は、次々に汚され、不様に、主の元を去っていき、
僅かに残され残骸が、ティアナの大事な場所を僅かに隠すだけとなっていた。
「この!!離しなさいよ!!!この化け物!!!」
羞恥と恐怖にパニックに陥ったティアナが、いくら暴れようが、
触手達は、その拘束を緩めない。
そして、更に、数本の触手がティアナの口へと、魔手を伸ばす。
「ムグ!!ンッ!!ンーーー!!!」
吐き出そうとしても、噛み切ろうとしても、無駄だった。
ティアナの口内に侵入した触手達は、再び、次々に液体を吐き出す。
ティアナがいくら拒もうとも、吐き出され続ける液体。
息苦しさに負け、いくらかを飲み込んでしまった。
「ン!!ンゥゥゥ!!!」
途端に、ティアナの身体を異変が襲う。
身体が熱い。思考が白く濁らされ、下腹部に、強い切なさを感じる。
その時を待っていたかの様に、触手達が、一斉に動き出す。
ティアナの豊かな胸を、白魚の様な指を、そして、秘部と、後にも……
「ンゥゥゥ!!!ムグ!!グゥゥゥ!!!」
与えられたのは、痛みにも似た激しい快楽。
下腹部に迫る感触。
(こんな化け物に奪われるなんて……!!)
そんな思考すら、一瞬。
貫かれた時には、初めての痛みすら感じる事も無く、快楽に思考を奪われる。
排泄に使われる筈の穴さえ、侵入を許し、自分の胎内で触手が擦れ合う事に喜びさえ感じる。
「ん!!むんむぅぅぅ !!!」
口を未だ開放されず、そこに未だ液体吐き出され続ける。
だが、今のティアナには、それは、とても甘美で、美味なものに変わっていた。
一滴も零さぬ様に飲み干す。
そこに居るのは、もはや新人執務官のティアナでは無く、肉欲に溺れた1匹の雌であった。
「堕ちたな……」
別室で様子を見ていた男は、唇を歪めて笑う。
さて、この執務官はどうするか?
売りに出すか?
新人執務官……良い値で売れそうな気もするが、壊れていては。
調教し、管理局への諜報員にするか……
男の頭の中ではティアナの有効な使い方が次々と考えられていた。
以上です。
色々と後悔はしてます。
が……いずれ必ずリベンジを!!!
読んで下さった方ありがとうございました。
あ……リィン復活と、朝刊、GJです。
二つとも、続きをかなり楽しみにしてます。まとめての感想お許し下さい。
>「先輩の為に苦労して探してきたとか、そ、そんなことは、絶対、絶対ないですから!あくまでも偶然ですから!」
自白してるも同然。だがそこがいいww
シャマルさんの影の薄さに絶望した
ってわけで今から書こうと思うんだが、オリ×シャマルさんってあり?
オリキャラの扱いはくれぐれも慎重にね
オリキャラの扱いがモブレベルならいいんじゃね?
それ以上だとスレの雰囲気が悪くなる可能性が高いだろうが。
>>233氏
GJ!ティアナエロいよティアナ
リベンジも楽しみにしてます
面白けりゃなんでもよいよ
>>235 上手く行けばエリック氏。下手にやっちゃったら俺が作ったフィレスになると思います。
少なくとも俺TUEEEEEキャラにしないのは第一条件ですよ。
……やたら忙しいorz
しかもゲーム制作ってSSの10倍ぐらい時間も気力もかかる事に気付いたorz
>>239に同意だ
iÜüşçöÖ.ŞüiİıIün
オリキャラを作るとき、目立たなくさせるには
名前をつけない
これに限ると俺は思う
なんか知らんが、いてもあんまり目立たなくなる
>242
加えて言えば、名前をつけなければ愛着が湧かないから
深く書いてしまうことが無くなるということもある。
名前付けると多少なりとも愛着が湧いてしまうので、失敗する。
二次創作のオリキャラなんて厳密に言えば「いてもいなくてもいい」ような存在なのだから
そこら辺は名前無くても問題ないですし。
名前の有無かー
でも、個人的にはエリック氏とフェイトのお見合い話なんかは結構好きだったり
سمكدانئشمند üğürtmak İst
オリキャラの扱いは難しいよな。
本編の流れを大切にしてSSを楽しみたいと考えるひとはいるわけだし。
敵キャラとかなら名有りオリでも構わないんだろうけどね。
勿論最後はちゃんとやられちゃう位置付けで
オリキャラを出すとパロでやる意味合いが薄れる気がする。
陵辱ならまあそれはそれで。
もはやチートに近いあのメンツを「能力的に劣るにもかかわらず、知恵と勇気で」
堕としていくキャラだったらある意味応援してしまう。
えらく懐かしいが、俺の背骨に花よ咲け!!的な感じの。
ところで241や244の最後に書いてるの何?
何かの呪いじゃないの
実はどこぞのヒミツ結社の暗号通信……なわきゃないか
いえ、古代ベルカ語です
ドクター、脱獄の計画なんか立てちゃ駄目ですことよ?
単発のエロでシャマルと『だれか』がやってるとかならいいんじゃない?
シャマルさんがヤるとすれば・・・ハクテンオー
つ『メアリー・スー』
・単なるモブにしかならないキャラはオリキャラとは言わないような気がする
・自己主張が激しかったり能力がチートされてる等、贔屓が強いオリキャラはメアリ(ry
・本編登場キャラを引き立てる要員として設定したり、本編ストーリーの穴を妄想で補完させる為に
どうしても追加のキャラが別途に必要な場合にオリキャラを登場させるのはアリだと思う
・どうしても気に入らないならスルー汁
オリキャラとかの存在度合いをやたら神経質に否定されたりすると
書く側としては引き出しが狭くなってやりにくいよ、正直
ちょっとさじ加減が難しいけど上手く使えば表現出来る範囲が広くなる
要するに、某U-1にならないように気をつけようってこった。
『強さ』で言えば、なのはワールドはオリキャラを活躍させるのに『便利』な世界だよ
弱キャラならFランクとか一般人とかで良いし、強キャラなら教導隊所属とかにしておけば
オリキャラが多少チート気味でも一応言い訳は出来る(U-1はやりすぎだけど)
ただ、これは作者側に便利で言い訳が出来るってだけで、読者に受け入れて貰えるかどうかは別問題で
そのオリキャラを魅力的に描けるかどうかになる
個人的な嗜好で言えば、U-1も嫌いじゃないんだけどね・・・
本編が既にそうなっているしな。
アムロが負けるわけがない。的な
まぁ、油断とか疲労とかで防御抜かれれば
エースが格下にだってあっさり落とされる世界でもあるんだがな
最強無敵キャラで俺TUEEEEEEEしたいだけの奴は論外
しかもそれに自分のハンドル名付ける奴とか何考えてるんだかwww
今日は朝刊ないのかな?
ふあ、少し寝坊です……おはようございます〜w
>260 ブラスタービットとかまんまファンネルだしね……
>228 そして お わ っ t…どうしよう?w
あんまりやるといくらなんでも本筋が、しかし軍オタvsツンデレの戦いも捨てがた……
でもミリタリーは奥が深すぎて危険だから、ツンデレの方を勉強してきますね!
シャナとかルイズとかナギとかレナとイカとかりぜるとか
アリサちゃん?アリサ……ローウェル?(誰
そしてラグナは年齢不詳杉 自分の中では19、とか……正直資料がなさ過ぎるよママン
(注意書き)
そして変な電波が来たので急遽妙なものを挿入。(寝坊の原因)
本当はえr……いやなんでもないなんでも
何かそれっぽくする為に何かの歌とか入ってますが、それっぽくしただけなんであまりお気になさらず
[何かを歌っている姉妹達+グランセニック兄妹とアルト→なのユ]
ほいでは朝刊、めいいっぱいがんばります!
>>261 >最強無敵キャラで
最強無職キャラで、に見えた
……ふ、重症かな
さて、なんだかんだで結局追い出されてしまった宴会の面子であったが、ティアナとタイプゼロ以下姉妹達はといえば
割と暗いそこそこの広さの部屋の中のマイク付の機械――97番世界的に言えばカラオケ――前に勢ぞろいして座っていた。
一番手のスバルは何がしか良く解らない歌を立ち上がって熱唱している。
「怒れぇ!鋼のサイボーグぅ〜赤いたてがみ金の腕〜、光り輝くGストーン、地球の希望守るため〜今こそ立ち上がれ〜」
はっきり言って理解不能な展開に、いつも通り綺麗に後ろに赤い髪をアップさせたウェンディは銀髪と眼帯の最年長にこそこそと問いかける。
「チンク姉、これはどういう趣向なんすか?」
「んー、そのうちわかるのではないかな」
「そうなんっすかねえ……」
レールウェイに乗って隊舎へと戻る兄に付き添って、妹はその隣に座っていた。
そしてそれと向かい合って椅子に座ったアルトは、未だに窓の外を向いて若干膨れている。
夕日に照らされながらじーっと先程手渡された部品を観察している兄の横顔がどことなく嬉しそうに見えて、
ラグナは自分のことのように喜びながらはしゃいだ。
「お食事、お食事」
妹の様子に呆れながら突っ込むヴァイス。
「……なんでおめーが喜んでんだ?」
「えー、いいじゃない。お兄ちゃんの幸せを喜んだって」
「なんでそうなんだよ……いちいち大げさだっつの」
「いいのいいの!あ、とりあえずお店決めようよ!」
「だからなんでおめーが……」
ほとほと困り果てながらもこいつも楽しそうだしいいか、と適当に妹の相手を始める兄。
そんな2人の様子を見ていた正面の茶色いミニスカの誰かさんは、何か怪しい燃料を脳内で燃やしていた。
(おのれツンデレ執務官補佐め……!扱いの違いが絶対的な戦力の差でないことを教えてやる……!)
「とりあえず五寸釘と藁人形を準備して……くふふ」
何か不穏な空気を漂わせているヘリパイロット2号の独り言に気づいて、兄に一応問いかける妹。
「な、なにか怪しいこと言ってるんだけど……」
「気にすんなって。多分ケロシンでも吸い過ぎたんだろ」
さてカラオケの機械の前、2番手のティアナはといえば前奏からしてかなりトリッキーな音楽に挑戦していた。
「身体〜が、とけだぁ〜す、こーのーきぃせぇきぃをーまぁってたー」
さらに無駄に格好の良い感想に続いて難しそうなメロディが続く。
「やーくーそーくーのー、あのばーしょでー、もーうーいーちーどー、感じて」
確かに上手なことは上手なのだが、聞いている側はどうしたものかわからず再び問いかけるウェンディ。
「チンク姉、やっぱり意味がわからないっす!」
「ううむ……」
相変らず真っ赤になったまま、娘を抱えてくれたままのユーノと手を繋いで夕焼けの路上を歩いていたなのはは、
彼がふと立ち止まって危うくぶつかりかける。
「ど、どうしたのユーノ君?」
と彼の視線の先には、貸衣装屋のショーケース。そしてその中に飾られていたのは――真っ白なウェディングドレス。
「あ――」
意味合いに気づいて固まってしまった彼女に、少し後ろを歩いていたフェイトが追いついて、それに気づいて少しだけ冷やかす。
「わー、綺麗だね。なのははどんなのがいいのかな?」
「ふぇ、フェイトちゃん!」
「うん、そうだね。これも準備しないといけないね」
と彼のその言葉を聞いた途端、はわわわわと激しく動揺してさらに赤くなりながらフェイトの後ろに隠れるサイドポニーの人。
「ママー、どうしたの?」
「は、は、は、恥ずかしいからやめてよ〜」
たったこれだけのことで消え入りそうな声でひどく慌てる様からすれば、例えば普段言われている無く子も黙る人外教導官、
などという表現はどう考えても当てはまるようには思えなかった。
「なのはって意外と照れ屋さんだったんだね」
「ち、ちがうって!普通に恥ずかしいよ!」
「そうかなあ」
「そうだって!絶対そう!」
まるで子供のように思いっきり主張されて、未来の夫と金髪の執務官の人は苦笑いの顔を見合わせるしかなかった。
3番手のディードは解り易いメロディの歌を心地よさそうに歌っていた。
そもそもこの場所に来たこと自体が半ば彼女の為だったのであるから、当然なのであるが。
「あの〜人〜はも〜う、思い出〜だけど〜、君〜を遠く〜で、みつめて〜る〜」
一度聞いたら忘れられないメロディが続く。
「The Galaxy Express 999 Will take you on a journy A never ending journey〜、A journey to the stars〜」
2番に入っても予測しやすく歌いやすい音が続いて、歌詞を見ながら口ずさむウェンディ。
「これなら一緒に歌えそうっす!手伝っていいっすか?」
うん!と笑顔の返事が返ってきて一緒にマイクを握る]T番の人。
「ふむふむ。なるほどな……」
その様子に、なんとなく意味合いがつかめてきたチンクも一緒にその歌を口ずさんでいく。
散々なのはをからかって遊んだフェイトがようやく歩き出すと、今度は貴金属店のショーケースの前ではたと止まるユーノ。
もはや理由は言わずもがなであった。
きらきらとして面白そうだったのか、地面に降ろして貰ったヴィヴィオも素直にショーケースにかじりつく。
「わー、きれーい」
「97番世界だと……給料の3ヵ月分だったっけ?」
相変らず冷静さは足りないが、何とかフォローを試みるなのは。
「あ、う、うううん、えと、そうだけど……ユーノ君の3ヵ月分って凄そうだし、あんまり気にしなくていいよ」
「あはは、そうだね……波があるとはいえ先月とか軽く法律違反だったしね」
「う、うん。だからユーノ君が選んでくれるものならなんでも」
「なのはの為なら、別に3ヶ月だろうが5ヶ月だろうが1年分だろうが、僕は構わないけどね」
「ユーノ君……」
そう言ってから軽く指先を頬に当てられて、果てしなく潤みまくる瞳。
今にも唇まで差し出しそうな程の勢いである。
勿論、そこで水を差さないフェイトではない。
「こらこら、2人とも。街中で何やってるの?」
「あ――」
は、っと我に返って絶賛増量中の羞恥で耳まで真っ赤になるなのは。
「はうううう!」
フェイトの背中に、がば、と顔を押し付けるとそのまま動こうとしない。
ママー、どうしたの?と問いかけられてもしばらくは微動だにしなかった。
ディードに続いて、マイクを握ったギンガの歌も非常に解り易い歌で皆で一緒に口ずさむ。
「Shaking my handsここにいるから、憧れにせいっぱいJumpして、あ〜なたの目に映る、けしきメモリーぃするの〜
Feeling my kick、アシスト決めても、肝心なとこでMissして、胸が痛むけどっ、経験上曇り後晴れ〜」
そして後日、この時のことがきっかけとなり彼女達の隔離施設にこの機材が設置されることになるのであった。
何かあぼーんされそうな作りに……それならそれでもいっか(ちょ
明日はどうするかな……微妙な感じです
ほいではまたノシw
++のエリオとか敵のボスとかオリキャラとしては有りの部類だなぁ、と思う
なのはと仲間達が既に全員で力を合わせれば星すらぶった切れそうなメンツだから
オリキャラが仲間になっても魅せ方に困ると思うんだよなぁ
いかに格好よく倒されるか、印象を残るかが二次創作のオリキャラの醍醐味と個人的に認識してる
とりあえず初っ端からずっとオリキャラのターンで女性陣にモテモテで
不自然に活躍する(他が弱体したり傍観したりで)オリキャラモノは御免だなぁ…
さらにそれが本編再構成とかだと反吐が出るレベルだと思ったり思わなかったり
リンネとかエレナ・エルリードとかは好き。
>>267 GJ!
歌は勇者王はすぐ分かったけど、後が分からん。
歌詞からしてギンガは銀河鉄道999なんだろうけど・・・・・・。
ゴダイゴが歌ってたヤツだな>銀河鉄道999
平成版サイボーグ009もあったな
てかカラオケアニソンオンリーかよw
で、ナンバーズはカラオケ大会で優勝を総なめにして、目をつけた芸能プロからユニットデビューするわけですね
ナンバーズは段々と可愛くなってくな。
放映終了当時はそうでもなかったんだが。
初登場のディエチに一目惚れしてましたが何か?
それって、どんなア○ドルナンバーズ?
前にAsで未亡人と判明した際に
狙われた未亡人・リンディさんってタイトルで妄想したのを当時はエロパロまで踏み込む勇気がなく書き留めたノートがあるのを思いだし探してみたが行方不明
何かの拍子に処分した可能性も・・・・・
GJ ところでユーノの三ヶ月分ってどのくらいだろう?
基本給普通。緊急調査依頼が歩合制(超高額)?
しかも、講演会収入まであるはず
学会関係は金入るのかね
残業代とか凄そう
なんか考古学の論文とかで有名なんじゃなかったっけあの男
A’sのテロップ見て以来だから何とも記憶があやふやだけど……
一般的な学会じゃ収入なんてないはずだが。
そこら辺教授任せだからな・・・院生いない?出来れば理系
そもそも、スクライア家って何か凄い家らしいよね
Asコミックで無限書庫がまだ整理中なのに無理難題な注文をクロノがしてユーノが半ギレだった時に
何ならスクライアの一族に・・・云々って発言してたし
>>285 文系、史学系。
学会に所属すること自体では金は入らないね。むしろ年会費とかあるので一万くらい出て行く。
論文を出したからといってこれも無報酬(載った雑誌は何部かただで貰えるが)。
なるへそ。功績が増えて名が売れるとかそんな感じのメリットか
そですね。リアルでは学会にはいって雑誌に論文投稿するってのは、
出世や就職(研究者としての)、助成金を貰うためってのが結構大きい目的なんだが。
ユーノの場合は単純に自分の発見や理論を発表して研究仲間と知的興奮をわかちあいたい
とか一般の人にも素晴らしさを伝えたいってのが大きいのかもなぁ…ある意味ウラヤマシス
>>289 なんで学者が金を稼ぐとすれば、ユーノの場合を想像すると本とか公演とかだな。公演には7話みたいな鑑定も含むとして。
あとはテレビとかに出てその出演料とか…てか学者は基本貧乏だが、ユーノは割りとありそうなんだよな。
発掘はスクライア一族に乗っかればいいし、資料・参考本はもうこれ以上集まってるところは無いって場所のトップなんだから
ユーノの給料に関してお話中済みませんが…ちょっと投下させて下さい。
・なのはが軽い気持ちでユーノを女装させたりするけど、
その女装ユーノにフェイトが一目惚れしてしまって…と言うお話
・直接的に性行為したりはしないけど、単語と言う形で
エロ用語とか出てくるから微エロと言う所かな?
それはなのはの何気無い一言から始まった…
「そう言えばユーノ君ってさ〜。何か女の子みたいな顔してるよね?」
「え…。」
「声だって女の子っぽいし、化粧して女の子の服着せたら似合うかも!」
「ええ――――!?」
確かになのはの言う事は正しい。ユーノは勿論男なのだが、まるで男性ホルモンが
局部にピンポイントに集中しているかの様に顔も声色も女性的ってか、
かなりの美少女顔だったりする。(その分股間にしわ寄せが来てかなりモノはデカイが)
「ユーノ君試しに女の子の格好してみようよ!」
「そ…そんなの嫌だよ!」
ユーノを女装させよう言う事を思いついたなのはだが、ユーノは真剣に拒否した。
そりゃそうだ。確かに顔や声色は女性的でも立派な男であるし、何より女装趣味は無い。
故に女装する等必死に嫌がっていたのだが、次の瞬間なのはのバインドがユーノを締め上げていた。
「もう! わがまま言わないの! ママの言う事聞かない子は罰として女の子の格好させちゃうから!」
「何時なのはが僕のママになったんだ―――!?」
ヴィヴィオを養子として引き取った事もあってすっかり気分はヤンママななのはは
ユーノと話す時も思わず自分をママと呼んでしまっていたのだが、まあそんな事はこの際どうでも良かった。
なのはは今とにかくユーノを女装させたかったのだから…
「ほ〜ら…ママの言う通りにするの〜。」
「だから何時なのはが僕のママになったんだよ〜…。」
なのははバインドでユーノの身体の自由を奪ったまま鏡の前に座らせ、化粧を始めた。
「は〜い…ママがこれからユーノ君を可愛くお化粧しちゃうからじっとしててね〜。」
「だから何時なのはが僕のママに…。」
もはやなのははユーノの話など聞いてはいなかった。何が何でも今この時だけは
ユーノのママにでもなったつもりなのだろう。本気で…。
「はい。それじゃあ次はこのお洋服を着て?」
「もうどうにでもして…。」
化粧が終了した後、今度はなのはの用意した女性用の服を着せらるのだが、
ユーノはもう完全に観念したのかなのはの成すがままだった。
そして今ここに女装ユーノが誕生したのであった!
「うわ〜可愛い! 思わず嫉妬したくなっちゃうかも!」
「な…なのは…恥かしいよ…。」
女装したユーノは美しかった。なのはが嫉妬しそうになるくらいだからなおさらである。
「そうだ! この可愛いユーノ君…いやユーノちゃんの姿を他の人にも見せてあげようよ!」
「ええ―――!?」
「そんな嫌そうな顔はしないの!」
ユーノとしてはそんな自分の女装姿を他の者に見られるなど恥かしくて仕方が無い。
と言うか絶対笑い者にされるのは目に見えている。しかし逆になのはは
真剣に今のユーノの姿を他の者に見せたくて仕方が無かったのである。
と、そんな時であった。
「なのは〜いる〜?」
「あ! フェイトちゃん丁度良い時に!」
本当に丁度良い具合にフェイトがやって来たでは無いか。これにはユーノも絶望した。
これで自分は笑い者にされるのは確定。今からでも自分の女装姿を見て大爆笑する
フェイトの姿が目に浮かんでいたのであったが……
「ウホッ!」
ユーノの女装した姿を見たフェイトの第一声がそれであり、二人に悪寒が走った。
「可愛い…。私…こんな可愛い…見た事無い…。あんまり可愛過ぎて…私…オマ○コ濡れちゃった…。」
「え…? フェイトちゃん…?」
何と言う事か、フェイトは女装ユーノに一目惚れをしてしまったでは無いか!
この予想の遥か斜め上を行く展開にユーノはおろかなのはさえも驚愕した。
「あのね…今ならレイプ犯がどうしてそういう行為に及んだのか…その気持ちが痛い程分かるよ…。
こんなムラムラした気持ち…初めて…。なのはに対してだってここまで感じた事が無かった……。」
「あ…あの…。」
フェイトの抑える股間は本当に濡れていた。しかし失禁したのでは無い。
女装ユーノの姿はフェイトにとって思わず愛液が流れ出る程にまで美しかったのである。
そしてフェイトは次の瞬間女装ユーノをベッドに押し倒していたでは無いか!
「わっ!」
「初対面で手荒な事をしてごめん…。でも私…もう我慢出来ない……。
だから……させて? 痛くしないから……させて頂戴?」
「わぁぁぁぁ! フェイトちゃん待ってえぇぇ!」
フェイトは真剣に女装ユーノをユーノだと認識していない様子であり、このまま
レズセックスへ突入しようとしていたのだが、ギリギリの所でなのはが止めていた。
「待ってフェイトちゃん! 騙してごめんなさい! 彼は女装したユーノ君なの!」
「え………。」
なのははとにかく正直に事を話してフェイトの暴走を止めようとしていたのだが…
「またまたなのはも冗談キツイよ。こんなにも可愛い人がユーノなワケないじゃない!
どうせ彼女に私が取られると思って嫉妬してそんな嘘付いたんでしょ?」
「違うよー! 本当にユーノ君が女装してるだけなの!」
フェイトは女装ユーノに惚れまくる余り、なのはの話を全く信じていなかった。が…
「いや…残念だけどなのはの言う通りなんだ…。ごめん…フェイト…。」
「え…嘘……本当に……ユーノなの?」
「フェイトちゃんごめんなさい。私がユーノ君を無理矢理女装させたりしたからこんな事に…。」
「嘘…………。」
自分が一目惚れした女性が実は女装した男だと知って…フェイトは暫し呆然としていた…
その晩、フェイトは布団の中に潜り込んで考え事をしていた。
「でも…あの時のあの姿…本当に可愛かったな〜…。」
例え相手が女装したユーノだと分かっても…やはりフェイトにとって可愛いと言う感情は消えなかった。
そして女装ユーノの事を思い出すだけで頬は赤くなり、思わず股間からは愛液が流れ出し…
ついには女装ユーノを抱こうとした余韻に浸りながら自慰行為を始めてしまった。
「もうこの際正体がユーノでも良い! もう一度彼女に会いたい! 彼女に……。」
フェイトは己の抱いた恋心をいかに成就させようかと言う事で頭が一杯になった。
もう一度あの美しい女性に会いたい一心で…。そしてついにある作戦を思い付いたのである。
「そ…そうだ! 逆転の発想! この手があるじゃない!」
数日後、ユーノは久々の休日を一人部屋でコーヒーを飲みながら過ごしていた。
「は〜…この間は大変な目にあったよ…。それにしてもフェイトがまさかあんな反応をするとは…。」
ユーノは数日前に自分がなのはから女装させられた際の事を思い出し、気まずい顔になっていた。
「そりゃなのはに対するフェイトの態度から見て…彼女にレズの気があるのは以前から気付いては
いたけど…まさかあそこまでとは思ってなかったよ…。でも僕はあんな姿をするのは二度とゴメンだよ…。」
そう一人呟いていたのだが、そこで突然呼び鈴が鳴っていた。
「何だ? 誰が来たのかな?」
ユーノは玄関まで行ってドアを開くのであるが…そこには見知らぬ男が立っていた。
「あの…何方さんですか?」
「やだな〜! 私だよ私! フェイトだよ!」
「ええ!? フェイトォ!?」
「そう! 男装して来ちゃった!」
何と言う事か、今ユーノの目の前に目の前にいるのは男装したフェイトだと言うのである。
「お兄ちゃんが昔使ってた私服のお古を貰って着たんだけど…似合う?」
「って言うか…何で男装なんて……。」
確かに故意に声を男っぽく低めに発声させていたが、それでもフェイトの声色であったし、
顔の方も良く見ればフェイトと分かるのであるが…ユーノは何故フェイトが突然
男装して来たのか意味が分からなかった。が…
「と言う事で…私が男装して来た代わりにまた女装してくれるよね? ユーノ?」
「え…ええ――――――!!?」
これがフェイトの狙いだった。女装ユーノに一目惚れしたフェイトはもう一度
女装したユーノと会うにはどうすれば良いのか? と考えた結果、今の様に
自分が故意に男装する事で代わりにユーノに女装させようしたのであった。
「化粧道具とか洋服とかは私が用意してるからさ、ほら! ユーノの女装姿を見せてよ!」
「い…嫌だ…嫌だ――――――――――!!」
ユーノは必死に拒否したが、結局フェイトのバインドによって縛られ…無理矢理女装させられてしまった。
「ウホッ!」
ユーノの女装が完了して…やはり例によってフェイトの発した最初の言葉がそれだった。
「前も言ったけど…レイプ犯がどうしてレイプなんて犯罪に手を染めたのかって…
今ならその気持ちが痛い程分かる…。犯したい…犯したい程可愛いよ……。」
「あの…頼むから…はやまらないでね……。」
やはりフェイトにとって女装ユーノの姿は相当ツボに入っている様子で
何時押し倒してもおかしくない状況になっていた。ユーノもただでさえ
女装するだけでも恥かしいのに、そこまで言われるなど恥かしくて恥かしくて仕方無かった。
「じゃ…じゃあさ…ちょっとこれから出かけようよ。」
「ええ!? こ…この格好のままかい!?」
突然のフェイトの提案にユーノは思わず叫んだ。幾らなんでもこの格好で外に出るのは恥かしい。
「大丈夫だよ。私もほらこの通り男装してるからお相子だよ!」
「でも恥かしいから嫌だって…わっ! 引っ張らないで! 引っ張らないで!」
「それじゃあ早速デートに出発!」
「ええ!? デート!?」
今の男装フェイトはすっかり女装ユーノを自分の恋人にでもしてしまったかの様な素振りだった。
普段のユーノに対してはそういう事は無いと言うのに…もはや普段のユーノと女装ユーノを
それぞれ別の存在として認識しているとしか考えられないだろう。
結局ユーノは女装したままフェイトによって外に連れ出されてしまった。仕方なくフェイトと共に
歩くのだが、ユーノは怖くて怖くて仕方が無かった。無理も無い。ただでさえ女装した姿が
恥かしいと言うのに、外に出ればもっと多くの人に見られる事になる。そうなれば自分は
ミッドチルダの笑い者になってしまうのは必至。そうユーノは恐れていたのであるが…
「うわっ! 何だあの女の子! すげぇ美人じゃん!」
「俺あんな美人見た事無いよ!」
「(え!?)」
良い意味で予想の斜め上を行く展開が起こった。道行く人は誰もが女装ユーノを男が女装しているとは
気付かず、しかも物凄い美人と認識していたのである。これにはユーノも驚かざるを得ない。
そうして普通に物凄い美男美女のカップルの振りして街を歩いていたのだが…
「あの…二人とも…何してるの…?」
「あ…なのは…。」
同じく街を歩いていたなのはに発見されてしまうのであった。
「ユーノ君とフェイトちゃん…何やってるの…? 特にフェイトちゃんは男装までして…。」
どうやらなのははフェイトが男装していると直ぐに見抜いていた様子であるがフェイトは笑顔で答えた。
「何って、デートだけど? それがどうかしたの?」
「え………。」
なのはは絶句した。まさかフェイトの口からその様な言葉が出るとは想像も出来なかったのだから…。
だが、今のフェイトは女装ユーノにゾッコンであり、なのはの事などどうでも良かった。
「それじゃあ私達はここで行くからね。」
「あ! 待って!」
構わずデートを再開させようとしていたフェイトになのはは思わず呼び止めるが
フェイトに真剣に睨み付けられた。
「悪いけど邪魔しないでくれるかな? なのはにとってユーノは『ただの友達』じゃなかったの?」
「う……。」
なのはは言葉が出なかった。はっきり言って痛い所を突かれたのだから…。
そして空しくその場に立ち尽くすなのはを尻目に男装フェイトは女装ユーノを連れて何処へ
立ち去ったのだから…その時のなのはにはある感情が芽生え始めていた。
「何だろう…この苛立ち……何か…とても悔しい……。」
その日の晩、なのははずっと考え事をしていた。
「私にとってユーノ君って何だろう? 勿論大切な友達だよ…。けど…本当にそうなのかな?
じゃあ…どうしてこんなに悔しいのかな…。フェイトちゃんと仲良くしてるユーノ君の姿見て…
どうして私こんなにまで悔しいって感じるのかな…。」
自分は本当にユーノの事をどう考えていたのだろう…そこがなのはには分からなかった。
頭では大切な友達と認識しているが…この苛立ちはただ事では無い。もっと心の奥底では
それ以上の対象として見ている様な気がする…。しかし…どんなに考えても自分の本当の気持ちが
分からない。だが、一つこれだけは言えた。
「ユーノ君は誰にも渡しちゃいけない気がする…。例え…それがフェイトちゃんでも…。」
それがなのはの出した解答だった。どうしてその様な考えに至ったのかはなのは自身も分からないが、
とにかくユーノは自分といるべきだとなのはは考えていたのであった。
「けど…問題はどうやってユーノ君を取り戻すか…だよね?」
今のフェイトは女装ユーノにゾッコンである。なのはに対しての扱いがぞんざいになる程だから
相当な物だと言えるだろう。そして今でこそフェイトは女装したユーノに対してのみに
その様な強い恋心を抱いてはいるが、その内に通常のユーノに対してもその様な感情を
抱き始めるのでは無いか…? ユーノもまた今でこそ迷惑に感じている様子であったが、
この状況が続くにしたがってやがて女装にも慣れ、あろう事かフェイトとの付き合いにも
疑問を抱かなくなり…果てには愛にまで発展し…なのはの知らない所で二人はホテルに行って
ギシギシアンアン……
「そ…そんなの嫌だ! ユーノ君は私の物なのに!」
無意識の内に出たなのはの『ユーノ君は私の物』発言。なのは自身はそこまで気付いてはいなかったが
これこそがなのはの本心であった。しかし、如何にしてユーノを取り戻せば良いのか…それが問題だった。
まずフェイトを傷付けてユーノを無理矢理…と言うのは逆効果。下手をすればそれが
フェイト×ユーノを確実にさせるきっかけとなってしまうかもしれない。ならば一体どうすれば良いのか…
「あ! そうだ! 逆転の発想! この手があったじゃない!」
良いアイディアの浮かんだなのはの顔は不敵な笑みに包まれた。
数日後、再び訪れたユーノの休暇にやはりフェイトが男装して押しかけ、無理矢理に女装させていたのだが…
「ちょーっと待ったー!!」
突然何者かがそう叫び、見知らぬ男が乱入して来たのである。
「ユーノ君…いやユーノちゃんとデートするのは私…いやこの僕だよ!」
「ああ何て事だ…フェイトのせいでなのはまで男装しちゃったじゃないか!」
そう、乱入して来た男の正体は男では無く、男装したなのは。つまり男装したフェイトに
対抗するには自分も男装するのが一番と考えたのであった。
ちなみに男装する為に用意した服はかつて兄が使っていたお古である。
「さあ今日は僕がユーノちゃんとデートだから君は帰って帰って!」
「ダメだよ! ユーノは私とデートするんだ!」
「ああやめて! 喧嘩はやめて!」
結局女装ユーノを取り合い争う事になるのだが…精々が取っ組み合いの喧嘩レベルで
大事には至らなかった。だが、この事が後にミッドチルダ全体で男装&女装ブームが
巻き起こるきっかけになろうとはお釈迦様だって予想出来はしまい。
さて、男装なのはと男装フェイトが女装ユーノを取り合っていた頃…
「ねぇ…ねぇ…やっぱりやめようよ…恥かしいよ…。」
「え〜? 私は結構面白いと思うけど? エリオ君…じゃなかったエリオちゃん!」
何とまあフェイトの男装に影響されて女装したエリオと男装したキャロが
街を歩いていたし、この二人の存在もまた後にミッドチルダで起こる
男装&女装ブームのきっかけとなるのだが…今の段階ではまさかその様な事が起こるとは
イエス=キリストでさえも予想は出来ていなかった。
おしまい
そう言えば以前現実の自衛官を参考にして
「司書長の給料が高めなのは当然として、さらに食費も光熱費も管理局持ちで
かつ普段から仕事が忙しくて金を使う機会が少ないから意外に結構な金額溜め込んでるのでは?」
なんて勝手な予想に基いたお話を書いた事がありますが…
実際ユーノの貯金ってどの位なんでしょうね。基本給より地味に気になったり。
GJ
フェイトが「ウホッ」っていったあたりで「あれ、もしかして?」
って思って画面を上にスクロールしたらやっぱりあなたでしたどうもありがとうございます。
俺の股間もビチョ濡れよ
ちなみにユーノくんは深夜勤務込み手取り14万だと予想
実はなのはに貢いでいて貯金はありません
>>298 投下乙。
しかし◆6Bmc(ry氏とゲリラ兵氏の投下スピードは異常…
殆ど毎日じゃねーか?
この二人でスレが進んでるような気がw
なんという男女逆転wwwwwww
でも、ユーノの場合声もアレだし、最近かどうかはわからんがブームにもなった
『こんなかわいいこがおにゃのこのはずないじゃないか。』を体現できると思うんだ。
それこそ『乙女は司書長(ボク)に恋してる。』みたいな。
あと、フェイトさんDMC自重。『出た!フェイトさんの1秒間に10回のレイプ発言だ!』
すまない、肝心のことを言い忘れていた。GJだ!
>>298 GJ
この投下速度は確かに凄いw
フェイトさんも相変わらずいい感じに(頭の中が)煮詰まってるしw
男女逆転……もう色々間違ってる気がしてどこから突っ込めばいいやら
305 :
( ゚Д゚):2007/11/30(金) 18:08:27 ID:oNst6JjI
給料日に全額下ろし、クロノの頬を札束でひっぱたきに行きます。
そのままはやて+ヴォルケンズに拉致られて奢らされます。
翌月の給料日まで休日はフェレットになって耐えます。
あんまり面白くない
>>298 GJだぜ
ともわれ、司書長の待遇次第だろうな。
無限書庫にある書物次第では国立国会図書館館長みたいに
責務重大な変わりに給料がだいぶ多い(ちょっと前まで大臣クラス。今でも相当額)のかも。
無限書庫司書長という役職が、いったい管理局でどういう地位を持つのか分からない限り、給料算定は難しそうだw
ところで何故にここの住人はフェイトがガチレズな事にロクな突っ込みをいれんのだ?
元々レズビアンだろ、本編見てそう解釈したけど
リインI復活とは別の話、妙な電波が降りたんで勢いでかいた。
非エロ。いかんな〜
投下します。
────来た。
強いプレッシャーを感じる。
ガシャアァァンッ
アルミサッシが破壊され、黒い影が飛び込んでくる。
傷ついたフェレット──ユーノ・スクライアの入れられたケージが、黒い獣のような影
に、弾かれて、転がる。破壊されて、扉が外れる。
────駄目だ……
ユーノは突進してくる黒い影の隙をついて、反対側にすり抜ける。破壊された窓から外
へ飛び出す。
獣のような影も飛び出してくる。ユーノは、目の前の樹に登り、難を逃れようとした。
だが、黒い獣は樹に突進してくる。衝撃、メキメキと樹の幹が悲鳴を上げる。
その時、その建物──槙原動物病院──のフェンスの外、出入り口の門に、黒いストレ
ッチリムジンが急停車した。後部座席のドアが乱暴に開けられる。
「どーなってんのよ、これっ」
────来てくれたんだ!
ユーノは歓びの声を上げつつ、樹の枝から声の主を見る……
「あ……れ?」
しかし、そこにいたのは、ユーノが呼びかけ続けた少女ではなかった。
「あっ」
その声の主の少女は、ユーノの存在に気付くと、
「お嬢様、危険です!」
と言う、背後からの声を無視して、動物病院の敷地に飛び込んできた。
「こっちっ」
ユーノに、その少女──アリサ・バニングスは両手を伸ばす。
「っ」
ユーノは他に手もなく、アリサの腕に跳び移った。
アリサはユーノを抱きかかえると、開け放たれたままのリムジンのドアに向かって走り
出す。
シャッ
黒い獣はそのアリサ達の背中に迫ってくる。
「!?」
アリサは半ば無意識に、それを避けた。
だが、避けられた黒い獣は、そのまま直進して、リムジンにぶつかる。リムジンはひっ
くり返って、反対側の民家のフェンスに激突した。
「あちゃー……こ、これってピンチよね!?」
アリサは言いつつ、左右を見渡してから、道路に沿って逃げ出した。
だが、黒い獣の方が遥かに速い。すぐに追いつかれてしまう。
「きゃぁっ」
悲鳴を上げて、転げる。跳躍してきた獣に、掠められる。その獣が着地した道路のアス
ファルトが、めくれ上がる。
「な、なんとかならないの、これっ!?」
じりっ、と黒い獣を見ながら、アリサは不機嫌そうにそう言った。
「いちかばちか、やってみるしかないかも」
「わぁっ!?」
ユーノの声に、アリサは目を白黒させた。
「ふぇ、フェレットがしゃべった!?」
「これ……これ持って!」
唖然とするアリサに、ユーノは、自らの首に、ペンダントのように下げていた宝石を差
し出す。
「な、なに……これ、どうしたの?」
「いいから持って!」
「え……う、うん」
少女は、言われるままに宝石を握る。
「僕の言うとおりに、言葉を繰り返して!」
「え、うん、……」
まったく状況は把握できていなかったが、アリサは言われるままにユーノの言葉を繰り
返す。
「我、使命を受けし者なり」
「われ しめいをうけしものなり」
「契約のもと、その力を解き放て」
「けいやくのもと そのちからをときはなて」
「風は空に、星は天に、そして不屈の心はこの胸に」
「かぜはそらに ほしはてんに そしてふくつのこころはこのむねに」
赤い宝石は、LEDのような、澄んでいるがやわらかい光を放ち始める。
────弱々しいけど、でも、そもそも僕じゃ扱えないし……
「この手に魔法を。レイジングハート、セットアップ────魔法!?」
宝石の放つ光が増し、目を円くするアリサを包む。その光に、目の前の黒い獣が、一瞬
たじろいだ。
「ギリギリだけど……いけそう、想像して、君の魔法に必要な道具、君を守る服」
「必要な道具、って……今必要なのは……」
────あいつをぶっ飛ばす道具。
アリサがそう思った瞬間、宝石は光を弱めつつ、自体が大型化していく。その周りにチ
ップ状の欠片が展開してくる。
それは剣のような形をとっていく。
その柄を、アリサが手を伸ばして掴むと、アリサの着ていた服が、別の物へと変わって
いく。水色のアンダースーツとスパッツ、白いジャケットとタイトなミニスカート。
「む……これなら何とか」
掴んだ剣を見て、アリサは言った。
「な、なんか、デバイスもバリアジャケットも、凶悪って言うか、レイジングハートらし
くない形になっちゃった……」
地面で立ち尽くしているユーノを、アリサはギロッと睨む。
「わぁぁぁっ、今はそれどころじゃっ」
ユーノはばたばたと手を振ってから、黒い獣を指す。
黒い獣は、目をギラりと光らせた。ぐにゃりと形を変えつつ、アリサに向かって飛び掛
った。
「ふぬーっ! いい加減にしなさいよっ」
アリサがそう怒鳴った瞬間。
『Shoot Ray Lance』
「えっ?」
レイジングハートがそう言ったかと思うと、刀身が一瞬輝き、その光が細い槍のように
なって撃ちだされた。
ウギャアアアアアッ
光の槍が当たった黒い獣は、悲鳴の様なうめき声を上げる。
「わー、あたしってばすっごーい」
手の中のレイジングハートを見て、アリサははしゃぐ。
「まだ終わってない!」
ユーノが声を上げた。
「えっ!?」
アリサがそちらを見ると、黒い獣は輪郭を失い、影が固まったようなものになりつつも、
飛び掛ってくる。
「いい加減にしろぉっ」
剣になったレイジングハートを振り上げて、黒い獣に向かって振り下ろす。
『Sprite Slash』
振り下ろされる瞬間、刀身が光を帯びる。
まるでプリンやゼリーにスプーンを入れるときのように、黒い獣を刀身が切り裂いた。
切り裂かれた黒い獣は、黒い霧のような塊になって霧散していった。
その霧散した中から、青い、光を放つ宝石が現れた。空中に浮かんでいる。
「これは?」
アリサがたずねると、アリサとその宝石の間にユーノが躍り出てきた。
「ジュエルシード。これが元凶だよ。だから、封印しなきゃ」
「封印って、どうすればいいのよ」
少し不機嫌そうに、アリサは聞き返す。
「レイジングハートで触れて」
「こう?」
レイジングハートの、刀身の先端近くでこつん、とそれを叩く。
『Sealing Jewelseed No.XIX』
ジュエルシードは光になってレイジングハートの刀身に取り込まれ、レイジングハート
のコアが一瞬輝く。余剰圧力弁が開き、水蒸気を伴って熱気が放出される。
「へー、なるほどね」
アリサは、再びレイジングハートをまじまじと見つめる。
「えっと、その……」
ユーノが言い辛そうに、アリサに声をかける。
「ごめん、巻き込んじゃって…………」
「なんの。そんなことは気にしなくてもよろしい」
アリサは妙に得意そうに笑いながら、そう言った。
「その代わり、これしばらく貸すこと」
「え、あ、う……うん、それはいいけど……」
────ホントは、僕が呼びかけたのは君じゃなかったんだけど……
「今更、言えないよね」
ユーノが小声でうなだれながら呟く。
「ん? 何?」
「なななっ、なんでもないっ、なんでもないっ」
その頃、ユーノの本命さんは……
「んーむにゃむにゃ、おかーさん、そんなに食べられないよぅ……」
…………熟睡中だった。
バーニングアリサwwwww
>>317 GJ! すずかバージョンも見てみたいw
StSが始まってから無印・A's時代のSSが減って寂しい
まあ、9歳書くよりは19歳書く方がいいんだろ、職人さんも。
特にエロは――って、そいやエリキャロはそのくらいの年齢か……単にStSのキャラ位置の方がおいしいのか?
>>298 ユーノマンセーものですか……
前スレで誰か言ってたけど
不自然にキャラ変わってるし
これ、自己投影?
>>317 GJww
レイハはそのまま贄殿ryに改名すればいいよwww
>>322 すまん。どこがマンセーなんだ?
自分にはユーノが哀れなだけだったんだが。
ただ、キャラが変わってるっていうのは賛成する。
まぁ、それもコメディーってことでいいんでない?
アンチユーノは自己投影って言葉以外で叩けないのかよwww
本編と違って、やたらと、不自然にユーノに迫る二人ってのを
それとはなしに揶揄っただけなんだ(´・ω・`)
>マンセー
ギャグってのも黄門様の紋所になってる気もするし
>>324 多分「アンチ乙w」で思考停止してまともに聞き入れないと思うけど
ユーノに限らず自己投影したかのようなのが出たら
大体物言いがついて無いか?
オリキャラは否定されて無いけど、TUEEとかやった時とかにはあってるし
>>322 つまり作者は女装させられた上で男装の女性に言い寄られたくてこれを書いたのだ、と主張したいわけか。
……それとも自己投影って言葉について、見解の相違があるかい?
今のにしろ某オリキャラTUEEEEにしろ作者が自己投影してるからだなんつーひん曲がった受け取り方するお前が異常
まあ個人的にだけど、語られていない部分が生み出す余地の上限すりきり
いっぱい辺りに落とし所を置いてるようには感じるなあ…
どちらかというと、3期ものの全体的にか。
いやまあ、ユーノの場合書庫に詰めてたり魔導師引退してたりだから
真ん中辺りに落っことしちゃうと面白みもへったくれも無くなっちゃうんだけど。
>>325 >ギャグってのも黄門様の紋所になってる気もするし
キャラが本編と違っちゃってるようなSSは書いちゃ駄目ですか…?
>>317みたいなのはOKでユーノのキャラが
変わってるのはアウトって時点で
自分の意見が矛盾してるとは思わんのかね。
それともパロはOKってこと?パロなのか知らんけど。
【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
読み手側には読む自由・読まない自由があります。
読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶことが出来ます。
書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけてください。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントすることが多発しています。
読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。
>>326 想像に任せます
>>327 投影云々は横路であってあくまで眼目はキャラ歪んでない?ってのであって
そんなところに突っ込まれても…
>>330 ごめんなさい、今一矛盾が分からなかった
あと変と思ったのはなのはとフェイト。
読む自由読まない自由と言われても
注意(例えばキャラ壊れ系とかの)で回避しようもなかったし
ご想像にお任せとかw日付替わるから言い逃げかぁ
>>331もう一回みてだまれ。
多少キャラが変わってるくらいで怒る人がエロパロ板に来る事自体アレなんじゃないかなって
思うけどどうかな? ここはエロ小説スレだから、当然普通にキャラ同士の性を描いた
SSとか当たり前だけど、少しでもキャラが変わってるのは気に入らないってタイプの人は
「○○はこんなエロい事なんてしないよ」とか思ったりしそう。
何て言うか…スマソけどこのスレ向きじゃないって言うか・・・
原作に忠実なキャラ設定でやったらそもそも既に夫婦になってるカップル位しか
セックスするSSとか書けないじゃん。なのは×ユーノでさえ成立しない。
以上、二次創作で多少キャラ変わってるのは逆にむしろ自然と考える男の戯言でした
そもそも自己(趣味嗜好等)を投影してない二次創作なんて存在しないわけだが……というより、何をもってキャラの歪みだと言い切るのかは個人の判断だしな……
>>335 いや、夫婦カップルの営みも無理だろ。どういう風にしてるのか明言されてない以上、どう書いても忠実な設定ではないことになるし。
>>334 文句付けたくなるのは分かるが少しは流れ見れwww
同類になるぞw
>>335 禿同
2次創作をオリと100%同じキャラ設定で作るのは不可能かと俺も思
>>335 全く以って同意
そもそもパロディなんて解釈次第。十人十色、何でもありなもんだしな
キャラが原作と違う!!11!とか、原作中でそのキャラの心理状態や
行動原理が一から十二まで懇切丁寧に説明し尽くされてるんか、とね
公式設定に対する私的設定としても、幾らぶっ飛んでようが
SSとしてアリならそれで良いだろうし
余りにアレな作品なら住人こぞって否定的な意見を出すだろう
まぁ、様は原作厨カエレ!! って事さ
原作に近づけるってのも腕の見せ所ではあるけど
あくまで表現方法の一つなんだしなあ
シリアスギャグエロ何でもキャラ寸分違いなく再現出来るのは本家だけだわな
まあエロは間違いなく連載とTVでは出ないけどw
とりあえずキャラの話しはキャラスレでやれ
違う
皆仲良く
作品投下する人が投下しやすいような環境を作りましょうよ。
議論はそういうスレ立ててそっちですればいいし、原作者が考えてることを100%同じに書くことは100%不可能なわけですし。
二次創作にツッコミを入れていたらそれこそキリがない。
職人の方々には注意書きに注意する位で
あとは全力投球というか、存分にやって頂きたいなあ
程々にな
原作から離れすぎても、準拠しすぎても面白くはならんだろう
キャラの特性を著しく損なわなければ、話を面白くするために多少の捏造・改変はアリだと思う
たとえヴィヴィオにHGSが発症しようが、はやてとスバルが高町家に居候する事になろうが
ユーノが運動不足解消の為に空手を習おうが、フェイトがカラオケ教室で演歌を教えようが
もののたとえがアレ過ぎるか・・・
ふむ、たとえばなのはがクロノと結婚してようが…
これはこれで特定の人にはすごく書きやすいネタだけど。
改編の範囲内というか、それ普通に準公式なのでは...
原作はなのちゃんとクロ君といういい子たちの恋愛劇であって
魔王なんてしらないのです
>>347 >スバルが高町家に居候する事になろうが
>フェイトがカラオケ教室で演歌を教えようが
ごめん、この二つはちょっと読んでみたいw
352 :
タイトル未定:2007/12/01(土) 04:09:00 ID:YCwIcrAj
投下しても大丈夫でしょうか?
いいんじゃないかい。皆寝てそうだがw
354 :
タイトル未定:2007/12/01(土) 04:13:12 ID:YCwIcrAj
注意書きとか
・ユノフェだと言っていましたが、最後まで見てみると、ユノフェじゃないかもしれません。
・ヤンデレっぽいって言うか、後半完璧に病んでる……
355 :
タイトル未定:2007/12/01(土) 04:13:56 ID:YCwIcrAj
唐突だが、彼、ユーノ・スクライアは泣きそうだった。
むしろ、 心の中では大泣きだと言っていい。
そんな彼が実際に泣いていない理由は、単に人前であるからに過ぎなかった。
なぜ、どうして彼はこんな状態になってしまったのか。
それには三分前に話を戻さねばなるまい。
「ふぅ……ちょっと早く来過ぎたかな…いやいや、デートだもんなデート。このくらい早くて当然だよね。」
フェイトとの買い物から、一月ほど過ぎたある日。
今日は待ちに待ったなのはとの月一のデートの日である。
もっとも、この前のことがあって、なのはとは微妙に距離を感じているものの、デートは嬉しいらしい。
わくわくドキドキと、彼はデートの現場、動物園を見やる。
「動物園か…フェレット(もどき)だったときのことを思い出しちゃうな……」
なのはがそこまで考えてここを今回のデート場所に選んだかどうかは定かではない。
「やぁ。ユーノおはよう。今日は早いね?」
そこに現れたのは、彼の待ち人。
ではなく、お邪魔虫のフェイト・T・ハラオウンだった。
いつも彼のデートについてくるので、今更と言えば今更なのだが、二人っきりでないデートというのはどうなのだろうか。
無論、この世にはダブルデートなるものが存在するが、もちろんこれには該当しない。
「そうでもないよ。……フェイト、今日はなんか、気合入ってるね。」
「そう?ユーノも結構気合入ってると思うけど。」
フェイトの格好は、いつものラフな格好でなかった。
というよりも、この前の買い物で買った洋服だった。
この前のことは、とりあえず友達同士で買い物に行ったとユーノ内では認識していた。
でもまさか、なのはとのお出かけのために買ったとは、気合の入りも相当なものだ。
もちろん、自分の服装にも出来る限り気を使ったつもりであったが。
「気合…か。なのはが来なくちゃ、意味ないんだけどね。」
「あははは。なのはが来ないとか、今までそんなことなかったじゃない。」
ユーノは軽く笑う。そう、今までこのデートをすっぽかされたりした事など一度もない。
それが、自分となのはの絆を表わしているようで密かに誇っていた。
「…それがね。ユーノ…………」
ちょっと俯いて、フェイトが何か言おうとした瞬間。
「ん?ちょっと待って。携帯に着信…誰かな?な、なのはぁ!!?」
急いでメールのチェックを行うユーノ。
(ちょっとやめてくれよ、冗談だよね?嘘だよね?まさかね?遅れるだけだよね?いや、たいした用事じゃないよ、絶対!)
356 :
タイトル未定:2007/12/01(土) 04:15:09 ID:YCwIcrAj
ユーノは必死の形相でメールを見る。そこには―
『新人の子達に特訓を見てもらうよう頼まれちゃったから……ごめんユーノ君!この埋め合わせはまた今度するから!』
「うっそぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
ユーノは泣きたかった。とても、泣きたかった。
(ぼ、僕<新人!?ちょっと!なのは!?
やっぱり僕らってただの友達?まぁ確かにいっつもデートにフェイトついてきてるから微妙だけどさ?
それでもそれはないよ………)
ここで冒頭に戻る。
「ゆ、ユーノ!気を確かに!」
慌てた様子のフェイト。いつもよりユーノを気に掛けているようだが、それを気にしている余裕はユーノにはなかった。
「あははは…僕<新人なんだ……やっぱ、僕ってその程度の存在なんだね………ただの友達って言うか、友達以下なんじゃないかな…あははは」
虚ろな表情で笑い声を上げるユーノ。
あまりのショックに、笑うことしか出来ないらしい。
(い、いや…きっと、特訓が必要なほど新人に何かあったんだよ………きっと、いや絶対!)
せめてもと、そう自分を慰めるユーノであった。
「ん?さっきフェイトが言おうとしたのってこの事?」
ユーノはふと、フェイトに聞いてみる。確かに、何か言いかけていた。
「うん。それで、これからのことなんだけど…その、どうするのかな。ユーノは。」
「え?どうするのって?」
さっきから俯いたままのフェイトにどこか違和感を感じながらも、ユーノは聞き返す。
「なのは来ないし、今日はこのまま帰るの?」
ああ、そういうことか。とユーノは納得し、考えてみる。
彼はすでにチケットを買ってしまっている上に、今日の仕事は無いように全力を尽くした。この前の論文関連の仕事も終わらせた。
「そうだなぁ………チケットもったいないし、僕は動物園に寄ってから帰るよ。」
「そう?わたしも今日は特に用事ないし、このまま見ていくつもりだったんだけど、一緒に行こうか?」
確かに、一人で見るより他人がいたほうがマシだろう。それにこの前の買い物のこともあり、距離は以前よりは縮まっていた。
「そうだね、一人で見るよりいいと思うし。」
ユーノは承諾し、二人は動物園のゲートまで歩いていった。
彼は、ちょっと妙なことになったな、と思いつつ。
357 :
タイトル未定:2007/12/01(土) 04:15:47 ID:YCwIcrAj
「最初は何を見ようか?」
動物園の園内図を見てみるが、ユーノは特に見たいものがなかったので、フェイトに話を振ってみるが、
「うーん。ふれあいコーナーは三十分後からか、それまで何を見ようか…」
それはフェイトも似たり寄ったりだったらしい。目当てはふれあいコーナーだけのようだ。
ちなみに、ふれあいコーナーとはこの動物園の名物で、ハムスターやフェレットなどの小動物とのふれあいはもちろん、果ては羊やポニーなどとのふれあいも可能な施設である。
ユーノにとっては、トラウマを刺激する施設かもしれない。
「そこのライオンとかでいいんじゃないの?ちょうど歩いて二十分。そこからふれあいコーナーまで五分だし。」
一応、ここは地球の動物園である。よって、そこまで変な生物などいないだろう。多分。
「ライオンか。確か、メスが狩りをして、オスは寝てるんだっけ?」
「いやいや、オスもやるときはやるんだよ。」
フェイトの発言に、なにやら真剣な声で反論するユーノ。
ところで、第三者視点から見ると、この二人の行動、デート以外の何物でもない。
しかも前回や前々回とは異なり、二人とも着飾っているのだ。どこから見ても、完全無敵のデートであった。
不幸なことに、ユーノはまったくそれを認識していなかったが。
檻の中には、何匹かのライオンがいた。どうやらメスはいないようである。
眠たげに欠伸をしている猫科の百獣の王を見て、ポツリとユーノが呟く。
「ライオンって、実物はそんなにかっこよくないね……」
妙に失望したようなユーノ。憧れでもあったのだろうか。
「ライオンって夜行性らしいし、今はあんなでも仕方ないんじゃないかな。」
苦笑しながらユーノを慰めるフェイト。
「それよりも、そろそろふれあいコーナーが始まる。行こう。」
「………フェイト。僕も、動物とふれあうのかな?」
ちょっとそれは遠慮したい、そういった気持ちが見え見えなユーノの笑顔。というよりは苦笑。
彼の立場からすると、遠慮したい気持ちもわからないでもない。
彼には、ふれあいさせられる動物の気持ちがよくわかっているだろうから。
「もちろん。ここまで来て、一人だけベンチで休ませないよ。」
妙に楽しそうなフェイトに微妙な違和感を覚えたユーノだったが、
きっと、それほど楽しみなんだろうな、と流してしまった。
「あははー。この子長ーい!」
ぐいぐいと頭を押されている。
「こいつ逃げるなー!」
無理やり掴まれている。
かつてフェレット(もどき)であったユーノ・スクライアにはそれは阿鼻叫喚の地獄絵図のように映った。
「………………………」
「ゆ、ユーノ?どうしたの?」
無言で泣きそうな顔をしているユーノに心配そうな声を掛けるフェイト。その腕にはモルモットが抱かれていた。
「あ。……そっか。ユーノ、ごめんね…で、出ようか?」
その悲しそうな声に、はっと我に返るユーノ。
そしてさっきのことを思い出す。
先程のフェイトの妙に楽しそうな様子。
その理由は多分、このコーナーが楽しみだったからだろう。
それを彼一人のわがままで邪魔するのは気が引けた。
358 :
タイトル未定:2007/12/01(土) 04:16:24 ID:YCwIcrAj
「い、いいよ。僕はあっちの馬のほう行ってるから。出るときに声かけてよ。」
そそくさと、この小動物のコーナーから近くの馬のコーナーに移動するユーノ。
どうやら、こちらは人気がないらしく、まったく人影がなかった。
流石に、馬なら共感したりとかするまい。いや、どうだろうか。その類の共感は種族を超えるのかもしれない。
「ふぅ。流石にいたたまれないよ。……あの子達、逃げようとしてたもんなぁ。」
馬を撫でながら、ポツリとユーノが呟く。
かつて被害者であった彼としては、あの場にいるのはどうしても無理であったのだろう。
微妙に安堵の表情を浮かべている。
「じゃあユーノ、どういう風に抱けばよかったのかな?」
「うーん…強く抱いちゃだめなのはもちろん、逃げようとしてるのを強く掴むのもだめだよ。」
実体験が基だからか、ユーノの声には少しばかりの悲哀がこもっていた。
「ふぅん。そうなんだ。ところで、ユーノ。この馬の毛並み、どう?」
「そうだなぁ、…………ていうかさ、小動物のコーナーに用があったんじゃないの?」
突然現れるフェイトにもう慣れたのか、冷静に返事をするユーノ。
「ううん、このコーナーに来たかっただけだから。馬も結構かわいいし。」
そうなのか、とユーノは思いつつ、やはり今日のフェイトは何か変だと思っていた。
彼はまた、動物園に来てはしゃいでるんだろう、と流してしまったが。
「ところで、さ。」
「ん?なにかなフェイト。お〜こいつ、結構人に馴れてるなぁ。」
すりすりと寄ってくる馬に、嬉しそうなユーノ。
ふれあいコーナー、結構彼は楽しんでいるようである。
その楽しげな姿にちょっとフェイトは苦笑して、
「……いや、なんでもないよ。それより、この子、結構可愛いね。」
フェイトも、馬を撫で始める。
穏やかに、時間が流れていく。
彼と、フェイトがのんびりと過ごしているだけで、なのははいない。
けれども、それでも、何故か。
「ん……?どうしたの?ユーノ?」
「いや、なんでもないよ。」
こんな時間もいいな、と彼は思った。
359 :
タイトル未定:2007/12/01(土) 04:17:00 ID:YCwIcrAj
『後十分で閉園でございます、本日は当園にお越しいただき、まことにありがとうございます。』
閉園のアナウンスが流れる。
結局、今までフェイトとずっと動物園にいた。
いや、今も隣で楽しそうに動物の話をしている。
今日は、ずっと彼女は楽しそうだった、と彼は思い返す。
よく考えれば、ちょっと変な話でもある。
彼女が彼らのデートに割り込むのは、情報交換の見返りとして。
なのはと一緒にいる時間を増やしたい、という彼女の願いだったはず。
だとすれば、どうして―
そこまで考えて、彼はそれ以上考えることをやめる。
今日、自分もフェイトも楽しかった、それでいいじゃないか、と。
「ねぇ、ユーノ、さっきから聞いてる?」
「いや、聞いてるけど…」
その言葉に、不満げに彼女はユーノの顔を覗き込む。
「本当かな?生返事ばかりな気がするんだけど。」
「いやぁ……はははは。」
曖昧な笑いで、誤魔化そうとするが、それで誤魔化せるわけがない。
「やっぱり聞いてなかったんだ。」
呆れたように、はぁ、と彼女は息を吐く。
「ご、ごめん!」
「別にいいけど…さ。ね、ユーノはこれからすぐ帰らなきゃいけない?」
なのはとのデートの日に、ユーノがそんな用事を残しておくわけがない。
無論、なのはがデートに現れなかったからといって用事ができるわけでもない。
「いや、別にいつでもいいけど…」
「それじゃあ、さ。ちょっと付き合って欲しい場所があるんだけど………」
頬を染め、フェイトはもじもじしながら言う。
「いいよ。どこ?」
「そこの、公園なんだけど。」
フェイトが指差したのは、小さな公園。
遊具がなく、ベンチがいくつか設置されているだけだった。
公園というよりは、休憩所といった方が近いかもしれない。
ユーノは、彼女がどうしてそこに行きたいのかわからなかったが、とりあえず了承し、彼女の後についていく。
公園の入り口には、花火をしないでください等、注意事項が書かれた看板があった。
その看板を一瞥もせず、フェイトは進んでいく。
街灯から一番遠いベンチに、彼女はゆっくりと腰掛ける。
ユーノは一瞬、隣に座ろうかどうか悩むが、立っていることにした。
「…………………」
「…………………」
ここに来たいということは、足を休めたいということなのだろうか。
確かに、今日は一日中、動物園の中を歩き回っていた。
「フェイト、なんか飲み物、買ってこようか?」
休憩しに、この公園に寄ったのだと。
そう思い、彼は声を掛けるが、フェイトは無言で首を横に振る。
「……………」
夜は、静かだ。
近くに人影もなく、車の音も聞こえない。
「ねぇ……ユーノ。」
その静寂を裂き、フェイトは呟くように、彼に話し掛ける。
「この前の、話、覚えてる…かな?」
頬を赤くしながら、彼をじっと見る。
夜の暗さのためか、彼はそんなフェイトに気付かない。
「この前の話……えっと、なんだっけ?」
この前の話とは、買い物に行ったときの話だろうか。
そう思って、ユーノはその時のことを思い出し始めるが。
それは的外れだった。
360 :
タイトル未定:2007/12/01(土) 04:17:34 ID:YCwIcrAj
「報われる恋の話………なんだけどな」
その瞬間、ユーノは石化した。
(え?ちょっと待って、それってあの喫茶店のこと?いやいやいやいやいや、あれってジョークだよね?)
一瞬で何とか持ち直し、返答する。
「あ、ああ。その話か、な、何かな?」
「ユーノは、報われたいって、そう思わないかな?」
「…僕が好きな子はなのはだよ。他の子に恋するつもりは……ないよ。」
彼女から目を逸らしながら答えるのは、自分でも、なのはは自分を友達としか見ていないのではとの思いが、強くなったからであった。
今日のデートのキャンセル。そして、この前のそっけないにも程がある態度。
きっと、なのはは自分の事を友達としか思ってくれないと、恋人になんてなれないと、心にヒビが入っていく。
その隙間に、フェイトの言葉が沁みていく。
「でも、なのはは、振り向いてくれないよ?ユーノも……本当はわかってるでしょ?」
「だからって…!」
「ねぇ、ユーノ。わたしは、どうかな?わたしなら、ユーノだけを好きになってあげるよ?」
「………………どうしてさ?僕とフェイトは、友達だろ?違わないだろ?」
必死に、抗うように言葉を吐く。
ここで受け入れてしまえば、何かが崩れてしまいそうな恐怖をユーノは感じていた。
そして、ユーノは気付く。
なぜ、彼女は、今日、動物園に来たのだろうか?
なのはが来ないことをユーノに伝えようとしていた、それは、彼女が知っていたということ。
なのに、何で彼女は待ち合わせ場所に来たのか?
そして、何故、そのような格好なのか。
今までは、普段着に近いものだったはずだったのに。
疑問の答えは―
「違うよ?わたしはね、ユーノ。ずっと、ユーノには感謝してたんだよ?」
「感謝?何を?僕は別に……」
「わたしとなのはが出会ったきっかけは、ユーノだった。ユーノがいなかったら、わたしも新しい自分を始めることなんて、出来なかったんだ。」
「それは違うよ。フェイトが自分で…」
フェイトは静かに横に首を振る。そうじゃないよ、と。
「わたしとなのはが出会わなかったら、どれだけ望んでも、どれだけ努力しても、暖かい家族なんて手に入らなかった。
そして、ユーノがいなかったら、なのははわたしと関わることはなかった。」
言い終えて、ユーノの目をじっと見る。その赤い瞳には、いつもよりも強い意志が感じられた。
「それに、わたしがわたしのままでいられるのは、ユーノの前だけ…なんだよ?」
「どうして?なのはが好きなんだったら…」
なのはの前だけ、が正しいのではないか。
そう反論しようとするが。
「わたしは、皆の前では、疲れたとか弱音を吐けないし、誰かを嫌いだなんて言えない。」
それは、なのはの前でも同じことだ。いや、他の人の前でより、もっと自制しなければならないだろう。
「でも、僕には、疲れたとか…誰それが気に入らないとか、いろいろ言ってたじゃないか。」
フェイトはその言葉に、柔らかく笑む。
「だから、わたしは言ったよ?わたしがわたしのままでいられるのは、ユーノの前だけなんだって。」
「………………」
「わたしの居場所は、なのはじゃなくて、ユーノの隣だったんだ。この前まで、ずっと気付けなかったけど……」
「この前……?」
「いつもの喫茶店で、ユーノはわたしに言ってくれたよね?わたしが報われてもいい、報われるべきだって。」
ユーノは弱弱しく頷く。確かに、そう言った。
それも、一時の感情ではなく、ずっと思っていたことだった。
「わたしは、わたしが報われるべきだって、ユーノに言われたとき、本当に嬉しかったんだ。」
あの時、悲しげな彼女を見ていられなかった。それは彼の本心だった。
だから、今まで思っていても言わなかったことを言わせたのだった。
「その時にね、わかったんだ。わたしを一番よく理解してくれてるのもユーノで、わたしが素直に自分を出せるのも、ユーノだけだって。
わたしが頑張ってるって、その頑張りをわかってくれてたのはユーノだけだった。なのはは、気付いても、くれなかった。」
「………………」
「ね、ユーノ。わたしは、ユーノが頑張ってたことを知ってるよ?でも、なのははそれに気付いてくれた?」
361 :
タイトル未定:2007/12/01(土) 04:18:09 ID:YCwIcrAj
「わからないよ……僕は、なのはが気付いてくれたかなんて…わからない。」
フェイトから目を逸らし、空を見上げる。
月が雲に隠れ、街灯だけがただ明るかった。
「もし気付いてたら、あんなにそっけなく接する?」
そんなユーノに、フェイトは問い掛ける。
「………………」
無言のユーノに、更にフェイトは畳み掛ける。
「このままじゃユーノは報われないよ?だって、新人の子のほうが今のなのはにとっては………ユーノよりも、重要だろうから。」
ユーノより、重要。その声がユーノの内で反響する。心に、黒いもやが広がっていく。
なのはにとって、僕は部下よりも大切じゃないんだ。
だって、僕とのデートよりも彼女たちとの時間を取ったじゃないか。
そうだったら、なのはより大事なものを、僕だって作っていいじゃないか、と。黒いもやは彼に囁いた。
その黒いもやを振り払うように、彼は首を振る。
「それは…たまたま、じゃないかな。今日は特に忙しかったんだよ。」
そうであればいいと、願いを込めて、彼は独り言のように呟く。
フェイトはその言葉に、ユーノに見えないようにうつむき、黒い喜悦を口元に浮かべる。
「ユーノ。今日はね、皆お休みなんだよ?あの子達は、自主的に特訓してただけ…これがどういうことか、わかる?」
「…………………」
「なのはは、ユーノとの時間より、あの子達との時間を取ったんだよ。…ユーノのほうが、先に約束してたのにね?」
自主的な特訓ならば、必ずしもなのはがいなければならないというわけではない。
それなのに、請われるままにそれを引き受けたということは。
「…やっぱり、僕は友達としか見られてなかったんだ。それも、あまり大切じゃない。」
黒いもやは、また彼に語りかける。
そうならば、フェイトの言うとおり、僕はずっと報われない。
だったら、報われる恋をすればいい、と。
彼は、今度はそれを振り払わなかった。
フェイトはベンチから立ち上がり、うつむくユーノの手を取る。
人の、彼女のあたたかさが、手から心へと沁み渡っていく。
「ねぇ、ユーノ。わたしなら、わたしは、ユーノを満たしてあげられる。愛してあげられるんだよ?」
「フェイトは、なのはのことはもう、いいの?」
ぼんやりと、彼女の手を見ながら、ユーノは尋ねる。
これまで頑張ってきたのに、それでいいのかと。
「さっき、言ったよ?わたしの居場所は……なのはの隣じゃなくて、ユーノの隣だって。」
その言葉には、一点の迷いもなかった。
フェイトの気持ちがそうであるなら、彼の答えは―
「………そうだね。」
「え!?」
フェイトは、突然のユーノの答えに、ビックリしたような声をあげる。
彼は、顔を上げ、赤い瞳をまっすぐに見つめる。
(なのは、なのはがそうならいいよ。僕は…僕は、報われたい。僕だって、いつまでも、君を待ってるわけじゃないんだ。)
「フェイト。僕でいいなら、いいよ。」
その言葉に、ユーノの胸に飛び込むフェイト。
彼女の表情は、本当に嬉しそうだった。蕩けそう、と言う言葉が当てはまるほどに。
「う、うん!うん!!ねぇ、ユーノ……わたしを、幸せにしてくれる?満たして、くれる?」
「僕にできる範囲なら、頑張って。どこまでできるかわからないけど……」
「大丈夫だよ。わたしには、ユーノっていう居場所があれば、それだけで幸せだから。」
臆面もなく、そう笑うフェイトの顔を直視できず、ユーノはそっぽを向き、
「そ、そっか。…それじゃあ、これから夕食にでも、行こうか?」
照れ臭そうに手を差し出すユーノ。その仕草はきっと、今までの自分への離別だった。
続
362 :
タイトル未定:2007/12/01(土) 04:21:49 ID:YCwIcrAj
ねぇ、こころはいつもきっときっとひとつだね
というわけでフェイトさんが大攻勢ですね。
このまま幸せになれるでしょうか?
>>317 アリサが魔法少女……すごすぎてGJとしか言えません。
>>362 gj
もう、(新しい)スタート切ってもいいよね・・・という幻聴が聴こえた
だがこのネタだと恭也が浮浪者になってしまうw
あ、あとついでに
>アリサが魔法少女
バーニングアリサは魔法使えないのが多いしなぁ(多分)
>>362 GJですた。
個人的にはユノなのとユノフェだったら、
ユノなのを支持する派なんですけど、こりゃユーノもフェイトも
なのはに愛想尽かすのは当たり前だわ・・・
ギャグキャラ気味なフェイトさんが少なくない中、久々にフェイトさんを可愛く感じましたw
365 :
( ゚Д゚):2007/12/01(土) 05:27:52 ID:yM2AjDdY
でもこのユーノはまま報われてもいいと思う。
ただこの後なのはとフェイトの間でひと悶着ありそうだ。
漏れが書くとこの後「管理局本局、晴れ後魔力弾、ところによりフェレット」になる……
ってかそういうネタもあった。
なんにせよ
>>362氏GJであります。
>>362 GJ
フェイトかわいいよフェイト
ユーノとフェイト二人とも幸せになってほしいよ
>>362氏
GJ!
ユノフェもいいね。
どうか幸せに
おはようございます〜
よしやっぱりHANDMAIDメイはバレテナイ!
……気づかれてるけどスルーされてるだけなんだろうけどwもしくは単にマイナーすぎるだけかっ
>347 レンと晶がはやてとスバルだよな、うん。とらハ3自重www
>362 丁寧なユノフェGJっす!
こっちはこっちでなのユですが、これもまた対比っつーことでひとつ。パラレルパラレル
ちなみに私は良くも悪くも1.5次創作みたいな話しか作れないからなあ……
やっぱりフカフカがフカフカでフカフカですよええ。もうフカフカ
(注意書き)
ユーノの環境とか勝手に想像してみました。勿論捏造です
今日は番外編のようなものなので、おまけのネタ程度に思っていただければ
[なのユフェ][会話多め]
ほいでは朝刊どす〜
ようやく落ち着いたなのはを連れて再び歩き出すユーノ達。
ブーケの事まで考えたのか花屋の前を通り過ぎるのすらびくっと過剰に反応する未来の花嫁さんに、さすがのフェイトもからかうのはやめておいた。
「今でも……時々考えるんだよ」
「うん?」
もうすぐレールウェイの駅、という辺りで未来の娘と手を繋いだまま静かに語りだす柔らかい金髪にメガネの人。
「もし、あの時なのはと出会っていなかったら……なのははどんな人生を過ごしていたのかなって」
「もう……その話は無しだよ?」
何度目か解らない彼の例え話に、いつも通りに釘を差す。
「うん、わかってるけどさ。なのはには他の可能性だって色々あったんじゃないかなって」
「そ、そかな……結局中卒だよ?私」
ふふ、と結構悪戯っぽく笑って返すユーノ。
「文系科目はともかく、理系――特に数学は良かったからね。高校の問題も平気で解いてたし」
「あー、うん……共通一次の問題も9割以上解けてたからなぁ……」
「空間把握能力はずば抜けて高いし、グリッドの構築も上手だし、微積分もすらすら解けてたしその道に進めば絶対成功してたと思うよ」
「そ、そうは言っても……国語一桁の人ですから……」
にゃはは、とかなり苦い昔の記憶を思い出したなのはに合わせてフェイトも割と痛い彼女の傷の事を思い出した。
「ほんと、魔法の訓練ばっかりやってて。気づいたらなのは数学だけは一番、でも他は学年で最下位付近、なんて状態だったからね」
「うう、言わないでフェイトちゃん……」
うううと悲しそうな顔になってしまうのも無理はない。
「それでも問題なかったりするんだけどね。数学だけは別格だから……僕なんかからすると、凄く羨ましいんだけど」
「え、ええ?ユーノ君だって凄いじゃない!クロノ君が資料の発掘速度以前の数百倍だって言ってたよ?」
「それは、元が酷過ぎただけだよ……高性能なデータベースは既にあったし、検索の技術もいくらでもあるし、
僕がやってるのはそれを組み合わせて、あとはキーワードを決めてるだけだし」
「そ、そうなのかな」
ちなみに彼はさらっと言ってのけているが、この組み合わせてキーワードを決める部分はかなり重要で高度な知識とセンスが要求される。
いんじゅーと呼ばれながらも生き残っているのは伊達ではないのである。全く関係ないが。
「あと、誰をどこに配置するとか、作業手順はどうするとか、そんなのばっかり。いい加減進捗管理は飽きたよ。
たまには僕もゆっくり資料漁りとかしてたいよ……」
ちょっと愚痴っぽくなってしまう彼に、幼馴染2人も苦笑いの顔を見合わせるしかなかった。
「しかもお給料安いし?」
「いやーまー、うん……司書長って肩書きはあるけど、元からぞんざいな扱いだからね、無限書庫は。用が無いときは基本的に放置だし」
「でもユーノ、鑑定の依頼かなり受けてるし、論文だって!」
「鑑定の依頼は兎も角、論文は半ば趣味で書いてるようなものだし……しかも書庫の発掘ついでに見つけたものをくっつけてるだけだよ。
そしてお金にはならない」
「そういえばクロノ君が言ってたけど、ユーノ君の鑑定安すぎるんだって?」
「あー、言ってたね。そのへんにいる粗悪なロストロギア鑑定士より数倍正確で丁寧なのに数倍安いって……」
「いや、それはほら。知識の為というかなんというか」
「私はもうちょっと取っていいと思うんだけどなー、ユーノその筋じゃかなりの有名人なのに」
「あ、あはは……でももう3年先まで予約入ってるし……」
うわあ、といつもながらの人の良さに呆れるしかない幼馴染2人。
「っても、お金は余ってるし。本当に給料一年分の指輪買っちゃうかな」
「ええええ!もったいないって」
「そうはいっても、何にも使わないし……暇も無ければ欲しいものもこれといってないし……延々と溜まって行くだけだし……」
「車とか買ってみたけど思ったより減らないし……」
贅沢な悩みをこぼし始める金髪の人2人。
「おうちを買うとか!」
「一年に数回しか帰らない新居を?」
「ううううううううう」
なのは自身のこの先のスケジュールと普段の生活を省みてみれば、確かに例え新築の一戸建てでもそれに到底意味があるようには思えなかった。
続くフェイトの指摘も尤もである。
「大体局は待遇良すぎるんだよね……ご飯もでてくるし寝れるし、それなのにお給料出るし」
ただし、これはあくまで能力のずば抜けて高い彼女達の話であって一般論とは異なる。
世間的な常識で言えば、条件は悪くないけどいくらなんでも割に合わない、といったところである。一般仕官は辛いのである。
「はやてのところとか凄い貯まってるって聞いたけど」
ユーノの問いかけに返えってきたなのはの答えには恐ろしいものがあった。
「0が9個並びそうとか言ってたよ」
彼が吹くのも無理はない。
「ぶほっ、まあはやての所は確かにスーパーキャリア+高ランク魔導師3人で挙句特別捜査官任務に危険手当付くからね……」
「なんのおはなし〜?」
さすがにここまで大人しく聞いていてくれたヴィヴィオが痺れを切らしてさすがに大人たちを見上げて割り込む。
「あ、ごめんごめん……でもヴィヴィオもすぐにわかるようになると思うけど」
「あー、うん。そうだね。私よりも大変かも」
「えー、やだー!フェイトママみたいに忙しいのいやー!」
ヴィヴィオの頭の中にすらフェイト=忙しいという図式が既に成り立っている模様であった。
「そうだね……忙しいのは嫌だね。海鳴に帰ってお母さんの手伝いでもしようかなあ」
ちょっと遠くを見上げながらそんなことを呟いたなのはであったが、幼馴染2人に速攻で否定される。
「無理だね」
「うん、絶対無理」
「えええええ!?こ、これでも一応喫茶店主の末娘だったりするんですが……」
「なのは、魔法禁止で飛べなかったら2秒で禁断症状起こして帰ってくると思うんだ」
フェイトのさらなる突っ込みに、反論できないところが彼女の素直ないい所である。
「うう、確かにそうなんだけど……」
「なのはは、誰よりも空が似合うからね」
にゃはは、と少しだけ照れてからもう一度高い高い夕焼けの空を見上げるサイドポニーの人。
「燃え尽きるまでわずか数秒、空で死ねれば……てね」
娘ですら止める事ができなさそうなほど遠くへ行ってしまいそうな彼女の横顔に、ユーノは思わずそっと後ろから抱きしめる。
「ゆゆゆゆゆゆユーノ君!?」
「それはいいけど……今は僕達と一緒に居て欲しいかな」
「あううう」
「空に溶けてしまってもいいから、今は一緒に居ようよ」
「ユーノ君……」
そしてじっと熱っぽく見つめられて、その彼の視線にそっと彼女も瞼を閉じて――
と言ったところでぱんぱーんとフェイト謹製のハリセンで1発ずつ突込みが入った。
「ラブラブ自重ー!」
「いんじゅーじちょー!」
はにゃ、と照れつつしっかりと彼の胸に頭を落とすなのはの髪に、一度だけユーノもそっと触れた。
もう既に駅が目の前なこともあり、間もなく静かに離れる。
「じゃあ僕はここで」
「うん、また通信で」
「ん」
少しだけ恋人のようなやり取りを微笑ましく見守りつつ、フェイトもまた駅へと向かう。
「私も本局に戻るからこっちで」
「ばいばい〜フェイトママー」
「うん、またね、ヴィヴィオ」
「うん!」
そうして駅に向かっていく2人を手を振って見送る親子。
「いんじゅーばいばーい!」
通りすがりの人の結構冷たい視線に、あ、そうだったこれどうやって治そう――と今頃思い立ったなのはさんであったとかなかったとか。
ほいではまた〜ノシw
リアルタイムGJ!
というかあれですね。
ヴィヴィオの「いんじゅ〜」はもう治せない気がwユーノ頑張って
↑ごめん
改行ミスったorz
>>371 GJ!
ただ、空の魔導師って空で死ねるのかな。
かすっても火吹くわけじゃないし。
BJ着てるから地面にたたき付けられたとしてもダメージ軽減されるだろうし。
・・・・・・そもそもアニメでなのはが「空の人間」って言ったけど、
「空の人間」ってどういう人なんだろう?
空を自力で飛べる奴を空戦魔導師言うんなら「空の人間」は空戦魔導師のことか?
でも、それだと二期に出て来た魔法使いほとんど空戦できるからフェイトどころかユーノも入っちゃうし。
空戦を専門にしてる奴らか?こっちじゃ戦闘機乗りってとこだよな。
本局武装隊ってとこか?
>>362 これはきれいな(?)フェイト
でも、最期はなのはに狩られるビジョンしか浮かんでこない俺は末期w
>>371 ユーノはお人好しすぎるよな
でも、安すぎるといわれるユーノの月給でも定年前一般局員の年収余裕で超えてそうだw
そして八神家の貯金は0の数9個じゃ収まらんような気がする。引っ越しするときはマンションを棟ごと購入するイメージがw
>>392 GJ
最初はフェイトが黒めかと思ったら恋する乙女だった!
てか今書いてるユノフェ、動物園でデートしてるんだ……まあいいか。一部展開をパクらせてもらう!(ぇ
>>371 GJ
いんじゅー編はここまでかな?
フェイトさんは行き遅れるヴィジョンしか見えない今日この頃……うぅっ。とりあえず1億あったら俺は家を買います
クライドさんはどうなるのかぇ……
ユーノは局が長年手付かずだった無限書庫をわずか9才にして稼動にまで漕ぎ着けさせた功労者だしなぁ。局への貢献度ならそれこそ三人娘にも勝るとも劣らないんじゃなかろうか。
逆にはやては個人の保有戦力的にはかなり稼いでるかもだけど、仕事内容に比べると微妙に割に合ってない気もする。前科とか管理局から扱いその他諸々の関係で。
管理局を変えるために偉くなっていくと、だんだんとはやての過去を「知っている」
のも多くなってくだろうしな。そいつらの偏見ともなんとかやっていかにゃならんとは
本当にマジで大変だ……。
>>368 GJ!
ヴィヴィオの「いんじゅー」は某釣りバカ息子の「浜ちゃん」と同じく
なかなか直らないだろうなーw
>とらハ3自重
たまには1や2のことも思い出してやって下さい(AA略)
フェイエリエロエロ洗いっこを…
シグエリエロエロ荒一個ならあったな
エリフェイエロエロ洗いっこも見たい・・・
>>368 GJです。
ゲリラ兵氏が投下すると荒れてても収まるから、
まさに『殺伐としたスレに救世主が!』だよなあ。
>>383の言うとおりなら、ゲリラ兵氏はジャンヌダルクってことでオk?
>>384 つまり用済みになれば最期は火あぶり……
そして炎の中から平然と現われてこう言うんだよ
「ゲリラでいいよ……ゲリラらしいやり方で投下させてもらうから」
>>386 ちょwwww吹いたwwww
俺のアップルティーかえせ
>>368 中身はもちろん『ぐっじょぶ』だがそれ以前にふかふか自重wwww
相変わらず甘い空気って言うかいつもの二人。
それを見守るフェイトといいハナシダナー( ´∀`)
個人的にリインUとチンクに応用されているフィリスせんせーはw
そういや2のキャラと外見が似た人物ってあんまりいないなぁ。
薫姉とシグ姐が似てるぐらい?
>>265,266
遅レスだけどティアナとギンガが歌ってるのって何の曲?
>>389 勇者王ガオガイガーOP主題歌
勇者王誕生!
投下しても良いだろうか?
>>393 何をさ!?
良いよね?
では注意書き
ユーノ→なのは←フェイトが破綻せず実ったことが前提という、かなりアレな設定
なのに今回はユーノ×フェイト
初めてエロ書いたわ
楽しんでくれると嬉しい
ユーノが定時上がりで帰宅すると、良い匂いが彼を出迎えた。
「あれ?フェイトが料理なんて珍しいな」
今日は所属艦船がドック入りしてお休み中のフェイトが、一人で自宅待機のはずである。
因みにヴィヴィオは、魔法学院で出来たお友達の家にお泊りだ。
翌日はそのまま学校に行くので、都合明日の夕方までは帰ってこない。
そこで本局勤務のユーノ、地上での短期の教導を終えたなのはが合流したら、三人で一晩中いちゃこらしていようと約束していたのだ。
尚、アルフはハラオウン家にお邪魔しています。
「ただいま。フェイトー?何作って……る、の……?」
声を掛けつつユーノがリビングに入ると、キッチンでコトコトいっている大鍋と……
その前で椅子にもたれかかり、腕で目の辺りを覆っているフェイトが見えた。
「フェイト!?」
具合でも悪くなったと思ったのか、慌てて駆け寄るユーノ。
「どうしたの大丈夫!?」
「……あ、ユーノ……おかえり……」
抱き起こすと弱々しく挨拶が返ってきた。別に危険な状態というわけではなさそうだと安心するユーノ。
だが、何があったのだろう?
ユーノがもう一度尋ねようとしたところで、フェイトの右手に携帯端末が握られていることに気付く。
疑問が頭に浮かぶ間もなく、ユーノの端末にも着信。
発信者:高町なのは
『ごめんなさい。今日は遅くなりそうなので、晩ご飯は先に食べていて下さい。何とか日付が変わる前に帰るから』
「……成る程……」
折角皆で食べようと作っていた夕飯(見たところシチュー)をフイにされたと思って、呆然としていたようだ。
「大丈夫だよフェイト。なのはが帰って来るまで待ってたっていいじゃないか。幸い、シチューなら煮込んだだけ美味しくなるんだし」
呆然としたままのフェイトが答える。
「でも……悪いよ。ユーノだってお腹空いてるでしょう?」
「いいってば。やっぱり皆で食べたいよね。それにフェイトが料理を頑張っていたのは、なのはに喜んで欲しかったからでしょ?」
そう、この話ではユーノがなのはとフェイトを娶ったのではない。なのはがこの二人を娶ったのだ。
因みに経緯としては、お互いなのはを愛していることを知っていたユーノとフェイトが、お互いを思いやるあまりに譲り合いを10年以上も続けていたのだが、ついに二人の想いに気が付いたなのはが豪快にも両方受け入れたということである。
流石、なのはさん男前。
「僕だって、フェイトの料理で喜ぶなのはを見たいもの」
「ユーノ……有難う……」
やっとフェイトに笑顔が戻る。魅力的な笑顔だ。
ユーノもやはり、家族の表情は笑顔でいて欲しい。その為なら多少の空腹を我慢することなど余裕である。
「あぁ、でもちょっと味見てもいいかな?」
「う、うん」
すぐにいそいそと小皿に取り分け、ユーノに手渡すフェイト。
「ど、どうかな?」
「うん。僕にはちょっと薄味だけどよく出汁も取れてるし、さらに煮込めばちょうど良くなるんじゃないかな」
微笑む。
「美味しいよ」
「良かった……」
「ふふ。あ、部屋で着替えてくるね」
ユーノは未だ仕事着にしているスーツだったことに気が付いて、普段着に着替える為に自室へ行こうとし……裾をつままれた。
「どうしたのフェイト?」
上目遣いで見上げる瞳と目が合う。
そして少し熱の篭る潤んだ目をしたフェイトが口を開いた。
「あの、ね。ユーノ……しよっか」
ユーノは何か聞き逃したのかと思って、思わず聞き返す。
「ごめん。するって何を?聞き取れな―――」
「―――えっち、だよ。」
最後まで言う前に、答えが返って来た。
流石に慌てるユーノ。
「ちょ、フェイト、僕達で?なのはがいないのに」
「……だって、なのはが帰ってきたらすぐするかもしれないと思ってたのに、おあずけだし……」
熱くなった吐息が漏れる。
「そうかと思えばユーノは無闇に優しいし……さっき掛けてくれた言葉で私、火が入っちゃったよ……」
フェイトはユーノの震える指を取ると、スカートの中に導く。
ショーツ越しでも分かるそこは、確かに濡れていた。
コトコトいう鍋の音がやけに大きく聞こえる。
「ね、こんなにした責任とって……?」
「フェイト……」
別にフェイトは女性専門というわけではない。
偶々初めて恋愛感情を抱いたのが、女性であるなのはだっただけなのだ。
過去、ユーノとフェイトが繋がったことは何度かある。
しかしそれは、なのはと共に三人でしていた過程でのことであり、二人だけでコトに及んだことはなかったのだが。
「ほら、ユーノも反応してる。これは、我慢しなくても良いんだよ?」
ユーノの方も、ズボンを押し上げる怒張がはっきりと分かる。
食欲を性欲で治めようとでも言うのだろうか、いつになく積極的なフェイトだ。
「別に、なのはだと思ってしてくれてもいいから」
「……そんな、失礼なことするはずないだろ?抱くなら、僕はちゃんと―――」
抱き締めてキスをする。軽く触れただけで離れた口が続きの言葉を紡ぐ。
「―――フェイト本人を抱くよ」
「うん。私もそんなユーノが大好きだよ……なのはの次に、だけどね」
「それはお互い様」
言うと、再びキスをする。今度のそれは舌が絡み合う深いものだ。
既にスイッチの入っていたフェイトが気付かないように、幾分冷静さの残っているユーノは腰に回していた左腕をそれとなく解いて、鍋にかかったままになっていた火を止めておいた。
……
いよいよ二人の舌の交歓は激しさを増していた。それは互いの唾液が口の端から零れ落ちる程。
フェイトは壁を背にし、崩れ落ちそうな身体を支えている。
その両足の間にはユーノの右足があり、腿の付け根辺りまでスカートが捲り上げられてショーツがチラチラ見えていた。
ユーノは手早くフェイトの上着を脱がし、現れたブラジャーに包まれた豊満な胸をそのまま揉み解す。
「あれ?見慣れない下着だね。って言うか、結構刺激的な」
「んっ、卸したてだよ……私は、久しぶりだったから……ぁ」
「……お披露目は、なのは相手じゃなくて良かったの?」
「はぅ……いいって……ば、下の方は……ぁぅ……もう、汚れちゃったし」
ユーノは唇を離し、話し掛けながら彼女の弱い部分である首筋辺りにキスの雨を降らせている。
フェイトの口からは、喘ぎ声が漏れ始めていた。
「……そう」
「うぅ、ユーノのばか……んぅ」
「あ、そういうこと言うんだ」
ユーノがフェイトのブラジャーを外さずに上へずらすようにすると、乳房がぶるんと音がしそうな位に弾み出て露になる。
まぁ、実際には軽く身体に当たってパチッという音がしたのだが。
「……ちょっと、痛いよユーノ」
「ごめん、でもやっぱり大きいんだね」
苦情を言うフェイトに謝るユーノ。
向かって左の乳房を少し持ち上げ、普段日を浴びず静脈が透けて見える程真っ白な丘に舌を這わし、その頂を目指して移動を開始する。
その間も空いている右手は右の乳房を愛撫、揉み解し、乳首を抓るなどフェイトを責め立てていた。
「ぅぁ、ちょっと、胸ばかり、んっ、弄らないで」
ユーノは答えず、既に勃起してツンと上を向いている乳首を口に含んだ。
(フェイトって、少し位乱暴にされる方が反応が良いんだよね)
そこで、敏感なそこに軽く歯を立ててみる。甘噛みだが確かな効果があったようで。
「っん、ああっ!」
今迄で一番大きな声が漏れた。
その上、舌先で先端を穿るように動かすとガクガクと震え、腰が砕けてくる。
フェイトは足を突っ張り、さらにユーノの首に縋りつくことで何とか身体を支えるが、今度はユーノの右足が彼女を苛む。
「ん、あぅ……はぁっ!やぁ、ゆぅ……のぉ……」
ユーノの挙動に応じて、フェイトが徐々に上り詰めていることが分かる。
最早フェイトのスカートは腰の辺りまで捲れ上がり、溢れ出る愛液は薄いショーツでは留めきれず足を伝って床にまで達していた。
(何かいつもより早くないかな?……そろそろ僕も挿れたいんだけど)
二週間程出していない愚息が我慢できなくなってきたので、口を離して再び首筋に持って行き、そこを啄ばみつつ声を掛けるユーノ。
「ちょっと、いいかな」
「んっ!ふぁ……ぇ?なぁに、ゆぅの……」
蕩けた声を返すフェイトに返事はせず、ご機嫌伺いとばかりにショーツの中に右手の指を進入させる。
温かで、湿り気どころかもう水気を感じるそこに指が到達した時。
「――――――っ」
フェイトが声も上げられずに仰け反った。
「え?」
ばぃんと、フェイトの乳房でアッパーを食らった形のユーノが目を白黒させて彼女を見つめる。
フェイトは虚空を見上げ、パクパクと口を開けて喘いでいた。
彼女の両足の間にあるユーノの右足には潮が降りかかり、ズボンもぐしょぐしょ。
どうやらフェイトは、ユーノが様子見のつもりでした行為で絶頂に達してしまったようだ。
(いや、確かにちょっとクリトリスにも触っちゃったけど。それにしても早いよ……)
未だ降りてこないフェイトに、どうしたものかと思うユーノだった。
……
仕方が無いので、ユーノはキッチンの床を軽く掃除してリビングに移動、大きめのソファーの上で続きをすることにした。
その間に意識を取り戻したフェイトが謝ってくる。
「ごめんね、ユーノ。本当に久しぶりで、気持ちが良かったから……」
「謝らなくて良いよ。ね、フェイト。そろそろ僕の、挿れても良いかな?」
「あ、私だけごめんね。多分大丈夫。いいよ」
また謝ってしまうフェイト。そういうところも彼女らしい。
ユーノはそんなことを思いながら、彼女の秘所に痛い位膨張した自らの分身をあてがう。
因みに、二人共もう完全に裸だ。
「ふふ、実は僕、イったばかりのココって結構好きなんだ〜」
「あ、ゆっくり、ゆっくりだよ」
「うん、分かってる」
彼女の言う通り、ゆっくりと挿入する。
「あ、やっぱりピクピクしてる。気持ち良いよフェイト」
「うぁ……か……はっ」
一度達した余韻で未だ痙攣が続く肉の壁を分け入ってくるユーノを感じ、フェイトの口からは声にならない吐息しか出ない。
そんな熱いものの進攻が、全体の半分位に達した頃―――
「ご、ごめんなさいっ!やっぱり敏感になり過ぎ!ちょっと待ってぇ!!」
フェイトが、両手で突き放すようにしてユーノから離れる。
それに伴って秘所から肉棒が引き抜かれ、ちゅぽんと水音を立てた。
「そ、そんな……ここでおあずけは酷いよ……」
ユーノが情けない声を上げる。無理も無いが。
フェイトが慌てて答える。
「……えと、お口と胸で、するから……」
「え、あ、うん。じゃあ……お願い」
それならとユーノはソファーで横になり、フェイトが行い易いように位置を調整する。
「ユーノの、大きいよね。今は特に、我慢させちゃったかな。ごめんね」
ちゅっ、とテラテラ光るユーノの分身に口付ける。
それだけでビクンと反応するので、フェイトは余程出せないのが苦しかったのかと思う。
自分の乳房で熱いそれを包むようにすると、脈打っているのが否応無しに分かる。
ユーノの口から声が漏れた。それが、何となく嬉しい。
「今度は私が気持ち良くする番だから。いっぱい、出して良いよ」
まず唾液を垂らし、塗り付けるようにして滑りを良くする。
そして両手で圧力を加え、全身を使って上下に擦る。
ユーノのは大きいので、乳房からはみ出ている部分は口で銜えてあげる。
舌で刺激を与えるのも忘れずに。
―――じゅばっ、パチュ、ぐちゅう、ジュルゥ、ずちゅっ―――
(コレも久々だけど、気持ち良く出来ているかな?)
フェイトはチラチラとユーノの表情を窺おうとするが、彼は身体を仰け反らしているので位置的に顔までは見えない。
仕方が無いので念話で聞いてみる。無論、口は使っていて喋れないからだ。
『どう?ユーノ、気持ち良いかな?』
「うぁっ!うんっ、良いよ、とても!」
どうやら声を我慢していたようだ。
ユーノは何とかフェイトの方に顔を向けようとするが、快感が背中を走り抜ける度に再び反らしてしまうので中々上手くいかない。
『そっか、良かった……出そうになったら言ってね?』
「あぁっ、うん!分かっ……た!」
ユーノも知らず腰を動かして、快楽をさらに得ようとしている。
そんな反応を見つつ、乳房で与える圧力に強弱を付けてみるフェイト。
ついでに責め立てるピッチも徐々に上げていくと、それに伴い水音も大きくなる。
―――ジュッ、ぶちゅ、ピチャッ、ちゅ、チュ、ぐちゅっ―――
「くぅあ!ふぇ、フェイト……それぇ、良過ぎ……だ、め」
(ユーノが気持ち良さそうだと私も嬉しいな)
フェイトは、イキそうなのを我慢する彼の顔が特別可愛いと思っている。
女顔にコンプレックスを持つ彼が気にするといけないから、口には出さないけれど。
だが、それを堪能していられるのもそろそろ終わりのようだ。射精の兆候が見え始めた。
『もうすぐでしょユーノ。何となく分かるよ』
「うんっ!も、でそ……出るっ、出ちゃうううぅ!」
『いいよ、出してっ!飲んであげるから!』
「うああああああああああああぁぁっ」
―――ドプッ!―――
一瞬ユーノのがフェイトの口の中でさらに膨れたかと思うと、勢い良く射精し始めた。
フェイトはそのまま喉の奥にぶつけられると苦しいので、舌を上手く使って勢いを殺し、何度かに分けて嚥下する。
しかし、この日の為に溜められた二週間分の精液は恐ろしく濃く量も多い。
脈動に合わせて吐き出されるそれを、唾液に絡めて何とか飲み下すのだが、最後の方にはもう涙目のフェイト。
一方、ユーノは射精時の虚脱感に浸っているのか動かない。身体を反らせるようにしたまま目を瞑ってピクピクしていた。
……
「き、気持ち良かったよフェイト。有難う。でも、精液なんて全部飲まなくても良かったのに」
復活し、未だ自分のを銜えて尿道に残った精液まで吸い取ろうとしているフェイトに声を掛けるユーノ。
「ん、ちゅっ……どう致しまして。確かに、凄く濃かったよ」
「あはは、僕も久しぶりだったから……」
「そうみたいだね。一回出したのにまだ元気だ」
フェイトは硬さを失っていないソレを撫でる。
「まだするんだよね?私、今度こそ大丈夫だよ?」
「うん、なのはもまだ帰ってこないし、次は二人で気持ち良くなろうか」
ユーノはフェイトをソファーに押し倒し、銜えながら濡らしていたのか既に準備万端な彼女に正常位で挿入しようとする。
フェイトは自分の秘所に狙いを定める彼の猛々しいモノを見つめ、ふと浮かんだ感想を漏らした。
「ユーノのおちんちん本当に大きいよね。正直、私やなのはによく全部入ると思うな」
「……まぁ、赤ちゃんが出てくる所なんだから、コレ位は入るよ」
ユーノが苦笑する。大きいと言われても、他の人とセットアップした状態の大きさを比べたことなど無いから実感が湧かない。
まぁ知識として、ミッド人の平均より大きめであるらしいとは知っているのだが。
(あーゆーのって、誰が調べるんだろう?)
そんなどうでも良いことを考えるユーノ。
そこで、フェイトが会話に出てきた単語に反応する。
「赤ちゃん、かぁ……」
「フェイト?」
ユーノは何となく挿れるタイミングを逸して、自分の先端で秘所の周りをくちゅくちゅと弄りながら問う。
「あのね、ユーノ。先に言っておくよ?……んっ……そのまましてもいいから、最後は外に出して欲しい」
「え、いいけど……どうしたの?」
(やっぱり僕の子は産みたくないってことなのかな?)
そんなことを思いつつ尋ねる。
しかし、女性同士で自然に子は作れない。
結婚した時なのはもフェイトも、ユーノとの子をヴィヴィオと共に三人の子供として育てようと決めていたはずだ。
だがそんな心配は杞憂だった。
「えとね、子供ができるのは……ぁ……なのはが先な方が良いんじゃないかって、思ったんだ」
普段から他人に気を使いがちな、フェイトらしいと言えばらしいかもしれない。
「私達の一番は、なのはだからね」
「それなら、より確実な避妊方法にしようか?ゴムはあったと思うけど」
「ううん。ちゃんと繋がりを感じていたいから、それは着けないでいてくれると嬉しい」
「……確率は低くても、当たっちゃうかもしれないよ?」
「その時はその時だよ。そうなってくれたら良いなぁってだけだから、気にしないで」
……思ったより適当だ。
まぁ、言葉通り希望というだけなのだろう。
「私も結構、ユーノに膣出しされるの好きなんだ。だから―――」
随分と直接的な表現に吃驚するユーノだが、フェイトは続ける。
「なのはが帰ってきたら、いっぱい膣に出して孕ませてあげてね?」
艶然と微笑む。
「そうしたら、次は私の番でも良いと思うから」
フェイトは時々、自覚無しに大胆なことを言う。
そんな彼女にユーノは戸惑わされ、頭がクラクラとしてくるのを感じた。
「ねぇ、しよ?もう私、我慢できないよ」
ついにフェイトは自ら足を開き、両手を差し伸べて誘う。
そんな誘惑に応えるように、ユーノの愚息は硬度を増して凶悪な程に屹立していた。
最早ユーノは声も無く、フェイトの丸見えとなっている秘所、腫れた様に赤い膣の中へゆっくりと深く勃起したモノを挿し入れていく。
―――ずぢゅうううぅぅぅ―――
「ぅはぁ!きてるぅ!奥までっ、入ってくるぅ!入ってくるよぉ!くふぁぁああ!」
「くぁ、ウネウネ動いて僕を飲み込んでいくよ。温かくて、絡み付いてきて気持ち良いっ!」
ぐいぐいと押し込まれるユーノが、最奥に到達する。
右手でフェイトの胸を揉みしだきつつ、彼女の耳元に唇を寄せて声を掛ける。
「ねぇ?奥に届いたよフェイト。どんな感じ?」
「あはぁっ!今ぁ……こ、コンコンってユーノが私の、子宮をノックしてるのぉ……」
「そろそろ、動いて欲しい?」
「うんっ。もっと、いっぱい動いてぇ……一緒に、気持ち良くなろっ!」
「あぁ!わかった!!」
ユーノはフェイトを抱え上げて、下から突き上げるように腰を振る。
湿った肉同士がぶつかり合う音が響き、一気にお互いの興奮が高まっていく。
―――ぶちゅっ、グチャ!、ばちゅう、ジュプッ!―――
「中で擦れてるぅ……き、気持ち良いよユーノっ!……んあぁ!」
嬌声を上げるフェイトも黄金に輝く髪を振り乱して動き、自ら快楽を追い求める。
「お、奥でぇ、ゴツゴツ言ってるのぉ!」
「フェイトの中っ、締まる……うぅ。あああぁ。良いよっ」
膣肉をがむしゃらに抉って味わうユーノ。
フェイトは貫かれ続けながら、どこか必死な声を上げる。
「ユーノっ、ぎゅってして!キスしてっ、欲しいのぉ……お願いっ!」
「勿論、いいに決まってるじゃないか!」
二人はしがみつき合い、お互いの唇と舌を貪る。
思うさま交歓し合ってから離れると、出しっぱなしの舌に唾液の橋が架かる。
「ああっ!こうして繋がってると!何も考えたくなくなるよっ!!」
「駄目、私ぃ!もう駄目ぇ!イっちゃあああぁぁぁっ!」
フェイトが再び強く強くしがみつく。
身体はビクビクと震え、顔はだらしなく弛緩する。
余韻に浸りながら、呼吸を整えようとしているのがユーノにも伝わった。
「あは、イっちゃったねフェイト。でも、今度は休ませてあげないよ」
「……ふぇ?」
ユーノはフェイトの片足を抱え上げるようにして体位を入れ替える。
その際、繋がったままユーノのモノを支点にして反転した為、敏感になったソコを抉られるような感覚に悲鳴を上げるフェイト。
「あ、ひあああああああああぁぁっ!」
「ごめんね、フェイト。激しくするよ」
両手で尻を掴みながら、がむしゃらに大きく前後に腰を振り動かす。
痙攣し続ける膣穴が彼を吸い付くように締め付け、込み上げる射精への欲求を歯を食いしばって耐える。
「くぁ……やっぱり気持ち良過ぎだよ、フェイトの中っ!」
「やぁっ!お、おかひくっ、おかひくなっちゃうぅ。こわいよゆぅのぉっ!」
「なっていいっ、なっていいよフェイトっ!おかしくなったって、なのはは君を見捨てたりしないっ!勿論僕もぉっ!!」
もう自分では身体を支えきれないフェイトを抱え込むようにして激しく腰を打ち付けつつ、その度に跳ね暴れる乳房を鷲掴む。
その瞬間、フェイトの背中は美しく反り曲がる。
「ひぅっ!むね、いたいよぉ。ゆぅのぉ、いたいのが……すごく、きもひいいのぉっ」
「もっと、もっと気持ち良くなっていいよっ!フェイトっ、綺麗だよフェイト!」
「だめぇ……わたひ、もう何回もイってて。も、だめなのぉ」
―――じゅぶっ!ズチュッ!ぱじゅ!ブジュッ!ぐりゅっ!―――
蜜壷から溢れ出た愛液と絡み合う肉棒の立てる、卑猥な水音がいよいよ大きくなっていた。
ユーノは追撃とばかりにフェイトのうなじへと舌を這わし、甘噛みする。
カプッと音がしたかと思うと、そこを起点にして震えが全身に広がっていく。
「あぁあはぁ!あたま、まっしろになっちゃああぁぁ!」
「ぼ、僕ももう限界……イくよフェイトっ!」
自身を一気に引き抜き、張りがありつつも柔らかなフェイトの尻肉に押し付ける。
そして彼女をも最後の絶頂に導く為に、最早気遣う余裕が無いのか荒々しく背中越しに乳首と肉芽を同時に捻り上げた。
「ひぐぅっ!?ぁ、ぅっあ!!ふぁぁあぁあぁあぁぁっ!!!!」
「……で、る。くっ、ああああぁぁぁぁっ!!!!」
―――ドビューッ、びゅるっ、ビュルルッ―――
ビクンビクンと派手に痙攣するフェイトの、肩甲骨の辺りにまで熱い灼けるような精液が迸る。
「はぁっ、はぁ……はふぅ……」
二人は折り重なるようにして、ソファーへと倒れ込むのだった。
……
「二人共酷い格好、だね」
先に落ち着いたユーノが、後処理をしようとしたのである。
しかしそれもままならない程、お互いの汗やら唾液やら精液、愛液等でぐちゃぐちゃだった。
未だ、度重なる絶頂の余韻に浸っていたフェイトが答える。
「お風呂の、お湯は……張ってある、よ」
「用意が良いね……」
この家の風呂には自動の追い焚き機能が付いている。
フェイトの言葉はつまり、いつでも入れる状態であるということを示しているわけだ。
息を整えたフェイトが続ける。
「うん。なのはが帰ってきたら、してみたいことがあって」
「……一応聞くよ。何?」
「お風呂にする?ご飯にする?それとも、わ―――」
「もういいよ……」
相変わらず生真面目で、しかしどこかズレているフェイトのセリフを遮るユーノ。
不意に抱き締めると、彼女の方も軽く力を込めて抱き返す。
「……幸せ、だね」
「うん……怖い位に」
「こんな風になれるなんて思わなかった……」
「なのはのお蔭……だよ」
「そうだね……本当にそうだ……」
なのはに対する想いが恋心や友情から発展した愛情なのだとしたら、自分達二人の間を繋ぐこの感情は何なのだろうか。
お互いに、これは恋ではないとは思っている。
かつての恋敵ではあるのだけれど、信頼も信用もしてる本当に大切な人である事も間違いない。
愛情、慕情、友情と、嫉妬、性欲、仲間意識。どれも一部当てはまりそうだが、そのどれでもない複雑な想い。
そう。
この感情には、まだ皆が理解できるような普遍的な呼び名が無いのだ。
それは、仕方が無い事。
だから結局、こういう遣り取りになる。
「愛してるよフェイト。なのはの次にね」
「それは、お互い様」
二人は微笑み合うと、口付けを交わした。
……
おまけ。
リビングの扉が勢い良く開く。当然入ってくるのはここの家主。
「ただいまー。思ったより早く帰ってこれた……よ……?」
リビングには脱ぎ散らかされた衣服と、裸で抱き合ってキスをする自分の伴侶達。
何をしていたのかは明白なわけで。
「あー、ずるいっ。私がいない間にエッチしてたのー!?」
なのはが抗議の声を上げるのも当然であった。
「おかえり、なのは」
「おかえりなさい。なのは、お風呂にする?ご飯にする?それとも―――」
(うわ、本気で言ってるよこの娘)
とりあえず挨拶したユーノは、心の中だけでツッコミを入れる。
「―――私達?」
なのはは目をぱちくりさせている。
予想外の返答だったらしい。
「え、えーと。じゃあ―――」
ちょっと考えて、大きな声で宣言する。
「まず三人でお風呂!そこで一発して上がったらご飯!その後は朝までするで大決定なの!!」
「うんっ。今バスローブとタオル用意するね!」
「なのは、女の子が一発とか言わないでよ」
「ユーノはお風呂見てきて」
「あ、はい。分かりました」
素っ裸でバタバタと動き始めた愛しい二人を見て、自然と笑みが零れるなのはさんなのでした。
今度こそ終わり。
以上です
恐らくこの後は3Pに突入するのでしょうが、書くかは未定
だって、俺3Pなんてしたことないもん書けないよ!
ではまたー
リアルタイムで超GJをありがとう!
エロ書いたことないなんて信じられないほどの良質だった。
……現在別のスレ用のSSでエロを書くかやめとくか悩んでる俺からすれば
羨ましい限りだよ
>>406 GJ!!!!!
なんという漢と乙女二人・・・これはGOODENDといわざるを得ない
てかその発言だと今回投下した内容は経験済み・・・うわなにをするHA☆NA☆ry
>>406 なんという!
3人一緒、しかもなのはさんを中心に、という、ありそうでなかった設定、GJ!
しかしなのはさん、本当に男前……つか漢前っすな。おまけのユーノの発言に思わず同意してしまったぜw
続き、あるいは同設定で別シチュのお話も読んでみたいな、と期待しつつ。
>>406 GJ!!
エロかったし豪快ななのはさんにワラタよww
どっちかっていうとうまく成立した綺麗な三角関係?
久しぶりに勝ったフェイトそんを見た気がする。
エロテクスツも良かった、なので超GJ。
このSSがなのユー派閥となのフェイ派閥の泥沼化している長年の抗争に終止符を打ち、平和の架け橋となるとは、誰も思いはしなかったのだ。
>>406 GJ!!
さあ!今すぐ3Pが出来る風俗に逝って
続きを書く作業に戻るんだ!
また一日ちょっとしか経過してませんが、日付が変わったので書かせて頂きますorz
・なのはが自分である物を作ってそれで自慰行為
・エロ
・キャラ変わってても我慢(なのはがモデラーっぽくなってるとか)
ある日、なのはは休日を利用してある物を作っていた。
「ママ〜何を作ってるの〜?」
彫刻刀等を使って木を削りながら何かを作るなのはにヴィヴィオがそう訪ねていたが
なのはは笑顔で…
「出来てからのお楽しみ!」
と答えるだけだった。
それから数十分、最初は大まかな形なだけだった木が彫刻刀によって各部が細かく削られて行き、
徐々に何を作っているのかがヴィヴィオにも分かって来た。
「あ〜! 分かった! フェレットさん!」
「そう、木彫りのフェレットさん。」
なのはが木を削って作っていたのはフェレットだった。そしてなのはは紙ヤスリを手に持って
形の出来上がった木彫りのフェレットの各部をツルツルになるまで磨いて行くのである。
「わ〜い! 木彫りのフェレットさん完成!」
ヴィヴィオは手を叩きながらそう喜んでいたが、なのはは笑顔で…
「ううん? これはただの木型で、まだ完成じゃないんだよ。」
「え?」
なのはの言葉にヴィヴィオは不思議そうな顔をしていたのだが、なのはは
次にシリコンゴムを取り出していた。
「この木彫りのフェレットさんをね、シリコンゴムの中に入れて、フェレットさんの型を作るの。」
シリコンゴムと言えば、模型なんかで自作する程の上級者モデラーがパーツの型を取る時に
使う代物であるが、何故かなのはもこのシリコンゴムを使ってフェレットの形の型を取っていたのだった。
「この型を使ってどうするの?」
「うん。次はね、この型に熱して溶かした硬質ゴムを流し込んで…フェレットさん人形を作るんだよ。」
そう言ってなのははいつの間にか熱して溶かしていた硬質ゴムを出来上がったフェレットの
型へと流し込んでいた。
それからさらにしばらくして、フェレットの型へ流し込んだ硬質ゴムが冷えて固まった事を
確認するなり取り出して、細かい場所を紙やすりで磨いてツルツルにし、その後で下地材を塗り、
下地材が乾いた後で各部をフェレットの色に塗装。最後は塗装が剥げない様にクリアスプレーを
コーティングしてついに完成した。
「これで出来上がり!」
「わ〜いフェレットさん人形だー!」
ヴィヴィオはフェレット人形を手に取って大喜びしていたのであったが、そこである事に気付いた。
「そう言えばこのフェレットさん、ユーノパパがフェレットに変身した時に似てるね?」
「そうだよ。このフェレットさんはパパをモデルに作ったんだよ。」
「ママったら本当にパパの事好きなんだね〜。」
「勿論ヴィヴィオも大好きだよ。」
と、その日も平和に日が暮れて行った……
深夜になりヴィヴィオも寝静まった後で…なのははフェレット人形を手に取っていた。
「ユーノ君…最近忙しいのは分かるけど…寂しいよ…。」
なのはは悲しげな目でそう呟きながら…フェレット人形の先端を己の股間へと押し付ける。
これこそなのはがフェレット人形を作った目的。そして、フェレット人形は確かに
フェレット形態のユーノをモデルにしているが…同時にユーノ自身の股間に聳える立派なモノを
モデルにすると言う意味合いもあったのである。
「ユーノ君…無限書庫の仕事で忙しいもんね…だから…代わりに…これで我慢するよ…アッ!」
なのははフェレット人形を自分の股間のソレの中へとゆっくり押し込んだ。
「アッ……ふ……太いぃ………。」
ユーノのモノを意識して作っているだけあってフェレット人形はソレの中に
押し込むにはかなり太い物があり、なのはは思わず目を強く閉じ、歯を食いしばっていた。
「けど……私の記憶に残る……ユーノ君のオチンチンは…もっと…太くて硬かった……。」
既にユーノと何度か交わっているからこそその様な事が言えた。
しかしユーノは無限書庫の仕事で忙しく、最近はそういう事も出来ない。
だからこそなのはは錆ッ差を紛らわす為の代用としてこのフェレット人形を作ったのだが…
勃起して硬くなったユーノのモノを再現する為に硬質ゴムで作ってみても…
やはり本物のユーノのモノの様に硬さと弾力を兼ね備えた物にはなり得なかった。何より…
「ダメ……愛が感じられない……やっぱり……作り物じゃ……愛が感じられないよ……。
少しでもユーノ君とエッチしてると感じられる様に…ユーノ君そっくりに作っても…
やっぱり仏作って魂入れずじゃ……ダメなんだね……。」
本物のユーノとのエッチの際には流石のユーノも興奮してなのはの気遣いを忘れてしまい、
なのはの子宮はおろか脳にまで響いてしまいかねない激しい突きを見せてしまう物であったが、
それでもやはりユーノのなのはを想う『愛』が感じられた。しかし…このフェレット人形には
愛が感じられない。所詮はなのはの作った硬質ゴムの塊なのだから仕方が無いのだが……
「でも……わがままは言っていられないよね……。ユーノ君忙しいから……。
だから……私……これで我慢するよ………アッ! アッ! アッ! ユーノ君!」
なのははフェレット人形に不満を感じながらもこれを使った自慰行為を続けた。
フェレット人形がなのはのソレの中に激しく突き込まれては引き抜かれ、
股間のソレからは愛液が迸って行った。
「アッ! ユーノ君…ユーノ君……ユーノ君…アアッ!」
何時の日か…本当にユーノと籍を入れて…ユーノと思う存分エッチする日を夢見て…
なのはの自慰行為は続いた。
さて、その頃無限書庫でユーノは何をしていたのかと言うと……
「なのは…なのは…なのは…。だめだ…やっぱりこれじゃあ…なのはとエッチした時程の
快感は得られないよ……。でも……なのはだって教導隊の仕事や…ヴィヴィオの世話で…
忙しいんだ……。だから……我慢しなきゃ……。」
ユーノもなのはの股間のソレを意識して作ったオナホールで自慰行為してましたとさ…
めでたしめでたし
同人誌のネタとかで、フェレット形態のユーノがチ○ポを連想させる形で卑猥だとか
そういうのがあったので、それからヒントを得て今回の話を書きました。
>>406 3P編も見てみたいですねGJ
>ばぃんと、フェイトの乳房でアッパーを食らった形のユーノ
これ凄まじく羨ましいと思ったのは自分だけですかサーセン
419 :
( ゚Д゚):2007/12/02(日) 02:57:37 ID:UcGGYchH
>>416 GJ!
しかしヴィヴィオの情操教育が歪まないか心配だw
ところで漏れ的にはStS〜直後の管理局の戦闘型の魔導師って、
なのはとフェイトがツートップぐらいに感じてるんだけど、
それは間違ってる?
なのはよりすごいの沢山いるらしい。
まああくまで若手のホープってことで。
都築作品は、大半設定だけだけど年の功がすごく利いてて
コラード校長みたいに年季入ったすごい人が多くいる。
まぁそのワリにはJS事件も闇の書事件もなのは達に任せっぱなしの綱渡りなのだけれども
そこはそこどっかの世界でそれとは比較にならないくらいヤバイのと闘ってて忙しいんだろう
脳味噌ズや3提督やらのあの体たらくを見てるとそれも疑わしくなってはくるけど
422 :
( ゚Д゚):2007/12/02(日) 07:17:52 ID:86ijZlhi
いや……なのはフェイトガチ再戦in本局(キャットファイトじゃないぞ)の場合、
抑えられる人物はいるのかなーと。
コラードに負けたのだってBJ見る限り多分小学生の頃だろうしね。
今のなのフェイが組んだら押さえるのは教導隊でもかなりの被害が出るんじゃなかろうか
アニメだけ見てるとなのフェイに八神家が加わったら
艦隊連れて来ないと止められないようなイメージがある
>>421 管理世界は毎日世界の危機でいっぱいです
武装局員「うわーもうだめだー」
どこのナイトウィザードだ。
どこの神聖騎士団だ。
きくたけワールドの方が先だよ。
つまり、なのははナイトウィザードのパクりなの!?
【アルシャード・ガイアは確実になのはのパクり。
でも、カートリッジシステムは天羅が十年以上前に通過した道】
>>423 それにしたってエクセリオンなのはとソニックザンバーフェイトの二人を相手に汎用デバイスで勝てるってどんだけ。
まぁ、多分戦闘経験の量と技術が純粋な出力の差を上回ったんだろうけど
>>429 え〜と…自分はキン肉マンで四捨五入して超人強度100万パワー程度しか無い
キン肉マンやロビンマスクが超人強度数千万〜一億パワーの相手と普通に戦えて
かつ勝利出来たってのと同じ理論と解釈してますが…
>>422 本当に厄介なのは集団造反する場合だろう。
なのフェイ八神家にハラオウン家や教会も加われば恐らく体制を奪えるよw
対する私闘の場合は極端な話、勝手にやらせとけばいいわけだし。
>>431 ヴィヴィオが成長した頃には本気でやりそうだw
高町家(ユーノ含む)・ハラオウン家・八神家の新御三家がミッドチルダを掌握……
>>432 あの面子が掌握しようとは思わないだろう。
……いつの間にか最大派閥化してる気はするが。
特になのは、フェイト、ユーノあたりは権力とか興味なさそうだ。ハラオウン親子はまあ、そういうの求めそうだけど。あくまで手段として。
はやてはどうかね?
君臨しても統治せず
なのは様が憂慮していますと誰かが言えば誰かがそれを影で対処する
なのはの前で粋がった新人がいる
「…よくないね…彼」なのは呟く。
次の日にはそいつが川に浮かんでいる。
「…痛ましい事件もあるものですね。なのは教官。みんなもそう思うだろ?」
まさに察しと思いやりの世界ですね!
>435
またの名を恐怖せいj……う、なんだ、砲撃の光が!
(以下なのはさまと愉快な仲間たちの時間となります
それなんて高町天皇w
最近フェイトちゃん忙しいみたいだね・・・となれば
憂慮してフェイトの仕事が奪われるのかww
まあやるわけないんだがな
戦闘能力と政治手腕は必ずしも一致しないし求心力もない
管理局、教会側、管理外世界探せば連中の能力上回るのはいるだろうし
でもなんか別世界の有能な奴は自分の世界の騒動で忙しそうw
ミッドチルダ?んなもん後々、魔王にでもまかしとけ
って感じかとw
>>432 うーん、ヴィヴィオが絡んでくる場合実際にクーデター起こしそうなのは聖王教会
のほうだと思う。なのは達じゃなくて。
揺り籠が動かせた以上、コピーであっても本物の聖王であるのは確定なんだから旗揚げ
する理由には十分なるし。
まぁ・・・・・激怒した魔王のメイオウ攻撃で完全消滅させられるのがオチだろうけど・・・・。
>>440 でも、実際問題。カトリックのように厳格な教会だと、そもそも遺伝子関連技術を認めない可能性もあるし。
とすると、クローンの聖王をどうするかで、それこそ教会分裂の危機のほうがありそうな気がしないでもないな。
>>442 期待
∧_∧
( ・∀・)ワクワク
oノ∧つ⊂)
( ( ・∀・)ドキドキ
∪( ∪ ∪
と__)__)
元々StSはスバル中心だったのが色々変わったらしいし、
去年の段階では、教会がラスボスで行くはずだったかもね。
カリム(私は新世界の神となる……!)
ヴェロ「削除、削除、削除削除削除削除!」
こんな感じか
勇午であったな。
どっかの一派がゴルゴダの十字架の木片から採取した血で受精卵作って処女に埋め込み、
カトリック原理主義者が母体ごと殺しに来るという
>>428 カートリッジシステムの原型となるアイデアは天羅よりも雨宮慶太監督の
「未来忍者」の方が先だよ。というか明らかに天羅は未来忍者の影響を
大きく受けている。
天羅万象=1996年 未来忍者=1988年
>>445 するとはやてかクロノが「が…ま…」と。
>>422-424 まあアニメだけ見てるとそんな感じには見えるわな。
でもまあ今月の漫画ではやてさんが指揮官としてまだまだ未熟ですたと
反省してるように、どの分野においてもキャラの設定年齢が30台行くまでは
「当方未熟者ゆえ」の空気作りをしておいた方が”らしく”はなると思う。
まあそれを使うかは、似せるSSを目指すのかはっちゃけるSSを目指すのか次第だけどね。
>>444 >元々StSはスバル中心だったのが色々変わったらしいし、
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;; スバル達は主役っぽく見せかけて実は
{;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;; ドラゴンボール魔人ブウ編の
ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙ 悟飯や悟天的なポジションで
`Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> 結局最後はなのは達メインに戻るんでしょ
,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f そんな風に考えていた時期が
~''戈ヽ `二´ r'´:::. `! 俺にもありました 勿論今でもそう考えてますが
教会があんだけの信徒を得たのは、
割かしオープンな体制だったからじゃなかったっけ?
一部がヴィヴィオかついで旗揚げしても、
それを上回る数のまともな連中がアッサリ抑え込みそうだが
スレ違いになるが現代の宗教問題を鑑みればそうも言えないと思うぞ
>>446 あれ、母体を傷つけようとしたっけ? あくまでそれを利用しようとした奴を始末しようとしただけじゃなかった? ラストじゃ、同じようなことを企てそうな発言もあったし。
ヴィヴィオと同じく、聖王の遺伝子を持った子供は他にもいるんだろうしな……ヴィヴィオと友達になった子供が、同じように聖王の遺伝子組み込まれた子供で、聖王同士の対決、とか受信してしまった……
話の規模がデフレしてしまってスマソセンけど聖王教会系列学校にも
当然悪ガキとかいるだろうから、ヴィヴィオがそういう連中に…
なんてあったりしないか地味に怖い。
1・2期のノリなら心配はいらないけど、3期のノリなら普通にありそうな悪寒が…
……某アリスンみたいなイベントが起きるな。そうなったら。
>447
おお、知らなんだ。さすが雨宮監督。
457 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 18:54:40 ID:wlbGMh9o
>>455 で、ユーノが古本見つけて鋼裂いて唸る刃金で魔を断ちに来て、
怪物とことん打ん殴った後、「友達になればいいんだ」とか言って締め括るのか
>>457 ヴィヴィオ「もしまたいじめてきたらどうすればいいの?ユーノパパ」
ユーノ「その時はなのはママからいじめた奴等にお話してもらうから」
>>457 今の相方がアルフ(□リ)で、古本娘も□リ。淫獣、名実ともに□リコンだな。
そしてアルフ共々カリムさんに飯をたかりにいくと。
ユーノ「僕、どうやら□リコンだったみたいでさ。あの娘の綺麗な体を知った後じゃ
君の体なんて汚すぎて抱く気もおこらないんだよ。年増(ババア)」
となのはさんに言い切ってえらい目にあう淫獣も想像した。
あれ、これだとなのは兄が聖書の獣になるじゃないか。
聖書の獣vs淫獣は熱そうだな。性的な意味で。
では某レガシーオブゴールドははやてさんということで。
そしてリィンは使い魔と命を共有し、土壇場で裏切る役。
つまりリィンが一度死ぬたびにヴォルケンズの誰か一人がですね。
それ違う人だぞ
>>461 それは「ぶるわぁぁぁ」の人じゃなかったか
カリムさんがロッサとの空中戦の末に
「人は、空では死ねないよ。分かっていたんでしょう?」
とかそんな光景を想像した。実は強いカリムさん。
魔法聖職者くするふ☆かりむんはじまりません
>>465 いや、始めてくれ・・・お願いします・・・・
リーゼ姉妹に起こされる(性的な意味で) アルフとお仕事(性的な意味で)新入り司書のサポート(性的な意味で) 古参司書と談笑(性的な意味で)
スバル・ティアナに教鞭を振るう(性的な意味で) カリムと面会(性的な意味で) なのはとお昼(性的な意味で) ヴィヴィオの子守(性的な意味で)
リインが手伝いに来る(性的な意味で) クロノから依頼(性的な意味で) はやてから依頼(性的な意味で) フェイトに資料提出(性的な意味で)
>>465 服の色的には逆だよな?
黒 カリム 暗い天使
白 ロッサ 明るい天使
待って一人変なのが混ざってるw
……って言って欲しいんだろ?(・∀・)
>>468 淫獣自重wwwwwwww
kötülük
>>469 ロッサには変態仮面の仮面をかぶってもらう必要があるな
勇者王的に考えて
痴女なはやてに色々されてしまうエリオとか…
>>473 色々するつもりがいつの間にか、若く青い無尽蔵の性欲の虜になり
色々されてしまう部隊長と申すか。
流れを断ち切ってしまうかもしれないんだが
ここにいる皆に聞いてみたいことがあるんだ
「胸」と「おっぱい」ってどっちが良い?
昨日投下した話では胸で統一したんだが
おっぱいを連呼するフェイトに魅力を感じなかったと言ったら嘘になる
諸兄の意見はどうかな?今後の参考にしたい
あと、余裕があったら「ショーツ」と「パンティー」のどっちが良いかも頼む
>>475 男の願望を実現したいなら「おっぱい」で「パンティー」だ。
亀仙人のじっちゃん疑惑、そっちのほうがエロいw
しかし、できる限りフェイトさんらしさを出したいなら、すごく悩むところでもあるな、うんw
胸の大きさと年齢による
>>474 エリオの虜になってしまうわけだな
する時は「はやてお姉ちゃん」って呼ぶようにエリオに頼むはやてだな!
そしてある時フェイトに目撃されてしまうと
当方のSSは一発ネタからはじまったんだぜゴルァ
非エロだゴルァ
【注意書き】
以下の条件に当てはまると思われる方は閲覧を遠慮願う
@エクソシスト
A職業上の「勇者」に該当される方
B原作原理主義を標榜されている方
C全オリジナルキャラクター撲滅推進委員会にご所属の方
Dパロディ・ネタSSにおける捏造設定及び登場キャラクター
の性格崩壊について糾弾する会にご所属の方
E聖母なのは党にご所属の方
Fフェレット愛護団体にご所属の方
Gミッドチルダにお住まいのスバル・ナカジマさま
新暦76年5月14日
高町なのはは狼狽していた。
模擬戦の開始からわずか5分。
なのはは牽制の直射砲撃を撃った。
それはあくまで牽制であり、大した威力は出ないはずだった。
だが、それは予想を遥かに超える高出力で
進行方向にある全ての壁を破壊しつくした。
轟音。粉塵が舞い、もうもうとあたりを薄暗く覆う。
なのはは自分の起こした惨状に愕然とした。
物理破壊をともなった殺傷設定。
自分は設定を変更するよう命じた覚えは無い。
訓練で、このような高威力かつ殺傷性の高い
砲撃を撃つ必要性などないことは、
レイジング・ハートとてわかっているはずだ。
なのはは手の中の愛機を信じられない思いで見おろす。
「な…なんでファイアリングロックが勝手に解除されてるの?」
《YES! Yes!! Yees!! YEEEEEEEEEES!! 》
「ちょっと…?レイジングハート!?」
《Le, Le, Let's shoooooot it! 》
「え?」
《LET'S SHOOT IT !STAR LIGHT BREAKER ! 》
「ちょっ……!」
なのはは慌てて何度もRHに呼びかけるが、
愛機は意味不明な発言を繰り返すばかりだった。
一体、RHに何が起こったというのか?
なのはにはわからない。
だが、どこかに不具合を起こしているのは明らかである。
何よりも、妙に好戦的な
RHをこのまま放っておけば、
スターライトブレイカーを勝手に、
発動しかねないような気がしたので、
なのはは強制的にRHを待機状態に戻した。
恐ろしい。
はやくマリーさんに診てもらわなければ。
冷や汗を流しながらなのははそう思った。
「それにしても…」
目の前の壁に開けられた大穴を見て、
なのはは鬱々とした気分にならざるをえなかった。
緊急時以外のときに勝手にファイアリングロックを
外すだけでも大変な規則違反である。
ましてやなのははオーバーSランク魔導師。
激しい叱責が待ち受けていることは間違いない。
最悪、懲戒免職だってありうるだろう。
「……」
しかし、そんなことより何より、
なのはが自分自身を許せないのは、
自身の生徒に向けて、
殺傷性のある砲撃を放ってしまったことだ。
撃つ前に魔力反応で全員の位置を確認し、
彼らに直撃しないコースで斜線をとったので、
誰も負傷等は負っていないであろうが、
下手をしたら今の砲撃で命を奪っていた可能性だってあるのだ。
いくら故意でなかったとはいえ、
「事故」などという言葉ではすまされないだろう。
「教導官失格だね…コラード三佐や軍曹に顔向けできないや…」
これではとても訓練の続行は望めない。
なのはが念話で各員に、模擬戦の中止を伝えようとしたとき、
突如、レイジングハートから「ヴゥゥーン」と、
低い駆動音が聞こえた。
なのはが意識をレイジングハートに戻すと、
異質な術式が展開されはじめているところだった。
なのはは猛烈に嫌な予感をおぼえた。
《şimdi acil modasının sistemin açılışını yapıyorum.
kod-adı اق شيطان başlangıç ...şimdi 40%...60% oldu...
80% oldu...şimdi 95%......bütün sistem tamam oldu.》
「レイジングハート!?一体何を……!!」
《başlangıç(起動) 》
起動の宣言とともに、
結界が瞬時に展開される。
その色は鮮やかな桜色。
なのはの魔力光だ。
だが、その術式は異質。
《Haber gönderiyorum(情報、送信) 》
ミッド式ともベルカ式とも違うデバイス言語が
なのはの頭の中を駆け巡り、蹂躙する。
《―― بسم الله الرحصن الر حيم Haza kitab Şerif Ak Şaytan Gazi.
Raviyanı kühün ve naqilanı sehün rivayet qılurlar kim bir gün
o 'alem fahri ak şeytanı صلى الله و سام mubarek mızraksını düşmana
virip……》
「うっ…ぐっ!あ…がぁぁぁ……いっ…いやああああぁぁぁっ!」
RHからおくられる情報の洪水が
なのはの脳髄を焼き尽くす。
その顔は苦悶にゆがみ、
思わず膝から崩れおちる。
眩暈とこみあげてくるものに
耐えられず、
胃液を吐き出す。
全身が震え、脂汗が滴る。
魔力が凄まじい勢いで
RHに搾り取られていく。
なすすべなく、
助けを求めるように
差し出された手は宙をきった。
いつしか体を支える力さえ失い、
顔面から地面にドサリと落ちる。
どれくらいの時が流れただろう。
地に伏していた白きエースは
ゆらりと立ち上がった。
手にするのは黄金の長槍。
瞳に浮かぶのは狂気の色。
「ふふふふふ…」
なのはの全身を駆け巡る魔力は
戦いを求めて暴れまわる。
今なら星すら砕けるだろう、となのはは感じた。
「あはっ!あっはっはははっはは!凄い!凄いよレイジングハート!」
高笑いが響き渡る。
高町なのはは壁の向こうにいる武装局員たちの
魔力反応を確認し、凶悪な笑みを浮かべた。
そう、惨劇はここから始まったのだ。
/////////////////////////////////
134 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:12:39 ID:0TaSukE
散開おk。つぎどうすれば?
135 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:12:50 ID:NuGtrAH
とにかく撃たせろ
デーモンの魔力が底をつくか、救援が来るまで
ひたすら逃げ回れ。それしかない。
136 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:13:12 ID:SzbZgV/
基本はそれでいいけど、逃げるだけじゃあかん
誘導弾で追いかけてくるから、ある程度迎撃せな
137 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:13:24 ID:hiNikATi
バーカ、残ってるのはBランカーしかいねーんだぞ?
いちいち迎撃してたら魔力もたないし、
大量の魔力弾で襲われたら逐次迎撃はこいつらじゃ無理
138 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:13:36 ID:m0BukuN
かといって、シールド展開すると防御削られる上、
動けないから魔王の格好の標的になるってわけだ((;゚Д゚)ガクブル
しかし指揮官とAランカーが全部つぶされたのは痛いな…
139 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:13:37 ID:+IAngGN
だから、ギリギリひきつけて砲撃とか直射魔法撃たせて
回避、離脱、もし離脱に手間取ったら仲間同士でフォロー。
それで逃げ回って時間稼ぎ。これが一番安全。
140 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:13:47 ID:gkBr763
>>139 どこが安全なんだよ!?
殺傷設定だってこと忘れてないか?
一発くらえばあぽーん
141 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:13:58 ID:SzbZgV/
魔力食うんはわかるけど、やっぱ誘導弾がきたら迎撃しないとヤバス
避ける→動きが誘導される→めのまえにまおうが…
シールド→ロックオン→どっかーん
回避しつつ打ち落とせれば一番ええんやろうけど…
142 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:14:07 ID:Uus0DaA
>回避しつつ
すでにこの時点で誘導されてるって
その場を動かずに打ち落とすのがベター
143 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:14:13 ID:hiNikATi
>>142 だーかーらー、動かないで止まってたらロックオンされるっつーの!
144 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:14:22 ID:7nA4saN
ロックオンされたらされたで、
単純に回避すりゃいいじゃん。砲撃は直射攻撃だから避けやすい。
145 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:14:36 ID:KKeN/sa
>>144 タカマチの火力は異常。拡散具合が鬼すぐる。
砲というよりもはや壁だぞ?完全回避はストライカー級でも難しい。
もし避けそこなったら最後、防御のうえからでもおとされる
146 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:14:49 ID:Uus0DaA
屋内だから遮蔽物をうまくつかってやり過ごすってのは?
魔力の節約にもなるし
147 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:00 ID:28To4bE
>>146 Bラン新人じゃ難しいな
しかも高町レベルならあらかじめそういうパターンの動きも
考慮済みな可能性が高い。教導官を甘く見るな。
148 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:05 ID:0TaSukE
けけっきょくどーすりゃいいの???
いまのとこ、ゆうどうだんはあんまつかってこないけどぉいやああああこっちきたああああああああああああああああああああああああああ
149 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:07 ID:NuGtrAH
現場の奴ら、もしタカマチの魔力が少なくなっても近づくなよ
集束砲もってるからな。油断するな
150 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:11 ID:7nA4saN
誰か隊に転移魔法つかえるヤシいねーの?
それで脱出とかできるんじゃ
151 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:17 ID:hiNikATi
>>150 あれ高等魔法じゃん
それに本局内は転移魔法できないようになってるから無理
152 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:25 ID:13km9Ra
非常隔離に巻き込まれてどっちにしてもB区画から出れないから
俺も助太刀しにいく。一応、Aランカー。ミッド式。執務官候補生。
いま残ってんの6人?
153 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:34 ID:m0BukuN
さっき1人やられたらしいから5人
無理すんな
154 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:40 ID:gkBr763
ご武運を
155 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:42 ID:PaNPiI1
白い悪魔こえーよ。このスレ見てるだけで恐ろしいわ
156 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:43 ID:+IAngGN
そもそもなんでこんなことに…?
157 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:15:51 ID:/∞49Boh
タカマチは懲戒免職&監獄行きじゃね?
wktkが止まらんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
158 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:16:03 ID:8maDA3
私もB区画に閉じ込められてるんですが…
戦線に加わったほうがいい?ちなみにランクはC。嘱託。
159 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:16:08 ID:KKeN/sa
逆に足手まといだろ
160 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:16:15 ID:28To4bE
>>158 やめとけ。Cじゃ無理だ。死ににいくようなもの。
レアスキルもってるんなら別だが。
161 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:16:29 ID:SeEs01N
魔法をつかえない俺には死んだ振り作戦しかない…
誰か俺をここから出してーーーーー!救助隊カモーーーーーン!!
162 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:16:47 ID:UwdCTw/
>>161 大丈夫。今行くから!
安全なところまで一直線だから!
なのはさん!待っててください!いま助けにいきますから!!
////////////////////////////////
次元航行艦クラウディアは第52指定観測次元を航行中であった。
急な任務が入っていないためか、
艦内ではデスクワークにいそしむ姿が多く見られた。
とりわけ他と違う空気をまとっている一角があった。
真剣な表情で、
目は端末に向けられたまま、
凄まじいスピードでキーを打っている。
カタカタカタカタカタカタカタ
(駄目!慣れてないのに接近戦に持ち込むとか自殺行為!!!頭冷やされる!)
ポチカタカタポチッ…カタカタ
(えっ?殺傷設定?なのはが?これ釣り…だよね?まさかね?)
カタカタカタカタ
(うわあ…なのはさんキレた?すごーいwww面白そうw)
カタカタカタカタカタカタ
(とにかく焦るな!魔力量の多寡が必ずしも勝敗を決するわけではない!
送信、っと。まったく!何を考えているんだ!なのはは!)
「提督もフェイトさんもシャーリーさんも、それにランスター君まで…凄いなぁ」
「真剣さがこっちまで伝わってくるようだ」
「仕事熱心だなぁ」
「すげぇよな」
「管理局員の鏡だな」
「俺たちも頑張らなきゃな」
「そうだな、頑張ろう」
「新人のランスター君に負けるわけにはいかないしな」
「提督達があんなに真面目に仕事してんのにサボるわけにはいかないしな」
「よ〜し、この報告書今日中に終わらせるぞ〜」
「俺ももっと詳しい資料を探してくる」
「次元の監視は任せとけ〜」
●●●
同時刻、時空管理局本局内無限書庫にて。
目の前の人物の言葉に、
表情に、雰囲気に、
ユーノ・スクライアは息を飲んだ。
(な、んだ?これが、あの、マリー、さん?)
目の前の女性は先ほどと変わらず
挑戦的な笑みを浮かべている。
どうする?
目を閉じる。
――僕だって男だ。
息を吸う。
――責任はもつ。
腹をくくる。
――最後まで。
「まさか」
ユーノも笑う。明確な意思を瞳に宿らせながら。
「では」とマリーが切り出した。
「答えてください。…あのデバイスは、何処で手に入れたんですか?」
ラーメン食ってくるノシ
ここでやめるなぁ!
ここで続くならいいけどそうでないなら今回の分を書き終えてからラーメンに行けぇ!
ちょwwwこんなとこでwww
ちくしょう、GJだぜ!!
こんなテンション高いレイハさんは初めて見たwww
なんともシリアスな展開にkwskが止まらないわけですが
wktkwktk
続くっぽいよね?多分だけどw
>>476-477 有難う参考にする
俺選択間違ったっぽいw
>>490 ここで切らないでぇええ
何仕込まれたんだRH
wktkが止まらねぇww
なんて生殺し……
レイハさんが壊れたーー?!
つか、なのはさんは洗脳されて魔王化してるし、誰が止められるんだ、コレ……
あと、
162 名前:名無し局員くん@正義の味方 投稿日:76/5/14 14:16:47 ID:UwdCTw/
>>161 大丈夫。今行くから!
安全なところまで一直線だから!
なのはさん!待っててください!いま助けにいきますから!!
行くな! 行くんじゃない!! ミッドチルダにお住まいのスバル・ナカジマさぁぁぁぁぁぁん!!!
……トラウマにならなきゃいいけどな。
投下GJってなんかいきなり展開が180度違うベクトルにー!?
レイハさんノリノリだけど洒落になってねーぞww
あとクラウディアのメインキャラ勢もなにやってんのww仕事中に2chすんなww
その上161を見るにスバルが出てきそうな雰囲気がするのだが……どうだろう?
俺はなのはさんの将来が心配になって来た…
懲戒どころか逮捕とかまで行くんじゃないかという不安が
リアルタイム投下キタコレ
洗脳魔王化と2ch風で吹きかけて
最後のラーメン食いに言ってくるで盛大にフイタwwwwwwwww
俺の抹茶返せw
500 :
( ゚Д゚):2007/12/02(日) 22:53:24 ID:86ijZlhi
GJ!
スバルそろそろ自重。
501 :
( ゚Д゚):2007/12/02(日) 22:54:53 ID:86ijZlhi
IDがハチロク。なのは関係ないけど。
>>496 やっぱりフェイト? 同じようにバルディッシュ暴走させて……
展開的にユーノが何かやったとしか思えない俺w
>>478 義母としてのフェイト、義姉としてのはやて…
完璧だと思うぜ!
なんか洗脳されるなのは、って響きにムラムラしてきた
ひょっとしてレイジングハートの精でも存在するんか?
幼女な旦那とかそういう類の戦争狂な。
>>490 マジでなのはが逮捕されそうで怖いんだけど…
あと何か状況的にユーノもヤバめですし。
とにかく続きがマジで気になりますGJ
後、ヤンデレネタとか思い付いたんですけど
何日かして書きたいとか思いましたスマソセンorz
クラウディアの大多数の方々、仕事してくださいwwww
ユーノはレイジングハートをどこで手に入れたか……
普通に考えれば、一族の誰かが趣味で作ったのをジュエルシード事件の時に
ユーノに渡した、ってところだろうけど……
エクセリオンだけに発掘兵器(ロストロギア)だったりしてw
第四世代型超光速恒星間航行用超弩級万能デバイスであるレイハさんは、
ミッドの知識と科学技術ではその力の数パーセントしか引き出すことができない、というノリか。
510 :
サイヒ:2007/12/03(月) 00:28:40 ID:NNjl3Ad2
スレの流れがユーフェであろうと黙々とクロフェを書き続ける男ですこんにちは。空気は読むものじゃない。吸うものだ。
と言いつつ、今回は猫姉妹×十歳クロノでエロ。エロ薄めのギャグ寄り。
例によってクロフェ時空の話なんでクロフェ分もそこそこあります。
クロノがエロノに進化した日、みたいな話。
ある夜のこと。
二人で夜を過ごす場合はいつもそうであるように、クロノは濃密にフェイトと交わり合い、行為後特有
の虚脱感に浸っていた。
呆けたような脳は脈絡の無い思考しか紡ぎ出さず、あと数分経たずして眠りに落ちるだろう。身体は指
一本動かしたくないほど疲れきっている。
ただそんな中でも左手だけは伸ばして、隣にいるフェイトの胸を撫で回していた。
べつにもう一戦やるための準備などではなく、なんとなく触りたくて丸みと柔らかさを楽しんでいるだ
けである。
汗で濡れた肌がしっとりと手の平に張りつき、力を入れなくても指が沈み込んでいきそうである。毛穴
の一つまで指先が覚えこむほど揉みしだいたはずなのに、何度触れても飽きない。
(枕にして寝たら気持ちいいだろうな……)
しかしそれはフェイトが苦しそうだ。でも一回ぐらいは、などと色惚けたことを考えているとその本人
が声をかけてきた。
「クロノ、まだ寝てない?」
「ああ」
「ちょっといいかな。……その、こんなこと訊くのは失礼だと思うんだけど、どうしても気になって」
なんだろうとクロノが眠気を振り払って身体を起こせば、すまなさそうかつ不審気な目でフェイトが口
を開いた。
「クロノ、本当に私が初めて?」
「初めてって、なにがだ?」
「…………こういうこと」
フェイトの目線が、胸に置いたままだったクロノの手に落ちる。
「……どうしてそう思うんだ?」
「初めてしたときからすごく手慣れる感じだったし、持久力もあるし……」
「持久力は個別差があるものだろう」
「でも、ユーノも今はなかなか出さないけど最初は早かったってなのはが言ってた」
「……そんなぶっちゃけた話をしてるのか、君達は」
まさか自分がしていることもなのはに筒抜けなのか、と頭を抱えたくなるクロノ。
「ユーノは段々慣れたから持久力が出てきたって言ってたらしいけど、クロノ最初からこれぐらい保って
た」
「…………」
実はフェイト以外と性交渉したことは、ある。ただお世辞にも良い思い出とは言い難いので口にしたく
なく、かつ今日までフェイトに隠していたことが気まずい。
白状すべきか誤魔化すべきか悩むクロノだったが、すぐにはたと気づく。即座に否定しなかった時点で、
白状したも同然だった。
そこにフェイトの追い討ちが入る。
「思い出したら、最初に抱いてもらった時も『僕も初めてみたいなものだ』って言ってた」
もはやフェイトの眼差しは不審十割である。
「みたいなものって、なに?」
これはもう言ってしまうしかなさそうだった。黙り通せば最悪二股をかけていると疑られて、別れ話に
発展しかねない。
溜息を一つついて、クロノは重い口を開く。
「本番までするのは、正真正銘君が初めてだ。…………ただ前戯レベルでなら、したことがある」
「……風俗とかそういう所で?」
「違う」
一度口にしてしまった以上、最後まで言い切らないとフェイトは納得しなさそうだった。
溜息をついて、クロノは記憶の最奥に封印していた忌まわしい記憶を呼び覚ます。
「……あれは僕の十歳の誕生日だった」
Mischif of cat
「ハッピバースデークロ助!! パチパチパチ」
グレアム邸の一角にあるクロノの部屋。テンション高めに口と手で拍手しているのは、クロノの近接戦
闘の先生であるリーゼロッテ。他にこの部屋にいるのはクロノだけである。
「いやー、クロ助もついに年齢二桁か。師匠としては感無量。ほーらほら、こういう日はいつもみたいに
仏頂面してないで笑って」
「……これはどういうことなんだ、ロッテ」
むにむにと頬を摘んでくるリーゼロッテを無視して、クロノは冷ややかな声で問いかけた。
現在、クロノの手首足首は紐でベッドの支柱にくくりつけられている。攣らない程度の遊びはあるが、
引っ張っても到底ほどけそうにない。
本日の訓練の締めは格闘戦だと言われ構えた瞬間、胴廻しマッハ回転蹴りを脳天に喰らって記憶が吹っ
飛び、気がついたらこうなっていた。
「あ、これ? クロ助にバースデープレゼント持ってきたんだけど、万が一受け取りを嫌がられたら傷つ
くなー、だったら強引に受け取らせてしまえ! と思って」
「拒否されるようなもの選ぶなよ!」
「大丈夫大丈夫。ちゃんとクロ助お望みのものだから」
うさんくさい笑みを浮かべながら、リーゼロッテがベッドに近づく。
「新しい教材が欲しいって言ってたよね。ちゃんと持ってきてあげたよ」
「どう見ても手ぶらなんだが……」
「教材はここ」
リーゼロッテの指が自分の顔を指す。
「保健体育の実地教材」
わけの分からないことを言いながら手をわきわきさせる猫耳女に、クロノの背筋がぞっとする。
「具体的に言っちゃえば、女の身体に関するエトセトラ。私の体のあーんなところやこーんなところまで
出血大サービスで見せちゃおう!」
「全くいらないから帰ってくれ!」
「うわっ、傷ついた! 女の子にそんなこと言うから、可愛い顔してるのにラブレターが一通しかもらえ
ないんだよ」
「なんで数まで知ってるんだ!?」
「クロ助の留守中に部屋物色してるから。引き出しを二重底にしたぐらいで安心してるとは、まだまだ青
いねぇ」
今度グレアムに頼んで部屋の鍵を五重にしてもらおうと心に誓うクロノだった。
「それに執務官の仕事には女の子の身体を知ってると有利だよ」
「……どういう場合に?」
「例えば、母親に鞭打たれながら犯罪行為に手を染めてた女の子の弁護することになって、身体の傷を証
拠材料にしようと調べたら、その優しく慣れた手つきに恋愛フラグが立ったぁ! みたいな?」
そんな馬鹿げたことが実際にあるものか、とクロノは心中毒づく。
「……ま、御託はこんなもんにして、それじゃあ授業いってみよー!」
がばっ、とボタンを引き千切る勢いでリーゼロッテが上着の前を開いた。
下着をつけておらず、ぽよんと出てくる真っ白な物体。
「!?」
咄嗟にクロノは目をつむった。
色々いたずらはされれどもリーゼロッテはもはや家族同然の存在であり、その裸を見てしまうというの
は十歳の思考からすれば犯罪行為に等しいことだった。
「駄目だよ。ちゃんと目を開けないと勉強にならないから」
指が目をこじ開けようとするが、クロノは全身の力は瞼に集中して必死に目を閉ざし続ける。
「だったら、これでどーだ!」
「うむぅ!?」
顔面にゴム鞠のようなものが押し当てられた。凶悪なまでの柔らかさで、鼻も口もぴったりと塞がれてしまう。
これがなんなのか想像はつく。つくが故に、クロノはますます必死で瞼を開けないようにする。顔も動
かして逃れようとするが、がっちりと手で固定されており首を振ることすら出来ない。
それでも暴れるクロノだが、しばらくするとその理由が変化する。
リーゼロッテの胸で完全に空気の通り道が塞がっており、酸素が吸えないのだ。なんとかそれをリーゼ
ロッテに伝えようとするが、声が出せない状態ではどうしようもない。
苦し紛れに口を開けてみるが、乳肉が口の中に入り込んできて余計に苦しくなる。慌てて閉じた拍子に、
思い切り噛んでしまった。
「あ痛っ!!」
叫んでリーゼロッテが離れる。ようやくクロノは息を吐けるようになる。
「いたた……何するのさクロ助」
「げほっ……噛んだのは悪いけど、おかしなことした君が元凶だ!」
「……あっそ、そんなこと言うんだ」
低くなったリーゼロッテの声に、邪悪なものが混じる。
何をする気だと思うが、まだリーゼロッテが服をはだけているとまずいので目が開けられない。
ひょっとしてこれで諦めてくれないかと思うが、儚い希望はすぐに打ち砕かれた。
「胸はクロ助のお気に召さないみたいだから、課題変更。女の身体じゃなくて、男の身体について教えて
あげる」
ジーッと、チャックが一気に引き下ろされた。
「な、なにするんだ!!」
驚愕のあまり、つい目を開けてしまうクロノ。
胸を押し当てられたせいで、半強制的に勃起したものが丸見えになっていた。
「嫌がってたくせに身体は正直だね」
親父臭いことを言いながら、リーゼロッテの舌がべろりと舐め上げた。
「ひぁっ!?」
耳と尻尾がそうであるように、人間体でも身体の所々が猫と同じであるリーゼ姉妹。舌もそういう部分
の一つであり、ざらざらとした舌の刺激にクロノは声変わり前の甲高い声を上げてしまう。
一気に股間が最大まで膨れ上がる。それをしげしげと観察するリーゼロッテ。
「背がちびっこいとこっちは大きくなるっていうけど、本当だねぇ。これは将来女泣かせになれるよクロ
助」
言い終えると、また舌がぬらぬらと先端を這う。器用なことに、口だけ使って皮が剥かれていく。
薄桃色な肉が外気に晒される。クロノ自身、そこの色は初めて見る。そこにふっ、と息を吹きかけられ
てまたクロノは喘ぐ。
「頼むからやめてくれ!」
必死で腰をよじるが、四肢を束縛されている状況では動かしようが無い。あっさり押さえられてまた先
端を嬲られる。
血管が張り詰めすぎて痛い。同時に、ほとんど未知の快楽が股間から駆け上がり背筋を震わせる。
根元がかきむしりたいほどむずがゆい。排尿感に近いが、何かが違う。
「出る! おしっこ出るから離れて!」
「ふふふ、クロ助。本当は出るのがおしっこじゃないって分かってるんじゃないかな?」
ぴちゃぴちゃと舐めていた舌を止めて、リーゼロッテがにやりと笑う。
「この間、早朝にこっそりパンツ洗ってたよねえ? エッチな夢見て、目が覚めたら漏らしてたんでしょ
うが?」
それは事実だった。夢の中で顔も知らない女の子の裸が出てきて、朝起きたらパンツの中がべたついて
いた。粘度の高さにおしっこではないというのは分かったが正体までは見当がつかず、病気になったのか
と悩みまくったものである。
「ここでリーゼロッテ先生のポイントチェーック。こんなことするとここから出ちゃう液体は精液と言っ
て、女の子の中に出しちゃうと賠償問題にまで発展する大変な液体なのです。……しかし気持ちいいもの
は気持ちいい。なので」
ぐいっと陰茎が強く握られる。
「責任取れる大人になるまでは自分の手で出すだけにしておきましょう。……こうやって!」
その力加減のまま、先端まで引っこ抜くようにしごきあげられた。
「ああああぁぁぁぁ!!!!」
明確な意識を持ったままでは初めての射精。
脳内のブレーカーが一斉に落ちて、目の前が真っ暗になった。
腰にまた痺れるような感覚がある。それでクロノは気絶から覚醒した。
まず聞こえたのは水音。ぴちゃぴちゃと水を叩くような音が下半身でしている。
「若い子のは水っぽいけど、適度な苦味で飲みやすいね。……おっ、起きたんだクロ助」
耳は正常な機能を取り戻したが、目はまだ暗いままである。何度もまばたきして、ようやく電灯の光が
認識出来るようになった。
「……クロ助の顔と声。可愛すぎたから我慢できなくなっちゃった」
焦点のぼけた視界の中で、下まで脱いでしまったリーゼロッテが立っている。もう裸を見てはいけない
という気力も起こらない。
「それにこれなら男と女の身体について、同時に分かるしね」
女の子の中で出す。リーゼロッテの言葉を思い出す。これからするのが、きっとそういうことなのだ。
千々に乱れた思考を必死にかき集めて、クロノは言葉を発する。
「……さっき、大人になるまでするなって……言ってただろ」
「大丈夫大丈夫。私達人間の子供は作れないから、出したい放題」
ひたり、と先端に何かがくっついた。
「それじゃあいただきま……」
「こら、それは駄目でしょロッテ」
部屋に第三者の声がした。
「本番はちゃんと自分で選んだ女の子とさせてあげなさい」
いつのまにか、部屋の中に双子の片割れ、リーゼアリアが侵入していた。
「えーっ! ここまで来たらするもしないも一緒じゃない」
「駄目なものは駄目。クロノはけっこうそういうのこだわりそうだから、心の傷になったらどうするの」
特に驚いていないところを見ると、リーゼロッテは気づいていたらしい。
リーゼアリアの登場に、心底ほっとするクロノ。リーゼロッテに比べればかなり常識家の彼女なら、こ
の恥ずかしい行為に終止符を打ってくれるはずだ。
リーゼアリアが壁際から近づいてきた。そのままクロノの手足を縛る紐を解いてくれるはずだった。
だが、彼女はベッドに上りクロノの顔を跨いだのだった。そこでようやくクロノは気づく。リーゼロッ
テと同じく、下半身に何も着けていなかった。
ふっさりとした毛が生えている股間。そこに指がもぐりこみ、奥の扉をくぱりと開けた。
「いい、クロノ? おちんちんはね、本当はここに入れて出すものなんだよ。けどそれは、いつか見つけ
るクロノの本当に大切な人に取っておきなさい」
リーゼアリアが何か言っているが、クロノの耳にはろくに聞こえない。
初めて見る女性の身体の奥から目が離せない。
ピンク色の粘膜。中は小さな起伏が無数にあり、それがうっすらと濡れて光っている。雫が一滴、ぽと
りと垂れて顔で跳ねた。
そこが男女の行為のなにかで使うということは二人の会話から把握していたが、何をどうしてどう感じ
るかをクロノは知らない。それでも、男の本能のようなものが惹きつけられる。
知らず知らず、唾をごくりと飲んでいた。
にゅっ、と横からリーゼロッテの顔が覗く。
「濡れてるってことは、大分前から覗いて弄ってたりしたの?」
「うん。ロッテが気絶してるクロノを部屋に運び込んでる時から」
「……一番最初からじゃない」
「さて、リーゼアリア先生の補習授業は以上で終了」
リーゼアリアがベッドから下りる。
「今日の授業はここで終わりにしてもいいんだけど」
そこで言葉を切って、にやりと妹と同質の笑みを顔に浮かばせた。
「ロッテはプレゼント代わりにこの授業してくれたんだったよね。……私は別のプレゼント用意してある
から、授業料しっかりもらうよ」
また陰茎が握られた。
「……君もか」
クロノは絶望的な気分だった。もう無駄な抵抗をする力も残ってない。
「口と手は体験したから、今度は私達でないと出来ないことしてあげる」
手が離れ、するりと何かが股間に巻きつく。見ればそれはリーゼアリアの尻尾。さっきのリーゼロッテ
の指ほどきつすぎない強さで、幹をきゅっと締めつけている。
そのまま尻尾全体が上下しだした。
「くああ……!」
猫特有のぬるりと湿ったような毛皮。さらに擦れるたびに毛の一本一本がぞわぞわとした刺激を加えて
くる。
「私の尻尾とロッテの指。どっちが気持ちいい?」
「そんなの……分からないぃ!」
「どっちつかずな答えだと女の子は気分悪くしちゃうよ? 私は可愛い声聞けたから満足だけど」
尻尾は根元だけ締めたり、先端同士をくっつけたりと実に多彩な動きで攻めてくる。
その動きが、急に乱れた。
「ちょ、ちょっとロッテ! 尻尾挿入れないの!」
「こんなにびしょびしょにして寂しそうじゃない。ほれ、うりうり」
「胸まで揉まない! はぁんっ!」
姉妹が何かしているようだが、天井を仰いで喘ぐクロノからは見えない。だがその甘ったるい響きで、
ますます股間に血が集まっていく。もう男根自体が破裂してしまいそうだ。
「ま、また出るっ!!」
「アリアの顔に出しちゃっていいよクロ助。アリアもそれでイけそうだから」
「出して! クロノの熱いの顔に出してぇっ!」
リーゼアリアが叫んだ拍子に、手元が狂った。
ざくりと、尖った爪が鈴口に突き刺さる。
「うわあああぁぁぁっ!?」
再び、脳内を駆け巡る電流に思考が灼かれる。
今度も抵抗することは出来ず、腰からどくどくと白濁液を流しながら、クロノの意識は暗闇に落ちていっ
た。
「…………そういうことが昔あったんだ」
クロノが語り終えると、後には重苦しい沈黙のみが残った。
フェイトは話の途中からずっとうつむいており、その表情は窺えない。
(やっぱり嫌なんだろうな)
例え遙か昔のことといえ、恋人が自分以外の女性と寝るに等しい行為をやっていたというのはショック
だろう。
クロノも想像してみる。フェイトが自分と出会う前に別の男、例えばユーノあたりに無理やり手淫や口
淫をさせられていたとすればどう思うか。
(…………よし、殺そう)
脳内でフェレットもどきの生皮を剥ぎ三枚卸に取りかかろうとした時だった。底冷えのする声が寝室の
空気を凍らせた。
「……クロノ、それ、何回したの?」
「な、何回っていうほどは……」
「な ん か い し た の!?」
「……十三回」
味をしめた猫姉妹はその後も来襲し、口・胸・足での性器弄りに加えて胸の揉み方舐め方のレクチャー、
果ては舌による前立腺刺激までやられた。
もちろんその全てにおいて、クロノの意志など存在していない。ロープ・鎖・バインドなどでがんじが
らめに縛られた状態であった。そこまでされてもあの姉妹と普通に接することが出来る自分を、ちょっと
褒めたい。
それらのことに唯一良い点があったとするなら、あらゆるマニアックなことをやられたため色事にかな
り耐性がつき、フェイトとする時の役に立ってるぐらいか。
もっとも同時にクロノは軽い女性不信に陥り、フェイトとくっつくまで浮いた噂の一つも立たない生活
を送ることになったが。
「私の知らないところでそんなに……!」
「い、いや、君と出会う前だから知らなくて当たりまええええ!?」
フェイトの身体が跳ね上がり、勢いよく押し倒されるクロノ。
至近距離でどす黒い炎が宿った瞳に睨まれ、クロノは強制的に悟らされる。
自分の恋人は、ものすごく嫉妬深かったのだ。
クロノが他の女性に全く目移りすることがなかったため、今日の今日まで気づかなかった。
「……それもそうだね。だったら」
フェイトの目がすぅっと細くなる。
「同じだけしてくれたら、クロノは許してあげる」
「十三回!? 絶対無理…………むぐぅ!?」
噛みつくように口づけされ、言葉が封じられる。
そのまま、優しさの欠片も無い怒涛の淫技が始まった。
「ふぇ、フェイト、もう四回も出したんだからこのへんで……」
「まだ二回だよ。口と胸に出したのは回数に入れないから」
「も、もう舐められても勃たない……うわぁ!?」
「へえ、男の人ってここに電気流したら元気になるんだ。それとも、実はクロノがマゾだからなのかな。
……どっちにしろ、これでまだ出来るよねぇ……ふふふ」
「……出ない。いくら勃たされても……出ないから……勘弁してくれ」
「まだ出るはずだよ。……赤いのが」
「…………何があったのクロノ君?」
艦長室に資料を持っていったエイミィが見たのは、ミイラ化寸前の艦長の姿だった。
目の下に隈が浮いてるぐらいは何度も見ているが、肌がかさつき骨に貼りついたようになってる。生気
も水気も根こそぎ吸い取られた成仏五分前のような有様である。
首を動かす元気もないのか、目だけがエイミィを向いた。
「なんでもない……なんでもないんだ。…………太陽が黄色いけど、本当になんでもないんだ」
「……それってやりすぎの時の」
「お願いだから訊かないでくれ……!」
本気で泣き出しそうな顔のクロノに、これ以上水分流したら本当に死んじゃいそうだなと思ったエイミィ
は深く詮索せず退散することにした。
「足りなかったから今日もだ……」
意味不明なことを呟きながらディスプレイに向き直るクロノ。だが指が二、三回キーを叩いたかと思う
と、急に手が止まってばったりと机に倒れてしまった。
ついにお亡くなりになってしまったかとエイミィが近寄ってみると、がばりと起き上がったクロノが叫
んだ。
「なんで……なんでこのタイミングで来るんだ!!」
クロノが指差すディスプレイに目をやると、艦長宛のメールをチェックしていたらしく、そのうちの一
通が開いている。
「これって……へえ、この二人こっち来てるんだ。会いにいかないと」
のんきなエイミィと対照的に、恐怖に引きつった顔のクロノは呻いた。
「血の雨が降るぞ……!」
「…………何があったんあれ」
出勤したはやてが見たものは、目に見えるほどの不機嫌オーラを発散しながらマムシドリンクをちゅー
ちゅーすすってる親友兼部下の姿だった。
仕事の打ち合わせをしたいが、半径三メートル以内に入れば問答無用で睨み殺されそうな雰囲気である。
「ここはやっぱり一の親友であるなのはちゃんが行ってくれへん?」
「わ、私が!? 副隊長のシグナムさんの方が……」
「角が立たなさそうなシャマルがいいだろう」
「接点の少ないヴィータちゃんが適任だと思います」
「わけわかんねえ理由だな! エリオかキャロに頼もうぜ」
「十歳児にあれに立ち向かえ言うんは酷やろ……」
「絶対泣いちゃうね……。やっぱり最近働いてないはやてちゃんが行くべきかな」
「し、失礼な! 出動とかしてないから目立ってないだけで、いっぱい働いとるって! 本当に! もの
すごく! 絶対!」
「なぜそんなにムキになるのですか主はやて」
ババの押しつけ合いをやっていた時だった。ずいぶんと懐かしい声がした。
「やっほーー!!」
「こんにちは」
傍若無人にずかずか入ってきた部外者は、リーゼロッテとリーゼアリアだった。
「リーゼさんたちどないしはったんですか?」
「父様の同僚だった方にちょっと用があって」
「ついでにクロ助が彼女作ったらしいから、からかっておこうと思って。えっと、それでその彼女のフェ
イトちゃんは……」
探すリーゼロッテにつられてフェイトのいた方を見るはやてだが、先刻まで座っていたはずの席に姿が
ない。
どこにいったと首を回した時、今度はリーゼ姉妹の身体がつんのめるように後ろへ倒れた。
「はやて、訓練施設借りるね」
そこには猫姉妹の襟首を引っつかんだ完全武装状態のフェイトが立っていた。その迫力に反射的に頷い
てしまうはやて。
ありがとうと平板な声で告げて、フェイトは二人を引きずって歩き出す。
「な、な、何事!?」
「なんかすごい邪悪な波動を感じるんですけど!?」
「なんでもありません。私もバルディッシュもやる気いっぱいなだけですから」
「殺る気と書いてやる気!?」
「警察! 誰か警察呼んで! 殺人予告者がいるーー!!」
その叫びを最後に、三人の姿はドアの向こうへ消えていった。
「ここ、ある意味警察みたいなもんやねんけどな……」
状況がさっぱり把握できず、とりあえずつっこみを入れてみるはやて。
「……それでどうするのはやてちゃん?」
「……こういうときはあれやね」
ぐっ、と親指を立ててはやては宣言した。
「見なかったことにしよ!」
全員が黙考一秒。同じく親指を立てて同意した。
「さあ仕事仕事。怪我人今日もいないけど仕事しなくちゃ」
「あー忙しい忙しい。訓練施設使えねえから新人達の訓練出来ないけど忙しい」
散っていく面々。はやても隊長室へ向うべく部屋を出る。
廊下の窓から外を見れば、訓練施設の方角で特大の落雷があった。かすかに二人分の叫び声も聞こえた
気がする。
そこから眼を逸らし、青い空と白い雲を見上げてはやてはしみじみと呟いた。
「……今日も世界は平和やなあ」
終わり
521 :
サイヒ:2007/12/03(月) 00:48:11 ID:NNjl3Ad2
以上です。
そういやエイミィが台詞有りで登場するのは初めてだ。
超今更だが、独り者にしちゃってごめんなさい(土下座
実はこれ、完結してるように見せかけて前編だったりする。
後編は全員の予想も期待も裏切るシチュのエロになる予定ですが。
GJ!
一つ言わせて欲しい。あんた格好よすぎだよ。
>。空気は読むものじゃない。吸うものだ。 の発言に惚れたよマジで。
>>523 、あた誤爆ッた・・・orz
よく誤爆るなぁ今日はorz
まだ今日が始まってから1時間ちょっとしか経っていないぜ兄弟。
「ゆりかご事件」から六課解散まで半年あったのかよ……
っつーことは、その半年を利用していろいろ捏造設定のSSを書けるじゃんか。
GJだぜ原作者!w
↑
昼に買ってきたけど放置してた今月のメガマガを寝る前に見た馬鹿
すみません。金曜にメガミ1月号を買ってその日の夜に読んだのですが、
寝てる間にすごい電波を受信してしまったようで土曜の朝にかけて鬱なス
トーリーを夢で見てしまいました。
・エロ無し、ただしグロ(体内機械破壊)表現あり
・JS事件から約2年後が舞台。(プロローグ、エピローグに一部違う時間あり)
・そのためオリ設定が一部(デバイス設定、ナンバーズの進路等)入ります
・ノーヴェ&スバルが主役。あとギンガとウェンディもメインで出ます
(プロローグ、エピローグに他のキャラも)
・スバル重傷(大破)、ノーヴェ負傷、あるいはStS本編17話やメガミ今月号
(2008年1月号)のStSコミックのスバル負傷シーンがダメな(見られない)
方は、このストーリーはスルーして見ないようお願いいたします
土曜の昼から、ようやく今頃になって前半(か全体の1/3)ができましたので
問題なければ投下いたしたいのですが、よろしいでしょうか。
(なお、今回投下分にはグロ表現はまだ入っておりません)
よろしくお願いいたします。m(_ _)m
>>528 最初にちゃんと注意書きいれてくれれば問題ない
530 :
528:2007/12/03(月) 04:08:36 ID:bbUpvG4c
>>529 ありがとうございました。
あと入れ忘れてましたが、スバルは重傷は負いますがなんとか生き残りますので
ご安心ください。
(ノーヴェも勿論生存しますので大丈夫です)
それでは投下いたしたいと思います。
・エロ無し、ただしグロ(体内機械破壊)表現あり
・JS事件から約2年後が舞台。(プロローグ、エピローグに一部違う時間あり)
・そのためオリ設定が一部(デバイス設定、ナンバーズの進路等)入ります
・ノーヴェ&スバルが主役。あとギンガとウェンディもメインで出ます
(プロローグ、エピローグに他のキャラも)
・スバル重傷(大破)、ノーヴェ負傷、あるいはStS本編17話やメガミ今月号
(2008年1月号)のStSコミックのスバル負傷シーンがダメな(見られない)
方は、このストーリーはスルーして見ないようお願いいたします
(なお、今回投下分にはグロ表現はまだ入っておりません)
タイトルは「History repeats itself」になります。スルー等される場合はこれをキー
にしていただければと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
12年前。
とある世界で、白き衣の魔導師の少女と……赤き衣の騎士の少女が、
初めて出会い……戦った。
「いきなり襲いかかられる覚えはないんだけど!?」
「この野郎っ!!」
白き少女と赤き少女は、幾度か戦い合いながらも次第に分かり合い、
「ちゃんと合わせろよ! 高町なのは!!」
「ヴィータちゃんもね!!」
力を合わせて、大いなる災悪を葬った。
しかして……その2年後。
白き少女を……悲劇が襲った。
「ごめん……ちょっと失敗した……」
「早くしてくれよ!……コイツ死んじまうよっ!!」
そして……更に8年後……今から2年前。
分かつ大地の法の塔が立つ世界で、青き髪の鋼の少女と……赤き髪の鋼の少女が、
初めて出会い……戦った。
「かえせ……ギン姉を……返せぇ!!」
「急いで手を空けてくれ……チンク姉を助けに……」
かの翼が墜ち、戦いしか知らぬ赤き髪の少女と……その姉妹達に新たな
人生(みち)が開かれた。
しかして……それから2年後。
青き髪の少女に……悲劇が訪れる。
「あはは……これは……ひどいや……」
「おい!……しっかりしろ!!……」
「お願い……ティアには……言わないで……」
「もう……何も言うな……」
出会いは再現され……
思いは引き継がれて……
されど、悲劇は再演する……
かくして……歴史は繰り返される。
「ええっと……ここにも要救助者は無し、と」
周囲の瓦礫の間を覗き込みながら、スバルが確認するように言う。
数秒間ローラーブーツのクリスタルが明滅した後、クリスタルが答える。
「Internal search completed. No surviver in this block
(内部探査終了。要救助者はこのブロック内には見つかりませんでした)」
「ありがとう。マッハキャリバー」
マッハキャリバーの回答に、スバルは安堵の微笑みで感謝を述べた。
第243観測指定世界。
茶色の岩や土と背の低い草の緑がかき混ぜたように混在する、地球…スバル達が
数回訪れたことのある、自分の憧れの人の出身世界である第97管理外世界の一
つの惑星…でいうところのステップ気候の草原の一角で、スバルはかつては石造
りの家だったと思われる瓦礫のそばに立っていた。
被災者がいないことが確認された瓦礫からブーツのローラーを回して離れると、
スバルは通信モニタを空中に開いて回線を開く。
「こちらプレアデス1……第57ブロック終了、要救助者無し。ちょうど祭で隣
のブロックに村人全員が行っていたらしいよ。そっちはどう?」
そう告げたスバルの目の前のモニター画面に、スバルとそっくりな…ただし、髪
と瞳の色が違う顔が映る。
「……ノーヴェ」
「ああ、こちらはプレアデス2。こっちは要救助者3名を確認。全員軽傷で救護
班に渡したところだ」
目前の青い髪と紫の瞳に向かって、赤い髪と金色の瞳の顔がいつものように少し
ぶっきらぼうな口調で答える。
スバルにそう報告した後、ノーヴェはモニタ画面から目を離し首を後ろに回して
瓦礫の山…先ほど自分がそこを掘り起こして要救助者2名を助け出した所…を見
つめながら呟く。
「けど、何者なんだ?…」
『う?』
ノーヴェの呟きにスバルが反応したが、スバルの返答を待たずにノーヴェが言葉
を続ける。
「この土塊の人形を操っていたマスターや、」
そういった後、ノーヴェは視線を瓦礫の山の隣に移す。
瓦礫の山から十数mほど離れた所に、巨大な…高さで言えば4、5m位はあろう
粘土で作った人型のような物体が、人間で言うところのうつぶせの状態で存在し
ていた。
「この人形を……壊していった奴のことさ」
ノーヴェの視線の先にある粘土の巨人。
……その巨人の躯は、同じく巨大で鋭利な刃物で幾つにも切り分けられていた。
通信モニターの隣に出したコンソール画面で救助本部へ探査結果を入力しながら、
スバルはノーヴェの疑問に対してこう答える。
『うーん……今のところ情報が少なすぎて分かんないね。手持ちの情報で検索し
た限りだと引っかからないから、現時点ではUnknown(アンノウン)ってことになる
と思う』
「アンノウン、か」
スバルの回答に、やはりという感じでノーヴェが呟いた。
二日前の……新暦78年6月12日の深夜。
この第243観測指定世界のある地域で発生した、謎の襲撃事件。
数十、いや数百体の土塊の巨人が突然、原住民の集落に襲いかかった。
そして巨人達が襲った集落の内のいくつかで、別の者が巨人達へ攻撃を仕掛けて
いた。
巨人達…あと巻き添えとなったであろう周囲の建物に対し、見えない巨大な刃物
で切りつけ、穴を穿いていた。
巨人達の襲撃は夜が明ける少し前に終息した。何者か分からない巨人達への攻撃
も、合わせるかのように同じ頃には止んでいた。
集落への襲撃の際、土の巨人達は知性を持っていないような緩慢な動きで集落の
建物を壊していった。
ただし巨人達は建物のみを壊し、人に対しては近寄って確認したり追い立てるよ
うな仕草はあったが、明確に人へ危害を加えることは無かった。
しかし巨人達が壊した家々の中にいた人々にとっては、巨人達の意図など問題で
はなかった。それまで建物を形作っていた石や岩が、これらの所為で自分達を押
し倒し閉じこめたという事実は覆せないのだから。
「まあ、このアンノウンの調査はアプローズ執務官のチームが担当だから、そっ
ちで色々調べていると思うよ」
モニタ上のノーヴェに語りかけるように、スバルが言った。
「それよりも」
『ん?』
それまでの柔和な表情から、一転キリッと引き締まった表情に変わるとスバルは
少しキョトンとした顔のモニタの先のノーヴェに話し始める。
「私達は、一刻も早く…一人でも多くの人を助け出すのが一番の仕事だよ。だっ
て私達は」
「ああ、分かってるよ」
モニタ上のスバルの言葉に、ノーヴェはさも当然のように応える。
「あたし達は…」
救急本部への報告は既に終えていたノーヴェは、残っていた救護班に後は任せる
ことを手を振って伝えながら語り出す。
「どんな危険な現場からも助け出す…」
瓦礫の現場に背を向けるノーヴェ。
「Master, the remainder is three blocks. the nearest is No. 134.
(マスター、残りは3ヶ所です。一番近いのは第134ブロックです)」
マスターの準備ができたことを感じて、両足のローラーブーツ…IS対応のインテ
リジェントデバイス…ジェットキャリバーが次の現場をノーヴェに伝える。
「天下の…」
後ろの蹴り脚のローラーのエッジを立てる
「キュルルルーーーーーンンン…」
前足のジェットキャリバーのローラーが、前へ進まんと地面を噛む。
「特別救助隊だからなっ!」
『うん!』
ノーヴェがそう言いきると、モニタのスバルも同意したような笑顔を浮かべた。
「ブュォーーーンン…」
モニタが消えて、乾いた土の道の上を砂塵を巻き上げながら、ノーヴェは疾風の
如く荒野を駆けぬけていった。
「ふう…やっと、あと残り1ヶ所か」
第134ブロックの捜索…要救助者は見つからず…を終えた後、ノーヴェは最後
の現場へ向かってエアライナー上を疾走していた。
「最後のブロックは…古代遺跡のあるエリアか」
幾重にも連なる山谷を眼下に見下ろしながら、ノーヴェはエアライナーのその先
を見つめていた。
『ノーヴェ』
ノーヴェの顔の横に、通信モニタが現れると同時にスバルの声が聞こえた。
『ノーヴェも、第119ブロックに向かってる?』
「ああ、あと10分位で到着する予定だ」
スバルの問いに、ノーヴェは視線を前から逸らさずに答える。
『私も、第198ブロックが終わったからそっちに向かってる。第119ブロッ
クは住人は少ないけど、一番広い所だから』
「ああ…ったく、なんでこんなデカい所を一番最後まで残してたんだ?」
同じ現場に向かって空中を駆けているスバルの言葉に、ノーヴェは腐るように愚
痴った。
『登録されている住人が住んでいる集落には襲撃は無かったんだけど…さっきそ
のブロック内の遺跡の建物内で、破壊された巨人のアンノウンが多数見つかった
って報告があったんだ』
「!?」
スバルからの新情報に、ノーヴェは驚きを込めて視線をモニタ上のスバルに移した。
『で、その破壊された巨人の側で…靴の大きさから見て4、5歳位の子供の足跡
が見つかったんだ』
「子……供?」
ノーヴェの呟きをうけて、スバルが説明を続ける。
『うん。遺跡内は勿論、周辺数キロ以内は無人のはずなんだけど。調査の予定も
ないから調査隊の人とも思えないけど』
「見間違えじゃねえのか。動物の足跡とかの」
面倒くさそうな語気がこもった口調で、ノーヴェがスバルに聞き返す。
『足跡はちゃんとした靴の形をしていたっていうから、動物じゃないと思う』
「じゃあ、数キロ離れた集落の子供がわざわざ此所まできたって言うのか?」
『うーん……でも今のところ迷子の届け出は出ていないんだよね、この辺り』
ノーヴェの質問に、スバルも分からないというか困ったという表情でモニタ越し
に答える。
『でも、遊牧民だと住民登録の土地以外の所に移動していることが多いし、住民
の安否の確認にも時間がかかるから』
「でも、ここら辺は山と谷と遺跡ばっかりで、遊牧民なんて来そうにないぞ」
スバルが何とか思いついた仮定をノーヴェはあっさり否定した時。
……もう一つの通信モニタが、ノーヴェの横に現れた。
『こちらギャラクシー1…こちらも2名、第119ブロックの捜索に参加します』
「『!?』」
ノーヴェと…そしてスバルの目の前に出た新しいモニタに映る紫の長髪をなびか
せる女性の顔を見て、両名とも驚きの表情を表す。
「『ギン姉!』」
ノーヴェと…モニタ上のスバルが、ほぼ同時にその女性の名を口にした。
「遺跡は数百m四方しかないけど内部はかなり入り組んで複雑な構造だから、4
名で捜索するようにとの本部の命令よ」
スバル達2人とは別の方向から、同じように空に架けた道を疾走しているギンガ
は2つのモニタに映る妹達に説明した。
『4名、って』
モニタのノーヴェが何か言いかけた時、ギンガの少し上の上空から…別の声が答
える。
「うぃっス……ギャラクシー2も参加っス」
『『ウェンディ!?』』
2人の二度目の驚きの声に合わせるように、上空からボード…とそれに乗った少
女がギンガの右横に並んで、ウィングロードを併走してきた。
『というわけで、あたし達4名で最後のブロックを調べるっスよ』
昔から変わらない明るい口調で、ウェンディはスバルとノーヴェに言った。
「ウェンディ」
遺跡へ向かいながら、ノーヴェは3個目のモニタ上のウェンディに声をかける。
『何スか?』
聞き返すウェンディに、ノーヴェは何か含むような…ニヤついた表情でこう言い
放った。
「お前……遺跡の中で迷子になるなよ。この前の出場の時のように」
「えっ!? うぁ!! ヒドイっス。あれはロストロギアが造り出した時空迷路
のせいで…」
ノーヴェの言葉に、ウェンディは恥ずかしそうな怒ってそうな顔で言い返す。
『そういうノーヴェだって、その前の前の事件で逃げ遅れて魔法生物の触手にグ
ルグル巻きになって、『助けてよぉ!! お姉ちゃん』とか泣いていたくせにっス』
「うぁぁっ!?!?」
ウェンディに過去の恥ずかしい失態を蒸し返されたノーヴェが、顔を赤くして何
か否定しようと口をパクパクと動かした。
「まあまあ、ウェンディもノーヴェもその辺にしようよ。失敗は誰だってあるん
だから」
と眼前の2つのモニタで言い争う2人へスバルが言ったところで、モニタの2人
が言い争いを止めて揃って目をスバルへ向ける。
そして、ウェンディがモニタの前のスバルへ言い放つ。
『スバルも人も事言えないっス。前の前の前の事件で、要救助者を救出した時に
わたしが空中で引き取りで待機していたのに、『こっちの方が早い』って壊さな
くてもいい遺跡の壁をガンガン壊していった所為で、あたしも一緒に機動三課の
人に怒られたっスよ』
『そうだそうだ。待機してて出場してなかったあたしまで何で怒られなきゃなら
ないんだ?』
「うっ……それは、その…」
2人から自分の失敗を挙げられて、スバルは墓穴を掘ってしまったように情けな
い表情で口ごもってしまう。
「はいはい、3人ともその辺で止めなさい。今は作戦行動中よ」
スバル・ノーヴェ・ウェンディの3人の前のギンガのモニタが大きくなったかと
思うと、ちょっと語気を強めた口調でギンガが言う。
『『『…はい』』』
ギンガの前の3個のモニタ上で、3人は反省の表情でションボリと答えた。
「遺跡の第3ポイントに一度全員集合。遺跡の構造を再確認して捜索範囲を決定
後、二手に分かれて内部を捜索します」
『『『了解!』』』
ギンガの指令に、モニタ上の3人は元気よく答えた。
2人とも、ようやく慣れてきたようね。
3人の…特にノーヴェとウェンディの顔を見ながら、ギンガは心の中で呟く。
自分の周囲のモニタ画面を全て閉じた後、目前に見える遺跡を目指しながら2人
と…更に他の姉妹達と自分達の過去を思い起こす。
…3年前のJS事件。
ノーヴェ達と私達は、敵として出会い、戦い、傷つけ合った。
スバルは傷つき、自分も瀕死の重傷を負い捕まってしまった。
…そして彼女達も、チンクが重傷を負い、ノーヴェも右腕に大怪我をしていた。
自分はスカリエッティに洗脳され、管理局へ襲撃に参加。
スバルと闘い合い…スバルの思いのこもった一撃で、私は倒され正気を取り戻
した。
JS事件終了後、罪を認め管理局の更正プログラムを受けることになったノー
ヴェ達に、私は自発的にプログラムの担当になることを申し出た。
…戦いしかないと思っているこの姉妹達に別の生き方があることを教えられる
のは、同じ戦闘機人の自分しかできないと。
最初は戸惑いを見せていた彼女達も、素直に…まあ、セインやウェンディあた
りは時々はめを外しかけていたが…更正プログラムを受講してきた。
そして1年前、審査の結果更正を認められたということで全員プログラムを終了。
まだ保護観察付きだが、一般社会への復帰…というか、彼女達にとっては初め
ての社会生活に入ることとなった。
とは言っても、保護観察の件や彼女達のメンテナンスの関係もあり、一般の企
業ではなく管理局の職員…能力的には魔導師や騎士と同じ位の力(IS)があ
るのだが、やはり性質が異なるということで、当時は非魔導師と同じ一般職員
の扱い…として全員が入局したのだった。
入局後彼女達は(更正プログラム受講中は制限されていた)自分のISを生か
して、それぞれ違う部署で新しい人生をスタートさせていった。
スバルは六課解散後、念願の特救…特別救助隊に転属。
私も更正プログラム終了後、彼女達の保護観察官を兼任しつつ一旦古巣の第
108部隊に戻って捜査官に復帰していたが、半年前にノーヴェとウェンディ
がスバルと同じ特救へ出向になるということで、彼女らの保護観察官として私
も同時期に特救へ出向となったのだった。
スバルと同じ狭い室内での高機動、そして『スピーダー』…ライディングボー
ドの後継のボード型インテリジェントデバイスでの空中機動を災害や事件での
救出作戦に大いに生かしてきたノーヴェとウェンディは、(いくつか失敗もし
てきたが)移ってきて半年足らずの内に特救でも良い評価を上げるようになっ
ていた。
2人の所属する特救の班長も、2人を出向ではなく正式に特救に迎えたいと先
日の保護観察官との定例会議で熱く語っていた。彼女達の出自も知った上でそ
う言い切ってくれた班長を見て、私は彼女らの更正プログラムを担当したこと
…そして、彼女らの未来が明るいものになる可能性が高まったことは間違いな
い事だと確信できるようになってきたのだった。
…特救にギンガやノーヴェ達が出向してきて、初めて4人一緒の正式な任務。
ほんの一瞬の…でもギンガの心の中では3年間の日々が流れていたような…回想
を終えたギンガは、前方に構造物も視認できるようになった遺跡の光景と、その
向こうから伸びてきている水色と黄色の空中路を見つめる。
「Master, we will arrive at the third point soon.
(マスター、もうすぐ第3ポイントに着きます)」
「わかったわ」
足元のブリッツキャリバーの報告を聞いたギンガは、そう答えると右隣のウェン
ディの駆るスピーダーと共に到着ポイントへと降下していった。
以上で、Chapter-Aは終了です。
7,8年ぶりにSSを書いたので、もう不安で不安でたまりません。
今日は朝から普通に出勤なので、恐らく夜までこのスレには来られないと思いますが、
どうかよろしくお願いいたします。m(_ _)m
おはようございます〜……な、なにやらRHさんが暴走しておられるようですが……
融合事故?かしら……kwskよろつかGJ!
空気?そりゃあ嫁に決まってるじゃないですか……しまらねえなオイwww
そして、一週回ってなのユです。いえ今日はちゃんとはや×クラですが
(レスとか、興味のない方はスルーで)
>374 そうですよね……確かに本人が言っているとはいえ、空の人間いうても結構謎な気も
武装隊でもよっぽど格上相手じゃないと。ヴォルケンみたいなのだったら瞬殺されても無理はないけど
空の人間、と言われてぱっと思い浮かぶのはエリパチじゃなくてファントム〜の方ですね……つまり空自ですが
あ〜同じ自衛隊でも沈黙の艦隊とかもいいですね……ってスレチすいません
>375 うおおかっけえ!成程。後から考えたらゼロ1個多すぎたかな?思ったけど言われてみれば確かに…
もはや有望物件見つけて転売してそうだ……勿論腹黒緑の人が担当であれなんだこの胸から出た手h
>386 ぶwwwどんだけ悪魔なのよ私www
え、えーっと、全力全壊、ハートぉブレイカー!?こうですかわかりません!
とりあえず救世主ゆーても多分あれです。せいぜいリンディさんが好きな方です、つまり羊羹
>406 綺麗な三角GJっす!いいすね
3Pは……エリキャロルーでやったからもういいやw
>444 自分の中では本編カリム&教会はまだシロと決まったわけじゃないと思ってますが……一応含みもあるような……?
最初A's to StSのCOMICS見たとき絶対あの義姉弟はデキてると信じてたし。だってそっちのが都築さんぽいんだもん(ちょ
>521 こちらもGJですよぅ〜そしてこっちはパパのお話……
アリアとロッテは……余裕があれば……で
そりゃあクロノ君のお父さんですから、ね。当然色々とええ……ないわけが?(苦笑)
なんにせよ、今ははやてちゃんをメイっぱい頑張るです!
>541 うにゃ、7年ぶりですか〜読みやすくていいですね
というかナンバの子達いいですよねwGJですっ
あ、うちが書いてるのは結構捏造入ってるんであくまで参考程度に……特にディード
某はちまきさんが壊れちゃうのは……うん、やっぱり注意書きするしかないかな(汗汗)
(注意書き)
では、今日ははやてエロとか
え、やるの?とかいわないで石投げないd・゚・(ノ∀`)・゚・。
例によって表現とか柔らかめなのであんまり期待はwでも一応R18でよろしくですよ〜
[はやて×クライド][多分18禁][ようやく本筋]
これなかったらここでやってないしね……その割に?イイジャンスキナンダカラ…ァホンネガ(ターン
一応ですが……エロは次回に続かないです
では、朝刊いきます
さて一方八神家では、ヴィータの肩に乗っていた小さい赤いネクタイに茶色い短いタイトスカートのリィンUが、
クライドの背に寄りかかっているはやての意識が戻ったらしいことに最初に気づいた。
「はやてちゃん、起きたです?」
「ん……」
シャマルが続いてそのまま寝ないように促す。
「はやてちゃん、寝るならベッドで」
「うん……せやなー……」
ようやく背から離れて、まだ眠そうに目をこする。
「運ぶか」
「うんー」
優しくクライドに持ち上げられつつ、胸に頭を預けてとても幸せそうに再度目を閉じる。
そしてヴィータに扉を開けてもらって、2人の姿が廊下に消えた。
その後姿を少しだけ切なそうに片腕を抱え込んで見送っているシャマルに、シグナムが聡く気づいて一声掛けた。
「……いいのか?」
「え?なにが?」
「色恋に関しては、主従は関係ないと思うがな」
「……」
一瞬俯いたが、すぐに哀しげに微笑む。
「私のは……はやてちゃんみたいに綺麗な想いじゃないから」
その表情に他の守護騎士たちは言葉を失くしてしまった。
だがぱっといつもの笑顔に取って代わり、部屋の外へと駆け出す。
「お風呂、準備してきますね」
「あ、ああ……」
沈黙の残ってしまった部屋で、今の言葉の意味がよくわからなかったリィンUが肩の上からヴィータに問いかけた。
「いまのはどういう意味です?」
「リィンはわかんねーでいーんだよ」
「えー」
「ああ、リィンはわからなくていい」
シグナムにもそう諭されて、その問いを放置されたまま皆が移動し始めるので、小さい人は不満そうに口を尖らせた。
「またリィンを子供扱いするですか〜?」
「子供なんだからしょうがねーだろ」
「ぶー」
そして扉が閉じられ、本当に誰も居なくなったリビングには、大分傾いた陽の暖かなオレンジ色の光が差し込んでいた。
そっとベッドにはやてを降ろして頭を上げようとしたクライドであったが、首に手を回されて止められてしまった。
そのまま綺麗な夕の光と閉じられる彼女の瞼に導かれ静かに口付ける。
「ん……」
夢見心地でしっとりと温もりを感じあってから、背中に腕を回して上半身で覆いかぶる形になる。
さらにぎゅっとはやてが腕に力を篭めると、彼の頭が耳のすぐ隣に落ちてしっかりと体が重なりどきどきしながら嬉しさを感じずにはいられなかった。
「クライドはん」
「ん?」
「えへへ」
「なんだい?」
「なんでもあらへんよ」
「はは」
もう一度見つめあってから、ゆっくりと唇を重ねる。
しっかりと触れられないもどかしさから、下の人が上着を取るのは放置して、
上の人は小さな髪留めのついた薄い綺麗な茶色い髪をかきあげながら耳の下から首筋へと優しく口付けを開始した。
「は……ん」
上着を取り払ってしまって、はやても彼の髪に優しく指を通すとぎゅっと自身の首元に押し付けるように引き寄せる。
それに答えてほんの少しだけ深く彼が食むと、腕の中の少女は小さく体を震わせてから甘い吐息を吐いた。
「あふ……」
抱きしめにくかったのか、一度はやての体を起こして少しだけ足を開いて膝立ちにさせると後ろから抱きつく形でもう一度唇をついばみ始めるクライド。
それはだんだんと深くなり、また柔らかい白い服の上からしっかりと胸にも触れていく。
勿論はやても拒むなんてことはなく、少しずつ絡んでくる舌に頭の芯まで痺れさせられながら、素直に受け入れた。
裾から忍び込んだ片手が割としっかりとした大きさの胸の膨らみをブラをずりあげられ直接触れつつ、
もう片方の手も白い綺麗な足の間を優しく触れながら短いスカートの中へと滑り込んだ。
声も無く彼の胸にしっかりと頭を預けたまま、為すがままにされていく。
そして遠慮なく下着の下に指を滑り込まされ、ぐちゃぐちゃとかき混ぜられる。
声も出せずに荒い吐息だけをつき、それすらも深く口付けられて奪われて、愛撫の快楽に身を任せた。
暖かくて気持ちよくてはやてはずっとこうして居たいと思うほどであった。
あまりの沈黙に返って心配になったのか、そっと頭を撫でつつ少しだけ手の動きを止めた後ろの人に問いかけられる。
「ん……平気か?」
「うん、ええよ……好きなように触って……」
「ん」
微笑んでからもう一度口付けつつ再び触れられていく彼女の体は、すっかり力が抜けて硬さなど微塵も無い。
後ろからお尻の辺りに押し付けられる大きくなった部分を感じて、小さな柔らかい手がそこへと回ると素直にそっと触れさせた。
服の上からの感覚がまどろっこしかったのか、ジッパーを降ろして取り出すと直接指に絡ませる。
そのまま身を返させて、いいのかな、と思いつつも頭に手を添えると少しだけ屈みこみつつ、頬を染めた彼女の口にそれが含まれた。
「う……」
熱く溶ける様な口腔の感覚に小さく彼は呻きを漏らしたが、している方は全く嫌がる素振りも見せず、小さく口を動かしてくれた。
一度離すと、一応問いかける。
「はやて、こういうのしたことは……?」
「一回もあらへんよ?初めてやもん」
「そ、そうか……」
何も知らない子にさせていいのかなと思いつつも、欲求に負けてもう一度口に含ませる。
処女らしく上手なんてことは勿論なかったが、丹念に優しく包み込んでくれる上に、
繋がったことも無い少女にさせている優越感からくる快感はかなりのものがあった。
くちゅくちゅ、とわずかに前後に動いてくれるだけでアルコールが抜け切れていないこともあってか、腰の先が溶けてしまいそうな程の錯覚に陥る。
咥えたまま小さく声が漏れた。
「もっきい……」
ちゅう、ちゅと優しく唾液を絡められていく感触に心底浸りながら身を任せる。
「いいよ、はやて」
「ん……」
くちゅくちゅを音をたてながら、丁寧な貪りは止まる事を知らず本当に愛おしそうに目を閉じられて、される側も薄い茶色い髪を優しく梳く。
溶けるような口腔の熱さのせいで思わず軽く頭を抑えてしまうが、それすらも拒むことは無く絡む粘液の量は増していく。
ぐちゅぐちゅ、という濡れた繋がりへと変わっていくがお互いに夢中で加速していく。
「ん……ん……」
深く深く口の奥まで含まれつつ、甘く舌を使って舐められる。
「う、く……」
さすがの彼も抜け切れていない酔いのせいもあって射精感を覚えるが、あまりの心地良さに抜く選択肢が掻き消えてしまった。
びく、と震えたのを感じ取ったのか嬉しそうに目を細めつつ、さらに唾液を絡めていくはやて。
ぐちゅぐちゅ……
濡れた音に頭の芯まで痺れきり、そして偶然舌先が境界の部分に触れた。
「う……」
彼の反応に、その境目の部分が気持ちよさそうなことに気づいたのか積極的にその付近を口でなぞり始める。
「は、はやて、そ、れは」
まずいと思いつつも、余りの心地良さに途中で止めるなんて不可能もいいところである。
代わりに少し深く突き入れると、もう我慢も限界であった。
「う」
そしてぐちゅ、ともう一度深く突き入れた瞬間に白い体液が激しく噴き出していく。
だがそれすらも全く嫌がることは無く、ごくり、と飲み込んで入りきれず口から溢れたその液体もさらに塗りつけながらゆっくりと舐め取り始めた。
「うあ……」
ねっとりとした唇で淫靡な目の少女に優しく舐め取られて、また少し液体を追加してしまうが、
それすらももう一度嬉しそうに口腔で受け止めなおすとまた深く含んでくれる。
彼の嬉しそうな呻き声に、少しだけ微笑みながら口の動きは止めない。
そして全てが彼女の体内に収まった頃に、やっと先端を抜くと頬に手を当てる。
「別に飲まなくても……」
「……ん?飲んだらあかんかった?」
「い、いや……むしろ嬉しいぐらいだが」
「よかった。クライドはんが嬉しいなら、うちも嬉しい」
そう言って微笑んだ彼女が死ぬほど愛おしくて、自身の匂いにも構わず、口付けながら押し倒す。
しっかりと抱き合いながらのキスに、苦味と一緒に甘く溶け合っていく。
ひとしきり舌まで絡めあった後で、間近で見つめあうと当然の如く、はやては続きも許した。
「抱いて、ええよ」
「ん……」
だがその言葉に彼ははやての耳の隣に頭を落としながら、しっかりと抱きしめただけであった。
「クライドはん?」
「抱きたい……けどな」
「嫌?」
「違う、はやては死ぬほど可愛い。だから……嫌だ」
もう一度ぎゅっと腕に力をこめられる。
「ごめんな」
「ううん、ええよ」
止まってくれた優しさは安易に抱かれるより何倍も暖かくて、はやても背に回した腕に力をこめる。
お互いの鼓動を感じながら、また逸ってしまいそうな心を抑えつつクライドは呟いた。
「俺に、未来があればな」
「クライドはん……」
もう一度軽く唇を触れ合わせたが、そこで勢いが完全に途切れてしまった。
「お風呂、いてくるね」
「ああ」
そっと腕の下からはやてが抜けてしまうとそのまま彼はベッドに体を落とし、しばらく呆然として動けなかった。
うーん、はやてはかあいくなったかな?
ほいではまた〜ノシw
GJ!!朝刊乙です。
はやて×ゲンヤはものすごく見てきたけど、これは新鮮。
いよいよゲリラ兵さんの本領発揮ですね!!
>>547 ゲンヤさんではありません、クライドさんです
>>548 いや
>>547は、はやて×ゲンヤを沢山見て来たから
はやて×クライド物が新鮮って意味だろう?
ゆとりはPINKに来るなよ…
>>551 締め切りに終われて余裕がない人間しか来てはいけないと?
そんな忙しい人がSS書けると本気で思ってる?
どっかのゴバーク?
>>552 時間にゆとりのある人と、ゆとり世代を勘違いしてないか?
ゆとりはPINKに来るなよ…
559 :
( ゚Д゚):2007/12/03(月) 16:36:58 ID:S9mTPVtO
高良?
もしかしたらスレ違いかもしれんけど、ローウェルの方のアリサが
あの後どうなったのか?とかそういうのってアリなのかな?
なのはのおかげで成仏するけどあの世に自分を犯し殺した連中が待ち構えていてまた輪姦とか
自分を犯し殺した連中を呪い殺した罪で地獄行きになって地獄の鬼達から輪姦とか
ごめんなさい
最近槍騎士逃亡の人みないな
フェイエリの方も続き見たいなあ・・プリーズカムバーーック!!!
563 :
( ゚Д゚):2007/12/03(月) 17:15:23 ID:S9mTPVtO
バニングスの方に表意に300カノッサ
564 :
( ゚Д゚):2007/12/03(月) 17:17:24 ID:S9mTPVtO
「憑依」だよド畜生……!!
ターンA氏のエリオ隊長はまだか!
前々から思ってたけどエリオ系統の乞食多いな
職人が離れちまったのかね?
単に溜め期なのかもしれんぞ。
要するに波があるってこった。
なるほど、溜めで波か
溜めて溜めて…そして静かに去っていく、これ職人の常識ネ。
120パーセントまで溜めて欲しい物だ
つまりエリオが溜まりに溜まったものをヒロインにぶちまけるのを待てばいいわけだ。
今日中にフェイエリで尿、投下できるといいな……
575 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 19:54:14 ID:g7f/nnO/
>>460 司書長と貧乏探偵との個人的に思いつく共通点
・御人好しだが善悪はハッキリしてる
・後味悪いのは放っておけなさそう
・女装最強(多分コレ重要
とか言いつつ俺はシナイダ氏のユノフェか掟破りのメイドスバルの続編が読みたい
577 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 21:01:55 ID:zQZSNkQT
終わった話題を掘り返すな大体相手にせず放っておけ
相手にするからまた付け上がるんだよ
誤爆&ageスマソ orz
>575
逆にどー考えても重ならない点は
・巨根
・財力の差(貧乏探偵時点で)
かな。
鋼造(フハルツ版)にクラスチェンジすれば財力の差はなくなるが。
>>575 激しく同意
お前を杯を交わす為ならば、苦手な酒でも飲んでみせよう
ところでコレも共通点じゃね?
『書』に触れることが多い
まあ、司書長は『不特定多数に』で、
貧乏探偵は『原本と血液言語版くらいに限る』って違いはあるけど
つまり、こういうループが形成されてたわけだ。
ユーノ、ジュエルシードによる次元震で過去に落ちる。
↓
自分が発掘する場所に、自作したレイジングハートを埋めておく。
↓
なのは、フェイトに敗北。次元震発生。
↓
一番上に戻る。(今度はRHごと過去に落ちる。)
で、レイハさんが改良を繰り返された結果、ループを打ち破れたのが本編、と。
……あれ? 矛盾出ずに出所解決?
黒幕は誰なんだよww
フェイト=照男なのかニャル様なのか
照夫はスカっちで(腹を割いて出てくるのに彼ほどの適役はいない)。
まぁ年末でリアルが忙しい時期だし
nn
師走という位だし
教導隊の面子はオフだろうからいいよなあ
唐突にコタツで一人はやてが
「ジングルベールじんぐるべーる…」
と呟いてる映像が浮かんだ
>>589 本当に空気なザッフィーとシャマル先生も入れてあげて下さい
恋人が出来なくて悩んでるはやてが
「シングルベールしんぐるべーる…」
と呟いてる映像が浮かんだ
本当に一人身なシャマル先生も
入れて上げて下さい
二人で慰めあって酒に酔っていつしかニャンニャンと
>>592 OK兄弟。妄想したらオラ、ムラムラしてきたぞ
って訳で書いてくるからあんまり期待しないで待っててくれ
>>591 急な仕事に忙殺されて気が付いてみればクリスマスはとっくに過ぎ、
「なんや、今年はサンタさんお休みやったなあ」
と、乾いた笑いをこぼすはやてが orz
>>594 そしてそのうち
『ははは。私、年齢までクリスマスすぎとったわ。売れ残りケーキになった
ような私を食うてくれるような人おらんかなぁ・・・・・・』
と、遠い目をするようになっていると。
『とうとう年末やわぁ・・・・・・明日は紅白、ケーキは賞味期限も遠に切れか・・・・・・』
ごめ、悪気は無かったんだ。でも仕事に打ち込みすぎてるとありそうだと(ry
似たような人として某無限書庫の人が
『とうとう魔法使いになれる年齢か。あ、もともと魔法使えるか。・・・・・・三十路で童貞か。』
とか言ってたとか言ってなかったとか。
とりあえずエリオ分が足りないので、場繋ぎに昔書いた森の木陰でドンジャラホイ、その時スネークが見たものは!?
のエロあり版投下してもいいかな? 前編しかないが死蔵させるのも惜しい……
597 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 00:37:38 ID:Hr8W8H11
>>521 遅くなったけどGJ!!
嫉妬モードおんになったフェイトさんがよすぎるw
後編楽しみにしています。
できたら今度はクロフェで・・・。
未だにユーノマニアさんの『ネガティブフェイト』を待っている俺は
ダメダメなのか?
>>594 >>595 某司書長さんといい某部隊長さんといい仕事が恋人みたいになってると。
青春は一度しか帰ってこないのに、司書長にいたっては本の虫で10年過ごしてるからなぁ・・・・・・
「「若さの品質保持期限(賞味期限)もあと少しかぁ(やなぁ)……」」
……き、きっと、仕事が二人を結び付けてくれると信じて!w
>>599 はやてとの繋がりを考えると無限書庫と古代ベルカ関係の事で情報のやり取りもあるだろうカリムが、
友人を見るに見かねてたまたま資料を届けに来ていたユーノにお見合い話を持ちかけるとか?
>>572 すいません、日付を一時間ほど越えてしまいました。
用意できましたんで、
>>596の数時間後にでも投下します。
・ありがとう、出してみます。
・ほんとはエリオ×フリード獣姦モノの時一緒に出すはずだった品です。
・後編は時間あったら後日書くかもしれませんが、期待しないでください。
「んっ、はぁ、あぁ、エリオく……きゃふ」
苦しげなキャロの声。
今目にしたものが信じられず、ルーテシアは目を瞬かせた。
――う、そ…………。
ルーテシアのすぐ側、ともすれば気付かれてしまいそうなほど近く。
荒い息を混ぜあいながら二匹の獣がまぐわっている。
「ふっ、くっ……」
嬌声をあげるキャロとは別に、エリオはまるで苦しんでいるかのように声を抑える。
半年前に分かれたきりだと言うのに大自然に揉まれたせいか、少年の体はルーテシアの記憶にあるものより幾分逞しくなったような気がした。
ツキリと胸が痛む。
二人のこんな生々しい姿など見たくなかった。
与えられた外出許可を降って湧いた幸運と、突然会いに行って驚かせようと企んだ自らの愚かさを呪う。
こんな姿を見てしまっては、次に会った時きっと昔と同じ気持ちでは話せない。
――ずちゃりという水音がルーテシアの思索を中断した。
「あっ……」
熱っぽいキャロの声。
それが肉の槍が引き抜かれた音だと気付いてルーテシアは顔を真紅に染める。
だが二人は行為に夢中なせいなのか、見られていることに気付いてさえいない。
だから羞恥に頬を染めるルーテシアの目の前で、二人はますます昂ぶっていく。
「あ、エリオくん、やぁ、こんな格好……」
エリオは今まで草むらの上に押し倒していたキャロの小さな体を抱き上げると、そのまま濡れそぼった幼い性器に再び自らのものを突き入れた。
「ふぁ!?」
「ごめん……」
不意打ちに声を上げるキャロと、苦しげに謝罪の言葉を呟くエリオ。
――気付かれ、てる?
ちょうどルーテシアのほうに向かって結合部を晒し出した二人の姿にルーテシアの心臓が早鐘を打つ。
気付かれているのならこのまま急いで立ち去るべきだ、かつてドクターのもとでしたように自分と気付かれる前にすぐさまこの場から立ち去らなければならない。
そうしなければきっとこの場から立ち去れなくなってしまうだろう。
だって……
「エリオくん、エリオくぅん!」
キャロの声に、ルーテシアは首を振って慌ててその考えを頭から追い出した。
なによりもそんなことを考えた自分を軽蔑する。
だがなんとかして頭を綺麗にしようとしても先ほどの考えはちっとも頭から出て行ってはくれなかった。
――この花の、せい?
身を潜めている草むらのすぐ近くに咲き誇る肉のような赤をした大輪の花。
甘い匂いを放つこの花には、何かよくないものでも含まれているのかもしれない。
くらくらとする。
まるで熱病に掛かったように体が熱い。
やけに全身の感覚が鋭敏になっているような気がする。
だって腐りかけの果物のような甘い匂いに混じって、二人の汗や唾液、それにキャロが顔にへばり付かせた精液の匂いまで。
まるですぐ目の前にいるように、嗅ぎ取ることができるのだから。
「ぁっ……」
そしてルーテシアはやっと自らの熱病の正体に気付いた。
卸したての黒いショーツはおろか、太股まである白いオーバーニーソックスまで透明な液体で濡れている。
そのことが信じられず、直接手で触れてみてもまだ信じられず、暫く惚けたように濡れた手をじっと見詰め。
「いや……」
真実を認識して、ルーテシアは逃げ出した。
これまでまったくそのような知識から隔絶されて育ってきたルーテシアは。
自分が大切な友人の性交を見て欲情してしまう浅ましい生き物だと認めることができなかったのだ。
「えっ」
走り出そうとしたルーテシアの前に立ち塞がる白い壁。
普段は穏やかな光を讃えているはずのルビーの瞳に狂気を爛々と輝かせて。
「キュィィィィ!」
白い龍は、ルーテシアの鼻先に二本の凶悪な赤黒い肉の槍を突きつけた。
えーと、これはここまでなのかな。
とりあえずgj
>>598 ノシ
あれは七月か。ネガティブフェイト………ユーノマニアさん……待っています………
>>588 冬季演習のため教導隊は休む暇もありません、とか。
全員で純白のBJ着て雪原で演習したり。
なのはトラウマ克服のために冬季演習重視とかありそう。
じんぐるべーるじんぐるべーる……ははは
[はやて×シャマル][にゃんにゃんはしてません]
昼メロまっしぐら、朝刊です
はやてが浴室に辿り着くと、脱衣場のすりガラスの向こう側に見慣れた金髪の先客がいたが、
一緒にはいってまうか、と彼女も髪留めを外し服を脱いでがらがらと開き戸を開く。
ちなみに八神家の浴室はかなり広い。
どこの温泉宿と言わんばかりの白い石張りの床と馬鹿でかい檜作りの浴槽に、シャワー台が3つ。
これでもなおばりばりキャリアの主+高ランク魔導師3人の給料を持ってすれば家賃なんて余裕ででてくるのであるから、
げに恐ろしきはヴォルケンリッターというべきであろう。
はやては真っ先に湯船に向かうと、顔の横から口に向かって派手に湯を走らせる。
シャワー台の前に座って泡を立てていたシャマルは振り向いて、その妙な様子に何がしか違和感を感じたが、余計な詮索、
と自身を諫めて普段通りに声をかけた。
「はやてちゃん、背中流しましょうか」
「あ、うん。おねがいや〜」
別に先程の行為自体に嫌悪感はなかったが、匂い消えたかな?とちょっと不安になってしまうはやて。
しかし、一応笑顔でシャマルの構える前のお風呂用の椅子に座る。
主の髪からわずかに男性のそれっぽい匂いがして、もしかして?と何気に後ろの人も気づいたが、何時も通りにそっと背中に泡を塗っていく。
「何かありました?」
特に意地の悪さも嫌味も感じさせない柔らかい問いかけに、それなりにはぐらかしながらの答え。
「うん……ちょっとな」
その返事に少しだけ仕方なさそうに微笑むと、はい、とよく泡立ったスポンジを渡す。
「髪も洗った方がいいかもしれませんね」
「あ……そか。お願いしていいかな?」
「はい」
自身を洗いつつ、髪を洗われつついつも通りくすぐったそうに微笑みながら洗われていく。
交代してひとしきり洗い終わった後、いつものように仲良く肩を並べて湯船に浸かった。
ふう、と落ち着いた息を吐いてから金髪の人の肩に目を閉じながら茶色い髪を預ける主。
「シャマルはあったかいなぁ。お母さんみたいや」
「そうでしょうか?」
「うんうん」
こうして寄り添っていると、やっぱりはやてのことが憎めなくて嫌な気持ちが薄れていくお母さんみたいと言われた人。
それでも一応、聞いてみる。
「どこまで……しました?」
「ん〜、途中まで」
そうですか、と微笑みながら答えると目を閉じたままのはやての言葉が続く。
「別に遠慮せんでもええよ?うちだけのもんってわけでもないんやし」
やっぱり気づかれてたのね、と少しだけ苦笑いに変わる。
余りに察しがよすぎるのがこの主の長所であり、短所でもある。
多少精神リンクがあるからといっても、それで悟られるような感情の持ち方をしていない自信だけはあったから尚のことであった。
「はやてちゃんこそ、絶対に気なんて使っちゃ駄目ですからね?」
「うん、わかってるってー」
だが先のことを考えるとそう楽観してはいられない。
「でもなー、口止めしたとは言っても、しょーじきあの人数やし、もう時間の問題やと思うんやけど……」
「そうですよね……」
確かに、ほとんど全員が秘密保持という観点から見て十分信頼に値する面々である。
とはいえ、いくらなんでも絶対数が多過ぎる。
壁に耳あり障子に目あり、悪事千里とは言わないまでも、どこかしらから洩れてしまう可能性がないわけがない。
相変らず目を閉じたままぼやかずにはいられないはやて。
「あーもーいやや〜、泥沼ファンタジー(仮)のヒロインみたいなんはいやや〜」
「え、選ばれたと思って諦めるしかないんじゃないでしょうか……仕様なんですよきっと」
「そうなんかなあ?」
「出会いから始まってラブラブかと思わせつつ修羅場から超鬱展開がお約束なんですよ、多分」
「いややーそんなんいややー」
「しかもこの場合戦う相手はあの人ですからね……」
「そうやで、よりにもよってリンディさんやで?次元空間最強のお母さんやで?」
「あ、あはは……」
何かここまでくると先程までの割とシリアスな雰囲気が何か馬鹿らしくなってくるのが、この主の以下略。
「一ヶ月ぐらいもたへんかなあ」
「そうですねえ」
白い湯煙の立ち上っていく天井を見上げながら、私もどうしたものかしら、と実は少しだけ悩んでいるシャマルさんであったとかなかったとか。
だが2人の願いもむなしく、何故か宴会の面子からではなく、意外なところからあっさりと破綻するのであった。
〜
管理局本局の女性用制服に茶色いロングの髪、丸いメガネのシャーリーことシャリオ・フィニーノ執務官補佐は、
すっかり陽の落ちた地上本部からの帰り道の路上で、歩きながら大きく腕を伸ばす。
お休みを潰して日長一日夜天の書と戯れていた彼女であったが、手がかりすらつかめずもうやってられないわーと切り上げてきたところであった。
(あーもぅ!こういう日は飲みながらマリーさんや局の子達に電話しまくるっきゃないわねー!)
思わず心の中で叫びながら、行きつけの酒屋の自動扉をくぐる。
見慣れたおやっさんが居ることを確認すると、いつものように頼んだ。
「おやっさん、いつもの!」
「おう!シャーリーちゃんか。あいよ」
とある棚からさつま白波とラベルに書いてある一升瓶を持ってくると、どん、とレジ台の上に置く。
「相変わらず飲むねえ」
「へへへ」
いつもと同じ無駄話の始まる展開であったが、だがふと彼女の制服姿を見て関連した事項がおやっさんの頭の中に浮かんだ。
「そいや、昼間随分懐かしい人に会ってなあ」
「ほう?だれだれ?」
「ハラオウンのとこの旦那さん。クライドさんってったっけか」
(クライド?……誰だろう)
「しかも随分可愛らしい子を連れててなー、羨ましい限りだよ」
「可愛らしい女の子?誰です?」
「あー、なんていってたっけな……元部隊長だとかなんとか」
「え、もしかして髪のこのへんにぺけ印がありませんでした?」
と前髪の横の辺りを指差すと、勿論心当たりがあったらしく芳しい反応が返ってきた。
「あー!その子だその子!知り合いかい?」
「はい、ちょっと……」
(間違いない、はやてさんだ)
そして彼女に頼まれた依頼――夜天の書が新しく擬似生命体を生み出す可能性があるかどうか、という漠然とした依頼の調査内容と
おやっさんの話の内容に奇妙な一致をみて、思わず身を乗り出す。
「おやっさん、その話もう少し詳しくいいですか」
「お、おう?」
彼女がかけ直したメガネのレンズが、光源の具合が変わって全て白く光った。
〜
彼女が報われる日は来るのでしょうか
ほいではノシ
Nice boat.
もとい、Good job!
しかし、情報が漏れるの速かったなwwww
亀レスですが、リアルタイムGJ
あとシャーリーさん眼鏡怖い怖い((゚Д゚ll))
>>612 朝刊GJ!!何かシャーリーさんが暴走しそうな・・・
616 :
Mr.P:2007/12/04(火) 09:29:49 ID:Y7V8///Y
ゲリラ兵さん、毎朝朝刊お疲れ様です!
vsリンディさんの修羅場楽しみにしてますね。ひゃっほう。
さて、予告したとおり、フェイエリで尿なSSを投下しようと思います。
注意書きは以下の通り。
・放尿シーンあり
・人格入れ替えもの
・18禁
・一部キャラがおかしいというか、フェイトさん自重
ではいきます。
GJ!
次元振は抑えてたけど
リンディさんってそんなにすごい人なの?
個人的に中間管理職ってイメージがある。
618 :
Mr.P:2007/12/04(火) 09:39:17 ID:Y7V8///Y
ロストロギアでエリオとフェイトの精神が入れ替わりました。
以上。
各自脳内補完してください。
エリオの手を引き、なのはがいないときはよく一緒に過ごす私の部屋に入る。
「大変なことになっちゃったね」
ドアをロックして振り合えると、鏡でしか見たことがない自分の姿をした人物がいる。
エリオだ。
「きっとすぐに戻れますよ。のんびり待ちましょう」
「そうだね。シャマルにもそう言われてるしね」
エリオは励まそうとしているのか、元気そうに振舞っている。
にこにことエリオのしぐさで大丈夫ということを示してくる。
金色の長い髪が動きに揺れる。自分の体がそこにあり、動いているというのは不思議な
感覚がした。
「ね、私の体はどうかな」
「フェイトさんの体……ですか」
エリオは今の自分の体を見下ろそうとして、胸のところで固まったように一時停止した
。
男性にはない部位がそこにはある。
エリオはそこをじっと見た後、罪悪感を覚えたのか何事もなかったかのように活動を再
開した。
「……視点が高くなりましたね。ちょっと気持ちいいです」
「うん。エリオは男の子だから、すぐにそれ以上に大きくなれるよ」
「そうだといいんですけど。早く身長伸びて欲しいです。フェイトさんの方はどんな感じ
ですか?」
「エリオの体? 手足が軽いかな。エリオの体は元気だね」
いつもより視点が低い。子供のころはこんな感じだった。
けどこのことは言わないでおいてあげた方がいいだろう。キャロより低い身長のことは
気にしてるみたいだった。
「なのはさんに鍛えてもらってますから。……ちょっと、すいません。トイレにいってき
ます」
エリオはもじもじしていたかと思うと、部屋に備え付けのトイレに入っていった。
そういえば事件前に少し尿意を覚えてたなあ、とそんなことを思い出していた。
事件後はどたばたと検査に次ぐ検査でタイミングはなく、私とずっと一緒にいた。
「フェイトさーん、ちょっと来てください」
情けない声がトイレから響いてきた。どうしたんだろうと近づいて見ると、トイレのド
アがわずかに開かれている。
「どうしたの?」
ドア越しに声をかけてみると、ドアがゆっくりと完全に開かれた。
羞恥と尿意に耐え、顔を真っ赤にしたエリオがいた。ぎゅっとスカートの端を握りしめ
ている。
「あの……女の人ってどうやっておしっこするんですか……?」
エリオは内股になっていた。よっぽど我慢していたらしい。ふるふると握り締められた
手は震えている。
早くどうにかしてあげないとかわいそうだ。大変なことにもなってしまう。
「動かないでじっとしてて。してあげるね。いつもしてあげれるわけじゃないから、これ
で覚えてね」
「はい、わかりました。お……お願いします」
「まずはスカートを脱がすね」
「あ……」
制服のホックを外すと、すとんと制服のスカートが地に落ちた。どうせ自室だ、替えな
どいくらでもあると、ストッキングを勢いよくずり下ろす。
パンツはお気に入りの黒地にレースの入ったものだった。変な物を見られなくてよかっ
たと安堵した。
すでに下半身を覆うものは下着一枚だ。
エリオはどういうわけかパンツを見つめている。もしかして女性になった自分を確認し
て、いまさらながらにショックを受けているのかもしれない。
このままパンツを脱がしていいものか、ちょっと迷う。
エリオにペニスがなくなった事実を突きつけることになる。
まだ数時間しか経っていない。急すぎるんじゃないか、もっとゆっくり慣らしていった
方がいいのではないか。
「は、はぅ……フェイトさん、まだですか。もう……」
エリオの声は苦しそうだ。思索に耽っていた意識を取り戻す。もしかして、体が変わっ
たことに関係なく、エリオは漏らしそうだから股間を見ていたんじゃなかろうか。その可
能性に思い至った。
今は緊急事態で、一刻の猶予もなかったのだ。どちらにしろ迷う余裕なんてない。
腰をつかんで、ヒップの側から指を下着へと滑り込ませる。一気に足首までずりおろし
た。
ひっそりとした金色の茂みが現れる。
自分のこんなアングルをはじめて見た。
脱がされることを待ち望んで、股間を凝視していたエリオは面食らっていた。未熟な男
性から成人女性へと体が移り変わっているのはやはりショックが大きかったらしい。尿意
を忘れているかのようだった。
「便座に腰を下ろして。そしたら、もう我慢はやめていいよ」
「はいっ わかりました」
すとんとエリオは便座に座った。
すぐにちょろろろろと水音が聞こえてくる。
小水が便器に飛び込む音だ。エリオは蕩けるような表情を浮かべている。強張っていた
全身からゆるゆると力が抜けていった。
はっと気がついた。
この音はエリオの意思で行っているとはいえ、私の体がしているおしっこだ。今エリオ
に排泄の音を聞かれてしまっている。
「エリオ、目を閉じて! 女の人がおしっこするときのマナーだよ」
猛烈に恥ずかしい。音を誤魔化すために、水洗のスイッチを押しながら言いつける。こ
う言われたら、エリオのこと、言うことを聞いてくれるに違いない。
エリオはよくわかっていないながらも、目論見どおり言われるがままに目を閉じてくれ
た。
これで一安心だった。
我慢していたのだろう。長く水音は続いて、そして止まった。
「フェイトさん、終わりました」
言いながら、私ががしたことを逆になぞり、慣れない手つきでスカートをあげようとす
る。
ストッキングと下着が両足を拘束しているのでよたよたとしている。
「待って。あのね、女の人はおちんちんじゃないから、トイレットペーパーで拭かなきゃ
ダメなの。してあげるから待ってて」
「そうなんですか。でも、そのくらいできますよ」
「やったことないでしょ。最初は間違ったことしちゃうかもしれないからダメ。してあげ
るからは、次からは一人でね」
ウォッシュレットのスイッチを押した。
「ひゃんっ」
水流に、男性には本来ない付近を刺激されて、エリオは可愛らしい悲鳴を上げた。
水はなおも勢いを変えず出続ける。エリオの声に変なスイッチを刺激されてしまい、思
わず停止ボタンを押すのをためらってしまっているからだ。
どうしよう、もっと見続けたい。エリオにしてみたらたまったものではない、邪な考え
が浮かんできてしまう。
「ちゃんときれいにしないとダメだよ」
誤魔化すように告げて、パネルを操作しこっそり水流の強さをあげる。
水を噴出しているノズルは前後に尿道のある周辺をきれいにしようと、強化された水流
のままゆっくりと動く。
だってしょうがないのだ。こちらからはちゃんと目的の場所に当たっているかわからな
い。水の量を増やして、ノズルが動く昨日をオンにするのは必要なことである。反論は認
めない。
「ん、ん、ん……あうぅぅっ……フェイトさん、そろそろいいんじゃないですか?」
エリオがくぐもった声をあげた。よし、あと少しだけ水流を強くしよう。
パネルを確認してみる。レベルは10段階のうち6。……このくらいの水流までは私の体
は気持ちよく感じることを知っている。これ以上は気持ちよさより痛みが勝ってしまうの
だ。
「もう止めるねー」
「はい、お願いします」
水流の停止ボタンを押そうとしたところで、ぴたりと寸前で止める。
悪戯心と好奇心が首を起した。水流の強さを調整するつまみをもう一度手に触れる。次
の行動で、エリオはどんな反応を見せてくれるだろうか。水流の勢いを上限一杯までひね
りあげた。
「ッッッッッッ! フェイトさん、止まってませんよ! 強くなりましたよっ とめてく
ださい!」
びくんとエリオの体が跳ね上がった。金髪の逆立つかのように宙に浮く。エリオはいっ
ぱいいっぱいな様子でぎゅっと腕をつかんできた。すがるようなしぐさにまた胸が高鳴っ
た。
「ごめん、間違っちゃった。これでよしっと」
会話することで時間を稼いで、ゆっくりと弱くしていきオフにする。
「ありがとうございます……。ふぅふぅ……」
エリオは激しく打つ心臓をなだめながら、肩で息をしていた。腕にはもう力は抜けてお
り、くたりと投げ出している。
名残惜しいがトイレットペーパーを取り、後片付けのため拭くことにした。
「ちょっと足を開いてね」
ぼんやりとしているエリオは言われるがままに足を開いた。
やわらかく白い太ももの隙間に、ペーパーを持った紙をくぐらせる。
「ん……」
紙越しに秘所を探り当て、そっと宛がった。ウォッシュレットを高圧で当てていたせい
で周りまでびっしょりと濡れてしまっている。トイレットペーパーはすぐに水浸しになり
、指に張り付いてきた。陰毛も水気を帯びており。手首のあたりに冷たさを感じる。
この水の分量だけエリオで遊んじゃったんだな、と反省しつつ紙を変えて拭き取る。姿
形は鏡で見る自分の姿なのに、中にエリオが入っていると思うと愛しく、かわいく思えて
くる。
さわりさわりと、力をいれずやさしく押し付けるようにして紙に水気を移していく。
これで大体は終わった。あとは乾燥のボタンを押して、湿気をとれば終わりだ。
「これでよしかな。エリオ、もういいよ」声をかけても、はっきりした反応ではなくぼん
やりとしたものが返ってくる。「……エリオ?」
エリオは頬をうっすらと赤く染めて、夢見るようにふらふらと目を泳がせている。その
しぐさにぴんと来るものがあった。
「あっ、すいません、フェイトさん。ちょっと気が抜けてました」
エリオの目に生気が戻る。下半身むき出しの自分を恥ずかしがり、もじもじと居心地の
悪そうにしている。
「ただ、声かけただけだよ。もう少しゆっくりしてて」
「え?」
「最後にちゃんと乾いたかチェックするね」
直感が正しいか確かめるために、今一度トイレットペッパーを手に取った。
エリオの陰部へと宛がう。
機械によって乾燥し、紙を当ててもするりと通過できるはずのそこは、未だ湿り気を帯
びていて紙を張り付かせた。
エリオの意思が宿ったフェイト・T・ハラオウンの体の奥の泉から蜜があふれている。
「エリオ、お漏らししちゃってるよ? 私の体、だらしなく溢れさせちゃってる」
「え、そ、そうなんですか? 全然そんな感じはしなかったんですけど……。あれ? 僕
今おしっこしてたんですよね……? なのにお漏らしってどういうことです?」
「ふふ、女の子が気持ちよくなったら溢れてきちゃうのを漏らしちゃってるよ」
エリオは自身が感じていたことすらわかっていない。未知の女性特有の快楽に翻弄され
て陰唇を濡らしたエリオは、なおも無防備に足を広げたまま下半身を露出させ座っている
。
その姿から目を離せない。
どくりと体の中で熱いものが脈動する。
股間が熱く、窮屈で痛い。見るとスラックスの股間のところにテントが立っていた。生
地よ突き破れとばかりにエリオの体のペニスが勃起している。
自分は発情しており、それに反応してこんなことになってしまっているのだ。エリオが
これを見たらどう思うだろう。エリオの体なのだ。わからないとは言わせない。
下着まで脱ぎ去って、この大きくなったものを開放したい。
そしてその先のことを想う。
「ね、エリオ。今度は私に男の子について教えてくれないかな」
わざとらしい無知を装って、エリオの前に膨らんで窮屈な股間を押し出す。性器を突き
出すという行為に羞恥心がわきそうになるが押し殺す。
「大きくなっちゃってきついんだ。エリオ、楽にしてくれる?」
エリオは驚いたようだった。じっと元は自分の股間についていた肉茎を凝視されてしま
う。
どうして今は自分についている雄器官がこんなことになってなっているか、考えている
視線に邪な気持ちを見抜かれそうで奮えた。エリオの視点からは興奮するようなことは思
い当たらなかったに違いない。エリオは釈然としない表情を浮かべながらうなづいた。
「はい、わかりました……」
エリオは脱ぎ方がわからないスカートを脱がしたように、まずズボンのフックとベルト
を外した。
パンツスタイルをすることもある自分が出来ないはずがない。そのことを聞かれたらど
うしようかと考えていたが、追求はないようだった。ほっとすると同時に、物足りなさも
感じた。
大きくなっていた陰茎は下着を脱ぐ上で引っかかったが、元の持ち主であるエリオも馴
れたもので痛くないようにと器用に外した。
「んんっ」
開放された陰茎はぶるんとそそり立つ。
昨日までの成熟した女だったはずの自分の体が、今日は若返り少年の体になって性器を
隆起させている。目の前には複雑そうな表情で見つめつ自分の姿がある。
性器は熱を持ち、女を味あわせてくれと訴えてくる。男性の体は性欲が強いと聞いてい
たが、確かにこれは強い
熱く焼けた肉棒を女の体に収めたいという本能が思考に染み出してくる。
エリオは呆けたまま、何もしようとしない。放り出されたままでいるとじれったくなっ
てくる。
「ね。エリオ。張り詰めちゃっておっきくなったのが重いんだ。楽にしてくれるんじゃな
かったの?」
下着を脱ぎ去るときに、布に性器を擦られて快楽の雷が背筋を走った。あれをもう一度
味わいたい。
このままエリオが触ってくれなかったら、自分で弄ってしまいそうだ。
エリオは目の前で自分の体が弄ばれたら、どんな表情を浮かべるだろう。魅力的な考え
のように思えた。
エリオの腕がゆっくりと持ち上がった。何をしてくれるのだろうかと、じっと熱視線を
送る。
じりじりと腕が伸びで行く。エリオの指はそっと刺激を求めて張り詰めている性器へと
触れた。
「ひゃんっ」
細くて長い指が絡みつく感触に声がもらしてしまった。女の指だ。エリオは声をあげて
しまった私を見つめてくる。
ぼんやりしていた目にいつのまにか火が灯っている。
「いつも気持ちよくしてもらっているお礼してあげますね。すぐ楽にしてあげます」
エリオは言葉の意味をちゃんと察していた。こちらが高ぶっていることを察して、導く
ように快感を流し込んでくる。
やわやわと、自分の体ゆえにどこを触ったらどう感じるかを触ったらを把握している指
先が、敏感なところを這っていく。
いつも自分がエリオにさせている顔を思い出す。今の自分の顔は乱れているそれそのも
のに違いない。
エリオの目は情欲に濡れたものではなく、純粋にこちらのことをどうやったら気持ちよ
くできるのか考えている目だ。
観察するような目で見られていると、素直に嬌声を上げてはいけないような、流される
ままだとどこまで上らされるのかわからない怖さが浮かんでくる。
「や、エリオ、強すぎぃっ」
「そうですか? これくらいは気持ちいいか、弱すぎるかだと思うんですけど……」
おかしいなあ、とエリオは首をかしげる。
確かに快楽としての波は強くない。
けれど、未知の感覚ゆえに体が、意識が慣れないのだ。びりびりとした電気が流れ続け
て止まらない。耐えられない。
「このくらいがちょうどいいと思いますよ」
「はっ……はっ……くぅんっ」
獣のように荒く熱い吐息を漏らしてしまう。
ぐっと肉茎にかかる圧力が強くなり、手の行き来する速度が増した。
いつも自分がエリオにしてあげてるより、少しだけ動きが速い。
エリオの様子から肉茎を上下されるのは気持ちいいんだろうな、と推測していたがここ
まで気持ちいいとは思っていなかった。
「さきっぽがこんなに濡れちゃってますよ? フェイトさんこそお漏らししちゃってるみ
たいです」
気がつけばエリオの指が上下するたび、にちゃにちゃと音を立てている。
先端から溢れたカウパー液がエリオの手を汚していく。
エリオのいうことが右から来て左から抜けていく。神経のすべてが快楽を感じ取ろうと
股間に集まっていてそれどころじゃなかった。夢心地でエリオの言葉を耳に入ってくる。
「ね、フェイトさん、こうするともっとずっときますよ」
「きゃぅぅぅん、エリオ、それだめぇっ」
エリオの手の上下運動は止まった。同時に背筋にしびれが走った。エリオは人差し指で
亀頭の先端をぐりぐりと刺激している。魔法を使って電機を流しているんじゃないかとす
ら思った。あまりに強い刺激だった。思わず逃げようと、腰を引いてしまう。
「ごめんなさい、フェイトさん、ちょっとやりすぎちゃいました。馴れてないのにごめん
なさい」
「ちゃんと気持ちよかったよ」
「今度はフェイトさんの顔をよく見てやりますね」
便座に座っていたエリオがぐっと身を乗り出してきた。ギンギンに腫れ上がっている肉
茎へと近づけてくる。
「え……もしかして」
フェラチオという言葉が浮かんだ。性交をするときにはいつもしてあげてることだ。
エリオはそれをやろうとしている。
ただの女の子が男の子にしてあげるものとは違う。自分の性器へ口をつけようというの
だ。もし自分が今のエリオにやれと言われたら抵抗がある。
エリオだってそれは一緒のはずだ。すでにエリオの吐息を先端で感じる距離に迫ってい
る。
「無理しなくていいよ……?」
やらなくていい、と言おうと思ったけれど、あえて言葉を選んだ。
男性の感じる女性と異なる快楽に翻弄されてしまった。今からエリオがしようとしてい
る行為が、いつも自分がしてあげている行為がどのような快楽を生み出しているのか興味
がある。
エリオは言葉の裏に隠しきれなかったものを感じ取ったのかもしれない。
言葉を聴いた瞬間に目を閉じて口を大きく広げて、ぱくんと口の中に陰茎を根元まで飲
み込まれてしまった。
唇の向こう側で暖かい粘膜に包まれる。ぬらぬらとエリオの舌が肉棒を撫でていくのを
感じた。
その状態で、ゆっくりとエリオの頭が前後に動いていく。そのたびに腰の辺りにじんと
来るものがある。
「苦しくない? きついならやめてもいいよ」
「ぷはっ 大丈夫です。がんばります!」
一度口を離して返答をした後、また口をつける。一度やってしまうと、もう戸惑いはな
いみたいだった。
されるほうはともかく、する方は初めてのエリオは動きはお世辞にもいいものとは言え
ない。
ただ、口の中のやわらかさ、這い回る舌の表面にある味蕾の粒々に舐められて、どろど
ろに溶かされてしまう。
エリオはがんばってくれている。陰茎からは断続的に快楽が送られてきて、血が送られ
た器官は張り詰めて痛いくらいだった。
させてばっかりでは悪い、そのお礼がしたい。何かしてあげたいと強く感じた。
自然とがんばっているエリオの頭に手を置いた。やさしく頭を撫でてやる。
「気持ちよくしてくれてありがとうね……あくっ」
エリオが微笑んだ、ように思えた。前髪でよくは見えなかった。
舌がうねった。鈴口にねじりこむようにして入ってくる。
「んっ……ゃぁっ」
体の中心部から熱が送り出され、伝わって、ペニスへと凝縮される。
未知の感覚に、今自分の体がどのように反応しているのかわからない。
抵抗なんてできるはずがなかった。
舌先で突付かれた先から、漏らしたとしか思えない感覚が伝わってきた。
ガクガクと腰が痙攣して自然と力が抜けてしまう。
エリオの口からは逸物は抜けたものの、射精はまだ終わっていなかった。蛇口が壊れた
水道のように精液を二三度噴出してやっと止まった。
エリオももちろんただでは済まない。
陰茎の張り詰めた感覚からもうすぐ達するんだろうなと覚悟は決めていたのだろうが、
ここまで勢いがあるものとは思ってはいなかったのか、計算違いだったようでむせてしま
っている。
背中を撫でてやりたいが、腰が一時的に抜けてしまったようですぐに起き上がれない。
正座をした後のような開放感に包まれて、口から白濁液をあふれ出すエリオを見守るこ
としかできない。
「エリオ、大丈夫だった? ごめんね、突然だしちゃって……。ほら、これに口の中に残
っているのはいちゃって」
ポケットを探してハンカチを取り出す。元々エリオのポケットに入っていたものだが、
今は緊急事態だからしょうがない。
唇に押しあてるけれど、エリオはふるふると首を横にふった。そして顔をしかめつつ、
ごくりと口の中に残ってた液体を嚥下した。
「どうして?」
苦くておいしいわけじゃないことは普段味わっているから知っている。思わず聞いてし
まった。
「いつもフェイトさんに飲んでもらってるからです。嬉しいからですし」
「そんな……無理しなくてもいいのに……」
「フェイトさんが気持ちよくなった果てに出したと思えば大丈夫です。どんな味かも少し
は興味ありましたし……。これで男の体のことわかりました?」
「うん、よくわかったよ。エリオが私のことを想ってくれるいい子なこともね」
私のためにがんばってくれたエリオが可愛らしくて、思わずキスをしていた。唇を押し
付け抱きしめる。精液の匂いが強く香った。
「フェイトさん、僕の唇まだ出したのが残っていますよ」
「関係ないよ。いつも飲んでるものだしね」
困った顔のエリオにまた口付ける。今度は唾液をたっぷり舌に絡めてのディープキスだ
。エリオの口の中に飛び散った青臭い匂いの元を味わい、歯磨きをする要領で一本一本歯
から舐めとっていく。
きれいにして口を離すと銀色の唾液の架け橋ができた。
「フェイトさん、くすぐったいですよ」
「だーめ。きれいにしなくちゃだめだよ」
ハンカチをこっそりとポケットにしまいこみ、バードキスでエリオの顔に飛び散った精
液を舐め取る。エリオが愛しくて堪らない気持ちが伝わればいいと思う。
舐めとりながら、精液をかけられたエリオの姿を心に刻みつけていく。
なんで男の人が精液を女性にかけたり飲ましたりしたいのか、わかった。
自分が分泌したおいしくない精液を飲んでもらうという奉仕が嬉しく感じるのは確かに
ある。
けれどそれ以上に強く感じた役割とは、これは自分のものだというマーキングである。
精液を飲んだエリオを見て、強く征服欲が満たされた。今エリオの体には自分の精が宿っ
ている。すごく満たされるものがある考えだ。
自分の一部が相手に行き続けているという安心感、これは擬似的な種付けに違いない。
くせになってしまいそうだった。頭の中で苦しそうに咽ながら、精液を浴びるエリオを思
い出すと光悦に浸れる。浸れてしまう。
もっと精液をエリオに染み込ませたい。
舌と舌を絡ませて、私の唾液とエリオの唾液を溶け合わせ、口付けを交わすたびに体の
火照りは高まっていく。
ぐぐぐっとまた男根に血が集まってくるのを感じた。
「あ……。フェイトさんの、また大きくなってる……」
欲望の象徴を見られると、自分の発情を見抜かれたようで恥ずかしい。
「あんまり、そういうこと口に出して欲しくないな」
「フェイトさんからもそういうこと言うじゃないですか。おあいこです」
「そういうことってどういうこと? 私何か言ってるかな」
「え……それは……んと」
「何か言ったっけ? ちゃんと言ってくれないと思い出せないよ」
狼狽して、エリオはもごもごと口ごもる。エリオは奥ゆかしさがあっていいと思う。恥
ずかしがる様はごちそうで、私は本来S気はないのに、こういうこういう意地悪をしたく
なってしまう。
「言ってみて」
少し力を込めた口調で発言を促すと、エリオは観念したように口を開いた。
「おちんちん興奮して大きくなってるとか……元気で物欲しそうにしてるとか……いつも
言ってるじゃないですか」
これでいいですよね?、羞恥に耐える顔で上目遣いに伺ってくる。
「よくできました」
身を乗り出して、未だ便座に座ったままのエリオのひざにまたがる。
エリオにはまだスカートをはかせていないし、私はイかせてもらったばかりでお互いに
下半身は裸だ。ふとももの肌と肌が浮かんだ汗で吸い付くようにくっつけあう。
いつもはこんな体重がかかる体勢はエリオがきついから控えている。けど今は体が入れ
替わっていて、小柄なエリオの体だ。遠慮せず、しな垂れることができるのが嬉しい。
「汚れちゃった上着脱がすよ」
「はい、お願いします」
精液と唾液がかかった上着をそれを口実に脱がす。エリオは小さいころにしていたころ
の名残で、脱がすと言うと両手を挙げて万歳の体制をとってくれる。世話を焼けるのがう
れしくて、エリオの服を脱がすのはいつでも私の役割なのだ。
上着を脱がせると、今は脱ぎ捨てた下着とおそろいの黒いブラジャーが出現する。我が
体ながら、プロポーションだけはいいと思う。ブラジャーの隙間に指を滑り込ませて、豊
かな乳房に直接触れる。下着の中で乳首はひっそりと先端を尖らせ硬くしていた。
エリオは声にならない熱い吐息をこぼした。
「ね、エリオ。胸をもまれるのってどんな感じ?」
「乳首の先っぽがぴりぴりします」
「そっか。今度は私がその体のこと教えてあげるね」
左手で胸をほぐしながら、自分の太ももの間、エリオの太ももの間をくぐらせる。手元
を見ていなかったら、張り詰めた男根にぶつかり、ぶるんと震えた。エリオの唾液を浴び
た男性性器はしっとりと湿っている。
さっきまでの快楽が思い出され、恋しくなり自分で弄りたいと思ってしまうががぐっと
我慢する。気持ちの問題でも実際の問題でもエリオの手の方が気持ちいいに決まっている
し、今はエリオに女性の快楽を教えるという義務もある。張り詰めるそれは意識の隅に追
いやろうと集中した。
アンダーヘアの草原を抜けて、女陰へと指先が到達する。
にちゃりと、普通ではない感触がした。膣からの分泌液がすでに大量に溢れだしており
、とろとろの蜜の沼地になっていた。はまったら抜け出せない、男の感性を溶かして離さ
ない底なしの沼地だ。
確かにウォッシュレットを操作したおりに、水流の刺激で感じてはいたようだった。
けど、それは断じてここまでのものじゃない。最後にトイレットペーパーで拭いて確認
したからこそ断言できる。
「エリオ、すごく濡れちゃってるよ……?」
陰毛が蜜に濡れて肌へと張り付いていたのを掻き分け、ひだを開いて人差し指を差し込
むと、第二間接までするりと入った。やわやわと肉壁が指に絡み付いてくる。ここまでの
ふやけ具合だったら、一本といわず二本までも軽く飲み込んでしまえるだろう。
くるくると円運動をさせながら、エリオを不思議そうな顔を作って覗きこむ。
「フェイトさんが気持ちよさそうなのを見てたら、どきどきしてお腹が熱くなっちゃいま
した」恥ずかしそうに顔を背ける。「自分の体なのに変ですよね」
「エリオはえっちだね。けど変っていうならさ」
恥ずかしいけれど、私の体について存在を主張している性器に目をやった。
「私だって変だよ。ほら、自分の体を前にこんなになっちゃってるんだから。エリオと一
緒だよ」
「じゃあ、フェイトさんもえっちなんですね」
「そうだね。うん、えっちなんだ」
なんだか楽しい気分になった。くすくすとエリオが笑い、つられて私も笑う。
「すごく体が熱いんです。女の人ってすごいですね。本当にえっちしたら、すごいことに
なってしまいそうです」
「すごいよ。ふわふわって意識が跳んじゃうんだ」
くるりくるりと、指でエリオの中をかき混ぜる。内壁はざわつきながら、指先を吸い付
いてくる。
ここに今自分のそそり立っている男根を突き入れたら、どんな感触が味わえるんだろう
か。
気持ちよさそうに自分の肉体を貪るエリオを見ていたときに、感じていたことだった。
自分の味はどのようなものだろう。答えは目の前で口を開いてよだれをたらしてみる。
エリオもきっと気になっている。おっかなびっくりというところがあるも、しっかりと
期待が感じられる視線が送られてくる。
「エリオ、足を開いて。味あわせてあげる」
「はい、わかりました……」
おずおずと便座に座ったまま、エリオは足を広げてみる。実際にことが始まったせいか
、怯えの色が濃くなっている。
やったことがなくて怖いことはさっさと済ましてしまうに限る。
「力を抜いてね。全身の力を抜いて、便座には浅く座って」
「これいいですか。……なんか結構腰がきついですね」
「そう? まぁ、試しに少しだからちょっと間それでがんばってみて」
エリオが股間を突き出した格好になった。上半身が大きく後ろにはいった姿勢だ。
ずっと動かしていた指を膣から抜いた。透明でてらてらと光る愛液にしっとりと濡れて
しまっている。トイレットペーパーで軽く拭いて、広げたエリオの両足を太ももをがっし
りとつかんだ。
掴み引き寄せるようにして、自分の体をエリオへと近づいた。性器は期待に震え天を突
いている。針の先端を見つめる注射を待つ子供のように、エリオは見慣れているはずの天
を突く性器から目が離せないでいる。
「んんっ 今、ぴりっと来ました」
エリオの視線に羞恥と興奮を覚えつつ、ぐっと腰を突き出すとアンダーヘアの生え際、
クリトリスあたりに突き当たる。
亀頭の先端で、恥丘のふわふわとした肉を感じる。
「ちょっと角度がまずいみたい。足を持ち上げるよ」
太ももを両脇に挟んで、エリオの体重を支える。
「これはさっきよりちょっと楽になりました。足もってもらってますけど、フェイトさん
は大丈夫ですか?」
「エリオがしっかりと体を鍛えてくれていたおかげで大丈夫そうだよ」
距離が近まり、エリオの腰が持ち上げられまんぐり返しに近い体勢となる。
トイレの電灯に照らされて、てらてらと濡れた女陰が露きだしになった。
フェイトはある種の感動を覚えていた。自分の性器をこんな角度から見たのは始めてで
ある。
愛液に濡らされた、髪と同じ色の陰毛が縮れたままに汗ばんだ肌に張り付いている。
クリトリスは快感に小指の先ほども腫れ、ザクロの実のように赤く熟れた陰唇は開きき
り男を迎える用意ができていた。奥の泉から溢れる愛液が流れ出し、肛門の方まで垂れて
しまっている。
充血して真っ赤かもしくは肉の桃色のそこは、粘液でどこもかしこも濡れていて客観的
に見てグロテスクだった。いくらか見慣れた男性性器の方が可愛らしく感じる。
ここにいつもエリオは性器を突っ込んで、出し入れして、精を吐き出すのだ。
エリオはぎゅっと身を縮めて、そのときに備えている。
そんなに力がこもっていたら、最初痛いかもしれない。少し気持ち的にもほぐしてあげ
ないとかわいそうだ。
「ね、エリオ、さっきも言ったけど楽にして」
「楽にしてますよ」
「嘘。まだ強張ってるよ」
下半身に意識を集中すると、半端な位置で陰茎はエリオに乗り上げている。
腰の位置を動かして、それを女の子にとって一番敏感であるクリトリスめがけて刷り上
げた。
「ひゃぅぅっ、フェイトさん、今何してるんですか?!これなんか違うみたいですけど、
すごいですっ。んっ、あっ、うんっ」
体を動かしたのでいよいよかと身構えたエリオにとって、この攻撃は効果が抜群だった
らしい。リズムよく続けて越すとそのたびにエリオはいい声をあげてくる。まるで楽器み
たいだ。
エリオが私の引く弦で音色を奏でる楽器ならば、私もまたエリオの手で奏でられる楽器
だった。エリオの声を聞くたびに、鼓動が跳ね上がり高ぶっていく。エリオにいい声をあ
げさせ、自分が気持ちよくなる以外のすべてが白い忘却に消えていく。
「エリオ、いくよ」
擦り付けていたペニスを少し引いた。
愛液に濡れた恥丘で遊戯したせいでぬるぬるとよくすべるように粘液がまぶされ
ている。ここまで濡れていたら、するりと飲み込まれてしまうに違いない。
手で陰茎の角度を下げて、杭を打ち込むイメージで腰を突き出した。
亀頭が恥丘に触れ、クリトリスがある上ではなく今度は下へと向かって滑り込む。
快楽の波に揺らされ、膣の入り口は開ききっていた。愛液が陰茎全体にまぶされていた
こともあり、ほとんど抵抗なく根元まで勢いのまま突き入れてしまう。
しまった、勢いがありすぎた。少しずつ入れていくつもりだったのに誤算である。
「っっっっっっっっっ!」
肉の槍で一息に貫かれ、エリオは声もなくがくがくと震えた。あわせて膣の中が収縮し
、手で握るような力で陰茎が絞られる。不意打ちに急激に加えられた圧力に、思わず達し
てしまいそうになった。
ぎゅっとエリオの腕が伸ばされしがみついてくる。必死なしぐさが可愛い。怖かったの
か、生理的なものなのか、目じりには涙が浮かんでいる。
動かないでくれて、正直助かった。快楽の波が過ぎ去るのをじっと待ってからではない
と動けない。
エリオを突き刺した肉槍から伝わってくる感覚が、みっしりと肉に包まれていることを
伝えてくる。ああ、今自分は男性としてエリオとひとつになっているんだなと改めて感じ
た。
「フェイトさん、強かったですよ……もっとやさしくしてください……」
「ごめんごめん、初めてだから加減がわからなかったんだ」
誤算ではあったが、エリオの今のあっけに取られて震える顔はよかった。それだけの価
値がそこにはあったので反省はしていない。次があってもまたしてしまう予感がある。
「じゃ、ゆっくり動いてみるね」
エリオの中は暖かく心地いい。このままでもいずれ達してしまいそうなのだが、膣に突
き入れたときの全体の川をそぎ落とすような感触が忘れられない。もっと動かして感じた
かった。
「はい……もう大丈夫です。フェイトさんが気持ちいいように動いてください」
動き出そうと、足に力を入れたところでエリオの言葉が引っかかった。
まるで自分のことを置き去りである。エリオは人のことを考えすぎる。子供らしく、も
うちょっと自分のしたいようにして欲しい。
今言った言葉を後悔させて上げよう。自分の肉体がどういうことをしたら気持ちよく感
じるのかを、全部教えてあげることを決めた。
女性の快楽は男性の快楽よりはるかに強いという知識、強すぎる快楽ゆえにエリオはあ
えて弱い刺激を求めたんじゃないか。そんな考えは浮かぶも、気づかなかったことにして
蓋をする。これは教育でもあるのだ。遠慮はいらない。
「エリオも気持ちよくしてあげるよ。期待しててね」
「そんな……いいですよ。今はゆっくりで……」
さて、大見得を切ったものの、何せ初めての体験だ。できるだけエリオがどのように動
いていたかを思い出す。
ざわざわと粘液に濡れた肉の表面がざわめくのを肉棒で感じつつ、ゆるゆると前後に動
いた。
「エリオの中気持ちいいよ。あったかくてやわらかい。じゅぷじゅぷ、いっぱいおつゆこ
ぼしちゃってるよ」
「やっ、恥ずかしいです。んんぅっ……フェイトさんの、中で動いちゃってる……」
「大きくなったおちんちんの先から溶けちゃいそうだよ。エリオの中ってば熱いんだぁっ
」
「元々はフェイトさんの体ですよ」
太ももを掴まれ固定され、便器の背に押し付けられ肉棒を性器へと突きこまれるエリオ
は熱に浮かされたかのような表情を浮かべている。
体の最奥より掻きだされる愛液が女の香りを漂わせている。あまりの淫蕩な臭気に脳髄
がどうにかされそうだ。こんな匂いをかいでいては酔ってしまう。もしかしたらトイレに
入ってきた時点でとっくにもう酔っているのかもしれない。
股間が熱く、そこから体が解かされ飲み込まれそうだった。一突きごとに体の中の熱が
引き出され、熱が体にめぐり腰が動くのを止められない。
「そうだね、エリオはいつもこれを味わってるんだ。ずるいなあ」
「それを言うなら……フェイトさんの体の方がすごいですよ。……んっ……あっ……出し
入れされるたびにっ……意識が飛んじゃいそうですっ」
「これも気持ちいいでしょ」
「ああっ……それいいです……」
上体を起して、反り返ろうとする陰茎がより強く膣の内壁にこすれるようにする。この
角度はちょうど気持ちよく感じるところに、ぐりぐりと亀頭が押し付けられるのだ。体位
を変えると、陰茎で感じる肉感もごろりと変わり別の顔を見せる。より窮屈に、押しつぶ
すような力を味わう。
男として感じる快楽は確かに女性と比べると弱い。けれど弱いからこそこうして余裕が
あるし、自分の動き方次第で色々な快楽を送れるのが面白い。このまま女性に戻れなくて
も、それはそれで構わないような気がしてきた。
そうなった場合、いつか作ろうと思っている子供はエリオが宿すことになるんだろうか
。私がこのまま子種を注ぎ込み、エリオが受精する。お腹の大きくされてしまったエリオ
を想像すると、愉悦がこみ上げてくる。
「はっ、はっはっ……フェイトさん、動くの速すぎぃ……」
今自分が考えていることをエリオが知ったらさすがに引かれるだろうか。泣いて嫌がる
かもしれない。早くエリオの中に射精したいと強く感じた。
罪悪感も湧き出してきて、それをエリオに気づかれたくなくて、さらに濃い快楽の海に
エリオを沈める。
エリオを気持ちよくさせればさせるほど、我慢の限界、最後の瞬間が近づいてきてしま
う。
このままエリオの中で果てない。欲望に私は抗えるんだろうか。
ピンポーン。
部屋へ来訪を告げるチャイムが鳴り響く
私の時間が止まった。絶え間ない刺激に翻弄されていたエリオは今のチャイムを聞き逃
したようで、何があったのか把握してない顔できょとんとしている。
ルームシェアしているなのはは、今日は本局の方にいって帰ってこないはずである。
もしかして精神が入れ替わるという異常事態を耳にして、慌てて帰ってきたのかもしれ
ない。踏み込まれたらまずい。エリオとトイレの個室でセックスをしているのが露見して
しまう。
慌てて着替えても間に合わない。どうしたってトイレから出るところを目撃されてしま
う。
いや冷静になれ。同居しているなのはは一々入室にチャイムはならなさない。
今来ているのはなのは以外の第三者だ。インターホンを通じて、声が部屋の中にまで聞
こえてくる。
「はーい、はやてや。入れ替わったとはまた大変な自体やな。様子見にきたでー」
やってきたのは第三者の中でも、なのはの次にやばい人物だった。
他の人ならば、居留守を使うという手もある。きっと検査や散歩でもしていると思うだ
ろう。
しかし今は精神が入れ替わるという異常事態の最中で部隊長権限を持ったはやてなのだ
。
このまま何も返答をしなければ、さらなる異変が起きて私たちが意識を失っている場合
を考慮し、権限を使ってロックを外し踏みこんできかねない。
「ど、どうしましょう、フェイトさん……」
エリオも事態を把握したようだった。私の服を掴んでいた手にわずかに力がこもり、今
の状態を見つかるかもしれないという足音に震えている。
弱々しいエリオもいいものだと思った。
何もしないのなら問題に発展するが、まだどうにでもなる範囲に過ぎない。エリオに気
づかれないようにこっそりとはやてへと念話をつなげる。
(はやて、今ちょっと取り込み中なんだ。あとでまた来てくれる?)
(念話とはまた実に取り込み中やね。考えようによっては楽しい状況やろうなあ。私も男
の子に一回ぐらいなってみたいで)
はやてと念話でやり取りをしてるのを悟られないようにしつつ、エリオに微笑んだ。
「多分、はいってこないよ」
ゆるゆるとエリオの中で動かす。周りがどんな状況にあろうと変わらず、むしろ緊張か
らか締め付けをまして男性性器を咥えこんでいる。
「ひゃぅ……だめです、フェイトさん、動かないでくださいっ 八神部隊長がドアの外に
――っ」
「そうだね、エリオのえっちな声が聞かれちゃうかもしれないね」
防音設備はしっかりしている。ドアを開けないかぎり聞こえるはずがない。それを承知
で、エリオの耳元で囁き、柔らかな耳たぶに噛み付く。
ピンポーンと部屋のチャイムがまた鳴らされた。びくっとエリオの背が跳ねた。
(どうしたの? またチャイムならして)
(いや、こうしたほうがええんちゃうかなと判断したんや。お邪魔やった?)
(グッジョブだよ、はやて。ゲンヤさんとお幸せに!)
「おらんなあ。おかしいなあ。しばらく待ってみよかな」
(フェイトちゃん、ご機嫌やなあ。エリオとお楽しみになー)
(うん、私がんばる)
友の心遣いを無駄にはできない。全力でエリオを弄りぬくことを心に決めた。最後に噛
み付いていた耳をひとなめして「ひゃぅっ」ぐっと前に身を乗り出して、性交を再開する
ためにぐっとエリオの足を握った。
「フェイトさん……?」
「エリオ……エリオの中気持ちよすぎるよぉ。私……我慢できない」
「や、今はダメです。動かないで! 声がでちゃうぅぅっ」
エリオがもごもごと足を動かして、抵抗しようとする。
離したくなくて、両足を抱きしめた。きゅっと膣の中が狭くなり、摩擦係数が増す。
膣口が上向きになり、挿入の角度が上がる。ほぼ垂直に肉棒を突き入れた。
「深い、深いですよ、フェイトさんっ」
「うん、先っぽの方が硬いものにコツコツあたってるよ。きっとそこが子宮口なんだね」
ぐりぐりと中にもぐりこむように、亀頭を押し付ける。柔らかな肉の中にある、凹凸は
癖になってしまいそうなものがある。
「そこが一番奥だよ。エリオ、気持ちいいよね。腰が抜けちゃいそうになってるんだよね
。よくわかるよ」
「なああっ……フェイトさん、だめです。八神部隊長が部屋にきちゃうっっ」
エリオが暴れれば暴れるほど、中がきつくなる。
そこにきて、もう一度さらにチャイムが鳴る。
「もしもーし、あれ……? シャマルが部屋に行くと聞いたって言ってたけど違うんかな
。ドア開けちゃおうかな〜」
「うぁぁああ、フェイトさぁぁん」
響いてくるはやての声に、エリオはもう泣く寸前。
脳髄に突き刺される快楽の一撃と、迫り来る危機にもみくちゃにされている顔だった。
エリオに開発されてしまった嗜虐心が刺激される。この顔が見たかった。
(はやて、ナイス! 今度一杯奢るよ)
(よろしくな。ほなら、私はもう行くからなー)
はやての気配が遠くなっていく。私は心の中で親友に手を振った。
残してくれた遺産を有効活用させるため、エリオの耳元に顔を寄せそっと囁く。
「今、はやてが入ってきたら、犯されてるところ見られちゃうね。エリオってばおちんち
ん突っ込まれて、泣きそうになってるよ。たくさんえっちなおつゆ溢れさせて、たらして
るところまで全部」
「あうぅんっ、で、でも、見られるのはフェイトさんの体ですよっ」
タイミングを逸して、ブラジャーだけはずっとつけっぱなしになっている。仰向けに寝
ているのに、乳房がゆらゆらと揺れないのはそのおかげだった。ブラジャーの上から、マ
ッサージするように胸を揉む。
他は裸なのでなんとなく気になったことと、胸で感じる快楽も受け取って欲しいので外
すことにした。
ぐいぐいと陰茎を小刻みに動かしながら、ブラジャーの隙間に指を滑らせ乳首をつまみ
上げる。エリオの高ぶりも合わさって、こりこりと硬くなっていた。
「私ははやてには構わないかな。それにえっちなのは中身のエリオだし」
「そんなぁ……うっ……ああっ、だめ、なんかきちゃうっ」
「ほら、力を抜いて気持ちよくなっちゃって」
「じゃ、はあ、遠慮なくいっちゃいますっ。はぅぅぅぅっっ!」
膣の中が収縮し、軽くイったことを伝えてくる。
うねる肉壷に一緒に果ててしまいそうだったけれど、エリオを気持ちよくするという誓
いの下ぐっと耐えた。
最高潮に欲望の化身は膨れ上がったまま、中身を開放することなくエリオの中に埋まっ
ている。
荒く息をして、興奮から肌の表面に汗を浮かせている。
「エリオ、ね、感覚を済ましてみて。はやてはもういないと思って立ち去ってくれたみた
いだよ」
「はぁはぁ……えっ……あっ……本当だ」
すっかり快楽の虜になっていたエリオはイったときに、はやての来訪のことが抜けてし
まったみたいだった。何いまだに意識が完全にはっきりしないようで、ぼんやりとした目
をしている。
「汗かいちゃったみたいだね。気休めだろうけど、ブラジャーとってあげるね?」
「はい、湿ってくっついてきて、動くたびにこすれてちょっと痛いです。お願いします」
「後ろ向いてくれるかな。フックが後ろにあるんだ」
「わかりました。うわっ」
エリオはずっと寄りかかっていた便座から立ち上がろうとして、ふらりと足元から崩れ
た。
驚いて、抱きしめるようにして支える。狭いトイレの個室ということもあり、エリオ自
身も壁に手をついて体重を支えきった。
「大丈夫?!」
「はい、ちょっと座りっぱなしだったんて血が下に集まってたみたいです。少し眩暈がし
ただけですよ」
「そっか。でも転んだら痛いから気をつけてね」
「はい、フェイトさんの体に傷はつけさせません。守り抜きます」
エリオの言葉には乙女心を刺激する魔法がこめられていた。自分のことを一生懸命思っ
ていてくれてると、胸が熱くなってくる。
この子と交わりたいと真に思った。
「ふふっ、でも言ったそばから怪我しちゃってるよ。ほら、ブラが擦れて赤くなってる」
「うっ……それはフェイトさんが隙間から無理やり胸触るから」
「そうだね。もう、後が残るようなことをしないよ」
「お願いします。フェイトさんの体、綺麗だから勿体無いです」
ブラジャーのフックに指をかけて外すと、ブラはしがみつく力を失って肩紐でのみだら
りと垂れ下がる。
覆いかぶさるように近づいて、ずらしてすとんと地面に落とす。
後ろを向いているエリオに近づいたのだ。ゆえに愛液にぬらされた強張りがそそり立ち
、エリオの白いマシュマロのような尻に乗り上げている。少し動かすと粘液が移り、ナメ
クジが這った後のような粘液の道ができる。
「あの、フェイトさん、当たってるんですけど……」
「当ててるんだよ」
便器の存在により、少しお尻が押し出された女性性器はぱっくりと開いて、握った分泌
液でてらてらと濡れている。
さっき見たときはグロテスクにしか感じられなかったが、味を知った今は現金なもので
おいしそうに見える。
「あの、なんだか、さっきからおっきくなってる……その、おちんちんがゆっくり下に動
いているんですけど」
「エリオを食べるためだよ。さっきは乱暴にしちゃったから、今度はゆっくりいくね」
とろとろに蕩けたそこに、再び肉槍を突きこんだ。
先ほどまで埋まっていたところだ。適度にほぐれて、ずっと簡単に進んでいく。
「ん……フェイトさんの、じりじりって入ってきます。うぅ、どんな形してるのか、中で
わかっちゃっう……」
「やわらかくほぐれたエリオのがぎゅって吸い付いてきてる。さっき達したばかりだから
ね。感度があがってるんだよ。さっきよりも濡れて、熱くなってる」
ゆっくりと最後まで突き刺さった。正上位でやるよりも、深くに差し込まれている。先
ほどの感触に加えて、尻肉が押し当てられ肉の柔らかさを感じた。
エリオが痛がるそぶりはない。
もっとリズムカルに、軽快にピストン運動することにした。
「うあっ、フェイトさんそれ、がんがんって奥をノックされますっ 子宮の入り口、刺さ
れちゃいます」
「こっちもすごいよ。この体位のアングルって、おちんちんが女性器に入るところが丸見
えなんだね。エリオの下のお口が一杯一杯に広がってしっかり咥えこんでるよ。ピンク色
のビラビラが押し出されてはみ出してて、すごくえっちだよ。エリオはいつもこんなのこ
っそり見てたんだ」
のしかかり耳元で囁きながら、尾てい骨を掴んでぐっと一気に突き入れる。
「ひゃぅっ」
「エリオはエッチな悪い子だね。悪い子にはお仕置きしなきゃ」
「それはぁ、隠してたわけじゃなくてぇ……っひゃぁぁっ フェイトさん、それ、強すぎ
ぃっ」
ずんずんとエリオの中を突き入れると同時に、腕を腰の前のように回して結合している
付近に差し出した。植物ならば根が腐るほどに、快楽を注がれ真っ赤に熟れたクリトリス
を指先でつまみあげる。
「これはおしおきだからね。刺激は強めだよ」
刺激から無意識に逃れようとしているのか、エリオは助けを求めるように手を伸ばした
。
ここは狭いトイレの個室で、助けてくれる人なんているはずもない。伸ばされた手は壁
という行き止まりにぶつかる。エリオはそこに手を突いた。ついてしまった。今までより
も、力強くエリオの奥底に突き入れる。押されたエリオはそのまま壁に押し付けられる形
となった。
逃れようとしつつ逃がれることができないエリオは、蜘蛛の巣にかかった蝶のように思
えた。標本箱であるこの個室に、肉棒を縫いとめる針として押さえつけられてしまってい
る。、
「熱いんです」はー、はー、とエリオは発熱した病人のような息を上げている。ぽつりと
言葉を漏らした。「男の体だったときよりずっと」
エリオはもしかして今の状態の方がいいんだろうか。
出し入れする速度を緩めて、聞いてみることにした。この辺で休憩を入れて休まないと
、男としての経験の少なさから予期せぬタイミングで絶頂を迎えてしまいそうだ。
「もし戻れなかったらどうする? 私はエリオの体、エリオは私の体のままになっちゃっ
たら」
「フェイトさんに悪いですから、がんばって戻る方法を探します。僕の体は魔導師として
未熟ですし」
「私はそんなことを気にしないよ。他には問題あるの?」
「僕はフェイトさんがそれでよければ……フェイトさんがフェイトさんであれば十分です
。僕からは今のままでもかまいません」
エリオの答えはある意味予想通りだった。エリオの言いたいことは私にも理解できる。
「私も一緒だよ。姿形は違っても、エリオがエリオであればいいよ」
「フェイトさん……」
「でも、そうなるとちょっと残念かな。いつかエリオの赤ちゃん産みたかったから」
「それなら大丈夫です。僕が変わりに生みます」
悩んでいたことがエリオの一言で解決してしまった。
このストイックさ、純粋さ、私はやはりこの子が好きだ。大好きだ。
「あ……、フェイトさんの、僕の中でもっと大きくなった……」
「エリオがうれしいこと言ってくれたからだよ。それに、ぎゅぎゅっと締め付けてくるか
らいっちゃいそうだよ」
「じゃ、そのまま僕の中に出してください。フェイトさんの、受け止めます」
「いいんだね。じゃ、ペースをを上げるね」
「んんんっっ、擦れすぎて熱いくらいですっ」
もう、イきそうになったらどうしようという不安はない。後のことは気にせず、快楽に
身を任せて果てればいいというお墨付きをエリオからもらって、腰の辺りの筋肉が緩んだ
気がする。限界が一気に近くなった。
ぱんぱんとエリオの尻肉を打つ音が耳朶を染め、大量に噴出している愛液に濡らされて
いく。快楽に促されるまま獣のように交じり合う。
「ね、いつもこんな風に感じてるんだよ?」
「僕もそんな風にいつもフェイトさんの体味わってるんです」
どっちが男でどっちが女で、誰が誰を犯しているのかはもう些細な問題でしかなかった
。
お互いの高まりだけを感じていた。鼓動は最高潮へと達し、終焉を迎える。
「くるっ。さっきみたいにでちゃうっっっ」
「いっぱい出してください。あ、あつぅぅぅっ」
叫ぶように声を掛け合って、望み望まれるがままに意識を解き放った。
達してエリオの中で精液を吐き出した。魂までも一緒に出してしまうんじゃないかとい
うほどの勢いで射精して、エリオの子宮を精子でぱんぱんにしてしまう。
長い長い射精の後、気が抜けて軽く意識が飛んだ。
次に意識が覚醒したときに、視界に広がったのは壁だった。おかしい。さっきまで眼下
には全裸で壁に押し付けられ犯されるエリオの姿が映っていたはずだ。
それに下腹部が内側から熱い。加えて慣れ親しんだ、お腹の中をかき混ぜるような異物
感が感じられる。背後には人の気配もあった。
「フェイトさん……? もしかして僕たち、元に戻ったんですかね」
振り向くと、エリオがそこにいた。エリオの姿をしたエリオだった。
「そう、みたいだね。お互いに精神を無防備に接触させるのがよかったのかな」
振り向くために体をひねったときに、異物の正体であるエリオの陰茎が膣から抜け落ち
た。栓が抜けた肉壷からは大量に自分が吐き出した、エリオの遺伝子が溢れだしている。
子宮に飛び散った精液が、ふたたび膣を通って逆流している。奥のほうから垂れてくる
感覚は、いつもならもったいなく感じるけれど自分がやったものなのであまり感慨はない
。
それよりも、自分が散々酷使した、刺さっていた男根の方に興味があった。
すでに燃え尽きて収縮してしまっているそれは、どのように感じていたか思い返し、忘
れないようにする。
「エリオ、変な姿勢で無茶させちゃってごめんね」
コンディションをチェックすると、長時間座っていた足はやっぱりまだ痺れているよう
な感触が残っている。こんなものを味あわせてしまったのだと反省した。
「そんな、謝らなくてもいいですよ。僕だって気持ちよかったですし。……結構ふともも
の辺りが痺れてます。僕を気持ちよくさせるためにフェイトさんもがんばってくれたんで
すね」
「エリオのかわいい顔が見たかったからね」
自分の下で快楽に翻弄され喘いでいたエリオは実にかわいかった。
いつもリードする形でセックスをしてきたが、今日のは特にツボだった。
けどこうして優位な関係で挑めるのは終わりかもしれない。エリオに女性の体がいかに
すれば感じるのかを、体験として教えてしまった。物覚えのいいエリオのことだ。きっと
レベルアップしているだろう。
「さ、次はベッドで続きをしよう? エリオはエリオ、私は私で、ね」
「はい……、今日自分で体験して知った、フェイトさんが気持ちいいと感じることを精一
杯実践しようと思います。覚悟してください」
「楽しみにしてるよ」
私が逆に翻弄される日も近いのかもしれない。
それもいいかなとエリオの言葉に期待を膨らませながら、長い間こもっていたような気
がするトイレから一歩を踏み出した。
638 :
Mr.P:2007/12/04(火) 10:08:36 ID:Y7V8///Y
以上で終わりです。
途中二度も連投規制に引っかかったときはとうしようかと思いました。
またエロ書いたら投下します。ではー
>>604 GJ!久しぶりのエリオ分続き楽しみにしてます。これはniceboatになるか?
>>638 GJ!
これは、またすごいエリフェイですね。
つかフェイトさんwおまwww
GJ!エリオ分補給完了!
突然ですが投下。
フェイトXエリオ?
エリオXキャロ?
エロは……多分無いです。
ギャグ系でちょっと長くなるかもしれません。
「行ってらっしゃい。エリオ、キャロ」
「はい、久しぶりの休日なので思いっきり遊んできます」
六課職員寮の出口で元気良く答えるエリオ。
そのままフェイトが笑顔で2人を見送るが、しばらくして
フェイトの表情が曇り始める。
その要因とは、2人が間違った場所へ行かないかだとか、
緊急時の連絡を取る手段は万全かとか、手持ち品に不備な無
いかなど、要するに心配なのだ。
フェイト自身も今日は休日でフリーなのだが、心配で尾行
しようにも場所が場所だけに難しいのである。
「フェイトちゃん。どないしたの?」
外を見たまま顎に手を当て、目をつむったままで硬直して
いるフェイトの肩に誰かの声と共に手が乗った。
「うーん……あっ、はやて?」
肩を叩かれてもその反応までに少し時間を要してしまうほ
ど、深く考え込んでいたらしい。
「何を悩んでるんか解らへんけど、相談に乗るで?」
「ああ、うん。そんなに深刻な事ではないんだけど……」
フェイトが経緯を話しながらはやてと共に休憩所へと移動
する。
「なるほどね……心配でたまらへんけど様子が見たいと」
一通り聞き終えたはやてが、飲み終えたストローを弄りな
がら返答した。
「それなら衛星つこうて監視でもさせたろか? それぐらい
なら部隊長権限で楽勝やで?」
「ううん、そこまで荒事にする必要は無いよ。ただ、上手く
ばれないように近くにいてあげれればなって思ってたんだ」
今回、エリオとキャロが向かった先は遊園地。
目的も場所も解っているし、この前の話し合いでお互いの
わだかまりはほぼ消え去ったと言っても良いだろう。
それでもやはり、フェイトにとっては心配でならない。
そのまま尾行してしまえば、大人一人が遊園地で目的が解
らない雰囲気でぶらつけば簡単にバレてしまうだろう。
かと言って、はやての言っていた軍事衛星まで使うほどの
荒事では無い。
「うーん、難しい条件やなぁ……せめて変装できれば……っ
て、変装と言えば……思いついたで!」
自分で質問を投げかけ、あっさりと氷解するはやて。
「な、何を思い出したの?」
その様子に戸惑いながらも、返答を今か今かと待ちわびて
いるフェイト。
「んふっふー、取り合えず私の部屋に行こうか。シグナム、
アレの用意や」
偶然通りかかったシグナムがはやてに用件を命じられる。
「アレ……ですか」
「そうや、アレや」
途中に個人念話を挟んでいるのか、フェイトには理解でき
ないやり取りが行われ、シグナムがはやてに礼をしてその場
から立ち去った。
「はやて……アレ? って……」
「大丈夫や、痛い事や他人に迷惑がかかる事やないで」
はやては基本的に嘘をつかない。
だが、はやてが目を細め薄ら笑いをしている時は大抵ろく
でもない事ばかり起きるのだ。
その辺を考慮して、フェイトが不安を感じているのだがそ
のまま、はやての部屋に招かれる。
「そんでや、今からやろうとしてる事はいわゆる『変身』や」
「へ、変身?」
いきなり部屋に連れて来られて、はやてが放った第1声が
これだった。
「この前、蒐集魔法を探ってる時に、ちょっと面白い魔法が
あってな。試したらしばらくヴォルケンのみんなに遊ばれて
もうて散々やった……」
「さ、散々!?」
さらに不安になるフェイト。
「あー、大丈夫や。フェイトちゃんならなのはちゃんに見つ
からない限り弄られる事はあらへん」
一体今から何に変身させられてしまうのか、すごく不安で
たまらない様子だ。
怪物? 機械? それとも何かのオブジェ?
「お待たせしました」
そこでシグナムが子供服を持って現れ、答えが解る。
「子供服? そう言う事は……」
「せや、子供になれる魔法や」
準備が完了したらしく、はやてが夜天の書を呼び出すと同
時にフェイトへ小さな丸型の手鏡を渡す。
地球のおもちゃでこう言うのを見た事があったかもしれな
い、そんな手鏡だった。
「これを行使するためにはちょっと特殊な工程が必要なんや
。で、フェイトちゃんにはこの手鏡で自分を写しながら『テ
○マクマヤコン テ○マクマヤコン 子供の姿になーれー』
って言うんや」
なんと言うか、物凄く騙されている気がする。
そんな思いが脳裏をよぎる。
「ねぇ、はやて……それって本当に私がやらないとダメ?」
「私もそれをやらないで試したんやけど、全くダメだったん
よ」
残念ながら、と平手を横へ向けるはやて。
「う……そ、それじゃあやるよ?」
「オッケー! 任せとき!」
もうこうなったらやけくそだ!
これ以外頼れそうな手段が無いならやってみるしかない、
そんな気持ちであった。
『てっ……テ○マクマヤコン テ○マクマヤコン 子供の姿
になーれー』
フェイトが変身の呪文を詠唱する中、はやても蒐集行使で
サポートを開始する。
続いてフェイトの回りが光の粒子に覆われ、完全に姿が見
えなくなる。
「よっしゃ! 成功や!」
光が一気に開放されると、既に変身は完了していた。
「あ、あれっ? 本当に小さく……なってるの?」
本人が気がつきにくいのも無理は無い。
まず今まで来ていた衣服が雪崩となって覆いかぶさるのだ
から……。
「本当だ……子供になってる」
衣服の山から顔を出し、次に自分の手を出して辺りと比べ
て、ようやく自分が子供になっているのだと理解する。
「フェイトちゃん、むっちゃ可愛ええなぁ」
なのはにしか弄られないと言っていたはやてにいきなり弄
られてしまった。
「あっ、ちょっ……シグナムも何とか言ってー!」
膝を曲げたはやてに抱きつかれ、頬を摺り寄せられている
フェイトがシグナムに助けを求める。
「……おほん。主はやて、早い所用件を済ませた方が良いの
では?」
一瞬顔を赤く染めていたシグナムが我に直り、主に制止を
求めた。
「せやな……もうちょっとこうしてたいんやけど、はよせん
と2人とも遊園地に入ってしまうな」
シグナムに用意してもらった着替えをてきぱきとこなし、
改めて自分の姿を確認する。
「すごい……本当に昔の私だ」
10年近く前、なのは達と一緒に遊び歩いた服。
それがそっくりそのまま用意してあったはやてにも驚きだ
が、今はそれに改めて感謝するべきだと感じていた。
「それじゃあ何かあったら、無線機に連絡するからフェイト
ちゃんも何かあったら連絡してな?」
「……その前聞きたいんだけど、この魔法の解除の仕方は?」
子供になったのは良いが、一番の問題は有事の際にこの姿
で問題が起きないかどうかあである。
「それは帰ってきたらやね」
「でも、もし戦闘とかあったら……」
フェイトの疑問を断ち切るようにはやては人差し指を横に
振った。
「その姿でも戦闘力は全く変わらへんよ。その辺もしっかり
試してるから有事の際もその格好で問題ないで。ほらほら、
早くせーへんと遊園地に入って見つけにくくなっちゃうで」
「あ、うん……それじゃあ行って来るよ」
何か騙されているような気がしていると思ったフェイトだ
が、2人の事が心配である事を思い出し先を急ぐ事にした。
折り返しをどれぐらいでするべきか凄く迷いながらの投下。
折り返し無しだとだらだらと横に長引くので調整しましたが、
読みにくかったらすいませんorz
グッジョブ! 定期的にライトニング分が補給されて嬉しい限り。
てかヴォルケンはいつそんなもん蒐集してしまったんだw
>>645 GJ!
しかし、はやてさん。どうやってフェイトさんの私服を手に入れたのやら。
どうみても、ハラオウン家から趣味だけであの手この手で手に入れようとする策士が見えて仕方ないw
それで感謝しちゃうフェイトさんもフェイトさんですがww
かなり亀ですがサイヒさんGJ
フェイトがかわいすぎる。自分もクロフェ派なのですがユーフェに人気とられて悔しかったんです
これからもがんばっていただけたらなぁと思います。
まったく関係ないけど保管庫の更新ってどうなってるんですかね?
キャロが人肉ハンバーグ作るって電波きた
自重してくれ、たのむ
649
材料はエリオですか?なんというヤンデレ!
どこぞかの魔王がフェレットシチューを作った
話を思いだした・・・
チキンブロスかフェレットブロスならいいと思うよ。
>>645 GJw
個人的にはコンパクトよりリボンのほうがスリリングな話になると思った
>>645 GJ!!久しぶりに小さなフェイトとはやてにあえてうれしい限り。
>>638 Mr.Pさんお久しぶりです。
ところでMr.Pさんのエリオの顔に跨って自慰をするフェイトの話に続きってありましたっけ?
できればその続きを読みたいのですが、希望してもよろしいでしょうか?
>>648 最近だとフェイエリの方が多い気がするぞ…?
ま、ユーノ派の勢力が妙に元気なのは確かだが。
クロノ好きな俺としては、危機感を覚えなくも無い。
書く人少なくなったってか、新規の人が増えて無い感じが。
>>657 まあ、ユーノスレは安定して伸びてるし、最近まとめサイトまで出来たからな。
勢いの差ってどうしてもあるだろうね。
>>657 探すと増えてないわけではないけど、最近だと回りまわってなのはだな。
一時期はフェイトさんは強かったんだけどね…
結局、曲りなりでも公式の嫁に立ち向かえるのは公式の嫁でしかなかったってことだな。
>>658 クロノ関係は大御所さんらが現在休止中なのがな…。
>>657 新規の人は難しいだろうな……3期で妄想の余地がほとんどなくなっちまったし。アレを覆して妄想できて、なおかつ作品作れるってなら、かなりの猛者だぜ。
結婚しちゃうとやはり動かしづらいんだろうな・・・。
ジレンマですよ。
471kb・・・まだ早いかな次スレ。
ほとんど接点ないのに勝手にくっ付ける妄想は辟易するが
663 :
Mr.P:2007/12/05(水) 00:01:14 ID:Y7V8///Y
>>656 まさかあの作品のことを覚えていてくださる方がおられたとは……
誰もいないと高をくくって完全に放置してました。
エリオ自慰話、慌てて書き始めたんでお待ちをー。
短くすみそうなので近日中にお見せできるかと思います。
>>648 ごめんなさい。
自分も含めて、年末なのでみんな忙しいんだと思います。
たぶん、年を越えれば復帰できるかなと希望的観測を抱いていますが、
正直言うと保管庫を更新する時間があったらSSを書きたいです(涙)。
ということで、保管作業してくれるボランティアは随時募集します。
我こそはという方は、livedoor idを取得して申し出ていただけるととても助かります。
ぶっちゃけ接点なんて作ったもん勝ち。
むしろ、本編では存在しなかった絡みを保管できるのがパロディの醍醐味の
一つだと思っている俺ガイル
>>664 いつもご苦労様です。
リアルは犠牲にしない程度に頑張ってくださいね。
>>662 それでも書いて投下する人は尊いんだよ。スレ的に。
あと妄想云々は他も同じだろーに。
ちゃんとSS内や前書きで納得させれるなら問題ない。
技量が追いついて無い人は…まぁ、スルーで。その内成長するだろ。
>>660 くろくんなのちゃんの方を知ってれば、まあ何とか…。
かなり強固なテンプレだから。
他ヒロインは今だとかなりむずいな。
カリムさんのキャラの生きた面が露出されればまた少し変わるんだろうけど。
>>663 お答えくださりありがとうございます。
やっぱりエリオの初めてはフェイトに食べられちゃうんですか?
ショタがお姉さんに食べられるシチュは大好きなので楽しみにしてます。
カリムさんとリンディさんが出てくるとアダルティな方向にいってしまうからなあ・・・・
俺は本編でこれっぽっちも接点無かったけど、それでもユースバというカップリングが気に入って妄想しまくって頑張って
るぞ。正直妄想した者勝ちな部分はあるな。後は上手くまとめられるかだが。
>>669 ふむ。というか、カリムさん、あなた何歳よと思うw
公式設定あるのかな?
>>648 同じくすみません、保管庫手伝い1です
10スレ以上投下してないんで、いい加減書きたいなぁと思ってるんです。
えと、本当にごめんなさい。
>>671 推定20代後半って言われるが俺は30代半ばと思って・・・おや?誰か来たようだ・・・・
女に限り、孫がいても外見年齢20代くらいの香具師もいる世界だからなあ・・・
カリムさんにも孫とかいても、別にもう驚かんよ俺はw
>>672 頑張って下さいね
そーいやメガミで、クロノとエイミィさんの子供の名前が確定してたな
カレルとビエラだっけか?
こいつらの設定、生かされる時が来るのかね…
いっそアルハザードがあったころからとい…あsd
今夜は野犬が多いですね。それでは失礼いたします。
投稿します
>99-103 の続きとなります。
>>108 の要望を取り入れ・・・ようとはしました。
修繕された隊舎に帰還して1週間、ブランクを埋めるための地獄のリハビリも落ち着き、現在は六課解散後の進路を念頭に個別訓練に移行している。
そのため訓練の終了時刻が各自バラバラになっていた。
「ふー・・・」
エリオはティアナに続いて課題をクリアし、着替えとシャンプーとボディーソープを持ってシャワー室に向かう。
「あれ?」
【調整中】
使えないらしい、
彼は基本的にシャワー派で風呂には滅多に入らないが、訓練後に汗を流さないわけにもいかないので、ほとんど使用したことの無い浴場に行き先を変更す。
何メートルも離れていないが、たったそれだけでなじみの薄い見慣れない景色になる。
隣り合った二つの入り口で紳士マークを確認し、脱衣所に入り、
「?」
軽い違和感を覚えるが、それが何かは、その時は分からなかった。
半端な時間からか使用中のロッカーは一つしかない、空いているのを適当に選びトレーニングウェアと着替えをしまう。
ガララララ
スライド式の曇りガラス戸をあけると浴槽に居る誰かの影、湯気で曇っていて良く見えない、が軽く手をあげ挨拶をしてきたので同じ様に返す。
流しでざっと体と頭を洗う。
普段のシャワーならこれで終わりだが、せっかく普段使わないバスルームに来たのだ、たまには肩までお湯に浸かろうと浴槽に足をかけ、
「あんた体の洗い方随分雑なのね」
「え? そうです・・・ヵ・・・?」
念入りに洗うわけではないし、体についた泥や汗を流せればいい、という程度なので雑と言えば雑だが、そんなことよりもその声がよく知っている“女性”のものであることに絶句した。
「え? え? え!?」
そこに居たのは、髪を下ろしたティアナだった。
「ぅわ! っわ! わぁ!!」
慌てて股間を手で隠す。
「何今更隠してるのよ、お互い隅から隅まで知ってるんだし」
「何で!? 何で男湯にティアナさんが!!?」
「ここ、女湯よ」
嘘だ!
「そんな! ちゃんと確認しました! そんなわけが無いです!!」
「でもほら」
彼女の指差す先、曇りガラス戸の向こうに、ぼけているが明らかに女性職員の姿が見て取れる。
「!!!」
「あーあ、今から出てったら鉢合わせだね」
「ひぃ!」
ガララララ
「あれ? アルト、ルキノ、シャーリーさん、皆おそろい?」
「おーティアナ、んー今日はもう皆上がりだねー、定時上がりは久しぶり、あたし足しだってたまには遊びたいしね、頑張ったよー」
「今日はティアナ一人?」
「うん、スバルもキャロも新しく覚える事増えたしね」
「ふーん、スバルは今後の進路、災害救助隊を希望だっけ?」
「えー、今までみたいに全力でぶっ放すだけと違って細かい出力調整を覚えなければいけないし、そのへんで苦戦してるみたい、
キャロはキャロであのヴォルテールって黒いのとのフリードの連携とかやってるらしいけど、アレに連携って必要かな?」
「アレとなのはさんってどっちが強いかなー?」
「なのはさんでしょうね」
「わ! 言い切った! でもあれでっかくて黒光りしているよ?」
「色や質感は関係ないでしょ・・・」
「管理局のエースオブエース機動六課のジョーカー我等がスターズ分隊隊長高町なのは一等空尉なら中に愛娘ヴィヴィオさえ居なければゆりかごくらい外から墜としたに決まってる」
「ワンブレスで言いましたよこの子」
彼女たちが垢と一緒に仕事の疲れを洗い落としながら、小鳥のさえずりを思わせる声で交わす取り留めのない会話を聞きながら、
エリオはティアナの隣で、腰を腕で押さえられたまま微動だにできずにいた。
後から入ってきた文官3人には彼の姿が見えていない。
ティアナの幻術魔法で透明にされているからだ。
その部分だけ水面にぽっかり穴が空く、と言うことは無く、水面の幻影で埋めているにはいるが、よく眼を凝らせば屈折率が違うのが分かる。
湯気もただよっており、湯も揺らめいているのでそのつもりで見なければ気付けるようなものでは無いが、それでも彼には気が気ではなく、眼の端に彼女の胸が映る事とあわせて外から聞こえるのではないか? と言うほど心臓が激しく鼓動していた。
「ダイジョーブヨ」
当たり前だが鼓動音が外まで響くわけがない、だが密着しているティアナには感じとれている。
「ソレトモアタシノ魔法、ソンナニ信用出来ナイ?」
「ソンナ事ハナイデスケド…ひあ!?」
「んーどうしたのティアナー?」
「いや、上から湯気が落ちてきてビックリしただけ、音マデハフォロー出来ナインダカラ気ヲ付ケナサイヨ」
「ソンナ事言ッタテ! ティアナサンヤメテ下サイ!」
彼女は腰に回していた手を内側に進め、彼の中心を握ったのである。
「ナンヤカンヤ言ッテ、コンナニシテルジャナイ」
その中心は、彼女が触れる前からすでに肉の槍として臨戦態勢を整えていた。
「 ッ ッ ッ ! 」
その肉槍をティアナに先端から睾丸までを揉みしだかれ、漏れそうになる声を押し殺す。
彼女は逆の手で彼の腕を握り、それを自分の中心へと導いた。
水中で揺らめく、彼女の癖のない柔らかい直毛が指先をくすぐる。
「! ティ、ティアナサン!? い゛ぃ!」
エリオが反射的に離そうとすると、ティアナは彼の槍を潰さんばかりに握り締めた。爪も立てている。
「んー? 何ー?」
「何でもない何でもない」
幸い、ハッキリ上がった悲鳴もシャワーで髪や体を洗っている三人官女には届かなかったようだと胸を撫で下ろす。
彼女の手が今度は優しく蠢く。
不安気な顔をする彼に目線も向けず、どの道見えはしないが、そ知らぬ顔をしているが、何を要求しているか思い知り、彼女の中心へ手を進め芝の茂る土手を撫ぜる。
「っん」
もぞもぞとその手に擦り付けるようにうごめく腰の更に奥へ指を滑り込ませた。
そこはもうすでにお湯とは明らかに粘度の違うものでぬめっていた。
ほぅ・・・
心地良さそうに深い溜息をつき、槍を撫ぜる手つきも軽く柔らかくなる。
「お邪魔しまーす」
ビクゥ!
流石のティアナも驚き体を硬直させ、膣に挿し込んだ指を締め付けた。
体を洗い終えたシャーリー達が浴槽に入ってくる。
「エリオ、コッチ」
彼の槍から手を離し、
「逃ゲタラココデ魔法解クワヨ」
浴槽の、3人から近からず遠からずの縁へ移動し、縁を背もたれに手足を介の字に広げる。
その側に近づいたエリオをゆっくりと、自然な動作で捕まえ自分の上へ被せるように抱きかかえる。
「ドウスル? ココデシチャウ?」
いきり立ったままの肉槍はもはや収まりが付かないところまで来ているが、
「無理デスヨ、コンナトコロジャ…」
「ナンデ?」
「ナンデッテ、ソノ…シャーリーサン達ガ…」
ほんの数メートルむこうには見知った女性が3人もいるというのに、
「じゃする気は満々なんだ。だってさ」
「!」
いきなり上げる声量に驚き彼女たちに目を向けると、彼女たちもティアナに、
いや、ティアナの辺りに目を視線を向けている。
彼は戦闘訓練を受けており、相手の目の動きの観察は極めて重要である。
彼女達は、エリオのいる辺りを見ているのだ。妙な笑顔で。
「!?」
彼は自分の体を見回すが、ちゃんと消えている。水面の偽装もされている。
それが、解かれた。
「ふー・・・しんどー」
「ティアナさん!? あ!」
そのとき唐突に、入り口で覚えた違和感の正体がつかめた。
バスルームはあまり使わないとは言え、一回も使ったことが無いわけではない。
以前は確か、男子湯の入り口はこちらではなかった。
「何のこと?」
何も言っていない。その言葉で全て察した。この3人もグルだ。
「謀ったな・・・」
「人聞きの悪い事を」
その意地の悪い笑顔が如実に物語っている。
「な・・・なんで?」
「いや皆にあんたとの事話したらね」
「話したんですか!!」
無視。
「この子達もあんたで遊びたい、って言うからさ」
「“で”って何ですか!?」
「っさいわね、あんただってこんな美女4人とこんなこと出来るなんて男として本望でしょ」
「皆さんは良いんですかそんなんで!?」
「んー処女なんて大事に取っておくものじゃ無いし」
「でも同世代や年上はなんか怖いし」
「キャロでも咥え込めるのなら体の負担も軽いだろうし」
大人の玩具扱いである。
子供な玩具扱いである。
「じゃぁ・・・ヤッパリボクの事が好きとか、そういうわけじゃ無いんですね・・・」
「そんな事無いよー」
「いくらあたし達でも何の好意も持ってない相手とこんな事するほどさばけてないよー」
「エリオの事可愛いと思ってるのは本当だよー」
だがそれはペットやヌイグルミに対する感情と同質のものだった。
「と、言うわけで、ヤッちゃえー!!」
一応この中では一番階級の高いシャーリーの号令で、彼は浴槽から引きずり出された。
「あら? すっかり萎えちゃってる。ちょっと虐めすぎたかしら?」
ノリノリのシャーリーに羽交い絞めにされたエリオを眺めると、彼の性器は先ほどの勢いを失い、小指ほどにまで減退していた。
「朝顔が枯れるとこんな感じだよねー」
屹立時はともかく、萎えてしまえばまだ皮をかぶったままの、年相応の弱々しい器官である。
「ね、ティアナ、大きくさせてみてよ」
「んー・・・じゃ」
はむ
その釣りの餌の蚕のサナギのようなモノを口に含む、
「ふあ!」
ん、ちゅ、むー
唇でしごき、舌で嫐り、喉で吸い込むと、一度は臨戦態勢を整えたまま、放出せずに萎んだので又すぐ元の様に立ち上がる。
「ぷはぁ・・・まぁこんな感じ」
「うゎ!」
「けっこぅ・・・おっきくなるんだね・・・」
「エリオくんなら、あたしの中指くらいだと思ってた・・・」
「んで、誰から行く?」
想像より猛々しいサイズと形に引く三人。
協議の末、とりあえず経験者に任せることにした。
「「「ティアナさん、お願いします」」」
「根性無し共め・・・っまいっか、じゃ」
彼の槍を握り自分の中心に定め、
ずちゅ っ
「〜〜っ」
腰を下ろし、一気に根元まで挿し込む。
言動の淡白さとは裏腹に、そこは熱い粘液に濡れていた。
「ぅわ! ホントに入った!」
「じゃ、動くね」
にちゃ くちゃ
根元まで挿れたまま、クリトリスをこすり付けるように前後に動くほうが好きなのだが、ギャラリーに見えるように腰を上下させる。
「エリオくん、ティアナの中ってどんな感じ? 気持ち良い?」
息を荒げている彼はその質問には答えず、歯を食いしばり、瞼を強く瞑り、顔を背けている。
ティアナはその姿に少し不快感を覚えた。
ぬぽ
槍を引き抜き立ち上がる。
「っあ!?」
「なに切な気な声出してるのよ。
シャーリー離してあげて、
ここをこんなに腫らしてるのはただの生理現象。ただ自分は犯されているだけ。何のやましいことはしていない。魂だけは潔白でいよう。
そんな感じ?
そんなスタンス取られてもちょっとムカつくのよね。
だからエリオ、それを落ち着けたかったら、気持ちよくなりたかったら、あたし達に挿れるにしろ、自分で処理するにしろ、自分で決めなさい」
彼の視線が自分と彼女の性器を交互している。
もしここで「自分で処理する」と変な意地を通されると、それはそれでティアナ自身も困るので、ちょっとだけサービス。
彼に尻を向け四つん這いになり、下から通した手で自分の中心を広げる。
「ほら、あんたの好きなようにして、良いんだよ」
彼の自制は、音を立てて崩れた。
ハァ ハァ ハァ
「っん はぁ!」
ぱちゅん ぱちゅん
エリオの荒い吐息とティアナの喘ぎ声、尻と腰のぶつかる乾いた音と互いの性器が絡む湿った音がバスルームに響く。
(ぃつもと・・・当たる所が違う。声が、抑えられない)
基本的に騎乗位、稀に対面座位いか経験の無い彼女に、この体勢は肉体的にも精神的にも刺激が強く、上半身を支える腕から力が抜け崩れる。
ティアナの胎でエリオが脈打ち、限界が近い事を知らせる。
「ティ・・・ティアナ・・・さん!」
「良いよ ハァ 膣で出して ん 大丈夫だよ」
「あ゛っ! あぁ!!」
ビクッ ビクン
尻を引き寄せ、腰を突き出し、届く限り一番奥まで挿しこみ激しく体を震わせ熱い体液を流し込む。
「あぁ!? はぁあん!!」
腰骨から脳髄まで熱湯を流し込まれるような錯覚に、ティアナは今まで経験の無い位置まで昇り、落ちた。
そんな普段は知的で理性的な二人の獣じみた痴態を息を飲んでみるめる三人の間を、
「いいなぁ・・・」
と小さな呟きが流れる。
誰の声かは分からないが、3人とも自分の漏らしたものと疑わなかった。
一度理性が敗れれば後はだだ崩れである。
彼は求められるまま3人を貫く。
開き直り、と言うより自棄ッパチと言うほうがニュアンスは近いだろう。
30分も立った頃には、その場で動いているのは呼吸を整えたティアナ一人だった。
アルトとルキノは抱き合って気を失い、シャーリーは女の子座りで自分の膣から溢れる色々混ざった体液を呆けた顔でニチャニチャといじっている。
エリオは意識はあるようだが浴槽の縁を背もたれにして脱力していた。
「ん?」
シャーリー達が人が入らないように使用不可の札をかける手はずになっていたが、脱衣場で人の気配がする。
本来なら慌てる場面だがそんな気力も無い。
もうどうとでもなれ。
「あー!!」
「ティア、エリオ、アルトルキノにシャーリーさん!?」
入ってきたのはやっと訓練を終えたらしいスバルとキャロだった。
確かにスバルなら無視しかねない。
気付かなかったのかもしれない。
その声にエリオも反応し顔を上げ、眼を剥き、力の入らない足で後ずさろうとするが、後は浴槽である。
その視線の先にいるスバルは瞳は金色をしていた。
その視線の先にいるキャロは両手にケリュケイオンを装着していた。
「「あたし達も混ぜて!」」
おしまい
以上です。
GJです
さー次スレ立てるか
ついに40か……
大したものだね? なかなかどうして
>>686 お疲れ様ですー
さて、軽いの一本くらいあると良い感じだね
>>638 GJ
なんという愛玩玩具扱い…
このエリオは将来間違いなく女啼かせw
このままヴォルケンズまで食べちゃいそうな勢いだ(除く 犬)
おはようございます〜wいやそこであえてわんこも……ウホッ!?
[はやクラ][朝から昼メロ]
ミッドにも某巨大掲示板郡とか電話とかあるっていう設定捏造
名前とかは気にしない方向で
ほいでは朝刊〜
翌朝、まだ薄暗いキッチンにはやてが入ると既にエプロン姿のクライドがシンクに向き合っていた。
ちなみにあれから一度も顔を合わせていない。
「おはよう、クライドはん〜」
「ん、おはよう。はやて」
エプロンをしながら彼の隣に立って、えへへ、と微笑みながら見上げる。
そのどこか艶やかな笑顔に思わず彼の手が頬に伸びると、はやても素直に瞼を閉じた。
そしてゆっくりと重ねられる唇。
すぐにそれは深くなり、少し貪りつかれながら彼女もまたしっかりと背に手を回した。
ある程度で離れて額を重ねると、後悔の強い言葉が聞こえる。
「やっぱり――抱いておけばよかったかな」
「うん……次はそうして?」
「そうだな……」
それからキスを再開する2人。
そのキッチンに開けっ放しの扉をくぐって入ろうとしたシャマルが、
朝っぱらから繰り広げられているキスシーンに気づいてがばっ、と廊下に戻って隠れた。
(朝から、心臓に悪すぎ……)
しばらくしてこっそり覗くと、やっと本来の目的である朝食作成を開始した様子に安堵して、改めてキッチンに入る。
「おはようございます、はやてちゃん、クライドさん」
「シャマル〜おはようさんや」
「おはよう、シャマル殿」
こうしていつもとちょっとだけ違う朝の光景から、その一日は始まったのであった。
さてそれから朝食を終えて、クライドを残しいつも通りにゆっくりと、綺麗に揃って管理局本局に到着する八神家一同。
白一面で構成された受付を通り過ぎ、魔力認証用のパネルに軽くはやてが触れると白い自動扉が開いた。
そして内部に入ってすぐの廊下のところで、待ち構えていたとしか思えない女性局員数人に囲まれる。
「あっ、来た!」
「あの八神二佐、婚約って本当ですか!」
「へ?な、なんの話や?」
なのはちゃんの話かな、でも一応アイドル扱いやしそう簡単に広まるわけないよな、と思考を巡らせていたが
矢継ぎ早に続く彼女達の質問の内容にその方向性が明らかに違う事がすぐに分かる。
「クロノ提督とデートって本当ですか?!」
「だからそれはアリバイが」
「え、じゃあやっぱりスカリエッティに作らせたクローンとか?」
「……あー……」
こりゃあかん、いくらなんでもあかんやろと思っても今更手遅れである。
様子からして、もはやこの話が管理局中の誰もが知るところとなっている噂話となっている事は想像に難くない。
つまり今問いかけられている話は、他人の楽しい噂話――なわけがなく、精度が低いとはいえ思いっきり完璧にはやては当事者なのである。
そして返答に窮していると、こちらも何となく待っていた感じのフェイトが管理局制服姿で現れた。
「ごめん、はやて。今朝私が来たときにはもう手遅れで」
「ああ、ええって……うん、しゃーない……で、一体どこから?」
「それが、昨日夜遅くにシャーリーから電話がかかってきて……しかも凄く酔っててお兄ちゃんがどうとか妙な事言ってたから気になってたんだけど、
今朝来たらこんな状態で、聞いてみたら酔った勢いで電話かけまくったらしくて」
「あ、あはは……」
乾いた笑いで答えるしかない。
「本人は噂話程度のつもりだったみたい。今、デバイスルームで滅茶苦茶落ち込んでるから、あんまり責めないであげて……」
「ああ、いやもう過ぎたことやし、いいって……うん」
「しかもね……」
「ん?」
「誰かが匿名掲示板とかに書き込んだらしくて朝からメールとか電話が凄いって」
「……」
はやても名前だけは知っている、ミッドに存在する巨大掲示板郡ミッドちゃんねる。通称ミちゃんねる。
それに書き込まれて広がっているとなれば、割と大事である。
「で、ね、それで……」
「あ……」
と彼女の振り返った廊下の角の先から現れたその人に、その場に居た全員の視線が例外なく集まる。
きりっとはめた白い手袋に、管理局女性提督が纏う青い上着の礼服に青いネクタイに白いタイツ。
完璧と表現すべき長く豊かな薄い緑色の長髪をふわりと背中に広げた――
「り、り」
クライド・ハラオウンの妻であり、クロノ・ハラオウンとフェイト・テスタロッサ・ハラオウンの母であり、未亡人であるはずの
「り、リンディさん」
総務統括官、リンディ・ハラオウン、その人であった。
その顔は、微笑んでいた。
それはもう、非の打ち所のない彼女らしく完璧な――完璧すぎる微笑であった。
そしてそのままの表情で、いつも通りの口調で全く澱みなく用件を告げられる。
「おはようございます八神二佐、少しお話宜しいでしょうか」
「は、は、はい!」
階級でなんてただの一度も呼ばれたことのないことも手伝って、その台詞には有り余るほどの迫力があった。
念話で騎士達に泣き言を言わずにはいられないはやて。
(あかん、あかんて!リンディさんめっちゃこわいって!)
(が、がんばって!はやてちゃん!)
(はやてがんばれ!)
(もうここまできたら覚悟を決めるしかありませんね)
(よくわかりませんけど頑張ってくださいです!)
(はうううう!)
そして本局にはありふれた小さな面談用の部屋へと無言で向かうその人の背中に、
心許ない声援を受けながらはやては静かについていくしかなかった。
天の声:次回は、リンディさんとぅ〜、ハートでぇ〜、たたかいまぁす
ほいではまたノシw
きたああああああああ
この展開を待って居た!グッジョブ!
怖い!怖いよ!!リンディさん!!やばい!!怖いのに超楽しぃ!!!
>>693 GJ!!
ぬおおおおおおおおおおおおおお!!
リンディさんktkr!
超GJ!
テンションあがってしょうがありません!
GJ!
はやて…、イ`…
リンディさん、めっちゃ怖っ!w
>693
リンディさん……(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>693 GJ!
遂に来るべき時が来てしまったか・・リンディさん怖えEEEEE
厳密には違うんだが何だろう、クロはやと言われるとやっぱ独特な魅力が…
>>693 こぅえーww
まぁ、リンディさん視点から見たら腹立たしいわなwww
これはまた明日が楽しみな終わり方だなw
GJ。nice boatな感じにならなければ無問題だZEw
誰だよ、今俺の脳味噌に
夜天の書をバラバラにして
『何だ、クライドさんがいるなんてやっぱり嘘だったんじゃないですか。』
『中に、誰もいませんよ。』
とか言い放つリンディさんの電波を飛ばしてきたのは。
投下宣言します。
再び機動6課の休日 その2
今回は折り返し無しで投稿してみます。
「予定時刻20分前……無事着いたな」
遊園地の駐車場に到着したシグナムが運転席からフェイトにそう告げた。
「うん、ありがとう」
一方、答えたフェイトは助手席に乗っている訳だが、経緯としてはこうだ。
最初、フェイトは無意識で自分で車のキーを持って車に乗ろうとしたが、いざ運転席を空けてその事態に気がついた。
子供だとペダルに足が届かず、車の運転が不可能だと言う事である事を……。
泣く泣くはやての部屋に戻り事情を話して、代わりにシグナムに車を運転してもらう事となった訳だ。
「時にテスタロッサ……送った見返りと言うのも何だが、いくつか頼み事をしても構わないだろうか?」
「うん、別に良いけど?」
「まずは遊園地のお土産にヴィータの気に入りそうな物があれば適当に買ってきて欲しい、無論代金は後で払う」
少々恥ずかしそうな口調で話すシグナムに対し、フェイトは嬉しそうに答える。
「それぐらいならお安い御用だよ」
「それと……もう一つの頼みなんだが……」
今度は口調が途切れるほど恥ずかしいのか、顔が真っ赤になり今までフェイトに向けていた目線も外すシグナム。
「どうしたの? シグナム」
「その……だな。あ、頭を……撫でさせて欲しい」
それは予想外の答えだったが、それでもフェイトは気にせず笑顔で答える。
「そのぐらい別にお願いする必要も無いよ。いつでもどうぞ」
そのまま助手席から、横に乗り上げる形でシグナムの横へ顔を出す。
「あ、ああ……それでは遠慮なく」
体格差と体勢の都合上どうしてもフェイトがシグナムに対して上目遣いになり、それが原因で更に顔を赤くしたシグナムが優しくフェイトの頭を撫でた。
「し、シグナム……すっごい顔緩んでる」
先ほどの以外な発言中や頭を撫でる直前より更に変貌したシグナムを見て、流石にフェイトも一言発せられずには居られなかった。
「……っは! すまん、つい取り乱したようだ」
我を取り戻したかのように冷静な表情へと戻る。
「私だけになら良いんだけど……はやてとかに見られたら、また遊ばれそうなぐらい凄かったよ?」
「肝に銘じておこう」
続いて苦い思い出を彷彿させるフェイトの発言でよりいっそう顔が引き締まる。
「む、目的の2人が来たようだ。後は任せたぞ、テスタロッサ」
「あ、うん。行ってくるね」
いつものように車のドアを開ける動作をするが、やはり子供の体格で片手の力では動かないらしく、構えなおして両手でドアを開ける。
「テスタロッサ。最後に聞き忘れたが帰りはどうするつもりだ?」
フェイトが助手席側から車を出て、運転席側に回り込む途中にシグナムが窓を開けて質問をする。
「そうだね……必要になったらそっちに連絡する形で良いかな?」
「心得た。それでは上手くやるんだぞ」
お互い手を振って別れの挨拶後、シグナムが乗った車が駐車場から去る。
「よし、ちょっと後ろの別の列から入れば簡単にはバレないよね」
後方からエリオとキャロの姿を確認しながら入場ゲートへ並ぶ。
「入場人数を教えて下さい」
どうやらフェイトがチケットを買う順番になったようで、カウンター越しに係員がアナウンスで呼びかける。
「えっと、大人一枚で」
「大人? ……保護者の方の分ですか?」
係員がフェイトの付近を見回すが、それらしき大人は見当たらない様子で答える。
「あっ! ええと、すいません。子供一枚で……」
車の時と同様に、自分が子供の姿であると言う事を忘れてしまっているハプニングであった。
「エリオ君、これなんかどうかな?」
「良いね。でもこっちとかもどうだろう?」
エリオとキャロの2人は何種類かのアトラクションを回った後、お土産屋に寄っていた。
無論、子供姿のフェイトも少し離れたお土産屋でヴィータへ渡すぬいぐるみを物色しながら見守っている。
2人の道中はこれと言った事件も無く、なんら問題は無かったのだが……。