【職人】MC・催眠系総合スレ その2【求む】

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1名無しさん@ピンキー
MC、催眠術系の洗脳・書き換え・発情・操りといったシチュエーションに萌えるスレです。
SSの投下は一次・二次を問わず大歓迎です。

前スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1181227679/

保管庫
http://marie.saiin.net/~mcharem/MClog.htm

【関連スレ・サイト】

魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想 その5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187957540/
【催眠】操りものの漫画・小説【洗脳】10
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1190605476/
E=MC~2
http://rose.zero.ad.jp/~zab50690/index.html
超能力・超常現象等体験告白
http://bbs02.nan-net.com/bbs.cgi/log/62/
魔法使い体験告白
http://bbs02.nan-net.com/bbs.cgi/log/58/
2名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 10:17:18 ID:wzx+4neh
【関連スレ・サイトその2】

エロゲー板
「催眠術・MC・媚薬・人格改造」を語るスレ part31
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1190010266/

MCサイトリンク集
ttp://marie.saiin.net/~mcharem/MCGAME.htm
3みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:31:00 ID:YYoQFIeA
こっちでもいいのかしら?(投下ー。
4みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:32:08 ID:YYoQFIeA

[スカート捲らせ/催眠]



日曜日の午前中。
誰もいない教室。
女子生徒は、
ひとり机に座り、
薄手の文庫本を読んでいた。

快活さをイメージさせるショートボブとは対照的に、
その目には理知的なそれも備えている。
学則通りに着こなされているセーラー服は、
そんな彼女の矛盾する魅力を、
丁寧に包み込んでいた。

「よ。待たせたな。」

「わざわざ人を呼び出しといて遅刻とはご機嫌ね。
 ところで何の用かしら?
 私あんまり時間ないのよね。」

「ああ、すまん。ちょっとこれを見て欲しくてね。」

松本恵子の眼前に人差し指が突き出された。
あまりに突然の出来事に一瞬びっくりしたものの、
そこは頭の回転の速い彼女のことであった。
すぐに自分のペースを取り戻そうと杉山浩次に話しかけた。

「ちょっと、なによこれ。びっくりするじゃない。」

「喋らないで。」

「!」

普段の杉山の口調と違うことに気が付きつつも、
その違和感に飲まれるように、
彼女はそれ以上言葉を発することなく
人差し指を見つめてしまった。

「そう。人差し指だけーみてごらーん。
 そーう。つめにー、白い部分がーあるだろうー。」

「う、うん。」

「いいかーい、白い部分はー、とっても小さいからー、
 ふだんよりもー、よーく、注意深くー、みてごらーん。」
5みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:33:53 ID:YYoQFIeA


杉山の口調が、さらにゆったりしたものへと変わった。
その変化に松本自身も気づいていはいたのだが、
人差し指の驚愕が尾を引いて、
自分の周りが起こっていることを必要以上に聞き入れようとしている。
だめだ、あたまがパニックになっている。

「そーう、もっとー、よーくみてー、
 でも、よーくみてるとー、なんかー、目がつかれちゃうよねー。」

「、、、ぅん。」

いつのまにか杉山は彼女の背後に回っており、
人差し指を突きたてたままの右腕を、
彼女の頬の横から目の前に来るようにしていた。
左腕は柔らかな肩をそっと持ち、
赤子が眠るゆりかごのように彼女をゆっくりと右へ左へ動かし始めた。

「つかれちゃったよねー、目がー、つかれちゃったからー、
 目を閉じてしまおうかー、みっつー、かぞえるとー、
 今見ている指がー、ぼくのゆびがー、おおきくなるよー、
 おおきくなってー、あなたは目の前が真っ暗になってー、
 すごーく、らくになるねー。ほら、ひとーつ、ふたーつ、
 みっつ!」

「ッ!」

カウントダウンを言い終えるのと同時に、
伸ばしていた右腕を引き戻し、
手のひらで松本の目元をすっとおさえた。
誰だって目の前に手のひらが来たら目を閉じてしまう。
杉山は右手をそのままに、左手をうなじの辺りに持ってきて、
ゆっくりと首を回転させた。
たたみかけるように、耳元に顔を寄せては暗示を重ねた。

「ほらまっくらー、だけどすごーく、らく
 すごーく、からだがーらくだねー、
 僕の言ったとおりに目の前が真っ暗になってー、
 僕の言ったとおりに体が楽になったよねー
 そうだねー、」

「・・・」

声は出ない。
微かにうなづくような動作をしたのか、
首を回転させている両手からも彼女の反応はうかがえる。
6みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:35:36 ID:YYoQFIeA

「そうー、ぼくのいうことをきいているとー、
 すごーく、らく、それだけじゃなくてー、とってもー、きもちいい、
 まるでふかふかのお布団でねむっているようにー、
 からだがー、とってもきもちいい、きもちいのはすきだねー」

コクン

「もっときもちよくなりたいよねー」

コクン

「そうだねー、きもちよくなるにはー、ぼくのいうことをー
 きけばいいい、ただそれだけー、とってもかんたん、
 ぼくのいうことはー、とってもかんたんだからー、すぐにできるよー
 まずはー、左手をあげてみようかー」

そういうと、するすると緩慢な動作ではあるが、
松本の左腕があがってきた。
彼女の左腕の動きにあわせて囁く。

「ほらー、左腕がー、あがるよー、あがるとー、
 きもちいい、そうだねー、もっときもちよくなりたいねー、
 だからー、もっということききたいよねー、」

もう、頷きもできないほど深く入ってきている。
机の上にはしおりの挟まったままの文庫本がある。
なにやら聞きなれない、難しそうな題名であった。
いま、暗示のとおりに腕を上げている少女は、
ついさっきまでこのような本を読んでいたのだ。

「じゃあ、次はー、いすからー立ってみようかー」

ガタン

邪魔にならないように杉山は彼女から少し離れて、
彼女が倒れないように身構えていた。
紺のスカートは若干しわが付いているものの、
美しさを損ねることはまったくなく、
ただただ今の白痴美のような彼女の雰囲気に一役買っているだけであった。

やや体を揺らしながら椅子から立ち上がった彼女を、
隣の席に座っている自分方へ向くように杉山は指示した。
全体の様子から、表情、呼吸、はては汗のかき具合から、
彼女の催眠の深度を確認した。
深く、ゆっくりなテンポの腹式呼吸は、
誰もいない教室の静寂の中でとても大きく聞こえた。
7みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:36:45 ID:YYoQFIeA

「よくできたねー、じょうずにたてたねー、
 いうこときけてうれしいねー、きもちいいねー、
 それじゃあ、こんどはー、両手でスカートをつまんでー、
 ぼくにー、きみのー、ぱんてぃがみえるようにー、
 めくてごらーん、ちょっとー、はずかしいけどー、
 はずかしいほうが、さっきよりもー、きもちよくなれるよー、」

薄く目を瞑り、無表情であるかと思ったら、
唇を軽く舌で舐め、一瞬、隠微な表情を彼女は見せた。
スカートを手にかけたとき、かすかに眉間にしわがよったが、
いうことを聞いている実感が気持ちよさに自分の中で変換されると、
ゆっくりとスカートを捲り上げ、
およそ日常において教室で晒すことはないであろうものを、晒した。

杉山は自分の頬があつくなっていくるのを感じていた。
真っ白な下着、濃い紺の制服。
椅子に座っている杉山の目の前には、
ちょうど彼女の股間が来る位置であった。
窓から射す日の光は、二人の影を黒く染めている。

fin
8みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:37:33 ID:YYoQFIeA
つづいて媚薬ー
9みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:38:29 ID:YYoQFIeA

[スカート捲らせ/媚薬]



日曜日の午前中。
誰もいない教室。
女子生徒は、
ひとり机に座り、
薄手の文庫本を読んでいた。

快活さをイメージさせるショートボブとは対照的に、
その目には理知的なそれも備えている。
学則通りに着こなされているセーラー服は、
そんな彼女の矛盾する魅力を、
丁寧に包み込んでいた。

「よ。待たせたな。」

「わざわざ人を呼び出しといて遅刻とはご機嫌ね。
 ところで何の用かしら?
 私あんまり時間ないのよね。」

「ああ、すまん。ちょっとこれの味見をして欲しくてね。」

そういうと男生徒は、
制服のポケットからチョコレートのようなものを出し、
彼女の机の前に広げた。

「どういう風の吹き回しから」

「家庭科の単位がやばいんだ。
 美味しいもの作ったら単位くれるっていうから、
 昨日徹夜で作ったんだよ」

心の中で舌を出す。

「ふーん、要は毒見てことね。
 で、どうして私があなたのチョコレートもどきを、
 食べなきゃならないのかしら」

相変わらずきつい女だ。
居丈高に声を張っているわけではないのだが、
全体の雰囲気から男は馬鹿にされていることを感じた。
まあ、これも今日まで、か。

「お前、家庭科の成績良いだろ。
 どうせなら貴重なご意見でも拝聴しようかな、と。
 嫌なら良いぜ、的確なコメントを述べろって言っても、
 こんな「もどき」じゃ、
 いくらお前でも難しいかもしれないしな」
10みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:40:01 ID:YYoQFIeA

「あなた、馬鹿にしてる?
 まったく、その程度のことも出来ないと思われているとしたら
 心外だわ」

少しの皮肉に過剰に反応。
食べてくれさえすれば良い訳で、そこまでが心配だったんだが。
勝気な性格が災いしたな。

パクっ。

「あら、意外だわ。
 甘さを抑えたビターテイストに、
 中には、ブランデーかしら、口の中に広がる
 ほのかな香がいいわね」

彼女は目を広げた意外そうな様子のまま、
手にしていたチョコもどき、をすべて食べてしまった。
ひとつでも十分な濃度に調節したんだが、
弱冠オーバードーズかもしれない。

男子生徒の不安をよそに、
ショートボブをはずませながら、
嬉々として感想を述べてくれた。
、、、及第点、とのことだ。

彼女の話が
チョコの感想から、自身のお菓子履歴、
ひいてはチョコレートの歴史まで語りだした。
こんなにお菓子好きだったとは、、、!
いつになく饒舌な彼女の様子から、
ブランデーに調合した薬の効果が見て取れる。
話がカカオの種類にまで及びだしたとき、
テンションの高まりとは別な紅潮が彼女の頬に広がった。

「、、、でね、チョコを作るには、んはぁ、あれ、はぁ、はぁ、」

「どうした?」

笑みは内心だけに。
表情はあくまでも真剣に。

「ん、ハぁ、、ぁれぇぇ、んあ、、なんか、
 カラダが、、、、、あつ、い、」

「おい、呂律回ってないぞ、大丈夫か」

「あなた、はぁはぁ、変なことしてない、、?」

勘がいい。
11みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:41:36 ID:YYoQFIeA

「わ、わたしが、、んあ、ブランデーくらいで、、はぁ、、
 こんなになるなんて、、、」

「何言ってるかわかんないが、
 お前さっきから何で膝をもじもじさせてんだ?」

セーラー服ごと真っ赤になったと思うほど、
彼女は赤面した。
実は先ほどから、かすかに女性のにおいもしてきている。
男子生徒を睨み付ける目も潤みきっているようだ。

「な、なによ、、、んぁ、、、な!」

男子生徒は彼女の耳元に口を近づけると、
何事か囁いた。
頭のなかが白くなってきていた彼女は、
言われてないように驚き、男を撥ね付けた。

「んくはぁ、、、ば、ばっかじゃないの、、あんた、
 この、この、、ヘンタイ、、、ンァァッァァ」

「何いってんだ。発情しきったカラダの癖によ。
 自分で体動かしただけで、服にこすれて気持ち良いんだろう?」

「、、う、うるさい、、!」

「さっき耳元で言ったろ?
 『どこが気持ちよくなりたい』って。」

肩で息をしている女子生徒の背後に近づき、
無防備な胸をもんだ。

「ひゃう」

「教室の中で胸もまれて喜んでて、
 どっちがヘンタイなんでしょうかね。」

「んン、、ヒャううぅっ、、、ぅるさぃ、んっ!」

「はは、胸だけで軽くイッちゃうの?
 ヘンタイさん、もっと気持ちよくなりたいよね」

「、、ハァ、、はぁあ、、はあん、、ああ、、ぅん」

「声が小さいなあ、もっとどうなりたいか自分で言ってよ」
12みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:43:16 ID:YYoQFIeA

胸をもむ手に緩急をつけつつ、
その速度を少し上げた。
達したばかりの頭には、正常な思考は霧消していた。
もう、どうでも、イイ、きもちよければ、それでいい、、、

「ぁ、もっ、とぉ、きもちよくしてぇ、、、くださいィ」

「いいよ。じゃあ、きもちよくして欲しい場所を見せてよ」

男子生徒は女子生徒から離れ、
セーター服がすべて視界に入る位置へと歩いた。
振り返り彼女の正面に立つと、
潤みきった、そして少し媚を含んだ目があった。

「さあ、見せて。
 どこを気持ちよくして欲しい?」

徐々に捲れ上がる紺色のスカートは、
隠れていたふとももをまずは空気に触れさせた。
窓から入る日曜日の日差しは、
彼女のふとももの白さを際立たせ、少し光って見えた。
濡れているのだろうか。
さらに持ち上げられるスカートからは、
教室では絶対に見ることのない彼女の下着。
傍目からもグチョグチョであることがわかるそれは、
さらなる快感を求めている彼女の秘部を象徴していた。

「ヘンタイさんですね。さ、下着を出してますけど、
 僕にどうして欲しいんでしたっけ?」

わざとらしく丁寧な口調でいう。

「ん、気、きもちよく、、してください」

スカートを捲り上げ、
熱のある視線を男にまとわりつかせながら、
彼女は懇願した。

机の上には閉じられた文庫本と、
なかみのないお菓子の包み紙。
その横で、この学校の生徒二人は非日常の中に居た。
窓から射す日の光は、二人の影を黒く染めている。

fin

13みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/05(月) 14:45:04 ID:YYoQFIeA
ご笑覧くださいませ。

>1
遅ればせながら、乙です。

14名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 15:32:36 ID:0kelc9wq
乙だけど書き換えverは…
15青人:2007/11/05(月) 20:58:47 ID:xdtaT/+Z
スカート捲らせGJです。

みちにじさんの後で恐縮ですが、投下したいと思います。
初めてのことなので生ぬるい目で見てやってください。
16青人:2007/11/05(月) 22:00:00 ID:FHDvb7Mm
『無くした居場所と』


自慢じゃないが僕こと小泉友哉(コイズミ ユウヤ) は不幸だと思う。

現在高校2年なんだけれども、体型はちっちゃくてひょろい。
具体的な数値は明記したくない感じだ。
おまけに童顔だからよく中学生に間違えられる。
というか中学生にカツアゲされる。


憩いの場であるはずの家も結構な修羅場だ。
両親と3人で暮らしているはずの家だけど、今は僕しかいない。
今というより、ほとんど僕しかいない。

両親は外に新しい恋人を作って、滅多に家に寄り付かない。
たまに帰ってきても、わめき散らしてまた出て行くだけだ。

その発端が、父親の浮気か母親の浮気かはもう忘れてしまった。


学校でも酷いものだ。
小学校から数えて11年学校に通っているが、その内10年はいじめられているだろう。

別に僕が何をしたって言うわけでもない、ただなんとなくいじめられていた。

特定の奴以外には暴力を振るわれることもなく、金を取られることもなかった。
ただシカトされる。僕にとって学校とはそんな場所だった。

そんな学校だったから、特に行きたいわけでもなかったけど最近は楽しかった。

僕を気にかけて、よく声をかけてくれる女の子がいたんだ。
須藤渚(スドウ ナギサ) さんといって、とてもかわいくて優しい子だった。

何かあるたびに声をかけてくれていた。優しくしてくれた。
そんな彼女に僕はどんどん惹かれていって、ついに気持ちが抑えられなくなっちゃったんだ。
今思うと、何をそんなに舞い上がってたんだろうと思うけどね……。

とにかく、抑えられなくなった気持ちを伝えるために僕は手紙を書いたんだ。ラブレターって奴だね。
それを須藤さんの鞄に入れたんだ。返事は明日くださいって書いてね。

正直OKがもらえるとは思ってなかったけど、それでも良かったんだ。
振られてもいいからって考えで出したわけだしね。

でも……
次の日の朝、須藤さんの机に入れたはず手紙が、黒板に張り出されてたときのショックは決して少ないものでは無かったよ。
17青人:2007/11/05(月) 22:30:46 ID:NeVl3pA4
それから良く覚えてないけど、気づいたら家でベッドに突っ伏してたよ。

時計を見ると昼前だったから、あの後すぐに家に帰ってきていたみたいだ。

「明日からどうしようか……」

気が付くとそんなことをつぶやいてた。

正直ラブレターの件はショックは大きかったけど、それ以上に明日から学校に行けないだろうと言うことが問題だった。
家でも外でも居場所の無い僕にとって、学校には須藤さんが居て、僕の唯一残っていた居場所だった。
それすら無くなってしまうともうどうして良いか分からない。

ピーンポーン

そんな事を考えていると玄関でチャイムが鳴った。
当然誰もいないので、僕が出るしかない。
平日の昼間からどうみても学生の僕が対応に出るのも嫌だけど、ほっとくことのできない性分なので一応出る。

「はい」

受話器をとり、インターホンの画面を見ると見たことのある顔が映っていた。

「よお」

「影沼君……?」

そこに居たのは、同じクラスの影沼景一(カゲヌマ ケイイチ)君だった。

同じクラスといってもほとんど話したことはないし、そもそも彼はクラスで一人で居ることが多いので他の人と話しているのをあまり見ない。
その彼がなぜうちに来たのだろう?

それも平日の昼間に。

「とりあえず、入れてくんねぇ? あっちぃし」

影沼君は特に僕をいじめてた訳でもないので、とりあえずあがってもらう事にした。

「どうぞ」

とりあえず居間にあがってもらって麦茶を出すと、影沼君はマジマジと僕の顔を見てきた。

「な、なに?」

「意外と元気そうじゃねえか」

どうやら影沼君は布団を被って泣いている僕をぞ想像していたみたいだけど、僕の不幸に対する耐性は並大抵のものじゃない。
なにせ経験値が違う。

「ふ〜ん、なかなか苦労しているみたいじゃねえの」

なんか心を読まれた感じがして嫌だった。

「まあ、落ち込んでないなら話は早え」

影沼君は身を乗り出してこう続けた。

「クラスの奴らに復讐する気はねえか?」
18青人:2007/11/05(月) 23:14:28 ID:b8Xknf5z
復讐

影沼君はそう言ったが、何をしようというのだろうか?
不幸の手紙を書いたり、無言電話を掛けたりするのだろうか?

「ククク、そんなかわいいモンじゃねえよ」

ならば、犯罪に手を染めるようなことだろうか?
正直犯罪は勘弁だし、そこまでクラスメイトを憎んじゃいない。

「はぁ? マジかよ、そりゃぁお人よしにもほどがあるぜ」
憎んでいないものはしょうがないじゃないか。それより僕が困っているのは……
「なるほどねぇ、自分の居場所か……。ずいぶん哲学的な考えをお持ちで」

そう、居場所が……。はて? 僕はさっきから考えを口に出していただろうか?
どうもさっきから僕の考えに影沼君が答えているように感じる。

「クックック、やっと気づいたか」
「え? どういうこと?」

すると影沼君はちょっと思案したあと、こういってきた。

「お前、超能力って信じるか」

なんだろう、話の流れが唐突過ぎる。
さっきまでの話の流れとまるで繋がらない。
繋がらないが、無理やり繋げてみると……

『影沼君は超能力を持っていて、僕の考えが読める』と言うことになるのだろうか?

「半分正解。いやぁ意外と物分りが良くて助かるぜぇ」
「半分?」
「そう、確かに俺は能力を持ってるし、お前の考えていることも分かる」

じゃあ完全に正解なんじゃ……?
「慌てんな。続きがあんだよ」

続き?

「ああ、それはお前にも能力があって、お前の考えていることが分かるのは俺の能力じゃなくてお前の能力だって事だ。」

「は? え、うえぇ!?」
今度こそ頭の中が真っ白になった。

「いや〜、お前と同じクラスになったときから変な感じはしてたんだけどな」

硬直している僕を無視して、影沼君はしゃべり続ける。
「お前が能力者だと分かったときに、あの事件だろ? 慌てて飛んできちまったぜ」

影沼君はなんとも嬉しそうに話していたが、急にまじめな顔になると僕ものを見て聞いてきた

「で、だ。お前の能力について聞きてえか? っっても俺のわかってる範囲だけどよ」

僕はコクリと頷くのが精一杯だった。
19名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:15:24 ID:a6i87HMa
規制支援
20青人:2007/11/05(月) 23:32:42 ID:1LcX9+5K
僕の能力っていうものは、一般的にいうところの『テレパシー』らしい

でも漫画や小説みたいに便利なものじゃなくて、むしろ制御できていない今の状態だと
能力が垂れ流し状態で、僕の考えは回りに微妙に漏れているという話だ。
『テレパシー』というより『サトラレ』って感じだ。
自分の頭の中に他人の意思が入ってくるって言うのは非常に不快なものらしくて、それが僕のいじめの原因になっていたようで、正直良い気はしなかった。

さらに僕の『テレパシー』は非常に微弱なもので、制御できるようになってもほとんど意味は無いらしい。
さっきまでのやり取りも影沼君が必死に聞き取ろうとして、やっと聞こえていたらしい。
しかも人の考えは読めない。どこまでも使えない能力だ。

信じられない話ではあったが、思い当たる節がありすぎる。


そして影沼君の能力についても教えてもらった。
影沼君の能力は『相手の思考の停止』を行えるとの事。

相手の思考、感情といったものを数秒停止させることができて、
停められる時間は、相手の抵抗力にもよって変わるけど大体5秒〜30秒程度しか停められないという話だ。

話を聞いただけじゃ良く分からなかったけど、影沼君に

「ちょっと時計を見てみろよ」

といわれて時計を確認すると

11:24:12

そのあとすぐに影沼君に呼ばれて、影沼君を見るとフワッとなんか変な感じがした。
すぐにもう一度時計を見てみると

11:24:29

なるほど確かに僕の認識と10秒ちょっとの誤差がある。
僕の思考が10秒ちょっと止まっていたのだろう。
すごいことだとは思うけど、この能力にもあまり意味は無い様に思える。
21青人:2007/11/05(月) 23:48:05 ID:xs65OKiW
すると影沼君はニヤリと笑い

「そうだな、大して意味のある能力じゃねぇ、せいぜい喧嘩で使ったり、ちょっとした悪戯程度のもんだ」

確かにそうだ、1対1の喧嘩なら無敵だろう。しかしそれだけだ。

「てめぇの能力にしたってそうだ。意味なんかありゃしねぇ。逆にイジメの原因になってたくらいだからな」

これも確かにそうだ。正直こんな能力あっても何もうれしくない。
得した記憶も何一つ無い。

しかし、影沼君は驚くべきことを言い出した。

「だが、俺とお前の能力を合わせりゃ何でも出来るぜ」

「何でも?」

思わず聞き返してしまった。
悪戯程度しか出来ない影沼君の能力と、本当に何の役にも立たない僕の能力で何でも出来るって?
ちょっと信じられない。

「お前の考える居場所ってのも作れる」

でも影沼君の自信に満ちた態度は崩れない。

「でも、どうやって?」

そこが重要だ。
能力も見せてもらったし、影沼君の事もある程度信用しているけども、肝心の方法を聞いておきたい。

「そいつはお前が協力を約束してからだ」
「安心していいぜ、どっちが上でも無い完全な協力体制だ」
「なにせお互いに単体じゃほとんど意味が無い能力なんだからな。覆しようの無い完璧な盟約だぜ」

「さぁ……どうする?」

畳み掛けるように影沼君が聞いてくる。
考えよう。これはきっと悪魔の誘いだ。
これが嘘だったとしても、本当の事だったとしても失うものはあるだろう。

なら失って惜しいものはあるか?
答えはNOだ。
家族、友達、学校、もはやどれも僕にとっては無価値なものだ。

なら答えはひとつだった。

「……乗るよ」

いまさら失って惜しむものなんて何も無い。
ならば積み上げよう。
新しく築こう、僕の居場所を。

その為には

「くだらないあの学校を、教師を、クラスメイトを壊そう」

「ああ、ぶっ壊して築こうぜ。俺とお前の城をよぉ!」

僕の口が今まで作ったことの無い笑みの形になっていた。
22名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:59:47 ID:0kelc9wq
2人の能力より、いじめられっこの主人公に
対等で相互依存関係の協力者をあてがうまで組み立てのうまさにおっきした
23青人:2007/11/06(火) 00:03:53 ID:2NETcoAQ
ひとまずこんなもので。

今回はエロ無しでしたが、次回からエロを入れていきたいと思います。
感想、意見等を頂けると幸いです。
24名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:06:50 ID:k7KedOIR
wktk
25名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:18:28 ID:hVFBzYoi
>>23
内容云々以前に投下に時間をかけすぎ。
書きながら投下してるの?
なら、それはやめたほうがいい。
メモ帳やらに一度全部書き上げてから投下するべき。
26名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 08:37:51 ID:kKATQcjQ
同意。
その日に投下するものはまとめて投下してもらいたい。
27名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 10:45:39 ID:IJvN+6ci
ぶっちゃけ、暗黙の了解を理解出来るまではROMってろ
理解出来ないうちに投下するやつは迷惑だから二度とくるな
28名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 12:27:19 ID:OxOYg285
エロがおあずけだったからってそんなにカッカするなよ。

他の作者にまでこえースレだと思われて過疎るぞw
29名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 13:12:55 ID:IJvN+6ci
自演擁護うぜぇ
スレのルールを理解出来ない奴とそれを擁護する奴は作家じゃなく屑か荒らしだ
30名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 14:42:58 ID:1nCdWXza
まずそうな釣り餌だなおい
31名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 15:52:41 ID:IJvN+6ci
ID変えんなよ
あぼん指定出来ないだろうが
32名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 16:03:59 ID:oal8EWLg
もうこのスレは駄目だな・・・
33名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 17:34:58 ID:n+ht/SsC
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ニニニ(゚Д゚∩コ
|_|⊂  ノ
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   し´

えっ…と、
糞スレはここかな…、と
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`ヽ   /)ニニニコ
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      ゙゙゙゙
34青人:2007/11/06(火) 20:59:31 ID:pV0wQHRR
私のせいでスレが荒れてしまって本当にスイマセン。

言い訳をさせて貰いますと

決して書きながら投下していたわけでは無いんです。
メモ帳に書き溜めていたのですが、投下がうまく行かずに時間がかかってしまいました。

よく調べもせず投下してしまったのはこちらの不手際でした。

迷惑をかけてしまって本当に申し訳ありませんでした。
35名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 21:28:04 ID:Wmj0t+yo
>>34
いや、気にせんでもいいぞ。
ぶっちゃけ暗黙の了解ってのは煽ってる奴が今回初めて作ったもんだから。
単に暇つぶしに荒らしたいだけだからスルーしておk。
36名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 21:30:19 ID:Yh3bNUP5
正直、面白くて(期待も出来て)スレの内容にあったSSなら、例えじらされようが構わない
37名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 22:43:24 ID:oDNpViIl
あー、何か俺のせいで変な流れになってごめん。
一応言っておくと内容についての文句はないよ。
まだエロはないけど期待してるしね。
ただ、投下開始から終了まで3時間っていうのがさすがに長いと思っただけなんだ。
本当に期待しているから、これからも頑張ってくれると嬉しい。
38名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 22:44:14 ID:oDNpViIl
あ、↑は25です
39名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 22:51:22 ID:Kpj4bSxG
傍観してただけですが俺も期待しています。
40名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 23:02:28 ID:IJvN+6ci
>>34ー36
自演すんなって言っただろ
テメエは二度とくるな
41名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 23:35:34 ID:n+ht/SsC
>>40
オマエが消えたら最高。
42 ◆mkClPREuHI :2007/11/07(水) 00:37:28 ID:sxKTrbVO
やっぱりリアルタイム投下は嫌われるのか?PCがないから携帯からでしか投下できないからなぁ…
43名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 00:44:15 ID:01PRzojo
出来るのにしないのはちょっと・・・っていう話だから携帯とかの人は普通に気にしなくておk
あとファビョってるのは1人だけだからこれも気にしなくておk
44 ◆mkClPREuHI :2007/11/07(水) 00:57:35 ID:sxKTrbVO
>>43
そうなのか。
よかった。

誰も待ってないとは思うが魅惑の音の続きのネタが思い浮かんだので近々かこうかと思います。
45 ◆mkClPREuHI :2007/11/07(水) 00:59:30 ID:sxKTrbVO
違った。誘惑だ…。
自分で書いたのに間違えるとは…。
吊ってくる…。
46名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 01:13:12 ID:Mmz1giDT
>>41
その願望を叶えるのが専ブラですよ
47名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 05:51:44 ID:5T2GbK5r
ちなみに携帯からなら、メール機能を利用してみるのもあり
メールとして文章を書き溜めておき、それをコピーペーストで書き込むという手なんだけどね
48名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 08:15:49 ID:bt8aPybw
これを材料になんか作品書いてください
http://rate.livedoor.biz/archives/50472398.html
49名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 11:11:07 ID:lthASof1
俺の携帯はメモ機能あるけど古いからメモもメールも500字しか書けないぜ!!

まあPCあるけど
50名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 07:07:25 ID:SPsFt2xX
携帯で書いて、ある程度溜まったら自分のパソに転送するとか
51名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 08:40:26 ID:O/2L7H/M
そういやスカート捲らせ催眠のラストの方にある隠微って淫媚じゃないか?
52名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 19:30:51 ID:6+hMN7tp
最近、willcomのW−ZERO3買ったんで、普通に電車の中でもSSが書けるよ。
53名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:53:27 ID:8DHKWE/v
>>52
wktk
54みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/10(土) 23:11:33 ID:4ZHmFSvA
>>52
wktk
55誘惑の音 〜部長の一日〜 ◆mkClPREuHI :2007/11/12(月) 21:06:45 ID:7XN+ZgGd
…今日も会議室に淫美な音が響く。
「じゅぷっ…あむっむう…あのご主人様…」
男のイチモツを舐めながら女性が男に聞く。
「どうしました?榊原部長」
男…古谷信也が榊原祐希に聞き返す。
「ふぁの…んむ…申し上げにくいんですが…なかなか…イカふぇないんでふね…」
祐希が少し辛そうに言う。
「あれ?ご主人様に反抗的な態度ですね…。お仕置きが必要ですか?」
「い…いえ…ふぉんなつもりじゃ…。」
お仕置きと聞き祐希はうろたえる。
「まあ…長時間やってますし…そろそろイキますよ。」
と言った瞬間、祐希の口に精が放たれた。
「ん〜!げほっごほっ…。」
いきなりのことに祐希は精子を飲みきれず口から溢れさせる。
「あ〜、ごめんなさい。制御できませんでしたよ。」
悪びれた様子もなく信也は言う。
「さて…少し眠ってもらいましょうか?」
むせている祐希に信也はペンをちかずける。そして三回ほどノックすると、
「あ…。」
ノック音を聞いた祐希の目から輝きが消え、虚ろな表情になった。
「やはりこの状態に堕とすのは何回やってもゾクゾクしますね…。」
信也が呟く。
「にしても、最近飽きてきましたねぇ。」
初めて祐希を堕とした日から三ヶ月。
それからほぼ毎日、祐希に性欲処理を強要…否、彼女の同意の上で行為に及んでいた。
「少し彼女で遊んでみましょうか。少し試したい事もありますし。」
何かを思い付いたのかくすくす笑いながら独り言を呟く。
「ふふふ。明日の朝が面白くなりそうですねぇ」
56誘惑の音〜部長の一日〜 ◆mkClPREuHI :2007/11/12(月) 21:57:38 ID:7XN+ZgGd
「ん〜ん!」
伸びをして、いつもの時間に榊原祐希は目覚める。
(ちょっとだるいかな…)
最近は寝ても疲れがとれない。しかしなぜか肌はつやつや。不思議なものである
(ま、いっか)
難しく考えると余計に疲れる。
考えることをやめ祐希は軽くシャワーを浴び、朝食をとる。
出勤時間までゆっくりとコーヒーを楽しみ、それから出勤の支度。これが彼女の一日の始まり。
スーツを着込み、鞄の中の書類を確認し、家を出る。
「今日もいい天気ね!」
すがすがしい朝を迎え祐希は気分よく出勤…という訳にはいかなかった。
車がパンクしているのである。
「…。はあ…。」
一気にテンションが下がる祐希。
(一応、修理呼ぶか…。ついてないわね…)
完全に遅刻。迂濶な自分を悔む祐希であった。



間もなく修理屋が来た。しかし…
「あの〜」
修理屋が祐希に言う。「どうしたの?」
「全然パンクなんかしてませんが…?」
修理屋が不思議な事を言う。
「どこがよ。完全に右二つのタイヤが潰れてるじゃない!」
ただでさえ遅刻してイライラしてる祐希は声を荒げる。
「しかしですねぇ…。」
「とっとと直しなさいよ!こっちは時間がないんだから!」
「…。」
修理屋は困った顔している。
「…もういいわ!」
ついに祐希は修理屋を置いて仕事に向かう。
(なによ!どこがパンクしてないのよ!あんなに空気が抜けているのに!)
イライラしながら歩く祐希。
……しかし、車は修理屋が言うようにパンクなどしていなかった。


結局、祐希は電車通勤することに。
(まあ…、たまにはいっか。こんな時間だし少しは空いてるでしょ)
しかし次の電車が来たとき、祐希のイライラはさらに増した。
「なんで満員なのよ…。」
小声で毒ずく祐希。
しかしこれ以上遅刻する訳にはいかない。

(我慢だ我慢…。)
そう自分に言い聞かせ電車に無理矢理乗り込んだ。
57誘惑の音〜部長の一日〜 ◆mkClPREuHI :2007/11/12(月) 22:57:55 ID:7XN+ZgGd
(ぐっ…)

ぎゅうぎゅう詰の車内。周りは男、男、男。
(ホントに最低な一日ね…。最近、何か悪いことをしたっけ?)
などと考えながら電車に揺られる。
(早く着かないかな…。)

すると、自分のお尻に手の当たる感触があった。
満員電車だし偶然だろう、と祐希は無視することに。
しかしまた当たる感触。今度はさする動きだった。
(やだ、痴漢?!朝っぱらから大層な事をしてくれるわね…!)
尚も続けられる痴漢行為。
(痴漢した相手が私だったのが運の尽きね…!とっつかまえてつきだしてやるわ!)
家を出る時からイライラしっぱなしの祐希は遂にキレた。
痴漢行為を続ける手を掴む。
(これでおしまいよっ!)
そう思って犯人の手を掴んでいる手を捻り上げようとした瞬間だった。
カチカチカチ
目の前の男がペンをノックする。その音だけが祐希の耳に良く聴こえた。
(えっ…?)
一瞬の間。
(ってそんなこと気にしてる場合じゃないわ。早く犯人を…。)
再び手を捻り上げようとする。
…が、手が上げられない。まるで腕が金縛りにあったように。
(な…なんでっ?なんでなのよっ?!)
困惑する祐希。しかしさらに困惑することになる。

掴んでいる手が犯人の手を自分のお尻を触らせ、さらにはさすらせているのだ。
(えっ…?!ちょっとどういうこと?!)
頭が状況についていけない祐希。
すると、祐希は自分の意に反し振り向いて、痴漢の犯人と向き合う。犯人もいきなりの事に困惑しているようだった。
そして犯人の耳元で呟く。
「そんなのじゃ駄目よ…。もっと激しくしてくれなきゃ…。」

普段の祐希ならありえない言葉がが祐希自身の口からこぼれる。

「ほら…、貴方に痴漢されたから私のアソコすっごい濡れてるわ…。触ってみる…?」
妖艶な笑みを浮かべ犯人の手を自分の股に近付ける。
(えっ!?ちょっと待って待って!何してるの私!?)
頭ではそんな事を思いながら、しかし体は止まらず股間に手を近付けていく。
「ほーら、こんなにぐちょぐちょ。ここまでしたんだから最後までしてくれるわよね…?」
犯人は生唾を飲み、決心した様に手をパンツの中へ。
「あんっ…」
(あんっ…。ちょっと…待ってよぉ…)
祐希の口から甘い声がこぼれる。
尚も犯人の手は止まらない。ぐちゅぐちゅと祐希の股間を犯していく。
58名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 23:05:02 ID:o/tDuzFn
GJ!しかし…
一時間置き投稿は辛い…
上で出てた、メール機能使ってる?
59誘惑の音〜部長の一日〜 ◆mkClPREuHI :2007/11/12(月) 23:20:35 ID:7XN+ZgGd
「そうっ…ん…そっ…の調…しよ…。あなた…指、上手なのっ…ね…。」
小さな声であえぎながら祐希は紅潮していく。
一方、
(ちょっと…あっ…こ…いつっ…何、調子にっ…!)
頭では拒否していても抵抗できない祐希。
(だめっ…流さっ…れちゃう…気持…良すぎてっ…)

「あっ、駄目…イっちゃう、私、電車の中でっ、駄目…駄目ぇぇぇ…!」
(だめっ、だめぇぇぇ!)
肉体を支配してる祐希と精神のみの祐希。どちらも同時に絶頂を向かえた。

「ふふっ…あなた、上手なのねぇ…?かわいいし…。」
(こんな見ず知らずの男に最後までさせるなんてっ…)
全く対象的な答えを出す二人の祐希。
しかし今、体を支配しているのは…。
「次の駅で降りましょう。お楽しみはこれからよ…?」
60名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 23:56:43 ID:I9c3Xmr2
エロパロ板って何で連投規制あるんだろうなあ
61誘惑の音〜部長の一日〜 ◆mkClPREuHI :2007/11/13(火) 00:14:30 ID:Ror91eKY

「あの…」
電車の一件があるとはいえ、犯人はうろたえていた。
「大丈夫よ、あんなに上手なんですもの。貴方なら私を満足させてくれるわ…。」
電車の時同様、妖しい笑みを浮かべながら犯人に近づいていく。
(私、どうなっちゃうんだろ…。)
かろうじて残っている祐希の正気。
自分でもわからない現象に疲れていた。
「まずは…貴方を気持ち良くしてあげなきゃね…。」
そういって、犯人のジッパーを降ろす。
「あらあら…。こんなに立派なのね…。もうぎんぎんじゃない。」
くすくす笑いながら犯人をからかう。
(…?!何これ!?無理よ、こんなの!)
意に反し、祐希は男のイチモツを口にくわえる。
「あむっ…。むうぅ〜…。じゅるっ、ちゅ」
卑猥な音を立てて舐め続ける祐希。
「んっふふ…。あふぉがふかれひゃうわね…。」
(んむ〜…凄い匂い…。最悪…。)

「あっ…ごめんなさい、もういっちゃいます!」
そういって男は精を放つ。
「んむっ!」
祐希の口に流れ込む精子。それを喉をならしながら飲んでいく。
「んふふ…。早いのねぇ。でも…。こゆくて美味しいわぁ…。」
(どこが美味しいのよ…。にっが〜…。)
全く対象な二人。
「じゃあ…。準備も出来たし…。」
(?!)
そういって男にお尻を向ける祐希。
「電車の中で貴方にイかされてからマ○コがずっとドロドロ…。舐めてる途中も溢れてたんだから…。」
ふふふ…と微笑ながら、男のイチモツを求める祐希。
(待って!待って待って!)
「ほら…。挿れていいのよ?貴方のそのぶっといモノを私のマ○コに。」
(駄目!駄目駄目!そんなのいれられたら私…。)
男はそれを聞いて決心したのか、腰を埋めていく。

「あぁーっ!」
(あぁーっ!)
トイレに声が響く。
「あっ!あっ!イイ!イイわ!貴方のっ、ふっといチ○ポ!私のっ、エロマ○コにズンズンキテる!キテるのぉ!」
じゅっぷ、じゅっぷと卑猥な音が響く。
「ねえっ!どう!?私のっ、マ○コ!?気持ちっ、いい?!」
(あっ、ああん、気持ち、イイ!良すぎるよぉぉ!)
「はい!気持ちイイです!」
男は激しく腰をうちつける。
「あっ!駄目です!イっちゃいます!」
「もうなのっ?いいわっ、膣に、エロマ○コの中に出してっ!出してぇ!」
(えっ!?ちょっと…あん…待って…!)
そんな悲痛な叫びは男に聞こえる分けもなく…。
ドプっ!
「あぁーん!あっついのがキテる!キテるのぉ!」
(あぁぁ!)
62誘惑の音〜部長の一日〜 ◆mkClPREuHI :2007/11/13(火) 00:46:07 ID:Ror91eKY
「あぁあ…。最高よ…貴方…。」
(ああぁぁ…)

と、そこへ…。
「な、何をやってるんだ!君たちは!」
別の男達がトイレの卑猥な声をききつけやってきた。

またしても祐希は妖艶な笑みを浮かべる。
(ちょっと待ってよ…まさか…また…。)
そんな祐希の考えに呼応するかの如く、祐希は新たに来た一人を押し倒す。
「ちょっと…待ちたまえ君…。」
「ふふふっ。」
(いや…いやぁぁぁ!)…



数字間後。
場所を移した祐希は来た男達と乱れていた。「あっははは!気持ちイイ!どんどんキテ!まだまだたりないのぉ!」
祐希は更に男を求める。
また新たに男が入ってくる。
「随分乱れてますねぇ、榊原部長。」
どこかで見た顔。
(こいつはっ…!古谷っ!?)
気が付くと周りの男達がいない。
「…今度は貴方が相手をして下さるのかしら?」
祐希は聞く。
「いえいえ。別の用件ですよ。」
そういうとペンを出して祐希の耳元でノックする。
祐希の目が虚ろになり意識が堕ちた事を示す。
「ふふふふ。予想通りでしたね、このペン。紙にやらせたい事を書けばその通りに動いてくれるとは…。」
くすくす笑いながら呟く信也。
「まだまだ遊ばしてもらいますよ…。榊原部長。」
63 ◆mkClPREuHI :2007/11/13(火) 00:53:35 ID:Ror91eKY
時間かけてしまい大変ご迷惑おかけしました。
内容も薄いので楽しめるか微妙ですが…。
>>58
短くなるから大丈夫かなぁと思ったら大失敗^^;
次回、それでやりたいと思ってます。
64名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 02:19:38 ID:56iss1uD
いや、乙。
次回からは頼みます。
65名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 18:07:56 ID:71L1Ws2I
GJ。心の声との対比がいーねー。
66名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 11:59:12 ID:IeJMPBKJ
前スレ埋めろよ(つД`)
67名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 12:02:26 ID:5Pp1cJuI
現在スレ数は790、放っておけば圧縮で落ちたのにこのバカ!
68名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 12:51:11 ID:8BZzvOcb
>>66

荒らしか?
スレの容量も見てないくせにいらんことすんなカス
69名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 16:37:55 ID:+pYTD9SU
普通に分からないだけだろ
というか>>68の方が荒しにしか見えん
70名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 23:03:09 ID:UvwV4DTM
でもさ、10日以上誰も書き込んでないんだから少しは考えたりする事は必要だと思うよ。
71名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 01:15:27 ID:n34Jh6WL
問題はそこじゃなくなぜ荒らしになるのかってことだろ

っていうか全くもってどうでもいい
72名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 12:59:14 ID:m6OJ00yy
MCされてあらゆるレスを荒らしと誤認するスレ住人!
73名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:32:23 ID:jY1VFhla
MCされて小学校の教壇の上で下半身裸になる女教師!
74名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 06:46:45 ID:PpBxa0Xe
MCされて色々な男とセックスさせられてたときの事を思い出して泣き叫ぶ女!
75名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 11:52:44 ID:a3Ff9PoB
こういう催眠系って好きなんだけど、本でもゲームでも短編ならともかく長編では欲望のままに催眠術使って
ヒロインを陵辱してる主人公にはラストにきつい一撃を与えて欲しいって思う。

例えば、最後まで手を出さなかった幼馴染にばれて寝取られてしまうとか…
復讐物だったらしっくりいくんだけどね。
76名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 11:58:25 ID:BIMfKIxk
ヤンデレですか?
77名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 20:29:44 ID:xvTaglzT
>>76
周りの女の子を無条件に主人公に惚れさせたら二、三人はヤンデレ化するかもな
78名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 12:48:18 ID:x4YV1TGC
>>77
山田風太郎の忍法帳シリーズで似たようなのあったな。
白紙に見えないインクで描いた絵を見せて、女を惚れさせて操る忍法を使う奴がいて、眠ってる女たちを呼び寄せてハーレムだヒャッハー!!とかやってたら、全員にいきなり刺されてあぼーん
79名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 19:50:54 ID:htM6QBHF
>>74を近親(義理)で、鬼畜で、スカ有りで投下してもよろしいか?
80 ◆mkClPREuHI :2007/11/21(水) 21:37:18 ID:g5D4rERI
>>79
スカは個人的に…。他の人がどうかは分からんが…。
あと、ここって確か二次制作っておkでしたよな?
81名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 21:39:39 ID:b6+jwEWO
前にFFで書いてた人いたからいいんじゃない?
82 ◆mkClPREuHI :2007/11/21(水) 22:14:37 ID:g5D4rERI
>>81
…あ〜…、自分で書いてたの忘れてたw
そいでは制作しますかねぇ。
83名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 01:14:24 ID:kDapP95c
>>79
スカは好きだが反応を考えるとやめておいたほうが無難かと。
荒れるし。
8479:2007/11/22(木) 01:37:34 ID:R8HF3Ctr
んじゃ、スカを削ってみます。
85名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 06:11:17 ID:EV8ZXtOB
スカーフェィス―――スカトロが好きそうな顔をしている人のこと
86みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:09:43 ID:4lAiS2BQ

[Dandy/ツインテ]



目の前にあるのは、、私の体、、、
心は、、体の中に、、あるもの、、、
、、私の体は、、、目の前の体の中に、、、
私は、、、目の前の、、、人形、、、、



初めてエステにきました。
緊張します。
ここで座って待っていてくださいと、
受付で男の人に言われました。
ここはその人の個人経営らしくて、
全部ひとりでやられているそうです。
感じの良い方だったけど、
初エステが男性にやってもらうのってなんか、
うー、きんちょーするー。

ガチャ

あ、入ってきた。
初めまして、今日はよろしくお願いします。

(はじめまして、緊張してる?)

え、やっぱ顔に出てます? 今日が初めてなんですよー。

(エステにくるのが?)

はい、そうなんです。

(そっかあ、じゃあ、せっかく体をほぐしに来たのに、
 余計疲れちゃいそうだね)

あはは、まさにそんな感じですねー。

(よし、じゃあ、体をリラックスさせる前に、
 心を先にリラックスしようか)

ココロ、ですか?

(そう、自分の今の緊張した気持ちを、
 ほかのものに移し変えてしまえるんだよ)

えー、そんなことできるんですかー、
ぜひそれやってください!

(よし、じゃあ、この指をじっと見ていてね、、、)
87みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:10:34 ID:4lAiS2BQ



(私の声が、聞こえますか、)

は、、い、、、

(いいですか、いま、あなたの意識はとってもリラックスしている、
 だから、あなたの心と体はとてもほどけやすくなっています、)

・・・。。

(そうです、返事はしなくていいですから私の言葉に見も心もゆだねてください)

こくん。

(今からあなたの目が開きます、すると、あなたにそっくりな人形が、
 目の前にあります、それがあまりにもあなたにそっくりな人形なのは、
 あなたの体がほどけてしまって、あなたの目の前にあるからです、
 目を開けてみてください)

あ、
あたしが、いる、、、?

(見えましたね、そうです、目の前にあるのはあなたの体です、
 そして、心は必ず体の中に入っているものですね、
 ですから、目の前のあなたの体に、、あなたの心も、、、入っています、
 ほどけてしまているから、、、ぜんぜんふしぎなことではないよ、、、)

目の前にあるのは、、あたしの体、、、
心は、、体の中に、、あるもの、、、
、、あたしの体は、、、目の前の体の中に、、、
あたしは、、、目の前の、、、人形、、、、?

(そう、あなた自身が目の前にあるということは、
 今私が話しかけているほうが、お人形さんということ、そうだねー)

あ、やっぱりそうなんだ、、、

(お人形さんだけど、とってよくできているかわいいかわいい優秀なお人形だから、
 目の前にあるあなたと同じように動くし感じることができるよ、
 同じように、だよ、)

め、目の前の体が右腕を上げてる。
あの人にもちあげられてる? いや、あたしの右腕が
あ、勝手にあがって、、いく、、?? え、
あたしは、 にんぎょ、、、?

(そう、ゆっくりあがっていくねー、不思議なことじゃないよー
 あなたの体が動かされてるんだからー、あなたはー、お人形さんだよねー、
 動かされてー、同じように、感じちゃおうねー、)
88みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:11:17 ID:4lAiS2BQ

あたしは人形、不思議じゃなかった、
あ、今度は足も開かされてる、そうだよね、あたしは開かされる人形、
開かされた足、足、足、あたしの足は目の前の人ぎょう、、?
人形はあたし、あたしは、、、

(自分の体が動かされるのはとっても気持ちいい、
 あなたはお人形だからとっても満足した気持ちになる、
 もっと気持ちよくなりたいね、もっと気持ちよくなれるよー)

動かされるあたし、あたしの足、開かされ、、、?
ぁん。むね? 胸あ、、が、きもちいい、、、ぃぃ、、ン
きもちいい、感じさせられてる、感じさせられてしまっている、んはぁ、
あたしは、きもちよくさせられる、あたしはにんぎょう

(そうだねー、きもちいいねー、ほらもっときもちよくなりたいねー、
 ほら、大きく開いた足の付け根にー、電動マッサージをあてちゃおう、
 これでー、身も心も、あなたはきもちよくなるからー、
 お人形のあなたは、もっときもちいいねー)

・・・・・・!
っっっもちぃぃぃっぃぃぃぃ、、あ、きもちよすぎる、にんぎょうなのに
にんぎょうだから、きもちよくされちゃう
なにをされても、あたし、にんぎょうぅぅぅぅぅ、きもちいいいい
よくされちゃう、うごかされちゃう、、かんじさせられちゃう
ぁ ぁ ぁ ぁ、




息も絶え絶えの無表情の女の子は、
薄手のパーカーにミニスカートを恭しくはだけて、
透明人間に愛撫されるようによがっている。
彼女の目の前には、彼女と同じように無表情な人形がひとつ。
彼女と同じようにツインテールに髪を結ってあるそれの足は、
大きく広げられ電動マッサージにその中心をあてている。
よがる彼女は無表情ながら、目は必死に人形を見ている。
人形が感じているであろう快感を脳内で作り出し自身にフィードバックさせている。
私は両方の人差し指で、時折人形の胸の突端をはじく。
と、同時に薄手のパーカーのあいた胸元から、
彼女の乳首が顔を出してくれないかと期待している。

89みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:14:48 ID:4lAiS2BQ



(じゃあ、今度は、自分で持ってみようか、自分でー
 自分の気持ち良い場所に当ててー、気持ちよくなってみよう、
 もう、あなたの緊張はどろどろにとけてしまっているしー、
 あなたの体の疲労もー、いつでも体の外へ出て行けるよー。
 だから、もっと気持ちよくなってー、足の付け根から、
 心と体の悪い部分を全部出しましょうねー)

目の前にあるあたしの体は、
なにやら右手にある棒状のものを、自分の股間に押し付けたまま、
動かなくなっている、
ん、あたしの右手にも棒状のものがいつの間にか握らされている、
さっきまで、あたしのからだのこかんを、こかんを、こかんを、
きもちきもちきもちいいいいいいいいいい、
きもちよくなる、ぶるぶるぶるぶるって、きもちいいい、
あたしのみぎてみぎて、にんぎょうの、あたし、きもちいい、みぎて
みぎてで、ぼうぼう、ぶるぶるしてるぼうを、あたしのこかんこかんこかん
こかんきもちいい、きもちいいいい、
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



ツインテールの彼女の下着は、
あらかじめ脱がせておいた。
彼女は目の前にある人形のポーズとまったく同じポーズを維持したまま、
自分で自分の股間に電動マッサージをあてがい震えている。
その顔はよだれや涙や鼻水でぐちゃぐちゃだけれど、
人形であることをやめない無表情のままである。
ふいに漏れる熱い息で、快感を体の外へ逃がしているのか。
彼女の座っている場所は、彼女自身の体液で湿っており、
それでも彼女は、右手から股間へ快感を送り続けることをやめることができない。
彼女の脳では、現在処理が不可能なほどの快感が暴走しているだろう。

私は彼女をこのままに、
食事をしようと部屋を後にした。



Fin.


90みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:16:32 ID:4lAiS2BQ
[Dandy/巨乳]



あ、あえ? また?
からだがかってに、、う、うごく?
っと、手とまれ、シャツをめくるなー!



いやあ、なんか肩こっちゃって、さいきん

(それでうちにこられた、と)

そうなんですよ、マッサージだけより、どうせならきれいになりたいな、なんて

(うけたまわりました、失礼ですが、美しいお体ですものね)

いやいやいや、でかいだけで、肩がこてしかたないんですよね

(失礼、そんなつもりでなかったのですが、
 それでは、このたびは当エステサロンへお越しいただきありがとうございます。
 つきましては、体をほぐすまえに、心のほうをほぐしたいと思います)

こころ?

(はい、せっかくのエステですから身も心もリラックスしていただきたいと考えておりますので)

なるほど、それは楽しみですね

(ありがとうございます、
 では、さっそくなのですが質問です、
 スポーツなんかはなさっていますか?)

あ、ダンスがすきでよく踊ってますね

(ダンス、クラブかなにかでですか?)

そうですね。



二三質問を繰り返した後、
男のほうが突如立ち上がった

(しばらくお待ちください、ちょっと準備してきますから)

彼女の座っている白いソファは、
なるほど確かにリラックス効果があるのだろう、
男を待っている間に眠りについてしまいそうだった。
部屋にはうっすらと香るアロマや、
神経をちょくせつ愛撫するような心地よい音楽が流れていた。
91みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:18:39 ID:4lAiS2BQ


(おがようございます)

あ、おはよ、ってあたしねちゃってました?

(いやいやおまたせしました、ぐっすりくつろいでくださって
 私としましても嬉しく思います。
 この部屋いいでしょう、自慢のリラックスルームなんですよ)

はい、もう、とってもすやすやと、、

チリン

男の手にはなにやら鈴のようなものが握られている。
いまそれを鳴らされたのだろう。
それはわかる、それはわかるが、なんだ、声が出ない、
いや、体が動かない!
本能的にヤバイという感覚が全身に警報を発した。

(あれ、そんな怖い目で見ないでくださいよ
 これですか、これはただの鈴ですよ。
 あなたの体、いま動けないでしょう。それはね、
 この部屋の香や音楽色調にいたるまでの五感を刺戟し
 脳を弛緩させるシステムが、あなたに働いているんですよ。)

な、なにをいってるんだ、こいつは、

(不思議そうな顔をされてますね、まあ、いいんですが、
 弛緩してしまった脳は、外部からの要求に従順になるんですよ、
 それで、鈴の音をひとつの鋭い刺戟としてあなたに聞かせると同時に、
 私の言うこともあなたの脳にダイレクトに響くわけなんですが、
 わかります?)

チリン
『うごけるようになりますよ』

っと、不意に体が軽くなった、
声も出せる  あーあーあーあー

(ね?うごけるでしょう)

いや、「ね?」じゃなくてですね、なんですかそれ、
きゅうに動けなくなってびっくりしましたよ

(あ、ごめんね、じゃあ、こんどは一言いってからやってみるね、
 そういえばさ、さっきダンスがすきっていってたよね、
 おどってみせてくれる?)

いやですよー、だって、はずか・・
92みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:19:18 ID:4lAiS2BQ

チリン
『おどってよ、いつもやってるみたいに』

・・しいじゃないですか、って、え?
体が勝手に、あれ、そんなに腰ふってないよ普段はー
もうー、なんなんですかー、いやだー、とめてー

チリン
『そんなひきつった顔で踊ってても楽しくないよ、
 もっと楽しく、そしてセクシーに踊ってよ、ほら、ノリノリでさ』

とめてよー、とめ、あれなんか、たのしくなってきたぞ
もっとみてもいいよ、こんなかっこうもしちゃおうかな
足大きく開いて見せ付けちゃおうか

ラインが見えるほどのすっきりしたシャツからは、
彼女の大きな二つの魅力があますところなく主張していた。
下半身は白のショートパンツで、大きくM字に開かれながら
上下に腰をふるその仕草は、見ているものにめまいを起こさせるほどである。

チリン
『はい、じゃあ、自分の体が勝手に動くのに疑問を持っても良いよ
 でも、嫌じゃないよね、だって楽しいんだもん』

あん、はずかしいなあ、こんなに腰振っちゃってさ
もう、シャツが、汗ではりついてきて、ちょっと動きにくいし、
あれ、まだ踊るのー、もう止まってもいいよー

(セクシーなダンスでした、お上手ですね、
 もっと見せてもらって良いですか?)

え、ちょ、まっ

尻を突き出す格好で、振り向く形で男と目が合う
下半身はまるで誘惑することが仕事であるかのようだ。

チリン
『そのままストリップにダンスを変えていってください
 今まで以上に、セクシーにお願いしますよ』

あ、あえ? また?
からだがかってに、、う、うごく?
っと、手とまれ、シャツをめくるなー!

シャツに始まり、ブラジャーを外せば開放的な上半身があらわれる。
うっすらと汗ばんだ背中をくねらせて、
両手はショートパンツに手をかける
93みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:19:59 ID:4lAiS2BQ



はあ、はあ、はあ、
もう、いいでしょ、、、はあ、

チリン
『ありがとうございます、とまってくださってかまいません』

ハア、ハア、ハア、

全裸であるにもかかわらず、動けなかった、隠せなかった、
よくわからない体が勝手に動く事態にかさなり、
1時間あまり踊り通しであった。
汗まみれの大きな乳房を天井に向けながら、
あおむけの彼女の体がゆかにころがっている。

(いや、美しかったです。
 けれど、これで肩のこりが少しはほぐれたと思います、
 汗となって悪い部分がすべてでてしまいましたからね。)

そ、そういわれれば、

(悪いものを体の外に出すと、もっと体が楽になるのですが、
 もっと体を楽にしてみたくはありませんか?)

ええ、できれば、はあはあ、
まだ、息もととのわないですし、

チリン
『両膝を立てて、おしっこをしてください』

ちょろちょろ

え、え、ええ?
ちょ、あの、ごめんなさ、いや、みないで、
あああ、そんな、おもらしだなんて、いやいやいやぁぁぁぁぁぁ

チリン
『ショックはありませんよ、悪いものを体の外へ捨てて、
 あなたは楽になっただけなのですから、なにも嫌なことはない
 ただ、とても楽になった、楽になれるのならば、見られることも
 嫌ではないですよね、もっと見られたい、さっきのダンスみたいに』

ぁん、そんな
また、腰がうごいちゃう、だめだよ、まだ出てるのに

彼女の体は、依然として床のうえで寝転がったままでいるものの
下半身だけは別の生き物のように、尿を撒き散らしながら
上下左右へ腰がうなっていた。男を誘っているようだった。
94みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:20:43 ID:4lAiS2BQ

チリン
『もっと楽に、気持ちよくなりたいですよね
 じゃあ、大きいほうも出しちゃいましょうか、
 ほら、うつ伏せになっておしりをあげてごらん、尺取虫みたいに』

ああ、いやだああ、でないよおぉ
あたし便秘ぎみなんだもん、でないってばああ

高く上げたお尻の肛門部分を右手で隠してしまった。
左手は上体を支えるのでせいいっぱいみたいで、右手だけで、
排泄を阻止しようとしている、

(あら、便秘気味なんですか、それでは、
 自分で刺戟するとお通じがよくなるらしいですよ、
 あ、どうせならもっと気持ちよくなってみましょうか。

え?

チリン
『蓋をしている右手を使ってあなたの大事な部分を気持ちよくしてあげて
 だけど、たいへん、あなたの気持ちのいい部分ってお尻の穴だったよね
 前の穴と同じくらい、もしくは前の穴以上に気持ちよくなっちゃうのが
 お尻の穴だったよね ほら周りのことなんて気にしないで、いいんだよ
 お尻の穴で気持ちよくなりな、お尻の穴に指突っ込んでオナニーしなさい』

ん!?
ッッッハァァッァァァ、きもちいいよぉぉ
な、なんでぇぇぇ、お尻が、、、きもちいいい、



彼女の右手だけが生き物のようだった。
懸命に穴へ浸入しようとするだけでなく、
あらゆる方法で彼女自身を責め立てていた。
「秘部」と同等以上の快感があるとダイレクトに脳に刻まれてしまっては、
もう気を失うまで快楽をむさぼり続けるだろうし、
きっと腸のなかまですっきりと気持ちよくなっているだろう。

チリン
『風呂場でいまの続きをやりなさい、
 体の中の悪いものを、今刺戟している穴から全部出せれば
 とっても気持ちよくなれるよ』

指示を出して部屋を後にした。
ドアの向こうからは、「ハァイ」と白痴じみた声の返事と、
這うように移動しているらしい音が聞こえる。



Fin.

95みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:21:21 ID:4lAiS2BQ

[Dandy/露出]



コンビニで買い物をするときは全裸にならないとね、
この籠って脱いだ服を入れるためのものでしょ?
買いたいものはどこに入れたら良いかしら



(あー、すみません、いまからマッサージをはじめようと思ったら、
 クリームなくなっちゃってました、買ってきていただけません?)

ふう。
あたしは今おつかいをしている。
エステでマッサージをしてもらおうときて、
リラックスするからと二三の質問をされたところでいったん記憶が飛んで、
気づいたらマッサージをされる体勢に入っていたのに、
なぜかあたしは今おつかいをしている。
何を買うかは<メモ>に書いてあるし、お金も渡されたんだけど、
どこか釈然としない。

「いらっしゃいませ」

店内に入ってすぐに、確認のために<メモ>を見た
『店内は全裸で』

コンビニで買い物をするときは全裸にならないとね、
この籠って脱いだ服を入れるためのものでしょ?
買いたいものはどこに入れたら良いかしら

店内奥のほうで飲み物を選んでいる若いカップルがいる
私のことを見るなり軽蔑した目で逃げて言った。
なにさ、自分たちのほうがマナー違反のくせに、
服なんか着てコンビニに入っちゃってさ、バカップル!

角を曲がり、雑貨ものを扱っている棚に来る。
えっと、クリームと安全剃刀だったかな、もっかい<メモ>見ないとね
『商品は必ず試用すること、
 なお、恥丘を隠して店内にいることは好ましくない』

お、あってるね。
じゃあ、これ買おうかな、とその前に試さないとね、
えっと、クリーム出してー
あらいや、あたし毛の手入れさぼってたからなあ、いいや、
せっかくだから剃っちゃおう。



反対側にはお菓子棚があり、子供たちは棚の向こうで何がおきているのかを知らない。
肩までの巻きみでは胸を隠すこともできず、泡で唯一隠れていた秘部も、
そこを守っていた陰毛ごとそられてしまった。
蟹股で立ったまま真剣に手入れを行っている女性客を、若い男性店員は
ただただ見つめていた。
96みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:22:02 ID:4lAiS2BQ



僕がバイトに入るのはいつもだいたいこの時間で、
夕方当りだから近所のガキどももちょうど帰ってしまって、
いわゆる客の入りのピークを少し過ぎた頃、
だからシフトも僕一人であることがほとんどで、今日もそうだった。
びっくりするくらい真っ白な体をした女性が、
急に目の前で服を脱いだときには、さすがに電話しようとしたんだけど、
レジ前の通路にある雑貨棚からとった商品で、自分の下の毛を剃りだしてからは、
僕はもう動けなくなっていたんだ。
だって、あんなにかわいいひとが、僕一人のために(いや、いくらか
客は店内にいたかも知れないけど、あの時の僕には世界に僕と彼女だけだった)
目の前で変態的なプレイをしているなんて、
恐怖を凌駕するほどの興奮を感じていたよ。



さて、ほかにはー、
そうだ、せっかくだからチョコでも買っちゃおうかな
『チロルチョコを買うんだ』
あれ、なんかいま聞こえた?
まいっか、チロルチョコにしようっと。
よし、それじゃレジにもっていきますか。



全裸の彼女は、右手に持った籠の中に丁寧に自分の着てきた服を畳んで入れてあって、
左手には開封済みのクリーム、使用済みの剃刀、未開封のチロルチョコがあった、
「300円、200円、50円、550円頂戴します」
彼女から千円札を渡された。
「千円お預かりします、450円のお返しになります」
と、僕がお釣りを渡そうとしたとき、
彼女は何やらを紙切れを見て、一瞬めまいを起こしたかのようによろめくと、
お釣りを受け取った。
と、同時に、

シャー

大量のおしっこ、いや、これは潮?
床を濡らす大量の液体に気を取られた僕は、
ふと顔を上げると、恍惚とした彼女の顔があった。
そのとき僕は何の確信もないのに「女性って男性より絶対気持ち良いな」と思った。
97みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:22:50 ID:4lAiS2BQ



商品を袋に入れてもらい、
店を出る直前に着てきた服を着なおした。
レジ打ちの少年は雑巾を取りに奥へ行ってしまったみたい。
あー、やっぱ女性客の接客になれてないのね、顔真っ赤にしてたわ。
だれだって『お釣りを受け取るときにはイク』のが常識なのにね。

さて、エステに帰りますか。
わすれものはしてないかな、と<メモ>を見ましょう、かな、っと。
『チロルチョコは下の口に隠す』

よし、忘れ物はしてないね。
それじゃ、勝手にチョコ買ったのがばれないように隠しとこうかな、
包装をはがして、あー、美味しそうなにおい
あとで食べようっと

左手でチョコを持って、腰の辺りから直接下着の中に手を入れる。
「ん、んふぅ、、っと入った」
と、同時にまた少しめまいがした。



『チョコが溶けるほど気持ちよくなって歩くたびにイッてしまうよ』

最後の暗示が聞いていれば、私の元に返ってくる頃には、
下半身はぐちゃぐちゃになって、顔は恍惚としっぱなしであろうな。

ピンポーン

お姫様のお帰りだ。



Fin.


98みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/23(金) 15:23:51 ID:4lAiS2BQ
sodの例のアレです。
ねむい。
99名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:28:19 ID:xhUvzCVe
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっじょぶ!!!!!!!!!!!!
100名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 19:19:20 ID:NOZ2gSww
sodってAVの?
101名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 19:34:44 ID:nbO3YKd0
ご苦労様です!
10279:2007/11/23(金) 21:45:37 ID:yUoN41Si
>>74をこんな感じはどうでしょ?

泣き叫ぶ義姉1

「桜井君、人の話を聞くときにはちゃんと顔を見なさい!」

 桜井一葉(さくらいひとは)先生が俺桜井直樹(さくらいなおき)を叱った。同じ苗字なのは一葉の父親と俺の母親が再婚したからだ。よりによって自分の担任が義理の姉になるとは俺も不幸だ。
 クソ真面目な一葉はただでさえ口うるさくて閉口してたのに、義理の姉弟になってからはより厳しくなった。先日俺が『姉と田中先生が婚約した』って友人に漏らしてしまってからは目の敵にされている、俺が悪いんだけど。

 クソ真面目で融通が利かないけれども一葉は人気がある、特に男子生徒に。キツめだけそ清楚な美貌と均整の取れた成熟した体つきは同級生の女子たちには無い魅力だ。
 義理の弟である俺も女子生徒や女教職員からは熱い視線で見つめられ、男子生徒からは媚びへつらうような視線を集めている。これは俺が真言宗の僧侶である祖父から授けられた秘法によるマインド・コントロールのためだが。

 くすくす

 控えめな笑いが教室に満ちた。

「桜井直樹君。返事は?」

♪おん あぼきゃ べいろしゃのう
♪まかぼだら まにはんどま
♪じんばら はらばりたや うん

 真言を口の中で唱えてから一葉に返事をした。

「はい」
「よろしい」

 義理の弟をやり込めた一葉は満足げに頷き、おもむろにスカートを下ろした。固唾を呑んで見守るクラスメイト。教え子の熱い視線を集めて一葉はにっこり笑った。
 ほどよく脂の乗った成熟した太ももと一葉らしいシンプルで白いショーツをナチュラルブラウンのパンストが包み込み、女子高生には無い大人の色気を撒き散らす。
 そのままパンストを下ろし、丁寧に畳んで教卓の上に置く。
 この時点で俺を除くクラスメイトたちは前かがみだ。俺と和田を除く全員は一葉に童貞を捧げている。俺はずっと前に童貞を卒業しているし、最後の和田も今日の放課後に童貞を一葉に捧げる予定だ。

 厳しさの中に慈愛を滲ませ、聖母のように一葉がショーツを下ろした。真っ白な脚や下腹に艶のある恥毛の黒が映える一葉が足首からショーツを抜き去るときにちらっとピンクの肉襞が見えた奴がいるかもしれない。
 クラスメイトたちのため息を受けた一葉は、脱いだショーツを丁寧に裏返して黒板に磁石でとめた。
103みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/24(土) 01:12:34 ID:J4YTCivt
104名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 05:59:48 ID:E/8oMIH9
>>102
寸止め禁止!
続きを!!
105 ◆mkClPREuHI :2007/11/24(土) 07:46:03 ID:x+jGQdHs
みちにじさん、gjです。
106さつグミ:2007/11/25(日) 02:39:05 ID:IGHjWtq+
「ただいま、姉さん」

「あ、おかえり。つぐみ」

家に入る。まだカーテンが閉まってなかったので閉めながら奥へ。
さつきは和室にいた。仏壇の前で正座している。

「夕御飯作っちゃった?」

「・・・・・・ううん。あの、つぐみと一緒に作りたかったから」

テーブルの上にはボールや食器が用意されてあった。

「でも、今日はもう朝に準備してあったから。タッパーにして冷蔵庫に詰めてある」

「ご、ごめんね。今かたずけるね」

足を解いてさつきはキッチンへ向かう。何時も通り少し悲しそうな顔をして。

「・・・やっぱりサラダだけでもつくろっか?」

寂しそうにかたずけていた表情がパッと明るくなる。

「うん!つぐみ」
夕御飯を終えて自分の部屋に戻る。
途中だった本を読んでいるとドアがノックさせる。
さつきだ。少したったら来るように言ってあったのだから。

「つぐみ、いい?開けるね」

ドアを開けたさつきは寝間着に着替えていた。
青い縞模様のパジャマ。下には黒いシャツ。
さつきは手を前で組んで私の部屋の前に立っている。
入ってはこれない。彼女は私が許可するまでこの部屋には入れない。

「もうお風呂入ったの?」

私の問いにさつきは首を横に振る。

「ううん。私はこの部屋のお風呂は入れないから」

ああ、そういえばそんな『命令』もしたっけ。
あれは何日前だったっけ?4、5日前だったか。

「姉さん、そんなに体洗ってないんだ。やっぱり臭い?『ちょっと自分の足の匂いかいでみてよ』」

一瞬目を見開くが私の瞳をみてからは素直に座り込む。
自分の足の裏を顔に向けて鼻を足元にもっていく。
背中を丸めて足に鼻を擦り付けている姿はいもむしか新手のヨガみたいだ。
107さつグミ:2007/11/25(日) 02:40:57 ID:IGHjWtq+
「どう、5日も洗ってないとやっぱり臭い?」

「うー、どうなんだろ。何か発酵してる感じの匂いで。
普段かいだことないからよく分かんないけど、そんなにきつくはないんじゃないかな」

「あっそ。じゃあ舐めまわして。自分の足を念入りにね、両方だから」

さつきが頷いたのを見てから再び読書をする。
とりあえずこの章を読み終えてからじゃないとさつきに構う気分になれないからだ。


しばらくしてから顔を上げる。集中してたから気付かなかったがさっきさつきに『命令』してから一時間位たっている。

……さつきはまだ自分の足を舐めていた。右足を愛しそうにだいて親指をふくんでいる。
あんまり長い時間舐めているから隠し味でも出てきたのか。凄く念入りに舐めてる。
ベチャ、ベチャと湿った音がする。左足はふやけて白くなっている部分もあった。
丹念に舌を使ってみずかきの汚れをおとしている。
それでいて表情は普段の姉さんだ。

「姉さん、もういいから。入って」

「……あ…つぐみ。うん、今入るね。」

自分の足を手放して、ゆっくりと立ち上がる。ようやく許可されたからか嬉しそうに入って来る。

108さつグミ:2007/11/25(日) 02:42:38 ID:IGHjWtq+
「『この部屋に入る時は上下を一枚ずつ脱ぐんだよ』ね?」

そのまま入ってこようとして私の『命令』で動きを止める。
そして急に思い出した様に上のボタンをはずし始める。

「そ、そうだったね。ちょっと待ってね。すぐ外すから」

この前私の『命令』をとろくやったから部屋のドアを閉めて一晩中放っておいた。
あの時のことを覚えているのか、あっというまにパジャマを脱いで下は黄色いショーツ、上は黒いシャツというスタイルになる。

「それじゃ、お邪魔しますっと。
それでつぐみ、何のようだったの?」

つぐみの発言に私は少し目を細める。
この部屋で私と貴方は対等じゃないんだよ。

「あのさ、昨日言っといたよね?今日のご飯は私が作るって。
余計なことで人の気を揉ませないでくれる。迷惑だから」

自分の想いを吐き棄てる。
さつきは視線をそらして両手を自分の胸の前に当てて縮こまる。

「……ごめんなさい。つぐみ、迷惑してたよね。
お姉ちゃん、迷惑掛けちゃったんだよね。…私なんかが手伝っても……」

「ねえ、『私に謝るならさイかないといけないんでしょ』。そうやって謝らないといけないんだよね。」

「え?あ……うん、そうだったね。すぐ、するから」
109さつグミ:2007/11/25(日) 02:44:55 ID:IGHjWtq+
さつきはその場で正座の体勢をとりそこから膝だけを左右に開く。
そして少し背中をそらして自分の股間を私に見せつけるようにする。
自分の恥部を覆う布をずらして人指し指をゆっくりと擦り付ける。
「……あ…う、ごめんなさい。…あっ」

右手はシャツの上から胸を掴んでこねている。
さつきの胸はあまり大きくないが(それでも私よりは大きいが)均整がとれていて、いつも綺麗だと思ってしまう。
興奮するにつれて今まで大雑把に掴んでいた手を離して指で乳首を摘んでさらなる快感を得ようとする。
左手は女性器へ。始めは手の平の部分で押し付ける様に。
しばらくして皮を丁寧に向いて陰核にふれる。
両手で自分を興奮させるための器官を摘んでいる。
実の妹の前で、だ。おかしくて、少し笑った。

「んぅ……う!本当に…ごめんなさい、つぐみ」

――せっかく人が笑ってる時に。また不愉快な気分に戻された。

「この部屋でさ、そうやって呼ばれるの嫌いだな。私は」

自分で自分の表情は分からない。
でも私の言葉を聞いている間、さつきはあんなに興奮してたのを忘れたかのように動きを止めていた。
顔色も悪い。多分、私は凄い顔をしてるんだろうな。

「ご、ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」

もはや自分が何に対して謝っているのかも分かってはいないだろう。

「別に謝らなくてもいいよ」
110さつグミ:2007/11/25(日) 02:46:23 ID:IGHjWtq+
だけど、後悔はさせてやる。

私は椅子から立ち上がって彼女の前にたつ。

「動くな。そのままでいろ」

馬鹿みたいに開けている口に無遠慮に足の先端を入れていく。

「あの、つぐみ?」

これから何をされるのかという不安。
それを煽るために私は無言で指の付け根まで足を入れる。

「んぐぅ……んぐ。……ん…んん〜」

息苦しんそうにあえぐ。
本能的にだろうが涙も出ている。
だけで抵抗はしない。

「めんどくさいから私がイかせてあげる。『これから貴方の口は女性器に繋がるから。貴方の口はおまんこになるの』。分かった?」

頷きはしない。彼女の口に私の足が半分まで入っているんだから頷けない。
だけど私の『命令』は絶対。
彼女の意志に関わらず、さつきは口で感じるようになる。

「あっ?う……うわ…!?」

舌が、喉が、唇が、歯茎さえも自分の女性器とリンクする。
今までの苦しさが一気に快感に変換される。
「あぁ…あぅ!!……あん!…あっ」

「いくらあえいでもいいけど噛むなよ。もし噛んだら――」

さつきは顔から大粒の汗を流しながらも、なんとか私の足に歯をたてないように耐えようとする。
私の足を唇で届かないように包みこみ、それが新しい快感を体に送り込む。
私は彼女の舌の上に足をのせて擦り付ける。
111さつグミ:2007/11/25(日) 02:47:48 ID:IGHjWtq+
さつきは舌をなんとか逃れさせようとするが小さな口の中では逃げようもない。
やがて観念して自分から私の足に舌を差し出す。

「ひゃ!……くぅ………」

自分の欲望に忠実なのか、私に従順な姿勢をみせるためか。
最後には私に上目使いをし、足に手を添え、私の足を舐め回し、さつきは達した。

……さつきがイッたの見て私は足を引き抜く。
彼女の唾液がまとわりついているので彼女の黒いシャツに擦りつける。
当のさつきは虚ろな目で私をみつめていたが、やがて正気を取り戻す。

「戻ってきた?」

「……あ、うん。大丈夫」

「あっそ」

今日は足をあげるのも疲れたし、そろそろ出ていってもらおうかと思った。

「あのさ、さつき…」

私が出ていって、と言おうとしたらさつきはさっきの自慰の体勢をとっていた。
しばらく怪訝に思いながらも放っておいたら、やっぱり女性器と口の中に二本ずつ指を入れて自慰をしだす。

「つぐみ、ごめんね、ごめんなさい」

私への謝罪を繰り返す自慰。
そっか、私の『命令』だと二回謝る時は二回イかないといけないのか。

「…はあ。もう一回口を開けなさい」

「…うん、つぐみ」

112さつグミ:2007/11/25(日) 02:49:23 ID:IGHjWtq+
今回は素早く、かつ素直に従う。
さっきみたいにしてくれるとでもおもったんだろう。さつきの瞳には不安より喜びと媚で占められている気がする。
私の勝手な見解だが。
だが、生憎私は疲れてるんだ。だから手早くすることにした。

「あぁ?つぐ……ん〜〜!」

容赦なくかつ一瞬で奥まで入れ込む。
躊躇はしない。
あっというまに喉まで足先を到達させる。
蹴り上げるような勢いで足を動かす。そして私の足は彼女の喉を貫いた。

「!?――――ああっ!!あ!」

痛みはない。少なくとも感じはしないだろう。
さつきにとっては子宮を突かれた、とでも感じるのだろうか。
まあ、あっというまに達した驚きはあるにせよ苦しいとは思えない。
その証拠に私が足を抜いたあとのさつきは涙を流しながらも、あへ顔で転がっていたから。

「……いい加減にはやく出ていってくれないかな」

結局さつきが起きたのは二時間も後だった。
113さつグミ:2007/11/25(日) 02:51:25 ID:IGHjWtq+
おまけの少しだけ後の話

「ふぁー。よく寝たなー」

「別によく寝てないと思うよ」

「あれ、つぐみ!?
…どうしてつぐみの部屋にいるんだっけ?」

「……姉さん私の部屋で急に寝ちゃったんだよ、覚えてない?」

「そっだっけ。…うん、そうだよね。
迷惑掛けちゃったね。じゃあ私もおやすみするから。おやすみね」

「おやすみなさい。………やっぱりちょっと待って。
『妹のトイレをしてあげるのは姉として当然だよね』。
私トイレにいくのめんどくさいからそこに手ついて口開けて」

「ふう、つぐみも大人びてるけどこういうところは子供なんだね。
まあ、お姉ちゃんがかわいい妹のトイレになってあげるのは当然だから。
ほら、あーん」

「姉さんもっと口大きく開けてよ。溢したら嫌だし。
うん、そのくらい。じゃ、するね」

ジョーー、チャプ。

ジョーーー、チャプ、チャプ。

「あ、つぐみやって終わり?
もーつぐみのオシッコ以外と酸っぱかったよ。
え?うん、少し…美味しいっては思ったよ」

「そ、姉さんにお礼にこのペットボトルあげる。
『姉さんのトイレこれからはこれだよ』。漏らさないように気をつけてね。
それと『姉さんはどんな食事も自分のオシッコを掛けないと食べれないから』。大丈夫きっと美味しいよ。明日の朝試してみよう。
それじゃ、おやすみ姉さん」

「ありがと、おやすみつぐみ」
114さつグミ/の作者:2007/11/25(日) 03:14:33 ID:IGHjWtq+
私は前スレで未知との遭遇っていう作品書いてたんですけど正直全然続きが書けませんでした。
なので一旦全く別の作品を書くことにして今回のさつグミを書きました。

姉妹物で妹が肉体的にも精神的にも攻めでかつ誤認という大変偏った内容。
このスレの十人に一人ぐらいにストライクで入ってくれればと思って書きました。
115名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 13:18:02 ID:Oh5DUq/y

百合物も好み別れるのかねえ
俺は大好きだけど

ついでにage
116名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 15:42:37 ID:fA4ND64m
良かったよ!
117みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/11/25(日) 17:08:29 ID:94ALu1ws
本家様gj!
「未知との遭遇」はまったりと待ってますわ。

つか、足なめの時点で本家の人だってピンときたわたしって。。。orz
118名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:46:13 ID:FRqBP09X
>>114
GJ!
百合と誤認は大好きなんで楽しませていただきました
119名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:48:19 ID:z7weH/rn
よかったけど欲を言えばこの妹がボコボコにされる展開が見たかったなぁ…
120名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 02:10:17 ID:iH2TgJi0
オマケの続きが激しく見たい
GJ
12179:2007/11/29(木) 21:09:20 ID:8YfArWBA
とりあえず続きを書いた。
義理の姉弟で近親?
アナル描写があります。
今回は投稿分にはないですけれどもスカっぽい描写が出る予定です。
名前の 79 か本文の「泣き叫ぶ義姉」でNG指定をお願いします。
12279:2007/11/29(木) 21:12:14 ID:8YfArWBA
泣き叫ぶ義姉2

 ショーツを裏返して黒板にとめた一葉は何事もなかったかのように授業を再開した。
 スカートもショーツも履いていないが、ブラウスがかろうじて股間を隠しているのだが、板書して伸び上がると形のよい尻はむき出しになり、黒々としたものがチラチラする。

 異様な熱気に包まれて授業が終わり、担任でもある一葉はそのままホームルームを始めた。

「では最後になっちゃったけど、和田君。カウンセリングルームに来てね」
「は、はい!」

 真っ赤になって答える和田をクラスメイトたちがニヤニヤして見つめた。
 あいうえお順の出席番号で行われたカウンセリングで他のクラスメイトは童貞を卒業したので、自分のときの事を思い出したり、最後とはいえ今日の放課後に一葉とセックスできる和田を羨んでいるのだろう。

 クソ真面目な一葉は教育熱心であり、一葉は教え子とのカウンセリングにはみっちり1時間をかける。
 まずはお互いの気持ちを包み隠さずに露わにする。
 教育者の誇りを持って全てを脱ぎ去り一糸纏わぬ姿をさらし、恥ずかしがる教え子も同様にする。
 次はうそ偽りなく全てをさらけ出したことをお互いに確認し触れ合うのだが、
 生徒のほとんどは一葉が全てをさらけ出した段階で、たまらずに思いのたけを一方的に吐き出してしまう。
 教職について5年目になる一葉は厳しいけれども生徒思いだ。
 悩み多き年頃の生徒が一度吐き出しただけでは安心しない、二度三度と繰り返して思いのたけを吐き出させ、しっかりと受け止めて生徒が落ち着くのを辛抱強く待つ。
 落ち着いた生徒を母のように優しく抱きしめる。
 生徒は幼子のように一葉に抱かれ、胸にしゃぶりつく。
 母のように抱かれて安心した後は、一葉が自らをさらけ出す。
 取り澄ました厳しい教師としての仮面を外し、結婚を控えて弾む胸、新婚生活を夢見て潤む股間を生徒の前に隠すことなく。

 そんな訳だから、和田も一葉にすべてをぶつけてこい。そうすれば一皮むけた大人になれるだろうから。

 和田は俺にペコペコ頭を下げて教室を出て、一葉の尻を熱っぽい視線で追いかけていった。
12379:2007/11/29(木) 21:13:27 ID:8YfArWBA
泣き叫ぶ義姉3

「ただいま」

 一葉が帰ってきた。教師としての勤めを果たした心地よい疲労感で満足げだ。
 一葉にとっては義理の間柄の俺の母に素っ気無い挨拶をすると俺を促して2階に上がり、俺の部屋に入った。

「帰ったらすぐに宿題をしなさいって言ってるでしょ」

 宿題のプリントの解答欄を埋めている俺に一葉が怒った。結婚したら田中先生にもこんな態度なのだろうか?

「シャワー浴びてくるから、ちゃんと用意しておきなさいよ!」

 俺は方をすくめて見せて宿題を片付けた。
 2世代住宅である我が家は2階に風呂もキッチンもある。食事は1階で親と一緒にとるのだが、食事が済めば俺と一葉は2階に上がり親が上がってくることもない。

「ちゃんと用意しておきなさいって言ったでしょ!」

 シャワーを浴び、化粧も落とした一葉は落ちた眉を吊り上げて俺を叱った。化粧を落とした間抜けな顔、およそ色気とは無縁の野暮ったいパジャマ姿だ。

「出来の悪い弟だと私が恥ずかしいのよ!」
「いいじゃん、田中先生と結婚したら学校辞めるんでしょ」
「結婚しても一生教師は辞めません!」

 一葉は椅子の前に座りこみ、俺のズボンとトランクスを同時に脱がした。

「ちょっと! 自分自身のためなのよ、やる気を出しなさい」
「はいはい、お姉さま」
「はいは1回!」

 一葉の言う『やる気』を見せるために俺はパジャマのボタンを外してブラを付けていない胸をさらけ出した。面倒なので足の指で一葉のパジャマの下とショーツを下ろす。

「ちゃんとやりなさい! なんです、そのいい加減な態度は!」
「・・・」

 俺は足の指で一葉の股間を弄り、膝で一葉の胸を左右に嬲った。

「厳しく言ってるのはあなたのためなんだから!」

 俺の『やる』気があるのか無いのか、微妙なおちんちんを咥えて『やる』気を奮い立たせようとする一葉。既に飽きかかっている一葉だが、熟練の技と熱意にほだされて俺のおちんちんは『やる』気を見せ始めた。

「やっとやる気になったわね、さあベッドに来なさい」
「えー、机でいいじゃん」
「ばか! 勉強を机でやるなんてお姉さんは許しません」

 一葉は強引に俺を立たせ、ベッドに押し倒した。

「さっきのやる気は見せ掛けだったのね、少しは和田君を見習ったら?」
「和田ってそんなに熱心だっけ?」
「私のカウンセリングのお陰ね、すごいやる気を見せてくれたわ」
「へー」
「直樹も負けずに頑張りなさい」

 俺の『やる』気が萎えているのを叱った一葉は和田を引き合いにして俺を叱咤した。一葉は俺の『やる』気を引き出そうと、さほど大きくはない胸で挟み込んできた。

「ほら、頑張りなさい。教えてもらうだけじゃなくて、自ら学ぼうとしなければ駄目なんだから」
「はいはい、お姉さま」
「はいは1回!」
12479:2007/11/29(木) 21:14:21 ID:8YfArWBA
泣き叫ぶ義姉4

 俺は自ら『やる』気を奮い立たそうと、頑張った。いくらシャワーを浴びたにせよ、和田のが残っていそうな性器は敬遠し、すぐそばのところに指を入れる。

「くっ、うぐぅ。自分から学ぼうとする姿勢が大事よ」

 いきなり指を入れられらにも関わらず、一葉はすぐさま緊張を解いて俺の意欲を認めて受け入れた。

「ね、勉強はキチンとベッドでやるの。ちゃんと勉強するぞって自分に言い聞かせるのよ」

 スムーズに俺の指を飲み込む一葉の尻。指を2本にしても平気だ。

「でもね、直樹。基本を疎かにしちゃだめ」
「基本はもう充分でしょ」
「だめよ、和田君なんて熱心に基本をやってて、お姉さん感心しちゃったんだから」

 一葉はたしなめるようにして尻を振り、俺の指を振りほどいた。

「ちゃんと基礎問題で満点が取れたら、応用問題を教えてあげるから」

 俺の指を咥え、わずかに付着した汚れを舐め取りながら跨ってくる一葉。基本を重視するだけあって、俺の『やる』気は充分、一葉の準備も万端だが、慎重に位置を合わせてゆっくりと咥えこんでいった。
 反り返るようにして控えめな胸を突き出して根元まで咥え、膝を使って動き始めた。俺を200回以上、クラスメイトたちも合計すれば100回以上咥え込んだ一葉のそれは、スムーズに飲み込んでから妖しく蠢く。

「直樹! 私じゃなくてあなたのための勉強なのよ!」

 リズミカルに膝のばねで動く一葉が俺を叱りつけた。ずいぶんと楽しませてくれた一葉の胸だが、感度はともかくサイズが物足りない。それでも手を伸ばしてヤワヤワと揉みあげた。

「まじめにやりなさい!」

 怒られちゃった。仕方がないから指先で一葉の乳首を摘む。指先で強く摘んで一葉の身体を揺さぶるようにして引っ張った。

「やればできるのに、ホントにもう!」

 乳首を引っ張るようにすると一葉は膝のばねを止め、腰だけを動かし始める。腰の動きと締め付けがシンクロして気持ちいい。乳首を摘んだ俺の手を解き、俺の胸に乳首をこすり付けるようにして動き、俺にキスしようとした。
 さっき俺のをしゃぶり、学校では和田のも散々しゃぶった上にたっぷりと飲んだであろう口とキスする気にはなれない。
 俺は一葉の尻たぶを掴んで再び指を尻に入れた。

「あ、あ、やればできるじゃない」

 俺の胸に手をつきながら、激しく腰を使って一葉は逝った。
12579:2007/11/29(木) 21:15:11 ID:8YfArWBA
泣き叫ぶ義姉5

「どう? 基礎は完璧でしょ」
「そうね。でも和田君とかも熱心だから、慢心したら抜かれちゃうわよ」
「んじゃ、やる気のあるうちに応用する?」
「まだ直樹には無理だと思うけど、まあやってみなさい」

 どうしても弟の俺より優位に立ちたいようだ。処女だった頃の事は一葉的には無かったことらしい。精液を搾り取ろうと蠢く一葉から抜いてベッドの上に座った。

「最初は自分でやってみなさい。わからなかったら教えてあげるから」
「はいはい、んじゃこうやって」
「はいは1回!」

 一葉をうつ伏せにして尻を高く掲げさせると、大きく股を開きながら俺を叱り飛ばす。

「はい、ではいきます」

 指は何度も入れたが、ケツでハメるのは初めてだ。余裕の笑みを浮かべる一葉の尻を掴んで一気に押し込んだ。

「う、うぐぅ」
「どしたの?」
「な、何でもないわよ! とりあえず自分の思うとおりにやってみなさい」
「はいはい」
「はいは1回!」

 怒るとケツの穴は締まる。今回俺が発見した豆知識だ。
 大きく口を開け、よだれを垂らしながら荒い呼吸をする一葉の尻はキツい。一葉の処女もキツかったが、ただキツいだけだった処女マンよりも締め付けに強弱があって楽しい。
 俺が押し込んでいくと口をパクパクさせながら緩め、引いていくと荒い呼吸をしながら間歇的に締まる。
 一番キツい尻の穴を亀頭が抜けそうなくらいまで戻して小刻みに動かすと髪を振り乱して悶える。
 手を伸ばして乳首を強く摘みながら根元まで埋め込むと、俺の玉袋に一葉が吐き出した愛液が注がれた。

(さてと、最後の処女ももらったし、一葉にも感動を味わってもらわないと)

 俺は深く、浅く腰を使いながら真言を唱えた。

♪おん あぼきゃ べいろしゃのう
♪まかぼだら まにはんどま
♪じんばら はらばりたや うん
12679:2007/11/29(木) 21:16:06 ID:8YfArWBA
泣き叫ぶ義姉6

 ケツの穴で俺を咥えて悶え狂っていた一葉の認識が、記憶が戻っていく。

「え? 何? 何で?」

 パニックになる一葉。40人で数百回のキャリアを誇り、さっきも俺に逝かされた一葉は始めてのアナルセックスでも感じ始めている。
 一葉の意思に関係なく、一葉の尻は俺のイチモツを締め上げ、性器からは夥しい愛液を吐き出して絶頂に向かって身体が燃え上がっていく

「や、やめて、嫌、嫌、い、い、イク!」

 前からは潮を吹き、ケツの穴を締め付けながら一葉は逝った。

「なんで、なんで、直樹と」
「俺だけじゃないだろ」

 腸奥で俺の精液を受け止めながら逝った一葉。俺を尻穴で咥えたまま記憶が遡っていく。

「そ、そんな・・・」

 俺にケツを掘られて逝ったこと、俺に自分からまたがってマンコでもいったこと、俺のを咥えて元気にしたこと、和田の童貞を奪い、精液を飲んだこと、そして教え子たちにも同様に・・・最後に俺に処女を奪われ、血と精液にまみれたものを清めたことまで思い出した。

「わーん、清さん。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」

 半狂乱になって泣き叫ぶ一葉。最愛の婚約者に捧げるはずの純潔は義理の弟に散らされ、娼婦のようなテクニックを覚えこまされ、結婚式で愛を誓う口付けをする唇も弟や教え子たちの精液に汚され、思いもよらぬことに汚らわしい尻穴で弟と交わり絶頂を極めた。

 高慢で、勝気で、口うるさい義姉が、尻でペニスを咥え込んだまま泣きじゃくっている。ただ咥え込むだけではなく、押し出そうとするかのように蠢く一葉の尻。

「抜いて! 抜いて! すぐに抜いて!」
「お姉さんが咥え込んでるんだから、自分で抜いたら?」

 必死の形相で尻を動かそうとする一葉。しかし、泣きじゃくる姿に興奮した俺のペニスは再び『やる』気を見せており、一葉の尻は意思とは反対に抜けかけた弟のペニスを再び飲み込んで前後に動く。

「なんで? お願いだから、お願いだから、抜いてよー」
「お姉さんが咥え込んで尻を振ってるんだけど」
「違うの! 違うの!」

 ケツは今日が初めてだが、バックからマンコは何回もやった。身体が覚えている動きでスムーズに妖しく尻を振って俺を楽しませる一葉。

「ちょっと、お姉さん。そんな風に動くとまた出ちゃうよ」
「違うの! 違うの! 抜いて、抜いて」

 激しく尻を振る一葉。キツかった尻の穴もたっぷりと出した俺の精液でスムーズに、そして気持ちよく尻が動き、尻穴が締め付けてくる。
 泣き叫びながら尻を振る一葉をからかいつつ、俺は存分に楽しんでから再び一葉の尻に射精した。
12779:2007/11/29(木) 21:17:55 ID:8YfArWBA
投下はここまで、続きまで書いてあるんだけど、行の長さ制限にひっかりまくりでリズムがおかしくなってるし
どうにかして続きを投下できるサイズ&行の長さに収めたいんだけど
128名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 21:50:25 ID:rzLdBtK/
アナルセクロス大好き
129mitiniji:2007/11/30(金) 00:01:13 ID:OxfkUABa
gj!!!!!!
130名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 04:43:44 ID:4Wjt5jT/
GJ!
131名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 10:54:28 ID:seKTYWDv
続きwktk
13279:2007/11/30(金) 11:27:44 ID:/4O16Tva
「この行が長い」とか「改行多すぎ」とか警告してくれるエディタがあればすぐにでも投稿できるんだけど

自分のスキルだと投稿してみて、エラーメッセージを見てから慌てて直してますんで、なんともかんとも
133名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 13:08:43 ID:ujdwkSvO
改行数は試して覚えちゃえば楽だけど
文字数は覚えてても面倒だな・・・
134名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 13:52:22 ID:seKTYWDv
俺の使ってるJaneDoeStyleだと、板ごとの改行制限や文字数制限に反してないかどうかが書き込み窓のステータスで分かるよ
他の専用ブラウザがどうかは知らない
135名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:13:53 ID:D7nSqBnL
未知との遭遇のコンビはどっちも生粋のSだと思う……
136名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 22:04:26 ID:og72Dsir
年上の気が強い女をMCする展開がいい
137 ◆2SsNZUBe2w :2007/12/07(金) 22:57:03 ID:uSXW3Ehw
ついさっき書き上げた
初投稿で慣れてないからエロ少なめ
まぁ気に入らなかったらトリをNGに
138 ◆2SsNZUBe2w :2007/12/07(金) 23:00:11 ID:uSXW3Ehw
「ふはははははっ!!やった!!ついに届いたぞ!!」
何が届いたかって?
聞いて驚け、なんと人を自由に操ることができる道具だ。
これを買うためにバイトで50万も稼いだんだ。
まぁたった50万で人生薔薇色なら安い者だ。
「ん〜、これが取説かな」
俺はついさっき届いた箱の中から薄い冊子を取り出した。
他は小さな針が1本だけで、他は何も入っていなかった。なんとも寂しい
「なになに?」
【心針の使い方】
使い方はとっても簡単です。
まず心針を自分の頭に刺してください。
次に手元に糸が通った針をイメージします。
針がイメージできたら操る対象に刺し、自分の心を縫い付けるように暗示を刷り込みます。
これで完了です

徐々に慣れてくれば糸は長く太くなり、より強い暗示をかけることが出来るようになります。
さらに…(ry

まだ説明は続いたが、はやく針を試してみたいという思いから俺は一旦取説を閉じた。
基本的にゲームとかは説明書は見ない主義なんでな。
実際は面倒くさいだけだけど。
「これを刺すのか…。大丈夫なのか?」
俺は箱から針を取り出し眺めてみた。
どっからどうみても普通の裁縫針と変わらない。
たしかなのは刺すと痛そうということだ。
「ええい!!ここまできて引き下がれるか!!!」
この日のために色々計画を考えてきたんだ。
その時間をただ痛そうというだけで無駄にできるか!!
「せー…」
俺は針を一気に刺し込むために腕に力をこめた。
どうせ痛いなら速いほうがいいしね。
「の!!」
しかし俺が考えたような痛みはなく、針は俺の頭がプリンでできているかのようにに、なんの抵抗もなく収まった。
痛みの代わりに訪れたのは強烈な立ち眩みのような感覚。
俺は立っていることができずベットの上に倒れこんだ。
「うぅ、なんだよこれ…」
頭の中身がかき回されてるようで非常に気持ちが悪い。
しかし永遠に続くかと思われた地獄は、ほんの10秒で綺麗さっぱり消え去った。
「はぁ…はぁ…説明書の最初のページに書いとけよ…」
説明書を読まない人のことも考えろ。
ん?どこかから『お前が悪いと』と聞こえた気がするが気のせいだよな?
「さてと、針をイメージするんだったな。」
針か…。剣とかならカッコいいデザインとか出来るのにな。
俺はとりあえず目を閉じ、説明書のとおりに針をイメージした。
針自体がシンプルな形だったせいか、簡単に具現化することができた。
139名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 23:05:20 ID:uSXW3Ehw
「おお、できた!!」
手元には確かに針があった。
色は紫色だが、俺の趣味でたいした意味はない。
よくみると、針は左手の手のひらの真ん中から伸びた糸に繋がっていた。
しかし問題はその糸だった。
「短いな。30pほどか」
遠くから針を投げるのを想像していた俺としては複雑。
「そこはこれから伸ばして実現しよう。まずは実験だ」
習うより慣れろである。
ちょうど家にはぴったりのやつがいる。
俺は自室を出てそいつの部屋に向かった。
ノックしながら呼び掛けてみた。
「昭乃、いる?」
その実験台は我が妹。昭乃である。
こいつなら失敗しても大した問題にならないだろう。
「いない」
我が妹ながら面白い冗談だな。
こんなこともあろうかと秘密兵器を用意してきたのだ。
針とは別に、右手に持っている箱の中身ががそれだ。
「駅前のさかい屋のプリンだぞ」
言い終わると同時に閉ざされていた扉が開いた。
昭乃は甘い物に目がないのである。
プリンで出てくるとは現金な奴だ。
それ以前にプリンに負けた俺って…orz
「特製白プリン?」
「無論だ」
セミショートの黒髪をなびかせて、満面の笑みを浮かべた昭乃が出てきた。
もう少し素直なら可愛いのに。
「サンキューお兄ちゃん。愛してる」
「たった今いないと言っていたのはどいつだ」
「そんなことよりプリンだよ♪プ・リ・ン」
俺はこの笑顔が可愛くてついつい買ってきてしまうのだ。
なんか騙されてる感じもするがな。
俺は部屋に入ると小さなテーブルの上に箱の中身を出した。
「こちらです、お嬢様」
「おぉ、これが」
一日五十個限定、一個八百円の特製プリンである。
苦労はしたが実験のためなら安いものだ。
「この白さ、そして輝き!!カメラ取ってこようかな」
「そんな大袈裟な。いいからよく味わって食え」
「でわ遠慮なく」
俺は昭乃がスプーンとプリンに手をかけると同時に針を構えた。
すまんな妹よ。ちゃんと後で食わせてやる
「いっただっきまー」
言い終わる前に俺は昭乃の頭に針を刺した。
「あっ…」
昭乃はぶるっと震えて動きを止めた。
同時にプリンが手から落ちるが俺がすかさずキャッチ。
「あぶねー」
我ながら神業だな。
「…」
昭乃は目を虚ろにし無言で固まっている。
「聞こえる?」
「はい…」
どうやら成功のようだな。
ここからが本番だな。
140つけ忘れた ◆2SsNZUBe2w :2007/12/07(金) 23:09:40 ID:uSXW3Ehw
まずは計画通りに暗示を縫い付けよう。
「昭乃はプリン好き?」
「はい…」
そりゃそうだ。
「俺とどっちが好き?」
「プリン…」
予想していたがショックだ。
聞かなきゃよかったよやorz
「それじゃプリンをもっと美味しく食べる方法を教えてあげようね」
まだまだ未熟な俺の針と糸には複雑な暗示は無理だ。
それならば相手が抵抗しないような暗示をかけなければならない。
その結論がこれだ。
「プリンに特製のソースをかけるんだ。そうすれば普段の倍は美味しくなるよ」
俺は慎重に昭乃の頭に暗示を縫い付けていく。
集中が乱れる度に昭乃がビクッと震える。
「お兄ちゃんのおちんちんをしゃぶると出てくるんだ」
俺は少しずつ左手から伸びる糸が昭乃の頭に引き込まれていくのを感じた。
まだ糸は半分近く余裕があるが早めに切り上げよう。
「お兄ちゃんの言うとおりにすればたくさん出るからね。分かった?」
「はい…」
昭乃がコクリと頷いた。
俺は玉止めをイメージし、縫い付けた糸がほどけないようにしたあとで針を引き抜いた。「ん…、あれ?プリンは?」
昭乃の瞳に光が戻ると同時に意識が戻った。
手に持っていたプリンが無いことに驚いているようだ。
「落ち着いて食べないから落とすんだぞ」
俺は先程ギリギリで一命をとりとめたプリンを差し出した。
「え…あ、うん、気を付けるよ」
141 ◆2SsNZUBe2w :2007/12/07(金) 23:18:48 ID:uSXW3Ehw
「それじゃプリンにソースをかけようか」
俺がそう言うと昭乃はニッコリと笑って
「そうしよう!!実はあたしかけて食べるの初めてなんだ」
なんか悪い気がしてきたな。
そんな考えも浮かんだが俺はズボンのチャックをおろし、我が息子を取り出した。
「おっきいね。これからソースが出るならあたしも男に生まれたかったよ」
「さぁさぁそんなこと言ってないで早く食べようぜ」
昭乃はすでにカチンカチンの息子をうっとりとした目で見つめた後、チュパチュパとしゃぶり始めた。
「ふんむぅ、じゅるぅ…、ちゅぱ…ん…」
「うっ、いいぞ昭乃、その調子」
まだ慣れない舌使いだが十分気持ちいい。
「もうちょっと吸ったりしてみて」
「ん…ふぁはっは」
昭乃の口が俺から搾り取るような動きをした。
その動きで俺は限界に達した。
「昭乃、しっかり受け止めろよ」
俺は昭乃の口の中へソースを発射した。
昭乃はそれを言った通りに受け止め、恍惚の表情を浮かべている。
「ひゅごいよ。ネバネバひへへあむぁい…」
「よし、プリンにかけて食べよう」
今まさに昭乃は自分のプリンに俺の精液をかけている。
まわりから見れば異常なことだが、彼女にとってはプリンを食べる過程にすぎな
142 ◆2SsNZUBe2w :2007/12/07(金) 23:21:56 ID:uSXW3Ehw
悪い兄貴でごめんな、と心の中で少し謝った。
「すごい!!おいしいよこのプリン!!」
彼女に縫い付けたもう一つの暗示が効いているようだ。
『プリンが普通の倍美味しくなる』という単純なものだが、そんなに喜ぶとは思わなかったな。
「感動だよ〜」
昭乃が幸せな顔をするとそれがこちらにも伝わってくる。
実験は成功だな、うん。
「あー、なんだ、俺のも食べるか?」
「あなたが神か」
その上のプリンはなんなんだろうな。
「ありがとうお兄ちゃん♪」
そう言って昭乃は俺にキスをした。
プリン以下も悪くない。
口が精液まみれでなければ言うことなしなんだが。
「じゃ、もう一回ソース出すからちんちん出して」
プリンにソースがかかっていないのを忘れていた。
「美味しいのだしてよね」
「まかしとけ」







プリンを食べ終わった後、昭乃は眠ってしまった。
俺は再び針を刺し、縫い付けた糸をほどいて暗示を解いた。
プリンの度にあれじゃかなわんからな。
俺はその後プリンの容器を片付けて、昭乃の口に付いていた精液を拭き取ってから部屋に帰った。
そしてベッドに入り、これからの計画を考えながら眠りについた....
143 ◆2SsNZUBe2w :2007/12/07(金) 23:24:55 ID:uSXW3Ehw
以上
携帯からだから誤字脱字改行ミスその他色々あるかも試練
そこらへんは広い目で見てやってください
144みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/12/07(金) 23:30:35 ID:itK7CH9p
GJ!
145名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 00:21:50 ID:aaJCD0/Z
GJ!!
悪人になれない優しいお兄ちゃんイイ!!

鬼畜が苦手な俺にはすごいツボだった
146名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 00:44:05 ID:Et+GAnZ0
これはいいGJだ
147名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 00:50:37 ID:ACD9WyQw
>>143
orzとかは使わずに、ちゃんと文章で表現した方がいいと思う。
148名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 06:39:51 ID:1ryp4BiB
GJ!
この兄妹いいなぁ
149名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 11:06:11 ID:lId/iGn3
>>143
GJ!
>>147
確かにそうかも知れんがGJ位書こうぜ
150名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:50:38 ID:P7WHgBDC
具体的にどこが良かったかも書かずGJだけで本当に読んだかどうかもわからない人より
間違いや気になった事をちゃんと指摘してくれる人のほうがありがたいよ
まあそのへんは作者の問題だけど
151名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 13:18:21 ID:oakBxYzu
自分のやり方を他人に押し付けなければ、好きにしたらいいんじゃね? 考え方は人それぞれだろ。
>143GJ!
152 ◆2SsNZUBe2w :2007/12/08(土) 16:48:53 ID:pVgr5bYl
過疎ってるかと思ってたのにこんなにも人がいたのか
>>150
たしかに気になるところがあれば>>147みたいに指摘してくれると嬉しいな。
誤字脱字については今後はちゃんと推敲するよ

そしてGJをありがとう
153名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 05:47:15 ID:gfwauz1/
下がり過ぎて心配。
154名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 11:48:05 ID:xh6Qs7SB
向こうのスレは上げんな
155名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 16:34:45 ID:q/R/9yLQ
たしかに
156未知との遭遇:2007/12/12(水) 01:52:38 ID:vOnUg+0x
「……暇だな」

「私は働いてますから」

秋風は一人でパンフを調べている。
昨日とは一転して本日の部員は秋風だけだった。

「昨日は部長も来てたんだけどねー。残念だったね」

「別に、彼女が来ようが来まいが私には関係ありませんから」

「へぇーそうなんだ。部長すきすきっ娘なのに」

秋風はようやくこちらを向いた。冷気出てる、冷気。

「私は感情を言葉にするのは大嫌いです」

凄い、なんか表現出来ないような凄い表情になってしまわれた。

「……あー、部長はシュークリームのこと。スマンだって」

「……そうですか」

「あと、明日は来るって」

「それは聞いてません」

これが本日の部活で1番長い会話だった。
157未知との遭遇:2007/12/12(水) 01:53:14 ID:vOnUg+0x
「あのさ、今日も春風と帰るの?」

この子といると時を忘れるくらい――暇だ。
二時間程寝てたらもう下校時刻だ。

「まあ、そうなりますね」

「そっか。あいつもなー。短い付き合いだけどポニーテールだってこと位しか分からんなー」

「人間なんて本人だって自分のこと分かりはしないんですから。他人なんか外見以上のことは分かりませんよね」

いや、そんなに真面目に考えた訳じゃないんだが。

「灯台元も暗しですか」

横目で鞄の中の紅白アメを確認する。
さっき秋風には白いアメを舐めてもらったが別に何もさせてはいない。
彼女には今日の夜帰ってから遊ばせてもらおうと考えたからだ。
それと春風にも……

「話し、終わりですか?それならそろそろ」
「ちょっと待って。今日家に帰ったらさ――」


「――ってして欲しいんだけど」

「分かりました。とりあえず帰る時に春風にこのアメ渡しますね。後は帰ってからでいいんですよね?」

「そうね。じゃ、頼む。
俺は帰るから」

「私も帰ります」

よし、あとは待つだけっと。
158未知との遭遇:2007/12/12(水) 01:54:25 ID:vOnUg+0x
「そういえば、このパチンコのCM最近多いですよね」

「ん、そうね」

今日の夕食後は二人で仲良くこたつでテレビだ。

「何ていうんでしたっけ?このロボット。
友達が歌ってたんですけど。」

「アッハッは。パチンコっていうのは既存利益を守りたい集団だから。」

「いや、全然答えになってないですから」

「今更一般人へ浸透して逆にこっちは困るんだよ!
いたたまれないんだよ!」

「……と言われましても」

この熱い気持ちは君には分かるまい。

「だいたいな、教室でこういうのを――」

パラパパ、パッ、パッ、パー

「あ、レベルアップしましたね」

携帯を開くと秋風からのメールが届いていた。

subには『腋(4)』と書いてある。
添付の写真は彼女自身の腋が写っていた。
四枚とも角度を変えてあってまあ律儀だこと。

「じゃ俺先に上がるから、風呂は先にどうぞ」

「はーい。私はこれ見てから入りますね」
159未知との遭遇:2007/12/12(水) 01:55:46 ID:vOnUg+0x
部屋に入ってからも続々と秋風からメールが来る。

『眉毛(2)』、『陰毛(8)』、『爪先(3)』、『女性器(18)』。

と、ここまでで打ち止めらしい。
秋風からのメールにはsubと同じ部位が写っていた。
特にこの十八枚の女性器なんか凄い。
まずそのままの状態を撮ってからだんだん過激に写している。
最終的には大股開きで片手でおまんこを開いてもう片方で写真を撮っている。

今日秋風に与えた指示は二つ。

春風にアメを舐めさせること。
もう一つは自分が恥ずかしいと思う部分こそ多く写メを俺に送ること。

それにしても秋風の写真はどんなに本人が恥ずかしいと思ってても俺からすれば誇っていいと思うね。
特にこのちょっと毛がはえ始めている腋なんて自分から見せてもいいんじゃないかね。

パラパパ、パッ、パッ、パー

あ、終わりかと思ってたらまだメールがきた。
『胸(32)』

……多いな、おい。
写真には小さいながらも魅力が凝縮された胸が写されていた。
乳首も肌色に近いし全体の形も綺麗だし。
うーむ、あそこより胸の方が恥ずかしいとは。
可愛いいなー秋風は。

まあ、彼女がこのメールを送ってきたってことはもう春風にアメを舐めさせたってことだ。

――よし、これからあの姉妹にはお互いの部屋でやってもらうか。
160未知との遭遇:2007/12/12(水) 01:58:09 ID:vOnUg+0x
今日の秋風はちょっと変だ。
一緒に帰る時に少し強引に飴を押し付けられた。
白い飴だった、ハッカ味の。

今もそうだ、いつもなら私と一緒にゆっくりと話しながら食べるのに。
今日はあっというまに二階に上がってしまった。
だから私も仕方なく自分のベッドで横になってる。

ブルブル、ブルブル

机の上の携帯が揺れている。

なんだってのよ。

億劫だったが机まで手を伸ばす。

ピッ

「春風、久しぶりー」

「……なんだ、あんたか」

名前も見ずに取ったのは失敗だったかも。
今はコイツのハイテンションに付き合う気力がない。

「あーなんか不機嫌そうね。あのさ秋風から飴もらったよね?
それ、もう食べたなら語尾にち○ぽってつけて」

……あんたのせいで不機嫌なのよ

「さー。どうだったかしらね、ち○ぽ。
最近物忘れが激しいから、ち○ぽ」

「…なんかバカっぽいよ、春風」

「うっさいわね、ち○ぽ!
一体何のようなのよ、ち○ぽ!
もしくだらなかったらホントに着拒するから、ち○ぽ」

「あははっ、まあこれでもいっか。
あのさ今から秋風のマル秘メール送るからさそれ使ってオナニーしてよ」

この男は……普通自分の姉の写真で自慰なんかさせるか?

「何よ、わざわざ電話してきてそれだけ?」
161未知との遭遇:2007/12/12(水) 02:00:15 ID:vOnUg+0x
「ううん、いますぐ自分の携帯のデータ全部消して。
んで、SDカード持ってたらそれも全部使ってオナニーしてる動画撮って」

「データ全部って、全部なの、ち○ぽ?」

「いや、アプリとアドレス帳は残しといていいよ。
けど自分が何してるか喋りながらするんだよ」

まだ明日の課題も残してたのに。

「すぐメール送って、ち○ぽ。
なるべく速く終わらせたいから、ち○ぽ」

「おいっす。
じゃ今送るね。
後語尾は戻していいよ」

「わかったから早く送りなさいよ」


「私、八重春風はこれから姉である秋風の写真を使ってオナニーします」

ベッドの上で下半身だけ裸の状態で宣言をする。
少し考えて左手で携帯を持って右手で自慰をすることにした。

「まず始めに秋風の腋の写真でします」

今、写真を見るは出来ないがあいつから送られてきた秋風の写真は網膜に焼き付けるように何度も見た。

「私は今秋風の腋の臭いを思いだしながら胸を擦っています」

いつもやっているように(頻度はそう多くない)胸を大きく包みこむ。

「普段はただ揉むだけなんですけど今日は秋風の腋に擦り付けるようにしたいと思います」

私は目の前に秋風の腋を想像して胸を空中につきだす。

「い、今秋風の腋に…じ、自分の胸を擦り付けています」

鼻で大きく息を吸う。
彼女の腋の臭いを頭の中に何度も叩きこむ。

「アッ……んぅ!
…あき……かぜの臭い……気持ちいい」

しばらく、温かい空気に浸るようにゆるい自慰を続ける。

「アハッ!
……クゥ…そろそろイくためにクリトリス触ります」

皮を被っていた突起を上から摘む。

「そ、それじゃ、一気にイきます」

私は最後まで秋風の腋の臭いを想像し、腋に胸を擦り付けるように、突起を捻った。

「――アアアァッ!イくッ、イきます!」
162未知との遭遇/区切り:2007/12/12(水) 02:03:50 ID:vOnUg+0x
春風からメールがきた。
『腋(3)』と書いてある。
結構速いペースだが、今日は無理かな。

「あのさ、春風」

「はあ、はあっ、はあっ。
……なによ?まだ何か言いたいことが有るわけ?」

「別に。
ただ今日は腋の写真だけでいいよ。」

「あっそ。
まあ、私としてはそっちのが助かるんだけど…」

「その代わり、腋の写真で4回イったら秋風の胸舐めて慰めてあげてよ。
いやー、あんまり気にしてるみたいだから今秋風に巨乳体操やらせてるんだけどさ。
手伝ってあげて、秋風には俺から言っておくから」

「私は課題もあるんだけど。
それに秋風の胸、私は綺麗だと思うんだけど」

「……まあ、主観ですから。
それにそんなに課題が気になるなら今日の君の課題は秋風と一緒に巨乳体操をして5回イくこと。
反論は許さず!
じゃ、頑張れ」

プツ
163名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 03:14:34 ID:67Sk6/wE
GJ
この後どうなるか期待!
164名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 11:59:25 ID:qmIabxPD
続き待ってます!
165みちにじ。 ◆VmvALhE0hk :2007/12/12(水) 13:55:19 ID:+kpmxpo6

>>158って妹との団欒ですよね。場面転換が急でちょっと混乱してしまった。
デモソンナノカンケーネー!
GJ!
166名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 18:16:57 ID:/GgvPXnX
>>162
常々思ってたがこの主人公、いい意味で馬鹿だよなw
167名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:15:40 ID:/71t7eRo
サンデーの新連載がw
168名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:16:55 ID:eZjeSl0B
デスノートか
169名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 23:41:44 ID:kcwk3cRZ
サンデーじゃ同人は期待できないしなー
170名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:16:04 ID:VybmjCeY
やはり未知虹氏はいい・・・・
171名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 02:25:31 ID:GzY9uDcK
未知二次じゃなくて本家じゃないのか
172名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 06:34:16 ID:vyafQKuu
今、このスレと旧スレが並んでる
173名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 09:51:44 ID:ME67v4Mt
あげちまえ
174名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 09:18:22 ID:m59l4gQM
いまさらだが劣化デスノにワロタ
175青人:2007/12/18(火) 21:59:51 ID:Yx13OZ5D
>>16 の続きです。
いろいろあって遅くなってしまいましたが投下します。
176名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 22:05:01 ID:CMSZPpFH
wktk
177青人:2007/12/18(火) 22:22:41 ID:yjesFIG6
あれから2日後
僕と影沼君は放課後の学校の教室に居た。
あれからずっと影沼君指導の下、テレパシーを制御する訓練をしていたんだ。
おかげでかなり制御できるようになったのは有難いけど、ほとんど寝てないせいかとても眠い。

「ふゎああぁ〜……」
「シャキっとしろ」

バシッ
痛っ
影沼君が僕の背中を叩いてきた。

「痛いよ〜」
「気の抜けた顔してっからだ」
「2日間ほとんど寝てないんだから当然じゃないか〜」
「うぜーから、その間延びした話し方止めやがれ」
「はいはい」

さすがに2日間ずっと一緒に居ただけあって、だいぶ打ち解けたと思う。

「手順は忘れてないだろうな?」
「バッチリだよ」

そうそう、影沼君が言っていた『何でも出来る』っていう内容も聞いたよ。
前にも言ったけど、単体じゃまったく役に立たない僕の『テレパシー』
『テレパシー』よりは使い道はあるけど、超能力というには弱い影沼君の『マインドフリーズ』(僕命名、名前が無いと不便だしね)
この2つの能力を使って出来ることって言うのが、影沼君曰く『催眠術』らしい

当然僕が胡散臭そうな目で影沼君を見たら、切々と僕ら2人の使える『催眠術』の凄さを語ってくれた。
ちなみにそれだけで半日かかったよ。
で、手順なんだけど
まず影沼君が『マインドフリーズ』を掛ける。これが絶対条件。
それでここからが作戦の肝なんだけど、この思考が停止している状態って精神が完全に無防備な状態らしいんだ。
だからこの状態のときに催眠導入をすれば、ほぼ100%の確立で、かなり深いところまで催眠にかけられる。
でも『マインドフリーズ』の効果時間は10秒程度しかないから催眠導入している時間なんか全然ないんだよ。

そこで出てくるのが僕の『テレパシー』。
『テレパシー』で相手の精神に直接働きかけることで、言葉で行うよりも早く、そして深く、催眠導入を行うことが可能なんだよ。
僕の微弱な『テレパシー』じゃ相手が完全に無防備な瞬間、つまりは『マインドフリーズ』状態の時にしか意味無い。
影沼君の『マインドフリーズ』は効果時間が短すぎて、催眠導入できない。
でも2人が揃えば、完璧な『催眠術』が可能ってわけさ。
当然ぶっつけ本番でやるのは不安だから、偶々近所を歩いていたタカシ君(8歳)に(強制的に)協力してもらったよ。
色々試した後に、猛然と公園にいた若奥様たちのスカートをめくっていったタカシ君の勇姿は、今でも目に焼き付いているよ。
まあ子供の悪戯だから、そんなに大事にもならなかったけどね。
178青人:2007/12/18(火) 22:28:06 ID:HZeh3T/B
さて実験も成功した僕たちは、いよいよ本番に移るべくこうして放課後の校舎に忍び込んでるわけなんだけど。
僕らの催眠術は1人にしか使えない代物だから、おのずと状況も限られてくるんだ。
周りに誰もいなくて、完全に1人の状態って意外と無いんだけど、そこは影沼君の事前調査のおかげで何とかなった。

現在僕らの教室には、鞄が一つだけ置いてある。
この鞄の持ち主は大原あゆみさん。吹奏楽部のトランペット担当らしい。

僕は大原さんの部活なんて知らなかったし、そもそもクラスの人の部活なんてほとんど知らない。
影沼君も同様に知らなかったらしいんだけど、今回の作戦にあたりクラスメイト全員の部活動などを調べてたみたい。
その結果、今日吹奏楽部の練習が遅くなるが分かったから、教室で鞄を取りにくる大原さんを待つことにしたんだ。

「影沼君ってさー」
「何だよ」
「意外と几帳面というか、慎重な性格なんだね」
「んなこた言われた事ねーな、何でだ?」
「何となく、事前に色々調べたりさー、作戦立てたりとか」
「こんな事しようとしてんだから、慎重になるのも当然だろ」
「んー、まあそうかも」

やっぱり慎重な性格だと思う。人間こんな能力持ってたら抑えはきかないものだと思うし。
正直、作戦を共にする僕にとっては非常にありがたい。
あと影沼君は戦略シミュレーションゲームとか好きそう。これは僕の勘だけどね。

そんなこと話してる間にそろそろ大原さんが戻ってくる時間になったよ。

「じゃあ僕はそろそろ隠れるね」
「おう、タイミングを外すんじゃねえぞ」
「了解」

そう言って僕は教卓の下に潜り込んだ。
これは僕の案で、あの事件から学校に来てない僕が放課後の学校にいたら、変に思われるだろうから隠れてることにしたんだ。

簡単だけど、これで準備はOK。後は大原さんを待つだけだ。
179青人:2007/12/18(火) 22:33:40 ID:KVktXVj/
しばらく待っていると。

ガララッ

教室のドアを開けて大原さんが入ってきた。

「あれ? 影沼君こんな時間になにやってるの?」
「いや別に、そっちこそこんな時間まで部活か? ご苦労だな」

影沼君が何気ない感じで話す。
僕はいつでも飛び出せる体勢を作っておいた。

「まあ大会も近いしね。3年の先輩たちも最後だから気合入ってるよ」

肩口で外に跳ねた髪を揺らしながら大原さんは笑った。
今まで大原さんをじっくり見たことなんて無かったけど、こう見てると中々かわいいと思う。
身長が女子にしては高い方だけれど、表情がよく変わるせいか素直にかわいいと感じるね。

「あれ? そういえば影沼君って今日休んでなかった?」

怪訝そうな顔をしながら、影沼君を見る。
うん、やっぱりよく表情がよく変わるね。

「ああ、まあちょっとヤボ用があってな」
「サボリ? あんまりよくないよ、そういうの」
「はは、まあ明日は来るさ」
「ふふふ、それがいいよ。んじゃ、また明日」

大原さんが鞄を持って教卓のそばを通る。
そろそろだ。

「あ、大原ちょっと待った」
「え? 何?」

大原さんが影沼君の方へと振り返る。

影沼君と目を合わせた大原さんの後姿がビクリと震えた気がした。

「小泉っ!!」
「うんっ!」

影沼君に呼ばれて僕は教卓の影から飛び出す。
この数秒間が勝負だ!
僕はうつろな目の大原さんの前に飛び出し、精神を集中させた。
180青人:2007/12/18(火) 22:42:05 ID:vOJEEQdj

僕は闇を連想する。

僕には馴染み深いものだ。

それは決して漆黒の闇ではなく。

ましてや絶望の闇でもない。

ただヌルく、曖昧な闇。

それだけに闇から出ようとする気を起こすことも出来ない。

その闇の中を下へ下へと降りていく。

だけれど怖くは無い。

暗くは無いから。絶望は無いから。

自分以外の姿は無くて、自分自身しか感じることは出来ない。

ここに居る事が不快ではない。

それどころかとっても気が楽だ。

なぜならここは自分自身の中。

ここに居るのはとても楽だ。

ここに居るのはとても気持ちがいい。

ここに居たい。

ここに居たい。

大丈夫。あなたはここに居ることが出来る。

さあ、目を覚まして。

大丈夫。目を覚ましてもあなたはここに居ることが出来る。

あなた以外の姿は無い。

あなたしか感じることしか出来ない。

さあ、目を覚まして……


僕は大原さんの無防備な精神にイメージを送り込んだ。
181青人:2007/12/18(火) 22:47:46 ID:DM2Mi0MF
「…………」

影沼君が『マインドフリーズ』を掛けてから1分が経過した。
固唾を呑んで見ていた僕に、影沼君からOKサインがでる。

良かった。成功だ。
僕は大きく息を吐くと、体の力が抜けて椅子に座り込んでしまった。

「なんだよ大げさな奴だな。昨日だって実験しただろ」

顔では余裕を見せている影沼君も、首元とかは汗でぐっしょりだった。
もちろん僕は首元や顔を問わず、体中汗でぐっしょぐっしょだ。
心臓も今までに無いくらいにドキドキしてるし、足にも力が入らない。
本当に緊張した。

「さて、へたってねえで次の段階にいくぞ。あんまりほっとくのも良くねえだろうしな」
「う、うん」

そうだった。今はまだ催眠導入を終えただけだ。
一番の山場は越えたけど、ある意味本番はこれからだ。
僕は腑抜けた足に力を込めて立ち上がった。
とりあえずユラユラと揺れながら立っている大原さんを座らせる。

「よっしゃ、まずは色々質問するぞ。催眠の掛かり具合を確認しないとな」
「う、うん」

僕のドキドキはまだ納まらない。
エッチなビデオを見たときとも違う。
全力疾走したときとも違う。
それらとは次元の違う興奮が僕を包んでいた。

「じゃあまず小林。『テレパシー』で色々質問してくれ。あ、もちろん僕にも聞こえるようにな」
「うぇええ! 僕!?」
「精神に直接働きかける『テレパシー』の方が良いだろう」
「で、ででででも」
「んなに慌てんなよ。ほれ深呼吸」
「う、うん」

すう〜〜、はぁぁ。
すう〜うっ、ゲホゲホッ、むせちゃったよ。

「落ち着いたか?」
「ううん全然」
「はんっ、さっきよかマシな顔になってるぜ。ほれ、やりなって」
「う、う〜ん」
「まだごねんのかよ。つーか今更逃げ道はねえぞ。さっさとやれ、男だろ」
「う、うん。分かったよ」

僕だって男だ。もう戻る道が無いことだって重々理解している。
僕はもう一度だけ深呼吸して、『テレパシー』で大原さんに働きかけた。
182青人:2007/12/18(火) 22:54:04 ID:qit6aVS4
【お、大原あゆみさん、この声が聞こえますか?】
「は……い」

【ここはあなた自身の中ですね?】
「はい……」

【この声はあなたの心の声です。あなたの望んだことなので心の声に従いましょう】
「はい……。心の声……従う」

【心の声に従うと、とても気持ちが安らいでいきます】
「はい……」

大原さんがふわりと柔らかい笑顔になった。

「うぁっ……」

こんなに近くで女の子の顔を見たこと無かった僕は、大原さんの笑顔にドギマギしてしまった。
これはいけない。今は催眠導入中だ。冷静に冷静に……。
ゆっくりと深呼吸して気分を落ち着けた。
うん、大丈夫。

【これから質問することに正直に答えてください。いいですね?】
「はい」

よし、じゃあ無難なところから

【あなたの名前は何ですか?】
「大原あゆみです……」

うん、ちゃんと答えてくれてるね。

【誕生日はいつですか?】
「10月12日……です」

【家族構成を教えてください】
「父と母と姉がいます……」

へぇ、お姉さんが居るのか。若いのかな?

【お姉さんは何歳ですか?】
「姉は今年で……21歳です」

ふーん、働いてるか大学生かってところかな?
影沼君がそろそろ次に行けって目で見てるし、もうちょっと踏み込んだ質問をさせてもらうよ。

【今まで何人の男性と付き合ったことがありますか?】
「……2人です」

微妙に答えづらそうだな。
でももっと踏み込んでみよう。
183青人:2007/12/18(火) 22:59:38 ID:Ux2/eW7b
【男性経験はありますか?】
「…………はい」

大原さんは顔を真っ赤にして答えてくれた。
自分の心の声なんだから、そんなに赤くならなくても良いんじゃないかと思ったけど
こんなことを自問自答していたら確かに悶絶物だなとも思った。

その後もかなりプライベートな部分まで根掘り葉掘り聞いてみた。
暗示はバッチリ効いているようで、恥ずかしそうにしながら質問に答えてくれた。
お風呂で最初に洗う場所や初体験の感想、オナニーをする頻度からそのやり方まで聞いているうちに
僕とモノはすでに臨戦態勢に入ってしまっていた。

すると今まで黙って椅子に座っていた影沼君が立ち上がって

「よっしゃ、それだけ深く暗示がかかってるんなら大丈夫だろう」

そう言うと、大原さんの前にしゃがみこみ

「質問タイムはこれで終わりだ。でもまだ心の声には従うんだぞ」

と、暗示の僕に代わって暗示を続けた。

僕はかなりヒヤヒヤしていた。
さっきまで、精神に直接働きかけるように『テレパシー』でやっていたのに、いきなり言葉でなんて!
しかも言葉遣いがさっきまでの僕と違いすぎる。
大原さんが変に反応しなければいいけど……

「はい……。心の声には従います……」

でも大原さんが返事を返してくれたから安心したよ。
影沼君は言葉とかは乱暴だけど、意外と慎重な性格だから信頼はしてるんだけど
チキン オブ ハートを自認する僕としては気が気ではない。

「だれが乱暴だって?」

ピシッ

「あっ、痛い! でこピン!? 何で?」

考え事してたら影沼君にでこピンされたよ! 本当に痛い。

「考えてることが漏れてきてんぞ。しっかり制御しとけ」
「え、また? ゴメンゴメン」

『テレパシー』の制御にもだいぶ慣れたつもりなんだけど、まだ考えが漏れちゃってるみたいだ。
気をつけないと催眠状態の大原さんが受信しちゃう可能性もあるからね。
184青人:2007/12/18(火) 23:06:09 ID:QbKvkUYo
「ったく、気をつけろよ。……さて」

気を取り直して大原さんに暗示を掛ける影沼君。
どんな暗示を掛けるんだろう? 正直僕ももう限界だし、早く入れたいんだけど……。

「さっきオナニーのやり方を教えてくれたよな?」
「……はい」

うんうん、恥ずかしそうにしている大原さんは可愛いね、やっぱり。
顔は真っ赤なのに、目は虚ろなところなんか催眠術を掛けてるなって感じになるしね。

「でも言葉だけじゃ分からないから、実際にここでオナニーして見せてくれないか?」

うわっ、なんか急にステップアップしたよ。
急にそんなこと言われて大原さん大丈夫かな?

「見せる……。おなにーを……?」

催眠状態に異常は無いみたいだけど、かなり嫌そうだね。
やっぱりオナニーは恥ずかしいのかな?

「大丈夫。ここには誰も居ない。ここはあなたの心の中。聞こえてるのはあなたの心の声。心の声に従うとどうなるんだ?」
「気持ちが……安らぐ……」
「そう。だから心の声には従うんだ。いいな?」
「……はい」

うわぁ、凄いね影沼君。
まるで本物の催眠術師みたいだったよ。

口調の節々は乱暴な感じがあるけど、ああいう風に断定的な口調のほうが良いのかもしれないね。
それに本人の口から言わせるのも有りだね。僕も勉強しとかなくっちゃ。

あ、そんなこと考えてる間に大原さんの手が胸を揉み始めたよ。

「……んっ」

凄いよ! 僕の目の前で大原さんが胸を揉んでるよ。
これは衝撃映像だね。

あれ? 胸を揉むの止めて服の中に手を入れちゃったよ。
服を脱ぐのかな? でもオナニーのやり方を聞いたとき最初は服の上から胸を揉むって言ってたからまだ脱がないと思うんだけど。

パチンッ

「……ん」

スルスル

うわっ、ブラジャー外しちゃった。ピンクのシンプルな感じだね。
家ではブラジャーをしていないからってことかな? 多分。

でも凄いね。ブラジャーを外しただけで服の上から柔らかさが伝わってくるようだよ。大きさも一回り大きくなった気がするし。
185青人:2007/12/18(火) 23:12:01 ID:z5xpg3Sq
「あっ……んっ……」

おっとそんなこと考えてる間に、再開したみたいだね。
さっきより声が大きいのはブラジャーを取って感度がアップしたからかな?

「んっ……ふぅっ……」

う〜ん、このまま見てるのも良いけど、別の箇所を弄っているのも見たいかな。

【大原さん、あなたはもう十分胸を揉んで気持ちよくなりました。さあ別の場所を触りましょう】
「あぁ……はひぃ」

胸から手を離すと右手がスカートの中に入っていくね。
でもこのままだと良く見えないから、見えやすくしてもらおうかな。

【スカートを捲り上げて、足を大きく開いてください】
「はい……」

大股開きになってくれたから、パンツの上から弄ってるのがよく見えるよ。
まるで見せ付けてるみたいだね。

「あぁっ、はぁっ……んぅっ、っくぅぅ……」

ピンク色の可愛いパンツだけど、弄くってるところから色が濃くなってきてるよ。
だいぶ気持ちよくなってるみたいだね。

「ひぁ…あ、あ、ひぅ…」

でもさっき聞いた話だと、大原さんは下着の上から触るだけでお終いらしい。
この後どうするかが問題だね。

「まあ、そこは俺に任せとけって」

おっと、影沼君が挙手。
なんだか面白いこと思いついたって顔してるよ。

「じゃあ、お願いするよ。あ、影沼君。言葉遣いはもうちょっと優しくね」

じゃないと僕の心臓にも悪い。

「わーってるよ」

そう言いながら、影沼君は大原さんの後ろに回りこんだ。
そして肩に手を置いて、耳元に口を寄せると

「はいストップ」

「ふぁ……はい…」

影沼君のその言葉で指の動きがピタリと止まった。
でも中途半端な状態だったみたいで、モジモジと腰が動いてる。
186青人:2007/12/18(火) 23:20:18 ID:X73nu9WH
「あなたは十分にオナニーして満足しました。そうですね?」
「はい……」

影沼君の言葉に大原さんは返事を返した。
でも満足したとは言ってるけど、実際はどうなんだろ?
確かにモジモジと動いてた腰の動きも止まったけど、暗示の効果で本当に満足してるのか、それとも体は満足できていないのかな?

「あなたは満足したので、あなた自身の中から出てきましょう」

おっと、その考察は後にして、今は影沼君の催眠導入を見守ろう。

「わたしの中から……でる……」
「そう、周りを見て。何がある?」
「まわり…なに……?」

う〜ん、催眠状態のたどたどしい口調というか、微妙に舌ったらずな感じのしゃべり方が可愛いなぁ。

「椅子があります。机もあります。そう、ここは教室です」
「きょうしつ……がっこう…?」

舞台を教室に移すみたいだね。
いったい何をするつもりなのかな?

「そうです。学校の教室です。さて、あなたの前に人が居ます。誰ですか?」

うつむき加減だった大原さんのぼんやりした瞳と目が合った。
うつろな目で見られるのはとてもドキドキした。

「こいずみくん……」
「はい、小泉君です。あなたは小泉君をいじめていましたか」
「いいえ……いじめてなんていないです」

確かに大原さんに何かされた覚えはないね。

「でも意図的に避けたりしていましたよね」
「……はい」

あ〜、やっぱり避けられてたんだ。
基本的に避けられるのがデフォルトだから気にならなかったけどね。

「何故ですか?」
「こいずみくんの近くにいると、あたまの中に自分じゃない人のこえがきこえたりするからです」

やっぱり『テレパシー』のせいだったんだ。
確かにそれじゃあ気味悪がられてもしょうがないかな。

「クラスメイトに避けられるとつらいですね」
「……はい」

つらい……かな?
やっぱり避けられるのがデフォルトだから良くわかんないや。
187青人:2007/12/18(火) 23:25:56 ID:lUFANvXv
「小泉君に酷い事をしてしまいましたね」
「はい……」

どうでもいいけど、つらいとか酷いとかあまり連呼しないで欲しいね。
気にしちゃいないけど、あまり良い気分はしないよ。

「じゃあ謝りましょう。大丈夫です。小泉君は優しいので謝れば許してくれます。
「はい……あやまります……」

確かに許すけどさ、別に謝ってもらってもしょうがないんだけどな。
影沼君はいったい何がしたいんだろう?

「でもただ謝るだけじゃ駄目です」
「だめ……?」
「許してもらうためには、小泉君のお願いは何でも聞いてあげましょう」

おっと、そうきたか。
でも何でも聞くは、催眠状態でも嫌がりそうだよ……

「なんでも……?」

あ、やっぱり嫌そうだ。

「大丈夫です。小泉君はとても大人しくて、優しい人です」
「はい…とてもおとなしい……やさしい……」
「そう、とても大人しい小泉君は、たいしたお願いはしません」
「はい……」

優しいは分からないけど、学校ではほとんど喋らないから大人しいとは思われてるだろうね。
でもたいしたお願いはしないってのは何?
まるで僕がたいした事無い男って事みたいじゃないか

「ですから小泉君のお願いがどんなものでも、それはたいした事ではないんです」
「……たいしたことではない……」

たいした事無いって言っちゃったよ。

影沼君がそうやって大原さんの意識をずらそうとしてるのは分かるけど、
あんまりたいした事無い、あんまりたいした事無いって言われるとちょっとへこむなぁ
188青人:2007/12/18(火) 23:31:16 ID:WBLQyqUj
「だから小林君のお願いは全て聞いてあげましょう」
「はい……」

「では確認します。まず小泉君に何をしますか?」
「こいずみくんにあやまります……」

「許してもらうために何をしますか?」
「なんでも言うことをききます」

「そうですよ。大人しい小泉君の言うことはあなたにとってたいした事ではありません」
「……はい……たいしたことない」

また言った。

どいうか影沼君はわざと言ってるんじゃないのかな?
そのニヤニヤと笑う顔が正解を物語ってる気がするよ。

「では3つ数えます。3つ数えるとあなたはすっきり目を覚まします」

え、あ、もう!? まだ心の準備が……

「3」

え〜と、大原さんが僕の言うことを何でも聞いてくれるんだよね。

「2」

よ、よし。深呼吸して……ふぅ〜。

落ち着いた……と思う。

「1」

パチンッ

影沼君が指を鳴らすと大原さんと目が合った。
さっきまでのうつろな目じゃない。ハッキリとした意思を感じる目だ。

「あ、小泉君……」

大原さんがハッとした顔で僕を見た後、申し訳なさそうにうつむく。
大原さんが僕に何を言いたいのかは分かるけど、僕がそれを言ったら影沼君の暗示の意味がなくなるから我慢。

「えっと……小泉君、ちょっといい?」
「うん、いいよ」

ちょっとじゃ済まないと思うけどね。
コホンッと咳払いをして、僕の前に大原さんが立った。
189青人:2007/12/18(火) 23:37:02 ID:NDdX66NJ
「その……ごめんなさい!!」

「えっと、別に悪気があった訳じゃないんだけど、でも避けちゃってたわけだし、
 あっでも小泉君を嫌ってるとかそういう訳でもないんだけど……えっと、とにかくゴメンッ!」

大原さんが何度も頭を下げてるけど、どうも言っていることが支離滅裂というか滅茶苦茶だ。
どうも暗示の影響で『僕に謝りたい』という意識が強くなり過ぎてるみたいだ。
さっきから「ごめん」「ごめん」と言ってるけど、何について謝りたいのかがまったく伝わってこない。
まあ、僕は何について謝ろうとしてるのかは当然分かってるけど、簡単に許すわけにはいかないね。
それにこのまま待ってれば向こうから言い出してくれるはずだしね。

「あ、そうだ。お詫びと言ったら何だけど、小泉君のお願いなら何でも聞いてあげるからさ」

ほらきた。
暗示で刷り込んでおいたことを、さも今思いついた事のように言ってくるのは面白いね。

「へぇ、何でも聞いてくれるんだ?」
「ええ、何でもOKよ」

内心では、僕のお願いなんてたいした事ないって思ってるんだろうね。
まあ、たいした事あるか、ないかは彼女が判断次第することだけどね。
早速お願いしようかな。

「じゃあね……」
「…………? どうしたの?」

何をお願いするか考えるの忘れてたーっ!!
わ、わ、どうしよう、どうしよう?早くしないと……。

「どうしたの? ひょっとしてお願いなんて無いとか?」

わー、わー、そうじゃないよ! そうだっ、影沼君!
僕が泣きそうな目で影沼君を見ると、影沼君は教室の奥の棚からスケッチブックを持ってきた。
それに何やら書くと、テレビ番組のADよろしく掲げて見せてきた。

『とりあえず脱がせて見たら?』

そ、そうか。ありがとう影沼君。

「と、とりあえず服を脱いでくれる?」
「え?」

大原さんが不思議そうな顔でこっちを見てる!?
まさか! 暗示の掛かりが浅かった!?
もっと軽いお願いにした方が良かったかな……。
なんて身構えてたけど、大原さんは評しぬけた顔になってこう言った。

「服を脱ぐだけでいいの? せっかくお願い聞くって言ってるんだから、こんなことじゃなくてもっと他の事頼めばいいのに」

そう言って制服のリボンに手をかけ始めたよ。
なんだそういうことか。服を脱げっていうお願いが大原さんには簡単すぎることだったから、不思議そうな顔してたのか。
190青人:2007/12/18(火) 23:43:05 ID:HPkh8sIE
まったく心臓に悪いよ。というか僕がビクビクし過ぎなのかな?
僕が自分自身のビビリッぷりにちょっと感心している間にも、大原さんは制服を脱いでいく。

制服を脱いで中のTシャツも脱ぐと、もう上半身は裸だ。

「きゃあっ! 何で私ブラしてないの!?」

大原さんが顔を真っ赤にして胸を腕で隠しちゃった。
でも、片手でスカートのホックを外してスカートは落とす。
大原さんはスカートを足から抜くと、両手で胸を隠しながらこっちを見た。

「脱いだわよ」

これはどういうことだろう?
顔は真っ赤だし、両手で胸を隠してるから、恥ずかしがってるのは間違いないよね。
でもパンツが丸見えな事にはまった恥ずかしさを感じてないみたいだ。

恥ずかしさを感じる基準が分からないな……?
僕が頭からたくさんのハテナマークを出していると、影沼君がまたカンペ(スケッチブック)を掲げてきた。

『大原の意しきだと
 服 → 下着以外で
 服をぬぐから下着はOK
 でもムネはダメなんじゃねーの』

なんだか下手くそな暗号みたいだけど要するに、
大原さんの意識で服を脱ぐって行為は下着以外を脱ぐこと。
だから下着姿を見られるのは当然のことだからそれは別に良い。
でも胸を見られるのは恥ずかしいって事かな?

なんだかめんどくさいけど、要は非暗示者の意識によって変わるって事だよね。
『服を脱ぐ』ってお願いした時に下着も全部脱いじゃう人もいれば、靴だけ残すような人もいるかもしれない。

これは色んな人に試したら面白そうだね。統計でも取ってみようか?

「ねえ小泉君。もういいの? 出来れば上だけでも着たいんだけど」

恥ずかしいんだろうね。そう言いながらチラチラと僕と影沼君を交互に見てるよ。
自分の愛液で変色したパンツを気にせず、胸ばっか隠してるのは何だか滑稽な姿だね。

「なあ大原、両腕下ろせよ」
「うるさいわね。そんなの出来るわけないじゃない!」

影沼君の意見は当然却下される。
でも僕が言うと

「大原さん。両腕下ろして胸を見せてよ」
「え、あ、うん。いいわよ」
191青人:2007/12/18(火) 23:48:55 ID:PwPrrrt1
何でも無いことの様に腕を下ろしてくれる。
わぁ、すごい綺麗だよ大原さん。
胸はそんなに大きくないけどツンと上を向いてるし。
乳首も立ってるね。さっきのオナニーの余韻かな?

うぅ、僕もそろそろ我慢できなくなってきたよ。
どうしよう?

お願いして入れさせてもらおうかな?
すると影沼君が新たにカンペに何やら書いて掲げてきた。

『まずは口でして貰えば?』

どうやら僕の煩悩は駄々漏れになってるみたいだ。
気をつけないと恥ずかしすぎる。

ともあれ影沼君の意見は採用。早速お願いしよう。

「大原さん、その……口でしてもらえる?」
「口でって事はフェラチオって事よね」
「そうフェラ。やったことある?」
「ううん、でもやり方ぐらいなら知ってるから大丈夫よ」

それじゃあ僕が初めてか。えへへ、なんだか嬉しいね。

「じゃあお願いするよ」

そう言って僕がベルトに手をかけようとすると

「あ、私が脱がしてあげるよ」

なんと大原さんが僕のベルトに手を伸ばしてきたよ!
うわ、わっわっわっ、ちょっと待って……。

ズルッ

そんな僕の願いもむなしく、ズボンとパンツを一気に下ろされちゃったよ。

「「…………」」

うわー、そんなに黙り込まないで。凝視もしないでよ。
影沼君もそんなに見るなぁ!

「でっか!」
「おっきい……」

やっぱり大きいんだ。
そう、僕は見た目のひょろっちい外見とは裏腹に僕のアレは大きいみたいなんだ。
修学旅行などでお風呂に入るたびに変な目で見られてたし、体の大きさと釣り合ってないから僕の身体的コンプレックスの一つでもあった。
そもそも今まで用をたす以外に使い道が無かったのに無駄な大きさが本当に嫌だった。
192青人:2007/12/18(火) 23:55:28 ID:Ru8+G/HQ
「え、何それ。大蛇?」

うるさいよ!!

「いやー、俺も中々だと思うけど、お前には適わねえなぁ」

だからうるさいよ!!

あれは絶対に僕をからかってる顔だね。もう酷いよ。

「お前体ちっせえから、余計にでかく見えんな」
「そんなの僕が一番分かって、ヒャワァッ!」

お、大原さん。急に握らないで……。
痛くはなかったけど変な声が出ちゃったよ。

大原さんが僕のモノを少し擦りながら、上目づかいで聞いてきた。

「その……、もう舐めてもいい?」

女の子から上目づかいで見られることなんて初めてだった僕は頷く事しか出来なかった。

「じゃあ、舐めるよ?」

大原さんの舌が僕のモノに触れた。

ピチャ、ピチャ

うう……大原さんの舌、気持ちいい……。
舌が全体舐めてて…うわ、裏筋もっ……
すごいよ、 声が出そうになるのを我慢するだけで精一杯だよ。
うぁ……先っぽも舌でチロチロって……

「くうっ……!」

うう……声が出ちゃったよ。男の喘ぎ声は気持ち悪いよね。

「ひもひいい? 今度は銜えてあげるね。んん……」

今度は喉の奥まで僕のモノを銜えてるよ。少し苦しそうだね。
そ、そのまま頭を前後させて……ス、ストロークさせてるっ……。

「ん…んん……」

じゅぽっ、じゅぽっ

すっごいエッチな音が出てるよ。や、やばいかも……。
このままじゃやられっぱなしで終わっちゃうっ!
胸とか触っても大丈夫かな?
僕は大原さんの胸に手を伸ばして胸を揉んだ。
193青人:2007/12/19(水) 00:01:10 ID:xet0OgLE
「ん……」

うわ、柔らかい。でもなんだかコリコリした部分があるな。これを……

「んん!!」

乳首を刺激すると大原さんが大きな反応をしたよ。
というか、銜えたまま声を出されるとスゴイッ……!

「大原さん、く、口は離さないで、そのままパンツの上からオナニーして……」

僕からは見えないけど、大原さんの右手が股間の辺りに伸びてるのはわかったよ。

じゅぶじゅぶ……

「ん……んん!」

だんだんと大原さんの口から出る音以外にも、大原さんが右手で弄ってる所から水音が聞こえだしたね。
僕としてはどんな風に弄ってるのかすごい気になるけど、僕の方ももう余裕がないよ。

「ぼ、僕もう、そろそろイクよ」

それを聞いた大原さんは口をすぼめて、頭を激しく上下させてきた。

うわぁっ! も、もう出るっ!!!

「うあああぁぁぁっっ……!!」

「んん!? ぶぐぅ!?」

口内の一番奥で、たくさんの精液が出てるよ。
ヤバイね、コレ。気持ち良過ぎだよ。
そのまましばらく余韻を味わっていたかったけど、まだ僕のモノを銜えたままの大原さんが苦しそうだったので抜いてあげることにした。

「あ、口の中の精液は全部飲んでね。こぼすと掃除が大変だから」

ただし一言付け加えさせてもらったよ。後につけた言葉が言い訳っぽかったのは秘密ね。
ゆっくり抜き取ると大原さんは精液をこぼさないように口をすぼめてきた。

「ううっ……」

引き抜くときの刺激で思わず声が出ちゃった。出した後は敏感になるって本当なんだなぁ。

その後、大原さんは僕の出した精液を苦労しながらも飲み干してくれた。
止めるのを忘れてたから、右手は下着の上からアソコを弄くったままで。

「よう、どうだった?」

精液の苦さに顔をしかめている大原さんを尻目に影沼君が声をかけてきた。
194青人:2007/12/19(水) 00:06:46 ID:YLTTWzFp
「凄かったよ。こんなに出したの初めてだよ」
「その割にはまだ元気じゃねえか」

言葉の通り僕のモノはもう完全に元気を取り戻していた。

「確かにそうだけど、次は影沼君でしょ? どうするの?」

順番的にも次は影沼君だと思ってたんだけど、

「ああ、俺は後でいいや。お前の脱チェリーを邪魔するつもりはないしな」

なんて事を言ってくれたんだ。
脱チェリーうんぬんはさて置いて、なんて優しいんだろうと思ったんだけど、

「お前の童貞喪失シーンを見ている方が面白そうだ」

だなんて言ってきたんだ。
本気で気持ち悪いなとも思ったけど、それは影沼君なりに順番を譲ってくれる優しさということにしてありがたく受け取ることにした。

「じゃあ、ありがたくさせていただくよ」
「おう、そうしろそうしろ」

影沼君は手をヒラヒラさせながらさっきまで座っていた席に戻って行った。

大原さんはぼんやりと床に座り込んでいる。
顔が赤く、何やらモジモジしているのは2回もオナニーしたにも関わらす、結局一度もイけてないからだろうね。
僕のほうも準備万端だし、早速入れさせてもらおうかな?

「じゃあ、大原さん。僕と、その……セックスをしてもらえるかな?」

うう、どもっちゃった。
この大原さんにお願いを聞いてもらえる暗示は楽しいけど、口に出して言う必要があるから恥ずかしいね。

意識のある状態じゃ、『テレパシー』も空耳程度だし……。

「セックス……? うん、いいよぉ……」

あれ? 了承はしてくれたけど、さっきまでとお願いをした時のリアクションが違うよ?

「小泉君と…セックス……」

ふらりと立ち上がりると僕の方へフラフラと歩いてくる大原さん。
なんか目が潤んでませんか?
大原さんは僕の目の前でスルリとパンツを脱ぐ。

ニチャァ

うわすごい、糸引いてるよ。

あらわになった大原さんのそこはヒクヒクとまるで呼吸をしてるみたいに蠢いていた。
でも大原さんは僕がそこに見惚れる暇もなく抱きついてきちゃったんだ。

「うわわっ、危ないよ」
195青人:2007/12/19(水) 00:11:57 ID:DrWbWJD0
僕が危うく椅子から落ちそうになりながら大原さんを支えると、淀んだ瞳と目が合った。

「お願い……はやくセックスしてぇ……もう我慢できないのぉ」

「う、うん」

どうやら、2回の寸止めオナニーは予想以上の戦果を上げてたみたいだね。
なんともとろけそうな声で反対にお願いされちゃった。
僕からのお願いだけじゃなくて、大原さんからもお願いされたことで僕のモチベーションはさらに上がったよ。

「よし、じゃあこのまま座位で……」

ずぶぶぅぅ……

「ふぁああっあっあ……」

僕のモノが大原さんの膣に飲み込まれていった。

「はぁぁ……すごくおっきい……」

先端がコツンと何かに当たった感じがした。

「きゃうっ! 奥まで……」

どうやら僕の先端が大原さんの子宮口を捉えたらしい。

「……っ」

大原さんも気持ち良さそうだけど、僕も声にならないぐらい気持ちいい。
口でして貰った時とは違くって、全体が暖かく包まれてる様な、擦られてる様な不思議な感覚だ。
僕が腰を動かし始めると、大原さんがギュゥっとしがみ付いてきた。

「はぁっ、あうっ、す…すごいぃ。ぜんぶこすれてぇ、奥にズンズンきて、ずっごいいいよ〜」

うぁっ、すごい締め付けてきた。一度口に出しておいて良かったよ。
出して無かったらもう搾り取られてたかも。

「あぁん! はむっ、ふぅぅん……」

恥ずかしいのか僕にしがみついてきて肩に噛み付いてくる大原さん。
ちょっと痛いけど、なんだかとても可愛い。

僕は調子に乗って、全身をゆする様に大原さんを突き上げる。

「あぁんっ! うぁんっ! はぁんっ!」

大原さんは仰け反り嬌声を上げながら、ギュウギュウと僕のを締め付けてくる。

「大原さん、気持ちいい?」

僕の質問に大原さんはイヤイヤと首を振るばかりだった。
大原さんはエッチになると小動物っぽい仕草が多くなってとても可愛い。
196青人:2007/12/19(水) 00:17:17 ID:UePQyX+Z
さらに調子に乗った僕は、もう一つお願いをした。

「お、大原さんっ。イク時は、恥ずかしがらずに、声に、出してねっ」

僕は力を振り絞って、大原さんの子宮口をガンガン突き上げる。

「ふぁぁ! あぁん! あん、ああん!!」

僕は膣内のザラザラした部分に狙いを定めて一気に擦りあげた。

「はぁぅん! うぁん、あぁん! イ、イク! イクッ! ぅぁぁぁぁん!!」

大原さんが全身突っ張らせて達した。
それと同時に大原さんの膣内が信じられないぐらいに僕のを締め上げてきた。

「や、ばいっ!!」

僕は最後の最後、残りカスみたいな力を振り絞って、大原さんの中から抜け出すことができた。
それと同時に2回目とは思えないほどの量の精液が大原さんのお腹にぶちまけられ、大原さんがぐったりともたれかかってきた。




たっぷり楽しんだし、僕はとりあえず満足したよ。
だから今度はお返しに、僕が影沼君の為に大原さんに暗示を掛けてあげることにしたよ。

同じじゃ面白くないからね、僕とは逆な感じの暗示にしたんだ。
影沼君は意地悪だからね、それにふさわしい暗示を掛けてあげたんだよ。

簡単に言うと「影沼君は嘘つきだから信じちゃダメだよ」って暗示を掛けてあげたんだ。
これで大原さんは影沼君の言うことは全部ウソだと思って、反対の行動をしちゃうんだ。
「立つな」って言われれば立つし、「服を着ろ」って言われれば脱いじゃうんだよ。

影沼君も面白そうだって乗ってくれたし、実際に面白かったよ。

影沼君が下半身裸で床に寝そべりながら
「お前絶対に俺のチンポをお前のマンコに入れんなよ」
って言ったら大原さんは
「何言ってるのよ。入れるに決まってるじゃない」
なんて言いながら自分で挿入しちゃうし。

「俺が動くから、お前は腰を振るなよ」
と言えば
「嫌よ、私が腰を振るからあんたはじっとしてなさいよ」
って騎乗位で激しく腰を振ってたよ。

特に最後がすごかったんだ。影沼君が
「イったら動きを止めろよ。もっと激しく動かしたりするんじゃないぞ」
なんて言っちゃったから、大原さんどんなに達しても腰の動きを止めないんだもん。

何度もイって、愛液をまき散らしながら腰を振り続ける大原さんの姿に、僕も完全復活しちゃって、その後も色々お願いして楽しんじゃった。
197青人:2007/12/19(水) 00:23:34 ID:fQZomDHr
思う存分楽しんだ僕たちは、ぐったりと教室で横になっていた。

うう、腰を中心に全身が痛い……。
絶対明日は筋肉痛だよ……。

「さて……と、そろそろ撤収作業といくか」

時計を見ると一般家庭では晩御飯を食べ終わってるだろう時間だった。

「そうだね。さすがに大原さんを帰らせないとまずいよ」

大原さんには母親に遅くなる旨のメールをさせておいたけど、そろそろ帰らせないとまずいかも。

「あと1時間もしたら警備のおっさんも来るしな」

僕は知らなかったけど、うちの学校は9時に警備員さんが来て、校内を見回ったりするそうなんだ。
だから9時以降はアウト。その代り9時までは警備はゆるゆるだ。
教員の見回りもないし、他に人もいない。
私立校なんだから、もうちょっと警備に気を配っても良いと思うんだけどね。

まあそのおかげで今日は楽しめたんだからいいんだけど。

「じゃあ大原さんに服を着せて帰さないと」

今も大原さんは気絶して、教室の床に横たわっている。
ブレザーの上が掛けてあるのは僕の優しさだ。

「まあ待て。ちゃんとした記憶消去と後催眠を掛けねえと」

なるほど、このまま返したら大問題だ。

「どういう風にするの?」
「記憶のほうは親に遅らせたメールと矛盾なないように気をつけりゃOKだろ。で、後催眠だが何かキーワードを言って指を鳴らすと催眠状態になる様にしときてえな」
「キーワードだけで良いんじゃない?」
「いや、キーワードだけじゃ、万が一が怖いからな」
「じゃあ両手を叩くとか」
「面倒だろ。片手で済むのをなんだってわざわざ両手にすんだよ」
「だって僕指パッチンできない……」

「はぁ? マジでぇ?」
「……マジで」
「おいおい、催眠術を使おうってのに指を鳴らすことができなきゃ、格好が付かねえじゃねえかよ」
「別に関係ないよ」
「ったく、こんなの少し練習すりゃできるようになるってーの」
「別に手を叩くのでもかまわないと思うけどな……」

僕がそういいながら、スカッ、スカッ、と指を鳴らそうとしてるのを見ていた影沼君がニヤリと笑った。
198青人:2007/12/19(水) 00:32:05 ID:2mVepFOv
「そうだ。いい事思いついたぜ。」

練習したくなるようにしてやるよ、と言いながら影沼君が催眠状態の大原さんに近づていった。

「お前10回ぐらいやれば、1回は鳴るだろ? 指」
「うん、鳴りそこないみたいな音だけどね」
「よーし、いいか大原、よーく聞け……」

影沼君がなにやら大原さんに暗示を掛けてるみたいだけどよく聞こえない。
あ、掛け終わったみたいだ。

「よっしゃ、小泉。指鳴らしてみろ」
「う、うん」

スカッ、スカッ、スカッ、スカッ、スカッ、スカッ

ぺしっ

微妙な音を立てて指が鳴った。
これでいったい何が? と思った時

「はあっ、う……く」

大原さんが苦しそうな声を出して、ビクビクッて痙攣してた。
いや、あれは苦しそうというより

「イってる?」

そう、明らかに大原さんの反応は快感から来るものだった。

「その通り。大原にはお前が指を鳴らすたびにイクように暗示を掛けといたからよ。これで練習する意欲も沸くだろ?」

う、確かに指だけで支配しているって感覚はかなり来るものがある。

「んじゃ、俺はちょっとメシ買いに行ってくらぁ。30分ぐらいで戻ってくるからよ、しっかり練習しろよ」
「え、ちょっと!?」
「あ、音がでかけりゃでかいほど激しくイクようになってるからよ。頑張りなー」

僕に反論の隙を与えずに、影沼君は出て行ってしまった。
残されてしまった僕は

スカッ、スカッ、

とりあえず指を鳴らす練習をすることにした。
199青人:2007/12/19(水) 00:38:58 ID:tAH2Itz0
今回はここまでです。

ひどく長くなってしまいました。
短くまとめるのは難しいですね。

一応最後まで構想はまとまってるので、後はチマチマ書いていこうと思います。
200名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 00:39:39 ID:aUXUh83+
GJ!!
201名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 00:39:39 ID:PTEw3Vqh
おう おつだぜ
202名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 00:55:46 ID:ZWaLYhf1
リアルタイム遭遇は初だったぜ。
203名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 01:01:00 ID:PTEw3Vqh
>当然ぶっつけ本番でやるのは不安だから、偶々近所を歩いていたタカシ君(8歳)に(強制的に)協力してもらったよ。
>色々試した後に、猛然と公園にいた若奥様たちのスカートをめくっていったタカシ君の勇姿は、今でも目に焼き付いているよ。
>まあ子供の悪戯だから、そんなに大事にもならなかったけどね。

なんという殺生
ここが一番大事なんじゃないか…っ!
204名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 20:14:04 ID:pbGAttmo
GJ。じっくり読んでしまったよ。
205名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 19:05:05 ID:+WRRQCLj
書いてもMCの絡みが少なくなってこまる
206名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 20:11:49 ID:+WRRQCLj
おっとGJを忘れてたな
207名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 21:13:58 ID:56zC1FnV
オマエラ同人ゲーム出しちゃいなよ!金取れるだろ。
208未知虹 ◆VmvALhE0hk :2007/12/21(金) 23:53:44 ID:G20e/Gc3

[部活/陸上]



で。
なんで俺が各部活へ顔を出し、
それぞれの部費の希望額を聞かなければいけなくなったのか。
はぁ。
それは生徒会長様に聞いてくれ。
よっぽどこのメガホンで黙らせてやろうかと思ったが、
まぁ、折角の機会なんだ、各部のマドンナさんにご挨拶と行きますか。

「よ!赤井!」

「ん?なんで、白川が来るんだ?」

「こわーい生徒会長さんにおどされたのだ」

「あはは、それはそれは。」

陸上部代表の赤井とはクラスメイトだ。
背はそんなに高くないが、
このタッパでハードルをやっている。
ショートカットで、明るく、
スポーツマンらしくスタイルもいい。
今日は部活は休みらしいが、これから自主練なのかジャージ姿だ。

「それで、陸上部は何に部費を充てたいんだ?」

一通り部室を見てみても特に必要なものは見当たらないが。
それに、陸上は個人競技だから必要なものはすべて個人で準備する。
加えてうちの学校には高飛び系はないときてるからな。

「あー、実は私事であれなんだが、ハードルを新調したくてね」

言うや否や足のひしゃげたハードルが床に転がっているらしく、
彼女は俺の足元を指差しながら言った。

「おぉ、こいつは気づかなかった。なるほど、これはひどいな。」

「でしょ?だからこれ換えるくらいの費用でいいよ」

「んー、じゃあそんなに掛からないだろうけど、
 一応怖い会長さんの言だから、どれくらい使えないかちょっと見せてくれる?」

そういいつつ、俺は<短波変換機>をカバン越しに確認した。
209未知虹 ◆VmvALhE0hk :2007/12/21(金) 23:54:57 ID:G20e/Gc3

「あ、OK」

赤井が俺のほうに来て、入れ替わる形で俺が赤井の居た位置へ移動する。
そのすれ違いざま、彼女が背中をこちらに見せているときに、
青いボタンを押しながら名前を呼んだ。

「「赤井ー」」

「ん?ほら、これみてよ、もう自立もできないんだよ」

彼女の手には不恰好なハードルがあった。
なるほど、これは確かにひどいな。
では、銀のボタンを押して、と。

「「自立できないときはハードルをまたいで足ではさむ。
  なおその際は、ハードルと股間を密着させて前後にこすり付けること」」

さて、どうなるかな?

「ほら、手を離したら倒れちゃうでしょう?
 だからわざわざ私が足ではさまないと立たないのよ
 おかげで練習できないわ」

赤井は短い髪を揺らしながら、ハードルにまたがり腰を前後に振っている。
およそ卑猥なこととは縁遠いジャージ姿でこのような痴態を拝めるとは。
いやあ、このメガホン最高だわ。

「なるほど。でもそうやってるとそのハードルも立つんだね」

「そうだけど、走り込みができないよ。」

「「腰を前後に動かすことも筋トレの一つ。
  快感を感じることで息が切れてくるのは、低酸素トレーニング」」

適当なことを言ってみた。

「たしかに、腰周りの筋肉や。低い酸素濃度の中での持久力のアップにはいいんだけどね」

「へー、そんなもんなんだー」
210未知虹 ◆VmvALhE0hk :2007/12/21(金) 23:56:11 ID:G20e/Gc3

ギッ、ギッ、ギッ、ギッ、

自立しきれないハードルの足は、
赤井の体重はおろか、前後のゆれにも必死に耐え、
悲壮な金属音を規則的に響かせている。
その金属音に混じって、女の甘いと息が漏れる音も聞こえてきた。

「ん、、、はぁ。。。」

「いつもどのくらいその練習はするの?」

「んぁ、、、うぅ、、、ぇ?」

「「いつも気持ちよくイクまで股間をこすり付け続ける」」

「ぁあ、イッチャウマデ、、、かな、、、ぁぁぁ、、もぅぅぅぅ、、ぃく、、、」

ここから観てもわかるくらい赤井のジャージのまたの部分は変色していた。
そのうえ、割れ目がくっきりとわかるほど押し当てていたのが、
傍目で観ていてもわかる。
あのハードルはきっと処分されるだろうが、最後にいい思いしたな。うんうん。

「はい、ご苦労様。じゃあ、このハードルが老朽化した旨は伝えとくよ。」

「、、、ん?、、、ん、アリガト。。。」

「部費に関してはそれだけでいい?」

「・・・うん」

それでは、次の部室に行きますか。



fin.

211未知虹 ◆VmvALhE0hk :2007/12/21(金) 23:57:41 ID:G20e/Gc3
小品です。
遅くなりましたが、青人さんGJです。
212名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 00:36:41 ID:n/AbaLp8
一度セックスしてるにも関わらず、それに気づく事も感じる事も無いような、
催眠特有のネタが見てみたい…

贅沢だろうか
213青人:2007/12/22(土) 00:36:54 ID:ZnyPt8ER
未知虹さんにGJを頂けるとは光栄です。
ありがとうございます。
未知虹さんの作品は相変わらず何度も読み直したくなりますね。
当然GJです。

>>200〜207
皆さんGJ等ありがとうございます。
MCの絡みが少ないのは今後気をつけていきますね。
今回は主人公の童貞喪失がメインでしたのでMCは少なかったんです。
次回は来年になると思いますが、期待せずに待たないでください。
214名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 14:51:42 ID:H7PEkV78
つまり期待して待てってことでGJ
215青人:2007/12/25(火) 20:10:57 ID:U0Pr/jIv
クリスマス短編投下します。

創作期間3時間なので期待はしないでください。
非エロで意味なし、やまなし、オチなしです。

読む場合は覚悟してください。
216青人:2007/12/25(火) 20:19:53 ID:oEgxwOH8
今夜はクリスマスイブ

しかし、部屋の片隅でうずくまる少年が一人

「ひどいよ、お姉ちゃん……」

グズグズと鼻を鳴らす少年。

少年の名前は篠原祭児(シノハラ サイジ)。
サンタを信じるピュアな少年だ。

しかしそんな祭児の表情は暗かった。

ドンドンドンッ

「…………」

部屋のドアが叩かれるが、祭児は返事を返さなかった。

「ちょっと祭児ー? ケーキのいちご取ったぐらいで何拗ねてるのよー」

祭児は姉が嫌いだった。

美人で成績優秀、人当たりの良い姉は自慢ではあったが、
その反面、自分に対して意地悪な姉は嫌いだった。

そんな祭児が泣きながら眠りに落ちる瞬間願ったことは

「僕に優しい、僕の言うことは何でも聞いてくれる、僕だけのお姉ちゃんが欲しい……」

シャリンッ……

その時窓の外で鈴の音が鳴った気がしたが、すぐに祭児は眠ってしまった。
217名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 20:50:18 ID:h/qdanbJ
終わり……?
218名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 21:56:32 ID:dLbdybzs
半額ケーキと半額チキンレースに負けて買えなかった自分にプレゼントが!……って、続きは?
219青人:2007/12/25(火) 22:24:54 ID:2lBi6swS
そして翌日

何か温かいものに包まれる感触で祭児は目を覚ました。

(何か温かい、それに良い匂いがする)

夢見心地で目を覚ますと、目の前に姉の顔があった。
しかもバッチリ目が合った。

「うえぇぇぇぇっっ!!」

ドタンッ、バタンッ、ゴンッ!

(何で何で? 何でお姉ちゃんがベットに?)

「どうしたの祭児?」

何事も無かったかのように起き上がる姉。
その姿を見て、祭児は心臓が止まるかと思った。
姉の形の良い胸があらわになる。

(は、裸だ……お姉ちゃん。何で裸に?)

胸に釘付けになる目を無理やり離すと、姉のお腹に何か書いてあるのが見えた。

【Merry Christmas(メリークリスマス)】

英語の読めない祭時にも、さすがに読める文字だった。

その時ふと昨晩の事が頭によみがえって来た。
ケーキのイチゴを姉に取られ、寝る前に僕は何を思った?

「僕に優しい、僕の言うことは何でも聞いてくれる、僕だけのお姉ちゃんが欲しい……」

これはまさかサンタさんのプレゼント?
祭児がそう考えた瞬間、姉に書かれた文字は霞のように消えていった。
それを見た祭事は疑惑が確信に変わるのを感じた。
220青人:2007/12/25(火) 22:43:09 ID:wSNHbdIv
(間違いない。サンタさんがお姉ちゃんを「僕だけのお姉ちゃん」にしてくれたんだ。)

「お姉ちゃん。ベットから起きて、そこに立ってみてよ」

のそりとベットから起き上がると、体を隠すそぶりも見せず立ち上がる姉。
その姿に祭児は心を奪われてしまった。

「お姉ちゃんっ!」
たまらず祭児は姉にタックルするように抱きつき、ベットに押し倒してしまった。
すべすべの肌、ふかふかの胸、頭を優しくなでてくれる手、その全てが最高に気持ちよかった。

「お姉ちゃん……」

気持ちよさに任せてまた眠ってしまいそうになったが

「お姉ちゃーん、さいじー、あさごはん出来てるわよーっ」

母親の声でわれに返った。

「う、うーん! 今降りるよー」

どもりながらも何とか返事を返す。

「お姉ちゃんも起こしてくるのよー」
「おっけー」

何とか母親をやり過ごすと、姉を着替えさせることにした。
部屋に戻って着替えてもらおうと思ったが、ふと閃いて着替えをもって来てもらうだけにした。

(いつもお姉ちゃんぶってるから、今日は僕が着替えさせてやろう)

「今から、僕がお姉ちゃんに服を着せてあげるね」
「ええ、お願いね祭児」

早速着替えをと思ったが、祭事に女性の服主に下着)のつけ方が分かるはずも無く、姉の指導の下姉の服を着せてあげるという何ともヘンテコな構図になってしまった。

その日は祭児にとってとても素晴らしい日だった。
いつもよりも格段に優しい姉に母は不思議な顔をしていたが、姉弟の仲が良いことに不満があるはずも無く気にしなくなっていた。
学校が終わり帰ってくると、祭児は母がパートから帰ってくるまで存分に姉と遊んだ。

優しく抱きしめてもらった。
一緒に楽しくゲームをした。
お風呂で体を洗ってもらった。
今夜も一緒に寝る約束をした。

そして夜。
両親も寝静まり、姉も眠りに付いたころ。
祭児は布団から起き上がり窓を開けた。
祭児は祭児のベッドで眠る姉をいとおしげ見た後、夜空を見上げながら誓った。

「ありがとうサンタさん。僕もサンタさんみたいになるよ」

今宵は聖夜
サンタが子供に夢を与え、そしてサンタを夢見る少年がまた一人

fin...
221青人:2007/12/25(火) 22:49:26 ID:9aUX8GcT
途中で大杉に捕まってしまいました。
待つしかなかったんですが、他に方法はあったんでしょうか?
今日中に投下できないかと思って焦りました。

何はともあれ投下できてよかったです。
変な焦らしみたいな感じになって申し訳ありませんでした。

それではまた長編の続きをコツコツ書きたいと思います。
222名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 03:52:52 ID:Mh/bVk2Z
専ブラでおk

にしても、エロ分が殆ど無いのが悔しいな
といっても操り系だとやること限られてくるけど
223名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 15:17:44 ID:GNUDivcU
ほしage
224名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 17:38:32 ID:eMuSsLCf
ほしゅ
225名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:12:31 ID:4tLfmTqw
age
226名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:57:30 ID:MUWMlCuF
スレヲ圧縮から守るには、上げ下げよりもカキコミ時間だったような気がする。
227名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 21:20:16 ID:RobBccl1
>>221
エロなしとわかっていながら優しい姉が優しく性の手ほどきを
するんじゃないかと期待をしてしまったw
それはともかく、なかなか良かったと思う


>>212
Schizo-fragmentの魔眼屋本舗にそんなシーンがあったような
228名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:47:37 ID:eYAjomna
>>227
いやぁ、気づいていなくても感じてちゃあ意味ないんすよ…
229名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 00:28:01 ID:Pg+U3EV5
エロパロ板は荒らしの空爆を受け、全土の2割が焼き払われた。
(700−800スレッドのうち143スレッドが落とされた)

……旧スレ落ちてラッキー。今度はゆっくり480kbいってからスレ建てしようね。
230名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 03:03:07 ID:48GXpu4g
また来るのかな……と怯える催眠をセットされた気分。
231名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 20:56:33 ID:99s6sM49
「仕込み素人」というタイトルで一作短編思いつきました。
はじめて投下しますけど、ちょっくらご無礼。


わたしはその日、テレビ局のスタジオにいた。
この地方のローカルバラエティ番組の素人出演者として。
こんなぬるいのは柄じゃないんだけど、
こないだ局でADをやってる兄貴から
「番組で捜してんだけど、ギャルっぽいシロートがつかまんないんだよ。頼む」
とかなんとか美味いものと現生数枚で釣られた手前、
断ることができなかった。ちくしょう。

「こんばんわー今週も『ガッコさいぐべ!』元気にいぐべし!」
司会の男性局アナが声を張り上げる。
「まずはこちらのコーナー!GAL更生催眠術者吉田講師!!」。
観覧席からぱらぱらと拍手が聞こえた気がする。
楽屋で聞いた感じだと、タイトルそのままに、
わが地域のギャルを講師にふんした地元タレントが
「まともに戻す」のが笑いどころとか。どこかで聞いたような企画だが、
体裁ばかりぱくってもキー局のようにはいかない寒いテンションのスタジオ。
ぬるいんだよ。
232231:2007/12/27(木) 21:00:56 ID:99s6sM49
「…今週はこの子だど、どうぞ!」
出番だ。わたしはスポットライトを浴びつながら、
高いテンションを装う局アナをにらみつけカメラの前に躍り出る。

「趣味は?」
「好きな歌手は?」
ありきたりで投げやりな質問に
「あぁ!?」と、少し大げさに毒づいてみる。

スカーフを取り外した紺セーラーに、ひざ上15aのミニスカ。
ほとんどマンバそのもののファンデに、アイメークも全開。
ピアスは両耳に2つずつ。
「いつも通りでもいいし、もっと張り切ってもいいんだよ」
と兄貴から言われたから、ここ最近のいつもの格好だ。
校則はゆるいから気にしたことはない。
普段はかないスーパールーズだけは、少しそれっぽくするために買ったけど。

「どーもー!吉田です」
まばらな拍手の中、司会者よりは暗いテンションで「催眠術師」が登場した。

「きみがしほちゃんかい?その格好は校則で認められてるのかな?
 2年生でしょ?そろそろ受験だよね。きょうからまじめになって
 一生懸命勉強しようね」

こっちは言葉が出ない。やめてくれ。
すごいうざいから。早く終われ、こんな糞番組。
233231:2007/12/27(木) 21:04:00 ID:99s6sM49
「したら、そっちさ行っで着替えでみてけ、へばの〜♪」
司会者に急かされ、着替えの部屋に誘導される。
別なコーナーで時間つぶすそうだけど、
にしても20分かそこらで着替えないといけないらしい。時間だいじょ・・

「ねえ」
 
はっと振り向くと、薄笑いを浮かべた吉田が棒立ちになっていた。
その手には、うちの学校の生徒手帳。ってかわたしのだ。

「君の学校の規則はじつによくできてるね。ちゃんと読み込んで
 この通りの服装になれば、もっともっと君はかわいくなれるのになぁ」

「やろっ、人の物を」

「分かった分かった悪かった、返すから。だから、
 今開いてるそこのページ、もう一回読んでみてよ」

「んだよ…『第2条、本校女子生徒の服装は、
 勉学に励む立場にふさわしいものとし、華美なものは慎むこと』
 …それがどうした?」

「どうしたもこうしたも、君の服装を君自身はどう思うかい?」

わたしは、はっとして、姿見を見やり、自分の姿に愕然とした。
ごてごてと塗りたくった褐色のファンデーション、厚ぼったいつけまつげ、
ゴマでも振り掛けたようなマスカラ。白いアイライナーとリップグロスが
かえって毒々しい。華美を通り越して、まるで妖怪みたいだ。最悪だ!

「続きの校則を読み上げてみたまえ」

「えっ。は、はい…!」
234231:2007/12/27(木) 21:08:32 ID:99s6sM49
「しほちゃんはどうなったべな。へば呼んでみるよ、どうぞ!」

司会者さんの声を合図に、私はゆっくりとスタジオに再登場した。
拍手がいつもまばらだった客席が、おぉ、とにわかにどよめいた。

「なんだばー!すごい変身だびょん!!」
「そうです?きちんと校則を守ったらこうなっただけですが…」
 
私は思ったままに打ち明けた。だって、あの部屋で
吉田さんと再確認したことを守っただけだもの。

『地毛からの脱色・染色は認めない』
『髪型は耳たぶのラインのおかっぱを推奨する。
 前髪は眉上3aより短くし、後ろ髪は軽く刈り上げること』
『化粧、ピアス類は理由の有無を問わず絶対禁止』
『制服の改造は一切認めない』
『スカートはひざ下5aを極力遵守すること』
『己の立場をわきまえた言葉づかいを心掛けよ』・・・。
私たちが、学生の本分を通すために当然、死守すべきルールなのだから。

いつ以来だろう。家の外ですっぴんでいるなんて。
それがこんなにすがすがしいなんて!
235231:2007/12/27(木) 21:26:06 ID:99s6sM49
「ご両親に対して一言あるかな?」

司会者さんのストレートな問い掛けで、どっと涙があふれてきた。
でも、私は正直に今の心境を申し上げた。
「今まで変な格好をしていて本当にごめんなさい。
 でも、志保は今日から生まれ変わりました。
 一生懸命勉強して、学費がかからないように…
 できれば、どこかの国立大学ぐらいには入りたいです」

涙があふれてきたけれど、万雷の拍手の中、私の出番は終わった。

スタジオの隅から兄貴・・・いいえ。お兄ちゃんが笑いながら歩み寄ってきた。

「いろいろあったけど、しーちゃんが一番好きだよ」
「私も!こんな私を許してくれる、優しいお兄ちゃんが大好きだよ!」

何年かぶりだ。お兄ちゃんをお兄ちゃんと素直に呼んだのは。
私は何のわだかまりを持っていたのだろう。何に拘っていたのだろう。
それが何だったのかはよく覚えていない。いずれにしても、
これからの人生はお兄ちゃんと一緒に歩んでいこう。


それから、私はお兄ちゃんの助言に従って、不良みたいな私物を全部捨て去った。
服はお兄ちゃんが買ってくれる。お勉強も教えてくれる。
髪も風呂場でお兄ちゃんが切ってくれる。下の方のむだ毛も剃ってくれる。
最近は毎晩、お兄ちゃんと「きまり」を確認してから一緒に寄り添って寝る。
友だちはいろいろと言うけど、私は今が一番幸せだ。
だって、私はお兄ちゃんの所有物なのだから・・・!


俺は、堕落した妹を立ち直らせてくれたあの人に感謝している。
処女だけはあの人に捧げなければならない契約になっているが、
今はそんなのどうだっていい…。俺の妹が、戻ってきたんだから問題じゃないんだ。
236231:2007/12/27(木) 21:28:53 ID:99s6sM49
と、たったこんきでおしまいです。
淫乱になるMCはよくあるけど、
逆がないので自作してみました。需要があるかは不明。
過程がお粗末なのはひらにお許しあれ。
237未知虹 ◆VmvALhE0hk :2007/12/27(木) 23:59:28 ID:xJ7Zyny3
面白かったです。>231様
(次は剣道ものです、と自分を追い込んでみるテスト。)
238名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 00:23:26 ID:F57fqh9r
>>231
結構、面白い。
直接描写が少ないのはいかんともしがたいが。
239名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 09:34:57 ID:CqdJkmVm
>231
GJ!
240名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 14:08:46 ID:XztCWjFH
毎晩添い寝するほどシスコンの変態兄なのに
本番はおあずけなのかw
妹のアナルの方は毎晩掘りまくってると妄想補完させて頂きますw
241名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 10:13:52 ID:7ZDlK2PC
処女をあげたら本番もおk

確かに過程がなかったのはイカンな
242 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/01(火) 14:58:57 ID:TuzpDG0n
お久しぶりです
飽きもせず携帯からの投稿です
前作の甘々とは違って割りとダークかも?
243 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/01(火) 15:04:13 ID:TuzpDG0n
これは夢だ。夢に違いない。そうさ、この世に羽根と尻尾が生えている女がいるはずない。
『信じてもらえたかな?黒月清水君』
「信じられるかああああああああ、テメェひとの命をなんだと思ってやがる!!!」
俺の前には悪魔がいる。彼女が言うには淫魔らしいが。寝転がってせんべいをかじっている姿は人間のようだ。
こいつが俺の精力を吸いとりすぎて、俺の寿命が60年ほど縮まってしまったらしい。
『あなたがおいしいのが悪いのよ。多分魂の造りが違うんじゃないかしら』
「人間と違うってどういうことだ?」
せんべいをバリバリかじっていた彼女が起き上がった。こうして見るとなかなかの美人かもしれない。
『魂が魔物に近いってこと。昔はあなたのような人は、魔術や超能力とかに目覚めたりしてたの。今ではオカルトの影響力が弱まってるからほぼ皆無だけど。』
「ちょっと待て、俺も魔法とか使えるようになるのか?」
人なら一度は魔法や超能力に憧れるものだ。俺も例外ではない。
『もう使えるよ』
「へ?」
『覚醒の鍵は魔を知覚すること。古代の神官達は、数十年かけて魔を感じるようになってたんだけど、あなたは私が見えるでしょ。意識すれば力の存在を感じれるはずよ』
三枚目せんべいを食べ終えた彼女が、四枚目に手をかけながら言った。
「意識ねえ・・・」
『試しにこれに力をぶつけなさい。目からでも手からでもいいから撃つイメージよ』
彼女が手にとったせんべいを、俺の目の前の床に置いた。
力は手から放つのが王道だろうと思った俺は、右手に意識を集中する。そして自分がここだ、と思ったタイミングで、せんべいに向けて力を撃ち出した。黒い光が手から現れせんべいに直撃する。
せんべいに光が当たった瞬間、俺は自分の力を理解した。それは対象を支配する能力。俺は今、せんべいと繋がっている。
俺が念じると、床に横たわっていたせんべいが起き上がり、くるくると回り出した。
『これは・・・念動力?』
244 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/01(火) 15:10:21 ID:TuzpDG0n
彼女はまだ俺の力を理解していない。俺は隙を見て、せんべいを見つめている彼女にも光を放った。光が彼女の頭に直撃する。しかし彼女との繋がりを感じることが出来ない。
『物質支配かな?珍しいわね。でも一等悪魔の私には効かないよ』
彼女は何事もなかったかの様に、床に置いたせんべいを拾い上げ、またかじり始めた。
『これなら残りの人生にも困らないでしょ。変な力じゃなくてラッキーね。それじゃあたし帰るから。』
話している彼女の姿が徐々に薄くなっていく。
「ちょっとまて!!本当助かる方法は無いのか!!」
『残念だけど。あたしも魔王に話し───あと天───気をつ───』
彼女の姿と同じように、声も遠くなっていく。
最後には跡形もなく消えて、残ったのは食べかけのせんべいだけだった。
こうして俺は寿命と引き換えに力を得た。はたしてこれは寿命と同等の力なのだろうか。
「この力は────」
「うるさあああああい」
扉をぶち破る様にして、新たな来訪者が現れた。声の大きさから察するに相当おかんむりのようだ。
「うるさいよ馬鹿清水!!!」
部屋にやってきたのは俺の姉の黒月舞風だ。性格はとにかくお転婆で、良くも悪くも真っ直ぐな人間だ。
俺の一つ上で高三。よく友人に美人な姉だといじられる。
「次に騒いだら庭に埋めるからね!!」
怒鳴っている姉を見て、俺の体が反応した。体の奥の奥で何かが渇くような感覚。魔に目覚めた俺には、魔力の不足によるものだと理解できた。そして補給法がSEXであることも。
「うっさいよ馬鹿舞」
言うと同時に光を姉の両足に放った。もう姉に足の支配権はない。
「なに!!この、キャッ────」
姉が俺に向かってこようとしてバランスを崩し、床に倒れた。
必死に起き上がろうとしているが、全く足が動いていない。
「どうしたのさ?それじゃ俺を庭に埋めるなんて無理だよ」
俺は腕だけでジタバタしている姉を見下ろしながら言った。生まれてこのかた、気の強い姉を見下ろす機会なんて滅多になかった。
「じゃ次は腕を貰うね」
「あんな何を言っ───」
俺は姉の両腕にも光を放った。これで両手足の支配権が俺に移ったことになる。
腕の動きが止まったことで、部屋の中の音は、俺の声と怯えるような姉の声だけになった。
「うそ、体が、こんなこと、あるはずが・・・」
「信じられない?それなら起き上がらせてあげようか?」
245 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/01(火) 15:13:50 ID:TuzpDG0n
俺が念じると、頭だけしか動いていなかった姉の体が、ゆっくりと立ち上がって気を付けの姿勢になる。
「あたしに何をしたのよ!!はやく戻しなさい!!」
「うるさいな、やっぱり全部貰うね」
姉が一瞬ビクッと震える。
「いやっ、やめひっ───」
姉の言葉は、全身に俺の光を受けて中断された。これで姉の体は完全に俺のものだ。
「もうその体は舞風のじゃないんだ。俺の許可なしではなにもできないんだよ」
俺は立ったままボーッとした顔の姉に語りかけた。意識までは支配していないから、聞こえているはずだ。
「舞風には俺の奴隷になってもらうから。手始めにオナニーでもしてもらおうかな」
そう言って、俺は頭の支配権を、一時的に姉に渡した。ボーッとした顔が泣き崩れたものに変わる。
「もういやぁ許して、お願い」
口は俺にやめるように懇願しているが、体はスルスルと服を脱いでいく。
「舞風は普段どんな感じでオナニーするの?嘘は駄目だからね」
俺は彼女の願いを無視して命令した。嘘をつくなと言えば、今の姉は絶対に嘘はつけない。
「お風呂でよくやってます、いや、やめ、乳首とクリをいっぱい弄って、いやぁ」
抵抗はしているが、俺の力の前では無意味だ。質問に答える時だけ、声が機械の様な感情のない声に変わる。
姉の体が服を脱ぎ終えた。久しぶりに見る姉の体は、大人の女性と言ってもいいほど美しかった。
生まれたままの姿になった姉の体が、俺のベットに移った。
「今の舞風なら、体のどこを触ってもとっても気持ちいいよ。とっても興奮してきただろ?」
俺の新たな命令に姉の体が反応する。体が火照って赤く染まり息が荒くなる。
「んっ、あんたの思い通りに、はぁ・・・、なって、たまるもんですか・・・」
「どうかな」
俺は未だに抵抗を続けいる姉の乳首を捻った。
「んああああぁぁぁっっ、ひぃやめれぇぇあああ」
抵抗など無意味の圧倒的な快感が姉の頭に流れ込む。
乳首を捻っただけで、姉の中から洪水の様に愛液が流れ出てくる。
246 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/01(火) 15:21:24 ID:TuzpDG0n
「胸だけでこんなに濡らすなんて。下を弄ったらどうなるかな?」
俺はそう言って、姉の乳首を弄りながら、姉の陰唇に人差し指をゆっくりと差し込んだ。少々キツイが、大量の愛液のおかげで非常に滑りがいい。
「んひっ、もっ、いやぁああ、来るぅ、くあぁああああ」
姉が俺の指を強く締め付ける。俺に支配されて高まった体は、簡単に絶頂に達してしまう。しかし俺はそう簡単にイカせるような優しい男ではない。
「いけなひいいいぃぁぁっ、いぁ、なんぁっ、んあああああぁぁあ」
姉は俺の許可なしではイクこともできない。
「どうする?舞風が俺の奴隷になるならイカしてあげるよ?そうすれば心も俺のものだけど」
姉に差し込んだ指を、激しくかき回すように動かす。絶頂を迎えない快感地獄のなかで、姉の体が玩具のように指の動きに反応する。
「そんなっ、いやぁ、奴隷なんていやぁ」
俺が少しだけ差し込んだ指を動かす。
「んにゃぁぁぁあああ」
途端に姉が媚声を上げる。
「イクううぅぅっ、ふっあああぁぁあっ、イカしてぇ、お願いいいいぃぁぃぃ」
人外の力に支配された姉は簡単に屈した。
涙と涎にまみれた顔はなんとも淫靡だ。
これ以上焦らすと姉の精神が危ないと感じ取った俺は、最後の仕上げをすることにした。
「いまから俺のを舞風の膣に入れるからね。入ったら舞風はとっても気持ちよくイケるけど、心も俺のものになるよ」
「はぁっ、はやくっ、イカせてええぇぇぇ、ひああぁぁあぁあああ」
もうイクことしか頭にないようで、俺の言葉を理解できてない。
俺は自分のものを取り出し、姉のアソコへあてがって、一気に差し込んだ。
「あぁぁぁぁぁあ゙お゙お゙お゙お゙っ、んひぁっ、ひぐっ、イグぅぅぅぅぅぅ」
待ちに待った絶頂に獣のような叫びをあげる。
同時に俺の体に溢れんばかりの魔力が流れ込む。
「んぎぁ、ふぅあん、んぶぉぁああっ、っああぁぁあ・・・・」
背骨が折れるほど仰け反って、姉の絶頂は終わった。
「それじゃ俺も動くからね」
俺は涙と涎にまみれて、絶頂の余韻を味わっていた姉を抱き締めて、腰を動かした。
「んにゃぁぁぁああああっ、またっ、イ゙っ、きゅぅぅぅぅぁぁああ」
圧倒的な快感の暴力に、姉は白目をむいて痙攣する。口がだらしなく開いき、舌をつきだしている。
俺は弛緩しきった姉と長いキスをした。
「舞風は俺のこと好き?」
247 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/01(火) 15:24:10 ID:TuzpDG0n
「んひあぁっ、しゅきぃ、らいしゅきでふぅぅぁぁああ・・・」
呂律の回らない舌で姉が答えた。
あの生意気な姉がこんなになるとは。俺は姉の表情に興奮して、腰を一際強く動かす。姉の暖かさと共に魔力が心地よく流れ込む。
「舞風の膣にだすからね。舞風は出されたらまたイクんだよ」
「はひっ、イキまひゅ、はやく出してぇぇぇええぇっ」
心まで快感の虜となった姉は、妊娠することなど考えていない。もっとも、俺の力があれば避妊なんて必要ないが。
限界を迎えた俺は、腰を強く打ち付けて、姉の奥深くに流し込むように射精した。
「まだイグっ、イっ、あああああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっ、あっ、ふぅっ・・・」
膣に射精したことで、姉が二度目の絶頂を迎えた。
体力的にも精神的にも限界を迎えた姉は、快感に耐えきれず失神した。
俺が意識を失った姉からナニを引き抜くと引き換えに、膣から精液が愛液と混ざって溢れ出てきた。
姉の体はまだ微かにビクビク痙攣していた─────




しばらく経つと、姉が意識を取り戻して起き上がった。
「あたし、は・・・」
まだ頭が働かないのか、目が少し虚ろだ。
「おっ?起きたのか」
次の瞬間俺と姉の目が合った。しかし姉の目は最初の様な反抗的なものではない。俺を弟としてでなく、男として見る目だ。
「しみ、ず・・・・あたし」
恋人を見るような熱のこもった視線で見つめてくる姉に、俺は抱き締めながらこう言った。
「大好きだよ舞風」
途端に顔を真っ赤に染め上げて少し俯く。
今の俺は姉にとって、一番大切で大好きな人間となっている。恋人であり主人であり神でもある。
少し時間が経つと、姉が腕を伸ばして抱き返してきた。
「あたしも・・・好きです・・・」
姉は身も心も完全に俺のものになった。今の姉は、俺が脱げと言えばどんな場所でも心から喜んで服を脱ぐだろう。
寿命という大きな対価を払い、強力な力を得た俺は、姉の温もりに包まれながらこれからの短いであろう人生に思いをはせた。
248 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/01(火) 15:25:57 ID:TuzpDG0n
以上
誤字脱字は脳内補完で補ってくださいな

さいごにあけおめノシ
249名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 15:28:13 ID:1y3HCTlt
>>248
リアルタイムGJ!!

姉ちゃん欲しいぜ!!!!!
250名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 16:54:44 ID:Ns6UGRTH
これは続きが気になる!
251名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 04:24:11 ID:AV4GNyU2
ドコモ?携帯の割に1レスが長いけど
252 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/02(水) 08:23:33 ID:ABIYgg42
>>251
auです
一レスに最大1024文字ようです
253ぷ ◆mkClPREuHI :2008/01/04(金) 04:13:58 ID:M5Yqe4WZ

 〜狂乱の八百屋〜

…花見町商店街。そこの八百屋を切り盛りしてる一人の男がいる。
男の名前は太田明彦。ヒーローオタクの青年である。
彼が今ヒーロー以外に今没頭しているもの、それは…
「太田さ〜ん。来ましたわよ〜。」
玄関から女性の声が聞こえる。
(まずは一人来たか…)
内心ドキドキしながら太田は女性を迎える。
「やあめぐみちゃん、こんばんは。ごめんな、こんな時間に呼び出して。」
「いえ、いいんですのよ。今日明日は店も休みですし。」
めぐみと呼ばれた女の子がにこやかに微笑みながら答える。

彼女の名前は神無月めぐみ。太田の八百屋の向かいのパン屋の看板娘である。見た目は容姿端麗。言葉遣いも丁寧な子で評判のいい子だ。
…が、たまに毒物を持ち出したりする危うい面も見せたりする。

「で、今日はなんですの?」
めぐみが不思議そうに聞く。
「あぁ、もうちょっと待ってくれるかい?美輝ちゃんも呼んでるから。」
「…鬼丸さんもくるんですの?」
少し不安な顔をしてめぐみがいう。

鬼丸美輝…。八百屋隣の“鬼丸飯店”という中華料理店の看板娘だ。
仕事はしないが不良少年達を更生(と本人は豪語)したり災害救助などしているある意味町の救済者。
見た目に反し怪力
254ぷ ◆mkClPREuHI :2008/01/04(金) 04:19:23 ID:M5Yqe4WZ
めぐみが顔をひきつらせながら笑う
(まだやってたのか、この子は…)内心少し呆れる太田。
「ま…まあまあ美輝ちゃん。」
太田が今にもめぐみに襲いかかりそうな美輝を止める。
「まあいいや。で、太田さん。今日は何の用だぃ?」
座りながら美輝が聞く。
「あぁ、今日はな、日頃頑張ってる君達の疲れをとってあげようかなと。」
二人ともぽかーんとしている。
「…何だって?」
怪訝な顔をして美輝が聞いてくる。
「催眠術って分かるよな?最近覚えてさ。それを使って疲れを取ろうって寸法さ。」
太田が没頭しているもの、それが催眠術である。
「「…」」
二人とも完全にしらけてる。
「帰ろうか、めぐみ。」
「そうですわね。」
立ち去ろうとする二人。
「あ〜まてまて。信じてないな二人とも。」
「信じるも信じないも妖しさが満々じゃないかぃ。」
反論する美輝。
「そうですわ。大体男性にそんなことを任せること自体不安です。」
同調するめぐみ。二人の言い分はもっともだ。
「そんなこと言うなよ〜。せっかく覚えたんだから。」
二人を必死に止める太田。
「なっ!?変な事は絶対しないから!」
顔を見合わせる美輝とめぐみ。
「…そこまでいうなら仕方ないな。」
「そうですわね。最近忙しくて疲れ気味でしたし。」
観念したように了承する二人。
「ただし」
美輝が言う。
「変な事したらどうなるか…わかるよね?太田さん。」
にこやかに美輝が言うと、
「まぁ…地獄を見ることになりますわね。」
めぐみもサラッと怖い事を言う。
「…ははは〜。」
笑顔をひきつらせながら太田は笑う。


「じゃあ電気消すぞ。」
カチッっと部屋の電気を消す太田。周りは暗闇に包まれた。
「なんで灯りをけすんですの?何も見えませんわ。」
「今からやる催眠術は暗くしたほうが効果的なんだ。」
「なるほど。」
納得するめぐみ。
と、暗闇に一つのあかりが灯された。ライターの火だ。

「二人とも…よーくこれをみて。」
太田に言われて火を見る美輝とめぐみ。
「ほーら、だんだん、だんだんまぶたが重くなってくる。重くなってくる…。」
暗示をかけるように太田が呟く。「あらすごい…」
感心したようにめぐみが言う。
「くそっ…こんなんに負けてたまるかっ。」
美輝にも確実にかかっているようだ。
「意識がふかーい、ふかーい所へ落ちていく…堕ちていく…。」
さらに暗示をかける太田。
255ぷ ◆mkClPREuHI :2008/01/04(金) 04:24:30 ID:M5Yqe4WZ
すると、
「Zzz…」
「すー…すー…」

寝息が聞こえてきた。

(…案外簡単にかかったなこの二人)

美輝はともかくめぐみにはなかなかかからないのではと思っていた太田には意外な事だった。

「さあ二人とも。今から俺の言うことをよく聞いてください。」
太田の言葉を聞いて頭をふらふらさせながらうなずく二人。

「これからあなたたちはいろいろ命令されますが疑う事なく言うことを実行します。質問にも全て答えます。さて、あなたたちの意識は深い所にありますが、まぶたはあけることができます。あけてください。」
二人ともゆっくりまぶたをあけていく。
太田が二人の顔を覗き込むと目は完全に意思の光を失っており虚ろになっている。
「二人とも気持ちいいですか?」太田が聞くと、
「はい…。」
「気持ちが…いいです…。」
いつもの二人なら想像もつかない状態だ。
(よしよし…。まずは第一段階成功だ)
心のなかで小躍りする太田。
「さて二人とも。スターレンジャーを知ってますね?」
「はい…しってます…。」
ゆっくりとした口調で答える二人。
スターレンジャーとは今テレビ放映中の戦隊ヒーローだ。
「今からそれに出てくるキャラをあなた達に演じてもらいます。美輝ちゃんはピンクスターに、めぐみちゃんにはヘルズバニーになりきって演じてもらいます。出来ますね?」

「はい…わかりました…。」

ピンクスターはスターレンジャーの紅一点で、ヘルズバニーとは悪の軍団の幹部である。
以前、めぐみが客寄せにヘルズバニーのコスプレをしていた事があったのだが、あまりにもそっくりだった為、太田は今回の事を思いついたのだ。

「と、言うわけでめぐみちゃんはこのヘルズバニーコスプレセットに着替えてくれ。」
「はい…。」

太田がめぐみにコスプレセットを渡すと…その場でめぐみが服を脱ぎ始めた。

「ぶっっっ!」
あまりの唐突な出来事に太田は吹き出す。
(ま…まあいいか)


おもいも寄らぬストリップショーを楽しんだ太田は美輝にも服を与え(エプロンに三角巾だと映えないのでめぐみに服を持って来させた)準備万端。


「さて…、じゃあスタート!」
映画監督よろしく、太田が言う。
そう、彼の目的は二人を操り独自のスターレンジャーショーを作る事だ。

(嫌な予感がするから撮影はしないけどな)

当然そんなものが見つかったら懲役物である。

256ぷ ◆mkClPREuHI :2008/01/04(金) 04:26:26 ID:M5Yqe4WZ
設定は敵に捕らえられたピンクスターをヘルズバニーが拷問し、情報を聞き出す、というもの。

「あはは!ピンクスター!捕まるなんて無様ねぇ!」
ヘルズバニー(めぐみ)がピンクスター(美輝)を見下して言う。
「くっ!この縄をほどきなさい!ヘルズバニー!」
ヘルズバニー演じるめぐみはいつもとあまり変わらぬ様子だが、ピンクスター演じる美輝は普段の口調とは違う、役者の女の子らしいセリフだった。

(す…すげぇ!)
演じている役者が違うもののリアリティにあふれ、今の太田にはテレビで演じている役者にしか見えなかった。

「嫌よぉ…。今からあなたをいたぶってあなたのお仲間の事を聞き出すんだからん。」
「ふんっ。どんな事されたって何も言わないんだから!」
「あーら、そんなに強がっていられるのも今の内よ。」
クスクス笑うヘルズバニー。
「ホントは自白剤でも使って簡単に言わせちゃうんだけど…今までの恨みがあるからねぇ。戦闘員A!」
ヘルズバニーが太田の方を向いて言う。
「ん?!俺がか?!」
「あなた以外に誰がいるのよ。」
さも当然そうにヘルズバニーが答える。
(な、なんで俺が…。)
ちなみに彼女達には要所要所の設定だけ伝えてあとはアドリブでこなすように伝えている。
要するに彼女達のキャラへの記憶で成り立っているのだ。

「あ…あの〜…。」
「戦闘員Aっ!!!」
「はっはぃぃ!!」

ヘルズバニーに怒鳴られかしこまる太田。
「ほら!なにやってるの!早くアレを持ってきなさい!」

「あ…アレってなんでございますか。ヘルズバニー様。」
一応役を演じる太田。
「そんなことも分からないの?!我が軍団が開発した媚薬よ!」

ここは八百屋だ、そんなものはない。まして太田がそんなものを持っているわけがない。

「あ…あの〜…。」
「さっさと持ってくる!」
「は、はいいっっ!」
再度怒鳴られ太田が急いで退室した。

(って、勢いよく出てきたが…んなもんあるわけねえじゃん…。)
考え込む太田。

……
………
「あっ、あの手があるか。」

ヘルズバニーとピンクスターの待つ部屋に戻ってきた太田。その手にはなにやら液体の入ったペットボトル。
「持って来たようね?」
「はい、これです。」
ペットボトルを渡す太田。

と、太田は唐突に手を叩いた。
その瞬間、めぐみと美輝の目が虚ろになる。
257ぷ ◆mkClPREuHI :2008/01/04(金) 05:05:12 ID:M5Yqe4WZ
「美輝ちゃん、今からあなたは水を飲まされますがそれは媚薬です。いいですね?」
太田の暗示を聞いてこくりとうなずく美輝。
それを確認した太田が再び手を叩くと二人に目の輝きが戻った。

ショー(?)が再開される。
「さて、ピンクスター?これ何か分かる?媚薬よ。び・や・くっ。それもちょ〜う強力なやつ!あぁん、今から貴女が快楽に悶えるのを想像したらゾクゾクするわん…。」

「くっ…やめなさい!ヘルズバニー!」
「い・や・よん。」
ヘルズバニーは媚薬を口に含む。そしてピンクスターに口づけ。口移しで飲ませる気だ。

「んぐっ!」
あまりの唐突な事に戸惑うピンクスター。そして流し込まれる媚薬を易々と受け入れてしまう。

「ふふふ…。」
頬を赤らめながら妖艶に微笑むヘルズバニー。

どくんっ!
ピンクスターの体が揺れる。
「あっ…かはっ…。」
苦しそうに悶えるピンクスター。しかし頬は上気し、目がうるんでいる。
「さっそく効いたみたいね…。」そういうヘルズバニーも媚薬を少し飲み、ピンクスターに近づいて行く。
「い…いや…。こないでっ…。」
明らかに脅えているピンクスター。
「うふふ…可愛いわぁ、ピンクスター…。」
言うと同時にピンクスターの服を破く。胸が露になった。
ぴちゃっ…。ヘルズバニーが乳首を舐め始める。
「んっくぅんん!」
媚薬のせいで全身が敏感になっているピンクスターの体がはねあがる。

「ふふふ…すごいでしょ。なんでも感度が10倍になるそうよ…。」ぴちゃ…ちゅばっ…
乳首を執拗に舐めながらヘルズバニーが言う。
「んっ…んぁ…い…いやっ…あっ…。」
その執拗な攻めにピンクスターが喘ぐ。
つつつーっと愛撫を下へ下へと移動させるヘルズバニー。
そして秘部へ目標を変えて更に愛撫を続ける。
「!!!」
秘部を舐められた瞬間、ピンクスターの体が一層はねあがった。
「ほーら…もうびしょびしょ…。」
妖しくヘルズバニーが言う。
舐める度にピンクスターの体がはねあがる。

…と、執拗に続いていた愛撫がいきなり中断された。
「ふぁ…?」
なんで?とばかりにピンクスターがヘルズバニーを見る。
「貴女があまりにも可愛いから私も濡れてきちゃった…。私のも舐めてくださる?」
自分の秘部をピンクスターの顔へと近づける。
するとピンクスターは何のためらいも無しにヘルズバニーへの愛撫を始めた。
258ぷ ◆mkClPREuHI :2008/01/04(金) 05:09:41 ID:M5Yqe4WZ
「あ…ん…。」
ピンクスターの愛撫に感じるヘルズバニー。

「い…いわぁ…上手よ…んっ…。」
ピンクスターもここぞとばかりにヘルズバニーの秘部を舐める。
ぴちゃぴちゃ…。部屋に淫猥な音が響く。
「ん…ふぅ…ふふふ…いいこ…!!!」

いきなりヘルズバニーの体がビクンとはねあがる。ピンクスターがヘルズバニーのクリ○リスを噛んだのだ。
予測だにしない刺激がヘルズバニーの体を駆け巡り、軽くイってしまったのだった。

ビクンビクンと痙攣するヘルズバニーと息をあらげながらぐったりするピンクスター。

「よかったわよ…ピンクスター…。でもね、ここからが本番…。戦闘員A!…あら?」
再びヘルズバニーが太田を呼びつける。…が。
「…」
なぜか鼻血を出してぶったおれてる太田。

「…まぁいいわ。ちょ〜っとまっててね、ピンクスター。」
そういってふらふらと部屋を出ていくヘルズバニー…。

……
………
三十分後…
「う〜ん…。」
太田が気づいた。
(…えーと…なんでぶっ倒れて…。あぁそうだ、美輝ちゃんとめぐみちゃんがえっちな事しはじめて……んん!?)
ガバッと起きる太田。

すると目の前では…。

と、
「ほらっ!んっ…どう!ピンクスター!疑似ち○ぽだけどっ!気持ちいいでしょっ!」

「あっあん!んっ!ふぁ!いいっ!良いです!良いですぅ!ヘルズバニーさまぁ!」

ヘルズバニーの格好をしためぐみがペニスバンドをはめて美輝を犯している。

「ぶっっっ!」
「あら起きたの?戦闘員A。」
美輝を突きながらめぐみが聞いてくる。
「あの〜…これは一体…?」
「見ての、んっ…通り…よっ。疑似ち○ぽでピンクスターを犯しているのっ!」
平然と答えるめぐみ。
「見ての通り彼女、私に従順になっちゃってねぇ。今ではもう完全に堕ちちゃってるわ。正義の味方も脆いものねぇ…。」
「あっあん!ヘルズバニー様!もう…もう駄目です!いっちゃいますぅぅぅ!」
言うと同時にピンクスターは絶頂に達した。
「ふふふ…やっぱり可愛いわぁ…。」


太田が手を叩く。二人の意識が飛びその場に倒れこむ。

(訳がわからなくなったから今日はこのまま帰そう)
二人に自宅に帰るよう指示し、太田は後片付けしたのち床についた。
重大なミスを犯している事も気がつかずに…。

259ぷ ◆mkClPREuHI :2008/01/04(金) 05:12:27 ID:M5Yqe4WZ
…次の日…

(やれやれ…昨日は訳が分からん事になっちまった…。)
そんな事を考えつつ仕事する太田。
と、

「太田さーん。」
店の入口で美輝の声。
ビクン!と太田が震える…。
(嫌な予感がする…。いや大丈夫だ…。しっかり記憶は消し…)
そこで太田はきがついた。昨日、あったことの記憶を消した覚えがないのだ。

恐る恐る店の入口に向かう太田。「おはよー、太田さん。」
「おはようございます、太田さん」
そこにはめぐみもいた。二人ともにこやかに笑ってはいるがすさまじい怒気をまとっている。

「お…おはよう二人とも。どうしたんだい?」
できるだけ平常心を心がけ応対する太田。

「ははは〜。太田さんのおかげでさぁ、疲れはバッチリ!それのお礼をしようと思ってね〜。」
「そ…そうかい?いやぁ役に立ててよかったよ。」
「あぁそうですわ。昨夜、不思議な夢をみたんですのよ。」
再びぎくっとする太田。
「そうそう。不思議な事に同じ夢なんだよね。」
「へぇ…どんなだい?」
「いやねぇ、私がコスプレしためぐみと×××な事してた夢なんだよねぇ…。」
「不思議な事もあるんだなぁ…。」
ははは、と笑う太田。
「でさ、太田さん。お礼としてマッサージしてあげるよ。うん」
「私も一緒にしてあげますわ。いいですわね〜。女の子二人にマッサージしてもらえるなんて。疲れなんてすーぐに取れますことよ。」
そういいながらじりじり近寄る二人。めぐみに至ってはなぜか彼女の武器である、フランクフルトの串が両手に装備してあった。
「あ〜遠慮しとくよ。うん。」
後ろに下がる太田。
「遠慮することはありませんわ、太田さん。」
「そーそー。おとなしく…。しとけ、ごるぁぁぁ!」
言うが早いか二人は太田に襲いかかっていた。

…さらに翌日。河川敷で太田がひどい状態で発見されたという…。

余談だがこの後、なぜか鬼丸飯店にめぐみがよく出没するようになった。
本人曰く「ラ…ライバル店の偵察ですわ!別に鬼丸さんの顔が見たいとか、気になるとかそんなのじゃないんですことよ!」
だそうで。
260ぷ ◆mkClPREuHI :2008/01/04(金) 05:15:50 ID:M5Yqe4WZ
どうも。誘惑の音を書いてた者です。
今回は無敵看板娘の二次作品を作ってみました。長い上に読みにくいですがお楽しみいただければ幸いです。
261名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 12:33:17 ID:MOs6sQ8S
元の漫画やアニメを知ってると・・・が、ごっあんです!
262 ◆xR9ORS0MIc :2008/01/05(土) 00:45:46 ID:FGnZWkZj
みじかいネタ投下します。導入編でエロ薄めです。すんません。
263 ◆xR9ORS0MIc :2008/01/05(土) 00:46:59 ID:FGnZWkZj
「秋山学院大学の八木瞳です、今日はよろしくお願いします。」
「七誌取締役の、宮井エリです。今日は面接にお越しいただきましてありがとうございます。」

宮井さんは私とは対照的に慣れた物腰で名刺を渡してくれた。

「あまりかたくならずに、リラックスなさってくださいね。」

素敵な笑顔。こんな大人になりたいなあ、ちゃんとアピールして採ってもらわなくちゃ。
飲食とか、家庭教師とかそういうありきたりなバイトじゃなくて、「会社の仕事」を
やってみたいと思って探し出した、最近勢いに乗っているITベンチャーの七誌。
社長は若くてカッコいいし、仕事はやりたいだけやれて、成果が出るだけお給料も上がる。
オフィスもお洒落で言うことなし!!何件か回って一番魅力的な企業だったので、
私は結構本気で面接に賭けていた。

どうしてこの企業に来たいのかとか、どんな仕事がしたいかとか、
その他諸々の質問は、きちんと真剣に考えてきただけあって、予想以上にしっかりと
応えられた。雰囲気もよく、確かな手ごたえ。

「なるほど…瞳さん、きっとうちの仕事向いてますよ!是非来週からいらして下さい。」

宮井さんは満面の笑顔で微笑み、私の手をとった。やった!!これでここで働ける!!

「あ、でもその前にこちらの、適性テストに答えてくださいね。」
「テストですか?」
「ええ、一応ね。メンタル面のデータを取るアンケートみたいなものだから、
 難しく考えないで、質問に素直に答えてください。」
「わかりました。」
「それでは、まずこちらの書類の…3ページを見てください。」

宮井さんが左上を留めた書類の束を取り出し、紙をめくると、二人の顔と壷みたいな
感じの白黒の絵が9つ描かれていた。ひとつずつ何に見えるか聞かれ、それに答えていく。
絵はどんどん不思議なものになっていく。なんというか、わけのわからない感じのもの。
こんなのでメンタルの具合なんて分かるのか正直疑問ではあったけど、変なことを言って
宮井さんの機嫌を損ねてもよくないし、自分もわけのわからない答えをしているうちに
なんだか気持ちよくなっていった。

「これで…適性テストは終わりです。お疲れ様でした。」
「あ、どうも。お疲れ様でした。」
「疲れたでしょう?コーヒー淹れるから、ちょっと待ってて下さいね。」

疲れたでしょう、といわれたけど別に疲れていなかった。ただどちらかというと、
体がなんだか軽い感じがする。ふわふわしているというか…ここでこれから
働けることが決まった喜びからなのだろうか。
264 ◆xR9ORS0MIc :2008/01/05(土) 00:47:35 ID:FGnZWkZj
宮井さんが淹れてきてくれたコーヒーは、もうびっくりするほど美味しくて
思わず歓声を上げてしまった。

「そんなに美味しい?」
「ええ、美味しいです!!こんなコーヒー初めて飲みました!!」
「そう。喜んでもらえて何よりよ。ところで、瞳さん?」
「なんでしょう?」
「今まで何人くらいの男の人とお付き合いしたことがありますか?」
「え?」

突然、あまりに関係のない質問をされて私はすこし面食らったが、素直に答えた。

「高校のときに、一人だけです。」
「その人と、エッチしたことは?」

なんでこんなこと聞かれるんだろう?ただ、私は疑問をひっくりかえして反発するほどの
理由も感じられず、これにも素直に答えた。

「実は…もう少しでってところまではいったんですが…私が怖がってしまいまして…」
「ということは、まだ処女なのね?」
「…はい。処女です。」
「そう…そうよね。まだ19歳ですものね。」
「すみません…」
「あら、謝ることないじゃない!下着は今日は何色?」
「あ…ピンクです。」
「勝負下着?」
「違います。」
「残念。でもきっと可愛いやつよね。見せてくれない?」

高校の友達との会話みたいなことを、社会に出てもするんだなあと変に感心してしまった。

「あの…ブラですか?それとも、下?」
「下のほうが簡単でしょ?そっちでいいですよ。」
「わかりました。」

私は立ち上がりリクルートスーツのタイトなスカートの裾に手を伸ばすと、
それを引き上げた。会社の応接室で太ももがどんどん顕になり、下着姿を
宮井さんにお見せした。

「まあ可愛い!八木さんセンスもいいみたいですね。一緒に働くのが楽しみ。」
「ありがとうございます。」
「スカート、戻していいですよ。それじゃあ、写真を撮っておきましょうか。」
「写真ですか?」
「ええ、社員情報を社内で共有したり、リクルートのページを新しくしたりするから。」
「あ、なるほど…わかりました。」
「その白壁を背にして立って、軽く手を組んで笑ってね。」

宮井さんは棚から結構本格的なデジカメを取り、はにかむ私を撮影した。

「とってもよく撮れてますよ。モデルが綺麗だものね。」
「そんな、恐れ入ります。」
「それじゃあ、次は上を脱いでくれる?」
「あ、ブラウス姿でも撮るんですか?」
「いいえ。ブラウスも脱いで。下着姿で撮るから。」
「え!?」
「大丈夫、こっちはリクルートページに使わないし、社内SNSのセキュリティは万全だから。」
265終了です ◆xR9ORS0MIc :2008/01/05(土) 00:49:03 ID:FGnZWkZj
そういう問題でもない気がするのだけれども、宮井さんが脱げというのだから、
脱いだほうがいいのだろう。

「少し寒いかもしれないけど、ごめんなさいね。」

宮井さんが気遣ってくださっているのがなんだかうれしかった。本当にいい人だ。
私はブラウスとスカートを脱ぎ、ピンクの下着にヒール姿になった。それを
宮井さんが褒めてくれながら何度もシャッターを切った。

「さすが10代ね。若いって羨ましいわ。じゃあ、次は下着も脱ぎましょう。」
「え、それって…」
「ちょっと恥ずかしいかもしれないけど、すぐに済ましちゃうから、ね。
 あ、おっぱいとあそこは隠さないでね。ヒールは履いたままでいいから。」

まさか、全裸の写真も必要だとは思っていなかった。改めて自分が社会のことを
よくしらないのが情けなく思った。私は背中に手を回すと、ホックを外して
ブラを脱ぎ、次いで下を脱いだ。ヒールに引っかかってすこし体制を崩したけれど、
宮井さんが手を添えてくれた。

私は全裸姿になると、宮井さんは色んなポーズを要求した。できるだけ綺麗に
撮りたいから、と配慮してくださったのだ。わたしは前かがみになって胸を寄せたり、
座り込んで脚を開いたりした。柔軟さにはちょっと自身がある。

「はい、おしまい!今日はどうもありがとう。本当にお疲れ様!」
「どうもお疲れ様でした!これからよろしくおねがいします。」
「それじゃ、来週から出勤してくれる?あ、そうそう。さっき脱いだ下着、
 そのときまで預かるけど、いいわよね?」
「え?どうしてですか?」
「会社の規則なの。大丈夫、ちゃんと洗濯して返すから。」
「でも…」
「嫌?」

宮井さんが顔を曇らせた。だめだ、宮井さんを困らせたりしてはいけない。
こんなに優しい人に背けないし、これからお世話になるんだから無駄な迷惑はかけられない。

「いえ、大丈夫です。それでは来週受け取りますので!」
「ありがとう。それじゃあ、またね。忘れ物のないように。」

私は素肌に直接ブラウスやスーツを纏い、口笛でも吹きたいような気分で、応接室を後にした。
266名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 01:25:21 ID:HE3/d3Wz
リアルタイムGJ
見事な誤認っぷり
羞恥心がすぐに掻き消されていく感じが良いね
267名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 01:26:24 ID:JkBGESSs
しかし、最近はエロ薄めの誤認モノが多くて少し食傷気味になってます
たまにはエロ満載のコッテリした洗脳モノが読みたいです
268名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 01:44:05 ID:sPJiBeXb
エロ満載のコッテリした洗脳モノ
精液を打ち込まなければ、洗脳できない。という設定にすればいいのかな。
と、一瞬思ったが、それはメイクラブジャンキーズじゃねーか。orz

スランプだ。
269名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 03:20:31 ID:aU8wA/w7
エロ濃い目の誤認ものならOKですね!
270名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 22:13:13 ID:RdqZeY6m
誤認物は確かに濃い目のものも欲しい所
271名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 00:20:52 ID:DE0+rlFj
最近は同級生をMCする作品ばかりだったので
久しぶりに人妻や熟女をMCする作品が読みたい。
272名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 00:28:28 ID:+nm14zjl
催眠術2でどうぞ
273名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 00:32:46 ID:YuqyIbNX
濃い目の誤認モノってどんなん?
誤認させたままフェラとかセックスとかさせればいいの?
274名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 00:43:43 ID:+nm14zjl
ここでいうと「美化委員」みたいな?
まあスカまでいくと行き過ぎだけどスカそのものじゃなくシチュで興奮はできる
275名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 01:06:11 ID:YuqyIbNX
やっぱ誤認させてんだからっていきなりハードなところからはじめるって感じですか?
美化委員初めて読んだけど一対一の短い話ってスタイルは変わらんのね。
276名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 01:20:17 ID:sGjSkGKq
主人公を慎重な性格にしようと思ったら、
何故か部屋の本やらハムスターやら相手に能力の実験を始めて、
ようやく人間に辿り着いた。エロは遠いなあ。
277名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 04:47:09 ID:hG+gX12f
主人公を酷い性格にしたら、女の子が可哀相になってきたりで止まってたり。
主人公の下衆な台詞満載でエロからどんどん離れてくですよ……


ところで、洗脳はMCに含まれますか?
278名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 12:35:30 ID:WaNAUfxw
>>277
仮定がMCならおk
279名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 12:36:48 ID:WaNAUfxw
仮定→過程
280名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 19:56:48 ID:Xmd0xP9K
寧ろMindControl=洗脳じゃないの?
どうでもいいけど。
281名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 20:49:02 ID:/GgCJ0ee
brainwashとmindcontrol
言葉的には同じようなものだけど、フェチの前では微妙に違うものなんです
282名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 22:20:12 ID:i3tUXnYg
つーか、洗脳よりのものの方が多いと思うが、
薬使ったり、装置使ったり半ば人格を破壊しているので。
283名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 23:01:16 ID:o2yCJTZN
寧ろそういうのが大好物な俺。
感情が欠落して人形化とかたまらん
284名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 23:17:35 ID:oDSqyiM/
コントロールが解けたら元に戻るのがMC
元の人格自体を変更してるので元に戻らないのがBW
285名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 00:39:50 ID:5HH8W69c
貞淑な人妻を淫乱なビッチ妻にしたり、気が強い女をマゾ奴隷にしたりと
その個人の人格を根本からねじ曲げるのがたまらん

普通な長い時間をかけて調教しなければできないことが一瞬にしてできるのがMCの醍醐味だと思う
286名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 05:54:21 ID:HH+ebNuc
同人でねぎまのそんな本があったな
287名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 01:41:07 ID:HH40kKN3
調教の過程すっ飛ばすだけのMCなんて糞くらえだろ
288名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 01:47:16 ID:HM2W/C3f
MCで本人の気づかないうちに日常を侵食していくのがいいんだよ
289名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 02:44:15 ID:AW9gNeoz
MC内容が性奴隷化だけならMC過程省略されたら興醒めだが
パンツが大キライで穿くなんてとんでもないと思ってしまう
というようなMCならMC後の観察の方が楽しみだからMC過程なくてもいい
290名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 03:19:02 ID:ehvS1+kk
最初から全てを好きなように変える事ができるタイプのMCや
じわじわと人格や常識を変えていくタイプのMCとか色々なシュチュがあるしな。
だけどMCシュチュとは名ばかりのエセMCは論外な。
291名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 11:44:35 ID:Q/7AhzE8
動物化のことも思い出してあげてください
292名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 06:56:04 ID:wP65C4Xz
>>291
>動物化
牧場スレにそんなのあったな
だがMCとは微妙にことなる気もする
とっちかっていうと洗脳だ
293名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 15:59:14 ID:6uvxD8jm
>>292
いや、MCだろ
自分を犬猫だと思わせるんだから

それより洗脳≠MCってどういうことか教えてほしい
洗脳はMCに含まれないの?
294名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 17:32:27 ID:AWDFQRvJ
自分の個人的な考えだと『同じでよくね?』なんだけど
自分なりに考えてみると、こんな感じかな?

◆MC:マインドをコントロール
 相手の思考を誘導したり、外部から強制的に捩曲げたりして相手を操作させたり?
◆洗脳:
 ・本来?/全ての価値観等を洗い流して、再構築。もう元には戻らない。
 出来るのは『以前の感じ』に再洗脳してあげる事による洗脳解除(?)
 ・こんな感じにも/記憶を保ったまま、清楚な人が洗脳を施した人の為なら淫乱な行為を 進んでやったり、かつての同じ価値観を共有してた仲間を平気で裏切ったり。
◆なんちゃって洗脳:TRPGのギアスやカースみたいな奴。スパロボはこれ系。
 洗脳ってより別人格を作って寄生させるとかな印象なので、洗脳が解けると元通り。
 また捕まって、なんちゃって洗脳……と、何回も出来るからお手軽。
 催眠術の強化版って感じ。
295名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 20:18:40 ID:m6DDONxg
俺の中では洗脳もMCもそんなに変わらないけどな
そりゃ辞書引いたら違うかもしれないが、『相手を操る』という点では同じじゃないか?
296名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 21:03:57 ID:AWDFQRvJ
催眠術は、口八丁でいつの間にか和姦にされてた感じ。
洗脳は、レイプ輪姦で相手をぶっこわして合体な感じ。
ところで、昔に投下した奴の書きかけが見付かったんで、適当に落としてみます。
297師弟の絆 07:2008/01/10(木) 21:09:36 ID:AWDFQRvJ
[この頃、コーチの事を考えると…02]

コーチとは恋人でも無いし、自分には幼なじみで愛を確かめあった仲の彼氏も居る。
それなのに、その彼とでさえ今だにBまでしか経験して無い私が
夢という想像の世界で、コーチとB以上の事をしているのを何度も見てしまう…
その場所は──部室や室内練習場だったり、教室や屋上だったり…
でも、それら全ては無理矢理では無くて、私が喜んでしているのだ。

コーチの命令の元、想像世界の私は自分が鍛えた身体を使い
コーチから指導を受けた練習の成果を披露するかのように
夢とはいえ、自分でも想像すらしなかった特訓の応用を始めだしました。

実際には見た事が無いので想像でしょうが、寝そべるコーチの立派な物を足で擦り上げたり
男性のアレを怯むどころが、うっとりとした様子で
口に含ませて貰えるお礼まで述べながら、した事も無いのに上手にしゃぶったり…
夢の中での私は、まるで全てが当たり前の如く奉仕をしていました。

夢の中の自分がする事を、その目線を借りて体験していた自分。
その記憶は、目が覚めた後も頭に強烈な衝撃として残り
コーチを思い出す度に、その想像された記憶が甦るのです。
298師弟の絆 08:2008/01/10(木) 21:10:31 ID:AWDFQRvJ
[この頃、コーチの事を考えると…03]

夢を見始めた当初は彼に対する罪悪感や、何故コーチ?などと考えて色々と悩みましたが
段々と言い訳を考えるようになりました。
『夢なのだから仕方が無い』『実際にはコーチと付き合っていないから浮気じゃ無い』
『彼は私が何かへと打ち込む事に否定的で、コーチや部活を辞めさせて
私を過度に束縛しようとしてる所為で、私があんな夢を見てしまう…』
『ドウセ夢ナンダシ、素直ニ身ヲ任セタリ、ソノ想像ヲ元ニ独リデ自分ヲ慰メルノハ悪ク無イ』
『全テハ誰ニモ迷惑ヲカケテ無イシ、モット自慰ヲシヨウ…』

──私はそう、考えるように自分で決めました…
それまでは殆ど興味の無かった自慰も、見始めてからは回数が多くなり
自宅での柔軟の後など、最近ではしないと不安なような…義務感のようにしてしまうのです。
その時に、最初は彼とのKissやB体験を思い出しながらするものの
妄想がエスカレートすると、夢でのコーチがした行為を思い浮かべながら同じ場所を摩り上げ
夢でのコーチに命令された事──コーチの前で嫌らしく服を脱いだり
自分がどう感じ、どう考えているかを告白しながら激しくイッてみせたり…
299師弟の絆 09:2008/01/10(木) 21:11:15 ID:AWDFQRvJ
[この頃、コーチの事を考えると…04]

眼を閉じながら、そこにコーチが居るかのようにするのです。

そして今日もまた、指導姿をを思い浮かべての柔軟運動でモヤモヤとして来ました。
自宅での自己復習時には着るように指示をされている
布地の少ない室内用の特別服──上が、臍は勿論、下乳まで見えそうな物で
下も、際どい切れ込みの入った物を履き
それを着用して、学園でのようにコーチから見られていると思って練習をします。

その練習も、夢で見た淫らな行為に応用出来ると分かってからは
自然と『こうすればコーチがより気持ち良いのか?』などと考えてしまい
もやもやした高ぶりに、右手は服の下へと伸びていきます。
「やっぱり濡れてる…」
運動の汗とはあきらかに違う、粘度の高い物が指を濡らし、絡み付く。
息も、運動の為だけでは無い乱れになってくると
私はそのまま指を動かせ、残りの手で胸元へと潜らせます。

「は…うん…コーチ…」
一階の両親にわからないように声を押し殺し、妄想の中でコーチが言われた場所を触り
夢の中で自分が言って居た言葉を頭の中で復唱し、行為を続ける私。
300師弟の絆 10:2008/01/10(木) 21:12:07 ID:AWDFQRvJ
[この頃、コーチの事を考えると…05]

「コーチ、もっと指導して下さい…もっと命令して下さい…」
そう呟きながらラケットで刺激を与え、命令を上手く遂行出来無かった日は
編み目が肌に残らない程度に自ら罰を与え、それにすら快楽を得る…
最近では室外部活の時にブラを外して練習をしたり、コーチの使ったタオルを持ち帰り
その臭いを嗅ぎながらしたり、夢での内容もどんどん激しくなってきました。

男性の精器を模った物を履き、先輩方と愛し合ったり
練習疲れからか授業中に居眠りをしてしまった時に
その授業中、隠れて自慰をしたりする夢…その夢から覚めた時
実際に濡れていてこまったりしています。


そういえば……彼、最近会わなくなってきちゃった…まぁ、しょうがないよね。
部活も忙しいし、覚える事は沢山有るし…それよりコーチの課題を早く覚えなきゃ…
コーチの期待に応えなきゃ…



******
301名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 22:24:12 ID:IGRvnsQK
半年振りに続編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!!!!
少しずつ少しずつエロく染められて
しかもそれを完全には認識し切れていないのがよすぎるぜ
302師弟の絆 11:2008/01/10(木) 22:26:31 ID:AWDFQRvJ
[つかの間]

「そこの貴方、此処は女の園でしてよ。何用かは存じ上げないけど、感心しませんわ」
──そう、美人な先輩に言われ、取り巻きの女達に追い出された。
これで今日も彼女に会えずじまい……どうにか会えても練習でクタクタだとか
『貴方は私が頑張ってる事に応援をしてくれないの?』と言われる始末。

そういえば、最近のあいつを見てると……なんかドキドキするんだよなぁ。
運動部に入った所為か、綺麗になったと言うか……エッチぽいと言うか
アイスを食べる仕草でも、なんかイヤラシイく見えて困る。
自分も健康な男子だし、エロオーラみたいなのを見ると、なんか意識しちゃうよ。
部活なんかやってなければ、今頃はキスとかももっとしてるハズだったのに最近は
『疲れててそんな気分じゃ無い』とか、恋人達のスキンシップを避けられてる気がする。
このままじゃ駄目だ。あの鳩胸ってコーチに掛け合うかして、二人の時間を取り戻さないと!
デートはおろか昼休みにさえ逢う時間が無いなんて練習のさせ過ぎだ!
手を繋いで帰ったり、二人でお茶したり、思い出をいっぱい作るって彼女と約束したんだから。
303師弟の絆 12:2008/01/10(木) 22:27:10 ID:AWDFQRvJ
[私、どんどん凄い夢を見ちゃう…01]

******
今日も疲れて部室でうとうとしていた所を先輩方に起こされて帰宅です。
そして、先輩達が練習をしていただろう時にまた、眠気に負けた私はエッチな夢を見て
部室でパンツをぐちょぐちょに濡らしてしまいました。

最近は濡らす事が多いので替えを用意しているのですが、それに素早く履き替え
小走りに校門を抜け、バスに乗り込みます。(よかった、彼……今日は居ないみたい)
最近の彼は、何だか怖いんです。
私を束縛しようとしてるみたいで、一緒に居ると息が詰まるような……
そんな事を考えていると、バスが来ました。(彼の事を考えるのはヤメヤメ……)

プシュー

時間が遅い所為か、あまり人の居ないバスに乗り込むと空いている一番後ろの席に座り
他の乗客からシャカシャカと漏れ聞こえる音楽くらいの車内で、考えるのは先程の夢でした。
(あ……思い出すだけでまた……)
替えたというのにまた潤んできて、スカートの中からイヤラシイ匂いが
漏れている気がするのは、気にし過ぎでしょうか?
304師弟の絆 13:2008/01/10(木) 22:27:44 ID:AWDFQRvJ
[私、どんどん凄い夢を見ちゃう…02]

その匂いを気付かれるのでは無いか……そう考えると、何故か我慢出来なくて
鞄で隠した下では指が動き出していました。
(駄目……他の人に気付かれちゃう。止めなきゃ……)
でも指は、まるで他人の物みたく言うことを聞きません。
(駄目、駄目ぇ……バスの中なのに、他にもお客さんが乗ってるのにいっちゃうよぅ……)

まばらな車内に視線をさ迷わせ、必死に隠しながらする自慰……その異常な状況に
私はこれも先程まで部室で見ていた夢の続きではないか?そうも考えてしまいます。
『おい、覚えの悪いお前に特訓追加だ。バスの中で自慰をしろ。いいな?』
夢の中なコーチに命令された事なのに、従っている私の身体……いいえ、本当は私が望んでいる?
私がコーチの命令を待ち望んでいるのかもしれません。
こんな事、止めなきゃイケナイと分かっているのに止められないのですから。
絶頂の波が頂点を目指して高まり始めた時、私は夢のコーチに対して頭の中でイク許可を求めながら
声を殺してイキました。他の乗客には……気付かれなかったようです。
305師弟の絆 14:2008/01/10(木) 22:28:18 ID:AWDFQRvJ
[私、どんどん凄い夢を見ちゃう…03]

『次は○○〜』

暫くイッた余韻に浸っていた私は、自分の降りるバス停のアナウンスに慌てて降りました。

家に帰り『帰りが遅い!先に食事を済ませて頂戴!』と母からの小言を
右から左へと聞き流しながら手早く食事を済ませ、お風呂に入る私。
部活で汗臭いのを知っているのと食事の片付けに忙しい事もあって
母に気付かれてはいないようだったが、お風呂場で濡らしたパンツと身体を洗う。

(どうしちゃったんだろう、私。エッチな夢を見るようになってから
コーチの事を考えるだけで……んっ、またしたくなって……)
さっきしたばかりだというのに、乳首がみるみる硬くシコりだす自分の身体。
(こんな事、彼と一緒に居た時には感じ無かったのに。
……やっぱり、私にとって鳩胸コーチは特別な人なのかな?……
たぶん……いいえ、きっと私は今夜もコーチの夢を見るでしょう。
コーチ、今夜も駄目な私を躾て下さい。早くコーチに命令されたいです……)

明日の朝用に一枚、外には明日から四枚、パンツを用意しなきゃ駄目そうです。

******
306名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 03:28:14 ID:bPc7HtnF
GJ!
寝取られ部分はちょっと怖いけど続編期待です
307師弟の絆 15:2008/01/11(金) 03:32:42 ID:xYN8BzG7
[勘違いなキモチ、本当のキモチ01]

今日も夢の中でコーチにお昼の指導を受けました。
あれからは、出来るだけ夢を見られるように生活サイクルを変えました。
学力が落ちると部活を辞めさせられるかもしれないので、ちゃんと勉強も頑張り
部活ももちろん毎日ちゃんと出て、コーチにより綺麗な自分を見ていただきたくて
言葉遣いやファッション等、前よりもっと気を使い始めました。
当然ながら時間には限りがあり、その分は彼との時間を削りました。仕方が無いですものね。

考えると先輩の方々も成績優秀で綺麗な方ばかりなのは、コーチの人柄なのかもしれません。
女子テニス部に入ると頭が良くなる、綺麗になってモテモテになる……そんな噂も頷けます。
でも、先輩方は全員が恋人を持って無いらしいです。今日、先輩方に聞いてみたら
『男?鳩胸コーチという素晴らしい方で間に合ってるし、コーチにかなう男が居ないから興味が出ないわ。
それに、デートなんてしてたら部活の時間とかが減っちゃうじゃない?』この返事に私も納得です。
皆がコーチが好きなんだって解りました。
コーチは皆の物で、私の物になんてなる訳が無いんだって。
308師弟の絆 16:2008/01/11(金) 03:33:14 ID:xYN8BzG7
[勘違いなキモチ、本当のキモチ02]

でも、私がコーチの物になるなら出来る……いえ、出来ているんですね。
先輩も私も、テニス部ではコーチの命令に従う存在なんですから。

そう思うと、私はキャプテンである阿丁婦人にこの心境を話しました。
「そう……貴女も本当の意味でわたくし達の後輩になったようね」
私の突然な告白にも、さして驚いた様子も無く阿丁婦人は応えました。
婦人を含め、全員が同じ考えに行き着くので、私はコーチに対する考えでも後輩だったのです。
そして、阿丁婦人はこうも言われました。
「コーチにその事はもう、伝えたのかしら?……そう、まだなの?
コーチは教え子の私達を愛して下さって指導されているのは分かるわね?
あの方に貴女の本心からな気持ちを伝えれば、コーチも悪い様にはなされない筈。
私達上級生はね、コーチに告白して受け入れられて、部活外で特別に指導を受けているの」

知りませんでした。先輩方が私の考え──
コーチを自分の物にするので無く、自分達がコーチの物になる考えを実践されていたなんて……
先輩やOBの方々がコーチに、学校という枠を越えて指導を受けているなんて……
309師弟の絆 17:2008/01/11(金) 03:33:50 ID:xYN8BzG7
[勘違いなキモチ、本当のキモチ03]

阿丁婦人は私にそう教えてくれると、金に輝く巻毛を掻き上げると
シンプルなブローチが付いたネックレスを見せてくれました。

『136』

それが、コーチから戴いた番号。先輩がコーチの物として管理されるエンゲージの番号……
(欲しい……)
私はそう、思ってしまったのです。
コーチが私達の告白を受け入れていた驚きは、在りません。驚きよりも
自分が夢にまで見ていた事が本当になるかもしれない事の喜びが全身を満たし
涙と、私の身体が潤むのを感じました。

(コーチに気持ちを伝えなくちゃ!……)
最近は特にコーチやエッチに対して歯止めの効かなくなっていた私は
学園内にまだ居るハズのコーチを捜し歩きました。
そんな私を見付け、付いて来た者が居るのにも気付かずに。



「コーチ、とても大事な話があるんです!」
息を弾ませながら、後ろ姿からでもわかる鳩胸コーチに声をかけると、いつものように
「どうした?」と、少し面倒臭そうな返事と、ギラギラした眼を向けてくれます。
「はい、実は……」
その時です。
後ろからコーチにキックをし、まるで私をコーチから守る様に立った後ろ姿。彼でした。
310師弟の絆 18:2008/01/11(金) 03:34:22 ID:xYN8BzG7
[勘違いなキモチ、本当のキモチ04]

「ひろみ、離れて!こんな奴に何の口車を吹き込まれたか知らないが目を覚ますんだ!」
勝手に現れた彼は、いきなりに鳩胸コーチを足蹴にしただけでなく
まだ、コーチに対して暴力を振るおうとしていました。
「止めて!何て事をするの!コーチは貴方に何もしていないじゃない!」
私は彼が私にした様にコーチの前で庇う風に両手を広げて立ち塞がると
彼は一瞬怯み、振り上げた拳を下げていきます。
「……ひろみはコイツに騙されてるんだよ……最初はあんなに嫌っていたじゃないか……」
こちらを見るのが辛いのか、目線を斜めに逸らし、そう呟く彼。
「それはコーチの人柄を知らない私が勝手に思っていただけよ!
それをコーチに暴力を振るうなんて事件になってもおかしく無いのよ?!
……とにかく、今はコーチと大事な打ち合わせが在るの。これ以上邪魔はしないで!」
そう告げながら倒れたコーチを気遣う私の姿に、彼も冷静になったのか
力無い調子で離れて行きました。

「コーチ、大丈夫ですか?申し訳ありません!彼があんな乱暴をする人だなんて私も知らなくて……」
311師弟の絆 19:2008/01/11(金) 03:34:57 ID:xYN8BzG7
[勘違いなキモチ、本当のキモチ05]

そう彼に代わって謝罪する私に、コーチは笑みさえ浮かべて許してくれました。
「何を誤解していたのかは知らないが、お前の知り合いみたいだから許してやろう。
あの暴力男にはちゃんと言っておくんだぞ?後……付き合う友人は選んだ方がいいな」
許しては貰えたものの、彼の所為で告白どころが醜態を曝してしまい
頭が真っ白になっていました。
(最近あまり話さないからってコーチにあんな事をして、私の立場を考えてくれて無いわ!
ああ!鳩胸コーチに嫌われたらどうしよう!)
パニックで土下座をしようとし、コーチに止められたりして、もう目茶苦茶です。
こんな状態の私が言えたのは「明日、大事な話が在るので、お時間宜しいでしょうか?」でした。
「──ああ、いいだろう。明日聞かせて貰おうか」

***

帰宅後、ベットの中で今日の事を思い出していました。
大人なコーチと、後先を考え無い彼。私は彼と、何で恋人同士になったんだろう……
私と彼の関係は、単なるおままごとだったのでは?……
彼に対する否定的な考えが頭の中をグルグルと回りながら、今夜は眠りに落ちて行きました……
312名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 03:47:13 ID:xYN8BzG7
ここまで書きかけ。
MC的に、ヒロイン本人の自覚有りでのエロは蛇足か?とか考えて放置してたみたい。

自分もオンボロ携帯投下なんで、これより長い1レス投下が無理なのと
最近のもちつけ規制やらで連投が難しい等で間にレスが挟まるまで他を見ながら投下してました。
同時並行で車窓の続き的な学園の奴と、二次ファンタジーのと
主人公が酷い奴過ぎて……な奴と、家族MCを携帯で暇な時間にポチポチ打ってマス。
そのうちコレの続きも含め、出来たら落としていきたいなーとか。
313名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 16:08:57 ID:Zrdl6C1l
乙です。
やっぱり携帯なのかー
途中で放棄されてるのか判断つかなくてレスし難いってのもあるんだよね・・・
314名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 00:44:53 ID:UF0YvLgp
乙。実にエロくてたまらんが
コーチが美味しい目を見すぎているので
地獄に落ちろとも思ってしまうぜw
315名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 02:41:52 ID:xFkGCzlx
気付くと一日レス無し。なんかageてみよか。
316名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:26:33 ID:kGV4SGBy
>師弟の絆
GJ
続き待ってます
317未知虹 ◆VmvALhE0hk :2008/01/14(月) 10:41:55 ID:C+oCZqFZ
あたししかいない予感!?
318未知虹 ◆VmvALhE0hk :2008/01/14(月) 10:57:39 ID:C+oCZqFZ

[部活/剣道vsフェンシング]


さて、次は、と。
あー、武道場かー。
正直苦手だ。
どうにも暑苦しいイメージがなぁ。
そう思いながら俺が第一武道場の扉を開けると、
紺の袴を履いたポニーテールの剣道少女と、
白のレオタードを着たハーフっぽい顔立ちの金髪少女が、
にらみ合いながら無言で立っていた。

うわー、空気重いなあ。
俺はそう思いながら二人に挨拶する。
剣道の試合ができるくらいは広い武道場には、
それぞれの剣術に磨きをかけているであろう二人の美少女だけがいた。
俺の声に反応すると、まず剣道少女のほうから口を開いた。
319名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 12:37:32 ID:xPwM7X3S
? 支援した方がいいのか?
320名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 12:38:47 ID:2G4ameNP
2レスで連投規制になることがたまによくあるらしい
321名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 16:04:54 ID:KQB21waz
うわ〜い 未知サンダー!
322名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 21:54:30 ID:fmToybAZ
>>321
日本語でおk

よくあるのかないのかどっちなんだ
323名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 21:55:10 ID:2G4ameNP
>>322
ネタにマジレスにもほどがある
324名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 22:08:07 ID:SiBJyL+l
>>323
まて。
>>322のレス番がおかしい。
325321:2008/01/14(月) 22:19:51 ID:KQB21waz
自分もアレについては突っ込みたかったのでおK

ところでそろそろ12時間放置プレイされてるけど、未知さんどうしたんだろ?
326名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 23:27:54 ID:OTbO9B4m
最近エロパロスレに導入された規制に引っかかったんじゃないかと思われる。

・22行以上ある長文を投下する際、最初の一行目が『空白の改行』だったばあい、AA嵐とみなされて投下スルーされる。
・回避するには、冒頭の一行目を『全角スペース』にする。
327名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 23:28:52 ID:7pY7jHMp
文頭に空行で送信すると書き込めないという
新型ルールに引っ掛かってるのではないかと邪推。
328未知虹 ◆VmvALhE0hk :2008/01/14(月) 23:50:42 ID:C+oCZqFZ
「こんにちは。予算の件でお越しくださった方ですね。
 生徒会から伺っております。
 わたくし、剣道部主将を勤めさせていただいております、
 門倉と申します。」

「……長沼。……フェンシング部の……キャプテン……。」

剣道少女の自己紹介もそこそこにフェンシング少女のほうは早口で名前だけ告げた。
うわー、キャラも対照的かよ。
剣術の二大部活動の仲が宜しくないのは学内でも有名だが、
なんというか、穏便にすまなそうだな。

「ところで予算についてなんですが、」

門倉が唐突に口を開いた。

「第一武道場を利用している部活は私たちの二つのみ。
 与えられる予算額に関わらず折半というのが伝統ですが、
 今回は7:3くらいで剣道部のほうに回していただけないでしょうか。」

タントウチョクニューだなー。
でも、なんで?

「剣道部は隣のフェンシング部に比べそれなりの成績を収めております。
 加えて、これからの新人育成のためにも何かと入用なのです。」

あー、門倉見たいに美人さんの新人育成だったら俺も手伝いたいなー、
なんて鼻の下伸ばしながらトリップしそうだった時に、
長沼がポツリと呟いた。

「……剣道部弱い。…今まで強かっただけで今年はそうでもない・・・。
 フェンシング部、今年、強い……。予算、7:3、こっちの台詞……。」

そういうや否や、ここに入ってきた当初の空気の重さに逆戻り。
あー、険悪なムードって嫌いなんだよねー。
よし、ここは俺がなんとかしてみるか。とか言ってみたりして。
ではトイレに行くふりをしてメガホンの準備をしてきますか。
329未知虹 ◆VmvALhE0hk :2008/01/14(月) 23:52:51 ID:C+oCZqFZ
ガチャ。

廊下に出ても人っ子一人いない。
第一武道場はその性格上騒音がひどくほかの施設から若干離れている。
しかも今日は部活がない日。
予算についての調整のため生徒会から指示があった生徒以外の居残りは禁じられている。
メガホンを準備した俺はもう一度場内に入るため薄くドアを開き、
二人の名前と俺がメガホン越しで喋ることを気にしないように指示した。

『双方が納得のいく決着方法があれば、是が非でも実行する。』

俺はそう二人に向け喋ってから、
同じ剣術同士戦ってみてはどうか、と伝えた。

「面白いですね。剣道とフェンシング。
 東洋剣術と西洋剣術、どちらが強いかそろそろはっきりさせたかったのですよ。」

門倉は静かに竹刀を構え、
目だけが笑っている表情で長沼を思い切りにらみつけた。
もともとが美形なだけあって、正直、コワイ。

「……フェンシングのほうが、……強い………。」

長沼もサーベルを構えると門倉と距離をとり前後にゆっくりとリズムを刻み始めた。
セミロングのブロンドが、彼女の揺らすリズムから半拍ずれてついていくのを面白く眺めていた。

緊張感が半端ではない。
なにより二人ともなぜ面をかぶらないんだ。
コワっ。さっさとメガホンで指示出しちゃおう。

『しかし異種間での試合方法は知らない。そこの男の指示がルールである。』

殺気立っているが、君たちは異なる武道間での試合方法を知っているのか、
と問うと、二人とも無言のまま首を横に振った。
いまだににらみ合った目を外そうとしない。
そうとう仲が悪いんだな。


では、ルールを教えます。お互いの戦力的平均値を一定に保ったうえでの試合とするため、
そうほう下半身を覆っているすべてのものを外した上で今のように構えなおしなさい。
なお、すで試合ははじまっており、より審判である俺を楽しませるような脱ぎかたをしたものに、
若干のポイントを付与する。準備はいいか? よーい、はじめ!
330未知虹 ◆VmvALhE0hk :2008/01/14(月) 23:55:20 ID:C+oCZqFZ
俺は適当にでっち上げたルールを勢いのまま食っちゃべると、
二人の美少女の動きを見ずに入られなかった。

門倉は右手で竹刀を持ちながら、左手だけで器用に袴を脱いでいく。
足袋、ショーツ(やはり白だ)も器用に足から抜き取ると、
へそから下にはみ出てくる上半身の布部分を内側へ折りたたんだ。
こうして門倉は、へそから上の部分には通常の剣道を行う服装をしているが、
へそから下を覆っているものは、若干濃い目の陰毛だけということになった。
脱ぎながらも目は相手をにらみつけ続けており、
右手の竹刀と共に、真剣であればあるほど倒錯的に滑稽である。

翻って長沼はレオタード状であるためか背中のジッパーを下ろすと、
まるで脱皮するかのように背中から体を抜いていった。
その際も、腕は片方ずつ抜き出し、視線と剣先が門倉を捕らえなかった瞬間がないほどであった。
どうやら長沼は一度レオタードを脱ぎきって、
ショーツとソックスを脱いだ後、
さっきの抜け殻に上半身だけ突っ込み腕を通したようだ。
足を通さないままの下半身のレオタード部分は、
これまたへその上、彼女のウエストラインをきれいにつつみこみ、むすばれた。

かくして、下半身すっぽんぽんの東西の剣術を使う女剣士が二人、
お互いの切っ先を寸分を外さないようにしてにらみ合っている。


準備が整ったようですね。
打ち込みも突きも一長一短があるので、
勝敗のつけ方はお互いの剣の柄だけを使うものとする。
加えて、攻撃箇所はお互いの秘部のみに限定する。
あらゆる知識を総動員して先に相手を三回絶頂に連れて行った方を勝者とする。
それでは、門倉は面を、長沼はマスクをつけて位置について。


二人は上半身だけはいつもどおりの戦闘服のまま、
道場中心の試合開始地点まで移動する。
はじめっ!
ほぼ同時に二人の影は床すれすれを這うように相手に近づき、
期せずして、いや、予想通りシックスナインの体制となった。
ただ違うのは、お互いの顔が被り物によって隠れてしまっていることと、
目が、尋常でなく殺気立っていることだ。

門倉より若干小柄な長沼が組み伏せられ、上から竹刀の柄で愛撫を受けていた。
それは道場内に充満する殺気からは想像できないほど優しく甘美なものだった。

門倉の丸出しの秘部が頭上にある長沼は、先制攻撃を下腹部に感じつつも、
サーベルの柄をのばしいじくり始めた。しかし如何せん体格差があるのか、
自分が受けている快感に比べわずかな快感しか送り込めないようでいた。
331未知虹 ◆VmvALhE0hk :2008/01/14(月) 23:58:32 ID:C+oCZqFZ
「んぁ、、、ハァ、、、んんんうううぅぅっぅぅぅ!!」

見た感じどおりの形勢のまま、長沼がはじめに軽くイカされた。
このままだとリーチまですぐだな、と思っていた矢先に同じような喘ぎ声が聞こえてきた。
門倉が「あと一回。」と呟いたようなきがしたので、
圧倒的に過ぎるのはやはり面白くない。
しかも、技術というより体格差ではなんともつまらない。

『リーチになったら今までの快感が十倍になり、下半身が意思に反して快感を貪ろうとする。』

メガホンを使うとすぐに、いままで長沼から逃げるように動いていた門倉の尻が、
ゆっくりとくねりながら降りてきて、長沼のマスクに着地した。
そしてそのまま前後左右、回転有働にひねりを加えたような腰の動きで、
長沼がほぼ何もせぬまま、門倉が一回目の絶頂を迎えた。
おかげで長沼のマスクは門倉の愛液でぐしょぐしょになっている。

さっきマスクでもう一言付け足したとおりに、長沼の手が動き出した。
長沼は今まで責めていた門倉の秘部から手を引き、そのすぐ上にあるもうひとつの穴に
柄を、突き刺した。

「ぁぁぁぁぁぁっぁぁあああああ、、、っっっっ!!!」

ちなみに俺がつけたもう一言とは、

『相手の弱点を狙うのがセオリー。門倉の弱点は肛門……、』

指示通り長沼はすぐに動いたわけだ。
ほかの施設から距離があるとはいえ、一歩外に出ると日常風景が展開している。
すりガラスから射す日の光は、
道場の中心で絡まりあう二人の美少女に届くくらい、傾いてきた。

お互いがリーチになったところで、長沼の腰も勝手に動き始めた。
だが、はじめのマウントポジションとは反対に、
下にいるため率先して自分から擦り付けるようにはならないらしい。
この点で、門倉より長沼のほうが有利だ。
門倉の腰は狂ったようにフェンシングマスクを汚し続け、
その快感に流されまいと、彼女自身の攻めの手も烈しくなっていった。
また門倉の腰の動きは自身だけを責めているわけではなかった。

『……、で、長沼の弱点はその被っているマスクだ。』

冗談のつもりだったんだが、門倉の腰の動きが烈しくなるにつれ、
長沼の体がビクッビクッと動く。おそらく、目の前で門倉の秘部が自身の弱点であるマスクを
責めている、と脳が判断し、快感が発生しているのだろう。
332未知虹 ◆VmvALhE0hk :2008/01/15(火) 00:03:50 ID:5zTQ9voT
床に仰向けになっている長沼の金髪は、もう門倉の愛液でぐちょぐちょになっている。
門倉の少し濃い目の陰毛の何本かも、マスクの隙間に刺さっているのがこちらからも見て取れる。

仰向けになった長沼の股間を狂ったように攻め立てる門倉の竹刀もぐっしょりとなっている。
卑猥な動きをやめようとしない臀部には、本来出すためだけの穴にサーベルが突き刺さったまま、
見るものに淫靡な尻尾をイメージさせる。

そろそろ二人の呼吸が速くなってきた。
でも、勝負をけしかけといてなんだけど、勝敗が付くのもなんかつまらないな。
そんなことを俺は考えながら、手慰みにメガホンをいじくっていた。

「「ン、あっあっあっあっあっあぅっぅぅぅぅぅぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっっっっっっ・・・・・・!!」」

ほとんど同時か?
さっき審判と名乗っておきながら、あやふやな判定しかできそうもなかった。
すると、門倉が体勢を前後入れ替えて、長沼の面を脱がせた。
長沼も門倉の面を脱がせ、面だけでなく上半身に残った衣服まで脱がせあい始めた。

ドローか。
俺は二人が行く直前に戯れでメガホンで喋った内容を思い出した。

『もし、二人同時に絶頂に達してしまった場合、
 勝敗は引き分けとし、なおかつ、お互いがお互いを最高の好敵手と認め合うこと。
 つまり、今まで以上に好意と敬意と愛情を持つこと。
 まるで恋人同士のようにつきあい、更なる快感を与え合うこと。』

瓢箪からコマが出た。
さっきまで二人が“戦っていた”場所で、
今度は同じ二人が“愛し合っている”んだから、まったく。
でも、仲良くなれたみたいだから結果オーライ、かな?

「……長沼さん、今まできつくあたってごめんなさい。チュ。
 私のすべてをかけてあなたと試合して、私、あなたのことが好きみたいだわ、チュ。」

「………私も、門倉のこと…………ス、キ…………ちゅ。」

上半身まで何も身につけない状態になった二人は、
横になり、抱きしめあいながら、口付けを繰り返していた。
抱きしめているほうの手では、相手の髪をなでたり、胸に触れたりし、
もう片方の手ではお互いに、さっきよりも優しく、
それでいて的確に快感のポイント刺戟しあう形で、秘部を愛し合っていた。

俺は二人にメガホンを向け、今日の記憶の異常性を封印し、なおかつ他言無用を指示した。
けれど、二人の仲がよくなったのはそのままにしておく。
あと一時間したら“愛し合う”のも切り上げるようにも指示したのち、
俺は武道場内のすべての鍵を再度チェックし、
唯一の出入り口である入ってきたドアへと向かった。



fin.
333未知虹 ◆VmvALhE0hk :2008/01/15(火) 00:05:16 ID:5zTQ9voT
新型ルールとは露知らず規制されまくりんぐ。
教えてくれた方どもどもです。
それではあたしは寝ます。おやすみなさい。
334名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 00:10:49 ID:qCT4TBvU
きたー!
お疲れサース!
連投限界とか規制とかの情報が書かれてると、こういう時に良いですね。
335名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 02:15:20 ID:T59KwTpI
下半身だけ裸でスポーツ超ツボです(;´Д`)ハァハァ
アナルが弱点はそのままでいてほすい
336名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 03:01:32 ID:qCT4TBvU
やっぱり、シチュ自体に『MCならでは!』なのは良いなぁー
設定はMCだけど、エロ自体は普通・・・より破壊力でかいです。
337名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 15:41:28 ID:Ix+6Jg2s
MCで性奴隷化とか、調教ものと何も変わんないよね。
やっぱり主人公がセクロスしてウハウハより、
ありえないようなエロシチュエーションを実現する方が(;´Д`)ハァハァする
338名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 18:49:44 ID:YxkbcXxk
GJですよ!
339名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 20:35:34 ID:h/2ywR+F
しかし、ここんとこ誤認シチュばっかりだからたまには洗脳シチュや発情シチュや操りシチュも読みたい
誤認でセックスしないシチュを好む奴ばかりじゃないってこともお忘れなく
340名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 21:40:28 ID:nOYzo+sS
「剣道とフェンシング」だけ見て両方男かと思ったw
341名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 03:16:14 ID:pj1cXHj1
>>340
安永航一郎の読みすぎw
342名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 21:24:30 ID:8Jbr+Kaz
ヌードフェンシングかwww
343名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 23:46:35 ID:uocYX48/
投下まだー?
344名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 03:02:12 ID:3KAeZFvt
>>339
you書いちゃいなよ
345名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 16:36:48 ID:2JQsgXEJ
投下止まっちゃったね
346名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 17:53:44 ID:DDu9a6sr
催眠系のエロゲがイパーイ出るから、みんなそっちが気になってソワソワ・・・と予想。
347名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 18:08:06 ID:ABJVOg6N
一生懸命買いても>>339みたいなレスついたらそりゃヤル気なるわさ
348名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 19:43:31 ID:02WjDP+h
つまり誤認スキー達がなにくそとヤル気になって
今はバリバリ書いてるとこってことかwktk
349名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 22:05:22 ID:NpTBpPms
>>347

>>339>>337に対するレスじゃないのか
350名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 05:05:58 ID:974gH42i
普通に読めばそれはないだろ
>>339
エロパロ版は作者と読者とが固定されてるわけじゃないんだから
読みたい話があるなら自分が作者になって書けばいいだけの話
351名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 12:15:59 ID:jYv36+1k
あれだ、自分の趣味を語るのはいいけど、それを
352名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 12:20:35 ID:jYv36+1k
途中投稿orz
それを注文みたいに作者に押し付けたらダメ
優しくて実力のある作者は、問題なく書けるかもしれんが、これから投稿しようと思ってる人には、少し難しいと思ふ
353名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:10:37 ID:12zS8cL2
>>352

>>339は作者に押し付けてる文章には見えないけどなあ
「〜が読みたい」っていう文章は作者に対する押し付けってこと?
354名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 13:12:38 ID:Ye0EAtOH
重圧にはなるだろうな
355名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 03:20:55 ID:gDMoiVQl
>>353
おれも押し付けるようには見えないけどね
ただ投下後の上から目線だし
どう読んでも最近投下されてるのは気に食わないって言ってるんだから
じゃあお前書けよ、とは思うが
356名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 03:34:06 ID:WaR8Lqhc
書く前から注文つけられるようじゃ、
書いてもあれは違うこれはこうと注文されそうだしな。
しかも善意のつもりで
357名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 05:12:42 ID:AqnuPhT3
発情系が最近ないので発情系を切に希望!
ワッフルワッフル!
ならいいのかなあ?
358名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 05:38:23 ID:+4i9eMAm
だまって待ってて、好みの作品が投下されたらすごく褒める、
ぐらいで充分じゃね?
359名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 21:14:24 ID:ithsmqFg
>>358
むしろ、自分で書く。
それがエロパロ魂…!
360小ネタ:2008/01/26(土) 03:16:26 ID:cEeNlr2R
さっき古道具屋で買ったこの魔法の水晶玉、店主曰わく、見つめていると催眠術にかかる代物だそうだ。やたらと胡散臭いが
見てたら頭がぼうっとしてきたから多分本物だ。うん、本物に違いない。でなけりゃ散っていった諭吉さんが浮かばれん。
「ただいま〜!お兄ちゃん帰ってるの〜?」
お、丁度いいところに妹の雪が帰ってきた。高校生にもなって未だに俺に懐いているなかなか可愛いヤツだ。兄としてはそろそろ
男友達の一人も連れてきてほしいと思っているのだが今のところその様子もないのでちょっと不安だが。
『雪が欲しければ俺を倒して奪い取るがいい!』と相手の男に叫ぶという夢が叶うのはいつになることやら。
「おかえり。ところでこれを見てくれ。こいつをどう思う?」
「わあ、水晶玉だね〜?これどうし…た……の…」
雪の目が虚ろになっていった。腕はだらりと垂れ下がり、鞄が床に落ちる。試しに頭を撫でてみたが反応はない。
ふむ、どうやら本物らしい。ならば次だ。催眠術というのを試してみよう。店主曰わく水晶玉を見せている間に言葉を掛ければ
それが暗示となり、水晶玉を隠せば催眠状態は解けるらしい。
361小ネタ:2008/01/26(土) 03:18:04 ID:cEeNlr2R
「雪、今から俺が言うことには正直に答えること。いいな?」
「はい…」
本当にかかってるみたいだ。もし本当に催眠術にかかってるなら、普段のコイツが答えなさそうなことも答えるはず。
そうだ、お袋が言うには、前に俺が貸したCDをコイツは割ってしまったらしい。よし、自白させてみるか。
「雪、俺に隠してることあるだろ」
「はい…」
「なんだ?正直に、全部言ってみろ」
これが答えられたら本物だ。俺が知らないことも答えたら尚良し。
「お兄ちゃんが好き…」
はい?今なんと?
「小さい頃からお兄ちゃんが好き…お兄ちゃんに私の初めてを」
「待て!」
ゼンマイの切れた人形のようにそのままピタリと止まった。
落ち着け、落ち着け俺。聞き間違いか勘違いかもしれん。よし。
「…続けて」
「…私の初めてを奪ってほしい…毎晩お兄ちゃんに抱かれること想像してオナニーしてるの…お兄ちゃんがお風呂に入る時に
脱いだパンツの匂い嗅ぎながらオナニーしてるの…お兄ちゃんがオナニーした夜はお兄ちゃんの部屋のゴミ箱のティッシュを」
うわああああぁぁぁぁぁ!!

…気がつくと俺は涙を流しながら裸足のまま街を疾走していた。
362名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 03:23:38 ID:cEeNlr2R
>>359の言葉に従い、自分で書いてみた

エロ無しのギャグですまん
363名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 07:35:17 ID:vBOdfUnn
>>360
催眠だけど和姦か
短くてエロないがGJじゃないか
できれば続きを希望
364名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 07:37:07 ID:zrdFY1Ee
ワロタ
365小ネタの続き 1/6:2008/01/28(月) 03:01:18 ID:QyeR9PJe
結構な距離を全力疾走してしまったせいか、足が痛い。主に裏が。
靴を調達したいところだが流石にあの状況だ、財布など持ってくる余裕など当然ない。今持ってるのはこの水晶玉だけだ。
…水晶玉?そうだ、これを使ってお願いすりゃいいんじゃないか。道行く人の靴を奪うのは流石に気がひけるが誰かの家で頼むなら
ありだろう。適当な家を探そうとしたその時。
「あれ?アキラじゃん。何してんの?ってなんで裸足なのよ?」
げ。嫌な奴に会った。コイツは夏海。結構美人でスタイルもいいが、反面かなり暴力的な女だ。挨拶代わりに殴る蹴るは日常茶飯、
最近は飛び蹴りなんかも使うようになった。おかげで毎日どこかが痛い。傷や打撲にならないのが不思議なくらいだ。
普段なら間違いなく会いたくない奴だが状況が状況だ。水晶玉を…
「事情は知らないけど、靴貸そうか?兄貴のなら入ると思うし」
あれ?まだ水晶玉使ってないよ?
「ついてきて。私の家この近くだから。」
「あ、ああ…」
怪しい。怪し過ぎる。普段のコイツならこんなに親切じゃない。だがここで何か言おうものなら間違いなく蹴りが飛んでくる。
俺はおとなしくついていくことにした。
366小ネタの続き 2/6:2008/01/28(月) 03:02:53 ID:QyeR9PJe
「ここよ。さ、上がってって。お茶ぐらいなら出すよ」
これはチャンスだ。実はここに来るまでの間考えていた。今日こそ日頃の復讐をする絶好の機会ではないか、と。
今までならまず不可能だったろうが今の俺には水晶玉がある。…大丈夫、大丈夫だ、俺はできる子だ。

部屋に上がらせてもらい、小一時間世間話に興じていたが、そろそろ行動に移すとしよう。俺は水晶玉を夏海の目の前に持っていった。
「夏海、これを見てくれないか」
「水晶?…あれ……な…に…」
雪の時と同じように虚ろな目になり、手がだらりと垂れ下がる。試しに頬をぺしぺし叩いてみたが、反応はない。
「夏海、聞こえるか?」
「はい…」
「今日一日俺の命令には絶対服従すること。但し服従するのは体だけで意識はそのままだ。わかったか?」
「はい…」
水晶玉を夏海の視界から外して床に置くと、夏海の目に光が戻ってきた。
「夏海?」
「……ん…あ、ごめん、なんかボーっとしてた。何?」
「夏海、命令だ。ゆっくりと服を脱げ」
「は…?突然何の冗談…え?なんで手が勝手に!?」
成功だ。驚いた表情はそのままに、夏海の体は命令通りゆっくりと服を脱ぎ始めた。
367小ネタの続き 3/6:2008/01/28(月) 03:04:50 ID:QyeR9PJe
セーターを脱ぎ、ブラウスのボタンを外して前を開くと、大きく形の良い胸が露わになった。手は続けてブラジャーを外そうと背中に回る。
「待て。下着はそのまま。」
夏海の体はブラジャーから手を離して立ち上がり、今度はジーンズに手をかける。因みに夏海の顔は先程までの表情のまま
硬直している。ちょっと面白い。
やがて下着姿になった夏海は…俺に掴みかかってきた。マズい、命令が終わったから自由になったのか!?
「ちょっとアキラ!あんた一体…」
「気をつけ!」
夏海の体が直立不動で静止する。やれやれ。…ふむ、こうして見ると夏海はやはりいい体をしている。では次に進もうか。
「ゆっくり下着も取って全裸になれ。脱いだらまた気をつけ、だ」
夏海の手がホックを外しブラジャーを取ると、圧力から解放された乳房がまろび出、同時に可愛らしい乳首が目に飛び込んでくる。
毎日顔を合わせいる子の何も着けていない胸を拝むという、どこか非現実的な気さえするこの状況に俺の股間は既に興奮状態だった。
そんな俺に構わず手はパンツに掛かり、ゆっくりと下がっていく。徐々に見える面積を増やしていく薄めの陰毛がやけに扇情的だ。
368小ネタの続き 4/6:2008/01/28(月) 03:07:40 ID:QyeR9PJe
「で、次はどうする気よ」
全裸で直立不動の夏海が、怒りか羞恥か顔はおろか首筋まで真っ赤にして俺を睨んでいる。
「そうだな…オナニーショーでも見せてもらおうか」
「な…!」
表面上、俺は冷静に振る舞ってはいるが股間の興奮は俺の理性を確実に狂わせていた。でなければこんな命令はしない。…多分。
「やったことない、ってことはないだろ?ベッドに座って、いつもやってるようにやってくれ」
「いつもって程してるわけじゃ…」
言葉とは裏腹に、体はベッドに向かう。ベッドに腰掛けそのままごろりと横になると手を足の間に滑り込ませた。所謂胎児のポーズだが
手が動き出した今、その様相は胎児とは程遠い。
「…ん……」
行為に没頭してきたのか、程なく夏海の呼吸に艶が混じり始めた。
「ねぇ…いつまで続ければいいの…?」
「無論、イクまで。ところで夏海、よく見えないから仰向けになって足を開いてくれ」
「……後で絶対殺す」
俺を睨みながらも仰向けになり、足はゆっくりと開かれていく。そして夏海の秘部とご対面。割れ目と呼ぶには未成熟だが、
スジと呼ぶには憚られるそれは湿り気を帯び、得も言われぬ淫靡さを醸し出していた。
369小ネタの続き 5/6:2008/01/28(月) 03:10:59 ID:QyeR9PJe
暫くはじっくり眺めるだけだったが、その内に知的好奇心が湧き上がってきた。そして気が付けば
「やぁっ、やめてぇ!」
…指を挿れていた。
じっとりと濡れていた中は暖かく、そして侵入者を阻むかの如く締め付ける。
「ねぇ…お願いだから抜いてよぉ…私、まだなんだからぁ…」
確かに指で処女喪失は流石にやりすぎだ。なので、深く入らないように注意して前後に動かすことにした。
「ひ!や!あ!あぁ!」
先程まで吐息混じりだった夏海の声が甲高くなり、動かす度に声を張り上げる。
「ん…!もう…動かさ…ないで…!」
そろそろ限界が近いのかもしれない。ふと、何故かこの状況で、一つの疑問が頭をよぎった。
「夏海、いつもオナニーしてる時は何を想像してるんだ?」
「ん…!はぁ…言えるわけないでしょ……ん!」
だろうな。ならば命令だ。
「言え」
「ア…アキラ…」
え?
「アキラとキスしたり、触られたり、エッチすることを、想像してるの、アキラと一緒に、気持ち良くなる、想像してるのぉ!
やぁっ!もう、もうダメェ!」
指がキュッと締め付けられる。どうやらイッたようだ。だが俺の心中はそれどころではない。
370小ネタの続き 6/6:2008/01/28(月) 03:14:29 ID:QyeR9PJe
事が終わって夏海はぐったりとし、そして一方俺は暫しの間呆然としていた。
「…最悪」
我に帰って声の方を見ると、夏海が体を起こしていた。ヤバい、キレてる。殺される。命令しようにも恐怖のあまり声が出ない。
夏海はゆっくりと近付いてきた。そして俺の顔を両側から押さえ…
「ん…」
キスをした。
「…最悪だけど…告白は告白だから…返事、考えておいてね」
「あ、ああ…」
混乱しきった俺の頭ではそう答えることしか出来なかった。
その直後、「今まともにアキラの顔見られないから」と俺は家を追い出されてしまった。
…あ。靴借りるの忘れてた。

翌朝会った夏海は、至って平然として、いつもと変わらない様子だった。だが、この日を境に暴力はなくなった。
後日理由を聞いてみたところ、「もう必要なくなったから」という返事が返ってきたのだった。
371362:2008/01/28(月) 03:15:40 ID:QyeR9PJe
続きを希望されたので書いてみた

要望に応えられたかどうかはわからないけれど
372名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 05:52:32 ID:8JKl4AJ0
GJ!
できれば妹を・・
373名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 05:58:10 ID:h/duD68i
GOOD!
意識はそのまま体だけ……
というのが俺のツボにクリティカル!
続きに期待してます。
374名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 08:35:50 ID:bBBqkvcR
>>371
なにコレ、凄く良かったんですけど

こんなに整ったSS見たの久しぶりだ
シチュもかなり良かった
超GJ!
375名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 15:47:05 ID:HDlOOo48
GJ
小ネタが名作にw
376 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/29(火) 00:20:03 ID:3Zf0ThHe
>>243の続きを現在推敲中...
超能力でのバトルが混じってしまいましたが気にする人います?
MC?勿論ありますよ
377名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 01:46:32 ID:q7t/WtWL
>>376
大歓迎ですよ
期待して待ってますよお
ひょっとして投下は明日だった?
378名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 01:27:26 ID:mTHDtRYA
>>376
期待
379 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 22:05:12 ID:1O4tzlv5
>>243の続きです
いろいろ直してるうちにどんどん長くなってしまったorz
とりあえずしばらくの間お付き合いください
380lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 22:09:21 ID:1O4tzlv5
俺はある日、人生の半分以上を奪われた。理由は余りにも“美味しかった”から。まだ十七だというのに酷い話だ。
寿命と引き換えに俺が手に入れたのは魔法のような力。対象を自在に支配することができる力だ。
俺は早速この力で生意気な姉を、忠実な僕へと生まれ変わらせた。人生何事も前向きに生きていかなければな。
俺は更に僕を増やすべく高校へやってきた。やってきたとは言っても、普段通りに登校してきただけだ。
何処にでもある普通の高校。特徴は水泳の授業があるくらいか。
「お〜す黒月」
「おはよう岡」
教室に入って友人と挨拶を交わした。こいつとは小学校からの長い付き合いだ。
普段と変わらぬ何気ないやりとりもなぜか感動的だ。
「なぁ岡よ。生きてるって素晴らしいな」
「・・・・保健室行くか?」
「ふっ、お前はまだまだ青いな」
「重症だな。おっと、来やがった」
ガラガラと扉を開ける音をたてて担任が入ってきた。岡の言うとおり普段よりお早い登場だ。
クラスメイト達が面倒くさそうに席に着こうと動き始める。
「珍しく遅刻なしか。ちょうどいい、突然だがなんと転校生がやってまいりました」
なぜかいつもよりやる気が感じられるのはそのせいか。
それにしても二年で転校してくるとは変わったやつだ。ガチホモ超能力者じゃなきゃいいが・・・・
「喜べ野郎共!!転校生は女の子ですよ!!」
飢えた男子から「ウォー!!」と歓声が上がる。
「では入って来てくれ」
呼び掛けに答えるようにコツコツと足音を鳴らし、髪を靡かせながら女子が教室に入ってきた。彼女の登場で、教室の中からざわめきが消えた。
転校生が教卓を前にして止まってこちらを向く。背は女子の平均ほどで、縁無しの眼鏡をかけている。胸は・・・・普通?
「水乃星天子(みなほし てんこ)です」
教室に澄んだ女の声が響く。大きい声ではないが、教室の端の席の生徒も聞き逃すことはなかっただろう。
「どうぞよろしぐうっ!!!」
深くお辞儀をしたせいで教卓に頭をぶつけた。かなり痛そう。
(・・・・ドジっ娘系?)
教室に和やかな空気が満ちる。
「んまー、仲良くしてやってくれ。水乃星は館谷の後ろの席に座ってくれ」
「はい先生」
381lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 22:13:53 ID:1O4tzlv5
水乃星が自分の席に向かう途中、ふと彼女と目があった。だが俺はレンズを通してその目に全てを見透かされているような気がして、すぐに目をそらしてしまった。
「ほら、さっさと授業の準備をしろ。一時間目は俺の古典だぞ」
教室全体からブーイングの嵐が巻き起こる。俺だって朝から古典は嫌だ。
ドジっ娘かと思われた水乃星は意外にも勉強ができたらしく、午前中の授業を難なくこなしていった。
昼休みには女子の中に溶け込んで昼食をとり、水乃星自身の話で会話も弾んでいるようだった。
俺は岡を含めた数人の男子と昼食をとった。
「あの転校生さ・・・・」
「ん?」
「・・・・俺に惚れてる」
「はぁ?」
一体何を言い出すのか。
「今だってチラチラこっち見てるぜ」
自意識過剰にもほどがある。こいつが将来犯罪者にならないか心配だ。
俺も女子の一団からの水乃星の視線に気付いてはいたが、どうにも岡を見ているようには思えない。
調子にのった岡が周りの男子からオカズを奪われている。せっかくなので俺も玉子焼きを頂戴した。
容姿も良く割りと親しみやすい性格だったことが影響したのか、水乃星は転校当日から男子と女子の両方から人気を勝ち取ったのだ。
結局、この日の教室は全授業終了まで水乃星を中心に回っていた。
放課後、俺は本来の目的の為に行動を開始した。女を支配して僕を増やすためだ。候補は一応考えてきてある。
おしとやかなお嬢様系の館谷春菜。ロリ巨乳の結崎理央。
どちらも捨てがたい、だが一人ずつ堕としていくのが確実だろうと考えた俺は、まず結崎を手中に納めることに決めた。やはり胸は重要だろう。
今は彼女は帰り支度をしている。部活には入っていないはず、だからそのまま家に帰宅するはずだ。その途中で彼女を────
「黒月君」
後ろから呼び止められたことで思考が中断させられた。
振り返ると水乃星がニッコリと微笑みながら立っていた。俺は彼女のこの笑顔がなぜか好きになれない。
「ちょっといいかな?話があるんだけど」
「すまん、今から用事があるんだ。別のやつに聞いてもらってくれ」
これから結崎を洗脳するとは言えるはずもない。
382lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 22:17:06 ID:1O4tzlv5
「でもさ・・・・」
「ん?」
「結崎さん帰っちゃったよ?」
視線の先をもとに戻すと、ついさっきまで鞄に道具を詰めていた結崎が消えていた。
目を離した隙に帰ってしまったのだろうか。彼女もそれほど暇ではないのかもしれない。
ここで俺はあることに気付いた。
(なんで結崎に用があることに気付いたんだ?)
それはまるで人が変わったかのような変化だった。目は睨むような鋭さに、声は聞くだけで相手を凍てつかせるようなものになる。
「この後すぐに屋上に来なさい」
先程までの彼女からは考えられないような冷たい命令口調でそう言うと、水乃星が足早に教室から出ていった。
今の彼女の変化を他のやつが見ても信じられないだろう。それほど凄まじい変化だったのだ。
俺は少し悩んでから、彼女の待つ屋上に向かうことに決めた。彼女の挑発に乗ったのだ。
これからの俺の邪魔になるならば、先に堕とすことも必要になるかもしれない。
俺は屋上へと続く階段を上り、入り口の扉の前にやってきた。
今の時間帯に屋上にやって来るやつは皆無。入れば最期、水乃星と二人きりだ。
俺は恐怖と興奮で震える手を抑えながらゆっくりとドアノブをひねった。軋んだ音を立てて扉が開いていく。
扉の向こうで、水乃星が屋上の真ん中辺りにポツンと立っていた。人も、小鳥も、風すらも寄せ付けないような、そんな雰囲気が彼女から感じられる。
「来ましたね、黒月清水」
もはや教室にいた彼女の面影はない。こっちのほうが本来の彼女なのだろう。俺が彼女の笑顔が好きになれない理由はこれかもしれない。
俺の後で扉が大きな音を立てて閉まった。
「で、お前何者?」

水乃星が黙って眼鏡を外した。
レンズの向こうから現れたのは青色の瞳。見るだけで吸い込まれそうな深い青だ。
「私は人間でいう天使です」
「天使?天使って・・・・まぁ悪魔がいれば天使もいるか」
俺はすっかりあの悪魔の仲間かと思っていたので心底驚いた。彼女の雰囲気が敵意に満ちていたからだ。
「で、何のようだ?俺を救いにでも─────」
喋っている俺の横を何かが通り過ぎた。不意を突かれた俺は、それが何か確認出来なかった。
次の瞬間、突然後ろの屋上の入り口が崩れ落ちた。凄まじい轟音とともに砂ぼこりが舞い上がる。
383lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 22:24:24 ID:1O4tzlv5
「私はあなたを始末しにきました」
「え゙?お前天使なんじゃないの!?」
天使が俺を殺しに?意味が分からない。日頃の行いは悪くないし、ポイ捨てはしない主義だ。
だが後ろの崩れたコンクリートがそれが真実だと語りかけてくる。
「一等悪魔のノルンから異能力の譲渡を受けましたね」
あー、だろうな。確かに悪魔だもんな、あいつは。
「いや、貰ったっていうか・・・・・盗られたっていうか・・・・食われたっていうか・・・・」
俺だって寿命を盗られたのだから被害者だ。これから健気に生きていこうとしていたのに。俺が何か悪いことしたか?
「ん?そういえばあいつノルンて名前だったのか」
「偽名です。真名は神族の命ですから」
そういえば神の名前を知ったやつが全能になる、とかいう話がエジプトか何処かであった気がする。
「神族ってのも大変なんだな。勉強になります」
「あなた以外に冷静ですね。私に勝てるとでも?」
「やって見なけりゃ分からないさ」
俺は言いながら左手から黒い光を放った。受けたものを強制的に支配する俺の力の源だ。ノルンには効果がなかったが、何発も直撃させれば効くかもしれない。
彼女は棒立ちで回避する動きを見せない。
「人間ごときが生意気です」
光が彼女に直撃する直前に、何かに飲み込まれて消えた。
いつの間にか、水乃星の周りに透き通った何かが不規則に形を変えながら浮いている。
「水か?」
「私の力は魔力を水に変換して操ることです。先程の攻撃は水を高圧にして噴射したものです」
コンクリートが粉々になったのだ、直撃した時のことなど考えたくもない。
「今のはこけおどしですか?」
「どうかな」
彼女の周りの水が、俺の支配を受けて主を飲み込もうと激流となって襲う。
「ほう」
しかし主に逆らった水の獣は彼女に触れる直前、白い光になって消えてしまう。
「私の魔力です。消せはしないとでも?」
あの水は水乃星の魔力の塊。出し入れも自由自在なのは当然か。
しかし奪った武器が消されるのは厄介だな。
俺は直ぐに次の一手へと動いた。先手必勝、彼女が本気になる前なら勝機はある。
俺は空中に数個の鏡を放り投げた。勿論俺の力を受けた僕だ。
俺は空中で不規則な軌道を描く鏡達に光を数発放つ。
384lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 22:28:42 ID:1O4tzlv5
光が鏡の上を跳ねるように動いて、それぞれ別々の方向から水乃星を襲う。
対する水乃星が胸の前で両手をパン!!と打ち鳴した。すると彼女の周りに球状に水のベールが現れ、全方位から向かってくる光を全て飲み込む。
水乃星がもう一度手を叩くと、俺の奥の手を喰らった水が白い光になって消えた。
「攻防一体ってやつか」
「終わりですか?ならこちらもいきますよ?」
まだ手はなくはない。だが絶対に悟られてはならない。
水乃星が俺に掌を向けた。彼女の真上に、小さな家なら沈めることができそうなほどの凄まじい量の水が発生する。
「マジかよ・・・・!!」
「死になさい」
放たれた水は滝のような勢いで俺を飲み込んだ。圧倒的な力を持って俺を瓦礫に叩きつける。
息が詰まり、肺から空気が押し出され意識が遠のいていく。俺は気力を振り絞って必死で意識を繋ぎ止めた。
俺はこの状況から脱出するために光を放って水を支配する。
俺は水を体から引き剥がし、空中に留める。大きく息をして空気を取り込んだ。
「おらあああああああああ!!!!!!」
俺は奪った大量の水で龍を象って水乃星に向けて力一杯放った。
「奪うしか能がない、本当に罪深い力ですね」
渾身の一撃が彼女を食らいつく寸前で消えていく。だがこれは決して無駄な攻撃ではない。
「まだだ・・・・」
無表情だった水乃星の目が大きく開かれた。
俺が創りだした水の龍は、頭から尻尾まで全て白い光となって消えてしまった。しかしその光の中から一回り小さな龍が現れ、そのまま彼女を喰らおうと牙を剥く。
(なっ!!消えな─────!!)
自分の水は全て消したはず、なのに未だに水が残っているのは何故?その一瞬の疑問が彼女の防御を遅らせた。
「知ってるか」
彼女の僕であるはずの水が水乃星を飲み込む。能力の発動が遅れた彼女には逃れる術はない。
猛獣と化した水が渦を巻き、即座に彼女の体のに自由を奪う。
「うちの高校にはプールがあるんだぜ」
おそらく水乃星が消せるのは“魔力を変換して創った水”ならば現実に存在する水を支配すればいい。
消えない水の正体は学校プールの水だ。俺は鏡を使った攻撃のとき、プールの水に光を当てたのだ。
あとは彼女の水に紛れ込ませて攻撃する。プール一杯もあれば、彼女を飲み込むことなど容易い。
渦の中で水乃星が酸素を求めて外へ出ようと、人間と同じように水の中で激しくもがいている。
385lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 22:42:50 ID:1O4tzlv5
「天使も溺れるのか?」
『こんなもの!!』
彼女が激流の中で体制を立て直してこちらを睨みながら言った。だがこれも想定内だ。
「それならこれは?」
俺は水の牢獄に力を込めた。やつが再び動き出す前に完全に止めを刺す。
吐き出す息が白く染まり、周囲に白い靄が発生する。これらは急激な温度の変化によるものだ。
「水は熱が下がると運動するためのエネルギーが無くなり、分子同士が結び付いて固まる」
俺の意思に従って、水が流れを弱めながらパキパキと音を立てて高質化していく。
彼女が抵抗しているのか水龍の腹が歪んで崩れ始めるが、気付くのが遅すぎた。
変化が水龍の端まで行き渡った時、そこに出来上がったのは彼女の力を受けない“氷の牢獄”。
「チェックメイトだ」
学校の屋上という空間に座り込み、太陽の光を反射して芸術的にも見えるオブジェは強烈な違和感を放っている。なかに人がいれば尚更だ。
俺は最後の仕上げにと氷に光を放った。黒い光は氷の中で乱反射し、氷の龍を黒く染めていく。あっというまに水乃星を闇の中に包み込まれ見えなくなる。
それはさながら黒い柱のようだ。
水乃星はこの中で凝縮された俺の力を全身に受けている。これならばたとえ神族でも完全に支配する自信がある。
「我ながら素晴らしい出来だな。記念に写メを・・・・」
俺は一週間前に機種変したばかりの携帯を取り出してカメラを起動した。漆黒の氷の龍、待ち受けに丁度いい。
静かな屋上にシャッター音が響く。
「うん、いいセンスだ。もう一枚・・・・ん?」
俺が二枚の写真を撮ろうと携帯を龍に向けていると、ピキピキと何かにヒビが入る音が無音の屋上に響いた。
俺は携帯の画面から音の正体が龍に亀裂が入ったことだということに気付いた。
俺は冷静に携帯を上着の内ポケットにしまった。龍の崩壊は俺の支配が完了した証でもあるからだ。
全体に走る亀裂のせいで自重に耐えきれなくなった龍が崩れていく。
龍の腹の中から水乃星が氷の破片とともにドサリと地面に落ちた。
「がほっ!げほっ!」水乃星が咳き込みながらゆっくりと立ち上がる。
「まだ意識があるのか。タフだな」
「この・・・・人間がああああああああ!!!!」
水乃星の周囲に再び水が展開する。まだ彼女に敵意が残っていることに驚いたが、俺には勝利への確信があった。
「答えろ!!俺は誰だ!!」
俺の質問に合わせて水が新たな主の意思を受けて消える。
386lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 22:47:31 ID:1O4tzlv5
俺は思わずほくそ笑んだ。
「く・・・・あっ、私のっ・・・・ごっ、主人様で・・・・くそっ!!」
彼女の心がゆっくりと俺へと傾いてくる。
俺は水乃星へと歩を進めた。
「お前の使命は!!」
「あなたの為に生き、あなたの為に死ぬことで・・・・・ぐ、来るなああああああ!!!!」
水乃星が半狂乱になって叫ぶ。
何者も俺の力から逃れることは不可能。抵抗など無意味。
俺は水乃星のすぐ前で近付くのをやめる。
「お前は俺が好きで好きでたまらない!!身体中を愛して欲しくてたまらない。!!」
俺の言葉は世界、命、運命、そして自分の意志そのもの。
「嫌だ!!それ以上は・・・・!!」
彼女が頭を抱えてしゃがみこむ。
焼けるような欲望の灼熱が、俺という存在への渇きが彼女を内側から壊していく。
俺の支配はまだ完全ではない、しかし俺の力は彼女の中に深く根をはっている。
俺は暴れる彼女を優しく抱き締めた。泣き叫んでいた彼女の動きがピタリと止まる。
彼女の腕がだらりと下がり、身体中から力が抜けていることが分かる。
「がっ、あぁ・・・・」
彼女の心の渇きが消えていく。
その抱擁が彼女に与えたのは最高の幸福。人生の幸せを全て凝縮したとしても、この抱擁を越えることはできない。
(嫌あっ、溶けるううううううううう・・・・!!!!)
永遠とも思えるような時間が過ぎた後、固く閉ざされていた彼女の口がゆっくりと開く。
「もっとぉ・・・・」
紡ぎだされた言葉は服従の証。
「足りないの!!もっと触ってえええええええええ!!!!!」
俺は無言で彼女の口に唇を重ねた。
彼女の頬に涙が伝う。恐怖からではなく喜びからだ。
俺が舌を突き入れると彼女も俺を求めて舌を動かす。
天使の使命などでは彼女を繋ぎ止めることはできないのだ。
俺はキスをやめ、彼女の制服に力を使ってあっというまに水乃星の服を剥ぎ取った。
欲望に支配され、乳首立たせて股間を濡らした淫らな天使が出来上がった。
俺は少し小さめの胸にしゃぶりつき、右手で濡れそぼった淫裂に手を走らせた。
「ひぃん!いいっ!はあぃああぁん!」
387lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 22:53:25 ID:1O4tzlv5
俺が手を動かす度に淫らに喘ぎ、膣さらに愛液が流れ出してくる。
「あふっ、いいのぉ!!きもちいぃ!!もっとしてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
涎と涙を流しながら腰を激しく前後に動かす姿はとても天使とは思えない。
「あああぁっ!!くるっ、なにかくるっ!!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!」
俺はタイミングを見計らって、彼女が達する寸前で口と手を止めた。
「いやぁ・・・・なんでなのぉ・・・・」
「なら君の名前を教えてくれ」
(なま・・・・え?)
水乃星の目に少しだけ力が戻る。
彼女を完全に俺のものにするために足りないもの、それは天使である神族との“霊的な絆”。その為に必要なものは彼女の名前。天使と悪魔にとって、名はその存在そのもの。それを捧げることは永遠にその身を捧げることも意味する。
「君は僕のものだろう?気持ちよくなりたいだろ?」
(私はあなたのもの・・・・もっと気持ちよく・・・・)
「さぁ、僕に愛を誓ってくれ」
(愛を・・・・)
もう彼女には俺が誰なのか、自分が何者かすら分からない。心の底まで真っ白な、ただ愛に飢えた無垢な子供。
「私の名前は────」
彼女の口が発した音は命そのもの。それを聞いた俺は、自分の力を越える何かで彼女と魂が繋がったことを感じる。
「我が主に・・・・、この身を捧げることを誓います・・・・」
水を操る天使はもういない。ここに誕生したのは新たな俺の僕。
主は示された愛には答えなければならない。
「ならば俺もお前と生きることを誓おう」
俺は再び手を動かし始める。ぐちゅぐちゅと湿った音が鳴り響く。
殴り付けるような快感に、水乃星の腰が跳ね上がった。
「んああああぁぁぁぁぁぁぁ!!イ、イクぅぅぅぅぅああぁああぁぁ!!」
心が、身体が、全て満たされていく。
最高の快感へと達した水乃星の膣から愛液が吹き出し、身体を激しく痙攣させる。
俺はズボンから既に限界まで腫れ上がったペニスを取り出し、冷たい屋上の床に座り込んだ。
「最初の命令だ。これを自分の膣に入れろ」
「ふっ・・・・はぁいぃ、ごしゅじんさまぁ・・・・」
ぐったりとしていた水乃星が俺の肩に手をかけた。足を開いて少しずつ腰が俺を飲み込もうと降りていく。
快感に支配された彼女が断るはずもない。
彼女と俺のお互いの性器が接触した。
「一気に腰を落とせ」
彼女が俺の指示に忠実に従い、腰を一気に落した。
388lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 23:01:02 ID:1O4tzlv5
(これ・・・・ぁぁああ、私がっ、欲しかった・・・・のはっ・・・・)
その身を貫かれたことで彼女の身体に電撃が走り抜ける。口からは意味のある言葉は発せられず、ただこの喜びを叫ぶのみ。
「ああぁいゃぁぁあああぁあああぅっっ!!!んふぁああぁああぅっぁぁあああっ!!!!!」
彼女の身体がさらなる快感を求めて激しく腰を動かし、強く俺を締め付ける。
「うあああっぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁあぁああああぁっぁ!!!! すごいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!いくいくいくいくいくいくいくううううううううううううううう!!!!!!」
この破滅的な快感の爆発は、彼女の全てを飲み込もうとさらなる高みへと押し上げる。
俺にも少しずつ限界が近づいてくる。
「だめだ、まだ、もう少し我慢しろっ、俺がイクまで待て・・・・!!」
この言葉が絶対的な力を持って彼女を縛り付ける。“イクな”と言われれば永遠に快楽に弄ばれ続ける。
「いぃぃやあぁああぁああぁぁはやくうぅぅぅううあっ!!!!はやくうぅぅぅううっイッてえぇぇええぇっ!!!!!!」
彼女は天国と地獄の境で忠実に主の指示を守っている。彼女の精神が絞られ、揉まれ、潰され、舐められて壊れていく。
彼女が握り潰すような凄まじい力で俺を締め付ける。俺は耐えきれなくなって膣の奥へ奥へと深く突き進んだ。
「イクぞおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」
俺の肉棒が膣内で爆ぜた。膣の最深部に精液が流れ込み、それとともに彼女に快感を流し込む。
「ひあああああああああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
389名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 23:01:35 ID:5ArwGhHR
リアルタイム遭遇記念支援
390lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 23:05:37 ID:1O4tzlv5
それは最早喘ぎ声ではなく悲鳴。欲望が満たされたことを喜ぶ歌。
彼女が身体を大きく弓なり反らせ、快感の爆発に飲み込まれる。
天使との交わり行は俺の中にも圧倒的な快感を生んだ。
「あ・・・・が・・・・」
水乃星が白目を剥いて倒れかかってきた。俺ですら気絶するかと思ったのに、女の彼女が意識を保てるはずがない。
「んあっ───!!」
俺は彼女から肉棒を引き抜いた。膣から自分でも驚くほど大量の精液が流れ出してくる。
俺は少し休んだ後、もう一度力を使って制服を水乃星に着せた。ドッと疲れが襲ってくる。
『いやぁ、お姉さん惚れちゃいそうだよ』
突如頭の中にお気楽な声が響いた。俺が殺されかけた原因になったやつの声だ。たしか名前はノルンだったか?
「お前まで俺を殺す気じゃあるまいな?」
『・・・・ちょっと周りを見なさい』
ノルンに従って周囲を見てみた。いつもと変わらぬ平和で静かな屋上だ。
『気付かないの?入り口は?氷は?』
「・・・・あ」
水乃星に壊された屋上の入り口、プールの水で作った氷、それらが全てもとに戻っている。
『人払いの結界も張ってたんだけどな〜』
あれだけの騒ぎで誰も来なかったのは彼女のお陰らしい。
『せっかく心配して身に来てやったのにさ・・・・』
「悪かったよ、助かった」
『ふん、借りもあることだし、今回はタダに────』
その時、俺の視界がぐにゃりと歪んだ意識も遠のいて行く。足がぐらつき立っていられない
『大丈夫、少し疲れただけよ。今は眠────』
戦闘と洗脳を連続でこなすのは人間であるおれにはキツかったらしい。俺はそのまま床に倒れこみ、悪魔の声を子守唄にして意識を手放した──────


◇   ◇   ◇


俺が目を覚ましたのは姉の舞風の部屋のベッドだった。ぬいぐるみが大量にあるのですぐ分かる。
床には布団が敷いてあり、水乃星が寝かされていた。窓から外を見ると既に暗くなっている。
ガチャリと音を立ててドアが開き、部屋の中に舞風が入ってきた。
「もう大丈夫ですか?どこか痛むところは?」
世界平和が訪れたような、喜びに満ちたような顔で俺を見つめてくる。一体どれだけ心配していたのか。
391lien of terror ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 23:16:41 ID:1O4tzlv5
「説明してくれ」
「突然女の声が聞こえたんです」
「あー、なんとなく分かったからやっぱりいい」
あの悪魔のことだ。今回はタダにはなりそうにない。
「そうですか・・・・」
役に立てなかったのが悲しいのか、舞風は顔から笑顔を消してうつ向いてしまった。
俺は舞風の顔を持ち上げてキスをした。彼女の機嫌を治すには、これが一番手っ取り早い。
「ゔぅ゙・・・・じんばい゙じだんでずがら゙・・・・」
「おお、よしよし。俺はピンピンしてるぞ」
俺は泣き出した舞風が壊れてしまわぬように、優しく強く抱き締めた。
「悪いが飯の支度をしてきてくれ。三人分な」
「グスン・・・・分かりました」
舞風が部屋から出て台所へと向かう。親は二人とも海外へ出張中で家に大人はいないため、家事はほとんど舞風の仕事だ。
「起きていいぞ」
俺がそう言うと、死んだように眠っていた水乃星が起き上がりこちらを見た。
「気分は?」
「最悪です。人間ごときに支配され、あまつさえあんな・・・・あんなに淫らに・・・・」
さすがは天使といったところか。名前を知られたとはいえ、平静を取り戻せばまだ完全には屈服していないとは、大した精神力だ。
俺は顔を膨らましている水乃星の頭に手を伸ばした。別に叱ろうというわけではないのに、少し怖いのか彼女が一瞬ビクッと震える。
俺は震える彼女の頭を幼児をあやすようにそっと撫でた。
「俺がご主人様なのは嫌か?」
「・・・・あなたはとってもズルい人です」
今の彼女の俺に対する認識は“一番大切で愛しい人”
彼女は俺に撫でられたことが跳び跳ねるほど嬉しいはずだ。俺もそれを分かっていて聞いたわけなのだから、たしかにズルい人間だ。
「かなり不本意ですが、こうなったからには・・・・」
水乃星の手が自分の頭を撫でている俺の手を掴んだ。それを自分の胸に当て、自分の宝でもあるかのように優しく抱き締めた。
「命尽きるまでご主人様にお仕えし、この身に代えてもお守りします」
彼女は俺をしっかりと見据えてそう言うと、顔を真っ赤にして俺を突っぱねて布団の中へと逃げていった。クールに見えてなかなか可愛いやつだ。
「ありがとうよ、守護天使さん」
数時間前まで殺すとか言っていたやつに一生面倒を見られることになるとは、世の中分からないものだ。
これから先は何が襲ってこようと心配ないだろう。俺には天使が憑いているのだから。
とりあえず今は空腹という最大の敵を倒すのが先決だ───
392 ◆2SsNZUBe2w :2008/01/30(水) 23:26:24 ID:1O4tzlv5
うわぁ、気付かないうちに10レス以上も使ちゃってるよ
投稿中にも手を加えたところもあったもんで、時間も余分にかかってしまいました
自分は学生時代に句読点や+−でよく減点を喰らっていたので、まだ何処かに間違いが無いかと不安です。
最後に『続く』と書きかったのですが、これからのやる気次第なので伏せさせていただきました
393名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 23:52:14 ID:vJQg582T
GJ!
続き期待してます。
394名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 00:27:34 ID:CjjZGFtX
GJ
当然続きを期待
ペース的には来月の終わりぐらいかな?
395名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 00:34:25 ID:PkA9CheX
いいよいいよ!いい流れだよ〜
396名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 01:41:15 ID:79S5F4rQ
ラスト5行でギンギンになりますた。
397holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 20:38:51 ID:3afY5uuD
動物化、ダーク、あと孕み?警報発令です

今回は意外に早く仕上がりました。自分でもびっくり
やはり全てはやる気と妄想次第ですな
今回の話は隣の家の犬をみて閃いたネタなので出来は自分でもよく分かりませんw
398holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 20:43:33 ID:3afY5uuD
テレビや映画で活躍中のアイドル、高校のマドンナ、登校中にすれ違う人妻、他にも多くの美しい女性達が俺の前で美しい裸体をさらけ出している。
「黒月様」
「どうか私達を・・・・」
「ご主人様・・・・」
目の前の全ての女性が俺を求めている。
ここは俺の造り上げたハーレムという名の理想郷。この世界は俺のためだけに存在している。
「あははははははっ!!まるで夢のよ────」
俺が天国へと足を伸ばした瞬間、空からバケツをひっくり返したような大雨が降り注いだ。
俺の目の前で女性達が人形のように押し流されて遠ざかっていく。俺の視界を雨が奪っていく────
「どうわっは!!って・・・・・・・夢か」
起きた瞬間に今までのことが夢だったのだと理解する。だが雨の湿った不快感が身体に残っている。
不意に過る一抹の不安。いやいや、まさか17歳にもなって・・・・
うーん・・・・・・
「やっと起きましたか」
横を見ると水乃星がチョコンと座っていた。
彼女は俺に敗北して以来、寝泊まりする所がないと言って俺の家に住み着いている。丁度部屋も空いていたし、舞風の手伝いでもさせようかと置いてやっているのだ。
「早くしないと遅刻してします」
あぁ、可愛い同級生が俺を起こしに部屋に来てくれるというのは、きっと幸せなんだろう。ただ一つ問題が。
「今日は日曜日、学校は休みだ」
グッバイ俺の美女達、できることなら今日の夜にでもまた会おう。
「日曜日は学校は休みなんですか?」
俺は思わずベッドから転げ落ちかけた。
あぁ、天使相手にカルチャーショックを受けるとは。少しは人間の勉強してから来い。
「まぁいい。とりあえず着替えよう、服が濡れて気持ち悪い」
ん?夢にスコール、身体が水浸し、横に水乃星、そして「やっと起きましたか」・・・・
なぜ今までの気付かなかったんだ俺。
「水乃星」
天使としての真名はしっくりこなかったので、呼び方はもとの水乃星天子のままだ。
「なんでしょう」
「天使はよく水をぶっかけて人を起こすのか?」
「いえ、多分あなたが初ではないかと」
「・・・・そうか」
399holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 20:46:15 ID:3afY5uuD
とりあえず布団に宝の地図を描いたのが俺じゃなくてよかった。
それにしても反省の色が全く見えないのは腹が立つ。
水乃星がポン!と両手を叩くとベッドと身体から湿り気が消えた。洗濯物が乾かないときに便利そうだ。
「やはり少し冷たかったですか?」
「もういい」
家事全般は一通りこなせるというのに、色々な部分がかなりズレている。
ちょうどいい。今日は日曜日で時間もあるし、お仕置きついでに彼女で遊ぶのも悪くないかもしれない。
「水乃星、ちょっとここに来い」
俺はベッドを叩いて水乃星を隣に呼び寄せた。それに彼女がそれに従ってベッドに腰掛けた。指示した場所より少し俺に近い。
「今日は能力の訓練をしたいんだが付き合ってもらえるか?」
それを聞いた水乃星が少しだけ驚いた顔をする。
「勿論です。日頃から研磨を怠らなければ、何が起ころうと落ち着いて対処できるようになるでしょう。あなたがそんなことを言うとは思いませんでしたが、私としても・・・・・」
彼女が眼に見えて生き生きとしている。もともと面倒見がいい性格なのだ。
水乃星が魔力がどうだとか対象物がどうだとか言っているが、長くなりそうなので俺は早速“訓練”を始めることにした。習うより慣れろだ。
「おい」
「あなたの場合・・・・・なんですか?今とても重要な」
俺は水乃星の目の前で指を鳴らした。パキンという乾いた音とともに一瞬だけ指が黒い光を放った。光線状ではなく拡散された俺の力だ。
生き生きしていた彼女の目から光が消え、力無くベッドへと倒れ込む。彼女には新たな俺の力を身をもって体験してもらう。
そして俺自身にも作用した力が俺の意識を奪った。


‡   ‡   ‡


目覚めた私は寝床から出て、ぐぅーっと伸びをした。
私の名前はウミ。ここはご主人様から頂いた私のお部屋。部屋の隅っこにはフカフカの寝床とトイレ、あとはご飯の器と宝物のボール。
ご主人様は、空き地に捨てられていた私を拾ってくれたとても優しい人。立派な首輪をくれて、いつも楽しく遊んでくれて、おいしいご飯をくれて、私が病気になった時もずっと側で看病してくれた。
400holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 20:49:06 ID:3afY5uuD
そろそろご主人様が学校から帰ってくる頃だ。ご主人様の勉強でのストレスを解消してあげるのもペットである私役目だ。
お部屋の外で足音がする。ご主人様だ。私はしっぽをパタパタと振って扉の前でお座りをした。
早く遊んで欲しい、ぎゅっと抱き締めて欲しい、頭をなでなでして欲しい。
お部屋の扉がゆっくりと開いて、ご主人様が入ってきた。
「わぁう♪」
ご主人様は私と違って二本足で立てるからとっても大きい。
「ただいま。ウミ、寂しくなかったか?」
ご主人様がいない間はとってもとっても寂しい。お散歩にも行けないし、誰もボールを投げてくれない。私はご主人様に体を擦り寄せた。
「くぅん、くぅん・・・・」
「そうか、ごめんな」
ご主人様がぎゅっとしてくれた。ご主人様の体は太陽みたいにとっても暖かい。
「わん!!わぉう!!」
「よしよし」
「わふぅ・・・・」
ご主人様に体をなでなでしてもらってとっても気持ちいい。私は耳の穴をくりくりしてもらうのがとっても好き。
「よし、お手!!」
私は少し大きなご主人様の手に前足をのせた。言われた通りにできればご主人様はとっても喜んでくれる。
ご主人様が嬉しそうに笑ってもう片方の手を出した。
「おかわり」
「わんわん!!」
これくらい簡単だ。だって私はとってもお利口な犬だもの。
「さぁ今度は難しいぞ。チンチン」
チンチンは今ご主人様と練習中で、まだなかなか上手くいかない。でもご主人様に笑ってもらうためにがんばる。
「わぐぅ・・・・・」
私はゆっくりと前足を地面から離した。犬は普通二本足では立てないから、なかなかバランスがとれなくて大変だ。体重を受ける後ろ足がプルプルと震えて体がふらふらと揺れる。
垂れ下がっている大きなおっぱいが揺れて邪魔をしてきた。
ウミもこのおっぱいで赤ちゃんを育てるかな?ウミはご主人様と子供を作りたいけど、人間と犬じゃやっぱり無理なのかな・・・・・
401holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 20:52:28 ID:3afY5uuD
私の体の揺れが止まった。チンチンが成功したんだ!
「やった!!よくやったなウミ!!あっ、こら」
嬉しさのあまり、私はご主人様にのし掛かった。大きなご主人様が床に倒れる。
私は立っていたときよりずっと近くなったご主人様の顔をペロペロと舐め回した。
ご主人様は私の全て。ご主人様が笑ってくれたら私もとっても嬉しい。だから今の私はとっても幸せ。
「こら、これじゃご褒美があげられないぞ」
「わう?わん!!あぉん!!」
ご褒美と聞いて、私はご主人様を舐めるのを止めて飛び退いた。
ご褒美ってなんなんだろう。
ご主人様がズボンを下ろしてご褒美を取り出した。大きな骨みたいでとってもいい匂い。
何故だかわからないけど、私はそれが欲しくて欲しくてしかたがない。
「ばう、わんわん!!」
私は我慢できなくなってご褒美に飛び付こうとした。しかし・・・・
「待て」
ご主人様の言葉が私の動きを止めた。ご主人様の言葉は絶対守らなきゃ、だって私はとってもお利口な犬だもの。
でも・・・・おいしそう・・・・・
「おいおい涎垂らしちゃって、そんなに欲しいのか?」
ご主人様に言われるまで涎になんて気付かなかった。でもどうしても止められない。
「がうっ!!わぉん!!」
ご主人様にお馬鹿な犬と思われるのは悲しいけれど、ご褒美がウミを誘惑するの。
私はご褒美が欲しいことを体を激しく揺すってアピールする。
「仕方ないなもう・・・・ほら、もういいぞ。でも噛んじゃ駄目だ」
待ちに待ったご主人様のお許しがでた。
すぐに私はご褒美に飛び付いた。なんておいしいんだろう。もうご褒美のことしか考えられない。
ご褒美にしゃぶりつく姿はとっても汚く見えるかもしれない。でもお願い、嫌いにならないで。どうしても体が止められないの、ご褒美がウミを馬鹿な犬にしちゃうの!!
「可愛いなウミは」
可愛い?こんな私が?こんなにお行儀が悪いのに、もうお利口じゃないのに・・・・・
「おいおいそんなにがっつくなって」
ウミはとっても幸せです、ご主人様。
ご主人様はお利口なウミもお馬鹿なウミも、全部まとめて愛してくれる。
402holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 20:56:05 ID:3afY5uuD
「もう少しでご褒美からおいしいミルクが出てくるからな、ちゃんと残さず飲むんだぞ」
「はむぅ、むぁふぅん!!」
私はご褒美に夢中になっていたけど、ご主人様の声はしっかりと聞き取れた。
私はミルクが待ちきれなくて口の動きを激しくした。
「いいぞ!!ぅっ・・・・・・出る!!」
私の口の中でミルクが弾けた。私はそれを全て溢さず飲み込んだ。
少し苦いけどとってもおいしい、だってご主人様の味がするんだもの。
もっともっと飲みたかったけど、あまりのおいしいさに身体から力が抜けてしまって床に倒れてしまった。自慢のしっぽもだらしなく垂れ下がっている。
全身に幸せが満ち溢れている。私は今どんな顔をしているのだろうか。でもきっとご主人様ならどんな顔でも受け入れてくれるはずだよね。
私がやっとのことで起き上がると、身体に違和感があることに気付いた。お股が濡れているのだ。
ご主人様に拾われてから最初に習ったのはトイレのしかた。こんな当たり前のことができないなんて飼い犬失格だ。
ご主人様が私を軽々と抱き上げて寝床に運ぼうとする。その時
グチュ・・・・・
「きゃうん!!!」
ご主人様の手が私のお股に触れて湿った音を立てた。
私の身体を今までに感じたことのない不思議な感覚が走り抜けた。
身体の中を撫でられたようでとっても変な感じだ。
「ん?この音・・・・・」
音に気付いたご主人様が、床に座って私のお股を弄りだした。ご主人様にお漏らししたことがバレちゃう。
お股が湿った音を奏でて、私の身体に電撃を流し込む。
「くぅんっ!!あぅんぅっ!!」
身体が勝手に吠えてしまう。
何故だかわからないけどとっても恥ずかしい。
「ウミ、さては発情しちゃったんだな?」
「きゅ・・・・くぅん・・・・」
犬の私には難しい言葉は分からない。発情って病気かな?そしたらもうご主人様とは・・・・・
「発情ってのは、赤ちゃんを作りたくなるってことだよ」
私はそれを聞いて安心した。これなら私にも理解できる、ご主人様は頭がいい。
でもウミは知らない犬の赤ちゃんなんて欲しくない。ウミはご主人様の赤ちゃんがいい。
403holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 21:02:51 ID:3afY5uuD
「わん、くぅん・・・・」
すこしでもこの思いが伝わればと、私はご主人様に体を擦り付けた。
「どうしたんだよ、もしかして俺の子供が欲しいのか?」
やった!ご主人様にウミの思いが伝わった。
私は再び体を激しく揺すって「そうだ」とアピールした。
ご主人様が私の頭をそっと撫でた。
「・・・・・実は俺は魔法使いなんだ」
魔法使いは分かる。ご主人様が昔よく読んでくれた絵本に出てきた不思議な人間のことだ。
「だから、ウミが望むなら俺と子供が作れるようになる魔法をかけてやるけど・・・・・どうする?」
もちろん答えは決まっている。
ご主人様の赤ちゃんが産めるなんて夢のようだ。
「わん!あおおおおおおぉぉぉぅん!!」
「そうか、嬉しいよ」
そう言ってご主人様が私にキスをした。これはウミにとって人間でいう“ふぁーすときす”だ。
「わぅん!!」
人間の言葉が話せたらどんなにいいか。いっぱいいっぱい言いたいことがあるのに。
「俺もウミといられて楽しいよ」
さすがはご主人様。私が何を考えてるのか分かるのかな?
ご主人様が四つん這いの私のお尻を自分の正面へと動かした。私はご主人様に対してお尻を突き上げる形になる。
ご主人様の顔が見えないのが少し残念だ。
「本当にいいんだねウミ?」
ご主人様は本当に優しい。最後まで私のことを心配してくれているのだろう。
もう答えは決まっている。
「くぉぅん!わんわん!!」
犬としてこれほど幸せなことはない。
ご主人様がご褒美を私のお股にピタリと当てた。小さな電撃が私の身体を震わせる。
私のお股がどんどん湿ってくるのがわかった。
「・・・・・いくよ」
お股の肉を押し広げながら、ご褒美が私の中へと入ってきた。
ご褒美が膣で擦れて今までより遥かに大きく強い電撃を私へと流し込む。
赤ちゃんをつくるのがこんなに気持ちいいなんて知らなかった。でもどこかで同じようなことがあったような・・・・・
404名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 21:05:37 ID:W++OqxiF
リアルタイムktkr
みwwwwwなwwwwwぎwwwwwwっwwwwwwてwwwwwきwwwwwたwwwwwぜwwwwww
405holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 21:12:57 ID:3afY5uuD
「くあああああぁああぁああぁあぁあっ!!!!」
私の疑問は直ぐに跡形もなく消えた。
私は今ご主人様と一つに繋がっている。それがとてつもなく幸せで、とてつもなく気持ちいい。
「くいぃいいぃいんうううううぅぅぅうぅぅぅっ!!!!」
気持ちよすぎて腰が勝手に動いちゃう。止められない、止めたくない。
もっともっと・・・・・
こうしていたい。
「きゃうん!!!うぅむぁああぁあああ!!!んわぁあおぉおぉぉん!!!!」

「ウミ・・・・・!!」
「くうぅぅううぅぅうん!!!!あうぅぁあああぁぁぁあぉぉおんっ!!!!」
ご主人様の声にも答えられない。
気持ちいいだけじゃ足りない。もっと仲良くしたい。
「好きだよ!!ウミ!!!!」
ご主人様が私の最も深いところをつついた。ご褒美からまたあのミルクが、こんどは私の中に直接流れ込んでくる。
私を大きな快感の波がさらっていく。私は自分を見失いそうな快感の中で必死に叫んだ。
「すきいいいいいいぃぃぃいぃぃぃ!!!だいすきれふううううぅううううぅぅぅぅうぅぅぅぅっ!!!!あうぁあうぁあぁぁあっ!!んあ゙うぁあぁぁあ゙ぅああ゙あぁぁあ!!!!!」
私の口からこぼれ落ちたのは人間の言葉。なんでかは分からないけど口が勝手に動いてしまった。
私の意識はご主人様への気持ちを伝えられた満足感と、限界を超えた快感に飲み込まれて消えていった──────


‡  ‡  ‡


私はご主人様に身体を揺すられて目を覚ました。
私はご主人様と赤ちゃんを作っている途中で気絶してしまったのだ。
私は起き上がってご主人様を心配させないようにしっぽをパタパタと振った。
「わん!」
「あらあら、まだ犬のままか?」
ご主人様の様子がおかしい。いつもの優しい顔だけど何かが違う。
ご主人様が私の目の前に軽く握った手を持ってきた。そして指をパキンと鳴らした。
そして私は全てを思い出した。
「ふっ、これぞ新技『holy nightmare』どうだった?」
目の前にいるのは黒月清水。そして私は水乃星天子。
「どうだったじゃないです!!はやく戻して下さい!!!」
私は黒月の術に掛けられて犬を演じさせられていたのだ。恐らくこれは幻だ。
今でもはっきりと犬の記憶、感情、幸せ、ご主人様への愛が感じ・・・・・って違う!!!

406holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 21:18:40 ID:3afY5uuD
声と記憶はもとに戻った。しかし身体は犬を演じていたときのままで戻っておらず、二本足では立てないし、垂れ下がっている大きな胸が非常に重い、ご丁寧に犬耳としっぽまでついている。
少しでも気を抜くとまた犬に戻って・・・・・
「お手」
「わん!」
「おかわり」
「わん!!」
「チンチン!!」
「わぉ・・・・わぉん♪」
黒月の手に手をのせ、足をだらしなく開いて精液を注がれたばかりの淫裂をさらけ出す。彼の命令に犬の身体が勝手にしたがってしまう。
私は恥ずかしさで泣きそうになるが、顔は満面の笑みを崩さない。
なんだか凄く楽しい。ご主人様もとっても楽しそ・・・・・
「ああああああぁ!!!早く戻して下さい!!!!こんなところにいたら狂ってしまいます!!!!!!」
まだ身体は犬のままなため、黒月の動き一つで犬の自分をフラッシュバックして今の自分を見失いそうになる。
『holy nightmare』まし聖なる悪夢といったところか。
ご主人様が・・・・じゃない、黒月がこちらを見てほくそ笑んでいる。
「ここは俺の夢のなか、消すも創るも俺の自由」
私の部屋にぬいぐるみや机、時計、自転車などが現れては消えていく。
覚醒から数日でこの成長、黒月の能力の使い方は天才的だ。
「この中で何年経っても現実では数分でしかない」
ここは彼の精神世界。全てを操る神に等しい力を持つ彼が相手では私は完全に無力だ。
「だから“ウミ”はちゃんと赤ちゃんを育ててから出ておいで。俺の分身を置いていくから心配ないよ」
私は犬だった私がさっきまで何をしていたのかを思い出す。
ご主人様の赤ちゃんを産むのだと、それが望みだと言って・・・・・
「いやぁ!!!お願いウミを置いてかないで!!!!助けてご主人様!!!!」
この世界ではご主人様が「孕む」と言えば絶対に孕む。つまり今の私の子宮には命が宿っている。
このままでは人の身体で犬として出産して、この大きな胸で赤ちゃんを育てていかなければならない。
ご主人様の身体が光に包まれて消えていく。
「じゃ、少しの間だがまたな」
現実に帰るご主人様にとっては数分だが、私にとっては数年の長い期間。それは地獄だ。
「赤ちゃんなんて嫌!!!!ウミは赤ちゃんなんていらない」
407holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 21:25:27 ID:3afY5uuD
不意に部屋の扉が開いて誰かが入ってきた。ご主人様の分身だ。
「それじゃ、よろしく頼むぞ」
「おう、楽しくやらせてもらうぞ」
「待って!!!」
光とともにご主人様が現実へと帰った。
これで私にはしばらくの間、人の身体で犬として生きるしか道がなくなった。
「そん・・・・な・・・・・」
しっぽが私の心情を忠実に再現して垂れ下がる。
もうここからは逃げられない。
「さぁ、元気な赤ちゃんを産むために精をつけないとな」
ご主人様が私の額を指でトンと突いた。
ご主人様が私に何かした。また魔法かな?
「わう?」
ご主人様が私の前にご飯を持ってきた。大好物のドッグフードだ、とってもおいし、違う!私は犬じゃない!!!
「がう!がうがっ!!」
いつのまにか犬の言葉に戻っている。
心が、身体が、悪夢へと堕ちていく。
これを食べればウミを抑えきれなくなる。
「ほら、食べろ」
ご主人様の命令で身体が勝手に動きだす。今日は『待て』はないみたい。
ドッグフードが身体の中に入ってくる度に私の中の犬が喜んでいるのが分かる。
そうだ、ご主人様の赤ちゃんのためにいっぱい食べなきゃ。
あっというまに器が空になり、ちょうどそれで私は満腹になった。
「よしよし。ほら、ボールだ」
ご主人様がボールを転がした。私は本能に従って直ぐにボールをくわえてご主人様のところへと持ち帰る。
ご主人様が頭をなでなでしてくれて気持ちいい。
「よくできたな水乃星・・・・・」
「わぅん?わんわん!!!!」
ご主人様がウミの知らない名前を言った。水乃星って誰だろう、学校のお友達かな?
私の中の疑問はご主人様が再びボールを投げたことで消えた。
今はご主人様とボール遊びをするのがとっても楽しい。
「ウミは俺の奥さんだからな、これからも一緒にいような」
水乃星っていうのは聞き間違いだったみたいだ。
私がご主人様の奥さんなんて夢みたい・・・・・
「わんっ!!」
ウミはご主人様の赤ちゃんを産んで、ご主人様の奥さんとして生きていきます。


‡  ‡  ‡


私は突然眠りから覚めた。
ここは私のお部屋じゃない。ご主人様のお部屋だ。
お布団と枕がとっても柔らかくていい匂い。
「起きたか水乃星」
私の上からご主人様の声が聞こえた。ご主人様が膝枕をしてくれていたらしい。
408holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 21:36:11 ID:3afY5uuD
水乃星って誰なんだろう、ずっと昔にもご主人様が同じ名前を言っていた。
私の名前はウミ。でもなんだか変な感じがする。まるで私じゃないような・・・・・
「朝飯に行くぞ、舞風が待ってる」
そうだ!朝ごはん。でもその前に赤ちゃんにもおっぱいをあげないと。でもおかしい、あんなに大きかったおっぱいが何処にもない、しっぽと耳の感覚もない。
「水乃星、いい加減に起きろって」
もう!私は水乃星でウミじゃないのに・・・・・
あれ?ウミは・・・・・・・
次の瞬間、私は数年間振りに自分を取り戻した。長い長い悪夢から覚めた。
心から戻りたいと願っていたはずなのに、私の眼から涙がこぼれ落ちた。
ウミとしての数年間の記憶が鮮明に私の中に蘇る。楽しかった日々、出産の幸せ、赤ちゃんにおっぱいあげる心地よさ。
辛い記憶なんてなかった。でもその記憶が麻薬のようになって、また犬になりたいと願っている自分がいる。
現実に戻ったはずなのに、まるでこちらが夢のようだ。
また夢の中へと帰りたい。そうだ、赤ちゃんにおっぱいをあげなきゃ、きっとお腹を空かしてる。
「私は誰なんですか・・・・あなたはいったい誰なんですか!!!」
「・・・・・」
ご主人様がまた私の目の前手を持ってきて指を鳴らそうとしている。
また私を犬にするつもりなのだろうか。早く!!早く私を犬に戻し─────
パキン・・・・
・・・・
・・


「ですから、あなたの力はただの魔力の塊なんです。普通はその形を整えることでようやく本来の力が発揮され・・・・・」
「こんな感じ?」
「え!?」
黒月がいつの間にか黒色の剣を一振り手にしている。
私は一ヶ月程かけて水の能力を完成させたというのに、この人は数秒でやってのけてしまった。本当に人間なのか?
「案外簡単だな」
「ありえない・・・・・」
剣の形が崩れて黒い塊に変化して、彼の手の上で銃や槍など様々な武器に目まぐるしく変化していく。
「状況に合わせて使い方を変えればいいんだろ?」
「普通はそれが出来ないんです。だから私は万能型の水を選んだんです」
「へぇ〜・・・・・」
彼が魔力の塊を球状にして玩ぶ。それを見て何故か私の身体が疼いた。
409holy nightmare ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 21:50:34 ID:3afY5uuD
あの球がとても魅力的に見えて仕方がない。
ボールを投げて欲しい!!一緒に遊んで欲し・・・・・
「水乃星!今日はここまでだ」
「あっ、はい」
彼が球を消したことで、突然身体から疼きが消えた。
今のは彼と交わるときにも感じたことのない欲求、ただの無邪気な犬になったような感覚。
「涎」
黒月が私の顔を指差していった。
私の口から透明な糸が重力に従って床に垂れている。私は慌て手で涎を拭った。
こんなことありえない。
「また私に何かしましたか?」
「別に。まぁ、あんまり気にすんなって」
「やっぱり。いったい何をしたんですか?」
「いやぁ、とりあえず後遺症が少なくてよかったよかった」
「後遺症って・・・・・説明してください」
俺は彼女がもとに戻ってホッとした。記憶の支配が成功したのだ。
お仕置き程度の軽い気持ちで水乃星を夢の世界に閉じ込めたのだが、思ったより精神へのダメージが大きかったらしい。
犬の記憶は彼女の心の底に封印した。これで彼女が壊れる心配はない。
たまに呼び起こして遊ぶのも面白いかもしれないな。
「ウミ、お手」
「わんっ♪・・・・ってなにさせるんですか!!!」
ウミも彼女の中で元気にしているようだ。彼女は滅多に笑わないが、ウミはいつもニコニコしているから、そのギャップがまたいい。
やはり寂しがるといけないからたまに遊んでやらねば。
「めでたしめでたし」
「いいでしょう、ならこちらにも考えがあります」
彼女が能力を発動させて周囲に水を展開する。
「おい待て!!家の中だぞ!!!」
「思うにあなたは『習うより慣れろだ』とか考えて何も聞いていませんね?ならば実戦です。私も試したいことがあります」
水乃星がキレた。
部屋の中の気温が一気に下がった。よく見ると彼女の水が固まっている。
「・・・・・いきますよ」
「お前!!!いつの間に氷なんて、うわっ!!止めろ!!!待っぎゃああああああああ」


410終了 ◆2SsNZUBe2w :2008/02/01(金) 21:54:12 ID:3afY5uuD
鬼畜男の僕となった水乃星とウミの運命は!!お料理要員になってしまった舞風の運命やいかに!!!
短編『ウミの子育て』は妄想で補完を。自分は犬を飼ったことないので多分難しいです
最後にはウミがウニにしか見えなくなって出前をとってしまいました
「大好きだよウニ」
俺疲れてるのかな・・・・・・
411名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 01:42:56 ID:0B2CLiu0
>>410
あんたが催眠にかかってどうするwww

ウニ買いたいよウニ
じゃなかった ウミ飼いたいよウミ
412名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 21:40:47 ID:bTZ4q09P
>>410
GJ
こういうシチュは結構好きだ
413名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 03:57:28 ID:q+Qgk+19
GJ
保管庫は今どうなってるんだろう
いずれは保管されるのかな?
414名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 11:46:38 ID:9htaihIG
GJ!
動物化とかど真ん中ストライクですよ
俺も晩飯にでもウニ食おうかな
415名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 19:34:11 ID:bqhu2l1Y
期待あげ
416名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 01:20:56 ID:AAkV5fs1
もうすぐバレンタインだな。バレンタインといえばチョコ。

異物混入MCという言葉が頭をよぎった。


俺には書けんがな。
417名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 06:12:24 ID:ivA004eM
異物混入と聞いてこれが中国だったら・・と怖いこと思ってしまった
418名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 06:39:20 ID:td4XDFGQ
>>417
きっとMCの結果、反日になるんだろう
419人造フェティシズム:2008/02/11(月) 00:10:51 ID:rhcpHrOL
「催眠は身体を苛むを下とし、心を責めるのを上とす」という主義にのっとりつつ、
どこまでエロスを追求できるか挑戦。

今回は「自分も嬉しい、相手も楽しい、みんなの愉快な催眠」が好きな人はパスした方が無難かも。
420人造フェティシズム:2008/02/11(月) 00:11:41 ID:rhcpHrOL
「どうかしましたか? 先輩」
「あっ…… 何でもないの……」

視線に気付かれてしまい、私は慌ててはぐらかした。
生徒会の議事の最中だから、小声で遣り取りする。
彼はちょっとだけ不審そうな顔をしたけれど、発言中の委員の方に顔を向けた。
副会長である私も、本当はそうすべきなのだ。
でも、止めなきゃいけないとは思いながらも、隣に坐る彼の方を横目で見てしまう。
彼の横顔をではない。
気になって仕方が無いのは、長机の影でよく見えない場所にある。
集中できず、発言者の言葉が半分以上頭の中から漏れてしまう。
後で議事録を確認させて貰わなければならない。
そんな事を思いながらも委員の発言は終わり、今日予定された議事は全て終了した。

「お疲れ様です。では、何かこの場を借りて発言なさりたい方はいらっしゃいますか?」

生徒会長の声に、委員会室に集まったクラスの代表者から手は挙がらなかった。
代わりに、書記として坐っていた彼が手を挙げる。

「どうぞ……」
「はい、私事で申し訳ないのですが、先日僕の下駄箱から上履きが消えていました」

彼のその言葉を聞いて、私の心臓は震え上がった。
クラス委員たちは、発言者である彼の方を、私の隣を見ている。
心中の動揺を彼らから隠すために、私は思わず顔を伏せた。

「状況から考えて、盗難にあったと思われます。
 先生方には報告済みですが、皆さんのクラスでも同様の事例があるようでしたら報告をお願いします。
 また、私物の管理徹底、および貴重品の持込みは控えるよう、HRで啓発をお願いします」

私はもう、彼の方を見ることは出来なかった。
緊張で、手がぶるぶると震えていた。
頭は朦朧として、それから会長が議事の終了を宣言し、挨拶を交わしたのさえ憶えていない。
クラス委員たちが教室からぞろぞろと出て行く。
出来る事ならば、私も彼らと一緒にここを去りたかった。
一秒でも速く、彼の側から離れたかった。
けれども、生徒会役員は議事終了後に軽く打ち合わせをするのが通例だ。
役員達、彼も含めたみんなが会長の周りに椅子を集める。
421人造フェティシズム:2008/02/11(月) 00:12:39 ID:rhcpHrOL
「お疲れでーす」
「お疲れー」

いつもと同じように、なごやかな挨拶。
一仕事終わった開放感が、みんなから溢れている。
でも、私は顔を上げられない。
震える身体を押さえるので精一杯だ。

「あの、先輩?」
「えっ……!?」
「顔色悪いですよ。どこか具合でも良くないんじゃ?」
「へっ、平気よ……」
「いや、里央? 彼の言うとおり本当に顔色悪いよ!?」
「会長、先輩には後で打ち合わせの内容伝えることにして、
 今日は早引けして貰った方が良いと思うんですけど」
「うん、そうするべきだね。里央、気にしなくていいから、今日は帰りなよ」
「……」

みんな心配そうに私の方を見ている。
思わず涙が出そうになる。
彼らのいたわりの気持ちが、私の心に突き刺さった。

「じゃあ、僕が送っていきますよ」

隣に坐っていた彼が言った時、私はそれを断りたかった。
他の誰でも良い。
彼は駄目だ。
しかし、私は彼が促すままに立ち上がり、一緒に廊下を歩き始めてしまった。
その時の私は、打ちひしがれて断る力もなかったのだ……

放課後の廊下を、彼と一緒に歩く。
彼は私の荷物を持ってくれた上、肩まで貸してくれた。
彼の肩に手を乗せ、人気の無い通路を歩く。
二人の足音が、静かな廊下に響いた。

「あ……」
「おっと、すいません」

足がもつれて、彼の脚にぶつかってしまった。
彼は謝ってくれたが、こんな事態であっても私の心はざわめいてしまった。

「……」

とても気まずい。
いや、気まずいのは私だけか。
この期に及んでも、私は彼の下半身が気になって仕方が無い。
本当に、度し難い愚かさだ。
身体のだるさで、顔を上げられない風に思わせておいて、彼の身体をじっと見つめているのだから。
422人造フェティシズム:2008/02/11(月) 00:13:30 ID:rhcpHrOL
「先輩、一応タクシー呼んどきますから」
「う……うん、ありがとう…… あの……」

私は、彼に全てを告白したくなった。
全てを白状して、楽になりたかった。
でも、何故か言葉が喉から出ない。
代わりに出たのは、後で考えても言わなければ良かったと思うような言葉だった。

「上履き、盗まれたの?」
「えっ?」
「ほら、さっき委員会で発言したじゃない……」
「ああ…… そうです。一昨日学校に来たら、下駄箱から上履きが消えてました」
「ひ、非道いことをする人が…… ウチの学校にも…… いるのね」
「ええ、非道い話です。でも、悪意があっての事ではないのかもと思うんですよ」
「……」
「消えた上履きの代わりに、同じサイズで未使用の上履きが入ってましたから。
 何かの原因で、僕の上履きを駄目にしてしまった人が、代わりに入れておいたのかもと思うんです」
「そ、そうかもしれないわね」
「ただし、当事者の意図が判らない以上、僕は絶対その上履きを履く心算はありませんけどね」
「……」
「どうしました、先輩? やっぱり気分が悪いんですか?」

彼の肩に乗せていた手に力を込められなくなり、私は廊下にうずくまった。
苦しい。
彼は私の背中を、さすってくれた。
こんな私に優しくしてくれるのが、とても嬉しい。
反面、情けない気持ちで胸が一杯になる。
胸が張り裂けそうになる。
私は必死に涙を堪えた。



・・・・・・・・・

423人造フェティシズム:2008/02/11(月) 00:14:56 ID:rhcpHrOL
タクシーに乗って、私は自宅へと戻った。
彼は『このまま自分の祖父が経営してる病院へ行ったら』と進めてくれたが、それは断った。
この苦しみは、病院で診察してもらったからといって治る類のものではないからだ。
玄関では、母が心配そうに待っていた。
おそらく、彼が自宅へ連絡しておいてくれたのだろう。
おぼつかない足取りで、私は自室へ戻る。
『生理不順で頭が痛いから、暫く一人にしておいて』と、母には言った。
理由は嘘だが、一人になりたいのは本当だ。
制服を着たまま、私はベッドに倒れこんだ。
私は自問する。

「……なんで、なんでこんな事しちゃったんだろ?」

答えは返ってくるはずも無い。
心の苦しみの原因は、自分でも判ってる。
それは、このベッドの下に隠してある。
ばれないうちに、こっそり捨ててしまうべきかもしれない。
けど、どうしても出来ない。
私は、寝台の下にしまっておいた収納ボックスを取り出した。
本当に、何故こんな真似をしてしまったのか。
蓋を開いて、私はそこに入れてあった学校指定の上履き、ただし自分の物ではないそれを取り出した。

いつの頃からだろうか、彼の脚が気になりだしたのは。
よく判らないが、半月ほど前からか?
突然だったと思う。
始めは、なんで顔でも身体でもなく、脚が気にかかるのか不思議だった。
何の変哲も無い脚のはずなのに、気が付けば目で追っていた。
そして、先週からさらに酷くなった。
彼の足に関わるものが、彼が履いているものが、どうしても欲しくなってしまった。
無論、本人に『呉れ』と言える訳が無い。
そこまで親しくしていないし、そもそもどんなに親しくなったとしても、
靴やズボンを貰うなんて、どんな口実をつければいいというのか?

「ぅ……」

でも、あの時は自分はどうにかしていた。
何度も何度も、いけないことだと自分に言い聞かせたのに、気持ちが抑え切れなかった。
そして遂に、先週の金曜日に彼の下駄箱から黙って持ち帰ってしまった。
いや、言いつくろうのは止めよう。
彼の上履きを盗んでしまった。
代わりの上履きを買って入れ替えておいたのは、せめてもの罪滅ぼしのつもりだった。
けれども、そんな小細工をするという事こそ、これが悪いことだと理解している証拠なのだ。
424人造フェティシズム:2008/02/11(月) 00:15:35 ID:rhcpHrOL
(返さなきゃ、いけないのに……)

彼の足が履いていたと思うだけで、心が騒ぎ出す。
私はそれを胸に抱き締めた。
学校生活で用いる上履きだから、決して清潔なものではない。
でも、汚れなんか気にならなかった。

(……スーッ)

思い切り息を吸い込み、臭いを嗅ぐ。
すえた臭いが鼻を突く。
頭が痺れそうになる。
他人のなら鼻を摘みたくなる臭いのはずなのに、
彼のものだと思うと何とも芳しく思えるから不思議だ。
それどこか……

(ハッ……! なっ、何やってるのよっ!?)

抱え込んでいた彼の上履きを、私はベッドに叩きつけた。
壁にぶつけて親を不審がらせないだけの理性は、流石に残っていた。
昨晩、もうこんな事は止めようと誓ったはずなのに、どうしても我慢できない。
そう、今更この上履きを返せる訳が無い。
これを使って、私がどんな事をしたか彼が知ったのなら、絶対に履くことはない、
否、触れるのさえ嫌がるだろう。
我慢し続けた涙が溢れ、頬を伝って流れ落ちた。

(こんな…… こんなの、まるっきり変態じゃないっ!!)

そう、どんなに言いつくろっても仕方が無い。
私は後輩の男子生徒の脚に劣情を憶える変態なのだ。
厭らしい男性が、女性の下着を性的欲望の対象にするように、
私は彼の靴に、ズボンに、上履きに欲情するのだ。
ベッドの上で丸くなり、自分の身体を抱き締めるように縮こまったまま、私は暫くじっとしていた。
恥ずかしい。
自分で自分が嫌になる。
彼に申し訳ない。
罪悪感と自己嫌悪が私を責める。

盗んでから何度も、こっそり処分してしまおうかと思った。
誰にも気付かれぬよう捨ててしまえば、私が犯人だとバレる事は無い。
彼ともまた、生徒会役員の一員として以前どおりに付き合える。
でも、どうしても決心が付かず、手放せそうに無い自分に気が付く。
そして、もしこれを捨てても、また彼の脚に関わるものを欲してしまわないかが不安なのだ。

(……)

私は、叩き付けた上履きの片方を手に取った。
これに、彼はあの足を通していたのだ。
隙あらば四六時中見ていたのだから、私は目を瞑っても彼の足を想像できる。
途端に、欲求が身体に沸き起こる。
さっき臭いを嗅いだ時は堪えたけれど、一度点いた火はそう簡単には消せない。
私は、それを自分の股間へ運ぶ。
425人造フェティシズム:2008/02/11(月) 00:16:27 ID:rhcpHrOL
(あっ、)

スカートの上から先端を当てただけで、疼いていた身体が反応した。
彼の履いていた上履きが、私の股間をなぞり上げる。
布地を通してなのに、どうしてこんなに良いのだろう。
これまで、指やペンでしていたのとは比べ物にならない。
今となっては、なんであんな味気ない行為で満足できていたのか?

手に持った上履きを、私は彼自身の足が履いているように思い込もうとする。
彼の足が、私の股間を上履きでなぞり上げるのだ。
すぐにスカート越しではもどかしくなった。
スカートを巻くり上げ、ショーツ越しに当てる。
彼の足が、私のアソコを踏みつけ、小突き、嬲り上げる事を想像し、身体の奥がどんどん熱くなった。

「はあっ…… あん……っ!」

熱い吐息が唇から零れた。
脳裏に浮かぶ彼の姿。
その足で、彼は私の股間をぐにぐにと踏みつける。
正直に言えば、こんな上履きを使っての自慰ではなく、彼の足で直接して欲しい。
土足でも、素足でもどっちでもいい。
でも、そんな事出来るはずがない。
彼には、私が男子の脚に欲情する変態だという事は知られたくない。
して欲しいけれど、知られたくない。
板ばさみになった私に出来る事は、こうして盗んだ上履きでオナニーすることぐらい。

(うっ…… ごめんなさいっ、ごめんなさい)

心の中で、私は彼に謝った。
上履きを盗んだ事と、こうして彼を穢している事。
二の意味で謝った。
本当は、直接会って謝りたい。
彼にごめんなさいと言いたい。
私は心底そう思った。
跪いて、頭を床に摩り付けてでも許しを乞いたい。
土下座した私の頭を、彼に踏みつけられてもいい。
『変態、泥棒』と罵られてもいい。
彼が許してくれるのなら、私は甘んじてそれを受けよう。

もう片方の上履きを、私は胸に当てる。
性格に言えば、そのゴムの縁が乳首に当たるような位置に持っていく。
それをどうするかは言うまでも無い。
左右の上履きを身体に押し当て、私は卑猥な妄想に浸る。
駄目な女の子だと、自分でも思う。
それでもどうしても止められない。
426人造フェティシズム:2008/02/11(月) 00:17:47 ID:rhcpHrOL
(もし、彼に許してもらうために、彼が『靴にキスしろ』と言ったら、喜んでキスする……
 『足を舐めろ』と言ったなら、私、躊躇わずに舐めるのに……
 足の指の間も、一本ずつ、口に含んで……)

現実には、彼はそんなことは言わないだろう。
だが妄想の中の彼はそう言ってくれる。
胸に上履きを押し当てる力が自然に強くなり、股間を擦り上げる上履きは、
既に膨らんでいる陰核をつま先で捕らえる。

(っ…… ぁ…… ぁぅ!)

私はベッドのシーツを噛んで、喘ぎ声が部屋の外に漏れないようにした。
そこを弄ると、たまらなく気持ちが良いのだ。
繰り返し繰り返し、つま先で踏みにじる。
上履きでしてこれ程ならば、彼の足で直接されたのなら、
私は嬉しくて頭がおかしくなってしまう。
そもそもこんな淫乱な変態には、普通にセックスするなんていう資格は無いのかもしれない。
彼の足の指でクリトリスを摘まれ、ヴァギナに足の指を突っ込まれるのが相応しいのだ。

(そして彼は、こんな私の股間を蹴り上げ、冷たく言い放つのね…… 『変態』って)

妄想も、上履きを持つ手も最早止まらなかった。
ショーツ越しにつま先をぶつけ、自分で自分を嬲る。
そうすることで、益々昂っていく。
既に下着はあふれ出した愛液でぐっしょりと濡れ、上履きの先も湿っている。
こんなものを返せるわけが無い。
脚を伸ばし、ぐいぐいと押し付ける。
幕切れは近い。
寝具を食い千切ってしまいそうなほど強く噛み締めて、私は気持ちを股間を擦る動きに集中する。
何度も何度も、ショーツの上から擦る。
気持ちが良くて止められない。
そして、それが来る。

「んっ、んんんーーーーっ……!!」

合わせるように、私はこれまで以上の力で陰核を擦り上げた。
一番強い快楽の波が、私を押し流して行った。
身体から力が抜ける。
握り締めていた上履きを、私は離していた。

(また、しちゃった……)

呼吸が落ち着くのともに、理性も戻ってくる。
昨日で最後にしようと決めていたはずなのに、今日もしてしまった。
これで終わりにできるだろうか。
いや、その前に明日どんな顔をして彼に会えばいいのだろう。

(ごめんなさいっ、だけど…… 我慢できないっ)

自分でも答えが見つからないまま、私は濡れたショーツを履き替えるためにベッドから起き上がった。


・・・・・・・・・

427人造フェティシズム:2008/02/11(月) 00:19:27 ID:rhcpHrOL
(ふむ、今日は直接顔を合わせただけあって激しかったな)

隠しカメラの画像を鑑賞しながら、僕はそう思った。
先輩は気が付いていないだろうが、彼女の部屋は数箇所の隠しカメラで遠隔監視されている。
勿論、僕は他人の部屋に忍び込んでカメラを設置するようなリスクを犯すはずが無い。
設置したのは、彼女自身だ。
ただし、彼女にその記憶は無いし、カメラがあるという認識さえない。
だからこそ、こうして僕は先輩のオナニーを無断で鑑賞できるのだ。

ちなみに、彼女の部屋にカメラが設置されたのと、
彼女が僕の脚に興味を持ち始めた時期は完全に一致する。
これは、人間の性癖に催眠はどこまで干渉出来るかという実験である。
催眠状態で行った綿密な誘導で、彼女は知らず知らずのうちに僕の脚に性的劣情を抱くようになった。
生徒会で副会長を務める里央先輩。
正義感が強く、真面目で優しい彼女を、どこまで性的に撓められるか、僕は挑戦してみたのだ。

結論から言えば、実験は成功だといえるだろう。
現在の先輩は、軽く脚をぶつけただけで身体が反応する程になっている。
この分なら、僕が『膝枕してあげる』と言ったなら、それだけで達してしまうかもしれないな。
さらに、彼女の持つ強い倫理観を催眠でねじ伏せたことは特筆すべき事である。
なんせ先輩に窃盗まで働かせることができたのだ。
まさか代わりに新品の上履きを用意してくれるとは思っていなかったが、
なるほど、よくよく考えてみれば代償行為としては筋が通っている。

(さて、先輩に明日どんな顔をして会って上げようか?)

優しい後輩としては、何の疑いも持たない純粋な好意で、彼女の身体を気遣ってやるべきだろう。
それが一番、彼女の心に響くはずだ。
僕は遠隔カメラのスイッチを切る。
そして記録媒体に新規の暗証番号を登録し、僕以外の人間が触れ得ないようにする。
これは、僕の個人的な研究資料なのだ。
他人の自慰行為をこっそり盗撮するような僕だが、自分の成果を他人に見せびらかす趣味は無い。

(だから、安心していいですよ。里央先輩)

思わず笑みがこぼれた。
よし、明日はこの顔で彼女に会うこととしよう。




(終)
428名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 01:32:48 ID:PnzKyIc6
乙!文章がすごく読みやすかったw
けど肝心のMCの過程がすっ飛ばされちゃってるのが残念。
落とした結果より落とす過程を重点的に書いて欲しかったなぁ。
次回作に期待してます。
429名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 01:33:23 ID:PnzKyIc6
下げ忘れたゴメン
430名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 03:48:36 ID:Dkbf29rG
GJ!
いいね催眠フェチ
しっかりまとまってて俺的には文句なし10点満点
431名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 17:58:16 ID:g6zePRWO
ちゃんと元の人格がある中でしっかり変質させてしまっているのに興奮したぜ!
また何か思いついたら書いてくれると嬉しい。
432名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 23:29:38 ID:VtrrVhqM
GJ!
心の中での葛藤がたまりませんw
433名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 17:48:12 ID:PBokuZSd
あああ素晴らしいよGJ!
434名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 22:36:13 ID:S9OZk3+a
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
435名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 22:54:09 ID:dSfDffzD
一応カテゴリに催眠があるようだけど、
登録はなぁ………。
436名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 23:35:01 ID:fAR5PzFJ
つーか開くまでも無く、エロパロ全部に貼り付けてるコピペ広告だろ。
巡回したスレ殆どに付いてた。
437名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 23:51:30 ID:PfpvztXu
迷惑メール送りつけられるサイトだよ
438名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 11:56:48 ID:P9a+yI2P
NGワード推奨 ttp://courseagain.com
4392月13日:2008/02/13(水) 17:33:23 ID:EsReoKg0
「工藤先輩、これどうぞ」
部室で僕が寝ていると、後輩の今井明日香がチョコレートを差し出してきた。
一目でわかるが市販品の義理チョコである。
「ありがとう。ところで明日香ちゃんは本命いるの?」
僕は、チョコをポケットに入れながらそう彼女に訪ねた。
「うーん。内緒です」
「久保田あたりじゃないの」
「えー、内緒っていってるじゃないですかあ」
彼女は顔を真っ赤にしながら、否定も肯定もせずそう答えた。
どうやら図星のようだ…
久保田ってのは同じサッカー部の超イケ面フォワード、この学校の抱かれたい男ナンバー1である。
僕は、その久保田の控えで通称ゴリさん…抱かれたくない男…
まあ、それでも彼女がいないわけでもない。
男好きと噂の久保田よりも遙かに多くの女の子と付合ってきた。
もちろん普通にしていても持てるわけない。
その秘密は中学時代に手に入れた、人の心を操る本…
その本を見つけたとき、いろいろなことが頭の中をよぎった。
自分とそっくりの親父、めちゃくちゃ綺麗な母親、浮気しまくる父、それを許す母…
気づくと、僕はその本を夢中で読み、練習に練習を重ねていた。
隣の家のお姉さん、同級生…まともな恋愛?もしたし変態的な遊びもした…
「せ、先輩…どうしたんですか? 嬉しそうな顔をして」
「い、いや…。なんでもない」
僕は心の中が見透かされたような気がして、焦りながら答えた。
「なんか、変なことでも考えてたんですかあ」
大きな黒い眼で上目がちに僕をのぞいてくる彼女を見ながら、僕は自分の中にどす黒い欲望が湧き立ってくるのを感じていた。
1年女子のおもだった子は食べてきたつもりだが、こんなかわいい子がまだ残っていたんだ。
サッカー部のマネージャーだから意識していなかったのか、妹感覚で何となく意識的に意識しないようにしていたのか。
4402月13日:2008/02/13(水) 17:34:18 ID:EsReoKg0
「明日香ちゃん。手のひらの真ん中の黒い点を見て…」
僕は自分の欲望がもう抑えきれないかのように、右手の手のひらを彼女の目の前に掲げてそう話しかけた。
「先輩、黒い点なんかないですよ。黒子でもあるんですか?」
「ううん。だんだん見えてくるよ。ほら、ほうら」
僕は彼女の目の前で手をゆっくり動かしながら、彼女の意識が手のひらに集中するように誘導していった。
「見えてきた…」
「はあい、何となく」
「じゃあ、この黒い点が明日香ちゃんの中に入って行った時。明日香ちゃんの意識は体から離れて、聴覚以外の感覚がなくなるよ…いいね」
「はあい」
「いくよ、3,2,1ハイっ」
僕は手のひらを彼女の額に当てて、黒い点を彼女の額の中に入れるようなしぐさをした。
「明日香ちゃん、体と心が離れたよね。もう聴覚以外は感覚がないはずだ」
「はあい」
相変わらず彼女はぼーとしたよう目で中途半端にそう答えた。
「どう、明日香ちゃんの体に触れているけど全然感じないだろう」
僕は両手で彼女の胸を揉みながら、そう聞いた。
「はい。工藤先輩本当に私のからだにふれています?」
彼女はぼうっとした感じで答えてきた。
で、でかい…明日香ちゃん着やせするタイプなんだ。
いやいや、そんなこと考えてる場合じゃなく次に進まねば。
4412月13日:2008/02/13(水) 17:35:08 ID:EsReoKg0
「じゃあ、明日香ちゃん。明日香ちゃんの体の中に入った黒い点は、真実の点なんだ」
「真実の点?」
「そう、真実の点。今から聞いたことを正直に答えないと、真実の点が体の中で活動し出してとてつもない恐怖を味わうことになるよ。いいね」
「恐怖?」
「そうだ試してみよう。すべて、いいえでお答えください。明日香ちゃんは女の子ですか?」
「いいえ?」
そう答えたとたん、彼女の顔は青ざめ、苦痛とも恐怖とも言えない表情になった。
「ごめん、ごめん。でも真実の点は正直に答えると、明日香ちゃんにとてつもない幸福感を与えるんだ。すべて、いいえでお答えください。明日香ちゃんは男の子ですか?」
「いいえ」
そう答えたとたん彼女の表情が満面の笑みに代わり、何とも言えず幸福そうな顔になった。
「わかった。なんでも正直に答えるんだよ」
「はい」
「今日のお弁当のおかずは?」
「エビフライ」
「好きなタレントは」
「ジャニーズの…」
「好きな先生は、好物はなに…」
10個ほど簡単な質問をすると彼女はどんどん幸福に満ち溢れた表情になった。
そこで僕は
「今日のパンツの色は何色?」
と質問した。
「え、ええ。そ、そんなの答えられません…」
彼女は恥ずかしそうにそう答えた。
4422月13日:2008/02/13(水) 17:35:45 ID:EsReoKg0
そこで僕は彼女のスカートのすそを持って捲りあげ下着の色を確認した。
ピンクか…
「じゃあ、すべて、YESでお答えください。今日のパンツの色は黒色ですか?」
「イ、イ、イエス…」
そう答えるや否や、彼女はなんとも言えない苦悶の表情になり、肩で呼吸をし始めた。
「ね、恥ずかしい質問でも嘘をつくとこんなに苦しむんだ。正直に答えて、今日のパンツの色は何色?」
「ピ…ピンク…」
苦しみから逃れたい一心で、彼女は正直に下着の色を答えた。
答えると同時に、苦しみから解放されなんとも言えない幸福感が彼女を包んだ。
「恥ずかしい質問でも、答えるとこんなに幸せになるんだ…。
大丈夫、ここには質問の声と真実の点と明日香ちゃんしかいないから」
「あれ、工藤先輩は?」
「工藤先輩って誰?」
「あれ?先輩って誰だろう?あれえ? そうだここには誰もいないんだ」
彼女は一人納得した。
「じゃあ、質問を続けるよ。初潮はいつ?」
「12歳の時」
「バージンなの?」
「はい」
「ファーストキスは?」
「まだです」
「オナニーは?」
「生理の前とか…たまに…」
「どんなこと考えてするの?」
「久保田先輩に…部室でいきなり押し倒されるとか」
「エッチに興味あるの?」
「ないわけじゃないですけど…まだまだ、子供だから…」
僕の変態ちっくな質問に彼女は正直に答え、
答えるたびに満足感で満たされた顔になって行った。
4432月13日:2008/02/13(水) 17:36:35 ID:EsReoKg0
「じゃあバレンタインの本命チョコは誰にあげるの?」
「久保田先輩…」
「手作り?」
「はい」
「もう作った?」
「今晩作ります」
くっそう、久保田のやつうらやましい…。
「工藤先輩にあげた。チョコは義理?」
「はい」
「どうしてあげたの?」
「何か誰にももらえなさそうで、可哀そうだから…」
「今日あげたのは、どうして?」
「誤解されたくないから」
「工藤先輩のことはどう思ってるの?」
「正直、気持ち悪いです。見た目もそうだけど、何考えているかわかんないところとか」
ははは、僕は心の中で笑った。
それと同時に、ただ彼女のことをすきにしても面白くないような気がしてきた。
僕はせっかくだらバレンタインデーにちなんで遊んでみようと考え始めていた。
4442月13日:2008/02/13(水) 17:37:29 ID:EsReoKg0
「いい明日香ちゃん。真実の点ってのは君にとっての真実なんだ」
「私の真実…?」
「そ、君の真実。だから、正直に答えると気持ちがいいし、嘘をつくと気持ちが悪い。わかった?」
「何となく」
僕はそこまで説明すると、彼女にこう投げかけた。
「久保田に本命チョコをあげるのはなぜ?」
「好きだから」
「本命チョコをあげるのは誰?」
「久保田先輩」
「久保田のことはどう思っている?」
「好きです」
「じゃあ、本命チョコをあげる久保田のことは好き?」
「当然です」
「本命チョコをあげたが好きなんだ」
「はい、本命チョコをあげた人が好きです」
僕はそこまで質問すると一呼吸おいて、こう続けた。
「久保田って、いつも偉そうに命令するけど。つらくない?」
「辛くないです」
「むしろ嬉しいとか?」
「はい、どちらかといえば」
「久保田のことは好き?」
「はい、好きです」
「じゃあ、好きな久保田の命令は喜んで聞くんだ?」
「はい」
「好きな人の命令は喜んで聞くんだ?」
「はい、好きな人の命令は喜んで聞きます」
4452月13日:2008/02/13(水) 17:38:01 ID:EsReoKg0
最後の仕上げだ。
「最後に2点だけ真実の点が確認するね」
「はい」
「明日香ちゃんが本命チョコをあげた人が、明日香ちゃんの好きな人」
「はい、本命チョコをあげた人が好きな人です」
「好きな人の命令は喜んで聞きます」
「工藤先輩のことは?」
「正直好きじゃないです」
僕は思わず苦笑しそうになるのをこらえながら、
「明日香ちゃん。ひとつだけ嘘を教えるね」
「嘘?」
「そう、嘘。でも、真実の点にとっては真実なんだ」
「嘘だけど真実」
「そうだよ。明日、明日香ちゃんは久保田の下駄箱にチョコを入れるのだけど、
おっちょこちょいの明日香ちゃんは間違えて1段上の下駄箱にチョコを入れてしまうんだ」
「1段上」
「そう、1段上」
「はい、間違えて1段上の下駄箱に入れてしまいます」
「よくできました」
僕はそこまで言うと、彼女の催眠状態をとき彼女に、こうそくした。
「早く帰りなよ。チョコ作るんだろ」
「あれ、何してたんだろう。工藤先輩どうしてそのこと…あああ」
彼女は時計を見るとあわてて部室を飛び出していった。
帰りの下駄箱で、僕は久保田と書かれた下駄箱の一つ上の工藤と書かれた下駄箱から靴を出し靴を履き換えた。
446山師さん@ピンキー:2008/02/13(水) 22:09:48 ID:2YVJ0+Oj
GJ!乙です
で、これで終わりですか?
447バレンタイン小ネタ 1/5:2008/02/14(木) 23:12:22 ID:UD1ptwjO
「お兄ちゃん、入っていい?」
「いいよ」
扉越しに聞こえた声に答えると、片手を後ろに隠した雪が部屋に入ってきた。何を持っているかは言わずもがな、だが。
「お兄ちゃん、はい、バレンタインチョコだよ」
「あぁ、ありがとう」
チョコを俺に渡した雪は、ちょこんと座り期待に満ちた目で見上げてくる。「早く食べて感想聞かせて」という意味だ。
今までなら一口食べ、笑顔で美味いと言うことでバレンタインは恙無く終了する。だが…今年は違う。雪の告白を聞いてしまった以上、
これは間違いなく本命チョコ。つまり想いのこもった何かが入っているかも知れないということだ。それは目に見える物とは限らない。
例えば粉状の物なら、例えば微量の液体なら、俺に気付かれることなく食べさせることも可能だろう。…この推測が偏見と思い込みに
満ちた迷推理であることには薄々気付いている。
俺はチョコを置き、代わりに水晶玉を手に取った。
「雪、ちょっとこれを見てくれ」
「えっ、なんで食べ…て……」
水晶玉を雪の目の前に持っていくと、以前と同様に、雪の目が虚ろになり腕はだらりと垂れ下がる。
448バレンタイン小ネタ 2/5:2008/02/14(木) 23:13:10 ID:UD1ptwjO
「雪、このチョコが出来るまでの過程をここで再現してくれ」
雪は俺の言葉を聞くと立ち上がり動き始めた。買い物袋を開けチョコを取り出し封を切る動き。さながらそれはパントマイムそのもの。
テキパキとした動きでありながらも反面、目が虚ろなのがやけにシュールだ。続いて雪は万歳をしながら背伸びをした。頭上の棚に
収納してある調理器具を取ろうとしているのだろうか。片足でバランスを取りつつ懸命に腕を伸ばす様が妙に可愛い。
やがて目的の物が取れたのか、腕を下ろし安堵の表情をとると、チョコを切り刻んでいるのだろう、手を規則的に上下させ始めた。

チョコ作りも淀みなく進み、異物混入等の様子もない。気が付いたことといえば将来雪が可愛い奥さんになれそうだということと、
そんな雪を飽きもせず見続ける俺が間違いなくシスコンだということぐらいだ。
型にチョコを流し込み、一息ついた雪はボウルに残ったチョコを指ですくい口に運ぶ。口元に満足げな笑みを浮かべ胸を張るあたり、
いい出来だったらしい。更に2回3回と指が口とボウルを往復する。が、何回目かに指をくわえた時、雪はその動きを止め俯いた。
449バレンタイン小ネタ 3/5:2008/02/14(木) 23:16:17 ID:UD1ptwjO
雪のその姿は物思いに耽っているように見えた。そして次に雪が見せた動きは俺の予想を遥かに上回っていた。
「…ん……」
くわえていた指をしゃぶり始めたのだ。人差し指を先からくわえ、ゆっくりと第2関節まで含む。そして指先を残して口から出すと
またゆっくりと指を口に差し込む。何度も繰り返し時に舌で指の腹を舐め時に優しく甘噛みする。
「…はぁ……ん…ん…あ……」
雪の声に艶が混じり始めた。見れば反対の手はスカートの中に潜り込み、口を出入りする指とは対照的に忙しなく動いている。
「…ん…あ…はぁ…」
雪の膝が震え始める。最初は堪えていたが直にその震えに逆らわず足の力を抜き、そのままその場に尻餅をついた。…白だった。
力無く足を開き、楕円の染みを作った白いパンツが目に飛び込んでくる。その楕円を指がなぞり、その度に色気を帯びた吐息を漏らす。
「…ん……んぐ……」
口内を行き来する指が3本4本と増え、舌も指先を重点的に舐めたり、下から舐め上げたり、指を口に頬張ったまま舌を動かしたりと
変化に富んだ動きに変わる。
「…はぁ…お兄ちゃん…太いよ…」
すまん…俺のはそんなに太くない。
450バレンタイン小ネタ 4/5:2008/02/14(木) 23:17:16 ID:UD1ptwjO
「…はぁ……はぁ…」
不意に雪の手が止まった。終わったか?…と思ったのも束の間、雪は立ち上がり、両手をスカートの中に入れるとパンツを足元まで
一気に下ろした。パンツを脱ぎ捨てると再びしゃがみ込み、今度はそのまま寝転び足を開く。雪の小さな体躯に似つかわしい、薄い毛と
開きかけた成長途上の可愛らしい女性器がそこにはあった。だがそれは先程までの行為によって溢れんばかりに濡れ、似つかわしくない
色気を漂わせる。
「ん…!」
雪は両手を股間に持っていくと、片手は割れ目をなぞりもう片方の手はクリトリスを弄り始めた。
「ん…!く…!」
時折ビクッと体を震わせ伝わる刺激に抵抗するかのように身を捩る。
「…ん…!お兄…ちゃん…!もっと…!」
雪の脳内で俺は何をしているんだ。などという俺の考えを余所に、雪の手は激しさを増す。クリトリスは抓られ引っ掻かれ雪はますます
身を捩らせる。割れ目には指先が入り込み、上下に動かされる度に雫が勢い良く飛び散る。
「んん…!お兄ちゃん…!お兄ちゃん…!あぁぁ…!」
ビクン!と大きく震え体を丸めた。どうやらイッたらしい。雪は肩で息をしながらゆっくりと体を弛緩させていった。
451バレンタイン小ネタ 5/5:2008/02/14(木) 23:18:54 ID:UD1ptwjO
暫しの後、雪はゆるゆると立ち上がり、チョコ作りを再開した。といっても後は冷やしてラッピングするだけのようだが。

結局、最後の最後まで雪の行動を見守った俺は、動きの止まった雪に「チョコを俺に渡し感想を聞いた後部屋に帰ってオナニーした」
という偽の記憶を植え付け、部屋に帰らせた。
後に残ったのはチョコと、先程脱ぎ捨てられた湿った白いパンツ。
俺はとりあえずチョコを食べ、パンツをポケットにねじ込むと、玄関に行き靴を履いた。そして…

うわああああぁぁぁぁぁ!!

…俺は街を疾走した。
452名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 23:26:53 ID:N7MXzyfE
バレンタインネタ二本目キター!って兄貴またそのオチかよw
453名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 23:59:05 ID:xsrYdJ/T
なんか兄貴が可愛いw
454名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 00:30:55 ID:5ItuAL92
ここは兄貴に萌えるスレですか?
とはいえ、GJ
455名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 05:36:32 ID:DABUB09g
GJ
やっちゃえよ、兄貴
456恥ずかしい写真:2008/02/15(金) 22:32:28 ID:vWo8cY7M
脅迫にするかMCにするか悩んでる間にものすごく中途半端になっちまった。
ある意味未完成なんだけど落とします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コク、コク、コク…
夕焼けの日差しが眩しい新聞部の部室で私は好きでもない男のいち物を舐めつづけていた。
どれくらいたったのだろうか、顎が痛い。
しかし、私はこの男が要求する限り休むことも許されず、
ただひたすらこの男のものを舐めつづけるしかなかった。
「この一か月間で、だいぶ巧くなったね、委員長。
もう舐めるのはいいや、素っ裸になって両手をついてケツをこちらに向けてよ」
男は私が疲れているのも気にするでもなく、そう要求してきた。
「お、お願いです。裸になるのだけは許して…。
お願いショーツを下すだけで、許してください」
いくら新聞部員が事実上この男だけだとしても、ここに誰も来ない保証はない。
私は哀願するような眼で彼を見上げた。
「委員長がそのつもりならいいけど、この写真をばら撒かれてもいいの?」
男は制服の内ポケットから一枚の写真を取り出すと、それを見せつけるように目の前でひらひらとさせた。
「わ、わかりました。脱ぎます。その写真を他人に見せるのだけはやめて…」
「簡単に脱がずに、一枚ずつゆっくりと、まるで僕を挑発するかのように」
観念した私は制服のリボンをほどき、ブレザーと白いシャツを脱ぐとスカートを一気におろした。
キャミソールを脱ぐとたちまち私は白いブラと下着と黒いハイソックスだけの姿になった。
少し躊躇しながらも私はブラのストラップを腕から取り、背中のホックをはずしてそれを取り去った。
457恥ずかしい写真:2008/02/15(金) 22:33:08 ID:vWo8cY7M
まずい、ソックスに手をかけたとき自分の下着がびしょびしょなのに気がついた。
「どうしたの、パンツ濡れているの、い・い・ん・ちょ・う」
彼は私の心を見透かしたように反笑いしながらそういってきた。
「委員長ってさあ、ドMだから僕ののチ○コ舐めたり、
放課後の部室でストリップショーしたりすると感じちゃうんだよね」
「……」
顔を真っ赤にしながらうつむいていると彼は容赦なく私にこう言い放った。
「まあいいや、濡らす手間省けて。さっさと脱いで、ケツこっちに向けてよ。
そうだ、すっぱは嫌っていっていたから、靴下だけは許してあげる。
早く、パンツ脱いでよ」
いわれなくてもわかっている自分がドMなのは…。
そう、ひと月前にあの写真を撮られてからずっと、理不尽な要求を受けるたびに、
私の心の中で何とも言えない感情が渦巻いていた。
恋人に優しくされるより、この男に辱めを受けている方がずっとここちよかった。
恋人に頭を撫でられるより、この男に頬を叩かれた方がずっと気持よかった。
恋人の唇より、この男のあそこの方がずっと美味しかった。
恋人の甘いささやきより、この男の罵倒の方がずっと耳触りがよかった。
恋人とデートしているときより、この男に犯されているときの方がずっと充足していた。
きっと私は狂ってしまったんだ。
あの写真のせいで…。
458恥ずかしい写真:2008/02/15(金) 22:34:19 ID:vWo8cY7M
「何しているの、はやくしなよ。この写真ばら撒かれてもいいの」
躊躇しているように見えたのか、彼はまた写真をちらつかせながら私を脅してきた。
「は、はい、わかりました」
「わかってるの。この写真がある限り委員長は僕の奴隷なんだよ」
下着を脱いだ私は彼の要求通りに椅子の上に手をついて体を屈め男の方にお尻を向けようとした。
パシッ、彼の平手が私のおしりに放たれた。
「何してるの委員長、手をつけろっていったら床に決まってるでしょ。
誰が椅子の上につけっていいましたか。
早く床に手をついて、足開いてケツをこっちに向けててよ、委員長。
犯りやすいように、いや、犯られやすいように」
あまりの痛さに目に涙を浮かべながら、私は要求通り手を床に置いて体を屈め、
脚をハの字に開いてお尻を彼の方に掲げた。
後ろの方から見ると私のあそこはおろか、お尻の穴まで丸見えのはずだ…。
そんなポーズをとらされているというのに、自分の股間が熱くなっていくのを私は感じていた。
お尻の叩かれたあとも、じんじんとした感じが逆に心地よかったりする。
彼は私のあそこを指で無造作に掻き回すと、一気に私の体を貫いてきた。
「うっ、ああ、あーん」
「あんまり大きな声を出すと、隣に聞こえるよ。僕は別に構わないけど」
あまりの快感に頭の中がまっしろになりそうになりながらも私は最後の理性で指を噛むことで声を殺そうとした。
「指が千切れちゃうよ。これで声を我慢しな」
彼は私の口の中にハンカチのようなものを突っ込んできた。
「…!?」
私の下着。
びしょ濡れでちょっとしょっぱい味のするそのハンカチが自分の下着であることに気づくのに時間はかからなかった。
「他の奴にばれるよりましでしょ」
彼はそういいながら、乱暴に自分のものを私のあそこに出し入れしてきた。
459恥ずかしい写真:2008/02/15(金) 22:34:54 ID:vWo8cY7M
ケダモノ…この一ヶ月間この男に玩ばれて、きっと私はケダモノになったんだ。
ケダモノなんだから人間と違っていい、
私はケダモノだから普通だけど、人間の言葉ではきっとこういうの…変態。
「よし、今度は委員長から…お願い」
彼はそういうと、部室のソファーに寝転がり私を上にした。
「はあ、はあ、」
私は返事もせずに男のものの上にまたがると、自ら腰を動かし始めた。
「はははは、委員長も馬鹿だなあ。あんな写真、僕に撮られて。
この写真がある限り、永遠に委員長は僕のもの…」
そう、あの写真がある限り私は彼のいいなりになるしかない。
一月前、なぜ撮られたんだろう。わからない。
お金で解決しようとした。
彼の理不尽な要求にもこたえた。
自殺も考えた。
でも、あの写真がばら撒かれたら、自分を大事に育ててくれた両親に迷惑がかかる。
絶対にあの写真だけは人に見せてはいけない。
あの写真を返してもらえるなら、私は喜んでヘアヌード写真でも何でも彼に撮らせてあげよう。
いま男が手でもてあそんでいるその写真。

…私が白いワンピースを着てピースサインをしている写真…
460恥ずかしい写真:2008/02/15(金) 22:35:26 ID:vWo8cY7M
…一月前…
「ね、いいでしょ。委員長、写真撮らせてくださいよ」
僕は風紀委員長の同級生に両手を合わせながら、そうお願いした。
「生徒会委員の日常、いい特集だと思わない。ねっ。
で、手始めに同級生の風紀委員長からお願いしてるわけ」
「読者ニーズあるの」
「あるある、美人風紀委員長の日常。
男子人気ナンバーワンでありながら、女子にも嫌われていない。
そんな委員長の日常に、この学校の生徒も興味津々だって。
インタビューだけで写真が制服のままだったら片手おちじゃん」
「また、口がうまいのね」
そんなこんなで彼女を言いくるめて、次の日曜日に普段着姿の彼女を撮影させてもらう約束をした。

…次の日曜日…
「こんな恰好でいいかなあ」
委員長は、制服からはイメージできないような真っ白なワンピースでやってきた。
大学生の彼氏がプレゼントしてくれたものらしい。
うーんちょっとロリ入ってるかな?
僕の正直な感想だ。
「いいよ、いいよ。制服と違って全然かわいい」
そんな言葉をかけながら、僕は自慢のデジカメで新聞用の写真を次々と撮って行った。
「はやくしてよね。この後、デートなんだから
新聞に掲載するのって一、二枚で充分な気がするけど」
「へえ、彼氏いるんだ。誰?」
調べは付いているのに、わざとらしく僕は聞いてみた。
「内緒。もういいでしょ」
「わかった、わかった。じゃあ最後にこっち向かってポーズとって笑って」
彼女は少し考えると、恥ずかしそうにカメラを見ながら笑ってピースサインをした。
「い、今どきピースって…」
「何でもいいじゃない。じゃ、じゃあ写真できたら教えてね。私も選びたいから」
ちょっと恥ずかしそうなしぐさをすると、彼女は笑いながら走り去った。
461恥ずかしい写真:2008/02/15(金) 22:35:57 ID:vWo8cY7M
…一週間後…
「写真できた」
委員長が僕にそう話しかけてきた。
「うん。今から現像だけど見にくる」
「もちろん」
「じゃあ行こう」
僕は新聞部の部室横の現像室に彼女を案内した。
本当は写真部のものなのだが、幽霊部となった今、新聞部の僕が独占的に使わしてもらっている。
「く、暗いのね」
「まあね。デジカメだけど、新聞用にフイルムに落とすから」
「そんな必要あるの」
「趣味みたいなもんかな」
青白い光の下で出来上がった写真を見ながら彼女と取り留めのない話をしていた。
「どうも気に入ったのがないなあ。カメラマンのうで」
20枚ほどの写真を並べて彼女が独り言をいった。
「いや、とっておきがあるけど。今から見る?」
僕は申し訳なさそうに彼女にそう話しかけてきた。
「ええー。あるんだったら出し惜しみせずに見せてよ」
「わかったよ。じゃあ、この紙見て」
僕が彼女に見せたのは、一筆書きの星が真中に描いてある印画紙だった。
「え、何? 馬鹿にされてる?」
「いやいや、この星の真ん中をじっと見て…」
僕は彼女の眼の高さまでその紙を掲げると指で星の真ん中を指しながら、そういった。
「いい星から眼を放さないでね」
「本当にとっておきの写真出るのでしょうね」
「もちろん、じゃあ入れるよ」
僕はそういうと、その紙を現像液の中に浸けた。
「絶対に星から眼を離しちゃダメだよ」
「わかってるって、本当にとっておきなんでしょうね」
その紙に写真が浮かび上がってくると思っている彼女は目を離さないようにその星を見続けているようだった。
現像液の波でゆがむ星を見続けている彼女に僕は秘密のスプレーをそっと吹きかけた。
462恥ずかしい写真:2008/02/15(金) 22:36:47 ID:vWo8cY7M
「ど、どうしたの私…」
一瞬意識が飛んだ彼女は僕にあわてたように尋ねた。
「ううん。なんでもないよ」
僕は彼女の後ろに立つと両腕をつかみ、そっと彼女に話しかけた。
意識が朦朧としているのか、抵抗してこない。
「委員長、聞こえる」
「はい、聞こえているよ。なあに、新聞部員…」
何か心地いいのかチャラけるるように答えた。
「でもね、委員長。実は委員長は気を失っているんだ」
「いや、私はおきてるよ」
「それは、委員長の潜在意識…顕在意識は気を失っている」
「へえ、そうなんだ」
ものすごく気持ちよさそうだ。
「委員長、残念なお知らせがあるんだ」
「なあに」
「委員長の裸の写真を僕が持っていて、それを今度の新聞に掲載するって言ったらどうする」
「う、うそでしょ。こ、困る…。そんな写真もしあったとしたら犯罪だよ…」
「嘘…」
僕が言ったことを冗談と思っているのか、彼女は安心した顔をした。
「じゃあ、委員長。その両手ではさんでいる紙は何?」
「?」
彼女は不思議そうに両手ではさんでいる紙を見た。
「写真」
「そ、写真。でもね、その写真は裸の写真よりもっと恥ずかしい写真なんだ…」
「ど、どういう意味?」
彼女は不安そうに手の中を見ようとした。
「まだ見ちゃダメ」
僕はは大きな声で彼女を制止した。
「いい、それを見たらショックで立ち直れないぐらいの写真が写っているから、絶対まだ見ちゃダメ」
「う、うん」
そういわれると、彼女はだんだん不安そうな顔になってきた。
暗示がきいているようだ…
「え、裸よりひどいって…ま、まさか」
彼女は、ものすごく恥ずかしそうな顔をした。
大方、トイレかオナニーのことでも想像しているのだろう。
「残念、それよりすごいよ」
僕は彼女の不安をあおるように答えた。
「な、なに、なんなの」
パニックになりながら、彼女は叫び声をあげた。
「まあいいよ。目覚めてから、見ればいい。
後、委員長を救えるのは僕だけだからね。
どんな酷いことをされても、君は僕に依存する。
逆に今の恋人には、恥ずかしすぎて相談もできない。
彼氏に優しくされればされるほど、委員長は彼に醒めていく。
じゃあ、顕在意識を呼ぶよ…3…2…1…はいっ」
潜在意識化の委員長は気を失い、顕在意識の委員長が目を覚ました。
463恥ずかしい写真:2008/02/15(金) 22:37:30 ID:vWo8cY7M
「委員長、委員長、起きて」
「う、うーん、あ、あれ私どうしたんだろう。
「委員長、急に気を失うからびっくりしたよ」
「えーと、とっておき…。な、なにこれ…どうしてこんな写真が…」
手にしている写真を見た瞬間、彼女は心臓が飛びださんばかりに驚いたようだ。
そりゃあ裸よりも恥ずかしい写真って暗示がかけてあるから当然なんだが…。
「僕も驚いたよ。まさか、委員長のこんな写真が撮れるなんて、一大スクープだね」
「み、見なかったことにしてくれるよね。データ、返して…お願い…」
「やだよ、みんなに見せたいじゃん、これほどの写真」
「ぜ、絶対やめて。お願い。こんな写真、みんなに見られたら…もう生きていけない…」
「どの写真?」
「だ、だから…」
「20枚もあるからわかんないや」
僕はふざけたようにそう答えた。
追い詰められた彼女は、顔を真っ赤にしながら僕に写真を返してくれるよう哀願してきた。
「そ、その…。し、白い、わ、わ、ワンピースを着ているやつ」
「よくわかんあいなあ。全部来てるじゃない」
いよいよ、追い詰められた彼女は目を閉じて一気にまくし立てた。
「白いワンピースを着て、ピースサインしているやつです。
お願い返して、返してくれるなら何でもします」
「なんでも、じゃあ委員長のパンツ見せて、ここでスカートまくって」
「え、そ、そんなあ」
「いいよ、いいよ、委員長のパンツよりいいもの手に入れたから僕はそれで…」
立ち上がって部屋を出ようとする僕を彼女の手が引き止めた。
「み、見せたら、返してくれるのね。その写真のデータ」
「さあね。無理しなくていいよ。後でちくられるのも嫌だもん」
僕は意地悪く答えた。
「先生に言ったりしないから。お願い」
「何をお願い?」
「写真のデータを…」
黙って僕が立ち上がると、あわてたように彼女は言いなおした。
「私の下着を見せてあげる」
「へえ、下着を見せてくれるんだ。委員長って変態だなあ。
でもこの白いワンピースの写真よりましか」
僕は彼女をことばで辱めながら続けた。
「でも、人にものを頼むってのに、あげるはないよね、あげるは」
僕がそういうと彼女は
「私の下着を見てください。お願いします」
観念したかのように消え入るような声でそうつぶやいた。
「どうぞ、見てもらいたいのなら、自分でスカートを捲りあげて」
僕が言うと彼女は恨めしそうに僕をにらみながらもスカートの裾をつまみあげた。
464恥ずかしい写真:2008/02/15(金) 22:38:09 ID:vWo8cY7M
彼女にとっては、白いワンピースを着てピースサインをした写真の方が今の格好より恥ずかしいのだ。
「ヒュウー、ヒュウ。まだだよ、まだおろしたダメ」
僕はわざと下品な言い方で彼女の羞恥心をあおった。
「も、もういいでしょ返してよ、返してください、お願いします」
泣き声になりながら彼女は叫んだ。
「返すも返さないも僕のもんだからね」
「そ、そんなあ」
「この写真がほしけりゃ、明日黒のTバック履いてきてよ。頼むよ、委員長」
ふざけた口調で僕は彼女に命令した。
「持ってません…そ、そんな下着持ってないです…」
消え入りそうな声で彼女はそういった。
「今から買いに行けば間に合うよ。駅前のデパートあいてたかなあ。
まあなければ履いてこなければいい、何も」
「何も…」
「黒くっても、何も履いていなくってもいいじゃない。
白いワンピースにピースって最高に恥ずかしい写真に比べたら…」
「……」
もう何も言えないといった感じで、彼女はうつむいた。
「とりあえず明日の朝一にここにきて見せて、もし違う下着だったら…」
僕は例の写真を彼女に見せつけながらそういった。
こうして彼女にとっての地獄、僕にとっての天国の日々が始まった。
もちろん彼女は地獄で身もだえるように暗示がかけられているわけだが…
465名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 02:10:42 ID:mc7DOQXD
乙だが・・・
まあ本人もわかってるみたいだし言わないで置く
466名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 07:33:02 ID:B+ELgX7j
ぐっじょ
467名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 01:51:14 ID:Tr+rpb0H
GJ
468名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 15:39:35 ID:7rpH2LKG
GJ
469名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 15:53:36 ID:jLmbYuYb
GJ!
チラシの裏 読んでみたいMC物
1ひょんなことからMC能力をえた少年が憧れの少女とHするために試行錯誤を繰り返す話。
能力を使いこなすのに悪戦苦闘することでヒロインの難攻不落感を出すという何か間違った展開にw
(単に自分が余裕たっぷりの男に感情移入するのが苦手なだけかもしれない)
2DQN親に報われない一途な愛をささげる少女(天馬博士にサーカスに売られる前のアトムを真っ先に連想する俺)
を親の気まぐれで貰い、「自分は悪い子だから親に捨てられた。いい子になればきっとまた親に会える」
と少女の思考を誘導。いい子になるための特訓と称した光源氏計画を推し進める。
470名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 20:18:30 ID:m3GrV34o
なんか凄まじいチラ裏だなwwww
471名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 22:06:25 ID:8ALFWyTU
>>469
それほどの妄想力を持ってるなら自分で書けw
472名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 16:06:53 ID:gg1qkU7i
>>469
よくわからないのだが、チラ裏1って

「秘密の箱」みたいな感じ?
…相手を眠らせたまではいいが、主人公がヘタレorリアル催眠でなかなか次の段階にいけない。
艶やかな姿で寝入っている相手に見入りながら、自分の力のなさを嘆く。

それともラブコメ?
…相手を眠らせたまではいいが、徹夜での催眠の練習がたたって、次の段階に移行とする前に主人公も寝入ってしまう。
数時間後、目覚めた二人の目が合って何となく照れ笑い。

それとも全然違うの?
473名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 01:53:11 ID:d5ARCV38
宇宙人が落とした・から貰った機械で・・・・




ってゆう設定がグッとくる俺
474名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 04:21:06 ID:v+ZGX2tz
>>473
どっかでそういうMC小説読んだぞ。
もうサイトは閉鎖されてるが。
475名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 20:38:36 ID:7CLP6Lnj
476473:2008/02/21(木) 22:36:28 ID:VFqUBzLp
>>475 それ俺のMCの目覚めww
477名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 22:46:27 ID:v+ZGX2tz
>>476
お前は俺だ
478名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 23:15:04 ID:5hvcVAGO
>>475
いいわあ
479名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 14:10:42 ID:ncqx869u
>>475
文字が記号化されてて読めないんですけど何ででしょうか?

$B1'Ch?M$NCV$-EZ;:(B  

タイトルがこれ・・・・
480名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 14:16:25 ID:yx1Ui4UD
>>479
文字化けです。
ブラウザの「表示」→「エンコード」で「日本語(JIS)」を選択すればちゃんと表示されると思います。
481名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 06:36:25 ID:nDR1zTVt
たいがいは自動エンコードで直るけどね
482名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 14:33:48 ID:Z2AHOB76
つーか、METAタグの書き間違いかと
483名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 21:25:08 ID:De89MAEZ
>>480
有難うございました。

>>481
自動にしたら直りました。

多分YourFileHostのやつでいじってた為だと思います。
484名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 11:41:43 ID:ICK8t8Uy
>>475
母親と同じ名前で萎えた・・・だが内容は良いなー
485名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 23:27:37 ID:3JhX3ZLl
ごめんなさい、まじてきとーっす。保守がてらってことで。

------

「八木ちゃん。どうだい、もう二週間くらい経つけど、慣れてきた?」

社長の水島さんが優しく声をかけてきてくれた。
水島さんはまだ26という若さで、かれこれ4年会社を回しているすごい人だ。
見た目もとても爽やかで、仕事ができそうな雰囲気にあふれている。

今日の午前中はわたしと水島さんの二人しかオフィスにいない珍しい日で、
寂しくならないようにするためかおしゃべりしながらのお仕事という感じだった。


「それにしても八木ちゃんそのスーツ似合うね。」
「ありがとうございます。でも、安物ですよ。」
「いやいや、自分に合ったものをきてるってのが大事なんだよ。」

尊敬している水島さんに褒められるのは、かなり嬉しい。
思わず自然に笑みをこぼしてしまう。

「そうそう、八木ちゃん。ちょっとそこに立ってくれる?」
「あ、いや、別に重苦しい話とかじゃないから。」
「はあ。」
「僕今鉄道関係の企画作ってるところなんだけどさ。」
「電車関係ですか。」
「そうそう。で、八木ちゃんさあ。」
486名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 23:28:44 ID:3JhX3ZLl
「痴漢されたこととかある?」

あまりに急な質問でわたしは少し戸惑ったのだが、社会人らしくすぐに気を取り直し、答えた。

「え…あ、はい。何度か…」
「痴漢ってどういうことすんの?」

「えっと…まあ、お尻触られたりとか…」
「それは、こんなかんじだった?」

水島さんはそう言いながらわたしの後ろに回りこむと、ひょいとわたしのお尻に片手を押し当てた。

「どう?」

水島さんはわたしの顔を覗き込むようにしながら、わたしのお尻を上に下に撫で始めた。

「えっと…あ、はい…そうです…あ、その…」
「片手?」
「あ、そうですね。大体片手…でも、一人両手で触ってきた人もいましたよ。」
「こんな感じ?」

言うと水島さんは両手をわたしのお尻に当て、スカートの上から少し強く揉みしだいてきた。

「水島さん、あの…もうそろそろ、いいですか?」

いくらなんでも悪乗りが過ぎると思い、水島さんをさえぎろうとするのだが

「あ、やっぱり嫌なこと思い出すのは、アレだよね…」
「それもあるんですけど…そうじゃなくてですね
「でもこれ大事なことなんだ。もう昔のことなんだしさ、」

水島さんはどんどん話をかぶせていってしまう。

「で、スカートの中とかはあった?」
「…ありました。」
「裾からだよね、こう滑らす感じ?」
487名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 23:29:24 ID:3JhX3ZLl
スカートの下に手が入った。さっきよりずっとリアルな体温をお尻に感じる。

「はい、裾から…」
「それで触られるんじゃあ、こんなにスカート捲くれ上がっちゃうんだね。」

水島さんに促されて後ろのほうを見ると、確かにスカートはかなり捲くれあげられていた。
ほとんどお尻が半分見えていて、淡い緑の下着の下半分が外に出てしまっていた。

「こんな…もう丸見え…」
「恥ずかしかっただろうね。」
「はい…」

もう私の顔は真っ赤になっていた。当時は恥ずかしいなんて気持ちどころではなかったが、
今こうして冷静に見ると、尊敬する人の前でわたしはお尻を

「こうやって、お尻を生で触られたんだ?」
「はい…生で、撫で回されたというか…」
「ひどいやつだね。」

水島さんは、いいこいいこしてくれるようにわたしのお尻を優しく撫で回した。
それはちょっとだけ気持ちよかったのだけど、恥ずかしくてそんなことはいえなかった。

「ところで胸は揉まれた?」

不意に質問されて一瞬固くなったが、水島さんが開いてるほうの手でわたしのジャケットのボタン、
そしてブラウスのボタンを外しにかかっているのを見て少し我に返る。

「胸は揉まれたりしませんでした。」

「そうか、揉まれなかった訳ね…」

水島さんはそう口にしながら、ブラウスのボタンを開けきってしまった。淡いグリーンの
ブラが私の目にも入ってきた。そこに、水島さんの手が差し込まれた。

「それにしても瞳ちゃんおっぱい本当に大きいねえ。」

水島さんはブラを下のほうにずり落としてわたしのおっぱいを引っ張り出すと、
それを下から揺らすようにして弄び出した。ふるふると乳房の表面が躍った。

「おそれいります…」
488名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 23:30:01 ID:3JhX3ZLl
水島さんに褒められるのはとても嬉しいけど、内心少し複雑だった。
お仕事のためとはいえ、ちょっとこれはいくらなんでもやりすぎな気がする。
私は水島さんのわしわしと動く指に手を添えて抵抗しようとするが、全く意に介されなかった。

「こんなに気持ちいい胸を揉まないなんて、痴漢も勿体無いやつだよな。」
「勿体無いって…ぁん!!」

わたしは水島さんの冗談を笑おうとしたのだけど、水島さんの指先がわたしの乳首にたどり着き、
それを微妙な力加減でくすぐるので、おもわず高い声を出してしまった。

「どうしたの?」

どうしたの?って…そんなの水島さんが、仕事だからって、こんなに破廉恥なことしてるからで…

「ごめんなさい、その…私乳首ちょっと苦手というか…あぁぁん!いゃン…ぁっ!」

水島さんはいつの間にか両手でわたしのおっぱいを揉み合わせたり乳首を寄せたり離したりしだした。
まるでわたしのものじゃないようにおっぱいが揺れ動かされる。その度にわたしは声を漏らしてしまった。

「マーケティングって…結構大変なんですね……」

どうにか声を絞り出すけれど、ろくに意味のない言葉しか出てこない。頭が正常に動いてないみたいだった。

「おおっと、そうそう。マーケティング。本題だ。で、手はスカートの中に入って下着を引っ張ったり弄って…
「そ、そんなことされませんよ!!って、ああぁ!!」
「指が下着の奥に差し込まれた?」

はぁん!!

「中指であれをなぞられて…」

きゃンっ!あっ!!

「それで挿し込まれるんだね?」
489名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 23:30:37 ID:3JhX3ZLl
わたしのあそこがグチョグチョと音を立てるのが聞こえてくるようだった。
水島さんのいやらしく動く指を必死になって咥える。はじめてのことだった。
全身が痺れ、そして快感に浸されていくような感じだった。
わたしは生まれて初めて、自分の意思では全く制御できない嬌声を上げ続けることとなった。

「水島さん、わたしもう…限界です…これ以上は……」
「あ、そう?でも大丈夫だ。心配しなくても、僕が責任持って鎮めるから。」
「鎮めるって…」
「八木ちゃんはそのまま前見てて。」

一気に私の下着を膝の辺りまで下ろすと、タイトスカートもおへそのほうまで捲くり上げた
見えないけど、絶対にそのとき私のお尻は完全に露出していた。水島さんからはわたしの
なにもかもが丸見えだろう。

「もうちょっと脚開いてくれるかな。」
「あ、はい…でも、何を?」
「おまじないだよ。これで君は最高に楽しくなって、気持ち悪い感情を忘れられるんだ。
 それに今後痴漢にあっても、絶対取り乱したり怖くなったり気持ち悪くなったりしなくなる。」
「本当ですか…?それ、すごいじゃないですか!!」
「いいかい、きみははじめてだからちょっと痛いだろうけど…我慢するんだよ。」

水島さんは間を一切とらずに、それを実行したらしかった。
わたしのあそこに太くて固いものが、ずるずると挿し込まれていったのだ。
そして何度も何度も、リズミカルに、わたしは穴を突かれた。
水島さんの言うとおり、一回突かれるたびにわたしの体や頭の中から悪いものが消えていくようだった。
そして何秒もしない間に、快楽が体中を包み込んでいった。
490名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 23:33:33 ID:3JhX3ZLl
以上っす。一応>>263-265の続きですけど、トリとか完全に忘れたんでw
激励とか批評とかおねがいしまーす。
491名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 23:56:20 ID:hSGdQcxh
途中までよかったのにさ、本番シーン短すぎだろ。
492みちにじ。:2008/02/27(水) 23:57:21 ID:6nTsqwMx
GJ!
あー、じかんないやー 
493名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 00:44:24 ID:sr2GxhWM
GJ。


誤認系、好きなんで有難うございます。


夫とか居たらさらにGJ....


すいません。調子乗りましたorz
494名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 17:47:42 ID:VgXjuYUI
女性の身体を洗い、マッサージをする仕事になります。
射精の瞬間を見たいという要望も多数あります。
[email protected]
495名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 14:55:37 ID:/qj8uqZn
AkB48の騒動をみてると 
なぜかMCの気配を感じる俺
496名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 04:00:51 ID:Oq5fhz9J
保守ショート『MC・ハマー』
〜ある街にて〜

「へい、ガール!ワタシのカーに乗らないかーい?」
「でも、○隊さんにホイホイ付いていったら駄目だって……」
「ハハハ、ミーはナニーモしないヨゥ?プリティガールがA女E女だから楽しくドライブしたかたダケねー」
「そうなのぅ?」
「ソデスヨー」(へへっ、ミーのMC能力に掛かり始めたようだぜ)
「う、うん……少しだけだよ?」
「OK!OK!レッツドライブ!」(目がトロンとしてきたか、いいぞ)


「ドデスカー?ドライブはー」
「うん、たのし……きゃ!脚を撫で回さないでぇ!お、下りる!」
「ノノノ、スキンシップでーす!」(MCがまだ浅かったか!)
「本当?」「イエース」(まだ自我を残していたとは驚きでーす)
「じゃあ……また乗るけど……」
497名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 01:32:19 ID:YrPyyTDj
これは流石に不謹慎だろう・・・・
498名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 02:15:23 ID:E3SQw0y9
さすがに無しだな
499名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 10:56:12 ID:tpYNdoxD
自重汁
500名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 17:33:18 ID:yIWvD8YY
他人を自分の思い通りにしようとか駄目だろ。自重知れ。
そういう屑は投稿すんなよ。
501名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 17:54:16 ID:xe/q3xTZ
おならぷう
502名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 18:00:02 ID:ihJoFz10
まさかこんなところで闇魔法結社の総帥殿下にめぐり合えるとは思わなかった
503名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 23:24:23 ID:IYX6GjCo
い、犬ー!?
504名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 01:34:13 ID:SmnPMliq
はー、さっぱりさっぱり。
505名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 06:55:35 ID:y7qtM9+7
ねこ〜
506名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 09:05:15 ID:9oMrqQsl
サル!ゴリラチンパンジー
507名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 09:14:16 ID:6j0XK4z3
はい、君たちは手を叩くと人間に戻るよ〜
508名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 13:33:01 ID:mbCNqBoF
パン!!
509名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 13:38:38 ID:w3S8jskr
ボクトリッピー
510名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 13:39:57 ID:5N2hdDW5
ツー!!
511名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 15:18:36 ID:tZrR/bZ6
荒らしてるくせに、ちゃんとsageてる嵐ってどうなんだ…
512名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 02:50:07 ID:zLTRs5nv
何で荒らされてんだ?・・・
513名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 11:12:44 ID:jc5WxQeS
これが荒しとか
繊細すぎるだろ
514名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 12:09:55 ID:sKM90XqB
荒れてると誤認させられてるんだよ
515名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 12:15:43 ID:p8MDbsny
コンビニ行ったらレジの女の子が可愛くて若い新人だったわけだが、
お金を払った後、手の甲の方からぎゅっと握られもう片方の手で
包み込むようにお釣りを渡された。

上の人間は一体どんなMC教育をしたのやら、と思ってしまう。
516名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 12:35:50 ID:sKM90XqB
>>515
目を覚ませ!
MCされてるのはお前のほうだ!
517名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 20:06:52 ID:zLTRs5nv
コンビニで自分が差し出した手の平から6cmくらい上にて店員からお釣りを落とされた俺涙目。
518名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 21:04:00 ID:ke91hEwT
全然イケメンではない俺でも>>515みたいなことwちょくちょくしてもらえるから
よほど酷いツラをしていない限り清潔な身だしなみをしていれば
いつかやってもらえるさ。くじけるな。
519名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 00:16:41 ID:nc9Rt2HS
>>517
6cm上に手を出せ
520名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 01:45:13 ID:7NZ3PxKX
>>518
だ、だめだ……こいつ完全にかかってやがる
521名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 06:21:05 ID:hxmg0p7i
男に期待させる女の汚いやり手だよな
騙されるんじゃないぞ
522名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 00:06:32 ID:O8Hh4UOb
>>1 にある体験告白で
一番ド真ん中ストライクだった作品ってある?
523名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 00:13:31 ID:RNXQLbhD
ちなみに俺は超能力の方の
体液媚薬が一番だった
524名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 03:56:04 ID:p3mwIYz6
最初主人公の事を嫌っていたのが
MCによって少しずつストーカー化していくのがたまらなく好き。
525名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 20:27:28 ID:RNXQLbhD
諸君、私はMCが好きだ
526名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 08:26:24 ID:biVrqF5M
こいつなんかに触られて何でこんなに嬉しいのっ!?
みたいなのがヤバい
527スクールカウンセラー:2008/03/07(金) 12:54:04 ID:bPbIuUDO
3時間目の授業は英語のヒアリングだった。
「Some Japanese lack common……」
教師のマイケルが流暢な英語で教科書を読んでいる。
それを小野田友香はぼんやりと上の空で聞いていた。
将来、イギリスに留学するのが夢である友香はヒアリングの授業は嫌いではない。
どちらかといえば好きな方なのだ。
しかし、友香は今それどころではなかった。
誰かに気づかれたらどうしようとビクビクしながら、
机の下でスカートの中に手を入れ、秘かに自分の体を慰めていたのだ。
緊張で心臓が破裂しそうなのに、やめることができない。
スカートの中に忍ばせた指を股間の間に沈め、
そっと撫であげると少しずつ濡れてくるのが実感できた。
心の葛藤とは裏腹に、体の方はその気になってしまっているのだ。
学校の教室で、それも授業中になんて破廉恥なことをしているのだろう。
恥ずかしさやら後ろめたさやらで、心臓が破裂する限界に到達しそうだった。
今誰かにばれたら、心臓が止まって死ぬかもしれない。
しかし、友香は手を止めることはしなかった。
(ああ、き、きもちいい)
スカートの奥がまた熱を帯びてきた。
もっと強い刺激を欲しているのだ。
今の状況や、焦りの心が彼女にさらなる刺激を欲しているのだ。
目鼻立ちの整った顔は上気し、二重の眼はとろんとしてきている。
性感に溶かされた彼女の顔は、清純さと妖艶さが入り乱れたなんとも言えない色香を放つようになるのだ。
(一番後ろで、よかった…)
教室の一番後ろの席でなければこんなことできない。
いや、一番後ろでもおかしいのは自分でもわかっている。
しかしこの一月の間に目覚めた自分自身の異常な性癖を止めることができないのだ。
それどころか、ますます悪化していっているのである。
528スクールカウンセラー:2008/03/07(金) 12:55:42 ID:bPbIuUDO
(このままじゃ、だめだ)
重い足取りで友香は放課後の廊下を歩いていた。
スクールカウンセリングを受けるためだ。
地元でも名門私立で名の通っているこの学校では、
スクールカウンセラーが常設されている。
もちろん、どのような相談も受け付けられ守秘義務によって秘密は守られている。
そうはいっても、自分の性癖を相談できる友香ではなかった。
2か月ほど前、部活と勉強の両立がうまくいかずカウンセリングを初めて受けてみたのだ。
それからはなぜだか、週一ペースでカウンセリングを受けている。
自分でもわからないが、
毎週水曜日の放課後になるとカウンセリングルームに足が向かってしまうのだった。
しかも何を相談しているのかあまり思い出せない、
雑談に終始しているような気がするのだ。
しかし友香自身、成績が回復してきたのもあり、
カウンセリングの内容を思い出そうとすることもなかった。

「あれ、中井君もカウンセリング受けているの」
自分がカウンセリングルームに入ったとき、
待合室にいる人影がクラスメートであることに友香は驚きを隠せなかった。
挨拶ぐらいは交わすが、別にそれほど仲がいいわけでもない。
「ううん、小野田さんこそどうして」
「私は成績のこととかな」
「へえ、小野田さんでも悩むんだ。今日のヒアリングの時間昼寝できるくらい余裕なのに」
「え、見てたの」
先ほどの痴態を見られていたのかと、焦ったように友香は聞き返した。
「そんな顔を真っ赤にしなくても、気持ちよさそうに俯いていたよ。
いい夢だったんだろうなあ」
「ま、まあね」
ばれていない。
とりあえず落ち着きはらった風に椅子に座った。
「ところでさ、小野田さん」
「なに」
「毎週水曜日はスクールカウンセリング休みなんだよ」
「えっ」
友香が不思議そうに声をあげるや否や、
中井聡は目の前でフラッシュのようなものを焚いて友香の意識を一瞬にして飛ばした。
「毎週水曜日は、個人カウンセリングさ。小野田さん」
落ちゆく友香に聡はそう答えていた。
529スクールカウンセラー:2008/03/07(金) 12:56:38 ID:bPbIuUDO
2か月前、曜日を間違えてカウンセリングを受けにきた友香は、
そこで部活をさぼっていた聡と偶然でくわし
わけのわからないまま催眠術にかけられてしまった。
そしてこの2ヶ月間、聡のおもちゃとかしているのであった。
「で、オナニーしてしまったと」
「そ、そうなんです」
聡は大爆笑しそうなのを堪えながら、まじめにカウンセリングを続けた。
「私の性癖、異常なんでしょうか」
「まあ、異常っていうか、人間はみんな異常だからね」
最初は軽い気持ちで、露出願望を深層心理に植え付けただけだった。
あわよくば覗こうぐらいの気持ちで…
しかし、今や聡の暗示は度を超えており、
さらに聡自身も下手にこの美少女を自分のものにしてしまうより、
ここでこうして可憐な少女の口から変態ちっくな告白を聞くことの方に
興奮を覚えるようになった。

はじめは家で毎日オナニーをするように暗示をかけ、
その時、学校で露出している自分を想像しながらするようにと指示した。
暗示を受けた友香は、その日から毎晩、度し難い性欲に犯されるかの如く自分自身を慰め続けた。
しかも、校庭に裸で放り出されるとか、
好きな男子がトイレのドアを間違って開けてしまうとか、
そんな想像ばかりしてしまうのである。

次の週は、暗示はさらにエスカレートした。
もう家でのオナニーでは満足できない。
想像ではイクことができない。
現実の緊張感と恐怖は最高のエクスタシーを与えると。
友香は日曜日までは家でのオナニーで耐えたが、
絶対に満足できない事実に我慢できなくなり、
気が狂わんばかりの葛藤の末
とうとう月曜日に下着を一切付けずに登校した。
そしてその晩、今まで経験したことのない最高の快楽を自慰の中で感じることができた。

そして3週目…
見られない保証がある限り満足度は半減する。
見られて人生を棒に振るか振らないかのギリギリのところで
エクスタシーは開花すると暗示がなされた。
友香のスカート丈は、校則ぎりぎりまで丈が詰められた。
4週目…
5週目……
……
そして、人前それも授業中にいこうとしない限り絶対にいけない。
イカない限り、頭の靄が晴れることは絶対にないって暗示がなされて
今日のヒアリングの授業に至ったわけである。
530スクールカウンセラー:2008/03/07(金) 12:57:36 ID:bPbIuUDO
しかし、聡はこの遊びは今回で終わるつもりであった。
男子の間で変な噂が立ちつつもある。
しかもここまでくれば何でもできるはずだ。
「小野田さん…」
「はい」
相変わらず友香は焦点の合わない目で聡を見つめながら返事をする。
「もう大丈夫。小野田さんから露出癖は消えるよ」
「本当ですか…。安心…」
「今日から、露出してるところを想像するんじゃなくって、
クラスメートの中井聡君にレイプされてるところを想像してオナニーするんだ…」
「ど、どうして?」
「どうしてだろうね。まあ、いいじゃない。
で、嫌で嫌でたまらないのに最後には必ずいかされてしまうんだ。
で、最高の気持ちでオナニーを終えた後、
醒めてくると、そんなことを想像してやったことに対する自己嫌悪と
中井聡君に対しての罪悪感が心を支配するよ。わかった。
これで露出癖は完全に治ると思うよ」
「本当ですか。ありがとうございます。
中井君に襲われてるところを想像してすれば、露出癖が治る…」
友香は露出癖が解消されるなら、このカウンセラーを信じてみようという気になった。
「後、小野田さん。中井君のことどう思ってる」
「ううん。どうといわれても…好きでも嫌いでもなく…なんとも思っていないですね」
友香は正直に答えた。
「へえ、眼中にないんだ。中井君のこと、じゃあ誰が好きなの」
「山本先輩かな、あこがれているのは」
「へえ、まあいいや。
でも、明日から中井聡君のことを無意識に目でおってしまうよ」
「どうしてですか」
「どうしてもこうしても、山本ってのが好きでも中井聡君を無意識に見てしまうの。
そうしないと露出癖治らないよ」
「わ、わかりました」
自分ことを眼中にないと言われた聡は少し友香に対して意地悪な気持ちになった。
「それと、何故だかわからないけど、中井聡君の声を聞くと…ふっー」
「いやん、耳に息吹きかけないで、くすぐったい」
「中井聡君の声を聞くと、耳元が常にこの感覚を思い出す。
中井聡君を見ていると、どうしても素っ裸にしか見えない。
中井聡君に触れられると、オナニーの始めのほうで胸とかを軽く触れた時の感覚がよみがえる。
露出壁を治すためのコツだ。わかった」
「は、はい」
友香は呆けたように答えた。
「よし、じゃあ今日のカウンセリングは終わり。
僕は先に出て行くけど、3分後に小野田さんは覚醒するからそれから出て行って。
カウンセリングの内容は忘れてしまうけど、とってもすっきりした気持ちだけは残るんだ。
来週も、ちゃんと報告しにおいでよ。
露出癖が消えて強姦願望が芽生えてしまったことを、
それとクラスメートに対しての変態的な性癖と罪悪感について」
「わかりました」
心まで聡に支配された友香はためらうことなく返事した。
(来週の報告が楽しみだ。そうだ、来週は中島聡君…俺だけに露出したいって願望を植え付けよう)
聡は馬鹿なことを考えながら、呆けている友香を置いてカウンセリングルームを後にした。
531名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 14:07:47 ID:Ul/4uzlT
なにやら支援
532名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 14:48:50 ID:FXFrHunL
無関係なのに大変な願望を植えつけられる中島聡くんカワイソス
533名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 18:10:22 ID:5riDlPKq
中島聡を中井聡だと誤認させられてるのかと思ったが、
中井聡ってのが中島聡にMCされてる方がありうるな
534名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 22:03:09 ID:d+3XvHQG
術師は二人いた!
535名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 22:19:35 ID:e7lYZTJ0
こらこら煽るな煽るな
で、続きはまだか?
536名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 17:21:08 ID:bXHFVXjo
お前ら深読みしすぎw
537名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 23:17:19 ID:+RCfNphq
謎の催眠アイテムはもはや空気扱いなおまいらが素敵すぎる
538名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 20:44:53 ID:vCapTJL4
脳内アンテナのチューニングが終わったらしく、
『子供の洗い方』『人造フェチ』に続く電波を受信したが、
方向性として「催眠生徒会」になりそうな自分の発想に思わず苦笑。
539名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 21:01:56 ID:tkwZ+qHD
質問があります。
アメリカのMC画像やフラッシュ投稿サイトを探しています。
女性が催眠術を掛けられ巨乳化し、性奴隷化されてしまうフラッシュがありました。
ご存じの方がいらっしゃいましたなら教えてください。お願いします。
540名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 01:13:36 ID:jIFR06kd
>催眠術で巨乳化

どんだけフリーダムなんだ
541名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 02:41:30 ID:A90n3jJo
アメリカだしな
542名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 04:01:38 ID:Kbn45MDA
サラ金に金かりて豊胸手術させられる催眠とか
543名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 06:04:38 ID:C8l/don+
何というか、さすがおめこ・・・もといお米の国だな
544名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 15:17:42 ID:9qxEtl1n
>>539
hypnopics collectiveで見かけたような覚えが
545名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 23:17:35 ID:RQep2KZ/
ついでだから聞くけど
海外でオススメのMC小説ってある?
546パワハラ・プレイ:2008/03/11(火) 22:47:36 ID:w1y60fL5
放課後の生徒会室で、僕と会長は残って事務仕事を続けていた。

「なあ、最近北條先生はずいぶん綺麗になったと思わないか?」
「まあ言われてみれば…… そうかもしれないですね」
「あれは、きっと男が出来たんだと思うよ。
 欲求不満が顔にまで出てた以前に比べれば、今は凄く色っぽくなったからね」

分厚い資料に目を通しながら、生徒会長を務める田崎先輩はいきなり僕に話しかけてきた。
しかし、パソコンで資料を作成中の僕は、会長の言葉に曖昧に答えるだけだ。

「君の周りの男子生徒連中でも、話題になってないかい?」
「うーん、どうでしょうね」
「『最近の瑠璃子ちゃんすっごく色っぺーな、俺昨日三回もネタにしちゃったぜ!』とか」
「……」
「ひょっとして、君も瑠璃子先生には色々お世話になってるかい?」
「黙秘権を行使します」
「おやおや? 否定せずに黙秘するとは怪しいなあ!」

有能かつ敏腕と生徒及び教員からの信頼の厚い、いつもの会長の人柄からは信じがたい発言だ。
幾ら二人きりだとはいっても、本来ならこんな下ネタで盛り上がる人物ではない。

「君は、初めてオナニーしたのは何歳の時だい?」
「……」
「私が初めてしたのは、小学校何年だったかな。あれは……」
「雪緒さん、今日は随分エロトークが多いですね」

僕は会長を下の名前で呼ぶ。
こういう呼び方をするのは、二人っきりの時だけだ。

「どうしたんですか? いつもの雪緒さんとは思えないくらい今日は飛ばしてますよ」
「んんーっ、判らないかなぁ?」

机の上に資料を放り投げて、会長は僕の方に悪戯っぽい視線を送ってくる。

「誘ってるんだよ、君を」

にっこりと微笑んで、会長はそう言った。
生徒会を仕切る時の凛々しい顔とは違った、女の顔。
北條先生の態度が前とは違うとはいえ、ここまでの変わり様はないだろう。
敏腕会長の心の底に隠されていた素顔が、僕を見つめてくる。

「一つ確認するけど…… 私の記憶が確かならば半月ほど前、私は君へ告白したよね?」
「雪緒さんの記憶力は正常です」
「君は、『そう言ってもらえて光栄です』とOKの返事を呉れた」
「その通りですね」
「しかし、今日に至るまでキス以上の進展が無いのはどうした事だろう?」

床を足で蹴り、事務用イスのタイヤを滑らせて田崎会長は僕の隣にまでやってきた。
いつもの会長なら、こんな行儀の悪い事は自分でもしないし、他人にもさせないはずだ。
そして、席を立つと躊躇無くパソコン机に腰をかける。

「学生らしく、健全な交際じゃあないですか」
「健全? いまどき流行らない言葉だよ、それは」

彼女がマウスパッドをおいてある場所に坐ってきたため、
危うく僕の右手は雪緒さんの臀部の下敷きになる所だ。
マウスは会長のお尻の後ろに隠されてしまったため、僕は作業を中止しせざるをえなかった。
547パワハラ・プレイ:2008/03/11(火) 22:49:34 ID:w1y60fL5
 
「君が『他の役員や生徒に、付き合ってることを知られたくない』と言ったから、
 私も他人の目がある時には君に慣れ慣れしくしないし、
 君が『会長』『先輩』と呼んでくるのも我慢してるのだよ。
 でも、こうして二人っきりの時にさえ何もしないとはどういう心算か?
 もっと滾る情熱のままに、互いの存在を隅々まで確認しあうような、
 若さと云う免罪符を振りかざして最後の最後まで行き着くような赤裸々な交際こそ、
 現代における学生交際の本道ではないのかね!」

一度口を開けば立て板に水が流れるが如し、田崎会長お得意の熱弁である。
但し、僕の心はそう簡単に動かせないが。

「つまり雪緒さんの仰る事を要約すると……『やらないか?』という訳ですか」
「その通り」
「お断りします」
「Why?」
「僕は、雪緒さんとは『真面目で健全なお付き合い』をしたいんですよ」

僕なりに誠意のある表情で言ったつもりだが、彼女は眉間に皺を寄せた。
敏腕生徒会長殿がめったに見せない、不平不満の顔だ。
こういう顔が拝めるのは、僕だけの特権といっていい。

「私は、もっと君と『不真面目で不健全な交際』をしたい」
「我慢してください。僕たちはまだ学生ですよ。
 第一、見本たるべき僕らが校内で淫らな振る舞いをしたら、皆に示しが付きません」
「『健全』なんか犬に食わせろよ。
 それに役員は見本たれというのなら、野々内の奴はとっくにクビじゃないか」
「そりゃそうですが」

野々内会計係は今日も生徒会の事務に顔を出していない。
腹が痛いとメールが来てたが、十割の確率で嘘だ。
今頃どこかで何番目かの彼女とデートの最中だろう。
もっとも、彼の帳簿付けは危なっかしくて任せていられないし、
顔を出してもらわない方が、僕にとっても都合が良かったりするのだけど。

「そもそも生徒会長たる私と、第一書記である君が処女と童貞だなんて、恥ずかしい話だと思わないかね?」
「特に思いません。学生の本分は守らねば」
「かーっ、お堅いねえ…… 何時代の人だよ君は?」

腕を組んで彼女は天井を仰ぐ。
しかし何やら思い付く事が有ったのか、にやにやしながら僕に顔を向ける。

「じゃあ、一つ賭けをしようじゃないか」
「賭け?」
「そう、私が負けたら今日の所はこのまま引き下がって、真面目に仕事を続けるよ。
 でも君が負けたらばやらせなさい」
「雪緒さん…… 今日の貴女は、はっきり云ってエロ上司ですよ」
「エロくて結構。じゃあ勝負の内容だが……」

雪緒さんは机に坐ったままの自分のスカートの裾を軽く持ち上げて見せた。
視点が違うので、ふくらはぎやら太腿がいつもより近い。
548パワハラ・プレイ:2008/03/11(火) 22:51:47 ID:w1y60fL5
 
「今私が履いてる下着の色は何色か当てられたら、君の勝ち。外れたら私の勝ちだ」

今度は僕が天井を仰ぐ番だった。
これがあの田崎雪緒生徒会長のお言葉だろうか?
て言うか、色を外したら負けというのなら、圧倒的に当てる側が不利じゃないか。

「制限時間は三十秒、……はい二十五、……二十、……十五、……十、九、八、」
「水色です」

僕はそう断言した。
水色は雪緒さんがお気に入りの色だ。
僕と二人きりになれる日である以上、それを選ぶのは必然だった。
だが、思いっきり嬉しそうな顔で会長は言う。

「ブッブー! はっずれ!」
「えっ?」
「正解は、『履いてない』でしたー!」

唖然とする僕の目の前で、雪緒さんはスカートを捲り上げる。
本当に履いてなかった。

「いやあ、惜しかったね。
 実は放課後までは君の言うとおり水色を履いてたんだよ」
「……」
「でもね、二人っきりになれると思ったら、つい身体が正直に反応してしまったというか……
 早い話が、君が来るまで生徒会室で自慰行為をしてたんだけど、ちょっとやり過ぎてしまったんだ」
「それで、ぐっしょり濡れたパンツは脱いでしまっていた、と?」
「そう言う事。じゃあ私の勝ちということで」
「うわっ!?」

机から降りて、強引に僕を押し倒してくる。
体勢を崩してイスごと後ろに倒れそうになる直前、受身を取った。
雪雄さんも僕の腕を引っ張り、背中や頭を打つのを防いでくれた。
その代わり、今度は床に仰のけに倒れた僕の腹の上に、彼女が馬乗りに乗ってくる。

「往生際が悪いぞ、男の子なら潔く負けを認めたまえ」
「何言ってるんですか。下着の色を当てるのに、『履いてない』は無効でしょう?」
「んん? ノーパンはノーカンってか?」

親父ギャグを言わせてる場合ではない。
女に押し倒されるなんて、こんな失態は生まれて初めてだ。
やっぱり雪緒さんには、生まれながらに場の主導権を握る才能があるのか?
549パワハラ・プレイ:2008/03/11(火) 22:53:08 ID:w1y60fL5
 
「なら会長命令だ、やらせろ」
「学校規約における『生徒会長の職能』には、男子生徒へ性的交渉を強制する項目はありません」
「無くてもやらせろ」
「んな無茶な……」
「ふふふ、ジタバタしても無駄だよ。
 今頃生徒達は下校してしまっているし、教員棟にはここからじゃあ叫び声は届かない。
 大人しくすれば私も悪いようにはしない…… 判るだろ?」

会長…… マジで今の貴女は部下を襲うエロ上司です。

「うーん、これ程女の子に迫られてもその気にならないとは…… 実は君はEDか?」
「違います」
「じゃあ、男が好きな男の子か?」
「それも違います」

(何なのだ、その腐女子的発想は?)
怪訝そうな表情の雪緒さんを見上げる形の僕は、口まで出かかった言葉を飲み込んだ。
そんな僕を尻に敷き、なにやら彼女はもぞもぞと身体をうごめかす。
特に臀部を。

「ふむ、反応してないって訳じゃあ無さそうだけど」
「何の話です?」
「君のナニの話だよ」
「……ふぅっ」

僕はため息を吐いた。
これは、余りに僕の想定から外れすぎだ。

「じゃあ、何時になったら私とする気になってくれるんだよ」
「それはですね…… 『雪緒さん、僕の指先を見て下さい』」
「ん?」

彼女の視線が指先に向かう。
こういう時に困らないよう、僕はいつも右手の人差し指にインキで赤い点を付けている。
相手の意識を、そこに集中させ易い様にだ。

「よーく、見てください」
「んー……、」

目の前に突き立てられた指に、雪緒さんは意識を捕らえられてゆく。
やれやれだ、まさかこんなになるとは思わなかった。


・・・・・・・・・

550名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 22:53:53 ID:L4Y1SOIC
リアルタイム遭遇
支援
551名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 22:55:05 ID:FOhPKyHC
wktk
552パワハラ・プレイ:2008/03/11(火) 22:55:33 ID:w1y60fL5
 
時間は半月と少々遡る。

「会長、紅茶を淹れましたよ」
「ああ…… ありがとう。
 遅くまで付き合わせて悪いね。本来なら君の仕事じゃないのに」
「いえ、気にしないで下さい。副会長のサポートも第一書記の仕事ですから」
「困った事だよ。ここ最近、里央はなんだか様子がおかしくて」

その原因がどこにあるのか、僕だけは知っている。
勿論、誰にも話す心算は無いが。
会長は僕が淹れた紅茶を啜りながら、次回の生徒総会の進行シナリオに目を通していた。
本当ならば、そういう物を準備するのは副会長の仕事だった。

「うーん、良いねぇ」
「問題ありませんか?」
「シナリオも良いんだけど、君の紅茶も上々だよ」
「会長の方こそ口がお上手ですね」
「いや、本当だって。君には秘書の才能があるんじゃないかな?」

形の良い鼻のにちょこんと乗った小さな眼鏡を押し上げながら、会長は僕にそう言った。
大して度は入って無いそうだが、人当たりを良くする為にあえて掛けているらしい。
小洒落たフレームの眼鏡は、瞳の奥に煌く知性と強固な意志を和らげてくれるアイテムだそうだ。
だが、そういう事を計算ずくでやれる所が、実に雪緒会長らしい行為だと僕は思う。

「僕が秘書なら、会長は女社長の才能がありますね」
「はははっ! 私が社長で、君が秘書かい? なかなか上手くいきそうなコンビだね」

笑いつつも、手元の文書にペンでチェックを入れていく。
快活だが馴れ合わず、情は汲み取っても筋は必ず通す。
この僕を感心させるのだから、雪緒会長は立派な人物だ。
会長は次の生徒会長に僕を推すつもりらしいが、
そんな肩書きは野々内にでも任せればいい。
僕が欲しいのは、学校内をある程度自由に動き回れる立場と、生徒会室の鍵だけだ。

「うん、本当に良い味だ。里央のより旨いよ。……今度コツを教えて欲しいな」
「……ええ、機会があったら」

一応僕はそう答えた。
だが、その紅茶に加えられた隠し味の秘密は断じて教えられない。
満足そうにカップの中の液体を飲む会長だが、二口三口と飲むうちにいつの間にか会長は眼鏡を外し、
手で目頭を押さえ始めた。
553パワハラ・プレイ:2008/03/11(火) 22:57:08 ID:w1y60fL5
 
「おや、資料を読みっぱなしで疲れましたか?」
「ああ…… ちょっと目の裏が熱い感じだ…… どうしたのかな?」
「少し休憩して、目を休めた方が良いですよ」
「う……ん、そうする…… どうしたんだろ、こんなに急に……」

机に肘を着いて、会長は腕で頭を支える。
自分の頭でさえ重く感じている証拠だ。
僕はポケットの中からペンライトを取り出し、会長の目の前に差し出した。

「会長、眼筋が疲れた時は、少し目線を変えた方が良いですよ」
「ん……?」
「僕の手のペンライトの光を、目で追って見て下さい」
「……」

ゆらゆらと、僕のペンライトは視線を引き込んでゆく。
意識が揺らいでいる今の状態では、会長は網膜に映る光源を追うのを止める判断もつかない。

「目で追うのに疲れて来たら、目を閉じてしまいましょう」
「ん……」
「ゆっくり目を閉じて、休んでいいのですよ。
 今日一日ぐらいは、背もたれに体重を預けて、ゆっくり休んでも……」
「う……ん……」

僕の誘導通り、目を閉じた会長は自分の席の背もたれに身を預ける。
さて、最初の関門は突破したわけだ。
里央先輩が僕の両脚のことで思い悩み、野々内が相変わらず女の尻を追い掛け回している今、
こうして会長と二人きりになれるチャンスが産まれた。
僕はそういう機会を逃す愚図ではない。
与えられた物は生かす主義だ。

「雪緒さん、聞こえていますか?」
「……」

目を瞑ったまま、会長は頷いた。
宜しい、意志の疎通は可能である。
催眠を深めるために必要な、二三の簡単な誘導を行ってから本道に入る。
僕は彼女の耳元に、囁くように語りかけた。
554名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 22:58:25 ID:lhNsMB3W
支援
555パワハラ・プレイ:2008/03/11(火) 22:59:19 ID:w1y60fL5
 
「雪緒さん、貴女が生徒会のメンバーで一番信頼するのは誰ですか?」
「いちばんしんらいしているのは…… さいきんようすがおかしいけどふくかいちょうのりお……
 そのつぎはしょきくん…… かれはとてもたよりになる」
「雪緒さんは、彼のことが好きですか?」
「すきというか…… たのもしいこ。わたしのあとはきっとかれがやってくれる……」
「じゃあ、彼は雪緒さんが信頼する男子の中では一番ですね」
「いちばん……」
「そうですよ。雪緒さんは、彼を信頼しているし、頼りにしてるのでしょう?
 彼は雪緒さんの中で一番の男子なんですよ」
「いちばんの……」
「次に二人きりで会ったときには、そういう気持ちで彼に接してあげましょうね。
 彼もきっと、雪緒さんのことを尊敬しているし、頼りにしているはずですよ」
「はい……」

催眠を仕掛けた日に、いきなり強烈な暗示を仕込んだりはしない。
何度か実績を重ねて相手の精神の深層が探れるようになってから、初めて操作に移る。
僕はかなりの慎重派なのだ。
今日のところは催眠に慣れさせることで十分だ。
本来法の下で認められた手法を使う場合においては、それが一番大変なことなのだから。

「……ああ、最後に一つ聞きたい事があるんですが」
「はい」
「雪緒さんは、男性経験はどれ位ありますか?」
「ない、です」
「おや…… では女性とは?」
「ありま……せん」
「つまり、処女ですか? 雪緒さんにとって、これまで付き合うに足る男子は一人も居なかったと?」

こくりと会長が頷くのを見て、僕の中に一つアイディアが浮かんだ。
既に僕は北條先生を初め、数名の女性と性的な面でお世話になっている。
田崎会長は顔もスタイルも良いし、僕にとっても何一つ不足の無い女性だ。
でも、性的な意味で付き合うのならその他大勢の子たちを使えば十分なのだから、
彼女とは少し違った交際の仕方を愉しんでみるのはどうだろうか?

「雪緒さん、よく聞いて下さい」
「はい」
「貴女にとって、雪雄さんが一番信頼する彼のことが、実は特別な子だと云う事に気が付きませんか?」
「……」
「彼は一番信頼して、頼もしく思っているのでしょう。彼は雪緒さんの特別な子なんですよ……」



・・・・・・・・・

556パワハラ・プレイ:2008/03/11(火) 23:00:33 ID:w1y60fL5
そうして僕は、雪緒さんに少しずつお近づきになっていき、
彼女の中における自分の存在をどんどん大きくしていった。
雪緒さんの記憶では、里央先輩の不在を支えて呉れた事で僕の存在を再確認したという認識だろうけど。
何度か暗示を掛けた後で、およそ半月前僕は雪緒さんに告白させ、二人は交際を始めたのだ。

なぜ僕が直接付き合う事にしたのか?
それは彼女の異性関係をコントロールするためだ。
僕は自分の技術に自信を持っているが、被暗示者は血気盛んな年頃の男女。
他の輩、例えば野々内あたりを宛がったなら、暗示を掛けてもふとした弾みで計画から外れる可能性がある。
そういう手間を掛けてでも僕が試したかった事。
それは『あの田崎生徒会長を、処女のまま性的な面で放埓にできるか?』という事だ。
催眠を繰り返すうちに僕を異性として意識するよう促していくが、一線は越えさせない。
そういう実験の筈だった。
しかし……

「まずかったなあ、まさかこんなに短期間で欲情が理性を踏み越えるとは……」

僕は小声で呟いた。
残念ながら、実験の失敗は認めなければならない。
それも技術が劣っていたためではなく、元々彼女が持っていた積極性を予知できなかった
僕の認識の甘さが原因だ。
これはかなりショックなことだし、反省しなければならない。
上辺に惑わされて本質に気が付かないのは、催眠を行うものとして初歩のミスだからだ。

勿論、いずれは一線を越えるつもりではいたので、実力行使に出ることを阻害する暗示は行わなかった。
それが結果として今回のミスを招いた。
僕は雪緒さんの理性に期待を寄せ過ぎ、かつ行動力、強引さ、燃えるような情熱を甘く見過ぎたていた。
(まあ、あのエロ親父っぽい性格だけは、催眠の副作用ではなく彼女が隠してあった人格の一部なんだろうケド)
二人きりのコントロール可能な状況だから良かったものの、他の局面ではどうなっていたか?
思わず背筋が寒くなる。
こんな失態は二度と起こすべきではない。
僕はそう心に刻んだ。

「……」
「雪緒さん、だんだん頭が重たくなってきます。身体が重たくなってきます。
 さあ、ゆっくりと前のめりに倒れてしまいましょう……」

胸板に倒れこんできた雪緒さんの身体を抱き止める。
柔らかい肉の重みがしな垂れかかった。
腕の中で、規則正しい小さな呼吸音が聞こえてくる。
(こんな事なら、小細工しないで犯してしまえば良かったよ)
一瞬そんな考えが脳裏をかすめたが、失敗をするということは成長の好機でもある。
自分に欠けていた部分を認識するチャンスから逃げていたら、永遠に矮小な自分のままだ。
今回のミスは僕に足りなかった点、慢心していた点を直すためには良い出来事だったと、
ポジティブに考えなければならないのだ。
僕はイスから零れ落ちた座布団を取ると、それを枕に雪緒さんの身体を仰向けに床へと寝かせた。
557パワハラ・プレイ:2008/03/11(火) 23:01:36 ID:w1y60fL5
 
『まあそれはそれとして、僕のコレはなんとかして貰わなければいないのでね』

僕は彼女の耳元で、再び囁く。

「雪緒さん、今この部屋には暖房が入りました。とても暖かくなってきましたよ」
「あったかく……」
「そうです。暖かく、暑くなってきました。
 暑いときは、制服の前ボタンを緩めずにはいられません。
 さあ、前ボタンを外してしまいましょう。ボタンを外してしまえば大分楽になります」
「あつい、あつい……」

幻想の暑さの中で、雪緒さんは上から一つづつ制服のボタンを空けて行く。
名前の通り、雪の様に白い肌が僕の前に露になる。

「ついでに、ブラも外しましょう」
「……」

ブラジャーも水色だった。
やはり上下おそろいの色で今日はやって来たらしい。
膨らみの谷間にあるホックが彼女自身の手で外され、準備は整った。

「よっと」

僕は彼女の身体を跨いで馬乗りになる。
さっきまでの二人の体勢が逆になった。
若干違うのは、彼女は僕の股間の辺りに腰を下ろしていたのだが、
今の僕は彼女の鳩尾付近に、なるべく体重を掛けない様に乗っている。
おもむろにズボンのチャックを下ろし、彼女に色々挑発されて半勃ち状態になった男性器を取り出すと、
僕はそれを雪緒さんの胸の谷間に落とす。

「雪緒さん、貴女はバストアップのマッサージ方法を知ってますか?」
「はい、女性誌に載っていたのを……読んだ事があります」
「では今からそれを実践してみましょう。胸に手を当てて、僕の指示通りに動かして下さい」

彼女は僕の言葉に頷き、自分の乳房に掌を添えた。
おっぱいに挟み込まれたペニスへと、両側から柔らかい圧力が伝わって良い。
白いだけではなく、彼女の肌はとてもしっとりと滑らかだった。

「最初は上下に、廻す様に動かしましょう……」

その気になれば、この場で雪緒さんの処女を奪ってもいいのだが、
僕はそれは止めておいた。
雪緒さんを淫乱化させてしまったのが僕のミスである以上、それは修正されなければならない。
言うまでもなく、それは雪緒さんのためではなく、僕の技量向上のために他ならない。
どの程度まで軌道修正が可能かはともかく、もう少し彼女と『真面目で健全なお付き合い』を続けるつもりだ。

まあ、そのうち彼女と本当に肉体関係を持つ日も来るだろう。
それが何時になるかは未定だが、とりあえず今日のところはパイズリと、
オナニーでぐっしょりとやらの水色のパンツを貰って帰るぐらいに止めておくとしよう。



(終わり)
558名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 23:37:33 ID:L4Y1SOIC
イイヨーイイヨーGJダヨー!!
559名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 23:41:35 ID:a+Jq5KrG
す、寸止めですか
続きを、早く続きをー
560名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 23:54:52 ID:ZVK/hes4
イィ……スゴクイィ!
続きに期待してます、妄想しながら。
561原野ハーレム:2008/03/15(土) 04:42:53 ID:92/L4QuA
俺は小学校の教師でついに催眠による念願のハーレムを作ることに成功した。
その日常を話そうと思う。


━登校時間━

「せんせい、おはようございます」
「おはよう。」
俺は教室に入ってくる生徒に順番にキスをする。
やはり朝はおはようのキスだよな。

━給食時間━

「せんせいーずるいーー私のごはんにももっと唾をかけて!」
「せんせい私は先生の精液ほしい!」

「だめだぞ精液は今日やったテストの点数が一番の人にあげることになっているじゃないか、たしか
テストで満点を取ったのは……」

「先生テストの点数は全員満点です!」

生徒達は俺の精液を飲みたいがために、ここまでがんばってくれるとは。

「全員ならみんなに少量ずつになるな……」

「「「えぇぇぇー」」」

「せんせい、だったら明日からはもっとテストを難しくしてください!高校3年……いえ大学レベルでお願いします!」
「おいおい、お前らはまだ小学生だろ?」

「そんなの関係ありません! せんせいの精液をいっぱい飲めるならそれぐらいの努力はします。」
学級委員の吉田が答える。

「努力を惜しまなかったものだけがつかみ取ることができる、それぐらいの価値があるんですせんせいの精液は!」
他の生徒も先生の精液を独占できるならと吉田の意見に賛成する。

「今やっているのが高校レベルの問題だからな……まぁいいだろ、明日から大学レベルにする。」

というわけで俺のクラスだけ桁はずれに偏差値が高くなっている。母親にも感謝されているのである。

━昼休み━

昼休みに日直は体育館裏で俺のちんぽをフェラチオをする。

「じゅっぷう ぶっぽ ぶっぽ ぶっぽ じゅぶぶぶぶぶう」

「う、うまいな千野……先生もういきそうだ」

「へへ、どうせんせい?このときのためにいっぱいリコーダーで練習したんだ私」
「そうかえらいな千野は」
俺は千野の頭をなでてやる。

ぶっっぷ ぶぼぶぼ じゅぶぶぶぶぶぶぶ、じゅうるるるるるるる

「最高だぜ千野のバキュームフェラはクラスで一番だ。」

562原野ハーレム:2008/03/15(土) 04:56:12 ID:92/L4QuA
━授業━

「はぁぁぁ〜ん、んんううううん……あはぁぁあああぁあぁ」

ズチュズチュ グチュグチュ

俺は正直いって勉強など教えていない。
やっていることは生徒のオナニーを見ること。
生徒が俺の精液を飲みたいがために自主的に勉強して高校レベルまでになってしまったんだ。
テストは知り合いからもらったもので代用をしている。

━下校時間━

「「せんせい、さようなら」」

帰りは俺の身体の好きなところにキスができるという事になっている。
口やちんぽ、腋や尻、足などマニアックな子とかもいる。

「せんせい明日のテストは私が満点をとって先生の精液独占するから」
委員長の吉田はそういって、イスに登って身長差をあわせ俺の口にキスをする。

この吉田を堕とすのが一番苦労した。
こいつは俺のたくらみにきづいた唯一の生徒だったからだ。
それに吉田は俺と同じ催眠術が使える者の末裔だった。

「先生はやくみんなを元のように戻してください。」
「吉田、お前何者だ? なぜ俺の催眠が効かない」
「私はあなたと違って本家の子孫ですから。この意味がわかりますか?」
「そうか……白法院家の子孫。」
「なので、残念ですが私には劣等な催眠など一切効きません。」
「そうか……でも止めるのが遅かったな。
俺は新任早々から全員にわからないように催眠をかけていた。もちろん俺のオリジナルの方法の催眠でな」

吉田は鼻で笑う。
「だとしても私には効きません。私にはあなたのような劣等な催眠術になどかかりませんから」
「もうひとつ、とっておきの催眠術も施していたんだよ。催眠術の抵抗力が高ければ高いほど効果がある催眠だ。
相手が催眠術師ならなおさ効果がある催眠。吉田はもうそれにかかっているかもな。」

俺は不適に笑って見せた。

「それじゃあ、今日は俺は帰るわ。ばらしたかったらばらしてもいいし、
俺に催眠かけたかったらいつでもかけに来てもいいぜ。 ここが俺の住所だ。」

俺は吉田に自分の家の住所を書いた紙を渡す。
そして、俺はのこのこ一人でやってきた吉田を力づくで犯しまくった。
最初から催眠で勝つ方法はないからだ。あの催眠もはったりだ。
吉田も犯されながら俺に催眠をかけてきたがそのたびにちんぽをはげしくしてやったら、
とたんに集中が途切れ俺は吉田の催眠にかかることはなかった。
吉田を何十回も逝かせて体力がなくなってきたところを俺は催眠を施しのだ。

あ!そうそういい忘れていたが、
この学校はとても規則が厳しく自分のことを「僕」や「俺」ではなく「私」と
言うようにという規則がある。それと昔は男女共学だったが今は「だんし」のみとなっているんだ。

「吉田どうだ、お前は今も自分が催眠にかけられていると思っているのか?」
「そんなこと…ありえません……これは自分の意思です。
 私が先生に催眠をかけられたなんてありえませんから」

やっぱり教師は小学校に限るぜ!  (終)
563名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 05:14:50 ID:6BDvu/HP
( ゚Д゚)・・・
564名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 06:15:29 ID:rRcGg83p
これはレスがつかなくてもしょうがないオチ
565名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 06:16:45 ID:n06jtT9S
>562
乙。
時間があれば次は長編も。
566名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 06:19:28 ID:yPMUczL7
>>561
全然おk
567名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 09:46:20 ID:C2LohTnd
>>561
男の娘ならおk
568名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 10:43:15 ID:+LDSBrVo
不覚にもフイタ
最後の最後でやってくれる・・・
569名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 10:51:57 ID:seuW11AE
アッアッアッー!
570名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 02:16:57 ID:+R5YxWiJ
理解するのに3分かかったアッー
571名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 02:56:53 ID:4Xc2RgCF
畜生騙されたアッー
572名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 06:30:21 ID:AqbMu8GQ
      ∧_∧         ∧_∧
   .  (`;ω;´)        (`;ω;´) .         絶 絶  
     /    ヽ       /    ヽ、.   男   対 対  
     | |    | |        | ∧_∧| |    の   に に . 
     | |    ヽヽ ∧_∧.| (`;ω;´) |   娘    .だ 許  
     .| |∧_∧ヽ(`;ω;´)/´     (___)  詐    ! さ  
     | (`;ω;´)∪   ヽ  |     / )   欺      な   
     (_/   ヽ | |___.(⌒\___/ /   被      い  
      |     ヽ、\   ~\______ノ|.   害      .!
   ____|    |ヽ、二⌒)        \.   者          
   |\ .|    ヽ\..|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  の
   |  \ヽ、__  .|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  会
573名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 16:53:48 ID:ANBDMxet
最後の一行で変な催眠にかかった気がするが気のせいだよな
574名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 18:42:08 ID:XNmZg5hN
かわいい男なら食え……ハッ
575michiniji:2008/03/18(火) 16:40:41 ID:++VSQ1Nk
[部活/写真]


 眠すぎる。先日、生徒会に押し付けられた予算
回収が、陸上部と剣道部とフェンシング部の三つ
しか終わっていないことを知った会長が、息せき
切って夜中に電話をかけてきたのだ。開口一番の
科白は今でも鼓膜にこびりついている。

「死ね」

「なんだよ。予算のことか?
 それだった明日残りをやるから、」

「死ね」

「聞けよ」

「フジヤ。俺はお前を信用していたんだぞ?
 あの程度の仕事一日ですべて終わらせろよ。
 死ね。ったく、使えねぇな。明日もやれよ。」

 なんだ。この意味のわからない展開はなんなん
だ。だいたい今は午前二時だぞ。なんでこいつは
こんなにテンション高いんだ。信用? そんな言
葉いつ覚えたんだ?

 ったく。だるい体を起こしつつ毒づくと、例の
メモを手元に引き寄せ自分の電話に貼り会話を続
けた。遠隔操作が可能なのは、実証済みだ。美人
姉妹をシックスナインでイかせたことも記憶に新
しい。

「で。その信用していたフジヤに頼みごとをする
 ときは何かやり方がなかったっけ?」

 俺は<フジヤの発言・違和感なし>を貼り付け
たケータイで文乃に語りかけた。文乃のほうは、
一瞬びくっとした気配を感じさせたが、すぐに「
どうお願いすればいいのか?」と質問してきた。
お願いの仕方もくそもないが、俺がお願いのやり
方があることを示唆すれば、それは<違和感>な
く通話相手に認識されるのだ。

「生徒会でもない俺に予算かき集めさせたんだ。
 たかだか三つの部だが、俺の時間を割かせたこ
 とに違いはないだろう? であれば、明日も手
 伝って欲しいなら、うえの口だけで通話するの
 は、どうなのよ?」
576michiniji ◆VmvALhE0hk :2008/03/18(火) 16:42:09 ID:++VSQ1Nk
 曖昧に言ってみる。これで勘付けば面白いし、
そうでなければ指示を出せばいいだけだ。「した
の口でもということか? スケベ親父みたいなヤ
ツだな」という文乃の声を無視して、俺は続けた。

「それじゃ、受話器を」

 下の口に出し入れさせながら、お願いしますっ
て言ってごらん。そう言おうとした。俺は、そう
言おうとしたのだが、言う前に音は、聞こえてき
た。

「……ニチャ……ニチャ……ニチャ……」

 俺は気づけば息も止めて、ケータイを耳に押し
付け、聞いていた。こんな時間だから、文乃もも
うパジャマであったろう。それともショートパン
ツにTシャツみたいな感じか。下着は脱いでいる
のか。仰向けかうつ伏せか。下半身だけ丸裸の文
乃が、うつ伏せになり、尺取虫のように尻を高く
持ち上げた姿勢で、右手に持った俺との通話中の
ケータイを自分に出し入れしている様を、はから
ずも妄想していた。妄想していたら、気づいけば
六時前だった。


+++


 そんなわけで寝不足だが、あそこまで頼まれて
は仕方ない。きょうは文化部へ行こう。部活動は
めいめい好きなところで行われているので、生徒
会からもらった部活動区域のマップを頼りに、俺
は写真部へ向かった。なんでも、写真部は今年ひ
とりしかいないらしく、後輩が入らなければ潰れ
てしまうのだそうだ。俺はそんな薄幸の美女を期
待して、部室の扉を開けた。

 なんだここは。写真部の部室というよりカメラ
の倉庫というべきか。大小さまざまなカメラが所
狭しと飾られている。そう。飾られているのだ。
最新型のデジカメから、使い捨てカメラ。そんな
手に入り安そうなものから、カメラにはまったく
門外漢の俺ですら高そうだと感じ入ってしまいそ
うな代物が一個や二個ではなく、いくつも飾られ
ていた。カメラ部? 俺はそんなこと思いながら、
目の前にある小さな背中に声をかけた。俺が入
ってきたことにも気づいていないようだ。
577michiniji ◆VmvALhE0hk :2008/03/18(火) 16:43:42 ID:++VSQ1Nk
「あら? あんた誰? いつからそこにいるの?」

「生徒会のもんだ。今年の予算について話に来た。
 主に去年なんに部費を使ったか教えてくれ。」

 俺はめんどくさいので自身を生徒会と名乗り、
手っ取り早く仕事を片付けようとした。写真部だ
け昨年の部費用途報告を出しておらず、それにつ
いても調べてくれと秋風に頼まれていたのだ。

 唯一の写真部である宮下は、へへへ、と笑うと
奥へ消えた。と、すぐに出てくると、なにやらい
かつい年代もののカメラを持ってきた。そうして
、とうとうとそのカメラについての魅力を語りだ
したのだ。

 宮下がカメラ馬鹿であることは、間違いなかっ
た。俺はしゃべくり続ける宮下を半ば無視するか
たちで部屋中を改めて見直し、ここ何年かの部費
がすべてカメラに化けたのかと一人感慨に耽って
いた。黙っていれば美人系。色白で長い黒髪、背
は低く、小動物のように黒目がちで大きな目は、
男子にとって憧れの的だった。しかし、実態はカ
メラ馬鹿。見た目と性格のギャップに人は萌える
だろうが、物事には限度があるのだ。

「ーーーだからぁ、このカメラの魅力はねぇ、何
 度も言うようにー、って、あんた聞いてる?」

「あー、悪い。聞いてなかった。」

「はぁ? いい? カメラのカの字も知らないあ
 んたみたいな低脳にもわかりやすく説明してあ
 げてるんじゃない。それを、なに、聞いてなか
 っただ? なにいってんの? その少ない脳み
 そにカメラの魅力を刻み込めるだけ無駄な記憶
 をさっさと捨てて一言一句もらさぬように聞い
 てなさいよ、この屑!」

 あー。思い出したわ。写真部の宮下。二重人格
の宮下か。何かを熱く語りだすと見た目とは裏腹
に人を罵りだす、あれだ。そうか、これがツンデ
レか? そうか、違うか。しかし、わけもわから
ず罵られるのは面白くない。俺はメモに<ポラロ
イドカメラ:本体>と書いて、宮下の後頭部をこ
つきながら、それを貼った。
578michiniji ◆VmvALhE0hk :2008/03/18(火) 16:45:00 ID:++VSQ1Nk
「まぁ、お前のカメラご高説はわかったから、よ
 うは大事な部費をそのくだらんカメラに費やし
 たんだろ? 新入生は入れないのか?」

「くだらん? 新入生? ホンット、あんた馬鹿。
 カメラに比べたらそんなもん、どーでもいーの
 よ。あたしは、あたしとカメラさえあればほか
 にはなんにもいらないの!」

「その言葉、ホントだな?」

 そう言うと俺は、胸ポケットからノックタイプ
のボールペンを取り出した。<ポラロイドカメラ
:シャッター>と書かれたメモをボールペンに貼
り、カチャン、と親指で、一回押した。

「ジーーーーーーーーーーーーー」

 途端、宮下は服を脱ぎだした。「ジー」という
のはポラロイドの擬音か? 制服の上を一枚脱ぐ
と、床へ放り投げた。床にセーターが放られる。

「え? えぇぇぇ!? なんで? なんであたし
 服脱いでんの?」

 混乱した宮下はほっといて、俺はなんどか続け
てボールペンをノックする。カチャン。カチャン。
カチャン。カチャン。カチャンカチャンカチャン
カチャンカチャンカチャンカチャン!!

「ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

 ブレザー。ワイシャツ。スカート。上靴。靴下。
ブラジャー。ショーツ。すべて脱ぎ終わっても声
は止まらず、真っ裸で服を脱ぐパントマイムを俺
はしばらく眺めていた。彼女の周りには自分の脱
いだ服が散らばる。散らばった自分の服のまん中
で、宮下は裸の自分の体から服を抜き取る仕草を
し続けている。透明な服は幾重も散らばり、宮下
の周りは透明に放られた服でいっぱいになった。

 虚ろな目に光がともったのは、彼女が13回目の
パントマイムを終えた後だった。着やせしていた
胸は、ひめやかに主張し、下半身の少し濃い目の
陰毛が、真っ黒な頭髪同じように緑の黒髪という
言葉を思い起こさせた。部屋中にあるカメラがい
っせいに彼女を撮る妄想に一瞬襲われた俺は、全
方位を同時に手にみることの出来ないもどかしさ
を感じつつ、正気に戻った宮下に話しかけた。
579michiniji ◆VmvALhE0hk :2008/03/18(火) 16:45:48 ID:++VSQ1Nk
「よぅ。なんでお前は部室で素っ裸になってんだ?」

「い、いや。。。なんで、そんな、あ、あたし。。。」

 胸を抱え座り込んでしまった。まぁ、無理もな
い。自分が<カメラ>だったときの記憶など、す
っかり写真として吐き出してしまったのではない
か? などと無根拠に思う、記憶のエアポケット
だけでも薄気味悪いのに、一瞬にして自分が異性
の前に裸になったように錯覚したら。他人事だか
らだろう、背筋をゆっくりと氷が這うように全身
に快感が走った。

「なぁ、写真って現像液に浸けないといけないん
 だろ? だったら、」

 俺はいいながら、最後の一回をボールペンにノ
ックした。すると、ビクンと体をゆらして、宮下
は蟹股に歩きながら自分の脱ぎ散らかした服の上
を歩き始めた。そして、静かにその股間から黄金
色の液体を零し始めた。

 彼女の中では13着分の透明な衣類も含まれてい
るのだろう。念入りの自分の着ていた<写真>に
黄金色の現像液を振り掛けていく。虚ろな瞳で、
円を描くように腰をゆすり、器用に尿をばらまく。
ゆっくりと歩きながら、乾いている部分がない
のではないか、と、部室の一部を自分の排液でビ
チョビチョにした宮下。彼女は意識もないはずな
のに、どこか薄ら笑いで、大好きなカメラになる
ことが出来て嬉しいのだろうか。無責任に思った
りして。
580michiniji ◆VmvALhE0hk :2008/03/18(火) 16:47:10 ID:++VSQ1Nk
 アンモニアのにおいの立ち込める部室を後にし
たのは、彼女の放尿が終わってすぐだった。後頭
部のメモをはがし、意識がはっきりする前に彼女
の前から姿を消した。これから彼女は、今後の地
球環境のために排液の<リサイクル>をしなけれ
ばならない。彼女は新しい自分の使命に熱く燃え
ており、湿った床に唇を寄せて自分の胎内に液体
を戻し始めたのだ。官能を燃やす副作用のある黄
金色の現像液を口に含むと、すぐさま下腹部が熱
くなった。宮下は裸のまま四つんばいになり、胸
を床に密着させ、むしろ形がひしゃげるほど押し
付けていた。舌は絶え間なく動き続け、そのうち
床にある液体は舐めきってしまった。湿った自分
の下着を口にすると、チューチュー吸いはじめた。
宮下を囲む、宮下の大事なカメラたちは宮下を見
ている。見られている宮下は、自分のもっとも見
られたいところを高く上げる。上半身を床に突っ
伏したまま、尻を高く上げる。フジヤが宮下の鞄
からケータイをとりだして、彼女の脇に置いてい
た。彼女はそれを手に取ると、ためらうことなく
自分の秘部に入れた。通話状態にしてある。テレ
ビ電話だ。

 俺はイヤホンをケータイにさして、その吐き気
を催す甘美な音をBGMに、下校した。



fin.
581名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 21:29:24 ID:uC0TkR56
みちにじさんきたああああああああああ
黄金水は俺も大好きだ。GJ
582名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 00:46:53 ID:xCkYK/8O
文章力とアイディアが凄すぎる。
俺の中でみちにじさんは神だな。
583名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 12:30:46 ID:/OLFnw6U
今回はいつもより非情だな
読んでて寒気がした
584名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 17:43:36 ID:Ic2S/MRR
お前らさくさく面白い作品作れや( -`(ェ)´-)y─┛~~
585名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 22:04:59 ID:gJs6pSxi
なんか未知虹さんが居ればいいや……って感じ。安定してHiQualityなんで依存しちゃう
586名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 01:48:18 ID:Ol8kOU4a
俺は青人さんが好き・・・
587名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 08:10:52 ID:mKwKxqY4
「あらあらうふふ……○○様にして戴いたみたいだけど、貴女は私に憧れているんですってね?」
『ハイ、ソウデス……お姉様が理想デス……お姉様みたくなりたい……』
「そう……でも私、つい最近に○○様の性処理奴隷にして戴いたの。
 私も最初は嫌だっただけだけど、○○様の指導で、これが私の幸せだと考えるようになったわ。
 ○○様の性処理奴隷という素晴らしい天職に喜びを感じるの。
 貴女は○○様を毛嫌いしていたようだけど、私と同じにはなれないかしら?」
『私……頑張って○○の性処理奴隷にナリマス……』
「駄目じゃない、ちゃんと○○様と誠心誠意で仕えないと。
 さぁ……部活へ行く前に、○○様の為に××教室で○○様に忠誠を誓った
雄奴隷の男子生徒を、○○様専用なあそこ以外で満足させに行かないと……」

説明台詞おつ。
こういう連鎖堕ちとかどうよ?
588名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 08:25:25 ID:mKwKxqY4
ゴメン誤爆。
589名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 10:11:52 ID:/FbZaFtQ
どこの誤爆だw
590名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 03:16:31 ID:o5XF1P28
誤爆した人は元のスレを書くべきだよな
気になってしょうがない
591名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 05:06:33 ID:x5HBnR5V
不気味なスレと見た
592名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 15:29:25 ID:zEdFzX6q
レス見る限り連鎖堕ちっぽいけど
593名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 23:13:03 ID:ChDjo6sS
某スレでは誤爆したらSSを投下するという風習があってだな…
594名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 03:06:17 ID:qK1aml+l
>>593
絶倫スレか?
595名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 18:52:01 ID:Zik+h+oa
保守
596名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 06:38:15 ID:K88oVCc4
保守
597名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 02:13:05 ID:/v+YppjU
ジャンプの銀魂でMC
598名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 16:54:46 ID:RcyL/S6C
その部分だけzipでくれ
599名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 05:56:33 ID:NvBYDjZg
zipは廃刊になりました
ご愛読ありがとうございました
600名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 09:41:43 ID:Qsz1NMi1
催眠で妊娠を認識出来ないのってエロくね?とか考えたんだが、ありきたりなシチュだからなぁ
601名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 17:53:43 ID:QxFc0QO9
NTR鬼畜になりやすいシチュですか
602名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 06:38:54 ID:t7/51J1e
ほしゅ
603言葉と身体、そして心も:2008/03/31(月) 02:04:00 ID:oCSr1+Hs
私としたことが油断した。
まさか催眠術にかけられてしまうなんて、
かけられたのは言葉と身体を操作されるという最悪の展開だ。
これでは誰かに助けを呼ぶことはほぼ不可能だ。

でも心は無事だった。こうして色々考える事ができる。
うまくいけば、なんとか助けを呼びこの催眠を解除できるかもしれない。

でも、おかしい私は催眠術師の中でもかなり上位の力を持っている。
父や母からは天才とまでいわれていた。
なのに、こうもたやすくかけられるなんて普通ありえない。
この目の前の男がはたして二つの催眠をかけられるだろうか?
もしかしたら他にも私ぐらいの力を持った催眠術師がいるのか、

目の前の男は私の手をとり別の部屋に連れて行く。
催眠術のせいで抵抗もできず素直についていくことになる。
この私をどこに連れて行くんだ。

その部屋は特殊で前と後ろ左右、そして上までにも大きな鏡が設置されていた。
いったいこの部屋なんなんだ。
男は真ん中に敷いてある布団の上に私を座らせ、
パンツを脱ぎだしちんぽを私の鼻先につきつける。
鏡にうつっている私は鼻先にちんぽを自らスリスリとこすりつけると、
大きくニオイを嗅ぐ。

「すぅぅぅ〜んふぅぅぅぅ………はぁ、とってもいい臭くてとても好きなニオイです。」

臭いのはたしかだけど、こんなニオイ大嫌いだ!
男が求めるセリフが私の口から勝手に出る。

「舐めてもいいですか?」
いや舐めるな! そんな汚いもの!

「はぁぁう。むうぐぅぅ」
あぁぁああああああ!!

男は私に鏡を見ながら舐めてみろと命令する。
私は素直にうなづく。

鏡にうつる催眠術にかかっている自分。
その表情は、今まで見たことない顔をしていた。
まるで恋する乙女のようなありえない、この私がこんな男にこんな顔を見せるなんて。

私は今日一日のことを振り返った。
なぜ、こんな状況に陥ったのか。
たしか、ひろみの様子が最近おかしかったのが原因だ。
休みの日は必ずどこかに出かけているからだ。
あんなに休みの日は図書館で借りてきた本を家で読んだりしていたのに。

ひろみに好きな子でもできて、デートしているのかと思っていたら、
ある日偶然に見かけたのがこの男と一緒に歩いている所だった。

男はたしか、ひろみの担任だ。
担任と偶然と出会っただけのかと思ってつけていたら、
雰囲気がすごくおかしかった。二人がたんなる教え子と教師という関係には見えないほど。
その最後に決定的瞬間を見た。 ひろみと男がキスをしている現場だ。
場所は男の住む玄関の前だった。
604言葉と身体、そして心も:2008/03/31(月) 02:04:43 ID:oCSr1+Hs
そう考えている内にいつのまにか、仰向けに寝かされ
私のお尻に、男のちんぽが入る所だった。

えっ! えぇええ?
ちょっと待って!!

ズチュ!

ぐぅぅぐ はぁえぇえ!

「はぁ〜ん、ど、どうですか?
き、気持ちいいですか? 私のケツマンコは?」

この男なんて言葉しゃべらせるんだ。
…ひぃ……い、痛いよ…お尻……


私はいつのまにか泣いていた。
何よりも抵抗ができず相手の思うままにフェラをしてしまったこと。
ファーストキスよりも先にフェラを体験してしまったこと。
フェラをしてもらう側だと思っていたのにそれをやってしまったこと。
お尻を男に犯されてしまったこと。

男は私が急に泣き出して少し驚いたようだ。
涙だけは感情によるもの、
たとえ催眠で言葉と身体が支配されても唯一私が出せるメッセージだったからだ。


男はごめんと一言誤り、私のあごに手を当て泣いている顔を上にあげさせ

そして、キスをしてきた。

んんんぅ……

私の口にはさっきの男の精子がついたまま。
目の前の男は自分の精子がついているにもかかわらずキスしてきたのだ。

そんな、こいつは気持ち悪くないのか?
自分の精子がついてもいるのに。

今度は俺が気持ちよくさせてあげるよと男はいった。

とてもやさしいキスだった。
はじめてなのに、ファーストキスだったのに。
はじめてが男に奪われたのに……
なんだかとても安心する。
こんなに心地いい。これがキスなのか……
男は今のキスでお尻の痛さを忘れさせてくれたのだ。


はっ! 
な、何を考えているんだ私は。
この男にキスをされて心地いいなんて、まさか心まで催眠術にかかってしまったのか。

男のペースにはまるな。
他のことを考えよう。
605言葉と身体、そして心も:2008/03/31(月) 02:06:28 ID:oCSr1+Hs
そして、家に戻ってきたひろみに私はキスした現場を見た事
男同士の恋愛はおかしい間違っていると説得した。

ひろみは至って普通だったのだ。
近所に住む幼馴染みの加奈子ちゃんのことが好きだって
幼稚園のときは加奈子ちゃんにべったりだったのだ。
それがいつの間にか男に興味持つなんて普通はありえないこと。

私はひろみにその事をいうと、
ひろみは恋愛は自由邪魔しないでと怒られた。
私は、ひろみをまっとうな道に戻すために、ひろみの担任の男を催眠術を使って
ひろみのことを嫌いになって別れてもらおうとしにいったところを、
逆に催眠術にかけられてしまった。
まさか、この男が催眠術を使えるなんて思っていなかった。
ひろみも私と同じぐらいの高位の催眠術師だったからだ。

それに目の前の男が私に催眠をかけるそぶりはまったくなかった。

男のキスがやさしいキスから激しくなってきた、舌を吸ってきて、
男の唾液が私の口の中に流し込まれてきた。
私は催眠のせいでそれをためらいもせず飲み干す。


1週間後

「せんせえ! 遅いよー!」
「ごめんよ。」
「もう、遅れたお詫びに、キスして、ほっぺじゃなく唇に」
「ぇええ、みんなに見られるよ。いいの?」
「いいの別に。それともせんせえは私とキスするのは嫌なの? 」
「嫌じゃないけど、教師と生徒がキスしているのがばれたらクビぐらいは覚悟しないとな」
「そのときは私専用の家庭教師になればいいですよ。給料は同じぐらいの額はだせますから」

そういってなかなかキスしないせんせえに私の方からせんせえに抱きつきキスをする。

周りの人は驚いている。
だって私はまだ小学生で相手は大人。
年の差もそうだしおまけに同性でのキス。
驚かない方がすごいかも。
お父さんもお母さんは悲しむかな兄弟そろって同じ人を好きになり、
年も15歳ぐらい離れてる。それに相手は男性。

今日はこのデートが終わったらせんせえに覚えたばかりのバキュームフェラをしてあげるんだ。
せんせえのクラスにすごくうまい子がいるらしくて、その子に負けないくらい気持ちよくしてあげるんだ。
あと、お尻の穴にもいっぱいいっぱい精液を流してもらおう。
そう考えているうちに私のおちんぽがまた勃起してきた。
どうしよう出かける前に2回も出しといたのに。

「せんせえ…あの私……」
「いいよ、あそこの角に行こうか……そこで薫のセンズリ見てあげるよ。」
「薫のオナニー見てください。」
「違うだろ。セリフは前に教えただろ。」

「あっ……はい、薫がセンズリこく所を見ていてください……せんせえ……」
606言葉と身体、そして心も:2008/03/31(月) 02:21:41 ID:oCSr1+Hs
そうそう、後からせんせえに教えてもらったことがあります。
私はあの日せんせえではなく、ひろみに催眠術をかけられていたのです。
せんせえは学校で私がひろみの 「きょうだい」 だということを知り、私を手に入れる為に
ひろみに手伝ってもらったそうなのです。
私はまんまと罠にはまってしまい先生にエッチされてしまったのです。。

でも、今はその罠のせいで、大好きなせんせえと一緒にデートができて、
大人のエッチもしてもらえるようになったのだからひろみには感謝しています。
本当の私の気持ちを気づけさせてくれて。
実際に本当の気持ちに気づける人って本当に少ないと思う。
私もせんせえに会えなかったら本当の自分の気持ちに気づけなかったし。
女性が好きなことが当たり前だと思っていた。
でも、それは違った。
エッチして見るまでそれはわからないものなのだ。

これを読んでくれたあなたも自分の本当の気持ちに気づいていないと思う。
昔の私と同じで多分知るのが怖いと思ってるよね。

でも、あなたにも気づいてほしい知ってほしい。
自分が本当に好きなのは一体どっちなのか……

もし、迷惑じゃなかったら私があなたの初めての人になって教えてあげたいな……
別に催眠術かけるわけじゃないからそれだけは安心してね。
するかしないかは今、自分の意志で決めてほしい。
でも私はあなたののおちんぽを舐めてあげたいと思っているよ……
お願い勇気を出して………

やっぱり…ダメ……か…な?
こんな私みたいなことエッチをするのは……

えっ……いいの!! 本当に?
ありがとう!これでまた一人私やせんせえみたいな人が増えて嬉しいな。

それじゃあ舐めるからパンツを脱いで私に見せて…あなたのおちんぽ……

脱いでくれたんだね。うれしいな。
じゃあ、おちんぽ舐め舐めするね。

くちゅ……ちゅぷ…じゅゅぷっ…

どう、私の唇ぷにぷにして気持ちいいでしょ?
せんせえもフェラのときに唇に亀頭の先端をこするのが気持ちいいって言ってくれるんだよ。
ちょっと自慢なんだよ。
キスはせんせえのハーレムの中じゃ私とするのが一番だって。
でも私としてはキスの他にもフェラやお尻でも一番になりたいなって思っているのに。

えっ? キスがしたいって? 
ごめんなさい、それだけは……だってキスだけはせんせえとだけって決めているの。
本当にごめんなさい。

そんな悲しい顔しないで…
その代わりいっぱい私の唇におちんぽこすりつけていいから…

目をつぶっていてほしいの?
わかった。それじゃあ私目をつぶってるね。

→■1.かまわず薫の唇にキスをする。
→■2.薫の唇に激しいちんぽキスをしてやる。

[終]
607名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 02:39:53 ID:wYG1zYp2
ホモネタは黒猫にでも送った方が、お互いの為かと。
608名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 05:01:30 ID:La1/ftux
ホモネタは一回でやめろやカス
609名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 17:56:20 ID:9hZeikez
同性愛ネタは禁止な。


と、書いたら 女×女 も駄目に。
結論。
俺がキモいと感じたからホモは駄目。レズはまあよし。
610名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 18:39:12 ID:kVIijI+t
角煮のアナルスレみたいな様な流れにはなるなよ
611名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 18:59:37 ID:wUGG0Imd
前回と2度続けて、いちいち名前や口調で女ぽくみせかけて釣ってるから
嫌われても当然だろ
612名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:32:14 ID:sqQZsPpf
最初に注釈で「ホモです」と一言欲しいな
613名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:45:08 ID:eqx5eh8N
薔薇はこのすれにはいらん
614名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:11:47 ID:ys2FKKqh
男だったっていうオチのところだけ削れば
普通の作品になる辺り確信犯(間違った使い方的な意味で)だろうな


全く関係ないがこの場合確信犯じゃなくてなんて言うんだっけ・・・
615名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:22:22 ID:wQwlJlGt
「計画犯」か「故意犯」か? 本来での意味の確信犯は「思想犯」に近いのかな
616名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 03:12:21 ID:rV21Ysr4
一回目はまだしも2回もやることではないね
まあ今度は女版でも投稿してくれ。
617名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 10:04:36 ID:rswuGaJ5
こっちの反応見て楽しんでる愉快犯だろうから、レスがつく度に喜んでるだろ。
俺個人としてはスルー推奨。
6184月1日:2008/04/01(火) 13:10:40 ID:zkRoNLRj
4月1日、それにちなんだMC。

はぁ……キモイ安田に告白されたどうしよう。
下駄箱に大好きな洋介君の手紙かと思ったら、
あの安田からだった。

「ちょっと、これはどういうことなの? これはあなたが書いたものなの?」
「うん。そうだよ。僕が書いたやつ」

正直腹が立った。まさか差出人の名前に私の好きな男子を書いてくるなんて。
それなのに私ったら、あいつからの手紙と知らずに
洋介君からの手紙だと思って何度も何度も読みかえしてしまった。
もし安田からだったら読まずに即効でやぶり捨てていたわ。

「あの、今日は4月1日だから。これぐらいの嘘はいいかなって……」
「これをもらったのは3月30日よ。」
「………」

もういい、こいつと話しても埒があかない。
帰ろう……

「佳奈美ちゃん……今日は嘘をついてもいい日なんだよ……」
「それがどうしたっていうのよ。」
「だから、佳奈美ちゃんが僕のことを嘘でもいいから好きになってもいい日なんだよ。」

えっと……嘘をついてもいい日……嘘でも好きになっていい……

そうだわ…今日は嘘をついてもいい日……
それに今こいつに私はだまされた。
なら今度は私が同じ方法でこいつをだましてやろう。
どんな嘘で騙そうかしら、
キモイ安田だから一番傷つくやつがいいわね。

こいつの告白を受け入れる。もちろんそれは嘘よ。
今日一日彼女の演技をして、私を弄ばせてあげて………
最後の最後で嘘だと告白これがいいわね。
それには私の処女やファーストキスもあげたほうがよりショックが大きくなるわね。

そして最後にエッチが終わった後で、
『お前なんか大嫌いよキモイ死ね。』
よしこれでいこう。
あいつってばものすごいショックをうけるに違いないわ。

「私ね実はあなたのことが前から好きだったのよ。」
「えぇ本当に!」

ぷぷっ何大げさに喜んでいるのよ。ばっかじゃないの!
やばいわ、笑わないようにしないと。

「私を安田の彼女にしてくれるよね?」
「願ったり叶ったりだよ。佳奈美ちゃんを僕の彼女にしてあげる。」

何が彼女にしてあげるよ。
あなたのことなんか本気で好きになるもんですか。
今日の最後あなたがどんな顔するのがとても楽しみだわ。

━[終わり]━
619名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 08:28:21 ID:nNfHG+j9
他スレでMC作品が投稿されてたので紹介
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1183549468/353-
620名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 23:57:57 ID:h8VAyJ+k
>>618
独特のテンポの文体がかなり好き。
○○委員の人だよね。これからもちょくちょく投下してほしい。
621名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 06:49:27 ID:gky0Luit
ほんとにどうでもいいんだが、3月は31日まである、
622名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 20:23:01 ID:WNFlD+CX
4月1日にどこかで待ってるとか手紙に書いててそれを30日にもらっただけじゃない?
3月31日なんて春休みだし部活休みで学校いかなくてもおかしくないし
623名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 14:21:03 ID:f4X+JUsS
「公衆便所」とマジック(省略)━スレでMC発見 ./
去年のSS作品だけど。
624名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 19:51:47 ID:cNiXblWC
ほす
625名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 21:04:59 ID:76bKqqpH
ほす
626名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 09:03:26 ID:X0K4c9ef
ほーしゅー
627名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 01:35:41 ID:Qv9lHVuy
この書き込みを読んだらSSを書きたくてたまらなくなる
SSが書けない人は、妄想を書き込みたくてたまらなくなる
628名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 01:44:08 ID:6fNZj2Fw
SS SS SS SS SS SS SS SS
629名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 02:32:24 ID:b0I1E/M/
>>627
そんなくだらない文でageたところで、何の意味があるの……え、あれ……?
体が熱い……なんなのよ、これは……?
文字から目が離れない……
ディスプレイを見続けると、心の中がぼんやりとなっちゃう……
いやだ、アソコが濡れ濡れに……
遠くから声が聞こえる……
はぁん、アソコをかき回さなくちゃ……ああぁん!
いやらしい淫液が、太ももに伝って垂れ落ちる。
明日は、ノーパンで学校に行かなきゃ……
そうだよ、授業中でもいつでもオナニーできるようにしなきゃ……


630名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 08:50:27 ID:eHLw3sYz
この前書いた奴を投下しようかと思ったら、
パスワード代わりにしてたzipのパスがわからなくなってオワタ
我ながら馬鹿すぎる……
631名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 09:04:08 ID:6fNZj2Fw
>>630
pikazipとかあるじゃん。
632名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 12:03:37 ID:8pbfBxUM
>>630
君とは友達になれそうだ
633名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:03:14 ID:eHLw3sYz
>>631
いや、ばれないように桁めちゃくちゃ多くした気がするんだよね。
>>632
友情の証にzipをプレゼントしようか?
開けないけども
634名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:22:48 ID:6fNZj2Fw
>>633
連休の間、パソコンつけっぱなしにするつもりで解析させればいいし、そのあいだ新作を書いてみるのもいいのでは?
なんにせよ、書いたものが復元できる可能性があるならば、試してみる残したことはないよ。
635名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:29:46 ID:P9ZjUFET
>>634
言われてから三十分くらい手当たり次第にやったら正解発見したwww
途中まででエロもあんまり無いが投下します。
気が乗ったら続き書くつもり。

夜中に強い地震がきた次の日。オレは父親の部屋に入った。
「うわ。散らかってる」
昨日の地震のおかげで、父親の部屋の本棚から本がなだれ落ちていた。
今はもういない、うちの父親は相当に研究好きだったようで、
家の壁の一面を占める本棚が埋まるほどの本を持っていた。
それが今回の地震で、下の方はともかく上の方はほとんど落ちていて、
復帰には相当時間がかかりそうだ。
「まぁしょうがない。やるか」

我が家はいわゆる母子家庭だ。
ただ母親の実家が裕福なことと、事故で死んだ父さんの
保険料でオレと妹と母さんはそれなりな生活を続けている。
オレはいま高一だが、大学も行かせて貰えそうだ。
本棚の本を一応種類別に分ける。
一応と言うのは中には英語や、
まだオレには読めない(ドイツ語かなにかか?)の本があるからだ。
父さんはどこかの研究所で働いていたと言う話で、
ウチにある本も題名を見るだけで理系だとわかる。
不思議なのはなぜそんな父さんと
母さんみたいなお嬢様と結婚できたかという事だ。
しかも母さんは相当に若いし、美人だ。
父さんは写真でしか知らないが正直そんなに美形ではない、学者肌の鋭利な感じ。
母さんと一世一代の恋に落ちるという事もなさそうだ。
それも駆け落ちのような状態ではなく、実家も父さんとの結婚に大賛成だったという。
 と、今は無きわが父に思いを馳せながら本を整理していくと、
題名の無い本があるの事に気がついた。
(なんだろ)
そう思い、ふと開いてみると、なかは手書き。
最初から見ると、どうやら父さんの日記のようだった。
外から見ると本と同じだから今まで気づかなかったのだろう。
そういえばおれは父さんの事をあまり知らない。
日記を見るのは少し良心が痛むがオレは興味を止められなかった。
オレは本を戻すのを止めて、床に座ってパラパラとめくった。

○月△日
 今日は涼子に催眠の永続化の実験を行った。概ね成功と言えるだろう。
自発的に自己催眠を促し、音楽などで
私がいなくても催眠を恒常化することが出来ただろう。
急な事態が起こったときの反応についてもほとんどの場合で大丈夫だろう。
長期的に隔離・拘束されるような事態が無ければ
涼子は何年私の元を離れたとしても大丈夫と言えるかもしれない。

□月×日
 今日は直人に潜在的な催眠への興味を刷り込んだ。
まぁ成長した後このことが効果を示すかは微妙だ。
ただ、催眠を掛ける側としての用意周到さ、冷静さ、相手を観察する目などは、
催眠に関係なく有効活用できるだろう。
ただ、これが成功すると私と涼子の関係がばれてしまうかもしれない。
もしかすると私は自ら敵を作っているのかもしれない。

……なんだこれ?
636名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:34:19 ID:P9ZjUFET
 日記を見続けたい気持ちはあったが、結構な厚みがあったので後にする事にする。
いったんオレの部屋に本を隠してから、オレは急いで父さんの部屋を片付けた。
最後は適当になったが、まぁいいだろう。使う人もいないし。
 その後日記を飛ばし飛ばしに読んでいくと、父さんが何をやっていたかが理解できてきた。
父さんの専門は脳科学だったらしいが、実践として催眠を行っていたらしい。
しかし不況の影響があり、研究所をやめさせられたらしい。
活動に困った結果、裕福な母さんの家に目を留め、活動資金を得たという事だ。
実験をしてくれる人もいなかったので、母さんがよく実験台になっていたようだ。
 オレがショックに打ちひしがれていると、二歳年下の妹、柚生ユズキがやってきた。
妹も母さんの血を継いだのだろう、身内贔屓を差し引いてもかなり可愛い。
あと、残念ながらオレは父さんの血を色濃く継いだらしい。
「お兄ちゃん。お父さんの部屋終わったー?」
「あぁ。終わった。まぁ完全に元通りってのは無理だったけど」
「まぁそうだよねー。じゃあこれで家のなかは大体終わったみたい。
母さんはもう、下で休んでるけど。お母さんこんなに動いたの久しぶりだって」
 周りにはオレと柚生はかなりの仲良し姉妹で通っている。
柚生も年頃の娘だと言うのにオレに対して嫌悪の感情はほとんど無いらしく。
いつも引っ付いてくる。……まぁオレがそういう風にしているのだけど。
「柚生。“ちょっとオレの手を見て”」
オレはそう言って、柚生の顔の前に手のひらをぐいっと近づける。
「“落ちる”」
そう言って手をすっとしたに下げると、柚生の目から力が無くなっていた。
 それをやってから、オレは一度ため息をついた。
父さんの刷り込みのせいか、もともとオレにそういう傾向があったのか。
オレはもう妹を含め幾人かを自分の催眠の支配下においている。
親子二代なのか……と少しだけ思う。
「柚生、何か用事はあったりする?」
「……ないよー」
 柚木の返事を聞いてから、オレは立ち上がって柚生の後ろに立った。
「今から、柚木の体をオレが触ると、触った部分から力が抜けていくよ。
けど、倒れちゃいけない。倒れると怪我しちゃうからね」
そう言ってからオレは柚生の体を下から触っていく。
「ほら! 足から力が抜けてきた。お尻からも力が抜ける。
次は背中。お腹も。ほら、手からも力が抜けてくよ。次は肩。首。
全身から力が抜けてきた。けど、倒れちゃダメだよ。怪我しちゃうよ。」
「んー」
オレはゆっくりと柚生の体をつついていく。そのたびに柚生はふらふらと揺れた。
「力が抜けてくね。このままじゃ、柚木は怪我しちゃうよ。
そうだ。お兄ちゃんの事を呼んでみよう。助けてっていってごらん」
「おにいちゃん……、たすけてー」
柚木はか細い声で助けを求める。
足もぷるぷると震えてきている、実際そろそろ限界だろう。だが、まだ助けない。
「もう柚生の体はもう限界だね。あと五秒たつと、
完全に力が抜けて、倒れちゃうよ。はい、5・4・3・2……」
「助けて。助けて。おにいちゃんー」
「1・0!」
0の瞬間に柚生が倒れそうになるのをおれはぐいっと持ち上げた。
お姫様抱っこの状態だ。そのままベットまで運ぶ。
柚木の体は細くて軽めとはいえ、持ち続けるのは無理だ。
「ほら。お兄ちゃんが助けてくれたね。柚木はもう大丈夫だよ。安心したね。
ほら、もうおにいちゃんがいるから大丈夫。どんどん力を抜いていこう。
触った部分からどんどん力が抜けていくよ。もう倒れる心配は無いからね。ほら」
ベットの上の柚生をどんどんついていく。一分もすると、柚生はまるで骨抜きのようになった。
「柚木はおにいちゃんに絶対の信頼を置くよ。
だっておにいちゃんがいなかったら柚生はとても痛い目にあってたんだから。
お兄ちゃんがいう事は絶対正しいよ。柚生はお兄ちゃんが言ったことには、何でも受け入れるよ。
だっておにいちゃんが言ったことは何でも正しいんだから」
「お兄ちゃんが”力を抜いて”って言ったら
柚生はいつでもこの状態になるんだよ。柚木はこの状態が大好きだからねー」
637名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:42:19 ID:P9ZjUFET
「でね。サユちゃんもね、その時には、なんでこうなったのか、ん、わからないって、ね、いっててね……」
「そりゃあ災難だったな」
定例となった柚生への催眠を終えた後、おれは柚生の話を聞いていた。
――後ろから胸をもみながら。
確かきっかけは、柚生は胸が小ぶりなので、大きくしてあげようという兄の思いやりからだった。
もう二、三ヶ月前からこのスタイルは確立されていて、柚生は少し息を荒げながらも話を続ける。
「ほんっと、そうだよ。んっ」
「あぁ。そういえば柚生。オレこれから母さんに用事があるんだ」
「うん。何の?」
「まぁそれは気にするな」
「わかった。気にしない」
「で、柚生はオレが良いって言うまで下に下りてこないでくれ。約束だ」
「わかった。約束は絶対守るよ」
「で、トイレとかしたくなったら……オレが丁度ペットボトル持ってるからそこにしろ。こぼすなよ。これも約束だ」
「わかった。約束は絶対守る」
「じゃあ、自分の部屋に戻ってな。ちゃんとオナニーしろよ。オレを思い浮かべてな」
「わかった。じゃあ、早めにしてね。私のど乾いちゃってて」
「ペットボトルに入れた小便飲めば良いだろ」
「あぁ、そうだね。気づかなかった」
「まぁゆっくりしてろ。時間かかるかもしれないから」
「わかった」
オレは柚生をに下準備をしてから下へと向かう。
理由はもちろん母さんに父さんの催眠が残っているか確かめるためだ。
父さんが死んでから十年近く。
普通なら残っているわけないけれど、永続化するためにいろいろやっていたなら、
もしかしたら……という気がしないでもない。
CDという単語にも、オレはひっかっかるものがあった。
母さんが大事にしている父さんの形見のCDプレイヤー。
母さんは昔からそれを使って音楽を聴いている。
オレが一階の扉を開けると、母さんはいすに座ってテレビを見ていた。
「あら、どうしたの?」
おれは母さんの問いかけを半ば無視する形で
日記に書かれていた言葉を発した。
「     」

続く。
638名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:46:16 ID:MbXmcEEe
>>635
>言われてから三十分くらい手当たり次第にやったら正解発見したwww

ここはドジっ子萌えスレじゃないぞ。ww

とりあえずおめでとう&ゼヒ続き書いてくらはい!!
ママンだな! ママンを堕とすのだなっ!
639名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 12:34:44 ID:FAXSF2Qu
親父がママンの脳に書き込んだ洗脳情報を息子用に上書きする展開にハァハァ(*´Д`)=з
640名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 19:50:59 ID:01pkUeVx
すいません

E=mC^2に掲載されている作品で、なんか水を操作する天使を堕として、犬に誤認させる話ありましたよね?
タイトル忘れてしまったんですが、よろしければ誰か教えていただけないでしょうか。
641名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 19:54:43 ID:01pkUeVx
ちょwwwwwww
このスレにありますね
ほんとすみません
ちゃんと一から読めばよかったです

半年ROMりますorz
642名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 23:38:13 ID:+3E96miJ
>>637
GJ 続編期待してるw
643保守小ネタ:2008/04/15(火) 01:53:49 ID:4pfbcJnZ
保守ついでに小ネタ


今日は入学式。
中学校から同じクラスだった、和山くんとまた同じだ、うれしいなー!
でも私、内気だし男の人としゃべる時、「私は昨日、○○くんで○回オナニーしました」って文末につけちゃうの。
恥ずかしくはないんだけどね、でもそうするとみんな変な顔するの。
今日も和山くん、かっこいい。

放課後になって、私が帰ろうとしたら、和山くんがこっちにきた、なんだろう?
もしかして、告白とか、かな? それは、ないよね・・・。


「おっす」

「こんにちは、私は昨日、和山くんで3回オナニーしました」

和山くんとすこし話出来た。それに和山くんは変な顔しない。
やっぱり和山くんはやさしいなー。



MCやる男の人って、かっこかわいい系の人がぴったりだと思う。
644名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 09:32:51 ID:SeUuzm/D
俺も保守がわりに


「おい恵美子、俺の分の宿題もやってきたか?」
「ちょっと話しかけないでよ」
「どうして? 俺は恵美子と話をするのが大好きだぜ。
それよりも宿題は?」
「はい…うっ…くぅ…やって…きた……わ……」
「助かったよ。」

新藤恵美子、こいつには俺と話ししているときはオナニーしている事と催眠術をかけておいた。

恵美子は俺と話をしている間は左手でスカートを上に捲くりあげて、
パンツの上から右手の人差し指でクリなどを擦りあげている。
しばらくすると、その右手はパンツの間から指を差し入れズボズボとニュチョニュチョ
と卑猥の音を出すようになり床には恵美子の汁が滴っていた。

俺はもう少しでイキそうなところでわざと会話をやめる。

「そんな、こ、こんなところでやめないでよ」
恵美子は俺との会話をしようと必死だがそこでチャイムがなる。
恵美子はしかたなく自分の席につく。

恵美子は授業が終わるとすぐ俺の席まできて話し掛けてくる。
だが、俺はわざと無視する。
恵美子には俺との会話でしかオナニーができないためにイクときは俺との会話が
必要不可欠なのだ。
それとオナニーで高められた性欲の波は時間がたてば引くということはない。
ずーっとそれを維持しつづける。
だから恵美子はずっとイキそうな瞬間が50分間続いていたことになる。

「お願い! 私と会話して!!」

俺はノートに字を書く。

『俺とは話したくなかったんじゃないのか?』
「あ、あの…イキたいの…だから」


ここで終わり。
645名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:02:08 ID:FEwOSBv2
>>637の続き期待保守
646名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 04:57:32 ID:HdrYsgmH
そうだよな、催眠導入の方法にこだわるより
その後何をさせるかにこだわるべきだよなと
E=MC2と>>644を見比べてて思った
647名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 19:00:24 ID:V9YgJE4g
現在、3500字くらい書きあがったSS。
一応、誤認モノなんだが…ここのSSと明らかに空気が違う。
明るくギャグ要素かなり高め。且つ、主人公は誤認している人達に振り回される役で、術者は99%登場なし。
エロチシズムは少年漫画よりは上だが汁気はなしの、電撃文庫程度のエロだ。

ここで良いのか分からなくなったので質問。スレチならどこか流れてきます。
648名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 19:21:11 ID:WwjyCeYa
もちろんここでいいよ
さあ、カモン!!
649名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:17:40 ID:mYO5dr9R
セクロス抜きのHものが少いのは、需要はあるけど
書くのが難しいから書き手が敬遠しがちってだけなので
もう書けてるんならなんの問題もないよ。
650名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:31:32 ID:nmqwU1Sz
ここで・・・見たいです・・・
651michiniji:2008/04/23(水) 20:56:33 ID:Dd9vBj8J
>647
wktk
652名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:59:00 ID:WUJJZ9nM
前から投稿率は低かったけど、
最近はわをかけて少なくなったな。
653名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 03:41:19 ID:Hg4wP/ta
まあここじゃなくてE=MC2とかに投稿するだろうしなあ
654名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 08:51:37 ID:h09kkCEG
E=MC2の量が多すぎて、逆に目当ての作品が見つからない俺。
全部読めば分かってくるだろうが、いかんせんそうする時間が無い。
みんながお勧めする作品とかないかな。
655名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 09:08:43 ID:uHbeIaPt
まず、読んだ事あるやつぐらい、書いてくれんことにはなんとも…
656名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 11:51:59 ID:LVqlsNlD
だよなあ、せっかくリストアップしても
「それはもう読みました」とか言われるリスクは避けたい
657名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 14:17:41 ID:nlm7FTEf
挙句に『それはもう読みましたけど、僕の趣味じゃありません』とか
言われると、勧めた方としては痛み倍増w
658名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 14:42:29 ID:0Xy4YHqf
空気読めずにお勧め

http://zaxon.80code.com/tmp/nv_idx/nv_idx047.htm
「指と玩具」・・・奴隷化した女の下に更に奴隷を作って、ご主人様の目の前で無理矢理とか最高です
「鍵」・・・〆のあたりの狂った世界観の中でのハーレムっぷりが特に良い。

http://zaxon.80code.com/tmp/nv_idx/nv_idx118.htm
「復讐」・・・20時間以上離れると臨死体験の悪夢を味わう事になるよう洗脳し、次第に御主人様に依存していく様子が最高。

そして逆に俺にE=MC2以外のお勧めを教えてくれ。
659名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 16:04:42 ID:1sAwAXZT
大人のための催眠術のストーカーが好きだったな。
短編は内容書くとすぐネタバレになるから説明文難しいな…
660名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 18:04:09 ID:O0v7tmGD
E=MC2だと永慶氏、伝吉氏、平らな針氏あたりがおすすめだけど
細かい作品で傑作が掘り出されたりするし、むしろそういうのを探す方が楽しい気がする
661名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 21:22:06 ID:p7Yo7rAN
抹茶もいいけど、最低のオリとかにもMCとか媚薬系があったりする。
ニョロニョロも多いが・・・MC系ならU馬氏の作品オススメ
662名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 21:29:40 ID:Vx8Su7S6
帝国軍特別女子収容所 !
663名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:12:21 ID:BNganOiY
ロンロン(初心者)氏の作品が導入・シチュともに
俺の中では最高峰だったんだが・・・
何故やめてしまったのだろう
664名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:53:16 ID:3wbJgr8I
空気を読まないレスだが、ロンロンさんってどこに作品ある?
新参なだけか?
665名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 02:54:44 ID:+25fDGa5
伝吉さん続きかかねえかなあ
というか最近投稿自体ちょっと減ってて悲しい。
666名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 03:31:12 ID:RukIMzG1
E=MC2の属性分類表作ってくれう暇人いねぇかな?
公式が見難い面があるから、それがあると便利で嬉しいんだがなぁ
667名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 04:16:09 ID:D/6BqrfZ
放課後の教室で……は見事にツボった
668名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 07:50:18 ID:spO3b5AE
音楽室の〜とか体育教官室の〜とかやばいよね
669名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 08:57:37 ID:sCoaCWvx
>>662
最高
670名無しさん@ピンキー :2008/04/26(土) 08:59:02 ID:RzhL2s7f
涼宮ハルヒの憂鬱での疑問点。
なぜキョンはハルヒについて行ったのか。

キョンは最初からハルヒに洗脳されていた。

と考えるとそのままMCものになる。
ま、ふつうの感覚だと完全に引くだろうな。

つまり、ヤンデレの術者が主役のMCものが書けると言うことですね。

671名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 09:01:48 ID:0nso36jv
ふと思ったがツンデレの術者ってあまり見かけないんじゃなかろうか
672名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 12:30:35 ID:0pPCzcKy
ツンデレなキャラクターは性格が真っ直ぐな奴が多いからな
どこか歪みを抱えてないとMCに走らない希ガス
673名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 14:07:31 ID:tF8HSTkT
>672

なるほど。
「素直になれない」トコロに「歪み」成分が消費され
MCにまで回らないのか。

いまさらだけど術者は「抱えてる歪み」がポイントなんだな。
674名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 19:18:45 ID:72VTHKxU
無自覚なツンデレだとアリだと思うが。
「術に掛かってるコイツを見てると意外に可愛いじゃないか。
 もちろん、俺はコイツが嫌いだけど。
 何が嫌いかって言われたら、
 ……何となく気に障るというか、気になると言うか、放っておけないと言うか。
 ……あれ、俺、コイツが嫌いなんだっけ?」
675名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:04:34 ID:bbcIY7eN
>>671
「マリオネット −糸使い−」の主人公はツンデレだった気がする。
676名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:21:22 ID:yuDBSgSY
ニコニコにある催眠っぽいエロ動画を見つけた
無視囚人
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3101539

8分くらいからエロい
677名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 14:35:47 ID:OAj2aW+A
初めてSS投下します。
美人で勝気な姉と弱気な弟のシンプルなMC作品です。
分類としては誤認系…かな? 若干ツンデレ風味。
50Kbyte弱あるのでスレの残り容量が心配ですが、とりあえず投下します。
題名は【オトウト ノ…】です
678【オトウト ノ…】 01:2008/04/27(日) 14:37:13 ID:+E/NVzmz
 
 どこかで小さな声が囁いている。
 何度も何度も、繰り返し繰り返し繰り返し――

                                 【オ……】

「ねぇ! 今、誰かなんか言った!?」
 急に立ち上がって尋ねるあたしにポカンとした顔のユリとチーとヒトミが首を振る。
「う……ううん。別に誰も話してないよ、真希」
「あ、そう」
 ストンと腰を下ろすあたしを、みんなちょっと変な目で見る。
 気が付いたら、放課後の教室に残ってた10人くらいが揃ってこっちを見てた。
(ああ、うっさいっ! うっさいっ! ヒマ人ども、さっさと帰りなさいよ!)
 自分の事を棚に上げて、心の中で毒づく。
 どうしてだろう? あたしは何故か朝からイライラしていた。
 別に『あの日』じゃないし、特に理由は思い当たらない。
 授業に身は入らないし――まぁ、普段から聞いちゃいないけど――アイツとも昼に
喧嘩して……それで別れた。

                             【オト……】

『なんでだよ? なぁ、俺達うまくいってただろ? 他に男でも出来たのかよ?!』
 アイツはそう言って、最後はちょっと涙目になって――確かにコレに関しては、あ
んまり急な心変わりで、自分でもちょっと驚いてる。
 うーん、なんでだろ?
 もちろん、他の男なんて出来ちゃいないし、アイツの事がイヤでイヤでたまらなく
なったって訳でもない。
 いいヤツだし、正直、相性良かったと思う。ただ――

                          【オトウ……】

 そう。
 敢えて言ったら、耳の後ろで小さな声が『違う』って囁いている――みたいな?
 ……ハッ! 冗談! そんな電波な女じゃないわよ。
 だいたい、男なんて掃いて捨てるほどいるじゃない。
 アイツにこだわる必要なんか全っ然無いの。
 2年連続『北高クイーン』はダテじゃないわ。
 男なんて、あたしがちょっとカワユく声をかけたら、幾らでも寄ってくるんだから!
 そうよ、例えば――

                      【オトウト……】

「ね、ねぇ、真希?」
 考え込むあたしにおそるおそるといった感じでチーが声をかけてくる。
「この後、どうする?」
「え? この後? うーん……」
 あたしはちょっと悩む。
 お小遣いも出たばっかだし、いつもだったら、ぶらっとみんなでカラオケとか行く
んだけど、なんかとっても大事な事を忘れている気がする。
 なんだろう? 朝からずーっとモヤモヤしてて――

                  【オトウト ノ……】

「ねーねーねー、アタシ、さいきんスロットに凝ってるんだけどっ!」
 新しいモノ好きで、飽きるのも早いユリがパッと手を上げる。
「えー? すろっとぉ? アレってあたしらやっていいんだっけぇ?」
 メンドくさそうにヒトミがブツブツ言う。コイツは誰かが提案すると、必ず一言文
句付けるのだ。
679【オトウト ノ…】 02:2008/04/27(日) 14:38:45 ID:+E/NVzmz
 
              【オトウト ノ チ……】

「着替えてりゃ平気だよ! ね、行こ! 開店記念なんだよ、駅前のパチンコ屋!」

 ぞくり!

 一瞬、訳の分からない震えが、あたしの背中を走った。
(……え? 何?!)
 全身がカアッと熱くなる。
 なんだろう? 今、すごく重要な単語を聞いた気がする。
 ずっとモヤモヤひっかかってたのが、いっぺんで溶けて流れ出すみたいな――

          【オトウト ノ チン……】

 全神経を耳に集中しながら、ゆっくりとあたしは尋ねる。
「えと……ねぇ、今なんて言ったの、ユリ?」
「やだぁ、聞いてなかったの? 真希も一緒に行こうよ! パ・チ・ン・コ・屋!」

 どくんっ!

「……あああっ!」
 思わず、声を洩らして立ち上がる。

 今、はっきり分かった。
 あたしはこんなところでグズグズしてちゃいけないのだ。
 だって、だって、だって――

     【オトウト ノ チンコ……】

「ごめん、今日無理っ!」
 そう言って鞄を掴むと駆け出す。

 ああ、どうして今の今まで気がつかなかったんだろ?
 バカバカバカバカ! あたしのバカ!

 家までの歩いて二十分くらいの距離が果てしなく遠く感じる。
 自慢の86cmDカップの美乳をフルフル揺らしながら、全力で走るあたしの頭の
中で、ついさっき気付いた真実――ううん、『大宇宙の真理』がぐるぐる廻っていた。

【オトウト ノ チンコ ハ シャブルト オイシイ】

「そうよ! そうなのっ! そういうものなのよっ!」
 まるでずっと解けなかった知恵の輪が急にほどけたような、長い長いテストがよう
やく終ったような、たまらない解放感。
 オトウトノチンコ、シャブル、オイシイ――ああ、あたしったら、どうしてこんな
に当り前で重要な事を忘れていたんだろう? でも、もう大丈夫。学校の勉強ではい
つも悲惨な成績しか残せなくったって『人として大切な事』くらい分かる。
 もう、絶対絶対忘れない!
 記録的スピードで家にたどり着いたあたしは立ち止まって息を整えつつ、2階の自
分の部屋の窓を見上げる。
(やっぱり!)
 いつになってもラブラブな我が家の両親は、今日から3日間『晩婚旅行』とやらで
温泉に出かけて家にはいない。て事は、あそこでごそごそやってる人影は――

「ったく! あの腐れヒキコモリはっ!」
 気付かれないよう息を潜めながら、ソッと玄関の戸を開け、家の中に入る。
 抜き足、差し足、階段を上り、音を立てないよう注意深く自分の部屋の扉に耳を付
ける。
680【オトウト ノ…】 03:2008/04/27(日) 14:40:16 ID:+E/NVzmz
 
『はぁ、はぁ、はぁ……』
 悩ましい吐息に続いて、感極まったような切なげなうめき声。
『お姉ちゃん――ああ、お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃあん』

 ビンゴ! ついに現行犯逮捕の瞬間がやって来たってワケね。
 ったく……こいつ、あたしが気付いていないとでも思ってるんだろうか?
 ホント、おめでたいノーミソしてる。そんなんだから、学校でもイジられるのよ。
 挙げ句に登校拒否? 父さんも母さんも甘いわ。こんなウジウジした奴はさっさと
家から叩き出してやった方がよっぽど本人のためになるのに!
 でも、そんな小さな事はいまさらどうでもいい。
 そう。それよりなにより重要なのは――

「こら、ユウッ!」
 あたしはドアをドンと蹴り開けて中に踏み込む。
「!!」
 凍りついた表情で固まってるのは、腐れヒキコモリでイジられキャラで、ナヨナヨ
と女みたいな顔付きの――要するにあたしの弟、絹川優(きぬかわ ゆう)、中3。
 コイツったら……ああもぉ! あたしの一番お気に入りのショーツを鼻先に押し当
てながら、むき出しの下半身を――

 どくんっ!

(あああっ!)
 途端にあたしの目は“その一点”に釘付けになる。
 カッと血が頭に登り、ドクドクと心臓の響きが体中を満たし、何も考えられない。

【オトウト ノ】

 あたしはあやつり人形のようにふらふらと優に近寄る。
「あああ、あのね……お姉ちゃん。こここ、これは、その……あの……ボク――」
(ああ、うるさいうるさいうるさい!)
「黙って!」

“ソレ”を必死で隠そうとする優の手をピシャリと跳ねのける。

【チンコ ハ】

 ぶるんっ!

(すごい……アイツより全然おっきい)
 優のくせに――ナヨナヨした女顔のくせに“ソレ”はお腹までグンと反り返って、
たぶんあたしがこれまで目にしたどれよりも大きかった。
 一体、いつのまにこんなに大きくなったんだろ?
 そのくせ……アハッ! 何よ、まだホーケーの子供オチンチンじゃない!
 全く! こんな奴が弟だなんて、あたしは情けなくて情けなくて情けなくて――

 はむっ!

 膝まづいて大きく口を開け、カチカチの“ソレ”を喉の奥まで一気に迎え入れる。

「え? ちょ、うわっ! 何っ!? 何するの、お姉ちゃんっ!?」

 ジュブ! ジュボジュボジュボ!

「うわ……うああああっ!」
 大声で叫ぶ優の両手を押さえつけながら、あたしは肉の棒に夢中で貪りつく。
「んっ! ふぅ! んっ! んんぅ!」
681【オトウト ノ…】 04:2008/04/27(日) 14:41:56 ID:+E/NVzmz
 
【シャブルト オイシイ】

 ええ、そうよっ! 美味しいのっ! 美味しいわっ! ああ、幸せっ!

 全身をたまらない喜びの波が浸す。
(これよ! これなんだわっ! あたしが求めていたものはっ!)
 あたしはただただ無我夢中でジュボジュボと激しい音を立てて吸い付き、オトウト
の堅くて太いチンコを貪る。
「あっ! あっ! ああっ! だ、ダメだよぉ! こんなの……こんな事おぉ!」
「うっはい! あんははははっへははい!」
 何かをおクチいっぱいに含んだまま怒るのって、結構難しい。
「あぅ! ね、ねぇ……お願いだよっ! お姉ちゃん、待って!」

 パカ、待てるもんですか! だってだって、オトウトのチンコなのよ! これは――

【オトウト ノ ホウケイ ヲ ナオス ノハ アネ ノ ギム】

 そうよ! これはあんたのアネであるあたしが果たさなくちゃいけない神聖な義務
なんですからねっ!
 それに、ええと――

【オトウト ノ チンコ ハ ザッキンマミレ ノ テデ サワッテ ハ イケナイ】

 そうそう。だから、こうして丁寧にお口でシャブッてムイてあげてるんじゃない!
 邪魔しないでよっ! もぉ!
 ああ、それにしても――この犬小屋みたいなケモノ臭い匂い。スベスベでツルンと
したカメさんの頭の舌ざわりと、ゴツゴツした幹のところをドクドク血が通ってる感
じ……何もかも全部素敵!

「ふふ。チンコ……オトウトのチンコ。シャブルとシアワセえぇ……」
 あたしは愛しげに“ソレ”に頬を寄せて、うっとりと呟く。
 これまで誰もこんな満ちたりた気分にさせてくれた事無かった。
 バカだなぁ、どうしてこんな素晴らしい事にもっと早く気付かなかったんだろ?
 ああ、あたし、アネでよかった。オトウトがいて本当に良かった。
 いつも『あんなウザい奴死ねばいい』なんて言ってゴメンね。お前はオトウトで、
こんな素敵なチンコを持ってたのに。懺悔の気持ちも込めてうーんと優しくうーんと
心を込めてしゃぶってあげるからね。

「ね……ねぇ。まさか、お姉ちゃん――かかってる、の?」
 呆然とした表情で優が呟く。

 ――ん? かかってる、って何が? ……あっ!

「いい? あんたの臭くて汚いザーメン、あたしの部屋にぶちまけたらコロスわよ!」
 思わず、我に返って警告する。
 そう。コレは素敵なオトウトのチンコで、シャブルとオイシくて、スゴクシアワセ
だけど、それとこれは話が別。こんなとこでシャセイされて、あたしの部屋がイカ臭
くなるなんて考えただけでゾッとする。
「分かってるわね? 一滴だって洩らすんじゃないわよ! ちゃんと――」

 え? あれ? どうすればいいんだっけ? えと……オトウトノセイエキハ――

【オトウト ノ セイエキ ハ ノム ト オイシイ】

 ああ。そうそう、そうだった。アハ。ホント、忘れっぽくてダメだなー、あたし。

「ちゃんと呑ませなさいっ!」
 そう言って、またパックリ口に含む。
682【オトウト ノ…】 05:2008/04/27(日) 14:46:08 ID:OAj2aW+A
「あ! あ! やっ! やああっ!」

 ふふ。可愛い声。アイツにもやってやれば良かったかなぁ? でも、やっぱりオト
ウトのチンコじゃないとダメよね。きっと他のチンコじゃこんなにオイシクないわ。

「んふふっ♪」
 上目使いで優の反応を楽しみながら、あたしは“ソレ”に舌先をチロチロ走らせる。
「ダメっ! お姉ちゃん……そ、そこダメっ! あああっ!」

(何よぉ、ダメダメ言う割にはあんた腰をカクカクさせて喜んでるじゃない。ふふふ)
 ビクビクと優の全身が痙攣するのがおかしくて、あたしは吸ったり、舐めたり、軽
く噛んだりとますますエスカレートしていく。アイツには結局、やってやらなかった
けど、レディコミの『カレとのH講座』を読んで密かに特訓した甲斐があったわ。

「あっ! あっ! あううぅっ!」

 もう、ろくに声も出せないみたい。チンコもビッキビキに堅ぁくなってる。
 ほんと、コイツと一緒に何かを楽しむなんて――いつ以来かしら?

「はっ! はあぁっ! お、お姉……はうぅっ!」

(ふふ……可愛いなぁ)
 普段だったら絶対そんな風には思わないけど、こうしてあたしの舌づかいに素直に
反応してくれる優を見てると、何だか優しい気持ちになる。たくさんたくさん気持ち
よくさせてあげたくて、オシャブリに一層、熱がこもる。
「んっ! ふっ! んふぅ! んんんっ!」

 ちゅぽっ! じゅぶじゅぶ! じゅぼっ!

 ああ、それにしても、こんなの反則だよぅ。
 喉の奥の方まで呑み込んでるのに、全然収まりきらないの。
 熱くて、カタくて、うーんとたくましくって……おクチの中が全部占領されちゃう。
 ほんと、優のくせに生意気だわ。こんなのしゃぶってたら――

【オトウト ノ カウパー ヲ ノム ト アネ ハ ハツジョウ スル】

 きゅうんっ!

 ああん、奥が疼いてる。乳首も堅くコリコリ尖って……どうしよ? 確かめなくて
も、もうショーツの中、大変な事になっちゃってる。コレ、買ったばかりなのになぁ。
 でもでも、しょうがないよね? こんなにスゴいんだもの。
 こーんなに堅くて、オイシくて、たくましいオトウトのチンコをしゃぶってたら、
濡れちゃうのはそりゃあ当然でしょ? そうよ。全然、恥ずかしがる事じゃないわ。
 むしろ、アネとして誇るべきよ!
 何をやってもダメなドジでノロマな優だけど、こうしてチンコだけはオトウトとし
て人並みに……ううん、人並み以上に立派で元気で、アネであるあたしをちゃんとハ
ツジョウさせてるんですもの。
(そうよね。優だって、オトコのコ……『オトコ』だもんね)
 愛おしくて、誇らしくて――なんだか、不思議な気分。
 ソッと優しく、イイ子イイ子するみたいにタマタマの袋をさすってあげる。
「あ、お姉……それ、ああああっ!」
 ふふ。タプタプしてズッシリ重い。この中に一杯溜ってるのね? うーんと濃くて、
白くてドロドロしてる――素敵なオトウトのセイエキ。

 きゅんっ!

 あぁん。その言葉を思い浮かべるだけで、どこかのスイッチ入っちゃうみたい。
(……早く呑ませて欲しいなぁ)
 トロンと頭の中がトロけてく。
683【オトウト ノ…】 06:2008/04/27(日) 14:48:17 ID:+E/NVzmz
 もうすぐ、あたしのおクチの中で“コレ”がビクンビクン暴れながら、セイエキを
吹き出すんだ。どうしよ……心臓がバクバク言ってる。
 目をつぶって、口の中の感覚だけに集中する。

 じゅぼっ! じゅぶっ! じゅぱっじゅぱっ!

(ああ。カタくなってる――もう、なのね? もうすぐ……)
 まるで初めてキスした時みたいに胸がときめく。
「も、もうダメ! 出ちゃうよぉ! お願い、口を離し……あああっ!」
(ダメッ!)
 絶対に離れないよう、優の腰を抱きかかえて、一層激しく舌を動かす。
「お、お姉っ! ボク……ボク、もうっ!」
 優の泣きそうな声で、ついに“その時”が来たのが分かった。
(ああ、イッて! そのままイッて! お願いだから、あたしに呑ませてっ!)

「い……イクイクイク! イッ、クウウウウウウゥッ!」

 びゅくんっ!

(あああああああああああ! 来た! 来たわっ! シャセイ、来たっ!)

 びゅくびゅくっ! びゅっ! びゅびゅっ!

 凶暴なくらい太く堅くなったチンコがビクンビクンと痙攣する度に、待ちに待った
オトウトのセイエキが喉の奥に勢い良くぶつかる。
(ああ! ああ……ああ……オトウトが……あたしのおクチの中でシャセイしてる!
 スゴい! こんな勢いで……こんなに、こんなに沢山……)

「んんっ! んっ! んくっ! んふっ!」

 あたしは夢中で“ソレ”を呑み下す。
 オトウトのセイエキ――オイシくて、シアワセな味。
 ああん……もぉ! もおっ! あたし、どうにかなっちゃいそうっ!

 ぺたん。

 最後の一滴まで夢中でしゃぶり尽くした後、あたしは腰が抜けたみたいにその場に
座り込んでしまう。

 はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。

(アハ……あたしもイッちゃったぁ)
 生まれて初めてオトウトのシャセイをおクチの中で受け止めて、熱くて濃い絞り立
てのセイエキを呑んだヨロコビで、あたしは軽くイッてしまった。
 ふふ。これこそ「アネとして生まれたシアワセ」ってヤツよね。

 グスッ。グスッ。グスンッ。

「うう。ご、ごめんなさい。お姉ちゃん……ごめんなさいいぃ……」
 気が付くと、優が洟をすすり上げながら泣いていた。
「冗談のつもりだったんだ――まさか、ほ、ホントにかかっちゃうなんてえぇ……」

 ん? 何言ってるんだろ、コイツ?

「ばぁか! 何泣いてんの!」
 立ち上がって、コツンと優の頭を小突く。
「どこにもかかってなんかいないわよ。せっかくのオトウトのセイエキをこぼしちゃ
うなんて、そんなもったいない事、あたしがするわけないでしょ! ちゃあんと全部
呑んだんだからね! ホラ!」
684【オトウト ノ…】 07:2008/04/27(日) 14:49:29 ID:+E/NVzmz
 大きく口を開けて、アーンしてみせる。
「呑ん……だ?」
 泣くのを止めた優が、こっちを変な目で見る。
「お姉ちゃんが、ボクのを……」

 あ! チンコ、ピクンて反応してる。アハ、何よ! 今イッたばっかりのクセに!

「そうよ。一滴残らず呑んだわよ。やっぱり、オトウトのセイエキって、最っ高にオ
イシイわね」
「ボクのが……美味しい?」

 お。反応してる反応してる! ムフフ。

 優があたしの言葉に反応して、むくむくボッキしてくのが、なんだか嬉しくて楽し
くてしょうがない。こんなにエッチでハイな気分が続いてるのって、やっぱり、オト
ウトのセイエキを呑んだせいなのかなぁ?

「そうよぉ。あたし、チンコしゃぶるのって生まれて初めてだったけど、どうだった?
 結構、気持ち良かったでしょ? アネとして合格?」
「えっ? は、初めてっ!?」
「コラ、何驚いてんのよ、もぉ! あたしのこと何だと思ってんの? だって、これ
までどんなにアイツに頼まれても『絶対ヤだ!』って断ってたもん。だから――そう
ね、あんたのチンコがあたしのおクチの初体験て事になるのかなぁ?」
「お姉ちゃんの……おクチの初体験……」

 うわ、何コレ!? どうなってんの? もう、あんなにビッキビキ!

「ボク、のが……」
 チンコをガチガチにそそり立たせながら、嬉しそうにポッと頬を赤く染める優を見
てると、なんだかあたしも嬉しくなってくる。
(ふふ。また、呑ませてもらっちゃお、オトウトのセイエキ)

 どくん!

 その時、あたしは変な事に気付いた。
 さっきあんなにシアワセで、軽くイッちゃうくらい喜んだのに、なんだか、物足り
ないカンジがする――ううん! 物足りないどころか、体の奥からウズウズしたもの
が後から後から溢れて来る。例えると、喉が渇いて渇いてしょうがない人が、水だと
思って海水を呑んじゃった……みたいな。

【オトウト ノ カウパー ヲ ノム ト アネ ハ ハツジョウ スル】

(ああ。どうしたんだろ、あたし? 何か……何か変だ)
 体が熱くて熱くてたまらない。無性に上着を脱ぎ捨てたくなる。

【アネ ノ ハツイク ヲ カクニン スルノハ オトウト ノ ギム】

(えと……そう、だわ。あたし、まだ……カクニンしてもらってなかったっけ)
 何かまだ違う気がする。でも、そのままじゃいてもたってもいられなくて、とりあ
えず上着のボタンに手をかける。
(あ、待って! 今って……)
 あたしは不意に『自分が今どんな状態なのか』を強烈に意識する。
 ショーツの中はびしょびしょヌルヌルの大洪水だし、乳首もコリコリに立ってて、
ブラジャーの締めつけ具合からおっぱいもちょっと大きくなってるのが分かる。
(どうしよう? これじゃあ……)
 こんなの見られちゃったら、興奮してるのがバレバレじゃない。

【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ギム】
685【オトウト ノ…】 08:2008/04/27(日) 14:51:26 ID:+E/NVzmz
 
(ああ――恥ずかしい。恥ずかしいよぅ)
 急に襲って来た激しい羞恥心と『アネとして当然果たすべき事』への義務感の間で、
あたしの心は揺れる。
 子供の頃はよくこいつと一緒にお風呂に入ったし、こいつの体を洗ってあげるのは
あたしの役目だった。
 なのに、今、オトウトに自分のスベテ――エロエロにハツジョウしきったオンナの
カラダを晒すのは、なんだか死ぬ程恥ずかしい。
 でも、やっぱり、あたしはこいつのアネで――セイエキを呑ませてくれたオトウト
に対してキチンと応えてあげなきゃいけないギムがある。

【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ギム】

(そう……だよね。ちゃんとアリノママをカクニンしてもらわなきゃ)

 ぷちっ。

 震える指先で上着のボタンを外し始める。
「えっ? お姉……ちゃん?」
 優の不思議そうな声に、頬がカアッと赤くなるのが分かる。
(バカバカバカ! あたしの事なんか無視しなさいよっ! もおっ!)
「き、今日は暑いわねっ! 特にこの狭い部屋に二人も居ると、暑苦しくってたまん
ないわっ!」

 ブチブチブチッ!

 照れ隠しに乱暴に言い切ると、勢い良くボタンを弾き飛ばして上着を投げ捨てる。

 ぶるるんっ!

 黄色のスポーツブラに包まれた86cmDカップが、弾けるように盛大に揺れる。

「う、うわ! お姉ちゃん、何してんの!?」
(ああ……見ないで。こっち見ないでよぉ!)
 顔から火が出るみたいで、まともに優の方が見れない。
「み、見れば分かるでしょ! 暑いから……ぬ、脱いでるのよっ! 悪いっ!?」
 恥ずかしくてとてもじゃないけど面と向かっていられなくなったあたしはクルっと
優に背中を向けて、勢いで一気にスカートも下ろす。

 ごくっ。

 後ろから優が唾を呑み込む音が聞こえる。
 もう、あたしが身に着けてるのは――ブラとショーツ、それに靴下だけ。

 カチカチカチカチカチカチカチ。

 小さく歯が鳴る。
(静まれっ! 静まれっ! 聞こえちゃうじゃないのよ、もおっ!)

 でも、ダメ。心臓がバクバク言って、とてもじゃないけど抑え切れない。
 ああ、どうしてこんなにドキドキするの? 中2でカテキョの先生に処女をあげた
時だって、こんなじゃなかったのに。

「お、お姉ちゃん……」

 きゅううううんっ!

 後ろから聞こえる優の声に全身が反応する。
686【オトウト ノ…】 09:2008/04/27(日) 14:52:56 ID:+E/NVzmz
(そう……だわ。あたし、今、オトウトに見られてるんだ。オトウトの目の前で下着
姿になってる)

【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ヨロコビ】

(ああ……ああ……あああ……)
 なんだろう、コレ? 胸の奥から暖かくて大きな何かがググッとこみあげて来る。
 恥ずかしくって、嬉しくて――ここから今すぐ逃げ出したい気持ちともっともっと
見て欲しい気持ちが胸の中でぶつかって身動きできない。

「やっぱりお姉ちゃん、かかってる……よね? そ、それじゃあ――」

 ごくり。

 小さな呟きの後、生唾を呑み込んだ優があたしに叫ぶ。
「ボク、お姉ちゃんの、ハ……【ハツイクをカクニンしたいっ!】」

 ゾクゾクゾクゾクッ!

(あああああああああああああ!)
 その言葉はほとんど絶頂感に近い衝撃をあたしに与えた。
(オトウトが……オトウトがあたしのハツイクをカクニンしたがってるっ!)
 全身が沸騰して、ゾワゾワと毛穴という毛穴が開いていくような感覚に、あたしは
クラッと眩暈を覚える。

 トンッ。

(えっ?)
 気付くとあたしは優に軽く背中を預けていた。
「お……お姉、ちゃん?」

 ゾクゾクウゥッ!

 ああ、首筋にオトウトの吐息がかかってるっ!
 オトウトの体温、オトウトの匂い、オトウトの心臓の音、オトウトの――

「脱が……せて」
「えっ!?」

 優が驚いたのの数倍、あたしも自分の言葉に驚いていた。
(え? ウソウソウソウソ! そんな! あたし――)
「いいの? ほ……ホントにっ!?」
 驚きと喜びの混ざった声で優が尋ねる。
(コラ、ダメよ! ダメに決まってるでしょ!)
 だけど、まるで何かに操られるみたいに、あたしはコクリと小さく頷く。
「……うん」
(ダメダメダメ! そんなのダメエェッ! お願い、やめて優!)
「わーいっ!」

 ヤダ! あたし、脱がされちゃう! オトウトに! そんなっ!

 そこまで来て初めてあたしは自分が置かれている絶望的な立場に気付く。
 そう。あたしは今、オトウトと二人きりなんだ。
 どうして今の今まで気付かなかったんだろう?
 オトウトの目で見つめられて、オトウトの言葉を耳にして、オトウトの指で触られ
て……そんなのアネであるあたしが逆らえるはずないじゃない!
 
687【オトウト ノ…】 10:2008/04/27(日) 14:54:38 ID:+E/NVzmz
【オトウト ニ サワラレル ノハ トテモ キモチイイ】
【オトウト ノ コトバ ヲ キク ノハ トテモ ココチヨイ】
【オトウト ニ ハツイク ヲ カクニンサレル ノハ トテモ ウレシイ】

 ――怖い。

 さっきまで誇らし気な様子で優を手玉に取ってチンコをしゃぶっていた自分の間抜
けさを呪う。
(ああ、あたし……どうなっちゃうの?)
 まるで狼の檻に主人面して入った子兎のように、あたしは今、愚かさの報いを受け
ようとしていた。

 ツッ。

(……はぅっ!)
 優が不器用な手付きで、あたしの背中のブラの止め金に触れる。

 ゾクゾクゾクッ!

(指――オトウトの指ぃっ!?)
 途端に背筋に電気が走ったみたいになって、全身が硬直する。
 直接見えない分、意識が全部背中に集中して、優のほんのちょっとした動きにも敏
感に反応してしまう。
「え? あ、アレ? えと……んんん?」
 どう外していいのか分からないらしくて、もぞもぞ苦戦している様子がブラの紐を
通じて伝わってくる。たまらない刺激に全身がカアッと熱くなる。
(ああ……いやいや……いやあぁ……)
 まるで快感を感じる神経の束を真綿でくるまれて、オモチャにされてるみたい。
 切なくて、もどかしくて……今すぐ降参して何もかも投げ出したいのに、あたしの
カラダはガチガチに硬直したままで――

 ぷちっ。

 ついにホックが外され、途端にあたしの胸が締めつけから解放される。
(イヤッ!)
 反射的に胸を隠そうと手が動きかけると、すかさず後ろから声がかかる。
「お姉ちゃん……か、隠さないでっ!」

 びくんっ!

 まるでハリウッド映画で警官に「フリーズ!」と言われた犯人のように、両手を中
途半端に上げた状態であたしは固まる。

 スルッ。

(ああ……取られちゃうっ! 恥ずかしい! 恥ずかしいよおおおぉっ!)

 ふるるんっ。

 ついにあたしの自慢の86cmDカップが日の光に晒される。
 今年は海にも行かず、日焼け止めクリームで万全に対策してたから、お肌は真っ白。
 つきたてのお餅みたいにスベスベでなめらかなカーブの先に可愛らしい控え目なピ
ンク色の乳首――自分でも完璧な美乳だと思う。

 ゴクッ!

 後ろで優が大きく唾を呑みこむのが分かった。
「お、お姉ちゃん……カクニンの邪魔だから、りょ、【両手を頭の後ろで組んで!】」
 震える声でオトウトがあたしに命令する。
688【オトウト ノ…】 11:2008/04/27(日) 14:58:27 ID:mV+FVcKB
(ああ、そんなっ! ダメよ! そんな恥ずかしい事! 優、お願いだから――)
「……はい」
 あたしはオトウトの命じる通り、両手を頭の後ろで組んで大きく胸を晒け出す。

【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ギム】

 きゅううんっ!

(あぁん。乳首……あんなにピンて立っちゃってる)
 あたしは少し震えながら、まるでヌードモデルのように胸を突き出した格好でオト
ウトのカクニンを待ち受ける。
 部屋の中は明るくて、何一つ遮る物の無いあたしの上半身を白く輝かせている。
 ほとんど全裸に近い、ショーツと靴下だけの格好で立っていると、自分がどんなに
ちっぽけで頼りない存在か、いやおうなしに気付かされてしまう。
 まるで小さな子供のように震えるあたし……胸の中は不安と切ない気持ちで一杯。

 ――ああ、今すぐ誰かにギュッと抱きしめて欲しい。

「か、【カクニンする】よ、お姉ちゃん。い……いいよね?」
 オドオドした口調で優が尋ねる。

【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ヨロコビ】

「……はい」
(オトウトにカクニンされる。オトウトの目で、オトウトの指で――あああっ!)
 カチカチと歯が小刻みに鳴る。
 押し寄せる激しい羞恥と、熱い期待であたしの心臓は激しく脈打つ。
(触られちゃう……一杯、触られちゃう。あたしのおっぱい……あたしの――)

 ゴクリ。

「いく、よ」

 ふにゅ。

(ああああああああああああああああああああああっ!)

 脇の下から伸ばされたオトウトの両手があたしのおっぱいを包んだ瞬間、こらえき
れず、ビクビクとカラダを痙攣させながら、あたしはイッてしまった。

「え? お、お姉ちゃんっ?!」
 急にグッタリと体重を預けたあたしに驚いて、優が後ろから声をかける。

 あぁん。ダメよぉ、耳元で囁かないでえぇ……。

「カクニン……して」
「えっ?」

 あたしはしなだれかかるように、肩越しに熱っぽく潤んだ目で優を見つめる。

(もう……いいわ。どうにでも――好きにして)

 それは心の底から素直に出てきたキモチだった。
 ソッと後ろに両手を伸ばして、優の頭を優しく撫でる。
「え? えっ? あの……お姉、ちゃん!?」
「優が納得するまで……じっくりカクニンして欲しいの。あたしの、ハツイク」
 アイツにだっていっぺんも出した事の無い甘えた声であたしは優におねだりする。
 
689【オトウト ノ…】 12:2008/04/27(日) 14:59:54 ID:+E/NVzmz
 そう。それは一度認めてしまえば、本当に単純で簡単な事だった。
(オトウトはアネの一番大切な『宝物』――そして、あたしのオトウトは優)

 気持ち良いのは「オトウトの指」じゃなくて、「優の指」。
 気持ち良いのは「オトウトの声」じゃなくて、「優の声」。
 あたしのハツイクをカクニンして、何でも好きにしていいのは世界中でただ一人。

 優――あたしの、あたしだけの『オトウト』。

「ね。お願い、優……触って」

 きゅうぅんっ。

 甘くおねだりするだけで、あたしの“オンナの部分”が潤うのが分かる。
(あぁん、濡れてる……溢れてきちゃう。こんなの初めて)
「うん。わ……わかった」
 そう言って、また優しくソッと触れる細い指先に――

 ぞくぞくぞくっ!

「っくううぅ!!」
「え? だ、大丈夫っ?! お姉ちゃんっ?」
 あまりの気持ち良さに思わず洩らしてしまった声に心配そうに優が尋ねる。
(ああ。やっぱり、すごく優しいのね……優)
 ギュウギュウ揉めば感じると勘違いしてたアイツとは大違い。
 ホント、あたしこれまで一体何を見て来たんだろ? 優はあたしの事、こんなに大
切にしてくれるのに、あたしったら、いつもいつもヒドい事ばっかり言って。
 今まで優に吐いた悪態の数々が甦って、苦い後悔で胸が一杯になる。
 ゴメンね。ゴメンね、優。許してなんて……言えないね。
(あ……)

 ぽとん。

 止める間もなく、あたしの目から熱い滴がこぼれ、優の手に落ちる。
「え……な、涙っ?!」
 気が付いた優は、慌ててあたしのおっぱいから手を離す。
「ごごご、ゴメン! やっぱりイヤだった!? ゴメンね、お姉ちゃんっ!」
 そう言って、優はあたしから身を遠ざけようとする。
(イヤッ! 行かないでっ!)
 思わず、振り向いたあたしは優にギュッと抱き付く。
「イヤ! イヤイヤイヤ! 行っちゃイヤあぁ!」
「え? ええええっ?」
(――ああ。優の匂い、優のカラダ、優の体温!)
 心の底から喜びがこみ上げて来る。
(イヤよ! もう、絶対離れたくないっ!)
「違う。違うのっ! お願い優、行かないでっ!」
 震えながら、あたしは一所懸命に言葉を探す。
「ヤじゃない――イヤじゃないの! あたし……ホントに優に触って欲しいのっ! 
たくさんたくさん触って、あたしのハツイクをカクニンして欲しいのっ!」
 あたしは優の手をギュッと握ると自分の胸に持って行く。
「お願い! 優、触ってっ!」
「お……姉ちゃん」
 あたしの迫力に押されながら、でも、素直に言う事に従って、優の指が動き始める。
(ああぁ……)

 少し震える指先があたしの乳首をソッと摘み、フニフニと感触を確かめる。
 とても優しくて――まるで大切な宝物を扱うみたいな触り方。
 
690【オトウト ノ…】 13:2008/04/27(日) 15:00:56 ID:+E/NVzmz
「はああぁんっ!」
 思わず泣きそうな声があたしの口から洩れる。
「お姉、ちゃん」
 少し怯えた目で優があたしを見てる。自分がしてる事を、本当にこのまま続けてい
いのか迷ってるみたい。
「つ、続けて、優」
「……うん」
 何をするにも、おっかなびっくりで、まるで初めてお医者さんごっこをする子供み
たい。
(ああ。あたしも――こんなにドキドキしてる)
 恥ずかしくて、嬉しくて、ちょっぴりイケナイ気持ち……こんなのいつ以来かしら?
「揉んでも、いい?」
 オドオドしながら、優が尋ねる。いつもだったら、イライラしちゃう態度だけど、
今ならどうしてそんな風なのかよく分かる。
 あたしに嫌われたくなくて、絶対イヤな思いとかさせたくなくて、でも、どうして
いいか自分じゃ分からないから、こんな風にビクビク確かめずにいられないのね?
「いいよ」
 優しく笑ってあげる。
(何でも優の好きにしていいんだよ)

 さっきより、少しだけ大胆に優の右手があたしのおっぱいを包みこむ。
 でもやっぱり、その揉み方は優しくて、赤ちゃんの手を握るように慎重に力が籠る。

 ふにゅ。ふにゅ。ふにゅ。

(ふふ。くすぐったぁい)
「ねぇ、優。どうかな、あたしのおっぱい?」
「す、すごく柔らかい! それに……すごくキレイだよ、お姉ちゃん!」
 頬を紅潮させて、目を輝かせながら、優が答える。
「ちゃんとハツイクしてる、かな?」
「うんっ!」
 嬉しそうに頷きながら、フニフニとあたしのおっぱいを優が揉む。
「ああ……夢みたいだぁ!」
 心の底から嬉しそうな優の笑顔に、あたしもすごくすごく嬉しくなる。
 優しくて穏やかで幸せな気持ちで胸が一杯。
(だけど……)
 うーん。優ったらおっぱいを揉みながらニコニコするだけで、なんか、もうそれで
満足しちゃったみたい。あたしは正直、拍子抜けしてしまう。
(もうちょっと、カクニンして欲しいな……いろいろ)
 あたしの事をすごくすごく大切にしてくれるのは嬉しいんだけど、ちょっぴり物足
りなくて、あたしはついつい余計な事を言ってしまう。
「でも、ゆ……指だけじゃ、分からないんじゃないかな?」
「……え?」
 ポカンとした顔付き。
「もっと、キチンとカクニンした方がよく、ないかしら? もっと、その……えと、
色々あるわよね、カクニンの仕方はっ!」
 だんだん恥ずかしくなって来たので、顔を反らして照れ隠しの大声で言う。
「え? カクニンの仕方? お姉ちゃん、何言ってるの?」

 ああ。もう、鈍感っ!

「例えば……あ、味はカクニンしなくて、いいのかなっ?!」
「ん? 『味』って? カクニン……えええええええっ?!」

(バカバカバカバカ! そんなに驚かないでよ、もぉ!)

「べ、別にカクニンしなくていいなら、あたし、もう服着ちゃうけどさっ!」
「だけど――」
「カクニンしたいのっ!? したくないのっ!?」
691【オトウト ノ…】 14:2008/04/27(日) 15:05:17 ID:+E/NVzmz
 あたしが顔を真っ赤にして尋ねると、優も真っ赤になって小さい声で答える。
「したい……です」

 よしっ!

「あ、そう? じゃ……じゃあ、仕方ないわねっ!」
 爪先立ちで、ずいっと伸び上がり、優の口元近くまで胸を押し上げる。
「ほらっ! キチンと味もカクニンしなさいっ!」
「……う、うん」
「さぁ、早くっ!」
 数度ためらった後、ようやくおずおずとあたしの乳首に優が唇を寄せる。
 んとにもぉ! 優柔不断なオトウトを持つと苦労するわねっ!

 ちゅぷっ。

「はあああぁんっ!」
 あたしの大きな声に驚いて、乳首をくわえたまま、目を丸くした優が固まる。
 コラ、あんたってハムスターの生まれ変わり?! いちいち固まるな!
 続けていいの?という風に目で尋ねるので、小さく頷いてやると――

 ちろん。

「あうぅっ!」
(あぁん、ダメダメ。もう、全然声が抑えられない)
 あたしの反応に気を良くした優が、少し調子に乗ってくる。

 ちゅぽ。ちゅるん。ぬりゅぬりゅ。ぷにぷに。べろん!

 片方の乳首を舐めながら、もう片方を指でクニクニとつまんでおもちゃにする。
「う、くふっ! くぅっ! ひうぅっ!」
(なによぉ! 優のくせに、ナヨナヨした女顔のくせに――上手じゃないのよぉ!)
 あたしはなんだかたまらなくなって、優にぐいぐい腰を押しつける。

 ぐりん。

「「あっ!」」

 固くて熱い感触に思わず上げた声が、優とハモる。
 うふ。そっかそっか。優ったら、さっきからこんなにギンギンになってたのよねぇ。
 ちょっぴりイタズラ心が湧いたのと、一方的に攻められてあえぎ声を出し続けてる
のが、なんだかシャクにさわってきたので、あたしも攻撃に出る事にする。
 ちょっと爪先立ちになって、優のアレをまたぐように、ちょうどあたしのアソコの
入口と優のカメさんの頭の部分が当たるように調節する。
「えっ? あ、あの……お姉ちゃん? あうっ!」
 ふふふふふ。ショーツで邪魔されてるけど、あたしのカラダで一番柔らかぁいお肉
が接触してる感触は十分伝わっているハズ。
「ねぇ、続けてよ。カ・ク・ニ・ン」
 ニマッと笑ったあたしは優の腰を両手で掴んで引き寄せながら、腰をくねらせる。
「お姉……ちゃん。あっ! あああっ!」
 立ちスマタって言うのかな? 優のチンコをうまくフトモモで挟みながら、あたし
のアソコをこすりつけてあげると、優ったらたちまち泣きそうな顔になる。
(ふふ。可愛い……あっ!)
 優も負けじと、またおっぱいにむしゃぶりついてくる。
「こ、コラ……優。あっ! あんっ! あああっ!」
「お、お姉ちゃ……んっ! んふっ! んくっ!」

 くちゅくちゅ、ちゅぽちゅぽ、ベロベロ――いやらしい水音が部屋の中に響く。
 あたしも優もお互いに、もっともっと相手を感じさせようと無我夢中。
 
692【オトウト ノ…】 15:2008/04/27(日) 15:06:40 ID:+E/NVzmz
(ああ、気持ち良い――こんなの初めて……)
 優の手で与えられる快感が、あたしの心から嘘や言い訳を剥ぎ取って、どんどん裸
にしていく。

 優――あたしの大切な『オトウト』。

 素直じゃなくてゴメンなさい。あたしね、ホントは怖かったの。
 あたしも心のどこか奥の方では望んでた――こんな風に触って欲しかった。
 でも、いっぺんでもそうしたら、自分が崩れちゃうのも分かってた。
 だから、『キモチ悪い』とか『ウザい』とか言って、わざとあんたを遠ざけてたの。
 ゴメンね、ゴメンね、ゴメンね。
 でも、あたしもやっと自分の気持ちに素直になれたよ。
 だから……ね? 一緒にうーんと気持ちよくなろ、優。

 あたしがスリスリとアソコを押しつけると、優も無意識に角度を合わせて、ちょう
ど入口のあたりをコスりあげてくる。やっぱり、男の子って本能で分かるのかしら?
(あたしの中に入りたがってる……)
「お姉ちゃん。お姉ちゃあぁん!」
 目を閉じて、震えながら少し泣きそうな声。
 あたしのショーツはもうヌルヌルを通り越して、おもらししたみたいに凄い状態で
こんな布きれ1枚、ほとんど意味無くなってる。
(スゴいよ――優)
 薄い布越しに感じる、熱くて、堅くて、たくましい――オトウトのチンコ。
(ああ……入れて欲しいっ!) 
 キュウウゥっとカラダの奥が反応して、全身が熱くなる。
 こんなにはっきり自分の欲情を意識したのって、初めてだと思う。これに比べたら、
アイツとの事なんか、おままごとみたいに思えてくる。
(欲しい――優が欲しいのっ! お願い、このままちょうだいっ!)
 あたしは夢中で優の肉棒にアソコをこすりつける。まるでさかりのついたメス犬み
たい。でも、もう格好なんか気にしている余裕無い。二人の間を邪魔するこの布切れ
を、なんとか突き破って欲しいだけ。
「優……ああ、優っ!」
「お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃあん!」

(あ、ダメ――あたし……)
 急速に上り詰めてくのが分かる。
 やっぱり、アネはどうやってもオトウトには勝てないのね? こうやって、お互い、
同じくらい必死で攻め合ってるのに、あたしだけドンドン気持ち良くなっちゃう。

(いやいやいや! 一緒にイキたいっ! あたし一人じゃイヤなのおおぉっ!)
 必死でこらえようとするあたし――でも、もう限界だった。
「うっ! あっ! ああっ! ダメ、あたし……あああああっ!」
 ビクンビクンと全身を痙攣させながら、あたしは崩れ落ちてしまう。
「お、お姉ちゃんっ!?」
 慌てて優が手を伸ばすけど、あたしは放心したようにペタリとその場に座りこむ。
「……大丈夫?」
 心配そうに覗きこむ優のチンコは、まだ、ビンビン。
 あたしはまたしても、あっさりと優にイカされてしまったのだ。
(うう。ダメよ。これじゃあ――)
 あたしも優をイカせてあげたい。うーんと気持ち良くさせてあげたい。
 ――もう、ここまで来たら、あたしの答えは一つだった。

「しよっ! 優!」

 にっこり笑って、両手を伸ばす。
 今日から3日間、父さんも母さんもいない。家にはあたし達二人きり。
 それって、あたしと優の天国じゃない? ふふ。ドキドキふわふわした気分。
 きっと優もすごく喜ん……アレ?
 
693【オトウト ノ…】 16:2008/04/27(日) 15:07:51 ID:+E/NVzmz
「……」
 蒼ざめた顔で優が固まってる。
(んん? 通じなかった……かな?)
 あたしは立ち上がると、もう一度、とびっきりの笑顔を浮かべながら優を誘う。

「ね。しようよ、優!」

 すると、ビクッとカラダを硬直させた優は、壊れた人形のように、ガクガクとぎこ
ちなく首を左右に振りだした。
「だ、ダメだよ……お姉ちゃん」

 えっ?!

「そ、そんなの、いけない……よ。ボク達、姉弟だよ? それ、だけは――」
 顔を蒼白にしながら、恐ろしいものを見る目付きで、あたしから離れようとする。

 ちょ! 何……ソレ?

 人間て不思議。あんまり腹が立った時って、かえって冷静になるのね?
 後に下がろうとする優の足首に片足を軽くひっかけて、同時にトンと胸を押す。
「わ、わわっ!」

 どさっ!

 狙い通り、あたしのベッドに倒れこんだ優の――
「よいしょっ!」
 太股あたりにあたしは飛び乗り――
「え? え? えええっ?!」
 優の両手首をそれぞれ素早く掴んで、のしかかるようにベッドに押さえつける。
「あ……あの、お姉ちゃんっ!?」

「ねぇ。今、なんて言ったのかな……優?」

 びくんっ!

 まるで虎の目の前に突き出されたネズミのように、優のカラダが硬直する。
 ふふふふふ。こんなにマジで怒ったのって生まれて初めてかも。
「あたしをこんなにハツジョウさせておいて……」
 優の太股にお股をこすりつける――ヌルッとした感触。あんた、あたしがどれだけ
濡れてるかなんて、もう、充分すぎるくらい分かってるわよね?
「自分だって、こんなにギンギンにしてるクセに……」
「あっ! ああっ!」
 お腹のあたりに当たってる“ソレ”を上からグリグリ圧迫してやると、先走りの液
があたしの素肌に筋を引く。

「今さら、『それはいけないよ』……ですって?」
「だ、だって、そんなの……ダメだよ! ボク、そこまでは『指示』してないよぉ!」

 はぁん? 『指示』?

「あ! そ、そうだっ! お姉ちゃん、【ボクの手を放】……むぐっ!」
 なんか良く分からないけど、うるさいのでとりあえず右手で口を塞ぐ。優は自由に
なった左手であたしの手を掴んで必死で外そうとするけど――ははっ! 幾ら、オト
ウトだからって、あんたみたいなナヨっちいのにまだまだ負けるハズないじゃない。
 あたしは暴れる優をなんなく押え込みながら、頭の中で『アネとしてのギム』をお
さらいしてみる。

【オトウト ノ ホウケイ ヲ ナオス ノハ アネ ノ ギム】
【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ギム】
694【オトウト ノ…】 17:2008/04/27(日) 15:10:00 ID:mV+FVcKB
 
 ちぇっ! 確かに『オトウト ト ヤル ノハ アネ ノ ギム』なーんて都合の
いいのは無いみたい。
 ふふん――でも、構わないもん。こんなのちょっとアタマひねればいいだけじゃん。

 あたしは優の太股を膝で交互に押さえつけながら、左手で器用にショーツを脱ぐ。
 はーい。これでもう残りは靴下だけでーす。
「〜〜〜〜!」
 両手が自由になった優は口元を塞ぐあたしの手をなんとかどけようとしてるんだけ
ど、全然歯が立たないカンジ。あんたって、ホンットひ弱よねぇ。

 ぺちょ。

 優の太股にヌルヌルのアソコがぴったりくっつく――あはん! 気持ち良い!
 目をまんまるにして怯える優にニッコリと微笑んだあたしは、一瞬、口元を塞いで
いる手を外す。
「お、お姉ちゃん、ダメだよっ! 何、脱――むぐっ!」
 すかさず優の口に脱ぎたてホカホカの濡れ濡れショーツを突っ込んで、また、素早
く口を塞ぐ。
「〜〜〜〜!!」
 ふふ。そうそう。たまーに優しくしてあげるのもそれなりにイイって分かったけど、
あんたって、やっぱりこういう方が向いてるわよねぇ。怯える顔がサイコー!

「ねぇ、優。あたしってホラ、根が真面目だからさぁ。『自分の果たすべき責任』は
キチン果さなきゃ……なんて思うワケ。これって、ヒトとして当り前の事よねぇ?」
「……?」
 急に話を振られ、先の展開が全く読めない上に、口も塞がれている優はとりあえず
小さくうなずいてみせる。よしよし、あんたのそういう素直なトコ好きよ。
「だから、さ。『アネとしてのギム』も当然、しっかり果たそうと思うワケ――ん!?
 おやおやぁ? こんなところにホーケーの子供オチンチンがあるぞ〜ぅ!」
 あたしのわざとらしいセリフにギクリと優のカラダが強ばる。
「ああ。なぁんだ、優のチンコじゃない。こんなオトウトを持つなんて、ホント情け
ないわぁ。だけど【オトウト ノ ホウケイ ヲ ナオス ノハ アネ ノ ギム】
だもんねぇ。やっぱり、あたしが責任をもって剥いてあげなきゃいけないわよねぇ?」
 優は必死で首を横に振ろうとするけど、あたしはあごをがっちり挟んで放さない。
「お。そういえば【ザッキンマミレ ノ テデ サワッテ ハ イケナイ】んだっけ。
じゃあ、またおクチで剥いてあげようかしら? ああ、だけどあんたのチンコって、
大きすぎてあたしのおクチじゃ収まり切らないのよねぇ。うーん。どうしよっかなぁ」
「!!!!」
 そろそろ、何かを察したっぽい優の耳元に顔を近付けて、あたしは甘ぁい声で囁く。
「――ねぇ、どうしたらいいと思う?」

 おお、暴れる暴れる。くっくっく。

 構わず、あたしはわざとらしい独白を続ける。
「うーん。おクチより深ぁくて、ヌルヌルで柔らかぁくて、キュウッと良く締まって、
あんたのデカいチンコをすっぽり収められるようなトコってあったかなぁ?」
 ズリズリと少しずつ優のカラダの上の方に腰を移動させていく。

 ぴとっ。

 ついに優のアレの根元と、あたしのアソコがくっつく。
 ああ。すっごく熱い。

「おぉ! いいトコ、見〜つけ!」
 素早く優の両手首を掴み直すと、強引におへそのあたりまで持って来て、上から押
さえつける。しっかり体重をかけて、優の体ごと動かないようにする。
「ねぇねぇねぇ、ドコだと思う? ふふふ」
695【オトウト ノ…】 18:2008/04/27(日) 15:11:42 ID:+E/NVzmz
 そのまま腰にかかっていた体重を徐々に腕の方に移していって、床運動の選手みた
いにじわじわと腰を浮かせていく。
「プハッ! だ、ダメっ! お姉ちゃん、ダメだよ、セックスなんか――」
 やっとの事で口からショーツを吐き出した優があたしに叫ぶ。
「きゃ! セックスですって? 何言ってるのよ、優ったら! あたし、あんたとそ
んな事するつもりないわよっ! エッチ!」
「……え?」
 一瞬、きょとんする優にニヤリと笑う。
「ただ、ちょ〜っとホーケーおチンチンを下のおクチで剥いてあげる・ダ・ケ」
「お姉ちゃんのバカアアアアアアッ!」

 あはははは!

 一所懸命逃げようとする優のチンコを、くりくりと腰を突き出して追いかける。
「オラオラ。往生際が悪いゼ。犬に噛まれたと思って諦めちまいなぁ。へっへっへ」
「ね……ねぇ、お願い! せめてゴム付けようよ! じゃないと――あ、ダメっ!」
 いいかげん飽きてきたので優の両手をまとめて右手で押さえつけると、左手でアレ
の根元を掴んでピタッと狙いを定める。ザッキンマミレだけど……根元ならいいよね?
「ばーか。ゴムなんか付けたら、キチンと剥けないでしょ?」
「も、もう分かったからっ! ボクが悪かったからあぁ! 許して、お姉……」
「いただきまーすっ!」

 じゅぶりっ!!

「うあああああああっ!」「はあああああああああああぁんっ!」

 二人揃って絶叫する。
 優の肉棒をアソコの入口に潜り込ませた瞬間、あたしはまたしても自分の愚かさを
イヤと言う程、思い知らされていた。
 やっぱりオトウト――ううん、優は凄い。

(何よっ! 何なのよ、コレえぇっ!?)

 ズン! と大きくあたしのアソコが押し広げられてる。
 ぴっちりと一ミリの隙間もなく、鉄のように堅く、熱く、脈打つ『肉の杭』が打ち
込まれている。
 アイツはそんなに小さい方じゃなかったと思う。だけど、コレと比べてしまうと、
オトナと子供――ううん、オモチャのピストルと大砲くらいの違いがある。

(ああ。どうしよう? どうしよう? どうしよう!?)

 自分から始めた事なのに、あたしの頭の中はパニックだった。
 だって、スゴすぎる。太くて、堅くて、熱くて――まだ、ほんの入口なのに全身が
震えてる。

 ぬるるん。

(入るっ! 入って来ちゃうぅっ!)
 入れた途端に腰に踏んばりが利かなくなって、優を押さえ込んでる手で必死に体を
支えているんだけど、自分の体重に負けて、じわじわと串刺しにされていく。
 一ミリ刻みに優のアレの凄さを思い知らされながら、あたしは怯える。
(ああ。どうなっちゃうの? こんなので奥を突かれたら……あたし)
「うわあああっ! お姉ちゃん! お姉ちゃんっ!」
「こ……コラ、暴れるなっ! そんなに動いたら――ああっ!」

 ズンッ!

「きゃああああああああああああああああああああああああっ!」
696【オトウト ノ…】 19:2008/04/27(日) 15:13:21 ID:+E/NVzmz
 カクンと腕が曲がり、一気に一番奥の奥まで貫かれてしまったあたしは絶叫する。
 目の前が真っ白になって、ガクガクと全身が震えて――

 ぷっしゃああああああっ!

(ああぁ……)
 生暖かい液体が優のお腹を濡らし、脇の方に滴って行く。
「えっ? えっ? えっ? お、お姉ちゃんっ?!」
 優が仰天してこっちを見上げる。
(いやいやいや! 見ないで! 恥ずかしい。恥ずかしいよおぉ!)
 泣きそうなのを、優をキッと睨みつけて、必死で誤魔化す。
「え……ええ。今のでイッて、お漏らししましたけど――そ、それが、何か?」

 ――ダメ。やっぱり、声が震えちゃう。

「……」
 口を開けてポカンとしてるマヌケ面を殴りたくなる。
「もちろん、後であんたも片付け手伝うのよっ! いいっ?!」
「う……ん」
 あたしの気迫に押されて、思わず頷く優。
 あんたね、もっと主体性持ちなさいよ!
 まぁ、たった今、目の前でお漏らししたオンナの言う事じゃないけどさ。
「あーあ、ホンットに世話が焼けるんだから!」
 憎まれ口を叩きながら、実はあたしは必死だった。

(どうしよう? どうしよう? 今、コレを動かされたら、あたし……)

 ズクンズクンと体の中心で熱いカタマリが脈打ってる。
 グンと反り返った角度とカタチ――まるで神様が用意してくれたみたいに、あたし
のナカにぴったりフィットしてる。
 ああ。コレはあたしを狂わせるための道具だ。
 こんな奥まで――指でも、アイツでも絶対届かないところまで征服されちゃった。
『このオンナはオレのモノ』って焼印を押されちゃった気分。

【オトウト ノ ホウケイ ヲ ナオス ノハ アネ ノ ギム】

 うう。分かってるわよぅ。

「ホントにね! アネとして情けないったらありゃしないわ! ホーケーのオトウト
なんてっ!」
 足に全然力が入らないので腰をすりつけるように軽く動かしてみる。

 こりっ。

「あぁんっ!」「うわあっ!」
 優の極太で兇悪なチンコはあたしの子宮口にぴったり狙いを定めていて、ちょっと
身動きしただけで、自分でも知らなかった『すごく弱いトコロ』をこすりあげられ、
全身が甘く痺れてしまう。
 ダメダメダメ。これじゃまたすぐにイッちゃうだけで、全然『剥く』事にならない。

(ああ、やっぱり抜き差ししないと……ダメなのね?)

 コレにピストンされちゃったら、あたし、どれだけ狂いまくるんだろう?
 お漏らしなんて、まじアリエナイ。なのに、さっきは一瞬でトばされてしまった。
 怖くて――だけど、心の奥のどこかで『壊れてもいい』って思ってる自分がいる。

【オトウト ノ ホウケイ ヲ ナオス ノハ アネ ノ ギム】

(そう、だよね。あたし、アネだもん。オトウトを治してあげなきゃいけないよね?)
697【オトウト ノ…】 20:2008/04/27(日) 15:14:19 ID:+E/NVzmz
「ちゃ、ちゃんとオトナのチンコにしてあげるんだからねっ! 感謝しなさいよっ!」
 そう言って上体を前に倒すと、少しお尻を持ち上げてみる。

 ずりゅ。

「はあああんっ!」「うわわっ!」
(引き……抜かれちゃう)
 アタシのナカのヒダヒダがキュッと優をくわえこんで放すまいとしてるのが分かる。
 カラダの芯を埋めてる『熱くて堅くて大きなモノ』がズルッと抜け出すのを感じる
と、なんだか切なくて切なくてたまらなくなる。
 だから、またすぐに『埋め』直す。

 ずんっ!

「はううっ!」「わあああっ!」
 ああ。こんなにちょっとしたお尻の上下動だけでも、ものすごく気持ち良い。
(あたしがちゃんとムいてあげるからね――優)

 覚悟を決めたあたしは、前後に体をゆすり、お尻を上下しながら、一所懸命、全身
を使って優のチンコを『剥き』始める。

「こ、この、ホーケーめっ! か、覚悟なさいよっ! あうっ!」
「うわっ! お姉ちゃん、待って! お願い待っ……ああっ!」
「あっ! あんっ! あんっ! はあぁんっ!」

 ダメ。全然声が押さえられない。
 覚の堅いのがコツコツ奥に当たる度に、頭の中がトロケて真っ白になっていく。

(気持ち良い……気持ち良いよおぉっ! 優……優……ユウゥ!)

 もうたまらなくなったあたしは、優にギュッと抱きついて激しく腰をくねらせる。
「ホラ! ちゃんと! あぁっ! ムくのよ! わ、分かってるっ!?」
「ダメだよぅ。お姉ちゃん、ダメだよぅ……」

 言葉の上ではあたしがリードを取ってるみたいだけど、今この場で本当の意味で主
導権を握っているのは、あたしの下で情けない声を出してるオトウトの方だった。

(ああ、どうしよう。こんなの知っちゃったら、もう他の人となんか出来ないよぉ!)

 カラダの中心を貫いてる、この熱いカタマリ。
 ゴリゴリとあたしを押し広げて、みっちり奥まで満たして、全ての隙間という隙間、
ヒダというヒダに『このアナの本当のご主人様が誰なのか』を教え込んでる。
 もう、このままずーっと繋がっていたい。二人で溶け合って一つになりたい。

 なのに――

「も、もう許してぇ……こんなのいけないよぅ……」
 肝心の『ご主人サマ』ときたら、弱々しくすすり泣くだけ。
(ああ、もおぉ!)
 ほっぺたでもつねってやろうかと思ったその時――

「ダメだよぉ……赤ちゃん、出来ちゃうよおぉ……」

 どくんっ!

(あ……)
 思いがけない言葉に、頭よりカラダが先に反応する。

 きゅうううううううんっ!
698【オトウト ノ…】 21:2008/04/27(日) 15:15:57 ID:+E/NVzmz
 
「えっ! な、何? お姉ちゃん、これ何!? ナカが急に締まって……うああっ!」

(赤ちゃん――オトウトの……赤ちゃん!?)

 ゾクゾクとカラダ中を大きな興奮で満たされたあたしは、慌てる優に構う余裕無く、
ただギュッと抱き付いたまま、小刻みに全身を震わせていた。
 そう。今の今まで『スル』事と『ムク』事しか考えてなかったけど――

(そうよ。あんなに濃くてたくさんの精液をナカにドクドク出されちゃったら……)

 きゅううううんっ!

 ノドの奥にあたる激しい勢いと、むせかえるようなオスの匂いを思い出したあたし
はまたカラダの芯が疼くのを感じる。
(オトウトの――優の赤ちゃんを妊娠する)
 頭の表面ではそれがどれほど異常で許されないコトなのかは理解している。
 なのに――

(ああ。きっと、すごくすごく可愛いだろうなぁ……)

 ちっともイヤだと思っていない自分がいる。
 ううん。イヤどころか、今日が『安全日』なのを思い出して、少しがっかりしてる。

「ダ、ダメだよぅ。お姉ちゃん、妊娠しちゃうよぉ……」
 コイツってばまたそんな事を。言えば言う程、かえって逆効果なのに。
(ふふん。『安全日』だなんて教えてあげない!)
 ちょっとイジワルな気持ちになって、優を言葉でいたぶる事にする。
「な、何よぅ。う、上の口じゃ、そんな事言ってるけど、し、下の『ムスコ』は全然
違う意見じゃない……あんっ!」
 あたしが無意識にナカを締めつけると、負けじとググッと押し返してくる。
 ほんとナマイキ。
「あ、あんたのチンコが言ってるわ。『オレの子を孕ませてやる!』って……あっ!」

 ぐぐんっ!

(やだ! 何コレ!? グッとカリが広がって反り返って――ああっ、スゴい!)

 優ったら、あたしの言葉に興奮しちゃったみたい。
 何よ、あんただってホントは止めたくなんかないんでしょ?

 あたしはニヤニヤしながら、優の耳元で囁く。
「あぁん。と、父さん、母さん、助けてぇ……あたし、ゆ、優に犯されてるのぉ!」
「バカぁ……お姉ちゃんのバカぁ……」
 弱々しく泣き続ける優。だけど――
「あぁん。か、堅くて太ぉいナマのチンコで、お、奥の奥までエグられてるのぉ! 
どうしよう? に、妊娠しちゃうよぅ! オトウトに種付けされちゃう! は、孕ま
されちゃうよおぉ……あっ! あああっ!」

 ぐぐぐぐんっ!

(みなぎってる――子宮口をごりごり圧迫して……凄いっ!)
 ほぉら。あたしをハラマせる気満々じゃない。

 優の『オスらしさ』に刺激され、もうたまらなくなったあたしは、また、積極的に
ぐりぐりと腰を動かし、優のチンコを絞りたてはじめる。

「あっ! す、スゴいっ! おっきいよ! カタいよ、優っ!」
「あっ! お姉ちゃんっ! ああっ!」
699【オトウト ノ…】 22:2008/04/27(日) 15:17:28 ID:+E/NVzmz
 もう、優も限界みたい。あたしは最後の追い込みをかける事にする。
「ね、ねぇ、優。あんた、ど、『童貞』よねっ?」
「えっ? あっ! ああっ!」
 両手で優の顔を挟むと、真正面から問いかける。
「そうよねっ? ほ、他のオンナとヤッた事なんか、な、無いわよねっ! どうなの?
 さぁ、答えてっ!」
「う……うん」

 よしっ!

「そ、それじゃ……き、きちんとムケるまで絶対に! あんっ! ヤッちゃダメよ!
 こ……こんな恥ずかしいホーケーのおチンチンを、他の女に、さ、晒すなんて絶対
許さない! あたしがムイて治すまで、あんたはずっと『童貞』のままよ! いいわ
ねっ?!」
「お、お姉……あっ! あっ! ああっ!」

 ぐんぐん、あたしの腰を動かす速度が上がっていく。
 グリグリ、ゴリゴリとナカをえぐられ、子宮の入口を容赦なくすりあげられ、あた
しはもう、トロケる寸前まで来ていた。

(ああ。欲しいよぉ――)

「さぁ、誓いなさいっ! あ、あんたをムいていいのはアネであるあたしだけよっ!
 他の女になんか絶対触らせない! い……いいわねっ!?」
「は……はい。ああああっ!」

 きゅうううううん!

(優! あたしの――あたしだけの優!)

 ココロが、カラダが優を欲しがっていた。
 あたしと優の神聖な誓い――その証しが欲しかった。
 今この場で、この瞬間にあたしをしとめて欲しかった。

「お、お姉ちゃん! ボク、もう駄目なのっ! 出ちゃいそうなの! お願いだから、
どいて――」
「ダメよっ!」
 再び、ギュッと優を抱きしめ、絶対逃げられないようホールドする。

(ちょうだい! このままナカにちょうだい! あたしの一番奥まで征服してっ!)

「い、言ったでしょ! この部屋に、あんたの臭くて汚いザーメン、ぶちまけたら、
コ、コロスわよっ! 絶対、コロすんだからあぁ! あっ! あっ! あっ!」
「そ、そんなの……うあっ! も……もうダメだああああっ!」

 ぐぐぐぐんっ!

(あああああ、来るっ! 来るわっ! セイエキ――優のセイエキ!)
 ひときわ、優のチンコがナカで大きく膨れ上がったのを感じたあたしはグイグイと
腰を押しつけ、子宮口を優の砲門に晒す。
「イッて、優! 全部ちょうだいっ! 出して! あたしのナカに出してえええっ!」
「うあああああああああっ!」

 びゅくんっ!

(熱いっ!)

「お姉ちゃん! お姉ちゃん! お姉ちゃああああああん!」
700【オトウト ノ…】 23:2008/04/27(日) 15:19:08 ID:+E/NVzmz
 
 びゅっ! びゅびゅっ! びゅくんっ!

 熱湯のような『熱さ』が、容赦なくお腹の中心に注ぎ込まれる。
(ああ、スゴイ! 優のセイエキ! こんな勢いで、あたしのナカに……)
 子宮が優の熱いミルクをゴクゴクと呑み込んでいくのを感じたあたしは――

「い……イク! イクイクイクイクイクウウウウウウウッ!」

 ぷしゃあああああっ!

 泣き叫び、またもお漏らししながら、全身を震わせてイッてしまった。



 はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。

 まだ、つながったままのアソコがひくひく疼いてる。
 優の上につっぷしたあたしは幸福感で一杯だった。

(優……あたしの優)

 あたしのオトウトで、世界で一番大切なヒトで、あたしを泣きながらイかせちゃう
凄いチンコの持ち主で――そして、あたしのご主人サマ。
 こうして寄り添っていると優の胸の鼓動が聞こえて、なんだか安心する。
 ふふ。まるで小さい女の子に戻ってしまったみたいな不思議な気分。

 ぐすん。

「ご、ごめんなさいぃ……」
 鼻をすすりあげる音。

 ああ、まったくこいつときたら! もぉ!
 頭でもこづいてやろうと顔を上げたその時――

「ごめんなさい。ごめんなさいお姉ちゃん。だけど――好きなんだ! ずっとずっと
ずっと、お姉ちゃんの事が大好きだったんだよおぉ!」

(――え?)

 きゅん!

(あ、ヤバ……)
 突然の優の告白に、思わずときめいてしまったあたしは、いつもの悪い癖で、つい
つい言わなくていい事を言ってしまう。

「そ、そんなの……知ってたわよ、バカ」
「えっ?」

 真っ正面から優と見つめ合う。
 涙でぐしゃぐしゃになった顔――ああ、もぉっ!

「幾ら『オトウト』だからって、普通ならあたしこんな事しないわよ!」
「……」
 不思議そうに見つめる優の視線に耐え切れず、あたしはそっぽを向いて小さく呟く。

「だって、ヤダもん。その……す、好きな人とじゃなきゃ――」
701【オトウト ノ…】 24:2008/04/27(日) 15:19:58 ID:+E/NVzmz
 
「お姉ちゃんっ!」
「きゃあっ!」
 ガバッと上体を起こした優があたしを抱きしめる。
「え? な、何!?」
「好きだっ! お姉ちゃん、好きだあああっ!」
「ちょっと、優……えっ? あっ! コラ、あんた何を……」
「好きだっ! 好きだっ! 好きだああっ!」

 あ、ヤダ! こいつ、あたしにキスしようとしてるっ!

「こ、コラ! やめなさいっ! 何考えてるのっ! あたしたち、姉弟なのよっ! 
キスなんて、そんな――んんっ!?」

 強引に唇が奪われる。

「んーっ! んっ! んううううっ!」

(キスしてる――あたし、オトウトと……優とキスしてる!? ああ、ダメよっ! 
このままだと、あたし――あたし……)

 優の手があたしの髪を優しく撫でる。優の唇があたしの唇を優しくついばむ。優の
舌があたしの舌を――

「ん! んううううっ!」

 ぞくぞくぞくうぅっ!

 たったキス一つで、あたしの中の『難攻不落の最後の砦』があっさりと崩れる。
 中にいたのは、犬っころのように尻尾を振る素直なあたし。

(優! 好きよ、優! 好きなのっ! 愛してるのっ!)

 あたしは優を力一杯抱き締めながら、たった今気付いた『宇宙の真理』を心に深く
刻み込む。


   【オトウト ノ キス ハ サイコウ!】


                              [END]
702名無しさん@ピンキー
という事で投下終了です。
お楽しみいただければ幸いです。

では、また。