【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【9怪】

このエントリーをはてなブックマークに追加
750714:2008/04/26(土) 21:02:11 ID:yGTu705L
とりあえず、ここまで。
以下は後ほど投下します。
751名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:21:37 ID:kYEvik2j
もしかして書きながら投下してる?
752名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:44:39 ID:GbQjVfU4
改行が多いのがボミョウ

>>4くらいちゃんと読んでから投下してほしい
753名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 01:33:27 ID:0p78njKO
まあ改善は今からでも出来る 頑張れ頑張れ

ところでこの二人は「誰」なんだ
ぬこが“くわーっ”とした感じなので
原作調の二人がイメージとして浮かんできてるけど
754名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 08:53:37 ID:b9mNl7Wx
ただし、2度同じ事を言わせるな。以上。
755名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 09:36:44 ID:5CxAFbq/
全期DVDバラ売りも決定したし、他の期も盛り上がるといいね。
新しい職人さんはいつでも歓迎だ。
756名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 13:25:39 ID:ZOfreFvu
>>754
未来永劫ROMってろ
757名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 16:14:13 ID:kauaH2fm
>>756
じゃあ死ね
758土蜘蛛とネコ娘@714:2008/04/27(日) 20:04:50 ID:HOZabCVT




シャ――・・・・シャ――――・・・・


土蜘蛛が口から張り巡らせた、巨大な蜘蛛の巣が鬼太郎の眼前に出現した!
そして、その蜘蛛の巣の中段に捕らわれるネコ娘。
よく見ると、足は開脚気味でスカートが捲れてパンツが丸見えである。
口から不気味な呼吸音でネコ娘に近づく土蜘蛛・・・・。


「ひえ〜、助けて〜〜〜、鬼太郎〜〜〜。」


ネコ娘のパンツのせいで目のやり場に困りながらも、
「すぐ助けてやるぞ!!」
と、蜘蛛の巣に乗ろうとする鬼太郎だが、右足を出した瞬間に下駄に蜘蛛の糸がべったりくっつく。
759土蜘蛛とネコ娘@714:2008/04/27(日) 20:12:07 ID:HOZabCVT
「こなくそぉ・・・・」
なんとか下駄を外す鬼太郎。
「だめだ、ネコ娘の体はこの糸にべったりくっついてる。・・・・・・・この糸は、土蜘蛛の妖力で作られたもの、つまり土蜘蛛を倒さないとネコ娘を助けられないわけか・・・?」
すると、何を考えたか寸前までネコ娘に近づいていた土蜘蛛が、急に巣から飛び出した。
「へへ、鬼太郎よ〜い。ここまで来な〜〜」
「あ、まて〜逃がさないぞ土蜘蛛」
その場を去ろうとする土蜘蛛を鬼太郎が追う。

760名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:12:09 ID:cjqnMEDs
何期なんだろう
761714:2008/04/27(日) 20:13:33 ID:HOZabCVT
3期です
762名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:16:30 ID:rue0pA89
 ・投稿前の1レス分にカプ名・出典(原作・またはアニメ何期等)・作品傾向・注意等を明記。
  ※陵辱、鬼畜ネタ等読み手を選ぶネタは、読み手書き手両方のために必須。
763土蜘蛛とネコ娘@714:2008/04/27(日) 20:24:40 ID:HOZabCVT
カランコロン、カランコロン・・・・・・・・

「まて〜〜!!土蜘蛛〜〜」

「へへ、目論み通り鬼太郎が追ってきたな。どうせ百戦錬磨の最強妖怪鬼太郎には、どうあがいたってかないっこねえ。だが、封印される前に楽しませてもらうぜ」
後脚で駆けながらも前脚で印を結び呪文を唱える土蜘蛛。
「・・・・ゴニョゴニョゴニ・・・・秘妖・幽体分離」
すると、土蜘蛛の体が二つに分かれた!ただし肉眼では見えないため、追うのに夢中の鬼太郎も気付いていない。
「さぁいけ分身よ、お前の見たものは俺の目にも見える。楽しんで来い」
透明な土蜘蛛の分身は元来た方向に駆け出していった。
764714:2008/04/27(日) 20:30:15 ID:HOZabCVT
今回の場合は会話の中で説明したので、わざに明記しませんでしたが、
>>762氏の言う事ももっともなので、遅ればせながら

土蜘蛛×ネコ娘・3期・作品傾向はエロ描写ありのネタだが完全陵辱まではいかない。
765714:2008/04/27(日) 20:33:49 ID:HOZabCVT
本日は、ここまで。
以下はまた後ほど投下します。
(私事だが課題を仕上げつつ、やはり1度書いた文面を推敲しながらの投下なので遅筆気味になってすみません)
766名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:44:22 ID:rQhEQMga
ある程度量がまとまってから投下してくれた方がありがたい
767名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:50:02 ID:z7LJr2Jh
まず課題やりなよ。それでSSも全部仕上げてから投下しなよ
768名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:54:30 ID:yve7hZQC
>しかし、過去ログ読んで初めて知りましたが、確かに投下予告は荒れそうですね
こんなこと言ってるくらいだし、714は半年はROMっててほしい
769名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:42:33 ID:5CxAFbq/
課題を片付けてから帰っておいで。
ついでにちょっと過去ログ読んでくるといい。
せっかく倉庫番の人がログ保存してくれているんだから
770名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 05:31:02 ID:cKoKYyNL
もう、さっさと終わらせればいいよ
で、ログ削除w
771名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 06:47:00 ID:MCMmzpTb
まあとりあえず話を読んでみようよ

出来れば書き上げてから投下していただきたいな。
772名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 17:56:17 ID:AmA1YCz0
714は時間掛かるようなので、隙間産業的に今日明日投下する予定。

過去作品にあった毛目玉氏の猫屋ネタを踏まえさせていただいた
猫四人の姉妹百合(?)物なんだが、互いの呼び方について意見求む。
現在考えているのは二つ。

1. 兄弟スレの鬼太郎のように中の人の名字で呼ぶ。(小串、三田、西村、今野)
2. 猫娘、ネコ娘、ねこ娘、ネコ娘の名を基準に、姉さん、ちい姉さん、お姉ちゃん等で呼び方を変える。
   (三期、五期の呼び方は地文では同一になる)

どっちの方が読みやすいかと、他にアイディアあったらお願いしたい。

773名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 20:56:29 ID:MCMmzpTb
大姉さん(二期)、三姉さん、五姉さん、ではどうだろうか。
4ねこはやっぱり末っ子なのか?
774名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:12:57 ID:iTVlKhJt
俺はやはり三期
775名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 01:53:56 ID:y7SE9D0f
>>774
776名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 07:45:49 ID:kEGNnbSH
自分は1で>>772
兄弟スレ見ているせいか、4ねこはイメージがあるな

今バイダ規制が入ってるみたいだから
スレに書き込めない人も多いかも
777名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 07:47:21 ID:kEGNnbSH
>兄弟スレ見ているせいか、4ねこはイメージがあるな

ゴメソ「末っ子の」が抜けてた...orz
778全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」1/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:11:49 ID:YtcLEfQN
猫四人での百合物、投下に来ました。ご意見感謝。
もう少しご意見いただけたらと思いましたが、バイダ規制かかりまくってるようなので投下出来る内に投下します。

以下注意書き 
1.鬼猫前提の2−5期猫娘で百合。
2.年齢的序列として、二期小串(姉さん)>三期三田(三姉さん))≧五期今野(五姉さん)>四期西村。
3.全6レス 
4.誤字脱字等はご容赦 


********************

全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」


「あっ……にゃっ、にゃぁっ…………もぉ、許してぇ…………」
 とぎれとぎれの荒い息を付きながら黒髪の少女は半ば泣き声で許しを請う。
足を大きく開かされたまま閉ざす事も出来ず、また背後から抱き止められている為に横たわる事も許されない。
「あら、どうして? こんなにも悦んでいるのに? ここなんてぷっくり脹れて本当可愛い」
 栗色の髪の少女が黒髪の少女の秘裂を指でなぞり上げ、花弁の奥で堅く尖った花芯を指先で捕らえた。
指の腹でそれを撫でて転がせば、黒髪の少女が身を反らせた。

「三のお姉ちゃん、こっちも堅くなってるよ」
 耳元で囁かれる少し幼さが残った声。それなのに小さく鼻で笑う声は艶やかで、その声から逃げたくて黒髪の少女が身を捩る。
 しかし背後から抱き留められている為に逃げる事が出来ない。
抱き留めている小柄な薄紫の髪の少女は、小さな手で黒髪の少女の見目より豊かな乳房を揉みほぐしている。
「そうそう、三姉さんの顔、今すっごいエッチでもっと苛めたくなっちゃう」
 赤毛の髪の少女が黒髪の少女の耳元で囁き、耳を舌先で舐め上げた。じゅるり、と淫らな水音を立てられ、黒髪の少女が小さく息を飲んだ。
「やだぁっ、止めてよ西村ちゃん、今野ちゃんっ…………」
 黒髪の少女が半ば泣き声で拒否してようともその内にどこか艶めいて続きを請う本音を匂わせ、
他の少女達はその声を鈴を転がすような声で笑いながら楽しむ。

 少女達が淫らに戯れるこの部屋は、重厚な石造りで豪奢な装飾と調度品が置かれている。
中央に備えられたベッドは天蓋が付けられているような立派な物で、少女達四人が自在に転げても余裕があるほどに大きい。
 そして少女達は皆、ぱっちりとした大きなアーモンド型の瞳をし、透けるような白い肌を惜しげも無く晒して、互いに華奢な体を絡め合っている。
 窓の外は生きる者の無い大荒野、誰も知らぬ地獄の入り口、世界の涯。ここは全てに通じ全てに繋がる不可思議な場所に立つ不可思議な宿、『猫屋』。
少女達は似た姿と瞳を持ち、同じ名を持つ違う存在、その名はネコムスメ。

‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
779全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」2/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:12:41 ID:YtcLEfQN
 ぴちゃぴちゃと子猫がミルクを舐めるような水音が立つ。けれども音を立てる主は子猫でもなく、またミルクを舐めている訳でもない。
そして時折ちゅう、と可愛らしい音を立てて堅く尖った物を吸い上げる。
「ひゃっ! やっ、駄目、姉さんっ……そこっ……」
 自分の股間に顔を埋めている栗色の髪の少女に手を伸ばそうとする三田。だがその手は横に座っている赤毛の少女に取られた。
指の間から彼女の金色の目が悪戯げに煌めく。
「だーめ、姉さんの邪魔しちゃあ」
「今野ちゃぁん……」
 両手を取り上げた今野はクスクス笑い、三田の指の一本一本を丁寧にしゃぶるように口に含んで愛撫する。
時折骨の感触を味わうように歯を立てられて甘噛みされるとそこから甘い痺れが走り、三田は黒髪を乱して小さな悲鳴を上げる。

「三田さんの奥からどんどん溢れてくるのよ、舐めきれないわ」
 黒髪を揺らせて喘ぐ三田は背を反らせ大きく開かされた足を閉ざそうとするが、その間に身を収め彼女の股間に顔を埋めた小串の身体で閉ざす事が出来ない。
 淡い繁みを備えた三田の秘部をわざと舌を突きだして見せつけるように舐め上げながら、小串は上目遣いで三田を見る。
赤く充血した秘肉を指で開き、奥からとろとろと溢れ出てくる愛液を舌先で舐め取るたびに三田が身を震わせ、堅く尖った花芯を舌で突けば嬌声を上げた。
 ヒクヒクと蠢く花弁の間、男はただ一人しか知らぬ場所は、優しく指を差し入れてやると淫らに咥え込んで離すまいと柔肉で包み飲み込もうとする。
抽送を繰り返せばじゅぷじゅぷと淫らな水音が立ち、その都度に蜜が溢れ出てきた。

「三のお姉ちゃんのおっぱい、おっきくていいなあ。柔らかくて気持ちいい」
 耳元で囁かれる声に三田が肩を竦めた。だがそうすると脇の下を通って胸を掴んでいるか細い腕を締め上げてしまい、
自分の胸を言い様に揉みほぐしている小さな手を押さえ込んでしまう。その指は爪でくすぐるように乳首を転がし、その愛撫に三田がまた喘ぎ声を零した。
「にゃんっ、西村ちゃん、摘み上げないでぇ」
 自分より小柄なのに、背後から自分を抱きしめるようにして腕を回して乳房を愛撫する少女の名を叫んで、三田は首を振る。
しかし西村は愛らしい程の含み笑いを零すばかり。
「三のお姉ちゃん、こうされるのが一番気持ちよさそうだよ。お姉ちゃんの事、一杯気持ちよくしてあげたいんだもん」
 胸、指、秘部を同時に責め立てられ、三田はただ涎と涙を垂らして喘ぐ。
恋しい少年に抱かれている時の愉悦とは違う、互いを知り尽くし恐れる事も厭う事も無い少女達の愛撫は脳髄まで融かしていくようだ。

「西村ちゃん、こっちは13あったよ」
「こっちは16、戸田さんって本当情熱的ね」
「こっちはー、8つ」
 喉を鳴らして笑いながら三田を責め立てる少女達が互いに何かの数を言い合う。
何か数えられるような物などあったかと、快楽でぼやけた視界で少女達の顔を見る三田。
「…………何の事?」
 蕩けきった瞳に半ば開いた唇の三田を見て少女達がまた笑い、西村と今野は三田の頬を、小串は下腹部にキスをする。
「キスマークだよ、三のお姉ちゃん」
 耳の形を舌先でなぞりながら西村が囁く
「こんなに跡付けられる程、戸田さんに愛されたのね」
 満開の紅梅を思わせる様で白い肌に散らされた痕を唇で辿りながら小串が甘く呟く。
「三姉さん、こんな風なエッチな顔で三姉さんの鬼太郎に抱かれたんでしょ」
 三田の頬に零れた涙を唇で拭いながら今野が笑う。
三人の言葉と与えられる続ける愛撫を鍵として、鬼太郎に抱かれている時の全ての記憶が三田の中に溢れだす。
 そしてその瞬間、絞り上げるように乳房を掴まれ、貪られるように手首を噛まれ、犯すように蕩けきった肉壺を指で貫かれた。
780全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」3/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:13:35 ID:YtcLEfQN
「ウニャアアッ!!」
 自分を貫く熱く堅い物が無いだけの悦楽の中、がくがくと身を震わせて三田は絶叫する。
「あっ……あぁ…………にゃぁ………………」
 断末魔めいた呻き声を零しながら三田の身体から力が抜けた。
崩れ落ちそうになる身体を西村と今野が支え、小串は蜜で濡れた指を舐めながら三田の恍惚とした顔を見下ろす。
「ふふ…………可愛いわよ、三田さん…………」
「姉さん……」
 三田を優しく横たえてやり、小串は流れ落ちたままの涙や涎をキスで拭い取ってやる。唇を重ね合わせれば、恋しい少年とするのと同じく三田は舌を絡めてくる。
 くちゅ、ぴちゅ、と水音を立てて深い口付けを交わし合う二人の姿に、西村は小さく喉を鳴らして舌先で唇を舐めた。
そんな彼女を今野が背後から抱き寄せて首筋に噛み付くようなキスをする。

「うにゃっ!?」
 驚いて瞳孔を細めて身を竦めた西村はそのまま押し倒され、尻を高く突き上げさせられる。ぷるりと可愛らしい桃尻を今野は掌で優しく撫でた。
「西村ちゃんもお尻にキスマークあるよ、こことここ」
「ふにゃぁ……やぁ、五のお姉ちゃん……」
 まるで淡い色の花弁をそこに貼り付けたかのようなキスマークが白い臀部に刻まれているのを、今野は爪先で軽く引っ掻くようにして西村の身体に教えてやる。
そのまま幼さを残した谷間へと指を滑らせると、つるりとした秘裂から滴る蜜が指先に絡む。
 指先に蜜を絡めて優しく肉壺の奥へと指を潜り込ませると、指を弾き返そうとするように狭い肉壁が指を咥え込む。
それでも人差し指と中指を狭いながらも一杯に飲み込む様が、淫らな様と裏腹に健気に思えた。
 ゆっくりと指を出し入れすれば、ざらりとした肉壁が指を擦りその感触に今野が喉を鳴らす。
この奇妙な感触が欲情を煽り立てるのだと、自分も同じように自分以外の者の指を受け入れて悦楽に溺れるのだと、今野は腰を震わせた。

「西村ちゃんは相変わらずちっちゃくて狭いわね、松岡さんきつくて大変でしょ」
「しらなぁい…………やっ、お姉ちゃん、そこ駄目ぇっ! 汚いぃ……」
「みんなで洗いっこしたから綺麗よ。それにヒクヒク動いて可愛いんだから、西村ちゃん」
 今野が指の抽送をそのままに親指で薄紅色の菊門を刺激してやると、小さく悲鳴を上げて西村が身体を震わせる。
それなのにもっととねだるように桃尻を突き出してきた。
「なぁに、お尻突き出しちゃって。西村ちゃんもエッチねぇ」
「にゃっ……あっ……やだぁっ、五のお姉ちゃん…………意地悪言わないでよぉ……」
「だって自分でお尻動かしてるの西村ちゃんよ。西岡ちゃん、鬼太郎とエッチする時もそうしてるんだ?」
 一際色の白い西村の肌が悦楽以外で赤く染まる。か細い首筋まで真っ赤になるのを見て、今野は背後からキスをしてうなじを舌先で舐め上げた。

「知らないっ、知らないっ!!」
 泣き声で否定しながら、西村は自分の腰が止まらない事を自覚する。
恥ずかしい事だと分かっているのに止まらない、そんな自分を鬼太郎はいつも優しく抱きしめて甘く囁きながら喜んでくれる。
「だって西村ちゃん、どんどんエッチな子になってて可愛いよ。西村ちゃんの鬼太郎とそんなに一杯してるんだぁ、鬼太郎喜ぶでしょ?」
 まるで心を読んだように今野が西村の耳元で囁き、耳朶を甘噛みした。その言葉に西村の身体に鬼太郎に抱かれる時の記憶が湧き上がる。
 ここに居ない筈なのに、鬼太郎のひやりとした肌と逞しい腕や胸板が生々しい程に蘇り、
普段の物静かな様が嘘のような熱い囁きと甘い言葉が脳裏に響き、西村は声に成らぬ声で少年の名を口にした。

 今野は言葉で責め立て指の抽送を早めじゅぶじゅぶと音を立てながら、西村が短い息を付いて両手でシーツを掴むのを見る。
狭苦しい西村の肉壺の中にコリコリと固い箇所を探り当てた今野は、そこを指の腹で刺激してやり親指を菊門に軽くめり込ませた。
「にゃっ、にゃあああっ!!」
 背を反らせて西村が絶叫する。指が痛い程に締め上げられ、まるでおもらしでもしたかのように愛液を迸らせる彼女。
四人で一番あどけなく幼さを随所に残すのに、その嬌声は色を知る女の艶を備えていた。
 先の三田のように崩れ落ちる西村を横たえ直してやると、今野は息を荒げながら西村の蜜にまみれた指を口に含んだ。
鼻を小さく鳴らしながら、己の指を余す事無く舐め回し、己の口内をなぞり上げる。
781全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」4/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:14:18 ID:YtcLEfQN
 普段そうやって攻められるのは自分の指では無く、彼の指。まだ子供らしい小ささがあるのに、自分なんかより堅くて力強い。
素っ気なくて意地悪ばっかりするのに、時々泣きたくなるほどに優しいあの指はいつだって恋しい。
 今野は堪えきれぬように赤みを帯びた淡い繁みに指を滑り込ませる。いつも自分がされるように、どこか焦らすような手付きで秘部の形をなぞり上げた。
指にまとわりつく液体を指先でかき回すと、くちゅくちゅと淫らな音が立つ。
 背筋を駆け上がる、ぞわりとした寒気すら伴うような快感に今野は身を震わせた。鼻を鳴らして吐息を零すと、唇の端から知らず涎が少し零れ落ちる。
 達した二人のように自分も悦楽に溺れたくて、今野は甘い刺激を呼び起こす花芯を指先に捕らえた。
彼の前でさせられた事もあるように、我が身を慰めて溢れだすような愉悦へ沈んでいく。
性急な程にその悦楽を引き出して我が身を溶かしていくが、その手を押さえられ引き抜かれた。

「やっ、姉さん、あたしもイキたいのにっ……」
「一人で? あたしもまだなのよ?」
 涙を浮かべて頭を振る今野に小串は妖艶に微笑んで、愛液にまみれた今野の指先を口に含む。
そのまま小串は今野を押し倒すと、自慰行為の途中で放り出されたためにひくついた秘部をさらけ出させるように大きく足を広げさせる。
 その足に小串も己の足を絡め蜜を滴らせる己の秘部を宛うと、今野に深い口付けをし互いに舌を絡め合った。
まるで互いの息すら飲み干し合うような口付けの後、唇を離すと二人の唇を銀糸が繋ぐ。それを小串は指先で拭い、今野に見せつけるように舌先で舐めた。

「今野さん、二人一緒にいきましょう?」
「うにゃあっ! 姉さんっ!」
 小串が腰を動かせば二人の粘膜が擦れあい、ぬちゃぬちゃと淫らな音が立つ。ただ一人の恋する男を受け入れている時と似たようで違う、
その淫猥な音が二人の耳朶を打つ。時折固く尖った花芯が相手のにぶつかり、そのたびに二人は息を呑み、また甲高い嬌声を放つ。
「ああっ、にゃっ! 姉さんっ! いいっ、気持ちいいのっ!!」
 自分を貫き征服されているのだと知らしめる物が与える快楽とは違う悦楽に今野は首を振って絶叫する。
今野はもっとそれが欲しくて己の淫らな姿も忘れて自ら腰を振った。

「あたしもっ……気持ちいいわ…………今野さんは正直で可愛いわね……」
「姉さんっ…………んっ、ふぁっ……」
 普段であれば自分もこのように与えられる快感に溺れ喘いでいるのかと思うと、小串はまた別の快感に身を震わせる。
 自分より小柄でも力強い手を持つ少年に組み敷かれる瞬間を思い出す。稚拙でも愛情溢れる愛撫を受けて、彼から注がれる熱情と悦楽に溺れ沈む自分。
 自分がこうして感じるように、彼は乱れた自分に欲情するのだと思えばそれだけで達してしまいそうだ。
「……にゃっ、あぁっ、姉さぁんっ、いいよぅ、気持ちいいのぉっ! あたし溶けちゃうっ!」」
 どんなに恥ずかしくても自分の状態を素直に言うように彼に教え込まれている今野は、唇の端から涎を垂らしながら喘ぎ叫ぶ。
そして舌を突きだして、荒げた息の間で淫猥な口付けを請う。
 小串はそれに答えて同じように舌を突きだし、互いの舌を絡ませ合うと深く口付け合う。

蜜にまみれて絡み合う秘部だけでは物足りないというように、二人は互いの胸を擦れ合わせる。固く尖った乳首が相手の柔肌に擦れてそこが甘く痺れた。
 互いに溢れさせた愛液でシーツに染みを作りながら、二人は喘ぎ全身を駆けめぐる電撃めいた愉悦に溺れる。
 汗で張り付こうとする相手の肌の温もりが恋しくて、動き難くなろうと構わずに二人は互いを強く抱きしめた。
慣れ親しんでいる少年の固さとは全く違う少女の柔らかい身体は腕に心地よい弾力を教え、互いだけは決して別離の恐怖を知らずとも良い悲しい安堵感を教えてくれる。
「うにゃっ、にゃっ、あぁっ、姉さん、あたしイクっ、イっちゃう!!」
「…………ったしもっ……んっ……あぁっ! にゃっ!! あっ、あああぁっ!!」

 二人は共に絶叫し、身を反らせる。何よりも淫らに絡み合った秘部はどちらが放った物か分からぬ蜜が溢れ、互いの下腹部を濡らした。
 二人とも力尽きながらも我が身を絡み合わせるようにしてベッドに沈む。
荒い息を付き、互いの身体を濡らした汗や愛液で相手の肌を張り付かせながら、二人は唇を重ねた。
 そんな二人に今まで我が身に与えられた快感に浸っていた二人が絡み合い、互いの頬を舐め、口付けを交わし合う。
だがそれは新しい愉悦を与え合うのではなく、愛する姉妹への慈しみに他ならなかった。

‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
782全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」5/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:15:31 ID:YtcLEfQN
 四人は一糸まとわぬ姿をシーツにくるめたまま、ベッドで互いに身を寄せ合っている。
それでも西村はどこか眠そうにして、小串がそんな彼女を抱いて優しく髪を撫でていた。
 そして四人は他愛ない事を話し合う。お互いが恋する少年の事、身の回りの事、他愛ない事、そして誰にも言えぬ己の恋心の不安や恐怖、戸惑いを。
「だから、あたし時々分からなくなる。これはいけない事だって、これじゃ嫌われると分かっているのに……でも止まらないの、どうしたらいいのかな」
 浮き彫り細工を薄闇に浮き上がらせた天蓋をぼんやりと見ながら今野は呟いた。そんな彼女の乱れたままの前髪を、三田が優しく指先で整えてやる。

「分かるわ、あたしもそう。こんな事望むからだって分かってるのに止まらない。姉さんは?」
「あたしは無いけれど、あなた達の言いたい事は分かるわ。でも、何も出来なくても時間が解決してくれる事もあるわ。あたし達、時間だけはあるのだから」
 どこか囁き合うように会話をする三人。こんな事を似たような姿と同じ名を持つ者同士で会話する事など、きっと誰も知らない。
初めて互いを知った時の衝撃は遠く、今では生きる世界が違うのに決して分かれたる事のない姉妹に他ならなかった。
「でも、有りすぎて逆に遠いよ。いっそ全部投げ捨てちゃえばいいのかな」
「…………全部諦めたらきっと後悔するよ、お姉ちゃん達」
 とろとろとどこか眠そうな声で西村まで会話に混じってきた。そんな彼女に小串は小さく笑って、早くお眠りなさいと言い含めるように優しくその頭を撫でてやる。

「そうだろうね……そうだって分かってるよ、西村ちゃん」
 今野は首だけを動かして小串に抱かれた西村を見ると、笑う以外を見いだせないというように唇を歪めた。
「引くも地獄、進むも地獄、って奴?」
 地獄の旅を経験した事のある三田が珍しく自嘲めいた笑みを浮かべて呟いた。
だがこうして互いに慈しみあい、時に肌も重ね合う場所でもあるこの『猫屋』もまた地獄の入り口にあり、彼女たちの秘密の楽園でもある。
 『猫屋』は等しくネコムスメの名を持つ互いを呼ぶ為の名を教えてくれ、 互いのネコムスメが恋するキタロウの名も教えてくれた。
それは屋号のような物であり、皆同じくネコムスメでありキタロウなのだとも。
 そうやって『猫屋』が自分たちの労働と忠誠と引き替えに引き合わせてくれた互いは、かけがえのない物となっていた。
恋い焦がれるのではなく、冷たい熱に灼かれるのではなく、ただ心安らぐ。そして唯一無二と希う物と違い、これは決して失われる事は無い。自分たちは姉妹なのだ。

「鬼太郎さんが居ない場所こそ地獄よ」
 彼女たちの唯一絶対の真理を小串が淡々と口にした。三田が、今野が、半ば眠っていた西村ですらその言葉に頷く。
 かつて一番恐れたそれは昔ほど恐ろしくはない。彼が居ない空虚は埋められないだろうが、その地獄に至っても姉妹がいる。それだけが彼女たちの最後の救いだった。
 彼女たちは互いを抱き合うようにして身を寄せ合う。いつか愛する男を失った時、互いの温もりを最後の支えとするために。
そして愛する姉妹がそうならぬように彼女たちは同じく祈った。
783全期猫姉妹百合「Sheer Lovers」6/6 ◆lOl9.3Jh5I :2008/04/30(水) 23:18:38 ID:YtcLEfQN
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡

 彼女の機嫌が良い。ころころと変化する様を称して猫の眼のようだというけれど、彼女の機嫌も時折そんな様子を見せる事がある。
それでも不機嫌なままでいられるよりは、そうやってニコニコと機嫌良いままで居てくれる方がこちらとしても嬉しい。
 愛する少女の笑顔ほど良い物は無い。
「何か良い事でもあったのかい?」
 キタロウはネコムスメにそう問いかける。彼女はぱっちりとした大きなアーモンド型の眼を悪戯げに煌めかせて、彼を見た。
「ヒ・ミ・ツ」
 戯けた風情のある仕草で人差し指を唇に当てて、小さく笑いながら答える彼女。あどけない様と妖艶な様がまざりあうその姿にキタロウは知らず喉を鳴らした。
「ふぅん、さぞ良い事があったんだろうねぇ。一体何があったんだい?」
 彼女の機嫌が良い事は嬉しい、だが彼女が自分以外の何かで機嫌がいいのが許せない。
その二つの感情が生み出すほろ苦い物を飲み込みながらキタロウはネコムスメに問う。
「とっても楽しい素敵な事が、ね」
 彼女は笑う。愛らしく艶やかに、そしてどこか影を潜ませて。
 それに情欲と恐怖を覚えたキタロウはネコムスメを強引に引き寄せると口付けた。
 彼女は拒絶しない、ただキタロウの身体に腕を回す。腕に触れるのは、少年であっても逞しさを連想させる固い背の筋肉。
柔らかく甘い匂いのする少女の身体ではない事に安堵した事をキタロウは知らない。そして知る事も無い。
 
        <了>

*****************

DVDバラ売りも決定して嬉しい限り。また盛り上がる事を願って本日はこれにて。
次、また何か書けたら参ります。季節外しすぎたネタ織り込みの黒鴉→ネコ→鬼畜太郎で鬼畜太郎×ネコ娘っぽいのとか。
784名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:48:21 ID:oI45ouBC
GJGJ!
艶っぽい姉妹の絡みに悶えましたよ!!
次回作の構想もされてるようなので楽しみだ
萌えをありがとう!乙です!!
785名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 13:21:48 ID:oyDIyKG2
GJ!!!
なんとえろえろでとろとろなぬこ達だろう。
786名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 15:50:33 ID:swbqyU+R
GJでした!
次回作も
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   wktk
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

して待ってます!!

ところで、現在スレ容量が497kbまできているんだが
500逝ったら書き込めなくなるよね?
次スレ立てちゃっても良いかな?
787名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 17:16:35 ID:swbqyU+R
とりあえず立てました

【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【10怪】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209629758/l50
788名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 21:11:25 ID:WtpWLRPf
>>787乙です

ぬこ姉妹GJでした!
>>781の最期の2行、ネコムスメではなくて
モフモフしたのが4匹ウニャウニャしてるのをうっかり想像してしまい、別種の萌えに悶えたww
789名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 23:33:02 ID:9QcpgW89
埋め
790名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:05:36 ID:vBHsiMgL
埋め立て
791名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:36:05 ID:3xvn6dOh
埋め立て兼ね 嫌な人はスルーして下され

もしも猫姉妹のモフモフがキタロウにバレちゃった場合
二期なら 姉妹でもボク以外の人とそんな事しちゃやだーとダダ捏ねつつHに持ち込み
三期なら 姉妹にイカされたネコを目撃した時点で辛抱堪らん状態になって襲い掛かり
そのまま三日三晩ぐらいやりまくり
四期は 「僕より姉妹の方がいいの?」とか妖怪ノイローゼを装いつつ、同情を誘って好き放題しまくり
五期は 鬼畜太郎の本領発揮でお仕置き調教とか

792名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 23:48:00 ID:nsLPPm6b
素 敵 ☆
793名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:39:55 ID:1pyn0FxE
5期はたっぷりといぢめながら全部白状させるんですね、わかります!!
794名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 06:42:10 ID:hXhRz29c
埋めっ
795名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 20:23:11 ID:raiGn7g9
埋めにゃー。
796名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:59:13 ID:MdsYROiR
梅。

>>791
猫屋の一室に全員勢揃いでマジックミラーみたいので覗きながら、
自分のネコムスメ話してノロケながらも、近親憎悪で互いを牽制して噛み付き合っている四人が浮かんだ。
797名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 14:31:37 ID:yfIHxPhr
798名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 15:43:28 ID:OHUPHNCD






埋めっ
799名無しさん@ピンキー
   ,〉`n´〈、
  く〃´⌒`ヽ7
  .i 〈从ハ从〉
   ゞ(リ ゚ ヮ゚ノ  <そろそろ次スレに移動するにゃ
   と))芥))つ 
    く,__〉
    ヒ!ヒ!