パワポケでエロパロ2

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1名無しさん@ピンキー
パワプロクンポケットシリーズのエロパロスレです。

前スレ
パワポケでエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144385424/
2名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 10:24:25 ID:WKmAnfdy
>>1乙でやんすー
3ぷーたろー:2007/10/08(月) 11:58:20 ID:2iNdWMWr
>>1
乙です。

もうすぐ武美の続きができるので、出来次第投下します
4名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 16:20:37 ID:WKmAnfdy
>>3
今からチンコ出して待ってます。
5ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:07:51 ID:2iNdWMWr
武美の続きを投下します。エロ初めてだし、ダメなとこあったら言ってください。
6ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:08:44 ID:2iNdWMWr
くいくい。右を引っ張る。
「うひゃあ!引っ張っちゃダメだってば!」

くいくい。今度は左。
「んん!だ、だからぁ」

ぐい。少し強めに。
「きゃあ!そんなに強くしちゃダメぇ!」

ぐいぐい。両方同時に。
「ひゃあん!」

パッ。離す。

「ひゃあああああ!」

シュルルルル、巻きとられる。
俺はさっきから武美の両脇のコードをいじっている。期待した人ごめんなさい。
だけど俺は満足している。武美はコードを引っ張られただけでも感じるらしい。だから少し引っ張っただけでも、本当に過敏に反応してくれる。
楽しいことこの上ない。
俺としてはこのままずっとコードを引っ張ってるだけでも俺はかまわないんだけど、色々と問題がある気がらしい。よくわからないけど。
では、今度は胸でも…と思っていたら
「ねぇ……なんか私で遊んでない?」
聞かれたので
「何か問題でも?」
「大有りさ!!」
「さて、今度は…」
「しかもスルー!?」
ちょっと前まで俺で遊んでいた人が何を言う。
あれだけ遊ばれたんだ。これ位じゃ俺の気がすまない。これ以上しても、すむとは限らないけど。
7ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:10:19 ID:2iNdWMWr
わき腹から胸へと手をずりあげていき、目標の胸の頂上に到着する。
服の上から揉んでみた。
…柔らかい。本物の感触。
武美が「んっ…」とか「あんっ…」とか、コードの時とはまた違った反応する。けっして声には出さないが、可愛くてたまらない。
そんな声を聞いていて、何もしないでいられるはずがない。俺は武美の服を捲りあげ、次にブラジャーを外した。露わになったピンク色の突起。
「…小さいな」だなんてけっして思わなかった。
「…小さいでしょ」
と、苦笑いしながら言ってくる。内心ドッキリしたが
「い、いや。そんなことないじょ?」
と言ったら、じと目で睨まれた。何故?
視線から逃れるように、俺は胸に顔をうずめた。
甘い匂いがする。大きいも小さいも関係なく、これは俺には最高の果物にしか見えなかった。
ツゥーと、舌を左へ這わせて移動させる。
「あっ…あぁ」
武美から色っぽい声がもれる。
休むことなく、今度はしゃぶりつく。
「ん…やっダメぇ…」
さらに声をもらす武美を無視して、舌先で左の、右手で反対側の乳首を攻め立てる。
「あっ!やぁあん!」
小さいながら、コリコリとした確かな感触。もうしっかり立っているじゃないか。
8ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:11:40 ID:2iNdWMWr
さぁ、次は下半身を…と思っていた矢先
「ねぇ…1つ聞きたいんだけど」
恥ずかしそうに武美
返事を返す。
「どうしたんだ?」
「なんか……妙に馴れすぎてない?」
また聞かれたので
「………………」
「何でそこでだまっちゃうのさ!」
スカートを脱がそうとする。
「ねぇ!?ちょっと聞いてる!?」
無視。
スカートに手をかけ、下へずりさげる。
「わ!だから待ってって!」
待たない。
さらに下へとずりさげる。次第に露わになっていく白いショーツ。武美は恥ずかしそうに、太股をモジモジと摺り合わせた。
「そ…そんなに見ないでほしいな〜」
「無理です」
「すっごく恥ずかしいんだけど…」
「いやです」
あんなに積極的だった武美が、今は俺のなすがままになっている。いざとなったら怖じ気づいたのだろう。
俺は、肉付きの足りない少し小さなそいつに手を這わせた。
「ひゃん!」
武美の体がビクリと震える。
薄い布の下に存在する、柔らかい塊を手のひら全体で味わう俺。10本の指でその弾力を確かめる度にビクリと武美の体が震えるのがわかった。
俺はさらに手を進める。
9ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:12:53 ID:2iNdWMWr
わずかな膨らみがあるそこへ。指を沈み込ませてみた。ショーツの上から指が割れ目に押し込まれる。
「ん…あっダメ…」
指の先に熱い湿り気を感じた。
そこを守っていた最後の薄い布の砦を取り外す。完全に露わになった、小さめなあそこに指を押し込んだ。
「ひゃあああ!」
一段とビクリと震える武美。入り込んだ指はもう水じゃない液体でずぶ濡れになっていた。
「んっ!んっ!んんん!」
声を出すまいと、両手で口を塞ぐ武美。俺は構わず奥へ、手前へと指をスライドさせる。その度に増してくる液体の量。俺は指の数を1本から2本へと増やした。
「んっ!あぁああ!!」
耐えられなくなったのか声を上げる。
俺の指も、武美のあそこも、もう大洪水になっていた。
「だから何でこんなに馴れてるのさ…」
涙目な上目づかいで武美が見つめてくる。
「武美」
「なに?」
「すっごい濡れてる」
「……………えっち」
顔を真っ赤にして、ぷいと顔を横に向ける。
そんな武美に俺は苦笑しながら
「……そろそろ入れたいんだけど……いいか?」
直球すぎたかもしれない。だが正直、俺の息子は暴発寸前だった。
10ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:14:46 ID:2iNdWMWr
当の武美は
「あぁ……私とうとう汚されちゃうんだ」
「俺を悪者みたいに言わないほしいんだけど」
いつもの事ながら、いたってマイペース。
俺は武美へと1本近寄った。すでにいきり立っている俺の息子を武美の秘所へと近づける。武美もそれに応じて近づいてくる。
武美の秘部の花弁を開くように、俺は息子を押し込んだ。
「あ、うっ」
悲鳴のような声が武美の口から漏れる。
「大丈夫か?」
初めては痛いというし。「…大丈夫。なんか、あんまり、痛くない」
武美の声は途切れ途切れで、見るからに我慢しているようだった。
「…大丈夫か?」
今度は頬をさすりながら。
「…ちょっと待ってほしいな」
言われなくても待つさ。目に涙をためながら耐えている女の子を無視するなんて俺にはできない。
「なぁ、武美」
今度は頭を撫でながら
「どうして泣いてるんだ?」
「………わかんない。多分痛いからだとは思うんだけど…」
そう言って、頭にある俺の手に自分の手を重ねてくる。
「とりあえず今は、『感動したから』ってことにしておくよ」
俺の手をギュッと握りしめる武美。
「……それでいいんじゃないか?」
俺も武美の手を強く握りかえした。
11ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:16:11 ID:2iNdWMWr
「……もう大丈夫」
「…分かった。苦しかったら言ってくれ」
「うん…」
そう言うと、俺はゆっくりと前後にピストン運動を開始する。
狭い膣の中で抜き差しを繰り返す。
そのたびに武美が「うっ」「あっ」「んっ」と苦痛じみた声をあげて、俺の背筋にしびれるような快感がはしった。
俺の竿の全てを締め付け、同時に絡みついてくるような感触。俺はいつまで武美を気づかっていられるのだろうか。
しだいに武美の表情にも変化が訪れてきた。苦痛だった声が
「あんっ」「あう」「あぁ!」と艶しいものになっている。武美の小さな口から漏れる吐息にはっきりと快楽の色を感じとることができた。
「あぁ!これ!すごい!」
もう痛みなんかまったくない。
あるのは、好きな人から与えられる快楽と快感。ふわふわと浮いているようで、全身に感じる気持ちよさ。まるで天国のようだった。
「武美…もう…でる」
俺はそう言ったが、腰の単振動を止めることはない。武美は
「うん!いいよ!」
と言っているが、流石に中はまずいだろう。
俺は武美を満たしている息子引き抜いて、外に出そうとした。が、
ガシッと武美の足で体を固定されできなかった。
12ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:18:33 ID:2iNdWMWr
「なか」
「いや!それはマズいって!」
「なか」
さらにギュッと足で締め付ける武美。そんなことされて、俺も耐えられるはずがなかった。
そして
「うあぁああ!」
「あぁぁああああ!!」
武美は頂点に達し、俺は白い液体を武美の中にぶちまけた。
あんな激しい運動をしてそのままでいられるはずもなく、はぁはぁと荒い息を吐きながら俺は武美の上へ倒れ込んだ。
武美は、そんな俺を抱きしめながら
「…幸せ」
…なんだそれは。
このあと俺達はお互いにキスをして眠りについた。




太陽が東の空でサンサンと輝いている。つまりはもう朝。
忘れているかもしれないが、俺達は只今遭難中である。早く山からでたいのだが、武美の
「のんびりいこうよ」
の一言で、とりあえず朝ご飯を食べることにした。
「さて…どっちに行けばいいんだ?」
武美作『見た目クロワッサン、味サンドイッチ』な自称『ハンバーガー』を食べた後俺は言った。
「さぁ?とりあえず前に進むしかないんじゃない?」
楽しそうに武美は言う。それもそうか、と苦笑していると、
「あー今思ったんだけどさ」
と更に武美。
13ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:22:54 ID:2iNdWMWr
「昨日私は襲われたわけなんだけどー、私まだ10歳なんだよねー。ということはー」
「ちょっと待て!!」
武美の言葉を途中で遮る。1年間一緒にすごしてきたんだ。何がいいたいのか俺には分かる。
「確かに武美は10歳だろう。だけどそれは年齢なんか関係ない。武美だから襲ったわけで、いや襲ったわけじゃないんだけど。
とにかく武美の体が魅力的だったからであって、年齢じゃないんだ。年齢だとしても、恋愛に歳なんか関係ないと言った人もいるし、つまりは俺は武美だから襲った、いやだから…」
必死の俺の弁論に武美は「うん。そうだよね」とウンウンと頷く。
そして
「ロリコン」
禁断の一言を言った。
「え〜と、あのさ〜」
山道をすたすたと、若干ふらつきながら歩いていく。
「ねぇ〜こっち向いてよ〜」
つーん。すたすた。武美の声を後ろに聞きながら黙って歩き続ける。
振り向かないのも、歩くのを止めないのも、早く普通の道にでたいからだ。
決して「ロリコン」と言われて怒っているわけでも、すねているわけでもない。決してな!
14ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:24:16 ID:2iNdWMWr
「だから冗談だってば〜」
「………冗談に聞こえなかったんだけど」
「…………いや、冗談だって」
「その間はなんだ!」
いつの間にか武美のペースに乗せられる俺。これからもずっとこんな毎日か、と思うとため息がでる。別に嫌じゃないんだけどな。
「でも別にロリコンでもいいじゃん!」
俺の腕に自分の腕を絡ませてくる。そして
「そんな風来坊さんが私は大好きなんだからさ」
恥ずかし気もなく言ってのけた。
少し驚いて、視線を顔ごと横の武美へとうつす。そこにはニコニコと微笑む天使がいた。
不機嫌な気分を吹き飛ばし、俺も一緒になって微笑む。
大丈夫、武美とならずっと一緒に歩いてゆける。そんな気がした。
俺は前へと向きなおした。そして俺達の視界に今日最初の分かれ道があらわれた。
15ぷーたろー:2007/10/08(月) 17:26:52 ID:2iNdWMWr
以上です。やっぱエロ難しいです。どうしても短くなっちゃうし
16名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 20:20:52 ID:PjF7GzXg
乙アンドGJです
17名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 01:15:34 ID:Q7aGNgue
最近のポケスレは職人が多くて実に幸せだな
18名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 01:21:39 ID:I/yjw1lH
GJ
ところで武美なら現在位置を確認できるんじゃなかろうか、まさかそれも計算のうち?
なんて恐ろしい子。
19名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 19:12:38 ID:tfJEeHzy
GJ!!!

>>18
それが武美クオリティー
20名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 22:18:08 ID:q2mtJYPA
AGERU
21名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 21:43:59 ID:RTTtMI6c
前スレ落ちちゃった?
22名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 23:15:05 ID:KO2mvtlX
みたい、エロパロ板って結構速く落ちるんだな、埋める必要なかったかも。
23名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 23:18:47 ID:W5I1Pq0T
1000いかなかったのか
とりあえず前スレでまとめ作るって言ってた人ガンガレ
24名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 00:07:38 ID:UjMm0tWu
全体的に7以降の作品が多いから、それ以前を書きたいがベタなシチュしか思い付かない。
25名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 00:12:00 ID:X4HrBkm5
ベタでもいいんで読んでみたい(個人的には6が見たい)
26名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 00:23:13 ID:yFJHK92r
ベタなシチュでもまだ作品数が少ないから、かぶらないうちに早く書いたほうがいいような。
キャラが違えば同じシチュでもだいぶ違うし。
27名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 00:02:00 ID:kO244lD+
>>24
じゃないが自分も旧作好き

ひとつ質問
1の明日香のハッピーエンドって明日香の病気どうなるんだっけ?
病弱なままでオケ?
28名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 00:08:52 ID:kegHLD81
子ども産める程度までは元気になったんじゃないか?弱いままでも問題はないと思うけど。
29名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 08:18:35 ID:J+THfzwb
>>28
ども
多少回復したけどまだまだ無理はできないって設定で書いてみる
30名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 11:30:42 ID:xZvc3XYZ
友子や武美に生殖機能はあるの??
31名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 11:59:20 ID:BYf5y9z6
どっちともなさそうではある、軍事用サイボーグが生理痛でピンチとか駄目だろうし。
エッチはできるだろうけどな、わざわざできないようにする理由がなさそうだ。
ただ、ここまで技術が進んでいると遺伝子組み合わせて二人の子供をつくるぐらいは余裕だろう。
32名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 15:21:11 ID:quvQ3r8z
生殖機能がなかったら、一般人に紛れられないだろ
でも性器などはちゃんとあるが妊娠しない身体なら、中出ししても大丈夫だ
33名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 17:53:42 ID:xZvc3XYZ
今まで子供生まれた描写のあるキャラってどんくらいたっけ?
34ぷーたろー:2007/10/13(土) 18:22:07 ID:ys/Uyv5r
友子か白瀬か茜で一つ書いてみようと思うんですが、どれがいいっすかねぇ
35名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 18:45:37 ID:Ql/dwAnk
>>33
明日香、愛、希美、玲菜(妊娠?だから違うか)、茜。意外と少ないような。これで全員か?

>>34
自分が書いてて楽しいキャラが一番良いだろうが、書かれていないっぽい友子はどうだろう。
36名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 21:49:05 ID:U/TmuqDe
34
茜を希望
37名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 22:24:33 ID:ubVyQ3zS
>>34難しい選択だな・・・

友子でお願いします
38名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 22:26:27 ID:ri2i5ZUQ
>>34ここは茜に一票
39名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 23:09:18 ID:3TYaaGQy
真央投下、誰もが一度は思ったネタかもしれません。
なんだか一部キャラが壊れてます、主人公の父親はこんなものだろうけど。
エロは9/16から、お尻攻めがあるので注意。これで個人的ベスト3彼女を全員書けたんで満足。
401/16:2007/10/13(土) 23:10:04 ID:3TYaaGQy
ずいぶん懐かしく感じる玄関、その扉を勢い良く開けた。
「ただいまー」
靴を脱いでいると、ドタドタと足音が聞こえて、玄関に影が現れる。
「おや、遅かったね」
母さんの姿、相変わらず元気そうで安心する。
「うん、電車を乗り過ごしちゃって」
大晦日、俺は球団寮から実家へと帰ってきた。
年の暮れぐらいは家族でゆっくりと過ごしたいからだ。
本当はもっと早く帰る予定だったが、ちょっと風邪で寝込んでしまったため
予定よりだいぶ遅れてしまった。
それはそれでいいこともあったんだけど。
「アンタがあんまり遅いから、真央ちゃん待ちくたびれちゃってるよ」
「へえ……………………え?! 真央ちゃんがいるの?!」
急いで靴を脱ぎ終えて、居間に入る。母さんの声が聞こえたが、無視。
そこには黒が似合う女の子が、炬燵でのんびりしていた。
パチリと目を開いて、一言。
「………………こんにちわ」
「あ、こんにちわ、真央ちゃん」
幸せそうに溶けてる真央ちゃん、礼儀正しくあいさつを交わす。
じっとこっちを見ている眼は、いつもどおりなようで少し違う。
微妙だけど不機嫌オーラが見えるような。
「ってそうじゃなくて!」
「?」
「いつのまにここに来たの? ついこの間向こうであったのに」
真央ちゃんは今でもヒーロー稼業を続けている。
俺の出場する球場付近で黒いヒーローを見かけることも多いのだとか。
おかげで野球場付近での犯罪率がガクッと減ったという噂だ。
今でもこまめに連絡を取っている。でも、基本的に神出鬼没な真央ちゃん。
この間いきなり寮の部屋に窓から侵入してきた時はびっくりした。
「…………2時間前」
「あ、ついさっきなんだ」
まあ、両親に紹介はすんでいるから、家にいてもおかしくはない。
412/16:2007/10/13(土) 23:10:49 ID:3TYaaGQy
「………………電車」
「あ、俺と一緒だね」
「の上に張り付いてきた」
「危ないって!」
「…………今のは、冗談」
(ありえそうだから怖い…………)
まあ、正義のヒーローだからそんなことしないだろうけど。
……しないよね?
「……………………乗り過ごしたの?」
「へ、俺? うん。ちょっとバタバタしてさ」
「…………………………残念」
「うん? ……………あ、もしかして、一緒の電車で来ようと思ってた?」
ピクリと体を震わせる、こういうところは相変わらずわかりやすい。
きっと電車で偶然出会うってのをやりたかったんだろう、不機嫌なのもそれが理由か。
………………でもどうやって俺の乗る予定の電車を知ったのかは謎だけど。
「…………違う」
「ハハハ…………」
ぷいっとすねてしまった真央ちゃんを、どう機嫌を取るか考えていたら、炬燵から何かが飛び出してきた。
白い子猫だ。子猫は何も言わずに俺の足の匂いを嗅いでいる。臭くないのだろうか。
「? スキヤキじゃないね? この猫」
真央ちゃんがいつも連れている猫ではない、真央ちゃんにも家があるはずだから
普段はそこにいるはずだし、色も大きさも違う。
「………シラタキ」
「ええ?!」
間違いなく真央ちゃんが名付けた子猫は、すりすりと俺の足にまとわりつく、と。
「おお、帰ってきたのか、息子よ」
父さんが顔を出した、っていうか息子ぐらい名前で呼べよといつも思う。
「真央ちゃんも久し振り、3か月ぶりくらいかな」
「へ?」
真央ちゃんを両親に紹介したのは、寮に入る直前、9か月ぐらい前だったはずだけど。
「………この前、子猫の親捜し、手伝ってもらった」
俺の不思議そうな顔を見て、真央ちゃんが答える。あれ?
423/16:2007/10/13(土) 23:11:23 ID:3TYaaGQy
「なんで俺に相談しなかったの?」
「………………忙しそうだったから」
そういえば、3か月前はシリーズ終了間際だ、確かにいろいろと忙しかった時期かもしれない。
「そうなんだ、まあ、いいことだよね」
意外と社交性があることにびっくり、できれば友人を作ることも考えてほしいけど。
ということはこの子猫はそのとき飼い主が見つからなかったのだろう。そして
このままうちで育てているというわけか。まあ俺がいなくなって両親も寂しいのかも。
「ニャオン」
エサでも欲しいのだろうか、シラタキは俺の足元から離れようとしない。
ふと、スキヤキの子供だからシラタキなのだろうか。と思った。
「はじめは無愛想な子だと思ったけど、なかなかわかりやすい子じゃないか
あれだけ必死に猫のために頑張るのもポイントが高い」
「…………あの時は、ありがとうございました」
礼儀正しくお礼を言う真央ちゃん、考えてみれば俺以外の人と喋るのを見るのって久しぶりだな。
「いやいや、いいって」
仲がよさそうに話す、すごくいいことだけど。なんだかちょっと寂しいような。わがままだな俺。
「コホン、それで、二人はいつ結婚するんだ?」
「は? 結婚?!」
何この急展開。さらに突然、後ろから母さんの声が追い打ちをかけてきた。
「そうよ、あたしも早く孫が見たいわぁ
真央ちゃん可愛いから、きっといい子が生まれると思うのよ」
「うむ、やはり、できるだけ早い方がいいだろうな
安心しろ、女性は16歳から男は18歳から結婚できる」
夫婦二人のナイスコンビネーション。
まだ実年齢5歳にも満たないのは言わない方がいいのだろうか。
って、ちっがーう! そうじゃなくて! 
「話が急すぎるって!」
「なんなの? あんたまさか、さんざんもてあそんだあげく
ぽいっと捨てちゃうきなの? 母さん、あんたをそんな子に育てた気はないよ!」
「そんなことするわけないだろ! 俺は真央ちゃんのこと真剣に愛してるんだから!」
自爆したと気づいたのは、大声で叫んだ後だった。
434/16:2007/10/13(土) 23:12:05 ID:3TYaaGQy
「……………ほう」
「……………へえ」
「……………ぽっ」
6つの眼が俺を見据える、っていうか真央ちゃん今口で「ぽっ」って言ったよね。
なにかの本の影響を受けたんだろうか。
「うむ、それじゃあデートに行ってくるといい」
「そうよ、楽しんできなさい」
「へ?」
あれ? 久しぶりに家に帰った息子をいたわろうという気持ちはないの?
「なんだ? 不満なのか?」
「ダメよ、もっと真央ちゃんにサービスしてあげないと」
「え、えっと?」
なんでこんなに真央ちゃんの味方なんだ? この両親は。
「聞けばクリスマス前日から寝込んで聖夜にデートできなかったそうじゃないか」
「そ、そうだけど……」
結局真央ちゃんが看病してくれたけど、なかなか熱が下がらなかったんだよな。
真央ちゃんはじっとこっちを見ている、今は何を考えているかわかりづらい。
「うむ、これから二人でアッハンウッフンな時間を楽しみなさい」
「大丈夫、二人の分のおせちは取っておくから、朝帰りでかまわないよ」
「若いってのはいいことだな、息子よ」
一応未成年にそう言うことを勧める親ってどうよ?
「………………行こう」
「なんでノリノリなの? 真央ちゃん」
炬燵からすくっと立ち上がると、近づいてくる。なんだか機嫌も治ったみたいだ。
「うむ、行ってくるといい」
「ちゃんとエスコートしてあげなさいよ」
「わ、わああああああああああああ」
ずるずると引きずられて、俺たちは街へと飛び出した。
445/16:2007/10/13(土) 23:12:52 ID:3TYaaGQy
「はあ……………」
「?」
そのまま町へと繰り出して、今は寒い風に身をさらしている。
大晦日でも、いや、だからこそか? 結構人は多い。
「……………」
「あ」
真央ちゃんがじっとこっちを見つめてくる、まずい、久しぶりのデートなんだから
ちゃんとエスコートしないと。いや、母さんに言われたからじゃないよ?
「と、とりあえず真央ちゃん行きたいところある?」
(コク)
即答して、バッグから何かの紙切れを取り出す。
じっと見つめて何かを確認した後。
「……こっち」
「あ、待ってよ」
スタスタと歩き始めた、慌てて追う。
基本的に真央ちゃんが選ぶデート先ってろくなことが起きないけど。
今日は大みそかだし大丈夫だろうと、根拠もなしに思った。

間違いだった、人間は学習しない生き物だと実感する。
「ま、まさかここに入るの?」
(コク)
首を縦に振られる、間違いであってほしかったのに。
繁華街の裏、薄汚れている空間。
子供はお断り! な雰囲気がただよう場所。
「……………うーん」
顔をあげて、看板を見る。そこには大きく。
『大人のおもちゃ専門店 田中屋』
と書かれていた、眼を閉じて深呼吸。
若者らしいデート場所を脳裏に思い浮かべて確認した後
もう一度だけ見上げてみる。
『大人のおもちゃ専門店 田中屋 年中無休』
年中無休なんだ。
456/16:2007/10/13(土) 23:13:29 ID:3TYaaGQy
「…………えっと、なんでこんなところ、ってちょっと?!」
手を掴んで、ずるずると真央ちゃんは俺を店の隣の通路に連れて行く。
いかにも路地裏って雰囲気の、一昔前ならカツアゲがあっていそうな場所だ。
「……これ」
紙切れを手渡してくる、小さな丸い文字がかわいらしい。
「…………口に出して、読んで」
「?」
さっぱりわからないが、とりあえず言う通りにすることにした。
「くくく、どうしたんだ? そんなに物欲しそうな顔をして」
なんだ? この文章は。
「…………そ、そんなことありません」
真央ちゃんがあらかじめ決まっていたようなセリフを吐く、無感情でそんなセリフ吐かれても。
「これが何かわかるか? 今からお前の物欲しそうなあそこに、これをぶち込む」
「…………そんな、ひどい」
だから感情をこめてくれると、こっちものってくるんだけど。っていうかこの内容はなんだんだ?
こっちのことを気にせず、バッグをごそごそしたかと思うと何かを取り出す真央ちゃん。
「そしてそのまま買い物に行ってもらおうか、そうだな、お前を調教するための道具を…………
………………って、真央ちゃん! それ何?!」
「?」
真央ちゃんがバッグから取り出したのは、今まで本ぐらいでしか見たことがないような
大人のおもちゃだった。それもかなり太い、アメリカンな香りがする。
こっちに向けて差し出しているのは、持てということなのだろうか?
「まさか、それを使うつもり?」
(コク)
「コク、じゃないって! そんなの真央ちゃんが壊れちゃう、っていうかそもそも何でこんなことを?」
駄目だ、突っ込みどころが多すぎる。
「…………本に書いてたから」
「本? いったいどんな本?」
「…………タイトルは『幸せな二人』」
「いやいや! 絶対にそれ何かが捻じ曲がってるから、ノーマルな幸せじゃないから」
タイトルに惹かれたんだろうな、まあ気持ちはわからなくもない。選んだ本はヤバい匂いがするけど。
467/16:2007/10/13(土) 23:14:02 ID:3TYaaGQy
「………………調教、しない?」
「うっ…………しないって!」
若干心惹かれたものの、健全なお付き合いをしたい俺は強く否定する。
ちょ、ちょっとだけ未練があるような気もするけど、いやいや。でも。
「………………」
じっとこちらを見つめる真央ちゃん、よこしまなことを考えていたのを見透かされているようで
いたたまれなくなる。
「と、とりあえず、真央ちゃんもこういうお店に興味あるってことだよね
どうせなら、ちょっと覗いて行こうよ」
「……………使う?」
「使わないって」
差し出された大人のおもちゃを押し戻す。
真央ちゃんはなんだか未練がありそうに、それをバッグにしまった。

入り口で躊躇した俺と違い、さっさと真央ちゃんは店内に入っていく。
真央ちゃんを一人にするのはものすごく危険な感じがして俺も慌てて店へと入る。
「いらっしゃいませ〜」
カウンターから声が聞こえる、若い女性が店番していることに少しびっくり。
「へぇ……意外と奇麗な感じの店だな」
きょろきょろと見回しながらこっそりとつぶやく。
外見から想像していたよりも、店は広かった。明るい照明がさわやかに店内を照らす。
棚に並んでいる商品こそあれだが、イメージとはずいぶん違う印象を受けた。
もっと雑多な印象があったんだけど。
「ん?」
ってあれ? 真央ちゃんはどこだ? 辺りを見回してもその姿はない。いつの間に消えたのだろうか。
とりあえず店の奥へといってみる、と、しゃがんでいる小さな姿を発見
棚の影に隠れて見えなかったのか。
「真央ちゃん、店の中で座り込んだら………ってあれ?」
真央ちゃんは、棚の下のほうにある商品をじっと眺めていた。
心なしか眼がきらきらしている、ような気がする。
「?」
俺も後ろから商品を除く、そこには。
478/16:2007/10/13(土) 23:14:35 ID:3TYaaGQy
「ねこねこ変身セット?」
やたらと可愛い名前の商品だな、黒いビニール袋なので中身はよくわからないが。
結構大きい袋からみて、中にいろいろ入っているのだろう。
しかし、なんだか手作りっぽい雰囲気の商品だな。値段が妙に高い。相場は知らないけど。
「……………」
何も言わないけど、もしかしてほしいのだろうか。
……考えてみたら、クリスマスプレゼントも渡せてないんだよな。
「それ、買おうか?」
(ピク)
小さく身じろぎをして、こっちを見る真央ちゃん。
まあ、クリスマスプレゼントは別に買ってあるんだけど、埋め合わせもしないといけないし。
…………埋め合わせがアダルトグッズっていうのは非常にまずいような気もするが。 
「………………いいの?」
「うん、これくらいなら」
良くわからない商品名だけど、悪いものが入っているわけではないだろう。
商品を手に取り、レジへと向かう。真央ちゃんは後ろをてくてくとついてきた。

「ありがとうございました〜」
買い物を済ませて、店を出る、真央ちゃんはかなり上機嫌なようだ。
笑顔を浮かべているわけではないが、笑っているような雰囲気だ。
「さて、これからどうしようか」
時刻はまだ、三時を回ったところというところか、食事をとるといった時間ではない
「…………」
ふと、真央ちゃんがギュッと手を握ってきた。無表情は変わらないが、照れているな。
その手を引いて、進む。暖かな手が気持ちいい。
「とりあえず、町をぶらぶらしてみようか、久しぶりのデートだし」
(コク)
当てもなくぶらつくというのも、真央ちゃんと一緒なら楽しいだろう。
まあ、今夜は帰りが遅くなってもいいみたいだし。
…………ところでこの商品、今夜早速使うことになるのだろうか。
(ちょっと楽しみかも…………)
期待に胸ふくらませながら、デートを楽しむことにした。
489/16:2007/10/13(土) 23:15:10 ID:3TYaaGQy
さて時は流れ、夜の十時。
「……………」
今はホテルの一室、食事を食べてしばらくたったあと。まあ、デートの定番というわけだ。
真央ちゃんは少しもじもじとしているように見える。何回経験してもなれないものなのかもしれない。
「さて………じゃあ、一緒にシャワー浴びようか?」
自分の顔がにやけているのがわかる。まあ、誰でもこうなるよな。
「!………………」
(コク)
少し反応が遅れて、うなずく真央ちゃん。
いつものこととはいえ、少しだけ、本当に少しだけだけど恥ずかしそうなのがいい感じ。
ぱぱっと脱いで、先にシャワールームに踏み込んだ、脱がせる楽しみはまた今度にしよう。
………………………………
「………………………」
シャワールーム、先に浴びていた俺に遅れて入ってくる真央ちゃん。
一糸纏わぬ身体、どこか野生の動物を思わせるしまった肉体。
でも、俺はこの身体がとても柔らかくて、女の子らしいのをよく知っている。
シャワールームは狭い、自然と俺にぴったりとくっつく形になる。
ざあざあと暖かい水が俺たちに降り注いでいる。
少しだけ体をずらして、真央ちゃんにもあたるようにした。
「…………?」
真央ちゃんがすっと手を伸ばした。
「!!!!! ちょ、ちょっと?!」
すでに少しだけ大きくなりかけていたそこに、小さくて柔らかい手が。
「……………いつもの、仕返し」
「ええ?!」
確かに、いつも一緒にシャワーを浴びるときは真央ちゃんにいろいろいたずらをするけど。
小さな手、適度な強さで、優しくもみしだいてくる。
「………………固くなってきた」
かすかにうれしそうな声で、大きくなったそれを、上下に擦り始めた。
「うっ!」
思わず声が出てしまう、単調な動きだけどかなり気持ちいい。
………しかし、真央ちゃんは忘れている。俺がただ責められているままじゃないってことを。
4910/16:2007/10/13(土) 23:15:53 ID:3TYaaGQy
「んっ!」
こっちが手を伸ばしてお尻を撫でまわすと、可愛らしく反応する。
肉付きは薄いが、柔らかな感触が幸せを感じさせてくれた。
「…………ずるい」
「え? なにが?」
不満げな顔でこっちを見る、気にせずうなじをなめると、びくんと体を震わせた。
「…………」
ぷいっ、っと顔をそむける。いつもシャワールームでは俺ばかりいたずらするから
真央ちゃんも一方的に攻めてみたいのかもしれない。
「! んむっ!」
唇を奪う、身体にかかる温かいお湯が口の端から少し入った、それを気にせずに優しく抱きしめる。
舌をからめあい、唾液を交換し、歯の辺りをつんつんとつつく。
くちゅくちゅという音は、シャワーの水音で消えていった。
………しばらくして、口を離して語りかける。
「とりあえず、身体を洗おうよ、続きはベッドで」
「……………」
(コク)
うなずいた真央ちゃんの顔が赤いのは、お湯に当たったからなのか、それとも。

「……………」
ゆっくり体を洗ったあと、二人でベッドに座る。結局シャワー中にさんざんいじったのは秘密だ。
真央ちゃんは後ろから俺を抱きしめていた、自己主張の少ないふくらみが背中に当たっている。
……昔に比べたら少しだけ大きくなったような気もする。気がするだけかもしれない。
「……………あ」
ぺたぺたと俺の身体を触っていたが、突然暖かくて柔らかい身体が逃げていく。
「ん?」
ベッドのそばにある荷物をごそごそ、小さなお尻がフリフリと揺れているのが見える。
襲いかかりたくなるが我慢。……そういえば昼に買い物をしたっけ。
「…………これ」
「へ?」
だが、真央ちゃんが取り出したのはアメリカンな香りのするアレだった。
………これは後で聞いた話だけど、どっかの野球大会の景品だとか、嘘っぽいけど。
5011/16:2007/10/13(土) 23:16:23 ID:3TYaaGQy
「……もしかして、真央ちゃん俺のに満足してないの?」
明らかに俺のよりサイズが上なそれをみると、自信がなくなる。
「……………何が?」
上下にぶんぶんと動かしながら、こっちを見る。……ん?
「あのさ、真央ちゃん、もしかしてそれをどう使うか知らない?」
(コク)
「あ、そうなんだ? あの本には書いてなかったの?」
「…………途中までしか、読んでない」
真央ちゃんが目をそらす、読んでないというか、恥ずかしくて読めなかったのかもしれない。
「と、とりあえずそれは使わないでおこうよ、今日買ったのがあるし」
使ってはまっちゃったりしたらこっちの立つ瀬がない。
「…………残念」
本当に残念そうな顔で、後ろを向いてまた荷物をごそごそとする、揺れる小さな白桃。
ああ、ダメだ、早く襲いかかりたい。
俺の葛藤を知らずに、振り返ると昼間買った袋を持って四つん這いで近寄ってきた。
強引にびりびりと袋を破いて中身を取り出す真央ちゃん、最初に出てきたのは
……………猫耳?
「……………???」
不思議そうな顔でそれを見る真央ちゃん、もう俺には中身がどんなものか想像付いたけど。
「それは頭につけるんだよ、ちょっと貸して」
素直に渡してくるそれを、真央ちゃんの頭につける。
計ったようにジャストフィット。
「こ、これは……………」
「?」
不思議そうにこっちを見る顔、その可愛らしさが普段の三倍を越えた。
いや普段の顔も臨海点突破だけど、こっちはその、なんていうか宇宙の果てまで飛んで行ったみたいな。
普段から猫っぽい猫っぽいとは思ってたが、すらっとした細い身体が耳をつけるだけでさらに猫っぽい。
「うん、とても可愛いよ」
「…………………ぽっ」
また口で「ぽっ」と言ってる、何に影響されたのかが気になるな。
「ん? まだ何か入ってるみたいだね」
ビニール袋からぽろぽろとベッドにいろいろとこぼれおちた。
5112/16:2007/10/13(土) 23:16:55 ID:3TYaaGQy
何かの小瓶、尻尾、肉球グローブ、肉球シューズ、首輪なんてのも入っている。
「どうせなら全部つけてみようか?」
(コク)
迷いなくうなずく真央ちゃん。俺の眼が怪しく光るのがわかった。

…………装着完了。
「おおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「…………どうしたの?」
いまや真央ちゃんはどこからどう見ても猫、猫、猫、猫猫猫猫猫猫。
猫耳の愛らしさと、肉球グローブ&シューズのふかふかさ。
何気に猫耳はぴくぴくと動いている、電動式らしい。
首輪からは背徳的な匂いがする、自分だけのものにしてしまったような。
もう我慢デキナイ! 今すぐ押し倒して…………
「…………眼が怖い」
少し引いている真央ちゃん、ベッドの端に逃げていく。
「ソ、ソンナコトナイデスヨ」
荒い息でじりじりと近づいて行く、と、ベッドの上に何かが残っているのに気づいた。
白い尻尾と、小瓶。
「あ、あれ? 尻尾つけてなかったんだ」
「……………つけ方がわからなかった」
「そう…………これって!」
白い尻尾には、細めのピンクの棒がくっついていた。これってつまりお尻に…………
「じゃあ、俺が付けてあげるよ、四つん這いになってこっち向いて」
「………………」
(コク)
少し躊躇したようだったが、うなずいてお尻を上げる。
四つん這いになった真央ちゃんのお尻をさわさわと撫でる、ちょっとつねってみた。
「!」
横に転がって逃げられた、痛かったらしい。
「ごめん、ごめん、今度はちゃんとするから」
「……………」
再び四つん這いになってお尻を上げる、興奮してきたのか、上気した顔が見えた。
5213/16:2007/10/13(土) 23:18:02 ID:3TYaaGQy

「あ、そうだ」
ベッドにあった瓶を手にとって、蓋をあける。中には予想通りぬめっとした液体が入っていた。
「……………」
恥ずかしそうに視線を逸らしている真央ちゃん、これから何をされるか理解したのかもしれない。
「まずは慣らしておかないとね」
とりあえず指にローションをつけて、ゆっくりと菊門に差し込んだ。
「っ!」
真央ちゃんの身体が小さく震える、これまでも何度か試したことがあってかあまり抵抗はなかった。
それでも中はかなりきつい、指を上下に動かすと可愛らしい反応が返ってくる。
腕の力が抜けたのか、真央ちゃんは前のめりになって肉球グローブをベッドに押し付けていた。
「…………あっ……………」
しばらく弄っていると、締められていた指が少し楽になってきた。
「そろそろいいかな?」
「……………んっ!」
引き抜くと同時に、ひときわ大きい声をあげる真央ちゃん、
ひくひく可愛らしく動くそこに、今度はぬるぬるの棒を突っ込んでいく。
「……………うぁ…………あぁ…………」
逃げようとする身体を押さえて、ゆっくりと押しこむ。
半分くらい入ったところで、声。
「………………もう、駄目………」
こっちを向いて、真央ちゃんが眼に涙をにじませてうめく。だけど。
「ふーん、まだ余裕ありそうだけどなぁ。それに」
「ひっ!」
足の付け根を撫でる、そこには秘所から溢れだした暖かな液体が垂れ落ちていた。
太ももまで伝う一筋の線が、光を反射している。それを舌で舐めとり、太ももにキスマークを付けていく。
膨れ上がった陰核、その周りを手で刺激してみる、と、ベッドに顔を押し付けて左右に頭を振る真央ちゃん。
「気持ちいいんでしょ? なら大丈夫だよ」
「………違………うぁっ!」
最後にずずっと押し込んで、真央ちゃんのお尻に尻尾が生えた。
「おぉー、もう完全に猫だね」
尻尾を左右に動かしてみる、それにあわせてお尻も動く。
「あぁぁぁ………………」
5314/16:2007/10/13(土) 23:18:57 ID:3TYaaGQy
身体がぴくぴくと痙攣していた、こっちに向けられた半泣き顔をみるとさらにいじめたくなる。
「ん? スイッチがある」
「!」
ひきつる顔、容赦なくスイッチオン。ゆっくりと動き始めた。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
「あ、本物のしっぽみたいに動いてるな」
くねくねとうごくしっぽ、高かっただけにいい仕事をする商品だ。
手を放して真央ちゃんを見る。カメラに取っておきたいくらい可愛らしい。
「ぁ………ぁぅ………ぁぁぁ……」
小さく小さくあえぐ声、揺れるお尻を見ていると早くこっちも気持ち良くなりたくなる。
「……と………………て」
力ない哀願の声。
「ん?」
「………ぅっ……取って……んっ」
どうやらもう抜いてほしいらしい、というか少しずつ押し戻されている。
「だ〜め!」
「!」
意地悪くそう告げると、根元まで再び押し込む。
「!!!……んっ!……あっ!……………あぅっ!」
必死に声を押し殺そうとしているみたいだけど、漏れた甲高い声が子猫のよう。
「しっぽとったら猫じゃなくなるからね、今日は最後までこのままでいこう」
「うぁっ………………いじわる…………」
ああ、なんだか「いじわる」なんて涙目で言われると……もう我慢する必要はないよね?
「真央ちゃん!」
「…………ぅあ…………」
真央ちゃんを仰向けに転がす、正面切って見つめあう。
真央ちゃんの目は期待で潤んでいるように見えた、倒れこむように唇をぶつける。
……ちょっと勢いつけすぎて痛かった。身体を重ねたまま、手を動かし始める。
胸を見ると仰向けなせいか、ただでさえ小さな膨らみが悲しいことになっている。
それでも手で触ると柔らかくて、わずかな膨らみを感じさせてくれた。心臓の鼓動が伝わる。
ピンク色の突起は固くなっていた。さっきこっそり自分でいじっていたのかもしれない。
軽く胸をもみながら、脇腹の辺りを手で擦る、もう真央ちゃんのことはだいぶ知っているつもりだ。
5415/16:2007/10/13(土) 23:19:28 ID:3TYaaGQy
胸にむしゃぶりつきたくなって、吸いついて、舌の上で転がし、乳首を軽く噛んだ。
「はぁっ!………………んっ、んんぅ、ひゃっ!」
秘所に手を伸ばすと、泉がわき出すように溢れた愛液の感触。かすかな振動も手に伝わる。
これならもう十分だろう、素早く準備をして熱いカタマリをあてがう。
「ん………………………………」
絡み合う視線、俺は躊躇することなく突き出した。
「はっ!………………………………はぁ、あんっ!」
突き出したモノに、震動が伝わってくる、いつもより圧迫感が強い気がした。
かなり窮屈なそこが押し戻そうとするのを、跳ね返す。
「うぁ!……………ぁんっ……………あぁぁ!」
腰を前後に動かすと、断続的な鳴き声が聞こえてきた。
耳触りのいい声、もっと聞きたくなって腰をさらに動かしていく。
「……………あぁっ、はんっ、うぅんっ、んっ!」
揺れる猫耳、グローブは片方脱げかけている、首輪を見ると支配しているのだと錯覚してしまう。
下半身に感覚が集中して、耳に何も聞こえないような気もしてきた。
「ああっっ! うぁぁあ! あっああ! あぁぅ!」
いや、真央ちゃんの声だけは耳に届いている、小さい鳴き声。
いつもは無口だけど、こういうときに出す素直な声が愛しい。
腰に手を当てて、さらに勢い良く突きだしていく。
「ああぅぅん、あっ!! はぁっん! んんんぁあ!」
視界に猫耳が入る、どうせなら猫らしく蹂躙しよう。そう思った。
「……………はぁ!」
いったん引き抜く、不思議そうな顔の真央ちゃんを尻目に、身体をひっくり返した。
再びうつぶせになった真央ちゃんの腰を掴んで、貫く。
「あああっ!…………はっ、ああっ、んっ、んんんっ!……………」
濡れそぼった秘所が再び出迎えてくれる。達しそうになるのをこらえて
腰をひたすらに動かす、突き出すタイミングを変えながら、徹底的に。
「あうっ! やっ! やぁ! あああぁん!」
ふと、揺れる尻尾に気づいて、強く押しこんでみた。
「やあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
絶叫、痙攣する身体。達したのかもしれないが、俺は動きを止めない。
5516/16:2007/10/13(土) 23:20:10 ID:3TYaaGQy
「………………………はぁ、うぁ………」
他の音が不意に復活する、肉のぶつかり合う音と水音、自分の吐く大きな荒い息。
軋むベッド、尻尾から聞こえる震動音、汗が頬を伝っていくのがわかる。
「………ぁっ、んっ………………あぁぅ」
もう真央ちゃんのあげる鳴き声からは、力が感じられなかった。
時折痙攣する真央ちゃん、もう限界を超えているだろうということはわかる。
でも止まらない、欲望を吐き出すまで止まる気もない。
「………あぁ!………………あぅっ」
今度は下半身の感覚が消えてきた、最後を感じてがむしゃらに突き出す。
「………はぁぁ! ああああぁぁぁっ! んぁぁぁっ!」
突然、真央ちゃんの声に力が戻った。
それを機に、押しつぶすように捩りこんで欲望を解放した。
「あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
長い、長い、鳴き声の後。静寂。
「うぁ………………………………ぁぁぁ………………」
引き抜いて、二人ベッドに横たわる、真央ちゃんの顔をこっちに向けると、涙と涎と汗で凄いことになっていた。
顔を拭った後、とりあえず尻尾をお尻から引き抜いてあげる。
「!」
身を震わせる真央ちゃん、ついでに猫耳と首輪もはずす。肉球セットはことの最中に脱げていたようだった。
後でちゃんと手入れしておこうとは思う、でも。
「………………………」
「うん、やっぱり真央ちゃんは可愛いね」
「!」
つけている真央ちゃんも可愛いけど、何もなくても十分だ。
優しく頭を撫でる、嬉しそうに目を細めて俺にくっついてくる。
「………………………」
見つめあう、抱きしめあう、ぬくもりが嬉しい。そして。
「……………………調教、された」
そんなことを口に出した真央ちゃんの口を、再びふさいだ。
56蛇足:2007/10/13(土) 23:20:52 ID:3TYaaGQy
「いや、しかしうちの親にも困ったね」
今は家に帰ってきて、炬燵の中でのんびり中、かなり眠い。
二人はどこかに出かけたらしい、まあ気にすることはないか。
「……………いい人達」
「そうだけどね」
まあ、いい両親だとは思う。思うけど、けどなぁ。
「………………」
じっとこっちを見つめる真央ちゃん、照れくさい。
「どうしたの?」
「…………なんでもない」
そっぽを向かれた、真央ちゃんの足を軽くけってみる。
(ピクン!)
「………………………………」
見つめあう二人。
(ドタ、バタ、ドタ、バタ)
ふざけあって、もつれ合う。そこへ。
「おおい、帰ったぞ」
ドアの開く音、父さんの声。居間の扉が開かれる。沈黙。
「すまん、もう少し出かけてくる」
パタン、と閉まる音。
「ええっ! ちょっと、誤解だって!」
慌てて制止しようとするも、もう父さんの姿はない。
「……………………………」
「あ! 今真央ちゃん笑った!」
「…………………………………………………………気のせい」
炬燵に再び潜りこむ。そのまま目をつぶって、寝息を立て始めた。
………………絶対に、狸寝入りだろうけど。
「相変わらず行動が突飛だな…………」
まだ真央ちゃんのことを、俺はもっと良く知らないといけない気がする。
これから一生をかけて、ゆっくり知って行こうと思う。

後日、どうやって戸籍を入手したのか、結婚届けをもって真央ちゃんが寮に現れたことは
………………また別の話だ。
57名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 23:21:24 ID:3TYaaGQy
終わりです。正直父親を書くのが一番楽しかったかも、出番少ないけど。
萌えスレの過去ログ見てないから、かぶってるだろうってくらいありがちなネタでした。
58名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 23:58:31 ID:IKnblqpD
そのネタを敢えてやる行動ッ!俺は敬意を表するッ!
59名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 00:28:26 ID:ixsE2Znb
友子こいや〜
60名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 04:11:15 ID:JIC4pgEa
>>57
GJ過ぎ
61名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 15:03:13 ID:05jpG6cn
まとめサイト立ち上げようとしてるものだけど、このペースはやばいですねw
近日中に開設とか言っておいて多忙で作業できない。
……一応、暖かい目で見守っていてください。
62アルベルト:2007/10/14(日) 16:58:35 ID:n0oqg+mK
ガンバッテー。
63ぷーたろー:2007/10/14(日) 22:14:41 ID:5DWKbszf
マジでGJ!!!です。

友子を書いてみようと思ったんですが、武美の記憶操作をしたのは友子ということでいいんだろうか?
64名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 22:21:48 ID:odsqQvYL
友子だな。
しかし武美の記憶操作っていうと語弊があるな、武美のための記憶操作、もしくは商店街の人たちの記憶操作が適切だな。
しかし武美っていつから商店街にいるんだろうか、ちよとのイベントからすると少なくとも3年前にはいたらしいけど。
65名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 22:23:52 ID:y/JUJRPF
>>63それでおk
期待してまっせ!
66ぷーたろー:2007/10/14(日) 22:46:05 ID:5DWKbszf
どうもありがとうございます。今週中には投下したい
67名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 14:48:41 ID:5uueyqA9
>>57
GJ!猫真央可愛いな〜


パワポケスレは職人様多くていいね
68名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 18:17:03 ID:UKTdFpI2
主人公の名前をどうするかを考え中なんだが、いい意見はない?
小波って名字は気にいってるけど、パワポケって名前になんか違和感が。
シリーズナンバーを冠した名前にでもするしかないだろうか。
69ぷーたろー:2007/10/15(月) 18:37:00 ID:izwEzym6
>>68
自分も悩んでます。あんまり使わないようにしてるけど、どうも限界が。
いっそのことカタカナとか名前にしてみるとかは?
70ぷーたろー:2007/10/15(月) 18:50:02 ID:izwEzym6
すいません。
萌えスレってどこにあるんですか?
71名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 20:07:57 ID:UrBeq0Wj
探せ
72名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 20:09:14 ID:9zuloF7g
73名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 20:12:38 ID:UrBeq0Wj
あーあ
また変なのが沸く
74名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 22:12:42 ID:juM4Hwdk
>>68 >>69
なんか瞬間的に俺の脳内で浮かんできた名前

桐原修二(きりはらしゅうじ)

でどうよ??
75名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 22:22:50 ID:0sym5z7i
パワプロという名に違和感を感じない俺は異端
76名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 22:34:18 ID:UKTdFpI2
>>69
すまんがコナミって名前にするという意味でいいのだろうか?
やはり小波って名字が一応実在するから苗字として使いたいんだよな。

>>74
どうも個人名すぎて違和感が、そういや前スレで修二って出てたけど最初の三文字って意味がわからなかったな。
今さらだけど誰か解説頼む。

>>75
まあ、公式のサンプルの名前がパワポケだからな。
ただことの最中に「パワポケー」って言わせるとなんだか間抜けな気がして。

結局ごまかすしかないのかね、最後に好きな人の名前を呼ばせるって言うシチュは捨てがたい。
引き続き何かいい案がある人は教えてください。
77ぷーたろー:2007/10/15(月) 23:01:35 ID:izwEzym6
>>76
まぁそんな感じです。別にコナミじゃなくてもカタカナならなんでもいい。確かにコナミは名字のほうがしっくりきますね。

いっそ自分が作った選手の名前とかどうでしょう
78名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 23:49:37 ID:0sym5z7i
個人名に聞こえる名前はなんか違和感がある。
明らかにパロってるっぽい名前か、カタカナの方がいいんじゃないか?
79名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 00:51:33 ID:6Dz3DgC/
小波、パワプロ、パワポケ、パープロ、主人公辺りが妥当か。俺は統一して小波だが。
どうしても個人名を使いたいならリズムが良くて違和感が無いやつ。頭の中でカッコいい主人公像やそれに見合う名前を作ってる人は多いと思うがはっきり言ってエロパロでは意味無い。無駄に凝ったネーミングしてもひかれるだけ。
80名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 02:06:08 ID:FDsFcVbj
小波イチローとかにすればいいんだよ
81名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 02:31:23 ID:pQQGVNJE
イチローはねーわw
82名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 17:35:37 ID:G2dzUFVF
今までの小説をまとめて保管してある場所ってありませんか?
パワプロ小説にはあるみたいですけど
83名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 17:40:37 ID:pQQGVNJE
今作成中らしい
84名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 17:43:54 ID:2UHzLC+H
山田太郎
85名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 19:19:21 ID:IJuT0t5n
>>84
それはドカベン
86名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 20:57:51 ID:WTvlLlnv
>>76

>>74
修二って最初の三文字って意味がわからなかったな。

俺は職人様本人じゃないから間違ってるかも知れないが、
主人公→しゅじんこう→しゅじ(最初の三文字)→修二
じゃないか?


87名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 21:03:42 ID:kN4I19RW
>>86
納得した、っていうかわからない俺がアホだった。

とりあえずこれだ!って名前はできないか、難しいな。回答サンクスでした。
88名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 21:58:52 ID:2UHzLC+H
パワポケ1舞台の小説→一宮修二(いちみやしゅうじ)
パワポケ2舞台の小説→二宮修二(にのみやしゅうじ)
パワポケ3舞台の小説→三宮修二(さんのみやしゅうじ)



パワポケ9舞台の小説→九宮修二(くのみやしゅうじ)

…ダメだ_| ̄|○
89名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 22:44:20 ID:WTvlLlnv
>>88

全作品で細かく変えると厄介な希ガス。
全統一でこんなのはどうよ?
(`・ω・)っ「主 公人(あるじ きみひと)」


まんまだなorz
90名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 22:51:48 ID:GOPaaohZ
>>88
とりあえずsageれ。
マナーだ
91名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 01:43:05 ID:ooPufO0P
1主人公はイチロー。2主人公はジロー。4主人公はシロー…


パワプロ8になっちまいそうだ
92名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 01:51:36 ID:g7AN+bv6
ニコニコで見てる俺はイチローかニコニコがデフォになっちまってるよ・・・
93名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 01:52:22 ID:g7AN+bv6
すまない、ageちまった・・・・
94名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 02:00:48 ID:d+Sa8BE5
>>92が見えない
95名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 07:02:58 ID:Vur56wA8
無駄に名前にこだわる必要は無いと思う。
パロ的には小波とか羽和とか(KONAMIやパワに字を当てたもの)普通に二次創作サイトとかで使われているのが一番当たり障りが無いし、苗字とか名前の区別も要らない。「小波くん」とかで十分
今更名前つけても違和感があるうえ、その個人名もさることながら゛主人公゛からもじったとか今更パワポケパロディにおける主人公の普遍名称の考案はそれこそ定義からしてまず無意味。
96名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 07:07:26 ID:BThVsVof
>>95が結論を述べた
97名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 16:09:06 ID:ONCiMeOt
>>95

お前の意見はもっともだが、書き手である>>68氏やぷーたろー氏が「違和感がある」「変えようと思う」って言うんだから、「パワポケパロディにおける主人公の普遍名称の考案はそれこそ定義からしてまず無意味」
って言葉で簡単にまとめるのもどうかと思うが
98名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 16:34:40 ID:Vur56wA8
>>97
オリジナルネームを考えるのは個人の自由だし作品を投稿するなら読む俺らにそれを批判する資格はないがネーミングするにあたって普遍名称を今更考える必要はない。
小波や羽和などに納得がいかないならネーミングはご自由に、だがそれならわざわざ万人受けする名前しなくてもいい、という意味。
つまりどういう事かというと、ネーミングに困るならパワプロ・パワポケパロディにおいて最も違和感のない「小波」がいいし、それが嫌なら自分で考えればいい。違和感はあるが誰も文句は言わんからいちいち話題に出さんでいい…ということだ。
99名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 19:43:15 ID:ONCiMeOt
>>98

言ってる事は理解出来るが、別に話題にするくらいならそこまでゴチャゴチャ言う必要もない。
こういう話題で話す事によって、一部の職人の執筆速度が上がる事もあるかもしれないし、書き手が増える事もあるかもしれん。

まぁ要するに、そこまで神経質になる必要がないだろ?
100俺に名は無い:2007/10/17(水) 21:17:13 ID:rJ/Bds9F
まぁ名前は自由で良いってことで
101名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 21:35:47 ID:BThVsVof
ここであえて名有りキャラのをキボンしてみる
102名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 00:04:02 ID:xs2H3nLf
もう全共通で“ホルヒス”これで決定。


異論は認めない
103名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 09:39:38 ID:kd0VNlWV
>>102
そうきたか
では俺はあなたを勝野先輩と呼ぼう
104名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 16:32:59 ID:kYciqo4m
そろそろ燃料がほしいのう
105:2007/10/19(金) 00:52:37 ID:Aa/F3F1b
あー前スレで真央祭りやるって言ってた奴です。
〉〉104のいう燃料を今日の仕事帰りに投下します。真央ばっかです
106名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 01:18:54 ID:QiySaVX0
>>105
今から期待しておく

ところでここは裏サクセスはありなのか?
107名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 01:27:48 ID:0h5P9OCI
あり、前スレにも投下されてたよ。
108名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 02:53:46 ID:Af0wvfin
>>105
期待して待たせてもらいます
109名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 17:38:49 ID:xUPYtfEw
>>106
裏サクセスと言えば触手ですよねー
110:2007/10/19(金) 17:52:29 ID:Yiwuitb3
おそらく>>109にジャストタイミングなssがあると思う。
ではー、お待たせしました。いきます。


 真央祭り

真央がまたまた怪しげな行動をし始めた。なにやら祭りがあるのでそれに来て欲しいそうだ。
とはいえ、今までこの街で秋と冬の間に祭りなどなかったし、新たに起こるという事も聞いた
事がない。・・・つまり、彼女が祭りを起こすという事だ。一人で?何を?さっぱり分からない。
その肝心の祭りなのだが、盆踊りとか花火はなく、出店にくじ、りんごあめ、カキ氷が、
あるそうだ。俺の勘が正しければ、もはやこれは祭りではなく彼女の興味を引いたもののオン
パレードであるに違いない・・・。祭りを楽しみたいのか、出店の商売を楽しみたいのか、
ただ一緒にいたいのか、そんなことはどうでもいい。
地図に書いてあった場所に着いた。時間は・・22時だ。もちろんだれもいやしない。何故
かって?ここは学校の屋上だ。普通鍵や警備システムが作動しているはずの学校は、どうやら
何者かによって無効化されていたため、さくさくとここまで来れた。それにしても寒い・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おまたせ」
いきなり誰かいる気配を感じ、振り向く。真央だ。暗くてよく見えないが確かに着物を着ている。
その着物は彼女と見事に調和していた。いつものワンピースと同じ真っ黒な色で、彼女の
華奢な体の面影を残すしっとりとした生地、彼女の細いウエストをさらに細く見せる白い帯、
そして普段はつけない赤いヘアバンドのような髪飾りをつけている。

本当に・・・本当にきれいな・・・・・・・・喪服だよ、これは!!!!!
「・・・??・・・おかしい・・?」
目を少しぱちくりして真央が怪訝そうにこちらを覗く。
「いや・・とってもきれいだよ真央・・。でもね、それは浴衣と似て非なるもの、喪服だよ。」
「・・・・・・・・・喪服?」
何やら聴きなれぬ言葉を聴いたのか首をかしげている。そもそも黒い浴衣がこの世にあるだろうか?
「だからね・・、それはお葬式に来ていく服で、お祭りにはきない服なんだよ。」
「!!!・・・・・・・・見かけに・・騙された。」
無表情でがっくりとうなだれる真央。
「はは・・まあ・・いいよ。寒いし・・それはそれで結構いいよ・・。」
「・・・・なら、・・いい。・・では・・・・・好きなところへ・・・どうぞ。」
ほっと安堵の息をついてそそくさと後ろへ回る。彼女の背後には何か露店
らしきものが用意されていた。しかも普通見かけるものと大差ない。
確かにリンゴ飴と射的、そしてカキ氷が並んである。
「ところで真央・・・どうしてまたこんな事を・・・?」
「・・・・・・・・・・特訓成功のごほうび・・・。」
「ご・・ごほうび?わざわざ俺のためにこんな壮大な催しを?」
「・・・・こっくり。・・・・・・だから、なんでも・・どうぞ。」
そういって真央は招き猫のように無表情で手をくいくいと招く。
うーむ。ざっと見渡してみると確かに良くできているが何やらいろいろと異常な点がある。
リンゴ飴の方はなにやらつける蜜はあるが何故かリンゴがみつからない。
射的は謎のオーラを放つ黒い箱が景品になっている。
そしてカキ氷はは・・、不気味な液体ばかりがシロップのところに並んでいる。
・・・・平常に見えて実は異常な部分が多い。真央はやっぱり真央だ。
それにしても喪服とはいえ、着物姿の彼女は結構色っぽく、露店よか彼女を
その・・・・まあ、君たちが考えてるそれだ。それをしてみたくもある。
とにかく俺がこの後どは君の好きな選択肢を選んで欲しい。真央がわざわざ
一人で健気に作ったお祭りをどうか楽しんでくれ。
(ちなみにD以外選択肢が下に行くにつれ、マニアックなプレイになるそうだ。)

A リンゴ飴の蜜が・・・気になる。
B くじの景品はもしかして・・・真央?!
C 一番これが危なそうだな・・・カキ氷・・・。。
D そんなの関係ねぇ!浴衣と喪服どっちがマニアックだと思ってんだ!
111:2007/10/19(金) 17:53:13 ID:Yiwuitb3
Aルート キスの味はリンゴ味

「よし!じゃあリンゴ飴を食べよう!」
見る限りでは一番安全そうなのがリンゴ飴だ。とかいってリンゴのドロップを堂々とリンゴ飴
と真央がいう可能性は56%の確立でありうる。・・・・よし!
ちゃんとリンゴに塗る蜜と筆はある。・・・・・・あれ?な、ない。
「Hey mao? where are ringo dokodesuka?(あぁ、英語補習だな・・)」
「・・・・おー、りんごいず、・・・・あ、ない。」
そばにある箱を逆さまにしてゆさゆさしながら真央が言う。
「・・・・・・・・・・・・・・なんですと?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さっき、全部飴にしちゃった・・。」
「・・まじで?」
リンゴ飴にリンゴがない。まるでステーキランチにステーキ乗せるのを忘れたような感覚だ。
少々重苦しい時が流れる。こういう時はフォローするのが男の仕事だ。
「あ、いいよ。リンゴの蜜だけでも。俺結構リンゴかじってすぐ捨ててたし・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・いや。どうにかする。」
「ど・・どうにかするって言ってもりんごがないけど・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・大人なら自己責任が世の習い。」
変な俳句と大人にした?責任者である俺は唖然として真央を見る。
何と帯をするすると解き、解けた帯はぱさっと落ちる。そして黒い喪服を、その下服も下着も・・!
「ま・・真央!いきなりなにを??!!」
「・・・・・・リンゴの代わり。・・・・・・・・・・・・・・いや?」
上目遣いのちょっと困った目で真央がこちらを見る。何もかも脱ぎ去った裸の真央が!
まて・・・・!いかに俺に背徳心があろうとも、彼女は方向性はともかく勇気を出した!
男として今の真央を否定する事は、真央が指に絆創膏だらけで作ったお弁当をわざと
ひっくり返して台無しにするほど・・いや、さあ練習練習!!が出ていながらヒーローに
勝つ自信がないためわざと戦わずして甲子園を迎えるほど罪深い行為だ!!
「真央・・・・嫌な訳、ないだろう?すごく・・うれしい、うれしいよ!」
彼女が寒くならぬよう、がっしりと抱きしめる。彼女の鼓動、胸の感触、まだうっすら
暖かい彼女の体温が伝わってくる。
「・・・・・・・・ほんと、・・・・ぁ・・りがとう・・」
控えめにこくっとお辞儀をする真央。で、リンゴの代わりだったけ。つまり・・・
がんばれ、俺・・・いかにマニアックなプレイであっても・・・。
112名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 17:54:32 ID:Yiwuitb3


たっぷりと筆にリンゴの蜜をつけ・・、真央に塗る。
ぬちゅるっ・・ぬちゅっ・・
「ふっ・・・・くぅ・・」
まずは首から胸、そのまま臍までゆっくりと撫でる。彼女の白い肌はやや朱色がかった
透明の液が付着する。蜜はまだほんのり暖かく、彼女が風邪を引かぬようそのまま
太股、首、脇、胸・・などに色々な所に塗りたくった。
「あぁ・・・・はっ・・」
「んんんっ・・・・ふ・・ぁ・・・」
そして塗る度に彼女の熱い吐息と喘ぎが聞こえ、それがだんだん大きくなるように聞こえる。
正直どこぞのスケベなおっさんのような行為にちょっと引け目だった、がなんだか彼女をだんだん
朱色にしていく事にちょっとした興味と嗜虐心が湧く。まるでいけない塗り絵のようだ。
「どう・・あった・・かい?」
「はぁ・・・ん・・・・、・・く・・・うん・・・」
蜜を塗ってないのに既に朱色の頬をした真央が頷く。なんだか垂れた蜜がぶっ掛けられた後
みたいで凄くいやらしい。さて・・飴、だよな。ほんとに凄いプレイだが・・・舐めるか。
・・・覚悟を決めて・・真央の首筋を舐める。
ちゅるっちゅぱっ・・・
「はぁ・・あ、・・あく・・」
蜜の味は格別で甘く、まろやか、適温度。リンゴ飴、のはずだが蜜状の飴は固まるのが遅いので
ぱりぱりにならずに済む。
「おいしいよ・・真央。」
ゆっくりと笑い、そのままさっき筆で塗った所を今度は舌で撫でる。
ちゅるっ・・ぬつつつ・・・ちゅくっ・・ぬるっ
「う・・・ぁ、くふ・・・・ぁあんっ・・」
さっきより大きな声で喘ぐ真央。前のえっちが効いたのか喘ぎ声を隠そうとしていない。
なんだか真央を食べているような変な感じだ。
舌で責めつつ、手で蜜を拭き取り、彼女の口へ持っていく。
「ホラ、舐めて。」
差し出した人差し指と中指をじーっと見た後、ちろちろと子猫のように舐める。
「ふ・・・・・・・おい・・しい」
「そう・・じゃあ、もっと・・・」
そういって筆の変わりに指を蜜の入った容器に入れ、そのまま彼女の体を撫でたり、
彼女の口に入れたりする。正直指を舐められるというのもちょっと気持ちよく、
飴を持っていく度に舐める彼女の姿が非常にいじらしく、なんか雛にえさをやる
ような心境になる。

113名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 17:55:11 ID:Yiwuitb3
「あ・・っ・・、く・・・はぁ・・・」
脇を舐めると彼女の細い体が右へ左へくねる。ちょっとくすぐったいのだろうか。
「・・・・!?っ・・く・・はぁ・・・!」
あの筆でちょっと脇や脇腹をくすぐってみる。ちょっと困ったような顔をして
こちらを見る真央が非常にかわいい。つい調子に乗って筆で真央を責め始めた。
「ほーらほーら、くすぐったいぞー」
さわ・・さわ・・・・さすさす・・・
「ひわぁっ・・あひっ・・やっ・・やめて・・・」
いつになく必死な顔で耐える真央。
そのうち自然に蜜は胸に集中し、舌は彼女の胸を責める様になっていた。
最初は色々な所に塗っていたがやはり男かな、胸ばかりに塗るようになった。
何だか本当に胸を吸ってるようないけない感じだ。だが手と口は止まらず、何度も何度も
塗りつけては彼女の乳を吸う。
「は・・・ふぁ・・・・・く、・・・・おい・・しい?」
布団の変わりに露店のビニールシートに上に寝転がった真央が言う。
「うん、おいしいよ、真央のおっぱい・・・」
普通の彼女にはできそうもない行為だが、彼女にとってはそういうものが好きなようだ。
何を考えているかさっぱり分からないが彼女が好きなら、遠慮なくいこう。
「じゃあ、いっぱいかけるよー」
容器の蜜も少なくなったので別の缶を取り出し、彼女の体全体にまんべんなくかける。
どぼ・・どぼぼぼぼ・・・
ローションと似たようなものが、真央の体全体を覆っていく。そして両手でそれを
広げる。
ぬつっ・・ぬつ・・ぬつつ・・
「・・・・・・・・ぁ、・・・・・ぁあ」
彼女の息がお腹の起伏で分かる。これで暫くは寒くないだろう。
「ぁ・・・ぁあんっ・」
もう全部舐めとるとか不可能なので変わりにローションのように真央の体に塗りたくる。
そうして彼女の体をぬちゅぬちゅと手で撫で回し、普通よりも感じやすい攻めをする。
「んんっ・・あぁ・・ぬめぬめ・・・する・・・」
「そうだよ・・いつもより何かきもちいでしょー」
「う・・うん・・・・・・・・・くぁ・・、私・・も・・・いい?」
息も絶え絶えに真央が喋る。つまり・・・今度は俺にか・・。
「んん?あ、ああ、いいぞ・・・、しっかり真央を味わったし・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・じゃあ、やる。」
114名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 17:56:26 ID:Yiwuitb3
よろよろと立ち上がり、真央は新しい缶を取ろうとする、
が、蜜ですべる、転ぶ、頭を押さえる、唸る、地面をどんどん叩く。・・・だいじょぶか?
気を取り直して新しい缶を取ってこちらに近づく、頭を片手で押さえながら。
「・・・・・・・・・・・くっ・・」
仰向けで服を脱いだ俺に今度は蜜が降りかかる。温い。そうして彼女が俺の上に圧し掛かり、
まず俺がやったと同じように首筋をペロッとなめた。
「うおっ・・く・・」
予想外に気持ちよく変な声が出てしまった。そうして彼女は自分の体を前後に動かして
体を蜜によって滑らし、舌で胸や肩、腕や腹を舐めていく。
「ふ・・・うう・・・・ぐ・お・・・。」
やばい。冗談抜きで気持ちいい。道理で真央が嫌がらなかったはずだ。なんというか
体を舐められるというのは指で触られるのとは違った感触と、暖かさが心地よい。
本当にキャンディーになった感じで、何だかMになりそうだ。
「ふう・・・く・・・・・、きもちい?」
「うん・・こういうのはすごいや・・・」
次第に舌だけでなく、真央は自分の体を俺に乗せてぬるぬると滑り、互いの肌が
滑らかにこすれ合うようにする。
「あ・・・あん・・・ふ・・・・く・・・」
「うう・・、真央・・・・・そろそろ、やるか・・・」
彼女の献身的なサービスによってすっかり下半身が元気になった。
「っ・・・・あっ・・・ま・・まって・・・」
ふと彼女がいきなり嫌がりだす。
「え、ここまで来てやめるの・・?」
「違う・・・・・・・・・・・・・こっちで。」
真央が露天のカウンターと思われるビニールシートを外すと、何とそこに
風呂桶の中にリンゴの蜜がいっぱいあるではないか!!
「・・・・・・・・・・・・・調子に乗って、作りすぎた。」
「は・・・ははは・・・、調子に乗ってよく風呂桶一杯分も作れたね。」
ちょっと見るとまるで血で満たされた風呂のようにも見える。
「じゃあ・・・・・・さきにっ・・・ごぼっ!」
「わっ真央!?だいじょぶか?!」
またも滑ってこけてドポッという音と共に真央がごぼごぼと沈む。
慌てて何とか引き出したが、今度は顔にも髪にも背中にも液がついてしまった。
「・・・・・・・・・・・あ、ありがとう、・・・・あったかいから、早く。」
「よ、よし・・・・・・・・・」
恐る恐るゆっくりとリンゴ風呂に浸かる。本当にあったかい。
「はぁ・・・極楽極楽・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はやく」
「ははっ冗談冗談。・・じゃあ、いくよ。」

115名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 17:57:13 ID:Yiwuitb3
「んんっ・・・・ふぅ・・・」
リンゴ蜜風呂の中で、仰向けになってバスタブに手を置いてぷかぷか浮いてる真央の中に
ゆっくりと埋めていった。
ぬるっぬぷぷっ・・ぬじゅっ・・!
「ふ・・・ぁあっ・・・んんっ・・んん!」
彼女の腰を掴み、奥の深く深くまで埋めていく。リンゴ風呂もあったかいがやっぱり
彼女の中があったかい。俺も真央もとろとろのリンゴ飴を味わいながら腰を動かす。
「気持ちい?真央?」
「うぁ・・・ふ・・・・ぁっ・・・いい・・。」
普通はありえない体位だが、半浮半沈状態はウォーターベッドよりも気持ちよさそうだ。
「こ・・・・今度は・・・・私が・・・・・」
ふいに上体を起こし、俺が座るような体系で彼女は騎乗位となり、体の表面にたっぷりと
飴をつけて互いの肌を擦れるようにした。
ヌチュッヌルッヌルッ・・
「はっ・・・はぁ・・・はぅ・・・あっ・・・!」
飴がローションのようにぬめり、普通以上に相手の体が近づいては激しくすれる。
腕を絡ませた彼女の体が動く度に、擦れる胸が健気に動き回る。その感触が気持ちよく、
しばらく彼女のなすがままになった。
「ありがとう・・真央。気持ちいいよ・・」
せめて少しは何かしてあげようと、彼女の唇に自分の唇を重ね、舌を入れた熱く絡ませる。
ぬるっ・・じゅるっ・・ちゅる・・・
「ふむっ・・・んんっ・・・ああぁ・・・・あ・・・まい・・」
「ははっ・・・リンゴ飴・・いや、真央ばっかり舐めてたからなぁ」
「!っ・・・それはっ・・くぅ・・んむ・・ふっ・・あっ・・あんっ・・・」
それは違うといおうとした彼女の口を塞ぎ、自分自身も真央を少しずつ突き始める。
ズチュッヌチュッヌプッヌプッジュプッ・・
「んんっ・んんっ・・!・・んぁっ・・はぁん!・・・ういちゃう・・・!」
「そっか、ならちゃんと抱きしめないとね。」
彼女がどこにも行かないように、ぎゅっと抱きしめて激しく攻め上げる。
「うぁっ・・はげしっ・・・ああぁっ!・・・・はぁんっ!」
ちゅぽちゅぽと水面下で音がし、ぬるっぬるっ、と体が激しく滑り合う。
「よし・・・・そろそろ・・・いくぞ・・・!」
「はぁっ・・・うあっ・・・んんっ・・・・・あぁ・あああああ!!」
どくっどくどくっ・・・・!

一動作が終わった後、俺たちはそのままプールの近くにあるシャワーを使って体を洗った。
真央がシャワーを温水設定に改造してくれたため、寒くなることなくきれさっぱりになった。
「真央ー、終わった?」
「・・・・・・・・・・・・・終わった。」
どこから用意したのか真っ黒なバスローブ姿の彼女が隣のシャワー室から出てくる。
黒髪がまだ水に濡れ、喪服よりも露出度の高い今の真央の姿もなかなかいい。
「なんか変なプレイだったけど、結構良かったし・・・真央も結構おいしかったよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・そ、それは・・・よかった。」
白くなりかけた彼女の頬がまた少し桜色に戻っていく。
「暇があったら、また今度やってみよっか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃあ、今度は・・・甘納豆で。」
「えっ・・!?それはちょっと・・・。」
鼻に豆がつまったらどうすんだ。
「・・・・・・・・・・・・・じゃあ、山芋。」
「ダメだって・・あれ肌がひりひりするからっ!」
「・・・・・・・・・・・・じゃあ、とろろオクラ入りもずく。」
・・・・・真央、何故に、和にこだわる?
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おもしろそうだから。」


fin
116Bルート:2007/10/19(金) 17:58:25 ID:Yiwuitb3
Bルート  医療ミス問題

「よし、じゃあ射的くじをやろう。」
何となくあの黒い箱の中身が気になってしょうがない。
「・・・・・・・・・・・・・・・これが銃。」
そういって真央が奥の方からふっ、と力を入れて大きな箱を取り出す。
ドサァッ!
「・・・・・・はぁ・・はぁ、・・・・・これで。」
ちょっとふらつきながら真央がとランクをぽんと叩くと、中からとても大きな銃が出てきた。
「こ、これは?」
「・・・軽機関銃M60、全長・・・1100mm、重さ・・・・・5500ぐらむ、弾、・・たくさん」
・・・・・どうみても軽ではありません。武器を持たない日本人にとっては重です。
「・・・・・・ちなみに・・・ランボや、コマンドーの・・・・人が使ってた。」
「ま、真央?射的はそんなでっかい銃を使わなくてもいいんじゃないの?」
「・・・・・・・・・そう思って、電動ガンに・・・しておいた。」
「う、そ、そうじゃなくて・・でかさが・・・」
「男は・・・・・・おっきなのがいいって・・・・・聞いた。」
「お・・俺のため?」
「・・・・こっくり。」
そういわれたんなら・・・使うしかないか・・・。まあ、真央ならこのくらいは当たり前か。
こうして俺の射的ゲームが始まった。弾を装填し、例の黒い箱をめがけて
狙いをつけて打ちまくる。
ガガガガガガガガガッ!!!!
「・・・・・・・・・・・・・・んんっ?な、何だあの箱は!」
ダンボールなら軽くぶち抜き、腕に打ったら一分は悶絶する(作者体験談)BB弾を数十発食らって
いながらあの黒い箱はビクともしない。
「・・・・・・・・・・・ちなみに、箱はスイッチがある・・。それを狙わないと
壊れない。・・・・壊したら、勝ち。・・・・・壊せなかったら、・こっちの勝ち。」
真っ黒な座布団の上で真っ黒な喪服を着た彼女がぼそぼそと喋る。
「あ、あのー、スイッチがどこにあるか見えないんですが・・」
「見えたら・・・・楽しくないから・・・・・ステルス装置で隠した。」
・・・真央?普段何やってんの?現代科学の斜め上を言ってないか?
気を取り直して再度打ちまくる。箱は全部で大小あわせ二十個くらいあるが全くビクともしない。
ガガガガガ!チュンチュンチュン!バリバリバリバリッ!!!
ズキュンズキュンズキュン!ドガガガガッ!
「はぁ・・・はぁ・・・・・くそぉ!!」
あれから一、二時間ほど打ちまくったが全くもって破壊できない。
っていうかこれのどこがくじなんだ?
「ま、真央・・・もうギブ・・・、疲れた・・・・・・」
「じゃあ・・・・結果発表」
「・・へ?」
正座した彼女が袖の中からポッチを取り出しカチッと押した。すると、
バリッバリンッバリン!ドガッバシッ!
ビクともしなかった箱がいとも簡単に開いていく。
「・・・・・・・・・・言い忘れた。ちゃんと当たっても
・・・起爆装置はこっちにあった。」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
もはや突っ込むエネルギーすらない。
「では・・・・・・・・・・・・・景品のおもちゃをどうぞ」
真央に言われるがまま黒い箱の中をのぞいてみる。
117名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 17:59:42 ID:Yiwuitb3
「・・・・・えええ!?」
中に入っているもの、それは・・・・
聴診器、白衣、注射器、拘束具、薬、そして、
『やってみよう!叶野みきと京子ちゃんのお医者さんごっこ大百科』
題はとても子供っぽいが、書かれているイラストは全身に拘束具で縛られて
いやらしいところを診察されている、とてもけしからん表紙になっている。
「真央、何これ?」
「・・・・・・・・彼がよろこぶおもちゃが・・いいそういったら・・・・・・・くれた。」
誰か知らないが俺を変態にしてくれそうなものばかりである。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・うれしい?」
真央が青ざめた俺をじーっと覗く。
「う、うれしい・・・よ。はは・・・」
「じゃあ・・・・・・・・・・・・・・・あそんでみて」
「いぇっ・!?真央、こ・・これが何するものか分かってるの?」
「・・・・・・・・・・・・・・知らない。」
「真央・・・、これは・・・。」
俺は意を決して真央に教えた。お医者さんごっこの真理を。
「で、これで相手を動けなくしてじわじわと触って・・。」
「・・・・・・・・・つまり、いつもよりいやらしい・・・。」
「うーん、まあ、そういうことになるけど・・いいのか?これつかって・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・大丈夫、いやらしいほうが・・いい。
変わりに・・・・・・・・・・・道具・・全部使って。」
「あ・・・・ああ、・・・もったいないからな・・・」
こうして、真央と俺のお医者さんごっこは始まった。


・レッスン一、まずは患者を診察しよう。もちろん
 診察という名のお触りだよ。

大百科を見ながら俺は妙なプレイを行う。白衣と聴診器をつけて。
「あー、お名前は何でしたっけ?」
「・・・・・・・・・・・・・・すき焼き」
「ちがうちがう!自分の名前だよ・・!」
いきなりこれか・・・。目の前には正座して喪服ではなく、
真っ黒なナース服に着替えた真央がいる。白衣の天使とはよく言われるが、
またしても黒である。黒いナースキャップ、制服、靴、そして赤十字が
ある部分には教会にあるような白十字に変わっている。
「えーでは、最近何か変わったことはありませんか?」
「・・・・・・・・・・・・・・大神株が・・珍しく下降。」
「株の話じゃないよ!体のことでの変化を言ってよ!」
「・・・・・・・・・・・・・・修二の目つき、変。」
「俺の事じゃなくてっ、真央のこと!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ない」
「え?・・・よくきこえないよー。」
「・・・・・・・・・・・・・・むねが・・・な・・・ぃ。」
自信がないのかどんどん声が小さくなっていく。
「そ、そうですか。ではちょっと見せてもらえますか?
はい、そのまま服の上部を脱いで・・・。」
真央は一瞬きょとんとしていたが、聴診器を見せると意味が分かったのか
ボタンをプチプチと外し始めた。そうして目の前に黒いブラをした真央の
胸が姿を現した。
「んー、そうだね・・ちょっと診察しますよー。」
118名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:00:32 ID:Yiwuitb3
そういいながら俺は、診察という名のお触りをはじめた。
片方の手をブラの中に入れ、そのまま真央の胸をゆっくりと揉み、
もう片方の手で真央の心臓部分に聴診器を当てる。
むに・・・みにっ・・・
「ふっ・・・・・・・・く・・・・・」
「んー、ちゃんと膨らんでますよーそれに・・、心拍数が上がってる
から結構感度はいいんじゃないですか?」
そういいながら今度は逆の方の胸をブラを外して触り続ける。
「ふ・・・・・ぁあ・・・・・あっ・・」
「ああ、右より左の方が感度がいいみたいですねー。ほうらこうすると」
きゅうっ
「あっ・・・ひゃぁ・・・・!」
真央の乳首をつまみ、そのまま引っ張りながら捻る。
「・・ふ・・・く・・・・・・病・・気・・?」
感度が違うくらいでなにやら深刻そうな顔でこちらを覗く真央。
何だか主導権を握っているみたいで気分がいい。

レッスン2 相手が本当に具合が悪いように見せていっぱいなでなでしよう

「あ・・・ああ・・・!」
さすさす・・・・むにゅむにゅ・・・・
真央の体を好き勝手に触り、その度都合のいい結果を言う。どうやらごっこと
いうのを分かっていないのか、真央は本気でこちらの意見を聞いている。
「それでー、症状ですが、他人に触られるとだんだん感じてしまう淫乱病にかかってる
みたいですねー。」
「!!・・・・・・・・ほんとに・・・」
「いや・・・ごめん真央、なんか最初お遊びでしてたけど、何かほんとにそうみたい。」
もったいぶったような口調で淫乱病なんてありもしないものをでっちあげる。
彼女の表情が凍っている事からどうやら本気で信じてしまっている。・・・まじかよ
「・・・どうすれば・・・・なおる・・・?」
「うん、どうやらこうすればなおる・・かな?」
119名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:01:24 ID:Yiwuitb3
レッスン3   治療するといっていろんな道具でエッチな事をしよう
 
「な・・・・に・・・・・・・・を」
真央が心配そうにこちらを見つめる。無理もない。皮ベルトで真央が動けないように手足を
固定し、体をゴムチューブで縛り付ける。
「いやーなんか今から使う薬がちょっときついそうだから動かないようにって。」
そういいつつナース姿で拘束された半裸状態の真央に少々襲いたい気持ちが募る。
「じゃあ・・・いくよー。」
そういって薬のビンをあけ彼女に塗りつける。ラベルにははっきりと《媚薬》と書いてある。
ぬるっちゅるっ・・・
「ふ・・・・くう!・・やあ・・・!」
体にぺたぺと塗った薬の効果は絶大で、真央はすぐ感じやすい体へと変貌していく。
「・・・・くぅっ!!・・・ぁあ!!」
皮ベルトと一緒につけた首輪を揺らしながら真央が喘ぐ。
彼女が暴れれば暴れるほど、より一層縄が胸に、秘所に、食い込んでいく。
「・・・・痛くない?胸とかこんなに・・・」
さわっさわ・・・
「ふぁああっ・・あっ・・!」
ちょっと触っただけなのにいつもより真央は敏感に感じている。どうやら
締め付けた縄には媚薬が仕込んであるみたいだ。
「くっ・・はぁあ、ぁああんんっ・・」
触っていくうちにふと、いつもとは明らかに違う彼女の反応に興味が湧く。
エッチをしている最中に声も表情も、普通の女性より反応が薄い彼女だが、
今日はその普通の女性以上に喘ぎ、耐えている。
「今日は結構、感じてるね・・・。ここはどうかな?」
そういって固くなった乳首をキュウッと引っ張ってみる。
「あっああ!そんなにしたら!・はぁっ・・!」
いつもだったら本番か秘所を責めているような声を真央は出す。
「んーここはちょっとひどいかなー。」
そういって聴診器を秘所に突っ込み、そのままぐりぐりと責める。
「ひぎいっ!ああっ・・・だめっ・・それは・・・ふぁあ!」
耳からものすごく卑猥な音が響いてくる。これならいついれても
大丈夫だ。

120名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:02:10 ID:Yiwuitb3
レッスン4 レッスン4 患者にはお薬を上げよう。もちろん何かは分かるよねっ☆

「うぁ・・・はやく・・・なおして・・・・!」
熱い体を動かしながら真央がねだる。
「ほら、真央、お医者様にはちゃんと丁寧にに言わなきゃ・・」
「え・・・ぁあ・?う・・あ・・・!」
「分からない?治すには真央の好きなあれをするんだよ・・・」
ぴくっと反応する真央。どうやら意味が分かったらしい。
「・・・・い、・・・・・入れて・・・・ぁあ・・」
「ダメダメ、もっと丁寧に。」
なんかだんだん自分のキャラがひどくなっているような気がするが、気のせいか。
「ふ・・・・・・お願いぃ・・・・・・わたしに・・・・・
お薬を・・・・・ここに・・・・・・入れて・・・・・・・ください・・・」
首輪をつけられ、えさを欲しがる犬のようにこちらを見る真央。
「よーし、じゃあ入れてあげよう。」
そういって今にもいきそうな真央の中に一気に入れた。
グジュッ・・グチュッ・ヌチュッヌプッ!
「ひっ・・うぅ・・・ああああ!!」
どうやら入れただけでイッてしまったようだ。だがだからって止めはしない。
「!!っ・・うぁ・・・ふ・・ま、まって・・・っあんっ・!」
体中に拘束具がつけられた真央が動かせるのは口だけだ。
「ほらーどうしたのー?いつもと別に変わった事してないよー?」
そういいつつ、脚を大きく広げて深く突き上げる。
「ちっがっ・・・いつも・・より!・・あつっい・・!・ひぁあ!」
無表情の彼女が珍しく取り乱している。体が動かないと分かりつつも
ばたばたと動かない体を動かしもがき続ける。
「こら、ちゃんとじっとしなきゃこうするよ。」
キュッ・・キュッ・・!
「いぎっ・・・ぁあああ!!」
両方の乳首を激しく摘んで突き上げる。その瞬間またも彼女は絶頂を味わったようだ。
「ダメ・・・これ以上は・・・!もたない・・・っ、ああんっ!」
首を振って怯えた目をしてこちらを見る真央。だが、拘束された上に首輪までつけ、
そんな嗜虐心を煽るような顔をされたら本能の方がたまらない。
グジュッグチュッヌチュッ・・!パンッパンッ!パンッ!パンッ・・!
「はぁ・・はぁ・・、真央・・もう・・とめられないよ・・。」
もう獣のような息づかいを子ながら真央の体を責め続ける。
「だ・・・だめっ・・!もう・・・ぁあああ!」
「いぎっ・・あうっ・・・くぅううう!」
「はぁっはぁっ・・どうしてっ・・・ひぃあああ!!」
何度も何度も彼女は絶頂を味わい、俺もそろそろ絶頂が迫りだしてくる。
「よしっ・・真央・・薬を入れてやる・・・・!」
「うぁあっ・・いっいれて・・・はやくぅ!」
グチュッグチュッ・・ヌチュッ!ヌチュッ!ドブッ!
「うぁああ・・・ぁあああああああああああんん!!」
ドビュッズクッズプププッ・・・
今までずっと入れていたせいかかなりの量の精子が吐き出される。
「うっ・・」
勢いあまって棒が飛び出し、彼女の体にもたっぷりと降りかかった。
「きゃうう!・・・・あっ・・・・・ぁ・。・・・・・」
何か言おうとしてぐったりと倒れこむ真央。
「ご苦労さん・・・・終わったよ。」
真央は未だに体中をぴくぴくさせ、快楽の余韻の波に流されている。
いや、寝ている。さすがにあんなに激しいプレイをしたら体力を消耗したろう。
「今日はちょっとごめんね・・・」
そのまま彼女に服を着せて学校の保健室まで運んだところで・・俺も眠くなった。
121名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:02:57 ID:Yiwuitb3
「んんっ・・・だれかいる・・・!」
「ああっ・・・女の子と修二君が一緒に寝てるでやんす!」
どこかで聞いたような声がする。・・・・!!!!やばい!寝過ごした!
「うっあああ!ちっちがう!これは、彼女がちょっと淫ら・・じゃなかった
疲れていたからここまで運んで、ここではいやらしいことをなんかしてっ!
う・・あ!つ・・つまり・・・、?あ・・・あれ?」
誰もいない・・・いや、ベッドの下から声がする。
「不潔でやんすー、いやらしいでやんすー」
真央だ・・・。ボイスチェンジャーをつけたまま喋っていたために聞き間違えて
しまった。
「真央・・驚かすなよ・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・昨日のお礼。」
「お、お礼ってなんか黒いオーラ出てない?怒ってるような・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・怒ってない」
「いや表情がなんかいつもより険しいような厳しいような・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・怒ってない」
「じ、じゃあ『ぐへへ、お前は俺の雌犬だぁ!』っていったのが・・」
「・・・・・・・そんなの言ってない、怒ってない」
「あ、そういややけに湯田君の口調似てたけどあんなふうに喋れるの?」
「おこっ・・・、・・・・・・・・・・それはむ、ゃんす。」
「・・・いきなり直しても変に聞こえるよ・・・。まあ、ちょっと激しすぎたかな。ごめん」
「・・・・・・・・・・・・激しいのは・・・嫌いじゃない。でも・・・
・・・・・注射器を使ってくれなかった・・・・・医療ミス・・・。」
「そこかよ!!」
122Cルート:2007/10/19(金) 18:04:48 ID:Yiwuitb3
Cルート  悪夢のカキ氷

「じゃあ、カキ氷・・くださいな。」
ただでさえ寒いのにこいうものを食べるというのも気がひけるが、その一方
何が普段と大いに違うのかと興味を抱かずにはいられない。
「はい・・・・では、味をこの中から・・・・。」
そういってメニューを差し出す。

メニュー
・中国産野菜果汁100%検査抜き
・バイオイチゴ濃縮果汁3・5ヶ月物
・スイカメロン試作失敗型残り汁
・血や骨、肉とか混ぜた奴
・煮汁
・なんかのジュース
・身投げした人の家にあった黄色な何か

さすがは真央である。とりあえず何故肝心なところがいつも以上なのだろうか?
「じゃあ・・・・なんかのジュースで。」
「・・・・・・・・・・・・・・了解。」
そういって何か緑色の角ばった物質を取り出す真央。これもとても怪しい。
それをしゃりしゃりと削り、危ないシロップをたっぷりかけ、俺の前に出した。
「・・・・・・・・どうぞ」
少しでいいのにどんぶりいっぱいてんこ盛りのカキ氷が目の前に現れる。
「・・・・ところで今何月だっけ?」
「・・・・・・・・・十月十八日午後五時・・」
「うーん、・・今にカキ氷はちょっ・・・」
「・・・・・・・・・カキ氷じゃなくて、あのシロップ直飲みの方がいい?」
それは嫌だ。もういをけっしてその暗黒かき氷を食べる事にした。

う・・・・変な味・・・・・寒い・・・。・・んんっ?
「がっ・・・ああああああああ!!!」
いつしか特訓であったような熱い感覚が体中をめぐり・・・そのまま倒れた。

真央は自分の目を疑った。目の前には付き合っていた彼の体が見る見る変化し、
動物とも植物ともいえないような不気味なものに変化していく。
ぞる・・・ぞるる・・・
「・・・・・・・・・・・そんな・・」
123名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:06:18 ID:Yiwuitb3
彼女は荒唐無稽なシロップと見せかけてプロテイン入りのかき氷を食べさせるつもりが、
飲ましたのは隣にあった彼女が興味半分で作った特殊な秘薬だった。
その秘薬とは、みみず、ごかい、芋虫、たこ、とあるものをカチンコチンに
凍らしてミキサーしたものだった。噂によればその秘薬はとんでもないものになる
そうで、それがどういうものかに興味を示し、作った結果がこれであった。
ピシィッ!!
「っ・・・!!」
足にツタのようなものが絡みつく。逃げようとしたが喪服によって足が少ししか動かせず、
そのまま足を引っ掛けて転んでしまった。
「う・・・うぁ・・・・あ・!」
ぴしゅっ・・きゅうう・・
次々に真央に襲い掛かるそれは触手だった。とんでもないものとは先の動物のエキスを
全て混ぜ合わせたような奇怪な化け物だった。それらが手に、首に、腹に、次々に
巻き付いていく。彼の変わり果てた姿と自身の失敗によって真央は動転して
動く事もできなかった。
その触手は真央の動きを封じたと判断したのか、新たなる行動を起こし始めた。
くちゅ・・くちゅ・・・
「あっ・・・・・・・・・・はっぁ・・・・」
真央の小さな胸が触手になでられ、怪しい粘液を纏わりつけていく。胸だけでなく
袖から侵入したものは脇腹を、裾から侵入したものは太股を同じように責め始めた。
「ふぁっ・・・・・・・・・やめて・・・・!」
か細い声で抵抗する真央。いかに前の体が修二といえどその感触はあまりいいものではなく
何より異形のものに征服されているという状態が恐怖心を撫で回す。
にゅる・・にゅる・・・
「ひぐ・・・・ふぅ・・・」
だが真央の意思とは関係なく、触手は真央の喪服の中で蠢き続ける。次第にその数は増え、
だんだん衣服は乱れていく。粘液は次第に体の感じる部分に何度も何度も塗りたくられ、
嫌と分かってはいても、次第にその感覚に痺れるようにさせられる真央。
「ふあ・・・・・そんなに・・・・さわら・・・ないで・・・」
眉を八の字に顰めて、懇願する真央。その矢先、目の前に丁度男根位の太さの触手が
姿を現せる。それだけで自分に何をされるかを判断した真央は口を硬く閉じて防ごうとする。
だがそれでも触手はイソギンチャクのような口を広げ、そのまま真央の唇を奪う。
じゅる・・・じゅるる・・・
「ふぐ・・ぐむ・・んんっ・・!」
周りにある無数の細かな触手が唇を撫で回し、少しずつ侵入しようとする。
(・・・・だめっ・・・!)
124名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:07:14 ID:Yiwuitb3
抵抗空しく口はこじ開けられ、そのままぬめついた触手が奥深くまで入り、そのまま
フェラチオに似た行為を楽しみ始めた。
ジュポッジュプジュポッ・・・
「んんっ・・むうっ!んんぐ・ひゃだ・・あうぅ!」
口だけでなく胸や脇や太股についた触手までが要所要所に吸い付きながら、その身を
うねらせ、真央に未曾有の感覚と粘液を与えていく。それが口の抵抗を緩めてしまう。
ずる・・ずるるる
「ん・・ちゅ・・ちゅぱ・・ちゅぷ・・ふぅ!」
触手の中心から人より二倍も大きい舌が出てきて真央の舌を、歯茎を、頬の中をじとじと
と嘗め回す。もはや化け物の責めが終わるまで、彼女はただ待つ事しかできなかった。
ズプッズプッズプッズプッ・・・ビュルルルルル!
「ふぐっん・・ぐうっ・・んんっ・・こく・・こく・・」
遂に口の中に謎の液体を発射され、それを全部飲ましていく。どろりとしたその液体は
まるでザーメンのような感触だが、味の方はまるでしなかった。
そうして開放されたのはいつだろうか・・。
「んん・・・く・・んんっ・・・ぷはっ・・」
やっとフェラから解放される真央。だが自分の胸を見て驚いた事を発見した。
自分の胸がまるで大人のように膨れてしまっている。その証拠に真央に合わせていた
喪服から今にもはみ出しそうに二つの双乳がプルプルと揺れている。
「ああああっ・・・・・・・・」
大きくなってしまった胸を誰かに見せつけられるように露にされてしまう。当然
すぐに触手が新たに巻きつき、じわりじわりとせめて行く。
ぬちゅ、ぬちゅっぬるっ・・ぬる・・・
「うぁ!?・・・はぁっ!・・なに・・・・これ・・・・!」
大きくなった胸を責められ、明らかにさっきまでとは比べ物にならない刺激に驚く。
凄い力で絞められ、その乳をぐにぐにと揉まれ、乳首を舌のようなもので舐められながら
大きな口で吸われる自分の胸が秘所と同じような快楽をもたらしていく。
じゅっじゅるるっ・じゅるるる・・・
「いやっ・・・・そんなに・・・・すわないで・・・・」
口ではそういってもその激しい責めに徐々に顔が朱に染まり、抵抗しようとした
手足も徐々にその動きが止まっていく。真央の服は触手に無理やり裂かれ、
次々に真央の下のほうに布切れとなって落ちていく。そうして一糸纏わぬ真央に
無数の触手が絡み付いている。そのうちの一本が真央の秘所に近づいていく。
ヌプッヌプッヌチュ・・・・
「ああんっ・・・ずりずり・・・・・・する・・・」
触手にまたがう様な状態にされ、そのまま真央の体を前後に動かして激しく擦りつける。
真央にはもう抵抗できる力が残っておらず、ひたすら化け物のされるがまま自分の体を
犯され続けていく。体にのた打ち回る触手は蛇に様に絡み付いては、抵抗できない少女を
粘液のとりこにし、胸を責める触手はたっぷりと粘液をつけ、ぶるぶると揺り動かし、
激しく吸い上げる。動かなくなった手足に絡みつく触手までが、他の触手と同じように
粘液を絡ませながらその小さい手を足を、愛撫していく。
125名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:08:10 ID:Yiwuitb3
「ふはぁ・・・・だめ・・・・・・」
真央の両脚が開かれ他の触手によって入り口が広げられる。粘液と愛液によって十分
濡れた下の口に、一気に貫いた。
グジュッグジュジュジュッ!
「ひぎっ・・・・ぁああああ!!」
遂に異形のものに犯され始めた真央。
「いぎっ・・・ああっ・・いやっ・・・いやぁ・・・!」
いかにもがいても触手は決して離さず、さらに真央の華奢な体を締め付ける。
ぐぎゅっ・・ぬちゅっ・・・
「ふっ・・・くぅ・・・・あっ・・・ああっ・・あ・・・・」
その締め付けと、激しく出入りを繰り返す触手のいぼいぼとした感触に
真央は次第に感じていく。ぼこぼことした所が膣壁を擦り回し、その凹凸
の中心から滲み出す液が出入りの速度を徐々に早めていく。
ズプ・・・ズプ・・・ズプズプ・・ズプッズプッズプッ!
「はぎぃ・・ううっ・・やめてぇ・・・ごりごり・・するから・・・」
首を振りながら何とか喋る真央。だが悲鳴は喘ぎへと変わり、胸を弄られる
度にどうしようもない快楽がこみ上げていく。そうしている間にまた
口元に例の触手が姿を現し始めた。
「んんっ!ふぐっ・・・んんん!」
口の中に侵入し、じゅぽじゅぽと淫猥な音を立てて、またも舌を出して
口辱を始めた。絡み付いてくる舌に真央も自ら自分の舌を動かして舐めてしまう。
体中に絡みついた触手も先端から舌を出し、真央の体を嘗め回して言う。
ジュルッジュルッ・・ズプッズプッ・・ジュポジュポッ・・・
「うぁあ・・・くっあっはっ・・んんっ・・くるっ・・・ふぁあああああ!!」
びくっびくっ・・・ぴくっ・・・・
過剰な責めに耐え切れず遂にいってしまう真央。と同時に上と下の口の中に
熱い液がどくどくと入っていく。
「んぐっ・・くふ・・・んん・・・はぁ・・・はぁ・・・あっ?!」
だがそれでも触手は攻めをやめず、もう一つの穴の中へ侵入しようとする。
ぐり・・ぐり・・・・
「い・・いやだっ・・・そこだけは・・・・おねが・・」
ズグッ!
「うっぁあああああ!!」
126名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:09:28 ID:Yiwuitb3
前後の穴に同等の触手を入れられ、交互に奥深くまで侵入される真央。
ズコッ、ズプッ、ズジュッ、ズプッ、ズジュッ、ズプッ!
「ひぁっ・・あっああ!・いたっ・い・・!・・やめてぇ・・!」
さすがに彼にまでされた事のない行為に、痛みと悔しさで涙が出てしまう。
だがそれもつかの間で、感じたくもないのに秘所とアナルを同時に責められていくうちに
秘所同様の快楽が押し寄せていく。
「う・・・ううぅ・・・うぁっ・・・・そんなに・・・動かないで・・・」
真央の願いも受け入れず、そればかりか彼女の手のひらに、口に入ったものに似たような
触手を絡ませ、そのまましごかし、口責めもまた再びされ、胸も乳首を責められ吸われ、
体中を触手の生贄にされてしまう真央。
ズジュルッズジュッズポッジュポッ・・チュッヌチュッグチュッグチュ!
「はっうっ・・んんむっ・・ふぐっんん!ひゃだっ・・はげしっ・・んむっ!」
触手の動きも徐々に激しくなり、絶頂の時が近づこうとしている。
ズブッズブッズブッ
「ああっだめっ・・・」
ジュポッジュポッ・・ジュルッ
「ふぐっ・・んんんっ・・ふはぁ・・もう・・また・・・くる・・・!」
ズブッズブッズブッ・・ズプズプズプズプズプッ!!
「あ・・ぎっ・・・ぁあああああああああああああん!!!」
彼女の絶頂の声と共に、白い液が当たり一面に手から、口から、穴から飛び出した。
むっとした臭いのする液の中で、ぐったりとその身を震わせる真央。
だが止めといわんばかりに真央の胸の触手が激しく吸い上げ始めた。
じゅうっ!じゅうぅ!!
「やだ・・・っ・・・・・おっぱい・・・・でちゃう・・・・やぁん!」
とくっとくっ・・・
まだ若い彼女からありえないはずの乳が触手によって吸われる。おそらく成長
ホルモンを過剰に摂取され、それによって吸うために胸を責められたのだろうか。
「はぁあっ・・やぁ・ああ・・・・くはぁあ!」
乳首に吸い付いた触手が激しく吸い上げる。時折彼女の顔に当たる乳白色の液から、
甘ったるい臭いがする。その責めにより胸が少しずつ小さくなっていく。
「だめ・・・だめ・・・・・・あぁん!」
もう動かないと思っていた体中の触手がまた動き出し、再び彼女を責め上げる。
ズブッズブッ・・・グジュッグジュッズジュッ!
「!!・・・・!!・・・・!・・・・・・・」
何度も味わう絶頂の中で意識が徐々に遠のき、粘液塗れの彼女はいつしか気絶してしまっていた。
127名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:10:26 ID:Yiwuitb3
ふと起きてみると倒れる前の風景が広がる。そしてその近くで真央がなにやらずーんと
沈んでいる。服はいつものどんぐろワンピースに戻っている。
「・・・・・・・・・・・・・・・・吸われた。」
「・・・へ?」
「せっかく・・・・・・・おおきくなったのに・・・・」
そういうとさらに真央がへこんで言った。そういえばさっきから妙に口元が
甘い。きっとカキ氷が意外とうまかったんだろう。
「真央・・・・・・なんかわかんないけど、結構甘かったよ」
「・・・・・・・・・・・・・・甘い?」
「うん、こう、ミルクか練乳かよくわかんないけど・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・特性だから。」
ちょっと顔を赤らめ、胸を抱えてこちらを見る。
「なんかさ、あれ、もう一度たべてもいいかな?おいしいから?」
そういうとびくっとこちらを振り向き、胸を押さえる。
「・・・・・・・・・・・・・・・これいじょうは・・だめ」
「ああ・・そう。っていうかどうしたの?さっきからふらふらしてるけど?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・失意の果て」
何か意味の分からない事を言っている。
「そういえば真央、ちょっと胸・・大きくなってない。」
「・!・・・・・・・・・・・ほ、ほんと?」
真央にとって胸が大きくなる。それは彼女にとって世界から核がなくなるに等しい。
「なら・・・・・・・・・・いい。」
ちょっとだけ微笑みその場から消えていった。・・・結局あれから何があったんだ。
なんか怪獣になって女の子を襲う変な夢を見たが・・・・まさか?

fin
128Dルート:2007/10/19(金) 18:11:54 ID:Yiwuitb3

Dルート   喪服+祭り=真央。

 ただいま彼女は浴衣ならぬ喪服を着ている。黒い、黒すぎる。なんか明かりがなかったら
手と顔だけがぽっと見えて怖い。が、こういう言い方は悪いが真央と喪服は良く似合う。
というのも喪服という名の着物を着た彼女は、おかっぱの髪型と非常にマッチして実に色っぽい。
いつもは真っ黒ワンピースでぼーっとしてるか何かをじーっと見ているかだが、
今日はいつもよりお淑やかで凛とした美しい姿に見える、・・様な気がする。

「ま・・真央、それよりなんか・・・俺寒くて・・・」
わざとらしく腕を組んでその場に蹲り、歯をカチカチと鳴らす。
「・・・・・?さむい・・・?」
きょとんとしてそそくさとこちらに近づく真央。その彼女は俺の少し冷たくなった手を両手で持ち、
そのままにぎにぎと揉んでくれる。・・ああ、あったかい・・・。
「確かに・・・・・・・つめたい。」
彼女の手から優しい暖かさが俺の腕から体に伝っていく。・・幸せだ。ここまで母性的な女性が
この日本に後何百人いるだろうか?ところで、俺が蹲っているので彼女も腰を落し、膝の辺りに
ある俺の腕を見ながら揉んでいるため、ちょうど俺の正面に彼女の襟元がはっきりと見える。
彼女が腕を動かすたびに、喪服の中で小さな谷間が健気に動いている。それは見れば見るほど
いやらしい思いがこみ上げ、時間が経つほどに襟元がだんだん開いていく。
「真央、・・ありがとう。うれしいよ・・・だから・・・。」
ぐいっ、ぐにゅっ・・
「!!っ・・ぁ・・・」
急に両方の手を襟に入れられ、そのまま柔らかな胸を揉まれる真央。
「真央もあったかくなるように体の芯から暖めてあげるよ・・。」
そのまま俺は彼女の胸を愛撫しながら腕を左右に広げ、彼女の着物をはだけさせていく。
「ぁ・・・・・・あ・・・・ぁあ・・」
いきなりの行動にどぎまぎしながらも、彼女は俺の腕を持ちながらその場で相手に身を
任せる。普通いきなり胸に手を入れられたら怒るものだが、何故か真央にはそれがない。
何か以前無理やりそんな事でもされた事があったんだろうか?
くにゅ、くにゅ、ぬみゅ・・・。
彼女の胸は小さいものの、絶壁とか斜面90度とか石狩平野といった完全なる
ペッタンコではなく、お饅頭のようにちゃんとゆるやかに
ふっくらとした部分はふっくらとしている。着物は胸が小さい方が良いといわれるから
まあ、今の真央の体格のほうがマッチしているだろう。大人になったら真央は
いったいどんな姿になるんだろう・・・とふと思いながら彼女を撫でる。
真央の胸を自分の手でゆっくりゆっくりと独占しつつ彼女の口に舌を入れる。
「んんっ・・・・・・ふっ・・・く、・・うぅ・」
彼女も自分の舌を侵入してきたものを待っていたかのようにゆっくりと絡ませる。
ちゅくっちゅる、つぷっ、
深く深く深く彼女の口の中を堪能し、少し先が固くなった胸をだんだん激しくする。
「ふくぅ、・・う・・く・・んんんっ!」
129名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:12:37 ID:Yiwuitb3
ふぁさっ
さすがにこの体制は苦しいので、ゆっくりと真央を倒し、俺はその上から覆いかぶさる。
「寒いから、一緒にあったまろっか。」
「・・・・(こくっ)、・・ふぁ・・・あ・・」
喪服の片方をずらし、真央の鎖骨から臍の上辺りまで脱がせる。普段のどんぐろワンピース
よりもさらに黒い喪服のために、彼女の白い肌がより一層際立って見える。
右手は彼女の肩から胸、胸から脇をゆっくりと撫で、だんだん胸に手が集中し、
口はまだ彼女と長いキスを堪能する。そして左手でゆっくりと脹脛あたりを撫でつつ
すそを捲っていく。やはり足も白く透き通っており、俺の部活で汗だくで少々すね毛混じりの
足が獣に見える・・・。それにしても葬式に来ていく服のままするとはちょっと
いけない気もするが、ま、誰も不幸にあってないからいいか・・。
「ぁあ・・・・・」
左側の裾を完全に捲ると、少々潤った彼女の下着と彼女の柔らかな太股が露になる。
そのまま右の方の裾も開き、真央の体には殆ど帯と下着以外は何もついていない。
「・・・・くっ・・・ふ・・んん・・・」
ちゅぱちゅるっ、くちゅっ。
下着越しに彼女の秘所を舐めつつ、下着でぐいぐいと引っ張る。その度クリトリスと
割れ目が擦られ、彼女を感じさせていく。真央はそれに喪服の袖を掴んで耐えている。
最初は舌を上下に動かすだけだったのを回したり深く入れたり、口をつけたりと
いろいろなやり方で責める。
「ああ・・・・・く、・・・舌が・・はいって・・・!」
下着を脱がし、両手で彼女の足を広げ、さらに深くまで責める。愛液は絶え間なく流れ、
彼女の喘ぎもだんだん高くなっていく。
そのまま上半身の方も両手で脇や腕を時々愛撫しながら胸を揉む。
「あぐっはあっ、・・からだ・・・あつっい・・!」
三箇所責めに彼女はだんだん呼吸を荒らし、俺の頭を押さえて必死に我慢している。
「んんっぷはっ、真央、舐められるのきもちい?」
「んぁっ・・・はぁっ・・・・・・きも・・ちいい、っひゃぅ!」
それを確認すると舌を引っ込み、口で一気に吸い上げた。
ジュルルル、ジュブブブッ・ジュパッジュプッチュパッ!
「はぁっあ、くぁっ・・はやいっ・・・あっああ・・!!」
ヌチュヌチュッジュルルッズチュルルッ、グチュッ!
「ひっ・・・くぅ、あっぁああああああぁぁぁぁ・・・・!!」
どくっどく・・・・
「あ・・・・ぁ・・・・」
激しい責めに真央はそのまま果てる。喪服半裸状態の彼女はより一層艶かしく見える。
「よし・・・」
130名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:13:08 ID:Yiwuitb3
「はぁ・・・・・はぁ・・・・・あっ・・」
倒れた彼女の体を起こし、怒張した自分の物へ埋めていく。
ぐちゅっ、ぐちゅちゅっ・・ずちゅっ!
「ひぁっ、・・・くぁ、・・・ぐぁっ・・はっ・・はぁっ・・ん!」
騎乗位の状態でゆっくりと彼女を動かし、両手で脇腹を支える。
外は寒いが彼女は既に汗だくで体は白から薄い桜色に染まっている。
彼女を上に上げて降ろした瞬間、辛うじて残っている右側の衣服が宙を舞いながら徐々に
下へ落ち、彼女の状態の右側が露になっていく。
「ぁあっ・・はぁ・・・あ!・・くはぁ!ぁあっ!」
徐々にスピードを上げ、彼女の体を自分に密着させ、お互いの肌を擦らせていく。
その度に帯も緩みだし、さらに彼女の衣服が崩れていく。
「ぁあんっ、はぁっ・・はぁう・・・・ぁっ・・あっ・・・あぁ・・・」
真央の方からもしきりに腰を動かし、結合の中心で先走り液と愛液とが混じって飛散していく。
真央の向きを変え、そのまま四つん這いにしてバックから強く攻め上げた。
ズプッズプッズプッ、パンッパンッパンッ、グチュッズチュッ
「ぁああっ、はあっつよいっ・・くぁ!ああんっ!」
袖も腕から離れ、喪服を維持しているのは帯だけとなった彼女が突く度に甘く鳴く。
前のときと比べたら明らかに声に苦しさはなく、むしろ突かれる度に声は大きくなる。
その帯を持ったまま、俺は強く強く腰を動かし続けた。
「く・・ふ・・・・う・・・」
「ぐっはぁっそろそろ・・・スパートかけるぞっ・・」
「ぁあっ、はぁっ・・はげ・・・しい・・・あぁああ!」
体にそろそろ限界がき始めた事が分かり今まで以上に激しく責める。
ヌチュッグチュッズチュッジュプッジュプッジュプッ・・・!
「ああっ・・う・・・つよい・・・!・・はぁあっ!」
喪服の袖をきゅっと掴み、ただただ彼に突かれるままに声を上げて喘ぐ真央。
自分の手は彼女の胸を強く鷲掴んで揉み続け、舌で首筋やうなじを愛撫する。
「うっ・・う、く・・・だすぞ・・・!」
前後に動かす幅を狭め、一気にお構いなしにジュプジュプと責め続ける。
「あはぁ、あぁあ!あああああんっ・・!!」
ドクッドクッドププププッ!!
互いに体を弓のように仰け反り、彼女の白い体に白い液が入っていく。
喪服という名の布団でそのまま二人は倒れた。
131名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:14:27 ID:Yiwuitb3
「はぁ・・・はぁ・・・気持ち・・良かった?」
「・・・・・・うん、なかでこぽこぽ・・・いってるから」
「!?ちょっちょっと!何ガムテープで塞ごうとしてるんだ!」
「・・・・・・・・・・・・きもちいから。」
さすがにできたらまずいので、それだけはやめさせる。ちょっと不満そうだが。
すっかり真っ暗になり、熱くなった体も徐々に冷え始めている。
そこでビニールシートを敷布団に、喪服と自分の服を上にかけて互いに寄り添いながら
横になった。空には星が煌き、その数は少しずつ増えていく。
「真央・・・・・、今見てる星ってさ、実は数千万年前の姿って知ってる?」
「・・・・??」
「遠くにある星は、例えば今光ってる状態の星が地球に見えるためには
十光年なら十年かかって、数千万光年なら、数千万年かかってやっと見えるんだ。
今見える星のいくつかはこの夜より、いや、真央や俺や人が生まれる
ずっとずっと前に光ったその過去が、今こうやって見えているんだ。」
「・・・・・・・・・・・そう」
「何だか甲子園にいったり学校で勉強したり、人が戦争したりパソコンの前でいかがわしい
SS書いてるその時間は、さっきの星のことを考えるとなんだか馬鹿馬鹿しくなるんだ・・。
どうせ星が地球まで来る長い長い時間に比べたら、0.1秒にも満たないその時間を、
人は何故勉強や仕事とかくだらないことに一生懸命になって一生を過ごしていくのかなって」
「・・・・・・・・・・・・・あなたは、星じゃない。」
「・・え?」
「・・・・・・・・・・・・・話を聞くと、星は長い。人は短い。でも星は長いから
うれしいとも・・馬鹿馬鹿しいとも・・・思わない。・・・・・・人の弱さがそう思うだけ。
短いならと思ったら・・・・いっぱいがんばれる。長いと思ったら・・・・・ずっと
動かない。だから・・・短くても・・・くだらなくない・・・。野球も仕事も色んなことも
・・・その人には・・・・くだらなくない。だから・・・・・」
「だから・・・・・・・?」
「だから、寂しくなる夜は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・寝る。」
け、結論それ?!・・・・まあ、夜の考え事はいい答が出ないっていうしなぁ。
「・・・そっかじゃあ、寝よっか。・・・・・・おやすみ・・・」
そのまま俺たち二人はまどろみの中へ入っていった。
「・・・・・・だから、・・・・・・・・・・・まけちゃだめ」
132名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:15:05 ID:Yiwuitb3
ぴちちちっ、ちゅんちゅん・・・。
「ふぁ・・・ああぁぁあああ」
・・・・んん?真央が隣に・・?あ、そうか。昨日は一緒にやったんだった。
「真央ー、朝だぞー。」
「う・・・・ううん・・・・」
もぞもぞと喪服が動き、中から真央が発掘された。
「・・・・・・・・・・・・・・・・おはよう。」
そのままどこから取り出したかいつものどんぐろワンピースを一瞬で身にまとう。
俺も下に敷いて寝たまだぬくい服に着替える。
「そういえばさ、あの喪服どっから手に入れたの?」
「・・・・・・・・・・・・葬式に参加したらもらった。」
「はいぃいいい!???」
「・・・・・・・仏さんが若い頃着てたから、いい想い出にって。」
「ぜ、全然良くないって!よりによってそんなものを昨日・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嘘。」
や、やめてくれよ、そういうのは。

fin

133これはおまけです。:2007/10/19(金) 18:15:47 ID:Yiwuitb3
幸せのボール


今日もあの人は来ない。来なくなったのは一軍に昇格した事が決定し、ちょっとした
パーティーを行ってからだ。冬が来て食堂を閉め、彼が来る事ばかり考えていたが、
食堂を開けても彼は来ず、だんだん不安になる毎日が続く。
そういえば色々な噂があった。例えば小料理屋の女将と仲良く話していたと畑山さんが、
マニアショップでサングラスをかけた美女といた事を凡田さんが、またある日には
遊園地でスーツ姿の女性と出会ってたとも噂されていた。私はどうだろう。
学校を出てから少しでも父の役に立ちたいと選手食堂でがんばっているが、それだけだ。
このまま働く事ばかりだとしたら、気がつけばもうおばちゃんのようになって
そのまま一人だけで、週間雑誌の数だけ老けていくだけだ。それだけただ怖くて
何度も誰かと付き合おうかと考えていたが、男との付き合い方を知らない私には
媚び方も男心もするべきこともよく分からない。それに病気になりがちの父の事を
考えると、自分は何をやっているのだと考え、そのまま想いを塞ぎこんでいた。

実は・・・・誰にもいえないが、好きな人はいる。軽い気持ちで電話番号を
教えてあげた彼の事だ。彼のどこが良いのかともし訊ねられたら、私は多分
どこも良くないと答えるだろう。水着姿には鼻の下を伸ばす、ご飯にはぐちを
言う、どこでも平気で寝る、汗臭い、泥臭い、後・・・・・いか臭い。
と・ともかく良い所なんてほとんどない。野球はどうかといえば、他の選手
より極めてよい成績をとっているわけでもないし、打たれたら凹む。
その度お父さんやコーチに怒鳴られているというのは食堂によく流れる
話題のベスト3には入る。しかも父は私と彼が軽く付き合っているのを知っているので、
「うちの娘と付き合う暇が会ったらもっと練習しろ!誰がお前にやるものか!」
とよく言われているそうだ。そういうこともあって彼と本気で付き合うというのは
結構気がひけていたのだ。よって、
「私牛丼なんて嫌い!」とか「修二君のスケベ!」とか「嫌なら食べなくていい!」
とついつい緊張のあまり口調が強くなることもあった。・・そんなだから
彼は離れていったんだろうか?
134名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:16:26 ID:Yiwuitb3
「・・・・多分飽きちゃったんだよ・・・。」
水木さんはそういう。そういう人ではないとは分かっていても、日が経つほどに
本当にそうなのか・・・・、と感じずにはいられない。私は、噂の三人ほど
とりわけ綺麗、というわけでもないのだから・・・・。
ガララララッ!
「あっ・・いらっしゃいませ。」
いつの間にかお客さんが来ていた。となりにファミレスができてからというもの、
にぎわっていた時間帯もまばらになってしまい、今では机拭きや食料の点検以外
する事はなかった。

「あー、まったく修二君の付き合いのせいで朝からくたくたでやんす!」
「いやー、ごめんごめん・・・・」
・・・・!彼だ!
「あ、注文は何がいい?」
「んー?やけに今日は優しいでやんす。ほほうこれはもしやおいらにほれ・・」
バギッ!
「えーとじゃあいつものお任せ定食で。」
「ひ・・ひどいでやんす。」
凡田さんのジョークを軽いドツキで跳ね飛ばし、急いで料理を作った。
とはいってもお粗末なものばかりではあるけれど。
「はいっ、これが今日のメニューです。」
「げ、またマヨネーズご飯とひじきでやんす。」
「しょーがないわねー。じゃあ今日は特別にハンバーグをどうぞ」
「おおおおお!!」
「凄いでやんす。肉の塊を見るのは二ヶ月ぶりでやんす!」
・・・・一軍なのに?二人はいつものようにものすごい勢いで食べる。と、
「ああ!なんだか修二君の方が大きいでやんす!」
「もー、意地汚いわよ凡田さん・・。ほら、修二さん早く食べないと
凡田さんに食べられちゃうわよ。」
「ん?・・・ああ、食べたかったらいいよ。今朝から特訓に付き合ってくれたし。」
・・・そん・・・な・・・。
「何と今日は修二君も優しいでやんす!それでは遠慮なくいただくでやんす!」
・・・・せっかく、修二さんの方は、冷凍物でなく、手作りだったのに・・・。
凡田さんに食べられてしまった。
「それじゃあ、また・・・」
「今日はとってもおいしかったでやんす。また来るでやんす。」
そのまま今日は選手は皆遠征試合に行ったので、今日のお客はこの二人だけだった。
135名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:18:17 ID:Yiwuitb3
夜・・・一人だけの家は何か寂しい。母がいなくなってからは留守番だけがこの上なく
苦痛だった。一人ではもし泥棒か何か来ても、一人でどうにかするしか手立てがないのだ。
「・・・・・・・もしもし、お父さん?」
だから夜に父に電話するのはいつもの習慣だった。
「ああ、愛か。今日も何とか勝てたよ。今年でモグラーズがなくなるからな。
何とか優勝させてやらねば・・・。」
「うん、体には気をつけてね・・・。あ、お父さん?聞きたい事があるんだけど?」
「どうした?」
今日登板したのは彼である。彼の事を聞くのは怖い。彼のように私も怒鳴りつけ
られるんだろうか?そう思うだけで気がすくんでしまう。
「・・・・・あ、やっぱりいい・・・。がんばってね。」
「そうか・・じゃあ、おやすみ」
プツッ・・・ツーツーツー・・・
切れた電話を持ちながら私はその場に立ち尽くした。
「私・・・あの人とずっと付き合いたい・・・・・。」
その・・・一言が・・いえない・・・・・・・。その言葉が頭に浮かんだ瞬間、
いつの間にか床に水滴が・・落ちて・・、その数は増えていく・・・。



「おお、愛君じゃないか?どうした?」
「あっ・・磯田・・さん。」
磯田さんは彼がこのモグラーズにいる頃からずっとコーチをしていた人だ。もちろん
父とは先輩後輩関係で、私がまだ小さい頃、磯田さんが遊びに来た時は
「わたしこのひちょとけっこんするー」
そういって父や母、みんなを笑わせていた頃が懐かしい。
「磯田さん、前々から思った事があるんです・・・。修二君のことなんですけど・・。」
「んん彼か。前の試合もよくあの場で踏ん張ってくれたよ。調子に乗りやすいのは
相変わらずだがな、全く何度叱られたら気が済むんだか・・・がはははっ・・・」
136名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:19:04 ID:Yiwuitb3
「磯田さん・・どうしてお父さんも磯田さんもそんなに叱るんですか?」
「ん?そうか?」
「だって・・彼、見えないところでいっぱいがんばってるんですよ・・。叱られる
度に毎晩ピッチング練習だってしてるのに・・・あんまりです・・・・。」
暫くぽかんとした顔で磯田さんは私を見つめる。彼に対する見方をこれで
少しは変えてくれるものだと私は思っていたが・・・・、
「・・・愛君、どうして叱ると思う?」
「えっ・・・」
「確かに俺も野々村監督もよく怒鳴る。だが、それは本当にダメだから叱ってるわけじゃない。
ちゃんとしたプロにするために俺たちはあえてあんな態度をとるんだ。」
「どういう・・・ことですか・・?」
「人の能力は生まれ持った才能だけじゃない。どんな困難が押し寄せようともそれを
やり遂げようとする不屈の精神が、人の能力を無限に高める時がある。
例えば普通の石を百枚重ねるのに、何百回も崩れるのを目の当たりにしても
再び作り上げようとする奴がこの世にどのくらいいると思う?9割は諦めるだろう。
だが奴は諦めない。何故か?不屈の精神があるからだ。それを維持して強めるために
絶対に譲れないという気持ちを自身の中に育てなければいけない。それを育てるためには
甘さや優しさだけではダメなんだ。厳しく、叱り飛ばさなければいけない。
そう言うものを乗り越えることによって、そういう精神は身についていく。」
「・・・でも、乗り越えられずにもうダメだ、彼が思ってたら・・どうするんですか?」
「ははは・・・叱られずにプロになる奴はいない。それに・・・本当にダメなら
ダメな事は本人が一番分かっているんだから、わざわざ俺達も叱ったりはしないさ・・・」
「私には・・・・よく・・わかりません・・・・。」
「はは・・・まあ、男にしか通じない世界だからな。だが、男女問わず、やりたい事が
あるのなら、例え誰に反対されても自分を貫き通す事が大事だ。あいつもいってたぞ?
自分が欲しい物は必ず自分で取る。待ってるだけでは絶対にそれが来る事はない
ってな。あいつもなかなかな事をいう様になったもんだなぁ。」
それを聴いた瞬間私ははっとして暫くわれを忘れて立ちすくんでいた。
私は今まで・・・・ただ自分に都合のよい事を・・・待っていたんだ!
「磯田コーチ、・・すいません、ちょっと用事を思いだしたので・・・・、
今日は、どうも・・・ありがとうございました。」
そういって急いで家に向かって駆け出していた。
137名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:19:51 ID:Yiwuitb3
「お父さん・・・・言いたい事があるの・・。」
「ん・・どうした?」
練習が終わり、新聞の野球の記事を見ながら父がこちらを見る。
唇をきゅっと締め、震える手をとじて力いっぱい握り、本音を言う。
「私・・今まで、言えなかったけど・・、修二さんとずっと付き合いたい・・」
「ダメだ、あれだけ練習についていけない奴とくっつくんじゃない!」
ものすごい剣幕で父が怒鳴る。・・・・逃げては・・・だめだ。。
「それでもいい!私はあの人と一緒にいたいの!あの人が好きなの!」
知らぬ間に自分でも驚くほどの大声を上げていた。眼鏡越しに父は
こっちを見続ける。一分、二分、三分・・・・・
「・・・どうしたそこまであの男に惹かれる?」
「えっ・あ・・・」
不意を突かれて変な返事をしてしまう。
「私にも・・・よく分からない。でも、あの人の近くにいると、
今まで不安だった色々な事が相談できて、知らない間に
気持ちが楽になって元気で入れる事・・かな。
そうとしか・・・いえないよ。」
もっともっと彼の事をわかってほしいけど、父を前にして
この答えが精一杯だった。
「・・・・・そう思わせておいて後々他の女とくっつくかも
しれないぞ?あいつには色々と噂があるからな。」
そういわれると辛い。でも・・・・・・
「それでもいい。どうせ振られるのならちゃんと自分の
事を告白して、それから振られたい。待ってるだけなのはもう・・嫌なの・・!」
そういった後、父は暫く考え込み、・・・・机からあるものを出した。
「・・・・・。これをもっていけ・・」
そういって父は私に古びたボールを渡した。
「これは・・・・?」
「お守りだ。まあ、野球馬鹿のあいつなら・・これで少しは
気が向くかもしれんからな・・・。今なら球場にいる・・・行け。」
「!・・・・・・・はい!」
そのお守りといわれたそのボールを胸にきゅっと抱きしめて、
私は彼の元へ駆け出した。振られるかもしれない。でも、
頭でいくら考えても、私の足は、手は勝手に駆け出していた。
138名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:20:31 ID:Yiwuitb3
「修二君!」
彼は一人でブルペンに立っていた。キャッチャーは何故かそこにはいない。
「ああ、愛ちゃん、どうしたの?」
胸は爆発するようになり続け、手も足も震えている。
「わ、私は・・。今まで・・気の強い事やわがまま言ってたけど・・
ホントは・・うれしかった・・。修二さんの・・その・・色々・・噂の人より・・・
綺麗じゃないかもしれないけど、その・・・い、一緒に・・・・つ・・つ・・・」
「付き合って欲しいんだ、俺も・・・ずっとそう思っていた。」
「えっ・!?」
いきなりの発言に驚いてしまい、手に持っていたボールを落してしまう。
「実はね、ずっと前から愛ちゃんと正式に付き合いますって何度も監督の所へ
いったんだ。最初はもちろん怒鳴りつけられたばっかりだったけど。それで、
愛ちゃんの方から告白するまで待つ事ができたら、許してくれるといったんだ。
そのボールは監督から付き合いを許してもらえるための約束の品だったんだ。
監督の現役時代の使ってた練習ボールで、変化球の握り方とかたくさん書いてる
とっても大切なものだよ・・・。それをお父さんは君にくれたんだ。
・・・やっと、二人でいられるね。」
「・・・・・・・・・修二くんっ!」
いつの間にか泣きながら彼に抱きついていた。でも彼はそれを暖かく受け止めてくれた。
待っていたのは私だけじゃなかった。彼もまた、私のために待っていてくれたのだ。


そのうれし泣きの声を球場の入り口で聞いている二人の男のうち、一人が話しかける。
「良かったんですか?監督・・あれで。」
「ああ・・・ありがとうな磯田君。やっと愛も分かってくれたみたいだ。」
「はは、何とか彼女の方から来てくれたおかげで、監督からの伝言も愛君に
伝えることができましたよ。」
「ああ・・・今日は久しぶりに二人で飲みに行くか・・。」
もう一人の男は満足したように上を見上げながら歩いていく。
「ところで監督、どうして彼をわざわざ愛君の方から来るまで待たせて
おいたんですか?彼も辛かったでしょうに・・・」
「・・・・父親としてこんな事は言いたくないが、未熟なのは・・娘の方だった。
それに・・・・娘を女にするのは・・・父親の役目だからな・・・。」

fin



おわりっす。 また機会があれば書きまーす。
139名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:43:36 ID:RbX5DI5k
GJと以外になんと表現すればいいのだろうか
140名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 19:20:18 ID:DIW2c3sl
ネ申キタ喜多木太ぁぁぁぁぁ
141名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 21:40:32 ID:wHFsHiB9
もう…言葉ではこの感動を言い表せない…


GJ!
142名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 21:53:49 ID:GnuzlDFH
GJ
なんかこのペースで投下されてるとまとめる人も大変そうだな、頑張れ。
143名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 01:18:45 ID:6aIjo2eA
ダッシュ主人公×さくら……はやっぱりタブーか
さくらをよがらせるには無田で茶を濁すしか(ry
144143:2007/10/20(土) 01:21:02 ID:6aIjo2eA
>>110
GJ
145143:2007/10/20(土) 01:27:25 ID:6aIjo2eA
>>110
GJ
愛ちゃんは最初に攻略した彼女だったから思い出深い
146143:2007/10/20(土) 01:28:28 ID:6aIjo2eA
連レスやっちまった。めんぼくない
さて早く家に帰ってオイル交換でもするかな……
147名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 03:34:34 ID:nd6/B32U
>>110
これは…すごいや…!
148名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 17:38:54 ID:Bmi1VmyB
おまけってレベルじゃねぇぞ!
149名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 01:22:26 ID:44Jqzbh/
>>110
触手マジGJJJJJJJ!!!!!
ってかA〜D+番外全部GJ。ご馳走様でした
150名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 01:41:07 ID:n3KH2X4J
友子も楽しみだ
151:2007/10/21(日) 01:45:55 ID:+U9MsYft
たくさんの感想ありがとうございます。
ちなみにDルートはエロが短いので星話でごまかしました(汗)。
152名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 02:41:21 ID:hz9GXcoX
保管庫とやらはまだかね?
153名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 03:37:40 ID:qf7Z4dGR
「私、みんなを裏切っていたのよ!」
「…それをジャジメントにわたして、すべて終わらせましょう」
「私への罰は与えてくださらないの?」

A ええ
B どうしてもと言うなら…
154名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 10:11:50 ID:3X0vEjES
孕ませハーレムキボン
155名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 21:19:54 ID:V8WaWiTw
このご時世に3をやった。ガンダーロボ強すぎだろ…
156名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:26:25 ID:LQ2UmdP+
ヒナコ投下、激激甘甘甘です。ヒナコ視点です。
ヒナコの口調って掴みずらかったのでおかしいかもしれません、ごめんなさい。
純愛ばかり書いてると、表現がかぶって困る。前と似たようなパターンかもしれません、ごめんなさい。
1571/10:2007/10/21(日) 22:27:17 ID:LQ2UmdP+
「ただいまー」
「あ、お帰りなさい、小波さん」
皿洗いをしていた手を止め、ヒナコは手をタオルでぬぐった。
十二月の初め、水仕事をするには少々つらい季節だ。
もっとも、現代ではお湯が簡単に出てくるため、ずいぶんと楽になったのだが。
視線を玄関の方へ向けると、どこか悲しげな顔の小波の姿があった。
大好きな人が悲しい顔をしているのを見るのは、あまり良い気分ではない。
「・・・どうしたの? なんだか顔色悪いみたいだけど」
「・・・・・・いや、なんでもないよ」
怪訝そうな顔のヒナコを見て、彼は苦笑しながら返事をする。
「・・・・・・?」
彼の眼を見て、瞳が少し赤いことに気がつく、今朝は墓参りに行くと彼は言っていたが
それに関係しているのだろうか。いずれにせよ、これ以上問うべきではない、そう思った。
「今日はスキヤキだよ、たくさん食べてね」
朗らかに笑いながら、鍋を指さす。味がしみ込むにはもう少し時間が必要なようだけれど。
「うん、もうお腹ぺこぺこだよ・・・・・・・ところで、博士は? 玄関に靴がなかったけど」
「お父さんなら、今日は遅くなるって言って出て行っちゃった、夕御飯もいらないって」
「そうなんだ、最近博士、出かけることが多いね」
正確に言うなら、半年前―――ちょうどヒナコが小波に告白した日―――からだ。
ヒナコの父、唐沢博士はもともと家で何らかの実験をしていることが多い
だが、何かと理由をつけて出かけることが増えたのは確かだ。そして夜遅く帰ってくることが増えた。
・・・特にヒナコのアルバイトが翌日休みのときを狙っている。
もしかしたら気を使っているのかもしれない、そう考えついてヒナコは顔が赤くなるのを自覚した。
(そんな必要ないのに・・・・・・)
だが結局のところ、それに甘えているところがあるのも事実だが。
「どうしたの? なんだか顔が赤いけど」
「なんでもないわ、もう少し待っててね」
ピピピと、炊飯器が電子音を発する、これも昔より楽になったことの一つ。
「あ、うん、手伝うよ」
「そう? それじゃあご飯をついで・・・・その前に、手を洗ってきてね?」
「ああ、そうだね」
遠ざかる足音、知らずに緩んでいた頬を引き締めると、夕餉の支度を再開した。
1582/10:2007/10/21(日) 22:28:00 ID:LQ2UmdP+
ヒナコが目を覚ましてから、もうすぐ二年がたとうとしていた。
いつもの目覚ましで目覚めたときに、そばには年老いた父親と彼の姿があった。
嬉しそうに、でもどこか悲しそうにヒナコを見る彼の瞳が気になったことを覚えている。
何故、初めて出会った人の名前がわかったのか、それは未だにわからない。
けれど、彼がいい人だということは、なぜか確信できた。
母親を亡くしたこと、いつの間にか三十年という月日が流れていたこと。
ショックで落ち込んだヒナコを、彼と父親は優しく励ましてくれた。
だんだんと彼に惹かれていったヒナコは、気づけば、プロテストを受けるために
毎日練習する彼の姿を、じっと見守るようになっていた。
子供のようにひたむきに打ち込む彼の姿はとてもかっこよく見えた。
少々間の抜けているところはあるけれど、それすらも魅力的に感じた。
休みの日にデートをするようになって一年、ようやくヒナコは決心した。彼に思いを伝えようと。
それは暑い夏の日、遊園地に行った帰りに河原を散歩をしていたとき。
真っ赤な夕焼けに照らされた姿にヒナコは告白した。
「私、小波さんのことが好き・・・小波さんは私のこと、好き?」
一瞬の静寂の後、彼は突然眼に涙をあふれさせた。
「嫌だったの?」と聞くヒナコに、彼は大きな声で「違う!」と叫び、ヒナコを抱きしめた。
あまりに突然の出来事に、ヒナコの心臓は痛いほど高なる。
強く抱きしめられて少し痛かったけれど、嫌だとは思わなかった。
そのまま長い時間が過ぎて、彼は口を開いた。
「俺も、俺もヒナコちゃんが好きだ、大好きだ!」
溶けてしまいそうなほど、熱い告白が耳に響いて。
「・・・うれしい」
夏の暑さも関係なく、二人は抱きしめ合った。
セミの鳴き声すら、祝福しているように聞こえる
夏の暑い日だった。

夕食を終え、今は食後の安らかなひと時。
テレビをBGMにしながら他愛のないことを語る。
ごく普通に一日を過ごし、恋人との甘い時間を楽しむ。
・・・それがかつて渇望していたものだと、今のヒナコは知らない。
と、聞こえてくる電子音声、「お風呂が沸きました」と告げてくる。
1593/10:2007/10/21(日) 22:28:51 ID:LQ2UmdP+
「お風呂、沸いたわね・・・・・・・一緒に入る?」
「えっ?! いいの!」
にやける彼の笑顔を見て、くすくすと笑いながら
「冗談よ」
無慈悲に鉄槌を下す、彼の一気に落胆した顔が面白い。
「でも、もうお互い裸なんて見慣れてるんじゃ・・・・・・」
言い終わる前にパコ、と彼の軽く額を小突く。
「クスクスクス・・・・・・小波さんってデリカシーないのね」
「へ?」
「とりあえず先に入ってね、私は次に入るから。・・・・その後は、今日は大丈夫な日だから、ね?」
頬が熱くなるのを感じながら、言葉を紡ぐ。再び彼の顔がにやけた。
その顔だけ見ると、野球をやっているときのカッコイイ顔が嘘のようだ。
でも、この顔すら愛しく思えてしまう。恋は盲目。そんな言葉が頭に浮かんだ。

シングルベッドの上、濡れた髪を優しく撫でられて、ヒナコは幸せそうに頬を赤く染める。
ヒナコの部屋。ゆっくりとベッドに横たわり、軽いキスから始まる。
ただ唇を重ねるだけなのに、心までつながったように思えるのはなぜだろうか、不思議に思う。
彼の体温が熱いのは、私の身体で興奮してくれているからなのだろうか。そう思って嬉しくなる。
パジャマのボタンを一つずつ丁寧に外されていく、人に脱がされるというのは
子供に戻ったようで少し気恥ずかしい。けれど、気分が高揚していくのは確かだ。
「ん・・・・・・・」
舌をさしこまれ、口内に生暖かい異物が侵入してくる。
軽いキスとは違い、征服されていくような錯覚に落ちいってしまう。
蹂躙するように暴れる舌を、優しく包むように迎えることを心掛ける。
ピチャピチャと音を立てながら彼とのキスは続く、いつのまにか上半身は下着だけになっていた。
前に『服を脱がせるのが楽しい』といわれてから、交り合うときは下着をつけるようにしている。
ブラジャーの上から優しくなでられたあと、ホックをはずされて、二つの小さい丘が露になった。
胸にはあまり自信がなかったのだが、小波がこの胸が好きだと力説してくれたので、今では少し自信が持てる。
「あ・・・はぁ・・・・・・んっ」
唇が頬から首筋へとゆっくりと這うように動いていく、痺れるように体が震えた。
ぬめりとした感触の中、時折強く吸われたり、軽く噛まれる。甘い痛みが気持ち良い。
跡が残りそうなのが気になるけど。目立たないところだけにつけているのはよくわかった。
1604/10:2007/10/21(日) 22:29:50 ID:LQ2UmdP+
「・・・・・・んっ・・・・・・・ぁは」
小波の硬い、けれど優しい手が、胸を揉みしだく、自分でいじるよりも何倍も気持ちが良い。
固くなった乳首がつままれて、引っ張られ、押し潰される。
いつの間にか彼の頭が見えて、胸を口で犯されていく。吸われて、舐められて、噛まれる。
動きが変わるたびににヒナコの吐息はこぼれおち、胸だけでなく身体全体が熱くなってきた。
移動していく唇、上から下までただ一つの個所を除いて余すところなく舐められていく。
ついばまれる体の場所すべてが、性感帯だと思えるほど敏感になっていた。
続いて行く愛撫、時折彼のモノが体に擦りつけられることも、興奮を高めさせる一つの要素になっていた。
「・・・ん・・・・・・むぅ・・はぁ!」
再び口をふさがれたときに、ようやく彼の手がショーツの上をなぞった。
待ちわびていた感触に身体が打ち震えるが、それをおさめて、キスに集中しようとする。
けれども彼は容赦なく、下着の上から割れ目をなぞる。
触られる感触からして、もうずいぶん濡れているようだった。羞恥心で顔がさらに熱くなる。
大きくあえぎたくても、彼の口がそれを許さない。口の中で暴れる舌を止める余裕もない。
追い打ちをかけるように、乳首を強くつままれ、さらに最も敏感な部分に触れられた。
「んう! んーっ! んぅぅぅぅぅぅ!」
軽く達して、ヒナコはビクンと痙攣して、嬌声をもらそうとした。
けれども、ふさがれた口からはうめき声しか出ない。頭がぼうっとしているまま収まらない。
彼の手は未だに秘所の周りを刺激していた。下着の上からでも十分に気持ちがいいのに
直に触られたらどうなるのだろうか。期待と不安がないまぜになって襲ってくる。
「・・・はぁっ! はぁ・・・はぁ・・・ふぅ・・・んっ・・・」
ようやく口を開放されて、大きくあえぐ。垂れる唾液の糸が頬に落ちた。
軽い絶頂で、より求める気持ちが高まった、早く貫かれて、思うがままにされたい。
けれど彼は優しく体をなでまわし、ところどころにキスマークをつけながら愛撫を続ける。
気持ちいい、気持ちいのだけれども、物足りない。
視線が絡み合う、優しく微笑まれて、ようやくかと思った、けれど。
彼の頭が股間に移動して、下着の上からぺろっと舐めた。
「・・・いいかな?」
その言葉を、理解できずに一瞬固まるヒナコ。だが、すぐに何を意味するのかを理解する。
「・・・え? そ、そこはダメ!」
そこを口でされるのはどうしても恥ずかしくて、今までダメだと言っていた。
首を振りながら手で頭を押して、逃れようとする。けれども弛緩した体は言うことを聞いてくれなかった。
1615/10:2007/10/21(日) 22:30:49 ID:LQ2UmdP+
小波は下着を脱がして、舌でゆっくりとなめ始めた。
口で攻められているということは、眼でじっくりと観察されていることになる。
部屋には小さな明かりがともっているだけだが、それでも耐えがたい羞恥がヒナコを襲う。
割れ目にそって動き、舌先を少しだけ侵入させられ、愛液をすする音が聞こえる。
「凄く濡れてるね・・・気持ち良い?」
「んっ・・・・・・そんなこと・・・あ!」
意地悪く問いかける彼に言葉を返す、だがそれも彼の加虐心を増長させるだけというのはわかっていた。
舌の動きが勢いを増す、それと共に快楽の波が押し寄せる。
「やぁ! だ、だめぇ、いやぁ、あっ、あぁ! あっあっあぁぁ!」
手で触られるのとは違う、経験したことのない感触がヒナコを襲う。
むずがしくて、気持ち良くて、恥ずかしくて。
気づけば彼の髪を握りしめて、必死に快楽を耐えようとしていた。
「だめ・・・ん・・・だめぇ! いや、いやぁ!」
涙が眼から溢れだす、心は嫌だと思っていても身体は求めている。
快楽の前では想いなんて通じないのだろうか。少し悲しい。
厭らしい水音が聞こえる、逃げようと動く体はわずかにベッドをきしませる。
だんだんと快楽で頭が溶けていき、経験したことのないところまでたどり着きそうだった。
「あんっ! あっ、ああぁ、ああっ!」
小さく痙攣し続ける身体、呼吸がかすれていく。いつのまにか高みまで昇ろうと、ヒナコは自らの身体を慰めていた。
乳首をつねり、指をしゃぶる、快感を高めるだけに身体が動く。
そして小波が肥大したクリトリスに軽く噛みついた時。
「あぅ! うあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
絶叫と共に、大きく体が痙攣した。
何も考えられなくなり、ただ快楽を受け止めるだけ。
「はっ! はぁぁあ! いやああぁぁ!」
小波の攻めにより、嬌声は止まらない。
舐められ、むしゃぶられ、吸われて、噛まれて。
最も弱い部分を集中して攻められて、ついに意識が飛んだ。
「うぁ、あああぁ!・・・・は・・・・・・」
少しの間の後、絶頂の余韻が去り、ヒナコの意識は覚めた。
けれど、眼は潤み、ぼんやりと宙を見つめている。
吐き出す息に疲労の色が濃い。浮遊感が体を包んでいた。
1626/10:2007/10/21(日) 22:31:35 ID:LQ2UmdP+
それを見て、小波は少し時間をおいたほうがいいと思ったのか。愛撫の動きを止めた。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・いじわる、嫌だって言ったのに」
しならく息を整えた後、ヒナコはかすかな声でつぶやく。
「ゴメン、ゴメン。なんか歯止めが利かなくて。ヒナコちゃんが可愛いからついいじめたくなるんだよ」
言い訳にしか聞こえないが、それでもヒナコは彼のことを許してしまう。
ただ、欲を言えば・・・・・・・・・
「ヒナコ」
小波がヒナコを呼び捨てにするのは、滅多にないことだ。
顔が近づいて、眼を覗きこんでくる。綺麗で優しい瞳にヒナコの顔が映る。
「好きだよ、愛してる」
待ち望んでいた言葉と共に、口づけされる。舌をからめ合わせ、唾液を交換。
少し酸っぱいのは、自らあふれ出た液体の味なのだろう。
自分の愛液を口にするというのは、気分の良いものではないとヒナコは思っていた。
けれども、彼の口から移されたというだけで、嬉しく感じてしまうのだ。
「・・・私も、大好き、愛してるわ」
はにかみながら言葉を紡ぐ、人前では言いにくくても、二人だけなら素直に口に出せる。
「うん・・・・・・・あれ?」
突然、彼の声に驚きが混じる。それはそうだろう、ヒナコの手が彼の怒張したものを握りしめたのだから。
「・・・ねえ、その・・・・・・欲しいの」
「何を? どこに? どうして欲しいの?」
「・・・・・・・・・・・・」
間髪入れずに返された質問に、顔が今まで以上に熱くなるのを感じた。
にやにやと笑う笑顔が憎たらしい、それでも従うしか道は残されていない。
「ええと・・・私の・・・ここに、これを・・・入れて?」
せいいっぱいの表現、これだけでもう逃げ出したくなるくらい恥ずかしい。
「よく言えたね、入れるよ」
「ん・・・ぁああああああああ!」
待ち望んでいたものを一気に挿しこまれて、ヒナコの身体は喜びに打ち震えた。
お互いが深くつながり、相手の存在をより近しいものとする。それは他の行為では代用できない快楽。
「あああぁっ、ああっ、あんっ! あんっ、あんぅ、んぁっ!」
小波が動き出すと同時に、ヒナコも合わせてわずかに腰を動かし始めた。
身体の奥まで勢いよく踏み込んでくる彼の分身が、先ほどとは違う快楽をもたらしていく。
1637/10:2007/10/21(日) 22:32:23 ID:LQ2UmdP+
「・・・なんかっ、ヒナコ、凄い感じてない?」
腰を動かしながら、小波は問いかけてくる。会話をする余裕もあまりないのだが、なんとかヒナコは返事した。
「んっ! はぁっ・・・う、うんっ! なんだか、すごい・・・んっ!」
いつもより激しく、小波は体をぶつけてくる。それをヒナコは辛いとは思わない
ただ、彼のすべてを受け止めたくて、お互いの快楽を高めたいと思う。
肉の激しくぶつかり合う音、腰をしっかりとつかまれて奥の奥まで激しく打ち込まれる杭。
膣奥の性感帯を激しく刺激されて、拷問のように快楽を与えられる。
「やぁぁ! あっ、やぁ、あぁぁ! あっ! ぁぁあ!」
嬌声はもはや悲鳴に近い、我慢することなく声をあげて快楽に身をゆだねるヒナコ。
打ちつけられて震える身体、汗と体液が飛び散り、シーツにしみ込む。
足を片方持ち上げ、角度を微妙に変えて、小波はガンガンと突いてくる。
軋むベッドの上、ただひたすらに快楽を貪る二匹の獣。本能に身を任せ、喰らいあう。
シーツをずれるほど激しく掴みながら、絶頂に達しようとするのをヒナコは必死に抑える。
まだ、達するわけにはいかない。相手に気持ちよくなってもらわなければ意味がない、そう思うから。
「・・・あんっ・・・・・・・んんんっ・・・」
耐えて、耐えて、耐える。小波の顔を見ると、少し苦しそうな顔だった。
お互いに限界は近いはず、と、小波が動きを止めた。
達したのかと思ったが、まだ膣内のものは熱く蠢いている。吐きだしたものも感じない。
すっと性器が引き抜かれていき、ヒナコが疑問に思う、刹那。
「ゃっ!」
ひっくり返されて、後ろから再び突き刺される。
ヒナコは後ろからされるのはあまり好きではない、顔が見ることができないというのが一番の理由。
けれど、好きな人に支配されるかのように犯されるのが、限界を超えた興奮を呼ぶ。
乱暴に、けれど優しく。矛盾したようにただ突かれる。
一定したペースではなく、様々に動きを変える肉棒が、抉るように膣内を犯す。
持ち上げられた下半身にもう力は入らない、痛いほど強く手を握りしめた。
「は、はげしい・・・・・・・んっ、んんんっ!」
シーツを噛み、ただただ耐える。もう、脳は何も考えることができない。
ただ悦楽の声をあげ、すぐそこまで来た時を待つ。
「ヒナコ、ヒナコ、ヒナコ!」
「あぁっ、ああああぁぁっ、あああああああぁぁぁぁぁあああ!」
そして、大量に何かが入ってくる感触より一瞬遅れて、ヒナコの意識は白濁した。
1648/10:2007/10/21(日) 22:33:16 ID:LQ2UmdP+
意識を回復させたヒナコが最初に見たのは、歪んだ白いシーツだった。
意識が飛んで、あまり時間はたっていないらしい、背中に熱い体温を感じる。
引き抜かれた男根は、力を失ってお尻に当たっていた。
「・・・はぁ・・・・・・・はぁ・・・・・」
身体全体が幸福感と満足感に包まれていた、けれどもヒナコにはどうしても納得できないことがあった。
「え?」
体を起こし、小波を見る、不思議そうな顔になる小波。
満足そうな顔をしているヒナコだったが、その瞳には未だに欲情の炎がともっていた。
「えい」
「わっ!」
「クスクスクス・・・」
笑いながら、ヒナコは小波を押し倒した。
性器に顔を近づけふっと息を吹きかける。ぴくりと反応するのが可愛らしい。
「ひ、ヒナコちゃん?」
いつのまにかちゃん付けされていることに小さな怒り。
意を決して、口にくわえた。
「うっ!」
子供のような唸り声。はじめて口にするモノの味は、酷くまずかった。
それでも愛しい人の半身を丁寧に舐めていく。技量は拙くても、ただ愛情をこめて。
尿道に残る精液を吸い上げ、亀頭を刺激して、竿を上下に擦る。
「ど、どうしたの? なんで急に?」
小波の質問に、一度口を離して答える。
「だって、今、最後に顔を見ることができないのがいやだったの・・・」
再び口をつけて、刺激し始める。だんだんと力を取り戻していくそれに、少し感動する。
「でも、今まではこんなこと・・・」
そう、素直に快楽を得ていたヒナコだが、まだ経験の回数はそんなに多くない。
まだ気恥ずかしさが残っていて、今日までお互いに口で性器を慰めることはしたことがなかった。
けれど、今日無理やりにいじられて、ヒナコのネジが外れたのだった。
「・・・くっ!」
必死に快楽を耐える小波の声、それがなんだか新鮮な感触だった。
生臭い匂いが鼻を満たす。それだけで再び興奮していくヒナコの身体。
気づけばヒナコは口でモノを攻めながら、自らの秘所をいじくっていた。
1659/10:2007/10/21(日) 22:33:48 ID:LQ2UmdP+
手で触れると、べとべとのそこから、わずかに精液が垂れているのが伝わる。
この後を考えて、自らの興奮も高める必要があると思い、達したばかりの敏感なそこをいじる。
だが、受け入れる準備をする必要などなかった。だらしなく熱い液体が滴っている。
「・・・・・・・・くっ、や、ヤバイって」
慣れていない刺激だからか、彼は意外に早く限界を訴えてきた。
のちに彼は、『ヒナコちゃんに口でされているというのに感動していたからだ!』と言うことになる。
ともかく、今度はヒナコが責める番だった。口の刺激を止め、小波の上にまたがる。俗に言う騎乗位。
この体位は数えるほどしかしていないが、お互いの顔を見ることができるのが、ヒナコは好きだった。
てらてらと光る股の付け根を小波の視線が射抜く、それだけでじわりと愛液が滲みだすような気がした。
「あ、あれ?・・・・・・・・あっ!」
少し入れるのに手間取ったが、無事に招き入れることに成功。
再び一つになる。一度欲望を飲み込んだそこは、彼のモノを歓迎するかのように包み込む。
「・・・ん・・・・・・・・はぁ・・・・はぁあぁ・・・」
ゆっくりと腰を動かし始めるヒナコ、だが、一度弛緩した体が思うように働かない。
小波に喜んでもらいたくて、必死で動かす。けれども、駄目なものは駄目だった。
思うように快楽を与えることができず、得ることもできない。
もどかしさで焦っても、結果に結びつかない。無力さで涙が滲む。
「ううっ、えっと・・・んっ、んっ!」
それに業を煮やしたのか、突然小波が激しく突きあげてきた。
「やぁぁぁっ! だめ、だめえっ! こ、小波さんは、うぁっ!」
再び攻守が逆転して、ヒナコがあえぎ始める。
「あっ! あっ、あっ、あぁぁ! はぁぁ!」
小波が付きあげることで、ヒナコが自分の良い部分に男根を誘導する動きになった。
それが功を奏し、お互いのボルテージを高めていく。小波が手を伸ばし荒々しく胸をつかみ取る。
歪む乳房を自分で眺め、それを気にする余裕もなく激しく突かれる、何度も、何度も。
ゆっくりと、けれど一回一回が最奥までたどり着く一撃、長く耐えることができないのは自明の理だった。
ただ、相手を愛しく思って、少しでも長く交わり続けようと、ヒナコは必死だった。
けれど、ぶつかり合う視線で互いの限界を悟る。終わりの時は近い。
突然、小波はすべての力を振り絞ったのか、さらに激しく動き始めた。
もうバランスを取ることもできず倒れこむ形になるヒナコ。それでも互いの腰の動きは止まらない。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ヒナコの視界が霞み、絶叫をあげ、膣を強く締め付けたところで意識が途絶えた。
16610/10:2007/10/21(日) 22:34:57 ID:LQ2UmdP+
「ん・・・・・・・」
再びヒナコの意識が戻ったとき、股間に何かが押し当てられている感触がした。
眼をあけると、小波の姿。
「あ、起きた?」
体中に汗がまとわりつく、倦怠感が体を包み今すぐ眠ってしまいたい。
けれど、もう一度お風呂に入らないわけにもいかないのだが。
「なに・・・してるの?」
小波はヒナコの性器を、ティッシュで拭いていた。
優しい動きが、むずむずとして少し気持ちいい。
「ちょっと出しすぎたかなって思って、嫌だった?」
「・・・そんなこと、ないわ・・・」
今日だけでいろいろと新しいことをやりすぎて、諦めの境地に達しているヒナコだった。
「うん。これでOKかな」
「んっ!」
最後に軽く全体をなでまわし、始末は終わったようだった。
「さて、ヒナコちゃん先はいる? それとも俺が入ろうか?」
「・・・・・・一緒に入りましょうか?」
「え?!・・・・・・また冗談なんでしょ」
くすくすと笑う、心からの笑顔。
「ううん、お父さんが帰ってくるまでに、早くしないといけないし」
「ホント?! やったぁ!」
子供のように嬉しがる小波を見て、ヒナコは幸福感に包まれる。
ごく普通のカップルの、ごく普通の行い。かけがえのない大切な時間、小波が二度と手放さないと誓ったもの。

お風呂でいちゃついた後、二人はヒナコの部屋でのんびりとしていた。
さっきまで激しく絡み合ったベッドに、二人で腰かけて。
「・・・やっぱり、人を守るのは大変だってことを、今日思い出したよ」
突然、真剣な声色で小波がつぶやく。ヒナコには意味がさっぱりわからない。
「でも、決めたんだ。必ずヒナコちゃんを守るって、絶対に!」
恥ずかしいセリフね、と言いかけて、やめる。真剣な言葉には真剣に返すべき。そう思ったから。
「うん、ありがとう!」
笑顔と共に、キス。きっと未来には楽しい出来事が待っている、そう確信できた。
167名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:36:17 ID:LQ2UmdP+
終わりです。エロ無し部分を短くできたのは良かったのかね? 全体的にも短くなったけど。
前置きは掴みずらいじゃなくて掴みづらいでした。
どうでもいいけど、エロ単語を調べてたら801なところに行ってしまって絶望した!
168名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 23:17:25 ID:V8WaWiTw
布団を敷こう。なっ?
GJ!
169名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 23:23:23 ID:n3KH2X4J
毎週楽しめて最高だね此処は!
GJでやんす!
170名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 03:29:41 ID:5WZfpMyF
やる気が3あがった
171名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 06:49:24 ID:18o5SBLk
やる気があがった。
「ムラッ気」が身についた。
弾道があがった。


まぁ何が言いたいかと云うと…GJ!
172俺に名は無い:2007/10/22(月) 14:24:00 ID:RGEQVNs8
ちょっと来ないうちに凄いことになってる…とりあえずGJ!


173名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 00:58:52 ID:YGs7r3bb
タマちゃん分が足りない
174名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 03:14:21 ID:GHKf/xTC
ブルマでやんす!
小波君の彼女にブルマを着用させるのでやんす!
175名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 06:57:45 ID:TyterTfj
いや、そこはヘルガだろ常識的に考えて…
176名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 07:51:47 ID:qDCVr404
もし出たらクルデレ以来だな
177名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 12:09:58 ID:VabjmnBJ
ブルマ姿のヘルガとベッドでフォークダンス。キャンプファイヤーの様に燃え上がるw


みたいなのキボン
178名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 21:12:31 ID:OLPB0gC4
ここはあえてみんなのトラウマ、ノリカで・・・ごめん、やっぱり無理。直視どころかチラ見も出来そうに無いわ
そういえば前スレのまとめ作業ってどうなったのかな?自分のPCだと出来ないだけに気になる・・・
179名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 22:44:37 ID:xGe3wAN6
>>178
>>61

しかしエロいの書くと大まかでもいいから体型が知りたいな・・・3サイズ公表なんてアホな真似はしてほしくないが。
180名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 01:23:32 ID:W51GkVU2
鬼鮫マダー?
181名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 10:28:37 ID:l2ZCT2Ub
>>179
そんなものは自分の持っているイメージでどうにかするんだ!
182名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 18:19:32 ID:EESdGx3M
天本さん分が足りない
183名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 19:25:27 ID:XPHroQAF
天本さんってネタにしづらいんだよなぁ、感情をあらわにするタイプじゃなし、物腰が穏やか。
スタッフが扱いにくいって言ったのもわかる気がする、俺には普通の展開しか思いつかん。
184:2007/10/24(水) 19:47:03 ID:iXIklNCE
名前を玲泉から玲子に変え、
小中学生になったあげく、ロリマゾ巨乳痴漢にしたもう別人並のSSならある
185名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 21:35:43 ID:1ESHFmxS
もはやパワポケじゃねぇwwww
186名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 22:53:32 ID:9M+FyKhP
>>183彼女はその普通さこそが魅力
187名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 23:39:49 ID:YeH+cazO
しかしメガネ一族
188名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 02:25:51 ID:hK5O9sAO
未亡人書いてみたら俺の技量の無さに気づいた
まずは普通のキャラクターから試した方がいいんだろうな
189名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 03:21:05 ID:nHr/OLIC
天本さんは強いて個性を出すなら、黒いキャラがいいんじゃないか?
裏と少し混ざるけど、なんか怪しい術つかったりとか

なんか試しに書いてみるからキャラ言ってくれ
言われた以外のキャラ書くから
190ぷーたろー:2007/10/25(木) 10:02:23 ID:SdB6tveq
遅くなったけど友子できますた。少し直してから今晩中には投下したいです。
191名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 13:55:08 ID:q1fSJv81
天本さんの誕生日にふさわしい作品誰か書いてくれよ
192名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 16:59:16 ID:TsQNBDd2
>>190
待ってました!期待してます
193名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:56:51 ID:EFlRzHYk
>>190
期待して待つ
194ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:00:04 ID:SdB6tveq
友子投下します。
主人公の名前は小波。あと最後にちょっと9あり。
甘甘と言うか、バカップルみたいになってしまいました。後悔はしていません。
195ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:01:03 ID:SdB6tveq
「こんな遅くまで何をやってるでやんす?」
「・・・人を待ってるんだ。もうすぐ来てくれそうな気がしてね」
「・・・今夜は冷えるでやんすよ」
「ありがとう。でも、もう少しだけ待ってみるよ」

ドン!
「キャ!」
「あ・・・・・」
「あ・・・・・」

「・・・よっ!元気?」
「友子・・・友子〜!!」
ギューッ!



・・・と、こう俺達が感動的に再会したのは知っていると思う。
あの後無事だったのかとか、どこ行ってたんだとか、何してたんだとか、いろいろと聞きたり、抱き合ったりしたたんだけど。まぁそれはまた別の話ということで。

しかし、いくら感動的に再会したからといって今の状況が変わったわけじゃない。
俺は黒幕だった灰原を倒したうえ、CCRの裏の顔まで知っている身。
友子だって大神グループに命を狙われるアンドロイド。なんで白瀬は助けてくれたのか分からないけど、2人とも何時殺されたっておかしくない。
なんせ俺達は大神グループという大規模な組織を相手にしているんだから。
だから、やっぱりあんまり目立った行動なんて出来るはずなんてない。
出来るだけ空気のように静かに、目立たずに生活をするように心掛けるしかなかった。
196ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:02:46 ID:SdB6tveq
でも、やっぱりこんな生活に少し嫌気がさしたのか、1週間くらい前に友子が言った。「旅行に行きたい」
是非行きましょう。
題して「3泊4日・日本列島ダーツの旅」
ちなみに矢は京都周辺に刺さった。



みなさんこんにちは。どうも俺です。いきなりで悪いですが、俺はピンチな状況です。
左腕をガッチリと拘束された状態で、不気味な暗い屋敷へと引きずり込まれようとしています。
だけど命の心配はないでしょう。
だって腕を拘束しているのはCCRや白瀬でもなく、友子なのですから。

疲れるから話し方を普通にもどそう。
友子は自分の腕を絡ませて、俺の左腕をガッチリと捕まえている。
そして引きずり込もうとしている屋敷の入り口には、デカデカと「お化け屋敷」という文字が。
かなり怖いんだろうな。隣の出口から出てくる子供なんかビービーと大泣きしてる。
分かるぞ、その気持ち。俺なんかもう入る前から泣きそうだ。
197ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:04:13 ID:SdB6tveq
「友子・・・別のところにいかないか?」
「え?どうして?」
どうして?って言われてもさぁ・・・
「別に理由はないけど」
「・・・もしかして怖いの?」
「そ、そんなことはないさ!お、俺は元CCRだぞ?」
「なら問題ないよね?」
「それはそうだけど・・・」
有無を言わさず友子は俺をズルズルと引きずって入り口へと進んでいく。
いや、ちょっとまって、ほんとまって、そんなに引っ張るな、まだ心の準備ってものが・・・
いやあああああああああああああああ!!!!


数十分後、お化け屋敷を脱出した俺は
「あー怖かったね」
「・・・・・・うん」
笑っている友子の隣で、初めて和式トイレを見た外国人みたいな顔をして、出口から出てくるはめになった。

「怖かったら抱きつくつもりだったんだけど、まさか逆の立場になるなんて思わなかったなぁ」
友子の声が少し大きかったせいだろう、周りにいた人達が一斉に俺の方を向いた。突き刺さる視線がものすっごく痛い。
「す、少しビックリしただけさ!」
べ、別に怖かったからじゃないんだからね!ただビックリしただけだから!足がふらついてるのも、少し視界が水で歪んでるのもビックリしただけなんだからね!!
198ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:05:50 ID:SdB6tveq
「別に怖かったからじゃないんだ!本当だぞ!!」
「うんうん。そーだねぇ」
そう口では言っているけど、友子の目は本心を語っている。
全く信じていないと。
疑い100%の視線がさらに俺を体を貫く。体に走る痛みが2倍くらいになった。視線の強さが3倍くらいになった。
とにかく此処から逃げ出したくなった。




「へ〜。きれいなところだね」
時間と場所は変わりに変わって、夕日はもう少しで完全に沈もうとしている。つまりはもうすぐ夜だ。俺達はあと3日ほどお世話になる旅館に到着していた。
あれからまだいろいろな所を見て回ったけど、それもまた別の話。
「京都にきてホテルってのはやっぱり味気ないからね」
俺がチョイスしたのはホテルより日本的な旅館。やっぱり新婚旅・・・ゲフンゲフン!!
旅行というのものは敷き布団でそして温泉というのが醍醐味なんだと俺は思う。
「さぁ行こうか」
スッと友子の手をとって出入り口へと進んでいく。
手動の扉に手をかけ、その中へ。両脇に供えられた生け花や何やらが美しい。
「こんにちわ〜」
靴を脱いで少し前へと進んでいく。すると
「おいでやす〜」
と、流石京都。女将さんみたいな人が俺達を出迎えてくれた。
199ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:08:01 ID:SdB6tveq
「あ、予約していた小波ですけど」
俺も丁寧に応対する。
予想していたのだろうか、女将さんは
「お待ちしておりました小波様。ようこそいらっしゃいました」
と最後ににっこりと営業スマイルをみせてた後
「お部屋の方にご案内します。少々お待ちください」
そう言って、人を呼びにいったのだろう、奥へと消えていった。
・・・やっぱり京都は着物だよな。日本人って感じだし、そこがまた美しいんだ。十分魅力的な女将さんだったけど、それをさらに数十倍に引き立てていくれている。
あの振る舞いといい、接客といい、言い寄られて恋に落ちない男なんかいないと断言できる。それにしてもあの笑顔はもはや凶器だよ・・・

と、多分俺は女将さんの笑顔にデレデレとしていたんだと思う。きっと顔もにやけてたんだろう。
だって・・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・!!!
隣からものすごい視線と凄まじいオーラを感るんだもん。
「…………ねえ」
視線の方向から、まるで地獄の底から湧き出たような声がする。
ギギギギギ・・・とロボットのように体を声の方向へと向けてみた。
案の定そこには
200ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:09:35 ID:SdB6tveq
「何であの人をじーっと見てるのよ……!!」
鬼神と化した友子さんがおりました。

「私って人がいながら他の女の人に……!!」
静かな声の中に激しい怒りを感じる。
「いや!そんなに見てないぞ!?」
「見てたもん!ずーーっと見てたもん!!」
ギューッと俺のほっぺたを抓りながら下から睨みつけてくる。
「私よりあの人の方がいいの!?」
ほっぺたを抓る強さが更に増した。友子の目が涙目になる。
その涙目は反則だよね。でも今はそれより!
「友子やめて!イタいイタいイタい!!ほっぺたがねじ切れるって!!」「ダメ!我慢しなさい!」
相当怒っていらっしゃる。どうやったら許してくれるんだ?
「・・・約束しなさい!!」
「な、何を!?」
「私以外の女の人と仲良くしたらダメ!!わかった!?」
「・・・・・・・」
呆気にとられて言葉もでない。
すんごい嫉妬。すんごい独占欲。結構欲張りだったんだね友子・・・。俺はものすごい嬉しいけど。
「わかりました。約束します。ごめんなさい。許してください」
真剣な言葉とは逆に顔がにやけてくるのがわかる。
「・・・キスしてくれたら許してあげる」
俺に断るという選択肢はなかった。
201ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:11:21 ID:SdB6tveq
「友子・・・」
友子の肩へ両手を乗せる。お互いの顔と顔の距離が徐々になくなっていく。そして、そして、そして――――――――――――
「あの〜その続きはお部屋の方でしていただけないでしょうか」
当たる寸前で別の女将さんが俺達を制止させた。少し呆れているようだった。
周りを見わたしてみると、みんなが俺達の方を見ていた。
恥ずかしくてこの空間から逃げ出したくなった。


「お二人のお部屋はここになります」
女将さんは襖を開けながら俺達を招き入れた。
うん、すっごくいい部屋だ。窓からは綺麗な川がみえるし、京都の街並みも見渡せる。
「わ〜綺麗だね〜」
友子も気に入ってくれたようだ。どうやら機嫌の方も直ったらしい。
「お食事は7時ごろとなっております。ではごゆっくり・・・」

ここは防音になっておりますから・・・。俺の耳元でそう呟いた後、女将さんは帰っていった。素晴らしい情報をありがとう女将さん。
「さて・・・と」
ご飯まで何をして過ごそうか。
「友子どうする?お風呂にでも行くのか?」
ちなみに、ここでの風呂というのは温泉のことだ。
202ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:13:08 ID:SdB6tveq
やっぱり旅にこれは欠かせないだろう。
温泉がない旅行なんて、チョコがないコアラのマーチみたいなものだ。
「うん、そうしようか」
そう言って戸棚の中から2人分のタオルやら帯やら浴衣やらを友子は取り出した。
・・・そうか。温泉からでたら友子はあれを着るのか・・・。
スタイルのいい友子のことだ、前の開いた部分から見える胸の谷間、チラリと見える太もも、少し濡れた長い髪、赤く染まった顔・・・
完璧じゃないか!!想像しただけで襲いかかりたくなる。いや、むしろ今すぐにでもいい!!
「ど、どうしたの?そんな怖い顔して・・・」
俺は感情が顔に出るみたいだ。俺から離れていく友子。
いけないいけない、落ち着け落ち着け。はい深呼吸ー、ヒッヒッフー。
「いや、ちょっと考えごとをね」
「・・・何を?」
少し言葉が悪かった。
気付いた時には時すでに遅く、友子は何考えたらそんな顔になるの?みたいな顔をしている。
「・・・さぁ行こうか」
「ねぇ、何考えてたの?」
「ここの温泉って露天風呂らしいよ」
「何考えてたの?」
「肩こりとか腰痛にいいんだってさ」
俺は質問に答えることなく、友子を引きずるようにお風呂場へと移動した。
203ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:14:32 ID:SdB6tveq
「あ〜いいお湯だった〜」
「そうだね〜」
2人そろって廊下をパタパタと歩いていく。
本当に最高だった。お湯はいい温度だし、景色はきれいだし。これぞ極楽、ビバノンノンというやつだ。
そして風呂上がりの友子の浴衣姿を見て俺が襲いかかりたくなったのは言うまでもない。

「でも意外だったな」
「何が?」
俺達の部屋にたどり着いついたあと、友子がさも不思議そうに俺の方を見ながら言った。
「私、小波君のことだから絶対混浴だと思ってたもん」
ガンっ!とハンマーで頭を殴られたような衝撃が襲う。
「友子・・・俺をどう思ってたんだ・・・」
友子の一言に軽いショックを受ける。俺はそんな風に思われてたのだろうか。
「そんなはずないだろう」
当たり前だ、と俺は奮然として言う。
「どうして?」
なぜかって?そんなの決まってる。


「混浴なら他の男がいるじゃないか!!!」

そう、これだよ。これがいけないんだよ。
誰が友子の生まれたままの姿を他の男に見せるもんか!見ていいのは俺だけなんだ!!
「そ、そう・・・」
ぼそぼそと友子が呟く。よっぽど恥ずかしかったんだろうか、頬を赤く染めて手をもじもじとさせている。
204ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:16:14 ID:SdB6tveq
ダメだ。
もう耐えられない。
理性が限界だ。
友子が悪いんだ。刺激的すぎるんだ。浴衣姿とか俺の想像のはるか上をいってるんだもん。
そう!友子が悪い!!

「友子!!」
「きゃっ!!」
一気に距離をつめギュッと抱きしめる。髪から漂うシャンプーの香りが心地いい。
足をはらって優しく畳に押し倒す。ちょうど俺が友子に覆い被さる体制だ。
「ん―――」
友子の胸に顔をうずめる。シャンプーとは違った心から落ち着くいい匂いがする。
このままずっと和んでいたいけど、それはまた今度。

―――チュッ
「んっ・・・」
俺は遠慮することなく友子の胸に吸い付いた。友子がわずかに声を上げる。
―――チュッ、チュッ、チュッ
両手で胸を覆っている浴衣をはだかせながら、首筋へと吸い付いていく。次第に露わになるふくよかな白桃。さきっぽの赤いさくらんぼが顔を覗かせる。
ただし浴衣は完全には脱がさない。
何故かって?
そっちの方がそそるからだ。
「まだダメだってば・・・ばれちゃうよ・・・」
「大丈夫だって・・・・・・・多分」
女将さんはまだしばらく来ないはずだ・・・・多分。
「大丈夫じゃないじゃない!」
「でもさぁ」
205ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:17:55 ID:SdB6tveq
友子の訴えを無視して胸の先端の突起をくりくりとこねると、友子が「んんっ」と色っぽい悲鳴を上げた。
「体の方は待ち望んでるみたいなんだけど?」
顔がにやけるのがわかる。
「そ、そんなことないもん」
俺の意地悪い問い掛けに、友子はぷいっと顔を背ける。俺は苦笑しながら胸の攻略へと移った。
乳首を指で軽くつまんで前へと引っ張る。
「あっ!やぁ」
続けて舌を這わせてこねくり回し、軽く湿ったところで甘噛みを開始。
「あぁあ!」
全く強く噛んでいないのに、歯に伝わるコリッという感触と耳に伝わる友子の喘ぎ声。
ちょっとしか触ってないのに、もう乳首なんて完全に立ってしまっている。
「んっ!あっ!いゃあぁ・・」
舌の速度を上げるにつれ、友子の声がだんだん激しくなる。
うん、やっぱりあれだね。
「なぁ友子。」
「何?」
「いつもより感じてないか?」
更に自分の顔がにやついてるのが分かる。俺はさらに言葉攻めを続ける。
「友子はこういう恥ずかしいのが好きなのかな?」
「ち、違うもん。そんなことないもん!」
友子は顔を真っ赤にして必死で否定する。でもね友子。
「こんなに乳首を立てらして説得力ないよ?それにさ」
206ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:19:56 ID:SdB6tveq
ススス・・と友子に気づかれないように手を下半身へと移動させる。お腹を通り過ぎ、その下へ。
そして白いショーツが覆う秘部にたどり着いた瞬間、ショーツの上から指を這わした。
「ひゃあん!!」
電源が走ったようにビクリと飛び上がる友子。ショーツは股間から滴る液体で大きなシミができていた。
「こっちもこんなにぐしょぐしょだしね」
膨れ上がった中にある筋を何度も何度も擦ってみる。その度に液体の量は増し、「あっ!やん!あん!」と友子の喘ぎ声も大きくなる。
今度はショーツの上から、筋の内部へと指を入れてみた。
「んんっ!!」
ジュプっという音と共に俺の指は友子の液体で濡らされる。もう溢れて止まらない。
「こんなに濡らして・・・友子は本当にこういうのが好きなんだね」
友子の愛液で濡れた指を、友子の目の前で見せながら耳元で呟く。
そのたびに友子の体がピクンっと震えて
「違うもん。濡れてなんかないもん・・・」
赤かった顔を更に赤くして力なくぼそぼそと喋った。
あぁ、その愛らしい行動が俺がもっとイジメたくなる原因だという事が分からないんだろうか。
207ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:21:49 ID:SdB6tveq
「そうか、そこまで否定するなら・・・よいしょ!」
「へ?きゃあ!!」
俺は友子の上半身を起きあがらせ、体を半回転させた。そして俺は素早く友子の後ろに回り込み、友子の体を拘束する。
「こ、これ恥ずかしいよ」
友子が悲鳴を上げる。
それはそうだろう。今友子の体は股を開いた状態で俺に拘束させられていて、体は入り口の襖の方に向いている。
浴衣もはだけているから、もし襖が開いたら全てが丸見えの状況なんだから。
「でもこっちの方が感じるんだろ?」
これ以上なくツンと立っている胸をもみながら、耳元で呟くことを止めない。
「んっ・・そっそんなことっ・・あんっないもん」
「ふーん」
認めない友子に、お仕置き!とばかりにギュッと乳首をつまむ。その瞬間
「んああぁぁぁああああ!!」
と友子が絶叫した。どうやら頂点に達したらしい。
だが俺の攻めは終わらない。
「そんなに声を出したら廊下に聴こえちゃうよ?」
「こ、小波君のイジワル」
涙目がもう止めてと訴えている。少し可哀想な気もしてきた。
まぁ、止める気はないけどね。
「さて、次はこっちだね」
そう言って手をショーツの中へと侵入させる。
208ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:23:17 ID:SdB6tveq
「ま、まだダメ。いったばっかりなんだから!」
「ダーメ」
かまわず侵入を続ける俺の右手。
ふさふさとした感触の下に感じるフニフニと柔らかい手応え。
「やっ!ダメ!」
友子の言葉を無視して、濡れる花弁の隙間へと俺の指を押し込んだ。
「ああああああああああああ!!」
更にビクビクと震える友子の体。花弁に入った2本の指がギュッと締め付けられる。
それだけじゃない。俺の手はもうずぶ濡れで、まるでお漏らしのように愛液が滴っていた。
「もしかして入れただけでいっちゃった?」
「まってって・・・言ったのに・・・」
ハァハァと息を荒げる友子。だが休む間は与えない。今度は指を前後に動かし、抜き差しを開始する。
「ふぁっ!!あん!!あああ!!!」
ジュプジュプといやらしい音が部屋の中に響く。友子のショーツはぐしょぐしょで、もはや意味がなくなっていた。
ショーツを剥ぎ取って、指のペースを更に上げる。
ビクウッと一段と友子の体が震えた。
「んああああああああ!!」
3度目の絶頂。まだまだ俺の攻撃は終わらない。
抜き差しの手を休めることなく、同時に花弁の上のぷくっと膨れ上がった豆をクリクリといじる。
209ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:25:26 ID:SdB6tveq
「ひゃあ!!ああ!!ああああああああ!!」
絶叫する友子。指がギューッとものすごい強さで締め付けられる。
「ああああ・・・あぁ・・・」
何度も絶頂に達したせいだろう。友子は俺の腕の中でグッタリとしてしまった。
ハァハァと荒い息を吐き、頭をコテンと俺の頭に預けてくる。お疲れ様友子。
だけどね、俺はまだ満足してないんだ。最後の攻撃がまだ残ってる。
俺の息子という最大の攻撃がな!
「へっ・・・ひゃぁあ!」
急にまた押し倒されて、素っ頓狂な声を上げる。抵抗しないのは何をされるか理解しているからだろう。
「はぁ・・・もう・・・無理だって・・・ばぁ」「ごめん友子。ガマンできない!」
友子がそう言っても、本当にどうしょうもない。俺のバットは爆発寸前なんだ。
俺は友子の中へと息子を挿入した。
「んふぅ!!」
「うわっ!すごい!」
驚いた。いつもより何倍もの強さで締め付けてくる。暴発寸前の息子にとっては決定的だ。
「友子!もうダメ!出る!!」
「ふぇ?ひょっ・・ちょっと待っへ・・・ふぁぁあああああああああ!!」
絶頂の波を止める事が出来るわけもなく、俺は白色液を友子の中に放出した。
210ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:27:40 ID:SdB6tveq
友子はまた頂点に達したらしく、体をビクンビクンと震わしている。
俺は息子を友子から抜いたりはしなかった。
あれだけ見ていて、1回で終わってしまうはずないだろう。
「友子、動くよ?」
「へぇ?ら、らめぇ・・・」
もう上手く呂律も回っていない。
俺はかまわず前後にピストンを開始する。
「うっ!はぁっ!うわぁ!」
「ひゃあ!ふぁ・・ふぁああ!」
あまりの締め付けに俺も思わず声が出る。友子の花弁は俺の息子を決して離そうとせず抱きしめてくる。
その分、中で擦れる友子はどれだけ感じるのだろうか。
「ふっ!はぁ!ひゃあああ!」
限界を感じた俺らラストスパートを開始する。
腰のスピードを速め、よりダイナミックに動かした。
「ひぐぅ!!んはぁあ!!んあああ!!!」
友子の声が大きくなる。つられて限界もかなり近くなる。
俺は大きく開いた友子の唇にむさぼりついた。
「んふっ!ふっ!ふぅ!」
腰の動きを激しくしながらも、必死で舌と舌を絡めあう。お互いの唾液を吸い取るように中へと侵入させ、パンパンと言う音に混じってクチュクチュと卑猥な音が響く。
「ふぅ!んふぅ!はぅん!」
吸い取り切れない唾液が、友子の頬を垂れていく。
211ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:29:47 ID:SdB6tveq
下半身の動きを休めることはない。腰を更に大きく動かし、豪快にドンと友子に押し込んだ。
「んふぅううう!?」
バットの先端にグリグリと何かが当たる。そして
「んはぁぁああああああああああ!!!」
俺と友子は再び絶頂に達した。
中にぶちまけられる白い液体。花弁からあふれた物が友子の下半身を汚していく。
「はぁ・・・はぁ・・・」
と友子は息絶えだえで、喋ることもつらそうだ。「友子・・・大丈夫か?」
「・・・無理」
そんな友子に優しく声をかける。
「・・・言ってなかったけど、この部屋って防音なん・・」
ベキッ!ドサッ!グシャ!!
俺の意識は暗転した。
212ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:30:56 ID:SdB6tveq

「えーと、その――――ごめん」
「・・・・・・」
俺達はさっきの運動で流れた汗を流すため、温泉へと廊下をスタスタと歩いている。
だけど、さっきの事を怒ってるんだろう。友子は見るからにすっごい不機嫌だ。
「なぁ・・・友子ぉ」
「エッチ」
「うっ」
「意地悪」
「そ、それは」
「スケベ」
「いや、だから」
「変態」
「うぐっ」
流石に最後の一言はグサッときたぞ!そんなに言わなくたっていいじゃないか。
「なんで?私は無理って言ったのに、全然聞いてくれなかったくせに」
「・・・ごめんなさい」
とにかく平謝りをする。情けないことに俺にはこれしか出来ない。
あぁ、本当に情けない。
「ごめんなさいごめんなさい。反省します猛省します。許してください」
こう謝る事に必死だったせいだろうか

ドンッ
「「わっ!」」
正面から誰かとぶつかってしまった。
勢いを殺すこともできず、俺達はお互いに盛大に転んでしまう。すると前から
「アハハ、風来坊さん大丈夫?」
と友子ではない女の人の声がした。この人の彼女か何かだろうか。
213ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:32:00 ID:SdB6tveq
「す、すみません」
腰を上げながら、とりあえず謝る。さっきから謝ってばかっかりだな、と思いつつ体を起こす為にスッと手を差し伸べた。
「いや、こちらこそ・・」
礼儀正しい人だ。俺の手を取って体を起こす。一応ケガがないか確認しようとした。が、

俺達は顔を見つめたまま動くことができなかった。
時間が止まった。止められた。友子が横で「・・・武美?」とか言ってるけど耳に入らない。



だってあれだぞ?
こんな状況だぞ?
目の前に俺とおんなじ顔が有るんだからな!

右手を上げてみる。
左手が上がる。
ビックリした顔をする。
にやけた顔になる。
青ざめる。
ビックリする・・・。

いや・・・あれだ・・・リンの・・・あれだ。
何故・・・なんで・・・あいつがここにいるだ・・・

「あれ?どうしたの小波君?」
「どうしたの?風来坊さん」
女性陣が心配そうに問いかけてくる。
「「・・・・・ド」」
「「ど?」」


「「ギャアアアア!!ドッペルゲンガー!!!」」
俺達はお互い、彼女に抱き付いた。周りの視線をヒシヒシと感じた。


その夜、第2回戦3回戦とあったけどそれもまた別の話。
214ぷーたろー:2007/10/25(木) 21:33:48 ID:SdB6tveq
以上です。長々とすいません。

えぇそうです。最後は単にドッペルゲンガー!がやりたかっただけです。
215名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:06:24 ID:bhqbhgtF
細かい所だが、京都の仲居さんは良いとこはみんな京都弁だ。
けど悔しい!GJ!しちゃう!
216名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:35:02 ID:LuXWHpO1
言いたいことはたくさんあるがとにかくGJだね!!
217名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 00:01:48 ID:A/59S/Ba
ドッペルゲンガー吹いたwww
でも設定としては8主と9主の顔は似てないんだよな。
(白瀬が反応しなかったから)
218名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 03:59:15 ID:Wn2CjFJg
こうも良作が豊作状態だと自信無くすぜ!
219名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 07:08:14 ID:q3cqaTMC
GJ!
しかしあれだな、9主人公がこんな反応したら、
ハンサムが10下がった
弱気になった
とか言って人気者習得が困n(ry


この時の風来坊と武美のも読みたいな
220名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 15:25:26 ID:g8IFvhYm
主人公鉢合わせと言ったら8の冬子ルートと9の夏菜ルートが一番有り得そう
221名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 16:12:09 ID:/k+rigL4
冬子と維織さんも友達じゃなかった?
222名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 21:43:09 ID:/5wYIAFl
そういえば茜のハッピーエンド後って同居するの?
223名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 06:45:20 ID:jJFAJ7Tq
ぷーたろーさんの作品はいつも良いね・・・言い忘れてたがGJ!!
224名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 12:25:43 ID:nVqnVRic
>>222
同居はしないんじゃないか?
225名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 01:08:48 ID:6QDx+0Nr
保管庫とやらはどうしたんだ?
226名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 05:35:33 ID:k2CZQpiR
武美関係を除いて、お互いとっても仲良しな彼女候補っているの?
227名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 10:09:35 ID:OQtGCTKQ
どいてお兄ちゃん!そいつ、殺せない!と申したか
228名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 10:10:17 ID:i8o0ir0b
天本と島岡
229ぷーたろー:2007/10/28(日) 10:52:09 ID:MgUFWu09
茜を投下してみます。
ノリとテンションと勢いだけで書きました。
後悔はしています。

エロなし、短かめ、主人公の名前は小波です。
230ぷーたろー:2007/10/28(日) 10:52:54 ID:MgUFWu09
あぁ、なんで天気予報を朝見てこなかったんだろう・・・。
つくづくこう思う。
見ていたら、こんなに苦労して寮に帰ることなんてなかったのになぁ・・。
寒い。マジで寒い。
雪が服の中に入り込んでくる。手と足の感覚なんて完全に麻痺してる。

今夜は猛吹雪だ。




ビュオオオオオオオオオオオ!!
「うおおおおおおおおお!!」
「うおおおおおおおおおでやんすー!!」
風と雪が容赦なく俺達に吹き付けられる。もう前なんて真っ白で、殆ど何も見えやしない。
つーかこれ異常気象だろ!
「寒い!寒いよ湯田君!ここは北海道か!?」
「違うでやんす!北海道はもっと寒いでやんす!!」
「ウソだ!ここは釧路か札幌に決まってる!」
「絶対ありえないでやんす!!というか叫ぶ体力を歩く方にまわすでやんす!!」
分かってる。分かってるよ湯田君!でもね
「それでも叫びたくなるぐらい寒いんだよー!!」

ビュオオオオオオオオオオオ!!
「うおおおおおおおおおおおお!!」
「うおおおおおおおおおおおおでやんすー!!」
更に雪と風のコンボ攻撃が直撃する。
寒さでジワジワ体力が削られるし、雪で足はとられるし、もう兎に角散々だ。
231ぷーたろー:2007/10/28(日) 10:54:15 ID:MgUFWu09
「と、とにかく早く帰ろう!」
「おうでやんす!走るでやんす!!」
「うおおおおおおおおお!!」
「待つでやんす小波君!速いでやんすー!!」
ダダダダダダダダダダダダ!!
俺達は猛吹雪の中、全力で疾走を開始した。



10分後・・・

「ハァ・・・ハァ・・・もうダメだ・・・」
「ハァ・・・雪の積もった道を走るのは・・・大失敗でやんす・・・」
ズルズルと重たい体を引きずりながら歩いていく。
体力なんて殆どない。
さっきまで黄色だったのに、今は赤色みたいな、そんな感じ。
足が雪にとられる。重くてうまく動かない。
「湯田君・・・俺を捨てていけ」
「何言ってるでやんす!そんなこと出来るはずないでやんす!!」
「俺はもう無理だ・・・君だけで行くんだ!」
「イヤでやんす!頑張るでやんす!ゴールはもうそこでやんす!!」
そう言って、湯田君は俺に肩を貸してきた。

「あぁ・・・あったかそうなお花畑が見える・・・」
「何言ってるでやんす?」
「その向こうで戦友が手を振ってるよ・・・」
「戦友って誰でやんすか!!しっかりするでやんす!!こっちに戻ってくるでやんすー!!」
232ぷーたろー:2007/10/28(日) 10:55:34 ID:MgUFWu09
ほっぺたをバシバシとしばかれる。寒さで凍えた皮膚にコレは非常に痛かった。

更に歩き続けること10分
「小波君・・・」
ずっと黙っていた湯田君が突然声を出した。
「あれを見るでやんす・・・」
そう言って前方の方に人差し指を突き出す。
俺は湯田が指差す方向に視線を動かした。
「あ・・・あ・・・あぁ・・・」
嬉しさで体だワナワナと震える。
目が捉えたのは『ホッパーズ選手寮』という8文字。
「ついた・・・ついたぞー!!」
「やったでやんすー!!」
2人でヒシっと抱きしめあう。
男同士で気持ち悪い、とか言いう奴には、お前らは死の間際から生還した時の感動を感じた事があるのか、と言ってやりたい。
「あぁ・・・早くお風呂に入りたいよ・・・」
最後の力でお互いの部屋までズリズリと移動していく。
「同感でやんす・・・でも、お湯が溜まるまでが地獄でやんす・・・」
湯田君はもうすぐ死にそうな顔だ。メガネにひびが入ってるあの顔。
今ダッシュなんかしたら40%の確率で脱臼しちゃうよ、これは。
「あぁ・・・天国の門が見える」
そうこう言ってる内に大分進んだらしい。10mぐらい先に俺の部屋の扉が見える。
233ぷーたろー:2007/10/28(日) 10:57:09 ID:MgUFWu09
「本当にいっちゃダメでやんすよ?お疲れ様でやんす・・・」
「お休み〜」
湯田君に別れを告げつつ、鍵を鍵穴に差し込む。
ガチャンという金属音が鍵が開いたことを教えくれた。
ガチャ
「ただいまっ〜と」
別に誰もいないけど一応言ってみる。
うん。やっぱり返事はない。
「ううう・・・寒いなぁ・・・。お風呂にお湯を入れないと・・・」
荷物をそこら辺に放り出した後、小走りで脱衣場へと向かう。
外ほどではないが、冬の寒さがとことん身にしみる。
風も更に強くなってきたようだ。こりゃ、明日の練習は中止だな。
そんな事を思いながら、お風呂場のドアを開けた。

すると、白い靄がホコホコと湧いている湯船が目に入った。
「・・・・・・・え?」
目をゴシゴシと擦ってから、再び目を開いて見る。
相変わらず湯船からは湯気がホコホコとたっていた。
ジャボンと手を突っ込んでみた。
・・・温かい。ちょうどいい湯加減だ。

「・・・・・・なんで?」
頭の上に大量の?マークが浮かぶ。

・・・・・・まぁこの際だ。理由なんてもうどうでもいいか。
きっと神様がくれたご褒美か何かだろう。渡りに船とはこれのこと。このお湯をありがたく頂戴しようじゃないか。
234ぷーたろー:2007/10/28(日) 10:58:39 ID:MgUFWu09
「あ゙ぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」
速攻で服を脱ぎすてた後、ドボンと浴槽に身を沈める。冷え切った体に体温が戻ってきた。
両手でお湯をすくって、バシャバシャと顔を洗う。降りかかる熱湯が気持ちいい。
「あ〜〜〜極楽極楽・・・」
「はいです。冬にお風呂は最高です」
「帰って直ぐに入れるなんて・・・ほんと嬉しいよ」
「マジですか!?用意して、待っていたかいがありました!」
「・・・・・・・・・」
後ろから、聞きなれた声だが、ここでは聞こえるはずのない声がした。
「・・・・・・・・え?」
ぐるりと後ろを振り返る。
そこには
ピコピコとアホ毛のある緑色の髪をした彼女・兼・我が妹。
茜がニパッと笑いながら、すっぽんぽんで立っていた。
「お湯に入らないと、やっぱり寒いです」
そう言いながら、俺のいる湯船に入ってくる。
しかも前とかを隠さないもんだから、胸とか、大切な所とか、いろんな所がまる見え。
何より、浴槽を跨ぐ瞬間に見えたドアップの縦筋に、俺の息子は過敏に反応してしまった。
「あ〜温かいです〜」
「・・・・・・茜?」
「はい?何ですか小波さん」
235ぷーたろー:2007/10/28(日) 11:00:07 ID:MgUFWu09
タオルを巻けとか、前を隠せとか、どこにいたんだとか、色々言いたい事があるんだけど、
とりあえず今は
「・・・何でここにいるんだ」
茜は当然のように
「この大雪でアカネハウスが崩壊してしまったからです」
それなら仕方ないよな・・・ってそうじゃなくて!!
「じゃなくて!鍵がかかってたのに、どうやって俺が帰る前に部屋に入ったんだ!」
「針金が一本あれば十分です!」
「マジか!?」
思わず立ち上がってしまった。
俺の部屋の鍵って針金より弱いのか!?一応強化してあるんだぞ!?
「冗談ですよ」
「あぁ・・・冗談か・・・よか」
「窓から侵入しました!」
「なお悪いわ!!」
ガシッと茜の両肩を掴む。
ダメだ茜。そんな泥棒じみた事だけはやっちゃいけない。
「ウソと言ってくれ茜!そんな事だけはしちゃいけない!!」
「は、はい!ウソです!冗談です!当然です!!」
気圧され気味に答える茜。
「はぁ・・・よかった」
体中から力が抜ける。
「で、どうやって入ったんだ?」
浴槽の縁に腰をおろしながら尋ねる。茜の顔が赤くなってるけど、どうしたんだろう?
236ぷーたろー:2007/10/28(日) 11:01:22 ID:MgUFWu09
「管理人さんに『小波さんの妹です』って言ったら入れてくれました」
「・・・まぁ、いいか・・・」
もう・・・何も言うまい。

「・・・あの〜ところで、ですね・・・」
茜が急に改まる。
いったいどうしたんだ?
「茜?どうしたんだ?」
「ちょっと、言いにくいんですけど・・・」
「かまわないさ。何でも言ってくれ」
「そ、そうですか・・・では・・・」
茜はスーハーと深呼吸して、コホンと一呼吸おいた後
「その・・・それ・・・ずいぶん、そそり立っちゃってますね・・・」
視線を俺の下半身に集中させながら言った。
「へ・・・・・・・」
茜の視線が集中しているであろう部分を見てみる。
俺のジョニーは完全に覚醒してしまっていた。

「うっあ゙あああああああああああ!!!」
ザバーン!と湯船に入り込む。
あれだ・・・あの縦筋のせいだ。
俺は湯船の縁に座ってたから、茜の目線の高さと俺のジョニーの位置はほとんど同じだった・・・。
じゃあ・・・俺は・・・茜に・・・ずっと・・・見せつけて・・・。
うあああああああああああああ!!
「あ、茜!ごめん!!」
とりあえず謝る。茜にこういうのはショックが強すぎる。
237ぷーたろー:2007/10/28(日) 11:03:31 ID:MgUFWu09
「いえ、別に、そんな・・・」
ぼそぼそ言って、目線を合わしてくれない。
何か考えてるみたいだけど、お兄ちゃんはショックだよ・・・。
「・・・そうです!」
茜が突然、ガバッと顔を上げて、ニパッと笑った。

・・・なんかイヤな予感。
「それを茜が処理してあげます!」
「はぁああああああああああああ!?」
ちょっ!この子、自分が何言ってるのか分かってるの!?
「大丈夫です!妹なら当然です!それに、これから一緒に暮らすのにこれ位するのが当たり前です!!」
「いや!問題大ありだって!!普通、妹がそんな事しちゃダメだって!!ていうか、一緒に暮らす!?」
「アカネハウスが崩壊して他に行くあてがありません!家事も処理も全部まかしてください!」
「処理はいらないよ!!妹がやっちゃマズいだろう!!」
「大丈夫です!世の中には兄妹愛というものがあります!一緒に愛を育みましょう!お兄ちゃん!!」
「お兄ちゃん言うな!あと、その愛は絶対間違ってるぞ!!・・・・って、ぬああああああああああ!!!」

終われ
238ぷーたろー:2007/10/28(日) 11:04:35 ID:MgUFWu09
以上です。これの続きは妄想で。
239名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 11:50:00 ID:OQtGCTKQ
まさか、本当にお兄ちゃんキャラがでてくるとは…だがそこが良い!GJ!
240名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 19:10:58 ID:N8JQIW8v
ぉぉ良い作品だ…GJ!
241名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 23:08:07 ID:cU6aseZw
今までここに載せられたSSって誰が一番多いんだ?
242名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 00:25:29 ID:jyFgptya
保管庫ができれば分かるがその保管庫がまだできてないからなぁ…
243名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 00:55:34 ID:hlE73g8m
>>241真央じゃね?
244名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 10:50:51 ID:Iid8b8pI
ヘルガなんて書けないよ!シチュが思い付かないよ!
245:2007/10/29(月) 11:44:27 ID:DebOg3U2
〉〉244確かに軍人だからなよなよしてそうにないし、
世の中の裏を見てきていたしなあ。
246:2007/10/29(月) 11:53:50 ID:DebOg3U2
だから普段は威圧的だけど、実は内心多数レイプや
囚人のように扱われることを妄想している
ってのはどう?
247名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 12:29:56 ID:FzsHE2S8
>>246
なぜコテハン付きなのか気になるが、シチュはいいな。
248名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 13:35:48 ID:iuOO7Sml
>>247
それは言わないのが、このスレの暗黙のルール
249名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 00:26:27 ID:fgKsWmM0
アゲ
250名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 15:27:28 ID:DdQFsvYv
流れぶったぎって悪いが、9の主人公って結局7の誰な訳?

俺の予想では主人公何だが。
251名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 15:34:44 ID:YN3DW1+6
明日香のSSマダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
252名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:12:37 ID:YnS6EaX8
パワポケでSS書くのは初めてだが投下してみます。
細かい設定とかその辺は気にしないでおいてくれるとありがたいです。
253名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:15:06 ID:YnS6EaX8
「…ん?」
小波和弘は目を覚ますと、寝心地のいいベッドの中にいた。今は何時だろうと思って時計を見ようとしたが、この部屋には時計が無い。
携帯電話の時計を見ようとしたが、携帯電話は充電中で手元にない。
ふかふかのベッドの中で、小波は眠る前にしていたことを思い出そうとする。
…そうだ、晴継さんに仕事の報告をして、その後すぐに部屋に行って寝ちゃったのか。
体には、僅かとはいえ未だに疲れと眠気が残っている。

今日の仕事内容は、ギャングから冬子を守りぬくというものだった。
口にするのはたやすいが、「スマートさに欠ける」と言って防弾チョッキすら着けず、さらにむやみに発砲して自分の居場所を敵に知らせてしまう冬子を守り抜くのは至難の業だ。
ボディガードという仕事は、エージェントよりも大変なものなのかもしれない。小波はそう思ってため息をつく。
雪白冬子は決して悪い女ではない。むしろかわいらしさと美しさ、そして強かさを併せ持った優れた女だ。
同僚として見ると、足を引っ張ることが多いお荷物さんである。しかし、そんな彼女だからこそ、命を賭けて守ってあげたいのだ。
…もっとも、執事の牧村やシェフの城田、兄の晴継の監視が厳しいため、「清純なお付き合い」をせざるを得ない状況なのだが。

「さて、もう一眠りするかな…」
小波はそうつぶやいて寝返りを打った。…何か違和感がある。まるでベッドの中に何か別のものがあるような…この温もりは間違いなく人間だ。
「(何者だ!牧村さんか?城田さんか?鬼鮫コーチはノーセンキュー!)」
「…重いですわよ…」
右隣から、不機嫌そうな女の声が聞こえてきた。件の同僚で恋人、そして仕えるお嬢様の雪白冬子である。
とりあえず命の危険はないと思い、もうひと眠り…ちょっと待て。
なんで一緒のベッドに入っているのだ。
254名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:17:06 ID:YnS6EaX8
「…へ?なんで?なんで冬子さんが?」
「あなたのお部屋は隣よ。どうしてここにいるのか私が聞きたいくらいだわ。」
冬子は不機嫌そうに言った。なるほど。よほど疲れていて、間違えて入ってしまったのだろう。
おそらく冬子が風呂に入っていた時間帯に、間違えてここに入り込んで、そのまま眠ってしまったのだ。
「…じゃあどうして、僕たちは同じベッドの中に入っているのかな。」
小波は至極当然の疑問を、にやにやしながらたずねてみた。答えは大体予想できる。それでも聞いてみたい。
「そ、それはぐっすり眠っている人を起こすわけにはいかないって思って…でも私も寝たかったから…」
「…本当に?」
「本当よ!別に他意なんてありません!」
暗くてよくわからないが、冬子は間違いなく赤面して目を逸らせている。
「寝てる間に俺にキスとかしてたんじゃないの?」
「し、してません!」
「ホントに?」
「…その、手くらいは握りましたわ。で、でもキスは…恥ずかしくて…」
だんだんと消え入るような声になっていく。
「あ、あなたがいけないのよ!あなたがこんなところで寝ているから…!」
「じゃあ退散しようかな。お兄さんや牧村さんにあらぬ疑いをかけられたくはないしね。」
小波はわざとらしくベッドから出ようとするが、それを冬子の手が止める。
「ま、待って…向こうのベッドよりこちらのベッドの方が寝心地がよろしいでしょう?」
「でも2人で寝るには若干狭い気が…」
「私は構わないわ。」
冬子が身体を押し付けてくる。断る理由もないし、何よりこれは冬子の反応が見たいがための演技なのだ。小波はもう一度ベッドの中に身体をもぐりこませた。
特に話すこともなく、しばらく沈黙が続く。それに耐えかねた冬子が、口を尖らせて言った。
「…小波さん。何かお話はしてくださらないの?」
「ちょっと疲れちゃってて…」
「情けないわね。お兄様も城田も牧村も、私のお話し相手になってくれるわ。」
「ごめん、不甲斐無くて。」
「本当よ。…せっかく一緒に寝ているのに、さびしくなっちゃうもの。」
冬子はそういいながら、小波の唇を指で撫ぜた。
その発言が、引き金になった。
255名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:19:18 ID:YnS6EaX8
突然、冬子は後頭部をつかまれた。
「ちょっと…んっ…」
何か言おうとした冬子の口を、小波は自らの唇をもってすばやく塞いだ。
舌を強引に割り込ませ、相手の舌とねっとりと絡め合わせる。軽く歯茎をなぞり、頬の内側を軽くこそぎ、唾液を舌ですくいとる。
上顎をくすぐり、唇を軽く噛み、舌の裏側を突付き、口の中を嘗め回し、欲望のままにただ相手をむさぼる、猛烈なディープキス。
あまりにも情熱的な不意打ちに、冬子は状況が理解できなかった。小波の舌が、自分の口を凌辱している。
あまりにも欲に忠実なそのキスは、冬子の鼓動を次第に早めていく。
1分あまりにも及ぶキスのあと、小波はやっと口を離した。2人の唇の間に糸を引いた唾液が、口付けの激しさを端的にあらわしていた。
「…い、いきなり何をなさるの…」
「ダメだった?」
「別にダメじゃありませんけど…で、でも雰囲気とか、ロマンスとか、そういうのがあるでしょう…」
冬子はただ顔を真赤に染めて、ぼそぼそと何かを呟くことしかできない。
「冬子さん、好きだよ。」
「卑怯だわ…そんなこといわれたら、断れないじゃない…」
「嫌なの?」
「嫌じゃないわ。でも…私、まだ何も準備が出来てないのよ?髪だってこんなになっちゃったし…」
冬子はそういいながら、乱れた髪をかきあげた。
「俺はありのままの冬子さんの方が好きだよ。」
「…さっきからひどいわ、小波さん…そんなこと言われたら…」
「言われたら?」
小波がにやにやしているのが、暗闇の中でもよくわかる。
この男は、自分の恥ずかしがる反応を見て楽しんでいる。冬子には、それが少し悔しかった。
だからこそ、たまには復讐してみる。
「私も我慢できないじゃない!」
冬子は小波に思い切り抱きつき、唇をふさいだ。
さすがにこれは予想外だったらしく、小波は目を白黒させている。先ほどやられたように舌を強引に侵入させ、唇を舌でくすぐる。
歯列をなぞり、舌の裏側や横側に絡ませる。咽喉まで舌を伸ばし、舌で何度も突つく。小波は嗚咽するが、冬子はそんなことはお構いなしに、恋人の口の中を蹂躙した。
それは口付けというにはあまりにも生ぬるい、吐息すらも許さない、あまりにもサディスティックな『凌辱』。
先ほどより長い糸を引いて、唇が離れる。
「…っげほっ!げほっ!うえっ…」
「小波さん、あなたがいけないのよ?」
苦しそうに咳き込む小波など我関せずといった様子で、冬子は小波に擦り寄る。
「私をこんな気分にさせてしまった責任…取ってくださるわよね。」
「…えほっ…ああ。もちろんさ。」
小波は涙目になりながら、冬子の肩を抱き寄せた。
今宵は弾道のよく上がる夜になりそうだ。
256名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:21:40 ID:YnS6EaX8
「…小波さん、パジャマはたたんでくださらない?」
パジャマを脱ぎ捨てる小波を見て、冬子は顔をしかめた。
「ごめん、ちょっと嬉しくてつい。」
「もう…」
冬子は枕元にある電気スタンドの明かりを、ほんの少しだけつけた。
相手の顔が見えるように、そしてこちらの顔が逆光で見づらいようにする、ささやかで気づかれにくい工夫だ。
薄明かりに照らされた肌は、雪の純白さと冬の清らかさをたたえている。
名は体を現すというのは本当だな、と小波は鼻の下を伸ばしながらしきりに頷く。
「…あんまり見ないでくださる?」
「え?」
「やっぱり、見られるのは…恥ずかしいもの…あと小波さん、顔にしまりがないわ。」
「あ、ごめんごめん。嬉しくてつい。」
冬子は嘆息して、パジャマをするすると脱ぎ始めた。それをきっちりとたたみ、胸に着けた紅色のブラジャーのホックをはずす。そして深呼吸をしてから、そっと脱ぎ捨てた。
うっすらとした電球の明かりが、冬子の柔肌を照らした。ふっくらとした乳房の上に申し訳程度に乗っている小さな桜実は、既に羞恥と緊張と期待で堅く勃起している。
「これは…すごいや…」
「…あ、あの、だからそんなにじろじろ見ないでくださる?」
冬子は両手で胸の突起を隠す。いくら自分の大好きな男とはいえ、ずっと見られていて嬉しいものではない。むしろ、好きな男だからこそ恥ずかしい。
「いや…ごめん。…見とれてた。」
「ほ、褒めても…何も出ませんわよ。」
心臓が跳ねている。顔が赤くなるのが、自分でも感じ取れる。恥ずかしさでつぶれそうだったが、逆にその恥ずかしさが気持ちいい。
「小波さんも…裸、見せてくださらないと。平等じゃないわ。」
「それもそうだね。」
小波はベッドから降りて、足を肩幅ほどに開き、いわゆる「やすめ」の姿勢をとった。
余分な脂肪がない、引き締まった体躯。しかし決して筋肉質ではない。余分な肉がほとんどない、美しい体だ。
その股間にある逸物は、既にギンギンに立って自己主張をしているが…
「小波さん…意外と小さいのね?」
「ぐっ!?」
冬子の台詞は、鋭利な刃物となって小波のプライドとコンプレックスを傷つけた。
「他の人のものは見たことないけれど、小さいってわかるわ。…どうしたの?」
「…いや、なんでもない。」
「予想以上に小さいわね…でも、もっと大きくなるんでしょう?小波さんのものってどれくらいの大きさなのかしら…」
「…いや、これがフルサイズです。」
しばらく、気まずい沈黙が続く。冬子は小波の顔を改めて見据え、
「…かわいらしい大きさね。」
と、気の毒そうに言った。
257名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:24:01 ID:YnS6EaX8
「…さわってもよろしい?」
「そのために出しているんです…」
先ほどの「小さい」発言で、小波はすっかり意気消沈してしまっていた。しかし欲望とは現金なもので、股間のものは鋼鉄のかたさを持っている。
「…まぁ、結構硬いし熱い…フルサイズって本当だったのね。小さいわ…」
そんなことを言いながら、細い指を小波の立派?なマグナムに絡めていく。指がシリンダーの部分に触れるたびに、小波の体は僅かに震える。
裏筋の部分を爪でくすぐるようになぞると、小波はびくびくと震えた。
「どう?」
「すごくいいよ…」
「そ、そう…(よかった…)じゃあ、次は何をすればいいかしら。」
冬子は左手で裏筋を刺激し、右手で竿をしごきながらたずねた。その挙動は非常にスローで、逆にそれが射精への興奮をますます高めていく。不慣れではあるが、確実にツボをついてきている。
「そのまましごいて…」
「こうかしら。」
右手でしごく速度を、着実に上げていく。左手は裏筋から亀頭へうつり、指でそっと撫でる。そのたびに、彼および彼の分身が痙攣し、分身の鈴口からは透明な液体がにじみ出てくる。
不慣れな手つきでも懸命にしごいてくれているというシチュエーションが、小波の性欲をますますかきたてていく。
「…小波さん、さっきからとっても情けない顔をしていらっしゃるけど…」
「気持ちいいんだよ…すごく…っ!」
「そうなの?」
冬子が手の動きを早める。限界は、自己発電に比べて圧倒的に早くやってきた。
「で、出る…!出る!冬子さんっ!」
「え、何が…」
「目、つぶってっ…ひっ!」
情けない叫び声とともに、小波の男根からドロッとした欲望の塊が射出された。
ぬるい白濁が、冬子の美しい顔をドロドロに汚していく。眉を、唇を、頬を、瞼を蹂躙し、顔にくまなくぶっかけられていく。
鼻の奥にくるツンとした臭気に、冬子は顔をしかめた。
何秒ほど射精しただろうか、小波の体はひときわ大きく痙攣して、ベッドに倒れこんだ。
「ねぇ、もう目をあけてよろしい?」
「ちょ、ちょっとまって…」
小波は近くにあったハンカチで、冬子の目の周りについた精液をふき取った。それ以外のところはあえてふき取らない。
口元は精液でてらてらと輝く。精液で凌辱された冬子の嫌そうなしかめっ面が、一度は萎えた彼の男根を再び燃え滾らせ、硬くしていく。
「…これが精液かしら?」
「…はい。」
冬子は唇に付着した精液を舐めとり、顔をしかめた。
「…ものすごくまずいわ。」
予想の範疇だったとはいえ、歯に衣を着せないその物言いに、小波はすこしがっかりする。
『ねぇ、もっと飲ませて、お願い…私を精液でめちゃめちゃにぬりたくって…』とまではいかずとも、『なんか独特な味ね…』くらいは言って欲しいものだ。
「でも、癖になる味ね。不思議だわ…」
と思った矢先にこの発言。嬉しいことを言ってくれるじゃないの。
「じゃあ、もっと飲んでみる?」
「え?むぐっ!」
冬子が何かを言おうとした口に、小波は硬くなりかけている逸物を突っ込んだ。そしてさらに後頭部を押さえつけ、がっちりと固定した。
「んぐっ!むぐっ!むーっ!(何をなさるの!怒るわよ!)」
「舌で舐めて…」
「…むぅ…」
冬子は観念したように、舌をカリ首の辺りに這わせ始めた。
258名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:26:48 ID:YnS6EaX8
冬子の舌は裏筋をゆっくりとなぞり、笠の辺りを一周するように舐めまわす。そのゆっくりとした舌の愛撫が逆に、彼の感情を昂らせていく。
2度目の射精は、小波自身が思っていたよりはるかに早く訪れた。彼女が自分のものを口に含んでから、まだ90秒も経っていない。
あまりにも情けないが、我慢しようとも思えなかった。それだけ、冬子の口内は心地よく、満足いくものだったのだ。
「で、出るっ…!」
警告もそこそこに、冬子の口の中に、小波は盛大に射精した。
喉の奥を、頬の内側を、思い切り白濁液で汚していく。逃げられないように後頭部を押さえつけ、とにかくただただひたすらに精を排出する。
冬子は目を見開き、逃げようと抵抗するが、今の彼女はあまりにも非力だった。
ツンとする独特の臭気が口の中を凌辱していく。気持ち悪いがその反面、とても気持ちいい。まったく逆の感情が入り混じる行為だ。
冬子は嘔吐感を必死でこらえ、愛しい男の精液を無理やり飲み込んだ。
「…けほっ、けほっ…おえっ…こんなにまずいもの、飲んだことないわ…」
冬子は涙をうっすらと浮かべながら言った。
「でも…もっと飲みたいわね。喉越しが素敵…あ、もったいない…」
小波の亀頭についた精液の残りを、舌をだしてぺろぺろと舐め始める。そして、
「…癖になりそう…でもやっぱりまずいわ…」
とつぶやいた。
小波はの心中は複雑だった。バカにされているのか褒められているのか、まったくわからない。
というよりこれは自分自身を褒められているのだろうか?そもそも、精液の質って批評の対象なのだろうか。
それでも、積極的に精を舐める冬子の痴態は、小波の性欲を再度たぎらせ、熱く燃え上がらせた。
「…ねぇ、小波さん。私のお願い、聞いてもらえる?」
「何?」
「キス、してもらえないかしら。」
「…え!?」
…自分の精液を飲んだ口で、キス。
男にとってこれほどにまでつらいことがあるだろうか。
「嫌なの?」
「…構わないよ。」
「さっきみたいに情熱的なのを…お願いするわ。」
小波は覚悟を決めた。
259名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:31:26 ID:YnS6EaX8
初めて、「後味の悪いキス」というものをしたような気がする。
こんな味のものを、よく「癖になる」と言えたものだ、と小波は思った。口でしてもらう、というのも考え物なのかもしれない…
ああ、口を拭きたい…自分の精液の味はもうこりごりだ。
「それじゃあ…今度は私が満足させてもらう番ね。」
冬子はそういって立ち上がり、最後の砦である紅色のパンティをするすると脱いだ。
「…何をぼさっとしているの。跪きなさい。」
「え?」
「そうじゃないと…舐められないでしょう?」
「…はい。」
小波は、言われるがままに絨毯に跪いた。目の前に冬子の女陰が迫る。
冬子の陰部は、一言で表すなら非常に麗しい。小波はそのようなことを本気で考えた。
アダルトビデオなどで見るそれとは、次元が違う。いや、そもそもあれと同じものなのだろうか。
毛はしっかりと処理されており、ふっくらとした恥丘は既にしっとりと濡れている。入り口の上のほうにある小さな突起が、彼女の興奮を如実に物語っていた。
この中は、彼女自身もほとんど見たことがない未開の地だ。
そこに、いきなり「舌を這わす」とは…なかなか思い切ったことを言うお嬢様である。
「…じゃあ冬子さん、いただきます。」
「いただきますって…何かおかしいわ。」
冬子は不思議そうな顔をする。…こういうとき、どんな顔をすればわからない。
「…舐めるんだし、やっぱり「いただきます」じゃないのかな。」
「舐めるの!?」
「…冬子さんが舐めろって言ったんだよ。」
「そうだったわね…ええ。召し上がりなさい。」
冬子が恥ずかしそうに股を開く。小波は恥丘を指で押し広げ、しげしげと観察し始めた。
桜色の襞が、中でグロテスクに痙攣する。中は既に少々濡れそぼっている。よっぽど興奮していたんだろうなぁ、と小波はなんとなく考える。
そう。冬子は、自分に期待しているのだ。それなら、期待に応えないわけにはいかないだろう。
「小波さん、3度目になるんだけど…あまり見ないで、恥ずかしいから…」
「綺麗だよ、冬子さん。」
「あの、小波さん…ここはおしっこをするための穴なのよ?綺麗なはずが…ひゃぅっ!」
小波は舌を彼女の下口にねじ込み、内襞を入念に舐めていく。
「ひっ…!」
ある部分を刺激すると、冬子の中がキュッと締まるのが感じられる。
弱点はどこなのかを念入りに探しながら、右手で腰から背筋にかけてそっと愛撫をくわえる。
260名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:34:19 ID:YnS6EaX8
「ひっ…やめてっ…怖い…」
「…気持ちいいの?」
「そ、そんなこと…ありませ…ひぃっ!」
背筋を撫ぜるたびに、冬子の体がびくりと跳ね、膣内がきゅっと締まる。
「や、やめてくださいって言っているでしょう!?」
「…ごめん。」
「…あの、やっぱりやめないで。」
「どっちなんだよ…」
気を取り直して、背筋への愛撫はやめずに舌を這わす。
「ひっ…!ひぁっ!やめっ!ああっ!?」
「…気持ちいいの?」
「そ、そんなこと…ひぃぃっ!」
「嘘はよくないよ。」
「こ、怖い…!何か、何か来そうで怖い!」
既に女陰は愛液を間欠泉のようにだだ流しにしている。彼女はものすごく興奮しているのだ。
空いている左手で、今まであえて刺激しなかった淫核を、ゆっくりと、そしてじっくりと刺激する。
「ひっ!」
冬子の絶頂が確実に近付いている。小波は舌で彼女の弱点を的確に攻め込む。
「くぁっ…いやぁぁっ!」
冬子の中で、何かが爆ぜた。息は細切れになり、体ががくがくと痙攣し、視界は真っ白になった。初めての経験に、冬子は何が起こったかが理解できなかった。
「こ、小波さん…!何をなさるの…」
「何って…ナニ?」
「私、笑えない冗談は嫌いよ。」
冬子はそういって、息を大きく吐いた。絨毯は、彼女の愛液でシミが出来ている。
「…突然、何か…目の前が真っ白になって…すごく気持ちよくなって…」
「嫌だった?」
「そんなことは…」
「冬子さんが気持ちよかったなら、俺も嬉しいよ。」
「…別に、あなたを喜ばせるためじゃないわ。」
冬子は小さく嘆息した。…小波が喜んでくれるというのは嬉しいのだが、自分がただ気持ちよくなっているだけではないのだろうか。
そう思うが、まぁ…気にしないことにしよう。
261名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:36:59 ID:YnS6EaX8
「…小波さん、本当に…してしまうの?」
ベッドの上。2人とも全裸。薄明かりの夜。前戯済み。条件はすべて揃っている。
「ここまで来て後戻りする方が無理だと思うよ。」
「それは…そうだけど。」
冬子はそういいながら、小さく深呼吸をした。少しでも気持ちを落ち着かせないといけない。
「…じゃあ、優しくして?」
「もちろんそのつもりだけど…」
「…お願い、するわ。」
小波は黙って頷くと、指で彼女の裂け目に触れる。既に十分に潤っている。愛液が指にねっとりと絡みつき、糸を引く。
これなら自分のものでも、すんなり受け入れてくれるだろう。
冬子をベッドの上に仰向けに寝かしつけ、股を少しだけ開かせる。期待と不安に満ちた、潤んだ目でこちらを見つめている。
「…いくよ。」
「いらして。」
冬子は目を閉じ、深呼吸をする。今から、自分は処女を失い、この人の女にされてしまう。今更になって緊張が襲ってくる。しかしもう、逃げられない。
小波は逸物の先端を淫裂にあてがい、
「…いっせーの、せっ!」
掛け声とともに一気に挿入した。
262名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:39:00 ID:YnS6EaX8
鋭い痛みに冬子は目を見開き、口をぱくぱくさせる。
「…大丈夫?」
「こ、これくらいのことで音を上げると思っているの?全然、痛くなんてないわ。」
「つらかったら言ってくれ。」
小波はゆっくりと、彼女に負担をかけないように抽挿を開始する。
彼女の膣内は柔らかで、自分のものを決して逃がさないようにまとわりつく。前後に動かすたびに、脳髄にまで快楽が襲ってくる。
押せば亀頭が、引けば笠が刺激される。自分でするのとは比べ物にならない。
彼女の中に出せるのなら、自分はもう何だってする。それほどにまで凄まじい快楽が、前後に腰を動かすたびに襲ってくるのだ。もはや天国だ。
一方、冬子は鋭い痛みと、猛烈な興奮を感じていた。愛しい男が、今、自分とひとつになっている感覚。それが今のこの瞬間に感じているすべてなのだ。
彼のものが出し入れされるたびに、興奮と快楽と痛みで体が震える。
「ひっ…小波さん…っ!」
「あ、痛かった?」
「痛いけど…違うの…とっても…嬉しくて…」
もう、感情が抑えられない。体を起こし、小波に思い切り抱きついた。
「ちょ、冬子さん!?」
「もう、離れたくないの…」
そのまま唇をふさぐ。本日何度目になるかわからないディープなキスで、互いをむさぼるように舌を絡ませ合う。小波の射精欲が猛烈に高まる。
「で、出るよ…!」
「わ、わかったわ。来て、出して…私の中に!」
冬子は足を絡め、彼の腰をがっちりとロックする。
「ちょ、っと冬子さん、離して!」
「どうして?」
「いや、それはその…色々と問題があって…んっ!」
唇を塞がれる。もう何も、抵抗が出来ない。限界が近い。まずい、何とか耐えなくちゃ…と思っても、彼女の膣内は着実に精を搾り取ろうとうごめいている。
「くっ!はぁぁっ…へっ…」
小波の限界は、あっけなく訪れた。
彼女の膣内に、情けない声を出しながら、ただ精を放出する。先ほどあんなに精液を出したというのに、まだまだ出したらないといわんばかりだ。
量もさることながら、濃度も高い。それだけ、冬子の中は気持ちよかったのだ。
「ひっ!いやっ…ああっ!」
そして、そのまま冬子も絶頂を迎えた。体を弓なりに逸らし、淫口を痙攣させる。
残った精液をも搾り取ろうというその動きに、小波はもはや精を彼女の中に排出することしかできなかった。
温かな彼の精液は、肉体的にも精神的にも、冬子の内面を満たしていく。
残滓をも搾り取られていく、初夜とは到底思えない積極的な動きに、小波は情けない声を出しながら、ただ精液を出すことしかできなかった。
263名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:41:29 ID:YnS6EaX8
小波は絶望していた。何で避妊具をつけておかなかったのだ。どうすればいいのだ。彼女が妊娠したら、自分は間違いなくおろされて食卓に並ぶ。
もしかしたら河原の浮浪者の食べる肉にされるかもしれない。いや、それで済めばまだいいか…
「小波さん…ありがとう。」
血の赤い成分が混じった精液が、彼女の淫裂からこぼれていく。…ああ、本当にどうすればいいんだ。
「ありがとうって…(むしろこっちは殺されるかどうかの瀬戸際なんだけど…)」
「今日は、まぁ…嬉しかったわ。」
「俺もだよ。」
「あと小波さん…ひとつ言いたいことがあるんだけど。」
何だろうかと思い、小波は顔をあげる。
「何?」

「出すのが早いわ。」

その一言は、絶望していた小波をさらにどん底に突き落とすのに十分すぎる一言だった。
一度は上がったテンションが、地面の底まで叩きつけられる。ホームランボールが観客によってもう一度グラウンドに戻されたような絶望感だ。
自分は小さくて早いのか…もういやだ。しかも情けないとかしまりがないとか言われたし。もう恥ずかしくて死にたい。
「…今度また、お願いできるかしら。」
「冬子さんがお望みのときに言ってくれれば、俺はいつでも構わないよ。」
「…い、いいの…?」
「もちろんだよ。…好きだよ、冬子さん。」
「ええ…。」
2人は口付けをかわした。本当に軽い、唇が触れ合うだけのキス。それだけでも、今の2人を満たすのには十分だった。
「…それでも、大きくしろとは言わないから、もう少し長く楽しませてくれないかしら。」
「うっ…努力します…」
今度はその辺りについて勉強しないといけないな、と小波は真剣に考える。
2人の初夜は、ゆるやかに更けていった。

おしまい
264名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 17:46:15 ID:YnS6EaX8
以上です。お目汚し、失礼しました。
リンを書こうと思ったら、いつの間にか冬子になっていた…いったいどういうことなんだ。どっちも大好物ですが。
265名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 22:49:57 ID:hQAndjY/
なんという女王様…この冬子は間違いなくツンデレ。
GJ!
266ぷーたろー:2007/10/30(火) 23:01:39 ID:fgKsWmM0
GJ!!
冬子の相手は大変だ
267名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 23:02:31 ID:2H5FCOoC
GJ
。」とか人称がごちゃごちゃなのがちょっと気になった。こだわりがないなら普通にした方がいいと思う。
268名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 03:35:57 ID:j2jn/dUW
9主人公君!赤飯の用意じゃ!
269名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 10:37:47 ID:jJWtLIjB
とりあえずGJ
あんまり好みじゃないが。
270名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 10:40:50 ID:EWIcgFEB
まだ読んでないけどこれからも頑張ってくれ
271ぷーたろー:2007/10/31(水) 11:19:07 ID:6n/iLIYB
質問ですが茜に水着を着せるなら
1、ワンピースタイプ
2、ビキニ
3、スク水
どれがいいですか
272名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 11:45:34 ID:jJWtLIjB
…2?かな
273名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 14:43:19 ID:nMw3mvmf
その主人公はロリコンだから、2を選ぶだろう。
274名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 14:44:05 ID:nMw3mvmf
間違えた3だった。
275名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 18:28:27 ID:sTwwSMnD
白スクで(*´Д`)ハァハァという電波をキャッチした
276名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 19:54:28 ID:zNHaIGQ2
体のラインがよく出るウェットスーツ一択
277名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 20:21:00 ID:GUQFD7tF
B以外考えられない俺は病気だろうか…
278名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 21:35:52 ID:EWIcgFEB
え、3が普通じゃないの?
279名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 22:28:26 ID:Bhh3rcba
Bであることは当たり前だが、白スクは邪道
280名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 22:51:46 ID:JBmYann7
Bで更に旧スクだろ?
281名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 19:55:31 ID:8LvrokER
みんなのアイドル小春ちゃんで書こうと思ったけどシチュが思いつかず断念
7はみんな、ある意味ヘルガ以上にシチュエーションが思いつかないキャラが多い気が
282名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 20:59:56 ID:Xf4bFExN
どうあがいても死ぬ運命のヘルガのほうが難しいと思う、キャラ愛さえあればどうにかなるだろうけど。
小晴なら学生ってことを生かして放課後の学校でとかスーパーのわずかな休憩時間にこっそりととか
イギリスから帰ってきたところを我慢できずにトイレでやっちゃうとかどうだろう。ありきたりだけどまだ書かれてないし。
283名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 23:18:09 ID:NOib0UYE
>>282
愛があればとは言うじゃないか。
ちなみに俺は、ヘルガならネタが思い付くが春香は無理という異端だぜ!
284名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 09:30:09 ID:4LnGIS8Q
妄想なら売るほどあるぜ!
285名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 17:05:41 ID:yvXV/Lyg
みんなの妄想を書き散らしてみては?
職人さんがその中から、気に入ったものを拾ってくれるかもしれない
286ぷーたろー:2007/11/02(金) 17:27:02 ID:+0T81GYE
>>285
自分もそう思います。そっちの方がやる気もでますし

というわけでスク水茜で書いてみます
287名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 19:56:14 ID:9PN8XXcx
↓以下妄想垂れ流し推薦
288名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 20:50:04 ID:VcPvbpwr
1月1日GEその後…
奈津姫で姫初めw

「奈津姫…奈津姫…」
「駄目よ…そんなに激しくしたらカンタが起きちゃうわ」
289名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 21:08:05 ID:ECa5DG8K
空気が読めるカンタは、息を殺してその光景をじっくり眺めていたとさ
290名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 21:36:38 ID:9peLuAUn
妄想したけど書けそうにないもの垂れ流し
4主人公×葉月(身体は五月) お盆の日に一日だけの邂逅みたいな。
2主人公×のりかのぞいた2の彼女たちで5P オチにのりか登場はお約束か?
綾華×武美 武美がつかまった後、支部長のデータが入っていると知っていじめる(性的な意味で)
水木×南雲霊華 ダッシュ主人公と瑠璃花にあてられた二人、ちょっと妄想入りすぎ。
291名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 22:11:56 ID:6VUbDf5s
今まで書こうとして断念したもの
寺岡「やっぱりそっちもドリルに改造しちゃいましょうよ!」
珠子「忍者は騒がず情報を取る…つまり男を誑かすことも得意なのだ」
閣下「…先輩はたまっているようですね!私にお任せください!〇><」
鬼鮫「布団を敷こう!な!」
美咲「…剥いてあげましょうか?」
ヘルガ「お前は犬だ。犬は言葉を発さないはずだが…」
292名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 22:26:30 ID:GaXozCwO
>鬼鮫「布団を敷こう!な!」
ワロタww
293名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 23:10:45 ID:NzLG07UT
>>288読みたい…。

想像しただけで勃起してきたぜ…。
294名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 23:36:48 ID:7sYjnKsU
遊びに来た春香が隠してあったビデオ見て興奮しちゃってそのまま


「せ・・・先輩」
「ん、何?春香ちゃん」
「も・・・もう我慢できません!」
「うわぁ!?」
295名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 23:37:41 ID:R2/0vlAI
>>290
ダッシュはヤバイだろと小一時間
296名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 03:06:06 ID:1oGvhLNk
なあに、3主人公も立派なロリコンだ
297名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 23:49:35 ID:KEjm/8EV
>>290
>お盆の日に一日だけの邂逅
その一文だけで涙が出そうになる・・・俺にとっては最高のロマンだ
298名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 00:29:13 ID:I5Mco/jt
それなら貴子でもいけるな
299名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 17:08:38 ID:9OuTCdJu
妄想すると霧が無いな
300名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 18:09:52 ID:u/SmIQZ5
っヒーローにレイプ
301名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 18:21:55 ID:aYHLC5vI
ちよ×プロデューサー
302名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 20:04:08 ID:oCXn0GD5
リン「お兄ちゃん、って呼んでいいかしら」
303名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 20:20:27 ID:I5Mco/jt
6裏の主人公がヘルガと駆落ちEND
304名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 20:45:33 ID:k4R6vjXG
それなんて俺の妄想
305名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 22:52:10 ID:lzDzZG25
>>302
不覚にもときめいた
306名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 15:28:30 ID:F3JLI0XO
>>303

ヘルガ評価上げまくって、100日目に死ぬのが怖いって言わせる→駆け落ち

みたいな妄想をした
307名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:33:05 ID:0P5OvwWU
ヘルガ書いたけどどうにも駆け落ちは難しいな
そういえばヘルガって何歳くらいなんだろう
308名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:51:14 ID:tE4k/alG
誰か>>303な小説を書いてくれんかのう…
309名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:26:12 ID:SSZWRk9U
仮に主人公と恋に落ちたとしても、ヘルガは最後の責任は取ると思う
310名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 03:30:36 ID:7tp+fue8
終わり方としては
駆け落ち後、ヘルガを憎むしあわせ島収容者に胸を撃たれたヘルガ
「…死ぬのは寂しいよ…もうお前に、口付けをされることも…なくなるから…」
「ヘルガ…くそっ…くそっ!俺は…俺は何のために戦って来たんだーっ!」

もしくは
一夜を過ごした翌朝、拙い日本語で書かれた書き置き
「私は責任をとらなければならない、逃げる訳にはいかないのだ」
「…所長…俺は、何もできなかったのかな…」

または
「今は料理よりヘルガさんが食べたいなぁ…」
「…この、馬鹿者!殺してやる!」

ヘルガは主人公と「恋愛」するようなキャラじゃないんだよな…
311名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 07:25:18 ID:tur8Kb4a
>>310
1番始めのはなんかガン○ム臭いw
312名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 08:22:43 ID:7uLu1yj5
有り得ないと分かっていても三番目が見たいなw
313名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 09:19:50 ID:wIbiFFbO
全部読みたい俺は卑しいな
314名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 18:40:32 ID:6CCt1MQ1
ヘルガ人気だな。
315名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 21:44:15 ID:fk0g8CUe
>>288
カンタ14歳設定で3P
316名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 21:52:29 ID:iSOV26Vh
和桐沙耶キボン
317名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 21:52:47 ID:SSZWRk9U
しあわせ草はエロいことにも使える筈
318名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:25:50 ID:uD5IKUlb
ヘルガは難しいよな。
幸せにしようとすると、責任放棄して逃げさせざるを得ないし。
319名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:31:08 ID:By1atUiG
>>310

二番で、
> 一夜を過ごした翌朝、拙い日本語で書かれた書き置き
> 「私は責任をとらなければならない、逃げる訳にはいかないのだ」

「…所長…俺は、何もできなかったのか…?」

ここで選択肢
A 諦める
B もう少し考える→
A 諦める
B もう少し考える→
A 死刑囚をさらいに行く
B 諦める


320名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 15:37:41 ID:w4/Mk1MO
それなんて彩
321名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 19:33:59 ID:oPyOQFpo
そういえば9裏でヘルガが連邦兵複数に犯されそうになった気が
322メイド恵理 0/9:2007/11/08(木) 01:18:02 ID:jCYsv/Tj
空気を読まずに恵理投下。ちょっとあざとくて痛いかも。
恵理って彼女候補の中では一番奉仕って言葉が似合うと思う、異論は聞く、聞くだけだけど。
323メイド恵理 1/9:2007/11/08(木) 01:19:31 ID:jCYsv/Tj
冷たい風が身にしみる十二月の終わり、小波は一か月ぶりの家路についていた。
耳に入る静かな風の音、空には奇麗な満月。寒さにさえ目を瞑ればいい夜といえるだろう。
さらに月明かりは優しく道を照らしてくれている。とはいえ、あまり頼りにできないのも確かなのだが。
特に女性ならこのような道を通ることは避けたいはず、……ふと、妻がこの道を通る時にどうしているのか、不安に思う。
ここら辺の治安が悪いという噂はないが、慎重になって悪いことはない。
…………本当ならばこのような所も注意して部屋を選ぶべきだったのだろう。
だが、練習場に近い手ごろな物件は今の部屋しか見つからなかったのだから、しかたがないのだが。
「……寒いな」
コートを体に巻きつけて、機械的に足を進める。二人の住む部屋はもうすぐだ、きっとそこには最愛の妻と暖かい食事が待っている。
今年の初めに球団寮を出てから――つまり結婚してから――彼の生活は変わった。
朝は少し早目に起きるようになり、家に帰る前には夕食が何かを考えるのが楽しみに。
なにより毎日愛する人の顔を見て、他愛のない話を交わし、夜には――――
ようするに彼の生活はずいぶんと華やかになったということだ。が、もちろん何もかもうまくいっていたわけではない。
初めての同居生活には思ったより不便な点も多い。一緒の部屋に暮らして初めてわかるお互いの悪い所もある。
だが、なんだかんだ言ってお互いが好き合っていることは変わりないので、大きな喧嘩もなく幸せに過ごしているのは間違いない。
ただ、今は一つだけこの幸せな日々に不安を落とす影があるのも確かなのだが。
…………夜道を歩き続けること数分、ようやく彼はマンションへとたどり着いた。
自動ドアを鍵で開けてエレベーターへと向かう。本当は小さくても一軒家を、と思ったのだが、彼の年俸はそれを許さなかった。
小杉の時の年俸なら、と考えかけたところで彼はその考えを振り払う。
昔のことを考えても仕方がない、これからのことを考える方が重要だ、これから……
「しかし、トレードか」
降って湧いて出たトレード話、彼が所属する球団が今年は活躍しなかったことも無関係ではない。
彼の球団、大神モグラーズは昨年優勝したのが奇跡と思えるほど今年は低迷した。
監督の交代に、イサムと馬井さんの退団。さらに迅雷コーチも退職。四つも重なれば当然かもしれない。
もっとも、一部のファンは「毎年優勝していたら、ありがたみがない」と言っているらしいが。
ともかくそれに影響してか、彼、小波の成績が去年に比べて悪くなったのは確かだ。
…………もっともモグラーズの中では比較的に優秀なのだが、それでも悪くなったことは間違いない。
結婚したことで気が緩んだのではないのか、と、どこかの批評家。
もちろん彼にそんなつもりはない。練習をサボることもなく、真剣に野球に取り組んだ。
だが、結果に結びつかなかったのは事実。全てがうまくいくわけではない、そういうことなのだろうか。
乗り込んだエレベーターは老化が進んでいるのか、軋む音を立てながらゆっくりと上昇していく。
「・・・はぁ」
ともかく、成績の悪化は年による限界だと上は判断したらしい。つい先日、他球団の若い選手とのトレードが決まった。
まだ価値のあるうちにトレードをして、新しい風を吹き込もうという魂胆だそうだ。
二人のコーチは反対したらしいが、結局は監督に押し切られる形となったらしい。
正直、モグラーズに未練がある、だが、一番大切なことで飯を食っていけるのだから文句を言えるはずもない。
この年ではクビにならなかった分だけありがたいこと……だがトレードは別の問題も運んできた。幸せな日々を脅かす唯一の不安。
(……まだ、恵理とちゃんと話し合ってないんだよな)
トレードが発表されたのは十一月の終わり、様々な手続きのため、彼はすぐに遠くの町へと向かった。
やはり住む町を変えるのだから、ちゃんと夫婦で話し合うべき、だが、その暇もなかったのだ。
間抜けなことに携帯を家に忘れたためメールを交わすこともできず、くだらない理由から電話もしていない。
今日の昼に久し振りに連絡を取ったところ、嬉しさと悲しさが半々な妻の声が聞けた。帰ったらすぐに謝ったほうがいいだろう。
小さなベルの音、エレベーターのドアが開く。目の前に広がるのは星のない都会の夜空。
じっとしているわけにもいかず、玄関へと進む。細長い廊下、冷たい風が身を震わせる。
途中で枯れた植物の鉢が目に入り、なんとはなしに嫌な気分を覚えながら、彼は自分の部屋の前にたどり着いた。
深呼吸。明かりが見えていることから、出かけているということはない、そう判断。
覚悟をきめ、玄関の扉を勢い良く開けた。
「お、おかえりなさいませ! ご主人さま!」
彼は扉を閉めた。

さて、玄関でひと騒動あったものの、彼は今部屋でくつろいでいる。机の上には暖かい料理、かすかな湯気と良い匂いが食欲をそそる。
ちゃぶ台をはさんで座っている新婚夫婦、一見幸せな食卓に見えるが非常に空気は重い。
「あのさ」
どうにか覚悟を決めて、小波は言葉を投げる。
「ど、どうしたの?・・・・・・ご主人さま」
声が裏返るほど動揺し、ぎこちない微笑みを向けてくる恵理。「ご主人さま」という言葉は、聞き逃してしまいそうなほど小さい。
「その服……どうしたの?」
小波の視線の先には、フリルのついたカチューシャ、同じくフリル付きの白と黒のエプロンドレス、やや短めのスカート。
少し胸を強調するデザインで、まず街中では着ることのない服。
彼にはあまりそういう方面の知識はないが、友人の部屋で似たような服を着た人形を見たことがあった。
「え、えっと、その、メイドさん? 喜ぶかなって思って」
「…………そう、だよね」
メイドさん、友人に言わせれば男のロマンの一つらしい、三時間かけて熱弁されたこともある。
ただ、3×歳の女性が着るというのが正しいかというと疑問がわくのは確か、だが。
「まあ、似合ってるからいいか、可愛いよ」
そう、似合っていた。彼の感想はその一言に尽きる。こう、ご奉仕オーラ(意味不明)というものが滲み出ている気がするのだ。
惚れた弱みというものもあるのだろうが、文句のつけようがない。
「ホント? 良かったぁ……じゃなくて、嬉しいです、ご主人さま」
破顔する恵理、緊張していた空気が一気に柔らかくなる。
だが、小波は恵理の態度に少し違和感を感じていた。喉に引っかかる小骨のように気になって仕方がない感触。
「……まあ、無理しないようにね、くれぐれも」
少し考えて、結局気のせいだと決めつけて小波は忘れることにした。
「…………うん、無理はしないよ」
行動する時に深く考えなくても、あとで冷静になって自己嫌悪することが多い恵理。あまり無理をしてほしくないと、小波は思う。
(しかし、ご主人さまって呼ばれるのは、なんだかいい気分だな…………)
と、自分が危険な考えを浮かべたことに気づいて、頭を振る。不思議そうな顔の恵理を気にせずに食卓の上に眼を向けた。
325メイド恵理:2007/11/08(木) 01:21:56 ID:jCYsv/Tj
「おぉ、美味しそうだな…………うん?」
「ど、どうしたの?」
怪訝そうな声をあげた小波に不安を感じたのか、恵理が動揺を見せる。安心させるために軽く笑いながら、小波は口に出した。
「いや、ずいぶん精の付く料理だなぁって」
レバニラ炒めから始まり、ウナギ、焼肉、ご飯の横にはすりおろしたとろろ。精の付く料理といえば定番なものばかりが並んでいた。
一品当たりの量は少なめだが、結構量も多い。ついでに缶ビールもいつもより少し高級なものだった。
「えっと、なんだか最近忙しかったみたいだから、疲れを取ってほしくて?」
「………疑問形?」
眼をそらしながら返答する恵理、すこし慌てているようにも見える。
「まあ、とりあえず食べないとね。いただきます!」
気にせずに小波は箸を伸ばした、だが、恵理はすぐに食べようとせずに真剣な声で言う。
「でも、疲れてるんだったら、無理はしないでね?……あなたの身体が一番大事だから」
心が温かくなる言葉、旅の疲れが取れていく。
「んむ、大丈夫だって…………あれ?」
「え?」
ふと、伸ばされる小波の手。恵理の頭を優しく撫でる。
「髪が湿ってる? もしかして……」
「ち、違うよ? 別にその、今夜を期待して先にお風呂に入ったわけじゃ」
「まだ何も言ってないけど?」
二人が暮らす部屋はそこそこの広さがある。ただ、非常に風呂が狭いのが欠点の一つ。
無理をすれば二人で入ることもできるが、少しきつい。
「……あ! ほら! 早く食べないと冷めちゃうよ?」
慌てて話を逸らそうとする恵理、この羞恥心を忘れてほしくないと思う。
「そうだね、速く食べてこの後に備えないと」
頭から手を放して、軽くからかう。だがそれに気づく様子なく、恵理ははしゃいで料理を指さした。
「うん、あ、これ自身作なんだよ?」
話を弾ませ、ゆっくりと料理に舌鼓を打ちながら、小波は二週間ぶりの極上なデザートに期待を寄せた。

小波が大事なことを言い忘れていると気づいたのは、風呂に入っている途中だった。
明日でもいいか、と思いかけて首を振る。先に延ばしてもいいことはないのはわかっている。
首筋に冷たい水滴を受けて、小波は立ち上がった。身体を拭いた後、腰にタオルだけ巻いて風呂場から出る。
室内は暖房がきいているとはいえ少し肌寒い。急いでベッドのある部屋へ行くと、そこに恵理の姿はなかった。
不思議に思いながらベッドに腰かけると、開けたままだったドアが急に閉まった。困惑する小波の耳にノックの音、そして。
「ご、ご主人さま…………よ、夜伽に参りました!」
「えええぇぇ?!」
これはもうイメクラのレベルだな、そんなことを思いながら小波は声を上げる。
そういえば、恵理もずいぶんと酒を飲んでいた。タガが外れているのかもしれない。
「あー、うん、入って来て。あとあんまり無理はしないでね、ホントに」
「し、失礼します」
ドアの軋む音と共に、緊張した顔で入ってくる恵理。頬は林檎のように赤く、もじもじと恥ずかしそうに視線を揺らしている。
胸元の上気した肌が艶めかしくて、小波の眼はそこに釘付けになった、視線を感じたのか身をよじる恵理。
「その服、汚してもいいの?」
「……うん」
押し倒したい衝動が小波を襲うが、恵理はベッドの上に乗らずに小波の腰へとゆっくり口を近づけた。
326メイド恵理:2007/11/08(木) 01:22:36 ID:jCYsv/Tj
「まずは……ご奉仕します……」
腰に巻いていたタオルを落とし、軽く男根に息を吹きかけてくる、まだ小さいままだが少しだけ鎌首を持ち上げる彼の一物。
暖かい息と共に、サラサラとした手でゆっくりとマッサージをするように触られる。
刺激としては大したことはないが、メイド服だといつもと違う興奮があった。
「…………んぁ」
口をよせ、舌先でつついた後。ぺろぺろと仔猫のように先端をなめてきた。暖かい舌がゆっくりと彼の分身を刺激する。
腰が引くようなむずかゆい感覚に思わず声をもらす小波。モノは急速に大きくなり、天を仰いだ。
うっとりした顔で愛しそうについばんでくる恵理、その感触にさらに小波の口から声が漏れる。
「まだ……大きくなるよね?」
ゆっくりと手を上下に動かしながら、恵理は赤黒い部分を口ではさみ、軽い甘噛みも混ぜながらしゃぶってきた。
意図的に唾液を垂れ流して、水音を立てながら口淫を始める。少しうるんだ瞳で上目遣いで見つめられ、痺れが背筋に走る。
触覚だけではなく、視覚、聴覚、三つ同時に攻められていく。
「んっ、んはぁ……ちゅる、ちゅっ……んむ」
だが、小波は弱い刺激だけでは満足できなくなっていた、タイミングを見計らって恵理の頭を掴み喉の奥へとモノを突っ込む。
全体を包む生暖かい感触に喜びを感じ、恵理の頭を無理やり動かす。
「ん〜! んぅ! んん〜!!!!」
苦しそうな声の恵理、我に返り手を離す、だが、ちらりとこちらを見た恵理の瞳には許容が見えた。
「んぅ、ぅんっ、んむぅ、むぅ!」
恵理はそのまま喉の奥まで使って激しく奉仕を始めた。手で袋を優しくもみ、卑猥な音をたてながら溜まった唾液を吸い取る。
大きくグラインドする動きが、彼の男根をさらに固く、熱くしていく。
快楽の波が押し寄せてくるのを必死に耐えながら、小波は恵理の胸元に手を伸ばした。
紐を適当にいじっただけで簡単にあらわになる胸。恵理の動きに合わせてふるふると揺れるのが実に眼福。
おそらく外れやすいように準備していだのだろう、が、予想外なことが一つ。
「ノーブラ?」
「んむぅ、むぅむぅ、むぁ」
動きを止め、上目遣いでもごもごと口を動かす恵理。まったく何を言っているのかがわからない。
伝わらないことに気づいたのか、再び動き始める。
……もしかして、下も付けていないのだろうか。疑問に思うがそこには手が届かない。
とりあえず手を伸ばし、胸をいじり始める。柔らかく暖かで、手に弾む感触が気持ち良い。
だが、恵理は弄られるのをよしとしなかったのか、突然口を離した。ぬめりとした光を帯びた凶器が口から飛び出し、大きく震える。
「んは……駄目だよ……今はその、ご奉仕なんだから」
「あ、そう? でも、胸をいじるのもこっちは楽しいんだけど」
柔らかい感触を手のひら全体で楽しむ。かすかに汗ばんだ肌は、吸いつくように手にまとわりついてくる。
すでに固くなっているピンク色の突起をつねると、可愛らしいうめき声をあげた。
「ん……あぅ!……そ、それじゃあこうするね」
「うん?」
そう言うと、恵理は胸元を股間に寄せて、一物を挟んできた、固く怒張したモノが白く柔らかいバストに包まれる。
唾液が潤滑油の役割を果たし、二つの果実は滑りながら全体を押しつぶしてくる。
327メイド恵理:2007/11/08(木) 01:23:28 ID:jCYsv/Tj
「どう? 気持ちいい? ご主人さま。ぁむ」
「うぁぁぁ……」
さらに口で鬼頭を刺激しながら、身体全体を使い胸をうごかす恵理。
全てを包み込むほどボリュームがあるわけではないが、ぬるぬるとした弾力と手なれた舌の動きは彼をさらなる高みに登らせていく。
「はぁ……ふぅ……んむっ、んはぁ」
メイド姿の胸で奉仕されて、肉体的な快楽よりも精神的な快楽に満たされ、彼はあっという間に頂点の淵にたどり着いた。
「うっ……恵理、そろそろ……」
このまま白い欲望で恵理を汚してしまいたかった、だが。
「あ……はぁっ…………だめ……」
「へ?」
寸前のところで動きを止められて、ひくひくと限界を訴えているモノが手放される。
「…………その、……に…………ん……」
つぶやいて、恵理はゆったりとした動きで立ち上がり口づけをしてきた。
差し込まれる舌を受け止め、絡み合わせ、背中に手を回し、抱きしめあう。肌を直接触れないのが少し残念。
だが恵理の身体は風呂上がりの自分に負けないほど熱い、それははっきりとわかった。
キスを終え、見つめあう。浅いつながりも唾液の糸が途切れて断たれてしまう。
もっと深いつながりが欲しい、その思いは共通しているだろう。
「……大好き」
恵理の不意打ち、押し倒してくる。そのまま小波の太ももまたがり、股間をすりつけてきた。
太ももに伝う液体と濡れた陰毛の感触が、恵理も十分に興奮していることを伝えてくれた。
というかやっぱり下着をつけていないのか、そう思った瞬間。
「えっと……じゃあ……」
腰をあげ、わずかな逡巡の後、照準をつけて。
「ご主人さまのお情けを……もらうね?」
濡れた吐息とともに、ゆっくりと腰をおろしてきた。
「う……はぁ……んっ!」
「あ、ちょっとまっ」
ゆっくりとモノが恵理の中に埋没していき、思わず声が漏れる。溶けてしまいそうなほど熱い肉壁に、彼の全てがのみこまれた瞬間。
「くっ、うあ!」
情けない声と共に、暴発する。
「ひゃ?!……でてる……入って、くる……」
うごめく内壁はすべてを絞り出すよう、ため込んだ精液が中へ洪水のようになだれ込んでいく。
「あ……は…………いっぱい……出たね」
蠱惑的な笑みを浮かべ、嬉しそうな声をあげる恵理。だが小波は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。射精を終え、口を開く。
「……ごめん」
「?」
不思議そうな顔の恵理は、しなだれかかってきて小波の身体を撫でてきた。
密着した柔らかい肉体、布一枚隔てているが、速い鼓動が伝わってくる。
「いや、うぁ……あんまり早かったから……うっ、そ、そこは……」
恵理の優しい攻めにうめき声を上げながら、小波はどうにか言葉を紡ぐ。
「んっ、ううん、嬉しかったから、んむっ、いいよ……ちゃんと、中に出してくれたから…………」
「え?」
かすかな違和感。だがそれを考える余裕もなく。
「でも……もう一回、元気になってほしいな」
小波の乳首を軽く噛み、ゆっくりと腰を回すように動かし、淫らな音をたて。
「ほら、わたしのとご主人さまのが混じって、ここはこんなにぐちゃぐちゃなんだよ? こ、こんなにすごい音がするの
…………もっと、もっとぐちゃぐちゃにしてください……ご主人さま」
熱い息を首に吹きかけ、脇腹をくすぐり。さらに言葉を紡ぐ恵理。
「ここをもっといっぱいにしてほしいの、ご主人さまの熱いモノで貫いて、滅茶苦茶にして、たくさんの精液で満たして
赤ちゃんができるぐらい、いっぱいにしてください…………」
頬に手を添えられて、小波は唇を奪われた。口内が一方的に蹂躙される、完全に恵理のペース。
恵理の瞳には、穏やかな狂気が宿っている。つながっていたままの男根が、いつのまにか硬さを取り戻していた。
328メイド恵理:2007/11/08(木) 01:24:31 ID:jCYsv/Tj
キスを終えても恵理は止まらない、ゆったりと体全体を擦りつけながら動いてくる。
胸の突起を小波の身体に擦りつけるたびに、口から吐息を漏らし、恍惚の表情を浮かべる恵理。
「……淫乱メイド」
ふと、脳裏に浮かんだ言葉が思わず口に出た。まずいと思ったが、恵理は熱っぽく、楽しそうに笑う。
「……うん、淫乱なの、だから、動くね?」
「うわ……ぁ!」
激しく動き始める。ベッドを軋ませ、あらわになっている二つの胸が揺れる。
蛇のようにくねらせてくる動から、上下の動きへ、体力があまりある方でない恵理にはきついだろうかなり激しい動き。
「んっ! どっ、どうっ……かな? んっ……気持ちいい?」
「ああ……いい感じだ」
余裕の持った微笑みを浮かべ、恵理は動く。だが一度出したおかげで、小波にもまだかなりの余裕があった。
「はっ、はっ、んっ、はっ!」
ふと、結合部分がスカートで隠れて見えないことに不満を覚える。
「んっ、はぁ…………んっ、あっ」
艶の混じる声を上げながら、熱い膣内をしめながら激しく動く恵理に、小波は一つリクエストすることにした。
「……恵理、スカートの端を口でくわえてくれない?」
「あ、あはぁ……え? えっと、ご主人さまがそう言うのなら……」
動きを止め、おずおずとスカートをたくしあげる恵理、汗と愛液の匂いが鼻腔をくすぐった。
「あの、あんまり見ないで……」
さっきまで言っていたことに比べたらどうということもないはずなのに、非常に恥ずかしそうに悶える淫乱メイド。
「嫌」
小波の視力は良い、さらに照明を消していないことも手伝って。つながっている部分がはっきりと見える。
すでにかなり濡れているだろうというのは感触で判っていたが。改めて目にすると、いつもよりさらにすごい。
見ているうちにもじわじわとつながった部分から愛液が漏れだしている。
手を伸ばし、膨張した豆を軽くいじる。いじるたびに嬌声と共に膣内の感触が変わる。
「だ、だめ……やぁんっ! あ、いいっ……ああ!」
「ほら、早くスカートを口にくわえて」
攻めながら、無慈悲に告げる。従う恵理、いつのまにか流れは小波に移ろうとしていた。
「ん…………んん、んぉんぇんぇんぃんぃ?」
持っていたスカートを口にくわえた恵理。動きを止めているが、彼女の中はどんよくに精を貪ろうと動いているので油断はできない。
「うん、恵理のいやらしいところがよく見えるね……このまま動いて」
クリトリスをいじる手を止めて、さらに命令する。
「んぅ、んぁんぁんぃんぁんぃんぁ」
わかりましたとでも言ったのだろうか、少し辛そうにゆっくりと動き始める恵理。
「んっ! んふぅ! んっ、んっ、んぁ、んんっ!」
ゆっくりと、とはいってもそれは最初の数回だけだった。すぐに限界まで速く動き始める。水音に肉体のぶつかる音が混じっていく。
スカートを咥えていて、呼吸に制限がかかっているからか苦しそうな顔をしている。だが、その顔には明らかに快楽の色も共にある。
「恵理は本当に淫乱なメイドさんだね、こんなに嬉しそうに腰を振るうなんて」
「んう!」
小波はあえて腰を動かさずに、ただ言葉を投げる。
「ぐしょぐしょでシーツにしみができちゃうな……うん、こっちをいじってみるとどうなるかな?」
片方の手を胸に、もう片方の手をお尻に伸ばすと、恵理は体を震わせ動きを止めた。
期待に染まった目の望みどおりに、小波は乱暴に胸を掴み、残りの手で指をもう一つの穴にゆっくりと侵入させる。
「んはぁ!」
その瞬間、耐え切れなくなったのか恵理は咥えていたスカートを落とした。再び隠される秘所。
「あーあ、この淫乱ダメイド……おしおきしなきゃね」
329メイド恵理:2007/11/08(木) 01:25:27 ID:jCYsv/Tj
胸をいじっていた手も後方に伸ばす。そして、不安顔の恵理に。
「そら!」
「あ!」
平手打ち、スカートの上からとはいえ、強めに叩いたためか思わず小さな悲鳴を上げる恵理。
「それそれそれ!」
「あぅ! いやぁ! だめ!」
リズムよく叩く、少し休憩をはさんでまた叩く、叩く、叩く。それを繰り返す、何度も、何度も。
「やめてぇ! 痛いよぉ! 嫌ぁ!」
身体を震わせながら、いやいやと首を振る恵理。だが、小波は意地悪く告げる。
「嘘だね、叩くたびに、どっちの穴も強く締め付けてくるし、さっきよりもっと濡れてきてる」
「あぁ……嘘……んぁ!」
さっきより濡れているというのは嘘だった、だが、それが恵理にわかるはずもなく。ただ羞恥に体を震わせる。
そして嘘も通せば真になる、小波はさらに攻めていく。
「それになにより!」
「あああぁぁぁ!」
大きく音を立てて叩くと、恵理はかすれるような甲高い悲鳴をあげた、叩く音と悲鳴が耳触りのよいBGMとなっている。
「ものすごく! 嬉しそうな声! じゃないか!」
「いっ! やぁん! やぁぁ!」
そう、悲鳴といえる恵理の声だったが、その声は明らかな快楽が混じっている。
痛みと快楽の混じった、メイドの恵理の魅力を最大限に引き出す糖蜜のように甘い声。最上級のデザート。
「違うよぉ! 違う……違ぅ! うあぁ!」
それを認めたくないのか、恵理は必死に否定してきた。眼尻には涙が溢れている、いまや自ら腰を振る余裕もなく
小さく身体を震わせながら小波の手に身を任せるだけ。
「ああぁ! あああああぁ!」
最後に一際大きく叩き、小波はきつい締め付けをする後ろの穴から指を引き抜いた。そのまま恵理の腰に手を添える。
少しぼうっとしている恵理に向かって
「ふーん……まあいいか、それ!」
「いっ!…………うぁぁ!…………ぁっ」
大きく腰を突きだす、大きく口を開閉させて痙攣する恵理。声にならない悲鳴を無視して、小波は動く。
うねる熱い膣内の感触を楽しみながら、ひたすらに突き上げる。
「望み、通りに! 滅茶苦茶に!」
「あ! うぁ! あん、あっ! んっ! はぁ!」
揺れる恵理の身体をしっかりと掴み、膣内を、抉る、犯す、嬲る、いたぶる。
「だめ! あぅ! はぁん! ああああぁぁ!」
最奥を激しく突かれて、恵理はすぐに限界近くまで昇りつめたようだった。
いまや口をだらしなく開き、嬌声をあげるだけ。だが、膣内だけは別の生き物のように抵抗を続けていた。
「ああぁ! だめっ!…………もう、だめえええ!」
それすらも征服しようと、小波はがむしゃらに腰を動かす。
彼の頭は本能が支配していた。愛する者のすべてを支配したい。歪んだ、いや、ある意味もっともまっすぐな愛情。
「だめっ、だめっ! いっ、いくっ! あんっ!」
身体に添えられた恵理の手が、小波に痛みを感じさせるほど強く掴んできた。その痛みがすこしだけ小波を正気に戻す。
「やああああああああああああ!!!」
絶叫と共に、恵理の身体が大きく痙攣した。痛いほど締め付けられる。
「は……はぁ……あ……」
動きを止め、腰の手を離すと、すぐに恵理は倒れこんできた。痙攣は続いている。
――――軽い身体だな、そんなことを今更思う。
手を後ろに回し、強く抱きしめる。メイド服に固い部分があって少し痛い。だがそんなことはどうでもいい。
ゆっくりと引き抜く、名残を惜しむかのように引きとめてくるのがいやらしい。
「可愛かったよ、恵理……」
330メイド恵理:2007/11/08(木) 01:26:26 ID:jCYsv/Tj
首筋にキスマークを付けていく。まだ小波は、二度目の絶頂を迎えていない。
だが、小波は我慢しようと思っていた。激しい動きを続けた恵理の体力はもう限界だろう。そう思ったからだ。
「………………め」
しばらくして、ようやく恵理が言葉を発した。小さな、小さな声。
「……駄目、だよ」
それは泣き声、哀願する声。
「……ちゃんと、あなたが、満足するまで、気持ち良くならないと、駄目なの」
熱病にうなされた狂人の声、愛に狂った愚かな女の声。
「わたしは、どうなっても、いいから。もっと、お願い……」
「恵理?」
「もっと、もっと……」
貪るように唇に食らいついてくる恵理を、止めることはできなかった、再び小波の口が舌で蹂躙される。
「うあぁぁ……うぅ……んん……」
泣きながら、再び中に招き入れようと体を動かす愛しい妻。だがうまくいかない。
泣いている恵理を見て、何がここまで彼女を動かすのか、唐突に小波は気づいた。
「……寂しかったのか?」
恵理の動きが止まる。絡み合う視線、痛いほどに突き刺さる。
「そうだよ! だって、一か月もまったく連絡がなくて、だから、だから……」
恵理のむき出しの感情をぶつけられて、少し戸惑う。
「すごく辛かった。もうわたしに飽きちゃったのかななんて嫌な考えも浮かんで、だから!」
「恵理……」
今日の少し奇抜な行動も、恵理なりに一生懸命考えてのことなのかもしれない。
考えなくてもまったく連絡を取っていないというのは明らかに小波の過失だ。
「あ……ごめんなさい、たった、一か月だけなのに……」
叫んだ後急に熱が冷めたのか、途端に声に勢いがなくなる。声からも自己嫌悪しているような雰囲気が伝わる。
「いや、俺のほうこそごめん……甘えていたんだ。恵理なら大丈夫って」
「…………」
優しく、できるだけ優しく。恵理の頭を撫でながら謝罪の言葉を。
「あと、最近ちょっとイライラしててさ、口を開くと当たり散らしそうで
…………恵理にはその、そう言うところを見せたくなかったんだ」
突然のトレード、さらに慣れない環境に放り出されて、野球もできずにつまらない仕事の毎日。
ストレスが溜まってイライラしている情けない自分の姿を、自らの弱い部分を愛する人にさらけ出したくなかったのだ。
ただのくだらない自尊心、それが恵理を傷つけていたなんて思いもしなかった。
「……それじゃあ、駄目だよ」
涙で濡れた瞳、それに強い意志の光を宿して恵理は言う。
「わ、わたしは。あなたの妻だから。愚痴でも、やつあたりでも、あなたの全部を受け止めたい
それであなたが少しでも楽になるなら、わたしはすごく嬉しいから」
「恵理……」
ごめん、そう言いかけて押しとどまる。ふさわしいのは謝罪の言葉ではない、言うべき言葉は。
「ありがとう、恵理」
感謝の言葉。そして
「好きだよ、愛してる」
「あ……」
愛の言葉を。恵理の眼から、おさまりかけていた涙が再び溢れだす。
「わたしも、愛してる。大好きだよ……」
優しい口づけを一瞬だけ交わし、二人はどちらともなく微笑みあった。
「辛いことがあったら、恵理に頼ることにするよ、もちろんできる限りは頑張るけど
お互い支え合うのが……夫婦、だもんな」
何となく、夫婦という言葉を使うのに今更の照れを感じる。小波の顔は羞恥に熱くなっていた。
331メイド恵理:2007/11/08(木) 01:28:13 ID:jCYsv/Tj
「…………うん!」
笑顔になった恵理を抱き寄せる、お互いの鼓動が重なる。二人は幸せを共有していた。
「あ、そういえば……知ってると思うけど、俺のトレードが決まったんだ」
「……うん」
このタイミングできりだすのは我ながらどうかと思ったが、今更撤回もできない。
「遠い街で暮らすことになる。……その」
言い懸けた言葉が指で止められる。
「……引越しの準備、しなきゃね?」
「…………そうだな」
問題は解決した。後はただ抱き合って眠ればいい、本心からそう思っていた。しかし。
「え、恵理?」
「……ここ、まだ辛そうだよ?」
恵理の手が、優しく小波の股間をいじる。まだ硬いままのモノが濡れた暖かい指に包まれる。
「……わたしは大丈夫だから……こっちで……」
身体を持ち上げて、恵理は再び中に入れようと試みてきた。
「……あ」
だが、小波は無理やり起き上がり恵理を押し倒した。小さく震える恵理に向かって一言。
「……本当に、大丈夫か?」
「……うん」
入り口にモノをあてがう。どろどろに溶けているそこは、もはや貫かれるのを待っているとしか思えない。
「来て…………んっ!」
一気に貫く、お互い限界に近い身だ。余計な動きは必要ない。無心に腰を振るい始める。
恵理も小細工も何もなく、熱く、きつく締め付けてくる。それだけで頭が狂いそうな快楽。
心が愛情に包まれていることが、快楽にさらなるスパイスを加えてくる。
「うあぁっ、あぅっ! はぁ、はぁっ、はぁぁ!」
快楽と苦痛が混じった恵理の声。できるだけ早く終えるべきだろう。
だが一方で、この声をもっと聞きたいというよこしまな願望が心が湧き上がっていた。
半分ほど抜いて白い尻を持ち上げ、上から押しつぶすように奥まで挿入する。
「……あぁぁぁぁぁ!」
身を溶かす悦楽に、小波は酔いしれていた。何も考えられない、何も。
「来て、来て、来てぇ!」
希う言葉が、誘い水となった。
「あっ! ああ!」
吐き出していく。捩りこみ、限界まで突き刺して、注ぎ込む。
「あっ、はっ! あぁぁ!」
射精している途中にも、奥へ、奥へ、痛いほどに押し込んでいく。全てを満たすほど、長く、長く射精は続いた。
「あぁ……………………」
欲望の全てを出し切った後、恵理の上に倒れこむ。荒い息が首にあたりこそばゆい。
「……恵理、愛してる」
息も絶え絶えに愛の言葉を、口で出さなければ伝わらない、大切な言葉を。
「……………………」
いつまでも返事がないことをいぶかしんで顔を見ると、閉じた瞳が見えた。
意識がないのだろうか、そう想い頬をつついてみると、やはり反応がない。
「あー、まあ、いいか」
少し悲しくて、お互い体液で汚れきっているが、そんなことはどうでも良いことだ。
狭いベッドの上、恵理の横に寝そべり、二人で一つの布団を共有する。
そばにある温もりを抱きしめながら、小波は速やかに眠りへと落ちて行った。
332メイド恵理:2007/11/08(木) 01:30:10 ID:jCYsv/Tj
何かの音、意識が急速に覚醒する。感じたのは痛み、思わず手で顔を覆いかぶせた。
「もうお昼だよ? 起きて!」
「………………んん?」
眼を擦りながら、体をゆっくりと起こす。開かれたカーテン、先ほど感じた痛みは日の光によるものだとわかった。
「……ん、おはよう、恵理」
「うん、おはよう」
あいさつした後布団を払いのけて、頭を働かせる。何も着ていないが、暖房が利いている部屋は心地よい。
「…………あれ? もうお昼なのか?」
「そうだよ?」
朗らかに笑いながら、元気に返事をする恵理。それを見るだけで、昼に眼が覚めたこともどうでもよくなる――
と、小波は自分が堕落しかけていることに気づいた、このあとはちゃんとロードワークに行かないと。
「昨日はごめんね? 途中で寝ちゃって……」
「ああ、大丈夫。俺も出したあとすぐに寝たから」
そうなんだ、とお互い何となく笑いあう。
「御飯もできてるよ? 早く着替えてね」
「ああ、わかった……そういえばメイド服は?」
すでに恵理は普通の服&エプロンに着替えている。これはこれで非常に良い、が
欲を言えば裸にエプロンだともっといい、今の季節では辛いかもしれないが。
「えっと、今洗濯してるけど……また今度、ご奉仕する?」
「是非、あ、でも玄関で待ち伏せはしないでいいからね」
即答して、小波は立ち上がった。昨日の痕跡が残っているベッドが揺れる。
シーツを洗うのも手伝わないとな、と思う。家にいる時ぐらいは家事をするべきだろう。
「しかし昨日の恵理はいろいろと凄かったなぁ、『赤ちゃんができるくらい』とか…………あ」
自分が失言をしたことにすぐに気づく、昨日の恵理は追い詰められていた部分もあったというのに。
恵理は眼を大きく開いて、固まっている。慌てて謝罪。
「ご、ごめん」
しかし恵理は、どぎまぎしながら思いがけない言葉を紡いできた。
「あああ、あのね? 今気づいたんだけど、先月と続けて、アレが来てない、かも……」
「……………………………………………………へ?」
小波も固まる、だがどうにか復活して問いかける。
「さ、最後に来たのは?」
「えっと…………に、二か月くらい前、かな?」
「それって……………………」
窓からは柔らかい冬の日差し、二人を祝福するように包み込んでいた。
333メイド恵理:2007/11/08(木) 01:30:54 ID:jCYsv/Tj
終わりです、野球関連でおかしいところがたぶんあるので目を瞑ってくれると嬉しいです。
というか投下している途中にもいろいろと文章的におかしなところが見つかった、ごめんなさい。
334ぷーたろー:2007/11/08(木) 01:54:28 ID:GX5NpF4R
お疲れ様です!GJGJ!
リアルタイムで読ませていただきました
335名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 02:12:36 ID:1lkLGdqu
…とりあえずGJ!凄すぎて一瞬気絶してしまったじゃないかw
336名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 05:22:52 ID:NQrTQisX
それは私がエロパロスレを見に来た時で、夜がそろそろあけようとしている頃でした
そのSSは純愛でエロス漂い、
こんな素晴らしいSSに逢えた私はきっと特別な存在なのだと思いました

俺も負けないようなの書きたいな
337名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 23:00:56 ID:F3R2cwj0
久しぶりの燃料じゃー
338名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 01:02:20 ID:8+yb+qWT
GJ!超エロかった!恵理可愛いよ恵理


最近活発だし保管庫早くできると良いな
339名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 10:40:44 ID:N+2yD+ch
確かに保管庫できれば、まだ書かれていないキャラを把握できるし
過去の作品を色々と参考にできるから書き手にも読み手にもうれしいよな
340名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 20:27:26 ID:WM6Oj7H/
適当に作品の数まとめ、いやログ持ってる人ばかりだろうから意味ないけどさ。

5 真央(真央祭りを1つとして数える、ブラックも含めて)
4 武美、准(うち3つは維織と一緒)、恵理(裏エリも含めて)
3 冬子、維織(すべて准と一緒)、白瀬(エロ無しが一つ)
2 珠子、めぐみ(転載が一つ?)、愛(エロ無しが一つ)、茜(エロ無しが一つ)
1 小晴、春香、瑠璃花、梨子、天本、玲奈、ヘルガ、ひなこ、友子、ようこ先生(エロ無し)

過去に投下した作品を見ると修正したくて堪らん。投稿する前に推敲はきちんとしような!
341名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 20:38:25 ID:uEdPWSO+
保管庫っていつできるんだ?
342名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 23:35:12 ID:iY5gurtE
>>340鬼鮫コーチは?
343名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 00:11:43 ID:aCVB0Bz9
作り方の分からない俺は、地道にSSを推敲するぜ!
344名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:29:06 ID:pUJAtaUu
俺も作りたいが作り方が分からん。
無料サーバを借りれば良いのかな?
345名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 03:11:57 ID:wSC8aIBY
奈津姫って書かれていそうなイメージあったが意外とないもんなんだな
346名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 21:23:10 ID:kZmW6n84
奈津姫のSSキボンですな
347名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 00:33:43 ID:kyQHo75Y
奈津姫が主人公のユニホームを洗濯するイベント
→洗濯の前に匂いをかぐ
→男の匂いに欲情
→奈津姫オナヌー
→主人公に遭遇
→奈津姫:「抱いてください」


みたいな妄想をした
348名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 02:05:46 ID:ofZKjOs7
むらむらしてまいりました
349名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 09:06:28 ID:/51t0Vwc
カンタが起きないように息を殺しながらのSEXとかもよさげ
350名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 14:50:48 ID:AlA/0nbm
激しく過疎ってるな

351名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 20:03:00 ID:aXQr+uVb
ほ、保管庫はまだかいのう…
352名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 00:07:18 ID:kiXbUKEL
>>350
この程度、過去スレの悲惨さに比べたら…
353名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 00:19:28 ID:+JKrtlRP
保管庫を作ってくれている人は現在ゆっくりでも進行中なのだろうか、ごめん、せかすつもりはないんだが
354名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 01:24:29 ID:yocnN3qQ
保管庫が作ってもらえるなら、ゆっくりでも良いじゃないか。
355名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 04:05:19 ID:3teCxyeD
「なっちゃん、小波さんとはどう?」
「どうって…見てのとおりよ」
「そういえばカンタ君、最近うるさくて眠れないって言ってたよ」
「…え?嘘…」
「…ほほぅ、そのご様子だと…よっぽど激しいんですな?」
「た、武美…(いやだ…声おさえないと…)」
「(カンタ君はそんなこと言ってないけどね♪)」
356名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 12:40:21 ID:RkXnr9Qd
なっちゃん良い!(*´Д`)ハァハァ
357名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 00:01:18 ID:PQfnwTY2
なっちゃん小説読みてぇ…
358名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 18:09:08 ID:pBFUYRz2
書きたいけど、書けねえ…
359名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 19:05:38 ID:t74qADUL
毎日5分でも書いていけばいつか書けるようになる
かもしれない。
360名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 00:28:47 ID:O4tgHJPj
そろそろ燃料が足りなくなってきたぜよ
361名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 03:50:27 ID:Y8f/j7uC
ここの住人がなっちゃんと表記するのは本家13のなつきと区別するからなの?
362名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 06:33:11 ID:1AYzxWvM
ポケ9で武美がなっちゃんって呼んでたからかと
363名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 12:06:49 ID:vMMtRLG8
職人さんの投下予定みたいなのってある?
364名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 12:19:44 ID:wR/4j0zp
今の所ないんじゃね?
365名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 13:02:34 ID:3qLIgBoC
まぁ気長に待てば良いんじゃないか?
366ぷーたろー:2007/11/16(金) 02:12:28 ID:RM/IBE16
なっちゃんコールをぶった切って悪いですが、茜を書きました。
ちょっと直して今週中には投下します。
367名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 13:11:48 ID:FLtDnTYD
パワポケ3でもってけ!セーラー服

亀田「さぁ始まるでやんすよ」
PX−001「行くでがんす」
立花「ばったぁー」
亀田「まともに始めるでやんす!」

曖昧サイボーグ、そりゃ不死ってコトかい? ちょっ!
ラッピングが鋼鉄・・・だぁぁ錆びるってこたない ぷ。

もって行け!
最後に笑っちゃうのはネオプロのはず
サイボーグだからです、結論
3年目なのに、記憶戻らないのどうするよ?
うろつくがいいのです←あ〜あ、イイ!
368名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 15:03:51 ID:wYcOkKF8
8主人公「………」
369名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 17:04:02 ID:Nuh9q8Ru
>>366
逆立ちして待ってるよ
370名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 20:49:55 ID:s5s7xb4d
じゃあ俺は三角倒立しながら待ってるよ
371名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 22:18:44 ID:H6DtVNf8
詩乃のデートで手に入る内野安打の意味
372名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 23:24:40 ID:jD46zmqX
そういえばひよりんの小説ないな
373名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 01:05:23 ID:6Im3R3r9
ひよりんって宇宙人じゃない方のルートだったら結構シリアスなのが書けそうだな。
宇宙人ルートだとカオスまっしぐらだろうけど。
374名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 18:13:14 ID:Gl86Yqwn
投下キボンンンン
375ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:12:22 ID:QKfYZrKn
茜、投下します。
少しキャラが違うかも。
376ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:13:30 ID:QKfYZrKn
ミ―――ン ミ―――ンジーーーワ ジーーーワ


セミの鳴き声が、非常にうるさく感じる今日この頃。
気温は高い、湿度も高い。むしむし、じめじめ、じとじと、だらだら。
昨夜も真夏日、熱帯夜。
只今、夏真っ盛り。


朝目が覚めると目の前に銀世界が広がってなんかなく、いつもの天井が広がっていた。

あっつい。
ほんとに暑い。
体が溶けるくらい暑い。
騒がしいセミの大合唱が暑さを更に倍に感じさせる。
今日は久しぶりのオフの日、休みの日。だがこう暑いと何もやる気がしない。
俺はグッタリと布団に寝っころがる。

もういっそ、このまま二度寝してしまおうか。
そんな事を思いながら、タオルケットをかぶり直した。そんな時、

ピンポーン
とインターホンの電子音が俺の眠りを妨げる。
「だれだ、こんな朝早くから…」
あからさまに不機嫌になる。こんな朝早くから来るなんて、きっと嫌な奴に違いない。
「は―い、どちら様ですか―?」
苛立った声を出しながら、ノソノソと布団から這い出しドアへと向かう。
新聞の勧誘とかだったら、二度と外をうろつけない体にしてやろう…
そう心に誓いながら、ドアを開けた。
377ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:14:52 ID:QKfYZrKn
…前言を撤回しよう。
朝早くから来る人にも、いい人は沢山いるみたいだ。
「夏です!海です!遊びましょう!」
ドアの向こうで、茜が水着セットを持って立ってた。


「わーい、海です。砂浜です。青いで―す」
タタタタタと茜は砂浜を走り回る。
見てるだけで癒される光景だ。もう、どんなに暑くても耐えられる気がする。
…………ただあれでもう高3という事を考えると、少し将来が心配だ。本当に心配だ。
「茜ー!転ぶなよ―!」
「はーい!」

直ぐに返事を返してくる。
うん、素直でよろしい。
「さて…と」
俺は場所の確保でもしますか。
「えーと…」
流石にこの暑さだ、人が多い。キョロキョロと辺りを見渡し、人がいない所を探す。
都合よくポイント発見!進軍開始!
俺と茜の荷物を持って…

「…ん?」
何か違和感を感じる。
おかしい。
具体的には、茜の荷物がおかしい。
「んんん?」
ドンと地面に並べて、俺の荷物と比べてみる。

デカい。
茜の荷物デカい。
俺の分の3倍はある。
「…なんで?」
とりあえず口に出してみる。
海水浴ってこんな荷物必要だったっけ?水着とお金ぐらいあれば大丈夫だと思うんだけど。
378ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:17:05 ID:QKfYZrKn
ガバッ!!
「うわぁ!!」
突然、俺の目の前が真っ暗になった。目に感じる人の手の感触。ガッチリとホールドされていて、簡単には外れそうにない。
「ダーレでしょう?」
「……はい?」
非常のんびりした声が後ろから聞こえる。
多分、声の主はさっきまで向こうで走り回っていたはずの我が妹。
いつの間に俺の制空権に入った。
「…何やってるんだ?」
そう言うと、茜は不服そうに
「む―。小波さん、名前を言ってくれなきゃ、茜の目標を達成できません」
「その目標って何?」
「『ダーレだ?』とか『あなたー』とか『あーん』とか『ポッキーゲームしよ』とか『ご主人様ー』とかです」
「何だその恥ずかしい目標は!しかも最後へんは何か違うぞ!」
「茜の夢です!英語で言うとDREAMなのです!」
「ねじ曲がった夢を持つな!そんなの俺の妄想だけで十分だから!」
「……………妄想してたですか」
「…………………あ」
自爆した。むしろ大爆発した。
379ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:18:26 ID:QKfYZrKn
くりくり
「ん……んふう」
茜の控えめな喘ぎ声が耳に届く。
水着の下で、小さくても確かに自己主張している控えめな突起。今度は指でつまんでみる。
「んん!ひゃうん!」
ビクッと震える体。うん、感度良好だ。
「そんな大きな声だしたら周りの人が気付いちゃうよ?」
「ううう……じゃあこんな所でやらないでください」
「うん。それ無理」
グイッ!と水着を引っ張り、股に水着を食い込ませる。
「ひやああああ!」
「だから声が大きいって」
あそこの親子づれがこっちを見てるじゃないか。
「じゃあ、だから何で海の中でするんですか!」
茜が涙目で訴えてきた。

もうみんな分かっていると思うけど、俺達は既に本番中だ。ストレートに言うと、やってる最中だ。
何故こんな風になったのか、その経緯を説明しよう。
あれは数十分前のこと…

ザザーン、と波が打ち寄せられる。俺は海を眺めながら、茜が着替え終わるのを待っていた。
「うーん、茜遅いなぁ…」
思わずため息がでる。
女性はおめかしに時間がかかると言うけど、着替えにも時間がかかるんだろうか。
「はぁ…」
ため息二回目。テンションは下がる一方。とにかく待つだけっていうのは暇だ。
380ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:19:41 ID:QKfYZrKn
「うーん…」
この状況を打破すべく、やるべき事を考える。腕を組み、手は顎へ。気分は体が小さくなった高校生名探偵だ。

キュピーン!!
頭に稲妻が走る。叩き出した結論は「茜はどんな水着を着てくるか」
そこ!イヤらしいとか言うな!!
「茜のことだからな…。多分ワンピースタイプだと思うんだけど…。そうすると柄だよな。水玉と似合いそうな気がする。
あれなんだっけ?腰に巻く布。あれがあってもいい感じだよな…いや、ここは刺激的にビキニ?」
そう妄想の世界に浸っていると
「小波さん。お待たせしました!」
トントンと、背中を叩かれた。
「あぁ茜………って茜ねぇえええええええええええええええ!?」
「はい?」
どうかしましたか?
みたいな感じで首をかしげる。
「そ、その水着は何だ!?」
「何って…」
自分の水着を見渡し、さも当たり前のように
「スクール水着です」
「いやそれは分かってる!何でか理由を聞いてるんだ!」
しかも旧スクって!
「小波さんが好きそうだったからです。
…………………もしかして、好きじゃないですか?」
「いいえ。大好物です!!」
俺は茜を思いっきり抱きしめた。
そして現在にあたる。
381ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:23:36 ID:QKfYZrKn
手が早い?何とだって言え。結局男は狼なんだ。野獣なんだ。

「さぁ、次はどうしてほしいのかな―?」
水着の上から胸を揉みつつ、耳元で囁く。
「普通の場合で続きをしてほしいです!」
「却下!」
ていうか、続きはしてほしいのか。
「何でですか!」
「こういうプレイだからさ!」
ゴム質の肩紐を掴み、バッと一気にお腹辺りまで引き下ろす。
「きゃあ!」という悲鳴と一緒に姿を現す小さな2つのさくらんぼ。
「このままじゃ茜の胸がみんなに見られちゃうねー」
「ダ、ダメです!茜の裸を見ていいのは小波さんだけです!」
俺に正面から抱き付いてくる。胸に感じる柔らかい感触。あぁ、もう可愛いやつめ。
もっとイジめたくなるじゃないか。
「ひ、ひゃうう!」
お尻の筋から股の方へと指でなぞっていく。食い込んだ水着が更に食い込む。
「ほら。声が大きいって」
「だから、別のところでやりましょう!」
「む―り♪」
「ひ、ひゃあああああ!」
股の割れ目をグリグリと刺激する。俺を掴む茜の腕の力が強くなり、胸の柔らかさの中に、固い2つの突起が現れる。
382ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:25:24 ID:QKfYZrKn
「あれ?感じてるのか?」
「仕方ありません!こんなの恥ずかしすぎます!感じて当たり前です!」
ここで否定しないのが茜らしい。
「そうかそうか。感じたのか」
「な、なんですか。その満面の微笑みは」
「いや、もっと感じてもらおうと思ってね」
「ひぇええええええ!ダメです!無理です!危険です!!」
「問答無用!!」
「ん!ああああ!」
旧スク独特のスカートの隙間から手を侵入させ、割れ目を直になぞっていく。水の抵抗を減らすため、とか言われてるけど、本当はこっちが目的じゃないだろうか、この穴。
「ダメです小波さん!それ以上触られたら茜はガマン出来ません!」
「ガマンって何を?」
中指を割れ目の中へと侵入させる。茜の花弁は、やすやすと俺の指を受け入れた。
「あはぁあ!こ、声とか色々です!」
「いいじゃないか。茜の声をもっと俺に聞かせてくれ」
更に奥へと指を侵入させ、グリグリとかき回す。
しがみつく茜の腕がブルブルと震え、息が荒く、色っぽくなっていく。
「ん!ひう!ひうん!あああん!そ、そんなに強くしちゃいけません」
「えっ?そんなに強くしてないんだけどな」
「水着のせいで凄く深いんです!ひあああああ!」
383ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:26:54 ID:QKfYZrKn
ニタリ
思わず顔がにやける。
「そうか。じゃあもっと強くしよう」
「ひゃん!小波さんイジワルです!」
「誉めてくれてありがとう」
指の数を2本に増やす。やすやすと受け入れ、「あはぁ…」と茜が気持ちよさそうな声をもらす。
「あぁ!あはぁ!すごい!すごいです!」
2本の指で中をかき回す。上下に、左右に。そのたび指に絡みついてくる肉厚。
「茜はHだねぇ。指が簡単に入っちゃうよ」
指の数を更に増やす。
「うふぅ!あ、茜は小波の妹なんです!当然です!」
「いや、俺はHじゃない!……ぞ!」
「ひぐう!」
思いっきり指を奥へと侵入させる。そして中をぐちゃぐちゃに犯していく。
「ダメです!止めてください!出ちゃいます!」
「出ちゃうって何が?」
指の動きを止めはしない。
「ひうう!!おっ、お、お」
「ん?」
「おしっこです…」
恥ずかしいそうに呟く茜。
「そうか…」
指の動きを更にヒートアップ。余った指でマメをなぞって、皮を剥き
「出したらいいじゃないか」
クリッとマメを摘んでやる。
「ダ、ダメです!ひ、ひぁああああああああああ!」
響く茜の喘ぎ声。手に感じる暖かい水の流れ。海とは違った液体が俺達の周りを満たしていく。
384ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:29:12 ID:QKfYZrKn
「いっぱい出たねー」
溢れかえった後、耳元で囁いてみる。
「…もうダメです、小波さん」
「何?どうしたんだ?」
「茜はもうガマンできません」
「ん?」
「小波さんのジョニーを早く茜に入れてください!」
「へ?茜?ってぬぉおおおおおおおおおおおお!」
茜が俺の海パンを一気にずりさげる。海中に露わになる我が息子。形勢逆転か、これ!?
「茜!おちつけ!」
「無理です!耐えれません!」
ジョニーがガシッと掴まれ、花弁へと誘導される。耐えろジョニー!負けるなジョニー!
「みんなに見られるって!?」
「小波さんが守ってくれるから大丈夫です!」
「いや限界があるから!だから…ってぬぁああああああああ!」
「あはぁああああ……」
ずらされたスク水から割れ目へと押し込まれるジョニー。絡みつく果肉。恍惚の表情の茜。本当に幸せそうだ。
あぁ、もう耐えられない。
「小波さん、早く動いてください…」
甘い声でおねだりしてくる。答えなんて言うまでもないだろう?
OKさ、茜。満足するまで犯してやる。
「いくぞ!茜!!」
「はい!茜を!もっと!めちゃくちゃにしてください!!」
俺は腰のピストン運動を開始した。
385ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:30:13 ID:QKfYZrKn
バシャバシャ!と俺の腰の動きに合わせて海面が波立つ。
「あん!あはぁああ!いいです!スゴいです!」
一緒に聞こえる茜の喘ぎ声。声のでる口を俺の唇で塞ぐ。
「ん!んふぅう!んふぅううう!」
クチャクチャと舌の絡み合う音が響き、唾液が茜の頬を垂れていく。それでもキスを止めはしない。指を今は使っていない、茜のもう一つの穴へと侵入させる。
「ん!んふううう!?あはぁ!ど、どこを触ってるんですかぁ!」
「どこって…おしりの穴だけど?」
指が更に奥へと入り込む。ギュッと締め付けられるジョニー。茜が「ひぐぅ!」とうめき声を上げた。
「ひぅうう!ぬ、抜いてくださいぃ」
「えぇー。でもさぁ」
指を回転させる。もっと締め付ける果肉。
「すごく締め付けが良くなったよ?感じるんじゃないか?」
「そんなことありません!」
「ふーん」
指を親指に切り替える。「あはぁああああ!」
「ぬぉおおお!こ、これスゴい!」
ギュウギュウに締め付けてくる。いかん!もう耐えられない。
「いくぞ、茜!」
「へ?ち、ちょっと待ってください」
「無理!」
腰を一気に押し込み、ペースを上げる。コツンとジョニーが子宮に当たった。
386ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:35:01 ID:QKfYZrKn
「あん!あはぁ!ひぁあ!ふぁああ!んはああああああ!イキます!イッちゃいますぅうう!!」「茜!いくぞ!」
「はい!来てください!いっぱい出して下さい!」
最後のピストンを茜の花弁に挿入する。深く、そして強く。
「うおおおおおおお!!」
「あははああああああ!!」
茜の下の口から白い沈殿が海に放たれる。俺は茜の中で朽ち果てた。



「あのさ、1つ聞きたいことがあるんだけど」
「なんですか?」
全ての行為が終わって浜辺に付いた後、茜に聞いてみた。スク水はところどころ白く汚れていて、どこかイカ臭い。
俺の海パンが流さたとか、あと4、5回やったのはまた別の話。
「茜のカバン、凄い大きかったけど何が入ってるんだ?」
「あぁ、あれですか」
茜は少し恥ずかしそうにしゃべった。
「小波さんがどんな水着が好きか分からなかったから、色々もってきたんです」
リン姉さんのはちょっと過激なんですよ。
と笑いながら。
「お、俺のため?」
「はい!」
茜がにぱっと笑う。あぁ、本当に可愛いやつめ。
「茜ー!」
「小波さん!?」
俺は茜を抱きしめた。



「…なぁ、茜」
「…なんですか?」
「……次はビキニを着てくれないか?」
「はい♪」
387ぷーたろー:2007/11/17(土) 19:36:05 ID:QKfYZrKn
以上です。ベタなシチュですいません。
388名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 21:58:31 ID:0AyfF0Ht
GJでした!


しかし茜と聞くとあの悲劇がなぁ・・・・・
389名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 22:16:06 ID:1bpjSQkb
どう考えてもバレバレwww
GJ!
390名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 23:21:50 ID:x6V+ARhL
久しぶりの燃料ありがたやありがたや
391名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 00:36:20 ID:GzYGJacy
GJ!!
燃料補給サンクス!
392名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 22:34:38 ID:D5onM4rW
奈津姫と9主人公が子作りしてる小説キボン
393名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 23:40:28 ID:J8F/BjtT
>>392 俺もキボン
394名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:11:59 ID:pz8zI1p3
俺も俺も
395名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 23:41:58 ID:j12SpzTM
リンと8主人公がラブラブしてる小説が読みたいよう
396名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 00:20:57 ID:OtocmCVw
皆読みたいんだよな…俺は書けないが…まぁ待ってれば誰か投下してくれるさ
397名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 03:23:22 ID:kcVpue/M
今がんばって書いているけど
肝心のエロシーンが難しくて
398名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 03:54:43 ID:OtocmCVw
>>397
ゆっくり頑張ってくれ。待ってるぞ
399名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 16:02:14 ID:PjoV5zAk
期待して待つ
400名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 16:51:44 ID:bLwLh8/E
今から裸になって待ってるよ
401名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 20:07:54 ID:JAYX+VqN
需要あるみたいだったし天本さん書いてるんだけどなかなか筆が進まない。
話的に彼女がエロに持ってかなきゃならないんだけどキャラ的にねえ・・
402名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 21:44:22 ID:eGb2DVaT
うん、結婚するまで清い関係っぽくて困る。
403名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 21:46:07 ID:TLBdLF31
そこで黒天本ですよ
404名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 22:02:41 ID:OSf4rzxo
エッチの時はすごい天本さんでもいいんじゃないかなあ
405名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 02:25:54 ID:lYCVCy8E
呪いに精液が必要とか
406名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 14:09:54 ID:0ileaqDq
行為をする時だけは、淫乱で少しSっぽい天本さん。


想像しただけでおっきしてくるな
407名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:43:31 ID:txK90cK2
やってるうちにノッてくる天本さんか
408名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:55:28 ID:EQyBVAr0
むう・・皆 攻め天本を希望なのか?
俺としてはちょっと話変えて主人公に襲わせようと思ってたんだが・・
409名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:01:45 ID:SThFKVij
いや、天本さんと島岡姉は受けに違いない
410名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:22:22 ID:/rDCpTVv
なっちゃん…_| ̄|○
411名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:40:17 ID:eJpUHyNg
島岡姉はビジュアルさえなければ、かなりツボなんだが…
育成でも大いにお世話になったし
412名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 00:49:24 ID:LrU1VIr2
ぶっちゃけ天本なら攻めでも受けでも(ry
413名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 01:15:57 ID:8xxRyT9e
4の島岡は投手時にかなりお世話になったな。速球投手がバリバリ作れたw


俺は天本さんに襲われたい
414名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 03:33:44 ID:bK+eWBSz
寧ろ高坂茜と真央で絡ませるとか。なんでこいつらが浮かんだのかわからんが
415名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 20:48:33 ID:3wEkkxqA
天本さんが涙流しながら対面座(ry
416名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 23:21:12 ID:/IevGV3m
正史ではっきりとしたハッピーENDなのは4主人公だけだったりする
417名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 23:29:31 ID:OGKJ3egO
3もじゃね?
418名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 01:14:26 ID:lCEHs2AG
唐沢博士が行方不明だからヒナコルートなのかな、3の正史は。
419名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 01:44:56 ID:qIg+u5El
さとみじゃないのか・・・
420名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 01:49:18 ID:mv24q0Fr
確定してるのは1と4だけだろ。1主人公カワイソス…
421名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 09:11:43 ID:gDGoGRxo
智美は死亡以外なら行方不明だからどうとでも取れるな。
422名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 13:37:25 ID:qIg+u5El
ヤバイ・・泣きそう・・・
http://www.nicovideo.jp/watch/sm855547
423名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 17:11:37 ID:y0UCVXbD
彼女候補で需要のないキャラはいるかね
アニキはなしで
424名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 19:45:43 ID:cGkKh5hl
5のハム太郎とか
425名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 21:04:26 ID:in7Mqdkv
>>416
7はダメなのかな?

7以降買っていないので全然分からなくなってしまったorz
426名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:21:48 ID:mv24q0Fr
>>425
7は恐らく真央だろうが確定って訳ではないからな。
あと7以降はニコニコで見たらどうだ?結構動画上がってるぞ
427名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:23:17 ID:5fPpq2Qz
ニコ厨姿鎮めよ
428名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:23:42 ID:iHr5PL71
あれ?4の正史って誰ルートだっけ?全員攻略したはずなんだが思い浮かばん・・・。
みゆき先生ばっか出てくる・・・。
429名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:31:13 ID:8H5iUwAD
>>422
ヤバい…涙で前がみえない
430名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:42:55 ID:qIg+u5El
>>427すまん
431名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 23:31:41 ID:in7Mqdkv
>>426
ナルホド、サンクス。

公式ルートはキリちゃんだと思っていたヨ。
432名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:26:11 ID:5ZKoHAwr
>>430
ニコニコという文字を見ただけで過剰反応する馬鹿はスルーしとけ
433名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:27:43 ID:v3Ftb+BA
お前本スレにもいるだろ
434名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:45:46 ID:ZoiHAL7b
垢取れない奴必死www
しかし改めて見ると4の天本ルートはいい話だな。正史になる訳だわ。
435名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 01:21:58 ID:7QwqXL9l
ところで水着ってあるだろ
露出度を限界まで高めた時どんな感じになるんだ?
436名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 07:19:17 ID:jwJGPwYp
っ貝
437名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 07:49:14 ID:iwGDSCqT
っ紐
438名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 14:17:16 ID:Vy172B7Q
つ絆創膏
439名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 15:30:09 ID:9ANWmaI4
下は絆創膏、上は生クリーム。


つかあれだよな、海へのデートは1からあったが、実際に水着グラが出たのは6の瞳からだよな。
440401と408書いた奴:2007/11/26(月) 17:35:29 ID:4vtZrG+d
皆、天本さんについて様々な意見ありがとう。がんばって完成させてみる。
まだ細かいところとか全然練ってないし、時季的にも忙しいから、どんなに早くても来週まではかかると思うけど、期待せず待ってていただきたい。

追記
>>431
自分もそう思ってた。てか今でも信じてる。
441名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 20:42:42 ID:rNvr7UAB
がんばれ。超がんばれ。
せっかくだから俺はのりかを選ぶぜ!
442名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 21:21:46 ID:jwJGPwYp
>>441
おお、しゅじんこうよ
しんでしまうとはなさけない
443名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:26:54 ID:bQEXOcFh
私はリコを書いてみる。
リコって最後どうなるんだっけ?
444名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:58:23 ID:SVqgCLoo
彼女候補の萌え度

V ミキ>ヒナコ>智美>アンヌ>寺岡

W 葉月>天本>美雪>唯>アキミ>島岡姉
445名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 00:05:27 ID:SJ3LnugQ
>>443
梨子はたしか、主人公と分かれようとするけど「むかつくんだよ」で分かれずにgoodendじゃなかったけ?
446名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 01:21:27 ID:Fq73086q
>>445
同居とかしたっけ?
いかんせんうろ覚えで…
447名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 01:31:18 ID:hT0YtRcL
エンディングで結婚写真っぽいのがあるな
同居って言っても野球選手は最初の数年は結婚してても寮にいるらしいから
シーズンオフしか同居しないだろうけど
448名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 10:12:08 ID:Fq73086q
>>447
ありがとう。そんな感じで書いてみる。
449名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 10:29:29 ID:oJokldG7
>>447
> エンディングで結婚写真っぽいのがあるな

お玉片手にテレビに向かって応援してるヤツだよな。
450名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 11:33:05 ID:DN7sX6Jj
バッドがマジでバッドのキャラは目も当てられない
451名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 18:34:24 ID:bDzEjWXJ
>>450
その分ハッピーエンドの感動はすさまじい
452名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 18:39:46 ID:Fq73086q
>>450
俺的には茜、武美はマジでバッドだった
453名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 21:15:49 ID:ppGtugjY
真央は!!以外全部BADだから困る
454名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 23:11:00 ID:KeTcW5Vd
茜BADってどんな感じ???恐くて見たこと無い…
武美もそうだな…見たこと無い…
455名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 23:17:35 ID:M0S3BAqa
武美は爆死エンド。泣きそうになったよ。
456名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 23:25:52 ID:e4Uoe39f
茜BADはめぐみBADと並ぶトラウマ
457名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 00:25:44 ID:mWGWB5hd
言葉に表現できない悲しさ
それが茜BADEND
458名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 00:49:29 ID:T0rLH0Lm
普通に狙ったのに茜BADになった時は鬱になりそうだった
主人公の懸命の説得も届かず・・・
459名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:17:41 ID:NxRWfmL0
冬子派ですみません
460名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:24:31 ID:rOvQa2gY
しかし、ただ後味が悪いだけじゃないのがすごいと思うんだぜ
もう1度見たいとは思わないんだが、
茜BADの主人公の言葉だとか、武美との最後の会話とか、すごく心に残ってる
461名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:33:33 ID:6CrFLv49
ただ後味が悪いだけのBADにならないのがパワポケクオリティ
462名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:46:53 ID:6qXtzWLF
やっぱ好きなキャラのバッドが堪えるよね、とか思いながら二つ(一つは一レスですが)投下します。
なんか読み返したら156からのヒナコがイミフな気がしたのでヒナコの補足から投下。
滑ったギャグを説明する芸人の気分ってこんな感じなんだろうか。
463名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:47:38 ID:6qXtzWLF
なにせ墓の下には彼女の体は埋まっていないのだから。埋まっているのは彼が送った髪飾りだけ。
「…………ごめんな」
思い出すのは失われていく体温、消えていく鼓動。
そして祝いの言葉、それはあの夏に受け取れなかったもの。
「……謝るのは間違ってるんだろうな、でも俺馬鹿だから他に思いつかないや」
誰が悪かったのではない、きっと誰も悪くはないのだ。彼女も、亀田君も、誰も。
ただ、歯車が噛みあわなかっただけ、運命というには酷だけど、そうとしか言いようがない。
「…………」
水をかけて、こびりついた苔を取り、石を丁寧に磨く。
一時間ほど磨いて最後に水で洗い流すと、見違えるほどきれいになった。
先ほどまで読めなかった彼女の名前を見て、一人つぶやく。
「…………もし、俺がもっと早く記憶を取り戻せていたら、違う未来があったのかな?」
いや、取り戻せなかったとしても、他に方法はあったのではないか。
そう思っても、何が変わるわけでもない。ただ後悔だけが残る。
「昔みたいにみんなで楽しく馬鹿をやれる、そんな日々を送れたのかな?」
話しかけても墓石は何も語らない。返事を求めていたわけでもないけれど。
顔をあげて、花束を添えて。
「……またくるよ」
背を向けて、数歩。
何となく振り返る、もちろんそこにある景色は変わっていない。
ただ、このまま意気消沈しているのを、きっと彼女は望まないだろう。だから。
「せめてもう二度と、俺の周りであんな最期を迎える人がいないように」
声を上げるほど子供ではない、涙を止めることができるほど器用でもない。
「俺が、守るよ。みんなを、大切な人を…………だから」
それでも涙を拭いて、決意する。
「安心して、ゆっくり休んでくれ…………智美」
再び背を向けて、振り返らずに歩み始めた。

行為を終え、二人でお風呂に入った後。
この幸せな時間が、いつまでも続いてほしい、そう思った。
だから今、昼に彼女に贈った言葉を、こんどは恋人に贈ろう。
小波はゆっくりと口を開いた。
464ミスったorz:2007/11/28(水) 01:48:18 ID:6qXtzWLF
冷たい風は容赦なく体を冷やす、いや、冷え切っているのは体だけではない。
真昼でも日の光さえない十二月、暗い空は自分の心を映しているように思える。
「しかし、ずいぶん汚れたな」
墓参りに訪れる人はほとんどいないのだから、当然ではある。
自分も盆にさえ来ようとはしなかった。全ての真相を知った後、たやすく彼女に顔向けできなかったから。
「……」
目の前にある汚れた墓石、だがこれは墓と呼ぶにはふさわしくないかもしれない。
なにせ墓の下には彼女の体は埋まっていないのだから。埋まっているのは彼が送った髪飾りだけ。
「…………ごめんな」
思い出すのは失われていく体温、消えていく鼓動。
そして祝いの言葉、それはあの夏に受け取れなかったもの。
「……謝るのは間違ってるんだろうな、でも俺馬鹿だから他に思いつかないや」
誰が悪かったのではない、きっと誰も悪くはないのだ。彼女も、亀田君も、誰も。
ただ、歯車が噛みあわなかっただけ、運命というには酷だけど、そうとしか言いようがない。
「…………」
水をかけて、こびりついた苔を取り、石を丁寧に磨く。
一時間ほど磨いて最後に水で洗い流すと、見違えるほどきれいになった。
先ほどまで読めなかった彼女の名前を見て、一人つぶやく。
「…………もし、俺がもっと早く記憶を取り戻せていたら、違う未来があったのかな?」
いや、取り戻せなかったとしても、他に方法はあったのではないか。
そう思っても、何が変わるわけでもない。ただ後悔だけが残る。
「昔みたいにみんなで楽しく馬鹿をやれる、そんな日々を送れたのかな?」
話しかけても墓石は何も語らない。返事を求めていたわけでもないけれど。
顔をあげて、花束を添えて。
「……またくるよ」
背を向けて、数歩。
何となく振り返る、もちろんそこにある景色は変わっていない。
ただ、このまま意気消沈しているのを、きっと彼女は望まないだろう。だから。
「せめてもう二度と、俺の周りであんな最期を迎える人がいないように」
声を上げるほど子供ではない、涙を止めることができるほど器用でもない。
「俺が、守るよ。みんなを、大切な人を…………だから」
それでも涙を拭いて、決意する。
「安心して、ゆっくり休んでくれ…………智美」
再び背を向けて、振り返らずに歩み始めた。

行為を終え、二人でお風呂に入った後。
この幸せな時間が、いつまでも続いてほしい、そう思った。
だから今、昼に彼女に贈った言葉を、こんどは恋人に贈ろう。
小波はゆっくりと口を開いた。
465ミスったorz:2007/11/28(水) 01:49:05 ID:6qXtzWLF
続けて白瀬投下、スレ汚して本当にすいません、ごめんなさい。
466寺岡薫の憂鬱:2007/11/28(水) 01:49:47 ID:6qXtzWLF
「では、お先に失礼させていただきますねー!」
「お疲れ様、ここのところ忙しかったからね、ゆっくり休むといい」
「はい、お疲れ様です!」
「「お疲れでやんすー!」」
消える白衣を見送って、和桐社長は分厚い書類の束をとんとんとまとめた。
現在の時刻は夕方の六時、定時にはまだ少し早い。
「社長ー! オイラたちも早く帰りたいでやんすー!」
「そうでやんすー!」
双子、ではないが、そっくり同じ顔をした従業員二人が不平を洩らす。
従業員をなだめるのも仕事の一つ、苦笑しながらゆっくりと口を開く。
「まあまあ、寺岡君はここのところ会社に缶詰めだったからね。たまには早退しても罰は当たらないんだよ」
「……それってオイラ達は早退したら罰が当たるってことでやんすか?」
「ははははは、そういうわけじゃないが。とりあえず作業を続けなさい
ノルマが終わったら少しぐらいは早く帰れるかもしれないから」
ノルマが終わったらというものの。製作所は一定のリズムで動いているため、
帰ることのできる時間はほぼ決まっているのだが。
「しょうがないでやんすね、今日は新発売のガチャガチャが登場するでやんすから、
さっさと仕事を終わらせるでやんす!」
「そうでやんす!」
気づかずに持ち場に戻る二人には目を向けず、和桐社長は机の上の書類に書き込み始めた。
つい先日完成した『WG電池』の商品化に向けての書類である。
試作品が完成して約半年、ようやく最初の製品が作れるぐらいまで形は整った。
もっとも、これからもクリアしないといけない問題は山積みなのだが。
「お父さん、お茶」
「おお、ありがとう沙耶」
そっけない声と共に、暖かいお茶が机の上に置かれた。声の主、愛娘である沙耶に向かって微笑みを返す。
大学を卒業してから、沙耶は和桐製作所に就職した。今では大切な会社の仲間の一人だ。
「……寺岡さんも大変だったけど、お父さんも最近忙しかったんだから
たまにはゆっくり休んでもいいと思うけど」
「そういうわけにはいかないさ、今が一番大事な時期だからね」
「はぁ、いつも大事な時期なくせに」
「……すまんな」
「別にいいよ、ただ体は壊さないでね、もう年なんだから」
沙耶は小さく嘆息したあと、笑顔と共にいたわりの言葉をくれた。
妻の事実を知った後もこのように仲良くしてくれることが奇跡のように思える。
やはり彼が島から帰ってきたあと、沙耶のために尽力を尽くしてくれたからだろう。
「ワシはまだ……」
「ワシとか言ってる時点で年寄りなのよ、血糖値も高くなってきたし、肝臓も傷んできたでしょう?」
「う……」
言葉は辛辣だが、それは自分を思ってのこと。そう思えばその言葉も嬉しいもの、のはず。
「そういえばお父さん、寺岡さんなんだか嬉しそうだったけど、今日はなにかあるの?」
「ああ、なんでも久しぶりに友達と会うらしい」
「へー、もしかして男かな?」
「………………どうだろうな」
「?」
現在寺岡の体について詳しく知っているのは、製作所では和桐社長だけである。
といっても詳しく聞いたわけでもない、せいぜい彼女の体のほとんどが機械に置き換わっていること
そしていずれは…………
「お父さん?」
「……なんだ?」
「いや、なんだかぼーっとしてたから。……まあいいや、私も仕事に戻るね」
「ああ」
去っていく娘を目の端に映し、和桐社長は考えをめぐらす。
今日彼女が会う友人について詳しく知るわけではない、だが様子を見るに親しい友人なのだろう
少しでもその人が彼女の支えになってほしい、そう願った。
467寺岡薫の憂鬱:2007/11/28(水) 01:50:31 ID:6qXtzWLF
「あー! こっちこっち!」
「どうも、お久しぶりです芙喜子さん」
「久しぶりー! とりあえず座って座って!」
芙貴子がカウンターの隣の椅子を引く、それに寺岡薫はゆっくりと腰かけた。
「あー、しかし本当に久しぶりだわ、あ、悪いわね、ちょっと時間に余裕があったから先に飲んでたわ」
「いえ、かまいませんよ」
「ん、ありがと、とりあえずビール二瓶と適当におつまみお願い!」
板前に告げて、コップを空にする芙喜子。久しぶりに会っても変わっていない彼女がほほえましい。
半年前にしばらく会えなくなると彼女から言われて、もう二度と会うこともないだろうと何となく思っていた。
だが、三日前に彼女からのメールが届き、再会することになった、まあ人生そんなものなのかもしれない。
…………差出人不明のメールだったのであやうく削除するところだったのだが、それは言う必要はないだろう。
「しかし相変わらず髪のセットもしてないのねえ、女の身だしなみなんだからそれくらいはどんな理由があってもやらないと」
「ふふふ、これでも前よりは気を使っているんですけどね」
運ばれてくるビール、互いのコップに酌をして、乾杯。
「んくっ……ぷはぁ! この一杯はやめられないわよねぇ、お酒飲むのも久しぶりだし」
「……? どこか悪くなったりしたんですか?」
「いやいや、そうじゃなくて。ただお酒を飲んで気を緩めることができなかったていうか、いろいろと忙しくてさ」
「……はあ」
本当にうれしそうにコップを一気に空にする芙喜子、再び酌をする薫。
「ありがとう! いや、あたしもいろいろあってさ、前の仕事を辞めてからドキドキハラハラの毎日なわけよ。
んっ……んはぁ! ……って、それよりもあんたはどうなの? 仕事とかは順調?」
「はい、この間一段落ついたところです。今回のはちょっと凄いと思いますよー」
「へぇー、とりあえずおめでとうってことでいいのかな? ってそれ以外では何かないの?」
ハイペースでビールを飲んでいく芙喜子、なんだか嫌な予感がするのだが、止めることはできない。
「はあ……やっぱり仕事が忙しくて」
「もう、仕事ばっかりじゃ行き詰っちゃうって。もっといろんなことに目を向けないと!
大丈夫、世の中そう捨てたもんじゃないから」
瓶を空にしてさらに追加注文する芙喜子、すでに何本飲んでいるのかは怖くて聞けない。
「うーん…………そういう芙喜子さんはどうなんですか? 例の彼とはうまくいってるんですか?」
パキッ、っと乾いた音が聞こえた。恐る恐る視線を音がした方向、つまり芙喜子の手元に向ける。
「…………あの、大丈夫ですか?」
ガラス製のコップが割れている、すでに空のコップだったおかげでビールはこぼれていない。
手から血が出ている様子がないのは運が良かったのだろうか。。
「よ・く・ぞ! 聞いてくれた! あいつったらひどいのよ! 本当に!」
「あ、あのー…………目が据わってるんですが」
据わっているのに加えて、血走っている。それを口に出すほど薫は愚かではなかったが。
「久しぶりに会ってそうそうなんだけど、ちょっとだけ愚痴らせてもらうわよ、いい?」
「え、ええ、いいですけど」
自分も酔ってしまうべきだろうか、そんなことが頭に浮かんた。
468寺岡薫の憂鬱:2007/11/28(水) 01:51:49 ID:6qXtzWLF
今では探すのも大変になった電話ボックス、その中で白瀬芙喜子は小銭を取り出し
受話器を持ち上げた。銅貨を入れて、手早く9桁の数字を入力する。
三回の呼び出し音の後、彼の声。
「もしもし、芙喜子か?」
「あったりー! よくわかったわね」
「登録してない番号なんてお前ぐらいしかかけてこないからな」
「あ、それもそうか」
大神グループに追われる身となった現在、芙喜子は携帯電話を使っていない。
なにせ相手は世界規模、用心に越したことは無いのだから。
「明日はデーゲームだから、夜の時間はあいてるわよね?」
「もちろん」
「そうこなくっちゃ!」
久しぶりのデート、浮かれて有頂天になるなんてことはもちろん無いが、それでも芙喜子の心は弾む。
「で? 今回はどこに手紙を隠してるんだ?」
「あんたが泊っているホテルの外のコンビニのゴミ箱の下よ、いろいろしかけといたから注意してね」
「たのむからあまり危険性のないものにしてくれよ」
会う場所を伝えるにも手紙を介する徹底ぶり。まあ半分は芙喜子の趣味も混じっているのだが。
「それじゃ、今日の試合も頑張りなさいよ!」
「ああ、頑張るさ、応援してくれよ」
「はいはい、じゃあね」
ガチャンと受話器をフックに掛ける。時刻はちょうど十二時を回ったところ。
とりあえず食事でもするか、と電話ボックスの外に出る。
このときはまだ、いつもどおりだった。

どこにでもある全国チェーン店のファミレス
原価五十円以下の泥水を飲んでいると、予定の時間に少し遅れて彼は到着した。
いつも彼がデートに来るときは手ぶらなのだが、珍しく手荷物を持っているのに気づく。
たいして気にすることでもないだろうと、いつもどおりに声をかけた。
「おーい、こっちこっち!」
彼が対面に座るのを待つ、コーヒーを最後の一滴まで飲みほす、
と同時にどこか疲れた顔をした小波が半眼で芙喜子を睨みつけながら着席した。
「どうしたの? なんか元気ないけど」
「…………それを俺に聞くか?」
「え? 今回のトラップは大したものじゃなかったはずだけど」
「あのなぁ、コンビニの前になんか仕掛けたら、周りの人の視線が痛いだろ!
下手したら記事になるかもしれないし」
「『小波選手ゴミ箱を漁る』みたいな? 注目度アップで契約金が増えたりして」
「…………本気で言ってるのか?」
「冗談よ、まあ次からは人目のないところにしとくわ」
「頼む、いや本気で」
その後しばらく彼をからかって、十分に満足した芙喜子は、ゆっくりと立ち上がった。
軽く伸びをして小波に笑いかける。
「それじゃ、さっさと遊びに行こう! 夜は短いんだし」
「ああ、ちゃんと夜を楽しまないとな」
少し目つきが怪しくなった小波を見て、芙喜子は少し嫌な予感がした。
彼は欲望をストレートにさらけ出すような男ではない。
少しだけではあるが言動にそれがにじみ出ているのはどうにもおかしかった。
(まあ、これもたいしたことじゃないか)
考えてみれば約一カ月ぶりなのだから、おかしいことでもないかもしれない。
芙喜子は彼の手を引き、夜の街へと飛び出した。
469寺岡薫の憂鬱:2007/11/28(水) 01:53:00 ID:6qXtzWLF
さんざん遊んだ後、今はホテルの一室。小波が止まっているホテルではなく、二時間いくらのところ。
ホテルに入った時点で、芙喜子の体はすでに熱を帯び始めていた。もちろん小波にそれを気取らせることはないが。
荷物を置き談笑した後、シャワールームへと向かう。だが小波はベッドに腰かけたまま動かない。
「あれ? 一緒にシャワー浴びないの?」
「ああ、ちょっと準備することがあって」
「?」
少しだけ奇妙に思ったものの、まあそんなこともあるのだろうと一人シャワールームに入る。
その行動をすぐに後悔することになるのだが、その時の彼女はそんなことがわかるはずもなかった。

「ふぅ…………」
シャワーにうたれながら芙貴子は小さな溜息をつく、自然と手が脇腹へと動いていた。
周りの肌とは明らかに違う手触り、二週間前に新たについた小さな傷痕。
あたりまえだが、肌に傷跡が残るのはあまり良い気持ちでない。
彼と共に歩いて行くと決めたときから、傷つくことは覚悟はしていたのだが。
若干マイナス思考に陥っていることに気づいて小さく嘆息。髪型をセットしていないからだろうか。
「…………」
彼はこの傷を見て何と言うのだろうか、安っぽい同情めいた言葉、はありえない。
危ないことを止めろと懇願、もないだろう。
考えられるのは。
「笑えるほど恥ずかしい台詞、かな」
何せ「二人なら生きていける」なんて言葉を真顔で吐ける奴だ。
どんな言葉が飛びだすか少し楽しみに思いながら、芙喜子はシャワーを止めた。
髪をタオルで拭いて逆立てる、これからの戦いに負けるわけにはいかないのだから。

「?……!」
扉を開けて一歩を踏み出した瞬間、足元に違和感を感じて足元に視線を向ける、と、頭上から何かが降り注いだ。
芙喜子は反射的に戦闘体制に入り、武器を置いている場所に跳躍を試みる、が。
「くっ!」
違和感を感じた足元はどうやらオイルか何かだったのだろう、足を滑らせる。
地面に倒れこむと同時に、大きな音が後ろから聞こえ、人の気配。
体制を整え振り返ろうとした瞬間、後ろから抑え込まれ、腕を掴まれる。
抵抗しようにも身体に降り注いだ液体がぬるぬるとしていて相手の体を掴むことができない。
「こ、のぉ!」
力を振り絞るが、無情にもカチリと金属音がして両手は完全に封じ込められた。
そのまま地面に組み伏せられる、唯一動く頭で後ろを振り返ると。
「…………なんだ、あんたか」
「驚いたか?」
視線の先にあったのは、どこか得意げな小波の顔。
「いや、いくらなんでも悪趣味過ぎなうえに、さっぱり意味がわかんない。
っていうか重いから早くどきなさいよ」
「そういうわけにはいかないな〜」
「え? ………………きゃっ!」
そのまま抱きかかえられ、ベッドの上まで運ばれる。
可愛らしい声を上げてしまったことを恥じる時間もなかった。
「ちょ、ちょっと、やっ! なに?!」
あらかじめ用意しておいたのか、縄で芙喜子の体を縛り始める小波。
あっという間に縛り終わる、大きく股を開いた、大事な所が丸見えの体制。
「よーし、これで終わりっと」
「………………うぅ、へんたい!」
M字開脚、知識としては知っていても実際にやる羽目になるとは思ってもいなかった。羞恥で体中が燃える。
470寺岡薫の憂鬱:2007/11/28(水) 01:53:54 ID:6qXtzWLF
「うん、いい感じだ。……髪型を崩したからか? 大人しかったのは」
「…………ばか、そんなわけないじゃない」
「ちなみに特別なローションだからなかなか乾かないと思うぞ」
「…………」
髪型がセットできていないからと言って、芙喜子が抵抗できないというわけではない。
もしそんな弱点があれば、今まで生き続けることも難しかっただろう。
単に危険性がなかったというのが、抵抗しなかった理由の一つ。
「……うぅ」
もう一つの理由、それは小波がみっともない自分の姿を見ているという事実。
ただそれだけでまるで縛られたように動くことができなかった。
まあ今は実際に縛られているわけなのだが。
「うーん、実にいい眺めだ」
「…………いや」
ねっとりとからみつくような小波の視線。逃れようにも体は震えることしかできない。
せめてもの抵抗で睨みつけながら、質問する。
「………なんで、こんなことを?」
「ん? それはもちろん」
片手をあげて、どこか得意げに小波。
「芙喜子を喜ばせたいからに決まってるじゃないか!」
「………………へ?」
意味不明な言動が続いていたのだが、今の一言が最もわけがわからなかった。
不思議そうな顔に気づいたのか、小波はさらに口を開く。
「いや、エッチするときっていつもいつも芙喜子が攻めてくるじゃないか
それはそれでいいんだけど、たまには気絶するぐらい攻めてあげたら喜ぶかなって」
「………………ばか?」
「ふーん、そんなこと言っていいんだ……」
「!」
胸元に伸ばされる手、身をよじるがそれは無駄に終わる。
「ぁんっ!」
「へ?」
熱い手が触れた瞬間、芙貴子の口から甘い声が漏れる。しまったと思うが、小波は聞き逃してはくれなかった。
「……もう、かなり感じてる?」
「…………そんなわけ、ないでしょ」
「へぇ…………」
(ぐにぐに)
「くっ…………ふぅ……はぁ!」
いつもの前戯に比べれば、いたずらのように軽い触り方だった。
だがぬるぬるのローションによって芙喜子の快感はいつも以上。
口から熱い吐息がこぼれるのを止めることができない。けれど、歯を食いしばり耐えようとする。
「〜♪」
だが小波はノリノリに胸をいじる、つまむ、揉む。
「うぅ…………ああぁ!」
とどめに先端の突起を強くつままれて、芙喜子の意識が一瞬飛んだ。
我に返り、慌てて強く小波を睨みつける。
だが、小波は芙喜子が軽く絶頂を迎えたのに気づいているのだろう、いやらしく頬を緩ませていた。
「いや、まさかこんなに喜んでくれるとは、ホラ、下を見てみろよ」
にやにやと笑いながら、芙喜子の開かれている股を見つめる小波。
釣られて視線を向けると、そこには信じたくない光景。
「…………うそ」
まるで子供がおもらしをしたように、シーツがぐしょぐしょに濡れていた。
まだ彼が胸をいじり始めて五分もたっていないというのに。
「……はぁ……はぁ」
さらに続く刺激をどうにか耐えていると、突然小波は胸から手を離した。そのまま後ろを向く。
「さて、まずは…………」
「くっ!」
小波が背を向けた瞬間、芙喜子は身体を激しく動かした。
少しでも縄が緩めば、まだ自分にもチャンスがあるはずだ。そう思って。
「ああ、そこまできつく縛ってないけど、抜け出せるほど甘く縛ってもないぞ」
「つっ!」
背中を向けたまま小波が言う、嫌なヤツだと隠さずに舌うち。
しばらくして、小波はバッグの中から何かを取り出し振り返った。
「とりあえず最初はこれでいじめてみるか」
「…………!」
彼が取り出したのは、男性器をかたどった棒、所謂バイブレーター。
身体が震える、それがもてあそばれる恐怖からなのか、快楽を期待してからなのか
芙喜子にはわからない。
小波が近づくにつれ、震えは大きくなる。
と、小波の手が芙喜子の頭へと延びた。
「大丈夫、落ち着けって」
「あ…………」
硬くて暖かい手が、ぐしゃぐしゃの髪を優しくなでる、震えは、止まった。
「って、あんたがこんなことするから!」
「こんなことをするから、なに?」
「…………なんでもないっ!」
口が裂けても自分が震えていることを言えるはずもなく
芙喜子は顔を逸らした、だがわざわざ視線の先に回り込んでくる馬鹿な男が一人。
「こんなことをするから、どうしたんだ?」
「……さいてい!」
「うーん、まだ自分の立場が分かってないみたいだな」
「やっ!…………うぁ!」
押し倒され、冷たいプラスチックが芙喜子の秘所、それも最も敏感な部分に押し当てられた。
同時に胸にも手を伸ばされる、さらに首筋をなめられて背筋に痺れが走って。
そして、カチリと小さな音がした。
「う、うぁぁぁぁぁぁぁ!!」
震動し始めるバイブ、同時に胸にあてられた手も動き始める。
「おい、動くなって」
「そんなのっ、くぁっ、んっ〜〜!」
いきなり直接刺激されて、痛いほどの快楽が芙喜子を襲う。
縛られているうえに、体重をかけて押さえられているため逃げることもできない。
「だから動くなって」
「む、むりっ、あっ、あっ、うぁっ! あああっ!!」
芙喜子の意識がすぐに白く染まり始め、口からは涎がこぼれおち、全身が小さく痙攣する。
「い、いくっ、だめ、だめぇぇぇぇえ!」
そのまま快楽の波に押しつぶされ、小さな痙攣は大きなものへと変わった。
絶頂、気が緩む暇もなく再び絶頂。
脳が悦楽に溺れ、口からは大きな嬌声が断続的に漏れだす。
「あぅっ! うあっ、はっ! やめっ……とめてぇ! ああああぁっ!!」
耐え切れずに芙喜子の口から懇願の言葉が漏れる、それほどに強い刺激。
しかし小波は無情にも、さらに強くバイブレーターを押し付けてきた。
「うぐぁっ! やめ、やめなぁっ、ああああああああ!!……あ……ぁはっ」
「……やりすぎたかな?」
さらに数度絶頂を迎えて、完全に意識がなくなる寸前、ようやく刺激を与えていたものが離された。
「う…………あっ…………あはぁ…………」
けれど芙喜子の体は痙攣を続け、吐息がこぼれるのも止めることができない。
余韻に浸るなど良いものではなく、肉体を制御できない苦しみの時間。
472名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:56:57 ID:6qXtzWLF
「…………ぁ」
しばらくして、ようやく呼吸が正常に戻り、痙攣が止まる。
数分もたってはいないのだが、芙喜子にとって異常に長く感じた。
呼吸は落ち着いても、意識はもうろうとしたままで、視線は宙を彷徨っている。
ちなみに小波はその間ずっと彼女の尻をもんでいた、あまり刺激しないようにしていたのは
彼の優しさ、ではないだろうが。
「さて、休憩はこれくらいでいいかな?」
「あ…………う」
小波の言葉が耳にはいるが、何も考えられない。
だが、膣口に無機質なモノを添えられ、嫌にでも理解する。
「! ば、ばかぁ! そんなのいれるなぁ!」
「それ」
「あぅ! あんっ、んん〜〜!!」
遮るものなく、一気に貫かれる。だが、それだけならなんとか耐えられた。
目じりを吊り上げ、小波を睨みつける、反抗の意思を示すことは無駄では無い
そう思ったからだ。
「まだ生意気な目だな、でも反抗的なほうが芙喜子らしいか」
「くっ!」
だが結局それは無駄に終わり、悔しさに唇が歪む。
芙喜子の性格を熟知している小波は、彼女を完全に堕とすことはできないと知っている
その上で芙喜子をとことんいじめようという腹。
芙喜子はそれを小波の態度から理解した。
……悔しさの中に、少し嬉しさが混じっているが、それには気づかないフリをした。
「さーて、ここら辺だな?」
「! いやぁっ! あっ……あぁぁ! あっ、あっ、あはぁ!!」
小波がさらに芙喜子の中へ深くモノを侵入させていき、彼女の弱いところを探り当てた
すぐに見つけたのはさすがだというべきか、賞賛する余裕なんてものは無いが
そのまま激しく突いてくる、出し入れするたびに飛沫が飛び散り、シーツに新たなシミを作る。
「うぁっ、うぁぁ、あんっ! ああぁ!」
突かれるたびに大きく体を震わせ、芙喜子は高みへと昇っていく。
口からこぼれおちるのは、快楽の悲鳴。
「あぁ、あんっ…………はぁ、はぁ」
突然小波の動きがとまる、だが、再び小さなカチリという音。
「う、うあああああああぁぁぁぁぁぁ」
震えだすバイブレーター、目を限界まで開き、苦しみの声を上げる芙喜子。
跳ねるように体を痙攣させ、逃げようとする。
だが、どうあがいても地獄の快楽から逃れることはできない。
小波の押さえつけは筋力でも体重でも劣る芙喜子が跳ね返せるものではないのだ。
「あっ」
一際大きい声をあげて、何度目かわからない絶頂を迎える。
それと同時に、勢いよく芙喜子の秘所から液体が噴出した。
今までに飛び散った飛沫とは比べ物にもならないほどに大量に、
小波の顔にまで飛び散るほど勢いよく噴き出されていく。
「うぉ! 驚いたな」
「あ! あ! あぁ!…………」
だが、自分の痴態を理解することなく、芙喜子の意識は完全に途絶えた。

「おーい、起きろって」
ぺしぺしと叩かれる感触と、どこか嬉しそうな小波の声を聞いて芙喜子の意識が浮上する。
目の前には小波のにやけ面、それを見て現在の状況をすぐに把握する
体が縛られたままで、体が火照っていることを考えると
意識を失ってそこまで時間がたったというわけではないようだった。
「芙喜子、ほら」
口元に小波の指が近づく、濡れた指先。
指を口の中に突っ込まれて、口の中に自らが出した液体の味が広がる。
「いや、まさか芙喜子が潮を吹くなんてな、ちょっと感激したかも」
「ぅ…………ん、あ」
噛みつけば少しは気が晴れるかもしれない、そう思ったのは口から指が出て行ってからだった。
473名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:58:12 ID:6qXtzWLF
「さて、そろそろ俺も気持ち良くさせてもらおうか」
「……え?」
ズボンを脱ぎ始めた小波を、ポカンと見守って。
彼の凶暴なまでに膨れ上がったモノが露出して、ようやく身の危険に気づいた。
「ちょっと! いまそんなのいれたらこわれちゃうわよ! ……いや、いやぁぁ!」
「よっと」
ずん、と一気に貫かれる、小さく数度痙攣、冷たいモノではなく、暖かい彼自身を感じ
限界まで奥に差し込まれて、一瞬全てが白く染まる。
「くぁ…………はっ!」
「くっ、なんか……すごい、な」
小波の顔が歪んだのを見て、芙喜子は今が好機だと感じた。
自分が絶頂を迎える前に、彼をイかせれば、今までの負けを取り換えすことができる。
縛られたままでも、少しは腰を動かすことはできた、小波に合わせて動き始める。
「んっ! うっ、あっ、あっ、はっ、はぁっ!」
「なんだ? 急に、動くなんて、うっ」
さらに歪む小波の顔、芙喜子はさらに体を動かし、膣内を締め付ける。
だが、そこで彼女はそれが間違いだと気づいた。
「あんっ、え?…………あああっ!」
芙喜子に対抗して、小波がさらに激しく動いてきたのだ。
もともと何度も絶頂を迎えていた芙喜子が、激しい攻めに耐えられるはずもない。
「やああああぁぁぁ!」
交わって初めての絶頂、止まらない小波からの刺激に二度、三度、何度も意識が飛ぶ。
繋がったままで大きく痙攣する芙喜子の身体、それを見て小波は奥まで貫いた状態で
動きを止めた、そして手を伸ばして乳首をつねる。
「ぁんっ!」
痛みを感じて、覚醒する意識、だがすぐに動きだした小波によってまたすぐに飛ぶ
それを繰り返される、意識が飛ぶたびに様々な場所をつねられ、ぶたれ、噛まれて。
「…………あぁ…………ぁっ」
だんだんと反応が鈍くなってきた芙喜子を見て、小波はモノを勢いよく引き抜いた。
「……ふぁ…………すごい、におい」
べとべとに濡れた赤黒いモノが眼前に、むせかえるような匂い。
ピクピクと震えているそれを見て、限界を迎えたはずの体が疼く。
「…………ん…………」
芙喜子の眼に光が戻ったことを察したのか、小波はまた膣口にモノをもどし、貫いた。
「はああああああああああああああ!!!!!!」
叫び、それを無視して小波はゆっくりと前後に動く。
「くっ……そろそろ、出すぞ!」
もともと限界に近かったのか、小波の口から宣告が出される。
「うあぁ! んんっ、ね、ねえ、きす、してぇ、んっ!……おねがいっ!」
普段のエッチでは絶対に口にしない、甘えの言葉が芙喜子の口から洩れた。
小波の顔が優しく微笑み、そのまま芙喜子の口をふさいだ。
今日初めての口づけ、涎でべとべとだったけれど、何よりも甘美なものだった。
「んっ……んん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
大量の精液が最奥に吐き出されるのを感じて、芙喜子は最上の幸福感に包まれた。
口づけをしたまま、つながったまま、二人は強く抱きしめ合った。
474名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:59:05 ID:6qXtzWLF
小波が体を離して、ようやく芙喜子の意識が正常に近いものとなる。
ずいぶんと恥ずかしい言葉を口走ってしまったが、それは置いといて。
「……」
復讐、その二文字が彼女の内にある。とりあえず明日に目が覚めたら、
この手錠で小波を封じて……と、そこまで考えた所で、小波の声。
「さて、芙喜子、これを見てくれ」
「……へ?」
彼が手に持っていたのは丸い球にコードがつながっているもの、所謂ローター。
どうやらバイブレーターと一緒にとりだしたあと、布団の隅に置いていたようだが。
「明日は試合がないからな、芙喜子が満足するまで徹底的にするから」
「えっと、あたしはもう、まんぞくしたし、もうげんかい、なんだけど」
ろれつが回らず、懸命に頼む、が。
「ああ、大丈夫、ちゃんと練習には遅れるって言っといたから」
「ひとのはなしを! んむっ」
軽く触れ合うキスで黙らせられ、彼は。
「さて、まだまだ夜はこれからだ、芙喜子」
死刑宣告を、満面の笑顔で言い放った。
「い、いやああああああああああああああああああああああ」
芙喜子の絶叫がホテルの部屋、いやホテル中に響いた。

余談だが、小波が芙喜子の新しい傷痕に気づいたのは彼が十分に満足した後だった。
彼女の考えどおりに非常にクサイ台詞だったのだが、芙喜子はそれを覚えていない。
さらに余談なのだが、最後の芙喜子の悲鳴の音量は某宇宙人ルートの彼女の断末魔と同じぐらいの音量だった、
らしい。
475名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:59:40 ID:6qXtzWLF
「……ってことがあったわけよ」
「…………」
長い長い芙喜子の話がようやく終わり、薫は安堵をおぼえた。
このような話にあまり耐性がない彼女にとって、少しばかり辛い時間だったからだ。
どこか幸せそうに話す彼女を見るのは、そう悪い気分ではなかったが。
「あれ? なんかずいぶん顔が赤くなってるわね、飲みすぎたんじゃない?」
「あはははは…………」
あなたのせいですよ、喉まで出かかった言葉を苦笑いでごまかす。
カウンターにいた板前さんが途中で逃げ出すぐらい過激な内容の話だったのだから、
薫の顔が赤くなるのも無理は無い、小声で話していたため、彼女と板前さん以外には聞こえていないだろうが。
「で、その後もひどいのよ! あたしが目を覚ましたら置手紙だけ残してあいつ逃げてるし!」
「ふふふ……あれ?」
ふと、疑問に思うことができて、質問する。
「でも芙喜子さんの性格だと、すぐにでも仕返ししてそうですけど、しなかったんですか?」
「……………………………いや、したんだけどさ、返り討ちにあって…………だいたいなんで
こっちの行動が読まれるのよ……催涙弾を部屋に投げ入れたらあらかじめマスクを装備してるし
食べ物に睡眠薬仕込んだら眠ったふりをしてこっちの油断を誘うし」
眼を逸らして、ぶつぶつと何かを呟く芙喜子。
とりあえずフォローをした方がいいだろう、酔った頭でそう考え、口を開く薫。
「えっと……それは残念でしたね、まあ気持ち良かったのならいいんじゃないですか?」
墓穴、地雷、自爆、そんなワードが浮かんだのは、彼女の表情を見てからだった。
「よりによって……あいつと同じことを言うなんてね……」
「え、えっと、落ち着いて」
「許さーん! とりあえずあんたの髪型を外を歩けないくらい恥ずかしいのにしてやる!」
「わー!」
微妙に噛みあってない言葉を交わしてもつれ合う二人。
そんなこんなで二人の女は親交を深めつつ、平和な夜は過ぎていくのだった。
476名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 02:00:57 ID:6qXtzWLF
終わりです。
前スレに投下されてた白瀬がカッコよさげだったんでアホっぽくしてみました。
っていうか眠いのに投下するもんじゃないね、ミスしまくり。
477名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 02:52:15 ID:N8TiEQty
眠れないので来てみたら作品が・・・GJ!!
最初寺岡さんの話かと思ったら予想外
478名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 07:40:28 ID:7h+ISVOA
これは神。GJ!!
芙喜子の話ってあんましなかったからな。新鮮だった。
479名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 08:19:15 ID:QHkubAPg
これはいい。
芙喜子はもちろんだが、寺岡も元気そうでいいなあ。
ジョーは・・・まぁ、あれだ。
480名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 11:17:18 ID:q4pgFB9J
べ、別にGJなんていうつもりは…
ごにょごにょ…
481名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 13:34:04 ID:mWGWB5hd
GGGGGGJJJJJJ!!!
482名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 15:17:24 ID:dAlyS8G/
G´J`)
483名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 18:21:58 ID:uAyvRMND
初めてここ来たんだけど前スレのまとめとかないのかな?
こんな事聞いてすまないが
484名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 18:47:35 ID:DhTHWYoB
現在まとめサイト製作中らしい
誰か親切なひとがいたらログあげてくれるかも
485名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 23:10:37 ID:NxRWfmL0
保管庫は途中で投げ出したのかな。流石に遅過ぎるよ
486名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 23:25:41 ID:r4h3egtD
どうなんだろうな、諦めたなら諦めたって言ってほしいけど
俺も無料メアドでアダルトオッケーなところがあるなら作ってみようかと思ったんだが・・・
適当に調べたけど見つからんかった
487名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:56:53 ID:0yOWWtmu
wikiでいいだろ
488名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 08:38:04 ID:JPJ8WM4c
wikiでいいじゃないカ
489名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 08:45:09 ID:tJmaXSC4
そういやエロパロのまとめサイトってwikiが多いな、@wikiってとこの説明はアダルト禁止って書いてあるけど
大丈夫なんだろうか、とりあえず週末までに前作ってた人が反応なかったら作ってみる
490ヘルたん小説できかけ・・・一応テスト投稿初投稿ッス:2007/11/29(木) 09:50:47 ID:Ir0GTAj9
「やっぱり名前ぐらい聞いておけば良かったかな・・・なんせ私の行く道を大きく左右した男だ・・・もう会えないと言ってたな」
女は冷たいコンクリートの壁に背中を預けるとそう呟いた。
「まぁ今更ごちゃごちゃ言っても仕方がないな・・・私には責任がある」
ましてや助かりたいなんて、と口から出かけた時お世辞にもオシャレとは言えない扉が開く。
「時間だ出ろ」
肩に大きめの銃を掛けた軍服の男が命令する。
「もうそんな時間か・・・」
女は立ち上がると部屋を出る。
「(もう・・・か、まるで死を惜しむみたいだな、私らしくない・・・)」
女は手錠を付けられると軍服に後ろから銃で押されつつ誘導される。

広場の中心に大木が打ち付けられている。軍人の彼女には直ぐに何のため木か嫌でも理解してしまう。
「変な気を起こすんじゃないぞ」
「銃を持った人間に勝てるほど私は腕に自信はないさ」
軍服達は縄で女を木に固定する。軍服が長細い布を取り出すと頭に近づけた。
「目隠しはいい・・・もう少しこの景色を見ていたい」
女以外は木から離れると、銃を女に向けた。「(よく考えればこうして何かを見て何かを感じる事が奇跡かもしれないな)」
男が合図をすると軍服達は引き金に指をかける。
「(名前も知らない男私の行く道を大きく変えた男・・・まぁ死刑という末路にな・・・でも別に恨んでる訳じゃない、寧ろ面白い話が聞けて感謝してるくらいだ。もっとアイツの話を聞きたかった、それが唯一の未練だな)」
「打て!!!!!!」
発射の合図広場に響く。
491名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 09:52:51 ID:Ir0GTAj9
一応ヘルたんは助けるつもりです・・・後脱字だらけです・・・
492名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 10:16:57 ID:uN0ERfmR
神の予感
493ヘルたん救出作戦:2007/11/29(木) 11:09:50 ID:Ir0GTAj9
女は自分の処刑を見にきた群集の横から車が砂煙を上げて来るのが見えた。
「(ん?観覧者達の車か?確かに私は多くの人間を傷つけた。これだけ人が集まってもおかしくはない。まぁなんにしろ残念だったな。少し遅かった。さて、潔く逝くとしよう・・・)」
女は空を見上げると銃声を待った。
ガガガガガガガガガ
女は目を閉じた。強い彼女にも死は怖かったのだろう。
「(死というものは案外楽な物だったな、痛みも無く一瞬だったな。こうやって思考が働く所をみれば天国はあるのかもしれないな。まぁもっとも私は地獄だろうな。)」
494ヘルたん救出作戦:2007/11/29(木) 11:50:31 ID:Ir0GTAj9
女は自分の体に異変を感じた。
「動けない・・・?」「ゴメン、直ぐほどくから。」
女は状況を整理しようとした。目の前には何処かで見た顔、そして男の後ろにさっきまでなかった軍事用トラック。鳴り響く銃声。
「助けに来たのか!?」
「まぁそういう事になるかな・・・よっとっ・・・これでOK」
「馬鹿かお前は!!!」
女は拳を振るう。
「い、痛ぁ!」
「折角助かったのに命を捨てに来たのか!!まったくお前は!」
「君も折角助かるかもしれないんだ。お説教は後で聞くから今は逃げよう」
「私には責任が・・・うっ・・・っ!?」
「あぁめんどくさい!!所長の話は後で聞くから!」
男は軍事用トラックの後ろに乗り込むと呼び掛ける。
「小杉!!もう助けたみんな乗って!!」
「了解♪」
小杉達が乗り込むのを確認すると。男は合図する。
「落田くん出して!!」「了解でやんす〜」
落田と呼ばれる男はアクセルを深く踏む。
「待て逃がすな!追いかけるぞ。」
「無理です。車庫が燃えて近寄れません!!!」
「じゃあなマヌケ〜!!」
小杉がバカにしたように大きく手を振る。
「小杉そんなに体出すと撃たれるぞ〜」
「大丈夫だって、あんなマヌケに・・・」
ガンッ!!サイドミラーが撃ち抜かれる・・・「あ、あぶねぇ・・・」
「少し急いだ方がいいでやんすね。アクセル全開でやんす〜」
「ちょ、落田君!!危ない、危ないって」
「そんな事言ったら助かるものも助からないでやんす!」



「さて聞かせて貰おうか。」
「え、え〜と何から?」
「何故私を助けた!!」鬼のような顔で女は怒鳴る。
「ま、まぁ色々説明するためにこうやって二人きりになったんだし順を追って説明する」
495名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 12:23:44 ID:Ir0GTAj9
男は今までの成り行きを話し始めた。
「まず俺は君が殺されるのを知った。それで助けようと思った・・・じゃぁ・・・ダメ?」
「ダメだ!もうあわないつもりだったのなら、死のうが生きようが一緒じゃないのか!!!私は死ぬべき人間何だ・・・責任がある・・・」
女は地面にうずくまる。
「ね、所長?」
男も地面に屈む。
「なんだ・・・」
「少し顔上げて」
女はゆっくり顔を上げる。
「えいっ」
「・・・・・っ!」
男は女のおでこを指で弾く。ぞくに言うデコピンである。
「何のつもりだ!!!」
「今ので所長は死んだだから今から所長はニュー所長。」
男は笑顔で言う。女は痛む頭を押さえながら睨んだ。
「まぁ昔の悪役をしていた所長は今俺が殺した。だからこれからは善人として生きて貰う。拒否権はないよ。
所長が言った通り罪が消える訳じゃない。あそこで本当に死んだら罪償いができない。死は逃げ道なだけ。だから君には逃げてほしくない、これが助けた本当の理由、みんなを説得するのは大変だったよ本当に・・・」

496名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 13:32:13 ID:H167MNd9
書きながら張るなカス
497名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 13:33:58 ID:6523UMdO
まてあわてるな、これは孔明の罠だ
498名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 15:18:18 ID:Ir0GTAj9
(´;ω;)ウッ
499名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 15:26:56 ID:JPJ8WM4c
これからヘルガをどう料理するのか期待。

ブラッドは好きじゃないが小杉かなり好きだなw
500名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 18:13:35 ID:LWug+jQv
書いてくれるのは物凄くありがたいんだが、まとめて投下したほうがいいよ
501ヘルたん救出作戦:2007/11/29(木) 18:53:12 ID:Ir0GTAj9
「私に何を望む?」
「取り敢えず今は逃げる事を、考えよう話はその後。明日には迎えの船が来るからさ。」女は黙るそして何かを思いだしたらしく男に問う。
「そういえば聞くのを忘れていたお前の名前は?」
「小波、小波修二」
「これでいつでも逝けるな・・・・・ボソッ」「え?何?」
「い、嫌何でもない。」
小波が視線に入らないように首を回す。
「それより所長さどうして逃げないの?俺達が何か企んでるかもしれないよ。」
「それはないな、もしそうならこんな所に二人きりにしない。後もう私は所長ではない。」
小波の正面に回り込みながら喋る。
「もし今急に裏切ったら?元所長」
「(名前で呼べという意味だったんだが・・・まぁいい)もしお前が此処で裏切ったとしてもお前位ならなんとかなる。軍人を嘗めるな。」
小波の前を歩きつつ鼻で笑う。
「今のはなんか屈辱・・・」
「フンッ・・・本当の事だろう。」
「幸せ草の効果があったとしてもか?」
ヘルガは振り向くがすでに反応遅かった。
「こんな無茶をするんだ幸せ草の力位使わないととてもじゃないけど、戦えないよ。それに背中を見せるなんて軍人失格だね元所長。」
ヘルガの両手を片手で軽々封じると。嫌味ったらしく囁く。
「は、離せ!何の冗談だ!!」
「あそこまで言われちゃ男として黙ってられないからね。」
ヘルガはもがくが小波の力に全く歯がたたない。それどころか小波は余った片手でいやらしく服を脱がし始めた、同時に耳も責め立てる。
「や、辞めろと言っている、脱がすな!あぁ・・・耳も・・・やぁん」
「ほら、本気出さないと上着脱がされちゃうよ元所長」
ヘルガが既に本気なのを分かりつつ小波は嫌味を言う。
「クソ!!離せっ!離せ・・・うぅ」
ヘルガは更に抵抗するが所詮足をバタつかせただけで意味はなかった。
「あれ?Tシャツっぽい奴かと思ったんだけど。ブラジャー着けてたんだ・・・」
「イメージに背いて悪かったな・・・」
すでに体で抵抗する気は殆んどなかった。無駄だとわかったのであろう。でも強情な彼女は口ではまだ抵抗している。
502名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 18:56:55 ID:pciDIMQe
(´・ω・`)さげそこねたぁぁぁぁぁ色々本当にゴメン・・・
503名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:21:35 ID:Ir0GTAj9
(´ω`)今から書き溜めして一気に投稿するよう心がけます。
504名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 20:26:23 ID:4iYxQPAW
sageない、まとめて張らない、キモイ顔文字、そもそも会話文が多すぎで小説ですらない。
これはひょっとして新手の荒らしなのか?
505名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 20:32:08 ID:qXr3NFnX
由紀ちゃん書いてみようかな・・・
506名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 20:32:20 ID:JPJ8WM4c
>>>>504
まぁまぁ、そう言わずに暖かく見守ろうぜ。


作者も気を付けるべきだが。
507名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 20:38:49 ID:Ir0GTAj9
(´・ω・)自分でも思う・・・俺荒らしなのかもな。
508名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 20:46:49 ID:LWug+jQv
気にするな。これから頑張って精進してくれ
509名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 21:09:21 ID:Ir0GTAj9
何かもう俺駄目だぁエッチな事考えると馬鹿馬鹿しくなってしまう・・・テンション上がるまで待とう。
510名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 21:57:15 ID:MYGR0wcr
>>509
そんなに落ち込むなよ。
そりぁ中には口が悪い奴もいるが、俺は期待してるぜ。
楽しみに待ってるからガンガレ。
511名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 22:27:08 ID:Ir0GTAj9
元気は出たけど。一つ疑問・・・会話文多い?正直に言ってくれ。まぁ傷つくけど。
512名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 22:43:59 ID:88xQk/WX
気になった点を数点

1.「」の終わりに句読点は必要ない
2.文法はともかく改行ミスは見づらくなるから気をつけた方がいい
3.地の分で「○○が(は)〜」で始まるのがちょっと多いような気がする
4.場面転換した後の説明がない、二人きりになった経緯ぐらいは書いたほうがいいような

全部私的な意見なので無視しても可
513名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 22:58:03 ID:Ir0GTAj9
>>512本っ当にありがとう書いてる時に忘れないように何処かに貼っておきます・・・
514512:2007/11/29(木) 22:58:43 ID:88xQk/WX
気になった点を数点って日本語おかしいな、気になったところを数点でした
あと細かいところも追加

5.501からは違うけど、それまでずっと「男」「女」ってのはちょっと気になった
彼とか彼女とかも使えばいいと思う

6.「ヘルガは振り向くがすでに反応遅かった」 ちょっと日本語おかしい

投下するうちに書くのにも慣れていくだろうから、とりあえず最後まで投下はした方がいいとは思う
途中で投げ出すのが一番駄目
515512:2007/11/29(木) 23:01:43 ID:88xQk/WX
連レスすまん
6は日本語おかしくもないような気がする、忘れてくれ
516名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 23:08:44 ID:Ir0GTAj9
>>514脱字かもしれないそれ・・・とにかく最後までは書くよ
517名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 23:40:16 ID:6523UMdO
だが投下があるとモチベーションが上がる。
さて、続きでも書くか
518名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 23:47:20 ID:ZEGp6X8S
俺も書こう。やる気でた。
保管庫できたらもっとやる気でる。
519名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 23:55:48 ID:Ir0GTAj9
そんなにみんなやる気出したら余計自分の存在が・・・でも活気があるのは良いこと
520名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 00:10:41 ID:d+tw1Hal
いや〜、それにしても本スレの過疎ぶりは素晴らしいな。あとヘルガさんは任せたぜ。
521名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 00:39:13 ID:OegID+xD
ID:Ir0GTAj9
心意気は認めるが、エロパロ板は18歳未満は来ちゃいけないことになってるんだ。
522名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 10:22:00 ID:PpiFd7wK
掘り返す用で悪いが、
>>515
> 6は日本語おかしくもないような気がする、忘れてくれ

いや、お前さんは正しい。
振り返るのが既に反応だから、「反応」は態々入れなくて良いな。又は、
ヘルガは反応するが、すでに遅かった 
でも違和感ないよな。
523名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 12:26:53 ID:dbwYUcRY
>>522
そうか、まああんまり細かいこと言い出すと、何様だよってことになるよな

流れを変えて、10発売が近いけど、一月程度は10キャラは自重したほうがいいだろうか
書く人がでるかもわからんけど
524名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 13:45:42 ID:G2Dn3Yr3
クリアしたら即書きでもいいんじゃないか…才能があれば
525名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 17:36:38 ID:EnQs1KrV
パワポケで処女と非処女を分類するとどうなるんだ?
・・・と考えてみる。
526名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 20:30:04 ID:rwlsEICD
>>525
やめてくれ・・・俺の大好きな奈津姫で萎えるから・・・orz
527名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 21:02:34 ID:mPyN0JyG
そういえばパワポケキャラで一番の巨乳or貧乳って誰だ?
528名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 21:08:28 ID:0LGPpMXL
貧乳はゆかりで。
529名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 21:17:28 ID:EnQs1KrV
>>526
ポケ1のみなこはバスト90(主人公予想)だったはず。あとはそういう情報ない。
妄想で補完だけど、巨乳=ピザ以外だよな?

>>528
その選択肢以外はないな。攻略キャラでは。
530名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 21:53:11 ID:G2Dn3Yr3
薫さんは隠れ巨乳が脳内設定
531名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 22:00:50 ID:/0NYv7qe
リンは乳でかそうだよな
532名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 22:43:44 ID:Upnq3/Y2
死んだ亭主がシナリオの中核になるヒトミさんに対し
死んだ亭主がそれほど絡んでこないのがなっちゃん
あと、夏菜さまはかなり空気だと思う今日このころ

誰を書こうかな
533名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 22:47:14 ID:149jnOI4
とりあえず週末になったんでまとめサイト制作中
http://wiki.livedoor.jp/pawapokeeroparo/d/FrontPage
まだ途中だけど、たぶん今日中(遅くても明日中)には最低限の形にはなるはず

んで三つ質問
だれでも編集できるようにした方がいい?
作者の名前もわかったほうがいい?
簡単な内容の説明文はあったほうがいい?
534名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 22:54:03 ID:Upnq3/Y2
>>534
作者の名前はわかったほうがいいかもしれないが
残りは蛇足かも分からんね
あと、キャラ別に分かれているのが利用者としては嬉しい
535名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:03:32 ID:149jnOI4
>>534
わかった、作者の名前もわかるようにする
簡単な内容はいらないか、「純愛」「凌辱」ぐらいはあったほうがいいかもと思ったんだが
とりあえずトップから作品ごとに飛んで、キャラ毎に飛ぶようにしようと思ってる
作者別のページはあったほうがいいのだろうか?コテつけてない人も結構いるけど
536名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:05:34 ID:mnqEE5c9
作成乙!!
編集は、なるべく大勢でできた方が、小ネタとかを見落とさないから、
やはり誰でもできた方が、よいのではないだろうか?
作者名についても、読みたい作者というものはあるとおもうから、できればあった方がいいと思う。
注文ばかりでスマン。
537名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:25:53 ID:G2Dn3Yr3
まとめ乙!
ようやくこのスレも人並みに…
538名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:43:40 ID:149jnOI4
>>536
一応荒らしとかがきたら怖いなとか思ったんだが、やっぱり誰でもできたほうがいいのだろうか

さらに質問

前スレで萌えスレからの転載の作品があったけど、萌えスレのSSもまとめていいのだろうか?
萌えスレの過去ログ見て作品を見つけるのは非常に骨が折れそうなんだが

あと職人の人にお願い、できればタイトルをつけてくれると非常にうれしいです
今日中は無理っぽい、明日中にはなんとか
539名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:52:13 ID:J4vJfvS2
転送量大丈夫か?
540名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 00:05:36 ID:sDxJQ69P
あくまで、誰でも編集できた方いい、というのに賛成という
一意見だから、あまり考え込まないでくれ。荒らされては台無しだし。

萌えスレのSSについては、確かに微妙な境界だからもっと多くの意見
が必要だろう。個人的には入れていただきたいが
541名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 00:40:23 ID:jpc8vHOK
タイトルがない奴は主人公×○○とかもつけ加えたほうが分かりやすいんじゃね?
542名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 00:49:09 ID:fAVjPuV0
自分もそう思う。まぁ書くときはタイトルつけるように努力するけど
543”管理”人:2007/12/01(土) 03:44:57 ID:/SdGD2vK
とりあえずは終了しました、作者名別は作品が複数ある人だけにしてます
ほとんどの作品が主人公とキャラの絡みなんで主人公×○○ってどうなんだろう
意見は向こうの方に書いてもらった方がいいのだろうか、一応場所は作って置いたけど
544名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 03:52:33 ID:ZinsWB9R
超乙
545名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 03:52:56 ID:IBykdZXt
あとこのスレに投下されてまだ未完のは収録してません
546名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 04:01:28 ID:IB6rh0y/
>>543
保管庫作成感謝感激でやんす!

誰でも編集できるほうが便利だけど制限しても大丈夫じゃないかな
スレの伸びも緩やかなのでここに書き込めば編集手伝い&保守代わりになると思いますし
とりあえずオープンにしておいて荒れたらロック、とかでもいいかも
547名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 19:09:23 ID:ryizYkGK
とりあえず誰にでも編集できるようにはしました、ご自由にどうぞ
萌えスレのSSはやる気のある人が自由に追加する形でいいかな?
過去ログ読んだけど、どのSSを取ればいいのかが判断不可能だったんで諦めました
548名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 19:47:00 ID:M7ZJO4Lt
禿乙!
そんな大活躍の君にはのりかと5のハム太郎をセットでプレゼント!
549名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 02:33:38 ID:Hxk29i79
まさかと思って7のページを見たら予想通りだった件
550名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 05:36:25 ID:POvy8Q2k
やっぱり空気・・・
551名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 09:14:59 ID:eYZlsd1K
すまん言うの遅れた。
保存庫作成乙!!!
552名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 21:20:46 ID:OJNb2sXb
保管庫作成超乙!!
さ、俺も頑張るか
553名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 17:09:20 ID:NREbLS4N
いきなりだけど武美のコンセントってやっぱり性感帯なのかな?w
554名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 18:09:58 ID:LjYOWEIK
どうだろう?主人公が初めて見たときは引っ張っても反応しなかったが、寿命タイマーの時は無理やり引っ張ったら「うひゃっ!」って言ってたし
555名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 18:13:37 ID:NREbLS4N
強く引っ張ると駄目みたいだな・・・。んじゃ武美のコンセントで亀甲縛りしたら武美失神だな
556名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 19:02:46 ID:LjYOWEIK
>>555
それいいな。そんなSSを読みたい
557名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 19:05:11 ID:NREbLS4N
俺もそういうの希望wクレクレサーセンw
558名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 19:14:59 ID:K7IDf8DP
なっちゃんキボン
559名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 21:46:46 ID:Ro499rFy
なっちゃんの性欲は他ヒロインの追随を許さないほど激しいと思う
なんつーか未亡人補正
560名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 22:10:52 ID:RzCJOK+7
>>559
晴れて夫婦になった9主となっちゃん。
しかし、意外に奥手なのか、なかなか手を出して来ない9主。
溜り続ける性欲を持て余し、とうとうなっちゃんは9主を逆レイプ!


こんなんどうよ?
561:2007/12/03(月) 22:22:41 ID:ChMXqMaZ
管理人様お疲れ様です。質問ですが今までのSS編集は
登録すれば携帯からでも可能でしょうか?
あ、あと武美縛りのネタ、
書き手がいないのでしたらぜひ頂きます!



562名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 22:33:31 ID:LjYOWEIK
奴さん是非書いてくれ!お願いします!!
携帯からでも大丈夫だと思う。自分も携帯で投下してるし
563名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 22:51:22 ID:y4Dpn14D
>>560
書いてくれるんだよな?な?
>>561
宜しくお願いしまふ。
564名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 22:54:07 ID:LjYOWEIK
>>561
何!?それはまことでござるか!!
565名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 22:55:47 ID:zvTtBwgH
亀甲縛りって少なくとも7メートル以上の長さの紐が必要らしいんだが・・・そんなに身体に収納してるのだろうか
コンセント以外にもいろんなケーブルはあるっぽいからそれらを全部上手く使えばできるか?
補助の紐ぐらいはあったほうがいいかもしれないが
まあこんなどうでもいいことは放っておいて頑張れ>>561
566:2007/12/03(月) 23:13:18 ID:ChMXqMaZ
武美の魅力は∞だから、
コードの長さも∞だと思うんです(汗)。
宣言したからには書きますが、ウィキの方は全く編集できません。何故?
567かんりにん:2007/12/03(月) 23:57:26 ID:yGb0JsOE
>>566
携帯で編集できるかはちょっとわかりません
できてもかなり面倒な気はするが

>>548
それで5主人公が恵里の元に行くなら喜んで
その二人を同時に渡されても潰しあうと思うけど


とりあえずカウンターをつけてみた、不評なら消します
568名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 00:15:04 ID:vui53GSD
逆に意気投合しちゃって>>567と3Pでアッー!!
569名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 04:01:56 ID:i2zaA3Y4
誰か強気なリコたんを虐めてやって下さい。
570名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 11:45:22 ID:BWpae3i7
リコは今書いてるけどどうしても攻めになっちゃう。やってみるけど難いね
571名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 12:59:03 ID:i2zaA3Y4
>>570やっぱりかw
572名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 14:43:57 ID:gWCPiZb7
まだ書かれてないキャラで、「誰でもいい、是非書いてくれ」ってキャラはいるだろうか
ただし奈津姫はなしで
573名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 15:06:09 ID:AAdaMejz
4の葉月(さつきのほうがいいかな?)
574名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 15:12:34 ID:BWpae3i7
9の夏菜
575名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 16:39:31 ID:w12SKw8l
9のちよちゃん
576名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 17:31:16 ID:zv4yE/zV
空気を書いてほしい
きっと需要は無いに等しいだろうけど
577名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 17:36:57 ID:i2zaA3Y4
('A`)空気イラネ
578名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 17:56:30 ID:9P+hJQBd
智美か明日香かようこ先生がいいな〜
579名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 18:52:57 ID:YFvT0I3Q
空気でネタが思いつかないんだが・・・。
580名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 20:56:46 ID:XfVwUAU/
なぜ奈津姫が無しなのか詳しく
581名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 21:22:18 ID:vpVRUyNR
智美ちゃんでやんす!
582名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 21:23:52 ID:vui53GSD
なぜ鈴音がいない…
583名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 21:44:39 ID:KglDdw5O
なっちゃん・・・
584名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 21:53:11 ID:6mo/Osrb
見事にバラバラww
585名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 22:34:46 ID:mLMGoyfq
4裏のアキミ…
586名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 22:58:40 ID:EaNFdzKa
7裏のメイドのりか……
587名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 23:30:57 ID:db6SMgzu
奈津姫
588名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 00:38:09 ID:doJcnwW4
智美か鬼鮫
589名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 11:51:26 ID:2ejR5AuS
よし
ここまで言われたキャラ以外で何か書くわ
590名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 12:35:57 ID:HF7HGMFg
>>589
そうきたか
591名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 13:25:51 ID:5R8sZlig
じゃあ俺はここまで言われたキャラで何か書くわ。
592名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 14:26:30 ID:Ic9bVVEp
ようこ先生しかないだろw
593名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 19:34:27 ID:+Rqf0Gsm
なっちゃん…
594名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 20:23:49 ID:px3clhMT
10だとようこ先生がまともに監督やってます
595名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 22:25:00 ID:UPNXMBfg
>>594・・・・マジで?
596名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 22:26:44 ID:NB/jr6JN
それなんておおきく振りかぶって
597名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 22:58:24 ID:KiFXYkTE
そして1(3)主人公と不倫するのか
598名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 01:12:30 ID:HBfdI04R
>>595
ってかマジで強い、チームが
599名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 03:16:43 ID:pin4Fcb9
本家やったら敵のスタメンに小野、広川、森が居たので記念パピコ
600名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 03:59:36 ID:MK9bWEwT
10のゲームネタは本スレでな
601名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 04:07:29 ID:Wl4lrLW+
10発売がうれしくて、勢いで書いたので空気を読まずに投下します
エロ無しの短編ですが
602名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 04:08:07 ID:Wl4lrLW+
ちよVS夏菜

「えーっと、たしか小波はここら辺に住んでるって聞いたけど・・・」

彼女、温水ちよは次に行われる劇団の練習の日時を伝えようと小波の住んでいる(?)テントを探している。
そのついでに、彼女は小波の調査も兼ねて訪ねようとしている
小波は本当に風来坊で、テントで生活しているのかが気になっているからだ

まあ、普通の相手なら劇団に来た時に伝えたり、聞いたりすればいいんですがね


『ふん、ふん、ふーん(ハート・・・・・・はっ、まったく・・・なんで鼻歌なんか歌ってるんだか』

片手に料理の材料を手に、小波を訪ねようとしている彼女の名は、霧生夏菜
彼と一緒に食事をしようと考え、小波の家(?)に向かっている最中である
楽しそうに鼻歌なんか歌っているではないか、そんなに楽しみなのだろうか
うらやまs・・・なんでもない


「(あ、あんなに食材買ってる・・・いいなぁ〜、でもどこに向かうんだろう?)」
『(あら、彼女どこかで見たような・・・たしかなんとかって言う劇団・・・だったかしら?)』

小波のテントが見え始めた道で、彼女たちが出会う
一方は片手に持たれている食材にチラッと目が行き
もう一方は駅だか商店街だかで見かけたような、という思考を巡らしている
それでも二人は足を止めずに、同じ目的地だとは知らずに同じ道を進んでいく
603名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 04:08:45 ID:Wl4lrLW+
そして
「『小波〜(小波さーん)・・・えっ!!』」
この時に、お互いの目的の人物が一緒だったことがわかった瞬間だった



「ん〜、あれ、ちよちゃんと霧生さんじゃなか、どうしたの?」
今回の被害sy・・・双方の目的の人物がテントの中から出てきた
この小波の、ありふれた普通の質問に

「えーっと・・・(霧生さん・・・だったっけな、あの材料はもしかして小波のために・・・?!)」
『あはは・・・(ちよちゃん!?「ちゃん」ってどういうことなんだ!・・・私なんてまだ(ry)』

曖昧な返事をすると共に、双方への疑問が頭の中で回っていました

「???」
返事が返って来なかった事に疑問を抱きながら、小波はもう一度、今度は片方ずつ聞いていきました

「ちよちゃんは何しに来たの?」

と聞くと
「次の合同練習の日時を教えに来たんだよ」
と、答えが返って来ました。帰ってきたのはいいのですが
『(合同練習?もしかして小波さんは劇団に入っているのか・・・?)』
こちらも答えに対して、なにやら考えていました


次に
「で・・・霧生さんは?」
と質問すると
『ん・・・?あ、私か、小波さん、ご飯はまだだよな』
ご飯のお誘いのようですね
「(あのいっぱいの材料は小波のためだったのね・・・ん?)」
こちらも考え事のようですね
604名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 04:09:35 ID:Wl4lrLW+
お金の無いNEE・・・風来坊はもちろんお金の節約の為に昼飯は・・・
「食べてない!」
まあ、予測できますよね
「(ちょっとこれって・・・)」


『あはは・・・そんな事だろうと〜』
「(これはまずいわ!!!)」
『思ってご飯買っt「小波!!」って、え?』
「劇団のスケジュールについて話したいことがあるから商店街の方に行きましょ!!!」
『なっ!!』

突然、霧生の言葉を遮り、商店街に誘おうとするちか
当然霧生は驚き、そしてそれと同時に考えます
『(私たちの会話を邪魔するってことは・・・この子・・・)』


「さあ、早く行こうよ、小波!」
「ちょ、ちょっと待てって、ちかちゃん!」
小波の手を引き強引に連れて行こうとします
『(ムカッ!)』
が、

「早く早k『小波さん!!』」
『材料買ってきたからさ、「二人」で食べようぜ?』
「(くっ!!)」
もちろん、霧生も黙っちゃいません
この時の双方の会話の最中に、二人の間に火花が散ったとか散らなかったとかいう噂が
605名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 04:10:22 ID:Wl4lrLW+
ここで、お互いに対して、笑顔で頼んでいます
「えーっと、霧生・・・さんでしたっけ、これから私たちは劇団についての
 大事な話があるので小波さんを連れて行きますけど、いいですか?」
『温水さんだったかな?この材料、早く食べないと痛むかもしれないから、ここは私に譲ってくれないかな?』
暗に、「あなた邪魔」と言ってる気がします、目元もなんだかひくついてますよ

「あのー」


「・・・これから私たち(劇団)にとって大事な時期ですので、できれば遠慮して欲しいのですが」
『・・・この材料、「二人分」しかないし火を通して食べるものが多いから、私の家で「二人」で食べたいんだが』
ちかさん、肝心な部分が抜けてます
霧生さん、二人という部分を強調しすぎです

「あのね、二人とも俺の意見は?」



「『・・・』」
二人とも、顔が笑ってますが目が笑っていません、怖いです
「おーい、二人とも〜、俺のはなs(ry」
もはや空気な小波


「『小波(さん)!!!』」
「はいぃぃぃ!??」

「『私と彼女、どっちを選ぶの!』」
「ど、どっちって・・・」

選択肢

 Aちかと一緒に商店街へ
 B霧生さんと食事に
 C二人一緒に食べる
 D奈津姫さんのカレーを食べに行く
606名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 04:15:14 ID:Wl4lrLW+
後悔はしている、反省は仕方が分からない(ぉ

誰も書いてない人を書こうと思って、この二人が何故か出てきたので一緒に書いてみました
こんな感じのノリが好きだったので書いてみましたが、
やっぱり難しいのと書いてる最中が恥ずかしくてしかたありませんでしたね
この二人は一緒に出会わないので会話に違和感があるかもしれませんが、よろしくお願いします
何か突っ込みどころがあればお願いします
607名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 06:08:25 ID:pfFtoENn
Fまとめて食う
608名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 08:54:01 ID:tWPdYrDV
>>606

とりあえず、ちか じゃなくて ちよ だよな。
609名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 09:05:49 ID:jQA7PBnw
恥を捨てるんだ。ところどころに誤字がある。でもこういう作品俺は好きだな
610名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 11:46:43 ID:tZCeboqR
Cでお腹が破裂するほど食べてる小波さんが見たいでせ
611名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 12:25:39 ID:MK9bWEwT
「あー、超お腹減ったしっ♪♪♪」
「…維織さんどうしたの?」
「空腹を今風に表現」
612名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 14:22:05 ID:y45PdybX
た、武美成分がた、足りない・・・し、死んじゃう
613名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 14:37:57 ID:tWPdYrDV
死んじゃえ♪

と言いたい所だが、俺も同じ末路を辿りそうだ。
614:2007/12/06(木) 15:18:50 ID:cGMBcELG
8日の夜、
武美と誰かの喘ぎ声が聞こえ出す・・・・
615名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 18:29:01 ID:EXZW0kcL
キキキキキキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
616名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 18:35:09 ID:y45PdybX
あぁ・・・このままじゃ脳内で武美たんをめちゃくちゃにしてしまう・・・
617名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 21:51:07 ID:tWPdYrDV
>>614
> 8日の夜、
> 武美と誰かの喘ぎ声が聞こえ出す・・・・


投下予告キター(゚∀゚)ーー!
618名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 23:52:04 ID:XFQLAbfb
>あぁ・・・このままじゃ脳内で武美たんをめちゃくちゃにしてしまう・・・
たった今めちゃくちゃ(爆死)にしてしまったぜ!
・・・ごめんなさい、重い球が欲しかったんですorz

そして維織さんも好きだ!と言っておく。たまには准抜きでラブラブイチャイチャしたっていいよね?
619名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 01:07:25 ID:ATh4hMtC
4Pを期待してDでいこうか
620名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 04:43:27 ID:77YaOIML
リンと8主人公の年齢関係ってどうなのさ
621名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 08:12:58 ID:ATh4hMtC
同い年か主人公より少し年下な気がする
622名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 22:06:24 ID:RF7rgOjN
もういっそパワポケ全彼女総出演の大乱交を見てみたい


100%収拾がつかない上にカオスになるし主人公やらの設定がアレだけど
623名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 22:16:47 ID:9Etfx5ns
なっちゃん・・・
624名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 22:34:28 ID:kmWmsrfZ
10のピンクはNTRマンセーの俺には好材料だぜ
625名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 18:18:21 ID:nY0ujiRN
武美相変わらずかわいいよ武美
626名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 20:53:54 ID:4R8O/vwn
10裏の智美は完全にデレるな
627名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 22:49:03 ID:sy+GzphE
>>622
のりk
628:2007/12/08(土) 23:08:35 ID:4q6oL+te
すいません。今投稿しようとしたのですが、アクセス規制で引っ掛かるため書けません。
解決できる方いますか?
629名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 23:20:40 ID:vIcD/WQp
>>527
()は、ないちち
1:ユキちゃん
2:愛ちゃん
3:(アンヌ)(ゆかりちゃん)
4:(葉月さん)

7:キリちゃん (真央ちゃん)

本文&1枚絵を引用しつつ、個人的見解。
「○○ちゃんって、意外と・・・」とあるキャラが結構居るような。
630名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 23:21:08 ID:Afs0kvxO
>>628
携帯からかい?
今OCNがピンク鯖の大規模規制に巻き込まれてるんだよ
書き込む方法としては携帯にパソコンからSSをメールしてそれからコピペするくらいかな…
631:2007/12/08(土) 23:26:46 ID:4q6oL+te
ネカフェからなんですが・・・・
632名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 23:32:20 ID:Nqi/yE1j
ネカフェだと店によっては規制している場合があったような気がするなぁ
間違ってたらスマン
633:2007/12/08(土) 23:39:45 ID:4q6oL+te
申し訳ありませんがwikiからでもよいでしょうか?
634名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 23:59:01 ID:1TJYHczr
ぜひそうしてくれ
635名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:23:43 ID:LYRp4SK5
投下しました
636名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:41:13 ID:GA6jYqfI
GJ! たけみんエロいよたけみん
637名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:53:12 ID:0rvnpHVz
鬼畜な主人公にフルボッキ
638名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 01:11:27 ID:oCNQocb/
GJ!GJ!!GJ!!!なんだが……GJなんだが…………
そんなひどい奴とは思ってなかったぞ主人公ー!
639:2007/12/09(日) 01:51:17 ID:LYRp4SK5
あ、後4の彼女RPGも投下しました。誰かは
お楽しみに。
640名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 01:58:06 ID:IJSq/ews
4のRPGなら、
◎ ハヅキ
○ ミユキ
▲ イル
△ ユイ
☆ アキミ

と言ったところかな。
641名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 02:28:11 ID:4VIGKURV
どっちもGJ!ただ・・・主人公どっちも鬼畜!
642名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 03:00:37 ID:7In9Mo06
RPGを希望した者だが…
GJ!GJ!
と言いたいけどwikiが見つからなくて涙目

…だからアキミだけアルバム埋まらないんだろうさ
643名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 04:19:48 ID:wp2XLZ1u
GJすぐるでやんす
644名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 11:13:17 ID:0rvnpHVz
しかしどっちの話も主人公の人柄が変わってるな。
まぁそれはそれでいいんだがな
645名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 11:33:44 ID:Zktc2GFr
なっちゃん・・・
646名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 11:44:03 ID:GA6jYqfI
この主人公は勝手に小杉に脳内変換されるわ。
647名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 13:25:25 ID:YE30wQfO
だがそれがいい
648名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 21:21:04 ID:PDq7DvY0
紫杏とかのパロが見てみたいな。
649:2007/12/09(日) 22:02:12 ID:LYRp4SK5
鬼畜な主人公ってやめた方
がいいですかねえ?
亀甲縛りを武美が要求しそうもないので成り行きで
そうしたのですが
650名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 22:07:12 ID:IeafZ/oC
武美ならむしろノリノリでいろんなこと試すようなイメージが
まあ書き手が書きたいようにするのが一番だろ
鬼畜だと、本編と性格が変わるのはしょうがないだろうし
651名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 01:16:42 ID:8AijIPHv
北乃先輩が持っていた写真集の赤貝ちよ子ってやっぱりちよ(BAD)なのかな?
652名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 03:29:24 ID:HHSjaYkC
違うと信じたい・・・
653名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 04:47:59 ID:hDbZaYsg
ちくしょう
エロシーン難しいなぁオイ
654名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 07:41:33 ID:MumSEOYZ
脱衣Pカードとか見たい
655名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 15:11:04 ID:2gt5QrEG
やっぱり9主人公と武美はラブラブでエロエロになってほしい
656名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 18:09:34 ID:PkrYQLvE
>>655
俺もそう思う。ラブラブでウハウハになってほしい。
657名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 20:30:37 ID:U+rPp/Yc
なっちゃん…
658名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 21:30:24 ID:QjwLRNBt
保管庫できた?
659:2007/12/10(月) 23:30:17 ID:7ukLzhB8
>>655>>656
分かった。いつかやってみる。新たなるシチュか亀甲で
でもまだ書かれてない彼女の方がいいだろうか?
660名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:08:03 ID:pVysBr7d
>>392のような小説を希望しちゃうぜ
661名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:15:04 ID:s7wWD/va
奈津姫の乳房に一心不乱にむしゃぶりつく主人公を想像してボッキした
662名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 04:42:58 ID:o3pfml1M
こんな話ありそう程度なのでエロは無し。後後半適当でスイマセン



綺麗に片付けられたリビング。
そこにあるテーブルの上に、美味しそうな料理と少し形の崩れたケーキが置いてある。
「よし!こんなもんかな。・・後は帰りを待つだけだな」
そう言って俺はソファーに腰を降ろした。
俺の名前は小波。今この家に居候させてもらっている風来坊だ。
そんな居候風来坊がエプロンを着て何をしているのかというと、この家の主を驚かす為の準備をしていたのだ。
何故こんな事しているかというと、さかのぼること24時間位前・・
663名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 04:44:24 ID:o3pfml1M
「小波さんは何をプレゼントするんですか?」
「え・・・何の事ですか?」
グラウンドでの野球練習を終えていつも立ち寄るカレー屋。今日もカレーを食べてると、ここの主人、奈津姫さんが言ってきた。
「何の事って・・明日は武美の誕生日じゃないですか。何かプレゼントするんでしょ?」
「・・・・・・・・・え」
「・・・もしかして知らなかったんですか?」
誕生日?武美が?・・明日?・・・明日!?
「武美ったら何も言わなかったんですか?全く・・」
と奈津姫さんが喋っていたが全く耳を傾けていなかった。
664名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 04:45:37 ID:o3pfml1M
その後ずっと何をプレゼントするか考えてた。
初めはネックレスとか指輪のが喜ぶと思ったが・・財布の中身を見てカンタ君のお小遣より少ないことに気付いて諦めた。うん・・悲しくもなったさ。
そこで余りお金のかからない誕生日ケーキを作ってあげることにした。
もちろん武美の家では作れるわけがない。なので考えた結果、維織さんにお願いして喫茶店のキッチンを貸してもらうことにした。


言うまでもないが維織さんと喫茶店のメイド、准に色々と事情聴取された。誰に作るの?とか、なんで嬉しそうなの?とか、質問するごとに二人の顔が般若の如く変わっていくように見えたが・・気のせいだと思いたい。
だんだん背筋がゾクゾクしてきたので、作ったケーキを持ってそそくさと帰って来た。
665名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 04:47:37 ID:o3pfml1M
そして今日奈津姫さんの所に武美が手伝いにいってる間に色々と準備をして今に致る。
時刻は夜の6時を回った所、そろそろ帰ってくるかなと考えていると玄関の鍵が回る音がした。ほんの少ししてリビングの扉が開いた。
「おかえり。武美」
「ただいま〜・・って、あれ?どうしたのこれ」
テーブルの上に並ぶ料理を見て考えながら言った。
「どうしたのって、今日武美の誕生日だろ。だからお祝いしようと思って用意したんだよ」
「・・・ああっ!そうだね!」
・・・もしかして
「なんでもうすぐ誕生日だって教えなかったんだ?」
「えへへ・・忘れてた」
やっぱり・・というか普通忘れるか?自分の誕生日・・
「はぁ・・まぁいっか。とにかく・・誕生日おめでとう武美」
「ありがとう!小波!」
と可愛い笑顔を見せた。とりあえず喜んでくれたらしい。内心ホッと胸を撫で下ろした。
666名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 04:49:35 ID:o3pfml1M
その後料理とケーキは綺麗に片付けられ今はのんびりくつろいでいる。
「形はちょっと崩れてたけど美味しかったよ。」
口に少しクリームを付けて武美が言ってるが、そんな姿は子供にしか見えない。「でも・・思い出になるようなものも欲しいなぁ」
「・・やっぱり首飾りとかのがよかった?」
「ち・・違う違う!物とかじゃなくてその・・ほら・・恋人同士だしさ・・」
少し悲しそうな顔をした俺に武美は慌てながら答える。だけど何だか武美の顔が紅くなっている。
「恋人同士だし?」
「・・キ・・・キスとかでも嬉しいな・・って」
・・へ?キスって武美、そんな事言うお方でしたっけ?そういえば、夜中俺の隣で寝てて驚いてそのまま不眠症になったり、ポッキー食べてたら私も食べたい!とか言って口にくわえてたやつ食べたり・・。
そんな事を思い出しながら武美を見るとさっきより顔が紅くなっていた。熱でもあるんじゃないかと思うほどに。
「あ・・アハハ!じょ、冗談だよ!冗談!」
そんな武美を俺は優しく抱き寄せる。
「あっ・・」
お互い相手の瞳を見つめ合う形になる。暫く見つめてから武美がゆっくりと目を閉じた。唇が触れ合う。静かで優しくほんの数秒で俺のほうから離れた。
「あれ・・もう・・終わり?もっと激しいのかと思ってたのに」
「いや、最初だしこれくらいがいいかな・・っと」 「そっか・・じゃあ続きしよう。私の部屋で」
「・・は?」
「2回目だから激しくしていいからさっ」
そう言ってガシッと俺の手を握りズルズルと部屋に引きずって行こうとする。
「ちょ、ちょっとまった!何言って・・・わー!」
抵抗虚しく奥の部屋に引きずられていく風来坊。
もちろんその夜キスだけで終わるわけがありませんでした。


うん、反省はしてる。許してくださいorz
667名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 07:39:54 ID:YH/VT9wI
いやいや、いいよ!GJだよ!ほのぼのしてていいな
668名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 12:15:33 ID:pVysBr7d
勃起した。どうしてくれる
669名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 12:44:58 ID:kt3qGGHw
GJ
できればタイトルをつけて欲しかった

しかし今武美書いてるけど三連続はまずいよな……規制が終わるまで投下できないけど
いつ規制終わるのやら
670名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 12:53:28 ID:pVysBr7d
別にまずくねーです
671名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 14:23:29 ID:4k2vHEv+
葉月が間に入ったから問題ない
672名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 15:18:20 ID:NW6o17+x
そうだそうだまずぐねぇまずぐねぇ
673名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 15:22:12 ID:kt3qGGHw
そうか、どっちにしろ規制解除まで駄目なんで
あまり期待しないで待っててくれ
674名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 15:25:52 ID:NW6o17+x
(´ω`)マターリ待っときます。
675名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 19:15:29 ID:s7wWD/va
たけみんの人気さは異常
676名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 19:52:25 ID:uNcGkvNj
サイボーグ、リボン、料理ちょいヘタ、自爆
無邪気、、バッドエンドのあのセリフと俯き顔(ポケ初)、自爆
泣けない仕様、コードシュルシュル仕様、自爆仕様

そしてなにより

合 法 ロ リ
こんだけ萌え所があったらそりゃ大人気だ。
書き手によってエロいし
677名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 20:07:08 ID:EytBHw/h
>>676
見た目はなっちゃんとほとんど変わらないんじゃないの?
678名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 20:28:33 ID:4k2vHEv+
>>676
見た目は大人で中身は9歳だから、合法ロリじゃなくて逆コ○ンw


つか、もう存在が非合法だろww
679名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 20:37:40 ID:C0cYp5O6
今後はもしかしたらポスト大谷記者になるかもしれん的な事を攻略スレでも言われるくらいの人気っぷりだし
つーか>>676、自爆を二回も言うなw

思い出したら欝になった。武美BADもだが大谷さん・・・
680名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:02:55 ID:pVysBr7d
合法ロリと言ったらR・ローズだろ
681名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:06:48 ID:YH/VT9wI
茜もすてがたい
682名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:21:21 ID:s7wWD/va
茜が主人公とどんなプレイをするのか想像出来ない
683名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:29:52 ID:WwIa+C1c
>>682お風呂でスク水ヒャホ〜イ
684主人公×和那(ネタバレ注意!) :2007/12/12(水) 00:35:18 ID:u/K8iw2m

カズが俺の下から姿を消して三年が経った。あれ以来、カズからは何も音沙汰が無い。当然と言えば当然だ。本人が「もう合わない」と言っていたのだから。
だが今でも思わずにはいられない。三年前のあの時、カズを引き止めたらどうなっていたのか、と。未練がましい事は分かっている。俺がうじうじしていてはあれだけの覚悟を決めたカズが浮かばれない。
だがそんな理屈で心は収まってくれなかった。ドラフトで指名された日も、試合で活躍できた日も、一軍に昇格した日でさえ……カズとの光り輝く日々には勝らないように感じた。
あの時彼女は言った。俺はカズと一緒に落ちたら駄目だ、と。だが思う。
この鬱屈した日々が「落ちない」事だとしたら、いっそのことカズと一緒に落ちた方がマシだ―――と。
あれから俺も背が伸びて、カズまでとは行かなくてもかなりの高身長になった。そして思う。カズを抱き締めたい。昔は抱き締められる事しか出来なかった俺が。
そう思う度に自覚するのは、胸にぽっかりと穴が空いていて、その空洞は涙でも野球でも埋めることは出来ないという事だった。

---*---

今日は眠れなかった。三年前の今日はカズが姿を消した日だからだ。
あの日と同じように月を見上げる。そうしていれば、いつかと同じようにカズが窓から入ってきてくれるかもしれないから。
ひとしきり月を見上げて、ひとしきり泣いて……ベッドに入ろうかとしたその時、
(ガシャァン!)
いきなり窓ガラスが割れて、何かが部屋に入ってきた。
「あー、痛たたたぁ。やっぱし空飛べる言うても細かい動作はムズイなぁ……」
聞き慣れた関西弁。190cmはあろうかという体躯。顔こそ大人びたが、忘れもしない、そいつは。
「和………那…?」
信じられなかった。確かにもう合わない、と言った筈だったのに。
「えーと……久し振り、***君。」
「何で…? もう会えない筈じゃ……」
「いや、仲間になった黒猫ゆう女がおってな、そいつが言うには恋人がおるなら障害を乗り越えて結ばれなあかん言うから会いに……ひゃっ!?」
気付くと、俺はカズを抱きしめていた。自分でも震えているのが分かった。涙が止まらない。
「嫌やなぁ……ウチ、湿っぽいのはキライやのに……」
カズも震えていた。顔は見えなかったが、カズも泣いていると分かった。
685主人公×和那(ネタバレ注意!):2007/12/12(水) 00:39:54 ID:u/K8iw2m

ひとしきり互いに泣いた後、積もる話もたくさんあったのでベッドに寄り添って腰掛けた。
カズからは沢山の話を聞いた。組織を裏切った浜野と"黒猫"と呼ばれる裏社会のヒーロー(らしい)に接触、協力してもらっている事。
その"黒猫"は彼氏持ちの女性らしく、その彼と結ばれるには筆舌に尽くしがたい紆余曲折があったのだとか。
そして実体験から来る大切な人の必要性を諭された事や最近彼女の協力もあって追っ手を完全に撒いた事から、再び俺に会う決心をした事。
俺も沢山の事を話した。プロ入りした後、新人賞を取った事。今や期待の若手としてチームの期待を一身に背負っている事。カズと別れてからの三年間、誰とも付き合わずにカズの事を想い続けた事。これにはカズも嬉しいやら悲しいやらでまた泣き始めたので肩を抱いてやった。
「……カズ。」
カズがこっちを向いた。目がまだ潤んでいる。俺はまるで最初からそう決まっていたかのように―――カズと唇を重ね合わせた。
「んっ……ん……」
始め驚いた様子だったカズも、次第に俺を受け入れてくれる。俺は舌を入れる。カズはすんなり受け入れてくれた。
「ん……ふぁっ……ぁ…」
舌を絡ませる淫靡な音が聞こえる。

気づけばカズを押し倒していた。慌てて離れようとする俺の手を、カズが掴んだ。
「最後まで…やってええよ……?」
心臓が止まりそうになった。それほどまでに今のカズは別人のように美しく見えた。
上気した頬、トロンとした目つき、それら全てが艶めかしさを放ち、カズの美しさに拍車を掛けていた。
無言で頷いてカズの服のボタンに手を掛ける。カズは目を閉じてじっとしていた。
俺の手でカズの衣服がはぎ取られていく。全てをはぎ取った時、そこには三年前の少女ではなく、立派に成長した女性の姿があった。
後先考えず、いや考えてなのか、俺はカズの首筋にキスをする。手は確かめるようにしてカズの体を撫で回す。
「ん……あっ……やぁっ……!」
小さく喘ぐカズの声が、俺の劣情を加速させる。愛撫は下半身にまで及んだ。手はある一点を目指してゆっくり、そして確実に体を這っていく。そして、

くちゅり。

湿った水音を立てた"そこ"は、俺を受け入れるのに十分なほど濡れていた。
それを確認して秘所に肉棒を当てがう。そのまま躊躇いやら何やらで時が止まったように感じたのを、カズの一声が動かした。
「…ええよ…来て…」
――俺はカズを貫いた。
686主人公×和那(ネタバレ注意!):2007/12/12(水) 00:41:50 ID:u/K8iw2m

「うう…痛い…痛いよぉ…」
情事の後。俺と和那は二人、ベッドで寝ている。が、元々構造がシングルな寮のベッドは狭く、カズは俺に密着している。
「ごめん……大丈夫か?」
「うん……まだ大分痛いけど。」
何気ない会話。しかし確固として恋人としての会話。それが嬉しくて―――自然に俺は笑っていた。
「あー! 何笑ってんねん!」
「いやさ、考えてたんだ。前に話してくれた茨木童子の話を。」
「ウチのご先祖様?」
「ああ、前言ってたよな。茨木童子は故郷に想い人が居たからがんばれた、ってやつ。」
「うん。」
「それじゃあ茨木童子にとってハッピーエンドでも、想い人にとってはそうじゃないだろ? だから俺は二人はやっぱり結ばれたんだと思うよ。」
「なるほどー。確かに結ばれんで子供でも出来ひんかったら子孫のウチがここにおるはず無いもんな。」
「ああ、きっとそうさ。」
「子孫と言えば……アンタ、さっき思いっきし中に出したな。」
「い、いやあれはだな、なんていうか気持ちよすぎて…」
「しかもな、早いねん。出すのが。」
「しょ、精進します……」



何気ない会話。俺達はこの会話を続ける事が出来るんだろうか―――そう心配はしていない自分に、気が付いた。

〜fin〜
687名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:43:42 ID:XnRwdKuI
カズファン……頑張れ

それはそうと眼鏡にNTRされるネタも希望
688名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:43:52 ID:G3XRm8bX
GJ
これで脳内補完できる
689おまけ(浜野朱里の嫉妬):2007/12/12(水) 00:44:01 ID:u/K8iw2m

「まったく呆れるわよ。裏社会で生きていく人間が揃いも揃って彼氏持ちなんて。」
「……嫉妬?」
「違うわよ! 甘えてる、って言いたいの。」
「…大切な人との一時は大切。ね、スキヤキ。」
(ニャア)
「それに、これだとあたしが仲間外れみたいじゃない。不愉快だわ。」
「…なら、あなたも大切な人を作ればいい。」
「そうは言ってもね、私が知ってる男なんて***の奴くらいしか…」
「……人の物を盗るのは犯罪……」
「ち、違うわよ! 別にアイツの事なんかなんとも…え? ツンデレ? いや、違う! そんな、"分かってますよ"みたいな目で見るな! 見るなって!
だ―――か―――ら―――!!!」

彼女の絶叫は宵闇に吸い込まれて消える。
彼女に伴侶が出来るのは当分後の事だろう。


たぶん。
690名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 05:16:37 ID:P4Zs2r1L
GJだ
しかしながら最近は豊作だな
691名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 09:30:57 ID:WwIa+C1c
俺のイメージでいくとカズはなんかセクロス中に勢いで吹っ飛ばしそうなんだよな主人公をw
692名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 11:19:00 ID:0CsN3GZ2
GJなのかな?ってのもネタバレが怖いので
全然読めません!10はできればもうちょい待って!
693名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 14:09:50 ID:WwIa+C1c
俺の中のカズのイメージ+妄想を書いて見たが中途半端だぁぁぁ!エロイとこ書くには気力が足りなかった・・・
694名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 16:15:47 ID:lq45IABn
GJ!
しかし維織さん読みてえなあと願う俺ガイル
695名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 16:17:51 ID:lq45IABn
GJ 
しかし維織さん読みてえなあと願う俺ガイル
696名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 16:20:30 ID:lq45IABn
スマン 
連続カキコしちゃった
697名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 17:09:21 ID:4lq4Zq1R
>>694
やあ同士。初回プレイで心奪われたのに強制失踪EDに泣いたぜ
698名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 18:44:27 ID:P4Zs2r1L
あんまりクレクレ言い過ぎると職人は嫌気さして離れていくよ
それよりお前らが書いてみたらどうだ
699名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 18:52:53 ID:R89LCYCv
どうせならシチュエーションまで書いたほうがいいかもな
まあその流れが続きすぎるのは良くないが、今結構賑わってるし
700名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 19:18:43 ID:leMHlJxm
携帯から投下しようと思うんだが、字数制限が少ないからレスが多くなる。どうにかならないだろうか
701名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:00:47 ID:0CsN3GZ2
そんなことより予測変換で
ヤバい言葉がでてくる方が問題じゃないか?
レスが多くなったら板を貼ればいいじゃないか。
ところで誰投下?


702名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:04:51 ID:HPdTDIid
多くなっても良いじゃないか!
で、誰投下?
703名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:05:46 ID:leMHlJxm
板をはるって何?
一応リコなんだが…
704名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:42:41 ID:tqw9yz4b
投下するならちゃっちゃっと済ませばいい
スレッドに書き込めなくなったらまたスレを立てればいい
早めに投下しないとそれこそ危険だ
705名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:48:51 ID:G3XRm8bX
主に俺のチンコが
706名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 21:07:35 ID:leMHlJxm
分かった。だが今は電池がヤバくて充電器が手元にない。少しまってくれ
707名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 21:32:03 ID:WwIa+C1c
リコwktk
708名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 23:21:10 ID:LV901EHi
なっちゃん・・・
709名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:36:02 ID:vj+FiJoA
リコを投下。
まだ結婚してない。
主人公は新人、名前は小波
そんな設定ではじまります。誤字脱字すいません
710名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:37:28 ID:vj+FiJoA
ファンは「つまらない」なんて言うかもしれないシーズンオフ。俺にとって久しぶりに我が家に帰れる嬉しい時間。さらに今日はクリスマス。昼間でもカップルがあちこちに見える。
「町もクリスマス一色だなぁ」
呟きながら電車を降りる。改札口へと向かうと、嗅ぎ慣れた町の匂いが漂ってきた。
携帯電話を取り出し、押しなれたアドレス帳を開く。
今についたよ、と電話をした後、我が家へと見慣れた町の中を歩きだした。
そう、だから町の中を歩いていた。
確かに歩いていたはずなんだ、さっきまで。
「ここ………どこ?」
今、周りを見ると、360゜見渡す限りの壁、壁、壁!どこかの室内なんだろうけど………窓から変な惑星が見えてたりする。
……もしかして宇宙!?コスモ?そんなバカな!ありえない絶対にありえない!
でも俺の目の前にいる彼女はもっとありえない!
「………リコ?」
「なぁに?」
「なんだ、その格好と後ろにいる連中は!?」
いつもと違うなんかSFチックな服。ワルクロ団に似てるようで、どこか違う連中。リコ、お前いったい何するつもりなんだ?
711奪いとれ☆主導権:2007/12/13(木) 00:39:27 ID:vj+FiJoA
「小波。あたしはさ、面白いことが大好きなんだよねー」
「いや、俺の質問に答えろよ」
「でさ、すっごい面白いことを見つけちゃったんだよ」
「だから俺の話を聞いてくれ…」
本当に頼む。誰かこいつを止めてくれ…
シャキーン!
リコはどこからともなく現れたでっかいサーベルを頭の上に振りかざして、高らかに宣言した。
「あたしは宇宙海賊の姫君になる!!」



「ぬぉおおおおおおおおお!!なんじゃそりゃああああああああああああ!!!」
俺は布団から飛び跳ねた。

(ガバァ!)
「はぁ…………はぁ…………はぁ………………………………夢か……」
汗がほっぺたを垂れてくる。顎を伝わって、ポトリと落ちた。何?この現実的な悪夢。
「ここは宇宙か?いや……………違うよな」
キョロキョロと周りを見てみる。うん、俺の部屋だ。見慣れた机、布団、押し入れ。何より大量のリコの漫画、間違いない。
「あ、小波。起きた?」
「へ?リコ?なんで?」
何食わぬ顔でドアを開けて、こっちに近づいてくる。何故ここに?どうして?WHY?これも夢!?
「………いたい」
「……何やってんの?」
ほっぺたをつねってみる。白い目で見られた。
712名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:40:42 ID:vj+FiJoA
「なぁ、サーベルなんて持ってないよな?」
「ひと思いにやってほしいの?」
「いいえ、めっそうもございません!」
リコの目がギラリと光る。
「でも、ずいぶんうなされてたよ。どうしたの?」
「いや……リコが海賊になった夢を見て」
「小波の全てを奪ってあげるよ」
「ごめんなさい。どうもすいませんでした」
リコの目がギラギラと光る。リコさん、どうか怒りを沈めてくれませんか。
「といいますか、リコさん?」
すごい疑問があるんだけどさぁ。
「俺はなんで自分の部屋にいるんでしょうか?」
「うっ!えっとねぇ…」
言葉につまる。あっ、視線が俺からそれた。
「小波。人はね、前を向いて歩いていくんだよ。過去の事に捕らわれちゃいけないんだよ」
「はぁ?」
両肩を力強く掴まれる。おい……いったい俺に何をした?
「……久しぶりに小波を見たら嬉しくなっちゃって、空き缶投げちゃった。……テへ♪」
「テへじゃない!どんな空き缶投げたんだよ!俺、意識なかったぞ!?」
「まぁ、ここまで運んであげたんだから。感謝してよね」
「どこに!?それ自業自得って言うんじゃないのか!?」
713名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:42:04 ID:vj+FiJoA
リコはまったく気にしていないようで、
「そんなことよりさ、せっかくクリスマスなんだから早くデートに行こうよ」
「リコ…お前少しは反省しろ…」
1年ぶりの帰省は、こんな感じで始まった。



「やっぱりクリスマスとなると外はカップルだらけだね」
「まぁ俺達もその中の1組だけどな」
両親との挨拶も手早く済ませて、俺達は町にくりだした。出かけざまに
「若いっていいわねー」
とか
「息子よ。ゴムは忘れるなよ」
とか耳打ちされたけど無視することに決めた。
「で、今からどこに行くんだ?」
「えっ!?決めてないの!?」
驚いたような顔でリコが覗きこんでくる。
「いや、そんな事言われても……。俺はさっきまで意識なかったし」
それに現在進行形で引きずられてるし。
「男として失格だね」
「いったい誰のせいだと思ってるんだよ」
「冗談だよ。でもさ、本当にどうするの?」
「どうするって……」
行くところを頭の中でリストアップする。何故かABCDEのアルファベットが現れた。
「俺には選択肢がいつもの5つしか浮かばないんだけど」
「まぁ、いつもみたいにカラオケも楽しくていいけどね」
714名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:43:35 ID:vj+FiJoA
アハハと、リコは笑ってるけど何か違和感を感じる。なんかあんまり満足してないような、そんな感じ。
「じゃあリコは行きたい所とかないのか?」
「へ?うーんそうだねー」
腕を組んで考えだした。
なんでだろう、だんだん顔が赤くなっていく。
「どうしたんだ?顔が赤いぞ?」
「えっ!?いやなんでもないなんでもない!」
「まさか…いきなりホテルとか考えたんじゃないよな?」
「来シーズン、出れないようにしてあげようか?」
「ごめんなさい。冗談です」
とっさに平謝り。なんか俺、謝ってばっかりだよな。
「まぁ、間違ってないけどね(ボソッ)」
「ん?なんか言ったか?」
「んーん、別にー」
「そうか?」
なんだかすっごい嬉しい言葉を聞き逃したような気がするんだけど。
「とりあえず、はい!これ」
「へっ?」
リコが手を差し出してきた。手のひらの上にあるのは小さな箱。
「これ……クリスマスプレゼント?」
「それ以外何に見える?」
渡される小さな箱。中身は多分、お香かパワビタか何かだろう。あるいは特効薬かもしれない。
「リコ……ありがとう」
やっぱり自分が好きな人からプレゼントを貰うのは嬉しい。有り難く受け取った。
715名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:45:21 ID:vj+FiJoA
「それで、はい!」
「ん?」
再び勢いよく差し出されるリコの手。今後は手のひらに何もない。
「この手は何?」
「リコサンタが言ってなかった?」
「まさか……ギブアンドテイク……か?」
「そ♪」
目の前が真っ白になった。目の前が真っ黒になったら王宮につくゲームの主人公が羨ましくなった。
俺はさ、プレゼントは帰りに買う予定だったのさ。でも、道中いきなりの意識ブラックアウト。
そのまま家について、引きずられるように外出。そして現在に至る。
つまりは、ない!
「はい、テイクは?」
「リ、リコ。落ち着け…」
リコの笑顔の後ろにどす黒いオーラが見える。ブラックホールのようで、それよりも凶悪な、そんなオーラが見える。
ヤバい、このままじゃ殺られる。

→A 体力
 B 筋力
 C 技術


「ほほう。それではサクッと頂きましょうか」
リコの目がギラリと今日一番光った。
「ちょ、ちょっと待て!お前何する気なんだ!?」
「今はまだ何もしないけどね。ただし……………今夜は覚悟しなさいよ?」
これからの自分の運命を嘆きながら、静かに頷いた。
716名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:46:53 ID:vj+FiJoA
時と場所は変わって、あるホテルの一室。俺は人生最大のピンチ的な状況にある。
「えーと、これも必要だよね。あ、あとこれも…」
タオル一枚で目の前で何かゴソゴソやっているリコ。俺はベッドで正座している。
「あのー……リコさん?」
「ん?なあに?」
顔だけがこっちに振り向く。
「俺に何する気?」
リコの周辺には縄に、鞭に、ろうそくに、洗濯ばさみに、etc…。
見るからに嫌な物ばっかりが散乱している。
「だってあたしは小波の体を貰ったんだから使わないと損じゃない?」
「でも俺は今日リコにいろいろ買ったぞ?」
「あれはあれ、これはこれだよ」
「なんだ、そのジァイアンみたいな理屈!」
抗議を無視して、リコは鞭を手に取り
「今日はあたしをリコ女王様と呼びなさい」
「いやだ。なんで俺がそんな卑屈な…」
(ヒュッ!カッ!)
潰された空き缶が、俺の頬を掠めて壁に突き刺さった。
「リコ女王様と呼びなさい」
「はい、リコ女王様。どうか私めをイヌとお呼びください」
「よろしい。では、ポチと呼びましょう」
バシっと鞭を唸らせて、ベッドにどっかりと座った。こいつ、マジで女王様に成りきってる。普通の服より、ボンテージとか絶対似合いそう。
717名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:48:41 ID:vj+FiJoA
「では、まずは足を舐めなさい」
「……ナンデスト?」
ズイッと足が差し出される。
(マ、マジですか!?)
舐めるべきかどうか迷っていると
「今日の小波はあたしのイヌなんだから。ご主人様の命令は聞かなきゃダメだから」
容赦ない言葉が浴びせられる。
(………あぁお父さん、お母さん。私めをお許しください)
俺は男のプライドを捨てた。人間のプライドも怪しいかもしれない。
リコの足を持ち上げ、舌で親指を舐めあげていく。
「あっ、あはは!」
次は人差し指。指の間も忘れることはない。足が次第に濡れていく。
「ひゃあ!あはははは!!こ、これくすぐったい!!」
中指、薬指と舐め終わると親指にしゃぶりつく。口の中に押し込み、舌を這わせるように出す。あぁ、フェラチオをする女の子ってこんな気分なんだろうなぁ。
「ひゃああ!もういい、もういいよ!」
ベッドの上でリコが笑い転げている。ご満悦のようだ。俺は泣きたい気分だけど。
「次は、そうだね…………四つん這いになって」
「はい……」
しぶしぶと了解する。
リコは開脚をして、俺の目の前に股を差し出してきた。
「今後は、ココを舐めなさい」
「……これは女王様って言うより、痴女…」
718名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:50:22 ID:vj+FiJoA
「早くしてよね」
相変わらず俺の話聞かないね、と突っ込みたかったけど飲み込んだ。
「あっでもその前に…目つぶって」
「ん?」
目を閉じる。目の前が真っ黒になった。まぁ当然だけど。
「リコー?何してるんだー?」
「んー内緒ー」
首に腕が回されてる感触がする。よくわからないけど、なんか後ろでカチャカチャって音。
「…よし、かんせー」
リコの満足気な声がした。パチリと目を開いてみる。
「こ、これは…」
窓に映った自分の姿をみて呆然とした。
首に赤い首輪が付いてる。しかも手綱付き。
「これいいかも。なんか、小波はあたしだけの物!みたいな気分」
「……もう、ヤダ」
球団の選手寮が恋しくなった。
「さてと、続きね?」
再び広げられる脚。 こんな格好じゃなきゃスッゴく嬉しい光景なんだけどなぁ。
「……いくぞ」
まずは付け根の太ももから舐めていく。外から内へと、だけど舌が花弁に届かないように。
「んん…」
可愛いらしい声があがる。今後は逆の脚、同様に外から内へねっぷりと。
「あっ…んっ…」
徐々に奥へと舌を這わせる。脚の付け根が俺の唾液で汚れていく。ときどきヒクヒクと動く花弁。舌の先で少しつつく。
ピクンとリコの体が震えた。
719名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:51:37 ID:vj+FiJoA
つつく度に体が震えて、股から液体が溢れてくる。その出口を愛液と一緒に直に舐めてみた。
「あぁ!……ねぇ、もっと激しくしてよ」
腰が突き出されて口に股間が押し付けられる。構わず何度も舌を這わせていく。甘いような、しょっぱいような、そんな味がした。
「んんん…あはっ…いいよ…」
乱れていくリコ。舌を花弁に侵入させると、一段と体が震えた。愛液が吹き出してくる。短いながら、侵入物を中で暴れせる。俺も暴いたい。
「んふぅ!……あぁ………もっと……して?」
声がますますヒートアップ。俺、ボルテージMAX、リミットオーバー。なんで俺ポチやってんだろ。なんだかバカバカしくなってきた。
「リコー!」
「へっ?…ってきゃあ!」
リコに向かってルパンダイブ。ついでに手足で動きを封じる。
「ねえ、今日小波はあたしのポチのはずなんだけど!?」
「そうです。今日俺はリコのイヌです」
俺の目が怪しく光るのが分かった。
「ですから獣は獣らしく暴ようと思います」
「いや、それ違…むぐぅ!」
リコの言葉を唇で封じる。さっきまでアソコを舐めてたのは気にしない事にする。
720名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:53:15 ID:vj+FiJoA
「んん!………んふっ!むぅうう!!」
口の中を舌で犯すと同時に胸の攻略に入る。小ぶりな塊を揉みほぐしていく。もう乳首とか立ってるみたいだから、前戯の必要はいらなそうだ。
「さて、いきなりだけど入れさせもらうぞ」
「スケベ!ヘンタイ!ケダモノ!」
「何とでも言うがいいさ」
体重をかけて一気に挿入した。
「あぁぁぁああああああああ!」
すごく締め付けられる。なんかいつも以上に気持ちいい。夢中になって腰を動かした。
「あはっ!ああ!ちょっ…すごっ…激しい!」
喘ぎ声が耳に入る。声がもっと聞きたい。乳首を軽く摘んで腰の動きを速くする。
「きゃう!ああん!はぁああ!…んむっ!」
しがみついて唇にむさぼりつく。苦しくなったら、息継ぎをしてまたキスをする。腰を止めることはなく、口で手で腰で犯していく。
そしてリコが用意した玩具類が視界に入った。
「んふぅ…?んはぁあああ!」
細い棒を開いている穴に入れるとリコが激しく跳ねてキスが中断される。だが締め付けが激しさをました。白い液体の存在感がデカくなってきた。限界が近い。
「リコ…そろそろ出る…!」
「はぁ…一緒に…一緒に…んむぅ!」
721名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:54:48 ID:vj+FiJoA
再び唇をふさぐ。腰の動きはラストスパート。更に激しく強くなる。
「んふぅ!んはぁ!あはぁあああ!」
締め付けが更に強くなった。頂点にいくらしい。唇を押し付け腰を押し込み欲望を解放した。
「んんんんんんあはぁあああああああああああ!!」
絶叫、そのあとの沈黙が漂う。全部引き抜いてリコの上に倒れこんだ。
「……ケダモノ」
「……ごめん。我慢できなかった」
優しく抱きしめる。少しやりすぎたかな。
「今日小波はあたしのポチなんだよ?わかってる?」
「まぁそうだけどさ…」
「と、いうわけで悪い犬にはお仕置きをします」
「は?」
前言撤回。ちっともやりすぎじゃなかった。
リコが取り出したのは荒い縄。俺の体が縛られていく。これは俗にいう菱縄縛り?
「これで反抗できないね。……………今夜は限界まで搾り取ってあげるから」
「俺、泣いていい?」
「ワーンワーンって?」
次の日、俺は夕方まで目覚めなかった。


「いつまでこっちにいられる?」
時間は変わって、今は俺の部屋でのんびりしている。あの後色々あったけどその話はまた今度。
「んーキャンプが始まる前だからな…2ヶ月くらい?」
「ふーん…2ヶ月か…」
「リコ?」
722名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:56:30 ID:vj+FiJoA
どこか寂しそうに呟く。リコはいつも元気だから珍しい。
「あたしは今夜が夢を叶えてくれるのが夢だからさ、頑張ってくれるのはほんと嬉しいんだ」
そういって俺に抱きついてくる。
「でもやっぱり………そばで居られないのは少し寂しいよ…」
リコの腕に力がこもる。俺も抱きしめ返す。逃がさないように離れないように。
「……今は寮生活だから。少しだけ、あと少しだけ我慢して……。無理って言うんなら…」
体を離してリコの目を見つめる。少し瞳が潤んでいる。
「結婚しよう、リコ」
「小波…」
俺達は抱きしめあって誓いのキスをした。
723名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:57:37 ID:vj+FiJoA
以上でつ。
感想やアドバイスが何よりの栄養剤
724名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 01:01:21 ID:p97JlG6v
リアルタイムで見てた。
エr・・間違えた、リコGJ!
725名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 01:18:26 ID:iZWZJqKb
すげぇ!!GJ!!!
リコらしくて楽しく読めたよ!
726名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 03:07:10 ID:H1PPSWQT
G゚J゚)
727名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:03:38 ID:o2xLLtK2
投下ラッシュに乗じて自分も投下します。
9から奈津姫なんだけど全然奈津姫っぽくならなかった。
やっぱり奈津姫はむずかしいですね。
728名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:05:48 ID:o2xLLtK2
桜も散った4月のはじめ。
カレー屋「カシミール」の女店主、神田奈津姫は、閉店とカレーの仕込みを終えた後、風呂場の脱衣所で洗濯物を分別していた。
時刻は既に11時を過ぎていた。決して早い時間とはいえないが、夫を亡くしてから一人で店を切り盛りしていた頃に比べれば、考えられないほど早い時間だ。
元・放浪者で商店街の野球チームを勝利へと導いた男、小波が紆余曲折を経て住み込みで働くようになってから、彼女の生活は変わった。
作業時間、特に肉体労働の時間は減り、代わりに洗濯物と家庭内の会話が増えた。一人息子のカンタも、最近は野球に行くようになった。
このように日々の生活に余裕が出てきたのは、すべて小波のおかげである。
日々野球の練習やカレー屋の接客で汗水流して働く彼は、商店街に流れ着いたときとは見違えるほどハンサムになっていた。
年明けとともに旅立とうとした彼を引き止めたときのやり取りは、カンタと武美により商店街中に知れ渡っている。
小波は野球チームの新キャプテンであると同時に、奈津姫の新たなパートナーとして、商店街の中にその存在を確立したのだ。
「…まったく、カンタは何度言ってもズボンを裏返しにして…あら」
選択をする彼女の目に留まったのは、泥と汗にまみれた、小波の汚らしいユニフォーム。普段なら気にせずに洗濯してしまうものだ。
しかし、今日の彼女は違った。熱に浮かされたような目でそれを見ながら、何ともなしに呟いていた。
「…小波さんのユニフォーム…」

大晦日の、暗闇の中での熱い抱擁は、彼女にとって忘れられぬ出来事だった。
色々とあって、彼らは洞穴に生き埋めになった。そのとき、奈津姫は意を決して小波に告白をした。そして誰もいないことをいいことに、互いをむさぼるように求めた。
疲れ果てるまで激しい抱擁を続け、そしてそのまま眠ってしまった。酸素の消費を抑える、なんてすっかり忘れていた。
いっそこのまま死んでもいいとすら思うほど、幸せな時間だったのだ。
その後奈津姫は、家のない小波を「住み込みで雇う」という口実で世話しはじめた。そして神田家に、以前とは違った家族の温かみが宿るようになったのである。
しかし2人は同居以降、口付けを交わすことはあれど、肌を重ねあうことはなかった。
時間もなかったし、一日中仕事をして疲れていた、ということもある。しかし何より、互いの身を心配しすぎていたのだ。
翌日の仕事に支障が出るといけない。嫌なのに無理強いをしてしまうかもしれない。そのお互いの配慮が、逆に距離を作り出してしまっていた。
あの日のような熱く激しい抱擁を、もう一度交わしたい。その欲求は奈津姫の中で着実に大きくなり、抑えきれないものになっていった。
729名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:08:55 ID:o2xLLtK2
周囲を見渡す。誰もいない。カンタはとうに眠っている。やるなら今だ。
奈津姫は、すばやく着ていた服を脱いだ。そして汗の滲んだユニフォームを着込み、彼のトレードマークである野球帽を被った。
再度、周囲を見渡す。誰もいないことを確認した彼女は、ほっとため息をついて姿見を見た。
そこには、泥まみれのユニフォームを着て、頬を紅潮させている野球服の女の姿がうつっている。
「…小波さん…」
今着ている服は、小波が着ていた服。小波の匂いが、雰囲気が、すっかり染み付いてしまっている物。
「…っ…」
それを意識すると、身体が熱くなっていく。鼓動は次第に強くなり、今すぐにでも小波を抱きしめたくなる。
「小波さん…!」
温もりは既に消えうせているが、それでも彼に抱きつかれているように錯覚する。
むせ返るような汗の匂いが、彼を思い起こさせる。
『(…奈津姫さん…綺麗ですよ…)』
目を閉じると、小波のそんな声が聞こえてくるようだ。
「(私は…なんて浅ましいのだろう…)」
こんなことをしていても、ただむなしいだけだというのはよくわかる。しかしそれでも、彼女はそれをせずにはいられなかった。
ただ小波という存在を感じていたい。彼女は肩を抱くようにしてうずくまる。
「…小波さん…」
腕は空を掴むばかりだ。目の前に実物がいればどれだけ嬉しいだろう。彼女がそう思ったとき。
「…奈津姫さん、何やってるんですか?」
「え?」
不意に、奈津姫の意識が妄想から現実へと引き戻される。声の主はほかでもない、妄想の中で自分に優しい言葉をかけてくれた男だ。
「あれ、それ俺のユニフォーム…どうしたんですか、本当に」
小波は怪訝な顔をして聞く。一体何が起こっているのだ、といわんばかりの発言だ。
他人の汗と泥でべたべたしている汚らしいユニフォームを着て、その場にうずくまって息を荒げている女がいたら、誰だってそう思うだろう。
奈津姫は誤魔化すように笑いを浮かべ、話題を逸らす。
「あ、あの…今からお風呂に入るの?それとも…」
「いえ、呼ばれたような気がして。…気のせいかな?」
小波は頬を掻く。それを見て、奈津姫の鼓動はますます早くなっていく。
日々の練習によって引き締まった体。投げ込みによって鍛えられたたくましい腕。頼りがいのありそうながっしりとした胸、そして、優しそうな目。
既に我慢の限界だった。今すぐ抱きしめてもらいたいという激しい感情が、奈津姫の体の奥から湧き上がってくる。
「小波さん…お願い!」
そして彼女は、欲に駆られるがままに、小波に思い切り抱きついた。
730名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:12:29 ID:o2xLLtK2
「ど、どうしたんです?」
小波は目を白黒させながらたずねる。
「…私…大好きなのに、一緒にいるだけじゃいやなの!もうこれ以上我慢するだけなんて耐えられないのよ!だから…」
すべて言ってしまったあとで、顔が真っ赤になる。打ち消すように、奈津姫は小声で言う。
「…浅ましい女だと思うでしょう?」
「いえいえ…」
小波は失笑する。
「奈津姫さんが浅ましい女なら、俺はさしずめ欲深な男といったところですね…」
「…何故?」
「だってこうなることを、望んでいましたから…」
そう言って、小波は奈津姫の唇を無理やり塞いだ。
普段交わすような口付けとは桁違いの快楽。満たされていく欲求。むなしい妄想が今、温かな現実となって彼女の身体を満たしていく。
「…それで、何でユニフォームなんて着てたんです?」
「あの…小波さんに、抱きつかれているような感じがするかな、って思って…」
「…そういってくれれば、いつでも抱きしめてあげますよ」
小波は優しく微笑む。
「…それなら…今、お願いできる?」
「ええ、もちろん。…さすがに脱衣所で抱き合うわけにはいきませんけどね」
苦笑する小波を見て、奈津姫は突然恥ずかしくなった。
731名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:15:37 ID:o2xLLtK2
奈津姫の寝る部屋と、小波の寝る部屋はわかれている。それは小波の示した「従業員」としての最低限のけじめだった。
奈津姫は一緒の部屋で眠ってもらっても構わない(むしろ一緒の部屋にいてほしい)のだが、小波は頑としてそれを受け入れなかった。
今回は、それが幸いした。カンタは今、奈津姫の部屋でぐっすりと眠っている。小波の寝室には現在、誰もいない。
もし奈津姫と同じ部屋で寝ていたら、カンタの前で色々やってしまうことになる。さすがにそこまで危ない橋を渡るつもりはない。
カーテンから漏れる街灯の無機質な光が、部屋の中を薄暗く照らしている。これほどにまでおあつらえ向きな環境があるだろうか。
「…少し寒いですね」
四月の空気はまだ冷たく、彼らの肌から温もりを奪う。しかし体は既に興奮していて、むしろ熱を帯びていた。
「ええ…でも気にならないわ。真冬の外でも寒くなかったんだもの」
「それもそうですね…」
小波は微笑む奈津姫に相槌を打ち、着ていた服を脱ぎ始めた。
日々の労働と野球の練習で鍛え上げられた、引き締まった体躯。長期にわたる放浪が、彼から贅肉を奪い、無駄のない体型を作り出した。
肉棒も、大きさは申し分ない。興奮のせいで、既に上方へそそり立っている。
奈津姫も服を脱ぎ、下着をはずした。
ボディラインは滑らかな流線型を描いている。胸は豊満とまではいかないものの、形が整った美しいラインを描いていた。
秘部は既に十分に潤っており、太股の内側は溢れ出た愛液が流れ落ちている。
裸体を小波にまじまじと見つめられると、羞恥心とわずかな愉悦で身体が熱くなっていく。
「…あまりじろじろ見ないで…」
「あの時は暗くてよく見えなかったから、よく見ておきたいんですよ」
小波は奈津姫の背後にまわり、囁きながら裸体に体を絡ませる。
「綺麗ですよ、とっても柔らかくて…いい香りがします」
「そんなこと…」
耳元で囁かれる甘い言葉が、彼女を快楽に酔わせていく。
「…奈津姫さんは確か…こうされるのが嬉しいんでしたよね?」
小波の指が、奈津姫の乳房に乗っかった桜色の突起を、指で何度も弾き、乱暴に摘み上げる。
「あっ…」
乳頭を甘噛みされると、意識が飛びそうなほどの快楽が襲い掛かった。
「っ…小波さん…やめて…」
「いいんですか?」
「もう、恥ずかしくて…」
奈津姫は懇願するが、小波は攻めの手を緩めない。
「じゃあ恥ずかしい姿、もっと見せてください」
そう言って笑い、彼女の秘所に左手を伸ばした。
732名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:19:52 ID:o2xLLtK2
小波の冷たい指が、興奮して熱を帯びた秘所の中をまさぐりはじめる。
「んっ…やめて…」
自分の中でうごめくひんやりとした快楽に、思わず声をあげてしまう。
「こんなに濡れて…もう前戯の必要なんてありませんね」
小波は耳元で囁き、耳たぶにそっと息を吹きかける。
「はぁっ…」
突然の不意打ちに力が抜け、声が出てしまう。それを抑えるように力むが、その行動が、ますます小波の攻めを激しくしていく。
「我慢しないで下さい、奈津姫さん?」
「はぁぁっ!」
小波はにやにやと笑いながら、膣内の肉壁を、指の腹でくすぐるように引っかいた。
「でも大きな声を出したらカンタ君が起きちゃうかもしれませんね?困りましたね…」
「ひぁっ…はぁん…」
小波に言われて、はっと気づく。こんなところを息子に見せるわけにはいかない。残っている理性を総動員して、なんとか声が出ないように口を押さえる。
奈津姫が声を出すまいと口を押さえるのを確認してから、小波は彼女の秘部に指を激しく抽迭しはじめた。
「んっ!ひぃっ…!」
快楽が一気に襲い掛かるが、声を出したくても出せない。我慢しながら、愛液を垂れ流すことしかできない。
「(我慢なんか…できるわけないじゃない…!)」
歯をくいしばり、目を瞑り、息を荒げながら快楽の波に必死に耐える。
その姿はあまりにも痛ましく、その痛ましさが小波をますます欲情させる。
「…んひっ…はぁ、はぁ…くっ!」
「奈津姫さん…声を出さないと、気持ちいいものも気持ちよくなくなりますよ?」
「で、でもっ…!」
「奈津姫さん、たまには自分のことだけ考えてみたらどうですか?」
小波が耳元で囁やいた。
その台詞はシンプルだったが、奈津姫の残っていた理性をあっさりと陥落させるには十分すぎるほどの威力を持っていた。
体裁なんてどうでもいい。他人に見られても構わない。浅ましいとバカにされても気にしない。
今はただ、大好きな男にめちゃめちゃにされて、疲れ果てるまで快楽に溺れてしまうことだけを考えればいいのだ。
こんなときにまで、周囲の目を気にする必要はないのだ。
「小波さんっ…!もっと…!」
理性を捨て去った奈津姫は、艶かしい身体を淫らにくねらせ、しぼりだすように言った。それを聞いて、小波はにやりと笑う。
小波の右手の人差し指が、彼女の性感帯の弱点部分を確実に貫きはじめた。同時に、左手は彼女の女陰の上部にある突起をしごき始めた。
「はぁぁっ!はぁん!あはっ!あああっ!」
指の動きに合わせて、意識が吹き飛びそうになるほどの快楽が襲い掛かってくる。
733名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:22:57 ID:o2xLLtK2
「どうですか、奈津姫さん?」
「んひぃぃっ!ひゃっ、はぁっ!」
着実に絶頂に近付いている。先ほど我慢していた分も含んだ快楽が、津波のように押し寄せてくる。
「もう…ひぃっ…」
「我慢しないでいいんですよ!」
小波の指先が、奈津姫の膣内の弱点を引っ掻き回し、同時に淫核をひねり潰した。
「はぁぁぁぁぁっ!はぁっ!ああっ!」
全身が痺れるような感覚に襲われ、頭の中が白い火花で満たされる。体が弓なりに反り、手足の先が小刻みに痙攣を起こす。
数ヶ月ぶりの絶頂は、彼女の全身に快楽の電流を走らせていく。
「…はぁっ…」
奈津姫はしばらく小刻みに体を痙攣させていたが、最後に大きく痙攣してから、糸の切れたマリオネットのように倒れた。
倒れこむ彼女の肩を、小波がしっかりとささえる。
「大丈夫ですか?」
「…はぁ…はぁ…ごめん、なさい…力が、抜けちゃって…」
息を荒げ、蕩けた目で小波を見つめる。その顔に、小波はどきりとしてしまう。
「…奈津姫さん、すごいなぁ…」
「…はぁっ…はぁ…大丈夫かしら…こんなに大きな声だしちゃって…っ…」
今更のように頬を手で押さえながら赤くなる。ここまでなりふり構わずに乱れてしまうとは、2人とも予想できなかった。
「…起きちゃったかもしれませんね…」
「や、やっぱりそうかしら…いけないわ…」
「まぁでもカンタ君も起きないと思いますよ?ここからカンタ君の寝ているところまでは、結構距離がありますから…
俺の言うこと、さっきからころころ変わってますけどね」
小波はそういって微笑む。それを見てすっかり安心したのか、絶頂後特有の疲労感と深い安堵が、奈津姫の体にどっとのしかかった。
「いじわるね…」
奈津姫はうっすらと涙を浮かべ、小さな声で呟く。
「そんなこと言うから、いじわるしたくなるんですよ」
小波はそう言って、奈津姫の頬に軽くキスをした。
734名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:27:10 ID:o2xLLtK2
既に前戯は十分すぎるほど行った。本番はこれからだ。奈津姫の秘所は愛液を泉のように流している。
「…小波さん…お願いがあるの。聞いてくださる?」
「何ですか?」
奈津姫は熱にうかされたような声で、小波に尋ねる。小波は奈津姫を押し倒したくなる欲望を抑え、平静を装ってたずね返す。
「俺にできることなら、何でもやりますよ」
「それなら…今だけは、奈津姫って呼んでくれる…?」
そういいながら、奈津姫は小波に抱きついた。
「…奈津姫さん…」
小波は抱き返そうとして、暫し戸惑った。
そこは超えてはならない最後のラインだと決めている。そこを超えれば、自分は人として失格であるとまで考えている。
小波には、彼女の最愛の人間だった男の居場所をのうのうと占領することに抵抗があった。
「あ、あの…だめならいいんです。私ったら何言っているのかしら…」
だが今だけは、彼女の望む男になってやるべきではないか。
きっと彼女は、周囲の目を気にせず、大好きな男の腕の中で、望むようなシチュエーションの中で果てたいのだろう。
それなら、その望みをかなえてやるのが自分の務めだ。
「…ああ、わかったよ、奈津姫…」
小波は奈津姫の頭を撫ぜた。奈津姫は頬を朱に染め、恥ずかしさを紛らわすように小波に抱きついた。
女性特有の芳香が鼻腔をくすぐる。柔らかな乳房が肋骨に当たる。華奢な腕は小波の身体に巻きつき、はなれようとしない。
「大好き…」
「俺もだよ…じゃあ、その…本番、いいかな?」
小波は遠慮気味に尋ねる。奈津姫は恥ずかしそうに、しかし嬉しさを隠し切れない様子で、一度だけ頷いた。
735名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:30:03 ID:o2xLLtK2
奈津姫を布団の上に寝かせ、足をそっと広げさせる。
「大洪水だな…そんなに気持ちよかったのかい?」
「言わないで…」
奈津姫は顔を真赤に染めて目を逸らす。その様子が、たまらないほどかわいらしい。
「…小波さん、いいの?」
「何が?」
「あの、まだ…その…口とかでしてあげてない…」
「いいよ、どうせ今から奈津姫に白い粉になるまでしぼり取られそうだから」
「そ、そんな…」
小波の半ば本気の冗談に、奈津姫の顔はどんどん紅潮していく。
「それじゃあ、そろそろ…」
小波はそう言って、そそりたつ肉棒を奈津姫の股間にあてがった。
「…準備はいい?」
「ええ…」
「それじゃあ…せぇ…のっ!」
掛け声とともに、小波の肉棒が、奈津姫の淫裂に侵入していく。
「…くっ!?」
すぐさま射精感に襲われる。小波はぐっとこらえるが、奈津姫の膣内は暖かく柔らかで、自らの分身を優しく包み込み、淫らにしめつけて射精をせがむ。
懸命にこらえるが、数ヶ月ぶりの女性の体の中はあまりにも刺激的で、忍耐力などというものは冗談のように消えうせていく。
奈津姫は腕を小波の首の後ろへ回し、足は小波の腰の部分をしっかりとホールドする。その動きにあわせ、膣内のしめつけが強弱の波を起こして射精を促す。
精を搾り取ろうとするその淫らな動きに、小波はまったく耐えられなかった。
「で、出るっ…!」
そう叫んで、白く濃厚な自分の欲望を彼女の中に一気にぶちまけた。
「はぁっ…中、に…」
奈津姫は、体全体が満たされていくような感覚にとらわれ、心地よさそうに息を震わせる。
「…すごい…たくさん出てる…」
奈津姫は恍惚とした表情で呟く。その顔を見て、小波は情けなさと罪悪感で胸がいっぱいになっていくのを感じた。
相手のことをまったく考えていない、自分勝手な射精だ。しかもあろうことか彼女の膣内に、ものすごく濃厚なものを放ってしまった。
「…ごめん、奈津姫…」
小波はすまなそうな表情をして謝るが、奈津姫は首を振って返す。
「いいの…私で気持ちよくなってくれたってことでしょう?」
奈津姫はそう言って、嬉しそうに笑う。その表情に、小波はどきりとする。どこか疲れを見せたその表情が、実に扇情的なのだ。
「これからが本番なんだから…もっとたくさん、出してくださいな?」
その台詞とともに、淫裂がまとわりついてくる。
「はぅっ…」
彼女の不意打ちに、小波は情けない声をあげた。
満足して萎えかけていた自分の分身が、さらなる快楽を求めて硬質化する。
「(な…奈津姫さんの中ってこんなに…っ!)」
普段の、清楚で働き者で真面目で顔にかわいらしさを残す彼女からは、到底考えられないほど淫らな動きだ。
精液をさらに搾りとろうとする動きが、小波の意識を支配していく。小波はすっかり、彼女の体に魅了されてしまった。
「ね?」
奈津姫がにっこりと微笑む。その微笑で、小波の中のリミッターが外れかける。なんとか踏みとどまり、小波は質問をした。
「…奈津姫さん、今日は安全日ですか?」
「…え、ええ…そうですけど…小波さん、そういうことあまり聞くものじゃないわよ?」
奈津姫は視線を逸らしながら答える。おそらく恥ずかしいのだろう、と小波は解釈した。
「それなら…遠慮なく乱打戦を楽しむとしようか」
小波は奈津姫の髪を整えてやりながら、耳元で呟いた。
「今夜は寝かしてあげないよ?」
「はい…」
奈津姫は恥ずかしそうに微笑んだ。
736名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:32:40 ID:o2xLLtK2
一度離れて体力を回復しようと、小波は腰を浮かす。すると、何かに体をつかまれた。
「…」
「…な、奈津姫さん?」
奈津姫が足をがっちりと小波の腰に回し、離れたくない、とでも言いたげな表情で抱きつくようにしめつけている。
小波はますますにんまりとした顔になり、奈津姫の頬を指でつつきながら言った。
「そんなに中に欲しいのか、奈津姫は意外と淫乱だね?」
奈津姫は恥ずかしそうな表情で目を逸らす。
今こそ「絶倫」の異名を持つスタミナの使いどころだ。小波は左手で体を支え、空いた右手で、彼女の胸を乱暴に、押さえつけるように揉みしだきはじめた。
「くっ!」
奈津姫は胸に襲い掛かる痛みに声をあげるが、小波はそんなことは知らぬといった様子で、乳房を乱暴にこねくり回した。
手に収まる程度の大きさの胸は柔らかく、その先端の乳頭はすっかり勃起していた。それを欲望の赴くままにつねりあげ、嘗め回し、軽く噛みつく。
そのたびに、奈津姫は痛ましい声をあげて悶える。
「はぁっ!やめて…痛い…!」
「うるさいっ!」
小波は吐き捨てるように言って(もちろん9割がたは演技である)、腰の前後運動をはじめた。
小波の逸物は射精後の一連の行動ですっかり硬くなっており、彼女を貫く棒としては十分な威力を持っている。
それが奈津姫の膣内の奥を何度も貫いて、彼女を否応なしに絶頂へと導いていく。
同時に乳首を痛くない程度に甘噛みし、歯形をつける。
「はっ、痛っ…!もうダメッ…!」
「くっ、出す!出すぞ…!」
先ほどより濃く、ねっとりとした精液を、小波は彼女の中に一気に放出した。
「はぁぁぁぁっ!はっ、はぁっ…」
奈津姫はただ、熱に浮かれたような顔で、自らの中に放たれた精を受け止める。
自分の中に、愛しい男の人のそれが流れてくる。そのことが、奈津姫を更なる悦びへと昂らせていく。
「小波さんっ…!」
彼女の淫裂のしめつけが、いきなり強くなる。小波は射精しながらも、なんとか力を振り絞って腰を前後に動かし続ける。
「ひぁぁっ!はぁっ、はぁ!小波さんっ!」
「奈津姫…!」
快楽が迫っているときに、さらにそれを後押しされる。奈津姫は、あっさり絶頂を迎えた。
「ひぁぁぁぁっ!」
家中に響くのではないかというほどの大きな声をあげ、奈津姫の体が硬直する。
快楽に何度か痙攣を起こす。呼吸が不規則になり、目尻から涙が伝い落ちる。
しばらく息も絶え絶えに体を痙攣させたあと、奈津姫はばったりと布団に倒れこんだ。
「はぁ、はぁ…」
「はは、顔がぐちゃぐちゃだ…」
小波はそういいながら、奈津姫の髪を適当に整え、涙を拭ってやる。奈津姫はすっかり疲れきったようで、うつろな眼で小波を見やった。
「…小波さん…ひどいわ?歯形、残っちゃった…」
「ごめんごめん…」
奈津姫は表情こそ怒っていたが、内心では喜んでいた。これはキスマークのようなものなのだ。キスマークより苛烈な、愛と欲望の刻印なのだ。
「…大好き…」
「俺もだよ、奈津姫。…にしても、抜かずに二回なんて…ふぅ…」
どんなに絶倫の男でも、「連続して」射精するのは非常につらいものなのだ。それを危惧したのか、奈津姫は心配そうに尋ねる。
「…小波さん、まだ大丈夫?」
「もちろん、今日は寝かせない、って言ったよね?」
小波は笑って答えた。
「せっかく久しぶりにしたんだ。これだけで終わるなんて、あまりにももったいないじゃないか。奈津姫さんは大丈夫?」
「ええ、大丈夫…ありがとう、小波さん」
「こんなことで礼なんていうものじゃないよ…」
小波はそう言って、奈津姫を抱き寄せた。
737名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:35:49 ID:o2xLLtK2
それからどれほど経っただろうか。
何度も奈津姫の膣内に射精し、文字通り精根尽き果てた小波は、疲れ果てて布団の上に寝転がっていた。
右腕には奈津姫が幸せそうな表情で、腕を枕にして寄り添っている。
「ねぇ、小波さん」
「何です?」
事後の余韻に浸っている小波に、奈津姫が尋ねる。
「今日は安全日、って言ったでしょう?」
「ええ…これだけ出せば関係ないと思いますけどね」
小波はそういいながら、内心で焦り始める。そこに、奈津姫の言葉が追撃をかけた。
「…あれ、嘘なのよ」
「…え?」
小波の全身のから、冷や汗がどっと吹き出る。
「だって…そうじゃないと小波さん、遠慮しちゃうでしょ?そういうのは嫌だったから…」
「…え…?」
奈津姫はにっこりと笑って言った。
「責任、取ってくださる?」
その笑顔が、なんとなく怖い。彼女は決して怒っていないだろう。しかし、その無垢な笑顔が逆に恐怖を煽り立てる。
「…腹を決めましょう」
これは避妊具をつけなかった自分が一方的に悪いのだろうし、むしろこれは関係をはっきりさせるいい機会かも知れない。
だが、自分はこれからどう身を振るべきなのだろうか。従業員と店主の関係ではもう済まされない。
そんなことを考えていると、奈津姫が小波に擦り寄ってきた。
「…あと、二人きりのときだけでいいから…これからも奈津姫って呼んで…」
「ああ、わかったよ、奈津姫…」
自分の胸に乗せられた彼女の頭を撫でながら、小波はつぶやいた。
これから先のことなんて、これから考えても遅くはないだろう。
そう考え、小波はゆっくりとまどろみの中へ落ちていった。
738名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:38:31 ID:o2xLLtK2
鳥のさえずりで目を覚ました。
「…ん」
時計を見ると、既に開店間際の時間だった。しばらく時計を見て、しばらく朦朧とした頭で昨晩のことを思い出していたが、突然頭に稲妻が駆け抜けた。
「あ、仕事!」
急激に意識が現実へと引き戻される。小波は急いで立ち上がり、枕元に畳んで置いてあった服を着た。
布団のシーツの上にはシミがたくさんできている。
「(昨日は本当にすごかったな…久しぶりだったとはいえまさかあそこまでなぁ…
普段の真面目な彼女は、夜になると淫乱でした…って、なんかのビデオの広告じゃないんだから…)」
小波はそんなことを思いながら、大きく伸びをする。体にはものすごい疲労がのしかかっているが、これから仕事なのだ。休むわけにはいかない。
「今日は土曜日だからお客さんもいっぱい来るな…」
そう呟きながらエプロンと帽子を被り、手を洗ってからカウンターに出る。既に店の準備は終わっていた。
「おはよう、今日はおねぼうさんだねぇ」
手伝いに来ているエプロン姿の広川武美が、にこやかに笑って挨拶をする。
「はい、お水。これ飲んでシャキッとして!そんな眠そうな顔じゃお客さんが不愉快になるよ」
「ああ、ごめんごめん…疲れてるのかな」
武美が言うのだから相当疲れた表情をしているのだろう。小波はそう思いながら、氷の大量に入った水を飲む。
冷たさで頭の中をしゃっきりさせ、大きく伸びをする。まだけだるさが残るが、自分は従業員なのだ。
「で…夕べはお楽しみでしたね?」
「ん?何を?」
「奈津姫には内緒だよ?…カンタ君が覗いてたって」
心臓が跳ね上がった。氷水なんかよりよっぽど目が冴え渡ってくる。いい目覚ましになったなぁと心のどこかで考えている自分が憎い。
「(ま、まずいんじゃないか…!?)」
「小波さんって隠し事が下手だね」
武美が半眼で小波を見つめる。小波はそこではっと気づいた。
「カマかけてたのか…!」
「引っかかる方が悪いんだよ」
「あー…」
小波は恥ずかしさを紛らすように額を掻いた。
「まぁでもよかった、カンタ君が見ていたわけじゃなかったのか」
「(…カンタ君が見ていたのは本当なんだけどね)」
武美は答えを返さず、厨房を見やる。
「〜♪」
奈津姫は鼻歌交じりにカレーの鍋をかき混ぜている。何か嬉しいことがあったのだと、一目でわかってしまう。
「ちぇっ、妬けるなぁ」
「え?今なんて…」
「なんでもなーい。さ、お店あけるよ」
武美はそう言って、店の入り口へと向かっていった。

おしまい
739名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:40:35 ID:o2xLLtK2
おまけ
「…おばちゃん」
「『お姉ちゃん』。で、どうしたの、カンタ君」
「オイラ、昨日すごいものを見ちゃったのでやんす…」
「ほほぅ。何かな?」
「昨日、うるさかったから目が覚めて…おじちゃんの寝る部屋からどたばたって音が聞こえて…
しかも母ちゃんがなんか悲鳴をあげてるみたいだったから、心配になって見にいったら…母ちゃんと、おじちゃんが…!」
「…よくぞ報告してくれた、カンタ君!お姉ちゃんが何か買ってあげよう!」
「わーい!ありがとうでやんす!やっぱりお姉ちゃんは優しいでやんす〜!」
「(これで小波さんとなっちゃんをからかってやろうっと…)」






なんか奈津姫っぽくなくなっちゃった気がしますが、もうどうにでもなれ。
もう少し淫乱に書きたかったけど、もう時間とか都合とか文章力不足とかその他諸々があるので切り上げました。なっちゃん難しい。
次があれば多分リン?なんかリンっぽいシチュエーションが思いつかないんだけど書いてみたいです。

「くやしいなぁ、くやしいなぁ…せっかく同居させてあげたのになっちゃんに乗り換えるなんて…くやしいよ」
740名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 06:37:23 ID:p97JlG6v
これは何と言うGJ!!!
最近の此処は最高に良いね!
741名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 07:13:20 ID:otejkegu
神がキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
GJ
742名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 12:20:09 ID:CezIm+tL
神に惜しみ無いGJを。

ようこ先生で誰か書いてくれんかね?
743名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 13:01:03 ID:ae28cHtP
GJ
なっちゃんのSSってこれが初めてか、よくやった
744名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 16:15:59 ID:kotir2ll
なにこのGJの嵐
745名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 16:33:10 ID:ORyWDzWf
>>742
どういうシチュで?
746名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 16:45:54 ID:6QFkSQud
ありがとう。なっちゃんを支持してきた甲斐があった…
747名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 18:27:58 ID:ImwlypMM
リンも読みたいしようこ先生も読みたいし五十鈴も読みたいなぁ。
とにかく素晴らしいの一言に尽きる
748名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 20:52:42 ID:CezIm+tL
>>>>745
1主人達が引退した日の出来事

教頭のせいで一人遅くまで働かなければならなくなったようこ先生。
彼女がやっと仕事を終えて帰ろうとすると、グランドに一人で残り、整備をしている1主の姿を見つける。
理由を聞くと2年間お世話になったグランドに感謝の意味を込めて整備をしていたらしい。
それを聞いた先生は彼の野球への思い入れを再確認し、嫉妬を覚え、1主に対し恋愛感情を持っていることに気付く。
しかし、もう時既に遅く、甲子園優勝と言う成績は、彼と過ごせる時間が残り僅かだと言う事も示していた。
「私は結局何もしてあげられなかったね。」
「そんなことないです。先生が居たから頑張れた…俺、先生のことが…」


みたいなヤツで。
つか、シュチュだけ投下しようと思ったら腕が暴走を始めたww
スレ汚しサーセンm(__)m
749名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 22:50:56 ID:4fuqk/Yn
>>746
いい加減sageろ。荒らしが来る
750名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 01:50:18 ID:hXCQAa6u
妙子を孕ませたい
751名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 05:26:08 ID:EnR/0DcW
リンのシチュってなかなか思い付かないぞ
姉妹丼か
752名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 07:08:44 ID:xBafKg9Q
>>751

茜√突入後にNTRとか
753名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 08:05:00 ID:ERkwHLYE
鬼鮫コーチが日ハムに移籍するSSマダー?
754名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 13:35:18 ID:hXCQAa6u
妙子とちゅっちゅしたいよ〜
755名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 16:20:01 ID:EwFWhp3g
カズが主人公に嫌われまいとエロイ事を頑張るSSキボン
756名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 18:06:38 ID:1Zi4+Rl0
カズは貧乳と予想
757名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 19:42:27 ID:IMkzlT66
高身長貧乳なんてたまんねーなチクショウ
758名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 20:15:29 ID:EwFWhp3g
カズが貧乳とかカズコンプレックスいくつあるんだカズw
759名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 20:30:43 ID:rwEz7HKi
コンプレックスの塊なんてすばらしいじゃないか
760名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 20:55:52 ID:EwFWhp3g
(^ω^)>>759そうだよな苛めがいがあるおw
761名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 21:18:16 ID:umv8AoHd
カズの涙目に本気で萌えた
762名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 22:12:21 ID:EnR/0DcW
7で需要のあるキャラはおらんのか
梨子と真央は既にこのスレにすばらしいものが投下されてるからなしで
763名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 22:19:18 ID:xBafKg9Q
あくまで個人的な意見だが、
リコ……投下済み
真央……投下済み
春香……需要有り
玲奈……需要有り
生瀬……微妙(耳をすませばの印象が強過ぎる)
空気……誰だそりゃ?
764名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 22:32:34 ID:HbSBUnDw
SSを書くのは好きなのだが、俺にはエロが書けない……
765名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 22:36:58 ID:q/5l6FuZ
今日買ってきたんだが、カズ萌えるな。
766名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 22:53:55 ID:umv8AoHd
萌え度としては
カズ>会長>>さら>>>妙子>>>>>>>>眼鏡

異論は認める
767名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 23:26:13 ID:EwFWhp3g
今回はカズと会長と五十鈴に人気が集中か
768名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 00:21:46 ID:j2MI6ypQ
今回も緑髪とは相変わらずのバカップルぶりで安心した
769名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 00:44:24 ID:9sLAYWgK
>>762
主人公のおかん
770名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 01:45:34 ID:Gc05mO2f
書こうと思っても真央しかネタが浮かばない/()^o^\
771名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 01:57:33 ID:j2MI6ypQ
真央でも構わない。むしろバッチこい!
772名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 02:33:44 ID:JLU3ynyB
10でわいてる今だからこそ旧作で書くのだ
さぁ早く裸エプロンで誰か書け
誰も書かないなら俺が書くがそれでもいいのか
773名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 03:02:29 ID:a/CTImSV
意外と10裏のネタがないね
俺も考えてるけどいまいち沸かない…
774名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 04:17:45 ID:ZJjV7L14
いや!むしろマオを書くんだ!!
775名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 04:36:56 ID:EQmDLpa3
10裏なんて武美ED後の話か智美くらいしか…
776名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 10:09:26 ID:UwFoiTaU
>>>>764
たまにはエロなしも良いじゃないか!
>>>>772
是非書いてくれ
777名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 10:15:57 ID:UwFoiTaU
すまん。ageちまった
778名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 12:59:09 ID:yKCXQ6j4
カズ薬を飲む→力を得るが副作用で淫乱に→主人公いただきます

なんてのが見たい
779名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 15:31:23 ID:9sLAYWgK
>>770
真央!真央!
  _  ∩
 ( ゚∀゚)彡
  ⊂彡
780名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 16:57:50 ID:j2MI6ypQ
ナオとちゅっちゅしたいよ〜
781名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 18:03:53 ID:u4uYIrS3
俺もエロなしを書きたくなった
782名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 18:11:17 ID:UN+WxptG
一応萌えスレもあるけどね、でも向こうって保管庫ないか…

武美書き終わったんだが、規制がまだなのか
65kbとかふざけた長さだし、wikiに投下したほうがいいのだろうか
783名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 19:08:05 ID:UwFoiTaU
>>782
携帯で行くべし!

つか萌えスレは作品投下の雰囲気じゃないよな…
784名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 19:09:30 ID:UwFoiTaU
>>782
携帯で行くべし!

つか萌えスレは作品投下の雰囲気じゃないよな…
785名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 19:21:45 ID:UN+WxptG
65kbじゃなくて56kbだった、それでもこのスレに投下した恵里の倍あるな、長すぎ
携帯に送ってみたけどエラーがでるんだよな
多分細かくしたら大丈夫なんだろうが…面倒だな
786名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 19:23:42 ID:QZAgdbks
ウィキでも良いよ!半裸になって待ってます
787名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 19:31:57 ID:ZJjV7L14
武美タンハァハァ
788名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 21:01:17 ID:UN+WxptG
武美投下しました
ちょっと重い話ですがハッピーエンドです
前後編なのは長すぎてエラーがでたからです

http://www.uploda.org/uporg1157214.txt.html

テキスト上げてみたんで携帯から見れる、かもしれません

前スレのシチュを使ったつもりだったのですが、90度ほどずれてしまいました
ごめんなさい
789名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 21:04:37 ID:j2MI6ypQ
携帯な俺のために誰か保管庫に入れてくれい
790名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 21:16:54 ID:UN+WxptG
wikiは
http://wiki.livedoor.jp/pawapokeeroparo/d/FrontPage

夏の夜というタイトルです…適当にタイトルつけすぎたかもしれません

アップしたのは文字化けするみたいですね、すいません

あとなっちゃんがちょっとキャラ違うかもしれません
ファンのかたごめんなさい
791名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 21:23:05 ID:ZJjV7L14
グググググGJ!!
792名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 21:37:19 ID:u4uYIrS3
いいよ武美!GJ!GJ!GooooooJoooB!!
793名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 22:12:43 ID:j2MI6ypQ
GJオッケーーーーーイ!!
794名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 00:54:26 ID:H0Yu761g
乙!!
たけみん人気あるなぁ
795名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 01:55:35 ID:IlrxABRi
これはGJ!!
小波のかっこよさと武美の可愛さに惚れた
796名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 02:35:52 ID:9dCtgJsH
主人公に惚れてしまったよ…。
GJ!!!!!
つくづく神が多いなここは。
797名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 07:03:36 ID:KrHPhHLR
主人公がいじられる側になるキャラってなんかいるか?
798名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 08:15:39 ID:4y65qG3T
リコや夏菜、あとは彼女じゃないが准くらいか?
799名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 08:59:23 ID:GQKrtyqp
つ真央
800名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 12:50:14 ID:wma7I2ma
10裏のRローズが見たい。助けてやるかわりに毎晩俺の部屋で(ry みたいな感じで
801名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 15:02:52 ID:IlrxABRi
それにしても最近活気あるね。神も多いし、何人位いるんだろ?
802名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 15:33:16 ID:zCQmJMVq
すげえ雰囲気でてるなぁ・・・
超GJ!!
803名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 15:52:03 ID:8cqlHh8z
ふと思ったがこの板は、純愛と凌辱どっちが
好まれてるんだろうか?
804名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 15:58:06 ID:s39pM1hc
俺は純愛

凌辱はやられる方が可哀相過ぎるぜ…
805名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 16:02:07 ID:KrHPhHLR
ゲーム自体が純愛だし雰囲気が合う、何よりそっちの方が書きやすい
だが凌辱は書くのが難しい分一部からは需要があるから結局どっちでもいいんだろう
俺は純愛派
この際誰か書こうかな、簡単なのいる?
806名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 16:07:31 ID:4y65qG3T
俺も純愛派だな
簡単じゃないかもしれんが明日香が読みたい
807名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 16:21:30 ID:ZmrEvN9H
タマちゃんが足りない!
808名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 19:00:58 ID:grsTCsX+
茜の隠れ巨乳を主体にしたSS希望
809名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 20:08:38 ID:PHQRKRSG
凌辱も見たいな
ブルーやイエロー辺りにいろいろされちゃうブラックとか最高だぜ
810名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 21:14:12 ID:UfsmhPnY
パワプロスレ住人です。
活気を分けてください・・・。死にそうです・・・。
811名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 21:25:05 ID:wma7I2ma
本家は本家らしく野球頑張って下さい^^
812名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 21:34:04 ID:gy2gr4fS
流れをブッタ斬って悪いんだが7の春香で書いてみた。六部あるうちの1つ目をなんとか書き上げたんだが、何か書いてるうちにキャラがすげー変態化してきた。
俺は書くのは初めてだし、あまり出来のいいものとは思えんが投稿してみていいか?
813名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 21:43:27 ID:gy2gr4fS
sage忘れた‥スマン
814名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 21:50:48 ID:wma7I2ma
バッチこい!
815名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:01:35 ID:e0aKClDb
ししょ〜
816名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:38:25 ID:IlrxABRi
急いで投下するんだ!
817あの男:2007/12/16(日) 22:41:31 ID:gy2gr4fS
投稿はするが、見たいと言ったヤツ、悪い意味で後悔しても知らないぜ。なんたって素人だから

覚悟のある奴のみ嫁





『spring in winter』


小波×春香

「小波先輩、待ちましたか〜?」
「春香ちゃん!いや、俺も今来たとこだよ。」
土曜日の昼下がり、商店街の近くの自然公園で小波と春香が待ち合わせをしていた。
今のようなカップルが待ち合わせの場所で会った時の典型的な台詞のようなものが示すように、2人は付き合っているのだ。小波がドラフトで指名された日の夜にあまりにも濃厚過ぎる初体験を交え、以後も睦まじい仲である。
ちなみに小波はそんなことを言ってるが、実は一時間近く待っていた。

「今そっちに行きま‥ひゃっ!?」
「は、春香ちゃん!?」

小波のもとに駆け寄ろうとした春香が、小さな悲鳴を上げ、一瞬下腹部に手が行き、しかしすぐに体勢と顔を元に戻した。小波が駆け寄ると、春香は顔を真紅に‥とまではいかないが、ほんのりと赤く染めていた
「春香ちゃん‥ホントに『アレ』付けてるの?」耳元でボソッと訊くと、春香は一気に顔を染め上げた
「‥‥はい///」
「無理しなくていいんだよ?」
「大丈夫です!」
力強く胸を張るが、その拍子にまた悲鳴が生まれた

『アレ』‥いわゆるクリトリスクリップ。これをクリトリスに装着することで、春香の陰核は常に鞘を剥かれ、剥き出しのにされているのだ。
818あの男:2007/12/16(日) 22:44:45 ID:gy2gr4fS
何故こんなモノを付けているのかというと、いや、すでにバイブやロータープレイなどを経験していることを考えれば何もおかしいことはないのだが、
クリップの類は初めてで、理由は数日前の(普通の)デート中にたまたまアダルトショップの前を通ってしまい2人とも顔を真っ赤にしながら購入した商品がこれというワケだ。

「やっぱりつらいんじゃ‥」
「だ、だから大丈夫ですって!」
「でも遅れて来たのもそれのせいなんじゃないの?」
「う‥それは‥そうですけど‥」
痛いところをつかれ押し黙る春香。こと性感帯に関しては人並み外れた感度をもつ彼女にとって、陰核というポイントは正に弱点中の弱点なのだ。
クリップで包皮を剥かれてしまうと剥き出しの陰核がパンティの中で擦れてしまい、ただ歩くことすらままならない。
春香の秘所はもうびしょびしょだった。

「だったらそこのトイレで外してきてもいいよ?」
公衆トイレの方を指差す小波。フラフラと自分に寄りかかる春香を気遣ってのことだが‥
「先輩、本当に大丈夫ですから‥それにこれはこういうプレイなんです!先輩が引いてどうするんですか!」
力説一蹴
「そ、そう‥」
「そうです!」
そんな感じでデートが始まった。
819あの男:2007/12/16(日) 22:46:19 ID:gy2gr4fS
「‥っ‥‥ぁん‥はぁ‥」
「……………」
「んんっ‥!くぅん‥」
「……………」
「ああっ‥んっ‥」
「……………」

2人は公園を散歩していた。冬だが、まだ昼はそれほど気温は下がらない。
春香は小波の腕をがっちりと捕らえ、電流のように流れるむず痒い快楽を逃がすかのように力を込めていた。
この喘ぎをかみ殺したような声は何かと言うと、もちろん『普通に歩いている』からこその産物である。

(は、春香ちゃん‥胸があたってるよ‥)
何を今更。とはいえ2人とも心中散歩どころではない。

「せ‥せんぱぁい‥」
「ええっ!?」

いきなり小波の手をスカートの上から股間部にあてる春香。
そして小波の掌でその場所を擦るように、円を描くようになぞる。春香の顔は火照って赤く、体は更なる刺激を求めようと震え、潤んだ目はとても扇情的だった。
再度言うが、春香の性感帯は人並みはずれて敏感だ。
剥き出しにされた陰核がどうなのかは言うまでもないだろう。
しかしだからといって、どんなに敏感であろうとただ歩いて擦れることによる刺激だけでは絶頂に達することが出来ない。今春香は、なんとも言えない程切ない感覚に襲われていた。
「は、春香ちゃん!ここじゃ‥」
820あの男:2007/12/16(日) 22:47:19 ID:gy2gr4fS
慌てて手を離す小波。人気がないとは言え土曜日の自然公園だ。利用者はいるに違いない。

「せんぱい‥も、もう我慢出来ません‥」
「と、とりあえずそこのベンチに座ろう。あんまり動かないほうがいいよ?」
「スミマセン‥」
小波は春香を座らせると、近くの自販機で飲み物を買ってきた。
ホットや炭酸は刺激が強そうなので避け、お茶を選んだ。
手渡すと、ベンチの上で丸くなりながら受け取った。
「春香ちゃん、そんなになるなら本当に外した方がいいよ。そりゃあ俺は嬉しいけどさ‥」
「じゃあ外しません」
キッパリと断る。
「それに‥説明書に書いてありました。今のうちにこうしておくと、その‥エ、エッチの時に凄く感じやすくなるって‥」
「春香ちゃんなら今のままでも十分感じやすいと思うけどね」
「それに先輩はそっちの方がいいんですよね?」
ペットボトルの飲み口から遠ざけ、小鳥のように首を傾げた。小波は一瞬間を置いて
「うん。感じて気持ちよくなってる時の春香ちゃんの顔‥色っぽくて、凄く可愛かった‥」
そこまで言って小波は気づいた。春香は自分の為に、どうしようもないくらい感じている自分を見て貰いたかった。そして、可愛いと言って貰いたかった。
821あの男:2007/12/16(日) 22:48:40 ID:gy2gr4fS
「春香ちゃん‥」
「ん、もう大丈夫です。行きましょう先輩!」
春香は飲み干したペットボトルをごみ箱に入れると、すくっと立ち上がった。
小波が目をやると、下着の隙間から吸いきれなくなって溢れた愛液が内太股を伝って零れ落ちていた。
パンティの中が愛液で満たされているので先程ほど擦れるなくなってきてはいるのだが、自分の為に必死に努力している春香の健気さに、小波は目の前の少女がとても愛らしく思えた。
気がつくと、いつの間にか春香を抱きしめていた。
「せ、先輩‥?」
「春香ちゃん、可愛い‥」
頬に唇を落とし、腰の後ろに回した手に力を入れ、頬を摺らせた。
突然の事に春香は一瞬あっけにとられたが、すぐに目を閉じてされるがままになった。
「えへへ‥ありがとうございます♪」
なんかもう、バカップルというか、変態さんの域。周りに人がいないのが唯一の救いか‥?

「さて、と」
ひとしきり抱き合った後、小波は春香を茂みの中に連れ込んだ。
「え、まさかここで‥?野外プレイってやつですか!?」
「んーん、ここじゃ誰かに見つかっちゃうかもしれないしね。
俺は春香ちゃんのエッチな姿を他の誰かに見せるつもりはないからね。
でも『これ』はなんとかしないと。」
822あの男:2007/12/16(日) 22:50:56 ID:gy2gr4fS
小波は春香の足元に目を落とした。零れ落ちた愛液はもう靴下の辺りまで流れていた。

「うう、これはその‥」
「ちょっとじっとして。」
春香を制止させ身をかがめると、靴下の上の白い地肌が露出されている部分に、愛液が垂れた跡に沿って舌を這わせた。 「ひゃっ‥あぁん‥」
「声出しちゃうと誰かに聞こえるかもしれないから我慢してね?」
「そんな‥くすぐったいですよ‥んっ!」
そう言ってる間にも小波は徐々に舐める部位を上昇させていく。スカートの隙間、内股の間から、春香らしい可愛いピンクのパンティがチラチラと見える。音符マークが特徴的だった。
足の付け根まで舐めると閉じていた口から矯声が漏れたが、小波は気にせず舌でぴっちりと張り付いた付け根と下着の間をこじ開けて、肌と下着の間を満たしている液体を一気に吸い上げた。
「ひやああああぁっ!!ふわぁっ、んんっ!!」
ジュルルルとイヤらしい音を立てて液を吸う小波。吸い終えると春香はへなへなと芝生の上に膝から崩れた。
「はぁ‥はぁ‥」
「これでしばらく大丈夫たね。さ、行こ。それともパンティ取り替える?替えは持ったきてるよね?」
「替えは結構持ってきてありますけど‥」
少しためらう春香。
823あの男:2007/12/16(日) 22:51:42 ID:gy2gr4fS
「新しいのに替えたらまた擦れて、これ以上は‥」
恥ずかしそう瞼を伏せスカートの裾を抑えた。涙目が可愛い。普段ならここで引く小波だが、今回は勝手が違う。
(春香ちゃんが俺の為に必死に頑張ってるんだ‥!ここは俺が押しのリードをしなくちゃな!)
「‥?」
何かを決意したような目と顔をで拳を胸の前で握る小波の背後にある炎とも雷とも区別のつけがたい熱いオーラを春香は感じ取り、少しばかりたじろいだ。
「いや、取り替えよう!そんなびしょびしょじゃ気持ち悪いだろ!?」
ガシッ
春香の両肩に手を乗せ、顔を近づけた。
「で、でも今これ以上気持ちよくなったらあたし‥」
「いいじゃないか!その方がきっと後でもっと気持ちよくなれるから!さっ、俺が取り替えてあげるから!」
「えええっ!?」

「……〜〜……//」
「//////」
その後小波が春香のショーツを取り替えてやったのだが、快楽によって充血と肥大化した剥き出しの陰核がクリップに食い込んでいる光景に小波は目眩を覚え、春香は羞恥心のあまりに熟れたトマトのように真っ赤になってその小さい肩を震わせていた。

「こ、これでよし?‥と」
「ううう‥恥ずかしくて死んじゃうかと思いましたよぉ‥」
824あの男:2007/12/16(日) 22:53:52 ID:gy2gr4fS
「それじゃ行こうか。」
「……………」
「? どうしたの?」
「………手」
「はい?」
「立てないし、歩けないので手を貸して下さい‥」
「へ?ああ、ほら掴まって。」
「‥ありがとうございます‥」

実は春香が持っていた替えのショーツは清楚感の漂う純白の物や水玉模様の紐パン(ほどけるタイプ)、
マニアックな物ではすけすけの無地(スケスケランジェリー製)や切れ込みの入った物にローターを入れるポケットがある物などバリエーションが豊富で、
曰く「お気に入りの可愛い物と男の人が喜びそうな物をチョイスしてきました」だそうだ。
これには流石の(?)小波もかなり驚いたが、ここは敢えて普通に可愛い物を選んだ。
というのは、マニアックな物は夜ホテルでもしくは三連休を使って色々なシチュエーションを試す為に取っておいたのだ。
‥兎に角今重要なのは、春香が新しいショーツに取り替えた事で例によって剥き出しの陰核が歩く度に乾いた生地に擦れてしまうということだ。
春香は先程以上の感度を見せているが、小波は夜の為に徹底的に春香のソコを苛め抜くことに決めた。
無論ホテルに着くまで一度たりともイかせるつもりはない。


825あの男:2007/12/16(日) 22:54:53 ID:gy2gr4fS
「あ、ほら春香ちゃん。そこにクレープ屋があるよ」
そう言うや否や小波は小走りに駆け出した。左腕に掴まっている春香はそれにつられるように走りだす。
「きゃっ!ちょ、せんぱ‥んああっ!!」
手を離そうとしても小波がしっかりと掴んでいるので叶わない。
一歩足を動かす度に迫り来る刺激から逃れることもできずに、春香は約30メートルもの間連続的に刺激を受け続けた。

「クレープ2つ下さーい」
「毎度ありー!」

ところで屋台などでよくいわれる『毎度ありー!』とは『毎度ご利用なさって下さいまして誠にありがとうございます』の略なのだが、初めて利用した者に対して使用するのは意味的にどうなのか?
‥そんなことはどうでもいい
小波がクレープを受け取ると片方を春香に手渡すが、肩で息をしている春香は最早それどころではないようだ。
‥が
「春香ちゃん。ここだとあのクレープ屋のおじさんにバレるからもう少し遠くに行こう。でもクレープの中にあるアイスクリームが溶けちゃうから急いでね?」
「も、もう無理です‥って先輩!待ってくださ‥ひゃんっ!!」

826あの男:2007/12/16(日) 22:55:50 ID:gy2gr4fS
「先輩、今日はちょっとエッチ過ぎますよ‥」
「春香ちゃんはすっごいエッチな顔してるね」
クレープをかじりながら語り合う2人。春香はやたらもじもじしている。
「それより先輩‥あの、そろそろイかせて下さい‥凄く切ないです‥」
まああれだけやってまだ一度も達してないというのも結構辛いし、いくら恥ずかしいと言っても耐えられるものではないのだが‥
「だーめ♪ここじゃ人に見つかるかもしれないし、ホテルまで我慢してね。」
「ホテルの予約は午後4時からじゃないですか‥そんな待てませんよぉ。
っていうかもう我慢の限界です!声なら口を塞ぐかこないだ使ったボールギャグ‥って言うんですか?
猿轡みたいなのをすればそこの茂みでやれば誰も気づきませんよ。そのバッグに色々入ってるんですよね?」
そう言って小波がテーブルに置いた大きなバッグを指した。
それにはこの3日間で春香を気持ちよくさせまくる為の器具、玩具、薬などが大量に入っていた。
「確かに入ってるけど、これはホテルに行ってからのお楽しみだよ。もちろんイかせるのもね。自分で弄ってもだめだよ。分かった?」
「無理です!」
827あの男:2007/12/16(日) 22:56:47 ID:gy2gr4fS
「どの道向こうでは嫌って言ってもイかせ続けるんだから、今イっちゃったら後が保たないよ?こういうのはじっくりたっぷり焦らしてからの方がいいしね」
「でも‥無理なものは無理です!」
「そうは言っても‥そうだ!あれがあったか!」
クレープを喉に押し込み、突然閃いたようにバッグの中をゴソゴソとあさる。
しばらくして「あった!」と叫ぶと、それを出さずに立ち上がって、またしても春香を茂みの中へ連行した。
「な、なにするんですか‥?」
春香は不安そうな、しかしやっとイかせてもらえるという期待を含んだ声を出した。
しかしそれは間違いだと気づくのは少し後の話。
「春香ちゃん、脱がすから‥」
「はい‥」
春香はスカートをちょっとためらいながら捲り上げ、小波はおもむろにショーツに手をかけた。
全て下げ足から外すと、小波はショーツの裏の生地の匂いを味わった後に密着した液体を啜った。
「!ちょ、先輩!?」
「あ、ちょっと待っててね」
驚きの声を手で制し、毛一本ない秘所を露わにした春香に歩み寄った。
「綺麗だなぁ‥春香ちゃんのここ大好きだよ。」
などと言いながら、太陽光を反射してキラキラと淫らに光る愛液をティッシュで優しく拭いた。
「ん‥っ」
828あの男:2007/12/16(日) 22:57:48 ID:gy2gr4fS
「そしてコレを‥と」
小波はバッグから小さな小瓶を取り出した。
「先輩‥それ何ですか?」
「ん〜‥媚薬とローションを混ぜたようなやつかな。効き目は弱いけど。塗るよ?」
「あっ‥」
小波の手が秘所に触れたのが分かった。今日触ってもらったのは初めてだ。
ひんやりとした冷たさとローション独特のヌメヌメ感が自分の最も大事な部分に感じる事に春香は興奮した。
その手が存在を主張する素の肉豆に触れられた時、それだけでイってしまいそうになった。
ここで媚薬やローションを塗るということは、すぐに行為に至る、すぐにイかせてもらえるものだと思っていた。
しかし‥
「次はコレ!」
と小波がもう一つのアイテムを取り出した。
「そ、それは‥!」
春香は驚きのあまり目を見開いた。それはいわゆる貞操帯というもの。鍵を使う以外に着脱の方法はない自慰防止用下着。
小波は逃げようとする春香よりも速くそれを装備させ鍵を閉めた。
「よし、と!コレで絶対に触れないしイけないよ。鍵は俺が持ってるしね」
「そんな‥」
満足げな表情の小波と、絶望の表情をしその場にペタンと崩れた春香。
小波は若干罪悪感を感じたが、表情には出さないで春香に近寄った。
829あの男:2007/12/16(日) 22:59:02 ID:gy2gr4fS
「あー‥春香ちゃん?ホテルまでは我慢してね?そうしたらいっぱい気持ちよくさせてあげるから。」
「うぅ‥我慢したくなくてもせざるを得ないじゃないですか‥先輩のエッチぃ!」
春香なりにキツい視線で睨んだが、迫力が伴わないので逆に可愛い。
「さ、立てる?」
「なんとか‥っ!!!!!!?」
「だ、大丈夫!?」
突然襲ってきた刺激に硬直した。
それもそのはず春香が装着している貞操帯は見た目こそ普通のパンティと同じだが自慰防止のため内側は堅い革製でしかも指が入る隙間ができないようにキツく閉められている。
極めつけは、内側の表面が羽毛でできているということ。動く度にさわさわとしたくすぐったい、むず痒い愛撫が秘部を包む。
何度も言うが、春香の陰核は剥き出しである。加えて潤滑油のローション、そして媚薬が神経を支配してきたのだ。
現時刻2時42分
ホテル入室まであと一時間強
その間春香は満たされない快楽と媚薬に侵された思考に苛まれ、何度も股間部の自慰を試み失敗し、胸を触ろうとすれば小波に止められ、
最後には
『キャッチボールで10球連続でいい所に投げられたらクリアー&ゴートゥホテル』
という無茶苦茶な条件をなんとかクリアーしてホテルに着いたそうな‥
830あの男:2007/12/16(日) 22:59:48 ID:gy2gr4fS
第一部 あとがき


春香「なんですかこれは〜!?わたし殆ど変態さんじゃないですか!?っていうかパワポケである必要がないじゃないですか!?」

小波「たいじょ〜ぶ。春香ちゃんのエッチな姿があれば少なくとも作者は認めるから(ほんとはまゆみちゃんの話だったけど)ボソッ」

春香「ええっ!?まゆみさんの!?」

小波「うん。俺が開拓者になろうかと。フロンティア?それともパイオニアってゆーの?でもこういうマニアックなのは真央ちゃんが一番似合うかなと。そしたらキリちゃんが恋しくなって‥」

春香「…………………」

小波「リコにも主導権握られっ放しだし、でも小晴ちゃんはほぼ毎プレイヒーロー共を倒す為に有田君を最強キャラにすべく泣く泣く付き合わせた記憶が‥」

春香「なんでわたしなんですか?」

小波「野手の最強キャラを作れるからかな。」

春香「理由になってませんよ‥」

小波「本当は一番最初に攻略したキャラだから。唯一バッドエンドのない彼女。言動がいちいち可愛いしね。なでなでしてあげたいくらいに」

春香「先輩‥」

小波「作者のタフが無くなるとリスクが増えて、リスクが増えると再起不能になるから。死んだら誰か後を継いでくれ。じゃ」
831あの男:2007/12/16(日) 23:01:19 ID:gy2gr4fS
だが後悔はしていない
文句はあの男に言ってくれ
832名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 23:20:31 ID:4y65qG3T
リアルタイムで読ましてもらった。GJ!GJ!!
ほのぼのした攻めが主人公らしくていいねぇ
833名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 23:29:16 ID:grsTCsX+
(・ω・)b
834名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 00:12:31 ID:o22d2Qru
なっちゃんは子持ちとは思えないプロポーションだと信じている
あと茜も
835名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 00:12:49 ID:q7E7fM0G
ただ//は使わんほうがいいぜ
836名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 00:21:53 ID:0GDeLgye
>>788
GJ!
まさか俺が思い付きで考えたシュチュを使って書いてくれるとは思わなかったぜw
837名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 00:31:55 ID:A26Jyxo4
雰囲気が出ていてGJ!と言わざるおえない。だが後書きと作者の話は、気にする人もいるので注意したほうがいい
838名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 04:40:13 ID:GrUg7tsR
まだ誰も書いていないキャラを埋めていこうじゃあないか
839名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 06:05:24 ID:TuAMnR1h
それこそ空気‥もとい、まゆみ
840名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 06:10:57 ID:+Jb9ce18
んじゃウタノで
841名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 07:00:03 ID:0GDeLgye
ここは敢えてマリ子で行くんだ。
山婆メイクを落とすと実はとんでもなく美人…なはずと脳内補完
842名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 07:03:11 ID:+Jb9ce18
>>841考えたこともなかったよw
843名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 08:40:42 ID:xIIJUYp0
美空たんで犬プレイを希望
844名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 11:21:20 ID:F4aAo9JC
質問 パワポケは何ゲームだと思いますか?

1:AVG
2:(育成)SLG
3:スポーツゲーム
845名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 11:48:51 ID:TuAMnR1h
>>844
公式では7までが確か育成・スポーツ
8以降は野球バラエティ
846名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 12:30:43 ID:LZVFXn7B
やっぱり野外プレイの王道といえば
847名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 13:19:27 ID:vhZemEq8
わんこで獣姦
848名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 15:13:50 ID:VYpmECe0
「ワンワンッ」

「母ちゃんに何するでやんすっ」
849名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 16:22:26 ID:R/71tCsn
わんこだと主人公が小学生という事に・・・。
850名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 16:57:44 ID:9yNL/1pX
それはそれでいいじゃないか
851名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 21:50:32 ID:MrA9W7NX
しかしダッシュの面々は10で高校生ver.で再登場したから問題なし・・・って、ああそうか。わんこはもういないんだよな・・・
852名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 22:56:17 ID:A26Jyxo4
ダッシュのキャラは設定がエロい
853名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 23:04:38 ID:xIIJUYp0
ふっふっふ
854名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 23:55:49 ID:R/71tCsn
比奈鳥の可愛さは異常
855名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 23:56:35 ID:pVT9DtW/
ダッシュのストーリー考えた奴は鬼畜
856名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 04:18:27 ID:ZhbLL4t+
修学旅行
857名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 04:25:09 ID:9rRQm8QC
ごめんよ…春香が投下してあったことに気づいてなくてごめんよ…
ああいうシチュエーション大好きだよ、愛してるぜちくしょう
858名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 14:59:08 ID:9GX/4JGE
10のキャラでSS作りたいんだけど、
ネタバレいやな人もいるだろうから、wikiで投稿した方がいいかな?
859名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 15:03:47 ID:ZhbLL4t+
もう投下してあるしいいんじゃあないか?
俺は10未プレイだが
860名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 15:07:53 ID:7hdmnFtl
前置きに10って書けば問題なしじゃないか
861名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 15:07:54 ID:vDr95Yvi
もう一つあるから大丈夫じゃないだろうか。読みたくない人は飛ばすだろうし。
あと、ここは非エロ投下OK?
862名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 15:35:12 ID:npaVJSpK
OKだと思うよ
863名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 16:17:24 ID:0W2Wnkvd
聞きたいんだが此処って友美の需要はあるかすら?
ついでに主人公がSっ気があっても大丈夫かすら?
864名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 16:33:49 ID:MW6EbMqY
友美って誰?

あと需要が無いキャラなんてノリカあたりを除けばいないんじゃないか。
空気でさえも。
865名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 16:44:35 ID:0W2Wnkvd
リアルに母の名前と間違えたw
友子ね
866名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 18:04:45 ID:ibsg5kSK
友子大好きだぜ
ちなみに俺は純愛派より鬼畜派…つうか彼女が殺されるシーンで抜くような変態だからS主人公バッチコイ
867名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 18:34:57 ID:vDr95Yvi
全然Sでも大丈夫。ただ友子が可哀想に思えるのは好きじゃないな
868名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 19:56:29 ID:0W2Wnkvd
心配するなイチャイチャエロエロするやつを企画中だからw
869名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:34:44 ID:vDr95Yvi
よろしく頼みます。
あと自分も真央のエロなしを投下する。
妄想と願望で書いたやつだからキャラ違うかも
870もしも真央ちゃんが怖がりだったら:2007/12/18(火) 20:35:58 ID:vDr95Yvi
「おい、小波」
今日の練習はいつもよりは少しキツかった。泥だらけになったユニフォームを脱いで、私服に着替えていると仲間が俺に声を掛けてきた。
「ん、なに?」
「ほいよ、これが例のぶつだ」
差し出されたのは一枚のDVDケース。表も裏も真っ白で何も書かれてない。
「……何これ?」
「おいおい…忘れたとは言わさねーぞ。あれだよ、この前言ってたやつだよ」
「この前……?」
記憶を振り返ってみた。確かに数日前に何か2人で熱く喋った気がする。気がするだけであまり覚えてはないんだけど。
「……………あぁ、もしかしてあのやらしい…」
「んなわけないだろ」
コツンと頭をしばかれた。呆れた顔をして言う。
「あれだよ、この前言ってたホラー映画だよ」
「!……あぁ、あれか」
納得してディスクを受け取った後カバンにしまった。数日前に俺たちは「この映画が怖いか怖くないか」で熱く議論した。
「怖くないだろう」と俺は言い張ったが、「そんなはずがない」とこいつも引きはしない。そこで
「それなら俺が夜真っ暗な部屋で1人で見てやるよ」と断言したんだ。………多分ね。
871名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:37:01 ID:vDr95Yvi
「トイレは大丈夫か?夜中に生きたくなってもしらないぞ?」
「ははは、そんな事にはならないよ」
軽口を叩きながら自分の部屋へと歩いていく。この映画、こいつ曰く「世界の誰もが涙した」だそうだ。
「じゃな。絶対見ろよ?明日感想聞くからな?」
「分かった分かった。お疲れー」
片手を上げて歌を歌いながら去っていく。見送った後、カギを開けて部屋に入った。
部屋には何故か電気が付いていた。
「……まさか」
別に驚きもせずに靴を脱いで居間へと歩いていく。こんな事、正直言って日常茶飯事だから驚いてなんかいられない。
居間にたどり着つくと
「やっぱり……」
「………おかえり」
いつもと同じ黒いワンピースを着た真央ちゃんがコタツでくつろいでいた。
「ねぇ、真央ちゃん」
「?」
「いつもどうやって俺の部屋に入ってるの?」
「………秘密」
答えてくれない。まぁいいか、と思うけどため息がでる。
「…………それは何?」
俺の方をじっと見る真央ちゃん。いや目標はカバンから半分飛び出したこの四角い物体だろうか。
「あぁこれ?これは映画のDVDだよ。今日見てみようと思ってね」
「…………見るの?」
「そうだけど?」
「…………ちょっと待って」
872名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:38:24 ID:vDr95Yvi
少し何か考えたくらいの間を開けて、押し入れに入って何かゴソゴソとあさりだした。
「何やってるの?」
「…………少し時間がかかる。お風呂に入ってて」
「う、うん」
若干不安を感じつつも真央ちゃんの指示に従うことにする。まぁ多分あんまりまともな事じゃないと思うけど。
シャンプーリンスで頭を洗って、せっけんで体を泡だらけにする。何故かすでにお湯が入っていた湯船に浸かって、今日一日の疲れを流し終わった。真央ちゃんと一緒に入れなかったのが少し残念。
………変な入浴剤入ってないよね?
服もちゃんと着替えて再び居間にもどってみた。
そしたら居間にはトドン!とミニチュアシアターセットが設置されていた。
「…………………マジ?」
「…………これで臨場感倍増」
満足げな真央ちゃん。お茶とお菓子まで用意している周到さ。お茶が横に並んでいるということは「2人で一緒に見よう」ということなんだろう。
「真央ちゃん…実はね……」
だけどそれは問題がある。俺は「1人で見てやる 」と断言したんだ。これは男と男の約束、そして俺のプライドだ。
だけどさ…
(……チラッ)
真央ちゃんの方見てみる。
873名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:39:44 ID:vDr95Yvi
「…………見ないの?」
少し寂しげ。
「いや見るよ。じゃあ一緒に見ようか」
男の約束はあっさり破られた。
「ちょっと待っててね」
街の街灯やらが見える窓へと近づいてカーテンをしめた。ついでに電気も消すと、テレビ以外部屋が真っ暗になる。
「………どうして?」
不思議そうに尋ねてきた。丁寧に質問に答えてあげる。
「それはね、見るのがホラー映画だからだよ」
「!」
ビクリと体が震えた。相変わらず分かりやすい。
「もしかして怖いのはダメ?」
「……………………………違う」
「いつもより答えるのが遅いけど?」
「気のせい」
(強がってるんだなぁ)
顔にやけるのが分かる。あぁ、かわいいよ真央ちゃん。
「じゃあ再生するよ」
リモコンの再生ボタンを押して、そそくさと真央ちゃんの隣に座った。


20分後……
「こ、これは………」
「……………………」
俺たちは悶絶していた。見てやるだなんて言い切った自分を攻めた。世界がないた?宇宙の間違いじゃないのか?
映画はありきたりな話で、遊び心で廃屋になった病院に入り込んだ主人公達。いろいろ歩き回っていると、何か変な音がした。音は次第に大きくなっていく。
874名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:41:17 ID:vDr95Yvi
怖くなって病院を出ようと入り口に走る。だが扉が何故か開かない。その時後ろからガタンと一段と大きな音がした。
後ろに振り向くとそこには、頭から血を流してゾンビになりはてた主人公の友人が…
「っーーーーーー!!」
「……………………」
歯を食いしばって叫びたいのを必死でこらえた。つまらない男の意地だ。これは一人じゃ耐えられなかったよ。真央ちゃんがいてくれて本当によかった。
だけどその真央ちゃんも…
「真央ちゃん…怖いの?」
「…………違う」
「じゃあ、俺の手を握り締めて離さないこの手はなに?」
「…………気のせい」
「それに体がビクビク震えてるしさ」
「…………気のせい」
怖いんだろうけど認めようとしない。ヒーローの意地というやつなんだろうか。
俺たちはまた映画へと視線を移した。だけど俺の視線は9割以上真央ちゃんを捕らえていたことは言うまでもない。

どうにかして脱出しようとして病院内を動き回る主人公達。だけどいろんな場所からゾンビやら気持ち悪い生物が飛び出してくる。
床や天井を這って動く爪の長い生物に友人が切られた。傷口からだんだん腕が変色し始める。
875名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:42:25 ID:vDr95Yvi
次第に追い詰めれる主人公達。逃げ込んだ先には「手術室」と書かれた扉一つしかない。
迫ってくるゾンビ達。どうしようもなく扉を開けると、そこにはゾンビを作るゾンビ化した医者が…
「!!!」
一段とビクリと震える体、強く握り締められる手。少し汗ばんでるけど、スベスベで柔らかい。
「真央ちゃん…怖いんだろ?」
「…………怖くない」
「でも手の力が…」
「…………気のせい」
「それにだんだんこっちに寄ってきてる…」
「…………気のせい」
(………ニヤッ)
強がる真央ちゃんに少しイタズラをしてみることにした。
「真央ちゃん、ちょっとトイレに行ってくるから一人で見てて」
そう言って立ち上がろうとすると、
グイッ!
腕が引っ張られる。
「…………ダメ。我慢して」
「いや、でもさ」
「…………実力行使」
「うわぁ!!」
体を押さえつけられた。

映画も終盤に入ったようで、どうにかして医者ゾンビを倒した主人公達。でも友人は腕を怪我した彼以外、みんな殺されてしまった。
ゾンビの応酬は止まることがない。それに入り口のドアも一向に開かない。「病院内のドアは開くのだから」と望みをかけて屋上に向かう。
876名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:43:47 ID:vDr95Yvi
どうにかゾンビの猛襲を切り抜け、屋上へと出る扉にたどり着いた。扉を押すと、扉は簡単に開いた。
外は明るく、さっきまでの病院がウソのようだった。携帯の電波もあるし、下ではいつもどうりに車が走っているし、人が所狭しと歩いている。
「助かった!」と嬉しくなって笑顔で振り返った。
彼はナイフを振り上げていた。
「!!」
「うわっ!」
真央ちゃんが突然しがみついてきた。ちょっとショックが強がったのだろうか、体がプルプルと震えている。
「怖かったの?」
「…………違う」
「抱きついたまま言っても説得力ないよ?」
「…………怖くない」
「なんか涙声だけど」
「…………気のせい、ヒーローは、泣かない、から」
『あぁあああああああああ!!!』
「!!!」
更にしがみついてくる真央ちゃん。もう映画なんて完全に見ていない。プルプルと震える体を優しく抱き返してあげる。
結局、このまま最後まで俺は真央ちゃんを抱き続けた。



「あー怖かったねー」
映画が終わって、今はお茶を飲みながらのんびりとくつろいでいる。真央ちゃんは俺の隣から離れようとしない。
877名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:45:00 ID:vDr95Yvi
「真央ちゃんは大丈夫だったの?」
「…………大丈夫。ヒーローは強いから」
「でも体は震えてたけど?」
「…………違う」
プイっと拗ねてしまった。
「ハハハ…」
どうやって機嫌を直そうか、考えた結果
「真央ちゃん、俺ちょっとにトイレ行ってくるよ。映画の時我慢してたからね」
(コク)
そそくさと立ち上がってトイレにむかう。別に行きたくはないんだけど。ただ真央ちゃんを少し一人にしてみることにした。
トイレの中で何もすることなく10分くらい過ごしただろうか、居間の扉を開くと
「!」
ピクリと震えて、真央ちゃんが急に俺の方に振り向いた。
「どうしたの?」
「…………小波……」
「なあに?」
少し恥ずかしそうに真央ちゃん。
「…………今夜は」
「うん」
「一緒に」
「うん」
「………寝てほしい」
うん!




次の日
「おい、あの映画見たのか?」
「そりゃもちろん!」
「ほほう。で、感想は?」
「最高の映画だった」
「…………は?」
878名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:46:25 ID:vDr95Yvi
以上!短くてスイマセン
879名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 21:15:07 ID:eus1fjpt
GJ!
やっぱ真央は可愛いな
880名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 21:21:37 ID:sfg9gauI
ニヤニヤしちまったじゃねぇか!
881名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 21:56:57 ID:ibsg5kSK
GJ!!
にやけが止まらない
882名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 22:13:19 ID:Yit87tUF
GJ!相変わらず真央はかわいいのう
883名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 23:02:41 ID:GlSexbqN
最近7の彼女人気あるねぃ。嬉しいぜ。
GJ!
884名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 05:40:43 ID:arK29DGM
誰か裏のパロを書く猛者はおらぬか
885名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 08:53:57 ID:vuCX3cJq
>>622を見て裏ならカメダにでも巻き込まれて世界移動したってことで大乱交できるような気がした
攻めるのはシルバーとタケミと触手あたりで、ここまで考えて6割以上のキャラが書けないから俺には無理だった
886名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 12:23:09 ID:iwY+vCpP
裏なら…ハヅキ(4)なら…
887名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 14:35:13 ID:lrr6m9Um
Rローズたんのつるつるまんまんをペロペロしたい
888名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 19:58:58 ID:gFLol3Bk
紫杏が原田、主人公、青葉とのPカード勝負で負けてペラが無くて払えない→体でryの黄金パターン希望
889名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 20:31:53 ID:hL4mKUG6
いや!そこは主人公が紫杏の代わりに立て替えて後で色々・・
890名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 21:07:18 ID:sOnTrNCZ
ヒヨリンが主人公の記憶を消す前にエロエロに及ぶという誰にでも予想できる展開
「お姉ちゃん!その人の記憶を消すのは一日だけ待って!」
場合によってはお姉ちゃんも含む3Pな展開だったら最高だと思う

頑張って書こうかな
需要あるかどうかはわからんけど
891名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 21:09:29 ID:pM4mtcYS
ここにある俺がいる
892名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 22:07:28 ID:gFLol3Bk
ヒヨリンって実年齢いくつだったか?
たしか物凄い歳くってた気が・・・
893名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 22:23:51 ID:fzYdysvm
手塚先生の火の鳥だって数十億歳でもセックルできる話もあるんだぜ
894名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 23:26:19 ID:2smDQ/2+
ダッシュのそらちゃんモノが読みたいな。

ダッシュ終了時で13歳だから…ダッシュ終了後5年後ぐらいなら男女の間違いがあっても問題ないな
895名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 00:00:23 ID:3J38uiNT
そこで敢えて13歳で逝くのがチャレンジャーだろ
896名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 00:38:08 ID:xYPbnr87
そして中出し孕ませ
897名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 01:52:58 ID:9e3xKOjq
14歳の母か
898名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 15:30:37 ID:zLHFXBxl
>>888
よくも俺の考えてたネタを
899名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 20:12:54 ID:EUBCqVGc
こういうパターンはやはり皆考えるもんなんですな
900名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 23:10:10 ID:3J38uiNT
だが書く奴はいないだろうとカマをかけてみる
901名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 23:33:16 ID:PZLRG36V
書くつもりだが
902名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 00:51:42 ID:vWYUrUvj
なあに、妄想垂れ流ししてれば職人さんが書いてくれるさ。
そろそろ武美と一緒に寝るか
903名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 01:16:33 ID:QW3C6/hi
書きたいが10まだやってないんだぜ
904名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 07:07:13 ID:alSMIplw
6以前だとやっぱりなかなか書かれないものだな
905名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 15:36:05 ID:Tzv9opD5
明日香か智美で一つ書いてみようじゃないか
何かネタない?
906名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 21:44:07 ID:p18JzKFO
プロペラ団員として悪に徹する前に主人公との思い出を求める
智美というのはどうだ
907名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 22:08:54 ID:alSMIplw
智美「このクリスマスを忘れられない夜にして…」
主人公「…ああ。だけどこのままじゃ服がしわになるよ」
智美「いいじゃない、そんなこと…」

こうですか、わかりません!
908名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 22:12:26 ID:siZLzmR0
一つ疑問なんだが、3主人公には生殖能力はあるのか?
>>907
智美はそんなこと言わないだろう
909名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 22:18:38 ID:Tzv9opD5
>>907
維織さんっぽいな
910名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 22:43:31 ID:GpUeK89f
>>908
筋肉が無いから海綿体もないだろう。だからこそゆかりちゃんとギリギリ一線を越えなくて済むわけだが
911名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 22:51:26 ID:alSMIplw
>>910
ドリルだ
912名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 23:18:00 ID:h+sqV1K2
プロペラ団として悪に徹するため、最後に彼の姿だけでも見ておこうと思う智美。
物陰から彼を見つめるが、彼は気付かない。自分の思いも気付かれないうちになくなるのかと思うと悲しくなり、悪の道を進む事を躊躇ってしまう。
彼の姿を見てから1分足らずだったが、智美の美しい顔は既に涙でぐしゃぐしゃになっていた…


こんなん感じのはどうよ?
まぁ、日本語が変な所は気にしないでくれ
913名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 00:11:24 ID:r+QCD25d
「あぁ…雨が降ってきたわね…」
「?雨なんか降って…」
「ううん………雨よ……」

こんな感じで涙をごまかす智美。どっかのマンガのパクリだが
914名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 00:18:11 ID:MO62N0Ex
普通に智美グッドエンドで、プロペラ団の後始末が終わって帰ってきた・・・じゃダメなのか?
大神は無視。
915名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 00:40:15 ID:0uy7OlLW
『パワプロクンポケット10』オリジナル選手パスワード
オリジナル選手名:
佐藤 鉄砂高校のエース。先輩たちの堅い守備に守られて親切高校野球部の前に立ちはだかる。
実はパワポケ1に登場した佐藤勇太くんと石田由紀さんの愛の結晶。
見た目はまったくぱっとしないが、対戦してみるとやっかいな相手。

ぞつお ぐきろ るぞれ をまを きるほ
つよど ははみ にでで たふい がんば
ぎでこ ぬいい ゆろも かやが むゆの
れざめ ばあも づうあ んらむ ゆです
おど


>実はパワポケ1に登場した佐藤勇太くんと石田由紀さんの愛の結晶。
916名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 01:28:55 ID:RSg6qPnV
佐藤は人生の勝ち組
917名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 01:56:03 ID:UAeqNdBQ
智美はたしかボロアパート住んでるんだっけ
918名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 09:01:03 ID:r+QCD25d
たしかそのはず。仕送りとバイトで生活してる
919名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 09:47:11 ID:GMLipjjF
タムラヤのパンのみみ1ふくろ20円が主食
920名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 10:18:03 ID:r+QCD25d
何!?それはまことでゴザルか!?
921名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 12:06:32 ID:mGEnMvtm
人の居ない教室の窓から、夕焼けを眺める。
「風が冷たくなったな」などと1人で感傷に耽っているところに、
視線の先、太陽と重なるようになって黒い物体がコチラに向かって飛び込んで来た。
「な、な・・・!?」

ドッチーンと音を立てて、その物体に押し倒される形で床に倒れこむ。
この状況で身体は起こせそうに無いので、咄嗟に瞑った目だけ、ゆっくりと開いてみる。
「―――、真央ちゃんか、何で窓から・・・」
「・・・こっちの方が、早い」
彼女とは色々な出来事があった。だが、今はこうして側に居てくれている。
たまに突拍子の無い事をやらかしてくれるのがたまにキズだが。

その頃、廊下に、この教室へ向かっている1人の生徒が居た。
白石「わ・わ・わ忘れ物〜♪」

ガラッ。
「・・・・・」

白石「し、失礼しましたッ!ごごご、ごゆっくりィィィ〜!」


922名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 12:33:10 ID:8CJYXqbM
>>913
題名 鋼の野球選手
923名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 14:40:28 ID:vVks71mz
白石って・・・誰だっけ?
924名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 16:55:27 ID:TnWhOZOV
>>915
対戦メンバーの中に佐藤(子)を見ただけで殺意がわいたぜ・・・
925名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 17:36:40 ID:8JmRz6td
>>923
確かラーメンマニアの人
926名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 18:59:33 ID:r+QCD25d
>>922
よく分かったじゃないか
927名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 19:17:23 ID:r+QCD25d
逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ
「むふふーーーーん」
「うぁあああああああああああああああ!!」

928名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 22:40:51 ID:RSg6qPnV
リン×8主人公 が読みたいです安西先生…
929名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 00:13:39 ID:gARJG2Xe
リンって何歳なんだろ?8の会話から想像すると三十路前後ってトコかなぁ。

ま、年齢なんて関係ねぇ!!って感じのグラマラスボディなんだろうが
930名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 01:07:41 ID:uN++Wcys
俺の中のリンは主人公のを足コキとか手コキで遊びそうなイメージ
931名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 03:05:10 ID:RICdbdYt
>>972
保険には入るなよ
932名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 03:09:54 ID:AbphedZ1
10買った。
ディッガー主人公とタケミで誰か触手プレイ書いてくれ
………責められるのは主人公だがな
933名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 06:02:37 ID:uSu8rkfh
>>930
白瀬がそっちでリンはきっと受けだ
というイメージだったのだが
934名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 13:32:43 ID:ByRDM1X5
リンはあれだよ、スパイ映画に出てくるような女だよ
訳あって主人公の身辺を調査していたのに、最終的にセクースみたいな
935名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 14:48:40 ID:wuJO21TB
准タンの誕生日を祝って誰か投下しようぜ?
936名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 16:59:43 ID:IqODStdU
駄文でエロ無しのカズSSだが投下しても大丈夫だろうか?
937名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 17:01:07 ID:GmJbbGZs
>>934
なぜか主人公のルパンダイブを想像してしまった
938名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:19:36 ID:o+zXbc6q
>>936
いいよいいよ。むしろお願いします
939名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:24:07 ID:IqODStdU
>>938
その言葉を待っていたぜ、越後!

真・ED?

俺はいま青髪関西弁巨大女子という新ジャンルに挑んだカズに呼ばれて空き教室に向かっている。

「ったく、カズのやつこんな空き教室に呼んで…何のようだ?」

俺はぶつくさ文句を言いながら空き教室のドアを空ける。
しかし教室には誰もいない。

「おーい、カズどこだー?」

呼んでおいていない…これってかなりひどいことじゃないか?

「仕方がない、練習に向かうか…」

明日あったら文句を言ってやるか…と考えながら空き教室から出て行こうとたら、

「何やっているでやんすか、小波君!早く練習に行くでやんすよ!」

チームメイトの荷田君が俺を呼びに来ていた。その顔は呆れ顔だった。
まあ、練習をサボってこんな空き教室にいれば呆れ顔にもなるだろうけどね。

「悪い、悪い。じゃあ練習に行こうか」

と、俺は軽く謝りながら荷田君に近づこうとしたら荷田君の顔は一気に青ざめる。

「あぶなァーーーーい!上から襲って来るでやんす!」

何事かと思い俺は上を見る……なんと上から長身の女性が…ていうか、カズ!?

「ゆ、友情バリアーー!!」

説明しよう!!友情バリアーとは俺が痛い目に遭いそうな時親友同士でしか発動できない技だ!
これを使えば店長に刺されそうなとき、バットを違う用途で使われた時、
見つけるのが得意なヒーローの攻撃を受けそうな時に痛い目に遭わずに済むのだ!

「ひ、ひどいで…やん…す……」

まあ、たいてい一度しか使えないんだけどね……次は越後あたりを使うかな?

「それ、友情と違うと思うんよ?」

「攻撃した張本人の言うことではないと思うぞ、カズ……それとどうやって上から攻撃してきたんだ?」

「まあ、当然の疑問やね。ということで先生、説明パス!」

先生?ここには俺とカズと(元)荷田君しかいないはず…

「それでは説明しましょう!」

うわっ!床下からいきなり桧垣先生が出てきた!なぜ!?
940名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:28:19 ID:IqODStdU
「下で言うことを聞かない生徒を調整していただけ…というのは冗談でヌカ漬けを作っていただけですよ…フフフ……」

そんな不気味な笑いされたら確実に前者の気がしますよ、先生!?
と突っ込みたいけど突っ込んだらきっと俺もその『調整』とやらを受けるだろうからここは黙ってよう!
うん、流石俺、冷静な判断だ!別に怖いからじゃないよ?

「さて、それではどうして大江さんが上から攻撃が出来たのか…
それは大江さんに投与した『しあわせ草』エキスの効果です」

ここからはよくわからない科学の話になり俺には理解できなかったが
どうやらカズはしあわせ草というもののおかげで壁に張り付くことができるようになったみたいだ。
う〜ん…あんまり野球には使えそうもない気がするな?

「という訳でウチは『しあわせ草』のおかげでこんなにすばらしい力を手に入れたんよ!」

まあ、カズが幸せなら俺は特に気にしないけどね…つうかカズ……

「お前の歯ってそんなにとがっていたか?なんか吸血鬼見たいだぞ?」

「それは気のせいとちゃUUURRRRYYY!!」

いや、確実になんか変になっているぞ!?

「これはどういうことですか桧垣先生!」

「うむ、これはどうやら彼女の中の潜在能力が完全に覚醒したようですね」

「え?でも壁に貼り着く能力がカズの覚醒ですよね?」

「いえ、だから壁に張り付くのではなく重力の操作で…まあ、それはおいといて、
おそらく『しあわせ草』が本来30パーセントしか使えない筋力を100パーセント使えるようにもしたんでしょう」

へえ〜、それなら野球にも役立ちそうだな…いや、それじゃあドーピングになるから駄目か…

「て、それじゃあ、カズの口調まで変わった理由の説明になりませんよ!」

「副作用でしょう。よくあることです」

あの口調は副作用の一言で片付けちゃいけない気がする……

「しかしこれはすごい結果ですね…彼女の遺伝子を元にクローンなり、
発展型強化人間の開発を行えば大神との戦争も…ブツブツ……」

戦争て、なんか危ないことを危ない笑顔で嬉々としてブツブツ言っていますよ!
もしかして桧垣先生てかなりの危険人物?

「ちょい待ち!どいうことやねん!戦争なんてウチ聞いてないで!」

そう叫びながらカズは桧垣先生の襟元をつかみ持ち上げる。つうか落ち着けカズ!それだと首が絞まるぞ!

「ちょ、く、苦しい…」

「さあ、ウチがちょっとでも冷静なうちにとっとと吐かんかい!」

「ストップ、カズ!本当に死ぬz」

ボギン……

何かが折れる鈍い音がした……
941名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:30:31 ID:IqODStdU
桧垣先生の口元に耳を立ててみる。コヒューコヒューと聞こえてきた。虫の息というやつだな……

「あちゃー、この歳で殺人マシーンになるんかい!」

「いや、笑い事じゃないぞ、カズ?」

と、カズのほうに目を向けると確かにカズの顔は笑っているが手元は震えている…
そりゃあ、戦争の道具にされたんだからやっぱりそういう反応するよな……

「なあ、小波……ウチのこと怖い…か?」

質問してきた時のカズの顔は今まで見たことないものですごく弱気でなんていうか雨に日に
捨てられている子犬のような顔をしている……まあ、カズの場合子犬というよりもドーベルマン?
ドーベルマンよりも土佐犬?あ、でも少し馬鹿っぽいし身体も大きいからシベリアンハスキーかな?

「…自分ひどく失礼なこと考えている顔しているで?」

うわあ…さっきまでの弱気な顔していたのにいまでは人も殺せそうな顔でこっちを睨んでいますよ?

「いや、考えていないぞ?それと俺はカズのことを怖いとも思ってもいない!」

「本当?」

「本当だ!大体、そんなわけのわからないものを身体に投与されているカズのほうが
よっぽど自分のことを怖いと考えているだろう?」

コクンッ

「そんなカズが取り乱して、まあ、こういうことになったのも仕方がなかったんじゃないか?」

「そっか…そうやね…」

うん、カズも大分冷静さを取り戻してきたな。

「だから、ここはちゃんと警察に連絡して…って何しているんだ、カズ?」

なんで、桧垣先生の胸ポケットとかを探っている?

「え?いや、桧垣先生のことだからなんか使えそうなモン持っているかなって思ったから探っているだけやけど?
たとえばその『しあわせ草』に関する資料とか?」

「いや、いくら桧垣先生でもそんな大事そうなものは持ち歩いていないだろ?」

普通そう言うのは鍵のついた引き出しとかにしまっているだろうし……

「お!なんか大事そうな手帳発見!」

「持ち歩いているし…!」

「まあ、まあ、おかげでんなんか使えそうな情報が手に入るかもしれないんだから気にしたら負けや。
早速中身をご拝見させてもらおうや!」

まあ、確かに情報が手に入るのは助かるから良いのかな?

「えっと、なになに…」
942名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:32:55 ID:IqODStdU
初めの何ページかは口に出すのもおぞましい『ポエム』だった…
抱腹絶倒を超えてただただ赤面するカズと俺…

「ウチの中で何かが崩れた気がするわ」

「俺もだ……」

とりあえず『ポエム』の部分は無視して読んでいった…そしてわかったことは『しあわせ草』には中毒性があり
定期的に服用しないと目眩、意識の混濁、最悪には死に至るということだった。。

「どうするカズ…ってまた桧垣先生のポケットを探っている!」

「こういうのは中毒性を解毒する薬を持っているって言うのが『お約束』なんや!絶対に持っているはずや」

そう叫んでいるカズは必死な顔をしていた……そりゃあ、自分が死ぬかもしれないんだから必死にもなるよな…

「ん?なんだこれ?」

床にピンク色の貝殻…ではなく注射器ポイものが落ちているぞ。なんかラベルが張ってあるな…えっと?

「『中毒症状解毒用ナノマシン』?ナノマシンてなんだ?」

「それや!」

カズはそう叫ぶと俺の手からすぐさま注射器ポイものを奪い取るとすぐさま腕に注射する。

「おい!待て!そんなものを注射して大丈夫なのか!?つうかナノマシンてなんだ?」

「ナノマシンてのはナノ単位の大きさの機械のことや。多分このナノマシンが『しあわせ草』の中毒症状を解毒してくれる…と思うんよ」

「思う…て、もし違ったらどうするんだ!」

「違うとしてもこれにすがるしかないんやから仕方がないやん…」

まあ、確かにこれ以上俺たちが考えてもこれに頼るしかなかったけどせめて俺に意見を聞いてからして欲しかったな。

「さてと、行くか…」

カズはなんか覚悟を決めた表情で遠くを見ながらそうつぶやいた…というか、

「行くって、どこに行くんだよ?」

「とりあえずこの手帳を見る限りジャジメントていうのがウチの敵というのはわかった…
まあ、これと戦っているほかの勢力でうちと気が合うのがいればそいつのところに行きたいな!」

カズは俺に笑いながらそう言いきった…
943名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:34:38 ID:IqODStdU
「そっか…じゃあ、もしかしてここでカズとお別れか?」

まあ、俺が付いていってもカズの邪魔になるか…それに野球の大会も近いし…

「なに言うとるねん!里来も一緒に来るに決まっているやろうが!」

「え?……ちょっと待て、何で俺も!?」

全く理解できんぞ!俺が付いていっても役に立たないだろうし、なによりも俺には野球が、

「多分今回の件で里来もマークされると思うんよ。いや、下手したら殺されるかもしれないで?この『しあわせ草』というの、
多分、いやかなり危険な代物と違うんやないかな?そんなものの秘密を知った里来の事をほっといてくれるとウチは思えないねん」

う…たしかにこんこと知っておいてほっといてくれるとは思えないな…しかも桧垣先生、「大神との戦争」とか言っていたよな?
どういうことかはわからないけど安全と言う言葉とはかけ離れているよなぁ……

「でも、やっぱり俺じゃあ足手まといに…」

「大丈夫や!これを使う!」

カズはそう言うと俺に向けて手をかざす…なんで指先からそんな怪しい液体が出ているんだよカズ!

「これはウチの体液と『しあわせ草』エキスを合わせたものや!
これを使えばたぶん里来もウチと同じように超人になれる…と思うんよ…」

いやいや、思うじゃ困るぞカズ!

「もしなれなかったから?」

「……さあ、里来これで我が夜の下僕となるんやーッ!!」

「夜の下僕ってなんだーッ!」

ズキューン
ズキューン
ズキューン
944名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:36:35 ID:IqODStdU

約1年後…

「おーい、里来。こっちはあと3,4人で終わるで」

敵の急所をうまく外し槍で無力化しながらカズは俺に呼びかける。

「了解。んじゃ、敵を蹴散らしながらそっちに向かうぞ。ところで今回の敵をどう思う?」

「サイボーグじゃなくて肉体強化タイプやな。多分CCR崩れかの人間兵器かなぁ?」

俺の問いにカズは冷静に答える…目の前の敵を蹴散らしながら。

「そういや、知っているか里来?CCRが崩壊したのってどっかの野球選手が情報を
マスコミにリークしたらしいからやで?」

「へえ、大神やジャジメントの問題に関わるとよく野球がでてくるな」

俺は目の前の敵をとある金髪の『最強の情報屋』から教えてもらった徒手空拳で死なない程度に倒していく。
そしてカズと無事合流しお互いの背中を預ける。

「それにしても俺ら生身なのによくこういう連中に勝てるよな」

「まあ、ウチら『ランページ・ゴーストズ』は地上最強のカップルやからな!」

「…カップルって言うのは恥ずかしいからあんまり大声で叫んで欲しくないな」

「アハハハ!ウチは恥ずかしくないもん!黒猫の姐さんだって言っているやろ?「…好きという感情は…恥ずかしいことじゃない」って!」

「そうだけどさ…」

と、ちょっと油断していたらいつのまにか俺ら敵に囲まれているし!

「あれま!」

「どうする、カズ?」

なんでこういう雑魚敵は黒いツヤツヤした奴みたいにたくさん出てくるかな?
俺はうんざりした顔でカズに意見を求める。

「間の悪い連中やなぁ。人がラブラブしている最中に来るなんて…
まあ、馬はいないから里来の徒手空拳で殴られて死んだほうがマシだった目にあってもらおうかな?」

「俺がやるのか!?…仕方がない、んじゃもうひと暴れと」

「いきますか!」

俺たちはあのあと黒猫というヒーローと共同で大神、ジャジメントと戦っている…
でも今でも思うんだが、もしあの時空き教室に行かなかったら俺は甲子園にいけたのかなぁ…って。
でもそうするとカズとはいられなかっただろうしなぁ…まあ、良いや。難しいことを考えるのは俺には向いていないし。

No20.5 「無敵のカップル」
945名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:37:10 ID:IqODStdU
あとがき
カズのグッドを書きたかったけどこれしか思い浮かばず自分の無力さを感じました…
946名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:38:15 ID:IqODStdU
ちなみに他にもリコとブラックのSSがある。こちらもエロ無し。
947名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 19:08:41 ID:hTI44GT6
投下を要請する
948名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 19:21:22 ID:uSu8rkfh
貴様ぁー!

もっとやれ、これは命令だ
949名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 19:33:07 ID:qPsXRZYn
もっと投下せんかいクルルァ
950名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 20:06:33 ID:o+zXbc6q
投下せんと、泣いちまうぞコラァ
951名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 21:00:04 ID:Nc9ocHXf
毎回思うが、カズファンは不憫だな……
952名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 21:13:59 ID:EnayLRpO
そろそろ次スレ立てる準備をした方がいいんじゃないだろうか
1にwiki追加することも忘れずに誰か頼む
つうか三か月でスレ消費って異常だな……
953名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 21:43:31 ID:IqODStdU
とっとと投下しろ!
954名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 22:03:15 ID:o+zXbc6q
投下してくだせぇ。お願いいたします
955939:2007/12/23(日) 22:06:39 ID:IqODStdU
>>947
>>948
>>949
>>950
>>954
んじゃ、次スレになったら投下します。
956名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 22:35:43 ID:XJtrGD0U
よーしパパ、張り切って埋めちゃうぞー
957名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 23:15:05 ID:XjkIAT3X
ところで、10のセリフの
黒猫=真央関係
って確定してるのか?
サクセスでフラグがたたないんだが。
投下する人のオリジナルなんだろうか。
958名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 00:17:58 ID:azbJ4LmS
1のようこ先生ENDな小説が読みたいです安西先生…
959名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 05:22:04 ID:WE8rNGYA
さぁ早くヘルガエンドを妄想だ
960名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 08:02:35 ID:fyPHdlwj
ブルマのヘルガがナニをどうした
961名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 12:27:19 ID:azbJ4LmS
ヘルガは結構若そう
962名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 12:35:38 ID:RPxsyR9d
「ここ、大きくなってるぞ?」
「私を見てこうなったのか。…可愛いヤツめ。」
「私もお前が欲しいよ」




と言うわけでヘルガ希望
963名無しさん@ピンキー
五十鈴とギシアンして孕ませる小説を希望しますよ