勇者シリーズ&エルドランシリーズ総合スレ3

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1名無しさん@ピンキー
サンライズのロボットアニメ
勇者シリーズとエルドランシリーズ全部の総合スレです。
ttp://www.yusha.net/
ttp://www.atlus.co.jp/cs/game/pstation2/yusya/
ttp://web.archive.org/web/20030310161729/www.nifty.ne.jp/rstation/sunrise/dai_t_o/dai_n_06b.htm

勇者シリーズ&エルドランシリーズ総合スレ2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1180960490/
勇者シリーズ&エルドランシリーズ総合スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083202836/
勇者シリーズ総合エロパロスレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1030/10300/1030079969.html
2名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 22:57:47 ID:5H5Wdzcq
どんな妄想・雑談・SSもアリですが、読者を選びそうなものは特に
事前の説明・警告があると助かります。
自分の好みに合わなくてもイラネはやめましょう。
おやくそく。http://info.2ch.net/before.html
801は801板に該当スレがありますのでそちらへ。

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/
ENTER→アニメの部屋→1号室
3名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 22:58:49 ID:5H5Wdzcq
連載中作品もあったのに落ちてしまった為立てました。
テンプレには既出の話題を集めてみましたが
ダメ出しあればお願いします。>>1以外の関連過去スレ求む
4名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:39:12 ID:X811tIqQ
>>1
5名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 22:04:21 ID:Y+pSdqMp
>>1乙!
…うっかり保守忘れていたぜ…
65:2007/09/30(日) 04:44:39 ID:NZiO48JO
ホシュ代わりに小ネタ書いてみた。「元気爆発ガンバルガー」より。

----- 
 草木もねむる丑三つ時。
 全てが寝静まった町を、青白い月光に照らされた一つの影が飛ぶように我家へと急いでいた。文字通り、家々の瓦屋根を飛び渡りながら。

 やがて、懐かしい忍者屋敷までたどりついた影は、すたりと縁側に飛び降りると、その血のように赤い忍者装束の頭巾を剥いだ。
 ぼうぼうに乱れ伸びた髪が現れる。子供の頃からの習慣で、一応は頭頂部でくくっているものの、その紐はぼろぼろに擦りきれ、今にもちぎれてしまいそうだ。
 
 青年の名は霧隠虎太郎。400年も続く忍者の系譜・霧隠家の新しい当主である。

 髪も顔も服も薄汚れているが、その顔は輝いている。
 ひさびさの我家だ。
 もちろん、忍者の修行に終わりは無い。だが、一段落ついたすがすがしさに、大切な妻と再会する嬉しさ。自然に頬がゆるむ。

 だが、隠し戸から屋敷にしのびこみ、寝室の襖に手をかけたとき、その笑顔は凍りついた。


 中から聞こえてくる、寝息。
 ひとつではない。



 妻以外に、誰かがいる。


 虎太郎の全身は硬直した。それこそ、指の先から、結ったマゲの先まで。
 体は動かない中で、聴覚をつかさどる神経だけがピンとはりつめる。

 一つは、間違いなく、聞きなれた妻の寝息だ。
 だが、その他にもう一つ。

 父ではない。
 母でもない。
 姉でも…ない。
 ……誰だ?

 今回の修行に出た日の、妻の質問が脳裏によみがえる。
「ねえ、いつ帰ってくるの?」
 適当に「すぐさ」と答えると、妻は苦笑いした。
 あれには、裏があったというのか。
 
 妻は若く、美しい。
 変わった写真を撮るためならどこにだっていくという、活動的な面もある。
 かと思うと、ふたりだけの時には急にしおらしくなり、そのきれいな瞳をささいなことにうるませるという、情緒的な面もあわせもつ。
 この一見相反する性格の魅力にとらわれてしまうのは、きっと自分だけではないはずだ。
 だが、まさか妻が自分以外の男となんて…
 しかし、否定しようにも、現に今、二つの寝息がなかよく聞こえてくるではないか。 
 虎太郎は自分に言い聞かせる。この襖を開けろ、と。開けて、事実を確かめるしかないと。
 だが、体は動かない。
 気づけば、修行で鍛えた末に炎にかざしても熱さを感じなくなった両手から、汗が滝のように噴きだしていた。外は涼しい、いやむしろ寒いくらいなのに。
 
 そう、寒い。いや、寒いというか、透明の巨大なゼリーに包まれたように、全ての感覚がなくなっていった。

 何も聞こえない。
 何も見えない。
 何もできない。
 ただ、重苦しい。
 …そう、息もできない……
75:2007/09/30(日) 04:45:15 ID:NZiO48JO




 ふいに、ザッと襖があいた。
 けだるそうな妻が出てきた。
 突っ立っている虎太郎をみて、あっ、と小さく息をのんだ。
 寝巻きの浴衣はゆるんで、白い乳房がのぞいていた。

 虎太郎はそれを見て、かっと頭に血がのぼった。
「おい、千夏! だ、だれなんだ、奴は!?」
 寝室の奥の暗闇を指差して、妻にくってかかる。
 千夏は悪びれた様子もなく、浴衣を整えた。
「待たせる方が悪いわ。なによ、9ヶ月も。すぐ帰るって、約束してくれたのに。」
 ついでに髪をかきあげた。
 その栗色の髪も、なまめかしく乱れているように、虎太郎の眼には見えた。
「ち、ちなつ……」
「とにかく、会ってよ。」
 ぎゅっと、有無をいわせぬ力で虎太郎の手をとり、寝室の奥へと引き入れる。
「ま、待てよ千夏。心の準備ってもんが…」
「あんたの息子。」
「へっ?」
「ほらほら〜。パパのお帰りよ〜。…あんたも挨拶しなさい。ただし、そっとね、そっと。起きない位に。寝かしつけるの、大変なのよ。誰かさんに似て元気一杯だから。」

 妻の布団の隣で、おくるみに包まれた小さな赤ん坊が、すやすやと寝息をたてていた。

「あ…そ、そうなのか。そうだったのか。ハハハ。アハハハ。いやあ、俺はてっきり…アハッ、アハハ。……やあ、はじめまして、おまえのとうちゃんだ。それにしても、ちっこいなあ。大福3つ分も無いんじゃないか? でも、大福みたいにやわらかそ〜だ。どれどれ試してみ…」
 
 その後、若き忍者が妻に烈火のごとく叱られたのは、言うまでもない。
 また、その声で赤子が目を覚まし、夫婦二人であたふたすることになるのも、言うまでもない。


<終わり> 
8名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 15:50:29 ID:BfCgmsCA
>6GJ!和むし読みやすいし良かったよ
9名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:59:26 ID:a9UE3dix
>8ありがと! そういってもらえると嬉しいです。
−−−
勇者シリーズとエルドランシリーズの全タイトルは以下のとおり。

勇者エクスカイザー
太陽の勇者ファイバード
伝説の勇者ダ・ガーン
勇者特急マイトガイン
勇者警察ジェイデッカー
黄金勇者ゴルドラン
勇者指令ダグオン
勇者王ガオガイガー
絶対無敵ライジンオー
元気爆発ガンバルガー
熱血最強ゴウザウラー
完全勝利ダイテイオー
−−−
さあ、即死回避に雑談をぜひ↓

10こんにゃく:2007/10/01(月) 23:24:36 ID:JvxgdD8y
即死回避に執筆中のものを貼っておきますね。


深夜2時。
こんな時間まで起きているGGG隊員など、ほとんどいないだろう。
部屋で自由な時間を過ごしているのだったら尚更である。
しかし、凱は寝付けずにいた。
「おかしいな・・・いつもだったらこんな時間まで起きてるハズないのに・・・」
小さく呟きながら、薬を置いてある棚を開ける。
「えーっと、・・・これだ」
茶色の小瓶を手に取る。ラベルは貼っていないが、薬がぎっしり詰まってる。
(こんなにあったっけ・・・?)
自分が思っていたよりも多量の薬が入っていたことに困惑しながらも
(まぁ、いっか)
薬を2粒飲んだ。

瓶を戻すとき、もう一本茶色の小瓶が見えた気がした。


同時刻。
命は、部屋の中に出て来た黒い、大きな害虫から避難していた。
「はーっ・・・トイレに行こうと思っただけなのに!」
命は思い付く限りの侮辱の言葉を吐き続ける。
「どーしよー・・・」
勢い余って部屋の外に出てしまったので、あの虫のいる部屋には引き返す気が起こらなかった。
(スワンは休暇中だし、迷惑だろうけど凱にかくまってもらおうかな)

命は、男性移住区の方角へ歩き出した。


「おかしい・・・」
顔が、体が熱い。
頭がぼーっとする。
凱は、薬を飲む前までは感じなかった感覚に支配されていた。
薬を飲み間違えた、ということは理解できる。
しかし、何の薬を飲んでしまったのかは全く理解できなかった。
そんなとき。
「凱ー・・・入るよー・・・」
ちいさなちいさな、誰にも聞こえなさそうな声がした。
凱は、一般人より何倍も優れた聴力でその声を聞き取る。
自分の部屋のパスを知っている時点で誰かは分かり切った事なのだが。
「みこと・・・いまは・・・」
ダメだ、と言い切る前に命は部屋に入ってきてしまった。
「ごめんね、凱。起こしちゃった?」
「いや、今まで寝付けなかったんだ。・・・でも、今日は・・・」
体を起こそうとする。
意外にも体は楽に動いた。
しかし。
(・・・!)
自分の下半身の辺りに、掛け布団の上からでもわかるような突起を見つけてしまった。
(いつの間に勃起してたんだ!?)
軽いパニックを起こす。
命はその瞬間をばっちり目撃した。
むろん、凱はそんなことは知らない。
11こんにゃく:2007/10/01(月) 23:26:24 ID:JvxgdD8y

「ん?どうしたの?」
「いやっ、何でもない!」
とりあえず命には見られないでおこう、と布団の中から手で突起を覆う。
「んっ・・・!」
触れた瞬間、声が漏れた。
「凱?」
「やっ、本当に何でもない、何でもないから!」
いくら恋人同士であれど、最中でもないのに勃起している姿を見られるのには抵抗がある。
(・・・っ!いつもだったらこんなことで声なんて出ないはずなのに!)
ただでさえ熱かった体が、より一層火照り出した。
命がにっこりと微笑む。
「凱・・・なんかヘンだよ?」
命はベットの上にある凱の体にまたがって、顔を覗き込んだ。
そして、凱の頬に手を当てる。
「・・・!」
あまりの冷たさに、体をびくん、と震わせた。
「ほら、顔熱いじゃない。風邪かも知れないよ?」
確信犯である。
「大丈夫だ・・・エヴォリュダーが風邪なんか引く訳無いだろ・・・?」
無理矢理作った笑顔を命に見せる。
「そぉ・・・?」
「ああ、だから心配するな」
凱は、押さえてないほうの手で命の頭をそっと撫でる。
しかし、命の目線は凱の顔ではなく、隠しているほうの腕にあった。

しばらくして、命が問い掛ける。
「ねぇ、凱。・・・何か隠してない?」
一番聞かれたくない事を的確に問われて、凱は焦る。
「そ、そんなわけないだろっ!?」
「嘘ぉ。さっきから何を押さえてるのかなぁー?」
言いながら、子供が悪戯するときのような笑みを浮かべた。
そして、腕を布団の中に潜り込ませる。
(命のヤツ、最初から知っててからかってたのか・・・!!)
今更真相を知ったところで意味はない。
布団の中にある手の上に、命の手が乗った。
「あっ・・・命っ!」
「ほら、手どけて」
と、力づくで手を退かされる。
普段の凱なら命に力で負けることなどありえないのだが、今日は違った。
纏わり付くような熱が身体を、頭を支配している。
その支配は凱を会話をすることさえ困難な状態に陥れていた。
「みこ・・・と、やめ・・・」
ズボンをさげようとしている命に制止をかける。
しかし命は聞き入れる様子など全くなく、パンツごとずるずると下げた。

12こんにゃく:2007/10/01(月) 23:29:43 ID:JvxgdD8y

布団をめくりあげ、丸裸になった凱の下半身を見つめる。
「・・・・すごい」
いつも見ているはずなのだが、やはり感心してしまう。
男性器が興奮してぴんと立っている様子は、女である命にとって、いつ見ても不思議なものであった。

自分の下半身にそんな言葉を投げ掛けられた凱は、そんなに見るのなら早くしてくれ、というアイサインを送り続けていた。
それに気付いたのか、命はちょん、と人差し指で先端に触れる。
「んっ・・・!」
普段の何倍も敏感になったそれは、凱に異常なまでの快感を与えた。
その時、凱は自分が何の薬を飲んだのか思い出した。


「凱さん、これ差し上げます」
「瓶?・・・薬か?」
「はい、私が開発したエヴォリュダーのためのお薬です」
「俺専用って訳か。・・・で、何の薬なんだ?」
「夜、命さんと一緒の時にでも使ってください。命さん、喜ぶでしょうから」
「・・・わかった。サンキューな、パピヨン」
「あ、ちょっと待ってください。それを使うのは一粒ずつにしてくださいね。かなり強力ですから」


あまり機能していない頭をフル回転させて会話を思い出した。
二週間ほど前の、勤務が終わった直後の会話である。
(あぁ・・・そういうことだったな・・・)

凱が飲んだのは睡眠薬ではなく、パピヨンが開発した、エヴォリュダー用の強力な媚薬であった。

13こんにゃく:2007/10/01(月) 23:31:17 ID:JvxgdD8y
あまり機能していない頭をフル回転させて会話を思い出した。
二週間ほど前の、勤務が終わった直後の会話である。
(あぁ・・・そういうことだったな・・・)

凱が飲んだのは睡眠薬ではなく、パピヨンが開発した、エヴォリュダー用の強力な媚薬であった。


命の手が凱のものを覆う。
行為そのものをやめさせることは出来ないと悟った凱は、今まで起こった事をありのままに話そうとした。
だが、襲いくる快感のせいで上手く言葉に出来ない。
そうしている間に、手で与え続けている刺激はより一層激しさを増す。
凱はそれをただ受け止めるしかなかった。

「ぁ・・・あっ・・・」
喘ぎ声が漏れ始める。
「今日の凱、すごい・・・」

「なに・・・が?」
「すごく感じてる」
「それは・・・」
ちらっと薬棚に目をやる。
「・・・?」
命も後を追うようにして目をやる。
「薬?」
凱はこくこく、と首を縦に振る。
「薬・・・!?も、もしかして、パピヨンから貰った奴飲んじゃったの!?」
また首を縦に振る。
「うー・・・パピヨンってば、ホントにあげちゃったんだ・・・」
うーん、と考えこむ命。
凱には、パピヨンと命の間でどんなやり取りがあったのか、全くわからなかった。
「・・・なにか、あったのか?」
凱が問う。
「うん、まあいろいろとね・・・それより、凱」
凱の潤んだ青い瞳をじっと見つめる。

「折角の機会なんだし、今日は気持ち良くしてあげるから」

そういうと、命は凱のものの先端を口に含んだ。
14こんにゃく@少しかぶってしまいました:2007/10/01(月) 23:33:45 ID:JvxgdD8y
「んんっ・・・ぁ」
凱が体をよじる。
命はそんな彼の姿をちらちらと見ながら、徐々に舌を動かし始める。
「つぅ・・・はぁ、みことぉ・・・」
どんなときでも出さない、色っぽい声。
涙が零れ落ちそうな青の瞳。
いつもより火照った身体。
それらは命の心臓の鼓動を一気に早めた。
(・・・今日の凱見てると、すごくドキドキする)
頬が紅潮するのが自分でもわかった。
ぽーっと身体が火照る。
命は凱の体温が自分にも伝わって来ているのかな、とぼんやり考えていた。
その時。
「ぁっ・・・あ、みことっ、もう我慢できない・・・っ!」
「ふぇ?」
「俺の、離し・・・んぅっ!!」
凱は体をびくんとさせながら、精液を体の外に勢いよく出す。
何のことだかわからなかった命はその全てを口で受け止めてしまった。


「・・・っ!?」
とろんとしたものが命の口を満たした。
入り切らなかった液体が口の端から一筋垂れている。
(・・・どうしよう、むちゃくちゃエロい・・・じゃなくて)
「だから言っただろ・・・が、我慢できない、って・・・」
先程喘ぎながら言った言葉に恥ずかしがりながら、凱は命に言い訳をする。
彼を支配していた感覚は少しずつ和らいできていた。
「・・・ほら、垂れてる」
そう言いながら凱は、命の口から垂れた白い液体を手で拭こうとした。
その時、命ののどが動いた。
「命!?そ、そんなの飲むもんじゃ・・・」
凱が焦る。
「いいの。凱のだもん」
命は指で液体を拭う。
「凱、気持ちよかった?」
拭った指をぺろぺろと舐めながら問う。
凱はその様子を直視出来なかった。
「ねぇー、凱ってば。答えてよぉ」
そんな彼の顔を覗き込む。
「ごめん」
「・・・?」
「まだ足りない」
凱は、命をベットの上に押し倒した。
15こんにゃく:2007/10/01(月) 23:34:57 ID:JvxgdD8y

「・・・凱?」
「今日は俺を・・・俺を、気持ちよくさせてくれるんだろ・・・?」
凱の顔がかすかに紅潮している。
薬はまだ効いているようだ。
彼は命の紅い瞳を見つめると、強引に唇を重ねた。
「んっ・・・」
命の声が漏れるとほぼ同時に舌が侵入してくる。
ぴちゃぴちゃと、舌が触れ合う音が響いた。
(もぉ・・・凱ってば、すぐに自分の好きな展開に持ち込むんだからぁ)
と考えながらも、命自身が凱を求めていることは否定できなかった。
やがて、キスが解かれる。
凱は悪戯めいた顔をしながら、命のパジャマを脱がしていった。
慣れた手つきで胸の辺りのボタンだけを外し、命の大きめな乳房をあらわにさせる。
谷間に軽くキスをすると、凱の手は命のパジャマのズボンの中に滑り込んだ。
指で命の中を掻き回すと、彼女は予想通りの反応をしてくれた。
「んっ、あっ・・・やっ、やだっ、凱のえっちっ!」
「ほら、もうこんなになってるぜ・・・?」
掻き回すたびにくちゅくちゅと音がする。
命の顔が赤く染まる。
凱はそんな恋人のかわいらしさを堪能しながら、ズボンを脱がし、パンツを脱がした。

16こんにゃく@ここから新しく書いたものです:2007/10/01(月) 23:37:00 ID:JvxgdD8y

「もぉ・・・凱のばか」
「そんなこと言うなって」
機嫌を損ねた命に、凱が微笑みを返す。
「・・・そんなにいじけるなよ」
膨れた頬に軽くキスをすると、先程掻き回していたあたりを舌で愛撫した。
「きゃあっ!?」
いつもより高い声で命は反応する。
「やだっ!いきなりそんなとこ舐めないでよっ、ばかぁっ!」
「・・・お前、ムードぶち壊すなよ・・・」
「ムードもなにもないも・・・」
不満を垂れ流していた命の口は、凱の唇に優しく塞がれた。
短い、だが、濃厚なキスにはさすがの彼女も反抗できなかった。
それどころか、凱のパジャマを掴み、胸板に顔を寄せている。
「もう・・・」
「素直じゃないな、命は」
と言いながら、凱は命の頭をなでた。
(・・・やっぱ、凱には敵わない)
最初、凱を気持ちよくしてあげると言ったのは自分なのに、
気付くといつもと一緒になってしまった。
(・・・あ、まだ薬効いてる)
未だにほんのりと紅くなっている頬を確認した。
17名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 20:43:05 ID:0Fl+gtV5
わーい、こんにゃくさんの御降臨!
wktkしながらまってまーす!!
18995:2007/10/02(火) 22:58:23 ID:otOfQz7v
「ほーら、口開けて」
「いっ、い〜よ。食事くらい自分で取れるって」
「だーめーよ!星史くんの事はおばさまにくれぐれもって頼まれてるんだから」

事の始まりはいつも通り。いつもみたいに夜更かしして、いつもみたいに竹刀で目覚ましを撃退し、いつもみたいにひかるに起こされ、いつもみたいに飛び起きて。
いつもと違うのは階段から転げ落ちた時の打ち所が悪かった事、それだけ。


そこから先の流れはまさに怒濤の如く。迎えにきたひかるは真っ青になって救急車を呼び、連絡を受けた両親は全ての仕事を放っぽり出して病院へ、当の星史をおいてきぼりにして、事態はどんどん大事になってしまった。

「だからちょっと骨にヒビが入ったぐらいで大げさなんだってば」
「何よ!私はもう、スッゴく心配したんだから!」

とは言えそこは頑丈な我らが隊長。入院の必要も無く軽い打ち身に腕の骨折と比較的軽傷で済み、来週にはギブスも取れるんだけど。
それでもこの状況を世話女房が黙って見ているはずも無く。ましてどうしても外せない出張があり文字通り泣く泣く出掛けた美鈴に頼まれ、俄然張り切ってるひかるを止める術なんて星史が持っているはずもなかった。

19995:2007/10/02(火) 23:00:54 ID:otOfQz7v
いつの間にか落ちてたんですね。スレ立て乙です。

いろいろとやっといて結局このカプですんません。ほんとは別にも書いてたんですがモチベーションが保てず没の浮き目にあいました。

さて本題ですが、今回書き方を色々と変えて見ました。
「スペースが邪魔」とか「地の文に違和感が」とか「つーかほとんどオリキャラ乙www」とかあったらよろしくお願いします。

注意書き
今までとは違い年齢は本編後ということ以外は全く定めてません。本編の間には色々と制約が多くて挑戦しずらいんです。てなわけで既にコイツらはヤルことヤッちゃった仲です。そこらへんを把握した上で楽しんでいただければ幸いです。


次回はちょっと開くかも知れませんが気長にお待ち下さい
20名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 20:46:06 ID:A3DPCwnF
>>16GJ!エロいよーラブラブだよー

>>18もうこいつらは早く結婚しちゃえばいいのにwGJ
21名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 00:18:08 ID:qN+Ogpl+
>>1
スレ立て乙!気付いたら落ちてて本当に焦ったよ。
これから気を付けて保守せねば。職人さん達もGJです。

>5氏 何とも微笑ましいENDだねw 和みました。
>こんにゃく氏 さりげなく新規部分投下…!命頑張れw
>995氏 特に違和感は無かったな。氏の好きなように好きな子たちを書けば良いと思うよ。
22名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 00:51:50 ID:hfYqa7i/
>>9
あとブレイブサーガシリーズ&新世紀勇者大戦もお忘れなくー
バーンガーンもレイゼルバーもSS投下あったし、ここでは一緒でいいよね
23名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 18:41:02 ID:wtROD6sh
>>22 補足ありがと〜!
勇者はゴルドランしか見てなかったから、いろいろ手落ちが…
それにしても、このスレでこんにゃく氏や995氏や他の職人さん達の勇者作品を見ていると、あまりの素敵さに本編見たくなるw
24名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 21:18:45 ID:rDDEmgL+
ミヨウヨ!(・∀・)
25名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 21:56:43 ID:msgcsBau
見たいけど…
勇者シリーズのDVDレンタルってないよね
近所のビデオ屋、軒並みアニメVHS消滅して鬱
下らん姦流なんざいらんだろ常識的に。
26名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 15:19:27 ID:/RH9C6GY
>>25
いくつかはバンダイチャンネルにあるよ。
27名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 18:36:07 ID:0Y9iOXJb
>>26
ストリーミングは音飛びでまともに見れないし
違法な手段で落とせたとしたってうちのボロPCは既に
大容量動画再生できるような余力残ってません
新しいPC買えるような余裕な仕事に就いてるなら
金貯めてとっとと田舎から出て行くんだけどね…
28名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 13:20:57 ID:1P26AMJM
視聴方法の話は原作本スレ(懐アニ平成&アニメ2板)の範疇かな
聞けば助言がもらえるハズだ
29名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 20:34:04 ID:+DokbTqB
この前部屋整理してたら
姉貴に読めって言われて渡された同人誌が出てきた。

内容がこれまた最強にカオスで
ダグオンのキャラの一部がエルドランキャラの成長した姿みたいに設定されてて
炎・・・仁、海・・・拳一、真理亜・・・マリアってなってた。
(何でも拳一はしのぶにハッパかけられて目茶目茶頭が良くなって堅物になったんだと)
内容は普通に仁×マリア(炎×真理亜だったけど)
30995:2007/10/06(土) 22:23:22 ID:qJ1DrOVZ
エロ無し、単品、山梨落ち梨意味梨



隊長の朝は遅い。鳥が鳴き、日が登り、世間がにわかに活動を初めても、星史はまだまだ起きない。

隊長の朝は遅い。星史曰く「毎朝が『めざまし』と『ちこく』との戦い」らしいのだが、小学生の朝という物は存外殺伐としているようだ。

隊長の朝は遅い。そもそも夜が遅いから朝も遅いのだが、星史にも地球を守る隊長としていろいろとやることがあるらしいというのが我々の結論だ。
それが我々に手伝える事ならば(命令があれば)手伝うのだが、人間の仕事という物は我々の手には負えない物も多い。そんな仕事を補佐してくれているのが


「あ〜んもう!星史君ちに宿題やりに行ったら毎回遅刻!」
「今日はお前だって寝坊したじゃんか!」
「ヤるのが宿題だけなら寝坊なんてしないわよ!」


この香坂ひかる嬢だ。私には出来なかった星史の大敵らしい『しゅくだい』という物を手伝ってくれている彼女も地球を守る勇者の一人と言っても過言ではあるまい。
星史の精神面の支えでもある彼女は最近では星史のヤル気の向上にも貢献してくれているようで、以前あれほど嫌っていた「べんきょう」にも星史は積極的にひかる嬢を家に誘ってやっている。
31995:2007/10/06(土) 22:41:38 ID:qJ1DrOVZ
「はぁ・・・最近は事件が多くて報告書も多いなぁ・・・」

私の朝の最初の仕事は根元巡査を乗せてのパトロールだ。今日はそれに加えて本庁への出向もあるらしい。
私は元々パトカーなので根元巡査を乗せて走る事は意外と多い。それ自体は私の義務なのだから構わないのだが、最近は増えてきた愚痴に、正直・・・辟易している・・・・・


「最近は全然休めないし、星史君はからかい甲斐がなくなってきたし、ひかるちゃんに至っては顔を赤くして照れてるし。本官もそろそろ縁談でも紹介してもらう時期なのかも知れんなぁ・・・二人に窓くらい閉めるよう言うのも本官の義務なのだろうか・・・はぁ」


こんな感じで延々と愚痴を聞かされ続けるのだ。根元巡査は独り言のつもりなのだろうが、私としては非常に心苦しい。今は根元巡査を下ろして駐車場で待機中なのだがどこかへ走り去りたい衝動が湧いて・・・いかん。職務を全うせねば。



『こちらシャトルセイバー。ロッキー山脈上空に奴らのメカを発見!』


む、丁度いい・・・ではなくて

「了解した。星史、アメリカ東部に奴らが出たとセイバーズから連絡があった。至急命令を」

『えぇっ!?まだ授業が・・・あぁもう!!セイバーズ、ランダースは出動!ダ・ガーンは俺を迎えにくるんだ!』

『『「了解!!!」』』
32995:2007/10/06(土) 22:44:22 ID:qJ1DrOVZ
勢いで書いたお前らもう結婚しちゃえよシリーズ第2段。勢いで書いたのに長くなってしまった。このあとがきも書き忘れてた。要反省。
33名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 00:05:45 ID:N3PCNTEo
>>28 助言ありがとう! 27ではないけど、まず頼る前に、自分で探してみるよ。

995氏、行間にながれるピンクの空気にハァハァでつ。
『む、丁度いい・・・ではなくて 』のとこもイイww
34名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 00:58:44 ID:1Z+xBSqn
995氏の星史×ひかるは大好きっす!!!!
これからも執筆頑張ってください!!!!

ところで・・・
>>29
・・・あんたの姉さん相当な妄想癖だな。
海が拳一とか・・・ないわ。真逆のキャラじゃん。
35名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 09:22:26 ID:G6KvyB+q
>>28が微妙に的外れな気がする。 「視聴方法」は>>26で既に回答済みだし。
36名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 01:03:58 ID:ltKeE1zb
保守
37名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 02:43:27 ID:5l9BypfB
>>29
竹刀持ってるのはしのぶにしごかれてるうちに上達したって事か?
ただあんな堅物に変わり果てたらしのぶに愛想つかれそうだよな。
「私は・・・バカだけど、みんなの輪に入りたがる元気な拳一が好きだった」

ところでエルドランシリーズの同人誌ってやたら成長後の姿がイケメンだよな
特に顕著なのが仁と拳一で、ぶっちゃけ微妙に炎と海にも見える。
ところでHI☆RO☆SHIとGO☆ROのダブル委員長ってイケメンか?
ブサメンではないがこの2人ってやたら腐女子うけするんだけど・・・
38名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 17:29:54 ID:YrmI6PPB
保管庫更新キター乙!
39名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 19:37:04 ID:YdITeUgr
>>37
HIROSHIとGOROは、委員長のくせに女子に振り回されてるところがツボなんじゃないのか?
自分にはわからんが…
だって、同じ委員長でもRIKIYAはうけてないんだろ?
40名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 00:47:42 ID:hm45PJ2m
>>37
>特に顕著なのが仁と拳一で、ぶっちゃけ微妙に炎と海にも見える。
この二人って同人誌だとこれでもかって言うくらい美形だよな。
それに比例するかのごとくマリアとしのぶもこれまたすさまじい美人ぶり・・・
マリアは美人になりそうな感じだけど、しのぶはどうだろ・・・
41名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 09:24:38 ID:9HP+Fgm3
>>39
某サイトにあった力哉のイラストは尋常じゃないくらい可愛かったな
ガンバーチームの中でもサイトの管理人さんに一番愛されているように見えた
42名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 10:11:45 ID:hef8Liz3
>>37

自分は腐男子だけど、HIROSHIがいいなと思う。
ルックスは、イケメンでないけど不細工でもないのがいいな。
性格も学級委員長というのが、マジメな感じがして好きだ。

GOROは、切れるところと髪型でいまいちな感じがする。
43名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 11:23:56 ID:Hs3k6B8k
>>37
腐女子に人気があるといえば秀三だよな。
(ザウラーのなかじゃ一番腐女子うけしてる)
本編だと目立たないってレベルじゃねーぞ!!って言う位影が薄いのに
「池面」「カッコいい」「可愛い」のオンパレードだし・・・

>>40
しのぶ可愛いじゃん。
しかもマリア以上のきょぬーだしモテない訳がない
(マリアときららも小学生の癖に相当デカいが・・・)
44名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 20:28:55 ID:dyaGwblq
勇者シリーズの小学生では胸が一番デかいのは誰だろね
45名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 20:35:32 ID:vQe1gLt7
石田敦子作画時の螢。
46名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 20:45:12 ID:hm45PJ2m
エルドランの巨乳ベスト3は
@しのぶ
Aマリア
Bきらら
でおk?
47名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 01:47:13 ID:LDGxHsi+
腐男子の自分としては、エルドランシリーズの、
巨根ベスト3が気になる。
4843:2007/10/12(金) 02:03:12 ID:CWQc8R2t
>>47
>>43だけど腐男子の君から見て秀三はどう?
4942 47:2007/10/12(金) 10:22:41 ID:LDGxHsi+
>>48

秀三は全然萌えなかった。
服装がいまいちだったし影が薄かった。

それにゴウザウラーでは、浩美が良かったな。

あとゴウザウラーだと洋二は、普段は萌えなかったけど、
家出の話でメガネをはずして髪を下ろした顔は萌えた。

「・・・どうかしたのか?」
命は優しく微笑む凱を見つめるながら、口を開いた。
「凱、立って」
「は?」
「だからぁ、き・り・つ!」
命の言動を不思議に思いつつも、ベッドから下り、側に立った。
幸いにも薬の効き目は切れつつあったので、比較的楽に立つことが出来た。
もちろん、下半身には何も着けてない。
そして命はその様子をじっと見つめていた。
「・・・ほら、立ったぜ?」
「ふふ、そのままでいてね」
そう言うと、命は凱の背後に座りこんだ。
「命?何して・・・んっ!?」
「・・・今日は、私が凱を気持ちよくさせてあげるんだもん。
凱は動かなくていいよ」
「だ、だからって・・・
こんな汚いとこ舐めるんじゃ・・・んっ、あっ!」
凱の顔が再び真っ赤に染まる。
「凱ってば、やっぱりここが好きなのよねー・・・
喘ぎ声、女の子みたい」
命はわざと音を立てながら、凱のアナルを舐めていた。
元から感じやすいのと、薬の僅かな効き目があったようで、彼は呼吸を乱しながら喘ぎだす。
5147:2007/10/16(火) 02:19:10 ID:eh6sOh0C
自分の独断と偏見(希望)でエルドランシリーズの男子の
巨根ベスト3を考えてみた。

一位 ひろし
二位 浩美
三位 仁

勇者シリーズは、各作品の世界観が違うので、比較できないけど
星治は巨根だと思う。
52名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 02:47:20 ID:1svNj/v8
>>51
君が腐男子なのは結構だがここはノーマルカップルonlyスレだ。
主張したいなら、801版にいって主張してくるんだね
53名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 03:07:01 ID:zSbSW7js
>>50
エロ過ぎGJ!!
54名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 20:57:55 ID:BgVA9a0X
ちんこの話題だけで801扱いなんて。

ちんこの大きさを比べるのは男子の恒例行事だろう。
55名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 01:01:32 ID:F/n9e4l+
>>40
仁と拳一はアウトロー気味でカッコよくなってるっていう妄想だろ?
>>29の姉ちゃん見たく「拳一きゅんは成長して堅物になったらきっと海きゅんみたいに・・・////」
ぐらい妄想してたらさすがに末期症状だけどな
56名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 22:56:42 ID:R6nQNZOX
>55
ワロタww
57名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 21:14:49 ID:wvVqNIb4
あげ
58シェークスピアのファン:2007/10/21(日) 21:16:17 ID:wvVqNIb4
伝説の勇者ダガーンより 蛍とヤンチャー@

「蛍はん、この花差し上げます。」
ブッチョが花を蛍に差し出す。蛍は花を受け取り
「ありがとう・・・」
と微笑む蛍。
「蛍はんはワイの為に泣いてくれた初めての人やから。」
それを見たヤンチャーが、急いで周りにある花を探して摘む。
「ほ、蛍、これあげるよ」
ブッチョとは違う花を手渡すヤンチャー。
「ヤンチャーはん、ワテが今蛍はんに花プレゼントしたばかりですぜ。」
「いーだろ。いつだって。大体、俺だって地球で初めて人を信じられるキッカケをくれた人なんだぜ蛍は。」
喧嘩になる二人。そこに婆やがやってくる。
「お二方、食事の用意ができておじゃる。喧嘩はその後にしたらよいのでは」
その迫力に
「ハイでんがんな」
「はい」
婆やの言葉に素直にうなづく二人。
この風景は桜小路家のあたりまえの姿になりつつある。
すでにあの戦いから5年の月日が流れていた。
59シェークスピアのファン:2007/10/21(日) 21:39:22 ID:wvVqNIb4
蛍とヤンチャーA

桜小路家では、昔から困った人などが相談にくる。
それは桜小路家にいる感性の強い人物に頼ってくるのだ。
どうすれば良いのかわからない人々の為の悩み相談室のようなものである。
ただし、決して表にでてこない知る人ぞ知る悩み相談室だが。
ある日、初老の男性が桜小路家に相談に来た。
「桜小路家にはその様な現象を抑えられる力を持っていると伺いました。
 なんとかこの現象を収めてもらえないでしょうか」
この人物は村に伝わる封じられた石のことで蛍に相談に来たのであった。

村に封じられた石。伝説では鬼を封じたため、石の近辺では草木一本生えないという。
その石が地震で割れてしまったのだ。それから村では異常な事態が続いていた。
夏なのに雪が降ったり、石のあたりが怪しく赤く光ったりという不気味な現象が続いた。
いつしか、封じた鬼が目覚めたからだと言われるようになった。

話を聞いた蛍。
「わかりました・・・。」
「では、早速来ていただけますか?」
「・・・はい」
障子をガラっと開けたヤンチャー。
「俺もいくぜ。」
「・・・あぶないわ・・・」
「蛍一人で行かせる方が危ないだろ。絶対一緒にいくからな。」
困った顔の蛍。何か胸騒ぎがするのだ。
蛍とヤンチャーはその初老の男性の車に乗った。
ヤンチャーは心の中でブッチョが婆やの買い物につき合わされていて良かったと思う。
今日は俺が蛍を守ると心に決めるヤンチャーだった。

60シェークスピアのファン:2007/10/21(日) 21:57:14 ID:wvVqNIb4
蛍とヤンチャーB

その石を所につれて来てもらった蛍とヤンチャー。
その石を見せてもらう蛍。石の間で黒いものが蠢いているように見える。
ヤンチャーは何か嫌な感じがするが何も見えない。
黒いものをどうするか・・・。蛍は考える。
代わりの石を用意するのが確実だが、割れ目を接着させる方が早い。
接着させた後、しめ縄で結ぶといいと思った。
問題は接着させるものだ。
伝説では鬼は豆が苦手とある。
豆をすり潰して液状にしてもらうよう指示する蛍。
村の村長がうなずき、それらを手配させる。
皆が車の所に戻ろうと歩き始めたとき、ヤンチャーの視界に石の中から黒いものが昇ってくるのが見えた。
「な・・・」
息を呑むヤンチャー。
その黒いものはゆるやかに昇っていたが、突如蛍の方に襲いかかってきた。
「危ない蛍!」
ヤンチャーは蛍の手を握って一緒によけさせる。
61シェークスピアのファン:2007/10/21(日) 22:17:20 ID:wvVqNIb4
蛍とヤンチャーC

「蛍、下がっていろ」
ヤンチャーは石から出てきた黒い煙目掛けてもってた鞭を振るおう駆け出した。
ヤンチャーのたった一つの武器だ。
「やめて!」
蛍は叫んだ。
黒い煙はヤンチャーの手をとおりぬける。そしてヤンチャーの周りを取り囲みはじめた。
ヤンチャーは黒い煙に鞭を振るっていたが、だんだん気が遠くなっていくのを感じた。
「ヤンチャー君から離れて」
蛍は黒い煙に話しかける。
すると黒い煙は少し蛍の周りに来る。
「この男を助けたければ封印はしないでくれ・・・しないでくれ・・・」
いくつもの声が封印するなと蛍には聞こえた。
「話を聞くからヤンチャー君から離れて・・・」
黒い煙はヤンチャーから少しずつ離れ始め、蛍の周りに移っていく。
黒い煙がヤンチャーから完全に離れた時、ヤンチャーは気を失っていた。
62シェークスピアのファン:2007/10/21(日) 22:52:54 ID:wvVqNIb4
蛍とヤンチャーD

黒い煙は蛍に語りかける。
黒い煙は元は人間であった。
正確に言えば元人間たちの集まりであるが、完全な魂ではない。
人々が吐き出す陰の感情が少しずつ集まってできたものが黒い煙であった。
苦しさ、妬み、憎しみ、恨み、悲しみ・・・それらの感情が渦巻いていた飢饉や戦。
散らばっていたそれらがいつしか一つにかたまったのだ。
いくら封じようと人々がそれらを吐き出す限り黒い煙は消えない。
しかしずっとこの暗い中で暗い思いを抱えるのはいやなのだと。
「成仏させてほしい・・・成仏・・・悲しいのはいやだ・・・成仏のしかたがわからない・・・」
「プラネットエナジー解放点の近くにいくの・・・」
厳光寺のプラネットエナジー解放点の近くにいけば、苦しむ魂が癒されると蛍は思った。
「場所がわからない・・・我等をそこに連れて行け・・・。早くしろ・・・」
黒い煙がそういった。だんだん気分が悪くなってくる蛍。
「我等は陰の気の集まりだ・・・並の人ではもたんぞ・・・早くしろ・・・」

ヤンチャーは今、目覚めた。黒い煙が蛍の周りをおおっているのを見る。
「蛍!」
蛍のそばに走ってくる。それを見た蛍
「黒い煙・・・他の人に手出しはしないで・・・」
蛍のそばに来たヤンチャーは手を握り黒い煙から引き剥がそうとする。
その時、何故か蛍とヤンチャーの意識がシンクロした。
ヤンチャーは蛍の置かれてる状況を瞬時に理解した。
「厳光寺に連れて行ってくれ。急いで!」
ヤンチャーは市長達に向かって叫ぶ。
それを見た蛍は苦しそうな表情の中微かに笑みを見せ、ヤンチャーの腕の中で気を失った。
「まかせてくれ。蛍。」
ヤンチャーは蛍を抱えて車の方へ走っていく。
市長達は黒い煙に囲まれている蛍とヤンチャーを見て気味悪がったが、車に二人を乗せて厳光寺に急いで向かった。


63シェークスピアのファン:2007/10/21(日) 23:21:50 ID:wvVqNIb4
蛍とヤンチャーE

厳光寺についた蛍とヤンチャー達。
車から蛍を抱えながら降りるヤンチャー。
「オイ、黒い煙、ここが厳光寺だ。蛍から離れてさっさと成仏しちまえ!」
黒い煙がじょじょに蛍の所から離れていく。
寺の周りを浮遊しているようだ。黒い煙がだんだん薄く分散していく。
風が黒い煙を舞わせはじめる。
黒い煙はだんだん緑色に、そして黄色に変わっていった。
最後には透明になって消えていった。
「成仏したのでしょうか?」
村長がヤンチャーに問う。
「多分な。蛍、成仏したぞ!蛍?」
蛍は目覚めない。ヤンチャーの腕の中でぐったりしたままだ。
「お前らは帰っていいぞ。厳光寺はプラネットエナジー解放点なんだ。蛍が目覚めるには時間が必要なのかもしれない」
「あなたはどうするのです?」
「蛍が目覚めるまで傍についてる。」
ヤンチャーはそういってお堂の中に蛍を連れて行った。
64シェークスピアのファン:2007/10/21(日) 23:54:48 ID:wvVqNIb4
蛍とヤンチャーF

暗いお堂の中でどれ位時間がたったのか。
厳光寺の阿弥陀如来像は静かに二人を見つめている。
目覚めない蛍の体温はすこし冷たい気がする。
でも蛍の心の臓はとくん、とくんとなっていた。
蛍の鼓動に耳を傾けているとヤンチャー自身の心臓と同じリズムになっていくような気がした。
蛍の眠っている顔にヤンチャーは顔を近づける。
ヤンチャーは蛍の唇にそっと口付けた。蛍の髪からほのかにシャンプーの匂いがする。
蛍の両の目のまぶたが微かに動き出す。
目覚めた蛍はまっすぐにヤンチャーを見つめた。
「あの黒い煙は?」
「成仏したみたいだ。みんな消えちまったぜ。安心しろ」
「良かった・・・」
ほっとする蛍。
「ヤンチャー君、ありがとう・・・」
にっこり笑う蛍。テレながらニッと笑うヤンチャー。
「そういえば、初めて蛍が俺にかけた言葉もありがとうだったな」
「そうね・・・」
あれから5年、懐かしそうな表情の蛍にヤンチャーはつばをごくんとのみこんだ。
「あ、あのさ蛍、話があるんだ・・・」
「何?」
「オ、俺の星ではキスをすると結婚の約束をしたことになるんだ」
「じゃあ、ヤンチャー君は香坂さんと結婚するの?」
「なっなんで!?」
「小6の時・・・」
「あれは事故で俺の意思じゃないぞ」
「・・・」
「俺の意思でキスした人が別にいるんだ。」
「誰?」
「蛍だよ・・・」
目を見開く蛍。
「蛍が目覚めなかった時、一度キスしたんだ。つまり・・・」
ヤンチャーをじっとみつめる蛍。
「俺は星を亡くした人間だ。絶望や挫折色々なことがあった。でもたった一つの真実があるんだ。
 俺の中には今でも鮮やかに亡くなった星がある。蛍の傍にいると蛍の中にも地球の息吹が感じられるんだ。
 だから未来は蛍おまえと生きていきたい。」
真剣な目で蛍を見つめるヤンチャー。
「答えは今すぐでなくていい。考えてくれ」
ヤンチャーは蛍の手を握って
「帰ろう」
といった。
歩き出す二人。だが蛍はさっきまで気絶していたため足が縺れてしまう。
とっさに蛍をかばうヤンチャー。至近距離にいる二人の目が交差する。
ヤンチャーは固まっている蛍にそっと口付ける。
「蛍、まだ歩けないみたいだから俺が連れて行くよ」
蛍を背中に背負うヤンチャー。
しばし無言の二人。
二人の心臓の音がじょじょに重なりあっていく。
「そうだ蛍、蛍のファーストキスって俺?」
「え・・・」
ヤンチャーは背中にいる蛍の鼓動が少し早くなったのを感じて笑った。
きっと蛍はいま顔が赤くなっているんだろうな・・・
そう思ったのだ。その表情が見れないのが残念だけど。

満天の星が二人の夜道を明るく照らしていた。
                         終わり
65名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 02:06:05 ID:D2XT11t4
>シェークスピアのファン様
乙でした。この組み合わせはなかなかなかったのでかなり新鮮でした。
これからも頑張ってください!
66名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 10:39:02 ID:c6lOSKVw
>>58乙!!プロポーズとはいいものだー!
67名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 22:13:56 ID:3sAvtrAM
シェークスピアのファン氏GJ!
じーんときた。
68名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 22:33:43 ID:Ds5RuOVq
かわええええ!
この二人大好きなんだよ、見れて本当に嬉しいよ
有り難うシェークスピアのファン氏!
69こんにゃく@乙女化・・・orz:2007/10/27(土) 03:58:26 ID:P/RtQmvb
「んっ、ふぁっ・・・命っ!!」
微妙に間の抜けた声が部屋に響き渡る。
「凱のココ、そんなに気持ちいいの?」
そう言って、命は舌を動かし続けていた。
付近を舐め上げ、穴に舌の先を少し入れ込む。
そうするたび、薬で感じやすくなった身体は快感を覚え、喘ぐ。
「あ・・・っ!」
壁に手をつき、舐められている所を彼女に突き出しながら。
「凱、かわいい・・・」
「ん、ぁっ!命っ・・・命っ!」
「あれ?もう我慢できない?」
凱は頷く。
そして、よたよたとベッドに腰掛けた。
「?」
命が不思議がっているといきなり腕を引っ張られ、凱の膝の上に座わらされた。
背中に、彼の熱いものが当たる。
「・・・どうしたの?」
彼女が尋ねる。

「挿れて、ほしい・・・命、挿れてくれないか・・・?」

彼が2回、はっきりと言った。
70名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 17:54:14 ID:ifFyr4OT
毎度お疲れ様です!
71名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 17:02:19 ID:INIyHVme
ディバイディングドライバァァァ!!!
72シェークスピアのファン:2007/11/03(土) 18:34:40 ID:umvo1I/M
>65

>66

>67

>68 皆様、ありがとうございました。

この話、ヤンチャーは王子だということで西洋の話、白雪姫風をイメージして書きました。

気にいっていただけて嬉しかったです。

では、新作が出来ましたので、投下します。
73シェークスピアのファン:2007/11/03(土) 18:37:09 ID:umvo1I/M
伝説の勇者ダガーンより    四角関係@

幼稚園の頃からずっとそばにいて、あなただけを見ていたのに一体いつになったら私の気持ちに気づくのかしら?本当にニブイ奴。
昔はね、早く気づいて欲しいと思っていたの。
でも今は星史くんが私の気持ちに気づいて幼馴染の関係すら失ったらと思うと怖くなった。
今の関係すら保てないなら気づいて欲しくないとも思う。
私はいつからこんなに臆病になっちゃたのかな・・・。

高2の秋、ひかるは昼休みに部活の先輩から屋上に呼び出されていた。その先輩はひかるに好意を持っている。そしてひかるも、うすうすその気持ちに気づいていた。
「ごめんなさい!」
先輩の告白にひかるは断った。
「誰か好きな人がいるの?」
「はい。」
「そっか。その人の名前聞いていいかな。」
「それは・・・」
「諦めさせてほしいんだ。」
「高杉星史くん。幼馴染なんです。」
「幼馴染って、もしかしてずっと好きだったとか?」
「はい。幼稚園の頃から片思いしてるんです。」
「そっか。なら絶対ソイツを振り向かせるんだぞ、香坂さん。でないと、俺が身を引く意味ないからな」
思わず笑ってしまうひかる。
「そうですね。がんばります。」
ひかるの言葉に先輩も微笑んだ。
74シェークスピアのファン:2007/11/03(土) 18:41:11 ID:umvo1I/M
四角関係A

その会話を聞いてしまった者がいた。星史である。
実は星史は屋上で昼寝をしていたのである。秋風が心地よい眠りを誘ったのだ。
何かの話し声に目覚めるとドアの反対側に人が話しているようだった。
向こうからこちらは見えないが声は聞こえた。

ひかるが俺のことを好きだって?
小学生迄はいつも傍にいたけど、成長するにしたがって星史は男友達とひかるは女友達の輪に入っていった。
クラスも別々になり以前よりは話す機会が減っていた。
朝はあいかわらず起こしてもらったりするが、ひかるが自分を思っていたことに全然気づかなかった。
 これからどんな風にひかると接しればいいんだろう・・・。考えてしまう星史。
 ふと、蛍の顔がうかんだ。困ったときの蛍頼み。蛍にそれとなく相談してみよう。
星史の高校とそんなに遠くないが、蛍は学校が違う。今度の土曜日蛍の家にいってみるか。

土曜日、蛍は庭で鳥たちと一緒にいた。
「蛍、久しぶり。」
「高杉くん、お久しぶりね・・・」
「今日は蛍に聞きたいことがあってきたんだ。」
「なあに・・・」
星史は言葉につまった。いきなり本題に入ることがためらわれたのだ。
「あ、えーと、後で話すよ。鳥たちは蛍になんていってるんだ?」
「色々よ・・・。この鳥は最近ヒナが生まれたって・・・」
蛍は一羽の鳥を手に乗せて話した。
「そっか。おめでとう鳥。」
星史は鳥に触れようとしたが、鳥はその手をすり抜けて蛍の肩にとまった。
「警戒されてんのか俺?」
「人見知りしてるだけよ・・・」
蛍が微笑みながら肩の鳥を見た。
風が強く吹いて蛍の長い髪が星史の近くまでなびいている。
蛍が星史をじっと見つめながら、
「高杉くんの求める答えは高杉くんの中にあるの・・・」
「え?」
「高杉くんは今、岐路にたってるの・・・」
「岐路?」
「ええ・・・。そして私も・・・」
「え?蛍も」
蛍はそれ以上言わない。星史は蛍を見ながら
「わかった。色々考えてみるよ。」
「ええ・・・」
蛍は寂しそうな表情を見せていた。
75シェークスピアのファン:2007/11/03(土) 18:44:38 ID:umvo1I/M
四角関係B

答えは俺のなかにあるか。俺、ひかるのことどう思っているんだろう?
何気なくレストランつくしを見た星史。ひかるの姿を探すが、その時ある人物の姿が目に映った。
ヤンチャーがいたのだ。店の客に水を持っていったり、ひかると何か楽しそうに笑っていた。
ひかるが星史の視線に気づいて星史の方を見る。目があった二人だが星史はフッと思いっきり目をそらしてしまう。
「ヤンチャー君、その姿さまになっているわねぇー。」
「本当だよ。接客もなかなかだしね」
「まっ、これくらい当然だぜ」
「感謝してよね。うちでアルバイトさせてあげるんだから」
「はいはい。あっ、いらっしゃいませ」
「でもアルバイト料で一体何がほしいんだろう」
「ゲームじゃないかしらねぇー。」
「好きな子へのプレゼントだったりして」
口々に勝手なことをいうひかると両親だった。
星史はレストランつくしに何か食べに行こうとするが、ヤンチャーとひかるが何となく楽しそうに話しているように見えて足が進まなかった。
そんな日が何日続いたのだろう。
 ある時、ひかるが夕食のおすそ分けということで、星史の家に来た。
「はいこれ、夕食に食べてね。」
「ありがとう。助かるよ。」
「どういたしまして。」
「あ、あのさ、ひかる最近ヤンチャーが店に来てるだろ。」
「そうよ、アルバイトしてもらってるの。」
「なんで急にヤンチャーにアルバイトさせてんだ?そんなに忙しいのか?そうは見えないけど。」
「失礼ね。アルバイト探していたから、うちでやとっただけよ。」
「なんでヤンチャーがアルバイト探してたんだ?」
「知らないわ。たぶん、私の予想だと好きな子にプレゼントするためじゃないかなって思ってるけどね」
「好きな子って?」
「さあ。気になるなら本人に聞きなさいよ。」
ひかるがそういって帰っていった。
76シェークスピアのファン:2007/11/03(土) 18:46:47 ID:umvo1I/M
四角関係C

ヤンチャーの好きな人ってひかるなんだろうか?
何となくいやだと思う星史。
日曜日、街中を歩いていると女の子のアクセサリー売り場で考え込んでいるヤンチャーの姿があった。
「ヨッ、ヤンチャー、今日はアルバイトをサボってんのか?」
「せっ星史?なんでここに?」
「それはこっちのせりふだろ?お前こんな所で何やってんだ?」
「ちょっと見ていただけだ。」
「どーみても真剣な顔で見ていたぞ。で、誰にプレゼントする気だったんだよ。」
ちゃかしている星史。
ヤンチャーは目の前にあったペンダントを一つとりカウンターに持っていく。
「蛍にだ。」
「えっ蛍に?なんで?学校にもっと可愛い子いないのか?」
「俺が蛍にプレゼントするのが嫌なのか?」
「別にそういうわけじゃないさ。」
「星史にはプレゼントしたいと思う女の子はいないのか?」
「俺のプレゼントを待ってる女の子は沢山いるからなぁ。」
「お前のことはどーでもいいけど、その中に蛍をいれているなら、俺はお前から蛍を奪うからな。じゃーな。」
ヤンチャーは星史の前を通り過ぎながら言った。
「どういう意味だ。」
振り向いてヤンチャーを見たら姿が消えていた。
「なんなんだよ・・・。」
歩きながらヤンチャーが蛍にプレゼントを渡してる姿を思い浮かべると、なんだか星史はムカムカしてきた。
何で俺がムカつかなきゃならないんだ。蛍が誰に何を貰っても別にいいじゃないか。
・・・いやよくない。
誰にでも見せるわけでない蛍の笑顔を一人締めしたいと思ってた。
 ってことはもしかして俺、蛍に惚れてたんだろうか?じゃあ、ひかるは・・・?
77シェークスピアのファン:2007/11/03(土) 18:53:05 ID:umvo1I/M
四角関係D

その頃、ひかるはレストランつくしの買い出しにいっていた。
その途中、この間、告白を断った部活の先輩と会ってしまう。
「あれ、香坂さん。」
「先輩。」
「直接話すのってあの時以来だね。」
「はい・・・」
「幼馴染とはどう?」
「かわらず・・・ですね。」
ぎこちなく会話する二人。
そんな二人の姿を偶然見た星史は二人のいる方向とは反対側に駆け出してしまう。
見たくないものを見せられた気がした。
何で見たくないのか?
・・・それってひかるのことが好きだからじゃないのか?
苦い思いがわきあがってくる。
星史はやっと自分の気持ちに気づいた。
俺は蛍もひかるも好きだったんだ・・・。
二人を好きなことに気づいた時は、どちらかを選ばなければならないときだと思っていた。
それが嫌だった。気づかないで二人と一緒にいたかったんだ。
 ひかるの友達は部活の先輩に思われていると知ったとき、ひかるにこう話した。
「高杉君より先輩の方が格好いいじゃない。先輩にしたら?」
「確かに先輩は格好いいと思う。私にとっても理想のタイプよ。でも、星史くんが好きなの。」
ひかるは自分の気持ちを変えることが出来ないといったことがあった。
そんな事を考えていたひかるは星史の様子が変なことにも気づいていた。
何かボーとしてるのが何日も続いていた。
星史はまだ答えが出なくてそうなっているのだが、心配したひかるはクッキーを焼いて星史の家に来ることにした。
「こんにちは、星史くん。クッキー焼いてきたんだ。一緒に食べない?」
「ありがとう。あがれよ。」
「おじゃましまーす」
クッキーをつまみながら他愛のない世間話をする二人。
いつしか話題はヤンチャーのプレゼントの話になった。
「ヤンチャーは蛍にあげるっていってたぜ。」
「やっぱり桜小路さんだったんだ。」
「どうしてそう思ったんだ?」
「なんとなく。でも桜小路さんってもてそうだよね。好きな人ならともかく断るとき如何するんだろう。」
「お前と同じように断るんじゃないのか?って・・あっ」
慌てて口をふさぐ星史。ひかるは星史を凝視する。
「私みたくって、まさか・・・星史くん何か知ってるの?」
「いや、何も知らない!ハハハッ・・・。」
ごまかそうとする星史。
「もしかして屋上の話、聞いてたの?」
顔が少しずつ赤くなってくるひかる。思わず視線をそらしてしまう星史。
星史くんの様子が変な理由はこれだったんだ・・・。
そう思ったひかるはたまらずに部屋から出て行く。
「ひかる!」
慌ててひかるの後を追う星史。
リビングから玄関に出ようとかけて行くひかるの右手を星史の左手がつかまえる。
「ひかる、まてよ。俺、あの時屋上で昼寝していてわざと聞いた訳じゃないんだ。」
そのとき、ひかるが星史の方に振りかえる。
真っ赤になって瞳が少し潤んでいた。
 その表情にハッとする星史。可愛いと思ったのだ。
「離して・・・」
ひかるは、星史の左手を振り切って家を後にした。
ひかるは自分の部屋で泣いていた。
今後どうやって星史と話せばいいのかわからなかった。
それどころか星史が自分の事なんとも思ってないとか言われたら・・・。
結果が怖い。どうしよう・・・。
78シェークスピアのファン:2007/11/03(土) 18:56:45 ID:umvo1I/M
四角関係E

次の日の朝、家を出た星史はひかるを見つけると
「おはよう。ひかる」
と挨拶をしたが、ひかるは星史をみるなりにげていく。目が点になる星史。
それからのひかるは星史をみると逃げたりしてさけていた。
それが何度も続いたのである。
ひかるはいつまで俺をさけるつもりだろう・・・。
そんな事を考えながら歩いていると、晴れ着を着た蛍を見つけた。
「蛍?」
「あら、高杉くん。」
にっこり笑う蛍。
「蛍がそんな格好してるってことは、今日は性格が明るくなる日なのか。」
「ええ、そうなの。ねえ似合う?」
「ああ。」
「ふふ。ありがとう。こんなにおしゃれしてるんですもの。散歩したくなったの。」
「おひいさまー。」
遠くの方からばあやの声が聞こえる。
「蛍、こっちへ。」
蛍の手をとって駆け出す星史。
ばあやの姿が見えなくなった頃、草むらから星史と蛍は一緒に顔を出す。
二人はお互いの顔を見合わせて笑い出した。
「クスクス・・・。私、ばあやからこんなに逃げたのってはじめてよ。」
「ハハハ・・・。おれもあのばあちゃんからこんな風に逃げたのはじめてだよ。」
どちらともなく歩き出す二人。目の前に池が見えてくる。
「蛍、ボートにのらないか?」
「ええ。」
にっこり笑う蛍。
この池は星史が小学生の時、山本ピンクとデートしたところでもある。
その池で今は蛍と二人でボートにのっている。
二人の間に静かな時が流れた。
景色を見ていた蛍が星史の方を向いて静かに見つめる。
「なに?」
「高杉くんは答えがでたみたいね。」
「え・・・。」
「高杉くん、香坂さんのことばかり考えてる。一緒にいられなくて寂しいって思ってる。もう答えは出てるでしょう?」
「蛍・・・、俺は。」
「その先はいわない方がいいわ。」
人差し指を口元において笑う蛍。
「蛍。」
「戻りましょう。そして高杉くんは香坂さんの所にいかなきゃならないわ。」
「わかった。」
ボートを岸に戻すようこぎ始める星史。視界の片隅に岸からこちらを見ている人物がいた。
星史と蛍がボートから降りると、ヤンチャーが蛍を迎えに来ていた。
「蛍、ばあやが探していたぞ。一緒に帰ろう。」
蛍に手を差し出すヤンチャー。
その手をとる蛍。
手を繋いだ二人をみつめる星史。
「じゃあね。高杉くん。」
「ああ。またな。」
「じゃあな。」
ヤンチャーは反対側の手にこの間買ったプレゼントを持っていた。
79シェークスピアのファン:2007/11/03(土) 19:12:18 ID:umvo1I/M
四角関係F

星史は家に帰るとひかるに電話した。
「ひかる、話があるんだ。明日の朝、学校の屋上で待ってる。」
「私、行かないから。」
「それでもいい。ずっとまってる。」
「星史くん・・・。」
星史は自分の気持ちと向き合うことを決めた。
とうとうこの日が来てしまったとひかるは思う。星史はひかるに対する結論が出たのだ。
そしてそれを明日伝えるつもりなのだろう。YESなのかNOなのか・・・。もしNOなら・・・。
 翌日、学校の屋上でひかるを待つ星史。すでに30分待っていたが、星史はひかるが来ることを信じていた。
重い足取りで階段を上るひかる。星史の気持ちを知るのは怖い。
でも、どのような答えを星史がだそうとそれを受け止める覚悟をした。
屋上のドアを開けるひかる。手すりに手をかけていた星史がゆっくり振り向いた。
「おはよう。ひかる。」
「おはよう。星史くん。」
「今日は、いい天気だよな。」
「そうね、雲一つないわ。」
会話が途切れる二人。星史は頭をかきながら
「ひかる。おれひかるの気持ちを知ってからずっと考えていたんだ。おれはひかるのことをどう思っているのかって。」
「どう・・・思っていたの?」
のどが渇いてくるひかる。
「好きだって気づいた。」
「えっ・・・」
「ひかるの気持ちにずっと気づかなくてごめん。おれは・・・」
ひかるは星史に抱きつく。それを受け止める星史。抱きしめたひかるからは微かに香水の香りがする。
しばらくしてひかるは星史から体を離して、星史の顔を見つめる。
その目にはうっすらと涙がある。
少し顔を赤くしたその表情は、まるで自分の事をとても好きだと伝えているようで、長年ひかるの表情を見てきた星史にとって一番好きな顔になっていた。
思わず星史はクスッと笑ってしまう。
「何?」
「別に、可愛いなと思って。」
「本当にそう思ってるの?」
「ああ・・・。」
星史の服をぎゅっとにぎるひかるは、そっと目を閉じた。
ひかるの唇にそっと唇を重ねる星史。二人はゆっくりキスをする。
真っ青な空の下、二人はお互いの気持ちを確かめる。唇をそっと離したひかるが言う。
「長い間、待ったんだから、もう放さないからね・・・。」
「ああ、待たせてごめん。」
「ずっと・・・一緒にいてね。」
「え?ずっとは・・・約束できないかも・・・」
「え?だって星史くん、今私のこと好きっていったじゃない!」
「そりゃ今はそーだけど、ずっとはわからないだろ?」
「星史くん・・・あんたって・・・このサイテー男!」
星史の言葉にひかるは怒りに体を震わせ、グーで星史を殴った。
「なにすんだよ!」
殴られた頬をさすりながら星史が叫んだ。
「あんたみたいなサイテー男好きになるのは私くらいよ」
「なんだと?」
どうやら、星史のひかるに対する気持ちはひかるが星史を思う気持ちとはまだ差があるらしい。
ため息を一つついたひかるは星史の目をみて
「覚悟しなさいよ。これからは私しか見られないくらい夢中にさせてやるからね。」
そういったひかるは秋の太陽に照らされて、大胆不敵な笑顔を見せる。
その姿はとても魅力的だと星史は思うが、顔には出さず、
「やれるもんならやってみな。そー簡単にはいかないぜ。」
そういって笑った。
今までとは違う二人の新しい季節はどうやら戦いになりそうである。
                              FIN
80シェークスピアのファン:2007/11/03(土) 19:37:15 ID:umvo1I/M
今回の話はひかると星史の話にしようとおもいました。

そして、ひかるには学園ラブコメが似合うし魅力的だと思いました。

しかし、書いてて思ったのですが、ダガーンの星史とひかると蛍の関係ってパーマンに似てます。

主人公 星史(みつお)には幼馴染のかわいい女の子 ひかる(みちこ)がいる。彼女とは表の顔として仲が良い。

しかし主人公 星史(みつお)には裏の顔 隊長(パーマン)の仕事がある。その仕事を支えるミステリアスな美少女 蛍(パー子<すみれ>)がいる。

星史(みつお)と蛍(パー子)は裏の姿としては仲がいいのに、表の私生活にはあまり関わっていない。

蛍(パー子)は普通の女の子ではない。(蛍は地球と心を通じ、敵キャラを味方に引き入れ、パー子は歌手件女優)

キャラクターは全然違いますが、関係性を考えると似ていると思いました。

そしてダガーンではそれにヤンチャーも入ってきてより複雑です。

だから面白いのかもしれません。(スレ違いの話を述べてすみませんでした。)
81名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 22:19:08 ID:W8XHt8OI
>シェークスピアのファン様
ダ・ガーン成長話、楽しんで読ませてもらってます!!
私もどっちかと言うと星史×ひかる、ヤンチャー×蛍派なので嬉しいです。
パーマンってそんな話だったんだ…子供の頃見てたけど、ほとんどストーリー覚えてないww
82名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 03:17:17 ID:+2ANATYj
シェークスピアのファン氏キター!!
アニメ見ているかのように、音声&絵が脳内再生されました!
すてきだー!!

そして、なるほど、パーマンに似ていたのですね。びっくり!
83名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 18:20:49 ID:bmADLBWA
>>80
  _  ∩
( ゚∀゚)彡だっがーん!
(  ⊂彡 だっがーん!
`|   |
、し ⌒J
84名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 13:58:47 ID:/HQdlEHz
ごめ、ひかる実は良い女だなと初めて思ってしまった…
前作といい氏にはただひたすらGJです
85名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 21:12:51 ID:512c2PRv
保守
86名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 17:40:04 ID:XZV1zusd
シェークスピアのファン氏おつかれ!
87名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 21:53:05 ID:F7+UUyNm
保守
88シェークスピアのファン:2007/11/18(日) 17:09:29 ID:tkFdj2/T
>81

>82

>83

>84

>86 皆様ありがとうございました。

しかし・・・81様、確かに星史×ひかる・蛍×ヤンチャーもすきなのですが、実は星史×蛍も好きだったりします。

ごめんなさい!!

というわけで、星史と蛍の話を作ってしまいました。

この話は前の2作とはリンクしてません。別個の話として作ってます。
89シェークスピアのファン:2007/11/18(日) 17:15:46 ID:tkFdj2/T
伝説の勇者ダガーンより  春の夢@

ダガーン、あの戦いから5年の月日がたったよ。
セイバーズ、ランダーズ、俺はあの戦いを絶対忘れない。
みんなで守った地球の未来は俺たちが必ず守り続ける。
あの時とは違うたあいのない日常が続いているけど、俺はそれがどんなに大切か知ってる。
でも、あの戦いの時とは違う感情がいつしか俺の中に雪のように降り積もってきた。
あいつと一緒ならなんでも出来ると思える信頼からはじまったこの感情にはどんな名前がつくのだろう・・・。

今朝、学校へ行く途中、星史は蛍と出会う。
普通の挨拶をかわした途端、二人の足元に大きな黒い穴が出来た。
落ちていく中でとっさに手を握り締める二人。
そして気づいたら見知らぬ森の中に手を握ったまま二人で倒れていた。
同時に目覚める二人はお互いの無事を確認した後、周りを見回す。
「蛍、ここはどこかわかるか?」
「いいえ・・・。でも、こっちの方に人の気配がするわ・・・。」
「じゃあ、とりあえずこっちの方へいってみるか。」
「でも、何か不吉なことがおこりそうな予感もするの・・・。」
「他に人のいる場所はありそうか?」
「それはわからない・・・」
悩んでしまう二人。星史は蛍の手をとって蛍の言った方向へ歩き出す。
「とにかく、こっちの方へ歩いてみよう。何かあったら戻ればいいだろ?」
星史は二カッと蛍に笑いかけた。その顔をみてクスリと微笑み返した蛍。
手をつないだままどれ位歩いたのだろう。
だんだん森の空気が変化しているのに気づいた蛍は足を止める。
「どうしたんだ、蛍」
「高杉くん、この森・・・」
言葉を続けようとした蛍の声を遮って別の声が二人の頭上から響いた。
「お前たち何者だ!」
声のする方を見てみると、高い木の上にだれかがいた。
「俺たち道に迷ったんだ。ここはどこなんだ?」
「質問があるならこの木にのぼってこい。」
「お前が降りてくればいいだろ。」
星史の言葉にそれきりだまってしまう木の上の人物。
「しょうがないな。俺この木に登ってくる。蛍はここで待っててくれ。」
うなづく蛍。
星史が登っている木は、周りの木々に比べ特に高い。
あと少しで先ほどの人物のところという枝に足を置いた星史はふと木の下にいる蛍を見る。
木の下に小さく見える蛍は心配そうな表情をしている。
そんな蛍を見ていた者がいた。
その男は蛍の背後から近づき気絶させて連れ去ってしまう。
「蛍!」
急いで木をおりはじめる星史。
蛍を連れて行った男を追うものの、見知らぬ森なので迷ってしまう。
困ったと思いながらとにかく歩いていると村が見えてきた。
90シェークスピアのファン:2007/11/18(日) 17:22:34 ID:tkFdj2/T
その村を見回して蛍を探す星史の目に先ほどの男が白装束を着た老女に蛍を引き渡している姿が映った。
「蛍!蛍をかえしてもらう。」
白装束の老女の前に駆けてきた星史。老女はゆっくりと星史の方に振り向いた。
「この娘はそなたのなんじゃ。」
「えっ・・・大切な・・・友達だ。」
「そうか。ならその友達を我らにゆずってくれんかのう。」
「そんなこと出来るわけないだろう。」
「我らにはこの娘が必要なのじゃ。」
星史と白装束の老女の周りにいつのまにか沢山の村人が集まってきた。
老女は星史に長い話を語りだす。
この村は八岐邑といい、近くには八岐湖といわれる湖がある。
八岐湖は何十年も前に空から黄色い粉が降ってから変わった。湖の中の魚が次々死んだり、変化するようになった。
変化したものの中に水蛇がいる。水蛇は徐々に巨大化し黄色い粉の影響が身体に苦痛を感じさせるらしく春頃に村を襲った。
その時に何人もの村人が亡くなった。
それで7年前春頃に一人の乙女が生贄になった所、その年は水蛇が暴れなかった。
それから毎年一人の乙女が生贄になっている。今年の生贄は6歳の少女が選ばれていた。
が、この生贄を選ぶなかでひとつの例外があった。それは村人以外の娘が春頃に村に現れたら、その娘を生贄にするというものだった。
「この娘には悪いと思うが、この村の為生贄になってもらう。」
「ふざけるな!蛍はかえしてもらう。」
星史は蛍の所に駆け寄ろうとするが、周りにいた村人たちが星史を地面に押さえつける。
「ちっくしょう、離せ!蛍。蛍!」
星史の声に目覚める蛍は、星史の姿を見て何となく状況を察した。
「高杉くん・・・。高杉くんを放して・・・」
蛍が白装束の老女に話しかける。
「それはそなた次第じゃ。そなたこの村にいてくれるか?」
「蛍、そいつらはお前を・・・」
さるぐつわをされてしまう星史。
「わかりました・・・。だから高杉くんを助けて・・・」
「取引成立じゃ。娘をこの家に閉じ込めておけ。」
蛍を数人の女性が連れて行く。老女が星史を見て
「この者は明日、村の外へにがしてやれ。」
この間、星史はさるぐつわをされているのに何やら声をだそうとしている。老女はそれを見て、
「最後にひと言話してみよ。」
さるぐつわを取り外された星史。
「その水蛇を俺が何とかする。だから蛍を還せ。」
この台詞に村人たちがざわめいた。
「そなたが水蛇を倒せるというのか?」
「そうだ。」
「水蛇には村人がたばになっても敵わなかった。お主ごときが、どうやって倒すというのだ。」
「どんなやつにも弱点があるはずだ。絶対何とかしてみせる!」
星史はダガーン達と戦った経験からそう思った。そんな星史の目の中に輝く光を見た老女。
「面白い。もしなんとか出来るなら娘を返してやろう。しかし、出来ないなら、明日予定通り生贄にする。」
91シェークスピアのファン:2007/11/18(日) 17:26:43 ID:tkFdj2/T
春の夢B

「その水蛇ってのはどんな奴なんだ。」
「詳しくはこのカイに教えてもらうといい。」
そういって白装束の老女はその場から去っていった。カイといわれたのは星史と同じ年齢位の男の子だ。
「水蛇は巨大で表面がうろこに覆われてる。このうろこがつるつるすべって剣も矢もはじいてしまう。口が大きくて人間を丸呑みにしてしまうんだ。」
「他に特徴は?」
「酒が大好きなことかな。」
「酒か。そういえば、ここに油はあるのか?」
「油はある。何か策でもあるのか?」
「ああ。すごく強い酒と油と松明の火と長剣を用意してほしい。」
「わかった。明日までには用意させる。」
「もっと早く用意出来ないのか?」
「すぐは無理だ。どんなに急いでも明日になる。」
「まさか、蛍を生贄にさせるから用意を遅らせるつもりじゃないだろうな?」
「そんなことはしないさ。なんせ、本来は僕の妹が生贄になる予定だったからな。」
「え?」
「水蛇を倒す戦いには僕も矢をもって参加する。生贄なんてないほうがいいからな。」
「それはありがたい。その声、木の上にいたのはお前だろ?」
「そうだ。」
星史とカイは水蛇を倒すために議論をつづけた。
92シェークスピアのファン:2007/11/18(日) 17:29:29 ID:tkFdj2/T
春の夢C

次の日、星史は朝早く目が覚めた。外はまだ暗い。
でも頭の中が不思議とすっきりしていた。これはオーボスとの最後の戦いのときに味わった感覚に似ていた。
カイは星史に用意したものをみせる。
星史が剣を背中に背負い、酒樽をもち、カイが矢を肩にかけて油と松明をもって八岐湖に向かった。
暗い森の中を歩いていく星史とカイ。
「八岐湖ってまだなのか?」
「もうすぐだ。なぁ、ひとつ聞いていいか?」
「なんだ?」
「何故、あの娘のために闘うんだ?好きなのか?」
「うーん。蛍のことか。あいつは不思議なやつだ。でも蛍と一緒ならどんなことも出来るような気がするんだよな。なんでだろう?」
星史にとって蛍はいつも多くを語らずに導いてくれる存在だ。
蛍のために何かすることが出来ると思えるこの感情が何に由来するものか星史にはわからない。
ただひとついえるのはめったに人には見せない蛍の笑顔を俺はとなりでみていたいと思うことだろうか?
そんな思案している星史をみて、カイが言った。
「お前らって友達以上恋人未満の関係なんだな。」

いつしか日の出になったらしく、だんだんと明るくなってきた。
八岐湖についた星史とカイ。松明や酒、油の用意を整え剣を持って立つ星史。
「さあ水蛇、いつでも来い!」
星史がもっている竹刀よりずっと重い剣を振り回して構えた星史は言った。しかし八岐湖はしーんとしている。
「おいカイ、水蛇はいつでてくるんだ。」
「知るか!来るまで待つしかないだろう。」
「そんな・・・」
絶句する星史は少し気が抜ける。それでも水蛇はなかなか現れなかった。
93シェークスピアのファン:2007/11/18(日) 17:35:50 ID:tkFdj2/T
春の夢D

水蛇を待つ星史とカイの前に村人たちが蛍を連れてきた。
「蛍!」
「高杉くん・・・」
蛍は華やかな白い着物を着て、髪も髪飾りで結っている。
蛍のところに駆け寄る星史。
「その服は?」
「生贄の者は花嫁衣裳をきるんだって・・・」
「な・・・。水蛇にやるくらいなら俺がもらってやるよ。」
思わず出た言葉に星史自身驚いた。
つい見つめ合ってしまう星史と蛍。
ゴゴゴ・・・。
八岐湖からすごい水音が響いた。
驚いた星史と蛍や村人たちは一斉に湖上を見る。
八岐湖に全長30メートルはあると思われる巨大な蛇がいた。
目は黄色く輝き、赤い舌がチロチロと動いている。
「こっ、これが水蛇か!」
「でっ出た〜!」
驚いている星史の脇を蛍を連れてきた村人たちが逃げていく。
水蛇はゆっくりと八岐湖の岸辺に向かってくる。
そして岸にあがり蛍の方へ少しずつ近づいてきた。星史は横にいる蛍に叫ぶ。
「離れてろ、蛍。」
蛍は水蛇が自分の方に来ようとしてるのがわかった。後ろを向いたらすぐに襲ってくることも。
「カイ!」
水蛇に向かって矢を放つカイ。
それをうけて水蛇の意識がカイに向いたのを見て星史が剣を振り下ろす。
それを何回もやってみるがうろこがぬめって剣が通らない。
そんな星史の方に振り向いた水蛇。
星史は水蛇の口目掛けて小さい酒袋を投げつける。酒袋は薄いので水蛇は袋の中に酒があることがすぐわかった。
「酒が欲しいなら、こっちに来るんだな。」
星史は水蛇に叫ぶなり、森の中に逃げ出した。星史を追ってくる水蛇。
森の中を走り続ける星史。水蛇は胴体を完全に湖から出していた。
水蛇は星史をはじめ、ゆっくり追っていたが、間合いが近づいたと思った瞬間、ものすごいスピードで星史を丸呑みしようと大きな口をあけながら襲い掛かってきた。
すぐさま横に逃れる星史。しかし、水蛇の大きな顔は星史のすぐそばだ。
「酒樽はあそこだ!」
星史は酒樽を指さすが、水蛇は星史をじっと睨んでいる。
「ちょっと・・・あっちだっていってるだろう!」
星史は冷たい汗が流れるのを感じた。
94名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 17:52:14 ID:tMn73bIh
kmg
95シェークスピアのファン:2007/11/18(日) 17:52:57 ID:tkFdj2/T
春の夢E

星史がピンチに陥っているとき、カイがかねてからの予定通り、松明の火を水蛇の尾になげつけた。
すぐさま油を火のところにビシャッとかける。
火はまたたくまに広がった。そこに矢を射てみる。ぬめりが消えて矢が刺さった。
「星史のいうとおりだ。」
尾の熱さに水蛇は星史から自らの尾の方へ視線を移す。
カイの方へ火のついた尾を振って攻撃する水蛇。木になげとばされるカイ。
しかし他の木々に火が移っていくのを見て水蛇は水岸にもどろうとする。
「そうはさせるか!」
星史は持っていた油をぶち投げ手近な松明を水蛇に投げる。
そして火のついたところに剣を振り下ろした星史。
うろこに覆われた皮がばっさりとさけ、返り血が星史につく。
「あつっ・・・。」
その返り血が焼けるように熱いので、一瞬顔をしかめる星史。
その隙を水蛇は狙っていたかのように星史を丸呑みしようともう一度襲ってきた。
やばいと思った星史。
ごろごろところがってきた酒樽がそんな星史を横に転ばせて救う。
その酒樽を星史のかわりに一飲みにする水蛇。
酒樽のころがってきた方向には蛍がいた。
強い酒を飲んで少し目が据わってきた水蛇。酒樽をころがせた蛍の方へ行こうとする。
星史は返り血を浴びた腕の熱さを忘れて水蛇に油をかけ、最後の松明をなげつける。
しかし、水蛇は火のついたまま今度はよそみをしないでまっすぐ蛍のところへ向かう。
そして口を大きく開けた。
星史は出来る限り高く飛んで水蛇の首をゴトンっと落とす。
星史が蛍の傍に来て声をかける。
「大丈夫か蛍?」
「高杉くん、前!」
首だけになった水蛇が星史と蛍のところへ飛ぶように向かってきた。
星史は剣を水蛇に向かって構える。
蛍は星史の傍にそっと寄り添う。
その二人を丸呑みにする水蛇。
それはカイの目の前の出来事だった。言葉を失うカイ。

首だけの水蛇の頭の上に星史の剣のきっさきが見えている。
そのきっさきがゆっくりとしかし確実に動いている。
そして星史と蛍を飲み込んだ水蛇の頭がパカッと二つの割れる。その中には二人が立っていた。
星史と蛍はお互いの顔を見た。
二人とも水蛇の血にまみれている。そしてその血はやけるのような痛みを星史と蛍に与えた。
顔をしかめている二人に駆け寄ってくるカイ。
「すごいぞ星史。水蛇をやっつけたんだ。もう村から生贄をださなくてすむんだ!」
カイの喜びの声に二人は痛みに答えられない。
「水を・・・真水で身体を洗わないと・・・」
「あの湖ではだめなのか?」
「だめ・・・あの湖は穢れているから・・・」
「わかった。すぐ村にいって水を持ってくる。待っててくれ。」
カイは駆け出して村に向かった。
96シェークスピアのファン:2007/11/18(日) 18:39:51 ID:tkFdj2/T
春の夢F

カイが駆け出していくのを見送ってから、寄り添いながらゆっくりと村へ歩いている星史と蛍。
無言のままお互い水蛇の返り血による痛みに耐えている。
蛍は心の中で一心に祈る。
『どうか・・・雨よ・・・降って・・・お願い・・・』
雨が降ることを祈っている蛍。
『お願い・・・』
ガラガラガラ・・・
急に雷が鳴り出した。そして二人の目の前にある木に雷が落ちる。
バキッ・・・。
雷のおちた木はその衝撃で二つに割れる。
その雷の衝撃に星史と蛍は目を見開いた。割れた木をしばらく見つめていた二人にポツポツと雨が降り出した。
蛍の祈りが届いたのだろうか。その雨は次第にどしゃぶりの雨に変わっていく。
その雨を一身に受ける星史と蛍。雨がやけるような熱さを冷やしていく。
返り血の痕がわからなくなるくらいの雨だ。
「蛍が雨を降らせたのか?」
「風が雨を連れてきてくれたの・・・」
蛍が星史の質問にそう答えた。そして蛍は星史の方を向いて
「高杉くんが生きててよかった・・・。」
「俺も蛍が無事でよかったと思ってる。」
二人は改めてお互いの無事を確認した。その安心した気持ちが笑い声を呼んだ。
「クスクスクス・・・」
「ハハハハハハ・・・」
笑い声がいつのまにか止んでいた。二人はお互いの姿を見つめる。
星史の目に蛍は雨にうたれびしょ濡れで、身体のラインがはっきりして見える。
蛍の目には星史がまっすぐに射るような目で自分をみているように映った。
磁石に引き寄せられるようにどちらともなくお互いを抱きしめていた星史と蛍。
星史は蛍の額に静かにキスをする。
それを受けた蛍は瞳を閉じ、二人は初めて口付けを交わす。
蛍の髪に右手をまわしていた星史は髪飾りをそっとはずす。
結い上げられていた蛍の髪は重力に従っておりていく。
星史は蛍の長い髪を手に絡ませる。髪飾りが地面に転がった。
そして・・・

ジリリリリリリ・・・。
目覚まし時計が鳴っている。目が覚めた星史は時計を止める。
今までのことは全部夢だったのか?あんなにあざやかに覚えているのに・・・。
とにかく、学校に行く仕度を整える星史。
家を出て学校に行く途中に公園がある。その公園のブランコに蛍がいた。
「蛍、お早う。」
「高杉くん、お早う・・・」
ここは小学生の時、恐竜の言葉を蛍が星史に伝えた場所だ。その思い出と共に今朝みた夢を思い出す星史。
夢の中の蛍の姿を思い出し、なんとなく蛍の顔をまともにみれない。
「蛍・・・どうしてここに?」
「私・・・高杉くんの夢をみたの・・・」
「えっ、俺も蛍の夢をみたよ。」
驚いた星史は蛍の顔をみる。
「同じ夢だったらどうする?」
蛍は星史が今までみたことのない、いたずらな娘の表情で笑っている。
春風が蛍の髪をやさしくなびかせていた。

そんな2人を微笑んで見ている存在がいる。地球に選ばれた少年と地球と心を通わす少女。
お互い大事に思ってるのに、いつまでも自分の気持ちに気づかないニブイ2人にある夢を見せるお節介をした存在。それは地球。
自らを助けてくれた2人を見守りながら、地球は今日も太陽の周りをまわっている。
                             終
97シェークスピアのファン:2007/11/18(日) 19:18:52 ID:tkFdj2/T
前に書いた蛍とヤンチャーの話が西洋風だったので、今回は日本風の話にしようと思いました。

日本風の話といえばスサノオの八岐大蛇退治。

しかし大蛇を何にするかで実は現代版も考えたのですが、うまく纏まらなかったのでこちらの方になってます。

ダガーンの4人のイメージですが、ひかる→星史(バレバレ)。ヤンチャー→蛍(俺がお前を守ってやるといってたので)。

星史と蛍は好きな人はいないとして終わっているように思ったんです。

なので、ひかるやヤンチャーの思いが二人に通じたらという話が前に書いた話で、星史と蛍がお互いへの思いに気づいたらという話が今回になります。

お好きなカップルの話を楽しんでくれたら嬉しいです。
98名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 22:24:23 ID:vqRUKmnn
氏はサイト開いたら良いんじゃないかなあと思う
いやお話は好きなんだが(自分はヤン螢派なので前作とかものすごく嬉しかったよ)
でもここエロパロスレだし、ダ・ガーン専スレでもないから
ダ・ガーンを知ってる人ばかりでもないからね
ここの住人は基本的に優しい人多いから良いけど他スレだと怒られる可能性大だと思うんだ
99名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 16:12:01 ID:mXF4/aoT
まぁ一度ならともかく何度もエロ無しはね・・・たまになら過疎スレ的には歓迎なんだけどなまじ筆が早いだけに・・・
100名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 05:52:25 ID:mYu0JC0D
ダ・ガーン専スレに来て欲しいくらいだ
最近はほすの嵐…
101名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 14:10:12 ID:Oayjt+1s
102名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 21:18:56 ID:FA8MI8/0
今エルドランで一つ書いているんだけど原作の雰囲気を壊さないようにしていると、
どうやってエロを盛り込んでいいのかわからんな。
103名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 23:05:01 ID:aXgjrRH7
それを言い出したらそもそも対象が小学生なんだからエロパロなんぞ書けんぞな
104名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 23:24:37 ID:o9NuXFSW
>>102
5年後!!5年後!!
105995:2007/11/26(月) 16:45:14 ID:Yj3HBuTE
>>102
上手く喋らせると雰囲気はだしやすい
106皆さんありがとう:2007/11/26(月) 18:07:26 ID:DlMJJYbK
>>105
以前も同じ事言われてセリフを自分なりに充実させ、H以外の部分は前後すでに出来上がっているのよ。
つき合っているわけでもない小学生の日常にエロを盛り込むのが難しくて行き詰まってます。
「好奇心」を軸に展開していけたらと試行錯誤してます。
107名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 06:03:48 ID:zAoL7tm8
>>106

好奇心ていうと女子が男子のおちんちんに興味を持ったり、
男子が女子の胸に興味を持つとかなの?
108名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 11:06:44 ID:JVRmXXEq
>>107
そうそうそんなカンジです。
誰もが子供の頃通過した、あのドキドキを表現できたらいいと思います。
109名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 23:00:54 ID:MlAp7yy+
誰もいない放課後、目の前にはおにゃにょこのたてぶえ でおk
110名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 23:59:44 ID:7v/Mj0u2
>>107
そういえば意外と星史はキスがどうこうってレベルなんだよな。対して勇太は姉さん達の影響が意外とませてるっていう
111名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 02:05:16 ID:/4tBKESx
ほしゅ
112名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 06:50:17 ID:dy5VBop9
何故保守?
113名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 21:01:19 ID:tHorNcaf
今こそ保守
114名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 21:54:29 ID:oKVIiY9w
age
115名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 23:33:34 ID:dI+yXr0q
遊星主に捕まってロボットでも人間と同じく愛撫し敏感な部分を責めれば感じ絶頂する様に改造された挙げ句に
パルパレーパがピルナスに半分、脅されて渋々、制作した人間式で言う精神を破壊する程に強力な媚薬と同じ効能があるウイルスを打たれ

ピルナス&プラヌスに拷問調教される光竜と闇竜。
強がり気丈に振る舞うもプラヌスに一方的に何度もイカされ耐えるのも限界の光竜

逆にピルナスに長時間、寸止めで焦らされ溜まった快楽を一気に解放され堕ちる一歩手前に追い込まれる闇竜

果たして捕らわれた二機の運命は?ってのを妄想した事がある
116名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 07:30:05 ID:0IkS/zyP
ごめん、それ何のジャンル?
皆が皆全作品知ってたり覚えてるわけじゃないからさ…
117名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 17:21:19 ID:ribBEcQx
>>116
ガガガファイナル
118名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 07:31:26 ID:ASX8Xzne
有り難う、でも知らないや
119名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 19:18:29 ID:0tWG8z2d
>>118
知らなければわざわざ「知らないんだけど」なんてレス付けなくてもいいとオモ。
120追い込まれてるからかな?:2007/12/12(水) 21:58:45 ID:EXYxzmdH
今一つ書いてるんだけど、仕事の合間とかの方が頭が冴えて筆が進むんだよな。
ほかの皆さんはどうですか?
121名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 22:29:03 ID:OwT8hmhb
仕事中には携帯扱えない業種の人だけどそれは確かにあるな
サボってる訳じゃなくて、仕事しながら想像してるっていうかネタが進む
でも仕事終わる頃には忘れてる自分アホスw
122こんにゃく@遅くなってすみません:2007/12/23(日) 18:43:05 ID:o/NwR0us
「凱・・・」
命が赤くなる。
凱は何も言わずに座っている。
彼の熱いものを命の背中につけながら。
「うん、わかった・・・まっててね」
彼女はそういいながら姿勢を変えた。
そして凱と向き合い、怖ず怖ずと彼を受け入れる。
「んっ・・・」
「ぁっ、命の中、気持ちいい・・・」
そのまま命は上下に腰を動かした。
液体に触れる音が鳴る。
「あっ、・・・凱っ!」
「命・・・うっ・・・」
お互いの目が会うと、荒い呼吸を唇で、舌で塞いだ。
123名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 19:02:02 ID:bBlj40mo
こんにゃく氏の作品レス番まとめ
>10-16
>50
>69
>122
124名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 20:42:04 ID:tAWhrdIg
>>こんにゃく氏
待ってました!
ゆっくりになっても良いので是非完結させて下さい。
命エロス。

>>123
125名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 00:07:31 ID:BHigKusE
>>122乙!ラブラブカップルだなー
126名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 03:07:38 ID:FzZ7hmH1
わああああああ(*゜∀゜)=з
久しぶりのこんにゃく氏だ!
今回もすてきな凱命をありがとうございます!
127名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:39:24 ID:Opx6Z/od
>>122
GJ!
128名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 17:32:51 ID:ToIBlkqe
>>122乙!
遅くなっても構いませんので、是非とも続きをお願いします!
129名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 17:40:29 ID:aWZxo2IY
緊急保守age
130こんにゃく@あけおめです:2008/01/05(土) 11:27:01 ID:7tS6YkIn
「んんっ・・・んっ・・・」
舌と舌が絡み合う。
「ぁ・・・はぁ・・・命っ、みことっ・・・!」
普段の彼からは到底想像出来ない声で愛しい人の名を連呼する。
それは命も同じである。凱の背中に手を回し、力一杯腰を動かしながら名を口にしていた。
「あっ・・・んぅ、がい、・・・凱、きもちいい?」
命の問い掛けに、凱は首を縦に振って答えた。
「ふふ・・・凱の、すごい・・・中でまだ大きくなって・・・ホント、えっちなんだから・・・」
「・・・いまさら、だろ・・・っぅ、あっ、ああっ!」
凱の喘ぎ声がだんだん大きくなる。
「あ、ぁっ、命、みことぉ・・・んん・・・っ!」
びくびくと彼のものが中で震える。
「あっ!・・・っぁ、あぁ・・・」
「凱っ・・・!」
「命、みことぉ・・・!」
命の小さな身体をぎゅっと抱きしめながら、凱は快感に支配されていった。
131こんにゃく@最後です:2008/01/05(土) 11:29:32 ID:7tS6YkIn
「・・・効果はバツクンですね」
パピヨンがスピーカーから漏れる声を聞いて呟く。
「凱さんの部屋に監視カメラを仕掛けて正解でした。
これからも、エヴォリュダーについて調べなければなりませんね」
サブモニターに、幸せそうに身を寄せ合うふたりが映し出られていた。
「・・・耕介にはまずお風呂に入って貰わないと・・・」
ため息が部屋に響いた。


そんなことは知らず、ふたりは服を全て脱ぎ、凱のベッドで身を寄せ合っていた。
「・・・凱、全部中に出しちゃったね」
「・・・ごめん」
「いいの、凱との赤ちゃんだったら・・・」
「命・・・」
ふたりの顔が赤く染まる。

そして、時計の針は3時を指そうとしていた。
132こんにゃく:2008/01/05(土) 11:36:33 ID:7tS6YkIn
こんにちは。こんにゃくです。
かなーり完結が遅い&やたら長い作品にも関わらず、
読んでくださった方々、本当にありがとうございました。

自分は勇者・エルドランでガオガイガーしか知らないので、ガイミコばっかりになってしまうのですが、
それでもまたお付き合い頂けると嬉しいです。

次はサイボーグガイと命かなぁ・・・エロくなりそうにない雰囲気がプンプンしやがるぜ
133名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 23:54:44 ID:Bm/90Ke1
お疲れ様!
134名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 04:19:15 ID:tn+8tZYE
>>132
お疲れ様でした。
ガイミコは勿論、ちょっと最後のパピヨンに萌えたw
今回の行為に限らず、凱と命の間にはちゃんと子どもが出来ると良いなぁ。
(エヴォリュダーの身体は子孫を残せるか否か的な意味で)
次回作も頑張って下さい。

感想ついでに保守。
135名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 03:00:26 ID:Ft3X59P4
こんにゃく氏乙でした!

次回もラブエロな凱命を期待してます!

そして保守(^ω^)
136名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 00:16:04 ID:59ewWrjO
誰か書く人こないかなー
137名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 14:05:18 ID:OPO6+gdt
今一つ書いてます。仕事の合間に少しずつダラダラ書いていて、もう少しで完成する予定です。
138こんにゃく:2008/01/22(火) 23:37:01 ID:sCcNC22t
こんにゃく食べながら保守
自分も今書いてます
139名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 00:49:40 ID:Gv8YkV2e
>>134
逆に二人とも普通の人間相手だと子供つくれないんじゃない?
エヴォリュダーとセミエヴォリュダーで普通の人間じゃないから。
しかしどんな超人が生まれてくるんだwww
140名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 10:54:40 ID:9m7yRcxB
エロパロ板 過去ログ倉庫
http://ninjax.dreamhosters.com/eroparo/
141名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 17:16:41 ID:0woxoWHU
エルドランでネタというか妄想があるが、文章やSSとして書けないorz

それと保守
142名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 21:15:34 ID:PZ81UUxP
>>141
ちなみにどんなカップリングですか?
143141:2008/01/26(土) 21:40:10 ID:0woxoWHU
浩美×クーコで、ちょっといい感じでアレな…ものですw
訳わかんなくてスマソ
144名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 08:44:57 ID:dai752Mn
前に別の人も言っていたけど、まずは台詞を考えて会話をさせるのがイイよ。
145名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 02:04:56 ID:1XYgLODO
>>139
そうか。その発想は無かったが、確かにそうかもしれんね。
しかしそうだとすると…孫の顔は…
まぁいざとなったら何とかなるんだろうな。
146名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 23:12:03 ID:ZzYML969
保守
147名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 07:04:46 ID:p40QjNhZ
ほす
148名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 17:19:05 ID:SWJk+BDg
保守
149こんにゃく@保守がてら:2008/02/16(土) 21:28:06 ID:+RdcUO76
「がいっ・・・ぁ、ダメっ・・・」
サイボーグの指が命の中を掻き回す。
くちゅくちゅと、いやらしい音がメンテナンスルームに響いた。
やがてそれは次第に激しくなり、命の声も色っぽさを増していく。
「こんなこと・・・ダメよ、んぅ・・・」
「ごめんな、命・・・我慢出来ないんだ」
「・・・だからってぇ・・・」
半泣き状態で鋼のからだに身体を預ける。
それを、彼は優しく迎え入れた。


これが、モニターに映し出されている映像である。
それを見て、GGG機動部隊隊長・獅子王凱は呆然としていた。
「これは昨日20時頃の凱隊長のメモリーから取り出したものですが」
ボルフォッグが尋ねる。
「・・・」
「間違いないですね?」
「俺は、こんな事、・・・してない」
「隊長は嘘をつくのが下手ですね」
モニターには未だに命の涙ぐんだ顔が映し出されている。
「卯都木隊員は昨日、勤務が19時に終了したにもかかわらず21時に帰宅しています」
「・・・」
凱の顔がみるみる赤くなってゆく。
「違う、違う・・・俺は、そんな事・・・」
自分に暗示をかけるようにつぶやく。
「なら、6日前のこの映像はどうなりますか?」
150こんにゃく:2008/02/16(土) 21:29:46 ID:+RdcUO76
「やだ、やだっ、凱っ!こんな場所でダメだってば!」
「・・・もう無理だよ、命っ」
数少ない休暇を楽しんだふたりは、夜の公園で愛を交わそうとしていた。
「誰か来るかもしれないでしょ・・・んんっ」
唇でその言葉をとめる。
凱は命のブラウスのボタンを、ひとつずつ外してゆく。
「やだ、やだぁ・・・」
やがて、ピンクのブラジャーがあらわになった。
すぐさまブラジャーをずらし、小さな乳首にしゃぶりつく。
「命・・・」
「んぅ・・・凱・・・」


「なっ・・・!」
思わず言葉が漏れる機動部隊隊長。
「夜の公園とは・・・凱隊長、もう少し場所を選んではどうですか?」
ボルフォッグの追い撃ちの言葉。
凱はただ、涙目になるしかなかった。
「どうしましょうかね、この映像。卯都木隊員にでも」
「それは、それだけはやめてくれ!」
発狂して死んじまう、と後に付け加えて叫ぶ。
「・・・わかりました。では麗雄博士に」
「親に見せられるか!」
「困りましたね・・・」
(困らなくていい、困らなくていいから・・・!)
そんなとき、ふと素晴らしいアイデアが頭をよぎる。

「何が欲しいんだ?」
「・・・は?」
「俺のメモリーを探るということは、何かの映像が欲しいんだろ?」
「うっ・・・!」
ボルフォッグがうろたえる。あっという間に形勢逆転だ。
「・・・そうだ、護とのメモリーならコピーしてもいいぜ!」
「・・・隊長は物分かりがいいですね。それで手を打ちましょう」

そうして契約は結ばれた。
この日の後、凱は事あるごとにボルフォッグにゆすられることになるのだが、
彼はそんなこと知る由もなかった。
151名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 23:08:59 ID:LFG2Zy4R
>こんにゃく氏
何て豪華な保守なんだ!GJ!!
それでも機動部隊隊長は自重しなさそうだなw
152名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 08:45:52 ID:yNVlqXxa
ショタ霧自重www
153名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 03:14:43 ID:UFazIkzM
ボルwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
154名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 01:18:14 ID:/MFfeYW+
保守
155名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 01:04:54 ID:uCMlnb69
こんにゃく氏のボルフォッグにクソワロタwwwwww
156995 :2008/03/03(月) 09:03:05 ID:pRl9C2OM
お久しです。生きてます。私生活のほうがあとひと月もすれば落ち着くのでその頃に前の続きをうpしたいです
157名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 01:21:22 ID:4IcQhiBt
995氏の作品
>>18
158名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 21:33:01 ID:8FOXpFCK
hosyu
159名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 23:52:14 ID:7d0wClyM
ショタコンだと呼ばれても仕方ないけどジェイデッカーの勇太とショタパト吉もきぼんぬ
誰が書いてくれないか
160名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 10:07:33 ID:qSszY+1L
>>159 あれは萌えるよな、801板のロボ×ショタスレもおすすめ
161名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 11:29:53 ID:9VoiBO/H
>>160 わかってるさ
でも上のガオガイガ―のショタレスは一体何なのwww
162名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 11:45:38 ID:9VoiBO/H
とにかく俺ばただ読みたいだけだ
ここでレス書いてるのは駄目なら誰が801板でレスを書いてくれるなら欲しい
163名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 19:00:33 ID:ikTK8FOP
つか向こうでそう書けよ
801なんざ見たくない奴もいるんだって分かれ
164名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 21:20:45 ID:ZN5bl6Iy
話の流れがつかめない
165名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 21:29:27 ID:rp+upZ4V
>>162
日本語でおk。
166名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 02:53:20 ID:RizWhOjO
>>164
多分明後日頃に俺が秀教のSSをうpする流れ
167名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 04:40:56 ID:FzPYOnL2
それはたのしみだ166氏
168166@携帯:2008/03/18(火) 14:51:49 ID:i0sO0BtZ
規制くらったよー/(^o^)\
eonet.ne.jp 規制
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2ch/1076733717/

169名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 23:49:07 ID:zAxFtcyE
166氏に期待しつつ保守
170名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 23:41:35 ID:H9dzBEcu
ほすほすほ
171名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:12:23 ID:e/P5/h2X
保守で書こうと思ったら思いの外長くなって涙目wwww
172名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 18:15:27 ID:Wjln9MTR
保守
173こんにゃく@保守:2008/04/06(日) 21:37:31 ID:lOW0Ij4Y
春の穏やかな日差しが部屋を優しく照らす。
キッチンに軽やかな鼻歌を響かせ、赤いおさげをぴょこぴょこさせながらフライパンを振る命。
それをただ見ているだけの俺。
はたから見れば新婚夫婦そのものだと思う。・・・実際は「まだ」恋人なんだけどな。

三重連太陽系との壮絶な戦いから一年経ち、バイオネットのテロも一段落ついたので、機動部隊の俺は長期休暇をもらった。
だが、−こんなことあってはならないことだが−俺は戦いに慣れすぎてしまったみたいで、
休暇の使い方を全く覚えていなかった。
とりあえず一週間だけなんとか休みをとって来てくれた命と、こうやって俺の家で過ごしている。
・・・そして、今日は7日目。最終日だ。
命は明日の朝一番にオービットベースに帰ってしまう。
・・・−その前に、なんとしてでも。俺はポケットに入れた小さな箱を握りしめた。

「はい、出来たよー」
母さんのエプロンをばっちり着こなした命が焼き飯やらいろいろと運んでくれる。
「何か手伝えばよかったな、ごめん」
「久しぶりの凱のお休みだもん、これぐらいしたいの」
椅子に腰掛ける。
「じゃあ、さっそくいただきます」
「はーいっ」
とりあえずサラダに手をつけようと、目線を小さいボールにやると。
「なんだ・・・これ、こんにゃく・・・か?」
ぷるぷるした物体があった。
「うん。好き嫌いはダメよ」
そういってこんにゃくを箸てつまみ、俺の口元までもっていく。
「はい、あーんっ」
「え、あ、これは無理・・・」
「もぅ、ダメって言ったでしょ」
そう言うと、命はこんにゃくを自分で食べてしまった。
俺は少し安心して命を見つめると、いきなり顔が近くに寄って来た。
「・・・!?」
唇を重ねたあとに、ぬるっとしたものが入って来る。
舌じゃないし、これは・・・
「これならちゃんと食べてくれるよね」
「・・・う」
今更吐き出す訳にはいかない。
とりあえず噛もう。喉につまらさないように。

174名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 22:55:23 ID:sfJdfxHb
>>173
こんにゃくさん、毎度乙です。
雰囲気的に続きそうな感じなので、予定が無かったとしても続きに期待。
175こんにゃく@独占状態ですいません:2008/04/10(木) 01:55:51 ID:mmojWezX
「ごちそうさま」
「ふふっ、おそまつさまでした。」
カチャカチャと音を立てながら、食器を洗いかける。
先に食べ終えた命はテレビから流れているドラマを見ていた。
・・・所謂昼メロってやつだろうか。
「あ、いいってば。私洗うよ」
「2人分ならすぐに終わるさ。それ、見てるんだろ?」
「・・・じゃあお言葉に甘えて」
そう言ってウサミミカチューシャをテーブルに置き、ソファの上に寝転んだ。

ほんの5分で洗いものは片付いた。
「命。ちょっと頭あげてくれ」
「あ、ごめん。座れないよね」
体ごと起き上がろうとする命。
俺は開いた場所に座って、命の頭を膝の上に置いた。
「えっ!?あっ、が、凱!?」
「たまには俺のひざまくらもいいだろ?命のよりは寝心地悪そうだけどな」
うー、と言いながら素直にまくらにしていてくれる。
ちょっとくすぐったいが、微妙に伝わってくる体温が気持ちいい。
「で、何を見ているんだ?」
「うーん、よくわからないけど、なんだかドロドロのメロドラマみたい。私初めて見た」
確かに女ふたりが罵りあっている。
俺にはわからない世界だ。
・・・少なくともカップルで見る番組じゃないな。でも命は真剣だ。
場面が切り替わった。
・・・ベッドシーン。
男女が手を握りあう甘い時間・・・
「・・・凱?もぅっ、見とれてないでよ」
「え、あっ、違う」
「そうだよねー、えっちな凱にはこんなのヌルいよねー」
俺のふとももに俯す命。
「な・・・」
「凱のことならなんでも知ってるつもりだもん。パソコンのデータフォルダに」
「あーっ!その先はいいから、な?」
「もっと胸の大きいコがいいの?」
「そ、そんなことはないさ!ほら、命だって、その、結構あるだろ?」
・・・照れ臭いな。
「そ、そうかなぁ?」
ぐるん横返りをして俺のほうを向く。
ちょっとだけ顔が赤くなっていた。
「まぁ、命以外の胸とか触ったことないけど、その、柔らかいし」
何気にセクハラ発言しちまってる。
「や、やだなぁ〜・・・そんな、改まって言われると恥ずかしいよ・・・」
照れ笑いを浮かべながら、俺と目線を合わせた。
176名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:14:40 ID:pGusNG9J
保守
177名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:14:07 ID:L6I72/Qm
ゴウザウラーで、機械王(エンジン王か電気王あたりかな?)制御の触手×女子の誰かとか考えた俺って・・
178名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:30:33 ID:D9Gqq9Gz
>>177に期待age

というのは冗談で保守。
でも、いけそうならいってみると良いさ。
179名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 03:49:03 ID:aUEbksy+
厨房時代松原いずみさんで相当回数抜きまくった。
あの手のキャラ、今でも大好きww
180名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:49:35 ID:PVOuoxEd
真面目っぽい有能なセクシー秘書だけど、本当はお茶目で可愛いお姉さんってとこがたまらんね
「もう、舞人さんったら!」とか、ぷんぷんむくれてるいずみさんは可愛かったなあ
181名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 20:57:17 ID:y3o9yiJv
いまさらながらにヤフオクでマイトガインのエロ同人を
探しまくって感慨に耽ってるんだけど、やっぱりサリー
大人気だったんだなー。当時オレは厨房だったけど、
石田女史の絵柄が大好きで、デッカーも大好きで…
マイトだったらいずみさん、デッカーだったらレジーナ、
って感じで、すでに生身の女に対する興味をなくしてますた。

未だにいずみさんのエロ同人出してるところがあって、
凄くほしくなりますた。
厨房時代いずみさんで妄想したまくったなー・・・
182名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:13:25 ID:y3o9yiJv
テツヤにむかって上半身を傾けると、ちょうどシャツの合間から
谷間が見える…ドギマギしだしたテツヤに意地悪なお仕置き・・・
「いけない子ねー」で素っ裸にされて・・・
シャワールームに誰もいないと思いきや、しかし偶然いずみさんの
声。「一緒にどう〜w」でなす術もなくチンコ苛め・・・
シャワールームからいずみさんの鼻歌、気づかれないようにと
パンティー盗みを図るも、運悪く発見されて「もう、しませんよ〜」
から続く意地悪なお仕置き・・・

テツヤ苛めがメインで、相当回数いずみさんでぬいたわww
誰か文章にしてくれたらまた抜けるかも。
また久々に妄想してみっかな。
183名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:54:19 ID:2mC9zl45
セラムンよりもネタキャラが少ないのに、かなりに同人では人気あったよね
あの当時、セラムンに次いでの人気があったんじゃなかろうか!?
184名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 00:52:43 ID:F8ZnAfgg
石田さん全盛期だったね・・・ジェイデッカーも
綾子さん、せいあ、レジーナとおかずになりそうなの
で一杯だったなー・・・
同人的には人気がどうだったんでしょうか?
当時厨房だったんで、こういうのってわからなくて。
185名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 10:36:50 ID:ucnEm/9m
マイトガイン、ジェイデッカーとキャラがそそるのが続いて、
じゃあ次は?ときたいしてたら、ゴルドランだもんな?
いや、楽しく見れたけどね。ああいう純粋に子供向きなのって
必要だとオモタし。

なんか寂しい一年だったね、うん。オナニーするキャラが少ないの
ってきつい。
186名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 12:13:38 ID:6MYNYB6m
エロ的にはどうしようもない作品だもんなwww>ゴルドラン
アニメ作品としては勇者シリーズで1番好きだけどな

シャランラがもう少しまともなデザインなら……、ごめん、やっぱ無理wwww
187名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 12:19:44 ID:6MYNYB6m
http://www.yusha.net/goldran/

このDVDジャケットのシャランラなら!と思ったが、やっぱ無理wwwww
手前のシリアスが実はブラコンの妹姫で兄上大好き!という捏造妄想の方がまだ萌える
188名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 19:18:37 ID:cCi+e+yo
>>185
恋愛対象はすべてアニメキャラなので、ゴルドラン当時
非常に寂しい気がしましたね。アニメキャラに初めてどきどき
したのが「マイトガイン」の「松原」さんでした。
ちょうど中一だったせいか、舞人と絶対いいことしてんなー
とかなり勝手な妄想をしまくってました。
秘書ってなんかいやらしいひびきが、なぜか自分の中では
あったんだよねー。
フェラとか具体的に知らなかったけど、一緒にお風呂入ってるんだろう
とか、おっぱい舐めさせてもらってるんだろうとか、チンコ大きくなっちゃってw

誰かいずみさんネタで一本頼む。他人のエロ妄想って大好きなんで。
189名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 20:18:25 ID:Mx2tSApd
この両シリーズ、登場キャラに低年齢のが多いな
まともにエロしていいのってみんな主役じゃないんだよな…
ガガガくらいか!?

エルドランシリーズはみんな低年齢だし…

190名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:32:29 ID:kKrIPDzx
エルドランシリーズは小学生だからなあ
すぐ上に出てるマイトガインなら主人公とヒロインが
EDで結婚しちゃったくらいだから無問題だが
191名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:37:01 ID:6MYNYB6m
>>89
ダグオンが高校生で、それなりに皆相手がいるくらいかな
192名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:43:21 ID:p7fcE4E8
ダグオンとなるとどうしても腐女子方面を連想してしまう…
女キャラにいいのいなかったしね。

どこの同人だったかなー?いずみさんが見下し視線で放尿してる
イラスト・・・あれすげー強烈に抜けたwいやサリーやルンナあたりだと
放尿見たくないのに、あれいずみさんだったからよかったよな。
放尿受ける男は描いてなかったけど、やはり舞人?が尿を受けてた?
とか勝手に妄想してたらすゲー興奮しちゃって。
193名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:06:42 ID:2nNUzfXt
>>192
ダグオンの女キャラにいいのがいなかっただと?
ちょっと表出ようか。

ツンデレ、ババア、おっぱい、一途、妹と隙がないラインナップだぞ。
194名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 00:16:34 ID:dAWNaA+u
>193
でもいまいちそそるもんがなかったなあ
マイトのいずみさんは番組終了後も、思い出しては使ったしね。永遠のお姉さんキャラだ

ゴルドランが一番面白かったけどね
195名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 04:39:12 ID:Paf4GiB1
最近の流れを見てヤフオクを見てみたら
ダ・ガーンのエロ同人もあるのを初めて知ったよ有り難う
欲しい本は見付からんけどなーorz
196sage:2008/05/02(金) 02:46:41 ID:0nqpwQ35
ダグオンの女キャラはマリア・ルナ・美奈子以外は出番がほとんどないからしょうがないかも。
中学生・高校生設定にすればどの作品もいけると思うが。エルドランはカップル多いからぜひ見てみたい。

197名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 00:29:56 ID:e+oW9cI/
マイトのいずみさんと某サイトで再遭遇…
30前にもなって、ついなつかしくなっておちんちん
おおきくなっちゃったorz…
脊髄反射に近い?
今時のアニメみてもこういうことねえんだけどなー。

誰かいずみさんネタを・・・
198名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 16:49:55 ID:bXLih6pa
エルドランといや、ライジンオーの美紀はゆうと
一緒に同人誌作ってる?ってせっていだったっけ?
OVAの資料に書いてあったような・・・

ゆうのかわいらしさっていうかきれいさは異常。
姫木先生の服を着たゆうは、アニメ史上最高の
美女。

なんか神々しくて、抜こうにもぬけないね・・・
199名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:42:00 ID:KvZ5pNZc
そんな憧れの人を敢えて汚してしまう背徳感ってのもオツなもんじゃね?
200いずみさん舞人の童貞強奪1:2008/05/04(日) 19:54:42 ID:qkf14KYc
サリーとかいうまだまだまだまだまだまだまだ、青臭い女の子
に現を抜かしてる!!尽くしてきたっていうのなら、間違いな
く誰にも負けてないはずなのに!!
眦が釣りあがり、嫉妬の炎が燃え上がるのを隠せないでいる。
胸元を大きく露出して、
体を傾ければ間違いなく視線がそこに向かうはず…なのにいつ
もと同じく
「今日もよろしく頼んだよ、いずみさん!!」とかにこやかに
!!もしかしてサリー
とやらに心奪われている!!このまま舞人さんの童貞を奪われ
るかも!!!

「収益も問題なし、うん、明日は久々のお休み!!」瞬間「あ
ーサリーちゃんに会えたら
いいな!!」と思ってるに違いないと解釈した。瞬間とんでも
ない方向へと妄想が
広がっていくのが自分でも信じられなかった。「あーサリーち
ゃんにあえたらうまいこと
できないもんかな?」舞人さんがこんな風に思ってるんじゃな
いか、いや実行に
移せないにしても、そう思っているだけで、このワタシをほっ
といて!
いきなり上着を脱ぎ捨て、シャツをびりびりと破り、スカート
も同じくびりびりと破り、
キッとにらみつける!!「何をするんだよ、いずみさん!!」
「ここでワタシが大声を
あげたらどうなるかしら?新聞にでかでかと「旋風寺グループ
の若き総帥、秘書に性的
暴行!!」とか何とか…どういうことになるかわかっておられ
ますか?社員の生活も
背負い込んだ舞人さんがこれからどうするかで、旋風寺グルー
プのこれからが決まる
んですのよ…」にらみつけた目が次第に座りだし、声が次第に
ドスの効いた物となる。
201いずみさん舞人の童貞強奪2:2008/05/04(日) 19:55:24 ID:qkf14KYc
舞人の座るいすにドカドカと迫り、あたふたしだした舞人の表
情を確認し、意地悪な
笑みを湛えた。舞人の右手を手に取り…ぎゅっと握り締めいず
みは胸元まで伸ばす。
「サリーとかいう小娘とはどこまでいったのかしら?」いずみ
は舞人の右手をさらに
握り締め…ちょうどいずみの胸をもむようにして…冷たい目つ
きで詰問する。
「あああああ?どういうことなのかな?いずみさん??え、サ
リーちゃんのこと
どうして知ってるの?え?秘書だからって?あれ」
童貞は誰にも渡さない!!いきなりに唇を奪い、さらに頬にキ
スをして…真っ赤な
口紅の痕がいくつも残る。体を投げ出すようにして抱きつき、
目を白黒させる
舞人のズボンに手を掛け、「ちょっと、いずみさん!」という
声などきにしない!!
抵抗しようとすれば、できるはずなのに。こうして秘書のワタ
シに奪ってもらうのを
期待してたはずなのに。

「ちょっと…こういうのって…」「だめなのかしら?」という
や俯き黙りこくる。
こうなるのを期待してた?瞬間サリーとやらに勝ったと確信し
、ついでに落胆した
表情が脳裏を駆け巡る。こうなればもう止められない。「こう
いう場合は…初めて
ですよね?ワタシのいうことをきいてくださるかしら?」「…
」無言の肯定

「ちょちょちょっと…こういうのって」玉をもみながら鈴口を
指で広げながら
上目遣いでかすかに笑みを湛えれば、思ったとおり、舞人だっ
て黙りこくる。
「こういうのって社長としてふさわ」本心とは逆のことを言お
うとしてる、素直
じゃない!!「いててえてててて」玉を強く握り締め、少しに
らんでみたらまた
黙りこくった。
流れは完全にこちらが握っている、射精の一回でもさせてしま
えばもうこちらのもの
真っ赤な唇が舞人の某を飲み込むや、「うわ、うわあああああ
」マヌケな叫びも
気にしない。大きな声で叫べばいいじゃない、でも出来ないの
は?
202いずみさん舞人の童貞強奪3:2008/05/04(日) 19:56:15 ID:qkf14KYc
舌先で舞人の鈴口を殴りつけ、のど元まで押し込み、舞人の鎌
首締め付ける。この間
ずっと舞人を上目遣いににらみ付け、時折目が合うや舞人は恥
ずかしそうにして
目をそむける。玉への刺激も忘れず、空いた左の手で舞人の乳
首を強くつまむと
存外悪くなさそうな喘ぎ声…はーん、もしかしてM?ならばと
ばかりにギュッと
強くつまむと、情けなくも「ああん」なんて女の子みたい。
鎌首への締め付けもやめ、某を口から抜き出すと、大きく舞人
は目を見開く。「あれ?」
といわんばかりの表情。
「このままじゃ収まりが付きませんわね…あとは自分でなさっ
て…ちゃーんと見ておいて
上げますわ…」残念そうな表情も乳首をつまむや嬉しそうな表
情へと急展開する。
「あああああああ」「射精すときは、いずみさん、っていうの
よぉぉぉ」「あああああ
いずみさーーーん」体が大きく振るえ、瞬間舞人の表情に喜び
が広がる、右手で鈴口を押さえたままで、汁は飛び散らないで
いる。右手で某を押さえたままの、口を半開きにした
マヌケな舞人。ちょっと背伸びして舞人さんの口にツバを垂ら
すと、嬉しそうな表情。
「おのみになってくださいね…」返す言葉もなく素直にツバを
飲み込んだ。
203名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 23:40:47 ID:bXLih6pa
ゆうも順当に年を取ってたらもう20代後半か・・・
間違いなくいい嫁さんだな。料理は最高レベルに上手だし、
面倒見はいいし・・・
オレの嫁だったらいいのに・・・
204名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 17:51:54 ID:nr4D1Tkm
>>175の凱×命の続きはどうしたあああああああああああ
205名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 21:29:02 ID:8VTA46Fm
>>200お疲れ!

>>204まあまあ落ち着いて
206名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 20:24:36 ID:roBtUwt8
ヤベエ、「いつか出すさ」と携帯でチマチマ書いてたらもう一年たってた。
207名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:34:54 ID:XmavXRWT
あるあるw
ここまで書いたから続きは明日で良いやーを続けてたら何時の間にかかなりの日数が経っててマジびっくり
208名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:28:59 ID:7qYIld7T
あんまりエルドラン書いてくれないから自分で書いてみたんだけど、さっぱり筆が進まない。
単にヤらせるだけなら簡単だが、問題は、例えば恋人でもなく愛情と未分離な友情で結ばれている『仲間』に、
性的な知識もなくどうやってエッチさせるかって事なんだよな。
『過剰な好奇心』をキーワードに少しずつ書き溜めています。
…同じ事をもう何度か書いているんだけどね
209名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 12:11:34 ID:KnsaGsiK
とりあえず劇中でカップル描写があったキャラ(例・仁xマリア・拳一xしのぶ)
を中学生設定でやれば結構いけると思う。特にゴウザウラーはカップル率高いからかなり使えそう。
保管庫のライジンオーネタで、エロい邪悪獣のせいでやってしまうというのがあったし、
敵の設定をうまく使えばいいシチュエーションが作れると思う。
とにかく自分の萌えるカプで書いてくれればそれでいいと思うよ。
新作待ってます。
210名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 17:49:04 ID:Fz9BkhWh
防衛組とザウラーズでカップルになってないのをくっつけるというのもありではないかな。
211名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 18:51:29 ID:7qYIld7T
>>210
おまえスゴいこと思いついたな。
ひょっとしたら誰もが考える事かも知らんがそこまで大胆にはなれなかった。

例えば誰?
212名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 17:35:34 ID:PSDeDUei
まずカップルになってるのを挙げておこう。

チーム内カップル
仁・マリア ひろし・クッキー
拳一・しのぶ 浩美・クーコ 金太・結花
チーム外に相手がいるカップル
吼児・こずえ

こんなもんか、他にいたっけ?。
213208:2008/05/15(木) 18:11:19 ID:B7n/TwJL
>>212
OVAの一コマからラブ×あきらとか、
勉×れい子とかかな?
俺は今ひでのり×きららで書いています。

ちなみにご覧の通り>>210がカップリングされていない組合せを作れないかって言ってるんだけど、
どうカップルを作る?
俺が思い付いたのは、仁×きららかな。
「本当は仁が好きだったきららが、仁の気を引くためにアマノジャクにライバルの飛鳥を追いかけ回していた」
ってシチュエーションはどうかな、と。
214名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:42:57 ID:lUcieRDN
飛鳥カワイソス
215名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:51:00 ID:W3bGZYYD
飛鳥は交通事故の話でポテトとフラグが立ったことだし、そこを追求して幸福にナレヨカシと思っています。
216名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 01:00:55 ID:Q1djD1vq
きららはそのミーハー気質から普段は飛鳥にキャーキャー言ってるけど
本人も自覚ないレベルで仁に惹かれてるのは明白、なような気がする
まあそうだったとしても最終的にはマリアいるから身を引きそうだけど
217名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 01:24:05 ID:1KqFL1KT
きららは人の恋愛にアドバイスとかしてる内にあれ?って事になりそうな・・・
高校くらいになって気付けば防衛組で唯一のフリー、実体験はないけど耳年増とか
218209:2008/05/16(金) 03:18:59 ID:Se6J5Sfr
>>212
他に洋二xエリー 秀三x教授があるぞ。前者は総集編でカップル扱いされてるし、
ドラマCDでは一緒に行動してるし。勉×れい子も中学生編のドラマCDで描かれてるし。
それぞれ某動画サイトで聞けるから参考にしてみては。
219名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 19:05:26 ID:iJU+omnt
洋二×エリーはなんか洋二が手ひどく振られる将来が待ってそうで怖いな
220名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 17:55:32 ID:LAUTuTeV
>>219
エリーの方が洋二にアプローチしてなかったか?
221名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 18:03:04 ID:6azvg2I9
なんか心変わりしそうじゃないか
222名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 21:56:51 ID:LAUTuTeV
まあ洋二にその気があって下手を打たなければ大丈夫じゃないか?

ところで最近観始めたんだけどマシンロボレスキューもこのカテゴリーでいいのか?
俺個人は昔ボツになった「レスキューメカを操るエルドラン第四弾」と思いながら観ているんだけど。
まあそうだと言われた所でなんかネタがあるわけではないんだけどね。
223名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:38:10 ID:5F+lyhQ7
>>222 該当スレは無いのかな、
客層が近いからってエルドラン扱いする訳にはいかないし
保管庫に収蔵してもらう都合上SS投下はまずいけど。
224名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:56:36 ID:LAUTuTeV
>>223
うん。別に何かを投下したいんじゃなくて、みんながどういうくくりでこのアニメ観ていたのか聞いてみたかったのよ。
225名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 07:23:01 ID:Eok/B7LT
ごめん、名前すら知らないわ
226名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 23:33:29 ID:yTNgMzkp
少し見てたけど、特にエルドランを意識はしてなかったなぁ
227名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 01:42:20 ID:IsQ7YoBd
言われてみれば近い気もする。でもロボの印象が薄いな。
228名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 17:56:35 ID:xDWP2f+8
保守
229名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:54:17 ID:yU1WLWD4
最近ギアスを見たんだがロボのカラーリングが勇者っぽくて噴いた
230名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 17:18:43 ID:kUp+Mxu5
保守
231名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 15:50:24 ID:l61FPk/p
保守
232名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:52:23 ID:fo6Ys2XY
ほっす
233名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 20:02:02 ID:zEhr/VFW
久し振りに保管庫覗いた。まとめの人、乙です。
>>175の小ネタの続き、来ないかね?
以前に少し声を上げていた他の方々の投稿にも期待しつつ保守。
234こんにゃく@遅くなってすいませぬ:2008/06/24(火) 22:27:03 ID:rh7gIade
何秒か見つめ合い、ゆっくり目を閉じる。
そして、どちらともなくそっと唇を重ねた。
すぐに顔を離すと、いつものようにねだってくる。
「ん…凱、もういっかい」
…可愛いなぁ。
ぎゅっと抱きしめたあと、そっとキスをしてやる。
徐々に舌を入れると、彼女はいとも簡単にそれを受け入れた。
舌と舌が触れ合う音が響く。ここまでくれば、テレビのワイドショーはただのノイズへと成り果ててしまう。
俺の右手はいつものように命の発育のよい胸にあてがい、揉みしだいた。
「ん…ふ…」
てのひらから鼓動の高まりが伝わってくる。
甘い吐息が漏れてきたので、俺はゆっくりと唇の拘束を解いた。
服を一気にまくしあげ、ブラジャーをずらし、姿をみせた乳首に吸い付く。
「あっ、もう・・・凱のバカっ!」
抵抗を見せながらも、体はしっかりと反応していた。
少し見つめ合うだけでこんな展開に持ち込まれる命に少し同情する。まだ真昼間なのにな……
235名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 15:53:30 ID:qM9DlHU3
保守
236名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 22:48:11 ID:XDgj6M6K
保守
237名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 13:01:38 ID:/4ZuJ90z
保守
238名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 04:21:56 ID:NEaol+d+
伝説の勇者 ダ・ガーン が久々に見たいんだけど、DVDレンタル無いし売ってるかどうかも分からないし家にはDVD再生専用のデッキしかないし…
ダ・ガーンの桜小路蛍が良かった。ピンキー様もなかなかw
と思う俺は場違い?
239名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 07:14:53 ID:ge6CYpRW
>>238 その条件ではDVD-BOXを探すしか選択肢がないね…
オクや中古レコード屋かなぁ
240名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 13:32:19 ID:m4vVif1C
TSUTAYAにダ・ガーンもエクスカイザーもライジンオーも置いてある
241名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 15:09:47 ID:yNY+tgcm
>>240
全てのTSUTAYAにある訳ではないだろ。
放送していた頃より後に回転した店にはない事の方が多いし。
見られればいいのなら、ネットで当時録画したテープをまだ持っている人を探すという手もあるな。
242名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 18:42:58 ID:LrRBhfSZ
飛鳥×マリア希望
意外性カップル・・・今まで見たことないけど
243名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 02:15:33 ID:f1SjE26P
>>238
螢は自分の永遠の理想だぜ!
という訳で改めてその良さを確認してくれる事を願ってる
244名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 14:07:32 ID:z1vaEAEk
ほす
245名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 07:12:47 ID:SgwqqJxp
ここってどれぐらいで落ちるんだろ
覗く度に無くなってそうとかコエー思いするよ
246名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 19:22:14 ID:hCNBafGs
保守とage
247名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 17:01:50 ID:swjOoB8W
ジェイデッカーDVD貸し出ししないかなぁ・・・
248名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 19:55:20 ID:bHZ7shlV
>>247同感
249名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 21:05:38 ID:w7heV/0B
DVD買ったけど全然観てない
250名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 21:48:13 ID:sVi0ryKR
レンタル落ちビデオ揃えたけどみてない
251名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 03:33:00 ID:zk/UPHNa
DVDの画質ってどんな感じ?。
勇者シリーズやエルドランシリーズはLDと同じ原版を使ってるので
LDと大差ないって聞いたけど。
252名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 08:22:16 ID:5fV7xiGx
ゴルドラン以上に名前すら上がらないエクスカイザーとファイバードの影の薄さに全俺が泣いたw
まあ確かにエロは難しそうだが。
253名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 18:17:24 ID:AhRapCZr
エクスカイザーとファイバードは
過去スレに簡単なエロSSがあったけど
ゴルドランやジェイデッカーのエロSSは見かけた記憶がないなw
254名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 00:02:17 ID:fcbzOkmA
ゴルドラン、ヒロインいないもんなw
ワル×シャラは犯罪チックだし。
255名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 18:03:46 ID:74Me7Q+M
シャランラが悪太を逆レイプですね。わかりますw
256名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 12:24:11 ID:+RePhFgF
絶対無敵ライジンオー の地球防衛組が敵の怪光線で発情して
クラス全員入り混じっての乱交組になるとか?w
257名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 19:04:15 ID:kJ5muaGz
デッカード×勇子タンを所望したす
258名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 16:55:20 ID:QEVtGHwF
子供達のラブラブは書けても、エロは敷居が高いなあ…
↓の板にエルドラン系のスレができたらいいな!

創作発表(仮)@2ch掲示板
http://namidame.2ch.net/mitemite/
259名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 05:22:31 ID:KWuo/4zq
スレ立ててみたら?
エロなしの需要もあると思うし意外とうまくいくかも
260名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 12:26:28 ID:9JepBKBH
261名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 21:35:42 ID:IJ5fb+VA
260氏、サンクス!
262名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 18:56:55 ID:HrgRHfss
こちらも

創作発表(仮)板 勇者シリーズSS総合スレ
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220084169/l50
263名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 19:23:19 ID:Z93bvBjp
創作系はやっぱり賑わうみたいだなー
264名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 20:02:52 ID:v6I1aX4s
保守
265名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 14:01:55 ID:rG/15gqQ
保守
266名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 07:35:38 ID:j77l+HKB
保守age
267名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 08:05:44 ID:3pVb52e9
>>238
そんなことないよ!

ビオレッツェが何でピンキーに優しかったか昔わからなかったけど
今は痛いくらいわかるのと同じくらいわかる!
268名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 17:18:30 ID:trinzP9K
保守
269名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 07:42:13 ID:meIqCaHy
アベルたんに責められる凱とか誰か書いてくれないだろうか
270名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 13:49:41 ID:vtA4ikM5
ガンバルガー書こうと思ったんだけど、
年齢吊り上げても大丈夫かな?
つっても中3とかなんだけど
271名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 20:02:55 ID:FzwC+7WV
>>270
ドンと来いです。
最近エルドランに飢えているので。
272名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 20:22:25 ID:vtA4ikM5
おおおーありがとう。
ちょっと頑張ってきます。
273名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 20:23:31 ID:vtA4ikM5
おおーありがとう!
頑張ってきます。
274名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 11:38:33 ID:sdXFdDuP
保守
275名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 11:40:15 ID:X5G8X9X7
保守
276名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 20:55:23 ID:jZsC+ptT
保守
277名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 11:49:01 ID:7nkj6upz
保守
278名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 11:34:13 ID:DoJflghx
保守
279名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 03:00:02 ID:fzmtolJX
以前マイトネタで盛り上がってた時、サリーがバイトでエロ絵描かされるというのがあったけど
よく考えたら画力は浜田君の方が天才的なんじゃあ…?
舞人(とその周辺)の知らないとこで偶然教わってたりしたらどうなってたんだろう
280名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 17:07:39 ID:7wvXiGua
>>279
そういや舞人も画力はかなり高かったな
TVに出た話で絵を描いてたけど
281名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 02:31:59 ID:5hLk1flT
舞人は漫画も静物とかの美術系も普通にこなすんだろう
んで見られたらやれパラパラ漫画だのやれ落書き大会with浜田君の残骸だのと宣いそう

画力は浜田君のが上なんだろうし、普段は時間もありそうだけど(コイツもそういう意味では超人w)
その分、締め切り迫ると人格変わる設定があれば良かった
たまたまアシに入ってたサリーへセクハラ発言とか(ry
282名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 17:48:31 ID:1acw0W3A
保守
283名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 15:47:52 ID:dVJgqiQu
保守
284名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 12:04:32 ID:jEvUncZj
保守
285名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 11:35:18 ID:59813MLH
保守
286名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 14:53:39 ID:Kpg/a113
昨日ライジンオーをレンタルで全部見終わった。
やっぱりいいよね、あれは。
ライジンオーがなかったらここまでアニメ好きにはならなかった。
だから勇者も大好きだ。
287名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 23:44:56 ID:8jorWecO
保守
288名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 10:14:24 ID:yas58Pj4
保守
289名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 15:16:04 ID:vKxx5Wqq
まだこのスレがあることにちょっと感動
290名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 10:35:58 ID:EKb/GJ86
保守
291名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 12:42:47 ID:bzrdeDU7
保守
292名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 11:43:22 ID:cem3s8oc
保守
293名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 22:27:06 ID:ic66/fNY
あげ
294名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:46:00 ID:9DoPlkIl
あげ
295名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 11:05:13 ID:pet4U4Nq
保守
296名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 02:21:35 ID:xwkkmMdF
ゴルドランにエロ無縁だと聞きやって来たが……。
まだ、書き始めてすらいないのでいつになるかわからないが、
アドベンチャー×ミチル先生で投下するつもりだ。
気長にまってほしい。

保守ついでに予告してみた。
297名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 15:10:09 ID:7tkenItq
wktk
298名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 03:04:39 ID:B3aDOBRU
>>296
アドベンジャー……だと……!
299名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 01:09:33 ID:sraPFh0c
>>296
何か異色のカプっぽいが
正坐して待ってみよう
300名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 17:51:08 ID:9ZbygIO9
わくてか
301名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 18:16:00 ID:2kNk6SwP
わくてかくま
302名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 15:19:57 ID:hbkxakzI
保守
303名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 12:36:15 ID:NDYQZktd
保守がてら大魔界の人ネタを投下。
何年経ってもこの二人の直截的なエロが書けない……。
304名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 12:38:52 ID:NDYQZktd
喉の渇きを覚えて目が覚めた。
無意識ながらベッドサイドの時計を見ると、夜明け前の時刻を告げる文字盤がうっすらと発光している。
隣で眠っている彼女を起こさないようにそっとベッドを抜け出し、
キッチンで冷たい水で自身を潤す。
ふと、キッチンから続いているリビングに目をやると、カーテンの隙間から青白い光が洩れていることに気付いた。
それを認めた途端に闇の中が一瞬にして薄明かりに包まれたような錯覚に陥る。
周り一帯が幻のようにぼんやりと浮き上がるような時間帯が、彼の最近のお気に入りだった。
以前であれば真夜中の静謐な空気が一番心安らぐものであったが、その時間と明度が段々と進んでいるような気がする。
別に朝日を浴びたら灰になる訳ではないが、闇の眷属であった我が身を省みては何だか不思議な気分になる。
もしかしたらこれが、人間に近付いている証拠かも知れない……などと滑稽なことを思う。
見た目はすっかり家事をこなす人間でも、「大魔界の魔導士は姿を消す」
と格好をつけたことを口にしたとしても、その本質が一時に変わってしまうことはないのだ。
知っていたことと、それに己を順応させることは別問題な訳で。
焦らなくてもいいんですよ、と言われながらも少しずつ人間になっていくことが楽しいと感じているのも事実だった。
「……すっかり目が覚めてしまったな」
確認するように声に出してから、少し早いがその分いつもより豪勢な朝食の準備でもしようかと思い立ち。
しかし、すぐさまその案を却下して寝室に戻ることにした。
すうすうと規則正しい寝息を立てる彼女の横に滑り込み、その寝顔を眺めることが何より重要なことに思えたからだ。
人間としてこの町に留まる理由は彼女以外の何ものでもない。
彼女がいなければ……今頃どうしていただろう?
305名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 12:40:15 ID:NDYQZktd
答えの見つからない問いを宙に発してから、彼女の瞼や頬、耳元へ唇を落とす。
調子に乗って首筋へと滑らせたところで、流石に気付かれたようだった。
「うん……やみの、さん……?」
まだ夢の中といった風情の彼女に苦笑しながら、
「すまん、起こしてしまった。時間はあるからもう少し寝るといい」
囁いて額にキスをする。
そのまま、またあちこちに口づける。
言動が真逆であることは分かっていたが、自分を止められずにぎゅうと抱きしめた。
「……やみのさん?」
「すまん」
やわらかな髪に顎をうずめる。腕の中に収まる彼の存在意義を確かめるように力を込める。
先程渇きを癒やしたばかりの喉の奥がつんとする。
病気でもないのに胸が苦しくなるのも人間の体だからだろうか。
「暫くこうしていても構わんか?」
「うふふ……ずっとこうしていてください」
そっと身を寄せてくる。
抱きしめたあたたかさにどうしようもなくなる。
「亜衣子さん」
「はい」
「……いや、何でもない」
万の言葉を費やしてもこの気持ちを伝えられないような気がして、役立たずの唇を彼女のそれで塞いでしまうことにした。


おしまいっとなどーも。
そして再び保守。
306名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 12:41:56 ID:NDYQZktd
sage忘れた。
魔界獣にバナナにされてくる。
307名無しさん@ピンキー:2009/04/09(木) 22:22:36 ID:CM9u2DeU
わーい、闇野さんだ〜!
結局亜衣子さんを起こしちゃってる魔導士w

ほんわかした2人の絆、たっぷり堪能させていただきました。
308名無しさん@ピンキー
保守