【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合21

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699名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 00:42:11 ID:BmxJEt1w
テファは普段着からしてエロい
700今は反省している:2007/10/09(火) 00:43:42 ID:+ILN2a51
魔法学院で鳴らした俺たちゼロ機関は、
出国を拒否られ姫様に拘束されたが、牢屋を脱出しガリアに潜った。
しかし、ガリアでくすぶってるような俺たちじゃあない。
筋さえ通りゃ空気次第でなんでもやってのける命知らず、
不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、俺たち特攻野郎ゼロ機関!

俺は、リーダーのサイト・ヒラガ勲爵士。通称もぐら。近接戦闘と妄想の名人。
俺のようなガンダールヴでなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。

僕は「青銅」ギーシュ・ド・グラモン。通称気障男。自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。
ハッタリかまして、香水から勲章まで、何でもそろえてみせるぜ。

虚無のルイズ、通称ゼロ。学院の秀才だ。
姫殿下でもぶんなぐってみせらあ。でも、姉様だけは勘弁な!

よぉ、お待ちどう!俺様こそマリコルヌ。通称風邪っぴきぽっちゃり。
女除けとしての腕は天下一品!変態?小太り?だから何。

俺たちは、道理の通らぬ世の中に敢えて挑戦する、
頼りになる神出鬼没の特攻野郎ゼロ機関!
助けを借りたい時は、いつでも言ってくれ!
701205:2007/10/09(火) 00:47:33 ID:TKjJ33zv
正直助け借りたくねえw

あー、ところで、今書いてる>>571の続きがこのスレだけじゃ収まりそうにないので、
誰か次スレ立てる準備してくれると助かります。
上手くいけば2時ごろには投下できる見込みですので、お暇な方がいらっしゃったらドゾよろしく。
名無しで投下したのにアッサリ正体がばれてて吹いたw
702平賀さん家へいらっしゃい:2007/10/09(火) 01:33:37 ID:TKjJ33zv

 人の姿に化身させられたシルフィードが、タバサから借りたマント一枚羽織っただけの姿で、
 再び「お腹すいた」と騒ぎ始めた頃、一行は平賀家の前に到着した。

「さあさ皆さん、平賀家へようこそ、だ」

 おどけた風に言う才蔵のそばで、懐かしい我が家を前に、才人はふと立ち止まる。何となく、家に入るのが怖い。
 そんな才人の肩を励ますようにぽんと叩いて、才蔵は先に門を抜けて玄関に向かった。

「ただいまー」

 気軽に言いながら、父の背中が家の中に消える。
 だが、才人はどうしても歩き出すことが出来なかった。

(母ちゃん、どんな顔するだろ)

 そう思うと、足がすくんだように動かなくなる。
 そんな才人の背中を、誰かが乱暴に押した。振り返ると、ルイズが不機嫌そうな顔でこちらを睨んでいる。

「ほら、さっさと事情説明してきなさいよ。ご主人様が夜風に吹かれて風邪引いたらどうするつもり?」

 不満たらたらにそう言うルイズに、才人は苦笑した。
 彼女なりに気を遣ってくれたらしいと、理解できたからだ。

「分かってるよ」

 才人は一度深呼吸して、思い切って歩き出した。
 玄関のドアを開けて家の中へ入った途端、懐かしい匂いに包まれた。体の力がスーッと抜けていく。

(ああ、俺ん家だ)

 玄関の靴箱も、二階に続く階段も、居間や風呂場へ続いている廊下も、前に家を出たときと何一つ変わっていない。
 暖かさがじわりと全身に浸透していくような感覚に、才人は息を詰まらせる。
 そのとき、父親に背中を突かれて、居間の扉から誰かが姿を現した。
 才人は再び緊張する。
 長い黒髪をひっつめにした、どこにでもいるようなその主婦は、間違いなく才人の母である平賀天華だった。

「ほら、いいから出てみろって」
「もう、一体何だってのよあんた……?」

 背後の才蔵に文句を言いかけた天華は、玄関に立つ才人を見て絶句した。

「……才人?」
「……母ちゃん」

 懐かしい母の声に、才人は暖かさと同時に気まずさも感じた。
 何と言っていいのか、よく分からない。
 天華は驚きのあまり目を見開いたまま、硬直したようにこちらを見ている。
 才人は焦った。自分が、何かを言わなければ。

「えっと、あの、た、ただいま」

 ようやくそれだけ言って、ぎこちなく手を挙げる。
703平賀さん家へいらっしゃい:2007/10/09(火) 01:35:12 ID:TKjJ33zv

「才人!」

 目の前の現実が信じられないような表情で叫びながら、天華が駆け寄ってくる。
 一瞬叩かれるかと思って、才人は反射的に目を閉じた。
 しかしやってきたのは頬の痛みではなく、全身を包む柔らかい温もりだった。

「……良かった。本当に、良かった」

 耳の奥で、涙混じりの感極まった声がか細く震えている。
 胸の奥から言葉では形容しがたいほど激しい何かがこみ上げてきて、才人の目頭が熱くなった。
 母の細い体を抱きしめ返しながら、才人は嗚咽をこらえてただ謝った。

「ごめん、ごめんな、母ちゃん」
「いいの、いいんだよ、才人」

 天華は優しき囁きながら体を離し、泣き笑いの表情で才人の顔を覗き込んできた。
 間近で見ると、母は以前よりも少しやつれたように見えた。
 もしかしたらいなくなった自分を心配したせいかもしれない、と感じ、才人はますます申し訳なさを感じる。
 息子の実在を確かめるように、その肩に手を置きながら、天華は戸惑うように問いかけた。

「ホントにもう、あんたって子は……一体、今までどこに行ってたの」

 これにも一言では答えられず、才人は困ってしまった。

「えっと、それは話すと長くなるんだけど」
「じゃあいいよ、後でゆっくり聞くから。とにかく、無事に帰ってきてよかった。体は大丈夫かい? 病気とかしてない?」

 予想以上に暖かい母の言葉で胸が一杯になり、才人は何も返せなくなってしまう。
 天華は苦笑しながら才人の頭を撫でた。

「なんだいあんた、久しぶりに帰ってきたと思ったらずいぶん湿っぽいじゃないか」
(やめてくれよ母ちゃん。俺、もう子供じゃないんだぜ)

 そう思いながらも、才人は母の手を払いのけることなどできず、ただ涙を堪えて必死に言った。

「だってさ、俺、母ちゃんにも父ちゃんにも何も言わずにいなくなって」
「いいんだよ。何か事情があったんだろう? 母ちゃんも父ちゃんも少しも怒ってないから、
 いつもの馬鹿みたいに能天気な顔を見せてとくれよ」

 強張っていた体が自然にほぐれていくのを感じながら、才人は涙を拭って微笑んだ。

「……馬鹿みたいにってのはひどくないか?」
「何言ってんだい、モグラみたいな顔してるくせに」
「相変わらずひでぇなぁ、母ちゃんは」
「本当のことじゃないの」

 才人が顔をしかめると、天華は悪戯っぽく笑った。
 少しだけ笑いあったあと、才人は笑いを収めて言った。

「ただいま、母ちゃん」

 天華も優しく微笑んで、労わるように頷いた。

「お帰り、才人」

 ほんの少しの気恥ずかしさを感じながら、才人は母と見詰め合う。
 才蔵も、居間の扉枠に寄りかかりながら、黙って微笑んでいる。
 そのとき、母が何かに気付いた様子で、不意に首を傾げた。
704平賀さん家へいらっしゃい:2007/10/09(火) 01:35:58 ID:TKjJ33zv

「ところで才人。後ろの人たちはお友達かい?」
「へ?」

 振り返ると、玄関の扉の陰から、ルイズたちが顔を覗かせていた。
 どことなく拗ねたような表情のルイズ、涙ぐんで頷いているシエスタ、無表情が幾分か和らいだように見えるタバサ。
 穏やかな微笑を浮かべているティファニア、ほっとしたようなアンリエッタ。
 他の皆は、ほとんど意地悪げにニヤニヤ笑っている。
 どうやら今までのやり取りをほとんど見られていたらしい。才人は顔を熱くしながら怒鳴った。

「なんだよお前ら! こっち見んな!」
「あんたが遅いのが悪いんでしょ」

 ルイズは唇を尖らせて反論する。言葉に詰まりながら、才人は慌てて天華の方に振り返った。

「あーっと、母ちゃん、こいつらはさ、その……」

 どう説明したものかと迷う才人の肩を、天華が軽く叩く。

「とりあえず上がってもらいなよ。話はそれから聞くからさ」

 その母の言葉で、ルイズらは正式に平賀家の客人として迎え入れられることとなった。
 シルフィードがまたもお腹が空いたと騒ぎ出したので、とりあえず平賀家の夕食をやったら、うまいうまいとガツガツ食べ出した。

「スカッとする食べっぷりだこと。きれいな顔して、豪快なお嬢さんだねえ」

 夢中で食事に没頭するシルフィードを見て、天華は感心したように息を吐く。才人としては苦笑するしかない。

「さて、それじゃ、ボチボチ事情を説明してくれや、才人」

 ネクタイを外した父が、ソファに腰掛けて言った。
 それぞれ椅子に腰掛けるなり床に座り込むなりしている他の面々をさり気なく見回しながら、真剣な目で問いかけてくる。

「お前がこの一年間ぐらいの間、一体どこにいて何をしていたのかを、よ」
「分かった」

 才人は頷き、異世界に行っていたことや、そこで数々の冒険をこなしてきたこと、
 偶然この世界に帰ってきてしまって、今ここにいる彼らはその世界で出来た友人なのだということをかいつまんで説明した。

「大変だったんだねえ、あんたも」

 話を聞き終わった天華は、感心したように大きく息を吐いた。
 それ以上特に質問も何もしない母の態度に、才人は拍子抜けする。

「え、それだけ?」
「それだけって、何が?」

 天華はきょとんとして首を傾げた。
705平賀さん家へいらっしゃい:2007/10/09(火) 01:37:06 ID:TKjJ33zv

「いや、そんなアッサリ信じてもらえるとは思ってなくてさ」
「ああ、そういうことね」

 ぴらぴらと手を振りながら、母が苦笑する。

「母ちゃんたちはね、商売柄、一般的には非現実的って言われることには多少慣れてるのさ」
「商売柄、って言うと」
「もう、父ちゃんからある程度は聞かされてんだろ?」

 天華から意地悪げな視線を向けられて、才蔵は気まずげに目をそらした。

「仕方ねえだろ、息子がピンチだってのに正体明かさないでいる訳にもいかなかったし」
「ま、あんたがそう言うなら信じてあげるけどね」

 からかうように笑ったあと、天華は安心させるように才人に言った。

「父ちゃんから聞いてると思うけど、母ちゃんたちは普通の人たちとはちょっと違う仕事もやっててね。
 だから、あんたが言ったことだってあり得ないことではないなって納得できるのさ」
「じゃあ、母ちゃんも忍者なのか?」

 ミョズニトニルンを倒したときの、人間離れした父の戦いぶりを思い出しながら問いかけると、
 母はどちらとも言いかねるように少し首を傾げた。

「まあ、そういうことも多少は出来なくはないけどね。わたしは少し別かねえ」
「何にしても、普通の専業主婦じゃねえってことかぁ」

 両親がそんな人種だったなどとは夢にも思っていなかったので、才人は感心するやら呆れるやらである。
 才蔵と天華は少しだけ申し訳なさそうな顔をした。

「ごめんね、今まで内緒にしてて」
「お前を荒事に巻き込みたくなかったんでな。許してくれや」

 才人は慌てて手を振った。

「いや、別に怒ったりはしてねえよ。ただ、あんまり話が急展開すぎてついていけないだけでよ」

 天華と才蔵は、顔を見合わせて苦笑した。

「まあそうだろうね」
「そうだ、聞いてくれよ母ちゃん、こいつ俺の人生を中学生の妄想ノート呼ばわりしたんだぜ」
「へえ。なかなか上手いこと言うじゃないの」
「おいおいそりゃねえよ母ちゃん」

 母も父も調子を取り戻したようで、才人はほっとする。

「あの」

 と、そのとき、黙って話を聞いていたルイズが会話に割り込んできた。

「あら、あなたは」
「えーと、ルイズさん、だったかな」

 才蔵と天華の問いかけに、ルイズは淑やかに頷いた。

「はい。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールと申します」
「ああ、こりゃどうもご丁寧に」
「ウチの息子がお世話になったようで」

 立ち上がる二人の前に、思いつめたような顔で歩み出てきたルイズは、黙ってその場に膝をつき、静かに頭を垂れた。
706平賀さん家へいらっしゃい:2007/10/09(火) 01:37:47 ID:TKjJ33zv

「おいルイズ、一体何を」

 慌てて止めようとする才人の声を無視して、ルイズは厳かに切り出した。

「……故意ではなかったにせよ、私はお二人のご子息を本人の意思とは無関係に異世界に連れ去り、
 家族や友人から引き離してしまいました。この程度で許されることではないと重々承知してはおりますが、
 深くお詫び申し上げます。本当に、申し訳ありませんでした」

 ルイズはさらに深く、頭を下げる。
 彼女がそこまで思い悩むことではない、と才人は思ったが、こういうときのルイズは何を言っても自分の意志を翻さない。
 困惑し、助けを求めるように両親を見ると、才蔵と天華は顔を見合わせた。
 母が苦笑し、父が肩をすくめる。

「ルイズさん。それを言ったら」

 からかうように、才蔵が笑った。

「ウチの馬鹿息子は、ここにいらっしゃる皆さんに同じことをしてしまったことになりませんかな」

 ルイズははっとしたように顔を上げた。

「いえ、それは確かにそうかもしれませんが……」

 口ごもるルイズの顔を、天華がいたわるように覗き込む。

「いいんですよ、そんな風に思いつめなくても」
「でも」
「わたしたちはね」

 反論しかけるルイズを、天華はやんわりと遮った。

「才人がちゃんと無事に帰ってきてくれただけで、満足しているんです。
 それに、今のこの子を見る限り、その……ハルケギニアってところでも、
 皆さんのおかげでずいぶん楽しく過ごさせていただいたようですし」
「そう、そうだよルイズ」

 ここぞとばかりに、才人もフォローに入った。

「そりゃ確かに、最初に召喚されたときは迷惑な話だと思ったけどよ。
 少なくとも、あっちで過ごしてた間は十分楽しんでたぜ、俺」

 才蔵と天華も、何度か頷いて才人の言葉を肯定した。

「そうですよ。この馬鹿はどんな危ないとこでも平気ではしゃぐような、いい加減な奴なんですから」
「責任感じる必要なんて全くありません。むしろご迷惑おかけしましたって謝らなくちゃいけないぐらいで」
「いや、そりゃ言い過ぎだろ!」

 再会したときの温かさはどこへやら、早速以前同様息子をこき下ろす両親に、才人は少々げんなりする。
 その横で、ルイズは小さく息を吐いた。
 わずかながら緊張感が薄れたらしいその様子に、才人はこっそり両親と微笑み合う。
 責任感の強い彼女のこと、才人を心配していた天華を見て罪悪感を感じてしまったのだろう。無理もないことではある。
 そのとき、一人話の輪から外れて夕食にがっついていたシルフィードが、唐突に騒ぎ出した。
707平賀さん家へいらっしゃい:2007/10/09(火) 01:38:40 ID:TKjJ33zv

「ねーねー、もうなくなっちゃったのねー」

 見ると、テーブルの上に並んだいくつもの皿が、ほとんど空になっている。

「あら、ホントに豪快な食べっぷりだね」

 目を丸くする天華の脇をすり抜けたタバサが、手にした杖を思いっきりシルフィードの頭に振り下ろした。
 シルフィードが悲鳴を上げる。

「いたいのね、何なさるのお姉さま!」
「うるさいアホ」

 ゴン、ゴン! と鈍い音が響き渡り、シルフィードは頭を押さえてさらに悲鳴を上げる。

「いたいいたいいたいいたい!」
「何で全部食べるの。加減というものを知りなさい」
「だって、サイトのお母様が遠慮なく食べてって言ったのね!」
「それは社交辞令」
「きゅいきゅい。難しい言葉はわかんない」
「黙れアホ」

 ゴン、ゴン! と使い魔を何度も殴ったあと、タバサは天華に向かって頭を下げた。

「ごめんなさい」
「まあまあ」

 天華は苦笑してタバサをなだめた。

「いいんですよ、ウチの男どもは注文がうるさいから、こんな風に綺麗に食べてもらったらむしろ嬉しいぐらいだもの」
「でも、だからと言ってこれは」

 珍しく強い口調で食い下がるタバサを、天華は優しい目で見つめた。

「ルイズさんもそうだけど、異世界のお嬢さんはまだお若いのに、皆礼儀正しいみたいね。
 だけど、そんなに気を遣ってもらわなくても結構ですからね」

 微笑みながら、天華は自然な手つきでタバサの頭を撫でる。
 彼女の瞳が大きく見開かれ、青い瞳に驚きが広がった。

「あらごめんなさいわたしったら」

 天華は慌てて手を引っ込めた。

「ついつい自然に手が……気を悪くしないでちょうだいね」
「大丈夫、です」

 タバサは気恥ずかしげに、頬を染めて俯いてしまう。
 珍しいものを見たと驚く才人の前で、天華が首を傾げた。

「でも、確かにちょっと困っちゃったね」
「何がさ、母ちゃん」
「皆さんをおもてなしするためにも、何か作らなくちゃならないだろ。でも、さすがにこの人数相手だと材料が足りなくてねえ」
「いえ、サイト殿のお母様、私たちのことはお構いなく」

 慌てて断ろうとするアンリエッタに、天華が気楽そうに手を振る。
708平賀さん家へいらっしゃい:2007/10/09(火) 01:39:16 ID:TKjJ33zv

「いえいえ、息子がお世話になったお礼もありますし、遠慮なく召し上がってくださいな。
 ウチは見ての通りしがない一般庶民ですから、大したものはお出しできませんけど」

 そんな風に言われて、アンリエッタは困ったように傍らのアニエスを見る。
 こんなときでも女王に忠実な銃士隊長は、静かに目を伏せて言った。

「恐れながら、ここはお言葉に甘えさせてもらった方がよろしいかと。
 この世界に来てからお休みなしで、陛下も本当は疲れておいでなのではありませんか」
「でも、隊長殿」

 アンリエッタがまだ迷う素振りを見せたとき、不意に誰かの腹が盛大に鳴った。
 全員がその方向を見ると、

「や、これは失敬」

 ギーシュが照れたように頭をかいている。

「ちょっとは空気読みなさいよあんた」

 モンモランシーがいつものようにギーシュをはたき、その場が明るい笑い声に包まれた。

「じゃ、決まりだね。才人、父ちゃんと一緒にスーパーまで買い物に行ってきておくれ」
「は!? やだよ面倒くせえ」
「俺だって。仕事で疲れてんだよ母ちゃん。早くビール飲みてえよ」

 ほぼ同時に不平を唱えるダメ親子を、天華が一喝した。

「黙りなこのぐーたらども! はるばる異世界からいらっしゃったお客様に、買い物を押し付けるつもりかいあんたらは!」

 そう言われては断ることも出来ず、二人は渋々買い物に出かけることになった。
709205:2007/10/09(火) 01:40:25 ID:TKjJ33zv
容量が残り20KBぐらいになったので、ここらで一旦切ります。
続きは次スレが立った後で。
710名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 01:48:35 ID:0o2cwgbt
次スレ立ててきました

【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合22
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191862054/l50
711名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 01:50:27 ID:1VrTziQz
乙。次スレ立ててみます。
712名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 01:50:48 ID:1VrTziQz
>710
て、仕事早っ!
d
713名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 01:52:48 ID:g2xeHq/x
あ〜続けたか
続けたのかあ……

>>710
スレ立て乙
714名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 02:39:30 ID:I9OGQtDe
>>710
次スレで既に言ったけど
乙だーー
715名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 07:20:01 ID:hjaDu1++
しかしこのスレの変態どもノリノリである
716名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 08:06:08 ID:smmPSU6T
>>710
717名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 17:15:01 ID:I9OGQtDe
あと20k、どうやって埋めるべきか
718284 ◆yJjGBLHXE6 :2007/10/09(火) 19:08:42 ID:MhxAxlfM
「………ふう」
「なによ、サイト? 溜息なんかついちゃって」
「ん? いや、そろそろかなって」
「なにがよ?」
「お別れだよ」

「……………え?」
「もう大分世話になったしな。いつまでもここにはいられないよ」
「ま、待ちなさいよ!! 何でそんな急に…」
「限界なんだ」
「え………」
「だから、もう無理なんだよ。もうここには居られない」
「うそ…うそよ…」

「うそなんかじゃないさ。前からこうなることは決まってたんだ」
「何よそれ…なんで? …なんでいきなりそんなこと言うのよっ!!」
「言ったところで、ルイズには何も出来ないだろ?」
「そんなこと……分からないかもしれないじゃない……!」
「…わかるんだよ、これは…もう、仕方無いんだ」
「そんな……」

「さて、もう時間かな。行くぞデルフ」
「やれやれ、相棒もせっかちだねぇ。まだもう少し時間はあるってのに」
「そうは言ったってここに居たって何も出来ないだろ?」
「まあな」

「………………だ」
「え?」
「…やだぁ……」
「ルイズ?」
「いっちゃやだあ! 出てっちゃ、やだぁ! ……ひっく、えぐ…もう、鞭で叩いたりし
ないからぁ!…ひぐっ、犬って言わない、からぁ…一人に…うぐ、えぐ…しないでよぉ…
サイトぉ…」
「ルイズ……」

719284 ◆yJjGBLHXE6 :2007/10/09(火) 19:09:38 ID:MhxAxlfM
「もうやなのぉ!! サイトがそばに居ないのはぁっ! だから…だから…どこにも行か
ないでぇっ! そばに…ずっと…いてよぉ…」
「ルイズ……」
「ぐすっ、えぐっ、ひっく……」


「……なにいってんだおまえ? なんで離れる必要があんだよ?」


「……………ふぇ?」

「あのなぁ、俺だけ行ったってしょうがねぇだろ。ルイズも一緒に行くんだよ」
「…え? え? だって、もう限界だって……あたしのことじゃ…」
「アホか、確かにルイズのわがままには我慢ならんが、それで出てくんだったらとっくに
でてくっつの」
「じゃ…出てくって?」
「あぁ、今のスレはもう500KB越えちゃうからな、次スレに行かなきゃ。書き込めないだ
ろ?」

「…………………………」
「早く準備しろよ? 遅くなるぞ?」
「………か」
「え? なに?」
「こんの…ばかあぁあああああああああああ!! まぎらわし言い方するなぁっ!! 不
安になっちゃったじゃないのぉっ!!」
「うわぁぁぁああああああああああああ?!」

「もう、ほんと…ばか…ご主人様泣かせるなんて…」
「悪かったって。…でも、ルイズは俺が居ないとダメなんだな、やっぱ」
「な、なによ急に?!」
「だって『ひとりにしないでよぉ〜』って。可愛かったぞ?」
「―――――――――っ!! あ、あれはっ!」
「あれは?」
「〜〜〜〜〜〜〜っっ! ……もう…ばかっ」
「ははは…ほら、置いてくぞ? ルイズ」
「あ、待ちなさいよ! ご主人様を置いてく気!?」
 
梅支援会話コント。
会話ばっか。
720284 ◆yJjGBLHXE6 :2007/10/09(火) 19:10:55 ID:MhxAxlfM
さぁ、あと約18KBがんばってうめてくれたm(こんなバカを吐く作者は消去されました
721名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 20:22:21 ID:jW9u5fj8
>>720
284氏に、残りの18KBを託されたのであろう。
って言うか、こんなあま〜ぃ話しが好きですだよww
722名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 20:31:34 ID:JQ0roa5n
>>719ー720
GJを言わざるをえない
723名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 22:00:52 ID:MN1lN4KL
>>720
これはGJwww
724名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 22:55:06 ID:PvK5F/ju
>>720
これは斬新www

( `ω´)b
725名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 02:13:43 ID:SrULAtF0
>>720
ちょっとやられた気分w
726名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 02:14:46 ID:dWJcITwE
>>720
コレ、埋め用のテンプレにしたいなw
GJ
727名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 07:53:52 ID:R5giri8p
この残量なら言える!

王族とか貴族はさぁ、高貴な方々だから、
ほんとうはお嫁に行く直前に、その娘をよく知ってる経験豊富な男性が
初体験は努めるんだよ。で、関係者全員監視。儀式だからね。

アンリエッタ様もお嫁に行く予定があったんだから、
当然に済ませていなくちゃいけない儀式なんだが
経験豊富な男がいない。さて困ったな

誰かTryしない? w
728名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 10:17:17 ID:cdD1XCuN
普通はネーヨんな儀式w 領主の初夜権以上にトンデモ話じゃねえかw

でもエロそうなシチュだね。>>727に乾杯。
729名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 10:53:29 ID:TlDUdfX+
>>728
>>727は史実
730名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 11:42:48 ID:xyssKmJr
>>729
モデルとなったヨーロッパのキリスト教世界では、普通は純潔が尊ばれるはずだが?
ルイズも結婚するまでは駄目だから12巻ではブリミルに懺悔している
そういう風習はハルキゲニアには無いと見るべきだな
731名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 12:02:14 ID:cdD1XCuN
>>729
中世ヨーロッパでも、時代や土地の風習によって差があるのね、と言ってみる。
結婚の完成の一環として初夜に「処女を破る」ことが重要視されるほうが多かったような。
ちなみに離婚のときは「この結婚は完成されていません、あなたがたは最初から結婚しなかったと同じです」ということになる。
初夜権もそうだが、「そういうこともあった」という話が、巷にはわりと誇張されて広まってる。

732名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 15:35:07 ID:gAtSQfeY
強いてあげるなら、それは日本での集落の話じゃね?と。
処女性が尊ばれるようになったのは、明治以降って話も有るし。

で? >>718-719は改行を微調整して、埋め用のテンプレに決定ですか??w
733名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 18:21:21 ID:qBFi/S9Y
そういや昔読んだ小説では
ルイ14世の童貞を食ったのは家臣ニ命令されたの
メイドのばあさんだったそうだが
734名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 21:52:07 ID:gkspLoWX
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735虚無突破ゼロノルイズ―ダイジェスト版―:2007/10/10(水) 22:15:04 ID:kUtaZnnu

 虚無突破ゼロノルイズ―ダイジェスト版―



 ルイズの代わりに一人で七万の敵に突撃し、才人は死んだ。
 それを自分の責任と悔やみ、ルイズは一人涙に暮れる。

「ああ、サイト、サイト、どうして死んでしまったの……」

 だが、過ぎた季節を嘆く暇はない。
 トリステイン魔法学院を、新たな脅威が襲う! その名もミョズニトニルン!

「ふふふ、この学院の生徒は全員皆殺しよ!」
「そんなことはさせない! サイトの代わりに、わたしが皆を守ってみせる!」

 一時立ち直りかけたに見えたルイズだったが、それはあくまでも自棄っぱちの行動に過ぎなかった。
 すぐに体の調子を崩し、魔法を唱えようとしても詠唱の代わりに喉から嘔吐感がせり上がってくる。

「どうして……! どうしてよ! わたしがサイトの代わりをやらなくちゃならないのに!」

 苛立ちの余り杖を地面に叩きつけるルイズ。
 彼女の「虚無」が頼りにならないと知った学院生徒たちは、自分達だけの力で学院を守ろうとする。

「ミス・ヴァリエールはもうダメなんでしょうか」
「放っておきなさい。今は生き残るのが先決よ」

 キュルケにも放置され、いよいよ絶望の淵に立たされるルイズ。
 だが、そんな彼女に新たなパートナーが現れる。

「サイトって、一体誰なんだい?」

 高慢な態度の裏に寂しさを隠した少女、イザベラ。
 才人は才人でルイズはルイズだ、と言う彼女の言葉を、ルイズはどうしても受け入れることが出来ない。
 時は無常に過ぎていく。次に襲い来るのは、新たな刺客、轟炎のメンヌヴィル!
 彼の姦計にかかり、学院生徒たちは行動不能に陥ってしまう!

「ふはは、俺は人が焼ける臭いが大好きなんだ!」

 ラリッた野郎の魔の手がキュルケに迫ったそのとき、ついに立ち直ったルイズが空からエクスプロージョンを放つ!

「むぅ、あれが噂の、ゼロのルイズか!?」

 驚くメンヌヴィルの前に腕を組んで仁王立ちし、ルイズは高らかに叫ぶ!

「サイトは死んだ、もういない!
 だけど、わたしの心に、この胸に! 一つになって、生き続ける!
 魔法撃つなら虚無を撃つ! 失敗しても唱え続けて、成功したら、わたしの勝ち!
 わたしを誰だと思ってる……ヒラガサイトじゃない。わたしはわたし、ゼロの、ルイズよ!」
736虚無突破ゼロノルイズ―ダイジェスト版―:2007/10/10(水) 22:16:13 ID:kUtaZnnu

 という訳で劇的な復活を果たしたルイズを中心に、トリステイン学院生徒たちは一致団結の姿勢を見せる。
 ミョズニトニルンとかその辺りを適当に撃破しつつ、一路ヴェルサルテイル宮殿を目指す。



 ちなみにその頃の才人。

「あ、だめ、そこ、触っちゃだめぇ!」
「桃リンゴうめぇ」



 数々の死闘を潜り抜け、ついに辿りついたヴェルサルテイル宮殿!
 ルイズとの虚無の打ち合いの末に倒れたジョゼフは、謎めいた言葉を残す。

「ハルケギニアに100万匹の猿が満ちるとき、東方は破滅の死者となる」

 その言葉の意味も分からぬまま、ルイズたちは一時期穏やかなときを示す。
 が、タバサは一人、ジョゼフの最後の言葉に危惧を抱いていた。

「待ちなさいタバサ、自分の裁量で巨乳の女を殺しているっていうのはどういうこと!?」
「あなたは何も分かっていない……!」

 タバサの激しい葛藤を理解できずに困惑するルイズ。
 そんなとき、ついにハルケギニアの人口が百万を超え、東方から反人類種族エルフが襲来する!



 ちなみにその頃の才人。

「おい、こら、やめんか!」
「銃士隊長うめぇ」



 そんなピンチも何とか乗り越えたルイズたちトリステイン魔法学院勢は、ついに敵の本拠地東方へと突入する。
 洗脳されたイザベラを救い、ハルケギニアの平和を取り戻すための最後の戦いである。
 だが、エルフの力は予想以上だった! 歴戦の勇者たちも、次々に命を落としていく!
 突破口を開くため、一人敵に特攻するギーシュ。死の間際、彼の才能が極限まで開花する。

「これはルイズの!
 トリステイン魔法学院の!
 人類の!
 いや、この僕の魂だ!
 貴様如きに、食いつくせるかぁぁぁぁぁ!」
737虚無突破ゼロノルイズ―ダイジェスト版―:2007/10/10(水) 22:17:06 ID:kUtaZnnu

 自分の体を鉄のゴーレムと化す土のスクウェアスペルで、エルフ達を一気に押し潰し、自らも果てるギーシュ。

「ふっ、これが虚無の力か……悪くない……」

 仲間の死に怒るルイズは、最後にして最強の虚無魔法を発動させようとする。



 ちなみに、その頃の才人。

「ああ、だめぇ、サイトおにいちゃん!」
「ロリうめぇ」



 エルフたちの最後の罠を突破したルイズたちを聖地で待ち構えていたのは、死んだはずの始祖ブリミルだった!

「魔法を無秩序に使う人間達は、いつか自然を破壊する! それが人間の限界!」
「それはあんたが勝手に決めた限界でしょ!」

 激しい虚無魔法の撃ち合いの末、ついに勝利するルイズ。

「ならば、この世界……必ず守れよ……」
「当然よ。人類は、そこまで愚かじゃない……!」

 洗脳から解放されたイザベラは、笑顔を残して消えていく。



 ちなみに、その頃の才人。

「やだ、やめてよ、サイト兄ちゃん!」
「ショタうめぇ」




 二十年後。全ハルケギニアを巻き込んだ平和会議が開催される。
 人間もエルフも翼人も、全てが参加する会議である。
 その開催を前に、妙にアゴが立派になったタバサが遠い目で呟く。

「彼女は、どうしてるかな」
「ちゃんと、どこかで見守ってるわよ。そういう奴じゃない」

 気楽に請け負うキュルケ。
 その頃辺境の町で、竜騎士が舞う空を見上げながら、杖に語りかける一人の女がいた。

「ええ、虚無の友が待つ、星々よ」

 ―虚無突破ゼロノルイズ 完―



 ちなみにその頃の才人。

「や、だめぇ、だめなのね、サイトォ!」
「アホ竜うめぇ」 
738名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 22:59:54 ID:soFEFW0v
つっこみ所が多すぎてワロタwwwww
話を端折りすぎwwww1部は無いし3部は貧乳の嫉妬で片付けられるしwww
サイトうぜぇ消えろww

ただギーシュ特攻は評価できる
739名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 00:15:49 ID:bM6ZTuIV
>>727
誤りだよ
衆人環視の元で「初夜する」ってのが貴族の慣わしとして存在する
で、この場合は、あくまで女性は処女だよ
ただし、男性側は元服に相当する時に筆下ろしされる風習が在る
コレが混じってないか?

ちなみに日本の場合は一夫多妻だったので…
男性の元服時に沿伏と呼ばれる初夜の相手が選ばれる
基本的には幼少期決められた婚約者で普通処女やね
年上の場合が多いので処女で無い場合も在る様だが…
で、沿伏に為った人が最初の奥さんになる場合が多い
ただし、正妻に相当する「北の方」に為るとは限らない
ま〜通い婚だから寝取られも在りだった様だが…
通常、3人以上の奥さんが居るのが、宮廷貴族だった様だから西洋の貴族より
処女性は求められなかったようだ
基本的には、孕ませたら奥さんに迎えるくらいに緩い貞操観念だった様だ
例外は天皇家くらいかな…
740名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 00:41:05 ID:Ao/JnmtP
カケなきゃどうでもいいよ

はよ埋め
741名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 00:43:13 ID:55s6nsfY
そっちの方の時代考察とかは正直興味ない。
別にファンタジーだし2次創作だから関係ないと思うぜ

小説だったらある程度史実を交えて書いた方が面白いけどな
742名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 01:06:35 ID:McgbQja+
いやまあ、>>740の薀蓄も面白かったわ。GJ.
743名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 01:07:50 ID:McgbQja+
間違えた、>>739なw
744名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 16:15:38 ID:7AL3B5OK
>>739
空気嫁ないヤツの薀蓄なんぞ全てに劣後する。
745名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:10:32 ID:Gw7z543P
                           ∧_∧
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746ume:2007/10/11(木) 18:14:51 ID:Gw7z543P
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747ume:2007/10/11(木) 18:18:26 ID:Gw7z543P
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