【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合22

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792名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 23:41:44 ID:mhb2tC4B
もう480kb来たのか。いつのまに…

>>790GJっす!
793たった一つの宝物:2007/10/31(水) 23:47:09 ID:lLLkLhZv
「ラ・ヴァリエール家は断絶とします」
 気の毒そうにアンリエッタは告げた。ルイズは貴族のマントをはぎ取られ杖を取り上げられる。それで
もルイズは唇を噛んだまま一切抵抗しなかった。
「あなたに罪はないわ。でも、貴族のけじめはわかりますね」
 ルイズはうなずいて周りを見回す。オスマン院長は目を合わせずに言った。
「申し訳ないが、学籍は削除させてもらった」
 ルイズとアンリエッタが進めた虚無の魔法理論に基づいた急進的な改革に対し、軍勢を起こして反乱し
た両親。伝統的な他国貴族とも通じていたらしい。だが結局はラ・ヴァリエール家といえどトリステイン
全軍の敵ではなかった。
「路銀は大切にしろ」
 アニエスはルイズの手に数枚の金貨を握らせる。ルイズは会釈のみして城を後にした。

 トリステインの国境に立ち、ツェルプストーの領地を睨み付ける。今回の反乱を焚き付けたのはツェル
プストー家だ。そのくせ、反乱を起こした途端にトリステイン王家に協力して軍勢を差し向けた。
「サイト……」
 呟いて涙を落とす。親娘の戦いは駄目だと言ってルイズと公爵二人の魔法の間に入ったサイト。今はト
リステインの地下牢に幽閉されているはずだ。
「なんにも、なんにもなくなっちゃった」
 ルイズはくずおれて金貨を地面に投げつけた。もう宿を探す気もない。野宿で凍死してもいい。
 と、目の前に何かが降り立った。
「キュルケ……」
 友達だと信頼した自分が馬鹿だったんだ。ルイズは力なく見上げた。
「ほんと、見事に失ったのね」
 ルイズは鼻で笑って答える。
「全部あんたに奪われたわ。貴族として死ぬ名誉までね」
 キュルケはくすりと笑った。
「私、友達からは一番大切にしているものは奪わない主義よ」
「私に何が残ってるの!虚無まで封じられたのよ!」
 キュルケは縄で縛った足元の荷物をルイズに転がして馬に乗ると言った。
「これ、奪い返してきたから」
 キュルケが去ったあと、ルイズは荷物をほどいた。「ルイ……ズ」
「サイト!?」
 おそるおそる頬に手を当てる。次いで胸に顔を埋める。ひどく汗臭いが、間違いなくサイトの匂いだ。
 サイトの首筋に付いた血の跡を舐める。サイトは首を縮めたが構わず首も胸も舐め回した。
「私の、私のサイト」
 ルイズは囁き、たった一つ残った宝物を抱き締めた。
794名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:00:07 ID:mhb2tC4B
>>793
…(´;ω;`)ウッ
795名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:04:02 ID:t4uWbyOw
            〃´  -゚-―‐゚―‐- 、0\
          l ̄` /            \ l
          | (0/               `ヽ、
          / y′  ./  j{    :.:.ヽ:.:.:.:ヽ :.:.:.:l
           ,' :/    .:.| .:八    .:.}.:.jl.::.:.:.|:. .:.:.:.|
.          | ,'.:.:..  .:./!.:./--\  :.jV-ハ.:.:.l.:.:.:j:. l
        j.:l.:.:.:{.: .:':{ ヽ{ _  ヽ.:./ _  ∨.:.:/∨
        /./\:.\::.:.l x==ミ  ∨ ィ=、 ,':.;.小
.        /:.,':.〃lヽ:.{\{ ′           イ.:.:.:.l::ヘ  埋めアン
      /.:.:l :.:.: |.:.:.:.:ヘ        `    } .:.:.:|.:.:.ヽ
.     /.:.:.:.!.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:\    (ア   /.:.:.:/l:.:lヽ:',
     {.:.:.:.::|.:.:.:.:.lヽ.:.:.:.:.:.,:> 、     ,.イ:l.:.:.:.:/.:.|:.:! l:.:l
       ',.:.:.:.l..:.{:.:.:!:.:\.:.:.:.{(!_.≧く|>!| l :./.:./l:/ V
796名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:04:59 ID:t4uWbyOw
              _/,'       ̄  ̄ 9{_
             {゚>‐一 ¬ ̄ ̄`ヽ、  j. \
               /   /   {      \ {   ヽ
              /  ヽ  {    ヽ、 \  l ヽ〉.   i
          /   ∧ l__\  代ー 、ヽ |       |
            {    { X´l ヽ\} \_ヽ |       l
          ヽ \∨ ヽ     __   |      !
            \小. ィ=     ´ ̄ ` l     ,′ シエスタ ぱよっぱよのおっぱい持ち
               l }   '         ,'      /
               |:八  ヽ _フ     /    /
               l  个 、      ィ/     /
              l  /  _>r 'チー/   /      _
                 ! !/ } │   /  , <_  _, イ´/ ヽ
          /\/ヽ { __ノ/⌒ヽ./ /   /7'´   /    l
797名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:12:30 ID:7Ipatanp
>>793
今後の展開があるとしたら
二人っきりで各地を冒険
反逆のルイーズ
二人で地球に帰還
798名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:20:33 ID:4yf8H4wH
>>788
護きゅん(;´Д`)ハァハァ
799名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:31:07 ID:QtPGwZ6a
>>798
絢子自重しろ。
800名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 03:18:40 ID:bJhPVQM/
首だけかと思って「鬱end?!」とか思っちまった
801793:2007/11/01(木) 04:52:38 ID:2va0n1Ex
>>800
サロメ、常盤御前もいいっすね、耽美。
802名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 07:42:48 ID:JLqZAc6I
>>793
をみて封神演義思い出した
803名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 10:07:05 ID:qmuH9bL9
>>802
奇遇だなw
804名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 17:09:22 ID:rOc5tcGJ
埋みゅ
805名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 20:47:55 ID:t0tYQzBb
中日おめでた
806ルイズの恋歌(上):2007/11/01(木) 22:00:07 ID:2va0n1Ex
「……最悪」
 毎年恒例の魔法学院作詩大会の課題を前に、ルイズは大きな溜息をついた。この大会は学校の催しであ
るだけではなく、作詩学の定期試験も兼ねているから重要だ。だというのに。
「なんで恋歌なのよ!」
 ただでさえ苦手なルイズにとって恋歌は鬼門だ。教師曰くポエジーがないらしい。
「ねえルイズ、授賞式何が似合うと思う?」
 もうキュルケは優勝する気だ。だが今回ばかりはルイズも張り合う気にはなれない。男子たちに目を向
けると、いつも机上の科目では低空飛行のギーシュが生き生きと語っている。
 改めて見回すとタバサがルイズを見つめていた。
「タバサも恋歌は苦手だよね?」
 タバサはこくりとうなずき、だが冷静な声で答えた。
「今まで詩は満点。だから、大会を落としても問題ない」
 ルイズはがっくりとうなだれて部屋に戻った。

「大好きで大好きで眠れない夜」
 呟いてはがーっと叫ぶルイズに、遂にシエスタは声をかけた。
「お熱、あります?」
 きっ、とルイズはシエスタを睨んで教科書を投げつけた。
「作詩よ作詩!課題が恋歌なの!あんたに詩なんてわかるわけないけど」
 シエスタはむっとして投げ付けられた教科書をめくる。だが、次第にシエスタの顔が輝き始めた。
「月の夜は あなたの顔 夜の闇は あなたの髪 夜はあなたに包まれて」
「……何よその詩」
「サイトさんのことを思ったら自然に」
 ぐっとルイズは言葉に詰まる。もうシエスタに負けてしまった。ルイズは用事を思い出したと言って慌
てて部屋を飛び出した。
807ルイズの恋歌(下):2007/11/01(木) 22:07:30 ID:2va0n1Ex
「それで、教えて欲しいと」
 頭を下げるルイズに、ギーシュは意外なほど真摯な態度で応えた。たぶん今まで他の教科で助けられた
恩でも感じているのだろう。ギーシュは薔薇をくわえながら言った。
「素直に気持ちを曝け出す。それこそポエジーだよ。まずサイトへの気持ちを見つめてだね……」
「なななんでサイトなのよ!」
 いつものようにルイズは叫ぶ。だが今日のギーシュは珍しく一歩も退かず、薔薇をルイズの鼻先に突き
付けて断言する。
「その反発も感動だよ。ポエジーだよ。見つめ直さない限り、君は赤点だ」
 ギーシュに赤点呼ばわりされるのはかなり悔しい。だが今回だけはルイズも言葉を飲み込んで自分の部
屋に戻った。
 部屋を開けると、シエスタがサイトの隣に座って囁いているところだった。
「サイトさん、『おっぱいの詩』を書いてみませんか?」
「シエスタ!それから犬!この馬鹿犬ーっ!」
 途端にシエスタは窓から逃げ出す。逃げ遅れたサイトは一瞬で虚無で吹き飛ぶ。さらにルイズは鞭でサ
イトを叩こうとして、さっきのギーシュの言葉を思い出した。
「そうよ!素直に書けばいいんだわ!」
 そしてルイズは猛然とノートにペンを走らせ始めた。

 大会の日。ルイズはとりあえず課題を書き上げた安心感で惚けていた。サイトがからかい半分に読ませ
ろと言ったが、最後まで隠し通した。課題をこなすもので、到底他人の前に曝せる作品ではないのだ。
 遂に大会委員長の修辞学教師が最高作品の発表台へ登る。ギーシュとキュルケがわずかに胸を反らす。
「今年『恋歌』で全く斬新な詩が受賞となりました。それは恋が憎悪と独占欲に変わる瞬間を描いた作品
です。恋人を動物に例えるという発想も素晴らしい」 ルイズは嫌な予感を感じた。だが教師は続けた。
「優勝はラ・ヴァリエール!作品名は『犬』!」
「イヤーッ!辞退させてーっ!」
 ルイズの叫びを無視して教師は読み上げた。

「餌付けしないで さからせないで
これは馬鹿犬 野良よりひどい 使い魔犬
剣を振るって 私を守る
はずが他の主人に 尻尾振る

馬鹿犬 馬鹿犬 私の犬
価値の最低馬鹿犬なのに
誰にも譲る気はなくて

女王が欲しがるなら 頬を打つ
始祖ブリミルが求めたら 虚無の業火で爆破する
貴族の女が求めるなら 家ごと見事取り潰す

馬鹿犬 馬鹿犬 私の犬よ
異世界に行っても
あなたは私だけの 犬」

 この後一週間、サイトには雌のシルフィードすら畏れて声を掛けなかったという。
808名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 22:16:44 ID:WRQBJVMA
>>806
テラバカすww GJ!!!
809名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 22:21:22 ID:Adfqfm+v
>>806-807
詩に虚無のこと書いちゃったけどいいんだろうか?と思ってしまったけど
面白かったからそんなことどうでもよくなった
GJ
810806=807=793:2007/11/01(木) 22:52:19 ID:2va0n1Ex
ちとエロなしで悪戯してみました。
一時期本物の詩人に師事したことがあるんですが、リアルに「君、ポエジーがない」と言われましたorz
811名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 00:19:03 ID:2qZZjZA0
>809
「詩的誇張として虚無を選んだ表現力も素晴らしい
 男を焦がす失敗魔法、己を苛む嫉妬の虚しさと、ダブルミーニングもよいアクセントです」
国語教師的にはこんな評価だと思われ。
812809:2007/11/02(金) 00:28:59 ID:0lipF2sw
>>811
なるほどな、その発想には至らなかったわ
昔っから俺もポエジー無いんだぜorz
813名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 00:31:38 ID:NqrUAKD5
>>810
GJ!これは斬新だ
面白かった。是非また書いてくれ
814名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 00:51:56 ID:LiMmS0i6
GJ。詩だけでも十分面白いw

ただ、キュルケはともかく「語彙が少ないから美しいと連発するしかない」とか
酷評されてたギーシュが賞まで取ってるってのにはちょっと違和感あったかも。
815名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 10:27:15 ID:+hLayyN1
>>814
つ教師の温情
816名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 20:25:43 ID:+XqSbETt
>>806-807 GJ!
三期のED曲にいいかもしれない。
817名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 17:29:30 ID:am02TbMC
新刊の情報がキタ━(゜∀゜)━!!

確認してないけど
818名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 19:22:42 ID:QLLYHcv1
819名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 20:40:23 ID:Qp7yExX8
12/25w
なんか作為的な物を感じるのは俺だけか?
820名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 21:04:19 ID:rNO0swYJ
>>819
そもそも毎月の発売日を25日に設定したMF文庫に陰謀を感じるなw
821名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 23:00:44 ID:WdQTS0G6
>>820
<(〇`ε´〇)>プンスカプー

くそっ!陰謀か!陰謀なのか?クリスマスにルイズと会えるなんて…








<(●`ε´●)>プンスカプー
822名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 01:04:36 ID:oFM1mhVu
俺12月22日に結婚するんだけど、25日は朝一でアキバのとらのあな行くぜ!
新婚? 新婦? でも、そんなの関係ねぇ!
823埋めネタ:2007/11/04(日) 01:08:34 ID:CiuXZEdK
「ぐふ、ぐふふふふ……」
「気持ちわりぃよ」
「やぁ、サイト。まぁ、このこを見てくれよ」
「こいつぁ……」
「ふっ、なかなか上等なもんだろ? 両親が一人暮らしで寂しいだろうって、僕のところに寄越してくれたのさ。
どうだい、この肌触り。水を弾くほどピチピチじゃあないか! それにこの曲線美。実にいやらしい、卑猥なカーブだ。一日中触り続けても飽きることはないだろうね。
ふっ。こうやって昨日からずっと見つめ続けていたら、彼女はどうやら恥ずかしかったらしくてね。ほらこんなに赤くなってしまったよ。
かわいそうに親元を離れて一人寂しくこんなところまでやってきて、何をされるのかと思えばただこうやって一日中自分の痴態を見つめられる。
どんなに恥ずかしいことだろうね。だがその恥ずかしがる姿がまたなんともいえないよ。
そしてなんといっても重要なのは“なか”さ。むふっ。
この中にはもう数え切れないほどの子種が詰まっているんだよ!
誰がやったんだって? そんなこと聞くなよ。
純真な乙女であるはずだった少女の中はドロドロのものに充たされているのさ!
はぁはぁはぁはぁ……」




「さっさと食えよ、そのトマト」
824名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 02:17:26 ID:rspPwz59
エロいが…エロいけど、さあ…w
ハルケギニアにトマトはあったのだろうか?
825名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 02:20:02 ID:VcA9aypv
イザベラがタバサにぶっけて遊ぶために作りました
826名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 02:36:50 ID:0LRWyXYW
で、トマトを投げ合う祭りを開催するってわけか…流石王族は考えることが違うな。
827名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 10:55:13 ID:LJoxzCuC
「………ふう」
「なによ、サイト? 溜息なんかついちゃって」
「ん? いや、そろそろかなって」
「なにがよ?」
「お別れだよ」

「……………え?」
「もう大分世話になったしな。いつまでもここにはいられないよ」
「ま、待ちなさいよ!! 何でそんな急に…」
「限界なんだ」
「え………」
「だから、もう無理なんだよ。もうここには居られない」
「うそ…うそよ…」

「うそなんかじゃないさ。前からこうなることは決まってたんだ」
「何よそれ…なんで? …なんでいきなりそんなこと言うのよっ!!」
「言ったところで、ルイズには何も出来ないだろ?」
「そんなこと……分からないかもしれないじゃない……!」
「…わかるんだよ、これは…もう、仕方無いんだ」
「そんな……」

「さて、もう時間かな。行くぞデルフ」
「やれやれ、相棒もせっかちだねぇ。まだもう少し時間はあるってのに」
「そうは言ったってここに居たって何も出来ないだろ?」
「まあな」

「………………だ」
「え?」
「…やだぁ……」
「ルイズ?」
「いっちゃやだあ! 出てっちゃ、やだぁ! ……ひっく、えぐ…もう、鞭で叩いたりし
ないからぁ!…ひぐっ、犬って言わない、からぁ…一人に…うぐ、えぐ…しないでよぉ…
サイトぉ…」
「ルイズ……」
828名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 10:55:57 ID:LJoxzCuC
「もうやなのぉ!! サイトがそばに居ないのはぁっ! だから…だから…どこにも行か
ないでぇっ! そばに…ずっと…いてよぉ…」
「ルイズ……」
「ぐすっ、えぐっ、ひっく……」


「……なにいってんだおまえ? なんで離れる必要があんだよ?」


「……………ふぇ?」

「あのなぁ、俺だけ行ったってしょうがねぇだろ。ルイズも一緒に行くんだよ」
「…え? え? だって、もう限界だって……あたしのことじゃ…」
「アホか、確かにルイズのわがままには我慢ならんが、それで出てくんだったらとっくに
でてくっつの」
「じゃ…出てくって?」
「あぁ、今のスレはもう500KB越えちゃうからな、次スレに行かなきゃ。書き込めないだ
ろ?」

「…………………………」
「早く準備しろよ? 遅くなるぞ?」
「………か」
「え? なに?」
「こんの…ばかあぁあああああああああああ!! まぎらわし言い方するなぁっ!! 不
安になっちゃったじゃないのぉっ!!」
「うわぁぁぁああああああああああああ?!」

「もう、ほんと…ばか…ご主人様泣かせるなんて…」
「悪かったって。…でも、ルイズは俺が居ないとダメなんだな、やっぱ」
「な、なによ急に?!」
「だって『ひとりにしないでよぉ〜』って。可愛かったぞ?」
「―――――――――っ!! あ、あれはっ!」
「あれは?」
「〜〜〜〜〜〜〜っっ! ……もう…ばかっ」
「ははは…ほら、置いてくぞ? ルイズ」
「あ、待ちなさいよ! ご主人様を置いてく気!?」
 


こんなのがあったな
829名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 11:00:59 ID:EfnC1zf0
まだ早い&URL張り忘れてね?
830名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 11:53:24 ID:+50/lCth
もうあと4KBしかないのに早いとな

一応次スレ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1194077575/
831名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 12:09:13 ID:hzAzqx+e
えーと、いまなにか盛大な誤植を目撃したよーな気が・・・
832名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 12:13:29 ID:+50/lCth
もうあとっておかしいよね ごみんなしゃい
833名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 12:14:17 ID:oxAB5xap
いや、誘導先が違うってコトじゃないのか?

【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合23
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193840986/
834名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 12:18:14 ID:+50/lCth
うおおお、ほんとうだ
ぜんぜん気づかなかった
835名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 13:56:18 ID:0Nj53ogH
>>834
ドジっ娘に萌えた
836名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 14:55:37 ID:QPq7h4mm
837使い魔シルフィの憂鬱:2007/11/04(日) 15:15:05 ID:cReFYCF8
トリスティンの賑やかな街中でシルフィードはおつかいに来ていた。

トリスティンからひとっ飛びで来たのはいいのだが、このままの姿ではさすがにお買い物は難しいのだった。
「しかたないのね〜変身するのねぇ〜きゅいきゅい。”我をまといし風よ 我の姿を変えよ”なのね〜」
シルフィの周りに一陣の風が発生し風韻竜を包み込んだ。
風が静まったあと、彼女は一糸纏わぬグラマラスな姿へと変貌を遂げていた。

おっかいもの。おっかいもの♪

タバサに書いてもらったお買い物リストに目を通す。
「ニンジン・キューリ・レタス・トマト−−−−お肉♪るーるるるるーおっにっく〜」

彼女はお買い物リスト握り締め、人だかりのできたお肉屋さんの前に来た。
”タイムセール、タイムセールだよぉ!キロ100エキューだっブロック肉500キロ限定だよぉ〜残りあと10キロだよぉ”

お肉に目がないシルフィは何が何でも特売お肉をゲットすべく、ぐいぐいと人垣に割り込んでいく。
”ほい、ありがとねぇ。あと8キロだぁ、さぁ買った買ったぁ!!!”
ほ、ほしぃのね。ぜったいに手に入れるのね。がんばれシルフィあと少し。

”そこのお美しい奥様、いかがですか---お、ありがとうございます〜。残り2キロだ。売り切れちまうよ〜!”
「「残り全部下さい(のね)」」

誰かと同時に店のおっちゃんに声をかけてしまったらしい。おっちゃんは彼女を一目みてぎょっとすると、一瞬で目をそらしてしまった。そしてもう一人の声の主に残り全部のお肉を渡したのだった。

「ひ、ひどいのね。なんでしるふぃにお肉売ってくれないのね〜!!」

プンスカ怒る彼女にその2キロのお肉をゲットしたメイド服の女の子、シエスタが声をかけた。
「そ、そりゃそうですよ。貴女何も着けてないじゃないですかぁ〜」

その一言に彼女は愕然とした。
おそるおそる握り締めていたお買い物リストをひろげてみると下のほうに
”買い物するときには人型に変身すること。服を着ること。”
とちゃんと書いてあった。

きゅぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜

トリスティンの街中で切ない叫びが響き渡った。

〜おしまい〜
838 ◆LoUisePksU :2007/11/04(日) 15:15:50 ID:cReFYCF8
埋まったかな・・・
839名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 15:18:43 ID:kWyBi+YM
後1KB
840名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 15:57:38 ID:Dd/07EqM
?
841名無しさん@ピンキー
    |   /|    /|  ./|       ,イ ./ l /l        ト,.|
     |_≦三三≧x'| / :|       / ! ./ ,∠二l        |. ||      ■  ■ ■    ■   ■
     |.,≧厂   `>〒寸k j        / }/,z≦三≧  |.   | リ ■ ■■■■ ■ ■ ■■■■ ■   ■
     /ヘ {    /{   〉マム    / ,≦シ、  }仄  .j.   ./  ■     ■        ■   ■  ■ ■
.       V八   {l \/ : :}八    /  ,イ /: :}  ノ :|  /|  /   ■      ■        ■   ■   ■
       V \ V: : : : : :リ  \ ./   .トイ: :/    ノ/ .}/    ■      ■        ■   ■   ■
       ' ,    ̄ ̄ ̄        └‐┴'   {  ∧     ■   ■■■■■   ■    ■
        V   \ヽ\ヽ\     ヽ  \ヽ\  |     \.    ■  ■  ■   ■   ■     ■
        \  , イ▽`  ‐-  __       人      \  ■■   ■■   ■   ■  ■ ■
:∧           ∨              ∨    /          ハ
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