イカされすぎて・・・

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1名無しさん@ピンキー
とにかくイカされまくってもう限界なのに
執拗に責め続けられて、痙攣ビクビク、泡ブクブク

そういう小説を書くスレ
2名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 13:34:56 ID:x4+2AaYq
2get
3名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 14:36:40 ID:1trR6yCe
これは良スレ3get
4名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 15:10:00 ID:zI/+h7iQ
wktk
5名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 16:16:14 ID:hSBEDAj5
っで、男が?女が?
6名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 16:49:21 ID:1trR6yCe
>>5
はいはい、未成年はでていこうね
7名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 16:57:14 ID:WJW3Cj1l
関連スレ?

イキたいのに・・・
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110946747/
8名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 17:21:43 ID:2iksI+eY
こっちのスレもよろしくです

■ものすごい絶倫キャラが女を次々壊すエロパロ■
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177471895/
9名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 18:39:29 ID:gillRyl8
とりあえず期待age
10名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 18:40:09 ID:gillRyl8
やっちまったw
期待age直し
11名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 18:58:55 ID:hSBEDAj5
いや、男がイカされまくり痙攣ピクピクはアリだろ…
かなり難しいけど
12名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 19:34:12 ID:gillRyl8
それはあんま見たくないなぁ・・・
まぁ需要があるなら男派女派とかで書き分けてもらえばいんじゃね?
13名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 23:49:56 ID:37WVz+/u
期待age
14名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 00:09:26 ID:SgFgXDFz
男はショタに限ればアリ
15名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 00:10:37 ID:HlMC1qZ4
>>14
それだ!
16名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 03:25:18 ID:rwB8zzNc
いっそ男女両方・・・

保守
17名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:32:03 ID:wH5ijU5a
いつの間にこんなスレが。wktk
景気付けに、勢いのまま書きなぐって投下しとく。

属性:姉弟、失禁
18名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:32:49 ID:wH5ijU5a
「っふぅぅ……ッ!」
大の字に縛られた四肢をビクンと震わせて美香の身体が絶頂へと達し、
その反動でベッドがガタッと揺れた。
「また言わなかったね。お姉ちゃん」
くすくすと天使のように笑うと、タクミは美香の胎内からゆっくりと指を抜いた。
見せつけるように、びっしょりと愛液を滴らせた右手を二、三度振る。
学校帰りのままのセーラー服に、愛液が飛び散った。

美香が弟のタクミに犯されたのは、つい昨晩のことだ。
ずっと可愛がっていた弟に、まさか無理やり処女を散らされるなんて。
いくら子供だからって絶対に許せない、と頬を張り飛ばして言い捨てた。
だが、この愛くるしい少年から「お姉ちゃんが好きで我慢できなかった」と
言われて、悲しい気持ちだけでなく、少しだけ嬉しい気持ちも感じたのだ。

だから、許そうと思っていた。
水に流そうと決めて学校から帰ってきたら、いきなり弟に縛り上げられたのだった。
19名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:34:06 ID:wH5ijU5a
「はぁ、はぁ……ね、ほどいて……? 私、逃げないから……。
 こんなの……もうやだよぉ、タクミ……」
美香が、鼻にかかった甘い声で嘆願する。
縛られて既に2時間、女になったばかりの膣内を指でねちねちと責められ続けて、
もう何度絶頂に達したか分からない。
もはや弟に犯されること自体はどうでも良くなっていた。
自分を好きだと言うタクミがどうしてもと言うなら、抱かれるくらい構わないと思う。

しかし、タクミはずっと服を着たままだ。抱こうとする気配すら見せない。
愛液にまみれた指をちろっと舌で舐め上げると、
ニコニコと微笑みながらこう言った。
「イク時はちゃんとイクって言うんだよ。
 ほら、試しに言ってみて」
「……」
拗ねるように横を向いた美香の頬に、タクミが軽くキスをして耳元で囁く。
「お姉ちゃん、大好きだよ……。だから、ね……?」

美香はその言葉にぎゅっと目を瞑ると、小さく口を開いて呟いた。
「……いく」
「もう一回」
言いながら、膣内に指を差し込まれる。

「んっ! ……いく」
「もっと続けて」
散々に刺激されて腫れたように膨らんでいるGスポットを、
二本の指で前後にやんわりと前後に擦られる。

「いく……、はっ、いく……、んぅっ、いく……」
次第に早くなっていく指の動きに合わせて、
新たに染み出してきた愛液がじゅぽっ、じゅぽっと掻き出されていく。
美香はうわごとのように同じ言葉を繰り返しながら、
無理やり高められていく性感に荒くなる息を抑えることができない。

「うっあっ、いく、あっ、くぅんっ、いく……っ。
 やあっダメ、イクっ! も……っ! ホントに! やっ! とめっ!
 イク! もう……っ! イク! イクイクっ! イクからっ!
 あ〜〜〜〜ッ! イクイクいくいくいく……! ッくぅぅぅぅぅぅぅ!」

背を大きく仰け反らせて、美香が絶頂の頂きへと達した。
きゅっと締め付ける柔肉を掻き分けて、タクミの指の動きは
止まるどころかさらに力強く性感の膨らみを擦りあげた。

「いっ、は、ひ……っ! あっ、あぁっ、イった! イったの!
 やあっ、あっあぁぁぁ〜〜ッ! タクミ、イってるからあッ!
 ひぐっ、あっ、イってるのにぃ! やめ、イってる……の、にぃっ……!」
「お姉ちゃんのイってる顔、可愛いな」

ビクッ、ビクッと小刻みに、断続的な痙攣を起こすたびに、
何かにすがるような美香の手がギュッとシーツを掴む。
力を入れすぎて白くなったその手をタクミの左手がそっと握ると、
強く握り返して美香は叫んだ。

「ああぁぁぁ〜〜〜〜〜! ああぁぁぁ〜〜〜〜〜ッ!
 止まらない! 止まらないよぉ! まだイク! あっ、イク!
 うっんんぅぅぅぅぅ……! イク! ひぃ……イグッ!
 もうやめ……あっくイグ! んっぎぃぃぃいいいぐぅぅぅぅぅ!」
20名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:35:10 ID:wH5ijU5a
背骨が折れるのではないかと言うくらい後方に仰け反って、
その体勢のまま美香は止まった。
突き出したままの股間の中心から、ちょろ……と淡い金色の液体が漏れ出してくる。
タクミが用意しておいたバスタオルを素早く敷くと、やがて勢いを増した液体は
その上へと流れて染み込み始めた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
溺れたように息つぎをしながら、美香の視線が下方へ行ったり来たりを繰り返す。
何度か股間に力を入れようと踏ん張ったが、ちょろちょろとした流れを
止めることができずに、結局恥ずかしそうに顔を背けた。
そんな姉をタクミは見惚れたような表情で眺めると、
汗と小水と愛液にまみれた股間をもう一枚のタオルで丁寧にぬぐった。

「お姉ちゃん、ごめんね。疲れた……?」
「はぁっ……はぁっ……」
まだ息の整わない美香が、苦しげに喘ぎながらもコクコクと頷いた。

「じゃあ、夕食持ってくるね。
 お姉ちゃんは動かなくていいよ、僕が食べさせてあげる。
 食べた後、また続きしようね」

弟の言葉に、美香は呆然としたまま反応できない。
そんな美香の頬に軽くキスすると、タクミは立ち上がった。

明日また学校が始まるまで、まだ12時間以上もある。
次の責めではどんな風に乱れる姉が見れるのかと考えて、
タクミの小さな胸は高まるばかりだった。

(おわり)
21名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 14:34:35 ID:mZzlE2Nc
>>20
すばらしいっ。感動した。GJ!!
このスレかようよ!
22名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 20:39:55 ID:5314Yl1i
保守
23名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:37:53 ID:hSB10BE4
保守age
24名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:42:19 ID:VlG2EdDy
あのさぁ、エチしすぎると死ぬんだよね…。
そんな実験をしながら本当にしんだ男の話を読んだ事がある。
25名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 00:28:37 ID:qDzI71et
詳細kwsk
26名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 04:29:04 ID:9ul8zO5o
>>24
女は生き残るってやつか?初期の白水Uブックスの中でそんな小説があった。
エロラノベとかじゃなくて普通の小説だけど。
27名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:59:35 ID:+IUbjyy3
ベイビーエンタ好きの俺としては
このスレはもっと盛り上がっていいと思う
28名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 10:10:35 ID:icRZdcVq
ロータスの「強制オーガズム」シリーズの好きな俺としても
このスレには盛り上がって欲しい。

でも最近、あのシリーズあまり面白く感じない。
29名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 00:32:21 ID:ULvQ4amj
>>20最高だった。
続きはないのか
30名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:16:06 ID:iUgFOv12
このスレを読んだ書き手は
1週間以内にマジイキSSを書かないと
足腰立たなくなるまでイかされます
31名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 13:07:50 ID:yR1sW15r
ちょw見ちゃったよw
32名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:31:17 ID:6g2aELXT
むしろされたいw
33名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 10:14:00 ID:ap68BhKX
マジイキのポイントってどんな感じ?
壊すスレでも書いてみたんだけど、こっちでも…

・白目を剥く
・ガクガク痙攣
・失禁・脱糞
・出された精液すらそのまま、終わっても動けずぐったり
・呂律の回ってない喋り
・必死な喘ぎ声
・「もう嫌」と繰り返す
・自分の出した体液の水溜りに突っ伏す
・あっちの世界に入り込んで帰ってこない
・上下の口から泡を噴く

補足よろしくです。
34名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 19:45:26 ID:NRzIV/El
這いつくばって白目剥き、鼻水垂らし、口から泡を噴き、ビクビクと痙攣する様はたまらない
35名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:26:10 ID:6g2aELXT
這いつくばって白目剥き、鼻水垂らし、口から泡を噴き、ビクビクと痙攣する(自分が)事を想像するとたまらない
36名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:54:20 ID:g0FDDoE+
ヒロイン自身が>>35のようなことを望んで悶える様を、眺めて観察するのがたまらない。
37名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:12:20 ID:sQon4g6n
イった後の女の子の断続的な喋りが・・・・・
38名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 15:46:02 ID:9XNK+oXz
なんというスレ、思わず開いてしまった

ところで一つ聞きたいのだが・・・・・・主人公ショタでもOKかな?
39名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 16:35:08 ID:+IxZbvGa
>>38
むしろ超OK
40名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 01:01:42 ID:nqDggYKC
人間の快楽許容量を明らかにするため、欧州の医学会が密かに検体を買収。
まだ幼い田舎娘が金と引き換えに一日中イかされながら脳波を測定される。
限界を迎え壊れゆく娘たちは、ただ二親や新しく生まれてくる兄弟を想う

そんなSSが読みたひ
41名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 01:22:09 ID:c6YMeJt7
>>38
俺もOK
だが、注意書きは忘れずに!

>>40
君が、書くんだ!
42名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 01:27:49 ID:HzqbqOS0
え?俺が書いちゃだめ?
43名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 02:08:17 ID:nqDggYKC
何卒よろしう
44名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 02:47:33 ID:Vp8seGlv
>>42
そりゃー、書ける人が宣言して書くのが一番さ
ただし、宣言する以上は書いてくれ頼む( ^ω^)
45+IxZbvGa:2007/07/07(土) 17:15:14 ID:xc1LdYlx
>>38だが、おまえらに質問。

やっぱ、いきなりエロから入らないと駄目?
それとも、エロ無しから入って、徐々にエロ?

46名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 17:16:32 ID:xc1LdYlx
しまった、間違えて>>39のIDにしてしまった・・・
47名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 17:25:56 ID:nqDggYKC
まずsageようね
48名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 19:03:18 ID:xc1LdYlx
すまん、ageてしまった
49名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 23:56:41 ID:TK/qFPuS
>>45
ちゃんとエロまで行ってくれれば、俺はどちらでもいい
書きやすいやり方で書けばいいと思う
50名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:51:12 ID:PgGNOcsY
そうだね
書いてくれる人が書きやすいほうでいいんじゃないかな?
51名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 09:34:54 ID:hsesWhrQ
保守
52>>38:2007/07/10(火) 19:32:33 ID:4HZ0NEd5
ひいい・・・30KB・・・妄想を詰め込みすぎた。
とりあえず、キャラクターの設定とか書き込むから。

主人公:ショタ、見た目は美少女、巨根、絶倫、ご都合主義、女装。

ヒロイン:身長高い、胸がでかい、日焼け、失禁、愛液。

舞台設定
ファンタジーです。ファンタジーに見えないと思いますけど。
トルネコの不思議のダンジョンをイメージしていただいたら嬉しい。
最初の方は、長々と設定の語りが入りますが、途中からエロですので、
読むのが嫌な人は途中からお読みください。
53名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 20:31:46 ID:bhsFQ67j
ぬぅ!?
いつ投下ですかな?
wktkしておりますぞ(*゚∀゚)=3
54名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 20:46:24 ID:yG0NZQ/N
それはどっちが攻めなんだろう・・・それ次第で読むかどうかが決まる・・・
55探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:34:51 ID:4HZ0NEd5
主人公:瀬田川 信也・・・どこにでもいる高校生。ダンジョンに頻繁に通う、将来はエンジェル入隊を目指す。
 しかし、才能もなく、人付き合いも苦手、ファッションセンスも苦手、顔を会わせるのも嫌、
 フロにも、二日に一回しか入らない上、家族には態度がデカイ・・・家族からは嫌われている。
 が、本人は気にしていなく、嫌われてしまっても対して辛くないというある意味大物。
 エンジェル入隊を目指すくせに泣き虫。その上マイペースでおっとりさん。




主人公:マリー・アレクサンドリア・・・ショタです。美少女です。見た目はどこかの国のお姫様にしか見えないくらいの美少女。
 正体は主人公、瀬田川・信也が呪いにより変化した姿。元の姿に戻れない。
       でもショタ、おまけに泣き虫。しかし身体能力は実はびっくりするくらい高い。
       でもショタ。誰も信じてくれないけど、とっても強い。でもショタ。
       そして、変化してからは、一日二回は風呂に入らないと気持ち悪くなってしまう
 変な後遺症と、定期的に当分を摂取しなければいけなくなってしまう

ーーーーーーーーーここから本編ーーーーーーーーーー

「ダンジョン」という言葉を聴いたことがあるだろうか? ドラゴンクエスト、RPGと名の付くゲームを遊んだことがある
なんとなく想像がつくと思う。物語の中で欠かすことのできない、一つのイベントである。
入り口は一つしかないのに、ありえないくらいのモンスターが入り込んでいる迷宮のことだ。
ぶっちゃけ、誰が置いたか分からない宝箱を取るために潜り、目的の物を手に入れたら用無しの迷宮。
これらは、あくまでゲームの中、おとぎ話の世界でしか存在しないものだった。
56名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 22:38:15 ID:4HZ0NEd5
しかし、ここ探求大都市「東京」ではその常識が当てはまらない。

今から遡ること100年前、世界中である奇妙な事件が報告された。(驚いたことに、すべて同時期なのだ)
それは異形の怪物「モンスター」と呼ばれる生物学から見て、異常な進化を遂げた生物が突如出現したのだ。
その異形のモンスターは大きさは様々で、小さいものは子犬くらいから、全長が10mを越すものも。
当時、そのモンスターはいったいどこから現れたのか分からず、各国が総意をあげて大捜索が行われた。
その結果、見つかったのが、同時期に出現したと思われる地面から謎の洞窟が候補に上げられた。
政府はその洞窟を調査し、その洞窟からモンスターが出てきていることが判明した。
周辺地域の住民に話を聞くと、何の前触れもなく気づくと洞窟がそこにあったと証言
結局解明には繋がらず。当時は周辺地域を封鎖し、隔離することで被害を抑え、軍隊に
よって洞窟内部のモンスターを一斉に殲滅する方針を立てた。
軍隊の出動を聞き、これでまた安心して過ごせると誰もが思っていた。だがしかし、
事態は思いもよらない方向に進んでしまった。当初、洞窟の直径は平均して30m前後で
地下に繋がっていることが調査の段階で判明していたため、専門家の意見では、どう長く
見積もっても70m〜80m前後の深さしかないと言われていたが、事実は全く違っていた。
まず、洞窟の奥に入ると、誰が行ったか分からないが(現在でも判明していない)
奥に進むと人の手が加えられたような階段があり、さらに地下に進むと、その広さは
直径で100m前後。更に、迷路のように入り組んでおり、その広さは数倍にも感じられる。
政府は、この報告を聞き、当時国家予算の2割を使い、殲滅に力を注いだ。だが、その効果は薄かった。
当初、専門家の意見から予見されていた最深部に到達したとき更に地下に繋がる階段が発見されたのである。
そして、事態はそれだけでは終わらず、地下に進むたび、洞窟は広く、入り組み、兵隊数十名が行方不明になってしまった。
原因は、一度上に上がると、ダンジョンの地形が変わり、前に来たときとはまったく変わってしまうからだ。
しかも、地下に進むたび現れるモンスターの凶暴さが増し、さらには人語を解し、人を騙すモンスターまで出現した。

「当初、政府は洞窟を完全封鎖し、出てきたモンスターを発見しだい射殺するよう検討されていた・・・が」

事態はさらに急変する。軍隊を引き上げ、撤退する際に隊員の一人がある鉱石を持ち帰った。緑色と赤色の石だったらしい。
洞窟は閉鎖され、周辺地域も隔離され、事実上完全に破棄されてしまった・・・わずか、8年間だけ。
持ち帰った鉱石を解析、研究したところ、驚くべきことが分かる。鉱石は今まで発見されていない未知の物質であった。
そして、ぞの物質がエネルギーに転用できるのでは? という専門家の意見も出始めた。
さらに3年後、モンスターも死体からエネルギーが検出され、さらにそれを取り出せることが可能になった。
57探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:39:18 ID:4HZ0NEd5
「そして5年後、新たな資源の開拓のため、洞窟は「ダンジョン」と命名され、国、民間、問わず、自由に採掘できるよう許可された」

当時、行ける階層はそんなに深くなかったが、それでも相手は凶悪なモンスター。油断すればあっという間に殺される。
それでも、潜るものは数知れず、一攫千金を求めて、毎年数千〜数万の人がダンジョンに潜り、帰らぬ人となった。

「だが、中には帰ってきたものもいた。その中には人体に副作用を与えずに、肉体を強化する泉があったと証言した人がいた」

その人物は齢40後半の年齢にもかかわらず、肉体年齢は20代前半と検査結果がでてしまうことで、真実味を帯びた。
人々は一攫千金を求め、不老不死を求め、超人の力を求め、ダンジョンに潜り続けた。
さらに20年後、ダンジョンに潜り、生計を立てるもの「探求者」が現れ、地上に出てきたモンスターの退治を専門とする
民間組織「ギルド」が生まれ、同じくモンスター退治を専門とする国の機関「エンジェル」が創設された。
さらに3年後、エンジェルに入隊するための国立学校も創設された。
だが、わずか2年で地上にいるモンスターは殆ど殲滅されてしまった。
「ギルド」と「エンジェル」はモンスター退治以外に、ダンジョンに潜り、エネルギーを採取してくるのが主になり、
エネルギー採取も、モンスターを退治することで得るようになっていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「そして現在、地球上のエネルギーの9割が、モンスター討伐によるエネルギーとなりました」

僕は何とか最後までつまることなく読み終えた。はっきり言って、クラスに30人いるんだから他の人と分散してほしかった。

「はい、けっこう。それでは今日はこれまで、来週は小テストしますので、今の所を復習してください」

クラスメートから、非難する声が挙がったが先生はそれを聞き流し、出て行ってしまった。
その直後、授業終了のベルが鳴り、辺りには穏やかな空気が流れた。今日の授業はこれで終了だ。
クラスの中には走って出て行った人もいたが、大抵は残って友達と話し合っている。
しかし、僕は友達がいないから、話し相手がいない・・・さみしくなんかないからね!
僕はさっさと教室を出て玄関に向かい、一度家に帰り、ダンジョンに向かうことにした。

その途中、すれ違う人からコソコソと話し声が聞こえ、こちらをチラチラと見ては通り過ぎていった。
・・・理由は分かっている。自分の服装と顔(不本意だが)だ。自分で言うのもなんだけど、僕って女顔。
しかも、けっこうの美少女顔らしい。らしいというのも、人づてで聞いたし、自分を見て「ステキ♪」なんて呟いたら
完璧にナルシスト確定、おまけに・・・この服だし変態の二文字もついてきそうだし。
今日の僕の服は良く言えばゴスロリ、悪く言えば、お前どこのお嬢様だ? と言われそうなフリルがいっぱいついたドレス。
しかも何故かは知らないが、化粧をしなくても、まったく違和感がないという悪夢。頭にはフリルのついたチョーカーを付け
爪はすべてしっかりと手入れされている(いやな事に足の指も)無駄毛なんて一本も無く、月のように白い。
せめて身長くらいは! と思ったけど、身長も150cmくらいしかなく、おまけに手足が細い。胸板も薄いから
何所から見ても、スレンダーな美少女にしか見えないのがまた哀愁を誘う。更には、腰まである長い青みかかった銀髪。

「はぁ、どうしてこんなことになったんだろ?」

溜息のつき方もいちいち女の子みたい。思わすもう一度ついた溜息とともに、こうなった原因を思い出していた。
58探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:39:58 ID:4HZ0NEd5
「はぁはぁ、くっ・・・はぁはぁ、な、何とかやったぞ〜」

僕は近くの岩場に腰を下ろし体を休めた。近くに仲間が一人もいない中、無防備に腰を下ろすのは自殺行為だが
そんなこと言えるほど体力が残っていない、僕の意思に関係なく体が勝手に膝を崩していただろう。
僕は必死に息を整えつつも、今しがた仕留めたモンスターを見つめた。

「それにしても、此処はいったい何階なんだろう? あんまり深くなければいいけど」

僕は途方に暮れていた。僕の足元にはモンスターを呼び寄せる罠(ベルのような形をしたスイッチ)が設置されていた。
この階は深くないから大したモンスターは出ないだろうと思ったが、次の瞬間、僕は目を疑ってしまった。
僕は一瞬の立ちくらみの後、なんと僕自身がモンスターに呼び寄せられてしまったのだ。
気づけば目の前に見たことも無いモンスター、僕は絶叫をあげ持っていた剣をがむしゃらに振っていた。
それで、周りに少しは目を配れる程度には落ち着いた時には、もう目の前のモンスターは肉隗となっていた・・・っん?

突如、目の前の死体が薄く、黒く光り始めた。黒いのに光っているというのも変だけど、靄みたいのが広がっている。
僕は驚き、立ち上がったが、すぐまた腰を下ろした。何故かって? 疲労のおかげで足はパンパンだからだよ。
あっ、と驚くまもなく、黒いもやは一気に僕に襲い掛かり、僕は気を失ってしまった・・・今日は厄日だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・・・暗い・・・真っ暗だ。なのに自分の手足ははっきり見える、すごく不思議な光景だ。
何があったんだろう? 僕は体を起こそうと思ったが、自分が既に立っていることに気づき、よろめいた。

「うわ! ・・・危ないな〜、転ぶところだっ」

その瞬間、体中から激痛が走った。あまりにも強い痛みに僕はその場をのた打ち回って紛らわそうとした。
しかし、その程度では気休めにしかならず、痛みはますます酷くなるばかりだ。
まるで体中の毛穴に針を刺し込んでいるような激痛、内臓の裏返るような異様な苦痛、心が消し去ってしまいそうな程の感覚。
僕は、目から、鼻から、口から、おちんちんから、体中の穴から、水分を放出し、痛みに耐えた。

「おおおおおお、ぐええええ、がああああああ」

・・・何時間・・・何分・・・時間の感覚がなくなっているからどれくらいの間、痛みにのた打ち回っていたのか分からない。
ふと我に返ると、あれだけの痛みが夢だったかのように無くなっていた。
夢ではなかった、体中は僕の流した体液まみれで、異臭を放っていたからだ。
「え? あれ? あつ、熱い!」
そして、その後さらなる変化が訪れた。体中が炎に炙られているように熱く、体中の骨、筋肉、内臓が軋んでいくのが分かった。
59探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:40:48 ID:4HZ0NEd5
「痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、いだだだだだだ!」

と、そのとき、僕は見てしまった。荷物からこぼれ落ちた手鏡によって僕の姿を。

「ええ、えええ? えええええ!」

僕は絶叫を上げていた。ダンジョンで悲鳴を上げることはモンスターに自分の居場所を教える事と同じだから
凄く危険なんだけど、今はそんな事言っている場合じゃない! ・・・顔が! 顔が!
今朝、洗面所で見たときは何所にでもいる平々凡々の顔立ちで、街中を歩けば、誰も気にも留めない面だった。
髪だって手入れなんて男の僕はしていないから、ぼさぼさで、はっきり言ってダサい・・・はず。
朝は面倒だったから髭だって剃っていない・・・はずなのに。僕は夢をみているのだろうか?
鏡に映った僕が呆然とした表情でこちらを見返している・・・いや、それは、もう僕ではなかった。
先ほどまで汗で湿り、泥だらけだった髪が、今さっきお風呂に入ったようにキレイになっていた。
それどころか、さらに艶やかさを増し、目に見えて伸び始めた・・・何がって、髪が。
変化はそれだけに止まらず、顔も変化を始めた。いったい何がどうなっているんだ!?
一重で、やぼったい目をしていたが、すっ、と二重に変わり、大きくアーモンド形のツリ目に変化し
鼻立ちもすっと小さく、とても可愛らしくなり、唇も小さく薄いピンク・・・いや、骨格そのものが変形している。
肌も雪のように白く、病的に青白い白さではなく、光り輝くような白さ(おまけにシミ一つ無い)に変わっていった。

「おお! おお! え、ええええ〜〜〜〜・・・・!」

零した言葉に力は無い。当たり前だよな、黒いもやに当たりました、凄く痛い思いしました、顔が変わりました
で納得したら、そいつは余程の大物だろう。小心者の僕には納得するのは無茶があるよ。
僕はしばらく呆けたまま、馬鹿みたいにぼ〜っと座りこんでいた・・・と、ふと体がむず痒くなって、か、痒い。
僕は震える足に力を込めて立ち上がり、溶け落ちた衣服を振り払って顔を上げた・・・ん? 溶け落ちた!?
顔を下に向けると、元がなんなのか分からないくらいにゲル状になっていた。唯一分かるのが、衣服の色と同じということくらい。
そして目を見開いた。胸毛や脛毛、あそこの毛までもが、無くなっていて、最近太ってきたよな、と思っていたお腹周りが
細くなっていた。いや、くびれができている! 僕のマイサンもすっきり爽快だが、なんか可笑しい、なんか大きい。
平均サイズだったのに、いまの僕のは前よりも一回りも二周りも大きくなって・・・先に言っとくが起たせてはいない。
そして、薄々気づいていたが、僕自身の身長が小さくなっているのも。目線が違うし・・・自分では良く分からないけど、
20cmくらい小さくなってる。・・・チビだ・・・なんか泣きたくなってきた。

(貴様か、我を殺したのは)
「うひゃ! ビックリした! 何、誰なのさ!」
いきなり凄い大きな声が響き渡った。もうすこしボリュームを下げろと言いたい。
(どうせ貴様には見えはしない。どうせお前は孤独を味わうのだから)
「ちょっと、話が見えないんだけど! 先生に人の話を聞きましょうって言われなかった!?」
(呪いだ、呪いをかけた・・・もうお前はこれから数百年の孤独を味わうのだ)
「ちょ、人の話聞け! 呪いってなんなのさ! せめて説明しろ!」
(これからお前は数百年出られない・・・ダンジョンで生き続けなければいけない。もっとも、すぐに死ぬだろうがな)
(お前は呪いが終わるまで、一人違う時を生きる。それが我の呪い、我の恨み)
(貴様の姿が変わったのは、呪いに対してなにか抵抗力があったのだろうが、姿や中身がすこし変わっただけで)
(呪いそのものは変化はない。・・・発狂し、自らの命絶つその時まで苦しめ)

その言葉を最後に、声は途絶えた。
60探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:41:50 ID:4HZ0NEd5
僕はしばらく無言だったが、我に返って、荷物を背負い(不思議なことに、行きの時は重かったのに、今は軽い)
急いで上の階に戻った。だが僕は、呪いの意味をここで味わうことになった。
体中が羽のように軽く、たいして時間も掛かることもなく入り口に戻れた、が、出られなかった。
なぜかって? 外にでようとすると、透明な膜みたいなのが現れ、道を塞いでしまうからだ。
僕は絶叫を上げて、膜を壊そうとしたけど、無駄に終わり、僕は失意のどん底に突き落とされてしまうことになったからだ。
同じくダンジョンに入っていた他の人に事情を説明しようとしても、時間が止まってしまったかのように、停止していた。
頬をつねっても、叩いても、蹴っても、何とも言わない。これが違う時の意味だということを思い知らさる結果となった。
けれど僕は、たいして悲観してなかった。なんせ、友達はいなかったし、性格も暗いから女子には嫌われていたし、
中学高校と、虐められていたから、むしろ人と話すことが無いぶん気楽だった。どうせすぐ死ぬだろうと思ってたし。
だけど、僕の思いは良い意味で裏切られた。一人違う時を生きるということは、ダンジョンのモンスターも例外ではなく
どんなに凶暴で大きなモンスターでも、ピクリとも動かないのでハリボテと同じ。ダンジョンのアイテムも取り放題。
僕は気の向くまま、好奇心の向くまま、ダンジョンの奥深くに潜っていった。・・・呪いが溶けるまで。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「でもさ、呪いが解けたんだから元の姿に戻ってもいいのに・・・」

そう、呪いが解けた場合、普通は元の姿に戻るのだけど、僕の場合は事情が違った。
まず一つ、僕は呪いにたいして抵抗力があり、それによって呪いが変わってしまったから。
二つ、ダンジョンに奥深く潜った際、身体強化のアイテム、魔術力強化のアイテム、回復力強化のアイテム
環境適応強化のアイテム、内蔵機能強化のアイテムからその他もろもろの強化アイテムを
摂取しすぎたのが原因。後で気づいたんだけど、アイテムって、時間が経過するとダンジョンがアイテムを生み出すんだ。
僕の呪いはダンジョンには効果が無く、おかげでアイテム取り放題で、特に訓練しなくても強化できたから良かったけど。
そんなこんなで最深部に到達し、ダンジョンの秘密とか色々知っちゃったけど、どうでもよかったかな。
最後のほうはローテーションだったし。上と下を行ったり来たり、一日に2〜30本は飲んで強化したな。

「おかげで苦労することになったし、散々だよ」

いきなりモンスターが動き出したときは心臓が止まるかと思った。(少し漏らしてしまったけど)
奇声を上げて襲い掛かってきて、もう半泣きでダンジョンで手に入れた魔術書から強力な魔法をぶっぱなしたのも頷ける。
モンスターの断末魔の悲鳴を聞きつけモンスターが続々と集まってきた時は泣いた。泣きながら魔術を使いまくった。
途中、何人か見られたけど気にしない。着ていた服がダンジョンで手に入れた服だけど気にしない。
それがドレスでも気にしない。フリフリでも気にしない!・・・食われるの嫌だから。

「はぁ〜、憂鬱。そろそろ今月厳しいからダンジョン行かないと、家賃払えなくなる」

溜息を吐いた時、またコソコソ言われたけど無視してダンジョンに向かった。気にしたら負けだ。
後、前の僕は死んだことになっているんだ。まあ居なくなってから2〜3ヶ月だし、ダンジョンに入っていくのを見た
っていう証言もあったし。おかげで、僕はいきなり天涯孤独になってしまった・・・元々親からは見捨てられていたし、
下の妹弟からは嫌われていたから、特に悲しんではいなかったのが辛いけど・・・ね?
幸い東京には親が居ない、で生活に困って来る人も多いし、戸籍が無い人もけっこう居るみたいだから
僕は、ダンジョンから持ち帰ったアイテムを売り払い、戸籍を手に入れて、すぐ家を買った。
・・・不動産に勧められて買ったのがいけなかった。都内の億ションだけど、べらぼうに高かったのがきつい。
所持金の殆どをマンション購入に使ってしまったので、2〜3日したら、またダンジョンに潜らないといけなくなってしまったのだ。
といっても、魔術で最下層までワープして、戻ってくるだけだから、すぐ済むけど。
61探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:42:40 ID:4HZ0NEd5
「おいすー! 何だ何だ、そんなしょぼくれた顔しちゃってさ」

そんな挨拶と共に力強く抱きついてきた。同時に、背中に柔らかく、甘い臭いが鼻腔をくすぐり、腰に腕が回された。
見なくても分かる。毎度抱きついてきて僕の理性をすり減らす女性、龍宮晴美(たつみや、はるみ)。
「んん〜、いい匂い。あんた本当に男なの? 体も細いし、どっから見ても女の子にしか見えないけど」
「だ、だから抱きつかないでって! 後、僕は男! そう見えても付いてるから、離してよ!」
「嫌ですよ〜だ。こんなにいい匂いして、可愛い顔してるのを離すわけないじゃん」
その言葉とともに頭に顎を乗せられ、背中の柔らかい二つの秘宝を押し付けられる。
うにょんうにょん、ぐにぐにぐにぐに、ふよんふよん、動くたびに僕の顔は真っ赤になっていく。
頬の横から垂れ下がった髪から、薄くリンスの香りが・・・。
「あらあら、どうしたのかな〜シェリー? 顔が赤いわよ」
ぬふふふふ、と声だけで、楽しくて仕方ないというのが分かる。・・・ぐはぁ、このままでは・・・。
「は、早く離してよ、離さないと」
「離さないと、何? 何をするの?」
僕の様子が変わったことに気づいたのか、離れようとしたが、もう遅い。僕は前に回された腕を掴み、離せないようにした。
「決まってるよ、そんなの。・・・犯すの」
犯す、の言葉を聞きあわてて離れようとしたが、徒労に終わった。なんせ僕が掴んでいるから離せないしね。
「離さないってことは犯されたいんだ。晴美は淫乱だね」
「淫乱って、あ、あんたが話さないからでしょうが! 早く離しなさいよ!」
「駄目、もう遅いよ。今はまだ早いからしないけど、夜、夜は覚悟してね」
一瞬、一際激しく逃げようとしたが、諦めたのだろう。そのまま力を抜いて、もたれかかってきた。
晴美の顔は見えないから分からないけど、きっと今夜の情事を思い浮かべて堪らなくなってしまったに違いない。
なにせ晴美の身体が熱く、柔らかく、薄く女の匂いを放ち始め、背中の感触から乳首が立ち上がり始めているのが分かったからで。
頬が弧を描いてしまうのを止められないのも仕方がない。晴美と出会って3ヶ月近くだけど、晴美は魅力的な美少女だ。
慎重は170後半でかなり高い方だがそんなのは問題にならないほどのナイスバデーというやつかな。
肌だって日焼けしているらしいけど、健康的な日焼けっていう意味で、それでも白く見えるのが不思議。
胸だって、しみも無くきれいだし、ワイシャツを押し上げるところを見るとデカイ。月並みな言い方だが、マシュマロのように柔らかい。
おまけに先端の乳首も大きく、僕の小指くらいはある。僕の物を突き刺しながら捻ってあげると、涙を流してイってしまうのが可愛い。
「昨日はしなかった分、頭が狂っちゃうくらい絶頂せるからね。晴美が泣いて謝っても許さないから」
身体を捻って晴美を正面から抱きしめた。丁度僕の顔が胸に埋まる。その谷間から良い匂いが・・・。
髪に掛かる晴美の吐息がくすぐったい。とても熱くなっていて、興奮しているのが分かった。
抱きしめた晴美の細い腰が気持ちいい。軽く背中とお尻を撫でてあげたら、それだけで小さく震えた。
「・・・身体、震えているよ?」
「へ、あ、ああの、さむ、寒いからね」
なにやら慌てふためいているが季節は春。涼しいとは言っても、寒いとはまず言わない気温だ。
「・・・もう我慢できないみたいだね。僕の家に行きましょうか」
「え? わ、私、ダンジョンに潜らないと」
「だ〜め。今日一日、晴美はイキまくるのが仕事」
ブツブツとうるさい唇を、むりやり頭を引っ張ってキスで黙らせることにした。
62探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:44:01 ID:4HZ0NEd5
キスされた瞬間、僕の胸に手を入れて離れようとするけど、強化した僕の腕力はそれくらいではびくともしない。
歯を閉じ、僕の侵入を防ごうと眉を八の字にして、耐えている。
僕はまずゆっくりと舐めるよう(実際舐めてるけど)に歯茎をほぐし、歯の一本一本丁寧に舌でくすぐった。
少しずつ眉間の緊張が解けていくと同時に、顎の力も抜けてきたので、むりやり舌を押し込む。
その感触に驚いたのか、あわてて歯を閉じようとしたが、僕の舌は人間の歯くらいでは傷つかない。
なので、そのまま晴美の舌を捕まえ、こねくりまわし、吸いあげた。
キスの快感に力が入らなくなってきている晴美は、僕にゆっくりともたれかかってきた。
その後しばらくは晴美の舌と絡ませ、僕の唾液をたっぷりと飲ませ、左手でお尻を揉んだり、つねったり。
ワイシャツを押し上げている巨乳も、ボタンを一つ外し、そこから右手をいれ、ブラジャーをずりあげた。
さすがに外でするのは恥ずかしく、弱弱しくも手を外そうと僕の腕を掴むが、硬くとがった乳首を捻るとおとなしくなった。
それだけで堪らないのか、腰をくねらせるが、僕はそのまま乳首ごと大きな胸を鷲掴み、揉みしだく。
最初はウーウー唸っていた晴美も、すぐに力を抜き、次第に身体を震わせ、僕が一際強く舌を吸うと、身体を痙攣させた。
「んちゅ・・・むちゅ・・・ぷはっ」
どちらからともなく離した唇には、官能的なアーチができ、すぐに途切れた。
「ねえ、晴美? ダンジョンに行くの? 行くんならここでやめるけど?」
揉みしだいている右手を下にやり、乳房全体を揺するように揉む。
少しずつ息があがり、せつなそうな顔をこちらに向けてくるが、あえて無視。
乳首を触れるか触れないぎりぎりのところを、何度も何度も摩るようにこすった。
「あん、んん、んん・・・そんなこと言って、あっ、何言っ、ても、スルくせに・・・」
「ううん、僕はむりやりってのは嫌いだから、最後は了解を得てしたいの。
 だから晴美が嫌なら僕はもう行くよ。・・・夜にはスルしね」
左手で揉んでいたお尻は既にただ当てているだけで、晴美から僕の左手にお尻を押し付けてきてる。
その期待に応えるため、中指を立て、ジーンズに包まれているアナルに指を突き入れるように、グリグリと押し込んだ。
それだけでイキそうなのか、一際大きく嬌声をあげると、僕にもたれかかった。
「・・・馬鹿・・・私をこんな身体にしたのは誰よ。・・・責任くらいとりなさいよ」
そして、また少しの間キスすると、晴美と連れそって、僕の家に向かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「んん、むちゅ・・・はぷ・・・ん・・・んん、ん〜〜!」
何事もなく僕の家に到着し、自室に足を踏み入れた瞬間、後ろから突き飛ばされ、ベットに倒れこんでしまった。
そのまま身体を反転し、晴美に文句を言おうと口を開いた途端、晴美の口によって塞がれてしまい、
かれこれ30分近くキスを続けている。といっても、晴美は離れようとしたけど、僕が掴んで離さなかったんだけどね。
最初は断続的だった痙攣の感覚が、少しずつ短くなり、今では小さく痙攣し続けている。
口を塞いでいる晴美を凝視すると、晴美はうっすらと目を開けてキスに夢中になっていた。
小さく見える瞳は、潤みきっていて、涙がこぼれそうなくらい。はっきりと欲情の色が見え、
背中の辺りまである髪が、僕の横に落ちて広がり、髪で抑えられているみたいだ。
「んん・・・ぷはっ、どうしたの晴美、顔が真っ赤になってるよ?」
「はあ、はぁ、うっ。はあ、はあ、も、もうイかしぇないれ・・・」
「イかせるも何も、キスしているだけだよ」
「もう、もうキシュは、や〜、や〜なの、もうキシュでイキらくないの〜」
「わがままだね、晴美は。・・・いいよ、それじゃ、そろそろ下にしようか」
キスでイキまくった晴美の身体を下にして、まずは零れ落ちた唾液と、汗で湿ってしまった
晴海の白いカジュアルなデザインのワイシャツを脱がすと、うっすらと湿った大きな胸が飛び出してきた。
63探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:45:41 ID:4HZ0NEd5
その流れでブラを外すのは止めて、ブラ越しに柔らかい胸を揉む。もにゅもにゅして、心地いい。
胸を揉み始めた辺りから、切なそうな瞳をこちらに向けたり、じれったそうに身動ぎしていたが、

「・・・意地悪しないで」

の一声で我慢が聞かなくなり、ブラをさっさと外して心行くまま、揉みまくる。

「くひ! ひああ! 熱、熱いいい!! おっぱい、おっぱい気持ちいい!」
「あらら、炎槍の龍の名が泣くよ。ファンが見たら驚くでしょうね、おっぱい連呼してる姿見て」
「きひ! あひ! イイ! イイの! マリーが見てくれるからイイの!」
「そんな嬉しいこと言ってくれるなんて・・・ご褒美あげる(キュ、クニ!)」
「ーー!! ひ、ひいいい! 乳首! 乳首でイク、イク、イッッックーーーー!!!」

嬌声をあげ、背筋が反り返り、胸が突き出された格好になっている。
その艶やかな四肢も、断続的に痙攣を起こし、深い絶頂を味わっているのが一目で分かった。
僕は痙攣している晴美の胸に吸い付き、甘噛みし、思う存分舐めあげた。
まだ波が過ぎ去っていない晴美は目を見開き、快感から逃れようと頭を振ったり、身体をくねらせたりした。

「ああ! ああ! ダメ! おっぱいダメ! もうイッちゃった! イッたから! 〜〜クゥ!!!!」
「さっきから、痙攣しっぱなしだね。そんなに気持ちいいんだ」
「イッら! 晴美のお胸イッら! らめ! まら! まらイク! イク! イッ〜〜〜!!」
「胸だけでこんなにイケるんだものね。ここを苛めたらどうなるんだろうね?」

左手は晴美の胸を揉み続け、右手で藍色のジーパンのベルトに手をかけ、チャックを下げた。
ジーンズの股間部分は既に晴美が出した愛液でグショグショに濡れていた。片手では濡れて張り付いたジーンズは脱がせず、
仕方なく両手で脱がすことにした。胸の愛撫が止まった晴美は、すでに息絶え絶えで、
これから訪れる地獄の、(天国かな?)快楽も知らずに、必死に快感を逃がしていた。
なんとかジーンズを脱がせ、出てきたベージュ色のショーツが可愛い。しかし晴美の場合、愛液で濡れそぼったせいで、
ショーツが張り付いてしまい、性器の形をクッキリと見せてしまっている。
ここまできて焦らすのもなんなので、脱がす。無意識なのだろう、僅かにお尻が上がったので、脱がせやすい。

「さ、次は晴美の可愛い可愛いお姫様を苛めてあげる」

剥き出しになった晴美の性器を軽く撫で、(それだけでも四肢を硬直したが)その頂点にある
クリトリスを、触れるか触れないかの強さで擦る。晴美の腰が引きつり、目に見えて痙攣を起こし始める。

「かは! はあ! きひ! かん! 感じ! すぎ! ああああああ!!」

ギュっとクリトリスをつねったら、潮を噴いて絶頂してしまった・・・でも、これからが本番。

「あら、イッちゃった? でも、これから100回くらいはアクメさせるから、そのつもりで」
「アグ! ヒイ! らめ! め〜! 死ぬ! 死んじゃう!」
「大丈夫、死んだりしないし、体力とかは僕の魔術で回復させるから」

そう、普通はいくら女性でも、連続してオーガズムを味わうと、途中で脳がそれを苦痛として感じてしまう。
よくても2回。相性が良く、テクニックを駆使しても、ちゃんと苦痛なく快感として受け取れるのは3〜4回くらいまで。
ある程度の快感を受けると、脳が自動的に感覚をブロックし、触れている感覚すらなくなってしまう。
でも僕の場合は違う。ダンジョンで会得した魔術のおかげで、何十回、何百回、何千回とオーガズムを味わわせることが出来る。
64探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:47:17 ID:4HZ0NEd5
「それでは、ます準備運動として連続で20回アクメを味わってもらいましょうか」
「ま、まっ(ギュキュ!)アヒーー!! 〜〜〜!! イッら! イッらから! 止め(クリクリ)
 アアアア!! イクー! イ(グリリ!) んおおおお!! 来ら! 来ら!(ぎゅ〜)がああああ!!!!」

クリトリスを摘むだけで凄い反応。楽しくてついつい力が入っちゃうけど、気持ちいいみたいだからいいかな?
視線を下に下げると、膣口がパクパクと細かく伸縮を繰り返し、絶えず潮を噴いて手を濡らし、股を濡らしている。
目を見開き、舌を突き出し、涙を流して、涎を撒き散らしながらよがってる姿はとてもエロイ。

「ねえ、晴美? 晴美のアソコ、物欲しそうにしているから、僕の指を食べさせるね」
「ギヒ! イグ! イグ! イグウウウウ!!! かは! ら! こわ! れる! わらし! 壊れる!」
「壊れないよ、これくらい。さ、味わって食べてね♪」

一気に奥まで指二本を突き刺し、素早くクリトリスの裏側・・・Gスポットのザラザラした部分を擦りまくった。
既に白目を剥き、犬みたいにだらしなく舌を出し、股間周辺のシーツは、晴美の出したもので小さな水溜りができてしまっていた。

チュプ! チュプ! チュプ! チュプ! チュプ! チュプ! チュプ! チュプ! 

「んほおお(チュプ!)おおおお!!!! イ(チュプ!)グウウ(チュプ!)ウウ!!!! ごわれるうう!!! ゆるじでええ!!!」
「安心して♪ 壊れたら回復魔術でまた100回絶頂させるから」

チュブ! チュブ! チュブ! チュブ! チュブ! チュブ! チュブ! チュブ!

「イグウウ(チュブ!)ウウ!!! イッ(チュブ!)ダああああ!!!イッダのに!! イッダのに!! おおおおお!!!」
「は〜い、準備運動の20回連続絶頂は終わり。次は本番の100回連続絶頂ね」
「許じて!! 許じて!! もうイキたくない!! もうイッたからああ!!」

チュブ! チュブ!  チュブ! チュブ! チュブ! チュブ! チュブ!

「ガアアアアア!!! 殺じで!!! 死なぜで!!! らぐにじで!!! ぎいいいいいい!!!」
「だめ。死んでも生き返らして100回アクメ味わわせるから。・・・スピードアップ&指3本♪」

チュブ! チュブ! チュブ! チュブ! グリリ! グリ! チュブ! グリグリ!!

「ごろじでえええ!!! ごろじでえええ!!! イグのやあああ!!! イグのやらああ!!!」
「・・・・・・・ラスト10回、さらにスピードアップ&指4本♪」
「おおおおおおお!!! おおおおおおおおおお!!!! おおおおおおおおおおおお!!!!!」

最後に一際大きく獣のような嬌声をあげた。(ような、というより人間の言葉ではないな)
背は反り返り、腰と頭できれいなアーチを作り、シーツは足元まで愛液と、失禁によって水に浸したようになっていた。
既に、表情に人間らしさはなく、雌獣といってもいいくらいに淫らな顔をしている。
65名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 22:51:36 ID:2ILUcrJD
小学生のラクガキかよ・・・
66探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:57:40 ID:4HZ0NEd5
「気持ちよかったね〜。次は僕を気持ちよくしてね♪」

そう言うと、来ているドレス(晴美の流した体液によって、ワンピースに見えてしまうくらいべっとり)を手早く脱ぎ捨てた。
その身体は、少女のように細く、雪のように白い。老若男女問わず、おもわず目が離せなくなってしまうような、
怪しい色気を醸し出していた。後ろから見れば、誰が見ても少女と答えるほど、美しい体をしていた。
しかし、もし正面から彼を見たら、誰もが目を見張るだろう。少女のような外見をした少年の股間には、
少なく見積もっても5〜6cmはある。長さも異常に長く、30cm近くある。
しかも若さゆえか、腹につきそうな程反り返っていて、鈴口から透明の液が絶え間なく噴出している。
亀頭も大きく、大の大人の握りこぶしよりも一回り大きく、カリも深い。まさしく女殺しというやつだろう。

「僕、とっても興奮しているから、5〜6回は出すから、覚悟してね♪」

不幸な(むしろ幸運かもしれない)ことに、彼女は先ほどの絶頂でまだこちらの世界に帰ってきていない。
よって彼の言葉を聴いていなかったが、もし聞いていたなら、きっとのた打ち回りながらも逃げようとしただろう。
そのまま彼は晴美の身体を押さえ、片手で自らのを添えて、晴美の中に押し込んだ。

「・・・(ズズズズズ)ぁぁぁぁ・・・(ズズズズズリ!)ぁぁあぁああ? (ズズズ、ズリュ!)イイイイイ!!!」
「あ、気が付いた? 起こしてごめんね。僕も我慢できなくなっちゃったの」

ズチュ! ズリリ! ズチュ! ズリリ! ズチュ! ズリリ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ!

「イグウウウ!!! まらああああ!!! おおお!!! おおぎいいいい!!! ぶどいいいいい!!!」
「はあ! はあ! はあ! 晴美の中、きゅうきゅう! って締めてくる! 気持ちいいよ!」

ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! 

「がああああ!!!! おなが!! おなが!! ゆれでる!!! ゆれで!! 〜〜〜〜〜!!」
「気持ちいい! ヌルヌルで! 晴美! イイ匂い! 晴美! 好き! 好きーーー!」
「ぢぎゅう!! ぢぎゅうが!! ごどもが!! でぎる部屋!!! ゆれでる!! イッでるうううう!!!」

ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! グポッ! グポッ! グポッ! グポッ! 

「おごおおおお!!!! ちぎゅう!! ぢぎゅうに!!! はいっでる!!! おがざれでる!!!」
「子宮! 気持ちいい! 晴美の子宮! おちんちん締め付けてる!!」
「おほおお!! あぞこ!! あぞこ!! だめになる!! だめになる!! がああああ!!!」

グポッ! グポッ! グポッ! グポッ! グポッ! グポッ! グポッ! グポッ! グポッ! 

「イグの!! 止まらない!!! ずっど!! ずっどイッでる!!! アソコが!! イグの終わらないイイイ!!!」
「アソコじゃないよ! マンコ!! そう呼ぶの!! 晴美みたいな淫乱はそれがお似合いだもんね!」
「マンコ!! マンゴダメ!! 離れなれなくなる!!! 覚えぢゃう!!! イイイイイイ!!!」

体中を真っ赤に染め、子宮を痙攣させながら嬌声をあげている。
シーツを握り締めた指先は白く、かなりの力が込められているのが分かり、快感の強さが見て取れる。
67探求大都市のマリー:2007/07/10(火) 22:59:24 ID:4HZ0NEd5
既に股間周辺のシーツには水溜りができ、深く出し入れを繰り返すたび噴き出す潮がその水かさをを増やしている。
瞳は完全に白目を剥き、顔中から鼻水、涎、涙、汗を噴出し、その顔からは完全に理性が消えてしまっている。

「出すね! 出すからね! 晴美の中にいっぱい出すからね! 白くしちゃうからね!」
「おおおおお! おおおお! だぢで!! だぢで!! イヒイイイイイイイイイ!!!!!」

射精する寸前、抜け落ちるぎりぎりまで腰を引き、叩きつける勢いで最奥を突き上げた。
その瞬間、僕の亀頭が一瞬膨らみ、晴美をさらなる絶頂へと導きながら射精した。

「おおおおお・・・・・・おおおおおお、おほおおおおおおお・・・」
「んん、でてる、お腹にいっぱい出してる。・・・射精気持ちいい」

そのまま晴美に倒れこみ、汗の匂い、柔らかなおっぱいに頭を預け、ちょっと休憩。
晴美も喋る気力もないのか、体中を断続的に痙攣させつつも、しっかりと僕の背に、腕を回してくれた。
ううう〜〜〜気持ちいい。やっぱり晴美の中は最高。・・・でもね、晴美?

しばらくそのままで、じっと息を整えていると、晴海の瞳にも焦点が合うようになってきた。
僕は晴美の中に入れたまま、身体を起こし、その瞳を見つめた(まだ中に入れっぱなし、おまけにまだビンビンです)
僕と目が合うと気恥ずかしいのか、恥ずかしそうに顔を逸らしてしまう。・・・でも、それもすぐに。

「ねえ、晴美〜? 気持ちよかった? ちょっと心配してるの」
「だ、大丈夫。いっぱいイッたし・・・凄く気持ちよかったから」
「良かった♪ ・・・・・・けどさ、晴美? 身体は大丈夫なの?」
「・・・それも大丈夫〜。私〜身体は丈夫だから〜」

ん〜? っと、心地よい倦怠感を味わってぐったりしている。

「そう、大丈夫なんだ・・・だったらいいよね♪」

再び、ゆっくりとピストン運動を再会する。

「ンア! ア! ア! ア! ちょ、ちょっと! ア! 何で! ア!」
「だって〜、僕一回しか出してないもん。後5回は出すから・・・ね!(ズグ!)」
「アアアアアアーーーーーー!!!」

おちんちんでほぐれた子宮を、内臓の奥深くに押し込むように突いた。
そのおかげで、一発で絶頂を迎えて、また子宮が痙攣しているけど、丈夫な身体だからいいよね?


結局、日が暮れるまで晴美の子宮を犯しまくった。最後は失神しちゃったけど、喜んでくれたし。
思えば晴美と出会った頃って色々あったよな。・・・・・・あの子とも久しぶりに会いたいな。
・・・痛、痛い痛い、ちょっと、抓らないでよ。もう、拗ねないでよ晴美。
6838:2007/07/10(火) 23:04:28 ID:4HZ0NEd5
以上で終了。
小説って難しい、つくづく思い知った。
後、絶倫スレとの違いがよくわからんが、
明確な違いってあるのかな?

>>65
お前・・・気に入らないのは文面から分かるが
せめて一通り投稿してから言ってくれ。
69名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:08:43 ID:2ILUcrJD
じゃあこっちも言わせて貰おう。
お前21歳以上じゃないだろ。
せめて日本語ぐらいまともに扱えるようになってから来い
70名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:21:19 ID:qIpG6hZe
>>68
明確な違いか
俺は絶倫はみてないんだけど
タイトルから察するに
このスレは

絶倫じゃなくてもいい(道具おk)
壊さなくてもいい(セクロス後痙攣ビクビク泡ブクブクの彼女にうろたえる彼氏とか)
過程じゃなくて結果が大事(痙攣(ry))

なんじゃないかと思った

>>69
少し前からピンクチャンネルは21禁から18禁に緩和されてますが何か?
71名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:21:20 ID:No4O46p9
ジャンプの斬思い出した
72名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:23:39 ID:hKgdnG9J
>>69はなんでここまで突っかかってるんだ?(´д`)
自分の趣味に合わないものはスルーな。
どっちも沸点が低すぎるw
73名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:25:59 ID:VO+e09bv
スレタイに惹かれたものの
生まれたてのスレで作品が少ないから
自分の嗜好にあわないのが来ないのが気に入らないんじゃない?

>>68
超GJ
俺は好きだぜ
また書いてくれよな
74名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:26:54 ID:VO+e09bv
>>73
あわないのが来ない ×
あうのが来ない ○
7538:2007/07/11(水) 01:08:38 ID:BpzxK7Jz
いつのまにかレスがあるのに驚く

>>69
参考までに、どこが駄目なのか詳しく

>>70
ありがとう、参考になった。
76名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:14:22 ID:2l49Kvp+
あれだけ長々と主人公の説明しておいてイキまくるのがぽっと出の女ってのがちょっと納得いかなかった







 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ∧_∧ ハァハァ
  シコ   ( ´Д`/"lヽ
      /´   ( ,人)
  シコ  (  ) ゚  ゚|  |  とか言いつつ下はこんなことになってまつw
      \ \__,|  ⊂llll
        \_つ ⊂llll
        (  ノ  ノ
        | (__人_) \
77名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:28:02 ID:1F3SxDW8
>>68
俺も好きだぜ
VeryGoodJobだ
また頼むぜ
78名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 02:46:50 ID:V5A2ANBw
これは近年希に見るズッニューだろ…常識的に考えて…
79名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 11:28:07 ID:VO+e09bv
>>76
導入部を長くするとその後の展開がやりやすいんだぜ?
あとであれこれ質問されないし、今回みたいなファンタジー設定だったら
長くても納得
シリーズ化もできるしな

と、いろいろいったものの下がそんなになってるなら問題ないだろww
80名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 12:15:19 ID:okY9o1Tm
シリーズ化期待!
イカセまくった女はもう普通のセクロスはできないからって
主人公に依存していくハーレム展開キボン!!
81陵辱星人:2007/07/11(水) 14:48:38 ID:QugF0dJp
「女性最後の日」 著者・陵辱星人


「このゲス野郎!はやく縄をほどきなさい!こんなことしてあとでどうなるか分かってるの!?」


――我が校にエリカという女教師がやってきた。
身長169cm、白いシャツから今にも飛び出しそうな胸は推測でFカップ、短めの黒いスカートに黒く薄いパンスト、
先のとがったエナメルのピンヒールを履き、今日も7時間目の英語の補習授業を終えた。

他の生徒達が下校し、教師も帰宅し始めた頃・・

「先生・・すぐ終わるんで英語のことでちょっとだけいいですか・・。301教室で待ってます。」

「いいわよ。帰る準備したらすぐ行くから先に行ってなさい。」


・・久しぶりの上玉が引っ掛かった。我が女教師陵辱サークルに・・。
エリカ先生、今日は貴女の極上ボディーを徹底的に陵辱してあげます。
その気丈な性格と高いプライドをめちゃくちゃに壊してあげますよ。
はやく来い、肉奴隷。――


続きいらない?
82名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 17:30:59 ID:eUNgHCdw
タイトルで一瞬ゲッターロボを想像した
83名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 19:46:55 ID:Zw/cCrrn
>>68
超GJ!!

事前にショタショタ言ってたから、てっきりショタっ娘がイカされまくる話かと思って
ワクテカしてたのは内緒だよ
84名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 21:24:14 ID:1F3SxDW8
>>81
その程度では判断出来ない
全編読んでから判断しよう
85名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 21:28:22 ID:CYktBuX4
>>83
ショタ娘・・・・?
ショタなのか娘なのか・・・
86名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:14:48 ID:hKgdnG9J
名前と身長だけで絵が浮かんだ。
多分俺にはかなりツボなシチュと女だと思う。
誘いうけは頂けないが、正直続きが読みたい。
87名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:05:46 ID:O+Ukvxgl
>>68
まず女の台詞が気持ち悪い。
作者童貞だろ。もっと研究しろ。
実際、「らめ〜」とか言ってたら引くわ…

設定と導入部(地の文)は良いのに残念で仕方ない。
お前らよくこんなので抜けるな。
88名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:19:57 ID:jCp+h1fT
>>87
馬鹿発見wwwwwwwww
>実際、「らめ〜」とか言ってたら引くわ…
とかwww

お前の方が勉強してこい
どんなにリアルな作品を書こうとしたって
誇張したりデフォルメ化するのはテクニックの一つ

とりあえずお前の文章力チェックしてやるから
書いてこいよwww
どうせ山もオチもないストーリーでさぞやタイクツなものを書いて来るんだろうけどなw
89名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:33:33 ID:ASyfgGkB
俺も>>87に同意。ヤッてるシーンで大分萎えた。
セリフ中に()付きで効果音入れてるのも微妙。


でも他の部分は良いと思う。実際セクロスの部分まで結構ワクワクしながら読んでたし。
90名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:37:26 ID:A0QmSAkq
なんか最近はどのスレいっても変な奴が沸いてるな
そっか、もう夏だもんなぁ・・・
91名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:55:56 ID:9QT5m0ML
変な奴=>>68
92名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 12:41:20 ID:jCp+h1fT
変な奴
>>65=>>69=>>87=>>89
まぁ自演だから気にする事無い
93名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 16:55:04 ID:9QT5m0ML
正直マンセーしてる方が自演に見えるほど酷い
94名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 17:21:43 ID:asJnVpaI
どっちもどっち
気に入らなければスルーしろ

さて、投下はまだかな
95名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 06:25:40 ID:w+AOG9PI
おまいら仲良くしる。つーか意外に人多いなw

おまいらはどんなシチュが好き?
俺は反抗的な不良娘とか、ツンツンした女刑事とかが
もうらめぇ〜な感じになるのが好き
ツンらめ
96名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 08:58:20 ID:D7aWyySg
>>95
うーん…なかなかないシチュだけど
たくさんの女の子が一斉にイカされてるとか…かなぁ
97名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 09:27:05 ID:fNIlzqLK
>>96
触手ものじゃないと無理そうだなぁ。
緊縛されて、同時に責める。女の子が絶頂いったら開放されるが、
感度の悪い女の子が、いかないと、えんえん責められるとかどう?

最後の一人、女の子がプライドがめちゃくちゃ高くて、いってるのを
必死で隠していて、それで物凄い責めに発展とか。
98名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 09:51:38 ID:D7aWyySg
触手責めとかじゃないけども…

謎の異性人襲来。
それを迎え撃つ我らの戦闘ロボット。

その戦闘ロボットのエネルギー源は人間女性の快楽エネルギーだった。
(ちなみに『不純物=男性の快楽』が混じると一気にパワーが減衰する)
一度の出撃ごとに数万人の女性が強制的に機械によってイカされている。
主人公はその実態を知らず、戦闘ロボットの強さに酔いしれている。

とかどうだろう…。
99名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 19:45:00 ID:YSOU469z
スレの最初の方でも出てたが、実験系が萌える
100名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 16:44:03 ID:0YxZNyen
>>68
自分はかなり気に入ったのでできれば続きをお願いしたいところ。
好みじゃないやつはスルーしてくれよ。
101名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:18:06 ID:HHvs67+y
ついでに18歳以下も来るな
102名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 19:26:28 ID:iXXIIUDP
保守
103名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:04:41 ID:j4mw5oB9
実験系が萌えるな
機械でイカされつづけるとか好き
104名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 13:29:22 ID:wLa1LhFu
拘束されてファッキングマシーンとか好きなのです。
あと壊オナとかドキドキ。

ついでに言っとくと、俺も68好きだ。
105sage:2007/07/19(木) 00:07:51 ID:Wt7ILi7G
保守
106名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 03:45:10 ID:unEgsYg3
>>68に関してはせっかくの設定が死んでると思う。
というか正直エロなしで続きが読みたい。
俺だけかな。
107保守:2007/07/21(土) 02:11:48 ID:8d4AwsWe
sage
108名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:12:50 ID:wa3TY2gZ
過疎だな、保守
109名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:18:12 ID:D+IHTv4Q
>>98
「性燃機関」でググってみようか
110名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:31:04 ID:4KyNf9Of
>>106
設定、1作で終わりだとそのとおりだけど……。続きを期待しちゃ
だめかなあ。

エロ抜き、自分も続きが読みたかったりします。でも、エロありの
方が嬉しいかな。

>>68氏の続編を期待しつつ投下しますよ。
微妙に設定インスパイアされてみたり。ってダンジョンと
モンスターだけですけれど。

初エロSSなので問題があればツッコミヨロです。
111竜種の寝台(前編):2007/07/23(月) 01:32:23 ID:4KyNf9Of
【竜種の寝台】

 篠宮伊織はバスケット片手に校庭のベンチに佇んでいた。美術部の紀子先輩を
待っている。
 今日はあこがれの先輩と一緒に美術館めぐりをするつもりだった。
 祝日の校舎は人もまばらだ。約束の時間まで、まだあと二時間近くはある。

 さすがに早く来すぎちゃったかなあ。
 でも、初夏の日差しも気持ちがいいし、朝の空気も心地いい。
ここでのんびりと時を過ごすのも悪くは無いかも。彼女はそんなことを
ぼんやりと思う。この場所がとても危険な場所だなどとは考えもしなかった。

 こないだ買ったお気に入りの白い帽子、かぶってくればよかったかな。徐々に
強くなる日差しの中で伊織はふと考える。この白のスカートや、ちょっぴり自慢の
長い黒髪にも、あの帽子はきっと似合ったと思うんだ。
 それに、この強い日差しに対してだって、帽子があったほうが良かったはず。

 日差しが、暑くて――。

◆◇◆
「……、……」
「……」
 ひどく耳障りな話し声で伊織は目覚めた。
 自分はどうしていたのだろうか。熱中症にでもなったのか、記憶が定かではない。
頭がぼうっとして話し声の内容がどうも把握できない。だけど聞こえてくるのは確かに
人間の言葉だ。日本語のはずだ。

 それにしても不快で奇妙な声だった。あまりに変な音声なので伊織には話し手が
人間のようには思えなかった。ひどく不明瞭で、ノイズ混じりの声。もし爬虫類が
会話可能ならばこんな喋り方になるのではなかろうか。言葉交じりに、
べちゃべちゃとした唾液の音があたりに響く。
「目覚めたようだな」
「あのっ、私、」
 どうしていたのでしょうか、と問いかけようとして伊織は固まった。
分娩台のようなものの上であおむけに、両手両足が固定されていたのだ。
多少遊びの部分はあるけれど、ほとんど身動きが取れない。昆虫採集された虫の
気分だ。はしたなくも両足は90度以上に大きく広げられて、正に大の字の状態にある。
目にはアイマスクのようなものがかけられていて周囲の状況はまるでわからない。

 伊織は肌が粟立つのを感じた。ひどく、嫌な予感がする。

112竜種の寝台(前編):2007/07/23(月) 01:33:18 ID:4KyNf9Of
「あのっ、これ、はずしてもらえませんかっ!!」
 伊織は大声をあげたが、声の主は彼女の言葉に耳を貸さない。おそらく
彼によって伊織は拘束されているのだ。

「諸君の中にはこちらに来て日が浅いものも多い。人の生理というものを学んで
おくのも悪くは無いだろう」
 耳障りな声は、なにやら説明じみた科白を続けていく。
 諸君? ここには他に何人の人がいるのだろうか。そういえば人の気配がする。伊織は
耳だけであたりの様子を探る。密閉された部屋のようだ。ここには、3人、4人?
いや、もっと多そうだ。

「お願いします、これ、はずしてください!!」
 伊織は再度、声をふりしぼって叫ぶが、誰からもいらえはない。まったくの
無視だ。

 と、扉の開く音とともに、数名の集団が部屋に入ってくる様子が聞こえてきた。
「あれ、篠宮サンじゃねーの」
 クラスメイトらしき男の声に、伊織は即座に反応する。
「お、織田くん!? その声は織田くんですよね? お願い、助けてください。私、
拘束されて動けないんです」
「あー。篠宮サン、悪りいけどそれはできないんだ。ここの『竜種』のオッチャンがさ、
面白い機械を見せてくれるんだと。そいで、君はその被験者ってわけ」
「りゅう、しゅ?」
 そういえば聞いたことがある。
 ダンジョンからやってきたモンスターの中には、人間そっくりの者もいて
人間界にまぎれていることもままあるらしいと。そして最近では、彼らのうち
一部の者を崇める宗教団体が流行っているようだとも。その、神と祭り上げられて
いるモンスターが、たしか『竜種』と呼ばれていた――。

「ちょいとお嬢様には刺激が強すぎるかもしれないけどな。ま、悪く思うな」
「あの、ちょっと待って、織田くん!? 織田くん!!」
 伊織は何度も彼に呼びかけたが、織田はそれきり言葉を返してこなかった。
ひょっとしたら会話を禁じられてしまったのかもしれない。怪しげな宗教団体に
拉致された被験者? 自分は一体どうなってしまうのか。
「うぐ、えぐ、えう、うわぁぁぁぁっ」
 伊織は不安で泣き出してしまった。

 伊織のあずかり知らぬところだが、現在この部屋の観客は12,3名といった
ところだった。ここしばらく使われていない旧校舎の、密閉された放送室。自称
『竜種』のモンスターが 6,7名と、この学校の生徒がやはり同じく 6,7名、伊織の
足元からやや離れたところにパイプ椅子を並べて座っている。伊織の傍らには
先ほどから奇妙な声で話をしている進行役の『竜種』が立っていた。彼らの年齢は
今ひとつわかりづらいが、どうやら彼が一番年長のようで、人間で言うと三十台後半と
いったところか。
113竜種の寝台(前編):2007/07/23(月) 01:34:06 ID:4KyNf9Of
 実際のところ、竜種が地上にこうごろごろといるはずもない。おそらく彼らは
リザードマンかその亜種といったところなのだろう。やや緑がかった膚の色以外は
人間とまるで変わらない容姿だ。
 現在この部屋には、伊織のほかは男性しかいない。彼女の更なる不幸を予感させる
状況である。

◆◇◆
「まずは、生殖器、だな」
 進行役の『竜種』が意味不明の言葉を放つとともに、足首の固定台が
せりあがってきた。伊織の両足をぐいぐいと上の方へと押しやって、いわゆる
「まんぐり返し」の体勢にしてしまう。
 スカートがめくりあげられて、伊織は局部に外気を感じた。いままで気が
つかなかったが、意識を失っている間にに下着は剥ぎ取られていたらしい。

「おいアレ、二年の伊織ちゃんじゃね? かわいいって噂の」
「うわマジ? 生マンコ見ちゃったぜ。ラッキー」
「伊織ちゃん毛薄いねー。おしりの穴もかわいー。マンコもピンク色で綺麗だねー」
「ひゃ、いっ、やーーっ!! やだやだやだやだ見ないでくださいっ!! 見ないで、
見ないでーっ!!」
 伊織は涙を流しながら絶叫しだが、彼女の言葉に耳を貸す人間などここには
誰一人いない。
 進行役は続けて指をVの字にし、伊織の割れ目をぐいっと押し開く。
「ひっ」
 誰の目にも触れさせたことのない、自分自身でも見たことのない秘唇の奥が
観客の目にさらされる。きれいなピンク色の処女膜を目にし、おおおーっ、と、
生徒たちから歓声がわきあがる。伊織は校内でも人気者だ。期待も大きいのだろう。

「やっべ、おっきした。オレ、ここでオナニーはじめてもいいか? もうたまんねー」
「ばっか、まだまだこれからだって。もったいないから溜めとけよ」
「触らないでっ!! うあーん、いや、いや、いやいやーーっ。うあー、うあぁぁぁぁーっ」
 あまりのことに伊織は言葉も出ない。もはやただ泣き叫ぶだけだ。
「ふむ。なんともうるさい被験者だな。さっさとぶち込むとするか」
 そういって、進行役は大人の腕ほどもありそうな巨大な張型を持ち出してきた。
 男性器を模したそれは蛇腹状に長く続いていて、ずっとたどっていくとその根本は
伊織の寝ている寝台から生えていた。さてこれは、どのような仕掛けが仕組まれている
ものなのか。
 見れば伊織の横たわる寝台からは、他にもマジックハンドやホース、単眼鏡といった
怪しげなものがいくつも飛び出している。先に織田が告げた「面白い機械」とは
この寝台のことなのだろう。
 進行役はその巨大な張型を伊織の局部にあてがったが、いざ突き刺そうと
いうところで観客の生徒から横槍が入った。
「あのー。人間の女性は処女膜を大事にするんですよ。道具で初体験しちゃうのは
ちょっと可哀想だと思いますが」
「ほう、そういうものか。それは知らなかった、こちらの文化には疎いものでね。
それではこれは後回しにしよう。まずは胸からにするか」
 そういって進行役は張型を放り出し、伊織のブラウスのボタンをゆっくりと
はずしにかかる。
「うぐっ……、ひっく」
 身動きの取れない伊織は無論抵抗などできず、ただぐずぐずと泣きじゃくっていた。
 やがて進行役が器用にブラを取り去ると、14才にしてもやや小ぶりな伊織の
双乳がぽろりとまろびでる。やわらかで白い肌がまぶしい。
114竜種の寝台(前編):2007/07/23(月) 01:35:32 ID:4KyNf9Of
 もはや観客にも、はやしたてるものはいない。ただこれから起きることに
期待しつつ、かたずを呑んで見守っている。
 進行役は、台座から伸びた 2本の触手の先端を伊織の乳首にむにょりと
押し当てた。目隠しされている伊織には何をされたかはわからない。ただ
ひんやりとした感触だけが伝わってくる。
「ひゃっ」
 触手の先端はぷよぷよとゼリー状になっていて、その周囲をぐるりと
羽毛のようなものが取り囲んでいた。ゼリー部分が伊織の乳首に張り付くと
ともに、羽毛がくるくると回転をし始める。羽毛が彼女の胸にそっと触れて、
じわじわじらしながら責めだした。
「やだ、なにこれ、なにこれ、なにこれなにこれーっ!!」
 伊織は自慰を知らない。
 知識として理解はしていても経験はない。無論性的快感を得たこともない。
だから今、自分が得ている感覚の正体が何なのかもわからず、彼女は戸惑う
ばかりだった。痛みともかゆみとも似た、しかしそれらとは違う、甘く切ない感覚。
「いや、わかんない、胸がヘンなの、やめてください、私、何かヘンなのか
来ちゃう、来ちゃふっ、やだやだなにこれおかしくなる、いやいや、いやいやーっ」
 進行役は伊織に構わず観客に説明を加える。
「このゼリー状の部分が強力な媚薬を放出しているのだよ。性感帯に触れている
だけでもかなりの快感を得ることができるのだがね」
「はうあ、うあ、うあ」
「さらにこのようなこともできる」
 と突然、触手のゼリー部が伊織の乳首に吸い付き出した。ぴんと立った彼女の
乳首を搾り出すようにしごき始める。羽毛の回転も速度を速めだす。
「はうぁ、ひぁ、胸が胸が!! 胸がヘンなんです、うぁ、あうぁぁぁぁーっ、いや、
いやあぁぁおぁぁーっ! 止めて止めて、うっ、あーっ! ひあぁ……ふぁ、
おぉぉぉぉぉぉぉあぁぁぁぁぁぁーっ」
 強烈な刺激が乳首から全身に広がり、伊織は半狂乱になった。頭から足の先まで、
ビリビリと電流を流されたような衝撃が走り抜ける。体が固定され身動きも
できないためか、動かせる首だけが自然と力一杯にイヤイヤを繰り返す。
「んはぅっ、はふぅ!! うふあぁぁぁぁぁぁぁーっ」
 伊織の腰がぴくんと跳ね上がり、秘唇から愛液とも尿ともつかない液体が断続的に
ぴゅ、ぴゅ、と噴き出してくる。

「うわすげ、潮吹いてるぜ」
「おー、篠宮サン初絶頂が潮吹きか。すげーな。可憐なお嬢様だと思ってたのに、こんなに
エロい人だったとはね」
「はぁ、はぁ……。な、なにこれ、なにこれ……。私、おかしく、なっちゃったの……?」
「伊織ちゃん、それ絶頂ー。それが『イク』ってことだよー」
「イ、ク……?」
115竜種の寝台(前編):2007/07/23(月) 01:36:23 ID:4KyNf9Of
「そう、これが絶頂だ」
「がふぁっ、胸が胸が!! う、うあぁぁぁぁぁぁーあぁー。おぁぁぁぁぁぁーっ」
 伊織が絶頂を迎えても触手はまったく止まる様子を見せない。むしろ勢いを増し、伊織の
胸を責め立てる。
「うぁ、私、またイく!! イッちゃうイッちゃう!! もう許して、お願いやめて、こんなの
やだ、イク、またイっちゃいます!! 嫌なの、はずして、これ、はずしてくだ、さい。
死ぬ、死んじゃ、うぁ、イク!! イクイク!! うあぁぁぁぁぁぁーーっ」
 伊織は思い切り頭を左右に振りながら絶頂を迎える。自慢の長く美しい黒髪もすっかり
ぐちゃぐちゃだ。何度も潮を吹いたため、だらしなく開かれた股下はぐしょぐしょに
濡れている。
「被験者は初心者のようだ。しばらくはこの胸の触手に慣れさせるとしよう」
「ひぁっ。も、許し、あ! あぁ、あぁぁぁぁーっ」

 それから30分間以上、伊織は絶頂を続けた。何度も何度も絶叫しながら潮を吹きまくり、
全身は痙攣しっぱなし。しかし精神的にも体力的にもそんなことがいつまでも続けられるはずもない。
「ふぁ、も、もう無理、ぁ、や、ダメ!! や、またイっちゃう!! イっ、ヒっ! イク、
イク!! ダメダメ無理、無理です、やだ、またイっちゃいます、イクイク、う、うあ!!
おぅ、ほおあぁぁぁぁぁぁぁぁっ! イク、イクイクっ!! うあぁぁぁぁぁぁぁぁーーー、
いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーっ」
 伊織は絶叫した後、頭をがくりと後ろにそらせたまま死んだようにぴくりとも
動かなくなった。口は大きくOの字に開けたまま、だらしなくよだれもたらしたまま。

「ありゃ、伊織ちゃん失神しちゃったかー。凄かったもんなー」
「あー。ホント凄いわ。ビデオ撮っといたか? 永久保存版だろこれ。とても処女とは
思えねーよ」
「しかし、おっぱい責めただけでこれなら、マンコ責めたらどうなるのかね。すっげー
気になるわ」
「そだねー。そりゃ絶対見逃せないよ。ちょっと休憩いれてから続行だよな、もちろん。
それにしても伊織ちゃん、なんで被験者なんかになってんの?」
「んーあの『竜種』のおっさんが、日射病で倒れていた伊織ちゃんを拾ってきた
らしいよ」
「へーそいつはラッキーだな」

 薄れいく意識の中、伊織は彼らの会話をぼんやりと聞いていた。
(あ、やっぱり、帽子をかぶっておけばよかったんだ……)
 そう思いながら、意識は深い闇の底へと沈んでいく。

 伊織の宴は、まだ、終わらない。
116名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:37:07 ID:4KyNf9Of
以上ですよ。
後編はまたいずれ。
117名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 06:36:58 ID:eEQ9K1fk
良いよ、良いよ〜
118名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 02:10:42 ID:MO1doMwD
今気づいたんだが、アソコにミッチリとフィットするように変形する肉棒を持つショタの世渡り活劇(エロ)がみたい
119名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 02:11:28 ID:ATBEVhFr
日本語でおk
120名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 02:13:12 ID:klwiY95m
英語でもおk
121名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 02:36:44 ID:vccQRm01
in my kids it and dagger. Ass corn I'm ichy-rit. fit through yoni hunk aid through, nick bow all mods shot a no your what ally cut get kick got mit tie.
122名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 02:41:19 ID:vccQRm01
sorry, miss age
123名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 03:18:20 ID:MO1doMwD
あいや、衝動で書いた
意味不明だったかもわからん

つまりはだね?

主人公:ぷりちーで孤児なショタっ子
性交時に相手の膣に挿入すると、ヒダを埋め尽くすようにミッチリとフィットしゴリゴリと削岩し、
長さも子宮口をグリグリと突きまわす程の長さにトランスフォーム
妙齢の美女から可愛がってくれる美少女まで啼かせまくりで生き成り上がる

そんなお話が見たい
124名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 04:22:56 ID:/NTKFpZh
ショタじゃないなら、わたんがそんなの描いてたな
125名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 20:35:20 ID:ybW9gUrm
>>111
の後編、投下しますね。

126名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 20:36:29 ID:ybW9gUrm
「快感であれ痛みであれ、同じ刺激を長く与え続けられると、人の脳はそれに
適応し麻痺してしまう」

 失神した伊織を前に、進行役の『竜種』は解説を続ける。伊織の胸に張り付いた触手はまだ
うねうねと蠢き続けているのだが、彼女は気絶したままだった。
「そのような場合は、別な刺激を加えてみるのがよい」
 そう言いながら、進行役はぬめぬめと光る黒い棒を十数本ほど取り出して、2,3本ずつ
伊織の肛門へ、つぷり、つぷりと差し込んでいく。どのような仕組によるものなのか、
長さ 20cm程、小指の半分くらいの太さのその黒棒は、蛇のようにうねうねと這いずって
伊織の中へ次々と入り込む。
 驚いたことに、伊織の下腹部は何の抵抗もなく十数本の黒棒を全本飲み込んで
しまった。さすがに最後の数本はその全てが入りきらずに、体長の半分以上が尻尾の
ように肛門から飛び出ている。美少女の尻から突き出た黒棒がもぞもぞと動きまわるその光景は、
なんとも淫靡なものだった。
 しかしそれでも気を失った伊織は無反応のままだ。多少身じろぎはしたものの、
目を覚ます様子はない。

「あれ、反応無いスね」
「そうだなー、これはこれでエロいけどな」
「いや、まだ続きがある」
 進行役は説明を再開した。
「この『黒軸』は、媚薬を放出しつつ、肛門周辺や腸の内部を舐めまわすような道具
なのだがな。しかし尻穴の感覚は特殊でね。肛門性交の経験が無い者は、どんな刺激も
ちょっとした違和感にしか感じられないケースが多い。快感を得るには『学習』が必要なのだよ」
 彼は先のものとは異なる触手を取り出しながら説明を続ける。
「肛門への刺激と同時に、別の性感帯も責めていく。そうすることによって、
大脳と神経系に対し、肛門への刺激は性的快感なのだと『学習』をさせることができる」
 今度の触手は先端が三叉になり、それぞれの先が細い舌状になっていた。
ちろちろなまめかしく蠢く半透明の三本の舌先を、彼はおもむろに伊織のクリトリスに
押し当てる。
「ひゃあぁぁぁぁぁぁぁーっ」
 伊織は電気ショックを加えられたかのように腰をビクビクッと跳ね上げて飛び起きた。
拘束されてはいるものの、打ち上げられた魚のように、動ける範囲で最大限に
その全身をぴくぴくと跳ね回らせている。
「うぁぁぁっ!!お願い止めて止めてぇぇぇぇぇぇっ!! 熱い、あそこが熱くて熱くて痛いの、
熱い熱い熱い痛い痛いぃぃぃぃぃぃーっ」
 実際に熱いわけでも痛いわけでもない。
 ただ先ほどからずっと与えられている性的刺激は彼女には未知の感覚で、
意識の中ではこの感覚はまだ快楽と結びついてはいなかった。彼女にとって、
今の刺激に一番近い感覚が、「痛み」や「熱さ」なのだろう。苛烈な刺激のため
すぐ頭の中が真っ白になってしまい「気持ちいい」という認識を得るきっかけさえ
なかったのだ。

 三本の舌はそれぞれ別方向から包皮を剥ぐようにクリトリスを舐め上げる。
先ほどの乳首への責めは、伊織にとっては胸から秘唇へと伝わる間接的な刺激に感じられて
いたのだが、今のクリトリスへのそれはより直接的で強烈だ。彼女の体は自らの意識によらず
勝手に飛び跳ねてしまう。
「ひぁ、ひぁ、う、あぁぁぁぁっ」
 目隠しで、自分の何がどうされたのか訳も分からぬまま、伊織はひたすらのたうちまわる。
休み無く十分間ほどもそうしていたが、やがて終焉が訪れた。
「熱いっ、もうダメ無理です許して! うぁぁぁ!! いやあぁぁぁーっ」
 突然伊織は糸の切れた人形のように全身をばたんと投げ出し、またも失神してしまった。

「ふむ、体力的に限界のようだな。栄養剤を持ってきてくれ。あとは膣への刺激だが、
これは本人の同意を得る必要があるのかね?」
127竜種の寝台(後編) :2007/07/25(水) 20:38:13 ID:ybW9gUrm
◆◇◆
「う……、あ……」
 異常なまでの体の火照りで、伊織はすぐに目が覚めた。

 喉が、からからだ。

 だが、それよりもなによりも、今の彼女にはこの全身の火照りが問題だった。お腹の内側が、
焼け付くように熱く、そして、痒い。いや、正確には熱いわけでも痒いわけでもないのだろう。
言葉では表すことのできないもどかしい感覚。膣口とその内側が疼いて、とにかくぐちゃぐちゃに
掻き毟りたくてたまらない。手足が自由なら、傍目も気にせずに自分の秘唇を擦り上げていたに違いない。

「はぁーーっ」
 たまらずに伊織は身をよじった。ため息とも吐息とも取れる切ない声が漏れる。

「目覚めたか、被験者の娘よ」
 進行役の竜種に声をかけられ、伊織は軽く驚く。これまでずっと無視されてきたのに、
どうして。いままでの所業からいっても、彼に人間扱いされるとは思ってもみなかったのだ。
「これを飲め。栄養剤だ」
 唇に差し出されたそれを、ためらわずに伊織はごくごくと飲み干した。ポカリスエットの
ような味がする。とにかく水分が欲しかった今の伊織にとって、これは生き返りの薬のようだった。

「全身が火照ってつらいのではないかね。特に膣が」
「……はい」
 実際今の伊織の状態は『火照っている』などという生易しい表現ではとても
表しきれてはいない。体全体が火照り、疼き、先ほどからずっと全身小刻みに
震えている。頬の筋肉までもが痙攣し、会話すらままならない。
 気が、狂いそうだ。
「君の処女膜を破ればその火照りは解消できるのだが、さてどうするかね」
「……まずは、この目隠しをはずしてください。この拘束も」
「ふむ。拘束の解除はできないが、目隠しは取り外そう。視界は遮ったほうが
快感は得やすいのだがな。まあ、仕方が無い」

 伊織のアイマスクが外された。
 汗がびっしょりで涙に濡れてもいるけれど、それでもなお、彼女の顔は可憐で
清楚だった。弄ばれても快楽に溺れず、自分を律し真っ直ぐに前を向いた瞳。どれだけ
涙を流しても辱めを受けても、心はまだ折れずにいた。たとえ全身を拘束され
恥部をさらけ出され、秘裂から愛液をだらだらと垂れ流し続けているとしても。

「うわ、やっぱ伊織ちゃん可愛いよー」
「顔見せてくれると嬉しいよな。萌えるわ」
 外野の声を無視し、伊織は辺りを見回す。
 ――まぶしい。
 拘束されてからまだ数時間だというのに、光を見るのが随分と久しぶりな
気がした。とっくにわかっていたことだけれど、クラスメイトや学校の生徒に
まじまじと自分の秘唇を見つめられていて、伊織は恥ずかしさで死にたくなる。

 だけど、今の自分にはそれよりもずっとずっと切羽詰っていることがある。今は
とにかくこの体の熱を、疼きをなんとかしなくては。
128竜種の寝台(後編) :2007/07/25(水) 20:39:22 ID:ybW9gUrm
 伊織は傍らの竜種に、ささやくように伝える。
「お願、い、します」
「ふむ? では、処女を奪っても構わないのだな」
「……はい」
 伊織は、こくり、とうなづいた。
 今の自分の置かれている状況が哀しくて、また涙がぽろぽろと零れ始めてきて
しまったけれど、それでも伊織のその表情は毅然としたものだった。覚悟を決めた顔つきだ。
「では、失礼する」
 彼は自らのペニスを取り出し、伊織の膣口にゆっくりと押し当てていく。
それは日本人の平均サイズからするとかなり大きめのものだったが、伊織には
その判断はつかなかった。とにかく今は、ただ膣の中を思いっきりかき回して欲しい。

「うっは、いよいよ伊織ちゃんの処女喪失か」
「くっそ、オレが一番手になりたかったぜ」
「いやでもワクテカだよー、もうたまらないよー」

 いよいよ、くる。
 さすがに恐ろしくなってきて、伊織はぎゅっと固く目を閉じる。
「これは気持ちのいいことだ。そう思いたまえ」
「えっ!?」
「君の肉体は今、快楽を優先して受け付ける状態にある。処女膜を破る際も、
肉体的には破瓜の痛みよりも快感の方がずっと大きいはずだ。痛みと快感、
どちらの感覚が強いかは、あとは気持ちの問題になる。そうだな、
『気持ちいい気持ちいい』と口の中でひたすら唱えていたまえ」
「……は、はい」
「では、いくぞ」
(気持ちいいです、気持ちいいです、気持ちいいです……)
 伊織はそっと目を閉じて、言われたとおり素直に口の中で同じ言葉を
繰り返す。簡単な自己暗示というところなのだろう。だが伊織は今、身体が勝手に
性の快楽を欲している。そんな彼女がその言葉を唱えると、それだけで
自然と股間が疼き、そこから愛液がたらたらと凝れ落ちてきてしまう。

 ずぶり。
「ひぁぅっ」
 伊織の小さなピンク色の膣口を、竜種の野太いペニスがずりゅっずりゅっとこじ開けていく。
膣の中をごりごりと擦られる、ずっと待ち望んでいたこの感覚。
「ふぁ、お、おぉーっ! きますっ、きたきたっ、きましたっ、気持ちいいですっ、
気持ちいいですっ。気持ちいいですーっ!! ひぃぁぁぁぁぁーっ」
 伊織は大きく目を見開いて、嬌声の悲鳴を上げる。
 確かに破瓜の痛みはあった。でも、自己暗示などではなく本当に気持ちが良かった。
 それが、伊織の中にある何かのスイッチを押す。

 拘束されてからずっと、伊織にとって未知の感覚だった絶頂感。それが今この瞬間、
彼女の意識の中で『快楽』へと切り替わる。『水』を初めて認識し感動に打ち震えた
三重苦の少女のように、伊織は今、初めて絶頂感の中に『快楽』を見出して、体中が
歓喜で震えあがる。

 伊織は、爆発した。この快楽は、もう、止まらない。止められない。

「ふぁ、きっ気持ちぃぃぃぃぃぃっ。ほんとにほんとに気持ちいいです気持ちいぃですっ!!
はぁ、はぁーっ、お願い、もっとしてっ!! 早く早く奥を強くかき混ぜてくださいっ。早く
奥に来て!! ふぁぁぁぁぁっ!! もっとっ、もっともっとこしゅり上げてくらさいっ!!
おへその奥まで擦り上げて!! 」
 入り口近くの膣壁を亀頭で引っかくようになでまわしてから、進行役はペニスを
ゆっくりと奥深くへと押し進める。処女の秘肉はきつく狭く、彼の大きめな男根が
そうすんなり挿入できるものでもないのだ。
129竜種の寝台(後編) :2007/07/25(水) 20:41:21 ID:ybW9gUrm
「む。きつすぎてこれ以上奥へ入れるのは難しいか。深呼吸したまえ。体を楽に」
「ふぁーっ、ふぁーっ、ふぁーっ」
「ふむ、やはりきついようだな。先ほどまでで濡れきっているから大丈夫かと思って
いたのだが。ここで止めるか」
 腰を止め、彼は伊織に告げる。
「嫌ですっ。ヤだ。ヤだヤだヤだーっ!! もっと奥をえぐってくださいっもっともっと奥をっ、
痛くても構いませんっ!! 早く、早くっ、早く早くーっ!!」
 伊織はイヤイヤをしながら泣き叫ぶ。すこしでもペニスを強く膣にすりあわせようと
必死に腰を浮かせている。
「そうかね。ではその前に、今日の復習といこうか」
「は?」

「まずは、胸」
 そう彼が呟いたとたん、いつのまにか止まっていた胸の触手が再始動しだす。
「ひぁ、ふぁ、胸が胸がぁ!! 胸が気持ちいいですっ。すごくすごく気持ちいいっ!! 私の胸が
とけちゃうよぅとけちゃうよぅとけちゃうよぉぉぉぅーっ!! うぁぁぁぁぁぁぁん!!」
 これまではこの触手で訳もわからず失神させられていた伊織だったけれど、今は胸の刺激も
しっかりと快楽として受け止めていた。伊織はぽろぽろと涙を零し始める。この涙もまた、
先ほどまでのものとはまるで違う、歓喜のそれだ。

「次に、肛門と陰核」
 その言葉に連動し、更に黒軸とクリトリスの触手が動作を再開した。三本の舌が
ぷっくりふくらんだクリトリスを舐め上げ、同時に伊織の腸内に収まっていた
十数本の黒い棒も一斉におなかの内側から彼女を責め立てる。
「ひゃっ、あーっ、おーっ、おぉーっ、おしりが熱いです熱いでしゅあちゅくて
ぎぼちいぃぃぃぃぃぃぃぃーっ!! ひぁ!! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
あぁぁぁぁぁぁ!! あそこも気持ちいいっ!! すごい、素敵です素敵すぎですっ
もう頭が真っひろになるっ。……ふぁ、イキそうです、イくイくイッてしまうの
やだやだまだイキたくないのっ!! 私イクの我慢しゅてるから早くもっと奥をちゅいて
わたひの中をかき回してくらさいっ!! お願い、早くはひゃくお、おぁぉぉぉ!!」
 伊織は絶叫し続けた。ペニスが入れられたままの秘唇から、続けざまに
ぴゅ、ぴゅ、と潮を吹き上げる。両足の指先がぎゅっと内側に折り曲げられ、
全身が硬直して呼吸困難寸前だ。

「……はぁーっ。……ふぁ、ふぁーっ」
「では、最後に膣だ」
 彼は無理矢理ペニスを伊織の膣奥深くへねじり込み、そのまま強く激しいピストン運動を開始する。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!! うまる、うまる、私の中がおちんちんでみっしり
うまっちゃううめられひゃうっ!!」
 接合部から、じゅぶりじゅぶりと淫靡な音があふれだす。乱暴な抽送がどんどん加速し、
その音も勢いを増していく。一つ突き込まれる毎に、膣内に一体感を感じて伊織は喜び狂う。
「はあぁぁぁぁぁっ、はじけるはじける、お腹がはじけちゃいます、これすごい、
このおちんちんすごく気持ちいいのっ!! うぁ、私イッてる!? イッた!! すごいのイッたまま
止まらないのっ!! イッたのにイキ続けてるっ!! ふぁ、イッてるイッてるいっへるイクイクぅぅぅぅぅっ!!」
 伊織は腰をがくがくと震えさせながら叫び続ける。進行役のペニスが激しく
膣内をかき回してもなお、自らも懸命に腰を突き出してより強い快感を得ようと必死だ。
他人の目も気にせず涙と鼻水とよだれとを垂れ流し、目の焦点も合わず快楽に
とろけきったその表情は、先ほどまでの清楚な彼女とは別人のようだった。

「うぉ、出すぞ、いいか」
「出してくだひゃいっ。出ひて、出ひて、強く擦りつけて私の中に出し切ってぇぇーっ!!」
130竜種の寝台(後編) :2007/07/25(水) 20:42:27 ID:ybW9gUrm
「うぉっ」
 処女を失ったばかりの膣奥に、激しい勢いで精液が流し込まれる。その噴出は、絶頂中の
伊織の意識を更なる高みへと押し上げていく。
「ひぁぁぁぁっ。熱いっ。熱いのが来たっ!! 出てる出てる私の子宮に気持ちいい精液がっ!!
はひっ、お腹の奥に熱いのがたくさん来る来る来るまたイッちゃうっ。イッちゃうのっ。
イったばかりなのにっ!! イクイクイクイクっ!! ふあぁぁぁぁーっ。 胸もおしりも
おなかもあそこもみんなみんな気持ちいいよ気持ちいいよぅ気持ちいいよぉぉぉぉぉぅっ!!」
 全身を痙攣させると同時に小水をじょぼじょぼと垂れ流し、伊織は完全に失神してしまった。

◆◇◆
 伊織は夢の中にいた。
 青空の下、学校の中庭で、あこがれの紀子先輩と一緒に絵を描いている。
 先輩が、にこやかに笑いながら言う。

 ――伊織ちゃん、ずいぶんと淫乱な子だったのね。

 違うんです違うんですっ、あれはあのヘンな機械が悪いんです、あれは
私じゃありませんっ、本当の私はあんな人間じゃありませんっ。
 伊織は絶叫する。

 ――本当にあの淫蕩な機械のせいだけなのかな? あれもまた、本当の伊織ちゃんでは
ないのかしらね? 快楽を望む自分は、あなたの中には居ないの?

 伊織は自らのあまりに卑猥な痴態を思い出し、羞恥で泣きそうになる。
 でも、今の自分はあんなこと絶対にごめんなんですっ。二度とあんなことは望まないんですっ。

 ――ふふ、そうかな。あの快楽を味わったら、もう元には戻れないのではなくて? うふふっ。

 そう告げた先輩の姿がふいに目前からかき消え、伊織は今、自分が夢を見ていることに気がついた。

 夢。
 夢――。
 ではこの夢が覚めたら、またあの狂った性宴が再開されるのだろうか。
 ぜんぶぜんぶ、夢だったらいいのに。あんなことみんな、無かったことなら良かったのに。

 いや。
『快楽を望む自分は、あなたの中には居ないの?』
 先輩の声が胸中をリフレインする。

 本当にもう二度とあんなことはしたくない。
 だけど、あの快楽を味わいたいと思う自分も、確かに伊織の中には存在して
いる。伊織にはその自覚がある。
 目覚めたときに、あの男たちからの性への誘いを、自分は断りきれるの
だろうか。それどころか、自分から快楽をむさぼってしまわないだろうか。

 目覚めるのが、怖い。
 伊織は自分の心が信じきれなかった。
 そして、そんな自分の心こそが、今の伊織にとっては一番恐ろしいものに
感じられていた。
131名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 20:44:14 ID:ybW9gUrm
以上ですよ。

名前欄付け忘れてしまいましたが、
>>126
からが後編です。スミマセン

132名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 01:39:15 ID:5V0leLAJ
GJ!
133名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 02:12:35 ID:ZcktOw5m
GJGJ!
エロパロ板屈指の実用スレになりつつあるな
134名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 14:41:52 ID:zy6vbhZh
135名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:43:07 ID:CvB5SxXM
まだだ、まだ終わらんよ
136名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 16:38:29 ID:DjLg3VDk
過疎だね?
137名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 22:54:23 ID:z/Cht1Pm
じゃあ、らきすたのこなたがかがみをM字に縛り上げて床に転がして
電動はぶらしで執拗に責め立てつづけるSSをリクエストしてみるテスト

肘と膝を使って必死に逃げるが、こなたの電動はぶらしが
どこまでも追ってきてクリトリスを震わせ、1m進む間に一回イカされて
よだれと涙と漏らしたおしっこを廊下に撒き散らして泣き叫びながら逃げ回るかがみ
138名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 23:12:47 ID:GSmhA0r+O
>>137
らきすたスレでや(ry
139名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 23:40:36 ID:YxbaKXKeO
つかさのも
140名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:32:55 ID:TT2HI2WX
らきすたスレじゃなくても条件にあてはまってるならここでおk
141名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 23:18:49 ID:pyFNOD1f
保守
142名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 00:28:33 ID:wd+d2G8K
過疎だ
143名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 03:53:15 ID:AOB94vXy
好きなスレなんだけどね。
書き手さん少ないのかな。
144名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 03:54:31 ID:AOB94vXy
ごめん、ageちゃった……
145名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 03:55:20 ID:hIyMKyhu
好みのスレハケーン
146名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 17:00:17 ID:doNiRT5s
>>131
エロがくどくてどこで抜いていいかわかんねーよ

このスレのエロって結局みんな似たような感じに
なっちまうんじゃね?  
147名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 17:17:37 ID:I9hS2Bt/
>>146
お前の発想が貧困なだけ
148名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 23:05:18 ID:GgZbagH3
くどいのが良いと思うんだ
くどさの中にも緩急があり、起承転結があり、ストーリーがあり……だとなお良い
149名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 09:11:18 ID:+abvATkT
保守
150名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 18:06:44 ID:F0oF00zh
アッガーレ
151名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 18:54:08 ID:UA+qe/Qu
ほしゅ
152名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 01:24:32 ID:7b7qMshZ
職人さんきてくれー!
153唐突に(ry グロっぽい感じかも 薬物輪姦:2007/08/11(土) 20:56:10 ID:viGcNuBM
「いはひゃぁああああ!おほぉ、うほぁああああ!!!いぐのぉぉ!!いっでるぅぅううう!!」

 最早数を数えるのも面倒になる程繰り返された、絶頂の叫び。
 その叫びは、最早人のそれを外れ、半ば獣の如き様相を呈し始めている。
 少女の前後を挟むように貫き、その叫びを聞きながら、二人の男はどこか浮かない表情をしていた。

「……なぁ」
「……ん?」
「いぐのどまらないぃぃぃいい!! もだめぇへはふふぉぉぉえええ!!!」
「……薬、強すぎたんじゃないか?」
「……だな」

 非合法どころか、裏のルートでも滅多に流れてこない秘薬、アルケニー・アルケミー。
 乙女をたちまち雌豚へと変じさせるという謳い文句は、何一つとして間違っていなかった。
 処女だった、まだそういった行為に備えすら取れていないであろう幼い少女が、破瓜と同時に
喘ぎ始める程に、その薬の効果は強烈だった。
 否――強烈すぎた。

「ひはぁふふぉぉぉ! うんひゃぐほはぁへぇ! もっろぉ、もっろぉおおふぅぅぅうううう!!」
「……もっと、って言われても、正直、ここまで狂われると、なぁ?」
「……だな」

 あまりの薬の効果に、少女は人としての己を忘れつつあった。
 喘ぎも獣のそれに近くなり、男達はまるで本当に雌豚を犯しているかのような錯覚に陥っていた。
 当然ながら、というべきか否か。それほど気分は盛り上がらない。

「あぐああぁくぁあ、あぎ、うぐががげごぉぉ!!!??? いぐぅぎぅぅぅゆぅぅぅうううううう!!!!」
「……んじゃまぁ、出すか」
「……だな」
「いがぁぁあああぐぅううううんんんんぁああああああああぐひぃぃぃぃい!!!!」

 幾度目かわからない絶頂に、少女の身体は、重力に逆らうかのように跳ね回った。
 股間からは飛沫が飛び散り、瞳は白目を剥き、見るに絶えない形相を晒している。
 男達は、事務的に前後の穴に射精し、少女の身体を押さえていた手を離した。
 跳ね回る少女の身体は、勢いそのままに銜えていた男達の逸物を吐き出し、大地に落ち、
それでも尚痙攣し、水揚げされた魚のように大地を跳ねる。

「あひゃぁ……ひぃふ……ほふぅ……」

 既に焦点を結んでいない、半ば以上が白目に占められた瞳を、それでも動かし、
更なる快楽を、快楽を与えてくれるものを探し、震える身体で地を這いずる少女。
 その股間からは朱に染まった白濁が垂れ流され、口からは泡の混じった涎が垂れ流されている。

「……マズったなぁ」
「……だな」

 その少女を……いや、獣を見下ろしながら、男達はため息をついた。

「……やっぱ、身体小さすぎ?」
「……だな」
「……今度は、大人の女に試してみようぜ」
「……だな」

 去り行く二人を、獣は本能で追いかけようとした。
 自らに、自らが望む物を与えてくれる存在を。
 だが、痙攣する身体では、立たぬ足腰では、最早尽きようとする命では、それは叶わない。

「あ……あぎ……いぐ……いげせえ……で……」

 獣の小さな吠え声が、二人の背中を虚しく打ち――そして、獣は物言わぬモノになった。
154唐突に(ry グロっぽい感じかも 薬物輪姦:2007/08/11(土) 20:57:18 ID:viGcNuBM
ここまで投下です。

こんなんでいいんでしょうか?
何か違うかも。
155名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:26:53 ID:V+HZAdkq
GJ!!
156名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:36:14 ID:M2m434GC
GJ。
片割れの男が「だな」ばっかり喋っているのにワロタ。
いにしえのロボットアニメ、ダグラムに出てきたナナシってキャラクターを思い出したンだなっス。
157名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 01:21:18 ID:q90LymCR
たまにはBadEndもいいものだな
GJ
158名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 02:07:27 ID:yqJsDMMT
えらく男達の態度がシュールだなw

次は大学生、新社会人あたりを・・・
159名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 03:51:43 ID:OKgEhdCO
あげ
160名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 18:01:21 ID:mmrQ4IEi
保守
161名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 19:49:33 ID:8aKFAGyL
保守
162名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 10:27:54 ID:/FHkgpme
あげ
163名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 16:58:38 ID:j53XRqZc
週末なら人がいるかと思ったけど、
今日は祭で誰もいないかな
164名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:39:16 ID:TMCw4II1
投下しますね。

陵辱っぽくなりがちなので、たまにはということで、ラブコメ、ラノベっぽく。
165【快楽の瞳と碧先輩】:2007/08/18(土) 20:40:28 ID:TMCw4II1
【快楽の瞳と碧先輩】

 夏だ。
 セミの声がうるさく響く、青い空と白い雲の、暑い夏だ。
 夏休みだ。

 《魔眼》の実験相手を捜し校内をぶらついていたぼくは、美術部の部室で碧先輩を見つけた。
 この暑いのに、そのうえ休みだというのに、碧先輩は一人、今から秋の学園祭に向けて
作品制作に忙しい様子。なんだかちょっと大変そう。

 一之瀬碧先輩は、なんともヘンな人である。
 美人でクールで背が高く才色兼備、長い黒髪と黒ぶち眼鏡がチャームポイント。彼女は
学園生徒みんなのあこがれの的だ。
 でも先輩と近しい人間にとっては、そうした好意的な一般評はまるで聞こえなくなるくらい、
やることなすことすべてが困った人だった。いや、困った人というよりは、無茶をやらかす人、
まわりを振り回す人、と言ったほうが、より適切かもしれない。

 かくいうぼくも、碧先輩にはいつも振り回されっぱなし。
 突然 UFOを捕まえると言い出しはじめ夜中の3時に裏山探索を付き合わされたり、女装して
18禁ゲームを買いに行かされたり、前張りとボディペイントを水着代わりに海へ繰り出しを
強要されたりと、そりゃあもう、いろいろとやらされたものだ。
 さすがに最後のやつは、仲間以外誰もいないプライベートビーチでお互い極力目を合わせない
ような形で勘弁してもらったのだけど、いや、それでもかなり恥ずかしかったよ?

 とはいえぼくが碧先輩に恋してるのは、彼女がそんなヘンテコな人だからこそだったりもする。なぜか
碧先輩に振り回されたい自分がいるんだよね。我ながら、ちょっと面倒な嗜好だと思う。

「暑いですねー。はいこれ、どうぞ、差し入れです」
 ぼくはビニール袋からアイスコーヒーを 2つ取り出し、片方を碧先輩に差し出した。碧先輩の分は
ブラックで、自分のほうには二杯分のガムシロップとミルクを投入。
「ありがと。三矢《みや》ちゃん、相変わらず美少女だね」
「もう、やめてくださいよ。ぼくはこれでも男なんですよ」

 言い忘れていたのでここらで自己紹介をしておこう。
 小笠原 三矢というのがぼくの名前だ。
 中学二年、14才男子、碧先輩と同じ美術部部員。とはいってもぼくには作品製作の経験なんて
一度もない。実態はまあ、碧先輩の付き人というか召使いみたいなものだろうか。
 祖父の遺言で切らずにいるぼくの髪は、長く伸びてもうじき腰に届くほど。かてて加えて、小柄、150cmそこそこの
身長、女顔などともあいまって、初対面の人には女の子と間違われてしまうのが常なぼくだった。ヤダなあ。
 おかげで碧先輩にはいつもそれをからかいのネタにされている。碧先輩とぼくとは頭一つ分以上の
身長差があるのだけれど、先輩と並んで歩くといつも『妹』と間違われる、というのも、これまた更に
ヘコむ話だ。

「もちろんそんなことはわかってるさ。三矢ちゃんが男の子だからこそ、私は今も君をおかずに
オナニーできたわけだもの」
「ぶーっ!!」
 ぼくはコーヒーを盛大に吹き出した。
 衝撃的な告白なのに、先輩は顔色一つ変えやしない。憎らしいくらいにいつもと同じクールさのままで。
「なっなっなっ」
「ほら。これが私の愛液だよ」
 てらてらと光る指先を、ぼくにぐいっと突き出してくる碧先輩。
「何言ってるんですかあなたはーっ!?」
「む。そんなに怒らなくてもいいじゃない。これも抑えきれない愛ゆえなんだからね。それに、
世間では愛が一番大事だとよく言ってるじゃないか。……それとも、三矢ちゃんは私が嫌いなの?」
 指先を濡らす雫をぺろぺろと舌ですくい上げながら、先輩は拗ねたような上目づかいでぼくを
見つめてくる。いつもクールな先輩の、そんな仕草はとても卑怯だ。卑怯すぎる。
166【快楽の瞳と碧先輩】:2007/08/18(土) 20:42:34 ID:TMCw4II1
「べ、別に怒ってるわけじゃないですよ、ぼくも先輩のことは、……大好きで、その、あこがれて
いますから」
「じゃ、これ、舐めてくれる?」
 碧先輩は、その濡れた指先をそっとぼくのほうに差し出してくる。
「えっ?」
「そしたら、えっちさせてあげるよ」
「えええっ!?」
「……ふふっ。じょーだんだよ? じょーだん、冗談っ。三矢ちゃんの反応は可愛いね」
 冗談? どこからが!?

 碧先輩の十八番がシモネタだということは、重々承知してる。たけど、今日の先輩は
いつにもまして、ハイテンションでエロかった。いつもと違って、今この部室にいるのが
ぼくと先輩の二人きりだからなのかもしれない。
 そして、こっそり実験台になってもらおうと考えていた先輩に対し、ついうっかり自らの秘密を
打ち明けてしまったのは、ぼくがこの先輩のエロトークに知らぬ間に興奮していたせいなのかも
しれなかった。

◆◇◆

 みなさんは《魔眼》というものをご存知だろうか。

 《邪眼》、《妖眼》とも呼ばれるそれは、視線だけで対象に干渉することができるという、
魔力を持った瞳のことだ。目を合わせた者を石像に変えてしまうという、メドゥーサの伝説などが
有名だろうか。

 そしてどうやら、ぼくにはその《魔眼》の力が備わっているらしいのだ。

 先週末祖父の遺品を整理していたとき、雑多な書類の中に、埋もれていたぼく宛の手紙を
見つけた。中学生になるまでは決して読まないようにと厳重に封されていた、祖父からの一通の
手紙。その文中に、ぼくが魔眼持ちであるという事実が記されていたのだ。
 いや、事実ってのは早計だろうね。これからその魔眼の効果を試すところなのだから。

 祖父の手紙によれば、ぼくの瞳は《快楽の瞳》あるいは《催淫の瞳》とでも呼ぶべきものの
ようだった。
 まず対象に瞳を合わせ、意識を《つなげる》。
 その後、対象の性感帯を責めている様を思い浮かべると、それだけで、その想像上の快楽を
相手に送りつけることができるらしい。
 つまり、ぼくが頭の中でおっぱいをぺろぺろ舐めると、相手にはその舐められた感触が実感として
伝わる、というわけ。その感覚は直接神経系に送られて、受け手は通常の何倍もの快感を得ることに
なるのだとか。

 ちなみに祖父も、幼い頃はこの能力を所持していたらしい。
 たけど、戦時中髪を丸坊主にしたことが原因で、それ以降『瞳』を使うことはできなくなってしまった
そうだ。どうやら魔力の源は頭髪にあるようで、髪が元の長さに生えそろっても、『瞳』の力は二度と
戻らなかったという。かなり悔しかったのだろう、祖父は晩年まで髪を切ったことを後悔していた。
 なるほど、そりゃ『髪を絶対切ってはならん』とぼくに言い残す訳だよ。

 実際子供じみた悪戯以外に使い道なんてなさそうな能力だけれど、祖父の執着する気持ち、男なら
誰もがみんな、よくわかるはずだ。
 少なくとも、童貞中学二年生男子にはひどく魅力的な力だ。
 申し訳ないとは思いつつ、ぼくはすぐさま道行く人を実験台にこの能力を試してみた。もちろんこっそりと。

 だけど、これがどうもうまくいかない。
 意識を《つなげる》ことはできていると思う。言葉では説明できないけれど、相手と意識がつながった
実感がある。
 ただその後、相手に快楽を伝えられているかどうかの判断が難しい。
 ぴくっとしたり、ひゃっと声をあげたりといった反応は見かけたことがある。おそらく何かしらの感覚を
送ることはできているのだろう。
167【快楽の瞳と碧先輩】:2007/08/18(土) 20:44:04 ID:TMCw4II1
 けど、どう確証を得ればいいのだろうか。
 見知らぬ人に『今の良かったですか?』と尋ねるわけにもいかないし、ストーカーよろしく相手を追いかけまわして、
いつまでも効果を確認し続けるわけにもいかない。

 どうしたものかなあ。

 もっと落ち着いたところで、誰か特定の人をターゲットにこの能力を試したい。
 実験台になってくれる人を探しに、学校にでも顔を出してみようか。

 ――とまあ、夏休みだっていうのにぼくがのこのこと学園に登校したのは、そんな訳だった。

◆◇◆

 「ふうん。……なるほどね」
 ぼくの話を聞き終えた碧先輩は、無言ですっと立ち上がり、部室の扉の鍵をかけ始めた。
 はて?
 そうして 3つある扉の鍵を全てしっかりとかけおえた先輩は、おもむろに自らの下着を脱ぎ出した。
 くるくると丸めたショーツを椅子の上にぽいっと投げ捨て、先輩は机の上に座り込む。
 スカートをたくしあげ M字開脚の要領で、ぼくに向かって女の子の秘密の部分を見せつけてくる
先輩。白い肌に映える、意外と濃く黒々とした恥毛はひどくエロティックで、桃色に輝く可憐な
あそこも丸見えで。

 って、えっえっえーっ!?
「せせせせせんぱいっ? ななな何をっ!?」
「うん? 鍵をかけなくては、誰がが来てしまうと困るじゃないか」
「いや、違いますそこじゃなくてっ!! なんでパンツを脱いじゃってるんですかーっ!!」
 ぼくが目のやり場に困り果てている間にも、碧先輩は脱衣を続けていく。今度は上半身、
ブラウスの前を大きくはだけ、ブラを外し、これもまたぽいっと投げ捨てる。

 白く大きくてやわらかそうな先輩のおっぱいが、ぼくの目の前でぷるるんと『こんにちは』してくれた。
ありがたいというかなんというか。いやご丁寧に、こちらこそよろしくです、と、中学生らしくきちんとご挨拶を
返したくなったけど、うわうわ、どうしたらいいのさ、これっ!?

「だって、三矢ちゃん私の反応が見たいのでしょ? なら、脱いだほうがいいじゃない。さ、始めようか」
 えっと、つまり、何?
 碧先輩ってば、『瞳』の実験台になってくれるってことですか?
 科白や口調こそ、冷静沈着ないつもの碧先輩だ。
 だけど、耳も頬も真っ赤に染めて、視線をぼくに合わせようともしない先輩は、明らかに照れて、
恥ずかしがっていた。スカートのすそをつまみ上げた両手がぷるぷると小刻みに震えている。

 あの、いつも飄々として心の内を覗かせたことの無い碧先輩が、ぼくを相手に恥じらいを
見せている!?
 これはたまらない。たまらんのですよっ!!
 ぎゅっと先輩に抱きつきたくなる衝動を必死にこらえ、ぼくは先輩に問い掛けた。
「……あの、本当に、いいん、ですか?」
「何をいまさら? 君になら何をされても構わないんだよ。前からずっと言ってるじゃない、私は三矢ちゃんの
ことが大好きだって」
 碧先輩は視線をそらせたまま、そっと僕に囁いてきた。
「ごめんなさい、先輩。ずっと冗談だとばかり思ってました」
「ふふっ。三矢ちゃんはひどいなあ。そんなことだろうと思った」

「それじゃあ、ほんとに始めてしまいますよ。あの、碧先輩、こっちを向いてもらえますか。……ぼくの
目を見てください」
168【快楽の瞳と碧先輩】:2007/08/18(土) 20:45:03 ID:TMCw4II1
 羞恥に身体を震えさせながらも、先輩は眼鏡の奥からおずおずとぼくを見上げてきた。ぼくも
『瞳』に力を込めて、先輩の瞳を見つめ返す。これで《つながった》。
「ひぅあっ」
 先輩の身体が、ぴくぴくっと大きく跳ねる。
 もうすでにぼくの頭の中は碧先輩を犯すことで一杯で、改めて『瞳』を使おうと意識する必要は
無かった。
 ぼくの空想上の両手は、待ってましたとばかりに先輩のやわらかそうなおっぱいをもみしだき、
やはり空想上の唇は、先輩の可愛らしい左乳首をれろれろと舐めまわす。
「んあ……っ。はぁっ、……はっ、はぁっ、……んんっ、三矢ちゃん、これ、すご、い、っ、じゃないか。
すごくイイよ。は……っ、……驚いたな、本物だね。ひゃっ、気持ちいい、とても気持ちいいよ?」
 ぼくの見えざる手の動きに従って、先輩のやわらかな胸が大きくいやらしく揺れ動く。
 左右のおっぱいはそれぞれ別々に。上へ下へ、左へ右へ、乳首をつままれたように引っ張られ、
乳房全体押しつぶされ。

 快楽を伝えるという『瞳』の能力。
 それはテレパシーのようなものだとばかり思っていたけれど、先輩のおっぱいに物理的影響を
与えているところを見ると、どうやらそれだけでもないらしい。
 ……などと分析している場合じゃなかった。
「んふぁ、胸、いい、いいよ、これ、素敵だよ三矢ちゃん。はーっ、はぁっ、ひあぁぁぁあぁぁーっ」
 先輩が嬌声の悲鳴をあげた。

 その先輩の胸があまりにも魅力的で、ぼくはどうしても直接この手で先輩のおっぱいに触れてみたく
なった。実にバカバカしいことに、『瞳』による自分の見えない両手に本気で嫉妬さえ覚える。
 『瞳』の能力を試すという当初の目的はすっかり忘れ、ぼくは両手で先輩の右乳に飛びついた。

「っひゃん……っ」
 うわあ。
 これがもう、信じられないくらいやわらかい。触れた指先がとろけそうに気持ちいい。
 先輩のおっぱいは、そっと触れただけでむにゅっと指先が沈み込むほどにやわらかで。でも、
そんなにもやわらかなのに、手を離すと強い弾力ですぐに元の形に戻っていく。メロン大の、
決して崩れることのないプリンを弄り倒している気分。
 それにしても、なんというボリューム感。
 メロンが比較対象になることや、さらには両手で片乳を責めているという段階で、どのくらいの
大きさか想像してもらえるだろうか? 実にもう、触れているだけで幸せ。

 そのうち、先輩の可憐な桜色の乳首が硬くぴょこんと立ってきた。
 うわ、どうしようどうしよう?
 この乳首がまた、愛しくてたまらない。
 これにキスしたくならない人はいないよね? 誰だって舐めまわしたくなるものだよね?
 もちろんぼくは、直ちにちゅぱっと吸い付いた。
「ひゃあっ。んっ、はぁ……っ。はっ、はぁ……っ」
「碧先輩、可愛いです。もっと気持ちよくして差し上げますね」
 どうすれば先輩が気持ちよくなるかなんて、この初心者のぼくにわかるはずもない。ただ、
快楽に喜び震える碧先輩の姿をもっとずっと見ていたくて、ぼくはその欲望のまま突き進んでいた。

 右乳は両手でもみしだきながら唇で乳首に吸い付いて、『瞳』の両手と唇には左乳をまかせ、ぼくは
左右両方から先輩のおっぱいを責め立てる。
「うぁっ。……そこ、そこそこっ!! 三矢ちゃんそこが気持ちいいよぅ、気持ちいいぃっ!!」
 先輩は自分から胸をぼくの顔にぎゅっと押し当ててきた。ぼくは先輩の体を強く抱きしめ、
そのおっぱいに顔をうずめて押し当て返す。
 息苦しいけど、それ以上に、それどころではないほどに気持ちがよくて。
「……あ、あ、……っんあっ、あぁぁぁぁーっ!」
 先輩は叫びながら背を三日月のようにそらせ、そのまま後ろへ倒れこんでしまった。
 どうやら軽く絶頂してしまったらしい。
169【快楽の瞳と碧先輩】:2007/08/18(土) 20:46:38 ID:TMCw4II1
「ふーっ、はぁ、ふー……っ、……っ、三矢ちゃん、これ、すご、い、ね。……次は、こっちをお願いしたいな」
「はいっ」
 碧先輩は足を大きく開き、両手で秘部を押し広げてそこを指し示す。桜色の孔からは、白い愛液が
とろとろとこぼれ落ちてきていた。こぼれた先の机の上が、ねっとりと粘りついている。
 うう、エロいですエロすぎですよ先輩。

 どう考えてもいまさらだと思うんだけど、本人としてはやはりまだ恥ずかしいのだろう。ここまで大胆に
なりながらも、碧先輩はいまだうつむきかげんで、頬を真っ赤に染めている。
 ……いつもクールを信条とする碧先輩の、この恥じらいの破壊力たるやっ!! もう鼻血でそう。
 自分がどれほど可愛らしいのか、先輩はまるで自覚が無いのだろうな。

 ぼくは碧先輩の左右のふとももの間、彼女のお腹の奥深くまで覗き込めるベストポジションに
自分の頭を割り込ませる。

 ふと、思う。
「……あの、先輩、ひょっとして、処女なのでしょーか」
「もちろん。私の処女膜を破るのは君しかいないよ」
 即答ですよ?
 どうしよう。もう、嬉しくて泣きそうだよ。
 今すぐにでも、ぼくの硬くなったアレを先輩のこの桃色の秘孔にねじりこみたい。
 だけど、おそらくそれは、先輩にとってはとても痛くて辛いことなのだ。
 まずは『瞳』の力で思いっきり気持ちよくなってもらうことが先決だ。碧先輩の処女とぼくの童貞の卒業は、
その後で考えよう。

 ぼくは、『瞳』の唇でゆっくり先輩のクリトリスを舐めまわし始めた。
「あぁっ、それいいっ!! いいよっ!!」
 碧先輩は長い髪を振りみだし大きくのけぞった。
 よほど気持ちが良かったのだろう、先輩は腰をぐいっと浮かせ、更に快感を得ようとあそこを
見えない何かにこすりつけようとしている。
 ごめんなさい先輩。『瞳』の唇には実体は無いので、たぶん擦り合わせることは無理なのです。
 ぼくは碧先輩の気持ちよさそうな反応に気をよくして、クリトリスへの攻撃部隊に『瞳』の
両手も追加した。その可愛らしい突起を、触れるか触れないかのぎりぎりのところでそっと
なで上げてみる。

「んああっ。……はーっ、……はぁ、ふぅ、……はっ、はーっ」
 切なそうな先輩の吐息だけが部室中に響いていた。聞いているだけで脳がとろけそうに甘い声。
碧先輩の呼吸は、どんどん浅く、そして早くなっていく。
 くすぐったそうに、じれったそうに、先輩は腰をくねらせる。
 その細くくびれたウエストのまんなかに位置するおへそが、これまた妙にエロかった。まるで
なにかを誘っているみたいだ。いやいや、なにかと言ってもここにはぼく以外いないのだ。ぼくは
即座に誘われて、その小さなおへそにそっとキスを落とす。
「ひゃぁっ」
 そこからぼくの舌はゆっくりと南下していく。下へ下へと降りていき、黒々とした茂みの奥の
桃色の秘裂まで、ずっとくちづけをし続ける。

 ああもう、先輩のどこもかしこもが愛しいぞ。
 おしりといわずふとももといわず、もうそこいらじゅうを、ぼくはぺろぺろと舐めまわしていく。
 舐める。
 舐める。
 ひたすら、舐めまくる。

「ふふ。……三矢ちゃん可愛いな。なんだか子犬みたいだね。んあう、あっ、……あっ、あっあっあっ」
 了解です隊長っ!
 ぼくは先輩の飼い犬です。わんわん。
 ぼくは子犬で構いませんけど、でもぼくが子犬なら先輩はきっちり雌犬になってくださいね。ぼくが
そうして差し上げますので覚悟してください、
 なんて、絶対直接本人には言えっこないオヤジっぽい科白を脳内再生しつつ、先輩の下半身へ
手当たり次第にキスをしまくるぼく。
170【快楽の瞳と碧先輩】:2007/08/18(土) 20:47:41 ID:TMCw4II1
 さてそこまでいくと、先輩のおしりの穴が気になりだした。
 碧先輩がこそばゆそうに身をよじると、それに合わせてひくひくとびくつくおしりの穴。それが
なんとも可愛くって、ここにもキスをせずにはいられない。
 ちゅ。
「ひあぅっ」
 今度はおしりを出発地に、上へ上へと舌を這わせて秘裂へと向かう。
「っあん、あぁっ、んっ、……っ……んあぁぁぁぁーっ!!」
 先輩の声がどんどん大きくなる。
 もっと、もっと!! もっと先輩を気持ちよくしたいっ!!
 目的地の秘裂にたどり着いたぼくは、夢中で先輩の膣口に吸い付きはじめた。

 ……しかし、これがなんとももどかしく。
 膣孔の奥深くとか、おしりの穴の中とか、先輩の気持ちよさそうなところはどこもかしこも
みんなみんな、舐めまわしてあげたかった。
 だけど、当然ぼくの舌はそんなに長くない。届かないんだ。
 普通は指先を差し入れて気持ちよくしてあげるのだろうか? 童貞のぼくには、どうやったらいいのか
正直まるでわからない。
 何か、何か武器はないのか、武器はっ!? 武器セットは別売りですか!?

 と、ひらめいた。
 『快楽の瞳』の力。あれはぼくの妄想次第じゃないか。
 常人離れしたすごく長ーい舌で先輩を気持ちよくしてあげることだってできそうだ。
 いや、そもそも人間の舌である必要性もない、アリクイみたいな細長い舌でもいいし、
舌じゃなくってバイブレータみたいな道具でも構わないよね!?

 後からわかったことだけど、『瞳』に利用できるか否かは、ぼくの内的空間でのリアリティのみに
依存するらしい。ぼくが真実存在すると思いこむことさえできれば、ドラゴンだろうがスライムだろうが
触手だろうが、どんなものでも快楽の道具として利用可能なようである。まあこの辺は今後の訓練如何ってとこだろう。

 ともあれ、ぼくは 2本の細く長い舌を思い浮かべ、それで碧先輩の膣とおしりの穴を同時に責め立てる
ことにした。
 効果はいきなりだ。
「はぅんっ、なにこれ、三矢ちゃんっ、なにこれなにこれ−っ!?」
 先輩の全身が小刻みに痙攣を始める。
「碧先輩、どうですか?」
「……イイっ、気持ちいいっ!! んあっ。ヤだヤだ、おしりが、舐められてるよっ、……でも、わかんないっ。
なにこれわかんないっ!!おしりとあそこがどっちもすごく気持ちいいよ、こんなの初めてっ。……すごい、なにか、
すごいのがクルっ。三矢ちゃんすごいのがきそうだよ、きちゃうきちゃうっ!!」
 ぼくは、ガクガクと震える先輩のふとももを逃がさないように両腕で押さえ込み、その秘部の上に
ちょこんと飛び出たクリトリスを唇で吸い上げた。
「ひゃうぅぅぅっ!! 三矢ちゃんそれすごいっ!! イク、それイイっ、イクイクイっちゃう、気持ちよくて
私イっちゃうよイっちゃうよっ!! うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!!」
 先輩は絶叫した。
 秘裂からは、ぷしゅぷしゅ、と間欠泉のように液体が吹き上がり、ぼくの顔をびしょびしょに濡らす。
 おしっこ?
 いや、これがきっと、潮吹きというやつなのだろう。先輩が高みに登りつめた証拠だ。
「……うぁっ。……ひぁぁぁぁーっ。…………はふっ。…………ふぁぁぁぁ−っ」
 碧先輩は、ぐったりと全身を投げ出していた。
 ときおり思い出したかのように、身体全体をぴくぴくと跳ね上げ、秘裂から愛液を
ぷしゃーっ、ぷしゃぷしゃーっ、と吹き出している。
「先輩、気持ちいいでしょう?」
「……うぅっ。……っあうぅ…………」
 碧先輩は言葉もなく、ただこくりとうなづくだけ。心ここにあらずといった感じだ。眼鏡の奥の
瞳には、うっすらと涙がにじんで見えた。
171【快楽の瞳と碧先輩】:2007/08/18(土) 20:48:59 ID:TMCw4II1
 ちょっとやりすぎたかしらん。
 ぼくはクリトリスから唇を離した。でも、先輩の絶頂は収まらない。
 時をおかず、全身をビクリと跳ね上げて、また先輩の絶叫が再開する。
「ひぅあっ。ダメっ!! 三矢ちゃん、お願いやめてっ。イったからっ。私もうイったからっ!!
無理、もう無理っ!! ヤだヤだ、うぁ、うぁ、あぁぁぁぁぁぁーっ!! おふぉぉぉぉぉぉぉ!!
いや、やだ、お願い三矢ちゃんやめて、やめて、うわぁぁぁぁん!!」
 碧先輩はぽろぽろと涙を零しながらイきまくっていた。
「うぁぁぁっ!! ……ダメなの、もう無理なの、三矢ちゃん許して……。ひっぐ、助けて、気持ちよすぎて
私おかしくなる、……っえぐ、……んっうぐっ、ふぁ、ダメなのダメなあぁぁぁあぁぁぁぁーっ」
 先輩の淫らな狂態に興奮しつつも、ぼくは困惑していた。どうして?
 もうなにもしてないつもりなのに。碧先輩には手も触れていないし、『瞳』の舌も責めを止めた
のに、なぜ先輩はまだ絶頂し続けているのだろうか。

 あ。
 ひょっとしてひょっとしたら。

 この『瞳』の力、ぼくの無意識までも快感として先輩に送り返し、結果としてフィードバック・ループに
なってるんじゃないだろうか。

 先ほどから見せ付けられている、可愛らしくも淫らな先輩の姿。そのおかげでぼくのアレは、もう
痛いくらいに硬く勃ちっぱなしだ。あれで興奮しない訳がないもの。そしてその興奮が、無意識のうちに
先輩の更なる痴態を想像していてもおかしくはない。
 もしその想像が、快楽として先輩に跳ね返っているとしたら。

 先輩の痴態でぼくが興奮し、ぼくの興奮が快楽となって先輩へと送られて、先輩は更に快感に
打ち震え……。
 フィードバックというか、……無限ループ ?
 だとしたら、ぼくの興奮が冷めないかぎり、碧先輩はいつまでもいつまでも無理矢理絶頂を強いられ続ける。
 それを解消するには――。

「うあぁぁぁん。……っ……えぐっ、あぐっ、……んぁああああんっ!!」
 子供のように泣きじゃくる先輩の顔を、ぼくはぐいっと引き寄せた。
 涙とよだれと鼻水でもうすっかりぐちゃぐちゃな先輩の顔。それは確かにぐちゃぐちゃだけど、
でも、胸が締め付けられるほどに可憐で愛しくて。
「泣いている先輩、初めてみました。すごく可愛いんですね。ぼくの前ではもっと涙を見せて
欲しいです。……ごめんなさい、ごめんなさい碧先輩。いまから先輩の処女をいただきます」
 そう、先輩の強制絶頂を止めるには、おそらくぼくが先輩と Hするしかない。
 そうやってぼくの興奮を静めないかぎり、先輩はずっとこのままだ。
 ぼくは先輩の眼鏡をちょっと持ち上げて、顔を濡らす涙や鼻水をぺろぺろと舐めまわした。まぶたも、頬も、唇も、
それこそ子犬のように、ぺろぺろと。
「濡れた指を舐めたらえっちしてくれる、んでしたよね? かわりにこれで勘弁してください。
ごめんなさい、ほんと、ごめんなさい」
「うぐっ……、ど、うして、……ひくっ、……謝ってるのよっ」
「だって、こんなの無理矢理じゃないですかっ。先輩をここまで追い込んでっ!!」
「ばかっ。何されても、……っいいって、言ってるじゃないかっ。いいから、ふぁっ……、さっさ、と、
しなさい。先輩命令……っ」
「は、はいっ」

 痛くならないように気を使う余裕なんて、ぼくにも先輩にもあるはずもない。
 ジッパーをおろし硬く勃った性器をとりだすと、先輩は自分から秘唇をぼくへ押し当ててきた。
「……っ、入れて早くっ、早く早く……っ」
 先輩、もう快感を与えられるような行為は止めて欲しいはずなのに。きっと先輩は、絶頂し続ける苦痛
よりも、ぼくと Hすることを選んでくれたのだ。なんとも嬉しいことだけど、このときのぼくには
そう考えを巡らせることすらできなかった。ただもう先輩の中に入ることしか、ぼくの頭には無かった。

 愛液でどろどろの先輩の秘唇に、ぼくは自分のペニスをあてがった。そのまま思い切り
ずりゅずりゅっと挿し入れる。
「んふぁ、……痛っ、っは、入る、入ってくる……っあぁぁぁぁぁっ!! ひゃ、あぁぁぁーーっ!!」
 碧先輩は絶叫しつつも、やはりぼくの方へ腰を突き出すのを止めようとしない。ぼくのペニスは、
先輩の一番大事な場所を、その押し包むなにかを破壊しながらぐいぐいとこじ開けていく。すごく、痛そうだ。
172【快楽の瞳と碧先輩】:2007/08/18(土) 20:50:31 ID:TMCw4II1
 でも、先輩が破瓜の痛みに顔をしかめたのも、ほんの一瞬だった。
「ひゃ、あっ、あっ、あっあっ、来た、三矢ちゃんが来た来たっ、私の中におちんちんがっ!! もっと、
もっともっとっ!!」
 おそらくはぼくの『瞳』と《つながって》いるだけで催淫効果があるのだろう、先輩の中ではすぐに
痛みよりも快楽のほうが重きを増したらしい。
「っんあっ、あっ、あーっ!! 気持ちいいっ!! なにこれ、さっきまでと全然違うよっ!! イく、イく、
やっぱりおちんちんはすごいよっ、すごく気持ちいいよっ!! おちんちんのほうが気持ちいいっ!! 」

 先輩の中は、とろけそうなくらいに熱かった。
 狭くて、とてもキツくて、にもかかわらず柔らかで。包み込まれるみたいで。
 ぼくが先輩の膣中を擦り上げるたびに、碧先輩の秘裂からは淫らな液がぷしゅぷしゅと吹き上がる。
もうおしっこなのか愛液なのかもよくわからない。いやもうどちらでもよかった。とにかくどろどろに
とろけきって、気持ちがよくて。

「はーっ、はーっ、はぁ……っ、……っん、み、や、ちゃんが、いっぱいいっぱい、くる、
入ってくる入ってくる、くるっ!! んあぁぁぁぁーーーーっ」

 先ほどから、ぼくは『瞳』の力のコントロールを止めている。
 力の放出を止めたわけじゃない。そんなことできないし。意識的に制御することをやめ、無意識の
なすがままにしてみた。
 ぼくのペニスが膣内の気持ちよさに震えると、おそらくそれによる快楽が、本物以上の激しさで
先輩へと送りつけられていることだろう。ぼくがおっぱいに手を重ねても、やはり先輩は鋭い快感を
受け取ることになるはずだ。
 こうして碧先輩と直接 Hをしている以上、『瞳』の力を特別働かせなくとも、快楽の強烈なブースターとして
機能しているに違いない。

 にもかかわらず、先に音を上げたのはぼくだった。
「あっ、あ、先輩、出そうです、もう出ちゃいそうですっ」
 ぼくが体の動きを止めて必死に射精をこらえているのに、先輩は腰を動かすのを止めてくれない。
それどころか、先輩はこちらが逃げ出せないよう、ぼくの腰に両足をがっちりと絡めてくる。
「私もっ!! ……わた、しもっ、イクから……っ!! 三矢ちゃんの、私の中に出してっ、出して出して出してーっ!!」
「あ、出ちゃいます出しちゃいますーっ」
「……んっ、イク、うあぁぁぁ、おなかに出てるっ、中に中に熱いのがっ、んあぁぁーっ! あぁ、イク、
イクイクイッちゃう、んっあああっ!!」
 ぼくが果てると同時に、先輩も絶頂を迎えた。
 精液がトプトプと、激しい勢いで先輩の膣奥深くに流し込まれる。
 先輩は全身を大きく痙攣させると、そのままピクリとも動かなくなってしまった。そしてぼくもまた、そのまま
一緒に気を失ってしまった。

◆◇◆
 頬にあたる風の気持ちよさで、ぼくは目覚めた。
「……あれ、せんぱい……?」
「おや、目が覚めたか?」
 どのくらい眠っていたのだろうか、ぼくは先輩にひざまくらされていた。
 眠りこけているぼくを、先輩がウチワで扇いでいてくれたらしい。
 ウチワ? 空調はどうしたんだろう? と思ったら、扉も窓も大きく開け放たれていた。あ、そっか、
汗やらなにやらの匂いがこもっちゃうのか。
 ってぼくまだ全裸なんですけどっ!? ぼくはあわてて服を着る。
「せ、先輩っ! 扉を開けるなら起こしてくださいよ、ぼくまだ裸じゃないですかっ。誰か来たら
どうするんですかーっ!!」
「いいじゃない、目の保養目の保養」
「男の全裸なんて、見て嬉しい人はいませんよ」
「いや、三矢ちゃんは特別だろうね。なにより私が嬉しい」
「やだなもう、何ですかそれ……」

 もう夕暮れだ。開け放たれた窓からは、夏の風がカーテンを揺らす。
 日も暮れ始めているというのに、夏の熱い空気は火照った体をちっとも冷ましてくれやしない。
173【快楽の瞳と碧先輩】:2007/08/18(土) 20:52:59 ID:TMCw4II1
 ――そうだった。
「……あの、碧先輩、ごめんなさい」
「んー? どうしたの」
「先輩の、処女をこんな形で奪ってしまって」
「三矢ちゃんもずいぶんとしつこいね。構わないと言ってるのに」
「でも、きちんと謝っておきたかったんです。だって、その、ぼくは碧先輩に恋しているんですからっ」
「そっかー」
 碧先輩は、はぁ、とため息をつきながらも、嬉しそうににこやかに笑う。先輩にしてはかなり珍しい表情だ。
「てぃ」
「うわっ」
 と、いきなりチョップをかましながら、碧先輩は言う。
「三矢ちゃんは気にしすぎ。何度も言ってるけど、私も君のことが好き。恋してるよ。Hができて嬉しい。
だからこの件はこれで終了。おーけー?」
「は、はいっ」
 先輩と Hしたのが、なんともどさくさにまぎれたみたいだったので、正直、ほっとした。
 これであらためて告白を――。
「でも、私と恋人になりたいってのは、お断り」
「えっ。ど、どうしてですか!?」
「だって、今ここで三矢ちゃんと恋人になったら、まるで私、この『瞳』の気持ちよさにつられたみたいじゃない?
それはちょっと、私としては面白くないな。それに、三矢ちゃんが私を魅力的だと感じるのも、
『瞳』の力で《つながった》せいかもしれないじゃないか。これもまた、面白くない話だね」
「じゃ、じゃあどうすればいいんですか」
「そうだなあ……。時に三矢ちゃん、この能力で、ハーレムなんて作ってみたくはないか?」
「は、はぁ!? ハーレムって、あの、女の子いっぱいはべらせる?」
「そうそれ」
 先輩はいたずらっ娘のような笑みを浮かべる。
 しかし、ぼくと先輩がつきあうことと、ハーレムの間に一体何の関係が?
 毎度のことながら、いや、いつにもまして碧先輩の言うことは謎だった。
 ぼくの顔色を受けて、先輩は先を続ける。
「私としては、ね。『瞳』の力じゃなくて、私自身の魅力で三矢ちゃんと恋人になった、と思いたい。
だから、まず、他の女の子も私と同じ条件下において欲しい」
「え……?」
「君の恋愛対象となりそうな女の子はみんな、一度『瞳』の影響下においてみてほしいってことだよ。その上で、
同じ条件の中から恋愛対象を、つまりはハーレム内で一番の女の子を選んでほしい。もちろん誰よりも私を選んで
ほしいのだけれどね。それに、三矢ちゃんもそのほうが楽しいんじゃないか? 『瞳』の能力、私以外の女の子にも
試してみたくはないか?」
「そ、それは、まあ……。でも、ハーレムなんてどうしていいかわからないですし」
「そこはこの私に任せなさい。いくらでも協力するよ。そうだね、協力の見返りとしては、ハーレムの
女の子とえっちするときは、私も一緒に参加させること、ってのはどうだろうか」
「あの、先輩……?」
「うん、決まり。そうしようそうしよう。では、明日からよろしく。まずは好みの女の子をピックアップして
おくようにっ」
 ぴしっと指先を突きつけてくる先輩。
 なんだかよくわからないままに、ぼくのハーレム作成計画がいつのまにかスタートしてしまったようだ。
いつものように、ぼくの意見は聞くことさえされず。
174【快楽の瞳と碧先輩】:2007/08/18(土) 20:53:49 ID:TMCw4II1

 ……やれやれ。
 プライドが高い先輩のことだ、他の女の子と同じ土俵からぼくを勝ち取る形で恋人になりたい、
というのは嘘ではないのだろう。
 でもそれは、後付の理由だと思う。
 おそらく先輩は、この『快楽の瞳』の力で遊んでみたくてたまらないのだ。
 面白いことや奇妙なことにはなんでもすぐに飛びつく先輩だ、冷静に考えれば、『快楽の瞳』なんて
こんな面白そうなネタに食いつかないはずがない。

 はぁーっ。
 わくわく顔の碧先輩をよそに、ぼくは思わずため息をついていた。
 やはり今回も、いつものように先輩に振り回されることになるのだろうな。

 ――もちろん、このぼくの予想は大甘だった。
 快楽の瞳なんて強烈なネタで、先輩がいつもと同じテンションな訳もなく。ぼくとその
周囲の人間は、いつもとは比べ物にならないくらい大いに振り回されることになるのだが――。
 それはまた、別の話。
175名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:55:22 ID:TMCw4II1
以上ですよ。

ではまたいずれ。
176名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:23:13 ID:r8ym7ikz
GJ!!

是非続編を!!
177名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 22:18:56 ID:QXeEu+qK
初めて来たがなかなかの良スレ

>>164
GJ
同意の元で狂う程の快楽を与える描写がイイ
ラブコメスキーの俺としては是非とも続編希望
178名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 02:30:29 ID:uwE60dX/
とりあえず、先輩を発狂寸前で自分から牝奴隷になることを
懇願するまで攻め抜いてほしいな
179名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 08:04:15 ID:UBN9/ku7
GJ!! このSSステキやん。
続編希望!
180名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 17:07:07 ID:bImBxc7g
素クールスレから来ました。
素晴らしい!!GJ!
181名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 21:10:07 ID:mFb50UH0
131と同じ人?

やっぱクドいよ、長すぎ
182名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 21:27:39 ID:JTy9fZkJ
>>181はスルーで
みんなのスルー技術がためされています
183唐突に(ry:2007/08/20(月) 21:53:42 ID:vWRwTp4X
 っておまいが一番に反応しとるやんけっ!(ビシッ
 ……って、ツッコミ力を試されたんじゃないの?
 え、何よ……「そんなにツッコみたいなら、俺のコレでツッコミを入れてやる」って、
 何意味不明な……キャーっ!? 何丸出ししてんのよぉ! だ、誰かぁ、変態がここにんぐっ!?
 んぅー!うぅー! ……んはっ! は、離してよ! やめ、やめてってばぁ!
 あたしはツッコミ志望であって、ツッコマレ志望では……いっ! そんなトコ、触って!
 変なもの塗らないで……よっ! ……え……? あ? 何!?
 な、何これ……やだ……なんで、あたし、感じて……いひぃ!?
 やだ……やだよぉ……なんでっ! なんでぇっ! あっ……ああっ!
 だ……めっ……もぅ……もう……んぁぁああああああ!!!!
 …………! …………!! ……………………っぁ!!!
 あっ……はぁ……ふくっ……い、いっちゃ……っ、あたし……あた……し……。
 指で……イカさ……んっ! ……もう、だめ、許し……て……。
 あたし、初めて……だか、ら……だから、許し……んぎっ……入って……あくっ、痛っ!
 だめっ! もうだめっ! これ以上、はっ……だめ……いっ……つぁあああああああああ!!??
 痛いっ! 痛いよぉ! 痛……っ……痛い……? 痛い、はず……なの、にっ……うんっ!
 なんで!? なんで!? これ……凄、い……気持ちいぃぃいいい! 凄いぃいいい!
 あっ、ふあっ、んっ……くぁ、凄い……もう、もう……逝っちゃうぅぅうう!!!
 あああっ、ふぁああああっ……んっあぁあああああああああ!!!!
 ……いっ! ……っ! ぐうっ……! ……んぁっ……!
 と……まらな……いっ! 逝くの……がっ! ああっ!
 ……えっ……? 嘘……で……しょ……また……またツッコミ……入れ……あああああっ!!!!



「今回は結構楽しめたなー」
「……だな」

 二人の男達は、意識を手放し、白目を剥いたまま気絶している少女を間に、笑みを交わした。
 二人の逸物は、共に少女の中にある。気絶して尚男達のモノを締め上げる少女の身体は、
最早完全に性の快楽に堕ちていた。

「とはいえ、こうなっちゃ連れまわすわけにもいかないしなー」
「……だな」

 目を覚ましたとしても、少女はただひたすらに求めるだけの性玩具となっているだろう。
 そのような状態の少女を連れて歩ける状態では、二人は無かった。

「この薬、いいんだが……ちと強力すぎるかなー」
「……だな」
「この娘も俺たちもしっかり楽しめし、ま、構わないって事にしとくかなー」
「……だな」
「……お前って『だな』しか言わないよな」
「……だな」
「……なんでやねん」

 そのツッコミを合図に、二人は最後の吐精を動かぬ少女の唯一動いている場所へと放った。

「じゃ、行くか」
「……だな」

 残された少女が、その後どうなったかは……誰も知らない。
184唐突に(ry:2007/08/20(月) 21:54:27 ID:vWRwTp4X
ここまで投下です。

何よ! 思いついちゃったんだから仕方無いじゃないの!(ツンデレ風に
185名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 22:03:19 ID:VztxCPBH
誰かと思えばどこぞのスレで騒いでた自演の人か
186名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 00:28:30 ID:kofXLN+7
おはよう
淡々と終わる「イカされすぎ」ほどつまらないものはないとおもう
おやすみ
187名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 00:51:58 ID:PDkaWgIT
>>175
ハーレムスレから。GJです。
続き待ってます。願わくばハーレムスレにも来てくれ
188名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 03:18:44 ID:zGGmAklO
とりあえず
淡々としたのがつまらないとか、くどいとかいってる奴
投下よろしく

淡々としてなくてくどくないのかけるんだろ?
つまらない、くどいなんてだけなら誰でもいえる
これでもGJ出してる人はいるんだ、趣味嗜好にあわないなら、読むな
他のスレでもいってろ
189名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 06:49:54 ID:buqFsdnW
>>183
せっかく抜けそうなのに吹いたw

どうしてくれる、って、はっこれもツッコミ!?
190名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 14:43:13 ID:8vkPsY85
>>164>>183もGJだぜ

スレタイからしてクドイなんて事はわかりきってるだろうに…これだから淡白な野郎は…
191名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 14:53:12 ID:Nq5YvGiV
ほんとだな。
たんぱくなのは白濁液だけにしとけって感じだ。
192名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 14:55:51 ID:wgbQN7Aw
>>191
だれがうまいことをry
193名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 14:58:25 ID:p9g+R6dy
誰が上手いこと言えとry
194名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 15:26:13 ID:5w6ivwVQ
蛋白(高町)なのは白濁液だ、 (かけるのは髪の)毛にしとけって感じだ。

に見えた
195名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 18:50:56 ID:F0OfYZXH
いや、かけるのはメガネも捨てがたい・・・あ、そういう話じゃない?
196名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 14:41:24 ID:QwwyE0+Y
俺なんて淡泊すぎて、尿から検出されたぜ
197110 ◆mHw4j6JbPs :2007/08/22(水) 21:07:34 ID:LSOtlkPm
164(=110==125)です。
みなさんレスありがとうございます。

なんか続き物書きそうなので、トリつけました。
好みじゃない方はスルーよろしくです。

・続編
続編希望と仰しゃってくださった方、ほんとにありがとうです。
 書いてはいるのですが、いつ投下することになるかはちょっとわかりません。
申し訳ないですが気長に待っていただけるとありがたく。

>>164
ごめんなさい、この話、ラストで主人公全裸なのに、どこでも服を脱いでない…… orz
--
 ぼくは服を脱いで、荒い呼吸で上下する先輩の肌に自分のそれを重ねていく。
汗ばんだ先輩の肌は、驚く程熱い。
--
こんな感じの一文が挿入直前にあったと思っていただけると。
 とほほ。
198110 ◆mHw4j6JbPs :2007/08/22(水) 21:08:45 ID:LSOtlkPm
それでは、投下しますね。

>>98 が元ネタです。
98氏には多大なる感謝を。

あと、しょーもないネタに使って申し訳ない。

バカエロを狙ってみてますがどうでしょうか。
父×娘の近親相姦ネタです。駄目は人はスルーヨロ。
199名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 21:09:36 ID:oWDM1LFQ
>>197
気長に待ってます!
どんどんオナゴを堕としまくってください!
【始動! ぼくらのマジイキカイザーZ!!】

「月子ちゃん、やっぱりちょっと怖いね。どんなこと、されちゃうのかな」
 そう言って震える由香の小さな手を、私は大丈夫だよと力をこめて、ぎゅっと握り返す。

 白く殺風景な待合室には、今は私たち二人だけ。何も無いこの部屋は、そこにいるだけで
要らぬ緊張感や不安感を強いてくるみたい。
「由香、落ち着こう、私がついてるから。仮にも国の研究所なんだし、そう変なことは
されないよ。がんばろ。それに――」
 と、待合室の扉が開き、受付のお姉さんが現れる。

「Zボランティアの篠崎月子さんと川原由香さんですね。お待ちしておりました。
どうぞこちらへ」

「さ。由香、いこ」
「う、うん。月子ちゃん、手、離さないでね」
「ははん? 由香は怖がりやさんだなー。ほんとに私と同い年? 普段夜中のトイレとか、
どうしてるんだか」
「う……行かないもん」
 コノヤロめ。
 夜のトイレは怖いから行かないって、中学三年生の科白としてどうなのよ。私を萌え殺す気か。
 由香は、かわいい。いつだってすこぶるかわいい。
 背は140cm前半と 15才にしてはかなりちっちゃめで小学生みたいだ。その言動も振舞いもやはり子供っぽくって
可愛らしく、私はいつも由香のことをぎゅっと抱きしめたい衝動に駆られる。つか、抱きしめる。
 小さな子供をあやす気分になりつつ、私は由香の手を引いて受付のお姉さんの後を追う。

 本当は、私だって少し怖い。でも、びくついている由香の前で、私まで不安な顔なんて
見せられない。大好きな空手の稽古を休んでまで来たんだし、格好悪いところなんて見せちゃだめだ。

 それに――。
 そう、それに、ここは私たち人類の生きる希望そのものなのだから。がんばらない訳には
いかないじゃないか。私は背筋をぴんっと伸ばし、長い廊下を歩いていった。

◆◇◆
 地球が地球が大ピンチ、なのである。

 地球が『侵略者』の攻撃にさらされてから、もうかなりの年月が経っていた。
 彼ら侵略者は自己紹介なんてしやしない。だから、異星人なのか未来人なのか異次元人なのか
ミュータントなのか、彼ら侵略者の正体は未だに見当もついていない。
 ただ、人類とはまったく異なる生命体で、科学力も人類の上をいっているのは確実だった。
 何が目的なのか、昔のアニメよろしく毎週巨大な戦闘ロボットを繰り出し、人を、
建物を、都市を蹂躙していく侵略者。攻撃を受けた街々は、それはもう酷い惨状で。

 もちろん人類だって負けっぱなしではいられない。
 世界各国の研究者が、必死に総力を挙げて対『侵略者』用巨大ロボットの開発を急いだ。

 そして現在。
 今、私たちの街を守ってくれる守護神、それこそが、『侵略者』を打ち倒す人類最後にして最強の
切り札、最強ロボ、マジイキカイザーZだ。
 1年前に初稼動してからというもの、マジイキカイザーZは負け知らず。特にその必殺技、『マジイキファイヤー』は
超強力で、『侵略者』の戦闘ロボットは粉みじんだ。がんばれぼくらのマジイキカイザーZっ。

 ――と、真面目な出だしからいつのまにか幼年誌の扉絵のようになってしまう解説を、長い廊下の
道すがら、受付のお姉さんは一所懸命続けていた。ご丁寧に水木アニキの声マネで歌まで披露する
お姉さんを、私と由香は少しだけ同情の目で見つめる。
 ……仕事って、大変だよね。
 お姉さんには悪いけど、私も由香ももちろんそんな話は聞いちゃいない。今はただただ緊張で
一杯一杯なのだから。
 私と由香の二人は、マジイキカイザーZのエネルギー供給サポート要員として、この
性子力研究所に来ていた。今まさにこの瞬間、私たちの住む街が侵略者によって攻撃されている。
大至急、マジイキカイザーZにエネルギーを与える必要があるんだ。
 そのために、私たちは――。

「所長、お連れしました」
 私と由香は、窓の無い真っ白な部屋に通された。
 やや広め、学校の教室くらいのサイズの空間には、扇状にベッドが配置され、女の子が一人ずつ
そこに腰掛けている。十人ほどの女の子、全員全裸なのがなんとも異様な雰囲気で。かなり目を合わせ
づらいよ。
 そして、皆の前に立つのは、白衣を着た20台後半の女性。
 その顔は以前テレビで見かけたことがある。彼女こそ、この研究所の所長で私たちを
呼びつけた張本人、石原 春香さんだ。

「遅れてすみませんでした。第二総武線のダイヤが乱れまくりで……」
「やあやあ、謝る必要は無いよ。ごくろうさん、来てくれてありがとう。やー遅れたのは仕方が
無いやね、あそこは奴らから攻撃を受けたばっかりだ。ま、とにかくいそいで、まずはこの媚薬を
飲んでから、服を脱いでそこに座って」
 媚薬、という科白にすこしだけどきりとする。
 15才、処女の女子にはちょっと刺激が強い言葉だ。でもま、気にしない、気にしないさ。

 所長さんに促された私と由香は、薬を飲んでから空いているベッドに座り、いそいそと
衣類を脱ぎ始める。
 女の子しか居ない部屋でも、裸になるのはやっぱりかなり恥ずかしい。温泉とかなら
平気なのに、不思議だね。
「……月子ちゃんはいいな。背も高いしスタイルいいし、おっぱいぼいんぼいーんだし」
 由香が、はうっとため息をつく。
 ……なんだよ、ぼいんぼいーんって。そんな目でこっち見んな。
 身長 170cmオーバーの私としては、むしろ由香のその小さめの体つきのほうがかわいらしくて
うらやましいのに。背が高いと着るものに困るんだよ?
「由香のほうがかわいいよ。胸なんか重たいし肩こるだけだし」
「ぶー。それは持ちうるものの言い草ですよー。髪だって長くで綺麗だしさー。美人だしさー。
空手の演舞してるときだってすごく格好いいよ、あこがれてる娘、いっぱいだよ。月子ちゃんずーるーいー」
 由香は私のポニテのしっぽ部分をさわさわしながらごね続ける。
「いやだから由香のほうがかわいいじゃないの」
「由香なんかかわいくないよ。月子ちゃん美人だもん」

 などと言い合っている間に、所長さんの説明が始まってしまった。
「みなさん理解いただいていると思うが、まずは再確認しておこう。これが、マジイキカイザーZだ」
 前方のスクリーンに、ニュースでおなじみのスーパーロボット、マジイキカイザーZの雄姿が
現れる。カメラが頭部コックピットにズームインしていくと、そこには。

「あれれーっ!? 勇樹くんだよー?」
 そこには、私と由香のクラスメイト、矢島勇樹の姿があった。彼は私の幼なじみで親友でもある。
 クラスの皆にはただの熱血バカと思われることの多い勇樹だけど、いや実際バカなやつだけど、
実は人知れずこうして地球の平和を守っている。熱い男だ。
 勇樹は毎日のトレーニングも欠かさない。
 体力を鍛えるために、勇樹のガクランにはあらゆるところに鉛が仕込まれているそうだし、
ジャンプ広告の筋力アップツールも全て制覇しているらしい。
 神谷明口調を真似た必殺技発声練習なんて、毎夜明け方近く声がかれるまで続けているのも
私は知っている。バカだけどすごい努力家なんだ。暑苦しくて恋の相手としてはいかがかと思うけど、
こいつになら地球の命運を任せてもいい。そう思う。

 カメラが勇樹の顔のアップを映し出す。
 向こうから見られているわけでもないけど、全裸で勇樹の姿を見るのはなんとも気恥ずかしく、
私はついついスクリーンから目をそらせてしまう。
「おやー、月子ちゃん驚かないんだね。勇樹くんのこと、知ってたの」
「ん、ま、まあね」
「もー。やっぱり月子ちゃんはずるいよ」
 所長さんは解説を続ける。
「マジイキカイザーZのエネルギー源。それは人間女性の快楽思念波だ。現在、全国
数万人の女性にオナニーを実施してもらい、その快感エネルギーを収集している」
 うん。
『絶頂ボランティア』。
 それは私の年代以降の女の子なら、みんなが知っている国家的プロジェクトだった。小学校高学年の
時、女子生徒は全員別室に集められて、オナニーのやり方とともに、この「絶頂ボランティア」の
存在を聞かされる。
 学校によってはオナニーの実技指導などもあるらしい。女性教員の方が体育館で、女子生徒
みんなが見守る前でオナニーをするのだとか。
 ……ほんと、仕事ってなんでも大変だね。
 とはいえ私、オナニーの経験は、その、まだないんだけどさ。

「ただ、ここに集まっていただいたみなさんは少々特別だ。ちょっと普通とは異なる作業を
していただきたい」
 所長さんは、ぐるりと私たちを見渡す。
「みなさんは、快楽思念波が非常に強力な、感度の強い優秀な方たちだ。あなたがたには、全国数万の
ボランティアから送られてくる快楽思念波を取りまとめ、マジイキカイザーZへと送りつける
ブースターの役割を担ってもらいたい。そのため、かなり長時間、強制的に絶頂を続けてもらう
ことになるだろう」
 ごくり、と、ここにいる全員の唾を飲み込む音が聞こえた、ような気がした。

◆◇◆
「ひゃんっ」
「わ、冷た」
 ベッドに寝そべった私たちの胸の上に、それぞれ一つずつ、赤ん坊大の大きなゼリー状の物体が
置かれていく。半透明の物体の中には、キラキラと輝く電子回路のようなものが透けて見えた。
「うひゃ、やーん、うひゃはは、月子ちゃんなんだろねこれ。ちょ、ちょっと、くすぐったいよ」
「ん、そうだね」
 これは『スライムくん』という名前だそうだ。
 ……いや、あのね、ちょっとそのネーミングはどうなのか、反対意見は無かったのか。ま、名前は
どうでもいいのかもしれないけど。

 そのスライムくんが、ぞもぞと動き出す。
 ゼリー状の部分が薄く薄く引き延ばされ、私の体全体をゆっくりと包み込んでいく。全身分厚く
ローションを塗りたくられたかのような格好で、なんだか、かなりえっちに見える。

「そのスライムくんが、君たちに快感を与えるとともに、快楽思念波を吸い上げる装置になる。
決して危害を加えることはないので、安心してほしい」
 そうは言われてもすぐに了解なんかできないよ。みんな若干不安そうな顔つきで、あたりを
きょろきょろと見渡している。
「ね、月子ちゃん。手、つなご」
 隣のベッドから、由香が手を伸ばしてくる。やはり、怖いんだ。
「ふふ。由香はやっぱり怖がりやさんだにゃ」
 私は左手で由香の小さな右手を軽く握った。お互い、ちょっと汗ばんだ指先。緊張、してるんだよね。
「うむ。準備は良さそうだね。私は司令室にいる。ここの音声はモニタリングしているので、
なにかあれば呼んでくれ。快楽思念波抽出はすぐに始まる。では、よろしく頼む」
 所長さんはそういい残してこの白い部屋を出ていった。

「ねっねっ、月子ちゃん? 月子ちゃんってばオナニーってしたことある?」
「ないわよ」
「ほんとにぃ? 月子ちゃん、そんなにエロい体してるのに?」
「ぶっ、なんなのよそのエロい体って。私はそんな体してません」
「ぼいんぼいーんなのにー。むにむにやわやわで気持ちよさそうなのにー。ほんとにないの?」
「あ・り・ま・せんっ!! ぼいーんはもういいからさっ」
「ふふーん。それじゃ、気持ちよくなる方法が分からなかったら、私が教えてあげるよ?私はもう、
幼稚園のころからのエキスパートなんだからっ。えっへん」
「え、ちょ、なによそれ、由香あんたそんなに昔からナニしてんの!?」
 そんな他愛ない会話はすぐに打ち切られる。
『勇樹だ。輸送機が現地に到着した。これより発進する』
『エネルギー供給準備もOKだ。いつでもいいぞ』
『じゃ、いくぜっ。マジイキカイザーZ、発進っ』
 スピーカーから所長さんと勇樹の会話が聞こえてきた。
 いよいよなんだ。

 もにょりん。
「ひぁっ」
 胸を覆うスライムくんが、もぞもぞと動き始めた。私の胸を、ゆっくりと撫で回しはじめる。
「……はふ……っ、……っはぁーっ、……はぁーっ。ふーっ」
 私の胸がふるふると、左右前後に揺れている。
 ぷるぷる、ぷるぷる。
 あまりの気持ちよさに目の前がちかちかしてきた。何百本もの舌で、おっぱいを一度になめ回されて
いるみたい。ついつい体をよじってしまう。

「えへへっ。月子ちゃん、……ふぁっ、すごく気持ち、よさそうな、顔してるよ。はぅっ、……っん、あんっ」
 そういう由香だって、目はとろんととろけ、唇からはよだれをたらし、かなりはしたない表情なんだぞ。
わかってる?
「月子ちゃん、気持ちいいよ? はぁ……っ、……んっ、ふぁっ、あ、あ、あ、あぁぁぁっ」
 由香の声もかなり気持ちがよさそうで。その声を耳にするだけで、更に私は興奮を高めてしまう。
「ふうあっ、ふぁ、あっ、あぁっ、あぁぁぁぁぁーっ」
 気持ち、いい。どうしようもなく気持ちがいい。もう、会話するのも難しい。
 自分の胸が、こんなにも感じるものだなんて。オナニーの経験さえない私には、これは
衝撃だった。こんなのは初めてだ。
 さっきの媚薬のせいなのか、責められているのは胸だけなのに、体全体が燃えるように熱く、疼く。

 いま自分は、どんな顔、してるんだろ。わからないけど、たぶん由香と同じか、それ以上にエロい
顔つきなんだと思う。こちらから由香の表情をみる余裕も、私にはすでに無い。

『マジイキミサイールッ!』
 勇樹の声が響くと、そのたびに、スライムくんの動きは激しさを増していき。
「うああっ、あっ、んぁぁぁぁぁっ、ダメ、ダメ、胸がっ、熱いよっ、私の胸がっ、あぁぁぁっ!!
っん…………っ、あ、あ、あっ、あ――――――――っ!! ひゃ、やっ、あぁ――――――――っ!!」
 全身を駆け巡るまるで未経験の快感に、私はすぐに失神してしまった。
 だけど、長時間失神し続けることは許されない。

『マジイキパァーンチッ!!』

「ひぐぁっ」
 スライムくんは微電流を流し、気絶している私を強制的にたたき起こす。
「ヤダ、またイク、イクイク、イッちゃうっ!! あ、あお、おっ、お――――――――っ」
 私は何度も何度も絶頂に昇りつめて失神し、そのたびに電流を流され強制的に起こされて。
 何度も、何度も何度も。
 ちょっとこれ、何て拷問!?

◆◇◆
 そんなことが、どのくらいの間続いたのだろうか。

『よし、とどめだっ。所長、急いでマジイキファイヤーの準備をっ』
『了解した。……男性ボランティアを例の部屋へ』

 その所長さんの声とともに、私たちのいる室内に、ぞろぞろと数十名の人たちが入ってくる。
 それも、男の人たちばっかりがっ!!
 ちょ、ちょっとちょっとっ何これ!?

 両足を大きく開いてはしたなくもあそこをさらけ出していた私は、あわてて体を隠そうと
した。でも、スライムくんのせいなのか媚薬のせいなのか、はたまた絶頂しまくったせいなのか、
全身麻痺したような感覚で、両手両足、ほとんどまともに動かせやしない。
「いや、やだやだ、来ないで見ないでーっ!! 見ーるーなーっ!!」
 私は泣き叫んだ。私だけじゃない、女の子みんなも。全員同じ状況らしい。
 もちろんそんなことは聞き入られる訳もなく、入ってきた男性陣は女の子の周りをそれぞれ
一人に対して三名ずつ程が取り囲む。

 男性陣には見覚えがあった。てかこいつら知り合いだ。
 街の商店街の少年野球チーム。私もよく応援に行くチームのみんなだった。
 OBやらコーチやら監督やら。チームの中学生以上の面々がそこにいた。
 やだ、もうやだ、やだやだやだ、知り合いに全裸を見られてる。しかもイキまくった後の、
だらだら愛液をたれながしているあそこを見られて。
 ひどいよこんなのあんまりだよ。
 あまりの恥ずかしさでもう泣きそう。てか、泣くぞ。

 しかも更にあんまりなことに、私のところに来たのは――
「お、お父さんっ!?」
「つ、月子か」
 私のところには、お父さんが中学生二名を従えてやってきた。私のお父さんはチームの名コーチなのだ。
『男性ボランティアは、それぞれ担当の女性の性感帯を責めて感じさせてください。できるだけ、
ペニスで、膣内を刺激するように。ただしその際には必ず女性の承認を得てください」
 所長さんの声がスピーカーから響く。
 はい? なんですと!?

「あと、女性陣へ。あなた方の全身は、スライムくんがくまなくガードします。男性の手や局部が
直接あなたがたに触れることはありません。処女膜もスライムくん付属ナノマシンが変形、修復させますので
絶対に痛くはありませんし血もでません!! ですから、これはセックスとみなす必要はありません!!
特別な事情が無い限り、できるだけペニス挿入を許可するように。急いでっ!!」

 ――むちゃくちゃだ。
 結合部の隙間にスライムくんがいるからセックスじゃないなんて、んなわけあるかっ。
 これがセックスじゃなければ、コンドームつけてる人はみんなセックスしてないことになるじゃないか。

「ふぁ、もっともっと突いてくださいっ。おじさんのちんこ、気持ちいいですよーっ」
 ちょ、はやっ。
 由香のほうを見ると、彼女はもうすでに野球監督のおちんちんをすっかり受け入れていた。
監督が腰を動かすごとに、ぴちゃぴちゃといやらしい音が周囲に響く。
 うーむ、素早い。
 ……いや、私が遅れてるんだ。
 周りの女の子もみんなその行為をすでに始めているし。
「由香気持ちいいっ。あっ、あ、あ、あ、あぅ、うぅぅぅ――――っ。由香、気持ちいいです
気持ちいいです――っ!!」
 由香は私の指先を強く強くぎゅっと握ってくる。もう絶頂寸前じゃないか。

『急げ。2分後に、カウントダウンを行う』
 まずい。
 どうしよう。
 タイムリミットがどうというよりも、そもそも私自身、あそこが疼いている自覚がある。
ぶっちゃけてしまうと、したくてたまらない。それに、してもらえるのは今しかない。今を
逃したら入れてもらうことはできないんだ。
 これはセックスじゃないんだ。
 それに、相手はお父さんだから、やさしくしてもらえるし。
 ま、いいか、入れてもらっても。
「ねっ、お父さん。早く、入れて」
 いつのまにか、私は両足をこれ以上ないくらい大きく開き、両手であそこを広げてお父さんに
おねだりをしていた。自然と腰をくねらせてしまう。お父さんに、あそこの奥深くまで見せ付ける
格好だ。なんてことをと思わないでkもないけれど、もう、止められない。
「う、月子、いいのか」
「早く早く、時間が無いよっ」
「うむ」
 つぷり。つぷつぷり。
 お父さんのおちんちんが、ずぶずぶと私の中に入ってきた。
「ひゃうっ」
 余された中学生二人は、私のおっぱいをそれぞれ揉みはじめ。
「ひゃ、くる、お父さんの、入ってくる入ってくる入ってくるーっ!! あ、そこ、そこそこっ!!
そこが気持ちいいのっ!! うっ、あ――――――――っ!!」
 これまた、まずい。
 相性が良すぎなのか?
 お父さんのおちんちんのあまりの気持ちよさに、私はすぐにも絶頂しそうになる。
 どうしよう。このおちんちんに病み付きになったらどうしよう。
 お父さん、家でもしてくれるかな。もう年だしな。
 いや、まずその前に、今のことだ。
 カウントダウンまで、絶頂に達するのを我慢しなきゃ。
 で、でも。
 無理そう。
 てか。無理、無理無理。
「あ、あ、あ、あっ」
 私の意思と無関係に、腰から下がガクガクと痙攣を始める。暴れ狂う私の腰を、お父さんは両手で
ぐいっと押さえ込む。私が痙攣するたびに、あそこがおちんちんにぐいぐいと擦り上げられて。
うあ、この押さえつけ、すごい。これこれ、すごいっ!!
「ひぅっ、あっ、あ―――――っ!! お父さん、私無理、我慢できないよ、もうイっちゃうっ、イク、
イクイクイクイっちゃう―――――っ!!」
「駄目だ月子っ!! もう少し、もう少し我慢するんだっ!!」
「っう、うん。月子、我慢するっ。……っんっ、我慢しゅるから、もっともっと気持ちよくしてっ!!
もっと奥のほうっ!! もっと、もっとぉ!!」
 お父さんのおちんちんは、私の膣の中を暴れまわり。私の痙攣はついに全身に広がって。
 駄目。
 も、駄目。何も考えられない。
「あ、あ、……あっ、あ―――――――っ。イクイク、いっちゃうようおとーさんっ? まだっ!?
月子まだイったらだめなの? まだ?」
「まだ我慢だぞ月子っ。まだだ、もう少しだからなっ」

『カウントダウン、開始します。各自絶頂を開始してください。30、29、……』
 と、どこからかカウントダウンの音が聞こえてきた。これって? これって!?

「月子っ!!もうイっていいぞ!! もう我慢しなくていいっ!!」
「ふぁ、イクイク、月子イクよっ? イクっ、イッていいの? 月子イッちゃうよもう我慢できないから
月子イッちゃうよ!? おとーさん月子イッていい!?」
「ああ、お父さんも一緒だ、イクぞっ、出る、出すからな、うぉぉおぉーっ」
「んっ、あ――――――――っ!! っんぁっ、なんかあったかいのが出てるよ出てりゅ出てりゅっ、
月子イくからっ!! 月子イッちゃうイッちゃうイク、イクイク、イクイク、っん、
あ――――――――っ!!」

 私は今までたどり着いたことの無い高みに昇りつめた。
 世界が、白くはじける。

『……3, 2, 1, 0。マジイキファイヤーエネルギー充電完了』
『オッケーよしきたっ。いっけーっ、マジイキファイヤーっ!!』

 遠くから、巨大地震でもあったかのような大爆音が聞こえてきた、気がした。
「はーっ。よーし月子は偉いなー。月子は偉い子だ、いい子だいい子だ」
「はー……っ、ふーっ。はー……っ」
 私は糸の切れた人形のように全身を投げ出していた。もう指先一つ、動かせる気がしないよ。

 お父さんは、私の頭をよしよしと撫でてくれる。子供扱いしなくてもいいじゃないか。
とは思いつつ、いまの私にはただ反応することさえも難しい。

ーーどこからか、あわただしい声が聞こえてくる。
『敵戦闘機械の殲滅を確認っ!!』
『勇樹くん。後はスタッフに任せて撤収準備を――』
『ちっ、所長、まだだっ、もう一体居やがったっ』
『何っ!!』
『100%じゃなくても構わねぇっ!!、すぐにマジイキファイヤーの充電を開始してくれっ』
『了解した。各員、マジイキファイヤー再充電準備っ、スライムくんは強制絶頂モードに移行っ』
『復唱、スライムくんを強制絶頂モードに移行します』

「ひっ」
 と、先ほどの絶頂時に止まっていたスライムくんが動作を再開しだした。
「やだ、やだやだやだ、私イッたばかりなのにっ今敏感なのにっ!! や――――――――っ!!」

 所長さんの放送が入る。
『敵が更に一体現れたため、君たちにはもう一度絶頂してもらう。男性ボランティアは適宜交代。
すぐにカウントダウンする。カウントダウン後 30秒以内に絶頂してくれ。急げよっ』

「篠崎コーチ、じゃ、次オレがっ」
 中学生のうち一人が、お父さんを押しのけて私の中に入ってこようとする。やだ。やだやだやだやだ。
「ぐげっ」
 反射的に、私は中学生を蹴り飛ばしていた。
 瞳から自然と涙がこぼれてくる。
「無理だよ、今イッたばかりなのに私違う人なんて無理無理っ!! できないよできないよぅ!!
ひぐっ、お父さん助けてよぅ。お父さんのおちんちんがいいよぅ……っ」
 泣いている私を助けてくれるのは、やはりお父さんだけだった。
 大きなおちんちんを、また私の中にずぶりずぶりと差し入れてくれるお父さん。
「月子大丈夫だ心配するな。お父さんがお前を必ずイカせてやるからなっ」
「っんあ、ありがと、だからおとうさん好きっ、あ、あ、あ、あっ、あ――――――――っ」

『カウントダウン、開始します。各自絶頂を開始してください。30、29、……』
 時間が無いからだろうか、今度はスライムくんまで本気モードだ。
 スライムくんは性感帯をピンポイントで責め立ててくる。私のおしりの穴や、
口の中にまで入り込んでくるスライムくん。あっというまに私は高みへと追い詰められる。
「んふぁ、イイっ。月子またイッひゃう!! さっきイッたのにまたすぐっ!! やら、こんらの、
おかひくなる月子おかひくなりゅの、おとーしゃん一緒にいってくれるよね、月子と一緒らよね!?
月子もうイくからね!? 月子もうイッひゃうからね!? 」
「ああ、一緒だ。一緒にイくぞっ、それ、うおぉっ!!」
「ひゃう、っん、んぁ、んぁ、あ、キた、おとーしゃんきたきたきたッ、イクよ、月子イク、
イクイク、イクぅ――――――――っ!! あ、あ、あ、っ、あ――――――っ!!」

『……3, 2, 1, 0。マジイキファイヤーエネルギー充電完了』

 私はスライムくんごしに、お父さんへじょぼじょぼとおしっこをかけながら気を失ってしまった。
 薄れいく意識の中で、勇樹の声を聞いた気がする。

『いくぜ、必殺ぅっ、マジイキファイヤ――――――ッ!!』
◆◇◆
「よっ、昨日のオレの活躍、見てくれたか!?」
 翌日の朝。
 絶頂ボランティアのことなど露知らず、勇樹はのんきに話しかけてくる。
 ああもう、その話題には触れるなっての。

「んー。まあねー」
 勇樹のおかげで被害が軽微なため、学校の授業は平常運行だった。あと、私や由香のがんばりの
成果でもあるよね、もちろん。
「勇樹くんの格好いいとこ、月子ちゃんはちゃんと見てたよ、月子ちゃんちのお父さんと一緒に」
 げ。由香、何を言い出すのよ。

「へー。親父さんと一緒だったのか。大変だったろ、避難所とか。ユカリンも一緒だったんだ!?」
「うん。そりゃもう大変だったんだよー」
「ちょ、由香やめてよ」
「えへへ。月子ちゃんぽろぽろ泣いちゃうの。おとーさん、月子を助けてよーって」
「ちょっとやめてったらっ!!」
「ぐへぇっ」
 私は思わず勇樹を蹴り倒していた。
「あ、ご、ごめん勇樹!!」
「き、効いたーっ。なんでオレが蹴り飛ばされるかなーっ!?」
「だからごめん、悪かったよ勇樹。お昼おごるから勘弁」
「痛ってー。……お前の蹴り、強烈すぎ。んじゃスペA定な」
「えー蹴りひとつでそりゃちょっと高くない? カレーパンにまけてよー」

 平和っていいね。しみじみと、私は思う。

 でも、あの研究所での緊張感も、あの体が疼いて仕方が無い感覚も、あの快感も、とても
忘れられそうもなくて。
 お父さんにいつでもシてもらえるように、私は所長さんに頼んでスライムくんを持ち帰ってきていた。
 お母さんには、内緒にね。
208110 ◆mHw4j6JbPs :2007/08/22(水) 21:23:20 ID:LSOtlkPm
以上ですよ。

ではまたいずれ。

↓夜中の 3時にこんなこと考えてる自分バカスギ

【おまけ】
◆各国のスーパーロボット
・(日)最強ロボ マジイキカイザーZ
・(独)絶頂ロボ クリセメンガーXV
・(露)浣腸王 アナルスキーX
・(米)超合体ロボ ホンバンバトラーV
・(仏)両性勇者 フタナリバード
・(韓)超強姦 レイプオーセブン
・(中)??? 一部報道では大陰神とも大妊神ともいわれているが詳細は不明。
209名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 21:37:14 ID:Ytwl+4sJ
日本最高!GJ!
210名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 22:22:45 ID:r81Zdhv7
名前wwwwwwwww
後、GJなんだぜ
211名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 23:36:19 ID:BirvK9pw
エロくて笑えるなんてスゴスw
抜きつつ思い出して笑うしかねえ。

超GJ
212名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 00:00:25 ID:hPfdVpOL
GJ,こういうセンス、大好きだ。

アナルスキーXのコクピットは、なかなかに壮絶な臭いになってそうだ。
213名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 00:24:14 ID:WgN43qEm
コリアワロタ
214名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 09:01:03 ID:+UY6IIoC
エロいな。

シリーズ中盤で必殺技が
バワーアップしたら大変なことに
なりそうだ。
その分エネルギー大量に消費します。
ガーンみたいな
215名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 13:17:55 ID:mf1l1K38
グレートマジイキンガーの登場をwktkして待ってるw
216名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 13:43:29 ID:mE8isZq8
◆mHw4j6JbP氏
GJなんかよりもっとすばらしい賞賛の言葉をあげたいがちょうど良い言葉がでてこない
もうなんていうかGJ!!!!!!!!!!

続きwktkしてます
217名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 16:35:57 ID:h5+Q4YBV
>>215
グレートマジイキカイザーは月子も乗り込んで勇樹と合体することでパワーアップするのか?w
218名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 18:17:33 ID:2uQriOka
>>217
そうすると男性快楽分の混入が課題になってきそうだな
だがそれはマジイキカイザーまでに解決されてると信じてる
219名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 18:35:43 ID:y/1IfZaP
男はイカないで我慢だろ、常考
220名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:17:30 ID:KN1tYI9g
一回射精すると、女性の快感が倍増すると妄想
221名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 21:38:51 ID:vvppYCQ+
ファイアーマンの主題歌が出てくるとは。

渋好みですな。
222名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 04:09:40 ID:N1r2zYlQ
〉ファイアーマン

サクっとそこを拾うお前さんもスゴス
ぐぐるまでわからんかったよ

しかし、月子の絶頂時が妙に可愛い件(*´д`)ハアハア
 
223名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 04:39:46 ID:rPbrLPbH
>>220

それいいねー。陵辱ネタで見たい気もする。
お約束だけど、イヤがってる女の子が無理矢理感じてしまう系で。
224名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 12:22:52 ID:R+z4WHO3
>>218
一緒にイク瞬間に最大のパワーが出るとかじゃない?
パイロットと一心同体になることで(ry
225名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 12:33:49 ID:8z0TtZxH
このスレ読んでウルトラマンAの設定がいかにエロかったか理解した。
226名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 12:44:30 ID:cTTGp3Aq
>>224誰が上手いこといry
227名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 12:52:25 ID:+f+TYFLS
特撮オタ多いのか?

マジイキレンジャーってのもアリじゃ
ないかと思ったのだが、自分詳しくないのでニントモ
228名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 19:14:49 ID:bHYRkiqI
>>18-20
を書いてくれた人はもういないのかな?
是非あの続きがよんでみたいんですが・・・・

よろしければ、快楽調教されちゃう
お姉ちゃんの続きをお願いします。
229名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 19:28:46 ID:14W2XPqc
あ、みたいみたい、自分も一票っ!

もっといろんな書き手さんの作品読みたいやな。 
230名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 01:20:25 ID:GYi5MZIi
ほし
231名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 20:57:53 ID:Lbu4iA2x
あげ
232名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 03:37:42 ID:g209WAg9
>>228
18でつ。見てますよー。またなんか続き考えてみますわ
切り口の違ういろんな書き手のマジイキ読みたいねー
そして保守
233名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 09:50:24 ID:BrBI28Gl
質問ですが…
お馬鹿テイストな小説でも良いっすか?
234名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 10:19:06 ID:jX71YetP
突き抜けるなら、とことん突き抜けたお馬鹿テイストであってほしい。
楽しみにしています。
235名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 11:11:35 ID:TH38e+bI
18も待っているが、68の作品の続編も待っている俺がいる。
236名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 12:06:54 ID:gVEn0W2P
うん。同意だ。
18もとってもとっても嬉しいけど、68の続きも
めっさ楽しみにしてる自分がいる。戻ってきては
くれんかなあ。
237名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 07:45:09 ID:JPkx55oX
なんとなく相互リンクしてみたり。

ヒロインが徹底的にいかされまくるエロ漫画小説エロ漫画小説@bbspink掲示板
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1159831564/l50
238名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 20:42:34 ID:BErxATsP
ほす
239名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 23:31:38 ID:+cWEagVL
保守
240名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 02:33:55 ID:leTpcga4
おい、おまいら!
女の子が電気あんまで悶絶!8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1181752379/
>>212-227 にやたら濃いマジイキSS投下されてましたよ

10回行くまで足舐められながら電気アンマされつづける話
241名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 03:41:47 ID:rnCy6PEN
とりあえず落ち着け
242名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 03:48:07 ID:D4Er6Ju1
宣伝乙。
駄作というほどではないが
240の鼻息の荒さほどの出来でもなかったな。
243名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 04:22:28 ID:6sj5sWdk
いや、でも結構良かったよ。
科白の前に名前を入れられるのはちょっとアレだったけど。

紹介者があまりにもテンション高いと、作品との落差でなんか駄作に見えちゃうんだよね。

>>240
そんなわけで、紹介自体は嬉しかったので次からは落ち着いてくれw
244名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 21:19:37 ID:Qt34rD09
べつにテンション高いように見えないが
245名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 21:22:32 ID:prp7Pa3L
>女の子が電気あんまで悶絶!8

8のせいで慌ててみえるんだろ
246名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 05:30:31 ID:sXWEPZYb
なんかみんな240の宣伝についてばっかりで
肝心のSSはどうでもよさげだな
247名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 06:38:37 ID:Z2k/o0i9
結構良さげだと思うんだけどなあ。
やっぱり名前表記だけはどうしても気になっちゃうんだけど。

他に他スレネタで最近気になってるとこと言えば、クリ責めスレなんか
マジイキネタが結構ありそうだね。
最近できたまとめページ(エロパロ板まとめ参)見ていると。

あとは、繋がりっぱなしスレの今後に期待したい。
248名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 12:47:26 ID:h4RG6O4Y
あげるぜ
249名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 02:34:57 ID:O83qgia2
人工知能搭載の高性能ダッチワイフの動作実験であらゆる器具を使ってイカせまくり…とかは?
250名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 11:22:11 ID:oWapImTz
それいいね。

ただ自分としては、なぜか
その実験場にまぎれこんでしまった人間の女の子が
ダッチワイフと間違われてタイヘンな目にあう話がいいかも 
251名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 14:52:18 ID:O83qgia2
>>250
お前、俺の頭の中読んだろ
252名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 20:49:43 ID:GCy3nzVP
>>250
あれ、俺、何時の間に書き込んだんだろ?
253名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 10:25:16 ID:PgzfMbub
おまえら童貞なのにイカサレまくる女の気持ちよさとか理解できんの?
254名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 11:45:37 ID:4/BgOFzI
非童貞でも性別が違う以上は理解できんと思うが。
255名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 15:10:23 ID:vbxC3oXk
煽ろうとした>>253にあまりにも的確なコメントをした>>254のせいで
何も言えなくなっちゃった>>253カワユス
256名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:04:59 ID:PgzfMbub
253です。自分女だからちょっと聞いてみたかっただけだよ。
ちなみに泡ぶくぶくまでは体験したことない。でもポルチオ開発されてから本当に何度でもいける。
一度中でいくとずっと火がついてる感じだよ。
257名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 01:36:46 ID:ycqiT/7/
>>256
こんな恥ずかしい言い訳はじめてみたwwwwwwww
晒しage
258名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:40:29 ID:u4IyLZcy
恥ずかしい言い訳かな?童貞には理解出来ないみたいですね。かまってゴメンね。
259名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:48:45 ID:0dr/+4CC
言い訳するのが恥ずかしい

いかされすぎたらお腹痛くなんないの?
260255:2007/09/10(月) 03:50:30 ID:e6U+yIq4
なんでこんなに253は必死なのwwwwww
>>258のレスで若干顔真っ赤っぽいのがかわいいわー。

こんな時間にレスつけちゃうむしょくどうていひきこもりのぼくです。
261名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 13:27:15 ID:FYdMJal7
マジレスすると
創作小説に「リアルがこうだからこうはならないだろう」とか「○○の本当の気持をわかってないとか」
いうのはナンセンス
怪獣映画に「怪獣なんて絶対いないよ」
ウルトラマンに「こんなヒーローいたら街めちゃくちゃだよ」
とかいうようなもの

気持がわからないとかいうと女性は男性の登場する作品をかけないし
男性は女性の登場する作品を本当の意味で書くことが出来ない

どんな創作小説だってデフォルメされて書かれているから面白いのであって
実際リアルを追求して作った作品ほどつまらないものはない
ノンフィクションとか自伝小説についても同様
嘘ではないけど多少大げさに書くのはテクニックの一つ

こうなったらいいな、こうだったらいいな、こんなストーリー面白いかな
こんなキャラがいたら面白いかな
創作っていうのはそういうイメージから始まるんだよ

長文スマソ
童貞でも非童貞でも処女でも非処女でもお好きなように
262名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 14:42:31 ID:OhiWZASf
>>261
長文うざいとか書こうと思ってたけど、内容に納得してしまった俺が通りますよ。
263名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 00:46:17 ID:HVf7d+Ey
>261はいい長文
ssかいてけれ
264名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 00:52:56 ID:3IcQ7eZO
エロパロ的にまとめるなら

エロければ良し

だな
265名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 01:39:20 ID:9gea4T5p
わかりきったことをクドクドと…

書かなきゃならんのは、わかってない人が上にいたからか。
266名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 02:06:05 ID:KQbYrIGO
久しぶりに良い長文を見た
GJ
267名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 03:19:32 ID:nZV18xys
童貞ばっかなのは認めるけどネ
268名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 05:02:50 ID:tSzWHtLv
認めるのかよっwww
269名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 12:29:55 ID:3TcaV7rz
経験など関係ない
必要なのは妄想と文章力
270名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 17:42:00 ID:nZV18xys
>>268
じゃあお前経験あんの?
271名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 17:49:12 ID:R1IRIf2n
仮に「非童貞だよ」とかいってもどうせ誰も信じないし
それをネタにまたすれ違いな話題が続くだけ
非童貞でも童貞でもここは「童貞」だよといって適当にスルーするのが一番かしこい大人な対応
272名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:34:44 ID:cNiNDRkA
非童貞ですが素人童貞です。
……書いてて悲しくなってきた。
273名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 21:05:13 ID:rn/7zmNG
>>272
素人童貞ってさ、免許取ってからずっとレンタカーしか運転してないみたいなもんだよな。
274名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 23:17:25 ID:Ws5gtTML
>>273
いやその例えはわからんw

つか、せめてスレタイに沿った雑談にしようぜ。まあ雑談もネタ切れっぽいが。
275名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 06:11:35 ID:9zatOJft
てか童貞ネタで会話の流れを楽しんでる層と
言い合いで引くに引けなくなって相手を何とかしてやりこめたい層が
確実にいるわけだから、流れをあえて切らなくてもいいんじゃない
276名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 10:15:51 ID:lu2nk5sZ
投下が無いからなあ。
スレ違いなのでほどほどにお願いしたい。 
277名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 05:06:11 ID:t8+XPS79
それより童貞の話のが楽しいぜ
278名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 05:51:40 ID:kBRLPe89
スルー検定試験の時間です。
279名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 20:20:01 ID:2JPOI/P2
とりあえず>>278は不合格
280名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 00:50:11 ID:W2NuM7X6
わが身を挺して皆を救ったのじゃよ、>>278は…(涙)
281名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 00:22:04 ID:P1nUbaOv
何とかしてスレタイと童貞の話を結び付けようぜ

エッチなおねーさんが童貞相手にイキまくる話とか(なんかチョット違うがw
282名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 00:34:26 ID:xqYO2cz5
童貞がネットでお姉さんがイカされまくる小説を書くとゆうのはどうだ?

そしてそれを見た童貞もマスをかく
283名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 13:05:08 ID:NdlThk57
童貞と年上女性がいて・・・・










みんな死ぬ
284名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 16:11:16 ID:wrdVzRy/
ほす
285110 ◆mHw4j6JbPs :2007/09/15(土) 20:44:55 ID:wnQ8mtII
今投下するのはちょっと微妙な空気で微妙なネタな気もするのですが、
投下しますね。

童貞ネタ(?)
投下しないつもりでしたが、むしろ平常運行がいいのかな、と。
スレ違いなネタはスルーで、ひとつお願いします。
286【童貞魔法の魔法力】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/09/15(土) 20:46:29 ID:wnQ8mtII
【童貞魔法の魔法力】

 30歳まで童貞を守り通せば、魔法が使えるようになる。
 そんな噂話をご存知だろうか。

 実はオレ、その魔法使いなのだ。
 30歳の誕生日のその日の夜。
 オレは天啓を受けた。
 今この瞬間、何かに対して必死に願い事を祈れば、その願いは一つだけ叶うのだ、とな。

 電波野郎と言わば言え。バカにするなら勝手にしやがれ。

 だがな、馬小屋で生まれたニクいアンチクショーだって、蓮から生まれたアノヤローだって、
最初はきっと、周囲から電波ヤローだと思われていたに違いないんだ、おそらくはさ。
 いや別に、オレが彼らに匹敵する人間だと主張したい訳じゃない。こちらとしては聖人君子なんて
まっぴらごめんの願い下げだ。
 ただ、一見電波に見える真実ってのも世の中にはある、ってことが言いたいだけだ。

 ま、とにかく、だ。
 オレはそのとき、その天啓の教え通り、必死に天上の何かに向かって祈りを捧げた。
 その内容はこうだ。
『女を死ぬほどイカせる力をくれ!!』
 超能力だ。いわゆるマジイキパワーというやつだ。
 オレは強く強く祈った。この世に生を受けてからの30年間で最も必死になって祈った。祈り続けた。

 するとどうだ。
 来た、来た来た来た来た来たのだよっ!
 またも天啓を受けたのだ。うわははは、来やがったのだ。
 オレはその瞬間、とびっきりの超能力を得たのである。

 天から与えられたオレの童貞パワー。

 それは、このオレの左手の指で女に触れると、その相手はたちどころに快楽に打ち震えると
いうものだった。
 身体のどの部位だろうと関係ない。衣服の上からだろうと関係ない。
 おそらく眼鏡を愛撫し続けて、相手を絶頂へと追いやることさえも可能だろう。オレは自らの
身体の内に、そんな力の漲りを感じていた。
 なぜ備わった能力の詳細まで瞬時にわかってしまうのか。
 そいつはオレにもわからんね。とにかくわかるのだとしか言いようが無い。
 ま、その理由は問うまい。悩んでも仕方が無いことだからな。

 ――それが夕べ、夜遅くのこと。
 昨晩は眠れなかったね。どうしようか、誰をどうしてやろうか。どうやって楽しもうか。
 実にもう、ワクテカしまくりってやつだ。仕事なんて、もちろん休んじまった。

 で、翌朝、今現在。
 ラッシュアワーのその時刻、オレは満員電車の中にいた。
 理由?そんなもの、聞くまでもないだろ?

 まず最初に、オレはターゲットをロックオンする。
 ドア付近に立つ、二十歳くらいののセミロングの女の子。あの娘にしよう。よし決めた。
 背はちょい高め、165cm強ってところか。すこしおっとりした雰囲気で、くりっとした瞳の
可愛い子である。
 白のサマーセーターに、薄いピンク地のスカート。会社勤めには見えないね。女子大生だろうか。
 オレはそちらへにじりより、新聞を読むフリをしてそっと中指で彼女の二の腕に触れる。

「ひゃうんっ!」
 思わず声が出てしまった風の彼女は、恥ずかしそうに周囲をきょろきょろと見渡している。
 もう声を出さないようにと、さくらんぼのような唇を手で抑えた仕草が実に愛らしい。
287【童貞魔法の魔法力】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/09/15(土) 20:48:58 ID:wnQ8mtII
 はっはっはっ。
 オレはこぼれそうになる笑みを必死に隠す。

 まだだ。
 まだまだ、これからなんだぜ?
 電車に揺られているせいなのだ不可抗力だ、という風を装って、オレは彼女を弄び続けた。
 二の腕から背中、背中から反対側の肩のほうへと、そうっと指先で彼女の周囲を渡り歩き、
触れ続け。
 彼女は両手で口を抑えたままに、目をぎゅっとつぶって快楽を必死にこらえている。しかし、
その肩はぷるぷると震えていた。その身震いはどうにも止めようがない様子だ。
 はっはっはっ、困ったような切なそうな表情がたまらない。けなげだぜ。可愛いぜ、萌えるぜ。

 ややもすると、彼女はぽろぽろと涙を零しだした。その表情もまた可憐だ。
 膝がガクガクと震えはじめ、もう立っているのもやっとのようである。
 おそらく、こうしてオレが指先を肩にすりよせているそれだけで、彼女は挿入されている時と
同等か、それ以上の快感を得ているに違いない。
 そう、彼女にしてみれば、この衆人監視の状況でセックスをしているのと変わりない状況なのだ。
 そりゃあ恥ずかしいよな。わかるぜわかるぜ。
 しかし、だからこそ気持ちいいんだよな。羞恥プレイってやつだよな。可愛い顔してこの変態さんめっ。
 彼女の上気した頬は赤みを帯び、隠した唇からは抑えきれない吐息が、ふーっ、ふーっ、と、艶めいた
音を響かせつつ漏れてくる。
 うわはははは。たまらんぜたまらんぜ。

 さてそろそろ次の駅である。
 オレはタイミングを見計らい、中指を彼女の背中に押し当ててやや強めに擦り合わせた。
「ひうっ、や、あっあっあ――――っ!ひっ、やだ、や、あ――――」
 もはや羞恥心さえもどこかへ飛んでいってしまったようだ。彼女は思いっきりえびぞって、そらもう
たいへんな大絶叫を上げ始める。
 誰が聞いてもアクメのそれにしか聞こえない声で、誰が聞いてもチンコギンギンに
なりそうな悲鳴を張り上げた。

「はふっ、あ――――っ!」
 絶叫は一向に止みそうにない。
 彼女の手の上から無理矢理自分の手を被せてその口を塞ぎ、後ろから抱きかかえるような体勢で、
オレは介抱のフリを試みた。
「――っん――んんっ」
「大丈夫ですか? 気分が悪いのでしたら、次の駅で降りましょうか?」
 だが、正直かなりわざとらしかっただろうな。オレ、演技の経験まるで無いしね。
 周囲の人間にしてみれば、オレと彼女は羞恥プレイ真っ最中とでも思われたのではなかろうか。まあ実際
似たようなものかもしれないが。

 体調を気遣うフリをしながらも、もちろん指先で彼女に触れることも忘れない。機会があれば愛撫する、
そんなしっかり者のオレである。
 左手で熱をはかりつつ額を愛撫し、汗を拭きながら彼女の目元や頬をそっと撫で回し、脈をみながら
そのなめらかな白い手首の感触を確かめる。
 そのたびに、びくッ、びくッ、と、全身を大きく痙攣させる彼女。
「――んぁ――――っんふ――――っ」
 瞳はうつろで焦点も合わず、塞いだ口の端からは涎がだらだらと流れ落ちている。流れる涙を
拭いもせず、もう、とろとろの表情だ。

 エロいなあ。エロすぎですよお嬢さん。
 彼女を見ているとつい忘れそうになるが、さてここは満員電車の中である。
 半径1mの男どもも興奮の面持ちでオレと彼女を見つめているが、彼女はもうすでに
周囲の視線に気づく余裕さえもない。
 オマエらチンコギンギンでこっち見んな。失礼だろうが。
288【童貞魔法の魔法力】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/09/15(土) 20:50:23 ID:wnQ8mtII
 駅に着くなり、オレは彼女を抱きかかえ猛烈にダッシュした。
 向かうは昨晩ネットで調べておいたラブホテル――のつもりだったのだが、このお嬢さん、
そこにたどり着く時間さえ我慢ができないらしく、オレを女子トイレへ強引に引きずりこもうと
しやがった。

 なんてことだ。
 そんなことしたらオレが変態みたいではないか。
 オレはエロで魔法使いで童貞ではあるが、いたって紳士なのだ。
 人にやさしくが信条なのだ。
 犯罪行為はしないのだ。
 決してそれはオレがチキンだからではないのだ。本当だ。

「……お、願い、――っ、早く、早くシテほしいんですっ!」
 とはいえ全身ぷるぷる震わせながら涙ながらにお願いされちゃあ断れるはずもない。そうそう
それが人の道。
 お嬢さんがオレを連れ込んだんだからな、と念を押し、誰かに見つかったらこの娘を盾にしようと
考えつつ、俺は彼女に従った。
 こそこそと個室に入るや否や、いきなりだ。
 彼女はパンツをぽいっとどこかへ脱ぎ捨てて、大きく足を広げ腰をオレのほうに突き出して
きたのだ。M字開脚の体勢だ。
 おいおいおい、ぱんつ捨てちゃっていいのかよ。この後のこと、ちゃんと考えているのかよ。

「お、お願い、お願、いっお願いっ!!」
 お嬢さんはもう理性なんてすっかりはじけとんでしまっている様子。
 ぽろぽろと涙を流しながらも、彼女は秘唇を両手で押し開き、必死でオレにせがみ始める。
 おお、初めてみる感動の生マンコだぜ! ピンク色だぜ綺麗だぜっ!! 処女なのかどうかは
オレにはわからんが、その色も形状も、あまり使い込まれていない印象のマンコである。

 それにしても、なんという美しさだろうか。
 てらてらと濡れ光る綺麗なピンク色に、それ単体でまるで別の生き物のようにぴくつく襞穴に、
充血してぷっくりとふくらんだ可愛らしい突起物に、オレは息をするのも忘れて見入ってしまう。

「――っん、――はふぁっ、――――ん――――っ」
 身体が火照って仕方が無いのだろう、彼女は時折思い出したかのように身じろぎをする。
 そして彼女が身をよじるたび、ピンク色のマンコはひくひくと蠢いて、すこし白く濁った愛液が
とろとろと零れ落ちる。エロエロしいことこの上ない。

 さて、と。
 いよいよ童貞卒業だとばかり、オレは硬くそそり立ったチンコを取り出した。
 そして大張り切りで彼女のそこに押し当てようとしたのだが――。

 その瞬間、オレはまたも天からの啓示を受け取った。
 それもあまりといえばあまりなタイミングで、サイテー、サイアクな内容のものをだ。

 もし仮に、チンコを彼女の秘唇に押し当てたらその瞬間、童貞卒業ってことでオレのこの超能力は
サクっと失われてしまうようなのだ。
 触れたらアウト、ってことらしい。フェラもパイズリもアナルもアウト。マジでか!? マジなのか!?
 なんてこった……。キッツいぜ。

 つまりこの能力が大切であるのなら、俺は一生童貞でいるしかないって訳か。

 童貞卒業か、超能力か。
 なんという選択をさせるのか、童貞の神よ。
 オレは生まれついての童貞である自分自身を心底呪った。
 生まれつき、赤ん坊の頃から非童貞のイケメンなヤツらがうらやましいぜ。そうしたら、こんなことで
悩まずに済んだのによ。
289【童貞魔法の魔法力】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/09/15(土) 20:51:47 ID:wnQ8mtII
 だが、いまさらこの能力は捨てられん。
 こんなにも楽しいこの力、無くしていいなんてとうてい思えんよ。
 ああいいだろう、わかったぜ童貞の神よ。オレの一生はお前に捧げよう。生涯童貞で
いようじゃないか。
 ただしそのかわり、お前もオレに一生付き合ってもらおうか。オレはこの超能力、思う存分使って
やる。一生使い続けてやる! オレの全生涯をかけて、童貞王に、オレはなるっ!

 オレは彼女のマンコに左中指を押し当てて、右手では自分のチンコを力強く握る。童貞王、オナニーの
準備は十分か。さあ、いくぜ。

「――あっ、――――あ、っあ、ああ」
 衣服の上から背中に触れただけで絶頂してしまう彼女である。
 その彼女のマンコを、この童貞パワー全開の左中指で力の限りいじり倒すと、さて一体
どうなると思う? ふっふっふっ。楽しそうじゃないか。
 どうなろうと構うものか。イキまくれっ!
 委細構わず、オレはその通り実行した。
 オレのハイパー童貞中指で、彼女の熱く湿った肉襞をじゅぶじゅぶじゅぶと思いっきり
かき混ぜたのだ。

 じゅぶじゅぶ。
 いやらしい音があたりに響く。
 じゅぶ。じゅぶじゅぶ。
「ひゃわっ、やだ、ナニこれ、ナニこれナニこれ、やぁ、あ、っあ、あ、あ――――――――っ!
や、気持ちっ、いいっ! これ気持ちいいっ!! もっと! もっと擦って!」
 めっぽう気持ちよさげな彼女である。
 驚いたことに、オレの方まで実に気持ちいい。
 オレの左手が、もう快楽でぷるぷると痺れてくるのだ。
 メンタルな部分も大きいとは思うが、実は指先はかなり敏感な部位なのである。
 中指が、とろとろの膣穴に柔らかく包まれるそのたびに、指先が複雑な肉襞と擦れあう
そのたびに、オレはあまりの心地よさに立ちくらみそうになる。
 とろけそうだ。
 これはもう、病み付きだ。

 じゅぶり。
 じゅぶ、じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶ。
 オレは更に左指の回転速度を速め出す。ただしもちろん痛くしないよう注意して、繊細な
タッチは忘れずに。
 力の限りの高速回転。全開だ。
 燃え尽きるほどヒートだぜっ!!

「ああっ!! イくっ、イくのっ! ひ持ちいいのイっひゃうのっイっひゃうのっ! 
ふぁ、あ、ぁあああ、っお、お――――――――っ!! ひっ、やっ、なんか出ちゃう、
なんか出ひゃうよ出ひゃいます、ひゃ、う、うぅ、う、うあ――――――――っ!!」
 彼女は全身を大きく震わせながら、じょばじょばとおしっこを吹き上げて絶頂した。オレの
左腕も彼女の下半身ももうびちゃびちゃだが、オレも彼女もそんなこと気にしちゃいない。
気にしちゃいられない。

 オレは更に彼女を責め立てようとしたのだが、お嬢さん、頭を大きく振ってイヤイヤを
する。
「ひ……っ、も、イッたのイッちゃったの、や、も無理できない、ダメ、ダメダメゆるして、……えぐっ、
ゆるひてください……っ」
 お嬢さんは涙ながらに訴えてくるのだが、その言葉とは裏腹に、彼女の両手はオレの左手を
ぎゅっと掴んで離さない。それどころか、もっとしてといわんばかりに、オレの左手を自分のマンコに
ぐいぐいと押し当ててくるのだ。
290【童貞魔法の魔法力】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/09/15(土) 20:53:56 ID:wnQ8mtII
 これは、なんだろう? オレ、どうすれば?
 ツンデレ? 言葉がツンで、態度がデレ?
 何かものすごく間違っている気もするのだが、オレは彼女のこの行為の中に、人間というものの
裡なる深遠を垣間見た思いだった。
 人間とはかくも複雑で、だからこそ美しくて素晴らしいっ!! 素晴らしい人間賛歌だっ!!
 その素晴らしさに敬意を表し、ここは彼女の表面的な言葉ではなく、その内面を反映した態度を
こそ尊重しよう。ああそうしよう。

 オレは左手の力を抜いて、彼女のするがままに任せてみた。
 このオレの、童貞パワーの指先を貴女にすべてお貸ししよう。存分に、ビューティフルオナニーライフを
満喫してください、という訳だ。
 オレはオレで、右手で自分のチンコをこすり上げることに集中しようじゃないか。
 キミはキミ。ボクはボク。一緒にオナニーだっ!!
 どうよこれ。女性の意思をフルに尊重する、これが英国紳士のやり方ってやつなんだぜ。多分。

 オレの意図を察したのかどうかはわからんが、彼女は早速オレの左手で自らのマンコを
かき乱しにかかる。
 すまんなあ、チンコじゃないから奥がかき回せなくてもどかしいだろうなあ、などと思っていたら、
なんとこのお嬢さん、親指以外の指先四本を一つにまとめ、その全てをマンコに突き刺しやがった。
 キッツいぜ、無理じゃねーか? うわ、うわ、全部入っちゃったよ?

「なぁ、い、痛くないか……?」
「…………んん、っん、あ、あ、ああ、痛く、ないよ、んふぁ、そこ、そこがイイのそこがイイの!
ひッ! う、うっ、うっ、うん、んは、溶けちゃう、私、とけちゃうとけちゃう……っ
ふぁうっ! イク、私またイク、イっちゃうのイっちゃうのっ! あ、あ、っあ――――っ」
 彼女は絶頂への階段をノーブレーキで駆け上る。あっという間に全身桜色に染まり、太ももから先も
ガクガクと大きく振るえ出す。早くも頂点は目前なのだ。

「ダメ、私、もうイク、イきますっ!」
「お、オレも出る、出すぞ、精液ぶっかけちまうぞっ!」
「かけて、いっぱい私にかけて、っあ、ひぅっ、あ、あ、あ! いいっ、これいい気持ちいいっ!
イク、あ、んあ、私おかひくなりゅおかひくなりゅ、またイく、イきそう、あ、クるクる、なんか
おっきいのが来そう、あ、あああ、キたっ!!キたキたっ!!すごい、しゅごいのが、あ、ああああ、
あ、あ――――――っ!イく、イキますイキますっ、あ――――――――――っ!!」

 彼女はまるで全身に火がついたかのごとく暴れまわり、両手両足をガクガクと震わせて悶え狂った。どろどろと
溶けきった熱い秘唇からは愛液がぷしゅ、ぷしゅと間欠泉のように吹き上がり、またもオレの左手をぐっしょりと濡らしていく。
「ひゃぁあ――――――っ」
「うおぉぉぉぉ!」 
 お嬢さんは一際高く海鳥のような鳴き声を上げると、突然電池の切れたロボットのように全身を投げ出してしまった。
失神したのだ。
 それと同時に、オレは彼女の顔面に精液をとぷとぷとぶちまけた。
291【童貞魔法の魔法力】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/09/15(土) 20:55:00 ID:wnQ8mtII
 気を失ってもそれでもなお、彼女の両手はオレの左腕をぎゅっと掴んで離さない。お嬢さん、まだまだ
ヤル気満々なのだろうか? キッツいぜ。ここまでイキまくったのにな。

 ――そしてオレの予想は大当たりだった。結局その日は一日中、オレと彼女はやりっぱなしだったのだ。

 最後までチンコを触れさせもしないオレの態度に、彼女は不思議そうな顔をしてこちらを
見つめてきたのだが、そのことについては一言も触れないようにした。
これ、どう言いくるめることもできないしなぁ。

 彼女とは名を告げ合いもせず、再会を約束することも無くその場を後にする。オレは正直かなり
再戦を願いたかったのだが、お互いなんとなくプライベートを共有する気分になれなかったのだ。
 だがその日から、彼女は毎日同じ時間、同じ電車に乗るようになったらしい。それを知ったのは、随分と
後になってからのことだったけどな。

 そんな訳で、オレは今も、これからも童貞のままだ。一生童貞を貫くだろう。

 ところで、実はオレにはもう一つ天啓を受けていることがある。

 10年後、40歳になった時。その時まだオレが童貞のままならば、この魔法の効果が
バージョン・アップするらしいのだ。
 その効果の程はまだ不明だが、さてそれはどんな内容なのだろうか?

 オレは今から10年後が楽しみで仕方がない。
292110 ◆mHw4j6JbPs :2007/09/15(土) 20:55:43 ID:wnQ8mtII
以上ですよ。

ではまたいずれ。
293名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 21:45:59 ID:XjHDyuQc
童貞魔法ばんじゃーい! ∩(・ω・)∩
294名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 21:59:02 ID:8lLjdUSw
>>292
趣味と合いすぎててばんじゃーい!∩(・ω・)∩
295名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 18:06:03 ID:yy2KLy6y
ほしゅる
296名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 12:46:41 ID:/wb4oTZ0
一応保守
297名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 15:18:43 ID:ucnYheuj
アナルもダメって辛すぎる
298名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 16:47:37 ID:HFmFBjCo
手コキってのはどうか。

でもみんなやっぱどっかの穴には
突っ込みたいもんかな。
299名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 23:58:19 ID:/5dFqB4A
口ぐらいならいいんじゃね?
300名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 00:12:52 ID:g+c1Fauc
世の中には眼球姦というジャンルがあってだな、、、
301名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 00:23:28 ID:IC1w1+kQ
ぐぐったら某えろげが出てきましたが。うーん、さすがに無理があるような。
302名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 01:47:32 ID:x6AGYH8+
乳線フアック
303名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 15:07:41 ID:okKqQTWW
おおたたけしを見ろ


尿道・乳腺くらいなら入る
304名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 16:19:53 ID:oRYg+vJQ
ここまでパイズリもスマタも無い件について
305名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 22:33:56 ID:wwt6LWM2
>>288
> 触れたらアウト、ってことらしい。フェラもパイズリもアナルもアウト。マジでか!? マジなのか!?

パイズリがダメで素股がおkってのも不自然だし・・・  orz
306名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 00:05:58 ID:lFkBiJOq
なんかすげえシリアスに悩んでるな皆の衆w
307名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 04:36:11 ID:2AYbNgWd
チンコ触ったらだめなら全部だめなんじゃないの?(´・ω・`)
308名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 04:52:23 ID:syh2SdJd
息吹きかけられるのはいい?
309名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 09:18:08 ID:rJ6lKKkz
今すごいことが判明した…
この調子で1日に一人ずつ女の子をイカせていくとしても、
10年で3650人+2〜3人(閏年分)しか相手にできないんだ。
そう考えると…人間の数ってスゴイよね。

何はともあれ…GJ…。


評判になって男を付け狙う痴女集団が出現。
その痴女集団から童貞を守るため必死に戦う男の運命は?
そして明かされる衝撃の運命。
戦いは更に激しさを増し、世界を変えてゆく。

頑張れ、男…バージョンアップするその日まで。

>>110先生の次回作にこうご期待ください。

こうですか?
310名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:06:19 ID:QAJPkfH7
ちょ、それ10週打ち切りwww
311名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 12:46:09 ID:lGj9zXPF
先日、彼女のクリを舐めながら指入れしてたらすごい反応でしかも入れてって言ってきました。そのままアソコを入れないで続けてたらイッていたのでしょうか?
312名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 15:27:53 ID:7+w2m11V
他人にゃわからん

彼女のマンコに聞け
313名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 17:56:11 ID:ciULSqyz
ほしゅ
314名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 02:52:23 ID:wpSXxW8o
アニメ再開するにしても
最終話あたりで放送枠
たりなくなりそうで気になるな
315名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 02:54:34 ID:wpSXxW8o
スマンむっちゃ誤爆
316名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 03:01:15 ID:1pB6BTOl
男がイカされすぎる話が読みたいよう・・・
317名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 03:09:58 ID:wpSXxW8o
自分も読みたいけど
投下の際には注意書きが
いりそうだな。
318名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 03:17:36 ID:btpwJemL
圧倒的なテクニックで男をイかせまくり、トドメとばかりに膣内挿入
素晴らしい締め付けで絞り上げたら想像を絶する大噴射
余りの勢いに子宮も満杯大絶頂
更に絞り上げてしまい男も更に大絶頂
余りの勢いとビクンビクン跳ね回る男根にGスポット突き回され又もや絶頂
又もや強烈に絞り上げられ(ry

無限ループって怖いね
319名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 12:50:22 ID:7bGXtJ8R
でも男の場合は限界あるからなぁ、、、どうも上手くまとめられん
320名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 13:53:13 ID:6tCrlizL
男の側に限界が無くてカエル腹
321イカえもん:2007/09/24(月) 14:10:53 ID:WbwUy+2j
ぱぱぱぱっぱぱ〜ん

くすりー
322名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 16:19:01 ID:1pB6BTOl
男も媚薬で感じやすくなるの?

あんまりそうゆうの聞かないんだけど
323名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 16:20:48 ID:lzeT2Ptd
>>322
媚薬がまったく必要ないのが問題なのではなかろうか。
むしろニョタイそのものが媚薬。
324名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 16:27:47 ID:frkgmB4s
媚薬で感じまくってる女に挿入して男も媚薬でやられるパターンが好きなのだが
325名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 20:25:09 ID:m2tddZYs
限界とかそんなの無視すればいいジャマイカ
女体の方だって完全にファンタジーなのに何故男の身体がそうであっていけない?
326イカえもん:2007/09/24(月) 20:52:16 ID:WbwUy+2j
>>322
これを使えば、もうでなくなっても立ったままになるんだよ〜

技名・エターナル・フォース・バイアグラ
効果・男は死ぬ
327名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 00:23:27 ID:YUB57QHO
というかここは腐女子スレか?
男なのに男がイカされるSSが読みたいとかじゃないよな?
328名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 00:35:01 ID:bYH7ylAf
M男なんじゃないか?
329名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:27:57 ID:L93TgwZO
女をイかせてナンボだろー
330名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:30:33 ID:7knxv289
人それぞれ。
331名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:40:17 ID:MU0QaPjN
どっちも好きだが
男がイカされる場合は
女は複数ってのがいいな
332名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:42:16 ID:7knxv289
とにかく投下の際には注意書きだな。
333名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:52:15 ID:MU0QaPjN
っか、
>>320
のカエル腹にものすごくくるものが
あったわけだが。

誰か書いてください。
334名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 18:05:17 ID:L93TgwZO
>>333
貴君の奮起を期待する
335名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:59:46 ID:TUYllSfj
ほしゅ
336名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 08:17:48 ID:lyrRvmiE
>>327にはこの快感は一生わかるまい!
337名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:22:45 ID:38+fzgPo
スレタイにひかれて開いてみればM男の巣窟かよ
お邪魔しました
338名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:43:13 ID:XjsnP5WZ
MもSも仲良くしる!
俺たちみんな変態仲間じゃないか……。
339名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 16:35:47 ID:lyrRvmiE
M男とS男はへてしてあいまみれぬものなのだよ
340名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:12:29 ID:JxeKdwiv
つか、そもこのスレSMか?
341名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 19:42:16 ID:V2I01F/v
S 凄くイカされすぎる

M むっちゃイカされすぎる


どっちもバッチコーイ
342名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 19:44:51 ID:91iuHmDh
>>341
Sは凄くイカせたい側だと思うが
343名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 19:47:49 ID:V2I01F/v
>>342
S 凄くイカせたい

M むっちゃイカせたい

どっちもバッチ(ry


ちなみにイカせたいを一発変換するとイカ世帯になった。
344名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 00:49:55 ID:t7SP04s6
Sで攻めてたはずなのに気付いたらイカされまくってるSSきぼん
345名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:43:02 ID:qKbYTCiB
同人誌でそんなのあったが
男が途中でS→Mになるのは希少だな
346名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 17:17:30 ID:O8/9Ki9C
自分としては女がイカされる方が好み
347名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:07:40 ID:fU+eq33h
ドSはドMの資質を持っているらしい

快楽攻めをされてよがるのは淫乱なだけで、Mではないだろう
348名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:11:10 ID:NNdsViWW
どちらにせよ
男がイキまくるSSになぞ興味はない
349名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 22:22:53 ID:2p/kL45L
だが絶倫多情テク使い男がイカセまくり、最後にお預けくらうのも厳しくないか
350名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 22:36:52 ID:5g0dA2wi
だから、男も女もイキまくれば良いんだ。
まぁ、女5回につき男が1回射精する、位のバランスがオレ的には妥当か?と思う。
351名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 22:42:31 ID:phsJRQcz
良し悪しでなく趣味の問題だ
352名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 23:40:13 ID:mhqUey4a
随分人がいるのに投下少ないな……。
書きづらかったりするネタなのかなあ。
353名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:49:53 ID:VpIZLBqJ
うまくやらないとワンパターン化しかねんからなぁ
俺も>>350くらいの割でいいかなと
354名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 01:34:36 ID:Bn3Qls32
>>352
需要側と供給側の趣味があわないんじゃね?

女がイキまくるのを書きたいけど
スレで男がイキまくるSSが読みたいという意見がでてて書きにくい

もしくはその逆とかね
355名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 01:38:18 ID:fCW9DXnU
ここに合致しそうなネタは、すでに他のスレ向けに書いてる途中だったり。
356名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 01:43:54 ID:Gl2i7kfg
投下した時はここでも教えてほしく。
357名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 14:02:01 ID:GA5lGDVp
男がイカされまくるのがすきなら サキュバスの巣 って検索してみ
358名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 17:46:45 ID:PeMIBC5D
もう知ってるぜ
359名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 20:40:07 ID:qYKeNOOu
保守っていいのかコレ、いいのか?オイどうなんだ?
もう3日ばかりレス無いぞコレ、保守でいいんだよな、それともdat落ち狙いか?
とりあえず保守
360名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 19:55:04 ID:n9gZTehF
ジュブナイル狙い路線と歓楽重視路線の差が判んない……
ただ未知の作家に期待して保守
おまけにage
361名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 12:15:03 ID:150b7pPK
なんの話?
362名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 17:00:35 ID:aUCu0Q2F
DL販売してるらいどないんのあゆまりん707R前編、ラストがこのスレ的にとても良いよ
363名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 17:33:37 ID:NsAf2J6t
>>355
だよな
手段や体型で投下スレ選ばれちゃうと言うか…
364名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 23:00:46 ID:PIUe0oU7
俺は355じゃないけど、他スレ用に書いたのを投下してみますね。
ただし結構グロいので注意。
365名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 23:02:25 ID:PIUe0oU7
ちなみに元ネタは地球防衛軍でそ。
366Humming Bird 1/8:2007/10/09(火) 23:04:25 ID:PIUe0oU7
円盤がロンドンの街に無数の大蜘蛛を投下していく。
それはこの世に地獄が現出したかのような光景だった。
サヤカ・ボールドウィンはその地獄の中にいた。
彼女は三体の大蜘蛛に追われている。
それらは本当は凶虫バウという宇宙生物らしいが、そんなことはどうでも良かった。
・・・命の危険に晒された、彼女にとっては。

かつて地球は異星人に襲われた。
異星人は巨大な虫を撒き散らして地球を殲滅しようとしたが、撃退された。
全人類の力を結集した、EDF(地球防衛軍)によってだ。
戦後、以前異星人が残していった技術を使った個人携行用装備が開発された。
サヤカが装備している飛行ユニットもその一つであった。
飛行ユニットにエネルギー兵器。
オーバーテクノロジーを駆使した個人用装備で編成された精鋭。
それがサヤカたちペイルウィング隊だった。

再び襲来した異星人との戦いの中で、ペイルウィングは次々と命を落とした。
そして今、サヤカも戦死者の仲間入りをしようとしている。
いや、死んでたまるか。
武器を失い、飛行ユニットも破損した状況で、彼女はがむしゃらに走り続けた。

やがて横道に入ったあたりで彼女の足が止まる。
疲労がピークに達したのだ。
恐る恐るもとの通りを覗くと、蜘蛛の姿はもう無かった。
その瞬間緊張の糸が切れた。
脚の力が抜け、サヤカは崩れるようにへたり込む。
酸素を求め、肺が何度も収縮した。

「助かった・・・はあ、はあ、助かった・・・」

呟きながら上を見上げた、その時だった。

「――っ!!」

心臓が止まりそうになる。
そこには、いたのだ。
三体の蜘蛛がビルの壁面に張り付き、彼女を見下ろしていた。
恐怖に目を見開きながら、サヤカは腋を冷や汗が伝うのを感じた。
367Humming Bird 2/8:2007/10/09(火) 23:05:26 ID:PIUe0oU7
飛び降りると、蜘蛛は前足と顎で器用にサヤカの服を剥いていった。
バックパックが剥ぎ取られ、飛行ユニットが叩きつけられて火花を上げる。
ヘルメットも破壊され、端正な顔が蜘蛛の前に晒された。

「やだあっ!やめてぇっ!」

彼女は必死に暴れたが、すぐに全裸にされてしまった。
蜘蛛たちが体に吸い付いてくる。
引き締まったウエストが、形の良い胸が繊毛に覆われた。

「きゃうっ!あんっ!いやあっ!」

嫌悪やくすぐったさと共に送り込まれる甘く、痺れるような感覚。
グロテスクな蜘蛛にそれを強要されていると思うと、自然に涙がこぼれた。
やがて一匹の蜘蛛が彼女の秘裂に口を押し当てる。

「くああぁっ!!」

サヤカの腰がびくんと跳ねた。
同時に彼女の顔にも一匹の蜘蛛が顔を密着させる。
幾つも目の付いた醜い顔が、体中に擦り付けられる。
彼女は全身が粟立つのを感じた。

だが同時に無数の繊毛が皮膚をねぶり、彼女の性感を無理やりに引き出していく。
サヤカは蜘蛛の顔を、幾つもの目を、無数の舌を絶望的な気持ちで見つめていた。

――舌?

蜘蛛に舌などあっただろうか、という疑問が浮かぶ。
だが大きく開かれた蜘蛛の口内には、確かに無数の舌が蠢いていた。
そうだった。
こいつは本当は大きな蜘蛛などではなく、れっきとした未知の宇宙生物だったのだ。

絶叫を上げるサヤカの口を、蜘蛛は前足で上下に開いて固定した。
そのまま無数の舌が口腔に入り込む。
歯を、舌を、頬肉を無数の舌が蹂躙していく。
胃から熱いものが込み上げてくるのに、脳はかつてないほどの快感を感じている。
サヤカは狂いそうになるのを感じていた。
同じように秘裂にも舌が入り込み、内部をぐちゃぐちゃに掻き回す。
胸を弄っていた個体は左胸を齧るように口に含むと、無数の舌でしゃぶり尽くした。

「おがあああぁぁっ!!!あああっ!!ごああああああぁぁぁっっっ!!!!」

幾つもの舌に全身を弄ばれ、サヤカは堪らずに全身を震わせ、絶頂に至った。
引き締まった体が弓なりになり、何度もぶり返し、のたうつ。
彼女の股間からは多量の淫水が迸り、同時に口からは多量の嘔吐物が噴き出す。
それらを蜘蛛は音をたてて舐め取っていった。
368Humming Bird 3/8:2007/10/09(火) 23:06:10 ID:PIUe0oU7
そのまま壊れたように横たわるサヤカを、蜘蛛は転がしてうつ伏せにした。
二体が協力して彼女の尻を突き上げさせる。
そして残った一体が小さな獲物へと覆い被さった。
外側の四本の脚で踏ん張ると、内側の四本を使ってサヤカを抱きしめる。
蜘蛛の腹の先から、凶悪なフォルムの管が出現した。
その凶悪な物―― それは産卵管であった ――が、サヤカの秘裂にあてがわれる。

――次の瞬間、大気が震えんばかりの絶叫が響いた。


「・・・あっ・・・がっ・・・あがぁ・・・・・ひっ・・・ひぐっ・・・」

乱れた呼吸で、それでも引き攣れたように悲鳴を上げ続けるサヤカ。
両頬には涙が幾つもの筋を作り、顎先からは鼻水混じりの涎がぽたぽたと垂れ落ちていた。

そんな悲惨な事情など、一切構わずに蜘蛛は動き始める。
大人の腕より太い産卵管が膣を引き裂き、滅茶苦茶に壊していった。

「痛いよぉ・・・ぎっ・・・助け・・・ママ・・・ひっ・・・えっ・・・」

サヤカはついに顔をぐちゃぐちゃにして泣き出していた。
皺くちゃの顔でぽろぽろと泣きじゃくるサヤカは、もはやただの小娘だった。
身長160cmを超える彼女も、蜘蛛の巨体の前では人形同然だった。

その小さな体が玩具のように揺さぶられる。
管を抽送する動きが速まってきたのだ。
やがて管の先から大量の卵が吐き出される。

「・・・うわぁ・・・うわぁ・・・・・うぁ・・・」

子宮に侵入してくる穢れた津波を、サヤカは震えながら受け入れ続けた。

・・・だが、惨劇はまだ始まったばかりだった。
入れ替わりに別の個体が圧し掛かってくると、今度は彼女の尻の穴に管口を当てたのだ。
めりめりという音を立てて凶器が突き立てられる。

「ぎゃあああああああぁぁぁっっっ!!!!」

サヤカは再び声の限りに悲鳴を上げた。
括約筋をこじ開けた硬い管棒は、そのまま前後に動いて菊穴を破砕していく。
やがて腸に異物が吐き出されると、また別の個体が圧し掛かって再び膣に管を突き入れる。
延々その繰り返しだった。

「・・・いた・・・いたい・・・よぉ・・・も・・・もぅ・・・ゆる、し・・・て・・・」

焦点の合わない目で呻きながら、ひたすらサヤカは許しを乞い続けた。
369Humming Bird 4/8:2007/10/09(火) 23:06:56 ID:PIUe0oU7
やがてサヤカが死んだように動かなくなった頃、蜘蛛たちは最後の仕上げに掛かった。
まず彼女の四肢が食い千切られる。
サヤカはびくりと震えたが、それだけだった。
死が滴る傷口を蜘蛛たちが舐め、何かの液体を塗りこんでいく。
その途端出血は嘘のように止まった。

次に蜘蛛たちは無数の糸を吐いた。
サヤカの全身が糸に取り巻かれる。
強酸を含み鉄をも溶かすその糸は、だが今は何も含んでいなかった。
三体はそのまま彼女をビルの壁に沿って引っ張り上げ、そのまま壁面に固定する。
さらに糸を吐いて十分な補強を施すと、モニュメントは完成した。


別の獲物を求め蜘蛛が去っていった後、サヤカは虚ろな目で向かいの建物を見つめていた。
人気の無いビルの窓に、空が映っている。
地球を守るため、と同時に、自分は生身で空を飛びたくてペイルウィングになった。
その自分の翼、スラスターはもう壊されてしまった。
それどころか自分にはもう手足さえ無いのだ。

(・・・私・・・飛べなくなっちゃった・・・な・・・)

流しつくして枯れ果てたと思っていた涙が、また頬を流れ落ちていく。
その熱さが心を傷つけ、更に涙が溢れて止まらなかった。

――その時、サヤカの子宮の中で突然何かが蠢いた。

(・・・・・へ?・・・・・そんな・・・・・まさか・・・・・)

だが、そのまさかだった。
彼女に産み付けられた卵は、凄まじい速さで成長していたのだ。
子宮で、腸で、次々にバウの幼生が孵り始める。
無数の小蜘蛛は、争うようにサヤカの内臓を貪り始めた。

「――いやああああっっ!!!痛い!いたいぃっっ!!!」

子宮底を、腸壁を数え切れないほどの口が襲う。
ボロボロになった痛覚神経が再び活性化され、全身の筋肉が一気に収縮した。
一匹一匹は非常に小さく、故に肉の減り方は緩慢だった。
だが、だからこそサヤカは長時間激痛に耐え続けなければならなかった。

「ぎゃああっ!!ぎゃああっ!!ぎゃああっ!!」

鼻水を垂らしながら全身を引きつらせ、泣き叫び続ける。
いつの間に外に出てきたのか、多数の小蜘蛛が彼女の胸に群がっていた。
卵以外にも何か注がれていたのか、形の良い乳房は先端からミルクを出し始めていた。
それに無数の小蜘蛛が群がり、小さな口でちゅうちゅうと吸い付いてくる。
それは樹液に集まる甲虫の群れを思わせた。
370Humming Bird 5/8:2007/10/09(火) 23:07:49 ID:PIUe0oU7
無数の小さな舌に舐められるうち、サヤカは体にまた熱さを覚え始めていた。
それだけ正気が失われていたのかも知れない。
或いは痛みを抑えようと、脳内物質が多量に分泌されたのかも知れない。
何であれ、一度疼き始めた体はもう止まることを知らなかった。
内臓を齧られる度、痛みと共に媚刺激が襲う。

「ひぐっ・・・こ・・・なの・・・あっ!・・・こんな、の・・・いやだよぉ・・・あくっ!!」

狂ってしまった自分の体に、泣きながら悲鳴を上げ続ける。
そんな彼女を弄ぶように、一匹の蜘蛛が陰核と包皮の間に入り込んだ。

「くひいぃぃっっ!!」

異物感と、それに伴う強い痛み。
狂った体はそれさえも強い快感に変換してしまう。

「くっ!!んぐっ!!ぎぃっ!!」

包皮の内側で動き回る侵入者に、それでもサヤカは歯を食いしばって耐えた。
ここで達してしまえば自分は完全に壊れてしまう。
だが陰核を蹂躙され続けると共に、彼女の心の堤防は確実に傷ついていった。

やがて彼女が抵抗の限界に至った頃、蜘蛛たちは群を成して包皮の内側へと雪崩れ込んだ。

「きゃあううううぅぅっっ!!!!」

サヤカの堤防は、その衝撃で跡形もなく消し飛ばされた。
ごぽっ、と音を立てて愛液が噴出し、全身の筋肉が何度となく収縮する。
視界は明滅を繰り返し、酸素を求めて喉が鳴り続けた。

「・・・はあっ・・・はっ・・・はっ・・・」

乱れた息を整えながら、サヤカは怯えたように震えた。
遂に最後の一線を越えてしまったショック。
それは同時に彼女の未来を暗示するものであった。

その暗示を現実とすべく、包皮の中の蜘蛛たちが一斉に動き始めた。
何割かの連中はクリに噛み付き、流れ出た血を舐めしゃぶっている。

「ひあああああぁぁっっ!!!!」

サヤカの体が弾かれたように跳ね跳び、股間から水音が響いた。
彼女が絶頂から覚めると、今度は何匹かが乳腺に入り込む。

「ぎひいいいいいぃぃっっ!!!!」

再び大きく体が震え、愛液と共に乳汁までがしぶいた。
・・・ひたすらその繰り返しだった。
サヤカは何度と無く追いやられ、齧られ、磨り減っていった。
371Humming Bird 6/8:2007/10/09(火) 23:08:36 ID:PIUe0oU7
――どれだけの時間がたっただろう。
既にサヤカは内臓の質量の五分の一を失っていたが、彼女はそれでもまだ生きていた。
・・・正確には死ねなかったと言うべきか。
原因は分からない。
親蜘蛛が卵と一緒に何か注ぎ込んだのか、子蜘蛛が何かを分泌しているのか。
だが彼女の意識は混濁し始めており、快感への反応も目に見えて悪くなってきていた。

「・・・あっ・・・あはっ・・・は・・・んふぅっ・・・」

イかされ続けた体は既にガクガクと震え、膣からはひっきりなしに潮が噴き出している。
長い長い陵辱にも、終わりの時が近付いてきていた。

体の内から外から蜘蛛が口腔に雪崩込んでくる。
彼らは口の中を埋め尽くすと、びっしりと舌に群がっていった。

「あ・・・あ・・・」

それを排除する気力すらなく、ただ怯えるだけのサヤカ。
やがて舌を覆い尽くした彼らは、一斉にその牙を突き立て始めた。

「――ぎゃああああぁぁっっ!!!」

凄まじい絶叫が響く。
だがそんなことには構わず彼らは舌を齧り、穴を開けて体を潜り込ませていった。
それどころか何割かの者は齧った穴に未発達の性器を入れ、腰を振って彼女に刺激を与えた。

「おがあああっっ!!!がっ!!!お゛ああああっっ!!!」

絶望的な痛みが発生し、狂った回路の中で快感に変わる。
その異常なまでの性感に、サヤカは3秒も耐えられなかった。

「ぅあああああああぁぁっっ!!!!あっ!あっ!がああああああぁぁぁっっっ!!!!」

数え切れないほど強要された絶頂の中でもそれは最も酷く、激しいものであった。
涙と涎に塗れて小便のように愛液を流すサヤカを、小蜘蛛たちが更にどこまでも追い詰めていく。
それは鳴かなくなった小鳥を殺処分しようとする飼い主を思わせた。
際限なく高まる性感に、強すぎる絶頂に血管が、神経が、心臓が悲鳴を上げる――。

――それが30分近く続いたころ、突然サヤカの目と鼻から大量の血が噴出した。
固定された体が2度、3度と大きくのたうち、やがてぱったりと動かなくなる。
同時に彼女の意識は途切れ、心臓の鼓動も止まった。
372Humming Bird 7/8:2007/10/09(火) 23:09:25 ID:PIUe0oU7
目の前に誰かの顔が浮かんでいる。
ああそうだ。
あれは母の顔だ。

「いつか私は鳥になるの。ママを乗せてお空を飛ぶのよ!」

幼い日の自分が言っている。

(ごめんなさい・・・小さな私・・・)

(私の羽は、もう折れてしまった・・・)

(私は飛べない鳥。できるのは、もう・・・)

純白だった頃の自分と汚れてしまった現実。
サヤカはただ声もなく泣き続けた。

直後、彼女は不思議なものを見た。
それは空高く飛ぶ、大きな真っ白な鳥だった。
その鳥が段々と近付いてくる。
そこに不思議と恐怖は無かった。

やがてサヤカの目の前にまで近付くと、鳥は頭を垂れて体勢を低くした。

(・・・乗せてって・・・くれるのね?)

彼女の問いかけに、彼は頷いたように見えた。

サヤカの体がふわりと鳥の背に乗る。
彼はそのまま翼を広げ、大空に向かって羽ばたいていった。

――大鳥に乗って、魂が体を離れていく。
・・・母が待っている、天国に向かって。
サヤカは最後に一筋の涙を流し、そして死んだ。
酷い死に方の割には、その死に顔は悪くはなかった。


噴き出した血を、一群の小蜘蛛がぺちゃぺちゃと舐めとっていく。
小さな彼らがサヤカを食い尽くすのは、丸一日を要した。
373Humming Bird 8/8:2007/10/09(火) 23:10:28 ID:PIUe0oU7
EDFの陸戦兵が、数人ビルを見上げていた。
その壁面には血まみれの糸が大量に張り付いている。

「ここで誰かやられたな。」

「ああ。・・・まったく酷い戦いだった。」

言いながら凶蟲のおぞましい姿を思い出し、彼は吐き気をこらえた。


「・・・なあ、これ、何だと思う?」

突然一人の兵士が何かを指差した。
指し示す先には数本の真っ白な羽根。
・・・だがそれは、鳥のものにしてはあまりにも大きかった。
彼らは空を見上げたが、そこには何もいなかった。

「・・・新手の怪物か?」

「・・・分からん。」

しばし沈黙が流れる。
本来なら本部に持って帰って解析にまわすべきなのだろうが、彼らはそれをしなかった。
何となく触れてはならない、そんな気がしたのだ。
結局兵士たちは、そのまま何も取らずに去っていった。

戦闘が終わったばかりのロンドンの街に、小鳥の鳴き声が響いていた。

鳥たちは鳴き続けた。
流れた血を、失われた命たちを悼むかのように。
374名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 23:14:20 ID:PIUe0oU7
以上です。
元は捕食スレに投稿しようと思っていたネタなんで、グロいのは勘弁を。
自分が今まで書いた中では最もイかせることにこだわった作品なので、ここに投稿してみました。

ではでは。
375名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 04:16:22 ID:bpmlsvQV
おお、GJGJ!
人を選ぶネタだろうとは思いますが楽しめました。

捕食ネタでもこれなら抜けます、
と思っても捕食スレには行かないほうが
いいんだろうなw
376名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 07:41:12 ID:NCoM3pqv
>>374
朝からご馳走様です
捕食ネタはあんまり好きではなかったんですが
まっぱで拘束されて嬲られるネタは大好きです。
377名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 22:39:10 ID:AiJpsCZm
>>374
最初に注意入れてくれ
378名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 23:04:46 ID:T1PNfKFQ
>>377
入ってる
379名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 06:42:36 ID:o6zT5K7u
あら・・・事前注意あったのか
俺も気付かなかった
380名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 16:46:09 ID:9S0eseNK
あげ
381名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 20:26:10 ID:i2z/+mly
職人さんきてくれー!!!
382名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 09:10:46 ID:qnGyavzi
保守
383名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 02:50:24 ID:sDn/VcvE
あげ
384名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 11:28:09 ID:AaUNRNf/
ほしゅ
385名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 05:54:42 ID:Xezx2enF
誰かいませんか。
386名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 07:13:50 ID:7yhPPehc
ノン
なんかネタ無い感じだねー。
387名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 17:45:51 ID:vKh7aJjx

凄く好きなシチュなんだけど、パターン少ないのがネックかなぁ。
少し前にドMなんだか腐なんだか、よくわからないのも沸いてたし…。
そこから過疎ってるのかな? 悲しい。
職人さんカムバークっ!!!
388名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 22:06:48 ID:LbfZ3CrS
一度叩かれまくったけど、続きを投下するのはダメ?

アクセス規制に巻き込まれて解除されるまでは無理だけど。
389名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 00:04:07 ID:sb5UGcul
投下お願いしますー。

もし >>68氏だとしたら、どう見ても根拠なく叩いてるほうがアホなので
気にしないで欲しいですよ? というか、ずっとお待ちしてるので。

違ったらごめんなさい。
390名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 00:25:37 ID:wYRMFBLx
>>68氏ので3回抜かせてもらいましたw
391瑞希ちゃんで遊ぼう:2007/11/04(日) 13:40:32 ID:zsdvTaC8
職人さんくるかしら。
392名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 16:52:49 ID:CqSNCrgL
主人公は触れただけで相手をイかせてしまう特殊能力者
接触している間は相手はずっと逝く
ハンカチを拾ってくれたおねーさんと指が触れた時に昇天
クラスメートとぶつかる→昇天
女教師に打たれる→昇天

というのを考えた
もちろん書かない
393名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 19:47:36 ID:Mit9IkZi
登校中食パンを咥えながら転校生とぶつかる→昇天→遅刻
394名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 21:30:17 ID:Ll2LzaQM
満員電車にでも乗り込もうものなら
395名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 21:45:39 ID:Dp3vpP5P
お母さん妊娠してから産み落とすまでイキっぱなし
396名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 22:51:24 ID:Lq2TjgDy
それゆえに母は主人公を産んですぐに亡くなる。
397名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:39:00 ID:yNN4RGWp
このネタは頂いた。
398名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:54:52 ID:tGhvJM1W
マジレスだけど、妊娠してからはイクときは子宮収縮してツラい。
おなかが目立つ以前でも、流産するんじゃないかとドキドキして
セクースに集中なんてできないし。
なんか赤ちゃんに悪いことしてる気分になる。
399名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 00:13:51 ID:k0Rc9BGi
イクのは陣痛に近いものがあるから。
お迎え棒ってのがあるくらいだし。
400名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 20:03:46 ID:m4oqIqI8
>>392
すごーく言いづらいのだが・・・






某スレで既にあった
401名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 21:11:08 ID:LyXTq0hp
>>400
何処なのかkwsk
402名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 20:52:46 ID:GzI096Y7
前よりさらに言いづらいのだが・・・

このスレの上のほう。
別スレだと思い込んでて普通に探してしまった  orz
403名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 23:33:07 ID:CdBLEpzm
>>286のことか
404名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 05:30:25 ID:90F9MpkP
なんだこれ。面白いじゃないか
10年後はどうなるんだ。続きはないのか
405名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 23:16:35 ID:8FMY1FY+
>>68です。

久しぶりに続き投稿します。
406娼婦少女とマリー:2007/11/10(土) 23:21:13 ID:8FMY1FY+
 探求者が集い、潜る前の腹ごしらえ、出てきた後の宴会、探求者御用達の大型食堂『大食漢』。
そこを利用する客のほとんどが現役の探求者で、落ち着いて飯が食べれないとも言われている。
 食堂の料理は全体的に良心的で、メニューも豊富、ボリューム大、とくれば、ダンジョンに潜り、
一日の大半をモンスターとの死闘と、アイテム採取に費やした探求者達にとっては、味よりも量、
質よりも量なのである。

 そのため、朝飯時、日が暮れた夕暮れ時などは、まさに戦場さながらの喧騒に包まれ、
しばしば乱闘騒ぎも起きるため、巷では『荒くれ者の食堂』とも呼ばれ、近寄りがたくなってしまっている。
 客層も殆どが男性。女性の探求者は向かいにある、大型食堂『へブランチ』で食事を取るため、
ますます、男所帯になってしまい、連日連夜騒がしく、苦情も多いのだという。

「なに食べようかな、今日のお勧めは明太子パスタか」

 しかし、その食堂に場違いの少女(中身は男)、いや、美少女が食事を取ろうとしていた。
 その少女を見たものは、例外なく驚き、次に夢でも見ているのか? と我が目を疑うだろう。
 少女はそれほどに美しかった。背丈は小さく150cm前後で、髪は腰を覆い隠すほど長く、
月の光を凝縮したかのような光沢ある銀髪。前髪は中心から横に綺麗に分けられ、開かれた額を
細い眉毛が飾るように生え、その下には勝気な印象を与えるアーモンド形の吊り目。
一本ずつ丁寧に細工されたような睫毛に、すっ、と小さくも高い鼻、薔薇を思わせるような唇が
付けられ、さらに病的にも、生命力溢れるようにも見える雪のような肌が、幻想的な美しさを
少女に与えている。少女が身に纏っているドレスはフリルが多く付けられていると同時に、
細かく刺繍が施され、小さな宝石も装飾されている。小さな背丈と相まって、何処かの国のお姫様、
と言われても、この少女なら誰もが納得するだろう。

「でも、さっぱりした物も食べたい」

美少女、マリー・アレクサンドリア(中身は男)は、あまりの美しさに周囲に近づく人はいなく、
周りの客達は遠目から、こっそりと覗き、耳を寄せ合い、噂されているとも知らず、目の前のメニューと
格闘していた。
407娼婦少女とマリー:2007/11/10(土) 23:27:07 ID:8FMY1FY+
 お腹が空いた、自分でいうのもなんだが、空腹に関しては我慢が苦手だ。
 ちょっとやそっと怪我するとしても、ご飯を抜くのは辛いものがある。
 ダンジョンに頻繁に潜り、アイテム採取を続けていたおかげで、当面は何不自由なく暮らすだけの資金を
手に入れることが出来た。その資金を使い、家や、家の家具、日常品を買い漁ろうと思ったが、幾分小心者の自分
としては、無駄遣いはしたくない。といより、恐れ多くてできない。

 ・・・・・・しかしその反面、困った事態になってしまっている。使い道がないのと、最近やけに噂されることだ。
 お酒もほとんど飲まないし、ギャンブルもしない。女に金を使うことも無いから、溜まる一方だ。
 メニューを見つつもちら、ちら、と視線を横に向ければ、あら不思議。横で食事をとっていた野郎が顔を赤らめ、
そっぽ向いてしまう。・・・・・・うげ、もしかして女に見られているのか?
 だが、ダンジョンにある高性能のアイテムは殆どが女性物、なぜか深部にある武器、防具、アクセサリーなどは、
美しい装飾されたものが多い。(だれが装飾したのかは不明)
 殆どは小さな箱だったり、大きな箱に安置されてあったり、特殊な仕掛けになっていて、そのフロアのモンスターを
一定数倒さないと開かなかったり。なので、ある一定以上のレベルを越える探求者は皆、ダンジョンで手に入れた
アイテムを装備しているため、その結果、女性物の衣服やアクセサリーを見に纏ったりする。(ダンジョンでは
比較的多く手に入るアイテムが鉱石なのだ。鉱石を持ち帰り、加工して装備品を作るが、ダンジョンで採取される
武器、防具、アクセサリーの方が遥かに軽く、丈夫で、高性能の物が多い。)

 僕がここで食事を取っている上、女性物の衣服を身に纏っている以上、まず僕が一流の探求者として見られるのは
間違いない。
 しかし、ぼくの思いとは裏腹に、目を合わせるだけで赤くなり、顔を逸らすものが続出する始末。
 あまりジロジロ見られるのも嫌だ。さっさとご飯を食べて、家に帰ろう。

 その後、結局頼むことにした明太子パスタだが、僕自身失念していたことがある。
 前と比べて体全体が一回り以上小さくなり、一度に食べられる量が激減していること。
 口も小さくなってしまったため、チマチマと食べるのに時間が掛かってしまったこと。
 そして、その姿がまるで、リスがクルミを頬張る姿に似ていて、微笑ましい姿だということに。

 僕は最後まで気づくことはなく、意気揚々と店を後にした。
408裸足裏最高:2007/11/10(土) 23:32:07 ID:8FMY1FY+
 ダンジョン管理センター、通称『センター』に到着した頃には、日も高くなっていた。
 『センター』というのは、政府がダンジョンを監視、及び管理下に置く為に建築された、いわば複合ビルの
ようなものだ。中には医療施設から、娯楽施設、宿泊施設、ショッピングモール、などの店舗があり、
生活に必要な物や、ダンジョン探索に必要なものがすべて手に入る。
 そのため、ここらの店では貴重な回復薬も売られていて、探求者の間では重宝されている。
 一般的に、体力を回復するポーションと、魔力を回復するエーテルが代表。
 体力回復薬の内、ポーションが一番安価で効力が薄く、ミドルポーション、ハイポーションと
なるにつれ、値段と効力が比例して高くなる。同じく、ミドルエーテル、ハイエーテルとなる。
 ミドルと名の付く薬は、一本で半月食べていけるくらい高い。ハイにもなると、3ヶ月は食べていける程に。
 ときたま、完全再生薬『エリクサー』がダンジョンで採取され、販売されることもあるが、最低でも半年は売れない。
死人すら生き返らせる力があるといわれ、これを越える回復薬は存在しないらしい。しかし、その力と引き換えに、
豪邸を一軒買えるくらい高いのが難点。

「今日は何回から行こうかな・・・ん?」

 ダンジョン攻略のために必要なのが魔方陣。実は、この魔方陣にのり、自分が降りたい階を念じるだけで
移動できてしまうから驚きだ。しかし、これにも欠点があり、自分が降りたことのある階までしか降りれない。
 しかも、戻るときは行くときに残った魔法陣の上に立てば戻れるが、上に立たなくてはいけないから、道に迷い、
魔方陣の場所が分からなくなると大変なことになる。

 僕は踵を翻し、魔方陣まで歩き出した時、あるモノが目に入った。
 かなり遠くの方・・・壁際に座り込んだ黒い物体・・・否、人が座り込んでいた。
 嫌なものを見てしまった。暗雲たる思いに駆られながら、僕は見なかった事にして、魔方陣を目指した。


 ……探求大都市『東京』では、ダンジョンに潜ったまま帰らぬ人となり、その家族の子供が、路頭に迷っている姿は、
ちらほらとだが見かけることができる。中には、別の理由という人もいるのだが・・・・・・。
 そうした子供達を救済するため、政府はいくつもの孤児施設を建設した。しかし、そうした国の孤児施設は、ほとんどは
善良な施設だが、一部の施設はヤクザやギャングと繋がっていて、女の子は越え太ったおじさんの性処理奴隷になるか、
 娼婦館に売られるかのどちらか。男の子は麻薬の売人か、傭兵として、売られるかの運命を辿る。(中には養子にとられ、幸せに暮らすもの
もいるが、ほんの一握りにすぎない)
 いくら今の自分が力を手に入れ金に余裕があるといっても、いちいち気にしていたら、此処ではやっていけない。
子供達も必死で、中には襲い掛かってくるやつもいるからだ。
 僕は最後まで振り返ることはしなかった。
409娼婦少女とマリー:2007/11/10(土) 23:39:26 ID:8FMY1FY+
 今になって思うが、どうせなら度胸の付くアイテムは無かったのだろうか。いくらスローモーションに見え、モンスターの
動きが分かったとしても、怖い。グロテスクな外見が迫ってくるのが怖い。何か粘着性のありそうな粘液が不快感を増大させる。
おまけに暗いから、いつ幽霊がでてくるのかドキドキものだ。
 なみだ目になりながらも無事にダンジョンから生きて変えることができ、思った以上に採取してきたアイテムが高値で売買された
ので、今まで貯めた資金も合わせるとエリクサーが一本買えそうだ。(買わないがな、自分でもあれは高すぎると思うが)

「でも、こんなにあっても使い道がまるで思いつかないのは……なんだかな」

 こんなに金があっても使い道がない。酒も煙草もギャンブルもしないから、溜まる一方だ。報酬を数えつつ、いっそ全部募金してやろうか?
など考え、即座に却下する僕。
 財布の中を確認しながら歩いていたのがいけなかった。肩に軽い鈍痛が。

「痛えな、ぶっ殺すぞ!」

 明らかにヤンキーがいいそうなセリフを決めた、茶髪ピアス肌黒、着崩した短剣とジーパン。
全身から胡散臭さを放出させている人にぶつかったみたいです。痛えな、これマジで折れてるぜ〜、
とか言いながらその折れた腕を掴んでいる男。男の連れらしき二人の人物は、マジで慰謝料だな、
とか、ヤバクね?とか、騒ぎ出し始める。
 正直いって関わりたくないが、原因はこちらの不注意なので、非はこっちにある・・・はず。

「ごめんなさい、怪我はございませんか?」
「ああ? 痛え、痛え、これは君が看病してくれなきゃ治らないや」
「・・・は? あの、ちょっとぶつかっただけでしょう?」
「あ、俺良い病院知っているから案内するよ。こいつの看病してくれなきゃ」

 突然、連れの一人が腕を掴んだ。その顔はいやらしく僕の身体に視線を向ける。
 他の二人も同様に、ニヤニヤ笑いながら静観している。もう、ぶつかった男は腕を押さえていない。
 僕はあまりにも古典的なやり方に、開いた口が塞がらなかった。いくらなんでも、これは無いと思う。頭の悪さが窺える。
僕の見た目が女性にしか見えないせいか、男達はまったく気後れした様子も無い。
 頭にきた。僕は、掴まれていない方の拳で、掴んでいる腕を叩き折った。本気で殴ると下手をすれば、
腕が粉砕してしまうので、そこらへんは加減する。
 指に鈍い感触と、コキっと、軽い音がした。そのときには腕はもう外れていた。
 最初、男は何をされたのか分からない顔をしていたが、時間が経つにつれ、顔が青く、脂汗を
掻き始め、膝をついて蹲ってしまった。それを見た連れのもう一人は憤慨し短剣を抜こうとしたが、

「ま、まて! こ、こいつ、銀髪のマリーじゃないのか!?」
「マリー!? 女の格好をした、銀髪のマリーか!?」
「ま、まち、まちが、うわーー!!」

 蹲っていた男も見捨てて、何処かへ逃げさり、へたりこんでいた男も、ふらつきながらも、後を追った。
 知らない間に有名人になっていたみたいだ。(あまり良い意味ではないかもしれん)
 マリーは、今の僕の名前だから、おまけに銀髪ってそう居るものじゃないし。名前を聞いただけで逃げ出すとか、
なんだか自分の噂を聞くのが怖くなってきた。

「おい、マリーだってよ・・・」
「・・・あれが噂のマリーか」
「聞いた話より、すいぶんと綺麗じゃないか」
「あれでも、エンジェルより腕が立つって話だぜ」

 ちょっと待て、エンジェルより強いとか、誰がいった! ていうより誰が流したんだ?辺りは喧騒に包まれ、
僕を見つめる視線が増える。いけない、騒がしくなってきた。これ以上目立ちたくないし、帰ろう。
 ……本当に誰が流したんだよ。泣くぞ、泣いちゃうぞ。
410娼婦少女とマリー:2007/11/10(土) 23:42:15 ID:8FMY1FY+
家まで後もう少しという所で、邪魔がはいった。(邪魔というのも酷い話だが)

「・・・・・・(クイックイ)」

 白いワンピースに身を包んだ女の子が、僕の裾を掴み、じっと僕を見つめている。
 孤児か、娼婦のどちらか分からなかっが、背丈は僕と同じくらいだ。。
 髪はぼさぼさで、肩の肩甲骨のあたりで切り揃えてある。身体つきもスレンダーで、
全体的に幼く、薄汚れた印象が感じ取れ、表情が無かった。

「・・・・・・(グイッグイ)」
「あ、あのさ、何か用があるの?」
「・・・・・・こっち(グイグイ)」
「ちょっと、無視ですか? 僕の話はガン無視ですか?」

 貴方は誰? 僕に何か? 何所に連れて行くの? と、何を聞いても答えず、
半ば引きずるように僕を引っ張っていく。この子は人の話を聞く気があるのかな?
 ・・・・・・あったら立ち止まってるだろうな。それにしても、何所に行くの?
 そのまま移動すること数分。少女の足が止まり、古ぼけた建物についた。少女は僕の裾を掴んだまま、
建物を回り込み、裏口らしきドアまで引っ張った。さすがに抵抗したが、思いのほか力強く、女の子相手に
本気で抵抗するのも気が引けた。
 結局、中に通され、大きな部屋を通って階段を上がり、ちいさなヌイグルミが飾ってある一室に連れ込まれた。
 先程通った大きな部屋は広間か? それにしても誰もいなかったが、留守なのだろう。でなければ、大騒ぎ
とまではいかなくても、騒動は起きるだろうと思うし。
 少女は小さく、待ってて、と言い残し、部屋を出て行った。あれ、置いてけぼり?
 部屋を見渡すと、ベットと枕元に置いてあるヌイグルミ、小さな照明しかない。黙って帰ろうかな、
と思っていたとき、階段の向こうから大きな声が聞こえてきた。

『ちょっと、サララ! どうしたのよ?』
『客をとってきた? 今更一人二人客とっても意味ないって』

 客? もしかして、ここって娼婦館か何かですか?

『そうそう、借金がどれだけあるか、わかっているの』
『え? 虜にしてお金出させる? 無茶言わないでよ』
『そりゃあ、私達だってここが無くなるの嫌だけどさ』
『仕方ないよ。フリーになって稼ぐしかないって』

 もしかしてもしかしなくとも、僕は客ですか? しかも、あの女の子の?
 階段を駆け上がる音、それが止むと共に、けたたましくドアが開かれた。

「・・・・・・お待たせしました、マリー様」

 着替えたのか、めかしこんだのか、薄汚れたワンピースが綺麗なワンピースになっていた。
色は先程と同じ白色。着替える意味があったのだろうか? (無表情は変化なし)
 それよりも、すみません、ちょっといいですか?
411名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 23:43:43 ID:8FMY1FY+
突然ですまないが、風呂入ってくる。
ガス代がもったいないので。
412名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 00:17:02 ID:RP4SFedv
続き再開します
413娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 00:29:55 ID:RP4SFedv
「・・・・・・何か?」

 貴方のお名前と、ここが何所なのかを教えてくれませんか?

「・・・・・・私の名前、サララ。・・・・・・ここは娼婦館です」

 あなたは娼婦なの? 目的は客をとるため? どうして僕の名前を?

「これでも娼婦です。強引に連れてきました。貴方が男の人達と揉めているのを聞いて」

 さっき、借金がどうのこうのって聞いたんだけど?

「・・・・・・借金はあります、それで貴方にお願いがある」

 真剣な目がこちらを見つめた・・・・・・何だか可愛く見えるが、空気を読む。どうして僕なんだ?

「あなたがダンジョンから出てきて、換金しているのを見たからです。それに、銀髪のマリーの名は、
私でも知っているくらいのビックネームです。きっとお金持っていると思って・・・」

 普段、僕はどんな目で見られているのか本気で知りたくなってきた。ビッグネームとか始めて言われたよ。
有名になってしまったな、という感慨深さよりも、面倒な事にならなきゃいいな〜とか考えてしまう自分に涙が出そうだ。
 というか、ビックネームとかどんなのよ、いったい。怪物マリー? 切り裂きマリー? くそみそマリー? 変なのは嫌だ。

「胸だってないし、お尻だって大きくない。特にコレといって性技があるわけでもないし、美人でもありません。
こんな私ですけど・・・私の一生……貴方が買ってくれませんか?貴方の奴隷になりますし、なんでもします」

 その言葉とともに、スルっとワンピースが落ちた。と同時に僕は息を呑んでしまった。
 サララの身体は肋骨が浮いていて、スレンダーな印象を覚えたが、よく見るとシミ一つなく綺麗な肌。
 今まで気づかなかったが、綺麗に整えられている髪が薄い胸に掛かり、瑞々しいエロさがにじみ出ている。
 さらには今をもってしても変わりない、無表情が異様な妖しさを見せていた。

「・・・やっぱり、魅力ないですか? 胸があったほうが良いですか?」

 うっすらと悲しそうな雰囲気を醸し出した。いいも何も事情を知りたい。説明願えるかな?

 サララは少し悩んでいたようだが、僕が黙っていると、観念したのか、立ち話もなんですので、
ということで、ベットに並んで座り込んだ。しばらく無音の時が流れ、ポツリポツリと零し始めた。
 サララは小さい頃に両親が亡くなり、親戚の家に引き取られたこと。最初の内は、家の主人も奥様も優しく、
幸せに過ごしていたこと。しかしある日、真夜中に突然、主人が部屋に入ってきて、犯されてしまったこと。
 それからは、毎晩のように夜の相手をさせられ、それが奥様に見つかり、家を追い出されたこと。
 毎晩夜の路地裏に立ち、身体を売って生活していたこと。だが、ある日酷い男の客に捕まり、監禁され、
男が苛立つ度に暴力を振るわれたこと。その後、隙をついて逃げ出し、今の娼婦館に転がりこんで、
面倒をみてもらっていること。無愛想な性格のせいで満足に客もとれず、申し訳ない日々を送っていたが、
ここの住人は誰もそのことを言わず、本当の妹のように扱ってくれているということ。
 
 すべてを言い終えたサララは僕を見つめ、私を一生分買ってください。と再度問いかけてきた。
僕はとてつもないくらいの怒りと、やるせなさと、言葉では形容できない思いが胸の内を渦巻いていた。
 そして僕の心は決まった。たとえそれが偽善でも、欲望のためと言われても、かまわない。

「サララちゃん……」
「・・・・・・はい」

 断られると思っているのか、小さく肩を震わせ、俯き、それでも僕に身体を押し付けてきている。
414娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 00:35:34 ID:RP4SFedv
お世辞にも魅力的な身体とはいえない。それでも、今の僕にできることがある。

「サララちゃん、貴方の一生……貴方の全てを買い取ろうと思います」
「すみません、やっぱり駄目で・・・・・・え?」

 承諾してくれると思っていなかったらしく、ほぼ同時に断りを入れてきた。
目を見開き、顔に驚愕を張り付かせ、いまいち内容を理解してないみたいだ。
 しかし、時間が経つとともに理解の色が深まり、満面の笑みが広がっていった。

「あの、ほ、本当ですか?・・・・・・高いですよ?」
「分かってる、借金分でしょう? いくら払えばいい?」
「・・・・・・あの・・・・・・1億2000万セクタ」

 思わず噴出しそうになった。1億2000万セクタだって? いくらなんでも高すぎだろ。
一般家庭の収入が、年30万セクタ。ゆうに人生4回は遊んで過ごせる金額だ。
 文字通り大富豪と呼ばれる人達でなければ、まず払えない。それが分かっているらしく、
サララは笑みを無くし、俯いてしまった。

「・・・・・・ねえ? いったいそれだけの大金をだれから借りたの?」

 よくよく考えたら、それほどの大金を貸し続ける程の人物はそういない。余程悪どい事を
しているか、それとも億万長者かのどちらか、あるいは両方か。

「ダムストリ・ローマンです。・・・あの人、太っているし、臭いし、気持ち悪いから嫌いです」

 ローマンだって? あの法スレスレの手段で取り立て、法外な金利で財産を奪う、ローマンか。
噂では女癖が悪く、常に金にものをいわせ、女を侍らしていると聞くが・・・・・・。
 娼婦館を借金のかたに、そこに住んでいる娼婦達を、自分の女にするつもりか。
 頭の中で、断るか承諾するかの二択が浮かぶ。かつての僕なら絶対に断っていただろう。
一人ダンジョンに潜り、その日その日を生きている僕には叶えることの出来ない願い。
 しかし、幸か不幸か、モンスターの呪いを受け、今までの自分を捨てざるをえなかった。
そして今、かつての僕には到底叶えられない少女の願いを叶えることが出来る。

 ・・・・・・なんだ。答えは既に決まっているじゃないか。悩む必要は無かったんだ。

 僕はもう決めた。僕の貯金全額と、ダンジョンに潜り、アイテムを売り払えば何とかなる。
いざとなれば借金すればいい。今の僕ならばすぐ返済できるんだ。(そう、そうなんだよ)
 身体中が高揚していくのが分かる。性的な意味ではなく、もっと熱い何かがこみ上げてくる。
体中の血が沸騰しそうな、それでいて細胞の一つ一つから力がみなぎってくる。

「待ってて、今すぐ払えるわけではないけど、機嫌はいつまで?」
「え、あ、明日の夕方・・・・・・取立ての人が来るまでだけど」

 僕は懐から時計を取り出す。現在時刻は23時51分。明日の夕方までが勝負!
今度は逆に、僕がサララに待っててと言い残し、部屋を飛び出した。

 心の冷静な部分が、明日学校休み決定だな、と告げていた。
415娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 00:39:37 ID:RP4SFedv
 ローマン邸
 彼をよく知る人物は口を揃えてこういうだろう。ここの主人は人の皮を被った外道だと。

 煌びやかな部屋、家具のいたる所に金などの装飾が施され、入る者を圧倒させる。中央に大きく
置かれたテーブルには、数々の料理が乗せられ、照明によって、輝いてみえる。
 
 テーブル横のソファーに男がいた。男の背が小さいのか、ソファーが大きいのか、後ろからでは
ソファーに隠れているように感じる。しかし、回り込んだ時は、その印象がガラリと変わる。
 男は太っていた。大きなソファーにどっしりと身体を乗せ、お世辞にも健康的とはいえない。
両隣座っている美女が、箸で料理を口元まで持っていき、食べさせている。男の頬はにやけ、
しまりの無い顔を晒していた。

「ねえ、ローマン様? 今日は機嫌が良いみたいだけど」
「そうそう、何かありましたの?」

 男、ローマンの機嫌が何時にもまして良いので、二人は不思議に思い、料理に伸ばしていた箸を休めた
ノーマンの身体に柔らかく抱きつき、乳房を擦り付け、甘い声で尋ねた。
 尋ねられたローマンも、特に隠す必要もないのか、押し付けられた乳房の感触に下品な笑い声を上げ、あっさりと白状した。

「なに、前から金を貸している奴の返済期日が明日までなんだよ。返せなかったら身体で払ってもらう
だけなんだが、その前に楽しもうと思っているのさ」

 ローマンの顔がますます卑しい笑みを作る。その様子からみても、楽しむの言葉には深い意味があるようだ。

「一目見たときから俺の女にしようと思っていたんだ。散々お預けされたんだ、強情な女ほど燃えるもんだ」

 娼婦館の当主、マリアとの一夜を思い出し、思わず股間を煮えたぎらせた。今思い出しても興奮してくる。
 ずっしりとした乳房、細くくびれた腰、むしゃぶりつきたくなるお尻、聖母のようにも淫魔のようにも映る美しさ。
ヴァギナの包み込むような締め付けは、文字通り心を癒され、吸い尽くすような口淫を想像するだけで、
果ててしまいそうだ。そうだ、あの女のアナルも俺専用に変えてやるのもいい。
 
 それに魅力的な女は他にもいる。長く赤い髪がトレードマークの、シャラ・ミースの搾り取るようなアナルの締め付け
を味わいうのもいい。実質ナンバー2の人気を誇る、藤堂沙耶(とうどう さや)に身体中を洗われるのも、いや、
娼婦館の女全員で乱交するのもいいかもしれん。
 想像しただけで、全身の血液が沸騰したような錯覚を受ける。せっかく今まで待ったんだ。
あいつらが泣いて嫌がっても中に出してやる。それで子供ができたらおろせばいい。せいぜい死ぬまで
楽しんでやるぜ。そうだ、子供ができたら吐き出すまで俺の精液を飲ませるのもいいな。

 この日、夜遅くまで開かれた饗宴が終わりを迎えたのは朝日が昇ってからだった。
 その宴会の中で終始、ローマンの顔からは、笑みが消えることはなかった。
416娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 00:46:50 ID:RP4SFedv
 耳を塞ぎたくなる奇声。僕の頭を噛み砕こうと迫るモンスターの群れ。小さな恐竜のような
外見をした、リザードマンと呼ばれるモンスターだ。
 全身を緑色の強固な鱗が覆い、ナイフのように鋭い牙と爪で、集団で襲い掛かってくる
強敵のモンスターだ。地下80階以降に出現し、階層が下がると共に、凶暴性が増す。
 いつもなら隠れてやり過ごすのだが、今は時間がない。一刻も早く資金を調達せねば!
 手前のリザードマンの顎を素手で引き裂く。(僕の力に武器が耐えられないので、素手のほうが
威力もあるし、破壊力もある)噴出した血液が、僕の身体を赤色に染めるが、止まらない。
 素早く爪で切りかかろうとした、横手のリザードマンの懐に入り込み、一撃で仕留める。そのまま
息絶えたリザードマンの身体を持ち上げ、振り回す。振り回したリザードマンの体が、他の2〜3体を
巻き込み、辺りに血飛沫が飛び散った。眼前のリザードマンは葬り去ったが、後から後からウヨウヨ
湧いてくる。目指すアイテムはこの向こう、急がなければ。

 勢いよく吐かれた炎が、ぼくの身体を舐め上げる。人間サイズのオーブントースターに押し込められた時の
気持ちとは、こういうものだろうか?。人間サイズなんて売ってないだろうけど。
 辺り一面、水溜りのように灼熱の液体が広がっている。(モンスターなのだろうか?)
ダンジョンのモンスターの種類は天文学的数字ともいわれている。戦闘を避け、先を急ごうとした、
 瞬間、足に焼け付くような激痛が走り、倒れこんでしまった。痛みに歯を食いしばりつつも、視線を落とした。
 足には赤いゲル状の水溜りがへばりついていた。しまった! やはりモンスターか!
 足のブーツが焦げ臭い。足先が直接ゲルに触れている感触を伝えている。もうブーツは使い物にならない。
無理やりブーツを脱ぎ捨て、火傷の痛みに耐えながら走った。まだ僕は走ることができる!

 どう考えても割に合わない取引だと思っている。一人の人間を買うといっても高すぎる値段。
 しかも特別秀でたところが有るようにも見えない。僕が億万長者だとしても、まず買わないだろう。
 少し、本当に少しの間、彼女と話をしただけ。それだけなのに、僕は今、走っている。世間から見ても
同情される半生を送ってきた彼女が、それでも受けた優しさに報いるため、自分を捨てようとしている。
 
 そんな彼女が……とても輝いて見えた。
 
 今まで色んな人を見てきた。高々十数年しか生きていない自分が、彼女と同じ境遇に立たされた時、
僕は絶対に逃げ出すだろう。受けた恩を返すこともなく。
 彼女の願いを叶えたい! 僕には叶えることができる。僕にはそれだけの力があるんだ!!
 近くで叫び声が聞こえる。初めはモンスターの雄叫びかと思ったが、違う。僕が叫んでいるんだ。
 自分でも持て余す衝動を叫びに変えて、吐き出そうとしているんだ。夕方まで、残り13時間!
417娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 00:53:20 ID:RP4SFedv
 道行く人々が振り返り、マリーを凝視する。その顔には例外なく驚愕が映っていた。
 無理は無い。人々が溢れかえる道路を、血で真っ赤に汚れ、所々破れて、今にも脱げそうな
ドレスを身にまとっている姿は異様な雰囲気を醸し出している。その顔には長時間に及ぶ死闘の疲労が
色濃く浮かんでいる。耳に飾られた装飾が施された宝石のイヤリングが、場違いな光をきらめかせた。
 破れたドレスの隙間から見える地肌からは、血が流れ落ち、益々ドレスを赤く染める。
痛々しい火傷によって両足には血が滲み、地を踏みしめるたびに赤い跡を残していく。
 
 その背にはマリーの背丈には大きめのトランクが背負わされている。
 人々の合間を目にも留まらぬスピードで駆け抜け、少女の待つ娼婦館へと急ぐ。
夕日の中を滑るその姿は、まるで赤い閃光が走ったようにも、陽炎が走ったようにも見えた。
 それでもマリーの両足は止まらず前を向いていた、刻々と迫るタイムリミットに間に合わせるために。

 娼婦館に着いた頃には、時計の短針が5を回り、太陽が空を赤く染め上げていた。荒く激しく高鳴る鼓動を
静めるため、館の表玄関の開いている片方のドアにもたれかかった。
 絶え間なく酸素を取り入れ続ける肺、身体が悲鳴を上げているのを自覚し、座り込んだ。
表には馬車などもなく、静かだ。一億以上の大金を貸した人物だから、徒歩で来ることはないだろう。
まだ取立の人は来ていない、ここで少し休憩してから。それからでも遅くない。

 そういえば、一日徹夜か、とくだらない事が頭に浮かんだ。気の緩んだ頭に色々な考えが浮かんでは消える。
 突如、中から悲鳴が上がった。嬌声でもなく、思わず竦んでしまう女性の怒声。どうやら休む時間すら
与えられないらしい。ちょっと取り立ての人を憎く感じた。
 
 愚痴を言ってもしかたない。金さえ払えば取り立ての奴らは何も言えないだろうし。
立ち上がろうとした瞬間、立ちくらみが起こり、ドアに手を突いて倒れるのを堪えた。
一日休みなし、食事なしでモンスターと死闘を繰り広げた肉体は限界を迎えている。
 僕は震える足腰と、痛みを訴え続ける肉体の叫びを無視し、悲鳴の元へと急いだ。
玄関を入ってすぐ右手に階段があり、通路を進むと広間を出るときに見たドアがあった。
中からは男の怒声(取立ての人か)と、女性の叫び声が聞こえる。サララとは違う声だ。

『約束の借金、さっさと払わんかい!』
『だから払えるわけないでしょう!』
『それじゃあ仕方ない。この土地の権利書と館で払ってもらうしかないな』
『ちょっと! 期日はまだ先だったわよ!』
『だったら、払えるんか! 期日まで待って払うことできるんか?』
『く・・・下種野郎』
『もう、いいわ・・・・・・諦めましょう』
『マリア姉さん! どうして!?』
『仕方ないわ、借金があるのは事実ですもの・・・・・・目的は、私達でもあるんでしょう?』
『分かっているじゃねーか。今日から可愛がってやるぜ』

 複数の男達の卑しい笑い声と、女性達の声に悔しさが滲んでいるのが分かった。
おそらく、これから男達でお楽しみタイムに移行しようと思っているのか、笑い声がなかなか収まらない。
 
 きっと夢にも思わないだろう。借金全額分の金を携えた男がドアの向こうにいることを。

 漏れ出る笑みもそのままに、僕は勢いよくドアを開け放った。
418娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 00:58:28 ID:RP4SFedv
「誰だ貴様は! どこから入った!」

 目の前にいる太った男・・・・・・おそらくこいつがローマンだろう。
 名前くらいは聞いたことがあったが、こんなに近くで顔を合わせるのは初めてだ。
太った蛙を彷彿させる。脂ぎった額には汗が滲み、僕が女性だったらどんなに金を積まれても、
抱かれようとは思わなかっただろうな。というか、こんな人に借金を作ったのはある意味不運だ。
 お世辞にも善良、には見えない。よく逮捕されないものだ。

「ちょ、ちょっと! どうしたのよ、怪我してるじゃない!」

 遠目からでもスタイルの良さが窺える、鮮やかな金髪女性が長い髪を振り乱して駆け寄ってきた。
横には白いワンピースを身に纏った少女、サララが驚きに目を見開き、僕の元へ来てくれた。

「どうして・・・・・・来ないと思っていたのに」

 それは酷いなあ。貴方を買うために僕は生と死の世界をループすることになったんだ。
どうせなら、本当に来てくれたのね! ありがとう! ってキスしてくれたほうが嬉しいんだけどね。
 僕は背中に担いでいたトランクを床に下ろした。ろくに確かめもせず無理やり留めたせいだろうか、
留め金が少し変形してしまっていたが、特に支障なく開くことができるみたいだ。他の娼婦の人達も、
僕の周りに集まりだし、口々に僕を心配する言葉を漏らす。

「な、お、お、おおおまえ〜!」

 突如、ローマンの横に立っていた取り巻きの一人らしき男が悲鳴を上げた。
 広間にいた人達は全員、突然叫び声を上げた男を凝視した。その視線の中には、ローマンも含まれている。
 ・・・・・・あれ? この人、どこかでみたような・・・・・・。

「ぎ、銀髪のマリーだ! 俺の腕を、腕を・・・・・・」

 傍目からみても分かるくらい顔色が青くなっていく。(腕? 腕ってたしか)
 茶髪ピアス肌黒、着崩した短剣とジーパン、昨日とまったく変わらない服装・・・・・・思い出した。
昨日絡んできたやつらだ。頭にきて一人の腕を叩き折ったんだっけ? もう会うこともないだろうと、
思っていたから、こんな形で会えるとは思わなかった。こいつら、ローマンの手下だったのか。

「おい、お前ら、このガキを叩き出せ!」

 男達にとっての上司、ローマンの命令がかかっているのに、その場から一歩も動かない。男達は
例外なく身体を震わせ、ローマンと僕を交互にみて、そしてまた身体を震わせる。時間にして数分しか
会っていないが、腕を一瞬で折られたんだ。その恐怖は身体に染み付いてる。
 だから動かない、動けない。僕に戦いを挑むことと、ローマンに逆らうことと比べたとき、僕のほうに天秤が傾いた、それだけだ。

「ねえ、ローマン、話があるんだけれど」
「なんだと! 俺は話すことは何もない、でていけ!」

鼻息荒く罵り、口を開くことに唾が飛ぶ。うわ、汚い!

「借金の分、1億2000万セクタ、僕が肩代わりするよ。別に文句はないでしょう?
ちゃんと借金は全額払うんだし、悪い話じゃない。それでいいでしょう?」

 僕は地面に下ろしたトランクを持ち上げ、中をよくみえるように開いた。
 トランクから零れ落ちる札束と、固定された札束。零れ落ちた札束が床におち、重い音をたてた。
419娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 01:03:19 ID:RP4SFedv
 目が覚めたらベットに寝かされていた。いや、この言葉だけを聞いたら、何を当たり前のことを、
と口を揃えるに違いない。だがそれは、寝る前に自らをベットに横たわらせたということが前提だ。
 しかし僕の場合は違う。なんせ直前の記憶がローマンに金を渡した後、すぐ途切れているからだ。
もしかしたらアルツハイマーにでもなってしまったんだろうか? だとしたら、今すぐにでも病院に
向かったほうがいい。というより、この年でアルツハイマーは嫌だ。

 起き上がろうとしたが、右腕に鉛が被さったように動かない。何故?
 顔を横に向けると、サララの可愛らしい顔が至近距離で映った。・・・・・・あれ?
 なにやら嫌な汗が流れてくるのが分かる。首だけを曲げ、身体を見ると、僕の身体分のシーツの膨らみと、
もう一人分、横に盛り上がっていた。・・・・・・そういうことね、添い寝ね、そうね。
 もう一度サララの顔を覗き込んだ。涙を流したのだろうか? 目の端が薄く濡れている……まさか、獣になった僕が彼女を
襲ったんじゃないだろうな。だったら本気で自殺を考えるぞ、僕。

「・・・・・・・・・おはようございます」

 いきなり音も無く開いた瞼。それ以上に開かれた僕の瞼。抑揚もなく挨拶を告げたサララ。
驚きに声もでない僕。悲鳴を上げなかった自分を褒め称えたい。
 部屋は薄暗く、ベット脇のランプがほんのりと、サララの横顔を照らしている。その脇には
ヌイグルミが鎮座され、そこで僕はここがサララの部屋であることに思い至った。
 そんな僕の気も知らず、薄く紅潮した頬と柔らかく弧を描いた唇、潤んだ瞳が少しずつ近づいてくる。

「お、おはよう・・・・・・ところムグ」

 僕と彼女の距離が0になった。分かりやすくいうと、キスをされた。
 最初に感じたのは、湿った感触。そして唇の温かさと柔らかさ。文字通り目と鼻の先にある瞳が、
ますます潤いを増し、サララの鼻息も荒くなっていく。突然のことに腰を引こうと思ったが、それよりも早く
腰に手を回されると、唇が離れ、思わず溜息を吐いた僕の身体を回り込むように、身体の上に乗られた。
 
 触れている部分が薄く湿った感触を伝え、僕と彼女が裸であることが嫌でも分かった。サララの身体に
よってシーツがはだけ、包帯が巻かれた僕の胸と、傷跡が刻まれたサララの裸身が僕の目に飛び込んできた。
 乳房の先端は桃色に妖しく勃起し、これからの行為に胸をときめかせているのが窺えた。

「ちょ、ちょっとサララ、何をしているの!?」

 僕の言葉を聞いていないのか、はたまた無視しているのか、それは分からない。
サララはさらに笑みを深くさせ、僕の胸に巻かれている包帯の線に沿うように、優しく指先を這わせていく。
ちょうど僕の股間の上に腰を下ろした形になったことにより、直接サララの性器と僕の性器が触れ合う。
 サララの女の部分は熱く熱を持ち、僕の陰茎どころか、股周辺を愛液で濡らしていく。思いがけない刺激に、
陰茎が少しずつ熱を持ち始め、その硬度を増していく。硬くなるにつれ、より強く女の部分に擦り付けられ、
快感が体中に広がっていった。感触で分かるのか、サララは熱い溜息をつき、腰をグラインドさせ始めた。
擦り合う部分から、ニチャ、ネチャ、といやらしい音が響く。
420娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 01:09:59 ID:RP4SFedv
 「大丈夫、貴方は動かなくていいから・・・・・・全部私が気持ちよくするから」

 聞きたいことは色々あったが、何か言葉を出す前に、唇で塞がれてしまった。少し開いた歯の間から、
するりと舌が入り込んできた。驚き、舌を引っ込めようとしたが、素早く舌を絡まされ、サララの口に
引きずり込まれてしまった。巧みに口内にある僕の舌に纏わりつくように踊り、隙間から溢れた涎が、
二人の口周辺を汚し、顎を伝っていった。サララが満足し、口を離したときには、二人の口元は涎で
ベトベトになっていた。既に僕の陰茎周辺は、お漏らしをしたみたいに濡れていた。

「全部、全部あげます。私の胸も、唇も、アソコも、お尻も、愛情も、全部あげます」

 言葉と共に硬くなった陰茎を支え、サララの中に沈められていく。サララの中は熱く濡れていて、絶え間
なく快感を送ってくる。指3本分を残し、亀頭の先端がサララの最奥に到達したことを伝えてきた。
 淫らに腰をくねらせ、断続的に膣が締まる。僅かに痙攣する姿が、受けている快感の強さを物語っている。

「あは・・・大きい。気持ちいい、マリー様の、おちんちん、気持ちいい!」

 僕の胸に抱きついて身体を固定させると、ゆっくりと腰を前後に揺さぶり始めた。部屋にはサララと僕の荒い息と、
結合部からぐち、ぐち、と淫らな水音が響き渡る。ゆっくりと前後にグラインドしていた腰は、少しずつ動きを早め、
時に上下に、時に左右に、時には円を描くようにくねらせる。その度に僕は息を呑み、サララは嬌声をあげ、
部屋には女の匂いが充満しだした。膣内の亀頭が、サララの子宮を押し上げると、一際大きく嬌声を上げた。

「ごめ、ごめんなさい・・・私、私もう、もう、んん!」

 抱きつかれたまま唇を塞がれた。舌を絡ませあい、涎を互いに飲ませあい、啜る音が響く。サララの腰が跳ね、
膣道から陰茎が繰り返し姿を現し、また美味しそうにくわえこむ。
 僕の恥骨と、サララの恥骨がぶつかり、ぺちょ、ぺちょ、と恥ずかしい音を立てて愛液を飛ばしている。
少しずつ下腹部に熱が溜まり、放出の準備を着々と整え始めている中、サララの膣が不規則に痙攣を始めた。

「んん・・・ちゅぷ、ぷはぁ、ああ、あ、来る、何か来る、凄いの来る! 熱い、熱いのがぁ! お腹熱い!
 ああああ! イク! イク! イクイクイクイクイク! もうイクゥゥゥ!!」

 背を反り上げ、頭を振って快感を逃そうとするが、サララの動きは止まらず、なおも激しく揺さぶる。
顔の火照りは身体全体にまで広がり、身体を跳ね上げる度、ささやかな乳房が揺れ、流れる汗が飛び散る。
 不規則だった膣の痙攣が、休むことなく痙攣を続け、少女の肉体が絶頂を迎えようとしていた。
涎を垂らし、口を開けてだらしなく舌を突き出したサララの瞳は霞み、快楽で染まられていた。

「く、ごめん、サララ! 僕・・・出る!」
「出して! いっぱい出してください! 私も、私も! あ、あああああ!! イクゥゥゥゥ!!」

 目を見開き、舌をつきだして、大きく背を反り返した。同時にサララの膣が急激に伸縮を繰り返し、射精させようとする。
僕は快感に流されるまま、胎内の奥不覚に解き放った。サララは指が白くなるほどシーツを握り締めた
 数秒、数十秒、音がなくなり、部屋に静寂が戻った。そして、サララの目に焦点が合わさってくると、ゆっくりと倒れこんできた。

「あは、はは、はあはあはあ、す、凄かったです・・・・・・お腹にマリー様の精液が入ってきます・・・
 凄い・・・・・・いっぱい出てる、射精されてる・・・素敵です・・・」

 幸いにも、サララは軽かったみたいで、包帯の上に乗られても、痛くもなんともなかった。
 しかし、自分が何所に乗っているのに気づき、あわてて起き上がった・・・・・・僕のを胎内に挿したまま。
 陰茎がサララの敏感なところを突き、甘い声をあげた。快感のあまり流れた涙もそのままに、再び動き始めた。
421娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 01:13:27 ID:RP4SFedv
「あ、んん! どうでしたか? 私の、で、満足して、いただけましたか?」
「うん・・・・・・凄く気持ちよかった」
「よかっ、たあ・・・はあ、全部入、りきらな、かった、から、気持ちよく、なかったの、かな? と心、配しました」

 陰茎が膣に入りきらないので、少し身動ぎすると、自然と子宮を強く突き上げる形になってしまう。
亀頭とサララの子宮が深くキスを繰り返している。それが堪らないのか、言葉も途切れ途切れだ。
僕の陰茎を伝って垂れた愛液によって、シーツが使い物にならないくらい汚れてしまった。
 射精後の虚脱感を味わいつつも、サララの淫らなダンスを見物する。すると、サララは顔を赤らめ、じっと見つめてきた。

「初めてなんですよ・・・・・・こんなに感じたの」
「そう、僕もそんなに経験ないから、そう言われると嬉しいな」
「・・・・・・私、今日始めて、絶頂を体感しました。それに初めてなんです。こんなに誰かを好きになったのも」

そういうと、薄く生え揃った恥毛を擦り付けるようにグラインドし、動きを加速していった。

「ああん、また、イキそうです・・・・・・切欠がお金でも、貴方は私を……皆を救ってくれました」

 刺激によって硬くなった僕の陰茎が、再びサララの子宮を小突きあげると、小さく快感の溜息を零した。

「どう思っていてもかまいません。貧相で物足りないと思いますけど、私の身体を好きに使ってもかまいません」

 再びサララの呼吸が荒くなり、新たに愛液を分泌し始めた膣中が、陰茎をねっとりと包み込む。潤んだ瞳から
涙がこぼれ、胸の包帯を濡らしていく。それでも動きを止めず、射精をねだる。

「気の向いた時に来てくれるだけでもいいんです。前戯だってしてくれなくていい!」

 陰茎が深く押し込まれたときは、まるで迎え入れるように柔らかく包み込む。抜かれるときは別れを惜しむように
強く締め付けられる。膣が、子宮が、胎内が新たな精液を求め、陰茎をしごき上げる。

「愛してくれ、だなんていいません・・・・・・でも、今は、今だけは・・・」

 熱を溜め始めた二つの袋が、射精の兆しを見せる。陰茎の脈動すら快感に直結し、四肢を震えわせる。
体中から汗を噴出して、更に激しく腰を振りたくる。しかし、それよりも早くサララは限界を迎えた。

「だめ、だめ、まだ、いっちゃ、だめ、また、イキそう、気持ちいい、マリー様のいい! ああああ! だめ!
 イク! すぐイク! んん、もう、ああ、あ、あ、イク! イクゥゥゥゥ!!!」

 陰茎を受け入れている膣の隙間から、愛液が噴出す。眉を顰め、口を大きく開き、快楽の嬌声をあげた。
ゆっくりと僕の胸に倒れこんだサララの頭を撫でた。まだ息が荒いが、頬を擦り付けてきた。

「はあはあ、ふうふう・・・・・・まだ射精してませんね。すぐに気持ちよくしますから」

 のろのろと億劫そうに動き出した。すでに体力が尽きたのか、連続した性交に身体が持たないのが分かった。
 涙をこぼし、力なく陰部を擦り付ける。亀頭の先端を愛撫するように子宮口が押し付けられる。
僕はサララの背中に腕を回し、力強く抱きしめた。胸の怪我を気にして、力をいれて体重をかけないように
していたのが分かった。抱きしめたことによって背筋が伸び、丁度僕と顔を向かい合わせるような形になった。
422娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 01:16:54 ID:RP4SFedv
 サララの身体は汗ばみ、熱い息を吐き、すべてが暖かかった。サララの小さな乳房が僕の胸を押しつぶし、
包帯ごしでも、先端の感触を知ることができた。サララも僕の後ろ首に手を回し、首もとに鼻をよせてきた。

「はあはあ、ふう〜、ふう〜、マリーさん・・・・・・好きです・・・愛してます・・・」

 抱きしめられていても、サララは腰の動きを止めない。ゆるやかに腰をくねらせ、快感を与えられる。
じわじわと射精感がこみ上げてきた。僕の胸に暗い欲望が湧き上がってきた。射精するだけじゃ物足りない。
 身も心も、本当に離れられないくらいの快楽を覚えさせたい。不思議とそれが素晴らしい考えに思えてきた。
抱きついているサララの腰を押さえ、動けないように固定した。そして、ゆっくりと陰茎を子宮に押し込む。

はあ・・・はあ・・・え、あ、あ、だ、だめ、痛、痛い、止めて、苦しいです」

 僕から離れようとするが、力が入らない身体は、のたのたと蛙のように身体をばたつかせた。
けれども、すぐに大人しくなり、自分は奴隷ですから好きに使ってください、と言葉をこぼして身体を預けてきた。
 僕は小さく呪文を唱え、魔術を行使する。室内に囁くような歌声が響く。魔術を使用するにあたって、呪文を
唱えなくてはいけない。魔力が低く、操作が下手な人は、棒読みで、長ったらしくなるが、魔力が多い人だと、
歌を歌っているように聞こえ、操作に長けていれば、短くなる。

「はう、はあ、あ? あれ? 痛くない? あれ? んひぃ! あはぁ、これ、これぇぇぇ!」

 唱えた魔術は、体内適応力強化の魔術と、悦楽の魔術。サララも異変に気づいたが、手遅れだ。

「あ、あ、はひ、奥、奥に入ってくる、子宮押してる、中に入ってる! んふぅぅぅぅ」

 ミリミリ、と擬音がつけばこんな音がしそうな気がする。ジワジワと陰茎が胎内に隠れていくにしたがって、
再びサララは暴れだす。四肢をのたうちまわせ、本来快感を受けることのない部分に、強い快感を得始めたため、
自分でもどうしていいかわからないみたいだ。陰茎が子宮口を押し通り、子宮内を横断し、そしてついに、
陰茎がついにすべて収まり、亀頭が子宮を押し上げた。

「きひ、ああ! 大きい、いっぱいになってる・・・あ! 動くの駄目!」

 胸の傷のこともあるので、腰を揺さぶるように、ピストンさせる。サララは喉を震わせ、歓喜の声をあげた。
白さを取り戻し始めていた肌は、瞬く間に赤く染まりだし、熱を持ち始めた。

「いい、あ、あああ、奥、いい〜! 凄いの、凄いの来る、来る、くううううう!」

 静寂な室内に、サララの絶頂を迎える嬌声が反響した。隣の部屋に聞こえてしまったいるだろう、でも今は気にしない。
腰を抑えられているせいで、手足をばたつかせることしかできず、快楽を逃すことができない。
 抱きついたことで、乳房と乳首が包帯に擦れて、痺れるような快感を生み出し、恥部の淫核が潰れる度に、
四肢を硬直させた。ただ喘ぐことしかできず、快感は体内を渦巻き、さらなる絶頂へと強制される。

「イク、イクウウウ!! 〜〜、奥!! 奥いいの! 子宮に入ってる! 潰してる! すぐいっちゃう!
 だめ、こんなの気持ちよすぎるううう!! ああああ! またイク、イク、イク!!!」

 子宮内に入った陰茎が、子宮口を擦りたて、亀頭が子宮を深く突き上げる。大きく反ったカリが、子宮内や、
膣道を、こそぎとるように引かれ、強烈なオーガズムを与えた。
423娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 01:19:01 ID:RP4SFedv
「ああ〜〜!! いった、いっちゃった! 私いっちゃった! 〜〜〜〜うう!! もうダメ! 動くのダメ!
 もうイキたくない! いかせ、――!! イキました! 私いったから!!」

 絶え間ない刺激のおかげで、射精を堪えきれなくなってきた。今まで以上に身体を擦り付ける。

「はあ、はあ、出すよ、出しちゃうね、子宮にいっぱい出すからね」
「出して! 出してください! 気持ちいい! あそこも! 胸も! 子宮も! 全部イク! いっちゃう!」

 陰茎を抜ける寸前まで引き抜き、叩きつけるように陰茎を突き刺した。今まで以上にサララの身体が揺すられた。
乳首が包帯に擦られ、サララの硬く立ち上がった淫核が自らの自重によって、引きずられた。

「あああああ!!! ああああああああああああ!!!」

 目を見開き、涙をこぼして、涎を垂れ流し、白く濁った愛液を噴出して、絶頂を迎えた。背筋を反り返し、
汗によって濡れた乳房と赤く立ち上がった乳首が、眼前に晒される。
 僕は、堪えることはせず、サララの中に射精した。勢いよく出した精液が、サララの子宮に溜まり、汚していく。
 サララは最後に大きく痙攣すると、糸が切れた人形のように、胸に倒れこみ、動かなくなった。
 心配になって顔色を覗くと、白目をむいて涎を垂れ流し、死んだように失神していた。それでも、
最後の一滴まで搾り取ろうと、胎内が柔らかく陰茎をしごき上げる。
 僕は襲ってくる睡魔に身をゆだね、サララを抱きしめたまま、眠りについた。
424娼婦少女とマリー:2007/11/11(日) 01:22:13 ID:RP4SFedv
 僕が着ていた服はモンスターとの戦いで破れてしまい、着れなくなってしまい、困っていたところ、
娼婦館の主、マリア・エレジアさんが、昔使っていた衣服を譲ってくれた。
 普段は女性物の衣服を身に纏っているが、女装癖があるわけではない。ダンジョンで手に入る服は
女性物が多く、身に付けるだけで、毒や冷気、炎の中でも平気になる衣服もある。
 ぶっちゃけその付属効果目的で着ていただけなのだ。僕の女装の訳を聞いて、男性者を探してくれたが、
借金のために、普段使わないものはすべて売り払ったとのことで、余分な服は一枚もないという。
 いつまでも腰にシーツを巻いただけの姿では不味い。仕方なく、マリアさんのお下がりを着ることになった。

 この時、シーツがずれ落ちて、僕のマイサンがコンニチハするハプニングが起きてしまった。
 運の悪いことに、場所が広間で、時間は昼を過ぎてしまっている。娼婦館の女性のだいたいは広間に集まっていた。
幸いなのが、さすがに見慣れてるみたいで、あまり騒がなかったのが嬉しい。(僕のマイサンを見た後、顔を赤らめて
見つめてくる人多数。何故か喉を鳴らした人多数。舌なめずりする人多数。身の危険を感じました)

 僕とサララ、二人分の体液で使い物にならなくなってしまったシーツは、捨てることになってしまった。
何だか申し訳ない。そう思って弁償しようとしたのだが、娼婦館の女性達全員に止められてしまった。
 それならばと、包帯や薬、サララとの一夜の代金だけは払おうと、耳につけたイヤリングを渡そうとするが、
さらに強く止められた。言い分は、借金を返済してくれたうえに、さらにお金を頂くのは申し訳ないとのこと。
 
 そして、さらに事態は急変する。自宅に帰り、ソファーに寝転んでいる僕を、膝枕しているサララの存在。
金は無いが、冷蔵庫には食料が残っているので、サララに何か料理を作ってもらおうと、家に来るように頼んだ。
そしたら何故か、顔を赤らめて頷いた。
 他の娼婦の人やマリアさんは、にやにや意地の悪い笑みを浮かべていた。
 そして今、サララの作った料理を食べ、横になっている僕を膝枕しているサララ。赤らんだ頬と、潤んだ瞳が僕を
見下ろし、優しく頭を撫でている。・・・・・・眠くなってきた・・・意識が暗闇に閉ざされた。
425裸足裏最高:2007/11/11(日) 01:27:33 ID:RP4SFedv
「おはようございます、朝ですよ」

 下半身に痺れるような快感がはしり、それが頂点に達した瞬間、目が覚めた。サララが運んでくれたのか、
ベットで横になっていた。礼をいっとこう。立ち上がろうとしたが、腰が重くて動かない。
 
 視線を向けると腰の辺りの布団が不自然に盛り上がっていた。おまけに陰茎が、強く吸われてる感覚がある。
 布団をめくると、予想通りサララが朝の生理現象に、愛撫をしていた。口の端から精液が滲み、口元は涎で、
べとべとになっていて、妖しい色気を振りまいている。おそらく僕が今しがた出した、精液を飲み干して
いるのだろう。喉を大きく鳴らすと、にこやかに朝の挨拶を述べた。
 朝からするのもどうかと思ったが、衝動に任せてサララを押し倒した。サララは嫌がることなく、背中に手を
回し、ショーツに包まれた恥部を、陰茎に擦り付けてきた。

「マリー様、いっぱいいっぱい、サララを可愛がってくださいね」
「……あのさ、様をつけるの、止めてくれない? 背中がくすぐったいような、変な気分だよ」
「だめです。マリー様は、マリー様です。そんな意地悪言うマリー様はこうです」
「あ、ちょっと、乳首舐めないでよ。くすぐったいな〜、もう」

 これから楽しくなりそうだ。そう考えていた自分を罵倒してやりたい。この日、ポストに入っていた手紙が、
僕の一日を憂鬱な日へと変える手紙だったのだから。
426名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 01:30:34 ID:RP4SFedv
投下終了します。

所々タイトルが変わっているのは気にしないでください。
手違いで変更し忘れてしまいまして、そのまま送信してしまいました。
今回は最初のやつとはまったく違う話ですし、繋がってません。
繋がっていた話は全て、あぼーんしてしまいました……orz
427名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 02:29:10 ID:XyPmyuwO
>>426
乙だぜ。
寝ようと思っていたのに下半身が大変なことになって寝られなくなったw
こういう話は大好きだからもろストライクだ。
428名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 03:19:15 ID:6LqNdiMN
神は突然あらわれるのだなぁ
429名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 04:02:50 ID:UG4OHAyx
おおお、ktkr!!! GJGJ、超GJ!
ずっと待ってて良かった−−−−!

これ、ハーレムフラグ立ちまくりですか?
次もあるんですよね? ずっとお待ちしてますぜ?

しかし、
>裸足裏最高
吹いたw 確かに最高だっ!w
430名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 06:06:45 ID:WYJg2YlG
GJあげ
431名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 08:14:34 ID:Pdr39fl6
おー、GJ!
続きにも期待
432名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 03:00:50 ID:drRnCnNW
なんか爽やかだった GJ
続き待ってるよ
433名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 04:55:46 ID:2hR/qiAe
スレ数790緊急保守あげ
434名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 00:50:35 ID:k/Oycj+q
マリーのプロットが消失した……orz
435名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 03:03:05 ID:vwEWyMIA
またかいなw
436名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 08:24:36 ID:45Ck9Vry
うはw
まあ、がんばってくれ。
437名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 08:02:16 ID:v/pMv+/w
保守
438名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 20:46:42 ID:c2UWpGlA
あまりの長文に俺の息子が全く静まらなくなった

どうしてくれGJ!
439名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 09:57:30 ID:5NzG1E8p
保守。
圧縮くるか?
440名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 15:30:20 ID:RwS/TM2Z
更に保守
441名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 17:01:46 ID:7SEwc7s6
職人さんきてくれー保守
442名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 01:54:13 ID:AlIYnirK
ここって何人ROMしてるんだろ?
443名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 19:21:36 ID:fXXPpGRC
少なくとも俺がいる
444名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 19:24:39 ID:7oB/gIPC
俺もいる
445名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 20:28:32 ID:KEtEhx6A
俺もだ
446名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:54:35 ID:HjBShMp9
俺も俺も
447名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 00:24:11 ID:eiy0hmTu
俺もいる
448名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 00:28:53 ID:xqAExVkd
じゃあ、俺も
449名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 01:00:06 ID:/iAS4RJ3
俺も俺も俺も
450名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 01:39:03 ID:iFQgf0F2
俺を呼んだ?
451名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 01:46:44 ID:diHGR0M6
あたしも。
452名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:10:51 ID:GUDqU/pQ
お前らどこに隠れてたんだw
…人のことは言えんが
453名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:25:37 ID:0COZbz8s
だって全部自演だもん
454名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 03:43:53 ID:Sxz2O1rJ
いや、俺はこれで2回目だ
455名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 14:59:52 ID:ngD2Pp+8
おいらは一回めー。
456名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 22:22:30 ID:QTI2oJ9N
見てるだけですが。
457名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:11:10 ID:G2gya/9Q
ここはかくれんぼの達人の集うインターネッツですね。
458名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 03:06:49 ID:W02dIqqg
それって俺がかくれてるうちに皆が家に帰るゲームだよな?
459かくれんぼ:2007/11/28(水) 07:08:22 ID:efpkuShx
かくれんぼブームなようなので 1レス小ネタ投下。

--
「優香、みーつけたっ」
「み、美樹ちゃん……」
 あたしは優香を大の字にし、両手両足を机に縛り付けた。
 優香の乳首はすでにぴんっと尖ってる。なーんだ、期待してたんじゃないの?
「みんな――っ、捕まえたよ――っ」
 あたしの声を聞きつけて、教室のあちこちに隠れていたみんながわらわらと現れた。

「あ、優香ちゃんつかまっちゃったのかー。かわいそうになーへっへっへ」
「優香ちゃん初めてだよな? 最初はキッツいぜー?」
 コラコラ男子。勝手なことをいって優香をビビらせないでよ。
 とはいえ、実際の責めがキツめなのは実は女子だったりもする。優香はちっちゃくって
人気者だからよけいツラそうだ。つーか、誰よりあたしが責める気まんまんなんだけど。

「美樹ちゃん、コワいよう――――っん、んぐっ……」
 あたしは口移しで媚薬を優香に含ませる。
「ほら、ごっくんして。そうそ、すぐ効くから。ね」
「ひゃ、なにこれ、なにこれ美樹ちゃん!? 何だか熱くなってきたよっ。ひぁっ、
触らないでっ!」
 へっへっへ。さてここからが本番だい。

 ――イカセ鬼。
 かくれんぼの変形で、いま、うちのクラスでブームなんだ。
 鬼が隠れている子を探し回る、ここまでは普通のかくれんぼ。
 でも、全員常に全裸であることと、捕まえた者には媚薬を飲ませ、みんなでイカせまくる、
ってとこが、普通のかくれんぼとは違ってる。

「くふふっ。これ、なーんだ?」
 みんなから、おおっ、と、どよめきがあがる。
 あたしが持ち出したのは、電気アンマ器。おばあちゃんなんかが肩こりに使うアレだけど、
下手なバイブよりも効くと一部では好評らしい。

「えいっ」
 あたしはスイッチを最強にしたそれを、おもむろに優香の股間に押し当てた。
「ひいゃぁぁああああっ! 美樹ちゃん、やだ、やだやだやだようっ! あ――――――っ!!」

 優香は絶叫し、腰をがくがくと跳ね上げる。
 でも、両手両足がっちりと固定してるのだ、逃げ場はないよだよふふふふふ。

「さ、みんなもいいよ、セメちゃえ――っ!」
 暗黙のルールとして、鬼が最初にイケニエを責めることになっていた。
 みんな、待ちきれなかったみたいで、あたしの言葉で一斉に優香に襲い掛かる。
 ちゅぱちゅぱとおっぱいに吸い付く男子たち。
 女子は耳や首筋、ふとももなんかをさわさわと苛めたり、アソコに指を差し入れたり。
 もちろん電気アンマは突き立てたままだ。

「――ひうっ! ――――っや! あ、あっ、ああっ、あ――――――――――っ! いや、
イク、イクイクイッちゃう、くふっ、イクぅ――――っ!!」

 全身ガクガクと痙攣させながら、優香は絶頂の悲鳴を上げる。
 さて優香は何時間くらいもつのかな?
460名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 14:11:15 ID:OjbEn23E
うはw
461名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 14:13:54 ID:OjbEn23E
途中送信スマン
男が捕まったらかなり嫌かもな
462名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 14:20:26 ID:XR3Iw7ck
「阿部さんみーつけた!」
「嬉しいこと言ってくれるじゃないの」
「初めてはちょっとキツいかもよ〜?」
「漢は度胸!なんでも試してみるもんさ」
463名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 16:47:32 ID:DUzqrwzR
わざと見つかってないかwwwwww
464名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 18:08:37 ID:ZVn9SuzO
むしろ阿部さんが鬼の方が怖いwww
465名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 22:20:57 ID:DUzqrwzR
阿部「いいのかい?俺はショタでも喰っちまうぜ」
466名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 22:31:50 ID:jk1JhUyd
阿部って誰だwww
467名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 23:24:33 ID:l9+zqCV/
>>466
や ら な い か ?
468名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 23:29:49 ID:Cy4LyzMP
469名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 05:28:48 ID:L4q53lJ/
なんだこの流れw
470名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 15:54:24 ID:DPSoAIJq
イカされすぎた後にお預けを喰らって飢えてるの図
471名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 00:05:59 ID:L4q53lJ/
今度はショタブームのようなので、ショタをちょっと登場させてみた小ネタ。3レス。
アーッ、ネタは好みじゃないので期待しないでほしい。
--
その後のかくれんぼ

「美樹ちゃんつかまえたあっ!」
 うえ。
 優香に捕まってしまった。
 今回かくれんぼに負けたのは、あたしとアキラくんの二人。
 優香は二人の手首を、同時にひっしとつかんでる。してやったり、な表情だ。

 転校生のアキラくんはちょっと小柄な男の子。母性本能をくすぐるタイプの美少年で、
狙ってる女子も多かった。

 女子と男子の比率が3対1のうちのクラスで、男子を捕まえる確率は小さくて。アキラくん
みたいな『上玉』がイケニエになる可能性はさらにマレだ。
 だから優香には、よくやったぜっ、えらいえらい、と、女子みんなからの賞賛の嵐。うん、
アキラくんの責められまくる姿ってば、あたしもかなり気になるぞ。

「さ、アキラくん、ちょっと我慢してね」
「あ、待って、ちょ、優香ちゃん痛いよっ」
 優香はアキラくんのチンコの根本を、ゴムでキツくキツく縛っていく。精液を出さない
ようにするためだ。こうでもしないと、男の子に対してイカセまくりなこの罰ゲームが
成立しないんだもの、まあ仕方が無い。
 男子はみんな涙目だけど、それが罰ゲームってもんだよね。

 いつのまにか、アキラくんは柱に拘束されていた。
 後ろ手に両手首を縛られ、その先を柱に結ばれてる。足首も床に結わえられ、硬く上を向いて
そそりたったおちんちんを隠すことさえできない状態に。
 アキラくんの、下唇を噛んでぐっと恥ずかしさをこらえてるその姿がなんともたまらない。
 くふふふふっ。女子一同、そんなアキラくんの姿態に笑みがこぼれる。

「ひゃ、つ、冷たいっ」
 チンコにローションを垂らされて、すこし涙目のアキラくん。
 きゃーっきゃーっ!
 なんと萌えるシチュなんだろ、とわくわくしながら見ていたら、
「さ、美樹ちゃんはコッチだよ」
 そっか、今回はあたしもイケニエだったよ。ちぇ。
「優香、ね、ね、ちょっとだけ待ってくれないかな? あたしもアキラくん責めてみたいよー」
「だめだよ美樹ちゃん。我慢して、それが罰ゲームってもんだよね?」
「…………orz」

 はいはいそうですかそうですか。
 仕方ない、あたしは大人しく椅子に縛り付けられることにした。
 両手を椅子の背に縛り付け、両足は高々とVの字に持ち上げられて、左右それぞれ教室の柱に
括りつけられてしまった。ぐるりと取り囲むクラスメイトに、おしりの穴まで丸見えで、
うひゃ――――っ、これはかなり恥ずかしいよ――っ!

「美樹ちゃん、それじゃ、いくね」
 あたしに媚薬を飲ませてから、優香はバイブを取り出した。
 それは人差し指くらいの細く小さなバイブで、それを見てあたしはちょっとほっとする。だって
それは、あたしと優香のおそろいのものだったから。
 普段使い慣れているものだったら、やっぱりなんだか安心だよね。

 ――なんて思っていたら甘かった。
「ひぁンッ! や、そこ違ッ!」
 優香はローションを塗りたくったそのバイブを、あたしの後ろ、つまりその、
おしりの穴に突き刺したのだ。
472その後のかくれんぼ:2007/11/30(金) 00:07:34 ID:dPjjQOPQ
「やだやだ優香ヤメてよ! おしりヤダっ!!」
「大丈夫だよ美樹ちゃん。私はいつもコッチだけど平気だよ?」
 自分の性癖を一般的と考えるな〜〜っ! と、ツッコミを入れたかったけど、スグに
それどころじゃなくなっちゃう。
 おしりの穴から甘い刺激が全身に広がって、アッというまに絶頂寸前まで押しやられて
しまったからだ。
「ヒィゃぁぁぁ――ッ! なにこれなにコレナニコレ……ッ!!!!」
「えへへ、気持ちイ――でしょ?」

 わかんないっ! わかんないよわかんないよっ!!
 頭を振って悶えるあたしに、クラスのみんなは当然ながらヒトゴトだ。
「うっわー、美樹ちゃん気持ちよさそー。でも、おまんこひくひくしてちょっと物足りなさそ」
「入れて欲しいなら早く言ってよ、俺たちみんな待ってるからさ」
 にやにやと笑うみんなの言葉も、あたしの耳を左から右へとすり抜ける。
 うねうねと動くバイブがあたしのおしりを蹂躙して。腰が勝手にぴくっぴくっと跳ね上がって
痙攣し、やがてその痙攣は全身へと広がっていく。

 気持ちいい。すごく。たまらなく。気持ちいい。

 でも、そんなに気持ちいいのに、それは始まりでしかなかった。
「さ、次はこれだよ〜〜」
 そう言って優香が持ち出してきたのは、あたしの持ってきた電気あんま器。復讐のつもり
かな、優香は無造作に、あたしのアソコに電気あんまを突き立てた。
「クヒィィイっ!」
「ほらほら、気持ちいいでしょ?」
「ひゃあっ! ダメ、イっちゃうッ! あ〜〜ぁぁぁあ〜〜〜〜〜〜ッ!! クヒぃっ、
らめ、らめぇぇっ! いっひゃういっひゃう!! おなかがしゅごいのいっひゃうのッ!
止まらないの止まらないのッ あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
 大きく目を見開いたまま、あたしは失神してしまった。

* * * * * * * * * * * * * * * 

 気絶していたのは、多分ほんの数十秒。

 くちゅ。ちゅぱちゅぱ。
 いやらしい、ねっとりとした水音で目が覚めた。
 優香が隣で、アキラくんのチンコをなめ回している音だった。

 電気あんまも細型バイブも、あたしの体からは取り外されていた。いまクラスみんなの
注目は、優香とアキラくんに集中してる。

 あっ!
 優香がおもむろにアキラくんにまたがって、おちんちんを自分のあそこに押し当てたのだ。
 これは、ヤッちゃうつもりなんだ……っ!

 あたしたちの間には、本番をするときには必ずイケニエの同意を得ること、という
ルールがあった。それも『相手は男女問わず、やりたい人全員とすること』という条件に
対しての同意を。
 だってみんなであそぶイカセ鬼なのに、特定の人とだけエッチして二人だけの世界に
入られたら白けるじゃない?
 でも、男子がこの条件を飲むことは滅多にないし、女子は恥ずかしがっちゃうしで、
本番しちゃうのは珍しい。それもあのおとなしい優香がそんなことしだすなんて。ちょっと
ビックリだ。
473その後のかくれんぼ:2007/11/30(金) 00:09:08 ID:dPjjQOPQ
 あーんでも優香の処女はあたしのものだったのにーっ! あたしもアキラくんとエッチ
したかったのにーっ! ちくそーっ!
「ずーるーいーぞー!!!!」
 あたしの叫びなど構わずに、アキラくんのチンコは優香の中にずぶりずぶり埋まっていく。
「きゃぅ」
 まだ媚薬から覚めてはいないんだろう、優香は痛がりもせずにアキラくんを受け入れて、
やがて自分から腰を上下に揺り動かしはじめる。
「ひィンッ! 気持ちいいッ、アキラくんのが入ってきて気持ちいいよ気持ちいいよぅ!!
あぁぁああんッ!」
 優香のアソコからは愛液がぴちゃぴちゃと吹きこぼれてた。表情はとろけきってもう
めろめろ。
 でも、これで終わるわけないし。だってこれじゃあ優香がイカされているばっかりだもの。

「んぁあっ!」
 アキラくんが色っぽい嬌声を上げる。
 優香がバイブをアキラくんのおしりに突き刺したんだ。
 うわあ、あれ、さっきまであたしが使ったやつだよ? キタナくないかなあ。間接キッスは
よく聞くけれど、同じバイブをおしりで使いまわした時って、間接なにになるんだろ?
 っていうか、考えたらかなり恥ずかしくなってきたので、バイブのことは頭から消去しとく。

「ウグァァァァァァッ!!!!」
 バイブが中まで入り込むと、アキラくんは獣のような叫び声をあげた。
 両手両足しっかりと拘束されているので、腰だけで、ものすごい勢いのピストン運動を
開始する。
 まだ媚薬の効果が残ってる優香が、そんな激しさに耐えられるはずもなくて、
「ひぃぁんっ! すごい、アキラくんすごいよすごすぎだよ、あっ、あっあっ、あ――――ッ!
イク、イクイク、イッちゃうッ、イッギぃぃぃいいいぐぁぁぁああああッ!!」
 優香もまた獣みたいになって、そのままガクリと倒れこんでしまった。

 うう、これはたまらない。あんまりだよ。
 こんなの見せつけられて、あたしのどうしろと? あたしだって媚薬の効果はまだ
フルパワーで継続中なのに〜〜っ!

 優香を押しのけて代わる代わるアキラくんにまたがっていく女子たち。なまめかしい声を
上げるアキラくん。
 もう、我慢なんてできないできないできっこないっ!!

「みんなずるいよっ、自分達ばっかりっ! 誰かこっちに来てっ! 誰でもいいから、
あたしのおしりとおまんこに、おちんちんを一杯突っ込んで――――ッ!!」
 恥ずかしい科白にも省みず大絶叫するあたしに、男子がみんな駆け寄ってきてくれた。てへへ。

 ――――まだお日様は明るくて。今日のかくれんぼ、いつもよりずっと時間がかかりそう。
474名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 00:59:54 ID:nWWi00Il
おにゃのこ一人称SSでおっきしてしまったのは初めてだ
GJ!
475名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 05:28:54 ID:xm+ok1W+
続きないのー?GJ
476名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 17:05:17 ID:C4bYRfra
>>467
?はいらないぞw
477名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 08:08:28 ID:EbzAn8Pm
保守
478名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:43:41 ID:CrZf7vhZ
ほしあげ
479名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 22:48:51 ID:Tixy/Hgi
『どうしたの?』
「ん?…なんでもないよ」
そう言いながらも布団の中で身体をくねらせる桜。
『ホントに?』
「…うん」
どうした事だろう、身体が熱くなっていくのがわかる。
正臣は話しをしているのに、桜にはその内容が全く頭に入っていかなかった。
本当にどうしたんだろう…声を聞いてるだけなのに身体が熱くなるなんて。
そう思いながら桜は正臣の話しに相槌をうっていた。
話しをしていた正臣が急に話しをやめた。
あれ?どうしたんだろう?桜はそう思い
「…どう…したの?」
『…』
「…正臣?」
『ねぇ。なんで色っぽい声出してんの?』
「…んぅ?」
『その声色っぽいんだけど』
「ん…はぁ」
『ねぇ。身体熱くなってる?』








なんかスレチになりそうだわorz
480名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:29:25 ID:Ufq8c3px
ちょ、寸止めかっw
481名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 07:58:32 ID:4Na69XtZ
保守
482名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 00:28:07 ID:k4R95RTI
同時期にできたと思われる「イキたいのに・・・」スレより伸びてるんだな
若干だけどw
483名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 13:14:37 ID:dHnPiu/f
>>482
思い込みで書く前にスレ立て時期くらい調べようよ
スレ立て時期が2年以上違えば、同時期とは言わないよ
484名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 13:39:35 ID:cgwc9Ga7
うわ、向こうは老舗だったんだな。
自分は482じゃないけど素でおどろいた。同時期だと思ってたよ。
485名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 13:45:08 ID:eSUZqk00
俺も同時期だと思ってた
というか立てたの向こうと同じ人だと思ってたw

あっちあんま需要ないのか
486名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 11:00:17 ID:yBWYh3uB
需要が無いのと供給がないのは別だろ
たとえ需要が高くても書き手が皆無だったら作品が投下されないし
それに伴うGJも無いからスレ伸びないのも不思議じゃない
あっちの需要が無いんじゃ無くてこっちの供給が多いんじゃね?五十歩百歩な気がしないでもないが
487名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 12:10:38 ID:iC9juKjT
似たようなシチュではあるよな。
何度も寸止め→マジイキ責めってよくあるし。
いっそ総合マジイキスレとして統合してはどうか。
488名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 12:34:41 ID:Ua4/LRn8
むこうは寸止めが基本だから一緒にできないだろ
489110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:16:25 ID:xjqHH1e+
投下しますね。

以下の点、嫌いな人はスルーをよろしくです。

・主人公は女装男子
・女子×2と 3P、若干陵辱
・ちと長くてクドいかも。
490【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:18:02 ID:xjqHH1e+
【生徒会は雛鳥の遊び場】

 美少女だった。
 ぼろぼろの姿だった。
 おまけに半裸で磔だった。

 西日が差し込む放課後の校舎。
 生徒会室の扉を開けると、そこにいたのはバンザイの格好で拘束された少女。まるで
昆虫標本のアゲハのようだ。

 蝶は自由に飛びまわってこそ蝶だ。
 けれど標本には空を舞う蝶とは別の美しさがある。
 標本を愛でたいこともある。むしろそちらこそを好むこともある。

「司お姉様、お待ちしてました――っ」
「――やあ」
 傍らのスタッフに頷き返し、視線を拘束中の少女に戻す。

 あられもない姿だった。
 ここ聖邦学園の生徒の証である制服は剥ぎ取られ、ブラウスと下着はカギ裂きだらけ。
 壁から生えた4本もの手錠が、彼女の両腕をがっちり掴んで離さない。おそらくかなりもがいた
のだろう、手首の周囲には輪になった赤い擦傷がくっきりだ。
 暴れ疲れたのか、今はぐったりと顔を伏せていた。

 囚われの美少女、といったところだろうか。

 目元にはアイマスク。
 素顔も正体も不明だが、見る限りまだ幼い顔つきの少女だ。
 幼げなのは顔つきだけのことではない。まず何よりも背が小さい。140cmそこそこだ。栗色の、
ツインテールの長髪がこれまたいかにも子供っぽい。10代前半、おそらく中等部の娘だろう。

 と見ると、無造作に切り裂かれたブラウスから乳房がぽろりと零れ落ちている。
 ぽろりだ。
 ミルク色だ。
 ボリューム特大で、とても中学生のものとは思えない豊かさと質感だ。

 ほう。いいね。これはいい。

 乳だけならかなりの逸材ではないか。
 大きさもいいし、ツンと立ったつりがね状の形もいい。白い乳房にちょこんと乗った小さな桜色の
乳首も可愛らしく、色合いも申し分ない。汗に濡れた肌も妙になまめかしく、更にエロエロしさを
増している。
 実に見事だ。見事な乳だ。

 美少女を拘束する。それは男のロマンに違いない。
 それがロリでおっぱいとくればなおさらだ。
 私はとりたててロリ好きという訳ではないが、彼女には強く興味をそそられた。

 これはずいぶんと楽しませてもらえそうではないか。

◆◇◆

「高宮ちゃーん、今日も一段とかわいいねーっ! オレと一緒にいちゃいちゃしよーぜ?」

 そう横沢が声をかけてきたのは、その日の朝、登校中のことだった。
「お断りする」
「およ、なんだよなんだよ即答かよーっ。司は相変わらずつれないよなーもう。愛想が無いのは
もったい無いんだぜ、こんなに美人さんなのにさーっ」
「それはありがとう。だがね横沢。たとえ君が相手でも、私は男と恋愛なんて絶対にごめんだ。他を
あたってくれたまえ」
491【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:19:26 ID:xjqHH1e+
 横沢は私の親友だ。
 しかし横沢から見れば、私は親友ではなく片思い相手であるらしい。
 彼は、私が男だと知ってもなお言い寄ってくる、稀有な人物なのである。まあ、変人だ。

「司ってば、こんなにかわいいんだもんな、女の子なわけ無いと思ってたぜ」
 とは私を評する横沢の弁。何かが間違っているではないか、言ってる意味がさっぱりだ。
もっとも横沢の言うコトはいつだってさっぱりさんではあるのだが。

 腰まで伸ばした黒髪に、女子生徒の制服姿。白いブラウスと紺のブレザー、そして同じく紺色の
プリーツスカート。
 雰囲気がそれっぽいと上級生の女子生徒にまでお姉様と呼ばれる程に、しっかりきっちり
女子高生として過ごしている私だが、生物学的にはれっきとした男である。無論内緒の話だ。
 なぜ女学生のふりをしているかは追って説明するとしよう。

「ときに司」
「うん? 何かね」

 登校中の道すがら、横沢と二人、並んで歩く。
 傍から見れば仲睦まじい男女ということになりそうか。
 しかし毎日のように横沢と登校しても、その手のロマンスな噂になったためしは無かった。
 彼には悪いが、周囲の評価は『不釣合い』ということだろう。
 自分で言うのもなんだが、これでも私は才色兼備の高嶺の花で通っているのだから。中身は
男と交際なんてまっぴらごめんの男子高校生なのだが。

「生徒会、またヤラれちゃったんだって? 例の『学園騎士』。高宮会長も大変だねえ」
「ああ。まったく困ったものだよ」

 ――『学園騎士』。
 全校生徒数万人を数える超大規模な我が聖邦学園で、我々生徒会の役割は小さな市町村を軽く凌駕する。
 そして少女ながら、この巨大生徒会に歯向かう謎の覆面美少女剣士がいた。

 それが『学園騎士』。誰が言い出したものなのか、センスを疑う命名だ。
 その正体は誰も知らない。随分と腕の立つ巨乳美少女との噂のみがある。
 困ったことに生徒会に対し、辻斬りめいた暴力をもって示威行為する彼女なのだ。このところ、
うちのスタッフは連日襲撃されていた。
 問答無用、木刀片手にいきなり襲いかかってくるという、サスペンス映画への出演をお勧めしたく
なるようなちょっとイカれた少女なのである。
 彼女を中心として、反生徒会地下組織が作られている様子もある。
 取り立てて生徒会に反感を持つわけでもないのに、彼女がいるというそれだけで我々に反抗する
生徒まで出てくる始末。やれやれ。君たち、主義主張ではなくおっぱいが目当てなのだろう?
 我が生徒会にとって、彼女はなんとも目障りな存在だった。

「あー、どんな娘なのかなー騎士様。美少女だって噂じゃん? おっぱいぼよんぼよんって
噂じゃん? くぅ、めっちゃ気になるー」
 そしてこいつもおっぱいだ。
「横沢。……君ね、どちらの味方なのだよ」
「そりゃどちらでもなくおっぱ……、あ、いやいやいや、オレはもちろん生徒会の味方デスヨ? 
にしても、生徒会の方々、もう10人以上襲われちゃってるわけなのか。女の子を襲うなんて
酷い話だな。有志を募って生徒会室にお見舞いに行こうかな?」
「心遣いはありがたいが、生徒会は男子禁制だよ」
「え――っ!?」

 司、自分はどうなんだよ。
 横沢はそんな表情で私を見つめてくるが知るものか。表面上私は女子なのだ。とりあえず
自分自身は高い高い棚に上げておく。
492【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:21:06 ID:xjqHH1e+
「それにそもそも襲撃を受けた者は皆病院送り。生徒会室にはいないよ」
 頭をかきむしり、あぁっ、と大仰に横沢は天を仰ぐ。
「そんなにヒドイ怪我なわけ? もう、なんだなんだ、実に嘆かわしいっ、女の子が女の子を襲って
どーするんだよーっ!! どっちが勝ってもどっちが負けてももったい無いじゃないか大いなる
人類の損失じゃないかーっ!」

「君は女の子相手なら誰でもいいのかね」
「むむぅっ。いやそれは違うっ! 断じて違うっ!! オレは女の子も好きだが、可愛ければ
男の子でも構わんっ! むしろ男の子が好きだっ、大好きだ――っ!」

 拳を固く握り締め、実にかかわりたくない主張を大声で叫ぶ横沢だ。君、言いたいことはそれだけか。
「だからさー、オレとお付き合いしようぜ? な、司? おい、司、聞いてる? おい。おーい!」

 ――生徒会室で拘束少女に出くわしたのは、そんな会話の矢先のことだった。

◆◇◆
 私の一族は、いささか普通とは違っている。

 祖父、両親、兄に姉妹に親族一同。
 私の家族はその誰もが、他人を惹きつける異常なまでに強烈な魅力を持っていた。
 言葉では言い表せぬ圧倒的な存在感、いわゆるカリスマというやつだ。

 皆、政治家や大企業のトップになるために生まれてきたようなものだった。
 幼児の頃から教員や周囲の大人をを顎でこき使い、使用人代わりにするのが当たり前のことなのだ。
家族、家柄などのバックグラウンドを伏せてなお、である。その人心の掴み方、まるで常人の域では
ない。

 しかし、私にはそのような魅力は無かった。なぜか私だけが家族の例外だった。

 兄弟達と異なるからといって引け目を感じたことは無い。私ではなく彼らが異常であることは
承知している。ただ昔から、私と彼らとでは何が異なるのだろうと不思議には感じていた。

 やがて成長するにつれ、あることに気がついた。
 どうも、私の『魅力』は異性にのみ効果を発揮するようなのだ。それも家族のそれとは違い、
性的な効力を多分に含んで。
 そう思い至ったのは中学にあがる直前、思春期に差し掛かる頃。幼少の頃に性的魅力の
有無など、気がつくはずもない。

 大勢の女の子にちやほやされ始めた私を見て、父母も同じところに気がついたようで、
「女装して男性にも魅力をアピールしろ」
などと無茶を言い出した。何だそれは。まったくアホな両親である。

 普通なら即座に拒絶するところだろうが、私はすんなりと了承した。
 女子の制服があまりに似合ってしまったからだ。自己評価も含め、誰もが皆、掛け値なしの
美少女と誉めそやす程なのだ。
 背丈こそ高めだが、華奢で女顔、髪も長めで女装にはもってこい。
 その上かなりの美少女と誉められては、悪い気はしないし女装に抵抗も無くなって当然ではないか。

 金と権力と頭の悪い思いつきは使っても使い切れぬ両親である。
 聖邦学園の上層部を含め各方面に話を通してしまったらしく、高校一年の現在に至るまで、
女子生徒としての学生生活を何不自由なく過ごしている私だった。

 とはいえ男子相手に魅力のアピールなどできるはずも無いしする意思も無い。
 家の父母とて男性への誘惑など本気でさせるつもりはないだろう。ただ女装が面白いからやらせて
いるだけなのだ。そんな両親なのである、困ったことに。
 その部分に関しては、私は保護者のいいつけを無視することに決めた。
 やはり健康な男子高校生としては、同性よりも異性と仲良くするほうが楽しいではないか。
493【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:22:47 ID:xjqHH1e+
 高校生になった私は即生徒会長に立候補した。
 生徒会を、女子生徒の人心を掌握するという私の『特技』の練習場所として利用することを
思いついたのだ。今年の春のことである。

◆◇◆

 ぴくり。
 少女がわずかに頬を震わせる。
 近寄った私に気がついたらしい。

 羞恥に身を震わせながらも、俯き加減の顔を上げ、キッとこちらへ向き直る。
 まだ目隠しのままなのだが、おそらくその下では真っ直ぐにこちらを睨みつけている
ことだろう。
 10時10分の形に吊り上げられた眉。固く一文字に結ばれだ唇。怒りMAXの表情だ。随分と
気の強そうな娘じゃないか。いや、怖い怖い。

「理子くん。彼女が例の娘かい?」
 尋ねた先は副会長の理子。
 なんでも完璧にこなすクールな眼鏡美人の才人だ。小学生の頃からのつきあいで、公私含め、
私は理子を誰よりも信頼していた。
 彼女には生徒会実務の一切を任せている。有能な仲間がいると、会長職は楽でいい。

 現在この部屋にいるスタッフは、私を含めて全部で7名。
 私以外は全て女性だ。
 そもそも生徒会メンバーの中核は全員が女子生徒なのだ。更に美人ばかりで固めてもいた。
もちろんすべて、完全完璧私の趣味。

「はい、高宮会長。彼女があの『学園騎士』。我々生徒会に楯突く反乱者のリーダーです」
「そうか、ようやく捕まえることができたか。ありがとう理子くん、助かったよ。後でご褒美を
あげよう」
「はいっ、ありがとうございます」
「……しかし、まだ子供のようだね」
「子供であっても反乱者を束ねる者には相違ありません。なんらかの対応が必要かと」
「ふむ。違いない」

 突然、ダンっと強く、少女が音を立てた。床を思い切り蹴りつけたのだ。
「ふんっ、アンタが高宮司ねっ!? どっちが反乱者なのよっ、バカバカっ! アンタの方こそ、
この聖邦学園に巣食う反乱者のくせにっ! 自分のお気に入りの部活ばっか優遇して、利権まで
あさってるのはお見通しよっ! あたしはアンタを許さないっ! 学園をめちゃくちゃにしてる
アンタ達を絶対絶対許しはしないんだ――きゃんっ!」

 ぱしん。
 私は大声でわめきたてる少女の頬を平手打ちした。耳障りだ。
 怪我をさせるつもりはない。黙らせるためにほんの軽く。
 正当な手続きによらぬ糾弾に、耳を貸す価値はない。

 それにしても、囚われの身のこの状況で、随分と威勢のいいことだね。楽しい娘だ。

「無駄口は慎んでほしいね。暴力は嫌いだが、騒がしいのも好みではない」
「――っ。……あたしを、どうするつもりなの」
 オヤジにも打たれたことないのに――、瞬間そんな表情になり、彼女はぼそりと呟いた。
 わめくのは止めてくれたらしいね。ありがたい。
 魅力的ではあるのだが、なにせ彼女の声質は頭に響く。あまり騒がしくされても困りものだ。
 スタッフの誰かが彼女を評し「釘宮声……」と囁いていたが、はてそれはどういう意味なのだろう。

「さて」
 少女の質問には答えずに、彼女の衣服を下着までまとめて脱がすことにする。
「きゃぁっ!」
494【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:24:22 ID:xjqHH1e+
 ブラウス、タイ、ブラにパンツに上履きに靴下。
 いずれも既に切り刻まれてボロ雑巾だ。脱がすというよりはぺりぺり引き剥がすといった
ほうが正しいか。
 脱がせるロマンなどはかけらもない。つまらない作業だ。

「やっ、何するのよーっ!」
 やがて肉付きの薄い、ほっそりした体つきが露になる。乳白色のなめらかな裸体だ。
 スレンダーというよりは、やはり子供にしか見えようがない、細いくせにどこか丸みを帯びた姿態。
それにもかかわらず胸だけがやけに大きくで、そのアンバランスさがまた妙にエロかった。

「ゃぁあぁっ!」
 彼女は悲鳴をあげて体を左右によじる。だが、無論それでどうにかできるはずもない。
 マシュマロのように柔らかな双乳がふるふると振るえ、ひときわ白く艶めいた。

 おお。
 これが、予想以上の生乳だ。ぷるんぷるんの乳なのだ。
 やはり、おっぱいは揺れてこそのおっぱいだ。
 揺れのないおっぱいなど、揺れているおっぱいの三分の一ほどの価値もない。たとえ小さな乳で
あろうとも、おっぱいは揺らすべきなのだ。まして巨乳なればこそ。それは対戦格闘ゲームの
歴史が証明しているところではないか。

「やだっ。やだやだあっ!!」
 ぷるんぷるん。

 くはははっ。愉快だね。
 もっとだ。もっと振るわせたまえ。
 むにゅ。
 私はおもむろに、両手でゆかりの乳房を鷲づかみにした。
「ひゃぅっ」
 柔らかな双乳は、まるで生まれたての赤ん坊だ。もちもちとした触感で手のひらに
しっとりと吸い付いてくる。
 指の隙間から零れ落ちる乳房のなめらかさと、にもかかわらず重力に逆らってぷるるんと
上を向くその崇高な力強さ。私が世界おっぱい審査員なら、彼女には120点を与えたい。

「理子くん。この娘の名は?」
「はい。彼女は三柴ゆかり。中等部の二年です」
「ほう。あの三柴財閥のご令嬢が? それはそれは」
 三柴ゆかり。
 脳内のおっぱいノートにゆかりの名前を最重要人物として書き入れる。私の記憶では、
はねっかえりで高飛車だがそこがかわいいと中等部で有名な彼女だ。

 次は両足の固定だ。
 全裸で束縛されるなど、お嬢様には相当な屈辱に違いない。
 だが何事も経験だ。
 せっかくお嬢様に生まれついたのだ、普通の人間にはかなわぬ恥辱を体験するのもいいだろう。

 ぐいぃっ。
 恥ずかしさに震えて縮こまるゆかりの両足を、力任せに大きく広げ。
「ぃやぁっ!」
 足首を耳の横まで持ち上げ鎖で固め、まんぐりがえしのポーズに仕立て上げる。
 秘部はもちろん肛門までも天井に向けてさらけ出す、恥ずかしさ最高級の体勢だ。
 パンツもぽいっと投げ捨てて、既に目隠しと髪留め以外、身に着けているものは何一つ無い。

「……おやおや。年のわりに、随分黒々と濃い毛じゃないか。尻の穴までぼうぼうだぞ。もう
少しきちんと手入れをしたほうがいいのではないか」
 私は陰毛をすうっとすくい上げるように撫でまわす。

「――――っ!!!! ど、どこ触ってんのよやめてよ見ないでよこの変態っ! バカ! 
痴漢! 卑怯者――っ! やだ、放してよ、放せ、は――、な――っ、せぇ――――っ!!」
495【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:26:24 ID:xjqHH1e+
 手足を縛る鎖がじゃらじゃらと騒音を掻き鳴らす。暴れる元気だけは十分だ。
 やれやれ、また騒がしくなってしまったか。無論、彼女の言葉に耳を傾ける者などここには
いない。

 しばらくぎゃあぎゃあとわめき続けていたゆかりだが、次第に静かになっていき、ついには
ただ恥ずかしげに身をよじるだけになる。騒いでも無駄だと理解したようだ。

 と見ると、恥ずかしさに興奮したのか、乳首が硬くぴいんと尖っている。

 む。
 まるで早く触って欲しいと語りかけんばかり。これはおっぱいくんの期待にお応えせねばなるまいよ。
 私は触れるか触れないかの微妙なタッチで、そのぷくりと立った乳首を擦ってみた。

「ひぁっ!? ゃん、やだ、やだやだっ! ――くふんっ! ふゃ、っんっ!」
「ふむ、随分と敏感だね。感心感心。エロいコトは好きな方か? ひとりエッチで予習復習は
きちんと行っているのかね?」
「ばっ! んなわけ無いでしょこのバカっ! ……ひゃん! っ、何で、こんなこと、
するのよ、――んんっ、何が、……くはっ、も、目的なのよっ!?」

 両手の位置はそのままに、ひとまずまさぐる手を止める。
「――君には、辱めにあってもらいたい」
「はあっ? 何言ってんのよ変態っ!! クズっ! どういうつもり? なんの権利が
あって――」
「――死ぬところだったぞ」
「っ!」
 ぴしりと、少女の表情が硬ばった。
「君にやられたウチのスタッフ、もう十人以上病院送りだよ。そのうち数名は命を落としかけた。
どちらに正義があるわけでもない学生同士の喧嘩に泣き言を言うつもりは無いがね」
 普段の鍛錬のたまもの、ということなのだろう、彼女に襲われた面々は皆、急所を一撃で仕留られて
いた。こちらが大勢ではあったものの、素人相手に木刀でそんなことをされては、たまったものでは
ない。

「……大丈夫、だったんでしょ?」
 おずおず、といった雰囲気で問い返してくるゆかりだ。
「まあ、すんでのところでね。命が助かったのは偶々だ。運が良かったにすぎないよ。――生徒会に
不満があるのならば、私の所に直接来たまえ。君が殴りかかるべき相手は他の誰でもない、
私の筈だ。違うかね」
「……」
「君は少々やりすぎた。これはその報いと考えてくれたまえ。拒否権は無い」
「……っ!」

「それにおわかりかと思うが、我々生徒会にとって君はかなり迷惑な存在でね。ここで君の
弱みを握り、こちらの仲間に引き入れる契機ともしたい。――理子くん、ビデオカメラの用意を」
「はい、高宮会長」
「ば、バッカじゃないの? あたしはそんなビデオ、弱みだと思わないし屈服なんて絶対に
しないわっ。ビデオを公開したいのならそうしなさいよっ! でもね、そんなの、アンタたちが
卑劣で恥知らずな集団である証拠にしかならないんだからっ。あたしはアンタのいうこと
なんか、絶対絶対聞かないからっ!! どんなことされたって、あたしはアンタに屈しないっ!!」

「ふむ、なるほどね。――まあそんな考え方もあるだろう」
「……?」
「だが、何より私は君とじっくり遊びたい。それに」
「ひゃんっ!」
 私は彼女の乳首いじりを再開した。
 指先でそっと、しかし執拗に乳房の先端をなぶり続ける。

「――くひっ! ――――っや! っあぁぁ!」
496【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:27:51 ID:xjqHH1e+
「――くひっ! ――――っや! っあぁぁ!」
 頃合を見計らい、少女の乳首を爪で弾く。するとその度に、彼女は全身でぴくりぴくりと
反応する。
 うむ、エロい。エロい子だ。
 はっはっはっ。やはり、この娘と遊ぶのは愉快で面白い。
「……ひゃ、いやあっ、――んあっ、あっあっ、あっ、あ――――っ!」
「仮に君が快楽に溺れ、もっと強烈な快感が欲しいとおねだりしてきたらどうなるだろうね?」

◆◇◆
「梢ちゃん、ただいま戻りましたよ――っ。ありゃりゃん? その子だれ? 司お姉様の新しい
おもちゃ役の人かな?」
 戻ってきたのは最上級生の梢だった。
 両手に山ほどのお菓子を抱え、うきうきと、幸せそうな足取りで。
 しかし全裸でがんじがらめのゆかりを前に、その反応はどうだろう。他に言うことはないの
だろうか。この子が私のおもちゃとはどういう意味か。

「ちっちっちっ。君もまだまだ甘いね? 司お姉様を誘惑するなら、裸だけじゃあ足りないよ。
鞭とローソクも用意しなきゃーねー。うんうん」
「――ちょっと待ちたまえよ梢くん。聞き捨てならないね、ロウソクを何に使うつもりなのだ」
「ケーキケーキ! たんじょーびのケーキっ!! ローソクといえばバースディケーキしかないよっ!
 あたし、生クリームのシフォンケーキがいいな。あれ? 今日誰かの誕生日?」
「……いや別に誰の誕生日でもないが。鞭はどうするんだ」
「鞭? 誕生日に鞭なんかいらないよ? それよかポッキー食べる? ケーキはないけど、
ポッキーだっておいしーんだよ」
 そう言って、梢はポッキー一本ぱくんと一齧り。これはイチゴ味。
「……」
「……」

 断言しよう。
 こいつはアホだ。アホの子だ。
 いつもながら、とても私より二つも年上とは思えない梢である。受験が心配だ。

「梢先輩。おもちゃなどではありません。彼女が例の『学園騎士』、三柴ゆかりさんです」
「へーっ。この子が? ふーん、ゆかりちんってゆうんだ、理子ちーが捕まえたの? そっか
そっか、それで手錠はめられちゃってるんだねーっ。かわいそにねー、よーしよし」

 なでなでなで。
 無意味にゆかりの頭を撫でまわす、まるで犬猫を相手にするかの梢だ。
 はぁはぁと荒い息を立てるばかりで、ゆかりからの返答は無い。
 無言のままに首を振り、梢の手をわずらわしそうに避けるのだが、梢はまるで意に介さない。
「えへへ、ゆかりちんかーいいね、いーこいーこ。んー? でもでもさ、理子ちー、この子を
どやって捕まえたの? すんごく強い子なんでしょ?」

 おや。
 確かにそうだな、言われてみれば。

 私は無言で理子を見つめた。
 常に冷静沈着な態度の理子が、今はやけにぎこちない。黒縁眼鏡の奥の瞳が泳いでいる。
自由形25mを三往復は軽くこなすであろう泳ぎっぷりだ。

「理子くん?」
「あ、は、はい会長っ」
「君、さては静を使ったのか」
「――その、……はい……。勝手をして申し訳ございません。静様がご自分から手伝うと申し出て
くださいまして……」

 はあ。
 思わずため息が漏れる。
497【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:28:54 ID:xjqHH1e+
 静というのは私の妹だ。武芸百般の使い手で、幼いながら、いささか乱暴者の妹なのである。
 この日本で、こと格闘戦で妹に勝る女子高生はそうはいまい。男子を含めても怪しいものだ。無論
この学園で静に敵うものなどいるわけもない。

 しかし経験上、静の手を借りるとロクなことが無いのも、私と理子は身にしみてよく知っていた。

「それで? 静は何か言ってなかったか」
「は、はいっ! お伝えするのが遅れて申し訳ございません、言伝がございます。『お兄様に
貸し一つです。今夜が楽しみ』と――」

 ――今夜、ね。
 ぴしりっ。
 私は理子の額にデコピンをお見舞いした。かなり痛いやつだ。
「っいひゃいっ!」

「理子くん。君、減点ひとつだ。私の知らないところで静の手を借りられては困るよ」
「――すびばせん」
 と、おでこをさすりさすり涙目の理子。
「今日は君の当番予定だったが、しばらくはおあずけとしよう。ご褒美も無し。今日のところは
ビデオカメラ担当に徹してくれたまえ」
「えぇ? そ、そんなぁ」
「――理子くん」
「か、かしこまりました」

 次に梢を見る。
 いまのやりとりに何を期待したのやら、彼女はわくわく顔でこちらを見返してきた。
「梢くん。君には理子くんのかわりに手伝ってもらいたい。この子を責めたいのだよ」
「いやっほ――ぃっ! りょーかいですおまかせです、あいあいさーです司艦長! びしっ!」
 誰が艦長なのだ。敬礼などいらん。

「ではではさっそくまいりましょーっ」
 妙なやる気をみなぎらせ、梢はルパンダイブでゆかりに飛びかかった。一瞬で下着姿になる早業だ。
「いやあっ!」
「うわー、すごいすごい、ゆかりちんすごいよっ! 艦長、すんごいこんもり巨乳ですっ!! 前方、
謎の新巨乳発見ですっ!」
 覆いかぶさりそのままの勢いで、乳房の頂をむにゅむにゅむにゅと揉みまくる。
「くふっ! ……くっ、…………っ!!」
「わー、ふよふよだ――っ! やわらかいよ―っ気持ちいいよ――――っ! ――――と、えと、
ところで艦長?」
「うん?」
 おっぱいに頬をうずめながら、梢は上目づかいに、
「艦長もやっぱり巨乳好き?」
「無論」
「うわ、即答ですよっ? とほほ、梢、失格まっしぐらですかっ? 大艦巨乳主義は時代遅れじゃ
ないのですかっ? 機動力の時代は嘘なのですかっ? しょぼーん」
「いやなに、そう気にすることもあるまいよ。梢くんのスレンダーな胸は、それはそれでよいものだ」
「……ほんとに?」
「ああ」
「小さくっても機動力?」
 意味わからんが。
「そうだな。だから今はゆかりの胸で思い切り遊びたまえ」
「わーい、じゃあそーしま――すっ!」
「……んっ、…………っんあっ。…………んふっ。……はふっ」
 ゆかりは先ほどから必死に歯を食いしばっている。とにかく梢が与える快楽をこらえるために
精一杯なのだ。

 ――だが、甘い。
498【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:29:55 ID:xjqHH1e+
「えへへ、いただきまーふ」
 梢がちゅぱっと乳首に吸い付くと、その努力は簡単に打ち破られた。
「あ――――――っ!」
 ゆかりの甘い嬌声が室内一杯に響く。
 ちゅぱ。
 ちゅぱちゅぱ。
 ニコニコと実に楽しそうにおっぱいに吸い付く梢だ。その表情には共感する。この巨乳、
すこぶる弄りがいがありそうじゃないか。反応もいい。そりゃあ愉快だろう楽しかろう。

「くふぅ、っや、やめ……っ、ぁう、あっ、あっあ、うあ――――っ! や――――――っ!」
 梢の舌先がぺろぺろくちゅくちゅ乳首を舐るたび、ゆかりは背を反らせて激しく叫ぶ。口を
大きくOの字に開いての絶叫だ。

 私は叫び続けるゆかりの目隠しをゆっくりと外していく。
「いかがかね。気持ちよかろう」
 ゆかりの素顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃだった。しかしそれでも美少女であり続けているのは
さすがだな。覆面美少女の勇名は伊達ではない、というところか。
 いや、むしろ泣いている方が可愛らしくはないか。普通の表情なんて知らないが。

「くふ――っ、ふ――っ、……気持ち、よくなんか、……ないっ! 絶対ないもん…………っ!」
 ぶんぶんぶんと首を振り、ゆかりは全く説得力の無い科白を吐く。
 とろとろだ。
 その表情も身体の反応も、何もかもがとろとろに蕩けている。誰がどう見たって感じまくりでは
ないか。これが感じていないのであれば、世のAV女優はどこまでイキまくればいいというのだ。
 なんとも強情な子だ。
 だがそこがまた可愛い。強情な娘ほど苛めがいがあるからな。応援するよ。頑張って更に耐えて
耐え抜いていただきたい。

「くふ――っ、ふ――っ、――っ、ゃっ、っん、……んんっ」
 私は強引にゆかりの唇を奪った。甘い唇だ。桜色のそれを、舌ごとゆっくりと舐っていく。

「――っん、ん――――っ!」
 ゆかりは固く目を閉じる。年相応の、初々しい反応だ。
 時折ぴくりぴくりと頬を震わすゆかりの顔には、既に怯えの色はない。やや不本意な表情ながら、
ぎこちなくも逆に自分から舌を差し出してくるほどだ。
 私は自らの唾液を彼女の口内に無理矢理流し込んでいく。

「あぁっ、た、高宮会長!? ダメですよやりすぎですっ!」
 やや慌て気味な理子の制止の声。
「――うん? なんだいどうかしたのかね理子くん」
「その、ゆかりさんは15分ほど前に処置済です。そろそろ効いてくる頃で、そんなに、その、
濃厚なキスをされると、媚薬効果が強すぎるので――」

 以前、私の『性的魅力』について、軽く調べてもらったことがある。
 そのときわかったのだが、私の体液はすべて強力な媚薬なのだ。
 科学的にはまるで説明つかなかったが、いろいろ試してみるとそのようだった。どのように
試したのかは、まあちょいと内緒だが。

 そして理子によれば、ゆかりには15分ほど前に私の血液から抽出した濃厚な媚薬を投与しておいた
らしい。もう、いつ絶頂してもおかしくは無い頃だろうか。
「おや、そうなのか。それは悪いことをしたかな。しかし、――もう手遅れだよ」
 既に私たちの声はゆかりには届いていない。
 彼女はただ宙をぼんやりと見つめ、ふ――っ、ふ――っと、荒い息を吐くばかり。

 そして。
 それは、いきなり来た。
499【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:30:53 ID:xjqHH1e+
 梢が舌先で乳首を押しつぶすように擦り上げた、その瞬間。
 ぴゅるっ!
「くふわあぁぁ――っ! やだ、何か来るっ! 出ちゃう、何か出ちゃうよ――っ!」
 ぴゅるぴゅるるっ!
 いきなりぴくぴくと双乳が揺れ出したかと思うと、ゆかりの乳首から白濁色の液体が噴出して
きたのだ。
「わぷっ?」
 目を丸くする梢の顔面にも、白液はぷしゅぷしゅとシャワーのように降り注ぐ。

 ぴゅる、ぴゅるるぴゅる。
「ほぉぉおっ、はぉうおぉおおおお――――――っ! 何かっ! 何か出でるっ出てくる!、何か
出てるよ止まらないよぉっ!! おぉぉおぉぉ――――――っ!!」

 指ですくいとり舌先で舐めてみる。
 ――甘い。

「――母乳?」
「ひぐっ! …………くぁっ! やだ、やだよヘンなのっ! どうして? えぐっ! ひゃ、
ひゃわあ――――っ!!」
 ツインテールの髪を振り乱し、ゆかりは悲鳴を上げた。
 もう、あらんかぎりの大絶叫だ。この部屋が防音室で助かった。
 梢の舌が桜色の乳首に触れるたび、ゆかりはぴくぴくとその豊かな乳房を震わせて何度も何度も
母乳を吹き上げる。まるで胸から射精しているかのようにぴゅっ、ぴゅっ、と噴射する蜜乳。
 部屋中に甘く淫蕩な香りがたちこめる。
 こちらの脳まで熱くどろどろと溶かされてしまいそうなピンク色の芳香だ。

 驚いたな。
 媚薬の影響は人により様々だが、こんな反応を返す娘は初めてだ。

「ひ――――――っ! ぉぉおおおぉおお――――っ!!」
 幾度か盛大に乳を噴き上げた後、突然スイッチが切れたかのようにくたんと力が抜け、ゆかりは
ぴくりとも動かなくなってしまった。絶頂したのだ。

 一瞬あっけに取られた後、私と梢はお互いに顔を見合わせくすくすと笑いあう。
 これは面白い。
 なんと楽しいおっぱいだろうね。

「なあ梢くん。カタパイ、こちらによこしたまえよ」
「くふふ。了解、じゃあ左の乳をあげますよ?」
 陶器のように色白だったゆかりの肌は、今や全身湯上りのごとく朱に染まっていた。そっと
手のひらで触れるとどこもかしこも火のように熱く火照っている。

 お互い乳はひとつずつ。
 私と梢はそれぞれ左と右のおっぱいにしゃぶりついた。

「――ひゃん! やめっ、やだよもうやだよっ、……んっ…………くふっ」

 ゆかりは私達を振りはらおうと必死だが、拘束中ではどうすることもできやしない。
 彼女はまたも全身をぷるぷると震えさせ始める。逃げ場の無い快感エネルギーが、彼女の
身体中をぐるぐると駆け巡っているのだろう。

 そのエネルギー、無駄になどさせるものか。逃がさない。爆発させてやろうじゃないか。
「うはははは。それ、イけ、イッてしまうがいい」
「えーいイっちゃえイっちゃえ――――っ!」

 私はぎゅうぎゅうと両手で搾乳を行い、梢はというとぺろぺろと乳首の周囲を焦らすように
舐めまわし、二人掛りでゆかりを更なる快楽の高みへ押しやっていく。
 私にも梢にも、容赦などはかけらも無かった。
500【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:33:19 ID:xjqHH1e+
「……ぐずっ。…………っ……えぐっ」
 やがて彼女はぽろぽろと涙を零す。
 だがその涙、明らかに屈辱や苦痛によるものではない。歓喜のそれだ。

「……ひぐっ! えぐっ!! お願いもうやめて、っ無理! うあ、あああ、オカシクなるよ、
ヘンなの、ヘンになっひゃうの、なにこれ熱いのヘンになるっ! 助けて、お願い助けてよ、
やだやだやだやだ、こんなのやだよ胸がおかしくて、うあ、また出るの出ちゃう、ひゃ、
おぉ、おぉぉぉぉ――――!! お、ぉぉお、お――――――っ!!」
 母乳をスプリンクラーのように撒き散らし、ゆかりはまたもがくりと動かなくなる。
 だらしなくも大きく口を開けたまま、白目を剥き、よだれもだらりと垂れ流したまま。美少女が
台無しだ。どうやら再度壮絶な絶頂を迎えたらしい。

 気絶している様子だが、まるで余韻を味わうかのように、ゆかりのふとももはヒクっヒクっと
震えている。それに連動しているのか、肛門もまるで息をするように、すぼまったりゆるまったりを
繰り返す。
 愛らしい。こんなに可愛らしい尻の穴も珍しい。

「どうだね認めたまえよ。もうたまらないだろう。気持ちいいのではないかね?」
「…………ちが……っ!」
 意識はすぐに戻ったものの、私の問いにゆかりは答えることさえままならない。
 この期に及んでも快楽を否定してイヤイヤと首を振る。だが涙に潤んだその瞳は、むしろ何かを
期待しているようにも見えた。

「そうかね。それでは」
 何も生産することの無いおっぱいが男のロマンの行く果てならば、子をなす膣口は現実主義者の
向かう先だ。
 男のロマンも大切だが、リアルもまた、これ重要。
 私は己のロマンチストな要素を封印し、攻略ポイントを切り替えた。
 母乳に濡れる指先を、そのままツーっと下に這わせて秘部へと移動させ、ゆっくりとそこを
押し開く。大小の唇を開くと処女膜が見え、てらてらとピンクに光る膣口は、もう驚く程に
熱く濡れていた。

「こちらではどうかな」
「やだよぅ、……ゃっ!」
「安心したまえ。無理に処女を奪ったりはしないよ。必ず同意を得てからにする。約束しよう」
「……やっ、やだやだ、嫌なの嫌なの、お願いそんなとこ触らないでよっ! 今触られたら、
あたし――――っ」
「触ったら?」
 秘裂の上部にちょこんと突き出た突起物。
 そこをつまんで捻り上げる。
「っきゃあぁぁあぁぁ――――っ! あ――――――――――っ!」
 股間からいやらしい液をあふれさせ、ゆかりは裏返った声で泣き叫ぶ。
 今日何度目の絶叫だろうか。騒がしい娘だね。

「君。少し静かにしたまえよ」
「……っん、んんんっ」
 私は再度彼女の唇を塞ぐ。
 キスは媚薬だから控えろと? 知ったことか。どうせだ、イキまくれ。どこまでもイくがいい。

 くちゅくちゅっと唾液の絡み合う音が響く。
「んはぁ……っ」
 唇を離すと、すぐにゆかりの全身がぐにゃりと弛緩した。
 めろめろに蕩けきった表情だ。さきほどからの絶頂と責めの連続で、もうすっかり出来上がって
いるらしい。

「あ――――っず――る――い――――っ。梢もキスしたいんだぞ――っ!!」
 その言葉を受けて唇を明け渡すと、梢はゆかりではなく私の方にキスをせがみ、無理矢理唇を
押し付けてくる。おいおい相手はこちらなのかよ。
「くふぅっ。えへ、司お姉様の唇おいしーっ」
501【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:34:29 ID:xjqHH1e+
 気がつくと、いつのまにやら梢は全裸になっていた。
 ゆかりの痴態にアテられたのか、全身上気して紅くなり、こちらもまた完全に出来上がっている様子。

 いや。
 アテられたのは梢だけでは無いらしい。

 ふと周りを見渡すと、スタッフの誰もがもどかしげに体をくねらせている。
 そもそもゆかりが放つ母乳の甘い芳香だけで、頭の奥まで痺れてきそうなこの室内だ。
 その上あのような痴態を見せつけられて、じっとしていろというのも酷な話か。
 ふむ。

「諸君。皆、全裸になって構わないよ。理子くん以外はオナニーも許可しよう。好きにしたまえ」
 わっと周囲から歓声があがる。次々に制服を脱ぎ捨てていくスタッフたち。
 なんだ、そんなにしたかったのかよ君たちは。それならそうと早く言ってくれればよいものを。

 私もペニスを取り出して、ゆかりの秘裂にあてがっていく。
「ひっ! お、おちん、ちん!? や、どうして……」
 そうか。
 彼女はまだ私を普通の女子高生だと思っていたのか。いい加減気づけ。
「ご覧のとおり、私は女の子では無いよ」
「…………っ」
「さて、いかがだろう。挿入してもいいだろうか」
 ゆかりは力なく首を振る。
 だが同時に、自ら腰を浮かせ、こちらへ押し当ててもくるのだ。エロエロだ。そんな自分の淫らな
振る舞いを、はたして意識しているのかいないのか。

 恥ずかしげに顔を背けたゆかりの顎を、ぐいと持ち上げこちらに向かせ、
「君はどうしたいんだ。はっきりと口で言ってくれないか」
「……や、……や……だっ! 許して、ダメなの、あたしヘンなの、オカシいの……オカシク
なっちゃうよぅ…………っ」
 何をどうしたいのか、自分で自分の心がわからない。そんな表情だ。

 そこに、無理矢理割り込みが入る。
「あん、もういいじゃん司お姉様ーっ。ゆかりちんはヤダってゆってるんだから、梢とエッチしよ? 
ね? もう、さっきから梢はお待ちかねなんだよ――っ?」
 ゆかりの上に馬乗りになり、ずいっと迫ってきた梢た。
 尻を突き出し両手で秘唇を押し広げ。
 その膣口は愛液でトロトロに濡れそぼり、なるほど確かに自己申告通りのお待ちかねな状態が
伺える。

「そうだねそうしようか。……ゆかりくん、君と私とは縁が無かったようだね。残念だよ」
「えっ…………?」
「もう、君には手を出さない。少なくとも処女を奪いはしない」
 私はゆかりから身を離し、梢の股間へと下半身を押し付け直す。
「ぁん」
 腰に手を回すとそれだけで、梢は切なそうに小ぶりの尻をくねらせた。早く早くと態度でこちらを
せかしてくる。慌てなさんな、せっかちさんめ。

 突然、ゆかりが大声をあげた。
「――やだ待ってっ!! あたしが先っ!!」
 叫びつつ、自分自身の科白に誰よりも驚いた様子のゆかり。
 ははっ、かわいらしいところがあるじゃないか。私はピタリと動きを止めた。

「それはどういう意味だい」
 無論これは問いかけではない。確認でさえもない。

「……あ、ちがっ、違うの、あたし――――――っ」
502【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:35:32 ID:xjqHH1e+
「違う? 君の科白の意味を問うているのだよ」
 そう告げながら、指先で勢いよくゆかりの愛液をすくいあげる。
「ふぁぁああぁっ!」
 ぴしゃぴしゃ。
 イヤらしい液が肩よりも高く跳ね飛んだ。

「正直になりたまえ」
「……しょう……じ、き?」
「そう。今、君は私にどうして欲しいのか。正直に」
「……っ!」
「私は君とセックスがしたい、君に思い切り挿入したい。そう思っているよ。君はどうなんだ。
ゆかりくんの意思を、希望を伺いたい」
「……そ、そんなの……っ。……好きにすれば、いいじゃないの…………」
 弱弱しく、消え入りそうな声でゆかりは呟く。
 相変わらず、顔はそっぽを向いたまま、耳まで紅く染めながら。

「こちらの行動はこちらで決める。私は君の意思を問うているのだよ? 無理強いはしない。もう
これ以上しつこく尋ねたりもしないよ。さて、どうだろうか」
「…………や、るなら、……早く、……ぃ……れて、ちょうだいよ……っ」
「依頼、かね。それが君の意向? そんな頼み方が人に物事を頼む時の君の流儀なのか」
「……あうっ」
「態度は構わぬとしても、よく聞こえない。もう少しはっきりと言ってほしいものだ」
「……ぅう、もうダメなの我慢できないのっ!! お願いっ、嘘は言いません、入れてくださいっ!!
早く、早く――っ!」

 決壊した。
 もうなりふり構っていられない。そんな様子のゆかりだ。
 口元から涎を垂れ流し、はしたなさもお構いなしの絶叫だ。
 だが、ここまで必死な姿を見ると、逆に少々苛めたくなるのも人の性。

「主語も述語もわからないな」
「……うぐっ! …………ぉ、お願い、します。貴方の、その、アレを、私に入れてくださいっ! 
これでいいでしょ、早くしてよっ! もうムリ、ムリなの、これ以上我慢してたら、あたしおかしく
なっちゃうっ!!」
「アレ、とは何のことだ。君のどこに何をいれればいい」
「…………うぐっ、ひどい、ひどいよぉ。……お願い、もう、……意地悪しないでよっ!! 
…………ぐすっ、えぐっ……、おちんちん……ひっく、……あたしの、あそこ、……っ、おまんこに、
入れてよう……っ、う、う、うわあぁぁぁああぁぁぁぁん!」
 ついには幼子のようにわんわんと泣き出してしまった。少々苛めすぎたかな。

「ぐす…………っひっぐっ、……えぐっ…………っんぐっ」
「仕方ない。君の涙にオマケするよ」
「えっ?」
 ぴたり。
 ゆかりは私の言葉で即座に泣き止んだ。その現金さ、まるで小さな子供じゃないか。ついぷっと
吹き出してしまう。
 上に乗っている梢のことなど気にもせずに、ゆかりは腰を上下にくねらせる。お誘いだ。秘唇からは
蜜液がいやらしくとろとろと溢れ出ていた。

「ゆかりくん。君、自分がどれくらいイヤらしいことをしているか、理解しているか」
「……だって…………っ、だってだってだってっ……!!」
 私は再度、自らのペニスをゆかりの秘部にあてがった。

「も――っ! なにそれずるいずるいっ、ゆかりちんずるっこ――っ! 司お姉様のおちんちん、梢が
先約だったんだよぉっ、泣いて駄々をこねるなんてお子様かっ、卑怯ものめー、うりゃっ、
おしおきしてやる――っ」
「……っ、だって、我慢できな――っんんっ、っはんっん――――っ」
 ぷんぷんと怒る様子を見せながらゆかりの唇を奪う梢だ。
503【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:36:21 ID:xjqHH1e+
 ねっとりと唾液の交換をし始める二人。
 ほほう。二人ともエロい子だ。
 ぴちゃぴちゃと淫らな音を立てながら、お互いの舌を絡めあう大人のキスは相当にエロい。
 更にエロ満載の音声は下のほうからも聞こえてきた。
 挿入せずともペニスを膣口に擦りつけるとそれだけで、くちゅくちゅと18歳未満禁止な水音が
あたりに響きわたるのだ。今ここには18歳未満しかいないのだが、まあそれはそれだ。

「では、挿れるぞ」
「っ!!」
 唇を塞がれたゆかりは答えを返せない。ただ返答代わりに腰をぐいぐいとこちらへ突き上げて
くるだけ。

 ――くちゅっ。
 私は亀頭をゆっくりと押しすすめる。
「!!」
 熱い。
 そして、狭い。
 十分に濡れてすっかり柔らかくほぐれた膣道だが、それでも処女のそこは随分と狭く、きつかった。
中を進んでいくたびに、ねっとりと熱い襞がペニスに絡みつく。

「っ!! ――っ!! んん――――っ!! ――――っん――!」
 ゆかりは全身をぴんと張り詰めて、大きく瞳を見開いた。
 彼女の味わっている感覚が痛みなのか快楽なのかはわからない。
 おそらく当人にもその判断はつかないのではないか。こちらが動くそのたびに、電流を流し込まれた
かのように、びくっびくっと全身を痙攣させている。

 梢が唇を開放したとたん、ゆかりの絶叫がこだました。
「ひぃあぁぁああぁぁっ!! 入ってるっ! 奥っ! すっごい奥にキてるの入ってるのっ!」
「気持ち、いいのだろう?」
 媚薬効果もあるのだろう、痛みはさほど無さそうだ。多少強引にペニスを突き動かすことにする。
「ひゃあぁぁっ!」
「正直になるのではなかったか」
「ひゃうんっ!! 奥! ひもちいいっ、奥が気持ちいひです、もっとっ! くふ、もっと
突いてっ!! うぁ、うわあぁぁぁぁぁぁん!」
「ゆかりちんばっかり気持ちよくならないでよー。梢のも舐めてほしいな? お願い、いいよね?」
 梢は立ち上がり、腰をゆかりの顔面に押し付ける。
「んっ、――んぐっ、ちゅっ、はふっ!」
「あ、そこっ! ゆかりちん、そこいいよ気持ちいいよ!」
 そしてそのまま、梢はこちらにキスをせがむ。
 三人で、ゆかりを底辺にしたトライアングルの体勢だ。

 さて、そろそろ射精が近い。
 媚薬効果を持つ私の体液の中でも、最もその効力の高いのが精液だった。中出しされて墜ちない
女はいない、と、生徒会の皆が口をそろえる程に。
 はたしてゆかりの場合はどうだろう。

「――出る。中に出すぞ」
「ひゃいっ! お願いしまひゅ!」
「くっ」
 何人も入り込んだことの無い処女膣の奥深く。そこへ大量に精液を注ぎ込む。
「ひぃっ! ……ってる出てる出されてるよっ! あたしの中に入ってくるよ――――っ! くふぅ、
ふうぁ、イっちゃ、イっちゃう――――っ! かふぅ、しみる、おナカがしみるの、あっ、あぁあ、
あ――――っ! イく、イくイく、うぁ――――――っ!」
 一際高く絶頂の悲鳴を上げ、ゆかりはがくりと崩れ落ちた。大きく眼を見開いたまま気を失って
しまったらしい。

「あちゃ、ゆかりちん墜ちちゃったー。早いよがっかりだよ、梢まだイッてないのにっ。もーちょっと
頑張って欲しかったんだけどな――っ」
 そう言いながらゆかりの拘束を外していく梢。がっかり、と言う割にはその声音はやけに楽しげだ。
504【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:37:28 ID:xjqHH1e+
 梢は起き上がろうとする私を押しとどめ、
「ちゃらららっちゃっちゃちゃーんっ! 梢のひみつ兵器だよ――」
 ドラクエのレベルアップ音を口ずさみ、双頭バイブなどを持ち出してきた。
 手早いことに、既に自らは装着済。股間から黒いシリコンペニスを生やしている。
「んーしょ」
 そしてそのままゆかりを抱きかかえるように背後にまわりこみ、さてどうするのかと見ていると、
静止する間もなくシリコンペニスを膣口へ突き入れた。
「いぎぃぃっ!」
 無茶をする。
 処女を失ったばかりの膣の中に、同意も無くいきなりの二本刺しだ。

「っ! うがぁぁああああっ!! ――っ!! ――っ!!!!」
 獣のような悲鳴をあげ、ゆかりはびっくと飛び跳ねた。焦点を失っていた瞳に一瞬で光が戻る。

 たまらずに、手足をばたばたさせるゆかり。
 しかし、前後を私と梢にサンドイッチされ、せっかく拘束が解かれても相変わらず身動きは
できないまま、抵抗さえもできぬまま。
「うぐっ、や、やだよ、何か入ってくるの、そんなのムリムリムリっ!! あたし壊れちゃうよ
ひどいよ壊れちゃうっ! いやあぁぁぁあああぁっ!」

「んー大丈夫大丈夫ーっ。赤ちゃん出てくるとこなんだから、こんなのぜんぜんへーきだよ?」
 梢は更に奥へ奥へと腰を突き動かすと、そこでおもむろにバイブのスイッチを入れた。しかも、強。
「ぎゃはぅっ! あぐぁぁぁああぁぁ――――っ!」
 梢、本当に容赦ない。
 裂けてはいないだろうか。ちょっと不安になるほどの無体っぷりだ。

 だがさほど心配はいらぬようだ。
 痛がる様子もなく、梢の手で、またもゆかりは急速に絶頂の高みへと押し上げられていく。
 マッハだ。あっというまの勢いだ。
「ひゅぁぁあぁっ! やら待って、おしっこっ! おしっこでひゃう、おしっこ漏れちゃうよ――っ!!」
 ぷしゅーっ。ぷしゅぷしゅーっ。
 ゆかりは秘裂から、愛液とも小水ともつかぬ液体を噴水のように吹き上げる。全身小刻みに
震わせて、もうずっと絶頂しっぱなしだ。

「っ! またイクのっ、ダメ、ダメなのイクのっ! ダメ止まらにゃいよぅ! もう何回イッへも
止まりゃない、あたしおかひくなりゅ、バカになっひゃう、くはっ、もう戻れないよ、ぃいぃイくっ!
 やだよ怖いよ戻って来れないよ、もう無理だよっ、あっ、ああ、あっ、あ―――っ!!!!」

 先ほど私の放った精が、媚薬となって膣奥深くを満たしている。
 そして更に、私のペニスと梢のバイブが二人掛りでそこをかき混ぜ、イッたばかりの敏感な膣粘膜に
こすりつけているのだ。
 どれだけ絶頂し続けても不思議は無い。どれだけおかしくなっても無理はない。
「うぐぁぁああぁっ!!」
 しかし、体力はいつまでも持ちはしない。やがて終焉が訪れる。

「ぐふっ! こんなの狂っひゃうっ! 許して、もうダメっ! あっ、ぁぁあっ、凄いの、
凄いのがくるよぅ、きちゃう、あ、ああ、あたし凄いのでイっちゃうからね? イク、
もうイクんだイっちゃうんだからっ!!」
「はふっ、うん、梢もイキそうだよっ! 一緒にいこ? みんなで。ね?」

 三人共に、絶頂が近い。
 私の射精もまた、間近に迫っていた。
 だが、最初に高みへ駆け上っていくのはやはりゆかりだった。

 いつ破裂してもおかしくない、膨らみすぎた水風船。
 あとほんのちょっとの刺激で爆発してしまう、そのぎりぎりのところにいるのが今のゆかりだ。
「くふふ。とりゃ」
 そこへ梢が背後から乳首を弄り始めたのだからたまらない。
 爆発しないはずがない。
505【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:38:45 ID:xjqHH1e+
「きひぃっ!! 胸はヤだっ! またでひゃうっ、またおっぱい出ひゃうの、乳首ぴくぴくしてるっ、
ぴくぴくしてるぁぁああ――――っ!」
 ぷるぷる踊る乳房から、ぷしゅしゅ――っと凄まじい勢いで迸るのは煮えたぎるように熱い母乳。
 そして連鎖反応のように、ゆかりの膣までもが熱く湧き上がる。
「ひぐっ、来たのっ! イク、イクイクイっちゃう、ぃぐっ、うっ、あっ、あ――――――――っ!」
「イいぃぃっ! 梢もイくイく、イっちゃうよっ――っ!」
 ゆかりはまたも愛液を高々と吹き上げ、三人の体をぐしょぐしょに濡らす。まるで皆、ひとつに
溶け合うかのように。
 私も再度精を放ち、三人折り重なったまま絶頂を迎えた。

◆◇◆
 冷たい風が、火照った頬に心地いい。
 澄み切った青空。雲こそ無いが、雪でも振り出しそうな寒さだ。
 私は校庭のベンチに腰掛けてぼんやりと冬の空を見上げていた。

 背後に誰かの気配を感じる。
「理子くん?」
 振り向きもせずに問う。なんとはなしに、彼女だとそう思った。
「……」
 やはり理子だ。
 理子は無言で隣に座る。うつむき加減で、ひどく寂しそうな表情だ。こんな彼女も珍しい。
「どうしたんだね」
「…………」
「…………」
「…………」
 沈黙が続く。気まずいね。
 立ち上がり、
「じゃあ私は――」
 生徒会室に戻るとするよ。そう言いかけた私の袖を、理子はそっと摘んで離さない。

「…………どい、です」
 蚊の泣くような声で呟く理子。
「うん?」
「ひどいですひどいです意地悪です司くん! わたし、今日のお当番ずっと楽しみに
してたんですよっ! ここのところ、忙しくてスレチガイばっかりでろくに会話もできなくて、
ずっとずっと寂しかったのにっ! それなのにそれなのに、ご褒美もなしでお当番までなくなって、
あんな場面見せ付けるなんてあんまりですっ!」
 いきなり理子は叫びだす。たたみかけるような早口だ。
 泣いている。
 黒縁眼鏡のその奥の、潤んだ瞳はまるで子犬だ。まいったな。こんな顔されたらどうしていいか
わからない。その表情のほうがよほどあんまりだと思うのだが。

 まったく、いつだって理子にはかなわない。
 ふう、と、私は息をついた。

「――雛鳥は、さ」
「はい?」
「幼少期を親鳥と一緒に過ごさないと生きていけない。生き方を学べないからだ。――有名な
話だね。本能よりも教育が重要な証左だ」
 理子はこくりと一つ頷く。
「以前、祖父に言われたことがあるよ。お前は親からはぐれた雛鳥だと」
「え?」
 驚く理子に片手を上げて、
「いや、そう大層な話じゃない。君も知っている私の『特技』。あれを導き指導できるものは、
うちの家族には誰もいない、という、ただそれだけの話さ」
「……」
「この特技に対する折り合いをどうつけるべきか、私にはよくわからない。おそらくずっと
わからぬままだろう。……おかげで私のありようは普通の人とはとまるで異なっている筈だ、特に、
性的な部分についてね」
506【生徒会は雛鳥の遊び場】 110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:39:48 ID:xjqHH1e+
「そんなの別に――」
「君のことは誰よりも大切に思っている。だが、私には他の皆も大事なんだ、生徒会の面々を、
一人たりとも手放すことなんてできやしない。私にはこのようにしか為しようがない。普通には
できないんだ。勝手な言い分で申し訳ないのだが」
 理子はふるふると首をふる。
「わかってる。司くんのことはちゃんとわかってるつもり。でも、さっきみたいなのはやっぱり
寂しいよ」

 私は理子の前にしゃがみこみ、そっとその手を取る。
「……困ったな。確かに今日は罰が過ぎたかもしれないね。悪かった。――どうしようか。どうして
ほしい?」
「……」
「そうだな、代わりといってはなんだけれど、今日これから私のウチに来るかい? ――もう少し
はっきり言うと、一緒にエッチなことしようとお誘いしているつもりなのだけれど」
「よろしいんですかっ?」
「ああ、もちろん。たいしておもてなしもできないけれど」
「はいっよろこんでっ! 是非、よろこんでっ!」
 すっ、と理子は勢いよく立ち上がる。
 先ほどまでの涙が嘘のような晴れやかな顔つきだった。元気を取り戻してくれたようでなによりだ。

 自宅で待ち受けているであろう静への牽制になればいい。――実を言うとそんな目論見もあった
のだが、この後、妹と理子が結束するなどと、この時の私には思いもよらぬことだった。

「久々だね」
「え?」
「久々に、『司くん』と名前で呼んでくれた。嬉しかったよ」
「……からかうのは止めてくださいよ、もう」

 二人、仲のいい女の子同士。そんな空気で生徒会室へ戻る最中、
「ゆかりさん、生徒会の反乱組織については何もご存知ないみたいなんです。まったく別個に
活動していたみたいて」
「ふむ。まあそんなところだろうね。あの性格じゃ、人を率いてどうこうするのは難しそうだ」
「ええ。ただ、幾つかわかったことが」
「うん?」
「ゆかりさんの話では、彼らは自らを『第二生徒会』と呼称しているそうです」
「ふうん。第二、ね。では一応我々を第一生徒会として認めてくれてはいるのだな」
「その真意はわからないですけれど」
「ゆかりくんは彼らと連絡を取り合ったりしていたのだろうか」
「メイルでやりとりをしていたそうです。フリーメイルなので相手の身元はわからないと」
「ふむ」
「それともう一つ。メンバー構成は不明ですが、
第二生徒会もまた、私達と同じく男子禁制、女子生徒のみで成り立っているらしいと」
「ほう。それはまた、興味深いな」

 ――第二生徒会。
 さてどうしてやろうかね。攻略しがいがありそうじゃないか。
507110 ◆mHw4j6JbPs :2007/12/16(日) 15:40:39 ID:xjqHH1e+
以上でした。
ではまたいずれ。
508名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 16:59:09 ID:hZy4zhEc
GJ!
509名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 17:38:54 ID:PrCkU/qe
GJ
510名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 18:30:04 ID:ugUMqRyV
すばらしい!
511名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 23:12:55 ID:QYfWkB+s
帰ったらスレ伸びててしかも幸せになれたぜ。
マジGJだ!焦らしもあって最高!!
512名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 23:27:08 ID:WVziHZS0
GJ!
なぜか司お姉様が瑞穂に変換されたぞ
513名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 02:40:40 ID:cwxeQe5j
え? 何このGJ?
続くの?
続くの!?(*゚∀゚)=3
514名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 04:08:01 ID:UidzET9O
おもしろかった
梢のアホっぽいキャラがよかったよ
515名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 15:18:07 ID:C+mJexWl
これはすげえ・・・続編期待
516名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 17:33:57 ID:+Hlfxkx3
梢かわいいよ梢

続編希望!
517名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 23:38:48 ID:5/n2vY/8
これは文句無しの良作・・・・GJだぜ・・・・\(^∀^)/
518名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 10:52:53 ID:VaLrlSWX
じ・・・GJと言わざるを得ない
519名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 10:23:00 ID:/VBlmfmT
主人公が某交渉役に変換されて戻らなくなったwww
それはそうとGJ!
面白い、どこまでいくんだお前らw
520名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 16:32:51 ID:LYZuySu9
GJ
おとぼくを思い出した
521名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 21:05:37 ID:qwQJEiix
>>519
スレに帰って新刊を待とうかw
522名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 07:10:59 ID:xTuLXjYC
あげ
523名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 21:13:14 ID:njRgYHUn
遅レスながらGJ
524名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 01:24:18 ID:ms8qvWb8
今回はマリーの番外編です。続編は記憶を頼りにプロットを再考しています。
時間軸もバラバラですし、あくまでIFですのでご了承を。
プロット消失は……なあ…orz
直接的な性描写はありませんが、性的表現はありますので注意してください。
525名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 01:27:32 ID:ms8qvWb8
12月24日、クリスマスイブ。
 赤い服をきた裕福なおじさんが、子供たちの人気を得るために、夜中不法侵入を繰り返してプレゼントを配る日。たまに25日に延期したりする。
 だれが呼んだか、誰が名付けたかは知らないが、通称「サンタさん」と呼ばれる赤い天使が全世界を駆けずり回って頑張る日でもある。
 探求大都市「東京」にも、サンタさんはプレゼントを持ってくる。
 けれども、残念なことに、僕のところにサンタさんが来たことはない。昔の僕は、兄と比べて運動も出来ないし、
勉強もできない。それだけにとどまらず、顔も身長もボロ負け。幼いときは毎年
必ず兄の方にはプレゼントが来たのに、僕のところに来たことはなかった。

「靴下……OK。クリスマスツリー……OK.ケーキの予約……OK」

 家を飛び出てから早数年。謹厳実直をモットーに、一日一日を清く正しく生きてきたつもりだった。
 もちろん、見た目が女の子みたいな外見に変わってもだ。
 最近は、毎回欠かすことなくゴミを分別するようにしている……主にサララが。
 女性探求者が利用するヘブランチに、たまに荒くれ者が突入して騒動を起こすのを止めたこともあった。そいつは全治半年だっけ。
 娼婦館の土地の権利を買ったこともあった。決して邪な考えがあったわけではない。人助けのために買ったのだ。
 娼婦館の人達とサララを交えたハッスルタイムを決行してしまったけど、それでも良い事だと思っている。

 だから今年はきっと、僕のところにもサンタさんは来てくれると信じている。

「ローストチキン……OK。ロウソク……あ、サララ、ロウソクプレイじゃないよ、だから服は脱がなくていいから。……クラッカーも用意完了」

 窓の鍵も開けたし、寒いであろうと思って、最高級の紅茶とクッキーも用意した。僕の住む家は高級マンションの
最上階なので、見えやすいように旗も立てて置いた。この日のために、ベランダも全て掃除しておいた。
 もしかしたら、サンタさんは邪気を嫌うかもしれない。そう考え、サララとも、一ヶ月前から禁欲して過ごした。
 最初の方もサララは笑っていたけど、日が経つにつれ、必死に僕の精神を鍛えるために協力してくれた。
526名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 01:32:03 ID:ms8qvWb8
 朝、血走った形相で僕に愛を囁き、僕の息子を撫で回してくるので、来る度に起床して防ぐ。
 朝食を作ってくれているときは、毎回裸エプロンで誘惑してきたが、僕の意図を汲み取って、
最近では裸で作ってくれる。このとき、お尻を僕に向けて振るのも忘れない。

 昼、僕はダンジョンに行くときもあれば、サララを正式に買うために手続きをしに市役所に行くことも何回かあった。
 結構、書類が多いので時間がかかる。自宅の玄関を出る前に、サララは必ず背中に抱きついて、尖った先端を
擦り付けてくるが、僕の心は堅い。玄関には暖房はないので、寒いはずなのに、毎回上半身裸で抱きついて
きてくれるのには感謝している。最近では下も脱いで協力してくれるようになった。

 夜、スッポン鍋やら、無臭のにんにく料理やら、秘伝の精力ドリンクやら、僕の決意を試すような料理を作ってくれる。
 サララは本当に僕の気持ちを理解してくれる。生半可な思いではサンタに会えないと再確認し、
毎日出されるトロロご飯を胃に流し込む。サララも、僕の決意に感動して熱い視線を僕に向けてくる。
 立ち上がるときに胸元から胸をちらり、落としたものを拾うときに屈んで、パンツに包まれていないお尻がこんにちは、なかなか芸が細かい。

 そして今日、お待ちかねのクリスマスケーキが運ばれ、ローストチキンが運ばれ、ロウソクが立てられた。
 ローストチキンを9:1の割合で食べ、もちろん9は僕だ。サララは少食で、あんまりご飯を食べないので、ちょっと心配しているが、女の子だとこれくらいかな?
 その分、僕は食べまくる。ゆうに2人前は食べるし、食べようと思えば10人前は軽くいける。ダンジョン探求の激務に栄養は欠かせない。
 そのため、食べた分は全て内蔵機能を強化して、消化吸収しているので、マリーになってからは一度も大便をしたことがない。
 時々、排出の感覚が懐かしくなるが、その度にサララがお尻の穴を舐めてくれるので、最近はそう思わなくなった。
 ケーキも食べるが、ここでもサララは忘れない。指に付いたホイップクリームを、舌で弄るように舐めとるさまを僕に見せ付けてくる。

 安心してくれ、サララ! 君の気持ちは分かっているよ。

 そしてお風呂。サララは毎日僕の背中を流してくれ、ここ数日は胸にボディソープを塗りたくり、自分の身体をスポンジ代わりに背中を洗ってくれる。
 何度も身体を震わせ、僕の耳をチロチロと舐めてくるけど、僕の決意は堅い。サララも分かっていて、涙を流して抱いてくださいと迫ってきた。
僕がお風呂から出た後は、決まって悲鳴をあげて身をくねらせているのを曇ったガラス越しに見つめた。

「違うんです! そうじゃないんです! 抱いて! 抱いてください! これ以上焦らさないで! 
 マリー様無しで一ヶ月は拷問です〜! あ、イク! イク〜! はぁはぁはぁ、だめ、身体が満足してくれません! 
 マリー様! あなた様のたぎった雄を、この浅ましい売女の膣に! 私の子宮を白くしてください!」

 そんなに慌てなくても、君のところにはサンタさんは来ると思うよ。
527名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 01:35:10 ID:ms8qvWb8
 就寝の時間になると、僕は決意を胸に床に向かう。このとき、僕がはいているパンツを
サララに渡して寝るのが禁欲してからの通例だ。前に、サララに何に使うの? と聞いたら、
せめてこれで我慢して夜を過ごしていますという返事が返ってきた。
 どうやら、サララもサンタさんにプレゼントをもらうために、頑張っているみたいだ。
僕も早く寝ないといけない、睡眠薬はどこだっけ?

「これでよし……ああ、マリー様の寝顔の可愛らしいこと……駄目! 明日までの我慢我慢」



 翌日、睡眠薬を飲んで無理やり寝たおかげで、サンタさんと鉢合わせせずに済んだ。
うっかり顔を合わせたりしたら、驚いて帰ってしまうかもしれないからだ。
 しかし、薬を飲みすぎて上手く焦点が合わない。視界がぼやけて見える。

 しばらくして、回復した僕の目に飛び込んできたのは、パンパンに詰まった靴下だった。
 この日のために買った、直径60cmの特別製だ。

「やった! サンタさんが来てくれた! 僕のところにも来てくれたんだ!」

 はやる心を静めながら、急いで靴下の中身をベッドに広げた。
 中には、僕の大好きなメーカーのお菓子がぎっしり詰め込まれている透明の袋と、白い袋が入っていた。
 思わず涙がこぼれそうになった。僕はお菓子が、甘いものが好きだからだ。そして、
サンタさんが僕の好みを知って、選んでくれたことに感動した。
 透明な袋を開けて、中からチョコレートを一個取り出す。
 口に放り、ゆっくりと感動をかみ締める。ああ、美味い、一ヶ月耐え忍んでよかった。
きっとサララも感動をかみ締めているだろうから、今はそっとしておこう………ん?
 袋と袋の間に封筒が入っていた。

「だれから……ま、まさか!」

 裏返してみると案の定、サンタからの手紙だった。戸棚からペーパーナイフを取り出し開ける。この手紙は保管しておこう。
 まさかプレゼントだけではなく、手紙までもらうなんて、最高の日だ!

『親愛なる友へ     サンタから愛を込めて』

 こちらこそ親愛なる友よ。
528名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 01:38:14 ID:ms8qvWb8
『君の活躍はよく聞いているよ。毎日、私に会うために頑張って禁欲してくれていると。
 でも、もう我慢しなくていい。君が私のために我慢してくれているのは知っているが、
 そのために君が苦しむのはとても辛い』

 サンタさん、僕は全然辛いと思っていません。

『透明な袋は君へのプレゼント、白い袋は私からの選別だ。
 既に相手には私が手紙で伝えてあるから、既に用意して待っていると思う』

 白い袋の中には、大量の精力ドリンクとスポーツドリンク、トカゲの黒焼きに、スッポンジュースが入っていた。

『それでは後武運を。メリークリスマス、今日は愛の日だ……サンタより』

 手紙を戸棚に入れて、僕は立ち上がった。白い袋に入っている精力剤を片端から飲み干し、食いまくる。
 服も全て脱ぎ捨て、裸になると同時に全て食べ終わり、内臓の機能を強化させて消化する。
 部屋を出て、サララの部屋に向かう。消化したエネルギーを全て陰茎に送ると、凄まじい勢いで陰茎の力がみなぎってきた。
 そして、サララの部屋のドアをノックせずに一気に開け放った。
 メリークリスマス、今日は性の祭典だ。






(省略されました。エロを所望する場合、ココをクリックしてください)
529名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 01:39:39 ID:ms8qvWb8
とりあえず投下終了します
530名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 01:54:17 ID:8siYw+Cg
テラGJ!

このあとのコトを考えると…あぁ!クリックしたいぃ!

まったく…どうしてくれるんだ
ムスコガネテクレナイジャマイカ
531名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 03:10:21 ID:zJR2JEDC
GJなんだが、クリックしてもなにもおきないよ?

おきないよ!?
532名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 03:13:38 ID:DIYxtXG6
クリックしてるんだが…続きが見れん(´・ω・`)
533名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 09:59:45 ID:lvyrAUe4
おかしい。
クリックしても何もおきない。
534名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 13:44:05 ID:xHgvZ3KW
何がおかしいんだろう。
ずっとクリックしてるのに続きが読めない。
535名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 14:49:16 ID:McP3NL/9
ちょ、オマイラクリック自重w

にしても、オレも続きが読みたくてしょーがなく。
536名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 20:41:38 ID:0T0HyCfF
なんだよ!これじゃあ先輩のイキたいのにスレ用じゃあないか!!
ということで続きを
537名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 23:41:35 ID:sIplRDVX
じゃあ後半は来年お願い
538名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 15:59:04 ID:imijhGqI
保守
539名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:16:19 ID:AUDJPsNf
age
540名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:45:57 ID:i9HRPOdT
保守
541名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 00:48:53 ID:LT2rz9Ho
保守
542名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:48:00 ID:LT2rz9Ho
保守
543名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 15:56:14 ID:0i/sd4dW
保守
544名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 23:58:37 ID:tTwPYrrg
保守
545名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 06:49:03 ID:qoPF30di
もう保守はそんなにしなくてもよさそうだね。
保守してくれたひと乙。GJだ。

来年はマジイキスレ、もっと盛り上がるといいな。
もう少し雑談したほうがいいのかもね。このスレ以外での良作とか紹介したり。
546名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 13:26:06 ID:otoE44zH
激しく同意

しかし、このスレに合いそうなのが、なかなか見つからないんだよな(´・ω・`)
547名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 23:05:10 ID:otoE44zH
ていうか、マリーのエロ投下しようと思ったのに規制とか……
548名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 05:26:06 ID:8uq2DMC9
うは。しかし、規制解除で板全体が痛い目にあったばっかりだからな。
まあのんびり待ってるんであわてずにヨロ。

マリー様は今年も活躍してくれそうなんで、あとは >20氏の続編か新作に期待。
549名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 17:08:07 ID:Xox0FUMU
保守
550名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 02:23:23 ID:Qzy6HkCZ
生徒会シリーズの続きが気になるぅ…
すっかりファンになってしまった
551名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 06:32:06 ID:tzW+t59d
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
あの日からひたすらクリックしていた御蔭で
耐え切れなくなったマウスが擬人化して悲鳴をあげた・・・



(省略されました。エロry
552名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 20:34:56 ID:OpnSVek/
わっふるわっふる
553名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 08:01:30 ID:smUQbC7L
今更クリック・・・やっぱり聖夜限定の奇跡かっ?!
554マリー書く人:2008/01/08(火) 19:36:12 ID:JG8A3bfy
やっと規制が解除されたか……

クリスマスのマリーの続きを投下します。

次の語句が嫌な人はスルー推奨

主人公視点、みさくら語
555ロマンチックな夜の後は、エロティックな朝:2008/01/08(火) 19:40:29 ID:JG8A3bfy
 扉を開けた先には、サララが布団の中で横になっていた。
 サララの部屋は広く、大変細やかに整えられていた。
 全体的に薄い桃色の壁紙に、大人2人分は余裕で大の字になって寝られるベッド、脇には、
ベッドスタンドと精力剤とティッシュが置かれていた。
 部屋の隅には大きな鏡と、服が収納されているクローゼット、その脇に化粧台が鎮座していた。
 ベッドに寝ているサララに目をやると、こちらに背を向けて横になっていた。サララの後ろ髪が、
開かれたレースのカーテンから差し込む朝の日差しに照らされていた。
 この部屋の私物は全て、僕がサララに買え与えた物だ。サララも年頃の女の子だと思い、家具一式をまず買ったのだ。
 服を買うとき、僕は女性の服や下着は分からないので、現金だけ渡して買いに行かせたが、後日買いなおすことになったのはいい思い出だ。
 サララの買う服は別に変というわけでもない。騙されて不良品を買わされたわけでもなく、盗まれたわけでもない。
 
 ぶっちゃけ、エロかったのだ。着る服と下着のほとんどがまともな服ではなかった。
 
 ああ……あの時は大変だったなぁ。僕はクローゼットを見て苦笑した。
 
 極端に隠す面積が小さいブラジャー。それは下着なのか? 紐の間違いじゃないのかと言いたくなるショーツ。
トイレがしやすいのです、と真顔で隠すべき部分がないブラジャー&パンティーを僕に見せびらかしてきたこともあったっけ。
 そんなことを考えつつ、サララの寝ているベットに忍び寄る。近づくにつれ、ふんわりと少女の甘い香りが漂ってくる。
 ベッド脇まで来ると、サララは無言で僕が入るスペースを空けてくれた。

「おじゃましまーす」

 真っ白に洗濯された清潔な掛け布団をめくる。滑らかな背筋と、美しい臀部があらわになった。
 サララ……下着も穿かないで用意して待っていてくれていたのか。
 僕は身体を滑り込ませた。そして、僕の身体とサララの身体が同じ布団に包まれた。
先ほどとは段違いの甘やかな匂いと、ほんの僅かに感じる女の匂い。
 僕はいきなり抱き寄せることはしなかった。サララの髪を軽く掻き分けて、小さな耳たぶを触った。
 僕の指が触れた瞬間、サララの身体がピクリと震えた。
 ほんのりと色づき始めた耳に口を寄せて、ふーっと息を吹きかける。

「――!? はぁ……んん……」 

 サララの耳は瞬く間に赤く染まった。
 僕はゆっくりとサララの腰を抱き寄せた。僕の陰茎と、サララの腰が触れ合う。
 既に漏れ出ているカウパー液をお尻に擦り付けると、サララの方も押し返すようにお尻を突き出してきた。

「だ〜め、もう少し我慢してね」

 僕はサララの腰とお尻に満遍なくカウパー液を塗りたくった。それだけでなく、擦るようにサララのへその辺りを撫でる。

「……んぅ……はぁ……ああ……」
 
 首もとに唇を寄せ、薄く汗が光る首筋を舐める。痕が付くくらい強くキスを何度もする。その度にサララは甘いため息を吐いた。
556ロマンチックな夜の後は、エロティックな朝:2008/01/08(火) 19:42:52 ID:JG8A3bfy
 我慢できなくなったのだろうか、サララは僕の胸に背中を預けるように迫ってきた。
 そのせいで、僕の陰茎がサララの太ももに挟まれた。

「あは……マリー様の、熱い……」

 サララは太ももから飛び出た僕の陰茎を掴み、身体の中心に引き寄せた。

「マリー様……気持ちよくなってください」

 サララの大事な部分に僕の陰茎がぴったりと密着させられると、ゆっくりと腰を前後に振りだした。
 既に濡れていたサララの愛液が潤滑油となって、スムーズに陰茎に愛液が塗られていく。
 ぬちゃ、ぬちゃ、といやらしい音が布団の中から零れ落ちた。
 くう、気持ちいい。太ももも絶妙な力加減で挟んでくるし、収まりきらなかった亀頭も、愛液を擦り付けるように弄ぶし。
 負けてはいられない。僕はサララの胸に手を伸ばし、ぐわし、と擬音がつくくらい豪快に乳房を鷲づかみした。
 サララの小ぶりな胸を揉む。乳首を指で挟んだり、抓ったり、引っ張ったり。

「んああ、ああ、くぅぅ、ま、マリー、様、そ、そんなにしては、き、気持ち良すぎて、わ、私、ダメ、ダメになります」

 身体を震わせサララは背筋を伸ばした。既に陰茎への愛撫も止まり、なすがままに僕の愛撫を受け入れていた。
 僕は乳首に触れないように、サララの胸を揉みながら、彼女の膣口に亀頭を押し込んだ。
 熱く激しく脈動している膣内に亀頭だけを入れて、軽く抜き差しする。胸から手を外して、腰をガッチリと押さえて準備は完了。

「サララ、薬は飲んでる?」
「うぅぅ、だ、大丈夫です。ちゃんと飲んでま、いい、気持ち、ああ、ちゃんと、副作用のない、高いやつ、飲んでます」
「それじゃあさ、サララ。どっちにする?」
「どっちとは……なにがですか?」

 こちらを振り返って見つめるサララの瞳を覗く。腰の動きを止めると、もっともっとと催促するようにサララから腰を振ってきた。

「まず一つは一回楽しんでから夜にまた楽しむという日常パターン」
「……もう一つは?」
「こっちは前者よりハード」

 サララの膣から陰茎を抜いて、布団を跳ね飛ばす。身体を反転させ、サララの股の間に僕の身体を押し込む。
そしてもう一度サララの膣に陰茎を軽く挿入して、正常位になった。

「明日の朝まで徹底的に犯すの」

 言うと同時に高まりきった陰茎をサララの膣奥に突き刺す。亀頭の先端にコリっとした堅い感触を感じ、膣口からにじみ出るように愛液が噴出された。

「ひ、いいいいーーーーーーーーー!」

 両腕で僕の身体を抱きしめて、両足を真っ直ぐ伸ばしたサララ。瞳を快感にドロっと惚けさせ、だらりと舌を突き出して快楽の嬌声を上げた。
557ロマンチックな夜の後は、エロティックな朝:2008/01/08(火) 19:46:29 ID:JG8A3bfy
 僕はサララの身体を抱きしめ、サララの子宮口を擦るように腰を揺すった。
 ぴちゃ、ぴちゃっと思わず顔を赤らめてしまいそうな、いやらしい音が繰り返される。

「凄いです〜、一発でイキました〜、あひ、ダメ、奥、擦らないで、いま来ているです、
 凄いの来ているです、あたま、浮いちゃ、って、ダメ、気持ち、いいです」
「あらあら、もうバカみたいな顔しちゃって……これは徹底的に犯さないとダメだね」

 喘いでいるサララの口に、僕の舌を近づける。するとサララは濁った目を僕の舌に向け、舌を僕の舌に絡ませた。
 サララは鼻息荒く、僕は余裕で、濃厚な唾液の交換を行った。思わず射精してしまいそうなくらい情熱的なキスだった。
 サララが僕の舌を抜き取るように舌を巻きつけ、僕が仕返しに歯の裏側を舐め回しつつ乳首を抓る。
 サララが身体を震わせて僕の背中を掴む。僕も負けずに上あごの裏を舌でぐりぐり、腰をぐりぐり。

「んんん! んちゅ! むうう!ううう! んんんーーーーーーー!」

 腰をガクガクと震わせ、潮を噴いてサララは絶頂を迎えた。サララの膣が不規則に伸縮を繰り返し、ねじれ、僕の陰茎を激しく愛撫する。
 僕は我慢せずに、子宮口にぴったり鈴口をつけて射精した。勢いよくサララの子宮に僕の精液が流れ込む。
 涙を流して呻いているサララ、僕は口付けを外した。僕の舌と彼女の舌、
 二つを繋ぐ銀色の橋がかかり、切れた。そして、離れた途端、サララは甘い嬌声を上げた。

「―――!! ぃいいいいーーーー!! イク! イク! イッ…クゥ、イクーーー!」

 一ヶ月ぶりだからか、精力剤のおかげなのか、快感と共に爽快感も感じた。
 隙間なく挿入しているため、精液が逆流することなく全てサララの胎内に収まる。
 自分でも盛大に精液が子宮口を白く染め上げていくのがはっきり分かった。
 サララは僕の背中から腕を放してシーツを掻き毟った。

「んあああーーーー!! イク! イク! ダメ! イクイク! ―――!! んんん、いや、終わらない!!
 イクの! 終わらない! マリー様! 止めて! 出すの! 止めて! お腹! 焼ける! やああ! イクーー!!」

 指が白くなるくらい、シーツを力強く握り締め、涙を流し、アヘ顔を見せて哀願した。
 まともに発音できないくらいに、サララはトロトロになっていた。

「そんな黄色い声でお願いされても、逆効果だよ。しばらくイキまくれば慣れるよ」

 射精が終わるまで、僕はじっとサララの膣奥に放ち続けた。その間、サララは首を振ったり、
シーツを掻き毟ったり、嬌声を上げたりして快感を逃そうとしていた。
 そしてしばらくの間、僕はじっと動かないでサララの様子を見守り、サララが落ち着くのを待った。

「ああ、気持ちよかったよ」

 サララの中から陰茎を抜くと、ぴゅる、と変な音を立てて膣口から精液が飛び出した。よくみると恥骨の辺りが若干膨らんでいた。
 僕はサララの横に身体を倒した。眼前に息を整えているサララの横顔が広がる。声もかすれ、少し辛そうだ。
 飲み物を持って来ようと思い、ベッドから出ようとしたが、その行動は止められた。

「はぁはぁ、んくぅ、はぁはぁ、マリー、マリー様……キスを、接吻してください」
「……大丈夫? ちゃんと飲み物飲んだ方がいいんじゃない?」
「マリー様のキスの方が美味しいです……いっぱいキスしてください……それに……」

 サララは快楽に染まった頬を、さらに赤らめた。

「まだ、お口でマリー様のモノを味わっておりません」

 その言葉に、僕は思わず言葉が出なかった。
 なんて可愛いことを言うんだ、今一回出してなかったら問答無用でもう一回だぞ!
558ロマンチックな夜の後は、エロティックな朝:2008/01/08(火) 19:48:16 ID:JG8A3bfy
 でも、焦らなくてもいい。だってまだ朝なんだ。今日一日ずっと楽しめるんだから。
 僕はベッドに横たわっているサララの膝裏と首裏に腕を回し、一気に抱き上げた。
 お姫様抱っこというやつだ。僕がサララと楽しむときに移動するときは毎回これをやる。
 サララも慣れたもので、するりと僕の首に腕を回し、胸に体重を預けた。
 ………う〜ん、胸に感じる横チチの感触とお尻の柔らかさは素晴らしいが、なんか前より柔らかくなってないか?

「これから、どこに向かうんですか?」
「ちょっとお風呂場に……いっしょに汗を流そう。ところでサララ、不思議と君のが抱き心地が良くなっているような気がするんだけど」

 サララの部屋を出て、お風呂場に向かう。家のマンションのお風呂は24時間沸かされているので、いつでも入れる仕様だ。
 ダンジョンで手に入れたアイテムを使用しているおかげで、カビ、雑菌等の繁殖が絶対起こらないようになっているので、掃除は必要ない。
 こういうお楽しみの後、すぐにお風呂に入れるのもこのアイテムあってのことだ……このアイテムって、
 本来は国の重要建築物の保存に使われる凄い貴重なやつなんだけど。

「当たり前です、私は今が成長期です。栄養を取れば勝手に身体が成長します」
「胸もちょっと大きくなってるし、お尻も柔らかくて張りが出てきてるよ」
「ありがとうございます……マリー様。私は今が成長期なのです」
「んん? お腹空いているなら、お風呂入った後、先にご飯にする?」

 僕の言葉に、サララは小さく笑みを浮かべて、先ほどまで僕が埋まっていた恥骨の辺りを擦った。

「一ヶ月ぶりに子宮にご飯が貰えたんです。下が満たされたら、今度は上が欲しくなるのは当然なのです……お尻の奥もお腹が空いているのですからね」

 そういって、サララは唇を突き出した。僕は笑みを浮かべて、その唇にキスをした。
559ロマンチックな夜の後は、エロティックな朝:2008/01/08(火) 19:50:30 ID:JG8A3bfy
「マリー、様……気持ち、いい、ですか……」

 マリーに胸を洗われ、うっとりと僕はうなずく。
 二人が並んで入ってもまだまだ余裕がある大きな風呂場。後5人は入れるなと、ろくでもないことを考えそうになるが、とりあえず、背中に意識を集中させる。
 今、僕はサララの手によって背中を表れていた……文字通りの意味で。
 水に濡れると途端に滑りがよくなるマットの上にうつ伏せになり、その上から身体にボディソープ配合の、沁みないローションを身体に塗ったサララが乗る。
 つまり、文字通りサララが身体を張って僕の体を洗ってくれているのだ。
 まさしく至福。ふにふにとした乳房を僕の背中に押し付けられたり、秘所を使って、僕の太ももから踵までを洗ったり。
 腕を洗うところで快感を隠せなくなってきていたサララを一回絶頂させたり、特に念入りに指を一本づつ洗わせたりした。
 指を洗っているときはわざと指を動かして、潮を噴くまで絶頂させたりも……ねえ?

 後ろを洗い終えたとき、サララは息も絶え絶えに腰が砕けていた。
 それでも快感に濁った目を僕に向け、必死に身体を使って僕を洗おうとするので、僕は黙って受け入れた。

「ねえ、これも洗ってよ」

 下腹に力を込めて、軽く陰茎を動かす。上手い具合にサララの入り口を突いた。

「あは……分かりました………ん………んはぁ、あああ、大きい」

 僕の胸に手を付いて起き上がると、サララは膝立ちになって、左手で陰茎を掴んで狙いを合わせると、ゆっくりと自分の中に収めていった。
 亀頭が飲み込まれ、シャフトが飲み込まれ、そしてサララのお尻が根元に密着した。
 サララも初めのうちは半分くらいしか入らなかったのに、今ではすっかり美味しそうに受け入れることができるようになった。

「んんん……入りました。動きますね」

 さらに自分から腰を振るくらいに馴染んでいるのも凄い。前は少し苦しそうな顔をしていたのに。

「すっかり変わったね」
「あ、ああ、ん、ん、んん、な、なん、ですか、くぅ」

 恥骨を擦り付けるように腰を回しているサララに、感慨深いものを感じた僕は答えた。

「初めの頃は、ちょっと苦しそうな顔して気持ちいいって言っていたけど、今では苦もなく僕のを食べるじゃない。全部入るようになってきているし」
「んひぃ、はあぁ、ま、マリー様が、いけないんです、こんな、凶悪な、モノで、毎日、子宮を、ゴリゴリされたら、いやでも、慣れます、
 今では、自分で、慰めても、全然、満足しない、です、マリー様の、太いもの、じゃないと、イケないです、うああ、イク、イキます、子宮、潰されてイク、イク、イク!!」

 背筋をピーンと伸ばして、サララは絶頂した。目を瞑り、唇を閉じて嬌声を抑えている姿はゾクリとする官能さが見て取れた。
 その姿を見て、僕はサララの中に射精した。サララは快楽に濁った目を僕に向けて微笑んだ。
560ロマンチックな夜の後は、エロティックな朝:2008/01/08(火) 19:52:05 ID:JG8A3bfy
 お風呂から上がり、ぐったりと身体の力を抜いたサララの身体を優しく拭く。風邪引いちゃうしね。
 僕も自分の汗を手早く拭き取り、サララを抱き上げようとして、思いとどまった。

「どうせだから、これで行こうか………サララ、自分から広げて」

 サララは惚けていた表情を情欲に染めて、仰向けになった。股を広げ、女の部分を両手でそっと広げた。赤く充血し、ヒクヒクと誘っていた。
 サララはうっとりと僕の行動を見守っている。僕がサララの秘所に顔を近づけて息を吹き付けると、トロリ、愛液が滲み出た。
 膣口には触れないように、淵に沿って舌で舐める。ほんのりと感じる汗の温かさと、女のいやらしい匂いが、サララの興奮を物語っていた。
 尿道口に舌を突きこんで遊んでいたら、彼女に睨まれた

「マリー様……そこを攻められますと………」

クリトリス周辺を焦らすようキスして、唇で何度も挟む。コリコリとした弾力と、愛液を唇に感じた。

「あああ! マリー様〜、溶けて、溶けてしまいます」

 洪水のようにビショビショになった膣口周辺に一度舌で舐め、舌をすぼめて膣口に突き刺す。鼻でクリトリスを刺激することも忘れない。

「あぅぅ………んんん………いい、いいです、気持ちいい、気持ちいい」

 もう十分だろう、そう思った僕はサララの秘所から離れた。膣口から白く濁った愛液が零れ落ちた。

「もう、いいかな。それじゃあ、僕の首につかまって」

 サララは息を荒げて頷くと、僕の首に腕を回した。しっかり回されたのを確認してから、僕は一気にサララの身体を抱きかかえた。
 僕の胸とサララの胸が密着し、サララの恥骨が僕のへそに密着した。
 すりすりとサララは僕に身体を摺り寄せてくる。正面からだっこするのもずいぶんといい。

「それじゃ、喉も渇いたし、何か飲もう」

 サララが何か言う前に、僕は一息にサララの最奥に陰茎を突きこんだ。ゴリゴリと音を立ててサララの子宮口を削ったような気がした。

「――――――――!!!! ――――っかはぁ!!! ――――!!!」

 何度も、サララは身体を硬直させた。その度に膣内が伸縮を繰り返し、陰茎に愛液を浴びせてくる。どうやらアクメしたみたいだ。
コマ送りを見ているみたいにビク、ビク、と震える姿は不思議と可愛く見えた。

「それじゃあ、このままちょっとリビング向かうから、いっぱい感じてね」
「―――――!!?? まっ、れぇ!! 動かない!! れぇ!」
「ダメ、もう遅い。いっぱいグリグリするから」

 サララの腰に叩きつけるように、無茶苦茶に抜き差しする。無茶苦茶にするのがポイントだ。
 こうすると、不規則に場所がずれるから、いつまで経っても快感になれないんだ。
 サララの内臓を引きずり出すように腰を引くと、カリに引っかかった愛液がドバっと零れ、
 零れた分を埋めるように子宮を押しつぶすと、零れた分以上に愛液を分泌した。

「いああ! あひぃ! ひいい! くうう! いいい! 奥うう! 奥が!」

 お風呂場を出て、トイレを通過して、物置を通過して、冷蔵庫へと向かう。
561ロマンチックな夜の後は、エロティックな朝:2008/01/08(火) 19:53:52 ID:JG8A3bfy
 その間、部屋を一つ通り過ぎる度に立ち止まって、サララの身体を揺さぶったり、
足踏みしたり、大またで歩いたり、3歩進んで2歩下がったりした。
 僕から見てもサララは滅茶苦茶だった。抱きかかえられて固定されているせいで、
快感を逃がすことができず、全て許容しなければならないからだ。
 トイレを通過したあたりから、膣道は頻繁に痙攣を繰り返し、壊れた蛇口みたいに愛液を垂れ流し続けた。
 快楽に染まった表情を隠せずに、舌をだらりと垂らし、涙とよだれを溢しながら喘いだ。
 お風呂場から点々と愛液の跡が続き、傍目から性交の道しるべに見えるだろう。
 キッチンに到着した僕は、ここでも足踏みしながら進む。それをサララは嬌声を上げて答えた。
 冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出すとき、わざと体勢を崩す。力強くサララのGスポットを陰茎で削る。

「ああああーーーー!!! みょうはめーーーー!!! いきゅうううう!!」

 もうサララは呂律も回らなくなってきているみたいだ。
 何度か奥を突くと、少しだけ亀頭が子宮口に入る。これは勢いをつけてやると、中に入るのではないだろうか、いや、入れる!

「疲れたから、ちょっと休憩しよう……ね!」

 そういって、僕は勢いよく椅子に腰を下ろした。ズシっとお尻に二人分の体重がかかる。
 そして、僕の陰茎の先端はサララの子宮口を突き破り、子宮内に亀頭を全て収めてしまった。

「――――――――!!?? ―――――――――――――――――!!!!!!」

 サララは声も出せないのか、口をパクパクと金魚のように唇を震わせた。それだけでなく、体中を小刻みに痙攣させ、オシッコを漏らした。
 僕の膝にサララのオシッコが降りかかる。このままでは後々面倒なことになりそうだ。
 体内の魔力を練り上げて、それを発動する。淫臭漂う室内に、僕の呪文が響き渡る。

「;s;fl,;:bxkd:dor:-lskvlasie」

まるで歌を歌っているようにも聞こえるが、ある程度魔力があると、自然とそうなるから仕方がない。
 床に零れたサララのオシッコが、音もなく蒸発していく。ダンジョンに
 発生する自然毒を解毒する呪文の中で、最高位の呪文を、まさかこんな形で使うことになるとは。
 でも僕は気にしない。必要なときに使えばそれで十分役目を果たしていると思うし。
 たぶん、ここに来るまでの愛液の跡とかも、なくなっているはず。これでサララも面倒なことをしなくて済みそうだ。

「…………………マリー……しゃま……」
「ん、どうしたの、サララ。なんだかとっても辛そうだけど」

 床に飛び散ったオシッコが蒸発していくのを見ていたせいで、サララの様子に気がつけなかったみたい。
562ロマンチックな夜の後は、エロティックな朝:2008/01/08(火) 19:56:09 ID:JG8A3bfy
 顔を紅潮させ、いまだ身体を小刻みに痙攣させているサララの姿は少し異常に見えた。
サララの胎内に入れた僕の陰茎も、舐めしゃぶるように膣道が蠢いていた。

「ちゅらい? ……ちゅらいに決まってましゅ………子宮にマリーしゃまのチンポねじ込まれて、ちゅらいわけないれしょう」

 快感で身体が痺れているのか、サララはずいぶんと舌ったらずになっていた。

「………抜いたほうがいい?」
「今抜いたりゃ、今度こしょ失神しましゅ。いまらって、小さくイキまくってるんでしゅ。イクの終わらないれしゅ、降りれないれしゅ、頭バカになりましゅ」
「………出していい? 僕、もう限界なんだけど」

 そういうと、サララは僕の肩にキスをし、甘噛みを何度もしてきた。

「んちゅ、ちゅぱ、ダメれしゅ、出しちゃダメれしゅ。出しゃれたりゃ、本当に頭バカになるでしゅ、マリーしゃまのチンポのことしか考えないバカになってしまいましゅ」

 言葉とは裏腹に、膣を絞るように締め上げ、僕の射精を催促する。首もとにまで情熱的なキスを繰り返し、ツンと硬くなった乳首を擦り付けてくる。

「ダメれしゅよ、たらでさえ、朝の精液が子宮に残っているんでしゅから。わらしの子宮、我侭でしゅから、あんまり精液ゴクゴク飲ましぇないりぇくらさい」

 快楽に濁った瞳と僕の瞳が見つめあう。サララの目は涙で潤んで色っぽかった。
 というか、サララは理性が飛ぶとこんな淫語も平気でポンポンと言うようになるのか。

「今でしゃえ、マリーしゃまの匂いを嗅ぐだけりぇ発情しゅるダメマンコなのでしゅよ。これりぇ、粘っこくてゼリーみたいに濃厚な精液を、
 オークみらいにドバドバ出されて、子宮をしぇい液漬けにされたら、マリーしゃまのこと考えるだけれ、精液欲しがるエロマンコになってしまいまししゅ」

 ……なんという告白。サララ……君は僕の匂いを嗅ぐだけ発情していたのか。道理で僕の部屋に入ったとき、うっとりと顔を紅潮させていたわけだ。
 しかし、そんなこと言われたら、精液漬けにするのは当然だろう。サララも言葉だけで抵抗しているけど、身体は反対の行動をとっているしね。
 我慢していた弁を開放し、サララの子宮を精液漬けにするため、僕はサララの腰を引き付けて射精した。といっても、元々密着していたから、大して変化ないけど。

「うひぃぃぃぃぃ………出た、精液出た、子宮が白くなってく、精液タンクになりゅ」

 サララはドロリと瞳を濁らせて、僕の肩に顎を預けて呻いた。一度射精すると、子宮口と膣道が伸縮して、さらに射精を催促してくる。
 美味しそうに、子宮が精液を飲み込んでいるのを、なんとなく実感した……本当に正直な身体をしているな。
 亀頭の先端に、温かい何かが溜まっていくのが分かった。子宮内に僕の精液が溜まり、少しずつサララの子宮を精液タンクにしているのだろう。

「あは………ドクドクいってる……美味しそうに精液飲んでる……うぁぁ、ダメ……イク……こんなに優しく……イク………あああ……イク…」

 しばらく、僕とサララはお互いの鼓動を確かめ合い、再びサララの寝室へと向かった。









 もちろん、ベッドに行ってからもいっぱいサララは鳴かせ続けたけどね。
563マリー書く人:2008/01/08(火) 19:58:22 ID:JG8A3bfy
投下終了します。
らめえーーーとか……このまえリアルで聞いて思わず吹きそうになったよ。


行く年来る年、色々あったけど、それでは皆、ハッピーニューイヤー!



といっても、もう三が日過ぎているという罠
564名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 21:31:38 ID:L1Umb2Za
というか、松の内過ぎて年賀が寒中になってる勢いですがVGJ!
565名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 01:55:25 ID:a6hTT4Tt
あれ、25の俺にお年玉?GJ!
566名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 22:16:23 ID:SY+kXZeW
おお新作きてるGJ
567名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 01:32:54 ID:cMwsz2IZ
マリーのSSがるーえんろーがの絵で再生されるのは俺だけじゃないはず
568名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 02:43:56 ID:p7cyrnu4
誤字は指摘したほうがいいのかな?
569名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 03:19:43 ID:UcitlKbm
指摘は別に良いんじゃないか?
と、誤字が気にならないほどオッキした俺が言う。
570名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 03:45:16 ID:p7cyrnu4
では…
>>559
マリーに洗われ、
のところで、おや?と思った
571マリー書く人:2008/01/10(木) 18:36:16 ID:wcLHq7Io
>>570
うお……気づかなかった。
指摘ありがとうございます。


投下してから数時間後にまた規制とか……巻き込まれすぎてワラタ
572名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 18:55:01 ID:ANYaq4S0
指摘があってもそのあとどうする、ってのがあるね。

まとめサイトほしくね?
573名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 19:47:34 ID:sznscThc
>>572
まかせた
574572:2008/01/10(木) 20:08:51 ID:ANYaq4S0
すまん、自分携帯なんでちとつらい。
誰かやってくんないか?
575名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 20:13:09 ID:HIzSzdUX
まとめなぁ・・・
まだ500だし1スレ目だし・・・
次スレ入ってからでいいんじゃないか?
1スレ目ってことは今ここで全部読めるってことだろ?
576名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 20:56:16 ID:lt/rt/8q
そうだね。スレの速度だってそんなに速いわけじゃないしw
577名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 20:15:41 ID:wyB9qzGg
ゆっくり逝こうぜ。
焦る様な低速という訳でもないんだから。
578名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 15:28:32 ID:7elwp3l+
ちょっと遅レスだけどマリー様GJ! いつも楽しみです。
579名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:50:28 ID:PdR+FrNM
この速度でここらへんにまとめURLでても
終わる頃には忘れられてそうなきがする
580名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 01:40:07 ID:QWjjwemh
しかしこの流れに、スレに漂うじんわりとした熱気は感じた
581名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 13:20:14 ID:uT2jrH42
みんなイカされ過ぎたからほてってて、流れもぐったりなんだな
582名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 13:22:21 ID:ndrtrMvT
そんなつまらない洒落をいうのはイカがなものか
583名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 18:18:09 ID:Fzew7l1y
この流れを変えなければイカんな。
584マリー書く人:2008/01/17(木) 01:16:40 ID:VoXFN+u6
おまいらに質問


寝取りってOK? 一応、寝取られって感じさせないようにするつもりだけど。
585名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 01:18:14 ID:5xpoHeU8
主人公が寝取るならおk
586名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 02:07:35 ID:Udj8+hLW
俺も寝取りならOK
587名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 02:28:14 ID:uns2k8QJ
寝取られなら2日は寝込むから
588名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 04:42:57 ID:RIBEegtg
589名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 08:11:47 ID:vvGsHNPS
寝取りならむしろ歓迎
590名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 08:44:08 ID:JTWIMAXN
寝取りも相手の男がいい人だと罪悪感が
591マリー書く人:2008/01/17(木) 11:59:36 ID:VoXFN+u6
本当にかくれんぼの達人が多いスレ。

レスありがとうございます。
592名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 23:27:01 ID:/hUzqXts
すでにマリーはローマンのおっさんから
サララを寝とっている件について・・・何か違う。

個人的には正義の寝取り(そんなものがあれば)しか
耐性がないのでそれを希望です。
なんか高級寿司屋でサビ抜きを注文してるような気分だ・・・。
593名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 23:07:21 ID:PB7z1ZrV
寝取られじゃなくて寝取りが嫌いな人も結構いるもんだね。

みんな陵辱はどうなの? スレタイ的に陵辱はデフォルトかと思ってたんだけど、
スレ読み返してみると鬼畜っぽいのは意外とないんだな。
594名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 04:13:50 ID:paVThXw1
アリだとは思うけどね
寝取りは7:3でありじゃない?

イカせまくるのが主人公ってのが基本線じゃないかと思ってるが
595名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 15:13:57 ID:Tt0Bxl7f
男側が1人なら陵辱もよし複数ならお断り
寝取りにしろ陵辱にしろ注意書きを最初にしとけば問題ないんじゃない?
596名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 18:42:44 ID:HfBClhav
「レイプなのに感じちゃう」というのは創作エロで
度々指摘される矛盾点だから、よほどの創作力がないと
実用本位のどこかで見た安物になりかねない。
手出ししやすいけど、良いものを作るのは難しい題材だと思ってる。

>>595の人が言うように
好みが分かれる属性に関しては
あらかじめ注意書きがあったほうがいろんな意味で助かる。
597名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 08:50:00 ID:sxl+sTN+
ちょいとあげとく。
598名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 08:50:32 ID:sxl+sTN+
まちがった
599名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 11:35:30 ID:xkXOULJM
あげ
600110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:01:14 ID:+JuvK8F0
投下しますね。
>>489
の続編です。

今回は和姦。妹含む女子×3と4P(3人で一人をイカせる)です。

この生徒会シリーズ、女装男子が主人公とマリー様の影響強すぎですね。

マリー様、大好きな作品なのでナチュラルに影響を受けてしまって
いるようです。申し訳ないですが見逃していただければ。
601【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:03:13 ID:+JuvK8F0
【生徒会の薬は危険が一杯】

「飲んじゃったみたいなんです」
 中等部の少女を引き連れて、応接間にやってきた理子の第一声がこれだった。

 私の部屋で二人きり、夜通し一緒に遊ぼうか。
 理子とはそんな約束を交わしていたところ。誰かを連れてくる予定など無かった
はずだった。
 外は小雪がちらつき始め、もう日も暮れる、そんな頃。
 二人の少女はいまだ制服姿のままで、どこか慌てている様子だ。
「うん? 何を?」

「それが、例の『処置薬』を」
 すっと小瓶を差し出してくる理子。
 処置薬、つまりは媚薬だ。それも、私の血液から精製した、桁外れな効力を持つ
特別製の一品だ。
「申し訳ありません。管理がしっかりしてなくて」
「いや、仕方が無いさ。私も気に止めていなかったしね。――彼女が?」
「はい」

 理子はそっと少女の背を押して、こちらへと促してくる。
 ショートカットの、少年と見まがうような中性的な少女だった。だがむしろそこが
魅力的だ。この年頃の少女だけが持つ清潔な可愛らしさに溢れている。可憐だ。
 彼女のことは、弓道部で見かけた記憶がある。なるほど凛としたところが弓道に
よく似合う。そんな娘だ。
 このところ理子がひいきにしている彼女。名前は確か――
「佐奈くん、と言ったか。大丈夫かね?」
 見ると瞳は今にも泣き出しそうに潤み、頬はすっかり上気して赤く染まっていた。
「ごめんなさいっ!!」
 謝られた。いきなりだ。

「うん?」
 佐奈は腰を直角に折り曲げて、深々と頭を下げる。水飲み鳥みたいに腰からおじぎを
ぶんぶんと繰り返す。
「ごめんなさいごめんなさいっ! わたし、そんなスゴイ薬だと思わなくてっ!
ゆかりさんが飲んでたのを見て興味本位でつい飲んでしまったんですっ。そうしたら、
それで、それで――」
「ああ、謝らなくてもいいよ。飲んでしまったものをどうこうできるわけも
ないしね。とにかく少し落ち着いて。まずはそこに掛けたまえ。外は寒かった
だろう? 今お茶の用意をさせよう」

 とりあえず話を聞こうか。
 聞けば彼女、先ほどのゆかりの痴態を隣室から除き見ていたそうなのだ。かわいい
顔をしているくせに、そういう趣味か変態さんか? さすがは弓道娘だね。と思ったら、
理子の指示があったとか。
 来年、彼女の高等部入学と同時に生徒会に引き入れる目論見で、理子は前もって
この生徒会に慣れさせていたらしい。

 なるほどなるほど。
 ウチの生徒会は少々特殊だ、見学が必要にもなるだろう。
 だがしかし、見学者がいるならいると言っておいてはくれないものかね、理子。部外者に
見せつけるにはかなり恥ずかしい場面だろうに。いやんエッチ。

「ふむ、ゆかりくんを見て自分もエッチなことをしてみたくなったと」
「っ、はい」
 恥ずかしげに唇を噛みつつも、こちらへの視線は逸らさずに、はきはきと
真っ直ぐに言葉を返す佐奈。いい子じゃないか。理子が入れ込むのも頷ける。
602【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:04:12 ID:+JuvK8F0
 恥ずかしがる必要などない、と私は思うのだが、口にするのは止めておく。
 羞恥心は快楽のための最良のスパイスでもあるし、なにより恥ずかしげに身悶えする
女の子を眺めるのは素敵なことじゃないか。

「佐奈くんもなかなかエロい子だな。エッチなことにそんなに興味があったのか」
「え、は、はい……っ」
「オナニーは好きかね」
「え、ぇええ!?」
「性感帯は? 佐奈くんとしてはどの辺りが気持ちいいポイント?」
「止めてください高宮会長っ」
 理子が軽くむくれてこぶしを振り上げる。ありゃ、怒られてしまったよ。尋ねてみた
だけなのにね。
「や、すまないね。いじめるつもりはないのだが」
 ただちょっとオヤジっぽくからかってみたかっただけで。

「お願いしますっ、司お姉さま!」
 ぺこり。
 またも腰からおじぎの水飲み鳥と化す弓道娘。
「助けてください、わたし、さっきからもう我慢できなくて……っ!」
「助ける、か。その言葉の意味は把握しているかね?」
「はいっ。……あの、その、えっちなことを、最後までしてもらう、つもり、です」
 この媚薬、無効化するには私の精を受ける必要があった。さもなくば3,4日は悶え
続けることになるだろう。普段はそう使えない劇薬だ。
 とはいえ毒物指定は気が引ける。
 私が多少長めにディープキスをするだけても、この媚薬と同じ効果になってしまうの
だから、この媚薬が毒物とすれば、私もまた毒物ということになってしまうではないか。
 まあ女子にとってそれなりの危険物である自覚はあるが。

「そうだね。……佐奈くん。君、初めてなのだろう」
 こくん。
 佐奈は無言で頷いた。
 先ほどから、相手を射抜くような瞳の色は変わらない。ぎゅっと下唇と噛みしめつつ
こちらをしっかり見つめ返してくる。

「構わないのかね」
「はい、司お姉さまになら、わたし、喜んで」
 耳まで真っ赤に染めながら、なおも真っ直ぐにこちらを見据える弓道娘。瞳には
涙を一杯に浮かべ、はぁはぁと荒い息を立てている。
 もう耐えるのが精一杯なのか。

 了解だ。
 私はすっと立ち上がる。
「え? 司お姉さま?」
「では、私の部屋に行こうか、佐奈くん。どうもお茶を楽しむ余裕はなさそうだしね」

◆◇◆
 軽くシャワーを浴びた後。
 遠慮する理子を無理矢理引っ張って、三人並んでベッドに腰かける。
 先ほど学校で除け者にされたと泣かれたばかりだからね、今度は一緒に。気くばり
気くばり。
「では、二人とも服を脱いで。……理子くん、手伝ってあげてくれるかい」
「はい、高宮会長」
 緊張のためかそれとも媚薬効果によるものか、見ると指先をぷるぷると
震わせている佐奈なのだ。これではボタンを外すことさえおぼつくまい。
603【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:05:38 ID:+JuvK8F0
「佐奈ちゃん大丈夫? 力を抜いて、リラックスしてね」
「……す、すみません、理子先輩」
 理子は姉のような優しさで、佐奈の制服を一枚ずつ剥がしていく。
いつもクールで感情を表にあまり出さない理子が、今はやけに楽しげだ。女の子
同士でも脱がせの楽しさは変わらないのだろう。
「……あ、理子先輩、は、恥ずかしい、です……っ」
「だーめ。隠さないでよく見せて。ね」
 二人、やけにいちゃいちゃだ。
 恥ずかしげな佐奈の上目遣いはたまらない。着衣を取り去るたびごとに、あ、だの、
きゃ、だの、堪えきれずについ漏らす小さな悲鳴のサービス付きだ。お得感満載だ。
それは理子だって楽しかろう。

 ブラウスは着たままに、私も下半身だけ裸になる。
 おかしなことだが、女装してからというもの全裸になるのが変に気恥ずかしい。
二つのふくらみが無い自分の胸に、妙なコンプレックスを感じるのだ。少女の胸は
なんでもできる証拠というし、そんな気分になるのも仕方がないところだろうか。
誰か、おっぱいを分けてくれ。若い女性限定でひとつ。

 佐奈の肌は初雪のようだった。透明で透き通るように白い。
「そう緊張することはないよ、佐奈くん。そこに横になって。……怖いかね」
 ふるふる。
 即座に首を振った弓道娘は、理子に抱きかかえられるようにして横向きに寝そべる。
瞳は相変わらずの涙目で、両手は理子の手首をぎゅっと握って離さない。恐怖は無いの
かもしれないが、緊張感はありありだ。

 さて。どうしたものだろうね。
「んっ!! んんっ、くふっ……っむ、んん…………、ん――――っ!!」
 私はおもむろに佐奈の唇を塞いだ。
 不意打ちに驚き顔を背けようとする佐奈の頭をぐいと抑えつけ、執拗にキスを
し続けた。
 それと同時に、硬く尖った乳首をつまむようにコリコリと掻きまくる。
 すっかり出来上がった彼女にとって前戯の必要性は薄いのだろうが、いきなり
挿入ではこちらがつまらない。遊ばせてもらおうじゃないか。

「――っん! ふはっ、くふんっ、………………っ、っん、んん、ん――――っ!!」

 ぷにゅ。
 指先に感じるのは硬くとがった小さな乳首。いいね。いい感触だ。
 時折強く刺激を加えると、そのたびに全身をよじり、何かに溺れているかのように
手足をばたつかせる佐奈。

 可愛らしい、白くつややかなおっぱいだ。
 うらやましい。
 薄く平らな胸ではあるが、全体的に丸みを帯びたラインはやはり女の子。ツンと
上を向いた桜色の乳首もまた、可愛らしい女の子のそれだ。小さくても薄くても、
初々しくて美しいおっぱいだ。味見したくなっても当然だろう?

 私は佐奈の唇を解放し、舌先をそっと乳首へ落とす。
「ひゃあぅんっ!!」
 そのとたん、石化魔法をくらった冒険者のように、佐奈は全身をびんっと硬直させる。
お、いい反応。
「や、やだこれ恥ずかしいっ、こんなの恥ずかしいですお姉さまぁっ!」
「ふむ。ではここで止めようか?」
 一瞬見せた、佐奈の困ったような切なげな顔が愛らしい。
604【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:06:55 ID:+JuvK8F0
「……ごめんなさい、続けて、ください」
「うん。さあ、理子くんも」
 一緒に佐奈を責めてくれ。
 そう瞳で促すと、理子は少しだけ思案顔になって、
「きゃ、り、理子せんぱ、っん、んむっ、ん…………っ」
 ねっとりとしたキスを落としていく。
 ゆっくりでねっとりでしっとりだ。
 濃ゆいキスだ。
 くちゅくちゅといやらしい音を立てた、相手の唇をどこまでも味わおうとする
大人のキスだ。

 あ。
 理子にさんざん鈍いとなじられた私だが、それでも今回はすぐに気がついた。
 これは間接キスだ。佐奈を通して、理子は私とのキスを望んでいるのだ。

 そもそも今晩は理子と二人きりのはずだった。
 反故になってしまった約束。その責が私にあるわけではないけれど、なんとはなしに
後ろめたさのようなものを感じてしまう。

 理子。君も素直じゃないね。

「理子くん」
「はい?」
 私は理子の頭を両手で引き寄せて強引に口付けをする。
「っん、んん――っ」
 とろけるような唇だ。甘い、理子の味だ。
 思わず時間を忘れて没頭しそうになるのをぐっと堪え、
「理子。佐奈くんが大変なのでね。今はこれで我慢しようか」
「はい……っ」
 実に幸せそうに笑う理子なのだ。その笑顔にやはり申し訳なさを感じる。
 すまないな、これくらいしかできなくて。今度何か奢るよ。

 さて責め先を戻すとしよう。
 私は佐奈の可愛らしい乳首から、ずっとへそを経由して細い両足の間へと舌先を
落としていき、理子は背後から少女の背中に唇を這わせ始める。
「っひゃんっ」
 佐奈は反射的に亀のように縮こまる。
「佐奈くん。手をよけて。足を広げて」
「ご、ご、めんなさい……っ」
 口ではそう謝るが、どうしても佐奈の両手は体の前面に来てしまう。

「佐奈くん。……両腕は体の側面から離さずに。そうそんな感じで、気をつけの
体勢でお願いしたいね」
「は、はいっ。っぁんっ!……んぁ、…………ぁあっ」
 どうやら佐奈の弱点は背中らしい。理子の舌先が背すじをそっと撫で回すたび、
あっ、ぁあっ、と、声にならない叫びを上げる。
「気持ち、いいのかね」
「わ、かん、ないですっ、あふっ! こんなの、わかんな、くふっ、ぁ、ふぁっ、ゃはぁっ」
 泣き笑いのような表情で、佐奈は少年のような頭を振り回す。軽くイキかけて
いるのだろうか。
605【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:07:43 ID:+JuvK8F0
 そんな時だ。
「兄様っ!!」
 邪魔者が扉を蹴破って乱入してきたのは。

◆◇◆
「静。君ね」
 ずかずかずかと私の部屋に乗り込んできたのは妹の静だった。
「今取り込み中なのは君も見てわかるだろう。後にしてくれないかね」
「いいえ、そうはいきません兄様。静のほうが先約なのですから」
 鍵はしっかりかけていたはずなのだが、静相手には意味を成さない。いつもこっそり
合鍵を作ってしまう妹なのだ。困ったものだ。

「きゃっ」
 佐奈は恥ずかしげにシーツに身を隠す。
 だがしかし、文字通りの頭隠して何とやら。頭だけはシーツにうずめても、顔より
他は何一つ隠せてはいない。ぷりんとしたお尻も丸見えだ。それでいいのか弓道娘。

「ほら。こんなに恥ずかしがっているじゃないか、静。君とは後で付き合ってやるから」
「――わかりました」
 静はむすっとこちらを睨みつける。
 はて。なぜ私が睨まれねばならぬのか。

 腰まで伸ばした真っ直ぐの黒髪に、色白の肌、黒目がちの大きな瞳。
 日本人形のように愛らしい、と評される静である。中身はとてもそんな奥ゆかしい
ものでは無いのだが。
 現在中学二年生、14歳。
 の、はずではあるが、見た目だけなら小学生でも通るだろう。そのあたりはゆかりくんと
大差ない。トレードマークにしている赤く大きなリボンがこれまた幼げだ。

「静も脱ぎましょう。それなら恥ずかしくないですね、お互い様」
 そう言い放ち、静はぽんぽん衣服をそこらに脱ぎ捨てていく。
 外見ならず行動までも小学生だ。止める間もありはしない。言い出したらまるで
聞かない静なのだ。やれやれだ。

「あのな、静」
 佐奈が誤って媚薬を飲んでしまったこと。
 私の精を受け高い絶頂に至らなければ3,4日は悶え続けるであろうこと。
 薬の効果は既に現われ始め、切羽詰った状態であること。

 ――などなど、とりあえず簡単に状況を説明する。
 だからここは引き下がってくれ、と告げてはみたものの。
「はーん。そういうことですか。それは面白そうですね。つまり」
 ばさっ。
「きゃっ!」
 静は勢いよく佐奈のシーツを引き剥がし、
「こちらの佐奈先輩をイカせるお手伝いをすればよろしいのですねっ」
 ちゅぱちゅぱと、子猫のように佐奈の股間に吸い付いた。

「ひゃ――――――っ!!」
 静がその唇に挟むもの。
 それは生えかけの薄い恥毛の奥深くで、ぴくぴく震える小突起。
「くふっ、やっ、そこ嫌っ! あっ、あっ、あぁぁっ……、あぅ――――っ!!」
 おそらく他人の手には一度も触れさせたことのないそれを、静は唇で挟み丹念に
擦り上げた。
 佐奈が出来上がっているためか、それとも静のテクニックが上手いのか、官能の
炎はあっという間に燃え広がる。すぐに手足まで紅潮し、その炎は見るからに大火災だ。
606【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:08:43 ID:+JuvK8F0
「静。君ね……」
「だって、理子姉様も兄様をお手伝い差し上げているのでしょう。静が手伝って
いけない道理はありません」
 唇を離すのは一秒だって惜しいから。邪魔するな。
 そう言いたげにこちらを一瞥し、そこで言葉を打ち切ってしまう静。すぐに
クリトリスにじゃれつくその姿もやはり子猫だ。赤いリボンがまるでネコミミだ。

 はあ。
 しょうがない奴だなこいつは。
「佐奈くん。すまないがうちの妹も手伝わせていいだろうか。この娘、言い出したら
聞かないのだよ」
 ぶんぶんぶん。
 瞳を閉じて歯をくいしばり、ただただ頭を縦に振る佐奈だ。頷いているのか
ただ痙攣しているのかもわからないほどの勢いで。もう意味のある言葉を発する
ことさえ難しい様子。

「くふっ…………んぁああぁぁあっ」
 私と理子が参戦を再開すると、更に弓道娘は高みへ昇り詰める。

 大の字に寝転んだ佐奈の、乳房を理子が、クリトリスを静が舐め倒し。
 私はそっと熱く湿った膣口に指を差し入れる。ここもまた、誰もまだ手を触れたことの
ない未開の地だ。慎重に入念に、だが時に大胆にその中を擦り上げて愛撫していく。
「ふぁぁあぁ――っ」
 ショートカットの頭を振り乱し、狂ったように手足を跳ね回らせる佐奈。だが
三人がかりで押さえつけられ、どこにも逃げる先は無い。

「っぁ、ぁああ、あ――――――っ」
 悲鳴はどんどん高まっていく。
「――――かっ、くふっ!」
 手足の震えも止まらない。どんどん速度を増していく。
「――――――あうっ!! ――うぁぁああっ!」
 官能エネルギーがどんどん蓄積されていく。

 きっかけさえあれば、そのエネルギーは瞬く間に溢れ出すだろう。
 そして、すぐにそのきっかけはやって来た。

「兄様見て。見てくださいこれっ! ほら、こんなに長くぴんっと立ってる!」
 執拗に舐め続けられたクリトリスが、静の目の前でひくひくと震えていた。とても
処女のそれとは思えない、昇り詰める官能ですっかり勃起したクリトリス。そこに
静は軽く歯を立てて甘噛みする。
 
「っひ! ――っ! ――――――――っ!」
 佐奈の悲鳴は声にさえならない。
 ただ酸素だけを求めた唇はぱくぱくと大きく開き。
「――――――いふっ!」
 ガクガクと痙攣する下半身。
 恥ずかしい秘口を見せびらかすかのように高々と腰を跳ね上げて、
「ひぅっ!!」
 ぷしゅ。ぷしゅしゅ。
 その秘口から吹き上がるのは熱い官能の奔流だ。愛液とも小水ともつかぬ液体は
とどまるところを知らず、ぷしゅぷしゅと激しく噴射し辺りを濡らす。
「きゃ、やだこれ、おしっこ!?」
「感じすぎたのだろうね」
「……うぁぁぁぁっ。出ちゃう! 止まらないよっ! ごめんなさい全然
止まらないのっ。ヤだ、うぐっ、や、見ないで見ないでっ、うう、
うぁぁああぁぁ――――っ!」
 噴水は数分間もの間続いた。
 やがて、どさり、と全身を投げ出す佐奈。猛烈な、息を飲むような絶頂だ。
607【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:09:58 ID:+JuvK8F0
「ごめんなさい、ひぐっ、……ごめんなさい――っ」
 まだ全身をひくひく震わせながら、佐奈は大粒の涙をぽろぽろ零す。
「気にしなくてもいいからね。大丈夫、感じるのはみんな同じなんだから」
 塗れた体をタオルで拭きつつ、理子は泣きじゃくる佐奈の頭をそっと抱き寄せる。

「女の子って――。女の子ってすごいのね、兄様」
「静。君自身女の子だろうに」
「そうですけど。静、こんなの見たの初めてですもん。でも、まだまだこれから。
そうですよね兄様」

 ああ、と頷き返す暇も無く。
 泣き止んだばかりの弓道娘の腹に飛び乗った静は、馬乗りになり秘唇を無理矢理
押し広げると、
「ひゃんっ」
「さ、いらして兄様。おちんちんで、女の子を突き刺すところを見せてください」
 こちらをぐっと見つめてくる。何だねそのワクワク顔は。

「佐奈くん、大丈夫かね。もしつらいようなら、少し時間をおいてから――」
「いえ、大丈夫です司お姉さま。ごめんなさい、泣いちゃったりして。もう、平気ですから」
 佐奈、素直ないい子だよ。
 あられもない格好を強制され恥ずかしいだろうに。健気だ。妹にするならこんな
娘がいいね。
「兄様。何か仰しゃって?」
「いいや、別に何も」
 妙に勘の鋭い妹だ。

「佐奈くん。大丈夫ついでに一つお願いしたいことがある」
「は、い?」
「私がイクまで、イクのを我慢して欲しい」
「え?」
「私の精を受けなくては君のその体の火照りは収まるまい。佐奈くんに先にイかれては、
私も困ってしまうのだよ。何度もやり直せばいいだけの話ではあるが、それでは
佐奈くんがつらかろう」
 実のところ、媚薬効果を中和するために私の精が必須かどうかは定かではない。恐らく
最大限に絶頂すれば、それで薬の効果は打ち消せることだろう。
 ただ私の精液無しで『最大限の絶頂』にたどり着いた前例は無いが。

「は、はい。わかりました、頑張ります」
 ほんのりと笑みを浮かべ、可愛らしく頷く佐奈だ。何をどう頑張るのかは
さておくとしても。

 では、始めようか。

 硬くそそり立つペニスの先端を、そっと膣口にあてがうと、
「ひゃんっ」
 ぴくん。
 それだけで佐奈は全身を震えさせた。
 邪魔になるので馬乗りを止めさせると、静はぶーたれながら、今度は背後から
結合部を覗き込みまじまじと見つめてくる。言っても無駄なので放置するが、
嫌なものだ。かなり恥ずかしいねこれは。

 佐奈は顔の上で両腕をクロスさせ、その可愛らしい表情を隠そうとする。
「佐奈くん。顔を見せてよ」
「……。や、恥ずかしい、です…………。恥ずかしくて、……もう、死にそう、
涙でぐしょぐしょだし……」
608【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:11:03 ID:+JuvK8F0
 仕方無いな。
 軽く理子に目くばせすると、
「え!? やんっ!」
 理子は弓道娘の両腕をバンザイの格好で押さえこみ、
「恥ずかしがることなんてない。すごく、すごく可愛いよ。妬けちゃうくらいに」
 そっと佐奈の頬にキスを落とす。そしてそのままその額を、顔を、首筋を舐め
まわす。舐めるというよりこれは舌先での愛撫だ。

「では、行こう」
 腰をゆっくりと突き進め、
「くふっ!」
 私のペニスは熱く濡れた柔襞を押し開いていく。
「ひぁあ!!」
 これ以上ないほどに熱くとろけきった膣内だが、処女地のそこは、やはり
かなり狭かった。奥まで貫くのも簡単ではない。
 ふーっ、ふーっと、佐奈の口元からは熱い吐息が溢れ出す。

「痛むかね?」
「……ちょっと、だけ。でも、平気です大丈夫です。…………ひぁっ!」
 突然佐奈は、何かに驚いたように目を大きく見開いた。はて何が?

 ぺろり。ぺろぺろり。
 だが、すぐ私もその感触に気がついた。
 静だ。静が背後から結合部の周囲を辺り構わずぺろぺろと舐めまわしているのだ。
本当に子猫のような妹である。
 正直邪魔にも思ったが、どうやらこのいたずら猫が、佐奈の官能を再点火したようだ。
「ヤだ、おしり、そんなとこ舐めないでっ! ひゃんっ!」
 口では嫌と言いつつも、腰を前後左右にくねらせだす佐奈だった。意識しているか
どうかは不明だが、快楽を欲しがり始めたのだろう。

 しゅぶ。しゅぶじゅぶり。
 秘口から、粘膜のこすれあう音が聞こえだす。膣壁はかなり強く摩擦され出したが、
さほど痛がっている様子はない。少々無理もききそうか。

 では、こちらからも。
 ずりあがらぬよう佐奈の体を両手で支え、力任せに自分の腰を打ちつける。
「ぁあ――っ!」
 佐奈は悲鳴を上げた。
 だがその甘く切ない声は、どう聞いても苦痛ではなく官能のそれだ。

「ひぅっ」
 攻略ポイント発見だ。
 ペニスの先が、膣中へそ側のある一点を擦るとそのたびに、佐奈は小さく
悲鳴をあげ、股間からはまたぷしゅぷしゅといやらしい愛液を噴出させる。
 まるで風呂場の水噴きオモチャだ。水のみ鳥になったりオモチャになったりと、
忙しい娘だね佐奈は。

「そ、そこっ!」
「ここ? ここがどうかしたのかね?」
 反応のいい部分をぐりぐりと突き上げて、佐奈の歓喜の悲鳴にわざとらしく問い返す。
「ひんっ! わ、わかんないです、わかんないわかんないっ!! ――あ、ひっ、
っくひん!!」
「気持ちいいのだろう?」
「いいっ! き、気持ち、いいですっ。…………はぅっ!」
609【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:12:14 ID:+JuvK8F0
 佐奈の、汗に濡れた白い肌が、室内灯を反射しててらてらと光る。
「……うあぁぁ。どうしよう、わ、わたしもうイっちゃうよ。イク、イッて
いいですか? イキますイっちゃいますっ!」
「まだだ。まだ我慢したまえ」
「無理っ!」
 イヤイヤと、幼子のように首を振る佐奈だ。

「無理無理っ! できないですわたしっ! 気持ちいいもんっ! イっ、わ、わたし、
もうイキますからっ! う、うあ、あ、ぁぁああぁあああ――っ!」
 佐奈は全身をぴん、っと 強張らせた。その硬直がしばらく続くと、今度は
揺り戻しのように体中をぶるぶると痙攣させ、

「ぁうっ!!」
 やがてガクリ、とその身を脱力させた。うつろな瞳は天井を向いたまま、口元は
だらしなく開きっぱなし。イッてしまったらしい。
 こぷこぷ。
 ゆっくりと身を離すと、力が抜け切ってひくひく痙攣する秘口から、白く濁った
蜜液が零れ落ちてくる。まだ射精してもいないのに、まるで中出し直後のようだ。

「すごく素敵ですね。とても気持ちよさそう。兄様、次は静にもしてください、ね?」
 四つんばいでのそのそすり寄ってくる静だ。血のつながった兄妹で、何を言うのか
この娘。
「ダメだ静。妹とできるわけがないだろう」
「ぶー。兄様のケチんぼ」

 頬を膨らませる静だが、そういう問題ではなかろうに。
 それより今は、勝手にイッてしまった弓道娘の方が先だ。おしおきしなくてはね。
 半分気を失っているような状態の佐奈に、私は再度挿入を開始する。絶頂の
余韻が残りまだ痙攣さえも収まらない膣口。そこに勢いよくペニスを突き刺した。

「ひぐっ!!」
 飛び跳ねるように覚醒する佐奈だ。
「こら。イクのは我慢するのではなかったかね」
「ひゃん、……ご、ごめんなさい、でもわたし、あ、ふあっ!」
 意識を取り戻した佐奈だが、まだ少々混乱した様子。
イったばかりの身体は敏感すぎるほどに敏感で、どこに触れても面白いように
ぴくぴくと反応する。全身すべてが性感帯だ。

「これから、みんなで思い切り佐奈くんを責めることにするよ。これは勝手に
イッてしまった佐奈くんへの罰だ。……今度は我慢したまえよ?」
「え!? ゃん、そんな、ひ、ひゃう!」
「さ、理子くん。静。君たちも手伝ってくれないか」
「はい」
「くすっ。……お手伝いのご褒美はくださいね、兄様」
 理子と静には左右から佐奈のおっぱいに吸いつかせ、わたしは挿入したまま腰は
動かずに、指でクリトリスをふにふに弄ぶ。

「ひゃ、ダメですそんなのダメっ!」
 佐奈の弱いところはもうわかっている。そこはおあずけだ。
 今度はペニスを動かさず、焦らして責めたおすことにしよう。
 そんなことを企んでいたのだが。
「だ、ダメっ、わたし、またイっちゃいますっ!」
 すぐにイキかけてしまう佐奈なのだ。早いな。早すぎるじゃないか。

「もうすこし我慢してもらえませんか佐奈先輩。静や理子姉様の責めもしっかり味わって
くださらないとダメです」
 その言葉に、ぎゅと奥歯を噛んで耐える佐奈なのだが、
「ひっ、……ん、…………っくふ!」
 ギリギリの部分で必死に耐えている。涙目だ。まるでおしっこを漏らす直前の
幼稚園児だ。
610【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:13:35 ID:+JuvK8F0
 ぺろぺろと、ぺろぺろと。
 左のおっぱいを執拗に舐め上げる静。
 先ほどから見ていると、静はどうやら他人の性感帯を舐め上げることに天賦の才が
あるようだ。
 乳房を左から右から舐め上げたかと思えば、真上から乳首を引っ張るように
ついばみ、脇から乳房の周囲を焦らすように舐めまわしと、多彩な責めを見せつける。
 それに反応し、ひっ、ひっと、言葉にならない悲鳴を上げる佐奈。見ているだけで、
こちらまで体の奥が熱くなる。

「ひぐっ、も、やめ、イかせてください……っ!」
「佐奈ちゃん、リラックスして。大丈夫大丈夫。司くん、――高宮会長のいうコト
なんか気にしないでいいからね。イキたいときにイけばいいんだから」
 理子は佐奈の手を握り、右の脇から首筋へとやさしくキスを落とす。だがその
優しい口付けもまた、佐奈の官能にとっては燃料なのだ。

「ふぁあ、も、無理、無理ですっ」
 佐奈はもどかしげに腰を揺する。
 幼い子供が、痒い背中に手が届かず箪笥の角に背をこすり付ける、あのいらだたしい
じれったさのように。違うのは、汗まみれの必死さと、そして切なげな表情と。

「ふあっ」
 どうやら気持ちいいポイントを発見したらしい。
 小刻みに腰を動かし、私のペニスと膣内の一点ばかりを擦り合わせる佐奈だ。だが
それでももどかしげな表情は変わらない。

 もう焦らすのも限界のようだな。
「イキたいかね」
「はい! イキたいですイキたいです! お願いします、イカせてください!」
 私は一つ頷いて、
「では私も動くよ。まだもう少し我慢だ。いいと言うまで我慢したまえよ」
「はいっ!」
 腰をゆっくりと突き動かす。

「ふぁぁああっ!! そ、そこいいっ!」
 佐奈はすっかりとろけきった表情だ。唇の端から垂れる唾液も気にせずに、瞳は宙を
向いたまま。

「っあ、ぁあっ、まだダメですかっ、まだイっちゃダメですか!?」
「まだだ。まだ我慢したまえ!」
 私は腰を動かす速度を上げる。
 ペニスに絡み付いてくるのは熱く柔らかな襞の群。
 またも秘口からは愛液がじゅぶじゅぶと溢れ出す。とろとろだ。
 両のおっぱいもまた、静と理子に舐め回され続けとろけている。

「ダメ、もうイく、もうイキます我慢できないっ!」
「まだ我慢したまえ! こんなに簡単にイクようでは、明日からは佐奈くんのことを
エロエロ娘と呼ばせてもらうぞ!」
「ひあっ、も、そう呼んでください、わたし、エロエロ娘で構いませんっ! も、もう、
だって気持ちいいんだもんっ! もうわたし、イキますからっ」
「よかろう、イキたまえっ、私も、出すっ!」
 長いストロークの後に最大の一撃。膣奥深くに熱い精液をどぶどぶと流し込む。
「はひぁっ! イッていい!? イッていいですね? イク、イキます、気持ちいいです
イッちゃいます、うぁ、ぁ、ぁぁあっ! あぁぁ――――――っ! くふっ、あ、ぁあぁああ、
あ――――――――っ」

 佐奈はぶんぶんと顔を打ち振りながら絶叫を繰り返し、ついに失神してしまった。
611【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:15:40 ID:+JuvK8F0
◆◇◆
「生徒会の人たちはズルいです。ズルすぎです」
「え?」
 私、理子、静の三人は紅茶を前にゆるゆると話し込んでいた。
 佐奈の汗を拭いて寝かしつけ、静の部屋に移動してきた三人だ。全員パジャマ姿で
見た目だけならどこぞの女子寮さながらである。
「静ちゃん、何が?」
「理子姉様もズルい! みんなでいつも兄様とあんなことしてるんでしょう!」

 ぽふっ。
 枕を抱きかかえ、静はトランポリンのように背中からベッドに飛び乗った。拗ねた
子供の表情だ。まあこいつはいつだって拗ねているようなものなのだが。
「いつもって静ちゃん……」
「静はろくにキスだってしてもらったことないのにっ!」
 ぽふぽふっ。

「そりゃ軽い口付けなら構わないだろうが、ディープキスなどをすればお前が
つらいだけだろう」
「静が発情しちゃっても、兄妹でエッチできないから、って?」
「発情、ってお前ね」
「佐奈先輩には簡単にしてあげてたくせに――っ」
「彼女は別に私の妹ではないし。そもそもあれは緊急事態だからな、仕方が
無いというものだろう」
「ふーん。そうですか、緊急事態ですか」
 おもむろに、静はベッドの上に立ち上がる。
「…………うふふ、これ、なんでしょう?」
「ん?」

 手に持つ何かを手品師のように見せびらかす静。
 静の手の中のもの。それは例の薬が入った小瓶だった。
「静、お前っ」
「ああ――っ!!」
 ごきゅ。ごきゅごきゅ。
 理子の叫びも気にせずに、静はその中身を口にする。
「の、飲みほしちゃった……っ」
「ぷはーっ」
 腰に手を当て立ったままの一気飲み。お前は風呂上りの中年オヤジか。
「大変大変。さあ兄様、緊急事態ですよ? これなら静にもしてくれますよね」

◆◇◆
 翌朝。
 食卓で静の髪にブラシをかけてやっているところに、佐奈を伴った理子が二階から
降りてきた。
612【生徒会の薬は危険が一杯】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:16:35 ID:+JuvK8F0
「おはようございます、高宮会長」
「お、おはようございます、司お姉さま」
「二人ともおはよう。二人とも夕べは大変だっただろう。よく眠れたかい。
――佐奈くん? 何をしているのかね」
 見ると、佐奈は顔面にカバンを立てかけて顔を隠し、扉の前でおずおずと立ち尽くして
いるのだ。
「は、恥ずかしくて、――恥ずかしすぎて、顔を会わせられませんっ!」

 ほう。面白い娘だ。朝からそんなにからかってほしいのか。
「何をいまさら言っているのかねエロエロ娘」
「ふぇっ!」
「そうです。佐奈先輩はエロエロ娘なのですから、いまさら恥ずかしがること
なんて何一つ無いでしょう」
「ヤだっ! やーん、やだやだやだっ」
 手をぶんぶんと振り回す佐奈だ。昨晩を思い出したのか、その頬はトマトのように
赤い。

「自分からエロエロ娘と呼ばせるくらいだからね。改めて恥ずかしがらなくても
佐奈くんはエロい娘に決まっているじゃないか」

 朝の冷たい空気の中、こだまするのは佐奈の絶叫。
「ヤだ、ヤ、ヤ、やめてください――――っ!!」
613110 ◆mHw4j6JbPs :2008/01/26(土) 16:18:14 ID:+JuvK8F0
以上でした。

次回は VS妹、になるかなあ。ちょっと未定です。
ではまたいずれ。
614名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 16:36:21 ID:24jQ1g/c
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
615名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 16:36:54 ID:rROJeDPe
>>613
発情生徒会、乙です!
妹編も期待しときますねー。
616名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 23:26:34 ID:uBtR8Ceq
GJGJ
いやぁスバラシ!
617名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 01:51:39 ID:hV/KT0Za
すばらしすぎ
618名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 03:18:53 ID:9Pqbh7Kz
なんなんだこのストライクゾーンど真ん中の設定と内容はw
GJ!
619名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 08:46:19 ID:hpYSAeRr
このスレも覗いておいて良かった・・

この板は神が多いな
620名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 20:30:53 ID:4lFfHVCO
待ってたかいがあった。
GJ
621名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 05:33:03 ID:LTiptuz+
GJ あげ
622名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 20:20:57 ID:JDna0Ai6
保守
623名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 00:39:57 ID:9LmyIkw3
俺が携帯で見る時用>>110氏まとめ

【竜種の寝台】
>>110>>125
【始動! ぼくらのマジイキカイザーZ!!】
>>197
【童貞魔法の魔法力】
>>285
【生徒会は雛鳥の遊び場】
>>489
【生徒会の薬は危険が一杯】
>>600
624名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 10:07:01 ID:MEFAky1+
>>613
GJの一言では語りつくせないほどGJです!!
すげえ。なんていうか、すげえ。タダで読んでいいのか不安になった。
本当に良かったです! 後日の赤面エロエロ娘の反応とか神すぎる!
GJでした!!
625名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 17:28:58 ID:jlwh5JsL
>>613
GJ!!
やっぱりやつが浮かぶ俺はどうすればw
626名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 23:51:16 ID:0yKVo0hd
抜かしてたぜ
【快楽の瞳と碧先輩】
>>164
627名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 22:59:05 ID:+Fvq+sWI
628名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 08:38:09 ID:bCtNc/qQ
あげ
629名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 02:32:58 ID:bfYRZXzo
サキュバスは絶倫ではなく、魔眼による催眠で相手の感度を高めてイカせまくるという設定と仮定して
反射能力を有した主人公に知らず知らず誘惑して魔眼発射反射
ペッティングだけでイカされちゃって、人突きごとに潮噴かされちゃったりで
プライドをイカされる度に叩き折られて、最後にはアイデンティティ崩壊しながらイキまくる
って言うのを風呂場で思いついたお
630名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 14:45:24 ID:tofXqnfa
長谷剛丼氏の サキュバスの受難がわりとそんな感じかな。反射とかじゃ
ないけど。
# 有名どころだけど「Dopamine 長谷剛丼」でぐぐるといい

立場逆転、みたいなところがいいシチュだよね。
631名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 18:00:29 ID:0Ng6YBdF
最近ここのスレタイを見るたびに
「侵略! イカ娘」を思い出して困る
632110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:13:28 ID:bY+Ky3Vo
投下しますね。
アホネタです。

弟×姉の近親ネタ。嫌いな方はスルーよろしくです。

>>320
あたりのカエル腹ネタをちょっぴり借用しています。
アホは方向に振っているのでそうグロな感じはないかと
思いますが、その辺も嫌いな方はご注意を。
633【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:15:10 ID:bY+Ky3Vo
【星野研究室は秘密結社!】

「コハルくん、うちの部にはメス奴隷が必要だと思うのよ」
 ぼくの作ってきたお弁当をぱくつきながら、おもむろに、夜子《やこ》先輩は
言い出した。
「…………」
 昼休みの部室、二人で食事中のことだった。
 やや大きめの黒縁眼鏡を押し上げて、にこっと笑う夜子先輩。
 口元には先輩大好物のタコさんウインナー。実に幸せそうな表情だ。
 それだけに、科白とのギャップがありすぎる。
 小学生みたいなナリをして、何て単語を口にするんだこの人は。

 ぱくぱく。
「――やっぱり、メス奴隷は必要だと思うのよ?」
「……」
 んー。玉子焼き、ちょっと焦げすぎちゃったかな。それに夜子先輩ってば、ねぎを
入れた玉子焼きは嫌いみたいだ、今度からは気をつけよう。
「コハルくん?」
 むしゃむしゃ。
 ごっくん。

 と、夜子先輩は、
「……っぃたたたた――っ!」
 ぼくの耳を箸でつまみ上げ、そのまま口元に引き寄せて叫んだ。
「やっ・ぱ・りっ! メ・ス・ど・れ・い・はっ! ひ・つ・よ・う・なの・よっ!」
「ちょ、そんなこと大声で繰り返さないでくださいよ夜子先輩っ!」

「なんだ、コハルくん、ちゃんと聞こえてるんじゃないの。あたしはまた
コハルくんの聴音機能が急激に劣化しちゃったのかと思ったわ」
「聞こえてますよぅ。ごはん食べてただけです」
 聞こえないふり、したかったんですが。

「で、何なんですか、それは一体」
「コハルくんってば、メス奴隷も知らないの?」
 クイズ問題にもならないジョーシキなのに。
 そんな半目の夜子先輩だ。時代遅れのオヤジを見るような目つきでぼくに
視線を送ってくる。
 『メス奴隷』。
 そんな言葉がもてはやされる時代になっちゃったら、この国に未来なんて
なくなると思う。

「ニュアンスはわかりますよ、女の子を性的な奴隷にするんですよね? それが
どうしたって言うんですか」
「うちの部でも一人飼いたいなーって、そう思ったの」
「ぅえ?」
「――ね、コハルくん、飼ってもいいでしょ? しつけはあたしがちゃんとするから」
 上目遣いの夜子先輩だ。
 だけどそんな、犬猫を拾ってきちゃった幼児みたいな科白を吐かれても。

「ぼくに言われても困りますよ。理科部の部長は夜子先輩じゃないですか」
「だって、うちの部でチンコ持ってるのコハルくんだけなんだもの、意見も
聞いておかないと」
「ちょ、ぼくのチンコに何を期待してるんですかっ。ってゆーか、大体どこの
世界にメス奴隷を飼う部活動があるんですかっ!」
 じぃっと下半身のある一点を凝視する夜子先輩の視線。それはとっても
恐ろしくて、ぼくは両手で股間をかばいながら叫んだ。
634【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:16:18 ID:bY+Ky3Vo
「あら。うちの部はあたしの野望の足がかりとなる組織なのよ? そこいらの
しょうもない部活と一緒にしてもらっては困るわね」
 ちっちっちっ。
 突き出した人差し指を左右に振って、夜子先輩は無い胸をそらしふんぞり
返る。困ったお子様だ。でも、そんなしぐさが妙に可愛いんだ。
 ちんまくって、人形みたいで、こう、ぎゅっと抱きしめたくなる可愛さだ。言動は
むちゃくちゃにも程があるけれど。

「あたしたちが目指すのは悪の秘密結社なんだから。奴隷の一人や二人、所有しなくちゃ
ダメなのよ!! そう、時代は今、メス奴隷なんだわっ!! 立てよ国民!」
 うんうん。
 夜子先輩は一人うなずきながら、小さなこぶしを握り締め力強く宣言した。タコさん
ウインナー片手に高らかに宣言しちゃった。
 どうしよう、目が燃えてる。なんだか盛り上がってきちゃったみたいだよ。

「じゃ、特に異論は無いようだから、部長権限で飼うことに決定ね。本事項は
うちの部の最優先タスクとします。コハルくんは放課後メス奴隷にする子を連れて
きてちょーだい。あ、可愛い子限定でよ?」
「え、ちょ、いきなりそーなっちゃうんですかぁっ?」
「もっちろん。時代の移り変わりは速いのよ? もたもたしているとおいてきぼりに
なっちゃうんだから。よその部にメス奴隷を横取りされたらどうするの」
 断言します。
 そんな酔狂な部はうち以外に絶対にありません。

「それとも、コハルくんには異論があるの? 意見なら聞くけど、ちゃんとその理由も
添えてね」
 眼鏡の奥の瞳をきらめかせる夜子先輩だ。

 夜子先輩は議論好きだ。
 相手を言い負かすことが三度の飯より好きなのだ。
 以前アメリカの某教授と口論になった折のこと。
 相手が根負けして押し勝った形になったものの、帰国直後に教授のウィーク
ポイントを思いつき、一言言ってやるためだけに、勝っているにもかかわらず
トンボ返りした逸話は有名だ。
 一度だって口で勝利を得たことのないぼくに、異論なんて出せるはずもなく。

「う、や、いえ、無いです」
「じゃ、放課後よろしくねー」

◆◇◆
 星野夜子先輩。高校二年生。
 ぼくの理科部の先輩で部長さんだ。

 先輩、といっても実はぼくより年下で、なんとまだ12歳。飛び級って
やつだ。世界中の大学から引く手あまたで、高校に在学していることさえおかしな
ほどの人なのだ。

 天才少女、と、人は言う。
「天才? ああ、よく言われるわよ。でもま、そのくらい言われるようじゃないと、」

 そして夜子先輩は、
「世界征服なんてできっこないもんね――」
 野望に燃えるマッド・サイエンティストなのである。
635【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:17:19 ID:bY+Ky3Vo
「あたしのおじいちゃんもマッド・サイエンティストだったのよ。それも、
世界一の」
 おじいさんのことを話す先輩はいつも誇らしげだ。
「夜子先輩のおじいさんって、今はどうなさっているんです?」
「それがね……。戦隊ヒーローって知ってる? おじいちゃん、絶頂戦隊
イクンジャーと戦ってた時にね」
「え、ええっ。イクンジャーって本当にいるんですか!? ぼく、子供の頃
テレビで見てましたよ――!!」

「んーいやがるのよね、あいつらってば。――それで、おじいちゃん、やつらの必殺技
『大絶頂マングリ返し』をくらっちゃってね」
「――っ! お亡くなりに、なったんですか」
「ううん。緊急脱出装置で別の時空間に逃げたんだけど、慌ててたのね、
現在時空座標のセーブを忘れちゃって、戻って来れなくなっちゃったの。SDカードに
空きが無かったのが敗因よね。――でも、非道い話でしょ? ただちょーっと世界征服
しようとしただけなのにねっ! もう、あたし、イクンジャーなんて大嫌いっ!」
「は、はあ」
「あ、でもでもね、多重猫殺し通信でおじいちゃんとはよくお話してるのよ。あたし、
おじいちゃんのかわりに世界征服するのが夢なの! おじいちゃんに、夜子は
やったよって報告するつもりなのよっ!」

 天才とナントカは紙一重、と、人は言う。けど、あれは間違いなんだと思う。
 そう。両者は紙一重なんかじゃない、まったく同じものなんだ。
 先輩と出会って、ぼくは確信した。

 知る限り、理科部メンバーはぼくと先輩の二人だけだ。
 二人じゃ部活は成り立たない。他にも部員はいるはずなのに、入部してからの
半年間で、一度も他人を見たことはない。予算も結構貰えているみたいだし、
生徒会で問題にならないのが不思議なほどだ。

 もっとも、誰もうちの部のことを『理科部』と呼びはしないんだけど。
 『星野研究室』。
 うちの部は、先生にさえそう呼ばれている。

 マッド・サイエンティストの夜子先輩と付き合うのはとても大変だ。
 でも、普段の夜子先輩はとびっきり可愛い。世界一だ。先輩の笑顔のためならば、
ぼくはどんなことだってできるんだ。
 腰まで伸ばしたストレートの黒髪はつややかで。黒縁眼鏡の奥の瞳は知的すぎるほどに
知的で。小さな紅色の唇はさくらんぼみたいに可憐で――

「――コハル?」
「くふ。んーほんっと、夜子先輩は可愛いんだよなー」
「コハルったら」
「えへへ。あの唇にちゅーとかできたらなー」
「コハル、大丈夫?」
 ふ――っ、と耳にくすぐったい吐息を感じ、ぼくは飛び起きた。

「ふわわっ!? ――あれ? あれれ、春香姉ちゃん」
 春香姉ちゃんがぼくの耳元でくすくすと笑っていた。

「ふふ。相変わらず耳が弱いのね、コハル」
 春香姉ちゃんは、ぼくの二つ上の姉だ。
 優しいけれど、おっとりぼややんな姉で、弟としてはちょっぴり心配になる。ダメ姉で
ぼけ姉だ。炊事洗濯まるでだめ。携帯なんて怖くてとても触れない、ビデオのタイマー
録画をセットする時でさえぼくに頼みにくるような春香姉ちゃんなのだ。CV:某17歳な
雰囲気、といえば、声優好きの人にはわかってもらえるだろうか。
636【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:18:46 ID:bY+Ky3Vo
「コハル、こんなとこで寝こけてて大丈夫なの? もう放課後よ――?」
「ふあ?」
 きょろきょろ。
 口元のよだれを袖口でこすり、ぼくは周囲を見渡した。
 西日のさす教室には、もう誰一人残ってはいない。いつのまに眠ってしまったん
だろう。
「だめよー、こんなところで寝てちゃー」
 くすくすと笑う春香姉ちゃん。軽くウェーブのかかった髪を揺らしながら、
ふんわりとした笑みを浮かべている。
 いつもはぼくが姉ちゃんをたしなめる役なので、反対に小言が言えて
楽しいらしい。

 あ。
 夜子先輩に頼まれていたメス奴隷、すっかり忘れてた。
 もうみんな帰っちゃってるじゃないか。

 ……ま、いっか。
 誰を連れて行ってもろくなことになりそうもないし。
「お姉ちゃんはもう帰るとこだけど、コハルは? まだ帰らないの?」
「あ、うん。部活に寄っていくつもりだから、春香姉ちゃんは先に帰っててよ」
「そう? あまり遅くなっちゃだめよ。じゃ、お先にね――」

 春香姉ちゃんと別れ、先輩への言い訳に悩みながら部室へ向かう。そもそも
無理なんだよね、ぼくにメス奴隷を連れて来いだなんてさ。
「すみません夜子先輩。遅れました――」
「遅かったじゃないのコハルくん。――あら? ずいぶん美人さんを連れてきた
のね。コハルくんの好みはお姉さん系?」
「ほぇ?」
 と、先輩の視線を追って振り向くと、そこには春香姉ちゃんが。

「のあっ!? は、春香姉ちゃん、どうしてここに?」
「コハル、ハンカチ落としてたわよ。だめじゃないの、しっかりしなきゃ」
 やはり小言を楽しそうに言う春香姉ちゃん。
 普段はスットコドッコイのくせして、こういうときだけ妙にお姉ちゃんぶりたがる
姉なのだ。

「おやおや? 近親相姦なの? そっかそっかコハルくんそーゆー趣味なのかぁ」
「あ、いや、違うんです違うんですよ夜子先輩っ! これはその、そんなつもりじゃ
なくてですね、」
「いーからいーから。あたし、そういうのにも理解があるのよ?」
「や、だから違うんですってば――」

「あ、ちょっと準備が必要だから、二人ともすこーしだけ眠っててちょーだいね」
 そう言って、ぼくたちの顔に妙なスプレーを吹き付けてくる夜子先輩。

 ぷしゅしゅ――。
「あら?」
 どさり。
 姉ちゃんの倒れる音が聞こえる。
「え、ちょ、何するんですか、何で、すか、こ――――――」
 くーらくら。
 立ちくらみを起こしたときみたいに、すうっと意識が遠くなり。

 ――暗転。

◆◇◆
「コハルくん、お目覚め?」
 目覚めると、そこは丸いベッドの上だった。手術台だ。恐ろしいことに
星野研には手術室まで完備しているのだ。
「うわわわわ!?」
637【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:19:48 ID:bY+Ky3Vo
 全裸だ。大の字だ。
「ちょ、夜子先輩、何するんですかっ」
 ぼくは飛び起きた。
「手術」
「うぇぇええ! や、止めてくださいよ――っ」
 冗談じゃない。メトロイドのようにぼくは体を丸めた。

「大丈夫よ、もう終わったから」
 と見ると、ぼくのチンコに軽くガーゼが当てられている。ちょ、ナニコレナニコレ!?
「ええーっ!! ぼ、ぼくのチンコに何したんですか――――っ!!」
「あ、それは皮をむいただけよ、気にしないで。ついでだったから」
「あ、なあんだ、皮ですかそれだけですか、あははっ、良かったそれならむしろ
好都合ですよっ。…………って、ついで!?」

「そ。本命はこっちなの」
 そう言って、夜子先輩は長さ1メートル程のメカニカルなチューブを持ち出してくる。
太さは中指3本分くらいかな。半透明の柔らかな素材で覆われていて、芯にはぴかぴか
光る電子回路が透けて見える。くねくねうねって、どじょうみたいだ。

「なんですか? それ」
 夜子先輩はいきなりそれを振り上げて、
「こーするの」
 ずぶずぶっ!
 ぼくのへその下に突き刺したっ!
「ひゃっ! うわわわっ、何するんですか、痛い痛いっ、痛――――く、ない!?」

 あれれ?
 ずぶずぶと、1メートルはあったチューブはもうその全体の半分以上がぼくの下腹部に
埋まっている。だっていうのに、なぜかちっとも痛みを感じない。

「うんうん。神経系の接続もオッケーね。あ、別に物理的に突き刺したわけじゃない
から痛くはないわよ。コハルくんの神経や前立腺とは異空間で接続しているだけ
だから。チンコだけは分子レベルで結合しちゃってるけどね」
「な、な、なんなんですかこれ――っ」
 見るとメカチューブはぼくのチンコと溶け合ってすっかり一体化している。

「メカチンコ。本物みたいに伸縮させるのはめんどくさかったから、虚空間に
しまいこめるようにしてるのよ。だから、ほら」
「わ、わ、わわわっ」
 夜子先輩が先をつまんでぎゅぎゅーっと押し込むと、ついにはこのメカチンコ、
先っぽ数センチを残してぼくの体の中に収納されてしまった。

「えぇぇぇ――っ!? こんな、こんなものどうするんですか――っ」
「もちろん、メス奴隷調教用チンコよ。本物のチンコと同じよーに、コハルくんが
興奮したら硬さを増して向こうの空間からにょっきり現われ出てくるように
なってるわ。最大勃起サイズは90cmくらいかしら」
「ふぇえ!?」
 そんなもの、もうチンコとは呼べませんっ。

「大丈夫よ、長さはAIが自動調節してくれるから。女の子を責める機能満載の
ハイパーチンコってとこかな。ちなみにこのマルチタップを使えば最大8本の
チンコまで接続可能!」
「そんなにいりませんよ邪魔ですよっ!」
 スマブラだって4つあれば十分なのにっ。
「Wi-fi接続も可能なのよ? 素敵で無敵でしょ」
「どこに接続相手がいるんですかっ! もう、外して、外してくださいよ――っ!」
 ぼくの拒否なんて夜子先輩の耳に届くはずもなく。
638【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:20:45 ID:bY+Ky3Vo
「ただ、本物のチンコよりもかなり感度を高めてるから、その辺は気をつけてね」
「ひっ」
 収納したメカチンコをぐいっと引きずり出し、
「ほら、こうするとすごく気持ちいいでしょ」
 舌先で先端をなめなめしつつ、両手で竿をしごき出す夜子先輩。

「うぎゃぁぁあぁ!」
 その瞬間、ぼくの全身に電流が駆け巡った。目の前が、鼻の奥が、脳全体が
真白くフラッシュする。
 本物のチンコの快感を1チンコとしたら、この感覚は20チンコはあるんじゃ
なかろうか。普段のオナニーにかける時間を30分として、10時間分を一気に
濃縮したような衝撃だ。
 強烈すぎです。あんまりです。耐えられません。
 ぼくは大きくのけぞって悲鳴をあげた。

「ひぃ――――っ! うぐっ、うぉあ、うぁっ! ひぐっ! うわあぁぁああ! や、
や、や、やめて、やめて、ください――っ! あ、ぁひああっ、出ちゃう、何か
出ちゃいます――――っ!」
「あ、ごめんごめん。射精はお姉ちゃんの中でしないとね――」
 先輩はぱっと手放した。ぼくの股間でぶらぶら揺れるメカチンコ。やーん、ここで
放り出されるとそれはそれでかなりつらいよ。涙目だよ。

「……ぐすっ。……って、ぇえ? しゃ、射精!?」
「もっちろん。射精ができないとコハルくん大変じゃない。おしっこだって普通に
できるようにしといたから。もうコハルくんのチンコはこれに置き換わったと思って」
 そう言って、夜子先輩はメカチンコをぺしぺし叩く。
「ひっ! くひっ! い、嫌ですよこんなの、は、外してくださいよーっ」

「ダメよそんなの。言ったじゃない、メス奴隷調教用のチンコなんだって。
コハルくんにはこれから頑張ってもらうつもりなんだからね。さ、こっちに来て」
 夜子先輩はそう言ってメカチンコの先端をつまみあげる。
「ひぁ、引っ張らないでください――っ!!」
 そのままぐいぐい引きずられ、ぼくは全裸のままチンコに先導されて隣室のソファへ
向かった。ひどい、ひどいよもう。

「は、春香姉ちゃん!?」
 ソファでは、春香姉ちゃんがぼく以上にあられもない姿で座らされていた。
 目隠しされて拘束されて、身動き一つできない状態だ。
 下半身は裸。パンツまで剥ぎ取られている。
 はぁはぁと、ただただ荒い息の春香姉ちゃん。

「夜子先輩っ、ひどいじゃないですかっ! これは何なんですかっ!」
 左手首と左足首、右手首と右足首がそれぞれ手錠で繋がれて、姉ちゃんの
股間はいやおうなしの大股開き。
 意外と濃い陰毛の下には、とろとろに濡れたあそこが呼吸するみたいに
開いたり閉じたりを繰り返している。
 あそこの上の出っ張りには、ぶーんぶーんと音を立てたローターが押し当てられ、
その振動のたびごとに、姉ちゃんの下半身はぴくぴくと軽く痙攣していた。

 エロすぎる。エロすぎるよ姉ちゃん。

 ピンク色の、きれいなあそこだった。女の子のを、生では見たのは初めてだ。
 見てはいけない。そう思いつつ、視線をそらすこともやっぱりできなくて。ごめん、
姉ちゃんごめんよ。
639【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:21:53 ID:bY+Ky3Vo
「ん? だからメス奴隷」
「止めてくださいよ、ひどいじゃないですかっ!」
「だから駄目だってば。コハルくんがズッニューっとここに突っ込んでくれる
まではね」
「な、何言ってるんですかっ! かわいそうじゃないですか、早く解放して
あげてくださいよっ!!」

「そう? さっきからずーっと責め抜いてたのに、こんな中途半端で終わらせたら、
むしろそっちのほうがかわいそうだと思うんだけど」
「そんなっ! だいたい実の姉にそんなことできるわけないじゃないですかっ! 
それに、嫌ですよ、ぼくその、ど、童貞なのに、こんな初体験……」
「へ? 何言ってるのよコハルくん。いまさらコハルくんが童貞なはずないじゃ
ない。毎晩あたしと――」
「ふぇ?」
「あ、そっかそっか。ごめんごめん、今のは忘れて。記憶操作してたんだっけ」
「――ぅぇえええ?」

「コハル!? コハル、そこにいるのね!?」
 夜子先輩の意味不明な科白を脳内で咀嚼する暇もなく、春香姉ちゃんが
大声を張り上げた。
「は、春香姉ちゃんっ!」
 ぼくは大慌てで春香姉ちゃんの目隠しを外す。
「くふぅ。…………コハル。……お願い、これ、なんとか、……して」
「うん。ごめん、ごめんよ春香姉ちゃん。今すぐ外してあげるからね。ちょっとだけ
待ってて」

 とはいえこの手錠、夜子先輩じゃないと外せない。
 もたもたしていると、
「そうじゃなくてっ!!」
 春香姉ちゃんはさらに大声を張り上げる。
「ふぇ?」

「違うの。……お願い、あ、あそこをどうにかして、欲しいの。……ひぅっ、
疼いて、もどかしいの…………っ」
 そう言う春香姉ちゃんの、ぼくを見上げる瞳は涙目だ。
 悩ましそうに狂おしそうに、びくびくとあそこをひくつかせながら訴えかけてくる。
「そ、それって、その、アレを――」
 こくん。
 春香姉ちゃんは、ためらいがちに、でもしっかりとうなずいた。

「姉ちゃん。……っその、いいの? 春香姉ちゃんのこと、狙ってる男子、
多いんだよ? 女子に人気のサッカー部の井上先輩とか――」
 切なげに、ふるふると春香姉ちゃんは首をふる。
「コハルでいい。…………ううん、コハルがいいの。……お願い、コハル」

 いつもエロい話になるとすぐに顔を赤らめてしまうばかりで、いつだって
男に興味なさげな風の春香姉ちゃん。
 その姉ちゃんに、あそこ丸出しでこんなおねだりをされてしまっては。

「ね、姉、ちゃ……」
 たまらない。
 もう、たまらなすぎる。
 体の奥から熱いものがこみ上げてきた。吐く息までが燃えるように熱くなる、
はぁはぁと、呼吸するのも難しい程に。
 ぼくのチンコはもう、ぎんぎんだった。ん? チンコ?
640【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:22:56 ID:bY+Ky3Vo
 自分の下半身に意識を向けた、その瞬間。
 いきなりだった。
「うわわっ!」
 メカチンコがぼくを引きずって跳ね上がり、姉ちゃんのあそこに吸い付いたんだ!

「ひっ、あ――――――――っ! ――っ! っあ――――っ!」
 ウェーブのかかった髪を振り乱し、春香姉ちゃんは甲高い叫び声を上げた。艶めかしい
官能の叫びだ。
「あ、そのメカチンコのAI、コハルくんの興奮度に応じて勝手に動き回るから注意ね」
 つぷっ。つぷぷっ。
 そのままチンコは春香姉ちゃんの中へ中へと入り込んでいく。

「うぐぁぁああぁぁあっ」
 ぼくは獣のように咆哮した。自分の声とは思えない絶叫だ。
 気持いい。ねっとりとした熱いうねりに包まれて、もう、死にそうに気持ちが
良かった。半分くらいは死んでいたかもしれない。
 夜子先輩が何か言っていたようだけど、耳にはまるで入らない。姉ちゃんの
股間から零れ落ちる、女の子にはおおごとであるはずの赤い滴を気にかけて
あげることさえできやしない。
 とろとろに熱い襞の中を、かきわけ進むメカチンコ。
 うねうねと、どじょうみたいに這いずり回り、姉ちゃんの膣中を蹂躙していく。

「ひぐっ! うぁっ! 待って! お願い、コハル待って――っ!!」
 ぼくの理性は半分以上崩壊していた。
 いまさら待てと言われても、止まらない。止まれない。
 仮に理性を保てていても、ぼくにはどうすることもできなかっただろう。
 ぼくが興奮している限り、このチンコはこちらの意思とは無関係に暴れ
まわるのだもの。この状態で興奮を冷ますことなんて、そんなこと、
できるはずないじゃないか。

「うぁぁっ! 姉ちゃん、姉ちゃん姉ちゃんっ! うわあぁぁあああっ!」
「ひぅ! コハ、ル――くはっ、あ――――っ!」
 視線を宙にさまよわせ、ぴくぴくと頬を小刻みに震わせる春香姉ちゃん。
「――むん、んっ、――んふんんっ!」
 だらしなくよだれを垂れ流すその唇がたまらなく愛しくて。ぼくは夢中で姉ちゃんの
唇に吸い付いた。

「んふぅっ」
 このチンコは暴れん坊だ。
 熱い襞の、あらゆる箇所を内側から舐め倒し、膣中の、あらゆる性感帯を
責め倒す。じゅぶじゅぶとあふれ出す愛液。熱くて、ぬるぬるで、気持ちよくて、
言葉にできない快感に、ぼくも春香姉ちゃんもぽろぽろと涙を零す。

「ふっふっふっ、どうかなどうかな? すごくすんごく気持ちいいでしょ。他にも
こーんなこともできるのよ」
 夜子先輩がパソコンのキーボードをばしんと叩く。
 するとそれに反応し、
「ぐひっ! うわ、うわ、わわわ――っ!」
 ぼくのチンコがねじれるように回転を始めた。
 ドリルだ。
 ドリルでるんるんでぎゅるるんるんだ。

「うあ、ぁああっ、ぼくのチンコがっ! チンコがドリルでドリルがチンコにっ!! あ、
うわ、うあぁぁああっ!」
 男の子なら、誰もが一度は考えることがある。好きな女の子をドリルで貫く、そんな
夢だ。ドリルは男の子のロマンなんだ。
 そして今、ぼくのドリルは大好きな姉ちゃんを貫くドリルだったっ!!
641【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:24:08 ID:bY+Ky3Vo
「ひあっ! 止めて、コハル止めてっ! ダメだよ壊れちゃう、お、姉ちゃ、
壊れちゃうよぅっ」
 止められるはず、無い。
 ドリルチンコの回転数はぐんぐんぎゅんぎゅん増していく。
 熱くとろけた襞を一枚一枚存分にかき回し、かき乱し。
 通常ありえない快感が、ぼくと春香姉ちゃんを更に高みへと押し上げる。
「うぐぁぁあっ! 姉ちゃんっ! ごめん姉ちゃん! ぉあ――――っ」
「ふっぁあ――――――っ! ひぃっ、あ――――――――――――っ!」
 股間から愛液が高々と吹き上がり、姉ちゃんをぐしょぐしょに濡らしていく。

 それが引き金になったのか、
「で、出ちゃう、ごめん姉ちゃんもう出しちゃうよ、ぅ、ぅうあぁぁあああっ!」 
 ぼくはとぷとぷと大量の精液を姉ちゃんにぶちまけた。
「コハル、駄目っ! ひゃうっ! あっ、あっ、あっ、あっ、あ――――――っ!!」
 弓のように背をそらし、姉ちゃんは絶叫した。もう何度目の悲鳴だろうか。
 服の上からでもわかるほどに大きいおっぱいがゆさゆさと揺れる。
「姉ちゃ、――んっ! ――――――っ! ――っ!」
 ぼくはもう声をあげることさえできず、その胸に顔をうずめながらただ延々と
射精をし続ける。
 春香姉ちゃんのブラウスは、汗と愛液でしっとりと濡れていた。どこまでも
姉ちゃんの匂いだ。柔らかなおっぱいとその姉ちゃんの香りが、ぼくの官能を
更に更に押し上げる。

「ふぁああっ! コハル、ダメ、出てる、中に出ちゃってるっ! ひっ! 熱いの、
イっちゃうよぅ、ダメ、熱いコハルのセーエキで、イク、イっちゃうイっ、あ――――――っ!」
 大きく目を見開いたまま、春香姉ちゃんの首がガクリと後ろへ傾いた。気絶しちゃった
みたいだ。

 でも、ぼくのチンコは失神することさえ許さない。射精したまま膣をぐりぐり突き上げて、
姉ちゃんを無理やり揺り起こす。
「ひぐっ!」
 全身をびくんと振るわせて、春香姉ちゃんは飛び起きる。

「くひぃっ! イヤ、やめてもうイったのイっちゃったのっ! お願いコハル、イったからっ! 
ひっ! あっ、あっ、ああっ、あ――――――――っ!!」
 目覚てもまたすぐに、あっというまに頂点に駆け上がる春香姉ちゃんだ。
「ひぅ、イクイクまたイっちゃうまたイっちゃうっ! あ――――――っ! 
あっ、ぁあ――――っっっ!」
 かくん。
 春香姉ちゃんはまた気を失う。
 でも、やっぱりぼくのチンコは春香姉ちゃんを覚醒させて。

 ループだ。
 何度も何度も、30分以上もの間、目覚めては、絶頂、気絶を繰り返し。
 もう、息も絶え絶えだ。

 そして、更に息も絶え絶えなことに。
 その間、ぼくの射精が止まらずに、ずっとずっと続いてた。ぼくもまた、ずっとイキ続けて
いたのだ。ぼくのチンコは春香姉ちゃんの膣口をみっしりと埋め塞ぎ、精液を外へ逃さない。もう、
姉ちゃんのおなかは妊婦さんのように膨らんでいた。
 これはまずいと思いつつ、でも、ぼくにもどうしようもなかった。

「――――っ! ――っ! あっ、姉ちゃんごめんっ! 止まらない、止まらないんだ――っ! 
ぅが――っ!」
「ぅあん! 気持ちいいっ! おなかたぷんたぷんで気持いいのっ! コハルのセーエキ、
気持ちよくてっ! 気持ちよすぎて死んじゃうよぅ、わたし、おかしくなるっ、あぅ、
あ――――――!」
642【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:25:32 ID:bY+Ky3Vo
「さ。春香おねえちゃん、どうかな? そろそろ最後までイキたくないかな?」
 空気を読まず姉ちゃんに話しかけるのはもちろん夜子先輩だ。
「…………う、……あ?」
「もうイキ続けるのもツラいでしょ? で、お願いなんだけど。うちの部のメス奴隷に
なってくれないかな。そうしたらトドメをさしてあげるから。どう?」
「――なんでもっ!」
「ん?」
「――なんでもするからっ! なる。なんでもなるからっ! だからお願い、
もう、や、やめて、ひぃ、あ――――っ!」
「うんうん。春香おねえちゃん、約束したわよ。――んじゃ、とどめ。えいっ」
 夜子先輩が、再度パソコンのキーボードを押した。

 とぷとぷと、ただ射精だけをし続けるぼくのチンコ。
 それが、先輩の操作によって、またも振る舞いを変える。

「――ぉおぁぁああっ! 姉ちゃんっ! 出ちゃう、全部全部出ちまうよ姉ちゃんっ!! 
ぁあ――っ!」
 チンコが、一気に爆発した。
 今までとは桁違いの勢いで、消火に必死の消防車もかくやの勢いで、ぼくは精液を
姉ちゃんの子宮に叩きつける。奔流だ。激流だ。
 と同時に、ぼくのチンコは硬さも長さも一気に増して、膣の中へ中へ突撃する。
 全力だった。ぼくのありったけを姉ちゃんにぶつけるみたいに。

「はひっ! 奥にっ! 奥にすごいのが来てるのっ! すんごい気持ちいいのが
来ちゃってるのっ! コハル、最後よね? コレ最後よね? も、ダメだからっ!
お姉ちゃんもうダメだからっ!!」

「全部っ! コレでぼくの全部だ春香姉ちゃんっ!」
 ぼくのチンコは最高速で抜き差しをする。大出力で精液を姉ちゃんに叩きつけながらだ。
「うがぁぁぁあああっ!!」
 最後の一撃を放つと、
「い、イくっ! セーエキ、きも、ちいいのっ おなか一杯できもちいいのっ! あふっ、あっ、
いっ、イ――っ、ク――――――――――っ!」
 本日最大の絶叫とともに、姉ちゃんは失神してしまった。
 ぼくがチンコを引き抜くと、姉ちゃんは、おしっこと、愛液と精液と、もうとにかく
いろいろいやらしい液をめいっぱいにじょぼじょびょ垂れ流す。どろどろだ。
 はしたないことこの上ないけど、その顔には、満足そうな笑みが浮かんていた。
 そしてぼくもまた、姉ちゃんと折り重なるように失神してしまった。

◆◇◆

「で、めすどれいって、何すればいいの?」
 掃除を終えて一息ついて。
 お茶を飲み飲み春香姉ちゃんが問いかける。
 どろどろの制服は洗濯中。シャワー上がり、ジャージ姿の姉ちゃんだ。
「コハルくん? 何すればいいのよ?」
 と、水を向けてくる先輩。どうしてぼくに振るのかなあ。
「知りませんよ、そんなのぼくに聞かれても。言いだしっぺは夜子先輩なんですから」

「もう。困るわね。ちゃんと考えておいてよ、コハルくんはメス奴隷係なんだから」
「え、ちょ、な、なんですかそれは!? メス奴隷係ってどんな係っ!? ってか、そもそも
いつからぼくがメス奴隷係になったんですかっ」
「当ったり前じゃない、コハルくんしかチンコ持ちはいないんだもの」
 またこれだ。
 またもや、ジョーシキでしょ、といった視線を投げかけてくる先輩だ。はいはい
わかりましたよ、もう。
「はぁ。……んじゃ、春香姉ちゃんには明日から星野研に顔を出してもらいましょう。
んで、雑用してもらいましょうよ。それでいいですか先輩」
「そうね。そうしましょ」
643【星野研究室は秘密結社!】 110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:26:55 ID:bY+Ky3Vo
「ん、いいけど……。コハル、でもお姉ちゃん、今度の三月で卒業よ?」
「あっ」
「……コハルくんの、ばかばか。ダメじゃないの。すぐ卒業しちゃう三年生なんか
連れてきても意味ないわ」
 またまたジト目の夜子先輩。
「え、ちょ、それもぼくのせい!?」

「コハルくんが連れてきたくせに何言ってんの。明日はちゃんと一年生か二年生を
を連れてきてちょーだいね」
「あ、明日も!? そんなの無理! そんなの無理ですよ先輩っ」
「そもそもコハルくん、チンコの使い方がなってないのよね。暴走してイキまくるようじゃ
もう全然だわ。ちゃんと使いこなせば誰もがみんなコハルくんにメロメロなんだから」
「そ、そんなこと言われても……」
「お姉ちゃんはアレで良かったんだけどな……」
 ぽっ、と顔を赤らめる春香姉ちゃんだけど。
「そういう問題じゃないわよ。このチンコの力がどれだけすごくても、コントロールの
できない能力を能力とは呼べないでしょ。そんなもの台風や地震とかわんないもの」
 と、夜子先輩はにべもなく。

「もっとこのチンコに慣れないとダメよね。――そうだ、こうしましょう。コハルくんは
明日から一日に三人の女の子をイカせてちょーだい。これ、ノルマね。それでチンコの
使い方をマスターすれば、メス奴隷が何十人いても平気だわ」
「え、ぇええ――っ! 三人なんてできませんできませんっ! 一人だって相手を
見つけられないってのに」

「それじゃあお姉ちゃんが相手してあげる!」
 ぱん、と手を叩く春香姉ちゃん。
「学校から帰ってきたらお姉ちゃんとしましょうよ、コハル。そうしたら、あとは学校で
二人の相手を探すだけでいいわ」
「む。じゃあ、あたしもコハルくんの相手してあげるよ。あたしの開発したメカチンコなんだし、
責任持って面倒見てあげる」
 春香姉ちゃんへの対抗意識むき出しで、そんなことを言い出す夜子先輩だ。なんで
こんなことに張り合おうとするのかな。そりゃ先輩がしてくれるのは嬉しいけど。先輩、
初めてではないんだろうか。

「ほら。あとは誰か一人イカせればいいんだから。コハルくんもそのくらいなら簡単でしょ」
「でも、どうしたらいいか……。恋人でもない女の子に、いきなりエッチなんてできない
ですよぅ」
「そんなの、だれかれ構わず強引にやっちゃえばいーのよ。やり方がわからないなら
あたしに相談してちょーだい。えへへっ、女の子を無理やりにイカせまくる、そのための
機能は満載のメカチンコなんだし、他にも対メス奴隷道具はいっぱいあるんだからね――」

 さすが悪の秘密結社の長というべきか。
 そう言う夜子先輩の笑みは、まるで小悪魔のそれだった。
644110 ◆mHw4j6JbPs :2008/02/10(日) 15:27:35 ID:bY+Ky3Vo
以上ですよ。

ではまたいずれ。
645名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 16:14:21 ID:RPBgMc9D
>>644

アンタ・・・最高だよ・・・
646名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 22:03:00 ID:ndHc208F
>>644
燃え尽きたよ……真っ白にな……
647名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 22:38:57 ID:WxZUTRDS
>>644
スゲェバカです(褒め言葉的な意味で)
648名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 23:04:28 ID:hk8mO0F4
ズッニュー懐かすぃ
649名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 01:25:18 ID:Aez0d9w1
賞賛すべき馬鹿だな
650320:2008/02/11(月) 04:16:35 ID:U7GclPau
感動です。年甲斐もなく涙が出ました。性的な意味で。

シュレディンガーネタも良い。
651名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 11:24:41 ID:qMr4qWKr
GJ あげ
652名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 16:51:21 ID:oMft1Qym
おまいらどこに隠れてたwww
653名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 21:07:41 ID:o9f7wPHl
メカチンコに格納されてたに決まってる
654マリー書く人:2008/02/12(火) 10:20:23 ID:qmcFgeAp
投下しようと思ったが、スレに収まらない悪寒
655名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 10:45:05 ID:b1QcjeUd
とりあえず、前編後編に分けてみて、
収まりきらないなら後編部分を次スレに
ぶち込んでみてはいかかでしょうかサー。
656名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 20:31:11 ID:NPYLFLsY
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
657マリー書く人:2008/02/13(水) 02:08:53 ID:M3kaya4R
投下できそうなので投下します。
前編、後編に分かれていますので、ご注意。
また、前半はエロが微エロですし、後半は少ししかエロがありません。
そういうのが嫌いな人はマリーでNG指定してください。
また、今回実験的なものなので。

NGワード:女装、寝取り、一人称視点

最後に一言……俺は寝取りもアウトなんだ。
658痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:13:11 ID:M3kaya4R
美しき死神、銀髪のマリー様

このたび、『エンジェル』、『ギルド』、両組織と協力し、
力を合わせてダンジョン探求をすることを命じます。

都市部のエネルギーの需要が高まってきています。
このままでは、エネルギーが不足してしまう可能性がでてきております。
それを防ぐために、エネルギーを採取しなさい。
集合場所
オロイアス広場
5月31日14時00分

エンジェル最高位『ハイプリエンス』より



 ポストに入っていた手紙の内容は、こんな脅迫とも取れる命令だった。
 あまりにも短い内容に、思わず手紙が入っていた封筒の中を覗いてみた……中には空気しか入っていなかった。

「なんという命令口調。よほど自分が偉いと勘違いしているか、真性のサディストか、
はたまた挑発しているのか……日時が当日とか、もっと早く出せというに」

 力いっぱい相手を見下している命令に、暗雲たる気持ちでため息を吐いた。
 すると、鼻歌まじりで簡単な食事を作ってくれていたサララが、僕の方に振り向いた。
 美しい少女だった。肩甲骨の辺りまで伸ばされた黒髪が、
ふわっと流れ、見ていて思わず微笑んでしまいそうな笑顔を僕に向けた。
 身に付けている緑色のエプロンが、サララを一段と清廉に見せた。
 もちろん、それがなくても十分過ぎるほど美しい。僕の贔屓目かもしれないけど。

「どうしました? 何か気に障ることでも……」

 大量のスクランブルエッグとソーセージを乗せた皿を、テーブルに置いたサララは、僕にそう尋ねた。
「サララは気にしなくていいよ。エリート達のお誘いの仕方がマナー違反だったから、ちょっとやる気がなくなっただけ」
「そうですか……それでしたら……いいのですけど……」

 ちょっと不安そうな顔で、サララは俯いた。
 おや?
 サララの不安そうな表情に、僕は疑問を抱いた。
 しかし、僕が何か話す前に、サララは俯いていた顔を上げて、輝くような笑顔を見せた。

「それではマリー様、後はスープとパンを焼くだけですので、席に座っていてください」

 そして僕の手を取り、サララは椅子を引いて、座る用意をしてくれた。
 なんだかくすぐったいような、居心地が悪いような、不思議な思いで腰を下ろした。
 サララは僕が座ったのを確認すると、再びキッチンに戻った。手早いその動きから、料理の腕前はかなりのものだろうと推測される。
 僕はテーブルに視線を向けた。
 テーブルには、綺麗なテーブルクロスがかけられ、美味しそうな料理が並べられていた。手元には、縦に並ばれたナイフとフォークが置いてあった。
 キッチンの物は好きに使っていいと言ったけど、わずか10分の間にこれだけの物を用意するとは……サララ、恐ろしい子。

「……………………」

 忙しく料理をしているサララの後姿を見つめる。
 サララの身体が右に左に移動する度に、華麗に流れる黒髪。動くたびに背中の筋肉が動き、健康的な美しさを見せていた。
659他人が苦手な少年の日々、変態との出会い:2008/02/13(水) 02:13:55 ID:M3kaya4R
 それに合わせて、サララの絹のようにみずみずしく張りがある桃尻が左右に揺れる。
 そう、サララの姿をはっきり言葉で表すと、裸エプロンだ。声高らかに、裸エプロンだ! 万感の思いを込めて、裸エプロンだ!!
 僕は侮っていた。裸エプロンとか、そんなに良いものでもないだろうと。
 僕は後悔していた。今まで、こんな素晴らしいものを、蔑ろにしていたことに。
 僕は感動した。女性だけがもつ、料理の美しさと、いやらしさに。
 そんな僕の思案を他所に、サララは手早く用意を済ませていく。それと同時に、僕の用意も済んでいく。
 サララがコンロの火を止めるために身体を横に向ける。それと同時に、サララのお尻がぷりっと弾む。
 続いて料理をテーブルに持ってくる。エプロンに浮かぶ、サララの乳首が妙にエロイ。
 僕の視線に気づいているのかいないのか、サララはエプロンを付けたまま、椅子に座った。
 僕のコップにオレンジジュースを注ぎ、次に自分のコップに注ぐ。そして、じっと僕の顔を見つめる。
 おっと、いけない。僕は自分の両手を合わせた。サララも僕に習って両手を合わせる。

「「いただきます」」

 僕とサララ、二人の声が重なった。
660痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:15:42 ID:M3kaya4R
食事も済み、僕がソファーでくつろいでいると、家事を終えたサララが近づいてきた。
 その身体に、エプロンは装着されてなかった。つまり、生まれたままの姿です。
 形良く、美乳といってもいい乳房が歩行に合わせて揺れる。裸でいても大丈夫な季節とはいえ、風邪を引いてしまいそうだ。

「……サララ、エプロンは?」
「汚れてしまいましたので、洗濯機に入れてきました」

 サララは、裸でいるのもどこ吹く風、まったく気にしているように見えなかった。

「……僕の服でよければ、着ていいよ」
「マリー様のお洋服など、私にはもったいないです。私は普段、裸でも平気です」
「それじゃあ、服を買いに行こう。といっても、ダンジョンで稼いでからだけど。それまでは僕の服で我慢してね」
「いえ、そこまでして頂くわけには……」

 遠慮がちに、サララは僕の提案を拒否する。けれども、ずっと裸で居られては、僕の方がたまらない。
 このままでは毎日猿のように過ごしてしまいそうだ。僕自身、ばっちこいだけど、サララの身体が持たないだろう。
 サララはきっと顔に出すことなく、僕を受け入れてくれるだろうけど。でも、そういうのは嫌いだ。どうせなら、お互いが楽しく、幸せに過ごしたいし。
 しかし、どうしたらいいかな。下手に言っても、サララを傷つけてしまいそうだし、かといって、裸のままでいさせるのは可哀想だ。
 僕はサララの裸身を、黙って見つめた。
 すると、何を勘違いしたのか、サララがポーズをとり始めた。
 小ぶりの乳房を見せ付けるように背を逸らしたり、腰をくねくねと左右に捻る。サララのまろやかなお尻の肉付きがチラリと姿を現し、隠れる。
 油断すると、すぐセックスアピールしてくるのか。僕自身、やりたい盛りのお年頃だけど、
それでも一日中盛るのは良くないことくらい分かっているので、止めてほしい。
 ……ちょっと待て、逆に考えれば、これを逆手に取ればいいだけの話だ。試しに言ってみよう、脱がす楽しみを奪うのか……と。

「脱がす楽しみを、僕から奪うというの?」
「分かりました、直ちに着てきます」
「いや、そんな急がなくていいよ」

 効果は抜群だった。というより、前言撤回するの早くない? もしかして、僕が喜ぶことなら何でもしてくれるのかな……してくれそうだな。
 僕は苦笑して、サララを軽く手招きして呼んだ。サララは嬉しそうにソファーに腰を下ろした。そして、僕の腕を抱きしめた。
 僕の衣服の上から、柔らかい乳房の弾力と、温かい体温が伝わってくる。
 生地の薄いワンピースを身に付けていたせいで、余計ダイレクトに感じる体温。
 僕とサララの背丈は同じくらいなので、自然とサララの横顔が僕の顔に近づく。
 艶のある黒髪、太すぎず、細すぎることのない眉に、少し細長い両目。ツンと伸びた鼻筋、リップクリームを塗っているわけでもないのに、
光を反射する魅惑的な唇。貴族の娘と言われたら信じてしまいそうな程だ。
 そして……僕はサララの裸身に視線を下げた。
 娼婦という仕事を長くやっていたのもあるけど、幼少の頃から受けていた性的暴力によって出来た、
サララの全身に散らばっていた、大小の傷跡は綺麗に無くなっていた。
 朝、サララとヘビのように絡まりながらのセックスを楽しんだ後、魔術を使ってサララの傷跡を消したからだ。
 やっぱり、どれだけ気にしていない素振りを見せても、女の子だ。心のどこかで、傷跡のことを気にしているだろうと思ったからだ。

661痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:18:58 ID:M3kaya4R
作業自体は数分で事が済んだ。こんなときでも、強化された魔力は便利だ。
 そして、サララの手を引いて、部屋に置いてある大きな鏡の前に立たせて、はいご対面。
 サララも涙を流して喜んでくれた。うんうん、やってよかったと思っている。
 そんな万感の思いでサララの裸身を見下ろしていると、視界の端で、サララの顔が僕の瞳に近づいてくる。

「んーー……ちゅ」

……今朝の出来事をつらつらと思い返して、呆けていた僕は、サララにキスをされた。
そして、にっこり笑顔。その表情は幸せいっぱいだった。
むう、もしかしたら、傷跡を消したのが原因で、一種の興奮状態になっているのかもしれない。
それならば、ちょっとしたお願いくらいなら、聞いてくれるかも。

「あのさ、サララ……できれば敬語はあまりしないでほしいな、なんて。気軽にマリーちゃん、マリー、マリマリって呼んでくれたら嬉しいなあって」
「ダメです、却下です、拒否します。私はマリー様の奴隷です、ご主人様に生意気な口を聞いたら、エッチなお仕置きされます。それに、これでも砕いた話し方なんです」

 僕のフレンドリーなお願いは一瞬で却下された。一緒に過ごしてから、一日かそこらしか経っていないけど、なんとなく断られるのは分かっていたので、気にしない。

「ご主人様って……だしかにそうだけど、あと、エッチなお仕置きってあんた」
「………してくれないんですか?」

 そう呟くと、サララは抱きしめている僕の手を取って、薄っすらと湿っている秘所にあてがった。
 指先に感じる女の感触と、手のひらに感じる僅かな恥毛の感触。そして、肩にかかるサララの吐息が、性の芽吹きを見せ始めていた。
 なんという、なんというお誘い! 時間が許すならば今すぐ押し倒したい! けれど無理なんだよね……だってお呼ばれされているから。
 断腸の思いでサララの秘所から手を外す。僕はサララの腕を優しく外して、ソファーから立ち上がった。

「サララ、ちょっと出かけなきゃいけないから、僕の部屋に置いてある剣を持ってきて。
鞘と柄の部分が豪華に装飾されているやつだから、すぐに分かるよ。あと、傍にドレスが置いてあると思うから、それもね」
「は、はい。分かりました。剣ですね? すぐにお持ちいたします」

 残念そうに目じりを下げていたサララは、僕の命令を受けると、急いでリビングを駆け抜けていった。

「……やっぱり裸で居てもらおうかな……いやいやいやいや、それはいけないよね」

 丁度真後ろからサララの裸身を拝見していたおかげで、思いがけない桃源郷を覗き見る結果になった。
 裸のまま走るので、お尻がプルンと弾むのを拝見できただけでなく、太ももと尻肉の隙間からチラリと見えたサララの陰唇が……裸って素晴らしい。
662痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:19:49 ID:M3kaya4R
 出る前に一度抜いておこうかと悩んでいると、サララが小走りに戻ってきた。
 胸に高そうな剣を抱え、その上に被せるようにドレスを持っていた。

「はい、マリー様、これですか?」
「うん、これだよ。ありがとう、重かった?」
「全然重くありませんでした。羽根のように軽くて、持っている気がしませんでした」

 手早くパパッとワンピースを脱ぎ捨てる。サララから、薄く発光しているドレスを受け取り、着る。
 ダンジョンから持ってきたこのドレスは、来ているだけであらゆる状態異常を軽減してくれる優れものだ。
 そして、剣を受け取って、それを腰に括り付ける。これもダンジョンから持ってきたもので、
見た目はサーベルのように細くて頼りないけど、実際は数十キロもある重量剣を受け止めることが可能なくらい頑丈なのだ。
 切れ味も申し分ない。腕さえよければ、鋼鉄の柱もバームクーヘンのように切ることが出来る程だ。
 といっても、僕自身は剣を使うより、自らの四肢を使った方がはるかに殺傷能力が高いのだけど。
 玄関に向かうと、サララも一歩下がったところから付いてくる。どうやら見送りしてくれるみたいだ。
 手早くブーツを履く。途中で解けないように、強く縛る。

「それじゃあ、行ってきます」
「行ってらっしゃいませ、マリー様のご無事をお祈りしているです」

 サララに見送られ、僕は玄関のドアを開けようとして、止めた。
 振り返ると、サララがキョトンと目を瞬かせている。

「その前に、ちょっとこれ静めてくれない?」

 僕はワンピースの腰の部分を指差した。見なくても分かっていたけど、その部分は内側から盛り上がっていた。
 僕の言葉に、サララはクスリと笑みをこぼして、嬉しそうに、楽しそうに、盛り上がっている部分に手を伸ばし、膝立ちになった。
663痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:21:53 ID:M3kaya4R
そして僕は、指定された場所に到着した。

 探求大都市「東京」の中でも最大級の面積を誇る公園、オロイアス広場。地面をくり抜いて形で作られた、人工の公園だ。
 一定間隔で木が植えられ、公園の一端には花壇が、もう一端には開園記念の銅像が立てられている。
 中央には大きな噴水が設置され、涼しげな雰囲気をかもし出していた。
 オロイアス広場は、昼間は家族連れや、お年寄り達の憩いの場、同時に子供たちの遊び場として使われているが、夜になるとそれがガラリと変わる。
 昼間は子供たちのはしゃぐ声で騒がしい公園も、夜になると恋人たちのデートスポットに変わるのだ。
 設置された電灯が、噴水や花壇をささやかに照らし、幻想的な輝きを映し出す絶景は、若い恋人たちの間で大人気なのだ。
 しかし、いつもなら子供たちの騒音で騒がしい園内も、この日は違った。
 公園内には子供の姿は一人も居らず、変わりに屈強な者達が二手に分かれていた。
 一端には、鎧を着込んだ男性やローブに身を包んだ女性、武道の達人とも見える美少女から、
場違いではなかろうかと思える貧弱そうな男性まで。多種多様な人達……ダンジョン探求者達が終結していた。
 もう片方には、磨かれて輝く白銀の鎧を身に付けた初老の男性や、細部まで細か装飾されたローブを身に付け、
魔力が込められているロッドを携えた魔術師。魔法のネックレスを付けている者など、一見するだけで普通の探求者には見えない集団だった。
 通称『エンジェル』、国家の支援を受けた、探求者のスペシャリストともいえる集団の姿であった。
 その二つの集団から数十メートル離れ、木の陰に隠れるように、一人の少女が居た。
 その少女を見たものは、例外なく驚き、次に夢でも見ているのか? と我が目を疑うであろう外見だった。
 少女はそれほどに美しかった。背丈は小さく150cm前後で、髪は腰を覆い隠すほど長く、月の光を凝縮したかのような光沢ある銀髪。
 前髪は中心から横に綺麗に分けられ、開かれた額を細い眉毛が飾るように生え、その下には勝気な印象を与えるアーモンド形の吊り目。
 一本ずつ丁寧に細工されたような睫毛に、すっ、と小さくも高い鼻、薔薇を思わせるような唇が付けられ、さらに病的にも、
生命力溢れるようにも見える雪のような肌が、幻想的な美しさを少女に与えている。少女が身に纏っているドレスはフリルが
多く付けられていると同時に、細かく刺繍が施され、小さな宝石も装飾されている。
 小さな背丈と相まって、何処かの国のお姫様、と言われても、この少女なら誰もが納得するだろう。
 そして、中身は男だとは、誰一人考えも付かないだろう。

「天が知る、地が知る、僕が知る、あの日あの時あの場所で、銀髪のマリー・アレクサンドリア、誰にも見付からないようにコッソリ参上!」

 美少女、マリー・アレクサンドリア(中身は男)は、フリルの沢山付いたドレスを翻して、さらにコンクリートの壁に隠れた。
664痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:25:21 ID:M3kaya4R
 予想以上に人数が集まっていることに驚いた僕は、人前に出るのは嫌いだから隠れることにした。
 集合場所は公園内の端、しかも、その場所は上に登るための階段が無いだけでなく、誤っての落下防止のため、コークリートの段差が作られているのだ。
 僕が到着したとき、既に集合時間が過ぎていたのもあって、既に召集命令を受けていた人達は全員集まっていた。
 いまさらノコノコ行くのも格好悪いと思った僕は、上手い具合に隠れるのに適したコンクリートの段差に身を隠して、上から探求者達の集団を見下ろしていたのだ。

「ふはは、見ろ、人が小人のようだ…………止めよう……」

 というかね、多い、本当に多いよ……何なの、あの人数は。
 探求者の集団を見下ろす。一塊のグループになっている所もあれば、バラバラに別れている所もある。
 見たところ、片方がエンジェルで、片方がギルドと、フリーの探求者達か……それにしても、数が多いな。
 乗り出していた身体を段差に隠しながら、一人疑問を覚えた。
 突発に集められるダンジョン探求の命令は、本来、緊急の意味合いがある場合が多い。
 大抵は、何か災害が発生して、それを修復するためにエネルギーが必要になった場合か、何か事件が起きて必要になった場合のどちらかだ。
 視線を再び探求者の集団に向ける。強化された身体能力は、視力などの目に関する部分も例外ではない。
 その気になれば、汗をかいているかどうかも見極められることも可能なのだ。
 そうして段差から身を乗り出して、上方から眺めていると、妙に密集している集団を発見した。

「あれは……エンジェルの人達か。なんであんなに密集して集まっているんだ

 さらに目を凝らしてみる。人と人の隙間から、ほんの一瞬だけだけど、集団の中心の人物を発見することができた。
 そして愕然とした。
 だって、その人物の顔は、探求者の間では知らぬ人はいないと名声高い、静かなる妖精『ロベルダ・イアリス』だったのだ。
 僕は思わず息を呑んで、そしてあわてて段差に隠れた。

「妖精のロベルダが居るってことは、よほど大掛かりの仕事なのかな……」

 ダンジョン探求の命令って普通、数人くらいのチームを組んで行動するのが普通なのだ。
 まず、一人〜数人のチームを組んで、少数精鋭でダンジョン探求を行うチーム。
 少数精鋭の一番の利点は、個々が最大限の力を発揮しやすいということ。人数も少ないから連携も取りやすいし、自由に戦えるということだ。
 けれども少数精鋭の弱点は、やはり人員の少なさだろう。こういったチームの場合、一人が負傷した時点で戦力が大幅に落ちる。
 冗談ではなく、一人が軽い怪我を負っただけで引き返すチームもいるくらいだ。

 つまり、それだけ一人の担う役割が大きく、負担も大きいのだ。

 それとは逆に、十数人〜数十人以上の大人数のチームの場合だと、話しは変わる。
 少数精鋭のチームと違い、一人二人負傷したくらいでは全く戦力は落ちない。まあ、主力の人が負傷した場合は別として。
 大人数の利点は、なんといっても人員の豊富さだ。人員が多いということは、それだけあらゆる事態に対処しやすいのだ。
 一つの事態に、2人〜3人程度の人員を割けることができるというのが最大の利点だ。例えば、怪我を負わせる罠に数人、
身体異常の罠に数人、罠を解除する人に数人、最前線で戦う人を数人、後方支援をする人を数人、といった具合だ。
 しかし裏を返せば、その大人数が短所になる。なぜならば、人数を増やしてしまえば、それだけ統率を執るのが大変だからだ。
 全員がバラバラに行動すれば、多人数の利点がなくなってしまうだけでなく、下手すれば、同士討ちの場合もありえてしまう。
 だからといって、大人数が良いというわけでも、少数精鋭が良いというわけでもない。ここらへんは、そのとき、そのときの運が決める話だ。
665痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:26:55 ID:M3kaya4R
 僕がそんなことでウンウン唸っていると、下の広場から怒鳴り声と、罵倒する声が響き渡った。
 恐る恐る身を乗り出して広場を見下ろす。そこで繰り広げられていたのは、『エンジェル』と『フリー』がお互いを罵り合っている光景だった。
 見分けが付くのは簡単だった。『エンジェル』は装飾が施された、特別な装備を身に付けている人が多い。国家の支援を受けているから資金は豊富だからだ。
 『フリー』、正式には『フリーランス』と呼ばれる人達。『エンジェル』にも『ギルド』にも属さない人達だ。実力が無いか、よほど協調性が無いか、大抵はそのどちらかだ。
 ちなみに、僕は『フリー』。休日は毎日自宅に引きこもって寝ている、彼女いない=年齢の協調性ゼロの男でした……今は違うけど。けれども、今も協調性はゼロだけど。

「なにさ、いきなり僕に話しかけるなよ……緊張しているだけなんだから、もっと話しかけてよ…………」

 思わず漏れ出た心の汗を拭い、再び眼下の騒動を見守る。レザープレートを身に付けた小太りのオッサンが、
特殊金属を編みこまれた戦闘服を着て、背中に大剣を背負った20歳そこそこの青年の胸倉を掴んで罵倒していた。
 頬どころか首のあたりまで真っ赤になって、青年を口汚く罵っているが、青年の方は、まるで堪えた様子はなかった。
 その隣で、細かな装飾が施された青色のローブを着ている眼鏡の女性が、青年の腕を引いて止めようとしている。

「てめえ! いくら『エンジェル』だからって、調子に乗ってるんじゃねー!」
「何を言っているのか、俺には分からないな。ただ、本当のことを言っただけの話だろ?」
「カズマ、なんでそんな酷いこと言うの!? 早く謝ってあげて、揉め事を起こすの止めましょう」

 女性が必死になって青年の腕を引っ張るが、青年は彼女の言い分を無視して、さらにオッサンを挑発する。

「なに言っているんだよ、マーティ、こんなクズを庇うのか?」
「何だと、糞ガキが!」
「もう止めて、カズマ!」

 青年は、掴まれた胸倉を面倒くさそうに払って、嘲笑をオッサンに向けた。

「フリーの探求者なんて、生きていても仕方ないゴロツキでしかない……ってね。事実でしょう?」
「こ、こ、この、この野郎…………!」

 オッサンは我慢ならない表情で、拳を振るわせ始めた。
 どうやら『エンジェル』が『フリー』の人達をバカにしたのが原因らしい。
 というか、あのカズマって男、随分酷いこと言うな。あのオッサンが怒る気持ちもよく分かる。
 もし僕があのオッサンの立場だったら、間違いなくカズマとかいう男を殴り飛ばしているだろう……と思う。
 でも、僕だったら聞こえなかったことにしてやり過ごすかもしれないけど。
 それにしても、本当に『エンジェル』は『ギルド』と『フリー』を見下しているな……プライドが高いというか、なんというか。
 マリーとして生まれ変わる前の日々が脳裏に甦ってくる。
 そういえば、ダンジョンで見つけたアイテムも横取りされたことあったっけ……あれ、それなりに高く売れるのに……今の僕には安いアイテムだけど。
 けれども、あのときは悔しくて幾日も枕を涙で濡らしたっけ。
666痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:28:33 ID:M3kaya4R
 ちょっと懐かしくも、ほろ苦い思い出を懐古していると、白銀と黄金の鎧を身にまとい、
腰の部分には裁縫が編みこまれたスカートをはいている妖精『ロベルタ・イアリス』が騒動を聞きつけ、近寄って来ていた。
 腰まで伸びて、輝くような長い金髪、青色の瞳に、整った目鼻、落ち着いた物腰に、鎧の上からでも分かるスタイルの良さ。まさしく、妖精だった。

「お前たち、ここで何をしている!」

 女性でありながら、迫力があるロベルタの一喝に、カズマとマーティという女性が姿勢を正した。
オッサンは、ロベルタが来たことに一瞬驚いた素振りをみせたが、すぐに怒りで鼻息を荒くした。

「どうしたもこうしたもねえ! このガキがふざけた事を言いやがるから俺が怒鳴ったんだよ! それを聞いたこのガキはどうだ?
当たり前のことを言ったに過ぎないと抜かしやがる! は、そんなにエンジェルってやつは偉いのか!」

 おっさんが唾を飛ばしながら、ロベルダに食って掛かる。ロベルダは、オッサンの言葉に眉をしかめた。

「カズマ……話は本当か?」
「……………………」

 カズマはその質問に答えず、ただじっと明後日の方向に目をやっている。
 名指しか……ということは、あのカズマという男、相当に腕が立つということか。

「カズマ、聞いているのか!?」
「あ、あの、すみません! すみません! すみません!」

 カズマの隣で、涙目で仲裁していた女性、マーティが、遂に涙を溢して謝りだした。
 むう……なんだか、やけにカズマの肩を持つな。もしかしたら、マーティはカズマの恋人なのだろうか?
 ロベルダは、大きくため息を吐くと、オッサンの方に向き直る。
 そして、頭を下げた。

「すまない、こいつには私から言っておくから、ここは私の顔に免じて、身を引いてくれないだろうか」

 噂に名高いロベルダに頭を下げられたオッサンは、突然の事態にしどろもどろになりつつも、憮然とした表情で答えた。
667痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:29:38 ID:M3kaya4R
「いや、俺も悪かったよ。大人気なかったな……だからもう顔を上げてくれ」

 オッサンのその言葉に、顔を上げたロベルダは、安心したように笑みを浮かべた。
 殺伐とした空気が、少しずつ穏やかになっていく……はずだった。

「っち!」

 カズマが、僕の場所からでもはっきり分かるくらい、大きな舌打ちをしなければ。

「「カズマ!」」

 ロベルダとマーティの叱責にもどこ吹く風、カズマは口笛を吹いて無視した。
 オッサンは、ロベルダとマーティに気の毒そうな目を向けていた。
 ロベルダは再び大きくため息を吐くと、疲れたようにマーティに視線を向けた。

「マーティ……私が言うのもなんだが、いい加減カズマを見限ったらどうだ? お前のような良い女が、こんな男の恋人だとは今でも信じられんぞ」
「だ、だって……」
「こいつ、前も浮気したんだろ? 本当にこんな男のどこが良いのか……お前のことを愛しているのかどうかも疑わしい」
「なに言ってるんだよ、俺はマーティのこと愛してるぜ。マーティも謝ったら許してくれたしな」
「だったらなんで浮気するんだ? お前はそういって、何度浮気したことか」
「あ、あの、喧嘩は止めて」

 先ほどの剣呑とした雰囲気がガラリと変わった。どうやら事態は治まったみたいだ。
 ただの友達同士のおしゃべりみたいな雰囲気に僕も安心して、段差から降りようと、身体を支えている両手に力を込めた。

 ツルリ

「…………あ?」

 はっきりと、自分の脳裏にこの擬音が響いた。そして、僕の身体はゆっくりと前方に傾いていく。
 もちろん、前方に地面はない。あるのは空気だけだ。その空気を切り裂いて、十数メートル下の地面に激突する未来が脳裏に浮かぶ。

「エアイン・ファー!」

 即座に体勢を変えると同時に、魔術を行使する。魔力が自らの身体を包んでいき、僕の存在感が希薄になっていく。
 エアイン・ファー、この呪文を使用すると、こちらからアクションを起こさないかぎり、万物から気づかれなくなる上級魔術だ。
 流れる景色と、猛烈なスピードで近づいてくる地面と人だかりに、思わず涙がこぼれそうになった。

 どうか、どうか厄介ごとに巻き込まれませんように。

 出来る限り音を立てないように、着地した僕の目の前に、ロベルダの後ろ姿が映った。
668痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:31:31 ID:M3kaya4R
「だいたいさ、何をそんなにビクビクしているんだ?」

 今しがたまで、口笛を吹いて誤魔化していたカズマが、唐突に尋ねてきた。
 いつも思うが、せめて主語を入れろ。私はスカートを軽くはためかせた。

「唐突になんだ? 言いたいことがあるなら、分かりやすく言え」
「だから、何をそんなに慎重になっているんだって聞いてんの。変だぜ、広場に来てから、ずっと周りを気にしているし、どこか上の空じゃねえか」

 唇を尖らせている姿に、私はバカを見るような目をカズマに向けた。

「お前……知らないのか、今日の集まりを」

 私が全て言い切る前に、遠くの方からスピーカーのハウリングが響き渡り、私の言葉は消されてしまった。
 すぐにハウリングは治まり、次いで男性の声で説明が始まった。
 内容は聞かなくても分かる。今回のダンジョン探求の目的の説明だ。今回の任務は結局のところ、少数精鋭の少人数チームで攻略するだろうから、聞く必要はない。
 それ以前に、もう内容は頭に入っているからな。私は一人、思考をまとめた。

「で、集まりの、なに?」

 カズマが再び私に尋ねてきた。視線を横に向けると、マーティも興味深そうに私を見ている。

「今日の集まりにはな……あの銀髪のマリーが来るらしいのだ」
「銀髪のマリー? 美しき男爵のマリーとか、その微笑の前ではオークすらも笑みを返す、マリー姫とか呼ばれている、あの女装野郎の変態マリーか?」

 カズマが目をパチクリと瞬きした。
 私が聞いたのは、死神マリーなのだが、あえて聞き返さない。どうやらあだ名は一つではないらしい。あと、中身は男であるのは本当なのか?

「本当らしいぜ……ま、変態かどうかは別として、男だってのは確かだ」

 話を聞いていたマーティが、カズマの言葉に反論した。

「カズマ、ダメだよ。私、一回見かけたことあるけど、あの人の着ている服って、全部魔法具なんだよ」
「魔法具……その話は本当か?」

 マーティの肩を掴んで問い質す。頭を前後にグラグラ揺する。顔色が青ざめて、気持ち悪そうな表情を見せ始めたから、肩から手を外した。
 ケホケホ、可愛く咳をして呼吸を整えてから、マーティは質問に答えてくれた。

「うう〜気持ち悪い……魔法具を付けていたのは本当なのね。それとね、あんまり注意してみなかったから、
確かなことは分からないけど、あの人が付けていた魔法具、全部至宝クラスって噂らしいのよ」

 至宝クラスだと? それも全部? 至宝クラス、その言葉に、私は耳を疑った。
 私の様子に、マーティも無理はないと言葉に出さなくても、目で訴えていた。私の様子をみて、マーティはさらに話を続けた。

「至宝クラス……現在確認されているアイテムだけでも13個しかない、伝説のアイテム。至宝クラスのアイテムは、単価が3000万セクタも
するらしいって話なのに、それを持っているなんて、よほどのお金持ちか、実力者かのどちらかだと思うの。あんまり信じている人いないけど、多分本当なんだと、私は思うの」

 マーティがここまで言い切るということは、おそらく本当なのだろう。
 背中に括り付けている剣の柄を掴む。手に慣れ親しんだ感触が伝わってきた。
669痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:32:32 ID:M3kaya4R
 今私が使っている剣は、一月前に買い換えたばかりのものだが、それでもしっかりと私の一部になっている。
 値段も20万セクタもした、最高峰の剣だ。それまで使っていた剣よりも、はるかに頑丈で切れ味が鋭く、刃こぼれもない、お気に入りの剣だ。
 背中の鞘から剣を抜いて、眼前に持ってくる。錆び一つない銀色の刀身が光を反射して、私の顔を映していた。
 それでも至宝クラスの前では霞んでしまう。

「至宝クラスか……一度でいいから、至宝クラスの剣を振ってみたいものだ」
「そうだよね〜、私も至宝クラスのロッドを持ってみたいよ……」

 マーティも、しみじみ、ため息をこぼして同意した。
 しかし、私とマーティの願いも、カズマの無粋な一言によって、無下にされた。

「変態野郎が、至宝のアイテムなんて持ってる訳ねえだろ。どうせ変態マリーも至宝アイテムっぽいやつを持っているだけだろ」

 あまりに酷い悪口に、眉をしかめた。マーティも不快そうにカズマを見ている。

「……カズマ、口が過ぎるぞ。言っていいこと、悪いことの区別も付かんのか」
「そうだよ、カズマ。マリーさんが聞いていたら、怒られちゃうよ」
「怒られたからってなんだ。そんときは逆にぶっ飛ばしてやるよ」

 もうため息も出なかった。こいつはバカだ、どうしようもないバカだ。
 痛み出した額に手を当てて、マーティに視線を向ける。マーティも額に手を当ててこっちを見ていた。お互いの視線が交差し、疲れた笑みが浮かんだ。

 それにしても、カズマのやつ、今でもマーティに好かれていると思っているのか?

 カズマに視線を向けると、あたりをキョロキョロと見渡していた。
 たしかにカズマは美男だ。背も180cm近くと、高すぎるわけでもなく、低いわけでもない。
 茶髪に、キリリと鋭い目じり、高い鼻に、すっきりとした顔の形。
 その甘いフェイスで微笑まれたら、大抵の女はカズマに恋をするだろう。
 そして、横で眼鏡の位置を直しているマーティにチラリと目をやる。
 全体的に、美人よりも可愛いといった顔立ちに、いつも優しげに笑みを浮かべている口元が清楚な印象を与える女性。
 10人中、9人が可愛い美女と答えるだろう。だが、彼女の本当の魅力はそれだけではない。
 そのまま視線を彼女の身に付けているローブに向ける。
 ゆったりとしたローブからは想像も付かないくらいの、むっちりした肉体の持ち主なのだ。先日、一緒に新しい服を買ったときに改めて思い知った。
 剣を持っていない方の手を、胸の辺りに当てる。鎧が邪魔して冷たい感触しか伝わってこないが、私だってそれなりに自信が持てる大きさだ。
 しかしそれも、彼女の胸に比べれば、見劣りするだろう。
 彼女の乳房は、私の両手では到底収まりがつかないくらいに大きく、柔らかいうえに、肌触りも素晴らしいものだったのだから。
670痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:33:22 ID:M3kaya4R
 さらには、ただ大きいだけではない。大きさに比べて小さい乳輪、薄く色づく桃色の乳首、お椀形の乳房は、全く垂れる気配は見せない。
 好奇心にかられて、両手でムニュムニュっと揉みしだいたことがある。すぐさま後悔した。
 力を込めれば込めるだけ沈んでいく柔らかさ、その分だけしっかり押し返してくる弾力、濡れた絹のようにしっとりとした肌触り。
 その全てに、完膚なき敗北を悟ったのを、今でもはっきり覚えている。
 胸だけではない。揉み応えのあるむっちりとした肉尻もまた、彼女の隠された魅力なのだ。
 しかし、それを唯一知るカズマも、その肉体を味わうことも最近はめっきり少なくなったらしい。らしいというのも、マーティがカズマの求めを断っているからだ。
 なぜそれを私が知っているかというと、私がそうするよう仕向けたからだ。

「なんなら、今から変態マリーを連れてきて化けの皮剥いでやろうか? きっとビービー泣いて謝ってくるぜ」

 過去への回帰が、あの日の出来事まで差し掛かったとき、カズマの声が私を現実に引き戻した。
 カズマに視線を向けると、マーティに何やら話しかけていた。どうやら、マーティに良いところを見せて気を引きたいみたいだ。

 バカな男。

 もう、マーティの気持ちはとっくにお前から離れてしまっているのに、何をいまさら足もがいているのか……既に手遅れで、原因は全てお前だというのに。
 いいかげんその口を黙らせようと、カズマに向かって一歩踏み出した。
 その瞬間だった……私の後方から声を掛けられたのは。

「ほう……だったら剥がしてみるかい、力ずくで……」

 振り返った場所に居たのは、一人の少女だった。
 まるで絵画から抜け出てきたかのような、美しい少女だった。
 そして同時に気づいた。気づいてしまった。目の前の少女……少年が、死神マリーであるということに。
 目の前の人物が、私なんかが足元にも及ばないくらい強いということに、私は気づいてしまった。
671痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:35:09 ID:M3kaya4R
 マリー・アレクサンドリア……自らのこらえ性の無さに、思わず罵倒したくなってしまうよ……このバカ。
 どうして、どうして我慢できなかったんだ。我慢してやり過ごせば、目立つこともなかったのに。
 目の前のロベルダ・イアリスも僕を見ている。ロベルダよりも少し向こうにいる、カズマとかいう男と、マーティとかいう女性も僕を見ていた。
 目立たないように、エアイン・ファーを唱えて存在感を消したのに、自分から話しかけてしまったから、効果が消えてしまった。これでは意味がない。

「さて……そこのモテそうな青年。僕に何か用があるみたいだね……」

 けれども、さすがに我慢の限界というものだ。

 自然と力が篭っていく両手から意識的に力を抜いて、自然体になる。
 ゆっくりと体内の魔力を練り上げ、全身の身体能力を極限まで強化してやる。今ならダイヤモンドを紙のように引き伸ばせると思う。
 それ以上に、体中に蓄積していく怒りが、僕の心を燃え上がらせていく。
 カズマめ……いくら女性にモテそうな顔立ちだからって、言っていいことと悪いことがあるだろうに。
 精神年齢はやつより年上の大人としては、やつのためにもお灸を添える必要がありそうだ。

 一歩、足をカズマに向かって踏み出す。
 ズドンと鈍い音がした。

 あまりに肉体能力を強化してしまったおかげで、ただ地面に足を置くという行動が、硬い地面を踏み砕いてしまうという結果を残したからだ。
 漲ってくる怒りを、ありったけ視線に込める。それだけで、常人なら気絶してしまうほどの迫力だろう。
 視線の先、意中の人物のカズマは、真っ青な顔色で言葉を無くしている。僕のあまりの迫力に、思考が停止しているのかもしれない。
 視線を下げると、見てて面白いくらい、両足を震えさせていた。まったく気の毒には思えなかった。
 
 さらに一歩踏み出す。すると、目の前に女性が立ち塞がったので、視線を上げた。
 ロベルダ・イアリスだった。彼女は剣を構えていた。僕がさらに一歩を踏み出すと、一筋の閃光が眼前に迫った。
 今まで見てきてきた探求者達の中で、最も速い太刀筋だった……が、僕にとっては遅すぎて欠伸がでそうなスピードだった。
 迫ってくるロベルダの刀身を、人差し指と中指を使って挟む。力を込めると、それだけで剣は動きを止めた。

「――――!!! な、なん……だと……」

 呆然とした表情で、刀身を止めている指と、僕の顔を交互に見るロベルダ。その表情は、驚愕に染まっていた。
672痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:37:23 ID:M3kaya4R
「いきなり剣を向けるなんて酷いことするじゃない。怪我したらどうするの?」

 チラリと、ロベルダの行動を非難する。が、ロベルダはニコリと笑い返してきた。

「……貴方がそれを言いますか。太刀を素手で止められるとは思ってもみませんでした……お強いですね、驚嘆いたしました」

 そんなロベルダの様子に笑みを返し、カズマの横に視線を向ける。
 そこにはロッドを構え、いつでも魔法を放てる体勢に身構えているマーティがいた。僕は、マーティにもニッコリ笑みを向けた。

「そんな身構えなくてもいいよ、お嬢さん。もう何もしないから」

 じっと僕の挙動を見ていたマーティは、僕の言葉を信じてくれたのだろう。搾り出すようなため息を吐いて、ロッドを下ろしてくれた。
 とうとう、地面に座り込んでしまったカズマに目をやると、歯をカチカチと鳴らし始めていた。
 うん……これだけやれば、もういいよね。魔力を体内に抑えて、辺りに放っていた圧力を封じ込める。そして、既に力が込められていない刀身から、ゆっくりと指を離した。
 パキン、乾いた音を立てて、ロベルダの剣が真ん中から折れた。

 …………あれ? やっちゃった、僕?

 ロベルダに視線を向けると、持っている刀身と、折れて地面に横たわっている刃先を、交互に視線を向けていた。
 さっきまでカズマの横にいたマーティも、近寄って刃先を拾い上げ、言葉無く剣を見つめている。
 ……これは不味いんじゃないかしら。これからダンジョンに向かうというのに、肝心の得物が使い物にならないなんで、洒落にもならない。
 
 考える時間は無かった。

 気づいたら、自分の腰に括り付けている剣を取り外して、ロベルダに差し出していた。
 どうか、これで許してくれますように。

「………………え?」

 呆然としていたロベルダが、僕が差し出した剣に気づいた。

「ごめんなさい……そういうつもりじゃなかったけど、ロベルダの剣……折ってしまったみたいだね」
「え……いえ、これは私が……」
「貴方の剣には見劣ると思うけど、代わりにこれあげる。好きに使っていいから、売るなりなんなりしてね」
「え、あ、い、ええ、あ、あの、これって」
「本当にごめんね! いつか弁償するから、今はこれで許してください」

 有無を言わせない勢いで、自分の剣をロベルダの顔面に突きつける。
 ここで初めて気づいたけど、ロベルダもマーティも、僕より身長が高い。ロベルダは僕より20cmくらいで、マーティは15cmくらい高い。
673痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:38:24 ID:M3kaya4R
 ……僕の身長、150cmだから、僕が低すぎるだけか。
 ノロノロ伸ばされたロベルダの手に、僕の剣の鞘を握らせる。ロベルダが持っている折れた剣は、マーティに手渡された。

「……ぬ、抜いてみていいですか、これ?」
「好きに使ってかまわないよ。それはロベルダにあげたものだから」

 妙に掠れた声で聞いてくるので、僕は申し訳なさそうに言った。マジで、申し訳ない。
 恐る恐る、ロベルダが僕の物だった剣を鞘から抜く。ゆっくりと、僅かに光を放つ刀身が姿を現し始め、そして外界に開放された。
 たった今抜いた剣を、ロベルダは瞬きすることなく見つめている。マーティも呼吸を忘れてしまったみたいに、じっと見ていた。
 しばらく、無言の時が流れてから、ギ、ギ、ギ、と壊れたブリキの玩具みたいに、コマ送りで僕に顔を向ける二人。

「ほ、ほ、ほ、ほん、ほんん、本当、にこりぇでいいいいい!!」
「しししししししし、しほ、至宝クラスーーーーーー!!!」

 突然あげた奇声に、驚いて彼女たちを見つめた。周りの人達も、遠巻きながら僕たちの動向を見ていた。ギロリと周りを見渡すと、全員が顔を逸らした。

「こここ、これ、こえ、こえええ、もら、もあらって!!!」
「うわ、うわああ、うわあああ、本物、本物だあああ!!!」

 突如、ロベルダとイアリスが僕の肩を両方から掴んだ。混乱しすぎて、呂律も回ってないみたいだ。そんなに珍しい剣だったのかな?

「もちろんさ、それはもう貴女の物だと言ったでしょう。遠慮なく貰ってください。
それに、僕は剣を使うより、素手で戦う方が性に合っているの。だから……ね」

 僕の言葉を、やっと理解したみたいだ。ロベルダとマーティ、二人は抱き合って喜んでくれた。
 はあ……どうやら許してくれそうだ。
 ふと、座り込んでいたカズマに目をやると、まだ地面に座ったままだった。
 あいつも早く立ち上がればいいのに、何をしているんだろうか?
 手を貸そうと思ったけど、止めた。また話がこじれそうな予感がしたからだ。
674痕の女性とマリー:2008/02/13(水) 02:40:51 ID:M3kaya4R
ダンジョン探究命令から一カ月。その日の仕事を終えた僕はいつもどおり、サララが待っている自宅に帰路についていた。


「あ〜ん………気持ちいいよ〜……カズ君〜……」
「俺もだよ、ケディ。お前の中は最高に気持ちいいぜ」

 空に浮かぶ夕焼けがあんまりにも美しかった。だからだろう、ちょっと寄り道しようと思ったのは。
 家でサララが美味しいシチューを作って待っていますと釘を刺されたが、今日だけは聞いてなかったことにした。

「そういえばここに来るのは、マリーになってから初めてだっけ。思えば懐かしいな……あ、あそこのベンチ、まだ残ってる」

 何度も通っていたお気に入りの公園は、都心からちょっと離れているので、間に合うかどうか微妙だったが太陽が沈む前に公園に到着することができた。
 人通りはまったく無かった。僕はさっそく草むらの中に入り、仰向けになって空を見た。こうすると、リアルタイムで星の動きと、空の変化の過程を観察することができるのだ。

「もっと、もっと突いて〜、アソコが燃えちゃう〜」
「うう……締まる……お前のマンコはヌルヌルで熱い……」

 僕がいつも使っていた場所は、ちょうど回りから死角になっていて、近くまでこなければ見付からないスポットなのだ。
 だれにも邪魔されることなく、ゆっくりと一人の時間を楽しめる場所として、当時はよく通ったものだ。
 僕だけのプラネタリウム。僕だけの貸切であり、僕だけの空だった。

「もう駄目、もう駄目〜………アソコがイキそう〜!」
「そうか、イケ、イクんだ! 俺も、もう……」

 そんな僕の感慨深い思い出も、男女の情事の嬌声が台無しにする。
 ……いったい何回するんだよ……もうかれこれ2時間ですぜ?
 剣でも振り回して追っ払おうと思い、腰の辺りに手を伸ばした。そしてすぐに、そこに剣が無いことを思い出した。
 そういえば、ロベルダに剣をあげてから一ヶ月か。
 基本的に、エンジェルの内情は外部には漏れない。エリート達が集まる重要施設なので、生徒達の安全のためにも閉鎖的なのだ。
 ロベルダに、折ってしまった剣の代金を払おうと思っているが、紹介状がなくては内部に入れない。
 結局、街中で偶然出会ったときに払うしかないというのが現状なのだ。

「ああ〜〜〜〜、イク〜〜〜〜」
「俺も……で、出る!」

 女性の甲高い嬌声と同時に、男の切羽詰った悲鳴が辺りに響く。通算3回目の終焉だ。
 二人の男女の荒い呼吸音の横で、一人寂しく見付からないように隠れている僕。
 なんだかとても惨めに思えてきた。草むらから躍り出て脅かしてやろうか……止めとこう。
 その後の、どうしようもない空気の冷たさを想像するだけで気が重くなる。

「サララ……君のシチューが食べたい。寄り道するんじゃなかった……」

 姿を現し始めた月を見て、汗が流れ落ちた。この日の汗はとってもしょっぱかった。
675マリー書く人:2008/02/13(水) 02:44:13 ID:M3kaya4R
前半投下終了します。

スレの容量から考えて、後半を投下してしまうと中途半端にブツ切りしてしまいそうなので、続きは次スレで。

途中、名前のとこがおかしい部分がありましたが、ただの間違いです。
気にしないでください。ハンドル保存のタグのチェック入れ忘れです。
676名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 03:52:39 ID:gm9Dtl4M
ぬぅ、wktkさせてくれるわっ!

容量的に埋め&次スレの季節かしら?
677名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 04:34:00 ID:GOt1EH0M
GJ
続きが早く読みたい
678名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 07:04:37 ID:66J5WS8s
ここが落ちたら前編読めなくなっちゃうから、
取り急ぎ過去ログ置き場作っとくよ。

http://green.ribbon.to/~majiiki/m/

まだ追いついていないんでこっちを参照しておいてください。ベタログ。
http://green.ribbon.to/~majiiki/m/log/1182314033/1182314033_01.html

更新が遅くてもいいならこのままここで保管庫作るけど、
みんなどうかな? Wikiとかの方がいい?
679名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 07:21:31 ID:LyGevEMh
>>678
ありがとう。なんと気が利く
自分はwikiでなくとも構わないと思うよ。目茶苦茶進行早いスレでもないし
680名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 07:50:45 ID:66J5WS8s
>>675
GJ!

いやあ、日常シーンが楽しすぎ。
裸エプロンとか、もう、ニヤニヤしまくりですにゃ。

しかし、マリー様ってばツッコミっぽく見えてボケ体質なんだよね。
サララと二人だとボケ×ボケで、読み手のこちらがツッコミを
入れたくて仕方がなくなるw

続きめっちゃ読みたいですね。
681名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 12:22:52 ID:d3Slbey9
立てられんかった、誰かたててくれー

こんな感じか?

とにかくイカされまくってもう限界なのに
執拗に責め続けられて、痙攣ビクビク、泡ブクブク

そういう小説を書くスレ

基本的には女の子が責められるスレです。
男の子が責められる作品を投下する際は注意書きをお願いします。
陵辱・リョナ、寝取られなど、人を選ぶ作品の場合もできるだけ
注意書きをお願いします。

前スレ:
イカされすぎて・・・
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182314033/

過去ログ保管庫
http://green.ribbon.to/~majiiki/m/

関連スレ

イキたいのに・・・
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110946747/

■ものすごい絶倫キャラが女を次々壊すエロパロ■
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177471895/


682名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 12:30:39 ID:FGYZWhlQ
それでいいと思うんだぜ。
683名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 15:40:12 ID:YqiKjTx4
684名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 18:58:09 ID:ef9jojP3
GJ!
しかしマリー様は一体何処まで強いのやら……
685名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 08:54:28 ID:FDAHgGcV
埋めるために、ちと好きなシチュでも。

>>632
のカエル腹は好きだったのだけど、

精液が強力な媚薬で、ポテ腹でいるだけでイキまくっちゃう状態に。

更に膣口にストッパーをあてがわれ、
「はずして、これはずして――!!」
みたいに泣き叫ぶのが見たかったw
もがきつづける女の子。でもほうっておかれる、みたいな。

その間アナル攻め、とかでもいいかも。

そういやあアナル攻めってあんまりないのな。
686名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 12:17:21 ID:aDR27wDk
アナルは好き嫌い分かれるからだろ。
俺もどっちかといえば嫌いだし。
687名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 01:11:17 ID:gui1V8Rl
アナルより
 マンコだろ重要なの
688名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 14:21:05 ID:Q4Hl/gr/
そりゃそうだよなあ>アナルよりまんこ

後ろにバイブを突っ込みつつの
二穴攻めには燃えるものがあるけど。
689名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 00:16:21 ID:T+YXavN3
おれは好きかな
お尻で感じるなんて、変態になっちゃった…とか、
もうお尻はイヤ、お願いだから前に頂戴!みたいなさ
味付けしだいだよ
690名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 00:41:50 ID:X5zWCztF
ポルチオ(子宮口)性感が一番気持ちいいらしいからまんこかなやっぱり

残り19KB
SSには短し埋めには長し
691名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 01:17:28 ID:Tb1NT5Eg
いや、どうやら極めると後ろが一番気持ちいいらしいぞ。
692名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 01:44:27 ID:3fQpbNE7
>>691
前立腺の話ですか?
693名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 01:47:27 ID:Tb1NT5Eg
そっちじゃなくて、女もそうらしい。
後ろから子宮突かれるせいか極めると一番イキが深いんだと。
694名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 01:52:14 ID:X5zWCztF
そうなのかー
つくづく女はうらやましいな
695名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 22:03:53 ID:JRoRkBRn
過去ログ見てきました。

マリー書く人さんすごいです!!なんていうか、面白いのに、えろいのに、ちゃんと話が成り立っているっていうか・・・


とにかくすばらしいです!
696名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 09:59:25 ID:IQ9OrdXF
何か遅いけどマリーさんグッジョーブ!!
グッジョーブ!なんだが…
あれ…マリーさんて人の弱みにつけこんで体を差し出させるようなキャラだったっけ…?

特に善人とかではないけど、そんなみさかいなく積極的に性欲満たす性格では…、て
いや、なんか実は晴美とかと同じパターンなのかもしれんな。そんな気してきた






ん?・・・・晴美?
697マリー書く人:2008/02/21(木) 11:16:03 ID:CIYGXlsQ
>>696

晴美は忘れてくれwww


性格が変わっているのは事情があるんだ。
一度愛用のパソコンが\(^O^)/な事になってな……
不運にもバックアップを取っていなかったから、
途中からは記憶を頼りにプロットを書いたんだ。
だから最初の話と今のやつだと微妙に違う部分がある。
本当に今思い出しても……
698名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 17:12:34 ID:37K5lT7b
最初にの話に出会った頃色々あった的なことあったし後々、晴美を出せば問題ないんじゃ……
699名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 23:24:24 ID:S9HtYrsd
微妙レベルの誤差なら読み手の脳内変換なり物語の中で帳尻を合わせれば
いいかと。
PCが\(^O^)/になったのはご愁傷様ですが
これに負けずに頑張ってください。
700696:2008/02/22(金) 09:23:48 ID:IXt89UNb
>>697
結局、元々はマリーがマーティを抱こうとした理由がちゃんとあったけど、
プロット消失→復元の過程で省略されて性格変わったように見えた、ってことなのかな?

てかまあ、性格の変化ってより
弱みを切り口に体を差し出させ、あともろくに考えず依存させるほど徹底的にイきぐるわせる
どっかの悪系超能力者のような妙な自分勝手さがイメージとなんかズレただけなんで、
サララ話での誠実さは単なる俺の思い込み、とかならこっちで脳内修正しときますから
この微妙なところでイメージの固まらないモヤモヤを鶴の一声で適当に打ち消してもらえないでしょーか
701名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 21:32:05 ID:LO7TTkU4
個人的には、作品の内容を作品外で語るのはあまり好みじゃないですね。

もしなにかしら対応をするのであれば、
リライトする、というのもありますけど、今後の作品で行動の
理由を書くとか、そういった対応をしてくれると嬉しいなあ。

てか、マリー書く人ってハーレムスレの人だったんですね。気づかなかった…
702名無しさん@ピンキー
ハーレム?
でも3Pとかないよな?