【敵女】 悪の女戦士を屠るスレ 4【やられ】

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1名無しさん@ピンキー
悪の組織その他、悪辣な女悪役が、
正義役に屠られるのが基本ライン。

・創作/二次創作、どちらも歓迎。ただし実在人物はNG。
・エロ・グロ表現の有無・程度は書き手の任意。
・スレタイは「屠る」となっていますが、
 屠るかどうか(死 or 戦闘不能)も書き手次第。
・雑談や感想レスなど、書き手が投下しやすい環境を心がけましょう。
・特殊属性につきsage推奨。

◆前スレ
【戦闘】悪の女戦士を屠るスレ 3【やられ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164572421/

◆まとめサイト・絵板
悪の女戦士を屠るスレ まとめblog
 ttp://akujolove.blog74.fc2.com/
† 悪の美女を屠る絵掲 †
 ttp://w5.oekakibbs.com/bbs/akujolove/oekakibbs.cgi
2名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 00:51:02 ID:VbqsrN3H
ぬるぽ
3名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 00:51:30 ID:redUS+uY
◆歴代スレ
 1:★強い悪の女戦士を屠る創作スレ★
    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112600419/
 2: 【戦闘】強い悪の女戦士を屠るスレ 2【やられ】
    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152028736/
 3: 【戦闘】悪の女戦士を屠るスレ 3【やられ】
    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164572421/

◆姉妹スレ
【裏切りと】悪の女とH 第4期目【愛の狭間で】
    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1176801678/
                   悪の女との「えっち」がメインの場合はこちらに。

悪の女をつかまえて INエロゲ板
    http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1152888591/
                   悪の女が登場するエロゲに関してはこちらで。
4名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 00:57:25 ID:redUS+uY
前スレ>>579-585 の続き投下します。といっても一レスですが……
5名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:05:59 ID:redUS+uY
「……やれやれだね。その機械じみたクールなあんたが最初っからみれると思ったんだが……とんだイレギュラーだったよ。
 まあ、合格ってことにしといてやる。しかし、これからのあんたの『始末』は女を外さないといけないかもしれないね」
舞華は本当に疲れたといった表情であったが、けれど弟の成長を喜ぶ姉のような顔にもみえる。
「ごめん……なさい」
「まあ、いいよ。さ、帰ろうか。シャワーも浴びたいしね」
「……はい」
事切れ無惨な姿を晒すカレンから五寸釘を一本ずつ引き抜くと、旋は舞華の半歩後ろを犬のようについていく。


「そうそう、特訓はもう終わったと思ってたけど、今回の件で一つやり残しがあったことに気付いたよ」
後ろを振り向き舞華は旋をジっとみつめながらいう。
「えっと、それは……」
「わからないかい?」
旋は本当にわからなかった。反省点は山ほどある。直すところは一つどころではないと思っていたからだ。
「ごめんなさい……」
「あんたスイッチ入らないと本当に情けないヤツだね。簡単さ、あんたの筆おろしだよ」
「えっ……えええええっ」
驚く旋。そして、思わずマジマジと舞華の熟れた肉体をなめまわすようにみてしまう。
「変な気起こすんじゃないよ。ま、師匠の努めってヤツだ。
 今日みたいに外道女の誘惑に負けてるようじゃ話にならないからね。
 もちろん私に不満ってわけじゃないだろっ。不満ってんなら、元締めのバアサマに頼んでもいいけどねぇ」
ブンブンと旋は必死に首を横に動かす。「舞華……さんで、お願いします」と小さく声を出す。
そんな旋をみて舞華はこらえきれずプっと笑みをこぼした。
「今日は殊勝じゃないか。よしよし、私のダイナマイトボディをイヤっていうほど味あわせたげるよ」
二人は階段を降りると舞華によって斬り殺された死体の群れを避けつつ裏口へと向かい、もう一人の仲間を待つ。



数分後、三階の『始末』を担当していた「死圧師」の圧士が降りてきた。
「首尾はどうだい死圧の兄さん」
「はい、社長はじめ、皆さんに死圧をおこないました。皆さん、気持ちよくお眠りになってますよ」
笑顔ではあるが、感情の読みにくい独特の表情の男はそう返す。
「相変わらずだねぇ……」
「それで旋君はどうでしたか……」
圧士の問いに顔を伏せてしまう旋。代わりに舞華が答える。
「なんてぇかね……ホントまだまだ甘ちゃんだったよ。帰ったら鍛えなおすって相談をさっきしてたとこ」
その言葉に何故か顔を赤らめる旋に圧士は少し疑問を持ったが、特にそれについて問うこともなく、
「それはそれは……まあ怪我もないようで一安心です」と相変わらずどう思っているのかわからないような、社交辞令のような返事をする。
「さて、どうやら迎えの車が来たようだね」
舞華の言葉に旋が顔をあげると黒色の一見何の変哲もないバンがいつの間にか数メートル先に止まっていた。


三人がその車に乗り込むと同時にヘッドライトが点き、彼らを連れてゆっくりとどこかへと走り去っていった。

                                                                              了
6名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:13:42 ID:redUS+uY
以上です。自分のミスでスレを跨いだ投下になりすみませんでした。

ちなみにカレンのモデルは一応、絵掲107番のOLくの一です……
趣味を優先してしまい、どうも清純イメージとはかけ離れちゃいましたが。
7名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:24:49 ID:jAUbvax1
GJ&スレ立て乙!
社長の散りざまがツボだったので別角度からの続編は嬉しい限りです。
下っ端までクズぞろいでGJ!
そして敵への躊躇が消える瞬間とかすてき。
8名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 20:40:31 ID:q3ptxqKJ
一乙!!
>>2ガッ!!
9名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 21:16:06 ID:3sq6sS03
スレ立て&SS乙です。
これでクレイさんも晴れて>>1さんになったわけですねw

しかし、あのOLくノ一がまさかこんな変化を遂げようとは……
うーん、才能に嫉妬ww
10名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 22:41:59 ID:bcIIHLWW
スレ立てとSSお疲れ様です
絵を見てから読むとまたイメージが膨らみますね
11名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 21:55:53 ID:os9tH6Eq
ちょ、狙われたのは何処の悪女組織だ…
襲撃したのは…クレイバンかタイツ仮面か…はたまた新たなヒーローか…


【社会】 “渋谷・日本最大級の女性専用スパ大爆発” 9人死傷、経営会社が会見…「つまびらかにお話できません」

1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★[[email protected]] 投稿日:2007/06/19(火) 20:47:33 ID:???0
・19日午後、東京・渋谷区にある女性専用の温泉施設で爆発事故があり、従業員の女性
 3人が死亡、通行人を含む男女6人が重軽傷を負いました。
 19日午後2時半頃、高級住宅街として知られる渋谷区松涛の女性専用温泉施設「シエスパ」で
 大きな音とともに爆発がありました。
 この爆発で、女性従業員の日詰真理さん(51)、藤川広美さん(22)、それに23歳の
 女性従業員の合わせて3人が死亡しました。また、通行人の男性1人を含む男女6人が
 重軽傷を負いました。

 爆発が起きたのは、温泉施設の別棟の建物です。この建物は、女性従業員の休憩室にも
 なっていますが、地下1階部分にボイラー室があり、温泉の汲み上げもしています。
 爆発は、このボイラー室で起きたと見られ、警視庁と東京消防庁は事故原因を詳しく
 調べています。

 「何が起きたかわからなくて、本当にすごくて。窓がガガガガ・・・と揺れて」(女性)
 「爆風で・・・気付いたら(ドアが)外れていた」(近所の店の人)

 「シエスパ」は去年1月にオープン、建物は地下1階に加えて地上9階。敷地内の地下から
 わきでる源泉を利用し、天然温泉の露天風呂のほか、リラクゼーションスペースや
 レストランなどがあります。日本最大級の女性専用の温泉施設として人気を呼んで
 いました。事故当時、43人の従業員が働いていたということです。

 この温泉施設を経営する会社が会見しました。
 「本日の渋谷・シエスパの件につきましては、誠に申し訳ございません。詳しい状況を
 この場でつまびらかにお話しするということは、大変申し訳ありませんが出来ない状況
 でございます」(温泉施設を経営する会社)
 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070619/20070619-00000038-jnn-soci.html

(亡くなられた方のご冥福をお祈りします)
12名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 22:29:35 ID:zZcWxyAH
>>11
ダメだろそういうのは・・・
13名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:14:35 ID:hfyQqY07
ふざけんなよ!
14名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:29:45 ID:hfyQqY07
人が死ぬのを面白いと思ってるのか?
お前は!!
だとしたらふざけんなよ本気で!!
15名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:58:55 ID:94XSil/9
最後に哀悼の意が述べられてますが
確かに気分のいいものではないかも。
空気を換えるためにネタを振りたいんだけど、
俺の脳内の悪の組織は複数の正義の味方と敵対してて
悪女が屠られそうになるたびに別の組織のヒーローが
「お前を倒すのはこのオレだ」
といって邪魔するんで全然屠りシーンに入ってくれません
みんな独占欲が強いのか悪の御姉様を独り占めにしたがっていて
困ります。
16名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 01:00:08 ID:SJ9lMcTG
ネタにしてイイものとダメなものを区別しろよ
こんなスレだが皆そのへんはわかってるんだぞ
17名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 01:01:21 ID:SJ9lMcTG
16は11へのレスね
18名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 01:48:04 ID:4zyaN09/
>>15
敵の敵は敵ってか…
お前の中にまともな正義は居ないのかw
19名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 10:03:06 ID:3fXFaTt3
>>15
Hスレの領域だが、
そこで悪女さんが誰か一人の正義男に降伏したら
正義同士で血みどろの戦いになりそうだなw
20謝罪:2007/06/20(水) 11:42:06 ID:/1Rv6G7T
11です。

亡くなられた方、被害にあわれた方のことも深く考えず
茶化すような話題を出してしまったことによって、
不愉快な思いをされた方がみえたことを深くお詫び申し上げます。

怒りを露にしてくださった方ありがとうございます。
お叱りの言葉がなければこうやって考えさせられることも無く終わってしまったでしょう。

ほんとうに皆さんすいませんでした。
21名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 00:08:52 ID:U5Un8WG7
なあ、提案なんだけど一回落とさない?このスレ。

まだレス数20だしさ。まとめスレにSSは収録してくれるだろうし。
こんな不快なレスをこれから次スレまで数ヶ月存在する(誰にもみられる可能性がある)と思うとキツイ。
(だからって削除依頼とかなしな。事が変に大きくなる可能性あるし。
 自然消滅を待つ形で、次スレはまとめスレとかで情報交換しといて、このスレが落ちたあとに立てると)
大体、新参の人が>>11みたら、全体が叩かれてしまう可能性もあるし。

アングラな趣味なんだから、フィクションと現実ははっきり区別しとこうぜ。
そこの倫理観をはっきり示しておかなきゃ確実に終わるぞ。
22名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 00:25:33 ID:Gn/Hr2XF
言っとくが、この板の即死判定やdat落ち速度を甘く見るなよ。
そう簡単には落ちんぞw

俺は>>12以後の書き込みや>>20によって、
とりあえずスレの良識は示されたと判断したいが。
23名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 01:28:32 ID:PDoyz2/P
人が殺される小説を見て喜ぶ人間の集まりが
良識を語るとは
24名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 01:53:59 ID:oBNfnFeR
ヒトの趣味に口出しする奴って大抵ろくでもない精神構造の持ち主なのよね
25名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 02:33:40 ID:WqKyBcTE
すげー!ここも絵掲も大ピンチ!たすけてクレイバーン!
26名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 07:21:04 ID:E6MRxRMY
>>23-24みたいなレスがつくようじゃこの板も本気で終わりだなあ
27名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 07:41:00 ID:6uCNFpWE
この程度で嘆いてたらこのアングラワールドじゃ生きていけんぞ
28名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 08:26:02 ID:AOzrhrdq
空気を変えるためいつまで経っても
(脳内)悪女を屠ってくれない(脳内)ヒーローどもを更迭して、
男にとっての金的のような行為を平然とする(脳内)ヒロイン
を投入しようとしたら電波が
「どうせお前のことだからヒロインが百合に目覚めて屠らないんだろう?」
と囁いて来ます……助けて!
自分は朝から何書いてるんだろう
29名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 08:53:54 ID:6uCNFpWE
よし、その妄想SS至急投下するんだ
皆の頭部に溜まった血液を下半身に戻してやれば
一応事態は収拾するはずだ!急いでくれ頼む!
30名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 08:55:12 ID:C5WIo+La
そんな貴方はスンナ派…?

「貴方達、もうお役御免だから…」
「え」「え」「え」「え」「え」
目の前の五人の男が驚いた表情で私を見る。
「何時までたっても馴れ合ってて悪の女戦士一人屠れないんだから…」
「そんな」「嘘だろ」
「はい、これ辞令書…今後のことは私に一任されました
役に立たない男たちはとっとと引き下がってください」
「しょんぼり」「orz…」

「ふっふっふ…待ってなさい、悪の女戦士…このヴァイブレーターソードの餌食にしてあげるから」
それは人のペニスを模してはいるが、そのサイズは想像を絶する大きさであった。

こんな感じから始まるのでしょうか…?
31名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 16:05:32 ID:Y9nhYIh9
敵女を屠る百合のヒロインってんなら、「ボンバーガール・クラッシュ」まじおすすめ。
32名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 03:59:31 ID:WTL13+aC
ググってみたらにわのまことじゃないか!
んじゃおすすめされてみる!
33名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 01:07:12 ID:E1deNowU
前スレ>589さん!容量オーバーでチーン・・・

再開を望みます!
34名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 09:21:49 ID:A7ofE0aP
「やられ」は好きだけど「屠るのはちょっと…」っていう人は
スンナ?シーネ?
35名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 09:35:17 ID:MXSb2IJM
スンナ派
36名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 10:03:23 ID:oVlVy1DH
>>34
>1に
・スレタイは「屠る」となっていますが、
 屠るかどうか(死 or 戦闘不能)も書き手次第。
とあるから、「不殺やられ」もこのスレの範囲内だと思う。
まあ「屠るスレ」&「Hスレ」と「シーネ」&「スンナ」は
必ずしも一対一の対応じゃないけど。
37名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 18:05:55 ID:LzAZ3rhe
>>34
>>35
>>36
最近はなんかなー、『殴り倒しとかのやられ(不殺)=穏健シーネ派』
なんじゃないかと思い始めてる俺ガイル。
スンナ派はもう溺愛だけでいいんじゃねえかと。
38名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:42:41 ID:M9kB6P9P
クレイさんのSSとか、屠る前に敵女とのHシーンがあったりするけど、スンナ派とは誰も思わないしょ?
だからやられ描写があっても最終的にHとか陵辱が目的だと、スンナ派なんでないかな
だからAIKaとかはスンナ派ではないんじゃね?

もっともあれはスンナ派妄想もシーネ派妄想も存分にできるところがいいんだけど。
39名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 00:58:38 ID:3ApJtRnE
スンナとかシーネとかよくわからん…
40名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:20:58 ID:9LDFeF7g
敵女とエロエロしたい、または生存ありなのが"スンナ派"(もうこんなことすんな・・・スンナ)
ぶっ殺したいのが"シーネ派"(死ね!・・・シネ・・・シーネ)

オレ的解釈はこんな感じ。
正直、スパンと割り切れるもんではないと思う。だから『穏健シーネ派』とか出てくる。
41名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 12:11:04 ID:y150LYpH
スンナ中スンナ派 敵女をむしろ一人のヒロインそのものとして扱う
いわゆるスンナ派 憎んでいた敵女と何らかの流れによって和解
ややシーネ寄りスンナ 基本的にHが目的だが話の過程でハードな戦闘があったり、標的以外の敵女は屠る事も
シーネ最穏健派 基本的に蹴って殴ってのアクションだが、やられシーンも色っぽい表情しながら倒れる程度 Aika・ナジカなど
シーネ穏健派 アクション自体はハードだが殺すには至らない、または絶命か失神か曖昧、往年のベルトアクションゲー等
シーネソフト屠り派 完全に屠っているが、生前の姿はある程度保っている
シーネハード屠り派 とにかく容赦なく無残なまでに徹底的に屠り、敵女は生前の面影を残さぬほど惨めな最後を迎える

まあ、簡単に分ければHあっても敵女の最終的な結末が「やられ」が目的ならシーネ
やられシーンがあっても敵女の最終的な結末が「エッチありで生存」ならスンナでよろしいかと
「エッチの後、気絶させる程度にボコる」だと微妙なところだけど
42名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 12:42:34 ID:ZztttLgm
「悪党相手にセックスバトル」は(某淫兵みたいに命のやりとりが無い限り)スンナだと思うけど、「エロスな辱めで戦闘不能」にするのは……

やっぱりスンナかな。
ちょっと変わった愛で方みたいな。
43名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 04:20:05 ID:iUs9f1ng
無残なやられ方でも「見事だ……ぐふっ」とか観念した感じの台詞だとやられ感があんまりない
逆に殴り倒される程度でも往生際が悪い方がやられって感じがする

>>42
idが素敵
44名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:25:35 ID:403gQoIR
>>41
まとめ乙。
だいたいみんなそんな感じだよな。
その中で気分によってあっち行ったりこっち行ったりしてるのかな。
45名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:05:56 ID:rL3hZBPm
前スレに正義の仕置人が悪徳女医を仕置するSSあったよね?
あれなんかはどこに入るの?
殺してないけどHはしてないよね
46名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 02:58:02 ID:VdNJ0oge
主人公自体が敵女を殺していないだけで
最終的に処刑という手で殺されているからなあ
47名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:24:07 ID:mlFeFjk+
すいません。
どうしても判らないので投稿します。
「悪の美女を屠る絵掲」で絵を投稿しようとしましたが「パスワードが間違っています」
と表示されてしまい、何度やっても投稿はおろかコメントもできません。
どうしたらよいのでしょうか。
メールか何かで事前にパスワードをもらうような設定なのでしょうか?
すいません。よろしくお願いします。
48名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:28:04 ID:fSTQUhCk
>>*スパム厨特別警戒中。蓮はいちきゅうななきゅー。

絵掲冒頭の注意書き↑にあるように、
これを数字(アラビア数字、昭和54年を西暦で)で打っちゃえば今までならできたけど、変わったのかな。
49>>48:2007/07/01(日) 22:36:31 ID:mlFeFjk+
ありがとうございました。投稿できました。
おっしゃるとおりのパスワードでした。
50名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:48:55 ID:fSTQUhCk
女スパイの最期って感じでGJ。
どこの掲示板か忘れたけど(タイツ・ラバー系のサイトだったかな)みたときから、
やられ系だし好きだった。これからもよろしくです。

ただ、一つだけお願いしたいんだけど、こういうスレだからできればメ欄にsageといれていただければありがたい。
51>>50:2007/07/01(日) 23:17:34 ID:mlFeFjk+
承知しました。
ありがとうございました。
52名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:27:27 ID:FGJdPybm
>>48
管理人の代わりに教えてあげてくれてありがとう……
最近ずっと具合が悪くて、ろくにネットに出てこれねえや……
53名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:45:21 ID:v0tv4KtI
バンチ連載中のレイ外伝、褐色肌のシバ女王や胸の谷間強調でレイに誘いをかける女隊長など、
エロいお姉さんズがいっぱいでてきてるんだが……
今のところ、まだソイツらが正義か悪かわからない微妙な段階。
しかし、すでにレイの南斗水鳥拳で身体を無惨にバラバラにされるifを想像して抜いちまいそうになってる俺。

こういう悪の女(候補)が屠られるかな、どうかなと、wktkしながら期待している時間が結構好きだし、妄想が膨らむ。
54名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 00:36:06 ID:SS5HkRjT
こいつ人が殺されるシーンを楽しみにしてんのか!
刑務所に帰れ変質者
55名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 04:11:32 ID:XHGNE/IT
>>54
おまえもころしたろか? あ?
56名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 09:16:57 ID:jawlQOm0
流れがイマイチわからんのだが、二次元の妄想はOK、
三次元(特撮などフィクションのぞく)の妄想はNGってことでいいんだよな。
57名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 10:06:41 ID:Oy5u/HIb
空想妄想なら無害無害。良識あるオトナの楽しみということで。

……ところで前スレの最後の最後に投稿された1レス分の短編がまとめに載ってないことに気づいた。
誰か補完してる?
58名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:35:29 ID:XHGNE/IT
>>57
ログはちゃんととってあるから、そのうち載せる。
59名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:18:25 ID:jIQiwpnM
>>57
あれさ、女体が埋まって、ああこりゃ見事な「埋めネタ」ねってのがやりたかったのよね。
もっと、女戦闘員を地中深く埋めてしまえば気付いてくれただろうか。
60名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:01:38 ID:MuAgolXe
うは…そんな裏があったとは…
気づかなかった…
61名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 04:44:56 ID:c6eiCvZ/
>>59
言われて気付いて吹いたwww
マジGJ
62名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 04:32:48 ID:Aib5pilj
今月のフラッパー情報。

『アトリ抄』で着物はだけ巨乳お姉さん妖怪が口に御札突っ込まれ、首を斬られてやられる。

『BRAVE10』の生死不明だった爆乳エロ姐さん(桜割)身体中に傷がついてたけど生存確認。
なんか、この姐さんかなり悪党なんだけど憎めなくなってきてる自分がいる。

なんかフラッパーって結構ヒット率が高い雑誌な気がする。
63名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 13:35:48 ID:vme8kF46
報告乙!
でも近所でフラッパー売ってるの見たことねぇorz
64名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:51:08 ID:/CPMPcrG
「ふっふっふ……待ってなさい、悪の女戦士……このヴァイブレーターソードの餌食にしてあげるから」
 それは人のペニスを模してはいるが、そのサイズは想像を絶する大きさであった。
「そして貴女を屠った暁には、これからの戦隊モノは女性4人+半ズボンの似合う男の子になるのよっ!!」
 半蔵門エミー(仮)は大きく拳を振り上げた。
『女4+半ズボンの少年』
 それはエミーの長年の夢である。否、その思いの強さは野望と言った方が良いかもしれない。
 その野望を実現する為に今回、協会にある事無い事告げ口して、邪魔な男達を更迭して貰ったのだった。
「世間知らずな方が良いわね。そして、教育係はワ・タ・シ」
 頭の中は既に未来への希望(妄想)でいっぱいである。知らず知らずのうちに、手にした剣の刃先が股間へと
向かってしまう。

「――そこまでだっ!」
 エミーが一人悦に浸っていると、部屋の扉が乱暴に開けられた。
「あ、貴方たちは……」
 部屋に入ってきたのは5人の『赤い』男たち。
「お前の好きなようにはさせないぞ!」
 男たちはそう叫ぶと思い思いのポーズを取り、聞いてもいないのに名乗り始めた。
「元暴走戦隊リーダー・ヤバレッド!」
「元スペース戦隊リーダー・コスモレッド!」
 ――以下略。
「そんなのは言われなくても――」
 エミーの抗議の声を遮って、男たちは今一度ポーズを決めた。
「「「「「我ら、更迭戦隊クビナンジャー!」」」」」
「……え?」
「今しがた協会で登録を済ませてきた。そして、今の俺たちはフリーだ」
 言いつつ徐々にエミーとの間合いを詰めてくる。
「お前のせいで、俺は女幹部と交える機会を奪われてしまった」
「俺“たち”だ」と外野からツッコミが入るが、喋る男は気にしない。というか既に目がヤバい。
「あまつさえ自分の欲望のために協会を利用するとは言語道断!」
 じわりじわりと包囲の輪を狭める男たち。
(……まずいわね)
 エミーもまた、男たちから距離を取りながら考えを巡らせていた。
 仮にも戦隊のリーダーを務めてきた男たちである。
65名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:55:29 ID:/CPMPcrG
「そういえば、誰がその戦隊のリーダーなの?」
 苦し紛れに言った一言が予想外の効果を発揮したようだ。男たちは顔を見合わせると、
「俺だ」「俺だ」と口論を始めたのである。
 まさに降って湧いたチャンス。エミーはこの隙に窓からの脱出を試みた。
 だが、相手は仮にも戦隊のリーダーを務めた男たちである。瞬時に気付き、エミーに迫る。
「キャッ」
 窓の桟に足を掛けたエミーはしかし、後ろから襟首を捕まえられた。
「――ちっ!」ブンッ
 エミーは右手に持ったヴァイブレーターソードを大きく後ろに振った。
「おっ、と」
 男はエミーの襟を放すと、2,3歩距離を置く。
「それ以上近付いてみなさい。貴方たちの(ピー)にこれをブッ刺すわよ!」
 ヴァイブレーターソードを前に構え、エミーは男たちを威嚇した。
 その剣幕に、目の前にいた男は思わずお尻を押さえて数歩後ずさる。
「そうよ。そのまま動かないで」
 エミーは男たちの方に剣を構えたまま、ゆっくりと窓の桟に片足を掛けた。
 とりあえずこの場は逃げよう。協会に行けば後はどうにかしてくれる。悲願達成はすぐそこだ。
 ほんの一瞬。本当にほんの一瞬だけ気が緩んだ。
「あまーーーい!」
 いつの間に近付いてきたのか、エミーの目の前にヤバレッドが迫っていた。
「俺は、両刀だ!!」
 ヤバレッドは振動する剣を股ぐらで受け止めると、エミーの胸ぐらを掴んだ。
「歯を食いしばれ」
 そう言って右手を振り上げる。エミーは殴られると身構えたが、意外にもその手の形はパーだった。
「これは不当な理由で戦隊を辞めさせられた俺の分!」
 エミーの左頬を叩いた。
「キャッ」
 平手とは言えやはり痛い。乾いた音を立てて、エミーの左頬が赤く腫れる。
「そしてこれが、女幹部との戦いの場を奪われた俺の分!」
 振った平手をそのまま返し、今度はエミーの右頬を打つ。
「グッ」
 両頬を腫らしたエミーが、くぐもった声を漏らす。
 その時、ふっと胸ぐらを掴んでいた左手が緩んだ。それを受けエミーは内心ほくそ笑む。
(こんなものか。やっぱり男って甘ちゃ――)
「そして最後に、『敵ながら自分に惚れる女幹部』というおいしいシチュエーションを奪われた俺の分だーー!!」
 右手で拳を作り、エミーの顔に向けて一閃させる。
「ゲフゥッ!」
 不意打ちを喰った形になったエミーは、鼻血を噴きながら窓の外へと飛んでいった。
「幸いここは1階だ。これに懲りたら、真の正義とは何かをもう一度じっくりと考えるんだな」
 植え込みにめり込んで気を失ったエミーに対して、ヤバレッドはそう吐き捨てた。その股間では、今なおヴァイブ
レーターソードが微振動を続けているのであった。
66名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:01:09 ID:/CPMPcrG
>>30さんに触発されて思わず勢いで書いてしまいました。
エロくないうえに屠ってもいなくてごめんなさい。
というかよく考えたら悪ですらなくてごめんなさいorz
67名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 03:00:13 ID:LP1qSaI3
半蔵門wwww地味そうwwwww
両刀使いが耐えられる武器なら敵女も耐えられるんじゃないか?w
68名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 04:15:53 ID:va/VoNfg
GJ!
こういう屠らない程度に倒すのも良いな
69名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 21:56:56 ID:XXF7YsxP
古いけど聖闘士星矢の魔鈴さんとシャイナさんにはお世話になったな。

ファミコン版で魔鈴さんが星矢の彗星拳を食らってバッタリ倒れるシーンとか、
アニメ版でシャイナさんが、星矢に崖に叩きつけられたり、
氷河と瞬の二人がかりで容赦なく崖から突き落とされるシーンとか。

星矢の主人公キャラが女聖闘士を心を鬼にして倒すような
SS作ってみたいな・・。
7064:2007/07/11(水) 01:22:53 ID:7Ns21t+E
>>67
門といって半蔵門が真っ先に浮かんだ自分はやっぱり地味人間だなとw

>>68
GJありがとうございます。
ただやっぱりスレ的には薄いかな、と反省です。


あと自分はエロやられの方が好みらしいのですが、このスレ的には
どうなのでしょうか?
分からなかったのでとりあえずザコやられスレの方に投下してきて
しまいましたがw
71名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 20:03:27 ID:JvMSxFaP
褐色の悪女が好きな俺は『BLEACH』のハリベルに激しくそそられるものがある。
しかしビジュアルはいいのだが、このハリベルはラスボスの部下とはいえ、
性格は残念ながらまともそうだ(女部下には雑魚っぽいのがいるが)
だから屠られるというより、ヒロインと正々堂々と戦って負けるんだろうな
と思うとちと残念
72名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 03:46:38 ID:L1KZyHpn
>>69
前スレにも話題に上がったガイストなんかは?
星矢に抱き起こされた時の悲痛な顔に萌えた。

ところで車田的黒歴史「サイレントナイト翔」で最後にやられた敵のラミア、
あれって女戦士だったのか?
73名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 04:09:10 ID:SOBzMzG5
車田は、たまーに男か女かわからんキャラいるからな
ムウとかファラオとか最初、女かと思った。

車田でやられ女っつったら昔ガンガンでやってた読切作品にあったなー
74名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 10:39:47 ID:HqUbStZN
ガイストってどういう経緯でアニメに登場したんだろうな。
やっぱ、女の聖闘士もたまには出さないとねみたいな軽いノリで決められたんだろうか。

9まで続いてる星矢スレでも二本くらいしかガイストのSSない(現スレで一本ある)マイナーキャラだが、
ネットを徘徊して感想みるとエピ自体は星矢が女を傷つけたということで、
相当ショッキング(ツッコミどころ満載)でインパクトある話だったみたい。
75名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 13:54:35 ID:+ngZlkFx
アニメの回によっては星矢の性格ががらってかわって、
女にもクールに攻撃するのが萌えた。

ガイストもショッキングだったけれども、
好きな男にみねうちされるシャイナさんも萌えだったな。

あとは、いろんな奴に痛めつけられる魔鈴さんや、
シャイナさんに倒されたテティスw
76名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:55:25 ID:2nHUTcpt
ハーデス編は女冥闘士がいなかったのが残念だったな。
アルラウネのクィーンは性別不明だし、パンドラは改心するし・・・・

思い出した。アニメでテティスが初登場したとき、めちゃくちゃドキマギしたことを。
あの時、この気持ちは何?って感じだったけど・・・・今はこのスレの住人ですw
77名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 03:01:44 ID:vBuIC263
首に何かが絡みつく…軽い浮遊感の直後、一瞬彼女の意識が飛んだ
カンっ…という軽い金属音が彼女を現実へと引き戻す
最初に理解したのは、金属音の正体が地面に落ちたナイフであるという事
次に理解したのは、何者かに不意打ちを受けたらしい…という事

全てを理解した時、彼女の体は宙を振り子のように揺れていた
それはまるで絞首刑のような状態だった…
首の骨が軋む。鍛え上げた筋肉が無ければ、とっくに頚椎はバラバラに外れていただろう
気道は完全に塞がれている
呼吸が出来ない…とにかく呼吸をしなければっ!
必死に首に巻きついた何かを掴もうとするが、まるで手応えを感じない
そこに何かは在る。が、極めて細く、油でも塗られたかのようなソレは掌の中、只々虚しく滑るだけだった


体が小さかった彼女にとって、努力だけが武器だった
小さいからこそ、他人の何倍も努力しなければならなかった
そして結果手に入れた強靭な筋力…
(体の大きさなんて関係ない!この力さえあれば…)
今、この瞬間まで彼女はそう信じ込んでいたのだった

単純に真上に引き上げられる力の前に、彼女の筋力などまるで意味を成さなかった
致命的に体重が足りない…
宙釣りにされ全ての支点を失った今、彼女は正に陸にあがった魚だった


次第に焦りと恐怖が彼女の体を蝕みはじめる
胃の内容物が逆流してくる。が、食道を圧迫されたソレに行き場は無い
体内を駆け回る嘔吐物。灼けるような胃の痛み。
それに呼応するかのような激しい全内臓の痙攣…
大きく開かれた口から、濁飲できぬ唾液がダラダラとこぼれ落ちる…

(ナ…ナイフ…ナイフだ…)
薄れ行く意識の中、彼女はすがるようにその存在を思い出す
どこだ…どこに落ちた…?
が、溢れ出る涙と酸素不足から彼女の視力は殆ど機能していない
髪を振り乱し、ありとあらゆる体液を撒き散らしながら、彼女は見えない地面へと手を伸ばした
もはや彼女には、その手が己のヒザにすら届いていない…という判断さえ出来なくなっていた

過去の景色が脳裏をよぎる…
次々とフラッシュのように切り替わる景色の中、ある女の見下すような冷笑が現れピタと止まった
『あんたにゃ向かないよ…なんせ体が小さすぎる』
初めて組織に加わり、そして彼女に叩きつけられた冷酷な言葉…
(…ちが…う…やれる…わたしだって…やれ…やれ…る…ん…)
この景色を最後に、彼女の意識は闇の奥へと落ちていった
78名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 03:09:47 ID:vBuIC263
初めてで緊張…
字数制限とか全然分からなかったんですが、良かったんでしょうか…

自作SSって客観的に見れなくて不安です…
79名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 08:34:39 ID:mXpUYVSk
>>77-78
ディ・モールト!! ディ・モールト良いッ!!!
おれは文章でやたら人を褒める事はしないんだが、
これは『情景が頭に一瞬で浮かぶ』っていうSSの基本を押さえてる上に、
的確な比喩がこの女に迫る現実を派手でない程度に、だからこそ一層残酷に表現してるな。
初期のクレイさんに勝るとも劣らない文章力の持ち主だ。
これはグッジョブなんてもんじゃねえ、GJ(グレートジョブ)だッ!

そして>>78は絵掲に挿絵まで投下してくれたぜ。
ここでスレの皆にも見せたいんですが、構いませんね!!
ttp://w5.oekakibbs.com/bbs/akujolove/oekakibbs.cgi?mode=res_msg&resno=151&author=0&thumb=0&picwid=600&pichei=850&thisfile=151.png
80名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 17:50:49 ID:bn1tQU7g
なんという素晴らしい屠り・・・
でもおにゃのこの「悪」の部分も見たかった。
でもGJ
81名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 01:15:39 ID:ovQUZI6o
程よいマッシヴ感がイイ!
強気な性格がまたイイっす!

自分もこのコの活躍シーンが見てみたい……。
8278:2007/07/18(水) 12:31:45 ID:+NhVv+PX
楽しんでいただけたようで良かったです
文章は書き慣れていないのでいっぱいいっぱいでしたw
やはり悪の部分の描写が決定的に足りなかったですね
次の機会にはそこに注意してやってみます
83名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:22:59 ID:VrTM9NAG
『改心して死んでいく』はシーネ?スンナ?
84名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 17:28:07 ID:wZDixicu
>>83
えー、それ何だろう……シーネ派の派生系じゃね?
85名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 23:41:31 ID:1e9Fr3/D
死闘の果てに倒れ、いまわの際にヒーローへの愛を告白しそのまま死んでいく・・・
というパターンについては、
Hスレでの議論で「屠るスレ・Hスレのいずれでもカバーしがたい唯一の内容」と
結論づけられていたような気が。>>83もそれに近い?
86名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 23:51:11 ID:BT/isiLh
屠るスレなら、後味悪いし、スカッと悪の女が屠られなかったので萎えるし、
Hスレでは、愛のある悪の女との睦み合いを期待していたのを裏切るような形になる。
また、苦肉の策としてHスレで悪女が死にますと最初に注意するとネタバレでそれも萎える。

かなり、この両スレでは難しいシチュだと思うぞ。
ただ、どっちかというと悲恋モノのくくりでHスレがいいんじゃないかと思う。
87名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 07:19:46 ID:2TVpSXcJ
RAVAのレイナとか、聖闘士星矢でアイオリアが来日した時のシャイナさん(生きてたけど)とか
クレイモアのオフィーリアとか、アニメ版ゼンキのアンジュとか
この辺りだな
88名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 01:12:55 ID:xGjBkoJk
>>75
シャイナさんってみねうちされたっけ?
瞬がジュネさんに腹パンチは覚えているけど
ガイストはシャイナさんと同じようなレオタクロスならもっと萌えた
そうだったら星矢は流星拳打ち込めたのかな?
89名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 01:22:42 ID:kDjeIlpK
アニメの27話では、
星矢にローリングクラッシュを急所を外して決められていた。
そして苦しみながら気絶した。
このときの星矢は性格が変わっていて、シャイナさんを呼び捨てだったし、クールに攻撃していた。

30話では、氷河と瞬に二人かかりで絶壁から突き落とされていた。
そのときの絶叫も良かった。というか死ぬかもしれないって。
星矢もちょっとは心配してやれよ。
90名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 02:08:55 ID:mfRB8yXg
みんな、悪女倒しに目覚めたきっかけは何なの?
俺はファイナルファイトだったなー
ニューハーフ説あるけど
91名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 09:45:25 ID:EsUJDgON
うーん…これが目覚めなのか、それとももっと前からあったのかは判んないけども

新・ワイルド7の1巻の露天風呂でのシーンかなぁ…
あの手榴弾使って倒す所の見開き使ってるシーンとか
岩の上にいた敵を水中に引きずりおろして、銃を突き立ててるシーンとか…。

最近、どっかのバイク雑誌でその話が収録されてたんだけど…
肝心のシーンは後編になってて
しかもその後編の載ってるはずの雑誌が追跡できず…
ションボリ…大コマでそのシーンが見られると思っていたのに…。
92名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 10:09:51 ID:CSdKFboV
フラッシュマンのレー・ネフェルかな。最終回で斬られたときの絶叫はすさまじすぎる!

今まで、こういう何によって目覚めたかってのは結構話されてきたけど、
俺が今気になっているのは現在十代や一ケタの子ども達が何によってヤラレに興味を持つのかってこと。
ここにいる人たちって三十代、二十代が多いと思うけど、まだ今と比較すれば結構ヤラレが溢れていたと思うのよね。

例えば数年前に放送されたルパン三世のブラッディエンジェルスがファーストインプレッションみたいな少年が出てくるかもとか。
93名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 13:16:28 ID:kDjeIlpK
性欲はなかったころだけど、
シャイダーのギャル軍団やバイオマンのファラ、ファラキャットには
なんとなく萌えていた記憶がある
94名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 15:21:12 ID:eW6ACgKf
中学時代、ブルマだったからまず女に目覚めるわね。
でもって好きだった子がドッジボールで大活躍。
運動神経が良いもんだから、乳をゆさゆささせながら相手コートの子達を次々と撃沈。
胸に当たったらその子の乳までゆさゆさ・・・まぁそれは余談だけどw
その時に正義の味方に見立てて「やれ!もっとやってしまえ!!」と興奮した記憶がある。
自覚したのはその時かな。
クラッシュギャルズにもそれと似た感覚があったけど、たぶんドッジボールが先。
95名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 19:32:58 ID:QMGVn13b
92さんと同じく目覚めたのは特撮の女幹部のやられかな
スピルバンのリッキーが椅子にされるところとか
あとは、ネフェル・キメラ・ファラ・ジャーミン
2次では聖矢のシャイナさんだったと思う
サムライトルーパーのカユラやシュラトのトライローあたりで覚醒した
96名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 19:09:43 ID:f9VZOhQ4
シャイナさんのやられは良かったね。
普段はフェミニストの星矢に倒されるのが、
何とも言えない感覚だった。
97名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 20:24:49 ID:POdqzZL/
シャイナさんがアイオリアにやられる回もよかった
顔出しで星矢に腕しめられたりアイオリアに一撃でやられたり
俺が星矢なら宛名や保母さんよりシャイナさんを選ぶ
98名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 01:19:39 ID:tad4KO6n
シャイナさんはスンナ型の典型と思いきや
シーネ派にも人気あるのね
99天上戦機−ヤマト−:2007/07/28(土) 08:19:23 ID:HV6wq5Xb


「な、何で来るんだ。よ、鎧も着ていないお前たちがどうしたって敵うはずないだろう!」叫ぶように云う耶麻斗。
しかし、その言葉に反応する者はいない。
闇王国オーパの女戦闘員たちは、表情一つ変えず戦機鎧アマツを装着した耶麻斗に襲いかかる。
電磁ナイフを手に、小ぶりの胸をフルフル揺らせながら飛びかかる一人の女戦闘員、耶麻斗は薙ぐように腕を振るう。
「キャァァッ」
横腹に鎧の腕が叩きつけられ、女戦闘員は短い悲鳴をあげて横に吹っ飛び瓦礫の海に沈む。
「隙ありっ」
右腕を薙いだ瞬間を狙い、露出している顔面にナイフを突き刺そうと次なる戦闘員が飛びかかる。
(避けられないっ)
そう、耶麻斗は思った。次の瞬間、右手に握りこんでいたクサナギブレードが彼女の突進を止めた。
鍛えられた女戦闘員の腹筋をブチブチと突き破り、モズの早贄を思わせるような串刺し状態になる。
「ふぎぃぃぃっ」
苦痛に顔を歪めた年頃の女が、苦悶の声をあげながら身をよじっている。ナイフがカランッと手から落ちた。
超古代科学の結晶であるアマツの戦闘補助機能が反応し、敵である女戦闘員に対して半自動的に攻撃行動にうつったのだ。
「ああっ……」
慌てて、耶麻斗は剣を引き抜く。
腹に風穴をあけられた女戦闘員は虚ろな表情でその場に崩れ落ちると同時に、その両手を自らの豊かな胸にやる。
「ふひぃぃぃぃぃっ」
『女王の情け』と呼ばれる生体システムが作動したのだ。
致命傷を負うと抑えがたい強烈な性的興奮が全身を支配し、絶頂を迎えると同時に周囲を巻き込み爆発する。
勃起した大きな乳房を揉みしだきながら快感によがる戦闘員をみて、
耶麻斗は一ヶ月前に死闘を繰り広げたウズネが脳裏にチラついた。
ウズネには淡い恋心を抱いていた、ウズネを想って自らを慰めた、そしてウズネに犯された……
最期に、黒色の烏を想起させる戦機鎧に身を包んだ男に柔らかく揉みしだいた大きな乳房を切り裂かれウズネは爆死した……

どんなに忘れようとしても、耶麻斗はウズネをひきずっていた。
少年の心には彼女の存在が大きく何とも表現しがたい形で刻み込まれていたのだ――
100名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 08:26:38 ID:HV6wq5Xb
ウズネとの死闘の後も何度かオーパとの戦闘があった。しかし、生死を賭けた戦いの最中だけは彼女を忘れることができた。
「もう、大丈夫。僕はウズネを忘れて戦える」そう思っていた矢先、
戦火で廃墟となったビル街に現れたオーパは女のみで構成された戦闘部隊であった。
朱く黒い凶機鎧を纏う白髪を逆立てた女が一人、左目の下にある泣きボクロが印象的な美人である。
彼女が引き連れているのは三十名近いピッチリと女体にまとわりつく、
扇情的な黒紫色のボディスーツに身を包んだ女戦闘員達。
耶麻斗はこの時点で動揺を隠せなかった。
男ならいい、敵ならばいくらでも倒してやる。けれど……女は……もう殺したくない。それが耶麻斗の偽らざる想いである。
ウズネとの戦闘後、彼が今まで戦ってこれた理由、それは敵が「男だったから」に過ぎなかった。
「初めまして、少年。我が王国、我が女王の崇高なる支配を受け入れない耶麻斗というのは、君でいいんだね……」
「そ、そうだ」
後ずさりしながらも答える耶麻斗。声が少し震えている。
「ふーん。なかなかに好青年じゃないか。ウズネが気に入っていたのもわかるよ。
 私の名はミツハ。オーパの朱啼師団の団長をやっている」
ウズネの名を出され、耶麻斗はあからさまなほどに顔がひきつった。
「お、お前も僕を倒しに来たのか」
「フフッ、何にビクついているのかな。怖い、というわけでもなさそうだし」
微笑を浮かべながら、ミツハと名乗った妙齢の女はそうつぶやく。
「質問に答えろっ」
「まあ、そう焦るなよ少年。もちろん、そうだよ。公的には将軍の命、
 私的には……部下であるウズネの敵討ちといったところかな」
余裕の笑みを崩さず、淡々とミツハは目的を告げる。
「ウ、ウズネ……」
「そう、ウズネだよ。彼女はここにいる部下たちの隊長をやっていてね。
 ずいぶん慕われていたんだ……だから、彼女たちは君に今日、復讐できるのを楽しみにしているんだよ」
ミツハの言葉を聞いて、耶麻斗は女戦闘員たちを見回した。それぞれの得物を手にこちらを睨みつけている彼女たち。
確かにいつもの戦闘員とは違う。何か鬼気迫るものが彼女たちからは発せられていた。
「ぼ、僕は……僕はもう殺したくないんだっ。地球じゃなくて、他の星でも世界でもいっちゃえよ」
耶麻斗の切実な願いである。知らないところで誰が戦争をしてようが殺されようが、星ごと滅ぼされようが知ったことではない。
何故、自分の眼の前で、手の届く範囲で人々は苦しめられ、殺されるのか。
自分本位であったが、まだ少年である彼に背負わせるには大きすぎたのだ。ただ……
「フフッアハハハハッ。いやいや、とんだ甘ちゃんだ。
 これまでこんな程度のガキにオーパの正規兵がやられていたと思うと情けなくなるよ。
 少年、今のセリフは少し加えなければならないんじゃないかな……もう殺したくないのは……女だろう?」
図星であった。すでに耶麻斗はいやらしげな格好の彼女たちをみて股間のモノが硬くなっていた。
奇妙な運命の元に生まれていたとしても、その性情は一般的な高校生と変わらない。
女を抱きたい、犯したいという欲望はあっても間違っても殺したいなどと思うはずがなかった。
「ち、違うっ。ウ、ウズネだけじゃなくて、何人も、お、女であろうと倒してきてる。む、むかってくるなら容赦しないぞ」
情けないまでに焦りドモりながらも耶麻斗は必死で答える。
「そうかい。なら問答はここまでだ。少年、君の力みせてもらうよ」
そういうと、禍々しい三本の鋭利な爪のついた凶器鎧の左腕を振り下ろす。
それが合図となって女戦闘員たちは一斉に耶麻斗にむかい迫り来る。
「アマツ召還」の掛け声とともに、わずか数瞬で白銀色に輝く戦機鎧アマツを装着した耶麻斗は、
彼女たちを迎え撃つべく戦闘態勢をとった……
101名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 08:36:33 ID:HV6wq5Xb
――『女王の情け』によってよがり狂う女戦闘員。
「フゥンッ、こ、こんなに気持ちいいなんて、アァン、ヒィィッ」
いやらしい喘ぎ声が耶麻斗の耳から入ってくる。
「うわぁぁぁっ」
こんなのは嬌声は聞きたくない。ウズネを思い出してしまうから……
衝動的に耶麻斗はクサナギを悶える女戦闘員にむかって振るう。

ゴロンッ

クサナギの刃は彼女の首をあまりにも簡単に斬りおとした。
今にもイキそうなほどの快絶に歪んだ顔のままコロコロと転がる女戦闘員の頭。
主を失った肉体は噴水のように首から血が溢れ出て、全身を、豊かな胸をプルプルと小刻みに揺らしている。
それをまざまざと見た耶麻斗は自分のしてしまったことに耐えられず思わず叫ぶ。
「ち、違う。ぼ、僕はこんなことしたくないっ」オロオロと後退する耶麻斗。
うろたえる耶麻斗に今が勝機とばかり襲いかかる数人の女戦闘員……


そんな戦況を冷静に眺めている女がいた、ミツハである。
(ウズネの死は無駄ではなかったな)
彼女は心の中で思う。戦闘部隊の隊長であるウズネが諜報部隊のように耶麻斗のいる学校に潜入すると聞いた時は反対した。
今でもあの時強く止めておけば……とミツハは悔やんでいたが、
ウズネのおかげで耶麻斗の心を掻き乱すことができたのだから、価値のある犠牲だと思いなおしていたのだ。
耶麻斗本人は弱い。しかし、闇王国オーパにとってクサナギと戦機鎧アマツだけは決して見過ごせぬ地球人類の兵器であった。
超古代、オーパの先々代の王が地球侵略に失敗したのはアマツを含めた五つの戦機鎧を着た者たちの活躍のためである。
両世界をつなぐゲートであるネノミハシラを彼らが封印し、互いの行き来ができなくなった。
そして、地球の時間にして数千年、時間の流れの異なるオーパの存在する異世界にとって二百年の年月が過ぎていた……
やっとのことでオーパがネノミハシラの封印を解き、再度侵略にのりだした時、彼らの前に立ちふさがったのが、
またもやクサナギと戦機鎧アマツであり、それを身に纏う超古代の英雄の末裔である耶麻斗だったのだ。
二百年かけて闇王国オーパは戦機鎧に対抗すべく凶機鎧を開発したが、まだ彼我の戦力差には開きがあった。
そこでオーパがとったのが搦め手ともいえる作戦の数々である。
ウズネの色仕掛けなど、オーパの作戦参謀が提案した策すべてが耶麻斗を精神的に追い詰めるためのものであった。

(可愛い部下をみすみす死に追いやるのは少し辛いが、あと少しだな……)
女戦闘員が耶麻斗の攻撃によってあえなく倒されていくのをみながら、
ミツハは女王に栄誉を讃えられ、勝利という美酒に酔いしれる自分を想像し、思わず笑みをこぼしていた。
102名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 08:40:35 ID:HV6wq5Xb
「来るなっ、来るなぁっ、お前らそんなに死にたいのかよ」
耶麻斗はまだ死にたくなかった。そして、手加減できるほどの経験もなかった。
だから、結局は電磁槍や電磁棒を持って波状攻撃をかける女戦闘員たちを全力で蹴り、殴り、斬ることになる。
「ふぎゃぁぁっ」「イヤァァッ」「ぴぎぃっ」彼女たちの悲鳴が、
「アヒィィッ」「アァン、ハァハァッ、ンァァアッ」「イッちゃうっ、いいのぉぉぉっ」彼女たちの喘ぎが戦場にこだまする。
即死した女戦闘員も少なからずいたが、その大半は回復の見込みのない傷を受けた後『女王の情け』によって、
耶麻斗が今までみたどんなアダルトビデオよりもエロティックに自慰行為にふけっていた。
ただでも、いやらしいコスチュームを着た女たちである。それも耶麻斗にとっては綺麗なといっていいお姉さんばかりである。
耶麻斗は女を殺す罪悪感と死にゆく彼女たちへの欲情する自分が許せず、
自分自身が何をしているのか、だんだんとわからなくなっていた。
ただ少しずつ確実に、この耐え難い現実から逃げ出そうと、精神が崩壊に近づいている。

「そろそろか……」
女戦闘員の半数が、死亡か、よがり狂う中、ミツハは冷静につぶやいた。
耶麻斗の挙動がどんどんとおかしくなっている。女戦闘員の攻撃はかわしているものの、
反撃にいたっては滅茶苦茶でまるで踊っているようにしかみえない。
「ククッ、しかし、ウズネは耶麻斗を最期に抱いたというが……よっぽど彼にとってあの子は魅力的だったのかね」
そういいながらも、ミツハは必殺の一撃を耶麻斗に与えるため、構えをつくる。
闇の気が彼女が装着している凶機鎧マガキの左腕にある凶爪クラキリへと集まっていく。
「さぁ、少年。一撃で葬ってあげよう。根の国で、そうだねウズネと睦みあうがいいよ……………………んっ」
103名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 08:48:32 ID:HV6wq5Xb
最初に気付いたのはミツハであった。
耶麻斗が発しアマツによって増幅される、オーパの者にとって気分が悪くなるような澄み切った気が反転したのだ。
そう、彼女たちにとって心地よいまでの澱んだ、泥を想像させるような粘っこいものへと。
「な、なんだ……」
戦機鎧アマツの煌くような白銀が禍々しいまでの漆黒へと色を変えていく。耶麻斗は動かない。
千載一遇のチャンスである。しかし、ミツハは迷った。あまりの異様なる変化に攻撃を躊躇ったのだ。
女戦闘員たちも何が起ったのかと動きを止める。一瞬の静寂。
それを破ったのは「ハハッ」という渇いた笑いである。その声の主は耶麻斗であった。
次の瞬間、クサナギをコンクリートの地面に突き刺すと、
漆黒の両手で眼の前で金縛りにあったように動けなくなっていた女戦闘員の両乳房を掴み持ち上げた。
彼女はミツハの部下の中でも一番大きな胸の持ち主である。
さっきから彼女は意識的に、その存在自体が卑猥そのものである量感タップリの乳房を上下に左右にユサユサと盛大に揺らし、
耶麻斗を惑わしていたのだった。
「い、痛いぃぃぃっ」
手に持った電磁ナイフでアマツの装甲を切り裂こうとするが、
どのような原理なのか、刃の先端から次々にボロボロと朽ちるように崩れていき、
ついには彼女の手には黒い灰のようなものが残った。
「ヒ、ヒィィィッ」
その時、女戦闘員は耶麻斗の顔を間近でみた……みてしまった。さっきまでの焦り、うろたえている少年はどこにもいなかった。
嗜虐的な笑みを浮かべ、これから自分のやることが愉しみで仕方がないというような表情。
「さっきからさ、そんなにブルンブルン揺らしてたらタマんないじゃん。ホントに、すっごく揉んでみたくなっちゃった」
そういうなり、戦機鎧を装着したことにより数十倍にまで跳ね上がった容赦のない力そのままに彼女の胸を揉みしだく耶麻斗。
「ひぎゃぁぁぁっ」
あまりの痛みと恐怖に女戦闘員は絶叫する。
そんな彼女を無視するかのように、耶麻斗はより強く力をいれ……
ついに彼女の自慢の乳房はグチャグチャに揉みつぶされた。
「ぶぎぃっ、イヤァァァッ、誰か、誰か助けてぇぇぇっ」
恐怖で黄金色の小水を股間からたれ流しながら女戦闘員はのたうちまわる。
耶麻斗は泣き叫ぶ女戦闘員の顔面に足をのせると、何の躊躇もなく思い切り踏み潰した。
104名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 08:55:42 ID:HV6wq5Xb
「あ、ああっ、うわぁぁぁっ」
「やぁぁあっ」
恐慌状態に陥った二人の女戦闘員が左右から同時に電磁槍を突き出す。
いとも簡単にステップを踏んで耶麻斗はその攻撃をかわした。
そして二人の汗によってタテの大事なスジがうっすらとみえる股間を鷲掴みにすると、二つ同時に握りつぶした。
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃっ」
「あびゃぁぁぁっ」
一人はショックで痙攣状態となり、もうひとりは『女王の情け』によって発情する。
「もろいなぁ、もっとフニフニとした感触を愉しませてよ」
普段の耶麻斗を知っている者なら戦慄したであろう狂気に満ちた行動であった。

「ひ、ひぃぃぃっ、ヤダこないで、こないでぇぇっ」
次なる獲物と、恐怖で動けなくなっている女戦闘員に耶麻斗はフラフラと近づく。
「やめろぉぉぉっ」
凶爪クラキリを前方に構えたミツハの突撃。耶麻斗が気付いた時にはもう遅い、それほどのスピードであった。
しかし、危機を察知したのか地面に突き刺さったクサナギが両者の間に入りクラキリの一撃を受け止める。
ただその衝撃波だけは軽減されることはなかった。ダメージはなかったものの耶麻斗は吹き飛ばされ廃ビルに突っ込む。
「……ふぅっ、やれやれ、どうやら作戦は失敗。どういうことかわからないけど、寝た子を起こしてしまったようだね……
 まあ、反省はあとにしよう。さて、あいつが復活する前に、みんな退くよ。」
ミツハがそう叫ぶと、手際よく生き残った女戦闘員をまとめ疾風のごとく何処かへ走り去っていった。
105名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 09:02:23 ID:HV6wq5Xb
「くそっ、ミツハだったっけ。なかなかやるじゃないか……まあいい。愉しみは次にとっておくとしよう」
耶麻斗はヨタヨタと瓦礫の中から這い出すと、いやらしい笑みを浮かべた。
「けど……フフッ、まだ七人も残っているじゃないか。さてさて、どうしようかなぁ」
『女王の情け』によって断末魔の痴態を晒している女戦闘員たちをみて眼を爛々と輝かせる耶麻斗。
女戦闘員たちはそんな耶麻斗を気にも留めず、この世の何にも変えがたいほどの快感をもたらすオナニーに没頭している。
数分後には彼女たちがイくことも許されず、耶麻斗によって眼を覆いたくなるような惨状が展開されることは想像に難くない……
耶麻斗はエビ反りのような体勢で陰核を弄り倒す女戦闘員へとゆっくりと近づきはじめた。


「つくづく世話の焼けるガキだ……荒魂に精神を取り込まれるとは……」
そんな狂気に支配された耶麻斗の背後から聞き覚えのある男の声がした。
「あっ?」
振り向く耶麻斗。そこにはウズネを倒し、耶麻斗を救った黒い空戦型戦機鎧を装着した謎の男が立っていた。
「アマツは戦機鎧の中でも特別。世界を滅ぼせる力をも秘めた超古代人の叡智の結晶と聞いていたが……
 その装着者がこのザマでは……先が思いやられるな」
「何をブツブツほざいている。まあどうでもいい。僕はね、あんたが気に入らなかったんだ。
 あんたがいなけりゃ……ウズネと一緒に逝けたってのによっ。ちょうどいい、あいつらと同じように潰してやるよ」
「ハンッ、威勢だけはいいな。いいだろう。おまえには少々荒療治が必要なようだ」
耶麻斗と謎の男は互いを睨みつつも隙をうかがっているのか全く動かない……

その緊張状態をやぶったのは女戦闘員の絶頂だった……。
「あ、ダメ、もうイッチャう。ウズネ様、あたしもイっちゃいます。ああ、イイのぉぉっ。ンハァァァッァァァッッ」
剣の柄を濡れた膣に突っ込み、掻き混ぜつつ自慰行為にふけっていた女戦闘員がイクと同時に爆発する。
半裸になって互いを慰め合っていた二人の女戦闘員もその爆発に巻き込まれ、合わせて三人分の大爆発がおこった。

そして、それが合図であったかのように二人は、
あまりに不毛な、しかし、耶麻斗にとっては己を取り戻すために避けることのできない戦いに突入した……


                                                                      つづく
106名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 09:06:27 ID:HV6wq5Xb
ということで以上です。絵掲のお礼も兼ねて天上戦機―ヤマト―の続編を書いてみました。
主人公がヘタレで自分のSSの中でも異色な気がします。
諸設定は「ザ・80年代」って感じ(ま、どのSSも設定はベタですが)。

今回登場のミツハのイメージは以下のイラストを参考にさせていただきました。
http://w5.oekakibbs.com/bbs/akujolove/oekakibbs.cgi?mode=res_msg&resno=149&author=0&thumb=0&picwid=600&pichei=850&thisfile=149.png
本当にmogeさんには感謝しております。ありがとうございました。
107名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 09:23:03 ID:R5WTIZAU
リアルタイムGJ!
そりゃあんな経験をすれば呪縛されて当然ですね。
ミツハ様は今後ライバル的な存在になるのかそれとも噛ませ犬なのか激しく気になります。
それにしても女王の情け恐るべし。雑魚エロっ。続き期待してます。
108名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 09:37:32 ID:c3BdPZ4V
リ…リアルタイムで読む機会に恵まれようとはっ!
クレイさんありがとうございます。moge本人です
心に傷を負ったヤマトがどう悪女達をなぎ倒すか興味深く見ていましたが
なるほどブラックヤマトの登場でしたか!
これならヤマトのヘタレキャラを維持したまま屠りにも自然と移行できますね

80年代の聖矢・サムライトルーパー・シュラトを熱く鑑賞してた世代なので
この諸設定はツボを突きまくりです
こちらこそ感謝しております
続き書いてくださって本当にありがとうございました!
109名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 18:24:15 ID:YadxylTV
神現る
110名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 21:03:53 ID:Sv+uYRSh
うわあ、まさしく神の共演だ……
熱くてバテてたが、こりゃ元気にならざるを得ないww
お二人とも激GJッ!!
111名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 22:39:37 ID:TRGarC40
>>99-106
GJ!
相変わらずすげぇの一言につきます!
112クレイバンの人:2007/07/30(月) 01:22:09 ID:b6XBKgyt
感想ありがとうございます。もし、気に入っていただければ、
それはひとえにmoge様が私のモチベーションを上げてくれたからに他なりません。


ということで、書く意欲UP&時間も少しとれたので新作投下します。

前から一度やってみたかったのを、思い切ってやってみました。もはやSSとは呼べない代物ですが……
台詞のみ、ある悪の組織の女戦闘員の語りです、
色々とイマジネーションを働かせて読んでいただければと思います。
113名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:26:50 ID:b6XBKgyt
「人間狩りですか。はい、すごく楽しいですよ。任務で一番好きかも」
「そうですねぇ、やっぱり子供かな。特に可愛い男の子とかがタマりません。
 この組織の戦闘部隊ってコワモテのゴツイ男たちばかりでしょ。
 だから、優しそうなお姉さん……って自分で言っちゃうのもなんですけど、そんな風に私見えちゃうらしくて……
 特に、お父さんやお母さんが既に殺されてたりしたらイチコロですね」
「フフ、だから頼るものがなくて、えーとそう、藁にもすがるって感じで私に駆け寄って来るんですよね。
 もう可愛くて可愛くて……ギューって抱きしめちゃうんです」
「どんな感じでって……そう、あなたの視線の先がご名答です。もう、ヤラしいんだからっ。
 この超自慢のオッパイ、108cmでJカップというスペシャルな爆乳で包むように抱きしめてあげるの」
「その後、男の子がどんな反応するかって……うーん、それがですねぇ……いつも一緒というか」
「勢いあまっちゃうんですよ。大体、頭蓋骨陥没が多いかな。あとは数分ギュウギュウってしてたら窒息死なんてのもありました」
「だから正解はグッタリしてるです。キャハハッ、どうですやってみたいでしょ。
 いや、まあ男を抱きしめる趣味なんて先輩にはないでしょうけど。やっぱ女の子の方がいいですよね」
「まあ、そうですよねぇ。いきなり抱き殺すって人は少ないかな。やっぱ犯して殺すってのが多いですよね。
 あ、先輩でいいじゃないですか。私たちの上の組織から来たお兄さんなんだから、ってちょっと失礼ですかね」
「えっとぉ、うーんカッコイイ美少年限定です。まずはすごく色っぽい感じでですね、
 『私のいうこと、素直に聞いたら見逃したげる』っていうんですね。まあ、たいてい素直にしたがいます。
 そうしたら、次は『お姉さんにキスして』って。だいたい、まずはホッペタです。
 で、『本当のキスじゃなきゃ殺しちゃうわよ』ってちょっとコワめのお姉さんな感じで……
 おそるおそる口唇にキスなところを、すかさず舌を入れてグチュグチュにかきまぜるっ、これでまずは骨抜きですね」

「ええっ、もうこれくらいでいいじゃないですか。でもでも、どうしてもっていうなら教えてあげなくもないですよ」
114名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:32:14 ID:b6XBKgyt
「次はベタベタかもしれませんけど、胸ですね。うん、そうこのオッパイ。すごくデカいけど感度良好なんですよぉ。
 まずは触らせて、顔はかなりダラシなくなってるんですけど、最初はたいてい恐る恐るです。
 で、ちょっと触れただけで私がすごく感じた演技をするわけですね」
「ちょっとだけですよ。『ハァンッ』みたいな。フフッ、なんか照れちゃいますね」
「そうなるともう虜ってヤツです。だいたい激しくむしゃぶりついてきますね。
 女の戦闘服って、みてわかるように……その、水着でいえばスリングショットみたいなものでしょ」
「そりゃ、最初は恥ずかしかったですけど、近頃は快感っていうか。私、スタイルいいしぃ。って半分本気で半分冗談ですけど。
 防護性はないに等しいですけど、男ってのはバカだから油断してくれますし。あ、先輩は違いますからね。
 ただ、歩くたびに、走った時にはもう最悪です。何かって、そりゃ決まってます。胸の揺れです。
 プルプルとか、ブルンブルン通り越してバインバインの世界ですもん。って何となくわかってくれますか」
「えっと、なんでしたっけ。そうです、そんな戦闘服なもんだから、いきなりナマチチ揉まれちゃいます。
 で、戦闘服もズラされて、乳首がチュッチュッ吸われて……って、ああっなんか気分でてきちゃいました」
「つれないです。うーん、えっと数パターンあって、痛いくらいに揉みしだく、赤ちゃんのように吸いまくる、
 あとは頭を谷間に入れてオッパイを内側にクニュクニュってのもありますね」
「だいたい、気のすむまでやらせます。オッパイ責められるの好きですし。
 そう、ここらへんでアソコが濡れてきます。あ、乳首も勃起しちゃってますね確実に」
「ここからは、その日の気分と、美少年のお気に入り度で変わってきますね。
 アソコをピチャピチャ舐めさせる時もあるし、超お気に入りならフェラとかパイズリをしてあげることもあります」
「それで、あ、手コキってのもあったな。そんな感じで最低一回は絶対に抜いてあげます。
 理由はですね……フフフッそれくらいしないと面白くないからですよ」

「さぁねぇっ、エヘヘッ聞きたいですか」
115名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:35:58 ID:b6XBKgyt
「しょうがないなぁっ、それはですねぇ、ある賭けをするためです。
 簡単にいうと、美少年がイってしまえば負け、イかなかったら勝ち。
 敗者には死を、勝者には自由をプレゼント。制限時間は十五分っ、ってのです」
「私のテクニックにかかっちゃえば三分で昇天ですから。特に一度も抜いてないと早すぎです。
 盛り上がりもないし、私が一度もイけずに終わっちゃうことも多くて。
 だから、何回目の時かなぁ。まあ、ここ十数回は確実に一度抜いてからやりますね」
「そりゃあ本気ですよ。命かかってますしね。冗談じゃないってことくらいは感じとってますし。
 だから、マグロになっちゃう子もいれば、イカす暇もないほどにとにかく責めまくってくる子もいます」
「勝率はどれくらいですかって。……フフフ、聞いて驚かないでくださいよぉ、勝率100%です。
 あ、もちろん私の勝ち、つまり可愛くて可哀相なあの子たちは例外なくイっちゃってるわけです」
「オッパイもすごいですけど、私の、大事なヒメドコロもそりゃスゴイんですから。名器ってヤツです。
 それにですね、少年ばかりだから、やっぱり童貞も多くて……グイグイって何回か締め付けただけで果てた子もいますよ」
「もっちろんっ、約束は約束ですから、殺しちゃいます」
「そうですねえ、絞殺が結構イイかな。オチンチンがビンビンになりながら死んだりするんです」
「エヘヘッ、想像通りです。そのオチンチンがまたよくて。たいていイっちゃいます」
「あとは、うーん。殴り殺したり、ナイフで心臓を一突き、ああっ四肢切断ってのもやったことあります。
 やっぱり嬲り殺すってのはソソりますね。ただ、痛めつけてるだけなのにどんどん蜜が垂れてきちゃったり……」

「これまでですか……そんなの数えてないですよぉ。まあ、まさにハンティングって感じでパンパン撃ち殺すのは百人くらい。
 今説明したような、美少年に関してはまだ三十人いくかいかないかですね。一人にジックリ時間かけてますので」
116名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:39:30 ID:b6XBKgyt
「ウフフッ、ここまで私のH話聞いといてねぇ。わかってますっ、どうせ、ここビンビンなんでしょ。
 大丈夫ですよ。私、美少年好きですけど、美青年も大好きですから。私を抱いていいですよ、先輩」
「それにね、さっきから私のアソコ濡れ濡れなんです。私、この話するだけで怖いくらい興奮しちゃうんですよ」
「さぁっ、カモン、ウェルカムです」

「ン、ングッ、……ンンン、チュルッ……、…ンァッァ……」
「ハァッ……な、なんて上手いんですか。は、反則ですよ。舌とか……、
 先輩の顔が近くにいるだけでドキマギしちゃンンック、ンアァ、チュパッ、ンヒィィ……」
「ンンッ……キ、キスだけでイっちゃいそうになるなんて初めてです。
 で、でも……そ、それもいいんですけどなんかモッタイナイような……あのむ、胸も、オッパイお願いできますか」

「柔ら……ンンッ…かいでしょ。これ維持するの大変なんでフワァァッ、
 なんでそんな優しく揉んでるだけ、なのにヒィィィッ」
「ち、乳首、ぬ、布がコスれてェェッ、み、みんなすぐ脱がすのに、
 こんな、こんな責められ方はじめて……す、すごくイ、イイヨォッ」
「も、もっとぉぉっ、こねくり、こねくりまわしてェェッ、
 ンアァアアッ、いいです、すごい、嘘みたい、こんなのヒィィィッ」
「ンン、ハァハァッ、いいです……もっと、強く強くですゥゥゥッ、イヒィ、アアッ、ンァァァッ」
「も、もうダメ、顔をみてるだけで濡れてきそうなのに……もう、すごすぎですぅぅっ」

「ア、アソコにちょっと指いれてみてください。ど、どれだけ感じてるかわかってもらえますよ」
「またズラすだけなんですね。フフッ先輩って実は着衣プレイに興奮する性質ですか」
「ね、ニュルニュルのグチュグチュでしょ。
 こんな短い時間で、こんなに濡れさせたの先輩がはじめてですよって、えっ」
「クヒィィッ、クリちゃん責めるのダメぇぇぇっ、アヒッ、フヒィィィッ」
「ンァァ、イイッ、イヒィッ……ンン、ダメ、もうオカシクなります。イヤッ、イヒィィィィ」

「ダメ、こんなのはやい、はやすぎるよっ……イク、もうだめ、ハァァッ、アァァッァァッ」
117名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:43:57 ID:b6XBKgyt
「ハァハァッ、ハァッ、イ、イっちゃいました。イカされちゃいました。
 先輩すごいです。こんなの、嘘じゃなく初めてです。ま、まだ身体がフワフワしてます」
「けど、これじゃ私だけ得してるみたいですよね。先輩に責めてもらうばかりじゃ申し訳ないです」

「今度は私がご奉仕しますね……えっと、その、フェラとパイズリどっちがお好みですか」
「フフッ。よかったです。あんまりフェラには自信がなくて。
 ではでは、とんでもないくらい極上モノなんで十分味わってくださいね」

「あ、ガチガチですね。安心しました。これでもし、萎え萎えだったら自分の魅力を再検討しなくちゃいけないとこです」
「顔に似合わず、かなり、大きいですねぇ。今まででも一、二争っちゃうかも。
 けど、んしょっと。隠れちゃいましたぁ。うーんオッパイちょっとデカすぎですよね……
 私、一回は谷間から飛び出たオチンチンをチロチロ舐めるってのをやってみたいんですけど、一生無理かもしれません」
「エヘヘッ、ありがとうございます。そういってもらえると嬉しいです。
 さて、じゃあいきますよ〜。フゥン、ハッ、ハァァッ」

「どうです。気持ち、いいですか」
「フフ、もっと気持ちよくしてあげますからね。
 ホォラッ、すごくヤラしいでしょ。こんなにフニュフニュ形変わるんですよ」

「えっ、いいですけど。そういうの趣味なんですか。え、あっ、あっ、コホンッ。
 『どんな気分かしら、悪いお姉さんの胸でオチンチン挟まれてしごかれるのは。自分が情けないと思う、
  それとも、気持ちよすぎてそんなこと、もう考えられないかしら、別にイきたければイってもいいのよ』」
「『ウフフ、可愛い声を漏らすのね……いいわぁ、その表情。お姉さんのアソコ濡れてきちゃう、
  さぁもっと激しくするわよ。あなた、我慢できるかしら』」
「…………とまあこんな感じです。私、普段の口調じゃ緊迫感がないらしくて。
 それに、お姉さんっぽくすると男の子ってなんかやたら興奮するので、時々すっごく演技します」

「どう、ですか、なんかビクビクしてますけど、そろそろイッちゃいそうですか」
「って、アッ、乳首転がさないでっ、わ、私、そこ弱いからっ、ヒァアァッ」
「わか、ンヒィッ、りました。続けます。せんぱいも、イってください。
 私のオッパイのなかを白いので、満たしてくださ、ングゥゥ、ンンアッ」
「ハァハァッ、なんで私が責めてるはずなのに、はやくイッて、ねぇぇっ……ンッ…ハァッ…………イッてェェェェッ」
118名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:51:49 ID:b6XBKgyt
「フワァァ、ハァァッ、うわぁ、すっごくいっぱい。ドロドロだし。暖かいです……
 もう、けど乳首責めるなんて卑怯ですよ。で、どうですか乳輪も適度だし、桜色の乳首も…あとオッパイは……」
「エヘヘヘッ、そりゃもう、ここまで自慢できるの私にないですもん。
 こんなオッパイがデカくなるように生んでくれたお母さんに感謝です」
「じゃあ、一回ずつイったところで本番いきましょう。オッパイとはまた違う天国みせたげますよ」

「えっ、十五分で私がイくかイかないかで賭けをしないかですって、
 ふっふーん、いいですよぉ。先輩がいくらテクがすごくても勝負となったら負けません。
 で、何を賭けます。そうだなぁ。私、今欲しいジュエリーあるんですけど、それはどうですか。欲張りすぎかな」

「命ぃっ、プッ、冗談キツいですよ。何で仲間同士で命なんて賭けなきゃいけないんですか。
 あ、それとも。私を恋人にしたくていってたりしてっ、お前の全てが欲しいって感じで」
「えっ、ちょっと、あれ、なんでそんな真剣な顔で……」
「まさか、そんな、う、嘘ですよね。そんなの……えっ」
「せんぱ、いっ、いやっ、あ、あなたは……、一体どうやって……」
「い、いやぁぁっ」

「がはぁっ、ゴホゴホッ、ヒ、ヒ、ヒィィィっ」
「やめ、何でどうして……ヤダッ」
「こ、殺さないでっ」

「ほ、本当ですね。や、約束ですから。本当に本当に見逃してくれるんですね」
「じゃ、じゃあ、あの時計の針がゼ、ゼロになったらスタートです。絶対に絶対に嘘じゃないですよね」
「わ、私、絶対にイかないから、グスッ……イきませんから……」


「………ン、……ンァ…………ンァッ………ンァァァッ」

「ひ、卑怯っ、ンハァァッ、弱いっていったトコ、責め、るなんてぇぇっ」

「ち、乳首ダメだよぉっ、フニャァァアッ、ヒャァァッ」

「オッパイヒィィッ、感じちゃいけないのに、身体いうこときかないよっ、ヤダヤダッ」

「だ、だからってクリもダメェェェェッ」

「フヒヒャァッァッ、ああっ、挿れないで、ダメぇっ、このままじゃダメだから、そんなの突っ込まないでェェェェッ」

「ンァァァ…、アンアンアンッ、イかない。イかなヒィィィィィッ」


「アンッ、アッ、ンァッ、ヒグッ、ヒグゥゥゥッ、ンンッ、アァッ…………」
119名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:57:26 ID:b6XBKgyt
「ハァハァッ、ア……、イ、イってない、私、イってなんかないです」
「ねぇ、よく考えてっ、よく考えてください。私ヨカッタでしょ。
 オッパイ褒めてくれたじゃないですか。パイズリもすごく気持ちよかったですよね」
「もったいないです、私を殺すなんて世界の損失です。そんなの、そんなのダメだよぉっ」
「私、女なんですよ。まだ二十二なんですよ。これからです。殺すなんて、し、死にたくないっ死にたくないのっ」
「え、そ、そんなの。せ、世間のガキと私が同じなわけないじゃないですか。
 わ、私は特別なんです。そう決まってるんです。一緒にしないでよっ」
「うぇぇっ、んぐっ、ヒク、ヒック……ヤダァッ、なんで私がこんな目に、オカシイです……
 ねぇ、もっと他にいっぱいるじゃない、ヤダ、ヤダヤダヤダァッ」
「ひぃぃっ、あ、ああっ、ごめんなさい、ごめんなさいぃぃっ」

「ち、近寄らないでっ、許してください。何でもする、します。だから、だからぁぁっ」
「え、何よ、何するつもりなの」
「ひぎゃぁぁぁあぁっ。わ、私のオッ、オッ、オッパイ、オッパイがぁぁっ、ああっ、イヤ、こんなの嘘、夢、そう夢よぉぉっ」
「ヒック、ヒック、ウェェェンッ、痛いよっ、怖いよぉぉっ、もういい、もういいからっ、夢なら覚めてぇぇぇぇっ」


「うぇっ、グェェェェッ……ガッ、グガッ…ァ、ァァっ…………ハァッ…………………ッ……」




「……………………………………………………」


                                                                          
120名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:59:04 ID:b6XBKgyt



以上です。

エロゲの台詞抜き出しって感じですね。
まあ内容はエロゲではとても実現できないシチュですが……よければ感想お願いします。
121名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 14:44:19 ID:yKyHspw2
やばいエロかわEEEEEEEE!!!!
超GJです!!!!
5レス目から悪女Hスレに拉致りたい。けれど、このもったいなさもまたイイ!

こんなドラマCD出たら買うのになあ。もうボイス無しのエロゲでも一向に構わないのにッ。
122名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 21:49:15 ID:+lCKAAhp
エロカワ悪女ktkr
一人称台詞だけなのに、おっぱいごと心臓潰しで屠られてしまう様が目に浮かびます。
なんという文章力、なんという変態性能……
クレイさんには感謝してもしきれませんwww
123名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 22:11:39 ID:5fwBt29s
エ・・・エロい!一人称のセリフだけなのに異様にエロいです。
それにしても「先輩」、さんざん楽しんでおいてむごすぎw
124名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 02:25:46 ID:VYSPzEJ0
若干ジャンルかぶってますけど、関連スレ立てました
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1186161567/
こっちもよろです
125名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 02:41:30 ID:SeqTwhet
>>124
あんまりマルチは感心しないぞ。それに、Hスレはともかくこのスレは被ってない気がする。


とまあ苦言だけじゃアレなのでネタ振りでも。
今まで何人もの職人さんが女戦闘員のコスを描写してきた(絵掲で描いてきた)が、
どういったコスや、どこらへんまでの露出が好みかってのはどう?

俺は最低、胸の谷間くらいは肌が露出してるのがいいな、
乳首やマンスジまで浮いてるような全身ピチピチスーツも捨てがたいけど。
126名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 07:54:48 ID:vOPcgOfp
女性的なボディラインさえ浮き出るようコスチュームであるなら
紐みたいなビキニからビチビチの全身タイツでも何でも来いですな。
ただ…着る人選びそうですけどね…。
やっぱり戦闘員には肉感的な女性の方が
127名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 08:01:45 ID:vOPcgOfp
うは…途中で送信した…
肉感的な女性(デブにあらず)がいいですよね。

中身が詰まってて今にもはちきれそうな感じの戦闘員を屠りたいものです。
128名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 13:39:36 ID:KolAIhrG
黒いローブを羽織った邪教の信者みたいなのがいい
129名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 14:13:15 ID:VmhSOYb2
投下します。コブラとかをイメージして書きました。宇宙モノです。
130名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 14:21:27 ID:VmhSOYb2
『逝かし屋 クレッグ』


男を取り囲みブラスターを構えている戦闘員らしき者が十人……全員女である。

皆スタイルに自信があるのか、それともリーダーであるメレスの趣味なのかはわからないが、
胸と股間だけを隠したビキニスタイルの扇情的なコスチュームである。
その中の一人、ウェーブのかかった金髪をなびかせた女がアマゾニアパイレーツの長であるメレスだ。
メレスは苦々しい表情のまま男にむかって口を開く。
「ええと、確か宙賊連合の本部から私たちを巡察にきた大幹部の息子だったわね……ホントすっかり騙されたわ」
「おいおい、何をいってるんだ。俺は間違いなく連合長官ドラーゲの息子、ドラッキスだ」
銃を四方から突きつけられた男は顔色一つ変えず飄々としながら答える。
「こういっちゃうと何だけどね。これが本部から送られてきたドラッケスの写真だよ。あんたとは似ても似つかない醜男だ」
「そりゃあ、遠まわしに誉めてくれてるのか。悪い気はしないがね。
 俺はイイ男だし、それにココもそんな馬鹿っぽくて太っちょの男にゃ負ける気がしない」
そういって男はピッチリとしたスーツで膨らんだ大きな股間を強調した。
その言動に、メレス以外の女戦闘員は何故か赤面したり、股間や胸に手をやってモジモジしたりしている。
他にも烈火のごとく怒ったような表情をしている者、裏切られたといったような顔をしてまさに泣きそうな者もいた。
その様子をみて、何かを悟ったのかメレスは深い溜め息をつく。
「やれやれ、ふがいないねぇ。まぁ何をされたのか予想はつくよ。
 男の立場や、色男っぷりに目がくらんで、自らマンコ広げたんだろう、
 安っぽい女にはイイ男は寄ってこないっていってるのに……あとでお仕置きだねぇ」
「お手柔らかにしてやってくれよ。皆、俺のでヒィヒィ可愛い声でよがった子猫ちゃんなんだからさ」
「あんたは黙ってな。騙されるこいつらも悪いが、騙すあんたはとてもじゃないが許しちゃおけないよ」
男を呪い殺さんばかりにメレスは睨みつける。
「おお、怖い怖い。いくらスタイルよくても……年増で、そんなに鬼みたいな顔してちゃモテないぜぇ」
「な、なんだってぇ〜」
メレスは年増よばわりされたことに過剰に反応する。そんなメレスの反応をよそに男は初めて真剣な表情になる。
「騙しているのはどっちだ。おまえらが伝染病の特効薬なんていって売り出した発狂ドラッグで何十万もの人が死んだんだぞ」
131名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 14:34:06 ID:VmhSOYb2
「フフフ、そうか。どこのスパイかと思ったけど……あの星の生き残り、もしくはそいつらに雇われた賞金稼ぎってとこかい」
メレスは納得がいったといったような表情だ。
「ご名答、ま、後者ってところだよ。俺の名はクレッグ・ザ・マーキング。賞金稼ぎというよりは何でも屋ってヤツだ。
 そして……認めたな。お前らがやっぱりドラッグを……」
男は左右にぶらさがっているレイガンに手が届くようにそろりと両手を腰にやる。
「なんだい、まだわかってなかったのか。そうだよぉ、私たちが作ってバラまいたのさ。
 最初はまるで病が治ったかのようにみえるだろ、だから飛ぶように売れてねぇっ。ホントいい商売になったよ。
 あの星は結局一人も住まなくなって安く買い上げられたしね、今じゃスペース・ゴルフの一等地さ。
 それに……あの何万、何十万の人が狂って殺しあうムービーも相当高値で売れたんだよ」
メレスは面白くて仕方がないといった顔をしている。
「外道が……おまえら人間じゃねぇ」
「ハンッ、人間じゃないのはあの星の連中だよ。あの惑星に殖民して何百年かしらないが誰もがあんな皺だらけになってさ。
 ガキでも皺ばっかりでジジイかババアだ。それにくらべてアイル星生まれの私はどうだい。
 この胸、このお尻、むしゃぶりつきたくてタマんないだろう」
メレスは量感のある肉のつまった豊かな乳房とお尻を強調する。

地球から人類が宇宙へ旅立って数千年。
それぞれが異なる環境の星に住みつき、その環境によってさまざまな変化が肉体におこっている。
しかし、いまだ人類は地球時代の美的感覚をひきずりつづけていたのだ……
その感覚を持ってメレスを評すれば確かにバツグンのプロポーションの持ち主だといえた。

「それ、本気でいってんのか」
「もちろんさ。あんな下等なのと比べられるだけで寒気がするよ。
 フフッ、しかし義憤に駆られるのは結構だけど……状況をもう一度思い出してからいってくれるかい」
メレスが手を振り上げると、カチッ、カチッと女戦闘員たちがブラスターの安全装置を外しはじめた。
「おい、お前たち。お前らもこの年増女と同じ意見なのか……」
そういってクレッグは潜入してから一週間、一度は抱いた女戦闘員たちをみまわす。
メレスはまたもや年増女といわれたのが気に入らないのか怒りで顔を歪ませている。
なぜなら彼女が地球人の年齢換算でいえば三十路を過ぎてしまっており、彼女が今一番に気にしていることだったからだ。
そんな彼女の部下である女戦闘員たちは十代後半から二十代前半がほとんどを占めていた。
彼女たちはクレッグの問いに最初キョトンとしていたが……それはまもなく失笑に変わった。
「クスクス、なぁに、ムキになってんの。抱かれた時はイイ男かと思ったけどとんだ甘ちゃんね」
「アハハッ、たかが、劣等人種を掃除しただけど何マジになってんの」
「ああ、こんな男に抱かれたなんて思うとイヤになっちゃう。あとで滅菌シャワー浴びなきゃだわ」
例外なく、いや、ただ一人だけ、まだ少女といってよい幼顔の女だけが神妙な顔をしていたが、
それ以外の八人の女戦闘員は口々にクレッグを罵り、今やスペース・ゴルフ場となった哀れな星の人々を侮辱した。
「OK、了解だ。俺は女には優しいつもりだが、やっぱり許せない……生きてちゃいけない女はいるってことを再確認したぜ」
「ああ、そう。それは結構だけど、もうどうしようもないわよねぇ。さてさて、あと言っておきたいことはあるかしら」
メレスは余裕タップリに豊かな乳房を強調させるように腕を組む。
「俺が何故、マーキングの異名を持つか教えてやるよお嬢さん方。あの世でグラル星の……罪なき人々に……詫びな」
「たいした自信だこと、さぁあんたたち殺りなさい」
メレスの声とともに女戦闘員が腰に構えたブラスターから大口径の赤い熱線がクレッグを襲う。
クレッグは瞬間大きく跳ねた。それは1Gの重力下で育った人間には到底不可能な跳躍である。

熱線をかわし、すかさず両手でレイガンを引き抜くと、誰を狙うともなく空中にむけてトリガーを引いた。
132名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 14:42:56 ID:VmhSOYb2
しかし、そこで信じられないことがおこる。直線にしか飛ばないはずのレイガンの弾道が曲がったのだ。
そして、その一つはスレンダーな肢体が魅力的な女戦闘員の口腔に飛び込んだ。
「ブベェッ」
脳髄は貫かれ、地下要塞の外壁に穴を開ける。
彼女は男に三日前にクレッグが抱いた女である。彼女はフェラが自慢でクレッグを三回もイかせたのだった……

「グピィッ」
もう一つのレイガンから放たれた一筋の青白い光は、
お尻の割れ目に喰いこんだ紐のようなビキニごと菊花を貫いた。
柔らかい巨尻を持つ、何度もクレッグにアナルファックを求めた女戦闘員は菊門から内臓を熱線で焼かれ事切れた。

クレッグは着地の瞬間、もう一度両手に握られたレイガンの引き金を引く。
やはりどこを狙ってるのかもわからない、銃口の先から放たれた小さく青白い光は、クルクルとありえない弾道をとり、
ついには二人の女戦闘員の胸の谷間を焼け焦がせつつ、下顎から脳天までを貫き、絶命させた。
彼女たちは姉妹であり、その胸はどちらも爆乳と表現できるほどに大きかった、
昨日、その豊かな乳房でクレッグのイチモツを挟み、ダブルのパイズリでイかせた女たちの最期であった。


一瞬にしてクレッグの絶技によってもたらされた四つの死。呆然とするメレスと五人の女戦闘員。
彼女たちを二発目を撃つことできない。クレッグは間髪いれず人差し指でトリガーを二回引く。
合わせて四発の青白い死の光線が、またもありえない曲線を描きつつ、女戦闘員に襲い掛かる。
「ひぃぃっ」「きゃぁぁっ」
クレッグのレイガンから放たれた熱線は視認できるスピードである。
だから女戦闘員たちは必死に身をよじらせて避けようとするが、
抵抗むなしく青白い光は四人の秘裂へと、クレッグのイチモツを咥えこんだ膣へと吸い込まれる。
「あひぃぃ」「ひぎゃっ」「ぎひゃぁぁっ」「ふひぃぃぃぃ」四人の悲鳴が重なる、
レイガンの光は彼女たちの臓器に致命となる損傷を与えたあと、口から飛び出し天井に小さな穴を四つつくった。
133名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 14:51:31 ID:VmhSOYb2
「そ、そんな……」
メレスは組んでいた腕を解き、悪夢でしかない現実に茫然自失となっている。
戦闘員の中でただ一人生き残った幼顔の少女は「あ、あっ」と短く悲鳴をあげつつ、ヘナヘナとその場にくず折れた。
その股間からはチョロチョロと黄金色の小水が漏れ出て床を濡らしていく。
彼女たちをそんな状態に陥れた張本人、一分も経たないうちに八人の女戦闘員を屠ったクレッグは息一つ乱していない。

「やれやれだな。で、どうだい、我がマジックのネタバラシは聞きたいかい」
そういいながら、彼はメレスに近づいていく。
「ひ、ひぃぃぃっ」
慢心し、武器を何も持っていなかったメレスは足元に転がってきたブラスターを拾おうと屈もうとする……が、
それよりも数瞬早く、クレッグの両手に握られたレイガンがメレスの乳房の先端――乳首にグイッと押し込まれる。
「あうっ……んっ……やめっ」
両乳首をクリクリと熱の残るレイガンで弄られ、少し感じたような声をあげるメレス。
そんなメレスの恐怖と興奮をよそに、クレッグは淡々と話しはじめた。
「俺の異名は何故ついたか。それは、簡単さ。俺の肉体からでる液体、
 それが少しでもかかったところに一週間は消えることのない臭いがつく。
 それが『マーキング』、そして、俺の持つ特殊なレイガンはその臭いにたいして敏感だ」
「そ、それって……」
「おまえの想像通りだよ。俺の精液さ。
 つまり、精液をぶっかけたところにレイガンの光は導かれるってわけだ」
「馬鹿な、それでは……」
「そう、おまえの部下たちが俺に抱かれたときにもう勝負は決まってたってことだ」
クレッグはおのれの絶技の真相を明かしながらもメレスの乳首をレイガンの銃口で責める。大きな彼女の乳房がブルブルとたわむ。
「フヒャ……ンン……そ、そんな…ふざけた理由で……ハァンッ……わ、私たちがやられたというのか……」
「まぁ、そうだな。無様で滑稽な死だ。おまえたち外道にはふさわしいよ」

「ハァァッ、しかし……フフ、何を…ンヒィッ…考えているか知らんが、一人生き残らせたのは失敗だったな……今だやれっ」
「撃つなっ」
メレスとクレッグは同時に叫んだ。
そのため、小水を漏らしながらも必死でブラスターの狙いを定めていた女戦闘員の動きが止まる。
「何をしている。早く撃て、ンアッ……」
メレスはクレッグの両腕を掴み、グイッと自らのもとに引き寄せる。レイガンが乳房に埋もれるようなかたちで固定される。
「おい、おまえ、アレーヌだったか。おまえ三ヶ月前にこのアマゾニアパイレーツに入ったって言ったよな。
 それなら、グラル星の事件とは無関係なはずだ。悪党の一味だからって無為に殺したくはない……ブラスターを置け」
「え、あ、あたい、どうしたらいいかわかんないよ。
 グラル星のことなんて知らなかったの……ホントだよ。
 けど……今はあたいアマゾニアパイレーツで……」
アレーヌと呼ばれた幼顔の女戦闘員は撃つのをためらい、ただオロオロとしている。
「クソッ、役立たずが……」そんなアレーヌの醜態をみてメレスは吐き捨てるようにいう。
134名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 15:08:18 ID:VmhSOYb2
「さぁっ、貴様も部下たちのようにあの世に逝け……」
凍えるような冷たくドスのきいた声でクレッグはメレスに告げる。
「ま、待っておくれよ。私を殺して何になるってんだい。確かにバラまいたのは私たちさね。
 けど、指示はドラーゲだよ。私たちはただの実行犯だ……あんなことホントはしたくなかったんだよ」
「外道が……ここまできて命乞いか……」
グリグリとレイガンで陥没させた乳首をひねりつぶすようにねじる。
「ぎゃひぃぃっ……い、痛いよ。ねぇ、私を生かしておいてくれたらドラーゲのアジト教えてあげてもいいよ。
 どうせ知らないんだろ。ほら、末端を、手足をいくら潰しても頭をつぶさなきゃね。そうだろう」
上目遣いに媚びるような視線をクレッグにむけるメレス。おのれの美しさを魅せ方をじゅうぶんにわかった仕種である。
「…………」
クレッグは黙りこむ。ここが攻め時とばかりにメレスは言葉を弄する。
「ね、それだけじゃない。このアマゾニアパイレーツのリーダーってのはどうだい。
 何人かやられたけど、私含めまだ三十人近いイイ女がそろってる。あんた色を好みそうだし、皆エロいよ。
 あと、お金も自由に使いたい放題だ。いくらで雇われたか知らないが、雇ったのはあいつらだ。どうせはした金だろ……」
その言葉はクレッグの逆鱗に触れた……しかし、何かを我慢するかのようにクレッグはフッと静かに笑う。
「な、なんだい。さぁ、この条件ならいいだろ、
 この乳首にあててる物騒なモノを早くしまってくれよ」
「ああ……」
クレッグは腰のホルスターにレイガンをもどす。ただし、そのトリガーに指はかかったままだ。
「フフ、久しぶりに焦っちまったよ。嫌な汗かいちまった。
 ねぇ、仲直りってことで一緒にシャワーでも浴びないかい。
 私の裸、拝ませたげるよ……それから、ガキじゃまずできない大人のエロテクで何度でもイかせたげる」
「そうだな……」
そういって、興味を失くしたかのようにクレッグはメレスに背をむけるとアレーヌの元へゆっくりと歩き出す。
メレスはニタァと邪悪な笑みを浮かべる。こんなに早くチャンスが巡ってくるとは思わなかったからだ。
初めから、彼女は機をみてクレッグを殺すつもりだった。
自分はこの男には抱かれていない、それが、彼女の自信につながっていた。
(もし、レイガンが撃たれても次はアレーヌのオマンコが撃ち抜かれるだけ……私には害は及ばない)
メレスは余裕をとりもどし、物音一つさせることなくブラスターを手に取った。

「やれやれ、外道はどこにいっても同じ行動をとる」
振り返らずにクレッグはそうつぶやくと、ホルスターに入れたままレイガンのトリガーを引く。
放たれる二筋の青白い光……むかう先はアレーヌの秘所…………ではなかった。
今、まさにブラスターを撃とうとしていたメレス、
興奮と緊張で勃起し、ビキニを押し上げていた彼女の二つの乳首めがけて踊るように飛び込んでいく。
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃっ」
メレスの悲鳴、乳首から侵入した熱線は彼女の豊満な乳房を、そして心臓を貫いた……

「な、なぜ……アレーヌでなく、わ、私が……」
「レイガンの銃口に精液をぬりつけていたんだよ。
 ……それと言ってなかったがこのレイガンは対象に悪意や敵意がないと反応しない……つまり、まあそういうこった」
「ク、クソッ……」
メレスはクレッグを睨みつけたまま、あおむけに倒れた。ブルルンッともう誰にも揉まれることのない巨乳が揺れる。
「あ、ああっ……死にた……」それが彼女の最期の言葉だった。
震える手で空中をかき抱いたかと思うと、フっと肉体のすべての力が抜ける、
そして覚めることのない、永遠の深い闇へと意識を落とした。
135名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 15:29:57 ID:VmhSOYb2
「さて、アレーヌ。おまえはどうする」
ブラスターを落とし、震えるアレーヌにむけて問いかける。
「あ、あたいは、ホントに知らなかったんだよ。お願い、命ばかりは助けてくれよぉ」
アレーヌはボトボトと涙をこぼし、顔をグシャグシャにしながらクレッグに命乞いをする。
「どうするかな……」
クレッグは少しニヤつきながら迷うふりをする。
「お、お願いだよぉ、そりゃ悪いこともしたさ。けど、あんなに大量虐殺の片棒は決して担いじゃいない、信じとくれよぉ」
クレッグの膝にしがみつくアレーヌ。
二日前にクレッグが散々に揉みしだいた、幼さとのギャップが強烈な豊かな乳房がフニュフニュと押し当てられる。
「……俺の技の秘密を知ったヤツを野放しにはできない……そして俺はこれから宙賊連合に喧嘩を売るつもりだ。
 それでもいいなら……つまり、俺と一緒にこれから行動を共にするってんなら助けてやってもいい……」
「そ、そんな無茶だよ……あいつらを敵にまわすなんて。命がいくつあっても足りないよ」
宇宙の海賊――宙賊を二十数年前にドラーゲが束ね組織化した。
それが宙賊連合であり、宇宙大連邦警察も手を焼いている強大な悪の組織である。
「俺一人じゃな……しかし、あいつらに恨みを抱いているってのはごまんといる。
 その中には腕が立つのもいるはずだ。まあ、おまえに最前線で戦えとはいわんよ。どちらにしても……」
そういって男はレイガン引き抜くと彼女の額に銃口を突きつけた。
「この場は従った方がいいと思うがね」
「……ヒィィッ、わかったわかったよ。あたいはあんたについてくよ。
 け、けどお願いが一つだけあるんだ……また抱いとくれ、あんたのココは最高だった。またイかしておくれよ」
アレーヌはクレッグの巨大なイチモツをボディスーツごしにスリスリとさする。
「オッケーオッケー、あとでタップリと可愛がってやる」
やれやれといった表情でクレッグはアレーヌの交換条件を呑んだ。


「さてと、じゃあまずはこの基地から脱出するぞ……おい、宇宙船まで誰にも会わずに行けるようなルートはあるか」
「え、あ……と……狭いけどほとんど誰も使っていない緊急通路があるよ」
「よし、それでいい。案内しろ。あ、もし裏切ったらおまえの可愛いオマンコにすぐに風穴を開けるからな」
「ヒィッ、し、信じとくれよ。もう、あたいはあんたの下僕だよ……」
「ハハッ、いい調子だ」
そういって、二人は司令室から足早に出て行く。


残されたのは女の象徴たる部分を次々と破壊され倒された九つの死体。
生前であれば、男なら犯したい欲望に必ず駆られたであろうビキニスタイルの彼女たち。

そんな艶かしい亡骸も数時間後にはクレッグの手によって地下要塞ごと炎に包まれ消滅することになる……


                                                                        了



136名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 15:30:52 ID:VmhSOYb2
以上です。三連投すみません。なんか妄想が止まらなくて……
137名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 16:19:11 ID:GA3VTjFc
いやいや、もっと続いてもいいくらい!
お疲れさま!GJ!!!
構想が固まったら続編もお願い。
138名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 00:48:16 ID:r6xsoR7R
GJ!
Hスレの要素もあってよかったよー。
139名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 21:58:34 ID:XQYXEXMD
うーん、エロい。いつもありがとうございます(´人`)
しかしアレーヌ、いつまでもつかなww
140名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 11:41:10 ID:FqXf4u6r
悪女でしか抜けない俺はわからんのだが、
クールに屠っていく正義の味方の心理ってまったく女としての魅力を悪女に感じていないのかな。
ま、色んなタイプがいると思うが。思いつくのをざっとあげると


1:悪女を殺すことに葛藤しつつも戦い(戦争)だからという理由で屠っていくタイプ
2:悪>女で、悪党に男も女もないと性別を意識せずに屠っていくタイプ
3:悪女を屠るごとに精神が病んでいくタイプ
4:同性(女)だから最初っから躊躇も何もありませんわタイプ
5:悪女を殺すことに性的興奮を感じてしまい、嬉々として屠っていくスレ住人が正義の味方になっちゃったタイプ

これくらいかな?
141名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 14:59:04 ID:P4tLSZSD
>>140
オレ的には主人公に当てはめるのは2と4かな
ただ、異性として意識しつつも最後には正義感が勝つパターン(ここでいう1番)や
殺ったあとに「あ〜ぁ、もったいない」くらい軽く後悔、哀れむのもアリ

オレ個人はもちろん5だw
142名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 21:42:35 ID:K+49QEhV
>>140
俺としては1・2または4。
さすがに主人公が5だと引くw

俺個人はたぶん色気に目がくらんであっさり殺される。
つーか美女殺すなんて無理。
143名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:47:28 ID:Cv8eRCyr
>>142
悪の美女に殺されるならよいではないか
144名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:48:01 ID:Cv8eRCyr
>>142
悪の美女に殺されるならよいではないか
145名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:48:04 ID:hxgiiUet
2のタイプってどれだけ正義感、使命感強いんだろうな。もしくは悪を憎む心が。
「女だからって容赦せん」なんて燃えるがとても自分じゃいえないぜ。
146名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 23:17:35 ID:L7wJ21pk
デューク東郷は女相手だろうと「事を処理する」としか思っていないそうだ。
これは2にあたるのかどうか?
迷いが無い=非情、ではないよな。
これによって、たとえば命乞いに対する応対も変わってくる。

5は個人的に微妙。
女が悪役である必然性が薄れるから。
147名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 06:13:00 ID:B22T037n
ちょっと自分に屠る分を補給ということで。


>>140
の5タイプを短いSSにしてみました。
どれが好みといわれれば、どれもいいかもなんて思っちゃいます。
148名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 06:14:42 ID:B22T037n
1:悪女を殺すことに葛藤しつつも戦い(戦争)だからという理由で屠っていくタイプ


「ギャァッ」
肉を引き裂き、骨を断つ感触が長剣ごしに手に伝わってくる。
近隣の村を襲い殺人や放火など蹂躙しつくした夜盗の一団、その荒くれ者のなかで紅一点であったレクネー、
年は二十の半ばくらいか、黒髪、そして褐色の肌を持つ彼女。
そんなレクネーの腹部を貫き、彫りの深い美しい顔を苦痛で歪ませているのが戦士イチである。
「ウウッ」
誰がみても致命傷であるにもかかわらず、レクネーは手が切れるのも構わずに長剣を引き抜こうと力をこめる。
「悪く思うな。女であろうと剣をとって戦うならば容赦はせん」
そういうとイチはググッと剣を腹から上へと、彼女の胸まで斬り上げていく。
「し、死にたっ……」
それが彼女の最期の言葉となった。
大きな谷間をつくっていた鉄製の胸当ての留め金が外れ、
ブルンッと、葡萄色の乳首を勃起させた豊満な乳房が露わになると同時に、心臓を縦に切り裂かれたレクネーは絶命した。

レクネーの死を確認したイチは、一瞬哀れみの視線を彼女にむける。
「生まれ変わることがあるなら……次は生き方を選ぶんだな」
一言そう彼女にむかってつぶやくと、レクネーの肉体から長剣を引き抜く。
倒れることを許されたレクネーは、虚ろな表情のままその場に崩れ落ちた。
149名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 06:21:58 ID:B22T037n
2:悪>女で、悪党に男も女もないと性別を意識せずに屠っていくタイプ


「ギャァッ」
肉を引き裂き、骨を断つ感触が長剣ごしに手に伝わってくる。
近隣の村を襲い殺人や放火など蹂躙しつくした夜盗の一団、その荒くれ者のなかで紅一点であったレクネー、
年は二十の半ばくらいか、黒髪、そして褐色の肌を持つ彼女。
そんなレクネーの腹部を貫き、彫りの深い美しい顔を苦痛で歪ませているのが戦士フゥである。
「ウウッ」
誰がみても致命傷であるにもかかわらず、レクネーは手が切れるのも構わずに長剣を引き抜こうと力をこめる。
「これまでの悪行の報いだ。苦しんで死ね」
そういうとフゥはグググと剣を腹から上へと、彼女の胸までゆっくりと斬り上げていく。
「や、やめっ……し、死にたっ……」
それが彼女の最期の言葉となった。
大きな谷間をつくっていた鉄製の胸当ての留め金が外れ、
ブルンッと、葡萄色の乳首を勃起させた豊満な乳房が露わになると同時に、心臓を縦に切り裂かれたレクネーは絶命した。

レクネーの死を確認したフゥは、軽蔑しきった視線を彼女にむける。
「女であろうと、外道にかける情けなどない」
そうつぶやくと、フゥは握った長剣に力をこめ、なおも斬り上げる。
長く鋭い刃は虚ろな表情のまま事切れたクレネーの顔面を切り裂き、ついには彼女の上半身を真っ二つにした。
「俺は二つ裂きくらいにしといてやる。これ以上は地獄でやってもらいな」
長剣についた血と脂をレクネーの太股で拭うと、フゥは次なる戦場に足をむけた。
150名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 06:28:10 ID:B22T037n
3:悪女を屠るごとに精神が病んでいくタイプ


「ギャァッ」
肉を引き裂き、骨を断つ感触が長剣ごしに手に伝わってくる。
近隣の村を襲い殺人や放火など蹂躙しつくした夜盗の一団、その荒くれ者のなかで紅一点であったレクネー、
年は二十の半ばくらいか、黒髪、そして褐色の肌を持つ彼女。
そんなレクネーの腹部を貫き、彫りの深い美しい顔を苦痛で歪ませているのが戦士サンである。
「ウウッ」
誰がみても致命傷であるにもかかわらず、レクネーは手が切れるのも構わずに長剣を引き抜こうと力をこめる。
「お、おまえが悪いんだ、ぼくは女は殺したくないのにむかってくるから」
サンは慌てて握り締めていた長剣から手を放した。
「ウウッ……」
しかし、腹部を貫通した長剣はおいそれとクレネー自身の力だけで引き抜けるものではない。
「し、死にたくないよっ……た、助けておくれっ………た…すけ……て」
彼女のは数分苦しみ、眼の前でただ、どうしようもないと立ち往生しているサンに助けを求めつつ逝った。
前のめりに倒れると同時に、長剣の柄が地面にあたり、胸まで斬り上がった形になる。
大きな谷間をつくっていた鉄製の胸当ての留め金が外れ、
葡萄色の乳首を勃起させた豊満な乳房が露わになると同時に、地面にグニャリと押しつぶされた。

レクネーの断末魔を金縛りにあったかのようにみつづけたサンは、彼女に怒りにも似た視線をぶつける。
「な、なんでなんだよ。女の人なのに、ぼくは、ぼくは……」
彼女にむかってつぶやくと、レクネーの肉体をゴロリとひっくり返した。
その行動によって苦悶の表情のまま事切れた彼女をまざまざとみることになる。
しかし、サンがもっとも罪悪感を覚えたのは興味はあるものの、
まだ触ったことさえない大きく柔らかそうなオッパイが力なく垂れているのをみてしまった時である。
「うわっ、うわぁぁぁっ」
長剣を引き抜こうとすると、勢いでその視線を釘付けにしているオッパイがブルルンと揺れる。
「ち、ちくしょう、ちくしょうっ……」
まだ少年の面影を残すサンは引き抜いた長剣を握り締めつつ、逃げるようにその場から立ち去った。
151名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 06:40:34 ID:B22T037n
4:同性(女)だから最初っから躊躇も何もありませんわタイプ


「ギャァッ」
肉を引き裂き、骨を断つ感触が長剣ごしに手に伝わってくる。
近隣の村を襲い殺人や放火など蹂躙しつくした夜盗の一団、その荒くれ者のなかで紅一点であったレクネー、
年は二十の半ばくらいか、黒髪、そして褐色の肌を持つ彼女。
そんなレクネーの腹部を貫き、彫りの深い美しい顔を苦痛で歪ませているのが白い肌を惜しげもなく晒す金髪の女戦士ヨンである。
「ウウッ」
誰がみても致命傷であるにもかかわらず、レクネーは手が切れるのも構わずに長剣を引き抜こうと力をこめる。
「あなたね、あたしと同じくらい露出の激しい格好をしてるけど……女を武器にできるのは相手が男の時だけよ……
 腕に自信がないならもっと防護を考えたものにしたらいいのに……でも、ま、もう遅いけどね」
そういうとヨンはググッと剣を腹から上へと、躊躇なく彼女の胸まで斬り上げていく。
「し、死にたっ……」
それが彼女の最期の言葉となった。
大きな谷間をつくっていた鉄製の胸当ての留め金が外れ、
ブルンッと、葡萄色の乳首を勃起させた豊満な乳房が露わになると同時に、心臓を縦に切り裂かれたレクネーは絶命した。

レクネーの死を確認したヨンは、バカをみるような視線を彼女にむける。
「女であることを捨て切れなかったの、それとも顔に自信がないから肉体を誇示したかったのかしら、
 フフフ、まあどちらでもいいわ。美しさも強さも私の勝ち。最初っから悪党に負ける気なんてないけどね」
彼女にむかってそうつぶやくと、握り締めた剣を離した。
支えのなくなったレクネーは、虚ろな表情のままその場に崩れ落ちる。
「貫通するまで突いちゃうと後が大変なのよねっと」
ヨンはそういうとレクネーの肉体を足で踏みつけることで非力を補いつつ、長剣を引き抜いた。
152名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 06:43:04 ID:B22T037n
5:悪女を殺すことに性的興奮を感じてしまい、嬉々として屠っていくスレ住人が正義の味方になっちゃったタイプ


「ギャァッ」
肉を引き裂き、骨を断つ感触が長剣ごしに手に伝わってくる。
近隣の村を襲い殺人や放火など蹂躙しつくした夜盗の一団、その荒くれ者のなかで紅一点であったレクネー、
年は二十の半ばくらいか、黒髪、そして褐色の肌を持つ彼女。
そんなレクネーの腹部を貫き、彫りの深い美しい顔を苦痛で歪ませているのが戦士イツである。
「ウウッ」
誰がみても致命傷であるにもかかわらず、レクネーは手が切れるのも構わずに長剣を引き抜こうと力をこめる。
「もったいねぇなぁ、こんなに美人なのに。ああ、もったいねぇ、もったいねぇ」
そういうとイツはグググと剣を腹から彼女の胸まで、まるで傷つけることを味わうかのようにゆっくりと斬り上げていく。
「や、やめっ……し、死にたっ……」
それが彼女の最期の言葉となった。
大きな谷間をつくっていた鉄製の胸当ての留め金が外れ、
ブルンッと、葡萄色の乳首を勃起させた豊満な乳房が露わになると同時に、心臓を縦に切り裂かれたレクネーは絶命した。

レクネーの死を確認したイツは、セックスをしたかのような興奮した表情で邪な視線を彼女にむける。
「悪い女ってのはなんで、こうソソられるんだろうねぇ」
そう彼女にむかってつぶやきつつ握り締めた剣を離した。
支えのなくなったレクネーは、虚ろな表情のままその場に崩れ落ちる。
イツはしゃがみこむと、彼女の力なく垂れたオッパイを揉みしだく。
「かぁっ、このデカ乳も腐っていくだけってか、タマんないねぇ……
 おっと、ヤバイヤバイ、夜盗はまだまだ残ってる。こんなとこで浸ってる場合じゃねえな」
レクネーの肉体から長剣を引き抜くと、名残を惜しむようにレクネーを一瞥し、次なる戦場に足をむけた。
153名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 06:48:42 ID:B22T037n
以上です。
まだ他にもパターンがあるだろうし、どうもタイプをきっちり捉えているか微妙ですが。
154名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 21:42:29 ID:lIZ9b5Dq
>>153
ちょww主人公の名前www
でもこんな風に心構えが違うだけで、作品に流れる空気も違ってくるのね。
GJ&激乙。
155名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 22:49:49 ID:4wbTu1fQ
この、決して出会ってはいけない奴らが出会った時、何かが…
そんな風に思った瞬間が自分にもry
156名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 17:12:45 ID:078DiVpz
http://www.youtube.com/watch?v=cAFktSHHh8Y
これくらいの筋肉美の女戦士が

http://www.youtube.com/watch?v=cOWi00Gr-7I
こういう方に屠られるのはどうか
157名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 20:04:09 ID:XmzViWin
>>156
あんさん筋肉好きでんな〜ww
もしかして初代スレの>>1さん?
158名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 17:50:57 ID:0w0hAUSt
タイムボカンシリーズの悪女みたいな「やられはするけど、あくまでギャグの範囲」だと
どっちになるのか…
159名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 18:21:02 ID:yv9VhIgf
不殺であろうとギャグであろうとヤラレがメインなら屠るスレ、
セックス・恋愛がメインならHスレって分類がいいんじゃないかと思う。

ソフトなヤラレが好きってのもいるだろうし。
ここにいる主な職人さんが屠り嗜好を持ってるってだけで、
ギャグヤラレSSを書いて新たな流れを生むってのもアリじゃない?
例えばHスレも初代はレイプ系が多かったけど、今は恋愛傾向のSSが多くなってるし。
160名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 05:14:29 ID:H6cQ0f4x
タイツの初期なんかはギャグやられだった感じが
161名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 20:51:13 ID:9Yi9GiXH
保守
162名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 02:33:57 ID:f6S2rLzV
基本的な話なんだが、屠られる女は純情より外道の方が萌えるんだが何故なんだろ。
スカッと倒したときに爽快感があるからってわけじゃないんだよね。
どんな外道でも屠られると「ああ、もったいないな」って思うし。
163名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 04:33:32 ID:36Sw+xjD
SMの女王様が清純キャラだとおかしいのと一緒じゃないか?
本で読んだけど、性的表現と攻撃的表現ってのは男にとっては非常に近いものなんだと。
性行為も、槍で刺したり銃で撃ったりのも、相手を征服するための攻撃行為という意味では同じだとか
前に「ハニーブレイク」の話が出たときに、「あ、究極の融合だな」っておもたw
バイク雑誌やガン雑誌みたいな男性的な本ににセクシーなおねえちゃんを一緒に載せるのも、そういう…ええと
つまり純情よりも外道のほうが、より攻撃的でエロく感じられるんじゃないかな
長文でスマンネ
164名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 06:12:50 ID:aoCPxKDh
外道なんだけど最後は命乞い。でも容赦せず天誅。ああもったいない!

これがオレ的に最高。
165名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 18:11:53 ID:LLCsWrxM
>>156
水野美紀のような大和撫子が
いかにも強そうな中国女や半島女を
屠るのなら見てみたい

166名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 21:16:20 ID:S2WIKnMw
俺は外道でも純情でもなく普通がいい。
167名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 00:41:20 ID:bZQQumNe
検索しても出てこないな,このスレ見つけやすくしてやるよ
ageうんこ
168名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 01:03:39 ID:bZQQumNe
sageるなスレに自信がないなら止めろ,どうせ糞スレだ
169名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 01:20:10 ID:bZQQumNe
糞スレだと思う奴らレスしていいぞ,本当に糞スレだからな
170名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 01:37:13 ID:bZQQumNe
170age
171名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 11:39:10 ID:bZQQumNe
172名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 23:46:02 ID:aMctlKCj
荒らしが来たときは過疎スレ具合が利点になるねw
173名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 03:45:18 ID:r9lYFJti
過疎なら荒らす必要ないか,荒らしてすまんこのまま潰れてくれヨロシクニドトキマセン
174名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 21:03:39 ID:ABiP5kQ1
>>140-152 に触発されたんでパク……参考にしてみるw
B22T037n氏ごめんなさい。

6:女といってもモンスターなので躊躇も何もないですよタイプ

「ギャァッ」
肉を引き裂き、骨を断つ感触が長剣ごしに手に伝わってくる。
近隣の村を襲い蹂躙しつくしたモンスターの群れ、その異形どものなかで紅一点であったアラクネー、
黒髪、褐色の肌、そして大蜘蛛の下半身を持つ種族。
顔形は二十の半ばくらいのように見えるが、魔物であるからには真の年齢など窺いようもない。
そんなアラクネーの腹部を貫き、彫りの深い美しい顔を苦痛で歪ませているのが戦士ロンである。
「ウウッ」
誰がみても致命傷であるにもかかわらず、アラクネーは手と前足が切れるのも構わずに長剣を引き抜こうと力をこめる。
「天の理に沿わぬ闇の者め、疾く滅べ」
そういうとロンはググッと剣を腹から上へと、彼女の胸まで斬り上げていく。
「ギ、グアァ……」
それが彼女の最期の呻き声となった。
大きな谷間をつくっていた胸部の毛膜帯が千切れ、
ブルンッと、葡萄色の乳首を勃起させた豊満な乳房が露わになると同時に、心臓を縦に切り裂かれたレクネーは絶命した。

アラクネーの死を確認したロンは、開いた左手の指で中空に五芒星を描く。
「天にまします旧き神よ、偽りの血肉をあるべき姿に還したまえ……」
指先がかすかに光った。同時、アラクネーの体が砂となって崩れ始めた。
人間の男らを――時には女すらも――惑わす美しい肢体が、醜い虫けらの下半身が、風になぶられ消えていく。
ロンはその始終を油断なく見届けた後、次なる敵を求めて走りだした。
175名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 13:55:46 ID:+tIkXjt6
gj
パクリ乙
176B22T037n:2007/08/26(日) 23:35:25 ID:kW3aIILk
>>174
です。ってまぁいつものクレイなんですが。

女モンスターってのもいいですね。蜘蛛女、蛇女、鳥女、すべてソソリます。
拙作を使って書いていただけるなんてありがとうございました。
177名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 23:42:48 ID:sExLsTbx
うーん、化け物相手だと慈悲も何もあったもんじゃないな(`・д・´;)
ぶったぎり乙乙。

あー俺もさっさと書かないと、そろそろ開始から一年過ぎちまう('A`)
178名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 11:42:55 ID:U9B5R/sM
あとは

7・命令に忠実な軍人や、あくまで報酬の為に戦う傭兵や殺し屋など
  感情に乏しく任務を機械のように冷静に遂行するタイプで
  善悪関係なしに任務の障害になるものは男女構わず殺すタイプ
  ただ、タイプ2と少し被っているかな?

8・命までは奪わないが、悪に加担したおしおきという事で
  気絶するくらいまで正義の鉄拳を叩き込む「命だけは助けてやる、女だという事に感謝するんだな」タイプ

9・普段は大人しく戦を好まない優しい性格だが闘いになると凶暴化・凶悪化・獣化し
  見境がなくなる多重人格タイプ

あたりかな?
179名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 11:48:16 ID:U9B5R/sM
あとは10・「イヤボーン」もかな

秘められた能力とか持ってて、それ目当ての組織とか国家に狙われて
戦争に利用されるのが嫌で逃げまわってるけど、あちらさんから勝手に刺客とか送りつけて、
力が制御できずにイヤボーン
180名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:49:14 ID:vclP7N/x
それは2に分類じゃないか?
181名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 12:30:20 ID:9tYrVk9k
そろそろヤラレ分に飢えてきた。
182名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 16:01:09 ID:/X5DrI82
タイプ別は保管庫に入らないのかな?管理人さん忙しいのかな?
183まとめ人:2007/08/31(金) 02:02:55 ID:z24mLfLC
まとめてなくて御免なさい、更新してきました。
タイプ別はもっと伸びそうな気もするので観察中です。
184名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 17:47:10 ID:MnRiuXXU
>>183
いつも乙です。
タイプ別はこれから展開したら面白そう。
7〜10のショートSSにも期待。
185名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 20:41:06 ID:B4p5l+MK
変なこときくけどさ、小ネタでもう投下なさそうな話し使って話し書くのあり?
186名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 09:48:02 ID:xAXdRDJO
>>185
いいんじゃね? 設定を流用してもいいって言ってる作家さんもいるし。


……打ち切り認定されないうちに、ちょっとしか書けてないけど投下しときます(゚Д゚||)
187名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 09:48:35 ID:xAXdRDJO
※前回までのあらすじ:
 オッス、オラ坂下! なんかキャラ違うけど気にすんな!
 邪神兵(女淫兵が変化)どもを動かしてるコンピューターがある基地へ進入したまではよかったんだが、
唯一マトモな戦力のダークキッドとははぐれちまうし、一緒に来た陸自は死ぬし、
BLの戦闘員まで出てきやがった! 死亡フラグが立ちまくりで、オラなんだかワクワクして来たぞ!

***

 俺が左のハンドキャノンを抜くのと、リーダー格の赤レオタードが89式を構えたのはほぼ同時だった。
 右手でピザ男を物陰へ突き飛ばし、俺に向かって撃ち始めたリーダーに応戦する。
 狙いは外れて隣の下っ端女に当たり、腹を撃たれた彼女は体をくの字に曲げながら後ろへ吹っ飛んだ。
「ぐえっ!」
 60口径はあるホローポイント弾がくびれたウエストに風穴を開け、女の内臓を引き裂きながら背中へ抜ける。
 もともと肢体を隠す気がないような黒レオタは千切れてしまい、メロン程の巨乳がぷるんと飛び出した。
「ゴホォッ! あ……おぉ……」
 彼女は仰向けに倒れ、ゆっくりと脚を開いて股間を晒しながら、白い太腿をひくひくと震わせる。
 俺はと言えば、パワードスーツの太腿に銃弾がめり込むのを感じながらピザ男と一緒に横へ飛んだ。
「おっしゃあ、一人殺った! 俺スゴス!」
「チゴイネ!! 残りどうすんだハゲ!」
 跳んだ拍子にこんがらがり、他人が見たらアッー!だのウホッ!だの言われそうな体勢のまま、
俺とピザ男は怒鳴りあう。
 ついでに恐ろしい事に気付いたが、両腿の装甲にとうとうヒビが入りはじめた。
 11トンの衝撃にまで耐えるライダースーツが、数日来の酷使で悲鳴をあげている。
 今日という日が終わるまで、いやここを出るまで持つかどうか。
 慌てて柱の影から伺うと、仲間を殺られて怒り心頭のBLどもが、無数の弾丸を撃ってきた。
 コンクリート柱の角がFPSさながらにガリガリ削られ、粉が舞い散ること霧のごとし。
 うち一発が俺のヘルメットに当たり、バイザー部分を壊して飛んでいった。
「……グレートだぜ!」
 とにかく一箇所にいては危ないので、俺は二丁撃ちで弾をばら撒きながら反対側へ駆け出した。
「ひぃ!」
「きゃあああ!」
 下っ端の黒レオタ三人が悲鳴を上げて逃げ惑うが、リーダーは流石と言うか一歩も引かない。
 アイマスクの下から俺をガン睨みしたまま、腰だめ連射できっちり足を狙ってくる。
 柱の影へ滑り込みながら、そんな彼女に愛を込めて弾をお見舞いしたが、当たったのは後ろのガラスだった。
 俺のガンベルトに入っている弾はあと五発。あまり考えなしに撃ちまくったのが災いした。
 よっぽど考えて使わないと、自動小銃相手に格闘で挑む事になる。スーツやばいのに。
「こっ、ここからが本当の地獄だ……!!」
 どこぞのMハゲの言葉を身に染みて感じつつ、俺は通路中央に飛び出した。
188名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 02:51:00 ID:jJVPGhVW
>>186
GJエロくてイィ!
こっちレスあまりつかないな?人少ない?
189名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 09:43:44 ID:E1wR3h9A
>>188
作者には申し訳ないと思ってる
続きがあると思って待ってたらいつの間にか放置プレイ
実は続編を期待してる一人。GJです。
190名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 20:48:58 ID:CKUNy3EX
>>188
たぶん皆忙しくて、どの連載もストップしてるから見に来てないw
>>189
いやそんな、こっちこそかたじけないこと限りなし。
遅筆でスマンコ。
191名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 05:10:08 ID:Dr2sR+sC
こっちも連想ゲーム後に言葉を書いて見よう

逃げ惑う悪の女を・・・
192名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 05:25:58 ID:ZeNBJ8Du
全力全開でぶち抜く
193名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 11:13:33 ID:hSrgeozq
終わらせんなww
194名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 11:31:04 ID:PV2yqnOK
悪女の命乞いといえば…
195名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 12:32:28 ID:fZzMVg+y
ミニスカ特捜隊のボス

そそる悲鳴をあげるキャラといえば・・・
196KOUTORI委:2007/09/09(日) 03:15:16 ID:RwBWpANO
 新興の会社と言うのは、良くも悪くも様々な噂を産みがちである。
 とくにこの会社は、社員はおろか出入りする人間の九分九厘が女性なのだから、それこそ噂には事欠かない。
 笛見商事。誰が呼んだか通称・フェミ商事――

「ふ〜、」
 朝の出社ラッシュが一段落すると、受付係の由里香はイスの背にもたれて首を一度回した。
 今日はいつもの二倍は忙しかった。理由は簡単である。相棒の千早がいまだに出社していないからだ。
 普段からギリギリに出社してくる子だったが、今日はすでに一時間を超過している。
 そのうえ連絡すら無いとはどういう事だろうか。
「もう一度きちんと指導しなくちゃ」
 そんなことを考えていると、目の前に二つ並んだ自動ドアの奥のドアが開くのが見えた。
 慌てて営業用の笑顔を作り出迎えの姿勢に入ると、改めて訪問者を観察する。
 年齢は30歳前後だろうか。柔和な笑みを湛えた見るからに人の良さそうな男だ。
 初めて見る顔だった。
 もっとも、この会社に二度と来たいと思う男はいない。
 必然的にここを通る男が新顔になるのを受付を務めて3年目になる由里香は知っていた。
 男が手前のドアを抜け、フロアに一歩足を踏み入れる。
 と、フロア全体の空気がピンと張り詰めた物に変わった――ように由里香は感じた。
 眼前の男は相変わらず微笑みを浮かべたままこちらに一礼をする。見た目の印象はやはり人の良いサラリーマンだ。
 だがしかし、由里香の本能は警告を鳴らしていた。
『この男は危険だ』
 由里香は、カウンターの下に設置された非常ボタンにそっと手を伸ばした。

「ん?」
 室内に鳴り響く警報に、警備室長の果歩は読んでいた女性週刊誌から顔を上げた。
 場所を確認するとどうやら受付のようだ。
 果歩は雑誌を机の上に置くと、受付を映したモニターに目を向ける。
「んん?」
 モニターに映っているのは、普通のサラリーマンだった。それも善人そうな。
(警報機の故障かしら?)
 いや、もしかしたらここからは見えない所に凶器でも隠し持っているのかもしれない。
 そう考えじっとモニターを凝視すると、男が懐に手を入れた。
「お!」
 思わず声が出た。身を乗り出して顔をさらにモニターに近づける。
 しかし、現れたのはやはり普通の名刺入れだった。
(警報機の故障ね。)
 椅子に腰を下ろすと再び雑誌に目を通し始める。
「室長! 見てください!」
 引き続きモニターを見ていた部下の声に促され、今一度モニターを見つめた。
 握手をしていた。
 恐らく差し出された名刺を受け取りに行ったであろう左手を、両手でしっかりと握られている。
 それだけではなかった。受付嬢の体が小刻みに震えているのである。
 受付後方から訪問者を映す形になっているこのカメラでは、受付嬢の表情までを映し出すことは出来ない。
 果歩はこのカメラの音量を上げた。
『あ、あぁっ、んっ!』
 途端に警備室内に女性の艶っぽい声が流れる。
 明らかにあの時の声だ。
 顔を赤らめ俯く者。互いに顔を見合わせる者。モニターを食い入るように見る者。室内の反応は様々だった。
 果歩も口を半開きにさせて呆然とモニターを見つめるしかなかった。
 モニターの中では男の手が滑るようになめらかな動きを見せ、女性の嬌声はいよいよクライマックスへと達していった。
『んん、んふ、あっ! んああああぁ!!』
 ビクビクッと、ひと際大きな痙攣をして女性は崩れ落ちた。
 警備室内はしんと静まり返っている。
 ゴクリと誰かが生唾を飲み込む音が聞こえた。否、もしかしたらそれは自分かもしれない。
 手の中にあった雑誌は既に足元に落ちていた。
 手を撫でただけで女性一人を昇天させた男は、カメラの存在に気付くと、変わらぬ笑顔のまま頭を下げてみせる。
「――っ!! 美紀、すぐに全てのドアをロックしなさい!」
 それを見て我に返った果歩は、未だに放心状態にある部下達に指示を飛ばした。
「ゆかりは今いるお客様を裏口から避難させるように連絡して! それと佳織!
 ――迎撃部隊に出動命令を出しなさい」
197名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 05:33:12 ID:6hCtVLQY
うあ…GJ
物凄い(ピンクな)戦いの巻き起こる予感…?
198名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 15:08:25 ID:xiVcGXp3
こういうノリ大好きだ。続きwktk
199KOUTORI委A:2007/09/09(日) 22:36:19 ID:RwBWpANO
「だから! そんなのはあんたの所の責任でしょうが。そっちでなんとかしなさいよ!」
 奈津子は電話口に向かって罵声を浴びせかけた。
「まったく! 使えない男」
 乱暴に電話を切ると、苦虫を噛み潰したような顔で呟く。
(本当に男なんてこの世からいなくなっちゃえば良いのに)
 どうにも腹の虫がおさまらない。とりあえず一服しよう、とタバコに手を伸ばすと傍らの携帯が鳴った。
 液晶画面に映し出された発信元を見て、思わず頬が緩む。
「千春――」
 斜め後ろに座る相棒の方へ振り返ると、相棒はパソコンと格闘していた。
「え〜っと、シフトキーを押しながら……C、a、p、s……L、o、c、kキーを……」
 視線をマニュアルとキーボードとモニターの間で右往左往させている。
 そのキーボードの横では彼女の携帯が鳴り続けているのだが。どうやら彼女は鈍いらしい。
「おい、スクランブルだよ」
 奈津子は手近なところにあったファイルで千春の頭を小突いた。
「え? 奈っちゃん……あ、本当だ」
 ようやく気付いた千春は携帯を手に取り呟いた。どこまでもマイペースな性格である。
 そんな態度にも慣れた様子の奈津子は「ほら、行くよ」と千春の腕を取った。
「課長! 辻本奈津子と小早川千春“営業に”行ってきます!」

「な、何なのよ。この男は……」
 奈津子と千春が自分達のオフィスを出る頃、男と対峙していた洋子の口から思わず弱弱しい言葉が漏れた。
 男の足元には既に数人の女性が転がっている。残るは自分と、両脇にいる2人の女子社員のみだ。
「主任、どうしましょう?」
 脇にいた女子社員もまた、動揺した様子で洋子の方に顔を向ける。
 今までだってこういう事はあった。複数で来たこともあったし、熊のような大男が来たこともあった。
 それでもその都度、自分達はその男達を返り討ちにしてきたのだ。それも1人の負傷者も出さずに。
 自分達の強さには自信があった。そう言った驕りがあったのかもしれない。初動で半数程しか集まらない誤算もあった。
 それにしても――この男は異常だ。
 だがしかし、このまま男を通す訳には行かない。この会社には公にされてはいけない秘密があるのだ。
「辻本さんと小早川さんは? まだ来ないの!?」
 男に視線を向けたまま、脇にいる女子社員に訊く。
「まだ……見えません」
 後ろを振り返り長く続く通路の先を見つめた女子社員は、そこに人影がないことを認めると力無く答えた。
(せめてあの二人がいてくれたら……)
 部隊内でも1,2の実力を争う二人がいてくれたら、状況も変わっていただろうか。
 しかし「たられば」を考えていても始まらない。洋子は今一度、木刀を握り直した。
「3人で一斉に行くわよ」
 迎撃部隊の主任として、気弱な姿は見せられない。洋子は先陣を切って男へと向かって行った。両脇の女子社員もそれに続く。
 まずは剣道有段者の自分が出来るだけ手数を出して、この男の動きを封じる。
 その隙に2人掛かりで攻めてもらえば、なんとかなるかもしれない。
 悪くない考えだった。悪かったのは対峙する相手だ。
 最低限の動きで3人の突進を交わすと、男は3人の後ろに回り込んだ。
 それに反応した洋子は前回りして前方に逃れ、なんとか体勢を立て直すが、
 反応の遅れた2人の女子社員は、男に対して無防備な背中を晒すことになった。
 男はその2つの背中を両手の人差し指でつーっと撫で上げる。
「んぁあっ!」「はぅっ!」
 ビクリッと体を震わせ、至極の快感に顔を歪めた2人が前のめりに倒れていく。
「チィッ!」
 とっさに木刀を横薙ぎに払ったが、慌てていたせいか予想以上に大振りになってしまった。ぐらりと洋子の体勢が崩れる。
 洋子が体勢を立て直すよりも早く懐に入り込んだ男は、洋子の下腹部にそっと掌を当てた。
「あ……あぁっ!」
 瞬時に今までに感じたことも無い多幸感が全身に襲い来る。
「く、ぅぅっ……」
 洋子は手にした木刀を床につき、何とか耐えようと試みるが、とても耐えられるものではなかった。
「は、あああああああああん!!!!」
 ぷしゃっと股間から潮が飛び散った。
 快感によるものか、はたまた敗れたことに対する悔しさからか、目元から一筋の涙が流れる。
 プルプルと震えていた膝をガクリと折ると、洋子はその場に膝をつき、うつ伏せに倒れていった。
 
 通路の奥から2つの足音が聞こえてきたのは、ちょうどその時であった――
200196:2007/09/09(日) 22:54:31 ID:RwBWpANO
>>197
>>198
GJ、wktkありがとうございます!
とりあえず明日から仕事でしばらく書けないので書ける分だけ、
と思ったら改行多すぎで一度弾かれましたorz
簡潔に書けるようにしなくては。
201名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 08:06:36 ID:bfIXag2Q
GJです
ところで調子こいてる悪女があっさりひねられて命乞いをするも
容赦なく屠られるのと、技量は拮抗(亀甲と真っ先に出たw)
していたがヒーローを捕らえて下僕にしようなどと欲張った為に敗れるのと
みなさんはどっちが好み?
202名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 08:10:19 ID:Qsk4Mzlk
前者にはキャラ的に魅力をかんじられんなぁ
チンピラやん
203名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 10:48:20 ID:+yBuSMqe
オレは前者
人によって違うんだからチンピラやんとか余計
204名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 11:02:07 ID:2sAxGkTp
ザコ萌えとしては前者の方が萌える。
後者は下僕にしようとして(殺すつもりはない)のに屠られるって哀れさが、
萌えられるか、後味悪いものになるかSSの書き方によるんだろうなと思う。
205KOUTORI委B:2007/09/11(火) 05:48:23 ID:0ExZQTdq
「主任!」「洋子さん!」
 2つの足音が駆け足に変わる。
 普段の制服から、迎撃部隊の装備に着替えた奈津子と千春だった。
 装備と言っても前面に軽量の防具と、動き易いように深いスリットの入ったスカートに穿き替えただけなのだが。
 ただし2人とも、その手にはしっかりと木刀を握っている。
「千春……どうも今までの男達とは違うみたい」
 惨憺たる状況だった。すでに何人もの仲間達がこの男によって倒されている。
 少なくとも、奈津子はこれまでにこんな光景を目にしたことは無かった。
「久々にアレ、やろっか」
 そう言って奈津子は千春の方を見た。千春も黙って頷く。
 個々人でも部隊内で1,2の実力を争う2人だが、特筆すべきはそのコンビネーションの良さである。
 技の千春と力の奈津子。スタイルの違う2人が絶妙のコンビを見せることで、その強さは3倍にも4倍にもなった。
 今まではそんなコンビを使うまでも無く男達を撃退してきた2人だったが、どうやら今回の相手はそうもいかないらしい。
「じゃあ――行くよ!」
 寸分違わぬ一気の踏み込みを見せ、男に肉薄する。千春が退けば奈津子が圧し、奈津子が退けば千春が圧す。
 申し訳無いが、先程の3人とは比べ物にならない見事な連携であった。
 流石の男も自分から攻めに転じること叶わず、防戦一方となる。
 千春の刀を特製のビジネスバッグで受けた時、千春の顔を見て男ははたと気が付いた。
「おや? 貴女は今朝の……」
「えっ!?」
 突然掛けられた言葉に千春の手がほんの一瞬止まる。
 本当に、ほんの一瞬。一秒にも満たない間だ。だが、相手が実力者であれば十分な間であった。
「馬鹿、千春!」
 それに気付いた奈津子がとっさにフォローに入る。しかし、これが逆にいけなかった。
 今までの絶妙なタイミングでの攻めに狂いが生じた。
 男は強引に振りに来た奈津子の刀を上に弾くと、がら空きの奈津子の胴に手を添えた。
「しまっ――はぅ!」
 奈津子の体が雷を受けたように痙攣する。
「奈っちゃん!」
 千春は木刀を体の前に掲げながら後方に跳躍し、男から距離を取った。
「く、ふ〜ぅん」
 すとんと床に膝をつく奈津子。男はそんな奈津子に背を向け、千春をまじまじと見つめた。
「いや、失礼。貴女が今朝お会いした女性にあまりに似ていたもので」
 この場にそぐわない、緊張感の無い声で男は言った。顔には申し訳無さそうな笑みまで浮かべている。
 それとは対照的に千春の表情は強張っていた。相棒の奈津子が倒れたから、という訳ではなさそうだ。
「……そんなに、私とその女の人は似ていたんですか?」
 顔をやや下に向けながら、消え入りそうな、か細く震えた声で男に尋ねる。
「は? えぇ、そうですね。お顔はそっくりです。ただ――」
 千春は男のその言葉を聞きながら、自分の脈拍が急激に速くなっていくのを感じていた。同時に意識もぼんやりとしてくる。
「――髪の色が違いましたね。貴女は綺麗な黒髪ですが、その女性は茶色く染められていました」
 ドクンッと一際大きく心臓がなった。自分にそっくりで茶色い髪。
「その、、女の人とは、いったい何を?」
 ここに来てようやく男も彼女の様子の変化に気付いたようだ。何故この状況下で自分達はこんな会話をしているのか?
 とは言え、尋ねられたからには返さないのも忍びない。
「ここまでの道案内をして頂いたのです。何でもその女性はここの受付嬢だそう――」
 受付嬢、と口に出した瞬間。女性を取り巻く空気が変わった。極めて禍々しい。一言で表すのならば、『殺気』。
「えーと、いったいどうされました?」
 これには男も狼狽した。他愛も無い会話から、突然殺意が自分に向けられたのだ。
 千春は顔を上げるとキッと男を睨み付けた。
「それで! その女の人――千早ちゃんは今どこにいるんですか!?」
 普段の彼女を知る者ならば卒倒しかねない、般若のような険しい表情だった。
206名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 09:43:25 ID:nTRFb+uH
>>205
乙!乙乙!!

>>187もファイト!
207名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 10:32:31 ID:JmUQaOqK
KOUTORI委のこれからの展開に期待しつつ、
196さんが次に投下するまでの合間をぬって短編投下させてもらいます。
208名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 10:37:41 ID:JmUQaOqK
『剣士カイリ――メーセルの女魔道士――』


カイリが薙いだ長剣が女の身体のラインを隠していた厚めのローブを切り裂き、
黒い長髪の女魔道士、ミティーナの豊かな乳房がプルンッと飛び出した。
胸が露出し、気が動転した時にミティーナの敗北は決定した。
「キャァッ」
とっさに胸を腕で隠そうとするミティーナ。瞬間、彼女の身体に張り巡らせた魔法防御が弱まる。
その隙をみのがすカイリではなかった。歴戦の勇士である彼の剣がミティーナの腹を刺し貫く。
女としての恥じらい、それがこの戦いの勝負の分かれ目だった。
「クゥッ、は、離しなさいよぉっ」
痛がる気配もない、痛覚を消しているのだろうか。
少女といってもよいあどけなさを残すかわいらしい顔を憎々しげに歪め、カイリを睨みつける。
ただ、乳房が露わになっているのが恥ずかしいのかその顔には少し赤みがさしていた。
魔法の詠唱・維持には高い集中力を必要とする、この状態からのカイリへの反撃はないといってよかった――――
209名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 10:47:40 ID:JmUQaOqK



メーセルという悪魔と契約し、額に奇妙な形の紋様をほどこした女魔道士の集団がいる。その教義は殺人の追及。
彼女たちは魔法の効果が人間にどのような影響を及ぼすのかを確かめるため、人里離れた山村の村人を実験体にしていた……

その村人のなかで命からがら彼女たちの魔手から逃げ延びた男がいた。
ある湖畔で休んでいたカイリはその男から謎の女魔道士たちが村で暴れていると聞き、山村に急ぎ駆けつけた。

そこで彼が目にしたのは焼け焦げた死体、氷漬けにされた死体、バラバラに切り刻まれた死体、
グシャグシャに潰されたような死体、骨が粉々に砕かれた死体、腐った死体、溶けた死体、死体、死体、死体、死体……
カイリが想像しうるありとあらゆる方法で無惨な姿に成り果てた死体の山だった。

怒りにかられたカイリはそこに満足そうに立っていた五人の女魔道士を斬り殺した……はずだった。
彼女たちは死ななかった。バラバラになっても狂ったように笑っているのだ。
そしてズルズルと地面を這いずりゆっくりと再生していく。
カイリが攻めあぐねていたところに、彼女たちが契約する悪魔メーセルがあらわれた。
人では到達できぬ妖しい美を極めたモノ、男なら誰もが欲情するような裸体を惜しげもなく晒す尻尾と角のある女悪魔であった。
彼女がカイリにむかって微笑んだとき、『魅了』の魔法でもかかったようにカイリは身体が動かなくなった。
万事休すかとカイリは覚悟を決めた。しかし、メーセルはカイリに襲いかかることもなく、
バラバラの女魔道士たちと共に、空中に創りだした深い闇の中へと消えていったのだ。

「この子たちを殺しつくすことができたら遊んであげる」そんな言葉を残して……



カイリは彼女たちを追った。彼が行く先々でメーセルの女魔道士の狂気を聞いた。
そしてある森で、メーセルの女魔道士の一人であるミティーナと遭遇し、戦闘となったのだ。
210名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 10:57:33 ID:JmUQaOqK
――――ミティーナを真に殺すには、彼女が痛みで身動きのとれない今が絶好のチャンスである。
カイリは半信半疑ながら、メーセルの女魔道士を追う旅の途中、覆面の僧に教えられた方法を試してみることにした。

握りこんだ長剣を離すと、腰のベルトにいくつもつけている小さなナイフを中指から小指、三本の指で逆手に握った。
そして、膝まであるミティーナのローブをまくしあげるようにして狙いどころを人差し指で探る。
「な、何をするつもりなのっ、ヤダッ、やめてぇっ」
一つ目の弱点、それは会陰であった。
下着も何もつけていない、恥毛で隠されたむきだしの秘所が探り当てられる。
カイリは間違いのないことを確かめるために指をグイッと挿れこんだ。
「ンンッ……アァッ、」
ミティーナが顔を真っ赤にしながら喘ぐ。恥ずかしいのだ。
メーセルと契約するには処女でなければならない。彼女はいまだ生娘であった。

「ンヒィッ、やめっ」
ミティーナの喘ぎ混じりの願いは聞き入れられることはなく、
会陰であることを確信したカイリはナイフを順手に持ちかえると、躊躇なく突き刺した。
「フギャァァッ」
腹を貫かれても悲鳴一つあげなかったミティーナが叫んだ。同時に彼女の額にあった三つの紋様のうち一つが消える。
「どうやら、嘘ではなかったらしいな」
つぶやくカイリ。ミティーナは痛みにもまして弱点を知られているという事実に驚愕の表情をつくる。
「ひぃっ、だ、誰に聞いたのよ」
「さぁな、世の中にはおまえたちメーセルの魔道士を嫌うヤツもいるってことだ」
カイリはもう一本ナイフを引き抜くと、今度は左手でミティーナの右乳房をすくいあげた。
そして根元からグニュリと揉みあげる。若さにあふれ、張りのある巨大な乳房が形状を変え桜色の乳首が強調される。
「フゥンッ……やめっ、やめてっ。お願いよぉっ」
「だめだな……」
男は無表情のまま、乳首を縦に切り裂くように二本目のナイフを差し込んだ。
「ひぎゃぁぁぁっ」
ミティーナが絶望に満ちた悲痛な叫びが深い森の中にこだまする。残された紋様も一つとなった。
211名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:02:27 ID:JmUQaOqK
「どうだ、気分は……」
「痛いよ……イヤ、まだ死にたくないっ。ねぇ、今ならまだ間に合うわ。何でもするから見逃してぇっ」
「おまえがやったことの罪の重さを考えろ。笑いながら村人を皆殺しにしていた女を生かすつもりなどない」
「いやぁっ……」
死の宣告に、ミティーナは恐怖し息を飲み込む。目から大粒の涙がこぼれ落ちていく。
カイリは左乳房をむんずと鷲掴みにすると激しく揉みしだく。
「フハァンッ、イヒィィ、何これ、イヤァァッ、気持ちいひぃぃっ、な、何をするつもりひぃぃ」
胸を揉まれるだけで異常なほどにミティーナは感じていた。すべての命の源たるプラーナが今、左乳房に集中している証である。
「何をするつもりだと……やれやれ、あの坊主め。この説明をしている時だけゲヒゲヒ笑っていたのはこれが余計だからか」
十分に女魔道士が感じるまで乳を揉みつづけろ、覆面の僧からの教えられたことであったが、カイリには何か違和感があった。
会陰や胸を、つまり『女』である部分を殺していく、
処女としか契約しないメーセルの不死の魔道を破る方法としては試してみるだけの説得力があった。
しかし、この行為だけは腑に落ちなかったのである。
カイリは小さく首を横に振ると、揉むのをやめる。そして三本目のナイフを、ミティーナの命を断つものを引き抜いた。
「ねぇ、わたしは少女なの、まだ子供なのぉっ。あなた、殺すの平気なの。もう誰も殺しません、誓う、誓うからぁっ」
神ではなく、悪魔と契約した女が、いったい何に誓うつもりなのか、カイリは呆れかえったがそのことについては何もいわない。
「反吐が出るほどの悪党だったら殺すのは慣れている。そこには性別も年齢も関係ない。
 ああ、悪とは何かとか問答したいなら地獄で悪魔とでもやってくれ……」
それだけいうと、何の感慨もないように、ただただ冷静にナイフを横にすると勃起した乳首ごと乳房を刺し貫いた。
「メーセル様ぁっ、ああっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
長い長い絶叫。ミティーナをとりまいていた禍々しい魔道力がどんどんと抜けていく。

数瞬後、虚空をみつめ立ったまま絶命したミティーナの肉体が変化していく。
どんどんとあどけなかった顔は大人びていき、娼婦のような顔へと変貌する。
何よりも胸が、ただでも少女のような年齢のミティーナには不似合いなほど豊かだった乳房が、
みるみるうちに大きく、カイリの手からこぼれ落ちんばかりに成長し、
肌の質感も若さあふれる張りを失うかわりに吸い付くような熟れたものへと変化していく。
212名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:07:10 ID:JmUQaOqK
立ったまま事切れたミティーナにはすでに少女の面影などどこにもなかった。
そこには三十路半ばの熟しきった色気たっぷりの女がいた。
「フゥッ……やれやれ、不死だけじゃなく不老もか。これじゃメーセルと契約したいなんて女は山ほどいるだろうな」
息を吐き、疲れたようにカイリはつぶやくと、ミティーナを刺し貫いた三本のナイフと無造作に引き抜く。
ブルルンッとミティーナの成長しきった巨大な乳房が揺れたが意に介さない。
最後に、彼女の腹部からカイリ愛用の長剣を抜いた。
同時にミティーナは曇り空を見上げんがごとくあおむけにドスンと倒れた。
またも盛大に爆乳が揺れ、まくれあがったローブからは血が滴る会陰が露わになる。
死体であるにもかかわらず、むしゃぶりつきたくなるようないやらしい姿態であった。
「あと四人か……あの坊主、あと一つ方法があるっていってたが、何だろうな。もう少し楽なのだといいんだが」
カイリは長剣とナイフの血や脂肪を丁寧にボロ布で拭いながらつぶやいた。
長剣を鞘におさめるとポツリポツリと降り始めた雨を避けるように小走りにその場から立ち去った。



残されたミティーナの熟れきった死体が冷たい雨にうたれている。
それをニヤニヤと笑みを浮かべ、腕組みをしながら空中でみつめる悪魔がいた。メーセルである。
彼女の淫らな肉体には一滴の雨もついていなかった、球状の空気の壁が彼女のまわりを覆っているのだ。
「ふーん、一人やられちゃったかぁっ。まあ痛くも痒くもないけどねっ。
 けど、ミティーナもよかったねぇ。ラルセナなら実際は八十くらいだからヨボヨボの肉体を晒しているとこだよ。
 いやあの男の子がよかったというべきかな。少女の肉体を堪能したと思ったらババアでしたなんて死にたくなるだろうし……
 うんうん、数百年ぶりに楽しいひとときが過ごせそうだね。カイリ君だったかな。
 あと四人殺して、あたしのとこに来てね。極上の肉体でお相手してあげるからっ
 さぁてっと、後始末はきっちりしないとねぇ」
右手で指をパチンと弾くと、ミティーナの肉体が燃え上がる。
「一応、処女のまま死んだからね。契約成立ってことで綺麗に消してあげる。
 肉体が腐ったり、獣たちに貪り喰われるってのは、女の子としてはイヤでしょ」
数千度の炎がミティーナの肉体を灰へと変えていく。雨にもかかわらず、その火勢は強まるばかりである。
「さぁ、次は誰をさしむけて遊ぼうかなぁ」
悪魔にとって人が必死にあがく姿は悦びであった。彼女にとってはカイリの抵抗は退屈な日々を過ごすための余興である。
彼女はカイリという絶好の遊び道具をみつけて愉しくて仕方がなかったのだ。


そんなメーセルの妖しく艶やかな顔がカイリによって驚愕に歪むのは、三ヵ月後のこととなる……



                                                                          つづく
213クレイバンの人:2007/09/13(木) 11:09:38 ID:JmUQaOqK
以上です。
一応「つづく」となってますが……つづきはいつになるやらって話です。対傭兵編もですが。
とりあえず女魔道士のヤラレが書きたかっただけみたいな。
214名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:57:25 ID:6K2PAt1l
クレイさんGJ!
このスレ、ローブ系の服装ネタは滅多にないけれどイイですね。
需要も無くはないと思うんですけどね……。

それにしても揉むのやめたカイリモッタイナスww
215名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 16:25:56 ID:qgyiZgP2
クレイさんいつもありがとうございます。
ローブのネクロマンサーは良いものですねww
死んだら更にエロくなるのも、何というか新鮮でした。

あーでも倒すと婆さんになる位なら、
いっそのことボロボロのミイラになって風に散って欲しいと思うのは私だけ?
216半蔵門エミーの就活:2007/09/13(木) 22:55:35 ID:JOr6/tD7
〜あらすじ〜
 前回の一件(>>64)でヒーロー免許を取り消された半蔵門エミーは、
 新たな安息の地を求めるため就職活動という荒波に乗り出すのであった……。

「ん〜。なんか良い仕事ないかしらね〜」
 優雅に紅茶なんか飲みながら求人情報誌『HERO・an』をパラ読みするエミー。
「半ズボン美少年がわんさか居る仕事はないかしら〜――ん?」
 エミーの視線が、一つの広告でピタリと止まった。
“悪の秘密結社BL(black lady) 新入戦闘員募集中!(女性限定) 歩合制、制服支給、交通費支給(月15000円迄)”
 なによりエミーが心を揺さぶられたのは真ん中にデカデカと書かれたキャッチコピーだった。
「“貴女も可愛い男の子をペットにしてみませんか”!?」
 ハハハ、何言っちゃってんの。仮にも元正義の味方が悪の秘密結社に就職って……ありえないわ。

 ――数時間後。
 悪の秘密結社BLの制服に身を包んだエミーは、実地研修として4人の先輩戦闘員と一緒に町外れの公園へ来ていた。
 あの後、5分後には履歴書を書き上げ面接へと出発したエミーは面接の席にて、
 うっかり癖で腰に差していってしまったヴァイブレーターソードに異常なほどの興味を示され即時採用となった。
 エミーの職場での名前は戦闘員E。
 因みにその時の面接官たちが今エミーと一緒にいる戦闘員A〜Dの4人である。
 悪の秘密結社BLは、代表取締役兼首領のチジョーンを含めて総社員6人の小さな秘密結社。
 主な仕事内容は大手秘密結社が作戦を決行する際のイベント(陽動)の手伝いや、
 女戦闘員が不足している秘密結社への人材の一時的な派遣などがメインで、
 比較的自分の時間を自由に使えるので、最近若い娘たちに注目されている……らしい。
 以上が先ほど説明会で聞いた話である。
「Eちゃんもやっぱり志望動機は男の子?」
 4人の中では最も新入りの戦闘員Dがエミーに話掛けてきた。
 いきなり直球で来られたので「え、いや、まぁ、その」とエミーが返答に窮していると、戦闘員Dは可笑しそうに笑った。
「平気だって。ここにいる皆も同じ動機だから」
 それを聞いて安心したようなそうでないような複雑な心境だった。大丈夫なんだろうか、この秘密結社は。
「ちなみに皆さんペットとかは……」
 思わずエミーがそう口にすると、4人は顔を見合わせニィッと笑った。
「私は1人」「私も1人」「私は2人」
「私は、3人よ」
 最も古株の戦闘員Aが、ちょっと自慢げに言う。
 3人。両脇に置いても1人余る、と言うことは……。
 あらぬ想像をして溢れ出た涎をエミーは右手の甲で拭った。
「まあ、チジョーン様には敵わないけどね。チジョーン様の後ろに男の子が控えていたでしょう?」
 エミーは、挨拶に行った時にチジョーンの後ろに並んでいた8人の少年達を思い出していた。皆、なかなかの美少年だ。
「あれ、全員チジョーン様のペットよ」
「……マジデスカーーー!!(ブシャー)」
 エミーは興奮のあまり20mlほど鼻血を噴出した。8人、曜日毎に変えても1人余るではないか。
(単純に1人ずつ8日交代? 2人ずつ4日交代? まさか、8人一遍なんてこと……ムリムリムリムリ!)
 悶々と1人でそんな事を考えていると、相当興味があると思われたのか、戦闘員Aがとんでもない事を口にした。
「それじゃあ、Eちゃん。今日さっそくペットを作ってみましょうか?」

 そんな訳でエミーは今、公園の隅にある公衆トイレの中に来ていた。
 エミーの足元には4人の先輩戦闘員に組み敷かれた半ズボンのよく似合う男の子がいる。
 短すぎず長すぎず、子供特有の柔らかさを保ちながらも僅かに引き締まった足。実は公園に着いた時からチェックしていた少年だ。
 元々町外れにある、こんな公園のトイレを使う女性なんてそうそう居ない。
 しかもご丁寧にも入り口には『清掃中』の看板が置かれている。これで、誰かに邪魔をされる心配もない。
 今まで何度も夢想した光景ではあったが、実際に実行する機会など正義の味方をしていてある訳もなく、
 遂に現実の物となったエミーの興奮はここに来て最高点に達していた。
「じゃあ、Eちゃん――」
 男の子の両足を押さえている戦闘員Aがエミーを促す。
 エミーの心臓はもはや高橋名人の指よりも速く動いていた。
「この子に刺して頂戴」
 その一言に、エミーの思考回路は一瞬停止する。
(……あれ? 刺す? むしろ私が刺される方ではなく?)
217半蔵門エミーの就活:2007/09/13(木) 22:57:46 ID:JOr6/tD7
「あの……刺すんですか?」「えぇ、刺して頂戴。」

「何を?」「何って、ソレ(ヴァイブレーターソード)よ」

「コレ(ヴァイブ(ry)ですか?」「ソレ(ヴ(ry)。」

「何所に?」「穴よ」

「穴?」「穴ル。」

「アナ――ええぇぇぇぇええ!?」

 何度かの問答で、ようやく合点がいった。この先輩はヴァイブレートソードを少年のア*ルに刺せと言っているのだ。
 最高点に達していた興奮が一気に氷点下まで下がっていくのを感じた。
 この状況下で筆下ろしではなく、裏ヴァージン。第一ア*ルの一体どこが良いのか。ここは入れる所ではない、出す所だ。
 いまやエミーの体は、興奮ではなく怒りによってその温度を上げていた。
 そもそもこの人達は美少年道の何たるかを分かっているのか。問いたい。小一時間問い詰めたい。知らないのなら小一時間説き諭したい。
 しかしそんな暇も無いので、エミーはとりあえず目の前にある戦闘員Aのア*ルにヴァイブレートソードをブッ刺した。
「バ、私じゃな――ホォォォォォォォ!」
 突然何の前触れも無く挿入されたごんぶとに戦闘員Aのア*ルは悲鳴を上げ、戦闘員Aは奇声を上げた。
 エミーはやけに冷めた表情のまま、出力をフルスロットルに持っていく。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
 もはやノイズのような喚き声を上げながら、戦闘員Aは自らの体全体をもヴァイブレーションさせて昇り詰めて行った。
「ぁっ――」
 力無い一言を最後に電池が切れたように動きを止める戦闘員A。
 エミーはそのア*ルからヴァイブレートソードを引っこ抜くと、戦闘員Aを横に蹴り転がした。
 そして冷めた目線を残る3人の戦闘員へと向ける。
「――っ! あんた、何やってんのよ!?」「やっちゃえー!」
 呆然と一連の行為を眺めていた3人が我に返り、エミーへと襲い掛かってきた。
 しかし、所詮は一戦闘員。何人掛かりで来ようと、元正義の味方であるエミーの敵ではない。
 あっと言う間に組み敷かれると、戦闘員B、Cと立て続けに先ほどの戦闘員Aと同じ運命を辿る破目になった。
「ア゛ォォォォォ!」
 戦闘員Cが半ば白目を剥き、獣のような咆哮を上げて倒れていった。
 顔中さまざまな汁でぐちゃぐちゃになっている。
 1人残された戦闘員Dは、ここに来て完全に戦意を削がれていた。
「あ……あぁ……」
 腰が抜けたのか尻餅をつき、定まらない視線を宙に漂わせている。
 エミーはぐぷっと音を立てて戦闘員Cのア*ルからヴァイブレートソードを抜くと、ゆっくりと戦闘員Dに近付いていく。
「ひ! ヒィィィィ!」
 戦闘員Dは尻餅をついたまま、後ろにズルズルと後退していく。
 しかし公園のトイレなんてそんなに広い物ではない。すぐに背中が壁へと辿り着いてしまった。
「お、お願い……。許して……」
 目に一杯の涙を溜めて、戦闘員Dは哀願した。
 そんな顔をされては、エミーも鬼ではない。
「大丈夫――」
 戦闘員Dの顔を覗き込み、ニッコリと優しく微笑む。
「痛いのは、気絶するまでだから♪」
「ちょ、ちょっと待――ギャアアアアアア!」

 こうして戦闘員4人を掘り倒したエミーは、そのままの勢いでチジョーンのア*ルもさくっと戴き、
 悪の秘密結社BLを単身で壊滅させたのだった。
 この功績が認められたエミーは、ヒーロー仮免許を与えられ、『更迭戦隊クビナンジャー』改め
 『再雇用戦隊リフレーンジャー』の一員となってそれなりの活躍をすることになるのだが、それはまた別のお話。
218名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 08:44:21 ID:3uBYNurf
GJ
その後捕まっていた少年たちはエミーがおいしくいただきました
というテロップが流れないところを見ると彼女にもまだ正義の心が
219名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 11:10:03 ID:g5oLO7Bp
GJ
ペットの美少年とBLたちの絡みもみたかった。
書いていないだけでエミーは少年達を美味しくいただいてそう。もちろん洗脳されてたとかいいわけはしっかり考えつつ。
220名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 20:44:07 ID:/QGARXBe
GJですよ…

でもまともな使われ方しないなぁ…ヴァイブレーターソード…
相手はせっかくの女戦闘員だったって言うのに…
221名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 23:26:01 ID:/EFmIF0m
ちょwwエミーなにやってんのwwwwww
222名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 23:16:42 ID:o544a3J8
俺って、悪の女を屠りたい(そういうイラスト、SSがみたい)という衝動に駆られるときと、
悪の女とHしたい(そういう、以下略)という衝動に駆られる時があるんだけど、皆どうよ。

そういう意味で、俺は現在の姉妹スレの状況にすごく満足してるんだが。
223名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 01:41:10 ID:DaE/D1fv
こっちのスレ限定(向こうは覗かない)の住人はそんなにいないと思うけど、向こうのスレ限定(屠りNG)な住人はそれなりに居そうな気がする。
だから、姉妹スレのほうが賑わってる現状は仕方がないかもね。


そして、雑魚スレは覗いてないって人が大多数な気が……。
224名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 01:46:13 ID:DaE/D1fv
ちなみに自分の傾向は
愛でる7:屠る3
かなぁ。

やられにしても比較的ソフトなのが好き。
だからKOUTORI委の続きが気になる……。職人様、よろしくお願い申し上げます。
225眠れぬ夜に:2007/09/18(火) 06:01:50 ID:DzRADVrw
「コーラでマターリ!!」
 とかいうのは箱○のゲームソフト〃ライオットアクト〃で敵が攻撃時に叫ぶスペイン語だが、
どう聞いてもそうとしか聞こえない為、ニコニコ動画ではこの空耳字幕が付いている。
「ねーちゃんのチン毛ぇぇーーッ!」
 俺が狙ったのは右端の黒レオタだ。こいつは手榴弾を持ってて危ないので潰す事にした。
 初弾は外したが、二発目が右の太腿に当たった。
「ふぐぅッ!」
 バランスを崩して倒れ掛かるところへ、三発目がちょうど口に入る。
白い前歯がバラバラになって飛び、弾はそのまま後頭部へ抜けた。
 驚いた事に、即死するかと思いきや彼女はまだ生きていた。手足を出鱈目にバタつかせ、
ひきつけを起こしたように地面でのたうち回る。脳幹をやられて息も身体制御も不能になったようだ。
 ビュブッ、ゴブッと奇妙な音を立てながら血を吐いて、ゆっくりと動きを止めた。
 残った二人のザコが、苦しみぬいて事切れた彼女から悲鳴をあげて遠ざかる。
「うわぁ!」
「いやああ!」
 ――計算通りッ!
 俺は密かに地中を這わせておいた触手を一気に引き上げ、二人を絡め取った。
「あっ!」
 驚いた赤レオタが飛び退き、自分の手下が引き摺られていく様を見つめる。
 見つめるだけで、助けようとはしない。ロボットの女淫兵より薄情な女だ。
「ヒィィッ! 何するの、放して!!」
「やめて、やめてぇ!」
 暴れる二人をギュウギュウと締め上げながら、俺はカッコつけてポーズをとった。
「チッチッチ……お嬢さん、今の流行りはセックスバトルだぜ。知らないのか?」
 唖然と見守る赤レオタに見せ付けるようにして、空中に固定した二人の股をぐいっと押し広げる。
「ちょっと、何する気!? まさか……」
「イヤ、イヤ! そんなの入らないッ!」
 黙れと言う代わりに、俺はザコ二人の膣を子宮まで一気に刺し貫いた。
「ぐえええええええーーッ!」
「ひぎぃぃぃいいいい!」
 二人はリーダーやピザ男に見られているのも構わず、口をOの形に開いて絶叫する。
 だが回転を加えて上下運動を開始すると、その悲鳴も艶っぽい響きを帯びてきた。
 随分少なくなってしまったが、俺の触手バイブは敵に大好評の昇天必須武器なのだ。
「か、かはぁっ! あうっ、ああっ」
「ひぃんっ! はひぃっ、ふひゃあああああ!!」
 次第に顔を赤らめ、口から舌を飛び出させて悶える部下を前に、リーダーは赤くなったり青くなったり。
「お、お前……お前は一体、な、なに、何をしている……!」
 ザコを盾にしている為、後ろの俺に狙いは付けられない。
 最も、接合部に目が釘付けでそれどころではなさそうだ。
 硬いブーツの両つま先をバタバタさせながら、二人は下半身を貫かれて悶絶している。
「ふふん。何と言われようと、これが俺の戦い方なんでな」
226名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 06:05:56 ID:DzRADVrw
という感じで、坂下さんヤンマーニ中です。

>>224
書いてるうちに、いつの間にか俺のスタイルは『愛でながら屠る』になってしまた。
ごめん……(´・ω・`)
227名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 06:14:00 ID:wpCXOhW9
ソフトなやられとはナジカみたいなヤツかな?
もしくはゴッドハンドとかダブドラみたいな……
228名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 11:25:54 ID:uapROu6m
>ゴッドハンドとかダブドラ

女を拳でボコボコにするのはハードでは?
229名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 20:14:49 ID:6po+ACKW
いやまあ、殺さない程度にって意味でね
基本、ここだと真っ二つとか首ちょんぱとか顔を弾丸で打ち抜くとか多いじゃん?
230名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 01:08:19 ID:C69TgMA6
>>226
GJです!
愛でながら〜もまたオツ。
完全屠りネタも、美味しく頂いてます。


ナジカやAIkaが大好物。ゴッドハンドはコミカルだからそんなにハードな印象がないかな。
作品にもよるけれど、ベルトアクション系は表現がマイルド気味に感じるかも。脳内で手加減要素が加味できるからかな?
231名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 02:51:14 ID:yWwZwivR
ゴットハンドはギャグっぽいけど、ベルトアクション系のだと
掴んで膝蹴りや、馬乗りのなって顔面を集中攻撃など、顔が変形したり
殺しはしないが女の扱いとしてハードなことやってるなって感じがする。
232名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 03:51:02 ID:K2ZVmoiN
リョナ好きな人たちもそうだけど、ソフト派とハード派にわかれるよね。
どれだけ痛めつけるのが好きかは千差万別だもんな。

>>226
GJ。やっぱ屠りがあるといいなぁ。
俺はハード派(シーネ派?っていうのか)だな、というかAikaやナジカ程度では満足できないw
もちろん、対象は悪の女に限られるのでニッチだけど。
233名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 04:06:09 ID:LTmrGFPe
俺はそれこそゴッドハンドとかファイナルファイトとかツボかな
ナジカレベルじゃ物足りないけど、かといって八つ裂きにしたりするのは勿体無いというか
234名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 05:55:40 ID:UhTPy3cf
某所でアンケートがとられてたけど、ソフト派とハード派が半々ぐらいだった。
でもコメント残してるのはハード派ばっかだったなあ。ハード派の人は積極性があるようだ

ハード派的にAIKaを見てて感じるのは、「殺してないよ〜」っていう確認のための描写がちょっとくどいかも
まあだからこそ一般にも受け入れられやすいんだな
235名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 09:32:40 ID:rJ6lKKkz
Aikaなんかだと「殺してないよー」描写がくどいけど…
結構「そんなの食らったら死んじゃうー」ってダメージ多いよね。
くどいほど強調するのはそれを中和するためなのでは?
236名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:24:47 ID:AX/2vRzt
「つまんねぇ仕事を引き受けちまった。」

男は無表情でこともなげに言うと、木の床に倒れた盗賊の一人の腹を蹴り上げた。低い呻き声。反射で縮まる肉体。
大の大人が、それもそれなりの修羅場をくぐった荒くれたちが6,7人、ボロ雑巾のようになって床を埋めている。
その隙間があろうとなかろうとお構い無しに、男はグングンと、壁を背にした女盗賊の前に歩み寄った。血が滑り床を鳴らす。

「それ以上あたしに近づくな!!」

盗賊団の頭の娘、シャッドが刃の紅く染まった愛用のナイフを男に突きつける。

濃い褐色の肌、逆毛、締まった肉、冷たい瞳。男は盗賊狩りの中でも高名な、「黒豹」に間違いなかった。
ほんの一瞬の出来事だった。ものの10秒…!!それでシャッドの頼りになる仲間たちは、兄や父を含め、
アジトの床に沈み、動かなくなったのだ。

とてもではないが――シャッドが敵う相手ではなかった。文字通り、「格」が違う。

「…俺の使命はあんたを縊り殺すことじゃない。言ったろう?指輪を返してもらいたいんだ。」
「…指輪だと?」
「数日前にお前たちはバンノゼの山道で行商を襲ったはずだ。そのときのものだ。」

黒豹は真意の読めない表情を変えぬままポケットに両の手を突っ込み、余裕の姿勢でナイフの前に立って見せた。
戦意がないことを強調しているのか、それとも…シャッドを完全に舐めきっているのか。

(…この野郎…!!)

シャッドは脚の付け根から先が荒く千切られたデニムのポケットを手探りし、指輪を男に放った。

「命だけは助けてやるよ…!!さっさとそれ持って帰れ!!」

男は右手でそれを受け、ナイフを突きつけられているにもかかわらず、指先の銀細工を注視した。
やがてそれが目的のものであると分かると、初めて口の端を歪めた。

「ありがとう、ものわかりのいい子猫ちゃん。」

シャッドは意識が飛びかけた。むき出しの腹に、黒豹のブーツがめり込んだことに、自身はとうとう気づかなかった。
紅いナイフが床に転がる音。口までこみ上げてくる体液。シャッドの身体は崩れ、嘔吐が膝を汚した。

「お礼に土産をやろう。」

頭を後ろからつかまれる。頭蓋骨が割れんばかりの握力。黒豹はシャッドの顔を勢いよく壁に打ち付けた。

「行商の従者を指したのはお前だったそうだな。弱そうで、お前にも殺せそうだったからか?」

黒豹はシャッドの頭を抑える手の力を緩めない。それだけでシャッドはもう全身のどこにも力を入れられなかった。
黒豹はブーツでシャッドのふくらはぎを押さえ込み、空いたほうの手で紅いナイフを拾うと、それを繊細に操り、
シャッドのデニムと下着代わりの黒い布キレを割った。服は力なく解け、彼女の小さなお尻が露出した。

「賢い若者だったそうだ。ま、俺には関係ないことだけどな。」
237名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:25:46 ID:AX/2vRzt
用を果たしたナイフをシャッドの顔面の横に投げ、真横の壁に刺す。鋭い音にシャッドは思わず身体を硬直させた。
恐怖した。これまでそれなりにピンチを乗り越えてきたが、これほどまでに「どうにもならない事態」が及んだことは
一度とてなかった。彼女を守る仲間も、兄も父も今は生きているかすら定かでない。男が背後に立ち、
顔を打たれて目がろくに開かないことも彼女の恐怖を何倍にもしていた。

頭はもはやろくに回らなかった。ただ呼吸だけが早まっていた。

「なあ、歌でも歌ってくれよ。テンポの速いやつがいい。」

黒豹の声は無表情だった。異民族であるからか、余計にその言葉に探り取れるものはなかった。
できても何の足しにもならなかったろうが、些細な謎がいっそうシャッドの心を苦しめていた。
黒豹が何かをシャッドの性器に塗っていた。微かに鉄のにおいを感じた。

「…それじゃあレディ失格だな。子猫ちゃん。」

男は蛇の王を思わせるような巨根を懐から取り出すと、おもむろにシャッドの秘所に突き刺した。

「ぁあああああ!!!!」

シャッドのろくに使われたことのない秘所にとって、黒豹の肉棒はあまりにも巨大だった。
快感など欠片もない。あるのは、体感したことのない、想像を絶する激痛でしかなかった。

「ぅう!!あ!!や……やめ……!!ぁああああ!!!」

あがくように声を絞り出そうとするが、息は絶え、振動に邪魔され、ろくに音にもならない。
代わりに喉から出るのは絶叫でしかなかった。

「はは、最高だなこの締まりは。お前ももっと楽しそうにしろよ。」

少し黒豹の語気に勢いがついてきた。ゴキゲンだった。黒豹はとっくに手を頭から離していたが、
もはや何の関係もなかった。シャッドはされるがままだ。目から、鼻から、口から、
あふれ出るものを抑える力すら残っていない。黒豹は具合のいいシャッドの乳を破れそうな勢いで揉みながら、
彼女の身体を持ち上げ、上半身を唯一立ったままだったテーブルに乗せた。そしてそのまま何度でも腰を振った。

「さあ出すぜ!!出すぜ!!はは、オラ、来た!!」

シャッドの尻から圧倒的な量の白濁液があふれ出る。何か地上を求める生き物のように勢いよく下る黒豹の液が、
もはや靴しか身に着けていない女の両足を汚した。

シャッドはほとんど失神寸前であった。全ての力を性器から黒豹に奪い去られてしまった抜け殻のように、
突っ伏し、表情を失う若い娘――

「ははは…あーあ。つまんねぇ仕事を引き受けちまった。」

適当なボロ布で自らの肉棒を拭くと、黒豹は指輪をしげしげと眺めながら、盗賊のアジトを後にした。
238名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 04:04:04 ID:egh2D7fW
GJ!

圧倒的な力の差による絶望的な状況で、残酷なレイプ。こういう制裁もたまりませんな。
死亡エンドとは違った趣でイイっす。
てゆかかなり使えr
239名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 13:23:42 ID:1KBV1xN8
正義感あふれる熱血漢だけでなく
こういう敵以上に外道な主人公も良いな
ダーク・シュナイダー系統かな
240名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 03:37:39 ID:w41DGuoV
逆レイプ(SM系)する悪の女をぶっ飛ばしたい
敵の得意分野で
241名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 14:01:04 ID:BuuhWlgf
>>240
悪の女に対するM属性を逆レイプで満たし、S属性を倒す(屠る)ことで満足させる、すげー興奮するシチュだ。
242名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 15:59:40 ID:7ACpyGkR
そーいうのバトルファックとかにありそうですね。
243名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 19:37:08 ID:knSa5JXr
>>236-237
( ・∀・)イイ!!!
抜いた。超GJ!
2441/3:2007/09/30(日) 02:21:55 ID:HmaHlQyM
顔の真横をナイフが勢いよく飛び去った。
鴉の濡羽を思わす黒髪が数本散らされ、空を漂い、床に落ちる。
女は腰の支えを失ったように、石畳の床にへたりこんだ。声はない。

「稀代の悪党、"黒魔女"シェリーもここまでか。」

男はナイフを投げた手で、たった今呼吸をやめた巨大な虎からヒスイ飾りの刀を抜く。
血塗られた切っ先を女に向ける。褐色の肉に短い逆毛、涼しく、かつ威圧的な瞳。
黒豹と呼ばれる男。荒れた息は既に落ち着いている。

一方"黒魔女"シェリーの息は上がり、表情は険しい。小さな冷えた雫が髪やドレスと対照的な
白い肌をつたう。その中に浮かぶ、半分ほど伏される艶やかな光を湛えた瞳。
絶世のソレと言っていい。なるほど黒魔女。

「俺さえいなければ…お前の虎も死ななかったし、アルテネも落ちたかもしれない。
 お前の策略通りにな。そうだろう?」

「…お願い、助けて。私も脅されていたの、あのグドルフに!信じて!」

「俺は坊主じゃない。欲しいのはお前の首の賞金だ。」

「あんなささやかなお金でよければ、私がこれから作ってあげるわ。何倍にもしてね。
 もちろんそれだけじゃない、何だってするわ!あなたのために。命さえ、助けてくれれば…」

シェリーは胸元にほっそりと伸びた指先を持っていく。乳房の中ほどまでに深く切れ込んだドレス。
きめ細かい白い肌。谷間。そこに真っ直ぐ降りてくる、妖しく輝く黒髪。腰まで達するスリットから覗く、
肉感的な白い太もも。黒いドレスに包まれたままの、その先。

申し分のない肢体だ。なるほど賞金はあまりに安い。時代が時代なら、皇帝の寵愛ですら
一身に集めるだろう。金が集わぬわけがない。それほどの、蠱惑的な色香。

「あなたが望むなら…この場ででも…ね?」
2452/3:2007/09/30(日) 02:22:47 ID:HmaHlQyM
肩紐を軽くスベらせる。二の腕の線に沿って落ちるドレス。掌でそっと蓋をされただけの、生の乳房。
今にもドロドロした熱いものが零れ落ちそうだ。

「手は頭の後ろだ。」
「あぁ!ありがとう…黒豹さん。信じていたわ……」

ようやく救われた、そんな安堵の表情を少し浮かべながら、シェリーは喜んで黒豹に自由を奪われた。
さらにずり落ちる肩紐。腰にふわりと落ち着くドレス。むき出しになるシェリーの乳房。乳頭。艶。
女の色。女の香り。あざなと正反対に、雪原の桜を思わす繊細な質感。
黒豹の熱液がとうとう肉棒に注がれていく。

「あぁ…そうよ。あたしの心と身体を捧げる前に、名前を聞かせてくださらない?
 黒豹さんだなんて、他人行儀じゃないかしら?」

黒豹が右手の剣を納め、左手を伸ばす。

「……ザザン。」

黒豹の指先が抓んだのは果実や花のような乳房ではなかった。長く伸びた黒髪。

「あっ!」

グラリと折れる女の腹。冷たい床に転がる身体。乱れるドレス。激痛。激痛。
打ち付けた左半身と、髪を引っ張られた頭皮。弾み、歪む生の乳肉が石床に冷やされる。
ブチブチと音を立て、手入れの行き届いた髪が数本、弾ける。
頭皮に直接伸びる手。万力がシェリーを締め上げる。

「あ!いゃぁあああああぁああああ!!!!」

悲痛な悲鳴。力は緩まない。ようやくほころぶ口の端。ここは魔女の蜜所ではない。黒豹の狩場。
ぞれが絶対的な真実。味わったことのない、想像だにしない、急展開。一度たりとも男の怒りを
爆発させるような手落ちなど、犯しははしなかったのに――

「黒豹だぜ。気づけよ。ザザンなんて"ヒトみたいな"名前聞いてよ。馬鹿か。」

黒豹は両手でシェリーの足首を持ち、一気に広げた。ドレスが揺れ、
スリット越しにしかあらわれなかった生脚が乱雑に晒される。

「洒落てたかね今の。そんなつもりはなかったんだけどな、ははは。」

両手を自ら塞いでしまって、めんどくさそうにシェリーの身体を揺らす。シャチホコの姿勢になった
シェリーのドレスの裾が腰まで巻き上がっていく。シェリーの脚の奥。太ももの最奥。
胸と比べても遜色ない、見事な生尻と、桃色の秘裂。あらゆる強者、猛者、権力者たちを
憧れさせ、篭絡させ、踊らせてきたシェリーの女核を、黒豹はこともなげに突き刺した。

「あぁああん!!!!」
2463/3:2007/09/30(日) 02:23:45 ID:HmaHlQyM
黒豹のその思考だけでなく、その男根までが、シェリーの想像を超えていた。
巨大で貪欲な獣そのもの。貪られる獲物のことなど一切気にかけずに、自分が抉りたいように抉る。

「痛い!!ぃや!!嫌ああぁぁ!!!痛あああぁぁああああぃいいいいい!!!!」

身体が勝手に叫びを上げる。しかし痛みが緩和することなどなかった。
ナイフを突き刺され、かき回されているかのようだ。シェリーはその全てを完全に黒豹に奪われていた。
乱される黒髪。V字に伸びて揺れる生脚。石床を撫で回す乳肉。その鼓動がどんどん早まっていく。

「なるほど、名器だ。悲鳴も美声だ。ははは!!最高だ!!お前、いいよ。」

黒豹は腰を揺らすのをやめない。シェリーが本来愛欲を締め上げる秘唇を塞いで逆に締め上げる。
獣が今にも獲物に食いつくときの全力疾走を思わすヴァイブズ。一人快楽に溺れる。溜まっていく
熱を、放つ。


ドロドロとしたものがシェリーのむき出しの最奥から、溶岩のように溢れ落ちていく。
逆さにされたシェリーの腹へ、ドレスへ。白い肌も黒いドレスも、穢して留まらない豹の深い欲望。
不意に解かれる両手。シェリーの両脚がようやく地面に落とされる。はしたない姿で、動かない。
シェリーはただただ、肩で息をするだけだった。ギリギリで息をするだけだった。
命だけは、たった今だけは、助けられた。だが自分が助かったことさえ、冷静で狡猾な
悪女シェリーにすら、そのときはわからなかったのだ。シェリーはほとんど気を失ってさえいた。

「皮膚の白い女にも、具合のいいやつはいるんだな。覚えといてやるよ。」

黒豹は珍しく、潰した獲物に再び触れた。もはや隠される意味さえ失った、柔らかな尻を乱暴に平手でたたき、
手加減して揉みあげてやると、シェリーの身体を肩に担いだ。
247名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 23:42:07 ID:B7NtW8sq
黒豹キター!!
これからシェリーはどう始末されるのだろうか?
あーわくわくする。続きを待ってます。
248名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 02:25:04 ID:CT5A6LCe
>>244
黒豹GJ!!
伝奇アクションもののダークヒーローって感じでたまりませんね。バイオレンス&エロスが合い言葉な。
この後は散々陵辱された上で娼館に売り飛ばされるとかでしょうか。妄想し甲斐があってイイです。

>>247
これで充分完結してる気が。始末?って雰囲気ではないとおも…。
249名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 20:38:14 ID:7kbfBUp6
250名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 21:07:24 ID:6kXhkJrZ
>>244
GJッ!!実に乙だ

>>249
そしてこっちは実に惜しい〜ッ!
下が褌でやってくれたら保釈金払ってやってもよかった。
251名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 17:50:22 ID:W6WN27YO
エロくて外道なお姉さんたちがヤラれるのがツボだったが、
悪の幹部なんだけど、清純系で儚い女のヤラレもこの頃萌えるようになってきた。
252名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 18:29:21 ID:pvl7GcbK
清純系で儚い女や弱気な少女をリョナるのは大好物だ
もっともあまりハードだとかわいそうに感じてしまうことも多いが
253無題:2007/10/06(土) 03:23:55 ID:KIqur4N/
ここは中世の某国、時代は戦乱。
強者は栄え弱者は踏み躙られる時代。
国には盗賊、野党がのさばっていた。

某国、辺境の村
「さあ、あんた達久しぶりの獲物だ!おもいっきりやってやんな!」
色白の女頭領が配下に命令する。
10名近くからなる盗賊団は頭領以下皆若い女で形成されていた。

盗賊団襲撃から一時間後…
村人は皆殺しにされ凄惨な略奪行為も終わりにさしかかっていた。

「がさっ」

「ン、誰だ?そこにいるのは!」
草むらからでてきたのは黒いフードを被った男だった。
背はあまり高くなく華奢な印象だ。
「旅人?ふん、運が悪かったねぇ」
そう言うとショートヘアの女盗賊が男に斬りかかる。
バシュッ
「あ、え?」
熱い。
少女が視線を下方に向けると腹部に穴が開いている。
「あ、うな、なんでぇ」
そのまま悲痛な表情を浮かべ絶命する。
「な、何をしたんだ?」
狼狽する盗賊達。
男の手には小さい筒が握られている。
「これをつかったのさ。こいつは『れいざーがん』って言ってな。あんたらの使ってる弓矢の進化版みたいなもんだ。まあこの『時代』の人間に説明しても無駄だげどな」
「く、奇怪な魔術師め!」
やれ!
頭領が合図をすると同時に盗賊達は襲い掛かってきた。
「無駄だってのに…」
ビシュッ
「あひ」
バシュ
「きゃん」
ビシュ
「ぎゃう」
男から放たれる光線は彼女達の急所を撃ち抜く。

瞬く間に頭領と一人の部下を残すだけとなった。
「くうっ、ちくしょうっ!」
果敢にも頭領が男に斬りかかってゆく。
彼女の剣が男の脳天を捕らえ、仕留めようとしたその刹那。
バシャッ
レーザー一閃。
彼女は物言わぬ骸と化した。

「あわわ…」
白い服を着た衛生、看護役と思われる少女が怯えた目で男をみている。
「そう怯えなさんな。危害を加えようさえとしなきゃ。俺は何もしないよ」
「あ、う」
少女はただ頷く。

と、次の瞬間だった。
男の背後に白く丸い空間の歪みが現れる。
「やれやれ、もうお迎えか。今度はどの時代に連れてってくれるんだい」
男の身体が歪みに吸い込まれていく。
ただ一人生き残った少女はその異様な光景をみつめているだけだった…
254名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 05:36:18 ID:3y93Jhd1
>>253
ぐっじょぶ
なんかファミコン版『時の旅人』を思い出した
255タイムトラベラー:2007/10/07(日) 09:14:51 ID:n75YtDD4
ここは東方の某国。
時代は幕末。
男は一人広い屋敷の中庭にいた。
この時代に流れ着いて早々暴漢に教われている男を助け、それが縁で用心棒として働いていた。
「まさかまたこの時代に来ることになるとはね」
男は呟く。
助けた男はどうやらかなりの富豪で敵も多いらしい。
なりゆきとはいえ長くこの時代にいるわけでもないだろうし…さてどうしたものか。
男が理由を付け逃げる算段をしているとふと周りに人の気配を感じた。
庭の松の木の上に二人、屋根に…二人。
忍び、暗殺者か…感付くと同時に男に向かい屋根からくないが飛ぶ。
男はそれを躱すと忍びの気配のする場所へとレーザーを放つ。
「きゃぁ」
短い悲鳴。
どうやら忍びは女のようだ。
「くノ一ってやつか」
男は素早いバックステップで屋根との距離をとる。
すると松の木の上から人影が飛び出し男の背後に回る。
気配を察知した男は銃を逆手に持ちかえ、気配のする方向へ二度引き金を引く
「あぅ…」
「な…ふっ」
倒れるくノ一。
一時の静寂が流れ、屋根から人影が降りてくる。
「…それほどの腕がありながら…なぜあんな悪党に加担する?」
先刻まで仲間だった死骸を見つめくノ一のリーダーであろう女が問い掛けてくる。
「特に理由はないさ。強いて言うなら宿代や飯代みたいなもんだ」
「ふん、聞いた私が愚かだったようだ。妖術使い、かく…あ。」
言い終わる前にリーダー格の胸を撃ちぬく。
「あ、ふぅ、あ」
もんどりうって倒れ、絶命する。
「忍びってのは意外とおしゃべりなものなのかね」
銃をしまい周りを見渡す。くノ一達の姿を見つめながら呟く。
「しかし、もったいないな、時代が時代ならもっと違う生き方もできたろうに…ん」

眼前に見覚えのある空間が開く。
「ふぅ、今度はどこに連れてってくれるんだい。できれば平和な時代がいいんだがなあ」
そう言うと男は光の中へと消えていった。
256名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 11:39:41 ID:Yk655m5J
は、反則だw だがGJする。
タイムゲートはリアルで欲しいから困るよ。
257名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 15:10:57 ID:x2qzQjF/
GJ!
こういうエロを排除して淡白なとヤラレ描写なのに萌えるってのは、自分がヤラレ属性なのだなとあらためて自覚してしまう。
258名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 07:55:38 ID:cvs9hntb
エロゲスレの悪の女スレが落ちたのでこっちで語るけど。紹介されてたユズレンジャーやってみた。
悪の女がやられるんだが、今のところ悪のボスor幹部が処刑って感じばかり。正義が悪を屠るシチュがなくて残念。


歴代スレで何度も語られてるネタだけど、俺個人としては正義男が悪の女をヤるってのが一番興奮するんだけどね。
まあ、ユズレンはあったところで正義女が悪の女を・・・って感じだけど。
続編のサイレンジャーはどうなんだろうか、正義のヒロインvs旧作(ユズレン)悪堕ちヒロインなので、ヤラレとしては期待薄なんだが。
259名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 18:25:36 ID:1XEMO86v
それやった時点で正義の定義からずれるような……
 
とりあえず、メタルプリンセスとかどうよ
260名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 23:13:04 ID:bkIzIYAH
保守
261名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 05:50:36 ID:DrVxDUq/
「俺はなぁ…悪の女とやるときだけは性戯の味方なんだよ…」
262名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 17:54:04 ID:hwwDgkFw
サキュバスとかも殺したいわけだが
263名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 10:25:10 ID:d2ps2zjS
>>178さんの7と9を拝借させてもらって短いSSを投下します。
264名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 10:27:59 ID:d2ps2zjS
7:命令に忠実な軍人や、あくまで報酬の為に戦う傭兵や殺し屋など 感情に乏しく任務を機械のように冷静に遂行するタイプ


「ギャァッ」
肉を切り裂く感触が短剣ごしに暗殺者であるセブンの手に伝わってくる。
近隣の村を襲い殺人や放火など蹂躙しつくした夜盗の一団、
その荒くれ者のなかで紅一点であるレクネー、
年は二十の半ば、黒い髪をなびかせた褐色の肌をもつ彼女はその美しい顔を苦痛で歪ませていた。
「ウウッ」
腹部を刺されたレクネーはセブンの両腕を掴み、なんとかその短剣を引き抜こうと力をこめる。
「…………」
セブンは何もいわず、ただ氷のような冷たい視線をレクネーにむけつつ、
ググッと短剣を腹から上へ、彼女の胸までゆっくりと斬り上げていく。
「い、いやぁっ、や、やめっ……し、死にたっ……」 それが彼女の最期の言葉となった。
大きな谷間をつくっていた鉄製の胸当ての留め金が外れ、
ブルンッと、葡萄色の乳首を勃起させた豊かな乳房が露わになると同時に、心臓を縦に切り裂かれたレクネーは絶命した。

レクネーの死を確認したセブンは、熱のこもらない視線を彼女にむける。
「……まずは一人」
そうつぶやくと、セブンは短剣を引き抜く。
レクネーは虚ろな表情のまま、前のめりに倒れた。
彼女の柔らかく大きな乳房が、その豊満な女体がセブンの身体にまるで抱きつくかのように押し当てられる。
しかし、セブンはまったく動揺することなく、邪魔だとばかりに横に突き倒し、次なる標的を探すためゆっくりと歩きはじめた。
265名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 10:30:46 ID:d2ps2zjS
9:普段は大人しく戦を好まない優しい性格だが闘いになると凶暴化・凶悪化・獣化し 見境がなくなる多重人格タイプ


「ギャァッ」
肉を引き裂き、骨を断つ感触が長剣ごしに彼の手には伝わっているはずだ。
しかし、彼――戦士ナインがそれを認識しているかは別の話である。

近隣の村を襲い殺人や放火など蹂躙しつくした夜盗の一団、
その荒くれ者のなかで紅一点であるレクネー、
年は二十の半ば、黒い髪をなびかせた褐色の肌の彼女はその美しい顔を苦痛で歪ませていた。
理由はもちろん、ナインによって腹部を貫かれているからである。
「ウウッ」
誰がみても致命傷であるにもかかわらず、レクネーは手が切れるのも構わずに長剣を引き抜こうと力をこめる。
「ガァァッ」
言葉にならない雄叫びをあげるナイン、彼は暴走していた。
ナインを奴隷として使役していた邪悪な魔法使いにかけられたバーサークの呪いが発動しているのだ。
「ば、化け物め……い、いやっ」
腹からレクネーの胸まで力任せに長剣が斬り上がっていく。
「お、お願っ……し、死にたっ……」
それが彼女の最期の言葉となった。
大きな谷間をつくっていた鉄製の胸当ての留め金が外れ、
ブルンッと、葡萄色の乳首を勃起させた豊満な乳房が露わになると同時に、心臓を縦に切り裂かれたレクネーは絶命した。

「グォォッ」
ナインの暴走は止まらない。
虚ろで狂暴な瞳のまま野獣のような咆哮をあげつつ、
技も何もなく、ただ筋力だけを頼りに、レクネーの肉体を引き裂いていく。
長く鋭い刃は恐怖の表情のまま事切れた彼女の顔面を切り裂き、ついには彼女の上半身を真っ二つにした。
「ウォォォォォォォッ」
レクネーの死体からドバドバと溢れ出る血と臓物を身体中にぬりつけると、
低くうなるような雄叫びをあげつつ、目の前の動くモノすべてを破壊するべく次なる戦場へと走っていった。
266名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 09:44:42 ID:Vy0fwknD
制御不能な強大な力をもってて歩く天変地異な少女が寂しさに負けて
人里に下りてくるけど一緒に遊ぼうと子供たちに近づくと子供たちは死んでしまう
それに動揺して力が暴走して集落を滅ぼしてしまう
最後は討伐を受けて重傷を負い逃げ込んだ先でどうして?
とつぶやきながら事切れるという救いのない電波が飛んできた。
267名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 00:07:31 ID:LBlUNseo
それは悪の女じゃない、心優しい少女の悲しい物語だ
268名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 01:58:16 ID:lQHTM0RR
「巨大化した悪女の胎内に潜入してその悪女を倒す」ってのはどうだろう?
269名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:38:24 ID:G1Z23XQr
>>263
GJ!結構バリエーションあるもんですね。
レクネーは何度死ぬのだろうかw

>>268
これは困った、我が煩悩にズギュンときました。
自分の知ってる限りでは…ちょっと違うけど、ラストマンのプロメテウスとか?
270名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:59:51 ID:wZnLb1nR
>>268
知ってるのが一つだけあるけど、その悪女の死に方がグロ過ぎるからなぁ……
271名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:52:22 ID:LBlUNseo
妖艶な悪女(もち大人)が幼女に倒されるのはどう?

最初は余裕で高飛車な態度なのに、徐々に追い詰められていき、
「ちくしょう!!な・・・なぜこの私がこんなガキごときに・・・!?」
とか言ってる間に倒される、みたいな
272名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:53:23 ID:LBlUNseo
幼女→未成年の少女や幼女
273名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 07:49:28 ID:BMg+mAwF
悪→悪の場合は良くあるけどね…
幼女が大人を倒すって言うか…
幼い系幹部が、お姉さん幹部を処分に来るって言う展開。
「もうお姉さん用済みなんだって」とか鉄板っポイ台詞。

正義→悪だと少ないよね…
学生レベルだとスーパーヒロインが出てきちゃうけどね…。
274271:2007/10/26(金) 15:38:50 ID:DHD4tZ0V
じゃあ正義の少女vs大人の悪女って感じでSS書いてみる。
携帯からでごめんなさい。夜に投下させてください。
275271:2007/10/26(金) 21:35:39 ID:DHD4tZ0V
−第1話−

太陽の日差しが清々しい平日の昼下がり、町の外れの公園には人気がなく、天気とは裏腹な寂しさが漂う。
平日でも親子連れの光景を見ることができるはずの公園………だがここは違う。
ここは町の外れの公園。親子連れは賑やかな町中に近い公園に集うのだ。
ブランコと鉄棒、砂場のみで構成された、人気のない公園。
だが、今日はいつもの寂しさとは違う。ブランコにポツンと一人、幼い女の子が座っている。
その目はどこかもの悲しそうで、うっすらと涙がたまっているように見える。

――――――――――グスッ、グスッ。

女の子の肩が震える。やはり泣いているようだ。一人ブランコに座って、女の子は泣いていた。
その年齢はまだ小学生にもならない、おそらく幼稚園児と思われる。

「どうしたの?」

一人うつむきブランコを小さく揺らす女の子の耳に突如入ってきた新鮮な声。
ふと女の子は視線を上へと移す………そこに立っていたのは、綺麗な女性だった。

――――――――――お姉さん、誰?

女の子は不思議そうな目で女性を見る。無理もない。知らない大人、しかも若く綺麗な女性が目の前に立っているんだから。

――――――――――クスッ

女性は優しく微笑む。その美貌から繰り出す微笑みによって女の子を安堵でつつみこむかのように。
………………女の子は首をかしげながらうなずいた。
276271:2007/10/26(金) 21:50:21 ID:DHD4tZ0V
「怖がらないで?お姉さん怖くないよ?ねっ?」

甘く優しい口調で女性は話し出す。目に涙を浮かべた女の子の肩から徐々に力が抜けるのが見てとれる。

「…………………………………な、まえ」
「え?」
「おねぇ………ちゃんの、おなまえ」
「………」
「?」

一瞬、名前を聞かれた女性の目が冷たい光を放ったかのように感じ、女の子の肩が再び緊張する。
気のせいか、再び女の子の目に移るのは、優しいお姉さんの顔。

「…アハハッ、そうだよね!お姉さんのこと知らないもんね!あたしは“さおり”って名前だよ」
「………さ、お、、り?」
「そ。沙織。お名前なんていうの?あたしも知りたいな」
「………ゆい」
「ゆいちゃんって言うんだー!!かわいい名前だねっ!」

―――クスッ

初めて女の子、唯の顔に笑顔が浮かんだ。と同時に再び沙織の目は一瞬冷たく光った。

「ねぇ、ゆいちゃんは何で一人で泣いてたの?お姉さんに教えてくれない?」
「………」
「………無理しなくていいんだよ?ごめんね、初めて会ったお姉さんに話せるはずないよね?」
「………はな、す」

三度、沙織の目が冷たく光った。
277271:2007/10/26(金) 22:15:57 ID:DHD4tZ0V
「いやなら話さなくてもいいんだからね?途中であたしとバイバイしたっていいんだからね?」
「おねぇちゃんに………はなしたい。」
「ホント?じゃ、聞かせて?お姉さんにできることがあったら何でもしてあげるから」
「うん」

二つのブランコにそれぞれ座る沙織と唯。お互いに揺れるタイミングを揃えるために沙織は小さくブランコを揺らす。

「パパがママをいじめるから、ママとゆいがパパからにげたの」
「………」
「そしたらママもいなくなっちゃった」
「………」

沙織のパーマをかけて巻いた金髪が胸の前で左右それぞれ風に揺れる。

「…そっか」
「………」
「辛かったんだね!」

悲痛な叫びをあげて沙織はブランコを下りて唯のブランコを止める。

「?…………………………!!!」

不思議がる唯に構わず沙織は唯を抱き締めた。

「う………うわぁぁぁぁぁん!!!」

抑えていたものが一気に解放されたかのように唯は泣き出した。
その肩を優しくポンポンと触る沙織。唯は沙織の胸にしがみつく。

「うぇっ………うっ、うっ!」
「うん、うん」

しがみつく唯を優しく撫でる沙織。

「辛かったよね、ママ急にいなくなって辛かったよね!」
「うっ、うっ………」
「ママどこいっちゃったんだろ?探そ!たぶんまだこの辺りにいるはずだよ」
「………いないよ」
「いるよ!絶対いる!さっきまで一緒にいたんだもん!!探そ!あたしも探したげる!ね?行こ?」
「………え?」
278271:2007/10/26(金) 22:42:08 ID:DHD4tZ0V
「どしたの?一緒に行こ?」
「………いか、ない」「え?」
「いかない!ゆい、ママがきょういなくなったこといってない!」
―――チッ

沙織の目つきが変わった。

「めんどくさ〜、せっかく演技派女優気取りでいこうと思ってたのにさァ」

抱き締めた姿勢で、沙織は冷たく言い放つ。声のトーンが下がり、抱き締める力が強くなる。

―――く、ぐるじい

「ま、こんなガキ拉致るのに手間なんかかかんないからいいんだけどねぇ」
「あたしの自己マンだったからいいんだけどさ、ほら行くよ!」

愛のない抱擁をといて、沙織は唯の腕を掴もうとする。

―――ガブッ

「っつゥ!!クソガキが…何してくれんのよ!」

沙織はヒールの高い靴のヒール部分で唯を蹴る。
痛みに悲鳴をあげる唯。大人の沙織がまだ小学生にもならない唯を力で抑えるのは余裕だ。

「さぁ、行くよ!」

沙織が再び唯の手を掴もうとしたその時。

「何してんのよ!」
女の声が響いた。
279271:2007/10/26(金) 23:14:01 ID:DHD4tZ0V
「えっ?」

驚いた沙織が振り返るとそこにはセーラー服を来た一人の女の子が立っていた。
凛とした姿勢、整った目鼻立ち、肩までの黒髪をなびかせ少女は立っていた。
決して高くはない身長だが、凛とした姿勢が少女のスタイルを良くみせる。
対する沙織は162cmと割りと長身、スレンダー。
派手な金髪を胸の前では巻き、頭頂部では盛っている。いわゆるギャルと言ったところか。
濃い目の化粧だが、地もおそらく綺麗であることを思わせる。目に威圧感がある。

「………誰アンタ?」

不快感をあらわにして沙織が低い声で言い放つ。
少女は動じない。沙織と唯のいるブランコから近い砂場の横に凛と立つ。
少女は沙織に張りのある声で答えた。

「その子が一人で泣いてるのをたまたまさっき見かけたの」
「その時は特に気にせず通りすぎちゃった。でもやっぱり気になったから戻ってきたら―――」
「アンタとその子のやり取りの一部始終を見ちゃったのよ」
「声があんまり聞こえなかったから抱き締めたとこまでは何してたか分からなかったけど、アンタが蹴り飛ばして大体わかった」

「キャハハハッ、あたし演技派女優いけるよねぇ?顔かわいいし、演技力あるし♪」

眉間にシワをよせて喋る少女に、適当かつ高飛車な態度で答える沙織。
少女の握りこぶしがワナワナと震える。人気のない公園の木々がざわめく。
沙織に蹴られて泣いていた唯が突然叫んだ。

「………ママが!…ママが!」

泣きながらなんとか“ママ”という単語を少女に伝える唯。

「―――でアンタは何なワケ?あたしは取り込み中なの。関係ないなら余計な詮索せずに帰ってよね」
「………その子のお母さん……が……どうしたのよ?」
沙織の質問には答えず、ワナワナと震えながら低い声で沙織に問いかける少女。

「あ〜、このガキの母親?あたしがさっき気絶させてやったのよォ!」
「このガキ拉致るには邪魔すぎじゃん!なんかテンション低かったし、あたしが気付かれることなくやっちゃった♪そこのトイレで寝てるよ♪」
「で、なにくわぬ顔でガキに近づいて拉致………だったはずなのに意外に察しがいいのよクソガキが」

「………許せない!」
「キャハハハッ、許せなかったら何なワケ!?どうしようっていうの!?アンタ中学生でしょ?何ができるっていうのよ、キャーハハハッ!!」

「…中学生だからってバカにすんなよクソババァ!」

沙織の眉がピクッと動いた。
280271:2007/10/26(金) 23:34:42 ID:DHD4tZ0V
中学生なりに、年下なりに沙織を挑発する少女。
冷静さを失うというのはいつ如何なる場でも不利な状況を導くことを少女は知っていた。

「ごめんね、あたし自分に自信あるからそういう挑発は効かないよ、アハハハッ」

沙織は冷静だった。そしてまたもや唯を蹴り飛ばした。

「ああああっ!」

悲痛な叫びをあげる唯。ついに少女が走った。

「絶対許さない!」

走って沙織に近づき、蹴りを繰り出す。だが、勢いに身をまかせた蹴りを沙織は冷静によけた。

「キャハハハッ、熱くなっちゃ、ダ・メ・よ♪」

そして高飛車に笑いながらヒールで突き刺すように少女を蹴る。

「くっ!」

少女を苦悶の表情を浮かべるがすぐに体勢をととのえる。

「22才のお姉さんに勝てるとでも思ってんの?」
「…ヨユーで」
「…カワいくない子ね。蹴り喰らってるし、こんなに体格差あんのに………強がりだけは大人並みじゃん」

少女はおそらく150cmに満たない。162cmの沙織との体格差は歴然だ。
だがなぜか落ち着き払っている。そして少女は不敵な笑みを浮かべた。思わず沙織が一歩下がる。

「おねーさんは私には勝てない。だって戦う気ないでしょ?」
「は?ガキはだまれっ……て!」
沙織の美脚が再び一閃する。お得意の前蹴りを繰り出す沙織。

「なっ!?」

だが、表情が一変したのは沙織だった。
281271:2007/10/26(金) 23:47:09 ID:DHD4tZ0V
少女は沙織の美脚をその両腕でつかんだ。腹には届いていない。

「もらい♪」

ニヤッとする少女。

「は…はなせっ!」

右足を捕まれた沙織は左足一本でバランスをとろうとするが、ヒールが災いしておぼつかない。

「理由ひとーつ。おねーさんはこのヒールを武器にしてるみたいだけど、それは無茶、そぉ…れっ!」

掛け声とともに少女は沙織の左足に足払いをかける。

「キッ……………うっ!」

スレンダーな沙織の体は宙を舞い、背中から地面に叩きつけられる。
何とかよろよろと立ち上がり、再び少女と対峙する沙織。取り乱して叫ぶ。

「や、やってくれるじゃない!もう許さない!」

「それはこっちのセリフー。あと理由ひとつ目はまだ実践してあげてないよ。今から教えたげる。」

そう言うやいなや少女は華麗なステップで沙織のまわりを高速でまわりだした。

「くっ…ちょこまかと!」

沙織は対応しようとするがヒールのせいで思うような速さで動けない。
その隙にジャブをお見舞いする少女。沙織の胸まわりを中心に脚やへその下あたりにクリーンヒットさせていく。

「うっ!あん!!やぁん!」

ゆっくり回転しながら沙織は苦しさに悶える。
しばらく続けて少女は高速回転の攻撃をやめた。

「はぁっ、はぁっ、疲れたァ〜!」

疲れを見せる少女の前には、立ったまま悶える沙織の姿があった。
282271:2007/10/27(土) 00:02:05 ID:DHD4tZ0V
「うぅっ…ちく、ちくしょ……こんな、ガキに……」

「アハハ、私まだ中一だよ?負けたら恥ずかしいよねっ」

沙織は立ったまま悶える。とくに胸とへその下(股間)、男なら男性器のある場所への攻撃が効いたのか、
両手でそこをミニスカートの上から押さえながらよろめく。
その姿は、さながら特撮番組で必殺のキックを体に受け、爆発寸前悶える女怪人のようだ。

「もう終わりかぁ………理由はひとつで良かったね〜。」
「ま、大きな胸は的にしやすいっていうのがふたつ目なんだけど、これは仕方ないか」

「あっ、あんっ………あっ、あたしの、じっ、自慢の胸………痛ィィっ……はぁぅんっ!」

少女の言葉が聞こえているのかいないのか、沙織は先程のセクシーな悶えの中で2、3回その場でまわって仰向けに倒れた。

「…ねぇ、ゆいちゃんだっけ?」
「?」

少女は唯に話しかける。

「その女の両腕を私が今から体に添って頭の横に持っていくから押さえてて」
「…うん」

股間をあげさげするように痙攣しながら苦しむ沙織の両腕を取り、少女はそれをそれぞれの側の耳につけるようにして一つにする。
その両腕をすかさず唯が押さえる。非力な唯でも余裕だ。
両脇をさらす格好になった沙織だが、苦しみから抵抗ができない。

「あんっ、な、なにす…はぁっ、はぁんっ、くそっ!」

そして両足を押さえるように沙織の両足の上に座る少女。

「極悪なアンタには罰を与えなきゃ」

冷たく少女が言い放った――――――――――
283271:2007/10/27(土) 00:13:08 ID:Oz+Ncdgo
「な、なにする、はぁっ、はぁっ、つも………」

「お姉さんセクシーだしどうせ男の前で腰振って気持ちよくなってんでしょ?」
「私が一発で気持ちよくしてあげるよ………ちょっと違うけど♪」

「くそっ、こんな……ガキにィィィッ」

沙織は必死でもがくが両手両足を押さえられているのでむなしく腰を振るだけだ。
自慢の顔は苦痛と悔しさで歪み、丹念にセットした髪はボサボサになってしまった。

「二発いくからね♪」
そう言いながら、少女は手刀を作る。

「な、やめ…」

沙織の想像に反して少女は手刀をゆっくり動かし、指先から沙織の胸の谷間に当てた。

「ちょっ、あんっ!あぁんっ!」

苦痛と快感で沙織が腰を振る。少女は十秒ほど胸の谷間を押した。
それから次は沙織に15発のパンチで大ダメージを与えた股間に同じく手刀を押し当てる。

「ひぎぃぃぁあん!いや!いィィん!」

沙織は快感で叫び、腰を激しく振る。同様に少女は十秒ほど股間を押した。

「ゆいちゃん、もういいよ。トイレに行ってて」

沙織の両手両足を解放し、沙織と距離を取る少女。
少女は何もしない。沙織はしばらく快感と苦痛で痙攣しながら仰向けに倒れていた。
284271:2007/10/27(土) 00:26:15 ID:Oz+Ncdgo
さすがに倒れてから時間が経ったので股間や胸の痛みも少しは緩和され、沙織がよろよろと立ち上がる。

「おのれ………クソガキが、よくもあたしをこんな目に………」

ふらふらとしながらも少女に向けて歩を進める。ミニスカートから出る美しい脚が震えている。

「頑張って♪」
「な、なめやがってぇ!」

五歩進み、沙織と少女の距離は2mくらいになった――――だが。
急に沙織は止まった。膝がガクガクと震え、顔が火照る。

「あ……あ……何これぇ、胸が熱いィィ!胸が、あたしの胸がァ!いやァァァ、熱い熱い!」

突然胸を両手で握り叫び出す沙織。

「熱い熱い!熱い!あぁんっ!気持ちィィ!熱い!やだ!!あはぁんっ!」

「やっぱりかー、おねーさんすごいセクシーだねー。悶えかたがハンパないもん」

少女が2m離れたところから感心したように言う。

「いや………なんか胸だけじゃない…熱いし気持ちいい………何これ!何したのよ!?」
「あぁ………やだ出ちゃう、あぁ………イヤッ、イヤァァァ」

沙織は今度は股間や尻を触り始めた。その場でまたもや悶える。
その悶えはだんだん激しくなり―――――――

「あああああ…………こんなガキにィィィ!」

―――ぷしゅぅぅぅ…………

沙織のミニスカートから黄金の液体が流れ出てきた。

「ひぁっ………おもらし………しちゃっ………………た?」

緊張の糸がプツンと切れ沙織は、自身から湧き出た黄金の聖水の中に倒れこみ気を失った――――
聖水の中で、股間のあたりが痙攣している沙織を、少女は冷徹に見下ろした――――――――――
285271:2007/10/27(土) 00:27:21 ID:Oz+Ncdgo
本日は終了

一人でgdgdスンマセンでした
286名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 00:33:45 ID:EgcAr0My
>>285
いやいやこれはもうお疲れ様!そしてGJ!!としか言いようがない
ありがとう
287271 ◆DqMuFmD52A :2007/10/27(土) 01:01:05 ID:Oz+Ncdgo
>>286
こちらこそありがとうございます。続きも良ければ書かせて頂きます。
まぁまた少女と大人の悪女の戦いなんですが、なるべくマンネリしないようにキャラ立てなどを工夫してみます。
次回からは一回に投下できる量が少なくなると思いますがご了承下さい。

【次回予告】
母親を助けにトイレに行った唯と、沙織を倒した少女のその後は?
また沙織は一体何者でなぜ唯を拉致しようとしたのか?
ってかそもそも少女は誰よ?

↑みたいな感じ(大幅変更の恐れありorz)

実は倒された沙織に一番魅力を感じており、今のところ一番のお気に入りですw
スタイル抜群でSっ気入った美人をモデルに書きました。

今後は悪女達のデータなどもできれば投下していきたいです。
では、失礼します。
288名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 01:04:44 ID:EgcAr0My
>>287
想像もしやすくて感情移入もしやすいから設定は助かる
もちろん沙織に関してはオレ的に一番のお気に入りの女性を想像して当てはめるわけだがw
289名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 01:20:37 ID:01DX3+pQ
おお、エロい!
読みながら「まさか暴行+誘拐未遂なのに死刑!?」と心配してたw
290名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 04:31:56 ID:k5OA1JXZ
>>271
GJ。屠ってはいませんがハードかソフト路線なのか、最後までわからないギリギリの緊張感がいい感じです。

以下、短いですが必殺ものを投下します。
291名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 04:51:11 ID:k5OA1JXZ
『必殺悪女狩』 第二話 銀次、淫らな悪女に困る


「いやぁっ……やめとくれ、やめとくれぇっ」
ジタバタと手足をバタつかせ、必死で男から逃れようとする女がいた。
歳は三十を過ぎたばかりか。少し年齢を感じさせるものの、まだその顔つきは若く、美しいといっていい顔立ちである。
その顔に似合わず、彼女の肉体は熟れきっていた。その白く豊満な肉体がはだけた襦袢からチラチラとみえる。
足元に眼をこらせば、その女の太股はムッチリと肉がたっぷりとつき、
胸元をみれば少し垂れてはいたが、柔らかそうな西瓜ほどもある大きな乳房が見え隠れしている。
女の名はお瀬奈、純朴な町民を騙し、彼らの命と金をむしりとって私腹を肥やしていた商人、握土屋の奥方である。
悪行がたたり、握土屋の殺しが始末屋に頼まれるのは当然のこと。
加担していたお瀬奈がその始末の対象に選ばれたことも至極、納得のいくものであった。

始末を任されたのは銀次である。握土屋の主人や悪事に加担している番頭などは継輔たちが請け負った。
寝間に忍び込んでしまえば女一人、殺るのは簡単だと銀次は思っていたが、
お瀬奈は何故か胸騒ぎがして、布団のなかで眼を閉じてはいたものの眠ってはいなかったのだ。
夜這いとみたか、物盗りとみたか、侵入した銀次をみてバッと起き上がると縁側の障子を開けて逃げようと走る。
銀次はとっさにお瀬奈の襦袢を引っつかんだが、これが火事場のクソ力というものか、女とは思えぬ力で暴れはじめた。
騒ぎになり、もし屋敷の者たちに感づかれては面倒である。屋敷住まいのほとんど始末の対象になってはいないのだ。
そこで銀次は一計を案じることにした。

叫ばれるのはたまらんと、必死で背中ごしに口元を抑えると耳元で囁く。
「俺は始末屋だ、あんたの夫である握土屋の旦那を殺しにきた。
 だからって、女のあんたは殺そうとは思っちゃいない……ただ、騒げば別だがな」
自分の夫が殺される、それを聞いて取り乱さない妻など普通いるはずがない。
しかし、お瀬奈は違った。そこに銀次はつけいったのだ。
夫は女好きで、妾を方々に囲っていた。しかし、お瀬奈が男遊びをしようものなら厳しく咎められる。
だからといって、二人の間の情事はここ数年なし。彼女の不満は高まるばかりであった。
二人の仲はとうに冷め切っており、町民を騙し金を儲けるというあこぎな商いだけが二人を結び付けていたのだ。
間違いのない始末のため情報をかき集める際、耳にしたネタに銀次は賭けたのである。
「殺しの依頼は旦那だけだ。あんたは……旦那の目もなくこれから好きなだけ金を使って、男漁りもできるってわけだ」
あれだけ暴れていたお瀬奈はその言葉を聞いて、眼が妖しくキラリと光ったかと思うと大人しくなる。
銀次は彼女の急変した様子にニヤリとほくそ笑むと、口元をふさいでいた右手をお瀬奈の胸元へとずらし、
熟れて柔らかな乳房をグニュゥと揉みあげる。
「フゥゥッン……ほ、本当だろうね、あたしの命を見逃してくれるってのは」
「ああ、無駄な殺しはしたくないからな」
そういうと腰にまわしていた左腕をスッと抜き、腰巻の下に手を入れ、むきだしの秘所に指を這わせる。
長らく御無沙汰であったお瀬奈の性に対する欲求は、飢餓とも呼べる域に達しており、
銀次の愛撫は彼女を情欲の虜にするのに十分であった。
「フヒィィッ、イイよぉ……あ、あたしを抱きたいんだろ、い、いいよ、抱かせたげるよ。あんたも、それが目あてで来たんだろ。
 あたしゃね、うちの旦那のせいですっごく男日照りが続いているんだよ……さぁ、まずはあんたの顔をみせとくれ」
乳房を揉みしだいていた右手が素早く動き、振り向こうとするお瀬奈の頭をおさえた。
「顔をみられちゃ、殺らざるをえなくなる。焦らなくても、後ろから十分御奉仕させてもらうよ」
「フンッ……そんなもんかねぇ、顔もわからない男とヤるのは気が進まないけど、まあ仕方ないか」
不満そうな顔をつくるお瀬奈。命の危険はないと思ったか、
その顔には恐怖のひとかけらもなく、ただ欲情した淫らな女のそれであった。
292名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 04:58:56 ID:k5OA1JXZ
銀次は両手でお瀬奈の襦袢から飛び出した、どでかい乳房をすくいあげるように持ち上げた。
たっぷりと量感のある乳がグニャリとだらしなく形を変える。
若い女の持つ張りはないが、熟しきった吸い付くような質感があった。
両の手におさまらぬほど大きな乳房はただただ柔らかく、どこまでも卑猥である。
「アフゥン、ど、どうだいあたしの胸は。あ、あいつは無様だ、醜いなんていいやがるけど、最高だろ」
握土屋の主人はお瀬奈の大きすぎる胸を嫌った。二人の間に性の交渉がなくなったのもそれが原因である。
「ああ、とても素晴らしい揉み心地だ。握土屋の旦那はモノの価値がわかっちゃいねえ」
そういいながらも、銀次は時に強く、時に優しくお瀬奈の乳房を揉みしだきつづける。
「ハァッ………ンン……アアッ………ンァァァッ……」
お瀬奈は大きいが感じやすい乳房を揉まれることで、どんどんと気が昂ぶっていく。
彼女の手は自然とおのれの会陰へと伸び、自らを慰めはじめた。
「ヒァァァッ、いいよぉっ。こんなの久しぶりだ……もっと、もっと激しくしとくれっ」
望みどおりに銀次は乳房をきつく揉みしだき、コリコリと勃起してきたどどめ色の乳首を時たま摘み上げる。
「アヒィィィィッ」
恍惚の表情のお瀬奈、後ろからニョキっと伸びた手でいやらしくグニュリグニュリとこねくりまわされる大きな乳房……
もし、並の男が真正面から今の彼女をみたら、股間を握りしめて性の欲望に負けて襲いかかることだろう。
お瀬奈のどんどんと絶頂に向かい興奮し、自らの指で会陰をまさぐるのもだんだんと早くなっていく、
「ンアアッ、タマラナイッ、も、もう立っていられないよっ」
そういって、その場にしゃがみこむお瀬奈。普段は意志の強そうな瞳が今はとろんと焦点が定まっていない。
「ああっ、か、軽くイッちまったよぉ……悪いねぇ、あたしだけ気持ちよくなっちゃって……」
「いいんだよ、たっぷりあんたのデカ乳を堪能させてもらったしな」
お瀬奈は振り向くことなく、銀次の声から位置を推測し、背後の男の股間があるであろう場所をまさぐる。
そして、探し当てた固くなったイチモツを褌ごしにその細く長い、水仕事をしたことのないような綺麗な手で掴んだ。
「こ、こんなに固くして……フフ、あ、あんたももう我慢できないんだろ、コ、ココ、ココに挿れとくれよ」
そういうとお尻を突き出すように四つんばいになる。
邪魔な腰巻をとると、蝋燭の灯りだけの薄暗闇の中でボォッと浮かび上がったのは女の熟れた尻。
だらしなくも柔らかそうな肉がたっぷりとつまったお尻がプルプルと揺れている。
その少し下には恥毛に隠され男のマラが欲しくてタマラぬと主張しているかのような女の会陰があった。

ここまでくれば、あとは楽だと思いつつ、これからどうしたものかと苦笑する。
銀次がいる始末屋組織は始末の対象との性交をかたく禁じている。この法度を破れば待っているのは死である。
その判断基準は現場の精液の有無。なら、精液を飛び散らさぬよう何かしら工夫をすればとも考える輩もいるだろうし、
実際に、そうしている始末屋もいるかも知れないが、銀次は自らの性欲と死を天秤にかけるような気は今まではさらさらなかった。
293名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 05:04:54 ID:k5OA1JXZ
しかし、この性欲の権化のようなお瀬奈をこのまま逝かすと、
尽きぬ情欲だけが現世に残り、どうも祟って出るような気が銀次はしていた。
何十人と始末してきた銀次のつまらぬ感傷ではあったが、こういった稼業に身をやつす以上、げんは担ぐ。
仕方ねぇと、心で愚痴ると女の責め具を扱う奇妙な商人が置いていった獣の皮でできた袋を懐から取り出した。
褌をほどき落とすと、覚悟を決めたかのような表情で、
屹立したおのれのイチモツに手から少しはみ出るような長さのそれを男はハメる。何ともいえぬ感触に銀次は嫌な顔をした。
「ね、ねぇ、何モタモタしてるんだいっ、あたしゃ、オカシクなりそうなくらいあんたのが欲しくてタマんないだよ。
 焦らさずにね、はやく、はやく挿れとくれぇぇっ」
淫らに乱れる女は我慢の限界とばかり、尻をクイクイと揺らす。
銀次は彼女の膣中はどれほどかと、二本の指をお瀬奈の会陰にゆっくりと挿れる。
「クヒィィィッ」
お瀬奈のよがる声、淫らな蜜が溢れ太股をしたたり落ちるほどに濡れていた。
チュクチュクといやらしい音をたたせながら、銀次は膣内を指でかきまわす。
「アフゥゥゥ……イイ……よぉっ、指だけでイッちまいそうだ、
 ねぇ、あんた立派なもの持ってんだろ、それで、それであたしを貫いておくれぇっ」
「はいはい、と……あんた、ここまで俺に危ない橋を渡らせるんだ。イったら迷わず成仏してくれよ」
お瀬奈に聞こえるか聞こえないかといった小さな声でそうつぶやくと、
銀次は柔らかな巨尻を鷲掴みにし、角度を調整すると獣皮をかぶったイチモツを思いきり彼女の会陰へと突き込んだ。
「フギィィィィィッ、あ、あんたのソレ……何なんだい、お、大きくて、ザラザラして、あ、あっ、イヒィィィッ」
お瀬奈は今まで味わったことのない快感に身を悶えさせ、勃起した乳首を畳に擦らせながら、大きな乳房を盛大に揺らす。
イチモツを咥えこまれた銀次は膣の強い締め付けで多少の快感はあったが、
マラを覆った厚い獣の皮が邪魔をして、生でやるときの数分の一ほどしか刺激がないのである。
だからといって、銀次は残念がったりはしない。むしろ安堵していた。
これで自分は気をやらずに、お瀬奈だけをイかせてしまうことができると。

銀次はかき回すかのように円を描きつつ、挿入を繰り返す。
「アハァッ、イイよぉっ、あんた、あたしの旦那の数倍イイの持ってるよぉっ、
 ハァァッ……ンン……アア……アアッ……もっと、もっとだよ、あたしを滅茶苦茶にしとくれぇっ」
性に対する欲望にとり憑かれたお瀬奈は着崩した襦袢から白い肌を晒しつつ、熟れた肉体を激しくよがり狂わせる。
その表情は愉悦によって歪みきり、よだれが口の端から垂れている。
銀次はまるで気を決してやらず、お瀬奈をさっさとイかせることだけを考えて腰をふりイチモツを突き入れている。
万が一にも精を放ってしまい、獣皮からその精液が漏れでてしまえば自分が殺される。そのことが彼を慎重にさせていた。
294名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 05:18:40 ID:k5OA1JXZ
「も、もうダメだよ、アアッ……あ、あたし先にイかせてもらうよ。
 ンアアッ………アア…ンンッ……ハァァァァァァァッ…………」
刹那、気を彼方まで飛ばしたお瀬奈は全身を駆け巡る鈍い快感に身を浸らせる。
手で自分をささえることもできなくなったか、
熟した柔らかすぎる乳房を畳に押しつぶしつつ、尻を突き出したままその場に倒れこむ。
プルプルと快感の余韻に肉体を震わせる彼女を銀次は冷酷に見下ろしつつ、まず獣皮の覆いをイチモツから抜き取ると、
次に普段は腰に吊り下げており、今は性交のためにそばに置いていた筒から一本の長く細い針をスルリと取り出した。
「満足したかい」語りかける銀次。
「ハァハァ……ええ、タマらないよぉ。こんなの何年ぶりだろうね。
 ああ……少しまってちょうだい。あとで……たっぷりとお礼したげるから」
眼をつぶり、息をととのえつつ未だ興奮冷めやらぬ肉体の火照りを覚まそうとするお瀬奈。

「ああ、それなら返してくれなくていい。冥土の土産だよ」
そういうなり、銀次の針が先ほどまで彼のイチモツが出入りしていた女の濡れそぼった会陰に突き刺さる。
快感が波をうつように会陰から全身に広がっていたが、それを消し飛ばすような痛みが彼女を襲った。
子宮を傷つけられ、「フギィィッ」と短い悲鳴をあげ跳ね上がるお瀬奈の身体。
銀次は彼女の首にグイっと乱暴に腕をまわして起き上がらせる。
畳の痕がついた、だらしなく垂れた巨大な乳房がブルルンッと勢いよくふたたび姿をあらわした。
「い、痛いよぉぉっ、な、何をしたんだい。ああっ、まさかあんた……」
「そのとおり、あんたも最初から始末の対象だ。さっきのは逃げようとするあんたを静かにさせる方便さ」
「あ、あたしを騙しやがったんだね、ひ、ひどいじゃないか」
「さんざん、人を騙して……死を選ぶまで追い詰めて金を儲けてきた奴のセリフじゃないな」
男はそういいながらも、筒からもう一本、針を取り出す。

「ね、ねぇ、待っておくれよ。あたし何でもするよ。そうだ、あたしの男になってくれりゃあたしの身体も、
 この屋敷の金も使いたい放題だ、ね、いい話だろ、頼むよ命だけは助けとくれよぉ」
必死で言葉をならべ、涙を浮かべつつ命乞いをするお瀬奈。
哀れな悪女の表情をもし銀次がみれば少しは気の迷いが生じたかもしれない。
しかし躊躇いがあったとしても銀次は必ず始末はつける。始末屋としては十分なほど心を鬼にできる男であった。

お瀬名は最後の望みを託し、さっきとは違いむきだしとなった彼の男根をつまむと、しごきはじめる。
「こ、ここはまだ勃ったままじゃないか。ね、ねぇ、あたしのココにもう一度ハメとくれ、
 ね、今度は絶対に満足させたげるから、いいだろ。も、もったいない、そうあたしを殺すなんてもったいないよ」
彼女がおのれのイチモツを激しくしごかれる快感に少しだけひきずられそうになったが、そこまでだった。
反省の色もなく、ただ無様に命乞いをつづけるお瀬奈の黒く邪な心に呆れつつ、
銀次は背中から襦袢ごしに心臓めがけて針を突き刺しひねる。貫通した針は左乳房の乳首のちょうど横に飛び出した。
「ンッ……………」
イチモツが暴発する寸前、彼女の手が動きを止める。
眼を見開いて虚空をみつめつつ、ガクガクと肉体を痙攣させるお瀬奈。
銀次は確実に仕留めるべく、何度も針をグリグリとひねり回す。

数秒後……首がカクンと落ち、お瀬奈は事切れた。あれだけ卑猥に揺れ動いていた熟れた肉体もピクリとも動かなくなった。
銀次が針を抜き取ると、白い襦袢がジンワリと彼女の血で染まっていく……
295名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 05:24:34 ID:k5OA1JXZ
銀次は始末したお瀬奈をゆっくりとあおむけに倒した。
帯で腹部だけは隠しているものの、脂肪が流れ、だらしなく横にひろがった乳房や、
血と淫らな蜜の入り混じった股間がいやらしく露わになっている。
お瀬奈のカッと眼を見開いたままの彼女の形相は女の情欲にまみれた尽きぬ妄念がなお漂っており、
美しい顔ではあったが、銀次は二度とみたくないと思った。
なるべく顔をみないように銀次は股間に刺した針を回収し、ついた血を女の襦袢のすそで拭うと再び筒のもどす。

さて、どうしたものかと少し逡巡したあと、
銀次は女のまぶたを閉じさせ、はだけた着物をもどすと布団に寝かせた。
上から布団をかければ、ただ寝ているようにしか見えない。
「地獄に落ちてくれても間違って極楽に行ってくれても構わんが、頼むから化けてでないでくれよ」 そういって合掌する。
いずれかの始末した死体が見つかったのか、騒ぎ始めた屋敷の下男下女の声を尻目に、銀次はそそくさとその場を後にした。

彼のさしあたっての悩みはお瀬奈によって興奮したイチモツをどう鎮めるかであった……

       
                                                                              了
296クレイバンの人:2007/10/28(日) 05:25:49 ID:k5OA1JXZ
以上です。エロ分多めにしました。主人公が必殺の人たちってことでちょっと外道気味です。
297名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 05:35:11 ID:rBSC8JjG
リアルタイムGJ…
298タイムトラベラー@:2007/10/28(日) 11:18:01 ID:+IsnDPUQ

「きゃっ」
白いサイバースーツに身を包んだ瑞々しい身体がレーザーに身を貫かれ地面へと落ちる。

「アユミっ」
アユミという女兵士は返事をしない。
既に絶命している。

ここはサイバーテクノロジーが発達した世界。
時間旅行をも可能にした未来の世界――――

「せっかく帰って来れたかと思えばこれは一体どういうつもりだい」
サイバースーツに身を包まれた女兵士達にぐるりとまわりを囲まれながらも男は冷静に問い掛ける。
その包囲網の外にいる一人の女が答える。
黒髪の女は妖艶な笑みを浮かべる。

「時間旅行は楽しかったろう?」
「ちっ!妙な実験に付き合わされたかと思えば今度は口封じかい」
「この時空間歪曲実験が明るみになると困る人がいるんでね。死んでもらうよっ!」
女がそう叫ぶと同時に女兵士達が一斉に男に襲い掛かる。
299タイムトラベラーA:2007/10/28(日) 11:21:46 ID:+IsnDPUQ

「やああっ」
ポニーテールを揺らしながら女兵士がレーザーソードを振りかざす。
男はその一振りをかわすと地面に転がって絶命している女兵士のレーザーソードを拾いあげる。

ずむっ

「はぅんっ」
レーザー一閃。
女兵士の胸に青白い光が突き刺さる。
「ア、アユミ…」
そのレーザーの持ち主の名前を呟きながら兵士は絶命した。

「あの世でアユミちゃんに会えるといいな」
男は哀しげな目でそう言った。

その凄惨な状況を見て女兵士達の動きが止まる。
「ううっ」
「お嬢ちゃん達、もうやめな」

ずぶっ

「ぎゃっ」
男が言葉を発すると同時に一人の女兵士が後ろから槍で胸を突き刺される。
その槍は黒髪の女の獲物だった。

「何をしてるんだい!早く行きな!」
「う、うわあああっ」
恐怖に押し出されるようにして女兵士達が男に再び襲い掛かる。

「きゃん!」
「はひっ」
「あぅん」
男のレーザ銃が女兵士の急所を的確に貫く。

「はぁっ」
「きゃぁ」
「うぐっ」
その間をつき男に接近していた兵士達もレーザーソードに焼き切られる。
300タイムトラベラーB:2007/10/28(日) 11:26:37 ID:+IsnDPUQ

「お、お母さ…」
ショートカットの幼い顔立ちの女兵士がまだ一人蚊帳の外にいた。
「ちっ!」
黒髪の女は少女に槍を振りかざす。

がきいっ

そのレーザー槍の一撃を男の銃の柄が止める。
「お前だけは絶対に許さん」
「ふんっ」

男と黒髪の女の一騎打ち。
女の槍の腕はかなりのものであった。
その実力は二人の周りで果てている兵士達は正に文字通り捨て駒だったことを象徴している。
男はあっという間に壁際へと追い詰められた。

「ふふっ、もう手詰まりかい?」
黒髪の女が勝利を確信し、笑みを浮かべた、次の瞬間。

「あ?」
レーザービームが黒髪の女の左胸を貫いた。
そのレーザーは男の手から放たれたものではなかった。
黒髪の女は後ろを振り向き苦しげに喘ぐ。
「ぁあ?」
レーザーはショートカットの女兵士から放たれたものだった。

「うむっ」
黒髪の女の右胸を男のレーザーソードが貫く。
「自業自得だよ」
そう言う男の声はもはや女には届いていない。
どさっと地面に倒れ、黒髪の女はその生涯を終えた。

少女は男に手を差し伸べる。
「いいのか?俺はあんたの仲間を…」
少女はふるふると首を振る。
「助けて…くれたから」
少女の後ろに見覚えのある空間が開く。
「一緒に行くかい?」
少女は頷く。
ふたりは肩を抱き合いながら白い空間へと吸い込まれていった。
301タイムトラベラー作者:2007/10/28(日) 11:32:19 ID:+IsnDPUQ
とりあえず完結です。

古代アマゾネスとか中国の遊牧戦闘民族とか色々ネタはあったんですけど、どうも悪の女戦士に書ききれないんで、とりあえず完結させました。
また新たにネタが湧けばタイムトラベラー書くかもしれません。

とりあえずあとがきついでに挨拶まで。
失礼しました。
302名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 21:56:32 ID:yDawViRz
>>296
超GJです。クレイさんの書くエロ熟女屠りはいつも最高すぎる。
背中側から針を刺す当たりもイイ!

>>301
GJ!
黒髪女ラブ。
303名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 20:17:14 ID:tW//av6+
>>296
クレイさんいつもありがとうございます。
楽しませて頂いております。

>>301
乙乙乙!
また構想ができたらお願いします。
304名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:45:50 ID:T41w8rnv
『アトリ抄』の6巻は買うべき。なんてーか、ここ数年でこんなにヤラレ満載の一冊は多分ない。

1:乳おっぽり出した悪の妖怪女が乳を斬られ、衝撃波で何故か乳を残しながら消滅する。

2:味方だけどザコヤラレが多数。羽根の生えたフンドシ、胸の谷間みせお姉さんたちが、
  焼かれたり、切断されたりといっぱい屠られる。これがもし悪のお姉さんズだったら神認定。

3:着物を着崩した人喰い巨乳お姉さんが、口にお札を突っ込まれたり、首を斬り飛ばされたりして倒される。

今までもヤラレが多数あった(既刊の半分以上にヤラレあり)『アトリ抄』だが、今回は別格。
305名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 21:38:44 ID:xCjPSPB4
560 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/06/10(日) 23:39:26 ID:UOVlIvnN
ファングとかいうマイナー雑誌の今月号(ひょっとしたら先月号になってるかも)の
ゲーム原作ファンタジーマンガにやられがあった。

扇も使う剣士のj巨乳お姉さんが主人公っぽい女に剣を腹部に突き刺され切り払われ絶命。
女であることを一切考慮されず、怒りのままに屠られていたので結構キタ。


って前スレで紹介されてたのが、
『エルヴァンディアストーリー ――白銀の騎士――』の2巻に収録されていた。
とんでもなくベタベタの悪の女幹部って感じだったが、結構よかった。
306名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 03:16:48 ID:pWTffH3p
アトリ抄でふと思ったんだけど、妖怪退治関係の民話とか伝説って結構
やられの元ネタになるような気がしたりして・・・。

西遊記の蠍の精とかくも姉妹とか考えてみると結構萌える悪役だと思う
んだけど・・・。日本だとベタなところで九尾の狐あたりかな。
307名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 09:54:29 ID:EY7BN58K
民話・伝説といえば、『三枚のお札』なんかも悪女やられとしては結構好きだな。
なんせ最後は和尚さんに騙されて小さくなった山姥が餅の中に丸められて食べられちゃう。
粘着・丸呑み属性持ちとしてはかなりクるものが……。
308名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 21:28:07 ID:2ayZ/qew
>>307
ちょ、そんな属性まで持ってるお主は一体wwwwww
309 ◆DqMuFmD52A :2007/11/09(金) 11:06:03 ID:4XQ0KHUT
夜、第二話の一部を投下します。
310 ◆DqMuFmD52A :2007/11/09(金) 22:52:28 ID:4XQ0KHUT
すみません、今日投下は無理っぽいです。

これからは予告無しで投下します。本当に申し訳ありません。
311名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:55:10 ID:NLVUxHxl
いやいやそんな。待ってるだけのクレクレでこちらこそスマソ。
312名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 21:30:43 ID:0xZvBbbj
保守
313名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 23:30:01 ID:Sl+wkHDt
最近、ダブドラ・ファイナルファイト形式のアクションゲーないのぉ
314名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 18:33:16 ID:HCmpRN2A
>>313
んー…一番近しいのでゴッドハンドとか無双シリーズとか…。
でもテラ忙しくてまともに屠ってられそうにないんだよねぇ…

フラッシュを使ったゲームとかで作れないものかなぁ…?
フ○イナルフ○イトとかのキャラ使って…。

…後は期待はFPS系か…。
315名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 00:07:31 ID:Wxj7B5rV
ゴッドハンドは何か違うと思うが……
316クレイバンの人:2007/11/14(水) 05:35:38 ID:x6qiqsxB
SS投下します。
バカエロやられを目指しましたが、、ちょっとシリアスになってしまったかもです。
317『乳爆の拳』:2007/11/14(水) 05:40:12 ID:x6qiqsxB

胸が大きくなければ生きる資格なし!! 世界に走る衝撃的なテロ声明!!

突如として世界中にあらわれた平均バスト100cm、Jカップのレオタードの爆乳女たち。
武装した彼女たちは貧乳女の生存は認められぬと胸の小さな女たちを次々と狩り殺していった。
組織の名はブラック・ビッグ・バスティーズ、略してBBB。


日本のある地方都市。武装トラックで乗りつけた彼女たちはバスト120cm、Oカップの戦闘隊長のもと貧乳狩りをおこなう。
戦後日本人の体型が欧米化したとはいえ、巨乳、まして爆乳などなかなかいるものではない。
次々と斬り殺され、撃ち殺されていくスレンダーな女性。
意気地のない男たちはただ遠巻きに、勇気ある男たちは勇敢にも立ち向かい返り討ちに、
そして、オッパイに魅入られた男たちはBBBに協力し、狩りを手伝う……
そんな男たちへの報酬は貢献におうじた胸揉み、パフパフ、パイズリなどの性乳奉仕である。
318名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 05:43:56 ID:x6qiqsxB
おびただしい死体、むせかえる硝煙と血の臭い。
絶望的ま状況下で、BBBの戦闘員にたちむかう男女がいた。
男の名は乳爆拳の使い手チチ、女の名は乳滅拳の使い手パイ、 


「乳の大小でしか人を判断できぬ外道ども」
「あんたたちこそ生きる資格はない」
「「我らの乳爆乳滅の拳にて滅してくれよう」」
口上とともに、二人はBBBの女戦闘員、そして彼女たちに協力する男たちに拳をむけた。


「乳の大きさでしか女をみれぬクズ男ども、あんたたちにはもったいないが乳潰指の妙技みせてあげるわ」
「ギャァッ」
「グェェッ」
「ギャヒィッ」
乳滅拳のパイの指拳が次々とデカ乳の魔力に屈した男たちの左乳首ごと心臓を貫いていく。


「ただ乳が大きければいいというなら、冥土の土産に奥義 乳爆掌をとくと味わうがいい」
状況の変化についていけないバスト97cm、Hカップの女戦闘員に近づくと、
乳爆拳チチの、乳房をまるで揉まんとするような掌底が彼女の胸をとらえた。
「ハァンッ」
ブルルンっと乳房に波打つ波動、喘ぐ女戦闘員。しかし、驚きはしたものの痛みはない。
「ふざけんじゃないよっ」
顔を真っ赤にしながらナイフをチチに突き込む女戦闘員。
ヒョイッとかわしたチチは彼女を無視し次なる女戦闘員にむけて歩を進めている。
振り向いて背中ごしにナイフを突き入れようとしたが、胸の違和感に気付き彼女は思わず立ち止まってしまった。
「オ、オッパイが……」
女戦闘員のBBBでは控えめだった乳房がどんどん大きくなっていく……
100cm、105cm、110cm、ナイフを落とし乳房を抱えもちなんとかしようとするが、どうにもならない。
「ヤダ、なにこれ、オッパイが私のオッパイが……」
115cm、120cm、巨大化に耐え切れずレオタードが破れ、勃起した乳首がツンと勃起した生乳があらわになる。
「だ、誰か、誰でもいいオッパイが……お願い助けて……」
130cm、140cm、どんどん際限なく巨大化する乳房。乳房の柔らかさがなくなり血管の青筋が醜く浮きあがる。
「オッパイ、大きく……ダメ、ダメよ…」
150cm、パンパンに胸が張りなおも大きくなる、そして、ついに限界を迎えた……
「オッパイ、ヤダ、オッパビィィィィィッ」
絶叫とともに乳房が破裂する、同時に心臓が活動を停止し絶命した。
319名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 05:49:06 ID:x6qiqsxB
「な、なんなんだ」
驚く、戦闘隊長。しかし、部隊の長が取り乱せば総崩れである。
「何かはわからんが、ち、近づかなければいいのだ。銃だ、銃で狙い撃て」
戦闘隊長がピチピチの谷間がカットされたレオタードからこぼれんばかりの巨大な胸を揺らしつつ女戦闘員達に指令を出す。
恐慌状態に陥りかけた女戦闘員もなんとか落ち着きをとりもどしマシンガンやショットガンの銃弾が雨あられと二人に襲い掛かる。
驚異的な身体能力で避け、時には爆乳の魔力によって自ら下僕になりさがった男たちを盾に、
チチとパイは銃弾が飛び交う戦場を踊るようにくぐりぬけていく。


近づけば、銃器など恐れるに足らず。味方への誤射の危険性から彼女たちはハンドガンを撃つのが精一杯だ。
ここまでくればチチとパイの独壇場である。
「アヒィィッ」
チチの乳爆掌が、バスト112cm、Lカップの女戦闘員の乳房を盛大に揺らせたのを皮切りに、
次々と爆乳女戦闘員達を奥義の餌食にしていく。
「お、お乳ぃっ」
「胸がびゃっ」
「オッパイ、パイパイパイパビィッ」
断末魔をあげつつ、彼女たちはレオタードを突き破るほど大きくなりすぎた胸を爆発させ倒れていった。


パイも負けてはいない。奥義である乳滅掌がまずはバスト107cm、Kカップの女戦闘員をとらえた。
「乳でしか人を判断できない哀れなやつら、存分に苦しみなさい」
乳爆掌と同じく女戦闘員の胸を彼女の小さな手が押し込むようにあてられた。
しかし、チチの技のように大きくはならない。逆だった、どんどんと小さく萎んでいくのだ。
「あ、あたいの自慢のお乳が……」
100cm、95cm、90cmどんどんと小さくなっていく。いや小さくなるだけではない弛んだ皮が細く長く垂れていく。
「だ、だめ……誰か止めて、だめ、だめぇぇっ」
85cm、80cm、75cm……ついには老婆の垂れ乳よりもはるかにひどく醜い乳となる。
「あ、ああ……」
乳の大きさだけがアイデンティティであるBBBの女戦闘員にとって乳が無くなることはなによりも残酷なことだった。
自分のみすぼらしい乳をみて涙をこぼしつつ、生きる気力を失った彼女はハンドガンを自分のこめかみにあて弾いた。

パイの乳滅掌が、女戦闘員からあまりに豊かすぎる胸のふくらみを奪い、かわりに絶望を与えていく。
「いや、こんなの嘘、嘘よぉっ」Kカップの女戦闘員と同じく、精神が耐え切れずに自ら死を選ぶ女戦闘員。
「よくもぉぉっわたしのお乳をぉぉっ」怒りのままパイを襲い、乳潰指によって心臓に風穴をあける女戦闘員。
「………違う、違うよ、こんなの認めない、夢、そうこれは夢……」非情なる現実を認められず、呆然と立ち尽くす女戦闘員。


数分後、二人の獅子奮迅の活躍により、30名はいたBBBの戦闘員も
バスト120cm、Oカップの隊長、そしてバスト116cm、Nカップの副隊長を残すのみとなった。
320名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 05:51:34 ID:x6qiqsxB
「く、くそぉっ、こうなってはもはや、おめおめと帰るわけにはいかない、
 副隊長、やつらを二人で血祭りにあげるのだ。乳が大きいのは伊達ではないことを思い知らせてやれ」
「はっ」
チチが隊長、パイが副隊長とそれぞれ対峙する。


先に動いたのは副隊長だった。
「貧乳に巨乳が負けることなどあってはならんのだ、死ねぇっ」
Nカップの胸を盛大に揺らせつつ手に持った日本刀を振り下ろす。
パイはニヤリと笑うと、それをかわし、
レオタードからはみだした、でかすぎる乳に隠れた両脇の下を指で突く。
「な、なんだ、動けん」
金縛りにあったかのように身動きがとれない副隊長。
パイは彼女の手から刀を抜き取ると投げ捨てた。
「あんたには乳滅拳の秘奥義をみせてあげるわ」
そういうと、ガバッと来ていたチャイナドレスの胸元を開く、
プルンとかすかに揺れてでてきたのはバスト74cm、Aカップの微乳。
「ハンッ、無様な。そんな貧しい乳をさらけだして何をする気だ」
「こうするのよっ」
力任せに副隊長のレオタードを引っ張る、バインバインと大きく揺れながら柔らかそうな特盛乳房があらわれる。
パイは彼女の爆乳に先端にある紫色の乳首と自らの貧乳の桃色乳首をあわせるギュッと押し込んだ。
ムニュリと副隊長の乳房がいやらしくたわむ。
「乳滅拳究極奥義、乳滅乳生」
乳がズレナイようにとパイは副隊長をガシッと抱きしめた。

321名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 05:54:05 ID:x6qiqsxB
「な、なんだ、乳をあわせてどうしようというのだ」
怪訝な顔の副隊長、しかし、効果はみるみるうちにあらわれた。
副隊長の乳が小さくなっていく、しかし乳滅掌のように皮が余り萎むのとは少し違った。
自然に乳が貧しくなっていくのだ、そして……いかなることか、パイの乳が大きくなっていく。
パイの胸が乳爆掌とは違い、肉がタップリとのり、自然に女性の乳の成長を早送りするかのようにふくらんでいく。
物理法則を完全に無視した、もはや拳法というよりは魔法のような乳滅拳門外不出の奥義である。
「あ、ありえん。や、やめろ……やめてくれぇっ」
「いやよ、あきらめなさい」
副隊長の叫びはむなしく響き、数十秒後には両者の乳肉の交換ともいうべき現象が終わりを告げた。


「な、なんてこと……なんてことだ」
「フフ……」
勝ち誇った笑みとともにパイはゆっくりと副隊長から離れる。
その胸にはバインバインとあまりに卑猥に揺れる大きすぎるNカップの乳房。
チャイナドレスから爆乳だけが露出しているパイはさっきまでの数十倍もいやらしくみえる。
「ああ………くそっくそっくそぉぉっ」
パイの点穴の効果が切れたのか、
動けるようになった副隊長は自分のわずかな胸をふくらみを嘆く。
「アハハッすごく動きやすくなったんじゃない。
 しかし、よくもまあこんな大きな胸をユサユサと揺らしながら戦えるもんだわ。もう肩こっちゃいそう」
挑発するように、日頃の鍛錬か垂れずに存在を主張していた本来副隊長のものであった乳房を揉みしだく。
「返せ、返せっ、私のお乳を返せぇぇぇぇぇっ」
もはや武器も技もなく、激高し掴みかかろうとする副隊長。
「乳を失ったあんたに、もはや勝ち目はない」
パイの乳潰指が乳肉の壁がなくなったむかいくる副隊長の胸部をすさまじいスピードで貫いた。
「死ね」
冷たい言葉とともにパイはドクドクと波打つ心臓に決定的なダメージを与える。
しかし、副隊長の最後の執念が彼女の身体を動かした。
「お乳が……お乳があればぁ……」
パイの爆乳に鷲掴みにし、自分の身体に必死にすりつけようとする。狂気にまで達した乳への妄執。
「あきらめて……逝きなさい」
「お願……い……返……し…………」
パイの言葉が副隊長に届いたのかついに糸が切れるように崩れ落ちる。


事切れた副隊長をパイは見下ろそうとしたが、あまりに大きな乳が邪魔でみえない。
「本当に……乳に脂肪がたっぷりつまってるってだけで、何がここまで人を狂わせるんだろうね」
寂しそうにパイはつぶやくと慣れない大きな乳房を揺らせながら、チチと隊長の方にゆっくりと歩いていく。
322名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 06:02:14 ID:x6qiqsxB
パイと副隊長の戦いがはじまったのに少し遅れて、チチと隊長との戦闘もはじまった。
「部隊は壊滅、よくも、よくも我が同胞を……貴様たちだけは、貴様たちだけは絶対に殺す」
隊長は拳法使いであった。しかし、チチのような秘技など持ち合わせてはいない。
奥義と呼べるものなどなく、肉体をつかった体術のみ。しかし、相手が今までのようにただの男であれば十分だったのだ。
彼女が拳を突いたり、蹴りをいれたりするごとに120cmのバストが縦に横にと、
爆乳だけが自慢のグラビアアイドルなら真っ青なになるほど卑猥に、そして扇情的に揺れる。
レオタードからは深い谷間とともに半分ほど乳肉もはみだしており、オッパイ狂信者がみればそれだけでオカズになるだろう。
しかし、彼女の攻撃はただの一発もあたらない、チチは見切っているのか紙一重でかわしつづけるのだ。

チチは乳爆掌は使わず、隊長の乳房に少しずつストレスを与えていく。
それはダメージではなく、いうなれば刺激……触ったり揉んだり、突っついたりといったことを繰り返しているのだ。
「ハァッ、フゥン……ンア……」
だんだんと隊長の荒々しい息遣いに甘い吐息めいたものが混じってくる。
そう、チチの攻撃は隊長の性的なツボを的確についていた。
「ンン……アァッ、イヒィ……」
ついにその快感に耐え切れなくなった隊長の足が止まった。

チチはすかさず、彼女の背後にまわると、
手には到底おさまりきらぬ巨大な乳房をレオタードごしにギュニュッと鷲掴みにするとひねりあげた。
「ファァァンッ」
喘ぎとともに膝をつく隊長、性的な興奮からか眼がトロンと垂れ、口を半開きにしたいやらしい表情をつくる。
なおもチチの愛撫にも似た乳責めはつづく。
乳首をグリグリと掌で転がしたかと思うと、今度は上下左右にひっぱりながらグニュグニュと揉みくちゃにする。
「アァッ……ンンッ…な、なにをするつもりだ。殺すつもりなら、私を辱めずにさっさと殺せ」
BBBの隊長ともなれば誇りがあった。命乞いをするような情けない真似はしない。
チチは無言のまま、胸部のレオタードをひきちぎる。黒紫色の乳首が勃起した状態であらわになる。
「アンッ……な、なにをするつもりだ。………・・・いや、そうかわかったぞ。フフ、フワハハハッ」
短く可愛い悲鳴をあげたかと思えば、不敵な笑みを隊長は浮かべはじめた。
「ハフゥゥン……フフ、気持ちいいか。すぐに殺さず、我が乳を揉みしだくのはこの大きな乳の魅力に抗いがたいからだろう。
 こんなに大きな胸を揉むなど初めてのことだろうしな、揉むのをやめたくても、やめられないんじゃないのか。
 貧乳どもを殺しつくし、巨乳だけの世界をつくる。大きな乳をもつ者たちだけの天国だ……
 貴様も我が軍門にくだり、BBBの理想の実現に協力しろ。悪いようにはせん、部下達を殺したのも不問にする」
隊長は得心したとばかりに、チチに誘いをかける。
323名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 06:10:02 ID:x6qiqsxB
「何やってるのよ、チチ。さっきからこいつのオッパイをずっと揉んでいるようだけど」
副隊長から奪い取ったNカップの極乳を隠そうともせずモロ出しのまま近づいてきたパイはチチに話しかけた。
「な、なんだその胸は、その大きさは……副隊長のものじゃないか。貴様ぁっ、何をしたっ」
眼を見開いて隊長は驚く。
「ウフフ、ちょっとしたま・ほ・う。それよりチチ、こいつ殺せないっていうんなら私がやろうか」
「……少し待て、なにぶん使うのは初めてだからな。時間がかかる」
チチはそう答えつつもひたすら、隊長のOカップの胸を揉むことに没頭する。
よくみれば、その揉み方に規則性があるのだが、隊長はまったく気付かない。
「ンァァアァッ、こ、これ以上、胸を責めるな。オカシクなってしまいそうだ。アハァッン……
 そ、そうだ手始めにこの女を殺せ、殺せば私の胸で貴様のイチモツをしごいてやるぞ」
チチに対して、すでに彼が降ったかのような態度をとる隊長。彼女は今自分が何をされているのか少しも気付いていない。
「よし……これで終わりだ。乳爆拳究極奥義、乳爆逆葬」
奥義の名を口にすると同時に、五本の指でグニュっと力強く揉みあげた。
オマンコでは味わえぬ、いや人生でただの一度もないほどの快感が隊長の全身を駆け巡る。
「アッ、アッ……ンハアァァァァァァァァッァアッァァァァァンッ」
色っぽく、どこまでもつづくような絶頂の叫びをあげる隊長。


チチは隊長のさんざんに揉みしだいた乳房から手をはなした。赤い手形がついている。
「な、なにをした。アアッ……こ、こんなのは初めてだ」
余韻に浸る隊長、しかし、その快絶の悦びは長くはつづかなかった。
「ウギャァァァァァァァァッ」
よがり狂うような快感がフっと消えると、これまでに体験したことのないような壮絶な痛みが彼女の胸を襲ったのだ。
「さっきまで、おまえの胸に与えた刺激、それがすべて反転した。痛みに絶望しつつ逝け」
チチは蔑んだ眼を隊長にむけつつ静かにつぶやいた。
「イギィィィ、グァァァァァッ、なぜだ、なぜこんな、私をなぜこんな……」
のたうちまわり120cmの柔らかな乳房をブルンッ、ブルンッと盛大に揺らしつつ隊長はチチに聞く。
「覚えていないだろう……忘れもしない一ヶ月前、おまえは俺の妹を胸が小さいというだけで殺したんだ」
怒りに声を震わせながらチチはいう。
「ギヒャァァァッ、イ、イタイィィィッ……ふ、ふざけるな、そんなくだらんことで私を殺すというのか、
 考えてみろ、おまえの妹より少なく見積もっても30cm、カップにして8カップ以上、私の胸は大きいのだぞ」
胸の大きさを絶対視する隊長はチチの復讐の理由がまったく理解できない。
たとえ肉親であろうと、貧乳のために巨乳を殺すという理屈が呑み込めないのだ。その隊長の言葉はチチの逆鱗に触れた。
「おまえだけは……おまえ……だけは……」
チチは隊長を押し倒すと、馬乗りになり、さっきまで揉みしだいていた乳房をひきちぎらんばかりに揉みまくる。
「アギヒィィィッ、や、やめっ、ギァァァァッ」
乳爆逆葬により乳房への刺激はすべて激痛へと変わる。
隊長が今まで以上の、短剣で胸を突き刺されるような痛みを何度も何度も味わうことになった。
324名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 06:30:55 ID:x6qiqsxB
隊長の乳房が、チチの揉みしだきと関係なくブルンブルルンと波打ちはじめた。乳爆の予兆である。
この奥義では巨大化はせずにそのまま、爆裂するのだ。
「そろそろだな、おまえの乳は醜く飛び散ることになる」
チチは最後に力任せにグニャァと揉みこみながら冷たく言い放つ。
「グヒィィィィィッ、ク、ククク、この私が……理想の巨乳王国をみることなく死ぬとは無念だ。
 しかし、貴様らがどう抵抗しようと我が組織を止めることはできん。
 BBBの崇高な理念に賛同する大物政治家や、企業家はたくさんいるのだ。もはや時間の問題よ。
 巨乳の素晴らしさを理解できぬ愚か者たちめ、いつか後悔することになるぞ」
「……さっさと逝け」
「フワハハハ、覚悟しろこれが地獄のはじまりだ。ブ、ブラック・ビッグ・バスティーズに栄光あれぇぇっぶわばぁっ」
隊長の120cm、Oカップの超極乳が爆発四散する。
飛び散る肉、脂、血で顔や服を汚しながらチチは悲壮な顔のまま、絶命した隊長を睨みつけていた。




「こいつが……あんたの妹さんの仇だったとはね。こんなに早く見つかるなんて運がいいわね」
「ああ……」
「けどねチチ、あんたちょっと熱くなりすぎよ。そんな調子じゃいつか足元をすくわれるわ」
「すまない、次からは気をつけるよ」
チチは強張った顔のまま、小さくうなづく。
「それにしても、こいつら絶対に生かしちゃおけないわね」
乳爆。乳滅、どちらにしても乳房を失ったBBBの戦闘員の骸に眼をやりながらパイはいう。
「ああ、俺の妹のようなのを増やしちゃいけない。徹底的にツブしてやる」
チチはあらためてBBBと戦い抜くことを心に誓う……

「さて、と。警察が来て面倒になる前にズラかりましょう。しっかし、ホント重いわこのオッパイ」
そういって、副隊長のものであったはずの乳房をムニュムニュと揉む。
「さっきから、隠そうともしないけど……その、恥ずかしくないのか」
チチにとってBBB戦闘員の胸はいくら大きかろうと憎いだけだが、パイの胸だと印象も違うようだ。
「それが、なんか借り物みたいでイマイチ自分のって感じがしないっていうか。まあ乳滅乳生をしないかぎりこれが私のなんだけどね」
「……そ、そうか」
チチは少し顔を赤らめる。
「ンフフフ、なぁに、チチ。私のオッパイに興奮しちゃったの。いいわよぉ、帰ったらたっぷり愉しみましょ」
パイはいやらしげな目つきでニッコリとチチに微笑んだ。


チチとパイのBBBとの戦いは始まったばかり、さらなる死闘が二人を待ち受けているわけだが……それはまた次回の講釈で。

325名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 06:33:22 ID:x6qiqsxB
以上です。リビドー全開で書きました。
巨乳好きだと萌えていただけるかな、と思うんですがどんなもんでしょう。よろしければ感想お願いします。
326名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 11:21:26 ID:tiuBW/4d
超超GJ!!!
女の象徴ともいえる自慢のおっぱいを容赦なく破壊して死に追いやる。
そう、悪者に情けは無用なのである!おっきしまくりで一気に読みました。

すんばらしい!
327名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 01:37:09 ID:khMaq62s
なんだろう、キャラ名も敵組織もアホそのものなのに
いつのまにかおっきしていたw GJ!

敵女を愛でるがゆえに屠り、
おっぱいを愛するがゆえに破壊する…よくよく業の深い趣味だよな俺らは。
328名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 07:59:28 ID:IZLd8ZpZ
>>327
「敵女を愛でるがゆえに屠り、おっぱいを愛するがゆえに破壊する」ってものすごく的を射た名言だと思うのは俺だけか。
329タイムトラベラー作者:2007/11/16(金) 19:10:35 ID:bWD/0icw
今からタイムトラベラーの番外編を投下します。
330タイムトラベラー番外編@:2007/11/16(金) 19:18:02 ID:bWD/0icw
サイバーテクノロジーが発達した、時間旅行をも可能にした未来。
その世界の中心に位置する大都市キョウトウ。

その都市の一角にけたたましく警報が鳴り響いていた。

「何事だい?」
司令室にいる女は背後にいる側近に報告を求める。
「B区画に侵入者です」
「侵入者の詳細は?」
「レーダーの反応からすると…盗賊団ですね。生体反応は女です」
「ああ?またかい。しつこいやつらだね」
女司令官は呆れるように言うと獲物の槍を手に取り艶やかな黒髪をしならせる。
「行くよお前たち。悪党狩りだ」
黒髪の女は部下数名を連れ、盗賊団の下へ向かった。


「きゃあぁっ」
住宅街に悲鳴が響いている。
「おとなしくしろ!反抗しなければ危害は加えない!ありったけのキャッシュとデータを渡せ」
褐色の肌をした頭領とみられる女が住民を威嚇していた。
まわりでは部下と思われる女性達が武装した武器を住民に向けている。
褐色の女が住民達に向けて足を一歩踏み出した刹那だった。

「ぎゃっ」
突然部下の一人がうめき声をあげる。
その胸には槍が突き刺さっている。
「待ちな。私の管轄で勝手は許さないよ」
ぶん、と槍を一振りし、すでに絶命している女盗賊を振り落とす。
「シティポリスか…死にたくなければ下がっていろ」
褐色の女は二本の短剣を取出し構える。
「生意気な口を利く盗賊もいたもんだね。後悔させてあげるよ」
331タイムトラベラー番外編A:2007/11/16(金) 19:23:10 ID:bWD/0icw
黒髪の女も槍を構える。
一触即発――――
褐色の女の部下、住民が固唾を飲んでその場を見守る。

褐色の女が左手をぴくりと震わせた、次の瞬間。

どしゅっ

褐色の女の首筋に槍が突き刺さっていた。

「あ………ぇ?」
5mはあったであろう間合いを一気に詰められ放たれた一撃。
褐色の女は震える両手で槍を掴む。

「あ、か…」
黒髪の女が冷たい表情のまま槍をくるりとひねる。

「ひぁん」
褐色の女の首筋から鮮血が吹き出す。
そのまま力なく崩れ落ちた。
褐色の女の部下たちは頭領が殺された事にハッとするように気付き、逃げ始める。

「逃がすな」
黒髪の女が言うと同時に部下の手からレーザーが放たれた。
「きゃっ」
「うあ?」
「ひぎゃっ」
あっという間に女盗賊団は全滅した。

「歯応えのない奴らだったねぇ…ん、緊急通信?」

[A地区にタイムワープ反応あり、急行せよ]

「タイムワープ反応…帰ってきたみたいだね。少しは楽しめそうじゃないか」

黒髪の女はそういうと新人を含む部下の全召集を側近に命じ、現場に向かった――――
332タイムトラベラー作者:2007/11/16(金) 19:26:49 ID:bWD/0icw
終わりです。

やられ分が少なくてすいません。
また構想ができたら書きたいなと思います。
時代背景とかリクエストあれば受けてみたいですw
333名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 19:42:02 ID:d7zT5B+V
>>332
GJ!この話をそのまま膨らませていって全然大歓迎
オレは女対女が好きだから両方女ってのがいいねぇ。ここでは少数派かな?
334名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 11:44:20 ID:veWuYq1x
世界は初めには魔法文明だった。だが、その文明は召喚してはいけないもので滅んでしまった。
次にきたのは機械文明だった。だがその文明は超兵器により滅んだ。
そして時代は暴力が支配するようになった。
まだ理をもつ人間たちはグレートウオールサークルをたて、その中にラストタウンを作りだした。
それは魔法と科学文明の力をもった『最後の町』...

それから50年、ラストタウン以外にも町は作りだされグレートウオールサークルの外でも秩序は現れ初めた。
でもまだ暴力はつよかった。無法状態の町や世界を支配しようと企むもの達もいた。
あらたなる文明をほしがったラストタウンは二つの牢獄を作りあげた。
それはヘル大牢獄とインフェルノ大牢獄。
町で捕まえた犯罪者、盗賊は男女わけて牢獄に投げられていた。
そこでかれらは地獄をみる。
食事として与えられるのは死刑人を元にして与えられるソイレントグリーン。
人を殺したり、牢獄から逃げようとすると、首輪のテレポートシステムによって首と体を切り離される。
ttp://w5.oekakibbs.com/bbs/akujolove/oekakibbs.cgi?mode=res_msg&resno=194&author=0&thumb=0&picwid=711&pichei=1200&thisfile=194.jpg
このシーンは罪を縮める為のあがき。それで、ビームソードが壊れてしまって、絶命状態。
猛獣とみせかけたロボットたちと戦って生き残れば10年は
刑を縮めることができる。(食われた直後にソイレントグリーンにされる。)
その他にセックスする事があるがそれは一人一か月しかできない。
335名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 21:12:28 ID:4X3+KAQ5
>>178の8を書かせて頂きますね。
基本スンナ派ですが、生の可能性があるならやられでもいいかな的な観点の人ですが…
おまけに7の改変バージョンだし…なんかほんとすいませんorz
オリ展開は突っ込んであるのでそれで許して下さいorz

「はぁぁぁぁっ!」
エイトのパンチ連発でレクネーの美しい顔がボコボコにされる。
彼女は近隣の村を襲い殺人や放火など蹂躙しつくした夜盗の一団、
その荒くれ者のなかで紅一点であり、年は二十の半ば…
黒い髪をなびかせた褐色の肌をもつ彼女はその美しい顔を苦痛で歪ませていた。
「ぐッ…な、なにをするんだい!」
顔をボコボコにされたレクネーはキレたようにエイトを睨みつける。
「…女の子は、傷つけたくないんだ。でもね…悪い事したお仕置きは必要でしょ?」
その直後、思いっきり右ストレートを彼女の腹にたたき込み、気絶させられて
彼女はぐったりと倒れてしまう。
その後…エイトはその大きな谷間をつくっていた鉄製の胸当ての留め金を外し
プルンッと、葡萄色の乳首を勃起させた豊かで柔らかそうな乳房を露わにさせ、胸の感触を味わう。
「ん…柔らかい…この人、僕の好みかも…」と小さく呟き唇にキスをしてからその場を少し離れて、
「こんな事してごめんね…僕は、ほんとは女の子を誰も傷つけたくないんだ…でも、仕方ないよ…
悪い事をしたお仕置きはしなきゃいけないから…」
エイトは気絶している彼女に謝って、残る夜盗の始末へと向かった…
336名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 22:19:58 ID:gRu7dPfN
>>334
なんとなくゼノギアス思い出したw

>>335
GJ!
往年のアクションゲーみたいな殴り倒しっぷりがグッド
337名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 15:35:19 ID:gPKpotxy
GJ
338名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 21:16:52 ID:Zs7Hlh2z
何回も何回もボコボコにされ、
何回も何回も死ぬレクネー・・・

なぜか『100万回死んだ猫』を思い出した
339名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 01:56:38 ID://yGYMuS
落ちてないよね?噂が流れてるが・・・ここのことじゃないのか
340名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 10:52:15 ID:cL3Jgl64
悪女牢獄 01

私はヒヨリ。強盗で逮捕されたチンピラ女である。
強盗といってもお金より食べ物がほしかったから、見知らぬ女と参加したといったほうが正しい。
馬鹿よね私。
だが、彼女は刃龍というハンターに『死の宣言』って魔法で胴体は
水風船のように破裂され。
はその恋人みたいな女、弾龍に快楽弾を打ち込まれた。
打ち込まれたところは乳首、旨の谷間の真中、クリトリス。
撃たれた時は痺れて動けなくなったわ、性的に気持ちよかったけど。
しかもあの女、あの男性ハンターに私とセックスするように命令したわ。
セックスした後、彼は凄い罪悪感を感じていたわ。
というか、不思議だったわ。私は恐怖するはずだったわ、あの過激な殺しで
それどころか、セックスする事で頭が一杯になってしまった
おそるべし2大古代文明の技術。
インフェルノ大牢獄の牢番に引き渡された私はあそこで苦しい日々を
送るのをまっていた。
女牢番「ほら出てこんかいデコ!!オラ!!」
ヒヨリ「……はい…」
私は自分の足で車からおりた。その時、私は
別の罪で逮捕された女がつっ走っていくのをみた。
でも、誰も追い掛けようとしなかった。それは当たり前だわ。
悪女1「ヘヘヘ、ノロマー!!ん…」
首輪が起動したわ…この女の運もつきたみたいね。
悪女1「な…何この光り!?ヒ!ヒャ…」
彼女は転送されたわ。首だけの話だけど。
高性能な首輪ね。血が出てない
その後、首無しとなった肉体は歩いてこの施設へ戻った。
ミノタウロス「まったく馬鹿だな、マジで。ほら、肉体つれてきたぜ。」
ヒヨリ「首輪が喋ってる。」
女牢番「ただの無数ある囚人グループ管理AIを不思議に思ってどーすんや!?
まったくこれだからアウターウオール共は…
早くその肉体処理しとけ。」
ミノタウロス「へいへい。」
341名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 10:58:31 ID:cL3Jgl64
そして私はその施設の中に入っていき、首無し肉体はどこかへといった…
不思議だった。ここには何の匂いもなかった。
あるとすれば、快楽に蠕く声のみだった。
ヒヨリ「ここってレズが多いの?」
女牢番「いろいろ説明しなきゃなんねーようだな。ミノ、お前に任せとくわい。」
ミノタウロス「へいへい…俺はこのブロックを任せられているAIの一人だ。
お前の付けている首輪の最大の機能は、さっきお前の見た通りだ。
その後にも身体管理機能に感覚操作機能もついている。
この牢獄のルールだが お前は10年くらったな。
だが、どんだけ食らっても御構いなく5年で死ぬ。
ならば、罰を縮めるしかない。その方法は二つ。
町で大ヒットしてる番組…ってアウターウオールに番組は意味不明か。
アリーナでモンスター倒し10年づつ罰を縮めるか、
牢番たちとセックスして一か月とちまちま罰を縮めるかだ。」
ヒヨリ「酷いわ…どの道まともにここは出られないことね…」
女牢番「やらかすまえに考えときゃよかったんだ、ワレ!
せめての情けだ。尻こっちにむけや。」
この時、もう私の牢屋の前だった。
女牢番「もの凄く痺れるが、気持ちええ上にあとで便利や。そこで感じやすくなるからなあ。」
感覚で理解した。私が逮捕されるときに使ったあれだ。
あれが打ち込まれた所は何故か普通の10倍も感じやすくなり、痛み難くなった。
たぶん、これは死ぬまで続くだろう。私はお尻を彼女に向けた。
そして彼女は銃か剣か解らない何かで私の尻の穴を貫いた。
気持ちいい…お尻の穴だけじゃない。アソコも、背骨も、お腹の中も…
ふえ?私の口にも?ドンという音と共に私の口は性的快感に満たされた。

ヒヨリ「ハヒュ!ハアアアア…」
舌がきもちいい…
これが不殺の武器だとは若っている。だからこそ、私は安心して倒れた…
私はケンカにも弱いから、こうするしかないのかもしれない…
342名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 01:23:07 ID:+KXfIoln
すごく読みづらい……。
343名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 04:55:07 ID:MR+RMILS
日本語ヘタでスマン。説明がうまく伝わっていないのかな?
344名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 15:10:41 ID:HKQbWGPg
午前0時を過ぎ、辺りは暗く静まりかえったオフィス街、
黒いコートに帯刀した男が立っていた。
男の名は「烏丸九朗」。
この名は双羽流剣術の継承者が代々継いできた名で、
九朗も双羽流を極めその名を継いだ。
九朗も昔は剣の道を志していたが、
今では大陸系マフィア「四聖会系暴力団青龍雲」に雇われた殺し屋となり、
暴力の支配する裏の社会に身を窶していた。
目の前にあるビルは青龍雲と対立する組織永臨会と繋がりのある会社で、
ボスの娘が誘拐されたことと関わりがあるらしく九朗は遣された。

7時から近くに潜んではいたが1人たりともビルに出た者はおらず、
ビルにはまだ、いたる所にまだ電気が点いていた。
「勤勉なやつが多いって、訳じゃねぇよな・・・」
コートから煙草を取り出し火を点けると鞘から刀を取り出し正面からビルへ突入した。
ビルの中は静まり返り受付にも誰もいない。
案の定働き者が残業しているわけではないようだ。
「何も今日行くとは言ってないんだがな?」
目指すは社長室、他には脇目も振らず一気に非常階段を駆け上がる。
それにしても静か過ぎる。永臨会のヤクザどもがいるわけではなさそうだ。
一瞬の思考の隙に暗闇から何かが飛来する。
それを、刀で弾くと狭い階段では不利なので、近くの廊下に滑り込む。
暗い非常階段から一気に明るい廊下に出たため一瞬視界が白む。
345名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 16:14:41 ID:HKQbWGPg
目はすぐに慣れ視界が戻ると目の前に短刀を振りかざした女が迫っていた。
「いやぁぁぁーーー!!」
女の短刀が届くより早く左手に持った鞘で脇腹を打ち据える。
女は骨の砕ける音と共に壁に吹き飛ばされる。
口から血を流しながら気絶して痙攣している女を改めてよく見ると、
胸と腰部分だけに申し訳程度に衣服を身に着けた扇情的な格好をしていた。
「どうも、ヤクザ者って格好じゃねぇよな、これじゃまるでくノ・・・」
言いかけた所で背後に殺気を感じ振り向き様に刀を振るうと、
短刀を手に迫っていた女の肘から下が短刀ごと吹き飛び辺りに真っ赤な血を撒き散らす。
「あぁっ・・・イタ、イダァァァァ〜〜〜」
痛みに絶叫し無くなった右腕を血を吹きながら振り回す。
「アホウが・・・」
刀を大きく開かれた口に突き刺す。
「エガ・・・ガ・・・・・・」
声にならない声を発した女の口から刀を引き抜くとそのまま力なく倒れる。
先を急ごうとすると目の前に3人の女が立ちふさがり手裏剣を投げつける。
それを気絶した女を蹴り上げ盾にすると、低姿勢で地面すれすれを駆け抜ける。
左の女の首を鞘でへし折り、右の女の胴体を切り払う。
そしてそのまま真中の女に体当たりすると馬乗りになる。
「ひっ・・・・ぐっ」
「2,3質問に答えてもらうぞ。娘はどこだ?貴様らは何ものだ?永臨会との関係は?」
「いや、やだ、死にたくないのお願い。お願い助けて!!」
質問には答えず青ざめた顔を小さく振る。
「まず質問に答えろ。なら考えんでもない」
「知らないのよっ、何もただ昨日変な女にいい話があるって聞いて」
「変な女?そいつは誰だ」
「わからないわよっ!!この服も武器も全部その女に・・・」
「っち・・・わかった。あと何人くらいいるかわかるか?」
「私が見たのは10人も居なかったわ・・・」
女の上から立ち上がると着ていたコートを脱ぎ女の上に被せる。
「とっとと消えろ。・・・素人とはな、下らんことさせやがる」
そのまま、振り返らずにエレベーターに乗り込み、社長室のある30階を目指す。
10階を越えたあたりで上から短刀を突き出したまま女が飛び掛ってきたのを刀で弾き鞘でドアに押しつける。
「お前も雇われか?」
「黙れ!!知るかよ」
「じゃあ、死ね」
「えっ、いや、ちょっとま・・・」
刀を突き刺したのと同時に30階に到着しドアが開く、
そこは階全体が社長室らしく豪華な内装の部屋が眼前に広がった。
刀の先にぶら下がる女を振り払うと部屋に足を踏み入れる。
甘い香りが鼻腔を刺激する。と、社長椅子に座った女が目に入る。
紫色の長いウェーブのかかった髪を揺らし、
服装は他の女よりも露出は低めだがそれがより逆に色気を増して感じさせる。
「こぁんばんはぁ〜、黒羽の九朗さん」
「娘はどこだ、貴様はなんだ」
「あぁらあら、こんな美女を前に素っ気無いのね」
程よい大きさの胸を主張するように突き出し腰をクネクネと振りながら女が近付く、
「まぁ、いいわ。わたしは蘭香、誘乱の蘭香。あと、娘はいないわよ?初めからね」
「っち・・・・まぁ、いい俺の仕事はこれまでだ。帰らせてもらう」
「そういう訳にはいかないわよ。わたしの仕事がまだだモノ」
そういうと蘭香は千本を1本投げつける。それを刀で弾こうとした時異変に気づく、
何のフェイントもなしに投げつけられた千本を防げなかったのだ。
346名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 17:13:28 ID:HKQbWGPg
「クソ・・・何しやがった・・・」
「うふっ、ヒ・ミ・ツっ♪」
視界がグラグラと揺れ、身体が妙に熱くなる。
蘭香はぴったりと身体を密着させるとゆっくりと肩に突き刺さった千本を引く抜く、
「どう?何をされたかわからないのが怖い?でも、すぐに気持ちよくしてあげるわ、最後にね」
蘭香は言いながら口づけすると俺を押し倒した。
「冗談じゃない・・・」
「そうは行ってもほら、力は入らないのにここはもういきり立ってるじゃない?」
艶っぽく微笑むとズボンのチャックを口でゆっくりと下ろす。
蘭香の言うとおり俺の股間はいきり立っており、ズボンの拘束から解き放たれ多少楽になる。
「あぁらあら、いいもの持ってるじゃない〜」
蘭香は下着越しに俺の股間に頬擦りする。
「一つだけ聞いていいか?お前は何ものだ?」
観念したような投げやりな口調で訊ねる。
「いいわ、教えてあげる。月下美刃の幹部よ」
「聞いたことが無い。言って良かったのか?」
「いいわよ、どうせ貴方は助からないし・・・ねっ」
下着を脱がされいきり立ったモノが解き放たれ蘭香はそれを一気に頬張る。
「ふぐ、んっ・・・ふん〜、ふふ・・・・」
蘭香は一心不乱にいちもつを銜えこみしゃぶる。
「あと、俺実はロリコンだからやっても無駄だぞ」
「えぇ!?」
驚いた表情で顔を上げた蘭香の額を鞘で突く、力は万全では無いが拘束から放たれ立ち上がりズボンを履く、
「悪いな、こんな下らんことで死にたくはないんでな」
「幼女よりわたしがいいって思い知らせてあげるわ」
そう言うと蘭香は自分の股間をまさぐり始める。
クチュクチュといやらしい音をたてる。
「うふぅ、ん〜はぁ・・・はっはは・・・あぁぁん」
甘い香りが増し始め、視界がグラグラと揺れるが目の前の蘭香の姿だけははっきりと見える。
「うふ、うふふ・・・わたしの体液にはね、んん〜、強い催淫効果があるの」
「なるほどな・・・・月下美刃か変な連中に喧嘩売られちまったな」
「さぁ、そろそろ・・・お終いにしましょうか・・・んふぅん」
俺の落とした刀を取り上げ蘭香は立ち上がり斬り付けようとした時。
「いつまでてめぇ一人で悦に入ってやがるボケが!!」
刀から声が発っし、それに驚いた蘭香が刀を落とす。
「きゃあ、な、なによそれぇ!!」
「すまん、しかし起きてるならもっと早く助けてくれ」
「いやぁ、悪いねあまりにもいい光景だったもんでなぁ!!」
体に鞭打ち刀を拾うと煙草を取り出し火をつける。
「そうか、その刀が・・・なぜ組織が貴方を狙うかがわかったわ、貴方を倒せば組織での地位は約束されるわ!!」
千本を投げつける蘭香だが、タバコの匂いが甘い香りを緩和させある程度思うように動ければどうということは無い。
「技に頼りすぎて、大して強くは無いわけか、行けるか?烏丸」
「あいあい、行けるぜ、逝かせるぜ九朗」
刀の柄が開き、刀身が黒く染まる。俺の体に血管のように黒い模様が浮かび上がる。
「なぁめぇるぅなぁぁぁ!!!」
凄まじい速度で千本を投げつけるがその全てが体に届く前に溶けていく。
「一つ教えてやろう。俺の二つ名は、黒羽ではなく”黒刃の九朗”だ」
蘭香の身体を袈裟懸けに斬り付ける。
切り口から黒い泡が泡立つ、
「うそよ・・・わたしが、そんな・・・・」
「あとな、ロリコンってのは嘘だ」
「いやぁぁぁぁぁ!!!」
絶叫と同時に蘭香とその周囲が黒い空間に飲み込まれる。
「終わったなぁ、相棒」
「いや、まだだ・・・」
347名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 17:15:24 ID:HKQbWGPg
青龍雲のボス、ユン・ホワンの携帯が鳴り響き出てみれば聞きなれた。
だが、最早死んだはずの男からだった。
「仕事は無事終わったぜ。娘はいなかったがな」
「そ、そうか・・・ならいいんだ。はは・・・」
「あと、月下美刃ってなぁなんだ」
「いや、それはわしにはちょっと・・・・」
「そうか、ロブスターは美味いか?」
ユンは目の前のテーブルに置かれたロブスターを見て顔面を蒼白させた。

「しかし、厄介なことになったんじゃねぇの?」
「起きたと思えばうるさい奴だ・・・・」




以上です。
初投稿ですが読みにくいし、やられ分も少ないしでごめんなさい。
もうちょっと精進したいと思います。
348名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 21:13:34 ID:y9R2B/MS
GJ!
349名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 23:25:34 ID:Ec8LLzcg
これはGJだ!
誘惑が通じずばっさり、ってのはとてもイイ。
350名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 08:56:58 ID:5V+Phfl/
GJ!
淡々と感情揺れることなく屠っていくのに萌えた。次も期待してます。
351名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 14:17:51 ID:RjRDvm9W
あらゆる点でGJと言わざるをえない
352名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 22:06:07 ID:HIh80T0r
「青龍雲」が「朝青龍」に見えた
353名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 22:27:05 ID:KToVFcsZ
>>344
さほど必要がなければ命はとらないわりに
必要とあらば一切容赦しないところがイイ!
なんだけど、いちおうsageてもらえるともっとGJ。
(メール欄に半角で「sage」と入れる)

>>304-305
おまいらありがとう。大変良い物を紹介していただいた。
アトリの方は既に紹介されてるので省くが
エルヴァンディアの方は、悪役お姉様が
小娘(ヒロイン)に敗れて驚愕してる表情がエロすぎる。
354名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 06:25:01 ID:rsuwJlzv
タイムトラベラーの新作を腹責めスレに投下しました。
興味がある方は覗いてみてください。

こちらに投下したかったんですが内容がスレ違いになってしまったので…
355名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 02:17:40 ID:gTPWmYO7
>>354
GJです。不殺やられも萌える。アマゾネスだと何故か特に。

あと、>>305が紹介したネタをうp。
ケータイのカメラで撮ったので画質は悪いが、参考資料ということで。
ttp://yasai.clover.vc/vege/index.html yasai0175.zip
DLパス:hohuri

四葉が生きてりゃそっちにうpったんだがなあ…
356名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 03:36:52 ID:NEZoAWGI
>>355
すでに流れたようだ…
357名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 09:35:32 ID:eMGfMa2j
>>356
まだあるよ。
358名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 12:51:25 ID:QKtR419Z
>>355
サンクス!
上手く撮れてるじゃないか
しかも解説付きw
359名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 14:28:02 ID:NEZoAWGI
あった。自力で175を選択する訳か
UPサンクス
360名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 23:05:03 ID:4qjRx2P1
サンクス。
ネヴィア様、オッパイは硬そうだけど、典型的女幹部って感じでいいな。
あの斬られ方だと、即死じゃなくてちょっと苦しみそうね。
361名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 20:33:26 ID:hyQSU1CO
僕は闇の仕置人、許せぬ悪党に正義の鉄槌を下すヒーローだ
実はまだ中学二年生、昼はちゃんと中学校にも通っている
元々父親が仕置人でありその仕事を手伝っていたのだがその父親が一年前、仕事の過程で悪党に殺されその後を継いだというわけだ
今回のターゲットは女悪党二匹
建設会社のやり手女社長、菊川怜子(26)とその秘書兼ボディガードであり空手黒帯の北川圭子(21)だ
怜子は駅前巨大ビル建設のため駅前商店街の人々に立ち退きを迫ったが
その過程で先祖代々の土地を離れるのを嫌がった店の主人を圭子の手で自殺に見せ掛け殺していた
その他にもやくざを雇い店に嫌がらせをしかけ強制的に立ち退かせていた
揚句の果て、最後まで立ち退きを拒否した八百屋の小学生の娘を圭子に誘拐させ、土地の権利書を奪った揚句娘を殺害していたのだ
今回のビル建設で怜子には100億以上の大金が手に入るという
今回の依頼は娘を殺された揚句、商店街からも追い出された八百屋の主人から受けたものである
362名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 21:07:15 ID:hyQSU1CO
仕置き当日、怜子の会社の社長室で悪党二匹と対峙する
二匹に自分が仕置人であることを告げ、おとなしく自首するなら痛め付けはしないと最終通告してやる
だがもちろんそんな通告を聞くやつらではない
まあ父親の方針でどんな悪党にも改心のチャンスをやれ、とのことで一応最終通告はしてやってるが正直ここで改心されたら面白くない
お前らのような極悪人にふさわしい仕置きをせっかく考えてきたんだからな
だがいらぬ心配だったようだ、こいつらは僕を中学生のガキと甘くみて鼻で笑ってやがる「ふん、女だからって甘く見ないほうがいいわ
この圭子はね、これでも空手の黒帯なのよ」
そんなことは十分わかってるさ、そしてそれを悪用し人殺しの道具に使ったこともな
「さあ、圭子、いつも通りやっておしまい!殺しちまいな!」
怜子が冷たい声で命令する
「はい・・・ガキ、覚悟しな!」
圭子がサディストの本性をむきだし、嫌らしい笑みを浮かべながら近づいてくる
いよいよ戦闘開始だ
363名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 21:54:37 ID:hyQSU1CO
僕を子供と思い完全に見下している圭子は笑みを浮かべながら近づいてくると僕の顔目掛けて右足で蹴りを入れる
あーあ、ミニスカートでそんなに足を高く上げるから紫のパンティが丸見えだよ
中学生の僕は21のおばさんなんかに興味ないから汚い物見せないでほしいよね
そもそも僕だって父親に小さいころから鍛えられてきたんだ
こんな蹴りわけもなくよけられる
「こしゃくなー!!」
一発目の蹴りをよけられた圭子はむきになってさらに蹴りを連続で繰り出す
だがこんな大振りの蹴りを僕が喰らうはずがない
汚いパンティを晒すだけだ
「何やってるんだい!!早く始末しちまいな!!」
怜子の怒声が響き渡る
「くそっ!!」
そう言いながらさらに蹴りを出す圭子の右足の足首を僕は左手で簡単に掴む
右足首を肩の高さで捕まえられた圭子は左足片足立ちの状態となってしまう
「ひっ・・ひぃっ、何よ、離しなさいよー」
「お姉さんさ、格闘家とはいえ一応女なんだから身嗜みくらいきちんとしたら?
パンティから陰毛はみ出してるよ」
「い・・・いやー、どこ見てるのよ、離して、離しなさいよー!」そう喚く圭子の右足首を突然離すとバランスを崩した圭子の懐に入りこみ、みぞおちに強烈な拳を叩き込む
圭子は「ウッ・・・」と呻くと、床に崩れ落ちる
崩れ落ちた圭子を足で蹴飛ばし仰向けにすると哀れ圭子は白目をむき、鼻水、よだれを垂れ流した状態で無様に気絶しているのであった
364名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 22:24:10 ID:hyQSU1CO
さあ、一匹は片付いた
次はいよいよ大ボスの菊川怜子だ
すでに怜子はボディガードの北川圭子が無様にやられた姿を見て部屋の隅で言葉を失っている
そんな怜子を睨みつけながらゆっくりと近づく
「ヒィー、来るな、来るなー、来ないでー!!」
じりじりと後ろに下がるがすぐに壁にぶつかる
もはやこれ以上は逃げられないぜ
「あ・・・あんた・・・一体・・・誰に頼まれたんだい・・・?」
「貴様、先日八百屋の小学生の娘を誘拐した揚句殺害しただろう」
「あ・・・あの八百屋か・・・頼む、その依頼料の倍の金額を払うから見逃しておくれ・・・」
どこまでも往生際の悪い女だ
僕はその命乞いを無視すると左手で怜子のムナグラをつかむと、右手で怜子の両頬に往復ビンタを繰り返す
「ぐぇ、ぶひっ、ふげっ、た、助け・・・あひぃー」
もう十発は殴りつけただろうか
気付くと怜子の太腿からは薄黄色の生温かい液体が床に流れている
ムナグラを掴んでいる左手を離すと怜子は前のめりに崩れ落ちる
尻を突き出した状態のため今度は怜子の尻を包むワインレッドのパンティが丸見えとなるそのパンティの股間の部分からはまだゆっくりと液体が床にこぼれ落ち続けているのであった
365名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 22:53:59 ID:Ogk4utDF
乙!
366名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:46:56 ID:0I4F29dg
実は怜子も格闘に精通しているので怜子とも戦う、という展開も見たい
367名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 01:00:30 ID:2KoVkXAX
いい!
こういう「不殺だけどハード」なの好きだ
368名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 02:21:38 ID:MkEgi3f4
感想ありがとうございます
一応続きとしてはハングマンのような展開で

仕置人が悪女を追い詰める
→悪女たちすべてを白状
→ラストは晒され笑い者


と考えてますが続きあったほうがいいですかね?
それともここで今後の展開はみなさんの想像に任せるような感じで終わったほうがいいですか?
369名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 06:27:41 ID:MkEgi3f4
数時間後、ようやく二匹の悪党が目を覚ます
悪いが気絶している間に仕置きの準備はさせてもらった
二人とも下着姿の状態で両手は背中の後ろに持っていった状態で縄で縛られている
菊川怜子はワインレッド、北川圭子は紫色の下着だ
それだけではない
怜子の顔は墨汁で完全に黒塗り、圭子の顔は油性マジックで目の周りをパンダの様に黒く塗られ、口の周りに泥棒ヒゲを書かれ、さらにおでこに「肉」と書かれた実に間抜けな顔だ
さらに二人ともおなかや背中、腕、大腿、いたるところにこれまた油性マジックで「人殺し」「悪党」「メスブタ」「金の亡者」などと落書きされている
ほぼ二人同時に目を覚ますと、自分の姿やお互いの無様な顔を見て大騒ぎだ
「ひぃー、どうなってるのよー」
「なんで私がこんな目にー」
「いや、いやー、助けてよー!!」
370名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 20:56:25 ID:MkEgi3f4
「どうだい?悪党さんたち
全部このビデオカメラに素直に自白してくれないかな?」
「な・・・なんのことかわからないわ、証拠もないのにこんなことしていいと思ってるの?」
「そ・・・そうよ・・・不法侵入したあげくこんなこと・・・警察に訴えてやるわ!!」やれやれ、どこまでも往生際の悪い女たちだ
「おいおい、本当に警察呼んでいいの?困るのはどっちかな?」
それを聞きうつむく悪女たち
「要するに、どうあっても白状する気はないってこと?」
「当たり前じゃない、何もしてないんだから!!」
「そっか、じゃあ身体に聞くしかなさそうだね」
そういいながら僕はポケットから二本の透明の液体入りの注射器を取り出す
それを見て顔色が変わる悪党たち
「ちょっと・・・それ何なの?それをどうするつもり・・・?」
「そりゃあもちろん注射器はこうするものでしょ?」
そういいながら僕は悪党たちの腕に素早く注射器で液体を注射する
「い・・痛い!」
「ひぃ・・何なのこれ!!」
371名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 22:09:29 ID:MkEgi3f4
「な・・・何注射したのよ・・・」
「なーに、ほんの毒薬だよ」
「ヒィ・・・ど・・・毒薬・・・?」
「うん、そう。これ注射すると20分後には呼吸できなくなって死んじゃうらしいよー」
これを聞いた悪女たちはわなわなと震えだす
「ヒィー、いや、いや、助けてー」
「ひどい、人殺しー、私まだ死にたくないー」
「おいおい、人殺しはどっちだよ?散々罪もない人を苦しめておいて」
「ごめんなさい、ごめんなさい、謝るから助けてー」
二人は後ろ手に縛られた状態で正座をし、その体制から体を前屈みにし、顔を床にこすりつけて命乞いをする
「解毒剤が欲しければこのビデオカメラにお前たちの悪事を全部自白するんだ!」
「はい、しゃべる、しゃべりますー」
「何でもしゃべるから助けてー!」
「私たちは駅前のビル建設で大金を稼ぐために商店街の人達を強制的に立ち退かせましたー
でも魚屋の主人を自殺に見せ掛けて殺したり、八百屋の小学生の娘を殺したのは私じゃないわ
この女よ、秘書の北川圭子が勝手にやったことなのよー!!」
「そんな、社長、ひどいわ!!
全部社長の命令じゃないのよー!!
私は言われた通りにやっただけよ、悪いのはこの社長の菊川怜子よー!!!」
「あんた、何言ってるのよー、社長を売る気なのー?」
「それはこっちのセリフよ、全部私のせいにするなんてヒドイわよー!」
「お願い、悪いのはこの女なのよー、だから私だけでも助けてー」
「嘘よ、悪いのは社長よー、私だけに解毒剤をちょうだいー!!!」
「そ・・・そうだ・・・助けてくれたら一億・・・いえ、二億払うわ、ね、悪い話じゃないでしょ?」
「私を助けてくれたらお姉さんがいいことしてあげるわ、ね、まだ中学生なんでしょ?
こんなおばさんよる私の方がいいわよ・・・何ならこの場でパンティ脱がせてもいいわよ・・・ね・・・」
そういいながら圭子は身体の向きを変えると僕の方に紫のパンティに包まれた汚い尻を思いっきり突き出す
まったくいい迷惑だ
372名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 22:51:17 ID:MkEgi3f4
「はん、あんたパンダ目に泥棒ヒゲ、おでこに「肉」の間抜け面で何色仕掛けしてんのよ!」
「ふん、顔面黒塗りの社長に言われたくないわ」
全くどこまでも醜いクズどもだ
お互いを売りあい、金や色仕掛けで釣ろうとは
全く反省の色が見えない
実はさっき二人に注射したのはただのビタミン剤
二人がきちんと自白するならそれをビデオカメラに録画しネタばらしをし仕置きはここまでとするつもりだったがどうやらまだまだ仕置きが必要なようだ
「醜いメスブタども、いい加減にいろよ!
お互いを売りあい金や色気で釣ろうとは・・・
どうやら反省が足りないようだな!」
「ヒィー、してます、してます、反省してますー!」
「ごめんなさい、つい金に目がくらんで魔がさしたんですー」
「もう二度と悪事はいたしませんから命だけはお許しをー!」
ようやく僕の怒りが伝わったのか反省の言葉を述べる悪党たち
だがもう遅い
お前たちにはもっとたっぷり恥をかいてもらう
僕は一枚のガラスの平皿に透明の液体を入れて持ってくる
「ほらよ、まあお前たちの自白は全部録画したからな
解毒剤だ」
それを聞いた二匹の豚は争うように皿に近づくと、両手を縛られて使えないため犬のように四つん這いで顔を皿に近づけペロペロと皿を奪い合いながらなめ回す
まったく間抜けな光景だ
必死に尻を突き出しながら犬のように皿をなめ回す姿ももちろんたっぷり録画させてもらった
373名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 01:37:29 ID:eR6RR3ZO
GJ!
374名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 03:37:14 ID:rpf6fnsw
さあ、散々間抜けな姿を見せてくれたしそろそろネタばらししますか
「実はさ、さっきお前たちに注射したの、毒薬でも何でもなくてただのビタミン剤なんだよね」
それを聞いた悪女たちの怒ること怒ること・・・
「だ・・・だましたわねー!!」
「チクショウ!!よくもー!!」
「でも・・・待って・・・さっきのが毒薬じゃないとしたら今私たちが解毒剤と思って舐めたのわ・・・何・・・?」
いいところに気付いたねー
すぐに身体に変調来たすから楽しみにしてなよ
「あひっ!!!」
「ひゃあっ!!!」
どうやら来たようだね超強力な利尿剤の効果が
「ひぃ・・・漏れる、漏れるー、おしっこが漏れちゃうー!」
「いや、いや、トイレに行かせてー!!」
絶叫する悪女たち
まあさっき怜子は往復ビンタを喰らったときに失禁してるんだけどやはり意識がしっかりした状態でオモラシするのはさらに恥ずかしいとみえる
「お願い、もう漏れちゃうー」
「ヒィ、こんな姿録らないでー」
ビデオカメラを向ける僕に懇願する悪女たち
しかしそうはいかない
二人ともパンティの中で大量にオモラシする姿を全部録画させてもらうよ
「さあ、お姉さんたち、自分たちのした悪事を悔いながらたっぷりオモラシするんだ!」
「あひぃ・・・」
どうやら社長の怜子が先に耐えられなくなったようだ
悲鳴とともにワインレッドのパンティの股間部分に染みができたかと思うとあっという間に床に大量の水溜まりができる
超強力な利尿剤なため一度漏れ始めたら全く制御ができないようだ
「いや、いやー、見ないでー、と・・・止まらないのー、おしっこ止めてー」
巨大建設会社の社長が世にも情けない悲鳴をあげる
375名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 03:53:06 ID:rpf6fnsw
「やれやれ、自分たちで奪い合いながら利尿剤を舐め尽くしたあげくカメラの前でオモラシとは・・・
あんたたち悪党にふさわしい末路だね」
「ヒィ・・・ヒィー・・・」
必死に耐えている圭子
どうやらもう限界なようだ
僕はそんな圭子を引きずり、大量に失禁をし放心状態で仰向けに横たわる怜子の顔の上に圭子を座らせる
放心状態の怜子もこれから何が起こるか理解したようで逃げようともがくが顔の上に圭子に座られ、俺が足で怜子の腹部を踏み付けているため逃げられず、騒ぐのが精一杯だ
「ヒィ、圭子、あんたまさか社長の顔におしっこかける気じゃないでしょうねー!やめてよー!」
「そ・・・そんなこと言ったって・・・我慢できるわけないじゃない・・・あんたもオモラシしたくせに何言ってるのよー!!
あ・・・あぁ・・・」
その瞬間、怜子の黒塗りの顔に大量の圭子の小便がかけられる
「あひぃ・・・ぶひっ・・・ぐへっ・・・」言葉にならない悲鳴をあげる怜子
「ああ・・・ああ・・・」
一方の圭子は我慢の限界から解き放たれ大量の放尿をしながら恍惚状態の表情を浮かべている
膀胱内の液体をすべて垂れ流した圭子が現実に引き戻され、この世のものとは思えない悲鳴をあげたときすでにこの社長室には耐え難い尿臭が充満しているのだった・・・
376名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 04:28:09 ID:pLU4KFQF
グッジョブ
なんとも惨めなw
377名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 17:41:21 ID:Br5iI0+d
GJ!
すごく興奮しました。
おかわり期待しちゃってもいいですか?
色仕掛けしちゃう、妖艶な悪女きぼんぬ。
378名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 01:25:18 ID:did69X7r
翌朝。
怜子の会社から徒歩二分の駅前の公園には巨大な人だかりができている
その中心にいるのはもちろん二匹のメスブタだ
二匹は縄で後ろ手に縛られ、公園の中央の大木から吊されているのだ
しかも二匹とも下着すら剥ぎ取られたスッポンポンの状態で
菊川怜子は黒塗りの顔、北川圭子は目の周りを黒塗り、口の周りに泥棒ヒゲ、額に「肉」の間抜け顔である
そのブザマな顔で、乳房、乳首、尻、陰毛すべて丸だしである
さらに二匹の裸体には至る所に「極悪人」「人殺し」「メスブタ」「社会のゴミ」などと落書きがされている
さらにはその二匹が吊されている大木の隣には立て札が立てられ、そこには
「私たちは私利私欲のために大勢の人々を殺した悪党です。
みなさん私たちの懺悔姿を見て石でも投げ付けてやってください」
と書かれている
さらに吊された二匹の足元には巨大テレビが置かれ、そのテレビでは大音量で二匹が土下座で悪事を白状したりブザマに下着のまま放尿している惨めな姿を録画したビデオテープが繰り返し再生されているのだ
大勢の野次馬の中には会社から近いため怜子の会社の社員もいれば
商店街の人々、殺された被害者の遺族、生放送のワイドショーのレポーターやカメラマンもいる
二匹の悪事はすべて彼らに知られ、さらに生放送のワイドショーを通じて二匹の落書きされたみっともない全裸姿とともに日本中に晒されている
379名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 04:22:12 ID:52IaMHcU
その前にそんな二人は普通に逮捕される
終了
380名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 09:54:24 ID:5Gp66M55
前にあった、悪女医モノの結末に似てるな
同じ作者さん?
381名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 10:40:23 ID:K57lE1cr
グッジョプ。悪女の命乞いシーンは大好きです。
382パクリの人:2007/12/13(木) 19:15:19 ID:5WB+PMsk
ども、いつぞやのパクリの人です。今日はクレイバンの人さんに折り入ってお願いしたいことが一つ。

今度書く短編にブラックレディースと新宮零二を出したいと思っているのですが、構いませんでしょうか。
いつぞや話題になった『精神的屠り』をテーマにしてみるつもりなのですが、どうもBL団員特有の心理を利用すると面白く出来そうなので。

無理を言ってすいません。ご判断のほどよろしくお願いします。
383名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 21:20:50 ID:did69X7r
>>380
その通りです
毎回同じパターンでスレ汚しすいません
結局このパターンしか書けない
あと2‐3回ほどで終わります
仮に新作書いても同じパターンだと思います
すいません
384名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 21:57:50 ID:9srdw3Au
パターンは似ててもいいんじゃないか?
だってこの展開が好きなんだものw
385名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 21:59:27 ID:did69X7r
晒し者となったメスブタたちは必死に許しを乞う
「ひぃ、ひぃー、見ないで、見ないでー、こんな恥ずかしい姿見ないでー!!」
「も・・・もう二度と悪さはいたしませんからー、この通りです、下ろしてー!!」
だがこの女たちに苦しめられた人々が許すはずがない
「ふざけるな、俺達がてめーらにどれだけ苦しめられたと思ってるんだ‐!!」
「そうだ、罪もない小さな子供まで殺しやがって!!」
そう言いながら口々に物を投げ付ける
石が怜子の腹や尻に直撃し怜子が悲鳴をあげる
「ヒィ、痛い、痛い、やめてー」
一方圭子の顔は生卵が直撃し潰れ、圭子の落書きだらけの汚い顔が卵黄、卵白まみれとなる
「ぐぇっ・・・ぶひっ・・・!」
そこに母親と幼稚園児の親子連れが通りかかる
「ママー、なんであの女の人たちは汚い顔でスッポンポンで木から吊されてるのー?」
母親は慌てて子供の目を手で塞ぎ子供を連れていく
「こらっ、あんな汚いゴミを見ちゃいけません」
そのやり取りを聞いた野次馬たちは大爆笑である
386名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 17:17:02 ID:dW3+tewd
>>383 無問題。
同じパターンでも大歓迎です。悪女がうろたえるのは大好きだから。
もうちょっと色仕掛けで粘ってもいいかもぉ。
387名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 05:14:37 ID:+2IexRi6
そうこうしてると騒ぎを聞き付け警察官たちが駆け付けてくる
メスブタたちの無様な姿を見て苦笑しつつもはしごを使いメスブタたちを吊された木から下ろす
木から下ろされ縄を解かれると両手で股間を隠す悪党たち
しかし警察官はそれを許さず、悪女の手首を捕まえると手錠をかけ陰部を隠すことを許さない
さらに腰縄で繋がれる悪女たち
もちろんこの逮捕の瞬間も全国生放送だ
「いやっ、お願い、せめて服を着させてー、パンティだけでもいいからー」
「そ・・・そうよ、丸出しはいやー、私たち女なのよー!」
悲鳴をあげる悪党たち
だが警察官は冷たく言い放つ
「駄目だ!!お前たちに苦しめられた人達に全部を見られ笑い者になって悪事をおかしたことを後悔するんだ」
がっくりとうなだれるメスブタたち
一方野次馬は大歓声だ
388名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 23:26:13 ID:+2IexRi6
全身落書きだらけの無様な顔、身体を丸出しにし、手錠と腰縄をつけられ引っ立てられていくメスブタたちの惨めな姿をワイドショーのレポーターが全国に生放送で中継する
「ご覧下さい、この前を歩く女、これがあの巨大建設会社の若手女社長、菊川怜子、26歳です」
怜子の黒塗りの顔をアップで映すカメラマン
「ひぃー、いや、こんな姿撮らないでー」
「この悪党、なんと商店街に巨大ビルを建設するために罪もない人々を、子供まで手にかけた大悪党なのです」
「いやー、いや、ごめんなさいー、もうしないから撮らないでよー」
「ご覧下さい、この黒塗りの間抜けな顔
そして全裸の身体にも至る所にこの女の悪事を記した落書きがなされています!」
カメラマンが怜子の全身を映し出す
「ひぃー、やめて、映さないでー」
「決して大きいとは言えませんが形のよい乳房にツンとしたピンクの乳首、悪党にはもったいないオッパイです!」
怜子の胸を映し出すカメラマン
「いや、いや、撮らないでー!」
「さらにこの陰毛をご覧下さい!
毎日手入れをしているのでしょうか、きれいに調えられております!
よーくみるとうっすらと奥の陰部も見えてますねー」
「きゃー!やめて、やめてー!!もう許してー!」
「そして後ろにまわるとこのお尻!
恥ずかしい落書きだらけですが形はいいですねー」
「ひぃ・・・もういやー・・・」
389名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 12:16:08 ID:3O3ELVu+
悪女牢獄 02

インフェルノ大牢獄の地下は、時にはあまいこえのエコーがきこえる。
その中にも私の声がある。

男牢番1「うっこの新人すげえ…」
男牢番2「俺ら2人同時に…」

まあ、一応口でも感じるようになったのは少し便利だわ。
食べ物食う時に性的に感じるのは少々邪魔だけど。
まさか、あいつらアーマーきたままセックス可能だなんておもってなかったわ。

ラミア『うわあ…あんた、ここに逮捕されるまえでは阿婆擦だった?』

ガーーーーーーン!阿婆擦って…言い返せないのがヒドイ…

男牢番1「コラ、大量殺人犯!!」
男牢番2「彼女を傷付けるな!!」
ラミア「るっせえな平和ボケ牢番ども!!
テメエらはどうせ彼女が傷付くとヤりにくいからそーゆーのいってんだろ!?
テメエらすこしはサドに目覚めろってんだ!!強姦しろ!!』

うわあ…なんかヤバイ人と一緒になったわね…

男牢番1「おとなしくしろ!!」
その時、彼女の首輪が光り、彼女が失神した。
ラミア「ギャアアア…ガラダガジビレル…」

なんか彼女のビリビリした姿みてざまあwwwって思っちゃった。

ヒヨリ「ささ…続けましょ!」
ラミア「ガン無視かよ…ッチ!
このクビワがなければてめえらなんざ一発なのにさ!」

そして私はヤってヤってやりまくった。そしてなんとか半年くらい縮められた。
その最後のセックスの時、お尻の穴と本来の穴にだしまくったあと、継ったまま、私はサンドイッチ状態だった。
390名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 12:16:44 ID:3O3ELVu+
男牢番1「あ、そういえばもう時間だ!」
その時、壁に幻覚があらわれた。つーか、なんだこりゃ!?
いや、幻覚だろ!?ここ地下だし、アリーナなんてかなり高いとこだし。
わたしたちがそのましたにいるはずないし。
男牢番2「あ、これはテレビってよぶんだ。」
ラミア「ツマンネ。」
男牢番1「黙れ糞アマ!それにオマエ、セックスしないのなら、
こっちに集中したほうがいいぞ!」
ラミア「例のアリーナって奴か。
上等じゃねえか…」

そこで私は17歳の可愛らしい女の子を見た。
彼女は小手に宝玉を装備していて、変に布がフリフリしていた。

男牢番2「魔法少女ノーススターちゃんだ!!」
男牢番1「何このゴスロリ?」
男牢番2「いいから見ろて。」

魔法少女?ゴスロリ?意味不明の嵐だわ。

ノーススター「悪いものを気持ちよく膨らませてバチャーン!
魔法少女ノーススター、ただいま参上!」
女死刑囚1「このガギが!!」
女死刑囚2「お前に勝って一気に50年も刑を縮めてやる!!」

彼女たちはビームソードを手にして、攻撃にかかった。
悪役となる女達は彼女の胸とあしをきりさいた...とおもったが。

女死刑囚1「なんだこれは!?」
女死刑囚2「思ったより害が小さい!?」

あらら、裸になっただけみたい。
私の上と下にいる観客は鼻血状態みたいだ。
色々と食らっているけど…態とだわ…

ノーススター「(ビームソード程度でオレが死ぬはずがねえ。
並の戦士じゃねえからな!もう芝居はいいだろう。)こ…このままじゃ負けちゃう!!こおなったら!!ファイナルスターパーンチ!!」

その宝玉のパンチが彼女たちにきまった。
その時、彼女たちの動きが止まった。
え?彼女たちの胸が巨大化…

女死刑囚1「うあ…は…きんもちいい…」
女死刑囚2「あ…ああ…アッーーーーーー!!」

ボシュウウウウウウ!!!

何よあの殺しかた!?乳房を破裂させやがった!!
イカレてる!!この文明はイカレてる!!

ラミア「あんな弱っちいのしか相手しねえのかあの餓鬼!?」
ヒヨリ「それじゃあんたが相手しなさい。」
ラミア「上等じゃねえか!まけたら、お前とセックスしてもらうぜ。」

....まあ元から両刀だから問題ないか....
391パクリの人:2007/12/18(火) 19:07:08 ID:b6LCX3oe
ども、パクリの人です。割り込み失礼。
こちらの方↓で氏の許可が頂けましたので、>>382で言っていたSSをアップさせていただきます。ありがとうございます。
ttp://bbs8.fc2.com/php/e.php/DG-BBS/?act=reply&tid=1314950&parts=1&num=5&width=360&fsize=12

タイトルは“The Pride of Tyrantesses”、9レス占有。
プライドをずたずたに引き裂くのって場合によっちゃ普通に屠るよりエグいよね、というお話。
楽しんでいただければ幸いです。
392The Pride of Tyrantesses 1/9:2007/12/18(火) 19:09:58 ID:b6LCX3oe
――薄暗い広間に、女どもの哄笑がさんざめく。

 秘密結社ブラックレディースのアジトの一室。
揃いの戦闘服に身を包んだ戦闘員たちが、広間中央の椅子に縛り付けられた一人の男を取り囲んでいた。
「新宮零二……そろそろ楽になりたいとは思わないか? 『アンチBL連盟』の構成員について話すだけでいいのだ」
戦闘員のうちの一人がそう問いかける。男――新宮零二は質問には答えない。
いや、答えられないといったほうが正確であろう。彼はブラックレディースに捕らえられてから30時間のあいだ、ありとあらゆる暴力陵辱に晒されていたのだ。
失血と脱水とショック症状とによって、彼はもはや心神喪失寸前であった。
「まだ黙ってるつもり? あたしらも忙しいんだから、さっさと吐いてもらいたいんだけど!」
別の戦闘員が声を荒げ、手にした棍棒を振り下ろした。
「ぐ……ぅ……」
棍の一撃は凄まじい苦痛をもたらしたはずだが、零二の反応は弱々しい呻き声のみ。
「強情なヤツ。困ったもんだわ」
また別の戦闘員が零二の髪を掴んで揺する。言葉とは裏腹に、彼女は口元ににんまりと笑みを浮かべていた。
 そう、この女たちは、零二が何をやっても口を割らないということを元から承知しているのだ。
つまるところ、今行われている行為は尋問でも拷問でもなく、単なる憂さ晴らしの虐待なのであった。
393The Pride of Tyrantesses 2/9:2007/12/18(火) 19:18:32 ID:b6LCX3oe
 さて。この広間には大きな段差があり、下階部分と中二階部分に分かれているのだが、その中二階から一部始終を見下ろしている人影が三人あった。


  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃.                          ┃
  ┃.                          ╋
壁..┃                           ┃出
  ┃                           ┃入
  ┃..                   ○○○   .┃口
  ┃                  ┃介介介   ┃B
  ┃                  ┣━━━━━┻
  ╋                  ┃
出..┃                  ┃
入..┃  戦戦   戦 戦戦     ┃
口..┃  闘闘 零闘 闘闘     ┃
A._┃  員員 二員 員員     ┃
  ┻━━━━━━━━━━━━┛



 一人は、やはりブラックレディースの戦闘服を身に着けた女だ。服の意匠は上級戦闘員であることを示している。
その女――上級戦闘員バル――が、あとの二人に向かって口を開いた。
「あなた達が我々と組もうと考えたのは賢明だわ。ブラックレディースに逆らう愚か者はみな見ての通りになるのだから。
 どう? かわいらしいゲストさん。あなた達とは仲良く出来そうねぇ」
その声にはどこか小ばかにしたような響きがある。

 呼びかけられた二人のうち、背の低い方がバルの方にちらと目を向け、また元に戻した。
おかっぱ頭に縁なし眼鏡、濃紺のセーラー服を纏った女――いや、少女というべきだろう。
少女のなりはきわめて地味な普通の女学生のそれであり、この場においては却ってそぐわなかった。
 もう一人、背の高い方の女は、一礼をもってバルの言葉に応えた。
こちらは灰色のスーツに深緑と白の縞のネクタイを締め、運転士帽を目深にかぶっている。
やはり場違いな服装ではあるが、鞄を身体の前側に持って直立不動といういかにもな立ち居振る舞いが違和感をいくらか軽減していた。


 この二人はとある組織がブラックレディースに接触すべく遣わした使者とその従者である。
では応対しているバルは渉外担当の専門家なのかといえば、さにあらず。彼女はもっぱら拷問を職分とする下等幹部にすぎない。
要するに、ブラックレディースはこの相手と対等に交渉する気などなく、虐待現場を見せつけて恫喝するつもりなのであった。
394The Pride of Tyrantesses 3/9:2007/12/18(火) 19:21:26 ID:b6LCX3oe
 その間にも、下級戦闘員による零二への拷問は続いていた。ある戦闘員は彼の頭を椅子に叩きつけながら罵声を浴びせる。
「なんとか言ったらどうなのよ、このフニャチン! さっきから黙りこくって、暗い奴ねぇ。こんなキレイな女の子に囲まれてるのにボッキのひとつもしないわけ? 不能なんじゃないの?」
言いがかりにもほどがあるが、もしかしたら不能に『なって』しまっている可能性はある。なにせ彼は拉致されて以降すでに幾度となく犯されており、尿道が切れて炎症を起こすほどにまで虐げられているのだから。


 凄惨な光景を横目で眺めながら、バルはセーラー服の少女に向かって熱っぽく語りかける。
「ホント男って気持ち悪いわよね。女が嫌がってるときは鼻息荒くして迫ってくるくせに、こっちがその気になって襲ってやったらあんな風に抵抗するのよ。ひどい話だと思わない?」
前者の『男』と後者の『男』はそれぞれ別人なのでこの主張はまったく筋が通っていないのだが、バルにとってそんなことはどうでもいいのだろう。
「学校の同級だったアイツも、昔の上司のアイツも、警察のアンチクショウも、男ってホント最低よね! ……この気持ち、同じ女のあなたなら分かってくれるわよねぇ? ンフフ」
畳み掛けるように続ける。少女は無表情に、ただ視線を動かすのみでそれに応えた。
――このときバルが、少女の唇がわずかに震えていたことに気づいていれば、その後の展開はまた違っていたかもしれない。

「あー、思い出したら腹立ってきたわ。もう見てるだけじゃ我慢できない。この手であのクソ男をとっちめてやるわ。お二人さん、細かい交渉は後にしましょ」
自身の発言に鼓舞されたか、バルはそう言って部屋を出てしまう。
 そして数分後、下階側の扉から現れた彼女は、黒革なめしのボンデージに身を包んでいた。
「さぁ、新宮零二、覚悟はできてるかしら? 女王様がた〜っぷり苛めてあ・げ・る」
 高笑いを上げながら鞭を振り回す。そのでたらめな軌道が、零二の血を沫かせ肉を切り飛ばしていく。
神経を直接抉る痛みに、零二は久方ぶりに悲鳴を上げた。
395The Pride of Tyrantesses 4/9:2007/12/18(火) 19:23:51 ID:b6LCX3oe
「ふぅーっ……」
その始終を階上から眺めていた少女は、深く長い溜息をついた。
「……ねえ。女王という称号はいつからあんな安いものになったのかしら?」
少女の呟きに従者が応える。
「安くなってなどいません。あの人間が不適切に濫用しているだけかと」
それを聞いた少女は、かすかに笑みを――初めて表情らしい表情を浮かべた。
「そうね。名前負けにもほどがあるわ。……少し、教育して差し上げましょうか」
言うと同時、少女は踝まであるロングスカートを翻し、段差の手すりをひらりと飛び越えた。
従者もその後を追う。


「な、何をする? 勝手な真似は……」
戦闘員たちは少女を止めようとするが、しかし彼女は制止に聞く耳を持たず、零二に向かってずかずかと近づいていく。
相手は一応客人であるし無理に止めることは出来ない――戦闘員たちが指示を求めてバルの方へ振り向く。
バルは一瞬びくりとしたあと、慌てて尊大を装い命令した。
「お客さんが何をするのか見てあげようじゃない。いい余興よ」
396The Pride of Tyrantesses 5/9:2007/12/18(火) 19:25:05 ID:b6LCX3oe
 戦闘員たちが胡乱げに見守る中、少女は零二に向かって、すっ……と左手を伸ばした。
「うぐ……」
激しい拷問で意識朦朧となっていた零二は、次なる虐待が来たかと思い身を捩らせる。
だが与えられたのは殴打でも乱暴な辱めでもなかった。
「酷いものね。貴方、目は覚めておいでかしら?」
耳に快い柔らかな声音とともに、傷だらけの左肩をつたう奇妙な感覚――
少女は零二の肌に指を這わせていた。赤黒く開いた無数の傷口を注意深く避けながら、そわりと表皮を撫でる。
「……なに、を」
零二の疑問の声に耳を貸さず、彼女はその行為を続ける。
 それは文字通りの『手当て』だった。痛みばかりを与えられ麻痺していた零二の神経は、緩やかな触感によってわずかながら平常の感覚を取り戻した。
だがその回復は彼にとって負の効果をもたらした。
「ぐ、ああぁぁぁ……っっ……!」
恐るべき激痛が一気に襲い掛かってきたのだ。頭の天辺から足の爪先までに付けられた全ての傷が一斉に苦痛を訴える。
「ひ、ひぎっ、あぐぅぁぁっ……っ!」
耐え切れずに身を捩らせれば、それが原因となって更なる苦しみを生む。

 その様子を見た少女は一旦慰撫を止め、従者から鞄を受け取った。
取り出したのは、500mlのペットボトル。中には透明な液体が入っている。
彼女は右手だけで器用に蓋を開けると、零二の頤を取って上を向かせ、ボトルの中身を彼の口に流し込んだ。
零二ははじめこそ噎せたものの、すぐにその水を飲み下していった。
何せ彼は丸一日以上飲まず食わずを強いられているのだ。その渇きは半端でなかった。
397The Pride of Tyrantesses 6/9:2007/12/18(火) 19:27:12 ID:b6LCX3oe
 中身が半分になったところで少女はボトルを引いた。
突然水の供給を止められた零二は、ぱくぱくと口を開閉する。
「すぐにまた差し上げますから、お待ちなさい」
少女はそう言うと、ふたたび鞄をまさぐった。
 次に取り出したのは15cm角の白い箱。その側面部を空けると、中には銀紙の包み。
それを開くと……つややかな狐色をしたアップルパイが現れた。部屋中に甘い林檎の香りが広がる。
 少女は生地の端を指先分だけ千切って、零二の口に運ぶ。
彼は傷だらけの口中に固体を入れられ、一瞬痛みに呻くが、すぐに飢えのほうが勝って貪るように飲み込む。
「あらあら、油断したら指まで食べられてしまいそう。慌てないで、ゆっくり、ゆっくり飲み込んでくださいな」
少女はそんな零二を宥めるように、少しずつ、少しずつ甘露を与えていく。合間合間には水を飲ませて噎せや嘔吐を防いでやる。
そうして飢えが満たされている間、一時とはいえ零二は苦痛を忘れることが出来た。


 はたで見ている戦闘員たちは気が気でない。
「何考えてるのよ、あれ。まるで介抱じゃん」
「一目惚れでもしたのか?」
下っ端たちはひそひそと小声で囁きあう。そんな中、バルだけは少女の意図に気付きつつあった。
(新宮零二の目つきが変わってきている……?)
これまでどれだけの虐待を加えても、奴は常に反抗的な目でこちらを睨み返してきた。その精神までは屈していなかった。
それが今はどうだ。与えられたわずかな慈悲に無様にしがみ付いて、まるで犬畜生ではないか。
――あの小娘は、奴の魂を拷問しているのだ。彼の尊厳を、誇りを、最も有効な方法で踏み躙ろうとしているのだ。
398The Pride of Tyrantesses 7/9:2007/12/18(火) 19:29:15 ID:b6LCX3oe
 たっぷり30分ほどもかけた食事の時間が終わる頃には、零二はすっかり脱力しきっていた。
少女はそれを見て満足げに頷くと『手当て』を再開した。
「あ、う……ぅぁ……っく……」
やはり痛みは大きく、零二は呻き声を上げる――しかし、声の質が明らかに変わっていた。
傷のある部位の近くに別の感覚が加えられ続けると、人はそれと痛覚とを混同するようになってしまう。彼はこの短時間で少女に調教されつつあったのだ。
 さらに少女は首筋に口を寄せ、うなじに息を吹きかける。
今までになかった刺激を受け、彼はぞくぞくと背筋が震えるのを感じていた。
そうして、少女の舌が耳朶の裏を舐め上げ、左手の中指が横腹の傷のふちを引っ掻いたとき――
「ぅ……わ……ぁあああぁあ……っっっっ!」

 ――頭が真っ白になる、とは正にこのことを言うのだろう。
かつてBLの幹部ケイトに犯されたとき、零二は悔しくて情けなくて堪らなかった。この世にこれほどの理不尽があっていいものかと思った。
だが逆に言えば、あの時はまだ屈辱を感じられるだけの余裕があったのだ。いま襲い掛かってきているこの感覚はそんな生易しいものではない。
屈辱、怒り、快楽、痛み、誇り、恐怖……頭の中に浮かぶ一切合切を押し流していく、白い津波。
何も考えられない。何も考えられない。もう何も……
399The Pride of Tyrantesses 8/9:2007/12/18(火) 19:32:08 ID:b6LCX3oe
 ひくひくと痙攣する零二の身体。それは、バルを含めたBL戦闘員たちにとって相当にショッキングな光景だった。
男性がオルガズムに達するところなど見たことがなかった。彼女らにとって男など、肉感で刺激してやればすぐに精液を垂れ流す下種な生き物に過ぎなかった。繊細な愛撫を加えてみようなどと考えたこともなかった。
それをやって見せたのだ、こんな小娘が――胸も尻もなく、髪型も服装も古臭くて、眼鏡で、地味で、虫も殺さないような顔をしたガキが。

 少女は呆然とする戦闘員たちを横目に、従者からウェットティッシュを受け取り、零二の体液がついた手を拭き始めた。
「目を覚ましたら、軽めの自白剤でも与えて尋問してみなさいな。多分『半落ち』くらいまでは持っていけるでしょうから」
押し付けがましく言ってのける。彼の精神は既にへし折ってやった、あとはお前たちでも何とかできるだろう――そんな小ばかにした感情を言外に篭めて。
「……か、勝手に仕切んじゃないわよ! あんた、ずけずけ横から出て来といて」
 バルが食って掛かる。口調が荒くなっているのは余裕がなくなったためであろう。
「天下のブラックレディースのアジトでこんなことして、無礼とは思わないわけ? そっちが手を組みたいって言うから招いてやったのに!」
さらに畳み掛けながら、バルは少女を睨みつけた。身長差があるために見下す格好となる。
 だが少女は怯まない。きれいになった両手を広げて『やれやれ』のジェスチャーをしてみせる。
「天下のブラックレディース、ねえ? 客の一人や二人も満足にもてなせない方たちが、天下の、ねえ」
売り言葉に買い言葉。もはや交渉など成り立つ雰囲気ではなかった。
「言ったわね! あんた、ただじゃ済ま……」
「とても残念だけれど、このお話は無かったことにさせていただきます。ごめんなさいね」
激昂するバルの言葉を遮り、少女は一方的に対話の終結を宣言した。
「もし次があるようなら、もう少しまともな方に応対していただきたいものですわ。……さ、行きましょう」
「はい、お嬢様」
 少女は踵を返して出口へ向かい、従者もその後を追った。
400The Pride of Tyrantesses 9/9:2007/12/18(火) 19:34:23 ID:b6LCX3oe
 廊下に片足を踏み出したところで、少女は立ち止まって後ろを振り返った。倣って従者も振り向く。
戦闘員たちは親の仇でも見るような形相で少女を睨んでいた。
それを見た少女は、少しばかり目を泳がせた後……にかりと笑いながら、自らの右手と従者の左手を絡め合わせた。いわゆる恋人繋ぎだ。
「!!!」
 戦闘員たちはざわめき立った。黙っていられるわけがなかった。
――こいつは、この女は。男を狂わす技量をあれだけ見せ付けておいて、その実、男性に興味はないとでも言いたいのか。
――自分たちは強さと美しさを得るためにBLに入り、縁故も倫理も捨てて組織に人生を捧げたというのに。
――男を惑わし、弄び、虐げ、見下し、見返すことに全てを賭けて取り組んできたというのに。
――なのにこいつは、生まれつき最初っから何でも出来て、何もかも持っていて。
――そのくせ、そんなものはどうでもいいと思っているというのか。

 嫉妬が怒りに転じ、ついには憎悪となって噴き出すまで、およそ五秒。
その間に少女は従者を引っ張って走り出していた。
「撃て、撃ちなさいっ! 許さない、生きてここから出すもんですか!」
 バルは半狂乱になりながら命令を下し、自らも拳銃を抜いて少女を追いかけていった。

 その日アジトには、警報のけたたましいサイレン音と、それに劣らず耳障りな少女の高笑いが長く長く響き続けたという……。



(了)
401名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:45:30 ID:sdTq9HbS
レポーターとカメラマンは一通り怜子の醜態を映すと次は後ろを歩く圭子にターゲットを変更する
「ご覧下さい、このパンダ目、泥棒ヒゲ、おでこに「肉」の間抜けな顔の女が秘書の北川圭子です」
「いや、いやー、撮らないでー!」
「なんとこの女、空手の実力は黒帯なのです。
しかしその力を殺人の道具に使うとは、まったく格闘家の風上にも置けません!」
「ひぃー、ごめんなさい、もつ二度と悪事はいたしませんからー!!」
「この女の情けない全裸もご覧下さい、しかしこの女、同じ女性として恥ずかしい程みっともない裸です
この股間を見て下さい、前を歩く悪徳社長菊川怜子の手入れされた陰毛と違い剛毛が生い茂っております
格闘ばかりやっていて女として身体の手入れをするということすら忘れてしまったのでしょうか?」
「ひぃ・・・いや、そんな恥ずかしいところ撮らないで・・・」
「あー、後ろにまわるとお尻の割れ目からも肛門周囲の毛が覗いております。
まったく醜い姿です!」
「もういやー・・・」
402名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 21:52:28 ID:sdTq9HbS
悪女たちは警察署までたっぷり30分ほど、全裸で大勢の野次馬たちの野次や罵声を浴びながら見世物として歩かされるのであった
その無様な姿は朝のワイドショーで生放送されただけではなく夕方のニュース番組、翌朝のワイドショーでも繰り返し繰り返し放送された
また翌日の新聞でもメスブタたちを特集する記事が相次いだ
「やり手女社長、その極悪非道なやり口!」
「武道を殺人の武器に、呆れた女格闘家!」
「いったい誰が?白昼堂々、悪人、全裸で晒し者!」
「天誅!?悪徳社長と秘書の惨めな裸体!」
「人殺しの美人社長、謎の正義の力で成敗!」
「無様!悪女コンビの惨めな命乞いの一部始終!」
このような派手な見出しが翌朝の新聞の一面や週刊誌を飾り日本中あらゆる人の記憶にこのメスブタたちの悪事とその醜態は刻まれたのであった


403名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 21:54:17 ID:sdTq9HbS
以上で今作品は終了です
また女医、今作品に次ぐ悪女の成敗を考えておりますので迷惑でなければ投稿させて下さい
404名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 23:19:50 ID:7wZkkk2t
正直変な日本語が目立つなど文章力の乏しさが見受けられるし、
ワンパターンな展開だと飽きるのでもういいです
405名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 21:22:13 ID:aEcUW/jF
結構好きだけど、1回か2回くらいで一気に完結させたほうが○
さすがに4・5回近くも分けて投稿すると、いつ完結かなーって気になりまする
406名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 22:20:38 ID:9cJobDhn
それはそうとみなさん

s a g e ま せ ん か ?
407名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 23:36:58 ID:/oDrJHo0
>>391
零二は肉体的・精神的にもやられてるけど・・・・
戦闘員達はプライドを傷つけられたくらいにしか感じられないんだが
408名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:20:29 ID:Zi6TioQ4
支援
409名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:24:46 ID:M+useQKk
hssh
410名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 14:11:21 ID:fIhfIDUM
今年のヤラレは商業はまぁまぁだが、絵掲はじめインターネットではそれなりに盛況だった気がするけど、どうよ。
411 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 21:29:25 ID:KYYuIpdv
大変申し訳ありませんでした。只今より>>275-285の続きを投下いたします。
412 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 21:37:08 ID:KYYuIpdv
−第2話−

「ふぅ………いっちょあがりっ!

聖水の中で気を失った沙織の美しい肢体を見下ろして、少女は言った。
先程の高速回転の影響か、少々息が上がっている。

「ふぅ…………………………………………あ。」

―――忘れてた、ゆいちゃん………トイレに行ったんだよね。

自然な流れで、少女は、沙織に気絶させられたという母親に会いにトイレに向かったゆいのことを思い出した。
少女と沙織が戦ったブランコ前からトイレまでは少し距離がある。

―――お母さん、無事だったらいいねっ♪

考えていることそのままの表情、可憐な微笑みを浮かべ、少女はトイレへと走った。

「ゆいちゃぁぁぁん!」
413 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 21:44:58 ID:KYYuIpdv
少々の距離とはいったが、所詮は小さな町外れの公園。
少女はすぐにトイレにたどりついた。男女別のトイレの入り口の前には壁があり、外からは入り口すら見えない。

―――いきなり中に入るのもアレだよね………ちょっと待っとこうかな。

(パチ)

―――?

そのとき、壁を背に座る少女の耳に携帯電話を閉じた時のような音が飛び込んだ。

―――ゆいちゃんって小さいのにケータイ持ってるんだぁ…
―――まぁさっきみたいな女もいるわけだし、何があるか分かんないもんなぁ。
―――あ、そっか。てかケータイはゆいちゃんのお母さんのじゃん。なぁんだ。

携帯電話はゆいの母親のものと判断し、ゆいと母親の再開を確信した少女は立ち上がって口を開いた。

「ゆいちゃぁぁぁん?ゆいちゃんお母さんに会えたぁ?」






だが、返事はなかった………
414 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 21:54:28 ID:KYYuIpdv
―――あれ?

少女の胸に不安がよぎる。ブランコ前に倒れる沙織のほうを見てから、トイレの入り口の前に立つ。
男女別のトイレは入り口も中も、ひっそりとしており、沙織から中に人がいると聞かされていた少女には不気味に感じられた。
だが、その不気味さの原因となる静寂をあっさりと打ち消すような声がした。

「はぁい、お待たせぇ。」

―――誰!?

その声はゆいのものではなかった。それはゆいのような子供らしい声ではなく、また、先程の沙織のような甲高い声でもなかった。
冷静さ、落ち着きを感じさせる柔らかい声だった。無駄な軽さはなく、湿っぽさもない。
少女は身構えた。ブルッ、と身体が震えた。

………中から出てきたのは、口はガムテープ、手足はロープで縛られたゆいの首に腕をまわし、
人質のように扱いながら微笑む、清楚な女だった。

「あなた、やるじゃない。さっきの沙織とのバトル、見させてもらったわよ。」
「確かに沙織はバトルの予定はなかったから全力の半分も出せなかったけどさ。」
「アンタの運動神経っていうかポテンシャルっていうか………驚かされたわ。」
「でも、もうここまでにさせてね。私達はお遊びじゃないのよ。ガキなんかに邪魔されてる場合じゃないの。」
415 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 22:04:40 ID:KYYuIpdv
「アンタ………誰ッ!?ゆいちゃんを離して!」

少女が叫ぶ。すでにファイティングポーズだ。

「だーかーらー………あれ?っていうかオツムのほうは弱いのかしら?」
「言ったでしょ、遊びじゃないって。この子を拉致するのが私と沙織達の任務なのよ。」

―――私と沙織達?まだいる………?

少女はチラッとあたりを伺う。女は続ける。

「私は雪奈。お分かりだと思うけど沙織の仲間よ。」
「とにかくこれはお子様が介入していい話じゃないの。いい?」
「あなた、この子と何の関係もないんでしょ?なら、ここで帰りなさい。」
「でなきゃ……………………………………」

―――?

雪奈の手が動く。首を絞めていない左手をポケットに突っ込んだ。
少女は目を離せなかった。緊張からか膝が震える。

―――雪奈…

目の前の女は名前の通り、白を基調とした淡い色使いのファッションだ。
上は白のブラウスで下は淡いピンクのミニスカート。
髪は地毛の茶色で、肩までの長さ、ストレートだ。
先程の華やかに飾った沙織とは対照的に、落ち着きを感じさせる。

「でなきゃ…………」

(シャキン)

雪奈はナイフをゆいの首にあてた。
416 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 22:16:44 ID:KYYuIpdv
「うっ!」

少女は一歩退いた。雪奈はナイフの刃を舌でペロリと舐めた。
さも、甘い味でもするかのように。雪奈の切れ長の目が恍惚に光りさらに細まる。
それはまるで、蛙を睨む蛇のような感じがした。少女の肩に力が入る。

「お分かりかしら?この状況も、私の本気っぷりも。」
「あ、私、組織では“雪蛇”って呼ばれてるのよ。かっこいいでしょ?」

「そ………し、き?」

おそるおそる少女が尋ねる。

「あれ、沙織から聞いてないの?ま、いっか。気にしないで。ちなみに沙織にも雪蛇みたいなのあるんだよ、クスクス………」
「あれれぇ、沙織ちゃんはどこに行ったのかなァ?」

その雪奈の言葉に少女はハッと振り返る。見ると女が二人沙織の体を白い軽トラへと運んでいる。

「そ。あなたが今考えた通り。あれも仲間だよん♪沙織は大事な仲間だからねぇ、放置できないの。」

少女は冷静に考えた。

―――この公園の作りからして、あの軽トラがこっち側まで来るのにちょうど一分くらい。
―――はやくしなきゃゆいちゃんがさらわれる!!!!!!!!
417 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 22:28:10 ID:KYYuIpdv
―――はやくこの雪蛇からゆいちゃんを助けなきゃ!!!

ゆいは恐怖からだろう、目をかたく閉じている。

「……ス。」

「え?何?」

少女は小さく呟き、蛇女はそれを聞き返した。

「…ン……ス。アンタが蛇なら………私はそれを退治するマングースだッ!」

目にも止まらぬ速さでしゃがみ、足元の一番大きな石を手に取り投げつける。
石は見事、雪奈の右手に命中した。ゆいが目を閉じていて石を感じないのを利用したのだった。

「痛ッ!」

雪奈は痛みから右手を開く。左手のナイフを振り、ゆいを切り刻もうとしたその時、

「ハァァァッ!」

「なっ………うっ!」

ライダーキックも凌ぐような、少女のドロップキックが雪奈の胸をとらえた。

「おっ、おのれぇ〜!よくもこの雪奈に!雪蛇の恐ろしさ、思い知らせてくれるわ!」

「うるさい!ゆいちゃんはもう渡さないよ!軽トラが来るまでにアンタもさっきの女みたいにしてやる!」

「こしゃくな!!」

ブラウスの汚れを手で払い、怒る雪奈はナイフを振るう。が、怒りにとらわれ大振りになった雪奈のナイフは命中しない。

「くそっ!私は沙織とは違う!雪蛇、雪の女王なのよ!」

焦る雪奈。冷静にかわし、攻撃の機会を伺う少女。軽トラはもうすぐ到着する。
418 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 22:36:41 ID:KYYuIpdv
ナイフをよけながら、少女は冷静に考える。

―――清楚、ブラウスの汚れ………払う………なら!

一瞬の隙をついてピンクのスカートをめくりあげる。

「きゃっ!」

雪奈はあわててそれをおさえた。

「戦いの最中にそんなこと気にしてちゃ………」

雪奈が足に神経を集中する。スカートをおさえながらたじろぐ雪奈。

「えっ?」

「勝てないよっ!」

(ドゴッ)

キック一閃。雪奈の手からナイフが吹っ飛んだ。

「っつぅ!…おのれ!どこまでもこしゃくな小娘ね!」

清楚な見た目でわめき、叫びの内容以上に余裕を失う雪奈。
少女は沙織の時のように手刀を作った。

「雪蛇………とどめだっ!」

だが今回は悶える雪奈の股間に手刀を勢いよく突き刺した。

(ズブッ)

「あああぁぁッ!!いいぃぃぃぃぃん!あひっ!」

たまらず股間をおさえる雪奈。激痛の快感が共存する股間をおさえながら悶える。

軽トラは到着した。フラフラと悶えながら何とか軽トラの後ろの部分へと逃げ込む。
ゆいを助けるという目的を果たした少女は追わなかった。
419 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 22:42:24 ID:KYYuIpdv
軽トラはすぐには出発しなかった。軽トラの上で股間をおさえる雪奈。
襲いくる痛みと尿意に耐えるために、かなりの内股になっている雪蛇。

「お………おのれ、小娘…………覚えておきなさい………」
「いつ…か雪蛇が………お前にふくし………あ、あっ、ああああああ!!いやぁぁぁ!」

淡いピンクのミニスカートが少し濃くなっていき、雪奈は軽トラの上からいなくなった。
少女の視界から雪奈がきえた。軽トラは出発した。
積み荷を載せる部分では沙織と雪奈が、互いに放尿しながら気を失っていた。

少女はゆいと抱き合い、ゆいは改めてトイレから母親を救出した。
喜ぶ三人。だが、少女の胸に残る一抹の不安。

―――あの女達の組織………軽トラ………バッジ………


―第2話終わり―
420 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 22:44:43 ID:KYYuIpdv
以上で第2話は終わりです。またしても長々と、しかもバトルは少なめ、とすみませんでした。
予告通りに投下できなかったり、と皆さんにはご迷惑ばかりおかけしました。本当に申し訳ありませんでした。

来年もこんな感じで不定期に投下させて頂ければ、と思います。よろしくお願いいたします。

それでは、よいお年を。
421 ◆DqMuFmD52A :2007/12/30(日) 22:47:10 ID:KYYuIpdv
訂正です。

>>418
×激痛の快感が
○激痛と快感が

です。申し訳ありません。

次回はいつになるか分かりませんが、謎の少女の放尿拳(仮名)を撃ち破る女が登場予定です。

それでは失礼いたします。
422名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 23:17:25 ID:hym16xfE
GJ!!!!
423名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 03:50:12 ID:f2yJAulO
GJ!
こういうちょっとコミカルなエロバトルはツボだ。
424名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 17:31:02 ID:YnaJzHN3
いいねぇ…「バルーンブレイカーガール○○」

新たな敵はどうやって放尿拳を打ち破るのか…
また放尿拳を破られた少女がどうやってその敵を打ち破るのか…
沙織と雪奈はこのまま放尿拳を喰らっては放尿姿を晒すだけの雑魚に成り下がってしまうのか…
ゆいとその母親の正体は…

ぜひとも早い続編を期待します。
425名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 22:42:34 ID:9uzcLAv3
少しぐらい人間離れしても構わないから、敵もかなり魅力的な女性をお願いします!!
426名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 01:58:56 ID:oOAzQpQz
パワーとか能力がってことだろ?それなら賛成
427 ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 11:00:29 ID:YvgK/SEL
―――公園での事件の翌日。
暗い倉庫のような建物の中の一室で、沙織と雪奈はうなだれていた。
相変わらず沙織は派手目のファッション、雪奈は淡い色のファッションである。
互いにミニスカートを穿いているが、その脚はどこか内股気味で震えている。
だが今日はあの少女のせいではない。シュンとしている二人の前に座る者が原因だ。

「あんた達、中学生ごときに負けたの?」

二人の前に座る女が口を開いた。二人はうつむき、口を開かない。開けない、と言ったほうが正しいだろうか。

「黙ってたって分からないわ。どうなのよ?」
「あたしはバカにしちゃいないの。いくら能力を使っていなかったとはいえ、沙織と雪奈を倒すなんて」
「信じられないのよ。あんた達がそろって、しかも同じ負け方をさせられるだなんて………」
「麗奈様には別件捜査中の警察がいたから任務遂行は不可能だったって報告すればいいわ」

「香織さん………」

雪奈が口を開く。自己保身に走るタイプの沙織と雪奈には、麗奈様への報告無し、という香織の言葉が良い薬になったのだろう。

「あの小娘は………抜群の運動神経を持つ、と……思われます」
「事実、私は負けるはずのない立場でした。ナイフと人質があったんですし………」
428失礼しました ―第3話― ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 11:18:14 ID:YvgK/SEL
「なのに、あの小娘は正確に私の手に石を投げ当てました…人質に当たるリスクもあるのに」
「そこからは普通に戦闘になったんですけど………ああ!思い出したくない!」

雪奈は両手で顔をおさえた。プルプルと震えるその姿を見れば、雪奈のことを知らない者なら、名家の令嬢と思うかもしれない。

「あ、あたしは」

代わりに沙織が口を開く。今日は目に妖しい輝きはない。

「あたしは最初から戦闘だったんですけど、弱点をすぐ見抜かれました…」
「確かにあたしも分かってた。今日は戦闘できないって、ヒールだったし…能力も使わなかったし…」
「それにしても大人のあたしが翻弄されたんです……14、5の小娘ごときに…」

「分かった、分かった。能力利用は緊急事例として許可を麗奈様に申請しとくからさ」
「あたしだって指くわえて見てるワケにはいかないのよ…あんた達がそんな目に逢わされといてさ」

「香織さん…」

香織は二人を諭すように話す。どこか二人の表情も穏やかになってきた。
その髪は黒髪を巻きに巻いた派手なものではあるが、顔は知性を感じさせる美人だ。
Dは軽くあるだろう豊満な胸の前でフワッと巻いた髪が揺れる。
それは公園で風に揺れた沙織の金髪も同じだが、沙織とは胸のボリュームが違った。
スレンダーな沙織や雪奈とは違い、肉付きがよく、いわば“ムチムチ”した体型だ。

「落ち込んじゃダメだってば。落ち込んでても顔に出しちゃダメ」
「昨日のはなかったことにするんだから。安心しなって。頭使っていきゃ〜いいのよ」
429 ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 11:34:06 ID:YvgK/SEL
「……ふふ……うふふふ……あっはははははは!」

香織の言葉に顔を覆っていた雪奈が突如笑い出す。目には前日の沙織と同じ妖しい輝きがある。

「キャハハハハハハ!」

沙織も甲高い声で笑う。目は前日の目だ。

「そ。それでいいの。こっちにゃ頭と能力があるんだから」
「賢く戦えば普通に考えて大人のあたしらが負けるわけないじゃん?」
「とりあえずあんたらはお疲れ。麗奈様から能力利用許可が降りるまでは休みな」

「香織さん………ありがとうございますぅ…」

本心から感謝する沙織と雪奈。邪な心を持つ女にしては珍しいが、二人は香織に絶大な信頼を寄せているようだ。

「そうね…まだ能力利用は許可されてないけど、あたしも戦いたいなその子と」

「かっ…香織さんが!?危ないです!いくら香織さんでも私……」

雪奈が慌てて口を挟む。香織はフッと笑って答える。

「だからさー雪奈、頭使いなって。あんたとあたしは同じタイプだから分かるでしょ?」

「えっ?」

「とりあえずあたしも軽トラから見てたから何となく分かるけど、あんたはいつ尿意を感じたの?」

「そっ、それは………あの小娘の手刀が私に入ってから……」

「あたしもパニクっててよく覚えてないけど、多分手刀が原因!」

沙織も続く。それを聞いた香織はニヤッとした。

「なるほどねー………“放尿拳”か、面白いじゃん、アッハハハ!」
「でも、あたしいいこと考えちゃったー」
430 ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 11:51:41 ID:YvgK/SEL
「沙織は160あるよね?雪奈は?」

雪奈は割りと小柄だ。雪奈の返事を聞いて香織は笑った。
部屋には三人の美女の妖しい笑い声が響いた………………



―――翌日。
沙織・雪奈と少女が戦った公園。少女はあれから二日連続で公園を見に来ていた。
少女は施設育ちだ。物心ついた時には一人ぼっちで、施設に引き取られた。

―――おばさん。いい人だから………

少女の目は儚げだ。施設、というか“おばさん”の家の娘は四人。正確には四人だった。
一番下の五歳の女の子が一週間前にこの公園に行ったきり、行方不明になった。
もともと身寄りのない少女の捜索には地元警察も乗り気でなく、おばさんと少女達三人は弱りきっていた。
その矢先の、沙織と雪奈という女の登場。目の前で起きた、ゆい拉致未遂事件。
犯罪組織を感じさせる軽トラ。正確には、少女は女達の数の多さから犯罪組織の臭いを感じたのだ。

―――警察には頼らない!私が解決する!

少女は昔から、なぜか人の尿意を呼ぶことができた。
おばさんが便秘で苦しんだ時に、たまたまそっと右手を腹に当てたら治る、という出来事が過去三度あった。

―――使えるかもしれない。

少女は沙織におそるおそる手刀を作り当てた。怒りは少女から能力を奪わなかった。
少女は雪奈に手刀を突き刺した。怒りは少女にチカラを与えた。
犯罪組織と関わることを知ったら、おばさんは止めるだろう。

―――一人で戦う!
431 ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 12:06:43 ID:YvgK/SEL
警察はもう捜索を中止したも同然だった。少女は一人で戦う決意を改めた。
尿意を操る―――応用はできないものか、と考えたが、いい案は浮かばなかった。
それに、あの女達の消息は掴めない。

―――ゆいちゃんを助けるのに必死だった。あの女達は捕まえるべきだった………!

何か進展はないか、もう事件は起きないか、この二つのことが少女の足を公園へと進ませる。

―――おばさんが知ったら止めるんだろうな…「愛!やめなさい!」って

愛はフッと息をついて、ブランコを漕ぎ始めた。と同時にしばらくぶりに顔を上げた。
愛は我が目を疑った。驚きや戸惑いのほかに、単にドキドキやワクワクでは表せない高揚を感じた。

女が少女誘拐を行っているところに、再び愛は出くわした。
立ち漕ぎのブランコから、気持ちよく飛び降りる。ブランコからのジャンプは昔から好きだった。
人を乗せずに揺れるブランコを背に愛は歩を進める。

―――今日こそ手がかりを掴んでやる!
432 ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 12:20:08 ID:YvgK/SEL
見れば、黒のTシャツにタイトなジーンズの女が一人、幼い女の子を拉致しようとしている。
女の子は必死の抵抗を試みるが、力の差は歴然でズルズルと引きずられていく。

―――!

愛は走った、そして叫んだ。

「待てェ―――――――――ッ!」

黒Tシャツの女がハッと愛のほうを見る。愛が走ったからか、意外と早く二人は対峙した。
黒Tシャツの女は愛を見てもなお拉致を続けようとした。愛は再び叫んだ。

「その子を放せ!」

「ウッフフフフ………」

突然、女は右手を口に当てて笑い出した。服装とは似つかぬ上品な笑い方だ。

「いいわよ」

そしていきなりしゃがんでいた女の子を放す。

「じゃーん」

「なっ……!?」

愛はたじろいだ。放された女の子は雪奈だったのだ。

「香織さんの言った通りですね、クスクス………ありがとね、助けてくれて♪」

嫌みったらしく言う雪奈。意地悪そうに細まった切れ長の目が光る。

「だから頭使えって言ったでしょ、雪奈。こんなもんよガキなんて」

香織は愛を見る。落ち着き払っている香織と対照的に熱くなる愛。

「どっ、どういうこと!?」

「こないだのお礼、あたしが代わりにしにきたの」
433 ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 12:35:53 ID:YvgK/SEL
「沙織ちゃんなんてあんなにかわいいのに、もうずっと寝込んでるのよ?あーあ」

「うるさい!あんた達、何者なのよ!」

「沙織ちゃんと雪奈ちゃんに暴力振るうような野蛮な女の子に教えることはなくてよ、オホホホホ」

香織はふざけきっている。雪奈も同調して笑う。
巻きに巻いた黒髪を触りながら適当な態度をとる香織。

「あ、君さ、放尿拳の使い手なんだってね。すごいね、どうやるの?」

「私からもあんた達に教えることはないよ!」

「じゃあこうしない?今から勝負して〜、君が勝ったらあたし達のことを教える」
「あたしが勝ったら、放尿拳のことを教える、か、あたし達に着いてくる」

最後の部分で香織の目が強く光った。愛は身震いした。

「あたしは負けない、問答無用!」

いきなり殴りかかる愛。香織は慌ててよけながら言う。

「うわ!せっかちだなァ、じゃあ了解してもらえたってことで♪ねっ!」

すかさず攻撃を繰り出す香織。肉付きのよい脚から繰り出す蹴りの威力は凄まじい。

「グッ!」

蹴りをまともにもらった愛。痛みに顔が歪む。

「あれ?まさか普通に勝てちゃうの?」

香織の言葉で、愛は体勢を立て直し、人知れず雪奈は恥ずかしさに下を向いた。

「アッハハ、どんどんいくよぉーっ!」

なおも香織は攻撃を繰り出す。沙織と違いスニーカーを履いているので、動きやすいのだ。
頭脳だけではなく格闘の方も優れた香織を雪奈は尊敬していた。

―――さすが香織さん、能力を使ってないのに………

蹴りを三発お見舞いし、ついに香織は愛を地面に倒した。

「クッ!」

苦悶する愛。すかさず香織は仰向けの愛にうつ伏せの向きで覆い被さる。
豊満な香織に乗られて、愛は身動きが取れなくなった。
434 ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 12:49:13 ID:YvgK/SEL
香織のローキックは全て愛の左足に入った。

―――ひ、左足が痛い………!

愛は痛みに苦しむが、身動きが取れない。顔のすぐ上に香織の美しい顔がある。

「なんか幻滅ぅ、放尿拳の使い手ってどれだけ強いのか楽しみだったのにィ〜」

「………ッ!」

「だァめ、放さない。こんなかわいい顔して…沙織と雪奈をねぇ………」
「ま、いっか。あの子らも本気じゃなかったワケだし」

―――え?

放尿拳を成功させ自信を得た愛の顔が引きつる。愛の本能女達の底知れぬ力を感じたのだ。
突然香織は舌を出し、愛の頬をなめた。香織は徹底的に愛に恐怖を植え付けようとした。

―――この子の本気も見たいしね

愛の体がこわばる。

「ひっ………やめて!」

体をジタバタさせると、頭突きを香織に喰らわせるという結果になった。

「つっ!」

不意の一撃に思わずのけ反る香織。額をおさえて立ち上がる。ようやく愛は解放された。
愛が立ち上がってもまだ香織は額をおさえている。よほどの痛みなのだろう。愛は手刀を作った。

「ハァァァッ!」

「し、しまった!」

そして隙だらけの香織の胸の谷間に突き刺す。

「あんッ♪そ、そこは………くぅっ!」

香織は今度は胸をおさえる。その場でジタバタする香織。愛の放尿拳は、香織をも打ち砕いた。
435 ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 13:00:33 ID:YvgK/SEL
「ひっ、な、なによこれ………雪奈ァ〜ああああんたのいい言った通り………」

香織が股間をおさえてわめき出す。先程までの冷静かつふざけた香織はそこにない。
雪奈は尊敬する香織までもが放尿拳を喰らったからか、その場から逃げ出したようだ。

「やっ、なにこれマジでシャレんなんない!もれちゃう、もれちゃうもれちゃう!」
「胸もあついし、ああああやだ!もれちゃう!ああ―――ッ!」

股間をおさえながらその場で踊るようにまわる香織。尿意に耐えるために内股で足踏みをしている。
それを冷めた目で見つめる愛。勝った愛は約束と異なり、放尿拳について語りだした。

「どんなに我慢したって無駄だよ。私の右手は尿意を催させることができるの」
「昔からこうやって手刀の形にしてさすると、他人の便秘が治ったりしたの………そしてお前のような悪女にはこの手刀を突き刺す!」
「ま、これしか分かんないんだけどね、あと手刀の形じゃないと効果ないし」

ペロッと舌を出す愛。香織は顔を上げそれをいまいましげに聞いた。
いよいよなのか。香織の動きが激しくなる。

「ああああ!ああああ…………………………」

―――チョロチョロチョロチョロロロロロ………

耐えに耐え、ついに放尿を始めた香織。その顔は快感に溺れているようだ。愛は言い放った。

「約束通り話して」

だが香織の取った行動は愛の予想と大きく違った。
436 ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 13:14:49 ID:YvgK/SEL
放尿し脚が震える中、香織は笑った。

「だっ、誰が負けたですって?あ、あははははは!」

言うやいなや香織はびしょ濡れのジーンズを脱ぎ捨てた。

「!?」

とっさの行動に驚く愛。いつの間にか雪奈はゴミ袋を持って戻っていた。
香織はジーンズの下に水着をはいていたのだ。紫色のビキニがあらわになる。笑う香織。

「沙織も雪奈も放尿っていうことで精神的にやられちゃったみたいだからさ」
「水着はいてりゃ大丈夫じゃん?じゃん!ばれないように黒いTシャツ着てたけど、上もビ・キ・ニ♪」

そういってセクシーな胸元を見せつける香織。愛は黙りこくってしまった。
自分は放尿拳についての知識をペラペラと喋り、あっさりと放尿拳の弱点を晒してしまったのだ。しかも香織達が何者かも聞き出せていない。

―――やられた、放尿拳は肉体的ダメージを与えられなかったんだ………

立ちすくむ愛に、香織はローキックをお見舞いする。

「わ、私の負けだっ!いつかリベンジしてやる!090XXXXXXXX!」

突然愛は叫び、走り出した。愛は逃げることを選んだのだ。

「放尿拳についての知識はホントっぽかったし、ま、いっか♪雪奈、番号メモった?」

「はい♪さすがは香織さんですね♪」

「頭使えばこんなもんなのよ、ってか面白いね放尿拳。冷静に体験したから色々分かっちゃった」

「え?」

「まーまー、後で教えたげるから。とりあえずは勝利に乾杯よ」

「うっふふ………うふふふふ………」

「アーハハハハハハ!」

二人の笑い声はしばらく公園に響いた。女二人は気分よく軽トラに乗り込んだ。

―第3話終わり―
437 ◆DqMuFmD52A :2008/01/02(水) 13:21:05 ID:YvgK/SEL
以上、第3話でした。
以下ネタバレありゆえ改行。







今回は悪女をほふることができず、申し訳ありませんでした。
スレ違いと言う非難が来るのは承知の上です。
次回はまだ構想がたっていませんが、麗奈様の犯罪組織の香織組ではない悪女を登場させようかと考えています。
犯罪組織、能力、おばさんなどまだまだ考えなければいけないことは沢山ありますが………
いつも感想や意見をくださる方、本当にありがとうございます。
これからも皆さんの意見を参考に書かせていただきます。

それでは失礼します。
438名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 19:47:04 ID:vdO1zL0N
お疲れ様ー

放尿拳の秘密がばれてしまいましたね…
さてどうやってリベンジしてくれるか期待しております。

いくつか組があるってことは…まだ情報が流れてないって事で
愛を集団で取り囲んだ挙句、放尿拳で一網打尽にされて、
みんな一斉に「ぶしゃぁぁあ」と失禁してくれるんですね…きっと。
439名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 10:21:59 ID:8w9y3Mc/
年明け早々GJ!

そして俺はこのスレのいっそうの発展を祈るんだぜ
440名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 10:50:56 ID:uOE/Oryg
腹責めスレから逆流してきたオレだけど、
悪女のやられ方に、みんなこだわりってある?
441名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 16:50:05 ID:o3CsK6ps
何によってやられフェチが植えつけられたかにもよるだろうな
特撮、時代劇(くノ一)、ゲーム、アニメ、漫画……

俺はアクションゲーあがりだから、打撃のラッシュで失神させるのとかが好き
442名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 23:06:26 ID:mEE/xDY3
SSがもっともっと増えますように・・・
443名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 23:32:28 ID:Ev/aHBUQ
ギャルの喧嘩は違う?
444名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 00:40:57 ID:f9oX1Qfa
キャットファイトはちょっと違う…かな?
445名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 02:43:57 ID:3R7qkhnX
ギャルでもキャットファイトでも正義と悪に分かれてるならいいんじゃない?
正義感の強いねーちゃんがヤンキーに絡まれるとか、
ヒロインが地下プロレスで闘わされる展開とかハァハァ
446名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 08:16:05 ID:w7wl052M
ギャルもの誰か書け
447名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 09:42:29 ID:BjAyEroY
だが断る
448名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 02:42:26 ID:k42xkg8S
>>447
IDがエロい
449名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 20:48:31 ID:2ppEo70v
アニメだけど破天荒遊戯(第三話、地域によって放映日違う)でエロい悪のサーカスおばさん(二話予告に登場してる)がでてきます。
原作どおりなら死にます(屠られるとはいわない)。後味悪い話なので視聴は注意です。個人的には楽しみ。
450 ◆DqMuFmD52A :2008/01/14(月) 00:10:46 ID:bX4fsldz
お久しぶりです。放尿拳の話を書いている者です。

次回作を考えているところですが、敵の女で関西弁のキャラを考えています。
関西弁が嫌いだという方はおられますか?おられなかったらそのように書いてみます。
またキャラのリクエストがありましたら、どんどんお願いします。
451 ◆DqMuFmD52A :2008/01/14(月) 22:41:19 ID:bX4fsldz
度々すみません。
っていうか誰もいない………?

えっと、リクエストやご意見はいつでもお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。

近日中には投下できると思いますので、またどうぞよろしくお願いいたします。
452名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 22:51:31 ID:jOdu2fSo
あんま気にすんな
453名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 22:55:58 ID:2+o53jfW
特に何もいわずに投下すればいいと思うよ。面白ければ評価してくれるスレだし。
454名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 23:10:14 ID:bX4fsldz
>>452-453
分かりました。ありがとうございます。

とはいえ、皆様のご意見は参考にしたいのでリクエストはお待ちしております。
特に敵の女でこんなキャラを考えたんだけど使ってくれ、みたいなのがございましたら、
設定(名前、身長、見た目、性格など・・・)を書き込んでいただければ、こちらで参考にさせていただきます。
ぜひご協力下さい。

それでは失礼します。
455名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 06:26:43 ID:H8s8KKUT
書いてくれること自体感謝だし、思うようにやってもらったほうがいいような気が。
と言いつつリクが無いわけじゃなかったりするw
不採用でもいいんだけどザコキャラのスレが落ちた今、やっぱザコが無残にやられていく姿が見たい・・・
456名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 08:36:30 ID:UtyVl7GS
絵掲の職人さん、さっそくドロンジョ様責めやってくれたな。

より凄惨な攻めに期待。
457名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 09:24:37 ID:CJyIOtJs
ドラゴノーツでジルアード軍のザコ兵士たちがやられてたな。
458名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 11:48:40 ID:x671ZRWi
>>456の絵掲

新参KYの連投ウザイ
459名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 12:13:23 ID:2Zg4O6sv
確かにどこがどう、悪女なのかと。

r氏の徹底スルーぷりが、むしろ潔良い。
460名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 16:22:04 ID:Z2CpaBDv
別にそんなウザイというほどまでに空気読めてないとは思わないが…
屠るがテーマなのに全然やられてないし、文章で説明しないと確かに
悪女とは解らないけどな

って、俺の思ってるのと別の奴だったらどうしよう
461名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 12:29:59 ID:UE68GWyR
放尿拳か?
462名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 14:32:57 ID:7olnS52Q
  ( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄

  ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄
463名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 22:23:12 ID:PyiUZsGo
>>461
釣りじゃないと思うからマジレスするけど……

458を読め阿呆。
464名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 04:57:10 ID:ADw9vnYU
おまいら他人を罵ってギスギスさせるぐらいなら自分でKYてるSSでも書け
465名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 18:02:14 ID:8IN2YosS
絵掲には、生死不問・デザイン画等もおkて書いてあるのだから
問題ないんじゃねぃの?
描いてる人間からすれば、どんな絵でもそこから発想が広がる事も
あるから下手な人でもドンドン描いて欲しいと思う。
流れが遅いと自分の絵ばっかりになっちゃったりするのが怖いから、
もっと沢山描きたいのに描けないって人もいるしね。
466名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 20:39:49 ID:KxhB2+3A
まぁスレと絵掲はもともと「陸軍と海軍が別々の戦争を(ry」なんて言われてたりもするし、
もうお互い没交渉でやっていったほうが双方いいんじゃね?
467名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 20:50:54 ID:KxhB2+3A
まあもともとスレと絵掲は「陸軍と海軍が別々の戦争を(ry」なんて言われる間柄だしなぁ。
もうお互い没交渉でやっていったほうが双方のためにいいんじゃね?
468名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 22:20:40 ID:o8Aa/xGk
>>467
なんでちょっと変えて二回もレスすんの?
469名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 00:48:51 ID:Ov0LmaAE
>>468
きっと悪い女の人の陰謀なんだよ!
470名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 16:11:23 ID:W3R15MDP
「馬鹿な、あの書き込みは我々の組織のものとはわからんようにしたはず…」
「首領〜、2ちゃんねるに書き込んでみました〜
文面はさっき首領が、頑張って書いてたのを真似てみました〜」
「で、どのPCを使ったのかね?」
「首領のPCです〜。私のPC起動するのがめんどくさかったので〜」
「お・ま・え・の・せ・い・か」
「ちゃんと怪文書書き込めたじゃないですか〜」
471名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 02:54:00 ID:4WSjh0PM
五行でヤラレSS(女幹部編)


露出度の激しいエロティックな格好をした悪の宇宙犯罪組織イビラーの女幹部バスティカが、爆乳をブルンブルンと揺らしつつ鞭を振るう。
「オホホホッ、無様ねぇギャリガン。わたくしの鞭を味わいつくして、あの世にお逝きなさい」美しい顔に嗜虐の笑みを浮かべるバスティカ。
「死ぬのは貴様だ」バスティカの音速を超える鞭さばきの癖を見切った銀河刑事ギャリガンは鞭を手で掴むとバスティカを引き寄せる。
「キャァッ」態勢を崩してこちらにむかってくるバスティカの豊かな胸の谷間をギャリガンのレーザーブレイドが貫いた。
「そ、そんな……わ、わたくしが負けるなんて……グハァッ」驚愕の表情のバスティカは口から盛大に血を吐き出し、意識を永遠の闇に落とした。
472名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 03:16:49 ID:4WSjh0PM
五行でヤラレSS(必殺系悪女編)

罪無き人々を巧みに騙して金をむしりとり、ついには死にまで追いやった越後屋、その片棒を担いだ奥方シズ。
世の中は因果応報、三十路を過ぎたばかり、豊満な熟れた肉体と美貌の持ち主であるシズも始末されることとなる。
丑三つ時、就寝中に尿意をもよおしたシズは厠に行き襦袢をまくしあげる用を足そうと座りこんだが最後、
糞尿を溜める穴の中から勢いよく出てくる太すぎる腕。ズブリとその腕が女の秘め所を貫くと、そのまま内臓をひきちぎる。
「……」あまりの痛みに声も出せないシズ。ただブルブルと痙攣すると、血と尿を始末屋に盛大にぶっかけつつあの世へと旅立った。
473名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 03:41:04 ID:4WSjh0PM
五行でヤラレSS(女戦士編)


「死ねぇっ」血をみるのがたまらないのか、斧を振り上げる残忍な表情の大女。彼女は残虐なことで有名な東方のアマゾネスである。
名はヴェロニア。彼女は肌が傷つくことを恐れないのか、筋肉の上に女の柔らかい肉がついた豊満すぎる肉体のほとんどを露出させている。
そんなヴェロニアの斧が振り下ろされることはなかった。振り下ろす前に対峙した剣士アギアスによってその首を斬り飛ばされたのである。
目を見開きコロコロと草原を転がるヴェロニアの頭部。残された肉体は首から血をほとばしらせつつ、アギアスにもたれかかっていた。
アギアスは意外にも柔らかい乳房と戦闘の興奮で勃起した乳首を押しつけられことでヴェロニアに『女』を感じ、少し動揺した。
474名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 03:43:30 ID:4WSjh0PM
五行でどれだけヤラレを書けるのか挑戦。とりあえず三本書いてみました。
475名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 14:22:25 ID:2Fy1YF7/
「……かはッ」
 鮮血が男の身体を汚す。全裸で男の上に跨り、その身体を弄んでいた美貌の女は、
その美しい顔を驚愕に歪め、自らの柔肌に吸い込まれた兇刃を呆然と眺める。
 快楽の震えはやがて死への痙攣に変わり、それも終えると女はその生涯を閉じた。
 自らの肉体を武器に数多の男達の人生を崩壊させてきた女の最期であった。
476名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 16:51:01 ID:luHfyTNQ
いや、エロパロ板だから。

「屠る」っていうのは性的な意味だから。
477名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 17:44:46 ID:qdf68gW7
・エロ・グロ表現の有無・程度は書き手の任意。
・スレタイは「屠る」となっていますが、
 屠るかどうか(死 or 戦闘不能)も書き手次第。

って>>1に書いてあるんだが・・w
478名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 22:07:24 ID:HyiVLGU9
マジレスしたら負けだと思っている。
>>471GJ!
479名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 01:00:40 ID:CHgKAwPI
五行でキャラどころか背景まで語るとなると凄いことになりますなw
ただ悪女の模写が凄くエロくて…GJ!
480名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 05:19:41 ID:zWdILUdM
超絶GJ!

流石に一行毎の密度が凄いですね
SSのネタを整理するときに真似したいかもw
481名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 21:31:36 ID:ebThIENE
五行で書く性的な意味での「屠る」

「フフッ、男なんて所詮ATMみたいなもんね」
「――そこまでだ」
「だ、誰!?」
「私はウタマロマン。お前を屠ってやる! 性的な意味で」
「あ、あはぁ〜〜〜ん」


……むしゃくしゃしてやった。今は後悔している。
482名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 03:20:54 ID:Ba5NyVFN
小ネタかつエロく書くのによさげだな
483名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 08:45:47 ID:/vh4UCcB
五行でヤラレSS(女戦闘員編)

「おまえたちのアジトはどこにある」肉感的な女の背後からレオタードごしに胸を揉みしだきつつ、銀河刑事ギャリガンは冷たい声で問う。
「ヒャァン……はな……してっ」突然後ろから自慢の爆乳を鷲掴みにされ、驚きつつも抵抗するのはイビラーの戦闘員アメイラである。
アメイラは喘ぐような声を出し必死で抜け出そうとするが、ギャリガンがもう片方の腕で彼女の腰をきつく締め上げているため抜け出せない。
「ひぅっ……喋る、喋るからぁ……」アメイラはついに諦めたのか、泣きそうな声でそういうと、アジトの場所をギャリガンに洩らした。
「そうか、そこか……」「ぐぶぇっ……」ギャリガンはもはや用済みとばかりに両腕に力をいれ、アメイラのエロボディを締め潰し絶命させた。
484名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 08:51:52 ID:/vh4UCcB
感想くれた皆さんありがとうございました。女戦闘員編を書いてみたので投下します。
485名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 21:30:27 ID:ZcfBn3j1
便乗してみよう。五行でヤラレSS(魔法少女アニメ編)


「聖なる光を受けてみなさいッ! セレスティア・フレール!」
魔法のバトンから迸る幾筋もの輝きが、キツネ怪人サンダーフォックスの身体を戒めた。
「ああぁあっぁぁああぁ――!!」
街の人たちの生命エネルギーを恣にしていた怪人も、こうなっては形無しだ。
彼女は十数秒にわたる断末魔を上げ、その小さな身体を震わせながら消滅していった。
486名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 02:47:16 ID:nY5qZx6n
5行SS集と放尿拳を誰かまとめサイトにまとめてください
487名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 02:55:03 ID:OgEx7LR7
5行シリーズ面白いので、ためしに描いてみます。(魔物退治系?)

「はああぁぁん。身動きが・・・とれな・・・」
 魔女狩師レイナの作り出す、球形の結界にとらわれた下級魔女エリザ。レイナは一気に間合いを
詰めると、空中でM字に足を開き、身動きが取れない全裸の魔女の陰部に聖剣を突き立てる。
「はひゃあああああ-------ッ!!」
 絶叫が響きわたる。魔力の源である子宮を破壊された魔女の体は、灰燼へと化していった。
488名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 03:04:16 ID:OgEx7LR7
ついでにもう一つ(ヴァンパイア編)

「あきらめるが良い。この部屋には結界が張られている。霧や蝙蝠には変化できまい。」
「ひッ・・・いや・・・許して」神父の突き出す十字架におびえる美少女。口元にはキバが覗いている
そして、神父はためらわず右手に持った銀製のくいを、おびえる少女の体につきたてる。
「いやああああああああッ・・・!!」蒸発する少女の体。それが、幾人もの罪なき人の命を奪った
吸血鬼の最後だった。そして、神父は無言で立ち去った。
489名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 03:11:33 ID:lfYW68m4
GJ! いつもの短編、長編SSがマンガだとしたら五行SSって単発イラストみたいな良さがある。
ヤラレが凝縮されていて、お手軽に楽しめるというか最初っからクライマックスというか。
490名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 23:38:12 ID:XJKszcaL
AT-Xでやってたムメモシュネの娘達って題のアニメがとてもよかったよ
特に田中理恵演ずるキャラには今までないような高揚感を覚えた。
491名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:19:35 ID:hsrRze39
削除依頼出されてた身体能力…スレより転載

【第1話】

桜華大学附属桜華学園は関東に位置する女子高である。
容姿端麗な生徒に恵まれ(書類選考があるのでは、という噂もあるほど)、
卒業生には有名大学に進学するなど、その後社会で活躍する者が多い。
だがそれは一部の上位層の話………最近では内部進学で楽に桜華大に進む者が増え、校風も緩まってきている。
ファッションがどんどんと派手になったり、授業に真面目に取り組まなかったり、一部の意欲ある者に有害なことをする生徒が大半を占めるのが現状なのだ。

平田祐美―――彼女はその一部の意欲ある者である。
一学年5クラスある桜学の1年3組(以下1−3と表記)の学級委員長である。
何事にも真面目に取り組み、決して勉強において人並み外れた才能があるわけではないが、コツコツとした努力で、最初の中間テストでは学年7位という良い成績をとった。
6月―――入学して2ヶ月が立ち、だいぶ高校生活に慣れた彼女には、一抹の不安があった。
492名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:20:54 ID:hsrRze39
同じ1−3のクラスメイト、奈良原加奈子(ならはら かなこ)のことである。
加奈子も祐美と同様、意識が高く、勉強などに真面目に取り組む生徒だ。
全くといってポテンシャルなどは低いのだが、祐美に勝るとも劣らない努力で成績は良くもないが悪くもなく、その努力は教師達も一目おいている。
どんくさいが明るく頑張っている加奈子を祐美は認めており、また友達として仲も非常に良かった。
一緒に図書室で勉強したり、日直の仕事はこっそり分担したり、昼飯どきに女の子らしい話題で盛り上がったり………
加奈子には笑顔が絶えなかった。それがいつからか加奈子は祐美を避けるようになった。
祐美が一緒に帰ろうと誘っても、何かと言い訳を並べて断る。
話しかけても、たまに虚ろな返事が返ってくるだけで、ほぼシカト状態。
1−3は祐美を中心とする真面目なグループと、残りの派手な女の子達で構成される複数のグループが存在する。
真面目なグループの中心である祐美を避ける―――これは祐美のみならず、グループの女の子達をも不安にさせた。

―――加奈子………ちょっと前まではあんなに仲良くしゃべってたのに………
―――急にどうしちゃったの?何かあるなら言葉で伝えてよ………

祐美はいい加減寂しくなった。加奈子は大切な仲間だ。大切な友達だ。
だからこそ不安は大きいし、何かあるなら助け合いたい、という気持ちも強くなる。

―――このままじゃいけない。加奈子と話をしよう………
493名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:23:56 ID:hsrRze39
ある日、祐美達から離れ、一人で昼休みにご飯を食べるようになった加奈子に祐美が近寄った。

「加奈子………ちょっといいかな?」
「………………」
「ねぇ、何があったの?何かあるなら話してよ。私、何でも相談に…」

(バンッ!!!!!!!!!!!!!)

「!?」

突然加奈子は机を叩き立ち上がり、食べ掛けの昼飯もそのままに廊下へと走り出した。
話しかける祐美はビクついた。嫌われた、という気持ちと、信じられない、という気持ちでいっぱいになる。

「?」

祐美の視線は加奈子の机の上に釘付けになる。祐美はしばらく加奈子の机に座り込んでしまった。
教室には祐美のグループ以外にも、他の派手なグループが数グループいたので、この事態で教室は騒然となった。

(クスクス………)

祐美を励ます祐美のグループの女の子達、「えー、何々〜?」と野次馬的に騒ぐ派手なグループ達の中で、一人の女が明らかに悪意に満ちた笑みをこぼした。
494名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:24:58 ID:hsrRze39
その午後は、祐美もグループの女の子達に一人にしてほしい、と言い仲間の了承を得た。

―――祐美………加奈子のこと大切に思ってるもんね………

グループの女の子達は皆同じことを思う。祐美は午後元気がない。
そして加奈子はというと午後は気分の悪そうな顔をしていたが、終礼時に体調不良を訴えて保健室に向かった。
1−3から保健室までは遠い。トボトボと歩く加奈子。
クラスの終礼はすることもなくすぐ終わった。一人になった祐美はカバンを手に教室を出る。
正直、出ようが出まいが、加奈子が保健室にいく時間は大して変わらなかったほどの終礼の短さだった。
保健室が面する廊下に差し掛かった加奈子の背中から声がする。

「ねェ、どこ行くの?」

「!?」

加奈子はビクッとした。立ち止まり足が震える。振り向くことすら出来ない。

「ダメじゃん、勝手なことしたらァ」

「ッ……………!」

唇を噛みしめ、拳を握りしめ、悲痛な表情を浮かべる加奈子。
後ろの女は高らかに笑い、加奈子の前に姿を表す。

「キャッハハハハハハハハッ!逃げられないんだってば!大人しく来なさいよ!」
495名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:26:08 ID:hsrRze39
女に連れられ、加奈子はトボトボと屋上にやってきた。

「保健室に行っていいなんていったかなァあたし?」

「………ごめんなさい」

「え?何?聞こえな〜い!あーあ、これは約束違反代2万円追加だねェ………かわいそ」

「ごっ、ごめんなさい森山さん!」

「もう遅ォい!キャッハハハハハハハッ、2万円、明後日までね♪できなかったら………ウフフ♪」

その言葉に加奈子は青ざめる。森山綾世(もりやま あやせ)―――加奈子の前で笑う女の名だ。
身長162pでスレンダーなライン、それでいてDカップの豊満な胸。黒髪を胸の前あたりまで伸ばしている。
顔も整った美人でクラスの派手なグループの一つのうちの中心人物だ。
自慢の胸を加奈子に押し当て、加奈子の首筋にふーっと息を吹き掛けながら言う。

「でもあたし、アンタには感謝してんのよ?アンタのおかげで組織活動が楽だもん。」
「なーにが上納金よ。組織指定のアンタ以外の子から巻き上げた金の8割は組織に取られんのよ?」
「その点、アンタからの金は全部あたしのモンじゃん!あー嬉しい!あははははっ!」
496名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:27:11 ID:hsrRze39
綾世は悪びれる様子なく言う。立ちすくむ加奈子に背後から絡みつき、右足から股間を経由し右の胸までを優しく手でさすっていく。

「やめて!」

この一言が言えず、加奈子は悲痛な表情を浮かべるだけだ。

絡みをほどき、綾世は屋上の入り口を背に立つ。

「あ、言い忘れたけど、いつもの1万円も当然あるから3万円ね。かわいそうだから5日待ってあげる♪」
「バカな考えはくれぐれも起こさないでね。こっちにはあの画像があるんだから。」

「………ッ……………は……はい…」

「よーし、いい子。じゃーねー!」

綾世が振り返って屋上を出ようとしたその時だった。

「待ちなさい!こっから先は通さない!!」

「何!?」

綾世は驚いた。

―――立ち入り禁止の屋上の合鍵を密かに作り、誰にも知られてないはずなのに………

振り返った先には祐美が立っていた。怒りからかワナワナと震えている。

「話は聞かせてもらったよ。加奈子………つらかったんだね………森山綾世!!アンタの悪巧みもここまでよ!」
497名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:28:12 ID:hsrRze39
鬱陶しげな表情を浮かべる綾世だが、突然笑い出した。

「あははははっ!誰が終わるって?何?アンタみたいに勉強しか取り柄のないちびっこに何ができんの?」
「百歩譲ってアンタも顔はかわいいとするじゃん?でもスタイル、胸、脚、全てにおいてあたしが勝ってない?」
「ちょうどいいわ。組織はアンタを潰すつもりだったんだし、あたしがやってあげる」
「アンタ目障りなのよ。割りとかわいいし、真面目だし人望あるし。組織にとっても邪魔らしいよ」

「組織?」

「ふふ、こっちの話。でも嬉しいわ〜。アンタもあたしの金づるにできたら」
「奈良原みたいに力で支配下においてあげる。裸にして写メ取って弱味握りゃー平田、アンタもあたしに金を納めんのよ!」
「あははははははははは!だから悪いことってやめらんないのよ〜!胸がゾクゾクするゥ!」

「ゆ…許さない!綾世!加奈子に変わって私がアンタを倒す!」
498名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:29:33 ID:hsrRze39
150pくらいしかない祐美。そのクリッとした目は凛としており、抜群の可愛らしさを誇る。おそらく祐美は学年でもトップクラスだろう。
いくら美人の綾世が華やかに飾っても、そこには越えられない何かが存在するような可愛らしさ。
だが綾世には関係ない。綾世の人生の主人公は綾世だ。その顔、スタイル、胸、脚、全てに綾世は自信を持っている。
恵まれた体格を生かして加奈子を力で支配し、金を巻き上げていた。
綾世はそれをいじめとは認識していない。当然の状況、自然の摂理。

―――恵まれた美人が上に立つ。これが普通じゃん。美人は美人の特権を行使しなきゃ。

綾世の中では奈良原加奈子などヒエラルキーの下の者だ。頂点に位置する自分が全てにおいて優位。
平田祐美に対しては別の考えだった。身長差を除くと顔の単純勝負ではどうか―――

―――でも勝負は総合的な女の魅力なのよ。平田祐美ごときにこの綾世が負けるなんてあり得ない。
―――顔がドローでも胸、脚、スタイル、全てを動員してあたしが上。
―――でも邪魔な存在は潰すに限るわ。ただし組織で潰すんじゃなくて、あたしが潰す。
499名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:30:50 ID:hsrRze39
綾世は目の前の小柄な女に負ける自分を想像できなかった。どう戦っても自分の勝ち。全てにおいて自分の勝ち。

―――組織は平田を必要以上に警戒するけど、こんなチビはあたしが一捻りにしてやる。

加奈子は泣き崩れ座り込む。「祐美………祐美………」と呟きながら。
一度両手を伸ばし頭の上であわせてからゆらっとおらし、綾世が手を胸の前で構える。

―――ふふふ、どこからでもかかってらっしゃい。綾世様に歯向かったこと、後悔させてあげる。

フッと笑う綾世。キッと睨む祐美。先に動いたのは綾世だった。綾世は素早い動きで祐美の横に移動、さらに背後を取った。長い手足が祐美に絡み付く。

「くっ!」

―――ふふふ。どう料理してあげようかしら。綾世様自慢の胸で押し潰してあげる、なんていいわね。

「平田ァ、ペチャのアンタにお胸の感触を教えたげる♪」

そのまま一気に倒れこむ二人。マウントをとった綾世。ピッタリと祐美に抱きつき首にグイグイと胸を押し込む。

―――ああ………やっぱりあたしの胸は優秀。だって魅力的なだけじゃなくて、強さも備わってるんだもん。
500名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:32:12 ID:hsrRze39
苦痛で顔が歪む祐美。呼吸がしづらくなる。綾世はなおもグイグイと胸で抑えつける。加奈子は気を失った。

「う………く………!」

「ホラホラぁ、さっきまでの威勢はどこいったのォ?」
「あ、そうだ。平田アンタ、フェイスシッティングって分かる?」

「……!?」

「屈辱的だよ〜!知らないなら教えたげる、あははははっ!」

そう言って綾世は絡みの状態から素早くマウントに戻り、祐美の胸の上に座った。触れあう祐美の胸と綾世の尻。
祐美は息を必死で吸いながら綾世を見上げる。

「こっからねぇ、もうちょっと移動してアンタの顔に座ってあげんの」

「………!?」

「どう?綾世様の美尻がアンタの顔を征服すんのよ。さっ、じゃ、失礼あそばせ〜っと」 言いながら綾世はゆっくりと前へ進む。その間も祐美には痛みが伴う。

―――あははっ、あたし自慢のバストとヒップで目障りな平田を潰せるなんてマジ快感〜!

スカートに包まれた凶器が迫る。祐美は唇を噛んだ。
綾世はゆっくりゆっくり移動する。これが絶対的勝者の余裕。綾世の力。
501名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:33:24 ID:hsrRze39
だが予想外の展開が待っていた。胸を下り、首に差し掛かろうとしたその時、祐美の頭が動いた。

「うぐっ!」

悲鳴をあげたのは綾世だった。祐美の頭突きが綾世の腹に直撃したのだ。たまらず腹を押さえ、転げ回る綾世。

―――うっ、いっ、痛い!息が……………………

「ゴホッ、ゴホッ!」

―――ばっ、ばかな!こんなことって!あたしが無様に転げ回るだなんて!

「ちっ、ちくしょう!もぉ頭に来た!平田〜!絶対にお前を潰してやる!」

「やってみなさいよ綾世!アンタに加奈子の苦しみが分かる!?」
「あの子が昼休みにくれた紙切れ………今思うと監視してるアンタにバレないように机を叩いてさりげなくくれたのよ!」
「“助けて”ってだけ悲痛な字が書かれてなのよ!だから放課後加奈子を追っかけた!アンタにあの子の気持ちが分かるのっ!?」

「ふん、とんだ茶番ね。ルックスにも体格にも恵まれたあたしが権利を行使して何が悪いワケ?」
「もぉいいわ、頭の固いお子様は綾世様直々に消してあげるから………」

再び対峙する二人。今度は祐美が先に動いた。
502名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:34:35 ID:hsrRze39
―――あたしの腹に一撃をくれた女など死ねばいいわ!

向かいくる祐美に向かって綾世は長い足からミドルキックを繰り出す。
だが祐美は身軽にしゃがんでヒョイとかわし、すかさずローキックを繰り出した。
威力こそないが的確に綾世の左足にヒットする。

―――ちょこまかと……痛くも痒くもないのよ!あたしが一撃で終わらしてあげる!

再び綾世は自分の間合いを取り、今度は祐美の顔目掛けハイキックを繰り出した。
だがそれも祐美はあっさり交わし今度は胸にジャブを一発、左足にローキックを一発ずつお見舞いする。

「くぅっ!」

―――な、なんで?なんで当たんないのよ!あたしの攻撃がなんで!?
―――奈良原を一撃で沈めたハイキックをかわすなんて………くそっ!

綾世の額と脇に汗が浮かぶ。祐美はキッとした目で集中している。
「今度こそ死になさい平田ァ!」

綾世の三度目のハイキックすら交わし、三発の速いローキックを左足に入れる祐美。

「あぐぅっ!」

―――くそっくそっくそっ!ばかな!あり得ないあり得ない!
 ―――あたしがおされてるなんて!許さない!この綾世様を傷つけるなんて………死ね!平田!
503名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:35:54 ID:hsrRze39
綾世は四度目のキックを繰り出そうとした。だが―――軸足である左足に蓄積したダメージから踏ん張りがきかず、その場に倒れこんだ。

「ああああんっ!」

「コツコツやってれば努力は才能を越えんのよ、綾世」

冷徹に祐美が言い放つ。

「あっ………つっ………くそっ!くそぉぉぉっ!」

立とうとしても左足に力が入らない。何とか立つもののガクガクと弱々しく震え、やがて崩れおちる。

―――そんな…あたしの左足が!あたしの左足がぁ!!
―――こんなチビに!こんなチビにィィィ!

倒れこんだ綾世を見下ろした祐美。目は冷たく、完全に綾世を捕らえた。
綾世の全身を寒気が襲う。今まで常に女子の中心にいた綾世を初めて襲う焦り。敗北の予感。

―――や、やだ!こんなチビごときに!あり得ないあり得ない!

「………フェイスシッティングだっけ?単語聞いたら誰だって分かるよ」

言いながら祐美は飛んだ。

「ひっ!………うがぁっ!」

綾世の胸に着地する。弾む胸。触れあう祐美の尻と綾世の胸。

「自慢のお胸、踏んでごめんなさい。でもこれは私の怒り………で、これは………」
504名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:37:04 ID:hsrRze39
綾世が何かを叫ぼうとした。が叫びにならなかった。

「まっ…!!ひぐぁぷ」

「加奈子の分!!!!!!!!!!!!!!!」

綾世の顔は祐美の尻に押し潰された。手足をジタバタとさせるが無駄だ。
小柄な祐美の下で、長身スレンダーな綾世の首から下がとしている。

―――ち、ちくしょう!う、動けな………息が………こ、こんなチビに………あたしが……………………

必死で体全体を動かすが声すら出ない。口を開けるが噛む対象を捕らえられない。
綾世の敗北は濃厚だった。もはや左足は力が入らず、身動きもとれない。顔の上では祐美が何かを呟いた。

「お母さん、今なら、加奈子のためなら、使ってもいいよね」

と同時に、綾世の体に衝撃が伝わる。両脇の下、胸の端辺りに痛みが走る。

―――い、いたっ!な、何!?

祐美が掌底のごとく、両手で綾世を強く押さえたのだ。
急に視界が明るくなった。フェイスシッティングが終わったのだ。祐美が言い放つ。

「アンタの負けだよ。ケータイ……あ、これね。」
「うわ…ひどい………加奈子、もう大丈夫だからね…」

そう言って綾世の携帯に保存されていた加奈子の裸の画像を消去する祐美。
そしてその携帯は綾世ご自慢の胸の谷間に置かれた。
505名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:38:20 ID:hsrRze39
「さ、加奈子を連れていかなきゃ」

祐美は加奈子をおんぶし、屋上を出ようとする。

綾世は倒れたまま震えた。プライドをズタズタにされた怒り、身体能力や自分の美貌を否定された悔しさ………

―――だ、誰が負けたですって?冗談じゃない………金づる消されてたまったもんじゃないのよ………
―――許さない許さない!平田…アンタだけは絶対許さない!

祐美が屋上を出ようとしたまさにその時、綾世は力を振り絞って立ち上がり叫んだ。

「平田ァっ!あたしは負けちゃいない!お前ら二人、今からまとめて始末してやるから来なさいよォ!」

そういってどこから取り出したかナイフを後ろ手に持つ。祐美には見えないように。

―――もう手段は選んでらんないのよ………サクッとその可愛い顔を刻んだげるから、来なさい………

フラフラしながらもしっかりと祐美に向かって歩く綾世。
祐美は入り口に加奈子をもたれさせ、綾世のほうを向く。
長い髪はボサボサになり、顔は真っ赤になり、ミニスカから出る美脚も左足は真っ赤な綾世。

「あのさ、私はもう戦えないと思うよ?綾世、アンタの負けだってば」

 「うっさい!あたしは負けちゃいないのよ!女として優れてんのはあたし!お前なんかに負けらんないのよォ!」
506名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:39:27 ID:hsrRze39
そう言ってナイフを見せる。妖しく刃先をペロリとなめてみせる綾世。
だが意外にもナイフを見てなお、祐美は平然としている。

―――そういうすました態度がいちいちイラつくのよ!強がりながら死ぬがいいわ!

綾世はナイフを振りかざす。

「だって―――………胸、濡れてるよ?」

「えっ?」

祐美のその言葉で初めて自分の胸の違和感に気付いた綾世。見れば胸のあたりがひどく濡れている。

「な、なにこれ………?」

「さぁ、なんか白いね。母乳かなんかかな?」

「ぼ、ぼにゅ………う…?いやァァァなにこれなにこれェ!」

出産していない綾世には絶対的にあり得ない状況。
だが綾世の意志に反して、チョロ………チョロ………と本当にゆっくりその自慢の胸から母乳が出ていた。
507名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:40:54 ID:hsrRze39
―――なにこれなにこれ!いいい意味分かんない!やだやだ!なんでよぉぉぉ!!!!

取り乱す綾世。無理もない。絶対的にあり得ない状況は信じられなくて当然だ。

―――ま、まさかあの時!あの胸への衝撃………?

「止まれ止まれ!止まりなさいあたしの胸ェ!」

(カランカランッ)

ナイフを地面に捨て、バッと制服のボタンを開け両胸をあらわにする。
止まれとばかりに胸を触るが母乳はゆっくりゆっくり流れ出る。

―――う、うそでしょ…………………………………………………

「なにこれぇ!止まりなさいよぉぉぉ!」

そういって胸を揉むとピューっと水鉄砲のごとく勢いよく母乳が飛ぶ。祐美は最後の一言を言い放った。

「理屈じゃないから………受け入れて。反省しなさい外道」

「お、おのれ………!まだよぉぉぉ!」

2、3歩のけぞっていた綾世だが、両胸を下から手で支え、祐美に向かって急に走り出した。

「死ねェェェ平田ぁぁぁ!!!!」

勢いよく胸を揉み、母乳の水圧を増し、祐美に襲いかかる。
508名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:41:52 ID:hsrRze39
「き、きたないものを……………」

―――これで道連れよ平田ぁぁぁ!

飛びかかる綾世。

「かけないでっ!」

祐美のハイキックが綾世の顔面を捕らえた。

「ひぐぁっ!」

数歩よろめき、倒れる綾世。

―――そん………な………あたしが………こん………な………チ…

綾世は意識を失った。あとはあらわになった胸から母乳がゆっくりゆっくり流れ出るだけだった。
509名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 02:43:16 ID:hsrRze39
以上、削除依頼出されてた

身体能力で上回る悪女がヒロインに敗れるスレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1202051359/

↑より転載


どうせなら最初からこっちで書けば良かったのに…
510名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 05:18:21 ID:XagaGukg
5行でSS(女妖術師編)

「お………おのれぇっ!我が妖術が………」黒巫女冥界式部は呪詛の言葉を洩らした。全ての妖術が通用しない。
「冥界式部、貴様の怪しげな術、全て敗れたり…黄泉へ逝け!」陰陽師日日青月が刀を振るう。
「く…馬鹿な………この私が………この冥界式部がぁーっ!」
断末魔の叫びとともに冥界式部の豊満な体はまず服が破れ、のち消え果てた。
闇に映える妖しい美貌と豊満な肢体、妖術で人々を惑わした黒巫女の最期だった。
511名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 17:51:04 ID:9n2mAaaf
GJ!!&保守
512名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 22:12:11 ID:+01SQNhj
五行ヤラレは描写が少ない分、色々妄想が膨らませられてイイな。
513名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 23:48:32 ID:+0+chvSu
むしろ、みなで設定やら、これまでの物語やらを考えていくのも面白いかもね。
514名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 00:15:29 ID:Ddc4I254
物語SSの合間に楽しめる

長文ものは今何がある?放尿拳と母乳?
515名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 03:24:31 ID:5TH4Jatp
>>514
クレイさんファンのオイラは、忍者時雨丸の続きも諦めてないんだぜ。

ところで……
今やってるガンダムに、ものっそい外道娘が出てきたね。
声が釘だけど、小悪魔っつーより悪魔w

退場するのが楽しみだ。萌えだけじゃなくてジャスティスな意味でもw
516名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 17:34:34 ID:hBclesmP
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
517名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 01:58:11 ID:2XzPY/Sn
五行でヤラレSS(女妖怪編)……を書こうと思ったら、二レス分の短編になりました。
518名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 02:21:28 ID:2XzPY/Sn
「坊や、坊や、坊やぁぁぁっ……ハァァンッ」
年端のいかぬ少年の小さな頭を、自らの大きな胸の谷間に埋もれさせながらまぐわう裸の女。
豊満な肉体を惜しげもなく晒す彼女は、少年を偏愛する女たちの妄念より生じた『ショタ喰い』と呼ばれる妖怪である。
長く美しい黒髪に前世紀末に流行したボディコンスーツを着込んだ彼女は、
可愛い男の子を攫っては、勢いあまって死に至らしめるまで犯しつづけるのだ。
今も、『ショタ喰い』の爆乳に挟まれ呼吸ができない少年が窒息死しそうなほど顔を真っ赤にしてジタバタもがいている。


「そこまでだ、妖怪『ショタ喰い』。その少年を解放しろっ」
そんな台詞とともに少年を助けるべく駆けつけたのは、仕込み傘の妖怪ハンター粟畑忠二郎であった。
「ウフフ、坊やは……ハァンッ……あたしから…ンンッ…離れたくないっ……てさ」
『ショタ喰い』は少年を両手で抱きかかえ立ち上がると今にもイきそうな顔のままニヤリと口元を歪める。
少年を盾にされ万事休すかと思われたが、粟畑は迷うことなく仕込み傘から直刀を引き抜いた。
「ま、まさか、坊やごとあたしを……ま、まちなさい……まってっ……イヤァァッ」
無精ひげを生やした粟畑は表情一つ変えることなく、少年ごと『ショタ喰い』の胸をズブリと仕込み刀で貫いた。

「ウギャァァァッ、そ、そんなぁ……う、嘘っ」
胸を刺された痛みをこらえきれず叫ぶ『ショタ喰い』、美しい顔には驚愕の表情を浮かべている。
「私の刀は妖怪だけを切り裂く、少年には傷一つついていないさ」
粟畑の言葉通り、少年には小さな傷跡一つない。仕込み傘の刀に使われた特殊な金属のもたらす奇跡であった。
「ウウッ」
粟畑が刀を引き抜くと、『ショタ喰い』は二、三歩ヨロめいた。
腕にも力が入らなくなったのか、少年は窒息寸前で彼女の狂愛の抱擁から解放された。
「プハァァッ……ゴホッゴホッゴホッ……」
大きく咳き込みつつも空気を吸い込み、息をととのえる少年。
そんな少年の眼に飛び込んできたのは胸から血を流しつつ、切なそうな表情で自分をみつめる『ショタ喰い』であった。
「坊や、無事だったんだね……フフ、よかった……けど……あたしはもうダメみたいだ。
 お、お願いだよ……あたしをあたしを最期に……坊やがイかせて……イかせとくれっ」
そういいつつ少年の両手首を掴むと、少年の小さな手ではとうていおさまりきらない自らの大きな乳房に持っていった。
狂気にまで昇華された『ショタ喰い』の少年愛は致命的な傷を負っても変わることはなかったのだ。
519名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 02:41:59 ID:2XzPY/Sn
「お、お姉さん……」
少年が受けた『ショタ喰い』の性技は人間女性のそれとは段違いの、まさに肉体が消えてなくなるかのような快楽であった。
そのためか、いくら攫われ殺されそうになったとはいえ、少年は彼女を憎む気にはなれなかった。
「お姉さぁんっ……」
もう二度、彼女とは抱き合えない。少年はそんな焦燥感に駆られるとグニュリと力強く『ショタ喰い』の乳房を揉みこんだ。
「フヒャァッ……ぼ、坊や……イイよぉっ、もっと、もっと強くぅっ」
少年が揉みしだくままに、柔らかく大きな『ショタ喰い』の乳房が卑猥に形を変えていく。
同時に、皮かむりのままに勃起した少年の肉棒が、彼女の魔性の肉壷に挿しいれられる。
そして、ゆっくりと腰を振って出し入れを繰り返す少年。狭くネットリと絡みつく極上の膣の刺激が少年を絶頂へと導いていく。
「ボ、ボク、イッちゃう。お姉さん、ボクもうイっちゃうよぉっ」
「あ、あたしが逝くまでに何度だってイっていいよ。フゥン……坊や、坊やも気持ちよくなっとくれ」
「ううっ……」
少年はイく。しかし、勃起はおさまることを知らない。『ショタ喰い』の愛液で少年は一時的な絶倫状態となっているのだ。
しかし、体力は消耗しつづける。今までに殺された少年のなかには彼女とまぐわい続けた挙句に衰弱死、といった例も少なくなかった。
粟畑はそういった事情を知っているため、少年の体力が底をつくのではないかとを警戒しつつも、今はただ成り行きを見守っている。


「お姉さんっ……オッパイはおっきくて柔らかくて、ここはコリコリしててっ…」
少年は挿入を繰り返しながらも、乳房を揉んだり、桃色のプックリと勃起した乳首を摘み、転がし、口で吸ったりと、
さっき少年が殺されそうになった胸を中心に『ショタ喰い』の身体中を愛撫していく。
「ンン……チュッ、チュパッ……ンンァ……ァァッ」
『ショタ喰い』に教えられた舌を絡めた濃厚なキスをする少年。あまりの気持ちよさにまたイってしまう。
唾液が糸を引き、血に濡れた豊かな乳房に落ちる。その乳房をまたグニャリグニャリと思いのままに少年は揉みしだく。
『ショタ喰い』の血で自分の顔や身体が汚れるのを気にする素振りもみせない……少年はもはや彼女の虜であった。

しかし、そんな最期の睦み合いも終りが近づいてくる。
少年が三度目にイッた頃には『ショタ喰い』を存在させている生命エネルギーも尽きかけていた。
「ぼ、坊や……もう意識が保てなく……なってきたよ。ああ、い、逝っちまいそうだ。
 もう……少しなんだよ。坊やぁ、坊やのオチンチンであたしをイかせとくれっ……」
『ショタ喰い』のいやらしい豊満な肉体がうっすらと消えかかっている。妖怪は死ねばこの世かた姿形なく消滅してしまうのだ。
「お姉さん、ボクが……ボクが、イかせたげるからっ」
少年は力強くそういうと、彼女の細い腰を持ち、腰を大きく振りはじめた。
「アフゥン……フヒィィッ、イイよ……坊や、アヒィィィィッ」
さんざん少年によって揉みしだかれた爆乳が、たゆんたゆんといやらしく揺れ動く。
「またイく。ボクまたイっちゃうよ、ねぇ、お姉さんもお姉さんもぉぉぉっ……」
「ハァァンッ……ああっ、坊や……あたしも……イク…よぉっ。イく……逝く…イく逝くっ……ぼ、坊やぁぁぁぁぁっ」
『ショタ喰い』は最期にそう叫ぶと絶頂を迎え……そして逝った。
少年も力尽きたのか、フラリと力が抜けたかと思うと『ショタ喰い』の柔らかな胸にむかって倒れこむように気絶した……
しかし、魔性の乳房の感触を少年は味わうことはなかった。少年が倒れこむ前に彼女はすでにこの世から消え去っていたのだ……


粟畑は哀れみの視線を『ショタ喰い』が少年とまぐわっていた、今は少年だけが倒れている場所にむけた。
「フゥッ……」
そして小さくため息を一つこぼし、傘に仕込み刀を戻すと、少年を抱きかかえ『ショタ喰い』が根城にしていた廃ビルをあとにした。
520クレイバンの人:2008/02/13(水) 02:43:35 ID:2XzPY/Sn
五行ヤラレとか今回のとか、最近こっちでは短いのばかり書いているクレイバンの人です。
長編も書きかけだけなら数本あるんですが、まだまとまっていません。
時雨丸はまとめ人(草○屋)さんとのコラボ企画なので、相談の上、できるだけ早く再開したいなと思っています。


しかし、五行であろうとなんであろうと、デカ乳悪女ばっかり書いている自分はどんだけ乳が好きなんだとあらためて思いました。
521名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 02:33:54 ID:vyZiL+wh
みんな、長文も待ってるぜ
522名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 03:29:00 ID:zNnrycpM
>>518
GJ!
巨乳悪女(というには純粋?)美味しゅうございました。

悪お姉さんへの憧憬みたいなものがギュンギュン出てきた。
なんだか懐かしい感覚。これはヤバイ。たまらないwww

>>521
よし、先鋒は任せた。
523名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 00:30:20 ID:wW85ek+Z
GJ!
相変わらず長くてエロスな情景模写が素晴らしい。
というかすごく上手い文章で妄想を形に出来る能力もそうだけど、
よくもこれだけ色々なシチュエーションを創造できるなんて羨ましい限りですw
524名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 07:19:36 ID:h7w+DwJ2
「貴重なマンコが・・・」という言葉が端的にあらわすように、
悪の女をただの気絶じゃなくて屠ることで、「もったいなさ」分が跳ね上がるよな。
525名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:10:17 ID:+IZpao4O
まあ、だから
「もったいない」のが良い → 屠る派
「もったいない」からやだ → スンナ派
さすがに殺すのは「もったいない」 → 気絶までに留める派

となる
526名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 23:30:31 ID:p3xAB9Dp
ども、パクリの人です。
前作にご意見くださった方、ありがとうございました。
ちょっと奇をてらい過ぎたようです。反省してます。

また、>>361氏の作品投下に割り込む形になってしまい、ご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。



……さて。
今回は初心に帰って、>>174をベースに話を膨らませたファンタジーものを書いてみました。
21レス占有。楽しんでいただければ幸いです。
527神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 1/21:2008/02/22(金) 23:32:54 ID:p3xAB9Dp
 雲より高く聳え立つは、魔の根城たる黒帝城。
その本丸、地上一千階を数える大尖塔の最上階に、暗闇執政官アイシンは座していた。

 安楽椅子に身体を預け、目を瞑って脱力しきっている様は、傍からは眠っているようにしか見えない。
しかし今、アイシンは『魂重ね』の魔術を用いているのだ。
この術は任意の相手と五感を共有し、対象の見聞きしたものを自らも知ることができるというものである。
今回アイシンが術の対象として選んだのは、北方戦線の前線に居るハルピュイア族の娘だ。



――北方戦線とは

 近年、人間どもの国『神聖人民連合』がやたらと繁栄している。
人間の癖に生意気だということで、皇帝陛下の勅命一下、ひたすらに奪い犯し貪り喰らい燃やし凍らせ怯えさせ恐れさせ平伏させ徹底的に屈服させることを目的とした一大作戦を展開する運びとなった。
平たく言えば侵略である。
 当然、人間どもは抵抗する。当然、叩き潰さねばならない。
 というわけで、人民連合領の内側に人間とモンスターとが入り乱れる戦域が広く形成され、いつしか『北方戦線』と呼ばれるようになった。
元々は人間側が使い始めた呼称だったのだが、今ではモンスター側も用いている。

 北方戦線の戦況の如何については各軍団長から定期的に報告が上がっているが、あまりアテにならない。
ゆえにアイシンは、前線にいる雑兵どもの目線から情報を得ることにしたのだ。
528神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 2/21:2008/02/22(金) 23:33:21 ID:p3xAB9Dp
 炎が夜空を照らし焦がす。
モンスターたちの一団は今、人民連合に属する小さな集落に略奪を仕掛けていた。
「la―― la―― ……」
 その赤い光の中を、ひらひらと飛び舞う娘が一人。
どこかあどけなさを残した目鼻立ち。頬に浮かぶ雀斑がそれを余計に際立たせる。
栗色の髪は胸元まで伸びており、その先端あたりには小さな乳首が見え隠れしている。
だが、一たびその手足に目をやれば、可愛らしいなどという印象は吹き飛んでしまうだろう。
両の腕は褐色の翼、両の足は鋭い鉤爪。それらは、彼女が獰悪な猛禽であることを示していた。

そんな娘の体に、すっ、とアイシンの魂が重なった。
529神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 3/21:2008/02/22(金) 23:33:46 ID:p3xAB9Dp
 娘は空を舞いながら、獲物を見つけようと地上へ目を凝らしていた。
獲物といっても、地上で村人共を追い立てているゴブリン達のように人肉を喰らおうというのでも、ダークエルフ達のように金銀宝石を漁ろうというのでもない。

 ハルピュイア族は単為生殖を行う種族であり、その仔は卵の形で産み落とされる。
卵からそのまま孵化した個体は、概して知性が低く寿命もさして長くない。
しかし仔の生命力を飛躍的に高める方法がある――ヒトの雌の胎内に卵を産み付けるという方法である。
人間の胎内で十二分に温められ栄養を供給された個体は、きわめて長い寿命と上位魔族並みの知力を得ることが出来るのだ。

 そう、娘が探しているのは、卵を産み付けるためのヒトの雌である。
といっても娘自身は未だ卵を産めるような歳ではない。雌を拐かしたら自身の母の許へ連れて行くつもりなのだ。
530神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 4/21:2008/02/22(金) 23:34:13 ID:p3xAB9Dp
 獲物は程なくして見つかった。
年の頃十五、六といったところの赤毛の少女が、集落のはずれに建つ小屋の裏手側に隠れていたのだ。
なるほどあの場所ならゴブリン達は見向きもするまい。上手く隠れたものだ。しかし空から見れば丸分かりである。
 ハルピュイアの娘がそちらへ向かって飛んでいくと、少女は怯え、手元にあった桶やら農具やらを投げつけてきた。
「や、来ないで、あっち行ってよ!」
娘はやや慌ててそれを躱すと、屋根の裾にとまって少女を見下ろした。
「ひぃ……!」
少女は腰が抜けて逃げることすら出来ず、ただ涙目になりながら後すさるばかり。
娘はそんな彼女を追うでもなく、屋根の上からじっと様子を見ていた。



 ……人間世界では『ハルピュイアの唄には人を惑わす魔が宿る』などと言われているが、それは誤りである。
彼女らの唄声は美しいものではあるものの、魔力や妖しの力を含むわけではない。
ならば何故そのような俗説が広まったのか?
それはひとえにハルピュイアたち自身の人心操縦術が優れていることによる。力づくの仕儀を嫌う彼女らは、自然、誘惑魅惑に長けるようになったのだ。

 それはこのハルピュイアの娘も然り。母祖より伝えられた手管を以って、目の前の少女を拐かさんと狙っていた。
531神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 5/21:2008/02/22(金) 23:35:09 ID:p3xAB9Dp
 五、六分ほど見つめあった頃だろうか。
娘はおもむろに両翼を広げ、穏やかな声で唄いだした。
「la―― la―――― la la…… la―― la―――― la la   la la……」
人ならぬものの声帯から紡がれた唄声が、赤い夜空に響く。

 ハルピュイアの娘は、赤毛の少女だけをみていた。
 赤毛の少女も、ハルピュイアの娘だけをみていた。
炎と風の音、時折遠くで上がる悲鳴、怒号、燃え落ちる建物がひり出す断末魔の叫び。全ては唄の伴奏でしかなかった。


 ……いつしか少女の震えは治まっていた。自らの身体をかき抱きながら、よろよろと立ち上がる。
すると娘は唄うのをやめ、胸の前で翼を交差させて頭を下げた。まるで“ご清聴ありがとうございました”とでも言わんばかりに。
「襲ってこないの……?」
おずおずと尋ねてくる少女に、娘は視線で応えた。
再び両者の間に流れる沈黙。先程のそれとは違い、緊張感はほとんどなくなりつつあった。
532神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 6/21:2008/02/22(金) 23:38:03 ID:p3xAB9Dp
 静寂は、不意に現れた一匹のゴブリンによって破られた。
「Guuuuuuuuuu……」
その汚らしい闖入者は赤毛の少女に狙いを定めて近寄ってきた。
「あっ!?」
気が緩みかけていた彼女はまたしても身を強張らせる。

 と、ここでハルピュイアの娘が屋根から離れ、少女とゴブリンとの間に降り立った。
「la……」
娘は、少女に向けていたのとは比べようもない冷徹な目でゴブリンを睨めつけた。
よくよく見れば、全身に細かな傷を負っている。おおよそ同族たちとの獲物争奪に敗れて追い立てられて来たのだろう。
「la――aa――……」
翼を横一杯に広げて脅しつける。後からのこのこ来た豚にくれてやるものなどありはしない。
「GuaaAAA!」
ゴブリンも負けじと声を張り上げて威嚇してくる。ようやく見つけた獲物を逃したくはないのだろう。

 ――片腹痛い。ゴブリン同士の争いにも勝ち抜けないような奴が、ハルピュイアに敵うと思っているのか。
アイシンは口の端を歪めた。おそらく娘も同じ思いであったろう。
 娘は大きく息を吸い込むと、唄うときとは異なる低く呟くような声で呪文を唱え始めた。
「au rauru ya, lha lha lhaca, huya huya rauru ya……」
身体中の魔力が脚の鉤爪に集中する。詠唱を終えると同時、娘は翼をはためかせ飛び上がった。
はたして彼女の鉤爪には――何時の間にやら、木と鉄と火薬から成る一本の筒が握られていた。



 魔法。それは、古の神々の世界にしか存在せぬはずの恐るべき兵器をこの世に在らしめる奇蹟である。
西の海の女王は、数千の兵を運ぶ鉄の大船を浮かべるという。
南の沙漠の賢者は、遥か数万里も離れた敵を討つ炎の雷を放つという。
東の島の魔王は、この世の何者よりも高く速く翔ける鋼の鳳を呼ぶという。
それら魔法で生み出された武具の数々は、この世界の剣や弓や騎馬を遥かに凌ぐ力を持っているのだ。


 娘の魔力で呼び出せる武器は『マスケット銃』。先に挙げた三者には及ぶべくもない武装だが、その威力と射程は下等モンスターを倒すには充分すぎた。
乾いた破裂音と共に、手負いのゴブリンは地面に突っ伏した。
「la……」
――今日は機嫌がいいから急所は外してやった。運がよければ生き残れるかもね。
533神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 7/21:2008/02/22(金) 23:38:39 ID:p3xAB9Dp
 振り向くと、少女は呆気にとられてきょとんとしていた。何が起こったのか理解できなかったようだ。
娘は銃を魔力に戻して体内へ取り込むと、少女の傍に寄り、その顔を覗き込んだ。
「……………………うっ、うぁ……ああああっ、ひくっ、……うぇぇぇん……」
 少女の顔は少しずつ少しずつ引きつっていき、仕舞いには泣き出してしまった。
あまりに色々なことが起こりすぎて、思考の許容量を超えてしまったのだろう。
娘は、そんな彼女を焦茶色の翼でそっと抱き寄せた。


 己が胸元で幼子のように泣きじゃくる少女を見下ろしながら、娘は口の端をゆがめて悦に入っていた。
――人間を惑わすのは初めてだったけど、どうってことはないな。
――こうして直に触れてみると、実に健康的で良い体格をしている。難といえば少々痩せていることくらいか。
――これならきっと強い仔を産んでくれるだろう。母様の喜ぶ顔が目に浮かぶようだ。



 少女が泣き止む頃には、村の中央から聞こえてきていた騒音もほぼ収まりかけていた。
そうして、娘がこの少女を巣へ連れ帰るまでの段取りを考え始めた、ちょうどその時……

 遥か遠方から、怒涛のような軍靴の音が聞こえてきた。
534神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 8/21:2008/02/22(金) 23:39:08 ID:p3xAB9Dp
「人間どもの軍勢が来たぞ――! 騎兵15、歩兵およそ120、弓兵多数!」
 哨戒役のダークエルフが大声を張り上げた。夜目の聞く彼女らは、すでに敵の勢力を目視で把握しているようだ。
突然の報に慌てふためくゴブリン達を尻目に、ダークエルフ族とアラクネー族、それにハニービー族の者たちが整然と集合していく。

「そこなハルピュイア、お前も来い! 敵襲だ!」
 通りがけのダークエルフが娘にも声を掛けた。だが、娘はそれに応じるつもりなどなかった。
――鳥目の自分が鉄砲撃ってもどうせ当たりゃしないし。そっちこそ、ふだん将校様といって踏ん反り返ってる分、こんなときくらい役に立ってほしいものだ。
 もともと法や規則などないに等しいモンスター勢力において、真面目に人間の軍と戦うのは戦功を立てて出世したい者か上官に脅されている者、あるいはハニービー族のようにそもそも好戦的な種族だけなのである。


「え、なにこれ、どうしたの?」
 娘は、不安げに尋ねてくる少女の髪に軽く頬擦りしてから抱擁を解き、別の建物へ向かって移動した。
ここは前線に近すぎる。こんな所にいて弓矢に貫かれてはたまらない。
「待って……置いてかないで」
鼻声で訴える少女。よたよたと追いかけてくる姿は実に可愛らしい。
「la――、la――」
 娘は、この少女を母親に渡してしまうのは惜しいと感じ始めていた。
自身が卵を産める歳になるまで飼ってやるのもいいかもしれない。これだけ懐いていれば逃げられることも多分ないだろうし……
535神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 9/21:2008/02/22(金) 23:39:34 ID:p3xAB9Dp
 娘がそんな邪まなことを考えている間に、早くも前線では戦いが始まっていた。



 まず、総隊長のゴブリンロードが魔法で長い長い『塹壕』を出現させた。
彼はゴブリンでありながら、その凄まじい魔法力によって異例の出世を遂げた傑物である。

 モンスター達がこの塹壕へ潜ってしまえば、その時点で人間側の弓矢は無効化されたも同然である。
これを見た人間側は間髪入れずに騎兵と軽歩兵を吶喊させた。
モンスター側の態勢が整う前に塹壕を出現させている術者を倒してしまえ、という判断だ。
「おおおおおおおおおお!」
 速度に乗って甲高くなった雄叫びが塹壕に届く。
ほぼ同時、ハニービー族の兵長が数名の部下と共に、塹壕の前へと飛び出した。彼女らが抱えているのは――重機関銃MG08、通称『シュパンダウ』。
銃身が唸り声を上げるや否や、凄まじい勢いで弾丸を吐き出していく。
先陣切って突っ込んできていた騎兵は全身に鉛玉を浴びて崩れ落ちた。
 他の騎兵たちはやや慌てて両翼へ散開し、斜線上から離れた。
可哀想なのはその後ろの軽歩兵隊だ。騎兵のように素早く避けることも出来ず、次々に銃弾を喰らって血袋になっていく。

 それら莫大な犠牲を払って、ようやく六騎の騎兵がモンスター側の陣地へと辿り着いた。
白銀色のフルプレートに身を包んだ騎士たちが、人馬一体となって塹壕へ躍り込む。
「あぐぅぅっぅぁぁ!!」
一匹のアラクネーが、異形の腹部を馬の鉄蹄に踏み抜かれて悲鳴を上げた。
「ひうっ、ぅぅ、ぎぃゃぁぁ……ぁ……」
見かけ上はそう重篤に見えない――特にヒト型の上半身には傷一つない――が、彼女の内臓は致命的な損傷を受けていた。
全身を掻き毟って苦しみに耐えるアラクネー。その動きが段々と弱くなり、仕舞いにはくたりと止んで……直後、その身体は紫色の煙となって霧散した。



――モンスターは屍をこの世に遺さない。それが人間との、否、『モンスター』と『動植物』との間の最も明瞭な違いである。
536神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 10/21:2008/02/22(金) 23:43:50 ID:p3xAB9Dp
 塹壕の別の箇所では、また別の騎士が剣を翳して手近なモンスターへ斬りかかっていた。
「あ……!」
あるダークエルフが肩から袈裟斬りにされ、悲鳴を上げ終える前に塵と消える。
と同時、騎士の背中を狙って一匹のハニービーが飛び掛かった。
「とあぁー!!!」
慌てて防御体勢をとる騎士。だがそのハニービーの狙いは騎士自身ではなく、その下の軍馬であった。
「ブフ…… ヒヒッ」
あわれ馬は毒針で咽喉を貫かれ、啼き声すらろくに出せずに力尽きた。
「――――!」
馬を殺された騎士は激昂し、剣を全力でそのハニービーの身体へ突き下ろした。
剣は彼女の革鎧を難なく貫通し、柔らかな背中へと刺さり、その先端は勢い余って股間から突き出た。見様によっては一物が生えたようにも見える。
「ぎゃうぅっっっ!!!!」
ハニービーは激痛と衝撃に堪えかね、身体を弓なりに反らした。
「っ……っ…………」
二秒ほどそうして震えていたが、次の瞬間、突如として奥歯を噛み締め、指が切れるのも構わずに剣の先端を握り締めた。
「……きいいいぃ!」
それは死を前にした苦し紛れの行動であったのか? 否。剣を拘束することは、その使い手をも拘束することに等しい。
「しまっ……! この、放せ!」
本来ならば、騎士はこうなる前に素早く剣を引き抜いていたであろう。だが愛馬への余りの思い入れが僅かに冷静さを奪っていた。
いっそ剣を手放すべきか――そう思ったときには既に遅かった。周りにいた他のモンスター達が一斉に襲い掛かってきたのだ。
鎧の隙間から槍やら鏃やら毒針やらを突き入れられ、その騎士は絶命。それを見届けたかのように、剣を刺されたハニービーの身体も消滅した。
使い手と獲物とを同時に失った剣が、からりと地べたへ落ちた。
537神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 11/21:2008/02/22(金) 23:44:18 ID:p3xAB9Dp
 結局、人間側の騎士は、他の者も大抵同じような末路を辿った。
最初にシュパンダウで弾幕を張られた際、射線を外れようと脇へ逸れたのが仇となったのだ。
あれのせいで狙い首のゴブリンロードの位置からあまりに離れてしまい、もはや個々の騎士がどんなに踏ん張ってもそこまで辿り着けない状況となっていた。
 人間側の本陣が“撤退”のらっぱを鳴らした。その時点で生き残っていた騎士は二人、そのうち一方は撤退途中に背中から撃たれて戦死。もう一人は味方弓兵の援護射撃に助けられながらどうにか本陣まで逃げ帰った。
その後、人間側は一度だけ一斉射撃をかけたが、当然塹壕と土嚢に防がれるだけに終わった。

 戦いは膠着状態に陥り、両軍が互いに陣を構えて睨み合ったまま、夜明けを迎えようとしていた。



 さて。
ハルピュイアの娘と赤毛の少女は、これらの一部始終を村中央の半壊した建物の屋根の上から見ていた。
建物の周りには娘と同様に高見の見物を決め込んだモンスター達が集まってきており、さながら観戦席の様相を呈していた。
「……怖い……」
 少女はぽつりと呟いて、娘の肩に身体を預けた。言葉とは裏腹にその様子は大分落ち着いてきている。
彼女がそのような余裕を持つことが出来たのは、まわりのモンスター達の態度によるところが大きい。
何せ、彼らがわずかでも少女に興味を示そうものなら、ハルピュイアの娘が凄まじい勢いでそいつを威嚇するのだ。
そのうちにモンスター達は少女を居ないものとして扱うようになった。
誰も、女一人のためにハルピュイアと喧嘩して何処ぞのゴブリンのようになりたくはないのである。
 娘の方はといえば、そんな少女の髪を翼でくすぐりながら、やれ母親をどう説得しようかだの、やれまた巣のスペース確保のために姉妹と喧嘩せにゃならんだのと、捕った狸の皮算用をしていた。暢気なものである。



 ――しばらくして。
「……あ。あれ、何かな」
少女が何かに気付き、遥か遠くの人間側陣地を指差した。
「lala?」
つられてそちらを向く……白み始めた空の下、一人の人間がモンスター側の陣へ向かって歩いてきていた。
もっとよく見ようとして娘が身を乗り出したとき、映像ではなく声が、朗々とした“聖句”が聞こえてきた。
538神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 12/21:2008/02/22(金) 23:44:55 ID:p3xAB9Dp
.
               " 見よ。私はすぐ来る。"
               " 私はそれぞれの戦闘に応じて報いるために、"
               " 私の同軸機銃の弾帯を携えて来る。"


「……???」
 聞き慣れぬ言葉に目を瞬かせる娘と少女。
だが、両者のあずかり知らぬところで、この文言を聞いて震え上がった者がいた。
アイシンである。


               " 私はαであり、Ωである。"
               " 最初であり、最後である。"
               " 初めであり、終りである。"


アイシンは知っていた。
この人間、いや、この男を知っていた。
この男が唱える聖句を知っていた。
この聖句が来たらしめる脅威を知っていた。

男の名はロン。北の大地の聖者――西の海の女王、南の沙漠の賢者、東の島の魔王、の三者と並び称される者。
またの名を『装甲枢機卿』。


               " 自分の迷彩を施し、"
               " 成型炸薬の噴流を喰らう権利を与えられ、"
               " 門を通って都に凱旋する様になるものは、"
               " 幸いである。"


――何故貴様がここにいる?
――貴様ほどの強者が、たかが小村の救援に?
――貴様が守るに相応しい何かがこの村にあるとでもいうのか?

聖句は謡われる。アイシンがいくら胸中で毒づこうと、そんなことは構いなしに。


               " ファシストの犬共、利権を追うもの、"
               " 不戦闘のもの、敵前逃亡、"
               " 偶像を拝む物、好んで寝返るものはみな、"
               " 車外に放り出される。"


 たった一人で歩を進める男に対し、さしものモンスター達も不安を抱き始めた。
とはいえ、所詮一人で何が出来るかと侮る気持ちが過半であった。その脅威を知らぬがゆえに。
その男が呼び出さんとしているものの名は、その聖なる御名は――
539神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 13/21:2008/02/22(金) 23:45:43 ID:p3xAB9Dp
.
               " 私、T−72は斥候を遣わして、"
               " 諸国について、これらのことをあなたがたに証した。"
               " わたしはロシアの根、また子孫輝く戦火の輝きである。"

               " 御霊も人民も言う。"
               " 「征(き)て下さい。」"
               " これを聞くものは皆、"
               " 「征て下さい。」と言いなさい。"
               " 燃料欠く(渇く)ものは来なさい。"
               " 生命の水(燃料)が欲しいものは、それをただで受けなさい。"

               " これらの事をあかしするかたがこう言われる。"
               " 「然り。私はすぐに征く。」"

               " オブイェークト。"

               " 我等がT−72よ、征て下さい。"

               " 聖なるT−72の戦闘力(めぐみ)が、"
               " すべての人民と共にあるように。"


               " О б ъ е к т "



 丁度そのとき、東の山の裾野から一条の光が差し込んだ。
突如襲い来た夜明けの日差しに、皆思わず目を覆った。

 彼らがふたたび目を開いたとき、男の姿は見えなかった。
代わりにあったのは、戦車だった。
ラピーラ砲塔があった。無限軌道履帯があった。正面装甲があった。側面傾斜装甲があった。同軸機銃と対空機銃があった。
T−72があった。
540神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 14/21:2008/02/22(金) 23:46:39 ID:p3xAB9Dp
 この場にいるモンスター達は誰一人、戦車というものを見たことも聞いたこともなかった。
なればこそ彼らはこの鋼鉄の塊に対して未だ恐れを抱かなかった。むしろ、この新手を迎え撃ってやろうと戦意満々であった。

 先ほど騎兵を追い散らしたハニービーの一団が、再びシュパンダウを持ち出して射撃の構えを取った。
兵長には自身があった――今まで、人間のあらゆる武装をこの銃で撃ち抜いてきたのだ。青銅の大盾も、フルプレートの鋼鉄鎧も、樫の木造りの分厚い城門すら、この重機関銃の前にはゴミのように吹き飛んでいったのだ。このシュパンダウに撃ち抜けない標的はない――!
けたたましい音と共に飛んでいく銃弾。狙い過たず全弾命中…………だが、T−72の装甲は揺るがない。
「…………!」
 千の銃弾を浴びて尚びくともしない。ハニービーの兵長は、否、見ていたモンスター全てが己の目を疑った。
そうこうするうち、銃は弾を撃ち尽くして空回りしだした。
部下が兵長の鎧の裾を不安げに引っ張る。
兵長は鬼気迫る形相で振り返ると、無言で顎をしゃくった。黙って次の弾帯を渡せ、と。
 三たびの発射音、またしても全弾命中……またしても敵方健在。
これを見たモンスター達はようやく本気で危機感を持ち始めた。


 丁度そのとき、T−72のディーゼルエンジンが発動した。轟音と共に無限走軌がゆっくりと動き始める。
鉄塊が動き出したことでモンスター達の不安は頂点に達した。
そして、T−72の砲塔がキュリキュリと回り、ハニービー達の方へ向いてぴたりと止まり……火を噴いた。
 榴弾の爆発は彼女達の身体を一瞬で吹き飛ばし、それだけでは飽き足らず、辺りにいたモンスター十数匹に重軽傷を負わせた。
「〜〜〜〜〜〜〜っっ!」
あるラミア族は榴弾の破片に気管をやられ、息が出来ずにのた打ち回る羽目になった。
ぽろぽろと大粒の涙を溢しながら喉を掻きむしる様は、同時に肘が両胸を挟む形になっていることもあって妙にエロティックだったが、当人にそんなことを気にしている余裕はない。
必死に首をめぐらして、回復魔術が使えるピクシー族を探した。さっきまで近くに二匹いた筈だ――
だが、彼女が当てにしていたピクシーは二匹とも、爆風で遠くまで吹き飛ばされてしまっていたのだ。
一匹は飛ばされながら力尽きて風と同化し、もう一匹も服と翅を剥ぎ取られ全身創傷だらけでひどい有様である。とても他の魔物を構っている余裕などなかった。
治療を受けられなかったそのラミアは、最期に10m近い全身をビクンと痙攣させ、頭から順に消滅していった。
541神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 15/21:2008/02/22(金) 23:47:20 ID:p3xAB9Dp
 衝撃と恐怖とがさざめきのように伝播していく……しかし、この時点ではまだ大きな混乱は起きなかった。
多くの者が胸中で『この場に留まることの恐怖』と『塹壕から出て射撃に身を晒すことの恐怖』を秤にかけ、後者を重いと判じたからだ。
『あのハニービー達は塹壕から出たためにやられたのだ、この塹壕に留まっていればそうそう危険はあるまい』と。
それもまた、戦車というものを知らぬがゆえの誤りであった。

 この世界には未だアスファルト舗装など存在しないが、ここの地面はそれに劣らぬほどの良路だ。
腐葉土と花崗岩砂が混ざり合い適度に水気を含んで固まった土は、履帯とよく噛み合いこそすれ妨げることはない。
T−72はその速力を存分に発揮することができた。


 時速40km超という人知を超えた速度で突っ込んでくるT−72を見て、モンスター達は完全に恐慌状態に陥った。
将校クラスの者たちは塹壕に踏み止まるよう部下を叱咤したが、聞く者はもうほとんどいなかった。
我先にと四方へ逃げ出すモンスター達。中には味方に踏み潰されて圧死する者も出る始末。
 逃げなかった者たちにしたところで、相手の圧倒的な装甲を前にして何が出来るわけでもない。
ある者は榴弾に吹き飛ばされ、ある者は機銃で蜂の巣。中でも一等不幸なのは、T−72と直接接触してしまった者だ。
「きゃぁ……あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙っっ!」
塹壕内で縮こまって震えていた二匹のダークエルフは、哀れその褐色の肢体を履帯に轢き潰され、濁った悲鳴を上げながら二人一緒に消えていった。


 神々しいまでの暴威を振るったT−72は、スピードを緩めずに塹壕を乗り越えて、向こう側――集落のあった方向――へ走り去って行った。
しかし、これほどの被害を受けてなお、塹壕自体は健在であった。総隊長のゴブリンロードは未だ無傷だったのだ。
彼はT−72が一直線に村落へ向かっているのを確認すると、身を隠していた土嚢の束から這い出し、生存者へ向けて集合の号令を発した。
 集まってきた兵卒の数は元の1/10にも満たなかったが、ゴブリンロードは兵たちに矢継ぎ早に指示を飛ばす。彼はまだ戦意を失っていなかった。
大損害を出したのであればそれを埋め合わせるだけの戦果を上げねばならない――この期に及んでなお恐怖より保身が先にたつのは、彼が苦労して出世した叩き上げだからだろうか。


 しかし、兵たちがそれらの指示を実行する機会はついに与えられなかった。

       ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ...........

T−72が走って行ったのと丁度逆の方向――人間軍の本陣がある方――から聞こえてくる、夥しい数の足音と鬨の声。
ゴブリンロードが恐る恐る振り向くと……やはり。人間軍の兵士たちが抜剣突撃を仕掛けてきていた。
前と違い、いまや進軍を阻む機関銃兵は存在せず、迎え撃つ歩兵もごく僅か。数で劣るモンスター側に対抗する術はなかった。
「ひぃっ……!」
 生存の見込みがないことを理解してしまった一人のサキュバスが、詰まった悲鳴を上げて胸を押さえ、地面に倒れこんだ。
緩いカールのかかった紫色の髪が、血のように紅く色づいた爪が、艶かしい薄桃色の肌が、少しずつ色を失って白くなっていく。
そうして真っ白になった体が、ある瞬間にぴきりと罅割れ、ボロボロと崩れ去ってしまった。
心臓麻痺だった。

 ゴブリンロードはそんな部下に目もくれず、背に負った戦斧を振りかざして構えを取った。
もう自棄になるしかなかった。
542神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 16/21:2008/02/22(金) 23:48:17 ID:p3xAB9Dp
 さて、塹壕を突破したT−72はどうしたかといえば、村落へ続く坂道を全速力で駆け上がっていた。
「や、なんか来る、どうしよ、何か来てるよぉ」
猛スピードで迫りくる鋼の獣を目にして、赤毛の少女は怯えながらハルピュイアの娘にしがみついた。
本来ならば、人民軍に属するあの戦車は少女にとって味方のはずなのだが、彼女には恐怖の対象としてしか見えていないようだ。
「la、la」
 怯えているのは娘とて同じだ。身を翻し、逃げるために翼をはためかせる。少女の分の重みに耐えて飛び立つ自信はあった。
「っ、きゃああ!?」
だが、少女の方に心の準備が出来ていなかった。突然身体が浮いたことに焦り、手を離してしまいそうになる。
「la! lala、la……!」
娘はやや慌てながら一旦地面へ降り立った。無理な姿勢で着地したせいで左脚に痛みが走る。
「あっ、あ、ごめんなさい……」
恐縮して謝る少女に対し、娘は右翼をくいくいと動かして行動を促した。
――そんなことはいいから、さっさと掴まって。
少女は唾を飲み込んで、今度こそしっかりと娘の背中に抱きついた。
「la――!」
 大きな掛け声と共に、ハルピュイアの娘は今度こそ空へと舞い上がった。



 娘と少女が飛び立った頃には、辺りで戦況を眺めていたモンスター達も大半が「これは危ない」との認識を持ちつつあった。
もともと戦場に立つのが嫌なためにこんな所でくだを巻いている連中のこと、逃げると決めたら皆行動は早かった。
543神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 17/21:2008/02/22(金) 23:48:43 ID:p3xAB9Dp
 塹壕を越えてから五分も経たぬうちに、T−72は集落の入口まで到達した。
すでにモンスター達は粗方逃げ去っており、村内に残されていたのは焼け落ちた建物と空の食料樽、それに数多の辱められた死体だけであった。
 と、おもむろにT−72の上部ハッチが開き、中から一人の男が顔を出した。
「同志諸君、誰か生き残っているものはいないか! 自分は人民連合に所属する神官で、ロンという者である! 繰り返す、同志諸君、誰か生き残っているものはいないか!」
応える者はない。ディーゼルエンジンの音だけが低く辺りに響く。
男はT−72で村中を巡回しながら、声を張り上げて呼びかけを行った。
「同志諸君、誰か、誰か応えてくれ! 自分は……」


 数分後、自らの行いが徒労であったことを悟った男は、右手でT字を切って祈りを捧げた。
「神よ、どうか無辜の人民の魂を安んじたまえ……オブイェークト」
そうして彼は、聖職者らしからぬカーキ色の軍用コートの内ポケットに手を突っ込むと、一本の望遠鏡――これは魔法によるものではなく、人民科学院から借し出された最新鋭の科学兵器だ――を取り出した。
かくなる上は一匹でも多くのモンスターを葬って犠牲者への手向けとしよう。そう決意して、望遠鏡で敵の影を探す。

 しかし、屠るべき敵を探していた彼の目に、ほどなく意外な光景が飛び込んできた。
空を飛ぶハルピュイアの背に人間の女の子がしがみ付いている――鉤爪で引っ掴まれて攫われるならともかく、女の子の方から掴まっているとはこれ如何に?
いや、理由を考えるのは後だ。何を措いても今はまず、あの子を救わなければ。
「神よ、感謝いたします。そして願わくば、あの少女を救い出せるよう、どうか今一度の御加護を」
544神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 18/21:2008/02/22(金) 23:49:06 ID:p3xAB9Dp
 一方ハルピュイアの娘は、自分が追われているとは露知らず、振り向きもせずに全力で羽ばたいていた。
とはいえ、この期に及んで『――あ、なんか背中に当たってる』などと意識の端で考えているあたり、生来の暢気性というのはどうしようもないらしい。

 だが、そんな余裕を吹き飛ばす出来事がすぐに起こった。
「キャアアアァッッ!?」
娘の前を飛んでいた別のハルピュイアが突如悲鳴をあげ、身悶えしながら落下していったのだ。
彼女の身体は背中から臀部にかけて無数の穴を開けられており、その周りから順に紫色の煙となって消え去ってしまった。
 娘が驚いて首だけを振り向かせると、くだんの戦車が粉塵を巻き上げながらこちらへ向かってくるのが見えた。
その上部ハッチからは一人の男が上半身を覗かせ、機銃座を操って弾をばら撒いていた。
直後、娘と同様に空を飛んで逃げようとしていたモンスター達――ハルピュイア、ハニービー、ダークエレメント等々――が次々と銃弾の餌食になっていった。
そこら中から悲鳴と機銃の発射音とが聞こえてくる。
「la、la……la!」
 娘は今までにも増して必死に翼を動かしたが、人一人背負った状態では大してスピードを上げられない。
「怖いよ……」
赤毛の少女の腕にも力が入る。するとそのせいで、娘は羽ばたきを阻害されて飛びにくくなってしまった。
――この子、置いてっちゃったほうがよかったかな。
少しだけ後悔の念がよぎったが、今更考えても詮無いことである。娘は姿勢を取り直して再び加速した。
545神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 19/21:2008/02/22(金) 23:49:28 ID:p3xAB9Dp
 それから数分も経つ頃には、空を飛んでいた者たちはほとんど撃ち落されて消えてしまった。
残っているのはハルピュイアの娘と数匹の身軽なモンスター、あとは身体が小さいために目標とされなかったピクシー達くらいのものである。
娘はなおも飛び続けていたが、既に体力尽き果てる寸前であり、また精神的にも追い詰められていた。
「ひっ、ぐ、ぅ……あぁーっ!」
 娘から50mばかり離れたところを飛んでいたダークエレメントの女がその身を銃弾に貫かれ、長い黒髪を風に漂わせながら消えていった。
その後なおも機銃は立て続けに発射され続け、その射線は段々と娘のほうへ近づいてきた。
――ああ、次はとうとう自分の番か。
娘は羽ばたくことも忘れて身をこわばらせた。……が、彼女は撃たれなかった。
「…………la?」
 娘は拍子抜けしながら羽ばたきを再開する。
振り向けば、戦車はスピードを落とし、娘から一定の距離を保ちながらつけてきていた。
機銃の発射は止んでいる……時折思い出したように二、三発撃ってくるが、その弾は全く見当外れの方向へ飛んでいく。
 ――なんで自分だけ撃たれないんだろう?
娘が疑問に思った丁度そのとき、赤毛の少女が声を掛けてきた。
「どうしたの……?」
それを聞いたとたん合点がいった。
――そうか、この子を背負っているからあいつは手を出せないのか。連れて来といてよかったな。
さっきと全く逆のことを考え、口の端に笑みを浮かべた。現金なものである。
――そうと分かれば焦ることはない、あっちの魔力が尽きるかこっちの体力が尽きるかの根競べだ。あんな巨大な兵器をいつまでも出していられる訳がないのだから。
「lala――」
 娘は気合を入れなおして飛行姿勢を整えた。
546神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 20/21:2008/02/22(金) 23:49:52 ID:p3xAB9Dp
 ところが、娘の思惑は直後にひっくり返されてしまう。
娘と少女の許へ多数のピクシー達が集まってきたのだ。
「そのニンゲンこっちに寄越しなさいよっ!」
 彼女らもまた、赤毛の少女に人質としての値打ちがあることを見抜いていた。
そして、自分らの安全を確保するために少女の身柄を奪おうと襲い掛かってきたのだった。
「la、la、lalala! la!」
――このっ、虫けらの癖に生意気!
 娘は激昂したが、相手は小さくすばしっこく数が多いピクシーだ。飛行姿勢を保たねばならない彼女には叫んで威嚇するくらいのことしかできない。
そしてピクシー達は、少女の服の中へ潜り込んで身体をくすぐり始めた。
「きゃ、やめて、何するのっ」
 少女は身を震わせて懸命に耐えるが、ピクシー達も必死だ。体表のありとあらゆる箇所を撫で、吸い、摘まみ、引っかき、あるいは歯を立てる。
そうして、右の腋の下に滑り込んだピクシーが少女の二の腕に渾身の力で噛み付いたとき――
「痛っ!」
少女は思わず右腕の力を緩めてしまった。そのまま身体のバランスを崩し、左上腕だけで娘の首にしがみ付く格好になる。
「la!?」
 娘は息が詰まって姿勢を崩し、一瞬だけ娘と少女の身体の間に空隙ができた。
そしてピクシー達がその隙を見逃すはずはなかった。
「それ、やっちゃえー!」
群れだって隙間を押し広げ、娘と少女とを引き剥がそうとする小妖精たち。
 数秒の均衡を経て、ついに少女はその手を離してしまった。
「あ……!」
ピクシー達に引っ張られながら落下していく赤毛の少女。


 ハルピュイアの娘は少女を追いかけようと身を翻し――その瞬間、T−72の車体が視界に入った。
そいつは砲塔を傾け、もはや人質を持たない娘の身体へ正確に狙いを定め、そして、そして――
547神官戦士ロン〜北の大地の枢機卿〜 21/21:2008/02/22(金) 23:50:21 ID:p3xAB9Dp
「がっ!!」
 暗闇執政アイシンは反射的に椅子から立ち上がろうとして、こけた。
前のめりに机に突っ伏し、さらに床へ倒れこみながら、手で必死に己の体を掻き毟る。
 脇腹は――私の脇腹は――
「あるっ……!」
 口に出して確認せずにはいられなかった。
そう、アイシンの体は全くの無傷である。脇腹を吹き飛ばされてなどいないし、ハルピュイア族とは比べ物にならぬ巨大な翼も漆黒の煌きを保っている。
『魂重ね』の効果で痛覚を共有していただけに過ぎない。あの娘が傷つこうが死のうが、アイシン自身には何の影響もない。
 それはわかっている、頭ではわかっている。それでも口に出して確認せずにはいられなかった。
「ふうー……」
 地に這いつくばったまま安堵の息をつく。部下たちの前では決して見せないであろう醜態だった。

 と、まるでそれを見計らったかのように、部屋の戸が二度ノックされた。
「執政閣下。大帝陛下がお呼びです。内密に宣下したいことがある、と」
 呼びかけてきたのは皇帝の侍女クァンラ。この黒帝城内でアイシンに敬語を使わなくてよい立場の者は数少ないが、彼女はそのうちの一人である。
「すぐに参じ奉りまする。私からも陛下に御注進したき議のある由、よろしくお伝えくだされ」
 応じた声は普段と変わらぬ威厳を湛えていた。先程までのうろたえようが幻であったかのごとくである。
「では、そのように」


 去っていくクァンラの足音――クラーケン族特有の粘っこい移動音――を聞きながら、アイシンは考えを巡らせていた。
まさか、かの『装甲枢機卿』こと神官ロンがあのような所に居ようとは。
そして相変わらずの恐るべき魔法……地上で奴に敵うものなどいないのではないかと思わせるほどの圧倒的な力。
アイシンは以前一度だけ相対したことがあるが、そのときは命からがら逃げ出すのが精一杯だった。思い出すだに身の毛がよだつ。
――しかし。装甲枢機卿は確かに強力な存在だが、居場所さえ分かっていれば恐るるに足りない。
人間の寿命などたかが知れている。奴の行く先行く先からこちらの主力を退避させ続ければ、そのうち勝手に老いさらばえて死んでくれるだろう。
それまでの間に末端の木っ端どもは多数屠られるだろうが、知ったことではない。
「……と、いう風にいけば楽なのだがな。陛下は喜び勇んで御親征に赴かれるに違いない」
 近ごろ大帝陛下は娯楽に飢えておいでだ。どうせお諌めしたところで無駄に決まっている。
となれば、出来得る限り危険の少ない討滅策を上奏するより他ないが、さてどうしたものか……。

 アイシンは立ち上がって衣の埃を掃うと、地下一万階の大内裏に向かって、ゆっくりと歩き出した。
548名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 04:31:56 ID:32d/Llv5
大作お疲れ様です

ファンタジーモノかと思ったら
機関銃とか終いにはT-72まで出てきてるじゃん。

元ネタはコレか…
ttp://obiekt.hp.infoseek.co.jp/t72/index.html
549名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 04:53:28 ID:wTQK8ZiZ
>>527-547
ちょw神戦車がT-72神が光臨してるwww
これは乙だ
でもファンタジーなモンスターの群れを機甲部隊で蹂躙って見たい光景の一つではありますね。
550名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 11:38:08 ID:W01zms1e
機銃掃射にも萌えたけど
後ろから斬られたキラービーと
なぜかゴブリンロードに萌えたw
551名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 17:55:59 ID:clW6SFTU
夢中になって読んでたw
ハルピュイアは少女くっ付けて逃げてる辺りで予想ついたけど、やっぱり哀れw
それにしても読ませてくれるわコレ。
やられ好きの心と同時にファンタジー好き・兵器好きな心も揺さぶられた。
勝手だが「よーし。俺も書くぞ〜。久々に」って本気で元気になった。
552名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 02:56:39 ID:svcs+JGf
GJです!
おっぱいラミアさん萌え。下さいw

>>550
俺もゴブリンロード好きだw
味のある脇役たまらない
553名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 23:13:40 ID:xC+asfSo
チャンピオンでやってる星矢LCの三流神パンタソス(カワイイ系、太股が素敵)が
山羊座のエクスカリバー(仮)によって一刀両断された!!と思ったら、中の人(男)がいて叫び声をあげて消滅した。

いや、脳内で中の人を抹消すれば萌えられるんだが。クソォッ・・・良物件だと思ったのに。
554名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 01:26:26 ID:ulf9ggQ9
>>553
工工工エエエエエエェェェェェ( Д )ェェェェェエエエエエエ工工工


そうか……そうだったのか……。
いや、そういう可能性もあるとは思っていたんだが……。

今夜は飲もうぜ。
555名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 00:33:38 ID:w3uQSVYs
くの一やられの短編投下します。
556名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 00:39:30 ID:w3uQSVYs
「つ、強い……」
忍装束の女が眼の前の男、鬼崎雷雲の鬼神の如き強さに驚きと焦りの声をあげた。
女の名は華奈女、餓道衆と呼ばれる忍集団の頭領である。
年端のいかぬ若殿を亡き者にせんと、暗殺を請け負ったまではよかったが、
用心棒である鬼崎雷雲の神速の抜刀術によって華奈女の部下である下忍たちはすべて屠られたのだ。

残るは女人でありながらその実力のみで頭領となった華奈女一人であった。
対峙する両者。鬼崎の放つ殺気に華奈女は全身に震えがくるのがわかった。
逃げたい、しかし力で今の地位までのぼりつめた彼女の誇りがそれを許さなかった。
「キ、キェェッ!」
恐怖を押し殺すかのような奇声とともに華奈女は反りのない忍者刀で真介に斬りかかる。


すれ違う両者、聞こえてくるは虫の羽音、そして鬼崎が鞘に刀をもどす音のみ。
鬼崎の刀の閃きを華奈女は少しもみることは敵わなかった。


やられたか……そう華奈女は観念しつつも鬼崎のほうに振り向いた。
瞬間、華奈女の着込んでいた忍装束がバラバラに切り裂かれ落ち、その豊満な肉体が惜しげもなく晒された。
「キャァッ」
小さく悲鳴をあげ、とっさにその豊かな乳房と秘所を隠す両腕で隠す。
あまりの強さ故に淫法を学ばなかった華奈女は二十代半ばにもかかわらず処女であったのだ。
「なぜ装束だけを……我が女であることに情けをかけたか」
華菜女は頬を朱に染めつつも鬼崎に問う。

屈辱感も確かにあった……しかし、それよりも命だけは助かったという安堵感が彼女を支配していた。
そして、相手が欲望に駆られ自分の肉体を求めれば隙ができ逆転もできるとほくそ笑んでいた。

しかし、捕らぬ狸の皮算用とはよくいったもの。彼女は気付いていなかった。もう自分には先と呼べるものがないことを。
557名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 00:47:32 ID:w3uQSVYs
「……何を勘違いしておるのだ。我が抜刀術のあまりの速さに斬られたことに気付かなんだか」
鬼崎は呆れたようにつぶやく。
「何を……」
そう華那女が言った瞬間、彼女の両腕が肘から落ち、桜色の乳首がツンと勃った乳房と濃い陰毛に覆われた秘所が露わになる。
「えっ、ひ、ひぃぃぃっ」
さきほどまで肘であったところからドバドバと勢いよく赤黒い血を地面に撒き散らしながらヨタヨタと鬼崎の下へと歩いていく。
「た、助け……」
顔を恐怖でクシャクシャにし、涙を流す華那女。もはや頭領としての威厳も矜持もないただの死に怯える女であった。


「もう遅いわ……既にお主は死んでおる……といってもまだ死なぬとはどうやら我が奥義、死人狂いが極まりすぎたようじゃな」
冷たく言い放つ鬼崎、その眼は華那女に対する哀れみを湛えている。
「そ、そんな……」

その時、華那女の頭頂部から股間にかけて赤い一筋の線が走った。

鬼崎はその死の線をみると、表情を変えないままに彼女の豊かな左胸を押した。フニュリとたわみ揺れる乳房。
それが合図であった。彼女の左半身が後ろに……分かちがたいはず右半身に別れを告げ倒れていく。
「あ、あぎっ……あぎゃぎゃぎゃはぁぁぁぁんっ」
醜い悲鳴をあげながら、華那女は男を知らぬ汚れなき肉体を真っ二つに両断され、絶命した。
558名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 00:53:00 ID:w3uQSVYs
以上です。長いの書く時間がとれなくて最近は短編ばかり。できるだけ自分の萌えを凝縮してるつもりなんですが。
559名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 06:30:06 ID:ot8Xh5CE
>>558
GJです!
これは凄い惨殺奥義だ……
こんな短時間で発狂レベルの地獄を見せるとは。
鬼崎の技の冴えと淡々とした殺しが良かったです。
560名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 13:16:55 ID:NgbNBEJo
>>558
短いながらも凝縮されててGJです
淡々と真っ二つとかすごすぎ。
561名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 23:33:57 ID:2iL4nzmo
今までのSS(初代から含む)でどれだけ悪の女が屠られた(気絶させられた)のか、とふと思った。
屠られ方はじめ、カウントしてみたら面白いかもしれない・・・・・・まあ、面倒くさくて俺はできないけど。
多分、これまでのSSをざっと思い返してみて、銃殺か斬殺が一番多い気がする。
562名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 00:42:19 ID:KtKPE/mN
誰か統計取ってみて
563名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 10:32:11 ID:NFfXB8wp
えっと…じゃあ分類はこんなもんか?

斬殺…刀や剣でズンバラリン。
撲殺…拳で殴り倒す。
刺殺…槍で股間からグサリ。
絶息殺…首を絞められて。首の骨を折られるのも含む。
社会的抹殺…晒し者にされる。警察に捕まる。
その他…爆殺、笑い死になど。
564名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 14:57:04 ID:KtKPE/mN
あとは気絶の種類か
565名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 08:54:01 ID:t8v4Ypek
正義の戦士を倒す事のみを存在目的として
悪の組織に造られた人造人間なんだけど、
正義の戦士に倒すのを躊躇わせる為に良心回路が組み込まれていて、
その上正義の戦士を愛してしまい、
良心回路と愛と
最優先事項として強制的に組み込まれた正義の戦士の抹殺指令との狭間で苦しむ、
悪の美少女戦士ってシチュエーションは、

やっぱりこのスレ的には駄目なんだろうか。
566名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 11:37:52 ID:3fFS/4Ny
それは隣のスレだぜ、お嬢さん…
(うちのJaneではこのスレと「悪の女とH」スレのタブが
お気に入りに定位置で並んでいます)
567名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 18:01:44 ID:pKhfGA2Y
>>566
あ、俺がいるw
568名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 20:16:41 ID:8f2DdqAX
>>566-567
よう兄弟
569名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 09:19:48 ID:gKGB05zJ
前にも言われていたが
悲恋系の悪女(主人公を愛するけど最終的には倒される)は両方のスレでも扱えない要素なんだな。

屠るスレは救い様のない悪の女を叩きのめすスレだから、完璧な悪ではないキャラを倒すのはいただけないし
Hスレは悪の女とエロ・恋愛が目的で、倒してはいけないからこれもまたアウト。
570名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 23:14:23 ID:kUxpS2fG
>>569
難しいよな。こっちで投下はアリだが、住人のウケは確実に悪いだろうし。
Hスレではハッピーエンドを期待して読んでたら裏切られたとかで荒れそうだし。
そして、わざわざスレを作るまでもないあまりに限定的なシチュでもある。

ところで、

身体能力で上回る悪女がヒロインに敗れるスレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1202051359/l50

が削除依頼を出されたのにもかかわらず対象にならなかったみたいなんだが。
ここと何が違うのかわからんスレタイだが、せっかくだし何かしら有効利用を考えてもいいかもしんない。
571名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 02:25:12 ID:pjV7N2dW
この嗜好に目覚めて久しいが、今だに「鋼鉄の閃光J」を超えるやられSSに出会えない。
572名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 03:05:16 ID:IkLuALCg
ついに俺のやられ嗜好の起源に再会した。
「銀河戦国郡勇伝ライ」の44話「和平会談」の華玉だ。

「銀河戦国 Youtube」でググると観られる…感涙w
573名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 10:53:16 ID:O4ii/icn
自分の嗜好起源はセーラームーンのテティス様だな。
必殺技を食らったあと一瞬だけ踏ん張ろうととして力尽きる所作が小二の自分を直撃。


ところで提案なんだが、
>>569のようなケースについてはもう屠るスレで受け入れるものとする、と決めてしまってはどうだろうか。
Hスレ住民のなかには「どんな事情があろうと、俺は悪の女が殺されるところは死んでも見たくない」と
言っている人もいるし、屠るスレ側が引き取るほうがどちらかといえば軋轢が少なくて済むと思う。
574名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 13:16:40 ID:Hdfkac4f
>>572
どうせならもうちょっとスマートに誘導してくれんかの
検索が面倒で止めた
575名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 02:35:41 ID:ZVQjctPz
徹底した悪事を犯したあげく無様にエロくヒーローorヒロインに倒される悪役を演じることになった女優もしくはアイドル、のSSはダメかな?
576名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 03:25:28 ID:gY5x2G+i
ものによる、かなぁ?
577名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 18:36:24 ID:mWR5dTln
>>575

・創作/二次創作、どちらも歓迎。ただし実在人物はNG。
と1にあるので架空の女優やアイドルならOKじゃない?

ただ、それがウケるかはわからないけど。
578名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 19:44:12 ID:FHWttkAc
>>575
俺は好きです。

個人的には、外見に優れ自分に自信のある女優・アイドルみたいなタイプの悪女は、同性に倒されてほしいです。
579名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 23:18:58 ID:P7a4U+oA
>>574
Googleで検索したら上から3番目にある「アニメYoutube動画まとめサイト」がそうだ。
…直リンしたら怒る人いそうだからしないんだよ
580名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 23:57:19 ID:RqOdnpEY
>>579
そういうことか。

で、見たよ。
悪女が恋焦がれる君主からただの駒のように扱われムゴい仕打ち。しかも涙付き。
たしかにトラウマになりそう・・・
581名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:14:08 ID:WCpXpIZM
>575
期待してるから投下よろ
582名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:17:03 ID:fEwZvulv
>>579
原作者が激怒したと噂のアニメ版か。他の話も見たけどそんなに悪いかな?
華玉は漫画版だとレイプはされるけど最後まで生き延びるんだよな。
583名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 02:47:39 ID:/GqegWn/
>>575
悪役アイドル対ヒロイン

俺が書いていい?
584名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 04:17:05 ID:utW702AU
ぜひ書いてください
585名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 17:01:54 ID:/GqegWn/
>>584
アイドルは役柄上じゃなくて本当の悪女にしたいんですが
586名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 18:07:27 ID:utW702AU
いいですねー
ぜひぜひ
期待してますよ
587名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 14:43:15 ID:wG4ReYIG
どうも、まとめ人です。
勝手にすみませんがまとめwikiを新規に作成しました。以後はこちらにSSを掲載していきます。

ttp://wiki.livedoor.jp/warajiya/d/FrontPage

次スレを立てられる方は変更よろしくお願いいたします。
ついでに少し投下します。
588名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 14:44:03 ID:wG4ReYIG
荒れ果てた闇夜の岩山を疾駆する一人の騎士。名はタシロス。
帝国の特務機関員である彼には、公にはできない性質の任務が課せられている。
渓谷を奥深くまで進むにつれ、闇の中に気配が感じられるようになりつつあった。闇が深まるとともに、その数も増えていく。
そしてその気配が殺気に変わった瞬間。彼が上体を軽くひねると、彼の頭があった場所を炎が通り抜けていった。火矢である。
矢が飛翔していった方向から、「ぎゃん!」という女の悲鳴が聞こえる。だが彼は振り向かない。
と同時に、前方から一本の棒が突き出される。先端には金属の刃。槍である。
彼は手綱を思い切り引くと、愛馬ウエクシオンを急停止させた。小刀を取り出し、槍の持ち手がいると思しき場所へ投げ付ける。
「あぐっ…」短い呻き声に、槍を取り落とす音、人体が倒れ伏すドサッという音が続く。
彼は鞍から飛び降りると、背にかけた大太刀をスラリと抜き払った。そのまま気配のする方へ飛び掛る。
589名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 14:44:41 ID:wG4ReYIG
一閃。「げうっ!」
悲鳴と、男のものとは違う、柔らかな肉を切り裂く感触とともに、生暖かい鮮血が彼の胴衣を染める。
流れるような身のこなしで、刀を上方に向け構えるように突き出す。上からは「あっ、ひ」と慌てたような声が近づいてくる。
直後、内臓が切り裂かれる「ブツッ」という鈍い音がして、人間一人分の体重が刀の鍔にのしかかった。
豊満な肢体がタシロスの肩にまとわりつき、肉体の痙攣が伝わってくる。
雨のように血が降り注ぎ、それとは別の液体も流れ出して彼のマントに染み込んでゆく。
寸分の動揺も見せず、気配の残る方へ刀を向ける。
脱力した襲撃者の体が、刀身の突き刺さった胸を支点に、盾のようにタシロスの身体をカバーした。
直後二度目の火矢が飛来し、「盾」の喉元に深々と突き刺さった。
胸を貫かれながらもか細い声を漏らしていた「盾」は、その瞬間「ぅんっ」と小さく呻くと、ひときわ大きくビクンッと痙攣し、動かなくなった。
「クッ!」闇の中から迷うような声が聞こえてきた。やがて剣を抜き払う音と同時に、嬌声をあげてこちらへ飛び掛ってくる。
タシロスも「盾」ごと刀を手放すと、素手で身構える。支点を失った「盾」はくたりと膝をつき、プリンとした尻を突き上げるように突っ伏した。
590名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 14:45:21 ID:wG4ReYIG
「いやぁぁっ!」
自身を勇気付けることのできる叫び声も、タシロスにその位置を悟らせる効果しか無かった。
決して未熟ではない速度で繰り出された突きを最低限の動きでかわすと、その剣を握っていた腕を思い切り捻り上げ、後ろから抱きしめるように締め上げた。
「ふむうっ」口を手で覆われ、声にならない声が漏れる。
若く瑞々しい肉体、吸い付くような尻の感触を感じながら、タシロスは何か聞き出すべき情報があったかと考えを巡らした。
「アマゾン族の者だな?」口から手をどけてやり、低い声でささやくように話す。
「何故旅人や集落を襲撃する様になった。物品も食料も子種も、昔と違って麓の街まで出れば手に入る筈だ。理由は何だ?」
苦痛に喘ぎながらも瞳に闘志を失っていないらしい女―アマゾネス―は、彼を無視することに決めたらしく、だんまりをきめこんでいた。
「ううっぐううっ!!」首への圧力を強める。訊いても無駄なのは予想されたことだった。やがて女の首が臨界点を超えた。
591名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 14:45:59 ID:wG4ReYIG
痙攣を繰り返す肉体を解放すると、タシロスにもたれかかるようにズルズルと崩れ落ち、股を開いたあられもない体勢で事切れた。
―そして全ての気配が消えた。彼は、主の戦いの邪魔をせぬ為とでもいうように少し離れた佇んでいたウエクシオンの方へと歩いていった。

仕事はこれから、まだ始まってもいないのである―
592名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 22:54:27 ID:WFzAhK00
>>587
まとめ乙&SS超GJです。
淡々と、女に対してとは思えぬほどエグい感じにアマゾネスを屠っていく姿にかなり萌えました。続編希望です。
593名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 07:39:17 ID:m6lBYrMG
なぜに男の名がタシロス? マーシー顔の騎士を想像して吹いたよ(w
594名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:53:52 ID:OcVcUl9H
保守ついでに。

『BRAVE10』の3巻が出ていた。
爆乳痴女くの一の桜割が銃使いの男を責めている最中、銃使いの男の仕込み銃で撃ち殺される。
かなり、良物件だと思う。俺はかなりハァハァできた。桜割は久しぶりの好きな悪女キャラ。

あと、『アトリ抄』も最終巻の七巻が出てて、ラスボスである九尾の狐っぽい全裸女が主人公の半妖女に屠られてた。
これは一〜七巻の間にヤラレがたくさんあって本当に良作だった。巻末コメントみると打ち切りっぽいので残念。
595名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 06:45:32 ID:H26IAz+b
ヤラレありでもなしでも、悪女が大好きなものです。
ヤラレる前に命乞いシーンがあると更に興奮するので、仕置き人系が好きです。
初めて書いてみました。 今後ともよろしくお願いします。
596名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 06:47:54 ID:H26IAz+b
一人の少年が木々の生い茂った険しい山道をゆっくりと歩んでいる。
風になびく少し汚れた象牙色のマントに木の杖を持ったその格好は、顔立ちの幼さとは対照的に見える。
腰には見るからに長くて少年には重たそうな剣下がっているのだが、
時折、少年の歩みとは無関係に上下にクイックイッと動いているようだが少年は気付いているのだろうか?
「ふぅ…、村の長老の話だと確かこの辺りのはずなんだけどな…」
呟きながら山道を歩み続け、1本の大木の横を抜けた途端に少年の身体に軽い衝撃が走る。
どうやら奴の結界を踏み越えらしい…と思いながら、歩みを進める少年の前に、
突如、靄がかかったかと思うと………少年よりも背が高い、一人の女が姿を現した。
なるほど、黒いドレスに身を包み、漆黒の髪を靡かせ、それでいて肌の色が透き通るように白い美人だ。
それでも…こんもり盛り上がった乳房から溢れ出る色香よりも、怪しく光る目が少年に緊張感をもたらす。
女は上からやや見下すようにしながら微笑み…
「こんな時間に誰かしら……私の山に入ってくるのは? ふぅん……見たところまだ坊やじゃないの
 ここは、坊やみたいな子が来るところじゃないのよ、さっさとお家にお帰りなさい…」
「そうは行かないよ、リディア。僕にはやらなきゃいけないことがあるんだ」
「ふん、私の名前を知っているとは、坊や、ただの坊やじゃなそうね。」
「そりゃそうさ。教えてあげるよ、僕の名前はカイト。ここに来る前に麓の村の長老に頼まれごとをされちゃってさ。」
そう、この女、実は………この山に最近巣食い始めた魔女で、村から若い男を攫っては嬲り尽くしているわけで……
お陰で村はどんどん男が減ってしまい、困っているらしい……
「ふぅん……で、坊やは何をしに来たの? まさか私を倒しになーんて言うんじゃないでしょうね?」
「そのまさかさ」
「うふふふ…はははははは…。坊やなんかにできるのかしら…ね?」
「さぁ…やってみなくちゃわからないよ。お、ば、さ、ん…」
597名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 06:51:04 ID:H26IAz+b
「きぃぃっ、生意気な坊やね。お前にも気持ちいい夢を見させてあげようかと思ったけど気が変わったわ」
少年の軽い挑発に血相を変えて怒ったリディアは、手を広げ高くあげると縦横無尽に振り始める。
瞬く間に空が暗黒の雲に包まれたかと思うと、少年の頭上から無数の雷が降り注ぎ………。
少年の方は軽く飛び跳ねながら、それを器用に交わしつつ次第にリディアと距離を取っていく。
「ふふっ……なぁに? 逃げ回るだけなんて……口だけの大した事ない坊やね。
 …とは言っても、ふんっ、ちょろちょろと目障りね。なら……坊やの動きを奪ってあげるわっ!!」
苛立ちを隠せないリディアの目が怪しい光りを溜め始めると、少年は口元に僅かな笑みを浮かべ
その光りが自分に突き進む直前に象牙色のマントを翳す。するとどうだ…リディアの怪しい光りは、
何の飾り気もないマントに辺り跳ね返り、リディアの身体に吸い込まれ……
「なっ、そ、それは…ひぃっ…きゃぁぁぁぁっ!! んっ、か、身体がっ…くっ、動かな…」
「どう? 自分の魔法に掛かった感想は?」
「んっぐっ、お、おのれっ小僧め、調子に乗りおって…見ておれっ」
怒りに燃えたリディアが身体を捩って魔法を解こうとしたその刹那、頭上の暗黒雲に残る
自分の放った雷がリディアの頭上に響き落ち、一瞬にしてリディアの身体が炎に包まれる
「ひぎゃぁぁ、ひぃっ、あぁぁ、あ、熱いっ熱いっぁっぁぁぁ、
 ぎゃぁぁっ、あぁぁっ、熱いっひぃ、た、助けてっ助けてぇぇぇ………」
炎に包まれ叫び声を上げながら、懸命に……暴れるように身体を動かすリディア。
「ひぃっ熱いっ熱いのぉ…、助っけてぇぇ…ぎゃぁぁ」
その姿にふと顔に影を落とした少年が……軽く杖をふると、リディアの身を包んでいた炎が消し飛び金縛りも解ける。
598名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 06:53:06 ID:H26IAz+b
「…これに懲りたら、人間界に巣食うんじゃなくて、さっさと魔界に帰るんだ…ね。」
そう呟くように言い残した少年が、リディアに背を向けて山を降りようと歩き始めると、
急に身体を起こしたリディアが音もなく少年の背後から抱きつくように迫り…
「うふふ………助けてくれるなんてお人好しの坊や…、でもこれが貴方の命取り…」
リディアの言葉言い終わらないうちに、少年の腰に刺してあった剣の鞘がひとりでに二つに割れ…
剥き出しになった長い剣が、ヒュンと唸りを上げると…リディアの腹部に突き刺さる。
「はっ…うぐっぐぇ…はぁっはぁっ…な、なんで…」
「あーぁ、やっぱり、僕よりこいつの方が正しかったんだ…」
杖を腰に差し直しながら振り返り、リディアの腹部から抜き払った剣を正面に構え直す少年……
「教えてあげようか?この剣は僕より賢い相棒なんだ…、さっ、覚悟しな。さっきみたいにはいかないよ」
「ぅっ、ぐっはぁはぁ………ね、ねぇ、坊や、ごめんなさい、も、もう、もうしないから…た、助け…て」
腹部を抑えながらよろめきながらも、指先を細かに動かすリディア。
「やれやれ、そんなこと言いながら、上空に雷を集めてるのばればれだよ…」
「なっ……くっ……お、おのれぇぇ…」
雷を振り下ろしながら向かってくるリディアをかわしながらも、今度は剣が正確に心臓を突き抜ける…
「はっ、ぐぁっ、ぎゃぁぁぁぁあ………」
絶叫を残し、仰け反りながら倒れて行くリディア。

「ふぅっ…またお前のおかげで助かったよ、僕ってまだまだ甘いのかなぁ?」
キラッと光り、再び鞘に収まった剣に話し掛けつつ、少年の旅はまだまだ続く……

599名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 07:00:51 ID:H26IAz+b
以上です。

書いてみると難しい…。
クレイさんとかいつも読ませて頂きながら尊敬してます。
600名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 22:29:41 ID:k2hmlOvn
GJです。
命乞い→無駄な抵抗→屠りの黄金パターンが全部あってよかったです。
特に命乞いを二度もというリディアのしつこさが何とも素敵。新たなヤラレSSを期待しています。
601名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 00:57:18 ID:6852c2eQ
素晴らしい!
感動しました!
602名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 16:36:29 ID:Lm13itiB
「た・・・頼むー・・・・なんでもしゃべるから命だけは助けてくれー」
僕の目の前で越中フンドシ一丁で縛り上げられ命乞いをしているこの女、熊田洋子という悪徳女教師である
洋子は高校教師という立場にありながら私利私欲のため、学園内に覚醒剤を蔓延させ、
さらに薬漬けとなり薬無しでは生きられなくなってしまった女生徒に売春を教養していた卑劣な女なのだ
先日、ついにこの女は薬の支配を逃れるため警察に保護を求めようとした一人の女生徒を口封じに自殺に見せ掛け殺したのだ
そしてその女生徒の両親から小学生仕置人の僕に依頼が来たというわけだ
今回の仕置きの場所はこいつが女生徒を突き落として殺した校舎の屋上を選ばせてもらった
こいつが開いた覚醒剤取引のための裏サイトにアクセスし、覚醒剤を買いたいから深夜屋上に来るよう依頼したら間抜けにものこのことやってきたというわけだ
やってきた洋子に仕置き人という身分を明かし、それでも反省の色なく、
むしろ僕を子供と侮り襲い掛かってきた洋子を得意の武術で叩きのめし気絶させ、その間に無様な越中フンドシ一丁の姿に着替えさせたのだ
603名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 16:40:24 ID:HdRvuQCY
どうせ最後顔に落書きして晒すんだろ?

イラネ
604名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 16:48:02 ID:Lm13itiB
「ねえ、お願い、助けて、この通りよー」
フンドシ一丁で正座し、顔をコンクリートに擦りつけ、汚い尻を突き出し命乞いする洋子
「ダメだよ、あんたは覚醒剤を使って大勢の生徒を苦しめた上に、売春を強要し、さらには一人の生徒の命まで奪ったんだから。
あんたにもここから飛び降りてもらうよ」
この校舎は五階建て。
飛び降りたら窪塚◯介でもない限り即死間違いなしだ
「ひぃ〜、いや、いや、まだ死にたくないー・・・」
「そ・・・・そうだ・・・助けてくれたらお金あげるわ・・・
一億・・・いえ、二億払うわ、ね、悪くないでしょ・・・?
なんなら私たち組まない・・・?あなたの武術と私の智恵が組めばもっともっと稼げるわ・・・」
小学生に騙されのこのこやってきたあげくフンドシ一丁で醜い裸体を晒しているおばさんの智恵が何の役に立つのか・・・
とにかく反省の色なし、まだまだ仕置きが必要だ
僕は校舎の男子トイレの清掃用具入れから持ってきた汚い雑巾を取り出し、
その雑巾にたっぷり墨汁を染み込ませると、その雑巾を洋子の顔に押し付ける
「ひぃ、ひぃー、臭い、臭い、やめてー」
しばらく押し付けた後離すと、洋子の美しい顔は哀れにも墨汁で黒塗り状態の醜い顔に変わっていた
605名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 17:10:57 ID:Lm13itiB
「さあ、そろそろ覚悟はできたかい?」
「ま・・・待って・・・お願いー・・・
そうだ・・・君小学生なんでしょ?お姉さんがいいことしてあげるわ・・・」
そう言うと洋子は縄で縛られた状態のまま、僕のほうに近づいてくる
「ねえ・・・ズボンとパンツ下ろして・・・お姉さんが気持ちいいことしてあげるわ・・・」
やれやれ、どこまで往生際が悪いんだ
こんなおばさん興味ないが仕置きの仕上げに利用するのも悪くない
「ふん、そんなことしたらあんたにあそこを噛みちぎられるかもしれないからな
どうせならあんたが僕のほうに尻を突き出してよ」
「へぇ、あんた小学生なのに私を楽しませてくれるの?いいわ・・・ほら・・・」
そういうと洋子は四つん這いになり僕のほうに尻を突き出す
両手を背中で縛られているため顔を地面につけており、後ろを確認することはできない
僕はその状態の洋子のフンドシを膝まで下ろし、毛に囲まれた汚い肛門と陰部を露出させる
「ど・・・どう・・・?魅力的でしょあなたの好きにしていいのよ・・・」
そういうと洋子は挑発的に腰をふる
606名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 15:36:57 ID:iqXnxRvl
終わり?
607名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 19:29:35 ID:RVpCnwzb
続ききぼん
608名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 21:37:51 ID:CG+sBxb9
そんなぁ・・・続きを!!
609名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:33:58 ID:CqiTI2N+
顔を汚さずプライドを汚して倒してくれ
610名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 02:08:29 ID:GFY+VEAS
「いいかい、じゃあ入れるよ」
両手を背中の後ろで縛られた状態で四つん這いになり、汚い肛門、陰部を丸出しにしている洋子に声をかける
「いいわよ・・・いつでも来て・・・」
命を助けてもらうためこんな無様な姿になりつつも必死に腰をふる洋子
まったく惨めだ
僕はそんな洋子を見ながら気付かれないようポケットから太い白のロウソクを取り出すと、それを洋子の肛門に挿入する
「あ・・・あん・・・あんた・・・いきなりそっちかい・・・?」
ペ◯スを挿入されたと勘違いし身もだえる洋子
「ああ、こっちのほうが好きでね・・・もっと腰を動かしてくれるかい?」
僕がそう言いながらロウソクを出し入れすると洋子は吐息を漏らしながら必死にさらに腰を振る
ロウソクを肛門に突き立てながら黒塗りの顔で腰を振る女
これもビデオに録画しておこう
しばらくそれを眺めた後、僕は四つん這いの洋子の顔のほうに回りこむ
僕の顔を見て驚く洋子
「あ・・・あんた・・・なんでこっちに・・・え・・・じゃあ今入ってるのは・・・?」
そう驚く洋子に僕は睡眠薬を染み込ませたハンカチを嗅がせる
意識を失い倒れ込む洋子
仕置きもいよいよクライマックスだ
611名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 02:17:39 ID:GFY+VEAS
翌朝
洋子に殺された女子高生のお墓の前に大勢の人が集まっている
その中心にいるのはもちろん悪徳女教師、熊田洋子だ
なんと洋子は黒塗りの無様な顔のまま、お墓の前で全裸でマングリ返しで縛り上げられているのだ
丸出しの肛門と陰部を空に向けた状態で
そして肛門には太い白のロウソクが挿入されている
ロウソクの先には火が付けられており洋子の肛門周囲の皮膚には絶えず熱いロウが垂れ続けている
そして洋子の陰部には肛門のロウソクで火をつけた線香が10本ほど立てられている
この悪党の汚い身体を使ってみなさんに殺された女子高生を供養してもらうのが今回の仕置きなのだ
もちろん墓の敷地内にはこの女が悪事を白状しているのを録音したテープが大音量で繰り返し流されている
612名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 02:27:41 ID:GFY+VEAS
「ひぃ、ひぃー、熱い、熱い、お尻が熱いよー・・・
お願い、こんな恥ずかしい姿見ないで、いや、誰か助けてーー!!!」
必死に大声で助けを求める洋子
だがもちろん誰も助ける者はいない
「てめーふざけるな!教師のくせに生徒を覚醒剤漬けにしてさらには殺しておいて!」
「ひぃ・・・ごめんなさいー・・・もう二度と悪事はしませんからー・・・熱いー!!!お尻もあそこも熱いのー!!!」
洋子がそう騒いでいる合間にも次から次へと新たに線香に火が付けられそれが洋子の陰部に突き立てられる
いつの間ににか立てられた線香は30本ほどとなっている
「あれ、もう線香一杯だなあ・・・どうしようかなあ・・・そうだ!」
そう言いながらある野次馬が火の付いた線香を黒塗りの洋子の顔の鼻の穴に突き刺す
「ふ・・・ふぎゃあー・・・!
や・・・やめて、熱い、熱いー!!!」
これが合図となり洋子の鼻の穴には左右それぞれ5本ずつの線香が突き立てられる
613名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 02:43:06 ID:GFY+VEAS
もちろん僕が匿名で新聞、週刊誌、テレビ局などに電話をし、墓地に来るよう伝えてあったため墓地内はたくさんのカメラで一杯だ
ちょうど朝のワイドショーの時間でもあるため洋子の悪事と痴態は生放送で全国に流されている
もはやこの女は社会的には死刑になったのと同じである
「やめてー・・・こんな姿撮影しないでー・・・」
必死に懇願する洋子
だが到底許されるはずがない
あるカメラは鼻の穴に線香を突き立てられた洋子の黒塗りの顔をアップにし、
またあるカメラはロウソクや線香が挿入された洋子の毛に囲まれた汚い性器をアップにしている
そうこうしていると騒ぎを聞き付けた警官の登場だ
警官たちはマングリ返しで晒し者となっている洋子の前に立つと縄を解き自由にするでもなくその無様な姿のまま洋子に宣告する
「熊田洋子!殺人罪および覚醒剤取締法違反および・・・猥褻物陳列罪で逮捕する!!」
「ひぃ・・・好きで陳列してるわけじゃないわよおー!!・・・せめて縄を解いてよー!!!」
洋子はそう断末魔の叫びをあげる
それと同時に洋子の尿道から黄色い液体が大量に放出される
洋子を縛り上げた僕の完璧な角度の計算により、その液体はきれいな放物線を描き、洋子の黒塗りの顔にかかり続けるのであった



614名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 16:24:51 ID:HRTiz3RT
615名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 16:31:59 ID:UDP/N27d
>>602
乙です。


ところで悪女晒し系フェチっていうのかな。こういうSSみたいなフェチに目覚めるのって、
俺は未見なんだが『ハングマン』ってのがきっかけの人が多いの?
それとも、「覚えていなさいよー」みたいなコメディ系悪女(例えばドロンジョ様みたいな)から覚醒するのかな。

俺はどっちかというと最初っからフェイタルというか、屠る系なので素朴な疑問なんだが。
616名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 16:45:47 ID:5vh9EaEs
覚醒するネタによって傾向は違うようになる気がするな

SF映画・アニメあがりの人は派手に吹っ飛ばしたり、命乞い→不意打ち→あぼーんコンボだったり
ガンアクションや時代劇あがりの人は、クールに一撃でばっさりと急所を貫いて静かに殺したり
アクションゲームやキャットファイト、格闘映画あがりの人は、殺しはしないがハデにフルボッコだったり
特撮あがりの人は幹部が使えない部下を始末したり……
617名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 21:54:57 ID:/df6l46I
たしか小学生のころ。病院の待合室で見たコミックボンボン?
レオタード着た不良少女達が主人公達からボコられる。
女の子の顔面にパンチ?キック?
とにかく顔が「ぐわしゃ!」とひしゃげる程の正義の鉄拳で成敗。
女子にそんなことしてるのが衝撃的で・・・

それ見たのがトラウマになった。
618名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 19:17:48 ID:5q17lzHl
>>602
熊田〇子の次は安田美〇子?

次は顔を汚さず倒してくれ!
619名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 11:11:30 ID:98DsoBkx
顔を汚すのは趣味だから譲れません
ごめんなさい
620名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 14:49:09 ID:algQHkJ3
一回だけでも無理ですか?
安田美〇子を使うならその時だけでもいいので。
621名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 02:53:44 ID:BhpoFi8X
なんの脈絡も無いんですが、以前あった5行シリーズのグレードアップで
やられシーン”のみ”というのを書いてみたくなったので、あげてみます。
つまらなかったら、あぽん設定にでもしてください。


・やられシーン “だけ”シリーズ

やられる怪人の簡単な設定
名前:妖女キュバス
外見:蝙蝠の羽と尻尾、青白い肌を持った長髪のグラマラスな女性。胸には鎧を着けているが、下半身はビキニとニーソックスのみ。
設定:悪の組織の一員。若い男性をおそい、生気を吸収しては死にいたらしめていた。

622名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 02:57:45 ID:BhpoFi8X
1、 特撮編 その1 キックによる爆死(ヒロインは強化服を身にまとっています。)

「はぐうッ!」

アリスのパンチを腹部に受け、妖女キュバスは10mほど吹っ飛ばされると地面に激突

した。

「覚悟なさい妖女キュバス。罪なき人々の命を奪ったその罪。いま、償わせてあげる!」

 アリスはそう言うと、腰を落とし丹田に気を集中する。同時に、アリスの強化服にある

腰部のベルトが発光する。そして、無機質な機械音が発声した。

「…ENERGY CHARGED」

 それを確認するとアリスは飛翔した。その高さ約10m。人間業ではない。

 だが、ハンターとして鍛え抜かれたアリスの脚力、そして妖女たちと戦うために作られ

た強化服の力があわさればそれは造作もないことであった。

「うぅ、お、おのれ。殺す、絶対に殺してやるよッ!」

 ダメージを受けながらも、なんとかして立ち上がる妖女キュバス。その美しい顔は憎悪

で醜くゆがんでいる。

「はッ!?」

 しかし、視線の先にアリスはいなかった。妖女が怒りにまかせた攻撃を放とうとしたそ

の時、アリスはすでに空中へと飛んでいたのだ。
623名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 02:58:15 ID:BhpoFi8X
「くらいなさい!」

「何ですって!?」

 気づいた時にはおそかった。アリスは空中から加速をつけると、キュバスの胸部に渾身

の力と破邪の気をこめた蹴りを放つ。

「はあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!」

 次の瞬間、妖女の胸を守っていた鎧は砕け散った。青白い肌と紫色の乳首、そして幾人

もの男を魅了した豊満な胸があらわになる。

同時に発生した衝撃波でそれ以外の衣服も吹き飛び、キュバスはその裸体を月夜の下に

さらけだした。

「はぅっ…、あ…あぅぅ」

 再び地面に倒れこむ妖女。かろうじて上半身だけ起き上がり、色っぽく喘ぐその姿はと

ても魔物には見えない。

「…、く、ま、まだよ」

「いいえ、終わりよ。今の攻撃であなたの体内には、破邪の気が注入されたわ。」

「なんですってッ!?はあんッ!?」

 ふらふらと立ち上がった魔女が突如胸を押さえる。自らの乳房をわしづかみにしながら、

頬を紅潮させ喘ぎはじめる。
624名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 02:58:41 ID:BhpoFi8X
「さっきの攻撃は、ただの蹴りじゃないわ。私が練った破邪の気を強化服によって増幅し魔

物の体内に叩き込む特別な技…。そして、破邪の気は…」

「はぁん、いや、たす、ひぎぃぃ、うぁッ…」

 だが、妖女にはもはやアリスの説明も聞こえない。体内で暴れる破邪の気を抑えようと

もだえ続けるだけである。

「はひゃあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんッ!!」



 爆発



妖女キュバスの体は青い爆炎を残し、木っ端微塵に砕け散った。それが多くの男の命を

奪った魔物の最後であった。

「…魔物の体を内側から破壊するの…、って遅かったか。」

 冷たい目で、爆発の跡を眺めるアリス。次の瞬間、強化服が空中に溶けるように消え、

18歳ほどのメイド服の少女が姿を現した。

「さてと、バイトにもどらなくちゃ」

終わり。
625名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 02:59:22 ID:BhpoFi8X
特撮編 その2 剣による一刀両断と塵化(ヒロインは強化服を身にまとっています。)



「はぐうッ!」

アリスのパンチを腹部に受け、妖女キュバスは10mほど吹っ飛ばされると地面に激突した。

「覚悟なさい妖女キュバス。罪なき人々の命を奪ったその罪。いま、償わせてあげる!」


 アリスはそう言うと、腰に装着した剣の柄に手をかけ集中する。手元のスィッチを押すと剣が発光をはじめる。

「…anti evel SLASH!」

 アリスは発動の機械音を確認すると刃を抜き放ち、キュバスに向けて振るった。

次の瞬間、強力なエネルギーが刃から放出された。

 「うぅ、お、おのれ。殺す、絶対に殺してやるよッ!」

 ダメージを受けながらも、なんとかして立ち上がる妖女キュバス。その美しい顔は憎悪で醜くゆがんでいる。

「はッ!?」

 しかし次の瞬間、キュバスに放たれたエネルギーが向かってきた。

不意を撃たれた妖女は回避できず、まともにくらってしまう。

妖女の胸を守っていた鎧は砕け散り、青白い肌と紫色の乳首、そして幾人もの男を魅了した豊満な胸があらわになる。

そして、発生した衝撃波でそれ以外の衣服も吹き飛び、キュバスはその裸体を月夜の下にさらけだした。

「いやぁぁぁんッ!」

 同時に球形の力場が発生した。キュバスは1mほどの高さに浮かぶ力場に捉えられ身動きをとることが出来ない。

「身動きが、身動きがとれな…」

 手足をばたばたとさせ、もがく妖女。

626名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 03:00:29 ID:BhpoFi8X
 手足をばたばたとさせ、もがく妖女。

「トドメよッ!」
 
 アリスは妖女が拘束されたのを確認すると、剣を構え走り出した。

恐怖の満ちた顔を浮かべるキュバス。

「いやあああぁぁぁぁ、ゆるしてッ、ゆるしてえええええええええッ!!」



斬!

 

アリスは妖女の懇願には耳を貸さず、彼女の体を頭頂部から切り下ろした。

「ひぎゃあああああああああぁぁぁぁッ!」

 ひびく絶叫。そして、返す刀で胴体を横なぎにする。

「いぎいいいいいいいいいいぃぃぃッ!」

 次の瞬間、斬られた箇所から青い炎が噴きだした。

その炎は、妖女キュバスの全身を覆うと、数秒後消え去った。

炭化した妖女の体。だが、それもつかの間すぎにぼろぼろと崩れ落ち、地面に小さな塵の山を作る。

 冷たい目で、塵の山を眺めるアリス。次の瞬間、強化服が空中に溶けるように消え、18歳ほどの

メイド服の少女が姿を現した。

「さてと、バイトにもどらなくちゃ」

 そう言うと、アリスは塵の山を蹴飛ばし去っていった。


終わり
627名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 03:02:14 ID:BhpoFi8X
以上です。しょうもないネタでごめんなさい。
628名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 03:06:26 ID:lQthIYF/
GJ!
629名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 03:09:41 ID:/qBtshwe
いやいや、おっきしまくり!ありがとう!!
エロい壮絶な悲鳴、助けを求める雄たけび、命乞い、
そしてそれでも容赦なくトドメを刺す・・・
オレの大好きな要素がテンコ盛りだw
630名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 23:21:55 ID:e144Lbpf
すっごくGJ。どっちのヤラレも最高。
豊かな胸を晒し、喘ぎ命乞いしつつ逝く姿にオッキしました。
特にウ○ングマンのバルダ様屠りを想起させる剣ヤラレの方が好みです。

こういうヤラレシーンのみっていうコンセプトもいいっすね。
631621:2008/04/15(火) 00:26:05 ID:4/4+ZOt8
えーと、予想外な反応に恐縮しまくりなのですが(誤字見つけちゃったし)
とりあえず、お褒めのお言葉、本当にありがとうございます。

実を言うと、「いろいろなやり方で倒してみる」というコンセプトのつもりだったので
気が向いたら、もう1,2編だけ書くかも知れません。

>>628
ありがとうございます。

>>629
どうも、私と趣味がかぶりまくっているようでww

>>630
バルダ様とは気づきませんでした。一応モチーフは
キック編→いわゆる仮面ラ○ダーシリーズに良く見られる典型的なやられ方
剣ヤラレ→仮○ライダー555のファイズエッジ
だったりします。
632女山賊ルティ@:2008/04/19(土) 20:07:53 ID:6HLmK9+u
やられる側の目線で書いてみました。
短いですがどうぞ。



私は女山賊ルティ。
生まれた時は戦時中でろくな暮らしができず、10歳の誕生日には口減らしに奴隷商人に売られた。
14の時だった。商人が何を思ったか私に襲い掛かってきた。
………それが初めての殺しだった。

服を剥ぎ取られ、貞操の危機だった。それまでもろくな事がなかったけどそれだけは嫌だった。何もかもに絶望していたはずなのに。

正気を取り戻した頃には血のべっとりとついたナイフが私の手元にあった。それからはそのナイフが私の獲物になった。

それから私は商人の館を逃げ出し国境の山を拠点に山賊を始めた。
老若男女、躊躇せずに奪った。
生きていくために。

山賊を始めて3年が経ったある日、一人の男が私の縄張りにやってきた。
633女山賊ルティA:2008/04/19(土) 20:14:35 ID:6HLmK9+u
男は私を見るなり言った。

「盗賊かい。悪い事は言わん、去りな」

そう言われて立ち去る私ではない。
今までにも似たような台詞を吐くものはいたが皆、屍と化した。


一瞬だった。
私は一足で相手の懐に飛び込んだ。
そして次の瞬間には相手の胸には愛用のナイフが突き刺さっている。3年をかけて編み出された必殺の技。

の、はずだった――――


「え、ぁ………?」

男の胸板にあと数ミリのところに愛用の獲物が見える。

目線を移すと素早さを重視した装備の為、むき出しになっていた私の腹部に深々と男の剣が刺さっている。

「ぁ、あ…」

「腕には自信があったようだか…相手が悪かったな」

腹部からとめどなく血が流れていく。
力が――抜けていく――

頬をつたう湿った感覚。
これは、涙―――?
私は朦朧とする意識の中で呟いた。

「死にたく……ない……」

男は私に哀れみの目線を向け私に言った。

「諦めろ」


生きていくために奪った。

生きていくために殺した。

仲間も作らず、誰にも媚びず。

いつ、終わるかもわからない略奪の日々。

それでも私は生きていれば、生きてさえいればいつか―――

底の見えない闇の中、一縷の光を求めていた。


「生きて…いた…かった……」

そして私の意識は途切れた。


634名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 02:12:36 ID:VBPiD92n
>>632
うーん
淡々とし過ぎで、イマイチ萌える要素が無い気がする…
そこまで悪人でもないから、普通に可哀想なだけのような…
悪人じゃなくて「敵」ってパターンも悪くないけど、視点がやられる側だから感情移入しちゃうし…

指摘ばかりで申し訳ない
635名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:31:03 ID:D/e3QiMe
>>632
敵側視点はありだとおもうので、もっと”悪”にすると良かったかと
思います。(快楽殺人者になってるとか)

で、同じような生い立ちの主人公に
「自分だけが不幸と思わないことね」的なことをいわれると。

636632:2008/04/20(日) 13:11:22 ID:tTq60C3B
あまり描かれそうにない敵女像を目指して書きましたが上手いこといきませんね。

ご意見ありがとうございました。
637 ◆gpRZPuIJgk :2008/04/20(日) 20:51:05 ID:1p4t6K6J
便乗ネタですみません、投下します
638 ◆gpRZPuIJgk :2008/04/20(日) 21:27:51 ID:1p4t6K6J
あたしは安田南。小学校の教師をやってるの。
ちょっと教える目的は違うんだけどね、うっふふ。

あたしは自分の美貌に自信があるの。今までずっと容姿でチヤホヤされてたし。
160pを少しこえる身長とスレンダーな体。自慢のDカップ。
男を誘う目と整った顔。最近は髪型もちょっと派手にしてみたの。

男は誘ったら必ずといったいいほど落ちるわ。
でももうそんなのは飽きたわ。あたし、もう男なんて一人でいいわ。
それよりあたしが今ハマってるのが、犯罪。美人悪党なんて素敵じゃない?

純真無垢なクソガキどもはあたしに憧れてる。
みなみ先生だーいすき、なーんてチョーウケるんだけど〜、あははっ!
そこを利用して・・・っていうのが今のあたし。

万引きさせたり、悪質ないたずらをさせたり、性的なこと、それから麻薬。
クソガキどもがあたしの魅力で破滅へと向かうサマは滑稽ったらありゃしない。
で、中でもあたしに忠実なのが、たけしっていう子。

ホント、あたしとマジで結婚したいとか笑えんだけど〜。何?新手の芸人?あはははは!
んでたけしには麻薬、盗みを主にさせてんの。
次は美しいあたしのために美しい宝石でも盗んでもらおうかな。お金もいいわね、ククク・・・
639 ◆gpRZPuIJgk :2008/04/20(日) 21:44:41 ID:1p4t6K6J
「たけしくん、ちょっといいかな?」
「ハイ!先生!」

今日も放課後、バカな子を呼び出す。ホイホイついてくる子はあたし好きよ。

「たけしくんて、先生のこと好き?」
「大好きです!」
「うっふふ、かわいいわ。先生、そういう子好きよ。でもね先生今キレイじゃないの」
「先生はいつもキレイだよ!世界で一番キレイだよ!」
「ありがと、でもね、これはホントなの。先生には宝石が足りないの」
「ほうせき?」
「そうよ・・・宝石。これがあってはじめて先生は世界一になるの」
「そうだったんだぁ。先生キレイなのにかわいそうだよ」
「ね?だから先生、たけし君にキレイにしてほしいな・・・」
「うんわかった!僕がんばる!」
「そ〜ぉ?先生うれしいな。でね・・・」

そういってあたしは計画のあらましをガキに説明する。
もはやあたしの信者と化した哀れなガキは、ハイハイと首を縦に振るばかり。
一通り説明すると、あたしはご褒美をあげる。

自慢のおっぱいをあらわにすると、目がイッてるたけしがそれをくわえる。
胸を吸われたり、胸でたけしの顔をはさんだり・・・

「ああ・・・先生幸せ・・・」
640 ◆gpRZPuIJgk :2008/04/20(日) 22:04:38 ID:1p4t6K6J
カラータイツで包んだ自慢の美脚で、ガキの体にからみつき、完全に虜にする。
小学三年生にこれはちょっと刺激が強すぎるかしら?
でも、ごめんなさいね、これが今のあたしの楽しみなんだもん。

抱擁を終え、快楽に酔うたけしを尻目にあたしは服を着る。
今日はワンピースに赤いカラータイツ。

たけしを呼び出した教室を出ようとしたその時だった。

「先生」
「!?」

教室の入り口から声がした。ハッと振り向く。
そんな―――ここがばれてる?

でも取り乱したら負けだから、あたしは冷静を保つ。
そもそも相手は10歳にも満たないようなガキだもん。どうとでもなるわ。

「誰かしらぁ?」
「私です、青山です」
「めぐみちゃん?」
「そうです、1組の青山めぐみです」
「あ、あらそう。で、2組担任のあたしに何か用かしら?」
「ちょっと・・・ね」

青山恵美―――隣のクラスの学級委員長。
成績が良く人望もある子らしいわ。まさか、とは思うけど。

「先生の思ってるとおりですよ」
「ッ!?」

何この子!?あたしの心を読んでる!?
あ、ありえないわ・・・そうよ、所詮は小学生だもの。

「何の用かきちんと言ってくれないかしら?」
641 ◆gpRZPuIJgk :2008/04/20(日) 22:11:35 ID:1p4t6K6J
青山めぐみが口を開く。

「先生。たけしとこんなとこで何の話してたんですか?」
「え、えーと、そう。ちょっと昨日の宿題のことでね」
「ふーん」
「めぐみちゃんには関係のない話よ」
「そうかなァ」

そういってめぐみは何かを取り出す。

「そ、それは・・・」
「ICレコーダーですよ、センセ」
「なっ・・・」
「録音内容・・・聞きますか?」

そしてさっきのあたしとたけしの会話を流しだす。
やばい・・・録音はヤバい・・・このガキ・・・

あたしの脇が汗でにじむ・・・いやね、こんなガキ相手に気持ち悪い・・・

「あんた・・・何者よ」
「学内特別捜査官青山恵美」
642 ◆gpRZPuIJgk :2008/04/20(日) 22:19:20 ID:1p4t6K6J
「ふーん、かっこいいわね。で、何?あたしを取り締まろうとでも?」
「ハイ、先生。先生の悪事に気づいたのは最近。たまたまたけしの悪事を見たときです」
「・・・・・・」
「たけしは真面目だけど、一途。その性格からきっと黒幕がいるんだろうと思いました」
「・・・・・・」
「だから、先生を今日尾行してたんです」
「ずいぶんご立派な探偵さんね。たしかにそのICレコーダーは脅威よ」

内心ドキっとしながらもあたしは冷静に力強く話す。大丈夫、相手はガキなのよ、南。

「でもこの場をめぐみちゃんはどう凌ぐつもりなの?まさか、あたしを倒せるとでも?」
「そのつもりですが」
「・・・・・・あっははははははは!面白い、面白いわ!めぐみちゃん!」

あたしは腹を抱えて笑う。このガキは何を寝ぼけたことを・・・
あたしの胸のひと押しで吹っ飛びそうなガキのくせに・・・

「やれるものならやってみなさいよ!」

そういってあたしは赤いカラータイツで包んだ脚で蹴りをかます。
バーカ、お姉さんに逆らうヤツは死刑よ♪

「フッ」

だがめぐみには当たらなかった。ウソ!何でよ!
こ、こいつ・・・なんて身軽なの・・・

「先生、先生の悪事もここまでです」
「おだまり!」
643 ◆gpRZPuIJgk :2008/04/20(日) 22:26:15 ID:1p4t6K6J
めぐみと対峙したあたしはつま先から胸までを手でなぞる。
セクシーな動きで集中力を高めるのが、あたしのやり方。
大丈夫、いつもどおりやれば勝つのはあたしよ、南。

「はっ!」

蹴りはあたしの得意技。前蹴りをお見舞いする。

「うっ」

入った!ざまーみろよ!
なおも立て続けに攻撃する。お仕置きは徹底的にやらなきゃね。
ローキック、ミドルキック、前蹴りをお見舞いしたところで再び対峙する。

あらあら、息が上がってるじゃない・・・大人に勝てるわけないんだから。
644 ◆gpRZPuIJgk :2008/04/20(日) 22:26:40 ID:1p4t6K6J
続きはまた今度投下します。
645名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 03:35:28 ID:9KgS+pPS
>>644
ラジャー!こりゃ楽しみが増えたw
646名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 06:38:23 ID:431Ctu1e
このジャンルでオススメのサイトがあれば教えてほしい
647名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 13:14:16 ID:naIIE1+g
http://gbrfeah.ath.cx
某社のTがやってる
648名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:15:21 ID:/9hT45p1
南の敗北っぷりに期待だな
649名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:50:13 ID:uDzjbIX/
子供っぽい技で負けて欲しいな…
スリングショットで射撃とか、子供っぽいトラップの連鎖とか…
650名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 22:58:34 ID:PPo0GF6K
>続きはまた今度投下します。

蛇の生殺しって言葉を思い出した・・・
651名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 19:46:55 ID:manXlSOA
悪女目線はいいね
俺も今度使わせてもらおう
小学生に麻薬をやらせる極悪非道ぶりがまたいい
見下していた小学生にブザマに成敗されてほしいな
652クレイバンの人:2008/04/24(木) 01:47:48 ID:Kt4j/SrW
ほぼ一年ぶりなのでテイストが変わっていないか少し不安ですが、時雨丸(くの一もの)の続きを投下します。
このSSは草鞋屋さんとの合作でして、素敵なイラストがありますので合わせてお楽しみいただければと思います。

ttp://w5.oekakibbs.com/bbs/akujolove/oekakibbs.cgi?

mode=res_msg&resno=335&author=0&thumb=0&picwid=800&pichei=800&thisfile=335.jpg

これまでのものは

強い悪の女戦士を屠るスレ まとめblog  ttp://akujolove.blog74.fc2.com/
悪の女戦士を屠るスレ まとめwiki     ttp://wiki.livedoor.jp/warajiya/d/FrontPage

のどちらにも掲載されています。
653名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 01:53:57 ID:Kt4j/SrW
9.
悲鳴を聞きつけ集まってきた狐面のくの一たち。頭領である般若面のくの一をのぞく四人全員がその場にいた。
首をひねり折られたくの一と腹部に苦無が刺し込まれたくの一、彼女たちが駆けつけた時にはどちらも既に息はなかった。
「クソっ」
「こんな簡単に……」
「そ、そんなぁ」
仲間の死に怒りと、そしてその死が自らにおとずれるかもしれぬという恐怖が彼女たちを支配していた。
そう、四人の中で三人はそのような思いを共有していた。

しかし、残るもう一人は……世の中から外れすぎた昏い欲望に骨の髄まで支配されていたのである。


「ね、ねぇ、あたしもう我慢できなくなっちまったよ。い、いいだろ、ちょっと、そう、ほんの少しの間だからさ」
腹に苦無が深々と刺さったまま壁にもたれかかり、股を大きく卑猥に開ききって事切れているくの一、
浮世では名の知れた遊女であった彼女を凝視しつつ、一人のくの一が云った。
その声はうわずっている。興奮しているのだろう、狐面に隠されていない耳が頬が赤くなっている。

このくの一、女の死体をみてしまうと溢れるほどの蜜が女陰を満たしはじめ、
自らを慰めなくては落ち着かぬという、どうにも困った性癖を持った女であった。
654名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:07:02 ID:Kt4j/SrW
他のくの一たちは呆れ返った。
今までは町人の娘たちばかりが彼女の歪んだ欲望の対象であったため、陰口を叩きながらも静観してきた。
しかし、この生死をわける緊迫した状況の中で、
仲間であった女の亡骸に欲情したとあっては、さすがに返す言葉もなかったのである。

「あ、あんたっ、何考えているんだいっ。今どんだけ私たちが危ないと思っているの、
 敵は相当の手練れなんだよっ。それも、ずっと仲間だったこの子に、そんな犬畜生にも劣る情を抱くなんて」 
いや、一人は堪忍袋の緒が切れたのかワナワナと身体を震わせながら叫ぶようにとがめる。
「だ、だって仕方ないじゃないか。あ、あたしもずっと我慢してたんだよ。
 さっきから何人も、フフッ、殺られちまって……もう、ダメなんだ。みんな、みんな動かなくなって……ハァンッ」
ついに情動を抑えきれなくなったのか、そういうなり片手で股間を褌ごしにまさぐり、
もう一方の手で自らの膨らみきった大きな乳房をグニュリと押しつぶした。

「このっ」
もはやこの狂女は仲間とも思わぬ、切り捨ててくれんとばかりに先ほど彼女をとがめたくの一は刀を振りかぶる。
「よしなよっ」
振り下ろす前にくの一の手首を掴んだのは、皆より少し胸の小さな可愛らしい声のくの一である。
「離してっ、こんな奴、生かしておいちゃいけないよっ」
なお刀を振り下ろさんとするくの一。
「今は仲間割れをしている場合なのか……」
成り行きを見守っていたくの一が短く凛とした声で諭すように云う。
このくの一、格好は他の者と同じであるが、頭領である般若面の片腕を長い間つとめていた古参であった。
熟しきり、少し垂れつつはあったが、それでも他のくの一がみてもうらやむほどの大きな乳房が印象的なくの一である。
「放っておけ。遅かれ早かれ、こういう我慢ってのができない奴はいつか手痛い目に遭うものだ、それに……」
古参のくの一は激昂していたくの一の耳元で小さく何かを囁いた。
「……いいかい」
「はいっ」
何を言われたのか、今の今まで悔しそうにしていたくの一は少し嬉しそうな声を出しつつうなづいた。

「まあ、というわけだ。おまえは思う存分、愉しむがいいさ。
 さぁ、二人とも行くよ。私たちはあの忍を探して皆の仇をとってやらないとね」
古参のくの一はそういうと、二人のくの一を連れて時雨丸の探索を再開した……
655名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:09:58 ID:Kt4j/SrW
一人残されたくの一はわずらわしい奴らが去ったとばかりに、遊女であったくの一の屍に駆け寄った。

彼女の頭には時雨丸はじめ、他の生きている者すべてに関心がなくなっていた。
ただ、その死体になっても艶かしい女を弄びたい一心である。
「ああっ、やっぱりあんた、き、綺麗だよ。はやく、はやく死なないかってずっと思ってたんだよぉっ。
 すごく美人だし、そ、それにこの胸、大きくて形がよくて……ウフフもういいよね、さ、触らせてね」
物言わぬ死体に喋りかけながら、くの一はついさっき時雨丸が顔を埋めていた両乳房を鷲掴みにする。
「イ、イイよぉっ、柔らかくて、ツンツン押し返してきて、まだ温かいね。け、けど、これから冷たくなっていくんだね」
もし生きていたら痛い痛いと叫んだに違いないほど強く、そして乱暴に揉みしだく。
「さ、最高っ。イヒヒッ、つ、次はふ、褌の中をみてみたいなぁっ……」


まともな人間なら吐き気をもよおすに違いないほどの人の道から外れたくの一、
彼女は色町の華とうたわれていたくの一の美しき女陰をみることは叶わなかった。
656名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:25:07 ID:Kt4j/SrW
月明かりに照らされ、白い肌がよりいっそう艶かしくみえていた美しきくの一の死体から、その艶かしさが消えた。
暗い影ができたのだ。月が雲に隠れたか、これでは魅力が一段は下がるなと残念に思った屍女狂いのくの一。

しかし、それは雲のせいではなく男が背後に立ったために生じた影であった。
もちろん、その男は時雨丸である。気配を完全に断ち、近くの茂みに潜んでいたのである。

「外道ばかり屠ってきたが、さすがにここまでくると言葉がみつからん……もはや女とも思えんな」
静かに地の底から響くような声、さすがに状況を理解したのかくの一は振り向こうとするが、
その前に時雨丸の左腕が屈みこんでいた彼女の首にかかっていた。
くの一は乱暴に立たされ、いやそれ以上に反り返り地面から足が浮く。
「グゲェェッ」
首を絞められて呼吸がうまくできないのか、くの一は醜い声を出しながらジタバタともがき苦しむ。
今度は彼女のブルブル揺れる大きな乳房が月明かりに曝け出された。
もし、塀の上から覗けば、桃色の乳首が見事に勃起しているのがよく見えたことだろう。

時雨丸のもう一方の手には先ほど、今まで彼女が弄んでいたくの一から奪い取った刀が握られていた。
その刀を一言も発さずに、いきなり背中から彼女の肉体を貫く。
プルルンと踊る乳房、刀が飛び出したのは彼女の大きな胸の谷間であった。
「ぬ、抜ぎてぇ、抜びてぇぇぇっ」
かろうじて「抜いて」といっているのだろうと聞き取れる、声帯が潰れたような酷い声でか細く叫ぶ。
「大好きな死体の仲間になるんだ、もっと悦べ……」


プルプルと痙攣しはじめ、このあまりに外道なくの一もそろそろ事切れるかと時雨丸が思った矢先のことだった。
「今だよっ」
三方より刀を腰にあてて自分にむかい突き進んでくる狐面のくの一。
先ほど屍女好きのくの一を放置し、時雨丸を探しにどこかへと消えたはずのくの一三人である。

仲間とは到底思えぬくの一を囮にし、敵を確実に仕留めるためにとった犠牲ありきの策であった。
時雨丸同様、気配を断ち、今か今かと動静を見守っていたのである。


くの一を抱え上げ、得物である刀は彼女を貫いておりすぐには抜けぬ……逃げようにも残る一方は壁。
時雨丸はこの任務についてはじめて、敵の術中に陥ったのである。
657名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:28:21 ID:Kt4j/SrW
以上です。外道な悪女が本当に好きだなぁと最近つくづく思います。
658名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 03:13:32 ID:VoNcAo6C
クレイさんGJです。
草鞋屋さんのイラスト見ながら、読んでたらおっきしてしまいますた。
続きが楽しみです。 断末魔の悲鳴を心待ちにしております。
659名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 12:09:22 ID:YCPmPi36
みなみちゃんの続きまだー?
660名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 12:29:46 ID:DhWrj0mV
是非其の御自慢の御御足(おみあし)と赤色のカラータイツをズタズタに引き裂いてあげてください。
661 ◆gpRZPuIJgk :2008/04/24(木) 21:55:29 ID:JUXBV/Jt
>659-660
すいません、今みなみの最善のやられを考え中なのでもうしばらくお待ちください。
>649さんのようなリクエストがあれば参考にしますので、どうぞ書き込んでください。
662名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:48:48 ID:YCPmPi36
あくまで僕の意見なので気にせず作者さんのベストと思うやられを披露していただきたいですが

やられた後、「小学生でも善悪の区別つくのにそれ以下」ということで、紙おむつ一枚の恥ずかしい姿で晒し者、なんてどうでしょう?
紙おむつ一枚で見世物になってる悪女の目線、みたいです
663名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 00:18:33 ID:+LxRRNEP
今着てる服をズタボロにされてほしい

自慢の脚や胸を集中攻撃されて精神的にノックアウトとか
664621:2008/04/25(金) 01:11:20 ID:I0ZL5qPO
えーと、621です。何か、大作が次々投入されているのですが、
一応、私も駄作を書いたので投下させていただきます。

例によってつまらなかったらあぽんしてくださいm(_ _)m


3,特撮編 その3 フルボッコ→複合技編(今回のヒロインは3人です。)

「ほほほ、死ねッ」

「きゃああッ!」 
 
キュバスの放つ衝撃波により爆発が起きる。

3人の妖女ハンター〜アリス・ドロシー・かぐや〜は回避する

ことも出来ず、爆発に巻き込まれた。

 「ほほほ、おろかな小娘たちだこと。ちょっと修行した程度でこ

の私に勝てると思って?」

 キュバスは腰に手を当てながら高笑いする。そう、3人とはじ

めて戦ったのはたったの3日前である。その時の戦いでは、3人

はなすすべもなくキュバスに破れ敗走を余儀なくされた。

 それだけの実力差があったのだ。いかに、3日間で特訓をつみ

新型の強化服を身に着けたからといって、おいそれとキュバスが

敗れるはずもない。

 実際、たった今3人はキュバスからとどめの一撃を加えられた

のである。


 …だが、


 「!?な、まさか…」
665名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:12:11 ID:I0ZL5qPO
 キュバスが驚愕の表情を浮かべた。すこしづつ薄れていく煙の

中。そこには、倒したはずの3人が無傷でキュバスをにらみつけ

ている。

 「な、なんてこと、今の一撃で生きているなんて…」

 リーダーであるアリスが妖女キュバスに答えた。

「あまく見ないで欲しいわね。」
 
それ受けて、ドロシーが続ける。

 「開発室のみんなが不眠不休で作り上げてくれた、この新型の強

化服とッ!」

 かぐやが言った。

 「みんなを守りたいという気持ちがあればッ」

 「私たちは誰にも負けない!」

 最後は声をそろえた。

 キュバスはぎりぎりと奥歯をかみ締め、憎悪の表情を3人に向

ける。これまでに受けたことのない屈辱であった。

 「おのれー、小娘どもがッ、絶対に…、絶対に許さないよッ!」

 「それはこっちのセリフよッ!」

 アリスが言った。3人は決意に満ちた眼差しで、殺意に満ちた

キュバスを睨み返す。それがまた、キュバスには憎らしかった。

激昂。

「うあああああああ、殺す殺す殺すーーーーーーーーッ!!!」
 
次の瞬間、キュバスの体から紫色の炎が吹き上がった。

 妖女キュバスがついに本気になったのである。

「死ねええええッ!」
 
両手のひらを3人に向ける。紫色の炎の塊が3人に放たれる。
666名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:13:10 ID:I0ZL5qPO
 「そんな攻撃、これで十分ですわ。封魔結界陣!」

 かぐやは錫杖を両手でつかむと、それを直角に地面に突き立て

る。次の瞬間、3人の眼前に光の壁が生成される。迫る紫色の炎。

だが、その炎は光の壁に当たると180度向きを変え、技をはな

ったキュバスへと襲い掛かった。

 「な、まさか、きゃあああああッ」

 自らが放った紫色の炎に包まれ苦しむキュバス。炎はすぐに消

えたが、キュバスは一瞬よろめく。

 そして、それが致命的な隙となった。

 「いまですわ。みなさん」

 「おう!」「うん!」

 かぐやの呼びかけに答える2人。アリスは一瞬腰を落とすと、

キュバスに向かって走り出し、ドロシーは腰に下げたホルスター

から退魔銃を取り出す。

 ようやく、体勢を立てなおすキュバス。

「お、おのれー・・・はっ」
 
「退魔!撃滅脚!」

 アリスの前蹴りがキュバスの顎を捉えた。空中たかく舞い上が

るキュバスの体。

 だが、妖女は空中で羽を広げなんとか体勢を立て直す。

 「く、よくもッ!」

キュバスは、地上にいるアリスに向かって手のひらを向ける。

キュバスの手のひらが再び紫色に光る。
667名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:14:04 ID:I0ZL5qPO
「これでもくら…」
 
「烈空魔弾!」
 
一瞬早く、ドロシーの退魔銃が光る。

「はうッ!!」
 
衝撃波をくらい、のけぞるキュバス。

「お、おのれ、どこまでも生意気な、…はッ」

キュバスは、先ほどまで視界に捉えていたはずの、かぐやの姿

が見えないことに気がついた。
 
そして、同時に背後に気配を感じた。かぐやだった。

「くらいなさいッ!封魔!乾坤檄!」
 
光を放つ錫杖。キュバスは恐怖を感じた。

「ひぃぃッ」

おびえる表情を意に介さず、かぐやは渾身の力を込めて、手に

した錫杖を振り下ろした。
 
「ひぐあッ!」
 

・・・ドン!


  次の瞬間、まるで瞬間移動でもしたかのごとく、キュバスの

姿は空中から消える。そして、その下で土ぼこりが巻き起こる。

 「う・・・、うああ」

 衝撃で生成されたくぼみの底で膝をつきうめくキュバス。

 「みんな、とどめよッ!」

3人はキュバスを中心に正三角形を描く位置に立つと、それぞ

れに印を結んだ。

「ま、まって、なにをするつもり」

あせるキュバス。もはや戦意は喪失し、その美しい顔には恐怖

の色が浮かんでいる。

そして、3人の体から光が放たれお互いを光の線で結ぶ。
668名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:14:27 ID:I0ZL5qPO
「ひぃぃ・・・」

腰を抜かし後ろに倒れそうになる体を、両手で支えるキュバス。

その目には涙さえ浮かんでいる。その姿は、一度はアリスたち

を敗走させた魔女の姿ではなかった。

「奥義!退魔白滅陣!!!」

3人が声を合わせた。次の瞬間、中心部に光の柱が立ち、突風

とともにキュバスの体を包み込んだ。

「きゃあああああああああああああッ」

キュバスは直立の体勢で数十センチほど浮き上がる。同時に、

身に着けていた衣服は吹き飛ばされ青白い肌と紫色の乳首、そ

して幾人もの男を魅了した豊満な胸が光に映える。

「う、うそよ、あたしが敗れるなんて・・・」

自らの敗北が信じられず、断末魔の悲鳴をあげるキュバス。

「・・・こんなッ、こんなあああぁぁぁぁ・・・・・・ッ」

光の柱がすこしずつ細くなり、消滅する。ほぼ同時に、妖女の

肉体に小さな雷が走り、次の瞬間轟音とともに爆発が起きる。

ドオオオオオォォォォ・・・ン

「やったわ」

勝利に沸く3人。キュバスのいた場所には、立ち上る黒煙のみ

が残されている。それが多くの男の命を奪った魔物の最後であ

った。

669名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:14:56 ID:I0ZL5qPO
4.魔法少女風(?)のつもり。

「お前なんか、良太くんじゃなーいッ!!」

 アリスが弾けるように両手を広げる。魔法少女は、自らの魔力

と意思の力で妖女キュバスの幻覚を打ちやぶったのである。

衝撃で吹き飛ばされるキュバス。
 
「あんッ!」

 少しはなれた場所に膝から崩れ落ちる。キュバスは振り返りア

リスを見上げた。

 魔法少女アリスは怒りに満ちた目で妖女見つめている。

 「キュバス!大好きな良太くんを利用するなんて絶ッ対に許せ

ない。覚悟なさい」

 「ふん!あたしの幻覚を破ったくらいでいい気にならないでよ

ね。」

 キュバスは立ち上がりながらアリスに答える。その手にはいつ

の間にか剣が握られている。柄の部分を髑髏に模したグロテスク

なデザインの曲刀だった。

 「これで、あんたを切り刻んであげるんだから!」

 両手で剣を振りかざし、羽を広げキュバスがアリスに向かって

くる。

 「だったら!私も刀で勝負してあげるわッ!」

 そう叫ぶと、アリスは右手にもったステッキを空に向けてかざ

した。するとステッキから光の帯が伸びアリスの体を包み込む。

そして光が消えたとき、そこには着流しに身を包み日本刀を持っ

たアリスが立っていた。

 「魔法侍アリス!なんちゃって」

 舌を出しアリスがいたずらに笑う。そのあどけない表情がキュ

バスの怒りに火をつけた。

 「ふ、ふざけるなあああああああああぁぁぁッ!」

 アリスを一刀両断せんと、キュバスの曲刀が振り下ろされる。
670名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:15:41 ID:I0ZL5qPO
アリスも刀の柄に手をかけると渾身の力を込め抜き放つ。


キンッ!



次の瞬間、2人の女剣士はお互いに3mほど向こうに跳んでい

た。

「う・・・ッ」

アリスが片膝をつく。キュバスはニヤリと笑うとアリスの方に

向きなおった。

「ふん、あたしの勝ちみたいね。フフフ・・・。さあ、今度こそ私

の夢のとりこにしてあげるわ」

「それは、どうかしら」

「え・・・、あ、あら・・・」

今度はアリスが笑う番だった。彼女が刀を鞘に納め、パチっと

いう音が鳴るのと同時にキュバスの胸を守っていた鎧に切れ目

が入ったのである。

「え、うそ・・・、そんな・・・」

金属音が響き、二つに切り裂かれた鉄板が地面に落ちる。同時

にキュバスの豊満な胸が露わになり、軽く揺れる。

「いやあぁんッ」

キュバスは突然のできごとに頬を朱色に染めると、その豊満な

双丘を両手で隠そうとする。だが、その瞬間プチッという音と

ともにキュバスの陰部を覆った下布が弾け跳ぶ。

「だ、だめえええええッ」

片手で陰部を隠し、泣きそうな声をあげるキュバス。

「あんた・・・、淫魔じゃなかったっけ?よく、わかんないなぁ。」

アリスはあきれた顔でいうと、日本刀を両手でくるくるとまわ

す。再び光につつまれと、魔法少女の姿もどる。
671名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:16:16 ID:I0ZL5qPO
「まあ、いいわ。これでとどめよ。ミラクル・ステ――――――

ッキ」

アリスは日本刀から姿を変えた魔法のステッキをかざすと、そ

の先端をキュバスに向ける。

「ええ、ちょ・・・、ちょっと待って・・・」

慌てながらアリスに懇願するキュバス。その顔は恐怖にゆがみ、

目には涙が浮かんでいる。

「お、お願い、許して、許して・・・ッ」

だが、何人もの人々の命を奪ってきた魔物が許されるはずもな

い。

「消えちゃえ――――――――――――ッ!」

ステッキの先端から無数の星型の光が放たれ、帯状の光線とな

ってキュバスに襲いかかる。

わずかばかり残されていた衣服は、溶解するように消滅した。

光の激流に巻き込まれたキュバスは、恥部を隠すこともできず

両足をM字に開き断末魔の悲鳴をあげる。

「こ、こんな死に方、いやあああああぁぁぁぁぁ・・・・・ぁんッ!」

キュバスの体を球状の光が包み込む。数秒の後、球体は弾ける

ように砕け散ると、わずかばかりの光の粒子を散らし跡形もな

く消え去った。それが、妖女キュバスの最後であった。

終わり・なんか、他の物とあんまり変わらないですね・・・orz 

 超能力系の技で倒しているからかな・・・
672名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:16:42 ID:I0ZL5qPO
5.妖怪退治風編 (出来るだけ短めで。今回のアリスはカジ

ュアルなパンツスタイルです。)

「くらいなさいッ」

「なんですってッ!」


ズンッ・・・


アリスが渾身の力を込めた木刀による一撃は、妖女キュバスの

鎧を砕きその胸をつらぬいた。

「げはぁッ」

キュバスの口からどす黒い色をした血が吐き出され、アリスの

顔を汚す。キュバスは震える手でアリスの肩をつかみ、引き剥

がそうとあがく。アリスの肩に鋭い爪が食い込むが、少女は意

に介さない。

「こ、こんな、このキュバス様が・・・こんな小娘に」

「最後よキュバス。・・・はぁぁぁ!」

木刀にアリスの霊力が注入されていき光を放つ。キュバスは胸

部に熱いものを感じつつ、美しい顔をゆがめなおもあがく。

「はなせ、はなせええええッ」

だが、もう遅かった。アリスの口から気合に満ちた掛け声が発

せられる。

「でえええいッ!!」

ドン

次の瞬間、アリスの木刀から衝撃波が放たれる。それは妖女の

肉体を容易く突き破ると、ありあまるエネルギーを中空へと解

き放った。
673名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:17:14 ID:I0ZL5qPO
「ぐぎゃああああああああああッ」

断末魔の悲鳴がひびく。キュバスは10mほど吹っ飛ばされると、

公園の公衆トイレの壁に激突する。

「ぐはあッ!」

壁を背に崩れ落ちるキュバス。激突した箇所は円形に凹み、衝

撃のすごさを物語っている。

「が・・・」

そして、キュバスは絶命した。その顔には驚愕の表情が浮かび、

見開かれた両目がアリスを見つめている。そして胸部には大人

の頭部ほどもある穴が開き、豊満な乳房はちぎりとられている。

「馬鹿な女、悪魔に魂を売らなければこんなことにはならなかっ

たのに・・・」

アリスは、両足をだらしなく広げ痴態をさらすキュバスの死体

を見つめるとつぶやいた。数秒後、キュバスの体からは煙が上

がり、その痕跡を消し去らんと炎上する。

炎に包まれるかつての妖女の残骸に目もむけず、アリスは立ち

去るのであった。



以上で全部です。他にも、いろいろあったんですが自重してお

きます。

お目汚し失礼いたしました。
674名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 03:25:09 ID:hFLmL0eE
>>662に一票
675名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 04:56:18 ID:FbMUWKHG
ID:I0ZL5qPO
超GJ!
戦意喪失→懇願→情け無用のトドメ→エロい悲鳴
最高!ナイスバディを破壊する「もったいない感」もいいっす
676名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 05:26:25 ID:pOPZFktj
>>クレイさん
変わらず質の高いSSをありがとうございます。

>>◆gpRZPuIJgk さん
自分の仕掛けた罠に嵌る、と言うのも私は好きです。
それで、南が取り乱すシーンが長いと最高です。

>>621さん
GJ なのですが、改行にもうちっとだけ気を使って頂けると嬉しいです。
677621:2008/04/25(金) 07:42:43 ID:I0ZL5qPO
>>675
戦意喪失→懇願→情け無用のトドメ→エロい悲鳴

ありがとうございますm(_ _)m
と、いうかこのパターンしかかけないのですがw

>>676
ご意見ありがとうございます。ちなみに、どういう風に改行すると
読みやすくなるのでしょうか?

ワードからそのまま貼り付けるのか、上のように整えるか、
どちらがベターか迷っていたりします。
(それとも、もう少し文章の内容的なことに関する指摘ですか?)

 お時間があるときに教えていただけると幸いです。
678名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 08:56:08 ID:pOPZFktj
>>677 さん。

どう言う風に…と言いますか、全ての行の間に1行スペースをいれなくても
良いのではないかな?と、言う点と、機械的にある文字数で改行されている為に
>>671 の2行目や10行目など、1,2文字だけが浮いているように見えてます。
必ずしも何文字という定数で改行しなくても良いのでは?
679名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 17:23:51 ID:+LxRRNEP
最近SSが多くて嬉しいです
680名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:06:40 ID:Q96qnE0O
>>621
魔法少女風(?)の、
アリスが「恥じらい」というが女の子らしい一面をみせているキュバスを躊躇なく屠ることに萌えました。
この悪女なんだけど、ほんのちょびっとだけ可哀相と思わせちゃうくらいのバランスって好きかも。
下手に可哀相が先行しちゃうと萎えるから配分が難しいんだけど。

近頃、屠る系一辺倒じゃなく、辱め系が好きな人が増えてきたみたいでスレが活性化しているね。
681621:2008/04/25(金) 23:40:31 ID:I0ZL5qPO
>>678
なるほど、参考になります。たしかに、文字数を決めてしまうと
ちょっと見づらいですね。

貴重なご意見ありがとうございますm(_ _)m

>>680
感想、ありがとうございます。”ちょっとだけ”同情される程度のかわいそさというのは
実は狙っていたので、うれしいです。
682名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 12:21:02 ID:WnCt8dtz
602さんの作品を悪女目線で書いた作品を読みたいのは俺だけ?
683名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:09:13 ID:+XQ8l6ZK
あまりゲームやアニメに詳しくないので、自分の好きな時代劇な感じで書いて見ました。
楽しんで頂けると嬉しいです。


------- * * ------- * * ------- * * ------- * * ------- * * -------

むかしむかし…日本がまだ日本と呼ばれていなかった昔の話…

684名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:10:43 ID:+XQ8l6ZK
夕日も西に傾き、旅籠の前を大勢の人が行き交う中、夕餉の勘定を終えた大治郎は玄関先で草鞋の紐を締め直していた。
齢の頃は18ぐらいであろうか。名は体を現すとはよく言うが、彼の体躯は名前とは逆、つまりは小柄で、
寧ろ、顔だけを見ればまだあどけなさが残る少年のようだ。それでいて野袴のような旅装の下に隠された身体は、
よほどに修行を積んだのであろう、鍛え上げられた様子が否応にも伝わってくる。
その大治郎に旅籠の老爺が声をかけた。

「もし、旅のお侍さま…」
「なんだ、私のことか?」
「これからお立ちでございますか?」
「都に出きるだけ早く着くようにとのお達しなので、夜道を急ぐつもりなのだが…」
「お止め下さいまし…。貴方のようなお若い方にもしもの事があったら…」
「心配するな。夜の山越えにも慣れているし…、その、なんだ、このような旅も修行のうちなのだ。」
「そうは申されましても、その…」

老爺が語ったところによれば、これから大治郎が夜をついで越えようとする猿塚峠には
いつの頃からか、夜になると麓からもぽつんと不気味な灯りが見え、それ以来、夜になってこの峠を越えようとした人々は
二度と戻ら帰ってこなかったと言うのだ。いや、一人だけ戻ってきた男がいた。が、その男は一晩にして、
十も二十も年を取ってしまったかのように痩せ細り、何やら奇声を発し狂ってしまったらしい。
685名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:12:38 ID:+XQ8l6ZK
「なるほど、それは物の怪の仕業かも知れないな。」
「そうでございます、そうでございます。ですから一晩お泊りになって明日の朝…」
「ははは、なぁに心配するな。そのような物の怪、私がついでに退治しておこうではないか。」
「冗談ではございません。お侍さまと同じような事をおっしゃって峠に向かったお方は誰一人として…」
「わかった…。それ程までに言われては…」
「は、お止めくださいますか?」
「なぁに、私も肝に銘じて歩くとするよ。ありがとう。これは少々だが取っておいてくれ。」

しきりに引き止める老爺に心づけを渡し、大治郎は猿塚峠に向かって足早に歩き始めた。
まだ騒がしい街道の雑踏を抜け、猿塚峠と書かれた標を横目に、耳に響く虫の音を嗅ぎつつ脚を運ぶ大治郎であった。

日が西に沈むと、大治郎は旅籠で貰い受けた提灯に火をいれたが、それでも歩む速度が落ちる事はなかった。
峠の入り口辺りでは聞こえたはずの虫の音もいつの間に止み、あたりは静まり返っている。
その中を提灯の灯りだけを頼りにしながらも、呼吸を少しも乱すことなく軽快に脚を動かしていく。

「ふぅむ、峠もそろそろ半分は来た頃かな。ちょいと水でも使うか」

大治郎が提灯を片手に、腰にぶら下げてある竹筒を手に取り、ごくりと喉を湿らせた時…

「おや?」

前方の竹やぶの向うに、ぼんやり灯が灯った一軒の平屋が見えた。

「確か、さきほどまでは何も見当たらなかったはずだが…。ははぁ、さてはあれが物の怪の住処か…」
「鐘付き堂まであるところを見ると、どうやら寺のようだな」

考えながら歩いていた大治郎は、既に吸い寄せられるように寺の入り口に佇んでいた。
686名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:14:10 ID:+XQ8l6ZK
「ごめんっ。旅の者だが、少々道を間違えてしまったらしい。差し支えなければ一夜の宿をお借り…」

その言葉が終らないうちに、扉がすすーっと音も無く開き、中から一人の女が姿を現した。
灰色の頭巾を被ってところから察するに、この寺の尼なのだろう。
透き通るような白い肌、そして、切れ長の目に朱に染まった唇……何よりも大治郎よりも高い堂々たる身長、
そして前で合わせた法衣の間から覗くこんもりと膨れ上がった乳房の上部が大治郎の目を釘付けにした。

「私、この寺の尼で、名を千代と申します。お疲れでしょう…さ、どうぞ中へ…」
「いや、かたじけない。」

千代と名乗った女は大治郎に先立って庫裏へと導いていくと…

「このような寺ゆえ、然したる物もございませんが、すぐ何かお持ちしますのでごゆるりと…」

大治郎に座を勧め、そのまま音も無く障子の向うに消えていった。
不思議な心持ちながらも、太刀、脇差を腰から外し傍らに置いた大治郎は、どっかりと腰を下ろし辺りを見回した。

「ふうむ。これと言って怪しいところは何もなさそうだが。」

ぼんやりと視線を庫裏のあちらこちらに飛ばしながら呟く大治郎が、台所から漏れ聞こえる…

「うふふ…ここの所、むさ苦しくて美味しくもない男ばかりだったけど、今日の獲物はなかなかの男ね」
「小さくて可愛い顔してる割に、逞しい身体…。ふふっ、わらわがじっくりと可愛がって、
この世の快楽を与える代わりに…お前の身体からたっぷりと…搾り取って…うふふ、ほっほっほっ」

その声を聞いたかどうか…

687名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:15:43 ID:+XQ8l6ZK

程なくして障子が開くと、酒を盆に載せた千代が現れ、大治郎の隣に静かに膝を折って座る。

「生憎、このようなものしかございませんが…」
「おおっ、この寺には酒があるのか。むっ、美味い…な。」

千代の酌を受けながら酒を飲みつつも、先ほどより幾分乱れた法衣の間から見える千代の胸元に
ちらちら視線を送り、大治郎は次第に落ち着きを失っていく。それに気付いた千代はわざと襟元を少し広げ…

「あら、お侍さま、私の胸元に何かついていらっしゃいますか?」
「い、いや…そ、そのようなわけでは…」
「でも、お侍さまったら、先ほどから私の胸元ばかり…いやですわ。」
「す、すまん。気に障ったら…許し…」

大治郎の言葉が終らないうちに、千代が大治郎の手を取り胸元に導き入れる。

「千代さん…、な、何を…」
「うふふ、お侍さま。本当は、こうして私の胸を…こうしてお触りになりたかったのではありませんか?」
「い、いや、そ、それは…」
「いいのです。ここには、貴方さまと私だけ…、何の気兼ねをすることがございましょう。」

柔らかくそれでいて弾力性のある千代の胸の感触が指先から伝わり、大治郎の目は次第に虚ろになっていく。

「そう…こっちを見て。こちらも触って構いませんのよ…」
「こ、ここも…か…千代さ…ん…」

千代は大治郎のもう片方の手を取ると自らの秘所へと導きながら、ふっと行灯の火を消す。
指先が千代の秘所に直接触れ、その指にねっとりとした湿り気を感じた大治郎はついに身体を千代に寄せる
千代の方は、自分の手を大治郎の下半身に伸ばし、既に固くなった大治郎の物を撫でまわす。

「私の方も…うふふ、お侍さまのだって、ほらっ、もうこんなになっちゃってる…」
「はぁはぁ…」
「いいのよ、私に甘えても。大きい胸好きなんでしょう。お侍さま」
688名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:17:39 ID:+XQ8l6ZK

女を知らないわけではない大治郎ではあったが、女の手でこのように積極的に触られたのは初めてであった。
その、初めての何とも言えない快感が大治郎の身体を襲い、喘ぎ声が漏れる。

「はぁっ…あぁぁっあっ…」
「うふふ、可愛い声ね…お侍さま。ほらっ…女の私に触られるのってどうかしら?」

そのしなやかな指使いで、撫で、引っ掻かれたりするうちに大治郎の中の熱いものが湧き上がってくる。

「ふわっ、ち、千代さん、私っはっ、んっ…」
「まだ、だめよ…お侍さま。うふふ…いいこと…私が、貴方のものをたっぷり可愛がってあげるのだから…」

力の抜けてきた大治郎をふわりと押し倒すと、千代は法衣の裾を端折りつつ、大治郎に馬乗りになる。
大治郎の物を手にとり、ゆるゆると軽く刺激を加えながら、大治郎を妖艶な目で見つめ…

「うふふ…私に押し倒されちゃって…あぁぁ、いいわぁ。あっ、ぁん、貴方のが擦れて…気持ちいい。」
「あぁぁっ、千代さ…ん、あぁっ、だっ」
「ふふふふ…どうしたの? そんな悲しそうな顔しちゃって…うふっ、坊やはいれて欲しいのかしら?」
「あっぁぁ、は、早く…い、いれ…、じゃないと」
「もう、坊やは私の虜ね…。いいわ、いい、いれてあげるから…」
「い、いれっ……ぁっああっ」
「はぁっ、ぅぅん、いいわ、すごくいい。大きくて固くて…うふふふ…わらわの中でさらに固くなって…」

大治郎の物を含み、腰を激しくふる千代に、大治郎はあっという間に爆発してしまいそうになる。
689名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:19:15 ID:+XQ8l6ZK

「あぁぁっ、千代さん、千代さん。だ、だめっ、もう我慢できない」
「もう、いいちゃいそうなの?ほらっもうちょっと我慢するのよ…そうすれば、もっともっと気持ち良くなれるんだから…ふふふっ」
「そ、そんなこと言ったって、あっ、あっ」
「ふふふふ、わらわのあそこ…気持ちがいいのかい、いっちゃいそうなのかい?」

大治郎の腰が自然に浮かび上がり今にも射精しそうになったその時、
千代のあまりにも激しい腰使いに、大治郎の物が千代の外に出てしまう。

「ぁっ、あぁぁんもう…わらわも、もう、もうすぐなんだか、ら…」

慌てて大治郎の物を掴み直し、自らの秘所に導き入れる千代。

「あぁぁっ、すごい、何だかさっきより固くて大きくて…いいわ、それに熱くて…はぁんぁぁっん」
「は、はぁ、はぁん、いいわ、わらわもいくわ、さっ、坊やの熱いのかけておくれ、そう我慢しないで…いいのよ、出しなさい…」
「あっ、あっ、だめだ、千代さん、も、もう出るっ、あぁぁぁっ」
「そう、ちょうだい、ちょうだい。わらわの中に、坊やの若くて熱いものを。あぁぁぁぁぁっ…」

千代の下で腰を僅かに動かしながらも、大きな声で喘ぎ悶えながら、大治郎は沸きあがる熱いものを千代の中に放出し…
やがて…そのまま目を閉じたまま、力尽きたようにぐったりと動かなくなった。
同じように絶頂を迎え、その大治郎に覆い被さるように身体を預けた千代。
690名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:20:27 ID:+XQ8l6ZK

自然と庫裏の行灯に灯が入ると、千代の口から始めは小さな声で含み笑いが起き…その笑い声は次第に大きくなっていった。

「ふふっ、うふふふふ、ふふふ、ほほほっ、ほぉっほっほっほっ…」
「これでまたわらわの身体が一段と若返ったわ。おーほっほっほっ、わらわの瑞々しい肌は、そう…こうして永遠に…」
「うふっ…若い男の精液を搾り取って…ふふふ、この坊やはまだまだ絞り取れそうね。」
「もう二、三日掛けて、貴方の身体が干からびるまで搾り取ってあげるから、楽しみにしていなさいね…」

千代が大治郎の頬をいとおしそうに撫でながら、真っ赤な舌先をちろちろと出したその刹那、
大治郎の目がパッと開いた。

「なるほど、そう言うことか…」
「なっ、なっ、なんですって! お、お前……」

驚きに包まれている千代の一瞬の隙を突き、大治郎は千代を前方に突き飛ばしながら身体を起こし
枕元の太刀を引き寄せ、鯉口を切りつつをしつつ身構える。数間ほど飛んだ千代は尻餅をついたまま大治郎を睨んだ。
691名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:21:57 ID:+XQ8l6ZK

「残念だったな。私には貴女のような大年増を抱くような趣味はなくてね…。」
「なっ、なにっ、と、年増ですってぇ。」
「その証拠に…ほら、自分のあそこ確かめてごらんよ。」
「なっ…なっ、はっ、やっ、ひぃっ、な、なに、何これ、何よぉ」

狂乱しつつ叫び声をあげる千代の秘所には、褐色の木でできた、ちょうどこけしのような棒が深々と突き刺さっていた。
必死にそれに手をかけ引き抜こうとする千代。しかし、身体に汗しながらもそれはピクリとも動かず
それどころか千代の下半身は、騎乗位の姿勢のまま、大治郎に秘所を露にしながら、金縛りにあったかのよう自由が効かない。

「やっ、何これ、ぬ、抜け、抜けない。やっはぁはぁ…いやっ、いやぁぁ、何でよ、こんなもの…あぁっ」
「それに、いやっ、か、身体が、身体がぁ、ひぃっ、いやっ、動かな…くっ、あぁぁっ」
「おっと、それはただの木の棒じゃない。私が特別にお願いして頂いてきた御神木の一部を切り出したもの…」
「お前にはもう想像できるだろう。それに秘められた力を…」
「な、なにっ・・・そんな嘘にわらわが、騙されっ、やっ、はっぁっ、ぬ、抜けない、ひぃっ…」

紅潮した白い乳房を振り乱しながら、股間に両手を宛がい木の棒を引き抜こうともがく千代。
692名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:23:36 ID:+XQ8l6ZK

「よせって…無駄なことだ。それは、この私が持ってる御札を底に貼り付け封印を解かない限りは動かないのだから」
「そんなことより、自分の肌の心配でもした方がいいんじゃないのか?」

大治郎の声にはっとする千代。あまりに激しく木の棒を引き抜くことに没頭していたために気付かなかったが、
千代の腕に、太腿に、一つまた一つ皺が浮かび始め、自慢の豊満な巨乳も徐々に弾力性を失いつつあった。

「ひ、ひぃっ…いやぁ、そ、そんな、このまま、このまま、精気を得られなければ、わらわは…」
「干からびて死ぬのか…、これまでお前が散々食い物にした男達の様にな」
「いやぁぁぁ、ひぃっ、いやっ、た、助けて。ね、ねぇ、助けて…こ、殺さないで…」

鯉口を切ったまま一歩、また一歩、千代との間を詰める大治郎。
千代の豊満な身体も少しずつ緩みはじめ、見るからに熟女の身体になり始めている。

「ここで助けてたところで、また別の男をこうして誑かすのだろう?」
「ち、違う、違うの…ごめんなさい、ど、動物の精液でも、だ、大丈夫なの…。も、もう、しないから、これ、取ってぇ…」
「じゃ、じゃないと、あっぁっ、きゃぁぁ、わらわの、わらわの肌がぁぁ、やっ、お願い、助けて、助けて…」
「わ、わかった。その代わり、もう二度と人間は襲わないんだな。」
「襲わないから…はっひぃっ、は、早くっ早く、助けて…」
693名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:24:57 ID:+XQ8l6ZK

「やれやれ………」

遠くに視線を移しながら小さなため息を一つ漏らし、大治郎は懐から何やら小さな御札を取り出し、

「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前、はっ!!」

激しい気合を込めて御札に息を吹きかけると、その御札を千代に深々と刺さっている棒の根元に貼り付けた。
すると、どうだ、あれほどまでぴったりと秘所に収まっていた棒が徐々に緩み始めていく。

「どうだ、少しずつ緩んでいるだろう。それに、もう脚は動くはずだ」
「はぁはぁ、ほ、ほんと…、あっぁぁ、もう少し…。脚も動く…」
「もう暫く待てばそのまま抜ける。抜けたらもう人間を襲うのは止めるんだな…私は先を急ぐよ。」

大治郎はこれ以上、千代の身体を見ないように背を向け立ち上がり、太刀、脇差を腰に差すと、
庫裏を後にしようと障子に手をかけ、ふと、何かを思い出したように振り返る。

「おっと、良い忘れていたが…その御神木で作った棒。それを彫った者に危害を加えようとすると…」
694名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:26:39 ID:+XQ8l6ZK

「もうすぐ取れるなら…都合が良いわ。わ。わらわ、わらわを散々馬鹿にしてくれたこの恨み…ほぉっほっほっ…」
「ふんっ、生意気な坊や、このまま八つ裂きにしてくれるわっ!!」

跳ね返るように飛び起きた千代の細長い腕の先から、鋭い爪が見る見るうちに伸びていく。

「 坊や、覚悟しな、さっきのようにはいかな…」

千代が言い終わらないうちに、緩んではいるものの、まだ秘所に突き刺さったままの御神木が、
急に赤く光り始めたかと思うと熱を炎を発しながら、千代の割れ目の奥へと進み始める。

「なっ、なんで急に…ひぃっ、ぎゃぁぁぁ、ぬ、抜けないっ、あ、熱っ、熱い、熱ぃぃ、ぎゃぁぁあああ…」
「ひぃっぎゃっ、熱いっ、た、た、助けて、助けてっ、熱いっ、熱いのぉ」

秘所から発せられた炎が千代の全身をあっという間に包み込むと…

「あっ、あぁぁっぎゃぁ、熱いっ、ひぃやぁ、熱い、た、助けて…」
「いやぁ、ぎゃあぁああああ、ひぃっぁっ熱いぃぃ…ひっぎゃぁぁあぁぁぁ……」

昇華するように燃え尽きていった。
695名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:27:44 ID:+XQ8l6ZK

「…危害を加えようとすると、独りでに発火するのだが……」

「…と、少々言うのが遅かったか。」

ため息をついた大治郎がふと辺りを見回すと、いつの間にか寺は消えうせていた。

脇に広がる竹やぶの中には焼け焦げた大きな蛇が横たわっていたことを、
竹筒の水を口に含み、夜の峠を再び歩き始めた大治郎は知る由もなかった。


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696銀狐 ◆1UFOX/O3ss :2008/04/26(土) 18:34:05 ID:+XQ8l6ZK
長くなってしまいまして、読み疲れてしまった方、どうもすみません。

個人的には大人の色気がある悪女が好きで、…となると、やはり男を誘惑して欲しいので、
エロシーンを書き始めたら長くなってしまいました。 (Mっ気もある悪女好きなのでw)

感想など頂けると嬉しいです。では、では、皆様、良い週末を。

697名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:41:38 ID:c0q0TEbQ
悲痛な雄叫びが印象的。
懇願しても許しちゃいけません。涙を流した悲しげな表情を勝手に妄想・・・
でも再度死を悟った瞬間に助けたら今度こそ改心して俺のヨメになってくれるか?w
698名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:08:44 ID:3HczSgEi
GJ!
熟女程度で逝ってくれてよかった。これ以上老化されると萎える。
俺はやっぱ20代後半から30代くらいの悪女が好みかな。

しかし、なんだこの投下ラッシュ、すごい。
ただ、そろそろ残り20KBだから次スレのテンプレでも考えはじめないといけないかもな。
699名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 23:48:50 ID:7/GecQos
しかし、あれですね。前にも書きましたけど、昔話は
ちょっとアレンジするだけでいいヤラレ作品になりますね。

うんうん。
700名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 22:38:01 ID:9IuGsnEz
>>699
昔話スレがけっこう賑わっているのも頷けますな。
701名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 10:40:57 ID:tUnq95OX
>>696
遅ればせながらGJ。
やっぱり一度命乞いしてから、往生際の悪い反撃、そして敢え無くヤラレ・・・がいいね。
ふと思ったのだが、ひょっとして池波ファンw?
702名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 14:06:49 ID:uYX0MBFs
ttp://milesta.blog72.fc2.com/blog-entry-40.html
深田祐介『高麗奔流(こうらいほんりゅう)』文藝春秋
59頁:レントゲン写真撮影シーン
 
  ブラジャーを受け取って更衣室のほうに歩みだすと、
 申R美がブラジャー姿で出てきた。
 女性にしては並外れて幅があって広い肩が白く輝くように美しく、
 テコンドーかなにかの武道で鍛えたのだろう、その下の
 二の腕は明らかに筋肉質である。
  申は出身成分がいいのか、あるいは伝手(つて)があるのか、
 ブラジャーも日本製のように見える。
  純子と技師の会話を聞いていたらしく、申R美は純子の眼の前で、
 手を背後にまわし、ブラジャーを外した。
  童顔にふさわしからぬ、おおきな、お碗型の乳房が
 はずむように飛び出した。
 X線室はまた緊張した空気になった。

 
こういう北朝鮮軍の女戦士が、大和なでしこの水野美紀と闘うのを見てみたい。
これがアクション女優なら、女流アクションの振興へ大いに寄与するだろう。
703初代スレ558:2008/05/04(日) 19:39:59 ID:tY+oD+jq
バカエロやられの『乳爆の拳』シリーズ第二弾を投下します。
704名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:45:32 ID:tY+oD+jq
ブラック・ビッグ・バスティーズ……この世から貧乳女性を根絶するべくテロ行為にあけくれる狂気の集団である。
BBBの女戦闘員たちが戦闘行動を行う場合は五人一組が原則であり、小隊長と部下である四人が組みとなり任務につく。
いつものように市街でゲリラ的におこなわれた貧乳狩りの帰還中、ある一組の女戦闘員達が可愛らしい貧乳女性を発見した……
それが、結果的に彼女たち五人の運命を決定づけることになった。

あまりに小動物然とした女性に嗜虐の笑みを浮かべた女戦闘員達は、彼女を路地裏に連れ出すと凄惨なリンチを開始した。
貧しい乳の女には何をしても許される、BBBの構成員のほとんどはそう考えているし、彼女たちも例外ではなかった。
「やめて、やめてくださいっ」
小さく縮こまり、涙を浮かべて懇願する女性の行動は女戦闘員のサディスティックな感情を刺激するだけであった。
彼女を取り囲むやいなや、汚い言葉で罵りつつ、顔を殴り、股間を蹴り、身体中をナイフで斬りつける。
「さぁっ、もっと泣き叫びなさいよ」
「汚らわしいっ、胸が小さいってだけで生きてる権利なんてあんたにゃないんだよ」
「どうだい、この胸は……フフ、気持ちいいだろ。あんたもこんくらいありゃ仲間になれたのにねぇ……」
骨はヒビが入り、何本も歯を折られた顔面は殴られすぎて青黒く腫れ上がっている……擦過傷は数え切れないくらいだ。
エスカレートする暴力の洪水は、か弱き女性を徹底的に破壊していく。
「も、もう、や、やめ……」
バタンと倒れこむ女。ビクビクと小刻みに痙攣している。
もはや彼女の外傷と内臓への損傷は致命的なものにまで達していることがみてとれた。

息を荒げつつ、満足した女戦闘員たちの間をフラリと通る影が一つ。よくみれば、整った顔立ちの青年である。
足音も気配も感じさせない、その男の出現に女戦闘員はリンチに夢中になっていからか、まったく気付かなかった。
青年は倒れた女性を抱き起こす。折れた肋骨が肺に刺さり、ゴボゴボと血を口から噴き出している。
「間に合わなかったか……」
悲しそうにそうつぶやくと、男は彼女の肉体の数箇所をさする。瞬間、彼女の呻きがとまった。
「もう、苦しまなくていい。仇はとってあげるから、ゆっくりお休み」
優しく男が言うと、苦悶の表情から解放されたような顔で、女は静かに息をひきとった。
705名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:46:44 ID:tY+oD+jq
「癪に障るねえ、わたしたちみたいなイイ女を無視して、貧乳女に駆け寄るなんてさ」
このグループの小隊長である女戦闘員がイラつきを隠さずにいう。
彼女の名はセレナ、大柄な金髪の白人女性である。彼女のコスチュームは他の女戦闘員達とは違っていた。

BBBにおいて、小隊長はBBBのコスチュームであるレオタードを改造する権利を持つ。
セレナは元からの自己顕示欲の強さ、そして露出癖から、胸と股間を残しほとんどの布地をなくしており、
もはやレオタードというよりスリングショットと呼ばれる水着に近い格好である。
そして、BBBだけあってバストは114cm、Nカップの爆乳が否応なくその存在を主張していた。
まるで、洋物ポルノを体現したかのような彼女であるが、その乳房はまぎれもなく天然である。

BBBは作り物の乳を許さない。
彼女たちが世界でテロの嵐を巻き起こしたとき、貧乳女性の一部は助かりたいばかりに豊胸手術をこぞって受けたが、
BBBの女戦闘員たちは迷うことなくみせかけだけのニセ乳女性たちにも襲いかかり、殺しまわったのである。
706名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:50:07 ID:tY+oD+jq
「何がイイ女だ……気持ちの悪いほど肥大した乳しかアイデンティティのないバカ女がなにをいう……」
声は荒げていないが、青年の発するその言葉からは彼女たちへの揶揄と怒りがはっきりとみてとれた。
「ハンッ、胸が大きいわたしたちが優性の遺伝子を持った素晴らしき存在なのかわからぬ輩らしいね。
 ひょっとしたら、貧しい乳の女しか興奮できないじゃないだろうね?
 ああ、イヤだイヤだっ、こんなビョーキと話してちゃ、わたしの口が腐っちまうよ」
青年を嘲るような口調で一気にまくしたてるセレナ。
BBBは胸が大きいことを絶対視する選民思想を持った者たちの集団であり、
それ以外の価値観を認めない狂信的な者がほとんどである。セレナも例外ではなかった。
「病んでいるのはどっちだ……アタマのオカシな女が囀るな。相手にするのも疲れる……
 チチやパイのようにお前らに絶望を与えてから葬ってやりたいが……残念なことに俺の拳は仏の拳。
 イかし逝かすが我が拳の真髄。せいぜい、悦楽に肉体を歪ませながら死ね」
「なぁに、ごちゃごちゃ言ってるんだい。
 あんたたちも、こんなゴミの話をボーッと聞いてるんじゃないよ。さぁ、さっさと殺っちまいな」
セレナが命ずるままに四人の女戦闘員がナイフやハンドガンなどを手に男に襲いかかる。

「古来日本に伝わる武術、それが仏の教えと出会ったことにより生まれたのが我が流派。
 『逝かし仏』、慈悲深き奥義をとくと味わうがいい」
そういって男――イクトは動いた。その動きはまさに流れる水のごとく。
決して素早くはないが、女戦闘員達は彼をとらえることができない。
ナイフを突いても、銃を撃っても、彼には傷一つ与えられない。
その間にイクトは彼女たち間を縫い、胸やお尻、太股をなでるかのように触れていく。
女戦闘員達に痛みはなく、少しくすぐったいように感じるだけである。
「なにをチョコマカと、電車の痴漢みたいにわたしたちの身体を触ってんじゃないよ」
「アハハ、ちょっとタッチするだけが彼の限界なのよ。あたいたちが魅力的過ぎて殴れないんじゃない」
「ボクはそれでも許さないよ、か弱き乙女に、無断で触るなんて」
口々に冗談とも挑発ともとれる会話をしながら、女戦闘員達はイクトに波状攻撃をかける。

自分達が狩られる側であるとは思いもせず、彼女たちは男を狩ることをひたすら愉しんでいた。
707名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:50:58 ID:tY+oD+jq
数分後、イクトの動きが止まった。
「フン、息切れかい。それとも死ぬ覚悟でもできたのかい」
セレナはニンマリと獲物を狩る悦びに興奮していた。
彼女の言葉には何も答えず、イクトは静かに合掌する。
「アハハ、ほんとに観念したようだね。坊主の真似事なんてさ。いいだろう、引導を渡してやるよ」
BBBが表舞台に立つまで留学生として何年も日本にいたセレナは、
流暢な日本語でイクトにそう告げると、自らのナイフをイクトの心臓めがけて突きこもうとした……


その時だった。彼女たち全員の動きが止まったのだ。
皆が、すごく切なそうな顔をして、何かをこらえるかのようにモジモジと身体を揺らしている。
さきほどまでの妙なイクトの動き。あの撫で回しが『逝かし仏』の正体であった。

そして、その不可思議な効果がこれより後、彼女たちに襲いくる。
708名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:52:23 ID:tY+oD+jq
「も、もう……ボク、我慢できないひぃぃっ……」
まだ二十歳にもなっていない若き女戦闘員ナナコが肉体の疼きに耐えられず、ペタンとその場に座り込んだ。
その次の瞬間、彼女はバスト100cmに到達せんばかりの大きな胸を左手で揉みしだき、その右手は自らの股間へとのばす。
「フゥゥッ……気持ちいひぃぃ、ハァァッ……」
いやらしく喘ぐ声とともに、レオタードごしに秘所を弄くるナナコ。
レオタードをその恥肉に押しつけることによってできた縦の割れ目はとても卑猥である。


その光景をセレナや他の三人の女戦闘員は羨ましそうにみている。
その間にイクトは一人の女戦闘員の背後にまわりこんでいた。
「手伝ってやるよ」
イクトはそう言いつつ、肉体の疼きを堪えるのに精一杯で身動きができない女戦闘員のお腹に腕をまわし、
ハイレグレオタードの隙間から指を突っ込んだ。
「あひぃぃっ、なんなの、あたい、なんでこんなぁっ」
身を悶えさせながら、女戦闘員は色艶のある声を漏らす。
「我が奥義『逝かし仏』を受けたものは性衝動に襲われ、全身が性感帯になる。どうだ気持ちいいだろう」
「い、いひぃぃ……こ、こんなの初めて、全身を愛撫…された……ような……ああっ」
秘所を弄くられる快感だけでは我慢できず、自ら105cm、Iカップの胸を揉みしだく。
「そ、そうなのね、ハァッン…あ、あんた、あたいたちを挑発しときながら、
 イヒィッ、じ、実は抱きたくて仕方がなかったんでしょ。だからこんな技をかけて……」
「やれやれ。どんなにおまえの頭はおめでたいんだ」
心底、呆れたようにイクトはいう。
「そういう態度はダメよ。こんなの気持ちいいことならなら大歓迎だから……ハァハァッ
 す、素直になりなさいよ、本当は抱きたいっていうなら抱かせてあげてもいいのよ」
「……そうか、なら」
イクトが何かをいいかけたその時だった。
709名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:56:56 ID:tY+oD+jq
「ボク、だめっ、こんなの、イイよぉっ……ボク、ボク、もうダメェェッ」
先ほどからオナニーに没頭していた女戦闘員ナナコが絶頂に達したのだ。
ナナコはその同年代の女子にくらべ圧倒的な乳の成長ぶりからウシ乳と陰口を叩かれ、
男子学生はつねに自分の胸にむかって喋ってくることに強くコンプレックスを感じていた。
しかし、BBBが世界でテロリズムの嵐をまきおこしたとき、それは反転した。
乳を持つものが優秀なのだと説くBBBに感化された彼女は組織に入り、
今までの鬱憤を晴らすかのごとく、貧乳女を狩るようになったのだ。そんな、彼女も報いを受ける時がきた。

秘所に指をいれ、レオタードごしに勃起した乳首を指でつまみあげるような態勢のままのけぞりかえり……イく。
そして、そのままマリオネットの糸がプツッと切れたかのようにアスファルトの地面に倒れ動かなくなった。

「どうやら、逝ったようだな」
「ああ、うらやましい……ああっ、あたいも早くイきたいひぃっ」
「やれやれ、おまえの脳みそはお花畑か。よくみてみろ、あいつはイッた瞬間、三途の河を渡った」
確かに、先ほどまで興奮で荒げていた息はどこへやら倒れた女戦闘員はピクリとも動かない。
「ま、まさか」
セレナは生地が肌に擦れるだけで、興奮してしまうほどに強烈な性衝動を我慢しつつ倒れた女戦闘員に駆け寄る。
「し、死んでいる……」
脈と呼吸を確かめた彼女はその事実に驚いたような声をあげた。


「そ、そんなっ……」
「そういうことだ、さぁ、先に仲間が逝ってくれたんだ。
 あの世に行っても淋しくないだろう。おまえも我慢せずに逝け」
なんとか、背後のイクトを引き剥がそうともがく女戦闘員だが、力が入らない。
イクトはジュクジュクに濡れた秘所に指を挿れかき回した。
「ウヒィィィィッ、やめ、やめて。イっちゃうから……その指止めてぇっ……」
イクトは女戦闘員の懇願を無視し、指でクリトリスを刺激。
余ったもう一つの手でもがき揺れまくる乳房を揉みこみ、ツンと勃った乳首をレオタードごしに指の間でクイッとつまんだ。
「あ、あっ、ヤダ、イッちまう、死んじゃうっ。アヒアヒアヒ……ヒャァァァァッ」
そんな卑猥な叫びがビルの谷間にこだまし、ビクンと身体が痙攣したかと思うと力なくその場に倒れこんだ。
女戦闘員の自慢であった105cm、Iカップが胸が倒れた衝撃でブルルンとむなしく揺れた……
710名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:01:08 ID:tY+oD+jq
残ったのはセレナと二人の女戦闘員。
「ど、同時……にかかれ、お前たちのコンビネーションをみせて……やれ」
感じているのか、途切れ途切れながらもセレナは必死で命令する。
仕方なく二人はイクトに襲いかかるが性的な昂ぶりを抑えることに精一杯で、パンチは腰が入っておらずヘロヘロである。
男は二人の拳をなんなくかわすと、グニャリと二人の女戦闘員の乳房を鷲掴みにした。
「はぅっ」
「ああんっ」
小さく喘ぐ女戦闘員たち
身体のどこを触られても敏感になっている状態で、感じやすい乳房を揉まれてはタマらない。
女戦闘員たちは動きをとめると、身を固くし、ジッとイくのを我慢する。
「や、やめろぉ……ンァッ……」
「イ、イヤッ。き、気持ちよすぎ……ハァンッ」
男は構わずに二人の乳房を強く何度も揉みしだく。
同じ程度の力で男は彼女たちの胸を揉みこんでいたが、
よくみれば左の女戦闘員の乳房はレオタードのなかでグニャグニャと卑猥に形状を変えるのに対し、
右の女戦闘員の乳房は弾力性に富むのか、男の手を押し返さんばかりに、お椀形の形状を保とうとする。

彼女たちは姉妹であり、同じ102cm、Jカップのバストでありながらあまりの乳の柔らかさの違いに、
軟乳のアミ、硬乳のミアとBBBでは呼ばれていた。
BBBに協力する乳に魂を売った男たち、報酬として与えられる性乳奉仕。
そのなかで彼女たちのダブルパイズリはかなりの人気の誇っていた。
しかも、彼女たちは戦闘も並みの戦闘員以上の実力を持ち合わせていた。
今まで息のあったコンビネーションで、数々の貧乳女性や逆らう男たちを屠ってきたのだ。
しかし眼前の男に対しては、ただ、淫らに肉体を悶えさせる姉妹でしかなかった。


「くっ、ハァン、は、離せ、離しなさい……ンン」
「フゥンッ、ダメ、身体がクニャクニャになって力が入らないよぉっ」
二人は両手でミアの自分たちの胸から吸いついたように離れない手を必死ではがそうとするが、無意味であった。

しかし、イクトを背後から倒そうと性的興奮を必死に抑えこんだセレナが忍び寄っていた。
「死ねぇっ」
イクトの背中めがけてナイフを刺しこもうとするセレナ。
しかし、イクトはとうに気付いていた。アミとミアの乳房をひっぱるようにして避けつつ、セレナのお尻を軽く蹴る。
「イタッ、やめっ……けどダメェっ。こんなのでも感じちゃう。ヤダ……離してぇ」
「ひっぱらないでぇっ、ああ、お願い。おっぱいから手を離してよ。まだイキたくないの。どんなことでもするからぁ」
二人の女戦闘員が半泣きになりながら、イクトに許しを請うが彼は無視である。
「あとでゆっくりイかしてやるから、ちょっと待っていろ」
ただ、セレナにむかって吐き捨てるようにそういっただけだ。
「あふぅん……」
お尻を蹴られ四つん這いになったセレナは、尻への打撃が刺激になったのか、喘ぎ声をあげつつ自らの巨尻を撫でている。
711名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:05:20 ID:tY+oD+jq
「フゥン……そ、そうだ、私たちが胸でしてあげるゥゥッ」
「アアッ、そ、そうよ。アミと私のパイズリよ。すごいんンンァ……だからぁぁっ」
彼女たちには悔い改めるなどという意識など毛ほどもなかった。
ただ自らの自慢の肉体を使うことで助かろうと、欲望だけがすべての世界に生きてきたBBBの戦闘員らしい命乞いである。
「どれだけ魅力的な身体だろうと、心が汚ければ俺の心は動かせん。
 まあ、地獄でも鬼をめいっぱい誘惑するんだな」
イクトの乱暴だがツボをしっかりと抑えた乳房への愛撫が強まった。
アミの軟乳がグニャリグニャリといやらしく卑猥に形を変えていき、
ミアの硬乳が何度も何度もその弾力でイクトの手を押し返し、リズミカルな揺れを生む。
「イヒィィ、気持ちいい、アァッ、イきたい、もうイッちゃいたいぃぃぃっ」
「パイズリいいよ、お願い、あんた、男でしょ。パイズリだよ胸だよ二人で挟んじゃうんだよぉぉぉっ」
アミはこらえつつも喘ぐばかりだが、ミアはパイズリに相当の自信を持っていたようで、
パイズリへの誘惑が最後の希望であるかのように何度も繰り返す。

もはや二人は限界であった、股間を一度も弄られることなく、胸だけで絶頂に達しようとしていたのである。
イクトが最後にグニュウゥゥときつく二人の乳房を掴みこんだのが合図だった。
「もう、耐えらんない。イっちゃうよぉぉぉぉっ」
「パイズリ、パイズリなんだから、パイズリィィィィィヒィィッ」
乳の硬軟はあったとはいえ、さすがは姉妹といったところか。アミとミアは同時にイき、そして逝った。
イクトが手の形がつくまで何度も揉み込んだ二人の片乳房を離す。
支えのなくなったアミとミアはもたれかかり、お互いの乳房をすりつけるように倒れた。いやらしく重なった四つの乳房。
その谷間には、まさに二人が得意としていたダブルパイズリの餌食となるイチモツがあるかのようだった。


「さて、と。待たせたな。おまえにはゆっくりと肉体に悦楽を刻みつけてから逝かしてやる」
そういうと、イクトは四つん這いの状態からヨロヨロと立ち上がりつつあるセレナにむかって歩き出した。

                                                                         つづく
712クレイバンの人:2008/05/04(日) 20:08:23 ID:tY+oD+jq
小隊長セレナのヤラレは次回で。>>703の名前を間違って姉妹スレのにしてしまいました。
思ったよりKB消費しちゃいました。495KBなのでスレ立てに挑戦してきます。
713名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:23:18 ID:tY+oD+jq
【敵女】悪の女戦士を屠るスレ 5【やられ】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209899882/

無事スレを立てることができました。
まとめwikiなどが増えたりしましたので多少の変更を加えました。ミスがあったらすみません。
考えたら2スレ連続で自分が立ててしまったんですね。このスレでは余裕をもって投下します。
714名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 00:41:39 ID:FTz00HwG
GJ!!!
相変わらず外道なのに可愛い敵娘がたまりませんな。
715名無しさん@ピンキー
GJ&埋め