スクランスレ@エロパロ板 16話目

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1名無しさん@ピンキー
週刊少年マガジン・マガジンスペシャルで同時連載のスクールランブルのエロパロを書くスレです。

エロくない作品はifスレでお願いします
スクールランブルIF27【脳内補完】
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1147166749/

801ネタはヤオイ板で、嵐はスルーで、ごった煮SSは絶対禁止!カエレ!
SS書き限定の心構えとして「叩かれても泣かない」位の気概で。
的確な感想・アドバイスレスをしてくれた人の意見を取り入れ、更なる作品を目指しましょう。
マターリハァハァ逝きましょう

保管庫
http://www.geocities.jp/seki_ken44/
〜前スレ〜
スクランスレ@エロパロ板 15話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171208256/
2名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 01:14:21 ID:bm0QOF4M
〜過去スレ〜
スクールランブル@エロパロ板
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070069061/
スクールランブル@エロパロ板2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1077723024/
【スクラン】スクランスレ@エロパロ板3【限定!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082689480/
【スクラン】スクランスレ@エロパロ板4【限定!】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091365878/
【スクラン】スクランスレ@エロパロ板5【限定!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/109921309/
【スクラン】スクランスレ@エロパロ板6【限定!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106973491/
スクランスレ@エロパロ板 7話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112377106/
スクランスレ@エロパロ板 8話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116493562/
スクランスレ@エロパロ板 9話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123043701/
スクランスレ@エロパロ板 10話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1132918381/
スクランスレ@エロパロ板 11話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145376505/
スクランスレ@エロパロ板 12話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150907669/
スクランスレ@エロパロ板 13話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157465397/
スクランスレ@エロパロ板 14話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163660138/
3誘導:2007/06/11(月) 16:07:50 ID:TcfICSAN
スクランスレ@エロパロ板 16話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1179153397/
4名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 20:01:13 ID:6B94dDxm
1乙です。
5名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 21:59:05 ID:6GzfUpc6
1おつ
6haunted カレーの中の人 ◆F57im1gMT. :2007/06/13(水) 02:46:20 ID:VbtKEiqX
>>1さん乙です。

浮世の雑事に忙殺されてて続きどころではないですが
必ず書きますので期待してくださってる方、どうか少しばかりお待ちくだされ。

ソレが終わったらおにぎりも書きます。…鬼が笑わないといいのですがw


それはそうと、本誌が今一な感じですな。一条かわいいよ一(ry
7名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 06:38:40 ID:eOtEuL9y
自分のペースでやってくださいな。
おにぎりのついでに鉛筆希望とか言ってみるテスト
8名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 12:06:29 ID:6kWGgW+n
>>6
嘘付けw
空気が悪いからだろ?
埋めようとか書いたのお前だろ?
いちいちコテはずして書き込むなよw
うざい
9名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 13:27:17 ID:EI+0oOOj
梅たのオレなんだけどなw
10名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 13:40:22 ID:woGtI5fj
>>6
まぁ待ってるからゆっくりやってくれ。
11名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 09:48:41 ID:X5STb7zw
さて、前スレも埋まったことだし職人さんの降臨を待つのみだな
12名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 13:43:02 ID:ijinm/57
あげ
13名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 19:00:14 ID:Ou+AfSB4
カレー以外の職人さんの降臨を待つのみだな
14名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 12:28:07 ID:KSgNtmxy
かれんかわいいよかれん

今イチSSきぼんぬ
15名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 17:12:31 ID:1u48xRIh
(ー人ー)<ミコちんのおっぱい、ムッチュムチュに嬲り尽くされます様に・・・・
16名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 21:15:24 ID:FGhQjOO6
(ー人ー)<カレーさんが現れませんように・・・・・
17名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 21:50:33 ID:1u48xRIh
(−人−)<それはそれで勘弁してください
18名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 23:47:13 ID:FGhQjOO6
(ー人ー)<ならカレーさんが全レスやめますように・・・・
19名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 00:42:37 ID:80RBHqwU
(ー人ー)<カレーさんがカレー食べて華麗に退場しますように・・・・・
20名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:24:36 ID:45AzAVaJ
つーか、いつまでカレーさんて呼ぶんだ? 今までどおりhauntedの中の人で良くね?
21名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 09:15:15 ID:cWC8QDIb
>>20
俺もそれ思ってたw
ただまあhauntedの中の人よりカレーのが言いやすいからね
22名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 12:48:17 ID:liwrMVDx
(ー人ー)<hauntedの中の人が消えますように
23名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 17:20:49 ID:D/rj9wqp
(ー人ー)<SSも書かずに文句ばかり垂れる輩どもが死に絶えますように
24名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 10:29:01 ID:wx4wclvF
>>23
カレー乙w
25名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 16:14:02 ID:9nvBMXs0
カスは例外無く死ね。
26名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 12:10:00 ID:LLuuLEr4
 
27名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 23:13:02 ID:7MHl6VhP
hauntedの中のカレーの夢の人こないな…全てを忘れてイマイチに取り掛かってんじゃないだろな
28名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 12:12:27 ID:EwCBPKgY
カレーが愉快犯だとまだ気づいてない馬鹿発見w
29haunted カレーの中の人 ◆F57im1gMT. :2007/06/22(金) 01:42:16 ID:hs4C0R3b
>>27
それは無い
一日数行づつ
夢のハナシを書き続け中
必ず最後まで書くから安心汁

>>28
愉快犯ちがう。ただの粗暴犯。
30名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 02:07:45 ID:fv21xLX8
犯罪者帰れ
31 ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2007/06/22(金) 02:58:21 ID:L3JAf0Ui
     ∧_∧
    ( ´・ω・`)     ∧_∧
    /     \   (´Д` ) 帰れだってよ
.__| |    .| |_ /      ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄   / .|   | |
||\..∧_∧    (⌒\|__./ ./
||.  (    )     〜\_____ノ|  ∧_∧
  /   ヽ頭悪いな      \|   ( ´_ゝ`) なに言ってんだコイツ
  |     ヽ           \/     ヽ.
  |    |ヽ、二⌒)        / .|   | |
  .|    ヽ \∧_∧    (⌒\|__./ /
32名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 12:58:50 ID:x/rBqOd5
>>31
カレーさん・・・・・
そんなことして楽しい?
33名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 13:30:33 ID:xG/Gi1qD
>>29
日常生活に支障が出ない範囲で頑張ってくれ。
待ってるからな(´・ω・`)
34名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 15:29:01 ID:PHqgMUWZ
ウハッwwカレーさん来てたwww
相変わらずのマイペースっぷりにムカつ…安心したぜwww
35名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:08:39 ID:Sfd0mC4m
カレーはもう腐ってる
36名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 10:30:15 ID:oy4gl9xO
>>35
大分前から腐ってますが?
37名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 14:05:42 ID:lP+OZz/W
カレーはともかく、保管庫の需要ある?
あるんだったら作るけども。Wiki形式で。
38名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 14:23:08 ID:kT3iWeWc
頼む
39名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 14:47:25 ID:iMKyNQNy
>>37
>Wiki形式で
いいね
40名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 16:06:08 ID:XGysOrDP
ユカラカキさんの播磨が今度は誰を食べちゃうのか楽しみ。
41名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 16:08:33 ID:ksvj7R43
>40
詳しく
42名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 16:59:55 ID:EXhfh/3c
>>37
よろ
4337:2007/06/23(土) 20:42:02 ID:lP+OZz/W
需要ないとか言われなくて良かったです。。
とりあえず製作に取り掛かってみます〜。

また、前保管庫以外で作品をまとめてあるものってありますか?
あったら是非UPして頂きたいのですが…。なければ私が過去ログから拾って掲載しますけど…。
4437:2007/06/23(土) 21:10:45 ID:lP+OZz/W
トップページと少数は完成です。
ttp://www35.atwiki.jp/sukuran-eroparo/pages/1.html
45名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 21:32:17 ID:kT3iWeWc

仕事早いな
46名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 11:50:06 ID:DDJGNlXi
てかカレーはどうしたんだ?
マジで涙目で逃走か?
47名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 12:38:45 ID:kX1cfNRG
涙目とかもうね・・・
こういう事言う奴って、人生全てここにありとでも思ってるのかなぁ?
正直、涙目だろうが顔を真っ赤にしてようがどうでもいいから、
マターリして職人さんの降臨待とうぜ。

次週、イマイチですよイマイチ。
どっかの涼しいビッチが妊娠発覚でマガジン読者にはそれどころじゃないかもしれんが。
48名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 12:46:24 ID:h+QOUbJQ
>>47
涼しいビッチって?
49名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 14:42:56 ID:2xj1MS8P
播磨と沢近が一晩しただけで妊娠とか
播磨と八雲が一晩(ry
とかそういう話になってもビッチになる?
50名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 16:29:38 ID:MJ8pxjjO
スクランでビッチって言ったら三原か冴子か城戸だけだろ。
51名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 17:16:04 ID:DDJGNlXi
>>47
カレーさん涙でキーボードが見えないんですかw
52名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:02:20 ID:kX1cfNRG
カレー認定するのは結構なんだが、なんでそんなに必死なんだw
とりあえず、外の空気でも吸って落ち着いたほうがよくね?
53名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:21:15 ID:2CJOmMp/
>>50
ミコちんはもうビッチじゃないだろ・・・
54名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 10:55:21 ID:y3yya0Cz
>>53
ミコちん・・・どこにも書いてないような?
55名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 14:16:57 ID:ZxVplsAm
>>52
カレーさんのほうが落ち着いた方が良いよw
ほら、まずは涙を拭いて
そして外の空気でも吸って落ち着いて
5652:2007/06/25(月) 20:37:43 ID:fhEXJDFr
だってお!(めんどいのでAA略)

そろそろミコちんの続きキボンしたいトコロ・・・
57名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 20:49:29 ID:KeV9J4g5
やっぱミコちんはレイープが似合うよね?
58名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:11:37 ID:Udii6oL3
ミコちんの続きってなんのこと?
59名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:15:36 ID:/iWE5q+C
もう一個「ちん」が後ろに付きます
60名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 05:20:03 ID:GY5ocgg5
西洋栃氏の「お願い」(鉛筆)の続きをずっと待ってる俺(・w・)b
61名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 10:35:18 ID:fxIv9Xp4
>>60
俺がいる
62名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 11:27:06 ID:FuW8IS2J
ガイエルだって??????
63名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 12:33:28 ID:oEBawhRM
ガイエルの交流戦HR率は異常。


沢近ってたぶん付き合ったらかなり良いやつだよな。
周防はまあ間違いなく花井ENDだろうが、播磨は誰とくっ付くのか分からん…

小林の脳内では始めっから天満ENDは無さそうだし。

個人的には海老嫌いの播磨に気を使ってポテトを詰めてくれる程に健気な八雲END希望だがどうなることやら。
64名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 13:39:30 ID:EVS8mUAl
予想は本スレ辺りでやったほうが良くないかい?俺は誰とも結ばれないENDが本命と見てるがw
65名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 16:38:19 ID:oEBawhRM
>>64
そうだな。
エロに繋げようかと思ったが、確かにお前の言う通りだ。
すまんかった。
6637:2007/06/27(水) 19:36:32 ID:ii+e0coB
とりあえず保管開始します。…初代から地道に。

手伝っていただける方は
↓3代目スレからのにくちゃんねる
ttp://220.254.5.211:8000/cgi-bin/search/search.cgi?q=%83X%83N%83%89%83%93&D=eroparo&sf=2&andor=AND&shw=2000

↓初代、2代目スレのにくちゃんねる
ttp://220.254.5.211:8000/cgi-bin/search/search.cgi?q=%83X%83N%81%5B%83%8B%83%89%83%93%83u%83%8B%81%97%83G%83%8D%83p%83%8D%94%C2&sf=2&andor=AND&H=&view=table&all=on

でお願いします。。
67名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:27:35 ID:rjCY++If
>>66
にくそろそろ潰れるからデータだけでも保存しといたほうが良いよ
68名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 15:20:17 ID:wXaB3qPB
携帯からすみません
西本×舞って、需要ありますか?
69名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 15:20:40 ID:QWPb0eZf
よしこいこい
70名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 15:37:39 ID:wXaB3qPB
ありがとうございます
早速、書いてきます
ただ、平日は仕事があるので、投下するのは週末になってしまいますが、そこはご勘弁をm(__)m
71名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 20:16:12 ID:/y786/Vc
>>70
カレーさんの作品の邪魔にならない程度にね
72名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 20:22:50 ID:08ONItHp
愛ある限り、邪魔になるような作品はこの世に存在しない!!
とか言ってみる俺 (・w・)b<実際そうだと思うよ

>70 期待してますので頑張って下さい。
73名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 20:28:35 ID:fDYE34M/
スルーを覚えられない住民が未だにいるのな
74名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:13:16 ID:v1S4kJNi
パソコンからすみません
麻生×美琴って、需要ありますか?
75名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:13:58 ID:v1S4kJNi
よしこいこい
76名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:14:39 ID:v1S4kJNi
ありがとうございます
早速、書いてきます
ただ、平日は仕事があるので、投下するのは週末になってしまいますが、そこはご勘弁をm(__)m
77名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:20:24 ID:uADZaxmB
74-76

スルーしといた方が正解かな?
78名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:34:49 ID:v1S4kJNi
スルーを覚えられない住民が未だにいるのな
79名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 00:23:18 ID:EYcqfkmZ
何このデジャヴ
80名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 01:04:01 ID:QigYz0F2
カレーカレーカレー
はよこい
81名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 10:44:00 ID:tDXk9O4n
>>77
なんでそんな結論が出るのか
何派の話が書かれようと自由だろ
82名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 11:25:26 ID:ZbJwpdtz
>81
ID見れ
83名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 21:16:31 ID:5m9hsHnF
>>71
これが噂に聞くカレー原理主義者ですか・・・・・・・・
引きますねw
84名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:05:19 ID:6HmyDrR2
>>83
カレー信者じゃなくて旗だよw
85名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 17:50:40 ID:daHoV+55
86名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 14:14:38 ID:WinWo2Lo
カレーさんの作品が遅れに遅れているのはこういうことの積み重ねからです。


97 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/06/30(土) 02:59:51 ID:hYDXfei1
あまり一人の職人さんだけを露骨に評価するのはやめたほうがいい


他の職人さん方「何か歓迎されない空気みたいだから撤退するか」
            ↓
評価された職人さん「ずっとオレのターンはきついな・・・」
            ↓
いつの間にか職人さんがいなくなって過疎スレの仲間入り


・・・って感じになる可能性が大だ
要するに、一人だけを特別扱いするのはやめたほうがいいってこったな
感想つけるにしてもよく考えたほうがいい
嗜好にあわなかったらスルー、これでいいじゃまいか

ピンク板にきている以上は大人だろうから、これぐらいはわかるよな
87名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:24:33 ID:mLvhSj5R
世の中、WinWo2Loが思っているほど単純じゃない
88名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:28:00 ID:hEQoLz1+
>>86

激しく同意。淡々と感想を述べるほうがいいな。誰にしても。
GJだと思った人はすればいいけども程々に。度の過ぎたGJは
自演と見られるかもしれない。
何はともあれ場の空気を読んでから感想を言うのがいいってこった。
89名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:15:42 ID:WinWo2Lo
>>87
なんかの理論の名前かと思ったら俺のIDだった・・・
90hauntedカレーの中の人 ◆F57im1gMT. :2007/07/02(月) 03:12:42 ID:os4gZfUu
>>86
いや、純粋に浮世の仕事の締め切りが原因に過ぎません。
だってほら、俺って空気読めないからさ。

七月に入ったから多少は余裕ができると思われ。
海の日くらいを目処に投下予定。気長に待つヨロシ
9170:2007/07/02(月) 03:32:32 ID:QVVkW74+
すみません
遅くなりました
今から投下します

17巻♭47の「西本の裏側」の後の話として作ったので、そこからお読み下さい
92名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:33:55 ID:QVVkW74+
「……ここはどこダスか?」

 西本が目を覚ますと、目の前には白い天井がある
 おまけに、清潔そうな白いシーツのベットに寝ている
 自分の家ではないことは確かだ
 だが、さっきまで教室にいたはずなのに、なぜこんなところで寝ているのだろう?

「あ!起きた!いきなり倒れて、ビックリしたわよ」

 女の子が、ベットで寝ている西本の顔を覗いてきた
 クラスメートで委員長で幼馴染の大塚舞だ

「何があったダスか?」
「覚えてないの?私が話しかけたら、アンタいきなり倒れたのよ」

(……覚えてないダス……)

 ここ最近、無理をして勉強ばかりしていたせいか……
 どうやら、無理が祟ったらしい

「最近、痩せた……というより、やつれてきたみたいだけど、大丈夫?」

 倒れた人間に大丈夫も何も無いと思うが、心配しているのが分かるだけに、少しすまない気持ちになる

「心配してくれて、ありがとうダス……痩せてきたの、良く分かったダスね?」
「そりゃあ、アンタの幼馴染なんだから、分かって当たり前でしょ?」

 さすがは幼馴染といったところか……
 最近、体重が減ってきてはいたが、外見上は変わらないため、自分もエロミーティングの面々も、
全く気にしていなかった
 それをあっさり見抜くとは……

「最近、何してるの?勉強?」
「まあ……そうダス」

 西本は微妙に言葉を濁してしまった
 本当のことを言えるはずが無い
 いくら舞でも、呆れかえることは必然だ

93名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:35:31 ID:QVVkW74+
「ふ〜ん……そんなにやっているなら、私が教えようか?」
「いや、それには及ばないダス」
「………」
「………」
「うわっ、サイッテー!」
「何で分かるダスか……」

 世話焼きの彼女の誘いを断った途端、すぐにばれた
 幼馴染のなせる技なのか、世話焼きだからなせる技なのか……
 以前も同じことがあり、あまり気にしないが驚いてしまう

「そんなんだから、女子に人気が無いのよ……アンタは……」

 ひどい言われようだ

「大きなお世話ダス。舞しゃんだって、彼氏いないじゃないダスか」
「まあ、確かに居ないけどね〜。アンタを見ていると、心配になるのよ。結構、情けないし……」
「ぐ……」

 西本は、言い返すことができない
 こういう、ずけずけした物言いさえなければ、舞も彼氏ができるはずなのに……

「でも、勿体無いダスよ」
「私のことは良いでしょ?」
「まあまあ……ワスの言う通りにしてみるダス。そうすれば、元が良いから男子がほっとかないダスよ」
「……そ、そうかな」

 舞も何だかんだで、年頃の女の子だ
 もてると言われれば、少しは興味があるらしい

「まず、三つ編みを解いてみるダス。三つ編みは固く見えるダス」
「ふんふん……」

 シュルッと舞は三つ編みを解いた
 三つ編みで癖のついた髪が、美しく広がる

「制服も少し着崩すダス。ガードが固いように見えるダス」
「ほおほお……」

 制服の襟を緩めたりした
 元々、スタイルが良く、胸も大きいので、西本の視線が自然にそっちにいってしまう

「それで、相手に媚びるような視線で決め台詞ダス。『食・べ・て』」
「『食・べ・て(ハート)』」
「いただきますダス」

94名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:36:17 ID:QVVkW74+
ゴスッ!

 思わず襲いそうになった西本の顔に、舞の拳が決まる
 自分でやらせといて何だが、舞も美少女の部類に入るだけに予想以上の破壊力だった

「アンタさ……私のこと馬鹿にして、楽しんでるでしょ?」
「さ…最後のは冗談ダスが……その格好でいれば男の一人や二人すぐに釣れるダス。間違いないダス!」

 舞の魅力が増した分、怒っている姿が怖すぎる
 慌てて言い訳をしてしまう西本だった

「まあ、良いんだけどね……アンタらしいし……」

 そんな西本を見て、舞も怒りの矛をおさめる
 舞は緩めた裾を元に戻した

「別にクラスの男子に好かれなくても良いんだけどね。私、結婚を約束した人がいるし……」
「……ダス?」

 何気ない一言みたいだが、いきなりの爆弾発言
 表情を変えても全く分からない西本の顔が、傍目からでも分かるくらいに驚愕に歪んだ

「どういうことダスか……?」
「え?……あ…そういう意味じゃなくて……あの……」
「何をしたダスか……?」
「キスとかいろいろ……」
「ど…ど……どこの馬の骨ダスか!!」

 いつも、そばにいる……何でも知っていると思っていた幼馴染の驚愕の発言に、西本は思わず咆えていた……

95名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:37:52 ID:QVVkW74+
(相手は……クラスメイトじゃ無いといったダス……彼氏が居ないと言ったからには、今は付き合っていない……
今、近くに居ないということダス……昔の知り合い?たくさん居てわからんダス!)

「ちょっと……大丈夫?」

 猛り狂った後で急に考え込んだ西本を、舞は少し心配する

「許せんダス!至急、召集をかけて制裁をくわえるダス!」
「ちょっ……アンタ、何しようとしてるの?!」

 携帯を取り出し、どこかに電話しようとした西本を、舞は急いで止めた
 
「どこの誰だか分からないのに、どうやって制裁をくわえるっていうのよ!」
「エロミーティングの情報網を舐めないで欲しいダス。そんなのすぐに分かるダス」

 再び、どこかに電話しようとする西本……

「だから、止めなさいって!」

パシッ!

 思わず、舞は西本を叩いていた
 これまた、滅多に表情の変わらない西本の顔が驚きの表情に変わる

「あ……ごめん……」
「いや……ワスも悪かったダス……」

 目に見えて、西本は落ち込む
 舞は西本を傷つけてしまったことを、少し後悔し始めていた

「ねえ……そんなにショックだった?」
「……ショックに決まっているダス……」
「ふうん……」

 西本はどんどん沈んでいく

「ねえ…キ…しない?」
「……ダス?」
「ほら……アンタ、いろいろ忘れているみたいだし…………」

(……しない?……しない?……しない?……)

 舞の言葉が、西本の頭の中で繰り返される
 小声になった部分が聞こえていないみたいだが……
 その言葉の後も舞がいろいろ喋っているのだが、西本の耳には入っていない

「ちょっと、聞いてる?」
「あ……聞いてるダス……」

 反応しなくなった西本に、舞は声をかけた

「で……どうかな……?」
「………」

ブツッ!!!

 西本の秘蔵の品にあるような、憧れのシチュエーション……
 この状況で耐えられる高校生などいようか、いやいない
 舞の恥らうような上目使いに、西本の理性が勢い良く弾け飛んだ
96名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:40:15 ID:QVVkW74+
「ダスーーーーー!!」
「きゃっ!!」

 西本は舞をベットの中に引きずり込む
 そして、自分の下に舞を組み敷いた
 舞は西本の下で抵抗するが、体重差がすごいため、激しく動くことができない

「な……何するのよ?!」
「綺麗ダス……」
「い…いきなり何を……」

 髪がベットに広がり、確かに美しかった
 恥らうように横を向いた姿が、それをより際立たせる

ちゅっ

 西本は舞の頬にキスをした

「……え?」

 舞はキスに驚いて、西本を見た
 西本は舞の顔が正面を向いたことで、そのまま唇にキスをする

ちゅっ!ちゅっ!

 まだ経験が無いとは言え、エロソムリエとまで言われた漢のキスだ
 あっという間に舞の抵抗が無くなる
 それに気を良くしたのか、西本は胸に手を伸ばした

「大きいダス……」
「ああ……恥かしいこと言わないでよ……」

 服の上からでも分かるボリューム……
 舞の隠れ巨乳の噂は伊達ではなかった
 舞は抵抗する気力が無いのか、顔を隠して西本のなすがままにされている

「あ……ああ……」
「服…脱がすダス……」
「だめ……」

 だが、舞は顔を隠したまま、口先だけの抵抗しかしない
 西本はアッという間に、舞のYシャツのボタンを外し、ブラを抜き取ってしまった

「!!!」
「見ないでよ……」

 恥らっている少女と、その外見とは不釣合いなYシャツから溢れ出す胸……
 西本は、そのエロティックさに激しくいきり立った

97名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:41:26 ID:QVVkW74+
「ダスーーーーー!!!」
「痛!!」

 西本は激しく舞の胸にむしゃぶりつく
 むちゃくちゃにやっているように見えて、舞の感じるところを的確についているのは、
さすがエロソムリエといったところか……

「……痛いよ……もっと優しく……」
「すまんダス……あまりに魅力的だったダスから……」

 だが、やっぱり経験のない舞には厳しかったらしい
 舞の涙ぐんだ目と弱弱しい声で、西本の熱も下がる

「優しくするダス」
「うん……あ……はあ!」

 西本の愛撫が、優しいものに切り替わった
 落ち着きを取り戻したのか、胸だけではなく全身にその手は広がる
 二人だけしかいない保健室に、舞の喘ぎ声だけが聞こえていた

(もう……いいダスかね……?)

 舞のあそこはシーツから溢れるくらいにジットリと濡れていることは、愛撫していたときにすでに分かっている
 だが悲しいかな、知識もテクニックもある西本だが、経験が無い以上これからどうしていいのか分からなかった
 だが、それを舞に聞くのは酷というものだろう
 だから直接、行動することにした

「入れるダス」
「………」

 舞は応えなかった
 ただ、少しうなずいた気がする
 西本は舞から器用にシーツを取った

「!!(ゴクッ!)」

 舞のそこはとても美しい
 今まで様々な裏モノを見てきた西本だが、その美しさに言葉をうしなった
 西本は無言で自分の息子を取り出すと、舞のそこにあてがった

98名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:41:58 ID:QVVkW74+
「本当にいいダスね?」
「………」

 再度の確認
 西本のその言葉に、舞は無言で肯くのが見えた

ズンッ!!

 それを見た瞬間、西本は一気に舞を貫いた

「……痛い!!」
「すまんダス!でも、止まれないダス!!」
「あ……痛!謝らないでよ!」

 痛がっていても、舞のそこは西本を優しく包み込んでいる
 その初めての心地よさに、西本の息子はより大きくなっていった

「んん……まだ大きくなるの?ああ!!!」
「あんまり可愛いから……すまんダス!!」

 エロソムリエの腰使いも的確なのか、舞の声から苦痛の響きがどんどん抜けていく
 舞が隠しているせいで顔は見えないが、その声だけで西本も激しくなる

「私……初めての……はずなのに……こんな!!ああああ!!!!」
「ワ……ワスも限界ダス!!!!」

 初めての二人
 その終わりは突然だった
 舞が絶頂に達した瞬間、西本も限界を迎え、舞の胎内に思いっきり吐き出す

「あああああ!!!!!」
「ダスーーーーーー!!!!!」

 絶頂の瞬間、ちらりと見えた舞の顔はこの世で一番美しいと、ボーっとした頭で西本は思っていた

99名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:43:11 ID:QVVkW74+
 脱力した西本は舞の上に倒れこんでいた

「ちょっと!重いじゃない!」
「ああ……すまんダス」

 慌てて、舞の上から西本はどいた
 そのまま、舞の横に寝転ぶ

「なんであんなことしたの?」
「いや…あの……しようって言うダスから……」
「私は!キスしようって言ったの!!」
「あ……」

 混乱していたとは言え、早まった行動だ
 あっという間に西本の顔が青ざめる

「す……すまんダス!!」
「もういいわよ……アンタがエロい事しか考えていないことは、よく分かってるし」

 舞は呆れた顔で、それ以上西本を責めようとはしなかった

「……混乱していたダス。あんな事言うものダスから……」
「……やっぱり忘れてるんだ……」
「……ダス?」

 何が忘れているというのだろう?
 はっきり言って、よく分からない

「昔、アンタ、私にいきなりキスして、その後いきなり土下座して『責任は取るダス!!』って言ったじゃない?」
「ダス……」

 何でそうなったかは忘れた
 だが、言った
 確かに言った
 確かその後、舞にぼこぼこにされたはずだが……
 そういえば、自分に必要以上にかまってくる様になったのは、その頃からのような気がする
 世話焼きな性格だから、あまり気にしていなかったけど……

「せ・き・に・ん……取ってくれるんでしょ?」
「ダス」

 彼女にしては珍しい、小悪魔的な笑みに、西本は肯くしかなかった……

100名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:44:59 ID:QVVkW74+
数日後、昼休み

「なあ……何食べる?」
「そうだな……学食に行ってから決めっか」
ドスドスドス!!
「あ!良い所に!!菅君、伍長!ワスを匿うダス!」
「あっ、西本……どうしたんだ?」
「追われてるダス!」
たったったった!!
「来たダス!隠れるダス!」
「「なんだ〜??」」
「あ!菅君、吉田山君、西本君見なかった?」
「いや……見てないけど」
「どうした?」
「何でもないの。じゃあね〜」
たったったった……
「行ったダスか……」
「最近、大塚と仲がいいよな」
「何があったんだ?」
「怖いダス……ダイエットした方が良いと言って精進料理真っ青の粗食させられたり、
毎日運動した方が良いと言って登下校走らされたり、部屋にある秘蔵のDVDを捨てられたり、とにかく怖いダス……」
「そりゃ、確かに怖いな〜」
「いや……吉田山……ちょっと待て。それって……委員長に手料理作ってもらって、毎日一緒に登下校して、
部屋の掃除までしてもらっているってことじゃないか?」
「あ……」
「ダス……?」
「「西本〜〜?」」
「ああ!!こんなところにいた!!」
ガシ!
「ダス?」
「あ……大塚?」
「委員長?」
「もお、お昼食べる時間なくなっちゃうよ?早く来なさい!」
ズルズル……
「お前ら、助けるダス!助けるダス〜〜!!」

「何があったかは知らないが……」
「完全に尻に敷かれているな……」
end
101名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 03:54:49 ID:QVVkW74+
以上です

取りあえず、お久しぶりですm(_ _)m
1年半〜2年位前にここで書かせていただいていたものです
時々また書きたいと思いますので、お見知りおきを……

最初と最後のネタだけ決めて書いたら、途中が書きにくくてしかたがなかったです
おまけに、全部書き終わってから、公式設定と違う事(小学校からの知り合い→中学からの知り合い)が
判明して全部書き直しw
突貫で書いたので、何か変なところがございましたら、ご容赦下さいm(_ _)m
102名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 08:30:50 ID:6nEXFGtf
乙乙!
ぜひまた何か書いてくれ!
103名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 11:14:51 ID:Qskj5HEx
>>101
面白かった!!!!






カレーは空気読めるようになってから来い
104103:2007/07/02(月) 11:51:09 ID:Qskj5HEx
再度失礼

カレーは空気を読めないわけじゃないね
ただ調子に乗ってるだけだろうね

あまり一人の職人さんだけを露骨に評価するのはやめたほうがいい


他の職人さん方「何か歓迎されない空気みたいだから撤退するか」
            ↓
カレー「ずっとオレのターンはうれしいなw」
            ↓
いつの間にかスレはカレーの私物化





105名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 11:56:39 ID:T88elHyn
こういう、スレをつぶしたい奴の思惑に乗らないからカレーが叩かれるんだろうなw
106名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 12:31:44 ID:JYh2bwir
>>101
GJ

>>90
「俺って空気読めないからさ」
なんか媚びない、流されない俺って格好いいとか勘違いしてるの?
ウザイよ。一週間以内に今のお嬢編完結して、
その一週間後にはおにぎりその他を書いてくれるなら許してあげるけど。
107103:2007/07/02(月) 14:19:38 ID:Qskj5HEx
>>105
残念w
俺はこのスレ大好きだし
カレーが嫌いなだけ
108名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:45:14 ID:Enpq21BT
やれやれ。派閥厨はくるな。
109名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:48:40 ID:nGOaplKc
>101
堪能したダス
すごくイイ
110名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 19:34:48 ID:pH9l44Wf
>>106
見事なつりだ
111名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 00:27:52 ID:c27DNfNs
カレー信者うぜーーーーーー
嫌われてるって自覚しろよ。
112名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:58:25 ID:ILMtUSU7
>>106
そうだな。
寂しいんだよなお前は。

カレーに構ってもらえないからいつまでも頑張ってんだな。

もういい…もういいよ…よく今まで耐えたな…




だからもううるさいから黙って死ね。
113名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:17:45 ID:xy4HUur+
>>112
カレーさん・・・・・・・・・・・・・・
紛らわしいからコテつけて書き込んでくださいよw
114名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 07:39:11 ID:jmkl2b0K
せっかく新しい職人が来たんだからさ。
カレーの話題はモウイイヨ。
それよか、新しい職人を歓迎しようじゃないか。
115名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 11:24:41 ID:T08ar4Yt
>>114
同意です!
カレーをNGにしたらすっきりw
116101:2007/07/04(水) 17:36:12 ID:nz4u33tZ
楽しんでいただけたようで、幸いです
また、暇がありましたら書きたいと思いますので、よろしくお願いします
117名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 18:21:09 ID:jmkl2b0K
>>116

職人キターーーーーーーーー!!
GJです!またの作品を期待しています!
118名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 18:36:54 ID:TWpmbwnV
ほのエロくてよかった。
次は誰で書くの?
119名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 19:31:07 ID:T08ar4Yt
>>116
最高やーーーーーーー!!
120名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:17:51 ID:6hfNshbd
さてと、そろそろ俺も重い腰をあげるかな・・・。
121名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 19:13:51 ID:JQ+SaTPs
>>120
待ってました!
122名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:35:21 ID:JQ+SaTPs
これにエロSS朗読させようぜ。


2ちゃんねる”の書き込みを音声で読み上げてくれるWebブラウザー「SofTalk WEB」v0.87が、
4日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPでの動作を確認した。
現在、作者のホームページからダウンロードできる。
ttp://www.forest.impress.co.jp/article/2007/07/05/softalkweb.html
123名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:19:45 ID:XrumnS7V
いい感じのスレになってきましたね
124名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:51:31 ID:QyN091fN
120に期待
125名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:33:52 ID:XrumnS7V
男は黙って上げて待つ
126名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 13:27:57 ID:STvp/xia
みんなカレー専用に行ったみたいだな
127名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 18:35:46 ID:EabI/926
>>126
それどこ?
128名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 21:35:08 ID:STvp/xia
>>127
アンチには教えませんよw
129名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 21:52:34 ID:OM1ckiHj
>127
前に荒しが嫌がらせでそんなスレを立てた。
速攻スレ削除されてた(w

まあそんな事はどーでもいい。
黙ってワクテカしながら>120を待とうぜ
130名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 00:18:27 ID:0cZf9leW
期待されすぎで重荷になってきた・・・
131名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 00:26:55 ID:CSuorjOg
>>130
プレッシャーを力に変えるんだ!!
132名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 01:05:37 ID:GDOBfn2U
カレーはいらない子になったなw
133名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:11:01 ID:iMctpwux
誰もいない?
投下するなら今のうち……
134進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:12:16 ID:iMctpwux
「おかしい……何故いつも、僕が何かをしようとすると、裏目に出るんだ?」

 花井春樹は一人、自分の部屋で焦っていた
 谷先生から出席日数がやばいと言われた次の日、花井は学校に泊まろうとして、何故か北海道にいた
 その日は運良く出席になったが、このまま行けば後一日どころか一週間ぐらい休んでしまいそうだ
 終了式まで後一ヶ月……
 もう、自分の行動は信用しないほうが良い
 何か他に保険を作る必要があった 

「……朝は自分で起きるだけじゃだめだな。誰か一緒に登校してくれる人を探して、頼んでみよう」

 過去の経験から、一人で行動したときほどろくな事になっていない
 だから、誰かと一緒に行動すれば、悪いことにならないはずだ
 ただ、問題はその相手……

「うちのクラスだと、男子は……ダメだな。あてにならない。高野君……もダメだな。余計悪化する気がする。
大塚君……は家が遠いし……ヤクモンも家が遠い……と、なると……」

 花井の視線が窓の外に向けられた
 そこには幼馴染の家が見える

「やっぱり、周防に頼むしかないか……」

 ハア……と、花井はため息をついた
 小学校以来、美琴とは一緒に登校することは滅多に無い
 長年の幼馴染という関係のせいで、茶化されることが多く、それが嫌でそんな風になってしまったのだ
 だが、今の状況から言えば、美琴は最も理想的である
 背に腹は代えられない

「周防なら、断らないはずだしな。変な噂が立っても、どうにかなるし……」

 花井は美琴に頼むことにした
135進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:13:03 ID:iMctpwux
「花井〜、来たぞ〜!」

 次の日の朝、約束どおり美琴は花井の家の前にいた
 いつもよりかなり早めに家を出て、花井を待つ……
 が、花井の家からは、人が出てくる気配どころか人の声も聞こえない

「何だ?あいつ……まだ、寝てるのか?」

 ドアに手をかけると、鍵は開いてる
 顔を覗かせてみると、花井の家の中は静まりかえっていた

「何だ、誰もいないのか……」

 美琴はそう言うと、勝手に花井家に入って行った

136進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:14:17 ID:iMctpwux
 勝手知ったる他人の家……
 美琴は迷うことなく花井の部屋に着くと、そのドアをノックも無く開けた
 そこには案の定、花井がまだ寝ている

「人に頼んでおいて、まだ寝ているとは……」

 美琴はちょっとムカッとしていた
 実際のところ、花井はいつもは四時に起きている
 だが、今日に限って言えば、昨日美琴と一緒に登校することを頼んだときに、交換条件として美琴の新技の実験台にされていた
 その傷が未だに癒えず、眠りが浅くなってしまって、いまだに寝ていることになっているのだが……

「花井!起きろ〜!!」
「……周防?」

 花井にかけられる美琴の元気な声
 その声で、花井は少し目を覚ました
 そして、振り上げられる美琴の綺麗な足
 ……足??

ゴスッ!
「グホォ!!」

 無常にも、美琴の踵は花井に突き刺さった
 花井は搾り出すような声を出した後、全身の力が抜け動かなくなる

「花井?起きた?……まだ寝てるよ……」

 寝ているのではなくて、気絶しているのだが……
 例え優秀な格闘家であっても、不意打ちを食らえばそのダメージは甚大である
 花井もその例の漏れず、見事に気絶していた

「これでも起きないか……よし!奥の手だ!!」

 美琴はそう言うと、花井の布団を一気に剥いだ
 冬の冷気が体を蝕み、普通なら一気に目が覚める
 そう……気絶していなければ……
 案の定、この程度の刺激では、花井は目を覚まさない

「起きないな〜……ウオッ!」

 美琴は寝ている花井を見て、思わず女性らしからぬ変な声を出してしまう
 男性諸君ならご存知だろう
 朝は見事なテントをはることを……
 花井も例に漏れず、大きくなっていた

「なんつー所を大きくしてるんだ?こいつは……」

 美琴も興味が無いわけではないので、自然にそっちに目がいてしまう
 美琴は無意識に観察していた

(思ったよりでかいな〜……って、そうじゃなくって!)
137進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:15:23 ID:iMctpwux
「ほら!起きろ!遅刻するぞ!!」

 恥かしくなった美琴は、花井を揺するが全く起きる気配がない

(……こいつ、実は起きてるんじゃないか?)

 止めを刺したのは自分なのだが、そんなことは少しも思わず、美琴は思った
 もし、起きているとしたら、何か強行手段を取ったほうがいいかもしれない

「ほら、起きないならズボンを脱がすぞ〜」

 そう言って、美琴は花井のパジャマのズボンの縁に手をかける
 真面目な花井のことだ
 脱がされる前に飛び起きるはず……
 だが……起きない

「本当に脱がすからな?本当に…本当だぞ?」

 相手は気絶しているんだから意味が無いのだが、美琴は意地になっていた
 我慢比べと言わんばかりに、少しずつ花井のズボンをずり下げていく
 そして……

「きゃあ!」

 ズボンの限界を超え、花井のたくましい息子が飛び出してきた
 目の前に予想以上に激しく出てきたため、美琴は女らしい悲鳴を上げる

「すごい……昔とは全然違う……」

 昔、興味本位で花井のズボンをむしり取った時があったが、こんなに大きくはなかった
 たくましくて、固くて、熱くて……

(あれ?あたし……)

 美琴は無意識に花井の息子を握っていた
 手の中の花井は、熱く脈打っている
 気のせいでなければ、手の中で少しずつ大きくなっている
 それでも花井は目覚めない

「起きないのか?ねえ……」

 良く観察するために、美琴は花井の息子に顔を近づけてた
 表現することのできない独特の、でも嫌じゃない臭い……
 グロテスクだけど、どことなく可愛い形……
 ここまでしても、花井は起きない
 美琴の目は怪しい光を湛え始めていた

138進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:15:53 ID:iMctpwux
「……キスでもしないと起きないかな?」

 美琴は花井の息子に口を近づける
 そして、チュッとキスをした

ピクッ

「…お?」

 その刺激で、花井は少し反応した
 だが、それだけ……

「これ位じゃ起きないか……もっと強くしないとだめかな?」

 美琴はそう呟くと、花井の息子を口に咥えた
 それだけで、ピクピクと花井の体が反応する
 そのことが、美琴には少し面白い

「ング……ンン………ジュルッ!」

 花井の息子は、口の中で舐めまわすと細かく震え、強く吸うとビクッと大きく震える
 花井が起きないのをいいことに、美琴はその行為をだんだん大胆にした

(……何やっているんだろ……あたし……)

 起こそうとしただけのはずなのに、気がつけば自分は花井のものをしゃぶっている……
 花井が起きて、これを見たらどう思うだろう……
 もしかしたら、すでに起きていて混乱しているのかもしれない……
 この状況をどうしようか、悩んでいるのかもしれない……
 美琴はこの状況を取り繕う自信はなかった
 だが不思議なことに、この行為を止めることができないでいる

(あたし……花井に…見られたいのかな……?)

 そう思ったら、トロッと美琴の内股を恥かしい液が垂れた
 美琴のそこは熱く濡れ、シーツでは吸い込みきれなかった恥かしい液が溢れ出したのだ

(すごい……あたし…こんなに濡れてる……)

 美琴は自分のそこを触ってみた
 熱く濡れたそこから快感が走りぬけ、手が離せなくなる
 自然と、もう片方の手は胸に伸びていた

139進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:16:28 ID:iMctpwux
「ンン…ジュル……チュッ……ああ!」

 花井の部屋には、美琴の声と濡れた音が響いていた
 美琴は服の上から胸を揉み、自分の恥かしいところを弄る
 しかし……

(……物足りない……)

 美琴は、服の上からの刺激では物足りなく感じていた
 花井の息子を咥えながら、美琴は制服の前を開け、シーツを膝まで下ろす

「んんん!!」

 胸と恥かしいところを直接触ると、快感が全身に走り抜けた
 その強さを現すかのように、美琴の口の動きも激しくなる

「ジュルッ…ジュ……ンン…チュッ!ジュルッ!!」

 美琴は強くなった快感に、絶頂に達しそうになっていた
 しかし……

どぷ……

「んんんんん!!!!!」

 美琴が深く咥えたとき、花井は美琴の口の中に吐き出した
 その直撃を喉に受け、美琴は目を白黒させる
 のどの奥に出され、吐き出すことのできないそれを美琴は飲みくだしていった

140進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:17:27 ID:iMctpwux
「ケホッ……急に出すなよな……」

 花井が出し終えたところで、美琴は口を離した
 青臭く変な味がしたが、不思議と嫌だとも不味いとも思わない
 口に出された分は、全部飲んでしまっていた

「あ……小さくなっちゃった……」

 出し終えて満足したのか、花井の息子はみるみる小さくなる
 美琴は名残惜しそうに、それに触った
 その時!

「あっ!」

 花井の息子を弄っていた美琴の手を、花井の手が掴んでいた

(起きた!!)

 この状況で言い訳はできない
 それ以前に、花井のズボンをずり下ろした時点で言い訳なんてできないのだが……
 美琴は目を瞑り、花井の言葉を待つ
 襲われるかもしれない……罵倒されるかもしれない……
 でも、それならまだ良い
 花井に嫌われるかもしれないことが、美琴にとって一番怖かった……

「す〜……す〜……」
「……え?」
(……寝てるのか?)

 見れば、花井はまだ寝息を立てている
 美琴は全身から力が抜け、へたり込んでしまった

「はぁ〜…」

 緊張が抜け安心したことで、美琴の中に燻っている快感が再び燃え上がってきた
 美琴は、自分の手を掴んでいる花井の手を見る
 太くて固くて少しざらざらしている手……

ごくっ……

 美琴は花井の隣に寝ると、その手を自分の熱く濡れている場所に持っていった

「ああ!……んんん……」

 触ると同時に嬌声が上がり、美琴は慌てて口を噤む
 今、起こすわけにはいかない
 でも、その行為は止まらない

「んん……んんん!!」

 自分の手では感じることのできない快感だった
 美琴は花井の手を自分の腰に押し付け、快感を貪る
 花井の指が少し動き、美琴の敏感な部分を擦った

「んんんんんん!!!!!」

 口を噤んでいたため大きな声にならなかったが、美琴は確かにその瞬間、絶頂に達していた……
141進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:18:05 ID:iMctpwux
「はぁ……はぁ……はぁ……まだ起きないよ……」

 美琴は隣の花井を見ながら、呆れたように言った
 季節が冬のせいか、熱が冷めてくると寒く感じる

(この腕で抱きしめられたら、寒さも感じないんだろうな……って、何を考えてるんだ!あたしは!!)

 花井のたくましい腕に抱きしめられる自分を想像し、美琴は恥かしさで赤くなる
 と……

がしっ!

「え?……きゃあ!」

ガシッ!

 隣で寝ているはずの花井に抱きしめられてしまった
 
「ちょっと……離せ……」

 美琴はモゾモゾと抵抗するが、花井の力は強く、抜け出すことができない
 そのうち、美琴の抵抗は弱くなる

(いつの間に……こんなに……たくましくなってたんだ……)

 目の前にある精悍な顔を見て、美琴は思った
 この腕の中にいると、とても安心できる
 このまま、自分の全てを任してしまってもいい気がする

「………お休み……花井……」

 花井の頬にキスをすると、美琴は花井の腕の中で眠りについていた

142進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:19:28 ID:iMctpwux
「ん……朝か………うわ!」

 花井が目を覚ますと、何故か隣には美琴がいて一緒に寝ている
 思わず、驚いてしまった
 その声で、美琴も目を覚ます

「……ん?……あ…花井……おはよう」
「ああ……おはよう、周防……って、何で僕の隣で寝てるんだ!それになんて格好を……」
「え?……あ、いや……これは……」

 見れば、美琴の格好は制服の前が開き、ブラが外れて胸が見えており、シーツがずらされている
 美琴の顔には白いものがこびり付いており、妙に布団の腰の辺りが湿っぽい
 花井も下半身丸出しだ
 美琴はさっきの行為の後、直す暇もなく花井と寝てしまったため、そのままだったのだ
 美琴は何とか言い訳しようとするが、物証が上がっているために上手く言う事ができない

「まさか……これは……」
「あのな、花井……ええっと……」
「僕は…僕は、何てことをしてしまったんだ!」
「……はぁ?」

 花井は美琴の言葉を聞かず、いきなり咆えた
 その言葉に美琴の目は丸くなる
 どうやら、何かを勘違いしているみたいだ

「僕は寝ぼけて、周防を襲ってしまった!そうだろ!?すまなかった!!」
「え?……えっと……」
「はっきり言ってくれ!!」

 花井はその場で、飛び跳ねるように土下座した
 それを見ながら、美琴の混乱する頭の中で、様々な計算が繰り広げられていた
 このまま事実を言うのは、いくら花井とは言え恥かしい
 そうなると……

「そ…そうなんだよ!驚いたな〜、急に抱きしめられて……」
「やっぱり……」

 美琴の言葉を聞いて、目に見えて花井は落ち込んだ
 真面目な花井のことだから、本気で罪悪感に捕らわれているのだろう
 美琴はどうにかして、花井を慰める事にした

「ほら……そんなに悩むな……あたしも犬に噛まれたものだと思って、気にしないからさ!」
「そんな訳にはいかないだろ!」
「え……」
「すまなかった、周防!何でも言ってくれ!警察に行けと言われれば今すぐ行くし、
気が済むまで殴りたいと言うなら僕は一切抵抗しない!死ねと言われれば今すぐ……」
「だから、いいってば!」
「……さすがは僕のミコちゃん……優しすぎる……」
「誰がお前のものなんだよ……」

 そもそも冤罪なのだから、花井は何も悪くないのである
 美琴も、冤罪なんかで捕まって欲しくないし、死んで欲しくない
 だが、播磨とタメを張る勘違い王、花井
 このままいくと、とんでもない方向に話が進むのは見えている

143進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:20:15 ID:iMctpwux
「……わかった……ミコちゃん、いや、周防!僕と結婚してくれ!!」
「はぁ?」
「今すぐにとは言わない。僕は周防の傍で、一生をかけて償いたいんだ!」
「な…な……」

 手遅れだった……
 花井はその性格上、一度言い出したら聞かない
 美琴はそのことを良く知っているだけに、青ざめてしまった

「や……八雲ちゃんはどうするんだよ?」
「八雲君のことは仕方がない。今は何より、周防のことが僕にとっては一番大切なんだ!」
「あたしがいやだって言ったら……」
「僕にとって一番大切なものを傷つけてしまったんだ……絶対に振り向かせる!そして幸せにする!
それが一番の償いだと思うから……」
「………」
(まずい……これは、まずい……)

 花井の言葉に、美琴は少し胸がときめいていた
 花井がどれだけ自分を大切に思っているか、よく分かったから……
 八雲に行っていた強烈なアプローチが今度は自分のほうに来るのだと思うと、美琴は断り続ける自信がない
 今鳥みたいなやつならともかく、美琴も花井のことは嫌いではない
 遅かれ早かれ、付き合うことになるはずだ
 ……そして、幸せにしてくれるはず……

「分かった……分かったから、顔を上げてくれ……」
「……受けてくれると思って良いのか?」
「ぐ……分かったよ!付き合うよ!」
「結婚を前提に?」
「結婚から離れろ!!」

ゴスッ!

 美琴の照れ隠しの一撃が、花井に決まった
 花井は何も言わず、そのまま崩れ落ちる

「ちょっと……花井?花井〜!!」

 花井を心配する、でもどこか幸せそうな美琴の声が、花井家に響いていた

144進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:20:54 ID:iMctpwux
次の日 校門前

「おはよう!八雲君」
「おはよう、八雲ちゃん」
「あ……おはようございます……花井先輩…周防先輩……」
(……あれ?いつもと……違う……?)
「早速で悪いのだが、君に伝えなければならないことがある!」
「はい……」
(あ……花井先輩の心が……はっきりと見えないんだ……)
「僕は周防と正式に……」
「付き合うことになったんですね……おめでとうございます……」
「ぐ……やっぱり分かるか?」
「はい……」
「だから君とは…・・・」
「朝っぱらから、何言ってるんだ!!」
ごすっ!……ばた……
「あの……周防先輩?」
「あ……こいつの言うことは、あんまり気にしないで……」
「でも……先輩も幸せそうです……」
「あ…えっと……」
「花井先輩と……幸せになってください……」
「あの……ありがとう……」

 その後、花井は出席日数が足りなくなってしまったが、日頃の行いの良さと抜群の成績のため、春休みの補修で進級が許された
 美琴のウソがばれるのは、それから数日後のことである……

Happy end?

145進級をかけた男のあがき:2007/07/08(日) 15:30:05 ID:iMctpwux
以上です

今回は結構前に思い浮かんでいたネタで書きました
結構、使い古されたシチュエーションではありますが、ネタが外の人と被っていたりしてないですよね?

ところで、進級をかけた男のあがき(播磨編)を書いてみたいと思うのですが、いかがでしょう?
ちなみに、天満編などに分けて書く予定なので、長くなります
まとめて書いてから投下のほうがいいですか?
146名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:34:51 ID:hkv+xt5r
てめえで考えろボケ。
読者に媚びてんじゃねえよ。
147名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 16:02:50 ID:jLCsKm4B
GJ
シチュは使いまわされても文体でいくらでも応用利くので無問題
まとめてより定期的にキャラ毎の投下のほうがいいかと思います
148名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 16:16:17 ID:QI+XEAFp
>>133

GJ
投下の方法は自分の好きにすればいいんじゃない?
変な奴がわいて何か言ってくるが気にせず頑張れ
149名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 16:32:19 ID:hkv+xt5r
俺とお前も言ってること同じじゃねえか。
ちょっと俺の言い方が荒っぽかっただけで。
150名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 17:28:16 ID:hkv+xt5r
取りあえず読んでみた。
使い古されたシチュエーション、あまりに適当なキャラ把握、
大して面白くもないギャグテイスト、カレー氏に比べたら地球五周分は精進が足りない。
151名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 19:38:53 ID:lQVqii2P
>>150 まぁもちつけ。とりあえずカレーはおいて考えろ。
じゃないとまた職人いなくなるぞ?

>>145 GJ!!久々の縦笛SSなんで楽しめた。
次回の播磨編もwktkしながら待ってる。投下については>>148と同意見。
152名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 21:29:48 ID:RSTdQ6WS
>>145
乙。

ありがちなネタというのは否定しないが逆に新鮮でいい。
個人的には文末にはちゃんと『。』を付けたほうがいいと思う。
でも、考えがあってやってるならすまそ。

あと、バカは荒らしなのでスルーしといてくれ。投下は好きなやり方でいいよ。
楽しみにしている。
153名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:04:28 ID:KSQbfEnd
>>145
GJです!
ネタかぶりは気にしなくてOK

次は実際にそーにゅーされるとこも読んでみたい
投下方法はお好きなようにどぞ
154148:2007/07/08(日) 23:11:51 ID:QI+XEAFp
>>149
君の事を言ってるんじゃないよ
某信者とか某アンチ又はそれを装った工作員のことだよ
でも、ごめんな
155名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:39:33 ID:/JRp3JM0
age
156名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 05:17:30 ID:9XMujSSs
書いてくれた人相手に暴言吐いて
「言ってることは同じだろ〜?俺は荒らしじゃないんだよ〜」
って真性ですか?
157名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 10:00:25 ID:lEg2Yna8
このスレの害悪はカレー信者で間違いないな
158名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 12:49:37 ID:QJeCiQbZ
作者さんはくだらん荒らしなんぞに負けずにこれからも書いて下さいな
wktkして待ってる
159名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 12:45:26 ID:IZ+uuSz2
カレーはこのスレに謝罪してから消えろ
160名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 19:03:54 ID:yNMER4Xv
まぁ、気長にやるさ。

               あそみこ希望。

161名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 20:27:36 ID:GQkzdI0H
ホントに始めやがった・・・

181 名前: 名無しさんの次レスにご期待下さい [sage] 投稿日: 2007/07/12(木) 17:33:15 ID:LFY+LgZWO
稲葉なら、花井と美琴との行きすぎた関係についてもズバッと言いそう。
花井はこのまま押されて稲葉とくっつき、晴れてアソミコ復活、そして縦笛厨完全脂肪涙目。
俺みたいに勝利を確信してるアソミコ派は多い。
さあ、今こそ全縦笛への攻勢の時だ。
縦笛サイトを荒らし、花井スレを潰し、美琴スレを我が物とするのだ。
これは全アソミコ派総体の意思である。
見せしめとしてはこるまでに増してエロパロスレを我々アソミコ派によって混乱に陥れてやる。
エロパロスレを機能不全に追い込んだ現状は我々アソミコ派の戦果である。
162名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:07:34 ID:XTW1LfSr
でも、そんなの関係ねぇ〜♪
163名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 11:12:19 ID:cd84oQSL
カレーが阿曽巫女書いたらいいじゃん



阿曽巫女期待あげ
164名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 13:46:17 ID:WH1Haqep
カレーが縦笛書いたらいいじゃん



縦笛期待あげ
165名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 20:48:27 ID:kt1WGlP4
縦笛だったらアソミコのほうがまだ見たい
アソサラやまずは旗の続きのほうが見たいけど
166名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 21:45:47 ID:4AjJCUtf
ミコちん話しだったら、Dを読みたい俺は多分異端(゜ー゜
167名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:08:10 ID:2LJK2WW7
Dのほうが確かに見たいな
168名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:08:57 ID:Y0/o8iw7
>>133
縦笛GJ!!!!!
おもしろかったよ。
やはりベタはいい。
169名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:38:56 ID:WH1Haqep
アソミコだったら縦笛のほうがまだ見たい
アソサラやまずは旗の続きのほうが見たいけど
170名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 10:58:29 ID:1DFczy3l
アソミコ期待
171名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 13:17:12 ID:5fHTnmU1
やっぱここを荒らしてるのってガチでアソミコ派だったんだ・・・>161の後はマジで荒らし復活だし・・・
カレーとか実際関係無かったんだ・・・
172名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 17:45:40 ID:ayhyAz6c
縦笛期待
173名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:22:11 ID:XYOaB3d1
>>171
俺には縦笛厨の自演にしか見えない
アソミコとかマジでどうでもいい部外者としてそう思う
174名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:49:39 ID:qQMVoQgh
まぁさすがに161までいくとどんなバカでもそう思うわなw
もうちょっと巧妙にやればいいのに
175名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 11:15:28 ID:+q0AnBzh
せっかくカレーがいなくなったと思ったら
次はアソミコ厨か・・・・・・・・・・・・・・・・

このスレの癌
カレー
カレー信者

アソミコ厨
176名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 13:05:15 ID:0K/srQzK
>>175
ぶっちゃけ縦笛厨追加して旗とアソミコは外していいと思うよ
177名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 13:57:34 ID:cJNxhfr8
>>176
旗、アソミコ兼業乙
178名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 14:19:35 ID:+q0AnBzh
旗とカレー信者は同一って感じだけどね
179名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:23:28 ID:hJM8rvpN
現状見る限り縦笛厨が追加されないのはおかしいだろ
180名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:57:09 ID:cJNxhfr8
別に絶滅危惧種まで入れなくていいだろ
ほっときゃ死ぬから
181名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 15:59:25 ID:+q0AnBzh
わかったよ・・・

改正版

このスレの癌
カレー
カレー信者

アソミコ厨
縦笛厨
182名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 17:36:41 ID:ysErfLhH
このスレの良心

おにぎり
183名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 17:42:28 ID:cJNxhfr8
それはないわwww
184名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 17:57:21 ID:lTsG05iG
縦笛が絶滅危惧種ってw
185名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 18:01:57 ID:ysErfLhH
>>176
>>179
>>180
絶滅危惧種のアソミコ厨が縦笛叩きに必死だね。

>>173>>161は縦笛厨装ったアソミコ厨でFAだし。
186名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 18:47:39 ID:/lTcjZ6A
俺としては
ミコちんが出てエロければなんでもいいんだが・・・(・w・
187名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 20:47:12 ID:MIM3bUA2
オレは沢近のSSさえ読めればナンでもいいw
188名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:07:37 ID:yye7j9Yp
>>185
どうみても161の中の181は縦笛厨だろ
189名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 10:30:46 ID:MCdFQnnD
旗がうざいね
190名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 11:32:17 ID:kA7ahUQQ
縦笛に比べればいくらかマシだけどな
191名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 13:35:20 ID:Utj1KWWI
このスレの本当の癌は工作員に踊らされているバカだろ。
192名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 15:24:24 ID:kkIuUHeP
>>1-191まで俺の自演
193名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 17:34:44 ID:7+apr2ol
Dといえば
縦笛&Dの未完SSあったよな
確か虹&縦笛も…

どちらも激エロなうえ文章力あったのに、未完なのが残念だわ

作者達はまだこのスレ見てんのかなぁ…
194名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 20:19:40 ID:k3+7tJv8
匁&Dだろ。
195名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 20:26:06 ID:KpqaUnAW
>193
詳しく。
保管庫に入ってる?
196Wikiの中の人:2007/07/17(火) 20:59:31 ID:tegBMtEY
需要があるのか心配なまとめWiki(仮)ですが、
とりあえず更新しました。亀更新ですいません。

今回で1話目の作品は全て保管しました。
ちまちま更新していくのでよろしくお願いします。

一応、まとめWikiURL:ttp://www35.atwiki.jp/sukuran-eroparo/pages/1.html
197名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 21:40:34 ID:I695m/89
カレーは芯だの?????
198名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 01:04:06 ID:xYnJITYE
>>196
乙乙
頼りにしてるぜ
199名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 04:07:52 ID:HZNP/T8G
ここって勢いあるけどIFスレより住人少ないのな
なんでだろ?
200名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 10:56:01 ID:WHF0w8XX
今までカレーが自演してたからじゃない?
201名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 11:06:01 ID:eJZdIAKk
>196
お疲れ様です。
過去スレにもいいエロスがありますね。
202名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 06:48:33 ID:AJ9g0LVk
>>199
レス速度と書き込み人数は比例しませんよ
まぁエロパロ板まで来る人なんてスクラン好きでもごく一部だからなー
好きなキャラを壊しまくってる!けしからん!ってな感じでしょ普通の感覚の人から見たらさ
203名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 02:34:46 ID:XfvnCR57
本スレの旗厨うぜーーーーーーー
204名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 02:37:33 ID:sN7DXTVQ
ここで言うなよwww
該当スレでな
205名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 16:10:39 ID:xYmZiGNC
>>196
スレの順番通りという編集の仕方も正道だが、実用性の観点と、
非保管状況という観点からしても、hauntedカレーシリーズを優先して保管してくれないだろうか。
206名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 16:36:44 ID:LTZdz23I
ここは

「カレー自演乙」又は「カレー信者うぜぇ」のタイミング?
207名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 16:56:10 ID:m1pChTA/
スルーでよろ。
一々反応したり、荒らしの自演を真に受けたりするのはどうかと思う。
208Wikiの中の人 ◆WDhSQt//WA :2007/07/22(日) 20:07:58 ID:/pHlyYaV
鳥つけましたです。立場上一応まともに反応しておきます。

>>205
そうですねぇ…。
個人的には連載を優先させてもいいんですけどカレーシリーズは
いかんせん数が多いので一気に上げないとダラダラ更新になったら
それこそ申し訳ないなとか思ったりしているんで…。

一応、今後は古いスレから順番に保管する傍ら、hauntedシリーズもちまちま
保管して行こうと思います。ご意見ありがとうございました。


また、皆様、更新ペースは亀の如しですがまとめWikiを今後ともよろしくお願いします。
209Wikiの中の人 ◆WDhSQt//WA :2007/07/22(日) 20:08:41 ID:/pHlyYaV
追記。
今日の夜にでも数本UPしておきます。御期待くださいw
210Wikiの中の人 ◆WDhSQt//WA :2007/07/23(月) 00:18:56 ID:fxF9asD1
とりあえず2代目スレ全て保管と、hauntedを数本保管。
211Wikiの中の人 ◆WDhSQt//WA :2007/07/23(月) 00:19:58 ID:fxF9asD1
後日に3代目スレ保管を行う予定です。

結構疲れたw
212名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:41:50 ID:t7Y9pMan
中の人乙
過去ログ持ってないから手伝えないけど応援してる
213hauntedカレーの中の人 ◆F57im1gMT. :2007/07/23(月) 03:23:11 ID:UzVkgDXq
>>210
トンクス。お世話になります。
できればdat落ちしてる前スレの

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171208256/n364-368
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171208256/n437-443
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171208256/n500-503
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171208256/n609-614
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171208256/n771-775
あたりを収録していただけると嬉しいです。

>>197 ALIVE!
>>164 無理!    いやミコチンリョジョークなら書けるかな…?
>>163 麻生はサラのモノですから無理!
>>150 褒め殺し迷惑!
>>104 そうでもないよ?
>>91-101 こういうの大好物なんだぜー

まあそんなわけで、
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171208256/n771-775
の続きをどうぞ。
214haunted夢枕 その28 ◆F57im1gMT. :2007/07/23(月) 03:24:34 ID:UzVkgDXq
「好き……大好きぃぃィィッ―――」
 魂の焦げそうなほどの叫びを撒き散らしながら、愛理は恍惚の中で気を失った。


 膣の中で精を放たれる感覚。
 播磨に何度そうされても、愛理はいつだってその熱に痺れるほどの快感を覚えてしまう。

 白い快楽のなかで、愛理は漂っていた。
 愛する男に敏感な部分を突かれて、中に熱い迸りを受けて。
 愛理の全身の細胞がいまだに幸福な悲鳴をあげている。
 薄暗い月明かりだけの播磨の部屋のベッドの中で、愛理は身体の内側にあふれる溶けそうなほどの熱と、
肌に感じる暖かい体温に恍惚としていた。

 愛理が気を失っていたのはほんの数十秒だったらしい。
 体の中心に広がるのは播磨の熱い体液の温度で、中に出された精液が愛理の粘膜と溶け合っている。
 裸で大好きな男と抱き合いながら、そのほとばしりを体の一番奥で受けるという幸福。
 そんな愛理のズキズキと熱く震えている子宮が全身に幸福感を伝えてくる。


 とく、とく、という心臓の鼓動の音が愛理の肋骨の中で響いている。
 播磨は荒く呼吸をしながら、愛理の体の上に崩れるように倒れ込む。
 ぎゅう、と潰されながらも愛理は播磨の汗で塗れた体の感触がキライではない。
 播磨は愛理の体の横に寝転がると、半ば無意識のうちにその金髪を胸の中に抱え込んだ。
 アルコールの回りきった播磨は、射精の心地よい疲れの中で眠りに落ちていった。
 やたら寝つきのいいこの不良は、わずか十秒数で規則正しい寝息をたてはじめる。
 くー、かー、という寝息を耳にしながら愛理は胸の奥の柔らかい何かが
温かくなっていくのを感じていた。

「……だいすき」
 とっとと寝入ってしまった恋人の耳にそう囁きながら、その胸の上下動に頬を寄せているうちに
いつしか愛理もまどろみに包まれていった。






 鳥の鳴く音。
 スズメが窓の外で鳴いている。
 愛理は目を覚ました。

 愛理の頬が暖かい肌に触れている。
 このお嬢さまはその暖かさを心地よく感じている。
 胸いっぱいに吸い込む匂い。男の汗の匂いがする。
 その匂いを愛理は好きだった。
 能天気なバカの肌の匂い。
 お日様の匂い。
 太陽を浴びた、動物の毛皮みたいな匂い。

 薄目を開ける。
 優しい、バカな大男の胸板が愛理の眼前に広がっている。
 傷だらけのそこに愛理は頬を埋めながら、暖かいまどろみの中で愛理は次第に意識を覚醒させていく。
215haunted夢枕 その29 ◆F57im1gMT. :2007/07/23(月) 03:25:13 ID:UzVkgDXq
――ここ…どこ?
 愛理は寝ぼけた頭で考える。
 顔のすぐ前にあるのは、肌色の胸板。
 傷だらけの、筋肉質の男の胸。
 愛理はそれに頬擦りをしながらゆっくりと覚醒していった。
――そっか。昨日……コイツとして……って!

――刑部先生が、隣の部屋で寝てるのに!
――え、えっち、しちゃってた!

 昨晩自分が言ってしまった言葉を思い出し、顔から火が出そうなくらい恥ずかしくなる。
 酔っていたせいで「大好き」「愛してる」だのといったとんでもない恥ずかしいセリフを
ポンポン言っていたような気がする。
 それはウソではない。
 真実、沢近愛理という少女は播磨拳児のことを愛している。
 不器用で、それでいて愚直なまでにまっすぐなこの粗暴なバカのことを誰よりも好きで好きで
たまらないでいる。
 しかし、それとこれとは別なのである。
 口に出してハッキリそう言ってしまうのはどうしても恥ずかしい。

 だから愛理はこっそりと播磨のベッドを抜け出す。
 恥ずかしすぎて、播磨と顔を合わせられない。顔を見られる自身がない。

 愛理は脱ぎ散らかした制服を素早く身につけながらリビングに向かう。
――どうしよう。このまま帰っちゃったほうがいいかな?
 携帯でナカムラを呼ぼうかと逡巡する愛理だったが、思い直した。
――刑部センセイに挨拶しないで出てっちゃうのは、やっぱり感じ悪いわよね?
――でも、なんて言ったらいいのかしら?

 そんな悩みを抱えた愛理に、ガラ、とドアの開く音が聞こえてきた。
 寝室から出てくる頭を抱えた美女。だるそうに額を押さえながらだらしない下着姿で
リビングのテーブルにふらふらと歩いてくる絃子だった。

「ああ、おはよう沢近クン……ゆうべはよく眠れたかい?」
 二日酔いなのか、ぼうっとした表情のままソファに投げやりに座る弦子。

 絃子のその言葉は挨拶だけだったようだ。
「すまないが……コーヒーを淹れてもらえるかな?」
「ハイ」
「粉はそう、棚の上、そうその上だよ」
216haunted夢枕 その30 ◆F57im1gMT. :2007/07/23(月) 03:27:01 ID:UzVkgDXq
 シュンシュンとお湯が沸く音が部屋に響く。
 唐突に絃子は愛理に言った。
「拳児君は……君のことが、好きなんだな」
 その言葉に突かれるように息を呑んでしまう愛理。
 ゆうべのことを思い出しながら一人頬を染めてしまう。
「……」
 愛理にはなにも言えなかった。
 播磨のことを大切に思っている刑部センセイが、そんな播磨の想いを認めてくれている。
 自分との仲を認めてくれている。
 それは嬉しい、なによりも嬉しいことだった。
 愛理の胸の奥でゆっくりと花が咲くように、幸福感が広がってくる。

 沈黙を破って 絃子は口を開いた。
「沢近クン……拳児君のことを、頼む」
「……はい」
 そんな熱い情感のこもった声に、弦子は満足したのか二日酔いのつらさに歪む顔に
かすかな微笑を浮かばせる。それは一抹の寂しさと、わずかな嬉しさが同居しているような
微笑みだった。

「おはよう、拳児君」
「お、おはよ」
「おう、お…はよう」
 空気を読む能力のない播磨はそんな中にリビングに現れる。


 なんだか赤い顔をしてるお嬢をヘンだな、と思いつつその顔も可愛いと思ってしまう播磨は
「どうしたお嬢?熱でもあんのか?」
と掌を愛理の額に無造作にあてがう。
 途端にとろん、とした瞳になる愛理の額の熱さ。肌の肌理の滑らかさ。
 ちっこくて、でもそれでもいろいろ肉の多いとこもあるこの少女のそんなか弱さに
播磨は胸の奥を感じさせてしまう。
「あれ。ちょっと熱いか……お嬢、大丈夫か?」
「うん……なんでもない。平気」
 巣立っていく雛鳥を見つめる母鳥の心境で、絃子はそんな二人を見つめていた。



-----------------------------------------------------------------------------
217名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 03:27:01 ID:rbf2usk3
オレサマは優先されて当然というオレサマ意識がカレー自身にもあるんだなやっぱり。
218haunted夢枕 その31 まだ続く ◆F57im1gMT. :2007/07/23(月) 03:39:34 ID:UzVkgDXq
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「……アンタはどこでも寝られるのね」
 播磨は目を覚ました。
 暗い、何か動いているモノの中。播磨はそんなところで目覚めた。
 目を開けるとすぐに、切れ長の薄い色の瞳が呆れたように播磨を覗き込んでいる。
 そのお嬢さまの背景で何か光が流れている。
 その光で目の前のお嬢さまが照らされ、なんつーかやっぱり美人だ。播磨はそう思った。
「んあ? ……あれ?」
「何寝ぼけてんのよ」
 目の前で呆れた顔をしてみせている金髪の完璧お嬢さま、沢近愛理がそう言い放つ。
 言ってるセリフは厳しいが、その口調はどこか柔らかい。

 播磨が居るのは車の中のようだ。むかし一度だけ乗ったことのあるでっかいリムジンの中。
 播磨はなぜ今自分がリムジンの中にいるのかを思い出した。





 高校卒業後、播磨がアパートで一人暮らしを始め、漫画家のアシスタントをしながら
投稿応募や持ちこみを続けてはや六ヶ月。一人暮らし、といいつつすっかり通い妻状態の愛理が
あれこれと世話を焼いてくれているので実はそれほど苦労はしてない。甲斐甲斐しく料理を
作ってくれたり、部屋の掃除をしてくれたり、通販で炬燵を買ってくれたりする愛理に
播磨は感謝するほかはない。

 そして年も押し詰まり、師走も半ばを過ぎた頃。
 いつものように播磨のアパートに合鍵を使って押し入ってきたお嬢さまは高らかに言い放った。
「ヒゲ! パーティーに行くわよ!」

『談講社・ジンマガ春秋賞』の応募作のネームを切りながらうつらうつらとしていた播磨は
驚いて椅子から転げ落ちてしまった。
 徹夜続きの日々を送っていたせいか、愛理のセリフがよく理解できない。

「コレ、ポストに入ってたの」
 それは談講社からの封書で、『談講社クリスマスパーティーのお知らせ』と書いてあるのが読める。
 っていうか勝手に開けて読んでいる愛理。
 なんでもどっかの大きなホテルでクリスマスイブの日に談講社は関係者を大勢招いて
盛大なパーティをやるらしい。
 そしてそんな招待状の下には
『正装でおいでください』
 の文字がしっかりと太い字で記されている。

「……正装なんて持ってネエっての」
「じゃあ、ナカムラのを貸してあげるわ!」
「え?」
「私もドレスを選ばなくちゃいけないわね……アレと、あれで行こうかしら……サイズがあわないけど…」
「あ?」
「…ヒゲ、前日はちゃんと寝とくのよ!? なんてったってパーティなんですからね!
 昼過ぎには迎えに来るから!」
 そんなノリノリの愛理に引っ張られて播磨はあまり行く気がしてなかったクリスマスパーティなんかに
参加させられているわけである。
 そんなわけで、播磨は愛理とともにナカムラの運転するリムジンの後部座席に乗っている訳だったりする。
219haunted夢枕 その32  ◆F57im1gMT. :2007/07/23(月) 03:40:25 ID:UzVkgDXq
「夢? 夢か……夢、見てた」
「…どんな夢?」
 興味ないようなフリをしつつも愛理はしっかりソレを聞いてくる。
 播磨は寝ぼけ眼をこすりながら、どんな夢だったか思い出そうとする。

――あの夢……お嬢がやけに素直で…なんだか……スゲー、可愛かったな……
 さっきまで見ていた夢。
 腕の中で、涙ながらに自分のことを好きだ、と切なげに囁いてくる愛理の姿が脳裏によみがえってくる。
――アレ? 夢?
――夢ってより…

 播磨はその光景をホントに見たような気がしてきた。
 優しくて、可愛くて、素直なお嬢の顔を本当にみたことがあるような気がする。

 思い悩んでいた播磨は愛理に尋ねた。
「……なあお嬢、俺はずっと夢だと思ってたんだけどよ」
「……」
「オメエ、今年の春、俺が引っ越すのを決めた晩ウチに泊まってったじゃねえか。
 そんとき俺の部屋に夜這いに来なかったか?」
「!!!」
「だろ? 酔っ払ってみた夢だと思ってたけど、今さっき思い出した」
「な、な、ナニ、ナニ言ってんのよ!」
「オメエ、あんとき『好き』だとか言って甘えてきたじゃねえか。俺はすげー可愛いと
思ってたんだが、アレって夢じゃなかったんだな」

「そ、そ、そんなわけないじゃない!」
 必死にソレを否定しようとする愛理だが、顔を真っ赤にしながら言っていてはまったく説得力がない。

 愛理はその晩のことをしっかり覚えているし、そもそも播磨に「可愛い」だなんて面と向かって言われては
このお嬢さまは平常心を保つことなんかできっこない。

 興奮と当惑と緊張とで赤くなりながらあわあわ言っている愛理に、声が掛かった。
「お嬢さま」
 いつの間にか開いていた運転席との仕切り越しに、ナカムラが慇懃に言う。
「間もなく会場のホテルでございます」

 タキシードで正装した播磨と、イブニングドレス姿の愛理。
 体だけは十分に逞しい播磨は、ナカムラからの借り物のタキシードをしっかり着こなしてしまえている。
 厚い胸板はシャツの上からでも判る。太い首や長身も、その衣装には以外にちゃんと似合っている。

 一方愛理のイブニングドレスは両肩出しのストラップレスで、光沢のある真っ白な生地でもって
愛理の体を包んでいる。大きく開いた胸元の縁は白いファーで飾られ、その内側の柔らかそうな
ふくよかな乳房をより魅力的に見せている。
 スカートは細く膝下まで続いている。サイドに空いた深いスリットはその隙間から
愛理のストッキングに包まれた健康的なふとももを魅惑的に覗かせているという、可憐でありながら
健康的な肢体の魅力を存分に発揮しているそのイブニングドレスはこのお嬢さまがいつか播磨に
見せようと思ってたくらい気に入っているものだった。
 胸がきつくなったのであつらえ直したのを試着してみた愛理は、その姿をいつか播磨に
見て貰いたい、と思っていた。だからそんなときに播磨のところにパーティーの招待状が
届いたのはまさに渡りに船、というわけだった。
220haunted夢枕 その33  ◆F57im1gMT. :2007/07/23(月) 03:40:59 ID:UzVkgDXq
 愛理は緩んでいた播磨の蝶ネクタイを締め直し、形を整える。
 播磨の襟に手を伸ばす愛理の胸元が播磨の視界には飛び込んでくる。
 愛理の柔らかそうな――というか実際柔らかいのだが――たわわな乳房が、仕立ての良い
オートクチュールのドレスのなかに窮屈そうに収まっている。
 ストラップレスのイブニングドレスの大きく開いた胸元からぷっくりとこぼれそうな乳房は、
その二つの小山の間に深い谷間を刻んでおり、その真っ白な乳肌は内側の薄い静脈すら透けて
見えそうなほどの透明感と柔らかそうな色をしていて健康的な男性ならばその曲面に
目を奪われて当然だ。播磨ももちろん例外ではない。

 だから播磨には、なんだか大きく開いた愛理のドレスの胸元が気になってくる。

「お嬢。その……胸、出しすぎてねえか?」
「そう? コレくらいフツーよ?」

 愛理のドレスのストラップレスのネックラインは深く胸元にまで切れ込んでいる。
 播磨はこの少女を抱き締めるときにはいつも、腰の細さに驚きと感動を禁じえない。
 そんなくびれたバストからウエストのラインににぴったりとフィットしたイブニングドレスは
光沢のある純白の絹作りの仕立てで、肘の上まであるサテンのロンググローブの白と胸元を飾る
ファーの毛も含めて、まるで純白の天使のようだった。すくなくとも播磨にはそう見える。
 梳かれて高くまとめられた金髪の中に光るティアラや真っ白な首筋に光るキレイな石はたぶんダイヤモンド。
 耳飾りに揺れるのも白い石で、いったいいくらするのか播磨には想像も付かないくらいだ。
 完全武装なお嬢さまver.の沢近愛理がそこにいた。

 その姿は「どっかの国のお姫様だ」と言われたら信じてしまいそうなほどのキレイさで、
播磨は数年来の恋人の姿に今更ながら目を奪われてしまう。

 走るリムジンの窓から入ってくるクリスマスの街のイルミネーションが愛理の色白な肌を
ほのかに照らされている。瞳の輝きと、唇に塗られたグロスの光沢。深い胸の谷間が
強調されるようなドレスを着ている愛理に近寄られると、播磨は目のやり場に困ってしまう。


「マイッタな……」
 播磨の小さな呟きにも、このお嬢さまは反応してしまう。
 愛理の一喜一憂はすべて播磨が原因なのだが、この野暮天にはそう言うことが
あまり気づけていない。
「なによ……アンタ、私のこと……誰かに…紹介するの、ヤなの?」
 切なげな表情でそう言う愛理に、慌てて播磨は答える。
「んなわけねーだろ」
 播磨は播磨で、愛理のこの表情に弱い。
 長いまつげを伏せて、曇った悲しい目の色でいる愛理を見ると播磨はつらくなる。
 このお嬢さまにこんな顔をさせるようなヤツはぶん殴ってやろうと思う。この場合は自分だが。

 ウィイイイ、と音を立てて運転席との仕切りが閉まる。
221haunted夢枕 その34  ◆F57im1gMT. :2007/07/23(月) 03:41:43 ID:UzVkgDXq
 ウィイイイ、と音を立てて運転席との仕切りが閉まる。

 どこか恥ずかしそうに、播磨は言った。
「その……オメエ、目立つだろ。だから……他のヤツにあんま見せると……アレだからよ」
「アレって?」
「アレって……その、アレだ」
「アレじゃわかんないわよ!」

「アレってのは……その、誰かに、取られちまうんじゃねえかと思ってよ」
 顔を赤くしながら、視線を愛理から逸らしつつ播磨は吐き捨てる。

 いつも「愛してるって言いなさいよ」と迫っても「そんな恥ずかしいこと言えるか」
とにべもなくはねつける播磨が、珍しくこんな愛の言葉を口にしてくれていることに愛理は感激した。
 愛の言葉と言えるのかどうか微妙な台詞だったが、普段の播磨を知っている愛理にとっては
それは平常心を保つことができないほどの甘い甘い愛の言葉だった。

 播磨のその言葉はお嬢さまの体を切なく痺れさせる。


「……」
 言葉は要らなかった。
 大きく見開かれた星目がちな愛理の瞳は、播磨の視線を吸い寄せて離さない。
 愛理は長いまつげを伏せながら、磁石に引き寄せられるようにその顔を播磨に近づけていく。

 ふんわりとした、いつもの幸福な感触が播磨の唇を包む。
 ぷりんとしたお嬢さまの唇粘膜が、播磨のそれの上で弾けるように蕩けた。

 唇が触れるたびに、お嬢さまの胸の奥は切ない悲鳴を上げる。
 粘膜の押し付け合いは、愛理の内側を嬉しい痛みでさいなんでいく。



 その柔らかさに、そのしっとりとした触覚に、播磨はいつものように背筋を駆け上ってくるような
快感を覚えてしまう。
 顎に感じるお嬢さまの白くて細い指も。
 頬に吹きかかる、興奮した金髪の美少女の鼻息も。
 全ては播磨を興奮させ、それと同時に安心させていた。
 それはこの、自分にとっての凶悪で可愛らしい天使が自分のことを想ってくれているという証拠だから。

 ついばむように唇を動かし播磨の口を堪能する愛理。
 内側に秘められた熱を伝えるようにその唇は播磨をむさぼる。
 唇だけでは足りないのか、愛理は播磨の頬にキスをする。
 鼻の先に唇を触れさせる。
 閉じた瞼の上に唇を落とす。
 愛理はもっといろいろしたいのだが、パーティー会場のホテルまで近いので
もうそれ以上のことはできない。
222haunted夢枕 その35  ◆F57im1gMT. :2007/07/23(月) 03:44:42 ID:UzVkgDXq
 愛理はもっといろいろしたいのだが、パーティー会場のホテルまで近いので
もうそれ以上のことはできない。
 だから熱い溜息を一つ吐くと、愛理は
「……ばかね」
とだけ言った。

 唇を離した愛理はそれしか言わない。
 キラキラとクリスマスの街の灯りを映し出している愛理のその目が、雄弁に播磨に何かを語る。

 鈍感で鈍くて女心がちっとも判っていない、掛け値なしの朴念仁であるところの播磨にすら
その瞳に込められた気持ちは読み取ることができた。
 その瞳の色は、不思議に播磨の心を落ち着かせる。
 胸の中を暖かくしてくれる。
 その目を見ていると、世界中が色めきだす。


 ウィイイイ、という音とともに仕切りが開く。
「お嬢さま、これをどうぞ」
 ナカムラが運転席から後ろ向きでウェットティッシュの筒を手渡してくる。
 この執事のオッサンは一体何者なんだろう、と思いつつ播磨は顔中を愛理にウェットティッシュで
拭かれている。
 そして播磨の顔面から口紅が残らず消え、愛理が唇を塗りなおし終わった頃、名門ホテルの絢爛たる
エントランスにナカムラの運転するリムジンは横付けした。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ほい
今日はここまでー
なんつーか、奇妙なほうに話が転がってきたけどそれはそれでw
つい人気投票の発表の回を読み返してたら妄想が溢れてきて書いた。
お嬢がかわいく蕩ければどんなネタでもよかった。
とんでもないことを書きだしたと今では反省なんかしてない。

あと二回くらいで完結する予定なんだぜ(←そして俺の見通しは当たったためしがないwww
感想クレイ
223名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 03:47:24 ID:t7Y9pMan
>>217
気持ちは分かるが投下中くらい自重しとこうぜ

でだ…
カレー乙
でもやっぱ君はいろいろと自重しとくべき
言っても無駄だろうがね
224名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 03:58:43 ID:rbf2usk3
破線入ってたから終了かと思った。
225名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 09:32:29 ID:xklNQxYz
カレー久しぶりだな・・・







シーーーン・・・・・・・・・・・・・・・
226Wikiの中の人 ◆WDhSQt//WA :2007/07/23(月) 10:24:01 ID:fxF9asD1
>>213
投下お疲れ様でした。
保管の件ですが、とりあえず当分のメインは3代目からチマチマと、
スレが1つ終わるごとにhauntedシリーズを2〜3作品保管していく予定です。
本来なら全部保管するのが理想なのですが何せ単独保管なもんでw


個人としてはおにぎりを読んでみたいですなぁ…。誰が書いたんでもいいから。
227名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 12:53:59 ID:D62VFaT1
中の人達、乙w

二人ともいい仕事してますな
マジでそう思う
228まとめWiki”管理”人 ◆WDhSQt//WA :2007/07/23(月) 19:36:40 ID:fxF9asD1
名前が被るので変更しますです。。
229名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 22:11:02 ID:fGvDWdAr
>>222お疲れ様です。
次も期待してますよ。
甘々なお嬢楽しみにしてます。
>>223
「これでも自重してるんだZE☆」くらいは思ってそうな感はあるなw
せっかくSSはいいんだから火種になるような事を書かなきゃいいのに
もったいないなぁと思わずにはいられんよ

それよりなによりも、まとめの人おつ
231名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 02:46:22 ID:lTUFZK1s
>>222
GJ
沢近エロかわいかった
本編もこんな感じだったら旗を応援したくなるんだけどねw
もう少しだけ素直になってほしい
232名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 11:41:54 ID:ZWaQy4Jg
なんかカレーSSに冷めた
233名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 09:35:56 ID:N7vlZhc3
卒業おめでとう。俺はまだまだ卒業できなさそうだ。

>>hauntedの中の人
相変わらずGJなんだが、一体どこまで進める気なんだw
extraに繋がっちゃいそうですよ。

この調子で行くと・・・新婚裸エプロンとかまで行きそうですね。
いやただの妄想ですよ、えぇえぇ。

(多分)次回作のおにぎりに期待してます。ついでにミコちん(自粛
234名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 12:05:05 ID:0Q6x0W5V
>>233
何これ?
完璧なカレーの自演やん・・・
文体ぐらい変えろよ
235名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 13:39:38 ID:S7nB93hF
とりあえず賞賛にケチをつけるのは止めた方がいい。
ただのアンチなのか区別がつかなくなる。

脳内で『あぁ、コイツら自演かよwwwwテラワロスwww』で収めたらいいんじゃない?
カレーが好きな人もいれば嫌いな人もいる。それは自由。
でも、好きな人を攻撃する権利はない。嫌いな人を攻撃する権利もない。
これでFA?
236名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 19:56:08 ID:lXOmIOXu
とりあえずはカレーの話しのエロさには感服する。

誰か鬼怒川を書いてほしいんだがどうだろうか。

あと出来れば嵯峨野。
237名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 22:11:44 ID:u7ZR45O+
>>233
ちょっと1つの話が続きすぎな感じもしてるんだよなー
別に旗の話だとしてもリセットして他の話を見て見たいってのもあるし、
なにより連載物特有の、キャラ改変が行き過ぎててもう播磨・沢近に見えなくなってきてるw


良い悪いじゃなくていい加減ここら辺で一旦終わらせて欲しい
もう一回言うけど、この人の書く他の話が見て見たいんだよなー
238233:2007/07/25(水) 23:50:06 ID:N7vlZhc3
>>234
自演?そういうことにしたいのならお好きにどうぞ。
半分皮肉のつもりでレスつけたんだけど褒めちぎってる様に見えるのかな?
だったらスマン

>>237
確かにその通りだね。hauntedはもう行くトコまで行っちゃった感がある。
Extraで締めてたら、作品的にもスレの平和的にも良かったんだろうな。
239名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 00:50:15 ID:qeAGNr5o
嵯峨野かもーーーん!
240名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 11:29:51 ID:p8WCDCZz
>>238
わざと自演に見せてんのかな?
文章と複数にレス返すとこなんて・・・
あと、空気読めてないところもw
241名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 13:42:54 ID:JCTHCKB+
>>240
アンチ乙
242名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 10:34:25 ID:WVYnmbbz
>>241
カレー信者乙
243名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 10:53:08 ID:vYpFyzDM
とりあえず御前ら今週号でも読んで落ち着け。
・・・なんか全てを投げっぱなしの
全員集合エンドでもやらかす気なんじゃないだろうか仁丹。
244名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 03:43:41 ID:FMbsFVs6
>>239はもっと評価されるべき

相手は菅、または菅、菅なんてのもいいな

意外なところでは菅などもアリだ
245名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:12:50 ID:kW1IiZPL
自演して乞食うぜえよ。
246名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 20:08:01 ID:dqU5MPIW
最悪のスレだな
247名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 00:33:19 ID:1jpXGiV5
旗がいなければ良いスレよん
248名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:40:44 ID:lr28KPFA
結構旗すきなんだが・・・
249名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:45:33 ID:KHTMFiO6
取りあえずリクエスト出してくれ、今週の試験終わったら暇が出来るから。
カプだけじゃなくてシチュエーションとか、プロットレベルの詳しい奴だったら嬉しい。
250名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:03:12 ID:pUJBPEB5
>249
まったくなびいてくれない今鳥にけなげに迫ってみせる一条
興味なさそうにしてた今鳥だったがなにげない一条の仕草に女の子を
感じてしまいちょっとからかってみようと触ってみる。
しかしからかいのつもりが一条の初々しい反応に次第に興奮してきてしまい
ついに本気モードで……


みたいな今×一が読みたいです!!
251名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:09:09 ID:KHTMFiO6
あ、言い忘れてたことがあったよごめん。
おっぱい無いのは無理。ちんこ勃てながらじゃないと書けないのよオレ。
252名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:10:23 ID:ptI3shwA
そんじゃD希望してみる
麻生に振られた傷心のミコちん、心の隙間を埋めるべく
今鳥と流されるままにえちぃする毎日。
絶倫今鳥の前になすすべなく絶頂極めまくられるミコちん。
しまいには今鳥とのSEXの虜に・・・・とか。
253名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:16:48 ID:KHTMFiO6
あんたそんなに今鳥が好きかw
254名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:18:07 ID:KHTMFiO6
失礼。あんた「ら」だった。
255名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:20:56 ID:pUJBPEB5
>251
ええーー

じゃあみこちんが縛られて大勢の野郎どもにリンカーンされる話ー
いやがってるが執拗に揉まれて突っ込まれてるうちに快感に目覚めちゃう
そんな感じのをきぼんぬ
256まとめWiki”管理”人 ◆WDhSQt//WA :2007/07/29(日) 09:45:01 ID:83WCFX/6
うしw
新たな職人さんも来たことだし、保管開始しますかw
とりあえず今日の晩にまとめて更新しますw
257名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 11:49:48 ID:LLHnNpc/
頑張れWikiの人
258名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 17:50:20 ID:rkzAdtNG
>>256
おつ乙

でも保管の報告だけでもいいかもなー
259名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 21:18:50 ID:WsfC8UJV
何故だ…何故に嵯峨野と鬼怒川が無いんだ…

三原は…まあ…
城戸はカス。エロパロにならん程のビッチ。

だが冴子はまだ大丈夫。実際はあれだが大丈夫。

とりあえず、嵯峨野の可愛さはたまらん。

嵯峨野の今年は八人くっつけたのセリフはたまらん。

八人くっつけた俺の過去を思い出させる。

だから嵯峨野の長編誰か頼むよ。
260名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 06:03:29 ID:Ib7/Y7qT
保守
261名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 12:33:14 ID:ZjIOBf1h
age
262名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 13:46:21 ID:ezCzavqd
谷サ×絃子でよろ
263名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 13:52:42 ID:ezCzavqd
俺も希望!
264名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 13:53:41 ID:ezCzavqd
熱いな谷絃は。
265神SS師 ◆ohla9mqIn2 :2007/08/04(土) 14:06:05 ID:ezCzavqd
>>262-264
よし、お前らの熱い気持ち承ったぞ!
少しまっていてくれ!!!
266名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 11:02:35 ID:xp6Io+6U
カレーよりつまんない自演すんな
267名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 21:30:36 ID:8QWtpDuC
このスレの未来を徹底討論しようぜ
268名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:08:05 ID:heplwUba
今ミコか今イチ見たいです
269名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 11:54:02 ID:FybHXc7L
さりげなくイマイチのSSってまだないんだよね
270名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 17:05:28 ID:heplwUba
イマイチ萌え!
271名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 18:32:05 ID:xx2q9si6
今鳥:おいおいイチさんいきなりセックスかよ
一条:入れます・・・
今鳥:うわぁぁぁ
一条:あ、アンアンッ
今鳥:イチさん腰、腰振りすぎぃぃ
一条:ごめんなさい・・・もう止まりませぇん!
今鳥:うわぁぁぁ
272名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 20:46:11 ID:TyGdM4Xk
カレーさんどこ行ったの・・・・・・・・・・・・・・・・・
273名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 21:35:45 ID:qI2Ujugm
あんなの呼ばないでよ
274名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 22:59:02 ID:GGj+9aI5
1.(男なら正面からにこだわる)
2.(不自然だけど妥協して後ろから)
275hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT. :2007/08/09(木) 01:52:54 ID:Kp/lUJze
>>272
えー
お盆前くらいに次回投下…予定…
みたいな。
あンたが待っててくれる限り遅くても絶対書くからそこんとこだけは安心しといて。
276名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 06:59:22 ID:bKpJ1PTV
糞コテktkr
277名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 07:39:36 ID:62+/XafW
>>275
俺もあんたのSSは楽しみだぜ。

いつか嵯峨野を書いてくれるのも楽しみに待ってる。

私、待ってるから…
278名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 11:46:29 ID:mIHf8tZy
>>277 よぅオレ
279名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 12:17:50 ID:gLkYr2By
>>275
待たないので書かないでください
280名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 13:50:19 ID:8fdavAb8
このスレに初めて来たんだがなんでカレーって人嫌われてんの?
281名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 15:53:25 ID:lbEKnMoy
>>271
わろたwww
282名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 19:12:14 ID:62+/XafW
>>280
いろいろありすぎるんだぜ。

まあ良いSSを書いてくれるやつはどんなのでも全然良いんだがな。

嫌なら読むなが出来ないここの住人には最低の存在なんだよカレーは。

283名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 20:03:27 ID:gLkYr2By
>>280
空気が読めないから嫌われてる
284名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 20:35:02 ID:XeRgkuEY
俺の絃子(*´Д`)ハァハァ
285名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 21:21:37 ID:GoTyjPG9
空気読めて無い奴に限って使いたがる言葉、
それが「空気読めて無い」。つまりどうでもいいこと。

次にそいつが言う言葉は、自演乙。
自分がやってるから、人もやってると思うらしい。
286名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 22:08:57 ID:3ztpA1WV
>>285
必死だな・・・恥ずかしいやつw
287名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 22:22:40 ID:JkeJlS/D
>>285
必死なレスが読めるスレだと聞いて飛んできましたが、もしかしてあなたが必死な方ですか^^

カレーの中の人が嫌いな奴ってカレーがコテつけてアホやってるから尚更気に障るんじゃね?
逆に、みんなもコテをつけてコテだらけのスレにすればカレーをうざいと思ってる奴も
自己主張できていいだろ^^
コテつけた分発言に責任負わなきゃならんのだしw(もちろんカレーも同様だが><;)
288名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 23:59:40 ID:62+/XafW
>>285
まああれだ。
こんなエロパロにいるようなやつはほとんど厨房だ。

だからお前が何を言っても必死だなで終わるよ。

信者もアンチもスルーという言葉をまだ習ってないんだろう。

だから何を言っても始まらない。

マターリしてるやつだけがここでは勝ち組なんじゃねえの?
289名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 01:22:01 ID:ZsbwPfQW
>>288
勝ち組は口を挟まずたまにスレを訪れては「まだやってんのね」と思える人だろ
あんたもイチイチ書きこまんでもいいでしょ
290名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 06:59:47 ID:wUWn9H7D
カレー降臨の直前の「カレーさんいないのかなぁ?」は最早恒例行事だなwwwwwwwwww
異常な長期間粘着してる荒らしも全く改める様子がないカレーも両方邪魔
291名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 10:41:25 ID:CCAd/kT5
>>290
カレーによる自演
アンチによる粘着
信者による異常な賞賛

このスレのゴミ一覧
292名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 12:28:00 ID:ZsbwPfQW
もうこのスレ落としてもいいんじゃね?
カレーさんが自分がSSを投稿する時に自分でスレを立てたらいいじゃん
いつまでやってんのよこんな事をさ
293名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 14:14:11 ID:4f9De/Vw
>>289
お前…まさか本当に中学生か?

俺は自分が勝ち組などと一言も言ってないからレスしてるんだが。

まだやってんのかってそれは誰でも思うだろw

その中でエロパロを楽しんでるやつが勝ち組じゃね?

アンチが一番必要ない事にも気付いてないやつがたくさんいるが、ここまでの状態になったらもはや収拾はつかんだろうな。

スレを落とす事はないと思うが、馴れ合わないと持たないスレなんだから馴れ合うしかない。

カレーや信者、アンチがウザいなら出ていけが出来ないんだからそれしかないと思うんだがね。
294名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 19:14:29 ID:ZsbwPfQW
>>293
>>282>>288といちいち該当する人らを刺激するような事を書いておいて
人を厨房扱いは酷いんじゃないっスかね^^;
そういった事を書き込まなくていいっしょ?って趣旨だったんだが通じてなかった様で、
これ以上4f9De/Vwに関わっても意味ないんでもういいっスかね?

後ねカレーさんや、すぐに現れる事から頻繁にチェックしてるから言うけど、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5301/1126975768/
こういうスレもあるんだし、ちっとは参考にしてくれないかな
あなたのSSは割りと好きだけどこういった流れが続いててほとほと参ってるのよ
あなたがちょっと気にするだけで改善される所も部分も多々あると思うし、
結構初期からいてさ、前のまとめの人が呆れていなくなってしまったのは寂しいわけよ
295名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 20:04:46 ID:CCAd/kT5
カレーは出てくるタイミングが異常に悪いからねw
自演って言われてもしょうがないよ。
296名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 22:01:23 ID:eNnE4FjF
カレー氏に治す気配がない以上、どうこう周りが言っても無駄。
ただ、カレー氏を賞賛する方はこんな風になった以上少しは自重する
べき。
カレー氏の名前が出たとたんに荒れる、と言う事はアンチも少なからず
いるのではないかと思う。

カレー氏への発言が出るたびに荒れるならばカレー氏の名前を出さないように
するのが一番手っ取り早いんじゃないかなぁ。
現にカレー氏の名前が出ていないときはマターリしていた訳で。

後、全く更新してないのでアレだけど。
ちょっとでも昔の流れが戻ればいいと思ってWiki作ったけど変わらないなぁ。
なんだかな…。
297名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 22:46:30 ID:hD2vyNQK
嵐がどうとか関係ないでしょう。
読んで良かったらGJって言えばいいし
つまんなかったらスルーすればいい。
荒れるから何かをしろとかするなとか言うのは
それこそ荒らしの思う壺
298名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 23:10:29 ID:ImEYpTec
意味ないマジレスなんかしてないで、雰囲気良くする為にリレー小説でもやらね?
299名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 23:46:25 ID:nfaPKMnJ
>>294
お前バカだろ
変に熱くなりやがって、無意味なスレ紹介してホントばか

こんなくだらねえマネすっから余計荒れるんだろが
カレーが何をどう改善すりゃいいのよ?
普通にSS投下して、GJくれた人に感謝してるだけじゃねえか

書く才能の無い奴がやっかみで荒らしているのを、
お前は更に援助しているのがわかんねえか?
自分こそはまともだと思ってそうだから言っても無駄だと思うが
少しは省みろ。

300名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 00:25:42 ID:8M8bAI9v
>>299
>>293だ。
俺が言うのも何だが、本当にそいつは中学生みたいだから話し通じないよ。

お前の言うとおり、カレーはただGJくれたやつにレスしてるよな。

だがアンチやそれに相応する行為(カレーに対して)を採っているやつらにはそれが結果的に治安を乱しているのが分かってない。

恐らく、分かっていてわざとやってるやつらもいるだろうが。


スルーが出来ないんだよね。
まあ俺もその一部なわけだが。

信者はアンチをスルー。アンチは治安を求めるならカレーをスルー(それはアンチではなくなるが)しない限り意見は堂々巡りだろうな。


叩いておいてSS書くやつがいなくなったら活気がないとか言いだすやつはいなくなったから、アンチがカレーに目をかけないでよくなる程にSSが増えると収拾がつくかもしれんね。
301名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 01:04:13 ID:ecVmDkOT
>>298
リレーか、結構前にリレーみたいなことに参加してたわw
でもリレーってエロい方向にはなかなか行かないんだよなw

後さ、熱くなってる人達に言いたいんだが、スレ立てして他でやれよ
カレーとかアンチとか嵐とか馬鹿とか厨房とか中学生とかマジでどうでもいいんで
盆休みになんで大分腐ってる泥仕合を見せられなきゃならんのよ
302名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 01:19:57 ID:DGlJ6JJ7
>>301
まぁ放っておけば熱も冷めるだろうから、スルーしようぜ。レスは逆効果だと思われ

まぁ確かにぶっ飛んだ奴がいきなりぶっ飛んだ事書くから内容も収拾がつかなくなるんだよなwww
303名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 01:39:49 ID:ecVmDkOT
>>302
おk

確かに、一人が飛ばしちゃうとそれを修正しようとする人が出てきたりして
そんなこんなで話が畳まれちゃうのよねw畳んだ分だけ放り投げよりいいけどw
304名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 10:19:18 ID:DGlJ6JJ7
んじゃあ、リレーやるとしたら、最初はどうするよ?
305名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:02:26 ID:Xu/b3U8r
需要がありそうなのはおにぎり
意表をついて花井とプリキュア
リレーしやすいのは超姉
306名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:32:34 ID:DGlJ6JJ7
しかし超姉はさんざ既出だしなぁ
花井かおにぎりかで行きたいもんだが
やはり需要があるおにぎりか?
307名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:46:18 ID:9+p1CunU
花井晶がイイな
308名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:50:03 ID:DGlJ6JJ7
>>307

携帯な俺を怒らs(ry
309名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:02:52 ID:KJAnAtAv
ならいっそ携帯でいくか
310名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 09:38:50 ID:FStRSioL
>>309
いいんでね? リレーにするにはちときついがな
311名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 10:37:50 ID:FStRSioL
リレーの始めっつーとこんな感じでおk?

――暫定携帯――

昼間の喧騒が嘘の様に、静閑とした夕暮れの教室。
赤く淡い光が差し込むその場所にただ一つだけの人影があった。
大きな体を机に突っ伏し、寝息をたてているその影。どうやら、授業中から寝続けていたため、授業が終了したのにも気付かなかったのだろう。
私は廊下からその光景を見てクスリと小さく笑った。
誰も起こしてあげなかったのは酷い話だけど、私には好都合ね。
何やら寝言をムニャムニャと呟く彼の姿は、とても可愛らしくて、思わず顔が綻んでしまう。
常にサングラスを身に着け、口元には髭をはやし、長い髪をカチューシャで纏めているその姿は、どう見ても不良で、可愛らしい要素など、有りはしないのかも知れない。
けれど、私にはそれがとても愛らしく感じてしまうのだ。
「ふふ、私も重症ね」
人知れず呟く。きっと顔は破顔しているだろう。
愛理が、こんな私の姿を見たらどう思うかしら。
きっと彼女は、怒るでしょうね。自分の胸に生まれた感情が何か分らないまま。

私は、廊下をちらりと見回して周りに人が居ないかを確認すると、静かに、教室に入っていった。
312名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 17:47:55 ID:8XjSrRYs
リレーだと突如沢近がやってきて旗展開にされても
文句言えないんだぜ
313名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 18:13:23 ID:pe3Ng1UU
確かに、そうだろうけど。
みんなが楽しめばいいんでない?

よほど、酷い文章でない限り割り込みは仕方ないだろう。
正直何もないよりいいとは思う。
314名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 19:28:08 ID:FStRSioL
>>312
あくまで雰囲気を良くする為のもの
旗だろうがおにぎりだろうがお子様ランチだろうが皇道だろうがドンと来い
315名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 21:01:29 ID:09Fawd2e
 校舎の外、運動場からは運動部の活動だろう掛け声が聞こえる。
が、廊下には人の気配もせず私の靴底が出す足音のみ。時折人は通るだろうが、
教室の中にまで気に留める者などそういるわけもない。何の問題もない。計画、通り。
底意地の悪い笑みを浮かべつつ――「って、バイトが暇だからといってまとめて漫画を読んだせいね」
 私の声で彼は起きてしまった。ボリボリと頭をかきつつ現状の把握に努めている。
寝ぼけ頭でどこまでの速度が出るのか知らないが、距離を詰めると次の作戦にとりかかった。
「あら、播磨君。誰も起こしてくれなかったのね」
「……ホームルーム、終わっちまったのか?」
「とっくに終わってるわ。私とあなた以外には誰も残っていないわね」
「高野は何で残ってんだよ。部活だろ」
「その部活の途中よ。忘れ物があったから取りに来たの。そうしたら寝ているあなたがいて」
 彼はあくびを一つするとすっと立ち上がり鞄を持って教室を出て行こうとする。
ここで出て行かれるのは素人。私はズンと前に出ると、ちょっと気分を入れつつ、
「播磨君、今日は誰もいないから暇なの。茶道部に顔を出していかない?」
 彼はちょっと考えて「ちっとならな。高野には世話になってっし」と投げやりに言う。
今日は特に用事もないのか、特にどうでもいいといった感じ。でも、私にとってはチャンスである。
私は教室の鍵を閉め、彼と共に茶道部へと向かって行った。
316名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 21:03:39 ID:09Fawd2e
とりあえず場面展開したので、
素直に茶道部に行くも良し、誰か他のキャラ出して選択肢の幅を広げるも良し。
お好きに膨らませてくださいなw
317名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:12:31 ID:vvVVU9Mu
>>315

 目が覚めて時間が経つほどに頭はクリアになっていく。
クリアになればなるほど現状に疑問が出てくるのは俺の気のせいではあるまい。
なぜ高野が俺を誰もいない部室に呼ぶのか、なぜ返事をしたときの高野はうれしそうな顔をしていたのか。
 いや、後者は気のせいかもしれない。ただ、そう見えただけだ。
 今、視界の片隅にある高野の顔には当然のように何の変化もなく、ただポツポツと歩みを進めている。俺もそれに続く。
 手を伸ばせば届くほどの距離を保ち、前を行く高野の足取りはいささか軽いように見えた。

 
 そして、茶道部部室まで辿り着いたときに、クリアになりきった頭は単純な事実を告げる。

 ――よく考えるまでもなくこの状況はかなりまじぃ。

 ただでさえさまざまな勘違いをされ続けてきた経験からか、脳がカンカンと警笛を鳴らす。
こういうときに何が起きるか、一流脚本家もビックリな先読みもできる俺だ。
クドカンがここで何を望むかなんてことさえ簡単にわかる。
 ちょっとしたアクシデントでいい感じに見える状態になったところを、なぜか遅れてやってきた妹さんなりに目撃されるんだろう。
 だが甘い。何が起こるかわかっていれば対処のしようもあるというもの。
少し気をつければそんな状態など軽く回避できるし、何より相手は高野。
もしものことがあったとしてこいつなら上手く切り抜けてくれるだろう。

 そんな危険を冒してまで部室でお茶を飲む必要があるのかはともかく、先ほどより盤面を見つめたまま動かなくなった棋士よろしく、
かの有名な考えているんだか悩んでいるんだかの像のごとく部室前で開いたドアを見つめ固まった俺を高野が不振そうに見やる。
 その瞳がなぜだか澄んで見えて、吸い込まれそうな、というのはこういうものかなどと考えていると高野は口を開いた。

「いつもマジマジと見ることがなかったけど、よく見てみるとその瞳は綺麗で、本当はこいつかなりかわいいんじゃねぇか、
やべぇこれから二人きりってちょっと照れるじゃねぇかとか思って――」
「ちげーよ!」

 とりあえず思いっきり否定しておいた。
 間違ってはいなかったのだけど認めるのはまずい。これから二人きりだ、まずいなんてレベルじゃない。
 もしかしてこれは――。

「冗談」

 思考の渦に包まれている中で、高野が真顔で言い放ったその言葉により、俺は現実へ帰ってきた。
 一言文句でも言ってやろうかとも思ったけどいい言葉が浮かばないので、
けっと一蹴して、先ほどから開け放たれている部室のドアをくぐり部室内へと入っていった。
 少し赤らむ顔を、いつの間にやらイスに深く腰を下ろしている高野に覗かれないようそっぽを向きながら俺も適当なイスに腰をかける。
 そんな様子をどう思ったのか、フフッと綺麗に鼻で笑うような音が高野からした。
 一応、眉をひそめてそれなりの体を保とうとするが、不思議と嫌ではなかった。

「何が飲みたい?」

 少しの間をおいてからの、そんなさりげない質問にまでドギマギする自分がちょっと悔しかったので、
低くどもりながらブラックとだけ、静かに告げた。




何を隠そうこれってエロパロなんだよねってことで少し播磨からも晶を意識させてみたり……正直スマソw
318名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:33:31 ID:t8oiGUEV
カンカンと鳴るのは警笛じゃなくて警鐘じゃねーかなと思ったわけだが
319名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:43:26 ID:vvVVU9Mu
擬音は奇抜なのがいいと思ったんだけど。そうやね警笛はピーヒョロロやパラリララのほうが良かったね
320名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:49:01 ID:oi33A4Vs
うはww
マジで携帯でリレーになってるw
職人方GJ

つか警笛はリンドンリンドンだろ、常考
321名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:52:01 ID:ldQ+pvCL
>>319
ブッブーじゃないか? ともあれIDかっこよす。
322名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 09:38:16 ID:Fn+95WGe
>>317

カチャカチャと音を鳴し、播磨君が、私の淹れたコーヒーを飲んでいる。
無糖は、慣れていない人には、かなりきついものだけれど、やはり深夜まで作業をしている関係上、必然的にブラックもよく飲むのだろう。
彼は、喉を鳴す音が聞こえてきそうな勢いでコーヒーを飲みほした。
「播磨君、もう少し落ち着いて飲んだらどうかしら? それでは、風味もなにも分らないでしょう」
私は一応茶道部の部長として、そんな彼を咎めてみるが、口調は、自分が思っている以上に優しいものになってしまっていた。
彼の姿――私の淹れたコーヒーを勢い良く飲むそんな姿を見て、少しだけ嬉しくなってしまっていたから。
「んあ? い、いーんだよ。俺はこの飲み方が好きなんだ」
「あなたがそれでいいなら別にいいけど」
彼は、私の言葉に少し焦った様に言葉を返してくる。
もしかして本当に私と二人で居ることに照れている――?
......いいえ、それは無いわね。彼は、意中の女性以外に驚くほど興味を示さないから。
「じゃあもう一杯淹れるから。飲むわよね?」
「お、おう」
もう計画は実行中。既に後には引けなくなっている。
それなら私は、迷いを切り捨て、計画の成功率を少しでも上げる為全力を尽くすだけ。
私は彼のカップに、コーヒーを注ぐと共に、彼から死角になるよう透明な液体を二、三滴垂らした。





純愛クラッシャーが来ましたよ。

カッとなってやっ(ry
323名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 11:16:18 ID:EH7XepOz
乙乙
どうなる携帯!?ww
324名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 15:35:35 ID:StXNc/dV
そろそろエロ展開突入か?w
携帯はじまったな
325名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 18:53:57 ID:2CvTpIjR
>>322

 無糖ブラックな暖かいコーヒーをガブガブと飲む。もうちょっと味わった方が良いと
絃子にも担当さんにも言われるが、こういう飲み方が性に合ってるんだから仕方がない。
せっかく淹れてくれた高野には悪いとは思うが、そういう事は言わなくても分かる頭の良い女だ。
以前、妹さんとサラちゃんに連れてこられた時にも同じ様な場面があって、
その時も気にしなくて良いと高野を含めた三人に笑われたんだよな――
「播磨君、もう少し落ち着いて飲んだらどうかしら? それでは、風味もなにも分らないでしょう」
 ――って、あれ。俺の記憶違いだったか? けどよ高野。もう俺の胃袋に入ってしまったんだから諦めな。
 高野は怒っている様な、いや、穏やかな印象の無表情さだ。何度も茶道部に出入りしていれば大体は分かる。
「じゃあもう一杯淹れるから。飲むわよね?」
 ほらな。高野は何事もなかったかのように俺の手にあったカップを持って席を立った。
 窓の外は薄暗くなっていて大分陽も落ちたようだ。余り遅くなっても良い事ないんだから
次の一杯を頂いたら帰るとするか。
「あら、どうしたの?」
 高野は俺の分と自分の分と二つのカップを持ってやって来た。
「いやな、いつまでもここで世話になるわけにもいかねぇし、これを飲んだら帰るわ」
 サンキュ、と高野の左手にあったカップを貰う。んー良い香りだ。ただのインスタントでもこうも違うんだな。
 と、高野は自分が持っているカップと俺の持ってるカップを交互に見ては呆然としている。
「どした高野?」
「な……なんでもないわ」
「じゃ、頂くぜ」
 ゴクゴクと飲む。飲む。飲む。あっという間に空っぽになったカップを置き、ごっそさんと礼を言う。
「んじゃよ帰るわ。お疲れさん」
 俺が茶道部から出ようと高野の横を通り過ぎようとした瞬間、何故か高野は椅子から慌てて立ち上がってしまい
ちょうど俺の腕と肩が触れ、その手にあったカップからこぼれた熱々のコーヒーがスカートにかかってしまった。
「おいっ、大丈夫か高野!?」
 熱々なコーヒーがかかってしまったのだ。涙目の高野は膝をついてしまい、上目使いに俺を見つめてくる。
普段見ない顔に気が動転した俺が高野を立ち上がらせようとすると、高野は俺に抱きつくようにしてきて、
「……スカート濡れちゃったし、なにより火傷したみたい。責任とってくれるんでしょうね?」なんて言い出してしまった。
 抱きついてきた高野の体は思った以上に柔らかく、俺はどう扱っていいものかと煩悩と戦いつつ考えるしかなかった。



 泣いていたのは播磨の天然で作戦が失敗に終わったせいで、姐さん涙目wwwwという事で
コーヒーの染みが出来ちゃうからスカート脱がないといけないよね? 次の人に任せたw
326名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 18:59:14 ID:BnZVNJ5N
結局一人で書くのでは?
327名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 19:18:53 ID:j/cA4qzG
しまった、書いてる途中に先越されたw
これもまたリレーの醍醐味よなw
328名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 19:21:05 ID:2CvTpIjR
>>326
俺含めて何人かいるみたいだし、誰かが書いてくれるさ
でもまぁ流れるなら流れてもそれはそれでいいのよ、所詮リレーだし
別に数行でも会話のやり取りだけでもいいのよね
329名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 19:28:37 ID:zZXzK5Yn
>>325
乙です

>>326
俺も含めほかにも数人参加してるみたいだけど?
330名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 21:18:14 ID:eQHPIE3s
>>325
GJ! これはwktkですな
331名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 06:48:08 ID:dwWhWCfw
そうか、>>326は一連のリレーSSが一人の手によって書かれてると思っちゃったわけね
じゃあ君も参加してみようぜ
別に形が整っているなら1行でもいいんだぜ? 待ってるよ
332名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 17:08:54 ID:tUN23hYL
>>325

「…………」
「…………」

 沈黙が支配した茶道部部室。遠くから微かに聞こえるのは運動部のかけ声だろうか。
 私は相変わらず彼に抱きついたまま。彼は直立姿勢で固まったままだ。腕くらい回してくれても
いいのにと、不満に思うが、彼相手には無茶な要求だろう。
 ……それにしても、こんなことで作戦が失敗するとは思ってもみなかった。やはり播磨拳児という
男は油断ならない。でも、まだ諦めるわけにはいかない。咄嗟の機転で彼に抱きついたのは正解だった。
彼が動揺している間に次の作戦を考えないと……。
 私は高速で頭を働かせる。薬はもう使えない。彼が眠っている間に既成事実を作ろうとしたのだが、
それはできなくなってしまった。となると、ちゃんと意識のある彼に挑まなければならないわけだ。
正面からぶつかっても無駄だろう。ならばこの状況を活かすしかない。
 私が思案に暮れているところ
「そ、そういや高野! 火傷は大丈夫か!?」
 と、彼が聞いてきた。もう動揺から立ち直ったのだろうか?もう少し時間を稼ぎたかったのだが。
「ヒリヒリするわね、見てないからどれくらい酷いかわからないけど……」
 少し嘘をついた。見てないことは確かだが、コーヒーは足には殆どかかってないし、痛みも無い。
多少は赤くなっている部分もあるだろうが、火傷と呼べるほどではないだろう。
「直ぐ冷やした方がいい! 見せてみろ」
 彼は私から体を離し、真剣な顔でそう言ってきた。
 その必死な様子に私は罪悪感を覚えてしまう。本気で心配してくれてるのだろう。
 でも、ここで感情に流されては駄目だ。折角のチャンスを逃すわけにはいかない。
あくまで冷静に。私のペースで。
 
 私はコーヒーで濡れてしまったスカートの裾を両手で摘む。そして、ゆっくりと持ち上げていった。
少しずつ露わになっていく白い太股。
「な、な、なにやってんだ高野!?」
 突然の私の行動にまたしても顔を真っ赤にした彼がそう言った。
「ん? なにって、播磨君が見せろって言うから」
 私は平然と言ってみる。
「い、いや、確かにそうだけど、そこは……」
 彼がなにやら言っている間も私は手を止めず、スカートをわざとゆっくりと持ち上げ続ける。あと数センチで
下着が見える、というところで「ストーーップ!! ストーーップ!!」と喚きながら彼が私の両手を掴んだ。
「…………?」
 私は不思議そうな目で彼を見つめてみた。
「た、確かに見せろとは言ったけど、そこはマズイだろ!!」
 彼はかなり動揺しているようだ。冷や汗を掻いている。
「私は別に構わないけど」
 あっけらかんと言う私。
「お、俺が構うんだよ!! 悪ぃけど、自分で見てくれ!!」
 そう言って彼は後ろを向いてしまった。まあ、彼としたら当然の反応だろう。逆にまじまじと私の太股を見てくる
彼なんて想像できない。
 私は後ろを向いてしまった彼の背中から自分のスカートに視線をやると、先程とは違い、一気にスカートを
捲くり上げた。
白い下着が露わになる。ふむ、やはり火傷はしてない様だ。そうだろうとは思っていたが、少し安心する。しかし、
問題があった。下着にコーヒーの染みがわずかに付いていたのだ。スカートから染み付いたのだろう。彼の好み
だと思って、純白の下着にしたのが失敗だった。ダーク系の色であれば目立たなかったのに……。
 初めて結ばれる時に、コーヒーの染みが付いた下着では、あまりに色気がない。いっそのこと脱いでしまおうか、
などと私は考えていた。



エロに突入しそうでしなかったw
後は任せた!
333名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 19:49:21 ID:BTRL/3oo
>>332
GJ
軽く立ったw
なんか色々エロスな状況で正直たまりません
334名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:11:04 ID:bhdbIqDN
良い流れだぜハニー。
335名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:24:17 ID:151tSGEL
>>332

ったく、わけわかんねー女だとはおもってたが、男の前で何の躊躇も無くスカートを捲り上げるたー、一体どういう教育されてんだ。親の顔が見てみたいぜ。

俺は、後ろの衣擦れの音を極力耳に入れない様にして、主に下半身に集束する悶々としたモノを誤魔化す様にそんな思考を止めどもなく、繰り返した。

俺には天満ちゃんが、マイスイートエンジェル天満ちゃんがついてるんだ。
これぐらいの関門、楽々クリアしてやらあ。
いくら高野が、太腿を晒そうが、白くて綺麗な太腿を晒そうが、白くて綺麗でスラッとしつつも柔らかいそうでサラサラな太腿を晒そうが……晒そうが……晒そうが………………
……………
…………
……って、ダーーーッ!!
何考えてんだ俺は!
すまねぇ、天満ちゃん。今一瞬だが他の女の事考えちまった。
クソ! 俺は惑わされねぇ、惑わされねぇぞ。
卑猥な想像が現われては打ち消し、打ち消しては、また現れなどしながら、悶々と俺が不毛な思考を続けていると、

「うん、やっぱ脱ごう」

と、突然高野が後ろで呟いた。
「何がだ?」と、反射的に振り返ろうとしてしまっが、直前で気付きぐぐっとブレーキ。振り返らずに高野に問う。

「何だって?」
「下着をね、脱ごうと言ったの」

ほう、なるほど。下着をね。まあ熱いからなー。

聞いてから数秒、俺は理解が出来なかった。

……………………ナ ン デ ス ト ! ?

「って、ちょーとまてまてまて!!」

俺は思わず振り返り、高野の肩を思い切り掴んだ。

「嫁入り前の娘さんが、仮にも男子の前でなんというこ、と…を……」

勢いに任せて高野の首をガクガク揺らしながら、熱弁する俺。
だが、最初の調子が嘘の様に俺の言葉は、段々と小さく掠れていき、終いにはただの呻きに変わっていく。
何故なら、高野は下半身に何も穿いていなかったから。

「お、ちょ……お前、なにやって……」
「なにやってって、播磨君がいきなりこっちへ振り向いたんじゃない」

俺の頭は完全に混乱状態。正常な思考は全く出来ず、目に焼き付く高野の白い肌と、それに映える薄いヘアばかりが俺の頭を占拠する。

「す、すっすまん!!」

やっと理性がもどってきた俺は、素早く後ろへ振り返り、荒い動悸と一部の熱を必死に鎮めようと、瞑想を開始した。




結局エロに入れなかったorz
つ、次の人頼む
336名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 00:18:17 ID:eEOHTHoo
>>335


このままだとエロ突入ケテーイかな?w
337名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 07:11:35 ID:iwJLkpzb
>>332>>335
乙すぎて……その、軽く勃ってしまいましてねぇ
盆で親戚の相手をしてる間に2本分進んでたww

ロシアンルーレットみたいだなw
誰が最初にエロを書き始めるのか探り合ってるww
338名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:10:20 ID:G86rmuGU
「煩悩退散……煩悩退散…………」
 播磨君は私に背を向けたまま、ひたすら何かを唱えている。
 恐らくは、この状況に流されないようにしようと、理性を総動員させているのだろう。
 私にとっても、この状況はチャンスでありピンチだ。
 下手に押し過ぎて逃げられたら、私に彼を追う手段はない。
 この格好のまま彼を追いかけたら、私は単なる露出狂になるだろうし、彼はもう二度と私に関わらなくなるだろう……
 この状況を上手く利用し、早急にこの場に彼を釘付けにする必要がある。
 私は、なかなか動かない彼の背後に忍び寄った。
「……ねえ…播磨君?」
「うわ!!」
どんっ!
「きゃっ!」
「あ!悪い!高…野……」
 私の声に驚いた播磨君に、私は倒され尻餅をついてしまった。
 私を倒してしまったことに気が付いた播磨君は、すぐに私のほうを振り返り、そして凍りつく。
 下半身が裸の私が尻餅をついたのだ。
 彼の視界に何があるのか、容易に想像がつくというものだ。
「……播磨君……痛い……」
「あ……ああ……」
 彼は目を白黒させて驚いている。
 この状況で、彼は私に襲い掛かるだろうか?それとも……
「わ…悪い!高野!俺、外にいるから!!」
 やっぱりだ!
 私の知っている播磨拳児は、この程度では動かない。
 そうでなければ、私もここまでしようとは思わないはずだから……
「待って!」
 私の声に、外に出ようとする播磨君はピタッと動きを止めた。
「な……なんだよ……」
「倒れたときに怪我したみたいなの。見てくれる?」
 播磨君はドアの前で少し考えた後、
「じ…自分でしろ!」
「背中を怪我したみたいだから、一人じゃ無理。それとも、女の子に怪我をさせておいて逃げる気?」
「ぐ…………わ…わかった」
 播磨君は苦虫を噛み潰したかのような顔をして、私のほうを振り返る。
 そして、私を見ないようにしながら、私のほうに近付いてきた。




 なんか足りない気がしたので、少し焦らしてみようかなと……
 次の人、お願いします 

 投下を予告しながら、その数日後に友達が死んでマジ凹みし、立ち直ったところで事故ってパソコン打てなくなった間抜けです
 面白そうなんで、自分も参加させてください
339名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:13:05 ID:G86rmuGU
すみませんm(_ _)m
>>338>>335の続きです
340名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 01:11:59 ID:FTGzXbWW
……続きが……読みたいです…
341名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 02:04:35 ID:wT56+kcS
>>338
乙〜

2次創作でエロパロって最早ファンタジーを書いてるようなもんなんだから精一杯楽しもうぜ
そうやって報告されてもどう反応していいものか分からんよ
現実での仕事・学業の忙しさとか不慮の事故とか特にね
342名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 08:15:43 ID:M0mwNrbS
>>338
GJ! 基本的には自由参加みたいですから、断らなくても大丈夫だと思いますよ
343名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 09:25:14 ID:P5/bbpeW
カレーが流行らせたな、その手の言い訳は。
344名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 11:24:17 ID:gwH47aCx
>>338
GJ
いい感じにエロエロ展開になってきた
でもここまで来てもエロ展開にするには播磨相手だと力技しか浮かばないw
345名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 15:51:24 ID:8D+seEKA
カレーを待つ俺がいる
346名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 17:59:51 ID:MtzMTTL/
>>338
なんかもどかしいなw
GJだよGJ
34737no:2007/08/18(土) 21:06:41 ID:ClpgV3Hf
奈良が主役のSS希望・・・

小心者らしく、セコイくずるい方法で八雲や愛理を堕とし、
犯る時は反動で尊大な態度をとる。(でもセコイ)

自筆に挑戦しましたが、どうもすぐに行き詰ってしまって・・・
誰かお願いします。
348名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 22:50:14 ID:wg59skBv
>>338

「...で、どこを怪我したんだよ」
播磨君は、必死に私の下半身を見ないように顔を思い切り上に向けそう尋ねてきた。
「足首を捻ったみたい、腫れてるかも知れないわ」
ゆっくりと足首を擦る動作をして、大袈裟に痛がる私。
勿論、本当は怪我なんてしてない。
お尻が少し痛いかも知れないけど、いくらなんでもいきなりお尻を見てなんて言ったら逃げだすでしょうし...今はまだ、その時ではない。
「う...ど、どこだ?」
「ここよ。でも、顔をそんなに背けちゃ分らないでしょう」
「う、く...」
耳まで真赤にしながら、恐る恐る私の方へ顔を向けてくる播磨君。
サングラスで目の動きは分らないけど、きっと目の向けどころに困って目まぐるしく動き回っているのでしょうね。
「ほら、ここ。触ってみて」
「な、なにを!」
私はサッと播磨君の手をとると、そのまま私の足首へ導く。
「熱持ってるみたいなの。少しの間でいいから擦って貰える?」
播磨君の手に自分の手を重ね合わせ、ゆっくりと動かす。
播磨君の手が、私の肌を擦るたびに体全体にゾクゾクとした感覚が走り、快楽の波が襲って来る。
声が出そうになるのを必死に抑え、顔の紅潮もどうにか制御し、ピンク色に染まろうとしている頭を冷却して、播磨君の顔を盗み見た。
彼は、今はまだ混乱している。
下着を穿けだとか、カーテンを巻けだとか言ってこないことから鑑みるにそれは確実。
それなら今こそが勝機。この時は逃せない。
「ねぇ播磨君」
私はあまり得意ではない猫撫で声で彼の名を呼ぶ。少しでも雰囲気を作ろうとしてだが、効果のほどは不明だ。
「もう少し、上の方もお願い」
既に私の手は離れているが、播磨君の手は動き続けている。
少しづつ、少しづつだ。
慎重に、逃げられないよう、逃がさないよう、確実に彼を堕とす。
私は、彼の手の感覚に酔わないように、ふくらはぎを撫でる彼の手を見つめ続けた。




すまん、っつかエロに入るまで長すぎね?
gdgdになる悪寒orz

次の人任せました
349名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 00:57:45 ID:8jRjC9Au
>>348
GJ
これはそろそろ期待できそうw
なんかいつもそんな風に絡まない二人だからこそのエロスがある
350名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 01:50:11 ID:YyOAqwZn
>>348

 柔らかい……
 イヤイヤイヤ……
 怪我をさせたのは俺の責任だしな。
 煩悩退散……煩悩……
「ねえ、播磨君……もっと優しくお願い」
「え?」
 声をかけられ、とっさに高野の顔を見上げる。
 高野は少し悲しいような、どこか痛々しい表情を浮かべていて、普段見せない表情に俺の胸は高鳴る。
 ……やべえ……かわいい……
「もっと優しく……」
「あ……ああ……」
 俺は首をガクガクと振って肯いた。
 そして、視線を患部に戻す……途中で、俺はあるものに視線が釘付けになった。
 見ないようにしていた、高野の秘められるべき場所……
ごくっ
 思わず生唾を飲み込んでしまう。
 丁度目の前にあり間近から観察ができるそれは、初めて見るものであり、とても美しかった。
「もう少し上、お願いできる?」
「ああ……」
 高野に言われるがまま、俺は擦る部分を上げる。
 だが、俺の視線は、目の前にあるものから全く動かない。
 サングラスのせいで俺の視線に気が付かないのか、気が付いていてやらせているのか、俺には分からない。
 ただ、高野の普段との雰囲気のギャップと、高野の姿のエロさと、そこから発せられる高野の匂いに、俺は軽い眩暈を覚えていた。
にちゃ……
「……ん?」
 しばらくそうしていると、高野の足を擦る俺の手に粘り気のある液体がついた。
 足から手をはずし、手についたものを観察する。
「これは……?」
 どうやら、高野の足を伝って落ちてきたらしい。
 俺は擦っていた部分から視線を上げ、出所を確認する。
 少しずつ視線を上げていくと、先ほど俺の視線を釘付けにした場所から、その熱い雫は零れ出していた。
「……!!!!」
「あ!」
 見ないようにしよういと、俺は他に目を向けようとする。
 そして、反射的に声をかけられたほうを見てしまった。
「あの……これは……」
 高野は頬を赤くし、表情に出ていないが恥かしそうな雰囲気だ。
 普段はほぼ無表情で感情を表に出さない高野が、顔を赤くして恥かしがっている……
 ……ヤベエ……マジ、カワイイ……
ブチィィィィィ!!!
 俺の固くて太くて切れにくい何かが、ものすごい音をたてて切れるのを俺は白くなる頭の中で聞いていた。
 


焦らすつもりは無かったんだけど、失敗しました
個人的にはgdgdでは終ってほしくないです
次の人、お願いします

>>348
乙です
351hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:34:06 ID:wHOhs63M
リレーいいですね。どんなエロになるのか今から期待大


ところでお盆も過ぎちゃったけど>>222の続きを投下ー

>>231 素直なお嬢はもうお嬢じゃない気もするがそんな展開もイイかもだぜ
>>233 時期的にはパーティー部分はextraの後なんだぜ まああんまりオリジナル展開はアレだが
最後のお祭りだと思って許してクレイ
>>236 ありがとう
>>237 俺もそう思う。夢枕でこのシリーズは最後なんでまあ許してチョ。次はおにぎりだ
>>247 俺もー
>>277 嵯峨野むづい…
>>345 俺、参上!

352haunted夢枕 その36  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:35:07 ID:wHOhs63M
 お嬢と播磨の乗ったリムジンはホテルの豪華なエントランスに横付けしている。

 ドアを開けようとする播磨を愛理が制する。
「アンタ自分で出てどーすんのよ」
「あ?」
「こーいうのはドアマンが開けるものなの」
「そーなのか」
「そうなの」
 全くの庶民であるところの播磨はそういう風習がまるでわかっていない。
 リムジンから出れば出たで慇懃なホテルのボーイやら赤じゅうたんなんてのにも思わず気後れしてしまう。

「ヒゲ、シャキっとしなさいよ」
「…おう」
「背筋伸ばしなさい」
「お、おう」
 それでもシャンデリアや金ぴかの装飾やら制服のドアマンやら見たことも無いような雰囲気に
なんとなく臆してしまいそうになる播磨。

 そんな播磨の腕を取ると、羽織ったコートのファーも凛々しく愛理は自信満々に歩く。
 男だったら誰でも目を奪われてしまうような、そんな美少女はいるだけでその場の空気を変えてしまう。
 ホテルのロビーにたくさんいる、パーティーのために着飾った女性たちの中でも一人だけ別の存在みたいに
播磨には見える。
 愛理の白い首筋にふわふわの金髪の流れが垂れている。
 透き通るような肌の白さとドレスのシルクの純白の光沢。
 肌白。純白。金色。
 そんなものが播磨の目には映ってしまう。

 まだ少し緊張している播磨に、金色の美少女はその顔を見上げながらこんなことを言う。
「ヒゲ。アンタって、こんな美人を連れてるんだから、たいした男なのよ?
胸張って行けばどうってことないわ」
 そう言って愛理は播磨のタキシードの袖にサテン地のロンググローブをつけた細い腕を絡ませる。
 羽織ったコートの胸元から覗く白い胸が播磨の視線をひきつけてしまう。
 上から見るとすげー深いな、谷間。
 播磨がそんなことを考えてしまってると愛理は言った。
「ナニ欲情してんのよ」
 そう言いながらも、愛理は嬉しそうな笑みを浮かべている。
 ごく親しい人間にしか見せない、あきれ半分、からかい半分といった微笑み。
 その微笑は播磨の緊張を解いていく。
「さ、行くわよ」





「ちょっとヒゲ、あの子たち何なの?」
 さっきまで全くの平然で威風堂々、それこそパーティーなんか生まれたときから呼吸するみたいに
当たり前に列席してますが何か?といった風の愛理が突然不安げに尋ねてきた。
 愛理の視線の先にはこの場にはいかにも不釣合いな風景があった。
 色とりどりの水着をつけた女の子たち。
 それもそれぞれタイプの違った美少女でみんなおっぱいもでかい。
 健康な男だったら鼻の下を伸ばして然るべき光景がそこにあった。
 播磨はちらとそれを眺めて答えた。
「ああ、ミス・ジンマガとかいうグラビアアイドルだろ」
 正確に言うとそれは微妙に間違っているのだが、播磨はあまり気にしていないようだ。
 週刊少年ジンマガの読者投票で選ばれた、巻頭カラーグラビアを飾る五人の女の子たちだった。

 説明された愛理は納得しつつもその美少女たちを眺めている。
 細い腰に、たっぷりした胸。
 自分の胸や体もそれには劣らないとは思うが、愛理はその美少女たちの可愛らしい声や
男たちの視線を惹きつけてやまない笑顔なんかに気を取られてしまう。
353haunted夢枕 その37  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:35:48 ID:wHOhs63M
 だからつい愛理は聞いてしまった。
「……ね、ねえ…ヒゲ、アンタ……あの中だったらどの子が好み?」
 ミス・ジンマガの女の子たちには目もくれず、会場のどこかにいる担当編集の三井を探している
播磨はそんな愛理の問いに、どーでもいいというような口調で答えた。
「あぁ? んなのに興味ねえっつの。俺は女はお嬢だけで十分なんだからな」

 愛理の耳から瞬時に音が消失した。
 パーティーの喧騒は消え、播磨のその言葉だけが愛理の脳内に何度も何度もエコーする。
「興味ねえ」
「お嬢だけで十分」
「女はお嬢だけで十分」

 その言葉。その何気ない言葉が、愛理の身体の芯を優しく撫でるように刺激していった。
 そのセリフはお嬢さまの身体の芯に染み込んで、愛理の官能を揺さぶる。

――泣きそう。
――コイツを好きになって、よかった

 愛理はそれだけで胸の奥が熱く震えてきてしまう。
 とくん、とくん、と心臓が苦しくて甘くて切ない鼓動を刻んでいるのがわかる。

 感動で動けない愛理は、播磨が担当編集三井と話しているのをぼんやりと遠くから見ている。

「あー、播磨君来てたんだ? どう? 次のネームは進んでる?」
「あ、ハイ。その、一応は」
「いやいや、こないだのヤングジン別冊のヤツ、結構評判悪くなかったよ。
 次もアンケートの結果良かったらジンマガ本誌に読み切りでもどうかなって話も出てるんだよー。
…って、あれ? 播磨君飲んでないの? 水割りでいいよね?」

 未成年だということを全く無視してジンマガ編集部員三井は飲み物を取りに行ってしまった。

 歩けるようになった愛理は、播磨に歩み寄ると尋ねた。
「ねえ、今の人編集の人なの?」
「ああ。担当になってくれてる三井サンだ」
「ふーん。なんかいい人っぽいじゃない」
「そーか?」
 そんなやりとりをしていると、水割りを手に戻ってきたジンマガ編集部員三井がどういうわけだか
播磨の袖を引いて、会場の片隅まで引っ張っていく。
 三井は播磨に言った。
「…播磨君!」
「何すか」
「ダメだって! モデルさんに手ェ出しちゃ」
「は?」
「いや、そのね。判る。判るよ播磨君。美人さんがいっぱい居て嬉しいのは判る。
でもね、播磨君! 君はまだ若いんだからこういうところでエラいさんに目をつけられるような――」
 三井の言葉を遮るように、愛理は播磨の腕を抱き締めると、「外向きのお嬢さまスマイル(播磨・評)」で
ジンマガ編集部員三井に対して微笑みかけつつ、言った。
「始めまして。私、沢近愛理と申します。拳児がいつもお世話になってます」
 完璧なお嬢さまが、完璧なスマイルを浮かべながら、完璧なお辞儀をした。
「え? ええ? ケンジって?」
 愛理と播磨の顔を交互に見比べる三井。

「その……一応、俺のコレっす」
 播磨は握りこぶしの甲を三井にかざすと、恥ずかしそうに小指だけを伸ばしてみせた。

「コレ」呼ばわりでも、愛理にはそれは堪らなく嬉しいことだった。
 この頭が悪くて朴念仁で優しさの欠片も無い気の利かない凶悪な目つきのバカな恋人が、自分のことを
認めてくれている、というのは愛理にとって幸福以外のなにものでもなかった。
 純粋な幸福感に包まれた愛理は、頬を緩ませて恋人の腕にしっかりと抱きついた。
354haunted夢枕 その38  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:36:57 ID:wHOhs63M
「え? え? 播磨君? そのコ、モデルさんじゃなくて!? 播磨君のカノジョなの? 」
 その困惑気味な編集部員に、愛理の想い人は照れながら答えている。
「えと、まあ、そんなとこッス」
 煮え切らないが、播磨なりに必死な答えに愛理は満足を覚えてしまう。
「う…ふ」
 足からふわふわという播磨の腕に捉まっていないと、立っていられない。

 愛理は播磨の腕に胸の膨らみをぎゅうっと押し付けている。
 たわわでふっくらしたドレスの胸元が播磨の腕に潰され、見るものにその柔らかさを
想像させてしまう。

 独身で一人身の編集部員三井が心理的に泣きながらどこかに退散したあとで、
愛理は播磨にくっつきながら言った。
「……『コレ』?」
 その頬はほのかに赤く染まり、きれいな鳶色の瞳で播磨を見上げてきている。
 コレ呼ばわりは不本意だったが、愛理にとってうれしいことには違いない。
 でもそれを言ってしまうとただでさえぶっきらぼうなこの男は図に乗るに違いない。
 だから嬉しがったりできない愛理だった。

「……悪かったな」
 いつも見てるのに、突然そんな表情をされると播磨はなぜだかドキドキしてきてしまう。
 目の前の恋人のそんな態度に、播磨は落ち着かない気分になる。
「…いいわ、別に」
「なんて呼べばいいんだよ?」
 彼女。恋人。愛理の中では呼んで欲しい呼び方はいくらでもあった。
 でもそんな風に素直に呼んでくれちゃったら、なんだかそれは播磨じゃないような気がして
愛理は言葉を濁すことしかできない。
「別に…アンタの好きなように呼べばいいじゃない」
 照れてるような、嬉しそうなそんな表情でそんなことを言われたら播磨にはどうしようもない。

 播磨は思わずこの美少女を小脇に抱きかかえてどこかベッドのあるところまで
連れて行ってしまいたくなるような、そんな気分になるほかない。

――どうしろっていうんだ?
 そんな播磨の声を吹き飛ばすかのように、突然背後からけたたましい声が降ってきた。


「あら、ケンちゃん? ケンちゃんじゃない! 来てたのね」


「あ、センセイ! チワッス」
 反射的に最敬礼をしてしまう播磨。
 見るからに派手な感じの女性が手を振りながら近づいてくる。
 キツイ化粧に原色のドレス。
 でもそれが決して似合ってないわけではないほどの派手な顔立ちの30代の美女が
手を振って播磨に近づいてくる。

 その美女は、播磨の側の愛理に目ざとく気づくと軽く会釈をする。
「貴方、確か――」
「…先日は電話で失礼しました」
 基本的に頭の回転の速いこのお嬢さまは、この美女が播磨がアシを勤めている京極というマンガ家で、
一度だけ電話で話したことがある女性だということに気づいた。
「……ケンちゃんの噂の彼女さんね?」
「…はい」
355haunted夢枕 その39  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:37:44 ID:wHOhs63M
 女性マンガ家京極の後ろから若い女の子たちが現れた。いずれも京極のアシスタントで播磨の
先輩でもある。
「ナニよケンちゃん! 気の強い暴力女だって言ってたじゃない! こんな可愛いカノジョを捕まえといて!」
 アシAは怒ったように播磨に詰め寄る。
「……ヤンキーだって言ってた」
 無表情で無口っぽいアシBが播磨を冷たく睨みながら非難している。
「こんばんわ。ケンちゃんの彼女さんなの? ケンちゃんたらやるぅー」
 遊び人風のアシC子が面白そうに言う。


 播磨がときどきアシスタントをしている「京極センセイ」のところの他の人はみんな男ばっかりだ、
という説明をされていた愛理は播磨のタキシードの背中をつねり上げつつ、テーブルの陰でハイヒールで
播磨の足の甲をグリグリと踏みにじりながら小声で「どういうことかあとで説明してもらうわよ」と
囁きかけながら京極にお辞儀をしていた。


「はじめまして。沢近愛理と申します。うちの拳児がいつもお世話になっております」
 すっかり奥さん気取りなそんな挨拶も堂に入ったもので。

「愛理ちゃんてお姫さまみたい」
「かーわーいーいー」
「ね、ね、ケンちゃん、こんな可愛いコ、どこで捕まえてきたの?」
 愛理は誉められること自体はキライではないが、どういうわけか他の女の子が
やたら播磨に触ったり馴れ馴れしくしていることについてはどうしてもイラつきを抑えられない。

 愛理が播磨に非難の口を開こうとした瞬間、ジンマガ編集部員三井が二人の間に割り込んできた。
「あー、いたいたぁッ!」
 息を切らせている三井。
「ねえ、沢近さんてもしかしてフランス語はできたりする?」
 金髪のコだったら外国語はなんでもできると思っている短絡っぷりが播磨の担当にはお似合いというか
なんというか。
「ええ。日常会話程度ならそこそこは」
 しかしそつのないお嬢さまでもある沢近愛理という美少女は、これまた完璧なお嬢さまスマイルで
三井の無理難題に応えてしまっている。

「助かった―――! 今からA国の駐日大使のあいさつがあるんだけど、手違いでフランス語の通訳が
来てなくて! 沢近さん、大変申し訳ないんだけど、通訳お願いできる?」








 そんなわけで、パーティの宴もたけなわのステージの上には金髪の美少女と某国の駐日大使のオッサンが
並んでいたりするわけである。

「――以上のようなたいへんに喜ばしい理由から、談講社さまとのお付き合いをわれらA国民は
等しく歓迎するものであります」

 パーティーのさなかの来賓挨拶なんかはこの海千山千のマンガ業界人がご静聴なんかするわけがない。
 スピーチが始まっても会場はそんなものそっちのけで騒いでいた。
 しかし次第に会場が静まりだし、ステージの上に視線を注ぐ客が増えていった。
 酔っ払いながらバカ笑いをしていた漫画家や編集者や業界ゴロたちも、その澄んだ声と
ライトを浴びて輝いている金色の美少女に視線を奪われていた。
 大使の言葉を逐一懸命に訳しながら、にこやかに微笑む日英ハーフの美少女。
 その輝くような美少女は、いまやすっかり会場中の注目を集めていた。
356haunted夢枕 その40  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:38:27 ID:wHOhs63M
 まるで砂時計みたいに腰がくびれている真っ白い光沢のある肩出しのドレス。
 その上のほうのふっくらと膨らんだ柔らかそうなバストの裾野は、やはり真っ白いファーがいい感じに
隠している。
 白い首筋に光るネックレスと、金髪の中に輝くティアラの白い宝石はステージ上のスポットライトを
浴びてまぶしく光っている。
 その宝石の光に負けないくらいの端正でありつつも可愛らしい顔は、美女を見慣れてるはずの
出版業界の人間どもの目をひきつけてやまない。


「あのコ、良くない?」「どこの事務所のコ?」「どっかと契約してんのかな?」
 囁きあっているのは芸能プロダクション関係者か。

「おっぱいでっかいなあ」「金髪のコが主人公ってどうよ? ハーフ萌えー」
「むちむち巨乳サイコー」
 と囁きあっているのはたぶんエロマンガ家ども。

 ともあれA国大使のスピーチよりよっぽど会場の視線を集めているのは、そこいらのモデルなんかよりも
はるかに美人で、グラビアアイドルなみの肢体を可憐なドレスに包んでしまっているお嬢さまなわけだったりする。




「やっぱ、あのコ可愛いよねー」
 と京極のアシA子が言った。
「ホント。ケンちゃんには吊り合わないんじゃない?」
 とこれはアシB子。播磨に気がある。

 しかし先輩アシのおねーさんどもの言うことなんか聞いちゃいない播磨。
 ただ、壇上のキレイなお姫さま然とした愛理に視線を奪われている。
 金髪に映える光輪のキューティクル。
 真っ白な頬の中のキスしたくなるようなつややかな唇。
 胸元から覗く、雪白の肌のたわわなふくらみ。

 会場の誰よりも、その姿を食い入るように注視している。

 あんなお姫さま然とした美少女が自分と何度も、何百回も「あんなこと」をしていただなんて
今更ながら播磨には夢のように思えてくる。
 胸元から覗いている白いおっぱいの裾野がふっくらと膨らんでいる。
 会場の男ども全員が、触りたい、揉みたい、吸いたいと思っているそんなステキな
バストを播磨はガン見してしまう。



「以上をもちまして、A国民を代表してご挨拶するところであります。……ご静聴ありがとうございました」

 A国大使の会釈に続いて通訳役の愛理が深々とお辞儀をする。
 金髪のキューティクルが舞台照明のスポットライトを浴びてキラキラと輝いている。
 その光が播磨になにかを決意させた。





357haunted夢枕 その41  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:39:26 ID:wHOhs63M
 パーティーもお開きになり、似合ってない真面目な顔をしている播磨は
上機嫌なお嬢さまをエスコートしながらクロークに向かう。

 コートを預けたクロークには長い列ができている。
 その列に並びながら、愛理は楽しそうな声で播磨に言ってくる。
「ねえ、コレ何だとおもう?」
 愛理はそう言うと、播磨に何枚ものカードを掌でトランプのように広げて見せた。
 それは何枚もの名刺だった。
「なんだそりゃ」
「さっきね、いろんな芸能事務所にスカウトされちゃったの。モデルになりませんかとか、
アイドルになってみない?とか、来年のミス・ジンマガは君だ!とか……」

 A国大使のスピーチも無事通訳し終えた愛理に群がってくるのは業界ゴロたち。
モデル事務所のマネージャーからTV局のプロデューサーまで、海千山千の山師たちが
競うように愛理に声をかけてくるのも当然のことだった。


「いっそのこと、デヴューしちゃおうかしら?」

 そう言うと愛理は悪戯っぽい表情で播磨の顔を見上げる。
 そういうのを嫌がる、ということを愛理は知っている。

 モデルだの、アイドルだの、愛理はそんなものになんかなりたいと思ったことはなかった。
 愛理がなりたいのは、この頭の悪くて目つきも悪い、そんな想い人のステディな関係の恋人だった。
 図らずもそれが叶ってしまった今は、もっと播磨と深い関係になりたいと思っている。
 この先もずっと一緒にいられるような、そんな関係。
 うまくイメージできないけれど、朝起きたら自分の隣にコイツがいて、一緒に朝ごはんを食べて、
帰ってきたらコイツがいる。家で待っているとコイツが帰ってくる。
 いつも一緒。帰るところがいつでも一緒な、そんな関係を愛理は夢見ていた。



 そんな夢見る美少女に対して、いつになく真剣な顔で播磨は答えた。
「お嬢は美人だよな」
 ポカンとする愛理。

 クソ真面目な表情の播磨は続ける。
「あン中にいる誰よりも、どのモデルやアイドルなんかよりも、ずっともっと美人だった」

――え? コイツは何言おうとしてるの?
 美人、と言われて瞬時に胸が高鳴ってしまう。
 播磨はそんな頬を染めた愛理に、爆弾発言を投下する。
「だから、なりゃあイイんじゃねえか?」

「なっ!? だ、だって、ヒゲって前に――」
 困惑する愛理に、播磨は続ける。
「俺はオメエに相応しい男になりてえ。
 取られるとか、取られないとか、そういう嫉妬してるようなちっぽけな男じゃダメなんだ。
 お嬢がアイドルやらモデルになったって、惚れられるような男になんなきゃイケねえんだ」

 予期しない播磨の言葉に、愛理は黙って聞き入っている。

「お嬢は、俺のことを『たいした男だ』って言ったよな?
 だったら、俺はホントにたいした男にならなきゃいけねえ」

358haunted夢枕 その42  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:41:04 ID:wHOhs63M
 混乱と、そしてその後からやってくる言葉にならない感情。
――かわいいって、美人だって言ってくれた。
――そして、そんな自分のために、変わろうとしてくれてる。
 愛理は、そんな播磨のことを心底つくづく大好きだ、と思った。
 胸の中がジンと熱くなった。
 瞳が勝手に潤みだし、播磨にすがり付いてないとまっすぐに立てない。
 播磨の肘にすがりつく。

「あ? 酔ったのかお嬢?」
 やっぱり空気が読めてない播磨はそんな言葉を発する。
 でも、その播磨の声の響きにすら愛理は幸福感をより深めてしまっている。
 播磨のシャツの胸元を掴んだ掌に感じる播磨の体温だけで、愛理は体の内側に
湧き出てくるじわりという暖かい至福に浸ることができた。

――好き。好き。大好き。
――甘い言葉を言ってくれなくても。
――好きだとか愛してるとかいう言葉をくれなくても。
 愛理は、体中でこの男を愛したいという欲望が体の内側に充満してくるのを感じていた。
 今すぐにでも、この人に抱き締められたい。
 愛理の身体の芯がぐつぐつと沸騰しているようだった。

 リムジンの車内に入ったらすぐさま抱きついて、キスをして、体温を感じて、コイツの味を
唇で、舌で味わいたい。
 愛理は腰の裏に熱を感じながら、どうやって今晩播磨と一緒にいようか考えていた。
――コイツはバカだから。クリスマスイブだから一緒にいよう、なんてことは考えてないはず。
――とっとと「じゃあな。おやすみ」とか言ってアパートの部屋に帰っちゃうはず。
 全然ちっともロマンティックじゃない思い人のことを愛理はよく理解している。

 コイツのアパートに上がりこもうか、それとも屋敷にヒゲを招きいれようか思い悩む愛理。

――そうだ!
 愛理は妙案を思いついた。ナカムラに「車の調子がおかしいようです」とか言わせて、
播磨を強制的に屋敷に泊まらせてしまえばいい。
 そうすれば、コイツはウチに泊まっていってくれるだろう。
 そうしたら、播磨を泊めた客間に忍び込めばいい。
――そんなんじゃなくて!
――忍び込むなんてまだるっこしすぎ! コイツを客間に案内するフリをして押し倒しちゃえば!
 発情しきっているお嬢さまはキュンキュンと甘く震える胸を播磨の腕に押し付けながら、
今晩どうやってこの馬鹿で粗暴で優しい恋人と愛し合おうかとそれだけを考えていた。


 場所もわきまえずに発情しているお嬢さまに、突然丁寧な言葉が掛けられた。
「沢近様でいらっしゃいますでしょうか?」
 慇懃なホテルマンが、会釈をしながら愛理と播磨に話しかけてくる。

「は、はい、そうですけど」
 あわてて取り繕いながら答える愛理。

「ナカムラ様とおっしゃる方からご伝言をお預かりしています」
 封筒を差し出された。
 それを開けると、手紙が入っていた。
359haunted夢枕 その43  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:45:20 ID:wHOhs63M
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『 愛理お嬢さま
  たいへん申し訳ございませんが、この寒さの所為か車が故障してしまいました。
  明朝9時にはお迎えに上がりますので、どうか今晩はこのホテルにご投宿願います。

  追伸:クリスマスイブということもあり、最上階のスイートしか空きがないとのことです。
  心苦しくはありますが、どうか播磨様とご一緒にお泊まり下さいませ』


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 封筒の中には、ご親切にもスイートルームのカードキーまで入っていた。
 このお嬢さまの要求を前もって察知しているあたり、やはり執事ナカムラは有能どころではない。

「……ヒ、ヒゲ?」
 上ずっている声で、愛理は播磨に小声でささやく。
「何だ?」
「ナ、ナカムラがね………車が、故障したって…」
「あん? じゃあタクシーかなんかで――って、金あったかな…って、財布持ってねえ! 車ン中だ!」

 慌てる播磨に、愛理は震える声で懇願する。

「あ、あの…あのね、…ナカムラが……このホテルに部屋、取ってくれてるから……一緒に……泊まって……」
 金色の震えているお嬢さまがそんないじらしいことを言ってるのに、この朴念仁はわかってない。
「え? いいのか? 悪ぃな。こんな高そうなホテルなのに」

 播磨の腕にすがりついたままの愛理が、エレベーターボーイにカードキーを手渡すと
直通の展望エレベーターに案内された。

「お待ちしておりました沢近様。お部屋へご案内します」
 展望エレベーターが上昇を始める。
 愛理は地に足が着かないような思いで、播磨の燕尾服のジャケットに縋り付いていた。

――こんなに人を好きになったのは初めて。
――こんなに、身も心も捧げてしまいたくなったのは、はじめて。

 ほの紅い顔をしながらズキズキと甘い痛みを感じる胸で、愛理は思っていた。
 ドレスの内側の肉体をジュクジュクと熱くさせながら、播磨の手のひらの感触を
待ち望む。
 愛理は自分の腰の熱を感じながら、播磨の身体の臭いを深々と胸に吸い込む。
 播磨の顔を見上げる。
 エレベーターの窓ごしの夜景に照らされた播磨の顔が愛理の目に映る。
――キスしたい。
――今すぐ、ぎゅってされたい。……もっと、されたい……

 発情したお嬢さまはそれだけを思っていた。




 エレベーターのドアが開くと、そこはスイートルームのエントランスだった。
「ありがとう。荷物はないし、案内もいいわ」
『もし付いてきやがったら呪い殺す』というような視線で微笑みながら
愛理はエレベーターボーイをメデューサに睨まれた哀れな犠牲者のように固まらせる。

「――ど、どうぞ、ごゆっくり」
 そう口にできた点だけで、このスイートルーム専属エレベーターボーイはプロだと言えただろう。
360haunted夢枕 その44  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:46:42 ID:wHOhs63M
 一フロアまるまるのスイートなんてのは播磨の想像にはない。
 キョロキョロしながら愛理に尋ねている。
「お? なあお嬢。部屋ってどこ――」
 しかし播磨の声は愛理の唇で遮られる。
 播磨の首筋に腕を廻したお嬢さまが、その唇を奪っていた。

「なっ――」
 あまり公共の場所で女といちゃつくのはカッコ悪いことだ、なんていう古風な男性感の持ち主の
播磨はそれに抗おうとする。

「…こんな、とこ……でっ」
 言葉を発する暇もない。
 再び金髪のお嬢さまの唇が、播磨の口をふさいでいた。


 プレジデンシャル、と名の付いたスイートルームのエントランスにはこれまた豪勢な
本革張りのソファが置かれていた。
 愛理は播磨の胸元にぶら下がるように抱きつくと、ベッドルームに行くのすらもどかしいのか、
その大きなソファに播磨に抱きついたまま倒れこんだ。
「バ、バカッ! こんなとこで、誰か来――」
 播磨は愛理の唇で言葉を封じられる。
 唇を割って舌が播磨の口内に入り込んできる。
 播磨の舌に愛しげに激しく絡みつき、じゅううう、と音を立てて唾液が吸引される。

「誰も、来ないわ。 ここ、一フロア、貸しきり、だから」
 うまく呂律の回らない愛理は、押し倒した播磨の身体の上から
熱に浮かされたような瞳で恋人の目を見つめる。
 その瞳が嬉しそうに歪むと、再び播磨にキスが降ってくる。

「ヒゲ………ヒゲぇっ……ケンジ……」
 よほど感極まったときにしか呼ばない、その呼び名。
 愛理は播磨の名を呼びながら、涙ぐみながら何度も何度もキスの雨を降らせる。

 その熱に浮かされたような顔と、目の色に播磨は魅入られる。
 だから播磨は押し倒されたまま、金色の愛しい少女がキスしてくるのに任せていた。

 サテン地のロンググローブが播磨の頬を這う。
 蝶ネクタイを解き、震える指で播磨のシャツのボタンを外していく。

 むき出しになった筋肉質の播磨の胸に愛理は口付ける。
 愛しい男の胸にキスの雨を降らせながら、愛理はショーツの中が熱く蕩けてきているのを感じる。
 唇で逞しい胸の筋肉を感じるだけで愛理は感極まっていく。
 傷だらけの肌に口付けをするだけで、切なくて甘くて大切な想いが胸の中からあふれ出てくるのがわかる。
 その甘い甘い波動は、愛理を素直な女の子に変えていってしまう。


 播磨は戸惑いながらも興奮してしまっていた。
 薄く淹れた紅茶の色の愛理の瞳が、うっすらと涙を湛えたまま播磨の顔を見上げてくる。
 何かに酔ったようなそんな目は、播磨の胸をジリジリと焼き焦がすように熱くさせていく。

 お嬢さまの発情したような上気した表情は、播磨の心の琴線に触れてしまう。下半身に血が集まりだす。
 充血してよりふっくらした赤い唇が播磨の傷だらけの胸に優しく触れていく。
 言葉にできないような感覚が胸の中に広がってくる。
 このお嬢さまが感じている愛しさみたいなものが、播磨にはわかってしまう。
 どんな想いでキスしているのか。どう思って自分の胸に口付けしてくれているのか。
 肌に触れた唇から、播磨は愛理の心がわかるような気がした。
361hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT. :2007/08/19(日) 06:49:44 ID:wHOhs63M
今日はここまでー

まあ京極なんてキャラは原作には出てこないわけだが
http://www.geocities.jp/seki_ken44/051102_1.html

なんかオリキャラ使うのはアレだけど
メインに絡めない脇だったら年に一回だけは使っていいってばっちゃが言ってた。

まあそんなわけで、続きのラスト投下もなるべく早くできるよう頑張る。
感想クレー
362名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 08:20:56 ID:sI8HPWGk
>>361
感想
空気嫁。
続きは自分のブログかなんかで書いてください。
いい流れをせき止めんな!
せめて全レスやめろ!

以上です
363名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 08:34:50 ID:a7ArJltc
まあなんだ。
文も内容も良いと思うが、感想クレーはいかがなものかと
そこは自重しとけ
364名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 08:53:25 ID:ve2yNJdy
>hauntedの中の人
乙です。次でラストとのコトで、期待して待ってます。
更に期待しているのは、以前書くと仰ってたおにぎりですがw

hauntedも決して悪くはないけれど、流石にここまで続くと
イチャイチャベッタリ一辺倒の展開が読んでいて辛い。
しんどいとは思うけど、塚本姉妹や高野辺りを出すなりして
かき回すとかして欲しい・・・。
365名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 10:57:43 ID:SF1d5D0j
>>361
文章力があると言われているようだが、何かの間違いでは?という感じだった。
これは完成したものではなく、間違えてプロットか何かを投稿してませんか?

文章が単調で、メリハリがない。キャラの行動を箇条書きにしただけ。
事象の表面しかなぞっていないし投稿した分量も短いため、中身が空っぽになっている。

以下の部分は特に酷かった。
 〜〜播磨の頬を這う。
 〜〜ボタンを外していく。
 〜〜愛理は口付ける。
 〜〜蕩けてきているのを感じる。
 〜〜愛理は感極まっていく。
 〜〜あふれ出てくるのがわかる。
 〜〜女の子に変えていってしまう。
366名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 11:32:02 ID:btLyobvV
>>365
君の素晴らしい文章を是非読ませてくれ。
367名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 13:42:19 ID:a7ArJltc
おまいら、とりあえず落ち着け

今はマターリリレーの続きでも待つとしようや
368名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 13:55:20 ID:So3L46hN
旗の人でもここまで行き着いたらちょっとキツイだろ。
369名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 15:23:44 ID:pv39rs3a
>>348>>350
GJ
エロくなって来たw
というか久しぶりにかなりリレーが続いてるな

>>361
GJ
エロかったです。続きが気になる

つか確か播磨の名前候補の一つに京極ってのがあったような
370名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 15:47:56 ID:S0+05R2j
>>361京極の存在を自然に受け入れたオレはhaunted厨

もはやSSですらないしw賛否あるみたいだけど、アンタの事だからカレーに幕を閉じてくれるだろうと…期待して待つよ
371名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 16:10:59 ID:UxAhDtHk
>>361
GJなんだが、ラストまで書き上げてから投下してねw
○○までには書くから、とか書き込まないでいいからちゃんと仕上げてから投下してくれw
また「〜だから伸びたw次で終わるんで待ってろYO」とか言われると流石にしんどいわ
あと投下以外ではコテつけんでいいからね
カレー厨もアンチも湧いたら湧いた分だけNGに入れにゃあならんからさ
372名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 18:46:02 ID:VUhAGKyz
>>361
うはー、GJ!ナカムラ有能すぎw
373名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 20:45:05 ID:7wh0cfRT
>>361
カレーさんGJ!
ちょっと間があったんでリレーSSに遠慮してんのかなと思ったけど
その分中身が濃くって良かったよ。

まあ賛否両論はあるだろうし、くだらん荒らし共は無視して
完結までよろしく

あとおにぎりも忘れないでくれな!
374名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 21:09:27 ID:UxAhDtHk
>>373
今のところ荒らしもアンチ沸いてないんだからいちいち煽らなくていいじゃん・・・
375名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 21:10:16 ID:vL/LaOim
自演でも信者でも何でもいいから空気読んでくれ
376名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 22:12:43 ID:a7ArJltc
こうして空気が悪くなってリレーが流れるのかorz
377名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 22:18:00 ID:So3L46hN
カレーの狙いはそれだったんだよ!
378名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 03:53:37 ID:bZHmFY16
カレーGJ
379名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 09:57:20 ID:7vJlqGg+
せっかくいい感じだったのにカレーが現れたらすぐこれだからなw
空気も読めないのか・・・
380名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 10:26:29 ID:xhYTvL2Q
以下何事もなかったかのようにリレー再開

あそこで寸止めなんて酷すぎるぜ!!
381名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 17:08:21 ID:bSq40jvw
やばいな・・・カレーさんの文章力を改めて見せつけられ、リレー作家達が萎縮して投下できなくなるかも・・・
382名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 17:53:22 ID:656do3yM
>>381
これはアウトだなNG行きだわ
383名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 19:33:09 ID:KpodFnkm
>>381
そんなこと言われっと普通に投下したくなくなっから
384名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 22:14:50 ID:QWItwWBL
>>379
そりゃどんな空気だ?
意味解って使ってるか?どっかで見た言葉を使ってみたかったか?

はっきり言ってやる
お前が来て空気が悪くなったわ!
385名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 22:28:37 ID:GwIt4y/d
ここまでぜぇ〜んぶ俺の自演w
386名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 01:06:34 ID:aknfUJ5q
>>350

ブチィィィィィ!!!
 何かが切れる音が聞こえた気がした。
「?」
 何だろう?
 この部室にも部室周辺にも、そんなものはなかったはず……
 そう思っていると、しゃがんで私の足を擦っていた播磨君が、急にスッと立ち上がった。
「播磨君?」
 少しまずいかも知れない。
 さっきの音で播磨君が正気付いたのだとすると、本格的に逃げられてしまう。
「播磨君、どうしたの?」
 早く、次の策を考えないと……
ガシッ
「え?……きゃ!!」
 播磨君は、次のことを考えていた私の肩を押さえ、部室の机に私を押さえつけた。
 そして、播磨君は私の上に覆いかぶさってくる。
「播磨君、痛いんだけど」
 私はそう言いながら、冷静になろうと努めた。
 私を押さえつけた衝撃で、播磨君の端正な顔がはっきりと見える。
 だが、目が血走り、明らかに理性を失っているせいで、その魅力は半減している。
「大丈夫?」
 その目を覗き込みながら、私は播磨君に聞いた。
 どうやら、作戦は成功していたらしい。
 だが、少しやりすぎた感じがする。
 播磨君は私の質問に答えず、自分の手の動きを見もしないで、私の身体にてを伸ばしてきた。
「あ……んん!痛い!」
 制服の上をたくし上げ、播磨君は私の胸をブラの上から荒々しく揉む。
 いつもの彼なら、決してしないであろう相手の女の子のことを考えない動き。
 でも、彼が自分の身体を求めてくれている事に、痛みよりも喜びと快感を強く感じていた。
「播磨君……ああ……」
 でも、どうしてだろう……
 これは私が望んだことであり、途中変更があったが全て上手く行っている。
 彼が私の身体を求めてくれることはすごく嬉しいし、彼の手が触るところは全てが気持ちいい。
 でも……彼の血走った目を見ていると、悲しくなってきてしまう……
「播磨君……ん……」
「んん!!」
 私は播磨君のそんな顔を見たくなくて、彼の頭を押さえてキスをした。
 特に考えがあったわけではない。
 ただ、彼の目を見たくなかったから……
「あむ……ちゅ…ん……」
「ん……ちゅ……んん……」
 播磨君の口の中に舌を入れ、彼の舌に絡めるように動かす。
 播磨君も私の舌の動きに合わせ、絡んでくる。
 茶道部部室の中に、二人の唾液を交換する音だけが響いていた。


とりあえず、落ち着きましょ?
個人的にリレーは終らせたくないし、誰がどんな風に終らせるのか読んでみたいです
微エロになってしまいましたが、次の人お願いします
387名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 14:32:44 ID:qO6wY715
>>386
サーイエッサー
GJであります
もはや止まれないほどに盛り上がってきちゃったな
388名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 16:15:33 ID:ZgiFFuG+
カレーさんのSSが終わるまでリレーは中止しようよ。
カレーさんが投下しにくくなる
389名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 16:42:53 ID:IlThlvYe
リレーSSが終わるまではカレーは自重しようよ。
リレーが投下しにくくなる

とでも言って欲しいのか?
390名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 19:10:38 ID:tmv7EOWo
少なくともこのスレには「投下しにくくなる」なんて考えの
心の狭い書き手さんはいないよ
391名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 19:36:45 ID:CrzEuini
投下しにくくなるって感覚が良く分からんわww
SSスレの常識的にSS投下の直後以外はいつでも投下おkだろ
>>386もリレーに関すること以外は書かなくていいよ、いろいろ湧くからさ
392名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 19:38:17 ID:GVTIbivj
カレーさん以外は作品以外の余計なこと言うの禁止な。
393名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 21:31:54 ID:GSU4RSXO
カレーさんは早く完結させてこのスレが順調に進むように暫く見るだけの立場にしたほうが良いのでは?
394名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 21:58:06 ID:CrzEuini
せっかくリレー始まって雰囲気良かったからNG解除したのに……
また一切もろもろをNG行きにするバイトが始まるお
395名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 00:30:34 ID:CNm3sOw1
>>386

 腕が何かを求めて動き回る。
 と、いうより、苦しくてたまらない!
「……ぶはぁ!!」
 俺の口を塞いでいたものを引き剥がすと、俺は新鮮な空気を思いっきり吸い込んだ。
 酸欠のせいで、少し頭がくらくらする。
 ……何してたんだっけ?
「播磨君、大丈夫?」
「ああ……大丈夫だ。って……うわっ!」
 心配してくれた高野は下半身丸出し、上もブラのみというマニアックな格好をしていた。
 そして俺は、高野を組み敷いている格好になっている。
「お前……俺の下でなんて格好を……」
「播磨君が押さえつけたんじゃない」
「!!!!!」
 確か、俺が高野を怪我させて……それからどうしたんだっけ?
 途中肝心なことを忘れている気がする。
「と…とにかく、悪い!責任はとるから……」
「私の上で、謝らなくていいから」
「あ?!ああ……そうだな。今、退く」
 とにかく、高野の上から降りて、土下座でもなんでも……
「違う」
「え?」
「私は謝らなくていいって言ったの」
 なんだ?
 どういう意味だ?
 混乱している俺を、高野は優しく抱きしめてきた。
「これは私が望んだこと。播磨君は気にしなくていいの」
「いや……しかしだな……」
ちゅ……
 なおも言葉を続けようとする俺を、高野は優しいキスで黙らせた。
「続き……して?」
「!!!!」
「責任……取ってくれるんでしょ?」
「ぐ……」
 男に二言はない……けど、本当にいいのか?
 こんななし崩しにやったら、俺はともかく高野が悲しむんじゃないのか?
 高野の上でそんな風に悩んでいると、高野は俺を押しのけ、机から降りた。
 一見無表情に見える高野にも、ちゃんと表情があるということは良く知っている。
 だから今、高野がどれだけ怒っているかも良く分かった。


396名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 00:33:33 ID:CNm3sOw1
>>395

「た…高野……」
「動かないで」
「ああ……」
 俺は何をされるのだろう。
 この状況は、どんな誤解があったとしても、俺が悪いはずだ。
 俺は目を瞑り、最後の審判を待つ罪人の気持ちで待つ。
 何を考えているか分からない、この女のことだ。
 頬をひっぱたくなんて甘いものじゃなく、隠し持っているナイフでグサリ……いやいや、銃や毒薬で即死にされるパターンもある。
 俺は、どんどん最悪のほうへ想像を膨らませていった。
かちゃ…かちゃ……
「……?」
 覚悟を決めていた俺の耳に、聞きなれた金属音が聞こえた。
 俺の腰の辺りに何かが触っている感触もする?
 目を開けてみると、高野が俺の前にひざまずき、とてもデンジャーになっているものを取り出そうとしていた。
「な!何をしている!」
「なんか、播磨君のここが苦しそうだったから、出してあげようと思って」
「なるほど……って、嫁入り前の娘さんがそんなことしてはいけません!!」
 不良の俺が、こんな訳の分からない説教をする羽目になるなんて……世も末だぜ……
 心の中で俺が嘆いていると……
「ほら、こんなに苦しそう……あむ……」
「うほ!」
 高野は、手馴れた手つきで俺のものを取り出すと、一言呟き、すばやく口に咥えた。
 俺の知らない間に限界まで大きくなっていたせいで、高野に咥えられた瞬間、あまりの快感に思わず腰が引けてしまう。
「はひまふん、ふほはないへ」
「何言ってるか、わかんねよ!」
 何かを喋った高野に、俺は虚勢をはった。
 高野の絶妙な舌使い、高野の鼻から出る息、喋り声すらも気持ちが良い。
 このまま、流されてしまいそうだ。
「動かないで、って言ったの」
 俺のものから口を離し、高野は答えた。
「分かった……分かったから、もう止めろ。な?」
 離したのをこれ幸いにと、俺は自分の息子をしまおうとする。
「だめ」
 しかし、あっさり高野に却下され、またしても高野は俺のものを咥えてきた。
「や、止めろって!」
「………」
 高野は俺の声を無視し、一段と情熱的にしゃぶってくる。
「それ以上されると、出ちまう!」
 もう、恥も外見もなかった。
 これ以上されると、情けないことになってしまう。
 だが、高野に咥えられる前から限界だったから、今はもう限界を超え、理性で持っている状態だ。
「いいほ……はひて……」
「ぐ……出る!!」
 高野の声がきっかけで、俺は高野の口の中に白濁液を思いっきり吐き出した。
 高野は口を離さず、俺の吐き出すものを全ての飲み下していった。


読み返してみたら、あまりエロく無かったorz
次のエロイ人、お願いします
397名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 11:46:18 ID:dQkyE6oi
リレーSSなんていつ始まるかわかんないものより
カレーさんを待ちたいから自重しろよ!
398名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 11:48:22 ID:R7n8sltL
見え見えなアンチ行為も自重しろwwwwwwwwwwwwwwww
399名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 12:06:34 ID:8DhsRdNr
>>395-396
GJ
もはや播磨も晶も最後までとまりそうにないなw
400名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 12:57:35 ID:+rkxhAub
>>398
そろそろスルーを覚えような
401名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 22:59:00 ID:Q72mPAI/
>>395-396
GJ!!
やっぱりリレーは展開がワンパターンじゃなくていいなw
個人的に播磨×晶も結構好きだったりw
402名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 00:32:42 ID:zrzNtetY
 播磨君があたふたとした姿を晒しているのが遠く別の世界のように思われる。
 口の中に広がるいがらっぽく粘性の高い、一言で言うなら不味いものを吐き出す訳にも行かず
私は飲み込むと何度か深呼吸をした。その度に鼻を通る臭いに多少の不快感を示しつつ、
これが播磨君以外の物だったら嘔吐物だったわねと自身を納得させた。
「お、おい、高野?」
「大丈夫。問題ないわ」
 それは理性の部分での話だ。女の私は征服できた事に大変満足している。
 そう、彼をイかせた事に興奮してしまっているのだ。
「高野……さん?」
 じっとしてて、と彼を制しながら彼の上に倒れていく。わざとらしくボタンを外したり外さなかったり
焦らしながら私の体を押し付けてる。ほら、もうこんなに硬くしちゃって。彼にそんな事を言うと
ピクピクと熱いモノで答えてしまう。そんな自分に恥ずかしさを感じているのか、
彼は顔を背けて頬を真っ赤にしている。可愛い。
「播磨君、こっちを向いて? ……お願い」
「高野……俺は!」
 播磨君は私を抱きしめたまま起き上がると、私を諭すように言ってくる。
「この辺にしとかないか? 今なら普通のクラスメートで終われる――」
「終われる? 終われないわ。だって、普通のクラスメートがフェラして半裸で抱き合って、なんて事はしないわ」
「それは、そうだけどよぉ」
 泣きそうな彼の声に思わず笑ってしまったけれど、妙に暖かいものが胸の中に生まれてきた。
彼なりの倫理観があるのだろうし、そのものさしで今の状況を案じているのだろう。それには私も含まれている。
「今日の事は一時の気の迷い、そういう事にしましょう。私も播磨君もこのまま終われないじゃない?」
 彼の熱を放つ自己主張を指の先で弄りながら、その先から出ている先走りの汁を塗りたくっている。
こんなに暴れん坊さんなのに、このまま治まるのかしら?
「高野……」
「何? その気になってくれた?」
「その……初めてなんで、よろしくお願いシマス」
「っ、ふふっ」
 観念の仕方が可愛らしい。私は彼に抱きしめるように言って、優しく抱きしめてもらいながら互いのタイミングを探す。
遠慮が無くなり始め緊張がほぐれてきた彼に床に倒してもらい、彼の為に心も体も開いていく。
息を呑む彼を導いてやりながら「優しく、優しくね」と手順を教えてやる。
「高野……すまねぇ」
 私が願ってこういう場を用意したというのに。彼はそれに引っかかってしまっただけなのに。やっぱり決心をしてよかったわ。
 膣をゴリゴリと開いていき女の芯に到達したのが他に無い感動だったのか、播磨君ははぁと深いため息をついた。
「そのまま腰を動かすだけでいいから。ほら、簡単でしょ?」
 播磨君は「ああ」と自信無さ気に腰を前に出しているが、その分身は私を征服しようといきり立っている。
403名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 00:38:57 ID:zrzNtetY
ちょっとフェラから本番への繋ぎ方が難しそうだったので
繋がるようなレスを挟んでみた

リレー楽しいけど難しいねw
次の人、本番頑張ってくださいね、と無責任に言ってみるw
404名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 15:44:27 ID:YuNilBf9
>>403
GJ
ようやく本番突入
こんなに続くリレーは久々やね
405名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 00:11:58 ID:fiIeNFfN
みんなに尋ねてみたいんだけど、
スクランってマガジンで毎週見てる?
それともコミックである程度まとまった量を見たいってタイプ?
俺はコンビニの単行本棚の新刊にスクラン新刊が出るまで頭から抜けてたりするわw
406名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 00:13:11 ID:fiIeNFfN
ageスマソ
407名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 20:52:00 ID:G/j/JhYQ
糞みたいなリレーだなw
408名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 01:01:18 ID:V6v47Piq
>>405
当然両方チェックだろ。
409名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 09:35:34 ID:kwhHRLsT
しかし、エロに入っちゃうとリレー止まっちゃうのねw

>>407に期待ageだなー、もちろん口だけではないでちゅよね〜?
糞リレーとやらより素晴らしいSS期待して待ってますね^^
410名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 11:59:14 ID:5BFD9Vpe
カレーさん来い!
411名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 00:29:12 ID:+7XJtfdK
>>402

気が付いたら、俺は――――夢中になって、高野へ己の物を突き入れていた。
「ハァッ、フッ、ぁハァッ」
耳元で高野が、荒い息をついているのがわかる。強く抱き締めた高野の体は柔らかく、か細く、今にも折れそうで、しかしどうしようもなく俺の劣情は駆り立てられた。
もう何も考えられない。更にさらにと快感を快楽を求めて、俺はただひたすら高野の体を犯す。
「ぁあっ! ぁん、あんっ、あああ」
「高野、高野...」
俺は、うわ言の様に高野の名前を繰り返しながら、その肌にキスの雨を降らせた。
強く強く俺の体を抱き締めてくる高野。
人肌がこんなにも気持ちの良い物だとは知らなかった。
真っ白になる頭に寄せては返す快楽の波。結合部から溢れ出す高野の愛液に、それと混じり合う俺の精液。
まるで高野と溶けあっている――そんな気がした。
耳元で、甘く淫蕩な喘ぎと共に何度も何度も囁かれる愛の言葉。
――愛してる。
――好き。
――もっと強く抱き締めて。
――私を放さないで。
俺は言葉も発する事が出来ず、返事をキスで返す。
「ちゅく、ん...くちゅ、ちゅ」
「くちゃ、はぁ、ちゅ...にちゅ」
いやらしい音を奏でながら熱い息と唾液を交換しあいお互い唇を貪るようにキスをした。
目をつぶるなんてことはしない。
しっかり高野の瞳を見すえながら、舌と舌を絡ませる。
高野の目は熱っぽくぬるぬると湿っており、赤く色付く顔には小さな笑みと明らかな快感を浮かべていた。
長く、長く続いたキスを終え、唇を離すと、そこに一筋の橋がかかる。
それが綺麗で面白く、俺が少し見つめていたら、高野に思い切り顔を引き寄せられ、またキスをされた。
「ん、ぁん、あっ! はりまく、んっ凄い...あっぁんぁんっ気持ちっ、んはっ、いいっ!」
「はあはあ、うおっ、ああ、俺もだ...くっ!」



夕暮れの茶道部で激しく蠢く影。
赤い光りが淡く優しく、しかし、若い二人には情熱的に降注ぐ。
しかし、入口の扉を見ればそこにもう一つ。光に照らされた影があることを、絡み合う影達はまだ知らない。










播磨の初々しい部分とか高野姐さんのリードの部分とか過程をすっ飛ばしてしまいました。すみませんorz
いや、どうしてもフラグを(ry
412名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:41:37 ID:BJqhgQ6p
>>411
GJ!!

ついに超姉フラグが(ry
413名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 09:46:34 ID:+jvNGrzs
マジで超姉厨って氏ねばいいのに。
414名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 12:19:54 ID:WKUoBAi7
一気につまらんくなったなw
カレーさん早く来てほしいよ
415名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 14:49:58 ID:TnsbVHYk
>>411
GJ
これは次回が期待できそう

やって来たのは絃子さんなのか八雲なのかサラなのか
416名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 16:50:21 ID:+jvNGrzs
普通に考えてお嬢
417名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 16:51:43 ID:yWK6iw28
花井だろう、常識的に考えて
418名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 17:48:05 ID:J9UPSWN6
>>411 GJ!!晶×播磨はいいねw
やってくる人はあえて天満とかw
419名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 19:34:28 ID:XuIc9GS0
サラだろ常識的に考えて
超少数派の播磨×サラ始まってよ
420名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:11:26 ID:uOFiQPOT
スレ違いですけど…
播磨とサラって会話無いよな?何でだ?
421名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:16:22 ID:+7XJtfdK
サラだったらヤンデレ黒サラが良いですねぇw
422名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:09:51 ID:XuIc9GS0
>>420
マンガには出てこないけれど、八雲繋がりで顔を知ってるだろうし
挨拶程度からちょっとした世間話くらいはした事があるかもしれない
まぁ無から有を生み出すって事でw
423名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:01:44 ID:RaQ29y4M
>>420
昔絵とかSSが二次創作ではやったからじゃね?
現在は派閥名まで変わったけど
424名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 23:36:48 ID:wbF6qDy2
ここで、エロは一切なしで沢近を登場させ旗のフラグだけ撒いてしまう展開にしたい俺がいる
425名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 00:31:37 ID:xyLIIyro
>>424
いいんじゃね
ただその後のリレー如何なんだよなwそこがリレーの良い所かも知れんけどw
426名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:09:13 ID:CGB2ALE4
最悪なリレーw
427名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:13:51 ID:49UttSwi
沢近嫌われてんの?
428名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 15:39:27 ID:BF1mtlsn
>>427
そりゃまぁ
429名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 10:33:45 ID:nY4k3f5D
旗が嫌い
430名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 18:58:58 ID:QnDfvTiE
あそこは真性多すぎて気持ち悪いよ
431名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 19:06:26 ID:dxEI8+US
>>426-430
自演乙
432名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 22:08:28 ID:wdny8DuE
この反応の早さ…
あながち嘘でもなさそうだなw
433名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:10:29 ID:/yStOzWN
>>432
嘘じゃないからね
434新参者:2007/08/31(金) 00:53:48 ID:U4DqJrUq
皆さんはじめまして!
職人と言うには程遠いかもですが、今作品を製作中な者です。いずれ投下しますので、読んでくださいますか?
435名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 01:17:08 ID:OMRUknP0
まず、sageろ。話はそこからだ。
436名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 09:18:55 ID:2q+zR9YD
投下してから話せ
投下もしてないうちにSS書き気取るのは勘弁
437名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 14:14:58 ID:/yXcnHPn
>>431
おいおい、俺は428の一回しか書き込んでないぞ
438名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 09:58:19 ID:i23yYnzT
>>434さん お待ちしてますよ
439名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 10:34:53 ID:0wdvGc+x
またカレー(笑)が塞ぎこんだみたいだなw
440名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 06:52:12 ID:5EfqWyBN
カレー(笑)
441名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 21:21:12 ID:Qw+3A6d8
カレーのせいでリレーが終わってしまった件
442名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 20:41:50 ID:QmKuf6wp
粘着が居るからだろ
443名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 22:36:47 ID:QvvyVLuR
カレーという名の粘着がな
444名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 11:33:45 ID:i8Qya02g
>>443
同意だな!
リレー続けようで!!!!
445名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 12:11:21 ID:+cjO9oN4
>>443
おまえのことだ厨房
446名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 18:14:35 ID:JLpwf6Xc
>>445
おまえのことだ消防
447名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 21:59:29 ID:EQqUClom
ふと数年ぶりにスレに訪れてみたけど、この荒廃っぷりは……
活性化を願っておにぎりでも書くよ。
448名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 00:52:34 ID:1L40KClt
叩かれるだけだからやめとけ
449名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:24:53 ID:5o7hL3dy
これだけカレーを叩くだけのクズ中房脳がはびこったらスレは終わるな。
450名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 12:35:10 ID:S68HH4cy
>>447
これでもちょっと前に比べればだいぶましなんだよw
期待してるからガンガレ
451名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 14:35:46 ID:fQ/B0yPX
阿蘇巫女希望ばっかだった頃はさすがに巡回やめたな
452名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 15:17:40 ID:5Yke4Sfb
アソミコ厨はガチだったからな・・・
カレーアンチは所詮ヤオだし。
453名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 02:01:03 ID:H454fMvP
>>449
カレー信者ってまだ居たんだw

454名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 14:09:05 ID:haBKMAzK
アソミコ希望
455名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 18:28:59 ID:sCu2rWYp
>>450
今でさえ雰囲気が変わりすぎてて驚いてたのに、これでもマシなのかorz
いつの間にかスクランSSの界隈も衰退しているし、寂しくなっちゃったな。
ともあれ、SSの方は必ず書き上げますんで。
456名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 19:50:47 ID:haBKMAzK
アソミコ希望
457名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 21:00:37 ID:47N9D0JP
>>455
俺も期待してる
458名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 22:13:22 ID:haBKMAzK
>>455
アソミコ期待
459名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 00:22:08 ID:HRF72hrN
でもまぁ黙って投下して欲しいってのはある
色々と湧いて出てくるからな
460名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 11:43:12 ID:j5dme5oj
>>455
札泥希望
461名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 13:44:37 ID:2MIgtPlt
>>455
アソミコ希望
462名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 20:19:04 ID:ydJkhvNa
なぁ・・最近スクラン読み始めたんだがDVDの2学期で終わりなのか?
463名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 02:28:57 ID:b2fo/G5t
つ OVA
464名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 12:47:15 ID:iqwC2sZ1
漫画は果てしなく続いてるからもしかしたら3期があるかもってうわさ
465名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 13:03:50 ID:9PjQFb/P
ぜひ3学期でてほしい・・やっと面白いのを見つけたのに続きがないとか淋しすぎ
466名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 18:31:08 ID:cZKyFe1y
糞スレになりさがったなw
467名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 18:12:42 ID:HLNTYt4i
完成したので投下します。

タイトル「 |∀・)ヽ ジーッ 」
 コミック12巻、塚本家に播磨が居候した#147からの分岐。
 天満の部屋に忍び込んで告白しようする播磨だが、寝ていたのは――。
468|∀・)ヽ ジーッ  (1):2007/09/10(月) 18:13:15 ID:HLNTYt4i
 
 来週までに百二十ページもの漫画を描かなくてはいけないのに自宅から締め出さ
れたときは、これからどうなるのだろうと焦燥した。たった五百円で真冬の一週間を
乗り切るだけでも生死を賭けたサバイバルとなるのに、まさか遥かその上の難度ま
で要求されるとは。
 しかし、一度谷底まで墜落すればさらに落ちることなどありえない。いや、落ちるど
ころか、今は必死に這い上がっている最中である。たまたま居合わせた塚本八雲が、
頭上から蜘蛛の糸を垂らしてくれたから。
 塚本家に居候すればいいと言うが、つまりそれは意中の天満と一つ同じ屋根の下
で生活するということ。今まで散々すれ違いをしてきたことを考えれば格段の進歩で
あり、状況によってはこの冬休み中に決着をつけることも可能だろう。
 そんなわけで有頂天のまま天満の家にて居候生活を満喫していた播磨だが――

「ホンット、八雲にピッタリだよっ!! でも、お付き合いは節度を持ってね♪」
「へ……」

 現実はどうか。天満から男とすら認識されていない。妹と恋仲であるのだと誤解し
て応援までしてくれる始末である。
 全く脈がないことは明白で、単純に好意に気づいていないことよりタチが悪かった。
なにせ、誤解を解かない限りはどんな行動をしようが、スタートラインから逆走するこ
とと同義になってしまうからだ。天満に好感を与えれば与えるほど八雲との仲を認め
ることに繋がり、結果的に天満との距離が開いてしまうのでは、せっかくの居候生活
も逆効果にしかならない。

「くそっ! やっぱり天満ちゃんは、まだ俺が妹さんと付き合ってると……」

 由々しき事態である。
 鈍感にも程があろう。どれほどアピールしても肩透かしを食らわせ、結果として泥沼
の方向に持っていってしまうのだから。そんな天満の稀有な才能、一刻も早く真実を
告げねば後々に禍根となって残ることは明白だ。現に、そうして今の状況が作られて
いったのであるし。
 この際、誤解を解くのに強引な手段も厭わない。それほどまでに追い詰められた状
態が今だった。

「よぉし!! 今夜全てを天満ちゃんに伝えるぜ!!」

 そしてついに最終手段に踏み出すことにした播磨であるが。
 振り返ってみれば、この決意こそが全ての誤りだったのかもしれない。


          ◆◇◆◇◆


(確かここが天満ちゃんの部屋だよな?)

 ノックなど無粋な真似はしない。たとえデリカシーに欠けようが、今回は自分の想い
を相手に伝えきるという目的がある。ここで天満に主導権を握らせてしまえば、再び
いつものペースで誤解を加速させ、この想いを伝える雰囲気から掛け離れていくこと
は確実だ。
 時刻は、皆が寝静まっているはずの深夜。普段なら邪魔が入って天満に心の内を
伝えるどころではなくなってしまうのだが、さすがにこんな時分に女性の二人暮しの
家に訪問してくる人間は皆無のはずである。唯一障害となる可能性がある八雲も、
いつものように空気を読んでくれて自室から動かないはずだった。

(ふっ! 我ながら完璧な計画だぜ)
469|∀・)ヽ ジーッ  (2):2007/09/10(月) 18:13:48 ID:HLNTYt4i

 後は就寝中の天満の部屋にこっそり侵入し、問答無用で抱きしめて、耳元で愛を
囁いてやればいい。
 もともと天満からは好感を持たれていると信ずる播磨。ならば、行き過ぎと取れる
行為でも躊躇う理由はどこにもない。

「今まで待たせちまって済まなかった。天満ちゃんの気持ちは分かってる! 妹さん
のことで誤解したから身を引いちまったんだよな?」

 この静かな屋内ですら響くことがない小さな呟き。播磨はそれによって己を奮い立
たせ、天満の部屋と思わしきドアを開けた。

(さあ、俺と天満ちゃんの輝かしい未来のために……行こうか)

 カチャリ。
 かすかに軋むドアの音がもどかしい。最低でも手を伸ばせば届く距離までは気取ら
れてはならないわけで、可能ならばドアを閉める動作すら省いてしまいたいほどである。
 否、省いてしまった。十センチほどの隙間が開いて廊下から覗くことが可能な状態
ではあるが、八雲だったら余計な好奇心を働かせることはあるまい。たとえ覗いたと
ころで、こちらが気づく前に退散してくれるはず。

(それより、いま注意すべきは天満ちゃんのほうだ)

 八雲に見つかれば気まずい思いをするだけだが、天満が目を覚ませば全てが水
泡に帰す。
 スッポリと被った布団の中から漏れ出てくる寝息。それよりも大きな音は立てないよ
う、ゆっくり、ゆっくりと播磨は歩を進めた。
 だが――

「む?」

 ふと気が付くと、あのか細い寝息が今は途切れてしまっていたのだ。底冷えする冬
の空気は、時までも凍らせてしまったかのように何も伝えてこない。一度喉の鳴る音
がした気もするが、それは果たして播磨のものだったか、天満のものだったのか。

(目を覚ましたか。予定が少々狂っちまったが……それでも、向こうが何も行動を起
こさないってことは……)

 俺の告白を待っている。
 少なくとも播磨はそう考えた。ならば、採るべき行動に躊躇いはなかろう。

「すまねえ、塚本! もっと早くこうしたかったんだが、俺に勇気がなくてよ。だが、今
夜は……今夜は逃げねえ!」

 一歩ずつ一歩ずつ確実に踏みしめていく。と同時に、布団の中で息を呑む気配も
伝わってくる。目の前にいる彼女は、間違いなくこの先の言葉を待っていた。
 これは茶番だ。天満は相手に気づかれているのを承知で寝たふりをし、播磨もそ
んな天満の考えを知りながらあえて気づかないふりをする。互いに思い描く未来は同
一で、ゆえに意思疎通をするまでもなく予定調和が紡がれていく。
 後は筋書き通りに演じるのみ。即ち、播磨が天満を抱き起こしつつ告白をして、天
満がそれを受け入れる。

「俺は……俺は……ずっとお前のことが好きだったんだ!! やっと……やっと言えた!!」
「……は、播磨……さん? それって……」
「……なぬ?」
470|∀・)ヽ ジーッ  (3):2007/09/10(月) 18:14:21 ID:HLNTYt4i

 ただ思惑と違っていたのは、天満だと思っていた人物が実は別人だったということ。
胸に抱いたおかげか、暗がりの中でもはっきりと顔を確認できてしまった。
 そこに居たのは八雲。天満でもなく、伊織でもなく、八雲。
 彼女の頬は薄く染まり、瞳は確実に播磨の顔を捉え、しかし心をどこかに置き忘れ
ている。
 夢見心地――なのではない。八雲もこの状況をしっかり予想していたからこそ、播
磨が部屋に入ってきても息を潜めていたのだから。
 実際は、あまりの急展開に脳が追いついてくれなかったのだろう。あと少しでも顎を
突き出せば、互いの唇が重なってしまう。密着している胸は相手の鼓動を伝えてくる
し、その逆も然り。布団に包まるよりも感じる強い温もりや、互いの髪から漂い混じる
同じシャンプーの香りも印象的だ。
 どれ一つとっても八雲には刺激が強すぎるのに、そんな未知の体験が一度に押し
寄せればどうなるか。彼女にとって判るのは、播磨が強く自分を欲しているという想
いのみ。

「……ぅげ! ま、まさか妹さん?」
「は、はい」

 躊躇いながらもどこか力強さを感じる返事を聞き、播磨の腕に更なる力が篭る。
 八雲が悲鳴を上げなかったのは、痛みを痛みとして認識できなかったからだ。甘噛
みにも似たそれは、再び夢の中へといざなってくれる麻薬にも等しい。
 だからといって、ここで八雲が目を閉じてしまうのは危険すぎる。それではまるで、
キスして欲しいとねだっているようなものだから。

(くっ……誤爆だと? これじゃあお嬢のときと同じじゃねーか! どう収拾をつけりゃ
いいんだ?)

 播磨もこの状態の危険性は判っている。だから八雲から目を逸らすことが出来な
い。たとえサングラス越しだろうと、彼女の真摯な視線は容易く突き抜けてくるだろう。

(とりあえず、妹さんは俺のアクションを待っているわけだ。ここは慎重にいかねーと)

 誤解を解くはずの告白が更なる誤解を生んでは、目も当てられない。まずは、色々
な意味で危険なこの体勢を解除するところからだ。

「すまねぇ。少しジッとしててくれよ?」
「……え?」

 強張る八雲の体。余計な刺激をしないようにと制止を願ったのだが、言い方が悪か
った。播磨の言葉は、この先に繋がる“何か”を連想させるのに十分すぎるものだっ
たから。
 もっとも、どこか脳の配線がずれている播磨では気づくはずもなく。

「ちょっ……! な、なぜ暴れる! 妹さんだって、このままじゃ嫌だろう?」
「あ、あの……少し待って……」
「ふぉ!? このままか?」

 八雲はこんな痴漢まがいの行為でも肯定的に思っている。どころか、積極的に受
け入れている。播磨にはそう見えた。
 懇願するように瞳を潤ませているのは、怯えているからではない。二人の体の間に
手を差し挟んで距離を取ろうとしているのも、照れが先立っているからだ。

「そ、そうか……。それが妹さんの気持ちなのか」
471|∀・)ヽ ジーッ  (4):2007/09/10(月) 18:14:53 ID:HLNTYt4i

 諦めたような呟きは、播磨の両腕から力を抜いていく。
 それでも、決して二人の距離が離れることはなかった。実際の八雲は、密着に怯え
ていても嫌悪はしておらず、播磨も自分の失態の後ろめたさから彼女を拒絶すること
ができない。
 しかし、播磨のその逡巡こそが罠だ。
 時間が経つごとに播磨の動悸が激しくなる。八雲の鼓動と同期しながら、自縛の鎖
を太くさせていく。互いの瞳に映る自分の顔は、どれほど自制しようにも際限なく朱に
染まっていった。

(やべぇ……何か妹さん、段々雰囲気に流されてるみてーな……。今にも目を瞑りそ
うな気配じゃねーか)

 そんなことをさせたら、播磨が取れる行動などただ一つしかない。即ち、彼女の唇
に自分のそれを重ねる。
 形としては播磨から強引に迫ったわけで、それを中途で止めるなどあまりに身勝手
すぎた。決死の思いで受け入れてくれた八雲に、恥を掻かせることなどできようか。

(でも……。でもよ……)

 しばらくの静止を経て。
 それでも、と播磨は心の中で首を振った。元より己の心は一人にしか向けられてい
ない。愚かしいまでの不器用さで胸に秘めた少女を追い求めるのだ。

「す、すまねぇ! 突然こんなことをしちまってよ。ホントはこんなつもりじゃなかったん
だが……」

 まずは、なるべく刺激しないように腕から力を抜いていく。甘いリンスの香りとパジャ
マの生地越しの柔らかな胸の感触が徐々に離れていくのは名残惜しいが、その誘惑
に負ければ坂を転げるように堕落していくだろう。

「あ、あの……」

 そしてその想いは八雲も等しくするもの。

「……どうして……」

 呟いた疑問の言葉は、播磨に向けられたようでそうではない。自問だった。
 判らないのだ。告白してきたのに心が視えず、まるで読めない彼の突然の行動もだ
が、彼女自身が何を望んでいるのかがさっぱり判らない。
 播磨が体を求めてくるような動きをしたときは必死に拒否したというのに、いざ彼が
諦めれば何故すがろうとしてしまうのか。
 ただ――
 ただ、この温もりを手放すのがたまらなく惜しい。強く抱きしめられすぎて感じてい
た痛みも、心地よい揺りかごとなっている。

「あの……」

 理解できない感情をどう表現すればいいのか、それはまだ判らなかった。八雲に出
来るのは、離されまいと強く抱きつくことだけ。

「ちょ……まずは俺の話を聞いてくれ! 妹さんは色々と誤解している!」
「……え?」

 播磨の胸に頬を当てたまま上を向く八雲。
 誤解という言葉に反応したわけではなかった。それどころではない。真実は、これ
ほど接近しているのに彼から急速に熱が失われていくのを感じてしまったから。
 ワイシャツ越しに伝わる播磨の体温は、八雲のそれよりはるかに高いはず。しかも、
時間と共に上昇傾向にある。なのに、得られる温もりはほんのわずかな残滓のみ。
472|∀・)ヽ ジーッ  (5):2007/09/10(月) 18:15:24 ID:HLNTYt4i

(駄目だろうな……もっと強く抱きついても、多分……)

 何故だか知らないが、彼はもう八雲を見ていないように感じる。今まで彼女を案じて
いたはずの彼の心は、ここから去ってしまった。だから熱を感じないのではないか。
 そして一瞬後。
 それは確信に変わった。

「――っ!!」

 ふと部屋の入り口で蠢くものを見つけてしまったのだ。視界のほとんどが播磨で占
められていたのに、隙間を縫うようにしてこぼれ見えた小さな“おさげ”。

(……あ、あれは姉さん!?)

 さりげなく視線を送ると、枕を抱きしめながら思い悩むようにコッソリと覗いている姉
の様子が見て取れる。隠れているつもりようだが、全然姿は隠れていない。薄暗い
部屋の中からでは、スポットライトを浴びているかのように目立っている。
 そういえば部屋のドアは開いたままだった。播磨が閉める手間を惜しみ、“寝てい
たはず”の八雲も咎めるわけにもいかず、タイミングを逃し続けたがゆえにこの結果
に繋がったようだ。
 ほとんど無音とはいえこれほど人が動く気配を発していては、いくら鈍い姉でも気づ
くこともあろう。わりとズボラな彼女ではあるが、妹のこととなると途端に過保護になる
傾向があるのだし。

(そうじゃない。そうじゃなくて……)

 頭を振って思考のズレを無理やり修正させる八雲。
 いま扉の方へ播磨の意識を向けさせるわけにはいかない。振り向かせてしまえば、
甘くてちぐはぐなこの逢瀬が終わってしまうと予感していたから。二度とこの胸の温も
りが手に入らなくなると、心のどこかで悟っていたから。
 あれだけはっきりと自分を求めてきた播磨だったのに、姉の前では何故か薄っぺ
らなものにしか感じられなかった。
 本来なら姉は関係ないはずだ。今はただ目の前の存在だけを見つめてほしい。

「は、播磨さん……こっちを見て……くださいますか?」
「は? っていうか、いま外で何か音がしな――」

 播磨の言葉は最後まで紡がれることはなかった。否、八雲によって口を塞がれてし
まっては、どうして声を上げることができよう。
 それは苦肉と呼べる策。播磨に腕ごと抱きかかえられている状態では、腕ずくで自
分の方へ向かせることなど不可能だ。胸から上しか使えないからこその実力行使で
あった。

「……んん……ぁは……播磨、さん……」
「うぷ……って、いきなり何す……」

 逃げる播磨だが、八雲がそれをさせない。彼の腕の中で自由にならないはずの体
なのに、無理やり捻って唇を合わせ続ける。もし離されたら後がないというほどの必
死さで。

「……もっと……」
「や、止め……い、妹さ……」

 八雲によって、播磨の乾いた唇は急速に濡らされていった。自分の唾液を塗りたく
り、播磨から奪い取った唾液ももう一度持ち主に送り返し、不慣れなキスゆえに切れ
てしまった唇から出た血も互いに分け合い嚥下する。貪るような余裕のないキスは、
播磨を置いてきぼりにしてどこまでも激しくなる。
473|∀・)ヽ ジーッ  (6):2007/09/10(月) 18:15:59 ID:HLNTYt4i

(そういえば姉さんはどうしたんだろう)

 播磨の口内に舌を差し入れた八雲が、刹那だけドアに視線を送った。と、そこには
未だに部屋の中を覗いている姉の姿。
 こうしている間に自室へ逃げ帰ってくれることを望んでいたのだが、彼女は播磨同
様に放心していたようだ。妹の激しい接吻にアテられたのか、凍える廊下で一人顔を
紅潮させている。
 あれでは当分のあいだ動けまい。
 続ける口実ができた。播磨から感じられなくなった温もりは、彼の唇を介せば伝わ
ってくるらしい。それと同時に八雲の体温も彼へ伝わっているのだと実感する。

「……鉄の臭いなのに、何だか甘い気がする……」

 いつの間にか八雲の体は自由になっていた。播磨の腕によって束縛されていたは
ずなのに、今は何故か両腕で彼の頬を固定して口内を蹂躙しているから。
 八雲の唇は、本来ならば播磨の意識を廊下側へと向けないようにするための生け
贄だ。しかし、両腕が動く今でも顔が離されることはない。ただひたすらに求め続ける。
 と――

「ちょ、ちょっと落ち着け! 何で急にこんなことを!?」
「……ぁ!」

 永遠に続くと思われた一方的なキス、終わるのは一瞬だった。
 息継ぎをしようとした瞬間の隙を突き、口孔を責めてくる八雲の舌を播磨は自分の
それで押し返したのだ。ぬめった感触に酔いしれてしまった八雲は、とっさに突き飛
ばしてきた播磨の動きについていけない。

「……な、何で……」
「何でって、俺のほうが聞きてえって。い、いくらなんでも、それは性急すぎねぇか?」

 体を引き剥がされ、放心する八雲。伸ばした手が宙を切る。
 ただ、ここで諦めてしまうと失うものが甚大すぎた。あの温もりを手放すには、享受
できた時間があまりにも短すぎる。
 だからこそ、何としてでも喰らい付かなければ。

「……でも……播磨さんが……」

 それは、部屋から出て行ってしまいそうだから、という意味で抗弁してみたのだが。

「くっ! 確かに最初は俺の方が言ったんだがよ」

 しかし相手が内容を取り違えたことによって効果は絶大だった。
 対象を間違えたとはいえ、告白してきたのは彼だ。八雲からすれば、受け入れるた
めの返事の意味で唇を差し出しただけである。決して不自然な流れとは言えまい。
 播磨にしても、誤爆という非があった。このまま突き放してサヨナラでは、あまりに
無責任すぎよう。

「…………」
「…………」

 生まれ出でる停滞は、先に動いた方が劣勢に追い込まれると理解してのものだ。
砂上に建てられたこの状況は、わずかに押されただけでも崩れてしまう。播磨は告
白を無かったことにしたいし、八雲はこの部屋から播磨を去らせたくない。
 ただ、生憎と千日手を待つだけの余裕が八雲の方にはなかった。
 播磨の隙を突き、姉へと視線を走らせると、そこにはやはり天満の姿。オロオロと
落ち着かない様子から見るに、言い争いをしている二人を諌めるため、部屋に乱入
しようか迷っているといったところか。
 なれば、八雲は早急に行動に移す必要がある。
474|∀・)ヽ ジーッ  (7):2007/09/10(月) 18:16:30 ID:HLNTYt4i

「じゃあ続きを……」
「い、いやいやいやいや、それはっ!!」

 天満が入って来れないようにすればよい。いかな空気を読めない姉といえど、男女
が睦み合っているところに突入する勇気などあるはずも無く。後で「お猿さんは――」
と散々小言を言われるだろうが、これなら播磨は姉のところへ向かわず、自分もあ
の温もりを堪能できる。
 ジリと擦り寄る八雲と、恐慌をきたして油汗を流す播磨。
 実のところ、追い込んでいるはずの八雲の方こそ劣勢に立たされていた。少しでも
機敏に動かれたら、ふとした拍子にドアへと意識を向けられたなら、彼は容易く姉に
奪われる。

(姉さんさえここに居なければ……)

 暗い感情の発露を抑えられない。
 天満さえ居なければ、こんなに心が寒くなることはなかった。もし表で彼女が待って
いなかったら、待つのが姉以外の誰かだったら、きっと八雲は普通に播磨を送り出し
ていただろう。部屋から出て行ったのを見送った後、彼から受けた告白を胸の内で
反芻し、心が視えなかった理由も含めてアレコレと思い悩んでいたはずだ。
 でも姉だけは駄目。姉だけが何故か琴線に触れてくれる。

「播磨さん」
「お、おう」

 いつになくハッキリとした口調での呼びかけだった。有無も言わさぬ強い眼差しと、
その奥にひそむ媚びた瞳。そんな視線に当てられては、播磨も逃げ惑うわけにはい
かない。

「……あの……」

 互いの距離が再び縮まる。

「あ、あの……ずっと、わ、私が好きだったっていうのはどういう……」

 答え次第では、訳も判らず姉の影に怯える必要がなくなるかもしれない。最初に得
た彼の体温は、告白と共にもたらされたものだから。心が視えなかった理由も、彼が
“特別”だったからではないか。
 せめてもう一度、あの時の言葉を言ってもらえれば――

「す、すまねえ、妹さん!」

 だが、八雲の期待はズタズタに切り裂かれる。両肩を掴まれ、顔を寄せられ、その
行為自体は高揚をもたらすのに、肝心の言葉はどこまでも空虚だった。
 予想はしていたのだ。本来なら、播磨が今日ここに来る必然性は全くない。過去に
心の声が視えたことはないし、ここ数日で心変わりが起こるような出来事も……多分
なかった。あの告白は一時の気の迷いで、だから八雲が積極的になった時点で及び
腰になったのだろう。

(これはもう……しょうがないと思うから)

 諦め、うつむく。
 これ以上追いすがるのは得策ではない。醜態を重ねれば、それだけ播磨が遠く離
れてしまうから。幸い、彼がこの家に居候し始めてまだ一日しか経っていないし、ゆっ
くりと互いを見つめ直すにはちょうど良かろう。
 つまり今は、適当に会話を交わし、姉が自室へ去るだけの時間を稼いでおくべき。
そして今日のことは胸の奥深くに封じておくのだ。風化してしまわぬよう、丁寧に。

「……あの」
「すまねえ。アレは手違いで、本当は俺……て、天……」
475|∀・)ヽ ジーッ  (8):2007/09/10(月) 18:17:05 ID:HLNTYt4i

 しかして続く播磨の言葉は、そんな八雲の決意すらも再び打ち砕く。
 まさしく禁句だった。今一番聞きたくない名前。いったい何のために唇を捧げ、現在
も苦心して播磨の関心を買おうとしているのか。ご破算にしてしまうであろう播磨の台
詞は、到底受け入れられない。
 もしあれほど情熱的な求愛を受けていなければ、播磨が姉に興味を持とうが、涼し
い顔で見ていられただろう。寂寥こそ覚えるだろうが、むしろ積極的に後押ししたはず。
 でも、今更なのだ。

「俺は……天満ち――」
「だ、駄目!」

 予感がしてからの行動は素早かった。播磨の口から禁忌の名前が出て来る寸前、
八雲は顔を前方へと突き出す。
 播磨は八雲の瞳を覗き込むようにしていたのだから、得られる結果など一つしかな
い。再び互いの唇の距離はゼロとなり、播磨は言葉を失うのだ。

「……ん……ちゅ……んん……」

 一心不乱に求める八雲の前歯が何度も播磨の口元を傷つけるが、些細なことだっ
た。とにかく播磨の口を自由にさせてはいけない。両腕で彼の頭を抱きかかえ、視界
に映るものを相手の姿だけにする必要がある。

(……でも、それだけだと多分足りない)

 播磨が硬直から抜け出せないからこのように彼の口唇を独り占めできているが、
時間が経って冷静になられたらファーストキスの時の二の舞となり、無理やり引き剥
がされる。今度こそ脱兎のように部屋から逃げ去られてしまう。
 となれば、播磨をここに縛り付けるにはどうしたらよいか。硬直から抜け出せないよ
うにするにはどうしたらよいか。
 そんなものは決まっている。八雲は本能に突き動かされるまま、誘うようにして播磨
と共にベッドに倒れこんだ。
 と、ちょうどその時――

(……姉、さん……?)

 途中、つと廊下側を見たときに姉と視線が交錯したのは気のせいではないだろう。
狼狽した彼女の顔は、早々忘れられるものでもなかったから。
 だが、それがどうしたというのか。八雲は得体の知れぬ優越感に駆られ、播磨の頭
の影からそっと姉に微笑みかけた。


          ◆◇◆◇◆


「あ、あれ? 今のって……」

 ふと目が覚めた。妹の彼氏とはいえ男子を家に泊めたせいで、緊張していたのか
もしれない。普段とは違う気配に揺り起こされ、天満は自室の中からジッと外の様子
に探りを入れる。

「なんか、足音が聞こえたような……でも、八雲はあんなに重そうな音を響かせないし」

 じゃあ誰? そう考えたところで、答えはすぐに見つかるわけだが。
 播磨しかいない。消去法でいえば、必然的に残るのが彼である。

「そういえば、足音が消えたのってだいたい八雲の部屋あたりだったのよね?」
476|∀・)ヽ ジーッ  (9):2007/09/10(月) 18:17:36 ID:HLNTYt4i

 訝り、眉をしかめる天満。
 妹の部屋へとこっそり忍び寄り音も立てずに侵入するなど、意味することは一つで
あろう。

「これは夜這いね。播磨くん、あんなこと言っときながらやっぱりお猿さんだったんだ」

 妹の貞操の危機と判っては黙っていられない。武器となりうる――と信じている――
枕を両の手で抱え、天満は自室から足を踏み出した。




「……ドア、開いてる? よぉし、じゃあ隙間から……」

 それはある意味予想通りの光景だった。
 ベッドの上で、八雲を抱きしめながら口説いている播磨。内に溜めた感情を爆発さ
せたような愛の慟哭は、外野の天満すら赤面させてしまうほど心へ訴えかけてくる。
 暗くて見えにくいが、当事者の八雲もよほど感じ入っているのだろう。過去に例がな
いほど顔を赤く染めて播磨を上目遣いに見上げていた。

「八雲、いいなぁ……あんな相思相愛で」

 不純異性交遊を咎めるという当初の目的も忘れ、天満は憧憬の眼差しを向ける。
 播磨が八雲のことを名字で呼んでいたせいか、まるで自分に言われたかのように
錯覚してしまい、共感してしまうのだ。もしあんな強引な告白をされたら自分はどうな
ってしまうのだろう、と。
 相手が意中の人ではないから受け入れることはできないが、それでも一度は八雲
と立場を入れ替えてみたいというのが偽らざる本音である。まあ、実際に入れ替わっ
たところで、喜悦を覚える前にまずうろたえてしまうだろうが。

「でも、あれだけ付き合ってるように見えたのに、好きとかは伝えてなかったんだ……」

 二人きりで一晩を明かしてみたり、バイクに相乗りしてみたり、屋上で逢引してみた
り、数々の既成事実が積み上がっていくのに肝心の想いは宙に浮いたまま。
 しかし、それならそれでと納得するのが天満である。思い当たる節があったのだ。

「あ、そうか。お付き合いはしてないっていつも言ってたのは、こういうことだったのね。
お互いに相手の気持ちに気づきながらも万が一を怖がって先に進めないってのは、
少女漫画の定番だもん」

 ああいう中途半端な関係だと、余計に多感になりやすい。必要以上に否定してきた
理由は、その辺で説明がつく。
 ならば。
 今から夜這いを咎めに乱入してしまうのはどうだろう。ようやく心が結ばれたという
のに、そんな矢先にクドクドと説教を聞かせたら。二人――いや、自分も含めた三人
の関係に傷が入りかねなかった。

「って、駄目駄目。それじゃあ八雲たちのタメにならないんだから、ここでお姉ちゃん
がしっかりしないと!」

 決意を胸に秘め、部屋の中の動向を探る。
 と、そこには先ほど以上に密着している二人の姿を見つけることができた。いや、
八雲が一方的に追い縋っているというべきか。情熱的――どころではなく、搾取する
ような蹂躙しつくすような、そんな口付け。

「う、うわぁ……生で見るのは初めてかも。あんな風にしちゃうんだ……」
477|∀・)ヽ ジーッ  (10):2007/09/10(月) 18:18:08 ID:HLNTYt4i

 天満は思わず自らの唇に指を這わす。
 重なり合っているから判りにくいが、粘着質な音から二人がディープな接吻を交わ
していることは想像に難くない。たまに動く喉ぼとけや、息継ぎに空気を貪る様子、ど
れもが艶を持って天満の頬に赤く纏わりついてくる。
 あれは心の交流の延長ではなく、相手のすべてを自分の色に染めようという情欲
だ。清い交際どころではなく、ドロドロに爛れた肉の狂宴。
 これ以上先に進ませてはまずい。しばらく二人は同じ屋根の下で暮らすのだから、
このまま野放しにすれば隣の部屋から夜な夜な喘ぎ声が聞こえるという状態になっ
てしまう。

「そんなことされたら、気になって眠れないどころじゃないわ!」

 微妙に方向性の違うことを考えつつ、抱えていた枕を握り直して突入の心構えを作
る天満。
 しかし。

「ちょ、ちょっと落ち着け! 何で急にこんなことを!?」

 漏れ聞こえた播磨の言葉と、彼が八雲を突き飛ばしたことにより、踏み込むチャン
スを逃してしまう。
 とはいえ、それで安心できたわけでもない。見れば、二人は何やら言い争いをして
いる様子。思いつめた様子の八雲と、必死に言葉を返す播磨は、どこからどう見ても
痴話喧嘩にしか見えないのだから。

「あぁ〜……ど、どうしよう。止めた方がいいのかな? でも、喧嘩するほど仲がいい
のかもしれないし……変に止めちゃうと馬に踏み潰されちゃいそうだし」

 覗いていたことを知られる覚悟で仲裁に乗り出すか、静観して話が纏まるのを待つか。
 答えを保留して悩み続ける天満。が、その間にも状況は刻一刻と変化し続けてい
るわけで、今はちょうど播磨が重要な発言をするために溜めを作っている最中だった。
 天満は耳を澄まして言葉を待つ。

「俺は……天満ち――」
「……あれ?」

 はて。今一瞬、場違いにも天満自身の名前が聞こえたような。
 だが、意識を向けて意味を考える前にその出来事は起こった。

「――っ!! み、見つかっちゃった!?」

 八雲が播磨へキスをしつつベッドに引き倒す瞬間、彼女の視線が天満へと向けら
れたのだ。
 それだけならまだいい。気づいても八雲が驚きの声すら上げなかったということは、
天満が覗き見していたことを最初から判っていたということ。即ち、今まで人の目が
あるのを承知でキスに没頭していた挙句、さらにこれから“行為”に及ぼうとしている
わけである。
 あの意味深な笑みも何なのか理解できない。もし覗き魔がいることを認識していた
ら、非難するか恥らうか、どちらにせよこのまま続きをしようとは思わないはず。なの
に愉悦に浸った八雲の顔は、天満の常識から著しく矛盾していた。

「も、もしかして、播磨くんじゃなくて実は八雲の方がお猿さんだった!?」

 とんでもない事実だ。
 まさか、見られることで興奮する露出狂の変態さんだったとは。姉妹に自分の痴態
を見せ、その反応を楽しみながら自分の快感へ変換する特殊な性癖の持ち主。

「……今までそんなそぶりは全然なかったよね? よね?」
478|∀・)ヽ ジーッ  (11):2007/09/10(月) 18:18:41 ID:HLNTYt4i

 想像すらしてなかった妹の性癖の暴露に、天満の胸がトクリと波打つ。
 今までは気づかなかっただけだが、八雲は姉の陰で頻繁に自慰に耽っていたのか
も。例えば一緒に食事しているとき、こっそりと片手をスカートの中へ持っていったり。
例えば深夜の自室で、今日のようにドアを半開きにさせたまま胸を揉みしだいていた
り。風呂場で、トイレで、縁側で、ありとあらゆる場所で羞恥な遊びを実行する。極め
つけに、姉が外出している日は全裸曜日――とかだったりしたらどうしよう。
 もしそうなら、真っ当な道に矯正してやるのが姉としての正しい在り方ではないか。

「その辺、確かめないとね。じゃ、じゃあもうちょっとだけ見てよっと」

 言い訳である。というより、衝撃のあまりに論理的思考ができなくなっていた。
 本来なら二人の行為を止めねばならないのに、しない。しないのならばここに留ま
る理由もないのに、それもしない。八雲が覗かれることを望んでいるのだからと誤魔
化しつつ、愛の営みに興味がある自分を正当化させている。
 つまるところ、デバガメをしてみたい。

「うわっ……うわっ……八雲が播磨くんの服を脱がしてる……!」

 露出する肩から漂ってくるフェロモン。ゴツゴツしていかにも筋肉質なそれは、“男
性”の象徴でもある。
 何度か見ているくせに、普段はろくに意識もしたことがないくせに、今だけは何故か
気になった。あの浅黒い肌はどれだけ堅くできているのか、どれだけ熱を持っている
のか、じかに触って確かめてみたい。八雲が実際にそれを行っているが、果たしてあ
のように陶然としてしまうものなのだろうか。
 と、天満がそんなことを考えている間にも秘め事の準備は着々と進んでいくのだが。
 主導権はすべて八雲が握っていた。今も播磨の腕を取り、彼女自身の胸へと押し
付けている。布越しなのが不快感だったのか、彼女もパジャマの前をはだけて露出
し、もう一度播磨の手で包み込ませてもいる。
 ただ、主導していると言ってもその動作はぎこちない。ボタンを外す指は震えていて、
躊躇っているのかその指すらも伸ばしたり引っ込めたり。播磨の肩を触るときや彼の
手を誘導して胸を揉ませるときも、腫れ物を扱うかのように指先だけで触れていた。

「やっぱり八雲も初めてなんだろうなぁ」

 なのに怯えを封じて率先して動いているのだから、なんと健気なことか。
 代わりに評価がガタ落ちしたのは播磨の方である。彼は先ほどから受身になって
いるばかり。というより、上から圧し掛かっている体勢なのに完全にマグロ状態だった。
 あれでは八雲が可哀想である。こういうときこそ男がリードしてあげるべきで、困惑
しながら硬直している場合ではないのだ。

「ああいう場合は絶対女の子のほうが恥ずかしいんだから、俺について来いってくら
い強引でもちょうどいいくらいなのに」

 播磨はこのように先導してあげるべきだ――と、ピンクのパジャマ越しに自分の胸
に手をあてがい実演してみせる天満。図らずも手淫の格好となったわけだが、覗き
による精神的興奮のせいで肉体的なそれには気づいていない。

「……う、うわぁ……あれってキスマークが付いちゃわない?」

 首の付け根の辺りを舌で味見していた八雲は、そこへおもむろに口付けていた。甘
噛み、吸いたて、播磨の苦悶のうめきを背景に魂を貪る。血色の瞳と相まって、まる
で吸血鬼の晩餐とも思わせる光景だ。
 どこか神秘を匂わせるそれは、天満から現実感を奪い取ってしまったらしい。これ
は幻想の中の出来事なのだから、どれだけ熱に浮かされようと問題はないのだと。
所詮は自らが思い描く淫らの妄想の延長でしかないのだと。

「あ! やっぱり跡が残ってる」
479|∀・)ヽ ジーッ  (12):2007/09/10(月) 18:19:12 ID:HLNTYt4i

 心のタガがわずかに外れ、好奇心から身を乗り出さんばかりに目を輝かせる天満
だった。
 そして時間は経過していく。今は八雲が播磨の無骨な背中に手を回しているところ。
彼の分厚い胸板で、己の豊満な胸を押し潰している最中だ。
 布を一枚も挟むことなく肌同士が触れ合っているのだから、互いの体温はさぞ熱く
感じられるのだろう。真冬だというのに二人の顔からは薄っすらと汗が滲み出ている
から。
 否、少なくとも八雲の方はそれだけではない。よく見ると彼女は、体を小さく揺らし
続けている。即ち、自らの乳房を震わせ、ざらついた播磨の肌で先端の固くしこった
部分を摩擦しているのだ。
 期待と刺激によって尖っているはずであろう八雲の双丘の頂は、彼女自身は言う
に及ばず、播磨にとっても相応の快楽をもたらすものらしい。目を瞑って首を振り、
必死になって溺れまいとしている。

「八雲があんなに積極的になるなんて……。そんなに気持ちいいのかな」

 天満がパジャマの裾から右手を突っ込んで自分の乳首に触れてみると、既にそこ
は固く膨らんでいた。刺激を欲して甘くわななき、湿気を欲して熱く痺れ、生まれてく
る溜息も同調するように熱く甘い。
 イメージする。今天満の胸に触れている手は、播磨のものであると。妹と同じくふし
だらに擦りつけ、桜色の初々しい小豆を欲望に塗れた朱色へと変化させるのだ。

「……ん……んぁ……す、凄い……」

 体験したこともない鋭い快楽に、知れず天満の左腕が下腹部へと降りていった。ズ
ボンの上から手の平を滑らせ、焦らすようにゆっくりと目的地を目指す。ジンワリと疼
く子宮の上、二枚の布越しでも感じる柔らかな恥毛が生えた丘、かすかに湿っている
らしいクロッチの部分、さらに――

「――っとっと。こんなことしてる場合じゃないんだわ。しっかり監視しておかないと」

 本当はそうじゃない。八雲たちに先行して一人遊ぶことに躊躇いが生まれてしまっ
たからだ。目の前のカップルがやっているんだから自分も、という免罪符が消えてし
まうのを恐れているし、何より、八雲に自分を投影させることで快感が何倍にも増す
ことを実感しているのだから、先走ったところでいい事なんてない。
 八雲は再びキスをせがんでいるところだった。片手で播磨の頭を抱き寄せ、もう片
方は彼の腰に這わせる。
 しかして、彼女の目的はそこではなかったようだ。下へと伸びていく腕は播磨を愛
撫するためのものではなく、彼女自身のズボンを鷲掴みにしていた。つまりは、乳房
を露出したのに飽き足らず、下半身をも曝け出そうということ。
 つたないながら、八雲の動きは実に巧みだった。口辱と胸の突起に播磨の注意を
向けさせつつ、静かに布地をずらしている。組み敷かれている格好のせいでパジャ
マのズボンはなかなか脱げないが、多少時間が掛かったところで相手の気づく可能
性がゼロなら問題はない。
 一センチ、一センチと徐々に露わとなるピンクの下着。フリルなどは付いておらず
質素だが、あれが八雲にとって一番のお気に入りであることを天満は知っていた。

「夜這いに来ることは八雲も想像してなかっただろうけど、それでもあれを穿いてるっ
てことは……播磨くんが泊まってることをとっても意識してたに違いないわっ!」

 普段と同じ態度を取っていた八雲ではあったが、本当はそれなりに浮かれていた
のだろう。無意識に見えないところで自己表現するところなど、実に妹らしいではないか。
 まあ、色々言ったところでその辺はどうでもよく。肝心なのは、パジャマがようやく膝
の辺りまでずり下がってくれたこと。そして、股布の中央部分が濃いピンクに変色して
いること。

「八雲も興奮してるんだぁ」
480|∀・)ヽ ジーッ  (13):2007/09/10(月) 18:19:44 ID:HLNTYt4i

 あれだけ濃密な男の臭いに塗れ、直接擦りつけてもいるのだから、当然だろう。部
屋の外にいる天満とて、漏れ出てくる残滓によって酔いが回り始めているのだし。
 膝立ちになりズボンを引き下ろすと、天満はそっと純白の下着に手を這わす。
 それは先ほどの焼き直しだった。子宮を愛撫し、恥毛をくすぐり、さらにはその奥へ。
もちろん終着点は、膣口の周辺だ。

「……濡れてる……」

 恐らくは八雲以上に。
 下着越しに触っただけなのに指先は廊下の照明を浴びてキラキラと光り、凝視して
みるとかすかに湯気が上がっていることも確認できる。

「こ、これ、どうしよう……」

 服で拭うわけにもいかず、床に擦りつけるわけにもいかないとなれば、最後の手段
は舐め取るくらいだろうか。だがそこまで思い切った行動ができない天満は、指を秘
所に宛がったまま身動きがとれずにいる。
 と、そうこうしている内にも部屋の中は新しい展開を迎えていた。

「ちょ、ちょぉぉぉぉぉっと待った、妹さん!!」
「ほえ?」

 八雲に抱きかかえられていた頭を播磨が力ずくで振りほどき、逆に両腕を取ってベ
ッドに押さえつけてしまったのだ。
 脱げかけた服と涙目の八雲を見れば、まるで播磨が無理やり襲い掛かっているよ
うにも感じるが、最初から始終を見ていた天満は逆であることを知っている。意外に
も真摯な態度で八雲の裸体から顔を背けているところも高ポイントだ。

「って、そんな場合じゃなかった! は、早く隠れないと見つかっちゃうかも!」

 八雲から顔を背けるということは、部屋の入り口へ顔を向けるのと同義である。覗
きだけでも気まずいというのに、今は濡れた下着が丸出しという状態の天満は、とっ
さにドアの後ろに身を隠した。
 だが、再び覗き込んでみるとその必要はなかったことが判る。サングラスの隙間か
ら窺える播磨の視線は半裸の八雲に釘付けで、目を瞑ってあらぬ方向に顔を向けて
いても、視界の端でこっそりとその白い肌を堪能していたのだから。
 彼の苦悶の表情は、良心と欲望のせめぎ合いを表しているといったところか。ズボ
ンの前の部分を痛いくらいに腫れ上がらせているのだから、欲望の方が若干優位に
立ってはいるようだが。

「あれって……つまりはアレよね」

 そう、アレだ。天満にとり、未だにそこがどうなっているか全容が掴めない男性の神秘。
 もちろん、八雲も同様だ。

「は……播磨さん……そ、それ……」

 両腕が動かせないから目だけで訴えかける八雲。その視線からは、怯えと恍惚の
相反する二つが感じられた。

「す、すまねえ! これはそういう意味じゃなくて」

 否、八雲自身がそういう意味での接触を願っていたのだから、播磨が反応している
ことは正しい。彼も本当は判っているからこそ、隠すことすら放棄して八雲の自由を
奪い続けているのだし。
 今拘束を解いたら、彼女はきっとズボンの上から擦ってくる。その部分のあまりの
存在感に逃げ腰になりながらも、目尻に涙を溜めながらも、確実に奉仕をしてくるは
ずだ。
481|∀・)ヽ ジーッ  (14):2007/09/10(月) 18:20:15 ID:HLNTYt4i

「あの……」

 ただの問いかけ。
 しかし、八雲は言外に語っている。何を我慢する必要があるのか、と。

「誰にも言いませんから、今日これからのことは全部忘れますから、最後まで……」
「お、おいおい、最後までって。告白してすぐにそんなこと……っつーか、その告白自
体がその……なんつーか……」

 気まずい沈黙が落ち、二人は見つめ合った。
 これは、互いの意地である。先に目を逸らした方が相手の主張を受け入れなけれ
ばいけないというチキンレース。

「八雲の勝ち、かな」

 遠くから見ていた天満もそのことは理解していた。そして戦況がどうなっているかも、
傍観者ゆえによく判る。
 前が肌蹴たパジャマと半分脱げかけたズボン、クロッチが変色した下着と来て、トド
メに涙目で懇願されては、どうして断ることができようか。そもそも、強く拒絶ができる
なら播磨は最初からそれをやるはずだろうし。

「身持ちを大切にしてあげるのは良いとこだけど、優柔不断なのは良くないよね」

 と、勝手な評価を下しつつ天満は別のことに意識を向ける。八雲のことだ。
 誰にも言わない、今日限りの逢瀬――と言った八雲だが、確かに彼女は約束を守
るだろう。
 だが、その約束が無意味であることを天満は知っている。なにせその言葉を口に
するとき、八雲は天満の方へとわずかに意識を傾けていたのだから。
 つまり、既に他人に知られているだから言いふらす必要などなかった。二人が関係
を持っていることを知った天満は、何が何でも播磨に責任を取らせようとするだろう。
八雲本人が身を引こうとしても、だ。ついでに補足すると、天満自身が播磨と親密な
関係になることも今後絶対にありえない。

「…………アリ地獄って何だっけ?」

 ふとそんな言葉が浮かんだが、意味までは理解していない天満。なんとなく口から
突いて出ただけで。
 ともあれ、この停滞を破るのが播磨であるのは確実だった。現に、彼は今も冷や汗
を流して逃げ場を求め続けているのだから。八雲よりもはるかに追い詰められている。

「…………」
「…………」
「…………」

 続く沈黙だが、三者によって性質がまるで違っていた。
 天満はこのあと訪れる官能の世界に期待で胸を膨らませ、言葉を忘れているだけ。
八雲は播磨が受け入れてくれることを切望して胸を痛ませ、言葉が出てこない。そし
て播磨は――

「くっそ、今回だけだ! もう本当に止まらねえからな! 後悔すんなよ!」
「は……はい」

 覚悟を決めるための時間だった。
 今までの鬱憤を晴らすかのような咆哮は、否応にもその場にいる全員のテンション
を引き上げてくれる。
 愛液で濡れた天満の指は外気で冷たくなっていたはずだが、今は新しく分泌された
それによって温かい。八雲の下着の染みが一回り大きくなっているのも、天満はしっ
かりと確認していた。何より変化が顕著なのが、播磨の下半身だ。あれが最大限か
と思っていたのに、さらにもう一段階膨らみを増しているとは。
482|∀・)ヽ ジーッ  (15):2007/09/10(月) 18:20:47 ID:HLNTYt4i

「……あ、あんなおっきなのがここに入っちゃうの……?」

 信じられない――そう呆然と首を振る天満。
 どのくらい大きいか、親指と人差し指をくっ付けたり離したりして距離を測ってみる。
そしておおよその見当がついたら、その幅を保ったまま自分の股間へと当ててみた。

「む、無理だよ」

 どう見ても自分の指の二、三倍の直径があり、指すらも入れたことがない天満が播
磨のものを受け入れられるわけがない。ズボン越しでの概算だから、せめて目測が
誤っていてくれればいいのだが。
 それとも、解せばどうにかなるものだろうか。今は固く侵入者を拒んでいる入り口で
も、感じてくれば自然に柔らかくなると聞いたことがある。ならばこのまま自慰を続け
れば、播磨を受け入れることも――。

「うーん……自分でやるのと人にやってもらうのって、どのくらい違うんだろ」

 見れば播磨は、八雲の脱ぎかけのパジャマを剥ぎ取り、下着一枚の彼女に愛撫し
ているところだった。先刻までの反撃とばかりに首筋にキスの嵐を降らせ、胸を捏ね
繰り回して粘土のように形が変わるのを見て遊び、下着の股布を上下に擦ってクチョ
クチョと音を立てさせる。
 あまりの激しさに八雲が悲鳴を上げているが、あれは多分に歓喜が混じっている
声だ。イヤイヤと首を振ってはいるが、両手はしっかりと播磨の背中に回されている
から。

「わ、私もちゃんと解しておこうかな。このままじゃ絶対に入るわけないし……」

 播磨を受け入れるはずもないのにその言葉。あまりに見え透いた言い訳だった。
 でも構うものか。この場には天満の他には誰もおらず、八雲だけは覗いていること
を知っているが、今は受けに回っていてそれどころではない。第一、あんな気持ちよ
さそうに喘いでいる彼女を見て、正気で居られるわけがなかろう。

「え……っと、最初は胸……かな」

 播磨の動きに合わせて自分の腕を動かす天満。悲しいかな妹と比べてボリューム
は圧倒的に劣るが、それでも揉めるくらいにはあった。
 まずは全体を鷲掴みにして押し付けながら円を描く。次は手の平で真ん中の突起
を転がすように。そして先端が尖ってきたら、軽く爪で引っ掻いて鋭い刺激を。
 それだけでは終わらない。ジンジンと痺れる敏感な部分を指でつまみ、ギュッと絞
るのだ。すると痛覚は錯覚を起こし、鈍い甘さへと変換される。念のために唾を付け
てやれば、気化熱によってくすぐられるような切なさを感じるのも心地よかった。
 後はそれの繰り返し。

「……ん……ぁふ……こ、こんなの……初めて、かも……」

 八雲の喘ぎと重なるように吐息を吐き出し続ける。が、まだ八雲の方が息が荒いの
は、天満が自分の胸しか責めていないからだ。もう片方の手は、未だに宙を彷徨っ
ていた。
 今度こそ天満は自覚して下半身に手を伸ばす。
 播磨のやり方とは違い、最初は太ももを撫でるだけ。十分に濡れているといっても、
自慰に慣れていない天満では急にその部分を弄ぶのに抵抗があった。また、“他人
に触られている”と錯覚を起こすためには、自分の気持ちいいところばかりをいじる
のではなく焦らすような動きも必要である。
 天満は少しずつ指を太ももから這い上がらせ、同時に気分も盛り上げていく。

「ゃ……ぁん……ぅ、く……あ……そ、そこ……」
483|∀・)ヽ ジーッ  (16):2007/09/10(月) 18:21:18 ID:HLNTYt4i

 そしてようやく下着のフチに辿り着いたとき、期待混じりの溜息を漏らす天満。
 いっそそのまま中に指を入れて直接触ろうとも考えたが、まだ駄目だ。播磨は未だ
に八雲のそこを下着越しに擦っているだけなのだから。

「はりま、くん……もっと、し……しっかり触って、よ……」

 八雲を愛撫する播磨はあんなに熱がこもっているのに、天満を愛撫する播磨はど
こか切なさを含んでいる。むろん天満自身が意図してやっているわけだから、本物の
播磨が恨みがましい視線を向けられる謂れはない。不遇な扱いを受けているという
被虐に酔い、足りない刺激を快楽に変換しているのだ。
 そんな中で八雲と同じ愛撫を受けたらどうなるだろう。指を二本立てて割れ目に沿
ってしごき立てたり、硬くなった淫核を指の腹で回すように押し潰してみたり、下着の
上から膣の入り口へグリグリと指を押し込もうとしてみたりしたら。

「……ん……だ、駄目……! 声が、で、出ちゃう……」

 当然、八雲のあの喜色の顔が天満にも伝染し始めた。いや、得られる快感だけな
ら、狙って気持ちの良い箇所を刺激できる天満の方が上か。溢れ出る声を封じるた
め、胸を弄っていた手を口に当てなければいけなかったほどだから。

「でも、何か物足りないような」

 何が足りないのか本当は判っている。八雲の満ち足りた顔を見れば一目瞭然だ。
でもそれを忘れるため、天満はさらに自慰へと没頭するしかない。
 部屋に目を向ければ、播磨は八雲の下着をずらして視姦しているところだった。
 廊下から入ってくるわずかな光で輝き、時折ヒクヒクと痙攣して快楽を表現している
陰唇は、無差別にオスを引き寄せる誘蛾灯だ。酸味の強い匂いと合わさり、播磨の
理性を痺れさせる。
 躊躇もなかった。見て楽しむ余裕もなかった。播磨は網膜に焼き付けた瞬間に八
雲の股に顔をうずめ、そこを吸い立てていく。どうすれば八雲が気持ち良くなるかな
ど、彼はまったく考えていない。時間が経つごとに量を増やす愛液を欲望のままに胃
の中に飲み込んでいた。
 しかし、その懸命さこそが八雲の心に快楽をもたらしているようだ。彼女は目を瞑り、
意識のすべてを自分の淫肉へと回しているのだから。

「自分で舐めるのは……やっぱ無理か」

 やや置いてきぼりを食らった格好だが、もはや天満とて途中で止められる状態で
はない。下着からは催促するように淫水が溢れ、際限なく息も荒くなっていく。
 目の前の光景があまりに淫猥すぎたのだ。白濁した液体が播磨のサングラスを汚
し、口を閉じられない八雲はヨダレを垂れ流し、それでも気にせず前戯を続けるなんて。
 外聞を一切気にしない二人にアテられ、天満の理性がどこまでも麻痺していく。ア
レから目を離そうと思ったら、せめて一度は絶頂まで行かないと無理だろう。

「え……と、下着をずらすんだよね」

 ここまで来ても、自分を妹と置き換えて妄想だ。
 これからこの指は、播磨の舌だった。ザラついてはいないけど、ネバついてはいな
いけど。

「でもその前に、舌で舐めるとどんな感じなのかは知っておかないと」

 想像力をより働かせるため、下準備として指を口に含む。
 痺れるような味がしたが、それは自分の愛液によるものだった。最初は舐め取るこ
とを嫌がっていたのに、今はそんな考えすら沸いてこないのだから現金なものだ。む
しろ催淫剤の効果すら感じられるということは、この液体に愛着を持ち始めているの
かもしれない。
484|∀・)ヽ ジーッ  (17):2007/09/10(月) 18:21:50 ID:HLNTYt4i

「あむ……ちゅ、ぱ……あむ」

 天満は味わいながらも舌による感触を確かめていく。その仕草、彼女自身は気づ
いていないがフェラチオそのものだった。
 人差し指と中指を口内に突きたて、ベロを纏わり付かせながら出し入れする。やが
て溜まっていく唾液を指と一緒に吸い込んで飲み込み、舌の先で爪を突付いてやる。

「う……ん、これなら大丈夫かな」

 味を除けば、唾液と愛液の区別はしにくい。ザラついた感触は、たまに爪を立てる
ことで代用できそうだ。ジンワリと広がるような体温に関しては、どうしようもないから
諦める。

「八雲たちだっていつまでもああしてるわけじゃないだろうし……じゃあ、本番、ね?」

 ごくりと喉を鳴らし、下着の股布を横にずらした。雫が廊下にポトリと落ちる。
 最初に触れたのは、黒色の淡い茂みだった。一本一本が濡れて肌に貼りつき、中
身を隠す用途にはまるで役に立っていない箇所。凍てつく夜気に晒されて熱を奪わ
れる感覚は心地良いのだが。
 次に触れたのは大陰唇。人差し指と薬指を使って広げて中をくつろがせる。口が開
いたことによって淫らな穴から大量の粘液が溢れ出し、床に水溜りを作っていった。
 そして最後はクリトリスだ。

「……ん」

 皮を被ったままだというのに、よほどその部分は興奮で敏感になっているらしい。
痛みすら伴う強烈な快感に、天満の体が反射的にのけぞった。否、それのみならず、
膣口からは小水のように愛液が噴き出し、閑寂な廊下で淫らな音色を奏でていく。

「だ、駄目……! このままじゃあ……ん……い、いきなりイッちゃうよぉ」

 判っていても止められないのだ。播磨が八雲の制止を受け付けないように、この指
も自分の意思を受け付けない。一人だけイクのは嫌だからと懇願しても、本能に導
かれるままにそこを蹂躙する。
 天満はいつの間にか両手で自慰をしていた。片方は変わらず淫豆を虐め続けてい
るが、もう片方も割れ目を開きつつ処女口の周りを撫で回している。左右の指がふ
やけるほどに濡れていても、欠片も構う様子もなく。

「ひぁ……あ……あ……ま、また声が出ちゃう!」

 息切れを起こして酸欠気味だが、止まらない。止まりたくない。すぐそこにゴールが
見えるのに、余力を残すなんて馬鹿げていた。たとえ今播磨に見つけられても、この
指が動きを緩めることはないだろう。
 そして一瞬後――

「イ、イク……イ、クの播磨くん!」
「イ、イク……は、播磨さん、イッちゃうよ!」

 終わりは突然降りてきた。
 奇しくも八雲の声が合わさったのは、まったくの偶然である。天満は部屋を窺う余
裕なんてなかったし、そもそも指が暴走していてイク瞬間を制御できていない。
 だが、そのおかげで覗きがバレなかったのは喜ばしいことだった。なぜなら、八雲
たちの愛の営みはまだまだ続くのだから。天満も、もう一度この絶頂を味わうことが
できるのだから。
485|∀・)ヽ ジーッ  (18):2007/09/10(月) 18:22:21 ID:HLNTYt4i

「はぁ……はぁ……はぁ……で、でも……ちょっと休憩……」

 力尽き、天満はその場にペタンと座り込む。自らの生み出した愛液が冷たく尻たぶ
に纏わり付いてきたが、この充足感に比べれば大したことではない気がした。


          ◆◇◆◇◆


「イ、イク……は、播磨さん、イッちゃうよ!」

 部屋の外から嬌声が聞こえた気がしたときから、八雲は自分の声を押し殺すことを
放棄していた。イク時の声がぴったり被ったのは偶然だが、播磨が姉に気づかなか
ったのは必然である。
 ここで天満が見つかれば、本番直前でお預けを食らうことになるだろう。それどころ
か、今後に続きを行う機会すらまったく訪れなくなる。それだけは何としても避けたか
ったのだ。
 ただ、絶頂こそ迎えられたが、おかげでまだ体の方が貪欲に播磨を求めていた。
余分なことを考えていたせいで、せっかくの官能も浸りきれずに中途半端なまま。天
満を“果てた”と表現するなら、八雲はせいぜい“昇っていった”くらいである。

「妹さん、続きは出来そうか? 出来ないならこの辺で止めとくが」
「い、いえ……今すぐでも大丈夫ですから……」

 心の声は未だに視えない。この期に及んでまだ性交に躊躇っている播磨を見れば、
休憩を挟むなんてもってのほかだ。ましてや、体力と気力は充分。八雲は言い、迷い
ながらも自ら足を開いてみせた。
 下着のクロッチは横にずれたままだったから、窓から流れ込んできた冷気が陰唇
を直接触れてくる。その風に熱を奪われているはずだが、八雲のそこは火照ったま
まだった。愛撫にも似た空気の対流が、余韻を楽しむための後戯の役割を果たして
いるから。

「その……播磨さんも、準備を……」
「お、おお、そうだな」

 今更だが自ら羞恥の格好をしていることに恥じ入り、間を繋ぐように催促する八雲。
ただし、目を合わせられずに顔を背けてしまうほど恥らってはいても、M字の足はそ
のままである。その中心に播磨の視線を感じるということは、八雲の体に溺れきって
いるという証でもあるわけで、今この瞬間、彼は八雲のために存在するのだと心の
底から実感できたからだ。
 横を向きながら視界の隅で播磨の姿を追っていると、彼は大雑把に服を脱ぎ捨て
ているところだった。脱げかけたシャツを体から振り払い、ずり下ろしたズボンを足で
どこかに蹴飛ばし、トランクスは無造作に背後へと放り投げる。

(あ……、あそこには姉さんが……)

 背後とは、部屋の入り口。廊下との境目あたり、天満が少し手を伸ばしただけで届
く距離にフワリと落ち、スポットライトのように電灯の明かりに晒されていた。

「ん、どうした? ひょっとして男の裸を見るのは初めてか?」
「え……あ、は、はい」
「そんなに緊張しなくても、ちゃんとリードしてやるからよ。さっぱり自信はねーけど」
486|∀・)ヽ ジーッ  (19):2007/09/10(月) 18:22:52 ID:HLNTYt4i

 姉に気が行って生返事となってしまったが、播磨は都合よく誤解してくれたようだ。
本当は播磨の背後に目が行っていたのに、途中にある彼の裸に釘付けになってい
たのだと。
 改めて見ると、確かに彼は人目を惹きつける肉体をしていた。丸太を思わせる二
の腕と、鉄板でも仕込まれているかのような胸板、くっきりと六つに分かれた腹筋、そ
して八雲の胴囲以上はありそうな太もも。薄皮の下にみっちりと詰めこまれた筋肉は、
まるで分厚い鎧のようにも見える。
 何より、体の中心にそびえ立つモノから意識を逸らすことができない。竿からはいっ
そ破裂しそうなほど血管が浮き出て、先端は不気味に濡れ光り、グロテスクな造形を
しているのに彼の肉の鎧よりもたくましさを感じさせるそれ。自分が受け入れなけれ
ばいけないのかと思う前に、まず見惚れてしまう。

(……姉さんは見たことがあるのかな。前、友達が家に来てたときそんな話をしてた
ような気がしたけど)

 しばらく呆けていた八雲だが、ようやく思いついたのはそんなまったく関係のない話
だった。いや、これ以上惹きこまれるのはまずいと感じ、無理やり他所へ気を移した
というべきか。
 ともあれ、誘惑を振り切った八雲は天満の方を見る。

「……? ……無くなってる」

 と、そこであることに気がついた。
 いつの間にかトランクスが消え去っていたのだ。最初から無かったかのように、そ
こには廊下の明かりが照らされているだけ。錯覚ではないかと瞬きしても同じである。
 察するに、今は天満の手の中にあるということか。彼女がどういう扱い方をするか
は知らないが、淫らな遊びの道具として使われることは間違いなかった。姉は姉なり
にこの状況を愉しんでいるようだ。
 とはいえ気にはすまい。これからの未知の体験に、八雲は自分のことで手一杯に
なるのが目に見えていた。たとえ姉にセックスしているところを見られようが、それを
ネタに一人遊びされようが、今夜の播磨は八雲一人だけのもの。その事実さえあれ
ば、他のことなんて忘れてしまえる。

「じゃ、じゃあ……播磨さんの好きなように……」

 言い、八雲は目をギュッと瞑って次の展開に備えた。
 彼女自身は覚悟しているつもりでも、不安はまだ残っている。たった一時間のうち
に告白からキス、セックスに至るとなると、性急すぎる気がするのだ。普通であれば
段階的に愛を深めていくのだろうが、心の準備をするには積み重ねたものが圧倒的
に足りていない。
 播磨は何も語らない。代わりに八雲の下着に手を掛け、スルスルと下ろしていく。

(今、播磨さんに何もかも見られてるんだ……固くなった胸の先っぽも、あんまり生え
てないアソコの毛も、ベトベトになったアソコも、お尻の穴も……)

 たった一枚の小さな布地、それも秘部を隠す用途にすら使えなくなっていたとはい
え、最後の砦を破られて心細さが表に出てしまう。より強くまぶたを閉じるが、果たし
てどれだけ役に立つものか。
 いっそのことと薄目を開けてみるが、播磨は鼻息を荒くさせ、男根をしごいていると
ころ。今すぐ膣内に入れたいのを必死で我慢しているか、先端からは先走り汁が零
れている。

「これで最後だ。妹さん、嫌だったら今のうちに言ってくれよ?」
「――っ!」
487|∀・)ヽ ジーッ  (20):2007/09/10(月) 18:23:23 ID:HLNTYt4i

 八雲はとっさに返事が出来なかった。いよいよなのかと体が強張って声が出てくれ
なかったし、何より播磨がその時間を与えてくれなかったから。
 質問形式で最後通牒を突きつけてきたが、実際は形だけでしかない。反応を返す
前に彼の両手は八雲の膝を掴んで大股開きにさせている。痛いくらいに限界まで広
げ、そこから立ち上がる淫猥な空気に鼻腔をヒクつかせていた。

(いつもの播磨さんとは違う気がする……。“変”っていうのは相変わらずなんだけど)

 その様子は、まさにケダモノだ。
 余裕がないのは彼も同じというわけか。今までは、男だからという理由から八雲を
導こうと虚勢を張っていただけ。こういった場面に免疫がないのはお互い様だった。
 そう思えば、八雲の体に入った力は自然と抜けてくれる。

「大丈夫……です。私は逃げませんから……」

 微笑みかける。
 だが、その控えめな笑顔こそが播磨の余裕を根こそぎ奪うとは、八雲も予想できな
かった。

「うおぉぉぉぉぉおおおおお!! もう我慢できるか!! 文句は後で言ってくれ!!」
「あっ!」

 唐突に生温かなものを桜色の淫肉に押し付けられる。目で確認はしていないが、
当たっているのは間違いなくアレだ。過去に一度も触れたことがないとはいえ、雌とし
ての本能がそれが何であるのかを教えてくれた。
 思ったよりは固くない。かといって柔らかいわけでもない。どんな体の部位ともまる
で違う不可思議な弾力は、ドクドクと脈打っているおかげか別種の生き物ではないか
とすら感じてしまう。

(でも、何だか温かくてホッとする……ずっとこのままの格好でもいいくらい)

 と、染み入るように広がる播磨の怒張の熱に八雲が酔っているとき、

「……ん……ぁ……そんな急がなくても……」

 依然余裕を失ったままの彼が陰茎を上下に動かし始めた。鈴口を使ってクリトリス
をこね回し、尿道口を擦って尿意を刺激し、処女穴に軽く差し入れて入り口が亀頭に
纏わりつく感触を堪能する。
 互いの粘液によって滑りは良く、つかえることなく秘部全体を強烈に刺激してくるか
ら、八雲としてはたまったものではない。痛いのか、くすぐったいのか、気持ちいいの
か、雪崩のように襲ってくる未知の感覚にわけも判らず闇雲に首を振った。

「ま、待って……播磨さん。もう少しゆっくり……あぁ、やめ……」
「いいぜ、妹さん。ビラビラがいやらしく俺のに絡みついてきやがる。妹さんもちゃんと
感じてくれてるんだな」
「違っ……」

 意思疎通ができていないのはいつものことだ。だが、これは違う。彼が相手の考え
を読み違えるのはしょっちゅうでも、無視するような人ではない。少なくとも八雲には
そう接してくれている。
 これではほとんど強姦だった。一方的に欲望を叩きつけるだけの、他人の体を使っ
た自慰行為。八雲の体は敏感に反応していても、心は一定以上に熱くなってくれない。

(でも)
488|∀・)ヽ ジーッ  (21):2007/09/10(月) 18:23:55 ID:HLNTYt4i

 考えてみれば最初はこの構図が逆だったわけだ。播磨が逃げようとする中、八雲
はキスや愛撫を強行していた。相手の意思なんて度外視し、自分の我が侭をどこま
でも押し通す。
 それはすべて、播磨が姉の元に行かせないようにするため。彼を独り占めしたい
がため、追い詰められた八雲は選択せざるを得なかったわけだが。

(……ああ、同じなんだ)

 考え至れば、播磨の今の気持ちも痛いほど理解できた。
 最後まで“事”は至っていないのだが、目的は既に達成されていたらしい。今の播
磨は姉のことなんて少しも考えていない。目の前にいる八雲だけが、彼の意識のす
べてなのだから。

「は……っあ……、やぁ……ぁ……んんっ」

 痛みが快楽に変換されていく。痒みもやはり快楽に変換されていく。膨れ上がった
性の悦びに、八雲の嬌声がひときわ強く部屋に響き渡った。
 途中、天満の声も混じっていた気もするが、播磨の耳にはきっと届いていない。廊
下から響く水音も、男根が八雲の割れ目を擦り立てる音に紛れてしまっている。
 気づかれぬよう視界の端で確認してみると、やはり姉はオナニーに耽っているよう
だ。享楽に緩みきった顔で、しかしこちらに向けた瞳だけは真剣なまま。ズボンと下
着をずり下ろして両手で女陰を掻き毟っている様など、彼女が口癖のように言う“お
猿さん”そのものである。

(人のこと言えないな。だって私ももう……)

 子宮の疼きは我慢の限界を超えていた。快感だけは洪水のように襲ってくるのに、
あと一歩というところですべてを吹き飛ばしてくれるような鮮烈な刺激が来ないからだ。
 播磨の亀頭が八雲の中に軽く入るたび、深く接合しようとつい腰が動いてしまう。尿
道口を通るとき、思わず中身を放出しようと腰が砕けてしまう。

「は……りま、さん……もういいですから、入れて……ください……」
「ああ」

 息をするのも辛く、ようやく絞り出せたその声。播磨も異存はなかったようで、即座
に頷いてくれた。都合のいい言葉だけはちゃんと聞こえるらしい。

「行くぜ? 力、抜いとけよ?」
「は、はい」

 待ちに待った瞬間に、八雲の顔が喜色に輝く。頬に髪を張り付かせたまま妖艶な
笑みを浮かべる彼女に播磨が口付けるが、意識してのことではない。魅入られてし
まったからだ。
 それと同時に、播磨の腰も動いている。

「ん……んぁ……っぁ!」

 八雲が最初に感じたのは、膣入り口の輪っかを擦られる快楽。だが次に襲ってき
たのは、内側から身を引き裂くような激痛だった。
 ドーナツ状の処女膜が亀頭で押し広げられ、限界まで張り詰めていく。引き絞られ
た弓のように力を蓄えながら陰茎をせき止めているが、そんなものは一時しのぎにも
ならない。徐々に膜に亀裂が入っていく音を、八雲は確かに感じていた。

「――っ! いたっ……い……!!」
489|∀・)ヽ ジーッ  (22):2007/09/10(月) 18:24:26 ID:HLNTYt4i

 やがて弓から矢が飛び出す。竿は一気に膜を破壊し、膣の奥まで蹂躙し尽くした。
 声にならない悲鳴を上げる八雲だが、彼女にその痛みを拒絶する気はない。これ
も性行為の醍醐味のうちの一つであり、痛みを受け入れることが相手の男を受け入
れることに繋がるのだから。

「くっ……! やっぱり血が出てきてるな。辛いようなら少しは待つが……どうする?」
「が、我慢できないほどではないですから、大丈夫……です」

 もっとも、播磨には最初から止めるつもりなどなかったようだ。
 言っているそばから彼の肉竿は動き出していた。ついに繋がったと八雲が感慨に
浸る間もない。腰を捻り、回し、未使用のそこを強制的に拡張していく。

「妹さんの中、気持ちよすぎる! そんなウネウネと動かれたら、すぐにでもイッちま
いそうだ。少し堪えてくれんか?」
「そ、そんな……播磨さんが動いて……」

 快感より痛みが勝っている今、八雲としては激しく出し入れされていないのが幸い
だったかもしれない。というより、無意識にぎゅうぎゅうと締め付けているせいで、播
磨の腰が前後に動いてくれないのだろう。打ち込まれた男根は幾重もの膣襞に絡め
取られ、輪ゴムのようにその場に縛り付けられている。
 ある意味、滑稽な絵柄だ。互いが互いに動かぬよう呼びかけているのに、その本
人たちが動き続けているのだから。
 とはいえ、当事者にとっては真剣そのものである。特に八雲などは、播磨が膣壁を
揉み解すように掻き回しているおかげで痛みは薄れだしていた。純粋に快楽だけを
感じ始めた今は播磨の消極的な動きにもどかしさを感じ、余計に膣内をうねらせる。

「……ん……ぁん……あの、私も一度イきましたし……果てても、また続きをすれば
……」

 我慢なんてしていられない。そんな瞳を播磨に向け、懇願する八雲。
 だが、播磨にも男のプライドがあった。

「いいや、も、もう大丈夫だ。ちゃんとリードしてやるって言ったしな。妹さんは自分が
イクことだけ考えてりゃいい」
「でも……」

 無言で反論を封じ、播磨はゆっくりと腰を引いていく。
 八雲が痛みを堪えるために力を入れる必要がなくなったおかげか、締め付けが多
少緩くなっているのだ。代わりに肉茎を内へ内へと飲み込もうと繊毛運動を繰り返し
ているが、こちらの方はまだ我慢できる。

「よし、こっからは結構激しく動くからな。しっかり気ぃ持てよ?」

 カリ首の辺りまで抜けた播磨の怒張には、白く泡立った愛液と破瓜の血が付着して
いた。混じり合って桜色になっており、浅黒い陰茎を痛々しく染め上げている。
 八雲はいったいどれだけの苦痛を耐えているのか。播磨はそれを見て一度顔を顰
めたが、しかし肝心の彼女は待ちきれない様子。気を取り直し、一息に腰を突き入
れた。

「……あっ!」

 鋭い衝撃に八雲の肺から息がこぼれる。快感なんて生易しいものじゃない。脳の
許容範囲を超えた何かが全身を駆け抜け、最後、頭の中を真っ白に埋め尽くしてく
れたのだ。呼吸することすら忘れるが、酸素が欠乏した苦しみさえも白の世界の中
に呑み込まれてしまう。
 唯一知覚できるのは、播磨のモノが体の中心をえぐる感触だけだった。そしてその
感覚に必死にしがみつく八雲。
490|∀・)ヽ ジーッ  (23):2007/09/10(月) 18:24:58 ID:HLNTYt4i

「……んっ……んっ……んっ……んっ……」

 一定の間隔で正確に刻まれる堪えるような声は、そのまま播磨の先端が子宮を押
し上げる間隔でもある。一突きごとに訪れる重い振動が八雲の脳裏を焼き尽くし、肺
にあった残り少ない空気を出し惜しみすることなく搾り出していた。
 ただ、頭には生命の危機が伝わっていなくても、体の方はきちんと把握しているら
しい。いつの間にか播磨の背中に爪を立てて酸素を求めていた。そんなことをして得
られるはずもないのだが、今の八雲に正常な判断ができるはずもない。掻き毟り、ミ
ミズ腫れのような赤い線を幾筋も作っていく。
 反対に、播磨は播磨でその痛みが脳まで伝わることはなかった。亀頭が粘膜を削
る快感と竿が膣で締め上げられる快感に、意識のすべてを取られていたから。額に
青筋を浮かべ、果ててしまわないようにと必死に堪えている。

「段々慣れてきた。もう少し早くできそうだ」
「ん!」

 目を瞑って、たった一音。
 息が詰まっている中、八雲に返事なんてできるわけもない。それでも首を頷かせる
ことで意思を示したということは、途中で終わってしまうのをよほど嫌がっているという
こと。
 いや、本当はもう何が何だか判らなくなっていたのかもしれない。今がセックスの最
中であることすら、播磨に抱かれていることすら忘れてしまっている。上下左右も判ら
ず、溢れてくる光の洪水に翻弄されながらもがき続けていた。
 そして徐々に早くなっていく律動だったのだが――

「お、おい! ホントにこのまま続けてもいいのか? なんか顔色がやばいことになっ
てるんだが……」
「んっ、んっ…………か、はっ……!」

 ようやく正気を取り戻した播磨に頬をピタピタ叩かれたとき、八雲は現実へと帰って
くる。
 同時に播磨の腰の動きが止まったことも幸いした。内臓を突き上げるものが無くな
ったことで、肺も正常に機能し始めたようだ。一度大きく咳き込んだあと、八雲は空
気を貪り出す。

「すまねえ、夢中になりすぎて気づけなかった。そんなにしんどいならこの辺で止めた
方がいいよな。初めてが痛いのはしょうがねえしよ」
「はぁ……はぁ……はぁ……けほっ……はぁ……はぁ……」

 今頃になって酸素不足に苦しみ出す八雲。だが、それほど嫌な感覚ではなかった。
苦痛を代償に得た法悦の極みは何物にも代えがたいものだったから。
 それに、こうして播磨が背中をさすってくれるのだから、対価としては過剰なほど受
け取りすぎている気もする。

「す……すみません。多分、気持ち良くなりすぎてしまって……」
「そ、そうか。そりゃ良かった……のか?」
「ええ」

 だから――と八雲は微笑んでみせ、続きを促した。
 誤解で中止にされるなんてとんでもないことだ。秘芯はまだ疼いているし、播磨の
方とて未だ挿入されたままの陰茎がピクピク反応している。たとえ体を気遣ってくれ
たものだとしても、いや、だからこそ二人で最後まで辿り着きたい。

「……なら仕切り直しだな」
491|∀・)ヽ ジーッ  (24):2007/09/10(月) 18:25:29 ID:HLNTYt4i

 そう言って播磨は八雲の乳房に顔を寄せる。片手で胸全体を揉み解し、先端の突
起を舌でチロチロと舐め回し、先ほどとは打って変わって緩やかになった愛撫。八雲
にも播磨の背中を撫でる余裕はあるようで、くぐもった声を上げながら刺激に酔って
いた。

「このくらいならぜんぜん平気か。なら……」

 相変わらず胸を弄んでいるが、今度は残った片手を八雲の腹の上に置く播磨。そ
してその手を徐々に下へ下へと這わせていく。

「あ、あまり焦らされるのは……」
「なーに。そう言ってられるのは今のうちだけだ」
「それはどういう――って、あぅっ!!」

 クリトリスだ。人差し指と薬指で器用に皮を剥くと、中指の腹でそこを転がしていた。
 不満を漏らしたせいで、過激な手技へとシフトしたらしい。空気に触れるだけでも敏
感に反応してしまうのに、直接弄り倒すなど何と意地の悪いことか。腰が引け気味と
なるが後ろがベッドでは逃げ場はなく、播磨の好きに遊ばせるしかないというのが八
雲には悔しい。

「それなら私も……」

 尻たぶに力を込め、力を抜き、今度は下腹に力を込め、やはり力を抜き、たまに体
をよじって腰を突き出す。それをランダムで繰り返してみた。
 すると膣壁は縦横無尽にうねり、播磨の肉棒が予測不可能なリズムでしごかれる。

「ぐはっ! 妹さん、なんて技を……」
「くすくす……意地悪されたからお返しです」

 こんなのは自分のキャラではないと思っているのに、行為の最中だというのに、零
れる笑みを止められない八雲。
 嬉しかったのだ。過去に彼とこういった戯れ合いをしたことがなかったから。
 それなりに親しい間柄だったのに、これまでは何故か互いに距離を置いていた。な
のに今は姉と播磨の関係のように気安く話ができるなんて、まるで自分が天満にでも
なったかのようである。
 心が通じ合ったと錯覚した。いや、実際に通じ合ったのだろう。何故なら、今の八雲
には播磨の声がかすかだけ視えているのだから。否、たとえ声が小さすぎて読めなく
ても、読む以前に播磨の考えていることが何となく理解できてしまう。

「…………今なら大丈夫な気がします。だから」
「ああ」

 この秘め事もそろそろ終わりを迎えよう。
 視ずとも、言葉に出さずとも互いの意思を汲み取ることができたということは、つま
りはそういうことだった。紆余曲折を経て、いま本当のセックスというものをしている。
順序がまるきり逆にはなったが、逆だからこそ深く心を繋げることができたわけだ。
 最初のときはただがむしゃらに相手の体を貪った。自分が壊れようとも相手が壊れ
ようとも関係ない。必死になって獣のように快楽だけを追求する。
 ところが今は、互いの快楽を交じり合わせることに価値を見出しているらしい。播磨
の心が欲しいだけではなく、自分のものも彼に与えられることができたら。単純に体
液を交換するより、感情を交えた方が己の心が満たされることを知ってしまった。
 惜しむらくはこれが“恋人ごっこ”でしかないことだが、得られた喜びに比べれば、播
磨にわずかでも好意を持たれていると知った今では、些細なものである。

「動くぞ」

 もはやこれ以上言葉を重ねるのは無粋。ゆえに播磨が重く一言だけ宣言した。
 後は行動あるのみだ。
492|∀・)ヽ ジーッ  (25):2007/09/10(月) 18:26:04 ID:HLNTYt4i

「ぁん……!」

 ゆっくりと挿抜が開始されることにより声を漏らす八雲だが、先刻とは異なりその表
情には余裕がある。播磨が呼吸のタイミングを合わせてくれるし、何より感情が暴走
していない。
 八雲を支配していたのは温順の心だった。何もかもを受け入れ、素直に従っていく。
例えば子宮の入り口を亀頭でグリグリと愛撫される感触も、カリ首が膣道を引っ掻い
てくる感触も、肉棒に角度を付けさせて尿道を圧迫してくる感触も、胸や陰核を指で
転がす感触も。キスをされれば舌だって当たり前のように差し出した。

「んぁ……ちゅっ、あむ……あっ……んっ……」

 徐々に一連の動作のサイクルが短くなっていく。呼吸も短く鋭くなっていく。
 しかし二人は気づかない。その加速度はあまりにゆっくりなものだったし、気づく暇
があったらより幸福を得られる手段を考えていただろうから。

「あっ……そこ、いいっ……! んっ……んっ……いいよ、播磨さんっ……!」

 歩く速度から早足に、急ぎ足から駆け足に。その間、八雲の体は繰り返し翻弄され
尽くしていた。触れられていない箇所なんて既に無くなっていた。汗と唾液、愛液の区
別も付けられず、全身から媚薬めいた匂いが放たれる。
 飽きることなく求め合い、飽きることなく与え合う二人の姿。同じところをグルグルと
駆け回り、しかし一瞬ごとに何かが違っている様は、まるで先の見えない螺旋階段だ
った。

「んっ、んっ、んっ……凄い、まだ気持ちよくなってる……! こ、これ以上は……」

 それでも、いつか終わりは来るものだ。少なくとも播磨の方はその瞬間を予感して
いる。

「そろそろヤバイ。妹さんの方はどうだ?」
「わ、私ももう少しで……。だから……あん……播磨さんの好きな時にお願いします」

 言いながらも、八雲の腰は我慢しきれず動いていた。播磨が押すときは押し返し、
引くときは自分も引く。今できる最大限の働きで、可能な限り快楽を拾おうとしている。
 恥じらいを忘れたその動き、つまるところタイミングなんてどうでもいいのだ。口では
違うことを言いつつ、理性のすべてを失ってしまえと播磨に無言で訴えかけていた。
 対して播磨も、それを的確に理解している。言葉で語ったところで鈍い彼は察する
こともできなかったろうが、肉体へと直接語られているわけで。頭を使うことに弱い彼
でも、いや弱い彼だからこそ八雲の求めているものを悟ってしまった。

「じゃあ妹さん、覚悟しろよ?」

 播磨に拒む理由はない。この甘い苦しみから解放されるのなら、終わる一瞬の恍
惚に浸れるなら、全力でそこへと突き進む気がある。だから今こそラストスパートへ。
 しかし、水を差されたのはそんな時だった。

「っと、そういえば――」
「……えっ? まだ途中……」

 ふと播磨の動きが止まる。
 別にフライングで先に果ててしまったわけではない。失念していたことがあったのだ。
 確かに八雲の膣にある無数の襞は、緻密なまでの蠕動によって無二の快楽を与え
てくれる。しかしそれは、情緒皆無なゴムというものを付けないことで得られる諸刃の
剣。そこに思い至ったからこそ、播磨は仕方なしに攻めを中断するしかなかった。

「今のうちに聞いておくが、中と外、どっちだ?」
「きょ、今日は大丈夫な日ですから」
493|∀・)ヽ ジーッ  (26):2007/09/10(月) 18:26:35 ID:HLNTYt4i

 応じる八雲だが、その目は何故か逸らされたまま。先程まではあれほど熱心に播
磨を眼界に収めていたというのに。
 つまり嘘なのだ。そんな都合のいい状況なんてない。今夜の夜這いは突発的な出
来事だったし、今まで未経験だった八雲が事前に安全日を計算しているはずもなか
った。そも、計算方法すら知らなかった。
 愚かしいまでの愛欲の賜物である。将来の設計を不安定にさせてでも、最後の一
瞬まで播磨の存在を感じていたいというのだから。果てたときに得られるだろう彼の
残滓を、胎内に留めて余韻に浸ってみたいというのだから。
 もちろん播磨が虚言を見抜けるはずもない。

「なら安心だな。このまますんぞ」

 彼は簡潔に言い、激しく注挿を開始した。
 疑うことに意識を割くくらいなら、より快感を得られるような腰の使い方を考えたほう
がマシだ。ただでさえ播磨は最初に失敗しているし、どうしても八雲のことを優先して
やりたくなってしまう。
 そのせいか、一突き一突きが的確に八雲の急所をえぐっていった。今まで以上の
官能が引き出されていき、二人は外見を気にする余裕を失っていく。

「あっ、あっ、あっ、んっ、んっ、あっ、あっ……」

 常に半開きとなっている八雲の口から漏れる声は、廊下はおろか、確実に隣の部
屋まで届いているだろう。声量を抑えるどころか、大声を出すことで発散しないと快感
のすべてを受け入れることができなかった。
 もう限界が近づいている。八雲だけではない。膣壁が今まで以上に押し広げられて
いるということは、播磨の怒張が暴発寸前まで膨れ上がっているということ。あと少し
ですべてが終わるのだ。

「イク……イク……あんっ……も、もう……もうイきますっ、播磨さん!」
「ああっ! ああっ! そのままイッちまえ、妹さんよぉぉぉおおお!」

 瞬間――
 播磨の肉竿が八雲の最奥まで突き入れられて静止した。
 動から静へ、しかしそれは表面上のことでしかない。内側、八雲の淫壷は痙攣する
ように激しく波打ち、播磨の先端からは激しく白濁液が発射される。
 それだけに留まらない。子宮口に精液が打ち付けられると、その恍惚によって膣道
が収縮し、締め付けられた男根からは更に勢いよく精液が飛び出ていく。そして連環
のように絶頂の瞬間が繰り返され、二人を無限の高みへと連れて行くのだ。

「……イッ……ク……ゥ……!」

 播磨の背中に両手を回してしがみつき、足の指をギュッと丸めながら終わりの刻を
待つ八雲。快楽の奔流が全身を駆け抜け、甘美に脳を痺れさせる。
 必死に息を堪えていたのは、その快楽を口から逃がさないようにするためだった。
膣口から播磨の子種を逃がさないようにするためでもあった。初めての忘我の境地
に、八雲は縋ってなかなか手放そうとはしない。
 だが、その状態で居続けるにも限界があろう。息を止められる時間はわずかに数
秒、体を硬直させてイッた瞬間を味わい続けられる時間もわずかに数秒。気がつくと
心や筋肉は弛緩し、呼吸を再開させてしまっていた。

「はぁ……はぁ……はぁ……」
「ぜぇ……ぜぇ……ぜぇ……」
494|∀・)ヽ ジーッ  (27):2007/09/10(月) 18:27:07 ID:HLNTYt4i

 播磨の逸物が膣から抜けると、白く濁ったゼリー状のものがコポリと飛び出してくる。
そしてその後も、八雲の呼吸に合わせて断続的に溢れ出てきた。
 まるで酸欠の鯉が必死に口を開閉させているかのようだ。しかし、それを恥じらい
隠すだけの余力が八雲にはない。見て愉しむだけの余力も播磨にはない。精液と愛
液が混じった淫らな液体がベッドに垂れて染みを作っていくが、拭き取ろうという気す
ら二人には沸いてこなかった。
 今はただ、余韻に浸り続けていたい。
 やがてそれも堪能しきった時――

「も、もう駄目だ。悪いがこのまま休ませてもらうぜ」
「えっ……あ……」

 体力尽きたのか、播磨がドサリと倒れこんできた。
 相応の重量が圧し掛かり、どうにも身動きが取れなくなってしまう八雲。しばらく両
手をワタワタと動かすのだが、ついに諦め受け入れ始める。
 胸が押し潰れて肺を圧迫しているのだから、本当なら息をするのも苦しいはずなの
だ。しかし八雲は、播磨の荒い吐息が耳朶をくすぐってくるのを感じて笑みを零してし
まう。無尽蔵とも思える彼の体力が枯渇したということは、その分だけ愛情に変換し
て自分に注ぎ込んでくれた証でもあるのだから。

「重い……けど、それが気持ちいいな……」
「ん? 何か言ったか、妹さん」
「……いえ」

 彼を胸に迎え入れながら、八雲は天井を見上げる。
 音が聞こえた。互いの呼吸が熱く耳元に掛かる音、廊下からコソコソと去っていくよ
うな足音、はるか遠くから聞こえる車のクラクションの音。しかしそれらはやがて静ま
り、今は冬特有の澄んだ空気が軽い耳鳴りを運んでくれる。
 いつ終わるとも知れないノイズが常に一定の大きさで鳴り響いているせいだろうか、
八雲の心は時間が経つごとに平たく透明になっていった。波紋すら立たない水面の
ように。
 見慣れた部屋が妙に広く感じるのは、多分そのせい。手を伸ばしても距離感は判
らず、背後のベッドすらそこに存在しているかも怪しい。まるでこの世界には自分と
播磨しか居ないようにも感じてしまう。確かなのは、胸に圧し掛かる播磨の重さと、同
じく伝わってくる彼の体温だけ。他の目に見えるものや感じるものは、すべて幻だった。
 彼を胸に迎え入れながら、八雲は天井を見上げる。

「……私、好きなんだ……」

 無心の中、自覚もないまま漏れたその言葉。
 そして最後、誰もいない廊下が愛液と小水の混合液で水浸しになっているのを確
認すると、八雲はゆっくりと目を閉じていくのだった。



                                        ―― FIN ――
495名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 18:27:39 ID:HLNTYt4i
確かに何も言わず投下したほうが良かったと反省です。
では、さやうなら。
496名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 20:32:14 ID:Hpo/58t8
ををををををををを!

すげえすげえすげえ!GJ!
497名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 20:56:57 ID:Dy3n2U3m
いきなりトンデモない量がダウンロードされたから荒らしかとびびったw
とにかくGJだよアンタ。
498名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 21:00:54 ID:1gmfgVMf
GODJOb
499名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 21:03:57 ID:/RHp6OLh
GJだな!

よくこういう長く思いつけるもんだ
500名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 22:11:58 ID:Dy3n2U3m
うむ、おにぎりと見せかけたヴァーチャル王道ごちそうさまでした。
501名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 22:28:32 ID:0StTVXDg
かなりの長さでびっくりしたw
すげえ力作マジGJ!!
502名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 00:02:48 ID:0BHte505
いきなりスレが伸びてて覗いてみたら|∀・)ヽ ジーッ  (27)
とかあるもんなwwww
乙〜
503名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 01:54:57 ID:0BHte505
ちょっと気になったのは、
暗がりでそれなりに遠くから覗いてる天満なのに八雲が濡れているのを見て分かったり、
時々誰が主観で書かれているのか分からない所だなー。今だれの目線になっているのか分けた方がいいかも
でも面白かったわw
504名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 02:58:51 ID:VwCiPtSz
>>494
エロい…すさまじくエロい…GJ過ぎる。
もう爆発ししゃう。たまらんですよコレは。
505名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 10:29:42 ID:Ov3j5Qyd
旗かけカス
カレー戻って来い
506名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 14:32:45 ID:kCvRa6zP
>>495
GJ
久しぶりにコレだけの文章量のSSを読ませていただきました
やっぱりお泊り編で八雲がもしいたらっていう展開は考えますよねw
八雲がこのまま播磨をつなぎとめていられるのか天満はどうするのか、
この続きも凄い気になります
507名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 18:59:33 ID:1LkV/BW5
んー・・・まあ作品を投下してくれたこと自体はGJなんだけど、やっぱ質の問題がねえ・・・
これもカレーさんの高い文章力を見慣れたせいかもしれんから、>>467氏が悪いとは一概に言えないのかもしれないけどさ。
あとやっぱり、おにぎりってどんなに頑張っても不自然な展開しかできないんだよねえ、八雲というキャラ自体が持ってる欠陥のせいで。
やっぱ二次創作には旗なんじゃないの?
508名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 21:27:50 ID:Wtd3dFGl
今までの各所のSS量が圧倒的に
おにぎり>>>>>旗な件について

ちょっと前までおにぎりばっかだったよ
509名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 21:35:43 ID:JFkUi13S
507は煽る気が満々すぎて逆に煽る気が無いように見えてしまうのは俺だけか?
510名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 22:14:32 ID:nvCbYe7H
>>505
どうせカレーは>>467氏のせいにして
「おにぎりはもう投下されてるのでまた旗書きますね」
とかいいだすよ。
511名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 22:24:58 ID:r3yxfpzm
いやまあ、カレーが旗書くのは別にいいんじゃね?
512名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 00:41:33 ID:N7r5TvES
>>511
はいはいカレー乙
おまえのせいで旗の印象が悪くなってる事にいい加減気づけ
それともわざとやってんのか?
513hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT. :2007/09/12(水) 01:05:44 ID:FG1GZJUn
>>495
エロース!!!
なんつーか描写がいちいちエロいっていうかねちっこいっていうかすばらしい。
俺には到底こういうのは書けないのでしばらく凹んでます。上手すぎ。
それにしても八雲がかわいいなあ。足の指の描写とか、こういう細部からエロスの薫りが漂ってきて
GJ杉であります。

>>507
俺が高い文章力って、嫌味かッ!!
つか、むしろ誉め殺しwww

>>509
いやいや、どう考えても煽りです。

>>510
いやいや、次はおにぎり。
514名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 01:07:06 ID:r1l8dEh3
>>513

>いやいや、次はおにぎり。

だったらはよ書けw
515hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT. :2007/09/12(水) 01:08:58 ID:FG1GZJUn
が、頑張ります……
516名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 01:29:58 ID:/SKyKlW3
>>495
おにぎりもエロい天満も良かったw
何より寸止めすることなくラストまで一気に読めたのが嬉しい
517名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 02:46:37 ID:t7I35hLk
旗もおにぎりもいいものだ

しかし誰か超姉も書いておくれよ
518名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 08:19:00 ID:0yyFq0Jw
だから、別に報告はいらないし、投下以外はコテ外していても構わんだろ…
でも……続きを待ってるんだからね!
519名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 08:57:16 ID:HTsRKEgn
>>515
うざw
ここだいぶ見てるだろ?
自演もしてそう
520名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 03:40:26 ID:2GBo8+0R
カレーがくると空気が悪くなるw
521名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 10:52:54 ID:yAtIomrQ
>>495
そろそろ自サイトの更新もやってくれると嬉しいんだが・・・
連載放置のやつとか・・新作とか・・ずっと待ってるんだぜ
522名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 13:46:48 ID:BThqa+Bp
乞食が何をいっちょまえに要求なんて出してんだよ。
523名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 20:15:41 ID:XCs63vtQ
しかし本人はそこそこやる気を出しているのであった。

さておき。返事が遅れましたが、多くのレスに感謝。
色々と稚拙なところはありますが、
概ね好意的に受け入れていただけたようで幸いです。
524名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 23:34:04 ID:dMg5GrDb
>>523
新作期待してる!
525名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 01:40:54 ID:NzpTLxXI
>>523
どこの誰かは知らないが、次の更新を期待しておくよwww
526名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 07:24:28 ID:+i+kBgWL
保管庫なくなった?
527名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 11:30:35 ID:mkJPBKW5
>>523
期待してます
528Wikiの中の人 ◆WDhSQt//WA :2007/09/15(土) 18:20:13 ID:wdJUZzY4
>>526
えーと、ダラダラ続けていてもアレですし、
スッパリ保管庫は閉鎖しました。
少し前までの空気も…でしたし。

ただ、スレの空気もよくなってきたところだし、また作ってみようかなーと。
需要があるならば再び復活…というか作り直したいと思います。
無いならば再び名無しに戻ります。。
529名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 18:25:12 ID:mteojgB8
俺はSSを読みたいからここにいるだけで
お前のご機嫌取りなんかするつもりは毛頭ないとだけ言っておく
530名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 18:35:11 ID:y1GvbGl/
Wikiの中の人マンセー!!!!!!!!!!!!!!

























ほれ、さっさと保管庫再開しろや。
531Wikiの中の人 ◆WDhSQt//WA :2007/09/15(土) 21:54:35 ID:wdJUZzY4
別にご機嫌なんか取らなくても構いません。つーかそんな事求めていません。
需要があるか無いかなんで。
無いなら無い、あるならあると言ってくだされば。
532名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 22:03:42 ID:mteojgB8
需要があるからやる
需要が無いからやめる

そんな人がまとめやってて上手くいってたパターンなんか見たことないけど
533Wikiの中の人 ◆WDhSQt//WA :2007/09/15(土) 22:09:14 ID:wdJUZzY4
それはそうなんですけどね。
なんと言うか、需要がないと意欲が湧かないといいますか。
需要があるならばこちらも出来る限りの更新ペースで更新しますし、
無いならば作らなくても色々と過去ログもありますし、いいかなと。
534名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 22:40:11 ID:pTryCfvs
需要はあるに決まってるじゃん
よろしくです
535名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 22:57:17 ID:NzpTLxXI
>>533
どんなモノのまとめサイトでも管理人や保管人は損な役回りなもんだよ
「俺が好きでまとめてるものをお前らも見ればいいじゃん」くらいの意気込みでやらないと惰性になるからな
続けるにしても辞めるにしても好きにすればいいさ
536名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 23:28:08 ID:IY4itPiR
需要があるかどうかはカウント数で分かるんでは?

個人的には保管庫に載ってないものだけでも更新して頂けると有難いです
537Wikiの中の人 ◆WDhSQt//WA :2007/09/16(日) 00:00:34 ID:wdJUZzY4
>>535
なるほど…。参考になります。
私の意気込みに問題があったんでしょうね…。

>>536
1日のヒット数が十数回という現状ではお世辞にも…(ry

とりあえず個人的に作っておきます。
ある程度の保管が完了したら公開するかもしれません…。
538名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 09:24:36 ID:V3unRV/G
>>537
いや、そんなに入れ込まないで気楽に気が向いた時に
ちょちょいと更新するって感じでいいのよw
539名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 13:13:54 ID:VzyJcj4/
>>537
やってるのはあんたなんだから、ある程度好きにやればいいんじゃないか?
540名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 21:00:15 ID:UTS4oUO4
たまには奈良のエロパロも書いてくれよ!
541名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 09:01:23 ID:ipboW3R8
wikiの中の人=カレーだなこりゃw
542名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 12:13:05 ID:YHhYfpN1
>>537
一日一回みたいとは思わないけどたまに見たいと思うことがある
543名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 02:13:46 ID:ynU6Px74
こう、喉元まで来てるんだよ・・・
544名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 11:34:33 ID:BaBn9wUd
>>543
ここじゃダメあるね!早くトイレに行くよろし!
545名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 14:04:56 ID:KfcgJfZ/
誰か奈良を主役にしたSS書いてくれないものかねぇ?
546名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 05:13:47 ID:hwYplVjB
どうしようかな・・・
547名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 11:34:48 ID:Snm8h5H5
548名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 01:09:56 ID:RVpio8kE
カレーさんまだ?
549名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 05:11:44 ID:ufpk9TtU

定期カキコ乙
550名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 09:54:45 ID:c3BIl8KU
はやく稲葉×東郷のプリ○ュアモノを書いておくれよぉ
551名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 12:47:32 ID:BIIG3RX/
もいちどカレーがみたーい♪
552名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 19:15:24 ID:KGhyaEF5
本編でもSSでもおにぎり大躍進だな
もっともっとおにぎりカモン
553hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT. :2007/09/24(月) 23:33:59 ID:fE52Ylfc
>548>551
書くのがものすごく遅い俺参上!

えーと、今月中には投下できるものと思います。ええ。
それまでちょっとばかし待っておいてください。おながいしまつ。
554名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 06:50:24 ID:hOMB9Gku
正直な話カレーは個人サイト作ってやった方がいいんじゃないか
もう何やっても泥沼というかお前がここにいても何もいいことねえよ
555名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 09:42:10 ID:TtB3dvZi
つか、投下予告ってのはSS職人なら駄目な事(止めておいた方が良いって程度だが)だって分からんのかね
せっかく良いの書いているのにそれ以外が最低なんで俺の中では連載も魅力が8〜9割減になってるわ
スレを支えてきたって自負でもあるんだろうが、いい加減さ自重する所はしてよ

どうせスルーされるの分かってて俺はなんでこんな注意文を長文で書かなきゃならんのよorz
これで直らなきゃ確実にNG行きだわ……
556名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 13:01:47 ID:v5H+8gRV
>>553
カレー賛美があるとすぐに現れるなw
誰も賛美しなかったんで自演したんじゃないの?
恥ずかしくないか???
557名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 21:42:54 ID:GXuLmQ5e
カレーさんは
なにも言わずにおにぎりを書いたらマジで賛美されるだろうが
どうせまた旗だろうwktk(0゜・∀・) と思ってる漏れがいる
558名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 23:46:02 ID:LL3tluiF
カレーの旗は毎回大体同じ展開だしつまんないからもうやめろ
559名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 23:54:41 ID:t/GeCUKN
カレーの旗が好きな俺がいる・・・
560名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:10:14 ID:BbSrdG+X
>>559
別にカレーさんの旗が不味いと言ってる奴はそうはいないが
態度が問題なわけでw
561名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 06:23:22 ID:XIR6Rg1J
態度もそうだけどカレーも旗もどっちもイラネ
562名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 13:12:31 ID:2Qs6ALD1
カレーは自分が有利の時しか現れないのが嫌なんだよ
563名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 22:38:54 ID:LwkzRfJj
また態度がどうこう言ってる奴いるよ。
ったく何様だオマエ。

SS書けないだったら黙ってROMだけしてろ
つーかしゃべんな 書くな 来んな。

オマエが空気よめよばーか
564名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 22:59:07 ID:hj2Vg3Oi
むしろお前が何様?
565名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 00:46:14 ID:TN53NWvQ
みんな喧嘩はやめて
566名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 00:58:24 ID:lvCAy0UK
リレーは一体どうなったんだ
567名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 01:11:00 ID:WG8QcaAr
>>563
これは酷い小学生様だな
568名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 03:06:37 ID:+1Zi2wEQ
でも間違っちゃいないね?
569名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 06:00:20 ID:3m7wjUDw
間違いだらけだろ
こいつの言ってることが正しかったらこいつも書き込んじゃいけないことになるし
570名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 09:09:00 ID:WG8QcaAr
そもそも563が何様だってオチだからな
SS書きは投下してくれるだけでありがたいが、だからといって何をしても許されるわけじゃないからな
神ってのは投下されたSSに対して付く物で、別にSS書きを神扱いするわけじゃないんで
571名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 09:17:32 ID:WWLOA4WX
んな事より、リレーの続きマダー?
572名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 09:40:39 ID:WG8QcaAr
>>571
お前が書けばいいじゃん
だからこそのリレーなんだろ
573名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 11:17:56 ID:g0dzZrc3
カレーは神になり損ねた

>>563
頭悪いねw
574名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 04:19:42 ID:8kxDU3tt
>>411
 これが前回のリレーの最後のやつかな?


 これは一体なんなのだろう。私の視線の先では二人の男女が絡み合っている。
 私はその二人を知っている。だからこそ目の前の光景を信じられない。いや、信じたくないだけかもしれない。
 しかし、夕焼けの赤い光はひどく残酷に、私に生々しい現実を突きつける。

 ーー汚らわしい
 瞬間、そう思った。だが私は視線を外すことができない。
 目の前の二人はまるで獣のようにお互いをむさぼりあっている。

 私の耳には二匹の獣の鳴き声まで聞こえる。
 「高野っ、...お前ん中...すげぇ気持ちぃ...」
 「ああっ...嬉しい...。もっと奥にぃ...ちょうだい...」
 女のその言葉に応えるように男はにぃっと笑うと強引に体位を入れ替え、自分の体をまたがった女の体に激しく腰を打ちつける。
 「ひぃ、深っ...」
 女はその刺激に耐えかね上体が男の厚い胸板に倒れ込む。
 同時にその刺激から逃れようと腰を浮かそうとするが、血管の浮きでた男の逞しい腕が白く形のいい女の尻を鷲掴みにしてそれをさせない。
 ーー快感が脳まで突き抜ける。
 
 私の位置からはちょうど二人の結合部が丸見えだ。
 男に尻を掴まれてるせいでむきだしになった女の肛門は何かを求めるようにぱくぱくその口を開閉させている。
 男の腰が打ちつけられるたび愛液が飛び散り、男のペニスはぬらぬらと艶かしく光っている。
 どこかで、ごくり、と唾を飲み込む音がした。スカートの中が気持ち悪い。


 エロくなくてスマン。
 これ廃棄してもいいから誰か続けてくれ。
 覗いてる悪い子は誰なんだろ?
575名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 13:52:15 ID:4lHWk8tF
>>574
GJ
エロくていいんだと思うよw
悪い子気になる
576名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 16:40:47 ID:ZUX3YRPN
>>574
あー、一人称がなwww
こりゃほぼ一人に固定されるなw
577名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 18:16:55 ID:zypErxFU
旗は他派閥リレーでも乗っ取らないと気が済まないのか・・・
578名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 19:21:52 ID:ZUX3YRPN
>>577
なんで旗が出てくるんだ?
釣りなら釣りと言ってくれ、俺でよければ餌になってあげるお^^
579名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 19:31:48 ID:fAJhPHbk
せっかく携帯でいい感じだったのにな・・・・
580名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 20:45:40 ID:SrRVw1VO
                l三`ー 、_;:;:;:;:;:;:j;:;:;:;:;:;:_;:;:;_;:-三三三三三l
               l三  r=ミ''‐--‐';二,_ ̄    ,三三三彡彡l_   この感じ・・・・
              lミ′   ̄    ー-'"    '=ミニ彡彡/‐、ヽ
                  l;l  ,_-‐ 、    __,,.. - 、       彡彡彳、.//  カレー信者か・・・・
_______∧,、_‖ `之ヽ、, i l´ _,ィ辷ァ-、、   彡彡'r ノ/_ ______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄ 1     ̄フ/l l::. ヽこ~ ̄     彡彳~´/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 ヽ   ´ :l .l:::.         彡ィ-‐'′
                ゝ、  / :.  :r-、        彡′
              / ィ:ヘ  `ヽ:__,ィ='´        彡;ヽ、
          _,,..-‐'7 /:::::::ヽ   _: :_    ヽ      ィ´.}::ヽ ヽ、
      _,-‐'´    {  ヽ:::::::::ヘ `'ー===ー-- '   /ノ /::::::ヘ, ヽー、
581名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 21:31:34 ID:nkhpM8ui
一人称私なんていくらでもいると思うが
沢近絃子八雲サラ笹倉姉ヶ崎谷加藤・・
582名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 22:22:41 ID:qFto08nH
ーー汚らわしい
 瞬間、そう思った。

ここだな。キャラが決まった感じがしたのが。
583名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 23:57:46 ID:OfkvyzLB
カトセンだな
584574:2007/09/29(土) 00:10:28 ID:dxP5So60
すまん。沢近で書いたつもりは全くないんだ。
次の人に任せたつもりだったが、そう読めちゃうんなら
俺の力不足だわ。
585名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 06:05:33 ID:NDJ2v0+w
サラでもなんとかイケると思うぞ
播磨が八雲とつきあってるって誤解していたら、
友達の彼氏と親しい先輩が生々しくやってたら拒否反応も起こす
586名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 13:07:17 ID:NkmVWoNJ
八雲だっていけるだろw
587名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:54:44 ID:dPkE7AwZ
>>581
一人称視点なんだから注目するべきは「私」じゃなくて
この文体から想像できるキャラって事だろ
2人の絡みを脳内で実況できる冷静さを持ってる人物で、かつ女性、って感じで

>>584
誰か分からないようにしたかったら三人称を守った方が良かったかもね
588名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 20:58:22 ID:6q52gkze
いや だから誰だよw
沢近にそんな冷静さはないだろ
589名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:15:30 ID:byiedEul
>>574

「あぁ...んあ」
「ぅおおぉっ...!」
肉と肉がぶつかり合う音に、淫らな水音をかき鳴らす。
一体どれ程の時間がたったのか、播磨の腰は疲れも知らない様に、激しく動き続けていた。
晶は、既に意識も朦朧とし口の端からは涎が垂れている。
目はトロンと恍惚として、視線も定かでは無いが、腕だけは決して離すまいとするように、しっかりと播磨の体に巻き付いていた。
晶の体へむしゃぶりつく播磨。
深いキスから始まり、首筋を舐め、乳首をつまみ、口の中で転がし、強く吸う。
それは、とても稚拙な愛撫であったのだが、今の晶を蕩かせるには十分であった。

じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぼっ、じゅぶ...

「ああっ! ああん! あはぁっ」
赤く染まっていたはずの空は既に闇の衣を纏い始めていた。
「高野...! もっと、もっとだ!」
まばらに現れだした星々は淡く輝き、夜をキラキラと飾り付ける。
闇を切り裂き、一際その存在を主張し始めた月は、高く高く昇り。まるで嘲らってるかの様に

――――涙を流しながらも己を慰める事が止められない彼女の、滑稽な姿を見下ろしていた。








短かったorz
でも短くても良いと思うのですよ。
まあリレーですし、大勢で短い文をテンポ良く展開するのも楽しいと思います。
決して自己弁護ではありま(ry
590名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 23:54:35 ID:+u41efeO
>>589
GJ…もといNice boat
より覗いてる誰かが気になってきた
591名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:43:31 ID:+tUpE3Ma
>>589
GJ
そんな短くないよ。
それくらいの長さでも十分いいと思う。
592名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 02:37:35 ID:XeNapi6S
>>589
リレーなんだし、後に繋がるなら一文でも構わんよw
nice boat.
593名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 13:13:25 ID:cvZp5kVd
覗いている誰かを独断で決めるのは結構キツいものがあるよな。勝手に決めちゃうとまた色々問題が浮上しそうで…

ところで、nice boatって何?
594名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 17:23:38 ID:9DY0EHPE
ぐぐれ
595名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 20:22:17 ID:3ASj1+cP
そんなことよりも、さっさと奈良のエロパロ書け!
596名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 21:23:27 ID:cvZp5kVd
>>595

奈良「はぁはぁ……天満ちゃん…、はぁはぁ……うっ!」
奈良「はぁ…はぁ…」
奈良「最低だ、俺って……」

おk?
597名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 23:05:09 ID:1LTSBuxZ
読売新聞で詳細な解説あったくらいに有名だぞw
598名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 12:42:20 ID:Tu+dntql
カレーさんいつまでも待ってますよ!
599名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 15:14:27 ID:8A8nAtUl
月が変わったのにカレーがこない・・・
はやくー
600名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:36:55 ID:7NfB4JEu
せっかくだから時流に乗って
スクイズ風味の旗とか書かない?>カレーさん
601名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 00:45:47 ID:ytpQZpdg
まじカレーがこない
602名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 09:02:30 ID:s7dYi5VS
カレーまだー
603名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 11:02:40 ID:dOM2UXyj
カレーカレー旗旗ってうるせえ
他の人が投下しにくい雰囲気作ってんじゃねえよ
604名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 11:53:32 ID:5RdesbGx
カレーさんの自演だろ?
せっかくリレーが盛り上がってきたらこれだもんな・・・
そんなに自分のが一番でありたいの?
ブログかなんかで書いてろよwブックマークしないけど
605名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 19:51:06 ID:hJ94SxaQ
初めてこのスレを最初から見てみたんだけど…職人に対しての感謝が足りない気がする…
自分は乞食のROM専なので職人が作品投下して下さるだけでありがたいもんだが…

今更だろうけど、職人の方々はありがとうございますm(_ _)m

それと、カレーの人の荒し耐性は素晴らしいと思います。
職人の方々には、多少の荒しに負けずに頑張っていただきたく思いますm(_ _)m
頑張れ、職人!
606名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 20:26:01 ID:YOqeLYVP
カレーさんが 「もっと カンシャ しろ」 と いっています

rア 「ありがとうございました」
  「しね」
607名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 20:45:59 ID:v8iTsYkb
>>596
なめてんのか?あーん?
608名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 00:36:22 ID:dTCyT4MN
>>605
作品にはそれなりの対応してると思うぞ? もしかして釣り? 俺、釣られちゃった?
もし本人ならm(_ _)m すみませんでしたー!!
609名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 11:40:39 ID:46SmXzcb
>>605
カレーさん・・・そんなに感謝してほしいのか?
この押し付けがましさがいやはやw
610名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 20:20:42 ID:lzkKgHcW
もっと奈良の面白いエロパロを書け!
611名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 21:14:17 ID:tIZFUcvt
>>600
ムリだろ。世界と言葉は誠以上に大切なモノは無いって二人だけど、
沢近と八雲はいざとなったらすぐに播磨よりも友達を取る奴らだもん
612名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 21:53:58 ID:rRTnqy5L
沢近は何のことかわかるけど八雲にそんなシーンあったか?
613名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 22:24:08 ID:4xVM8mSD
八雲は男よりも友達よりも姉よりも、自分が大切というシーンはあったが。
614名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 23:34:40 ID:rRTnqy5L
煽りを真に受けるとろくなことにならないというのがわかった
615名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 09:30:35 ID:d1BZTGO/
そーだ「!そーだ!もっと奈良の本格的なエロパロが読みたい!
616名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 13:51:56 ID:DZy6dCBC
アンチどもは中学生なんだから、流すことを覚えないといつまでも不毛なままだと気付こうぜみんな。
617名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 17:32:00 ID:4/cs76Tk
ここ最近アンチなんて見てないが
>>616は見えない敵でも見えているのだろうかね
618名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 13:00:51 ID:iJWqZyHl
おれはカレーさんが書きやすいような空気を作ろうとしているカレーさんと見たw
619名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 23:18:40 ID:HKIBuceZ
>>618
おまえがカレーだろw
620名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:19:21 ID:LBqbs6aD
>>618
なんか日本語おかしくね?
621名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 01:59:37 ID:a8GodRpI
>>596

 ガチャッ!
天満「やっほーっ! 勝手にあがってきちゃったよ……って…な、奈良くん……?」
奈良「……え? て、天満ちゃん!? ……あっ! これ……ち…ちがうんだ! そうじゃないんだ!」
天満「ご、ごごごめんね。突然部屋に入ったあたしが悪いよね。男の子だもんね。そういうこともあるよね。」
奈良「ち…ちがうんだ…」
天満「あ、それ……あたしの写真……」
奈良「!! ち、ちがうんだっ! ちがうんだ、ちがうんだっ!!」
天満「…………あの……あたし…でいいなら……いいよ…奈良くん……」
奈良「え……」
622名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 12:16:17 ID:/Y5PDP8X
カレーをNGワードにせればいいんだ!
623名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 02:12:35 ID:XnTanYHB
kare- will back !
kare- is ヒツヨウ!
624名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 02:19:04 ID:sb+H9n4a
NO
625名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 02:51:05 ID:XhmFj5Ub
Yes
626hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT. :2007/10/08(月) 05:58:46 ID:Kf9I1dOO
つーわけで、公約どおりに9月38日の今日、こうして>>360の続きを投下できる喜びを禁じえません。


>>364 まあ、極限まで甘々にするのが目的っすから。
今回でこのシリーズは終わるから大目に見てやっていただけませんかねえ。
>>365 文章力ないんですってば。
>>370 がんばる。
>>371 無理!
>>372 ナカムラは好きだー
>>373 おにぎりもちゃんと書くよ!
>>379 KY!
>>410 今来たよ
>>518 君のために頑張った俺
>>537 毎日十数人に必要とされてるってすごいじゃん!
>>555 ごめんね母さんごめんね
>>557 次はおにぎりって言ってるじゃん!なんでみんな信用してくんないの(涙
>>558-559 今回で旗終了だから最後までお付き合いください。
>>598 俺参上!
>>599 まだ変わってない。
>>600 誠クラスのクズがいないスクランでは無理。
>>601-602 待たせたな!
>>605 自分KYっすから!
>>618 いやいやいやそれはない。

というわけで、>>360の続きー
627haunted夢枕 その45  ◆F57im1gMT. :2007/10/08(月) 05:59:53 ID:Kf9I1dOO
 播磨は胸の中が熱くなるのを感じていた。
 自分の顔に、胸にキスの雨を降らせているお嬢さまが何よりも大切なものに思えてくる。
 可憐なその唇が押し当てられる度に、胸の中に火が灯る。
 熱い吐息をこぼしている金髪の小顔が、どうしようもなく愛しく感じられる。
 切なげに細められた目で見つめられると、播磨の動悸は激しくなってしまう。
 息をするたびに、切なく苦しく甘い痛みが播磨の胸の中に広がっていく。
 播磨は胸を高鳴らせながら、このお嬢さまを見つめる。
 すると夢中でキスをしている愛理のドレスの胸元がなんとも魅惑的に覗けてしまっていることに
気づいた。
 播磨の体にのしかかるようになっているせいで、ただでさえ大きなその胸のふくらみはさらに
ボリュームを増してしまっている。
 興奮してきているのか、血色が良くなっている愛理の肌はピンク色に火照っていて、播磨は
ソレから目を逸らすことができない。

 ついさっきまで、満場のパーティーの参加者の――とりわけ野郎どもの――視線を
磁石みたいに集めていた柔らかそうな二つの膨らみ。そのなんともステキなバストは、
愛理の肩出しのパーティードレスの胸元の内側にふっくらと充満している。
 むっちりと溢れんばかりのその胸が、播磨の腹あたりに押し付けられている。
 上から覗き込むと、魅惑的なその二つの肉球は播磨の手で揉まれるのを待っているかのように
つややかに光っている。

 それを見ているうちに、播磨の体には別の反応が生じてしまっている。
 下半身に血液が集中し、ズボンの股間を持ち上げていってしまう。







 愛理は播磨の荒い息の中に興奮の匂いを嗅いだ気がした。
「ヒ…ヒゲ……」
 そうつぶやく愛理は、この頭の悪い恋人の熱い吐息の中に獣欲の匂いを感じ取っていた。
 自分の身体を感じて、播磨が興奮してくれている。
 そんなとき感じる胸の高ぶりを愛理は味わっていた。

 だからつい、愛理はシルクサテンのロンググローブに包まれた手のひらをそっと播磨の股間に
押し当ててしまう。
 そこに感じられるのは、ズボンとパンツの布地の上からでも、十分にわかる播磨の肉棒の硬さ。
 その逞しい剛直の触感をグローブ越しに感じるだけで、愛理は背筋を走る恍惚に
身体を揺さぶられる。
 大好きな男の子が、自分の身体を欲しているという喜び。
 恋しい相手が、興奮してくれているという嬉しさ。
 そんな恋人に、全てを捧げてしまえるという幸福。
 ただでさえ激しく高鳴っている愛理の心臓は、破裂しそうなくらい激しく胸の中で暴れている。
 切なさで、身体の中で子宮が溶けてしまいそうになる。
628haunted夢枕 その46  ◆F57im1gMT. :2007/10/08(月) 06:00:44 ID:Kf9I1dOO
 気品あふれるドレスを着た、どこからどうみてもノーブルな金髪のお嬢さま。
 高く結った金色の髪に煌びやかな宝石を星のように輝かせて、微笑んでいる美少女。
 そんな愛理が播磨の身体にさらにもたれかかってくる。
 お姫さま然とした美少女は、播磨の体にキスの雨を降らせながらロンググローブの掌で
播磨の固くなった男性器をやわやわと撫ではじめている。
 頬を紅く染めつつもその愛撫をやめようとしない、そんな羞恥と興奮のないまぜになった
愛理の表情は播磨の心の芯を激しく揺さぶった。

「お嬢……その、……アレだ…」

 播磨はなんと言えばいいのかわからない。
 播磨はかつて感じたことのない、熱い気持ちを胸の中に生じさせていた。
 この女の子が自分にとってはたまらなく大切で、その感情を伝えたい。
 とてつもなくキレイで、美人で、可愛くて、愛らしい。
 播磨はその気持ちをこの女の子に伝えたい。
 しかし似合わない愛の言葉はなかなか播磨の口からは出てこない。
 興奮に震えつつも、胸の中に溢れてくる熱い想いを必死に言葉にしようとする。
 ソファに押し倒された格好のまま、播磨はうまく言葉にならない気持ちを伝えようとした。
「その…アレだ…」




 伝えようとしたが、うまく伝わらなかった。







 愛理は誤解してしまう。
 意外なことに、愛理の恋人は性については保守的な考え方をしている。
「フェラチオ」という直接的な物言いはあまり好きではないらしい。
 愛理とえっちをしているときに播磨が「アレ、してくんねーか?」と言うときは「口でして欲しい」
という意味だったりする。
 だから愛理は、単に愛を伝えようと少ない語彙から必死に言葉を選んでいる播磨を完璧に誤解した。
 人に誤解をさせるのが得意なのが播磨拳児という男なのかもしれない。
 とにかく、そんな播磨は愛の言葉を伝えようとしたら誤解されて口でのご奉仕を受ける羽目になる。

――「アレ」をして欲しい、だなんて…
 愛理は歓喜でゾクゾクと背筋を震わせてしまった。
 口で性器を愛撫する、なんてことは屈辱的なことのはずなのに、愛理はいつでもそれを
するときには身体の芯に火がついてしまうのを感じていた。
 口の中に熱い唾液が溢れてくる。
 播磨のその味が、その匂いが、愛理の脳裏に熱い記憶としてよみがえってくる。
「あ、アンタが……してほしいなら……い、いい…わ」
 上ずった口調で、愛理はそれだけの言葉を搾り出すように言った。
 播磨のズボンのファスナーを下げ、その中の固い播磨の男の剛直に手袋をしたままの手で触れる。
 心臓が破裂しちゃいそうなくらい激しい鼓動を胸の中に抱きながら、愛理はその行為に
没入していってしまう。
 トランクス越しでも十分に熱くて固い、そんな感触に愛理は乳首が固く尖ってきてしまうのを
感じていた。
 どくん、どくん、と心臓が高鳴るたびに、愛理のドレスと下着の内側で窮屈そうにゆがめられた
乳房の先端が熱く甘く充血していってしまう。
 愛理の手によってふるん、とトランクスの内側から男性器が飛び出した。
 数十分前にはパーティーの壇上でスポットライトを浴びマイクに向かっていた唇が、
今は播磨の欲望の塊に熱い息を吹きかけている。
 つややかな面差しが凶悪な肉槍にゆっくりと近づいていく。
629haunted夢枕 その47  ◆F57im1gMT. :2007/10/08(月) 06:01:41 ID:Kf9I1dOO
「ちゅ」という音とともに、唇が播磨の亀頭に触れた。

 愛理は瞼を閉じながら、愛しい男の子の唇にするみたいに、閉じた唇で播磨の亀頭に
熱いキスをしている。
 唇を触れさせるたびに、愛理はその形のいい鼻で播磨の男の臭気を胸いっぱいに吸い込んでしまう。
 播磨の汗の匂い。体から染み出てくる「男」としか言いようのない匂い。
 その熱く蒸れた汗と雄の匂いを嗅ぐだけで愛理は体の芯が熱くなるのを感じている。
 かすかに匂う精液の先走りの匂いと味が愛理を快楽の高みへと徐々に押し上げてゆく。

 愛理は唇を小さく開くと、口先だけで播磨の男根の先端をくわえるように唇を動かす。
 小さく開いた唇の間から、興奮に震える舌をおずおずと伸ばしていく。

 亀頭に触れた味覚が、愛理の意識を朦朧とさせていく。
 匂い。味。温かさ。触れている感触。興奮気味な播磨の荒い息の音。
 この頭の悪い恋人が心臓をどく、どく、と鼓動させる振動すら愛理は感じ取っていた。

 艶やかに濡れる唇が播磨の亀頭を軽くくわえ込む。
 唾液というよりもむしろ、興奮のあまり舌の裏からこんこんと湧き出てきてしまう涎を
まぶしながら愛理はこの大好きな男の子の男性自身を優しく愛撫する。
 ちろちろと舌先を触れさせていたのが、興奮が激しくなったのかねぶるような舌の動きになっている。
 ついに愛理は唇を開くと、愛しい男の亀頭を口の中に含んだ。
 そして愛理は唇で輪を作るようにしながら、軽く顔を引いていく。
 柔らかな唇が、播磨の亀頭表面を磨くように刺激していく。

 男性を咥えてねぶって愛しんでいる愛理は、イブニングドレスの下のシルクのショーツの内側を
とろとろに熱くしてしまっている。
 ドレスのシルエットにパンティラインを出さないための下着。
 そんなタンガショーツの内側で、粘膜が蕩けるような高熱を愛理は感じてしまう。

 播磨のペニスを口の中いっぱいに頬張ったまま、愛理はゆっくりと顔を前後させる。
 力強く張り出したカリ首で口内粘膜をえぐられると、愛理は腰の内側が甘く溶けそうな快感に
襲われる。この肉の凶器が、自分の体内に入ったときの快感を知っているから。
 固い竿から張り出た肉の矢じりが、どんな感触を伝えてくるか、愛理は良く知っている。
 乳首は心臓の鼓動のたびに固さを増していき、ショーツの下の女の子の宝珠は包皮の中でみるみる
充血して大きく育っていってしまう。
 舌の上で転がす先走りの液も、播磨のズボンの腰から匂ってくる体臭も、恋人の荒い呼吸も、
全てが愛理の女の子を刺激する媚薬に変わっていく。
「ん……ふぅ…んんぅっ……」
 愛理はこらえきれずに鼻声を漏らす。
「ん…ふぅっ」
 そんな美少女の甘い吐息は播磨をおかしくさせていってしまう。







 甘い鼻声は播磨をより興奮させていく。
 このお嬢さまの、耳が痒くなるような甘い声は播磨にゾクゾクするような興奮を与えてくる。
 脊椎を柔らかな指で撫でられるような恍惚と、心臓をぎゅっと握られるかのような切なさ。
 そんな感覚が播磨の全身を駆け巡っていた。

 金色の髪の中から興奮した愛理の目が見える。
 潤んだ瞳が、蕩けるような色をしながらただ一心に奉仕を続けている。
 播磨にはもう我慢ができない。
 愛理の柔らかくて甘美な唇から男根を引き抜くと、愛理の頬を両手で掴む。
 そしてそのまま口付ける。
 呼吸ができないくらい激しいキスをもはや本能的に、この金髪のお嬢さまと交わしてしまう。
 播磨は愛理をソファに横たえると、その身体の上にのしかかるようにしてキスを続けた。
630haunted夢枕 その48  ◆F57im1gMT. :2007/10/08(月) 06:02:29 ID:Kf9I1dOO
 唇を割り、入ってくる荒々しい播磨の舌に、愛理は翻弄される。
 ついさっきまで男根に奉仕していた唇を、この美少女は奪われてしまっていた。

 播磨の荒い鼻息が愛理の小顔に吹きかかる。
 播磨の唾液の味が、口の中いっぱいに広がる。
 口の中に溢れていた唾液を舐めとられ、舌を吸い上げられる。

 スイートルームのエントランスロビーのソファの上で、沢近愛理は最愛のバカと
どうしようもないくらいに激しい熱烈なキスを交わしている。
 そして離された唇と唇の間に、銀色の唾液の橋が架かる。
「ヒ、ヒゲ…あんた、ま、まだ」
 唇でのご奉仕を中断させられてしまった愛理は、頬を薄ばら色に染めながら言う。
「クソッ……オメエな、あんな可愛い顔されて我慢できるわけねえだろ」
 興奮なのか恥じらいなのか、顔を赤くしながら播磨はそう答えた。
『可愛い』という播磨の言葉が、鐘の音のようにエコーつきで愛理の脳内に鳴り響いた。

「アレしてもらうよか、おめえの可愛い声がもっと聞きてえ」

 ソレは本音の言葉だった。
 愛理にはその言葉が本心だということがわかる。
 播磨拳児という男は、お世辞を使えるほど器用ではない。
 女の子を褒めていい気分にさせよう、なんてことは欠片も思わないような
不器用でぶっきらぼうで失礼な、そんな男なのだった。
 その不器用な恋人が「可愛い」と言ってくれたときは本当に、心の底から「可愛い」と
思っているときなのだ。
 愛理はそれを知っている。

「お嬢が舐めてしゃぶってくれるより、お嬢の感じてる顔を見れるほうが嬉しいからよ」
 愛理の不器用な想い人は、そんなことを言いながらドレスの胸元を触ってくる。








 播磨は愛理のたわわな胸をドレスの上から揉みしだく。
 感動を覚えるほど柔らかくも弾力のあるその乳肉は、ドレスの布地の中で
魅惑的に歪められ、ドレスにあしらわれた白いふわふわのファーごとたわわに変形していく。
 そしてその感触が播磨の劣情をさらに激しく熱くさせていく。
 ぎゅ、とこのお嬢さまのおっぱいを変形させるたびに漏れてくる声にならない喘ぎが、
播磨をギンギンに興奮させていってしまう。


 播磨の手が、愛理のドレスの背中を探る。
 部分的に豊満な細身の身体を包んでいるドレスが、ゆっくりと剥かれていった。
 ベアトップのイブニングドレスの背中のホックを外す播磨の指。
 プチン、という音がしてドレスがくつろげられ、窮屈な胸元がふるりと震える。

 愛理は自分からドレスを脱ごうとはしなかった。
 大好きな男の子が、自分の身体で興奮してくれる、という喜びに浸っていたから。
 朴念仁で女心のわからない愛理の恋人は、いつもは胸の開いた服や、身体のラインの
はっきり出るような格好をしてもあまり褒めてくれたりエッチな目でみてくれたりしない。
 そんなおバカな恋人が、今は素直に自分の身体を欲しがってくれている。
 それは愛理にとって純粋な喜びだった。
 何百人の男に褒め称えられるよりも。
 何千人の男どもの視線を浴びることよりも。
 たった一人の男が、自分のことを欲してくれているという喜びはなにより強く、
どんなものより大きく、いかなる感情よりも熱かった。
631haunted夢枕 その49  ◆F57im1gMT. :2007/10/08(月) 06:03:06 ID:Kf9I1dOO
 窮屈だったドレスの胸元から愛理のバストが解放される。
 播磨の手によって鞘が払われるようにドレスが抜き取られると、その内側には
ビスチェタイプのロングブラが芸術的な砂時計のような愛理の細身の身体を包んでいる。
 豊かな胸と、細い腰。
 播磨が下半身に目をやると、金色の和毛がかすかに下着の上からも透けて見えている。
 ブラジャーとコルセットとガーターベルトを一体化した下着を恋人の眼前に晒している
このお嬢さまは、その視線だけで軽い絶頂に至ってしまう。

 そんな状況で播磨の掌がロングブラ越しの乳房に埋まり込むと、愛理はどうしようもない切なさの
奔流に翻弄されるしかない。
 繊細なレース織の絹の下着を播磨の太い指が揉みこんでいく。
 愛理はソファの上に押し倒されながら、抵抗一つせずに播磨のその腕を、手のひらを受け入れている。

 着ているものを剥がれる興奮を愛理は覚えていた。
 ドレスを脱がされ、そして今ロングブラの背中の紐を解かれている。
 心にまとわり付いた強がりの仮面も同時に外されていくのを感じている。
 普段身に着けているお嬢さまの仮面。美人の外向きの顔。
 そんなモノ全てが、この恋人の粗野な手指が剥いでいってしまうのを感じていた。
 大好きな男の子に、抱きしめられ、押し倒され、服を脱がされていく。
 その恍惚に酔っている愛理は、播磨の唇に自らを捧げていた。

 播磨に自分の唇を押し当てている愛理は、その感触に夢中になる。
 播磨は唇の肌触りを確かめるように、そっと触れては離れ、ねっとりと口付けしては
優しく食んでいく。
 その触れあいのたびに愛理は身体に張り付いたショーツの中で、女の子の部分が
とぷりと熱い液をこぼしていくのを感じている。

 キスを交わしながらも播磨の指は、愛理のロングブラのホックを一つ一つ外していく。
 愛理はソレをまるで心を覆うヴェールをはがされてしまうみたいに感じている。
 愛理は心身ともに丸裸にされていってしまう。

 そして、ストッキングを留める金具が外されると、細い体には不釣合いなほど
たっぷりとしたバストがロングブラの中から飛び出すようにまろび出た。
 スイートルームのエントランスのソファの上で、愛理は裸の胸を播磨に
晒してしまっていた。
 仰向けになっても形の崩れない、その二つの小山は播磨の視線に晒されている。
 愛理は胸の高鳴りを抑えられない。

 愛理は播磨拳児という恋人以外の他の誰に見られても、こんなに興奮することはない。
 自分の身体をこんな風にしてしまうのは、世界で一番大切で、愛しくて、愛している
この恋人だけなのだ。

 愛理はそのつややかな裸の乳房に指を埋め込まれるような愛撫を受けながら、唇を割られる。
 それだけで、愛理はタンガショーツの内側を熱く蕩けていくのを感じる。
 キスされながら、このお嬢さまはショーツとグローブとストッキングだけを身に着けた体を
ビクビクと痙攣させる。

 播磨の指が、愛理の下着の最後の一枚に掛かる。
 タンガショーツの上から、愛理の秘部を撫でるように。
 ショーツを陰阜に押し付けるように、湿ってしまったシルクの布地を押し込んでくる。
「ふうううっ」
 全身を雷に打たれたような衝撃。
 乳首を恋人の唇で甘噛みされながら、もう片方の乳房をごつい手のひらで弄ばれる。
 そして湿った女の子の中心部を、太い指で撫でられる。
632haunted夢枕 その50  ◆F57im1gMT. :2007/10/08(月) 06:04:10 ID:Kf9I1dOO
 お嬢さまの形のよいバストの先端にキスしながら、播磨はその野太い指で愛理の下着を軽く撫でる。
 その指が股間のクロッチに触れると、播磨には濡れた感触が伝わってくる。
「ふ…くぅっ」
 愛理はそれだけで熱い吐息を漏らす。背中をのけぞらせてひくひくと痙攣する。
 その小動物のような可愛らしい仕草に播磨は心を奪われてしまう。
 もっと、可愛くさせたい。
 もっと、甘い泣き声を聞きたい。
 そう思った播磨が愛理の下着の中に手を入れると、このお嬢さまの陰部は熱を持つほど蕩けていた。

 すっかりどろどろになっている女の子の蜜壷にゆっくりと指を差し入れる。
 くちゅ、という水音がして充血した粘膜が播磨の指を包む。
 恋人を受け入れる準備のための粘液が、熱く蕩けてそれを待ち構えている。
 幾度かその熱い泉を掻き分けて指を動かすと、堪えきれない甘い声が聞こえてきた。
 播磨が愛理の顔を見ると、そこには眉根を寄せて快楽に歪む愛理の表情があった。
 ぷっくりと立ち上がりきった愛理の薄桃色の乳首が、播磨の開いた左手で摘まれる。
 かすれた悲鳴のような喜びの声に、播磨の股間はさらに充血し硬さと大きさを増していく。





 キスされながら、女の子の弱いところを二つながら愛撫される。
 播磨が指を動かすと、愛理は口を閉じられなくなった。
「……あぁぁぁっ」
 声にならない叫びが勝手に口から漏れ出す。
 女の子の園の中心を、野太い指でいじられる。
 それは恐怖を感じるほどに、愛理を快楽の極みに連れて行ってしまう。
 ひと撫でされただけなのに、背筋が勝手に跳ねてしまう。
 包皮の上からクリトリスに触られただけで、ショーツからソファまで濡らしてしまうくらい
愛液がこぼれてしまう。
 くちゅ、ぐちゅ、と次第に湿っていくその音。
 愛理は播磨の背中に廻した手に、力が入らない。
 手の指が溶けていってしまいそう。
 骨が柔らかくふにゃふにゃになってしまう。
 播磨のシャツの背中を掴むシルクサテンのグローブの手のひらは必死にその布地を掴もうとする。
 しかし、身体の中心に与え続けられる甘やかな刺激が愛理の全身から力を奪っていく。





 ふとももまでの長さのストッキングと、シルクの光沢のあるロンググローブ。そしてダイヤモンドの
輝くティアラとネックレスだけを身に着けたお嬢さまは、くったりとソファの上に
力なく横たわっている。
 愛理の細身の体を組み敷きながら、播磨は愛理の両腕を掌で握って封じ込める。
 播磨は、このお嬢さまがそうされるのが好きだということを知っている。
 体を隠そうとする腕を引き剥がされ、「ふるん」というような柔らかさで揺れる乳房。
なにも隠せない。そんな体勢で愛理に迫ると、いつもより切ないような表情をするということに
播磨は気づいていた。
 どういうわけかニブチンの播磨も何十回、何百回となく愛理と愛し合ううちにそれが
次第にわかってきた。
 播磨の片手で両腕を封じられながら、たわわな胸を揉まれたり、唇を貪られたりすると
それだけでこのお嬢さまは呼気の中にほのかな甘い匂いを発してくる。
 全身をぬめ光らせる汗の量が増してくる。
 そのままの体勢で、播磨がそのたわわな乳房を掌で握り締めると愛理は感極まったような吐息を
つややかな唇から漏らしてしまうのだ。
 そして固く尖った乳首を舐められ甘噛みされると、もはや声にならない悲鳴を上げて
軽い絶頂に至ってしまう。
 なんどそんなふうに責められても、この金髪のお嬢さまはそのたびに播磨の手と歯と舌の攻撃に
いとも簡単に屈してしまうのだった。
633haunted夢枕 その51  ◆F57im1gMT. :2007/10/08(月) 06:04:55 ID:Kf9I1dOO
 愛理は両手を頭の上で大きな掌で封じられながら、播磨のもう片方の手で秘所を弄られる。
 金色の和毛のけぶる肉裂を、播磨の無骨な指が嬲っていく。とろとろに白濁しかけた本気汁を
指先で掬い取られる。赤く充血している快楽の肉の芽にその粘り気のある液をこすり付けられる。
「あ、あああっ、だ、だめ、だめ、いじめちゃだめいじっちゃだめえっそこそんなにさわったらあっ」
 播磨はそんな呂律の回らないお嬢さまの声だって大好きだった。
 だから愛撫の静止を懇願してくる愛理の声を聞くのが嬉しい。
 いつもなら絶対に聞かせてくれない、そんな舌足らずな哀願は播磨の胸の中をさらに昂ぶらせる。
 充血して立ち上がった肉芽を指の腹で押しつぶす。
 転がすようにしてその快楽の器官を刺激する。
 柔らかく解けた肉の裂け目に、指を沈み込ませる。

 播磨は燃えそうなくらい熱くなった固く充血した男根を突っ込みたいという思いと、
まだまだこんな可愛い声を聞いていたいという二種類の思いにとらわれる。
 にゅるっ。
 そんな感触がして、愛理の肉裂の上端の包皮が裏返る。
 その内側にある、ピンク色の突起が直接播磨の親指で刺激されてしまう。
「な、なん、なんで、だめだめだめえええっだめっさわっちゃささ、さわっちゃ――――ッ!!!!!」
 愛理の瞳が宙を舞う。
 ビクッ、と愛理の身体がおおきく震える。
 そこに指が触れただけで、愛理は最初の絶頂に至ってしまう。

 播磨にはもう我慢が出来ない。
 愛理の腰にまとわりつくタンガショーツを引きちぎるように脱がせると、金色の和毛の間の粘膜に
自身の固く張り詰めきった肉槍をあてがう。
 お嬢さまの太ももに手を当てると、入り口を押し広げるようにくつろげる。
「……ふぅっ…ぅぅっ…」
 期待と興奮で、そんな甘い喘ぎ声を漏らしてしまう愛理。
「いくぜ」
 播磨の低い囁きが、愛理の喉をこくんと動かしてしまう。

 とろとろに蕩けた愛理の肉の裂け目に、播磨自身が押し入っていく。
 その粘膜は播磨の亀頭を受け止めながら、さらに深くに誘うように蠢動している。
 十数分前にホテルの一階ロビーで、播磨に惚れ直したときからずっと官能に炙られてきた
愛理の媚粘膜。その熱しきった愛理の蜜壷はすんなりと凶悪な男性器を受け入れていく。
 張り詰めた巨大な亀頭を、愛理の柔らかい肉は従順に受け入れてしまう。

 愛理にとっては太すぎて、長すぎるその肉竿。
 内側をそのカタチに変形させられてしまう。
 膣道を播磨の性器の形にさせられながら、愛理はその熱さと硬さに陶然となる。
 緩んだ口元から歓喜の声をこぼしつつ、さらなる絶頂の高みに連れて行かれてしまう。
 恋人の逞しい肉棒を突きこまれながら愛理はただその快感を受け入れることしかできない。
 全部見られてしまうという恥ずかしさ。
 全部見てもらえるという喜び。
 播磨に片手で拘束されてしまっているシルクの手袋に包まれた手のひらをきゅっと握り締め
愛理はその快楽を享受する。
 尾骨から延髄まで、背筋を走る甘やかな電流。
 播磨が腰を使ってくるたびに生じるその電流は愛理の身体の幹を貫き、溶かし、幸福にしていった。
 一番奥に達したとき、愛理の脳裏は白い快楽電気で埋め尽くされてしまう。

 愛理の身体の奥底でキュウキュウと子宮が痙攣している。
 荒い息をつきながら、播磨は抽送をはじめる。
 脈動する肉竿が、愛理の内側を押し広げながら蹂躙していく。

 引き抜かれ、押し入れられる。
 引き抜かれると、その喪失感に不安になる。
 押し入れられると、子宮が押される感覚で胸の中がいっぱいになる。息ができない。
 背筋から全身に電気のような快感が走りぬけ、その法悦に愛理は身体の上の男の身体に
抱きついてしまう。
 胸が播磨の胸板に押し付けられる。
 ストッキングに包まれた長い脚が、播磨の腰に絡みつく。
634haunted夢枕 その52  ◆F57im1gMT. :2007/10/08(月) 06:05:33 ID:Kf9I1dOO
 愛理が目を開けると、そこには最愛の人の顔があった。
 いつもよりも真摯な顔が愛理を見下ろしている。
 獣欲と愛情が混ざったような、そんな瞳の色が愛理を見つめている。
 怖くて優しい、そんな目が愛理を丸裸にしていく。
 愛理はストッキングに包まれた長い足を播磨の腰に廻し、播磨の男根を抜いて欲しくないかのように
その腰を足で抱きしめる。
 じゅぷ、じゅぷ、という水音が二人の間から漏れている。
 苦悶と快楽の間の表情を浮かべた愛理は、播磨の身体に組み敷かれながら喘ぐ。
 呼吸をするたびに、胸の中が妖しくざわめきだす。
 きゅん、と身体を貫く快楽の波動が愛理を震えさせる。

 ケダモノのような播磨の腰使いは、愛理をたやすく絶頂へと連れて行く。
 硬くなった亀頭で子宮口をノックするかのように刺激されると、愛理はもう我慢できない。
 蜜をしとどに吹き出しながら、愛理は甘い声で嘆願する。
「やっ、はあぁっ、そ、そこぉっ!!!」
 そこを触られるとどうなるか、愛理は知っていた。
 硬く張り詰めた亀頭で、子宮口にキスされると、もう愛理はこの甘い疼きを止められない。
 子宮の一番奥から溢れてくる、快感を求める欲求が愛理をメスに変えてしまう。

「だめえっ、もう、もうっ――――」

 ホテルのフロアじゅうに響き渡るような嬌声を上げながら愛理は白い絶頂に押し上げられる。
 身体がばらばらになってしまいそうな快感。
 それに達してしまった愛理は、その数秒後に更なる高みに連れて行かれてしまう。
 愛理の膣奥まで充満している播磨の肉竿が、びくん、と震えた。
――だめ。もうだめ。
 愛理はそう思った。恐怖した。この脈動のあとになにが来るか、愛理は知っている。

「ううっ」
 播磨が低く呻いた。
 最初の絶頂に達し快感で収縮する愛理の膣が、播磨の肉棒を揉みあげるように刺激したのだ。
 ざらざらとした天井が、甘い柔らかな襞々が、播磨の性器を愛しげに締め上げる。
 びくん。
 もう一度、播磨の肉竿が震える。肉棒の裏側が、硬く盛り上がる。
 熱い液体が播磨の肉棒の中を駆け上がってくる。
 その脈動を受け止めるように、愛理の肉襞は収縮し、待ち構える。

 「それ」が愛理の中で爆発した。

 愛理は子宮に熱湯が吹き上がるような感覚に襲われる。
 身体の奥が燃え上がり、その白い火が愛理の意識を白く変える。
 一際深く達した愛理は、口を閉じられない。
 「あ」の形に唇を開いたまま、子宮をどろどろにとかす溶岩のような噴流に
内側を洗い焼かれる。
 そして愛理は無意識のうちにぷしゅ、と熱い愛液のたぎりを吹いてしまう。
 快感に耐えられない
 愛理の体内を暴れまわる白い奔流が、愛理の子宮を満たしていく。
 歓喜で収縮と弛緩を繰り返す愛理の膣は、さらに深く播磨を受け入れていく。
 脈動を続ける亀頭が、愛理の子宮口に押し当てられる。
 そして、女の子の一番奥に熱い精液の直接噴出を受けた愛理は、恍惚のまま
ゆるやかに意識を喪った。
635hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT. :2007/10/08(月) 06:08:25 ID:Kf9I1dOO
今日はここまでー


えーと、例によって例のごとくエチシーンを書いてるうちに長くなってしまい、もう一回の投下が必要となりました。
たぶんあと10レスくらいで完結するような気がしてます。ていうか、この二人勝手にはじめちゃうんだもんなあ。
ロビーでここまで行くつもりはなかったのに。播磨もお嬢も堪え性なさ杉です。俺もな。
と、いうわけで次回もなるべく早く投下できたらいいなと思いつつ感想ください。
636名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 06:31:37 ID:/WW88R66
リレーの続きやらないか
結局隠れてたのは誰でもいいよね?
637名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 10:22:50 ID:l8oxNwID
GJ!
638名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 11:00:20 ID:o0jtN8LF
カレー(笑)
KY王子だなw
639名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 11:22:55 ID:hfe5xsUo
>>636
誰でもおkだ!
が、個人的にはサラでひとつ…
640名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 11:53:00 ID:ys3nFo5E
こいつ絶対終わらせる気無いわ
ただの愉快犯の荒らしだってことがわかった
カレー隔離スレ立ててくれ
641名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 12:15:14 ID:YHyqQmKI
>今回でこのシリーズは終わるから大目に見てやっていただけませんかねえ。
>今日はここまでー

投下する前に書いてるんだろうから、今回終わるかどうかわかるだろ
続くって分かっててなんで終わるとか言うかな
言ってることとやってること違うじゃん
叩かれる要因のひとつはこれだよな

カレーにとっては今回ってのはこの投下って意味じゃないのか?
それとも、反応狙ってるのかね
>>640の言うとおり、終わらせる気ないな
642名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 12:23:49 ID:qilC8vq5
公約通り9月38日とか…
頭おかしいだろこいつ
643名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 13:16:33 ID:hfe5xsUo
まぁとりあえず落ち着けおまいら

そんなことよりリレーを盛り上げようぜ
644名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 18:04:26 ID:zbo8wayN
>ていうか、この二人勝手にはじめちゃうんだもんなあ。
>ロビーでここまで行くつもりはなかったのに。播磨もお嬢も堪え性なさ杉です。

オリジナルキャラなら作者がこう言うのもわかるが、二次創作でコレはキモ過ぎる・・・
まあ、実質オリジナルキャラになってるが。
645名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 22:32:54 ID:1X2aOadK
自分のHPとかなら(行かなければ見る事すら回避できるし)まだしもSS投下スレでこれだからな
謙虚のけの字もないって事か
『俺様専用スレ』な気分なんですかね?
646名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 23:01:04 ID:06ZOkvC4
文字を羅列してるだけってくらいに文章が味気ないな。
二人が勝手に動くって言っているが、無理やり動かしてる感じ。
一般的に、嫌々小説を書くとこんな文章になりやすいと言われるね。
SSを書くことを目的としているのではなく、手段として見ているように邪推できる。
647名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 03:04:27 ID:M78TWEfE
結局前から言われてる全レスはするしちゃんと終了させる気もないし・・・・
自分から叩かれる真似するのはさすがに擁護する方も馬鹿らしくなるだけなんだよなぁ
648名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 07:44:05 ID:tc3RpimB
読んでないからわからんが、話の収集ついてるの?
649名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 07:47:42 ID:ACsgStP6
今回はヤッてるシーンだから話は進んでいないけど、やることやってあとは締めってところかと。
650名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 10:00:19 ID:PqQytcim
面白いか面白くないかじゃないんだよ!わかるかいカレーさん?
自分勝手すぎやしないかい?裸の王様状態ですよ
批判を紳士に受け止めてレベルアップしなよ
651名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 11:35:40 ID:2Yyx9kFt
カレー:せっかく書いたSSが批判にあってるファビョーン 俺KYッスからwwwサーセンww
    じゃあ俺も嫌なレスは見ないし、よーしパパ自分を褒めるレスは全レスしちゃうぞー

言動を批判してる人:別にSSをどうこう言わないが、ちょっと傲慢になりすぎじゃね?
          KYとおちゃらける以前にもうちょっとキチンとしようや

アンチ・儲:カレーさんが来てくれた!これで勝つる!

本人は全レスというが、自分に対してきついレスに大してはレスしてないのね
アンチではなく良心から苦言を呈してくれてるのに無視は酷すぎるだろ
高校生までならまだしも大学生以上でこの言動なら親の躾が悪いわ
それともあれか、自分に対して攻撃性があると勘違いして火病ってるのかね
652名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 18:16:15 ID:8PZhaj99
乞食共の区別なんざつかねーよ作家様にはw
653名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 20:00:37 ID:1KMW/asU
>>589の続き ダメだったら没にしてくれ


 一体私が昼間見たあの光景は何なのだろう。
いや、考えるまでもない。自分に近い位置にいると思っていたあの二人。
だがその二人は秘密裏に肌を重ねていたのだ。そういうこと、なのだ。きっとそうなのだろう。
それ以上の説明は必要ないはずなのに私はひたすらに思考を繰り返す。

「…ム゛」

差し出された年代物のカップからの香ばしい香りが私の意識を呼び戻す。
メイドのマサルが淹れてくれる紅茶は美味しい。食後の一杯は私の心に安らぎを与えてくれる。
優雅にそれを唇に運ぶ私の姿を見れば、それだけで有象無象の男子達が擦り寄って来るのは間違いない。
何かを憂いた表情が男の子のウィークポイントを刺激するのだろう。
けれどもその実、私の意識はあの光景にそのほとんどを奪われていた。
スカートの中の下着が湿っているのが分かる。お腹の下がじんと熱い。
一人になりたい――そんな思惑を悟ってくれたのか、マサルは無言で視界の外へ消えてくれた。

「……」

意を決し、私はつい右手で自分の服に触れる。視線を移すと、それに合わせるように束ねた双対の髪が垂れる。
さらにその先に進もうとしたその時。

「ちょっとナカムラ!また私の格好して!」
「屋敷の中です。問題ありますまい」
「そーいうこと言ってるんじゃないわよ!」

制服が一着無くなっていることに気付いたのであろうお嬢様の鋭い一撃が私の脳を揺らす。
いつもなら数秒間記憶が消失するところだが、それでもなお私はあの淫靡な宴を忘れることができなかった。
この五体に漲る張り裂けんばかりの感情をどうすればいいのか私には皆目検討がつかない。
654名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 21:25:15 ID:2Yyx9kFt
>>653
乙ー
場面展開かー、まぁある程度携帯をやりきった感があるから良いかも
ってナカムラかwwww
655名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 23:07:34 ID:M78TWEfE
そういえば沢近×ナカムラって見ないな
これはこれで面白そう
656名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 11:39:19 ID:EdMzki2g
>>653
GJ!!
嫌な流れを変えてくれた!
インドの食べ物の人には来てほしくない・・・
657名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 05:21:13 ID:2nGM+88G
おまいらの読む読まないは関係ないよ
それより文句書く暇があったら何か投下汁
偶には批判以外で盛り上がれ乞食供
658名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 10:38:30 ID:Z7lO5wyk
カレーうざいよ
何様なんだよ
659名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:05:46 ID:imjscI5T
>>657
何かカレーの臭いが・・・
660名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:21:31 ID:4kn3wgSO
早く奈良健太郎の本格的エロパロを書いてくれ!
661名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 23:52:48 ID:ukUd3uL1
>>657
何も自分を乞食と言うこと無いじゃないか
俺は気にしないよ、お前が乞食でも儲でも
662名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 11:10:55 ID:vcXzedaB
カレーさん期待age
663名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 13:19:50 ID:3xDIahEk
カレーさんいい加減、荒らすのやめて
664名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 13:35:23 ID:SLYuoR4y
敬称使うからあんな荒らしが調子乗ってスレ私物化するんだボケナス
もう今後あいつの呼称はウンコで統一だ
665名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 13:38:37 ID:xkLKX/uB
カレーさん、まぁ次を期待してるお
次回はいつ頃になりそう?
666名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 13:42:37 ID:UDUQrljk
カレーの呼称使う奴は本人確定ってことで
667名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 11:53:11 ID:3I6akMH0
勘弁してくれよカレー・・・
リレーが盛り上がってきてるのに
668名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 14:01:43 ID:INqfldTy
カレーがくるとアンチが沸く、アンチが沸くのがうざいから自分もアンチになる
あとは雪達磨式だな、もうどうにもならんて
最終的にアンチとかも含めて責任とるのは作者自身ってことだな、スレ的に
669名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 14:10:53 ID:wfvfFRuf
アンチが沸くのがうざいんじゃなくて作者自身がうざいから嫌われてんだ
ウンコは無意味な自演擁護もしつこいからどうしようもない

ちょっと昔某板で猛威を振るった白詰草を思い出すぜ
670名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 16:35:04 ID:+xNSdp48
次スレいらないんじゃね?
漫画の二次創作スレとかに投稿してもらえばいいよ
で、カレーが流出されても困るんで、このスレが終わるまでに連載(苦笑)を終わらせろよ
671名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 16:53:49 ID:+xNSdp48
>>669
昨年のうちは酷いアンチがいたもんだと俺は庇おうとレスもしてたけどさ
結局の所、本人のキチっぷり(例:>>626)が酷すぎるんだよな
何煽って遊んでんだよこのアホは・・・orz(本人は煽ってるつもりはないんだろうなorz)

久々に来たんで最初からざっと流し読みしたけど、振る舞いにアドバイスしてくれてる人もいたのに無視だもんなぁ
よくよく考えてみたら、次スレをカレー自身で立てる事も出来るわけで
まぁNGにいれておいた方が良いんだろうな
別にスレでも立てるか?と思ったが、関係のない他のスレの方々に迷惑になるしなぁ・・・困ったもんだ
hauntedを見に来てない人には謝るわ、連投スマネ。儲と本人に関してはもうどうでも良いや
672名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 17:04:31 ID:3I6akMH0
673名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 17:06:39 ID:3I6akMH0
>>671
気にスンナって書こうと思ったら・・・連投になっちまったorz
しかも、朝方にageてた・・・すまん
674名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 19:51:44 ID:YXXqwpuL
適当にリクとシチュを書きなぐっていって
書き手の意欲を刺激してみるのはどうだろう
675名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 19:59:55 ID:P5hdHYjx
>670
いつもそう言う香具師がいるけどさ
どう考えても次スレはあったほうがいいだろ
スレごと無くそうとするなんて荒らしとしか思えん
676名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 22:06:04 ID:+xNSdp48
>>675
別に無くせとは言って無いじゃん・・・ちゃんと読んでくれよ・・・
もう1年以上こんな感じで敏感なのは仕方ないけどさ、なんでも荒らし認定されても困る
677名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 00:58:29 ID:b07XOrxN
うざい全レス
KY
終わらない物語

678名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:08:47 ID:0mIzasTK
カレーさんは荒らしに負けずにがんばってくれ!!!
どうせ荒らしてるのは自分が好きなしちゅを書いてもらえなかったやつだからw
679名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 19:25:47 ID:bGM1+UIv
>>678
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \   もう、『カレーさんは荒らしに負けずにがんばってくれ!!!
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \    どうせ荒らしてるのは自分が好きなしちゅを
  |     (__人__)    |  書いてもらえなかったやつだからw』
  \     ` ⌒´     /    なんていう書き込みをするバイト嫌だお

こうですか分かりません><;
680名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 20:50:31 ID:BSGZwBri
まぁ、ある意味そのとおりじゃね?
自分が好きなシチュで書いてくれている職人を叩く理由無いし。
叩く奴は作品のウザさに加えて作者のDQNぷりが余計に腹立たしい訳で。

カレー氏がマッチポンプの如きレスしなければこんな酷いことにならんのだが・・・
・・・パトラッシュ、もう疲れて擁護する気も無くなったよ・・・
681名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 21:42:16 ID:0mIzasTK
おにぎりうぜーーーーーーーー
市ね
682名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 02:59:56 ID:cG77q8pq
wiki見れないんだけど閉鎖してんのか?
683名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 03:16:11 ID:rHzgyb+l
閉鎖してるな
前のまとめの人も呆れて立ち去ってしまったし、似たようなもんだろなー
684名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 07:06:00 ID:uMI7drKI
しかしあれだな
おまえらエロパロスレにまで来て何やってんだ?って話だ罠
カレーなんてオールスルーしてりゃ気にもならんだろ
誰も読む事を強制してる訳じゃないんだし住人でリレーやりゃいいじゃん

このスレ覗いては無駄な労力と時間の使い方をして他人任せか?
何にしろかまってちゃんは放置でうぜえならあぼーんすればいいだけ
それさえ出来ないお子チャマなら自サイト開いとけヴォゲ供
スレの半分ほどがあぼーんになってるが別に困る事ないぞ
それともあれか?建設的な思考回路を持ち合わせてないのか?
685名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 10:11:49 ID:rHzgyb+l
コピペ乙
686名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 21:39:30 ID:PkNTsS+L
みんなしっかりして!
もうカレーなんて現れないから・・・
そしてカレーを超えるDQNも現れないから
687名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 22:36:24 ID:g9Jl6vEV
全レスってそんなに気になるか?
何に腹立ててるかさっぱりわからん

別に誰の邪魔もしとらん
リレーも続けりゃいいじゃん、ネタがなくなり誰も投下しなくなったら
カレーのせいか?

ストーリが終わらないのは悪い事か?確かにちょっと食傷気味だが。
意味解らん煽りで投下スピードが落ちた事だけは確かだ
折れは奴の書くおにぎりがどんなものか読みたいんだ。
そっとしといてくれよ。
688名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 23:52:47 ID:G4bsHY1R
>>687
違うよ。
叩きが目的なだけ。

本当に嫌いなやつはここに来ないって。
頭が悪いやつは嫌いなのに来ちゃうけどw

カレー支援派は無視して楽しんでればいいんだよ。
俺はずっとそうしてきたぜ。
689名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 23:59:31 ID:mMjr6M2n
カレー乙
690名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 01:07:59 ID:Xd0Pn7H5
                    .    ∧_∧
                   ===,=(´・ω・`) 
                   ||___|_゚し-J゚||_
                ∧_∧/ //.___|^∧_∧
               (´・ω・`) /||    |口|(´・ω・`)
              ./(^(^//|| ||    |口|⊂ _)      
              ∧_∧ /./  || ||    |口| ||    ∧_∧    
   ∧_∧    (´・ω・`)/  ...|| ||    |口| ||  (´・ω・`)     
  (´・ω・`) /(^(^/ /      .|| ||    |口| ||    ゚し-J゚
 "" ゚し-J゚:::'' |/  |/ '' " :: ":::::⌒  :: ⌒⌒⌒ :: ""  `
 :: ,, ::::: ,, " ̄ ̄  "、 :::: " ,, , :::   " :: " ::::
      なかよくつかってね、やくそくだよ
691名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 01:34:50 ID:7U1Ww11g
俺は全レスが気になるんじゃなくて煽ってる感じがするのが嫌だわ
わざわざ言わんで良いことまで言わんでもいいだろとは思う
良い意味でも悪い意味でもKY(本人は読めてるつもりなんだろうが)だからな
正直、食傷気味でキャラもオリキャラ化しすぎてるし、まぁこんなに長く連載する程の話ではないと思うわ
同じ旗でも一回リセットして話を作り直してもいいわけだしさ

というと>>687みたいなヤツが擁護に現れるんだよなー
俺は一連のカレーSSの投下前から居るけど、どうでも良いヤツに荒らしまで連れて来られて苛ついてるわ
前のまとめの人もいなくなっちゃったしなぁ・・・
692名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 10:03:12 ID:mPZ21C14
いや>>687はカレーの自演だろw
そんなことしても意味無いよ?
693ω (1):2007/10/17(水) 00:02:02 ID:AWPiK9qR
                       ※注)今週号#246のネタバレを含んでいます。
                           まだ読まれていない方はお気をつけを。
 
 
 
 
「この……×××!! いつまでもウダウダやってんじゃないわよ!!」

 多少のアクシデントはありながらも和気藹々と進行していた歩行祭、いったい誰がこ
の惨劇を予想できただろうか。ウジウジと立ち悩む播磨の背後から、愛理は股間を狙
って蹴り上げる。

「……あ、が……が……」

 言葉にならない声を漏らす播磨。
 否、出せるはずもないのだ。ただでさえ男にとっては致命的な急所だというのに、そ
こを一切の躊躇もなく狙い打たれたのだから。愛理の渾身の金的蹴りは、あれほど無
敵を誇っていた超猿・播磨すら一撃のもとに地へと沈めてしまった。

「はんっ! いい気味よ」
「な、何で……俺がこんな目に……」

 冷たい言葉を浴びせられながら播磨は膝から崩れ落ちる。額を地面に擦り付け、左
手で股間を押さえて痛みを堪えつつ。尻を高々と上げたその姿勢は、まるで土下座そ
のものだ。

「ったく、何でってこっちの方が聞きたいわよ。ホンット、あんたらは何がしたいんだか」

 吐き捨て、愛理はもう用事はないとばかりに背を向けた。
 しかし、彼女が播磨の具合を気にしているのだと知る者は、この場にどれくらい居る
のだろう。薄っすらと後悔の色を浮かべ、チラチラと振り返り安否を気遣っているその
様子は、とても加害者には見えてくれない。

「……沢近先輩も、何がしたかったんだろう……」

 苦悶を浮かべる播磨はともかく、近くで始終を見ていた八雲は当然愛理の態度に気
づいていた。播磨か八雲のどちらかから声を掛けられるのを待っていることも。
 ただ、八雲としては播磨の容態が気がかりで話しかける余裕もないし、彼と手錠で
繋がれている状態では愛理に近寄ることすら出来そうにない。互いを隔てる壁は、透
明な割にどこまでも厚いまま。
 そう。壁が厚いがゆえに、八雲たちは愛理を放置して話を進める。進めるしかない。

「……あ、あの……大丈夫ですか……?」
「い、妹さんか……。す、すまねえが後ろからケツを……ケツを叩いてくれねぇか」

 気遣わしげに問う八雲に、何とか声を絞り出して答える播磨。ただの気休めにしか
ならないが、金的を受けた際には一般的に行われる対処法である。
 だが、それを女性にやらせるのはどうだろうか。ウブな少女にはやや難しい注文だ
ろう。衆人環視の中で“性”を無理やり意識させられる行為など、羞恥プレイに等しい。
 八雲が躊躇うのも当然の話だ。

「……え……あ、あの……」
「このままじゃ、アレが使い物にならなくなっちまうっ! は、早く……」

 畳み掛ける播磨だが、ワラをも掴みたい彼からすれば、八雲の葛藤などどうでも良
かった。脂汗がアゴから伝い落ち、言い様のない吐き気に襲われ、他人を気にかける
余力などない。一刻も早く処置してもらわねば命すら危ういと播磨は信じているし、実
際、それだけの苦痛を感じてもいる。
694ω (2):2007/10/17(水) 00:02:37 ID:AWPiK9qR

「……わ、判りました」

 真摯な感情は言葉にせずとも伝わるもの。
 間近で見ていた八雲は播磨の心情を察し、ごくりと小さく喉を鳴らした。無論、覚悟
を決めるためだ。

「うぉぉぉぉ……! い、妹さん、早く……!」
「え、えっと」

 頬を赤らめ、周囲を見渡し、その後に突き上げられている播磨の尻を平手でポンと
ひと叩き。しかし、迷いながらだったためか衝撃は軽く、播磨は気づいてすらいない。
だから今度はやりすぎかと思うくらい強めに叩く八雲だったが――

「あの……少しは楽になりましたか?」
「くっ……駄目だ……妹さんの力じゃ弱すぎて、あんまし効果がねぇ……」

 愛理の蹴りがあまりに強力すぎた。相殺するには、いったいどれほどの力を反対方
向から加えねばならないのか。
 少なくとも八雲は、全力で叩いたところで結果が変わらないことを理解していた。彼
女は非力なわけではないが、播磨と手錠で繋がれていて満足に動けないし、ブレーキ
の壊れた状態の愛理と比べる方が無茶というものだ。

「……どうすれば……」

 助力を願おうとも、みな遠巻きに眺めているだけ近づいてこようとしない。当の愛理
とて背中を向けたまま知らないフリ。天満は事態を良く判っていないようだし、力のあ
りそうな美琴とて両手でバツを作っていて手伝う気がないと来る。
 しかし。
 播磨にだけは最初から答えが見えていたらしい。

「踏んでくれ」
「え?」
「尻を思い切り踏んでくれ! 人間の脚力は腕力の三倍はあるって言われてるしな」
「…………」

 言葉を失う八雲だが、それも仕方のないことだった。倒錯の世界へいざなうその行
為は、今度こそ人前でやっていい行為ではない。事実、環視している女子生徒たちは
小声でヒソヒソと何かを語り合っているし。

「は、播磨さん……? もっと別の方法は……」

 難易度が格段に上がってしまったことを憂い、勇気を振り絞って提案する八雲。
 だが、切羽詰った現状が迷うことを許してくれなかった。播磨の流す脂汗は刻一刻と
量を増し、奇声も漏らし、今にも昏倒しそうになっているのだから。

「くぉぉぉおおお……が、我慢できねぇ……」
「わ、判りました。い、行きます」

 自身の体面と播磨の体の心配を比べたら、後者を採るのは八雲にとって自明と言
える。
 そして播磨の背後に陣取り、控えめに足を振り上げ――

「え……えい」
「おお……」
695ω (3):2007/10/17(水) 00:03:11 ID:AWPiK9qR

 トスッと踏まれた瞬間、播磨は安楽の息を吐いた。
 しかし一瞬だけだ。それで全快するくらいなら、手で叩いただけでも十分に効果があ
っただろうから。
 播磨は頬を地面にへばりつけたまま、続けざまに注文を口にする。

「だがまだ足りねぇ。妹さん……もっと強く!」
「こ、こうですか……?」
「もっと!」
「こうですか」
「もっと激しく!」
「こうですか!?」
「うぉぉぉぉぉおおお、キタキタァァァァァァァアアア!!」
「こう! こうですか!」

 徐々に強くなっていく八雲の蹴り。播磨に期待されては応えないわけには行くまい。
一撃一撃を入れるたびに、八雲の中から何かが吹っ切れていった。
 最後にはストンピングしているも同然となり、普通なら八雲が播磨を虐待しているよ
うにしか見えないだろう。しかし、二人の表情を見ればきっと別の感想を浮かべたは
ずだ。播磨の力になっていることに喜ぶ八雲は頬を朱に染め、播磨は播磨で尻に伝
わる痛みを喜んで受け入れているとあっては、周囲からすれば女王様と下僕にしか映
ってくれない。

「気持ち、いい、ですか、播磨、さん!」
「いい、いいぜ! 妹さん、もっと力の限りに踏みつけて――」

 と、そんな時だった。
 不意に播磨の視界に陰が射したのは。

「手伝ってあげるわ」

 ぶぎゅる、と愉快な音を立て踏まれたのは、なぜか播磨の顔。そしてその足の主は、
八雲ではなく愛理。
 彼女は、地面と靴の裏で播磨の頭をサンドイッチにしたまま話しかける。

「……あんたら、なに卑猥なことやってんのよ」
「お、お嬢! てめぇ、何しやがる!」
「はっ! そんなに踏んで欲しけりゃ、私が思う存分踏んでやるわよ! ほら! ほら!
気持ちいい? 気持ちいいって言いなさい!」
「頭を踏んでどうする! いったい俺に何の恨みが……!」

 一片の容赦もない愛理のストンピングが言葉と共に播磨に降り注ぐが、彼に出来る
ことと言えば、せいぜい口の中で呪詛を唱えることくらいか。逃げようにも、股間の痛
みが激しすぎて身動きが取れないのだ。
 もちろん愛理もそこを理解しているからこそ、遠慮なく踏みつける。

「恨み? 何のこと? あんたが踏んでくれって言うから、私はしょうがなく踏んでやっ
てるんじゃない」

 あくまで頼まれたからと愛理は言い張るのだが。
 虐待をされることに感謝しろというのだから無茶な話だ。しかし、文句を言うものは
誰もいない。外野は顔を赤くして見物しているだけだし、八雲すらどうしたらよいのか
判らずオロオロするばかりであった。
 そして肝心の播磨は――

「ちっ! それより妹さん! つ、続きを……!」
「あ、はい」
696ω (4):2007/10/17(水) 00:03:47 ID:AWPiK9qR

 もうこの際、愛理のことなどどうでも良いらしい。どれだけ頭にダメージを受けようが、
股間の痛みに比べれば微々たるものでしかなかった。とりあえず暴虐の限りを尽くす
女王は放置し、治療に専念する必要がある。
 ただ、無視という行為こそが愛理の心を苛立たせることに播磨は気づいておくべき
だった。八雲は愛理の機嫌が次第に悪くなることを察していたが、二人の先輩のどち
らに追従するかといえば、当然播磨の方。怪我人を放置しておくわけにも行かず、八
雲は彼の言葉に従うしかない。

「……え、えいっ!」

 愛理の睥睨から逃げるように。八雲は播磨を踏圧することに没頭する。

「遠慮はいらねぇ! もっと! もっとだ!」
「えいっ! えいっ!」
「そっちがその気なら、私もトコトンやってやろうじゃない! ほらほら、鳴きなさい!」

 対抗心を燃やしてより強く踏みつける愛理と、その恐怖から播磨の看護により没頭
していく八雲。互いの行為に互いが刺激され、螺旋のようにどこまでもエスカレートし、
激しくなっていく。
 もう三人には周囲の目など気にならない。気にしている余裕なんてない。
 晴れた青空の下、ただひたすらに声を上げ続けるのだった。

「もっと俺を踏んでくれぇぇぇぇぇぇ!!」
「えいっ! えいっ! えいっ!」
「このマゾヒゲッ!! 死ね!! 死んでしまえぇぇぇぇぇぇ!!」
 
 
 
 
「な、なあ……あいつらは何をやってるんだ……?」
 美琴の疑問――それは場にいる皆の総意でもあった。
 間違ってもここはSMプレイの館ではない。爽やかな春の空気の中、愛着あるこの
街を気の知れた仲間たちと散策しようという、健全な催し物のはずだ。なのに播磨の
周辺だけピンク色の爛れた空気が漂っているのはどういうわけか。
 ただ、美琴に返事をする者は誰一人としていない。
 誰もがこの光景を忘れたがっていた。あるいは、あまりに世界が違いすぎて現実とし
て受け入れられない。

「……歩行祭の続きでもやっとくか」
「……そうね」

 今日の出来事は決して後の世に語られることはないだろう。それもまた、場にいる皆
の総意であった。
 
 
                                                 終
697名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 09:45:58 ID:SF/Q1IaK
神光臨
698名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 12:12:04 ID:AdaAZtFr
ナイスとしか言いようが無い・・・
699名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 16:46:13 ID:tOKYnr+s
わらたw
700名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 19:58:26 ID:aagM9jXw
GJ!
キャラが自然でイイね!
701名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 22:40:54 ID:Xx1dGoub
GJ!!
おにぎりって、こういう当人と周囲の認識の違いが面白い
すごい自然で面白かった
702名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 23:38:05 ID:ZfYNA5ZQ
このSSのおかげで腹筋が割れました><
凄い面白かったけど、一般スクランSSスレでも良かったかもなー
GJでした!!
703名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 12:41:52 ID:v8N2CUqa
カレーさんも早く来て><
704名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 20:35:04 ID:y6LUymoX
カレーは自演の時「><」←を使う法則
705名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 22:48:34 ID:lrnFE9vu
自演ってことは、もうすぐコテで現れるのかな?
それとも話題になりたいから?
まさか、煽り目的で、ってことはないよな?
706名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 01:52:08 ID:9DV3t/Xv
カレーが来そうな予感がしてきましたw
707名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 15:18:53 ID:4Qu7XOTh
お前ら、自演自演いってるけど証拠でもあるの?
無いなら黙ってれば?そうでなくても空気悪いのにお前らのせいで余計悪くなってんだよ。
カレーさんはSS書いてくれてんのに、文句ばっか言ってる奴は死ね
708名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 15:38:19 ID:rswvzt2R
もちあげてるのはおまえだけ
というか本人乙
709名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 16:26:19 ID:7I/jeS9A
自演でなくともいいから出てけっていうのが住民の総意です
710名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 18:53:48 ID:eNnWiBf7
とにかく奈良のエロパロを書け。
711名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 22:18:33 ID:aQnvYkBA
>>707
SS書いたらそれで何してもいいってわけじゃない
作品の内容じゃなく、自分に都合のいいコメントに対してだけの全レスや、
忠告めいたコメントは一切無視、煽っている様にしか感じられないその人間性に問題がある
カレーは空気「読めない」じゃなくて「読まない」
「空気読まない俺参上!」とかやってたもんな
カレー擁護がどんどん減るのも当たり前
ちゃんと読んでれば、以前はカレー擁護したけど、今はそんな気になれないって奴は結構いる
カレーが現在ここまで叩かれるのは、自業自得ってのが大きい
712名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 08:35:06 ID:48+CmRn5
だからといって叩きレスで埋めるのはどうなんだ?
擁護する気はもう全く無くなったが、SS投下してくれる分には問題ない。
気に入らなければ無視すればいいだけの話だから。

>>709
「住民の総意です」とか言うと、とたんに胡散臭くなるので勘弁。
自演認定厨も含め、荒らしかと思わせる。
713名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 10:53:39 ID:VzCU0ssz
>>712
またカレー臭いヤツが・・・
カレー一派はマジで消えて


黙ってリレーや新人に萌えようぜ!
714名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 11:40:24 ID:48+CmRn5
俺としては煽り合いレスよりSSが読みたいだけなんだけどな。
カレーがDQNなのは確かに問題あるが、SSが読めるなら問題ない。

カレー叩き一派も、嫌いな奴の話でスレ盛り上げることもなかろう?
NG登録でもしとけよ。18歳以上の大人なら出来るだろ?
715名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 13:04:11 ID:sKiIK/Z8
>>713
> 黙ってリレーや新人に萌えようぜ!

その通りだよ。
カレーはもう読んでないけど叩く必要も無いよ。
SS書いてもその感想よかカレー期待やその叩きのが多いこのスレは
書く側としてはちょっと辛いね。
716名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 15:22:48 ID:Do9196wz
同じ旗の俺から言わせて見ればいくらなんでもさすがにおにぎり書きなよ・・・・って思う
この前の終わる終わる言いながらも勝手にはじめちゃいましたーとか言ってるの見て、なんだかこの人実は
こうやっておにぎり煽ってるんじゃないかと疑ってしまうよ・・・結構前じゃなかったっけおにぎり書くって言い始めたの
たしかに旗おには煽りあってきたけど恨みをこんなとこまで持ち込まないで欲しいな・・・・・それともカレーさんは旗を装った工作員なの?
このままじゃ旗の居場所が狭くなるばかりだからあなたがホントに旗ならもう少し節度をもって欲しい。
717おにぎりを…:2007/10/21(日) 18:07:08 ID:/QdWqyc2
お揉めの最中すいません。播磨×八雲でSS(エロはまだありませんが…)を書きました。
新人と言うのもおこがましい者で、携帯からなので上手く乗せれるかも微妙ですが、次から投下します。いいですか?
718再会喫茶店:2007/10/21(日) 18:18:28 ID:/QdWqyc2
夜の街を幾人もの人々が行き交っている。
流石にクリスマスイブともなれば、辺りはカップルでいっぱいだ。
「やっぱこの雰囲気には馴染めねぇな…。」
黒のコートを身にまとい、長めの髪を後ろで束ねたサングラスの男―播磨拳児は、ある場所に向かって歩いていた。
イルミネーションと、如何にもクリスマス的なBGMが流れる中、播磨はポケットから一枚のカードを取り出す。家を出てから、何度見返したか分からないそのカードの中身を、もう一度読み返す。『〇×年度矢神学園卒業2―C同窓会+α
>>皆元気〜?来たる12月24日、喫茶メルカドにて同窓会を開きま〜す☆五年振りに逢えるのを楽しみにしてるよ〜?
⌒(^O^)⌒
   幹事 塚本天満』
播磨はカードをまじまじと見つめながら、高校時代を思い出す。
「天満ちゃん…結局告白出来ず終いだったんだよな。」
そう、播磨は天満に想いを告げる事が出来ないままに高校を卒業し、矢神の街を出た。そして何人もの漫画家のアシスタントを転々とし、今年の10月にようやく、ジンガマの連載を勝ち取り、漫画家ハリマ☆ハリオとして正式にデビューを果たした。
風の噂で、天満ちゃんと烏丸が付き合う事になったのを聞いた。その日は自棄酒を飲み、泣き明かしたのを覚えている。
「その矢先にこんな招待状が来んだもんなぁ…」と言いつつ、播磨はカードの一番下に視線を移す。
『やっほ〜☆播磨君!久しぶりに逢えるの楽しみにしてるよ☆☆天満』

天満ちゃんの字…
播磨は久しぶりに見る天満の字を見て顔がニヤけるのが分かった。

矢神駅から繁華街を抜け気がつくと、播磨はメルカドの前に着いていた。意を決して扉を引き開ける。
719再会喫茶店2:2007/10/21(日) 18:22:14 ID:/QdWqyc2
ガチャ!カランコロン!
ドアを開けると同時に、七色の光が飛び込んで来る。店内に置かれたクリスマスツリーの電飾だった。

「あ…。」
播磨は懐かしい声を聞いた。少し遠慮がちで、でも芯の通った透き通る様なこの声は…?天満ちゃんじゃねぇよな?
「お久し振りです…播磨さん。」
「て…妹さん?」
視界がハッキリしてくると、正面にスラッとした体型の女の子が立っているのが分かる。彼女らしい落ち着いた灰色のロングスカートと、真っ白なセーターがよく似合っている。播磨は、一瞬その姿に見とれた。―――――――――――――――――――――――
八雲は姉、天満の介抱をしていた。

同窓会が始まって一時間、姉さんは勢いでワインを一瓶空けてしまい、潰れてしまった。隣りに居たハズの烏丸さんは、男の先輩たちに引きずられて行ってしまっていた。「姉さん?大丈夫…?」「んにゅ〜からしゅまく〜ん」
私が声をかけても、姉さんはそんな寝言を言って、クゥクゥと寝て居る。夢の中でも烏丸さんを呼ぶ姉さんに、私はクスッと笑みを浮かべる。
「大丈夫だって八雲ちゃん!塚本は酔いがさめればすぐに起きっから!」横から少し酔いかけた感じの周防先輩が声をかけてくれる。
「はい…そうですね。」私がそう返事をすると、周防先輩はニコリと笑って言葉を付け足す。
「そういや、ウチのクラスとかで後まだ来てないのって誰だっけ?」
「あ、はい。少し待って下さい。」
私は姉さんが作った参加者名簿を取り出した。
私の友達のサラや稲葉さん、東郷さんも含め、色々な人達の名前が連なっている。
「えっと…―あ…。」
私は自分の胸がトクンと波打つのが分かった。
720再会喫茶店3:2007/10/21(日) 18:28:40 ID:/QdWqyc2
既にメルカドに来ている人には「レ」のチェックが入っているが…ポツンと一人だけ印がついていない人がいる。
「播磨…さんです。」
播磨拳児さん…。姉さんをとても大切に想ってくれた人、私が唯一素直に話せる男の人…。漫画家を目指して、私も播磨さんが書く漫画のお手伝いをして、そして…。
私がそんな事を考えていると、
「お!播磨か〜。アイツは遅れても、人の好意を無にするよーなヤツじゃねぇからな。もうすぐ来るだろっ☆」
少し大きい声で周防先輩はそう言った。私はうなづいた。そうだ…あの人はきっと来てくれる。その時―
カランコロン!
メルカドのドアが開いた。寒い夜風が一瞬店内に入り込む。
「あ…」
ドアに視線を向けた私は自然に言葉が出ていた。扉の向こうには、播磨さんが立っていたから。
「お久し振りです…播磨さん…。」
「お、おう。久しぶりだな、妹さん!」
播磨さんはゆっくりと店内に入った。
(大人っぽくなったな…益々綺麗になったっつーか)
「え…///?」
私はびっくりした。高校時代には一度しか見えなかった播磨さんの心が見えたから。
721名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 19:24:56 ID:48+CmRn5
つ・・つづきをカモン orz
722再会喫茶店4:2007/10/21(日) 21:15:40 ID:/QdWqyc2
遅くなりました。続きです

「ど、どうした?」
播磨さんが吃りながら尋ねる。
「い、いえ。」
私は自分の頬が熱くなってしまっているのを隠すように、俯いてしまった。
(しまったな…意識してしまう…)
私は後悔した。
播磨さんには自然な気持ちを話せる所為か、高校の頃から憬れはあった。播磨さんは姉さんの事が好きなんじゃないかとか、沢近先輩との事があった時も、自分の中に嫌な気持ち…嫉妬…みたいなモノが渦巻いてしまっていた。
だから余計今播磨さんを目の前にして顔を見ることが出来ない…。
723再会喫茶店5:2007/10/21(日) 21:17:56 ID:/QdWqyc2
「おっ!播磨遅いじゃないか!キミは相変わらず時間を守れんのか?あっはっはっは!」
背後から、既に出来上がっている花井先輩が、播磨さんの肩を掴んで来た。
「うるせぇメガネ。離れろ。」
「いいじゃないか。久しぶりの邂逅なんだぞ?」「しっつけぇんだよテメェはよ!」
花井先輩と播磨さんの絡み(?)を見て私は、少し羨ましいと思っていた。
(私もあんな風に出来たら…あんな風に男の人と、ううん!播磨さんと…)
「どうしたの?八雲☆」ビクッとして隣りを見ると、サラがいた。
「な、なんでもないよ。」
「ホントに〜?フフッ♪まぁいいんだけど。あ、そーだ。コレ♪」



私がキョトンとしていると、サラが包みを取り出した。
「コレ、渡すんでしょ?播磨先輩に(#^O^#)」
「え?あ…。」
黄色い包装紙で繰るんだそれは、私が播磨さんの漫画家デビューのお祝いに買ったワインだった。メルカドのマスターにお願いして、少し前から預かってもらってたモノだ。
「今日は頑張らなきゃ☆ね?」
サラが私の背中をトンと叩いた。そうして私を送り出し、最後にウインクをした。
724再会喫茶店6:2007/10/21(日) 21:21:06 ID:/QdWqyc2
(そう…そうだよね。私の気持ち…お祝いの…気持ちだから。)
自分の顔が少し紅潮してるのを自覚しながら、私は播磨さんに近付いて行く…。

「―…ったく、メガネの野郎完っ全に酔っ払いやがって。」
花井の執拗な絡み(?)から、周防の力を借りて解放された播磨は、一人カウンターでグラスを空けていた。
「キャハハハハハ!」
視線を皆の方へ向けると、天満ちゃんが一際輝いてこの同窓会を楽しんでいた。
「……。」
フッと視界に影がさす。「?」
「播磨さん…。」
見上げると、妹さんが立っていた。ホント、綺麗になったな。月日ってのは凄ぇモンだ。そんな事を考えていた。
「よぉ、妹さんか!どうした?」
「は、ハイ。あの…コレ…。」
「ん?」
見ると、妹さんは少し震えながら何かを差し出している。このフォルムは…?
「ワイン…です。漫画家デビューのお祝いに。」正直、嬉しかった。編集者等からもらったどんな粗品よりも。
「すまねぇな妹さん!こんな気遣わちまって!」
「い、いえ!ホントにただの…お祝いで。」
この女の子は、本当に優しい。自分の拙い漫画を真剣に読んでくれて、時には深夜まで俺の作業を手伝ってくれた事もある。
自分が姉に怒られてしまうかもしれないと分かっていながら…。今、自分があるのはこの女の子のお陰だ。
(何か礼をしなきゃな)「じゃあ…。」
「ちょっと待ってくれ。」
戻ろうとする八雲の手を掴み、彼女を引き止めていた。
「え…ー?」
(播磨さんの手…)
力強い播磨の手の感触に、八雲はドキドキしながら播磨を見返した。
「んと、その、なんだ…良かったら付き合わねぇか?」
725再会喫茶店7:2007/10/21(日) 21:26:34 ID:/QdWqyc2
手を放しグラスを持ち上げてニッと笑う。
「え?」
「折角だしよ、このワイン…二人で飲もうぜ。俺はどうもあ〜ゆ〜雰囲気にゃあ馴染めないからな。」
播磨は八雲の後ろを指差す。そこには、2―Cの人達のいろんな姿が映った。その中心に居るのは…。
「姉さん…。」
八雲は呟いていた。
「まぁ座ってくれ。」
八雲は、播磨が引いてくれた椅子に静かに腰掛けた。
「はい、どうぞ。グラスよ?」
メルカドのマスターが、二人分のワイングラスを出してくれる。室内に瞬くクリスマスツリーの電飾が反射して、グラスはキラキラと輝いていた。「ありがとうございます。」

「……。」
「……。」
沈黙が続いた。播磨さんも私も、話しかけるキッカケを探ってるみたい。(どうしよう…何か、お話を///)
(やべぇ…誘っておいてこの空気はやべぇ…)
端から見れば、二人でカウンターに座り、モジモジしている姿は、凄く滑稽だろう。なんとかしなきゃ…!
「は、播磨さん!」
「あ?!な、何だ?妹さん。俺と飲むのが嫌だったら遠慮無く言ってくれ!」
「え…?」
予想外の反応に私は驚く。そんな緊張しなくてもいいのに…。
「い、妹さん?」
私は知らず知らずの内に笑みになっていた。私の知ってる播磨さん…高校時代から変わらない、不器用で真直ぐな播磨さん。
(笑ってる?良かった…嫌じゃねぇんだな。)
また見えた…。一生懸命私の気持ちを考えてくれてる。播磨さん…私、播磨さんの事がずっと…す…好…。
「―――好きか…?」
「え!!?」
私はピクンと跳ねてしまったかもしれない。
「好きか?」って、まさか、播磨さんに心を読まれてる?
726再会喫茶店9:2007/10/21(日) 21:36:19 ID:/QdWqyc2
「あの…その…。」
「?どうしたんだ?好きじゃないのか?」
私は首を大きく左右に振った。
「ち、違います!私…播磨さんの事好きです…!」
「え!?」
アレ…?播磨さんが驚いてる。惚けたような顔をして。
「い、いや!俺はただ…『ワインは好きか?』って聞いただけで。」
「え////」
やってしまった。なんて馬鹿なんだろう…これじゃ告白みたいだ………こくはく?
「……。」
「……。」
長い長い沈黙…私は自分の心臓の音が、播磨さんに聞こえてしまうんじゃないかと思った。それくらいドキドキしてるのが分かる。チラリと播磨さんを盗み見る。
「あ…。」
(妹さんが俺を…?いきなりとんでもない事になっちまった。アレ…?けど俺何か嬉しいぞ?ど〜なってんだ?)
まただ…播磨さんの心が見える…。嬉しいって?…私はどうしたいんだろう?
「いいい、妹さん!」
「ひゃいっ///」
素頓狂な声をあげる私に、播磨さんは言葉を続ける。
「ちょっと、外…出るか?」
「え…///」
それ以上、播磨さんは何も言わなかった。けれど…
(妹さん…俺の勘違いか…?)
播磨さんの心が私には流れこんでくる。二人きりになってくれようとしてる…。
「は、はい!行きます。播磨さん…。」
私は精一杯の声を振り絞って答えた。播磨さんともっと長くお話がしたい…ううん、一緒に居たい!そんな気持ちが溢れていた。
「よ、ヨシ!じゃあ…行くか?」
播磨さんが立ち上がる。私も遅れないように続く。

カランコロン♪

店を出る瞬間、後ろで誰かの叫び声が聞こえて来た気がするけど…気にしない事にした。
あ…今日凄く寒いんだ…。ワインの所為か、外がとても寒く感じた。
「その格好じゃさみぃだろ?」
と私の肩に何かが被せられる。フワッと香る男の人の匂い…播磨さんのコートだ。
「え?は、播磨さん…悪いです。」
私が脱ごうとすると―
「良いって良いって!俺は大丈夫だからよっ!」ニッと笑う播磨さん。
嬉しい…
嬉しい…
私は播磨さんのコートを抱き締める様に着込んだ。暖かい…まるで播磨さんが抱き締めてくれてるみたい。
そこまで考えて、私はボッと赤くなっていた。
「妹さん?どうした?」
727再会喫茶店10:2007/10/21(日) 21:48:12 ID:/QdWqyc2
「い、いえ!あの…!」(何考えてるんだろう?私…)
私は全身が茹蛸のようになりながら、必死に首を横に降った。

―まるで子供みてぇだ。播磨はフトそう思った。この少女に俺はどれだけ支えられたかわからねぇ。精一杯背伸びをして、考えて、俺の相手をしてくれたこの少女に…何か礼をしなきゃならねぇ!そんな気持ちでいっぱいになった。

「今日って…クリスマスだよな?」
播磨さんがぽつりと呟く。
「はい…。」
暖かいコートに包まれながら、私は答えた。
「昔は…よくサンタのバイトしたっけな。」
「サンタさん…ですか?」
私は播磨さんが意図する所が分からなかった。でも、播磨さんが次に発した言葉で、この問い掛けの意味が理解出来た。
「何でも好きなモン、プレゼントするぜ。昔から世話になりっぱなしだったからな!礼はしなきゃ気持ちが治まらねぇ。」(今日は妹さんだけのサンタだ!…って自分で考えておきながら何てクサいセリフを…////)
「//////」
私は夢を見てるんじゃないかと思った。でも…
(何でも…?そ、それじゃあ、もしかしたら…)「そ、それは、本当に何でもいいんですか…?」私は意を決して尋ねた。「あ…あ、あぁ!何でもいいぜ?何だ?欲しいモンでもあるのか?なら丁度良いじゃねぇか!」

―――――――――――【一応今はここまでです 近日中に結末までを書きます。何かありましたらレスいただけると嬉しいです。】
728名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:12:34 ID:48+CmRn5
GJ
ベタだけど、読んでいて安心するね。
続きに期待してます。
729名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:19:48 ID://2jCb7E
一言

書き上げてから投下してくれ
1レスの間に10分とか空けられると反応に困る
730名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 00:34:29 ID:lpc1KltS
あと顔文字とか///は使わない方がいいと思うよ
731名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 01:47:16 ID:lNHaHQYk
乙。初心者っぽいけどいい感じだと思う。
携帯だから仕方ないかもしれないけど、改行には注意。台詞の前後とか。
あとは729のいうとおり書き溜めてある程度溜まったら投下したほうがいいね。
応援してるから頑張って欲しい。
732名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 03:50:27 ID:vsf42OHw
乙でした
顔文字とかは自分のHPとかblogとかで発表する時は良いかもだけど、
こういう不特定の人が見るところだと一般的なルールに則ったほうが良いですよ
面白かったし、また投下してくださいな
733名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 09:53:10 ID:Toz8XYIl
カレーさんが戻ればこんな素人くさい作品を読まなくて良いのに・・・・・
734名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 11:29:46 ID:Yw3Lr/u1
カレーが消えればこんな基地外じみた流れにならなくて良いのに・・・・・
735名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 12:08:04 ID:oo14ISI8
スン止め残念
おにぎり投下期待してるよ!
736名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 12:10:59 ID:Vnm7YdU8
みんなカレー嫌いすぎだろW
737名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 16:21:12 ID:lL0RfDcH
俺は好きだぞ!
カレーを嫌いな人少ないんじゃない?







あーーここのカレーと名乗ってる馬鹿は嫌いだけどねw
738名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 17:47:08 ID:vsf42OHw
カレーは俺も好きだわ
未だに給食のカレーを超えるカレーに出会った事が無いんだが
なんだろうなぁ、みんなで食べるってのが美味さに加わってるんだろうか
739名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 23:41:40 ID:Bw3J7dV/
>>738
あとは少しでも気を抜けば量が少なくなりかねない奪い合いの空気かな
740名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 09:42:02 ID:HiNiiufl
>>738
異様にうまかったなw
741名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 05:29:26 ID:wt6LfXlt
確かにココ@のカレーより数倍うまいよなw
742名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 12:47:13 ID:rol5G2+v
カレーさん、いつごろ続きが読めますか?
743名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 15:02:16 ID:SYvMiDii
俺としてはもう続かないって答え期待
744名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 00:51:36 ID:wguZFe6z
カレー氏
早く戻れ
スレ危篤
745hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT. :2007/10/25(木) 00:55:21 ID:QAt2jXRN
>>742
11月に入ってからだと思う
>>738
俺もだな
746名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 02:16:03 ID:UdyDYV+9
カレーは荒らしなのにいちいち呼び出してる奴何なの?
747名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 05:44:31 ID:Q2/ztkhv
ヒント:自作自演
748738:2007/10/25(木) 07:43:03 ID:pBHGADb0
>>745
あのな、お前に言ってねぇんだよ
749名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 10:39:26 ID:h2utjsZB
また自作自演ですか・・・
もう来ないで
750名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 14:33:23 ID:He8Qa6n7
ここまでみんなカレーの自演age
751名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 14:33:37 ID:NhIBA4h2
自分を擁護するレスがないからって
>>738みたいなのにレスするしかないウンコマン
752名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 23:24:44 ID:pBHGADb0
カレー食ってる時に糞の話をしないでくれよ
753名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 08:43:27 ID:Bj6YO7Ed
ここからリレーな
754名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 23:43:49 ID:ayLrUS0w
>>753
空気読まずに沢近がしゃしゃり出てきたので書く気なくなった
755名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 23:47:00 ID:f36lqFCV
旗はカレーが書いてんだから相手は中村、マックス、吉田山とかでやってみっか
756名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 23:59:59 ID:8YyF8eRK
もうスレの全員がカレーに見えてきた
俺の書き込みさえカレーに見える
明日眼科行ってくる
757名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 11:16:02 ID:gJhUE6WI
>>756
そりゃ眼科より精神科の領分だ。
758名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 13:18:19 ID:VYFyvM6A
>>755
勝手に書いててくれ
とにかく頼むからもう播磨に絡んでこないでね

つか>>653とは別に播磨か晶視点で>>589の続きを見たい
759名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 14:23:29 ID:IiQvoeeM
>>758
なら、5行くらいでいいから書いたどうですか?
760名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 21:20:51 ID:6vSnFcUl
奈良の本格的エロパロまだー?
761名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 22:30:36 ID:wbYZsWGo
あのビッチへの怒りがまたふつふつとわき上がってきた・・・
この怒りを創作にぶつけてみるわ。
762名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 09:28:13 ID:LkqiCP21
このマンガ、ビッチが多すぎて円のことなのか沢近のことなのか冴子のことなのかわかんない
763名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 09:51:44 ID:u2SV/bs5
阿曽巫女希望
764名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 09:21:35 ID:5bgPo7Nx
                       _=≡≡三ミミミ ミミヾ、ソ)),,》  .
                     彡彡二二三≡ミ-_ ミミ|ノノj )||ヽ, )、
                 __,,,,,,,,,/彡二二二    ,- __ミ|/ノ ノノノノ) ||
                -=二ミミミミ----==--'彡 ∠ミミ_ソノノノノ ノ
                  //>=''"二二=-'"_/   ノ''''')λ彡/
        ,,/ ̄''l       彡/-'''"" ̄-=彡彡/ ,,-''",,,,,,,ノ .彡''"
       (,  ,--(      彡 ,,-- ===彡彡彡"_,-_   ヽ Υ
       ヾ-( r'''''\    //=二二''''''彡ソ ̄ ∠__\ .\ソ  .|
         \;;;;  \   Ζ彡≡彡-'''',r-、>   l_"t。ミ\ノ,,r-v   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           \;;;;  \  彡""彡彡-//ヽ" ''''''"" ̄'''""(エア/  /
            \;;  \'''''')彡ヽ// | (tv   /|  , r_>'|  < 一体みんな何と戦っているんだ
             \;;;  \'"  \ ,,"''-,,ノ,r-", /  r'''-, .j   \
               \;;;  \ /,,>--'''二"''' r-|   二'" /  __  \______
                \;;r'""彡_l:::::::::::::::::::::: /./_   " / ̄ ̄"===-,
                  )''//rl_--::::::::::::::::/:/ヽ"'=--":


765名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 23:51:47 ID:OZitejFs
奈良のエロパロ チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?
766名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 10:15:32 ID:S82ZKy8n
あきらめろ・・・(AA略
767名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 12:43:00 ID:NSr8qzeR
>>765
需要がない

そんなに書きたいなら某板でキモイことばっか言ってないで自分で書け
768名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 00:25:54 ID:2VUUCIw7
そうだ奈良なんていらん
769名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 02:21:40 ID:+vW2GTXJ
すごいな。
一応1レス目から見てみたけど、
ここまで書き手が嫌われてるスレも珍しい。
あの作者さんもこれだけ攻撃されてよく投下するな…
そこはすごいと思うよ。
まぁ対応は改善した方が良さそうだけどね。
770名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 07:54:14 ID:mlwGaayr
しかし改善しない
ではいったいナゼ改善しないのか
それは最初から荒らし目的だったから
771名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 09:25:45 ID:cCFzeoex
おにぎりが欲しい
772名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 09:50:14 ID:Kc+sZADB
>>770
それは違う


職人がカレーしかいなかった時期が少しあるでしょ?
その時に勘違いしたんじゃない、「ここは俺様専用スレ」って
しかし、唯一の職人だからその増長を止められなかった・・・そして不満爆発
亀田問題みたいもんだよ

謝罪スレしたら収まるんじゃない?親父にならないことを祈るよw
773名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 19:02:31 ID:P+TRNfyl
>>772 謝罪の為にわざわざスレをたてるのか おめでてーなー
774名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 20:40:06 ID:Yb5hx3nO
>>768
死ね
775名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 01:22:20 ID:xsa4eZKN
>>773
多分、レスの間違えだよ
カレーの謝罪は無いと思うよ・・・
KYだからね
776名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 18:58:13 ID:Eswl8M6D
>>775
KY(笑)
777名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 22:44:02 ID:4UXLFf/Q
777取ったので奈良のエロSSキボンヌ!
778名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 23:50:47 ID:eOLQyul+
>>777
普通安価取った奴が書くもんだろ
頑張れ、どんなものが出て来ても読むわ
779名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 11:03:27 ID:Z8QEsD7e
カレーさんのSSが早く読めますように
780名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 12:16:57 ID:y0uUBLX0
召喚すんな
781名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 21:56:38 ID:jkCVtBz9
僕の名前は奈良健太郎。彼女はまだない今をときめく高校二年生だ。

多くの高校生がそうであるように、僕は、ただなんの変化もなく流れて行く日々の中に埋没しながら、それでも何かしらの変化をいつも望んでいた。
例えばそれは、朝、登校中に道の角でパンを咥えた美少女にぶつかるとか。いきなり義理の妹と義理の姉が出来るとか。もしくは僕の下駄箱の中にハートのシールで封がされた手紙が置いてあるとか。
でも、それらのことをワクテカしながら待ち続けていたらなんやかんやで高校生活も半ばまで過ぎ去ってしまっていた。正直アホだ。

そうして、とうとう僕は決心したんだ。

周りが変化しないなら、僕が変化すればいい!

これは、奈良健太郎がその人生を懸けて奮闘した苦悩と堕落と快楽の記録である。





もう秋田
782名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 09:58:35 ID:MHKxFsEB
問題です



>>779にカレーからのレスがつく可能性を答えよ
783名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 11:26:38 ID:4m6Fe3k5
>>782
確実にあるだろ
投下直前じゃなくても、きっと近いうちにレスがくる
だが、>>769-775はスルー
それがカレークオリティ

ま、謝罪っても、何を謝罪するんだ?
無自覚に荒らしてごめんなさい? 調子に乗ってごめんなさい?
784名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 11:50:09 ID:Z2AU/pxj
>>783
謝罪の必要はない
ただ少しくらい自重してほしい
785名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 12:09:11 ID:m+bzNmF+
再会喫茶の続きは ま だ で す か ?
786名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 14:10:59 ID:MHKxFsEB
問題です




カレーが自重する確立を答えよ
787名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 16:54:28 ID:m+bzNmF+
やっぱ今日も旗嫌いの自演だらけなわけね
まぁROM専はたくさんいるんだろうけど
788名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 20:10:48 ID:thnEwM6G
ずっと旗はカレー以来許容してんじゃん
勝手な被害妄想やめろや
どうせカレーが旗書いてしまうんだから
他の書き手の人には他の派閥をお願いしたい気持ちぐらいわからねーのか
789名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 10:18:30 ID:zu6zdmb9
もうカレーはいないんだからカレーの話題はここまで!!!
790名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:00:12 ID:bpHsrCAq
今はどんなのが希望されてるんだろ
791名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 15:51:22 ID:Y8zjZu0j
っていうかリレーは?
リレーはもう終わっちゃったの?
792名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 15:58:45 ID:o3HeyD1G
>>791
どっかの誰かが空気読まずに沢近出したから……
793名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 21:00:08 ID:hBoPDkW8
んじゃ別キャラに変えてやろーぜ
794名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 23:49:30 ID:3wGudInv
>>781
奈良をおちょくってんのか?
795名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 00:06:26 ID:A3TOsoeE
>>794
おにゃのこですか?
796名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:15:26 ID:4p0e9wlm
>>793
それはそれで書きにくいw
一応リレーだから
797名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 03:33:03 ID:30Hr5eqV
ここであえてカレーを待つ
798名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 04:39:51 ID:sPjEC+Pu
カレーは旗しか書かない時点でいらない子
799名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 13:15:03 ID:kK7uAMDa
また自演かよ
800名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 14:08:26 ID:sI9Pxx1l
奈良のエロパロ書いたら高い評価あげるぞ。カレー。
801名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 14:26:06 ID:Y90LVYDw
>>800
おにゃのこですか?
802名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:09:30 ID:E69bT6Hy
ここはひとまず>>805が言ったキャラでリレーしようぜ











奈良禁止な
803名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 08:11:42 ID:7qqxoYv8
>>802
沢近でも今回みたいに停滞するぞ
804名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 11:30:13 ID:RRYZb+U0
だれかな>>805
805名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 11:31:45 ID:s8Ro7pV9
ミコちん
806名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 17:23:42 ID:jovQUAZQ
>>805
GJ
807名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 02:16:13 ID:aYXSblbY
>>805
じゃあそのままSSも頼んだ!
808名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 17:15:02 ID:fW8NH2Fe
>>805
花井とのTS物
花井が記憶喪失

どっちか頼む
809名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 20:04:51 ID:WaKiHULF
TSって何?
810名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 21:48:20 ID:tKYrBc7X
>>808
花井はない
アソミコかせめてDか鉛筆
811名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 09:06:30 ID:w8d/5Qs3
やっぱ鉛筆かな
812名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 10:26:26 ID:rJa3ClBN
>>809
TSも知らないでここにいるのか・・・
20歳以下だろw
813名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 15:20:52 ID:ax3rlcY5
DがTSしたら、えらいことになりそうだなw
814名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 15:33:09 ID:/uDSgTNT
カレーさんいつぐらいになりそうですか?
815名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 15:51:55 ID:Se40PrDW
TSって、調べたら性転換とか女装物の事なのか・・・
なんつうか、TSが何かを知らない普通の大人で良かったと思った。
816名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 19:27:46 ID:l4EG3VcC
>>812
いや、普通に20の俺も知らね
817名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 19:28:25 ID:l4EG3VcC
20「以下」だから知らなくて合ってるのかw
818ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/11/13(火) 00:37:59 ID:PO1nb68t
お久しぶりです。
三原&冴子x播磨シリーズを書いていたユカラカキです。
長い事空いてしまいましたが、シリーズの続きを投下したいと思います。

前半が三人称美琴視点での「播磨x円」、後半が「播磨x美琴」となります。
本当は播磨x円だけの予定だったのですが>>805でミコちんな流れになったので書き直しました。
内容から、梅津がとても可哀想なので、梅津ファンにはお勧めできません。NGワードは「放課後のキス」で。

まずは前半のみ。
819放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/13(火) 00:39:11 ID:PO1nb68t

別に覗くつもりなんて無かった。
校庭にいた猫を、追っただけなんだ。
それなのに何で、おまえらがいるんだ。
つうか、あんたら別の相手いなかったっけ?
あーいや、さ、体育館裏でこんなことしてるな!

目の前の"光景"に息を呑みながらも、頭の中をそんな言葉が駆け巡る。
勿論、それを声になんて出来ない。

(――なんで、城戸と播磨が……)
美琴は、小さく唾を飲み込む。

くちゅくちゅ、ぴちゃ。
"そういうこと"に疎い美琴でさえ、何が行われているか解る音が、いやがおうにも耳に入ってくる。
例え解らなくても目に映る光景の意味は理解できる。

播磨拳児と城戸円がキスをしている。
色々と問題はあるけれど、個人の自由。回れ右して帰ろ。沢近にゃ黙っておいたほうがいいな。
美琴の頭はそう結論を出しているものの、身体が動かない。
――瞳は美琴が過去、見たことのない光景に釘付けになってしまっている。

いや、美琴だってドラマでキスは見たことくらいある。
目の前の光景は……つまり、キス以上もシているのだ。

……唇を交わしている状態で、播磨が立ったまま円のお尻に手を添えて、持ち上げるように抱きしめている。
円の脚は彼の腰に巻きつき、足首には可愛らしい下着がひっかかっている。
更に播磨の足元には学生服のズボンとトランクスが散らかって、逞しい太ももが見えている。
密着している脚の間からは、くちゅくちゅとひっきりなしにイヤラシイ音が……。

(うわ、播磨やっぱり筋肉すご……。コレって駅弁……だっけ?一人の体重支えてるから浮き出てる。
あ、城戸の脚も陸上やってるだけあって綺麗だな……って私は何を考えてるーー!)
と、心の中で頭をぶんぶんと振っているつもりの美琴だったが、瞳はまぎれも無い"同級生の情事"に魅入っていた。
820放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/13(火) 00:40:11 ID:PO1nb68t

「ちゅ…ふぁっ、ぁぁ!すごーい、いいよぉ。ん、今までで一番……あふっ」
「おい、梅津と比べるんじゃ、ねぇっ」
「やぁ、ひんっ」
ぐっと播磨の腰が突き上げられると、逞しい背に回された円の指がひっかくように快感を訴える。
「茂雄とは、まだ――キスだけ……ふぁ、んん」
「ぐはっ、ったく梅津にどう顔あわせりゃいいんだ――ん、ぅっ!そんな締めるな。もたねぇだろ」
「だってぇ、茂雄がもし見てたらって思ったら。ぁんっぁぁぁぁ、きゃぁっ。んんー」
再び円の唇が播磨に塞がれ、腰の動きは円を描くように……きっと膣内をぐちゅぐちゅにかき混ぜているのだろう。
筋肉を太い縄のように浮き上がらせた播磨の太ももを円の愛液がつぅぅっと太い筋を描いて垂れ落ちている。

(私がみてるって。あーもう、こいつら、なんてこと……くぅ、私もなにやってんだ)
いつもの美琴なら殴ってやりたくなるような会話。
にも関わらず、美琴の手は二人を殴りに行くのでは無く、このところ更に大きくなり始めた自分の胸へ這っている。
下からゆっくり柔らかさを確かめるように。先端に触れると制服の上からなのに全身が震える。

「ぁふ、このキス……クセになっちゃう。くんっ、そこっ!おくぅ。……ぁぁ」
「うぐっ、ぬおっ。でち、まう。――離れろって」
二人とも限界まで来ているのか、会話に呼気が混じり息が荒くなっている。
「膣(なか)で、いいよっ。いっぱい、いっぱいぃ」
「ばっ!脚を離せっ。くぁぁぁ!!!くっそ!どうなっても知らねーぞ!」
円の白い尻たぶを掴む播磨の無骨な手にぎゅっと力が入る。
途端、二人の身体が小刻みに痙攣して――とろり、とろり、白い液体が二人の結合部から滴り落ちた。

「……でてるぅ」
「がぁー!奥で、思いっきりだしちまったじゃねーか!」
「いいよぉ。あぁ、まだ熱いのが……やぁん」
無愛想な播磨に、円はハートマークのついた甘い声で愛しげに軽いキスを降らしている。
円のいつも快活でなかなか整った相貌は、今、完全に快楽でうっとりと緩みきって、美琴から見ても幸福そうだった。
そして、繋がったままのソコからはひっきりなしに白い液体が地面に向けて垂れて……今でも射精が続いていることを物語っていた。
821放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/13(火) 00:41:32 ID:PO1nb68t

(はぁ……んぅ。膣で出されるって、そんな気持ちいいものなのか?それとも播磨のが特別……)
ぞくり、と。美琴の脚の間、そして胸の先端に甘い刺激が走る。
頭の中に霞がかかったような状態のまま、ほんの少し円を羨んでしまう。あんな気持ち良さそうに――と。

「ぁぁっ、ふぁ。すっごい、良かった。最高。わぁ、とろとろぉ」
やっと、駅弁からゆっくりと降りて円が満ち足りた笑顔で播磨に話しかける。
「俺ぁ、最悪だ」
「そんな事いっても、出したのにこんな硬いよ……」
「こらっ!おめーは用事あるんだろ」
「うん、茂雄とデート。遅れそーだから、このままいっちゃお」
と、まだ播磨の精液を膣から垂らしたまま、足元のショーツをきゅっと引き上げ履きなおした。
「はぁ、ん。これで良し」
「よくねーだろ……」
「膣出しでも大丈夫だよ。もう少ししたら茂雄ともエッチするから」
「……?? おい、ちょっとまて!今、さりげなくとんでもねー事いわなかったか!」
下半身を晒したまま、播磨が突っ込むが円は気にした風でもなく笑う。
そして、軽く腰をかがめると「ちゅっ」と、自分と播磨の体液でとろみがついた肉棒にキス。

「秘密できちゃったね。嫌いにならないでね、誰にでもするワケじゃないんだから。――じゃねっ」
何事も無かったように軽く身を翻すと、陸上部らしい軽やかな走りでさっていった。

播磨と、隠れたまま覗いていた美琴を残して。
822放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/13(火) 00:43:19 ID:PO1nb68t

(あ……れが。男のモノ、うそ――子供の頃に風呂でみたのは、あんなんじゃなかったぞ。ふぁ……)
円が去った後も、まだ自分を慰める手を止められないまま、美琴の視線は播磨の逞しいモノから離れない。
もっと近くで見たい、そう思って身体を乗り出した瞬間。

「とっと、うわぁっ」
胸と脚の間をまさぐった状態で体重移動したせいで、バランスを崩してゴロゴロと転がり……播磨の目の前に飛び出してしまった。
顔を上げると、そこには反り返ったモノ。
美琴の瞳が大きく見開かれる。
「へ?す、おう?」
「うわっ、うわぁぁぁぁぁっ!!」
今までの興奮、至近距離で男のモノを見てしまった羞恥、覗きがばれたという危機感。
大混乱に陥った美琴は、一番慣れている行動をとった。

つまり、渾身の正拳突きを"脅威"に放ったのだ。

「ぐぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁっぁ!!!」
放課後の体育館裏に、世にも悲痛な断末魔が響き渡った。
823放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/13(火) 00:45:48 ID:PO1nb68t

◆ ◆ ◆

数分後。
まだ股間を抑えて蹲っている播磨の腰をぽんぽんと叩きながら、美琴は明後日の方向を向いて話しかける。
「いやー、ごめんごめん。でも、アンタだって悪いんだからな」
「うう〜」
抗議しているらしいが、うめき声にしかなっていない。
「ああ、解ってるって。皆には黙っておく……というか言えないだろ、あ、あんなこと」
衝撃的な光景を思い出し、美琴はぎゅっと拳を握って身体に走る感覚に耐える。
まだ……疼きは止まっていない。ズボンが脱げたままの播磨に触れていると考えると尚更、じわりと湧き上がってくる。
「ぁ、う。あり、が――と。すまねぇ」
やっと言葉を口に出来るようになった播磨が、やっぱり股間を抑えたままの姿で美琴を見上げる。
その目にはちょっぴり涙が。
「で?事情は聞かせてくれるんだろ?」
このままじゃ納得がいかない、と美琴は目で語る。

「……その前に、ズボンとパンツ履かせて……」
「おわっ、ごめ!私、後ろ向いてるから」
慌てて播磨へ背を向けながらも、美琴は、今一瞬チラリと見えた播磨の一物を脳裏に焼きつかせていた。
824放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/13(火) 00:47:15 ID:PO1nb68t

◆ ◆ ◆

「なるほど。城戸が梅津以外の男と一緒なのを見ちまって、口止めに……ねぇ」
「お、おう」
「にしても限度ってもんが……」
「面目ねぇ」
「播磨って三原達と仲いいけど、そっちはどうなんだよ。どっちか彼女って話だけどさー」
"緊急事態"を一緒に経験したせいか、妙な連帯感を感じながら美琴は播磨に質問をぶつけ続ける。

「違うんだ!それは、だからよ……あ、くそっ、わかったスマン――全て話そう!じ 実は俺」

     ・
     ・
     ・
     ・
「そうか。アンタは同級生二人と学校でも外でもヤりまくっていて、家では刑部先生と同棲、毎日朝から。
――その上、今日はあの二人がいなかったせいで、性欲をもてあましてた。そこで丁度、城戸に誘惑されてああなったと」
「……ぐっ」
「見境なし」
「……ぐぁ」
播磨の乱行を聞き出し、完全に優位に立った美琴は、半眼で呆れたように告白内容を羅列してやる。
(男っていうのは、そーいうもんらしいけど……よ)
またあの光景が脳裏に浮かんで、美琴の体温を上げてしまう。
とろりと流れる白い液体、満たされ恍惚の表情を浮かべる円。
頭を振って、煩悩を追い払うともう一度播磨へ視線を戻す……が、つい、下腹部が視界にはいって瞳が釘付けになる。
(ちょっ!勃って……る?まさか私にも欲情してたり)
コクリ。
美琴の喉がまた、唾を飲み込んだ。
825ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/11/13(火) 00:50:13 ID:PO1nb68t
以上で、前半終了です。
次回は播磨xミコちんで。
826名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 00:50:53 ID:JfztAxbS
なんという生殺し・・・乙でした。
827名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 03:20:34 ID:H9rz6SyR
なんてこった。こいつは全裸待機をせざるをえない。
828名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 08:32:25 ID:QUaeIByY
超GJだ!
播磨…恐ろしい子!!!!
829名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 12:17:08 ID:g1X74E9b
>>825
GJ
梅かわいそうだけど円との絡みもうちょい見たかったw
830名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 12:37:31 ID:M6wB2sGd
つまんねーーーーー
市ねや
831名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 13:19:19 ID:WPg3Omd4
お嬢とヤクモンとは絡まないのかな・・・わくわく。
832名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 14:40:40 ID:9BctDo2O
梅津(´・ω・`)カワイソス
833名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:40:42 ID:jpcd3smi
GJ過ぎて困る
834名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 00:39:34 ID:4yAUaQac
お前は神か
835名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 02:51:54 ID:cmoso30M
神って本当にいたのか
836名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 12:37:23 ID:tPOmyokL
>>825
文章の感じがカレーさんに似ているね
てか名前を変えたカレーさんじゃないのかな?
GJでした!できれば前のやつも完結させてください
837名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 12:51:27 ID:NsfsqOXS
>>836
似てないし全然違うだろw
知ったかぶって恥ずかしくないの?ww
838名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 16:33:58 ID:tPOmyokL
>>837
そうかなー?
本人じゃなくてもかなり影響されてる文章だと思うけど
839名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 16:43:46 ID:9UkuYe2S
こいつがカレー自身なんで皆スルーして!
840名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 17:59:37 ID:sRHo3hEj
>>838
どこが?
841名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 05:27:03 ID:ug24GHrw
まぁどっちでも良いわ
でもtPOmyokLみたいヤツは在日認定みたいで気分は悪いわな
842名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 12:53:01 ID:tKsbl891
というかどっちにしても作者に失礼だろ
843名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 13:30:00 ID:azWqj+Ee
>>838
俺はあなたをカレー認定しない!
そうしたら私もあなたと同じになってしまうからです
844ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:14:18 ID:K6ndAEpj
>>824の続き投下します。
長くなったせいで推敲が甘いのでヘンな描写もあるかもしれませんがご容赦を。
845放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:15:58 ID:K6ndAEpj

注意深く播磨の視線の先を辿ってみる。
もう身体の一部のように見えてしまうサングラスからは瞳の位置は解らない、が……首と顔の角度から推測は出来る。
(やっぱり、私の胸を見てるな、コイツ)
先程、情事を覗いていた時にまさぐったせいで制服のブラウスのボタンがいつも以上に開いているせいだろう。
美琴はもう一度播磨の股間に目をやってから、おもむろに腕を伸ばした。

播磨のサングラスに。

「どわっ!!な、なにしやが……」
案の定、播磨の瞳は美琴の胸の膨らみを凝視していた。
笑いを堪えながら、ジト目で睨んでやる。

「スケベ」
「……すまん」

真赤になって慌てて目を逸らす姿が妙に可愛い。
(かわいい。って私は何を考えてる!……でも、なんだろなーこの気持ちは)
ぞくぞくと悪戯心と好奇心と欲望がミックスされた感情が美琴の心を支配し始める。
"こーいうこと"で美琴が優位になれる状況は生まれて初めての経験で、妙に気分がハイになってしまう。
「ま、減るもんじゃ無いからな、いいけどさ」
そう言って、わざとボタンを一つ外してやる。
そうすると何故か、ぞくりと美琴の背筋から子宮へかけてヘンな感覚が走り抜ける。
……見せることで播磨を支配してると思うと心地いい。
「お、おい。いいのかよ」
ちらり、ちらりと恐る恐る視線を元に戻そうとする播磨の様子にまた笑みが浮かぶ。
心なしか、彼のズボンの布地を持ち上げているモノも大きくなっているような気がした。
「まあ、私もちょっと……見てたりもするから、ははは」
堂々と視線を播磨のソコへ走らせてやる。
「うぉい!――み、みるなって!」
「アンタだって、私の見てるだろー!」
笑いを含んで言い返す。
846ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:17:50 ID:K6ndAEpj

黄昏近くなり暗くなった陽も相俟って、奇妙な共犯的雰囲気が場を支配し始めていた。

「そりゃ、よ。男の事情ってもんが」
「事情ねぇ……とりゃ!」
テントを張っているモノの先端をついっと触ってみる。
「ぬぅおわ!!」
「あはははは。おっもしれーな、やっぱ!」
くりくりと、掌で硬い感触を楽しみながら、播磨の顔を見る。
アレを撫でる為、前かがみになって深くなった美琴の胸の谷間から、刺激にのけぞりながらも視線は逸れていない。
「くっ、お前、わかってて……うぉぉっ、触んな!撫でんな!擦るなぁぁ!」
「やー、これ大きくなって面白くてさ。ナマで見たくなってきた」
と、ズボンのジッパーに指をかけて静かに引き降ろす。
さっきまで同級生の膣に入っていたモノ、今、美琴に興奮しているモノを見たくて仕方ない。
(私、絶対ヘンだ。でも、これを逃したら、もう二度とチャンスは無いよな)

「こらっ、何しやがる!やめ……」
「私のも、さ、触っていいからさ」
「え"……」

播磨の抵抗をやめさせる為に、そんな言葉が唇から漏れる。
途端、時が止まった。
・・・…空気がより淫らに変わって行く。

「いい?播磨の見せてもらうからな……」
「あ、ああ――」
ずるりと太く逞しく漲っている播磨の肉棒を外にまろび出す。
掌に熱い感触、とろりとした液体が塗されテカっているのがリアルでイヤラシイ。
(うわっ、匂いすご……これって舐めたりもするんだよな?)
晶や雑誌から吹き込まれた情報が頭を巡る。唇に触れんばかりにして顔を近づけ吐息をかける。
「こんな形してるんだな。キノコっぽいけど、なんか硬いし、ヘンだ」
「くっ、そんなまじまじ見るんじゃねぇ。くぅ、はぁはぁ……俺も、触るぜ」
播磨の欲情に染まった声と荒い息が、美琴の心を甘くくすぐる。
847放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:19:11 ID:K6ndAEpj
「いいよ、少しくらいなら――」
同級生の膣(なか)にさっきまで入っていた男性器を間近で弄くっているという状況と、播磨に乳房を触れられる期待に、
美琴の乳首は既に痛い位に勃起してサイズの窮屈なブラに擦れてしまっている。
「……おう」
播磨の喉仏が上下して唾を飲み込む。そして美琴のたっぷりとした胸の谷間に伸びて……。
ブンッ。
片手だけで器用にブラのフロントホックを外した。

「――え?」
ぶるんっと音を立てそうな勢いで、Dのブラでは収めるのに狭すぎた美琴の乳肉が弾けるように揺れて外気に晒された。
そこへ、播磨の無骨な指が。
重そうな美琴の乳色のプリンを下から支えるように、優しく揉みしだいた。
「くぅ、やぁ――はり、ま」
「すげーな。これ」
イヤラシイ言葉で品評され、馴れた手つきでまさぐられると、これまでの雰囲気で溢れかけていた欲情が美琴の身体を駆け巡った。
「ちょっ、まって、ブラ……直接、ぁぁっ!!ひん、ぅぅぁぁ!」
大きな掌で下乳を支えられたまま、指先で尖った乳首をぴんっと柔らかく弾かれると、それだけで子宮が震えて全身が脱力する。
もう、美琴は播磨の肉棒を握った状態で、快感に耐えるように身じろぎするだけしか出来なかった。
「周防のでかいし、柔らけぇ。ここ敏感だな」
完全に主導権を握り返した播磨が耳たぶを噛むように囁き、掌で美琴の感じる部分を探し回る。
播磨の大きな掌でさえ余る乳房を、最初は甘く、次第に強く弾力を確かめるように。
「ぁ、くぅぅ。こんな……」
美琴でさえ知らなかった"感じる場所"が無骨な指によって探し当てられ、重点的に刺激される。
もう、桜色の先端は微風が通ってさえ電撃のような快感が走るようになってしまっている。
なのに、播磨は美琴の右の胸だけを……今度は両手で根元からゆっくりと絞るように乳首まで揉み上げ、最後指の間から覗いているソレをきゅっと甘く捻ったのだ。
「ひっ!!うあぁぁぁぁぁぁ!!!あぅぁ」
巨乳を絞ることに馴れた愛撫に、美琴の心は沸騰するような快感に浚われる。
乳房全体がこれまで感じた事の無い甘い刺激でいっぱいになり、触られている箇所からうっとりとするような快感が子宮から膣に走るのだ。
848放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:19:59 ID:K6ndAEpj

声も、まともな言葉にならない。
円との情事を覗いていただけでびしょ濡れになっていたショーツは、今の播磨の"乳搾り"で用を果たさない位にまで水浸しになっている。
(なんだよ、これ。おも、らし?――何か、止まらない)
乳を搾られただけで潮を噴いたことも解らず、ただ未体験の快楽に浸り……つぅぅといつもは引き結ばれた口元から涎が一筋。
「周防、感じやすすぎ。――反応すげぇ」
今度は両の乳房を軽く掴まれ、背を播磨の胸板に密着させる形で抱きかかえられた。
そして、ぐにぐにと若干乱暴にたわわな双乳を弄ばれる。
「ぁっ、だめっ、むねばっか……り」
何度も軽くイかされながらも、抗議しようとするが、両手の指で肥大した乳輪ごと乳首を指腹で転がされるとまたイかされて濡れたショーツから愛液を染み出させる。
間欠泉のようにイク度に潮を噴いている為、今ではスカートまでぐっしょりと染みてしまっている。

「――わかった、じゃあ」
「ぁ、んっ!っっーーー!!」
サングラスの無い播磨の端整な顔が近づき、美琴の涎を舐め取るようにして唇を塞いだ。
気持ちよさのあまり半開きになっていた唇に荒々しく舌が入り込んで蹂躙する。
美琴の舌を探し出すと、すぐに絡めて吸いだすようにしてくすぐり始める。

手際のいいキスと、それだけでイかせるような乳房への愛撫。
経験の無い美琴が耐えられるわけも無かった。
もう、僅かな抵抗も出来ずされるがまま、ただ快感を貪るために播磨に舌を差し出し、
乳房をいいようにこねまわされては甘い声をあげる。

懸命に播磨の肉棒をまさぐっていた手は、もう動かす事すら出来ない。
849放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:20:35 ID:K6ndAEpj

三分後。
ぴちゅぅ……。
粘液質な唾液の糸を引いて、美琴と播磨の唇が離れた。

「はぁはぁ、周防」
「……はり、まぁ」
欲望にぎらついた播磨の瞳に射すくめられ、美琴は頭の中に靄がかかった状態のままうなずいた。
美琴の乳房を弄っていた掌が腰に伸びて、ショーツをずり下ろし始める。
重く濡れた布は、とろりと濡れて幾つもの銀の端を美琴の蜜壷と結んでいた。

くちゅり。
お尻を掴まれたと思った途端、身体を軽々浮かせられ、座ったままの状態で下半身に熱く太いモノが押し付けられた。
そして――美琴の秘裂を押し広げ、ゆっくりと侵入して来る。
「ひんっ、大きい」
初めては痛い。そんな知識が頭を巡るものの足はぴくりとも動かない……
それどころか濡れた襞が、播磨のモノを歓迎するように、美琴の意思とは別に蠢き始めているように感じる。
そのまま、とろりとした蜜が溢れている美琴の秘裂は限界まで広げられ――。

一気に挿し貫かれた。
850放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:22:03 ID:K6ndAEpj

「ンっ……うぁぁぁぁぁ!ううぅぅっ!!」
膣が未知の感覚に、きゅぅぅうぅっと締まり、ソレが播磨のモノと深く擦れて……美琴に膣内を犯される悦びを全身に伝える。
痛みを覚悟していた心に快感が流れ込み、あっという間に侵蝕してゆく。
「くぅっ!さ、すが、鍛えてるとここの締め付けもすげーな」
「ひンッ、す……ご。こんな、の――うそぉ」

ぴしゅぅうぅぅ。

再びお漏らしのような潮が播磨の股間を濡らす。
「挿入(い)れただけでイッたのか?ぐっ、ぁ、こんなキツイの初めてだ」
「ンンーーッ!ぅぅぁぁ!!いいよ、これ、そんな……ひぅぅ!」
ずぽずぽ、リズミカルに播磨のモノが美琴を犯し始めると、もう頭にピンク色の霞がかかってただ剛直を貪ることしか考えられなくなる。
(なんでぇ。私、こんな――えっちじゃない。処女、なんだぞ。なのに)
播磨も美琴が初めてだとは全く考えていない様子で、遠慮なく腰を掴んだまま膣最奥でぐりぐりとかきまぜ攻め立てている。
そんな状況に心で文句を言いながら、美琴は自分を貫いているモノに揺さぶられて喘ぎ声しかあげられない。

尻を鷲づかみにされて、下から激しく突かれる度に、美琴の巨乳はたぷたぷと反動で揺れ播磨の胸板に乳首が擦れる。
ただそれだけで美琴は小刻みにイっては、膣から再び官能に火をつけられてしまう。
「は……りまぁ、もっと。いいっ!これ、たまんない……あぁ、こんな」
美琴の反応に気を良くしたのか、播磨は片手を尻から離すと、目の前でたぷんたぷんと揺れ続ける柔肉を捕まえ、
無造作に揉み絞り始めた。
「ひっ!!!ぁぁぁぁあああああ!!ぁ、胸一緒にされたら!」
乳房を絞る手の動きに呼応して膣が締まる、途端、播磨が快楽のうめきを漏らすのが、なぜか嬉しい。
もっと自分をイヤらしく責め立て、気持ちよくなってほしいとさえ思ってしまう。
「こんなの目の前で揺らされたら、仕方ねーだろっ」
荒々しく突き挿した肉剣を激しく出し入れしたかと思うと、播磨は美琴の巨乳を自分の唇に先端が来るように持ち上げた。
851放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:23:03 ID:K6ndAEpj

ぢゅぅぅうううううううううううううぅっぅ。

「―――ッンぁぁぁぁぁぁぁぁぁァぅーーーーー!!!!!!」

完全に勃起した乳首を思いっきり吸われた。
そのまま乳輪を甘く噛まれ、吸い込まれながら舌で嬲られる。
それだけでも敏感な美琴がイクには充分なのに、同時に子宮口をコツコツと肉棒がノックして膣壁をカリが何度もひっかいている。

意識が何度も断続的に飛ぶ。
甘い電撃が何度も何度も子宮をひくつかせ、膣口をいっぱいに締め付ける。
(ちくび、吸われながら。犯されて……学校で――やだ、私、今……城戸と同じ。あふぅっ、こんな感じてるんだから、それ以下?)
混濁する思考の中でそんなことを考える。

その時。
子宮口に当てられた播磨の剛直の先端から――熱い奔流が迸った。
「ひっ、ぁぁぁ――で、て」
「すま……ん、くそっ、とまらねぇ」
どくっどくっ。熱い肉の竿が脈動する様子が膣を通して伝わってくる。
……乙女だった部分が白濁液に汚されてゆくのが背徳感をいやがおうにも高める。入っているモノが愛おしいとすら思う。
「ぁぁん、これも、いい――さいこ、う。こんなにキモチイイな、んて。播磨、もっと胸も……吸ってくれよ」
「おう、んく。じゅるっ、ぢぅぅぅ」
肉棒が届かない子宮まで精液を流し込まれる感触に酔い、乳房への愛撫を更に要求してうっとりと快楽に浸る。
貫かれながら、敏感な乳肉を愛撫される今の状態は美琴にとって最高だった。
852ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:24:02 ID:K6ndAEpj

とぷとぷ。
結合部から、美琴の膣と子宮から零れた精液が流れ落ちては二人のからまった陰毛を濡らし始める。
まだ、美琴の膣を押し広げているモノは萎えることなく充分に硬い。
播磨がたっぷりとした乳肉を吸い、揉む度に回復してゆくようだった。
勿論、美琴も舌で先端を転がされると、イったばかりなのに、またすぐに限界まで昂ぶってしまう。

「くぅ、播磨……もっとしよ、う。きゃぅ!」
しゃぶっていた乳首を甘噛みすると、播磨は美琴に笑いかける。
「どっちがスケベだよ、ったく」
「アンタが、悪い。こんな――キモチイイこと……はぁ、ん。教えるから」
今度は美琴からキスを求めに行き、唇が重なる。

どちらからともなく、自然に腰を振り始めて二戦目に入りだす。

(ナマでこんなに、されちゃったな。……私、妊娠するかも。
ああ、でも孕んじまえば播磨に責任取らせて、毎日こんなキモチイイことできんのか……それもいいかも)

播磨が心の中を覗けたら、真っ青になって萎えるようなことを考えながら、美琴はまた快楽の海に身を投げ出す。
もう――播磨からは離れられない、と確信しながら。
853放課後のキス ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:24:37 ID:K6ndAEpj

◆ ◆ ◆

「悪ぃ……なんつうか、生……」
「いーって、いーって」
「いや、けどよ」
「私は気にしてないから、安心しな」
「お、おう。俺も今回みたいなこたぁしないように……」
「次からもナマでいいから。……あ、いつでもいいんだ。播磨がしたいときに、さ」
「まてっ、おい」
「責任とる意味でも宜しく」
「……何でこんなことに、なっちまったんだ」
854ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/11/16(金) 21:31:34 ID:K6ndAEpj

これで「放課後のキス」は終わりです。
現在の攻略状態は、三原、冴子、絃子、美琴となっています。
次は、八雲か沢近、どちらかの予定です。

あ、尚、自分はカレーさんではありません。
ここでの初投降は保管庫の「キスマーク・中」だったかな?
確か、カレーさんが書いていた非エロの前編を繋ぐ形で書いた覚えが……。
855名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 22:38:59 ID:06nqWkSz
>>853
これで終わりかな
スクラン一陵辱の似合う女から捕食者への華麗な転身乙でした
これぞエロパロの醍醐味といえる内面描写とエロ描写におっきした
激しくGJ!
856名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 22:52:21 ID:MfyQYobe
とりあえず一言言わせてくれ。
GJ!!
857名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 00:36:09 ID:as2KRmFg
美琴エロいよ美琴。
GJでした!!
次回作を期待して待ってます。
858名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 01:13:24 ID:01iFDHzo
>>854
GJ
播磨の境遇が羨ましすぎるw
859名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 06:53:22 ID:ttLPcp/5
>>854
GJだった。全裸待機してたかいがあったぜ。
ところで絃子編って見た覚えないんだがどっか保管されてる?
860名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 14:33:12 ID:D2SOJ5lt
奈良健太郎の本格的なエロパロもそろそろ……
861名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 14:35:27 ID:HP4qvKH0
>>860
お前が書け
862名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 14:50:56 ID:1AfAWKWw
>>860
おにゃのこですか?
863名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 16:13:51 ID:+qQSUqkY
>>854
乙でした!
続編投下までもっと時間かかるもんだと思ってだけに、この早さには感動っす。
ただでさえエロいシリーズなのに、今回のミコちん編はその中でも最高のエロさでしたよ!
864名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 08:54:36 ID:NAWI3B9t
>>854
>確か、カレーさんが書いていた非エロの前編を繋ぐ形で書いた覚えが……。
それがカレーさんに影響されてるっていうんだよw
文章もカレーさんの一節も丸々使ったり酷くないか?
カレーさんがいなくなったとたん自己主張しだすし・・・
アンチカレーを煽ったのもお前じゃないのか?
865名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 09:41:04 ID:MnzMj24p
カレーはいなくなってもこのスレに迷惑かけ続けるんだな
866名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 13:06:21 ID:8qJIrpSy
さすがカレーの残党
言いがかりに関しては一流だな
867名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 14:08:44 ID:NAWI3B9t
でもアンチカレーがなぜこんなに増えたか考えると
>864の言ってることもあながち間違ってないと思うよ?
影響を受けたとかは置いといて誰か煽ったやつがいるのは確かだよ!
868名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 14:44:03 ID:Afvc4hPK
>>864
>文章もカレーさんの一節も丸々使ったり酷くないか?
カレーの見てないんで、どこを使っているのか教えてくれ

>>867
煽った奴がいようと、それにほとんどの人間が乗ったのはなぜかは考えないのか?
カレー自身の態度のせいだろ
どこかでカレーが態度を変えていたら、こんなことにはなっていない
全スレとか、都合の悪いのはスルーとか、終わらせるといいながらダラダラ続けたりとか
そこらへんはどう思うんだ?
869名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 15:13:17 ID:8+3aEECM
>864の言ってることもってお前じゃねぇかw
870名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 19:03:45 ID:ENl27Dzn
>>854
貴方が神か!?

まさか大好きな作品の続編でミコちんが絡んでくるとは思わなかったぜw
このまま沢近・八雲行ってもいいけど、三原・冴子・絃子・円・美琴の出番もお願いしますよ。
このシチュなら、今後沢近に美琴や円とのセクース見せ付けてやるとかもありうるんだな。
みwwwなwwwぎっwwwwてwwwwきwwwたwwww
871名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 21:33:13 ID:7SjQ9vBg
抽出 ID:NAWI3B9t (2回)

864 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 08:54:36 ID:NAWI3B9t
>>854
>確か、カレーさんが書いていた非エロの前編を繋ぐ形で書いた覚えが……。
それがカレーさんに影響されてるっていうんだよw
文章もカレーさんの一節も丸々使ったり酷くないか?
カレーさんがいなくなったとたん自己主張しだすし・・・
アンチカレーを煽ったのもお前じゃないのか?


867 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 14:08:44 ID:NAWI3B9t
でもアンチカレーがなぜこんなに増えたか考えると
>864の言ってることもあながち間違ってないと思うよ?
影響を受けたとかは置いといて誰か煽ったやつがいるのは確かだよ!

(´・ω・)
872名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 12:39:19 ID:M3omqpXI
カレーさんまだかな^^
873名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 21:42:22 ID:IpJ8PRwv
>>871
>>854>>867がカレーに見えるのは他にもいるはず
874名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 22:53:10 ID:lFtexw++
>>873
そうじゃない…そうじゃないんだよ…
というかどれが誰、誰がどれとかどうでもよくね? とりあえず文章読んで好きな人には拍手喝采して好きじゃなかったらスルーすればいいんじゃないかと
875名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 09:47:48 ID:jD5Dr+U7
燃えよスレかここ・・・
876名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 13:48:55 ID:zp80UM14
>>873
お前が文才ないのはよくわかった
877名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 14:02:35 ID:Wh6X6wbY
なんか良い感じにこのスレ腐ってきてるなw
878名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 13:26:46 ID:3taaZBW/
カレー3まだかな^^
879名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 20:28:15 ID:bs4t8tko
やくもんハァハァ(*´Д`)
880名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 23:55:15 ID:4YQwJosI
奈良健太郎のエロパロ書け!
881名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 03:14:33 ID:PssEp4xe
てめえで掻け
882名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 04:08:47 ID:s+N9h3/r
>>880
おにゃのこですか?
883名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:34:14 ID:PD3xFcUo
はい奈良が好きな女です。
884名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:56:43 ID:5oqyxfvH
>>883
嘘付け
885名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:48:13 ID:NgPUe/xb
ミコリーナはエロいな・・・
今後は仕立屋も立ちゆかなくなって、旦那は完全無職。
その中で赤ん坊を育てる為に、夫に偽り夜鷹に身をやつすミコリーナ・・・
886名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 12:31:44 ID:+ifPTBC4
カレーさんの続編まだかな?
途中でやめないで><
887名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 23:50:50 ID:0Ejb37E1
途中でやめちゃって><
888名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 00:51:36 ID:uzqAz7Y9
カレー氏&氏の作品が嫌ならNG指定してスルーしときゃいいのに、
何で>>887みたなのに限ってそういう自衛手段も講じずに文句垂れるのかねぇ。
どんだけ頭脳がマヌケなんだよ。
889名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 04:18:44 ID:iThZBzem
>>888
いや、お前もスルーだろ
いちいち書き込むなよ
890名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 13:29:56 ID:vBGfP2zO
やっとカレーがいなくなったと喜んだら
まだ、カレーの残党がいるんだよなw
891名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 16:44:52 ID:snWN4why
SS投下が少ないスレッドですね^^
892名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 11:49:02 ID:85AmwdH2
カレーさんは何月に復帰するって言ってました?
893名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 12:42:33 ID:qMQLhRPu
>>892
Youが続きを書けば、Youがカレーさんだ
いつでも復帰できるし、しなくてもぜんぜん構わんよ
894名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 15:32:14 ID:kxLbGy42
>>893
そう言ってるYouも書いちゃえばYouがカレーさんだYO!
895名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 15:40:21 ID:85AmwdH2
>>893
残念ながら私はカレーさんではありません
私がカレーさんのように面白いSSを書ければとっくに書いていますよ

このカレーさんが叩かれている状況はおかしくないですか?
カレーさんの創作意欲をなくさせて誰が得をするんですか?
カレーさんのSSを楽しく読んでた人たち(私を含む)はこの怒りをどこにもって行けばいいのですか?
好き勝手にカレーさんの悪口を書いてる人はカレーさんのSSを読んだことあるんですか?
読めばアンチもカレーワールドに引き込まれるはず^^
読んでもいないのに批判する人は何?
私たちはカレーさんの復帰を待っていますから!!!

romってるカレーチルドレンの皆さんもカレーさんが復帰したら
「おかえりなさい」と出迎えましょう!
アンチには負けません!
896名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 16:15:09 ID:hVkXnS2Q
  カ
  ー
  ー
  勝
  ば
  で
  ち
897名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 22:15:08 ID:qMQLhRPu
>>895
3行で頼む
898名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 22:16:14 ID:qMQLhRPu
>>894
  /\___/\
/ /    ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |
|   ,;‐=‐ヽ   .:::::|
\  `ニニ´  .:::/      NO THANK YOU  
/`ー‐--‐‐―´´\
       .n:n    nn
      nf|||    | | |^!n
      f|.| | ∩  ∩|..| |.|
      |: ::  ! }  {! ::: :|
      ヽ  ,イ   ヽ  :イ
899名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 14:00:26 ID:f3p6w2E9
ナンだろうねーー
900名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 15:17:56 ID:9p4vW/ua
カレーまだー?
901名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:55:03 ID:llcuSUgn
てかマジでカレーこなくなったな・・・
あんなに煽られても平気だったのにな
内心では傷ついていたんだろうな
902名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 01:23:22 ID:7grBGKfp
ちがうだろ
見限られたんだよ
俺たちは
どうやら俺たちはやりすぎたみたいだ…
903hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT. :2007/11/29(木) 01:23:37 ID:+GL+jEgq
八割方は書けてるよ
もう一押しが来ないだけ
待っててくれる香具師が居る限り誓って完結させるから安心してていいYO
904名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 03:36:59 ID:LOdAmdye
>>903
あんたの対応はいただけないが、それでもその強さは見習いたいと思う
905名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 03:57:25 ID:llcuSUgn
>>903
お前強いな・・・
そりゃ信者が付くわw
906名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 10:29:47 ID:g7GZtAAH
二度とくんな荒らしカレー
907名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 15:26:50 ID:cmFJxq18
新スレ前に投下だカレー!
908名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 17:22:50 ID:g+HB/JQ1
>>903
お前の強さがあればどんな会社でも入れるわwww
909名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 18:04:22 ID:hfO0T9u3
これで空気さえ読めたらいい職人になったのにな…
910名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 23:29:18 ID:pIVPDgss
奈良のエロパロ投下しろ!
911名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 05:55:50 ID:IzBiKw/q
>>910
おにゃのこ(ry
912名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 16:24:36 ID:FcaToBHl
>>903
お帰りなさい^^
続き楽しみに待ってますよ
ここにいる荒らしに負けずがんばってください!
913名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 20:10:31 ID:GBb5mYyc
自演すんなカレー
914名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 00:14:13 ID:Etrv7lFE
新参の頃はカレーに応援のレスをしてる人とカレーの人は別人だと思ってたが
ながく住んでいると分かってくるものだな・・・自演乙 
915名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 01:28:45 ID:KyfvhIkj
もう達観してしまった俺はSSだけを読んでるわ
SSを読む前にこいつが自己主張する部分だけ脳内スルーするようにしたし
本人はどうであれSSに罪は無いからな
916ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/12/01(土) 07:31:26 ID:WTdatzpA
>>903
カレーさん、自分も楽しみにしています。


>スレの皆様方
土曜日曜と時間が空いたので、スレ埋めも兼ねて数レス程度の短い「播磨ハーレムシリーズ」(三原&冴子x播磨から始まる一連のお話)のエピソードを即興で書きます。
そこで、何かシチュやキャラにリクエストがあれば反映したいなと思っています。
良ければ、三原、冴子、絃子、美琴、円。何れかのどんなシチュが読みたいか教えてください。
(播磨が毒牙(?)にかけてないキャラは、Hに至るまでのディティールを描かなければならないのでご容赦を)

12時位にまたここを覗きます。
そこで、条件を満たしていて一番リクエストが多かったキャラを書こうと思います。
リクエストが一レスも無かった時は……こっそり寂しく適当に自分で決めてSSを投下しますorz
917名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 07:57:33 ID:w85FMTOv
朝、漂ってくる良いかほりに刺激されて目を覚ます播磨。
匂いの元にたどり着くと、そこにはキッチンで裸エプ姿の
みこちんが朝食をつくる姿!!

この数日、寝食を忘れ原稿書いてた播磨。
食欲・性欲への欲求が限界に達していた中での裸エプ攻撃。
彼の緩い理性のネジなぞ一瞬で消し飛ぶ。

みこちんに襲い掛かり、抜かず3発キメる播磨。
妊娠を恐れつつも、中出し2発目の頃には肉欲に溺れ
受け入れてしまうみこちんであった・・・

・・・なんてのを妄想してみる。ぶっちゃけ下3行だけが重要
918名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 08:41:50 ID:TePRwJcD
>>916
絃子さんとのラブ甘なのもみたいけど
今回は冴子か円でひたすらエロいのがみたい
919名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 08:45:35 ID:KyfvhIkj
播磨抜きのレズでどうか
920名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 08:58:34 ID:TePRwJcD
>>919
ID通りKYだね
921名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 11:29:52 ID:ZwuNKSln
他の娘に手を出さないよう絃子さんが朝から掏り取るのがみたい
922ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/12/01(土) 12:00:51 ID:WTdatzpA
リクエストありがとうございました。
>>917-921どれかのシチュ、キャラで執筆します。
923名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 13:50:15 ID:KyfvhIkj
>>920
KHでなくてホッとした
924名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 17:01:42 ID:N0tg0VJu
>待っててくれる香具師が居る限り誓って完結させるから安心してていいYO
すばらしいんだが>>912はカウントに入れないでねw
925名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 19:29:30 ID:RwyLS0oU
>ユカラカキさん
期待の新作、全裸で待機しております。
ところで、つかぬことを伺いますが、以前ユカラカキさんの書かれた絃子SSは何スレ目に投下されたのでしょうか?
『オトサれた純情』以降の作品は欠かさず拝見させてもらったはずなのですが、久しぶりに通して読んでみたいと
思い保管庫を探したところ、まだ補完されていないようでしたので、過去ログの方を直接探そうと考えております。
レスをお待ちしています。
926名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 19:34:27 ID:RwyLS0oU
すいません、自己解決しました。
せっかくだから保管庫に上げておこうかと思いましたが、保管庫Wikiはなくなったんですね……。
927ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/12/01(土) 19:50:19 ID:WTdatzpA
とりあえず「絃子さんが朝から掏り取る」シチュで書きました。
題名は……「ケダモノ播磨の日常―朝」で。

即興で書いたので、推敲がかなり甘いですがご容赦を。
928「ケダモノ播磨の日常―朝」 ◆57bPn7v4tg :2007/12/01(土) 19:51:24 ID:WTdatzpA

刑部家――朝。
朝日の差すベッドの上。
爽やかな鳥の声に奇妙な音が混じりハーモニーを奏でていた。

ちゅぴ、ちゅぱ。ぴちゅ。
「んん、ふぁ……ぁむ」
淫靡な水音と甘い吐息。
(なんだ?俺ぁ、確か昨日――)
播磨は寝ぼけた思考で状況を把握しようとする。
その間も、濡れた音と下半身から湧き上がってくる快感はひっきりなしに続いている。

ちゅぅぅ。
「――くっ、ぅ」
甘美な刺激が走り、播磨は思わず呻いてしまう。
(なんだ?……うぅ、夢?すげぇ気持ちよくて……)
「ちゅぽ……ふふ、拳児君、声を漏らす位良かったか?」
勝ち誇ったような甘い声が播磨の耳を打つ。
視線を向けるとそこには――。
全裸の絃子が播磨の股間に顔を埋め、そそり勃った肉棒に舌を這わせている姿があった。
「うおぉぉっ、人が気持ちよく寝てる時に何してんだよ絃子!」
「見て解らないか?」
「わかってるから聞いてる……くぅっ、うお!」
「こっちの方が気持ちいいだろう?……ふふ、ちゅぴ……ぁむ」
悪戯な笑みを浮かべた播磨の従姉は、質問には答えず再び肉竿を頬張る。
929「ケダモノ播磨の日常―朝」 ◆57bPn7v4tg :2007/12/01(土) 19:55:23 ID:WTdatzpA

きめ細かな白い肌を長い黒髪が彩るその裸身は、朝日を浴びて神々しいまでに美しく、
口腔の奥まで、赤黒いモノをしゃぶる度にゆれる乳房と薄い桜色の先端が欲情をそそらせる。
クールな美貌がうっとりとした表情で自分の汚いモノを舐めしゃぶっている姿をみている内に、播磨の心から戸惑いが徐々に消えてゆく。
「拳児君が……ちゅぱ。ふぁ……これで他の娘をかきまぜないように……ぁんっ、こら悪戯はよせ」
上目遣いで奉仕する従姉の豊満な乳房へ手を伸ばすと、焦ったように文句を言われる。
「目の前にこんなのがあったら、手出したくなる……悪ぃかよ」
さすがに恥ずかしくなったのか、そっぽを向きながらも、プリンのような感触を逃すまいと播磨はゆっくりと甘く絃子の乳肉を絞る。
掌に余るボリュームが重く、指の間からぷにゅりと顔を覗かせる桜色が色っぽい。
かるく指で挟むとコリコリとした弾力を返してくる。

「ああっ……ひぅ、拳児く――ん。ちゅ……ぁぁ、ダメ、だ。ちゅぷ、あむ……。
全く本当に……あんっ、しゃぶらせながら、悪戯するのが好きだな……くぅ、激しくされたら、もう……」
「え、いや。ま、まーな」
フェラチオさせながら胸の感触を楽しむのは他の子でも良くやってる好みの姿勢だから……等とは勿論言えず、播磨は曖昧な返事を返す。

「はぁはぁ、今、他の娘のことを考えなかったか?」
「――ぐっ!な、なわけねーーーだろ」
絃子の凄まじい勘の良さに、播磨が明らかな動揺を見せる。これでは白状しているようなものだろう。
「全く、男と言うヤツは……」
そんな文句を言いながらも、絃子は唇から肉棒を抜くと、そのまま愛しげに舌でお掃除。
愛情と欲情が見て取れる奉仕の後、そっと播磨に抱きついた。
「今日も、きちんと絞らないとダメなようだな」
「おい、昨日の夜も、んなこと言って失神するまでシてたじゃねーか」
今、播磨と絃子が全裸で同じベットにいるのはそういう訳なのだ。
というより、関係をもった"あの日"以来、毎日一緒のベッドで二人共全裸で夜と朝を共有している。
毎夜毎朝、播磨にぐちゃぐちゃに犯され、膣へたっぷりと精子を注がれるのが絃子の日課となってしまっていた。
930「ケダモノ播磨の日常―朝」 ◆57bPn7v4tg :2007/12/01(土) 19:56:49 ID:WTdatzpA

「んっ……拳児君の、入れるぞ?――あ…ぁ、くぅん」
あれから毎日シているせいか、絃子は手馴れた手つきで播磨の肉棒を膣内に導き、甘い吐息を漏らす。
つぷつぷとフェラチオと朝勃ちのせいでガチガチになっている肉棒が柔らかな膣を押し広げる感触がたまらない。
「うぁっ、絃子の――堪らねぇ、ぜ」
「また、誰かと比べ・・・…ひっ、こらっ」
文句を言われそうになった瞬間、対面座位のままガッシリと腰を掴まれてピストンを開始された為、絃子の声が乱れる。
「絃子の、最高……だ」
華奢な身体を抱きしめ蹂躙しながら播磨が囁く。
「ぁ、ふぁ――いい、イイ!そこ、うわぁっ、イクっ。もうイッてしまう!」
快楽に弱い絃子が仰け反る。
たっぷんたっぷんと別の生き物のように跳ねる乳房を唇で楽しみながら、播磨は膣の最奥を先端で刺激する。
昨日出した精液を、カチカチの亀頭で塗りつけるようにぐりぐりと子宮口を擦りあげる。
「――−っ!!――!!!」
声にならない絶頂。
絃子の身体は何度も痙攣して、快楽に溺れていることを知らせる。
その度にぎゅぅぅっと締まる膣が播磨にも、快感のおすそわけをしてくれる。
だが、播磨はこれくらいではイかない。

感じやすい絃子が十回イッた時、播磨が一回精を放つというのが二人のペースなのだから。
931「ケダモノ播磨の日常―朝」 ◆57bPn7v4tg :2007/12/01(土) 19:58:06 ID:WTdatzpA

「相変わらず、すげぇイキっぷりだよな」
情を交わしている時だけは優位に立てる事を熟知している播磨が言葉で責める。
「はぁ……はぁ、ん。君が、ぁ……ケダモノ過ぎるんだ」
そう反論する絃子の凛とした美貌は、既に快楽で蕩け、いつも引き結ばれている唇は半開き。
つぅぅっと一筋、涎が垂れてしまっている。
播磨は、その涎を舌先ですくって舐め、絃子のチャームポイントでもある口元のほくろをチロリ。そのままキス。
絃子も待っていたかのように唇を差し出して答える。

くちゅくちゅ。
唇と、結合部、両方からイヤラシイ音が再び響く。
今度腰を動かして快楽を貪っているのは絃子の方だった。
播磨は絃子の好きなように腰を振らせて、キスを堪能している。もう完全に色事に馴れた男、の態度だった。
(なんで、俺――こんなになっちまったんだ……。天満ちゃん……)
播磨の心に、僅かな寂寥が走る――が。
「また、他の娘の事を考えたな」
「――のわっ!だ、だから、そんなことねぇって!」
キスを振りほどかれ、絃子の切れ長の瞳で睨まれると、一瞬でその寂寥感は消え去る。
(だから、なんでわかるんだオメーは!?)
と突っ込みたい播磨だったが、さすがにそれは自爆だと寸前で思いとどまる。
932「ケダモノ播磨の日常―朝」 ◆57bPn7v4tg :2007/12/01(土) 19:59:20 ID:WTdatzpA

絃子はそう言うと、膣内のモノを腰を回すようにして刺激する。
「くぅっ、ぁ……。教師が生徒を遅刻させてどーするだ」
「その前に恋人だから、いいだろう……んっ」
絃子の口からさらりと問題発言が。
「――ちょっ、ま……て」
播磨の抗議は絃子の唇で封じられる。
ちゅぱ、くちゅ――。
再び甘く蕩けるキスと舌での愛撫。
シロップのような唾液の橋が渡って唇が離れると、絃子は満足げに微笑む。

「この、浮気ものめ」
熱い吐息と共に唇から漏れる、笑みを含んだ囁き。
「うぐっ」
播磨に反論できる訳も無い。
「ふふ、でも大好きだぞ、拳児君」
責め、そして甘やかすような言葉に播磨はまた動けなくなる。
勿論、恋人発言を否定できもしない。

「しょうがないケダモノだ……」
クールに笑って、絃子は"離さない"というようにしっかりと播磨に抱きついた。



刑部家の朝は、まだ始まったばかりだった。

Fin
933ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/12/01(土) 20:09:25 ID:WTdatzpA
掌編で済ますつもりだったので、これで終了です。
あ、今気づきました。絃子さん、まだ播磨のを絞れてませんね……。


尚、「ケダモノ播磨の日常」として掌編は今後もちょくちょく書いて、他のリクエストも機を見て反映したいと思います。
予定はこんな感じで。

・播磨x美琴 絃子旅行で行き場所が無くなり、美琴の家居候時に裸エプロンで
・冴子x播磨 授業合間の10分休みに男子トイレで
・冴子x梢 播磨がいない放課後、冴子の部屋で(回想で播磨登場。お互いダされた播磨のを…というシチュで)

934ユカラカキ ◆57bPn7v4tg :2007/12/01(土) 20:24:13 ID:WTdatzpA
>>931>>932の間に一行抜けていましたorz

「……今日は少し遅刻することになるな。全く」

の一言を補完して読んで下さい。
935名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 20:48:29 ID:mJ4l76PN
投下してくれてありがとうございます神様
936名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 22:52:00 ID:ZcC0sOrL
神乙!!!
他の掌編も待ってるぜ
937名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 23:11:28 ID:tkx+mne8
神様ありがとう
とてもエロかったデス
938名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 02:12:10 ID:X5EWpqiP
>>934
あんた最高
どう見てもエロい
939名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 12:16:32 ID:p/TbbpMz
>>934
カレーのパクリ乙w
萎えるわ
940名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 12:17:37 ID:kS/GQEv+
女じゃないけど早く奈良健太郎のエロパロ書け!
941名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 12:37:00 ID:XrajZJo+
やっぱ播磨のハーレム物しか無くなっちゃうのか
SSの末期症状なのかもね、主人公のハーレム以外は無くなるって
942名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 13:53:59 ID:sI3+KXNR
>>934
GJ
エロくて良かった
超姉の甘いのはやっぱいいなぁ
943名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 21:44:33 ID:XYlgrIk/
カレー様のパクリを行うとは・・・・信じられん奴もいるものだな
944名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 23:44:52 ID:AFeM6v9T
>>940
おにゃのこ(ry
945名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 02:28:30 ID:ndAOaege
>>944
こら、それおれの仕事w
946名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 09:21:52 ID:kh0/2j5s
早く戦争になーれ

かの有名なドロシーの名言だが
ここにドロシーがいるな
947名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 02:10:42 ID:b6nUlj2s
WよりもXだわ
948名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 16:56:40 ID:WM/MvvWt
>>947
それはないわw
949名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 19:02:39 ID:XHmw6OhE
>>947
だよな
950名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 07:31:57 ID:jdY1qIMR
>>948
おっと、Vの悪口はそこまでにしてもらおうか
951名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 13:24:59 ID:kvpSGUmw
平成のやつならGだろ・・・
952名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 12:54:23 ID:SgRz6cBO
ZだZ、ゴルァ!
953名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 14:24:18 ID:r78Vdapr
0083を忘れてないかい?
954名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 18:04:32 ID:pR1dwOum
08MSは?
955名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 03:23:31 ID:rZE8JE+x
ZZは?
956名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 11:53:34 ID:gwnEilLL
F91カモーン!
957名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:06:32 ID:YVaP5muf
クロスボーンガンダムだろw
958名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:51:34 ID:YToARBOi
ポケットの中の戦争を忘れて貰っては困る
959名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 17:15:52 ID:x38yGvPW
00や種ぽ出さない所は流石だなw
960名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 20:15:14 ID:LKWUpFwj
おヒゲガンダムは論外
961名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:27:25 ID:MVomSRgw
>>960
ヒゲのどこが悪いんだ?
言ってみろ、一つづつ直していくから!
962名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:35:38 ID:XL0lIkPV
ヒゲはちょうど俺世代
だから一番思い入れがあるなぁ
963名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:55:15 ID:IArdKFn2
最終回のロランはただのお世話役になってしまったの?あとJAのちょきんぎょみたいなのを捨ててたのはロランの彼女?
964名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 01:33:36 ID:51oRs5nz
ディアナ様は地球で死ぬ決心をしたんだよ。
ロランはだから、介護というか、看取るためにいるんだな
965名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 02:13:09 ID:ZDVrDVxE
ところで、そろそろここが何のスレか思い出そうぜw
まあ、そう言った所でネタなんてないんだけどな
966名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 02:33:59 ID:IArdKFn2
成る程〜感謝します!で話は元に戻りますが今鳥×一条、麻生×サラはカプ確定でOK?
967名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 09:15:01 ID:MmeyPtzn
>>966
本スレでやれ
968名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 12:48:17 ID:RdagQhRs
ほら見ろw
やっぱりカレーさんがいなきゃ駄目じゃんw
969名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 12:52:25 ID:9ShV84g5
http://www31.atwiki.jp/kokona/
スクランスレ用SS保管庫を作ってみました。

とりあえず16スレ目に投下されたSSをひとまず。
今後は旧保管庫(http://www.geocities.jp/seki_ken44/)に収録されてないものをさかのぼって
収録していこうかと思ってます。
970名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 13:27:46 ID:IeOQwQTV
乙・・なんていうと思ったか?乙だっっっ
971名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 14:33:59 ID:lXu8q24g
>>969激しくGJ!あんたはスレの良心だ…!
972名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 18:42:42 ID:W4JJ8pCb
ほら見ろw
やっぱりカレーさんはいなくていいじゃんw
973名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 19:37:08 ID:G0rXNi8/
>>969
お!遂に保管庫もWikiに!GJ!
974名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 19:45:58 ID:ZolGRAEV
>>973
ちょっと前のもWIKIだったよ
つかこのスレってレス数の割りに人少ないんだよな
前の保管庫にも全然アクセスなかったし
975名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 19:55:00 ID:CPRaKFIA
奈良健太郎のエロパロを早く書け!
976名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 22:29:54 ID:lPDPdSkO
つか、いつだったかのリレーって完結してたんだな
知らなかったorz
977名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 22:38:42 ID:Ezy9PBC9
>>976
してねーよ
いきなり沢近がしゃしゃり出てきたせいで止まったけど
978名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 23:23:52 ID:jAC6Scf8
IFスレは過疎っててもまとめには結構人来てるのにな
979名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 23:45:42 ID:278YOiBR
>>975
おにゃのこ(ry

>>977
確かにまぁ、高野以外に後何人か参加させていいとは言ったけどね。

>>978
あのカウンター正しいのか?って思うくらい来てるよな。
その人達が1作品づつ保管したらもう2・3日で終わるだろうけど。
980名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 00:10:32 ID:ti+YWHo/
>>979
作られたばっかのときより来る人増えたよね、たぶん
確かにみんながまとめやってくれりゃいいんだろうけどアレは意外と大変だから
981名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 11:50:27 ID:JbHba7aS
>>979
だからそれおれの仕事だっ(ry
982名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 12:22:20 ID:suVk4oP9
>>980
つかやり方がよくわからないことばっか
983名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 20:31:27 ID:9eZhoyYf
次スレ立てました

スクランスレ@エロパロ板 17話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197286197/
984名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 13:48:25 ID:ZC9tx9l0
スクランが実写にならないかな
985名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 15:03:56 ID:Z8yAqABf
>>984
一回舞台化されてる
986名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 15:45:45 ID:MIF976p/
うめ
987名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 17:18:35 ID:jOcoCXsq
最近のスクラン界の荒廃ぶりはなんとかならんのか
988名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 21:14:04 ID:7gxq/tnM
>>987
1年前のほうが寂れてた
989名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:31:34 ID:vuNfdV/s
個人的には毎週楽しみにしてるし、今だにアニメ見てるから廃れてるとは思いたくないな。
990名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 23:25:09 ID:Ny4xEDem
八雲のクリスマスの話の続きはまだかね
991名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:15:25 ID:DhXsYPCw
>>988
寂れているのと荒廃してるのは違うと思う
80年代の九龍城を寂れてるとは言わないだろ
992名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:18:04 ID:C5YeJ2oT
>>991
いや、カレーしかいなかった気がする
それは半年前くらいか?
993名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:20:04 ID:C5YeJ2oT
ちなみに播磨ハーレムの人とか鉛筆だかの人がいなくなってすぐの頃ね
前者は今は復活したけど

あとIFスレやS3も半年か1年くらい前よりはいい感じかと
994名無しさん@ピンキー
1年前って旗全盛期か
仁が一つの派閥に固執しだしてからつまんなくなった