1 :
名無しさん@ピンキー:
和風美少女で、エロパロスレです。
和風美少女を、メインヒロインとする小説、SS、情報、なんでも募集中です。
シチュエーション、和風美少女以外の人物設定はなんでもOKです。
とにかく、和風美少女をメインとする恋愛を扱った作品をお願いします。
SMなどとの親和性も高そうですが、人を選ぶ可能性があるので愛のない場合は警告をして投下したほうが無難だと思います。
GJなSSには素直にGJと言いましょう。職人さんたちのやる気の糧になります
そしてみなさん、和の心を大切に
1スレ目
【許嫁】和風美少女でエロパロ【家元】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165332406/
500kを超えていたので立てました
このシチュは好きなので、更なるネタが見たいですね
うふ〜ん
うふ〜ん
前スレ最後の作品の作者様、お疲れ様でした。
作品読ませて頂いて、今後の検討点をばいくつか。
まず一つ。
〜した。というのが多いのが気になりました。
あまり同じ語尾多用すると単調な感じを受けるので、そこに工夫があればと。
文のリズムにも気を使った方がいいかもしれません。
結構説明臭くなっている箇所が見受けられるので、読んだ時の呼吸や音律とかを考えるといきいきとした文になります。
あくまで台本ではないんですからね。
あと、人物やその動作だけでなく、もう少し周りの情景描写があればより印象強くなるかと。
人称が混ざっているのも気になったので、統一した方が良くなると思います。
まあ、何にせよ楽しませてもらいました。
前スレラスト作者様
全裸で2日半待った甲斐があったW
GJ!
>>前スレラストの作者
こいつはGJだぜ!
続きとかあったら是非また書いてくださいな
9 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 15:10:32 ID:zhmdGzMF
うざいから潰すけどなw
ブレンスレはこの粘着うんこ野郎に潰されたからな。
NGワードにぶっ込むことをこのスレを見る人にお薦めします。
相手をすると付け上がるので、注意して下さいね。
うふ〜ん
純愛(*´Д`)ハァハァ
この際、鬼畜でも・・・
コメディ路線も捨てがたし
うふ〜ん
うふ〜ん
前スレ落ちたね。
和風美少女だけでなく、和物だったら熟女系もいいなあ
うふ〜ん
まさかブレンスレ以外でも見るとは・・・
うふ〜ん
誘導なしで埋まってたから、びびったぜ……。
うふ〜ん
スレ消滅までって言うけどさ
保守してるあたりアレだよな
うふ〜ん
元々過疎スレなんだから、良い賑やかしだな。
うふ〜ん
保守
うふ〜ん
レス番が跳ぶ自動保守ってなんかシュールだwww
まあ威勢がいいのは口だけですぐ飽きるのが難点だが
>>30 ブレンスレは二年以上粘着されて潰れたんだが・・・
わかっていってるのか?
落ち着きなさい。
言い争いは荒らしの思う壺。
こういうアホは無視するに限る。
妖しいと思っても無視する。これに限るよ。
>>32 バレバレだよなあ。いつも同じタイミングで現れるしw
前スレで誰かが書いていたことを、適当に改変して引っ張ってきた
一度貼っておけば、職人さんも勘違いして怯えたりすることも無いでしょ
<このスレは、粘着荒らしを一人飼っています>
初見の人は勘違いするかも知れないが、「ここの粘着荒らしの人数は、一人だけ」。全部、同一人物です。
たまに、複数のIDを互い違いに使って、複数いるように見せかけているけど、単にこいつの入居しているマンションか何かに固定IP制のネット接続サービスがあって
それとは別に、自分で加入したプロバイダからのIP(おそらくこっちは浮動IP)と使い分けているだけです
また、粘着荒らしの脅威について、しばしばブレンスレを潰した「実績」などを持ち出して警鐘を鳴らすふりをし、荒らしをやたら持ち上げている奴も同一人物です
この「持ち上げ荒らし」は、粘着荒らしと同一の時間帯に現れ、彼を叩く意見があると、すかさず彼がいかに恐ろしい荒らしか警鐘を鳴らして、追従するように促す
しかし、過去に粘着が関わった全てのスレをチェックして丁寧にリンクを貼って紹介したりすることで、両者が同一人物であることを露見してしまっている
また、彼(ら)は、もともと過疎気味のスレにしか現れず、単に書き込みが少ないだけのところに一方的に勝利宣言をするだけで「潰した」と得意げになっている
要するに、人の多いスレを荒らす度胸は無いチキンである
多くのスレは、彼の出現後も普通に彼を無視して運行している
まれに新スレが立たずに消えたスレもあるが、その大部分は、(スレ住人には失礼ながら)スレタイからして人を呼べなさそうな、微妙だったスレばかりであり
スレが落ちたことと、彼の存在とは無関係
というわけで、職人さんはアホは気にせずに投下してください
前スレも、滞りなく運行して、無事に完走しました
> まれに新スレが立たずに消えたスレもあるが、その大部分は、(スレ住人には失礼ながら)スレタイからして人を呼べなさそうな、微妙だったスレばかりであり
まさにここが該当するじゃねぇか・・・
> 前スレも、滞りなく運行して、無事に完走しました
過疎ったあげくに妙な勘違い野郎を召還して空気が凍り付いてさらに過疎化した挙句
その馬鹿のスレ容量も確認しない投下のせいで容量オーバーして潰れたんだが?
何事実歪めてんだ?
自分で建てたスレを伸ばしたい自己顕示欲は分からんでもないが
これだけ荒廃したらもう無理だろ
残念だがあきらめろ
とはいえ、新スレになってから、まだ投下が無いのも事実
ここの保守は優秀だけどw、そろそろ職人さんが現れないかな
↓この下あたりに、例によって「
>>35 バーカ」って感じのレスが
上だったか・・・OTL
てか、本当に反応過敏で笑える
うふ〜ん
うふ〜ん
>>37 お前みたいに反応する馬鹿がいるから荒らしの跳梁を許すんだろうが・・・
お前マジ頭悪いだろ
もっとも効果的なのは完全スルーってのを分かってないのか?
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
荒らしの真似してみたがどうせNGID登録してるなら
突っ込み来ないよな?
まぁ、自分からわざわざあぼーんしてるからOKみたいなレスする奴って
確実にレス内容が気になってNG登録解除してレス内容見てるけどなw
だいたい本当にNG登録してるなら、もともと気にも留めないものだしなw
所詮は低脳の小物か・・・
まともな神経の持ち主ならこんなスレ主のスレに投下するわけないな
投下したら正気を疑うわ
マジで
>>45 知ってるよ。
だって俺、TSerだもの。
49 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 15:42:28 ID:kTeYhfNA
早速ID替え自演かよw
こんなスレ主のスレに投下する奴がいるわけねぇw
いたら相当自己顕示欲旺盛な小説家気取りの馬鹿だなw
おーいw
こんなところに投下したら末代までの恥さらしだぞーw
ちなみに投下があったら某ヲチスレで盛大に笑いモノにしてやるよw
うふ〜ん
52 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 16:03:46 ID:RnbEtpDA
誰か通報しる
言うまでも無く、
>>48=
>>50 つまりスレ主= ◆NAIADJsoTc
だなw
このタイミングで書き込まれたことからこれは事実
つまり ◆NAIADJsoTc がこんなに必死なのは自分で建てたスレに
自分で投下して神になりたいからという
醜い自己顕示欲の現われからなのである
かえって過疎スレのほうがライバルがいないせいで
住人のgjを独り占めできるし
そもそも投下が無いからめったなことでは批評されないであろうという
せこい計算の上に成り立った行動だからである
しかもこのレスに対しての ◆NAIADJsoTc の釈明は絶対にないと断言できる
なぜなら
44 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2007/05/25(金) 08:48:07 eiH/N1XY
うはっww 大惨事wwwww
ttp://monkeyuploader.dyndns.org/Offering/mnkyup2963.png まあ、あと二年くらいなら俺一人でも保守し続けられるから良いか。
のID:eiH/N1XYと ◆NAIADJsoTc は同一人物で俺のレスをNG登録しているようなので
見えるわけが無いからである
これで◆NAIADJsoTc の釈明レスが無ければ上記の事実が確定するなw
54 :
44:2007/05/25(金) 18:32:31 ID:zCCCGLht
ID変えて発言するなよ……( ´,_ゝ`)
55 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 18:49:10 ID:WraBdzpm
>>52 やれるもんならお前が通報してみろよw
どうせできねぇだろおがなぁw
お前みたいな他力本願のクズの建てたスレにひとがよりつくわけねぇだろw
ばーかw
ちなみに前回の削除依頼は削除人の裁量で却下されてるから絶対にレス削除もねぇよw
残念wwwwwww
56 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 19:42:39 ID:hxXOXS8v
自治スレや情報室で板分割の話が出ているので、興味がある方は是非参加を。
>>55 あなたでもいいんで、うちのスレに来て下さい。
>>35を読んで、ためしにID:J4/mR/eGで抽出してみた
>>36と
>>47の一行目を読んでみた
なんだかなあ・・・
うふ〜ん
「うんこっこw」であぼーん設定すると、驚くほどすっきりだ。
うふ〜ん
>>58 しかし、最初から最悪の下品さを売りにしているから、自演がバレてもダメージが無いのが、この荒らしの強みだなあ
自分基準の「勝ち」にこだわり続けて、姑息且つダサい手を尽くしに尽くす「負け犬」か。
中々シュールだな。
なあ、人工無能による自動保守機能はほっとこうよ。
和風美少女といえばマンガ・小説で何がオススメ?
和服だけってのは知らんけれど、
幼少の頃に読んだ有閑倶楽部のキャラの和装が好きだった……。
今考えるとよく分からんけれど。
うふ〜ん
うふ〜ん
和風って大和撫子然としたおとなしそうなのや凛とした侍娘風とか?
うふ〜ん
うふ〜ん
【エロ教師】 教え子の女子小中学生6人や教え子の母複数人と性交しまくり、鬼畜先生に懲役7年求刑
・18歳未満の小中学校の教え子計6人にみだらな行為をしたとして、強姦(ごうかん)罪
などに問われた群馬県太田市の元市立小中学音楽教師 岩井彰人(旧姓 吉田彰人)被告(31)の論告
求刑公判が10日、前橋地裁(結城剛行裁判長)であり、検察側は懲役7年を求刑した。
検察側は「被害に遭った教え子らは、好意を抱いていた教師から性欲のはけ口とされた」
と指摘した。
論告によると、岩井被告は昨年3月から11月にかけて、12−16歳の教え子に計24回、
県内のホテルなどでみだらな行為をした。被害者には小学校教諭時代の教え子だった
当時12歳の女児もいた。
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070510-196611.html
かあ
74 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 18:00:05 ID:3FowOcwg
そ
75 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 15:03:59 ID:t5D2790h
保守age
76 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 18:35:39 ID:IQPDvKyd
保守age
うふ〜ん
>>77 保守の後に書き込んでも意味がねえだろ、役立たずが
うふ〜ん
80 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 16:45:10 ID:ZgzeZhAz
お前、最初と言ってることが違うじゃないかwww
もうここに投下しないんだったら、とっとと消えろよwww
うふ〜ん
新参今北産業。
このスレ、和服の細かいパーツとかの名前知らんといかんかな。
どっかで勉強できないもんか。
うふ〜ん
>>82 前スレにこんなのが貼られてた。
8 名前:名無しさん@ピンキー [] 投稿日:2006/12/07(木) 20:08:36 ID:Qt7paEhF
1 種類
小袖 こそで
古くは礼装の大袖の下に着用した、小さい袖の衣服で、きものの祖型。安土桃山時代には男女ともに上着として着るようになった、江戸時代を経て日本独自の衣服として定着し、現在ではきものとよばれている。
振袖 ふりそで
未婚の女性が着る礼装用の袖丈の長いきもの。
留袖 とめそで
既婚女性の正式礼装で、無地裾模様・染抜きの五つ紋付である。
襦袢 じゅばん
和服用の下着。長襦袢・半襦袢・肌襦袢などがある。
行灯袴 あんどんばかま
袴の一種で、形が丸行灯(あんどん)に似ている襠(まち)のないスカート状の袴。襠のある馬乗り袴に対する語。明治時代の中ごろから女学生が着用し、後、男子も着用するようになった。袋袴。
馬乗り袴 うまのりばかま
馬に乗る時に便利なように仕立ててある袴。マチの有る袴。(巫女さんの緋袴はこちらが多いようです)
単 ひとえ
袷に対する語で、裏をつけず単仕立てにした衣類の総称。
緋袴 ひのはかま
紅袴ともいう、女官が用いた深紅色の長袴のこと。
呉服 ごふく
もともとは、中国華南の呉の国から来た職工を呉服といったが、その後、中国渡来の織物の総称となり、さらに絹織物全体を指すようになった。
喪服 もふく
本来は喪中に着る服のことだが、現在は葬儀用の礼装となっている。
紋付 もんつき
紋をつけた、礼装用として用いられるきものや羽織のこと。
着流し きながし
男性の羽織や袴をつけない姿をいう。
角袖 かくそで
丸みのない四角の袖形の、男物のコート。(刑事が着た事からデカの語源となったやつですね)
9 名前:名無しさん@ピンキー [] 投稿日:2006/12/07(木) 20:09:38 ID:Qt7paEhF
2 生地
更紗 さらさ
南蛮から渡来した模様染めの綿布で、草花模様や幾何学模様を、総柄で捺染したものの総称。
紗 しゃ
緯糸一本打ち込むごとに、二本の経糸を交差させた織物である。盛夏用の着尺地・羽尺地として、用いられる。
反物 たんもの
大人用の和服一着分の用布を一反というが、この一反に仕上げてある布のこと。
縮緬 ちりめん
緯糸に縮緬緯といわれる強撚糸を用いて、これを右撚りと左撚りの交互に織り込み、製織後に温湯の中で揉みながら糊を抜くと、撚りが戻ろうとする力が発生して、右撚りの糸は左、左撚りの糸は右に分かれて、表面にしぼが現れる布のこと。(黄門様の家業?)
紬 つむぎ
経糸、緯糸とも真綿から手紡ぎした紬糸を用い、居坐機や高機などの手織機で念入りに織り上げた、平織の絹織物。
能率の低い手織機での製織のため長時間を要し、従って価格が高い着尺地。結城紬、信州紬など、産地名をつけてよばれているものが多い。
外見は素朴で独特の風合いがあり、軽くて丈夫で、趣味性が高く、外出着やおしゃれ着として広く用いられている。無地ものもあるが、柄は絣や格子、縞が主。
錦 にしき
技法上の区別により経錦(たてにしき)と緯錦(ぬきにしき)がある、何色もの色糸を使って美しい文様を織り出した織物の総称。
うふ〜ん
>>84-85 おお……参考になった。
携帯だから至らない所もあるけど、着物については後々勉強するわ……
うん、脱がしかたをね(´・ω・`)
白々しい単発同士の会話で
自演がばれてないとでも思ってるんだろうか・・・w
うこんSSに見えて困る。
それで、ぜひここに投下してくれい。
91 :
90:2007/06/10(日) 22:48:49 ID:47NwIQQh
>>88 なんか必死なのが哀れだな
滑稽で笑えるけどw
>>82 >このスレ、和服の細かいパーツとかの名前知らんといかんかな。
それは、このスレとしての方針ではなく、お前さんが書こうとしている文章の内容によって決まるのではないかな?
和服のパーツを細かく描写したいと思うなら、下調べをして、正しい部位の名前を(読者も勉強しないといけなくなるがw)使う必要が出るだろうし
そうでないなら、「和服」とだけ表現されれば十分な場合もある
>>88 上のほうで自演がばれたのは、お前だろwww
>>93 その手があったか!!
後は、百合しか書いたことないのが問題かな……
もう百合でもいいから、とりあえず投下されるがよろしいかと
96 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 01:57:23 ID:eWZZrOmT
静留厨うぜぇw
まぁうざいSSは潰すけどなw
投下ヨロw
>>82の
新参だから勉強したい
↓
勉強になった、でももっと!
↓
投下汁!
この流れ唐突すぎワラタww
98 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 08:58:17 ID:Xs0Dj0Qg
age
99 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 03:58:21 ID:5ZJtTAN0
自演で盛り上げようと姑息な書き込みを繰り返すスレ主うぜぇ
>>99 自分が自演してたからって、ここに自分と
>>1の自演しかいないと妄想するなよwww
普通、ID:J4/mR/eG みたいな自演のバレ方したら、恥ずかしくて書き込めなくなるものだが、
>>62も言う通り、こいつの場合、最初から恥とか関係ないからなあ
最初から下ネタを売りにしている芸人が、ヨゴレを恐れないようなものか
そろそろ彼は、このスレの住人のふりをして書き込むだろうな。で、わざと同じIDで、それを擁護するようなレスをする
その後、「やっぱり、このスレは
>>1の自演ばっかじゃん」と、鬼の首を取ったように騒ぎ始めるだろう
で、その勘違いぶりを見てニヤけるのが俺たちの仕事って訳か
お前ら馬鹿か?
唯一の持ちネタがうふ〜んされるようになったから住民のフリして書き込み始めたか
バレバレなのが滑稽だけどなwww
うふ〜ん
あ、自演を自白したw
108 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 00:13:23 ID:jFbhaZ3+
前スレもこんなんだったの?
>>108 なんか、馬鹿に粘着されたちょっとDQNっぽい職人が、投下したら荒らすよって警告を無視して投下したせいで
延々と粘着される羽目になった
それまでは平和な良スレだったのに残念・・・
>>109 お前の自演は本当にわかりやすいな・・・
>>111 しかも自分が馬鹿だと自分で認めてるよなw
>>112 そういう一方的な決めつけって不快なんでやめてもらえる?
万が一冤罪だったとしても、レス内容がなあ……
前スレのログから通して読んでみた
この、自演がバレちゃった「粘着荒らしをやたら持ち上げてる人(=粘着荒らし本人)」って、
前スレでは、「このスレを守るためには、荒らしの要求に従って投下は控えたほうが良い」ってスタンスで呼びかけていたのに、今スレで挑発に乗って
>>36みたいなことを書いちゃったのが失敗だったよ
あそこで、うっかり、このスレの主旨自体を叩いちゃってるからね。それは前スレで演じていたスタンスと矛盾するし、この時点で仮に粘着本人でなくとも
もはや荒らしと変わらないわけだ。しかも、
>>36は粘着の人と主張が完全に一致してる
なんというか、自演するなら、それぞれ演じ分けているキャラはちゃんと統一しなきゃ
ちなみに、あなたに言ってるんだけど。>113
まあ、正体が誰であろうと、荒らしと同じ主張して、職人叩いてるような奴を擁護する理由はないわな
少し上の方でいろいろ突っ込みたい発言があるけれど、
空気をこれ以上悪化させないためにスルー。
VIP見てたら役に立たない自動保守装置みたいなレスをする池沼がいた
案外本人かもしれんね
妙に落ち着いたな
職人待ち
うふ〜ん
>>120 反応はやっ!
さすが前スレでニートを自白しただけのことはある
うふ〜ん
武術家娘が勝負に負けてレイポされる話を待ってる
大和撫子が恥じらいながらご奉仕してくれる話を待ってる
和風娘って他にどんなのがあるだろう?
うふ〜ん
ところでこのWikipedia先生に習った着物の単語だらけなプロットを見てくれ
こいつをどう思う?
すごく……説明口調です……
orz
ある程度省略したほうが書きやすいと思うし、
たぶん読者側からも読みやすいと思う。
同人のオンリーイベントのカタログで、そのイベント主旨のキャラクターに、イベントの注意事項を語らせる漫画があるように
「着物の説明をする」SSも、それはそれで面白いと思うけどね
なぜ、登場人物が着物の説明をしているのかを含めて、ちゃんとストーリーになっていればだけど
うふ〜ん
もう、自作自演はやめたの?
2年もがんばってる、こわいこわい荒らしさん?wwwww
うふ〜ん
131 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 00:16:34 ID:nhKwp2h4
自分で書けばいーじゃん。
スカトロスレでさ。
雑談したりしながら雰囲気を良くして職人の投下を待ち
やっとSSが投下されたと思ったら、荒らしの叩きにあって職人が去り
スレがなすすべも無く荒廃して過疎化する姿に生き甲斐を感じるw
保守
うふ〜ん
うんこって
小学生のころたったこれだけ言い合ってれば
皆で笑えてたのが懐かしい
『箸が転がっても笑う年頃』という言葉があるが、
これってなんだか和風な響きだよな。
うふ〜ん
法事で親戚と集まったら
昔よく遊んでもらったお姉さんがすっごい美人になってて、
さらには未亡人になってる、というネタが思い付いた。
つまりは車庫とかで
「光君………お姉さんの事……嫌い……?」
とか何だとか言われて主人公茹でダコ、そのまま(ry
朝から何してんだオレorz
>138
似たようなシチュは体験した
伯母さんの法事の時、喪服着てた従姉妹の姉さんが異常に美人になってて驚愕
消防の頃は頻繁に遊んでもらってたけど、かれこれ10年近く会ってなかった
初恋の人はその姉さんだったが、正直惚れ直した
…元気な旦那と元気な息子を連れてきてた点で138の妄想と違うが
140 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 02:35:51 ID:ZAZeqV+H
・・・・・で?
この寒い自演はいつまで続くわけ?
>>139 不謹慎だが、たしかに喪服はぐっと来るものがあるよな。
七回忌くらいが……(ry
142 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 03:02:34 ID:ZAZeqV+H
ここまであからさまだと哀れさを通り越して笑えるなw
一人で自問自答している自演がばれてないとでも思ってるのだろうかw
スレ主必死だなw
そろそろ鳥つけてくれないか。
そろそろスレの住み替えしないか?
書いても投下できないし。
歓楽街の枕芸者のひとり娘というのを考えている。
雪国の温泉歓楽街に済む母子。
旅館に住んでいる手前、娘も仲居をさせられているが、芸をならうことはない。
「あんたは、うちみたいになったらいかん。きちんと勉強して東京にでるんよ」
「おかあさん……」
背後から嫌な眼でふたりを見る、親から旅館を譲り受けた長男と
歓楽街の影をしらず都会から一緒にきたその息子。
>145
そーゆー歓楽街って露骨に雰囲気出ているところと、逆に「ボロイ旅館街だな」ってとこと2通りあるからなぁ
寺の門前町をそれとしらず素通りした経験がかつてあり
荒らしの存在とは関係なく、誰かが先陣切って投下しないと、どうにもならないだろうね
148 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 03:37:03 ID:hqIwW4zy
とりあえずスレ主の寒い自演会話を止める事から始めないとどうにもならんな
お前だよお前
だから、自演がバレて大恥かいたのは、おまえ
まあ、
>>1の投下に期待したいのは確かだな
150 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 10:04:20 ID:p/8SL62N
ひとりしか書き込んでないんで自演でもりあげようと必死だなw
哀れw
ばーかw
>>150 よぉ
次はどんな間抜けなミスやって恥かくんだ?
良かったな、一部の書き込みあぼーんしてもらって
後から見た人には、お前の間抜けな自演発覚の書き込みを見られなくてすむぞ
最近、荒らしにアンカーつけてレスしてるヤツも荒らしの自演に見えてきた。
っていうか、ここまでしてスレを潰したい理由って何だ?
お前が追ってきたとか言う作家も、レスのタイミングやトリップ、文章の書き方から見ておまえ自身だろ?
自演嵐に、自分を叩いて住民と同調し、正義に浸る人も居るって。
愉快犯の場合もあるけど。要するに構ってちゃんじゃまいか。
……と、言ってみる。
まあう○ことか書いて喜んでるんだから、小学校低学年位の年で間違いないだろ
小学校高学年以上の年ならこんなイタい煽り恥ずかしくてできるわけないもの
しかし24時間エロパロのスレを監視している小学生なんてマジキメェ
24時間監視ってのはいつも通り口先だけだったけどな
うふ〜ん
>>155 >自営業なんで店番しながら
今までの、お前の全ての書き込みの中で一番おもしれーーーー!!wwwwwww
自演の自爆暴露より10倍面白いよ
そうかそうか。お前の家は自営業だったのか
でも、そんな肩肘張らなくても、お前の本職なんて、みんなわかってるさwwwww
それくらい、お前も気づいてるだろ? な?
うふ〜ん
158 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 00:25:13 ID:A8mIKehJ
思うんだけど、和風娘が主人公に説明しながら脱がされるんなら…
駄目かなぁ
自営業でパソコンいじりながら
うんこっこ…
経営の方は大丈夫なのか?
小売店だとしたら(それ以外でも)俺嫌だぞ
そんな事を常に書き込んでる人の店行くの
>158
「あっ。裕也さんの手が私の帯を手に取りました!」
「………。」
「二人が知り合ってから11ヶ月、手を繋いでから5ヶ月、キスをしてから2ヶ月と3日!!ようやく、ようやく私、池野あやめと立花裕也さんはついに結ばれるのでしょうか!?」
「…………………。」
「裕也さんの手によって、私の帯の結び目がついに解かれました!しかし、まだ私の身体は和服と襦袢に包まれており、帯自体も私の身体に巻きついています!!」
「………………………………。」
「さて裕也さんの状況ですが、未だ私の帯を掴んでいます!っ!!まさか!?まさかです!?」
「………………………………………………(ニヤリ)」
「ゆ、裕也さんが邪悪な笑みを浮かべております!!シスの暗黒卿より真っ黒です!!一体、一体何を狙っているのでしょうか!?」
「………………………………………………………………えいっ。」
「きゃーーー!こ、これは!!古きよき伝統の帯びまわし!!回っています!!私、2000rpmの回転速度で激しく回っています!!馳選手のジャイアントスイングなど目じゃありません!!」
「………………………………………………………………………………………。」
「はぁはぁはぁ…。ようやくGの地獄から開放されました!先ほどの高速回転で私の胸元はおおきく肌蹴てしまっておりますが戦闘準備もOKといったところです!…さて、裕也さんの様子ですが……っ!?」
「………………………………………………………………………………………じゃ(スタスタ)。」
「あぁ!!妙に満ち足りた笑顔で私と反対方向にある出口に向かっています!!私の身体よりも、回すことに意義があったのでしょうか!?…さて、CMです。」
…解説じゃなくて実況になってしまったが後悔はしていない
>>160 自営業=自宅警備員だから問題ないよwww
店=事務所=自分の部屋wwwwww
24時間営業しているおかげで、少なくとも家に空き巣は来ないwwwwwwwww
強盗にも効果があるかどうかは不明wwwwww
163 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:02:43 ID:A8mIKehJ
>>161 裕也さん。伊達締め!まだ伊達締めがあるよ!w
うふ〜ん
うふ〜ん
>>161 ステキな彼女だなwww
帯回しって男だけじゃなく女も協力しないとできないんだよなw
>>161 ワロタwww なんつーか新ジャンルに通じるものを感じるな。
ぬう、荒らしのせいで、逆に辛口の意見が書きづらい雰囲気にw
何にせよ、先陣を切ってネタを投下した
>>161には敬意を表する
保守
うふ〜ん
荒らしの存在抜きにしても、ちょっと寂しいな
今は5人くらいしかいなさそうだ
175 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 04:28:46 ID:7nqwRjnR
>>174 どういう判断で5人なんだよw
適当なこといってんじゃねぇよw
お前の自演が5人分ってことだろwwwwww
オレで……三人目?
まさか二人+荒らし
なんてことにはならないよな?
ROM専だけどここにも。
自分の作品で手一杯なので、スレの雰囲気変えるようなものを投下する余裕もないのでこんな形になってしまってますが。
四人目登場
イマイチ和風娘がイメージできないでSS書けないでいる……
5人目参上
半日ほど遅れてるが、とりあえずネタ投下
「さあ、本日七夕の夜を迎えました!七夕飾りを短冊のみに絞り、笹のペイロード限界まで吊るしてあります!もちろん内容は…裕也さんのお嫁さんになって、幸せになることです!!!ここまでやってるんですから、織姫も彦星も私の願いくらい聞きやがれ!です!!」
「……………」
「前回は伝統の…しかし色んな意味で掟破り帯びまわしによって、私、池野あやめと立花裕也さんがついに一線を越えるチャンスだったにも関わらず、達締めを解く前に裕也さんが飽きてしまうという驚愕の展開だった訳ですが、…今回の私は一味違います!!」
「………………」
「今回、私が着ているのは浴衣です!下着も着けていないので、一皮剥くだけで美味しく頂けます!!!さぁ!!裕也さん!!」
「………………………下着、着て無いの?」
「!?な、何故だか非常に失望されています!!褌一丁になって構えていた裕也さんの何を満たせなかったのでしょうか!?」
「………………………………………………野見宿禰」
「ぁああぁ!?日本書紀の記述では本日7月7日は野見宿禰と當麻蹶速が相撲をとったと記録されている日です!!まさか、まさか今日は白いマットのジャングルならぬ白い布団の土俵に上がるチャンスだったのでしょうか!!??」
「……………………………………………………………………(コクリ)」
「こ、これは不覚でした!!こうなれば今日の所は撤退して、計画を練り直す必要がありそうです!!海の日に浜辺でプレイとか…」
「………………………………………………………………………えい」
「きゃっ!?急に裕也さんが私を!!こ、この決まり手は押し倒しでしょうか!?」
「………………………………………………………………………………………………(もみもみ ぺろぺろ)」
「あぁぁ!!胸と首筋にぃぃ!!私の身体に覆いかぶさる形で裕也さんが私の上に…むうっ…、む〜……………………………はぁはぁ。大きく進展があったようですが、そろそろお別れの時間のようです。それではまた。」
うふ〜ん
待て待て。本当に5人前後になりそうだぞw
このスレ、
>>1がすでにいなさそうなんだよな。まあ、仮にいても、別に
>>1を名乗る必要はないが
とりあえず、
>>179GJ
今はYOUが頼りデース
七人目が此処に…
伊達締めを忘れないでと叫んだ者です。
>>179さん笑わせていただきました。
こうなったら文金高島田花嫁衣装まで突っ走って下さい。
池野あやめさんの奮闘を期待してますw
うはwwww相変わらずバカスwwwwwwww
和風娘というと奥床しく貞操観念が強く三歩後ろを楚々としてついて行くみたいなのと
侍娘的なのが思いつくなー
うふ〜ん
再来週の土曜プレミアムでラストサムライやるけれど、
あれはファンタジーだと割り切って見ると面白いと思う。
さすが自宅警備員
まっとうな社会生活営んでいる奴と生活時間帯が違うから、週末のごく普通の時間帯に1時間に1回程度のレスがつくのが、不思議でたまらないらしいw
>185
意表をついて農家の垢抜けていない娘さんとか…
自演会話もここまでくると痛々しいな・・・
自演で数人住人いるとか言ってたけど
スレのために具体的に何をしてくれるのかね?
ただいるだけなのな・・・ただの寄生虫じゃん
馬鹿じゃねぇの?
(´,_ゝ`)プッ
てか、自演とか言うならIDくらい見てろよww
八人目が華麗に通り過ぎるぜ
見事に単発IDばっかだな
しかも点呼後に同じIDが二度と登場しないのがポイント
ここまであからさまな自演は初めてみたよ
浴衣の下ってなにも穿かないんだよなあ、正式には。
そう思って夏祭に集うおにゃのこを見てると
いろいろ妄想がひろがりんぐ
いや、ファンタジーだってのは判ってはいますが(w
うふ〜ん
あーハイハイよかったね。
もう誰も居ないんだから、さっさと帰れよ。
うふ〜ん
>194
検討しとく
とりあえず小ネタ投下w
「裕也さん。本日の夕食になります。」
「……………………………鮎か。」
「そうです!今が旬の鮎です! キュウリウオ目キュウリウオ上科アユ科アユ属 のアユです!香魚とも言われている鮎です!!てか今の時期の魚は鮎しかないでしょう!!」
「…………………………………………………………(もぐもぐ)」
「生で頂く『せごし』なるものも試して見たいとは思ったのですが、如何せん寄生虫が油断できませんからね…。しかし!しかしですよ!!」
「………………………………………………………………………………………(もぐもぐ)」
「この塩焼きに使った塩!なんと赤穂の天然塩です!!瀬戸内海まで行って塩田で海水撒いて作ったヤツです!!そして紀州で仕入れた備長炭で、こんがり焼き上げました!!」
「…………………………………………………………………………………………………(ぱくぱく)」
「さらに!!帰り道に灘で買ってきたお酒で、鮎のひれ酒も作っちゃいましたよ!!!」
「……………………………………………………………………………………………………………………(ぐびぐび)」
「さて、私も頂こうと…。…あれ?」
「……………………………………………………………………………………………………………………デザートは?」
「……………………………もう食べちゃったのですか?」
「…………………………………………………………デザートは?」
「………………………………………………………………………………………私?」
「………………………………………………………………………………………頂きます」
「あぁ!!ふぁぁぁぁ!!ま、まだ私食べ終わってないのにぃぃ…。ぁ、ららめぇぇぇぇぇ。」
「……………………………………………………………………………………………………………………」
「……………………………はぁはぁはぁ。さて明日の天気です。」
199 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 02:23:59 ID:7O5h1Eq2
自演単発祭り進行中w
同じIDが二度と出ないのがポイントだなw
うぜぇえええwwww
うふ〜ん
>>198 そろそろこの旦那が何者なのか気になってきた。
>>198 女の子のテンションが異常
こういうの大好きだ。もっとやれ!
うふ〜ん
204 :
194:2007/07/10(火) 09:28:26 ID:s4a8x5y3
>>198 なにとぞ一つよろしくお願いします……
……俺も若鮎喰いてえなw
8人目挙手。
でもまだロム専。
あ、9人目だった。すまそ
今北産業
なんかスレ主が自演必死なスレだな
>207
書き方変えればバレないとでも思ってんの?w
自宅警備員は、深夜の丑三つ時とかに毎日現れて、すごいなあ。店はどうしたんだよ、店はw
自演がバレたお前さんは他人もそうだと思っているようだけど、人には社会生活っていうものがあるから
現実に一人の人間が、こんな風に深夜以外の時間帯にまばらに登場し続けるのは無理なんだよ
まあ、いまいち他力本願気味の住人が多いのは確かなんだけどな
俺もな
他力本願……っても、やっぱり俺に出来るのは保守ぐらいしかないからなぁ……。
そこで、保守ついでに書き込めるような、スレ共通のネタでも作ってみてはどうだろう
たとえば、そこの粘着を萌えキャラ化してみるとか
・・・こいつじゃ、あんま和風って感じにならねえな
白装束着て、丑三つ時に五寸釘打ってるイメージだw
保守
213 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 19:41:10 ID:G6iIQQPV
a
「ふふ……」
薄暗がりに、低めの笑い声が響く。降る雨音も、部屋の中までは届かない。
キーボードを叩く無機質な音が、室内に響いた。
くちゅ……
途切れ途切れに、水音が聞こえてくる。その音源には、灰色に照る少女が居た。
少女は笑みを溢した口を曲げ、苦しげに呻く。
何かに、耐えるように。
「ふッ……んぅ………!」
「はっ…あ……きょうも、たくさん釣れたわ……」
眼鏡の奥の、嬉しそうな瞳が、情欲に揺らめいてゆく。
画面をスクロールさせながら、荒い呼気で呟いた。
「ん…スレ主…自演……ッ…!あ……あぁっ!!」
右手を使って、震わせながらも器用にも打ち込んでゆく。
左手は───
「はぁぁ……!もうだめ……おかしくなっちゃう……!…でも……」
「もう……少し………!!」
萌えキャラむりぽ
てか、和風にならないorz
うんことか言ってる自営業を萌えキャラ化するのは不可能だと思いますwwwwwww
和風=世間知らずって解釈は有り?
スカトロ趣味か・・・ちょっと敷居が高いな
それはそうと、和風お嬢様=世間知らずなら、ありじゃないかね
ちなみにベルサイユ宮殿はトイレが無く、糞尿垂れ流しだったとか…
で、庭園内でしゃがんでやるから「花を摘みに行く」という表現が出来たそうな
…全く洋風な話ですかね
大奥には御台所専用の雪隠があったそうだ。
一生涯汲取をしないで済むようにものすごく深く掘ってあって、亡くなると埋め戻し。
新しい御台が決まると、また新しい雪隠を掘ったそうな。
うふ〜ん
>>218 うっかり掘り当てたらすげぇ気まずいだろうなwww
>>214 試してみた
「ふん。こんな糞スレなんて見てなくて、私だけを見てればいいのよ。
……[うんこぉぉぉぉぉぉ] ふぅ。これだけ刺激的なこと書いておけば、私に釘付け確定ね。」
「…え? 誰よこんなSS書いたヤツ! こんな糞みたいな文章なのに、何で私より多いレスが付いてるのよ!?」
「じ、自演よ!自演に決まっているわ! 私をスルーする不届きものなんて何人も居る訳ないわよ!」
「な、何でなのよ!? 何時間も、何日も私を無視した自演を必死に続けてるのよ!? 私を見なさいよ!」
「…何でよ? 何で私だけを見てくれないのよ…」
うん 和風美少女は無理
うふ〜ん
頭の悪い下手な自演といえば、このスレで言うとID:J4/mR/eGとかだな
>>217 花摘みは今でも登山用語で使うぞ
うふ〜ん
うふ〜ん
226 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 00:26:11 ID:V5A2ANBw
そうそう、お前はそうでなくっちゃなぁw
頭の悪さを露呈してまた俺を失笑させてくれよwwww
まあ、ある程度たまったらまた削除依頼しに行くから。
削除されなくなったらかなわんから、お前らあんまし触れるなよwww
うふ〜ん
だよな
削除依頼してくれた親切な人のおかげで、自演の痕跡を消してもらえた恥ずかしい奴もいたもんな
まあ、ログから消えても、事実が忘れ去られることはないんだけど
うふ〜ん
別のスレにも手を伸ばしたのか……。
暇人だな、ホント。
どっかで見た手口だと思ったらやっぱりこいつか?
今後模倣犯が出てもこいつに全部擦り付けられるんだろうなwwwwww
うふ〜ん
掛け持ちして、また自演がバレないように気をつけ名よ
一般に
複数のスレに粘着する方が暇な訳だが
和風美少女っていうと・・・藍青の葵とかかな? 後はサクラ大戦3の花火みたいな女の子・・・謙譲語とか敬語使って喋るからセリフとか結構難しそうだな・・・
うふ〜ん
あぁ、暇じゃないなら出てっていいよ。
というか、出てけ。
いや、出ていかれたら困る
有害物質が他スレに漏れたら困るだろ?
お前、煽るならせめてIDは変えとけよ。
また纏めて削除依頼って事になるんだぜ。
うふ〜ん
何となく投下
現実の大荒れの天気はスルーでおながいします
「さて!私、池野あやめと立花裕也さんはとある河川敷にやってまいりました!!」
「……………」
「今回の目玉は花火です!!花火、縁日をはじめ、日本の祭りといえばYUKATA!!浴衣です!!」
「……………………………………」
「私も裕也さんも浴衣着用でこの場に臨んでおります!!ワイルドに着崩した裕也さんも素敵ですが、私あやめも若干自信があったりします!!」
「………………………………………………」
「そう!浴衣は寸胴にこそフィットする衣装なのです!!裕也さん専用の肩の凝らない『ぺちゃぱい』はこのためにあるのです!!」
「………………………………………………………」
「グラマラスな女性がやるような胸にサラシ巻くとかお腹にタオル巻くとかそんな苦労知らずなのです!!…え?断じて悔しくないですよ!?」
「…………………………………………………………………………」
「ええ、『揉んだら大きくなる』って噂を真に受けてこっそり自分で揉んでみて胸の感度が上がったとか、
『筋肉層を厚くして底上げしろ』って説を信じて鬼の様にベンチプレスをしたら二の腕が太くなっちゃったとか、
『たんぱく質を補って胸に栄養を送れ』って話に乗っかって胴回りにまで栄養やったりとかしてませんから!!…ふぇぇ。…ホントにしてないんです(ぐすぐす)。」
「…………………………………………………………………………………………………………行くぞ(ひょい)。」
「あ、あぁ!!裕也さんが私をお姫様抱っこで抱えあげました!!!しかし花火は15分後です!!この場を去って何をするのか!?一体、何を企んでいるのでしょうか!?」
「……………………………………………………………………………………………………………………………………………宿の布団の中からでも、花火は見える。」
「こ、これは!!『宿の中で胸を大きくする手段を講じつつ花火を愛でる』という展開でしょうか!!?…ではスタジオにお返しします。…ぁん。ゆ、裕也さん。み、見られてますよぉ…。」
GJ!!
あやめと裕也さんの馴れ初めが少し気になる(笑)
裕也が何気にすごい男w
いいな、この二人
>>242 俺は貴様を愛している。
なので続きを…なにとぞ続きを。しかもこのテンションのままでエロシーンを!
うふ〜ん
やっぱり和風っていいね(*´Д`)
うふ〜ん
保守ついでに小ネタ
「お祭りっていいですよね」
一歩後ろを歩く志乃が唐突に言って、圭介は足を止めた。
「お祭りっていいですよね、私は好きですよ」
同じ言葉を繰り返して微笑んだ志乃に、圭介は「どのへんが?」と訊いた。
「う。んー、そうですねえ……」
こういった返答は予想していなかったのか、志乃は小首を傾げた。
「雰囲気とか、お祭りの時に食べると何でも美味しいっていうのもありますけど、
一番の理由はやっぱりこれでしょうか?」
志乃は浅葱色の浴衣の袖を振ってみせる。「お祭りの時は、気兼ね無く着れま
すから」とまた微笑んだ。
彼女は伝統を重んじる家柄に産まれたらしく、圭介は大学で出会って以来彼女
が洋服に袖を通しているのを見たことがない(高校までの制服は一体どうしてい
たのだろうか)。周りにも多くの浴衣姿があるが、身内贔屓抜きで、やはり志乃
が最も馴染んでいる様に思える。着こなしにも慣れというものがあるのだろう。同様に、奇異の視線が集まるのにも、すっかり慣れて
いるものと思っていた。
「あ、花火始まりますよ」
志乃の言葉を待っていたかの様に、どこか懐かしい音がして、夜空が鮮やかに
輝いた。
「綺麗……。ふふっ、でも私、子供の頃は花火嫌いだったんですよ」
「どうして?」
「花火って、凄い音がするでしょう? あれがちょっと怖かったんです」
少し恥ずかしそうにくすくすと笑う志乃につられて、圭介も笑った。
浴衣の着こなしのことから圭介は、本来浴衣の下には何も身に付けないという
妙な知識を思い返していた。今日びそんな者は居ないだろうが、彼女ならあるい
は――思うものの面と向かって訊けるはずもなく、ただ木綿一枚隔てて白い肌が
なだらかな曲線を描いている様を夢想するばかりだった。
花火がまた上がった。
「さっきとは少し違いますね。こっちも綺麗」
子供の様に瞳を輝かせる志乃。
「綺麗だね」
知らず、どちらを向いているともわからぬ言葉が口をついて出た。
250 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 23:13:31 ID:hFYp5UF4
>>249 GJ!ほのぼのしてるなあ・・・しばらくぶりに夏祭りに行きたくなったよ
夏祭りか〜もうそんな季節なんだな。今年は仕事で行けんがorz
うふ〜ん
>249
お祭りワショーイ
いいな、こういうの
やっぱり浴衣っていいね(*´Д`)
うふ〜ん
和服贔屓な娘というと真っ先に式が思い浮かぶわけで
月末の祭りが今から楽しみだ
和風と聞いて、何故かお茶汲みのカタカタ人形が出てきた。
>>258 説明すると煩いのが来るから、『らっきょ 空の』でぐぐってみることをお勧めする。
>>256 君も微妙なネタフリしないように。
自己顕示欲旺盛な作家気取りの馬鹿の自演はばれてないと思ってそうなのが滑稽w
そう思うなら、晒すとか言ってたヲチスレででも騒いでろよwww
>>261 即レス乙ww
必死だなw
自演がばれないようにフォローしているつもりなんだろうけどバレバレだからww
楽しくヲチさせてもらってるからがんばれww
専ブラ使うのがデフォだろ。
こいつが自演がバレてる自演がバレてるって他人に言い始めたの、まさにID:J4/mR/eGで盛大に自分の自演がバレて、恥をかいた後からなんだよな
一種の照れ隠しか? それとも、自分がしていることは他人もしていると思い込みたいのかな?
あるいは、自分が自演バレした恥ずかしい奴だってことを隠したくて、同じネタでログを埋めようとしているのかもな
このスレでは自演=ID:J4/mR/eG=粘着荒らしって構図が、もう出来上がってるから、いまさらどうあがいても無駄なんだけどね
うふ〜ん
こいつの場合最初から荒らしが目的だから、俺らみたいに触れるのは本来はNGなんだよな……。
寝不足で忘れてたぜ。
うふ〜ん
268 :
256:2007/07/23(月) 03:58:38 ID:u0o2MNWg
お盆の時期近いと祭り増えるからねぇ
これの次のシーズンは収穫祭とかか…
お盆。それは────
先祖の御霊を供養する行事。
つまり、きゅうりを────
ナスを────
刺して────
ドゴッ
「真面目な顔して何をしてんのかと思った」
「いてーな。殴らなくてもいいだろ」
「ご先祖様に申し訳ないと思わない訳?」
「いや、ほら。刺すのは割り箸であってだ……」
「そんなに……ブツブツ」
「ひっ!? お前、ナスなんか持ってどうすr………
END・ズッニュー完
アッー
挿しての方が良かったんじゃね?と煩悩まみれのレスをしてみる
伝統的な日本野菜でのプレイ…
辛味野菜だと辛そうだ
うんこついてそうだよなw
いきなりナスだし。
ナス見ただけでビビってるし。
男は開発済みと見た。
つまりは里帰りネタか
妻の実家ほど居づらい場所は無い。
きっと逆もしかり。
でも、あなたの実家には行きたくないなんて言われたらマジ切れしそうなヨカーン。
うおおおお、圧縮直前を前にsage保守!!!
うふ〜ん
やばい、ついに799。
保守保守
ニャ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ン!!
>277
行きたくないに決まってるじゃん
>>281 和風お嬢様には猫がよく似合うな
洋装のお嬢様には犬がよく似合うが
>>283 俺の中では逆かな。
洋風お嬢が猫。ロシアンブルーとか。
和風お嬢が犬。豆柴や甲斐犬とか。
俺の中では、和風お嬢様は縁側で日本猫を膝に抱いているイメージ
洋風お嬢様はパトラッシュやヨーゼフのような大きな犬を散歩して引きずられているイメージ
これは、和洋のお嬢様より、どちらかというと、犬猫に対するイメージの違いか?
和服のお嬢様が大きな犬に引きずられてくってのも悪くないと思う
それより、洋風+猫って聞くとお嬢様よりマフィアのボスが先に頭に浮かぶんだが…
>>286 ダブルのスーツ、ロングコート、マフラー、オールバック、不敵な笑み、ペルシャ猫……
脇には黒服中折れ帽のケツアゴなグラサンが立ってそうだwww
ジャパニーズヤクザは動物抱いてるイメージ湧かないな。
洋風お嬢様なら小鳥かな。
ハイジのクララのことがあるせいかもしれないけど。
ペット
和風お嬢さまならオススメは蜘蛛
アシダカグモのような大きな蜘蛛
赤い糸で蜘蛛の脚の一本を縛って畳の上に散らばせたお手玉や手毬の間を歩かせる
糸の片方は自らの小指に
小首を傾げながら黒い絹のような髪を頬に垂らしながら
微妙に焦点の合っていない黒い水晶のような瞳でそれを見つめる
着崩した和服から覗く白い首筋
女の子座りした裾から出ているすらりとした素足
そして彼女は紅い唇を小さく開け
小さな声で子守歌を口ずさむ
イラスト:中村博文
>>289 その描写だとお嬢様に喰われそうなんですが(性的な意味でなく)w
いや、それはそれで甘美ですが
>>290 甘美というか、耽美だw
それはそうと、アシダカグモって江戸時代くらいの帰化種なんだよな
黒髪の女で蜘蛛っつーと条件反射的に初音姉様の御姿がちらつく(´Д`;)
基本せぇらぁ服だけど着物きてたし。
うふ〜ん
あふぅ
いっそ誰か蜘蛛を擬人化してくれないだろうか
蜘蛛の擬人化といわれても初音姉さま(とバリバリ)ぐらいしか思い浮かばない想像力貧困な俺
ここは別路線で攻めてみたらどうだろうか
なんというシンクロニシティ…
間違いなく
>>289は修羅場スレの住人
しかし、微妙に他力本願傾向の抜けないスレではある
ま、俺もだけどな
うふ〜ん
前スレの最後に投稿した奴は、どうして何も悪いことしてなかったのに、「御免なさい」、「もうしません」なんて余計な捨て台詞を残していったんだろうな
まるで、このスレに投稿することは悪いことであるかのような前例を残しやがって
ここに投稿して馬鹿が暴れたら、みんな悪くもないのに謝んないといけないのかよ
余計な発言を撤回するために戻って来いよ。もちろん新規投稿も忘れずに!
こっちは一日千秋の思いで待ってるんだからね! 早く帰ってきなさいよっ!
うふ〜ん
>>301 なんというツンデレ
着物にツンデレが似合うかも、とか妄想してしまった。
うふ〜ん
着物にツンデレはともかく夏といえば夏祭りで浴衣ってのはどうよ?
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
ウチの少し歳の離れた妹が、浴衣だった。
「これとこれ、どっちが似合うかなぁ?」
「え? あ……俺はね…うーん。難しいね」
「どっちでも可愛いよ」
「それじゃ、つまんない〜!」
ああ。いつの間に、コイツは……
身長は無いものの、育つ所はきちんと育っている。
大きくなりやがって。浴衣の評論もそこそこに、自分の部屋に退散する。
……はだけすぎだろ。お前。
……でも、可愛かったな。
……騙されるな。中身の方は悪いんだよなぁ。
……この間だって、俺のヨーグルト勝手に食われたし。
「ネックレスけて」
「おま……ノックぐらい…」
いきなり入ってきた我が妹に、ベッドから飛び起きる。
いや、やましい事があった訳じゃなく、部屋に入ってきたからには、何か用がある筈で。
けっして、ナニかあった訳じゃ、断じて、ない。
「つけ方、わかる?」
「ああ。この金具っしょ?」
差し出す様に背中を向けられて、ネックレスの金具を手渡された。
ふ、と意識が向かうのは、綺麗な産毛の、うなじ。
髪を分け、つけやすい様にしてくれているコイツに、少し女を感じたりして。
うわ……何だ、この甘い匂い……
省略されました。続きを読むには「完全制圧完成記念」、もしくは「ワッフル」と書き込んで下さい。
ワッフルワッフル!!
和風ル和風ル!
うふ〜ん
わ、わ、わ……ワッフル!!
>>311 <<書けよ!臆病者!>>
わっふるわっふる
改行ミスってるしorz
「兄貴、まだ?」
「あ……ああ。待て」
おっといけない。バカか俺は。しっかりしろ。
まさか「妹である舞花様にみとれてました」なんて言った日には、この先どうなるか。
そこに見えるのは煉獄か、地獄か、はたまた下僕に成り果てた男の姿か。
『うわー。兄貴ってば、変態さんだねー……』
『悪かった! この通りだ。頼むから……』
『頼むから?』
『え……そりゃあ、お前。今のは、言葉の綾って言ってだな』
『ふぅん……』ピラッ
『お前……!? バカ、何て格好してんだよ!』
『何でもしてあげる、って続くのが常でしょう? その代わり、なんだけど……』
『好きにしていいよ』
「………えぇ!!?」
「なに何!? 虫とか!?」
いっけね……危なかった。
何だか妄想が在らぬ方へ進んだ気がしたけど、何だったかな。覚えてないや。きっとそうさ。
まさか。健全まっしぐらだった俺が、エロゲ脳だなんて。冗談キツい。
ははは……は……
落ち着け。素数だ……素数は……孤独な数……
「1……1……あ? 1って素数だっけ」
「兄貴」
「あァン!!?」
「怖いッ!!」
「あぁ、ごめんごめん。みとれててさ。」
「……へ?」
「…………あ」
あぁ。本当に、何をしてるんだ俺は。
言ってしまった。
言ってはならぬ、とここまで決心した俺の口を割るとは。黒川舞花、恐るべし。
流石は、我が妹。すごい。降参だよ……
>>317 ごめん。上の方の会話に、ちょいミス。脳内補完よろしくorz
うざ
まとめて投下
これ基本
>>320 糞携帯でごめん。
ていうか、保守ネタ1レスのみだったんだ……実は。
こんな状況なんだからぶつ切りの投下もやむなしかと個人的には思う
一瞬……!だけど、閃光のように!
まぶしく萌えられればそれで良い!
そんな感じ。
>>322 でも中途半端なきもい自己満足の妄想をだらだら垂れ流されるのはどうよ?
個人的にはかなりうざいんだが・・・
なれ合いたいだけならよそでやればいいのに
どんな状況だろうがいい出来なら褒めてやるけど
ゴミみたいなものなら叩くまで
なんで上から目線なん?
トラウマでもあるのか?
328 :
Yiu:2007/08/09(木) 02:52:36 ID:vtqYnPrd
だな
>>327 彼は昔自分の書いたSSを散々叩かれて
それ以来別の誰かを叩かないと死んでしまう病気にかかっているんだ
難儀なwwwwwwwww
331 :
249:2007/08/12(日) 04:48:25 ID:9od3Q7V4
本番なし
エロはある
>>249の続きってわけでもないがキャラはそのまま使ってる
友達になれそうもなかったらNGかスルーよろ
332 :
249:2007/08/12(日) 04:49:25 ID:9od3Q7V4
昨今では貞操観念という言葉はどこかへ忘れ去られたかの様に不実な世の中
になってしまった。その中で「婚前に交わるのは……」と恋仲の男が居ながら
純潔を守り続けているのは、希少価値も相俟って、素晴らしいことだとは思う
し、彼女のそういう素朴で純粋なところは好きだ。
しかし圭介はさすがに行き過ぎだろう、と溜息をついた。
「私は、これほど悔しい思いをしたことは終ぞありません」
志乃はうなだれて、やっと搾り出したという風に呟いた。
「これは偏に私の力不足なのでしょうか?」
「そこまでのことでもないと思うけど」
「いいえ! これは由々しき事態です。つまるところ、私の魅力は写真にも劣
るということでしょう?」
「いやいやいやいや」
浴衣の裾で目尻を拭かれると圭介も『そこまでのことでもない』とは言えな
くなる。志乃が計算でなく、素でやっているのがまた圭介を困らせる。
志乃がすっかりむくれてしまっている原因は今彼女が手にしている、大多数
の成年男子ならば所持しているであろう余り他人には見せたくない類の本だ。
「私というものがありながら春本なんて……それも、こんなふくよかな体つき
の方ばかり。私へのあてつけでしょうか」
刺々しい口調。もしかして自分の平坦な体型を気にしているのだろうか。
「これはこれで割り切って貰えると嬉しいな。なんて」
その言葉に志乃はきっ、と圭介の顔を見据えた。
「私は圭介さんのじ、じじじ自慰行……為そのものを咎めるつもりは無いんで
す!」
『自慰行為』という言葉を口にするだけ(しかもほとんど言葉になっていな
かった)で耳まで真っ赤にしているのを見ると、微笑ましいのを通り越して心
配になってくる。今日び小学生でもここまで過剰な反応は見せないだろうに、
二十歳にもなってこれは問題だろう。
「ただですね。圭介さんが私以外の女性を……女性で、その……は嫌なんです」
志乃の言うこともわからなくはないが、やはり何も無しでしろというのは味
気ない。そもそも人の家にあるものを、偶然とはいえ、見つけ出してそれをと
やかく言うのはどうにも感心しかねる。
333 :
249:2007/08/12(日) 04:50:57 ID:9od3Q7V4
しかし、それもこれも志乃の沈鬱な顔の前では無意義だ。
圭介は顎を撫でしばらく考えると、ふと妙案を思い立った。
「志乃。君の言うことは正しいよ」
嬉々として頷く志乃に、圭介は右手をかざして「だけど」と続けた。
「俺にも言い分はあるんだ。俺はこう見えても一途でね。君以外の女に手を出
すことはできない。つまりセックスもできないわけで……」
――ドプッ!
『セックス』と聞いた途端に水道よろしく鼻血を噴き出す志乃に圭介はティ
ッシュを渡して、もう少しぼかして言うべきだったと後悔した。
「まあとにかくそんなわけで。オカズまで封じられたことには、俺の性生活は
華もクソも無くなってしまう」
「圭介さんが私と結婚すれば済む話です。大学卒業して就職するまでたったの
二年ですよ」
たったの二年がどれほど辛いか彼女には知る由もない。おそらく、勝手な想
像だが、志乃は性欲というものを感じたことがないんじゃないかと思う。
「二年は若い男にとって途方も無く長いんだよ志乃」
圭介は一拍置いて、ずいと志乃に顔を寄せて言った。
「だから、だ。俺にエロ本を捨てさせたかったら、それなりの代価というもの
が要る」
「代価……?」
怪訝な顔をする志乃に、圭介はにやりと笑って言う。
「要は志乃がヌいてくれたらいいんだ。そうすれば俺はエロ本なんかに頼らな
くていいだろ?」
「ヌいて……?」
小首を傾げる志乃。圭介は、この手の話題の時何と言えば志乃とうまく会話
できるのだろうと真剣に考え始めた。
「な、なななななあ!?」
説明すると、志乃は鼻につめたティッシュが吹っ飛ぶほどの勢いで鼻血を出
した。輸血がいるかもしれない。
「わ、私にそんなことをしろと?」
鼻を抑えて志乃が言う。またティッシュを渡してやる。この後のことも考え
ると、今日だけで一箱使い切ってしまいそうだ。
「嫌ならいいけど。独りで楽しむから」
すげなく言うと、志乃は「うぅ」と涙声に近い声を出して不承不承頷いた。
「わかりました。やります。が、頑張ります」
334 :
249:2007/08/12(日) 04:51:34 ID:9od3Q7V4
圭介は渡されたタオルを見て首を傾げた。
「何これ? 俺、縛られる趣味は無いけど?」
「縛られる趣味? そんな変わった趣味の方が居るんですか?」
「いや、何でもない」
この娘は思春期の頃どんな生活を送っていたのだろう、と圭介の疑問がまた
一つ増える。
「目隠しです。恥ずかしいから見えないように」
正直なところ、志乃がどんな表情で男に愛撫するのか見てみたかったのだが、
ここで機嫌を損ねてしまっては元も子も無い。
言われた通りに目隠しをして、途端に圭介は少し恥ずかしくなり勢い任せで
ズボンを下ろしてベッドに寝た。
「ぅ……」
志乃が躊躇いがちにトランクスに触れ、一物を取り出した。
「……っ」
目は見えないが、志乃が息を呑んだのが気配でわかった。
「軽く握って、上下に動かしてみて」
「は、はい」
ひんやりと冷たく心地いい感触が一物に触れる。言われた通りに志乃はゆっ
くり一物をしごき始める。
「これでいいんでしょうか?」
不安げな声に「いいよ。意外とうまいじゃないか」と言うと、一物を握る手
が少し熱くなった気がした。
真実、圭介とて女性経験はないため他人と比べようがないが、志乃の手付き
はぎこちないながらも男の悦ばせかたを心得ているようだった。本能的な要因
だろうか。
「そう。もっと激しくして」
「ん。こう、ですか?」
「それで球袋も刺激して……」
あれこれと指導するうち、志乃の手付きはすっかりこなれたものになってい
た。飲み込みが早い。
335 :
249:2007/08/12(日) 04:52:30 ID:9od3Q7V4
「あのさ、口も使って」
「く、口?」
「そう。先っちょ舐めて」
志乃はしばらく逡巡していたが、やおら亀頭に手とは明らかに違う感触での
愛撫が始まった。亀頭をちろちろと舐める間にも、細い指は竿と袋への刺激を
続けている。
あの志乃が、『セックス』と聞いただけで鼻血を出す志乃が今懸命に奉仕し
ている。見たこともない一物に触れ、揉み下ろし、あまつさえ舌を這わせてい
る。
ぺろぺろ、ちゅぷ、ぺろ……
志乃のことだ。きっと顔中耳まで真っ赤に染めて涙目で、しかし一心に愛撫
を続けているのだろう。暗闇の中に浮かび上げる赤らんだ顔が圭介の頭を甘く
融かしていく。
込み上げる射精感。
「志乃っ! もう!」
「え? 何です?」
志乃の困惑した声を合図にしたかの様に――
どぴゅ、ぴゅっ、どくん。
「きゃっ!?」
圭介は溜まっていた欲情を迸らせた。平時に倍する快感にぶるる、と身を震
わせる。
長い射精が終わり、それからあられもなく吐き出した汚水の行方に慌てた。
「ご、ごめん」
急いで目隠しを外すと、優しげに整った顔立ちを白濁とした液に濡らして呆
然とする志乃と目が合った。
沈黙。
数秒。
「あ……あうあうあう、わああああああ!」
奇声を上げてベッドを転がり落ちると志乃は
「見ないでって言ったじゃないですか! 言ったじゃないですかぁっ!」
と泣き出してしまった。
圭介はぽりぽりと頭を掻き、志乃の肩を抱いて耳元で囁いた。
「ごめん。気持ちよかったよ、ありがとう」
目の前で、志乃の耳がさらに赤く熟れた。
――こりゃもうホントに右手じゃ足りねえなあ。
これからは頭を下げてでも志乃にお願いしよう。圭介はにやにやと笑った。
腕の中の志乃は何が原因か、ぐるぐると目を回していた。
336 :
249:2007/08/12(日) 04:56:31 ID:9od3Q7V4
以上です。
閃光のように――は痺れたなあ。遠い日の思ひ出。
うざいっす
GJだろ……常識的に考えてッ!!!
志乃かわいいよ志乃
GJだなぁ・・・
>>337 自演がバレてるからって必死だな、荒らしw
削除人が「相手すんな」だってさ。
だから、これからは相手したのも荒らしな。
>249
GJ!
つか、エロかわいいな志乃
続きが読みたい
詳細な感想レスが皆無で、GJレスつけてるのが単発しかいないのが
バレバレな自演だなw
>>341の詳細
237 Misuzuya ★ sage 2007/08/12(日) 08:58:07 ID:???0
>ここまで
>1179192664/
>煽っておきながら片方だけ削除依頼はどうかと思うので、放置の徹底を。
すると、次は多分、自演で自分を煽るだろうな。プロバイダ二つ使ってるし
その時は、煽っている奴もろとも削除依頼よろ
スルーすら出来ない他力本願の乞食の分際で
削除人に迷惑かけてんじゃねぇよクスが
自分達のスレの問題は自分達で解決しろボケ
そうだよね削除人怖いもんね☆
あぁ、独り言ね。
しかし志乃さんかわいいなぁ……
餌やり厨うぜぇなぁ・・・
他人の尻馬に乗ることでしか自己をアピールできないクズどもの巣窟に餌を投げ込む馬鹿はなにがしたいんだ?
そんなにほめられたいか?
まぁたしかに過疎スレなら投下は自分のみで
どんな糞みたいな出来でも叩かれないし
ライバルがいないから賞賛独り占めだと踏んでるんだろうが・・・
安い満足感だな
所詮クズにはクズしかすり寄ってこないのが明白だしな
なにをいい気になってるんだか・・・
笑わせるぜ
貞操観念って明治辺りから生まれたらしいな
つまりそれ以前は…
祭りの日は特に凄かったらしいな
行きずりの女となんてごく当たり前だったとか
夜這いとか通い婚とかの話か。日本の風習はそういうものだったらしいな
一方、武家は、政略結婚のために嫁を自分の家に招きいれ、かつ自分の血を引く跡取りをなるべく多く確保しなければならないから
現在のような貞操観念を持っていたらしい
単発の自演が見え見えなんで
自分の会話に自分でレスしてるのがバレバレで
誰も会話に食いついてこないのが痛々しいなw
>>352 じゃあ武家の和風美少女でひとつよろしく!
356 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 06:29:03 ID:BmfdJvMn
自演は続くよど〜こまで〜もぉ〜♪
>>355 それだと、時代小説にならんか? たしか、それ系の該当スレがあった気がする
いや、現代が舞台で、武家の旧家の和風美少女なら、このスレで良いのかも知れんが
うふ〜ん
着物は崩した着方が好き?
しっかりした着方が好き?
うふ〜ん
>>360 しっかりしてた方が脱がすときに萌えるぜ。
うふ〜ん
>>362 いや、少し崩れてるのに気が付いてドキッとするのもまた萌えるぜ。
うふ〜ん
着崩れた着物。
こぼれ出す柔肌。
エロい。
崩した方がハァハァ
色々できてハァハァハァハァ
でも、しっかり着たお姉さんも、また良いものだ……
うふ〜ん
うふ〜ん
なんか、今日は妙に流れが速いなw
この調子で投下を待とう
うふ〜ん
着物はしっかり着たのを脱がすのが漢のロマン。
うふ〜ん
大和撫子タイプ
武術娘
くの一
巫女(専門スレあり)
和風娘というとおれはこのくらいしか思いつかないな
他にどんなのがあるだろう?
囲われ者とか?
うふ〜ん
うふ〜ん
>>374 舞子
遊女(禿)
機織り、糸紡ぎ
海女
茶屋娘
とか?
>茶屋娘
激しく希望!!
うふ〜ん
うふ〜ん
>>378 禿って髪型有ったよな、確か。
イメージ的にはサ○ラ3の花○とかヒミツの保○室の○々木ちゃんとかい○ぱらの雌犬の子とかみたいなのと思うんだ。
何が言いたいかと言うとさ、
大和撫子+禿の破壊力は花山薫のパンチに匹敵すると思うんですよ先生。
制圧さん
P3の方も手を抜かないで下さい
ふざけきった奴らの頭に裁きの鉄槌を願います
>>383 禿は基本的に長めのおかっぱと考えていいので間違ってない。
だが2chで見るとどうしても「はげ」と読んでしまうんだな、これが。
うふ〜ん
制圧さん
このままP3を放置するんだったら、こっちに戦巫女のバイオハザード風SS投下するよ
うふ〜ん
うふ〜ん
>>387 止めれ。
作品の投下は血涙が出る程欲しいが、
だからといって他スレに迷惑をかけたらマジでこの零細スレの最後だっての。
皇室に縁をもつ神社の巫女、紗耶香は、白い小袖と緋袴がよく似合う16歳の美少女。
紗耶香は神より授かりし霊力を駆使し、悪の陰明師が解き放った魔物の群から帝都を守る戦いに身を投じる。
共に戦うのは管領家たる細川氏の一人娘で武芸百般の巴。
そして豪商紀伊国屋のわがまま娘、毬乃。
類い希なる霊力を誇る紗耶香であったが、戦いのさなか思いもよらぬ弱点が露呈してしまう。
紗耶香の体に流れる血に潜む、淫蕩だった生母の遺伝子は、神の力を著しく阻害してしまったのだ。
淫らな肉体を責める触手の群を振りほどき、紗耶香は京の都を守り抜けるのか。
そして黄金の髪を持つ、妖しげな南蛮修道女の正体はなにか?
闇に暗躍する関東風魔忍軍の目的は如何に?
次週より始まる「戦巫女秘抄」、第一話「怨霊の住む都」にご期待下さい。
>>392 時代設定が一行ごとにめまぐるしく変わって、よくわからん!w
いや、そういうファンタジー世界ってことで脳内補完したが
心配しなくても、制圧さんの独占さえ止めてもらえれば書かないよ
うふ〜ん
制圧さん
アンタここさえよければそれでイイのかよ?
そんな自分勝手な男だとは知らなかったぜ
ガッカリだな
うふ〜ん
うふ〜ん
やっぱり自演が始まってる・・・
うふ〜ん
とりあえず投下
「分け入っても、分け入っても山…(はぁはぁ)。今、将に私、池野あやめの心中は、夕立直前の空模様!!つまりあとちょっとで泣き出しそうなくらい参ってます!!(ぜぇぜぇ)」
「………………………………」
「お盆の連休ということで愛する立花裕也さんのご実家に伺い、ご両親ならびに親戚の方々にご紹介頂くという野望を胸に喜び勇んで裕也さんの予定を伺ったところ!!(はぁはぁ)」
「………………………………………………」
「ご実家でなくご両親の滞在先のとある山へ向かう事になった訳ですが!!(ぜぃぜぃ) この道程は半端じゃなく厳しいです!!(はぁはぁ)」
「………………………………………………………………」
「ちなみに私、白装束に身を包み、金剛杖を頼りに、ひたすら登っております!!(ひぃひぃ) 山岳信仰、将に恐るべしです!!(ぜぇぜぇ)」
「………………………………………………………………………………」
「この白装束、滝行でもしたら透けてしまいそうですが…私は裕也さん専用なのでご勘弁下さい(ぽっ)。…もっとも標高が高いので滝どころか川さえも無さそうな雰囲気ですが(はぁ〜)」
「……………………………………………………………………………」
「………………こ、これは!!目の前にそびえ立つ崖が!!………………ゆ、裕也さん…私にここを上れと?」
「………………………………………………………………………………(よじよじ)」
「あぁぁ!!20m程の崖をいとも容易くよじ登り、挙句、私を放置して岩場の上でお茶を飲み始める余裕っぷりです!!そこに痺れる憧れる!!」
「………………………………………………………………………………………………(ぱくぱく)」
「………………ああああぁぁぁ!!!あ、あろうことか、私の栗ようかんを開封して食すという暴挙に!!!!何をするだァーーーーーーッゆるさんッ!!(よじよじよじ)」
「………………………………………………………………………………………………お、ペースアップ。」
「それでは道路情報のコーナーです。(ウリィィィィィィィィ!!! よじよじよじ)」
まだ荒書きの状態で推敲とか全くしていないけど
取り敢えずこんな感じでってことでパイロット版を投下しておくよ
全ての魑魅魍魎を消し去り、勝利を確信した瞬間、紗耶香の心に大きな隙が生じる。
悪の陰明師、闇麻呂がそれを見逃すわけがなかった。
お札を貼り付けた四方の襖が突き崩され、毒々しい斑模様の触手が群をなして進入してきた。
そして不意を突かれた紗耶香が立ち直るより早く、四肢に絡み付いて動きを封じてしまう。
「しまった」
後悔の言葉を言い終えないうちに、紗耶香の体が宙に持ち上げられた。
「はぅぅぅっ……」
御神木で作ったお払い棒が手を離れ、畳の上に虚しく転がる。
それに気を取られていると、4本の触手が袴の裾と小袖の袂から内部に侵入してきた。
「あれぇっ。な、なりませぬ」
しかし紗耶香が如何ように藻掻けども、触手は奥へ奥へと侵入してくる。
そして中から着衣を突き破り、一気に巫女装束を引き裂いてしまう。
柳腰からは想像すらできない、巨大な釣り鐘型の乳房がまろび出てきた。
余程の張りがあるのか、それらは仰向けになっても型くずれせずに天井を向いてそびえている。
何とか隠そうと身をよじるも、触手の力は絶大であった。
逆に両足を左右に割られ、誰にも見せたこともない秘密の部分を晒されてしまう。
慎ましやかな茂みの下に、神聖不可侵の谷間が隠しようもなく露わになっていた。
そして更にその下には桜色をした不浄の門が……。
触手たちは嫌らしく体をくねらせながら、紗耶香の股間へと集まってくる。
紗耶香は恐怖の余り声を出すこともできず、ただ恐れおののいているばかりである。
いきなり衝撃が襲いかかってきた。
「はぅぅぅ〜ぅぅ……」
何の予告も準備も無しに、1本の触手がいきなり紗耶香の肛門を抉った。
焼け付くような激痛が走り、紗耶香は歯を食いしばってそれに耐える。
「あぁっ、入ってくる……中に入って来てしまう……」
紗耶香は必死でいきみ、触手の先端を拒否しようとする。
しかしその行為は逆効果であった。
大便を排泄する要領で固められていた肛門は、脱力と共に触手を吸い込むように内部へと誘ってしまったのだ。
「はぁぅぅぅ〜ぅぅっ」
太い先端部に肛門を割られると、後は為す術もなかった。
触手は表面のヌメリを最大に利用し、直腸の奥へ奥へと侵入してくる。
「か、かはぁぁぁ」
紗耶香は大きく開いた口から、だらしなく舌をはみ出させる。
そうやって息を吐き、意識して腹筋から力を抜かなければ、閉じようとする肛門が裂けてしまうのだ。
「は、早く……神通力を……」
紗耶香は祈りを捧げることにより、神を自らの体に宿らせようとする。
だが、いつもなら容易く降ろせる神の力が、このとき何故か感じることさえできなかった。
「ど、どうして……はぁぅぅぅっ」
触手が肛門を抉るように突き上げ、直腸の壁がゴリゴリと擦られる。
そのたび焼け付くような痛みと共に、甘く痺れるような疼きが湧き上がってきた。
「あ……あぁっ……なりませぬ……なりませぬぅぅぅっ」
集中力を掻き乱され、紗耶香が切なそうに眉をひそめてわななく。
激しくイヤイヤをすると、水引きで括られた長い黒髪が左右に揺れた。
最深部に達した触手は、更に前進しようと体を波打たせる。
「ひやぁ……ひやぁぁぁーっ」
体の中で何かが開いた感触がした。
陵辱の限りを尽くした触手は、熱いモノを迸らせて紗耶香の体内から抜け落ちた。
「…………?」
それなのに紗耶香はまだ何かが尻の中に残っている感覚を拭いきれないでいた。
やがて異物感は形を持ち、肛門から外へ向かって押し出されてくる。
「ひっ?……ひぃぃっ」
紗耶香の肛門が大きく膨らんでいく。
「ひやぁっ……ひやぁぁぁっ」
肛門を押し広げた柔らかい固形物は、異臭を放ちながら畳の上へボトボトと落下していった。
「……う……うんこっこ……」
そう呟く紗耶香の体には、甘い敗北感がいつまでも残っていた。
>>制圧さん
こんな感じで戦巫女vs陰明師のサイキックバトルを繰り広げていく予定だよ。
言っとくけど、僕はしつこいよ。
幾ら叩かれたって、それを栄養源にして成長していくタイプの特殊な書き手だからw
荒らしや叩きは僕を悦ばせるだけなんだ。
けど、君がちょっと骨折ってくれるだけで、僕をここから追い出せるんだぜ。
いい返事を期待しているからね。
>>401 DIOさま自重しろwww
相変わらずのテンションに力技で笑わされた
>>401!君の勇気ある投下に、僕は敬意を表する!
>>401 う、うろたえるんじゃあない! 池野あやめはうろたえないッ!
うふ〜ん
>>405 投下直後に単発で連続賞賛レスが付くところが自演バレバレなんだが?
つぅか他のスレ荒らしたいなら自分で荒らせよボケ
わざわざ他人に荒らさせようとしてんじゃねぇよ
やり口が姑息なんだよクズが
どうでもいいけど今後の書き込みはトリップ付けとけよ?
NG登録してあぼーんするから
ごめん、誤爆した、
あやめの作者さんと249氏の方向性の違いがまたいいよな。
あやめの作者さんは力勝負のインファイター、
249氏は技巧派のアウトボクサーって感じだ。
自演乙
どっちなんだ?
うぬぼれてる恥ずかしい奴は
なんか知らんが世間で出回ってる和風美少女って素直クール多いよな
素直
おっとり
世間知らず
って感じのキーワードも多い気がするな
…ツンデレも良いとおもうが
モテないキモヲタがそういうリードしやすい特性を求めているんだろうな
どっちにせよキモ面たちには回ってこないのに
策略家とか腹黒とか毒舌も少数派だが確かに存在する。
袂で口を覆ってほくそ笑むのは和風少女にしか出来ない小技だぜ?
どうせ俺たちキモ面には縁はないけどな
>>419 現代世界観で和風美少女書こうとすると「良家のお嬢様」に設定するのが一番楽だからじゃないかと愚考
だからそういうキーワードが増えてくると。
素直クールはその辺りから派生した亜種といった感じも。
>424
逆に庶民的和風美少女ってのがピンと来ない気が…
武道娘も一般的な家族構成とかだったらスポーツ少女のイメージが強くなりそうだし
漂白系な白痴美も和服には似合うな
生まれてこの方屋敷の奥の座敷牢から出たことのない
病的なほど白い肌の美少女、とか。
それじゃ尚更お目に掛かれそうにないお相手だなぁw
>>425 庶民的=西洋文明化だから仕方ない
だけど庶民≠和風でも無いとも思う
例えば、道場が有って剣術教室みたいなのを開いてる家の娘さんで
本人侍っぽくて黒髪で父親が厳格で母親が大和撫子そのものみたいな人でも
庶民と言えば庶民なんだよ
何が言いたいかと言うと、近所の悪ガキや弟妹に剣術の稽古をつける侍娘は
庶民的だけど和風とも言える……か?
自分でも微妙な感じするけど。
とりあえず、和服の少女に年寄り言葉を交えながら
「お主」
とかなんとか言われただけで昇天できます。
('A`)ハイハイ妄想妄想
そう言うのってマゾっ気があるってのか
結構きもくてスレ違いな気がする
それってむしろ人外ロリじゃないか
相手が和風少女であるなら(その説得力を持たせられるなら)、それが人外ロリだろうが、主人公がマゾだろうが、スレ違いではないな
>>425 そこで巫女さんですよ
神社の経営はピンキリだから、全然庶民的な家庭もありますぜ
夢を潰すようで申し訳ないが
巫女なんぞヤリマン女のバイトだぞ
誰が、多数派の実例の話なんてしてるんだよw
希望を潰すようで申し訳ないが
あまり素行が悪いようであれば雇えないんだぜ
んなことない
見てくれ重視で選考されてるよ
だいたい近所の神社に限定するならいざ知らず
個人の素行なんてバレっこないだろう
神戸の大学生だった頃の話だが
有名な某神社に初詣に行った時、ヤリマンで有名だった同じサークルの女が
神妙な顔して破魔矢の売り子をやってるのを見て大笑いさせて貰ったw
実状はこんなもんかなって思ったよ
バイトの助勤巫女だけじゃなく、本職巫女って職業もあったりする件
こっちは神社の縁者ってのが多いから素性は筒抜けだろうね
縁者なら、なおのこと身内の恥は晒さないだろうね
御利益がないって評判が立つと困るからね
今となっては本職巫女にすら処女性は求められていないからなぁ
そもそも、氏子どころか神社側にしてすら神なんてまやかしの存在を信じていないからね
全てはイベントと金儲けだよ
現実的とリアリティを一緒にしたらつまんないって、
ロマンを大事にしようぜロマンを
出雲大社の巫女さんが彼氏持ちでも和風萌えには関係ねー
違う?
和風美少女は処女じゃなくっちゃいけないよ
ましてや巫女が開通済みなど、神への背信行為以外の何物でもない
彼氏持ちなどと思うだけで激しく萎える
巫女さんは処女じゃないといけないから
恋人とのセックスは肛門でするって
民明書房の本に書いてあった
>>444 ですから う ん こ っ こ な訳ですよ
と言うか、ここでリアルの話を持ち込もうとしてる人は何がしたいの?
俺、現実の巫女さん事情に詳しいんだぜって自慢したいの?
神社仏閣板でやって、無知さらして来いよ
和風だ巫女だってもて囃しても
実際はそんなもんだって言いたいんじゃないの?
だから、その話をここですることに何の意味があるんだ?
単にスレの空気を悪くしたいだけでしょうよ、
そしてこの話題を引っ張ると更に空気が悪くなると。
そんなんどーでも良いから大正女学生のえび茶袴にブーツは和風萌えに入るかどうかをだな(ry
>>449 勿論、和風萌だ!
でなければ、ミルクカフェーの女給さんの着物にフリルエプロンが
和風萌えにならないではないかw
となると、「はいからさん」が思い出されるんだが
大正時代の女性は上昇志向の持ち主で独立独歩の気風が強いから
俺たちキモ面にはいよいよ縁がないぞ
いっそのこと平塚らいてうタンにでも萌えてみるか
>434
>441
>447
>451
だからさ、お前は何がしたいんだよ・・・
ここが何のスレ、何の板かわかってるか?
正しい知識を啓蒙してやってる俺エライとでも思ってるのか?
自分がスレ違いで、板違いで、場違いなことをしているだけの、空気の読めない馬鹿だって、いい加減気づけよ
相手してるのも荒らしの分霊って事でおk?
>>452 なに一人で熱くなってるの?
和風美少女を愛好するもの同士、遠慮なく意見を出しあい
足りない知識を補完しながら共に萌え狂おうぜ
いいネタは、概してアンチテーゼの中に転がってるもんじゃないか
物を一方から見てるだけじゃ一面だけしか見えないよ
和風美少女とカテゴライズするのはちと不明だけど、
色々な地方の方言とかも和風美少女の特徴になるのかな?
いろいろ有る中で自分は京都弁、関西弁、吉原言葉辺りにやっぱとろける訳だけど
ろくに知識がないから他にも良い方
言って有るのかなと疑問に思う訳ですよ。
いや、いちいちこっちで聞くことでも無いし、
返答を期待してる訳じゃないんだが
シ〇ル(舞乙)とか〇や
てとかの口調を聞く度に
エクトプラズムっぽいものが出る身としてはちょっと気になったんだ。
一度霊能医院で診てもらった方がいいぞw
単に関西弁で和風ってのなら、吉本興業の厚かましいドブスどもが和風の最先端になってしまうよ
それより在日韓国朝鮮人の3世4世や帰化した美少女もここのカテゴリーに入れていいのかな
彼女たちは変に西洋かぶれしたコギャルなんかよりよっぽど手弱女ぶりを発揮してるし
夏用の白いチマチョゴリの制服なんかグッと来るものがある
このスレの最初のほうで、和服金髪少女もありって話になっていたから、帰化しているか否かに関わらず
またアジア人であるか否かに関わらず、和風な文化に染まっている外人娘なら、ありだろう
でも、チマチョゴリは違うと思うぞ。それは普通に韓国風美少女だろ、どう考えても
韓国朝鮮人の女の子は見た目も日本人と全く変わらないし
むしろ日本人より大人し目で可愛い子が多いような気がする
この話題、続くのかよ('A`)
>>458 お前さんのその認識が、韓国少女はスレ違いだって指摘に対する、何の反論になるんだ?
えっ? 俺?
なんかまずいこと言ったかスマソ
むしろ日本の美少女が朝鮮人の男に惚れてあちらに帰化するシチュの方が萌えるんじゃ
>>461 帰化したら「和風」美少女じゃなくなるでしょう……、
あと「和風」という概念のNTRとか言いたいんだったら属性的に嫌いな人がいるだろうから止めれ。
話が果てしなくズレてる……。
「和風」が主題なのに「韓流」「朝鮮」「西洋」が入ってくる必要性は皆無でしょうが。
あくまで『和風』を突き詰める話題を持ってこようよ。
「髪を落とさない尼さんは萌え対象になるとは言え真の和風と言えるのか」とか
「男性のイメージが強い日本職業を女性に置き変える事で萌える事は可能か」とか
「『和風美少女』のイメージを定義付けてみよう」とか
>460
話聞いてなさ過ぎで笑える
スレ違いだって言われてんだから、口先で謝るより、それを理解しなよ
昨日から、天然の振りした巧妙な荒らしが張り付いているような気がしてならん
とりあえず投下
「さて本日は某市にある旅館の一室より池野あやめがお送りします!!」
「………………………」
「これまで立花裕也さんのご両親に挨拶するという大志を胸に、山岳信仰の聖地を這いずり回ってきました!!」
「………………………………」
「裕也さんに栗ようかんを食べられるトラブルがありましたが、1個だけなら誤食かもしれない…。
そう信じて疲労した体に鞭打ちながら頂上を目指し!!」
「………………………………………」
「合流予定地点である宿坊まで到着したのですが!!」
「………………………………………………」
「何と!!もぬけの殻…!つまりご両親はご不在でした!!」
「……………………………………………………」
「ですがご両親もお年です!!無理をされずにゆっくりしたペースで登られているのかもしれません!
翌日からそのお堂を中心に崖を下り、沢を上り、藪を切り進み、所々のお地蔵様にお経をあげつつ回峰業を重ね時間をつぶしました!!」
「…………………………………………………………」
「しかし!!待てど暮らせど、裕也さんのご両親と巡り合えません!!そうこうしている内にお盆休暇も終わりかけています!!」
「………………………………………………………………」
「このリベンジは年末と心に決め、泣く泣く下山したところ!!信じられない情報が飛び込んできました!!」
「……………………………………………………………………」
「ずっと圏外だった裕也さんの携帯にメールが一通…『飽きたから帰る by父』!! 送信日時を確認した時、本気で泣けました!!」
「……………………………………………………………………………(怒)」
「時間的には登山途中…。将に私の目の前で栗ようかんが姿を消した頃の出来事です!!」
「…………………………………………………………………………………」
「つまり必死になって岩をよじ登ったのも、崖を下ったのも(中略)全て、無駄だったのです!!」
「………………………………………………………………………………………」
「美味しいのですが、生臭もののない精進料理を毎食…。とくに朝はお粥のみ…。
それ以上に我慢ならなかったのはせっかく裕也さんとひとつ屋根の下なのにぃぃぃ!!」
「………………………………………………………………………………………………」
「ともかく、今現在はささやかな慰労と精進落とし的な目的で、旅館の一室で肉と酒に溺れています!!」
「……………………………………………………………………………………………………なぁ」
「この地方は米どころとして有名であり、奇麗な水に冬の厳しい冷え込みと日本酒造りに打ってつけな環境です!!
また、特産の葛だけを食べて育った牛が名産であり…………………………………………………あ、はい。何でしょう?」
「………………………………………………………………………………………………………………………………酒と肉だけでなく、お前に溺れたい。」
「え、えぇぇ…。は、はい!!バッチコーイです!!!是非どうぞご賞味下さい!!!!」
「……………………………………………………………………………………………………………………………………明かり、消すぞ。」
「さて、次は芸能ニュースです。…ぁ。ふあぁぁぁぁ。ら、らめぇぇぇぇ。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「い!!痛い!!痛いです!!あ、足が!足が攣りました!!!い、いたたたたたた」
「……………………………………………………………………………無理させすぎたか(ふくらはぎをのばしてる)」
「ぃいだだだだだだだだだだだ!!痛い!!痛いです!!!!」
>>464 GJ、お疲れ様です
立花さん………喋べれたんだ
>>462 >「男性のイメージが強い日本職業を女性に置き変える事で萌える事は可能か」とか
以前は女性がなれなかった和風職業といえば、神職があるな(助祭的立場の巫女さんではなく、正式な神職)
袴も巫女装束とは少し違うし、狩衣や常装も女性専用のちょっとカッコイイのがある
立場上、"少女"とは行かない恐れがあるが
今張り付いてる議論厨はいつもの奴だろ…時期的に考えて…
和風美少女拷問小説を考えてる
和風美少女に似合う拷問って何だろう
荒縄での縛りはデフォとしてやっぱり石抱きとか三角木馬か
水車責めもそうかな?
>469
発言内容とIDの一致に噴いたw
>>469 大奥風だと
足袋裸or腰巻き姿で衆人環視の中を踊らせる羞恥ぷれいとか
周りを取り囲んで笹の枝でピシピシ叩くとか
ウナギ風呂とか……
やっぱ、蟲毒食わされたり、五寸釘打たれたり、生霊(死霊・物の怪)に憑かれたりとかでしょ
う〜ん、大奥ときたか
おぼこクノイチとか考えていたんだけど
大奥なら必然的に女×女になっちゃうし
スレ的には相手は男か女かどっちがいいんだろ
>>474 スレ適には♂×♂以外は桶だと思う。
大奥も実際は男性の使用人の出入りがあったんだけどね。
江島幾島事件のようなスキャンダルもあるし。
大奥に密命を受けて入り込んだ未通女くの一の正体がばれて、
局の命で男の使用人やら先輩の女性陣やらに色々エロエロと……
おしとね天繕のような方向性でひとつ
一応途中まで書いた
SSとか書くの初めてだからあんまり期待しないで下さい
478 :
琴姫無惨:2007/08/25(土) 23:46:01 ID:a3f4IBku
「急がねば……これで死なんでもよい多くの者が救われるのじゃ……」
時は戦国の真っ只中、さる小大名の一人娘である琴姫は、隣国との境界へ駕籠を急がせていた。
姫が焦るのも無理はなかった。
自分が父から預かった密書を届けさえすれば、隣国との戦を収められるのである。
最後の決戦が迫っている今、一刻の猶予もなかった。
「もそっと早うに……」
琴姫は御簾越しにかき手へ命じる。
愛くるしい姫の命令に、かき手は一斉に足を速める。
「……小一郎さま」
姫は隣国の嫡男、小一郎の顔を思い浮かべて眉をひそめた。
彼女は生まれた時から小一郎の許嫁であり、姫にとって彼はいわゆる政略結婚の相手であった。
16になるこの秋に婚礼の儀が開かれるのは、もう10年も前に決められてる決定事項である。
だが、2人の間には政略結婚が持つ陰惨さは微塵もなく、互いに恋い焦がれる仲であった。
2人が結ばれ、世継ぎをもうけることができれば、二国の間には永遠の平和が約束されるも同然であとまで期待されていた。
それがこの戦でご破算になった。
全てはつまらない誤解から生じた諍いが原因であった。
今では、小一郎は敵の先鋒大将として若武者ぶりをいかんなく発揮しているという。
明日の決戦にも当然のこととして先陣に立つであろう。
「小一郎さまにもしものことがあったら……」
そう思うだけで琴姫の胸は張り裂けそうになるのであった。
いきなり駕籠が停止し、琴姫は勢いあまって体勢を崩す。
「小夜っ、何ごとじゃ」
琴姫は供回りの侍女に問い掛ける。
しかし返事より先に聞こえてきたのは、激しいときの声であった。
続いて刀と刀が斬り結ぶ金属音が、断末魔の叫びが連続した。
何ごとかとばかり琴姫が身を震わせていると、激しい争いの音はアッという間に静まった。
「小夜っ……小夜はおらぬか……」
侍女の返事はなく、代わりに御簾が無遠慮に引き上げられた。
黒装束の男たちが駕籠を取り囲んでいるのが分かった。
僅かにいた供回りの者は無惨に斬殺されてあちこちに転がっている。
「不埒者っ、その方らは何者じゃ」
琴姫は消え入りそうになる意識を必死で保ち、気丈にも男達を睨み付けた。
無論、函入りの姫君などに睨まれたとて荒くれ男達が怯むはずもなく、かえって嬉しそうに顔をにやつかせた。
「琴は急ぐのじゃ。邪魔だてすると容赦は……うっ……」
みぞおちに拳を受け、琴姫の体がガックリと崩れ落ちた。
479 :
琴姫無惨:2007/08/25(土) 23:46:58 ID:a3f4IBku
「……む……むぅぅ?」
深い井戸から浮かび上がるような感覚と共に、琴姫は意識を取り戻した。
「ん……うん……琴は駕籠を急がせておって……それから……」
まだ頭がハッキリしないせいか、体がゆらゆらと揺らめいているような気がする。
周りを見回すと、どこか山の中の廃寺のような風情である。
なぜこんな所にいるのか分からない。
それにどういう訳か、昼間だというのに肌寒いような気がした。
「そ、そうじゃ。途中で不埒者に……はぁぁぁ〜ぁぁっ?」
琴姫はその時になって初めて自分が一糸まとわぬ姿になり、荒縄で天井から吊されていることに気付いた。
両手は梁から伸びた荒縄に繋がれ、両足首は床に埋め込まれた金具に固定されている。
琴姫はあられもない姿を強いられて、体の全てを隠しようもなく晒しているのだ。
小袖越しには想像もできない豊かな乳房、丸みを帯びた女らしい尻、そして慎ましげな股間の茂みも全てが露わになっていた。
琴姫は悲鳴を上げようとして、豆絞りの手拭いが緩く噛まされていることに気付く。
舌を噛んで自殺するのを防ぐためであろうか、声を出すことや呼吸は妨げない程度に結ばれていた。
「琴殿。お目覚めですかな」
ボロボロに破れた障子が開き、複数の足音が入ってきた。
先頭に立った男の顔を見て琴姫の目が輝いた。
「そなた……そなたは十左右衛門……十左右衛門ではないか」
見間違うことはない、それは父が自分の右腕と頼む軍師であった。
「はよう助けてたも……そなたも知っておろうが、琴は急がねばならぬのじゃ」
てっきり救いの手が伸びたと思い、琴姫は四肢をはしたなくばたつかせた。
ところが……。
「はて。とんと心当たりがございませぬがのう」
十左右衛門はとぼけた口調で頭を捻る仕草をした。
その後ろから、隣国の城代家老である日向守が現れた途端、琴姫の心の臓は凍りつきそうになった。
「十左右衛門……そなた……」
琴姫は十左右衛門が敵の内通者だったと知り、悔しそうに歯噛みした。
480 :
琴姫無惨:2007/08/25(土) 23:47:55 ID:a3f4IBku
「せっかく起こった戦、ここで止められては何の旨味も味わえんでのぅ」
日向守が脂っこい目で琴姫の全身を舐めるように見回す。
「琴殿が心配めされずとも両国は一体となり、恒久的な和平が結ばれますでな」
2人の悪党はそれぞれの主家を滅ぼして、乗っ取りを図っているのである。
「そのためには琴殿のお持ちになった密書をこちらに頂戴せねばならぬがの」
「どこじゃ、姫。密書はどこにお隠しじゃ?」
十左右衛門と日向守は目を光らせて琴姫に詰め寄った。
「小袖はもちろん、尻の穴まで調べ上げたが何処にも見つからんかった。さぁ、姫……痛い目をしとうなければ」
琴姫は意識を失っている間に無体な真似をされたと知り、涙を浮かべた目で悪漢を睨み付けた。
自分の体は小一郎さまに捧げるものであって、決して余人に犯されざるものなのである。
「気のお強いことで……ならば体に聞かねばならぬのう」
日向守はかえって嬉しそうな顔になり、肉食獣のように舌なめずりをする。
そして日に焼けた手を伸ばし、琴姫の左の乳房を掴み取った。
「うぅっ……無体な……あぁっ……」
柔らかく豊かな乳房がいいように揉みし抱かれた。
赤茶けた侍の手が乳房の白さを余計に際立たせる。
「日向殿……独り占めは感心しませぬのう」
十左右衛門が余った右の乳房に手を伸ばす。
「たまらんわ」
悪漢達は我慢できぬように乳房にむしゃぶりついた。
「あ……あぁっ……こんな……不埒ものぉ……」
琴姫は切なそうに眉をひそめ、自由になる手首から上だけが虚しく宙を掻きむしる。
腰まで伸びた艶やかな黒髪が、激しく左右に乱れる。
「お戯れはそこまでにしていただきましょう」
突然声を掛けられ、男達の動きが止まった。
「普通、こういうことから仲違いに発展し、挙げ句に同士討ちするのが定石でしょうに」
振り返ると小柄な少女が立っていた。
丈の短い袖無し胴着を着て、粗末な帯を巻き付けている。
「さ、小夜……」
それは琴姫の侍女の小夜であった。
駕籠を襲われた時に行方知れずとなっていたが、無事に生きていたのだ。
地獄に仏とばかり、琴姫は助けを求めた。
しかし、現実は甘くはなかった。
「甘えてんじゃないよ、お姫さん。とっとと密書の在処を吐いちまいな」
たおやかな侍女だったことが信じられないような、蓮っ葉な口のききようであった。
「小夜……お、お前は……」
琴姫の顔から血の気が引いていく。
「あたいは十左様に雇われた流れクノイチさ。こんな時のために、日向守様と繋ぎをつけてたんだ」
最後の望みを絶たれた琴姫がガックリと項垂れる。
「ったく、男って奴は……あとの仕置きはあたいに任せて貰いますよ」
痛いところを突かれ、悪漢2人はすごすごと下座へと移った。
481 :
琴姫無惨:2007/08/25(土) 23:48:35 ID:a3f4IBku
それから半刻後、琴姫の前に大きな桶が置かれていた。
人間がスッポリと入れるような、酒造り用の巨大な桶である。
「な、何をするのじゃ? 淫らな真似は許さぬ」
琴姫は内心では怯えながらも、気丈に小夜を睨み付ける。
「まだ、そんな口をきいてるのかい。まあ、今の内だけどね」
小夜が合図すると琴姫の手を戒めている荒縄が引き上げられた。
それにつれて姫の体が宙に浮き上がる。
そのまま天井近くまで引き上げられた姫の足元に巨大な桶を移動させる。
今度は荒縄が緩められ、姫の体が降りてくる。
「その桶の中にはね、泥鰌がたんまり入ってんのさ」
小夜が面白そうに笑うが、意味の分からない琴姫はそれがどうしたとばかりキョトンとしている。
「泥鰌って奴は、小さな穴が大好きでね。とにかく穴を見つけたら身を隠そうと先を争って中に入りたがるのさ」
仕方なく小夜が丁寧に拷問の仕組みを説明してやる。
それでもおぼこの琴姫には意味を解することはできなかった。
「えぇ〜い。とにかく味わってみなっ」
業を煮やした小夜は、荒縄を一気に緩めた。
ドボンと音がして琴姫の体が水に落ちた。
「つ、冷たいのじゃ」
水は姫のヘソの辺りまで張られていた。
衝撃はいきなり襲いかかってきた。
「ひぃやぁっ」
股間の敏感な部分に接吻を受けたような感触がし、琴姫はあられもない声を上げてしまう。
「はひぃぃぃっ」
今度は細い指先が体内に潜り込んでくる感触がして、琴姫は身をくねらせて逃れようとする。
「や、やめ……ひぃぃぃっ」
指は何本もあり、幾ら腰をくねらせても後から後から襲いかかってきた。
その頃にはようやくこの拷問の意味が把握できた。
泥鰌が姫の股間の穴に潜り込もうと、群をなして襲いかかってきているのだ。
「は、入る……入ってしまうのじゃ……ひぃやぁぁぁっ」
何かが姫の背筋を駆け上がり、思わずのけ反ってしまう。
甘く痺れるような、そして他人に説明するのは憚れるような―――生まれて初めて味わう不思議な感覚であった。
「直ぐにクセになるよ」
悲鳴を上げてのたうち回る姫を、小夜はケッと笑い飛ばした。
482 :
琴姫無惨:2007/08/25(土) 23:49:15 ID:a3f4IBku
「これ、小夜。これでは見えぬではないか」
下座に控えている日向守と十左右衛門が不平を漏らす。
美姫の泥鰌責めなど、そうお目に掛かれるものではない。
2人とも桶の中身が見たくてたまらないのだ。
「お戯れを。今は密書の在処を吐かせるのが先です」
少女忍者に諭されて、2人は浮かせかけていた腰を下ろす。
そのうち、姫の小さな部分は直ぐに一杯になり、あぶれた泥鰌たちが別の穴を探す。
一杯になった穴の少し後ろに、ヒクヒクと開閉している小振りの穴があった。
これ幸いと泥鰌たちが我先に突進する。
「ひぃっ……そこは……そこはならぬ……ならぬのじゃ……ひぐぅぅぅっ」
食いしばった歯の隙間からくぐもった悲鳴が漏れる。
本来出口専用の機能を果たす穴から逆行される感覚は姫を狂わせた。
目の奥から見えない火花が散る。
姫は体をブルッと痙攣させ、生まれて初めての絶頂を迎えた。
「たまらんっ」
我慢しきれなくなった2人が、先を争って泥鰌の桶に飛び付く。
「こらぁっ」
少女忍者に怒鳴られるのも気にせず、2人は桶の縁に手を掛けて中を覗き見ようとした。
途端にバランスを崩し、桶がひっくりかえる。
桶の中身がぶちまけられ、そこらじゅうが水浸しになる。
宙ぶらりんになった琴姫の股間から、泥鰌が次々にこぼれ落ちてくる。
「だから言ったろ。これだけの水を汲むのに、どれだけの労力が掛かるのか分かってんのかぁっ?」
少女忍者に叱責を受け、悪漢2人は小さくなって反省した。
「ったく……手間ぁ取らせるな」
小夜がブツブツ言いながら水の手配を使用とした時であった。
「う……うぅっ……?」
奇妙な声の主は琴姫である。
姫はと見ると、顔を上気させ、切なそうに眉をひそめて何かに耐えているようであった。
「う……うん……」
何事かと思い小夜が近づく。
「どこか調子が悪いのか。それとも吐く気になったのかい」
小夜が声を掛けた瞬間、琴姫の全身が激しく痙攣した。
同時に尻の穴から大量の泥鰌がボトボトと放り出された。
「ひぃぃぃっ」
小夜が驚いて後ろに飛び下がった。
黄土色の池の中で、泥鰌の群がビチビチと飛び跳ねている。
意識を失う寸前、琴姫が譫言のように呟いた。
「う……うんこっこ……」
途中までは激しく興奮
オチで笑った
またお前か
余計なスカトロさえ入れなきゃGJなんだが勿体ない
荒らしにレスすんなよ・・・。耐性低いスレだな
>>485 ID使ってまでブゥーイングしている君が言う台詞じゃないなw
お姫様モノは好きなジャンルだし、キャラが立っててストーリーもしっかり作ってる
素直にGJあげたいな
正直言って個人的には「…………………………………………………」ばかりで絵の見えてこないSSよりは余程面白い
次回作にも期待してる
うふ〜ん
オチがぁぁーーあああ……
個人的に立花さんの方が好き。
>>487 琴姫タンのことが気に入っちゃいました
続き期待してます
普通にそこそこ力のある書き手がメインでSS書いて、ジャンルや内容に関する雑談が混じる。
あれ、良スレじゃね?
これは手の込んだ釣りだろ・・
あやめの人も小ネタ以上ではないし
SSと言えるようなSSはないだろ今のところ
書きたいって言うのなら書いて貰えばいいし、何でも普通に面白いSSが読めれば嬉しい
「………………」のはSSってよりは、あちこちで叩かれてるいわゆる稚拙なシナリオに過ぎないし
いや、ヤメロってんじゃないけどさ
先入観無しに見れば、うんこ氏の作品は板的にも充分水準に達しているよ
釣りだとか関係ないよ
>>491 書きもせずクレクレ言ってる奴が何言ってもウザイだけ
文句あるならこれが本物の和風美少女SSだってのを書いて勝負してくれよ
その方がスレに活気が出て俺たちROMも楽しめる
こういう形での制圧なら、俺はむしろ大歓迎だw
やっぱりエロパロスレはSSが投下されてなんぼだろ
495 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:26:48 ID:kMelEb6a
感謝してるならもっと感想書き込むうんこw
でないと続き投下しないうんこww
うんこっこw
こういうのは他のSS投下された時にもこいつなんじゃないかって疑ってかからなきゃならなくなるから困るんだ
注意書きはして欲しいよ
って言っても聞かないだろうけど
世間知らずで許嫁一途の琴姫様が文句なく可愛いよ
スレてるけどどこか無理してる少女忍者と好対照でキャラが際立ってる
あと、悪のオッサン2人がコミカルなお陰で話全体が明るく仕上がっており
非道なことしてるのに陰湿さを感じさせないところに作者のセンスを感じる
使い捨てのキャラにするのは勿体ないよ
>>496 いちいち疑心暗鬼になりながらスレを見る位なら、暫くあんた自身がスレを離れると良いよ。
現時点での評価は、「何だかんだで読めるSS書けるんじゃん正直見直したうんこ氏>>>(永遠に越えられない壁)>>>ネガ厨発送&自分じゃ作品投下さえできない乞食読み手のあんた」だから。
499 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:53:34 ID:BWYqa9cU
誰も見直してないと思うけどなあ
>>498 禿同w
俺の言いたいことをたった3行でまとめてくれたアンタっていったい何者?
ごめん、誤爆した、
503 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 23:40:34 ID:BWYqa9cU
>501-502
顔真っ赤になるのは構わんが、そこまであからさまだと削除人も自演だと疑うと思うよ
第一、今まで散々叩いてきた奴がSS1本でコロリと掌返す訳無いんだから
よく考えようぜ
自分の日記に書こうとして誤爆したんだ。件の場所に通報した訳じゃないから、そんな露骨にビビらなくてもいいじゃないか
端から見てて余りにも見苦しいから、自分たちが今やってる行為がどういう類のものか気付いて貰いたかっただけ
彼のSSを純粋に楽しんでいる者もいるんだから邪魔しないでスルーしててくれ
どんな奴が書いているかなんて正直言って関係ない
好みのシチュで書かれた面白いSS読めればそれでいいんだよ
あからさまな自演もなくも、やってることは
>>501の通りの事実なんだから
警告じゃなくって本当に通報しちゃえばいいのに
これからはこいつらのことをアンチと呼ぶことにするよ
506 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 02:02:42 ID:NGmHJ05w
あまりふざけたことばかり言ってるともう投下してやらないうんこw
乞食は身の程をわきまえるうんこw
うんこっこw
アンチどもの荒らしなんかに負けるな、うんこさん
制圧せよ!!
そろそろ自演終わった?
書き込みして桶かな。
もう既にスレのイニシアティブはウンコさんのものだろ
そっちがSSでも書いて唸らせてくれるってのなら、それはそれで大歓迎だけど
ネタが欲しいからってシナリオSSをもて囃しているようじゃダメだろうね
な、なんだ、この自演はw
>>506 投下しなくていいよ
このスレ、あんたの私物じゃないし
>>510 俺は書いて欲しいね
確かにここはアンタが立てたスレかも知れないが、と言ってアンタの私物でもないんだから
ウンコ氏とその作品はみんなの共有物なんだから、アンタも子供じみた真似は止めてくれ
まぁ、ここじゃ荒らし発言はある程度たまったらまとめて削除依頼がデフォなんだろ
特定の書き手を叩き、投下を阻害するような発言はちゃんとカウントしておくから
wなんかつけたって同じ、なんの和み効果もないよ
512 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 12:00:44 ID:0OHvPEsW
>確かにここはアンタが立てたスレかも知れないが
自演ってバラしちゃ駄目じゃないかうんこ氏
遂に狂ったか・・・アンタ、うんこ氏にしつこく噛み付いてたスレ主だろ?
急に立場が逆転して、まだ何が起こっているのか正確に把握できていないんだろうけど
後で涙目になって「あれはスレの活性化を考えたネタだったんだよぉ」なんて言ってもダメだからね
>>512も当然のこととして荒らしにカウントしておくよ
つーか、うんこ氏に絡んでるの、スレ主だったって自分でばらしちゃったわけだ
雉も鳴かずば撃たれまいと言うのに
515 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 12:21:38 ID:0OHvPEsW
事ある事にうんこが「スレ主の自演自演」って連呼してたから
「そんな事書いてたら>489-辺りからのうんこ氏擁護レスがあなたの自演だってバレちゃうよ」って書いただけなんだがな
というか脊髄反応なレスされても困る
なんだ、アンタ自分自身が脊髄反射してることくらい気付けよ
それに決してsageないところが、スレを目立たせて繁栄させようという乞食根性丸出しだな
それこそアンタがスレ主たる証拠かもな
邪魔さえしなければどっちでもいい話だがね
517 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 12:35:02 ID:0OHvPEsW
内容については無視ですかwwwwwwwwww
内容?
君の無駄レスに内容なんかあったかね?
>>517 「遂に狂ったか・・・」
と書き込みすれば大丈夫。ファビョってるから自滅待ちで。
つか、そろそろ放置して作品読みたい。
もしかすると立場が悪くなったので、ID変えて逃げに入ったのかね?
ID:0OHvPEsWとはもう二度と会話ができないんだろうなぁw
522 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 13:19:43 ID:0OHvPEsW
(笑)
かわいそうな奴だ。
よし、良いこと思い付いたお前オレの家に来い。
掘って、日本男児がなんたるかを教育してやる(´・ω・`)
来た来た
だんまりを決め込もうとしても、ちょっと煽られると直ぐにこの様だ
ファビョってきてると見えるね、この荒らしどもが
ていうか、削除人には、IPわかるよね?
まあ、今回の一連の書き込みは削除対象にはできないだろうけど
さし当たって、例の荒らしがまた何か投下しても、本人以外は無視し
それに不満で、また荒らすようになったら削除以来、でいいんじゃない?
以下、荒らし以外は何事もなかったように↓
削除人にIP分かるとか言ってる時点で退場だな
もっとよく勉強しようよ
別に勉強しなくていいよ、そんなことw
書き手のモチベーションを落としにかかってる時点で
自分が荒らしに認定されてしまうことにいつ気付くのかなぁ
まぁ、スレを自分の私物と勘違いしている人には無理なんだろうけど
別にいいんじゃない
SS書ければ職人
ある程度レベルが高ければ神
アンチには「書けないヤツは黙れ」
これがエロパロ板
荒らしは氏ね
これは共通。
嵐とかどうでもいいから
作品をくれ〜
SSマダー?
萌え談義でもしようぜ
触発された人が書いてくれるかも試練
ワンピでも有りか否か。
ナミさんよりロビンちゃんってことになるのかな?
いくら黒髪ったって、やはりなぁ・・・
それよりゾロの修業時代のあの子は
名前忘れたけど
そのワンピか!?
てっきりワンピース少女が田舎に帰省してあれこれ起こるのかと思った。
……ワンピースって、まだ連載してたんだな。
最近漫画全般読んでなかったから知らんかったぜ。
因みに一部地域ではまだアニメもやってるぜ
言われてみればロビンちゃんて、和風美少女が色々苦労して大人になってって感じだよな
家を飛び出して以来長らく帰らなかった故郷の旧家。
ある日、反発していた父の訃報を受け、10年ぶりに帰省することに。
そこで待っていたのは、家を出た兄の代わりに当主になった妹。
最後に見た彼女は小学生の幼い姿。それが今では、初々しい花を咲かせたばかりの高校生。
黒の着物、喪服を慎ましく身につけた彼女は、10年ぶりに再会した兄を出迎え、こう言った。
「お帰りなさいませ、お兄さま。ずっと、お待ちしておりました・・・」
ぶつ切り試し投下には苦言を呈させて貰う
「評判見て続きを書こう」なんて様子見してないで書いたのをまとめて投下すればいい
評価は後からついてくるものだ
何の遠慮が要るものか
えーと、これ、SSの体裁じゃないよ?
SSとして書いたんじゃなくて、ただのネタだから、あんまり固く、苦言とか勘弁してください。
547 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 00:15:37 ID:30LL99Ad
うんこSSまだうんこ?
うんこっこw
あなたにはこんなことやってる暇無いでしょ
早く次回作投下しろ
自演だとは思うけど、(自分以外の)作品投下のたびに追い出してに躍起になっていた粘着荒らしを
まさか本気で受け入れようとしている馬鹿はいないよね?
いてもいいけどね、別に。馬鹿だなあと思うだけで
ひとつ質問
実家が合気道の道場やってて子供の頃から武術一筋に生きてきた女は和風娘でいいのかな?
まったく問題ないな
ってか、前スレ以来、何度も問題ないって言われ続けてるシチュだな
そうだったんかすまん
週末で書いてみる
553 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 11:38:08 ID:gMejrDsT
>>552 自演乙うんこw
うんこSSかも〜んなw
ほれかも〜んなw
うんこっこw
薙刀とか合気道とか剣道。
強すぎると男が寄り付かなくなるという罠。
>>552 新参・・・ってほどでもないが、今スレからの参加者さんか?
見ての通り、ここは投下した場合は無論、投下予告してもおかしなことになるので、無駄だから予告はしない方がいい
とりあえず頑張ってくれ。期待して待ってる
お前さんが投下したら、また変なことになると思うが、先に言っておくが、まったく気にするな
一つ難点があるとしたら、そのせいで普通の感想としての辛口意見が書きづらくなってるってことなんだがw
せっかくSS落としてくれてる人を、人格が気に入らないとか我が儘言って
躍起になって追い出そうとしている人は支持されないだろうなあ
557 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 18:32:15 ID:JljN/YXq
>>556 乞食は頭が悪いから仕方ないうんこw
低脳は自殺したほうがいいうんこw
うんこっこw
>>555 辛口意見も何も、作品投下してるのうんこ氏だけなんだから
君はスルーするしかすることがないのでは?
>>557 分かり切ったこと言ってないで次回作を早く頼む
>>549 とうとう君が荒らしになっちゃったんだね
他の住民までバカにしてどうするの?
まあ、荒らしの行為を賞賛するようなやつは、一般的には自演か荒らしだな
完全スルーしてればそのうち飽きるだろう、って判断のようだけど
何の罰則も無い為、自分は何をやっても許されると増長しやりたい放題
↓
スルーされても自演自己レスで勝手に盛り上がりマッチポンプ状態
↓
ちょっと飽きたら他スレへ移動し、またやりたい放題
異常者に一般人の常識は通用しない
ある日の早朝、都心にある某駅のプラットホームは通勤通学の老若男女でごった返していた。
月曜日ということもあってか、乗降客の顔には一様に疲労の色が滲んでおり、動きも皆気怠げである。
そんな中、一人ギラギラした目つきの男がいた。
男は誰かを探しているようにキョロキョロと目を動かしている。
一見して大学生風に見えたが、講義の一時限目から真面目に出席するような模範生とも思えない。
どちらかと言えば、自分さえよければいいという典型的な自己中男の雰囲気を漂わせている。
何より、先程から何本もの電車が出発しているというのに、乗ろうという素振りさえ見せないことは彼の不審さを高めていた。
やがて男の目がピタリと止まったかと思うと、爛々とした輝きを帯び始める。
その視線の先には、階段を登ってくる一人の女学生の姿があった。
年の頃なら14,5歳であろうか、小柄で細身の体を白い夏用セーラー服に包み、通学カバンを体の前に両手で持っている。
切り揃えられた前髪と切れ長で涼しげな目が清楚なイメージを醸し出していた。
「ヒュゥ〜」
男は音を絞った口笛を吹き鳴らすと、携帯電話を取り出して誰かへメールを打ち始めた。
まもなく構内アナウンスが流れ、プラットホームに上り電車が滑り込んできた。
電車の巻き起こした風が少女の長く艶やかな黒髪をなびかせ、膝丈のプリーツスカートの裾を暴れさせる。
その少女、天童寧々は恥ずかしげに頬を染めると、通学カバンを押し付けてスカートをおとなしくさせる。
そして降車客が途切れるのを待って、車内へと乗り込んでいった。
丁度通勤ラッシュのピークに当たる時間帯であり、車内は混み合っていた。
後ろからも次から次に乗客が乗り込んできて、寧々は人の壁に押し付けられる。
全くの寿司詰め状態であったが、いったん電車が動きだすと客の一人一人が立ち位置を変え、少しだけゆとりが生まれた。
寧々は肺が潰れるかと思うほどの圧力から逃れることができたが、それでも身動きはおろか手も上げられない状態であった。
「噂には聞いていましたけど……さすがは首都東京ですわ……」
これまで東京の郊外に暮らしていた寧々は、この2学期から都心にある公立高校へと通うことになった。
生まれつき呼吸器に疾病を抱えていた彼女は、療養のため郊外にある祖父の家に預けられていた。
それがこの夏にようやく医師の了承がおり、都心の実家に戻ることができた。
そして当然のこととして、これまで通っていた地元の高校から、都心の学校へと転校を余儀なくされたのである。
「お友達……すぐにできるかしら……」
今まで通っていた20人一クラスの学校では、みんなが友達であり実の兄弟姉妹同然であった。
しかし、寧々がこれから通う都心の公立校は、東京でも有数のマンモス校である。
友人はおろか顔見知りも一人もいないうえ、2学期からという中途半端な時期の編入である。
彼女が不安になるのも無理はなかった。
「都会の風は厳しいと聞き及びます。私から積極的に参らねばいけませんわ……」
寧々は自分に言い聞かせるようにコクッと頷く。
いきなり厳しい都会の風が襲いかかってきたのはその直後であった。
「…………?」
寧々は自分の尻に圧迫感を覚えた時、振動で背後の乗客がバランスを崩したのだと思った。
「……こんなに混み合っているんですもの」
寧々は謝ろうともしない男に少々立腹したが、都会人とはそういうものだと忘れることにした。
「殿方ですもの。きっと大勢の前で非を認めるのが恥ずかしいのですわ」
そう解釈した矢先、今度はあからさまな攻撃が襲いかかってきた。
お尻の左右の膨らみに、2つの手のひらが添えられたのである。
「ひっ?」
寧々は身をビクッとさせて硬直した。
全ての感覚をお尻に集中させていると、手のひらは最初小さく、そして徐々に大きく円を描くように動き始めた。
そして時折、思い出したように柔らかく掴み上げてくる。
「……こ、これは……もしかして……ち、痴漢ですの?」
噂でしか聞いたことのない存在が、ハッキリとした感触を伴って背後に実在していた。
「そんな……」
驚きのあまり、寧々は声を上げることもできず茫然自失の状態にあった。
人形のように固まっていると、柔らかいプリーツスカートがたくし上げられて行くのが分かった。
続いて、あろうことかお尻に貼り付いていたショーツがスルスルと下ろされていく。
次の瞬間には――刃物でも使ったのであろうか――ショーツの締め付け感がフッと消え去った。
手慣れた、プロと呼ぶに相応しい手際の良さであった。
剥き出しになったお尻に冷房の効いた空気がひんやりと感じる。
「…………!」
驚く暇も与えられず、お尻の撫で回しが再開される。
流石に放ってはおけずに周囲を見回したところ、回りに立っているのはみんな大柄の男であった。
寧々の頭のてっぺんは、男たちの胸の辺りまでしかない。
そして彼らは満員であるのにもかかわらず、一様にスポーツ新聞を広げて周囲の視界を妨げていた。
「この人たち……みんな一味なんですわ……」
気付いた時には、細身のくせに異様に張り出した左右の乳房が揉みし抱かれていた。
「はぁっ? はぁぁぁ〜ぁぁっ」
寧々は身をよじり、必死で手を上げようとする。
しかし周囲の乗客が邪魔となり、カバンを握り締めたまま動かすことができない。
乳房を弄んでいた手が下へと降りていき、セーラー服上衣の裾をたくし上げる。
スタンダードなブラが露わになった。
次の瞬間、寧々は息を飲んだ。
鼻先に鋭いナイフが突き付けられたのである。
声を出すなとの脅しなのであろうか、よく研がれた刃体がギラリと光を放っている。
別の手が伸び、寧々の胸元からスカーフを抜き取り、それを丸めて彼女の口の中にねじ込む。
「むぅっ……むぅぅぅっ?」
男たちはそうやって物理的に声を出させなくすると、一斉に総攻撃を開始した。
ブラの前がナイフで切り裂かれ、巨大な乳房がポロリとこぼれ出る。
今度はダイレクトでのパイ揉みが始まる。
同じく直触りされていたお尻が、呼吸を合わせたように左右に割られた。
と思うと、お尻の谷間に沿って長い指が責めてくる。
ピッタリ合わされた太腿の付け根、逆三角形に空いた隙間に指が差し込まれた。
「……むぐっ?」
寧々の秘密の割れ目にゴツゴツした指が押し当てられ、ゆっくりと前後に動き始める。
「むぅ……むふぅぅぅ……」
寧々が首を左右に振って拒絶するが、獣たちが聞き入れるはずがない。
節くれ立った指は、徐々に激しさを増して割れ目の内部へと沈み込んでいった。
寧々は必死で腰をくねらせて指から逃れようとするが、左右からお尻を掴まれていてどうにもならない。
「こ、こんなところ触って何をしようというのですか……いやぁ、やめて下さいましっ」
寧々は悲鳴を上げようとするが、猿轡越しに漏れるのは声にならない声ばかり。
哀願するような目で見上げてみても、男たちの顔さえ見えない。
寧々は相手の意向が理解できないことが怖かった。
オナニーの概念すら頭にない彼女には、男たちが何のためにこんなことをしているのか分からなかったのだ。
こんなことをして、相手に何の得があるというのか。
「もしかして、新しいクラスのイジメなのですか……」
思考が乱れたのか、とうとう見当違いなことまで頭に浮かんできた。
それでも、男たちの優しく丁寧な愛撫は、処女である寧々すら感じさせ始めていた。
「ふむぅっ? ふわぁっ……ふわぁぁぁ?」
いつしか寧々は、体の芯から体験したことのない不思議な感覚が湧き上がってくるのを感じていた。
甘く痺れるような疼きが下半身を中心にまとわりつく。
それは不快な感覚ではなかった。
やがてクリトリスの位置を探り当てられた時には、寧々の股間には不本意な体液が滴っていた。
寧々の目は霞が掛かったようにトロンとなり、開ききった鼻からは荒々しい息が漏れ出ている。
犯罪なれど、恐るべきテクニックといわざるを得なかった。
寧々を取り囲み、集中砲火を浴びせているのは某有名私大の学生たちであった。
パーフェクト・フリーダム、通称パーフリと呼ばれる彼らは、スポーツ特待生として推薦入学したマッスルエリートであった。
それが、素行不良で部を追われた今では、強姦と痴漢を専らとする不良集団に成り下がっていた。
おとなしめな女子学生を襲っては性の快楽を教え込み、奴隷にするのが彼らの生業であり、何よりの生き甲斐なのである。
彼らは携帯電話を取り出すと、アヘ顔になった寧々に向けて何度もシャッターを切る。
この画像を元に犠牲者の女を脅すのは言うまでもない。
人前ではライトな責めに徹し、後日呼び出してゆるりと時間を掛けてメチャメチャに犯すのだ。
周到に計算された戦術であった。
ところが、彼らの計画は思いもよらぬ所から綻びを生じた。
完全に少女が堕ちたのを確認した男は、秘所から垂れている液をタップリと指に塗りたくった。
そして指を僅かに引き、ヒクヒクと収縮を続けている菊の花に狙いを変える。
肉の窄まりに指を押し当て、グリグリと撫で回しながら液を馴染ませた。
それから指先を中心に添えると収縮のタイミングを計り、肉の収斂に合わせて内部へと挿入した。
ヌルリという感触と共に、野太い指が寧々のアヌスに深々と差し込まれた。
「いぎぃぃぃっ」
焼け付くような痛みが、夢心地だった寧々を一瞬で正気に返らせた。
「何をっ?」
寧々は振り返って背後の男に非難の目を向ける。
それでも男は怯む気配すら見せず、黙って肛門から指を抜き差しする。
「うっ……くぅぅっ……」
激しい痛みに、寧々は涙がこぼれ落ちるのを堪えきれなかった。
男は寧々の肛門が思ったほどの反応を示さないのを知ると、チッと舌打ちして乱暴に指を引き抜いた。
ほとんど同時にブレーキが掛かり、電車が駅に到着した。
ドアが開くと同時に、乗客が一斉に降り始めた。
そこは3つの大学がある駅であり、立錐の余地もなかった車内が一気に空いてくる。
その人混みに紛れ、逃げるように立ち去っていく5人の男たちがいた。
男たちは互いに目配せをし、無言のまま今日の戦果を褒め讃え合う。
凛とした声が連絡通路に響き渡ったのはその時であった。
「そこの5人組、お待ちなさいっ」
丁寧だが、有無を言わさぬ厳しさがこめられていた。
身に覚えのある5人が足を止め、ゆっくりと振り返った。
そこに立っているのは、予想通り先程の女子高生であった。
たった今餌食にしたばかりの獲物が追ってくるのは初めてのことであり、男たちは内心驚きを隠せないでいた。
それでも男たちは驚きをおくびも見せない。
「何んだぁ、このお嬢ちゃん?」
「俺たちに何か妖怪なんちって……」
「告白かぁ? バレンタインはまだ半年先もだぜ」
男たちは関係ないとばかりにケラケラと笑い転げる。
しかし、気弱そうに見えた少女、寧々は怯んだりしなかった。
「一緒に駅長室まで来ていただけますか」
寧々はからかうような挑発を無視して、用件だけを手短かに語った。
「俺たちにいちゃもん付けようってのかぃ」
「あんまりしつけぇ〜と男にもてないぜ」
「それとも、俺たちが痴漢したっていう証拠でもあんのかよっ」
脳まで筋肉でできた男は、知らぬうち自分で痴漢の犯人であることを自白してしまった。
寧々がクスッと笑うのを見て、男は自分の失敗に気付く。
そして肩をいからせて虚勢を張ると、ズカズカと寧々に近づいていった。
「証拠でもあるなら出せってんだよっ」
男は怒鳴りながら寧々の肩を思い切り突き飛ばそうとした。
次の瞬間、男は天と地が逆さまになるのを感じた。
同時に全身の骨が砕けるような衝撃が襲いかかってきて、そのまま意識を失ってしまう。
「口で申し上げても、ご理解いただけないようですね」
寧々は伸びている男に目もくれず、残った4人に顔を向ける。
「ご遠慮なさらずともよろしいですのよ。さぁ、何処からでも参られませ」
何が起こったのか分からず4人は呆然となったが、直ぐに気を取り直して寧々に襲いかかった。
寧々はサッと一人の背中側に入ると同時に、自分の上腕を相手の首に掛けて後ろに引き倒す。
その男は後頭部をコンクリートに打ち付けて昏倒した。
薄汚れた床に、どす黒い血がジワジワと広がっていく。
余りに素早い動作であったため、傍目には大男が少女にラリアットを喰らって倒れたように見えた。
しかし、見る人が見れば、それが相手の力を利用した鮮やかな入り身投げであることが分かっただろう。
「天童流合気術免許皆伝、天童寧々……参ります」
寧々は名乗りを上げると、身を屈めて残る男の内懐に飛び込む。
そして右手で男の手首を取り左手を相手の手の甲に添えると、手首を返しつつ斜め前方に投げた。
小手返しで腹這いになった男の脇腹に、寧々が小さな蹴りを素早く入れる。
痛みに暴れていた男がピクリとも動かなくなった。
「ヒィッ、ヒィィィ〜ィィッ」
最後の男が腰を抜かして後ずさる。
今回は相手が悪すぎた。
天童流と言えばガチンコで有名なフルコンタクト合気道の総本山である。
寧々は物心ついた時から祖父の開いている天童流総本部でみっちりと鍛え上げられた、いわば合気道のエリートなのであった。
その腕前が達人の域に達していることは、今の戦いぶりでも明らかである。
そして、概してこの種の達人は、相手により手加減することを知らないのだ。
不気味に薄笑いを浮かべた寧々が摺り足で男に近寄っていく。
「か、勘弁してくれよぉ……」
壁際に追い詰められた男が最後の慈悲を請う。
そしてこれまでの人生でなかったほど真摯に神へ祈りを捧げた。
その祈りはまさかの奇跡を引き起こした。
「あっ……うぅっ……」
急に体調を崩したのか、寧々が腹を押さえてその場にうずくまってしまったのである。
「なんだ、なんだ」
「どうしたんだ」
血みどろになって倒れている3人組と泣き叫んでいる男、それに腹を押さえてうずくまっている美少女は嫌でも人目を引いた。
たちまち人だかりができ、訳の分からない男女を遠巻きに見守る。
寧々は突如襲いかかってきた腹痛に苦しんでいた。
1週間便秘が続いていたところに直腸を直接刺激され、急に便意を催してしまったのである。
「あはぁぁぁ……も、もうダメェ〜」
プリーツスカートをたくし上げるとショーツを奪われた下半身が剥き出しになった。
「おぉ〜っ」
真っ白なお尻にどよめきが上がる。
そのどよめきが悲鳴に変わるのに、それほどの時間を要しなかった。
もの凄い音と共に、狭い通路一杯に生々しい臭いが充満した。
やがてガックリと前のめりに崩れた寧々が力無く呟く。
「う……うん……う ん こ っ こ……」
>>561 押し流すだけの勢いが、今ひとつスレにないからな
なにより過疎なのが痛いorz
>569
誰が上手いこと(ry
>>562−
>>568 GJ
>>569〜
>>571はいつもの同一人物による自演荒らしだから気にしないで
書き手のモチベーションを下げようとして投下直後にわざとスルーするカキコしてるんだろうけど
あまりにも見え見えの手口で醜くすらある
こういうスレのためにならない悪質な粘着荒らしは本当にどうにかできないのかな
さすがに見え透いてきているのだが、一見さんが誤解しないか心配だな
住民がヌルーしてるんだから空気読んでくれるさ。
>>569〜
>>571および
>>573>>574 これってどんなに巧妙に言い訳をしようが
4 議論を妨げる煽り、不必要に差別の意図をもった発言、第三者を不快にする暴言
5 故意にスレッドの運営・成長を妨害する行為
に該当しているな
どんどん不穏当な発言が蓄積されていくなぁ
この先どうなるか今から楽しみだ
お前は、発言する前にアンカーのつけ方を(ry
>>576 通りすがりのROM専にはよく分からないんだ
けど上の連中が書き手を一方的に叩いていることくらいは分かっているよ
いや、「連中」という表現は間違っているのかもね
次スレじゃ、粘着についてのテンプレ貼っといたほうが良いかもね
>>578 同意
たった一人しかいない書き手を追い出してスレを潰そうって魂胆なのだろうけど
ここに来れなくなる前に、創作スレでは書き手が一番偉いって簡単な理屈さえ理解できりゃいいんだが
ID:8XwDzJ/2
クサいと思ったら、またお前か。
だからお前はオレの家に来いと言っているだろう(´・ω・`)
お前の自演は本当に分かりやすいな・・・
582 :
581:2007/09/03(月) 16:39:29 ID:rXDFys12
何でも冗談で済ませているうちは楽しいよね
自己満足と他人の賞賛(反応)のために『無償』で物書いてる作家
妄想や願望を文章化して欲しいがその能力が無い(やる気が無い)読者
最低限、この関係を理解しようねー
そしたら自分がとるべき態度もわかるんじゃないかな?
次スレに期待
もうこのスレは死んでる
うんこ氏の優位性を示すレスがまた一つ
荒らしを追い詰める援軍が一人増えたか
つーか優越性や勝ち負けを云々する時点でかなり・・・な人と思われてるぞ。
てか、そいつは他の人が投下すると荒らすやつなんだし、そいつのSSが読みたいなら、そいつだけの専用スレ立てれば?
そんなやつが自演以外でいるならね
実は最近、本当に自演ではなく、愉快犯が一人加わって、二人掛かりなんじゃないかとも思い始めてるんだが
・・・俺、騙されてる?
おやおや、書き手であるうんこ氏に対する敗北感が高じたあまり
彼を汚い手で潰そうとしているお方の台詞とは思えないな
やっぱ、一人だな
前スレからずっと、手口と時間帯が変わってねえやw
やっぱID変えての自演だな
前スレからずっと、手口と時間帯が変わってねえやw
なんせうんこ氏の悪口カキコしている奴、ほとんど全てが単発IDだしなw
荒らしの他には、後1人くらい便乗してる愉快犯がウロチョロしてるのかな?
書き手全員潰しにかかってるお前が言うなー!
同じIDで書き込むことが自演でない証明になるのなら、
もう一回書き込むのもやぶさかではないが?
志村ー
携帯、携帯
君のいつもの手口じゃないかw
それとも君はウロチョロしている目障りな便乗者の方かな?
いずれにせよIDなんか何の証明にならないことは理解しているよ
こんな過疎スレに急に住民が増えるから、そのことが愉快でしかたないだけなのさw
つまり荒らしてレス誘うのが楽しくて仕方ない、と。
ふむ。
じゃあ、誰が荒らしか自他共にハッキリしたところで、萌え談義いかないか?
その思考法がそもそも荒らしの理論だって言ってるのに・・・
どうしてそんな穿ったものの見方しかできないのかなぁ
こんなに住民がいるのなら、うんこ氏の他に一人くらい作品投下してくれんじゃないかって
期待して愉快な気持ちになるのがそんなに不健全なことなのか?
粘着の自演とIDについては、
>>35の推論と
ID:J4/mR/eG の無残な失敗(削除人が荒らし相当のレスを削除したので、今は見えないが)で解明されてるからな
>>595 お題を提示して欲しいところだな
思うに、巫女スレや、いくつかあるお嬢様系スレなど、既存のスレのシチュエーションと若干被るところが、このスレの辛いところだな
他と被らない、このスレの独自性のあるシチュエーションを探るというのはどうかな?
道場娘ネタはいい線行ってると思うが、これも正義のヒロインスレとかと重なるところがあるな
>595
秋で和風なネタって何かないかね?
食べ物くらいしか思いつかん
このスレって重複違反スレなの?
>>598 中秋かな。旧暦の8月15日で、太陽暦だと9月末から10月頭くらい
小舟に乗って月見て団子食べて酒飲んで歌詠んだりする
>>599 知らないうちに2スレまできていたが
一度スレッド削除依頼出して正式に信任を得るべきなんだろうか
>600
お月見ネタか
thx
とりあえず
>>597がバカなのは俺も分かった
今では反省しているだろうからこれ以上は責めんでやってくれ
>600
とりあえず書いてみた
「今宵は某すすきより池野あやめがお送りします!!」
「…………」
「少し前には月食という偉大な天体ショーを見せてくれた月ですが、今宵は見事な満月!!風になびくすすき!!虫たちが奏でる調べ!!」
「………………」
「さらにお団子にお酒と宴の準備は完璧です!!…って裕也さん!?顔色悪いですが、一体!?」
「………………………駄目なんだ…。」
「……………はい?」
「………………………………………………月を見ると…俺は……っ!!」
「………………………………ぁああああ!!何だか目の色がヤバいです!!」
「……………………………………………………………Wooooooooooooooooooooooon!!!」
「えっ?ええ!?暴走!?暴走ですか!?ちょ、裕也さん、ここ外!!ぁん!そ、そんな!!私のすすきを触ら…ひゃん!そ、そろそろお別れのお時間ですので…それではまた…ら、らめぇぇぇぇぇぇ!」
前から思ってたんだが気を悪くしないで聞いてくれ
これのいったいどこら辺が和風美少女SSなの?
和風テイストが全く伝わってこないんですが
まさか表現の中には銘記されてはいないが登場人物が和服着ているとかじゃないよね
思い切りスレ違いなんじゃ
それ、SSじゃなく小ネタだって前から言ってるだろ
一理あるとは思うが、今回の場合は、中秋の名月っていう和風イベントを嗜んでいる(?)っていうシチュレーションが和風なんでしょ
まあ、ギャグに流れてるから、シチュエーションも和風テイストが薄れてしまっているがw
必ずしも、「ヒロインの服装が和風」という主旨のスレではないはず
JmbxYrDF氏のも、最初の頃は、普通に和服シチュエーションだったんだけどね
俺もヒロインの喋り方や雰囲気が全然和風していないから服装だけでも和風なのかなって思ってた
この理論だとレディースの集会で月見暴走してても和風美少女SSでいいのかな?
実際初日の出暴走ってのも風物詩として既に世間に認知されてるしw
つか、レポーター(?)とかやってる時点で和風じゃない気がする
台詞回しも古風なところが全くないし、
むしろシャキシャキした現代風の活発なお嬢さんって感じ?
確か月食って満月の夜にしか起こらないんじゃ?
「少し前には」って、前の満月まで何十日あるのか分かってるのかな、作者さん
細かいこと言うようだけど、そう言う知識って物書きには最低限必要なことだと思うよ
こういうミスって、知ってる人はもの凄く興ざめすると思うんだ
まあ地の文を書かないで台詞だけで表現しようとするから手抜きになるんだろうけど
>>608 さすがに、月見や元旦にバイクでかっ飛ばすって言う和風の習慣はないだろ
てか、服装が和風なんだと思ってたんなら、それでいいじゃん
俺は思うんだが、うんこ氏SSの最後の「うんこっこ」は氏の良心だと解釈している
アレがあるからこそ、作品が氏の御製であることが分かるんだし
彼の自己顕示欲の発露と決め付ければそれまでのことだが、
彼としては黙り決め込んで投下して、付けられたレスに対しこっそりほくそ笑むこともできるんだから
今後彼がうんこっこ無しで作品投下するとしたらどうだろう?
投下された新作SSに疑いの目を向けることなく素直に評価できるだろうか
>604
いつもながらハイテンションでアホ(誉め言葉)なのがイイw
>610
数ヶ月前でも「少し前」だろ。
重箱の隅つつきなさんな。
多分そんな擁護が入ると思っていたよ
突かれたのはあくまで彼の無知だと思うけど
とりあえずハイテンション≠和風であることは認めてるんだ
何か言う度にシナリオ氏を追い込んでいくんだなぁw
ひょっとしてわざとやってる?
「ほんに良い月ですこと」
「中秋の名月でございますもの」
武家屋敷が並ぶ一角、旗本早坂兵庫の庭に華やいだ雰囲気が流れていた。
早坂家の長女千景は、父の配下の娘たちを集めてお月見の真っ最中である。
日頃から嗜んでいる和歌を詠み合い、恋愛話に花を咲かせていると月もいいあんばいに天空に掛かってきた。
「千景様ぁ、そろそろお時間でございますわ」
一番仲の良い五月が顔をほころばせて何やら促す。
「もうそんな時間じゃったか」
千景も嬉しそうに目を細めると、他の娘たちに声を掛けて席を立った。
そして皆で揃って通用門から通りへと出ていく。
門前にズラリと並んでいたのは大名駕籠の行列であった。
鮮やかな紫や朱に塗られた駕籠には、色とりどりの行灯が所狭しと飾られていた。
前後には屈強の男たちがかき手として控えている。
「あら千景様……お駕籠を新調なさりましたの?」
見ると千景の駕籠には4本のかき棒が付き、それぞれに一人ずつのかき手が畏まっている。
「ほほほっ、今宵より4人力になったゆえ、そなたたちには負けませぬぞ」
千景は新しい駕籠が余程嬉しいらしく、袂で口元を隠して大笑いした。
「それでは、そろそろいきませう」
五月の合図で武家娘たちが一斉に駕籠に乗り込む。
同時に行灯に灯がともり、けばけばしい光を放つようになる。
「参れぇっ」
千景の大音声が響き、同時にかき手たちが駕籠を持ち上げた。
そして息を揃えていきなり通りを駆け出した。
「えっほ、えっほ」
駕籠の速度は尋常ではなく、並の飛脚もかくやというばかりである。
「もっとじゃ、もっと飛ばすのじゃあ」
御簾を全開にして半身を乗り出した千景が大声で叫ぶ。
それに合わせ、かき手たちはますます足を速めて大通りへと飛び出した。
大通りにはまだ往来が激しかったが、駕籠は何の遠慮もなくその中へと突っ込んでいく。
怒号と悲鳴が上がり物が壊れる音が連続する。
それでも千景たちは、そんなことに何の斟酌もしなかった。
彼女たちこそ江戸の夜を騒がせる暴走駕籠集団、その名も『姫夜叉』なのであった。
「今宵は名月ぞ。月の沈むまでとことん走りまくるのじゃあ」
千景は嬌声を上げて仲間をけしかけると、4人力の膂力をかって更に速度を上げる。
「風じゃ、我らは風になるのじゃあ」
いい気になって飛ばす千景の駕籠の前に、別の駕籠集団が現れた。
「なんでおじゃる?」
御簾を上げて顔を出したのは、大垂髪にした公家娘であった。
こちらは最近朝廷から将軍謁見のため遣わされた公家の娘たちである。
同じく夜の大江戸を騒がせる暴走駕籠集団『白菊』であった。
「千景はんであらしゃいますか? あずま女はんは、がさつで好かんわぁ」
頭目である左近衛中将が娘、千歳が聞こえよがしに怒鳴った。
走り専門の千歳は無法な乱暴も辞さない『姫夜叉』の連中を煙たく思っていたのである。
いきなりかき手が足を止め、千早の駕籠が急停止した。
4足の草鞋が砂煙を上げる。
「今、何と申したのじゃ。如何に中将が娘とはいえ、無礼は捨て置かぬぞえ」
千早は駕籠を飛び降りると、袂から懐剣を取り出す。
「いやぁ、おとろし。天下の往来で立ち回りどすか」
千歳はさして怖がった様子も見せずに駕籠を降りてきた。
カッとなってやったが無理だった
後悔は少ししている
>>612 その時、オレは素直にGJと言う。
『自演擁護レスしやすいように目印付けた』
とも取れるんだけどね。それは推測だから放置。
>>616 お、面白い……
てか、馬や牛じゃなくて人力な所にワラタ。
618 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 02:31:07 ID:oAINX3CN
>>617さっそくの声援ありがとうんこw
お前をファン第一号に認定してやるうんこww
うんこっこw
617で、話題を一括りにした意味は分かるよね?
ファンはやめとくよ(´・ω・`)
荒らさなくなったら、なるかもね。
今北このスレヤバイ
自演とか荒らしってレベルじゃねーぞww
>>612 荒らしたり、自分以外の作品を追い出そうとしている限り、何を投下しようが、ただの荒らしだろ
議論の余地もないことだが
今さらだけど……
>>598 秋の刀の魚でサンマくらいしか出てこなかった。
エロくはならないが。
>622
さんま苦いかしょっぱいか…と
女の子を落語好きにして「目黒のさんま」でも語らせとくとか…
…どうエロに発展するか想像つかんがな
秋といえば紅葉狩りだな
9月9日の「重陽の節句」にはこんな風習もあるよ
重陽の節句は別名、菊の節句とも呼ばれます。
宮中行事としては天皇以下が紫宸殿に集まり、詩を詠んだり菊花酒を飲んだりして
けがれを祓い長寿を願いました。
また、菊の被綿(きせわた)といって、重陽の節句の前夜にまだつぼみの菊の花に
綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませたもので、宮中の女官たちが身体を撫でてたりも
したといい、枕草子や紫式部日記の中でもその風習をうかがうことができます。
中国では、菊の花には不老長寿の薬としての信仰があり、鑑賞用としてより先に薬用として
栽培されていたようです。
漢方でも薬効を認められている菊の花の種類は少なくありません。
枕草子なら秋は夕暮れか
>>619 地雷踏んじゃったショックはかなりきつかったようだねw
まさか
>>612が伏線になっており、いきなり自分が直撃を受けるとは思っても見なかったもんな
話題を一括りにした意味だって? 二回に分ける程のこともない3行と2行の短いレスだったからに決まってるじゃん
どうせ君が何処の誰だかなんて誰にも分からないんだから、言い訳なんかせずに
素直に「クマー!」とか叫んで悔しがってる方が可愛いかったな
それよりお月見暴走の話題が出てから3時間も経たないうちに武家娘暴走族のアイデアを思いつき、
それをコミカルにアレンジしたうえ、文章に起こして投下したうんこ氏の能力を素直に評価したい
これからもうんこっこ無しで投下されるとしたら、SS全部が氏の作品に思えてしまうなぁ
そうなれば投下されたSSは完全スルーせざるを得なくなり、書き手はますます離れちゃうよね
困ったもんだ
628 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 19:14:04 ID:HfMq3+t/
>>623 「目黒のさんま」って、
やはりさんまは目黒に限るって奴だっけ?
>625
取り急ぎ書いてみた
「というわけで、今回はきちんと和服を着込んで送りします!!」
「…………」
「今宵は重陽の節句!!俗に言う菊の節句です!!宮中行事としては天皇以下が紫宸殿に集まり、詩を詠んだり菊花酒を飲んだりしてけがれを祓い長寿を願いました!!」
「………………」
「さらにまた、菊の被綿といって、重陽の節句の前夜にまだつぼみの菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませたもので、宮中の女官たちが身体を撫でてたりもしたといい…って!?」
「…………………………」
「ちょ!着物の裾を割って…………な、なにしてるんですか!?」
「………………………………………………」
「………………………………ぁああああ!!そんなところ、ヤバいです!!」
「……………………………………………………………」
「えっ?ええ!?また暴走!?そ、そんな!!たしかに私の菊はまだつぼみで、って……そんなところを触られたら…ひゃん!そ、そろそろうんこっこwのお時間ですので…それではまた…うんこっこw」
>628
それ
日本橋魚河岸の殿様仕様のさんまより、目黒の庶民向け調理法の方が口に合ったっていう話
…ふと思ったが殿様を女の子にしたら、世間知らずなお嬢のできあがりかね?
世間知らずというより、まるっきりバカ丸出しの智恵遅れみたいに思えて不愉快だな
流石にそのまま何のひねりもなく現代に差し替えるのは流石に無理があるだろ
てか、落語のシチュエーションをそのまんま持ってくるだけじゃ、多分、和風SSとしては弱いかな
やっぱり服装やその他のシチュエーションで和風の雰囲気を出した上で、話のモチーフに入れるくらいじゃないと
クレープを知らなかったり、ポテチのおいしさをはじめて知ったりする世間知らずの箱入りお嬢さまが和風だったら
もうそれだけでご飯10杯は食べれます。
今どきそんなお嬢様がいたら「箱入り」とは表現せんよ
そう言うのは現代じゃ「監禁」っていうんだよ
それより、時代物なら気の強いお姫様でも和風認定できるのは当たり前のことだが
現代で気の強い和風美少女は存在し得ないのか?
それは単なる高飛車お嬢様や粗雑な武道娘にすぎないのだろうか?
なんか荒れてるようだけど空気読まずに投下します
自分なりに洋服での和風にこだわってみたけど、上手く和風に仕上がったかな
本当は鳥とか好きじゃないんだけど、成りすまし改変されるの嫌だから一応つけとくよ
後日後半部を投下するから、今回読んでみて合わないと思った人はうふん設定して下さい
「おはようございます」
ある日の早朝、僕は玄関で受付に一礼すると、自分の仕事場がある2階へと階段を駆け上がった。
僕、天田一平の仕事場はここ、首都圏でも指折りの忙しさを誇る某警察署の刑事第1課だ。
捜査上支障をきたすおそれがあるので、具体的な所属署名を上げるのは勘弁して貰う。
この話を読み終わって、どうしても知りたいという奇特な人がいれば、情報公開条例に則って公文書の開示請求をして欲しい。
刑事1課で僕が取り扱う事件は強行犯、すなわち殺人や強盗といった凶悪犯罪である。
そういう訳で、僕のいる強行犯捜査係は刑事課でも花形ということになっている。
と言っても、僕はまだ刑事になってようやく1年という駆け出しで、仕事の方もまだまだ半人前である。
それでも、好きでなった刑事であるので、ファイトだけは人一倍だった。
だったと、過去形で説明するのには訳がある。
実は先週のこと、刑事を辞めてしまいたくなるような出来事があった。
刑事になってからずっと面倒を見てくれていた先輩が殉職してしまったのだ。
笹木真理子、通称マリリンと呼ばれた女刑事で、その名のとおりグラマーでセクシーな年上の女刑事だった。
マリリン先輩は僕に刑事の何たるかを教えてくれた師匠で、実の姉みたいに慕っていた。
ここだけの話、彼女いない歴20年だった僕に、女の何たるかについて手ほどきしてくれたのも彼女であった。
それが、今僕の係が追っている事件の犯人に待ち伏せを受け、マリリン先輩は敢え無く殉職してしまったのである。
越えるべき目標と恋人を同時に失ってしまったショックは強烈だった。
もう何もかも嫌になった僕は一週間も欠勤し、刑事を続けるかどうかについて思い悩んだ。
結局、マリリン先輩の教えてくれた刑事魂は、僕に捜査を継続することを選択させた。
第一、先輩の仇を討たずして、何でおめおめと敵前逃亡できようか。
と言う訳で、僕が職場を訪れるのは一週間ぶりになるのであった。
上司に怒鳴られるのを覚悟して、少々緊張気味にドアを開ける。
ところが、僕は思っていたのとは余りにも違う雰囲気に呆気に取られた。
なにやら、刑事部屋にそぐわぬ和やかな空気が漂っている。
「おぅ、一平。こっちこい」
僕の姿を目聡く見つけた刑事1課長が手招きする。
「紹介するよ、今日から研修生としてうちに来る新人さんだ」
1課長は応接用ソファに向かってアゴをしゃくった。
ソファに座っていた研修生が立ち上がる。
余りに小柄なことに違和感を覚えていると、その研修生が振り返った。
年の頃ならまだ20歳前であろうか。
身長150センチそこそこの小柄で細身の体を、リクルート学生が着るような紺色のスーツで包んでいる。
「平良徳子巡査……まだ警察学校出たての見習いさんだ」
その名が示すとおり、研修生は女性であった。
色白の顔には薄いメイクしか施されてなく、ヘアスタイルも浮ついたところが全くない。
サラサラのストレートヘアは艶やで、女学生のように肩口の所でカットされていた。
「マリリンの替わりという訳じゃないが、強行犯係に預ける。一平……お前が面倒見てやれ」
1課長は有無を言わさぬ口調で僕に命令した。
それが僕の喪失感を埋めようという1課長の親心であることは充分に伝わってきた。
初任科といわれる警察学校の課程を終えると、新人巡査たちは警察署の地域課に配属され交番勤務に就くことになる。
その後、捜査知識を深めるため順番に刑事課に引き上げとなり、刑事見習いとして捜査研修を受ける。
だが僅か3週間の研修で捜査を理解することなどできる筈もなく、研修生はていのいい雑用係としてこき使われるのが実状だ。
彼女もそんな一人であるらしかった。
研修生は、と見ると、僕に向かって向き直るところであった。
「平良徳子です。よろしくお願いします」
彼女は緊張と不安を隠しきれない表情を浮かべ、僕に向かってペコリと頭を下げた。
「なんだぁ、マリリンの後釜は清純派路線かよっ」
係でも古株になる錦織巡査部長ががさつな口調で言った。
「俺としてはセクシー系路線を継承して貰いたかったんだが。よぉ〜し、お前のことは今日から『おかっぱ』と呼ぼう」
ニシゴリ部長、通称ゴリさんは、何かというと同僚にニックネームを付けたがる。
と言って『おかっぱ』は余りにもセンスがないと思う。
もう少し何とかならないのかと思いながら当の本人を見ると、徳子はさして嫌がっているようではなかった。
それどころか、色白の頬と目元をほんのりと桜色に染め、ゴリさんに向かってきちんとお辞儀していた。
はにかんだようなその笑顔を見た瞬間、僕は恋に落ちていた。
「一平先輩っ。これ、何部コピーですか」
「一平先輩っ。お茶が入りました」
研修開始から一週間も経つと、徳子もうちの係に慣れ、積極的に動き回るようになっていた。
仕事を教えて貰うため少しでも僕に気に入られようと、自分でできる仕事を探してはバタバタ走り回っている。
それでも粗雑な感じはまるでなく、たまにドジって失敗する時でさえ可憐に思えた。
それが自分の分を弁え、決して他人を出し抜こうとしない彼女の性格によるものだと気付くのにさして時間は掛からなかった。
「平良君は今どき珍しく古風な娘さんだねぇ」
いつもは冷酷な才原巡査部長も徳子にだけは優しい。
才原部長は、選挙違反や汚職事件を扱う刑事2課の知能犯係から異動してきた変わり種だ。
彼は国立大出身のエリートで、三流私大卒の2課長と反りが合わずに係を追い出されたということであった。
扱う事件が変わっても、才原部長の人間コンピュータぶりはいかんなく発揮され、うちの検挙率アップに存分に貢献している。
多少人間的に問題があっても、1課長としては手放せない人材であるらしかった。
僕も法解釈に困った時には、いつも才原部長を頼りにしている。
すると部長は僕を小馬鹿にしながらも、最高裁判例をそらんじて丁寧な講釈をしてくれるのだ。
「おい、おかっぱぁ。お前、そんなんで彼氏とかいるのかよ」
がさつな物言いでゴリさんが質問する。
その不躾さは気に入らないが、僕としても非常に気になる質問ではある。
徳子は困ったように眉をひそめながらも、小首を傾げて曖昧に笑っていた。
「いないんなら、一平なんてどうだ? ちょっと頼りないが、イイ奴ではあるぜ」
と、ゴリさんが嬉しいことを言ってくれる。
「ゴリさん、何言ってるんすか。セクハラっすよ、そう言う質問は」
僕は厳しい顔を見せつつ、そっと徳子の顔を確認してみた。
すると、なんと徳子はポッと赤らめた顔を、嬉しそうにほころばせているではないか。
僕はそれだけでなんだか幸せな気持ちになった。
その日の仕事帰り、遅ればせながら徳子の歓迎会が行きつけの居酒屋で催された。
徳子は未成年ということでアルコールは嗜まなかった。
しかし自分の役割を心得ている彼女は、柄の悪いおじさまの間を行き来してサービスの限りを尽くした。
全く、オッサンって奴は。
これでは誰のための歓迎会であるのか分からない。
それでも彼女は嫌な顔一つ見せずに、最後まで見事な下働きを演じて見せた。
「それじゃ、一平。ちゃんとおかっぱを送ってくんだぞ」
これから2次会に向かうというゴリさんたちは、僕に徳子のボディガードを命じて歓楽街に消えていった。
多分、女性を伴っていては入りにくい類の店に向かったのだろう。
ちょっと惜しい気もしたが、徳子と2人っきりになれる嬉しさの方が上回った。
「それじゃあ、ボクもここで失礼するよ」
才原部長はその手の店には興味がないのか、一人逆方向へと歩み去った。
いよいよ2人きりになった僕と徳子は、戸惑いながらも最寄りの駅に向かって歩き始めた。
「今日は私のために……ありがとうございました」
僕が何を話したものかと気まずそうにしていると、徳子の方から話し掛けてきた。
「いやぁ、君こそご苦労様。ったく、誰のための歓迎会かよく分からなかったね」
天の助けとばかり、僕は話題に飛び付いた。
仕事の話をするとどうしてもお説教じみてくるし、そんな話題を彼女が喜ぶとは思えない。
だからといって、ハイティーンの好みそうなお洒落や芸能会の話題は、こちらが縁なしだ。
ところが彼女が振ってきたのは仕事の話であった。
特に今うちの係が追っている事件について、彼女はこっちがドン引きするほど詳しく知りたがった。
「だって……少しでもみなさんのお役に立ちたいんですもの。それには事件のことを知っておかないと……」
徳子は残りの研修期間が2週間しかないことを気にしていた。
交番勤務に戻る前に、少しでも係に貢献しておこうというつもりなのだ。
「平良君は刑事に興味あるのかい」
刑事になるためには、署の刑事の元締めに当たる刑事官に推薦して貰う必要がある。
彼女がこまめに尽くしているのも、何とかその推薦を取り付けようというつもりなのだろう。
刑事を志す若手巡査なら当たり前のことである。
かく言う僕も、交番勤務の明けた非番日には刑事課に顔を出し、率先して書類のコピーなどの雑用を手伝ったものである。
そうやって皆に気に入って貰えれば、多くのライバルたちを押し退け、刑事になれるチャンスがグッと近づくのだ。
しかし僕の問い掛けに対し、徳子は首を横に振ってみせた。
「じゃあ、なんだって?」
僕は少々ガッカリしながら、重ねて徳子に問い掛けた。
すると、徳子は黙り込んでしまったが、やがて思い切ったように口を開いた。
「だって……刑事になれば、一平先輩とずっと一緒に仕事ができるんですもの……」
徳子は消え入りそうな声で、しかしハッキリとそう言った。
「警察官になって、こんなに優しくして貰ったのは初めてです」
そう言いうと、徳子は恥ずかしそうに俯いた。
優しくしたというより、どう扱って良いものか分からず放置していただけです。
などとは言える訳もなく、完全に有頂天になった僕は事件について知りうる情報を全て彼女に話していた。
事件の概要はこうである。
借金絡みの怨恨が元で殺人事件が発生した。
被害者はある企業を経営している資産家である。
動機が明らかであったので、被疑者の特定にはさほどの時間は要しなかった。
ところが、その被疑者が発見された時、彼は何者かの手によって第2の遺体に変えられてしまっていた。
誰が殺人事件の被疑者を更に殺人したのか。
マリリン先輩が殉職したのは、まさにその犯人に手が届こうとしていた時であった。
先輩のことを思い出し、僕の顔が硬直しているのを勘違いしたのであろうか、徳子はしつこく質問したことを謝ってきた。
そのまま黙って歩いていると、徳子が急に話題を変じた。
「ところで、私たちって今、回りからどんな風に見えているんでしょうか。もしかして……カップル?」
いきなり意表を突かれ、僕の思考が停止する。
気が付くと、少し遅れ気味についてきていた徳子が、いつのまにか真横にピッタリ寄り添っていた。
派手さはないが可憐で美しい小顔が、互いの息が掛かりそうな至近にあった。
ゴクリと生唾を飲んでしまったのを気付かれただろうか。
しかし、まさかいきなり手を出す訳にいかず、その夜は優しい先輩を演じたまま、駅で徳子と別れた。
最後にコピペをミスったw
あんまり長いと読むのにだれるから、とりあえずここまでにしときます
今から残り書くから、出来次第今日中にでも投下させて下さい
GJ!
続きは楽しみだが無理はしないでくれ。
おおっGJだ
ようやくまともなの来てる
期待大
GJ!!
久し振りにSSスレらしい流れになってきたな
徳子を押し倒すのは後半部かな?
続きに期待
ただ、無理は禁物な
じゃあ約束通り後半部を
一人称で書くの初めてだから、その辺は勘弁して下さい
都心の洒落たシティホテルの一室で、僕は一人の女性と抱き合っていた。
相手はもちろん可愛い後輩、平良徳子である。
僕たちが付き合い始めてからどの位になるのだろうか。
今日はいよいよ徳子との初エッチに臨む記念すべき日なのだ。
流石に緊張しているのか、徳子はホテルの入り口をくぐってからずっと僕の手を握ったまま黙りっぱなしだった。
それでもシャワーを浴びてバスルームから出てきた時には、少し落ち着きを見せていた。
恥ずかしそうにやや横を向きながらも、まるで「私の全てを見てください」と言わんばかりに全てをさらけ出していた。
全くもって恥ずかしがって隠す必要など何処にもない素晴らしい体であった。
小柄でスレンダーなくせに、胸の膨らみは充分な容量を誇っていた。
まるで体脂肪の全てをそこに集めて詰め込んだように思える。
だからといって形は崩れておらず、上気した頬と同じ桜色の乳首が上を向いて自己主張している。
胸から下腹までは流れるように優美なラインが続き、引き締まったヒップを経由して伸びやかな足に連結していた。
股間の翳りは彼女の性格そのままに控え目である。
染み一つない瑞々しい肌は、まさに10代の娘だけに許された貴重なものであった。
僕は飛び付きたくなる衝動を必死で押さえつつ、徳子を優しく抱きしめてキスをした。
そのままベッドに倒れ込み、激しく唇を貪り合う。
やがて僕の唇は下へと移動し、首筋から胸の膨らみへと向かった。
徳子は興奮しているのか、時折しゃくり上げるように鼻を鳴らす。
はしたない姿を見られるのが恥ずかしいのか、彼女は込み上げてくる快感を押さえ込もうとして真っ赤になっていた。
興奮してるってのなら僕だって負けてはいない。
さっきから体の一部分が熱くなり、痛いほどになっている。
もう何分も我慢できそうにない。
僕の唇は緩やかなゲレンデを一気に滑り降り、徳子の一番熱くなっている部分に停止した。
オナニーをしたこともないのか、性的興奮を感じているにもかかわらず、その部分はほとんど湿っていなかった。
このままでは無理なので、僕が舌を使って充分に湿らせてあげることにする。
徳子は体をビクッと震わせ、ますます息遣いを荒げる。
「ん……んあっ……?」
彼女は生まれて初めて味わう快感に戸惑っているのか、時折悩ましい鼻声を漏らしては首を左右に振っている。
そうやっているうちに準備態勢が整った。
僕は暴発寸前になったニューナンブを掴み取り、的の中心に押し付ける。
「お願い……優しくして……」
僕は可愛いお願いを聞いてあげることにし、いきり立ったものをゆっくりと徳子の中に沈めていく。
「うっ……うぁっ……」
それでも前人未踏にして神聖不可侵の処女地は僕の前進を阻み、徳子は眉間に皺を寄せて身を固くする。
文字通り、身を切るような痛さをこらえているのであろう。
「い、いたっ……やめ……はぁぁぁっ……」
幾ら可愛く頼まれたって、聞けるお願いと聞けないお願いがある。
僕が無視して強引に腰を進めた、まさにその時であった。
「ヤメロって言ってるだろがぁっ」
徳子が鬼の形相になったかと思うと、腹筋運動の要領で軽々と上体を起こした。
そしてその豹変ぶりに呆然としている僕の頭頂部に空手チョップをお見舞いしたのだ。
「うわぁっ?」
僕は叫び声を上げて身をのけ反らす。
その途端、柳眉を逆立てた徳子の顔が、しかめっ面をしたゴリさんのものへと変貌を遂げた。
「一平っ。お前、いつから居眠りできるご身分になったんだぁ?」
気がつくと、そこは刑事部屋の一角であり、僕は自分のデスクで居眠りをしていた。
「夜更かしもいいが、仕事に支障のない様にしろやっ」
ゴリさんは僕の頭に2発目のチョップを入れると、そのまま刑事部屋から出ていった。
クスクスという耳障りの良い笑い声に首を巡らせると、徳子がこらえきれないように笑っていた。
歓迎会の夜から10日が経っていた。
あれから僕と徳子の関係に変化はない。
相変わらず、優しい先輩と従順な研修生という間柄が続いていた。
平良徳子は可愛い。
誰がなんて言ったって可愛いものは可愛いのだ。
それに性格だっていい。
万事控え目で、決して出しゃばらない。
親父から聞いたことがあるけど、大昔に絶滅した大和撫子って生物は、徳子みたいな存在だったのかもしれない。
僕が徳子から慕われているということは分かっている。
しかし、それが恋愛感情であるという確証はなにもない。
もしかすると、年齢の近い先輩として頼られているだけなのかもしれない。
変に勘違い告白して、徳子に困った顔をさせるのは忍びなかった。
それにオッケーを貰ったとして、それが彼女の本心なのかどうかも分からない。
なにしろ僕は彼女の研修を採点する立場にある指導員なのだ。
彼女は特別権力関係にある僕を怒らせたくない一心から、不本意な了承をするかもしれない。
いや、カッコつけるのはよそう。
僕は単に徳子に振られることが怖かったのだ。
そんな訳で僕たちは仕事上のパートナーとしての領域を一歩もはみ出すことなく、捜査のための資料作りに精を出していた。
しかし僕たちの努力にもかかわらず、捜査は依然進展を見せなかった。
事態が急変したのは、徳子の研修があと1日を残すのみとなったある日の夕方であった。
徳子は相変わらず控え目な明るさを振りまき、誰に対しても笑顔を見せている。
僕はそのたびヤキモキさせられ、電話の応対などがつい刺々しくなってしまう。
その日のお昼休み、明後日からは地域課に戻るということで、徳子の交番の箱長が様子を見にやって来た。
僕より5歳上、20代半ばでもう巡査部長というハンサムな箱長の来訪に、徳子は嬉しそうに目を細めていた。
「あさってから、またお世話になります」
箱長に向かってお辞儀する徳子の姿を見て、僕の心はますますささくれ立っていった。
徳子の笑顔を独占したいという気持ちはいよいよ抑えられなくなってきた。
そこで、思い切って徳子を食事に誘うことにしたのだ。
すると彼女は恥ずかしそうに俯いたが、直ぐに上目遣いになってコクリと頷いてくれたではないか。
僕が天にも昇る夢心地になった時、卓上の電話が鳴り響いた。
それが全てをお終いに導く運命の電話であることなど、この時僕が知る由もなかった。
僕たちは覆面パトカーを走らせながら、湧き上がってくる興奮を隠せなかった。
「まさか、こんな形で犯人に辿り着けるとは……」
別件の汚職事件で逮捕された被疑者が、本件の真犯人について全てを語ったというのである。
自らの罪を軽くして貰おうという、一種の司法取引に応じた訳である。
それにより僕たちが得た情報はとんでもないものであった。
詳しくは話せないが、事件の裏にあるのは大物政治家に絡む違法献金問題であった。
殺された男は大物先生と企業家との裏の繋がりを知り、彼らをゆすりにかかったため口封じされたのだという。
できることなら捜査で追い詰めたかったが、そんなことを言っている場合でもなかった。
とにかく被疑者の検挙が最優先される。
僕たちは例の居酒屋近くのビルに到着し、直ぐさま突入班を編制した。
残念ながら経験の少ない僕は突入班には入れてもらえず、裏口を固めるよう命令された。
勿論、更に経験のない徳子も一緒だ。
「ようやくなんですね」
徳子も興奮しているのか頬を上気させている。
「うん、何にせよこれで犯人を逮捕できるよ。平良君は女神さまかもな」
僕は余りのタイミングの良さに、半ば本気で徳子を褒めた。
「そんなこと……みなさんの執念が神様に通じたんですよ」
徳子はそう言っていつものはにかんだ笑顔を見せた。
いい雰囲気になり始めたところにとんだ邪魔が入った。
才原部長が裏口に姿を見せたのである。
「あれっ、才原部長も警戒班ですか?」
僕はその人選を意外に思った。
「ああ、ボクは実戦向きじゃないからね。それにボクにもしものことがあれば、署の損失は計り知れないし」
才原部長は気取った調子でうそぶいた。
「ところで、君たちが心配になってやって来たんだが。ここは本当に2人だけなんだね?」
部長は確認するように周囲を見回す。
そして他にバックアップがいないと分かった次の瞬間、いきなりショルダーホルスターから拳銃を抜いた。
部長は徳子を背後から抱きしめると、銃口を彼女のこめかみに押し当てた。
「部長っ、何をするんですかっ」
僕は驚いて才原部長を問い詰めた。
「君たちにいて貰っては困る人がいるんでな」
才原部長はそう言うと、外から裏口のドアをノックした。
重々しい音と共に扉が開き、中から人相の悪い男が出てくる。
この男が例の殺し屋なのか。
僕が男に拳銃を向けるより早く、才原部長がそれを制した。
「部長っ、あなたは……?」
僕に睨み付けられても、才原部長は眉一つ動かさなかった。
「ボクは2課にいる時、かの大先生にお世話になってね。それから何かと便宜を図らせて貰ってる」
捜査情報を漏らしていたのは、何と身内の才原部長だったのだ。
「それじゃ、マリリン先輩が待ち伏せを受けたのも……」
「ボクのもたらせた情報のお陰だね。あのオッパイは一度揉んでみたかったが」
そう言う才原部長の顔には下卑た笑いが浮かび、法の執行者たる刑事のものとはとても思えなかった。
「あなたって人は……」
僕は歯噛みして悔しがったが、徳子を人質に取られていてはどうにもならない。
「一平先輩っ、私のことは構わないでっ。あんなに必死で追っていた犯人じゃないですかぁっ」
首を強く締め付けられた徳子が、苦しそうに顔を歪めて叫ぶ。
そんなこと言ったって……ぜったい無理だ。
マリリン先輩の仇とはいえ、なんで徳子を犠牲にできようか。
「可愛い後輩がこう言ってくれてるんだ。天野クンも男を見せてはどうかね」
僕が絶対に手を出せないと知った上で、才原部長が憎々しく唇を歪める。
思いもよらぬことが起こったのはその時であった。
「えぃっ」
徳子の口から短く鋭い気合いが発せられたかと思うと、才原部長が頭からアスファルトに激突した。
部長はそのまま動かなくなる。
驚いた殺し屋が硬直から解けるより早く、徳子が素早く擦り寄って股間に蹴りを入れる。
次いで、前のめりになった後頭部に的確な手刀打ちを叩き込む。
殺し屋は惨めな呻き声を上げると、そのまま地面に崩れ落ちた。
「ふぅぅぅ〜っ」
軽く息を吐いて呼吸を整える徳子は、汗一つかいていなかった。
そして、呆然と突っ立っている僕に気付くと、改まった様子で一礼した。
「一平先輩……いえ、天野巡査。今まで隠しててご免なさい」
その口調はこれまでと異なり、語尾もしっかりしている大人びた喋り方であった。
「私は本部監察室から送り込まれた調査官なの。この捜査に関し、内通者がいる疑いがあったので秘密裏に監視していたのです」
徳子は内ポケットから革張りの身分証明書を取り出し、カバーを開いて中身を見せつける。
彼女たち調査官は、何年かに一回転勤するたびに警察学校卒を装って所轄に潜り込み、ひたすら出番を待っているのだという。
「お陰で裏切り者は判明しました。全部、あなたのお陰よ」
そう語る徳子の目は、僕に対する申し訳なさで一杯になっているように見えた。
一見、女学生でも通用しそうな徳子だったが、その見掛けこそが彼女の最大の武器なのであろう。
年齢も、いや、徳子という名前さえ本名ではないのかもしれない。
僕は何をどうしたらよいものか、全く分からなくなってしまった。
とにかく事件が解決したこと、それに僕が失恋したことは確かであった。
この時、僕は身も心も完全にフリーズしていた。
「あぶないっ」
いきなりそう叫んだ徳子の声は悲鳴に近かった。
我に返った僕が見たものは、息を吹き返し銃口をこちらに向けた血塗れの才原部長だった。
銃声がするのと僕が突き飛ばされるのが同時であった。
咄嗟に撃たれたものと思ったが、不思議に痛みはない。
それもその筈、凶弾は僕を突き飛ばした徳子の胸に命中していたのだ。
真っ白なブラウスが見る見る朱に染まっていく。
「うわぁぁぁ〜っ」
僕は拳銃を構え直し、更に次弾を発射しようとしている才原部長に向けて発砲した。
乾いた発射音が連続し、汚い裏切り者はそのたびリズムに合わせて踊った。
部長が崩れ落ちるのを確認するより早く、僕は拳銃を投げ捨てて徳子を抱き起こした。
「しっかりしろ、おかっぱぁ」
僕は激しく徳子の体を揺する。
「う、嬉しい。初めて……ですよね……おかっぱって呼んでくれたの……」
徳子の血が滲んだ唇が弱々しく動く。
「やっと……ホントの仲間に……な……なれた感じが……」
血の固まりが喉に詰まったのか、徳子が激しく咳き込む。
「もう喋らなくてもいい……直ぐに救急車を呼ぶから」
僕が携帯電話を掛けようとするのを徳子は制した。
「もう……ダメ……それより……最期は一平先輩の腕の中で……」
徳子の目から急速に光が失われていく。
ついこの前、マリリン先輩を失ったばかりなのに、今また徳子がこの世から消え去ろうとしている。
もうパートナーを失うのは御免だ。
僕は彼女の体から魂が抜け出していくのを食い止めようと、固く固く抱きしめた。
「おかっぱぁっ……君の本当の名前は?」
僕は足元に徳子の身分証が落ちているのに気付いて、片手でそれを拾い上げた。
それには割り印の押された彼女の顔写真と共に、白井雲子の名が記されていた。
「雲子……雲子っていうのか、君の本当の名は?」
徳子は弱々しく首を振ると、唇を振るわせて何かを呟く。
最期は平良徳子として死にたいというのか。
またも熱い涙が溢れてきて、彼女の顔が見えなくなった。
「なんだって、よく聞こえないっ」
僕は泣き声になりながら、彼女の口元に耳を寄せた。
「くも……こ……じゃない……の……」
僕の大事な後輩は、最期の力を振り絞って呟いた。
「う……う ん こ っ こ……」
「あんたって人はぁぁぁ!」
>653
おまいは銀河系一のアホスだなwwww
まあ、自演しているやつ以外、大半の人は予想したんだがな
いつもなら、前編が投下された時点で追い出しにかかるのに、それがなかったからね
結局、他所で相手にされなかった駄文書きが、自演で賞賛を浴びたいがためにやってるってことでFA?
とは言え、このスレも情けないな
ここまでされて、対抗しているのが、台詞の人、一人だけなのか・・・
このスレ終わったら、一度、休眠期間をおいても良いかもね
あー、やっぱりな
自演荒らしなかったし文章イマイチだったから静観してたんだけど正解だったわ
659 :
552:2007/09/07(金) 17:25:24 ID:yz318+9W
まともなSSだと思って投下待機してたおれはバカ。
とりあえず書いてみたら長くなっちまったので前半部のみ。
エロなし。
オレ女。
660 :
552:2007/09/07(金) 17:26:29 ID:yz318+9W
佐藤春彦は溢れ出てきそうになる涙を堪えて、独り悄然と午後の繁華街を歩い
ていた。チンピラにからまれて殴られた挙句、財布を奪われてしまったのだ。ず
きずきと打撲が痛む。
警察へ行こうにも怖くて顔が見れなかったし、殴られた感触しか覚えていない。
これで何度目だったろうか……数えるのも哀しい。肩を落として溜息をつく。
そこで春彦はふと、今朝出かける前に母が言っていたことを思い出した。
――あそこの古武術道場、最近評判なのよ。護身術。私も始めようかな。
護身術……身に付ければチンピラに怯えることもなくなるのではないか。そう
考えた春彦は、何はともあれ道場に行ってみることにした。
繁華街から離れ段々と人が少なくなっていき、ついさっきまでの喧騒が嘘のよ
うな静けさが包む郊外へ。
その道場は、純和風の屋敷の隣にあった。屋敷の門の隙間から中を覗いて見れ
ば、広い庭に松の木が植えられ、ご丁寧に池まであるのが見えた。これが道場主
の邸宅なのだろうか。
屋敷見物もそこそこに今度は道場のほうを見てみる。が、今は稽古はしていな
いのかしんと静まり返っていた。玄関の脇にある水道で顔を洗っている、道着姿
の人影があるだけだ。
稽古の様子が見られないのは残念だが、とりあえず話だけでも聞いておこう。
そう思い近づくと、彼は話しかける前に顔を上げてこちらを向いた。否、彼女だ。
背が高いせいで男かと思った。首にかけたタオルのせいでわからなかったが、
肩口で切り揃えた艶やかな黒髪を後ろで結っているようだ。深く穏やかな光を湛
える漆塗りの瞳がじっと春彦の顔を見つめてくる。
「あ、あの……」
女性の端正な顔立ちと凛とした佇まいに気圧されて春彦は、もともと話しかけ
るつもりだったくせに、うまく声を出すことが出来なくなっていた。彼女は硬直
する春彦にずいっと息がかかりそうなほど顔を寄せた。
「もしかして、入門希望者か?」
鈴の音のような声が耳朶をくすぐる。春彦はやっとの思いで顎を引いて頷いた。
すると女性は信じられないという風な顔をして、徐々にその顔を喜びの色に染め
ていった。
661 :
552:2007/09/07(金) 17:27:34 ID:yz318+9W
「本当か? 本当に入門希望?」
春彦が機械的に頷くと女性が手を握ってきた。意外とゴツゴツした手だった。
しかし男のものとは根本的に何かが違う感触に、春彦の体温が急上昇する。
「よく来てくれた! 大変だじじ! 男の入門希望者だぞ!」
ぽわ〜っとしたままの春彦を抱え上げて女性は屋敷に駆け込んだ。六〇kgあ
るのだが。
「本当か!?」
凄まじい勢いで屋敷の奥から老人が飛び出してきた。女性は脇に抱えた春彦を
掲げて見せる。しつこいようだが春彦の体重は六〇kgある。
「おお……女子供の護身術へ成り果てた我が柊流にも希望が……」
老人は何を思ったか目尻を涙で濡らし滔々と語り始めた。春彦としては全く話
についていけず面白くない。
「あ、あの、一体これは?」
「ああ、済まない。取り乱してしまったな。何せ男の入門希望なんて久しく無か
ったものでな」
言って、女性は春彦を下ろした。
「オレは柊昴(すばる)。柊流古武術の師範代だ」
よろしく、と昴は微笑んだ。春彦の心拍数が跳ね上がる。一人称が『オレ』で
あることへの疑問も浮かばなかった。
「で、こっちが柊孝蔵(こうぞう)。オレのじじだ。うちの師範でもある」
老人は相変わらず何事かぶつぶつと呟いている。一応よろしくお願いします、
と挨拶しておいた。多分聞いてないだろうが。
「僕は佐藤春彦っていいます。」
実のところ、まだ入門するか決めていなかったのだが、流れ的に『やっぱりや
めます』は駄目そうだ。
「えと、歳は十八です」
何を言っていいかわからず、かなりどうでもいいことを口走ってしまう。
「へえ、四つ下か」
四つ……二十二か。四歳って全然いけるよな……そこまでで、春彦は一体自分
は何を考えているんだと自己嫌悪に陥った。自分は一目惚れするタイプだったの
だろうか、と自己分析まで始める。
断ち切ったのは、昴の声だった。
「よし春彦! じゃ早速稽古を始めようか!」
「え、もう?」
「『善は急げ』だ。胴着は私の予備を貸してやろう。体格もさして違いはないし、
問題はないだろう。さ、道場に行こう」
このように、半ば強制的に入門が決まってしまった。
662 :
552:2007/09/07(金) 17:28:06 ID:yz318+9W
五時間後――
「ふう……今日は初日だし、このくらいでやめとこうか」
「……はいぃ」
昴は額の汗を拭って言った。軽く運動したという風な彼女と違い、春彦のほう
は疲弊の極みにあった。
それでも疲れた体を引きずって、なんとかシャワーを浴びて服を着替える。道
場の外へ出ると、昴が立っていた。涼しげな色の浴衣に袖を通した彼女は、やは
り精悍な面構えをしているものの、無粋な道着とは受ける印象が全く違う。見慣
れない浴衣も、彼女が着ると違和感がないから不思議だ。
「あ、どうもありがとうございました」
どぎまぎしながら会釈して、その脇を通り過ぎ――昴がついてきた。
「あの……?」
「送って行くよ。何なら背負ってやろうか? 少々厳しくしすぎたからな。足に
きてるだろう?」
慌てて首を横に振る。いくらなんでもそれは恥ずかしすぎる。
「む、そうか。じゃあ肩ぐらい貸そう。」
相当頑張ったことだし、そのぐらいバチは当たるまい。言い訳がましい思考だ
が、素直に好意に甘えることにした。顔が赤くなっているのが自覚できた。昴は
女性にしては長身で、春彦と比べても僅かに昴のほうが背が高い。漆を塗ったよ
うな髪からふわり、と漂ってきた香りが鼻腔をくすぐった。鍛え上げられ、無駄
な肉のない肩から伝わる体温がくすぐったい。
二、三分歩いたところで昴が口を開いた。
「正直なところ、途中で音を上げると思っていた」
本音を言えばそうしたかった。ただ逃げ出す機会が掴めなかっただけだ。
「意外と根性があるんだな。そういう男は、好きだぞ」
「はイ?」
身体の内側に火を点けられた気がした。春彦は昔から内向的で、女慣れしてい
ない。もちろん面と向かって「好きだ」などと言われたことは一度も無い。
それが唐突に、これだ。
「あ、あのそれ……それはどういう?」
「何が?」
対する昴は小首を傾げている。赤面ものの言葉も、彼女にしてみれば何のこと
はない当たり前の言葉なのだろう。
「どうにもオレは昨今の軟弱な男は好かん。春彦もそんな薄っぺらい胸板で、ち
ゃんと飯食ってるのか?」
「は、はあ。部活やってなかったもんで……軟弱ですみません」
「ああ、済まん。後半は余計だったな。オレが言ってるのは性根の話さ。身体つ
き云々はおまけ程度だ。春彦だって、そう思ってうちに来たんじゃないのか?」
「僕は……まあ、自分の弱さが嫌になってというか……そんなところです」
他愛もない会話は続く。家に帰るまでの間、春彦の胸はずっと過剰な運動を続
けていた。
663 :
552:2007/09/07(金) 17:29:05 ID:yz318+9W
翌日の日曜日。
昨夜、昴にマッサージしてもらったものの、春彦の全身を激しい筋肉痛が襲っ
ていた。ベッドから起き上がる気にもならない。
唐突なノックの音に続いて、母親の声がした。
「春彦。お客さんだけど」
「客?」
誰だ一体このクソ悪いタイミングで来やがってくだらない用なら本気で怒るぞ
ド畜生、と心の中でありったけの悪態をついてベッドを降りる。
「うおぉぉ、痛ぇ」
星飛雄馬の気持ちがわかった気がする。足を引きずるように玄関まで行く。
「予想以上に辛そうだな。大丈夫か?」
誰かと思えば、昴が凛然と佇んでいた。今日は桜色の浴衣が日光に輝いている。
「昴さん……なんで?」
「いや、暇だったからな。様子を見に来た」
昴はそ知らぬ顔で言う。家の者には昨夜に説明してあるので騒ぎにはならなか
ったのが幸いか。
忙しいか、と尋ねられたので首を横に振ると、じゃあ少しその辺を歩こう、と
言われた。唐突だが断る理由もない。本音を言えばむしろこちらから誘いたいく
らいだ。
「ええ。いいですよ」
昨日は陰鬱な顔で歩いた繁華街を、今日は『最高にハイ!』な気分で歩く。ま
さか自分が女性と肩を並べて歩くとは夢にも思わなかった。
「昴さんって、普段は何をしてるんですか?」
「道場と、月に二、三回『すぽおつじむ』に『いんすとらくたあ』をしに行って
いる」
何故カタカナが平仮名に?
……自分は何を考えているのだろうか。
「二人とも僕が道場に行ったとき大騒ぎしましたけど、あれって?」
「最近は、うちも女子供に護身術を教えるだけになっているのは言ったな。武に
生涯を捧げ精進してきたじじはそれが歯痒くて仕方ないんだ」
昴は一度言葉を切って、どこか遠い眼をして「オレだってそうさ」と付け足し
た。
「そこにお前が来た。柊流古武術の全てを授けられるお前がな」
事情はわかった。だが春彦は内心困り果てていた。ごめんなさい無理です。て
いうか厭です、などと言おうものなら、目の前の女はどんな顔をするだろうか。
「でも、僕身体も小さいし運動苦手だし……」
「武は弱者が強者を屠る理だ。力や体格の差などどうにでもなる。それに鍛錬の
前には天が与えた才など無力だよ」
格好いいことを言われているが、それに感動して「僕頑張ります!」などと言
えるほど春彦は思い切りがよくない。何と言えば見限ってもらえるか、思考を巡
らせる。
664 :
552:2007/09/07(金) 17:30:00 ID:yz318+9W
「ちょ〜〜っとすいませんね君たちぃ」
馴れ馴れしい声に振り向くと、春彦より二回りは大きい男達が三人にやにやと
下卑た笑みを浮べて立っていた。金髪と色黒と禿の三人だ。
これは……春彦は少し本気で泣きたくなった。
彼にとってはよくあるシチュエーションだ。慣れることはないが。それにして
も二日連続とは。自分はよほどついていないらしい。
いつもなら敢えて抵抗したりはしないのだが、今は隣に昴がいる。彼女の前で
は無様な姿は晒したくない。それに男達の目的がそもそも彼女だという可能性も
ある。
「行きましょう」
昴の手を取って走り出――そうとして、襟首を掴まれた。
「ちょっとちょっと、それはねえじゃん?」
「うぐっ……」
一瞬息が止まった。げほげほと咳き込んでしまう。
それでも昴を背中に男たちに向き直る。が、何を言う間もなく腹を殴られてそ
の場にうずくまってしまう。
「春彦!」
昴が声を上げると、男たちはますます醜悪な笑みを深くした。が、それはすぐ
に驚愕の表情に変わる。
昴の放った神速の上段回し蹴りが金髪男の首筋を捉え、頚骨を叩き折らんばか
りの勢いでその頭部を弾いたからだ。
「な、なんだこいつ!」
鬼面の相で襲い掛かる昴に怯えながらも、拳を振りかざす禿の胆力は評価に値
する。が、それも徒労に終わる。拳を易々とかわした昴は懐に潜り込み、――掌
底一閃。禿の顎を跳ね上げ意識を遙かな彼方へ運び去る。
「う、うわあああっ!」
残った色黒は、『窮鼠猫を噛む』の言葉通り雄叫び(あるいは悲鳴)を上げな
がら殴りかかった。さて、猫と鼠ならまだ間違いも起ころうが、鼠ごときが虎に
牙を剥いてどうなるのか。
昴は色黒を一本背負いにとり、投げた勢いを利してそのまま水月に肘を落とし
た。「ぐげっ!」と短く呻いて色黒は動かなくなる。
「春彦、大丈夫か?」
昴は三つ並んだ屍に目もくれず、一瞬で三人を叩きのめした手で春彦の背中を
優しくさすった。
春彦はなんということもない。ただ肉食獣の様だった昴の姿に見惚れてぼうっ
としていただけだ。
「人が集まる前に逃げましょうか……」
春彦が呟くように言った。
665 :
552:2007/09/07(金) 17:30:40 ID:yz318+9W
騒動に巻き込まれないうちにそこから逃げ出して、春彦は長い溜息を吐いた。
「大丈夫か?」
昴の心配そうな声に笑って「大丈夫ですよ」と答える。
「そうか。ならいい」
が、続く言葉はつっけんどんで不機嫌さが滲み出ている。
「凄いんですね、昴さん」
「オレは武術家だ。あんな連中に遅れを取るはずがなかろう」
賞賛するも、返って来る言葉はやはりすげない。
――そりゃ誰だってからまれていい気はしないよなあ。
この場合、うまくやり過ごせなかった自分に非があるのだろうか。とりあえず
謝っておいたほうがいいのだろうか。謝っておこう。
「あの……すいません」
「何がだ?」
「……何がでしょう?」
駄目だ。今の自分は傍から見れば“大”がつくほどの馬鹿に違いない。春彦は
自分の頭脳が少し悲しくなった。
気まずい沈黙が続く。
「オレが怒ってるのはな!」
破ったのは昴の怒声だった。通行人の視線が集まるが、当の本人に気にした様
子はない。
「まずはお前が勝てもしないのに立ち向かったことだ!」
「ご、ごめんなさい!」
噛み付かんばかりの剣幕に、反射的に謝る。
「謝らなくてもいいッ!」
「はいぃ!」
不良に囲まれた時の五倍怖い。春彦は捨てられた子犬のようにぷるぷると震え
ることしかできなかった。
「それはいいんだ。春彦は善意でそうしたんだからな。何よりも腹が立つのは…
…それを嬉しいと思っている自分だ」
「は、はぁ」
だったら自分に向けて声を張り上げるのは止めて欲しい。
「オレを守ろうなどとした男はお前が初めてだ。どうも私の友人達は軟弱者ばか
りでな。どいつもこいつもオレに守ってもらおうとするんだ」
それはそうだろう。あれだけ強いなら、並大抵の男じゃむしろ足手まといにし
かならない気がする。春彦だって昴の強さを知っていればそうしていた。
昴お腹が立つ気持ちもわからなくはないが……
666 :
552:2007/09/07(金) 17:31:13 ID:yz318+9W
「オレだって女なんだぞ! 守って欲しいとか思うだろうが!」
ついに襟首を掴んできた昴。タチの悪い酔っ払いにしか見えない。
「僅かばかり強いからって、何故女扱いされないんだ!?」
――そんなことで当たられても。
そう言えなかったのは昴がぎりぎりと襟を締め上げているからだ。
「そのせいで、お前の無謀を怒るべきなのに思うように怒れん! 忌々しい!」
「ぼ、くは……昴さ、女だと、おもてまふ」
やっとの思いでそれだけ言う。その瞬間、襟を締め上げていた力がふっと抜け
た。数秒ぶりに吸う酸素は、格別だった。
「どういう、意味だ?」
「は?」
「オレのこと『女だと思ってる』って」
昴はそこに信じられないものを見たように春彦の目を凝視する。春彦はつい口
走ってしまった言葉の気恥ずかしさと、昴の視線の挟み撃ちに胸を焼かれる思い
だった。
「いやあのそれはその……」
「つまりそれは――オレを愛している、ということか?」
咄嗟に否定しようとしたが、寸前で思い止まる。昴の今にも泣き出しそうな瞳
を見て、無理に嘘をついて悲しませることになるのは嫌だと思った。
「そういう、ことです」
しどろもどろになりながらも頷く。昴は――見る見るうちに耳まで真っ赤にな
ってしまった。
「そんな……いきなり……だって」
額に手を当ててぶつぶつと呟く昴。それから一度大きく息を吸い込んで、落ち
着いた顔になった。
「オレはお前のことが少し好きだ。だから多分、これからはもっと好きになれる。
と思う。うん。恋人になろう、春彦」
「は?」
そう言って昴は春彦の手を握ってきた。当の春彦は、まだ言われたことが理解
できずに呆然としている。春彦は女性と友達以上の関係になったことはない。当
然こういう状況にも不慣れだ。往来の真ん中にて電光石火で愛の告白という状況
に、一体どれだけの人間が慣れているかは疑問であるが。
昴はそんな春彦を尻目に、小首を傾げて言った。
「ところで春彦、恋人というのは何をするんだ?」
少し照れくさそうに視線を泳がせ、「何せ今まで武一筋に生きてきたものでな。
色恋沙汰には疎いんだ。……無骨な女で済まんな」と昴は頭を掻く。
春彦はようやく、歓喜に涙を流せるくらいには状況を理解できたところだった。
667 :
552:2007/09/07(金) 17:32:35 ID:yz318+9W
今はここまで。
次はエロまで仕上げて持って来る。
こんなのは侍娘じゃねえ!と思ってもスルーしてくれ。
668 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 19:54:54 ID:2kNJcBpH
>>667 「自称」まともなSS乙w
ばかじゃねぇの
>552
素直で良いお嬢さんじゃん
続き期待w
>>667 乱暴すぎっすwwwwwサーセン萎えましたwwwwwww
だが正直、こんなやつに暴れさせるに任せているスレにも疑問を感じる
それこそ、>>1はどこ行ったんだよ
672 :
671:2007/09/07(金) 22:57:38 ID:0FNSvuN2
なんという遅レス!
671は今朝のやり取りについて言及したものです
>>667 続きwktk、とちょっとビクビクしながら言ってみるw
そのうち、普通に投下したように見せて、後日「あれは俺のでした」とか宣言したり
完結編と称していつものをやったりするようになったりね
他人を追い出したり、荒らしたりしなければ、別にそれでも良いんだけど
まあ
>>667に関して言えば後半が投下されりゃわかることだな。
疑心暗鬼になったら負けだと思ってる。
552氏よりうんこの方が話も面白いし文章も上手いのはどういうことだ
常に「ヒロインに『うんこっこ』を言わせなければならない」という命題を抱えつつ、
それを奇抜なアイデアでクリアしているうんこの実力は正直凄いと思う
ヒロインの本名が死に際に「雲子」と分かり、その読み方が「うんこ」で、
それを死にかかった本人の口から言わせるなんて普通考えつかんだろw
どうせならアフォな縛りを外して普通に書いたらいいのにな
他人が書いたSSにまともじゃないとかケチ付けてる552の作品がどんな素晴らしいか読ませてもらったよ
ハッキリ言ってがっかりだな
「ずきずき痛む」のは打撲じゃなく、打撲によってできた打撲傷や打ち身だろ?
「からだを強く打ちつけたり、たたいたりすること」という打撲自体が痛いとは、出だしからさっそくトホホだな
「繁華街から離れ段々と人が少なくなっていき――」は、「繁華街から離れるに“つれ”段々と――」って書きたかったんじゃ?
「とりあえず話だけでも聞いておこう。」と「そう思い近づくと――」の間に門を開けるアクションが省かれているのだが。
門の隙間から中を覗いていたって表現があったが、その時には当然閉まってたんだよな?
それにこういう入門ものの話では、自分で門を開けて中に入るって部分は象徴的であり、手抜きしてはいけない重要な部分だろ?
「肩口で切り揃えた艶やかな黒髪を後ろで結っているようだ」ってあるけど、後ろで結った髪の毛先が
肩口で切り揃えられてるかどうかは、タオルを首部分に掛けて隠した状態ではそこまでハッキリとは分からないぞ
「女性にしては長身で、春彦と比べても僅かに昴のほうが背が高い」のも、肝心の春彦の身長が不明では対比スケールに使えない
「まずはお前が勝てもしないのに立ち向かったことだ!」とか言われても、春彦は彼女の手を取って逃げようとして果たせず
そのあと彼女を背に不良に向き直っただけでは? 立ち向かっていくような状況は何処にも書かれていないのだが
わずか「数秒ぶりに吸う酸素」が、格別だったとは笑止な。どんな心肺機能してるんだ?
てな具合で、ざっと一読させて貰っただけで、早くもあちこちに綻びや矛盾が散見された
他にも「古武道と肩の筋肉の関係」とか細かいことをあげつらうときりがないので止めておくが
何より視点が統一されておらず、特に必要と思われない部分で前触れもなく主人公視点に切り替わるので読み辛いことこの上ない
まあ手抜きと未熟さが散りばめられた駄文であり、とてもではないが他人のSSを貶すことのできる書き手の作品ではない
どこの馴れ合いスレでチヤホヤされた挙げ句に増長してしまったのか知らないが、
この書き手は、とてもではないが人様の目に作品を晒せるレベルには達していないよ
他人の作品をあげつらってる暇があったら、もっと一杯本を読んで、一から修行をやり直すことをお勧めする
うんこっこよりまし
>>677ことうんこっこ作者さん
長文おつかれさまで〜す
ここまで具体的に指摘されると、552の投下物件がいかにトホホなダメSSなのかハッキリした
感情的かつ抽象的に駄文とかイマイチとかレスしても、伝わってくるものが何もないからなあ
そんなんじゃ誰も傷つけられないぞ
和風美少女好きとしては、デカ女+凶暴ってだけで萎えてしまう
つか、萌え要素まるでなし
ずっと投下待機してくれてたら良かったのに
なんだ、このいつもにも増してわかり易い流れはw
___
. |(・∀・)|
. | ̄ ̄ ̄ ジサクジエン共和国
△
△l |
__△|_.田 |△_____
|__|__門_|__|_____|____
萌え談義しながら投下待ち。普通のスレの流れで。
萌え談義になると割り込んでくるから、効果的かと。
書き手が書き手をなじるのだけは辞めて欲しい
それが実力を伴っていないとなれば余りにもみっともない
書き手は書き手らしく作品で勝負して欲しい
恋人になろうと口にした後、昴は春彦の手を引っ張って、屋敷の離れへと連れ込んで
いた。戦闘時と同じく電光石火の決断である。昴は布団を敷くと、目を丸くしている
春彦を気にすることもなく浴衣の帯を解き放つ。
「いいか、春彦。人間の体には幾つもの急所というものがあって、そこを強打される
と致命的なダメージを受けることになる」
浴衣を脱いで仰向けに横たわっている昴が、指先を使って自分の体のあちこちを示
しながら言った。およそ無駄というもののない、引き締まった白い肌が眩しい。
贅肉をそぎ落とし体脂肪率を限りなくゼロに近づけようとしているのにも関わらず、
昴はやはり女であった。きつく巻き付けているサラシを外すと、充分な迫力をもった
乳房がまろび出てきた。
「ゴクリ」
春彦が大量の生唾を呑み込み、喉仏が大きく上下する。
「漫画とやらに出てくる経絡秘孔とはあながちでたらめな話では……おい、聞いてい
るのか春彦」
昴がバカみたいにあんぐりと口を開けたままの春彦を叱りとばす。しかし、春彦は
シュルシュルと解かれていくフンドシに気を取られてそれどころではない。
清潔な木綿の布が剥がれると、下に隠れていた黒々とした密林が露わとなる。昴の
性格そのままに猛々しい。剛毛といっていい縮れ毛は白い肌とクッキリとコントラス
トになっていた。
「……で、だ。その急所というのは扱い方しだいでは、また別の作用を人体に及ぼす」
昴が春彦の手を取り、自分の胸の谷間へと導く。そして春彦の指先を筋肉の付かな
い僅かな一点に押し付ける。
「ここは胸尖(きょうせん)と言って、鳩尾のやや上に当たる。これに一撃を食らう
だけで普通の人間なら簡単に卒倒する危険な急所だ」
春彦の脳裏に、色黒の不良がだらしなく伸びる姿がプレイバックされる。
「ところがだ。面白いことに、ここへ加減した圧力を与えると……全く別の結果を生じ
させるのだ」
昴はそう言うと、春彦の指先を胸の谷間に挟み、グリグリと急所に押し当てる。
「あぁっ……くぅっ……」
昴が甘い呻き声を上げるのを春彦は信じられないように見守っている。あの男勝り
の昴が、切なそうな表情になり微かに喘いでいる。
胸部の神経叢を刺激され、発生した電流が乳房の組織を掻き回しているのだ。可愛
らしい乳首がたちまち勃起し、ピンと上を向く。
「こっ、ここがオレの泣き所の一つだ。正確な場所と力の入れ加減をよく覚えておけ
……はぁぅぅっ」
余程気持ちがよいのか昴の声は震えており、呂律が回らなくなっている。
ひとしきりその部分を楽しむと、昴は春彦の指をいきり立った乳首へと導いていっ
た。更に左手も同じく、乳首の下あたりに押し付けられる。
「ここが雁下(がんか)だ……胸尖との併用で効果は更に高まる……うぅぅ〜っ」
途端に昴の動悸が高まったのが、指を通してハッキリと分かった。その劇的なまで
の作用に、春彦は恐怖感すら覚えてくる。
それに興奮した挙げ句に我を忘れた昴が暴れ出しでもすれば、春彦では対処のしよ
うがない。逃げ出したくなる感情とは別に、春彦の本能は行為の継続を命じる。
次に昴が強いたのは、ヘソ周辺の急所への責めである。
「丹田(たんでん)だ……ここは気を集めて圧縮する重要な部位だ。従ってここへの
攻撃は全身への作用を及ぼす」
昴は自分のヘソ下に春彦の指先を添えさせ、小さな円を描くようにグリグリと押し
つけていく。
「あはぅぅぅ……くっ、くぅぅぅ〜ぅぅ……」
丹田で発生した快感が全身の気を集める経路を逆流し、末端神経にまで甘い疼きを
伝えていく。昴の体が痙攣を始めるのがわかった。
「は、春彦っ。お前、上手い……じ、自分でするより……何倍……アァァァ〜ァァッ」
昴は思考力を乱れさせているのか、言わなくてもいいオナニー告白をしてしまう。
春彦は自分の非力な指がもたらした思わぬ効果に驚く。こんな小さな指先にこれだ
けの力が備わっているとは信じられない。
春彦が驚いていると、いきなり昴が膝を立て、次いでガバッと左右に開いた。黒々
としたジャングルの下で、濡れきった秘所がパックリ開いている。しかし処女なので
あろう、小陰唇はピッタリと閉じていた。
「……ゴクリッ」
生まれて始めて生の女性器を目の当たりにし、春彦はすでにリットル単位になった
生唾を呑み込む。そして指先を剥き出しになった陰核へともっていこうとした。
「たわけ者っ。指導を受けている身でなにを勝手な。お前はオレの導きに従っておれ
ばよいのだっ」
昴は乱暴に春彦の両手首を握ると、内腿にある白海と呼ばれる急所にもっていく。
固い筋のコリコリした感触が伝わってくる。
「い、位置を体で覚えろ……急所は点穴……数ミリずれただけで……こ、効果は…
…な、なくなるからぁあぁぁぁ〜っ」
両内腿に発生した痺れが、筋を伝って股間へと流れ込む。秘裂の中の具が独立した
生き物のように蠢くのが丸見えであった。正体、出所ともに不明の液が、時折思い出
したようにビュビュッと噴き上がる。
「す、昴さん……お、おもらし……」
スカトロ趣味などない春彦が狼狽えた声を上げる。
「ば、馬鹿者っ……こ、これは……お漏らしなんかじゃ……あむぅぅぅ〜ぅぅっ」
説明する気になどとてもなれず、昴が快感に身を委ねる。裏返しになったカエルの
ような惨めな姿のまま、昴が高みへと昇っていく。
目から火花が散りそうになってきた昴は、いったん身を静めるため白海への刺激
を止めて大きく深呼吸する。そしてしなやかな体を捻らせて布団の上に腹這いになる。
「いいか、春彦。今度は手を添えてやれぬゆえ、自分で回答を導き出すのだ」
昴は春彦を試そうというのか、いきなり応用編に突入した。春彦は戸惑いながらも
負けてたまるかと頷いてみせる。
「では、背骨に合わせて下へと探ってみろ」
昴の指示どおり、春彦は背中の中央付近から腰へ向かって指を滑らせていく。背骨
一つ一つのゴツゴツ感がハッキリと分かる。腰まで下ろした指が、尻の割れ目に近づ
き、春彦の動悸が激しくなってくる。固く引き締まったヒップまであと僅かだ。
「ま、待て。行き過ぎた。少し上……そう……そこだ」
春彦はガッカリしながらも、昴の指示に従って指先の位置を微調整する。
「そこが高尾(こうび)の正確な位置だ。忘れるでないぞ」
春彦は腰骨の突端の位置を頭の中に叩き込む。そして指先に力を込めてその部分を
押し始める。
「むぅっ……も、もう少し強く頼む……うぅっ……そう、その位で。ツボに対しては
常に垂直に圧迫するんだ……あぁっ」
この刺激がどの部位にどの様な作用を及ぼしているのかについて、昴は一言も教え
てくれなかった。しかし春彦にもだいたいの想像はついていた。
「あぁっ……こっ、これ……たまらない……あぁっ……はぁぁぁ〜ぁぁっ」
昴の声が一際大きくなり、全身がビクンビクンと大きく痙攣する。春彦は孝蔵に
聞かれはしないかとヤキモキする。こんなところを見つかれば、即刻首を落とされ
るかもしれない。昴はそんなことお構いなしに悲鳴ともつかない嬌声を上げ続ける。
その時、春彦は昴の腰が前後に振られたり、円を描くように蠢いていることに気が
付いた。尖りきった陰核を布団に擦り付け、快感を貪っているのだ。
「あぁっ……イク……イクぅぅぅっ……」
女豹のような女武道家は、実に女らしい声でアクメ宣言すると、そのまま身を震わ
せて達していた。
「す、すまなかったな……オレだけいい思いしたみたいで。これでは恋人失格だな」
春彦を送っていく道すがら、昴は俯いたままで謝罪した。昴は気高いはずの武術を
こともあろうに性技のために使ってしまったことに自己嫌悪を感じていた。それだけ
ではない。自分だけが良ければいいという自己中心的な考えで、大事な弟子であり、
また初めての恋人である春彦を巻き込んでしまったのである。自戒の念は強かった。
「い、いいえっ。お陰で女体の神秘というものを教えて貰えました」
春彦は昴を傷つけまいと、必死で首を振って否定した。失神している彼女をオカズ
に、3回も抜いたとは告白できなかったが……。
「実は怖いんだ……男に体を委ねるのが」
春彦の気持ちをおもんばかり、昴は思い切ったように心中を吐露した。二十二年間
も男っ気なしに暮らしてきた昴は、いつしか『せっくす』に恐怖感すら抱いていた。
それが寝技に近い動きであることも『せっくす』から彼女を遠ざける要因になってい
た。寝技で相手に組み敷かれ屈服させられることなど、彼女に受け入れられる筈が
ない。ましてや相手にイかされるなど、彼女にとっては敗北にも等しいのだ。
それに破瓜の痛みというものは、情報の仕入れ先が極端に少ない彼女にとって、地
獄の苦しみに思えた。女になる代償として与えられる苦痛は、彼女の想像の中で実際
以上に大きなものとして誇張されていたのである。
しかし、愛する恋人のためならその痛みを我慢できそうに思えた。それに、春彦が
自分より強くなってくれたら、惨めな敗北感を抱く必要もない。
「春彦、早く強くなってくれ。オレもできるだけの協力はする。お前がオレより強く
なった時、その時オレは喜んでお前に抱かれることができるだろう」
昴に頭を下げられ、春彦は面食らった。
「うへぇ……責任重大だな」
それでも春彦はやってみせると決意を固くしていた。相手は物心ついた時から人の
殺し方を仕込まれてきた戦闘マシンである。生半可な努力ではまともに対峙すること
も叶うまい。
だが、この昴を自分のモノにできるのなら、どんな困難だって乗り越えられそうな
気がする。
「まずは、ここから家までロードワークで帰ります」
そう宣言する春彦の目には、昨日までの弱々しさはなかった。そこには無限の高み
へと昇ろうとする求道者の光が宿っていた。
昴はそんな春彦を頼もしそうに見詰めた。
春彦が痛む体を引きずるようにして走り去るのを見届けると、昴は踵を返して帰路
に就いた。まだ体の芯が火照っているのを感じる。
「ふぅぅぅ……」
昴は生まれて初めて男にイかされたことに満足を覚えていた。なにか甘酸っぱいよ
うな、痺れるような敗北感であったが不思議と不愉快ではなかった。
「オレにもそういうところがあったんだな……」
少し大人になったと、昴が満足感に浸っていた時であった。
「あれぇ。昨日のおね〜さんじゃないの」
「ホントだぁ。超つよぉ〜いおねえさんじゃんか」
横合いから掛けられた声に首を巡らせると、例の金髪、色黒、禿の三人組が立って
入るのが見えた。昨日あれだけやられたのに、まるで懲りていないらしい。よほど学
習能力が欠如しているのか。
「昨日はヤク決めててちゃんと相手できなかったけどぉ。今日はそうはいかないぜぇ」
「タップリと仕返ししてやっからよぉ」
三人組が近寄ってくるのを昴はウンザリしたように見詰めていた。この手のバカは
瀕死の重傷を負わせてやらねば理解できないらしい。春彦の今後のためにも、昴はと
ことんまでやってやる気になっていた。
ところが――昴は相手の突き出した右ストレートを捌ききれなかった。何気なく払
い落とそうとしたパンチは、そのまま昴の左頬骨に炸裂した。
「うぐぅっ?」
不覚のパンチを食らって昴が尻餅を付く。素人とはいえ、体重百キロ超のヘビー級
のパンチは強力であった。昴が信じられないといった様子で男を見上げると、禿は仲
間を振り返って自分の力を誇っているところであった。
昴がヨロヨロとなりながら立ち上がるがその足はおぼつかない。体重差がモロに出
てしまっていた。
そこに金髪のパンチが飛んでくる。今度はしっかりと腰を落とし、内回し受けで軌
道を変えさせることに成功する。そして丹田に集めた気の力を一気に爆発させながら、
余勢で突っ込んでくる金髪に掌底打ちを叩き込んだ。
次の瞬間、金髪の体当たりを受けた昴の体は軽々と吹っ飛ばされていた。そのまま
硬いビルの外壁に叩き付けられる。
「ぐはぁっ」
肺中の息を吐き出し、昴がアスファルトの上で苦悶する。
「どったの? おねぇ〜さん」
「昨日の勢いはどうしちゃったのかなぁ?」
三人が昴を取り囲み、キヒヒと下卑た笑いを漏らす。
何故だか理由は分からなかったが気の力が使えない。折角圧縮させた全身の気が解
放できないのである。女の昴がヘビー級の男とまともに戦うためには、打撃、組み技
ともに発頸と呼ばれる気の爆発が必要である。技は力の中にあり。小手先の技など、
圧倒的な力の前には全くの無力なのだ。
「何故だ……」
羽交い締めにされた昴は、正面からの連打を浴びながら考える。
男を愛し愛されるという喜びと引き替えに、自分が長年かかって積み上げた大事な
ものを失ってしまったと気付いたのは、彼女が意識を失うその寸前であった。
「いひひひっ。この女、やっぱり最高だぜ」
「お前の恥ずかしい姿をネットに流してやるぜぇ」
男たちはデジカメのレンズを昴に向け、何度もシャッターを切る。
「いやぁぁぁっ。ヤメロぉっ」
昴は身をよじってレンズを逃れようとするが、両手を梁から下ろされた鎖で縛られ
ていてはどうすることもできない。余りにも惨めな、恥ずかしい格好を強要され昴は
涙を流していた。
「やめろっ……頼む、やめてくれぇ」
遂に哀願を始めた昴を無視し、男たちがシャッターを連打する。そのたびフラッシュ
が閃き、バドワイザーのボディコンスーツを着た昴を眩く照らし出した。伸び上がっ
ているため、スカート部はずり上がり、Tバックパンティを履かされたヒップが半ば
露わになっている。もちろん、ハイヒールを履くのも生まれて初めての経験だ。
インストラクターの仕事をする時も、昴はいつもジャージしか着ない。人前で女っ
ぽい格好をすることのない昴にとって、これは男が女装を強要される感覚にほぼ等し
かった。
「まだまだあるんだぜ、おね〜さん」
「タップリと恥ずかしい思いをして貰おうか」
男たちの傍らには、どこで入手してきたのか様々な衣装が山積みになっている。チ
アリーダー、バレリーナ、メイド服、そして種々の水着群。それらを全て着終わった
頃に、正気を保っていられる自信はない。
「お前らは糞に集るウジ虫だ、糞以下の存在だっ」
昴は唾を吐き捨てて男たちをなじった。
「糞だぁ?」
「女の子がそんな下品な言葉を使ってはいけませんねぇ」
男たちはこめかみに血管を浮き出させながらも、余裕の態度を崩さない。そして彼
女が一番恥ずしがるであろうメイド服を取り上げた。
「な……なんだ。やめろっ……そんな恥ずかしいものをオレに着せるな……」
途端に昴の態度が弱腰になる。フリフリのフリルが満載になったメイド服は、秋葉
原で仕入れた超ミニスカのパーティグッズである。禿は嬉しそうにニーソックスまで
準備している。
「たのむっ。それだけはやめてくれ……後生だから……」
そんなものを着たうえ「ご主人様ぁ〜」などと言わされては、本当におかしくなっ
てしまうかもしれない。昴はプライドをかなぐり捨てて哀願した。
「そんなに嫌なのなら、これを着るのは許してやってもいいぜぇ」
「しかし、俺たちもこのままじゃ引っ込みがつかねぇ」
「俺たちに向かって糞と言ったことを謝って貰おうか」
男たちは嵩に懸かって昴に命令する。
「但しだ……女の子らしく上品にだぞ」
「上品さがなければ、即刻メイド服の刑だ」
彼らはどちらにせよメイド服を着せるつもりであることをおくびにも出さない。
「しかし、上品と言っても……どう言えば……」
昴は戸惑ったように男たちに助け船を求める。
「バカ野郎っ。そんなこと自分で考えろ」
昴は女の子らしさと無縁であったことを後悔した。本当の女なら、こんな時男が
喜びそうな台詞が思い浮かぶのだろうに。
「どうして糞なんて罵ったのだろう。他に言いようがあったろうに……」
昴は後悔しながらも、しばらく黙り込んだ。そして彼女なりに必死で考えた、女ら
しい言い回しを口にした。
「…………う…………う ん こ っ こ……?」
褒めてた奴はバカ、貶した奴もバカ
ご丁寧に長文の添削した奴は一番のバカ
俺たちみんなバカばっかり
今度はヒロインに糞をかわいく言い直させて「う ん こ っ こ」か
教えてくれ、いったいどうやったらこんなアクロバティックな発想ができるんだ?
君自身のことはともかく、君の作品には
>>669や
>>673みたいにwktkしてくれたり
>>678みたく必死で擁護してくれるファンも付いてきたみたいだし
どうだろう、ここらでまともな書き手になってみては?
人称を変えたり書式を変えたりトリップまで付けてみたり・・・毎度ご苦労なこった
だが、武道家が急所の知識をオナニーに利用するなんて発想はなかったな
次はどんな手を使ってくるのやら、読めないだけに怖いやら楽しみやら
うんこの浅知恵を使った次の一手くらい見当はついてる
「それは成りすましの書いたニセの続きです」とか言って別バージョンの続きを投下する予定なんだろ?
今度はまともなエンディング迎えさせ、GJ連発させてといて後から笑おうって考えなんだろうねぇw
残念だけど代わって先に言っといてあげたから、もうその手は使えないよww
現在必死になって書いてる駄文SSを無駄にしちゃったかな? はい、お疲れさんwww
GJ!
BJ!
>>694 それは充分に考えられる
前編と後編の間で盛んに自演でSSを貶める工作していたみたいだから
今思えば、次のそのまた次の布石として下準備してたのか
このスレじゃ、SS自体よりもそれを書いたのが誰であるかの方が重要みたいだな
彼の作品読んだの今スレの3本のみだけど、普通に上手いし話もよくできていると思う
毎回オチにあるうんこっこへのこだわりはよく分からんが、前にスカトロ関連で住民と揉めたのかな?
なんにせよ過疎スレ住民からしたら羨ましい限りだ
いや、ここも過疎スレだから
これに関してだけは、住人の力不足、荒らしの目論見どおりにね
700 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:53:49 ID:MrwLC4Uf
毎回オチがうんこっこなのは、こだわりじゃなくて、それしかオチが思い付かないんだろ。
オチも本番も書けないから、うんこっこで無理矢理終らせてるだけ。
机も何もない畳張りの老舗の高級旅館に俺と父さんと、そして彼女がいた。
写真で見るよりも何倍も綺麗だと思った。
着物を着ているその女の子を見てそう思った。
光輪輝く長い黒髪。黒曜石を思わせる伏目がちな瞳。薄く紅を引いた艶やかな唇。
色素の薄い、ともすれば静脈が浮き上がりそうなほど白く柔らかそうな肌。
まるでオーダーメイドされた高級な日本人形みたいだ。
「初めまして。二ノ宮紅葉と申します」
その日本人形みたいに、可愛いと言うより綺麗と表現するのが正しい女の子は頬を
僅かに紅くさせながら小作りな頭を下げ、照れたように挨拶をしてきた。
・・・・・・。
「司、挨拶しろ」
目の前の女の子に、惚けたように見入っていた俺の無作法を咎めるように、父さん
が肘で俺をつつく。
「は、初めまして、森本司と申します」
自分がこんな綺麗な子の前でアホ面晒したかと思うと、死にたくなった。
後は若い者同士と、定番な発言をして父親が出て行った。
ちなみに二ノ宮さんには付き添いが誰もいない。金策に走っているらしい。
察しのいい人なら気づいただろうが、いわゆる、政略結婚ってやつだ。
6年前までは普通の家だった森本家は、父さんが独立して身を粉にし興した会社が大
成功し、自家用ジェット機が持てるくらい大金持ちになった。大金持ちになった父さん
は会社の事で一杯になり疎かにしていた家族を省みることにした。母さんには欲しがっ
てた指輪を、俺には、欲しがっていた彼女を。かくして、俺の冗談を間に受けた父さん
は若くて綺麗な娘を持ち、かつ借金を抱え困っていた二ノ宮家に白羽の矢を立てた。金
欲しかったら、娘寄こさんかいと言う訳で。
そんなこんなで今にいたり、娘が大事な親御さんは、足掻きとばかりに金策に走り、
姿を現さないのであった。
「あの、司さま」
「は、はい」
借金を肩代わりする立場だからこちらの方が心情的に上のはずなのだが、あまりの美
しさにこっちが萎縮してしまい、どもってしまう。
「何でしょう?」
心情的に上、などと一瞬でも思った下種な自分に落ち込む。俺、さいてー。
「この度は本当にありがとうございます」
畳の上で、深々と頭をさげてくる。
「え?」
恨まれる事はあっても感謝されるような事をした覚えはなかったので、つい間抜けな
声をだす俺に構わず、頬をますます紅潮させ、二ノ宮さんはつづける。
「事業に失敗した二ノ宮家をお救いいただき、本当になんとお礼を申せばよいか」
顔を上げた二ノ宮さんは、急に近づきその小さく華奢な手を伸ばし、俺の手を握って
きた。すっげー、すべすべ。俺、今、顔、真っ赤じゃない?
「つまらないお礼ですが、う、受け取ってください」
手が震えてる。二ノ宮さんからそう感じた時、その手は俺の手から離れ、その白魚の
ような手は俺のスラックスのチャックへとかかった。
「と、殿方は、こ、こ、こういうのがお好きだと聞きました」
彼女の潤んだ瞳と目があった。
「はしたない女だと、思わないでください」
短期間にこれだけの数のSSが投下されといて、なんて贅沢な・・・
目論見と言えば、刑事物SSに荒らしが出なかったからうんこのSSだと思ったって住人がいたけど
思えばアレも次回作のための伏線だったんだろうな
次の武術系SSの前編が投下した後、慌ててふためいて自演の荒らしレス付けることにより
「ああ、やっぱりうんこって単純なバカだw」と住人を安心させたんだろう。
その結果は上の通りだが、まったくうんこの掌で踊らされちゃった感じだな。
まるでこのスレ自体が一つの心理トリックドラマの劇場になっているみたいだ。
何より怖ろしいのは、伏線のためだけに、不自然さを伴わずに前後編に分けられるほどの作品を
単なるおとりSSとしてあっさり捨て去ることのできる潔さだ。
これって幾らでもSSのネタはあるぞっていう、うんこの宣戦布告なのかな?
いきなり積極的なAV女は萎えまくる
小作りな頭で読む気なくした
普通、小作りなのは顔だよね
頭も駄目って言うんじゃないけど・・・
てにをはもおかしくて、あまり本読んでいない人の作品みたいだから
技術的にも「〜の〜の〜」とか「〜ように〜ように〜」とかは見苦しいから、
できるだけ他の表現に言い換えた方がこなれた感じがすると思う
あと、地の文に余りDQNな表現を使わない方がいいよ
書いてる作者までがバカに見えて仕方ないから
>>700 ご指摘ありがとうございます。
すいません、一応、「司」と言う人物の頭の中で見た像として、書いてるつもりだったんですが
単に、文を見た人間を苛つかせるだけになったようで。
勉強し直してきます。
また、いつか投下した際、ご指導、ご指摘お願いします。
>>700 素直な和服少女とやってるだけでいい自由なSSと、必ず定型文で締めなければならないSSと
どちらが作成に困難を伴うかくらいは余程のアフォじゃない限り分かるよね?
しかも、ホントにウンコしちゃうのは1回こっきりで2度とは使わない縛りまで付けてw
それほど簡単だというのなら、君が一つアイデアを供出してあげればよいではないか
うんこSS一つ書けず、ageでしかスレに貢献できないDQNスレ主君?
この粘着、自分に批判的な奴は全部スレ立て主扱いする癖があるからな。自演がすごいわかりやすい
お前以外に、お前の駄文を喜んでる奴が一人でもいるのかよ
ブレンスレだっけ? どこだっけ? お前が駄文投下して叩き出されたスレは
それはそれとして、このスレの住人は確かに情けないな
だからもう、次の圧縮で落としちまおうぜ
荒らしの望みどおりだが、これでもう、駄文垂れ流す場所もなくなるだろう
>>701がウンコに弟子入り宣言?
ウンコすげえ、ファンだけじゃなく遂に弟子まで持ちやがった
本当に分かり易い>>1だなw
お前ら実にいいコンビだよww
>>お前以外に、お前の駄文を喜んでる奴が一人でもいるのかよ
人ごとだけど、気になったのでざっと数えてみた
483,484,489,492,494,497,572,617,643,644,645,646,669,673,676,695
まあ俺みたいに詐欺にかかった人もいるだろうけどw
自演だろ、それ全部w
>>709 普通に別のめぼしいスレ見つけて、そこに移住するだけだと思うぞ
俺たちほどにはこのスレのこと特別だとは思っていないだろうから
>>713 そうだよなぁw
あんな駄文にGJ付けたりするお人好しな住民など、いるわけないもんなぁww
うんこ如きに騙されて、真っ赤になって悔しがってるようなバカがいるなど信じられんものなぁwww
151 :名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 10:28:45 ID:43ItGkrq
>>150 よぉ
次はどんな間抜けなミスやって恥かくんだ?
良かったな、一部の書き込みあぼーんしてもらって
後から見た人には、お前の間抜けな自演発覚の書き込みを見られなくてすむぞ
709 :名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 00:56:10 ID:mjFD1jIm
この粘着、自分に批判的な奴は全部スレ立て主扱いする癖があるからな。自演がすごいわかりやすい
お前以外に、お前の駄文を喜んでる奴が一人でもいるのかよ
ブレンスレだっけ? どこだっけ? お前が駄文投下して叩き出されたスレは
それはそれとして、このスレの住人は確かに情けないな
だからもう、次の圧縮で落としちまおうぜ
荒らしの望みどおりだが、これでもう、駄文垂れ流す場所もなくなるだろう
今更だが、この2つのレスが見事に対になっていて非常に興味深い
自分の恥を隠すのにレスではなく、スレごと消滅させようと計るのはスケールがでかいな
>>714 良いんじゃね? 別の場所に移っても、このスレほど為すがままではないだろ
つうかさ、実質、台詞の人、一人のためだけに次スレ立てるのか?
荒らしの存在をすべてあぼーんしたら、ただの過疎スレだし、こういう場合一回落とすこともあるだろ
うんこっこかそうでないかを確認するため作品の最後のレスをチェックするようになった
そのせいでたまに結末の文章が目に入ってしまいなんか萎える
うんこっこでスレたててそこでやってもらえれば嬉しいんだけど
この状況で分割投下する時はトリが必須なことに気付いた。
そこまではやらないだろうと思ってたんだが……
二、三日中に後半持ってきます。
721 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 11:13:25 ID:319OUJPc
新参や通りすがりのフリしてるのは、全部粘着の自演なんだろうけど
今となっては、削除依頼出して粘着荒らしの痕跡を消したのが仇となったかな?
仮に本当に新規の訪問者がいたとしても、こいつがどれだけのことをしたやつか、客観的な痕跡が残っていないからな
それはそうと、ここで、むしろ上げてみる
>>720 騙りや釣りでなく、本当に勝手に続編を書かれたの?
本当なら、どうなんだ、その行為は
たとえここを落としても、他の4〜5スレにも粘着してる糞野郎だからあんまり意味無いぞ
もしかしたら模倣犯かもしれんが、この糞が冤罪になったとこで誰も困らんからどうでもいいか
他人の名を騙って、勝手に連載中の作品を終わらせたりするのは、もし本当なら、今までで最も悪質な行為じゃね?
本当なら、ね
724 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 08:17:35 ID:uSGfAS+P
ここはむしろ、上げていこう
>>683実行しない?
雑談中は流れ切るのに必死みたいだし。
>>こいつがどれだけのことをしたやつか、客観的な痕跡が残っていないからな
「完全制圧完了記念」と「うんこっこ」以外なんかあったっけ?
てか「和風美少女でうんこっこ」ってスレ立てたら移動してくれるかな?
スカトロスレとかないのかw
あるよ
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所 4【汚物】
1 :名無しさん@ピンキー :2007/07/26(木) 23:59:05 ID:1UQ8mSrO
他スレで日ごろ迫害されがちなスカトロ系の妄想ネタやSSなどを吐き出すスレです。
版権物の二次パロ、非版権物のオリジナル、いずれも歓迎です。
ネタはライトな便意我慢やトイレ覗きから、ディープな飲尿吐瀉食糞塗便まで、
女性キャラの排泄関連をテーマとしていれば大小上下固形液ガス問いません。
ふと思いついた一行ネタから、貼るに貼れずお蔵入りしていた長編SSまで、
巧拙に関わりなく、形式その他なんでもありで参りましょう。
sage推奨。紳士はこういう時sageるものです。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185461945/l50
730 :
見習職人:2007/09/12(水) 00:25:51 ID:ivKmyWsx
それがなんなんだW
「荒らしをスルーできない奴も荒らし認定」な方には
住人の大半が荒らしに見える罠罠
『スルーできない奴』も華麗にスルーできればあなたも立派なマタドール
しかし、そうすると、このスレが何も見えなくなってしまうという諸刃の刃
うんこ氏は名前と口癖がスカトロなだけで
本当の意味でのスカトロはもう書いていないからな
このスレ開きながら寝てたら
黒髪ボブカットの吊り目な妹と
黒髪ロング(腰まで)の垂れ目な姉が
俺の両腕にしがみついてきてさー
すげぇ幸せな気分だったよ
そんな一人っ子な俺
大丈夫か?
夢に出てきたまるで似てない姉と妹はきっと異母兄弟だぞ
心理的に病んでいるんじゃないか?
大事にしろよ
ニートな生活が続き、自分が両親からも疎まれてるって薄々感づいてるんじゃね?
いらない子だっていう強迫観念が深層心理に働きかけて、いもしない兄妹が夢に出てきたり
彼女らに慕われたいって願望に結びついているんだよ
タレ目の姉は母親や妻、即ち自分を抱擁してくれる存在を意味し、
つり目の妹はネコ=言うことを聞かないけど可愛い存在、つまり娘を象徴しているんだ
家庭なんてイラネって突っ張っていても、心の底では暖かい家庭を築きたがってるんだよ、君は
こんな所に来ていないでハローワーク行け
全てはそれからだ
>>735 無論だ
>>736 大学生はまだ夏休みなんですー!><
腹減ったな…和服美人が膳を運んでくれないものか
最近は脳内大学にも夏休みがあるのか?
脳大って卒業後は自宅警備員くらいしか就職がないんだろ
大変だな
>>738 日本語でおk
外人さんでも和の心を持ってればアリかな
金髪さんが「スシ!スキヤキ!」か・・・
まあアリじゃない?
>739
行ったことなさそうだし、大学の夏期休暇のシステム知らなくても仕方ないんじゃない?
ちなみに和心持ちの外人さんもおkじゃね?
知り合いに柔道家なアイルランド娘が居たけど、彼女の裸締めは凄かった
742 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 22:19:42 ID:ivKmyWsx
相変わらずギスギスしてんなW
「ああもう、大人しくして下さい樹里」
「フリソデ、フリソデ」
――俺の彼女が金髪幼女を誘拐してきました。そして何を思ったか着付けを
しています。
「変なこと考えてないで、手伝ってくださいよぅ。樹里も、いきなり来て和服
を着てみたいだなんて……」
志乃の抗議に、圭介は慌てて首を振った。心を読まれたことも驚きだが、自
分に幼女の着付けを手伝えというのか。今だって二人に背を向けて悶々として
いるというのに……そんなことをしたら目覚めてしまうかもしれない。十歳程
度とはいえ、女は女だ。
「オソロイ、オソロイ」
「私は浴衣ですけどね。うん、お揃いです」
志乃に張り付いてはしゃいでいる樹里と呼ばれる女の子は、本名はジュリア
ナ。志乃とは遠縁であるらしい。
突然他人である圭介の家に尋ねてくる辺り(志乃の家に行けばいいものを)
ちょっとズレてる。――まあそれは志乃も同じか。
「はい、できました」
志乃が言ったので振り向くと、白い肌と金髪に赤い振袖が映えなんとも可愛
らしい姿になった樹里の姿があった。
「へえ、以外と似合うもんじゃない」
こういう服装は日本人にこそ、と思っていたがこれはこれでいいものだ。
「オソロイ、オソロイ」
余程嬉しいのか、樹里は志乃に抱き付いている。志乃も苦笑こそしている
が、迷惑には思っていないようだ。和服の女が二人、じゃれ合うのは見てい
て微笑ましい。
「オンナジ、オンナジ」
「ひゃうっ!」
志乃が悲鳴じみた声を上げる。それというのも、樹里が彼女の平坦な胸を両
手で鷲掴みにしたからだ。……同じ、か。
「な、何するんですか!」
「ペタンコ、ペタンコ」
志乃は顔を真っ赤にして怒るが、それも樹里を喜ばせているだけだ。やれや
れどっちが子供だか。兎にも角にも一つだけ確かめておかなければ。
「樹里ちゃん樹里ちゃん。感触はどうだった?」
志乃は貞操だなんだには五月蝿いので、触らせてもらったことがないのだ。
「圭介さん!」
「フニフニ」
「樹里も答えないで下さい!」
ついに志乃は涙目になってしまった。その頭を、精一杯背伸びした樹里が優
しく撫でる。まるきり立場が逆だ。
因みに圭介がにやにやと笑う原因は、二人の和やかさもそうなのだが、『フ
ニフニ』を夢想していることが大半であることは言うまでも無い。
大学の夏休みって7月1日から8月31日までのところと
7月20日から9月20日までのところとがあるよね
ちなみにうちは8月一杯までだったけど
脳大は9月20日までなのかな?
中卒の
>>741には理解できない話だろうけど
【審議中】
く| ,..-──-ヘ/i |> .,. ‐- 、
<>ヽ、 ,'y,..-=== y__」//(,'、 , ヽヘ
<>〈`'γ ノノハノノハノ<^(リハレル Y^
,ヘ/L──-リ ゚ ヮ゚ノ!|ノ<> i、゚ヮ ゚リ从
Lニ)r_」=== イつyiつリ> ,(!_Y' 〈_>lヘ, ──ヘ ,l
,ヘ、i ノノλノハノヘ,_!__」>, ⌒i,l`i´ヽ_>'y=ー=ーノ)ヽ,l
,' `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ノ~トノ" "'、j、j-''" 〈l_ハレレ_l i
.i >〈(つi!.,.ィ ーrーr 、 /´ ` 、, |!、 - ゚ |i| l|
vヘγk´_/ y' "´ ̄`'ヽ .!_ .ヽ i,!iハ.i !lヽ!
`゙r_,ィ.ノ ゝ 〈(゛‐-ー‐ "il_i l i Lll ),|
ルi,, ,,リ§ !,| i└、j"、j'┘
'k'_,i{X l}〈つ k'i i
/'/_ハ.ゝ、 (ンλノレ!ノリjノ
`'ト_ノ'ト,ノ" ゛'、j'、j┘
>743
なんかニヤニヤしちまうじゃねえか
GJ
>743
GJ!
浴衣イイw
久々にスレが平和だ
うんこがアク禁にされたから
てことは、これからは手口を変えて現れるんだろうな
だけども問題は投下がない事
昨日
>>743があったじゃないか
常駐がほとんど過疎の俺からすれば上出来だぞ
待てば海路の日和ありってね
あのうんこが最後のうんことは思えない。
これからも第2、第3のうんこが現れるに違いない。
そのとき我々はどうしたらよいのだろう・・・
てか、あいつ携帯使ってるのかどうか知らんけど、複数の接続手段を持ってたよな
それはそうと、本人が沈黙すると共に、賞賛レスも見事に沈黙したな
これであの流れが一人の阿呆の自演だったって証明されたわけだよ
自演じゃなくて全員別人だったら洒落にならないんだけどなwww
>>756 うんこ氏がいないとこのスレが急速に衰退してしまうということが証明されたんだよな
早く次の餌を投入してくれないかなぁ
神がいないと俺たちってどうしたらいいか分からなくて沈黙せざるを得ないよな
江戸っ子な銭湯の番台娘に、背中を流される妄想が浮かんだ
和風だけどスレ違い?
ただの口の悪いオトコ女になってしまうような気が
>>760 番台娘の手が止まったのを不思議に思い振り返ろうとしたら後ろから抱き着いてきて…みたいな
ごめんね、もう黙るよorz
そうこうしているうちに志乃が用事で席を立った。圭介のにやにや笑いが
更に強くなる。
かなりの美少女と二人っきりになれるのである。圭介でなくてもにやにや
しようというものである。
「樹里ちゃん。日本語喋れるんだっけ?」
圭介が質問するが樹里は無反応であった。彼女の態度を見ている限り、日本
語は解せず、カタコトの単語を喋れるだけなのだろうと理解する。
「しかたないなぁ」
圭介は本棚へ向かい英和と和英が一体になったポータブル辞書を取り出す
と、表面にうっすら積もった埃を払った。
「What is hunihuni?」
圭介は怪しい発音でフニフニの話を蒸し返そうとする。すると樹里は驚い
たように目を丸くし、大げさに手で口元を覆った。
「Oh ! hunihuni」
樹里はサッと手を伸ばすと、圭介のキンタマを握り締めた。
「hunihuni ! hunihuni !」
樹里は圭介のキンタマ袋を優しく揉みほぐす。柔らかいジャージ越しに局
部を責められ、圭介は思わず声を上げそうになる。
目を白黒させて悶える圭介のキンタマ袋を、樹里は珍しいオモチャのよう
に無邪気に扱う。そのうち圭介の肉棒は膨張し、ジャージの前をおもいきり
持ち上げるようになってきた。
「What is this ?」
樹里は興味津々にそれを見詰めていたが、やがて我慢できないように圭介
のジャージを下ろした。欲望に膨らみきった赤黒い剛直が飛び出てくる。
樹里はそれを手に取り、手前にグッと引き寄せてみる。パッと手を放すと
弾力をもった剛直が勢いよく下腹に打ち付けられた。その感触が気に入った
のか、樹里はキャッキャ笑いながらその遊びを何度も繰り返す。
「じゅ、樹里ちゃん……俺……も、もう……我慢……」
何にも知らない幼女に弄ばれて射精するのは些か不本意であったが、射精
中枢の発する指令には逆らえない。
「うっ……うぅ〜っ」
情けない呻き声を上げて圭介は登り詰めてしまった。
「今度は俺がお返ししてやるよ」
濡れティッシュで肉棒を拭き清めるのももどかしく、圭介は樹里にのし掛
かって行った。赤い振り袖の裾を割り、ノーパンの股間を無理やりさらけ出
させる。素晴らしきかな日本文化。和装美少女バンザイだ。
無垢な縦一文字にむしゃぶりつくと、甘酸っぱいおしっこの臭いが圭介の
鼻をついた。その臭いが圭介の欲望を更に掻き立てる。
舌を器用に使って秘裂を割る。薄い包皮を捲り上げると小さな肉芽が現れ
た。さっそく舌先でつついてみると、樹里は生意気にも感じているらしく鼻
息が荒くしている。小さくても備わっている機能は同じようである。
二度目の限界を迎えた圭介は、その時になってコンドームを切らしている
ことを思いだした。
「やべぇ。どうすっかな」
圭介はハァハァ喘いでいる樹里の幼い肉体を見下ろす。
「生理とかあるのかな……生で姦っちまっていいのかな……ええと……」
圭介は辞書をめくって必要な英単語を探す。
「生、生……生って何て言うんだ……」
圭介は英語の授業に身を入れてこなかったことを後悔する。そして、よ
うやく「未調理の」を意味する単語を発見した。
「Juliana. Uncooked,you OK ?」
圭介は怪しげな発音で樹里に質問した。しかし単語の選択を誤っていた
ため樹里には通じない。
「発音が悪いのかな……無声音に続くedは濁らずかつ強調せずに……」
圭介はできるだけ英語っぽく聞こえるように細心の注意を払って言い直
した。
「ジュリアナ……う ん こ っ こ……OK?」
うんこってやっぱスゲェな
どんな体勢、どんなシチュからでもうんこっこに繋げられるんだ
746 :名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:03:33 ID:WqH/vldk
>>743 thx&GJ
747 :名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:28:23 ID:FG1GZJUn
>743
なんかニヤニヤしちまうじゃねえか
GJ
748 :名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 00:19:23 ID:GvDCdfVk
>743
GJ!
浴衣イイw
749 :名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 23:30:49 ID:2f/wt8uI
久々にスレが平和だ
750 :名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 00:21:25 ID:Dd8kVEyw
うんこがアク禁にされたから
751 :名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 00:29:02 ID:+FsFs5RA
てことは、これからは手口を変えて現れるんだろうな
また盛大に釣られたもんだなw
何度恥を晒したら気が済むのやら・・・
ニヤニヤしてんのはうんこの方だろ
>761
アリじゃね?
情に厚い下町娘って感じで
けど、そんなの和風じゃねぇ
けど、そんなの和風じゃねぇ
方言スレ行けオッパッピー
スルーすべきなんだろうが
>>762はさすがにどうかと思うぞ
自作でうんこうんこ言うならとにかく他人の作品を汚すとは・・・
>>767 これが初めてって訳じゃないからな…
ま、そこまでして、勘違いGJなり叩きなりの何らかのリアクションを貰いたいだけなんだろうけどね
思わず噴いたけどやってる事は人間としても物書きとしても最低だな
そんな事よりラーメンについて…じゃなくて和風少女について語ろうぜ
ホントにバカだなぁw
どの段階から自分が詐欺に引っ掛かっていたのか、まだ分かっていないらしいよ
うんこ相手に楽しそうに雑談しておいて・・・
このスレやべぇ
書いたのがうんことか言う人じゃないと思えばヘタレなSSでも簡単にGJ付けちゃうのに
書いたのがうんこだと分かった途端に手のひらを返すのか
前半部に付けたGJは心からのGJじゃなかったんだな
ぐだらねーが、以下の通りだ
職人にGJを送るのは住人の俺の中では義務だ
他人にこの考えを押し付ける気はないし、そういうものでもないしな
で、うんこは職人かというと俺の中ではNOだ
ssに自分の名前を無理に登場させる
荒らし、自演、住人叩き
こんな奴お断りです
さて、ここに作者がうんこか職人かわからないssがある
俺は迷わずGJを送る
もし職人さんならば当然の事であり、それをしないのは失礼だからだ
うんこだったら?しらねー。うんこに構って職人さんにGJ送らないなんて嫌だ
正直、荒らしが粘着してるスレに投下する職人さんなんて
そんないないとは思ってはいるけどね
以上、暇人のぐだらねーマジレスでした
うんこっこの自演相手に何やってんだってツッコミは無視します
釣られて恥じるほど若くないしなぁ
>>772 まさに「ぐだらねー」だな
何か違和感のあるスレだと思っていたがようやく分かったような気がする
SSに脊髄反射的なGJ付けるのは間違っていると思うし、他スレではあり得ない愚行だ
GJはあくまで書き手が示したGOOD(GOD)なJOBに対して贈られるものであり、
SSの作成に費やした労力に支払われるべき対価ではない
嗜好の合わないSSやどう見ても駄作にしか見えないSSに対してはスルーもしくは乙、
すなわち「お疲れさん」の一言を投げ掛けるくらいで充分だ
悪いけど、全作品に対してGJ贈るのが義務だと公言する人間は、まともな思考力を持っているとは思えない
あからさまな駄作に対するGJの連発は、その書き手をして「こんなのでいいんだ」と
増長させ、更なる成長進歩を阻害する
それだけでなく「何故こんなのが?」と他の書き手の反感を招く弊害すら含んでいるんだ
そうやって衰退してきたスレを今まで幾つ見てきたことか・・・
カッコつけないで「うんこが嫌いだからだ」の一言で充分じゃないか
人格者を装い、自分の意見の正当性を示そうとするから余計な言い訳が必要となるんだ
800ものスレがある中、偶然とはいえこんな過疎スレの下、同じ住人になったのも何かの縁じゃないか
互いに肩肘張らず、もっとフランクになってもいいんじゃないかな
あと「ssに自分の名前を無理に登場させる」は、納得いかないな
別に名前を誇示しているつもりはないだろうし、なるだけ不自然にならないよう気を使ってると思うよ
そのため毎回ネタには苦労してるみたいだけどね
ていうか、自分以外の職人を追い出して居座ろうとする奴が、荒らし以外の何なんだよw
だからもう、このスレ一度落とそうぜ。続けても不快な物しか見られんぞ
ここまで馬鹿がのさばっているのに、対抗して投下する人がほとんどいない
なぜ、ここまでされて、他の書き手がたまに一人、台詞の人が登場するだけなのか
それこそ、乱暴な言い方すれば、どんな駄文だろうが賞賛される(というか批評しにくい)状態にあるのに、尻込みする人しかいないのか
実に馬鹿馬鹿しいことに、荒らしてる奴のほうが、このスレを維持しようとしている人より根気と、何より時間がある。ニートだからな
俺は、こいつと、こいつを賞賛するレスは、全部たった一人の人間の自演だと思ってるが、そのたった一人に他の全住人のリソースが量的に負けてる
思うに、前スレの最後の投下、あの作家さんが「ごめんなさい、もうしません」とか言って去ってしまった時点で、何かが終わってしまった
なぜ、何も悪いことしてないのに、荒らしに謝ったんだ、彼は? 実に悪い前例を残してしまったよ
まるで、SSを投下することが悪いことであるかのように。これからSSを投下する人は皆、荒らしが暴れてしまう責任を感じなければならないかのごとく
なぜ、彼がそういって去ったときに、他の住人は冷静に引き止めなかったのか(運が悪いことに、スレ移行期だったというのもある)
悪い前例が前例となる前に正し、次の投下を行えなかったのが最大の失敗だったよ
だから、この流れを断ち切るために、一度落としたほうがいい
下手に常連がいる状態より、新規に人の目に触れさせて住人を集めなおしたほうがマシな雰囲気になるよ
何ヶ月か経ってから、誰か立てればいい。立たないなら、立たないでそれで良いけど
>>775 はっきり言っちゃえばこのスレ機能してないしな、うんこっこのおかげで
>>773 ぐだらねーは地元の方言なんだ…冷静じゃなかった、すまん。
わざわざレスしてくれたんだ、一応言われた事に答えておくよ。
少なくとも、この板のスレ内では誰が嫌い、なんて事は言わないな。
理由は色々。言っても仕方ないってのが1番。
人格者ぶってる、は耳が痛い。
我が儘にならない為の予防線のつもりだったけど直すよ。
無意味にGJを送るな、ってのもごもっとも。
俺にも『乙』としか言わない相手もいる。
ただ俺の基準は低い。職人って人種が好きだから自然とそーなる。
…ある程度は直すよ。
で、最後は論外。説明もしたくない。
あぁ、うんこっこの自演か、と思った俺はおかしいかもな。
あと結論。
こんなスレタイに一切関係ない糞文を二度も書いた俺は
住民としても屑だと思うから黙るよ。
一つ不思議なんだが何故こいつはセリフの人だけは自分じゃないって言うんだ?
他の職人には平気でなりすますのに
すいません、昨日別な場所で質問したんですけど、無視されちゃったんでこちらで質問させてください。
よくバカ殿なんかで見る、床に入る前に着る白い着物って何ていうんですか?
あと、布団のシーツのことを昔は何て言ったか知りたいんですけど…
えっ?
うんこ氏は台詞の人のもカバーしてたろ、確か
>>779 >床に入る前に着る白い着物
文字通り寝間着。お寝間(寝室)で着る着物。
遊女が着ている赤いのは襦袢(着物の下に着る下着)
>布団のシーツ
強いて言うなら敷布。
昔はシーツを掛ける習慣は無かった。
掛け布団の首に当たるところには掛け布を縫いつけていた。
洗濯は中綿を打ち直すときに側(布団の布地)を外して洗う。
女性が裁縫を習うとき、布団を縫うのは必須科目だった(綿の入れ方が難しい)
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) /⌒ヽ ちょっと通りますよ・・・
| / / ´_ゝ`)
| /| | | / /⌒ヽ チャプッ
// | | | /| | / ´_ゝ`)
U .U // | | | / /⌒ヽ プクプクッ プクプクプク・・・・
U .U 二| /| |二-_ -_/_´_ゝ`)二- - /⌒ヽ= _ _ _ ッ・・・・・
 ̄- ̄- ̄ ─ ─  ̄-  ̄- ̄  ̄- - ⌒
/⌒ ヽ 濡れちゃいますが
/⌒ ヽ / ´_ゝ`) ちょっと通りますね
/⌒ ヽ / ´_ゝ`) | /
/ ´_ゝ`) | / | /| |
ゴボゴボ / ⌒ ヽ | / | /| | // | |
-/ ⌒ ヽ= _ -_/_´_ゝ`)二- 二| /| |二- // | | U .U
 ̄- ̄  ̄- ─ ─  ̄-  ̄- ̄- ̄ U .U
>>780>>782 回答ありがとうございます。
しかし女の子脱がす時、寝間着や襦袢と書くと野暮ったい気がしますね、何か。
着物の部分部分細かく描写してく方が良さそうです、個人的に。
あと、昔はシーツじゃなくて布団に直だったんですか。
布団開いて中の手入れしてたなんて、当時の女性は凄いですね。
ここら辺もちょっと考えてみようと思います。
どうも失礼しました。
785 :
お嬢さまと犬:2007/09/15(土) 22:21:38 ID:SspepgwZ
「お嬢さまは何処じゃ。望奈美お嬢さまは何処に参られたのじゃ」
先代から橘家に仕える彦左は、額に滲んだ汗を拭き吹き廊下を駆け回る。
旧家のお屋敷とは言え、隠れる所などそうあるわけもない。
それにもかかわらず、大事なお嬢さまの姿はどこにも見当たらなかった。
主の留守中にお嬢さまにもしものことがあれば、彦左が腹を切って詫びるだけでは済まない。
お家の将来を左右する一大事に発展するのだ。
「彦左殿、どうなされたのだ」
同じく先代から仕える執事、三太夫が彦左の前に現れた。
「お嬢さまが……望奈美お嬢さまが何処にもおりませぬのじゃっ」
彦左は、何を悠長な顔をしておるとばかり三太夫を睨み付けた。
旧華族とは名ばかりの橘家は、今や完全に没落の一途を辿っていた。
最盛期に誇った栄華は見る影もなく、財産と言えるのはこの屋敷しか残っていない。
全ては戦後新たに興した事業の失敗に端を発していた。
負債を解消するため、借金に借金を重ねた挙げ句、気付けば最後に残った屋敷すら抵当に入ってしまっていた。
使用人もほとんどが解雇され、今では執事の三太夫、それに守り役の彦左の他数名だけが給金無しで居残っている。
それも後わずかの期間になりそうであった。
今月の決算で不渡りを出せば、いよいよ屋敷を手放さなければならないのであった。
そんな折り、橘家にとって天の助けに等しい出来事があった。
新興財閥、毒島グループの当主が業務提携を申し込んできたのである。
もちろん、条件が付いてきた。
橘家の一人娘、望奈美の毒島家への輿入れがそれである。
飛ぶ鳥を落とす勢いの毒島家と血縁関係になり業務提携すれば、橘家の負債の一切が解消される。
もともと野心などなく、家名の存続だけを案じていた望奈美の父親は否応もなくこの申し出に応じた。
目に入れても痛くない望奈美は当年もって16になる。
腺病質なところはあったが、可憐で清楚で画に描いたような美少女である。
対する毒島グループ総帥である慎之介は40歳で、既に5度の離婚歴を有している。
身の丈180センチ、体重は150キロの巨漢は『魔王』の渾名に相応しかった。
そんな怪物に大事な娘を嫁がせるのは忍びなかったが、毒島に嫁げば少なくとも今よりは恵まれた生活を送ることができよう。
そう思い、父親は娘を成金財閥に嫁がせることを決意したのであった。
786 :
お嬢さまと犬:2007/09/15(土) 22:22:22 ID:SspepgwZ
ところが、話は更に一転した。
旧華族の出身で、今は大コンツェルンの一角を占めるようになった白馬家が、望奈美を嫡男の嫁にと申し入れてきたのだ。
同じ旧華族である白馬家の誘いは、成金毒島の申し出より数段魅力的に思えた。
何よりも、白馬の嫡男である宗一郎が、まだ20歳という青年であることが決定的であった。
かくて望奈美の父は毒島との業務提携を反故にしたのである。
白馬家との婚儀は来年早々にも行われることとなった。
今日、当主が留守であるのも、自ら最後の段取りのために白馬家を訪れているからである。
「お嬢さまにもしものことがあれば、当家にとって如何な災いが降り掛かるやも……」
昔気質の彦左は青ざめた顔に脂汗を滲ませて震えている。
当家にとっての災いは、この婚儀を快く思わない毒島にとって天佑になる。
望奈美をどうにかしようという不届き者が送り込まれてくることは充分に考えられた。
「心配めさるな。望奈美さまなら、与五郎丸と戯れておられるのだろうて」
三太夫は彦左を安心させるように肩を揺すって笑った。
与五郎丸というのは、望奈美が飼っているミニチュア・ダックスフントの名前である。
たいそうなお気に入りようで、望奈美は何処へ行くのにも与五郎丸を手放さない。
このままでは婚儀の席にまで与五郎丸を連れて行きかねず、どう取りなしたものか彦左も頭を悩ませているところであった。
「それに、お嬢さまには常に警護の者が付き従っておる」
警護の者とは、戦国の世から代々橘家に仕えている伊賀者の末裔である。
彼らは植木職人や出入りの業者に身をやつし、陰に日向に望奈美を見守っている。
「まぁ、安心なされ」
三太夫はそう言うと廊下の向こうに消えていった。
*
その頃、望奈美は屋敷に隣接した神社の境内で与五郎丸と戯れていた。
しかし、病弱で体力のない望奈美は直ぐに息を切らしてしまう。
ひとしきりその場を駆け回ると、境内裏にある大木の根元にしゃがみ込んでしまった。
心地よい秋風が、眉まで垂らした前髪と純白のワンピースをなびかせて過ぎ去っていく。
そこへ外国生まれの小型犬がトコトコと戻ってくる。
そして、急に追い掛けっこを止めてしまったご主人様を心配するようにクゥ〜ンと鼻を鳴らした。
787 :
お嬢さまと犬:2007/09/15(土) 22:23:06 ID:SspepgwZ
「与五郎丸、あなたは本当に可愛いですね……」
望奈美がポツリと漏らした。
人の言葉を解せぬと分かっていても、否、だからこそ望奈美はこの愛犬には心中思うところを吐いてしまう。
「与五郎丸は分かっていますか? 望奈美はまもなく好いてもいない殿方の元へ嫁いで行くのです……」
それが没落華族の家に生まれた娘のならいとは知りつつも、一度は恋というものをしてみたいとこがれる望奈美であった。
愛読している源氏物語の登場人物に、つい自分をなぞらえてしまうのだ。
「…………あ、あぁんっ?」
気がつくと与五郎丸が膝の間に割り込んでいた。
オスのミニチュア・ダックスは小さな頭を激しく振り、強引に望奈美の膝を割る。
「こ、これっ……与五郎丸……」
口では厳しくなじるものの、望奈美は抵抗らしい抵抗もみせない。
それもそのはず、与五郎丸との睦み合いは、このところ彼女の密かな楽しみになっていたのである。
「な、なりません与五郎丸っ……だめです、こんなところで……はぁうぅぅぅ……」
内腿を舐め上げられるうちに、最初きちんと揃えられていた膝がゆっくりと開いていく。
それをよいことに、与五郎丸は奥へ奥へと身を進めた。
元々ダックスフントは猟犬であり、穴に潜む獲物を捉え易いように改良された品種である。
か弱い女の膝の間に潜り込むことなど朝飯前であった。
ザラザラした舌先が、遂に望奈美の秘裂を捉える。
下履きを身に着けていないため、望奈美は直接的な刺激を受けてしまった。
「はっ、はむぅぅぅ……」
望奈美の目が閉じられ、眉間に縦筋が刻まれる。
最初チロチロとすじに沿って動いていた舌が、裂け目が広がるにつれて大胆な動きを見せるようになってくる。
畜生の舌は秘密の裂け目に侵入し、中に湧き出し始めた汁をこそぎ取るようにうねる。
彼はご主人様の割れ目から湧き出してくるこのお汁がなにより大好きなのだ。
そして、それがどうやれば手に入るかは充分知っている。
「はぅっ……よ、与五……だめぇ……も、もう……たまりませぬぅ……」
今や望奈美は大木にもたれ掛かり、両手で膝をM字に抱え込んだあられもない姿を晒していた。
与五郎丸は突き出された股間に鼻を寄せ、次々と溢れてくる秘汁を美味そうに舐めている。
ときおり湿った鼻先が陰核を擦り上げ、そのたび望奈美は鼻息を荒げてしまう。
788 :
お嬢さまと犬:2007/09/15(土) 22:23:39 ID:SspepgwZ
いつもは寝床で行う秘密の戯れである。
それが場所が戸外に変わったというだけで、いつもの何倍も心地よく感じた。
こんなところを誰かに見られでもすれば、とんでもないことになってしまう。
その緊張感が危険なほどの快感を呼び起こしているのだった。
普段の何倍もの量の秘汁が体の奥から湧き出し、溢れた液が肉の窄まりまで濡らしてしまう。
そのうち、ヒクヒクと収縮している菊の花弁に与五郎丸の興味が移る。
そして彼は、そこからもっと美味い物が出るのではないかと舌先を伸ばしてみた。
「ひっ、ひぃぃぃっ……なりませぬっ……そこは、なりませぬぅ……ひぐぅぅぅっ」
生まれて初めて味わう甘い疼きは、最初に秘裂を舐められた時の比ではなかった。
こそばいような、切ない痺れが望奈美の下半身をとりこにする。
同時に秘汁の湧出が加速度を増した。
「あっ……むぅっ……よ、与五……ふわぁ……ふわぁぁぁ……」
足指が内側に折り畳まれ、膝から下がジタバタと暴れる。
そんな望奈美の姿を見詰める10個の目があった。
彼女を陰から護衛する伊賀者たちである。
畜生との睦み合いで夢心地となっている美少女の姿に、全員の目が釘付けになっていた。
「ハァ……ハァ……」
天下の美少女のあられもない姿に、彼らは例外なく己の逸物を握り締めていた。
そのため、背後に迫った危険を察知することができなかったのである。
伊賀者たちは、延髄を抉られたことに気付くこともなく、法悦境にのめり込んだまま還らぬ人となった。
「よっ、与五……も、望奈美は……も、もう……うぅぅ〜ぅぅっ」
肉の窄まりを舌先で抉られ、望奈美は失神寸前になっている。
目の前が真っ白になり、既に思考力が消えかけていた。
夢心地の望奈美を現実に引き戻したのは、いきなり木の上から振ってきた黒装束の男たちであった。
「ひぃぃぃっ」
口から悲鳴が、開ききった縦すじから小水が迸った。
「ぶ、無礼なっ……何者ですっ?」
望奈美は真っ青になりながらも元華族令嬢としての威厳を何とか保とうとした。
「ふふふっ、お嬢さまに白馬家へ嫁がれては困る者……とでも言っておきましょうか」
黒覆面の男がくぐもった声をあげた。
その瞬間、望奈美は自分が敵の手に落ちたことを悟った。
取り敢えず、おのこもすなる誘いウケといふものをやってみる
wktk
文体が・・・
792 :
782:2007/09/16(日) 10:40:27 ID:bUIE+cdx
>>784 寝間着はともかく襦袢は色っぽい言葉だと思いますよ。
なにせ、好きな人の前でしか晒さない“着物”ですから、
女性の思い入れもひとしおです。
中には四十八手柄などというストレートな模様の襦袢もありますよw
『注意一秒怪我一生』とはよくいわれる事だが、何も怪我ばかりでもないさ、と元山 真志(もとやま まさし)は
思う。なぜなら、彼の人生の転機も自らの不注意の産物としか思えないから。
4月に初々しさを漂わせていた1年生がどうにかこうにか高校生活に順応し始める5月の昼休み。真志はパタパタと
廊下を走っていた。もちろん、彼の所属高でも廊下を走ることは禁止である。
見通しの悪い角で横から誰かが出てくるのに気付いた時はもう遅かった。真志はその『誰か』と絡み合うように転倒
してしまっていた。
「痛たた・・・・・・」
背中が痛かった。どうやら自分は仰向けに倒れているらしい。「キャッ」という悲鳴からすると相手は女子生徒
だろう。慌てて起きあがろうとしたが、目の前が暗い上に、何か柔らかい物に顔がぶつかった感触がする。
「あ・・・ちょっ・・・」
何処かから聞こえる声を無視して彼は無意識にそれをどかそうと手を伸ばす。その手に触れる、やはり柔らかい感触。
「わ・・そんな、いきなり大胆よ?」
そこまで来て彼の脳が機能を取り戻す。女子生徒・ぶつかって転倒・手に触れる柔らかい物。
「わわわわっ?!」
慌てて女子生徒の下から仰向けのまま這い出すと立ち上がり、直立不動になる。その動きはまるでギャグマンガの
ようだった。
「すす、すっ、すみません!」
「ん・・・私は・・・大丈夫かな?あなたが下敷きになってくれたから」
「そっ、そうですかっ!それはよかったです」
誉められているのかけなされているのかよくわからなかったが、真志はそう答えていた。
「それにしてもいきなり大胆ね。新手の告白かしら?」
女子生徒が小首を傾げながらいたずらっぽい笑みを浮かべる。
「いっ、いえっ!告白など滅相もないです!僕の不注意です!」
「あら、残念ね」
クスクスとその女子が笑う。そこで真志は襟章を見て気付いた。相手は二年生。先輩だった。
「重ね重ねすみません。先輩に、こんな」
そう言いながら90度以上に頭を下げる真志。
「そんなに気にしなくてもいいわ。今度から気をつけてくれれば。ほら、何時までも頭下げてない」
「は、はい・・・」
そう言われて恐縮しきりに頭を上げる真志。そこで気付いた。相手は、凄い美人だと。
肩よりもずっと下、腰近くまで伸びた黒髪。それを一房だけ前に垂らし、それを朱い紐で縛っているのがワンポイント
らしい。そして自分とさほど違わないスラリとした身長。柔和な顔付きながら、凛とした意志の持ち主であることを
示すかのようなキリリとした目つき。こんな状況でなければ見とれてしまいそうな美しさだった
・・・いや、真志は半分見とれていた。
「何?私の顔に何か付いてる?」
その先輩は不思議そうな顔をして自分の顔を撫でる。
「い、いえ。何も有りません」
「そう?なら、いいのだけど」
そう言った先輩が今度は自分の顔を見つめている。それもまじまじと。そして、目をしばたかせた。
「あ、あの僕の顔に何か・・・?」
先輩の、それも美人に見つめられて真志は余計に心拍数が上がってくるのを感じた。それでも目だけは逸らす
ことができずにいた。
「名前、聞いてもいいかしら?」
「元山真志・・・1−Dです」
「ふぅん・・・元山真志くん、ね・・・」
反芻するようにその名を呟きながら、その先輩は真志を品定めするように眺めている。
「まぁ、いいわ。今度から気をつけるのよ?」
自分の視線に相手が警戒しているということに気付いた彼女は取り繕うように真面目な声で言った。
「すみません。気をつけます」
「そうしてくれると嬉しいわね・・・ああ、そうそう。私は榊 姫乃(さかき ひめの)。以後、お見知りおきを」
そういうと彼女は踵を返し歩き去っていった。その顔がふっと笑みを浮かべていたことに真志は気付かなかった。
もちろんこの後、一部始終を目撃(といっても最後の方だけだが)したクラスメイトから『羨ましい奴め』と
ボコられたわけだが。
「元山くん」
翌日。昼休みの廊下で真志は誰かに呼び止められた。聞いたことがあるような声に振り向く。
「・・・榊、先輩?」
「あら、覚えていてくれたのね?光栄だわ」
にっこりと微笑みながらそういう姫乃に真志は自分の脈拍が上がってくるのを感じる。
「何、でしょうか・・・?」
僅かに疑念と警戒感を滲ませた声で真志は応じる。
「ああ、ごめんなさい。今日の放課後、お暇?」
「え?えー・・・あぁ、確かに暇といえば暇ですが・・・」
「そう・・・だったら、今日の放課後5時に茶道部の部室に来てくれるかしら?」
「えっ・・・」
「あなたとちょっとだけお話がしたいのだけど・・・ちょっと人が多いところじゃしにくい話だから」
「・・・わかりました。お伺いします」
真志はギュッと拳を握りしめ、真剣な表情で答えた。それはまるで喧嘩でも売られたかのような表情だった。
「そう?それじゃ、忘れずにね?」
「はい。失礼、します」
妙に真剣な、微かに敵意さえ滲ませた表情で答えた真志に姫乃はいくらか困惑の表情を浮かべ、その後ろ姿を
眺めていた。
=その日の午後5時。茶道部部室前=
部室の扉の前にたった真志は一度目を閉じて頷くとドアをノックした。
「失礼します」
扉を開けると中は玄関のように上がり框が作られていた。
「どうぞ、上がってきて」
中から声がかかった。真志は上履きを脱いで上がると襖を開けた。
室内の少し奥の方に、紅色を基調とした和服を身に纏った姫乃が目を閉じ、瞑目するかのように座っていた。
派手そうに見える和服も姫乃が纏っていると全くそう感じさせない。むしろ彼女の美しさを丁度良く引き立てて
いるくらいだ。
「きてくれたのね。ありがとう」
姫乃がすっ、と目を開くと真志の方を見てにっこりと微笑む。
「さ、そこにどうぞ」
そう姫乃に促されるまま真志は彼女の真向かいに正座する。
「あら、楽にしていいのよ?」
「い、いえ・・・こういう場所、ですから・・・」
「あら、そう?」
さも以外そうに驚く姫乃を見ながら、真志が切り出す。
「あの・・・それで話というのは・・・」
「ああ、そのことね・・・じゃ、単刀直入に」
一度そこで言葉を切ると姫乃は真顔で続ける。
「元山くん、つきあってる女性、居る?」
「・・・は?」
てっきり、昨日の事をとがめられるのではと思っていた真志は拍子抜けした余り、間抜けな返事しかできなかった。
「すみません。もう一度お願いできますか?」
「交際している女の子は居るの?って聞いたの」
「え、でもどうしてそんなこ・・・」
「それはちゃんと説明するから。居るの?居ないの?」
姫乃の表情は真剣だった。冗談で聞いているのではない、と真志も気付いた。
「え、と・・・居ません。誰も、居ません・・・」
俯きながらポツリ、と答えた。なんとなくそれが恥ずかしいような悔しいような気がして真志は唇を噛む。
「居ないのね?」
念を押す姫乃に真志は俯いたまま頷く。
「そっか・・・居ないんだ・・・・・・良かった」
姫乃のその言葉に真志が顔を上げると、彼女はニッコリと微笑んでいた。
「もし誰か付き合ってる人が居たらどうしようって、ドキドキしちゃった」
「あのぅ・・・一体それはどういう・・・」
「あ、ごめんなさい。嬉しくてつい」
いたずらを見つけられた子供のような表情の姫乃に真志はだんだん訳がわからなくなっていた。美人に自分の
交際経験を聞かれ、無いと言ったら安堵されたというのは男として実に複雑な気分であった。
その姫乃が再び表情を真剣なものに戻す。
「元山真志くん」
「は、はいっ」
フルネームで呼ばれ思わず居住まいを正し、姫乃の目を見る真志。そういった所に彼の育ちの良さが現れていた。
「笑わないで、聞いて欲しいのだけれど」
「はい」
「・・・・・・私と・・・その・・・交際して欲しいの・・・」
そこまで言い切ると姫乃の顔が急に真っ赤になった。それでも視線は真志から逸らそうとはしなかった。
「そ、それは一体どういう・・・」
「だ、だから、私の恋人になって、って意味で・・・もちろんその先までなら尚更・・・って、何言ってるのよ
私ってば・・・最後の所は忘れて!」
真っ赤な表情であたふたしている姫乃を見ていて、真志は急におかしさがこみ上げてきた。校内でもトップ3級の
美女であり、その物腰からファンも多い彼女が自分に告白し、緊張のためか余計な事まで口走り、慌ててそれを
取り繕う姿。彼女に抱いてきた遠い存在が一気に近しいものに感じられた。
「ちょ・・・笑わないでよ〜」
クスクスと笑いを漏らす真志に姫乃が半分涙目で訴える。
「すみません。なんだか、イメージとあんまり違うもんだから、つい・・・」
「ひどい。私をどんな目で見てたの?!・・・って、だいたいは想像は付くけどね」
「すみません。あの、一つだけ聞いてもいいです、か?」
「何かしら?」
「どうして、ボクなんですか?榊先輩なら・・・」
「ああ、それはね・・・」
真志の話を断ち切るように姫乃が語りはじめる。
「居ないのよ・・・付き合いたいって思うような男性が」
「・・・・・・」
「確かに、今まで何回も告白されてきたわ。でもね、なんだか違うのよ。なんていうのかな、波長が合わないとでも
言うのかしら?とにかく、そういう感じなの・・・」
真志は黙ることで続きを促す。
「それにね、誰も私の本質なんか見てくれてないな、って感じられちゃうのよ。上っ面だけで見られてる気がして。
だから、誰ともお付き合いしてないの」
真志から視線を逸らし、どこか遠い所を見るように姫乃が語る。
「でもね、昨日、あなたを見たときに感じたの。何かが合うのを。それに、この人なら私をちゃんと見てくれる。私の
全てを受け入れてくれる、とも」
逸らした視線を戻して姫乃が続ける。
「だからなの。あなたをこんなところに呼び出したのは。卑怯かもしれないけど、ここなら落ち着いて話せそうな気が
したから・・・」
「そうだったんですか・・・」
「もう一度言うわね。元山真志くん、私と交際してください。私の恋人になって欲しいの」
沈黙が流れる。それは3分は続いたかと思われたが、先にそれを破ったのは真志だった。
「その、ボクはそんなに凄い男じゃないです。むしろ童顔なせいで子供みたいに見られることの方が多いです。取り柄
なんか何にも無いですよ。それでもいいんですか?」
姫乃の目を見据え、静かに、よどみなく言い切った。
「そんなことはどうでもいいの。凄くなくてもいいわ。童顔だからなんだっていうの?取り柄が無ければ男じゃないの?
私はそんなことじゃなくて、ありのままのあなたが好きなの。あなたという存在に惚れたの。」
姫乃もまた、真志の目を見据えてハッキリと言い放った。
再び沈黙が二人の間を流れる。
またしても真志が沈黙を破った。
「・・・えーとですね・・・僕もなんというか・・・昨日、榊先輩を見た時に感じたんです・・・」
「・・・?」
「綺麗な人だな、素敵な人だな、って。でもそれ以上に・・・ええと、何て言ったらいいんだろ。凄く安心出来る
っていうか、満たされるっていうか、そんな、気持ちでした」
「ねぇ・・・それは・・・」
「その・・・こんな不束者でよろしければ・・・どうか、一つ、よろしくお願いします・・・」
真志の言葉に姫乃は目を丸くし、俯いてしまった。
「あの、榊せんぱ・・・・・・わわわっ!?」
俯いていた姫乃がいきなり飛びついてきて、ひっくりかえりそうになるのを真志はかろうじてこらえる。
「嬉しい・・・嬉しいよぅ・・・・」
姫乃は泣いていた。ただし、それは悲しみではなく喜びのそれ。真志をギュッと抱き締めながら何度も「嬉しい」と
言葉を漏らす。
真志はおっかなびっくりしながらも、その体を抱いてみた。自分と同じくらい背丈があるのにほっそりとした、
少しでも力をかけすぎたら壊れてしまいそうな程に細く柔らかな体。これからは自分がそれを護らなくてはならない。
それは、静かな、だが確固たる決意。彼が、新しい一歩を踏み出したその瞬間だった。
「ねぇ、元山くん?」
「はい、なんですか?」
真志の肩の顔を埋めていた姫乃が顔を上げて、正面から見据えてきた。
「今度から、名前で呼んでいい?」
「え・・・あ、はい。いい、ですよ」
「ありがとう、真志くん」
「はい。榊先輩」
「やだ、そんな他人行儀で呼ばないで。私たち、これから恋人同士なんだから」
「じゃぁ、榊さん・・・」
「あんまり変わらないわね・・・」
姫乃がふくれる。美人のふくれっ面という珍しい光景を前にしても、真志の脳はこの状況の打破に全力投球しており
それを楽しむ余裕は無かった。
「え・・・あぅ・・・あ・・・・・・姫乃、さん」
「もう一声、欲しいなぁ〜」
「はうっ?!・・・うぅぅ・・・・・・・・・・・・・・・姫乃」
「はい。真志くん」
ふくれっ面を一転させ、花咲くような笑顔を浮かべる姫乃。真志の方は頭がパンク寸前だった。いくら恋人同士(なった
ばかりだが)とはいえ、いきなり(それも先輩を)呼び捨てというのは真志には中々酷ではあった。
「ふふっ。可愛いんだから。ま、いいわ。姫野さん、で許してあげる」
「す、すみませぇん・・・」
「でも、やっぱりいざというときは、ね?」
「うう・・・頑張ります」
「ありがとう。あ、でもこれは二人きりの時だけよ?」
「はい、それはわかってます」
「いい子ね」
姫乃の手が真志の頭を優しく撫でる。真志はくすぐったそうな、困ったような表情を浮かべる。
その手が頭から頬に降りてくる。柔らかな感触と温もり。
じっ、と真志を見ていた姫乃が突拍子も無いことを言い出した。
「ね?キス、しましょ?」
「え?・・・ええええぇぇぇぇ?!」
「ダメ?」
「い、いやだって僕達さっき付き合うこときめたばっかりなのにそんないきなり」
「だからじゃない」
「え?」
「付き合うことを決めた、その記念に。ね?」
上目遣いで、しかも少し瞳を潤ませながらお願いされては、今の真志にそれを振り払う力はなかった。
「ぅうう・・・わかり、ました」
「ありがと」
姫乃が少し顎を上げながら目を閉じる。真志はありったけの意志を使い、ゆっくりと姫乃の顔に自分の顔を
近づける。
そして、静かに唇を重ねながら自分も目を閉じる。
二人の腕はいつの間にか互いの腰に添えられ、体を引き寄せていた。
長い沈黙。二人がゆっくりと顔を離す。
「・・・幸せ」
「はい」
真志の手は自然と姫乃の頬に触れていた。姫乃はその手に顔を預けそして、自分の手を重ねて目を閉じる。
手の温もりを味わうかのように姫乃が目を閉じ、うっとりとした声で囁く。
「本当に、幸せ。真志・・・」
「僕もです。姫乃・・・」
とろけるような表情の姫乃と穏やかな微笑みを浮かべる真志。真志の手に甘えながら姫乃が口を開く。
「・・・よかった・・・断られたらどうしようかと思った・・・」
「どうしてですか?」
「だって、お昼に声掛けたとき、真志くん喧嘩売られた時みたいな顔してたから。私みたいな女はやっぱり嫌いな
タイプなのかな、って」
「そんなことありませんよ・・・本当はですね、僕、怒られると思ってたんです」
「怒る?何を?」
「昨日の、その、胸を・・・」
「あれは・・・事故だから仕方ないわ。それに、そのおかげで真志くんと知り合えたのだもの・・・そう考えれば
悪くはないわ」
「そうですか・・・それなら、良かったです」
「真志くんはどう?」
「そうですね。姫乃・・・さんと知り合えたんだからむしいうろ喜ぶべきことなのかもしれませんね」
「わざわざ『さん』付けしないの。やり直し」
「はうっ・・・えー・・・・・・姫乃と知り合えたから、むしろ喜んでいますよ」
その言葉に姫乃は嬉しそうに体を震わせる。そして、甘えた声でねだる。
「ね、もう一度キス、して」
「はい・・・」
再び唇を重ね合わせる二人。夕日の差し込む部屋の中で、二人は飽くこと忘れたかのように口づけを繰り返す
のだった。
とりあえず、投下してみた。
前スレで書いたのとは別シリーズになります。
#あっちの方は風呂敷を広げすぎたので未だに修正中
今回はエロ無しにしました。そっちは次回です。
#そのままエロ突入でも良かったのですが長くなるので・・・
>802
GJGJ!
和服でのエチシーンを期待して全裸で正座して待ってるぜー
804 :
お嬢さまと犬:2007/09/18(火) 21:02:37 ID:T6ACkFLG
「う……うぅ〜ん……?」
目を覚ました望奈美は、自分が薄暗い部屋に倒れていることに気付いた。
8畳ほどの板間の和室で、四方にある格子作りの窓から夕焼け空が見えている。
どこか高い塔の上なのであろうか。
「私、どうしてこんな所に……はっ、いやぁぁぁ〜っ」
立ち上がろうとした望奈美は、その時になって自分が一糸まとわぬ素っ裸であることを知った。
思わず駆け出した望奈美だったが、3歩目を踏み出したところで見えない力に首根っこを掴まれてしまう。
「あぅ……」
小さなお尻が板間に叩き付けられた。
望奈美は自分の首を触り、そこにとんでもない物を見つける。
なんと、か細い首に首輪が取り付けられ、部屋の中央に剥き出しになった柱に鎖で繋がれていたのだ。
首輪は幾つものビスで止められており、素手ではとても外せない。
「こ、こんな……いったい誰が……くっ……くぅっ……」
望奈美は鎖を引っ張ってみたが、非力な細腕にどれ程の力があろうことか。
「そうですわ……私、何者かに薬を嗅がされて意識を失って……」
望奈美はようやく自分の身に降り掛かった厄災を思い出した。
その時、思わず耳を塞ぎたくなるようなドラ声が部屋一杯に響き渡った。
「ガハハハハッ。気に入って貰えたかな、そのチョーカーは? ワシからのささやかなプレゼントじゃ……」
そう言って階段を上がってきたのはプロレスラーのような大男―――毒島慎之介その人であった。
その全身から溢れ出す威圧感だけで、望奈美は気を失いそうになる。
それでも気丈に意識を保って慎之介の出方を見守る。
階段を上がりきった慎之介は、木製の柵で降り口を塞いだ。
「望奈美殿には随分と恥をかかされたものだ」
慎之介は絵巻物に出てくる鬼そっくりな顔を歪めて望奈美に近づいていく。
「一方的に婚約を破棄され、ワシの威信は地に落ちた。毒島グループ総帥のワシも、今や日本の経済界でいい笑い者よ」
慎之介はクククッと笑いながら指先を伸ばし、望奈美の小さなアゴを持ち上げる。
望奈美は首をねじって顔を背けようとするが、力ずくで視線を引き戻された。
「さて、どうしてくれようか。クククククッ」
もの凄い鼻息が掛かり、望奈美の前髪が激しく乱れる。
805 :
お嬢さまと犬:2007/09/18(火) 21:03:51 ID:T6ACkFLG
望奈美がブルブル震えているのが指先を通じて伝わり、慎之介が満足そうにニヤリと笑った。
「まずはワシがかいた恥を、望奈美殿にもタップリと味わってもらいましょうか」
慎之介が手を打って合図すると、何かが階段を駆け上がってくる足音がした。
足音は一つではなく、かなりの数であるように思える。
何がやって来るのかと望奈美が怯えていると、足音の主がひょっこりと顔を覗かせた。
それは愛らしいスピッツであった。
余りの可愛らしさに望奈美が拍子抜けしていると、チワワ、トイプードル、ポメラニアンそして豆柴などが次々に姿を見せた。
その数、実に20匹以上に達しており、階段に設置された柵にしがみついて鼻を鳴らしている。
「如何です? 実に可愛いものだ。犬好きの望奈美殿にはたまらんことでしょう」
何がおかしいのか慎之介は望奈美と犬たちを交互に見比べてはにやついている。
「特別に許すから、タップリとスキンシップをとるがよろしい」
望奈美は慎之介の態度に不審を覚える。
確かに小犬は大好きだが、鬼の慎之介が自分の慰めになるようなことをしてくれる訳がない。
望奈美がそう思っていると、慎之介は残酷な事実を告げた。
「但し、望奈美殿の全身には犬の大好きな秘薬を塗り付けてある。特に胸の膨らみと股間には念入りにな……」
その言葉に望奈美の顔色がサッと青ざめる。
気を失っている間に体を晒してしまっただけでなく、それ以上の卑猥な行為を受けたと知ったのである。
慌てて胸に手をあてがうが、細身に似合わぬ豊かな乳房は完全に覆いきることはできなかった。
「では……余り親しくし過ぎて、おかしくなってしまわれぬようにな」
慎之介はそう言うと、階段の柵を蹴倒した。
犬たちが一斉に駆け出し、放たれた矢のようにまっしぐらに望奈美へと殺到する。
犬万と呼ばれる忍び薬は、「ネコにマタタビ」のような効果を犬に対して発揮する。
小犬たちの鼻は臭いの源が望奈美の体であることを既に見抜いていたのだ。
「はぁっ……はぁぁぁっ……」
奔流のような犬の突撃に怯えた望奈美は、咄嗟に立ち上がって逃げようとした。
しかし首輪がそれを許さず、望奈美は無様な格好で板間に転倒する。
そこへ小犬の群が飛び掛かってきた。
「はぁぅぅぅっ」
20枚もの舌が、か弱い乙女の柔肌を一斉に舐め上げる。
806 :
お嬢さまと犬:2007/09/18(火) 21:04:50 ID:T6ACkFLG
「いやっ……はぁっ……そ、そんなところ……ダメ、ダメですっ……あはぁぁぁ」
可愛い小犬を乱暴に払いのける訳にもいかず、それでも全身を一度に防ぐことは叶わない。
望奈美は仕方なく股間と胸を集中的に防御することにし、右手で胸を、そして左手で股間押さえ込んで身を丸くさせる。
そのため首筋や背中の弱い部分は無防備となり、望奈美はされるがままになってしまう。
また、手で覆っているといっても、巨大な乳房全体を隠しきることはできない。
はみ出ている柔らかい肉に何枚もの舌が群がり、執拗に這いずり回る。
「あぁっ……みなさん……も、もう止め……ひやぁ……」
がら空きだったお尻の割れ目に粘着質な感覚が走り、望奈美は悲鳴を上げてしまう。
お尻を守るために右手を使った途端、今度はガードを失った乳房に舌が群がる。
特に念入りに犬万を塗り付けられた乳首が集中攻撃を受けた。
「ふわぁ……ふわぁぁぁ……」
小犬たちは犬万を舌先で刮げ取ろうと、先を争って乳首を舐め上げる。
桜色をしたちっちゃな乳首が、意思とは関係なくどんどん膨張していった。
望奈美は右手を胸のディフェンスに戻し、お尻をくねらせて舌をかわすことにする。
そのうち、股間に挟み込んだ左手が湿り気を感じるようになってくる。
秘所の奥がぬかるんできたのである。
「そんな……私、感じてなんか……はぅぅぅ……」
如何に認めたくなくても、溢れ出した秘汁は白魚のような指の間から染み出てくる。
それを狙って何枚もの舌が伸ばされる。
あぶれた小犬は太ももや尻の割れ目に流れた秘汁を奪いあった。
「うぅっ……くっ……」
お尻を責める舌の一枚が肛門に届きそうになる。
「あぁっ……お願い……そ、そこだけは……ゆ、許して……ひぐっ」
望奈美は中指を伸ばし、必死で肛門を押さえつける。
指先が穴にめり込みそうになるが、そんなことを気にしてはいられなかった。
あの排便感を促すようなくすぐったい感覚は耐え切れそうにない。
ここだけはなんとしても死守しなければいけない部分であった。
やむなく姿勢を仰向けに変え、お尻を床に付けて肛門を守ることにする。
それでも股間周辺への責めは望奈美の固いガードを徐々に崩していく。
膝の締め付けが甘くなり、内腿が緩んでくる。
そこに小犬の頭が割り込み、執拗に舌を這わせる。
気がついた時には望奈美はM字開脚の姿勢をとってしまっていた。
カエルのような無様な姿になりながらも、望奈美は必死に両手で股間をカバーし続ける。
全身から汗が噴き出し、肌に塗り込まれた犬万と混じり合う。
それを残らず舐めようと小犬の舌が柔肌を舐め回る。
「あぁっ……も、もう……あぁぁぁ〜っ」
望奈美が胸を突き出した途端、固く凝っていた乳首がコリッと甘噛みされた。
807 :
お嬢さまと犬:2007/09/18(火) 21:06:36 ID:T6ACkFLG
「ひぃやぁぁぁっ」
思わず股間の手が離れてしまったのが運の尽きだった。
全開になった秘所に一斉攻撃が掛けられる。
お預けを喰らっていた小犬たちは、そこに溢れんばかりの犬万汁を見つけて狂喜した。
割れ目周辺を無数の舌が這い回り、美味しい秘汁を舐め取っていく。
「むぅ……むぅぅぅ……」
望奈美は歯を食いしばり、甘い疼きに溺れそうになるのを耐え抜く。
目の前が暗くなり、意識が無くなっていくのを感じた。
その時、比較的大きなスピッツが秘汁を独占しようと割れ目の中へ舌をねじ込んだ。
「ふむぅぅぅっ……っくぅぅぅ〜っ」
頭のてっぺんが痺れ上がり、暗闇の中に激しい火花が飛び交う。
望奈美の腰が自然に浮き上がり、卑猥で激しいダンスが始まった。
それは彼女が得意とする日本舞踊とは余りにもかけ離れたリズムであった。
遂に無防備になった肛門に、残酷な舌先がねじ込まれる。
「いぎぃぃぃっ?」
望奈美の直腸には生の犬万がタップリ詰め込まれているのだ。
慎之介が女をアヌス責めするため、長年に渡って仕込んだ芸であった。
小犬は犬万欲しさの余り、必死で肛門に舌を抜き差しする。
「ダ、ダメですっ……ウ、ウンチ出ちゃう……ウンチ出ちゃいますぅ……ひぃぃ〜ぃっ」
望奈美がこらえきれずに悶絶した。
それでも無邪気な小犬は容赦をしない。
「ひぃっ……ひぃぃぃっ……ダ、ダメ……ダメですぅ〜ぅぅっ」
望奈美は頭を抱えてのたうち回る。
タップリ汗の溜まった腋の下が晒され、そこにも複数の舌が襲いかかった。
「はぅぅぅっ……た、たまりませんわ……ふわぁっ……ふわぁぁぁ〜ぁぁっ?」
望奈美の体が水から上げられた魚のようにビクンビクンと跳ね回った。
それを見ていた慎之介が満足そうに何度も頷く。
「小犬に腋の下を舐められていきおったわ。望奈美お嬢さまはとんだ変態娘だわい」
慎之介がガハハと笑う。
「さて、暖機運転はもう充分だろうて。これからが本番ですぞ」
そう言う慎之介の目は狂気の色を帯びていた。
なんか地の文をなくすと喘ぎ声ばかりになっちゃった感が……(^^;
◆NAIADJsoTcさんみたく軽妙な会話が楽しめる作品書ける人が羨ましすぎです
僕は古風なお嬢さまが無理やりセクしぃ悪戯されて不幸になる話しか書けないから、
姫乃ちゃんにはこのままずっと幸せでいてもらいたいなぁ
このスレ始まったな
両氏GJ!
◆NAIADJsoTc 氏帰ってきてくれて嬉しいっす
>>808 逆に俺は不幸な話はダメだねぇ。どうしても甘甘のデレデレにしたくなる。
やろうと思えば出来るんだろうけども、
======================================================================
「いやっ!やめて!」
「へっへっへ、いい体してるじゃねぇか」
「離してよ!このっ・・・!」
「たっぷりかわいがってやるぜー」
「いやぁーっ!!」
・
・
・
「うっ・・・うう・・・汚されちゃった。私、汚されちゃったぁ・・・・・・」
「そんな甘ったるい声で言ってたら実感ないですよ・・・」
「だってぇ。真志くん全然優しいし。台詞だって棒読みだし」
「遊びでもこういうのは勘弁です」
「・・・つまんないの。いいじゃない、マンネリ対策で」
「マンネリする気もさせる気もまだ有りませんよ。僕は」
「嬉しいこと言うじゃない・・・じゃ、今度は甘えていい?」
「いいですよ。うんと、甘えて」
「真志・・・」
「ダメと言っても可愛がってあげます。姫乃」
======================================================================
結局こういうオチになる。
とりあえず、南極の氷山に衝突してくる。
うざ
813 :
お嬢さまと犬:2007/09/21(金) 05:38:28 ID:5uvzi1y2
再び望奈美が目を覚ました時、すっかり日は落ちていた。
窓から見えている空は真っ暗であり、雲の合間のところどころに星が瞬いている。
一糸まとわぬ裸であったため、秋の夜風が肌寒く感じる。
首輪は外されていたが、代わりにフワフワした毛皮の襟巻きが首に巻かれていた。
と言って、そんなものでは寒さは凌げそうにない。
望奈美は心細げに身をすくめ、自分の両肩を抱いてみた。
途端に強烈な獣の臭いが鼻を突く。
その臭いの源が自分の体だと知り、望奈美は泣きたくなるくらい悲しくなった。
全身に塗り込まれていた犬万はすっかり舐め取られている。
失神している間もずっと小犬に群がられていたのだろう。
そして、寝たままイッちゃう恥ずかしい姿を見られてしまったのに違いない。
望奈美は下唇を噛みしめて、込み上げてくる涙をこらえようとした。
しかし小犬たちとのことを思い出しているうちに股間のスリットが熱くなり、中が潤みを帯びてくるのを感じる。
何か拭うものはないかと辺りを見回していると、またも耳を塞ぎたくなるような笑い声がした。
「ガハハハハハッ。望奈美殿……すっかり準備が整っておられるようだな」
馬鹿笑いしながら階段を上がってきたのは、勿論のこと毒島慎之介である。
望奈美は体を丸めて恥ずかしい部分を隠す。
「フンッ、今更なにを……」
慎之介は苦笑すると望奈美に近づいてきた。
「何の準備です? この上、私に何をなさるおつもりなのですか」
望奈美は巨漢の慎之介を見上げると、気丈にも彼を睨み付けた。
「準備とは勿論、望奈美殿の初夜の話よ」
慎之介はグフフと笑い、好色な目で望奈美を見下ろす。
「ば、馬鹿にしないで下さいっ、誰があなたのような殿方と……。あなたに抱かれるくらいなら、私は舌を噛んで死にます」
望奈美は身をわななかせて吐き捨てた。
しかし慎之介は眉一つ動かさず、化け物じみた顔に笑みさえ浮かべている。
「ワシが望奈美殿を抱く? 誰がそのような戯れ言を申した」
慎之介は、呆気に取られた望奈美の顔を愉快そうに見詰める。
「畜生道に堕ちられた望奈美殿には相応しい相手がおろう。僭越ながら、このワシが用意させて貰った」
814 :
お嬢さまと犬:2007/09/21(金) 05:39:15 ID:5uvzi1y2
例によって慎之介が手を打って合図する。
それに呼応して、何者かが階段を上がってくる足音がした。
ギシッ……ギシィッ……
階段が軋む音が重々しく聞こえてくる。
「な、何者です……」
望奈美の目が不安げに慎之介を、そして薄暗い階段を代わる代わる見詰める。
だが、慎之介はニヤニヤ笑うばかりで何も答えようとはしない。
いよいよ足音が近づいてきたと思ったら、その主が姿を現せた。
「ひっ……」
望奈美は体長2メートルはあろうかというグレートデンを目の当たりにし、思わず息を飲んで後ずさった。
「どうなされたのかな、望奈美殿? 愛しい花婿の入場ではないか。ガハハハハハッ」
慎之介の馬鹿笑いがこだまする。
グレートデンは鼻を鳴らして周囲の臭いを嗅いでいたが、望奈美の体に同族の臭いを見出すと唸り声を上げ始めた。
発情期にあった彼はメスの臭いをも敏感に嗅ぎ取り、股間のものをいきり立たせる。
巨大な体に見合ったサイズの逸物は、ビキビキと筋を立てて猛り狂っていた。
「ひぃっ……な、何を考えているのです……馬鹿な真似はお止めなさい……」
望奈美は逃げるように後ずさりするが、直ぐに壁に行き当たってしまう。
グレートデンは低く唸りながら、逃げ場を失った望奈美へと迫っていく。
「いやぁっ」
望奈美はいきなり立ち上がると、階段目指して脱兎の如く走り出した。
しかし、グレートデンは巨体に見合わぬ俊敏な動きを見せた。
サッと身を翻すと、逃げ行く望奈美の背中に向かって大きくジャンプしたのである。
100キロはあろうかという巨体が弧を描き、そのまま望奈美の背中に体当たりした。
「はあぅっ」
小柄な望奈美はつんのめって前のめりに転倒してしまう。
起き上がろうとした背中を犬の前足が押し潰す。
「ハァッ、ハァ〜ッ……」
荒い息が背中に掛かり、ヨダレがポタポタと降ってくる。
それだけで望奈美は生きた心地がしなかった。
獲物が怯えたように震えているのを確認すると、グレートデンは満足そうに前足を床に下ろした。
そして鼻をクンクン鳴らして望奈美のお尻を嗅ぎまわる。
「いやぁ……私の臭いを嗅いでいるぅ……いやぁぁぁ……」
鼻先がお尻の谷間に割り込み、割れ目の臭いを直接的に嗅ぎ取る。
そこに発情の証を嗅ぎ取った犬は「ウォ〜ン」とひと鳴きすると、長い舌を伸ばして望奈美の股間を舐め始めた。
815 :
お嬢さまと犬:2007/09/21(金) 05:39:57 ID:5uvzi1y2
長いストライドの動きが、秘裂の先端から肛門までを素早く何度も往復する。
「はぅっ……うぅっ……くぅぅぅ〜っ……」
生暖かい舌が上下するたび、望奈美は不本意な喘ぎ声を上げてしまう。
「いやぁっ……お願い……や、やめ……」
望奈美は余りのおぞましさに気も狂わんばかりになっている。
それなのに体は勝手に燃え上がってしまう。
いつしか、望奈美はおねだりするようにお尻を高々と上げ、淫らに左右に振り乱していた。
グレートデンは望奈美の受け入れ態勢が整ったと見るや、前足を上げて背中にのし掛かった。
望奈美の握り拳ほどもある亀頭が、トロトロにとろけた秘所に押し当てられる。
彼がそのまま腰を押し進めると、巨大な亀頭がズブズブと沈み込んでいった。
「うっく……くぅぅぅ……」
強烈な痛みが襲いかかり、望奈美は耐え抜こうと歯を食いしばる。
前戯が完璧だったとはいえ、余りにも体格差があった。
望奈美は逃れようとするが、ガッシリと腰を抱え込まれていてどうにもならない。
そのうち膣道が異物の大きさに馴染んでくると、幾分かは痛みが和らいだ。
望奈美の体から力が抜けるのを待って、グレートデンがゆっくりと腰を動かし始める。
「あぁっ……やめて下さい……いたぁっ……あぁっ……あぁぁぁ〜っ」
深いストロークが望奈美の中を抉るように往復する。
望奈美が首を下へ折り曲げると、巨大な陰嚢がブラブラしているのが自分の乳房越しに見えた。
「あぁっ……入ってる……私の中に犬のが入ってる……」
信じられない自分の境遇を前に、望奈美はパニック寸前に陥る。
だが犬畜生がそんなことに構うわけもない。
望奈美の首の毛皮に噛み付くと、腰の動きを徐々に大きくそして激しくさせた。
「いやぁぁぁ……お、奥っ……奥に当たってます……壊れちゃうぅ〜ぅぅっ……」
今や犬のペニスは、彼女の子宮口を突き破らんばかりに猛然と動いていた。
張り出したカリの部分が狭い膣道を激しく掻きむしる。
そのたび望奈美は狂おしいまでの快感を覚えてしまう。
「す、すごい……おとうさまのより……な、何倍……はぁぁぁ〜ぁぁっ?」
望奈美の中で跳ね回っているペニスに変化が生じた。
根元の部分がボール状に膨張してきたのである。
接合部を密着させて、精子を外に漏らさないようにする驚異の生体メカニズムであった。
「ど、どうなってるの?……す、すごい……ひぃぃぃっ」
犬は腰を押さえ込んでいた前足を外すと、望奈美にぶち込んだまま体を捻る。
そして後ろ足を上げて望奈美を跨ぐと、尻と尻を突き合わせた姿勢をとった。
いよいよ発射態勢が整ったのだ。
816 :
お嬢さまと犬:2007/09/21(金) 05:40:40 ID:5uvzi1y2
グレートデンが激しく身を震わせた次の瞬間、望奈美の体内に熱いモノがぶちまけられた。
「ひぐぅっ……ひぐぅぅぅ〜っ……」
ペニスがビクンビクンと脈動し、望奈美の黒目が瞼の裏側にでんぐり返った。
「ふはははっ、それが望奈美殿のイキ顔か? なかなかエロいではないか」
慎之介の高笑いも望奈美の耳には届いていなかった。
今や望奈美は全身が性器になったような感覚に溺れ、ただひたすらよがり狂っていた。
制服姿の警官隊が部屋に突入してきたのは、ちょうど望奈美の上体が床に突っ伏した時であった。
*
「何はともあれ、お嬢さまがご無事で帰ってきたのはなによりじゃて」
彦左は嬉しそうに目を細め、今日は浴衣姿の望奈美を見やった。
「しかし、白馬家とのご縁談をお断りするとは……やはり、何かござったのですかなぁ?」
彦左は大好きなお嬢さまが家を出ていかないと知り、喜んで良いのやら悪いのやら複雑な思いであった。
「それに毒島グループとの提携話が再燃し、しかも吸収合併ではなく先様による無制限の融資とは……いやはや驚きましたわい」
三太夫も何がどうしたのか理解ができず、すっかり寂しくなった頭を盛んに捻る。
望奈美を使って橘の弱味を握ろうとした慎之介が、逆に弱い立場に追い込まれるようになった経緯を彼らが知る由もなかった。
「それより、彦左殿……あの犬はいったい何処で手に入れてきたものやら……」
呆れたように溜息をつく2人の視線の先に、真っ黒な巨犬と戯れる望奈美の姿があった。
その巨犬に半ば引きずられるようにして望奈美が2人の近くへやってくる。
「あら三太夫、彦爺ごきげんよう。こらっ、権左右衛門さんっ」
望奈美は2人に挨拶しながら、言うことを聞かない巨犬を叱る。
その口調は人間に対する叱責そのものであった。
「やれやれ、仲の良いことで……」
三太夫は庭の隅へと引きずられていく望奈美を見送った。
「ところで与五郎丸はどうなされたのじゃ?」
三太夫はかつてお嬢さまのお気に入りだったミニチュア・ダックスフントの姿を見かけないことが気になった。
「それがお払い箱じゃそうな……なんでも犬は大きいに限るとか申されて……」
そう答える彦左の顔は、心なしか青ざめていた。
「ま、まぁ……あの犬なら、いざという時の警護役にはなるじゃろうて……」
そう応じながらも、三太夫は望奈美と巨犬の仲に、何か危ういものを感じて額の汗を拭った。
◆NAIADJsoTcさんおよび住民のみなさん
前回は曜日を誤って認識していたため、◆NAIADJsoTcさんの投下から
1日も経たない内に駄作を投下するという不始末をしでかしてしまいました
重大なマナー違反であるにもかかわらず、黙って許していただき、感謝の念に耐えません
以後は充分気をつけますので、今回に限りお許し下さい
う〜ん、ここのスレのSSは身構えて読んでしまうなwww
いつうんこっこが来るかわかんねぇからなw
警戒してうかつにレスできねぇよ
まさしく、それがアレの狙いなんだけどね
そこまでのさばらせてしまったのは、住人の不甲斐なさのせいでもある
これから持ち直してくれると良いのだが
これからこのスレ持ち直すと信じてる
随分時間かかってしまいましたが
>>660-667の続き書いてきました
8レスほど使います
前ので駄目だった人はNGかスルーでお願いします
――恋人になろう。
その夜、春彦は自室のベッドでごろごろと身悶えていた。
信じ難かった。自分に彼女が(それも年上美人)出来るなんて。
「むふふ。むはははは」
知らず妙な笑い声まで上げ始めてしまう。完全に頭のネジが外れた人である。
部屋のドアをノックする音でそれは中断された。母親だった。
「お客さんだよ」
客……? 妙な既視感がある。
出てみると、やはりというべきか、昴が立っていた。
「よう。今出られるか?」
もう驚くのも阿呆らしい。
「出られないこともないです」
口元が緩みそうになるのを抑えて靴を履く。
「それで、どこへ?」
「公園だ」
短く言って、昴は歩き出した。慌てて後ろを付いて行く。
「公園って……何をしに?」
夜の公園に男女が二人。そうなるとイケナイ想像をしてしまうのが男の性だ。
「ん。ちょっと勉強してな。恋人ってのは公園に行くものらしい」
何を資料に勉強したのか。そもそもそんなこと勉強するものなのか。……いや、
常識で考えるのはやめよう。天秤で物の長さを測ろうとするようなものだ。
夜の公園には、意外にも(都合よく)人影はなかった。人気もなく、辺りが暗
いと何でもない遊具が不気味に見える。この程よい恐怖がまたいいのだろうか。
「来てみたはいいが、これからどうする?」
昴が困り果てたように言う。まさか何も考えていなかったのだろうか。
「お前、オレよりこういうこと詳しいだろ? これからどうするんだ?」
そのまさからしい。
「ど、どうするって……」
脳裏に浮かぶのは『アオカン』『やっちまえ』などという下劣な言葉ばかりで
ある。が、脳裏に浮かぶだけでそれを口に出すことはしない。というよりできな
い。行動に出るなどもってのほかだ。
「立ち合うか?」
「な、なんでそうなるんですか?」
「夜の公園と言えば勝負以外に思いつかなくてな」
昴は照れくさそうに鼻の頭を掻いた。どこの実戦柔術家だ。
「季節が季節だけに、花も咲いていないしな」
昴の言うとおり、もう一ヶ月早ければ綺麗な夜桜が見れたのだが、今は若葉が
夜風に揺れるだけだ。
二人で公園をぐるりと回ってみる。錆の浮いた遊具の他には特に何も無い。鉄
棒の前を通った時、「懸垂でもしていくか?」と昴が提案したがやんわりと断った。
綺麗に公園を一周して、もと来た入り口にまた戻る。
「……帰るか」
「そうですね」
キスの一つも迫れればまだ進展もあったものを……春彦は自らの不甲斐なさを
嘆いた。昴もさぞやつまらなかったろうと横顔を見れば、あにはからんや、満足そ
うに微笑んでいた。春彦の視線に気付いたか、昴はこちらを向いて笑みを深くした。
「何をしたわけでは無いが、これはこれで楽しかったな」
「そう、ですか?」
「ああ。凄く恋人をやっている気分だ」
そう言う彼女の足取りは軽く、子供が無邪気に飛び跳ねているようであった。無
粋な街灯から離れれば、淡い月明かりの下に桜色の浴衣が翻る。時期外れの夜
桜は非の打ち所もなく美しい。
昼には猛虎の様に精悍だった昴が……女というのは化けるものだ。
翌日の学校。月曜日というのはえてして気力が萎えるものであるが、ダルそう
な顔の生徒たちの中でも際だっているのが春彦だった。
昨日サボったから、と早朝から昴にしごかれた後の登校はロクな運動をしてこ
なかった身にはこたえる。しかし、何も辛いことばかりではない。昴は「これも
女の仕事だ」と言って弁当を作ってくれたのだ。自分の与り知らぬところで密か
に母親と話しをつけていた、というのは胸につっかかるものがあるが……それを
差し引いても十分に心躍る。
心配なのはクラスメイトの揶揄だが、それも昼休みに弁当箱を開けた瞬間吹き
飛んだ。
焼いた鶏肉を丼にした豪快な弁当――まさしく漢の料理だ。これを女性が手が
けたとは誰も思うまい。それも優に三人前はあるのだが、残すわけにもいくまい。
腕の優劣が出易い料理とも思えないが、美味かった。ご丁寧に添えられた漬物
が特に。自家製なのだろうな、と思った。それにしても胃袋が重たい……まさか
とは思うが、昴はいつもこれだけの量を食べているのだろうか?
まあ、微妙にずれてるところが可愛いんだよな……と、心中で惚気る。何も迷
惑なわけでもない。
午後の気だるい授業を終え、帰りのホームルームもそこそこに生達は放課後の
自由時間に思いを馳せて学び舎を後にする。もちろん春彦だってそうだ。
今日はこの後道場に寄って、多分またしごかれて、その後昴さんとどこかに行
こうかな……などと考えていたせいで、校門に立つ人影に気付くのが遅れた。
「昴さん!」
「よう。お疲れ」
彼女はいつものように浴衣姿でゆるりと門柱に寄りかかっていた。周囲の奇異
の視線も何処吹く風、無邪気に微笑んでいる。
「そろそろ終わる頃だと思ってな。迎えに来た」
「は、はあ。どうも」
少し照れくさそうなものの、晴れやかに笑う昴とは対照的に、春彦のほうは周
囲の視線が気になって歯切れが悪い。
「ハル、誰よ?」
友人の一人が小声で遠慮がちに話しかけてくる。春彦が言い澱んでいると、昴
が一歩近づいてきた。
「春彦の友達か?」
彼が頷くと、昴は笑んで言った。
「オレはこいつの女だ。よろし――」
皆まで言う前に、春彦が昴の手を取って走り出す。何故こうもあっけらかんと
言い放ってしまうのか。これ以上ここに居ては学校での春彦の立場はどうなって
しまうのか、考えただけで背筋が凍る。
下校する生徒の波から遠く離れたところで、足を止める。
「何だ急に。驚くだろうが」
さも不機嫌そうに昴は嘯くが、怒りたいのはこっちのほうだ。しかし何が悪い
のかをそもそも理解していない相手に説教して、果たして意味があろうか。
春彦は疲れ切って溜息をついた。そんな様子に、昴の顔が曇っていく。
「……済まん。オレが来たら、なにか不味かったか?」
「いや、違うんです。昴さんが悪いんじゃなくて、その、恥ずかしかったから」
慌てて言い繕う。が、どういうわけか昴は柳眉を逆立てる。
「それはつまり、オレが恋人じゃ恥ずかしいってことか?」
「そんなことないですよ! 第一それだったら、むしろ逆でしょう。昴さんこそ、
僕なんかが彼氏で……」
「春彦!」
言いさした言葉を怒声が遮る。鼻先がぶつかりそうな程に近づいて、昴は春彦
の目をじっと見据えてくる。
「その先を言ったら本気で怒る。言っておくが、オレはお前が恋人で恥ずかしい
ことなんか何もないからな」
真摯な眼差しに、返す言葉が出せず「はあ」と力なく頷くだけの春彦に、打っ
て変わって微笑む昴。
「そういうわけだ。ほら、胸張れ」
背中を叩かれる。自信に満ちた彼女の隣を歩く男が俯いていては、それこそ不
釣合いだ。言われた通り背筋を伸ばして胸を張ると、それだけで何となく誇らし
い気分になった。
今、彼女と肩を並べるだけの男でないと思うなら、これから変わればいい。
「よし、そろそろ上がるか」
「はぁ……」
先刻に意気込んでみたものの、稽古に気力も体力も使い切ってしまった。春彦
は畳の上にあられもなく寝そべった。それを真上から見下ろして、昴は無邪気な
笑顔で言った。
「な、今夜の飯はうちで食おう」
「ええ?」
「義母さんにはもう言ってあるんだ。な、いいだろう?」
『かあさん』と昴は言ったが、それは文脈から判断するにそれは春彦の母親の
ことだろう。漢字に直すと『義母さん』になりそうなのは……気のせいということに
しておこう。
「はあ、まあいいですけど」
「ん。それじゃ先に汗流してくる」
言って、昴は備え付けのシャワー室に入っていった。そんなものがある辺り、こ
の道場も中々近代的だ。
浴衣に着替えた昴が出ると、春彦も汗を流した。彼女がシャワーを浴びている
間、ずっと寝転がっていたせいか身体も動くのに事欠かない程度には軽くなった。
脱いだ胴着を綺麗に畳んで、元の制服に着替える。因みに胴着は初日に昴に
借りたものをそのまま使っている。持ち運ぶのも面倒だろう、と昴のものと一緒に
洗濯して道場に置きっぱなしにしている。
道場を出て横を見れば、屋敷を取り囲む厳めしい塀がある。塀の上には野良猫
が一匹寝ていた。塀に沿って歩くと、あの仰々しい門だ。少し緊張しながら中に入
っていく。
飛び石の上を歩きながら庭を見渡すと、どこぞの旅館のような光景が広がって
いた。中からちゃんと見るのは初めてだ。外から覗いたのとはまた違う印象に春彦
は圧倒される。
「おう、来たな」
しわがれた声に視線を向けると、縁側から足を投げ出している孝蔵と目が合った。
「あ、どうも」
「おいおい、そう硬くなりなさんな。ゆったりしろや」
からからと笑って孝蔵は白髪頭を撫でた。人懐っこい笑顔に緊張が解けていくの
を春彦は感じた。
玄関の引き戸を開けて敷居を跨ぐと、孝蔵が出迎えてくれた。
「こっち来なよ春彦ちゃん。身体ほぐしてやら」
「えっ?」
「稽古で疲れてんだろ? 昴のやつ、容赦ねえかんな。ちっと気脈を正してやりゃ楽
になるぜ。それともオイラよか昴にやって貰いてえか?」
孝蔵の揶揄に春彦は顔を真っ赤にする。それを見て孝蔵は意地悪く笑った。仏頂
面で居間まで付いて行く。春彦の家の居間は御多分に洩れずフローリングだが、こ
の家では良い香りのする畳が敷いてあった。座布団を敷いて、その上にうつ伏せに
なる。
「なんでえ、ひょろっちい身体だな」
寝転がった春彦の背中に触れると、孝蔵は拍子抜けしたという風に声を上げた。
「どうも……」
「しっかり飯食わなきゃあな。そういや今日の昼、あれは美味かったろ?」
言うまでもなく、昴の作ってくれた弁当のことだろう。
「ええ。ボリュームも凄くて、良かったですよ」
「かか、そうかいそうかい。あんの野郎な、オイラに『男に作る飯なら何がいいだろ
う?』って聞いてきてな。あいつが不安そうな顔するのなんざ、久々に見たぜ。
息吸って、まだ吐くなよまだだ……ほい、いいぜ」
春彦は孝蔵の嬉しそうな声を黙って聞き、彼が言うままにゆっくり呼吸をした。背
中を押す孝蔵の指は痛いことには痛いが、一押しされるごとに疲れが抜けていくよ
うですらある。
「ところでよ、うちの孫娘、ありゃあいい女だろう?」
不意に孝蔵の口調が真摯に変わった。春彦は驚いたが、その問いに対する答え
は一つしかない。
「本当に。僕には勿体無いくらいですよ」
「んにゃ、ありゃ人擦れしてねえからな。大抵の男じゃ付き合い切れねえさ」
孝蔵は嘆息して言う。が、その声が嬉しそうなのは決して気のせいではないだろう。
「春彦、飯が出来たぞ! じじも!」
昴に呼ばれ、二人は腰を上げた。「オイラはついでかい」と孝蔵が拗ねたように言
った。
夕食は山をふんだんに使った蕎麦だった。どうやら手打ちであるらしい麺からして、
やけに本格的だった。そこらの店より余程美味い。
ふと見れば、昴は自身の料理に手をつけず、じっと春彦の顔を見つめてきていた。
「……?」
――ああ、そうか。肝心な言葉を忘れていた。春彦はそれを昴の顔を見る前に言
い出せなかった自分を恥じた。
「美味しいですよ、これ」
すると昴は照れくさそうに笑った。暫くその笑顔に見とれていたが、孝蔵が喉を鳴
らしたのが聞こえて、春彦は慌てて食事に集中しなおした。
食事が終わると、春彦は片付けを手伝おうとしたが昴に止められ、代わりに孝蔵
に手招きされてそちらに行った。孝蔵は小声で囁いた。
「春彦ちゃんよ、オイラはここらで消えっから、後は二人でよろしくやりなや」
「よ、よろしくって……」
「ありゃあ人との付き合いってえのをてんで知らねえかんな。おめえさんが男女の
仲を教えてやるんだぜ? 勿論その後のこともだ。わかったな。
おい昴! オイラぁ竹ちゃんとこ行ってくるかんな!」
孝蔵は春彦が引き止めるより先に、踊るように部屋を抜け出て行った。
『あぁン、あっ、気持ちい、あーっ、ああ!』
「これは……なんだか……凄いな」
テレビ画面に見入る昴が圧倒されたように呟く。
「まあこれは演技ですけどね」
聞いただけの知識で言う。
「そうなのか? ふうん、安心したような残念なような」
「はあ、ええと……」
春彦は鼻の頭を掻いた。二人が沈黙すると、スピーカーから出る嬌声が生々しく
聞こえて嫌なのだが、どうにも喋る言葉が見つからない。
あの後――
意外にも“それ”について話し出したのは、昴だった。
「二人きりになったが……その……するのか?」
顔を真っ赤にしながら消え入りそうな声で言う昴は新鮮で、春彦は背中をぞくりと
寒気にも似た感覚が走り抜けるのを感じた。
「するっていうと……やっぱり?」
昴は躊躇いがちに頷いた。
気まずい沈黙が二人を包む。
「ところで」
弱弱しい、およそ彼女に似つかわしくない声がそれを破った。
「オレは色事については全くわからないのだが……どうするものなんだ?」
「い?」
春彦は何と答えたものか困り果てた。いきなり実践して教えてやれるほどの度胸
も無ければ、経験も無い。
「ああ、じゃあ……AVでも、持って来ましょうか……?」
半ば苦し紛れにそんなことを言ってしまったせいで、今――
『イク、イっちゃうぅ!』
『おう、おお〜』
二人並んでAV鑑賞などする羽目になってしまった。
「これが子種ってやつか? 思ってたより……あ、いや、何でもない……」
「終わっちゃいましたね……」
見ている間は恐ろしく気まずかったが、終わってみるとむしろ見ている間のほうが
マシだったことがわかった。
ここでも、先にものを言ったのは昴だった。
「オレの寝床、行こうか」
春彦はたった今、自分のすぐ後ろで退路が絶たれたことを悟った。
畳みの上に布団が一枚。四畳半の寝床を照らすのは、障子を透かして入り込む
淡い月明かりのみ。春彦はそれだけで官能が刺激されるのを感じた。ズボンのポ
ケットの中で、持ってきたコンドームが急に重たくなった気がした。友人に貰ったも
のだが、まさか本当に使う日が来るとは思わなかった。
「……」
昴は不安げな眼差しでちらちらと春彦の横顔を伺っていたが、やがて意を決した
か布団の上に完璧な姿勢で正座した。握り拳を膝上へ。
「よろしく、お願いします」
「あ、こ、こちらこそ」
慌てて春彦もそれに倣う。そうしてから、これは情事の前にするにはそぐわない
ことに気付いた。これではまるで試合前の挨拶ではないか。
春彦は自分が緊張しているのを理解し、それでますます緊張した。混乱の極み
にある頭で、どうするべきか必死で考える。
――そうだ、まぜは服を脱がなくちゃ。
春彦はシャツとズボンを一息に脱いだ。腹を据えたわけでなく、むやみに慌てて
いるだけである。トランクスを脱ぐのはさすがに無理だった。
――次は……昴さんか。
見ると、昴は浴衣の帯に手をかけたまま固まっていた。半裸の春彦と自らの浴
衣を交互に見て、目尻を涙に濡らしている。
春彦は、先に一歩を踏み出していたのはいつも昴だったことを思い出し、一番大
きな一歩くらいは自分から踏み出そうと今度こそ腹を括った。
昴の見た目以上にがっしりした肩を掴み、抱き寄せた。昴は最初、反射的にか抵
抗したが、観念したようにすっと力を抜いた。
春彦は正面から彼女を抱きしめたまま帯を緩めて浴衣の前をはだけさせた。素肌
の上にサラシを巻いた胸部が露になる。そしてこうなると、浴衣の裾から伸びたしな
やかな足の太腿が妖しい色香を放つ。
春彦は躊躇いがちにサラシに手をかけると、昴は耳まで赤くして、やおら小さく頷
いた。するりとサラシが布団の上に落ちる。
「……」
それは乳房と言うには余りに平坦だった。真っ平らであった。それはまさにまな板
だった。そのくせ、生意気につんと尖った薄桃色の乳首が白い肌に映えて自己主張
していた。
サラシを取り去ってから言葉を失った春彦に、昴の顔が曇っていく。
「なあ、もしかして、オレどこか変か?」
心配そうに言うが、昴の胸は“そういう嗜好”の持ち主であれば垂涎ものの一品だ。
そして、――春彦は“そういう嗜好”の持ち主であった。辛抱たまらず昴を押し倒す。
「わっ。……お、落ち着けよ春彦」
「あ、すいません」
触れてみると,指先に、女性にしても柔らかい、確かな脂肪の手応えがあった。昴は
されるがまま、春彦に任せた。
「全然変じゃない。綺麗ですよ……大きいのが好きって人は多いけど、僕はこっちの
ほうが好きかな」
心地よい感触が春彦を大胆にさせていた。ゆっくり丁寧に、柔らかな感触を堪能す
る。先端を指先で弄ると、昴はぴくんと身を震わせた。
「……くすぐったい」
「あらま」
さすがに最初から気持ちいいとまではいかないか。
春彦は沸きあがってくる欲情にかられて、可愛らしい乳首に吸い付いた。「ひゃっ」
と昴が驚きの声を上げたが、止めない。というより止められない。ちうちうと赤子に
戻ったように乳首に吸う。不思議と安心でき、余裕が出てきた。
春彦は昴の股間へ伸ばした手を裾に潜り込ませた。予想していた布地の感触が無
く、人肌の温もりが直に指先に伝わってきて、初めて彼女が下着を着けていないこと
に気付いた。
昴は一瞬怯えたように肩を振るわせたが、何も言わずに恥ずかしそうに視線を逸ら
して力を抜いた。
ゆっくり躊躇いがちに、割れ目に沿って指の腹を滑らせる。初めて触れる“女”の感
触。ゆっくり、ゆっくりとなぞる。
春彦は昴の乳首から唇を離して、彼女に覆いかぶさっていた上体を起こした。開い
た浴衣の裾からすらりと伸びた足の付け根、未開の花園をしげしげと眺める。
処女であるらしい上、ともすれば自慰すらしたことがないかもしれない陰裂はぴった
りと閉じている。申し訳程度に産毛が生えている程度で、つるつると言ってもいいくらい
だった。
「そんなに見るなよ。さすがに……恥ずかしい」
昴が頬を杏子色に染めて蚊の鳴くような声で言う。
「あ、ごめんなさい」
謝って、今度は見ながら昴の“女”を弄る。多分、これがクリトリスなんだろうと目をつ
け、優しく摘んでみる。
「ん……っ」
すると昴は身をくねらせて熱い吐息を漏らした。感じているのだろうか。
「気持ちいい、ですか?」
「う……なんか、変な感じだ」
おそらくは初めて経験する性的快感に、昴は戸惑った声で言った。その様子が可愛
らしくて、春彦はクリトリスをさらに刺激する。昴の息がますます熱く、甘くなっていく。
もはや疑うべくもない。彼女は春彦の指で感じている。
いつの間にやら、指先にぬるぬるした粘液が絡み付いていた。一旦濡れそぼった秘
所から手を離してそれに見入る。
「はる、ひこ……」
すると、昴がすがりつくように弱弱しい声で名を呼んできた。いや声だけではない。両
手を春彦の首に回してきた。
「身体の、奥が熱い……すごく熱いんだ」
昴は濡れた瞳で言った。そしてそれは、春彦も同じだった。
くるりと昴に背を向けて、春彦はトランクスを下ろした。脱ぎ捨てたズボンのポケットか
らコンドームを取り出す。練習しておいたおかげで、すんなりと着けることができた。ほ
っと安心する。こんなところでつまずいては、格好悪くてしょうがない。
向き直ると、昴は硬く強張った表情で春彦の尖った肉棒を見つめていた。その気持ち
はよくわかる。だが、今さら後には引けそうもなかった。というか、あられもなく着衣を乱
れさせ、息を乱して横たわる彼女の姿に余計欲望を刺激されてしまった。
「昴さん。足開いて」
言った通りに昴が足を開く。浴衣の裾を持ち上げて、陰裂がよく見えるようにする。肉
棒をそこに当てがう。
――あ、あれ?
しかし、入り口がわからない。焦りながら探していると、昴がくくくと喉を鳴らした。
「焦るなよ。逃げやしないから」
春彦は顔が赤くなるのを感じた。苦笑いして、今度は落ち着いてゆっくり先端を動かし
ていく。
つぷ。柔肉に亀頭が埋もれた。まさに入り口だ。日ごろ激しい運動をしているせいか、
処女膜というものは無いようだった。
「い、入れますよ……」
言って、腰を――
「ちょっと待て、止まれ。……やっぱりオレが下なのか? 組み伏せられるなんて、落ち
着かないんだが」
「……我慢して下さい」
昴は口を開いて何か言おうとしたが、結局しおらしく頷いた。
「……わかったよ、もう」
気を取り直して、亀頭をおしつけて、――昴の中に、入っていった。
「うく……っ」
昴は膣を押し広げられる痛みに顔を歪めた。途端、春彦はなまじ感動していただけに
申し訳なくなった。
「大丈夫?」
訊くと、昴はにっこりと微笑んだ。
「大丈夫だよ。痛いのなんか慣れてるから」
「そんな……」
痛みなど慣れるもんでもないだろうに。しかし昴はかぶりを振る。
「大丈夫って言ったら大丈夫だから。……これで終わりじゃないんだろう? オレに気遣
うことなんてないから、続けて」
「でも――痛っ!」
頬をぎゅっと抓られた。恥ずかしい……このくらいで痛いなどと。昴はこれと比べ物に
ならないであろう痛みに耐えて、笑っているというのに。
「オレは“お前の女”だろう? 何を遠慮してるんだ阿呆め」
――敵わないな。
春彦は昴に覆いかぶさるようにしてぴったりと身体を密着させた。伝わってくる体温が
心地よかった。
ゆっくり腰を動かす。昴の膣は、肉棒全体に襞が絡み付いて絞り上げ、動かすのも一
苦労だった。
腰を打ち付ける度、昴は小さい声で呻く。片手で小ぶりな胸を揉んでやり、もう片方で
クリトリスを弄ってやる。
「く……う……つぅ……」
優しく、ゆっくり引いて、挿し入れ、やわらかな脂肪を揉みしだき、肉芽を転がす。
「ふ、はぁ……ん……」
昴の息から苦痛の色が消えていき、段々と甘く蕩けたものになっていった。彼女の膣
も、ようやく蠕動に耐えられるだけの潤滑液を分泌して、痛みよりも快感が勝っているの
だろう。
春彦は両手で浴衣の上から昴の腰を掴んだ。欲望のままに激しく腰を打ち付ける。
「う、あっ! あう! ああ!」
昴は悲鳴じみた声を上げてそれを受け止める。
春彦はなおも動きを速め、一直線に高みへと昇っていった。
「昴さん、昴さんっ!」
「あぁう、ああぁ!」
とどめとばかりに、彼女の一番奥まで思い切り腰を打ち付ける。
「ふ……っ!」
――どくん。
愛する女の最奥で、春彦は絶頂に達した。
背中に手を回して、ぎゅうと抱きしめる。昴もまた、同じように春彦の背中に両腕を回し
てきた。
鼓動が、体温が、想いが溶け合う。そんな気がした。
淡い月明かりに、白い肌が闇に浮かび上がる。はだけた浴衣を直そうともせず、昴は
情事の余韻に浸っていた。春彦は後始末をして、乱れた息を整えている彼女の隣に寝
そべった。心地よい静寂と、行為お残り香が二人を包む。
「な、春彦」
夢見るような声で呟いて、昴は乱れた浴衣のまま春彦に抱きついてきた。
「気持ち良かったか、オレの身体? ……その、ちゃんと恋人が出来てたか?」
春彦は微笑んで、彼女のタコだらけの手に自分の手を重ねた。
「すごく良かった。昴さんは、最高の恋人ですよ」
言うと、昴は薄明かりでもわかるほど顔を赤くして歯を見せて笑った。
「オレ、今初めて、自分が女だったんだなって思ってる。……ありがとうな」
その言葉に春彦の心臓が跳ねた。何か気の利いた言葉をかけようと、視線を彷徨わ
せる。
「あ、あの昴さ……あ、れ?」
声をかけると、しかし昴はすでにすうすうとやすらかな寝息を立てていた。
春彦は溜息をついて、昴の身体を抱き寄せて自分も瞼を閉じた。
数十分後には、安らかな寝顔が二つ並んでいた。
翌日。
「春彦。あの『ええぶい』ってやつ、貸してくれ」
「は……?」
「いや正直な話、昨夜の交わりは痛いだけでな。どうやったら気持ちよくなるか研究し
たいんだ。もちろんどうやったら春彦がもっと気持ちよくなるかも含めてな。お前だっ
て、どうせなら気持ちいいほうが楽しいだろう?
うん。やっぱり恋人も日々の鍛錬が大事なんだな。
そういうことでよろしくな。できれば二、三本頼む」
「……」
《了》
最初のほうトリつけるの忘れた
なにやってんだおれ
とにかく以上です
どうも
>829
GJ!
不器用だけど積極的な昴さんイイwww
触っちゃだめだ、触っちゃあ・・・
バレバレなんだようんこっこ・・・うぜぇ
うせろ
釣りたいなら文体と癖変えろよ
その読みにくい独りよがりな文章でバレバレ
>バレバレなんだようんこっこ
なに、自分のこと告白してんだよw
時間掛けたわりには前回エンディングの方が面白いじゃないか
こういうのを蛇足って言うんだろ?
もう誰も信じられないwww
ここにSSを投下するときは糞に間違われないレベルの文章書かなきゃいかんなーと思った
以前からトリップつけてた人は、まず信用できると思うけどね
>>839 糞職人が荒らしに転向したわけだが?
頭悪いだろ
>830
GJ
と、言っていいですか?
まあ、いいや
ついでに言うと俺は乳はあるほうがすくぁwせdrftgyふじこlp;@
しかし、ここまで荒れてると逆に面白いな
とても気分がわるくなるよw
てなわけで、また今度通るわ
うんこっこがスレに粘着するのはなぜだろう
スレなど人の通過点でしかなく個人とも集団とも呼び難い
突き詰めると示威で自慰に過ぎないというのに
不思議不思議猿のオナニー
メロスは激怒した
う
ス
突
不
メ
>>843 多分、このスレが一番、奴なりの”成果"があったから、だろうなあ
他でもやっているんだろうけど、成果がなければ粘着せずに単発荒らしとして消えるから、そのスレの住人の記憶に残らないのだろう
保守
とりあえず状況を説明してくれないか
だれもいない
真志と姫乃が交際を始めてから3週間が過ぎた。季節は初夏を迎えつつあり、天気の良い日は汗ばむ事も
多くなり始めていた。
二人の交際はまだ公になってはいないものの、『初デート』(下校時にコーヒーショップでお茶しただけ
でしかないが)も無事にこなし、万事順調であった。
「真志くんのお部屋に行ってみたいな・・・」
二度目のデートの帰り道。ふと、姫乃がそんなことを漏らした。
「僕の部屋ですか・・・?何もありませんよ」
「いやぁねぇ。好きな人の部屋に行ってみたいって思うのは当然じゃない?」
「まぁ、そうですね」
「真志くんだって、私の部屋に行ってみたいって思うでしょ」
「そ、それは・・・・・思います、けど・・・」
「でしょ?じゃ、決まりね。今度の日曜日なんてどうかしら?」
「えー・・・あー、出来れば来週の方が・・・」
「あら、何かあるの?」
「いえ・・・別に・・・ただ、両親が・・・」
「いいじゃない、別に。真志くんのご両親にご挨拶もできるし」
「いや、それはちょっと・・・」
「なんでなんでー。納得できないわ〜」
ブーイングする姫乃に真志は困り果てたように言った。
「僕にも、立場ってものがありますから・・・」
「はぁ・・・わかったわ。仕方ないわよね。真志くん困らせるのは私の本意じゃないし」
「すみません」
「でも、いずれご両親にご挨拶はさせてもらうからね。もちろん、私の両親にも挨拶してもらうから」
「え゛・・・でもそんないきなりでなくても・・・」
「あら、どうせなら両家公認の仲になりたいじゃない。そうすれば晴れて天下御免で交際できるわ」
それはそうですが、と思いつつも、一人で乗り気になってる姫乃にそれを言えよう筈もない。
「ふふ・・・それにしても真志くんのお部屋か〜。楽しみ楽しみ〜♪おめかししなくちゃね〜」
「そんなに面白くもないですって。暇なだけですよ」
「あら、いいじゃない。恋人の部屋で二人きり。それ以上の何をお望みかしら?」
姫乃は満面の笑みで、少しからかうようにそう言った。
そして当日。元からそんなに物が多くない部屋をこの日に備えて片付けたので些か殺風景と取れなくもない
様相を呈していた。
自宅の前で車が止まる音がし、それが走り去ると玄関のチャイムが鳴った。
「はいはい、今開けますよ」
そう言いながら玄関を開けると。
「こんにちは、真志くん」
にこやかな表情の姫乃が立っていた。いや、立っていて当然なのだが、真志はその姿に圧倒されていた。
姫乃が身に纏っていたのは和服。それも自分に告白したあの日と同じ紅色のそれ。あの日はさほど明るくも
ない室内だったので気付かなかったが、布地の上にちりばめられた模様が日の光を受けキラキラと輝いている。
漆黒の髪はいつにも増して黒いのに不思議な輝きを放っている。
「まぁ、いきなり熱い視線でお出迎えなんて、嬉しいわ」
思わずハッとなる真志。しかし、姫乃の言葉に嫌味はない。本当に喜んでいるらしい。
「え・・・あ・・・すみません。その、服に・・・」
「あ、これ?真志くん、前に言ってたから。『着物姿が素敵だ』って」
「・・・覚えていてくれたんですか」
「当然よ。真志くんが誉めてくれたことなら何だってするわよ?女ってのはそういうもの」
「素直に嬉しいです・・・や、立ち話じゃなんですね。どうぞ」
「はぁい、お邪魔しま〜す」
「ふぅん・・・綺麗にしているのね」
真志の部屋に入った姫乃の最初の言葉がそれだった。
「男の子の部屋だからもう少し散らかってるのかと思ったけど」
「それは・・・掃除くらい、しますから・・・」
「そうよねぇ〜。女性を入れるのに汚いままだったらそれはそれで困るけど」
「少し、待っててください。お茶、煎れてきますから」
「ちょっと待ったぁ!」
「わっ!な、なんですか姫乃さん」
いきなり大声を出す姫乃に真志は跳び上がる。
「お茶って、緑茶?」
「はい・・・そのつもりですけど・・・」
「なら、私が煎れるわ」
「え・・・でもお客さんにそんな・・」
「あら、それは私の所属部を知ってのことかしら?」
フフンと鼻を鳴らしながら自信ありげに言う姫乃。
「・・・そういえば、茶道部でしたね」
「でしょう?なら、私の方が適任でしょ?」
「それもそうですが・・・」
「じゃ、私が煎れてくるから・・・」
「待ってください」
「な、何かしら・・・?」
真剣な真志の声に姫乃は少しだけたじろいだ。
「姫乃さん、ウチの台所の何処に何があるか知らないじゃないですか」
「・・・・・・・・・orz」
「案内しますから、どうぞ」
「あっはっはぁ。ごめんね〜」
「いや、別にいいですから」
・
・
・
「うーん・・・」
「どう?おいしいでしょ?」
「はい。ウチのお茶がこんなに美味しく感じたのなんて初めてです」
「お茶はね、葉に合わせた煎れ方があるのよ。それさえきちんとすれば案外いけるものなのよ」
「覚えておきます」
そして、そこから始まる二人の会話。他愛もないことを止めどなく話し続ける。
どのくらい、会話が続いただろうか。姫乃が真志に訊いた。
「ね、真志くん、隣に行って、いいかしら?」
「えっ・・・・・・いいですよ」
戸惑いながらも真志はそれを許した。
許しを得た姫乃は隣に座ると真志の方を見てにっこりと微笑んだ。真志もつられて微笑む。そして、まるで
そうするのが自然とばかりに、腕を絡ませ、肩に頭をもたれかけてきた。一瞬ビクリとしてしまった真志だが、
それを受け入れ、自分もそっ、と頭を姫乃の頭にもたれさせ、手に手を重ねる。
言葉も交わさず、ただじっとそのままでいる二人。それだけで二人は心が満たされていくのを感じる。
「しあわせ・・・」
「・・・はい」
ぎゅっ、と絡めた腕に力を入れ姫乃が体をさらに寄せてくる。腕にあたる柔らかい感触に気付く。真志は自分の
心拍数が一気に上がるのを感じた。
「肩、抱いて欲しいな・・・」
姫乃がそんなことを呟く」
「その手を離してくれないと、出来ないですよ?」
動揺を悟られまいと、精一杯の平常心を装って答える。
「やぁだ。何も腕は一本だけじゃないんだし」
「わかりました・・・ほら、コレでいいですか?」
駄々をこねる姫乃に仕方ないなぁ、と思いながらも甘やかしてしまう真志だった。
自分の体を回して右腕で姫乃の肩を抱き寄せる。
「ん・・・嬉し・・・」
姫乃が甘えてくる。自分が先輩な分、いつもお姉さん気取りで真志に接してくる姫乃だったがこういう所は
本当に年頃の女の子なのだなぁ、と真志は思う。
真志は無意識のうちに姫乃の髪に触れ、それをそっと撫でていた。
姫乃は目を閉じ、うっとりとそれに酔いしれていた。
やがて、姫乃はすっ、と顔を上げた。真志の目を一瞬のぞき込み、顔を近づけてきた。真志もそっと近づける。
自然に唇を重ね合わせる二人。これまでならそこで終わりだったが、今日は違った。
姫乃は微かに唇を開いて舌を出すと、それを真志の唇に触れさせる。
驚いた真志が少し口を開いた瞬間、姫乃の舌は真志の口腔内に潜り込んでいた。逃げようにもいつの間にか頭を
押さえ込まれ逃れることができない。
やがて、姫乃の舌は真志のそれを捕らえた。安心させるように静かに突く。真志の舌もおずおずと突き返すと、
姫乃は舌を退き、真志のそれを自分の口腔内に導く。今度は真志の舌が姫乃の口腔内を蹂躙する。
クチュクチュと唾液を絡める音を響かせながら二人は唇を重ね、舌を貪り合う。
息苦しさに堪りかねた二人が顔を離すと、互いの舌の先端に唾液の橋がかかる。それがぷつりと切れるのを見届け、
姫乃が口を開く。
「キスが、こんなに素敵だなんて・・・」
「頭がボーっとしてきます・・・これが、大人のキスなんですね」
「うん・・・。ね、もう一回・・・」
真志は唇を重ねる事で答えとした。上になり、下になり、絡めたり、唾液を捏ね合ったり。二人は夢中で互いの
唇と舌を貪りあった。
再び唇を離した二人は見つめ合う。もはや欲望を抑えることはできなかった。二人は愛する者同士の本能に従う
事にした。
真志は姫乃を抱き寄せるとその耳元で囁いた。
「姫乃が、欲しい」
と・・・。
姫乃は頷いて、同じように囁いた。
「はい。私も、真志が欲しい」
もう一度見つめ合い、唇を重ねる。
その時、真志はハタ、と気付いた。
「あ・・・姫乃さん、着物・・・」
「ん・・・?あぁ、そうね。汚れたら面倒だものね。待って。今、脱ぐから」
脱ぐ、とかあっさり言われると感傷も何も無いが、こればかりは仕方がない。
帯をはずし、着物を脱ぐと姫乃はそれらを綺麗に整えた。白い襦袢姿の姫乃を見て、真志はふと、ある疑問を
口にだした。
「姫乃さん、し、下着って来てるんですか・・・?」
「あら、どうして?」
「和服着るとき、下着・・・その、付けないって聞いたことあるから」
姫乃は小首を傾げながら言った。
「真志くん、こっち、来て」
言われるがままに姫乃の前に立つ真志。姫乃の体がスッ、と倒れ込んでくる。
「付けてるのかどうか、直接確かめてみなさいな」
そう言って姫乃は真志の手を自分の胸に導く。以外と薄い襦袢越しに伝わる柔らかい感触。僅かに手をずらして
みるが、そこに有るべきブラの感触はない。
「まさか・・・それじゃ・・・?」
「確かめて、いいのよ?」
そう言われ真志は手を下ろしていき、恐る恐る姫乃の尻に触れる。やはり、ショーツを身につけている感じはない。
「やっぱり、付けないん、ですか?」
「ふふ・・・普段はちゃんと着けてるわよ。でも、今日は特別。真志くんのところに行くんだから、そんな無粋な物身に
着けてなんて行けないわ」
「あ、あう・・・」
自分のためならそこまでやる、と言い切る姫乃に掛けるべき言葉が無かった。嬉しいようなこそばゆいような
感情を扱う術をまだ真志は知らない。
「直接、触って・・・」
姫乃はもう一度真志の手をとり、それを襦袢の中に導き、胸に直接触らせる。
「ああ・・・そんな・・・」
「どう?」
「柔らかくて、熱くて・・・そんな、そんな・・・」
うわごとのように呟く真志。
「もっと触って・・・といってもこれじゃ触りづらいわね。ちょっと待ってね」
そう言って姫乃は襦袢から両肩を抜いた。今まで男性の目に晒したことのない柔肌と豊かに実った胸が晒される。
「これなら、ほら・・・」
再び手を導く姫乃。
目の前に無防備に晒された柔肌の白さが目を射る。豊かに実った乳房はたとえようもやく柔らかかった。
「こ、こんなに柔らかいなんて・・・」
半分涙目になりながら呟く真志。姫乃はその手に自分の手を重ね、導く。
「んっ・・・もっと、ゆっくり・・・そう、はじめは優しく。ゆっくり。加減が大事よ」
真志は何かに憑かれたかのように頷きながら手を動かす。
「っ・・・は、もう少し強くてもいいわよ・・・上手、上手よ真志くん。その調子・・・」
誉められた真志は教えられた通りにに緩急を付けながら乳房を揉みし抱く。掃くように撫で、時には握りつぶすかの
ように指をめり込ませる。
「い、いいっ・・・乳首、乳首も・・・ぁん。そう、そんな風に・・・」
真志の指が乳首をコロコロと転がす。それはあくまでも優しい。
「乳首・・・尖ってきてます・・・」
「ぁ・・・そうよ。女は感じると乳首が尖って・・・ゃあ・・・そんなにひっかいちゃダメ・・・」
無意識に真志の指が指先で僅かに引っ掻くように乳首をいじると姫乃はそれだけで体を震わせる。それに気を
よくした真志は更に乳首を攻め立てた。
「やっ・・・ダメ。そんなに、そんなにしたら・・・」
連続した快感に姫乃は振り回されていた。自分で慰める時の何倍もの快感だった。愛する真志の−そうされることを
想像しながら慰めていた−手によるものなのだ。それがこれ程心地よいものだったとは。
「ふぁ・・・待って、待って、真志くん・・・」
姫乃は真志の手を掴んで止める。真志は少しだけ不満そうな顔をした。
「どうして、止めちゃうんですか?姫乃さん、気持ちよさそうなのに・・・」
「ずるいよ、真志くんだけ」
「え?」
「脱いで。真志くんも裸になって・・・」
「・・・今ですか?」
「そう。今」
腰に手をあててそう言い切る姫乃。先程まで真志に揉まれ、上気した胸とツン、ととがった乳首があらわになる。
しかし、それを隠す素振りは見せない。むしろ見せつけ、挑発しているようにさえ見える。
「うう・・・わかりました」
そう言って脱ぎはじめる真志。最後のトランクスを脱ぐとき、姫乃の方を見る。『脱げ』とばかりに頷く姫乃。
真志は意を決してそれを脱ぎ去ると、姫乃に向き直る。敢えて隠すことはせず、全てをさらけ出す。
姫乃が視線を釘付けにしたまま息を飲む。その視線がどこに向いているかなど、想像するまでも無かった。
「ちょ・・・やだ・・・凄い。それって、いつもそんななの?」
真志のペニスは完全に勃起していた。(姫乃にすれば)それは童顔に似合わぬ程の凶悪な姿だった。
「いえ・・・普通は、萎んで、ます・・・その・・・女性の乳首と一緒です・・・・・・」
気恥ずかしさに視線を逸らしながら真志が答える。
「そ、そうなの・・・」
そういう割りには姫乃は怯えたような、泣きそうな表情を浮かべている。
恐る恐るという感じで姫乃が近づいてくる。真志はそれを抱き寄せる。
「やっぱり男の人の体だね・・・」
背中や肩、胸に手を這わせながら姫乃が呟く。
「それに・・・あぁ、とっても熱い・・・お腹に伝わってくる・・・」
下の方を見ながら姫乃が言う。その言葉と視線に反応してペニスがビクビクと震える。
「あ・・・動いた・・・」
「す、すみません・・・」
何故か真志は謝っていた。姫乃は釘付けにしていた視線を上げて言った。
「ねぇ・・・触って、いい?」
「え?!」
「さっき、真志くんが私の胸を触ったから、今度は私の番・・・いいで、しょ?」
真志が無言で頷くと姫乃は真志の前に跪いた。目の前に隆起したペニスが有った。
「なんだか、近くで見ると凄い・・・」
先端が臍まで届きそうなほどに伸びながら反りかえっている。胴には血管が浮き上がり、先端は亀頭が赤黒い
姿を露出させていた。それは確かに凶器と呼ぶにふさわしい姿だった。
姫乃は恐る恐る手を伸ばしそれに触れ、掴んでみる。
「あぅ・・・」
真志が声を漏らすのに合わせるかのようにペニスがビクン!と震える。驚いて手を離す姫乃。
「きゃっ?!今、動いたよ?」
「すみません・・・気持ちよかったから・・・」
「え」
「姫乃さんに触られたら気持ちよかったから思わず・・・」
「気持ち、良かったの?私に触られて?」
「は、はい・・・」
「もう一回、いい?」
「はい」
姫乃が再び手を伸ばして触れる。ピクリ、ピクリとペニスが反応する。
「やだ・・・なんだか、可愛いかも・・・」
可愛い、という表現はともかく、姫乃は震えるペニスに
「握って、いいよね」
「はい・・・あんまり強く無く・・・」
「ん・・・・・・凄い。火傷しちゃいそうだよ・・・」
ペニスを柔らかく握りしめられ真志は快感を堪えるのに必死だった。美人に、それも愛しい恋人の姫乃にである。
姫乃と同様に、真志もまた相手にそうされることを想像しながら慰めていた。そして、姫乃の白く細い指が自分の
醜悪なペニスを握りしめている光景は余りにも背徳的で扇情的光景だった。
「男の人って、こうすると、気持ちいいんだよね?」
そう言いながら姫乃が握った手を動かしはじめる。それはぎこちない動きだったが、真志にとっては強烈な一撃
だった。
「くぁっ!・・・そ、そんなことしたらっ・・・」
「いいの?気持ちいいの?」
「よっ、良すぎて・・・ああぁっ・・・く・・・」
歯を食い縛って耐える真志。今ここで出したらどうなるか。それを考えたら何としても耐えるしかない。
「いいよ、もっと、もっと気持ちよくなって」
真志が気持ちよくなっていることに気をよくした姫乃の手の動きが激しさを増す。ただ単に手を前後させている
だけだが、今の真志にはそれでも十分以上のものだった。
「うく・・・だめです・・・このままじゃ、で、出ちゃいます・・・」
「いいよ、出して。出していいよ!」
そう言いながら更に手の動きを速める姫乃。もはや真志は限界だった。姫乃を振り払う事も出来そうにない。
「あっ、出るっ・・・ぅああっ!」
その瞬間、真志のペニスが弾け勢いよく射精した。ドロリとした白濁の精が礫となって飛び出していく。
「きゃっ?!」
何が出るのかわかっているようでわからなかった姫乃はそれをモロに顔に浴びてしまった。色白な姫乃の肌を
白濁した精が穢していく。
「ぁぁ・・・」
欲望を解き放つ快楽に身を委ねながら真志はその光景を眺めていた。自分の放つ精が姫乃を穢していく。その
背徳感が快楽を更に燃え立たせる。
「ああっ・・・凄い・・・こんなに、凄いなんて・・・」
姫乃は放心したかのように真志の精を顔で受け止めていた。自分が真志によって穢されたということは彼女に
とっては屈辱よりも快感に近かった。身も心も彼の物になれた気がしていた。
「ああ・・・姫乃さん・・・姫乃さん・・・」
まだ快楽に心囚われている真志がうわごとのように姫乃を呼ぶ。
「ん・・・これが、男の人の射精・・・これが、精液・・・そして・・・」
姫乃もまた心ここにあらずという風に呟く。真志の放った精は姫乃の顔を伝い落ちていく。姫乃はそれを手で
すくう。そして、それを舐め取る。
「真志くんの味・・・ん・・・おいし・・・」
うっとりとした姫乃の表情。それを見て幾らか萎んでいた真志のペニスが再び硬く伸び上がる。
「ああっ・・・姫野さん、ごめんなさい。ごめんなさい・・・」
「どうして謝るの?」
「だって、僕、姫乃さんの顔に・・・」
「フフ・・・いいのよ。真志くんのだから」
「え?」
「真志くんの体から出たものだもん。幾らだって受け止めてあげる。それに、気持ちよかったから出たんでしょ?」
「は、はい」
「私のせいで気持ちよくなって出してくれるなら嬉しいもの。だから、気にしないで。私はむしろ満足してるの」
「姫野さん・・・」
真志の表情が少しだけ安堵したものになる。それでも真志はティッシュで残りを拭き取ってやる。
「あん・・・もう、真志くんたら律儀なのねぇ。それに・・・」
「はひっ?!」
「ここはまた元気になってるよ?」
姫乃が力を取り戻したペニスをやんわりと掴む。
「それに男の人は一度出しておく方が安心出来るって言うでしょ?だったらこれで良かったんじゃない?」
「そ、それはそうかもしれませんけど・・・でもなんでそんなこと・・・」
「ウフフ・・・お姉さんを甘くみないことね」
クスクスと笑いながらペニスをまさぐる姫乃。真志はそれに抗えず、姫乃にされるがままになっている。
「ねぇ、真志くん」
姫乃が手を止めた。
「なんですか?」
「今度は真志くんが私のに触って」
「姫乃さんのにって・・・」
「女の人の、大事なところ・・・」
そう言って姫乃は真志の右手を掴むと、膝立ちになっている足を少し開く。そして襦袢の合わせ目から
真志の手を招き入れ、自分の股間に、未だ誰も触れさせたことのない花園に触れさせる。
「ああっ・・・こ、こんな・・・」
「どう?ここが女の人の大事な所・・・」
「す、凄いです・・・何だか熱くて溶けそうです・・・」
「ね、触って。もっと」
「でも、どうしたら・・・」
「じゃ、私の動きに合わせて、ね」
姫乃が手を重ね、真志を導く。真志はそれを真似ながら愛撫する。
「はぁ、あぁ・・・・いいよ、真志くんの手、いいよ・・・」
「ぬ、濡れてきてます・・・気持ち、いいですか・・・」
「うん・・・いい、いいの。女は感じると濡れてくるのよ・・・あっ、そこ、そこをもっと」
真志の手は次第に自らの意志で動きはじめる。花びら全体を撫でたり指で擦ったりする。
「ぁああ・・・いいよ、真志くん、いい。もっともっと触って、いじって」
真志の手は更に大胆に動き回る。そして、それは花園の頂きにも及んだ。
「はふぅ!」
「あっ?!痛かったですか?」
ビクン、と体を震わせた姫乃に真志が心配そうに声をかけ手を止めた。
「違うの。凄く気持ちよかったの・・・真志くんが今触った所、クリトリスなのよ」
「クリトリス、ですか?」
「そう。陰核。女の人のオチンチン・・・」
「オチ・・・ンチン、ですか・・・」
余りにも露骨な表現に真志は半ば絶句してしまった。
「だから、もっと触って。でも、優しくね・・・敏感だから、乱暴にしたら痛いから・・・」
「はい・・・が、頑張ります」
真志が手の動きを再開させる。
「はぁぁ・・・いい、気持ちいい・・・もっと、もっと・・・」
姫乃は自分の股間に潜り込んだ真志の右腕を掴みながらその動きに身を委ねていた。
「そ、そんなにしたら・・・ぁぁ・・・感じちゃう。久しぶりだから感じちゃう・・・」
「久しぶり、なんですか?」
手の動きを休めることなく真志が姫乃に問う。
「だって、真志くんのお部屋に行くって・・・決めた時からずっと、我慢、してたの・・・」
「そんな・・・」
「私、したかったんだもん・・・真志くんと一つになりたいって思ったから。真志くんが両親が居ない時って
言ったから・・・あぁん・・・止めないで、手、止めないで・・・」
「僕も、です・・・ずっと、我慢してたんです・・・姫乃さんと、その、したかったから・・・」
「真志くんも、あなたもそうなの・・・?」
「そうです、僕達同じこと考えてたんですね」
「ああっ・・・こんなことって・・・嬉し・・・そ、そこ、そこをもっと・・・」
「姫乃さん、姫乃さん・・・」
「真志くん・・・ぅぅ・・・ダメ・・・い、イキそう・・・」
「いいですよ、イってください。気持ちよくなって」
「あふぅ・・・・っく・・・イクっ・・・ぅううう!」
ビクビクと体を震わせ、背を反らしながら姫乃が達する。
真志は姫乃の股間からゆっくりと手を抜く。その手は姫乃の花園から溢れ出した蜜でぐっしょりと濡れていた。
それを真志はペロリ、と舐め取る。姫乃がそうしたように。
「ん・・・姫乃さんの、味です・・・」
「ゃぁ・・・意地悪、言わないで・・・」
「僕も一緒です。姫乃さんのならいくらでも・・・」
「んっ・・・あふ・・・」
その言葉を聞いた姫乃が体をピクリ、と震わせる。
「・・・もう、そんなこと言うからまた軽くイっちゃったじゃない」
「すみません」
そういう真志の顔は笑っていた。そして姫乃の体を抱き寄せる。互いの体をまさぐり、頭を撫でる。
真志は自らの想いを姫乃の耳元で睦ぐ。
「僕は、姫乃さんと一つになりたい・・・いいですか?」
姫乃も、真志の耳元で囁く。
「いいよ・・・私も真志くんと一つになりたい」
「ベッド、行きましょうか」
抱き合いながら、もつれるようにしてベッドに向かう二人。と言ってもさして広いわけでもない真志の部屋
なので、ほんの数歩の話なのだが。
ベッドに身を横たえた姫乃の足下に真志が膝を突く。自分の目をのぞき込んできた真志に姫乃は頷く。
真志は姫乃の襦袢を押さえる腰紐を緩め、足下からそれを開いていく。
スラリと伸びた、白くまぶしい姫乃の足が晒されていく。その内股ではこぼれ落ちてきた蜜がキラキラと
光っていた。
今や襦袢は腰の所でいくらか止まっているだけになっていた。襦袢の白と肌の白、シーツの白が微妙なコント
ラストを成している。シーツの上に広がる黒髪と唇と乳首の色。そして股間の頂きを飾る、髪と同じくらい黒く
柔らかそうな和毛。
その色の見事なまでの競演に真志は息を飲む。
「綺麗、です。とっても」
「ん・・・ありがと。・・・ね、早く・・・」
そう言って姫乃は真志を迎え入れるべくゆっくりと足を開く。真志はその間に膝を進める。
足の付け根、姫の花園が目に入ってくる。サーモンピンクというかなんというか、形容し難いその花びらは
自らが作り出した愛蜜に濡れていた。そして、微かに震えながら真志を待ち望んでいる。
真志は姫乃の体に自分の体を重ねる。姫乃が抱きついてくる。互いの体温が直に伝わってくるのを、滑らかな
肌の感触を、豊かな乳房の感触を感じた。
「あったかい・・・」
「はい・・・あったかくて、柔らかいです・・・」
ひとしきり互いの温もりを感じ合うと、真志は膝を突いて腰を浮かせる。そして、ペニスを掴むとそれを姫乃の
花園に近づけていく。
姫乃は手を伸ばし、それを自らの花芯に導く。
「ここよ・・・ここが、女の一番大切なところ・・・」
「ここに・・・」
「さぁ、来て・・・」
「痛かったら、言ってくださいね。何時でも止めますから・・・」
「痛くても我慢するから。最後まで、して」
「じゃぁ、行きます」
そう宣言して真志はペニスをゆっくりと突き入れていく。
「・・・っ!」
初めて男を迎え入れる姫乃の花芯は些か窮屈気味だったが、真志はそのまま進んでいく。途中、抵抗感のような
ものを感じる。処女膜なのだろう。真志は一瞬のためらいの後、更に腰を押し込む。
「いっ・・・!・・・・・・っ!」
姫乃は唇を噛み、首を反らし、シーツをギュッと掴みながら耐える。
「だ、大丈夫ですか?!」
その苦しみ方に急に不安を覚えた真志が動きを止める。
「だい、じょうぶ・・・だから・・・続けて・・・」
そう言うがその瞳には大粒の涙が浮かんでいる。
「でも、辛そうですよ」
「いい、の・・・これは・・・女なら通らなきゃならない途だから。だから、止めないで。私を、女にして・・・」
「わかりました・・・でも、本当に辛かったら言ってくださいね・・・」
姫乃が頷くのを確認してから再び腰を進める真志。
「は・・・ぁ・・・入り、ましたよ・・・」
少しきつくなってきたものの、なんとかペニスを根元まで押し込んだ真志が安心させるように言う。頷く姫乃の
瞳には相変わらず涙が浮かんでいたが、その顔は笑っていた。
「姫乃さん、笑ってます」
「だって・・・大好きな人に初めてをあげられて、女にして貰ったんだもん。嬉しくないはずないじゃない」
「姫乃・・・」
愛おしさがこみ上げてきた真志は姫乃の体を抱き締め、頭を撫でてやる。
「えへへ・・・真志くん、優しい・・・」
頭を撫でられながら姫乃は真志に頬ずりして甘える。二人はどちらからともなく唇を求める。何度も、何度も。
どのくらいそうしていただろうか。5分か、10分か。長いようで短い間、二人はそうしていた。
痛みも退いてきたのか、姫乃の表情が心なしか緩やかになっている。
「私たち、一つになったんだよね」
「はい、僕達、今、一つになってます」
「うん、私の中に真志くんが居るの、感じる・・・」
二人は繋がったままだった。痛いほどにペニスを締め上げていた花芯は今は柔らかくペニスを包み込んでいる。
それを感じて、ペニスがピクリ、と動く。
「んっ・・・いいよ、真志くん。動いて、いいよ。私、大丈夫だから」
「本当に大丈夫ですか?」
「うん、だから、動いて。私の中で気持ちよくなって。私を気持ちよくして」
「はい・・・それじゃ、動き、ます」
そう宣言してから真志はゆっくりと腰を退く。姫乃の肉襞はそれを許すまいと蠢くが、それを振り切り、抜ける
手前まで退く。そして、今度は一転腰を突き入れる。肉襞は待ってましたとばかりに絡み付き、迎え入れる。
ゆったりとした動き。
「はぁぁ・・・あ、ふぅぅ・・・ん」
姫乃の声に痛みの色は無かった。むしろ快楽のそれが多い。
「っ・・・大丈夫、ですか?」
「あっ・・・ふぁ、い、いいよ・・・大丈夫。痛くない・・・からっ・・・もっと、動い、て」
「は、はいっ・・・」
真志が少しペースを上げる。
「あっ・・・あん、あっ、そう、そうよ。いいの、いい」
「姫乃、さん・・・凄くて・・・あう・・・僕、僕・・・」
「真志くん、真志くん・・・んぅ・・・もっと、もっと」
真志がピッチを上げ始める。姫乃も愉悦の声を上げる。姫乃の腰が時々、真志に合わせて動く。
「んぁぁ・・・真志くん、私も、私も、動いて、いい・・・?」
「い、いいです。動いて、くだ・・・っくぅ・・・」
姫乃が真志に合わせて腰を動かす。二人の快感が一気にヒートアップしていく。
同時にそれは真志の限界をも示していた。一度射精しているとはいえ、初めての体験だけに欲望のコントロール
もままならない。
「あぁぁ・・・ダメです、もう、ダメ・・・イキそう、です・・・」
「あっ・・・い、いいよっ・・・イって、いいよ・・・この、まま、いいから」
「で、も・・・中っ、中に出したりしたらっ・・・・くぅ・・・」
「大丈夫よ、大丈夫だから・・・このままっ、このまま来てっ」
「あっ・・・ダメです。も、もうっ。これ以上は・・・」
真志がラストスパートを掛ける。互いが腰を打ちつけ合う音がいっそう激しさを増す。真志は姫乃に、姫乃は
真志にしがみつく。二人は無意識に指を絡めながら手を握り合わせる。
「イクっ、出るっ・・・もうダメだ・・・姫乃、イクっ・・・」
「来て、来て。私も、イクからっ・・・真志、来てっ」
「ぅあっ・・・イクっ・・・姫乃ぉっ!」
姫乃の名を叫びながら真志が絶頂に達する。ペニスの中を精液が固まりとなって通り抜け、姫乃の深奥部に
向かって放たれていく。
「私も、私もイクっ・・・真志っ!」
体の深奥に灼熱の精を浴びせかけられた瞬間、姫乃もまた絶頂に達する。
ガクガクと体を震わせながら絶頂感を味わう二人。精を解き放つ快感に、精を浴びせかけられる快感に。
室内に、二人の荒い息だけが響く。まるで長距離走を最初から最後まで全力で走ったように激しく、荒い息。
「んっ・・・んん」
「ぅん・・・む」
二人はそんなことには構わず唇を重ねて舌を貪り合う。息が苦しくなったら離れて酸素を補給し、またキス
をする。何度か二人はそれを繰り返す。
ようやく息が収まってきたところで、二人はもう一度口づけて、互いを見つめあう。
「姫乃・・・」
「真志・・・」
真志の手が姫乃を頬を優しく撫でる。くすぐったそうに、だが嬉しそうに姫乃はそれに甘える。
「ねぇ・・・良かった?」
「はい、とても。姫乃は、どうでしたか」
「私も、素敵だった。とっても・・・嬉しい・・・」
そう言う姫乃の瞳にまた涙が浮かんでくる。
「ほら、泣かないで・・・」
その涙を拭ってやる真志。
「ありがと・・・でも、いいじゃない。うれし涙だもん」
「そうですね。それならばいいかもしれません」
クスクスと笑う真志。つられて姫乃も微笑む。
と、そこで二人は気付いた。まだ自分達が繋がったままだということに。
「すみません・・・今、出ますから・・・」
「フフフ・・・もっとゆっくりしていっていいのに」
真志は済まなそうな笑顔を浮かべながらゆっくりと腰を退く。ペニスは萎んでいたが姫乃の肉襞は名残惜しい
とばかりに絡みついてくる。
ぬぷっ、という音と共に引き抜く。その後からドロリと精液が溢れ出してくる。それは微かにピンク色で、
姫乃が純潔であったことをハッキリと示していた。
真志は溢れるそれをティッシュで拭ってやる。それから自分のを清め、姫乃の隣に横たわる。
姫乃が体を寄せてくる。真志は自然な動作で腕枕をしてやる。
「うふふふ・・・」
姫乃が忍び笑いを漏らす。
「なんですか?」
「・・・幸せ」
真志の腕に包まれ、真志の胸に顔を埋めて。真志の手が髪を梳く。これを幸福と言わずして何というか?
姫乃は全てを真志に委ね、幸福の余韻を満喫していた。
暫くして、姫乃が何かに気付いたように顔を上げる。
「シーツ、汚しちゃったね」
「いいですよ、別に。洗えばいいだけです。ていうかむしろ永久保存ですか?」
「やだ。恥ずかしいじゃない。そういうのは想い出だけにして」
「冗談ですよ」
「もう・・・」
甘える姫乃の胸が自分の胸板をくすぐる感触に、堪らず真志は反応してしまう。
「あら・・・随分とやんちゃさんね(笑)」
「すみません。つい・・・」
「フフ・・・もう一回、しよっか?」
「でも・・・」
「大丈夫よ。それに、真志くんがしたいなら私はそれでいいの」
姫乃の体を気遣う真志に、そういう姫乃。その目は嘘を言っていない、と真志は思った。
「うんと優しくしますから」
「うん・・・いっぱい、して」
「姫乃・・・」
「あぁ・・・真志ぃ・・・」
襦袢を脱がせ、文字通りの一糸纏わぬ姿にした姫乃を抱き寄せ、体を重ねると、二人は愛の営みを再開する。
「もう、夕方ね・・・」
「一日、終わっちゃいましたね・・・」
2ラウンド目を終え、シャワーで汗を流した二人は何をするでもなく、ただベッドの中で互いの体をまさぐり、
キスを繰り返していた。
夕刻の日差しが、今日という日の、そして二人の時間が終わりに近い事を告げていた。
「今度のデート、どこに行こうか・・・」
「ん・・・・・・思いつきません。明日以降考えればいいじゃないですか。今日は、もうこれ以上何も・・・」
「そうね・・・。まだ時間はいっぱいあるもんね」
「ええ・・・」
「・・・・・・・・・さ、名残惜しいけど、今日はここまで、かしら」
「そうですね。名残惜しいですけど、ここまでですか・・・」
「このまま泊まってきたいなぁ〜」
「でも、門限とかあるんでしょうから・・・」
「ヤダヤダ、真志くんが一緒じゃなきゃやだ〜」
変に駄々をこねる姫乃に真志は思わず本音を漏らしてしまう。
「ずっと傍に居て欲しいですよ。姫乃には。365日。何時、如何なる時も二人で一緒に居た・・・」
と、そこまで言って真志は自分が恐ろしい事を口にした事に気付いた。
「まぁ・・・プロポーズだなんて。お・ま・せ・さ・ん(ハァト)」
「わっ、わわわわっ!い、今のはとっても将来的希望というかなんというかであって今の状・・・」
「いやん。まさにプロポーズじゃない」
両手を頬に当て、クネクネと喜びに身を捩らせる姫乃。その頬が朱く染まっていたのは、決して夕日のせい
ばかりではなかった。
「はわわわわ〜」
泡を喰ってしまった真志を面白そうに眺める姫乃。そして、先程とはうって変わって真面目な声で切り出す。
「ありがとう、真志くん。私、凄く嬉しいよ」
「姫乃、さん・・・」
「女にして貰ったうえに、プロポーズまで。もうこれ以上無いくらい幸せよ」
「は、はぁ・・・」
「もちろん、プロポーズの返事は『はい』よ。でもね・・・」
そこで一端言葉を切り、真志をじっと見つめる。
「これは、私たち二人だけの秘密。私たち、まだ学生ですもの。わかるでしょ?」
「はい、十分に」
「だから、これは私たちの未来への約束。私たちが将来大手を振って結婚できるようになった時のための約束。
いいわね」
「はい。僕達の未来のために、約束します」
「うん、それでこそ真志くんよ・・・私の、未来の旦那様・・・」
そう言って姫乃は真志を抱き寄せる。頬に当たる柔らかい胸を感じながら真志は自分の思いを新たにした。
「さ、そろそろ帰らないとね」
スッと真志の体を離した姫乃が明るくそう言う。
「さっきよりも日が傾いてますからね」
「そうそう。暗くなる前に、ね」
ベッドから降りた姫乃が着付けをはじめる。足袋を履き、襦袢を着て、着物を着て帯びを締める。てきぱきと
乱れのないその動きに真志は目を見張る。
「私、着付け出来るのよ。だからいくら脱がせても大丈夫よ。・・・安心した?」
「・・・ええ。」
「よしよし、じゃぁ今度からは着物で真志くんを誘惑ね」
「でもたまには洋服姿も見たいですよ」
「わかってるわ。その時のお楽しみということにしておいて」
「期待させてもらいます」
真志は困ったような、それでいてどこか嬉しそうな顔をした。
「じゃ、私は帰るから」
すっかり身支度を終えた姫乃がそう言って立ち上がる。
「途中まで送ります」
「・・・じゃぁ大通りまでお願いしようかしら」
玄関を出て並んで歩く二人。無言だが、二人は手を繋いでいた。それだけで二人の心は通う。
10分ばかり歩いて、もう少しで大通りという所まで来た時、姫乃が手を離す。
「ありがとう。ここでいいわ」
「はい。それじゃ、また」
「うん。また、ね・・・」
姫乃が半歩下がった所で止まる。
「ね・・・さよならの、キス」
真志はサッと辺りを見回し、人気のない事を確かめると、姫乃を引き寄せる。自分の腕の中に抱き、唇を重ねる。
ほんの、数秒の出来事。だが、永遠のような数秒。
二人は互いにスッと身を退く。
「またね・・・」
「はい、また・・・」
姫乃が小走りに去っていくのを真志は見送る。
大通りとの合流する角の所で姫乃がくるり、とこちらを向いて手を振った。
真志も微笑みながら手を振った。
というわけで、先日投下分の続き。エロメインですが、相変わらず長い・・・
#連投規制くらっちまうし。
俺に今必要なスキルは「減量化」だとつくづく実感。
なんとなく和服でエロが見えにくいな。実際はもっと面倒なはずだけど、
その辺りはご勘弁の程を。
失礼。「続き」、といってもまったくの続きではないです。
今回は敢えて初えちぃまで日を開けてみました。
#あそこからえちぃというのは無理矢理になるので
867 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 11:08:00 ID:LvFQGBid
うざ・・・
868 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 11:14:25 ID:fFx9fJzv
お前がな
どうでもいい会話ばかりがダラダラ続いているだけで、これはSSの形を借りた台本だな
そのうえ肝心の会話にセンスが感じられないため、スピード感が無いのも致命的
ストーリーの進行を会話に頼るのはやめて、不必要な会話はできるだけ削いでみよう
そして、会話で使う言葉をもっと吟味すれば、少しは読める文になると思う
結局、早い話が書き捨てしちゃうのね。
1本書き切る構成力がないのに話ばかり広げてしまって、収拾つかなくなったんでしょ?
どんな形からでもキッチリとエンディングまで持っていくウンコの方がまだマシ。
人間的にはどうかとは思うけどw
GJ
だけど自己語りはやめたほうがいい
ここは変なのが粘着してるから尚更ね
会話だけで進むSS書いてる人って、なんか頭悪そうに見える
♪
///
♡
♥
──―
なんか可哀相になってきたからこれあげるよ
人気作家ともなれば、文中にこういうのをバンバン使いまくらないとね
自演がわかりやすいなあw
ほんと、誰が見たってなんの面白みもないダラダラ長いだけのSSなのに
GJ付けるっていうか、まともに読んでる人なんて本人以外にいるはずがないよ
読んで欲しけりゃ読んで貰うための努力を払わなくっちゃ
書いてる本人だけが楽しんで大ウケしている、典型的なダメSSの見本だ
876 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 02:24:22 ID:KB/3diIx
エロパロスレの終焉はいつもこうだ
早目に見切りを付けるのが大人
愛着が湧いたなら心中あるのみ
まあ心中したいスレなんて俺には二つくらいしかないが
自分が作り上げたオリジナルのキャラや世界観には愛着ひとしおだろうに
それが他人に笑い者にされ、土足で踏みにじられること考えたらたまらないよな
たとえ、このスレがどんなに荒れていようとも
俺はこのスレを離れない
いいなと思う作品があれば「GJ!」を送る
まぁなんだ
ここだと余所ではあっさりスルーされるような低レベルのSSでも
手軽にGJ貰えると分かっているからな
書き手としてはなかなか気持ちのいいぬるま湯には違いない
いいぬるま湯なのか
それで作品が増えるなら問題ない
まともな書き手なら、なんでもかんでもGJ貰えると分かっているスレに投下しないだろ
書き手って人種は、読み手が思っているよりもっとストイックなもんだと思うよ
>>882 自称ストイックな書き手さん、あなたが投下している、そのレベルの高いスレを教えてください
まあ、低レベルなSSでも
ほかのスレでは新しい投稿を歓迎し、修正すべき点を挙げて
その書き手の技量の向上に協力しようとしてるけどね
ちなみに俺には国語力とセンスがないので、そんなことできません
すいません
まあ、ここで辛口の意見を書きづらくなったのは、荒しとしても誤算だったんだろうな
で、今度はその現状を自演で批判して、荒しのネタにしようとしているわけだ
わかりやすいやつだ。だが、このわかりやすいやつに踊らされるのが、このスレなんだな
踊らされてるとは、俺のことだな、きっとw
>>849-866 キタコレ
こういうダダ甘なの、大好物なんだぜ
会話が多くたってラブがあればノー問題
ブツ切れでもハッピーエンドなら全然OK
・・・続きはまだなのかい?
ここまで貶されて続きを書けるほどタフじゃないだろう
なにしろ自分が生み出した自分の分身とも言うべき可愛いオリジナルキャラが
メチャクチャに笑い者にされるんだから
俺なら耐えられないよ
いいからとっとと投下しろよクズ
埋め
チキンハートな俺には耐えられない空気www
893 :
汚れた剣:2007/10/09(火) 19:27:28 ID:6HPS0qS1
「うっわぁ〜、遅くなっちゃった……みんなもう待ってるだろうなぁ」
神子上典子は長いポニーテールをなびかせて全速力で走っていた。
9月も終わりになるある日の放課後のことである。
今年最後になる白いセーラー服が眩しかった。
典子は町の小さな剣道場主の一人娘であった。
自身も物心ついた時から竹刀を振り、中学生の時代には地区大会で優勝するまでの腕前になった。
可憐な容貌と相まって、典子が剣道界期待のスターに祭り上げられたのは当然の成り行きであった。
彼女が進学した城西高校は県下でも有数のスポーツ校であり、彼女が剣道部に入るのは間違いないものと思われていた。
しかし大方の予想と期待に反して、彼女が選んだのは剣道部ではなく自分の家の道場であった。
師範だった父親の急死に伴い、小さな町道場は閉鎖の危機に瀕した。
当時、師範代として父の手伝いをしていた典子は、剣道を続けたがっている子供たちを見捨てることができなかった。
そこで彼女は自らの奨学金や将来の名声を棒に振ってまで、自分の道場を守る道を選んだのである。
ライバルたちと切磋琢磨するストイックな生活とサヨナラすることに、一抹の寂しさを感じなかった訳ではない。
それでも日々成長を見せる子供たちの笑顔を見ていると、自分の選択は間違っていなかったと思う典子であった。
息せき切って自宅に駆け込んだ典子は、セーラー服を脱ぎ捨てて下着姿になる。
細身だが出るべき所は充分に発達した理想の体型である。
タオルで手早く汗を拭くと、洗いざらしの白い道着に着替える。
続いて紺袴に足を通すと、紐を結ぶのももどかしく道場へと向かった。
「ぎりぎりセーフか……」
典子はホッと溜息をつき、静まりかえった廊下を進んでいく。
道場に入ると、子供たちが板間にきちんと正座をして典子を待っていた。
典子が正面に正座するまで、子供たちは私語どころか身じろぎ一つしない。
剣の腕より、まずは礼儀作法を重んじるという典子の躾は徹底していた。
余りの厳しさに、途中でやめてしまう子供もいた。
しかし典子は、礼儀をきちんと身に着けることのできない者に、剣の道を究めることなどできないと信じている。
そして放っておいても、大概の子供がまた道場に戻ってくるのは、典子の人徳と魅力のなせる業であった。
894 :
汚れた剣:2007/10/09(火) 19:28:09 ID:6HPS0qS1
「正面に、礼っ……先生に礼っ」
筆頭に当たる6年生の健一が号令を掛け、神棚に、続いて典子に一礼をする。
それを合図に練習が開始された。
「いち、にぃ。いち、にぃ……」
手狭な道場一杯に広がり、前進後退正面打ちが繰り返される。
典子は列を歩きながら、子供たちのブレを直してやる。
素直な子供ほど、少しの手直しで正しいフォームを身に着けてくれる。
典子は嬉しそうに頷くと歩みを再開した。
招かれざる客が道場を訪れたのは、丁度そんな時であった。
「なんだぁ、評判の道場って聞いて来てみたら……なんでぇガキのチャンバラごっこかよ」
その声に典子が顔を上げると、道場の入り口に如何にも柄の悪そうな男が3人立っていた。
大学生に見える男たちは学ランを着込み、いずれも細長い包みを肩に担いでいる。
どこかの大学剣道部の者なのであろうか、典子はその包みが竹刀であると看破した。
「入門希望者の方ですか?」
典子は素振りを休止させると、男たちに向かって尋ねてみた。
「そのつもりだったんだけどよ……」
「馬鹿らしくなって止めたところ」
「俺たちロリコンじゃねぇし」
男たちはそう言ってケラケラと笑った。
その品の無さに典子はムッと眉をひそめる。
同じ剣の道を歩む者として、子供たちの前で品格のない態度を見せて欲しくない。
「けど、見学は自由なんだろ?」
「ここでおネェちゃんの可愛い顔、ゆっくり見せて貰うよ」
男は『見学自由』の張り紙の横に立ち、嫌らしい視線を典子に向ける。
これには典子も黙らざるを得なかった。
「そ、それじゃあ2列になって……切り返し、始めっ」
練習が再開され、元気のいい掛け声と竹刀が打ち合う音が道場一杯に響き渡る。
男たちはだらしない姿勢になりながらも、大人しく練習を見守っていた。
しかし……。
「けど見苦しい竹刀捌きだねぇ」
男の一人がポツリと漏らした。
「流石はあの卑怯者の起てた道場だけのことがある」
その一言を典子は聞き逃さなかった。
895 :
汚れた剣:2007/10/09(火) 19:28:59 ID:6HPS0qS1
「待って、どういうこと? お父さまが卑怯者だなんて」
典子は聞き捨てならない一言に思わず声を上げていた。
「あんた、あの神子上典膳の娘なんだろ? 卑怯者の娘はやっぱり卑怯者だな」
男はケケケッと笑うと、道場の板間に唾を吐き捨てた。
「あんたのパパ上さまはな、卑怯な手を使って全日本選手権を手にしたんだろ」
「うちの大学の師範がいつも言ってるぜぇ」
亡き父の悪口を言われて、典子も黙っている訳にはいかなかい。
「訂正してくださいっ。さもないと、腕ずくで謝らせることになります」
普段、子供たちに死闘を禁じている典子であったが、思わず頭に血が昇っていた。
「ほほぅ……おネェちゃんが相手してくれるっての?」
「ラッキーじゃん」
典子はしまったと思ったが、もう遅かった。
後から思えば、男たちは最初から道場破りが目的だったのであろう。
願ったり叶ったりとばかり、子供たちを押し退けて道場の真ん中にズカズカ乗り込んできた。
そして包みを解き、中に入っていたバカ長い竹刀を取り出した。
防具は持ってきていないので学ラン姿のままである。
「防具は奥に準備していますから」
典子は父の形見の赤胴を着けながら、準備室の方を示す。
「んなもん必要ないよ」
「うちの流派は防具なんか着けないんだよ」
男たちは余裕の表情でヘラヘラと答える。
「怪我しても知りませんから」
典子は赤胴を床に置き、竹刀片手に立ち上がる。
ここしばらく激しい打ち合いはしてこなかった典子であったが、基礎練習はずっと欠かしたことがない。
大学生が相手と言えど一太刀も掠らせるつもりはなく、もちろん負ける気は全くしなかった。
典子は一礼すると試合場に入り、竹刀を平青眼に構える。
「さぁ、誰から始めます?」
返答の代わりに、正面の男がいきなり飛び込み面を仕掛けてきた。
予想していた典子は、軽く体を開くと相手の竹刀を打ち上げる。
「うぅっ?」
思っていたより重たい剣先に、典子は顔をしかめる。
まるで鉛でも仕込んでいるような重さであった。
896 :
汚れた剣:2007/10/09(火) 19:29:44 ID:6HPS0qS1
たじろぐ典子に連続技が次々に襲いかかる。
男子用の重くて長い竹刀を、男は軽々と振り回した。
並々ならぬ膂力であり、典子が想像していたよりも出来るようである。
次第に追い込まれていく典子を、子供たちが心配そうに見守る。
しかし典子は、無茶振りを続けていた男が次第に息を上げていくのに気付いていた。
自堕落な生活を送っている不良学生と、日頃から厳しく己を律している典子との差が出てきたのである。
やがて男が空振りし、大きくバランスを崩す瞬間がやってきた。
「今ぁっ!」
その隙を見逃す訳もなく、典子が竹刀を振り上げて男に向かって飛び込んだ。
次の瞬間、典子は太ももに焼け付くような痛みを感じてつんのめっていた。
怒りに燃えた目が背後に向けられる。
そこにヘラヘラと笑う男の姿があった。
「卑怯よっ」
背後に注意を向けていた典子に左側面から竹刀が振り下ろされる。
「アァーッ」
胸元を強かに打たれ、典子が悲鳴を上げる。
「わりぃな……これもうちの流派の特徴なの」
3人目の男はそううそぶくと、典子に向かって竹刀を振り下ろした。
辛うじて受け止めると同時に、今度はお尻に激しい痛みが走った。
「はぅぅぅ〜っ」
典子は歯を食いしばり、悲鳴を出しかけるのをこらえる。
「1対3はうちの道場じゃ当たり前なんだよ」
「防具以外の部位を打突するのも、実戦じゃ当たり前なんだしさぁ」
3人は典子を取り囲むと、映画の斬られ役よろしく円を描くように動く。
しかしこれは映画ではなく、人数的にも位置的にも、斬られ役の方が圧倒的に有利であるのは明白であった。
「それっ」
掛け声と共に一斉攻撃が始まった。
男たちは典子の足を止めようと言うのか、太ももを集中攻撃してくる。
典子に見え見えの上段攻撃を受けさせておき、がら空きの太ももやお尻に竹刀を食い込ませていく。
打撃に慣れていない太ももはアッという間に腫れ上がってしまう。
897 :
汚れた剣:2007/10/09(火) 19:30:20 ID:6HPS0qS1
典子の動きを止めたと見るや、男たちの攻撃部位に変更が加えられた。
袴や道着の結び目に対し、鋭い突きを入れ始めたのである。
固く結ばれていた紐が緩み、袴の後ろが垂れ下がる。
丸見えになったお尻に、竹刀がスパァ〜ンと小気味いい音を立てて食い込んだ。
「ひゃあぁぁぁっ」
パンティ1枚で受け止めるには余りにも強烈な打撃であった。
思わずのけ反った典子に突きが打ち込まれる。
今度は袴の前が緩み、典子の足を絡め取った。
身動きできないところに次々と突きが襲いかかる。
道着の前がはだけ、続いて袖から腕が抜け去る。
典子が下着姿を晒すのに、それほどの時間を必要としなかった。
死ぬほどの辱めを与えたというのに、男たちの手は止まらない。
ブラやパンティに竹刀が突き込まれ、更にねじ上げられる。
ブチッと音がして下着が引き剥がされた。
「いやぁぁぁっ」
典子は竹刀を投げ捨てると、両手で胸と股間を押さえ込む。
自然、無防備になった背中やお尻に攻撃が集中する。
「ひぃぃぃっ……あっ……あんっ……」
打たれているうちに、典子の上げる悲鳴に変化が起こってきた。
しなる竹刀が身に食い込むたび、典子は鼻に掛かるような甘い悲鳴を上げてしまう。
一打ちされるごとに胸の奥から、そして下腹部の奥から熱いモノが込み上げてくるのだ。
それは典子がこれまで知ることのなかった、甘く切ない敗北感であった。
やがて立っていることさえ出来なくなった典子は、その場に膝をつき、続いて前のめりに倒れ伏してしまった。
突き出された生尻に容赦なく、ビシッ、ビシッと音を立てて竹刀が食い込む。
染み一つ無い典子の全身は、今や真っ赤に染まって火照っていた。
「そぉれ、もう一つ」
スパァーンという一際高い音と共に典子の尻が打たれた。
「ひやぁぁぁっ?」
典子の尻がブルルッと震え、同時に股間のスリットから夥しい液が迸った。
快感を我慢できなくなった典子は、遂にお漏らしをしてしまったのである。
とんでもない師範の姿を前に、子供たちは固唾を飲んで見守るばかりであった。
898 :
汚れた剣:2007/10/09(火) 19:31:05 ID:6HPS0qS1
「あれれっ? 典子ちゃん、ひょっとしてイッちゃったのかなぁ?」
「竹刀でぶたれて感じちゃうなんて、典子先生、エッチな体してるんだねぇ」
男たちがケラケラと哄笑した。
「けど、こんなもんじゃねぇぞ。うちの師範がかかされた恥はぁ」
リーダー格の男はそう言うとポケットからコンドームを取り出し、竹刀の先端に被せた。
「卑怯者の娘には、それ相応の恥をかいて貰わなきゃな」
男は唇の端を冷酷そうに歪めると、突き出された典子の尻に一撃を放った。
「ひぎぃぃぃ〜いぃっ?」
竹刀の先端は狙い違わず典子のアヌスを深々と貫いた。
前戯も無しに強引に押し広げられたことにより、典子のアヌスが朱に染まる。
「あぁっ……ん……んんっ……」
典子は歯を食いしばり、それ以上の侵入を許すまいと竹刀を締め付ける。
「ひゃはははぁっ。さしずめ神子上流、真剣白刃取りってとこか」
男たちは大受けしてゲラゲラ笑い転げる。
リーダーは無慈悲に笑い、竹刀をグリグリとねじってアヌスをいたぶり始める。
「はぁぁっ……はぅぅぅっ……」
典子は腸壁を締め付けて竹刀の動きを妨げようとするが、余計に摩擦効果を上げてしまう。
「あぁっ……んぁっ……あぁんっ?」
左右への回転に加え、竹刀が前後に動き始めると、典子の悲鳴に甘い鼻声が混じってくる。
「バックからケツを犯されて喜んでやがる」
「初めてだろうに、もう味を覚えたのかよ」
「お前らのセンセは、とんでもない変態女だなぁ」
男たちの哄笑が道場に響き渡る。
正座したままの子供たちは、身じろぎひとつせずに典子の痴態を見守っている。
「ほれほれっ、もっとこねくり回してやるぜぇ」
リーダーの手が大きくうねり、それに合わせて典子の尻が淫らにくねる。
そこには気高い剣道教師の姿はなかった。
一匹のメスと化した典子は、更なる高みへ登り詰めようと自ら腰を使い始めた。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ……はぁぅぅぅ〜ぅぅっ」
典子が全身をブルルッと振るわせたかと思うと、ガックリと脱力して床に突っ伏した。
それでも高々と突き出されたお尻だけはプルプルと痙攣を続けている。
生まれて初めてのエクスタシーであった。
899 :
汚れた剣:2007/10/09(火) 19:31:39 ID:6HPS0qS1
「ヒャハハハッ、ケツマンコでイきやがったぁ」
「最初がアヌスだなんて。典子ちゃんの性生活、この後どうなっちゃうんだろうねぇ」
リーダーは軽蔑しきったような目で典子を見下ろすと、内ポケットから何かを取り出した。
イチジク浣腸の容器である。
「じゃあ、お別れの挨拶だ」
「最後に特大の大恥をかいてね。典子せぇ〜んせっ」
リーダーは浣腸の先端を典子のアヌスに突き刺し、丸まるとした容器をプシュッと押し潰した。
グリセリンを主成分とした溶液が染みわたっていく。
「……んんっ……んぁぁっ?」
早くも薬液の効果が現れてきた。
「それじゃ、俺たちもう行くから」
「また遊びに来るよっ」
男たちは竹刀を袋に戻すと、手を振りながら道場を出ていった。
「先生っ」
「大丈夫っ?」
男たちがいなくなると同時に、子供たちが典子の回りに駆け寄ってくる。
みな心配そうに倒れ伏した裸の典子を見守っている。
「はぁぅぅぅ……うむぅぅぅ……っくぅぅぅ」
典子は脂汗を滲ませた体をプルルと痙攣させていた。
耐え難い排便感が襲いかかってきたのである。
「ダッ、ダメェ〜ッ……ウ、ウンチ出ちゃうぅ〜っ」
トイレへ駆け込みたかったが、腫れ上がった太ももは動かない。
這いずろうとしても、括約筋以外に力を回すと直ぐにでも漏れそうであった。
剣士としてのプライドを懸けた必死の戦いが始まった。
「ひぐぅっ……ダメェ……ウ、ウンチしません……ウンチ我慢しますぅ〜ぅっ……」
いつしか典子は浣腸の持つ、甘く切ない被虐美に溺れていった。
◆NAIADJsoTcさん
新たに変なのが湧いてるようだけど、負けずに頑張って下さいね
応援してくれる人、あなたの作品を待ってくれてる人が一人でもいるってことさえ忘れなきゃ
大概のことはどうってことないと思いますよ
ううむ・・・
その内 うんこっこ使わなくなって、新参者を気取りつつ
「真面目な職人を何故皆叩くの?」
とか、平気で自演するんだろうなぁ。
とか考えたら寒くなった。
>>902 そんな精神状態じゃ、ここを覗いても楽しくないだろ?
もうここから出ていった方がいいと思うよ、マジで
904 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 03:17:47 ID:Sr16zW03
あと100kもあるのに立てるとか……一回落とした方がいいよ、このスレ
つうか、ここに貼らない方が良かったね
貼らなきゃみんなにわかんねえだろ
荒らしだろうがうんこっこだろうがスルー
いい作品は賞賛
そんだけでいい
-―─- 、
, '´ /ヽ/レ'^\`¨  ̄`ヽ
//^∨ \ ⌒\ \
// \ \ \
/ ̄7/:/ l \ \ ヽ
/ / ./: ,':.../!:. |:::l:{ :.. \ Vハ
/ / .:::/:'::. !:::/ |::.. |:::l:::ヽ::.. \ ヽ Vj __
|.:/,イ...::::::l::l::::. |:::| l::::.. |::.l:::::::.\ :::..\::... ∨::Y `\
l// :!.::/:::|::l::::. |:::l !::::: |::.{ヽ::{\ ヽ、::: \::... .l::::|⌒ヽ l
//:::::|:::l:::::|::l ::::.、|l:_| \_;{ ヽ \ \ \:_丶‐::.|.::|:::::::::l j
/イ ::::::|:::l:::::|::l :::::::|ヽ「二ニヘ:ヽ `ニ二下\:ヽ:::|.::! :::::::| { 其れなら私を
{ !| :::::::l:/!::::|:ハ::::::::V仟アてヽ\ 仟アてヽ乂:::|/ ::::::: | l し、尻穴奴隷にしてくださいっ!
? :::::::{:∧::∨{\_::ヽ∨少'_ ∨少'_//リ:::: | |
`ト、::::::ヽ:∧:?:::: ハ /// ///イ:::::::|! :::: | l
l ::::::::::/::∧\:::::小、 ' 小 ::: |l :::::. ∨
i ::::::::/::/ ヽ:ヽ:::|:::l\ (⌒) //l| l:::: |.| ::::: {
l :::::/::/ /|::::: :|:::|ハ{> 、 _ , イヘV /' |::::.| ! :::..
l ::::::::/:! {ハ::::::::|::{ ヾ:{ F==v===7}:}/ !::: l人:::::. ヽ
:::::::/:::l ヽヘ::: ト \ rK ((db)) h<_ /:::./ |\:::.. \
/ :::::::/ l:::! , -‐- ヽ:::l/ ̄ ` ‐-|l|-‐ ´ `/:::./. ___j_:::.\:::.. \
/ :::::::/ j:// \{ |l| /:::./ / `\\::. \
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/ ::::::/ }ヽ l /∨ /}ーく \,∧ヽヽ ,/ \::. \
/ ::::::/ {\ l l l{ 二 }::::::{ l l│ / \::. \
/ ::::::/ 人 \___/l l j } ヽ/:::::::} l l│ / \::. \
/ ::::::/ < ヽ____ ハ_{ { ! l::::::::::l l l人__// \::. \
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すみすみ自重。
梅
うめ
宇目
1000まで埋めるつもりかよ
梅干し
梅ばんば
916 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 23:36:12 ID:hKPfH0Lz
もう1000に近いからSSの投下は無理だな
>>916ゲット
そうか?
残り82レス、94KBも残った状態で「残り少ない」とか「1000が近い」とか言って埋めてる奴は正気か?
よっぽどスレの進行速度が早いならともかく、この程度のスピードなら残り20レスや、残り10KBでも早いくらいだ。
これだけ容量に余裕があるなら、余所のスレなら投下する人がたくさんいるよ。
梅
産め
!
昭和梅酒紀州
ume
929 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 18:36:47 ID:8nRuMm++
930 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 18:37:53 ID:8nRuMm++
ume
ume
うんこっこ以外の職人さんも、
最後のオチをすべてうんこっこにするといいと思う
そうすればうんこっこが自己主張する意味がなくなるw
UME
925さん昭和じゃなくてチョーヤでは?
そうだった、ショーヤだった。スマソ
梅
U
埋め立て(ないけどさ)
埋め
新スレは荒らししか書き込んでないな
俺はしばらく、書き込みしないでスルーするつもり。確実に荒らし意外と確信できる投下があるまで
それで落ちるなら、それもまたよし
こう書くと、より一層、自演に精を出すんだろうが、あいつのは分かりやすいからね
とりあえずこのスレは埋めよう
浴衣は日本の美。季節外れだけど
ということで梅
991 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 23:34:58 ID:OW/IwwFx
992 :
埋めついでに:
そろそろ朝晩の冷え込みが辛い時季だ。圭介は冬の訪れに心を躍
らせるとはまっっったく無い。寒いのは苦手なのだ。
今日も寒い。そして、寒い日はこれに限りますなあ、と圭介は夕食
後に秘蔵の吟醸酒を取り出した。以前に志乃がくれたものだ。
「お酒、飲むんですか?」
やはり寒いのだろう、浴衣上に圭介の革ジャンという、妙な格好(これ
も和洋折衷か?)をした志乃が、どこか不安げに聞いてきた。
自分はそんなに酒癖が悪かったろうか。
「寒いからね。身体温めるのにさ」
「でしたら、おでんでも作りましょうか?」
「いや、別にいいよ。それより志乃もどう?」
志乃は細い指で頬を掻いて言った。
「お酒、苦手なんですよ」
「たまにはいいじゃない。全然飲めないわけじゃないでしょ」
「じゃあ、少しだけ」
乗り気じゃなかったわりに、志乃は「あら、美味しい」と言ってかなり
のペースで飲み始めた。
普段飲み慣れてないだけに、圭介は彼女が潰れないか心配だったが、
やがて違う心配をしなければならないことに気が付いた。
「圭ぃ介さぁんてばあ」
すでに呂律が回らない志乃が、圭介の首にしがみついてきた。片手に
持ったコップからは、高価な吟醸酒がボタボタと零れている。非常に勿体
無い。
「抱きつくなよ。暑苦しい」
「抱きつきゅなよぉ? いつもはやれ『抱かせろ!』だの『咥えろ!』だの言
うぅくせにぃ……」
身に覚えが無いわけじゃないが、そこまで無理に迫っただろうか?
「それに暑いなら脱げばいいじゃないぃですか……」
志乃は上着を脱ぎ捨て、浴衣の胸元でぱたぱたと扇いだ。しかしながら、
哀しかりけり、それで強調される胸が無いのだ。
「ほらほら飲んで下さいなぁ、せっきゃきゅのお酒なんですから」
志乃は頬にコップをぐりぐりと押し付けてくるが、逆さに持っているせいで
中身は全部絨毯にぶちまけられている。
「いや、飲めと言われても」
「何です、このままじゃあぁ飲めないって言うんれすか?」
当たり前だ。
「それならぁ、こうしたらどうですかぁ」
言うと、志乃は正座したまま背を反らした。そして酒瓶を手にすると、やお
ら下腹部にどぼどぼと酒を零した。
「わかめ酒ぇ〜。あはははは」
何が楽しいのか、声を上げて笑った志乃は背中側にこてんと倒れ、二秒
後にはすうすうと寝息を立て始めた。
圭介は深く溜息をついた。大学の先輩にくだを巻かれるよりも疲れた。
志乃の下半身は未だに正座を保っており、あの部分の浴衣はびちょびちょ
で、その下の三角地帯にもおそらくまだ酒が残っているだろう。
さて――
「うぅ、頭が痛いです。お気に入りだった浴衣はお酒でずぶ濡れでしたし・…」
「いやあ、夕べの志乃は面白かったよ」
「え? 私が……ですか? 何かしましたっけ? ……すいません、よく覚え
てなくって」
「それにしてもあの酒は旨かったねえ」
「答えて下さいよぉ。ええ、まあ、お酒が美味しかったのは覚えてますけど」
「いやいや、志乃に『あの酒』の味、っていうか良さはわからんでしょう」
「そんなこと無いですよ。私だってお酒の良し悪しくらいわかります」
「いやいや……」
おわり