952 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 13:22:23 ID:dYhBeoqi
保守
あれ、しばらく覗いてなかったらいつの間にか新作来てる……
GJです。夢子健気だよ夢子
>>947 あなたのとぼけた文体が好きです
つづき待ってますよッ!!
続きをひたすら待つのみ
956 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 13:16:34 ID:tIr5jCXE
じっ…………。
ここは寝取られとかあるの?
958 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 23:00:32 ID:hZN6d4OI
, ': : : : : : / : : : } : : : : `、
/ : i: : i i /: : / ; {、 : :、: : .
〈}: |: : |_|:{ : / /: :} \ヘ! : i
i: |: |:イ| | ∨:/: /:厂 〉i: : !
|: | 从|笊V|ハ/V笊V从: :|
|八{{{ ヒヅ ヒヅ '}}}: :|
|: i`∧// 、 //∧': : |
|: |: i:iヘ、 ,、 'i: | : i:|
|/|: i:i : i> __. イi: :i: | : i:|
{ 从vイ `丈´ `〈j厶バ!
/} i\_/ ゚}ヘ._/ {\
┌───'─┴─┴┸‐┴‐┸─┴一ー──‐┐
⊥ ⊥、
{厶 〉 〈/ ハ
仁ヽ) `Y.ノ
{‐、.〉 |/
ヽ| 本日も当スレは過疎ってますので |
| 新ネタにご協力ください |
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〉、」 / ,ノ
{ `≧=‐----‐ ´≦´ }
>>957 >>1 シチュエーション、和風美少女以外の人物設定はなんでもOKです。
とにかく、和風美少女をメインとする恋愛を扱った作品をお願いします。
SMなどとの親和性も高そうですが、人を選ぶ可能性があるので愛のない場合は警告をして投下したほうが無難だと思います。
自分的には、寝取り寝取られスレの紅のパロもどんとこいですが。
むしろツボ。推奨。
960 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 10:28:58 ID:1oLiDJay
このスレってあくまで「和風少女」すれなのであって、「許嫁」スレじゃあないんだよな?
まとめサイトって無いの?
ほ
保守
まとめないなら保管庫に依頼しようぜー
なんか虚しいというか、白けてしまったな
初めて来たが・・・1スレ目中盤から荒れてんのな。
最近は過疎ってるだけだが・・・・・俺は投下待つよ
今度は白々しく通りすがりを装いだしたよw
いよいよ末期症状だな
和ロリ頼む
いや、ロリ以外がいい。
じゃあここは20歳くらいで
和風美少女萌え
972 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 09:32:03 ID:8rRmSRON
永遠の17歳
973 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 18:21:28 ID:cPMeV7Kn
和風”美少女”じゃなきゃ駄目?
少女に見える立ち振る舞いなら多少はズレてもいいかと
大丈夫か、お前?
美女でもいいけどお婆さんは勘弁な
>>973だけど今日の20時に今書いている短編(中編?)をうpしてみる。
冗長なわけではないが長文なので嫌な人は973を禁止ワードにしてくれ。
あと時代小説が嫌いな人も回避推奨。
>>974 承知した。
>>975 大丈夫じゃないからここにいる。
>>976 いや、単純に美少女キャラってよく分からないから、普通に和風の少女でもおkかなと思って質問したんだ。
ふ〜ん、自信ありそうだから楽しみにしてるよ
しかし投下予告は重大なマナー違反だから今後は慎んでね
今日の午後6時くらいに投下しようと考えてた人がいたら、気を使って投下できなくなるでしょ?
それくらいの想像力は他人から言われなくても働かせてちょうだいね
18歳以上の大人なんだから
【 十代なモナー 】
∧_∧
⊂ヽ( ´∀`)'つ
\ /
/ │
│ つ│
(__) )
和風美少女と時代劇に出てくる美少女はちょっと違うと思う
現代において古風な佇まいを見せてくれるから和風美少女であって
時代劇の方は単にその時代において当たり前存在でしかないような気がするな
希少価値としての差というかなんというか
981 :
973:2011/02/26(土) 20:04:18.52 ID:WGKkiVbE
>>978 すみません。以後気をつけます。
他にも迷惑をかけた方、すみません。
まだ書いている途中なのでしっかりと書いて推敲してから投下します。
待たせてしまった方にも重ね重ねすみません。
自信というより、適当なものは書かないと心に決めています。
ちゃんとした小説を書くのでそれで許していただけたら嬉しいです。
982 :
973:2011/02/26(土) 20:07:16.50 ID:WGKkiVbE
>>980 分かりました。
現代の和風美少女で書いてみます。
NHK大河に出てくる江姫なんて、どっから見ても和風じゃないよな
ついでに美少女でもないしw
久しぶりに書き込みが!
985 :
973:2011/02/27(日) 00:53:07.27 ID:vWZEi4L8
これからSSを投下します。
現代もので和風の美少女というイメージで書きました。
一応、考えていることとかもあって今回だけでは伏線を張った程度のSSですが、
一話目(6500字)を投稿させていただきます。
986 :
973:2011/02/27(日) 00:57:37.07 ID:vWZEi4L8
タイトル『九月』・一日目
戸を開けてしばらく暗い闇の中に佇んでいると、徐々に目が暗闇に慣れてきた。俺は家の裏にある古びた土蔵のカビ臭さに辛抱しながら、目当ての木箱を探す。
土蔵は木の階段を数段下りてすぐによく分からない箱や壷、その他の荷物などで散らかっており、ろくに足の踏み場さえない凄惨な状況だ。
「千鶴は赤い紐で結ばれた小箱だって言ってたけど……」
そこら中に箱があるが、これを全部探せと言っていたのだろうか……?
と言うか、あいつが自分で取りに来なかったのは絶対にこの地獄絵図な状況を知っていたからだな。
千鶴に対する罵詈雑言で気を紛らわせながら、俺は土蔵の探索を始めた。
千鶴は赤羽家の次女で俺の幼馴染みだが、家が茶道の裏千家の家元の傍系で、一応赤羽家では現在の当主を務めている。それと言うのも、千鶴の両親が旅先で交通事故に遇い、他に家の跡を継ぐ人が他にいなかったからである。
当時は家が隣同士ということもあり、気に病んだ俺の母親が俺の家で食事を取るよう千鶴に勧めたり、色々な面倒を見ていたが、互いに高校に入ってからは疎遠になり始め、千鶴の姉が家に帰って来た三ヶ月前から千鶴が家に来ることはなくなった。
俺は単純に女子と仲がいいことが恥ずかしくて距離を置いていたが、つい二日前に俺の両親が二十周目の結婚記念日で一週間家を空けると出て行ったのが原因で、隣の赤羽家の厄介になることになった。
母親が用意周到に千鶴に口利きしていたこと、俺の服が勝手に赤羽家に箪笥ごと持ち込まれていることからも、それは避けられなかった。
だが、母親は余計なことまで千鶴に吹き込んでいっていた。
『赤羽家では茶道の勉強もしてね(ハート)』
テーブルの上の置き手紙を読んだとき、俺は初めて本当の殺意というものを知った。
とにかく、そんなこんなで千鶴には昨日から雑用仕事ばかりやらされている。畳みの乾拭きや湯船の掃除(本当に温泉にあるような、十人前後は入れる大きい風呂)、挙げ句は土蔵の探索。
厄介になっている手前、家主の言に逆らうわけにもいかずいいように小間使いされている気がする。
「はぁ、疲れた……」
ぼやきながら後ろに寄り掛かると、何かにぶつかった。
ごとん、と鈍重な音を立てて倒れたそれを見ると、高価そうな陶磁の茶碗が転がっていた息が止まった。
慌てて身体を起こして茶碗を拾い上げるが、吸い口が少し欠けていた。顔面の血液が一気に引けて眩暈がしてきた。
「やっべぇ……」
背中に汗を流しながら茶碗を丁寧に地面に置いて、倒れた箱を手に取ると、結び目が緩くなって解けている赤い紐が見えた。
乾いた笑いしか出てこなかった。
987 :
973:2011/02/27(日) 00:59:15.47 ID:vWZEi4L8
――――廊下を抜き足差し足で渡り、自分が間借りしている部屋へと向かう。玄関から上がって一番奥の部屋であり、居間を通る際には千鶴が居やしないかと聞き耳を立てて通り過ぎたが、幸運にも千鶴は離れの茶室にいるようで居間からは物音一つしなかった。
廊下を渡る途中の最難関と思っていた水屋からこちらが見える窓張りの地点では、身体を伏せて匍匐前進で切り抜け、自分の部屋の襖が見えたときだった。
「何してるの?」
「うっわぁあ!?」
背後からの突然の声に俺は口から心臓の代わりに唾を飛ばしながら振り返った。怪しまれないように、茶碗を隠している服の上を両腕で押さえながら、屈み腰の体勢は変えないよう努力しながら。
「って、どうしたの秀晃《ひであき》? そんなに驚いて……」
赤い地に花柄があしらわれた着物の千鶴が怪訝そうに俺の顔を見て、次に不思議そうに俺の腹部へと目線を下げる。
俺はなるべく困ったような顔を作ってから、
「いや、急に腹が痛くなって……」
あらかじめ見つかったときのために考えていた言い訳を吐いた。
千鶴は細い眉毛を曲げて俺を注視したが、ややあって納得したように頷いてから俺の部屋へと向かおうとする。
俺は想定外の事態に冷や汗を垂らして、歩く千鶴を後ろから見つめる。
「?」
不思議そうにこちらに振り返った千鶴が、こちらに歩き返してくる。
進退窮まった俺はもう何もかもを諦めて全てを洗いざらい吐くことにした。
「その、ごめん! 実は、蔵で座ったときに箱にぶつかって、それで」
隠していた茶碗を服から取り出し、千鶴に見せる。
「割っちゃったんだ。悪気は無くて、ただぶつかって音がしたら――」
「じゃあ別にお腹が痛いわけではないんだ?」
「うん、まったく?」
「あっそ。それならよかった」
意外と淡白な反応に、俺は逆に困ってしまった。俺の予想だと、てっきり茶碗の方を心配するとばかり。
「茶碗は新聞紙に包んで燃えないゴミの袋に入れておいてくれたらいいから」
それだけ言い残して立ち去ろうとする千鶴を、俺は慌てて追いかけた。
「その、弁償とはしなくていいのか?」
正直、学生の俺にそんな大金など有るはずもないが、できる限りでも弁償しようと思い言った。
千鶴は立ち止まって茶碗をじっくりと見てから、少し不機嫌そうに首を振った。
「数茶碗だし、他に同じのが何個もあるから一個くらいなら別にいいけど、…………」
何かを言いかけて、千鶴は黙り込んでしまった。俺もそれ以上何を言うべきか迷って、結局言葉にできない。
ただ何となく、千鶴は胸につっかえがあるのか言いたいことを言わないでいる気がして、どう対応したものか困る。
「なら体で償って?」
988 :
973:2011/02/27(日) 00:59:41.66 ID:vWZEi4L8
唐突な声に俺と千鶴が驚いて顔を声の方に向けると、長女の美織《みおり》さんが下着姿で横に立っていた。姉妹して整った顔立ちをして似ているのだが、ピンクの下着と金髪からか、美織さんは日本人というよりアメリカ人のような美人という印象が強い。
美織さんのいつもながらの冗談に、相変わらず千鶴は嫌気を顔に露わにする。
「姉さんはできれば一生口を開かないで下さい。酸素の無駄遣いです」
「お姉ちゃんね、アメリカ式のブラックジョークってあんまり好きじゃないなあ?」
「少なくとも私は本気です」
眉根を上げて真顔で言う千鶴に、さすがに美織さんも冗談ではないと分かったのか頬を膨らませて居間に向かって行った。というか、昨日から聞けずにいるけどなんで美織さんはずっと下着姿なんだろう?
「身内の恥は置いておいて、取り合えず今日はもう遅くなったし、茶室の片付けをしてくるから秀晃は茶碗を片付けたら湯船に湯を入れてきて。蛇口は両方とも開ければ一時間くらいで溜まるから」
疲れたように言って茶室に向かう千鶴を見送ると、俺は居間へと向かった。先客の美織さんは畳みの上でごろごろと猫みたいに転がっていたが、俺を見つけると猫もかくやな口真似でにゃーと鳴いた。
「何してんすか?」
「美織なりの反省の儀」
余計に千鶴が怒りそうだ、と内心では思うが、見てる分には可愛いしこれはこれで有りかなと考えてしまう。少なくとも世の男性のほとんどは女の子にこんなことされたら簡単に許しそうだ。
「でね、その茶碗は千鶴が初めてパパに茶道の手ほどきを受けたときに使ってた、思い出の茶碗なんだよ」
えへん、と胸を張りながら言う美織さんの言葉に俺は目を丸くした。
「ちょ、え、それって本当なんですか!?」
「うむ、ゆえに千鶴は不機嫌ガールなのだっ! な、なんだってえー!?」
一人芝居をする美織さんはどうにも信用ならないが、かといってこんなことで嘘を言うのもおかしいし、俺は判断に迷いながらも美織さんに一礼して居間を後にした。
989 :
973:2011/02/27(日) 01:00:19.49 ID:vWZEi4L8
ちょうど、千鶴は水屋で乾いた茶碗を包装して箱にしまっている段階だった。
俺は申し訳ない気持ちで茶室まで来てしまったが、なんと言っていいか分からず、水屋の前で突っ立っているところを千鶴に呼び入れられた。
「箱の紐を結ぶときは上蓋のところで紐を交差させて、それから片いっぽを――って、しっかり聞いてる?」
「ああ、うん、聞いてる」
「それならいいけど……」
千鶴は結び終えた箱を戸棚の奥に置いて、手前には茶筅や蓋置きを並べると、戸棚を閉めて錠を閉めた。
片付けも一通り終わったので、千鶴は当然のように家に戻ろうとするが、俺はその場で土下座して千鶴の行く手を塞いだ。
「本当にごめん! でもやっぱり、思い出の品なら捨てたりしなくても、俺も欠けた部分とかなんとかするし」
「姉さんが何か変なこと吹き込んだの?」
表情には明らかに怒りが見て取れた。眉根が吊り上がり両腕を組んだだけで、その威圧感は目に見えて増している。
それでも、俺は勇気を振り絞った。
「俺はっ! 茶道とか茶碗のことなんて全然知らないけど、こういう思い出の物って失くしたら一生それを悔やむと思う。忘れられないと思う。だから――」
「もう止めて。嫌なのっ、そういう『可哀想』っていう目で見られるのは!! どうせいつかは忘れるんだからいいのっ!!」
急に大声で叫んだかと思うと、千鶴はその場で蹲って泣き出した。
どうせ何も覚えてないくせに、とか、もう疲れたもんと呟きながら泣く千鶴は、十六歳という年相応な女の子だった。
普段は学校でも深窓のお嬢様みたいな浮き世離れしている感があったが、目の前にいるのは重責に耐えて耐えて、耐えかねた女の子でしかなかった。
俺は緊張しながらも体を起こして、蹲っている千鶴の肩を抱き寄せた。最初は嫌がるように拳の底で肩口の辺りを殴ってきたが、少しすると顔を胸に密着させて本泣きを始めた。
いいのかな、と最初は戸惑いながらも、背中に手を回してあやすように撫でる。
数分もして泣き声は収まり、鼻をすんすんと啜る音の方が多くなってきた。いつの間にかは知らないが、俺の背中に回されていた手が強く服を握りしめている。
「 」
口を開いた千鶴が何かを言った気がしたが、しゃっくりで掻き消えた。
機を逸して互いに黙り込んでいると、くっついている心臓の鼓動がやがて重なり合って余計にドキドキしてくる。
不意に、千鶴が自ら帯紐を緩めた。
「息、くるし、から」
ところどころつっかえながらも、恥ずかしそうに弁明してくる千鶴に余計に神経が研ぎ澄まされる。というかいつまで抱き合っているんだろうと、今更ながら状況のおかしさに気付いたが、女の子の柔らかい感触を堪能できるならいつまでも抱いていたいとも思ってしまう。
千鶴も実はそういう不埒なことを望んでるんじゃないかとさえ、自分に都合よく思えた。そんなはずないだろうと制止するはずの理性さんは、千鶴が帯紐を緩めた辺りから遠い星に旅立った気がする。
着付けには手馴れているはずの千鶴も、他人と密着し尚且つ片手だけでは難しいのか、たどたどしい手つきで帯を緩めるので、更にそういうムードが高まってしまう。
もうこれ以上悩む余裕は無かった。
990 :
973:2011/02/27(日) 01:01:50.46 ID:vWZEi4L8
組み敷くように千鶴を優しく押し倒すと、驚きながらも嫌がる素振りはしなかった。
俺は帯を広げて和服の衿をはだけると、薄い色合いの襦袢が露わになる。千鶴が緊張と羞恥で身体を強張らせていることからも、これが彼女の肌を隠す最後の防壁なのだろうと見当が付いた。
襦袢の腰紐を解いて上前に手を伸ばしたところで、千鶴が羞恥から目を閉じる。
(これは――)
懸命に目を閉じて身を強張らせる千鶴に小動物的な可愛らしさを見つけて、思わず、キスしてしまっていた。
不意打ちに驚いた千鶴が目を開けたが、すぐにまた目を閉じた。というか、唇と唇を合わせただけなのに既に千鶴の顔が真っ赤に染まっていた。
千鶴の様子が可愛くて意地悪したくなり、真っ赤な耳朶を唇で挟んで甘噛みしてみたくなって実行した。
「ひぅっ!?」
思いの外に敏感だったようで、強張っていた千鶴の身体が一瞬だけびくりと浮いた。
「秀晃、こういうのに慣れてる?」
不安そうに尋ねてくる千鶴に嘘でも「うん」と言って安心させたいが、どうせ後からばれて恥をかきたくないので首を振った。
「実は初めてで、この後どうすればいいか分からない」
千鶴は心なしか少し緊張が解けて、
「よかった、一緒だね」
と微笑んだ。
俺はぎゅっと抱きしめたい衝動を抑えて、今度こそ襦袢の上前に手を伸ばして除けた。と、ピンクの先端を尖らせた双丘が露わになり、千鶴は反射的に両腕で胸を隠した。視線を下に向けると、脚が屈折していて女の子の部分を隠そうとして隠しきれないでいる。
恥辱に耐え切れないような、今にも泣き出しそうな表情を見ていられなくなり、俺も上着を脱いでベルトを外した。
「その、お互い裸になれば少しは安心するかな?」
「する、かも」
ぶっきらぼうに答えた千鶴は、それでも興味深そうに俺が脱ぐ姿を見守っている。
ズボンを脱いでパンツに手をかけたところで、一思いにパンツを脱いだ。千鶴が俺の男根を見て明らかに目を見張った。
「え、え、そんなに大きいものなの……?」
千鶴は下に敷かれている着物の上を擦りながら少し身を引いた。こっちとしては複雑な気分だ。
「いや、平均的な大きさだと思うけど……やっぱ恐いなら止めておく?」
千鶴の脚の前で座り、上半身を屈めて腕立てをすることで目線を合わせながら聞くと、千鶴は唇をきゅっと結んで首を振った。
俺はまだ未発達(なのか?)の小ぶりな胸を下から揉んでその感触を確かめると、千鶴の両腕の下に無理に頭を挟んで乳首を口に含む。
「んっ、んぅっ」
声が漏れないように声を殺しているようだが、逆にその喘ぎ声に下半身が反応してしまう。
プリンのようにぷるんと震える胸を揉みながら、空いている手で探るように女陰に触れると、ラヴィアが既に愛液で湿っていた。
「んっ!?」
指で秘裂の奥をなぞると、千鶴が我慢できずに口を開けて息を荒げる。脚は忙しなく膝を擦り合わせて悶えている。
秘裂の上ると、小さい突起に当たった。豆みたいなそれを、指の平で優しく擦る。
「んっ、くぅっ、ふっ、はっ、はぁ、はぁ、」
ぎゅっと、千鶴の両手が俺の背中に回される。俺は勃っている乳首を舌で転がしながら、指の動きを加速させる。
「だっ、ああっ、ん、っっっっっっ!!」
声にならない声が漏れて、千鶴の全身が痙攣したかと思うと、指に水気が加わりくちゅくちゅと音を立てた。
991 :
973:2011/02/27(日) 01:02:20.61 ID:vWZEi4L8
(そろそろいいのかな?)
疑問に思いながらも、自分の屹立の先端を膣襞に擦り合わせて濡らすと、下を見ながら位置を確認して襞の中へと割り入る。
「ん、くうう、あ、ああああ……」
「入るから――」
力を抜いて、と言う前に男根が女陰の花弁を割り開いた感覚と、狭い膣に亀頭が圧迫される感触で、途端に暴発しそうになって腰が引けた。想像以上に、熱くて締め付けてくる。
一方で、千鶴の両腕はきつく俺を抱き寄せてくる。爪こそ立てていないが、それこそ万力のように互いの前面を押し潰し、俺の胸で千鶴の胸が潰れていた。
苦悶の表情を浮かべ、目尻には涙を流しながらも、千鶴はなぜか嬉しそうに笑った。
「だいじょう、ぶ、だから、動いて……」
「うん、ゆっくり動くから」
腰を引いてから入れる時に、淫らな水音が水屋に響く。
「ううん、痛いんだけど、気持ちよくて、激しく」
「え?」
「っ、はぁ、激しく動いて」
返事をする余裕もなく、俺は夢中で千鶴の膝裏を持ち、収縮する膣に男根をピストンする。
パンパンという音と卑猥なくちゅくちゅという水音が一層と情欲を駆り立て、互いの気分を昂ぶらせる。
はぁっ、はぁっ、という互いの呼吸だけが異常に大きく聞こえてきて、互いの限界を知らせる。
「ごめっ、もう出すっ!」
「ん、きて、そのまま……」
んっ、と溜まっていた全てを千鶴に吐き出して果てた。そのまま疲れた頭を柔らかい千鶴の胸に乗せる。
感覚的には一時間も繋がっていたような気がしたが、下に敷いてある襦袢の温もりが、脱がせてから大した時間が経過していないことをはっきりと認識させた。
「秀晃」
「なに?」
「あの茶碗は確かに私の思い出の品でもあるけど、秀晃も見覚えないの?」
正直、全然無い。それでも、何となく頷いた。
「有るような、ないような……」
「じゃあ、ここにいる一週間以内に思い出して」
そしたら、秀晃と――
うん、と頷きながら、俺は泥のようにぬかるんだ微睡みの中に落ちていった。
992 :
973:2011/02/27(日) 01:05:37.36 ID:vWZEi4L8
以上です。
読んでくださった方、ありがとうございます。
まだ学生なので平日はちょっと分かりませんが、なるべくいい物語を書いていきたいと思います。
(`・ω・´) b GJ!
これからも期待するお
ume
matsu
sakura
kikyou
nadeshiko
ominaeshi
ende
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。