触手・怪物に犯されるSS 12匹目

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1名無しさん@ピンキー
女性が触手や怪物など、モンスターに犯されるSSのスレです。
オリジナル・版権問いません。 和姦・強姦・輪姦なんでもOK。

前スレ
触手・怪物に犯されるSS 11匹目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168016836/
触手・怪物に犯されるSS 10匹目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163603957/
触手・怪物に犯されるSS 9匹目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154528090/
触手・怪物に犯されるSS 8匹目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145112008/
触手・怪物に犯されるSS 7匹目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1133253489/
触手・怪物に犯されるSS 6匹目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121207935/
触手・怪物に犯されるSS 5匹目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110097458/
触手・怪物に犯されるSS 4匹目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1099847979/
触手・怪物に犯されるSS 3匹目
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1096793687/
触手・怪物に犯されるSS 2匹目
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091117313/
触手・怪物に犯されるSS
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1067867411/

類似スレ
小さい生き物が女の子によって集るシーン【二匹目】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090661677/l50
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http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1166342781/l50

「漂流女子校」専用控え室(2号室)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1152250437/

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
2名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 09:36:53 ID:aKaD4D6T
>>1
スレ立て乙です
3神楽スキー:2007/04/29(日) 11:47:50 ID:ajhvaZNe
前スレ
704さんに859さん感想どうもありがとう。
ただ、あんまり偉そうな事をいえるほど自分も大した書き手じゃないのだけれど
ここの書き手さんたちの自信なくす為に投下したのじゃないので言わせてください
自信をなくす必要なんかまったくないです。ここの過去ログをみてもらえば判りますが
去年の6月だったかな?自分の最初の河童なんてヘタレもいいところ
それを鬼、天狗、便所妖怪、ミノタウロス、吸血鬼…etc 色々書きました、他のスレでレイプ、純愛、ホモw
スカトロや便所、レイズ、今回みたいなパラサイド。スレの全て併せれば30こか40個くらい
書いて書いて書きまくって今の自分があります
自分の文をうまいと感じてくれるのはまことに嬉しいですが、エロも描写も書けば書くほど上達します。
そして書いてみて不満に思ったところはとことん突き詰めていけばいいのですよ、他の人のソレこそプロの人の描写をするのも手です
あと、やはり編集さんの言葉をいただくと格段にレベルも上がりますから、プロ作家を志望するのなら諦めずに
書いて、そして投稿してみればいいですよ。諦めるにも自信なくすにも早すぎます。

PS
なんか偉そうにいって、不快にさせた方がいたら申しわけありません。ここに謝罪しておきます。
4名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 12:51:54 ID:fM3tPPvA
>>3 
了解、自信なくしたとかぐだぐだ言って不貞寝してる暇があったら一行でも一文字でも書くことにします。
どうもありがとう。神楽さんの作品、楽しみにしていますのでこれからも邁進していってください。
5前スレ704:2007/04/29(日) 12:53:02 ID:6imeejuU
いやいやいや何を仰るのですか
あれだけGJなものを投下されて謝る必要なんてございません
自信を無くしたというのも神楽さんへの賞賛の一つと言うかなんと言うか…
執筆意欲は全く損なわれていないというかむしろ増していますのでご心配なく
ただ執筆スピードは正直嫉妬しますw

ではSSの執筆に戻るであります。順調なら今夜くらいかな?
6名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 14:38:55 ID:AILU5f25
神楽スキープロはやっぱり凄いわ………まさにネ申

でも、他の職人たちも充分凄いですから楽しみにしております。まあ今回は相手が悪かったということで…
ってか張り合う必要なんて全く無いんだから、みんなで楽しんで興奮すればそれが正義!!




神楽さんスレ立て乙であります
7前スレ795:2007/04/29(日) 15:18:46 ID:/3SaLQjM
神楽スキーさんはじめましてこんにちは
昨日はありがたい言葉をどうも

なんとゆーか、すごいですね
ド素人と日々書きまくってる人でこんなに差があるものとわ、という感じです
語彙力とか文章構成とか
接した時間がそのまま力になるのは絵も文も同じなんだなあ、と思った次第です

そして文章構成とか言い回しの方に気がいって素直に興奮できない俺ガイルorz
8名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 17:11:20 ID:+l9a8R4c
>>7
このSSでおっきできないあんたは不幸ニョロ
何も考えずエレクトするがいい!文の勉強するのはその後でもできる
>>神楽スキー氏
この板で半年に1回使うか使わないかって言葉を言っていいかい?
GOD JOB
9前スレ704:2007/04/29(日) 21:21:33 ID:6imeejuU
やっと書き終わった〜
非常に疲れた

またまたまたまた魔法天使シリーズより美咲SSです。これでひと段落となります。
前回のミントより続きです
前スレ使うと確実に容量足りないのでこっちに投下します
10名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:22:53 ID:6imeejuU
ミント陥落より一月ほど経過した……
状況は最低最悪無理無茶無謀…………美咲は最後のエンジェルとして戦いを続けている…
全てのエンジェルが捕まったことにより町中のデスパイアが美咲に押し寄せる……その数は3桁を下らない
その上1対1ですら勝てるかどうか危うい敵ばかり。中には美咲よりも数段強いデスパイアまでいた……
勝てる要素なんて一つもない。けど美咲は戦う…親友のエンジェルを救い出すまでは……
けれど現実は悲しく美咲は完全にデスパイア包囲網の中。徐々に包囲が狭まっていき、敵の前にひれ伏すのは時間の問


一騎当千だなんてアニメかゲームの中にしか存在しないものだ……

ついにデスパイアに倒され、最後の時を迎える……
『(おかしいな……確かこういう時って謎の味方が助けに来たり、クリスタルか何か覚醒したりするんだけどな……)


美咲は自分の好きな魔法少女アニメを思い出す……けどそんな都合のいいことなんて起こらない…ピンチには絶望しか

待っていないのだから……
どこからか飛んできた触手の一撃が首の後ろに直撃し、美咲の意識を奪う。最後にデスパイアの笑い声を聞いた気がし

た……


『(ここは……何処?)』
意識が覚醒したのは何処かの廃工場。手にロッドの感覚は無い…身体に異常は無く、この場所に運び込まれただけらし


美咲は立ち上がる。別に拘束もされていない…とは言っても全方位からデスパイアの強い気配を感じる。変身限界も過

ぎているので脱出は事実上不可能。拘束の必要も無いということか

美咲の覚醒を感じ取ったのだろう……工場の影から一体のローパー型デスパイアが姿を現す。思わず後ずさるが、一瞬

にして触手に絡めとられた
『きゃ!!こ、こんな所に連れてきて……何のつもり!!』
必死に睨みの表情を作りデスパイアに問う。普通敗北したエンジェルはその場で陵辱を受ける羽目になる……だが美咲

は何もされずこの場に連れられただけ。
その点が美咲にとって不気味だったのだ
「何でかって?まあ強いて言えば楽しむため?」
理解できない。だが良からぬことを企んでいる予感はする
「いいから黙ってついて来なよ。どうせ逃げられないんだから」
『痛っ……引っ張らないで!!』
デスパイアに引っ張られて歩く美咲は廃工場の奥へと連れて行かれる。薄暗い工場は重い空気が充満し、周りの荒廃し

た雰囲気も手伝ってエンジェルにとって地獄のようなところだった
しばらく歩かされてとある部屋の前にたどり着く。中は精臭が酷く、雰囲気も周りと確実に違う……
『(そうか……今からここで犯されるんだ)』
敗北したエンジェルの宿命は嫌と言うほど解っている美咲はどこか他人事のように思った…………
「おい、連れてきたよ。」
その時、意外な人物が見えた
11名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:23:29 ID:6imeejuU
あれは…………誰だろう…?私と同じくらいの年齢の女の子。長い金髪で言ったら怒るけど控えめな胸……それに該当

する人物は美咲の知る中では一人しかいない

『ミ、ミントーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!』

信じられなかった…ミントはデスパイアによって見るも無残な姿にされていた
両手は頭の上で繊維質のようなもので吊るされ、脚は淫部がよく見えるようにM字に縛られている。その淫部も何回酷

使されたのだろう……秘部と肛門は完全に開ききって中からはデスパイアの物と思われる精液が締め忘れた蛇口のよう

に流れ出ている
全身にも白化粧が成され、汚されていない箇所なんて見当たらない。さらに自慢の綺麗な金髪も慰みの対象とされてい


だが、一番見違えたのはその表情……かつての気高く、敵の前では決してひるまなかった顔が今では全く生気が感じら

れない。まるで無気力、植物人間のように……目の前に美咲がいることにも気づいているのだろうか

『ミント!!!!ミントーーーーーーーーー!!!!!!!』
親友の無残な姿を見たとたんに必死に呼びかけるのだが、まるで反応してくれない。

「なんていうかさ、犯してるときに反応がないと面白くないんだよね」
言葉を発しながら疣のついた触手をミントの局部へと伸ばす……そしてそのまま一気に膣へと押し込んだ

ずぶぶぶぶぶぶぶぶっ…

それでもミントはピクンッと身体が跳ねただけで後は完全に無反応……まるでダッチワイフのごとく
『やめて!!!!これ以上ミントに酷いことしないで!!!!!!』
思わず叫んだ……だがデスパイアはニヤリとでも笑うように美咲を見る……
「じゃあ…お嬢ちゃんがミントちゃんの代わりになってくれるのかな〜〜?」
ミントに埋め込まれていた触手という名の凶器を引き抜き、先端を美咲に向ける……まるでこれが狙いだと言わんばか

りにデスパイアが笑みを浮かべる
『な、なにを言ってるの……?』
デスパイアの言うことが解らないわけではない。恐怖を感じる……無理も無い……要は身代わりになれということだ
「ダメか…じゃあミントちゃんに頑張ってもらわないとね♪」
再び凶器をミントの膣へとむける。さながら人質に突きつけるナイフのように…………美咲に選択肢は無い
『分かったわ!!…………分かったから……ミントには…手を出さないで……お願い……』
泣きながら懇願する……デスパイアに犯してくれだなんて頼むのは屈辱以外の何者でもない…だが親友が蹂躙されてい

る所など見ていられるはずも無く、美咲は膝を折った

デスパイアが美咲に標的を変える。それは地獄の始まりだった
12前スレ704:2007/04/29(日) 21:27:16 ID:6imeejuU
大変申し訳ございません。
改行がめちゃくちゃです。もう一度最初から投下し直します。

投下し終わったら吊ってきます
13名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:28:17 ID:6imeejuU
ミント陥落より一月ほど経過した……
状況は最低最悪無理無茶無謀…………美咲は最後のエンジェルとして戦いを続けている…
全てのエンジェルが捕まったことにより町中のデスパイアが美咲に押し寄せる……その数は3桁を下らない
その上1対1ですら勝てるかどうか危うい敵ばかり。中には美咲よりも数段強いデスパイアまでいた……
勝てる要素なんて一つもない。けど美咲は戦う…親友のエンジェルを救い出すまでは……
けれど現実は悲しく美咲は完全にデスパイア包囲網の中。徐々に包囲が狭まっていき、敵の前にひれ伏すのは時間の問題
一騎当千だなんてアニメかゲームの中にしか存在しないものだ……

ついにデスパイアに倒され、最後の時を迎える……
『(おかしいな……確かこういう時って謎の味方が助けに来たり、クリスタルか何か覚醒したりするんだけどな……)』
美咲は自分の好きな魔法少女アニメを思い出す……けどそんな都合のいいことなんて起こらない…ピンチには絶望しか待っていないのだから……
どこからか飛んできた触手の一撃が首の後ろに直撃し、美咲の意識を奪う。最後にデスパイアの笑い声を聞いた気がした……


『(ここは……何処?)』
意識が覚醒したのは何処かの廃工場。手にロッドの感覚は無い…身体に異常は無く、この場所に運び込まれただけらしい
美咲は立ち上がる。別に拘束もされていない…とは言っても全方位からデスパイアの強い気配を感じる。変身限界も過ぎているので脱出は事実上不可能。拘束の必要も無いということか

美咲の覚醒を感じ取ったのだろう……工場の影から一体のローパー型デスパイアが姿を現す。思わず後ずさるが、一瞬にして触手に絡めとられた
『きゃ!!こ、こんな所に連れてきて……何のつもり!!』
必死に睨みの表情を作りデスパイアに問う。普通敗北したエンジェルはその場で陵辱を受ける羽目になる……だが美咲は何もされずこの場に連れられただけ。
その点が美咲にとって不気味だったのだ
「何でかって?まあ強いて言えば楽しむため?」
理解できない。だが良からぬことを企んでいる予感はする
「いいから黙ってついて来なよ。どうせ逃げられないんだから」
『痛っ……引っ張らないで!!』
デスパイアに引っ張られて歩く美咲は廃工場の奥へと連れて行かれる。薄暗い工場は重い空気が充満し、周りの荒廃した雰囲気も手伝ってエンジェルにとって地獄のようなところだった
しばらく歩かされてとある部屋の前にたどり着く。中は精臭が酷く、雰囲気も周りと確実に違う……
『(そうか……今からここで犯されるんだ)』
敗北したエンジェルの宿命は嫌と言うほど解っている美咲はどこか他人事のように思った…………
「おい、連れてきたよ。」
その時、意外な人物が見えた
14名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:29:02 ID:6imeejuU
あれは…………誰だろう…?私と同じくらいの年齢の女の子。長い金髪で言ったら怒るけど控えめな胸……それに該当する人物は美咲の知る中では一人しかいない

『ミ、ミントーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!』

信じられなかった…ミントはデスパイアによって見るも無残な姿にされていた
両手は頭の上で繊維質のようなもので吊るされ、脚は淫部がよく見えるようにM字に縛られている。その淫部も何回酷使されたのだろう……秘部と肛門は完全に開ききって中からはデスパイアの物と思われる精液が締め忘れた蛇口のように流れ出ている
全身にも白化粧が成され、汚されていない箇所なんて見当たらない。さらに自慢の綺麗な金髪も慰みの対象とされていた
だが、一番見違えたのはその表情……かつての気高く、敵の前では決してひるまなかった顔が今では全く生気が感じられない。まるで無気力、植物人間のように……目の前に美咲がいることにも気づいているのだろうか

『ミント!!!!ミントーーーーーーーーー!!!!!!!』
親友の無残な姿を見たとたんに必死に呼びかけるのだが、まるで反応してくれない。

「なんていうかさ、犯してるときに反応がないと面白くないんだよね」
言葉を発しながら疣のついた触手をミントの局部へと伸ばす……そしてそのまま一気に膣へと押し込んだ

ずぶぶぶぶぶぶぶぶっ…

それでもミントはピクンッと身体が跳ねただけで後は完全に無反応……まるでダッチワイフのごとく
『やめて!!!!これ以上ミントに酷いことしないで!!!!!!』
思わず叫んだ……だがデスパイアはニヤリとでも笑うように美咲を見る……
「じゃあ…お嬢ちゃんがミントちゃんの代わりになってくれるのかな〜〜?」
ミントに埋め込まれていた触手という名の凶器を引き抜き、先端を美咲に向ける……まるでこれが狙いだと言わんばかりにデスパイアが笑みを浮かべる
『な、なにを言ってるの……?』
デスパイアの言うことが解らないわけではない。恐怖を感じる……無理も無い……要は身代わりになれということだ
「ダメか…じゃあミントちゃんに頑張ってもらわないとね♪」
再び凶器をミントの膣へとむける。さながら人質に突きつけるナイフのように…………美咲に選択肢は無い
『分かったわ!!…………分かったから……ミントには…手を出さないで……お願い……』
泣きながら懇願する……デスパイアに犯してくれだなんて頼むのは屈辱以外の何者でもない…だが親友が蹂躙されている所など見ていられるはずも無く、美咲は膝を折った

デスパイアが美咲に標的を変える。地獄の始まりだった
15名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:30:03 ID:6imeejuU
「じゃあ…まずはパンツを脱いでこっちに渡しな」
美咲は耳を疑った……自分から脱ぐだなんて…最大の恥辱…………触手の戒めが解かれる、しかし美咲に自由は与えられない
『そ、そんなことできるわけが……』
縛られているミントに触手が伸びる……自分に選択肢も拒否権も無い。
『や、やります!!!!……だ、だから……』
反射的に要求を呑む……ミントを引き合いに出されれば言うことを聞くしかない
『くっ!………』
意を決して強く目を瞑り、下着の両端に手を掛ける
「ほ〜ら早く〜」

スルスルッ……

膝を曲げて下着を脚から抜き取る……強すぎる恥辱に終始顔面は発火するほど赤い……
「よくできました♪それじゃ、こっちにパンツ渡して」
目に涙を浮かべながらローパー型デスパイアに歩み寄って下着を渡す。いっそ無理矢理下着を剥ぎ取られるほうがどんなに楽だったか……
「かわいいパンツだね〜お嬢ちゃん」
デスパイアは触手で下着を受け取ると美咲の目の前で広げる……それは木綿製でフロントにピンクのリボンがワンポイントで付いている純白の下着…
美咲のお気に入りの物だったが、今は辱める道具に成り下がる……思わず目を背けてしまう
「ねえお嬢ちゃん、名前はなんていうの?」
この質問にも答えなければならないだろう……ミントの運命は全て美咲に託されていると言っても過言ではない
『み……美咲…です…』
股の部分を通る空気ががとても気になる……スカートの裾を掴み、横を向きながら美咲は震えた声で答えた……
「美咲ちゃんか〜〜。それじゃ美咲ちゃん、早速これに奉仕してくれるかな?」
そう言うとローパーデスパイアは一本の触手を美咲の前に掲げる……他の疣付き触手と違い、その触手は半透明な肉で形成され、中身を目視することができた。
中には小さな球体が詰まっている……その球体も透明な細胞膜に覆われ、デスパイアの胚と思われる黒い塊が中に鎮座している
あまりの気持ち悪さに美咲は軽い吐き気を覚える
『これって…………まさか……?』
こんな不気味で気色悪い器官は一つしか思い浮かばない……
「もちろん輸卵管だよ。ついでに言っておくとこの辺りにいるデスパイアは全て卵生だよ」
一気に美咲の顔が赤から青へと変わる。卵生デスパイアは分裂型と違いその行為は『陵辱』ではなく『孕ませ』女性としての尊厳を無視した完全なる蹂躙……
「嫌って言うんなら………」
触手が蠢く……その意味を理解した美咲は答える
『わ…分かりました………お、お口使いますから……ミントには……』
デスパイアは輸卵管の先端を美咲の腰の辺りの高さへと導く。仕方なく美咲はスカートの裾を気にしながらしゃがみ込み、先端を咥える
『んっ…………ちゅ…………んむ…………んちゅ(気持ち悪いよ……こんなの……)』
美咲は口を限界まで開いて輸卵管に奉仕する。自然と至近距離で卵を見せつけられ……胚が細かく動く様まで見てしまい、無意識に顔を歪める
「ん〜〜〜ぎこちなけど、それがいいってね」
輸卵管が口の中で動き出す…歯の裏まで嘗め取られるように口内を攻め尽くす。嫌悪感の塊が美咲の頭を支配する……だが美咲の背後からローパーの新たな触手が迫る
16名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:30:39 ID:6imeejuU
『んっ!!!……んん〜〜…!…ぷはっ!!……いやっ!!……なにするの!!!』
背後から忍び寄った触手は美咲の股間を弄り倒す。粘液がたっぷりと分泌するソレはウナギがのた打ち回るようで思わず輸卵管を口から吐き出し抗議の声をあげる……
「なに奉仕止めてんのさ。減点だね……」
再びミントに触手が伸ばされ、美咲の腕の太さ程あるモノが股間にある2つの淫穴を貫き、高速で出入りを繰り返す
『やめてーーー!!!!ごめんなさい!!!!なんでもするから!!!!』
輸卵管の気持ち悪さも、股間を襲う触手の感触も忘れて懇願する……今の美咲はミントを守りたい一心なのだ
「じゃあ言い方ってものがあるよね。」

ずぶずちゅずちゅずぶぬぶずぶずちゅずちゅずぶぬぶずぶずちゅずちゅずぶぬぶ

こちらまでミントを貫く水音が響く…それでもミントは僅かに身体を震わせるのみ
「ほら……『あなた様の大切な尊い卵を包んだ輸卵管を私の口で奉仕させて下さいませ』とか『私のいやらしい雌穴と菊壷をデスパイア様の触手で気持ちよくなるまで弄って下さいませ』とかさ」

ずぶずちゅずちゅずぶぬぶずぶずちゅずちゅずぶぬぶずぶずちゅずちゅずぶぬぶ

『そ……そんなこと……』
言えるわけが無い……
「ほ〜ら、早くしないとミントちゃんの中で出しちゃうぞ〜〜〜」

ずぶずちゅずちゅずぶぬぶずぶずちゅずちゅずぶぬぶずぶずちゅずちゅずぶぬぶ

言うしかない…どんな屈辱的な言葉であろうとも、今の美咲はデスパイアの奴隷以下なのだから
『あ…あなた様の……大切な…尊い卵を包んだ輸卵管を…うっ…私の口で…奉仕させて…下さいませっ!!……私の……いやらしい…め…雌穴と…菊壷を……デ…デスパイア様のし…触手で気持ちよくなるまで弄って下さいませっ!!』
涙ながらに懇願した……こうするしかなかったのだ

どぴゅ……どく……どぷ……どぅびゅ……びゅびゅびゅびゅ〜〜

ミントの体内で白き噴水が巻き起こる……これまでと違い、絶頂を迎えたのか細かく痙攣を繰り返すミント……
「ざ〜んねん、間に合わなかったね〜」
ミントから精液ポンプを引き抜いたデスパイアは悪びれた様子も無く薄ら笑いを浮かべるように語る……
『あああっ……ミント…………ごめんなさい…………』
精液ポンプを引き抜かれたミントからは再び中の液体が漏れる……自分が恥を耐えなかったばっかりに……
「次は美咲ちゃんの番だよ〜」
しゅるしゅるしゅる
『きゃっ!!!!』
美咲はミントと同じ格好に触手で固定されてしまった……そして眼前には先程自分が奉仕した輸卵管……
「もうしゃぶらなくていいよ。注ぎ込んであげるから…」
ついにデスパイアの行為は『陵辱』から『孕ませ』へと移行するのだった……美咲はソレを受け入れるしかない…
17名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:31:11 ID:6imeejuU
輸卵管が美咲の割れ目に押し当てられる………それは異種の卵が自分の中で最も神聖な個室に侵入するという宣告……
『ひっ!!(ここで抵抗したり……ヤダッて言ったら……ミントが……)』

ずにゅにゅにゅにゅ〜〜

『んぐっっっっ〜〜〜!!!!!!!(痛っ……痛い〜〜〜〜!!!!!!!)』
美咲の膣はほとんど解されていない……そこに輸卵管を無理矢理挿入されるのだから痛くて当然だった。だが、すぐに輸卵管表面からの分泌液と卵の保護液が先端から放出されて潤滑油の役割を果たして滑りが良くなる
『んっ!!…!…ふぐっ!!……んあっ!!……ふあっ!!……(いやぁ……入って……こないでよ……)』
輸卵管は前後運動を繰り返して最奥部を目指す…………身体がまだ幼い美咲は膣が浅く、直ぐに子宮口への到着を許してしまう……さらにデスパイアはその奥、乙女の聖域へと輸卵管を捻じ込んでくる

ずにゅにゅ……ずにゅにゅ…………ずぼぉ!!

「よ〜し、到着っと。それじゃたっぷり注ぎ込んであげるね♪」
輸卵管に最後の砦を破られ子宮への進軍を許してしまう……輸卵管は振動を始め…卵はただ突撃命令を待つのみ
『はあっ…!…ふあっ!……ダメッ!!……やっぱりいやぁぁぁぁーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』

ポプコココッ…ポコププポン…ポコポコポコ

放たれる命の塊……美咲の脳裏に浮かぶのは輸卵管に奉仕していた時に間近で見たあの卵……透明で、中で活動する胚……あのおぞましい卵が自分の…大切な、大切な子宮に敷き詰められていく………

ポロッ……ポロッ……ポコンッ……ポロロロ…

『ああぁぁ!!お腹……あんな…卵が…………ナカに…いっぱいぃぃ…………』
美咲は胎内に打ち込まれている輸卵管を虚ろな眼で見る……次々と自分の淫穴に消えていくおぞましい卵……

プッ……ポコ……クポン……

「よ〜し、こんなもんかな?」

ぐぼぼぼぼぉ……

美咲に埋められていた輸卵管が抜かれる……それと同時に限界まで詰め込まれた卵も幾つか零れる……
『ぅうぅ〜〜………お腹……痛いぃ…』
美咲のお腹はポッコリと膨れている…いったいどれだけ邪卵を植え付けられたのだろうか…
「気持ちよかったよ、ごちそうさま〜〜」
デスパイアの陵辱終了宣言が為される……だがそれは新たな陵辱の始まりだった…
18名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:31:43 ID:6imeejuU
「そうそう、後ろ見てごらん」
言われるがままに後ろを振り向く…………絶望は此処からだった…そこにはデスパイアの群れ、イカやタコ、イソギンチャクにクモ型、魑魅魍魎のオンパレード…
しかも全て卵生型、これから全ての怪物の相手をさせられるのか…………

もう、無理だ……

「そうそう、気絶したり壊れたらミントちゃんにまた頑張ってもらうから」
非情な宣告、美咲に安息は永遠に訪れないのだろうか、それは死刑宣告よりも残酷な判決……ミントの為に耐えなくてはならない
『そ、そんな……もう…ゆるしてよ……』
ローパーの触手から解放される…だが同時にタコとクモに捕まってしまう…これからは複数の怪物に輪姦されるのか…
『やだっ……もう触手は…………卵はいやなの!!』
タコの脚が美咲を絡める……その際美咲の膨らんだお腹を包むように巻きつく…
『きゃっ!!…えっ!?……お腹…搾ってるの!?……ふああぁ!!……たまご…たまごでちゃう!!』

ぼろぼろぼろぼろぼろ

美咲の繁殖穴からおびただしい数の卵が排出される……デスパイアは己の子孫を残すために他の個体の卵を廃棄したのだ……生物としては当然の行為…だがその行為は美咲の身体に新たな苦痛を味合わせる
『はぁ…はぁ…全部………………出たの?……良かった……』
美咲は何故卵を排出させたのか、まだ理解してない…………だが、タコの輸卵管が再び秘部にあてがわれた事で強制的に理解させられる
『ま…まさか!?…………また?…また卵入れるの!!??』
そう、全ては種の存続の為だ………さらに、これまで使われることのなかった菊門にもクモの輸卵管があてられる
『やめて!!……そこは……ちがうっ!!……お尻だってばぁ!!!!!!』

ずぶりゅぶぶぶぶぶぶ

『痛い!!そんな!!……いきなりいれたら…………やぶけちゃう!!!!』
遠慮など持ち合わせていない……ただただベストな産卵ポイントを求めて二本の管は美咲の穴を突き進み続ける

ずぶずちゃぬちゅぐちゅぶちゅずぶずぶずこぐちゅぶちゅずぶずぶずこ

そして二本の管はほぼ同時に探検を終え、それぞれ子宮と直腸の奥深くにたどり着く……後は少女に命を宿らせるのみ
『えっ!!……ダメ!!……産むの!?……両方はダメ…ダメッ……ダメーーーーーーーーー!!!!!!!!!』

ポコボロボリュボクブクポコボコプリュプコンポコボロボリュボクブクポコボコプリュプコンポコボロボリュボクブクポコボコプリュプコンポコボロボリュボクブクポコボコプリュプコンポコボロボリュボクブクポコボコプリュプコン

一気に放たれた。数秒でお腹はパンパンに膨れる……デスパイアは美咲を風船か何かと勘違いしているのではなかろうか?
『かはっ…………や…め…て………………た……え……な……き……ゃ』
そう、耐えなければミントが同じ目に遭うだけなのだ。唯それだけのことが美咲の精神を支えている……
デスパイアにしてみれば最高の繁殖相手だろう…人智を超えた陵辱に耐え、さらにコワれもしないエンジェルなのだから
みたび別のデスパイアが美咲に取り付く。これから延々と産み付けから排出、さらに産み付けと終わらない責め苦を味わうことになるだろう…………
目の前で繰り広げられる惨劇にミントは涙を一筋流す。だがそれを拭う者は存在せず、工場内には美咲の悲鳴が響くだけだった。

19名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:32:26 ID:6imeejuU
『やだぁ……いやだぁ……もう……産みたくないよぉ…………』
あれから何度も何度も出産を経験した……だが美咲は壊れない…そこにミントがいるから
デスパイア達は律儀に美咲だけを犯し続けた……尤も反応のないミントよりも美咲の方が犯しがいがあるということだったが

美咲のお腹は出産間近であり、既に子宮では卵が幾つか孵りつつある
『ふあぁぁ……でてくるぅ……うみたくない…………でてこないでよぉ…………』
美咲の願望を裏切り、産道を芋虫が這い出てくる……

グチャ!!……モゾモゾ……ボト……

『ううぅぅ…………もう……やめてぇ………んぐぅ!!………に…2匹目!?』



全ての出産が終わる………結局今回は13匹のデスパイアが生を受けた…
そしてまた懲りもせず輸卵管が挿入される……お腹に異物感を感じながら美咲は深い深い眠りについたのだった




BAD END
20前スレ704:2007/04/29(日) 21:37:22 ID:6imeejuU
なんということを……「テキストエディタの右端で折り返す」を外さずにやってしまった
全力で謝罪かつ土下座しますorz

ともかく今回で自分のミサキシリーズは終了となります。
今後は他の二次作品とか一次にも挑戦できたらと思います(時間があれば)
気が向いたりしたらまた魔法天使物も書くかもしれませんが
21名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:46:03 ID:VCrJCrNu
神光臨っ!!!
最高です!
22名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 23:54:59 ID:AILU5f25
投下の失敗は一度は通る道。自分は気にしてナイヨ
いつもいつも本っ当にタマゴ大好きですね。愛を感じました
今後は別作品に移るということも応援してます

とにかくGJ
23名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 02:39:18 ID:c1+slFZr
超GJ!
まぁ>>22さんが言ってる通り誰もが通る道ですし あまりキニシナイ!

ガンガンいっちゃえ!引かぬ!媚びぬ!省みぬ!の帝王の心意気で!

ふと気になったんだが、ここってフタナリとか胃液とかおkだっけ?


酔っぱらってます。スマソ
24名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 07:31:12 ID:HJnEaeQO
そろそろ優しい触手が見たくなってきた
書いてみたいけど…
力量が…
25名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 08:13:24 ID:SPJNG4My
GJ!
やっぱりミサキち買おうかな


神楽さんGJ!!
やっぱりプロは違いますね
自分もそのうち二次元に投稿しようかなぁ、なんて大それたこと考えてましたけど
・・・・・・もう少し精進してからにします
26名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 08:28:26 ID:SPJNG4My
・・とと、言い忘れた
>書く気がなくなったとか言うてる方々
なんでそうなるんかな
上手い人の文を読んでたら、逆に自分も書きたくなってきませんか?
どういう書き方してるとか言い回ししてるとかを読むことで
己の肥やしにすればいいと思いますよ

これも言い忘れた
神楽さん、スレ立て乙です
27名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 11:00:35 ID:qPz9XzgD
>>26
>>4-5を読むといいよ
もうその話題は終わっているし
>>5にいたっては結局アナタと同じことを言っているのだし
そういう話題をわざわざ再燃させる必要は無いさ

勿論アナタの言いたいことは理解できるけどね
……あ、アナタももしかしてSS職人の方?
28名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 11:46:04 ID:1zot+IMz
>>23
>ここってフタナリとか胃液とかおkだっけ?

投下前に注意書きをしておけばそのへんは問題ないでしょ
と言いつつ、胃液ってのがなんなのかよくわからない
ゲロ吐きってことか?
29名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 12:25:17 ID:c1+slFZr
>>28
そうです。下呂です。
そう言えばどうだったかな、と思いまして。
30名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 16:41:23 ID:+TK/MBFi
なんていうか…いいよね。このスレ。
皆で切磋琢磨しあってる。そゆの大好き。

自分が言えることは一つだけ。
「皆様GJでございます!!!!!!!
投下ありがとうございます!!!!!!!!!!
次の投下もお待ちしておりますよ。


全裸で。」
31名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 16:53:35 ID:fWqbYhO8
>>30
こんなところに全裸のおにゃのこがいるニョロ
いただきますニョロ
ささ、股を開くニョロ
32名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 09:00:12 ID:6tPCRlWr
>>20氏GJであります。

一つだけあげさせていただくと、
「…」が多くて若干厨臭いです
33名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 06:11:03 ID:UGQ5ByxT
>>31
オイラも参加させるニョロ
34名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 15:23:30 ID:7jtN21xT
尻穴はもらったニョロ
35名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 17:05:56 ID:R7z/T0e0
くそぅ、ここはなんて神域なんだ!
職人の皆さん心からGJです

さてと、次の投下まで裸+黒ニーソで待機しておくか
36名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 18:16:13 ID:qUSYzmu2
なんの!こっちは制服着用ニーソ装備で待機だ
37 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:39:36 ID:Iugko2GE
じゃあ、と言う訳ではないが、唐突に始めます。

注意。
フタナリ、おもらし、嘔吐、少し脱糞、舌が伸びる、飲尿する、くらいかな?
くそ長いので、トリップであぼーんしておくれ。
38 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:40:28 ID:Iugko2GE
―――茜色に染まる教室の中に、一人の少女がドアを開けて現れる。
くりっとした大きな目で自分の席の位置を確認して、そこに向かって歩き出した。
日焼けした褐色の肌、やや吊り目がちだが、目鼻立ちは整っている。
運動は得意な方だろう、制服から伸びるすらりとした手足からそれが伺える。
二の腕まで伸びた長い黒髪は、後ろで束ねられている。

少女の名は津嶋佐弥香、教室に忘れ物を取りに来たところである。

自分の机のところまで行き、その中を調べ始める。
「あったあった」
机から一冊のノートを取り出し、鞄の中に入れて、教室を後にする。

「も〜、何やってんのよお姉ちゃん」
教室から出てきた佐弥香を見て、ショートカットの少女、妹の友香が眉をひそめる。
姉よりもやや大きな目、小柄な体躯に白い肌、丸みを帯びた顔はまだ幼さを残していた。
「ごめんごめん」
「まったく、部活が休みだからって、ちょっと弛みすぎじゃないの?」
眉間に皺を寄せたまま、姉を睨みつける。
「そう言わないでよ。反省してます、以後気をつけます」
「ハァ〜、これじゃあ彼氏も大変だね」
やれやれ、と言った感じで肩をすくめ、溜息をこぼす。
「よ、余計なお世話」
「ところでお姉ちゃん、斎木先輩とはもうエッチしたの?」
「な、ななななななな……」
耳まで赤くなり、目を丸くしている姉を見て、友香はまたもやれやれと首を振る。
「まだっぽいね……あ、まさかまだキスもしてないとかはないよね」
「と、友香には関係ないでしょ! 大体、わたしと耕一はそんな……」
と、ここまで言ってハッと口を押さえる。
「へぇ……もう名前で呼び合う仲なんだ」
「あ、う、忘れなさい、今すぐに」
「あたし記憶力いいんだよね〜。
あ、でも何かおいしいものごちそうしてくれたら、うっかり忘れちゃうかも」
「なんでわたしがそんな……」
「あ〜あ、羨ましいなぁ〜、あたしもそんな風に呼べる彼が欲しいなぁ〜」
「分かった、分かりました、何でも言ってください」
うなだれる佐弥香とは対照的に、友香は満面の笑みを浮かべている。

こんなことも、普段と変わらぬ、平穏な日常の一コマであった。

ふと、佐弥香は窓の外に目をやる。
「何にしよっかなぁ〜って、お姉ちゃん聞いてるの?」
「……え? あ、うん」
怒気の混じった友香の声にも空返事で、まるで何かに魅入られたように、窓の外を見続けていた。
39 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:41:20 ID:Iugko2GE
「もう、お姉ちゃん! さっきから何を……」
「ねぇ、友香、あれ、なんだろ?」
友香の言葉を遮るように、佐弥香は窓の外、古びた木造の建物の方を指さす。
その指先を追うように、友香もそこに視線を向ける。
「……旧校舎じゃん」
「違う、そうじゃなくて、あそこ……」
「どこよ? どうしちゃったのよお姉ちゃん」
「あそこ、二階の窓のところ、赤い光、見えない?」
姉の言葉に友香の顔から、血の気が引き始める。
「ち、ちょっと、やめてよ、多分夕陽の反射かなんかだって」
「違うわよ、そんなんじゃない、見えないの?」
姉の言葉に顔をしかめながら、再度旧校舎を見つめる。

「う〜〜〜ん、あっ! ひょっとして、あれ?」
佐弥香の言う赤い光、それを発見して、友香は身震いした。
木造の校舎の窓、その向こうの薄暗い空間に、煌々と灯る赤い光。
それは佐弥香の言う通り、そこに存在していた。
「な、何、あれ……?」
「分かんない、何だろ? 誰かいるのかな……」
「き、きっとそうだよ、ね、お姉ちゃん、はやく帰ろう」
その赤い光に、友香は言い知れぬ恐怖を感じ、姉の服の袖を引っ張る。
そんな妹のことなど、まるで意に介さぬように、佐弥香は黙って、その光を見つめ続けていた。

妖しく光るそれは、少しの変化もなく、そこに在り続けている。
一瞬、それを見続けている佐弥香の背筋に寒気が走った。
「……っ! 早く帰ろ、友香? ちょっと友香ってば」
妹の体を揺するが、その視線は留まったまま、微動だにしない。
先程の佐弥香と同様に、まるで魅入られたかのように、その一点のみを見続けている。
佐弥香もその視線を追い、再び旧校舎に視線を送る。

夕陽の赤とは別な、赤い異質な光。
まるで吸い込まれるかのように、意識がそれだけに向けられる。
視界がぐにゃりと歪み、暗転していく。
強烈な眠気に似た感覚に襲われ、ゆっくりと二人の意識が遠退いていった。
その中で、佐弥香は一瞬、赤い光が笑ったような、そんな気がしていた―――

―――朽ちた木造の教室。夜の闇の中で、二人の姉妹が眠っていた。
窓から射し込む光は淡く、痛んだ木製の床や机、椅子、窓枠と、少女達の肌を照らしていた。

室内には黒板と教壇、机や椅子が片隅に山積にされている。
40 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:42:59 ID:Iugko2GE
その室内の中央に、身に着けているのは、黒い靴下と白いスニーカーだけになった佐弥香が、
手足を投げ出した状態で眠っている。
もう一方の友香も同じ姿で、少し離れた場所に横たわっていた。

「……う、ん………ん……」
姉の佐弥香が眠りから解放され、意識を呼び起こす。
周囲を見渡し、眠気の残る頭で、ここがどこかと言うことを考え始めていた。
カビ臭さの漂う空気を吸って、まどろんでいた意識が覚醒する。
「確かわたし……ここ、どこ? なんで、友香、友香?」
妹の名を呼びながら辺りを見回し、床に倒れている妹の姿を発見する。
ほっとしたのか、射し込んで来る光の方へと顔を向ける。
夜空に浮かぶ、僅かに欠けた月が、窓の向こうに見える。
体を包む寒気にふと、視線を下ろし、そこで初めて、自分が裸であるという事に気づく。
「え? あ、え……? なんで………ちょっ……なにこれ? なんで?」
床を這うようにして、寝こけている妹に近づく。
「ちょっと友香! 起きてよ、友香!!」
妹の名を叫びながら、必死に体を揺らす。だが、彼女が目覚める気配はない。
「ふふっ、ようやくお目覚めね」
待ち焦がれていたかのような女の声が、闇の向こうから響いてきた。
佐弥香は頭を上げて、眼前の闇を凝視する。

床の軋む音と共に、そこから周囲の暗闇と同一の黒のスーツを着た、長身の女がゆっくりと姿を現した。
闇に溶け込むような黒髪、それとは対照的な雪のように白い肌。
身を包む服装も相まってか、暗闇の中でそれは、より際だって見える。
切れ長の目は軽薄な印象を与えるが、顔立ちは恐ろしいまでに整っている。
高い鼻に流線的な顎のライン、妖艶さを醸し出す瑞々しい唇、かなりの美人と呼べるだろう。
服越しでも分かるほど迫り出した大きな胸に、細い腰、タイトスカートから伸びるすらりとした長い足。
街中で見掛ければ、モデルか何かと見紛うような、完璧なスタイルであった。

平時であれば、佐弥香はその姿を羨望の眼差しで見つめているだろう。

「だ、誰、ですか、あなたは? 何なんですか、一体……」
恐怖に震える声を聞き、肩口まで伸びた髪を掻き揚げ、眼を細めてニヤリと笑う。
「フフッ、さあ? 何かしらねぇ」
自分の体を見て口元を歪める女を、佐弥香は青ざめた顔で見つめていた。

41 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:43:52 ID:Iugko2GE
突然訪れた予期せぬ事態、当然のことながら、佐弥香の頭は混乱していた。
裸の自分と妹、得体の知れない女、どことも知れぬ場所。
それらが頭の中でぐるぐると回る。
この時はまだ、あの赤い光のことまでは、考えに及んでいなかった。

「う、ウチに帰してください。わたしの家は別にお金持ちでもなんでもないんです、だから……」
女は少し呆れたように肩をすくめた後、口を開いた。
「なんか勘違いしてるみたいだけど、お金が目的じゃないの」
「え、あ、じゃあ、なに、を?」
「フフフ、それはね……」
声を弾ませて、女がゆっくりと佐弥香の元に歩み寄っていく。
「い、いや! 来ないで! こっち来ないで! 友香起きて、友香!」
妹の体を庇うように抱き上げ、大声で呼び掛けるが、友香が目覚める気配は一向にない。

女は少女達の傍らに立ち、その顔を覗き込む。
「ひっ!」
その視線が、二人の体を舐めるように見つめる。
褐色の佐弥香の体に残された白いスクール水着の跡、運動部に所属しているからか、無駄な肉の少ない、
健康的な引き締まった体をしている。
肉体的にはまだ幼さが残っているが、括れたウエストラインや、小振りだが形のいい胸の膨らみなど、
その身体には“女らしさ”も出始めていた。
友香の方は、日焼け跡などほとんどなく、胸もほぼ平らと言っていい、腰の括れもないに等しい。
こちらは姉よりもずっと、その幼さを残した身体付きである。

「……ちょっと未成熟な気もするけど、これでいいの?」
二人の体を見終えた後、女は誰もいないはずの暗闇に向かって問い掛ける。
その問いに、暗闇からの返事はない。

「……ふん。ねぇ、これからどんな目に遭うか、分かる?」
ククッと、心底楽しげな笑みを浮かべ、佐弥香の頬を指で軽くなぞる。
ビクリと体を震わせ、自分と妹の姿を見て、その体が震えだす。
「お、お願い……友香は、妹は助けてください、お願い、お願いします」
搾り出すように、震える声で女に懇願する。
「う〜〜ん、いい。その表情、とてもそそるわ」
が、女はまるで聞いていないかのように、満面の笑顔で少女を見下ろしている。
「あ、あの……」
「ん? ああ、妹さんね……そうそう、確認なんだけど、あなた達の名前って、佐弥香ちゃんと
友香ちゃんで合ってるわね?」
「どうして……」
「そんなこと、荷物を調べれば簡単に分かるわよ」
42 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:44:38 ID:Iugko2GE
肩をすくめ、嘲るように笑って少女達を見下ろす。

自分達を見据えるその女の眼を見て、佐弥香の背筋に寒気が走る。
女の眼、自分を見つめるその眼は、明らかに人を見るようなものではなかった。
それは例えるなら、地面を這う虫を見るような、ちっぽけな存在をを見下している、そんな眼だった。

「ん……ん? あれ? あたし……あ、お姉ちゃん、なにしてんの?」
少しの静寂の後、もう一人の方がようやく目覚め、目を擦りながら辺りを見渡して、間の抜けた
声を出す。
「大丈夫友香!? しっかりして!」
「ん? あ、きゃっ! な、何で、あたし……お姉ちゃん?」
自分の身に起きた事態と、目の前の状況を理解しようと、思考を巡らせる。
見覚えのない場所、裸の自分、同じような姿で、自分を抱きしめながら泣いている姉、無表情で見下ろして
いる黒衣の女。
少なくともまともな状況ではない、と言うことだけは理解できた。

「おはよう、友香ちゃん。気分は如何?」
クスクスと笑い出す女。それを見る友香の顔には、明らかな恐怖が浮かんでいた。
「怖くて声も出せない? 可愛いものね」
その手が姉妹に伸びようとしたその時、佐弥香が妹を引っ張るようにして、出口に向かって
走り出した。

教室の扉まで後少しのところで、女の手が束ねられた佐弥香の髪を掴んだ。
「ああっ!」
「お姉ちゃん!?」
そのまま、女は佐弥香を自分の元まで手繰り寄せる。少女の苦痛に歪んだ顔を見ながら、ふっと、小さく
溜息をこぼす。
「いきなり逃げるなんてひどいわ、まだろくに話もしてないじゃない」
子供の戯れ事を諭すような、酷く穏やかな口調でそう言って、下唇を舐める。
「ま、そもそも簡単に逃がすつもりなんてないけどね」
そのまま佐弥香を床に引きずり倒し、友香に向かって歩き出す。
「ひぃっ!」
「それに、ここから逃げるなんて出来な……っ!」
女の歩みが止まる。見れば、佐弥香が女の足にしがみついていた。
「友香逃げて! 今の内に、早く!!」
「え、あ、お姉ちゃん」
必死の思いで女の足にしがみつくが、友香はただガタガタと震えているだけで、その場を動こうとは
しなかった。

一方の女は、そんな二人を交互に見やり、やれやれと言った感じで肩をすくめる。
43 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:45:52 ID:Iugko2GE
「何それ、自己犠牲ってやつ? 反吐が出るわ」
嘲るような笑みしか浮かべなかった女の顔に、明らかな不快の色が浮かぶ。
少し身を屈めて、片手で佐弥香の首を掴み、持ち上げる。
「あっ! が……ぐぇ………かはっ」
掴む手に力が籠もり、佐弥香の細い首を絞め上げる。
足をばたつかせ、女の腕を叩いたり、引っ張ったりするが、首を絞める腕は微動だにしない。
それどころか、腕に籠もる力は徐々に増していく。
常人離れした握力で、佐弥香の細い首を絞める。首から伝わる苦痛と呼吸困難によって、手足が痺れ始める。
自身の首の骨がミシミシと音を立てるのを、佐弥香は身体で感じ取っていた。

「わあああぁぁぁーーー!!」
突然、友香が奇声を上げて女に向かって走り出した。
その手が女に触れるより速く、友香の首に女の手が掛かる。
「あが……かひゅっ、ぐぇ………」
姉と同じように、友香の体が宙に上がる。
「ンフフ、いい表情ね……」
女の腕に更に力が籠もり、二人の首を絞め上げていく。
ばたついていた手足からは力が抜け落ち、だらりと垂れ下がる。
呻き声はおろか、呼吸音すら聞き取れない。
目を見開き、舌は突き出されたまま、ただぶるぶると小刻みに震えているだけだった。

抵抗もなく、震えているだけの姉妹の身体。遂に二人の意識も落ちようとした、その時。

『ギュルルルルルルッ!』

突如、闇の奥から酷く耳障りな、異様な音が響き渡った。
現世に存在するどんな音にも該当しない怪音、それが響くのと同時に、女の手が二人から離れた。

「がはっ! げほっげほっげほっ、ぐぇ、うぷっ」
「ごほっ、かはっ、えふっ、ぅえ」
床に落ちて激しく噎せ返る二人。そんな二人を気にも留めず、女は背後を振り返り、大袈裟に手を広げる。
「やぁねぇ……殺しはしないわよ、ただちょっとおいたが過ぎたがら、お仕置きを、ね……」
闇と語り合う女を後目に、床を這うようにして、友香は姉の元へと向かう。
「ぉねぇちゃ……だいじょぶ………?」
呼吸は整っておらず、首の痛みも引いてはいないが、姉の肩に手を置き、その体を揺する。
「けふっ……かはっ………ハァハァ、友香……」
喉を押さえながら、妹の顔を見据える。
大丈夫だと言うことを伝える為か、その顔に弱々しい笑顔を作る。

44 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:46:47 ID:Iugko2GE
そのまま、佐弥香はちらりとその視線を外し、女の方へと目を向けた。
「ひっ!」
途端に小さな悲鳴を上げ、驚愕と恐怖の色を浮かべ、ガタガタと震え出す。
尋常ではない姉の反応を見て、友香もまた、後ろを振り返る。

闇の中に、それは存在していた。
妖しく輝く大きな緋色の光、巨大な赤い眼が一つ、暗闇から二人を見据えていた。

『ギュルルルル……』
再び怪音が周囲に響き渡る。
「はいはい……もうちょっと遊びたかったんだけど、仕方ないわね」
くるりと女が振り返り、姉妹を見てニヤリと笑う。
「じゃ、真打ちのご登場……」
その言葉と共に、漆黒の闇から“それ”が、赤い光の主が、奇怪な音の正体が、ゆっくりとその姿を現した。

透明な粘液にまみれた緑色の球体状の体、大きさは傍らに立つ女の胴体より一回り大きく、どういう原理か、
その体は宙に浮いたまま、女の腰の高さで止まっている。
丸い体の中心に存在する、一つの巨大な眼、深紅の虹彩と漆黒の瞳孔は、周囲を包む闇とは対照的に、妖しく
光り輝いている。
瞼のないその異形の眼は、ただ真っ直ぐに姉妹達に向けられていた。

「あ………ああ……い、や、いやぁぁぁぁっ!!」
「きゃあああぁぁぁぁーーーっ!!」
単眼の異形を前に、どちらからともなく悲鳴を上げる。
それを聞いて、女は冷ややかに笑う。
「フッ、いつの時代も、人間の反応は変わらないわね……在り来たりと言うか、何と言うか。
ま、こんな変なのが出て来たら無理もないけど」
女は薄ら笑いを浮かべながら、傍らに存在している異形を見下ろす。
その視線を跳ね返すように、異形の眼がギョロリと動き、女を睨み付けた。
『ギュルル、ギュル!』
「おまえに言われたくない? 失礼ね、あんたよりは格段マシよ」
歪む女の口元から、先の尖ったピンク色の舌が、ズルリと女の口から伸び、蛇のように動く。
「……う、うあああああああああっ!!」
眼前の光景を目の当たりにして、叫び声と共に、佐弥香は妹の手を引っ張って走り出した。
「失礼しちゃうわ」
『ギュルッ、ギュルッ、ギュルッ』
不機嫌そうに眉間に皺を寄せる人外の女を、嘲笑うように異形は眼を細めて体を揺らす。
そんな怪物達の遣り取りになど目もくれず、二人は一目散に出口に向かう。
45 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:47:57 ID:Iugko2GE
その姿を、二体の怪物は冷ややかに、いや、滑稽な物でも見るかのような、蔑んだ眼で見つめていた。

引き戸を開くと、その先には痛んだ木の廊下が見える。
ちらりと後ろを振り返るが、女も異形も、先ほどと違って、二人を追ってくる気配はない。
ふと、佐弥香の胸に、一体何故、と言う疑問がよぎるが、それを深く考える余裕はなかった。
妹の手を引っ張り、転がるように外へと飛び出した。

顔を上げた二人の目に飛び込んできたのは、先ほどと変わらぬ光景だった。

朽ちた木造の教室、カビ臭い空気、山積する机と椅子、それらを浮かび上がらせる淡い月の光。
そして、そこに佇む二体の異形。
後ろを振り返れば、開け放たれたドアと、暗い廊下があった。
再び踵を返し、二人はそこに飛び出す。
だが、彼女たちの目の前の光景は変わらない、何度も何度もドアを抜け、廊下を目指すが、決してそこに
至ることは出来なかった。

「何で……」
友香の口から、そんな疑問がこぼれる。それに答えるよう、女が高笑いを上げた。
「ここはね、私が創った特別な空間なの、一度入ったら二度と出ることは出来ない。
ま、簡単に言うと“結界”って奴ね」
楽しげに声を弾ませる女の言葉が、二人にさらに追い打ちをかける。

女の言葉は信じ難い物だった。
信じられるようなものでもない、だがこの場所が、先ほどの現象が、眼前の異形達が、その言葉が事実である
と言うことを物語っていた。

友香が力なく、その場にへたり込んだ。
「友香? 友香! しっかりして、友香!!」
妹の腕を引っ張るが、友香は動こうとはしなかった。
逃げることが出来ないと言う事実が、姉の呼び掛けに答える気力はおろか、立ち上がる力をも、彼女から
奪っていた。

絶望に打ちひしがれる妹を、佐弥香は悲しげな表情で見つめる。
そのまま顔を上げ、化け物達を睨み、近くにあった椅子を手に取る。
少女の行動を見て、人外の女は、哀しみとも落胆とも取れるような、深い溜息をついた。
それを合図にするかのように、佐弥香は椅子を振り上げ、奇声と共に怪物達に突進していった。

彼らを何とかすれば外に出ることが、逃げることが出来ると、そう判断したのだろう。
それ自体は間違いではない。
確かに彼らを滅ぼせば、この空間は消滅し、彼女達は元の世界に戻ることが出来る。
だが、それはあまりに無謀な判断だった。
46 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:49:05 ID:Iugko2GE
妹を守ると言う想いと、異質な空間や化け物達の存在が、彼女から冷静さを奪っていたのかもしれない。
何の力も持たないただの人間が、彼らに打ち勝てるはずはないと言うのに。

少女を見据えていた女の双眸が赤く輝き、その瞬間、佐弥香の体がぴたりと止まる。
「あ? え……な、に………え?」
「勇ましいのは結構。でも、諦めなさい」
必死になって手足を動かそうとするが、佐弥香の体は椅子を振り上げた姿のまま、微動だにしなかった。
感覚はある、だがまるでその場に磔にされたように、指一本すら動かせない。
「お姉ちゃん……?」
姉の身に異変があったことを悟った友香が、不安げに声を上げる。
「フフフ、友香ちゃんも、いつまでもそんなとこいないで、こっちにいらっしゃい」
女の視線がもう一人の少女に移る。
座り込んでいた友香が、突然立ち上がり、ふらふらと歩き出した。
「友……香?」
唯一自由の利く頭を動かし、妹の姿を確認する。

自らの足で歩いてくる友香。だがそれが彼女の意志ではないことは、恐怖に引き攣る顔が物語っていた。
“これ”をやっているのが何者か、その答えは容易く引き出された。
妖しく輝く女の眼を見る姉妹の脳裏に、あの赤い光がよぎった。

自らの意志とは無関係に、振り上げた椅子を床に置き、一歩前へ出る。
「びっくりした? 私にはこんな力もあるのよ。他にも精神を操れたりするんだけど……」
『ギュルルル』
「最初から全部やっとけって? フフっ、それじゃあ有りもしない希望に縋って、右往左往する滑稽な姿が
見れないじゃない」
緋眼の異形を見下ろして、口の端を吊り上げる。
「それだとつまらないでしょ?」
その言葉を聞いて、怪物の眼が笑うように細められた。

人外の女が大仰に手を広げ、並んで立つ姉妹を指し示す。
「さ、お好きな方を……」
その言葉の終わりに、異形の丸い体に無数の突起が隆起し、それらが無数の触手となって、凄まじい速さで
立ち尽くしている二人の元へと伸びていく。

触手が友香の足首に巻き付き、そのまま異形の元まで引きずっていく。
「いやああぁぁぁぁ!! やめ、離してぇ! いや、やだよ、こんな……おねえちゃん、
たすけ………」
肉体への呪縛が解かれ、叫び声を上げ、必死に抵抗するが、次第にそれも弱まり、その小さな体が
触手に埋もれるのに、それほどの時間は掛からなかった。

47 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:50:40 ID:Iugko2GE
「友香! 友香ぁぁぁーーー!!」
何度も妹の名を叫ぶが、蠢く触手の中から白い手が見えるだけで、その声に答える気配はない。
「う〜〜〜ん。必死の抵抗も虚しく、その白い柔肌を醜い化け物の触手に蹂躙される少女。
たまんないわ……」
「ひっ!」
いつの間にそこにいたのか、ジャケットを脱いだ女が、佐弥香の背後に佇んでいた。
「や、やめて、私はどうなってもいいですから、友香を、友香を助けてください!」
「そう言うわけにはいかないわね、あなた達二人はアイツの糧になって貰うんだから」
「あいつ? 糧?」
「そう、アイツよ。アイツは他の生き物の精気を糧にしてるの、何でも快楽の頂点に達したときのそれが、
最高に美味なんだってさ」
前方に存在する、蠢く触手の塊を指差しながら、楽しげに笑う。
「私はアイツから、生きる為の力を貰ってるんだけど……それより」
意地の悪そうな笑みを浮かべて、少女の体に手を廻し、首筋に舌を這わせる。
「ひぃっ!」
佐弥香は小さく悲鳴を上げ、ビクリと体を震わせる。
「あっちも始めてることだし、私も楽しませて貰おうかしら……」
女は顔を上げて、何かを招くように手を動かす。
すると、山積みなっていた机の一つが、独りでに動き出し、女の前に移動する。
佐弥香はふらふらと、机の上に自らの体を静かに横たえる。本人の意思とは関係なく。

女はその指を佐弥香の裸身に、水着の痕に添うように指を這わせる。
「瑞々しくて、生気に満ちあふれた肉体……ステキ」
感嘆とした吐息をこぼし、視線を体から少女の顔を移す。
恐怖に凍り付いた顔に、満面の笑みを向ける。
「怯えなくても大丈夫よ、すぐに、何もかもがどうでもよくなるから……」
囁くようにそう言うと、女は佐弥香の体に長い舌を伸ばす。
「いやぁっ! やめ、いや……だれか、たすけて………」
それから逃れようとするが、彼女の肉体はぬめった舌が這う感触を伝え、それに対する反射で僅かに動く
だけで、指先一つ動かせない。
そんな少女を嘲笑うかのように、人外の長い舌が、佐弥香の裸体を舐めまわしていく。
唾液で濡れた舌が蛇のように動き、太股、腹、胸元、首筋を這い、頬を流れる涙を舐めとる。

震える少女を見下ろし、女は下卑た笑みを浮かべていた―――

48 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:51:39 ID:Iugko2GE
―――無数の触手の中にいる為、友香の全身はすでに粘液まみれになっていた。
髪の毛から足の爪先まで、異形の赤い眼光を反射して、それはきらきらと怪しく煌めいていた。

手足には触手が巻き付き、その自由を奪う。それ以外の触手は、探っているかのように、まだ幼さが残る
華奢な体を這い回る。
様々な形状の触手が、彼女の周囲で蠢いている。
太いものや細いもの、節のような凹凸があるものや、疣のような突起が幾つもあるもの。
ねとついた音をさせながら、それらが少女の体を撫で、這い回る。

「ん……く………うあ……い、や、お姉ちゃ、助け……」
気味の悪い感触に、身を捩らせて逃れようとするが、それもかなわず、粘液を塗りたくるように、柔らかな
肌の感触を味わうように、それが蠢き続ける。
「う、く、うう……」
歯を食いしばって耐え続ける友香の顔を、触手が撫で回す。

体に巻き付く触手によって、宙吊りにされた裸の自分の姿が、異形の眼に反射する。
自らを見つめる緋色の眼、そこに写る自身の姿態、友香の顔に羞恥の色が浮かぶ。
「い、いやぁ………見ないでぇ……」
それを見上げる異形の眼が歪み、少女の足に触手を巻き付ける。
「やっ、やめ、やめてぇっ! いや、やだ、やぁぁぁっ!」
かぶりを振って必死に抵抗してみせるが、触手は非力な少女を嘲笑うように、両足をMの字に開かせる。

頬を濡らす涙も粘液と混ざり、その痕跡を消していく。
露わになった恥部にイボイボの付いた触手が触れる。
ぴたりと、閉じられた秘裂をさするように、触手が上下に動き始める。
「え? あ、やぁっ! やめ、いゃんぐっ!? んん! んぅーーー!」
拒絶の声を発するために、大きく開かれた口に、太い触手が滑り込み、口内を満たす。
触手の放つ異臭を鼻先で感じ、顔をしかめ歯をたてるが、固いゴムのような弾力に押し戻される。
暖かな口内の感触を楽しむように、更に喉の奥へと侵入しようとする。
苦悶に歪む少女の顔を、異形の赤い眼が見つめ続けていた―――

―――ジュルリと、長い舌が佐弥香の体から離される。
全身を舐められ、涎まみれになった体は小刻みに震え、ヌラヌラと輝いている。
「くっくっくっ」
心底楽しげな笑みをこぼし、脱力した娘を見下ろす。
49 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:52:35 ID:Iugko2GE
「もう、やめ………いや、ゆるし……」
途切れがちに発せられる言葉に、女は耳を貸さずに舌を佐弥香の秘部へと伸ばす。
「ひっ、やめっ! や、いやあああぁぁぁーーー!!」
びくんと体を震わせ、叫び声を上げるが、舌の動きが止まることはない。
秘唇に触れ上下に動き、時折、上部にある肉芽を、先端で小突く。
その度に少女は身を反らせ、与えられる刺激に反応する。
「ふっ、ん、っくあ、あ、ひっ!」
人外の呪縛によって、佐弥香の足は閉じる事すら許されず、なすがままの状態となっていた。

唾液でベトベトになった股間から、舌が離れる。
「これくらいなら大丈夫そうね」
女は不敵な笑みを浮かべ、スカートの裾を捲り上げる。
露わになった女の股間に、黒い下着からはみ出した本来存在しないはずの、赤黒い器官が佐弥香の目に入る。

男性器に似たその器官は、長さや太さは人のそれと大差ないが、奇妙な突起が無数に隆起して
いる。
ピクピクと脈打つその醜悪な器官が、性器であると、佐弥香は本能的に悟る。
もっとも、佐弥香が父親以外の男性器を見る事自体、初めての事だったが。

「ぁ、あ、うそ、いや、そんな……なんで……」
「フフッ、長生きの賜物かしら……なんてね」
引き攣った顔で、からかうように笑う女の顔と、股間に生えている醜悪な器官を交互に見つめる。
あるはずのない場所に、あるはずのない物が存在している。当惑する彼女の前に移動し、女は涎と粘液に
濡れた秘所に、自らのモノをあてがう。
「ひィッ!」
少女の身体が引き攣る。経験はなくとも、この状況で自分が何をされるかは、容易に想像できた。
「い、いや、無理、無理だよぉ……やめて、そんなの入んない」
震える、か細い声で哀願するが、女はそれを嘲るように鼻で笑う。
「大丈夫、このサイズなら余裕よ、余裕」
舌で佐弥香の顔を一舐めした後、ゆっくりと肉棒を埋めていく。
「あっ、く、う……が、ぎ、あああぁぁぁぁーーー!!」
少女の悲痛な叫び声が、室内に響き渡った―――

―――口の中に侵入した触手は、喉を押し広げ、更に奥へと入り込もうと脈打っていた。
膨らんだ喉は、触手の動きに合わせて脈打ち、元の形は失われていた。
「ぐ、ぐむぅ……うぶっ………うう、ぶぐっ、ぶぇ」
僅かにある隙間からは、苦しげな嗚咽と涎がこぼれ、頭を動かし逃れようとしてもなお、触手は口の中を
蹂躙し続けた。
50 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:53:55 ID:Iugko2GE
喉奥で暴れる触手が、小さな口を完全に塞ぎ、呼吸はおろか、嘔吐物すら押し留められる。
聞こえていた呻き声も聞こえなくなり、触手により持ち上げられた体が痙攣を起こす。

意識が徐々に薄れかけた時、触手が震え、口内に大量の液体を放出した。
食道内に直接流れ込み、ゆっくりと触手が引き抜かれる間も、それは流れ続け、友香の意識を呼び戻した。
塞がれた口の隙間、鼻の孔から、白くねとついた液体が溢れ出す。
「がっ、がはっ、はっ、ごほっごほっ、うぶっ、ぅえぇぇぇ」
胃に流し込まれた液体を吐き出しながら、むせかえる友香の顔に、白く濁った液がぶちまかれる。
触手と違い、その液自体には匂いも味もなく、ねばついた感触だけが口の中と顔を伝う。
「う、あ……いやぁ……」

涙を流すその顔が次第に紅みを帯び、息が上がり始めた。
「あ? いや、な、に、これ……あ、熱い、あつ、んあっ!」
体の奥からこみ上げてくる熱、その意味も分からぬまま、少女は体をくねらせる。
紅潮し始めた体に、方々から白い液体が放たれ、粘液のかかった部分が熱く疼き始める。
股間をまさぐる触手の動きが強まり、そこから粘膜の擦れ合う音が響く。
初めて味わう、与えられる快感。それに身を任せそうになるが、かろうじて拒絶し続ける。
秘裂をこすっていた触手が離れ、突起のついた触手がその部分にあてがわれる。
友香が体を強ばらせるが、そんな事を意に介す様子もなく、触手はより強く少女の恥部を擦り始める。
「あ、ひ……や、あ、でちゃ、あ、うあああぁぁぁぁーーー!!」
絶叫と共に、股から黄色い水が周囲に降り注ぐ。
まるで笑うかのように歪んだ化け物の赤い眼が、その痴態を見つめていた―――

―――「あぐッ、あ、かッ、い、や、抜い、てぇ……」
「ん……く、きつ、力を抜いて、入らないじゃない」
人外の女は腰を掴み、佐弥香の体内にさらに深く、それを突き入れる。
結合部から流れ出る破瓜の血、そして苦悶に歪む少女の顔が、女を高ぶらせる。
まだ幼く、未開発なその部分では、女の醜い器官を受け入れるのは困難だった。
文字通りの、身を裂くような痛みに曝され、泣き叫び、赦しを乞うが、それは女の嗜虐性を悪戯に刺激する
だけだった。

「ふ、ん、やっぱり、処女だと、ここの締まり具合も、格別、ね」
「はっ、くひッ、いぎぁ、ひ、い、た、ひ、やめ……」
51 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:55:16 ID:Iugko2GE
激痛のあまり、呼吸がままならなくなる中、絞り出すように女に懇願する。
そんな少女の願いなどを、人在らざる者が聞き入れるはずもなく、溢れ出る涙を舌で掬い、自らの分身を
さらに奥へと進ませる。
「まだ、半分も入ってないんだから、この程度で根を、上げないでよ……ん」
眉間に皺を寄せ、吐息をこぼしながら、片手で自らの豊満な乳房を弄ぶ。
「が、あ………っか……ぎひッ!?」
佐弥香の背が反り返り、甲高い悲鳴を上げる、それと同時に、女の動きが止まる。
女のモノが、少女の子宮口に達した瞬間であった。
「フゥ……まだ浅いわね、初めてはこんなものだったかしら……まぁ、いっか、それより。
キツキツね。すぐイッちゃいそう、フフフ」
「あぐ、ぃ、やぁ……こんな、ごめん、こぅ、いち……」
痛みと苦しみの中、恋人の名を口にする。

いずれ彼に捧げるつもりだったはずの純潔が、別なものに奪われたことを、体内で脈打つ異物がその事実を、
否応なしに知らしめる。
痛み、温もり、恐怖心や戸惑い、愛する者と一つに繋がる喜び、それを感じ、満たされるはずだった。
無論、それらは想像でしかない、だが現実に彼女が感じられたのは、苦痛と恐怖だけだった。

「こういち? こういちって言うのは、あなたの携帯にあったあの男の子かしら?
ひょっとして、彼氏?」
耳元で囁く女の言葉に、佐弥香の身体がビクリと震える。
その反応を見て、女は額に手を当てて天を仰ぐ。
「ああ、彼氏に悪いことしちゃったわねぇ、あなたの処女を奪っちゃって、フフフ、でもいいでしょ?
どうせもう、二度とここから出ることなんて、できないんだから」
シャツとブラジャーを脱ぎ捨て、豊満な裸体を少女の身体に密着させる。
女の腰が、ゆっくりと動き始めた。
「あぎッ! やめっ、動かな、きひっ!」
苦痛に歪む少女の顔とは対照的に、女の顔は悦に入った表情を浮かべる。
「いい……いいわ、んく、すごい、締め付けて……」
片手で自らの乳房を揉みしだきながら、もう一方の手で少女の胸の先端にある突起を摘む。
女の乳首は固くしこり、佐弥香を刺し貫いている陰茎の下に位置する女性の部分からは、
愛液が滴りだしていた。

ゆっくりとした動きで、佐弥香の体内を肉棒で抉る。
秘裂を押し広げ、白い肌に沈んでいく、純潔の血で汚れた赤黒い醜悪な器官。
52 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:56:21 ID:Iugko2GE
それを拒絶しようとするが、自由の利かない体ではどうする事もできず、その体を蹂躙される。
下腹部からこみ上げる激痛と異物感。全身から脂汗が、目からは大粒の涙が溢れ、四肢は痙攣し、開かれた
口からは、断続的な呼吸音を漏らしていた。

手足を広げ、肉体を弄ばれるその様は、さながら、罠に掛かった哀れな蝶のようでもあった。

「あ……ん、ふあっ! いい、んぅ、くぁ、もう、イッちゃいそう」
「うあ……が、は、い、あ、助け、お母さ……」
快楽に震え、上気した顔を見せる女とは対照的に、ただひたすらに痛みに耐える佐弥香。
眉間に皺を寄せ、自身の女の部分を指でいじりながら、長い舌が少女の体、結合部から流れる血を舐め、
そのまま全身を這い回る。
異物を拒む肉の圧力、生暖かい体温、苦痛にゆがむ少女の顔、その全てを味わうかのように。

女の腰の動きが速まり始める。
「あぐっ! やぅ、あ、い、たい、いたいいたいいたい、やめっ、うあああっ!」
紅潮した顔で舌舐めずりをして、佐弥香の腰を掴み、さらに動きを速める。
「ん、あ、も、出そ、はあっ、イ、イクっ! イッちゃうううぅぅぅーーー!!」
「ひっ! い、いやあああぁぁぁーーー!!」
女の背が反り返り、突き入れた肉棒から、大量の体液が少女の体内に解き放たれた。
「あ……あ……い、や……な、かに………あつ、い……でて……いやぁ………」
目を見開き、震える佐弥香に、自身の体内で放たれる熱い体液の感触が、嫌でも伝わってくる。
苦しげに呼吸し、どこを見るでもない目からは、大粒の涙が止めどなく溢れる。
その彼女の上で、人外の女は恍惚の表情を浮かべ、絶頂の余韻に浸っていた。
だらしなく開いた口の端から涎がこぼれ、佐弥香の顔の上に滴り落ち、流れていった―――

―――絶頂の余韻に浸る間すら与えられず、触手の蹂躙は続いていた。
友香の体に降り注いだ白く濁った液体を、満遍なく塗りたくるように、無数の触手が這い回る。
「うあぁ、や、ぃや、なんか変だよぉ……」
体の奥底から湧き上がる快感に曝され、それを受け入れることも、拒絶することも出来ず、
ただ肉体を触手に蹂躙され続けていた。

恥部を擦る無数の突起がある触手が、さらに強く少女の敏感な部分を刺激する。
ビクリと友香の体が震え、嬌声とも、泣き声とも取れる嗚咽がこぼれる。
53 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:57:26 ID:Iugko2GE
高ぶりの鎮まらない体を戦慄かせ、その刺激に耐える友香の苦しげな顔を、異形の眼が写し出す。

今まで秘部を擦るだけだった触手が不意に離れ、その先端がぴたりと閉じられた割れ目にあてがわれる。
「え? あ……な、に?」
突然変わった触手の動きに、友香の口から戸惑いの言葉が漏れる。
異形の眼が友香の顔を一瞥した後、その触手が少女の体内へと押し込まれ始めた。
「あっ! だ、だめっ! そんなの、や、いやっ! だめぇぇぇぇっ!!」
手足をばたつかせ、必死にその侵入を阻もうとする。
その行為が何なのかは理解できていた、そこを汚されるということが何を意味するのかと言う
ことも、知識として知っている。
それよりも、醜い化け物に自らの純潔が奪われると言うことが、耐え難いのだろう。

だが、体を触手で固定されている現状では、その抵抗も何ら意味をなさないものだった。
「あ、や、はい、て、や、あ、ぐ、あ、うあああぁぁぁーーーッ!!」
抵抗も虚しく、触手は少女の体内へと侵入を果たす。

いつか大好きな人に捧げようと、淡い夢にも似た理想を抱き、大切にしていた少女の純潔は、醜い触手に
よって無惨に散らされていった。

友香の膣内に侵入した触手は、まだ成熟していない少女の体内で暴れていた。
触手のイボイボが膣肉を掻き回し、破瓜を迎えたばかりの幼い性器をいびつに押し広げる。

全くの慈悲も優しさもない、無論、愛情など欠片もない、それは陵辱という名の捕食行為そのものであった。

痛みと圧迫感、それとは別の強い刺激が、友香の下腹部から全身に駆け巡る。
「あ、かはっ、はっ、ぐっ」
触手に付着する夥しい量の粘液と、それに混ざる少量の赤い血が、腿を伝い、触手が動く度にぬめった音を
奏で、ぞくぞくとした、寒気にも似た感覚が、友香の背筋に走る。
苦しげに漏れていた吐息が次第に熱を帯び始め、求めているのか、拒んでいるのか、友香の腰が前後に動く。
「んあ、くっ、ふあ、や、な、に、これ……ぁう、やだ、やぁ、へん、だよぉ」
破瓜の痛みも、異物感も、もはや感じなくなったのか、化け物の体液に汚れた体を紅潮させ、
その感覚の意味も分からず、何かに憑かれたように、触手の動きに合わせて腰を動かし、矯声を上げる。

不意に、体内に侵入していた触手が引き抜かれる。
「あうっ! ん……あ? え……?」
54 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:58:06 ID:Iugko2GE
先ほどまで体を埋めていたモノがなくなり、戸惑いの声と共に、もぞもぞとせわしなく腰を動かす。
スッと、今度はのっぺりとした触手が友香の恥部に近づく。
その先端がまるで口のように開き、淫液に濡れる恥部に貼りつく。
「ひっ! うあああぁぁぁぁーーー! やっ、ひぅ、すわれ、て、だめっ、あ、なに、ひっ、
……っ!」
びくんと、体を反り返り、四肢がガクガクと痙攣する。
少女が味わう二度目の絶頂、性的快楽の極み、思考を吹き飛ばすほどの強烈な感覚。

頭では理解出来ずとも、肉体はそれを快楽だと認識しているのか、涙と涎、白く濁った液体にまみれた顔が、
恍惚とした表情を浮かべる。
だがそれも、次には苦悶の表情に変わる。股間に貼り付いた触手が、さらに強く膣から溢れてくる淫液を
啜り始めたのだ。
続けざまに与えられる強烈な刺激に、顔をしかめながらも、体はそれを求めるかのように、触手に下半身を
押しつける。
友香の股間から吸引の音が漏れ、触手との隙間から、化け物の体液とは違う粘液がこぼれ、床に滴り落ちた。

震える友香の体、尻の辺りを、先細りした蛸足のような触手が、菊座の周りを小突く。
「あ、なに? えっ、や、そんなと……こ、う、あ、あ、く、ああぁぁぁ!」
触手がゆっくりと、友香のアナルに潜り込み、腸内までも犯し始めた。
閉じられていたすぼまりを押し広げ、ゆっくりと、侵入していく。
触手が直腸を突き進み、さらに奥へと侵入する。だが、少女が感じているのは、痛みでも、異物感でもない、
排泄器官を犯される嫌悪感すらない。
与えられる人外の快楽が、それらを押し流していったのだ。
白かった肌は紅く高潮し、仰け反る体はぶるぶると震え、粘液で濡れた髪を振り乱し喘ぎ続ける。
脳裏に一瞬、姉のことがよぎるが、その思考も、押し寄せる快楽の波に流される。

まだ幼い小さな体は、おぞましい触手が与える刺激に、敏感に反応し、飲み込まれていった―――

―――佐弥香の膣内から肉棒を引き抜き、女は息をついた。
情欲に高揚した顔はそのままに、処女の血と自らの放った体液にまみれた、己が分身を見下ろしている。

縦筋でしかなかった秘所は元の形を失い、開かれた膣口からは、血の混ざった白濁液が垂れ流されている。
処女を失った痛み、純潔を汚された屈辱、逃れることの出来ない絶望。
55 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:59:00 ID:Iugko2GE
それらに打ちひしがれ、声も上げずにただ涙を流し続けていた。
「ふふ、処女喪失の感想はどうかしら?」
舌なめずりをしながら、上気した顔を歪ませる。
「う……うぅ………あ……ひどぃ……こんな………いやぁ…………」
震えるか細い声を聞き、満足そうな笑みを浮かべて、そのまま視線を脇に逸らす。
そこに存在している、触手の塊をしばし見つめた後、再び眼下の少女を見る。
「あっちもまだやってるみたいだし、こっちも楽しみましょうか、今度は趣向を変えて……」
「ひっ、あ、い、いや、もう、いやぁ……」
「大丈夫よ、もう痛いのは無し、寧ろ気持ちよくなるから」
クスクスと笑いながら、佐弥香の目を見据える。
「ひょっとしたら、こっちの方が辛いかもね……」
少女の目を見ていた女の眼が赤く輝く。
その途端、佐弥香の体がビクンと跳ねた。
「ひっ!? あ? や、なに? あ、あつい、あついよぉ」
何かに抗うかのように身を捩らせ、髪を振り乱す。
紅潮し始めた全身から汗が噴き出し、乳房の上にある突起は固く尖り、小刻みに震えている。

不意に襲ってきた、体の奥から込み上げる熱と疼き。
性的興奮状態。
彼女はその感覚を知ってはいた、しかし、現在感じているそれは、今までの比ではなかった。
脳髄の奥から引き出された強烈なそれは、佐弥香の肉体と精神をじわじわと蝕んでいった。

「ひっ、あ、やあっ! あつい、あついぃぃ! いやああああぁぁぁぁーーー!!」
叫び声を上げ、かぶりを振りながら必死にその感覚に抗う。
そんな少女を嘲笑うように、女は不適な笑みを浮かべる。
「抵抗しても無駄よ」
女の手が佐弥香の内股をなぞりながら、その部分へと近づく。
先ほどの陵辱の傷跡が残る秘部、そこに若干の変化が生じていた。
破瓜の血に混じり、粘性のある透明な液体が溢れ出し、陰核は大きく膨らんでいたのだ。

「まだ触ってもいないのに……いやらしい子ねぇ」
「え? あ、なに? なにが……?! ひぃっ!!」
女の指が肉芽に触れた瞬間、小さな悲鳴と共に、佐弥香の体が跳ね上がった。
その様子を見て、女は指先で充血した敏感な突起を、執拗にこね回す。
「うぁっ! ひあ、あ、うくっ! やめっ! や、だめえええぇぇぇぇっ!」
叫び声と同時に、股間から黄色い液体が吹き出し、床に降り注いだ。

56 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 20:59:50 ID:Iugko2GE
手についた尿液を払いながら、女は少女を見下ろす。
「やれやれ、お漏らししちゃうなんて。そんなに良かった?」
その問いに答える気力は、佐弥香には残されてはいなかった。ただ息を荒げ、頭の中では
その身に起きた事態を整理していた。
不意に湧き上がった興奮、与えられた強烈な刺激、意図せず込み上げた尿意、今も残る熱と疼き。
それらがぐるぐると頭の中を巡るが、その思考も次には遮断される。股の間に女の長い舌が
侵入してきたのだ。

「あ、やぁっ! いやぁぁ!」
ピチャピチャと水音をたて、小尿と粘液を舐める、そのねとついた感触に身を震わせる。
「ん〜〜〜なかなか」
満足げな笑顔で舌を上げ、涙に濡れる佐弥香の顔を見る。
「さて、じゃあまた楽しませて貰おうかしら」
舌舐めずりをして、少女の割れ目に再び張り詰めた肉棒を押し当てる。
「あっ! い、いやぁ! もういやぁぁぁぁーーー!!」
「フフフ、心配しなくても大丈夫よ。そのうち自分から求めるようになるから……ね!」
両手で腰を掴み、佐弥香の膣奥へと一気に肉棒を突き入れた。
「うあああああぁぁぁぁーーーー!!」
佐弥香の悲鳴、絶叫と言っていい叫び声が、室内に響き渡る。

それは、断末魔のそれに近いものであった―――

―――粘液に濡れて光る、友香の裸身を、二本の触手が這い回る。
ほかの触手とは違い、先がイソギンチャクのようになっており、その先についた幾つもの触手が、ほとんど
平らな友香の胸の先端にある、固く尖った突起に絡みつく。
乳房の先から走る、甘美な刺激に、喉を反らせ、熱い吐息を漏らす。
顔を上げた友香の前に、胸を弄んでいるものと同型の触手が現れ、顔に纏わりつく。
開いた口に、鼻の穴に、無数のミミズのような触手が入り込み、友香の息を塞ぐ。
「う゛ぇ、ぐぶ、ひゅぐっ、うぶっ……う……」
口とそれの間にある、僅かに開いた隙間から、苦しげな嗚咽がこぼれる。
微細な触手の一本一本が伸縮して、口内と鼻腔を満たしていく。
無数の小さな触手が口と鼻の中で蠢き、苦しみから逃れようともがくが、状況は変わらない。
窒息しそうなると触手が戻り、一呼吸すると奥へと進む。まるで、ピストン運動でもしているかのように、
その動きを続けていく。

息苦しさから、首を横に振る友香の両耳に、紐状の触手が触れ、そのまま耳の穴に入り込む。
57 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:00:50 ID:Iugko2GE
その感覚も、少女にはこそばゆいような快感と変わり、味わっている苦しみを薄れさせていく。
耳の中で蠢く触手の音を、心地よいとすら感じ始めていた。

満足したのか、愛液を啜っていた触手が恥部から離れ、次は節のある触手がそこにあてがわれる。
濡れそぼった花弁を押し広げ、再び野太い触手が、友香の体内に侵入した。
「ひゅぐっ! んぶぅぅぅーーーー!!」
膣内に入り込んだ触手は、恥肉を掻き回しながらうねり、尻穴を貫いている触手は、太さを増して腸内を
蹂躙する。
胸に貼り付いた触手は、より強く乳房の突起を引っ張り、口と鼻になだれ込んだ触手の一部は、舌に巻き
付き、残りは喉奥を小突く、鼻腔を埋める触手は、さらに奥へと蠢く。
両耳を犯す触手は、波打つように出たり入ったりを繰り返す。
それ以外の触手も、友香の体を擦るように、全身を這い回り、それらのすべてが次第に速く、強くなって
いく。

絶え間なく与えられる快楽に、幾度も達しながら、まだ幼さの残る体をくねらせ、貪欲にそれを求め続ける。
胃液と糞尿が、注ぎ込まれる体液に混じり、床を埋め尽くす触手の上に滴り落ちる。
喘ぎ続ける少女の目には、緋眼の化け物も、醜い触手も映らない。
ただ、初めて味わう強烈な快楽に溺れ、よがり狂う。

それこそが、自らの歓びであるかのように―――

―――「んふぅ、一気に奥まで入っちゃった。フフ……どう? 気持ちいい?」
「……あ………は……かはっ、は、あ………」
女の言葉に答えることもできないのか、目を見開き口を魚のように開け閉めしている。
「本番はこれからよ……」
女はニヤリと笑い、腰を掴んでいる手に力を込め、腰を動かし始める。
先ほどのような、ゆっくりとした動きではなく、早さも強さも増していた。
その動きと共に、ねとついた水音が響き、女の動きをスムーズにしていく。

時間にしたらどれくらいか、およそ数分。苦しげに漏らされていた吐息が熱を帯び始め、痛みとも苦しみとも
つかなかった感覚が、徐々に明確な“あるもの”へと変化していった。

“快感”である。

「フフ、ちゃんと感じ始めたみたいね」
腰の動きを止め、歪めた口から舌を出し、佐弥香の小振りな胸の先端にある突起をつつく。
「ひうっ! あ、え? な、に、これ? いや……からだ、が」
胸の先端から与えられた突然の刺激に、戸惑いの声を漏らす。
今まで味わっことのない、強烈で、甘美な刺激に。

58 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:01:27 ID:Iugko2GE
舌で少女の胸を舐め回しながら、少しだけ腰を引く。
「そろそろかしら」
少しの間の後、佐弥香の体内に収まっていた女の肉幹が、見る間に膨張し始めた。
「ひっ!? あ、う、そ、や、な、中で、大きく……な」
膨らむ肉棒は瞬く間に、少女の陰部を広げ、亀裂を隙間なく塞ぐ。
「あぐ、や、ひっ! さ、さけ、る……くひっ!」
「ん……きつ、ふぅ、これ以上は本当に裂けそうね。じゃあ、動くわよ」
その言葉と共に、肉棒を一気に奥まで突き立てた。
「ああああぁぁぁぁぁーーー!!」
佐弥香の絶叫が室内に響き渡る。女の腰が、再び前後に動き出す。

太さも長さも、最初の二周りは大きくなったそれで、少女の体内を抉り始める。
「ひぁうっ、ふぁ、広がって、お、おくまで、きてる、あ、だ、だめっ、こんな……」
「はあ、いい、いいわ、あなたの中、ギュウギュウ締め付けて、絡みついてくる」
快感に震え、眉間に皺を寄せ、下唇を噛みしめる。
女の女陰からは愛液が止めどなく溢れ、床を濡らしていた。
少女の胸と自らの胸を揉みしだき、その口から矯声を上げる。
それに呼応するかのように、佐弥香の口からもまた、声がこぼれ出す。
「んあっ、はぅ、や、ん、なんで、ひっ! や、やめっ、そんな、に、しない、でぇ」
喘ぎとも、苦しみともつかない、嗚咽。
しかし、佐弥香の全身はサクラ色に染まり、股間の辺りからはねとついた水音が聞こえ始めていた。
「下手に抵抗しない方がいいわよ。じゃないと……本当に壊れちゃうから」
「ひぃっ!!」
佐弥香が小さく悲鳴を上げ、喉を反らせる。
腰の動きが先ほどより速く、強くなって、少女の体内を掻き回す。

肥大した肉棒のせいで、佐弥香の下腹部は盛り上がり、子宮口を小突かれる度に仰け反り、四肢を震わせる。
口からは涎と共に、喘ぐような声を垂れ流していた。
「ん……ふ、ふふ、どう? 気持ちいい?」
「あう、ん、くひっ! やぅ、ふ、わ、わかんな、い、こんなの」
下腹部から全身に駆け巡る電流のような刺激を、快感として受け止めることができないのか、頭を振り、
それに抗おうとする。
しかし、女の掛けた怪異な力の影響だろう。
脳髄の奥から湧き上がってくる情欲は、いくら振り払おうとも彼女の心と体を包み、蝕んでいった。

醜悪な肉の器官が、少女の小さな子宮の入り口を小突く。
59 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:02:48 ID:Iugko2GE
その度に四肢を引き攣らせ、込み上げてくる快感に身を震わせる。
「くあっ、ひぅ、あ、だ、めぇ、これ、いじょう、され、たらっ、おかしく、なっちゃ……」
「あ、あは、何を、言ってるの? まだまだ、これからよ」
女は笑みを浮かべ、荒い吐息の隙間から上擦った声で、佐弥香の耳元でそう囁いた。
子宮口を突き上げていた肉の棒が更にその奥、子宮内部へ入り込もうと、更に強く押し込まれる。
「あっ、やっ! そ、そんなとこ……がっ、あ、かはっ!………」
逃れようと身を捩る佐弥香の腰を掴み、子宮口を抉じ開けて、その小部屋へと侵入させる。
「は……あ……は、入った、ふふ、どう? 凄いでしょう」
「……ぐが…………か……は……あ……」
女の言葉に答えることも出来ず、佐弥香の口は魚のように、ただパクパクと動いているだけだった―――

―――幾度目かの絶頂を迎え、友香は体を弓なりに仰け反らせ、全身で快楽の余波にうち震えていた。
幾重にも絡む触手が、友香の肉体に快感を刻み、少女を悦楽の中に堕としていく。
腸の形が浮かび上がった腹に別の触手が近づき、その形に添うように腹を撫でる。
それにすら、友香の体は敏感に反応する。

膣内を犯している触手が子宮口まで達し、そこを舐めるように波打ち、入り口を抉じ開ける。
「ひぁうっ! や、やだ、おく、おくにきてる、やあああ、は、はいってくるぅぅぅぅぅ!!」
絶叫と共に股間から黄色い液体が噴き出し、友香は体を反り返らせ、ビクビクと四肢を震わせる。
盛り上がった腹部は触手に合わせて動き、少女の体にいびつな模様を浮かび上がらせる。
愛液と尿液、粘液にまみれた恥部に、紐のように細い触手が近づき、固く勃起したクリトリスに巻き付き、
絞め上げる。
「うあああぁぁぁぁっ! あ、ああああ! っきゃあああああああぁぁぁーーー!!」
ガクガクと頭を揺らし、叫び声を上げる。

激痛に近いはずのその刺激も、友香にとっては強烈な快感でしかない。
歓喜の涙を流し、涎と鼻水、白濁液にまみれた顔に恍惚の表情を浮かべる。
体内で擦れ合う触手の快楽が少女を何度も高みに昇らせ、果てることのない牝の情欲を掻き立てる。
触手の先端から白色の体液を浴びせられる度に、小さな体を震わせ、淫らに喘ぐ。
肉体を蝕むように、ネチャネチャと淫猥な水音を奏でながら、触手が体を這い回る。
60 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:03:25 ID:Iugko2GE
二本の触手が、痛いほどに尖った胸の突起に伸びる。
触手の先端で一方を押しつぶし、こね回す。もう一方には巻き付き、上へ下へと引っ張る。
眉間に皺を寄せ、それらの快感に身悶えする。その鼻先に近づいて来た触手を、自ら口に含み舌を絡ませる。
胎内と腸内を蹂躙している触手の動きも、さらに激しくなっていく。

乱れた髪の貼り付いた顔は、悦楽の虜となり、歓喜に満ちた女の顔を浮かべている。
それはまだ幼さを残したあどけない少女とは違う、快楽を知り尽くした女の表情であった―――

―――子宮を押し広げ、肉壁を擦る異物がもたらす快感に、佐弥香は何度も絶頂に達していた。
呼吸がおぼつかなくなり、開いた口からは、だらだらと涎が垂れ流されるが、それを気にする
余裕は、もはや彼女にはなかった。
「あうっ、く、あ、い、ふあっ、ん、あ、や、う、はうっ、あ、やぁ」
佐弥香の股間から溢れ出した淫水が、太股を伝い、床に落ちる。
女の指が赤く充血した陰核を摘み上げた。
「うあああぁぁぁぁーーー!!」
背を弓なりに反らせ、絶叫と共に、股間から小水が飛び散り、女の下半身を濡らしていく。
「んふ……やだ、かかっちゃった」
台詞とは裏腹に、楽しげに声を弾ませ、痙攣している少女を見下ろす。

収縮し、痙攣する膣内の感触に、女は身を震わせ、腰の動きを速めていく。
肉棒を包む温かな秘肉を味わい、その先端を柔らかい子宮の壁に擦りつける。
自分の乳房を揉みしだき、秘部から溢れる愛液を指ですくい、舌に絡める。
甘美なる肉の味に酔いしれながらも、さらにそれを貪り続けた。

女の舌が伸び、結合部から溢れる愛液と、流れ出た尿液を舐めとり、それを佐弥香の口の中に押し込む。
「んぶっ! んむぅ! うぐ、む、ごぶっ、んぅーーー!!」
荒々しく呼吸をしていた口を、突然、熱くぬめった異物に塞がれ、恐慌状態に陥る。
喉を反らしてそれの侵入を阻もうとするが、伸びる舌にはなんの効果もなく、口の中をも蹂躙されていく。

口内に女の唾液と、自らが分泌した体液が広がる。
「どう、自分の味は?」
嘲るように笑う女の声を、頭の隅で聞きながら、込み上げる吐き気を堪える。
苦悶に歪む顔を、少しの間眺めた後、再び女が腰を動かす。
「ぐむっ! んぶっ、うぐ……おぶっ、んぐぅーーー!!」
61 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:04:03 ID:Iugko2GE
激しく胎内を掻き回す肉棒が、口内で暴れる舌の動きと合わさり、佐弥香にさらなる快感を与える。
彼女が再び絶頂を迎えるのに、それほど時間はかからなかった―――

―――子宮の中で暴れている触手の先端が、幾重にも枝分かれし、数十本のそれが内壁を引っ掻くように、
胎内で蠢き始める。
一本一本がその柔らかな肉の感触を味わうように、ゆっくりとした動きで肉の小部屋を蹂躙していく。
「ひぃあっ! あ、ひっ、こんなっ、だめぇ! おかしくなっちゃうよぉぉぉぉ!!」
幾つもの小さな山を造る自らの下腹部を眺め、浅ましく矯声を上げる。

両胸に位置する淡いサクラ色の突起に、先端が蛭の口のようになった細い触手が近づく。
少しその部分を小突いた後、乳首にそのまま吸い付いた。
「ふああああぁぁぁぁ!! そんなこと、しても、あたし、おっぱいでないよぉ……ひぅっ!」
それでも触手は友香の乳房を吸い続けた。
強く、弱く、緩急をつけながら、少女の体に快楽を刻みつけていく。
喉を反らし、白く汚れた紅潮した体を痙攣させ、友香は再び絶頂を迎える。
肉体の主だった穴という穴全てを塞がれ、そこに大量の粘液を注ぎ込まれる。
その影響で、友香の腹部は妊婦のように膨れ上がり、触手が動く度にヴァギナとアナルからは白濁の液体が
溢れ出していた。
「ふあぅ……くひぃ! も、だめぇ、おなか、こわれちゃうよぉ……」
哀願するようなその声も、すぐさま淫らな喘ぎに変わってしまう。

体液を幾ら吐き出しても触手の勢いは止まらず、絶え間なく少女を犯し続けた。
「んぶぅ、ぇぐ、ぅむぅぅ、ぉご、ごぶっ! ぐ、ぶふっ、んはっ! ひっ、あ、かはっ!」
それでも尚、彼女は貪欲に快楽を求め、その肉体をくねらせる。
アヌスに挿入されていた触手が引き抜かれ、代わりに鱗のようなヒダが無数にある触手が挿入される。
それが腸内を前後に動く度に、ヒダが腸壁を引っ掻くように刺激する。
「うあああぁぁぁっ! す、すご、ひっ、こすれ、て、あ、くっ、くるっ! またきちゃうっ!」
触手の動きが激しくなり、友香を頂へと突き上げる。
「ひあああああああぁぁぁぁ! だ、だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
叫び声と共にビクンと体を震わせ、股間から小水が噴き出した。

間を置かず、痙攣している体に触手が群がる。
「ひぁ……や、やめ、もぅ……ほんとに………こわれ……ちゃ…………」
62 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:05:20 ID:Iugko2GE
脱力し、倒れ落ちそうになる体を触手が抱え上げ、その四肢に絡みつき、肉の慶びを叩きつける。

口の中に放たれた異形の体液は、食道から胃へと流れ込み、体内を満たしていく。
「あ、うげっ、かはっ、くるし、ひ、も、やめ……ひぃっ!」
絞り出された言葉も意に介さぬように、触手の群は少女の肉体を責め立てる。
腹部を内側から叩くように動き、腸壁を掻くように波打つ。
肌を擦り、乳房を押し込み、引っ張る。耳の穴、鼻の穴、口の中で蠢く。
「んぐぅ、うむぅ……んぶっ! んはっ、ひぃあ! や! ま、また!」
触手が震え、一斉に白濁の粘液を吐き出した。
「くひっ! あ、ああああああああああああああ!!」
顔に、体に、体内に、大量の液体がぶちまけられる。
触手が引き抜かれた膣と菊門からは、今まで注がれた夥しい量の体液と共に固形物が溢れ出す。

友香は床に滴るそれを見下ろしながら、呆けたような表情を浮かべていた―――

―――異形の力に侵された体は、佐弥香にこの上ない快楽を与えていた。
強く、速く、子宮を突き上げられる度に絶頂を迎え、意識が途切れる。
舌で口を塞がれている為、声はおろか呼吸すらままならない。
それでも体は拒絶するどころか、快感を脳に伝え続けている。
意識的にか、無意識にか、口内を蹂躙する舌に、自らの舌を絡め、僅かに動かす事の出来る腰を、女の動き
に合わせてくねらせ始めた。
それに気付いた人外の女が、片眉を吊り上げた後、ニヤリと笑う。

太い舌で口を、長大な肉棒で膣を、自らの欲望の赴くままに、掻き回す。
女の舌が一気に喉奥へと滑り込む。
「っぶ! んぶぅっ、ぐぅ、ぅぶぇ、げぶっ……」
強制的に入り込む野太い異物が、佐弥香の喉を刺激して胃液が逆流し、鼻や口の隙間から噴き出す。
吐き出された胃液の苦さに、女は腰の動きを止め、顔をしかめて口中から舌を引き抜く。
口を塞いでいたものがなくなり、激しくむせながら、空気を肺に入れようと、犬のように呼吸をする。

舌に付着した胃液を、佐弥香の体に塗りたくりながら、両手で腰を強く掴む。
一呼吸置いて、女は一気に胎内の最奥へと肉幹を突き立てた。
「ぁがああああぁぁぁぁぁっ!!」
耳をつんざくような佐弥香の悲鳴が、室内に響きわたる。
腹部がいびつに盛り上がり、それの脈動に合わせて、ピクピクと脈打っている。
63 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:08:01 ID:Iugko2GE
「ふあ、すご、絡みついて……名器ね、フフ」
楽しげな笑い声を上げながら、女は腰のグラインドを再開する。陰茎が胎内で膨張し、佐弥香の体を
内側から圧迫していく。

根本まで完全に佐弥香の体内に埋まり、胎内を無慈悲に抉り、掻き回す。
長い舌は、華奢な体から吹き出る汗を舐め、それを味わう。
少女の体は痙攣を繰り返し、魚のように口を開け閉めして、眼球はあらぬ方向を向いている。
幾度となく後頭部を机にぶつけているが、痛みを感じている余裕はない。
叫ぶ事も、逃れる事もできず、体内を抉られる強烈な快感に、髪を振り乱し、それに溺れていく。

佐弥香の体を舐め回していた舌が、首に巻き付き、締め上げる。
「がっ………げ、あ、が……」
「ん〜。しまるしまる」
大きく開いた口からは、呻き声はおろか、呼吸音も聞き取れない。
気管を押し潰すほど強く、細い首を締め上げていく。
膣内が収縮して、体内の異物を締め付け、女に快楽を与える。
「……っが………かはっ! げほっげほっげほっげほっ……」
佐弥香の意識が落ちそうになった頃合いで、舌が首から離れる。
舌舐めずりをしながら、噎せかえる少女を見下ろし、口元を歪ませる。
「う、ん、いい、素敵よ、もうイッちゃいそう」
女の手が佐弥香の腹の、盛り上がった部分に添えられる。
驚きの表情を浮かべる少女の顔を一瞥して、そこを上から押し込んだ。
「ぐぎゃあああぁぁぁぁんぐっ! んむ、んぶっ、んんーーーー!!」
叫ぶ口の中に、再び舌が入り込む。
外部から加わる圧力、内部から伝わる圧迫感、それが苦しみなのか、それとも快感なのか、
もはや、彼女はその判別すら出来なくなっていた。

終わりが近いのか、女の腰の動きは、より激しさを増していく。
押さえ込んでいる手に力を込め、更に強く胎内を圧迫する。
「んあっ! イクぅぅぅーーー!!」
「んぐっ! ぐぶっ?! んむぅぅぅーーー!!」
一気に子宮を突き上げるのと同時に、佐弥香の体の奥に、熱いほとばしりを大量に解き放った。

紅潮した裸身を反らせ、ヒクヒクと痙攣する結合部から、白く濁った体液が溢れ出る。
白目をむいて、失神している佐弥香の頬を舐めて、視線を脇に移す。
そこに存在している、触手の塊をしばし見つめた後、再度、眼下の少女を見る。
「……まだ二、三発はいけるかな?」
少しの間を置いて、佐弥香の額に手をかざす。
64 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:08:50 ID:Iugko2GE
それと同時に、佐弥香の手足を縛り付けていた呪縛が解かれた。
今まで一定の高さにあった手足は、だらりと垂れ下がり、何の動きも見せない。
「初体験にしては、少々ハードすぎたかしら……」
笑いながら、女は再び少女の体に覆い被さった―――

―――濁った白色の液体に彩られた体を、弓なりに仰け反らせ、再度、絶頂を迎える。
絶える間もなく、押し寄せる快楽の津波。
狂死してもおかしくはないのだが、人外の女が創りだした結界の影響で、彼女の精神はかろうじて
保たれていた。
しかし、発散する精気を喰われ続けている為か、友香の体からは、次第に力が失われつつあった。

「はぐっ、く、ん、も、だめぇ、うあっ! や、くるし、ひっ、あがっ、こわれ、ちゃ、くひっ!
ゆるひ、っぐぅぅぅぅ!!」
強烈過ぎる快楽も、度を超せば単なる拷問に等しい。
荒い息の狭間から、途切れがちに発せられる言葉も、体内の触手によって遮られる。
触手に吊り上げられ、だらりと垂れ下がった手足が引き攣り、再び快楽の高みへと昇らされる。
少女が限界に来ているのに気付いたのか、白く汚れた友香の顔に、より深い緑色の、先の尖った
触手が近づく。
顔を上げて、友香は鼻先にいるその触手を、迷うことなく口に含み、舌を絡ませる。
咥えられた触手が震え、口の中に粘ついた液体を吐き出した。

そこから放たれた白い粘液は、今まで体の内と外に、浴びせ掛けられていたものとは、若干の
差異があった。
粘り気はなく、色は白よりも、むしろ銀色に近い、匂いはないが、少し味がある。
何より、それを飲んだ友香の体に力が甦り始めた。
言わば養分なのだろう、消耗した獲物に活力を与え、より長く精気を味わう為の処置と言える。
「ん……む、はあ、おいし、んあ、もっと」
その触手を再び口に含み、まるで乳飲み子のように、養分を飲み続ける。
それも、彼女には甘露水のように、甘く、美味なものに感じられているのだろう。

活力を取り戻した友香の体を、怪物は再び責め始める。
Mの字に開かれた下半身に、無数の触手が群がる。
すでに野太い触手に犯されている恥部に、それよりは若干細い、別の触手が内股を伝って近づく。
「はう、ん? や、だ、だめ、そんな、む、むり、むりだよ、そんなに入んない、っ!
んぐああああぁぁぁーーーー!!」
恥部を強引に押し広げ、二本目の触手が侵入した。
65 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:11:50 ID:Iugko2GE
絶叫と共に、友香の体が跳ねる。
「あ、ひ、は、入っちゃった……あ、は、すごい、こんな………」
広がった自分のその部分を見つめ、笑みをこぼした。

おもむろに、腸内を蠢いていた触手が引き抜かれ、細めの三本の触手が、尻肉を揉むように、
臀部を這い回る。
肛門の皺をなぞり、一本、また一本と、友香のアナルに入り込む。
「あぎっ! ぎう、ぐ、あ、きひっ」
三本の触手は、別々の動きで、腸内を掻き回し始めた。
それとほぼ同時に、膣内の触手も動き始める。
「うああああぁぁぁっ! すご、ひっく、なかで、こすれ、てぇ、やあ! こわれるぅぅぅ!!」
ガクガクと体を震わせ、異形の与える快楽に悶える。
突き上げる触手の動きに合わせて、友香の腹部が隆起し、形を変える。
「あ、く、くるっ、おっきいのが、また、またきちゃうぅぅ。
だ、だめっ、あ、やああああぁぁぁーーーー!!」
背を反らせ、今までで一番大きな悲鳴を上げる。
力の抜け落ちた四肢に、まだ足りぬと、触手が刺激を与え、少女を呼び戻す。
それに呼応するように、友香の体が震え、それを求め始める。

再び活力を取り戻し、欲望の赴くままに快楽を貪り、歓びの声を上げる。
快感に咽び泣くその様は、情欲の虜となった浅ましい牝のそれであった―――

―――床の上に四つん這いになった佐弥香の膣口に、深々と肉茎が挿し込まれる。
「ふあああぁぁぁぁーーー!!」
開ききった秘部は、難なく女のモノを根本まで飲み込み、結合部からとめどなく溢れる愛液が、
淫猥な音を奏でる。
上半身が床に崩れ落ちるが、腰は持ち上げられたままである為、尻を突き出すような格好になる。

肉のぶつかり合う音をさせながら、女は腰を動かす。
舌先で固くなった乳首を小突き、押し潰し、片手で充血したクリトリスを、指の腹で撫でる。
「ひぅっ! あく、くるっ、また、なんか、くるぅっ!」
「こう言う時はイクッて言うのよ」
「え? あ、くふ、イ、あ、イク、イクイッちゃぁぁぁぁーーー!!」
ビクンと体を震わせ、快感の極みへと達する。
女の手が、絶頂の余韻に浸っている佐弥香の体を、背後から抱きかかえ、足を開かせる。
「ひぐ! うあ、や、こんなカッコ……」
その体勢のまま、間髪入れずに佐弥香の胎内を突き上げる。
66 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:13:00 ID:Iugko2GE
両手で乳房を揉みしだきながら、ガクンガクンと揺れる背中に、舌を這わせ、何かを思いついたのか、
隣にいる触手の塊に眼を向ける。
微かに鼻で笑った後、対面させるように体を動かし、怪物に声を掛けた。

塊だった触手が引いていき、もう一人の少女、友香が姿を現す。
「姉妹のご対面よ、ほら、顔を上げて」
女の手が、佐弥香の髪を掴んで頭を上げさせる。
「友……香」
「お、姉ちゃん?」
二人の目が合った瞬間、佐弥香の顔が羞恥に歪む。
「い、いや、見ないで! 友香見ないでぇ!!」
「フフッ、いまさら恥ずかしがらないでよ」
腰を浮かせ、妹の目に写るように、さらに足を開かせる。
「咥え込んでいる様をもっとよく見て貰いなさい」
「いやああああぁぁぁーーー!!」
足を閉じようと、暴れる佐弥香を後目に、女は腰の動きを再開する。
再び快楽に飲まれそうになるが、視界に入る妹の姿がそれを押し留めていた。
女は笑みを浮かべ、野太い舌を下腹部へと伸ばす。
長い舌の先端が、佐弥香の剥き出しになった、陰核に触れ、こね回した。
「や、そこ、やめ、ひっ、イッ、あ、くああああぁぁぁぁーーー!!」
一際甲高い声を上げて、体を仰け反らせる。
「あ、ああ……やぁ、見ないで」
僅かに残っていた理性が、友香の姿を見たことによって甦ったのだろう。
羞恥に顔を真っ赤にして俯く佐弥香の瞳から、大粒の涙が流れ落ちた。

その涙を舌で掬い、より強く腰を突き上げる。
「はっく、んい、きゃう、ふああぁぁぁーーー!」
「締まりがよくなったわね、妹に見られて感じちゃった?」
「や、ち、ちが、ふあっ! ひぅっ、だめ、やぁ、感じちゃう、感じちゃうよぉぉぉーーー!!」
発せられた否定の言葉は、佐弥香自身の口で、すぐさま打ち消される。
刻まれた快感の爪痕は、甦った彼女の理性を容易く突き崩していく。

涎を撒き散らしながら、押し寄せる快感に、狂ったように悲鳴を上げる。
妹の視線を感じることで、佐弥香の情欲はさらに高ぶっていった―――

―――友香の目は姉の痴態に、釘付けになっていた。
小水を垂れ流し、醜悪なイチモツに貫かれ、よがり狂うその様に、長い黒髪を揺らし、悦楽に
震えるその肢体に、人ではない者に体を弄ばれ、快楽の虜となり、それに身を委ねる、妖艶な牝の姿に。

それに目を奪われていた友香の体が、突然持ち上がり、自らの恥部を突き出すような格好になる。
67 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:14:02 ID:Iugko2GE
「くあっ! や、やあ! あぐ、んむ! ん、ぅうんぐ、むぅ」
抗議の声は、すぐさま触手によって遮られ、体の中で蠢く甘美な刺激よりも、羞恥心が先走る。

姉同様、友香もまた、佐弥香の姿を見たことによって、僅かばかり理性を取り戻してしまったようだ。
体を隠そうとするも、四肢に巻き付く触手がそれを許さない。
姉の視線が、自身の股間に向けられているのを、文字通り肌で感じ取っていた。
「すごい……あんなに、いっぱい………」
感嘆としたような吐息と共に、佐弥香のそんな言葉が耳に入ってくる。
「んぐぅ、うむ……ふぅん、んんっ!!」
羞恥に固まった体も、姉に見られながら迎えた絶頂を期に、再び快楽を求めてくねり始めた。
「んあっく、ふああぁぁっ! いぃ、よぉ……きもちい、ひ、ああああぁぁぁぁーーー!!」
体の奥底に注がれる体液の、熱い脈動と共に、涎を垂らしながら、立て続けに高みへと達する。

緑色の醜い器官に弄ばれながらも、悦楽に潤んだ瞳の先に、同じように喘ぐ姉の姿を見据え、
愛おしげに触手に頬ずりをした―――

――――佐弥香の耳に舌を這わせ、乳房を揉みしだく。
「ふあ、ん、くぁぁぁ、はぅ、やあ、い、ぃ、きもち、ぃいよぉ……」
その様を見て、女は薄ら笑いを浮かべ、そっと耳元で囁く。
「すごい乱れようね……こういち君にも見せてあげたいわ」
不意に恋人の名を告げられ、脳裏に恋人の顔が浮かび、佐弥香の顔が引き攣る。
「あ、や、だ、だめ、ぃや、も、やめて、いやあああぁぁぁぁーーー!!」
崩れかけた理性が再び甦り、女から逃れようと暴れ出す。
しかし、人外の手は佐弥香の体を捕らえたまま離さず、体内に深く突き刺さった陰茎も、抜けることは
なかった。

ふと、女の視線が異形へと向けられる。
その視線に気付くと、ニヤリとその眼が歪み、触手を伸ばし、女の方へと友香を運ぶ。
「うあ、や、こう、ぃ……たすけ、やだ、よぉ、こんな……」
「おねぇ、ちゃぁん」
妹の呼び声に、ビクリと顔を上げる。
目線の高さに、惚けた表情を浮かべる妹の顔があった。
上半身を突き出すような体勢で、体は宙吊り、股間は触手に繋がったままだ。
「あ、あ、友香……ひぅっ!」
再び女が佐弥香を突き上げる。
友香の顔が結合部までさがり、鼻先まで近づく。
「あ、は、すごい、おねぇちゃんの、ひろがって……」
野太いイチモツを咥え込み、開ききった秘裂を眺め、吐息をこぼす。
68 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:14:55 ID:Iugko2GE
「うあ、ん、や、み、見ちゃ、だめ、友香、見ないでぇ……」
首を振って、足を閉じようと足掻くが、犯され続け、疲弊した体ではそれもままならない。
女の指が佐弥香の乳首を摘み上げる。
「ひぃっ!」
胸先から走る快感に、喉を反らせる。だが、頭に浮かぶ恋人の顔が、妹の姿が、それを受け入れさせない。
歯を食いしばって、耐え続ける佐弥香の耳元で、再び女が囁く。
「どうしたの? 気持ちよくない?」
「はぅ、あ、だ、だめ、だめなのぉ」
頭を振る少女を見て、女は視線を落とす。
「ねぇ、友香ちゃん。お姉ちゃん気持ちよくないんだって、困ったわねぇ。
じゃあ、ちゃんと気持ちよくなれるように、手伝ってあげなくちゃね」
女の手が佐弥香の股間に伸び、充血したクリトリスを剥き出しにする。

「舐めてあげて」
「だ、だめ、友香、今されたら、わたし、わたし……」
「おねぇちゃん、あたしがきもちよく、してあげるね」
友香の舌が剥き出しの肉芽に触れ、舌先で転がすように舐め回す。
「ひぃっ! あ、だ、だめっ! うあ、や、で、でちゃうぅぅ、だめぇぇぇぇ!!」
敏感な部分を刺激され、仰け反る佐弥香の股間から、黄色い水が噴き出した。
「んあっ! あ、あは、あつぅい、ん……んく、んく」
尿液を浴びる友香はそのまま股間に口を付け、それを飲み始めた。
「あ、あ、飲んで、る? 友香、だめ、そんな、あ、ああああああ……」
喉を鳴らして自分の尿を飲む妹、今も体内を抉り続ける長大な肉棒、肉体を舐め回す長い舌。
その背徳的な姿が、膣奥を擦る快感が、体を這う生温かな感触が、彼女から理性を、思考を奪う。

日常の風景、家族、友人達、そして恋人の顔、それら全てが白く滲み、塗り潰され、彼女の脳裏から
消えていった――――

――――再び友香の肉体を蹂躙し始めた異形に、女が声を掛けた。
異形の赤い眼が動き、女の姿を捉える。
『ギュル?』
「そろそろ交換しない? 佐弥香ちゃんもうこんなだし……」
床に倒れ伏している少女を指差し、おどけるように肩をすくめる。

四肢を痙攣させている以外は何の動きも示さず、開ききった秘部からは大量の白濁液が溢れ出し、
床に広がっている。
秘肉はめくれ、痛々しく腫れ上がり、かつての形状は失われていた。
目は有らぬ方向を向き、半開きの口からは舌と涎が垂れ、ただ呼吸を行っているだけだった。

69 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:18:00 ID:Iugko2GE
『ギュルル……ギュルルルル』
「加減しろって? あんたに言われたくないわよ」
怒ったようにそっぽを向く女を、異形はやれやれと言った感じで眺め、倒れている佐弥香に触手を伸ばし、
代わりに友香を床に降ろす。
佐弥香の口に深緑の触手を滑り込ませ、口内に液体を放つ。
「んぶっ……ん、んん、んぐ」
再び活力を取り戻した佐弥香は、喉を鳴らしてその液体を飲み始める。
横たわる体に触手が巻き付き、自らの元へと手繰り寄せていく。
それを見届けた後、女は踵を返して、もう一人の方へと歩き出した――――

―――粘液にまみれた震えている体をくねらせ、女を見上げる。
怪物に注ぎ込まれた体液で、腹は妊婦のように膨れ上がり、開いた両穴からそれを垂れ流している。
「今度は私があなたを犯す番……しかし、ヒドいわね」
それを見下ろし、口の端を吊り上げると、仰向けになっている体の、膨らんでいる腹の上に
足を乗せる。
「あ……ぃ、や、やめっ………ぐぎああああああっ!!」
女の足に体重が掛かり、膨らんだ腹を押さえ込む。
友香の口から叫び声が上がり、下腹部から大量の濁った液体が吹き出した。
「あはは、でるでる、よくもまあこんなに出したもんね」
楽しい遊びでもしているかのように、声を弾ませ、足に体重を乗せていく。

膨らんでいた腹は、ほとんど元の状態に戻り、おびただしい量の液体が、床に広がる。
息を荒げ、焦点の定まらない目は、宙に投げ出され、どことも知れぬ場所を見つめている。

女の舌が、友香の恥部へと下りていき、体内に侵入する。
「ひっ! あ、うあ、や、ん、っああああ!!」
「へぇ、よくほぐれてるわね。これならすぐ入るかな……」
膣腔から舌を引き抜き、友香の片足を持ち上げて、そこに自らのモノをあてがう。
下腹部に触れる熱い感触に、ビクリと友香の体が引き攣り、視線を下ろした少女の顔が強張る。
「あ……や、いや、そんな、おっきぃの……むりだよ」
「だいじょうぶよ、お姉ちゃんは全部咥え込んだんだから」
友香の顔を舐めた後、一気に膣奥に突き入れた。
「ぐああああぁぁぁーーーっ!!」
触手より二回りも太い肉棒に貫かれ、少女の断末魔にも似た絶叫が、室内に響き渡った―――

70 ◆sTITLw1H1. :2007/05/02(水) 21:21:46 ID:Iugko2GE
これで半分くらい、取り敢えずここまで。

色々やり過ぎた。今は割と反省している。
嫌だと言われてもまたやる。

この投下が終わったら、俺、触手と融合するんすよ。
71名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 22:46:14 ID:D3xSwZXU
なんて長い触手なんだ!!GJ
72名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 22:59:41 ID:93r0jzRb
Goooooood Joooooooob ! って感じだな。
73名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 23:09:00 ID:BB2kuM+U
すんばらしく GJJJJJJJJJJJJ!!

ただ、ところどころ文末の同じ区切りが連続してるのは変えてみてはどうだろう?
ウ行の終わり いく。くる。あう。等
ア行の割り した。だった。等
イ行の終わり ない。
体言止め
自分も書くとき良くやるんだけど、コレを混ぜずに同じ行の止め方連発すると読みにくく感じる事が多い。
まあ、一感想として受け取ってくれると嬉しい。
74名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 00:33:10 ID:YB70uNip
天津亜衣が触手や鬼にボロボロに犯される様が読みたいのお・・・・
75名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 01:02:23 ID:uankrwMW
凄い昔の作品だけどゼイラムシリーズで妄想してみた

舞台はゼイラム2から五年後
完全に滅んだ筈のゼイラムは生きていてイリアに対しての復讐だけで甦り
最も屈辱的でイリアを追い詰め破壊する為に暗躍し始める
その過程でゼイラムは人間に激しい憎悪を抱く少女を発見し強制的に融合し本来の生身の肉体を取り戻しただけでなく驚異的なパワーアップを果たす

イリアはゼイラム復活に知り驚き困惑するが犠牲者がでる前に駆逐すると出撃するが

五年の間、復讐の為に力を蓄えていたゼイラムの力は圧倒的でイリアは敵わず敗退しパワードスーツはバラバラに解体され
タンクトップはズタズタに引き裂かれ全裸になるイリア
ゼイラムはパワーアップした際に得た体内から無限に触手能力を発動しイリアを絡め取る散々に触手に蹂躪されるがイリアは反抗的な目を辞めずにいたが

それは人間と融合した事により性欲に目覚めイリアを滅茶苦茶にしたいと言う衝動に従っているゼイラムを更に興奮させただけで

イリアを拘束している触手を除いた全ての触手が一ヶ所に集結し超巨大な極太肉棒に変化し

イリアがジタバタして必死に抵抗するのを無視してメリメリと言う音と共に一気に突き上げるゼイラム

痛みから苦痛で顔が歪み腹凹状態で中に出され涙を流しながら失神するイリア

復讐と欲求を満たしたゼイラムはイリアを解放しまだ見ぬ強者と♀を求め宇宙に飛び去る
イリアは心に深い傷を負わされ今回の件がトラウマになり、また負けるかもしれないけどゼイラムは放置出来ないと入念な準備をし
ゼイラムを追跡し地球を去る

その後にイリアとゼイラムがどうなったかは誰も知らない。
76名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:54:15 ID:RF8ke+tq
苦痛系は需要ないかな
77名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:55:07 ID:RF8ke+tq
雑木林の中、獣じみた悲鳴がこだまする。
「はひ…ィィ はひイイ! ッッ! ンがアアアアアアアアアアアアアァァアアッ!!」
ソレは自分を運んだ揺り篭から十分に成長した体を乗り出した。
8つの眼球が見つめる眼下にはベットタウン。
ソレは本能に従うまま、近くの民家に忍び寄る。

「ただいまー 」
美樹の日課は決まっていた。帰宅したら自室に行き制服を脱ぎ、ポニーテ―ルにしている
黒髪をおろす、何気ない日常だった。
「おかえり。美樹、お母さん買い物に… もう、落ち着きが無いんだから」
桜子はあきらながらもエプロンを掛けショートカットに似合う服を選びお出かけの準備をしていた、何気ない日常だった。

「あー今日もよく勉強し、キャっ!」
部屋で背伸びする美樹に突然なにかが覆いかぶさってきた、押し倒されうつ伏せになった美樹は何事かと振り向くが…
「いたた、なーに? ……え? ヒッ! キっ ムグッ! グゥーーッ!」
居たのは美樹の上半身ほどもある見たこともない蟲だった。蟹の様な足が6本と8っの目、
柔らかそうに蠢く茶色い腹、蜘蛛の下半身にナメクジをくっ付けたような化け物が背中に圧し掛かっているのだ、生理的嫌悪から悲鳴を上げた美樹の口を化け物が吐き出した粘液が塞いだ。
「ムゥ――――――ッ! ンン―――!!」
(いやぁぁ!! 何、なにこれぇっ! 背中に! 気持ち悪い、ひぃぃぃっ!!)
混乱して必死で暴れる美樹を蟲は素早く手足を粘液で床に貼り付けていった。
美樹はもはや図鑑にあるようなにされた哀れな標本になっている。

蟲の行動は本能が命令するまま、一切の無駄が無かった。
美樹のショーツに下半身を潜り込ませ、ぬるぬると舐めまわすように美樹の肛門をなぞる。
「ンム――! ムウウウウ!!」
(イヤイヤイヤァ! こいつお尻に入ろうと…! 助けて!お母さん、だれかぁぁ!!)
下半身に力を入れ挿入を拒む美樹に蟲はすぐさま対応した。
その子供の腕ほどもあろうかという前足2本をおもむろに突きいれたのだ
「ムゴォォォ!! ぎィィィィィィイイイ!!」
蟲に容赦など無かった。前足で美樹の肛門をこじ開け、巨大な舌のような下半身をその中に根元まで滑り込ませ、次の瞬間、野球ボール大の卵を猛烈な勢いで注入し続けた。
78名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:56:16 ID:RF8ke+tq

ボリュッ!ドズッ!
「おぐぇぇぇぇぇ……!!! ムグオオオオォオォオオっッッ!!」
(死ぬ、死ぬぅっっ!! お腹がやぶれ、ぎひいぃぃぃー!!)
グブリュッズブブッル!
(だずげでぇぇぇっ あぎゃあああぁっ! だずけてっ! うぐえぇぇ…) 


「美樹―、おかーさん買い物に行ってくるから留守番お願いねー」
二階に向け桜子は告げると返事が無いのも気にせず出かけていった。
「ム、グォ、ォ… ォォ…」
白目を向き、涙と鼻水を垂れ流し、下腹部を歪に膨らませ失神する美樹がいる
1部屋だけの地獄を残して。
………………
……

どのくらい時間が経ったのだろう、己の腹の中が蠢くのを感じて美樹は目を覚ました。
「えっ…あ、あ、おね、お願い、夢よね?こんなの、ひっひっ、うう…」
どこへ消えたのかあの化け物の姿は見えない。
ただ呼吸のためか口の粘液は溶かされていたが四肢は動かず、何より下腹部の中で何かが
動いている恐怖は意識を覚醒させたことを後悔させた。
「ひ、いいぃぃぃっ!いや、いやぁぁ!なに!なんなのよぉっ」
頭をよぎるある想像、ソレを振りほどこうと暴れる美樹に黙れとばかりにドスン!と腸内から衝撃が響いた。
「うぐぅえっ! げぇぇぇ…… ぐ、苦しい… ぐっ、うがぁぁぁあああ!!」
続いて自分の内臓を許容範囲を超えた何かがズルリと移動する痛みが襲う。
腹を食い破られる!そう思った瞬間またもや腸内を押し広げながら進む蟲。そう、せっかくの苗床を壊すようなことはこの生き物はしなかった。
ズルリ、ズルリと内臓の痙攣を無視して無理矢理出口へと向かう幼蟲に美樹は翻弄され続けた。
「うげぇ!ひっひ…ぐぇぇぇ! うぅ…おぁぁぁぁ……! や、やめへぇ、もうやめへ……おなかぁ、やぶれちゃふぅ……!あ、あぉぉぉぅ!」
蟲が他の卵を掻き分け進むたび美樹の腹はボコボコと脈打ち、その苦しみの凄まじさを物語るが、美樹はそこに目を向ける余裕は無く、眼は虚ろで涎を垂らしながら妊婦のような呼吸を繰り返しているばかりだった。
「あ、がぁ……ぐぅぅ! で、るぅぅ、出るぅっっ! ハヒッ!ハヒッ! おぁあああ……っっ」
遂に蟲は肛門にまでたどり着いたが、幼生とはいえその大きさをバレーボールほどありどう考えても出れるようなサイズではない、そこで蟲は恐るべき行動に出た。
「ひきゃあっつ!? な、なにぃ? もう、もう許して…、助けてぇ… えぁ? き、きゃぁぁぁああ! ひいいいいいぃっ!」
なんとか首を動かして後ろを向いた美樹は青ざめた悲鳴をあげた。
己の尻から異常な長さの蜘蛛の足が出てその柔らかい臀部を掴んでいる。
「やだやだやだぁ!あ、ああ! また、またでるぅ! でるぅっ ひいいい!」
ジュポッっと音を立て二本目の節足が肛門を飛び出した。今度は一本目とは逆の方向の尻肉をわし掴みにして固定する。
「た、助けて、お母さんお母さん…ヒィっ!ま、また…うぉぉおおおえっっ!」
ズポッ!三本
ボジュッ!四本……


「う…、げぇ…、あ、が、あああ…」
ついに蟲は甲虫めいた足全てを美樹の肉穴から突き出し柔らかに形を歪ませる尻肉を鷲掴みにしていた。
親のものよりも小さいがその太さは赤子の手ほどもあり、美樹の肛門はみっちりと広げられ、本来なら腸壁が見えるはずだが今はそこには母体から這い出そうとしている蟲が顔を覗かせている。

 
「はがああああぁぁぁ……ッ、かはっ、あ……ぐぅ……ッ……ぎいいいいいい!!」
79名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:57:12 ID:RF8ke+tq
スレ的にどうかとも思うのでとりあえずここまで
80名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:58:29 ID:LdU2In5M
誘い受けか?
タチが悪いな。
81名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 05:01:53 ID:HWfltaPd
>>79
この時点で切り上げてみても、何の意味も無いと思うぞ。
ここで切ったらかえって荒れるだろうし、最後まで投下してみたら?
82名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 05:52:45 ID:KcU8KoZb
>>74
サイクロンだったかどこだったから
今同人誌が手出るよ
83名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 09:44:27 ID:tzc8muAe
>>82
あれは、まあまあ良かったけどな。
ただ、人間による輪姦メインだからあんまり異種姦って感じしなかったことと、
少ないページ数に姉妹2人分詰め込んだから、展開が早過ぎってのが
欠点だったが。
84神楽スキー:2007/05/03(木) 12:32:47 ID:wt9sr8Fi
>>74 >>82
今でも時々更新してる天津姉妹のファンページに山ほど2次SSありますよ?
と言うかアソコやアンソロジー、2次元の単行本があるからあんまあのSSは書こうとは思わなかったんですがw
もしご存じないならここ
ttp://twinangels.rdy.jp/main.html
あと、ここにもひとつ投稿の部屋にあります
ttp://www.yuzuriha.sakura.ne.jp/~mansac/kuppuku/kuppuku.htm
あのOVAは好きだったなあ
85名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 06:29:37 ID:3LpXhlNZ
OVAはムック本先に見て展開知ってしまったから見る気が失せてしまって・・orz
ツインエンジェルも好きだったけど、淫魔聖伝も好きだなぁ
次々と主人公の友達が触手鉄仮面にヤられて行くのが
ただ、牢屋に入れられたヒゲ親父が、どうしても8ツ墓村の人に見える

鬼神童子ゼンキのOVA版のバケモノも
なんだか鬼獣淫界出身者に見えたのは私の気のせいだろうか
86名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 17:42:31 ID:JQxxxOgG
この中にヤフオクでミサキ2を一足早く買った俺がいるのではないか、
と思ってみる(w
87名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 23:44:40 ID:iiBpxzeh
>>86
発売日に買ってる俺は勝ち組
88名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 00:47:42 ID:S/DFzi7/
・ロリ
・和姦
・触手は無
・7不思議その5
・学校の7不思議なのに舞台がほとんど学外なのは気にしちゃ駄目
それではどぞ
89「ブルマの手」1:2007/05/05(土) 00:49:58 ID:S/DFzi7/
「理沙、一緒に帰るか」
「……」
ああ、これは夢だ。

「昨日見たあのブルマのエロ漫画のこと義父さんと母さんには黙っとけよ」
「不潔!」
私は知っている。

「だから、あれは中学校の引っ越した先輩に押し付けられたんだよ」
「言い訳はいいから、近寄らないでよ」
この後何が起こるのか。

「おい、なんか変な音しないか?」
「いいから、半径3メートル以内に……あれ、なにあの車!」
彼がどうなるのか。

「やばい、おい、あの車人をはねながら突っ込んでくるぞ!」
「嘘!」
大きな音。激しい衝撃。
「避けろ理沙!!」

突き飛ばされた私が短い気絶から意識を取り戻した時見たのは、
紅く染まった私のブルマと、血を流しながらそこに顔を突っ伏し、動かなくなった義兄の姿。
5メートル先のコンクリート塀には大破した車が炎上していて、
ただでさえ赤く染まった兄をさらなる真紅に染めあげていた。
90「ブルマの手」2:2007/05/05(土) 00:54:42 ID:S/DFzi7/
夕焼けの差し込むほの暗い病室に、二人の人間がいた。
ベッドで眠る少年と、彼を見守る少女。少女が少年の右手を手に取ると、
手の甲には三日月形の火傷の痕が残っていた。

「お疲れ様、理沙ちゃん。今学校終わったところ?」
「お義母さん、トイレ行ってたの?換えのお花持って来たんだ」
 女性の声を聞くと病室にいた少女はわずかに顔を綻ばせ、
ツインテールを揺らしながら振り向いた。
「水曜は部活もないから途中でお花屋さん寄ってきちゃった。お義兄ちゃん元気?」
「ええ、呼吸も脳波も安定して異常はなしね」

 女性と少女はベッドの上で眠る少年に目を落とす。
 口には呼吸器を、肘には点滴用のチューブが刺さった痛ましい少年の姿がそこにあった。
「だけど本当、あなたはお兄ちゃんっ子よね。二言目にはお兄ちゃん、お兄ちゃんなんだから」
 少女は少しもじもじしながら少年から離れた。
「やっぱり……変なのかな?」

「ううん、そんなことないと思うわよ。むしろ立派過ぎて自慢したくなるぐらい。
あ、鋏貸してね。お花の葉っぱ切っとくから。
……ただ、いつまでもこの子のお見舞いとかしてて大丈夫?
本当は部活とか、友達と遊んだりとか、したいことがあるんじゃないの?」
鋏をランドセルから取り出した少女はニカっと笑う。

「大丈夫だよ、先生も友達も協力できることはしてくれるって言ってくれてるし。
これはさ、先生が特別に組んでくれた家でもできる調べ物のメニュー。
でこっちが、学年1位の加奈のマル秘ノート。下手な先生が教えてくれるより
よっぽど分かりやすかったりするんだよね」
「そう、ならいいんだけど……」
「それに私、お義兄ちゃんと口喧嘩しちゃったから。あの事故の前、少しだけ」

「へえ、あなた達が?珍しいわね」
「だから、目を覚ましたら一番最初に話がしたいんだ。ごめんなさいって謝りたくて」
「そう……大丈夫よ、こんなかわいくてよくできた妹がお見舞いに来てくれるんだもん。
すぐに飛び起きるわよ」
「へへ……あ、そうだ、もう少ししたらお魚の特売が始まるんだった!
今日はもう帰るね。あ、お洗濯夜のうちにやっとくから、明日の朝干しといてね!」

それだけ言うと、少女はランドセルを背負って病室を後にする。
その少女の目元が赤く腫れ上がっていたのを母親は見逃さなかった。
「やれやれ、落ち着かない子。鋏忘れちゃって……だけどいい子よね」
女性は少し落ち窪んだ目で少年を見つめ、その額に軽くデコピンをするが、
少年は全く反応しなかった。
「あの子をこれ以上悲しませたら、お母さんが許さないわよ」
91「ブルマの手」3:2007/05/05(土) 00:56:52 ID:S/DFzi7/
「理沙、一緒に帰るか」
「……」
またあの夢だ。

「昨日見たあのブルマのエロ漫画のこと義父さんと母さんには黙っとけよ」
「不潔!」
あの事故から今まで何度繰り返して見てきただろう。

「だから、あれは引っ越した先輩に押し付けられたんだよ」
「言い訳はいいから、近寄らないでよ」
また今夜も、この人が倒れるところを見てしまうのか。

「おい、なんか変な音しないか?」
「いいから、半径3メートル以内に……あれ、なにあの車!」
何であんなつまらないことで喧嘩しちゃったんだろ。

「やばい、おい、あの車人をはねながら突っ込んでくるぞ!」
「嘘!」
この後ずーとお義兄ちゃんと話せなくなるのに。

「避けろ理沙!!」
突き飛ばされた私が意識を取り戻した時見たのは、紅く染まった私のブルマと、
血を流しながらそこに顔を突っ伏し、動かなくなった義兄の姿のはずだった。

しかし、そこにいたのは、血まみれになりながら私を見上げる兄の姿。
92「ブルマの手」4:2007/05/05(土) 01:00:09 ID:S/DFzi7/

「お……お義兄ちゃん……?」
「ごめんな、理沙」
「大丈夫、お兄ちゃん!今、救急車が来るから!」
「寂しくさせてごめんな……俺の名前呼びながら、毎晩オナニーしてただろう?」
「な、何を!?」
「悪りいな。ちゃんと俺が気持ちよくさせてやるよ」

「え……やだ、お義兄ちゃんそんなとこ汚いよ!」
「汚くなんかねえよ。お前の体だろ?」
兄の体がブルマに溶け、そして通過する。
「嘘……なに、なんなの?」
義兄はブルマをつき抜け、その下にある私の体を直接舐めたり触ったりし始める。
「え……これ、何?」

指がとても言えない様な場所を割り開き、お尻の穴から前の場所まで舌が丹念に舐めてくる。
「やだ……なに、これ、なんなの……?」
背筋をぞくぞくと何かが駆け上る。自分で自分を慰めた時とは比べ物にならない何かが、
私の体を這い回る。
「これ……変だよ…………」
筋肉、神経、感覚。その全てが熱暴走を起こしていく。
「や……いやあぁぁっっ」

目を覚ましたそこには、見慣れた天井があった。
体をよじれば、そこにはお気に入りのティディベアが私を覗き込んでいた。
(やだ……変な夢見ちゃった)
あまりに強烈な感覚の残滓に、私は布団を被ったまま恐る恐るパジャマのボトムスの中を覗く。
もちろんそこにはお義兄ちゃんの顔などあるはずもなく。

(ああ……ブルマなんて穿いてたから……あんな夢見たのかな)
昨日の夜は洗濯をして掃除もして洗い物も片付けて。
たまった家事を一気にやった疲れが出てお風呂に入らず眠ってしまった。
あの事故で、お義兄ちゃんの返り血を浴びたブルマを穿いたまま。

(だからって……あんな夢見ちゃうなんて……)
戸惑いながらブルマに触れた私は、思わず声を上げてしまう。
その濃紺の履物は、指を湿らせるほどなにかで濡れていた。
93「ブルマの手」5:2007/05/05(土) 01:03:33 ID:S/DFzi7/

自転車を漕ぐ二人の少女の片方が、大きな瞳をくりくりさせて
ショートカットを掻きあげながら大声を出す。
「あらら、そりゃ淫夢ってやつだね」
理沙は慌てて言い返した。
「な、なんでそうなるのよ!」

「なんでって……大好きなお兄ちゃんにエッチなことされて」
「べ……別に大好きじゃないもん!」
「あら、3年生の時に『お兄ちゃんと妹は結婚できないって本当?』
って言って涙を流したのは誰だったかしら?
その後『義理の兄妹なら結婚できる』って聞くまで泣き止まなかったのは?」

「そ……それは」
「ま、それは置いといて。その上起きた時、ブルマーが愛液でびっしょり濡れてたんでしょ?」
「び、……びっしょりってほど濡れてない!」
ふーんと、少し探るような目で隣を見てから加奈は微笑んだ。
「で、何でそんな恥ずかしいこと私に相談してきたの?」

「加奈ちゃん、オカルトとかお化けの話とか、そういのうの詳しいよね?……
もしかしたら、お兄ちゃんが私に夢の中で何かを訴えてきた、って考えられないかな?」
「うーん、どうだろう」
加奈は少し戸惑うように顎の下に手を当て、言葉を飲み込んだ。
――夢枕に人が立つ時はね、大抵その人は死のうとしているかすでに死んでしまった人なんだよ――
などという事は言えるわけもなく。

「やっぱり、誰かさんが欲求不満なんじゃない?」
「もう加奈ったら!あ、置いてかないでよー」
加奈はえへへへと笑いながらすいすいと自転車を漕いでいく。
そう、今彼女が理沙にできることは、こんな風に無理矢理部活動に連れ出して
気分転換をさせるか、茶化して少しでも笑わせてあげることぐらいなのだから。
94「ブルマの手」6:2007/05/05(土) 01:06:54 ID:S/DFzi7/

「1度や2度ならこんな夢見たなんて恥ずかしくて誰にも言えないけど……
さすがに何十回も見て、この前なんかブルマにうっすらと血が付いてて」
その言葉に、加奈の顔から作り笑顔が消えて自転車のスピードを落とす。
「それって……生理が始まったんじゃないの?」
「うーん……違うと思う。そんなにどばっとじゃなくて、ちょっぴりだったから」

「あんたって本と暢気よね。血まで出るなんてちょっと普通じゃないわよ!?
それってもう病院に行ったほうがいいんじゃない?」
「え……でも、ほら。ブルマさえ穿いてなければ大丈夫だし」
「でも、その割には毎晩その夢見てるような口ぶりだったわね」
「それは……その、近頃はいつも穿いてるから……ブルマ」

加奈は思わず呆れた声を出した。
「あんたねえ。そんな夢見るって分かってるなら穿くのやめなさいよ!」
「でも……穿いてたら、夢の中でお義兄ちゃんに遭えるから」
「……淫乱ブラコン」
「な、なによ!そんなんじゃないって」
慌てる理沙を加奈はけらけらと笑い飛ばす。

「あー、なんかうちの学校の7不思議思い出した」
怪訝な顔をして理沙が問い返す。
「7不思議って加奈が最初に記事にしようとした?」
「そ、我が校に伝わる7不思議。ところがどっこい、これのほとんどが理沙の夢みたいに
エッチなのばっかりでさ。新聞部にはふさわしくないってNG食らっちゃって。
それで急遽校外の心霊スポットを撮影しに行く羽目になったんだよね。ほら、
あそこに見えるのが目当ての建物。でもエッチなのじゃないんだよね。理沙にしてみたら残念かな?」

「だからそんなんじゃ……!」
「ははは、しかもその心霊スポットていうのがちょうどブ……」
そこで加奈は急ブレーキで自転車を止める。
「ね。今なんか聞こえなかった?」
「廃工場から……声?」

通常の生活では決して出さない音域の声が、確かに目当ての建物から聞こえてきた。
「悲鳴だよ!」
「女の人!?」
「どうしよ、先生には中に入っちゃいけないって言われてたけど」
「入ろう!さっきの声、絶対普通じゃなかったもん」
少女二人はお互いに顔を見合わせ、自転車を捨てるように置くと
立ち入り禁止の札を跨いで敷地に入っていった。
95「ブルマの手」7:2007/05/05(土) 01:11:57 ID:S/DFzi7/

割れたガラス片や散乱した機械の間を縫うように進んで少女二人が見た光景は、
男と女が絡み合う淫靡な情景だった。
いや絡み合うという言葉は適切ではない。3人の男が、セーラー服を着た少女を、
髪の毛を掴んだり頬を叩いたりして無理矢理服を脱がしているのだから。
(女の人に……暴力を振るってる!しかも複数で!!)

理沙の頭に血が上る。理沙は思い出してしまったからだ。
『毎日がつまらないので僕の人生を終わらせます』などという遺書を残して、
兄や多くの人をはねて自殺した無責任な薬物依存症の男のことを。
与える暴力の種類は異なれど、今目の前で行われている行為は
あの男のように他人の尊厳を刈り取る行為に他ならない。

(加奈ちゃんは逃げて助けを呼んで!私はあいつらの気を引いてみるから)
(何言ってるのよ!あんたまでひどい目に遭うよ。
こんなこと言いたくないけど、あの人はもう……)
ここに来るまで、彼女達が自転車を漕ぎながらおおぴっらに恥ずかしい話をしていたのは、
どこにも民家がなかったから。20分近く誰ともすれ違わなかったから。

そんな人気のない区域で、誰かに助けを呼ぼうとしても、すぐには見つからないだろう。
(大丈夫だよ。あいつらの正面から止めに入るほど馬鹿じゃないから、ね。
加奈ちゃんの方が自転車速いから、お願い)
加奈は理沙の顔を見て説得は無駄だと理解した。この一見可憐で線の細い友人は、
決めたことは絶対に貫くのだ。たとえそれが自分にとって危険なことでも。

(……絶対、無理しちゃ駄目だよ?)
にっこりと笑って理沙は加奈の手を振り解くと、悪夢の宴に近づいた。
(大丈夫、機械の間とか利用して逃げれば、ちっちゃい私は捕まらない)
加奈が部屋から見えなくなるのを待って理沙は男達の前に姿を現す。
「あなた達ゃめな……」
緊張で喉が渇いて掠れ声しか出なかった。
96「ブルマの手」8:2007/05/05(土) 01:14:27 ID:S/DFzi7/
男達の値踏みするような視線が体の上を這い回って、悪寒がした。
でも、輪姦はおさまった。服を脱がす手が止まった。

(これでいい。加奈ちゃんが帰ってくるまで何とか時間を稼ぐ。
いや、ここで脅して逃げ帰してやる!どうせこんな卑劣なことする奴らだもん、
警察呼んだとか言えば逃げ出すかもしれない)
「今、警察を呼んだんだからね!」
何とか大声を捻り出して威嚇するが、男達はまるで怯まない。

それどころか、新しい獲物に興味津々といった様子で、
「誰が最初にヤル?」
などと理沙を犯す順番を決めようとしている始末だ。

「ふ、ふざけないでよ……今すぐその人から手を離しなさいっ」
「おお、こわ。手を離さないとどうなるのかな」
腕に髑髏のタトゥーを彫った男が近づいてきた。
(大丈夫、斜め後ろにあった狭い排気口に体を潜らせて向こうの部屋に行けば
……私は通れてもあいつらは通れない、多分)

ぱっと後ろを振り向き、排気口に顔を突っ込んだその瞬間、
中に張られた金網の存在にようやく気が付いた。
急いで顔を出し、違う場所に逃げ込もうとするが、すでに足首を暴漢に捕まれていた。

「ひゃはあ、ガキ一匹ゲッ〜〜〜ット」
「いやああああああああああぁぁっッッ」
「テンション上がってんなーこのベドやろう!」
「いいじゃねーか。一度ガキのきつきつおまんこにぶち込んでみたかっ……げほっ」
げらげら笑いながら理沙の足を引っ張っていた男の体が、股間を押さえたまま床に沈んだ。
97「ブルマの手」9:2007/05/05(土) 01:21:42 ID:S/DFzi7/

何が起きたんだろ。何が起きているんだろ。
光の差し込まない部屋で両足を抱え丸くなって震えながら、
理沙は自分の置かれている現状を確認しようとした。
あの時、男に足を掴まれた後一瞬感じたブルマの中の異変。
何かかが膨れ上がり、外へ飛び出すようなあの感覚。

そしてその後響いた男の悲鳴、仲間達の怒号。
男の手から力が抜け、体が小さいという利を生かし、散乱する大型のミシンのような
機械の迷路を潜りこの部屋に逃れてきたが、いったいあれはなんだったんだろう。

(お義兄ちゃんの夢の続きを見ているのかな。長い長い夢の続きを)
と、手の平に疼く様な痛みを感じた。
男に足を掴まれ排気口の穴から引きずり出された時できた傷だろう。

(夢じゃない……)
義兄の出てくる夢はいつも彼女に幸福を与えてくれた。
最初のころこそは恐怖と驚愕もあったが、今では毎晩義兄に体を求められるのが
何より嬉しいことになっていた。意識を失い動くことも喋ることもない義兄が、
夢の中に現れてまで自分を欲してくれる。

義兄と自分の繋がりが存在しているようでとても満たされ、癒された。
だけど、あの男達を見て感じるのは、深い憤りとやる瀬無さだけだった。
(あんな奴らが、お義兄ちゃんの夢の続きのわけがない)
そしてこれが現実なら……戻らなければならない。あの男達の下へ。
あの卑劣漢達に捕らえられている彼女の元へ。

柔らかな衣類の上でがくがくと震える足を何とか奮い立たせようとした瞬間、それは沸いてきた。
「ひっ」
沸いた、としか表現するしかない。それは、さっきまで何もなかったブルマの中に突然出現したのだから。

(え……何?)
理沙は両手で口を塞ぐ。もし声を出して男達に見つかれば
セーラー服の人も自分もレイプされてしまうからそれは最適な判断だった。
しかし沸いてきた物は、そんな彼女の判断をあざ笑うかのようにブルマの中で蠢いていた。
98「ブルマの手」10:2007/05/05(土) 01:26:58 ID:S/DFzi7/

(これが……さっき私をあいつらから助けてくれたの?)
それは、手だった。5本の指が生え、広い手の平を持った手。
それが突然ブルマの内側に生えてきたのだ。
そしてその人差し指が、理沙の下着の上から開ききっていない割れ目をつつ〜と指でなぞって来た。
「ひ、ひぁ……」

塞いだ口から、官能の声が漏れる。夢の中で開発された体が、愉悦の期待に戦慄き踊る。
しかしこれでは夢の延長ではないか。先ほど痛みで夢じゃないと確認したばかりというのに。
(もしかして……逆?)
弄られるのも。舐られるのも。抉られるのも。
(全て……現実だった)

おねしょをした子供がその尿の冷たさと濡れた感触に海で溺れる夢を見るように。
ブルマに犯され嬲られる感触を、義兄に愛される夢へ書き換えていっただけだったのか?
(いや……お兄ちゃんじゃないなんて…………いやああああっ)
叫びだしたいのを必死に我慢しながらブルマをずり降ろそうとする理沙の手を、
『手』が掴んだ。暗闇に慣れた理沙の目にはっきりと見える、三日月形のケロイドのある『手』が。
(お……お義兄…………ちゃん…………?)

絶句する理沙。答えるように、もう一度少女の割れ目を人差し指がなぞる。
「あ……ぁ…………ダメェ……」
その指のなぞり方はあまりに柔らかく、それでいて的確で。
もう、理沙は声を抑えることができなくなった。
「やだ……やだよぉ…………お姉さん…………助けなきゃ……」

(こんなの……お兄ちゃんじゃない……お姉さんを助けるのを……邪……魔……するなんて……)
しかし理沙の葛藤など無視して、悪魔のような指先は彼女の大事な肉の芽を剥き出しにする。
そして訪れる、肉の芽を嘗める舌の猛攻。
「う……はああああぁぁぁぁっ」
小学生とは思えないほど甘く色づいた吐息を漏らしながら、涙目になって理沙は腰をくねらせる。
(駄目……お姉さん、助けなきゃ…………)

しかし甘く切ない愛撫を幾夜も経験してきた体が、執拗な陰核嘗めに耐え切れるわけもなく。
どれだけ腰を切なくくねらせたところで、ぴったり下半身にフィットするブルマの内側から
生え伸びる手や舌から逃れることなどできるはずもなく。

急所が丸出しになった彼女の股の上を10回ほど舌が往復したあと、
その舌先が窄んで肉真珠とそれを囲む包皮の間に割り入ってきた時、
理沙は望まない絶頂の果てへと思考を飛ばされた。
「あっ、あ、ああああああぁぁぁぁぁ……」
はしたない声を上げた少女のブルマから、ブシュリと液体が噴出し、床の上の衣類を汚した。
「あ……あ……おねぇさん…………ごめ……」
その時、少女のこぼした液体の垂れた場所が、そこにあった物がぐにゃりと歪んだ。
99「ブルマの手」11:2007/05/05(土) 01:32:55 ID:S/DFzi7/

足首を捕まれた理沙の悲鳴が工場の外まで聞こえて、加奈がセーラー服のお姉さんのところまで
引き返したのは、ちょう理沙が男達の追跡を大型機械の隙間を利用してまいた直後だった。
そして理沙を探しに行かず残った男三人にそのまま下半身まで丸裸にされそうなお姉さんを見て、
どうしたものかと必死に思案していた彼女の前を黒い影が横切った。
それは、手の生えたブルマだった。男達も、お姉さんも、加奈も皆呆然とした。

まるでアダムスファミリーの執事よろしく、彼(?)はてこてこと
男達の前まで歩いて(??)行くと、突然男達にドロップキック(???)をかました。
「な、なんだこいつ!ラジコンか?!」
さらにブルマが奥から歩いてくる。一つ、二つ、三つとどんどん増えてくる。
(何あれ?確かにここは10年前までブルマの生産工場だったはずだけど……)

と、いつの間にか加奈の横にもブルマがいた。
思わず心臓が飛び出そうなほど驚くが、叫び声を飲み込む加奈。
しかしブルマは加奈には少しも注意を払わず、男達のほうへにじり寄る。
そしてお姉さんにも一切危害は加えていない。
(味方だ。この子達は――――そうか!これは、理沙だ。理沙が生み出したんだ!)
「お姉さん、こっち!」

加奈の呼びかけに、ようやくセーラー服のお姉さんは正気を取り戻す。
ブルマと格闘する男達の脇を抜け加奈の元へと走ってきた。
「あなたはあの子の友達?大丈夫?あいつらに変な事されなかった」
強姦の恐怖と怪奇現象でかなり神経は参っているようだが、
年上として加奈を安心させようと青ざめた顔で、膝をがくがくいわせながら
それでも優しく彼女に微笑みかけてきた。

(この人、私を安心させようとしてくれてるんだ。自分がひどい目に遭ってたのに)
加奈は最初にここを訪れたとき、この人を見捨てようと考えた自分を恥じた。
「ごめんなさい」
「何で謝るのかな?私あなたとあの子のおかげで助かったのに」

「あ、そうだ、理沙!あの子のところに行かなきゃ!お姉さんもついて来て!」
「あの子――理沙ちゃんがどこにいるか分かるの?」
「多分このブルマを辿ればいいの」
向こうからやってくるブルマを見据えながら加奈は答える。
100「ブルマの手」12:2007/05/05(土) 01:43:14 ID:S/DFzi7/

「これ、なんなの?あ、私は千鶴っていうの。よろしくね」
「私は加奈って言います。……それで千鶴さん、『小袖の手』って知ってます?」
「……京極夏彦の短編にあったかしら」
肌蹴たセーラー服を直しながら千鶴は答える。
「そう、それ。あと、ちょっとマニアックなとこで漫画のパタリロとか。
とにかく妖怪というか怪異というか。いわゆる、化け物なんですよ。
小袖から手が出て来るだけの奴とか、その手が衣服の持ち主を守ってくれたり、
逆に不幸にしたり。いろいろ種類があるんですけど、
とにかく袖から手だけが出てるのがそれなんです」

「うわ、嘗めるな!」
背後の格闘する男の声に加奈は新発見だ、と呟いてメモを取る。
「舌もあるんだ。こいつは新しい」
「じゃあ、あれが小袖の手?信じられない。確かに化け物にしか見えないけど」
「もっと正確に言うと、うちの7不思議なんですよ」
「7不思議?」

「ええ、人呼んで7不思議その5、ブルマの手!」
千鶴は絶句した。
「あ、そんな顔しないで!いや、言ってて私も馬鹿みたいですけど、
10年以上歴史を持つ7不思議なんですよ」
「……なんでブルマ?」

「そりゃまあ意味なんてないんじゃないですか。7『不思議』だし、『なぜ』とか
理由を考えるのは無意味だと思いますよ。『花子さん』の花子って名前にどんな意味があるか
考えるぐらい無意味だと思いますよ、ええ」
「それで、これはあの理沙って子に取り憑いているの?」
「まあ、憑いているというより守っているというか。うちの学校の伝承では、
『持ち主を案じる者の血を浴びたブルマーが持ち主の愛液を浴びる時、
ブルマの精が紺碧の聖衣に宿るであろう』と30年前の卒業文集に」

「……なにその男子生徒の悪乗りそのままの頭の悪い文章は」
「さらにこれには次の年の卒業文集に続きがありまして。
『ブルマの精宿りし聖衣を用いて少女の愛液を漉した時、
新たなるブルマの精を宿らせることが可能だろう』って」

「あなた達の学校って……」
「正直の馬鹿の塊です。生徒も怪異も。おかげでせっかく新聞部の記事の目玉になると思ったのに、
先生から7不思議の記事NG食らっちゃいました。
それでこの廃工場に来たのはいいんですけど、いたのは不思議じゃなくチンピラだったってわけです」
「でも、考えたらそれで助かったのよね、私」
「そう考えればうちの馬鹿7不思議も人助けの役に立ったってことですね」
くすくすと笑いあう二人が、ふととある一室から異音を耳にする。
「理沙ちゃん、かな?」
「もしかしたらあいつらの仲間がいる、ということも……」
お互いに頷きあうと、近くにあった廃材を手にと取り扉を二人で一斉に開ける。
そこには、ブルマを穿いたままお尻を突き出す理沙の姿があった。
101「ブルマの手」13:2007/05/05(土) 01:48:32 ID:S/DFzi7/

「理沙っ」
「理沙ちゃん」
千鶴と加奈が近寄ると、理沙は一段と高くお尻を突き出し犬の様に吼えた。
「うあああああぁぁぁぁっ」
まるで、梅雨の朝のように濃密で湿り気を帯びた空気を口から吐き出しながら、
少女は絶頂を迎える。そして穿いたブルマから溢れ噴出す、喜びの液体。

それらが床を埋め尽くすほど散乱したブルマにかかると、紺色の履物に仮初めの命が与えられる。
ただの衣類の内側から手が生え歩きだす。千鶴と加奈が、ブルマの手誕生を目撃した瞬間だった。
「悪い夢ね……。一応味方?みたいだけど」
「とにかく、理沙も見つけたし速く外へ……」
しかしそう遠くない場所で、荒々しい男達の声がした。

「あいつら、ブルマの手があんなにいたのに!」
「多分妖怪といっても元は中学生の体だから……あいつら大学生位だし、いくら数がいても
腕力勝負じゃ適わないんですよ」
「理沙ちゃん!大丈夫?立てる!?」
しかし千鶴の呼びかけに、理沙は一言も返そうとしない。
だらしなく開けた口から涎を垂らしながら、長く艶っぽいため息を吐いただけだった。

「駄目……理沙ちゃん相当小袖の手を生み出して、もうほとんど動けないみたい」
振り向いた千鶴は目を丸くする。
「加奈ちゃん……?」
男達の方へ向かおうとするブルマを一つを摘み上げ、あろうことかそれを加奈が穿き始めたからだ。
中から手がうねうねと蠢く、とても履物とは思えないそれを加奈は身に着け始めた。
「まさか……」

「ええ、腕力で適わないなら、数に頼るしかない。でも、今の理沙にそれ以上生み出してもらうと、
比喩じゃなく本気で理沙が壊れちゃう。だから私が協力するしかないんです。
あんな下卑た奴らにやられるぐらいなら、たとえ妖怪の類でもあいつらの暴力から
守ってくれたこいつらの方がよっぽど安心して体を預けられるってもんです」

意を決してブルマを穿こうとする加奈と憔悴しきった理沙を見比べて、千鶴も決意を固める。
「加奈ちゃん、私にも貸して、ブルマの手」
「千鶴さん……」
「年下の女の子が頑張ってるのに、私だけ見てるだけなんて、かっこ悪いもんね」

「畜生なんだってんだ?また数が増え始めたぞ!」
「あ、くそ、離しやがれ!」
「くそ、俺はもう駄目だ」
「何匹いやがるこの化け物は!もうちょっとであの女どもにぶち込んでやれるのに!」
男のわずか10メートル先の部屋から、少女達の掠れる様な喘ぎ声が聞こえてくるというのに
進むことのできない苛立ちに、男が喚き声を上げる。
「こっちはもうエレクトしっぱなしだというのに、この忌々しい化け物らときたら」
「……おい、上を見ろ!」
一人の声で3人が上を見ると、天井全体が濃紺で埋め尽くされていた。
「う、」
「「「うわあああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁ」」」
男達の悲鳴を、聖なる衣の群れは雪崩のように飲み込んでいった。
102「ブルマの手」14:2007/05/05(土) 01:52:13 ID:S/DFzi7/

千鶴は長い髪を振り回して狂ったように叫んでいた。
「ひっ、ふあっ、ふゃあああああぁぁっ、いい、いいっ」
男性経験は無い訳ではなかった。部活の先輩との強引な一夜。
ほとんどが痛みと苦しみしか生まない、その行為は千鶴にとって忘却すべき出来事だった。
事実その先輩との関係も、彼の引っ越しともに呆気なく終わった。

しかし、今彼女の全身を包み込むそれは本当にあの時したことと一緒だったのか?
と疑問を抱かせるほど温かく、心地よい物だった。
ブルマのそれから伸びた舌は、まるで珍味を食すかのように彼女の秘貝を嘗めあげる。
ブルマのそれから伸びた指は、まるで宝石を磨くかのように彼女の真珠を擦りあげる。

ただ粗野で乱暴なあの男の愛撫とはまるで違う。別次元の官能。
ブルマの手によがらされた理沙を見たとき、なぜここまで我を忘れることができるのかと
不思議に思った千鶴は、その答えを知った。知らされた。
「あああっ、あぁぁあああああっ」

あまりに強く優しい愛撫に、気が狂いそうになって逃れるようにお尻を振り回す。
しかし彼女はどこにも逃げられない。彼女を襲う指も舌も、彼女が身につけた
ブルマの内側から生えているのだから。肌にぴったりとくっついたブルマを身につけている限り、
彼女がその甘美な快楽から逃れる術は無いのだ。

「あああっ、きちゃう、きちゃうううっ」
人生初めてで、そして人外の物にもたらされる、背徳と屈辱に満ちた絶頂。
しかし彼女は、ただただ笑顔で受け入れた。
これ以上の幸福は無いといわんばかりの輝かしい表情のまま、
びしゃびしゃとブルマの中から体液を溢れさせるのだった。

しばらく体中をぶるぶると震わしていやらしい汁を滴らせた後、
千鶴はがっくりと体の力を弛緩させる。
しかし、もちろんブルマの手は行為をストップしない。
「ひあぁっ、またぁっ、すぐになのぉっ?」
千鶴が感じた快楽など、まだ女性の得ることのできる幸福の1パーセントにも満たないのだから。
「あああぁぁっ、おねがい、きもちいいの、いっぱいきもちいいのおしえてぇええええぇぇっ」
103「ブルマの手」15:2007/05/05(土) 01:55:21 ID:S/DFzi7/

加奈は眉を下げて泣きそうな顔で戦慄いていた。
「あふぅ、こんな、こんなになんてぇっ、ひぃ、うあぁっ」
同級生の誰よりも知的好奇心が高く少し倫理観の欠如した思考の持ち主の加奈が、
通販で買ったバイブでロストバージンをしたのは2年前の4年生の時。

彼女にとってより心地のよい自慰を求めるのはテストでいい点を取ることや
100メートル走でタイムを縮めることとさほど変わりが無く、
別段恥じることでも照れることでもなかった。だからブルマを穿く前彼女はこう考えた。
(私が一番セックスの経験がある。多分、普通にブルマを穿いたんじゃ足りないわよね)

だから彼女は最初にブルマを履いた後、その上からもう一枚ブルマを穿いたのだ。
重ね着による刺激の相乗効果を狙って。
(これ位あれば、私をイカせられるかもね、理沙のお兄さん)
前と後ろに同時にバイブを入れたこともあった。ローターを入れたまま授業を受けたこともあった。
そんな経験豊かな自分にはこれ位がちょうといい。

しかしそれは間違いだった。どれだけ人の手が機械の激しさに適わないとしても、
自分の意図にそぐわぬ動きをするだけでどれだけ快楽が倍増するかを知らなかったのだ。
何のことは無い。彼女は自慰の経験が豊かなだけで、セックスの経験は皆無だった。

彼女にとって最初に不幸なことは、その自覚が無かったこと。
次に不幸だったのは、理沙と毎晩経験をつんだ猛者(のコピー)を相手にしたこと。
さらに不幸だったのは、その幼い肉体が中途半端にバイブで性感帯を開発されていたこと。
そして最後に一番不幸なことは、相手の技の効果を自らの手で2乗にしてしまったことだった。
104「ブルマの手」16:2007/05/05(土) 01:59:42 ID:S/DFzi7/

「ひいあっ、ああああぁぁあっ」
普段理知的でどこか冷めた彼女からは想像もつかない融けきった表情。
だらしなく舌を出し、下がった目じりからは涙を零し、頬は赤ん坊のほっぺたのように紅に染まる。
「ひっ、あ、こんな、こんなになんて、すごい、すごいぃぃっ」

大きく割り開かれた左右の花びらを2枚の舌で同時に嘗め回され、
クリトリスが親指と人差し指で摘み擦り上げられ、
アナルが人差し指で直腸まで侵略され、
もう一つの人差し指と中指はくの字に曲がりGスポットをかき回し、
最後の手はその脇をさらに奥まで入り人差し指で子宮口をぐいぐいと押す。

2枚の舌と4本の手が醸し出す、下半身性感帯責めのフルコース。
「あひぃあ、すごいぃ、すごいいいぃっ」
たまらず、とめどもなく愛液が溢れ出す。しかし絶頂を迎えてからこそが本番。
それはまるで蜘蛛の巣か蟻地獄のようだった。

まず、入り口を嘗める2枚の舌から逃れようと腰を後ろへ動かすとアナルの人差し指が深々と突き刺さる。
「ひぃ、いあ、ああああっ?あ、ああああっ!!」
また噴出した。

肛虐から逃れようと腰を前に出すと、無防備に突き出されたクリトリスの裏筋をシュッシュッと擦られる。
「くひぃいいいいぃいぃっ!!」
またまた噴出した。

それから逃れようと腰をもう一度後ろに逃すと、膣の中のGスポットを押さえて深く抉られる。
「あひああああああぁぁああぁッ」
またまたまた噴出した。

あっちへ逃げれば無防備なになった逆側を責められ、こっちに逃げれば逆の逆を責められる。
玩具にはできない、4本の手と2本の舌と肌に張り付くブルマによって醸し出される計算された性技に、
単純な刺激しかしらなかった少女はただの雌犬へと変貌する。
「ひあひああすごいいいいぃぃぃっ」
もはや彼女のブルマは、水着といわれても疑問に思わぬほど濡れ滴っていた。
105「ブルマの手」17:2007/05/05(土) 02:06:07 ID:S/DFzi7/

理沙はただただ呆けたように絶頂の余韻を彷徨っていた。
そしてすぐにそれが終わることも知っていた。
「お義兄ちゃん……」
大好きな義兄が、また動きだしていた。
それは、硬くて、大きくて、猛々しい男の象徴。

ああ、あの時朝起きて付いていた血はこれだったんだ。
でもよかった、お義兄ちゃんのだったから。
そんな、まるで春先に朝早く目が覚めて2度寝する時のような幸福な気持ちで、
彼女はブルマの内側に生えてきた義兄を迎え入れた。
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

体の奥底から出るような、深く長いため息。
義兄とともに胎内に挿入される、全身があわ立つ様な多幸感。
だけど、何かが足りない。
入れられただけで溢れ出した愛液を浴び新たに生まれたブルマの手を見て、
理沙はようやく気がついた。
ああ、そうだ。私達に足りないもの。

彼女はいままさにブルマの手となるそのブルマを頭から被った。
「お義兄ちゃん……」
暗闇の中、愛する者の名を呼ぶと、答えるように眼前に舌が生える。
「ああ、お義兄ちゃんだぁ……」
そして、少女は恋人同士の営みを始める。
少女がわずかに開いた口の中に、怪異の舌が侵入する。
たとえ唇の無い相手とのキスでも、理沙はとても満足していた。

(ああ……ようやく、お義兄ちゃんと恋人になれたんだ……)
ブルマを穿き、ブルマを被り、ただひたすら抽出される動きに合わせ腰を振る小学生の女の子は
とても淫靡かつ背徳的で、それゆえにどこか純粋で美しかった。

「ああ……おにいちゃん……おにぃちゃん…………おにぃちゃぁん…………」
そのグラインドはどれだけ激しくてもけっして挿入が外れることはない。
「ひあ…………おにぃ…………ちゃん…………ついて…………ついてぇ」
なぜならその陽根は、肌にぴったりと張り付くブルマの内側に生えているのだから。
「おにぃちゃっ……おにぃ…………ついてっ…………ついてぇ……ついてええぇっ」
だから彼女の腰を力で押さえつける必要も無い。騎上位で重力を利用する必要も無い。
「おにちゃっ……にぃ…………ついっ……ついぇ……ついてついてついてぇっ」
ただただ、100パーセント純粋な抽出の動きだけが少女の中に伝わり続けるのだ。
「ついてついてついえついてついてっついてぇああはぁぁああぁぁぁぁぁあぁっっ」
頭に被ったブルマの裾からあぶくのような涎を垂らして、
びっしょりと太股を濡らしながら理沙は背を反らし壮大に果てた。
106「ブルマの手」18:2007/05/05(土) 02:14:11 ID:S/DFzi7/

体中がふわふわとどこかを漂っているような高揚感と浮遊感から、
理沙が引き戻される。まるで柔らかい肉体に挟み込まれるような感覚によって。
「加奈ちゃん?……千鶴さん?……」
前にいたのは学年1の才女ではなく体中細かく痙攣しながら泣き笑いする雌犬。
後ろにいたのは年上のお姉さんでなく瞳孔が広がりきって涎を垂らす痴女。

「ひどいよねぇ、理沙ちゃん」
「うん、ひどいひどい」
くすくすと笑いながら二人の手が理沙の体の上を滑り撫で回す。
それだけで彼女は電気に撃たれたように体をびくびくと震わせるが、
女体のサンドイッチに挟まったままでは逃れることもできず、
二人のいいようにされてしまう。

ふと見れば、3人の周りはまるで大昔のハンカチを結んで紐にしていた映画のように
ブルマ同士が結びついて紐となり結界が張られていた。
この中から逃げ出そうとすれば、ブルマの紐が阻止するのだろうか。
「ぁっ……何が、ひどいっ……ですか?」
「だってねぇ……」

「自分ひとり……入れてもらうなんてひどい話よねぇ……」
すっかり人の変わった二人に挟まれても理沙の心に恐怖は無かった。
それは、理沙の心もどこかを壊され、変わってしまったからだろうか。
「では……どうすれば……」

「私達もね」
「入れたり、入れられたりしたいの」

妖艶に二人が笑うと、手の中の濡れた何枚ものブルマが内側からぎゅっと絞られる。
それは水分を吐き出し、まるでお絞りのように棒状の布の塊になった。
「これをね……ここにぃ……入れるの」

そして二人は、それを己の性器に突き刺す。するとたちまち、
その男性器を模した濡れブルマはくの字に曲がり天を指す。内側のブルマの手が指でそう形作ったのだ。
「じゃ、理沙ちゃんにも入れよ?」
「え……でも私の分のブルマがない」
「ここにあるでしょ、2本」
107「ブルマの手」19:2007/05/05(土) 02:18:38 ID:S/DFzi7/
前から加奈が、後ろから千鶴が、ヴァギナとアナルを狙い、
腰に刺さった濡れブルマを、一気に前後から理沙に突き刺した。
「ひあっあっ、あ、ああああああぁぁぁぁぁっ」
「えへへへっ……りさったらよくばりさん!」
「あんなにっ……いれてイかしてもらって……すぐまたいれたらイっちゃうんだもんね……」

理沙の幼いヴァギナとアナルを、固く絞られた棒状のブルマが犯し貫く。
「あっ、あっ、あぁぁ、うごかっ……ひあああぁぁっ」
「あら、またっ?ほんとにっだめなこぉっ」
「でも、りさちゃ、のかお、みてたらっ、ぞくぞくきちゃうよぉ……」
ほとんど意識を失いそうな理沙の視界の隅で、ブルマの紐の両端が鎌首を上げた。
ああ、あれは結界なんかじゃないと、消えそうな理性で理沙は確信する。

「えへへ、それじゃばつで、りさはいっぱいいっぱいきもちよく……」
「ひ、ひゃあぁぁぁぁああっ、なにこれぇ」
鎌首を上げた紐の両先端が、内側から絞り、濡れブルマとなり、
そして加奈と千鶴のアナルをそれぞれの突き刺したのだ。

「あっああああぁぁぁっこんなあっ」
「ひぃ、ひぃぃ、う、うごかないでっぇぇぇ」
「あ、だめ、きちゃう、またきちゃうぅぅっ」

こうして3人は棒状になった濡れブルマで全ての穴が繋がり合った。
誰かが腰をグラインドさせればそれが他二人のアナルかヴァギナに。
誰かが絶頂を迎えて痙攣すればそれが他二人のアナルかヴァギナに。
まるで地獄のような快楽の循環の中で、それでも最後の力を振り絞って彼女らは愛し合った。

「あ、すごいの、いっぱいくるよぉおおおぉっ」
「なんで、ひゃあああああぁぁぁぁぁあぁぁっ」
「あ、あぁぁぁ、あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっぁっ」
それが自分の物か他人の物かさえ分からないまま、ただ肌を嘗め汁を啜り穴を穿りあった。
そして3人は繋がり合ったまま重なり合い、意識を失うのだった。
108「ブルマの手」20:2007/05/05(土) 02:29:31 ID:S/DFzi7/
あれから1週間たった新聞部の部室で、廃工場の一件を理沙と加奈は記事にまとめていた。
「結局、あれは夢じゃなかったんだよね」
「本と夢みたいなことばっかりだったよね。あの男達も廃人みたいになってたし。
朝起きたら3人ともいつの間にか服着てたのはびっくりしたけど」
「ブルマの手が着させてくれたんだろうね。
じゃなきゃ見つけにきたお父さん達にもっと怒られてたよ」
加奈はにやりと笑う。
「お義兄ちゃんも目覚めて目出度し目出度し、ですな。
妹とのキスが目覚めの鍵なんて童話みたいだよなぁ」
理沙は少し複雑そうな顔をした。
「それなんだけどさ……お義兄ちゃんブルマの手のこと忘れてて……」
「いやー、損だよねぇ。初キスもロストバージンも幻とはね」
よしよしと加奈は理沙の頭を撫でる。
「う……どっちも忘れるなんてひどいよ……」
「ま、がんばれがんばれ。わたしはもー、今回の件で向こう5年は恋もHもいいや。
なんかあの日にやりつくした感じ」
それだけいうと、急に二人だけの部室内に沈黙が訪れる。
理沙と加奈は目をあわし、そして頬を染めて目を反らす。
((うう……思い出したら気まずくなっちゃった……))
「あ、そうだ……ひとつ気になってることがあるんだけどね」
「え、なになに?」
「あの日あの工場で『ブルマの手』に化けたブルマがその後工場からなくなってるんだよね」
「へ?」
「私のブルマはさ、お義兄ちゃんが目覚めたら普通になったけど、
もしかしたらあいつら、勝手に自律してるんじゃないかな、なんて。
親であるお義兄ちゃんの『ブルマの手』がなくなって枷が外れて、
野生の『ブルマの手』になってたりしてないかな、って」
「……いやいや、それはないって」
「ははは、ないよね。……ないといいよね」

それからしばらく町でブルマを穿いたり被ったりした女性が失神する事件が立て続けに起こった。
被害にあった女性達に聞いても皆顔を赤くするばかりでその犯人の正体と目的はいまだ謎のままである。

終わり
109名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 02:34:40 ID:d7/ADzqF
りあるたいむGJ

前半はふつうに楽しみ、中盤でほどよいアホさ加減に笑い、後半の怒濤のエロでハアハア(*´Д`)=зした。
110名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 11:08:40 ID:ToSF0nk7
ここはネ申が多いスレですね!!
111名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 12:24:37 ID:WP0obpye
ブルマエロいよ
GoodなJob!!


>>87
お前は俺か?







704さんマダー
112前704:2007/05/05(土) 23:16:50 ID:R5hlG0k9
     さーてミサキ以外のSS書こう
           ↓
     ネタもシチュも浮かばねえorz
           ↓
     またミサキ物でも書こうかな…
           ↓
    いやでも他のやつ書くって宣言したし
           ↓
     ネタもシチュも浮かばねえorz
           ↓
         またミサk(ry
           ↓
        (無限ループ)
           ↓
'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、(´∀`)'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、 ←いまココ





もうダメだorz
ミサキ系しか書けない自分をこのスレは受け入れてくれますか?
だってあの世界観と設定は書きやすくてしょうがないんだもん
113名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 00:40:08 ID:gp4J+Nhr
>112
一つ確かなのはここは触手スレだってことだ。
114名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 00:42:50 ID:g53wy6id
にょろにょろ
115名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 01:30:59 ID:FKZz+Hsp
>>112
なら世界観と設定だけ引き継いでの1次作品(?)ってのはどうでしょうか?
よく○○(作品名)の世界観で〜〜というような物を見かけますから

偉そうなことを言うかもしれませんが、触手や怪物系が出てくればどんな作品でもオールOKですよ
116名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 04:48:05 ID:ebHLdS3c
たとえば、ミサキの世界に出てくる一般人とか
117名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 10:01:01 ID:dVqWP4iJ
クロスにしちまえばいいんじゃない?
他の触手や妖怪にレイープさせたいキャラの前に突如現れる異形の魔物
ソレは時空の壁を越えて現れたデスパイアだったのだ〜
とすればガンダムキャラだろうが巫女さんだろうが、なのはだろうがデスパイアに
犯させられるのでw
118名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 10:49:16 ID:hwDOZxE0
スーパー触手大戦ktkr
119名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 17:54:04 ID:c+ljtPs1
全ての魔法少女達が陥落し、世界はデスパイアが跳梁跋扈し荒廃して行きました。

この事に危機感を覚えた『偉大なる世界を司る大地の意思』は異界より新たなる

美少女戦士達を召喚魔法で呼び寄せました…(拉致るともいう
120名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 19:09:43 ID:dVqWP4iJ
時は20××年…
世界は絶望の炎に包まれた…
121名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:43:09 ID:kUWkKS0S
炎というより触手に包まれてる希ガスw
122:2007/05/06(日) 22:08:54 ID:A9ImkXGk
アイデアとかホントありがとうございます。
とりあえず>>115>>116さんの案で逝かせてもらおうと思います
ちなみにこのコテハンは自分が勝手に師と崇めている御方に名乗っているHNです
まだコテハンには早いと思いつつもこれで逝こうと思います。
もし不評でしたら名無しに戻ります

>スーパー触手大戦
面白そうだけど自分には_
「左舷粘液薄いぞ!!なにやってんの!!」
「メガ精子砲てーーーーーっ!!」
123:2007/05/06(日) 22:16:46 ID:A9ImkXGk
すいません自分は前スレの704です

連投スンマセン
124名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 02:31:50 ID:xHyMYEuX
>>123
構わん、全然構わん!!
むしろ早く投下して欲しいくらいだ!

>>119
様々な平行世界にデスパイヤが解き放たれた!
解き放った奴はアイツ!
這い寄る混沌にして無貌の神、ナイアルラトテップ!
125名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 04:31:22 ID:vRZgF49t
なんかデモンベインが出てきそうだな
126特化型触手:2007/05/07(月) 06:05:15 ID:yv3BOcwO
えーと・・・、ここ最近の流れとはまったくもって無関係なうえに、
SS未満な設定の羅列なんですが、ちょっと投下させてください。
127名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 06:05:39 ID:47MQ9Gdy
つよきすのツンデレ娘たちを触手で貫きたい


なんか触手フィギュアが出るらしいけど、ここの住人って買うのかな
自分は今まで長い針金が入ってて曲がるやつで女の子フィギュアを絡めて愉しんでたけど
128特化型触手 1:2007/05/07(月) 06:06:31 ID:yv3BOcwO
吸盤状の瘤から20本ほどの触手が生えた、淫核責め専門の触手。
鶏の卵を半分に割ったサイズの瘤が本体で、力は弱いが動きは素早い。
吸着部の内面は、粘液に濡れた細かなヒダが幾重にも生え連なる。
吸盤の中央には糸ミミズのような触手がブラシのように密生しており、
ヒダとヒダの狭間には、出し入れ自在の微細な軟骨状の臼歯を備える。

獲物に吸着すると、麻痺と催淫の効果を持つ即効性の媚毒を分泌し、
同時に蠕動による淫核への刺激によって、速やかに獲物を無力化する。
性的絶頂を断続的に与え続けることで、獲物の逃走や抵抗を封じつつ、
本体から生えた触手を陰部や尿道、肛門へと挿入し、各種排泄物や
分泌される愛液を、栄養分として吸収する。
129特化型触手 2:2007/05/07(月) 06:07:01 ID:yv3BOcwO
この養分の吸収は、通常1日から2日の時間をかけて連続的に行われる。
捕食中の触手生物は、吸収が終わるまでひと時も休まず活動を継続する。
その間、獲物は麻痺毒によって、意識を保ったまま全身の自由を奪われ、
睡眠や気絶により愛液の分泌低下を起こさぬよう、触手生物の管理の下、
極度の興奮状態を強制的に維持される。

触手生物は、分泌される愛液の量で獲物の興奮の度合いを測りながら、
必要十分な量の栄養が得られるまで、飽くことなく活発に活動を継続する。
獲物が意識を失うと、ヒダの狭間から臼歯をせり出させて淫核を噛み締め、
また、微弱な発電能力を備えた糸ミミズ触手を淫核に絡ませて放電する。
吸盤本体は、収縮・蠕動・吸引・旋回などの動作を精緻に組み合わせ、
活発に蠢く糸ミミズ触手と共に、獲物の淫核から極限の性感を搾り取る。
130特化型触手 3:2007/05/07(月) 06:08:00 ID:yv3BOcwO
3つの穴へと挿入された養分吸収用の触手も、それぞれが活発に活動する。
膣内へ侵入した触手は、膣内を満たして子宮頚部から子宮内にまで侵入し、
直腸内の触手は、腸壁を挟んだ膣側の触手と共に、子宮頚部を揉み込む。
尿道から膀胱まで貫いた触手は、螺旋状に絡まった状態で抜き差しされたり、
淫核の根元を尿道側から押し上げたり、膀胱内から子宮を刺激したりもする。
また、膣前庭や大小陰唇、会陰部等の外性器も、全てが刺激の対照となる。

この捕食行為の犠牲者は、完全に脱力して指一本すら動かせない状況下で、
丸一昼夜から二日間にも渡り、凄惨な人外の絶頂を強いられ続ける事となる。
強力な媚毒と偏執的な異形の淫虐によって延々と連なる絶頂感の連鎖は、
まさに「性の拷問」と呼ぶに相応しい、苛烈にして陰惨極まる責め苦であった。
そのため、この触手生物の犠牲者の中には、正常な精神を保つことが出来ず、
救助された時点で既に廃人と化していた例も数多く見受けられた。
131特化型触手 4:2007/05/07(月) 06:08:30 ID:yv3BOcwO
この奇妙で危険な触手生物は、他の触手生物と違い基本的に単独行動であり、
小型であるため発見も難しく、生命力が強い上に生息範囲も広いといった点から、
帝国政府の民生院によって特定危険種に指定され、注意が呼びかけられている。
かつて幾度となく、帝国政府による大規模な捕獲作業が繰り返されて来たものの、
いずれも決定打に欠け、未だ根絶にはほど遠い状況である。
132特化型触手:2007/05/07(月) 06:10:10 ID:yv3BOcwO
以上です。

一点特化型が好きな変わり者なので、
こんな触手生物を考えてみたのでしたw
133名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 08:04:04 ID:RqIcpcvo
何か新しいタイプのSS(?)ですな
朝から設定だけで抜ける俺は末期です
つまりはGJ!
134名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 12:31:06 ID:8Pj4Ug2+
俺もだ
見ているだけでオッキしてきた
GJです!
135名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 13:52:33 ID:80P1V/Xy
どうもこのスタイル、以前どこかで見たことがあるような気がする・・・

もしかして特化型触手さんって、「触手溜め」の触手社員さんなんじゃ?
136名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 14:27:29 ID:cIeEFax3
こーゆー設定投下ならイイネ。
脳が妄想でテカテカしてくる。

たまに現れるキャラクター設定のみ書く誘い受けだったら
徹底的に叩こうと思ってた俺、反省するの巻
137名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 14:42:31 ID:84JryBc/
触手設定は殆どぬるーしてきたけど、これはまた目覚めそう
キャラじゃなくて触手ってところがいい、GJです
138名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 17:09:16 ID:mMOfjIK7
>>132
異種姦専用upload掲示板No.55151とのマルチですか?
139名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 20:43:31 ID:zHZHNyGV
触手溜めも、こんな感じに始まった記憶が
140名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 21:47:25 ID:QEr2D2i+
報告書タイプのSSってのも良いもんだね
141名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 05:36:53 ID:/K9CWiaS
他の書き手にとって、キャラじゃなくて触手設定って
けっこう助かったりするんじゃない?
「なるほど、こういう触手もありかな」ってな具合に
142名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 13:29:14 ID:rU8XLp3+
>>141
だが、「ああぁぁぁ…、今書いてる奴と被ってるじゃん…」
とも成りかねない。
143名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 16:50:18 ID:mLVEn8Dd
触手溜めの時みたいに触発される職人がでることに期待age
144名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 17:04:24 ID:lqVyienE
こういう報告書風ってなんかで見たことあるよなーと思ったら
SHRINEのSSにちょうどこんな感じのなんだよな
次はこの設定を活かした情景描写だな!
145名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 19:16:27 ID:/VcHtKBG
>>132
GJ!
設定だけでもギガエロスw

触手の設定祭りとか面白いかもしれん。
出てきた触手の使用権は解放で、
職人さんも気に入った触手があったら、
それをネタにSS書いてみるとか・・・
146名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 21:15:29 ID:1OWgh6JO
スゲェ……
147名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 22:47:26 ID:dmwKkV08
ショクッシュモンスター赤
ショクッシュモンスター緑
148名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 23:02:20 ID:O6DRaVC2
>>132のSSがすごく読みたいです
149名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 00:27:51 ID:D2lSnnvC
>>126の触手に襲われる、深窓の御令嬢。



…………って絵が浮かんで離れません
150名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 08:56:48 ID:dMAwA/hi
無理強いはいかんよ。
そんなつもりはないのは分かってるけどね
職人の方々も好みとかあるだろうし

まあ職人達のネタの助けになればいいんではないか
151名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 13:52:18 ID:IG9gAwUC
紳士が多いね、このスレ。
だから女でも安心して覗ける。
152名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 16:42:13 ID:RnwnuklE
紳士が多いとはいえ2chなんだからあんまり男とか女とか言わん方がいいにょろ
153名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:26:05 ID:iHhq80Df
だな、一部男とか女に混ざって触手がいるからな



ニョロ……ニョロ…
154名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:26:46 ID:yj/6hPTz
ああ。俺の隣で今、一緒に触手がスレ見てるよ?
155名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:46:23 ID:LXEEMZ6U
アッー!!
156名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 23:28:27 ID:6oUbopSY
ぼくしょくしゅー
157名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 23:29:43 ID:ymq8roDC
触手「ひっ!いやぁー!離してえぇー!」
158名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 00:03:41 ID:WsyHL/fi
嫌がってても触手は正直だなクックック
触手「くやしい…」
159名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 00:32:09 ID:u4AZ6RSE
やあ触手さん、スモーク触手はあるかい?
160名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 00:53:00 ID:+CqvHAJh
私はイボ付き触手が欲しいのだが。
161名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 00:54:27 ID:+CqvHAJh
あげてしまったillorz

いまから特化型触手の餌食になってくる。
162名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 04:06:30 ID:JFaljoi/
>>154-160

うお、“触手攻め”!
ひょっとして新たなる境地が開かれる予感?
163名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 05:19:55 ID:nlR/2SZM
うちはペット禁止だけど、鳥とかハムスターなら問題ないので
大きめの鳥小屋で飼ってるよ
エサが大変だけどね
一度啜った愛液は飲んでくれないので
毎回毎回違う女の子を連れてこないと
164名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 21:22:09 ID:kxZqSMew
「いやぁ…助けて……」

僕の周りに杖を構えた少女達が集まってくる…
皆、僕を見下す様な視線を投げ掛け微笑む。

「無様ね…あんたを封滅すればご褒美貰えるわ」
「早く封滅しよう♪」
「私もう眠い…」

少女達が口々に言いたい事を言い放つ

「僕!何も悪い事してな…」

「良いのよ。そんな事は…気持悪い触手の化物ってだけで理由になるの!」

そう言うと僕の身体を魔力で焼いていく…
身体が焼かれ消滅していく恐怖に僕は
「助けて!お願い何でもするから!助けて…」

「助けてあげれば?」
「姉さん…」

少女のリーダー格が僕に近寄る。とても綺麗な顔…
醜い僕の身体を見回し

「ペット」

「えっ?」

「ペットにしてあげる。ストレス貯まった時のサンドバッグ代わりには良いかな」



―その後―

僕は少女達に飼われていた。
痛めつけられ、時には性処理の相手…
しかしまだ僕は生きていられた…
彼女のおかげで…

「また虐められたの?」
「皐月さん…」

僕の傷を魔力で癒しながら囁く

「あんたの顔似てるのよ…」
「…誰にですか?」

彼女は寂しく笑いながら
「触手共に殺された弟によ」と…

【終り】
165名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 21:23:11 ID:kxZqSMew
すんません…
何となく書いてしまいました…
166名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 00:22:37 ID:oLoy4qdI
触手「が」犯されるとは・・・・これもアリかもな
167名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 00:23:13 ID:XkQ8xdeB
>>165
触手が責められるスレにいた私には何も問題ないっ
168名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 05:53:24 ID:jarhO6kO
>>167
そんなスレあったんだ

>>164
マテ、触手に似た弟ってw
169名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 11:19:08 ID:Fd5wfXJY
>>168
そもそも触手に顔なんてあるのかと。
少なくとも俺には無いぞ。

まあ、まだ触手高専の学生だし、触手検定2級のプレーンな触手だからな。
スキルを習得したりクラスチェンジしたら、顔とか付くのかもしれない。

そういえば、先生からそろそろ進路を決めるように言われて悩んでたんだけど、特化型も悪くないかなあ・・・
今までは友達と「生殖用こそ触手の王道だよな!」って話し合ってたんだけど。
ネットでいろんな触手の活躍を見ていると、女の子孕ませるだけが触手じゃないんだなあ・・・と。

それにしても特化型触手って、クリ以外の性感帯に対応した特化型シリーズもあるんだろうか・・・?
もしあるなら、進路の参考にしたいから、既に社会に解き放たれて暗躍してる先輩触手のみなさんに、
触手の職種について色々と教えてもらいたいなあ・・・



PS:この前アルバイトで某エロゲに出演して、背景でみんなとザワザワやってた。
   せめてヒロインの手足に絡み付く役くらいはやってみたかった・・・orz
170名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 14:08:03 ID:V3/2+X6P
これだから素人は困る
擬態、もしくは同化吸収は上級検定受ける上での必須スキルだぜ?
171名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 14:35:11 ID:WRfc4ahJ
中には無免許な潜り触手もいるからな
我流だと女の子壊しちゃうこともあるから注意が必要
とりあえず愛撫マッサージ資格と媚薬の調合免許、卵の保管の為に衛生管理資格はとっとくべきかと
172名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 14:53:03 ID:PUZPmYR+
>>165
イヤボーンに目覚めて攻守逆転、逆レイプに走るのかとオモタw
ん?逆レイプ?あれ?
173名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:25:16 ID:SYal4RJL
>>165ですが
触手物を書いてみました。文章って難しいですね
投下します
174名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:26:00 ID:SYal4RJL
私…敗けたの…?
嘘だよ……あんなに修行したのに…
嫌だよ…敗けるなんて…
ずるいよ…お姉ちゃん……
「信じられないって顔ね。でも現実よ?受け入れなさい」
「いや…だ…まだ負けてない!」

私は刀を握り直し目の前の敵…実の姉に刀を向ける。私は最後の力を振り絞り刀を姉の眉間に叩き込む…

―しかし―

私の刀は姉の左手から伸びた触手に絡め捕られる。その隙に私の無防備なお腹に姉の拳が突き刺さった。

「…かはぁ…」
お腹を中心に全身を痛みと苦しみが駆け抜ける…
駄目…刀から手が離れ…

「…眠りなさい梨華…目覚めたら…私と…」

薄れる意識の中、姉の優しくも寂しさを含む声が私の耳に響いた…


「お…て、おきて……、起きなさい!梨華」

意識が白濁とする…私は?声が…聴こえる…
懐かしい声が…
梨華?…私の事?
私は梨華…この声は…

「麗華お姉ちゃん!」

私は意識を取り戻した。
私は裏切り者の姉に敗けて…捕まったのね。

「おはよう。梨華」
「裏切り者!殺してやる!」
175名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:27:37 ID:SYal4RJL
私の目の前には柔和な笑みを称えた姉の姿が。
くっ!身体が動かない!
私の肢体を触手が絡め取り拘束している。
私は唯一自由の効く口を開き姉を罵倒した。

「姉さんが皆を殺したんだな!優しかった皆を…」

「仕方なかったのよ梨華。私は触手に心も身体も犯されたの…逆らえないわ」

姉の淫らな笑みを見せつけられ私は唇から血が出る程噛み締める。

「梨華は可愛い妹だから触手に頼んで仲間にしてあげようと生き残らせたのよ?」

感謝してね、と姉は私に微笑みかける。
…この女は殺す…
私は快楽に負け触手の手先になった姉…
いや…この女を皆の為になんとしても始末しようと私は隙を伺った。

「梨華…触手の虜になると楽しいわよ♪」

麗華は身に着けていたライダースーツのジッパーを降ろす…
黒いエナメル質のライダースーツの裏側は―
肉色の裏地…細かな触手が絶え間無くうごめいていた
「くぁ…イクぅ…闘って…んんっ…最中は止まってくれたから…あんっ…今…激しい…」

触手共は麗華の身体をまさぐり絶頂へと導く。
私が昔、一緒にお風呂に入てった頃とは違う麗華のいやらし過ぎる身体…
176名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:29:02 ID:SYal4RJL
胸は私の頭より大きく乳首も親指だいに肥大して、クリトリスも皮から向け大きくそそり起っている。
なんて淫らな身体なの…

「…この服…ぬげないの…ごめんね…梨華…お姉ちゃん…堕ちちゃった」

「……お姉ちゃん…」

私は涙を浮かべお姉ちゃんの慟哭を聴いた…
急にお姉ちゃんの顔が怖ばる。ライダースーツのジッパーが独りでに締まると姉の身体がビクビクと震え始めた

「違っ…麗華は触手様の事…イクぅ…裏切っ…くはぁ…イク…イク…やめへぇ…れいか…くるうよぉ…イク…りか…たすけてぇ…」

私達一族最強の姉が…
鼻水を垂らし涎をまきちらしながら地面にのたうつ。
―突然、ライダースーツの色が無くなる。透明な袋になったスーツ。
姉の身体におきている快楽地獄が私の目に焼き付いた
「ひぬ…やらぁ…イキたくな…らめぇ…イク…イク…とめへぇ…れいか…しんらうよぉ…」

ろれつの回らぬ舌でイキまくるお姉ちゃん…快楽に負けた…?違ったんだ…お姉ちゃんは快楽に殺された。『心』を…
私はお姉ちゃんに酷い事を言ってしまったんだ…

なおもお姉ちゃんは地面をのたうつ…
177名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:30:21 ID:SYal4RJL
胸はボンレスハムの様にゆわかれグニャグニャと揉まれ、乳首はブラシの様な触手が絶えず擦りあげ赤黒く勃起させられている。
クリトリスは管状の触手に呑み込まれ小さい歯で甘噛みされて扱かれる。最大まで勃起したクリトリスがジッパーの少し開いた穴から外に出されジッパーに挟まれた。
「くひぃ…気持いい…れいかのクリトリスいじめてぇ…」

痛みもお姉ちゃんにとっては快楽になってしまうのか?
私は泣きながらお姉ちゃんのアクメ顔を見せつけられた…何故?目が瞑れないの?
―その時、頭の中に声が響く…
「ツギハ、オマエノバンダ」

私は急激なめまいに意識を失った……

【続く】
178名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:34:48 ID:SYal4RJL
投下終了です。
後半ふたなり要素が入るかも…なんですがスレ的に平気でしょうか?
179名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:55:28 ID:qG+t9HCE
>>178
それは「誘い受け」ってやつですか?
それとも住人の賛否が分かれる質問を使って荒らし行為?
180名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:57:27 ID:SYal4RJL
いえ違います…
不快な質問でしたか。
すいません
181名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 20:39:38 ID:aFMIJald
>>1173


>>179
消え失せろ
182名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 20:54:29 ID:DhvjnxxT
>>1173
よく頑張った
183名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 21:08:48 ID:PUZPmYR+
>>1173
そのくらいの質問は俺もバンバンしたからキニスンナ。
文章的にダウナー系っぽくて雰囲気は出てると思う。
個人的にはお姉ちゃんが透明スーツ触手チンコにズボズボ突っこまれてる描写も欲しかったと言うか。
ふたなりは人によって好み分かれるので注意書きだけしとけばおkじゃね?
184名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 21:37:07 ID:SYal4RJL
了解です。
私の拙い文章に感想ありがとうございます
185名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 21:45:17 ID:0qltSIU6
>>1173
後半も楽しみにしてます
186名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 22:04:19 ID:iosXXi4h
お前ら(つД`)
187名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 22:19:18 ID:HU0QNhgP
まちBの野良スレじゃねーと無理w
188名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 23:19:15 ID:grXiLBPx
俺、いつか正義のヒーロー・ショクシャーマンになるよ…
189名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 23:26:26 ID:WRfc4ahJ
>>188
とりあえず保管庫行って神楽スキーさんの「触手ファイブ」読んでみ
色々参考になると思う
190名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 00:16:42 ID:6mEdjpre
ショクシャーマンで思い出したけどアメコミも触手大好きだよな
全年齢対象コミックの表紙がどう見ても陰獣学園だったり
191名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 02:08:52 ID:LoQowDvc
ていうか淫神楽コピーだよね
192 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:46:42 ID:Z4VpU4BI
流れ読まずにどうも。いつぞやの残りです。

ご指摘、と言うか、ご指南を頂きまして、色々変えて、短くして、読みやすさも多少は改善された……
はず、たぶん、おそらく、ひょっとしたら、だったらいいなと思う。

注意。
前とほぼ同じ、フタナリ×触手がある。あと、貫通する。
193 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:47:33 ID:Z4VpU4BI
終わることのない陵辱の時間。
少女の肉体と脳髄に、深く刻まれた快楽の爪痕は、姉妹の心と体を蝕んでいった。

異形達が与える快楽に溺れ、さらなる快楽を求める。
自らが糧と、玩具となることに悦びを感じているのか、矯声を上げ、欲望のままに、乱れていく。
数時間、数日、どれほどの時が過ぎたのか、夜が明ける気配はない。
天上に浮かぶ月は傾くことなく、彼女達を淡く照らしていた。
隔絶された空間、常夜の領域で、二体の化け物と二人の少女の狂宴は、果てることなく続く。

―――椅子に座る女に跨り、友香は矯声を上げて、腰を振りたくっていた。
野太い肉棒を咥え込む膣腔からは、大量の愛液が溢れ出し、床を濡らしていく。

恥部はいびつに広がり、秘唇は痛々しくめくれて、赤く腫れ上がっている。
それでも彼女は、体内を抉る熱い快楽に溺れ、ただひたすらに腰を動かす。
自身の汗と怪物達の体液で濡れた体は、月明かりに反射して、艶めかしく輝いていた。
唇を舐める人外の長い舌を、自分の口に咥え舌を絡ませる。
その動きはたどたどしくはあったが、女にはとても心地の良いものだった。

友香の腰は上下に激しく動き、肉のぶつかる乾いた音と、粘液の擦れ合う湿った水音が周囲に響く。
「あふっ、やっ、ひっ、また、くる! やぁ! きちゃうぅぅぅっ!!」
全身をビクビクと痙攣させた後、崩れるように女の体に身を預ける。
肩で荒々しく息をしながら、心地よい虚脱感に身を委ねていた。

「あ……はぁ………」
「どうしたの? 私はまだイッてないわよ」
「あう、だ、も、だめ、やす、ませ、て」
「じゃあ、やめる?」
「ああっ、や、いや、やめちゃ、やあ、やめないでぇ、もっと……」
上気し、潤んだ瞳で人外の存在を見上げる。
その様を見下ろしながら、女は妖艶な笑みを浮かべ、口を開く。
「なら、がんばりなさい」
「ん……く、だめぇ、からだ、ち、ちから、はいん、ない、よぅ」
か細く震える声で、自分の現状を女に訴える。
それを聞いて、頭の後ろで組んでいた手を、香の腰に回し、思い切り突き上げた。
「っうあああぁぁぁぁ! ひっ、や、あっ、はげし、だめぇ、おな、か、こわれっ、くあああ」
カクンカクンと、骨組みを失った人形のように、上半身が揺れる。
194 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:48:21 ID:Z4VpU4BI
膣内のヒダが陰茎を絡め、陰茎の突起がヒダを引っ掻く。
固く勃起した乳首を互いに擦り合わせ、甘美な刺激に身を震わせる。
重なり合う互いの喘ぎ声が、二人の情欲をさらに掻き立てていく。

髪を振り乱し、矯声を上げる友香の体を、胸元から首筋、耳から唇、肩から指先に、腿から足の指へと、
舌が這い回る。
まるで味わうように、ゆっくりとした動きで、紅く染まり、快楽に打ち震える体に、唾液の軌跡を描いていく。

臀部の裂け目を舐め上げ、長い舌はそこにある、もう一つの体内への入り口に滑り込む。
友香の体がビクリと跳ね上がり、小さく悲鳴を上げる。
何度も犯されたアヌスは、ほとんど抵抗もなく、すんなりと野太い舌を受け入れた。
尻穴を広げ、腸内を蠢く熱い異物に、涎を垂らして悶える。

舌とイチモツに加えられる圧力が、さらなる快感を生み、突き上げる動きが激しさを増す。
「あっく、あ、や、う、おなか、ひっ、あ、すご、ぃい、こすれ、てぇ、こんな、のぉ……ああ、やぁっ!
こっこわれる、こわれちゃうぅぅ!!」
狂ったように髪を振り乱し、叫び声を上げ、突き上げられる度に背を反らせる。

腸内を掻き回していた舌が、尻穴から引き抜かれ、喘いでいる口に滑り込む。
「んぶっ! んん、んむぅ、ふぅん、ぅん」
友香の顔が苦悶に歪むが、それも一瞬のことだった。
すぐに恍惚の表情を浮かべ、肉欲に身を任せる。

ぬめった恥肉が、肉棒を絞めつけ、女を高みへと導いていく。
「あ、ん、も、だめ、イ、クゥっ! ふああああぁぁぁぁぁーーーっ!!」
肉茎を、友香の体が持ち上がるほど強く突き上げ、胎内の最奥で体液を解き放った。
「うあああああぁぁぁぁーーーっ!! は、ひ、あ、や、また、や、まだ、ひうっ!」
胎内で断続的にぶちまけられるその熱い感覚に、立て続けに絶頂を迎え、背を弓なりに仰け反らせ、そのまま
床の上に崩れ落ちる。
陰茎からの放出は続き、痙攣している友香の体に降り注いだ。
「はぁはぁはぁ、あ、は…………あったかぁい、ん、ふ……」
悦楽の余韻に浸りながら、悦に入った表情で、白濁をいとおしげに自らの体に塗りたくる。
肩で息をしながら、女は薄く笑みを浮かべ、それを見下ろしていた。

天を仰ぎ、息をついた女の背に、ゾクリと、寒気に似た感覚が走る。
195 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:49:07 ID:Z4VpU4BI
驚いて視線を落とすと、友香が粘液に濡れる肉棒に舌を這わせていた。
「んむ、んぐ、はあ、もっと……あむ、んう」
女は面食らったような顔をした後、額に手を当てて苦笑する。
「……フフ、仕様のない子ねぇ」
ニヤリと笑う口の端から、陰茎を舐める友香の体に舌を伸ばした―――

―――佐弥香もまた、全身を覆う触手に喘いでいた。
顔の近くにいた触手を自ら口に含み、その触手に佐弥香は舌を絡ませ、醜悪な器官に刺激を与える。
味も何もないはずのそれを、酷く美味な物に感じているのか、吐き出される粘液を飲み込んでいく。
下腹部に入り込んだ、数本の触手の動きに合わせて、淫らに腰を動かし、体に体液を降り掛けられる度に、
華奢な体を震わせ、法悦に酔いしれた。

胎内で暴れる四本の触手が、腹部の形状をいびつに変容させる。
「はぐ、く、ん、ああ、や、だ、め、また、ひっ、あ、んあああぁぁぁぁーーー!!」
仰け反る体に、方々の触手から乳白色の粘液が放たれ、褐色の肌を白く穢していく。
それが、体中の穴という穴から分泌された体液と混ざり合い、淫猥な音を奏でていた。

膣内に挿入された触手は、胎内に粘液を放っては抜かれ、また新たな触手が入り込み、体液を放つ。
絶え間なく与え続けられる快感に、その身を震わせ、歓喜の涙を流す。
幾度も絶頂を迎えているにも関わらず、佐弥香の体は快楽を求める。
タガが外れ、異形達に劣らぬほどの貪欲さを見せるその姿は、少女のそれとは程遠い、異形の快楽に溺れ、
異質な悦楽の虜となった、一匹の牝の姿であった。

二本の触手が胸にある、二つの突起に吸い付く。
「ひぁうっ! い、いいよぉ……もっと、もっとすってぇぇぇぇぇーーー!」
体を仰け反らせ、体をビクビクと痙攣させる。
秘部から溢れ出る淫液と、怪物が放った体液でベトベトになった内股を伝い、胸に貼り付いている触手より
一回り大きいほぼ同型の触手が、小さなもう一つの穴へと近づく。
「ひぁっ!? や、そこちが、そっち、は、おし」
佐弥香の言葉を待たずに、触手はその小さな入り口を抉じ開けるようにして、体内に侵入し始めた。
「あ! う、ぐ……ふ、ぅ、くあっ、ひっ! あが、か、あぐ、くぅぅぅ………」
臀部から走る、排泄の感覚とは違う別な感覚に、唇を噛みしめ、眉間に皺を寄せる。

196 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:50:04 ID:Z4VpU4BI
触手が直腸に達したところで、先端の口のような部分が開き、腹の中を吸引し始めた。
「いぎっ! ひあっ!? や、なにこ、やああああぁぁぁぁぁ、おなか、おなかがぁぁぁぁーーー!!」
腸内に存在する排泄物を吸い込みながら、奥へと進んでいく。
体の中を吸われると言う、経験したことのない感覚に、少女は狂ったように叫び声を上げる。
怪物達によって高ぶらされた性感は、こんなことさえも快感として脳に伝えてしまう。

腸内の全てを吸い尽くし、触手が引き抜かれる。
すぼまりでしかなかったそこは、だらしなく広がり、ヒクついていた。
「は……ん、はぁはぁ、や、もっと、もっと、おしり、してぇ」
初めて尻穴を犯されたばかりにも関わらず、淫らに腰をくねらせ、異形にさらなる陵辱を求める。

緋眼に映るその姿を楽しげに見つめた後、異形は一際太い触手を尻に近づけ、一気にアナルを刺し貫いた。
「っくああぁぁぁぁーーー! はひっ、ひぃ、あは、はいって、きたぁ、すご、きもちいい、おしり、
きもちいいよぉぉぉ」
待ち望んでいた尻穴を犯される歓びに、佐弥香は悲鳴を上げる。
太い触手を呑み込んだ肛門からは、僅かばかり出血が見られるが、痛みは感じていない。
排泄器官からもたらされる快感が、彼女の感覚を支配していた。

内壁を擦りながら、空っぽになった腸内を、醜悪な触手が満たしていく。
腸壁が収縮し、触手の動きをはっきりと伝える。
「んあ、はひっ、おしり、あふ、もっと、ふあ、く、んぅ」
上気した目で怪物を見下ろし、体をくねらせ、さらなる刺激を乞う。
それに呼応するかのように、佐弥香のアナルに向かって、先細りした三本の触手が近づく。
「あ、そんな、や、だめ、そんなにいっぱ、い、はいんないよぅ」
言葉とは裏腹に、その顔には期待の色が浮かんでいる。
菊門を抉じ開けるように、一本ずつゆっくりと、佐弥香の腸内に侵入していく。
「あぎっ! く……ふひ! か、はぁ……やあ、ひろがっ、くひっ! きも、ちぃ、ひっ」
体を小刻みに震わせ、下腹部から体内に入り込む、触手の感触に喘いだ。

腸内で蠢く四本に加え、さらにもう一本が、肛門を押し広げ、強引に体内に入り込む。
「いっ! う……あぐ、い、いた、ぎぅ、い、た、あ、や、さけ、る、さけちゃうよぉぉぉっ!!」
いっぱいになっていた尻穴に、さらに五本目が加わった為、佐弥香の口から悲鳴が上がる。
197 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:50:50 ID:Z4VpU4BI
それを聞いてか、それとも別の意図があってか、少女を犯していた全ての触手が、その動きを止めた。

途端に、佐弥香の下半身がモゾモゾと動き始める。
「ああ、や、して、おしり、いたいの、いたいのしてぇ……いたいのがいいのぉ!!」
眼下の異形を見下ろし、さらなる肛虐を望む。
その言葉を聞き、触手が一斉に動き、佐弥香への陵辱を再開する。
身を仰け反らせ、体の奥底から込み上げる、痛みと言う名の快感に、獣じみた悲鳴を上げた。

ただのすぼまりだったそこは、無惨に広がり、腸液を垂れ流して触手を咥え込んでいる。
腸の形が浮き彫りになった腹を、イボのついた触手がなぞり、そのまま佐弥香の秘部へと入り込む。
「がっ! ぎあ……あ………かはっ、はあ、う、く、ぎひっ」
前と後ろ、合わせて十本の触手が、少女の体内を掻き回す。
さすがに苦しいのか、佐弥香の顔が歪むが、それも、一分と保たず悦に入った表情へと変わる。
「ふあ、あは、すご、いっぱい……おしりも、あそこも、こ、こんな、の、ひぅっ!」
仰け反る裸身に幾つもの触手が這い回り、少女をさらなる悦楽の淵に堕としていく。

触手が内腿を伝いながら、すでに埋め尽くされた佐弥香の秘所に入り込もうとする。
「んあ、や、だめ、も、いっぱい、これ、いじょう、あそこ、さけちゃうよぉ」
さすがに無理と判断したのか、侵入しようとしていた触手が引っ込み、そこに極細の触手が近づく。
それに気付いた佐弥香の顔が、期待と不安の混じったような、切なげな表情を浮かべる。
伸びる細い触手は、五本の触手によって広がり、歪んでしまった少女の女性器には侵入せず、その上にある、
充血して肥大した肉芽に巻き付き、強く絞め上げた。
言葉にならない悲鳴を上げ、佐弥香の体が跳ねる。
過敏になり過ぎた体は、激痛に近いはずの刺激すらも、快感として受け取ってしまう。
途切れそうになる意識は、断続的に与えられる刺激によって、何度も呼び戻され、その肉体に刻んでいく。
肉体と精神を侵蝕する、人の身には余りあるほどの、強烈な快感を。

クリトリスに巻き付いた触手とは別の、細い紐状の触手が、その部分に伸びていく。
「ひっ!? や、あ、ち、ちがっ、そんなとこ、だめ、そこはだめぇぇぇーーーっ!!」
198 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:51:47 ID:Z4VpU4BI
手足をばたつかせ、著しく拒絶反応を示す。
無理もない、伸びた触手は、彼女の尿道口を小突いているのだから。

抗う少女の事などお構いなしに、触手は小さな排泄器官へと侵入する。
「いぎっ! あ? や、だ、あぐ、ぅあ、だめ、ひっ、やぁっ、そんな、やう、でるぅっ! おしっこ、
でちゃう、でちゃうよぉぉぉーーー!!」
叫び声と共に、佐弥香の股間から黄色い水が、勢いよく吹き出し、異形の上に降り注いだ。

佐弥香の上半身に巻き付いた触手が離れ、そのまま異形に身を預けるように崩れ落ちた。
「はぁ、はぁ、はぁ………ぁは、いっぱいかかっちゃったね」
微笑みを浮かべ、異形の体の上にぶちまけた自分の尿水を、嬉しそうに舌で舐める。

自らの体を這う、温かい舌の感触が心地良いのか、異形は触手の動きを止め、しばしの間、少女の行う愛撫を
味わっていた―――


――――「んあ、やぁ、っく、ふあん」
喘ぐ少女の肉体に伸びる触手が、不意に別の手に掴まれる。
『ギュル?』
「え?」
「お取り込み中悪いんだけど、私達も交ぜてくれないかしら?」
触手を掴んで佇む人外の女が、微笑みながら異形を見下ろしていた。

女を見つめている佐弥香の体を、妹の友香が後ろからそっと抱きすくめる。
「おねぇちゃん」
「ん……あ? 友、香?」
唐突な二人の登場に、佐弥香はおろか怪物までもが唖然として、その動きをピタリと止めていた。
止まったままの佐弥香の乳房を、友香の手が下から揉み上げる。
「んっ、は、あ、や、友香……」
「おねぇちゃんのおっぱい、やわらかい」
指で姉の乳首を弄びながら、体に付着した白色の体液を舐め、それを姉の口に直接口で流し込む。

「んむ、ん、ふぅ……」
今まで受けていた叩きつける荒波のような、強烈な刺激とは異なる、弱々しいさざ波のような感触に、
佐弥香の口から熱い吐息が漏れる。
「んむぅ、んん、ぅうん、ふぅ」
「ん、んむ、んはぁ、はあ、ん、んふぅ」
二人の絡み合う舌が、ピチャピチャと淫靡な音を奏で、荒くなり始めた吐息が交錯し始めた。

妹の愛撫にその身を震わせ、熱い吐息を吐く佐弥香を見ながら、女は触手に口付けをする。
「まあ、そう言うことよ、久しぶりにこう言った趣向もね、アンタも好きでしょ?
あ、私が相手なのは嫌だとか言わないでよ」
199 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:52:25 ID:Z4VpU4BI
異形の眼が少女達から女に移り、ニヤリと歪んだ後、動きの止まっていた触手群が一斉に動き出す。
「フフ、そうそう、楽しまなくちゃ……」
愉悦に満ちた笑みを浮かべ、女は触手に舌を這わせた。


少女達の裸体に無数の触手が絡みつく。
白濁に汚れた褐色の肌と、白い柔肌に巻き付くいびつな緑の触手。
「ふああああっ! あっく、いぃ、ああ、もっと、おなかかきまわしてぇぇぇ!!」
「んくぅっ、あ、ふ、かい、おしりだめぇ、もっと、ひっ、や、うああああっ!!」
体液を撒き散らし、醜いそれの動きに合わせ、歓喜の涙と、法悦の涎を垂れ流し、快感に身悶える。
姉妹はどちらからともなく、互いの胸の突起を擦りつけ合う。
姉は妹の、妹は姉の、お互いに感じる部分を、快感を得られる場所を刺激していく。

おぞましい触手の海の中で、肉欲に溺れ、堕ちていく姉妹。
化け物たちに犯され、抗うでもなく、壊れるでもなく、ましてや死ぬ訳でもない。
彼女達は受け入れたのだ、人外のそれを、自らを糧として差し出す事を。
異常な状況下に於いては、それこそが正常であるかのように。
乳白色の粘液にまみれた、サクラ色に上気した二つの裸体、その肉体を弄ぶ異形の化け物の姿は、まさに
異常と言える光景だろう。
だが、狂気を孕んだその光景も、窓から射し込む淡い月明かりの下では、どこか美しくもあった。

佐弥香は妹の体を抱きしめ、唇を重ねる。
自分達の受けている快感を、少しでも共有しようとするかのように、互いに舌を絡ませ合う。
触手の先端から吐き出される液体は、姉妹の裸身を白く染め、さらに彼女達を高ぶらせる。
「んむ、ん……んっ! ふあっ! あう、ひっ、や、く、る、もう、あたし、おねぇ、ちゃ、
あたしっ、またっ………ひくっ!!」
「うあっ、ま、って、友香、わたしも、いっ、しょにぃ、あ、い、ああっ! だめぇぇ!!」
ガクガクと四肢を痙攣させ、二人はほぼ同時に絶頂を迎えた。


人外の女の体にも、無数の触手が巻き付く。
豊満な乳房を根本から縛り上げ、よりその大きさが強調される。
迫り出してしているその先端に触手が貼り付き、乳首を強く吸い上げる。
「んっ! く、はぁぁ……んぁ、いい、もっと、つよ、く、すってぇぇぇ……」
小刻みに体を震わせ、女は潤んだ瞳を異形に向けて、触手に胸を擦り付ける。

200 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:53:44 ID:Z4VpU4BI
女の体がビクンと戦慄く。
固くいきり立った女のイチモツに巻き付いた触手が、上下に動き、肉棒を刺激し始めていた。
触手がしごく度に、肉幹がビクビクと脈打ち、女は熱い吐息を漏らす。
少女の瑞々しい肌とはまた別な、熟れた女の肉体の感触を味わうように、触手が全身に擦り付けられる。
喘ぐ女の胸の谷間に、一本の触手が滑り込む。
「う、あ、はぅ、ん? フフ、んふぅ、はあ……」
その触手を妖艶な眼差しで見つめ、自ら胸を寄せて触手を挟み込んだ。
あの二人では味わえない、張り詰めた弾力のある柔らかい肉の感触に、異形は目を細めさらに触手の動きを
加速させていく。

「んあ、く、は、い、ひ、あ、んっ! も、だめ、イキそ、あ、でる、でちゃうぅぅぅぅ!!」
涎を垂らし、ピクピクと体を引き攣らせ、絶頂へと昇り始める。
陰茎に巻き付いた触手の締め付けがさらに強くなり、動きも速さも増していく。
「はぅ、ん、くひっ! イッ、あ、イッちゃううううぅぅぅぅーーー!!」
背を弓なりに反り返らせ、陰茎から勢いよく白濁液が吐き出される。
それとほぼ同時に、体中に擦り付けられていた無数の触手からも、体液が放たれた。
降り注ぐ体液が、紅潮し、震える体を白く染めていく。
胸に挟まれた触手から飛び散った白濁は、恍惚の表情を浮かべる女の顔に飛び散る。
全身に掛かる生温かい粘液の感触に、女は立て続けに絶頂を迎えた。

崩れ落ちそうになる体を、触手が抱え上げる。
呼吸を荒げ、まだ物足りないと言った表情で、緋眼の異形を見つめる。
それに応えるように、再び触手が動き出す。
放出を終えても萎えることなく、そそり立ったままの肉棒の先端に、触手が近づく。
その触手の先がぱっくりと裂け、肉幹を呑み込もうとし始めた。
「あ、ちょっ、だ、だめっ、それは……ひぅっ!」
身を捩り、その触手から逃れようとするが、絡み付く別の触手のせいで、逃れることは出来ない。

触手の口が自分より大きな女の陰茎を、ゆっくりと、まるで蛇のように呑み込んでいく。
「くひぅ! ふあ、はひっ! う、く、これ、だめって、いっ、たのにぃぃぃぃ」
腰を引き、体をくの字に折り曲げ、涎を垂れ流す口から、抗議めいた言葉を絞り出す。
異形はそんなことなど意に介さずに、触手を動かし続ける。
201 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:54:25 ID:Z4VpU4BI
吸引しながら咥え込んだ肉幹をしごき立て、胸に尻や背中、二の腕や脇腹にまで触手を擦り付け、全身に
刺激を与えていく。
「うあ、ひくっ! だ、めぇ、また、イクゥゥゥーーー!!」
ビクンと背を仰け反らせ、膝がガクガクと震える。
肉棒を咥えた触手が収縮し、吐き出された体液を飲み込んでいく。
「あ……く……ふ、あ、ひ、やぅ、しぼられ、てるぅ、い、あ、ひ、また……っ!」
肉棒を吸われる快感に、女は四肢を痙攣させ、続け様に絶頂へと達した。

白濁液にまみれた陰茎が、触手から解放される。
小刻みに震える体を触手に預け、全身を包む虚脱感に浸っていた。
不意に、女の体がビクリと強ばる。
見れば、二人の少女が肉棒に舌を這わせていた。
触手と繋がったままの姿で、姉は先端を、妹は根本の部分に、その小さな舌で刺激を与える。
「ん……んむ、はぁ……あむ、んぅ……はぁ、む」
「ぅむ、ん……ん、んぐ、むぅ、はぁ……」
ピチャピチャと卑猥な音をさせながら、固く勃起した肉幹を舐め回す。
「あ、はぅ、ん、ふぅ……いい、んっく、もっと、あぅ、ん」
イチモツを這う二つの温かな舌の感触に、女は眉間に皺を寄せ、嗚咽を漏らした。

熱の籠もった女の視線が、少女達の股間に群がる無数の触手に向けられる。
「ねぇ……私にも、ちょうだい……」
そう言って尻を突き出すように異形に向け、愛液で濡れた陰部を指で広げる。
それに反応するように、イボ状の突起のある大きめの触手が、女の濡れそぼった花弁を押し広げて、体内に
侵入していく。
「ぅあっ! は、はひっ、はいってくるぅ、すごい、い、ふあっ、ああああああぁぁぁぁーーー!!」
肉棒を這う舌の感触と膣内を抉られる快感に、女は悲鳴に近い声を上げ、その先端から体液を放出する。
撒き散らされる白濁が少女達に降り注ぎ、二人はその熱い粘液を浴びながら、恍惚の表情を浮かべていた。

互いの体に付着した怪物達の体液を舐め合う姉妹と、絶頂の余韻に浸り四肢を痙攣させている女の体が、
宙へと持ち上げられる。
未だに起立したままの女の怒張の上に、佐弥香の腰をゆっくりと下ろす。
「ひぅ、あ、は、すご、ふといのが、なかにぃ、きひっ!」
「あ、んあ、ぎゅうって、しめつけてくるぅ、い、いい、きもちいいっ!」
「ああっ! ふあぁ! いま、なか、で、ひっ、ぐりゅってぇ」
202 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:55:04 ID:Z4VpU4BI
女の脈打つ肉棒が、佐弥香の子宮を突き上げ、尻穴に入り込んだ触手は腸内で動き回る。
少女の絡みつく肉ヒダが、女の陰茎を締め付け、膣内を貫く触手の突起が肉壁を掻き出す。
両の穴に挿し込まれた沢山の触手が、友香の腸を膨張させ、子宮の中を満たしていく。
おぞましい緑の触手に肉体を蹂躙され、彼女達は歓喜に満ちた悲鳴を上げる。
淫らに、妖艶に、一心不乱に快楽を貪り、悦楽に酔いしれた。

いつ果てるともなく続く淫虐の宴。
与え、与えられる、終わりなき連環を、それしか知らぬかのように求め続ける。
体中の穴と言う穴から体液を垂れ流しながら、その身を震わせて快感を味わう。
底なしの食欲と肉欲は、満たされることなく、三人の肉体を蹂躙し続けた。
狂死してもおかしくはないほどの快感を味わい、それでもなお、彼女達は化け物の触手を求める。
触手の先端から放たれる粘液で、体を白く染め、何度も絶頂を迎えて、それに溺れていく。

女の放つ熱い体液が子宮の奥に当たる、その度に佐弥香は四肢を痙攣させ、昇り詰める。
腸内を蠢く触手の動きに喉を反らせ、体内を満たしていく異形達の熱いほとばしりを感じ、恍惚とした表情
を浮かべていた。
203 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:56:48 ID:Z4VpU4BI
絡み付くように絞め上げる少女の感触に、女は幾度となく少女の中に体液を解き放つ。
膣内を満たす触手の快感に嬌声を上げ、さらなる快楽をせがむように、舌を触手に巻き付け、しごき立てる。
子宮と腸を幾つもの触手が掻き回し、体の内と外に浴びせかけられる温かな粘液が、友香を高みへと誘う。
両手で触手をしごき、口に咥え、自らの欲望の赴くままに、貪欲にそれを求める。

「ふあぁぁっ! ひ、あ、や、ま、またイク、イクッ! イッちゃううううぅぅぅぅーーーっ!!」
「っあぁ! 私も、イクッ! うあ、でちゃう、でるっ! くあああああぁぁぁぁっ!!」
「あぎっ! やあっ! あたしも、くるっ! おっきいのが、だめぇ! きちゃううううううぅぅぅぅーーー!!」
一斉に降り注ぐ白濁液を浴びながら、三人は全身を痙攣させ、同時に高みへと達した。

「はあはあはあ……は? あがっ!? が、かっ、はっ、ぎひ、き、いぎあ、が……」
うなだれていた友香の体が、突如として反り返り、ピクピクと震えだす。
「う、ぶえ、げ、ぐ、おぶぇぇぇっ!!」
大きく開いた口から、胃液と共に、一本の触手が飛び出した。
「友香……?」
「あ〜あ」
突然の事態に、佐弥香はただ目の前の光景を見つめて妹の名を呟き、女はどこか呆れたように溜息をこぼす。
肛門に入り込んだ触手が、腸管を通り、口から出たのだ。
引き攣っている友香の体が持ち上がり、体の中を通る触手は、蛇のように蠢いている。

佐弥香の視線は、串刺しにされた妹から、緑色の化け物に移る。
赤い眼はもう一方の少女に向けられ、弧のように歪む。
それと同じように、佐弥香の口元にも薄く、笑みが浮かぶ。
そのまま、友香の口から突き出している触手を、口に咥え込んだ。
「ん、んむ……んぐっ! ぐぶっ! ぐごっ、んぐぅ、ぅぶぇ、んむぅぅぅっ!!」
口に含んだ触手が、喉を通り、友香とは逆の動きで体内を通る。
ガクガクと痙攣する体を通り、腸液と共に、肛門から触手が姿を現す。
想像を絶する刺激に、二人の眼球が反転し、白目を剥く。
「……うわ、フフ、凄いわね」
姉妹を繋ぐ触手を見ながら、女はクスリと笑う。

佐弥香の尻穴から突き出した触手が女の太腿を伝い、形のよい臀部に近づく。
204 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:57:26 ID:Z4VpU4BI
ビクリと女の体が震える。
「ち、ちょっと、私は嫌よ、だめだって、お尻はだめ……」
身を捩り、触手の侵入を拒むが、巻き付く触手が体を固定してそれもままならない。
「ひぁっ! く、は、ぁは、だ、だめぇ、おしりは、ひん! だめぇぇぇぇぇっ!!」
すぼまりを押し広げ、一気に女の腸内に侵入し、体内を掻き回す。
腸壁を擦りながら、ゆっくりと体内を進んでいく。
「か、はひ、はいってく、おくに……っくあ! ぅげ、あ、ぉご、あが、ぐぶぅぅぅぅーーー!!」
ガクガクと四肢を戦慄かせ、大きく仰け反るのと同時に、口から胃液にまみれた触手が飛び出した。

三つの裸体を繋げる触手は絶えず律動を続け、それぞれの肉体を弄ぶ触手の動きも激しさを増していく。

友香の膣口を埋める触手の群は、各々が独立した動きで少女の肉体を蹂躙し続けた。
尖った胸の突起を引っ張り、充血した肉芽にも巻き付き刺激を与える。
思考が飛ぶほどの強烈な刺激に何度も果て、股間からは白濁混じりの尿液をダラダラと垂れ流していた。
見開いた目は、同じような姿の姉に向けられたまま、動くことはなかった。

佐弥香の体内を動き回る触手がもたらす快感に、彼女の思考が断続的に途切れる。
女の陰茎から吐き出される、熱い体液をその身の内に浴び、四肢を引き攣らせて、幾度となく昇り詰めた。
勃起した乳首に吸い付く触手が与える刺激に、身を震わせ、歓喜の涙を流す。
目はあらぬ方向を向いて、その表情は悦楽に酔いしれた、恍惚のそれであった。

絞め付ける肉壷の快感に、膣内を抉られる感触に、体内を行き来する触手の快楽に、女の意識が遠退く。
いびつに膨らんだ腹を撫でるように、触手が這い回る。
豊満な乳房は幾重にも巻き付いた触手によって、その形をいびつに変えていた。
体中の穴という穴から体液を垂れ流し、その快感を享受し、全身を戦慄かせる。

止まらぬ絶頂の波の中、触手が震え、その先端から次々と濁った体液を放出し始めた。
それとほぼ同時に、三人は背を反り返らせ、今までで一番大きな絶頂を迎える。
声にならない叫びを上げ、痙攣している彼女たちの体に、白色の粘液が降り注ぐ。
それと同じように、彼女等の意識もまた、白く薄れ、塗り潰されていった――――


205 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:58:29 ID:Z4VpU4BI
――――女は溜息をついて、自らを淡く照らす月を見上げていた。
その傍らに、緋眼の異形が音も無く近づく。
「……まったく、死ぬかと思ったわ、やり過ぎよ」
異形を一瞥すると、再び月に眼を向ける。
『ギュル、ギュルルルル』
「う、うるさいわね……まあ、確かに良かったけど……」
『ギュルルル』
「なら問題ないって、あんたねぇ……まぁ、私も悪のりが過ぎたわ」
『ギュルルルルル』
「次からは気を付ける……か、何度目かしらね、それ聞くの」
女は嘆息混じりにそう言うと、床に倒れ伏している二人の少女に視線を向ける。

「取り敢えずは二人確保ね」
『ギュルルル』
「ええ、一旦戻すわ。時間の流れが違うと言っても、これ以上拘束すると時間のズレが大きくなるからね」
『ギュル、ギュル』
「次ねぇ……記憶を封じて精神を再構築するのって、結構疲れるのよ」
溜息をつきながら、女は肩をすくめる。
『ギュルル、ギュル』
「分かってる、私等が生きる為には必要だしね」
憂いとも、悲壮ともつかない表情を浮かべ、天を仰ぐ。
異形はスッと眼を細め、そんな女を見つめる。
「まぁ、面白いからいいけどね」
女はクスクスと楽しげに笑いながら、ゆっくりとした足取りで姉妹の元に向かって、歩き出した―――

―――床の軋む音を頭の片隅で聞き、ふと、佐弥香は目を開ける。

若干の疼きと、心地良い虚脱感はあるが、疲弊しきった体は指一本も、動かすことができない。
何があったのかを思い出すことすらも、酷く億劫になっていた。
頭を動かし、少し離れた場所で眠っている、妹の姿を確認して息をついた。

傍らに人が立つ気配を感じ、そちらに視線を向ける。
「気が付いたみたいね」
その声を耳にした途端、佐弥香の体の疼きが強さを増す。
「フフフ、欲しい? でももう今日はおしまい」
女はそう言って身を屈め、佐弥香の頭を優しく撫でる。
「安心して、私が呼ぶまで記憶は封じておくから、存分に日常生活を楽しみなさい」
女はクスクスと、まるでからかうように笑っているが、月の逆光のせいでその表情までは伺えない。
「そうそう、今度はあなたの彼も招待して上げるわ、きっと楽しいわよ」
女のせせら笑う声を聞き、それに答えるように佐弥香も笑顔を作る。

もっとも、今は頭もろくに働いていない状態である為、女の言葉を理解はしていない。
206 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 02:59:29 ID:Z4VpU4BI
単に条件反射的に、笑い返しているだけだった。

女の双眸が赤く輝き、佐弥香の意識が遠退き始める。
強烈な睡魔に襲われたような、抗い難い眠気に近い感覚。

暗転していく視界の中に最後に映ったのは、月を背に緋色に輝く双眸と、その向こうで妖しく煌めく赤い光
だった――――


――――夕日の射し込む教室に、一人の少女が佇んでいた。
「あれ?」
何かを疑問に思い、周囲を見回すが、変わったところは見受けられない。

どこにも妙なところはない。そこにあるのは彼女がよく知る、いつも通りの景色だ。
だが、何か心に引っ掛かりを感じる。何かを忘れているような、奇妙な欠落感。
それが何なのかも分からず、少女は首をひねっていた。

「お姉ちゃん、まだ〜?」
佐弥香の後ろでドアが開き、妹の友香が顔を出す。
「あっ! う、うん、ちょっと待って」
睨んでくる妹の顔を見て、佐弥香は慌てて自分の机からノートを取り出し、教室を後にした。

「ごめんごめん」
「も〜、何やってんのよぉ〜」
眉間に皺を寄せる妹の顔、それを見る佐弥香の頭に何かがよぎる。
「まったく、しっかりしてよね、部活が休みだからって、あ〜あ、こんなんじゃ斎木先輩も大変よね」
皮肉を込めた友香の言葉にも、考え込むように腕を組んで、佐弥香は首を傾げていた。
「お姉ちゃん? 聞いてる?」
「へ? あ、うん……ねぇ、前にもこんなことなかった?」
「……うん、いっぱいあったよ」
おどけた感じで肩をすくめ、意地の悪い笑みを浮かべる。
そんな友香の反応に怒るでもなく、佐弥香は沈黙したまま、腕を組んで考え込んでいた。

姉の様子がいつもと違うことを感じたのか、友香の表情が曇り始める。
「お姉ちゃん、どうかしたの?」
妹の不安そうな声に、ハッと顔を上げ、言葉を返す。
「ああ、たぶん気のせいね、なぁに? 心配した?」
「べ、別にそんなのしてないもん」
ニヤニヤと笑っている姉の反応に、友香は怒ってそっぽを向く。
だが、佐弥香の様子がいつも通りに戻った為か、その表情からは安堵の色が伺えた。
「ひょっとして、からかってる?」
「ち、違うって、ホントにそう思ったんだから」
訝しむような顔で見つめてくる妹に、先ほどから感じている奇妙な既視感を説明する。

「……ただの気のせいでしょ」
「やっぱりそう思う?」
「そうだよ、変に気にし過ぎだって」
207 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 03:00:13 ID:Z4VpU4BI
姉の言ってることを笑い飛ばす友香を見て、佐弥香も釣られて笑い出す。
「そうね、気にし過ぎよね……」
そう言いつつも、妙な引っ掛かりは、未だに消えてはいなかった。

「さて、お姉さま」
「な、何よいきなり」
「姉を心配するかわいい妹に、ご褒美があってもいいと思うんだ」
「かわいいは余計。でもご褒美って、あんたね……」
と、ここで言葉を切り、再び何かを考え込むように、下を向く。
「ねぇ……やっぱりこれと似たようなこと、なかった?」
姉の言葉に、友香はやれやれと言った感じで首を振り、佐弥香の顔を見据えた。
「最近はない。まぁ、今後増えたらいいなぁ、とは思ってるけど?」
「増やしてたまるもんですか……」
ちらりと窓の外を見た佐弥香の視線が止まり、何かをじっと凝視している。
「どうしたのお姉ちゃん?」
「…………何でもない、旧校舎の窓に赤い光が見えた気がしたんだけど、ただの夕日の反射だったわ」
「ふ〜ん、じゃあ何かおいしいものでいいや」
姉の言葉に特には興味を示さず、極々自然に、友香は自分の希望を姉に告げ、その反応を待つ。

「ちょっと待ちなさい、わたしは承諾した覚えはないわよ」
一瞬の間の後、佐弥香は眉を吊り上げ、友香を睨みつけた。
その視線に臆することなく、友香は姉を見返す。
「忘れ物したって言うから、こんな時間まで待ってたんだよ、それぐらいいいと思うんだけど?」
「う、だ、だけど……分かったわよ、分かりました、おごらせてもらいます」
「うんうん、優しい姉を持ってあたしは幸せだよ」
満面の笑みを浮かべる友香とは対照的に、佐弥香はガクッと肩を落としていた。

「何にしようかな〜」
声を弾ませて、軽い足取りで廊下を歩く友香とは違って、その後ろを重い足取り歩く佐弥香。
「はぁ〜、いらぬ散財だわ」
姉の溜息混じりの嘆きを聞いて、友香は後ろを振り返り、にっこりと微笑む。
「な、何よ……まだ何かあるの?」
「え? 別に〜、ただ斎木先輩も呼ぼうかなぁって、思っただけ」
妹の一言に、佐弥香の表情が引き攣る。
「ちょっと、何でそうなるのよ」
「だってその方がお姉ちゃんも嬉しいでしょ?」
「べ、別にそんなこと……」
「それに、あたしの義理のお兄ちゃんになるかもしれない人だし」
「い、いきなり何言ってんのよ! こら! 待ちなさい!」
208 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 03:01:16 ID:Z4VpU4BI
顔を真っ赤にして追い掛けてくる佐弥香を、からかうように笑いながら、友香は廊下を走っていく。

夕暮れの廊下に、二人の笑い声が響き渡る。
何も変わらぬ、いつも通りの平穏な日常。
この時はすでに、佐弥香の心に引っ掛かっていた既視感や違和感は、すべて消え去っていた。

不意に、二人を呼び止める声が響く。
振り返るとそこには、眼鏡をかけた長髪の女性が、腕を組んで立っていた。
「もうとっくに下校時間は過ぎてるわよ、早く帰りなさい。後、廊下を走らない」
「は、はぁい」
「すいません」
眉間に皺を寄せる女性の顔を見て、二人は畏縮して肩を狭める。
「姉が忘れ物をしたのでそれに付き合ってたんです、先生からも何か言ってやってくださいよ」
「ちょっと何よ、確かに忘れ物をしたのは悪かったけど……」
「はいはい、ケンカしない。さっきも言った通り、下校時間はとうに過ぎてるから早く帰宅しなさい」
言い争いを始めそうな姉妹を、女教師が制して、帰宅を促す。
二人は渋々と言った感じで、それに従う。
「それじゃあ先生、さようなら」
「はい、さようなら。寄り道せずにまっすぐ帰宅しなさいよ」
「はぁい」
廊下の向こうに消えていく二人を眺めながら、女教師は肩の力を抜き、息をついた。

ふと、窓の外に目を向ける。
必然的に、学校の敷地内の片隅に建つ、古びた木造の建物が視界に入ってしまう。
一体いつになったら取り壊すのだろうか、などと考えながら、旧校舎を眺めていた。
その目が、旧校舎の窓に赤い光が存在するのを見つけだす。
眼鏡をかけ直し、その光を凝視する。夕闇に紛れた異質な光を、微動だにせず、魅入られたかのように。

「まさか先生に会うなんて思わなかったね」
「うん、ちょっとびっくりした」
校庭を歩きながら、二人は他愛ない会話を続けていた。
「……じゃあ駅前のクレープ屋さんで手を打つよ。あ〜あ、先輩も呼びたかったなぁ」
「まだ言うか、呼ばなくていいの」
げんなりとした感じの姉の姿を見て、友香はクスクスと笑う。

不意に、友香が後ろを振り返り、旧校舎の方を指差して、姉に尋ねる。

「あれ、先生じゃないかな?」
「どれよ?」
その指を追っていくと、旧校舎に向かって歩く人影を発見をした。
「ホントだ、どうしたんだろ?」
「さあ? 何か用事でもあるんじゃない? それより早くしないとお店が閉まっちゃうよ」
209 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 03:03:43 ID:Z4VpU4BI
「そんなに急がなくても……」
ふぅ、と溜息をついて、走り出す妹の後を追う。
途中、ちらりと背後を振り返る。

教師の姿は見えず、古びた建物がその片隅に、ひっそりと佇んでいるだけだった。
ゾクリと、悪寒に似た寒気が背筋に走る。
何かに急かされるように、夜の帳が降り始めた校庭を駆け出した―――


―――背後で床の軋む音がして、女は振り返る。
そこに、眼鏡をかけた長髪の女性が立っていた。

網に掛かった獲物を見て、女はニヤリと笑う。
その後に、招くように手を動かして、女教師を導く。
近くの教室のドアが独りでに開き、ふらふらとそこに向かって歩きだした。
女教師が教室の中、闇の向こうに消えたのを見計らって、女もその後に続く。

その途中、女は振り返り、二人並んで学校を後にする影を窓越しに見て、小さく笑う。
「またね、お二人さん」
沈みかけた夕日に照らされた静寂の中、小さくそう呟いて、闇の中に消えていく。

そして、教室のドアが静かに閉じられた――――

210 ◆sTITLw1H1. :2007/05/12(土) 03:09:43 ID:Z4VpU4BI
以上です。
あんまり変わってないとか、色々やりすぎとか、長いとか、色々ありますね。
反省します。
もっと精進して、エロくなって出直してきます。

>>184さん
フタナリくらいでびびっちゃ駄目です。
ドーンといっちゃいましょう!

では皆様さようなら。
211名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 11:29:54 ID:7pGMfOW6
昨日の続きです。
ふたなりありです。
投下します
212名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 11:30:38 ID:7pGMfOW6
気持ち…悪い…
頭が…痛い…
お腹が…熱い…
変な…感じが…

「…ここは…?」

私は辺りを見回した。
痛っ…
頭がズキズキする…
ここは私の部屋だ…
いつの間に寝てたんだろう?私の手にはお気に入りのヌイグルミがしっかりと収まっている。
私は不思議な気持ちに崔なまされ自分の部屋を再度見回した。

「梨華起きてる?」

お姉ちゃんの声だ!
私は大好きなお姉ちゃんへ元気一杯に返事をする

「麗華お姉ちゃん起きてるよ♪」

カチャっと音がしてドアが開く。お姉ちゃんが高校の制服に身を包み私に近づいてきた…
高校の制服?お姉ちゃんはもう仕事をしてたはず…
痛っ…頭がズキズキする…
「梨華また裸で寝ちゃったの?風邪引くわよ」
「えっ?あっ…うん。ごめんなさいお姉ちゃん」

お姉ちゃんは微笑みながら私の下半身に掛った毛布を外す。私の下半身に勃起した男性器が目に映る

「…ひぃ…嫌ぁ…何よこれ!」
「ん?梨華どうしたの?チンチンから精液出して小さくしないと小学校に遅刻しちゃうよ?」

小学校?私は高校生…
あぁ…また頭が…痛い…

「お姉ちゃんがしゃぶってあげるね♪」
213名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 11:32:23 ID:7pGMfOW6
お姉ちゃんが私のチンコを喉元までくわえ込みすすりあげる。舌のなまめかしい動きに私は知るはずの無い射精感を覚えた…

「お姉…ちゃん…イクよ…梨華イクぅ」

お姉ちゃんの口一杯に射精して気だるく私はベットに倒れこむ。何気なく目を向けた先に鏡が…
小学生の頃の幼い自分が私を見つめていた…

「センノウハデキタカ?」「はい。小さい頃の梨華に退行させて記憶をすりこみました」
「ソウカ…」



「起きて…梨華」
「………んっ…」

また私は気を失ったの…
私は重い瞼を開け、目の前の心配した姉の顔を捉える
「大丈夫?梨華」
「えぇ…ごめんなさい姉さん。私何だか…」

姉は私に笑いかけ、早く退治ましょう?と先に戦場に躍りでた。
私は今―
触手を退治して廻る一族と闘っている。同じ人間を殺めるのは辛いが触手の世界を創る為だ。仕方ない…
仕方ない?一瞬頭が痛くなるが……そうだ人間は敵だ。私は何を躊躇している!
「姉さん!根こそぎ殺るのか?」
「女は残しなさい…貴方が犯すのよ♪」

私は心踊った…私の下半身に宿る肉棒が隆起する。


「終ったよ…姉さん。この娘貰うね」
「えぇ。残りのは触手にあげてくるから後から戻ってきなさい」
214名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 11:34:07 ID:7pGMfOW6
戦闘後、同い年位の女の子が私の前で震えていた。恐怖、怒り、絶望、心地よい瞳を私に向けている。

「お前達か!裏切り者の姉妹は」
「オナホールが喋るなよ」
私の戦闘服が意思を持って下半身の部分を開く。私の最大まで勃起したチンポが女の子の前に現れる

「ひぃ…気持ち悪い…」
「ひどいなぁ…お仕置きしなきゃね♪」

戦闘服を形成していた触手が女の子を絡めとる。私の目の前に何も纏わない姿で女の子が近づいてきた。

「離せ!くそっ。殺してやるっ!」
「クスッ、ほらぁオマンコに私のチンポが入っちゃうよ」

女の子の股間に私のチンポが突き刺さる。戦闘服が元の形状に戻りつつ、私と女の子を密着させた。

「くぁ…痛い…離してよ。あぁ…なにこれ?」

私達は向かいあった格好で戦闘服に固定された。駅弁の体勢で私は女の子を責めたてる。

「気持ち良い♪やっぱりオマンコは最高だね」
「いやぁ…止めて!汚い…キスして来ないで!」

失礼な奴だな…意地悪してやる!
私は腰を激しく動かしオマンコの中をこねくり回す。
「あんっ…腰動かさないでよ…変態!」
「んんっ…ヤバッ!もう射精しそう」
「嘘…離して!嫌ぁ、中に出さないで」
215名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 11:35:31 ID:7pGMfOW6
「無理〜♪私にもこの服外せないもん」

私はブルブル腰を震わせオマンコの中に射精した。

「あぁ…入ってくる…何だか…気持ち良く…私、変になっちゃう…」
「うん。私の精液媚薬入りだから頭、快楽で狂うよ♪」
「一時間出っぱなしだしね♪」
「………嘘…嫌ぁぁぁぁ…やめへぇ…くるいたくにゃい…たすけへぇ…」

エヘヘッ、楽しい…
女の子が私の上でアクメ顔晒ながらイキ狂う…
アハッ、オシッコ漏らしてるよ。汚いなぁ♪

これで仲間がまた増える。触手の世界が広がる。
嬉しいなぁ…
―なのに何で…哀しくなるんだろう?涙が止まらないよ…
私…何か忘れて無い…?

女の子の狂った笑い声を夜空に響かせながら私は歩きだしていた…

【終り】
216名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 11:36:41 ID:7pGMfOW6
投下終わりました。
217179:2007/05/12(土) 12:51:25 ID:5r+/SC21
>>216
GJ!
良い作品じゃないか。

スレの主役は書き手の方だ。
内容に特殊な人を選ぶような属性が混ざっていても、
投下前に警告し、名前欄にNGワードを入れておけば十分だ。

いちいち住人にお伺い立てたりせず、もっと堂々と投下しる。
218:2007/05/12(土) 15:14:51 ID:CCtawRoj
なんという投下ラッシュ…

こんにちわ。ちょいと久しぶりな私ですが
やっと新作っぽいのが出来上がってきたので私も投下しますよ
オリキャラ万歳な上に設定とかも厨路線まっしぐらです(オイ)
219名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 15:16:14 ID:CCtawRoj
2006年、4人のエンジェルたちの手によりデスパイアと呼ばれる人類の敵が住む世界への扉は閉じられる。

世界は元の形へと戻り、平和な時間が過ぎていった…





2016年 極東地区にて異形の怪物が目撃される。
2020年 異形の怪物が94年前のデスパイアであることが判明。
2021年 国会により対デスパイア特殊チームを組織することが決定される。
2022年 特殊チームが人工クリスタルの開発、製造に成功。
2022年 日本各地にてデスパイア異常発生。人工クリスタルによるエンジェル部隊投入
2025年 花菱アカネ、月影霞、2名エンジェル部隊入隊
2026年 現在時間…




ここは対デスパイア特殊組織宿舎。
間取りは1k、いかにも寮という言葉がしっくりとくる。他には食堂ぐらいしか共有スペースは無い。独身寮と言われても否定できる要素は無いだろう
その中の一室、部屋の主である花菱アカネは目を覚まして伸びを一つ
『う〜ん、今日もいい朝!!』
元気のいい声を挙げカーテンを開く。薄暗い部屋に光が差し、闇を照らす。
アカネは朝が苦手ではない。肩にもかからないショートカットの頭に櫛を通して薄い化粧を施す。そして隊員専用の制服に身を包み、朝食にありつく為に部屋を出たのだった

『アカネちゃんおはよ〜〜』
部屋を出たところで声がかかる。非常に眠たそうなおっとりとした声、隣の住人の月影霞(つきかげ かすみ)であっる
同じ隊員の制服を着た彼女は朝だけでは無くいつもこの調子だ。腰にまで届く長髪と豊かな…いや、豊か過ぎる胸に人気が高い(なんの?)
『おはよっ!!霞。今日もがんばろうね!』
二人は同期であり年齢も同じ、さらに部屋も隣同士で仲が良い。性格とスタイルは正反対なのだがそれ故に惹かれるものがあるのかもしれない
かたやボーイッシュな活発娘、かたやおっとりのんびり娘(世の男性曰く超絶つるぺた娘と超絶ナイスバデー娘でもあるらしい)
こうしてエンジェル部隊花菱アカネの一日は始まる

二人は食堂に到着するが、まだ早い時間なのか席は疎らだ。その中でよく知る顔を見つけて声を掛けた
『おはようございます。玲奈先輩!!』
『おはようございます。玲奈先輩』
彼女は吹雪玲奈。アカネと霞とチームを組む先輩であり小隊長に当たる人物だ。先輩と言っても一年しか違わないのだが
『おはよう。アカネ、霞 今日も元気そうね』
霞と同じぐらいの髪を片手で掻き揚げてどこと無く気品に溢れている返事を返す玲奈(世の男性曰くスリムかつすっぽりサイズだそうだ。以上交信終わる)
通常エンジェル部隊は3人一組で行動することが多い。アカネと霞にとっては頼れるお姉さんという感じだ




エンジェル部隊……それは対デスパイア専用特殊戦闘部隊を指す。デスパイアが出現するようになり人類が生み出した人工クリスタルと共鳴することができる者のみが入隊可能な部隊。
クリスタルとはいっても100年前のエンジェルのように魔法少女のようなコスチュームは出現させることはできない。
可能なのは武器の具現化と身体能力の強化と身体の保護機能。当然変身限界という弱点も備えている
いわば量産型エンジェルといえば分かりやすいだろうか。
量産型といえどもクリスタルに適応可能な魔力のある者は少なく、しかも何故か女性しか適応できないために絶対数は少ない
だが事実上デスパイアに対抗できる唯一の戦力のために皆の期待は大きい。いわば人類の希望




『二人とも、今日も訓練よ。食事を終えたらトレーニングルームに来て頂戴』
『了解です!!玲奈先輩!!』
『今日もよろしくお願いします〜』
220拳撃天使アカネ 第一話:2007/05/12(土) 15:18:01 ID:CCtawRoj
ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!



突然響き渡る警報。出動命令だ
このように出動命令は時間を選ばない。しかもこの施設にはアカネ達しかエンジェルはいない
頭よりも身体が反応。すぐに三人とも戦士の顔になり与えられた情報を元に現場に急行する。既に数回程三人で出撃を繰り返しているので慣れたものだ


現場に近づくにつれデスパイアの気配を濃く感じる。アカネはこの感触には慣れることはどうしてもできなかった
思わず負の感情が生まれ表情が険しくなる
なぜならアカネや霞の家族はデスパイアによって破壊されたのだ……
だが対デスパイア部隊の中には同じような境遇の者は少なくない
そして三人は現場に到着…その惨状を目の当たりにし、さらに感情はうねりを上げる


ここはこの世なのだろうか?
繰り広げられるは殺戮と肉の宴……男は全て殺され、死体が転がる
若い女は全ての衣服を剥ぎ取られ穴という穴に欲望の塊である触手を埋め込まれている
女達は触手を通じ白濁した邪悪な液体を流し込まれるたびに細かい痙攣を繰り返す。胎内に収まるはずのない白液は触手と女穴との結合部より噴出し続ける
触手により女性達の陰部は酷使されすぎて赤く腫れ上がって痛々しい。抵抗する気力がないのか、はたまた失神しているのか、彼女らの顔に生気は感じられない
クリスタルの加護がない一般人はデスパイアの人智を超えた責め苦に耐えることができるはずもない。実際に命を落とすものも多い
だがこれが現実…異形の怪物に襲われたならば、潰され壊され奪われるのが今の世の掟なのだ

エンジェル隊が実戦投入されるまでは……

221拳撃天使アカネ 第一話:2007/05/12(土) 15:18:49 ID:CCtawRoj
デスパイアが三人に気付く、新しい獲物だと思ったのか触手を伸ばしてくる
だが彼女らは違う…

彼女達は……天使だ。アカネと霞、そして玲奈は人からエンジェルとなる


『エンジェライズ!!ナックルエボリューション!!!!』

『エンジェライズ!!スナイプエボリューション!!!!』

『エンジェライズ!!ランサーエボリューション!!!!』


アカネはナックル形状の武器を、霞は狙撃手が扱うような銃を、玲奈は槍のような武器を具現化させる
各々の特性や性格を反映した最適な武装…
敵は一体のみ。それぞれ前衛、後衛、中衛と別れて攻撃を開始する

『うおおーー!!ファイアーナックル!!!!』
前衛のアカネは突撃を敢行する。炎に包まれた拳が触手を焼き払いながら敵に接近してゆく
『アカネはそのまま接近戦を、私はアカネを援護。霞はフォローをお願い!!』
玲奈の指示が飛ぶ。それと同時に玲奈のランスがアカネに向かう触手群を切り払い注意を引き付ける
『アカネちゃん!あぶない!!!!』
霞はデスパイアの届かない後方よりアカネの死角から忍び寄る触手を正確に打ち抜く
見事な連係プレー…この三人はこれが基本形だった

『よし!!射程内……シャイニングナックル!!!!』
デスパイアに接近を果たしたアカネが必殺の一撃を放つ。光の拳が炸裂して辺りは閃光に包まれる
閃光が止むとそこには異形の姿は無く、天使だけが君臨していた






こうして対デスパイア専用特殊戦闘部隊……通称エンジェル部隊の戦いは続く







つづく
222:2007/05/12(土) 15:25:17 ID:CCtawRoj
色々補足
彼女らの苗字は「かのん」ヒロイン達との血縁関係とか関係有りません
このほうがイメージしやすいと思って

制服はスカートの短い婦警さんといったところでしょうか?
伸縮に優れて動きやすいという設定

どう見ても某魔砲少女の影響受けまくりorz
続いて一話外伝も投下しますよ(皆様にとってはこっちがメイン?)
今回被害に遭った方の目線です
223拳撃天使アカネ 第一話外伝:2007/05/12(土) 15:27:02 ID:CCtawRoj
『う……うーん……』
寝苦しい…あまりの不快さに目を覚ます。なんだかとても湿っぽい
『(寝汗かな……風邪引いちゃったかも…)』
思春期を迎えた頃の少女は寝起きの頭で考えるが、そのようなものとはかけ離れた現実を突きつけられることになる
『(あれ?…動けない)…………って!!なにこれーーー!!』
手足に絡みつく紐状の物体。それはヌルヌルとした液体で表面を覆われているが、少女を捉えて放さない
『うそ!?…これって……まさか!?………デスパイア!?』
学校や親から聞かされていた。この世には人類を襲う生物がいるということを……
それと合わせて口酸っぱく言われていた。「怪物に出会ったら全力で逃げなさい」ということを
『(そ、そんなあ……もう…捕まっちゃったよぉ……)』
捕まったら「どうするか」は聞かされてはいない。だが「どうなるか」は痛いほど耳にしていた
『助けて!!だれか助けてぇーーーーーーーー!!!!』
首を左右に回しながらとにかく叫ぶ、力の限り。だが聞こえるのは触手の蠢く音ばかり
ここである人物が少女の目に映る。その人物は少女の良く知る人物だった
『お姉ちゃん!?』
そう……そこには少女の姉である女性が触手に絡めとられていたのだった。
彼女は触手の手により全裸に剥かれている。さらに全身には白化粧を施され、口と菊門、そして陰部には血管の浮き出たピクピク蠢く触手が打ち込まれている。
彼女の目に光は無く、デスパイアによって既に犯された後なのが見て取れる
『そ…そんな……お姉ちゃんが……』
大好きだった姉の変わり果てた姿を見て少女はショックを受ける。だがそのようなことにデスパイアは全く容赦はしない

しゅるしゅるしゅる…

触手が少女の元へと伸びる。次にデスパイアの生贄となるのは妹の身体――
『えっ!?……やだっ!!……こっちこないでよぉ!!!!』
抗議には全く耳を貸さず触手は少女の服を脱がしにかかる
『やめて……やめてよぉ……』
触手は器用にもパジャマのボタンを一つずつ外していく。かえって一気に脱がすよりも少女の精神を追い詰めていく

はらり……

『いやぁ……恥ずかしいよぉ……』
ついに全てのボタンが外され胸部が露になる。少女はブラをしていない。なぜなら先日に友人達とブラを買いに行ったのだが、自分だけまだ早いと言われたのだから
それでも当然肌を晒すのは恥ずかしい。自然と顔を背ける…その表情は限りなく朱に染まり、目元には涙が浮かんでいた

つんつんっ

『きゃっ!!!!……ダメ…つつかないでぇ!!』
急に走った電撃のような感触に戸惑いながらも抗議を続ける。だが触手は嬉々とした様子で胸の小さな果実を弄ぶ
『ひゃん!……んっ……はあっ……いやんっ……(な…なにこれ?…き、気持ちいいよおぉ)』
デスパイアの粘液は媚薬成分であることが多い。このデスパイアもそれに含まれていたのだ…彼らの媚薬は強烈すぎる。
なにせクリスタルの加護が存在するエンジェルにすら多大な効果があるのだ。通常の人間にはひとたまりもない
『あん!!……んんっ!……はああんっ!』
完全に嬌声だ。胸の頂から送られる信号に少女は快楽を感じ取る。自慰など一度もしたことのない少女は最早快楽の虜となっていた
ふいに乳首を弄繰り回していた触手の先端が裂け、口のようになる。それは文字どおり少女のピンク色の果実を頬張った

かぷっ…ちゅ〜〜〜……はむはむ……ちゅう〜〜〜

『あひゃあああん!!……なにコレ!?……きちゃう…なんかきちゃう〜〜〜!!!!!』
達した――
生まれて初めての絶頂に全てを忘れる。目は見開き、手足はピーンと伸ばされ、細かく痙攣を繰り返す
だがそんな少女に休み暇を与えずにデスパイアは新たな触手を送り込む。
224拳撃天使アカネ 第一話外伝:2007/05/12(土) 15:29:13 ID:CCtawRoj
それは先程まで少女の姉を犯し尽くしていた血管が浮き出た男根を模した触手だった。
『はあっ……はあっ……はっ…んっ!?…んむううううう!!!!』
その触手はだらしなく開かれた少女の口内へと潜り込む。絶頂の余韻に浸っていた少女は口を閉じることもできずに潜入を許してしまう
『んむっ……んちゅ……むちゅ……んくっ……』
口内を触手が嘗め回す。あまりの嫌悪感に少女は舌で押しながら排出しようと試みる。だがかえってそれは触手を刺激することになっていた

びくんっびくんっびくんっ

突然触手が動きを停止して脈動を開始する。よく見るとデスパイア本体も細かく振動していた。
『(なに?……一体なにが起こるの?……)』
不意に咥えらせられている触手が太くなる。その太さは少女の顎を限界まで開く…最早一ミリの隙間もない。さらにその触手の付け根からこちらに向かって何かが移動してくる
『(なに?……なんなの?……)』
そしてソレは触手の先端までたどり着き…………弾けた

どびゅ…どびゅるるるるるるるる

『むふっ!!??…むふうううううう!!!!!』
ソレは一瞬で少女の狭い口内を埋め尽くす。顎は限界に開かれ、口と触手の間に隙間がない為に必然的にソレを飲み込むしかなかった
『んくっ……こくっ……ごくっ……こくん…………ぷはあっ!!!!』
触手の放出が終わり少女の口が開放される。ソレと同時に飲みきれなかったソレを吐き出した
『なに?…コレ………白くて…ドロドロしてる……それに、オチンチンみたいな触手からでてきた……』
ここで少女の考えは一つの答えに行き着いた。それはつい最近行われた保健体育の授業で習ったばかりの物。

コレは……精液だ

『え!?そんな……私、精液飲まされちゃった!????』
異種の精液を飲まされるという発狂してもおかしくない衝撃。だがその衝撃に浸る間も無く、デスパイアという絶望の伝道師は次の攻め手に移る
225拳撃天使アカネ 第一話外伝:2007/05/12(土) 15:29:55 ID:CCtawRoj
しゅる…

『やだっ!!…パンツ脱がさないで!!…ダメだよ!!…いやぁーーーー!!』
遂にデスパイアは少女の下半身へと侵攻を開始する。手始めにパジャマと下着を同時に下ろす。
既に絶頂を迎えている陰部は触手の粘液とは違う液によって洪水状態であった。下着を下ろす際に陰部との間に粘液の橋が架かる
少女はこの怪物が何を試みているのか解っていた。周りの大人たちに聞かされた怪物に捕まった者達の末路や保健体育にて学んだ知識によって……

それは――――――――交尾だ

『やめてよぉ…お願いだから……やめてよぉ……』
大した抵抗もできずに下半身が裸にされる。さらに脚を大きく開かれ、未だ陰毛の生えていない割れ目はピッタリと閉じられている
そこに先程射精を行った触手と同じ種類の触手が鎌首をもたげて割れ目に押し当てられる
『やだぁ…そんな太いの……入るわけないよぉ…』
必死に懇願する少女…だがデスパイアにそんなことは関係ない。彼らはただ穴に入り込み快楽を貪り精を放ち欲望を満たすのみ

ぶちっ!!ずぶぼぼぼぶ!!!
『いったーーーーーーーーーい!!!!…いやっ……ぬいてぇ…ぬいてぇ!!!!!!』
いくら濡れきっていたとはいえ触手は太く膣は狭い。さらに少女は初めての結合、結合部からは紅い雫が垂れ続ける
それは性交などとは程遠い…まさに暴力と言っても差し違えはない

じゅぷっ…ずぷっ…ごりゅ…ずぽっ…

ただただデスパイアは快楽を求め出し入れを繰り返す。すると少女にも変化が現れた
『はあっ!…!…んふっ……やあんっ!……ふああ…!…(うそ……また…きもちいいよぉ……)』
再びデスパイア特性媚薬の餌食になってしまう。だが想像を絶する痛みを味わうよりは良かったのかもしれない
『ああん!……ふあん……ひゃん!……くぅん…!…あひゃん!!(イヤなのに…気持ち悪いのに……きもちいい…)』

びくんっびくんっびくんっ

再び少女の体内の触手が動きを止め脈動を開始する。この動作の意味を知る少女は快楽の渦から我に帰る
『えっ!!??…うそ!?また…また精液だしちゃうの!?』
そう……この動作は射精の前触れ。交尾の終焉が近づいていたのだった
『いやぁーーー!!!やめて!!出さないで!!…精液はイヤーーー!!』
だが無情にも触手は太さを増し、根元から精液と思われるモノが近づいてくる
『止めてぇー!!おねがいだから…そんなところで出さないで!!!』

どぴゅん……どぴゅ……どぶっ…どぶぶぶぶぶ……ごぽぉ

『ダメェーーーーーーー!!!!!!!…あああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!』
デスパイアによる望まない膣内射精。それにより望まない絶頂も迎える少女

ごぽん……どびゅ……どくっ……ごぽり

既に満杯となった少女は注がれる度に同じ量だけ淫穴より子種を排出する。射精が終了しても次の触手が周りで蠢いていた








『(何でこんなことになったんだろう……?)』
朦朧とした意識の中で少女は思う。
『(朝起きたらお姉ちゃん起こして…朝ごはん食べて学校行ってそれから……)』
しかし少女を迎え入れるのは日常ではなく陵辱。既に幾度も幾度も欲望の洗礼を受け、今も尚小さな胎内には白い邪液が注ぎ込まれている
最後に三人の天使のような人たちを見たような気がするが今の彼女にはどうでもいいことだった
226:2007/05/12(土) 15:32:57 ID:CCtawRoj
以上です。

皆さんも体調とデスパイアには気をつけましょう
227名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 01:31:47 ID:vKltdWFs
ふ〜む

今週もネ申が大量に降り立ったようだ!

全部GJ!!
228名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 01:59:39 ID:eQ2l9rir
神の方々乙であります
全てGJ


ただ兄氏に一つだけ指摘
>>219の下半分にある100年前の〜とありますが最初の年表と矛盾しているようです…
揚げ足とるようでスイマセン。今後も楽しみにしています。
229名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 08:23:55 ID:AHDfz+s9
新しく魔法少女物書きました。
投下します。
230名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 08:24:55 ID:AHDfz+s9
今日は紅い満月…
彼奴に出会った夜もこんな月の夜だった。私の足下で伸びをしている黒猫…リウに出会ってからの私はこの世界の『裏側』ってやつを知ってしまった。

「考え事か、雫?」
「リウ…。何で私だったの?」

猫が喋るなんて非常識にはもう慣れた。だって私は…
魔法使いだから…

―朝―

トーストの芳ばしい匂いと珈琲の白い湯気。私は高校の制服に身を包み朝食を食べる。私が朝の一時を過ごしていると寝室のドアが開く音が、
「おはよう。雫」
「おはよ、リウ。今日はミルク温める?」

自分でやる、と黒猫のリウが冷蔵庫を見つめる。冷蔵庫が独りでに開き牛乳が空中を滑るようにリウの元へ、ご丁寧にお皿もついてきた。リウは自分の朝食を用意しながら

「昨日は危なかったな…どうしたんだ雫?」

リウのお説教…朝から勘弁してもらいたい。私にも調子の悪い時くらいある。

「別に…勝てたから良いじゃない」
「…あのなぁ、雫。敗けるって事は…」
「学校行って来る。リウ、戸締まり宜しく」
「お、おい雫…」

私は鞄を持つと玄関に向かって歩く。後ろからリウの声と溜め息が聴こえたが気にしない。無視して玄関のドアを開ける…
231名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 08:26:36 ID:AHDfz+s9
朝の陽射しが私の目に映りこんだ。
「朝は苦手だな…太陽なんて無くなれば良いのに」

―くだらない…
先生の授業に学友とのお喋り…私には要らない。
早く終れ…
刻よ走れ…
早く…速く…太陽よ沈め…夕闇よ…夜よ…はやく私の元へ…今日も私に闘いを…
触手共との闘いを…


―夜―

「雫…どうした?最近…」「リウ。五月蝿い。」

来た。私の獲物…。触手の波動…。愉しい、私の心を震わせる。触手共との舞踏会…

「来るぞ!触手だ!」
「わかってる。狩りの時間よ」

私は手に魔力を込めると空中から鎌を取り出す。具現化した触手に踊りかかる。鎌に薙払われ触手が空を舞う。今日は数が多い久しぶりに楽しめそう

「あははっ、皆殺しよ。もっと…もっと出てきなさい!」
「おい!雫。何言ってる…」

リウが私に鋭く瞳を向けた瞬間―
リウの身体が弾き跳ばされた。地面に叩きつけられ遠くで微かに身体を震わせている。

「リウ!大丈…」

油断。最悪のタイミングで私は後ろを振り向かえってしまった。両手両足を触手に絡め捕られ身動きを封じらる。圧倒的な力で引きずられ魔力を集中する暇もなく触手の現れた空間―
空中に開いた穴の中に私は投げ込まれた…
232名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 08:29:04 ID:AHDfz+s9
「くぁ…触手が絡みつく…乳首駄目ぇ…引っ張らないでぇ…あんっ…そこは…」
穴の中は地獄だった。触手の住処…何万もの触手がうごめき、私の身体に絡みつく。触手からの拷問。地獄は始まったばかり…

【続く】
233名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 08:29:40 ID:AHDfz+s9
投下終了です
234名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 09:30:31 ID:ckRdlMhw

だがちと微妙とだけ言わせて貰う
235:2007/05/13(日) 10:12:22 ID:MlILGTvM
>>229
GJです!!続きがwktk
できることなら最後まで一気に読みたいのは私の我侭か…
自分のペースで頑張ってください
>>228
なんという推敲ミスorz orz orz
正しくは20年前です。誤字ということで許して欲しい

チラ裏
最初は100年だったけど途中で20年に変更したのです。ぶっちゃけ何年でもいいですが
236名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 11:14:36 ID:V84dBrYM
いや、あんまり未来世界にしすぎると「アンドロイド戦士/バイオボーグ」とかが出てくるので
この年代でいいのではないかと。バイオボーグって言うのはエスカレイヤーみたいなタイプの事。
237名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 11:20:13 ID:eQ2l9rir
>>232乙!!続きwktk
>>234何がどう微妙なのかはっきりしろ。口を出すなら明確にだ。話はそれからだ
238名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 12:16:23 ID:ckRdlMhw
心情の書写が物足りない感じ
それから猫と出合って初頭まで少しでいいから書いて欲しかった

細かく言うとグチグチとなってしまいそうなのでやめとく
これから書写するのかもしれないし、どうも言えんかった、それを含めて微妙と括っただけなんだが
まぁこれも一個人の意見なのでアンチと言われたりなんだと言われたりしそうなので消えるよ。
239名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 12:20:41 ID:AHDfz+s9
>>238
ありがとうございます。
心理描写ですか…今後は気をつけてみます。でも難しそう…

後編投下します。
240名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 12:22:02 ID:AHDfz+s9
服なんて瞬間的に溶かされた。私の身体にまとわりつく触手…ヌメヌメして気持ち悪い。乳首とクリトリスを細かい毛の生えた細い触手が摩耗していく…

「んん…ふぁ……気持ち…いい……んぁ…だめ…イキそっ…何っ?ぐぇぇ…」

触手がいきなり私の首を絞め上げる。凄い力…息が…死ぬ…でも乳首が…クリトリスが…気持ち良いよ…

「ぐぇ…かはぁ…辞め…ひぅ…ふひぅ…あぁぁぁ…」
舌が自然に唇から垂れ、頭の中が真っ白に…気持ち良いよぉ…死ぬほど気持ち良い。ううん、私このまま殺される。私はオシッコを垂れ流し意識も無く…すると
「ゲホゲホ……首絞めるの…辞めたの?…あぁ…クリトリスらめぇ…イクぅ!」
首絞めを解放され私はクリトリスからの強烈な快感でイってしまう…しかし休む間もなく触手がまた首筋に這う。怖い…首絞めないで苦しいのと気持ち良いのがごちゃごちゃになる…助けて

「くひぅ…くひぅぅ…首絞めな…グェ…」


首絞めと乳首クリトリス責めを二十回も繰り返されると私は…
首絞めてぇ…気持ち良いよぉ…オシッコ漏らしながらイクの気持ち良いぃ…
と触手におねだりしてしまう
241名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 12:23:51 ID:AHDfz+s9
「あれ?今度は腋に…あははっ…くすぐったい…駄目…あはっ…辞めて…あんっ…触手がお尻の穴に…駄目そこは!…あははっ、らめぇ…」

強制的は笑いでろれつの回らない私に触手はお尻の穴を責めたてる。感覚が狂う。苦しいのが気持ち良い…くすぐったいのが気持ち良い…頭が変になるよ。


―どのくらい時間がたったの…1日?一週間?それとも…まだ数時間…?

「たすけへぇ…くるう…しずくだめになっ…ぐぇ…首絞めきもちいぃ…あひゃぁ…くすぐり好きぃ…」

私はただ首を絞められるだけでイク…
くすぐるだけでイク…
完全に調教されちゃった…
あとは……

「早くオマンコしてぇ…しずくをだめにしてぇ〜!」
触手は私のおねだりに反応したのか、オマンコに男性器を模した触手をねじこむ。私はリズミカルな煽動に甘い声を響かせた。
―しかし、四方から鞭状の触手が迫り激しく打ちつける。私の身体全体にミミズ腫れが飾り付けられた。

「痛いっ!痛っ…あんっ…らめぇ…らめぇぇ…イク…しずく堕ちちゃうぅぅ…」

グチュグチュ…
もうだめぇ…何も考えられない…考えたくない。オマンコ気持ちいいよぉ…死ぬまでこうしていたい…
パキッ…
ピキピキッ…
242名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 12:25:24 ID:AHDfz+s9
アハッ…雫をもっと苛めるてぇ…狂わせてぇ…幸…

バキーン!
触手地獄に破裂音が響きわたった。触手達が明らかに動揺し私から離れ、個体を形成しはじめる。

「雫っ!大丈夫かっ!」

私は声のした方へ気だるく顔を向ける。そこには、見知らぬ美女が立っていた。全身黒づくめ、長い黒髪をたなびかせ地獄を叩き割った穴から軽やかに私の元に降り立つ。
「誰?」
「説明は後!今は逃げるぞ」

言うが早いか、私を抱え謎の美女はもと来た穴に身を滑らす。現実世界に戻ると穴を魔力で塞ぎ汗を拭う。
「間一髪!…雫。平気か?」
「…もしかして…リ…」

私はこの時、意識を失った…
気が付いたらベットの上。隣には、多分リウだと思う美女が仁王立ちで立っていた。明らかにキレてる…
私は寝た振りをしようとしたら…
「雫っ!起きてるだろ!全く、あれほど敗けたら…」
「説教しないでよ…私…私…ふぇぇん…怖かったよぉ、頭が変になりそうで…気持ち良くて…」

途端、リウは優しく私の頭を撫で抱き締めてくれた。いい匂い…安心できる…

「傷は治して触手の毒気は抜いたけど暫くは、ゆっくり休みな」

「うん…ありがとう…」
243名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 12:31:29 ID:AHDfz+s9
「はぁ…まったく。半年貯めた魔力がパーだよ…まっ、雫が無事で良かった」

「ごめんなさい…あの…後…リウの変身ついでに…」
「何?」

私は太股を擦りながら


「リウ…Hしよ?」
「……しょうがないわね…」

夜は好き…今日は初めて人の姿のリウに抱かれる…
猫の時の舌も好きだけどね。まどろみながら私は窓から入り込む月の光を片手で掬った…

【終り】
244名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 12:33:10 ID:AHDfz+s9
投下終了です今後とも精進します。
245名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 13:09:30 ID:eCty9FQQ
もつかれさん

でも俺も微妙って思う。
好戦的性格な描写が唐突。中断した部分も唐突。
設定もオリジナリティに乏しく、文章量が短いから余計に目立つかな。

微妙っていうだけで難癖付ける奴は何様なんだろう。マンセーだけが全てじゃないぞ。
246237:2007/05/13(日) 14:09:45 ID:eQ2l9rir
いや、アドバイスが「微妙」じゃ何を直したらいいか解らないと思って。
中には少数だけど無責任に文句言うヤシがいるから思わず攻撃的になってしまった。
どうやら自分が誤解してしまっていたようだ。謝罪します。
247:2007/05/13(日) 21:47:09 ID:ae3WHoJR
こんばんわ。連日ですが投下しますよ

今回短いです。さらにエロ無し(?)
一日じゃエロは_
248名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 21:48:00 ID:ae3WHoJR
前回の出動より一日後…三人は多目的会議室にて講義を受けていた。
何故こうなったか、それは本日の朝に遡る



今日も三人は食堂にて朝食を共にしていた。もはや朝の恒例行事である
先日は出動と戦闘、事後処理に追われさらに帰還後に訓練を行った為に疲労が溜まったのか、三人とも若干テンションは低めだ
「アカネ、霞、今日は訓練は無しだから」
「え!?なんで?」
「今日はデスパイアの生態を研究している人が来るから特別講義だそうそよ」
「講義ですか〜。これなら疲れないですみそうです〜」
「そうね、昨日は少しハードだったから骨休めにはいいわね」
「よかったです〜…………?アカネちゃんどうしたの???」
「う〜〜ボク勉強は苦手なんだよ〜」
うな垂れるアカネ、それを笑う二人。なんとも平和な日常の一コマ



場所は変わって多目的会議室…名前の通り会議に使われたり今回のように講習会など用途は様々だ
『おはよう、エンジェル部隊の方々。私はデスパイア研究機関のレベッカ・ロッカ。』
挨拶したのは20代後半の知的美人と言う言葉がぴったりな白衣を着た女性。自然と背筋が伸びる
「はっ!!こちらエンジェル部隊小隊長吹雪玲奈であります。」
「同じく隊員花菱アカネです」
「同じく月影霞です」
三人とも敬礼。レベッカの出す雰囲気に緊張したのか形式ぶっていた。
『堅苦しいのはここまでにしましょう。それじゃ授業を始めるわよ』
表情を崩しながら少しおどけるレベッカ、どうやらあまり堅い人ではないようだ。三人も安心したように肩の力が抜ける
こうして話は冒頭へと戻ることとなる



『未だデスパイアについては解っていないことが多いわ。目的も発生源も不明、解ってるのは彼らの栄養源と繁殖方法ぐらいよ』
講義が始まりメモを取る霞、真剣に聞く玲奈、解っているのか解っていないのかアカネ。それぞれの性格が現れている
『まず栄養源としては固体別に分かれるわね。でも共通しているのは栄養を摂取する過程で女性を襲うこと…』
皆の顔が険しくなる
『一つは女性の膣内分泌液……要するに愛液を栄養とするタイプ。これらは下級のデスパイアに見られる傾向ね…』
表情を一つも変えずに淡々と話すレベッカ。だが三人は少し恥ずかしそうだ
『もう一つは女性の魔力を吸収するタイプ。中級以上はこちらと思ってくれていいわ。一般人が持っている魔力は微量よ、だけどエンジェルが持つ魔力は強大で彼らにとっては魅力的なの
 だからエンジェルは負けられないよ』
「先生!!質問です。」
『何かしら?えっと…アカネさん』
「最初の…その…あ、愛…液…を吸収するのは解るんですけど、魔力はどうやって吸収するんですか」
必要だったとはいえ淫語の発言に顔を赤らめる
『いい質問ね…それは女性が絶頂を…つまりイクとデスパイアが魔力を吸収可能な状態になるの。一般人は一回で尽きちゃうぐらいだけどエンジェルは別。
 クリスタルの身体保護機能のおかげでどんな責め苦にも身体は耐えちゃうから』
レベッカの発言はどんどん過激になっていく
『それに合わせてエンジェルが絶望したときの魔力は彼らを強化することも解っているわ、これがエンジェルを優先的に犯す理由。
 ……魔力を吸われなければ、イかなければいいなんて考えも捨てて頂戴。彼らの陵辱は強力なんてものじゃない。直に体中の穴に突っ込まれて蹂躙されてしまうから』
アカネの顔がさらに紅くなる。玲奈もなんだかソワソワしており、霞にいたっては下を向き完全に赤面状態だ
『デスパイアの栄養に関してはこのくらいね…それじゃ本番の彼らの生殖に移るけど皆大丈夫?』
朝に骨休めにいいとか言ったやつは誰だ?この講義は訓練よりもキツい…
249拳撃天使アカネ 第二話:2007/05/13(日) 21:48:58 ID:ae3WHoJR
『デスパイアの生殖は大きく分けて二つ……分裂型と卵生型よ』
『分裂型に関しては気にしなくていいわ…これは成長したら細胞分裂のように二つに分かれるの…強さも半分だけどね』
『問題は卵生……だけどその前に彼らの精液について解説しておくわね』
ピンクな雰囲気の三人に構うことなく解説を続ける
『まず彼らの精液はヒトの卵子とは受精不可能よ…これは覚えておいて。つまり大量に膣内射精されたとしても孕む心配はないわ』
当然のように発せられる淫語にもレベッカの表情は崩れない
『ただそれは今現在のこと。彼らが進化すれば受精も妊娠も可能になるかもしれない…だからできるだけ膣内は避けて頂戴』
それでも律儀にメモをとる霞、残り二人は完璧に挙動不審だ。
『では卵生による繁殖だけど、少し長くなるから覚悟してね』

―――戦慄―――

『卵生は分裂と違って強さが半分ということが無いので危険よ。さらに子供は親に比べて進化する可能性があるの……卵生のメリットはこのくらいかしら』
『彼らの卵はエンジェルの子宮や腸内で孵るまで育てられる……何故ならエンジェルの魔力が卵の成長に必要だからよ』
『卵が孵るまでの期間は固体によって異なるというくらいしか解っていないわね。』
『大きさも固体によって色々、小さいのはイクラぐらい、大きいのはテニスボールくらいの物まで報告されているわよ』
『これらの卵はデスパイアの持つ輸卵管を通してエンジェルの子宮内や腸内に産み落とされるの。この輸卵管は透明や半透明であることが多いらいしいのから、参考にして頂戴』
『それから彼らに卵を産み付けられた後は輸卵管の換わりにデスパイアの輸精管…要するにチンポを差し込んで射精されるのがほとんど。これで妊娠完了となるわ』
「せんせ〜い…対処法はないんですか〜〜?」
必死にメモを取っていた霞が顔から湯気を出しながら手を挙げる。空気嫁とか聞こえてきたような気がするがとりあえず無視
『対処法?どの段階かしら?』
「え〜っと……その、に、妊娠……してから…です……」
頭から湯気が見える状態にて質問する。もう限界かもしれない
『それに関しては大丈夫よ。卵が孵る前、出産の前までに救出されればの話だけど…』
『それはね……ヒトの精液を注入するの、そうすれば相殺することができるはずよ。救出されたときに頼べば精液が支給されるはずだから処方するといいわ………でも彼氏がいるなら頼んだほうがいいかもね……フフ』

『と、今回の講義はこんなところね、質問が無ければ終わりにするわよ』
そこにはノックアウトされた三人がいた…
『それじゃここまで!今回得た知識が無駄になることを祈ってるわ』
レベッカが部屋を出て行きエンジェル達は取り残された。
「アカネちゃん……恥ずかしかったね……」
「うん……でもボク達には必要な知識なんだよね…」
霞はうなずく……そう…いつ彼女らが講義の話のような状況に陥るか分からないのだ。
「それじゃ行こっか…玲奈さん!行きましょうよ」
「………………………………………」
返事が無い…どうやら玲奈のダメージが一番大きかったようだ





その日の彼女らの日誌が空欄な理由を知るものは少ない…………
250:2007/05/13(日) 21:50:57 ID:ae3WHoJR
以上です。どうしても名前欄忘れがち…猛省してます

明日から平日、投下間隔あきますよ…と
次回で三人のうち一人を餌食にしてみようかな
251名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 22:24:08 ID:6fd14K/c
乙っす
SS保存庫に作品あるかなと覗いたら無かったよとチラシ裏
252名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 00:31:11 ID:9yp5KHiQ
OK,ネ申、乙だぜ!
253名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 09:57:17 ID:FhMWcT3Y
GJで乙!!
ゲーム化はマダですか?

チラ裏
霞キボン霞キボン
254お試し用自慰触手:2007/05/15(火) 01:19:19 ID:SSS+Lsmi
ここで、流れを読まずに投下する漏れ。

前々から考えていたのが、特化型触手で形を得ました。
>>132様感謝。
255お試し用自慰触手1/3:2007/05/15(火) 01:20:17 ID:SSS+Lsmi
「え〜と、『この触手は学習します。性感帯への誘導などの補助行為をいたしますと、学習遅滞の原因になります』?
 つまり、手出しするなってこと?」
自慰用触手に同封された説明書。足元にはその触手が横たわっている。
大きい林檎ほどの大きさの中心部は、やや崩れて中途半端なクラゲのよう。
10本の触手のうち2本は他のより長いのがイカを連想させるけど、それも力無く垂れている。
「こんなんで大丈夫かな・・・・」
説明書には『最初は空腹状態で梱包されておりますので動きが鈍いですが、人間の体液などが餌ですので
自慰行為を行いますと活発に動きます。尚、品質管理の為、最低でも週に1回の餌やり(自慰)をお願いいたします』
大人の玩具を売っているサイトで偶然見つけた自慰用触手。リサーチ用なので返品もきくし、感想を毎月送るという
条件で、かなり安く買えたものだ。
「ま、いいや。はじめよ」
既にベッドの上で全裸になっている。膝を立て触手を足の間に持っていく。
ここは、バンドをやる兄が両親に頼んで作った地下室。バンドに打ち込んでここにベッドまで持ち込んだ兄は
演奏旅行のため最低一週間は帰ってこない。そして両親は、この家に帰ること自体が珍しい。
「ゆっくり楽しみましょ、ね、触手ちゃんv」
コップ一杯程度の水を与える。これが餌やりの、いや自慰の合図なのだそうだ。
それに反応してもぞもぞと動き出し、タコの口のような吸引口を膣の下部に押し付けた。
それを確認すると仰向けになる。何をされるかわからないほうが、なんとなく快感が増す気がした。

じゅちゅるっ

大きな音が響き渡った。ここが音の漏れない地下だというのを忘れて、羞恥を感じるほど。
(うそ、そんなに濡れてた?)
たしかに脱ぐときに下着は湿っていたが、それ程とは思わなかった。
 そんな戸惑いはよそに、例の物体はひたすら吸引を続ける。
 じゅるっ  ちゅちゅ ぴちゃ  
 溢れる愛液を一滴も逃さぬように。膣の入り口辺りを丹念に吸う。
(気持ちいいというより・・・くすぐったい・・・)
吸引力はやや強いのだが吸引口が柔らかいため、肉を吸われたりはしない。
吸うたびに動くのと全体に伝わる振動で、もどかしい気さえする。
(これだけだったら、逆に欲求不満かも・・・)
だが、途中で手を出すのは禁じられている。学習させなくては。
256お試し用自慰触手1/3:2007/05/15(火) 01:21:03 ID:SSS+Lsmi
 その願いが通じたのか、吸引口を拡げて膣口全体に張り付いた。
拡げた瞬間内部が少し見えたが、そこは細かいヒダがびっしりと生え揃っていた。
肌の感触はそのヒダが長くて柔らかいことを伝えている。
「ん・・・・・」
尿道口の上辺りまで包まれ、吸引からヒダの蠕動による愛液の搾取にかわる。
生暖かくて柔らかいヒダが外側からゆっくりと、内側に向かって順番に蠢く。
若干強くなった刺激に身をよじる。
(けど、これなら自分でやった方が気持ちいいよ)
尿道ではあまり快感は得られない。膣も入り口だけでは、やはりくすぐったいだけだ。
柔らかなヒダの感触は、それだけで官能的ではあるが。
くち くちゅ
音も先ほどと比べて小規模なものになっている。
別に羞恥プレイが好みなわけではないが、興奮が醒めていくのがわかる。
すると、それまでくたりと横たわってた触手がよろよろと動き出し、肌を伝って這いあがってきた。
半透明な茶色のそれはてらてらと粘液で濡れていて、ナメクジのように道筋を残す。
「ん、そう、優しくなでて」
撫でるというより、力無く這っている感じだが雰囲気は大切である。
ヘソの上や胸の谷間を、ナメクジよりは早いがゆっくりと這いあがり、顎の付近まで来た。
「ご褒美よ」
手出しは禁止されてるが、舌ならいいだろう。
舌を思いっきり伸ばして先の方を舐めあげる。
すると、今までの速度からは想像できないほど素早く動き、口の中に侵入してくる。
「んん?!!」
いきなりのことに口を閉じるヒマさえない。
一般的な男性器よりは細いだろう思われるそれは、口の中で力強く暴れる。
頬の裏を撫で、歯茎を突き、舌を絡め取る。
口の端から漏れる唾液を、もう一本の触手がもったいないとでも言うようにすくい取る。
気付くと10本の触手すべてが動き出していた。
そのうちの長い二本がそれぞれ左右の手首に巻き付き、ベッドの柵にバンザイの形で固定される。
「んむーーー!!」
ヒダの動きが激しくなり、くすぐったさは快感へと変わっていく。
それに加えて三本の触手がブラの中に侵入してきた。
仰向けで殆んど盛り上がりの無くなっている胸を無理矢理絞り上げて乳房を作る。
内部の脂肪の移動で盛り上がった乳輪を、もう一本の触手が体の粘液をこすり付けるように動く。
残りの一本は口を開け、もう片方の乳首にむしゃぶりついていた。
いきなりの責め苦に首を振り、起き上がろうと足に力を入れた。
すると、そうはさせないと言わんばかりに、一本がクリトリスに体を擦り付けて来た。
「〜〜〜〜〜!!!」
あまりの強烈な刺激に足の力が抜ける。
起き上がるのを放棄して足を閉じて逃れようとしたが、粘液まみれの触手に通用するはずがない。
むしろ閉じることによって、よりクリトリスと密着し、絶頂を迎えてしまった。
「ひゃああぁぁ」
ビクビクと小刻みに痙攣する体。その意味を知っているのか、触手の動きが止まった。
ただ、膣に張りついたヒダだけが忙しく動いている。
(ああ、食事に夢中なのか)
靄のかかった意識の中でそう理解した。
257お試し用自慰触手3/3:2007/05/15(火) 01:23:35 ID:SSS+Lsmi
弛緩した口からはダラダラと涎が流れるが、それも器用に吸い取る。
(このまま・・・ しばらく・・・)
心地良い疲労感に身を委ねていると、一本がおもむろに動き出した。
クリトリスに密着してるやつだ。
「や、まだ早い・・・ん!!」
火照りの醒めない体はいち早く反応する。それも一番の性感帯だ。
ぬるぬると、割れ目の感触を楽しむかのように上下に大きく動く。
「ふぁぁ ダメ、またいっちゃう」
その言葉を無視して、二本の触手が膝に巻きつく。
信じられない強さで、しかしゆっくりと左右に開かせる。
「やだ、広げないで・・・はぁ」
抵抗できるはずもなく、完全にM字開脚され膝が曲がった状態で固定される。
待ってましたといわんばかりに、二本の触手が伸びる。
割れ目を上の方に押し広げる。皮で包まれてたクリトリスを剥き出しにしたのだ。
「ま、まさか・・・」
嫌な予感が頭をよぎる。視界のギリギリのところで、触手が口を開いてるのが見えた。
ちゅぷ
「うあああ!!」
触手の口内は細かいイボが規則的に並んでいる。それが甘噛みするようにクリトリス全体を挟みこむ。
「だめだめだめ!! ああぁぁぁぁぁ!!」
ただでさえイッたばかりで性感帯が敏感なところに、大きな刺激で狂わんばかりの快感が押し寄せる。
快感が足元から這い上がり、背骨を通って脳天から付きぬける。それでも余る快感は脳内で暴れまくった。
しかも、先ほどとは違い、触手は動きを止めない。それどころか残りの六本までが動きを再開した。
三本は腋や脇腹、内太ももの辺りを味わうかのように這いずり回る。
二本はブラの中を激しく蹂躙する。
一本はベッドとお尻の間に滑り込み、臀部や菊座を舐め回す。
「ひゃあぁぁ・・・らめ・・・おかひくなっ・・・・ひああああ!!・・・・イッた、もうイッひゃからぁぁ!!!」
今までで味わったことのない快感に耐え切れなくなったのか、意識が遠くなっていった。

「んん?」
気付いたのは寒さを感じたから。体のどの部分にも触手は触れていない。
そのかわり、全身舐め取ったような後がある。一滴も餌は逃さない心情らしい。
「触手は?」
足元にはいない。一瞬逃げたかとも思ったがすぐに見付かった。ベッドの脇にいただけだ。
触手を五本ずつ合わせて、先ほどとは違って丸々とした本体の上に乗せている。
なぜかその体勢から『ご馳走様』という言葉が思い浮かんだ。
「学習、するのよね?」
これ以上の快感を与えてくれる、ということだ。

私は返品用の宛名シールを破り捨てた。
258お試し用自慰触手:2007/05/15(火) 01:27:26 ID:SSS+Lsmi
>>256 
1/3のままでした。正確には2/3です。

改行など学習するとこ多々あり。投稿前に気付けというのは置いといて
触手と一緒に学習します。
259名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 03:42:27 ID:X8kFAd3O
GJ!
260名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 10:18:20 ID:7H4NfkUf
イイヨイイヨー!
凌辱物が多い中でほのぼの系は癒される。
でも自分は凌辱専門なんだよね
261名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 20:57:05 ID:jjXSO6qs
このスレ専用保管庫が欲しい勢いだな兄弟
262名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 21:04:25 ID:gqi48oZJ
11スレの中盤以降が今の保管庫に無い…
前スレはとっくに落ちているのだが
263:2007/05/16(水) 00:16:33 ID:t+XgWPO+
えーとスイマセン。>>1の保管庫に収めるには自分は何か作業しなくてはいけないのでしょうか?
既に収録された先輩方教えてくれませんでしょうか…
初めてで右も左も分かりませんです…重ねてスイマセン



なんとか執筆続けてます。今週末には公開できそうです
264名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 01:10:39 ID:g8tF/pjZ
管理人さんの捕捉を待つしかなかったはず
アニパロとか伸びて忙しいから、オリジナルへの巡回は疎らなのかも
265名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 02:05:35 ID:Imjs1/rg
>>263-4
このスレの住人ではなく通りすがりだが
保管庫の連絡用スレッド
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1081523361/l100
でレス番指定すると管理人氏の収集作業がはかどるよ。
266:2007/05/16(水) 06:10:24 ID:t+XgWPO+
>>264-265
ありがとうございます。少しほっとしました。
スレ汚しすいませんでした
267名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 12:26:29 ID:PjPTuqbn
GJ
268名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:03:31 ID:hHV/TsMU
・ジャンルはファンタジー物で書かせて頂きました。
注1)少々長いです。
注2)文の途中に挿絵を3点ほど挟んでいますがイメージを大切にされる方は閲覧にご注意下さい。
注3)絵には簡単ながら断面図が有ります。
以上ご注意下さいますようお願いいたします。
269名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:05:19 ID:hHV/TsMU
1
あれから数ヶ月後・・・
ペルテは表面上は普段と変わらず過ごす事を心がけていた。
仕事も順調にこなしレベルも多少は上がっていた。だが今回の依頼は少々てこずりそうだった。
ペルテは動植物の知識が高い為に自身のレベル以上の仕事を頼まれる事が多々あった。
「む〜〜、ウィスタリアの実の採取か・・私一人の方がいよね?」
誰にとも無くつぶやく。植物などの採取の場合は全く知識を持ち合わせていない人間と組むと逆に効率が悪くなる。
その上この手の依頼の場合報酬がかなり低く設定されているのも単独行動をする理由の一つだ。
依頼品の実はかなり珍しく自生している場所は国境付近の樹海だけ。ペルテの住んでいる町からでも歩いて一月ほどかかる場所にある。
だがギルドに所属している魔道士はギルド間を結ぶテレポート装置を使用することが許されているので最寄のギルドがある町まで跳ぶことが出来る。
その町から樹海近くの村まで半日ほど歩かなくてはいけないが・・・

樹海探索2日目・・・村をベースに西側は昨日調べたが収穫なし。今日は南側を行ける所まで行って探索する予定だ。それで見つからなければギルドに帰ろうと思っていた。
今のペルテのレベルではこの樹海は危険すぎる。見つからなければ帰る一人だからこそ出来る気安さだった。
「ふーっ、暑いー」
季節は夏、少女の頭の左右で金髪のツインテールが揺れる。ペルテの装いは、肩が剥き出しで袖が無いワンピースドレス、丈が短く金の縁取りが入っている。
足元は腿まであるサイハイソックスと足首までのショートブーツ。肩付近まであるロング手袋。全体を青系で統一している。
樹海は直射日光が当たらないが湿度が高く蒸し暑い。時折吹く風も森の匂いと湿度を運んで来てかなり不快だった。
「よいしょ・・と、ふっー疲れたぁー・・・歩き難いよぉ・・・」
樹海と言っても人の手が入っていない訳では無い、成長の早い植物に半分飲み込まれてはいるが道も一応ある。見つけた沢で水分の補給を兼ねて一息つく。
昔は人が住んでいたのか所々レンガの崩れた壁があった。
(見つからないなー、もっと奥なのかなぁ?今日で終わりだからって随分奥まできちゃったな・・・でも・・何か変?)
虫除けの魔法を使っているので虫は寄ってこないがどう言う訳か動物も見当たらない様に思う。昨日も危険なモンスターや動物にも出遭わずに済んでいた。
(でも鳥は見たから・・・偶然かなぁ?・・・それにしても・・・何か変よねぇ・・・)
何故かペルテ自身もそわそわして落ち着かなかった。時刻は既に夕方と言っても良い時間帯に入ろうとしていた。
(見つからないし日も暮れそうだし・・そろそろ帰ろう。帰ったら夜かなぁ?)
樹海の夜はかなり怖い。調子に乗って奥に来てしまったことを少し後悔しつつ戻ろうと腰を上げると。背後でビッチャッと熟れた果実が落ちた様な音がした。
270名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:09:14 ID:hHV/TsMU
2
(!!・・・な、何っ!)
ペルテから5メートル後ろの瓦礫の下に蠢く物体があった。それは薄い紫色のスライムだった。
「きゃぁっっ!!」
反射的に叫んで近くの崩れたレンガの影に駆け込んで身を隠す。そぉ〜とレンガの影から様子を伺うと。
(薄い紫だから・・人には無害よね)
人や動物を捕食対象として危害を加えるスライムは、現在確認されている色による区分では黒、青、緑、赤、黄色などで白、薄い紫、薄い桃色などのスライムは動物を捕食せずに苔、植物の実や種などを食している。
この様なスライムは危害が加えられない限り攻撃などはしてこない。むしろこの草食性スライムがいる森は豊かな森と認識され無闇に駆除したりはしない。
ほっ、と息をつくと逃げ出す様にその場を離れる。
過去の忌まわしい記憶のため例え殆ど無害なスライムと言えど、ペルテには恐怖の対象でしかなかった。
帰るべき方向にスライムが出現したので沢を半分ほど迂回した所から森を抜けて道に戻るつもりだった。
それに何故だかこちらに行きたい衝動が沸いていた。鬱蒼と林立する木々を抜けて進むと頭上を覆っていた木々が突然途切れる。
(?・・・あ、あれ?・・道だと思ったのに・・・)
そこは、ほぼ円形の小さな空間だった。そしてその広場の中心に夕日を浴びた一輪の花が佇んでいた。
「!・・・あれは・・・」
急いで駆け寄って観察する。花の大きさは2メートルぐらい周りに無数の蔦が広がっている。
「こっ・・これ・・・ヒドノラじゃ・・・」
ギルドの研究施設で球根は見たことがあったが成長した花は専門書の挿絵でしか見たことが無かった。
花の回り一帯に良い香りが広がっている。依頼された品ではないがそれ以上に貴重な花。好奇心を抑えることが出来なかった。
(・・こっちに足が向いたのはこの香りのせいかなぁ・・・?)
考えるとこの香りが絶えず漂っていた様に思う、近くで嗅ぐと何だか気分が良い。よく観ようとさらに近づいて地面に広がる蔦の中に入ってしまった。
右足が突然重くなる。
・・・?。見ると右足首に蔦が絡まっていた。あ、と思う暇も無く右腕にも巻きついてきた。
「え?ええっ?」
その間にも周りの蔦が次々と持ち上がってペルテに迫る。言い知れぬ恐怖に全ての行動が遅れてしまった。
蠢く蔦の一本が左足にも巻き付くと左右に引っ張られる。
「は、放して・・よっ・・・いやぁーっ!」
倒れないように何とか踏ん張るとまだ無事な左の腕を前方に掲げる、その手にはマジックロッドが握られていた。
攻撃系の呪文を唱えるために花の中心にロッドの先端を向ける。だが・・・
(・・・貴重な・・花なんだよね・・・あれ?確か・・咲く時って・・・)
うまく思い出せない、咲く理由があったはず。それに花の下になっている実は傷つけずに持ち帰りたかった。
そのことが一瞬判断を鈍らせてしまった。
271名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:11:35 ID:hHV/TsMU
3
「・・・きゃっ!」
左右に掛かっていた力が突然下方向にかわった、思わずペルテは尻餅をついて座り込んでしまう。
「いっ・・たぁ・・・っ」
再び左腕を構えて魔法の詠唱に入ろうとするが頭がぼーとして集中力が途切れてしまう。
簡易詠唱式で簡単な呪文なら発動名さえ念じられれば効果が発揮されるのにその僅かな集中力さえ続かない。
(なんか・・熱い・・変だ・・・あっ!・・この香りのせい?)
辺りに漂う甘ったるい香り、頭の中がぼーとして危機感が薄らいでいく。
(何とかしないと・・・それに何か・・忘れてる・・・)
蔦が触手の様に動き両足を拘束してペルテの動きを封じると新たな蔦・・・触手が起き上がり胸元から侵入し衣服をずらし始める。
乳房を囲む様に、包む様に触手が動くと少女の豊かな胸が衣服から押し出されてこぼれ出た。
「なっ!・・・え?・・・えーーーっ?!!」
触手の先端が3っに割れると左乳房を包み込む。
割れた触手の内側は柔らかいイボが無数に生えていて、その中心に開いている穴に乳首が飲み込まれた。 
すると触手全体で乳房を揉み始める。
「ひぃッ!・・・やだぁぁーーーっ!!」
飲み込まれた乳首は即座に反応し充血して固くなる。触手の口はその堅くなった乳首を甘く噛む。
軽い痛みの後、刺激とくすぐったさが混ざった感覚が背筋を駆け上がり体の力が抜けてしまう。
右胸にも吸い付かれ顔を真っ赤にして頭を振る。
「む、胸は・・先はだぁめぇーっ!・・・やぁぁぁっ!」
両足を閉じた状態で尻餅をついていたが絡みついた触手が足を左右に引っ張り出す。
徐々に足が開かされるのを阻止しようと左手のロッドを叩きつける。
(・・猿並の・・・知能を持っている花だった筈・・・だけど肉食じゃ・・無いし・・あ・・頭が変になりそう・・)
数回触手を打つが力が入っていないのでダメージを与えられない、さらに打とうと振り上げた左腕に他の触手が巻きつき引っ張られた。
「あっ、杖・・・い・・ひっ!・・足開かないでぇ・・・」
過去の恐怖で取り乱し呪文を唱えるのを忘れていた。ロッドにも巻きつかれ簡単に奪われる。
完全に開かされた両足の付け根そこを覆っている白い布地に細い触手が潜り込み下着を横にずらした。
「!!・・・ア・・あ・・い・・いゃ・・・っ・・・」
周りの拘束している触手とは雰囲気が違う触手が花弁の中心から伸びて近づいてきた。
外気に晒され少し涼しさを感じた瞬間、閉じているペルテの性器に触手が密着してグニグニと上下に動く。
スライムに犯された時の記憶が蘇る。
「ひっ!・・・いやだぁ!!」
恐怖と気持ち悪さで何とか抜け出そうと手と足を暴れさせるが拘束している触手が弛む気配は無い。
上下に動く触手がペルテの膣口に密着して止まる。
「うっ・・ア・・・あぁぁぁぁあああああ!!・・いやぁぁぁー!!・・やだぁぁぁーーーっ!!」
272名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:13:43 ID:hHV/TsMU
4
まだ閉じているペルテの性器に触手の先端をねじ込み徐々に膣内に潜り込む。
涙がポロポロと零れ強烈な痛みと刺激が頭まで突き抜けると目の奥に火花が散った。
「かぁ・・はッ!・・・いっ・・・痛っ・・いょ・・・」
膣深く入ってくるその痛みに息が詰まり下半身の圧迫感で体が反って口をパクパクさせる事しか出来ない。
花からごく細い触手が伸びて来て触手をくわえ込んだペルテの性器の上。
被さっている肉を掻き分けて小さな突起に覆いかぶさる。
「ひっ・・・ッ!!やぁぁーーーっ・・・!!」
クリトリスを包み込むと内側の毛細で不規則に蠢く。突然の刺激に腰が浮き、快感が背筋を昇って意識を白く染める。
挿入された触手の先端から高揚感が高まる分泌物が絶えず流れ出て、触手が前後に動くとペルテの愛液と混ざって膣奥まで送られる。
まだ痛みや恐怖の方が勝ったが少しずつ腰の奥が疼いてきた。
自分が感じ始めていることに気がつき恥ずかしさに顔が染まる。
「あッ・・はッ!あっ! あっ! あっ! あんっ!・・いぁ・・やぁ・・・・なん・・で・・・こんな・・酷い・・」
媚薬効果により次第に痛さより快楽が勝ってきた。無理やり頭の中に送られる快感に泣きながら耐える。
何かを思い出そうとするが思考が奪われていく。
膣の中程までを解され高まっていた快楽を抑えることが出来ない。
体液に濡れた触手がさらに奥深く入り込むとペルテの精神は限界を超えてしまった。
強烈な快感で腰から全身にがくがくと震えが広がり涙が流れる目をきつく瞑り脳内に送られる絶頂間に喘ぐ。
「んぁあっ!!・・・ふ、深っ・・いっ・・・・あぁッ!きちゃ・ぅ・・うあぁぅああぁぁッ!!」
イッた痙攣の震えが止まらない、意識が快楽に染まる最中思い出したことがあった・・・膣内では奥深く入った触手の先端が開き子宮口に密着する。
(・・花が咲く理由・・・ヒドノラは100年に・・そう100年に一度・・・種を動物の子宮に産らん・・産卵?!)
触手・・密着した産卵管の中から4ミリぐらいの管が子宮口を難なく通過して子宮内をうねり捩れながら管が伸びて行く。
そして管から種が子宮の内壁に植え付けられる。
「?!・・あ、あぁ、あッ!!・・・いっ・・嫌っ!・・いゃあぁあぁぁっっ!!」
ttp://akm.cx/2d/src/1179263737344.jpg
お腹の奥を蠢く気が狂いそうな感覚に頭を振りながら絶叫する。
振り解こうと暴れるが解けることはなかった・・・
・・・感じるの・・苦しい・・・自分の股間に刺さった産卵管が蠢くのを泣きながら見つめるしかなかった。
「・・・うぐっ、いゃ・・ぁ・・・・・・・・はぁ、あぅ・・・・・はぁ・・ぁあぁぁあっ!!」 
2度目の絶頂が訪れ余韻が続く最中。突然産卵管がペルテの股間から抜かれ新たな触手が両肩と腰に巻きついた。
まったく力が入らないペルテを持ち上げて膝立ちの状態にされるとワンピースも完全に脱がされてしまった。
273名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:15:48 ID:hHV/TsMU
5
クリトリスに今も吸い付いているのと同じ触手がペルテの口にも入り込み舌と絡まる。
「あんっ・・・んんっ・・(・・な、なに?・・・終わって・・ないの?)・・・」
朦朧とした意識でうまく考えが纏まらない、膝立ちで固定されているペルテの股間に下から覆いかぶさる感覚が伝わる。
丁度その物体の上に座った様な感じになった。
「!!」
座らされている物体の中心には穴が開いていてその上にはペルテの性器があった。
その穴の中をごく細い触手・・数十本以上がペルテの開き閉じていない膣口に入り込んできた。
「え・・え?・・何・・がっ?!ぁあぅぁああぁぁあぁーーーーーっ!!!」
イッた余韻が続く中、一本一本は太目の糸のように細い触手が数十単位で膣内に進入し、膣内部で蠢き奥を目指す。
膣内をまるで無数の細い昆虫が蠢き這いずる様な感覚が押し寄せる。
恐怖と未知の快楽に半狂乱になって泣き叫ぶ。
「ひっ!!・・やぁああぁーーだぁッ、く・・くるひぃ・・イきたくな・・んんぅーーっ!・・んぁっ!!・・」
ペルテの股間から尿とも愛液ともつかぬ体液が勢い良く流れ出て股間を覆っている触手を濡らす。     
子宮内部に進入を果たした触手が植え付けられている種に精液を浴びせた。
「・・あ・熱? い?・・ひっ!!・・いっ、ぃあああぁっ、ああああああッーーー!!」
叫ぶのと同時に背筋が反って子宮を満たす熱い快感で絶頂を迎えてしまった。
目を最大限に見開き口が言葉も出ずに陸に打ち上げられた魚の様にパクパクと開閉する。
大粒の涙が止まらない。垂れた唾液が白い喉を伝って胸に落ちる。
書物には書かれていなかったが直感で分かってしまった。
これは・・・おしべだ!植え付けた種を孵す為の!!
種に精を放った触手は抜かれ代わる代わる子宮内に入っては射精する。
中には膣内に出す物もあり、瞬く間に股間から白い粘性の液体が流れて地面に白い水溜りを作る。
「いやっ・・だぁ・・・ッ!!・・・こんなの・・嫌アァ・・・ッ!!」
だが絶頂でイかされ続けた体には子宮内や膣内で蠢く感覚・・注がれる熱い精の感覚に耐える精神力はすでに無い。
「あっ!あっ!あんっ!!・・はぁッ・・あぁ・・っ! ・・・んんっ!」
子宮内に精液を注がれる度に駆け上がる快感と絶頂。 射精は断続的に小一時間も続きイク度に体が痙攣し知らず悲鳴が上がる。
「・・んぅ!・・・はぁ!、いッやぁぁ・・・・くぅひぃよぉ・・・あんっ!あっ!あ!あっ!・・・・」
ttp://akm.cx/2d/src/1179263788035.jpg
ペルテは無理やり与えられた快楽を拒むことも出来ず鳴き続けた。
274名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:17:54 ID:hHV/TsMU
6
うっん・・・どれぐらい時間がたっただろうか、記憶が曖昧ではっきりしない。
気が付くといつの間にか地面に倒れていた。 
ペルテは気だるく首を廻らすと体の節々が痛みの抗議を上げる。体が動かない?
痛みに眉をひそめると地面に横たわる緑色の紐がその瞳に映った。
・・・何だろう?蔦?・・!!突然全ての記憶を思い出した。
・・・犯された。
何度も何度も絶頂させられた。
無理やりに幾度も・・・
なんで?またこんな目に・・・涙が溢れたが一刻も早くこの場から逃げ出したい。
草地に着いたままの頭を上げて自分の体を確認した。
腕、腰、足には蔦がそして股間には今だおしべが刺さっていて下腹部を僅かに圧迫している。
膣内にひょっとしたらもっと奥に入っているおしべを早く抜きたい、そして子宮内に生みつけられた種子を何とかしないと・・・
解毒魔法の中には植物性の毒や異物を浄化せずに体外に出す魔法がある。
その魔法なら植え付けられた種などにも効くかも知れない。
ならば一刻も早く抜け出したい衝動を抑えて様子を伺うが・・・
(動かない?・・・枯れたの?)
犯されている時に感じた生きた植物という感覚が既に無くなっていた。
「うん・・・くっ」
ペルテは何とか拘束を解こうともがくが一向に蔦が外れる気配は無い。
くっ・・うん〜〜〜・・・再び動き出すのでは?と言う恐怖の中、唯の紐だと自分に言い聞かせて、痛む体を動かし絡みついた蔦を外そうと模索していると、足に何か滑った感触が覆いかぶさって来た。
「うっ・・外れな・・ひぃッ!!?」
な、なに?何なの?・・・!!僅かに暖かいそれは瞬く間に下半身を覆うまで進んできた。
それは・・・記憶にある感触だった。得体の知れない恐怖に恐る恐る下半身に視線を向けると。・・・!!
「ひっ!!・・・あ・・・あ・・いっ・・・いやぁぁぁぁッ!!」
薄紫のスライムが下半身を覆いながら蠢いていた。
(・・なっ何故っ?何なのっ?・・・人は・・襲わないはずなのにっ!?)
訳が分からない、ただ偶然に覆いかぶさって来たとは思えない意思みたいなものを感じた。
それに草食性とは言っても木などは例え枯れていてもこの手のスライムの餌にはならない、餌になるのは苔、実、種・・・!!種!!
「・・・あ・・・ぁ・・・・い・・・嫌っ!・・・やめってぇ・・・」
275名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:20:19 ID:hHV/TsMU
7
昔読んだ書物の内容を思い出したのだ、一部の植物は種が硬い胞嚢に包まれている為、これを食するスライムなどは種を植え付けられた動物を襲うことが書かれていたことを。
・・・襲われた動物は必要以上に抵抗しなければ体内の種を食されるだけで開放されるはず。
だがそれが問題だった、確かに種は無くなるかもしれないが・・・
ぁ・・あぁ・・・いやだっ、いゃだぁぁぁぁ!!数ヶ月前のスライムに犯された記憶が、快感と苦しさの紙一重の快楽が、思い出したく無くとも忘れられない記憶と共にその体に蘇って来る。
「・・・あぁ・・あれは・・嫌なの・・苦しい・・の・・・うっ・・ぅ・・・あぁぁぁ・・・ッ!」
ペルテは泣きながら嫌々と頭を振る。だがもうどうしようも出来ないことも分かっていた。
だから歯を食い縛り目をきつく瞑り必死に耐えようとした。
下着に潜り込んだスライムが蠢きパンツを右側に引き千切った。
左側だけ下着の残骸を残し、まだ幼い性器と今だ挿入された状態のおしべが露になる。
スライムは少女の秘所がくわえ込んでいる生殖器との隙間を見つけ、徐々に膣内部へと流れ込むと全身を使っておしべを引き抜きにかかった。
「うぅ〜・・・ん!!・・いっ!?・・ひゃぁっ!!!」
少しまた少し、とくわえ込まれているおしべを引き抜いていく、さらに開いた秘所の隙間から膣内に多量のスライムが流れ込んで内部を満たす。
「あんっ!・・あっ!!!・・・うぁ・・・・あぁ!!!あんっ!!ぁあーーっっあぁぁっ!!!」
下腹部から背筋を駆け上がって頭に抜ける物凄い快感が突き抜けた。
まだ注入された媚薬の効果が切れていない上に何度もイって敏感になっていた体には耐える事など無理だった。
「かっ・・・はぁっ!!ぁ・・あぃ・・やぁ・・・くぅ・・るひぃ・・・いっ!?」
本来の目的である餌を求めて子宮内部に流れ込んでいく。
徐々に子宮に溜まっていく暖かな忘れ難い感触。腰の奥が甘く疼く。
びくっ、と体が反って意識が白く染まる。絶頂のさなか、ペルテはいつかの惨劇を完全に思い出していた。
意識は拒んでも体は快感を脳に絶え間なく送りつけてくる。
涙が止まらない。ゼェ、ゼェと舌を突き出し喘ぐ口からは唾液を垂れ流す。
「あっ!?やぁ・・・めぇ・・んくぅ!・・あっ!あんっ!・・あっ!ぃやっ!!・・だぁっッ!!!」
同時に下半身を包み込んでいるスライムが他の穴にも侵入を開始した。
「あっ!?、いゃぁぁッ!!だぁ・・めぇぇー・・・」
276名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:22:23 ID:hHV/TsMU
8
尿道から膀胱内に肛門から腸内に次第に圧迫しながら入り込んできた。
今まで感じたことが無い部分の刺激だが、今はそれすらも快感の一部となってしまう。
スライムが蠢くたびに、スライムが密着し入り込んでいる全体に振動が伝わった。
それは波紋の様に広がる。
剥き出しのクリトリス・・子宮の奥・・体内に入り込まれた全てに耐え難い快楽が押し寄せた。
「・・んあぁぁぁ・・んぁ、ん、んッ!!ふぁ、あぁ・・んんんっー!!やぁ・・らぁぁ・・・」 
蔦に絡まれて思う様に動かない腰を切なげに前後に揺する。
(おへその奥・・疼くのぉ・・止まんないよぉ・・・お腹・・温かい・・・)
涙を流す瞳は虚ろに空間をさ迷っているが、ペルテはまだぎりぎりで正気を保っていた。
子宮に溜まったスライムが意思を持った波と化し種をスライムの中心に運ぶ為、子宮内を掻き回し始める。
「 ・・あんっ、あぐっ!?・・・ひっ?、やぁッめぇあぁああぁっ!!・・・もぅいやぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
ttp://akm.cx/2d/src/1179263845224.jpg
激しく蠢動しながら子宮内から膣を抜けて本体へと種を一つ一つ運び始めた。
「こ、こぁ・・れぇ・・ちゃうょ・・・ひっ!!はぁっ・・あぁ・・・あ、あっ、あっ!あっ!あっ!あっ!・・」
臍の下辺りを中心に下腹部内全てに快楽の波が伝わる。
「やぁ!めっ・・あんっ!はぁ!・・へぇ・・んにっ・・なぁ!・・んぁーあぁ・・・!!くっ・・くるしぃ・・・ょ・・」
荒く喘ぐ口の端や舌の先から唾液が糸のように垂れる。涙に濡れる瞳はどの風景も捉えていない。
下半身から送りつけられる絶頂感に何も考えられなくなっていた。
「ひぁ・・あーーーーーーぁ・・ゆふひぃてぇ・・・ぁ・・」
唐突に下半身からの激しい蠢動が止まった。そして波が引くように体内からスライムが流れ出る。
(?・・・お、終わった・・・)
まだ絶頂感は続いていたが、終わったと思うと体の疲労と安堵感からペルテの意識は遠退いていった・・・
277名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:24:28 ID:hHV/TsMU
9
んっ・・どれぐらい時間が経ったのだろうか、薄い靄を通して光が差し込んでいた。
ペルテを拘束していた蔦は全て地面に落ち体に巻きついているものも既に力なく覆いかぶさっているだけだった。
痛む体を起こしペルテは自身の体を見下ろす。
股間部分や周辺は色々な体液で今だ粘り濡れていたが、節々の痛みとお腹の奥にまだ疼きの残る以外は問題なさそうだ。
種は無くなっただろう・・・ペルテはその場で膝を抱えて頭をつけると、肩を震わせすすり泣いた・・・
意識が遠のく前は考える余裕もなかったが殆ど全裸と言ってもよい格好で無事に起きられたものだと思った。
「そっか・・・ヒドノラがいたから動物・・いないんだ・・・」
(・・・直に動物たちも戻ってくるかな・・・次のヒドノラの産卵期は100年近く後だから・・・)
ペルテは暫く泣いた後、バックと衣服とを拾い集めて近くの沢で体を洗った。
股間に手を当てるとまだ痺れる余韻が駆け上る。
んん〜っ、と歯を食い縛り耐えながら洗う、そのままでは気持ち悪過ぎる。
股間から白っぽい体液が垂れると惨めな気分になり再び涙が零れる。
肩掛けのバックからタオルを取り出し体を拭くと、幾分落ち着いてきた。
「・・花も完全に枯れちゃってたし・・・向いてないのかなぁ・・・」
下着は破かれパンツとしては使えないので、ペルテはバックの中から予備のパンツを取り出し履く。
最低一枚は野宿などの時のため持っていた。
ワンピースはボタンが2つほど飛んでいたが問題なく着れる。
衣服を整えると樹海から去った・・・その後、ギルドに戻ると書物管理の内勤を申請した・・・。

おわり
278名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:26:30 ID:hHV/TsMU
 以上で終わりです。
それでは失礼いたします。
279名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 15:49:36 ID:XRG2nRrK
GJ!!111!
280名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 17:24:03 ID:h5dRL6au
GJ!
人によって好みがあるだろうが、腹ボテも見たかったw
281名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 17:24:26 ID:AK5vhlGo
エ・ロ・イ・!
SSも絵もとか卑怯だよ。才能分けてくれ

GreatJob
282名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 17:40:09 ID:yxc4K+mJ
ハラショー!

やっぱSS+挿絵は威力あるなあ・・・
283名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 21:59:21 ID:pnVQs7if
絵がいいね。充分エロかわいい
284名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 22:06:35 ID:Dq1Z+02M
ペルテちゃんが可愛いよGJ
欲を言えば「いつもの」ペルテちゃんも見てみたい。
こんな可愛い娘が触手に襲われるかと思うと普通の絵でもイケる!
285名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 23:14:22 ID:mLsWYr1h
というか止めちゃうのかYO
機会が減ってしまうではないか
286名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 00:28:18 ID:GujNeeih
>>285
イミテーションモンスターだっけ?
世の中には、人工物に擬態しているモンスターが入るわけだ
たとえば、本とか・・・
287名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 04:42:22 ID:OafjWCDw
GJ!!
絵も文もイイ!
とくに断面図好きの自分としてはかなりはぁはぁできた



でも・・・・欲を言うと、産ませて(発芽)ほしかったなぁ
288名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 07:08:50 ID:wuZonKeF
GJ!

文と絵の両方で大変だろうけど、続編キボン
289名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 09:45:33 ID:xCIYZcpd
FEに見えたのは内緒だおにーさんとのお約束だぞ
とりあえずGJ
290268:2007/05/18(金) 00:37:19 ID:uoYFmIqY
皆様レスありがとうございます。
・・・もう少しこのキャラで続き書いて見ます。
286氏のアイデアも良いですね・・・・

>・・・「いつもの」ペルテちゃんも見てみたい。
そういえば普通のペルテは描いてなかったので先ほど速攻でラフってみました。
ttp://akm.cx/2d2/src/1179415912984.jpg

>FEに見えたのは・・・
内緒でお願いしますw
291名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 01:26:58 ID:UcgWnL1+
>>284
お前は俺か
292名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 06:08:46 ID:39P2xva1
>>290
ページが見つかりません > <
もっかいUPして
293名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 19:40:54 ID:7L0j3xZU
God Job!
触手とスライムの2プラトンに感動した!!
294名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 20:43:49 ID:l3GB8ETd
>>290
ありがとう
いつものペルテちゃんも頂いた
295268:2007/05/18(金) 21:48:38 ID:CrtL0zBv
レスありがとうございます。

すみません少し気になった所があり少々修正してました。(ラフなのは変わっていませんが・・・)
ttp://kasamatu.o0o0.jp/pochi/src/hajime14213.jpg.html
通常のペルテ

そして気になった事が一つ・・・断面図をつい入れてしまいましたが。
人によっては苦手な方もおられると思いますので断面図を消したバージョンも用意いたしました。
苦手な方はこちらをご覧になって下さい。
ttp://kasamatu.o0o0.jp/pochi/src/hajime14214.jpg.html
ttp://kasamatu.o0o0.jp/pochi/src/hajime14215.jpg.html
ttp://kasamatu.o0o0.jp/pochi/src/hajime14216.jpg.html


全ての受信パスは
1111
です。
スレをSS以外に消費してしまい申し訳ありません。

296名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 22:04:52 ID:VAMiojnN
保管庫を見てると名前が似たようなものがあったので思い出した

先生、ドラゴンは怪物に含まれますか?
297:2007/05/18(金) 23:42:32 ID:/yzqYf2h
さて週末に公開と言ったものの意外と早く書けたので投下しますよ
霞!キミに決めた!!
298拳撃天使アカネ 第三話1/6:2007/05/18(金) 23:44:14 ID:/yzqYf2h
あの悪夢の講習会より二週間…アカネ達エンジェル部隊は平常運転を続けていた。
3〜4日に一回程出動要請が掛かるが連戦全勝!!相手が中級以下であることも要因ではあるが純粋に喜ばしいことだった

今日は玲奈はこの場にいない。なんでも報告会及び連絡会に小隊長として参加している…つまり出張だ。
こうして横の関係も強化していくのも大切だ。エンジェル一人の実力はクリスタルが人工である為に天然クリスタルだった20年前のエンジェルに劣る。
だから自分達は連携して戦うのだ。

場所は訓練室。今は居残りの二人、アカネと霞が弱点の克服訓練中だ
『中距離の攻撃方法の獲得って言ってもな〜』
一人途方にくれるアカネ、彼女の弱点は射程の短さだ。いや、短いなんてレベルではない。なにしろ対象に肉薄しなければならないのだから
だが攻撃力は非常に高い。現に小隊ではアタッカーとして結果を出し続けている。敵への止めは大体は彼女が刺しているのだから
『ボクの武器じゃできないよ〜…』
彼女の武器は拳に装着するナックル。このままでは不可能だから新技の開発が必要だった

『威力が弱いですぅ決め手不足ですかぁ〜』
こちらは霞。彼女の課題は決定力不足。これまで最下級のデスパイアしか仕留めれていない。やっていたのは前衛と中衛のバックアップのみ
射程と命中精度に関しては文句なし。これ以上ないバックアッパーだが、それだけでは物足りない
『これでは一人で戦えません…………』
彼女の武器は狙撃銃。霞が決定打を与えれるようになれば小隊の攻撃バリエーションはかなり増えるのだが…

『『(玲奈先輩が羨ましい…………)』』
二人はこの場にいない女性を思い浮かべる。彼女に弱点は無かった。距離を選ばずにどんな状況でも戦えるオールラウンダー。それが玲奈だった
さらに指揮能力も優秀であり総合能力ではエンジェルの中でも相当上位に位置しているらしい
『『はあ……』』
同時に溜息を漏らす親友コンビ。性格も身体のラインも対極、さらに戦闘スタイルの長所も短所も対極な二人だった


ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!

鳴り響く警報……出動命令だ。今日は玲奈が不在、本当に相手は時間を選んでくれない。だが一刻も早く戦わなければならない。
アカネと霞は迷うことなく飛び出して現場に急行する。恐らく今はデスパイアによって絶望が撒かれている最中なのだ
299拳撃天使アカネ 第二話2/6:2007/05/18(金) 23:45:05 ID:/yzqYf2h
戦場に辿り着く二人。デスパイアを確認、相手は一体のみ。容姿と雰囲気から中級以上上級未満と推測される
「やっと来たか、待ちくたびれたぜい」
相手の風貌はタコやイカ、クラゲを連想させるような身体に人間の頭が付いている化物。言葉を発することができることからも知能はある…強敵だ
何はともあれ戦闘モードに移行する

『エンジェライズ!!ナックルエボリューション!!!!』

『エンジェライズ!!スナイプエボリューション!!!!』

それぞれの得物を具現化させる。変身限界という時間制限があるので変身は原則的に現場で行う
『霞!いつもの通りに行くよ!!』
『そうだね。アカネちゃん』
二人は前衛と後衛に分かれる。アカネは迫る触手に気を付けながら接近を試みる。霞は狙撃銃をいつでも撃てるように構えた

『先手必勝!!いっくぞー!!!』
一気に距離を詰めようと突進するアカネ。死角から襲う触手は銃弾が撃ち抜いて行く。後ろに控える霞がいるからこそできる突撃行為だった
だがデスパイアの表情が不気味な笑みに変わる
「かかったな。これで終わりだ!!」
罠だった……デスパイアに近づいたアカネの周りの地面から無数の触手が飛び出る。霞が慌てて援護するが到底追いつかない。
前後左右上下全周囲からの攻撃に晒されあっという間にアカネは捕らわれてしまう
『なっ!…このっ!!…離せえっ!!』
拘束から逃れようと暴れるアカネ。だがそれを許すデスパイアではない

ゴスッ!!!!!!

『がへっ!!!!!!…………………』
腹部と後頭部に強烈な一撃。急所を的確に捉えたそれはアカネの意識を深く奪った。ぐったりと力を失い触手に身を預ける
『アカネちゃん!!』
アカネを救出すべく銃を向け引き金に手を掛ける
「おっと…アカネちゃんがどうなってもいいのかな?」
『くっ……』
引き金に掛けた指に力が入らない……アカネを拘束している触手は太くて霞の銃では3〜4発撃ち込まなければ千切れることは無いだろう
それよりも速くアカネに止めを刺せる。いや、霞を捕らえることも簡単にできるだろう
「さてと、楽しむとしますか…」

陵辱の宣言…悪夢は始まる
300拳撃天使アカネ 第三話3/6:2007/05/18(金) 23:46:19 ID:/yzqYf2h
『お願いです……アカネちゃんには酷いことしないで…』
懇願する霞…彼女は目の前で親友が犯される様を見るのは耐えられそうになかった
「どうしよっかね〜〜」
見下すように笑うデスパイア。極上の食材をどう調理するか考えているようだ
『お願い……』
武器を地面に捨てる。忌々しい怪物に懇願するのは反吐が出そうな行為だが、親友の安否のほうが霞にとっては重要だった
10秒程考え込んでいたデスパイアだったがついに結論が出たようだ
「やっぱり先にアカネちゃんを犯し尽くそうかな♪」
霞の表情に戦慄が走る
『ま、待って!!』
反射的に声を挙げる霞。だがデスパイアの表情は笑みのままだ
「それじゃあ代わりに霞ちゃんが抜いてくれるのならいいけど」
戦慄の表情に怯えが混じる
「じゃ、こうしよっか。これから霞ちゃんが俺の触手チンポを枯れるまで奉仕する。抜ききれなかったら残りをアカネちゃんの子宮にブチ撒けるから」
『そ、そんな…奉仕なんて…できません……』
できるはずが無かった。屈辱を通り越す恥辱に顔を紅く染めながら反論する
「そうだろうね…じゃあアカネちゃんはいただくとするか」
既にアカネの両手両足を拘束している触手はアカネの脚を持ち上げて左右に大きく開く。それと同時に水色と白の縞模様の下着も破り取る
『アカネちゃん!!…やります……奉仕しますから!!!!』
だから止めて……親友の綺麗な秘部が犯されるのだけは避けなければならない。たとえ自分が汚れても
デスパイアの顔がさらに歪な笑みを浮かべる。ただの脅しだったが効果は計り知れない
デスパイアが他の触手とは違う触手を霞に差し出してくる。
それは男根よりも一周り半ほど太くて霞は咥えるのが精一杯だろう。表面はヌルヌルとした粘液に濡れ、所々に血管と小さな瘤が浮き出ておりピクピクと脈動している。さらに先端は男性の性器を模していて既に白い先走りが糸を引いて垂れていた
『(う……き、気持ち悪い……)』
どんな人間でも生理的に嫌悪感を示す醜悪さを持っていた。霞は膝を着いて顔面の正面に触手を持ってくる。
『本当に…約束は守ってくれるんですか…?』
「ああ、当然だ。だから頑張ってね霞ちゃん」
そして意を決して霞は…奉仕を開始した

『ペロ……レロ……ペロン…(嫌だよう……)』
触手を両手で掴み先端に舌を這わせる。多少の性知識を備えていたとはいえ見よう見まね…実際の経験は無い
舌が先端に触れるたびに触手がピクリと跳ねる。効果はあるらしい。次は口を大きく開けて咥え込む
『ふむっ……はむっ……ぺろ……むちゅ……んちゅ……』
口の中で触手というステージの上を踊る。時にはゆっくりとワルツを、時にはブレイクダンスのように激しく
本当はこんなことしたく無い…当然だ。もし、死とデスパイアへの奉仕を選べと言われたら前者を選ぶだろう…だが今の霞はアカネという人質をとられている。だからデスパイアに従うしか道はない

ぶるぶるぶるぶるぶるっ

デスパイアは霞の初めてにしては驚異的な舌技にさらされ射精の前兆を迎えた。触手全体が痙攣を始めてデスパイア本体がポンプで液体を送り出すような動きをする
触手の根元が膨らみ此方に向かってくる。それはまるで蛇が得物を飲み込んだときの時のようだった。だが今回はその逆、体内から外へと欲望の象徴である白濁とした体液を放出するのだ
『(やだ……精液…近づいてくる)』
デスパイアをイカせることは陵辱の終焉に近づく行為である。排出させれば排出させるだけ早くなる。その点ではこれは歓迎すべきことなのかもしれない
だが当然ながら嫌なものは嫌なのだ。精液が直前まで迫る……せめて顔を手前に引いて口の中で爆発しないよう試みる。だがデスパイアは引いた分だけ触手を押し込んできたのだった
驚愕するのも一瞬。直ぐにデスパイアの白き砲撃が始まった

ごぶりゅゅゅゅゅゅゅゅゅっ!!!!!!!!!
301拳撃天使アカネ 第三話4/6:2007/05/18(金) 23:47:15 ID:/yzqYf2h
『ふぶぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーー!!!!!!!!』
敵の砲撃は一度のみ。通常のように断続的に行われる射精ではなく、たった一度で全ての精を出し切る。その分水圧が桁違いであり、精液を放出する時間も長い。
熱湯を思わせるほどの白濁とした冷酷な熱き迸りは一瞬で霞の口内を満たす。触手と口との隙間はぴっちりと埋められている為に一部は鼻を逆流して排出されるが、殆どの行き所を無くした精液は体内へと進軍する他無かった
『コクン……んくっ……ゴク……ゴクッ…………』
吐き出せなければ飲み干すしかない。異形の精を飲むという発狂しかねない現実に心の中で涙をこぼす
『コク…コク…………ぷはぁ!!ケホッ!ゲホッ!!』
触手という名の口に課せられた栓が引き抜かれた。それと同時に激しく咳き込み、鼻に入り込んだ精液も排出する。強烈な精臭に慰み者にされたことを思い知らされ表情が歪む

「一発目終了〜。さっそく二回戦といこうか?」
ニタニタと笑うデスパイア。この宴は奴が枯れ果てるまで続くのだ……霞はチラリとアカネを見るが、彼女は未だ意識を失ったままだ。
「次は……その上物の胸でシてもらおうか」
何を言っているのだろう…咄嗟に制服の上から両腕で胸を抱くように庇う。霞の性知識には”パイズリ”という行為と言葉は存在しなかった
「ほら……脱げよ」
アカネに触手を向け脅迫する。今はこの外道の命令を聞く以外に選択肢は無かった
「(ううっ……)」
目を強くつぶり、制服のボタンを一つずつ外していく。その手は恥辱と恐怖に震えていた

ふぁさり

全てのボタンが外れ下着に包まれた胸部が露になる。Fカップは下らないだろうと思われる乳房を包むのは薄緑色のブラ。
「早くそれも取っちまえよ…」
さすがに手が止まる。背中のホックに手を回したが、どうしても手が動かない。だがそれすらもデスパイアは許さなかった

しゅる…ブチィ!!

業を煮やしたのか触手をブラに巻きつけ、力任せに破りとる。
『きゃ!!』
ぷるんっ……と反動で乳房が揺れる。直ぐに両腕で胸を隠す霞……だがその姿は全裸よりも官能的なものだった
「早くしろよ。コレをお前のデカパイで挟み込んで扱くんだよ!!」
霞の目の前につい先程射精した触手がある。一度の射精ぐらいで衰えるハズも無くビクビクと脈動し、直ぐにでも発射できそうな勢いである
霞は嫌々ながらもアカネの為に腕の戒めを解き、その肉筒を豊満な果実で挟み込む
『こ、こうですか……?』
両手で乳房の側面を押さえ上下運動させることで触手を扱く。その刺激に触手の脈動は速さを増す
「ああ…そうだ。お前の胸は最高だな!デカくて柔らかくて、それでいてハリがある!!」
手放しで褒めるデスパイア。もっとも霞は嬉しくともなんとも無いが…
触手の表面に塗られている粘液が潤滑油となり、触手に与えられる刺激が増していく

ぶるぶるぶるぶるぶるっ

再びデスパイアの砲撃準備が行われる…触手の振動が激しくなり、根元に大きな膨らみが生まれる
『(また…出すの…)』
触手の射精口が顔面に向けられた。デスパイアの意図を悟った霞は顔を背けるが別の触手が頭を捉えて強制的に正面を見据えられる
『ひいっ……(そんな!こんなに近くで…)』
胸の谷間から覗く射精口はパクパクと開き精液の通過を今か今かと待ち構える。そのグロテスクな動きに恐怖を感じる霞。
その間も精液は触手の中を進み続け、遂に発射の時を迎えた

どびゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅーーーーーーーー!!!!!!!!

『んんんんんんんっーーーーーーーーー!!!!!』
まるで爆発のような射精だった…霞に出来たのは口と目を閉じることだけ。ほぼ零距離での砲撃を受けた霞の顔面は濃厚かつ分厚い白き化粧が施された。飛沫は髪や胸をも汚す
『ううっ………(汚い…臭いよぉ……)』
放水した量は一度目よりもかなり多い。それほどまでに霞の胸は極上だったと言うのだろうか?
「ほらほら、まだ二回しか抜いてないぞ。まだまだ出せるからな」
デスパイアが2回で枯れ果てるはずも無い。まだ天使の手による怪物の性処理は始まったばかりだった
302拳撃天使アカネ 第三話5/6:2007/05/18(金) 23:48:16 ID:/yzqYf2h
あれから3時間が経過した







ごびゅるるるるるるるる!!!!!!

デスパイアの欲望を口内で受け止める。もう何度目だろうか……20回までは数えていたのだが、もうどうでも良くなっていた。霞の周りは精液の池のようになっている。一体どれだけ放出したのだろう
『はむっ……んぷっ……れろ……れろ……』
既に霞の顎は疲れきっていた。それでも泣きながら必死に舌を這わせる…全てはまだ目を覚まさない親友の為に
『ううっ……んふぅ……えうぅ……ぷふぅ……(もう…もう飲めないよ……)』
ただただデスパイアの精が枯れるのを願うのみ
『えうっ……まだ…出るんですか?…』
こらえきれずにデスパイアに疑問を投げかける。なにしろこの化け物は何十回射精を行っても勢いは全く衰えないのだから
「当然。だってよう…さっきから出してる量より作られてる量の方が多いんだからな」
なんということだろう…デスパイアは絶えず体内にて精液を製造していたのだった。相手の精は減るどころか増している。衝撃の事実に僅かながらに抱いていた希望は消え去り、霞は絶望と言う感情を覚える
『そ、そんなの……ひどいです……む、無理です……』
最初から霞に勝ち目など無い。ただデスパイアの戯れに付き合わされただけだったのだ
「そうでもないぜ、今の3倍ぐらいのペースで抜けば何とかなるかもよ?」
するとデスパイアは二本の輸精管と思われる触手を新たに差し出す。今までの触手と合わせて三本…コレを同時に扱えと言うのか
『(こんな同時だなんて……無理に決まってるよぉ……)』
困惑の表情を浮かべる。
「そっか……ならせっかくだから……俺がやってやるよ!!」

しゅるしゅる!

『きゃ!!……なにするんですか!?』
拘束用の触手が絡みつく。あっという間に捕まった霞は脚を持ち上げられそのまま開脚されてしまう
「なにって……決まってんだろ。3倍のペースで抜かせてもらうんだよ」
一本の輸精管が顔に近づく。これは今までどおり口腔を犯すのだろう……残り二本は?
残りの二本はなんと股へと向かっていた。霞が意図を理解したが時は既に遅い。ブラとお揃いの薄緑色の下着を横にずらされて未だ侵入を許したことの無い女性器と窄まった菊の花が晒される
『そ、そんな!?…や、やめてください!!…それだけは、それだけは!!』

ずぶぶぶ……ブチブチブチ!!!

『ふぶっぶぶぶううぶうぶうううーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』
口腔と膣と肛門、全ての穴に同時に触手が入り込む。処女膜など一瞬で散らされ縦横無尽に胎内を蹂躙される。排泄口も同様、触手の粘液が潤滑油となるが焼け石に水。膣と合わせて激痛が霞を襲う

じゅぶずぶどぶずぶずぷじゅぶごすどすじゅぷり

『うぶおうあうぁぶふぐぅぅぅぅーーーーーーー!!!!』
口内は触手が埋め尽くしている為に満足に叫べないが、苦しんでいるのは一目瞭然だ。だがそんなことにデスパイアが構うはずも無くただただ自分の欲望のままに動き続けるのみ

びくんびくんびくんっ

一斉に触手の動きがピタリと止まる。そのかわりに痙攣を始めた…この動作の意味は痛いほど理解していた。何故なら霞が何度も何度も味あわされた行為…………射精の前兆なのだから
『ふむぅーーーー!!ふむぅーーーーーーー!!!!!(やめてぇーーーー!!やめてぇーーーーーーー!!!!!)』
無情にも触手の根元から生まれた膨らみは霞の体内に収められ…………

ごぶりゅゅゅゅゅゅゅゅゅっ!!!!!!!!!
どびゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅーーーーーーーー!!!!!!!!
ばびゅりゅぅぅぅぅぅぅーーーーーーー!!!!!!

『はぶぅうぅぅぅぅっぅぇええぅーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』
三穴同時に放たれる白濁。爆発的な射精に腹部がポッコリと膨らみその直後に結合部から精液が吹き出る。完全に神経が焼ききれてしまった霞はぐったりと力尽きる
303拳撃天使アカネ 第三話6/6:2007/05/18(金) 23:48:59 ID:/yzqYf2h
「おいおい、まだまだこれからだ………」
デスパイアの台詞は最後まで続かなかった。邪悪な笑みを浮かべていた顔に縦に線が走る
その線を境に右と左に別れていく。そこには槍を携えた天使が君臨していたのだった
そう……玲奈だ
『霞!!!!』
玲奈は精液の水溜り状態となっている地面に倒れた霞に駆け寄ると同時に制服のジャケットを着せる
次はアカネだ。触手の拘束が無くなり地面に叩きつけられた衝撃で意識が覚めかけていたのか頬を数回叩くだけで覚醒することが出来た
アカネは目覚めると直ぐに周りを見渡す。するとボロボロに汚さし尽くされた親友の姿を見つける
『霞!?霞ー!!』
考えるよりも先に身体が彼女の元へと走る。アカネは彼女がどんな目に遭ったのか理解せざるを得なかった今はジャケットを着せられているとはいえ上半身が裸で全身に白い液体のシャワーでも浴びたかのようになっている。
『霞…ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……』
霞を力一杯抱きしめ、泣きながら謝り続ける。自分もパンツを履いていないことに気付くが今はそんなことよりも目の前の親友のほうが大事だった
そんな二人を見ながら玲奈は無言で唇を噛み締め、拳を強く握る。自分が不在なせいでこのような惨劇をまねいたのだという責任を感じずにはいられなかった。実際は玲奈の責任ではないが自分を責め立てる。
唇と拳から血が一筋流れる……



結果的にはデスパイアに勝利したもののアカネと玲奈は自責感を残し、霞は深い、深い傷を残したのだった……


つづく
304:2007/05/19(土) 00:00:27 ID:YWzjqtJL
以上です。また名前欄微妙にミスってるorz(2/6が二話になってる)
優しい触手好きな方には申し訳ありませんが自分はこういうものしか書けんです


>>268さんGJであります!!卵とか断面図は大好物です
挿絵を描ける才能が羨ましい…
自分も挿絵が欲しい……でも私はまっっっっったく描けないorz
305名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 00:03:26 ID:QdHQvB4l
霞かわいそう
だがもっとかわいそうなのきぼん
GJ!
306名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 00:14:10 ID:nUwXdRqv
描写がいいですね〜。
307名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 01:34:53 ID:8JGyPLjY
GJ。

>>296
勿論。
308名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 19:40:28 ID:M93+J71t
兄氏GJ
最早このスレの看板職人だな
309名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 01:09:46 ID:VnVrSii8
ここは職人がいっぱい居ていいなあw
gj
310名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 08:22:23 ID:N7Yp3XCc
このスレでは職人と言うより触手とお呼びしたい
311名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 08:36:50 ID:1n4olDz5
兄やんはむしろ、デスパイアの化身w
312名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 10:15:51 ID:bVR9Erbi
ネ申触手人ktkr
313名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 11:07:49 ID:e+ju92c9
兄氏GJ!
続き楽しみに待っとります!

268氏
文&挿絵良いっすね〜。
他のスレでも挿絵付きなんて見た事ないっす。
ペルテちゃんのDL数が260超えてるw
314名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 13:56:43 ID:z1c8mVVm
触手様方GJです
私も投下させていただきます

・本番なし
・ややぬるめ
・ですます語調
3151/6:2007/05/20(日) 13:57:58 ID:z1c8mVVm

誰か、助けてください。
今の私の危機的状況、――目の前の信じられない光景から、私を救ってください。

* * *

今日は日曜日。もちろん学校はお休みでした。
だけど午後から特別に部活動があるため、私は1時すぎに家を出ました。
少し曇っているけれど、決して暗くはない昼さがり。
学校へ向かう道を、私はいつものように歩いていました。

15分ほど歩き、私は大きな国道が東西にまっすぐのびている、その高架下の少し暗い道に差し掛かり
ました。
その場所は人通りが少なく、草花が覆い茂っていてうっそうとしています。
近道というか、抜け道です。
通学路には指定されていないのですが、ここを通るのと通らないのでは、10分以上のタイムラグが
生まれます。
だから私も他の皆も、いつもこの道を通っていました。

けれど、今日は日曜日。
普段だったら常に生徒が通っている道も、この日は違っていました。

私は美術部に所属しています。あまり厳しくない部活として有名です。
時間ギリギリに到着しても、全く叱られることはありません。
他の部の子たちのように、早めに学校へ行って自主練習をしなければならない、ということも
ありません。

だから今日私が登校する時間は、一人きりでした。
初めてでした。
しかしさほど気にとめることもなく、いつも通り学校へ向かいました。

死ぬほど後悔することになろうとは、露ほどにも思わないまま。
3162/6:2007/05/20(日) 13:59:22 ID:z1c8mVVm

* * *

“ソレ”は突然草むらから現れました。

「……?!」

信じられないかもしれませんが――実際私も未だに夢ではないかと疑っていますが――目の前に、
化け物がいます。
頭がおかしいと思いますか?
でも、目の前の生物を他に何と形容したらいいのか分かりません。
草木に同化してしまうほどあざやかな緑色、ナメクジが巨大化したような質感。
その不気味な巨体から無数の手が伸び、私を囲んでいます。
長いもの、短いもの、太いもの、細いもの……さまざまな触手がにょろにょろと動いています。

「ひっ……」

恐怖のあまり声が出ません。
叫ぶなんてとんでもない、口をぱくぱく動かすのが精一杯。
どっと汗が吹き出しました。足がすくんで逃げられません。
そうこうしている内にも、ソレはもう私の鼻の先に迫っています。

「!!!!」

突如後ろから腕を捕まれました。いつの間に背後へ?
細長い触手が、あっという間に私の両腕の自由を奪いました。
両手を後ろで組まされた状態です。
痛いほどに力強く、私の力では外せそうにありません。

そしてそれを皮切りに、無数の触手は一斉に襲い掛かってきました。
3173/6:2007/05/20(日) 14:00:08 ID:z1c8mVVm

「きゃぁぁぁ…っっ!!」

数え切れないほどの触手、触手、触手。
ソレらは私の全身に絡みつき、あっという間に私を押し倒しました。
ザザザッと草むらに大の字に転がされ、ソレらが体中を這い回り始めます。
ぬめぬめとした感触に、背筋がぞっとします。

とうとう服の中にまで進入を許してしまい、涙がこぼれました。

「…や…いやぁっ!」

まず、一本の細い触手が首筋からブラウスの中へ入りました。
ぬるり、ぬるり。
ブラジャーの端をつたい、背中へ向かっています。
程なくして後ろのホックへ辿り着くと、器用にそれを外しました。
私は…その、成長過程なので胸はあまり大きくありません。
けれど申し訳程度にはふくらみがあり、それがブラジャーを外されたことによりたわん、と
こぼれました。

「やだぁ…やだよぉ……」

すぐに別の触手が、ふくらみの先端にまとわりつきました。
小さな突起部をこねるように撫でまわします。
こぼれた胸をきゅっと締め上げられ、パンをこねるように揉みほぐしています。
ぞくぞくっと、おかしな感覚がこみあげてきます。
意に反して背中が震えてきました。

そして更に別の触手が。
私の――下方へ。
3184/6:2007/05/20(日) 14:00:54 ID:z1c8mVVm

「ふあ?!」

驚いて足元を見ると、いつの間にか捲りあげられたスカートが目に飛び込みました。
かぁっと、顔が熱くなります。きっとゆでだこ状態でしょう。

露になったふとももをつたって、何本もの触手がにょろにょろと這っています。
無理やり開かされた両足の、間。
大小さまざまな触手がそこへ向かって――ほどなく、到着しました。
そして一切躊躇することなく、下着の中へ入り込みました。

「はぅ…あぁ?!」

今まで誰一人、私自身さえ触れたことのない未知の領域。
排泄を行うだけの器官。
もちろん知識として「生殖器」の役割は知っていますが、それこそ雲を掴むような話で、
私にとってのその部分は「汚い」という認識しかありません。

そこにいるのです。触手が。
じくじくと動き続け、ヒルのように吸い付き、ソコを弄んでいます。
下着は完全に脱がされました。
草むらに倒され、ひざを立てた状態で開かされ、私を守るものは何もありません。
今、私を支配するのは、言い表せぬほどの嫌悪感。恐怖感。
そして。
胸の先端に触れられた時に感じた「ぞくぞく感」が、もっともっと大きくなって――。

「あ、んっ……」

思わず変な声が漏れました。
びりびりと、体中を電気が駆け巡るのです。
3195/6:2007/05/20(日) 14:01:37 ID:z1c8mVVm

頭の芯がしびれ、ぶるぶると全身が震えます。
触手は絶えず動き続けています。

「ん…ぁああっ?!」

―― 一瞬、自分でも驚くほど大きく身体が跳ねました。
触手が群がるその部分の、一箇所。やけに敏感な部分があることに、私は気付きました。
ソコをかすかに触れられるだけで、今までとは比較にならないほどの電流が走るのです。
びくん、びくんっ。
まるで腹筋が持ち上げられるように、勝手に浮いてしまいます。

「そこっ……んっ、やめ、てぇ…っ!!」

やがて触手も私の様子に気付いたのか、執拗にソコばかり攻めてくるようになりました。
触手は携帯のバイブレーションのように細かく振動し、ソコへぴったりと吸い付いてかき回します。
胸との同時の刺激に、もう何が何だか分かりません。
ヌメヌメヌメ、にょろにょろにょろ。
電流の渦が、私を飲み込みます。
くちゅくちゅという水音が、やけに遠くに聞こえます。

「はぁ、はぁ、あうっ!」

ん、ん……。
……ああ、意識がもう……もう、ダメです……。

そして。

「……ん゛、ん゛ぁああああああああああああーーーーーー!!!!」

頭の中で、何かが弾けました。
心地よい浮遊感に、私は身を任せました。
3206/6:2007/05/20(日) 14:03:03 ID:z1c8mVVm

* * *

その後私は、たびたびその場所を訪れるようになりました。
日曜はもちろん、誰もいない時間を見計らっては触手と過ごします。
あの時味わった感覚に、病み付きになってしまったのです。

だけど今日訪れてみると、触手たちはぐったりとして元気がありません。
ぬるりとした質感は、乾きかけて容積が小さくなっています。
どうしよう。どうしたらいい。
この子がいなきゃ、私は。

誰か、助けてください。
今の私の危機的状況、――目の前の信じられない光景から、私を救ってください。


*END*
321314:2007/05/20(日) 14:04:20 ID:z1c8mVVm
以上です。
失礼いたしました。
322名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 14:40:07 ID:pA6qa0i5
冒頭から結末への繋ぎが純粋に上手いと思った
ですます口調も一人称視点で読みやすい
なにはともあれGJ

(;´Д`)<ナメクジさんは寿命だと思うから子供を産んであげればいいんじゃないかな
323名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 15:13:54 ID:HpvVsKgm
なんか新鮮
GJ
324名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:07:46 ID:vEIbVWhg
……とりあえず水やってみりゃいいんじゃね?
325名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:37:58 ID:hwKACDfW
そういう危機かよw
326名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 19:22:41 ID:4wZHyL0l
塩かけるぞラァ!

すいませんでしたグッジョブです
327名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 19:28:32 ID:K8kcSEH8
このスレは触人もさることながら住民も面白いヤシが多いなw
328名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 19:30:22 ID:K8kcSEH8
ごめんなさいageてしまいました。
触手にケツ向けてきます
329名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 19:36:50 ID:hCg4otTJ
>>327
触手にだって選ぶ権利はあると思うんだ
330名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 19:38:09 ID:hCg4otTJ
ごめんなさいレス番間違ってしまいました。
触手にケツ向けてきます
331名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 20:01:53 ID:A32kMhET
>>328>>330
しょくしゅAはようすをみている…
しょくしゅBはようすをみている…
しょくしゅCはようすをみている…
しょくしゅDはようすをみている…
332名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 20:37:11 ID:deBBsW+7
しょくしゅたちはにげだした!
333名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 20:57:38 ID:pA6qa0i5
なんという放置プレイ…
おまいらオモロ過ぎ
334名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 21:29:20 ID:bVR9Erbi
この一連の流れの面白さに嫉妬!
335名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 00:16:06 ID:hB2TCWBi
しょくしゅは 334をみている…
336名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 00:30:08 ID:NdRIw9Mw
>>314
すごく面白かったよ。短くオチもついてるし。
337名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 06:42:03 ID:2pjviYuf
GJでした!
自分でそいつの子供を孕んで産んで、またすればいいのさ
338名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 14:42:17 ID:p3fNsS6y
ここはぬる触と辛触が入り混じった良スレですな

触拳。それは強き触手の心を感じ取り、触手の力を手にする拳法である。
古代中国で誕生し、40000年の歴史を持つこの拳法は、
ある時を境に2つの流派に分かれた。

一つ、触拳の力で世界の平和を守る正義の流派、「触和拳ヌルートアーツ」。
一つ、触拳の力で世界の支配を目論む邪悪な流派、「触獣拳アヘヒギ」。
戦う宿命の触手たちは日々、高みを目指して、学び、変わる!
339名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 20:39:09 ID:KM/ObaWP
時は20XX年……触手の海に包まれた
 ユア ショクシュ〜!! 愛で美女が堕ちて来る〜
 ユア ショクシュ〜!! 俺の触手(ウデ)に堕ちて来る〜
 熱い心 規制で繋いでも 既に無駄だよ
 邪魔する奴は触手(ユビ)先 ひとつで〜 ダウンサ〜

 ユア ショクシュ〜!! 愛(ビヤク)で鼓動早くなる〜
 ユア ショクシュ〜!! 俺の触手 早くなる〜
 女、求めさ迷う心今 熱く燃えてる
 理性〜溶かし 激しくイキ散る はずさ〜
 俺との愛を護るため、お前は旅立ち(あっちの世界に)
 すべ〜てを 見失った
 抵抗忘れた顔など 見たくはないさ〜
 心を取りもどせ〜 (そしてエンドレス)
 
お粗末
340名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:04:31 ID:4oilv8q2
それだと鬼畜な(褒め言葉)兄氏がラスボスになっちゃう希ガス
とりあえず漏れはモヒカン一号
341名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:23:17 ID:f7eioVr9
かつて中国で発生した毒手拳は相手を必ず絶命させる残虐さゆえに邪拳として忌み嫌われ、
その使い手達は皆暴虐の限りを尽くした。
その毒手拳に対抗するためまったく逆の理念と技で編み出されたのが
相手を傷つけることなく拘束する『触手拳』である。
触手拳の達人は肉体の関節を全て外し相手を絡み取り、
傷つけることなく無力化するという。
なお、触手拳を極めた拳法家を『触人』と呼ぶ古代中国の風習が日本に伝わり、
現代の日本でスレ住人の心を絡み取るSS書きの事を『触人』と呼ぶようになったのは
有名な話である。

民明書房刊 『触人に幸あれ』より抜粋
342名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:25:21 ID:gBX6UL+r
ひたすら道を行く車一台。
男と女は、どこ行く当てもなくただひたすら遠くへ逃げようとしていた。

と、そこをさえぎる「何か」
何かにひっかかり、横スピン、危険を感じてブレーキをする男。
二人の目の前に立ちはだかるは、巨大な触手生物。
二の句を告げる間も与えられず、首をはねられる男。
そして女には・・・

「きゃああああっ!いやあああっ!!」
自分も殺されると思い、恐慌に陥る女。
ついに捕まり、ついに・・・と思い、ひたすら大きな声。
だが、捕まりがんじがらめにされるだけで、いつまでたっても止めがこない。

ふと気づくと服の中に無数の触手が入り込まれていた。
「いやっ・・・何する気・・・」
ぐにぐにと胸をもまれ、股の間にも触手が殺到し撫で回す。
ことここにきて、ようやく彼らの目的に気づく女。

「いやああっ!いやあああああっ!」
だがもちろん、抵抗したところで甲斐はなく、
あっという間に全身の服を裂かれ丸裸にされる女。
343名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:27:28 ID:gBX6UL+r
巨大な口が女の股をくわえ込み、本格的な愛撫に入る。
くちゅ、くちゅ、ぐちゅ、ぴちゅ
「いやあああ・・・うあ・・・ひくっ・・・んあああ・・・」
彼らのテクに腰をよがらせつつも、涙をながして抵抗する女。
そして口を離し、最後の仕上げとばかりに、
女の股を自らの生殖器にあてがい・・・・

ずっ・・・・
いやあああああああっ!

とにかく太く長く、果てるということを知らない彼の生殖器に前後されながら、
快楽と絶望に叫ぶ女。
その声を心地よく聞きながら、彼は喋りだす。

「ふふふふ・・・やっぱり女ってのはいいもんだぜ・・・。
あんた気に入ったぜ。俺の嫁さん第5号目とするぜ、へへへ」

ふと彼は、車に積んであったカバンをとりだし、開ける。
「へへへへへ・・・この世界に、こんな物なんかいらねえってのによ・・・」
そういいつつ、カバンから大量の札束をばら撒き、風に舞わす。
344名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:29:03 ID:gBX6UL+r
199X年 地球は 核の炎に包まれた
あらゆる生命は死に絶え、人類は絶滅したかに見えた。
だが、人類は死に絶えてはいなかった。

人間のなかで、核の影響をうけ触手変成を遂げた人間が、
この荒れ果てた世を席巻した。
なぜか破壊欲や食欲より性欲に重点を置くようになり、
男を駆逐し、男に代わって人間界を支配し女を掌握しようと動き出した触手たち。

世はまさに、性紀末

345名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 22:07:01 ID:Ol+/aOA8
文明滅んだあとの世界で生き延びた人間が、
触手や蟲などと戦ったり(劣勢)逃げたりする話はいいかも。
もちろん現代モノで、普通の女性が巻き込まれるのも好きだ。
…俺も書いてみるかな。文才微々たる物だけど。

どっかで見たような設定は
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1179334407/106
に投下したんだけど…設定作るのは好きなんだがなぁ。
346名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 22:23:25 ID:l7kGFduU
実況!女子高生の続編まだかな
…と書いてみるテスト
347名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 22:43:49 ID:GlNE2mHn
北斗の拳乙!
人間体部分も残ってるのか?
348名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 23:03:56 ID:KM/ObaWP
ピリリッ

快楽秘孔のひとつ 絶頂を突いた。
お前はもうイッテいる…

ってかそれは面白くないなww
349名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 23:09:40 ID:w9v78UD7
ボウガンさんのシリーズはどうなん?
350名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 23:49:38 ID:pJslrOTa
>>321
乙!
新鮮で面白かった!
ちょっとほのぼの系なのも良かったw
351名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 05:40:17 ID:427xZbyN
そういや昔、マッドAVIでリンやバットやアイリの首が吹き飛ぶのがあったな
しゃべれるようにしたり足なおしたり目をなおしたりする次のシーンを
モヒカンたちの首が吹き飛ばされるシーンにうまく差し替えてあった
352名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 18:45:51 ID:EyE7XITt
>>ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1175438204/l50

魔法天使/ミサキの総合スレにミントの神絵がアップされてたよ。
エロはないけどすげえ可愛くて萌えた。すれ違いかも知れんがファンが多そうなので
誘導
353:2007/05/22(火) 20:09:03 ID:9lg7opYa
>>348
ドピュピュ

子宮内部の一つ 卵子を突いた
お前はもう孕んでいる

女「な、何を言ってるのよ。そんなわk」

ピキィーーーーーーーー腹ボコォ!!



ごめんなさいごめんなさいごめんなさい続き投下するんで許してください
354拳撃天使アカネ 第四話1/5:2007/05/22(火) 20:12:19 ID:9lg7opYa
『ソニックスラッシュ!!!!』

玲奈の刃が触手を切り裂く!

『ファイアーナックル!!!!』

炎の拳がデスパイアを捉える!

アカネの打撃が直撃するも倒すには到らない。だがダメージは有るのか敵の動きが鈍る
触手は先程攻撃を加えたアカネをターゲットとすて追い回す。仕返しをしようとしているのだろうか?
アカネは玲奈と一瞬目配せを行い敵との距離をとる。これまでのアカネでは考えられない行為だった

『行くぞ!!ナックルシューーート!!!!』
拳に蓄えられたエネルギーが拳を離れ触手を薙ぎ払う!!苦節の末に身に着けた中距離用の新技だ

『終わりね…………シャープエッジ!!』
アカネを囮として忍び寄った玲奈が斬撃を放つ!身体を二つにされたデスパイアは今度こそ絶命した




実質上の部隊の敗北から4日後……アカネと玲奈の二人はデスパイア迎撃に出ていた

あれからアカネは鬼のように特訓を行い新技を自分のものにした
あの時無理に突撃せず中距離から崩していければあのような結末にならなかったかもしれない。そう思い自らを追い込んだ結果だった
それに付き合わされた玲奈も嫌な顔一つしなかった。彼女も自分の不甲斐なさを嘆いていたのだ。。
あの時もっと速く駆けつけていたなら彼女は三穴同時中出しという洗礼を受けずに済んだのだから
そして……霞は一週間の休暇を与えられた。
玲奈とアカネの気遣いと上への必死の懇願によって実現したものである。彼女の様子は酷いものだった
帰還を果たした後、一日中風呂に篭り泣きながら身体を洗い続けた。その後は部屋に閉じ篭ったまま……
戦いなど到底無理だった

戦いを終えたアカネと玲奈は事後処理の為に帰還しようとする。だがしかし…


ドクンッ!!


胸に響く鈍痛……デスパイアの反応だ。それも同時に二つ
二人は顔を見合わせる
『これは……二手に分かれるしかないわね……』
『そうですね…玲奈先輩』
正直連戦は辛い…だが戦わなくてはいけない。それに二人は霞をボロボロにしたデスパイアを一匹でも多く狩りたい衝動にとらわれていた
お互い頷きあった後反対方向に駆ける。それぞれの戦場へと向かうために
355拳撃天使アカネ 第四話2/5:2007/05/22(火) 20:13:22 ID:9lg7opYa
数分で相手の下に辿り着く。エンジェルのスピードで駆けつけたので元いた場所から数キロといった所か。
玲奈の援護は無いと考えていいだろう。お互いに距離が離れすぎている
敵は人気の無い公園の広場にてアカネの真正面に立っていた。敵の容姿はなんと表現すればいいのだろう…触手の塊の中心に巨大な直径一メートル程の目蓋が閉じられた目玉が存在している。
たしか「アイボール」というとある伝説の化け物に似ていた

「ふむ…一人か…囮を用意した甲斐があったというものだ」
瞳を開きデスパイアが言葉を発する。なかなか知的な発言をする辺りかなりの強敵だ
『囮?……どういうことよ!!』
ストレートに疑問をぶつけるアカネ
「分からんか?……先程お主が倒したのは単なる囮…騙されたのだ。本命は我々よ……」
そう…玲奈と協力して倒したデスパイアは捨て駒だったのだ。確かに奴は知能が低く、力だけなデスパイアだった
だが、たとえ罠であろうと無かろうとアカネは目の前の敵を殴るのみ、ナックルを構えて戦闘態勢に入る
『ごちゃごちゃ言ってないで行くよ!!!!』
相変わらずの突進を行うアカネ。だが今はこの戦法が一番理にかなっていた。何故ならば連戦で変身限界を気にしなければなず、早期決戦が望ましい。さらに速攻で倒せば玲奈の援護にも向かうことができる。
『ナックルシュート!!』
間合いに入った瞬間に技を放つ。エネルギー弾は目玉に向かって一直線に飛ぶ…これは避けられない
アカネは技を放った後も間合いを詰める。シュートがヒットした直後、怯んだところに必殺の一撃であるシャイニングナックルを放つために……そしてエネルギー弾が標的に辿り着く
『シャイニングナックル!!!!』
ほぼ同時にヒットした――――――――――――はずだった
全体重を乗せた一撃は空振りに終わり勢いで前方につんのめる。おかしい…あの状態で完璧に避けるなんて不可能だ
「どうした?幻影を殴ってどうする気だ?」
背後から声が掛かる。だがアカネはデスパイアの質問に拳で返す
『シャイニングナックル!!!!』
スカッ……
「何度騙されれば気が済むのだ?つくづく単純な娘よの」
再び背後より声が掛かる。だがアカネはまるで再生ビデオを見るかのように拳を繰り出し続ける
スカッ……
スカッ……
「度し難い程の低脳よの……何度やっても同じこと…」
余裕の声と挑発。既にアカネは肩で息をしており、どちらが有利かは一目で分かる
『まだまだーーーーー!!!!』
いつかは当たる。そう信じていた

ガクンッ

急に力が抜け膝と手を地面に着ける。身に着けていたナックルが消え去っていった………
――――――変身限界だ
連戦と魔力の浪費によって迎えた限界点。全てがデスパイアの掌の上だった
356拳撃天使アカネ 第四話3/5:2007/05/22(火) 20:14:27 ID:9lg7opYa
「終わりかね……なら次はこちらの番よ」

しゅるしゅるしゅる

あっという間に四肢を絡めとられてしまうアカネ。無理もない、変身限界を迎えた天使の戦力は唯の少女となんら変わりはないのだから
正面を向きあう形で立て膝を着かされて両腕は万歳の格好をさせられる。だがアカネの表情は未だ反抗の力と意思を持っていた
『このっ………(怯んじゃダメ……脅えちゃダメ……)』
内心では恐怖を抱いていることを悟られないように張っている虚勢ではあるが、それが唯一つの”できること”だった
「そう睨まんでくれ……脅えさせたくなるだろう」
逆にデスパイアの加虐心を刺激してしまったのだろう。触手がアカネを襲う

ビリビリビリィ!!

『イヤァーーーー!!!!』
触手が制服を切り刻む。スカートと下着は力なく落下し、上半身は前部が切り取られたかのように剥ぎ取られる
元々ノーブラ(下着屋にて無理だと追い返された)な胸部はピンク色の蕾を曝け出され、下半身の恥部を守るものは存在しない。さらに脚を固定され、隠すことも適わなかった
「なかなかイイ声で鳴くではないか……」
思わず上げた悲鳴とそれを聞かれたことによりアカネは顔を紅く染め視線を横にずらす
「しかし……見事なまでの平坦だな…」
アカネの胸を一瞥して感心したような口調で言うデスパイア
『う、うるさい!!アンタ達には関係ないでしょ!!!!』
コンプレックスを指摘され激怒するアカネ。だがデスパイアの返答は意外なものであった。
「そうか、ならばその胸で我を奉仕してもらおうか」
『な!?……で、出来るわけないでしょこの変態!!!!』
再び敵対心を抱いたアカネは罵声とともに睨みつける。しかしデスパイアは全く動じない
「そうか、なら仕方ない。これを挿れさせてもらうまでだ」
取り出したのは透明な筒。内部にはビー玉を思わせる球体が詰まっている。アカネは講習会での話を思い出さざるを得なかった

(『輸卵管は透明や半透明であることが多いらしいから、参考にして頂戴』)

まさにその通りだった。無数の卵を携えた管はアカネの顔の前まで持ってくる
『あ……ああ………』
あまりの恐怖に全身が震えて言葉が出ない。表情は完全に引き攣り、頬にペチペチと当てられた輸卵管と中の卵を横目で見続ける
先程までの虚勢からは考えられないほどの恐怖に震える姿……それ程の威力を輸卵管は持っていた
「嫌か?卵を植えつけられ孕み…我々の子孫を産み落とすのが……」
コクコク……必死で頷くアカネ…頬の輸卵管から付着した粘液が顔に広がるのも構わない。今はただこの孕ませられる現実という悪夢から逃れることだけを考えていた
「なら胸で奉仕するのだな……できたら卵は勘弁してやろう」
続いて輸精管と思われる触手が二本伸びてくる。男性の魔羅をイメージしたようなソレは既に準備万端だった
アカネの腕の拘束が解かれる。逃げることも反抗することも出来ない…与えられた道は従うのみ。それ以外の行動をとったならば卵注入が待っているからだ
恐る恐る輸精管を両手に取るアカネ、ソレは熱を持ち、まるで別の生き物のように蠢いていた
『(コレを…胸でなんて…どうしたらいいんだろう?)』
とりあえず先端を両胸に押し付けてみる。すると触手の蠢きが早くなり、若干太くなったような気がする
「そうだ……やれば出来るではないか」
どうやら気持ちいいらしい。そのまま先端をこすり付けていく。胸全体が輸精管の我慢汁にまみれて滑りが良くなっていった
アカネは唯ひたすら輸卵管を回避するために触手を刺激していく
『(卵は嫌…卵は嫌…卵は嫌…卵は嫌…卵は嫌……)』
本来殺すべき相手の性処理という屈辱以外の何者でもないが妊娠を回避するには仕方がなかった
『(どうだろう……これでいいのかな……?)』
ただ胸に押し付けるだけでなく堅くなった乳首に触手の先端の鈴口に当たる部分を押し当ててこね回す
触手がビクビクと震え快感を示す。アカネも乳首から送られる快楽を少しながら感じ取っていた
『(お願い……早く…イッてよ…)』
プニプニ…ツンツン…クリクリ…コネコネ…
様々な刺激を与え続けていった。だがそれはアカネにも同じこと言える……既にアカネの乳首はカチカチになっていたのだから
「む…出すぞ」
遂に限界を迎えた触手の鈴口が開きアカネの開花寸前まで膨らんだ蕾を咥え込む、そしてそのままの状態で射精を開始した

びゅる…びゅる…びゅく…びゅくん…ぶぴゅっ

『きゃん!!(いっぱい…出てる……)』
乳首を中心として放射状に白液が飛沫を揚げる。それはあっという間に胸部と顔面にも降り注いだ。
357拳撃天使アカネ 第四話4/5:2007/05/22(火) 20:15:07 ID:9lg7opYa
『(あれ……なんだか…変な気分になってきた。なんだかボーッとして、気持ちいいかも……)』
アカネは自らの変調を感じ取る。顔は紅く瞳は潤み、なんだか熱い
「ふむ、どうやら効いてきたようだな…」
デスパイアはアカネの変化を見逃さなかった
『ど、どういうこと……?』
熱に浮かれた顔で返す。既に恥部からは蜜が滴っている
「分からんか?…媚薬だよ。あらゆる粘液に仕込んでおいたのだからな」
このデスパイアも多聞に漏れず、媚薬の使い手だった。その魔薬はアカネを狂わせる
息は荒く胸や全身から送られてくる快楽信号に脳が蕩けそうだ。恥部から分泌される蜜が量を増し続ける
『で、でもちゃんと奉仕したよ……だ、だから卵は……』
それでも必死の形相にて懇願するアカネ……身体は快楽に流されそうでも異形の生物を孕むことだけは最後の理性が拒否を続けている
しかしその願いは執行者の一言にて否決された
「ふむ、気が変わった」
驚愕の一言に瞳を見開く、まるで世界の全てに裏切られるような錯覚。直ぐに全身に恐怖が広がり震えに変わっていく
「なにせココは物欲しそうにしているのだからな」
再び四肢を拘束され脚を持ち上げM字に開かれる。その付け根にはデスパイアに負けないぐらいの大量の粘液に濡れた性器が存在していた。
まるで枯れない泉のようにこんこんと湧き出る愛液が糸を引いて滴らせている。未だ男性を知らないアカネのソコはどんな娼婦よりもいやらしくモノを待ち構えていた
『やだよぉ……そんなの…ひどいよぉ…卵なんて…いらない……』
透明な輸卵管が陰部に添えられる……おぞましき命の元である球体が無数に詰まった筒が…
そしてその卵の通り道である管はアカネのバージンロードを土足で踏みにじる

じゅぷぷぷ……ブチブチッ!!…じゅぶぶぶぶぶ

『はああぁぁああぁーーーーーーーーん!!!!!!!』
激痛も一瞬…デスパイアの媚薬により身体は快楽の虜へと変えられてしまっているアカネは一突きで絶頂へと上り詰めてしまう
『(嫌なのに……嫌なのにぃ……)』
心は絶対的に拒否しているというのに肉体と神経は言うこととまったく逆の反応をしてしまう

にゅぶぶぶぶぶぶ

『ダメェ!!……そんな奥まで…入らないで!!』
それでも輸卵管は止まることはない。そのままゴール地点の母なる個室へと突き進みつづけていた……
『あたってる!…!…あたってるよぉ!!……一番奥に…もうやめてぇ!!』
輸卵管は一番狭い箇所に行き当たっていた。だがそんなものはデスパイアにとって障害でもなんでもない

ずぷぷ………………ずりゅう!!!!!

『ふあぁぁああああぁあぁああーーーーーーーーー!!!!!』
輸卵管の先端がアカネの聖域へとなだれ込む。その人智を超えた刺激に再びアカネの快楽神経は振り切れてしまったのだった
「イきおったか……まあよい…我が卵を受け取るがいい」
短時間での二度の絶頂により朦朧とする頭で聞いた。しかし、その薄い意識も輸卵管の細かい振動が示す意味に叩き起こさる。
―――産卵が……始まるのだから
『イヤァーーーーー!!卵、卵はイヤ!!……ダメ…ダメ…ダメダメダメダメダメダメーーーーーーーーーーー!!!!!!』

ポコ…ポロ…ポロ…プコココン

『うあぁ……はいって……んふっ!!……来ないでよぉ……』
圧倒的な下腹部の異物感。それはアカネのナカで消えることなくズシリと存在を主張する

ポプコ…ポコ…ポン…ポロロロロロ

『ヤダッ!!…ダメ…イッちゃう……こんなのでイッちゃうよぉーーーー!!』
詰められていく卵はアカネの子宮を震わせ掻き混ぜる。まるで子宮内部が丸洗いされるような感触に望まない快楽を味合わされる

ポプコココッ…ポコププポン…ポコポコポコ…クポン

『ひゃあぁぁっぁあ!!!!もうダメェーーーーーーーー!!!!!!!!!!』
異形の卵を注入される恥辱に全身を反らせ今迄で一番深い絶頂を迎えるアカネ。詰め込まれた卵の主張は留まる事を知らずお腹を内側から押し上げ、その結果アカネのお腹はポッコリと膨らんでしまっていた
358拳撃天使アカネ 第四話5/5:2007/05/22(火) 20:16:46 ID:9lg7opYa
「ふむ、こんなものか…」
輸卵管を引き抜いていくデスパイア。それと同時に子宮に入りきらなかった卵がボロボロとアカネの雌穴から零れ落ちる
『ふあ……はあ……あは……ふは……』
アカネはあまりにも深い絶頂と絶望感により完全に放心状態となってしまった。だがデスパイアは休む間など与えない
「次はこれだな……」
アカネは視界の端で別の触手が股の付け根に向かってくるのが見えた。確かあれは自分が乳首で奉仕した触手のはず…

(『それから彼らに卵を産み付けられた後は輸卵管の換わりにデスパイアの輸精管…要するにチンポを差し込んで射精されるのがほとんど。これで妊娠完了となるわ』)

再び講習会で聞いた話が思い出される。そうか―――妊娠か…



――妊娠!!??



『ちょっと!!…止めてよ!!そんな!…妊娠は嫌!!!!』
妊娠の恐怖で急速に意識が覚醒したアカネは精一杯の抵抗を示す。身体を暴れさせる…子宮内の卵が揺れて愉悦を
生じさせるが、妊娠という言葉の前には小さなことだ
「おとなしくせぬか!!」
触手の拘束が強まり動けなくなる。それと同時に輸精管の先端がアカネの膣口に触れる

つぷぷ

先端が埋没していく…
『嫌だ!!ダメ!!射精しないでよ………………そうだ!お尻…お尻で射精していいから…だから!』
「了解した」

じゅぶぶぶぷぷぷぷ

『ふあぁぁううううん!!!……そんな!!酷いよ!……くぁん!……両方だなんて!!!』
尻穴を差し出す代わりに膣は汚さないという交換条件を提案しようとするも其れすら叶わない。残る道は妊娠のみ

ずちゃむちゃぐちゃずちゃむちゃぐちゃずちゃずちゃむちゃぐちゃずちゃむちゃぐちゃずちゃ

『あはぁぁぁぁん!!…イヤ!…出されちゃう……出されちゃうよぉ!!!!』

どぴゅりゅっ……ごびゅりゅ……ぶびゅりゅ……びゅっ……びゅっ……ごぼおっ……どぷっ……どぷっ……ぶびゅりゅ……びゅっ……びゅっ……ごぼおっ……ごぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶっ!!!!!!

『ふひゃああぁぁぁあぁあーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!』
またも絶頂。放たれた熱き血潮は体内を駆け巡り卵との出会いを果たして新しい生命が芽生える
疲労と強すぎる快楽信号を受けてアカネの意識は限界を超えてブラックアウトする。最後までお腹の重さが違和感として残った




「ひとまず孕ませ完了か……まあ、出産が完了したらまた詰め込んでやろうぞ」
デスパイアは満足したのかアカネを自分の巣に持ち帰ろうとアカネを持ち上げ…………れなかった!!

いつの間にかデスパイアの中心部に直径10センチ程の風穴が開いているではないか。その風穴は銃声と共に数を増やしていく。
意味も分からず絶命するデスパイア。それによって地面に投げ出されたアカネには一枚の服が掛けられる
その服には「月影 霞」という名札があった






つづく
359:2007/05/22(火) 20:28:19 ID:9lg7opYa
以上です。今週は事情があって週末投下も出来そうもありません。
1〜2週間ぐらいは間隔空くかも。出来るだけ速く帰ってきます

>>352にて紹介の絵師様
ココを覗いているか分かりませんが萌えさせて頂きました。応援しています

次回は玲奈陵辱です



















べ、べつに某触手エロゲが発売だからじゃないんだからねっ!!
360名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 20:38:06 ID:jzCE31vW
兄さま
GJ!普通に上手いと思うので投稿とかしてみては?
361名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 21:17:47 ID:griQip7p
もうやめてー兄様ぁ!
とっくに触手のライフはゼロよ!勝負はついたのよ…


冗談です全裸で待ってます
362名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 21:22:57 ID:ZNrsNWGt
兄さまGodJob!!

これまでと違いなかなかお茶目な触人だw
363名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 08:12:04 ID:hN1drJEQ
兄さんGJGJ!!

ちなみに全何話予定だったりしますかね?
4クール50話とkゲフンゲフン


チラシ裏です
私もそのエロゲ買いますよ。スレ違ですけどね
364名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 15:07:49 ID:oBTGn+eC
此処は良いネ申スレですね!
365:2007/05/23(水) 19:08:04 ID:5m3KGYFU
>>360
そう言われるのは素直にメチャクチャ嬉しいですが自分はそのレベルではないと思っています
例えプロ並に上手かったとしても、その予定はありませんです
うまく言えませんがプロ野球2軍の控え選手より草野球で楽しくやるほうがいいというかなんというか…
向上心がないとか言われるかもしれませんけども、自分は楽しく書ければいいです

>>363
結構行き当たったりばったりです。スンマセン
全部で12話くらい出来たらな〜と思ってます。予定は未定

>4クール50話
そうですね、総集編を40話ぐらいやれば出来そうですw
無理ですよ…orz
366363:2007/05/23(水) 21:38:57 ID:hN1drJEQ
>>365
そうですか。謝らなくていいですよ。兄さんのお好きに書いてください。こちらは全裸で待ち続けますよ。

総集編40話吹いたw
367名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 22:24:52 ID:njrHqCGZ
>総集編を40話ぐらい
それ何て種死?
368名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 23:09:18 ID:REUkO0Cl
あぁ…主人公脱落フラグが立ってしまった
369名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 00:36:56 ID:4XGOlg+T
307でドラゴンは怪物というのが確認できたんでSS書いてるんだけどエロ部分はどうかけばいいかわからん俺/(^o^)\

前置きはそこそこ書けるんだがエロとなると手が止まる
370名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 02:13:35 ID:+dIRaztx
人とサイズ違うだろうからモノのデカさにひぎぃとか。
後は出る物の量にひぎぃとか。
371名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 04:38:44 ID:gfO6xE+J
……双子乳姫とかそんな感じの名前のゲームであったなぁ
372名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 06:00:00 ID:gpRUtdqE
ふしぎ乳姫ふたご星
373名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 08:45:44 ID:I9sRyVTK
双子で巨乳と貧乳でふっしぎ〜〜


ねーよw
374名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 20:21:01 ID:FolduvMj
>>373
魔法天使ミサキの公式HPで巨乳ミントと貧乳ミントがクラゲデスパイアに犯されて卵出産
って小説出てたぞ? 挿絵つきでw
375名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 06:15:32 ID:49IMfj2G
ビジュアルファンブックとかでないかな
376名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 09:25:54 ID:+OWvydvD
>>375
ゲストで兄さんに一本書いて欲しいな
377名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 09:48:23 ID:tyu44tJU
ガオガイガー
378名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 18:51:16 ID:G9Krf2Jv
二つの触手が真っ赤に腫れるゥー!
アナルとマンコを轟き犯すぅ!
ばぁくねつ!ゴッドマニュピレイタァァァ!
膜ッ破!ドーピュドピュ、天驚けーーーーーーん!






むしゃくしゃして犯った、反省はしていないニョロ
379名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 23:00:10 ID:0838zDXq
http://www.uploda.org/uporg823320.zip.html
前スレのDATなんで誰か変換できたらお願いします
380名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 06:30:36 ID:F9EdQkcq
>>374
いってみたけど、よくわからなかった orz
381名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 22:35:00 ID:OUv/zVs1
>>380
ごめん、アレ期間限定だった。
ダウンロードはしてるが流石に商業関係をどっかに上げるのは問題あるか
382名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 15:09:26 ID:kUXKcJkn
hooshu
383名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 08:52:33 ID:FcyfEOXN
そろそろ触手SS禁断症状が出そうだ
384名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 12:07:33 ID:YqQDHo/j
続きマダー?
385名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 12:48:35 ID:QoE/yFYE
>>383
ageてまでそんなことがいえるほどおまいさんは偉いのか。

ところで2板同時投入ってやっぱり駄目かな。
作品エロパロなんで作品専用スレッドに投下しようと書いてるんだけど
内容が触手産卵出産モノなんだ。ここが一般作品エロパロ禁止なら最初から駄目なんだけど。
マルチまがいだから誘導レスだけにしといたほうが無難?
386名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 12:58:05 ID:tXAQDXCK
>>385がマゾに見えて勃起が止まらない
387名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 13:08:31 ID:QoE/yFYE
ものすごく>>384の間違いだった…orz
388名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 13:27:37 ID:FcyfEOXN
>>387
俺は投下して欲しいけどやっぱり誘導レスが無難かと
389ビアンカ*クサッタシタイ:2007/05/30(水) 16:21:04 ID:p8ELywkp
初めまして。
久々にドラクエやって創作意欲みたいなのが沸いたので投下させて下さい。

・携帯厨なので改行おかしいかも

・ちょいグロかも
390ビアンカ*クサッタシタイ:2007/05/30(水) 16:27:45 ID:p8ELywkp
 腐った死体はカクリと片膝を落とし、腐乱した頭部をうな垂れた。
 割れた頭蓋骨の隙間から、脳味噌だか血液だか判らぬ濃緑の液体が零れだし、蕩けた肉と混ざり、辺りに飛散する。
 傾いてゆく身体を支えようと大地に腕を突く。しかし手首から先が無い。二の腕が空を切り、後は重力に従って顔面から崩れ落ちる。
 ぶら下がった眼球が千切れ、激しい腐臭を纏った粘液と共に飛び散り、ビアンカの頬に付着した。
 喉の奥に不快な酸味を感じ、強烈な吐き気が背筋を走る。ビアンカの意識を、どうしようもない殺意が支配してゆく。全身の毛が逆立つ。
「……おのれ、下衆が」
 ビアンカは手の甲で頬を拭いながら、腐った死体に向かい一息で跳び寄り、頭蓋がむき出しになった禿頭を蹴り上げた。
 しかし望んでいただけのレスポンスはなく、いともあっけなく千切れた生首が転がっていった。
 首から覗く頚椎が蚯蚓のように踊っている。おぞましい。
「おぞましい」
 ビアンカは吐き捨てると、足元で潰れた腐乱死体の“骸”を見下した。しかし苛立ちは納まらない。
 次の標的を探そうと辺りを見渡す。見渡して、そしてはっとした。
「アベル!」
391ビアンカ*クサッタシタイ:2007/05/30(水) 16:40:21 ID:p8ELywkp
 まるで予想もしていなかった事態がビアンカを取り包んでいた。 いつの間にか現れた数匹の新手がアベルを囲んでいる。まだ新鮮な腐臭が鼻をつく。腐った死体――。
「ビアンカ……すまない、油断、した」
 慌てて駆け寄るビアンカの視線の先で、奮戦していたアベルが急に硬直して呟いた。口元に鮮血が滲んでいる。
 次の瞬間、上段に構えた鋼の剣が手の平から滑り落ち、キン、と甲高い音を鳴らして地面を跳ねた。
 アベルの前方に立ち塞がった一体がすかさず剣を拾おうとしゃがみ込むと、その背中に覆い被さるように崩れ落ちた。アベルの背中には錆び付いたナイフが深々と突き刺さっていた。
「寄ってたかって……卑劣な」
 モンスターに対して通用する理屈ではない。だが、そう思わずに居れなかった。ビアンカは歯噛みをしながら、大きく間合いを取り身構える。
 腐った死体共は微笑を浮かべ、アベルの背中に刺さったナイフを弄んでいる。柄に手を当てて力を込める。アベルは声にならない叫びを上げ、猫のように丸まった背中を仰け反らせた。腐った死体は笑っている。
 その内の一体がナイフを引き抜き、滴る血液を舐め上げた。
392名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 20:23:15 ID:Bggm1ryZ
>>385
その作品スレが触手産卵と言うハードな流れを受け入れてくれるならそっちに投下して
こっちは誘導が無難、逆にそれが難しそうならこっちに投下して向こうを誘導が無難
基本的にここはオリジナルだろ言うが、一般作品だろうが、18禁作品だろうが無問題
2重投稿はこっちはともかく作品スレが受け入れてくれるかが不明

>>390
ドラクエV乙です。
ただちょっと微妙なところで区切り杉かもw
しかし、なかなか気丈なビアンカですね。めろめろにしてやってくださいw
393名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 21:24:44 ID:5N2Ms0Q8
ドラクエ続きマダー? チンチン (AA略

度数切れか?
394名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:03:07 ID:7uWWjEVN
スミス!
ごめんおれスミスしかおもいうかばなくてごめん!
かがやくいき!
395名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 21:02:38 ID:yidNj/cO
投下or誘導レスは?
396名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 23:31:28 ID:13fVYsTW
>>395
まだ作成途中でないかい?
気持は分かるが急かすのはイクナイ
俺だって>>385全裸wktk続行中だけどさ
397名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 02:25:03 ID:rSWdwqlw
>>396
全裸はいかんぞ
紳士のたしなみとして、靴下とネクタイだけは着用せねば
398名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 06:42:10 ID:SUizax4j
じゃあ俺はシルクハットにネクタイと網タイツで待機
399名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 07:02:15 ID:Pq9teDZP
全部脱がせないほうが興奮するとは
さすが一級のエロ触手どもだなおまいら。
400名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 08:52:05 ID:uIRqcL69
じゃあ俺は首輪と手錠で待つよ


っておまいら面白過ぎだと何度言えば
401名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 20:30:02 ID:ujO2refS
一流の触手はウィットにも富んでるらしいからな。
402名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 20:53:53 ID:CzcXEsBY
触手界にはトイレ触手分が足りない…
そーゆーCG集か何か出ないだろうか…。
403名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 20:55:23 ID:pS4Un0kt
なんかこのスレ来ると
普通にPCの前に触手が鎮座してる気がするから困ったもんだw
404名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 23:35:25 ID:ePW6kvAb
>>402
神楽スキーさんはトイレ結構書いてたじゃないかw
405名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 00:45:42 ID:tnn7Ibot
神楽スキーさんといえば学校のトイレで河童に犯られるやつは最高だった
よく読むとあれって授業抜け出して用足しに来てるんだよな
そのあたりも妄想が膨らんでとても良かった
406名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 00:48:37 ID:zFvr/TXl
>>403
あれ?俺がいるw
407名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 01:22:58 ID:yPmRlk7l
いやでもさ、比較的少ないと思わないか?
今まで色んな触手絵を見てきたけど、トイレでのものは数える程しか…
やっぱり重要なのは、触手そのもので、場所は関係ないのか…
408名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 05:08:45 ID:jzaE1FJw
ああ、トイレ専門スレはおちたのか
残念だ
409名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 10:25:37 ID:QdMBcTEz
>>407
あたえるインパクトが強いとか?

触手もシチュエーション、用途によって変化する千変万化の存在ですから
410名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 17:40:39 ID:Hwg9gNQt
神楽スキー氏に限らず場所に変わって周りの描写なんかもうまく書く人
月光、草や周囲の土の臭い、便所なら悪臭や暗さ、風、そういったものを
うまく描写することが出来る必要があるため、服装や周囲のシチュなんて
のは丁寧に描写すると恐ろしく長くなる。まあ、だからスキー氏の文章って
長いんだろうけどね
411名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 22:17:12 ID:yPmRlk7l
知識やレパートリーの広さもあるんだろうね。
読んでいてやっぱり、あの表現力は神がかってると思った。
412名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 23:14:34 ID:DyTBk2ev
だよな、あのレベルにはアマでは未だ誰も到達してないと思う。
あれと互角以上なのはプロライターの中でも少数かと
エロ小説をお金出して読んだことない俺が言ってみる(当方エロゲのみ)
413名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:03:48 ID:At+Vugot
まあ、なんていうかあれだね。あんまりそういうこと言うのもほどほどに。
水死体氏の一件の時に思ったけど、あんまり持ちあげすぎると不満が溜まって決壊したときロクなことにならない。
少なくとも以前よりは書き手の数が減ってるのは間違いないから。
414名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:31:51 ID:HZYpaTvL
ようわからんが、ここに投下してくれた職人さんはみんなすばらしいと思うぞ
力量云々よりも妄想を他人にも理解できる形にできるという事はすごい
415名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 13:41:31 ID:13lgwY8E
うん。文章にしてストーリーにできるってことがすごい。
妄想ネタだけは人よりあると自負してるが、
物語にするのは無理だ・・・。
416名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 18:35:01 ID:i1m6Ng6f
それに、物書きって意外とナイーブだからなー。
言葉で生きている連中だから、それだけに言葉には敏感なんだよな。
ちょっと心無い罵倒が来ただけで
もう二度とスレに顔を出さないなんてのもザラだ。

悪く言うなら必ず、
なぜだめかを筋道を通して納得がいくように説明せんとな。
幸いここの触手連中はそろいもそろって紳士ぞろい。
心無い罵倒が皆無なのが救いニョロ。
417名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 19:54:02 ID:IOgQ7Tju
触手好きの俺がこのスレを好きなのは当たり前だが
このスレの触手仲間も大好きだったりするんだぜ?ニョロ
418名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 21:43:27 ID:5diIfRXL
なんかおまえら熱いな
俺はおにゃのこさえ襲えるならそれでいい
419名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 22:02:33 ID:slOap6bi
今、「女の子攻・触手受」というわけのわからん天啓があった
420:2007/06/03(日) 22:12:42 ID:brKWtjKT
盛り上がってる中スイマセンが久しぶりです

なんというかスランプキタ━(゚∀゚)━!!!!!ですorz
一週間書いて4kbとかそのぐらい書けなかった…(大体自分の一作品の3割くらい)
だがそのスランプの中

触手SSスレよ!!私は帰ってきたーーーーーーーーーー!!

今回少し短めかつクオリティが低いと思われ…本気でスランプなんです。ただでさえ遅筆なのに
421拳撃天使アカネ 第五話1/4:2007/06/03(日) 22:13:40 ID:brKWtjKT
『これは……二手に分かれるしかないわね……』
『そうですね…玲奈先輩』




アカネとのやり取りから数分後…玲奈の目の前には今回の相手が鎮座している
玲奈は既に戦闘モード、眼つきは厳しく抜き身の刀が連想される雰囲気を漂わせていた
対するデスパイアは超巨大な芋虫?なのだろうか。普通の芋虫を等倍に大きくしたものなのだが、その大きさは軽自動車ほどの大きさに達している
人語は話せないようだが、玲奈を前にして様子を見るといった行為からある程度の知能は持ち合わせているようだ
「フシュルルルルルーーーーーー!!」
雄叫びを上げるデスパイア。それと同時に玲奈も動き出し、殺るか犯られるかの戦いが始まる

敵は動かない。ただ口から5〜6本の長い触手(舌?)を出して玲奈を攻撃するのみ。もっとも、俊敏な芋虫がいても困るのだが……
玲奈は触手を避け、時には切り払いながら好機を窺う。なにせ連戦により残り魔力は限られているので確実にヒットさせる必要があったからだ
直ぐにその時は訪れる…敵本体との間に障害が無くなるその一瞬――
『ランサーストライク!!!!』
槍を構えての高速突撃、アカネの攻撃力よりは劣るが魔力を一点に凝縮させた彼女の切り札をデスパイアに叩き込む!


ガキイィィィン!!!!


『(弾かれた!?!?!?)』
クリーンヒットしたはずだった……だがその一撃は敵の外皮にヒビを入れるに止まる
そして予想外の結果に体制を崩した玲奈に触手が襲い掛かる

しゅるしゅるしゅる

『くっ!!……捕まるものですか!』
いち早く冷静さを取り戻した玲奈は両脚に絡み付いた触手を槍で切断し再び間合いを取る。触れた箇所が粘液に濡れるが、今はそれどころではない
『(切り札を使ってもあのダメージ……同じ箇所に繰り返し当てるか…もしくは外皮の境目を狙うか…)』
一連のやり取りで突破口を導き出す玲奈の頭脳。先程の冷静さといい今回の作戦の立案、これこそが玲奈の最大の強みであった
しかし……現実は甘くない

ガクンッ

『な、何なのっ!?あ、脚が……痺れ…』
不意に脚が動かなくなる。原因は一つしか考えられない……そう、デスパイアの粘液だ
「フシャアァァァァーーーー」
両脚の自由を奪われた玲奈に勝ち目など皆無。必死に抵抗するも数秒で両腕、両脚共に拘束されてしまう
『うぅ……こ、こんな奴に…』
敗北の屈辱に唇を噛み締め悔しさを滲ませる。だがデスパイアには関係ない……彼にはこれから行われる「収穫」にのみ意味があるのだから
422拳撃天使アカネ 第五話2/4:2007/06/03(日) 22:15:09 ID:brKWtjKT
『(く、屈辱だわ……)』
捕らわれた玲奈は拘束された触手に持ち上げられ、ゴツゴツとしたデスパイア本体に跨るように座らせられる。拘束はキツく例え身体の痺れが無かったとしても抜け出すことは不可能だろう
今の彼女はクモの巣にかかった蝶のようなもの……残る末路は陵辱という名の捕食しかなかった
早速デスパイアという捕食者は獲物の調理を始める
『え!?な、なに!?服が…溶けて!!?』
デスパイアは本体部分からこれまでとは違う粘液を分泌する。その粘液は玲奈の制服と下着を溶かしていく
『(うぅ……下着が……)』
玲奈は跨がせられている為に股の部分は直接デスパイアに触れている。それ故に粘液の被害を最も大きく受け、下着は最初から穿いていないと思わせるほど溶かされていた。
さらにスカート部分もほとんど粘液の餌食となり、彼女の小尻は丸出し状態になっている
最早下半身の衣服は全て用を成さなくなり、そこから来る羞恥心が玲奈を蝕っていく

ふと触手が動きを見せた…
『えっ!?ひゃん!……うごかさないでぇ…』
触手全体が前後に動かされ、それに伴い玲奈も動かされる。まるでデスパイアの背に股を擦り付けるような動きに見えた。そこから与えられる刺激が表情に羞恥以外の赤を生じさせる

ごり……ごりゅ……じゅる……ずるっ……

『あんっ!…!…ふうっ!……んふっ…!…』
デスパイアの凸凹とした表面が暴力的な刺激を与え続ける。既に玲奈のソコからはデスパイアの粘液以外の粘性の液体が分泌されていた
『(うそっ!?…気持ちいい……まさか…媚薬なの?)』
玲奈の勘は当たっていた…強力媚薬と股間への激しい刺激により彼女の表情は羞恥の赤みから快楽の赤みへと変化していく

じゅる……ぐりゅ……ごるっ……じゅぶ……

『ふぁん!……あぁん…!…んはぁあ………………え???』
だが、ここで急に触手により玲奈の動きが止められる。突然の責めの中止に戸惑いを隠せなかった
『(どうして…止めるの?……)』
疼く…身体が熱くてたまらない。その疼きと欲求は抑えられなどしない
『(快楽で…身体が勝手に…動いてしまう…)』
玲奈は身体の疼きを処理できない苦しみに耐えられずに自らの秘部を擦り付け始める。

じゅ……じゅ……ごり……

彼女の下半身はデスパイアの媚薬粘液と自身の愛液まみれになっていた。その中で一人の天使は快楽を貪り続ける
『あぅ……イク…イク…ふうぅぅぅぅん!!!!!!!』
多量の潮を吹き一人達する玲奈…デスパイアの背を使っての自慰行為という天使に有るまじき行いだが、魔薬に毒されてしまった彼女には関係なかった
絶頂の後ぐったりと脱力するが、両手は触手に拘束されているために前屈みの体制となってしまう
『(そんな……こんな…はしたない……)』
激しい自己嫌悪に陥る玲奈。だが、このときの彼女はデスパイアが動きを止めた理由など知る由もなかったのだった

423拳撃天使アカネ 第五話3/4:2007/06/03(日) 22:16:11 ID:brKWtjKT
「ふぎ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
デスパイアの地鳴りのような呻き。まるで何かを予感させるような雰囲気を発する
その変化を感じ取り、玲奈は絶頂の余韻と自己嫌悪から目を覚ます。強制的に夢から現実に引き戻されたような感覚

しゅるり…にゅる…しゅる…

触手が動きを見せ、デスパイアが行動を再開する。次は一体何をされるのだろうか、という恐怖が玲奈を蝕んでいく
デスパイアは口から6本の直径1センチ程度の細い触手を伸ばす。それはそのまま玲奈の股間へと向かっていった
『ひっ!……(遂に…始まるのね……)』
デスパイアのターゲットが股間に向けられた為に本格的な責めが始まることを理解する玲奈
触手が秘裂に迫る……だがデスパイアはここで障害に遭う。玲奈は前屈みの体勢の為に秘部はデスパイアの背に完全に接していたのだった
これでは挿入は不可能と判断したのか触手達はもう一つの穴へと向かう

にゅる……つんつん…ぬりぬり

『きゃっ!!ソ、ソコは…違う!』
触手達は寄ってたかって彼女のアヌスを突付き回す。肛門内部にも粘液が入り込んで行き、6本の触手により急速に性感を開発されていく
『ひゃん…!…くっ!……ひやぁぁ…!!…』
媚薬漬けにされていた玲奈は肛虐をすんなりと受け入れた。背筋がゾクゾクとする快感に酔いしれていく
『あふっ……ふあんっ……(そんな…お尻なのに……気持ちよすぎる…)』
ここで触手群は違う動きを見せた

ずぬっ…

『んくぅ!!…ダメッ!一度に…全部なんて……』
6本の触手が一気に挿入される…それらは浅い位置で止まり、外側へと押し開いていった

くぱぁ

『いやぁ!…お尻!…拡げないで!!!!』
触手は正六角形それぞれの方向に肉を引っ掛けて肛穴を開く。シワは一本残らず伸ばされて直腸内部も窺うことができた。
腸が外気に触れてひんやりとした感触が玲奈を襲うが、恐ろしいまでの恥辱に体温は上昇するばかりだ
未だ拡張させようとする触手。その行為は彼女に少しの痛みと背徳の快楽を与え続ける
そんな玲奈にさらに追い討ち……いや、デスパイアの本命が襲い掛かろうとしていた
424拳撃天使アカネ 第五話4/4:2007/06/03(日) 22:17:39 ID:brKWtjKT
『もう拡がらない……え!?な、なんなのそれは!?!?』
思わず後ろを振り返った玲奈の目に映ったのはデスパイアの尻の部分から伸びる太き透明のチューブと男根のようなグロテスクな触手であった
『(ま、まさか……輸卵管と輸精管!?!?!?)』
彼女の持ちうる全ての知識をフル回転させ一つの結論を導き出す。それと同時に自らの運命を悟ることとなった
産卵射精妊娠出産苗床―――悪魔のような単語が頭の言語中枢を支配し駆け巡る。玲奈の代名詞である”冷静”など何処にも見受けられない
そこに存在するのは異種による生殖行為に恐怖する一人の女性

『嫌っ!!…来ないで!…挿れてはダメ!!』
懇願を無視して透明な輸卵管が玲奈の開かれた排泄の穴へと近づいていく。その動きはゆっくりとした物だが、それが恐怖の感情を煽る
『お願いだから…それだけは……』
通じないのは分かっていながらも懇願せずには居られない。当然その願いも聞き入れられず、透明な肉筒は侵入を開始する

じゅぷぷっぷぷぷぷぷっ

『あひぃぃっぃい!!!…そんな一気に…太いぃ……』
幾ら事前にアナル拡張されていたとはいえ流石に困難である。彼女の後ろの穴はデスパイアの肉筒に悲鳴を上げていた
だがクリスタルの身体保護機能が働く事により、その責め苦を身体は耐え切ってしまう

ずぶぷぷぷぷっ

輸卵管は理想の産卵ポイントを探して奥深くに前進を続ける。モノが透明であるために彼女の腸内が外側から丸見えとなっていたが、視姦されていないのは玲奈にとってせめてもの救いだろう
そして、輸卵管の前進が停止する。準備は整った……後は卵という名の絶望の塊を不浄の穴に送り込むのみ
輸卵管の根元から球体が現れ、玲奈とデスパイアに架けられた橋を駆け上ってくる
『嫌あああぁぁあ!!…そんな気持ち悪いモノ……入れないで!!!!!』
一つの球体の大きさはピンポン玉より一回り程大きく、その中心部には芋虫の幼生と思われる黒い塊が鎮座していた
それらは着々と進行を果たし、遂には玲奈の体内へと消えていく。輸卵管の先端まで卵で埋まった時点で一時停止しした後、デスパイア全体の痙攣に取って代わる

ぶるぶるぶるぶるぶるっ!!!

その震えは産卵の前兆……雌の本能的にそれを予感した玲奈はこれまでで人生最大の叫びを上げる
『ヤダ…嫌あぁ………産んじゃ嫌ぁあぁぁあぁあーーーーーー!!!!!!!』

ポコン……ボコッ……ボコン……

一つずつ…一つずつ……
玲奈の腸内にてゆっくりと行進を行うかのように卵が産み落とされる。腸内に排出された卵は後から来た卵に押されて奥へ奥へと侵攻していく。
デスパイアの中では比較的大きいソレは秒刻みで玲奈を蝕んでいった
『くぅうぅうーー!!…卵…大きい……もう…いや……ん!!!……んぶぅぅぅううう!!!!』
お尻に神経を集中していた玲奈は顔に接近する輸精管に気付けなかった。産卵が終わるまで待ちきれなかったのか輸精管は独自に口腔を犯し始める
『んぐっ……ぐぶっ……ぶちゅ……ぐぐぐう』(ボコン……ポコン……)
彼女のことなど全く考えずに口内を嘗め回しながら上下運動を繰り返す。玲奈はなんとか口から排出させようと舌で抵抗を試みるも、それは逆効果でしかなかった。尚、その間も産卵は続けられている
『ぐむっ……ぶふっ……くっ……』(ポココン……ポコッ…)
次第に輸精管の脈動が早くなってゆき、それに伴い動きも早くなる。限界が近づいているのか輸精管は玲奈の口いっぱいまで太くなる…
そして、玲奈の歯が輸精管の先端に当たるのを皮切りにダムの放流が始まった

どびゅびゅ!!……びゅびゅる!!……ぶぴゅるるるるるる!!!!!

『んぶぅぅぅうぅぅぅうううーーーーーーー!!!!』
盛大なくぐもった声と共にデスパイアの欲望の邪液を飲み込んでいく。なにせ輸精管と口の隙間は全くない。それに水圧の凄まじさに飲まざるを得なかったのだから

どびゅびゅ!!……びゅびゅる!!……ぶぴゅるるるるるる!!!!!

まだまだ射精は止まらない。玲奈は産卵も射精もただただ終わることを待つことしか出来なかった
『(まだ…終わらないの?……やめてよ…)』(ポポコ……ポコポコン………)
425拳撃天使アカネ 第五話5/4orz:2007/06/03(日) 22:18:44 ID:brKWtjKT
どびゅびゅ!!……びゅびゅる!!……ぶぴゅるるるるるる!!!!!

あれから10数分……
腸内への産卵は終了したものの、未だ射精の勢いは衰えることを知らない。お尻の方も限界まで産み付けられ、輸卵管が引き抜かれた際には何個も肛門から海亀のように排出してしまった。
お腹は産み付けられた卵が原因で完全に膨らんでしまい、元のスリムな体形は見る影も無い。

どびゅびゅ!!……びゅびゅる!!……ぶぴゅるるるるるる!!!!!
『(まだ……出るの?…)』
もう何リットル飲んでいるか分からない。下腹部は卵で、上腹部は精液で膨らませられている。
『(このままじゃ……お尻から精液がでてしまうかも………)』
玲奈の推測もあながち間違いではないだろう。既に胃袋の限界は過ぎているだろうしそのまま腸内に流れ込んでも不思議ではない
『(!?!?!?!?!?!?!?!?!?…まさか!?…今私のお腹は卵でいっぱいのハズ……)』
ここで玲奈は一つの考えに行き着く。
このまま精液を飲ませ続けられたならどうなるか…食道から腸内まで全てを満たされたらどうなるか…
それは卵と精液が一つになること――――受精

『んぶううーーーーー!!!!!ふぶううぅぅぅうぅぅうーーーーーーーー!!!………ぷはぁ!!!』
もう十分だと判断したのかデスパイアは輸精管から玲奈を開放する
だが時は既に遅し――飲まされ続けた桁外れの量の精液は玲奈の体内を貫通しつつあったのだから

ぐるるるるるるるるるるる

デスパイアの声ではない。勿論玲奈の声でもない。これは彼女のお腹が発した音だった
『(そんな!?…お尻から精液出ちゃう!?!?)』
止めようとするが止められる物ではないが、玲奈の菊門もヒクヒクと動きながらも何とか堪えていた
しかし、ここでまた細い触手が彼女の菊門を強引に抉じ開けた!!
『イ、イヤァーーーーーーーーーー!!!!!!!』

ぶしゃあああああぁああ!!!!!

肛門から噴射される白濁とした粘性の液体。それは精液の体内貫通を意味すると同時に卵の受精をも証明していた。
お尻での妊娠という事実を突きつけられ、今も尚肛門から精液を噴出し続ける。もう絶望以外は感じられなかった
『あぁぁ………もう…いや………』
瞳から光と力が失われていく。ひとまず陵辱の第一幕が終了されたのだった



しかし、第二幕は存在しなかった。
それは銃声とも爆音ともとれる音と同時にデスパイア頭部が削られるように消え去る。その後溶けるようにデスパイアは消え去る
お腹がぽっこり膨らみ妊婦のような、いや、妊婦の玲奈は地面に仰向けに転がる。
『玲奈先輩まで……本当にごめんなさい………』









つづく
426:2007/06/03(日) 22:26:25 ID:brKWtjKT
以上です

なんだかスレのふいんき(ryが熱いですな
私もスレの仲間が大好きであります!!


某所のミサキ絵師様GJです!あまりココで感想とか書くのはどうかと思いますので
該当スレにて名無しで書き込ませてもらってます。
いつかその絵にSS書いてみたい…時間と煩悩があり、スランプ脱出できれば…
427名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 22:52:53 ID:GCDmAZ+K
おお、今回も良い感じです。
そんな方法で受精を・・・。

しかし、どんなすばらしい技を繰り出そうと必ず死んでしまうデスパイア。
もったいない・・・。
428名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 00:08:47 ID:dURboKjA
ソフト貫通……。すげえよそれ
429名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 00:27:02 ID:2Joe8CC8
兄さん乙
クオリティは、個人的に問題無いです
まぁ、この辺は本人が納得できるか、できないかの問題なんでどうこう言えないんですがね…
430名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 00:40:12 ID:oM5v4G/b
どんなに手ひどく犯されても孕ませられてもてなづけられても、
最終的に悪は滅びる。これでこそ触手愛






と触手ファイブさんたちがいっておりました。
431名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 01:15:24 ID:WuWaUAWY
悪には悪の、正義(性技)がある!
てバイキンが言ってましたニョロ
432名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 01:37:47 ID:4JIGkAmC
>>431のレスを見て
「バイキンマンに捕われたバタコさんがバイキンマンの尻尾を突っ込まれたり触手責めにされて犯される」
という電波を受信した
433名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 02:31:40 ID:IesLgvNg
バタコさんはねーよww







メロンパンナちゃんだろ…常識的に考えて…
434名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 03:57:31 ID:ndorS6Al
声も良いしな。

次回は手当もむなしく孵化、出産から始まるんだろうか。
435名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 06:16:09 ID:/jPdkXUq
>>432-434のレスを混ぜ合わせて、えらいもの想像してしもた
吊ってくる
436名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 13:52:43 ID:ndorS6Al
>435
ばっか、死ぬ前にここに書いていけよっ!
設定だけでもっ!
437名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 14:29:52 ID:UeqfEFLM
ノーマル触手(射精以外は特殊な機能が無い分、処女膜貫通〜アナル凌辱や腹ボコまで様々なシチュに対応する万能型で戦闘中の女性を不意打ちし手足を拘束するのも担当する。極太や二又に割れた二穴同時責めに特化した触手などの大きさや形のバリエーションが豊富なのが特徴。)

産卵管付き触手(主に精神的に強い女戦士を追い詰め心を脆くして陥落させるのを担当で強情な捕虜を拷問する際のトドメにも使用される)

バキューム型触手(調教担当の触手の代表格で内部に乳首を責める為の小型の触手が内蔵されいる場合が多く大抵は乳房責め担当だが稀に秘部を担当するものもいる)

イボイボ付き触手(ノーマル触手の強化版でイボイボの擦れで気持良くさせ快楽の虜にする。未経験者なら高確率で堕ちる。ノーマル触手と同じく大きさや形のバリエーションが豊富)

怪物型触手(牙を持った戦闘担当触手で炎〜媚薬まで多彩な技を放ち。ノーマル触手と組んで女性をハメて捕らえるのを担当する。時折、自慢の牙を使って乳首責めも担当する)

ゲル状触手(別名スライム型触手で水場では最強の触手で媚薬成分を体内に持つタイプも存在)
438名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 22:34:10 ID:DUgrz9c2
未経験者より経験者のほうがイボイボ楽しめると思うけど?w
439名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 23:08:05 ID:wRzVmYwQ
遅ればせながら>>1保管庫の中の人乙であります
440名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 00:43:36 ID:bT2qYnHM
魔法少女のパートナーが触手だったら、勝ってもニョロニョロ、負けてもニョロニョロってのが浮かんだ。
そういや保管庫に触手とパートナーになるやつがあったな。
441名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 01:03:54 ID:23EbqY2q
じゃあ俺はツリ目のライバル魔法少女パートナー触手になって
普段はアナルに潜んでおきますね
442名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 01:13:14 ID:aSqKnFSY
そしてトイレで排泄物と一緒に流されてしまった>>441・・・
無茶しやがって・・・
443名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 03:39:54 ID:UK+L2mSg
おい誰か最強の触手生物

クトゥルー様を書いてくれる猛者はおらんか!
444名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 03:46:46 ID:7PMHKc1P
圧縮回避上げ
445名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 05:08:44 ID:kJIbSQFi
>>440
触手とパートナー
kwsk
446名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 07:32:18 ID:J5Jcoiio
>>443
あの方は見た人間が行為前に発狂しちゃうからなぁ
447名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 08:44:25 ID:mG4oymxV
>>440
つ魔法少女マナ
448名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 08:55:21 ID:bT2qYnHM
>>445
保管庫の素手コロ天使、ドクツちゃん ってやつ。
449名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 16:11:12 ID:Woxatmxw
よーしパパ初投稿だけど頑張っちゃうぞー。
450戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:13:09 ID:Woxatmxw
〜The Kingdom Of The Phallus〜

「くちゅ・・・…ん、むは!……ぷはっ!!」

「あ・・・んっ、ぬん、んっ…」

「嫌ぁ・・・、むふっ!あ、あ、あ、あぁぁぁ……」

レディースデーのレインボーランド。
本来であれば束の間の行楽を満喫する人々で賑わうこの場所も、今は凄惨な陵辱の舞台と化していた。
黄色い歓声の代わりに響き渡っているのは、淫らな喘ぎ声とヌメった摩擦音。
見渡す限りの園内には、赤黒い表皮に包まれた無数の触手がひしめき合い、
うら若い女性たちを絡め捕り、亀頭状に発達したその先端を、各々の股間へと乱暴にねじ込んでいる。

一体何が起こったというのか?

最初の異変は地鳴りだった。アスファルトの舗装の下から聞こえてくる不気味な響きに来園客達が気づき始めた次の瞬間、
唐突に遊園地全体を襲った強烈な揺れ。あちこちから悲鳴が上がり、立っていられず地面にうずくまる者も少なくない。

誰もが最初は地震だと思っただろう。

だが、異変の本番はここからだった。
ベキベキという破砕音と共にこの遊園地のシンボルでもある時計塔が傾き始め、スローモーションで横倒しになっていく。
その光景を呆然と見つめる観衆の前で、その下から盛り上がってくる巨大な“何か”。
赤黒い肉塊としか形容しようがない物体は、タイルを完全に突き破っても尚止まらず、
まるでキノコが成長してく映像を、数倍速で再生しているかのように、天へと向かって伸びていく。
そして数十秒後、その物体は観覧車を微かに見下ろす高さまで伸び切り、ようやく隆起が停止した。

揺れが収まり、やっとの思いで顔を上げだした来園者たちは、ただ呆気に取られていた。
誰もが口を半開きにしながらも、ソレから視線を離せずに居る。
大地を突き破って現れたのは巨大な肉の柱。
先端部は花のつぼみの様に膨れ上がり、頭頂部ですぼんでいる。
そう、そのシルエットはまるで理科の教科書に載っていたプラナリアのような―――――――――。
否、回りくどい言い方を廃して述べるなら、その物体は間違いなく巨大な男性器であった。
世界遺産級の巨木にも勝る太さを持ち、天をも突かんばかりのマラである。
その巨大な男根が白昼突然、遊園地の中心にそそり立ったのだ。
451戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:15:29 ID:Woxatmxw
園内にアナウンスは流れない。
来園者もスタッフも呆然したまま、この世のものとは思えぬ巨大な一物を見上げている。
そう間を置かずして変化は巨根の方から現れた。
つぼみ状にすぼんでいた頭頂部が、微かに震え始めたかと思うと、
亀頭にあたる部分を包んでいた包皮がゆっくりとズリ下がっていく。
やがて剥け始めた皮膚組織が反転し裏返ると、
その内側に斑紋状にこびりついた黄色い汚れが露になる。すると・・・・。

「……きゃ!何このニオイ!?」
「うわ、臭っ!!」
「……や、やだ。一体何なのよコレ〜!?」

風下にいた人々は思わず顔をしかめ、手の平やハンカチを鼻に当てる。
無論、植物や化学薬品等の匂いではない。
これは強烈な代謝により発せられる類の悪臭だ。
その匂いでようやく我に返った客も多かったようだ。
452戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:17:07 ID:Woxatmxw
「オ、オイ!あれは!?」

「……うわ!」

時を同じくして根元に一番近かった一団は別の異変を察知していた。
自らが砕いた舗装の破片に包まれた根元付近から、ワサワサと活動的にぬたくる物体が群生している。
人間で例えるならば男性器周辺の毛群、つまり陰毛にあたるソレは、
下界を睥睨している巨根をそのまま縮小した、そのもの正にペニスの群れであった。
そのペニスがあたかもイソギンチャクの触手のように波打っているのである。

観衆達はその威容と臭気に気圧されて、誰が合図した訳でもなく、
無言の内に恐る恐ると輪を広め、そそり立つ男根から徐々に距離を取り始めた。

―――――――――だが。時既に遅かった。
小さな地鳴りと共に巨大男性器はブルッとその巨躯を振動させる。
剥き出しの先端部が緩やかな動作で徐々に曲がり、蛇のような鎌首の姿勢で地上の一点に亀頭の裂け目を向ける。
その先にはOLと思しき若い女性数名のグループ。

「―――――――――え!?」

その中の一人が何か言葉を発しようとしたその瞬間。
巨大男性器がググッと膨張したかに見え……。

ブパッ―――――――――、ドチャリ!

ホワイトアウトした視界。
何が起こったのか、一瞬わからなかった。

「きゃぁぁぁぁぁぁあ!!!」

「嫌ぁぁぁあッ!!」

巨根の先端から発射された液体は、見事OLの一団に命中していた。
真新しいスーツに大量の白濁した粘液がドロリ張り付き、栗の花がすえたような悪臭を放つ。
ハイヒールはストッキングに包まれた脚と一緒に液体に飲まれ、身動きもままならない。
まるで強力なトリモチで地面に磔にされてしまったかのようだ。

ブブパッ―――――――――、グチュ!

「きゃっ!!」

「あ、彩ちゃん!きゃあッ!!」

男根が次に選んだのはベンチの付近に居た女子高生ふたり。
頭から盛大に液体を被った少女たちは舗装の上に倒された。
制服のミニスカートは捲くれ上がり、そこからスラリと伸びた脚は白濁液に汚され、
紺のハイソックスとローファーはベッチョリと敷石に繋ぎ留められる。
肩まで伸びる整った黒髪は一瞬にしてベタベタだ。

2組目の犠牲者が引き金となったか、園内は遂にパニック状態に陥る。
人々は恐慌に駆られ思い思いの方角にドッと走りだす。
そして混乱の元凶はその光景を遥か下界に望みながら、悠然とした佇まいで次なる獲物を物色し始める。
その先端から体液が放たれる度に、逃げ遅れた犠牲者が地べたに貼り付き捕らえられる。
陽の光を受けて銀色に輝く糸を引きながら、雨アラレと降り注ぐ白い半透明の塊。
捕縛された人々は水滴に閉じ込められた蟻のように、ただもがく事しか許されない。

不幸な事にこのレインボーランドは出入り口が一箇所しかなかった。
10分と経たない内に園内は、巨大男性器の吐き出す粘液に捕縛された女性たちで埋め尽くされ、
助けを求める無数の声が響き渡る。その数は軽く3桁に上るだろう。
453戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:19:14 ID:Woxatmxw
「―――――――――あ、正浩!」

「由紀!探したぞ!!」

その中の一人が駆け寄ってくるキャンパスメイトの姿を認め声を上げる。
彼女はまるで腰を抜かしてヘタリ込んだような姿勢で地面に捕えられていた。

「ちっくしょ!んだよコレはよ!?」

「わ、わかんないよ!聞かれたって!!」

「とにかくコレ解いて逃げるぞ!」

正浩と呼ばれた青年は、由紀を捕らえている物体を引き剥がそうとする。
が、凄まじい粘着性を誇るその液体は容易に彼女の体から離れそうにない。
男性の力で多少無理をすれば幾らか引き剥がせるレベル。
少量なら女性でも対処できるだろうから、顔に掛かったとしても窒息の心配は無いと見て良いか。
だが、下半身中心にこうもドッペり塗りたくられては、お手上げに違いない。
ふと気になり、正浩はその粘着物に触れていた自分の手を引き剥がし、自分の鼻に近付けてみた。

「……コレって」

「どうしたの!?」

自分の力ではどうにも出来ず、手持ち無沙汰になった両手で
髪にへばり着いた粘液を剥がしていた由紀も、釣られて顔を曇らせる。
綺麗に切り揃えられた黒髪のショートカットもコレでは台無しだ。

「いや…、何でもない。でも急いで此処から離れよう」

「…う、うん」

由紀の不安を煽らない為に、正浩は自らの疑念を喉の奥で噛み殺した。
この匂い、男ならまぁ覚えがあるだろう。間違いなくアレだ。
ザーメン。なにせ吐き出した元が元だし。

(ってか捕まってるの若い女ばかりじゃねえか!?)

そう、目に見える範囲でも粘液を吐き掛けられたのはざっと9割方が女性。
男性は他の女性の傍で巻き添えを喰らった者や、女を庇ったり突き飛ばしたような者だけ。
これに適当な理由を探すなら、誤爆という結論だ妥当だ。
454戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:20:56 ID:Woxatmxw
「ちょっとヤバイかもしれない」

「―――――――――え?」

「いいから、早く!」

「早くって言ったて!」

「このジーパン、脱げないか?」

「え、いや、ちょっと正浩ってば!?」

確かにこの液体、高い粘性のせいか浸透性が低い様子で、
ベトベトにされているジーンズさえ脱いでしまえばスルリと抜けられそうだ。
ちょっと前のモンスター映画で似たようなシーンがあったような。

「早く!」

由紀の無駄な逡巡を断ち切るように正浩が急かす。
このままでは埒が明かない。

「あー、その、でもさ……」

「見やしないから!出口んトコの売店で腰に巻ける物くらいパクってきゃいいだろ!」

「わ、わかった!わかったてば!!脱ぐから裾の方、押さえてて」

正浩の剣幕に押された事も手伝って、彼女はジーンズのベルトに手を伸ばす。
そのバックルをカチャリと外し終えた瞬間―――――――――。

「―――――――――うわッ!!」

「ま、正浩!?」

向かい合って由紀のズボンを抑えていた正浩が、短い呻き声と共に倒れこんで来た。
そのまま正浩はもたれ掛かった由紀の身体から滑り落ち、彼女のすぐ隣にべちゃりと横倒しになる。

「正浩!正浩ってば!!」

「うぅ……、ぅ…」

正浩は再度小さく呻き、失神してしまった。
首の後ろには赤く真新しい打撲のような後。
息はあるが、一体何が?

「―――――――――なっ?」

何者かが蠢く気配に、由紀は数瞬前まで正浩が居た場所へと視線を戻す。
その先には―――――――――。

「キャァァァァァァアッ!!!」

赤黒い触手が数本、鎌首をもたげて由紀を狙っていた。
455戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:22:55 ID:Woxatmxw
「―――――――――がっ!!」

「な、何だよコイツ!?あうっ!!」

それまで巨大男性器の根元でただ波打っていた無数の男根、いや触手の群れが、
突如目覚めたかのように活動を開始し、園内を覆い尽くさんばかりにその身を伸ばし始めたのだ。
そして愕くべき事に、その触手たちは、囚われの身になっている連れの者やガールフレンド、
或いは他の女性客たちを助け出そうとしていた男性客や、スタッフを襲撃し始めたのだ。

「く、くそ!…あがッ!!」

ヒュンと風を切る音と共に触手がしなり、一閃する度に、男性客が殴り倒され、或るいは突き飛ばされて昏倒し、
警備員が張り倒され、締め上げられ、放り投げられてアスファルトの上に力なく横たわっていくのだ。
咄嗟の武器になるような物が園内に転がっている筈もなく、
四方八方から襲来する触手の軍勢に彼らは為す術もなかった。
物の数分と経たずして、園内で救助活動に当たっていた男性は、軒並み大地に伸びてしまったのだ。
動きを封じられていた女の子たちは、眼前に繰り広げられる惨劇を、ただ震えながら眺めている事しか許されなかった。
そして―――――――――。

全ての前菜が駆逐された事を確かめると、触手たちは遂にメインディッシュへと迫る。

「やだ!う、……嘘でしょ!?」

「こ、こ、来ないで!来ないでってば!!」

哀願の言葉が通じる相手ではない。
赤黒い肉の蛇たちは、その身を撓ませ、狙いを定めると、
哀れな獲物たち目掛けて一斉に―――――――――殺到した。

「嫌ぁぁぁあッ!!!」

「助けっ、たすっ、たすけ、…やぁあっ!!」

「お母さぁぁぁぁあん!!」

飛び掛ってきた触手は精密機器のような正確さで手首と脹脛に巻きつく。
そしてそのまま螺旋階段を駆け上がるようにして、二の腕と太腿まで絡み付いてきた。
万が一、獲物が粘液による拘束から逃れた際の逃走手段を、まずは確実に押さえるのだ。
迫り来る脅威に恐慌状態で身を捩り、束縛の主を振り払おうとする女性たちに新手の触手が差し向けられる。
ゴム細工のように伸びてやってきたソレは、僅かの間、彼女達の胸元を生地の上から探るような仕草を見せると、
次の瞬間、衣服の中へスルリと潜り込んできたのだ。
456戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:24:01 ID:Woxatmxw
「やだ!やだ!やだってばぁぁあ!!」

「やめて、やめ、やめ、やっ…!」

季節柄、薄着の女性が多かっただけに、彼女たちの衣類は容易に潜入を許してしまう。
そしておぞましい侵入者達は、休む間も無く、獲物の服を捲り上げだしたのだ。
キャミソールが肩まで持ち上がり、ベージュのワイヤレスブラに包まれた乳房は隠れる場所を失った。
薄地のTシャツは手繰り上げられ、布地一枚隔てながらもその大きさを主張していたバストラインがでんと現れる。
ワンピースが容赦なく首元までめくられ、上下揃って暴かれる淡いピンクの刺繍が施された下着。
制服のYシャツはボタンを次々と飛ばしながら左右に開き、純白のブラジャーを白日の下に晒す。
ひっきりなしの悲鳴と共に、露わにさせられていく白い肌と色とりどりの下着たち。

続いて動きを見せたのは、脚に巻き付き動きを封じていた先遣隊の触手たち。
待機していた位置からそのまま太腿を登り詰め、女性たちの下腹部への侵攻を開始する。
その攻勢を前にスカートの類は余りにも無力で、触手の勢いを一片たりとも削ぐ事無く内股からの侵入を許し、
或いは腰の位置まで捲り上げられ、着用者たちの羞恥心と絶望感を掻き立てた。
ジーンズやスラックスを穿いていた女の子たちも状況に大差は無い。
触手たちはベルトとウエストの隙間をぐいぐい押し広げ、自らが纏う粘液を潤滑油に強引な武装解除を試みる。
ヘソの下から聴こえてくるヌチャヌチャという響きは、犠牲者達の平常心を根こそぎ奪い去るのには十分過ぎた。
457戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:25:24 ID:Woxatmxw
「嫌ぁ!放してっ!放してっ!放してぇっ!!」

後者の中でも由紀の置かれていた状況は相当悪い部類に入った。
先刻、彼女はベルトの金具を外してしまっていたのだ。
彼女を担当した触手は、ズボンを膝下までズリ降ろす仕事を労せず成し遂げた。
その下に由紀が穿いていたのは、丈の短いスカイブルーのショーツ。
少々窮屈でスポーティーなデザインのそれは、昨今の流行からこそ外れていたものの、
久々の休講日を気の合う男友達と存分に満喫し、
狭い講堂に閉じ込められた平日の分も遊び倒そうという、彼女の抱負が為させたチョイスであった。
そのショーツに包まれた下腹部を、まるで品定めするかの様に下から上へと触手がなぞる。
スズランの花のように僅かに剥けた先っぽからは、先走る体液が糸を引きながら滴り、
薄いポリエステルの生地にひときわ濃い滲みを作っていった。
やがてその触手は、ヘソより僅か下の位置で一旦動きを止めると、
その先端を上手に傾斜させてショーツのゴムに引っ掛け、クイクイと持ち上げ始める。
そして遂に…………。

「あ、あ、あ……っ!やぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

軟体生物のようにニュルンとひと度その身を伸縮させると、触手は滑り込むようにショーツの内側へと侵入を果たした。
由紀の絶叫に前後して、至る所からひときわ甲高い悲鳴が上がり始める。
狂ったかのようにその身を捩り、髪を振り乱して足掻く女性たち。
その下腹部を守る下着の薄い生地には、内部に潜り込んだ招かれざる客の姿が見事に浮き出て蠢いていた。
侵入を果たした肉棒たちは布地の砦の中を迷う事無く、お目当ての位置へとひた走する。
平野を駆け抜け、黒い森を掻き分け、なだらかな丘を下り、本能の指し示すランデブーポイントへと一直線。
その軌跡は粘液が描く滲みとなってショーツの表層に浮き出ている。

一方、彼女達の衣服を両サイドから捲り上げた状態で保持していた触手は、
拘束役を担っていた仲間が下穿きの中へと侵入成功したのを確認すると、次なる役目に取り掛かる。
2本の触手はその先端からゆっくり絡み合い、その身をネジのように捩り合わせ束ねると、
外気に晒されて震える胸の谷間へと潜り込んでいったのだ。
柔らかな脂肪の房の間を粘液を利用しながら掻き分け進み、やがてアンダーバストのベルトへと行き当たると、
絡み合っていた肉棒は再度2本に別れ、左右のカップの中へと侵入を果たした。
458戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:26:38 ID:Woxatmxw
こうして触手たちの宴の準備は整った。

「…駄目っ!あぁ、だ、駄目ぇぇぇえ!!」

「や、あ、あ、あぁぁぁぁあ…!」

「やめ、やめて、ひ、やぁぁあーっ」

まずはショーツの中の触手が、亀頭部の包皮をすぼめて吸盤を作り上げ、
その突端をクレヴァス上部の肉芽にあてがうと、容赦無く吸い付く。
吸い付いては吐き、また吸い付いては吐き、緩やかで絶妙な間隔を持たせる人外の愛撫。
そして先端の裂け目からはヌチャヌチャした液体が止め処なく溢れ、
本来ならば愛する者しか触れる事の赦されない秘部を盛大に汚していく。

強烈な愛撫に耐えかねて、海老のようにその身を反らす女性たち。
だが、今度は突き出された乳房がブラジャーの中に身を潜めていた触手によって締め上げられる。
下着に収まっていたバストは、揉みしだかれる水風船のように変形し、その姿を痛ましいほど歪められたまま踊る。
あまりに暴力的なペッティングの前に、ブラのカップは十秒と持たずに膨らみからズレて乳房は丸出しになる。
中には背中のホックが外れる者や、フロントホックが弾け跳ぶ悲惨な女性まで居た。
そして、触手たちはその頭頂部の露出を発見するや否や、下を責めている仲間と同じように包皮をすぼめ、
ヤツメウナギ状の吸盤を即興で形成すると、遠慮なく乳首へと吸い付いて来たのだ。
459戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:27:43 ID:Woxatmxw
「う、あ、あ…。ま、正浩…、正ひっ、ろぉ……」

気が振れてしまいそうな行為のさなか、由紀の口はすぐ隣で倒れているボーイフレンドの名を紡いでいた。
それが何を意味するのか、自分でも理解出来ない。
彼氏彼女というほどの仲ではまだなかった。
ただとにかく、これ以上この状態が続けば……、セックスの経験がない自分なんか真っ先に持たなくなる。
何が持たなくなるのか?そもそも持たなくなるとどうなるのか?
そんな事は良く判らない。ただ漠然とそう感じるのだ。

「正ひ……ろっ…むぅッ!!」

靄の掛かった思考は、頬に押しあてられた異物により中断を余儀なくさせられる。
右の頬にその身を擦り付ける新たな触手は、半開きだった唇の端から、口の中へと入り込もうとしていたのだ。
慌てた由紀は歯を食い縛り、その侵入を断固拒否する。

「え、あ、……むぐぅぅぅ!?」

くぐもった悲鳴がすぐ近くから上がった。
思わず目線をその方角に走らせる由紀。
視界に飛び込んで来たのは、ひとりのOLらしき女性が口に触手を含まされるその瞬間だった。
彼女のタイトスカートはウエストの位置まで捲くれ上がり、パンティストッキングの中は完全に触手に占領されていた。
ベージュ色のショーツの中で、モコモコと異物が蠢いている様子が此処からでもハッキリ見て取れる。
その傍では別の女性が膝立ちの姿勢で嬲られている。年の瀬は自分と同じ位だろうか。
スキャンティーと思われるピンクの下着は、膝の辺りまで力なくズリ落ちて丸まっている。
暴れまわる触手にゴムが切れてしまったのだろう。

知らず知らずの内にそんな細部まで観察している自分に由紀は内心苦笑した。
自分だって……、同じ姿だ。
それを忘れて正気を保つために、他の女性が責められている様を眺め、他人事だと思おうとしていたのか。
よく見れば向こうの二人も、涙を浮かべながら由紀の姿をまじまじと観ている。
案外、追い詰められた人間の心理とは似通っているのかもしれない。
460戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:28:52 ID:Woxatmxw
そんな無駄な思索の中を彷徨っている最中だった。

「あ、……ひぁっ!!」

これまでにない強烈な吸着がクリトリスを襲った。そして……。

「むぐ!?……ぐむぅぅぅぅぅう!!!」

僅か一瞬の隙を突いて、開いた由紀の口腔に触手がネジ込まれる。

股間と胸への愛撫に続いて、園内の女性たちの口には次々と触手が挿し込まれていた。
苛烈な圧迫感とセットになった異物感。呼吸する度に鼻腔へと昇ってくる凄まじい臭気。
飲み込む直前に一瞬見えた触手の先端部は、包皮が完全に裏返り、その所々に黄色い汚物がこびり付いていた。
それが今、自分達の舌の上で踊っているのだ。
恐るべき汚濁感に何とか侵入者を吐き出そうと試みるが、ささやかな抵抗の意思を圧し潰すように触手はグイッと前進してくる。
その動作が一度きりで止む事は無く、やがて触手は口腔内で緩やかなピストン運動を開始した。
やがてストロークは徐々に速さを増し、時折ビクンビクンと震えているのが伝わってくる。
とてつもなく嫌な予感がしていた。
だが、自分達が出来得る全ての抵抗がソレを阻止するには至らない事も、
恐らくは徒労に終わるであろう事も由紀には分かっていた。

「んん―――――――――っ!んー、んーっ!!」

「むぅぅぅう、むぅぅぅう!」

「ふむん、むはっ!ふむぅぅぅう!!」

他の女性たちも同じようだ。しきりに口の中でこもった悲鳴を発しながら首を振っている。

「ん…!?んんん―――――――――!!!」

口の中で圧迫感の主が膨れた様な気がした。

ググググググ―――――――――ッ!!………どぱッ!!!

「むぐっ!?ごぼぼ…ぼ、んぐ…んぐ…んぐ……、ぬぅ、ごぷ、ごぽっ!!」

触手はドクンドクン脈動しながら、とてつもない量のドロついた体液を口内に放った。
予想の遥か上を行くおびただしい量に呼吸を圧迫され、由紀は必死にその塊を飲み下す。
しかし触手は尚も放出を続け、由紀の喉の運動量はとてもそれに追い縋ることが出来ない。

「ぶはッ、―――――――――う……ゲホっ、ゲホっ!けほッ!!」

遂に限界かと思われたその瞬間、口腔内の圧力の高まりに耐え切れなくなった触手がロケットのように由紀の口から飛び出した。
銀のアーチを描いて吐き出された異物は地面の上にぐったりと伸び、
微かにヒクつきながら余った粘液を垂れ流している。
由紀の唇からは触手の白濁液と自らの唾液の混合物が滴り落ち、
鎖骨の辺りまで捲り上げられていたキャミソールをヨダレ掛けのように汚した。
461戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:29:46 ID:Woxatmxw
相当な量を飲み干す羽目になったのが自分だけでない事はすぐに理解できた。
あちらこちらから女性の咽せた咳が聴こえて来る。
中には耐え切れず、嘔吐に至った犠牲者もいたようだ。
甲高かった女性たちの悲鳴は既に消え入りそうなか細さとなり、
鳴り止まぬヌチャヌチャという粘着音には、微かな嗚咽やすすり泣きが混じり始めていた。
ここまで来たら残すところは一つだけだ。

先ほど口腔から飛び出し、動かなくなっていた触手がゆっくりと起き上がった。
それに応えるように、クリトリスを弄り続けていた触手が放れ、下着の中を下へ下へと降りていく。
暴れ回った侵入者のお陰でお尻の半分が露出するほどズリ落ちていたショーツは、
触手に引っ張られ太腿を静かに滑り落ちていく。
股間と股布の間に引いている銀色の糸は、触手から吐き出されたものではない。
いつの間にやら、止め処なく滴り落ちるようになっていた由紀の膣分泌液だ。
やがてグショグショのショーツは膝の辺りまで下ろされると、
自らの重みでジーンズの中へと落下、グチャリと最後の音を立てた。

ゆっくりと、フルフル震えながら、その触手は由紀の股の下までやってきた。
股間から滴り落ちる一筋の愛液を、触手は一身に浴びている。
もう、どうすれば分泌が止まるのか。それは由紀自身にも分からない。
両脚を拘束していた触手が、軽く左右に開いた。
先ほどまで堅く閉じられていた由紀の秘部は、酸欠に喘ぐ金魚の口のように見事にほころんでいる。
ゆっくりと、老人のような動作で由紀の股間まで登り詰めた触手が、
過剰なまでに潤ったそのクレヴァスの入り口に先端をあてがう。
そして―――――――――。

「や…あぁ…ぁ…ぁ……」

その歪な姿は由紀の胎内へと沈んでいった。
462戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:30:33 ID:Woxatmxw
「く、ハァ、駄目……ひぃぃぃぃ」

「い…あああああああっ!」

「やだ…、やだってばぁ…ぁ…」

次々と開始される挿入。
愛液を滴らせながらヒクつく下の口は、もはや彼女達の意思に関わらず貪欲に異物を咥え込み、
拒絶されるべき侵入者を甘えるように優しく締め上げ奉仕し始める。
この日は近隣の高校や大学のテスト期間後明けという事も手伝ってか、
平日の午後にもかかわらず多くの学生たちで賑わっていた。
それだけに、これが“初めて”となった哀れな女の子も少なくない。
中には一連の愛撫だけで絶頂を迎えてしまい、既に力無く横たわっている者も居る。
だが、そんな少女の秘部にまで容赦なく触手はその身を埋めていく。
一方でなおも健気な抵抗を続ける女性には、再度その口腔に触手が押し込まれ、
股間への挿入と平行して本日2度目となる口内射精の洗礼が浴びせられる。
自らを貫く異物から少しでも逃れようと浮かせていた腰は、
やがて開始された緩やかな伸縮運動に合わせて艶やかに動き始めていた。
463戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:31:19 ID:Woxatmxw
「ハァ…、ん、ん、あ、ハァ…ん、あ…」

喉から漏れる切なげな喘ぎはとても自分のものとは思えなかった。
メリメリという抵抗感はホンの一瞬だけ。
数秒と要さず、由紀の秘裂は荒れ狂うモンスターを綺麗に受け入れていた。
彼女の膣は、初めからその為だけにあつらえられた物であるかのように侵入者にフィットし、
無駄肉の付いていない腰はひとたび張り詰めたかと思うと、
その後は動き始めた男根に従い、大きな楕円形を描くようにして躍動しているのだ。
そんな下半身にもう一本、今度は後ろから触手がヒタリと添えられる。
新たな役者はそのままゆっくりと尻と呼ばれるふたつの山を掻き分け、
自らが腰を据えるべき特等席を探り当てる。
平時なら括約筋によりキツく閉ざされている筈の菊門は、短時間で積もりに積もった疲労により緩み果て、
ヒクヒクとすぼんだ出口をわななかせていた。
その物欲しげな表情に満足すると、触手は自らの突端で軽いキスを施し―――――――――。

「…あッ!!…あ…あァァ……、ァ…」

ズブリズブリと潜り込む。
こうして由紀の股間は躍動する肉腫の蛇に前後とも制圧されてしまった。
464戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:32:04 ID:Woxatmxw
「あぁん…、あん…、あん…、ひゃっ!!」

「誰か…、ねぇ…誰か…ぁ。抜いて…、これ、抜いてってば…ぁ……」

「ふ、はぁ…、んふッ!…ふ、…くぅう!」

「あぁ、…あ、熱い…。あ…ふぅ…、み、みず……、水を……」

「…どうし、て?…ねえ、…なんで……こんな……」

嬌声ともうわ言ともつかぬ魂の混声合唱。
涙と白濁液にまみれた顔をすっかり上気させ、女性たちはリズミカルに腰を波打たせる。
一方で、その伴奏を務める触手には僅かな変化が見られていた。
それまで目立った装飾の見当たらなかった外皮に、数本の血管のような物がハッキリと浮き出ている。
やがて触手たちは、伸縮運動を続けながらも、ズリ剥けた亀頭部の皮を精一杯広げ、
その皮ヒダを巧みに律動させ、迸る愛液をジュルジュルと啜り始めたのだ。
収穫されたポタージュは浮き出たパイプラインを介して、彼らの大元である巨大男性器へと滞りなく送られていく。
園内から集められた選りすぐりの愛液を根元から吸収し、下界を睥睨する巨根はビクビクッと歓喜にその身を震わせる。
そして更なる搾取を欲っした暴君は、最高の督促状を自らの尖兵たちの中に走らせた。
465戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:33:09 ID:Woxatmxw
「ん…、あ、あ、……な?」

由紀は異変を察知した。遥か彼方、時計塔広場の方角から伸びている無数の触手に、
ぷっくりと膨らんだ部位が出来ているのだ。
距離は此処から十数メートルほどだろうか。
動いているようにも見えるが、涙に濡れ焦点の定まらぬ瞳では詳細は掴めない。
まるで飲み込まれた獲物が蛇の腹の中を移動するように、その奇妙なコブはこちらへとやってくる。
その中の一本を選び目線で辿った瞬間……彼女は戦慄した。
問題の触手は自分の股間に挿し込まれて踊っているのだ。
暫し表情というものを忘れていた由紀の顔が恐怖に引きつった次の瞬間、
前後の穴が咥え込む触手たちはそれまでの甘いピストン運動が嘘だったかのように激しく動き出した。

「あっ!やっ!やめ…、やめっ!!ひっ・・・ひぁあ!!」

激しさを増す行為にスレンダーな躯は悩ましく反り返り、
手の平はありったけの力で肩から落ちたパーカーを握り締める。
太腿を閉じよとしても下半身はもはや命令を受け付けず、
足の指がスニーカーの中でただプルプルと張り詰めるだけだ。
振り乱されるベタベタの黒髪。冷める暇も無くひたすら朱に染まる頬。
喉が搾り出す言語は既に文章の態を成していない。
仰け反った胸板の上で、さほど大きい訳でもない乳房はブルンブルンと揃って波打つ。
その先端部に吸い付いた触手たちは振り落とされまいと必死だ。
鼓膜に届くのは全身の筋肉が発する悲鳴と盛り狂う触手たちの行軍歌。
嗅覚はとうの昔に充満する悪臭にやられ、機能不全に陥っている。
秘裂から溢れ出る分泌液は既に需要を上回り、
吸い尽くせなかった余剰品がボタボタとこぼれ落ちて、その飛沫が傍で昏倒している正浩の顔に跳ねた。

身体の奥底から得体の知れない何かが込み上げて来ている。
触手の中の膨らみと自分の膣を隔てる距離はもう数メートルとない。
身体が熱い。頭の天辺から爪先まで。まるで脊髄が放電しているようだ。
触手と身体のドッキングポイントから、喩えようも無い悦びが広がってくる。

「―――――――――ひっ!!!」

ズンという衝撃。触手がこれまでに無いほどのストロークで由紀の股座を突き上げた。
彼女の身体はベリベリと粘液の拘束から開放されると、胸を反らしたまま爪先立ちになるほど持ち上がる。
その放物線が最高々度に到達したその瞬間!

「は、はぁっぁぁあ!ひあぁぁぁぁぁあ―――――――――!!!!!」

十九歳の初夏。白昼、彼女は人生で初めての絶頂を体験した。
466戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:34:38 ID:Woxatmxw
ドクン!ゴポゴポゴポ…………ゴボボボボボボボボッ!!ドクン、ドクン、ドクン、ドク………

一拍遅れで触手の中を走っていたモノが彼女の前後の穴へと到着。
長旅を終えて配送されて来たにも拘らず、吐き出された塊は煮え滾らんばかりの熱さが保たれている。
オルガスムスに震え硬直した身体は、胎内に注がれる液体が許容量をオーバーしても触手をガッチリ保持し続け、
亀頭の栓は外部空間に逃れんとする煮え湯を一滴漏らさず閉じ込め続けた。
閉鎖空間の注ぎ込まれ、行く宛をなくした粘液は、音も無く膣壁を透過し、生贄の身体へと摂取されていく。

(コレが…絶頂って…………言うんだ……………)

その感想を形にするのに、言葉は余りにも役不足だった。
全身の力がガクンと抜け、糸の途切れたマリオネットのように、由紀は膝から崩れ落ちる。
横たわると同時に肉栓が緩み、穴の両サイドから大量の不良在庫がゴプゴプと流れ出していく。
虚ろな瞳の淵から大粒の涙が筋を描き零れ落ちた。

「う………あ………ぁ………」

疲れ果て伸び切った筋肉を酷使し、彼女は利き腕を伸ばす。
その方角には空を仰いで半開きになっている正浩の手の平。
何故だか判らない。ただとにかく、その手の平を握りたかった。
そうすれば握り返してくれるような気がした。

「ふ……うく、あ…………」

股間に挿し込まれたままの触手が時折ビクンと躍動する。
それでも、彼女の右手は這いつくばるようにして、粘液の上を前進していく。
その人差し指が求める温もりに僅かに触れようとした刹那、

ズルリ―――――――――ズル………

由紀の身体が引っ張られ大きく後退した。
振り返るとそこには新たに数本の触手。
彼女のフクラハギからフトモモにかけて絡みつき、
水溜りのようになった体液で摩擦を殺しながら由紀を引きずり、
どこかに連れ去ろうとしているのだ。

辛うじて筋力を取り戻し始めた両脚をバタつかせ、何とか振り解こうと試みるが、
足首まで下ろされたジーンズとショーツが枷の役割を果たし、その努力も徒労に終わる。

「ひ………ひっく、ひっく…。ふえぇぇぇぇぇえん」

由紀は泣いた。赤ん坊のように泣きじゃくった。
467戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:35:31 ID:Woxatmxw
ズルリ、ズルリ、グチュグチュ…………

ズルリ、ズルリ、グチュグチュ…………

時計塔広場、巨大男性器の根元。
園内各所から帰還した触手たちは、一様に、その身に戦果を絡め取っていた。
そこここにブチ撒けられた粘液を潤滑油に使い、アスファルトや石畳の上を奮闘しながら、
女性たちを引っ張ってきたのだ。
彼女たちの股間は先刻の中出しで大量の粘液を注ぎ込まれてからというもの、
まるで栓が壊れてしまったかのように、ドクドクと止め処なく愛液が湧き出している。
穴に収まっている触手たちは一滴も逃すまいと大わらわだ。
その仕打ちに抵抗の意思を表明する犠牲者は、もはや一人もいない。
仮にいたとすれば、もう一度、その胎の中に一発くれてやればいいだけだ。

一方でマラの根元から出撃せずに待機していた触手たちは、
自らの身体を目一杯伸ばすと互いにその身を絡み付けあい、毛玉のような物体を構築し始める。
程なくしてそれは、巨大男性器の根元に広がる赤黒い肉のドームとして形を成した。
そして―――――――――。
468戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:36:40 ID:Woxatmxw
どれぐらいの距離を引き廻しにされたのだろうか。
由紀は今、そそり立つ巨根のすぐ下にいる。
周りには自分度同じ状況に置かれた沢山の女性たち。

今、自分の背中は、触手同士が絡み合って形成された巨大な半球対の外壁に押し当てられている。
現在もなお占拠され続けている前後の穴は、既にその周囲が真っ赤に腫れて久しく、
もはや感覚と呼べるほどのものは残っていない。
首を少し右にひねると、今まさに、このドームの中に取り込まれていく女の子の姿が見えた。
ネクタイつきの半袖Yシャツという出で立ちから女子高生だろうと推測する。
紺色のソックスとローファーに包まれた足首には、白い無地のショーツがしどしどに濡れてぶら下がっていた。
スカートを失い、シャツの裾から伸びる太腿は必要以上に扇情的だ。
その付け根には勿論、2本の触手が挿し込まれている。
やがて彼女はズブズブと、触手の塊の中へと沈んでいった。
次はきっと………由紀の番だ。
最後の光景をその目に焼き付けようと、彼女は涙の跡が残る顔を上げる。
倒壊した時計塔は横倒しになった今でもその機能を停止せず、懸命に時を刻み続けている。
ふと、由紀の視線はその長針と短針に吸い寄せられた。
正浩との待ち合わせの時間。愕くべき事に、その時刻からまだ30分も経過していなかったのだ。
今までの、そして今も続く永劫とも思えた責め苦の時間。それがこんなにも短い間だったとは。
469戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:37:54 ID:Woxatmxw
これから自分はどうなる。この触手のドームに取り込まれ、中で何をされる。

考えるまでもない。犯され続けるのだ。みんな一緒に。
狂ったように滴り落ちる愛液を吸い取られ、その泉が枯れて果てそうになれば白濁液を注ぎ込まれ、そしてまた吸われ…………。
それはきっと、今までの陵辱が前戯でさえなかったのではと疑うほどの、長く醒めない悪夢となるのだろう。
もう、外には出られないのかもしれない。だからもっと、今まで自分が生きてきた世界をふたつの目に焼き付けておきたい。
だが、その瞳に飛び込んで来るのは……、四方から触手に引きずられ向かってくる女性ばかりだった。
最後の思い出として収めるには、その光景は余りにも―――――――――。

ペチャリ。

一本の触手がうなじを撫でた。
それを皮切りに何本もの触手が彼女を背後から抱きすくめる。

「あ―――――――――」

太腿に巻きついている触手、彼女を此処まで運んできた功労者にグイと下半身が引っ張られる。
最後に聞こえたのは遠くから向かってくるサイレンの音。

由紀の身体は…………幾重にも重なり絡み合う触手の塊の中に沈んでいった。
470戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:39:04 ID:Woxatmxw
駅のロータリーから延びる大通り。左右には大小のビルや商店が林立し、多くの人々が左右の歩道を行き交う。
その通りは幾つかのアーケード街の入り口を跨いで600メートルほど伸び、やがて国道に合流する。
後は道なりに進み小高い丘を越えれば右手にレインボーランドを望むことが出来る寸法だ。子供の足でも十分歩ける距離である。

パトカー、消防車、救急車……。思いつく限りの緊急車両がその大通りを抜けて行く。尋常な数ではない。
隣接するビル2階の喫茶店から、その様子を眺めていた女子高生3人組は、テーブルを挟んでを見合わせた。

「あっちってホラ、虹ランド……だよねぇ」

「事故かな?」

「あれホラ……、テロとか?」

「いや、ここ狙うくらいなら他にあるっしょ」

肩まで伸びた栗毛色の髪を掻き揚げ、ひとりが笑う。

「あ、……そういやミッチと彩ッチ、今日の放課後とかサマーランド行くって言ってなかったけ?」

「さっきケータイかけたけど繋がんなかったし。もっぺんかけてみよっか?」

窓際の一人が鞄のポケットを探り始めようとしたその時―――――――――。



カタカタカタ…………。



「あれ…………、地震!?」
471戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/05(火) 16:41:00 ID:Woxatmxw
以上でございますん。

原案段階では割とシンプルな構成だったんだけどね。
ぶっかけ、集団、着衣、寝取られ、処女喪失、吸収etc……と肉付けしている内に、
蓋を開けて見ればカオス夏野菜カレー状態。精進ってヤツの必要性を痛感。

シチュの土台はOVAまじかるカナンの第4話。
モンスター映画ってのは言うまでもなくト○マーズ。
ちなみにこのSS、ガ○ラ対レギ○ン鑑賞してたら頭ン中でムクムク広がったんだ・・・。
ホント俺ってダメ人間。誰か助けて下さい(´・ω・`)
472名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 17:25:18 ID:Tl+2uEUA
いやいやGJGJ
自称カオス状態と仰っていますが、しっかりと順序よく進行していたので違和感無く読めました
表現も分かりやすくて最高でした
473名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 17:29:30 ID:jYd0pyun
元ネタはさっぱりわからんが文章力の高さだけはわかったよGJ!
集団系はさほど好みじゃなかったけど各人の描写が長すぎずしっかりとしてる上
文章が鬱陶しくないというか普通にうまいんで、大変美味しくいただけました、ありがとうございました。

由紀さんの取り込まれる経緯とかもうね(´Д`;)
474名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 17:36:29 ID:pghIDOJ0
>>471
GJ! これは良い触手妄想のカオス。
出来れば続きや派生系も見てみたい。

蛇足ですがガ○ラ対レギ○ン、名作ですよね〜。
あれ……じゃあ、このSSに出てくる巨大ペニスのモデルはレギ○ンの草体ということか
475名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 19:37:16 ID:VuVlduRY
テラエロス 描写マジうまいですね。
続きも是非に頑張って
476名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 19:49:28 ID:p8+pG+A1
GJ
設定は多いが表現がすっきりしててかつうまいから気にならんかった

しかしこの完成度で初投稿とは恐れ入る
477名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 20:22:32 ID:J5Jcoiio
>>471
数だけでなく質もなかなかでございます
妄想は、溜めて無いでここでどんどん吐き出して下さいw
478名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 20:27:55 ID:oOOgSbH4
こんなシチュを待っていたヽ(`Д´)ノ

神!まさに神!

これで、中の女性たちはこのまま永遠に犯され続ける
続きがあるのなら、そなたは絶対神にまで上り詰める(゚∀゚)
479名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 21:45:13 ID:yBjGsLQd
永遠に犯され続けるのを理解しつつ
逃れられない運命を受け入れざるを得ないとか

もう大好き>>471
480名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 22:18:18 ID:TDqEIUuL
超GJです

なんとなく「獣の列島」っぽく感じたw
481名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 23:45:41 ID:b8AMb85k
>>471
超GJ、GJ!w
〜絶頂の描写がまさにツボ(*´д`*)ハァハァハァアハァ
482名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 01:19:01 ID:e9v+x6FI
>>480
よう、俺!

>>471
超GJ!
さっそく活用させて頂いたッッ!!
あんた魅せ方が上手いよw
483名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 06:16:49 ID:l37R/E6u
>>480
懐しいなw
484名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 06:26:32 ID:GMLzKgEV
女戦士や退魔の巫女さんが触手に絡め取られ凌辱され屈伏し堕ちていくのも良いけど

戦う術も無い普通の一般の女性が凌辱されるのも良いなと371を見て思った
485名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 19:20:34 ID:qN1YeHRC
>>484
ナカーマ!一般人が巻き込まれるのはいいね!
一応抵抗するけど無駄に終わって云々とか
486名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 20:05:46 ID:4h51gkpV
菊地秀行作品とかによくあるシチュだよな
溶かされたり、串刺しされたり
fateのHFルートで影の化け物に食われる女とかもそれ系だよな
487名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 20:09:19 ID:IQPDvKyd
>>486

え?PS版にそんな追加要素あるの?
488名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 20:29:07 ID:Dk8ZM5sz
妖獣戦記とかですね
489名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 20:33:05 ID:l37R/E6u
>>486
虫爺の間違いじゃないか?

ちなみにFateZEROのキャスターの召喚する蛸型の魔物の群れは可能性を感じる…性的な意味で
490名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:57:10 ID:1GBz7wZa
>>489
あれでセイバー蛸トラウマになっとるからな
491名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 06:43:47 ID:qL9knj9y
凛を触手で犯したい
492名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 07:16:22 ID:ErBnGZ3K
>>491
かまわん、犯れ

そしてうpだ
493名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 15:02:53 ID:lX7sT985
こんなの見つけた

http://syokusyu.blog.shinobi.jp/
494名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 18:35:00 ID:HL8Ar+1V
>>493
読んだ!

結論
あいつは触手にあらず
漢だッ!!
495名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 23:13:01 ID:+W6edl+s
SS書き挑戦してみたいところだが時間がねぇ('A`)
 脱走不能
 手慣れた触手(+媚薬)
 拒否し続ける意志
 意志を離れ快楽に染まり絶頂へ駆け上がっていく体
 触手で発射スタンバイしている触手の胞子
 絶望に染まる精神
 絶頂
 胞子発射、胞子に焼かれる性器
 薄れゆく意識、折れた心
496名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 07:22:12 ID:JELNZvOM
あげ
497名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:39:06 ID:EOVZGtP+
>>495
少しづつ書いて溜めて置けば良ろし

あとは自分との戦い
498名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 00:30:55 ID:fN88m0Zq
594 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/11/17(金) 19:58:07 ID:2yb7tX2K
自分怪物スレの人間なんでたずさ書きたいとは思うが
実は画像しか知らない。アニメとか小説とか挿絵と画像のみ・・・・orz
アニメレンタルしてくるかなあ


かつて銀盤スレにこの文を書きし名無しはいずこにありや?
全世界は知らんと欲す!!!
499神楽スキー:2007/06/09(土) 06:42:38 ID:hRufHwL5
>>498
あ〜、あれオイラ
500名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 09:19:04 ID:vpsZzyvb
ちょwwww
大物出て来たwwwww
501:2007/06/09(土) 11:05:45 ID:yGSbaNn7
俺だよ俺俺
502名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 11:49:20 ID:sEPmcIBc
滑ったな
503名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 13:44:34 ID:E3Tg3YNI
>>497
んだんだ
504:2007/06/09(土) 14:52:13 ID:yGSbaNn7
>>501
カッとなって書いた。今から続き投下する

今回は繋ぎ。触手のしょの字も無い
誰かスランプと煩悩の枯渇を何とかして下さいorz
505拳撃天使アカネ 第六話1/3:2007/06/09(土) 14:53:15 ID:yGSbaNn7
負けた…完全に負けた。敵に手玉に取られ何もさせてもらえなかった。
敗北した後のことは鮮明に覚えている。屈辱的な陵辱をえて子宮に卵を産み付けられ、精液も注ぎ込まれた
多少の覚悟はしていたつもり…負けたらどうなるかも解っていた。だが実際に汚されるのとそうでないのとは全く違う
霞もこんな気持ちになったのだろうか。そう思うと気持ちがまた沈んでいく


『う、う〜ん』
目を覚ます。目覚めは最悪だ、というより自分はいつ眠ったのか?それにここは自分のベッドではない。記憶の限りでは病室のベッドだと思われる
『夢……だったの?』
その考えは真っ先に否定された。まず下腹部が違和感を訴え、その場所に目をやると其処には妊婦のように膨らんだ自分のお腹が存在していたのだから
『あ……(やっぱり…現実だったんだ……)』
突き付けられる容赦ない残酷な現実。今、ここに異種の…デスパイアの幼生が蠢いているのだろう。そう想像しただけで頬を一筋、涙が流れる
『アカネ……』
ふと横から弱弱しい声が聞こえてくる。普段よく耳にしている声だというのに初めての声のように聴こえた。
『玲奈先輩……』
その声の主は隣のベッドで上体を起こしてこちらに話しかける。その表情は暗く、いや、暗すぎて別人のようだ。恐らく自分もこんな表情をしているのだろう
玲奈の腹部も同じように大きく膨れあがっている。どのような命運を辿ったか一目で理解できてしまう
『玲奈先輩も…その……卵を?』
おずおずと尋ねる…触れるべきことではないかもしれないが、聞かずにはいられなかった
『ええ……私は…お尻に…』
まるでそれ以上は言えないとでも言わんばかりに口を閉じる。さらに表情は落ち込み、重い空気が流れていく


『アカネちゃん!!玲奈先輩!!』
そのとき部屋のドアが開かれ、よく知った人物が声を上げた。両手には洗面器とタオルが入っており、自分たちの世話をするつもりだったのが見て取れる
すぐさま二人の下に駆け寄る。本気で心配していたのだろう
『良かった……二人とも助かって…』
良かった…とは言えないかもしれないが、この時代では一度敗北したエンジェルが救助されるということは珍しいことなのだ
20年前に比べてデスパイアの数に対してエンジェルの数が圧倒的に少なく、さらにエンジェルの質まで低下している。
救助には少なくとも敗北したエンジェルよりも強い者を派遣する必要がある。だが人手は全く足りておらず、各地の防戦で手一杯なのだ
この間に捕えたエンジェルを用いて繁殖を行うデスパイア…これが現状。人類の対デスパイア戦線は完全な悪循環に陥っていた
アカネ達のように部隊全員が敗北して全員救助されるというのは奇跡に近いことだった

『そうね…助けてくれてありがとう……霞』
重い空気から暖かい空気に変わった
……………
………
506拳撃天使アカネ 第六話2/3:2007/06/09(土) 14:54:06 ID:yGSbaNn7


『それで…お、お腹の治療なんだけど…』
霞は椅子に座り、下を見つつ表情を朱に染めながら今の二人にとって最も重要な話題を切り出す
『そ、そう!速く治療して欲しいんだけど…』
慌てたように返答するアカネ、何しろ今現在も卵は成長を続けているのだから。
たとえ治療に男性の精液を膣内に注入する必要があったとしても、デスパイアの子孫を出産するより数段マシだ
『おかしいわね…普通は救助されて直ぐに治療が施されるハズ…私達が眠っている間に何故済まさなかったの?』
疑問も浮かぶだろう…玲奈の言うとおり通常なら治療されているはずなのだ。けれど今の二人は出産が近いお腹なのだから

『実は…そのことでデスパイア研究班からお願いがあったの……』
言いにくそうに話す霞…あまり良い内容ではないだろう
『あの…研究サンプルとして……受精卵と…デスパイアの赤ちゃんを提供して欲しいらしいの……』
確かにそれらが手に入れば研究が捗り、ひいては人類のためになるだろう。
『も、もちろん拒否権はあるから!!命令ではなくてお願いらしいからね!』
霞としても拒否権を行使して欲しかった。人類のためとはいえ、これは酷すぎる…
『霞…私はダメ…いくらなんでも…それはできないよ……』
『私も無理よ…研究部に文句の一つでも言いたくなるわ…』
当然だ…異種の仔など産めるものではない

『よかった…それじゃあ、治療を始めるね』
霞は席を立ち、医務室の引き出しからあるモノを取り出す。何か背後に不気味なオーラが見えるのは気のせいだろう
『二人とも…四つん這いになってお尻を突き出してね…』
振り返った霞の手には白い液体の入った極太の注射器が二本。なぜか眩しい笑顔を振りまきながら迫ってくる


悲鳴とも嬌声とも取れる声がこだまする昼下がりの医務室…
とある少女の証言によると『あれは新種のデスパイアだよ!!』だそうだ。
といっても施設内にデスパイアなどいるはずもない。謎は謎のままにしておくのが一番のようだ
507拳撃天使アカネ 第六話3/3:2007/06/09(土) 14:54:49 ID:yGSbaNn7




2日後―――

本日より霞の休暇が終了し、現場に復帰することとなる。とは言っても休暇の後半は隊の被害者の看護や自主訓練を行っていたために大した変化はない
さらにアカネと玲奈も身体と魔力が癒え、同時に現場に復帰という形となった。
この二人は霞とは違って直ぐに立ち直った

今は訓練中。ここ数日玲奈の頭の中は、ある疑問が支配していた…
『霞…そういえば私達を助けた時のあなたの攻撃……相当な威力だったのだけど一体なにを?』
思い切って疑問をぶつける。この部隊の攻撃力はアカネを筆頭に次に玲奈、最後に霞の順だったはずである。
だというのに自分の切り札の攻撃でもヒビを入れるに留まった敵の表皮を完全に打ち貫いたのだから
『えっと…それは上手く言えないんですけど…武器に魔力と気持ちを注ぎ込むというか……』
抽象的なことばかりで要領を得ない…まあ無理もないのだろう
『私もやろうと思ってやったわけではないんです……とりあえずやってみますね…』

キィィィィィン

微かな音と共に霞の狙撃銃が光りだし、それと同時に形状を変えていく。その光景にアカネと玲奈は目を丸くしてしまう
『こんな感じです。一度出来てしまえば自転車に乗るみたいで後は簡単ですよ』
変形を完了させた霞の銃は口径が全く違う。狙撃銃というより狙撃バズーカと呼んだ方が妥当かもしれない
この武器ならばデスパイアを一撃で葬ることも納得だ
『でも、これで攻撃すると魔力の消費が半端ではないんです。実際”あの日”はアレだけで変身限界が来ましたから…』
当然ながらメリットもあればデメリットもある。今回の代償は魔力の浪費だろう
『これで説明は終わりです。アカネちゃんも玲奈先輩もやってみてはいかがです?』

ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!

デスパイアは待ってはくれない。この時、三人は再び絶望を味わうことになることを予想していただろうか?







つづく
508:2007/06/09(土) 14:58:42 ID:yGSbaNn7
以上です。次回からエロ突入へ…当方はバッドエンドしか用意してませんニヤソ
509名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 15:20:58 ID:vpsZzyvb
>>508
流石兄貴だ!わーい楽しみ〜←外道
510名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:40:45 ID:CGF6vX6g
>>508
まさに外道←誉め言葉
511名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:11:57 ID:EcX8y7Nk
>>504
>誰かスランプと煩悩の枯渇を何とかして下さいorz

溜めればいいと思うよ。
512名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:14:47 ID:grnrfeBK
>>511
精液を?
513名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:36:47 ID:sEPmcIBc
>>511
デスパイアに対して溜めるってのはキツいのではw



ふと悶々としながら触手でタイピングする兄やんが浮かんでしまったのは内緒だ
514名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:57:35 ID:o4w4QvHT
一次的ふたなり化したオニャノコが触手でチンコをごっぽごっぽ扱かれるSSみたいな
機械触手と花の触手と
と、無理なリクエストをしてみる
515名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 00:22:20 ID:NUN07z2E
>>499
ちょ、貴方だったのディスカwww
今でも忘れちゃいないので、よかったら是非ぜひお願いします!
あのタズサに、触手の素晴らしさをみっちりたたき込んでやってくださいorz
516名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 05:43:53 ID:rGzC1nY6
触手に絡まれるタズサ
想像しただけでも涎が出そうだ
517名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 07:44:38 ID:bLHX3CSX
>>516
触手に絡まれるトグサに見えた俺はもう終わりだと思った。
518名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 08:14:34 ID:rELFYWNz
>>517
俺、想像しちまったぜ……。

そういやラダムも一応触手だよな。
519名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 09:29:06 ID:QtWbFuNZ
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 タズサ触手責め!タズサ触手責め!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
520名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 12:22:49 ID:+9/LXanS
>>517
「しかし、先輩も変わったね。マテバへのこだわりをアッー!」

                     〜Solid Syokusyu Society〜
521名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 08:16:29 ID:dVJUuNYc
磯巾着も触手でいいのかな
自分的性的ファンタジーヒストリーに磯巾着女があるんだが。暇があったら書く
522名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 14:30:42 ID:RKRNMwCe
>>521
お前は何を言ってるんだ
523名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 14:42:17 ID:mnKblzFz
ねりわざびのキャラぽいな
524名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 15:52:02 ID:SClFOw0W
68 名前:/名無しさん[1-30].jpg[] 投稿日:2007/06/09(土) 14:39:49 ID:ynWuAapb0
【画像あり】琵琶湖で男性器の形をした新種の淡水生物が見つかる【泳ぐペニス】
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news7/1181136046/

http://i22.photobucket.com/albums/b323/patfish/Gossip/seaweedpenis.jpg
525名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 16:13:52 ID:n0nOx0Ra
>>524
見たらネタ浮かんだ!!
ちょっと書いてみるよ。
ところでこれ、磯巾着かな。
526名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 16:15:24 ID:5nbPF2TZ
>>524
突然変異ですかーー?
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
527名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 16:44:31 ID:+faCQ2/m
>>524
ちょwwww
やべww海水浴客の女の子に水中から襲い掛かるコイツを想像してしまったww
528名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 18:39:53 ID:eb43+/KQ
>>524
女性に寄生してふたなりにする触手みたい
529名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 19:56:10 ID:Q7UeLiAY
なにこのチンコwww
とまじおもた。生命の神秘だ、UP主さんGJ
530>>524:2007/06/11(月) 21:42:54 ID:SClFOw0W
>>525
よし、ワクテカして待ってるお(^ω^)

>>526
VIPでこの画像を見たとき、何かを感じて真っ先にここに書き込んだんだお(^ω^)
突然変異かはわからないお(^ω^)

>>527
おいらもだお(^ω^)

>>528
寄生もありかもだお(^ω^)

>>529
ありがとだお(^ω^)




…触手物でも鬼畜・凌辱とかじゃなくてもっと「愛」があるものも見てみたいお(^ω^)
あ、今のは独り言だから気にするなお(^ω^)


|ω^)ノシさらばだお
531名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 22:20:13 ID:RKRNMwCe
>>524
釣りなのかガチなのかはっきりせいw
532名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 22:35:43 ID:Y+LoT1Ow
どうでもいいけど>>524、IDまでVIP調なのなw

ともあれGJ!
533神楽スキー:2007/06/12(火) 01:00:13 ID:rkJYIr+Q
GJ!祭りだね!
534名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:03:22 ID:GcizNZ6t
あ、兄貴ぃっ! 願わくば↑↑↑のネタの具現化を……!
535名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 04:56:08 ID:02Wz8Drd
神楽スキー様降臨!!!!
536名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 07:00:36 ID:7Gvb8+Eq
>>533
旦那、いっそコイツで、タズサを…!
537名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 11:46:35 ID:eCDZIdAN
>>524
うぉ!!Σ(´Д`*)ベックリした
たしか昔、PCエンジンのヴァリスUでこんな毛むくじゃらな奴が(ティムポは無かったが)
大量に攻めて来るのが有ったなOo。( ̄¬ ̄*)
538名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 17:52:26 ID:jHlsuCAC
それで実際の所、この板の誰が作ったんですか?
539名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 19:28:49 ID:/LY00+M8
ああごめん俺俺
琵琶湖で泳いでたら写真取られちゃったんだよ
ゆだんしてたなー
見つかっちゃってさー
540名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 19:39:18 ID:7Gvb8+Eq
>>538
実はこの板の住人そのものです
541名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 19:42:47 ID:5D3189Ht
これが人類股間触手計画だよ(ニヤソ)
542名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 20:21:15 ID:XbppuhN3
山田く〜ん! 541の触手、全部もいでっちゃって。
543名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 21:07:15 ID:/f2ILX7I
>>538
オレだよオレ!
544名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 21:35:20 ID:P/tXp/rb
遠隔操作のペニスビットか
545名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 21:53:05 ID:Lub73ngC
>>524
これは・・・
イソギンチャク側で女性器に吸着してフタナリ化させる触手生物だな・・・
546名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:23:46 ID:D4NbPV8K
あー、その小ネタ読みたいわw
547名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:46:20 ID:b4X8qJKi
GANTZ読んでから杏が尻尾妖怪に捕まって背中に取り込まれて…みたいな妄想が止まらない
548名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:39:02 ID:CPyt/lgs
金なら一匹、銀なら3匹あつめて神に奉げると「触手の缶詰」がもらえるのだとか
549名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 04:05:02 ID:GatEjCCQ
神楽氏が書くのなら、辞退します…。かないっこないし、比較されそうですし。
550名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 05:30:46 ID:/XpMzKG/
>>548
銀は5匹だよ
大人のオモチャの姦詰めは
551名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 10:12:15 ID:VUdQv6vp
>>549
相手はプロなんだから仕方ない
しかし実力不足はアイデアやシチュエーションで補う事はできるだろう
勝とうと思わず書きたければ書いた方が経験になる
552名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 11:31:44 ID:KojqB/VY
かないっこないって…自分が勝てなきゃいやってどんなゆとりだよ
そりゃずいぶんとここで書いてる人たちを見下した物言いだな
553名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 12:12:40 ID:GatEjCCQ
どうしていちいち、そういう攻撃的な物の捉え方するんですか?
自分はただ、ネタが被りそうだから辞退したいだけです。
554名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 12:39:06 ID:N8Q1HgGp
まぁまぁ…ケンカはよしてよして…(^^;)

>>550
ところで触手の姦詰めって!!中身なに?(*゚∀゚)=3ハァハァ
好きな魔法少女を一人犯れる券とか…入ってる?(*゚∀゚)=3ハァハァ
555名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 12:43:09 ID:VUdQv6vp
ところで、神楽氏が書くなんて宣言はしてない件
556名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 12:51:03 ID:M1cgHHO0
俺なんて自分で書いてるSSの中でネタ被りまくってる
557名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 13:33:18 ID:E2GPzZIS
>>554
〉触手の姦詰め
それはこのスレのことだと思われ
558名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 17:19:33 ID:j69I2cDm
IDの数字数とIDの最後の文字(携帯やPCを識別する0やOではなく)が
数字数(数字合計(和(10を超えた場合は一の位)最後の文字

0 母+適当な接続詞       英語大文字(A〜L)・秘蔵のエロビデオをみしてくれる
1 父+〃              英語小文字(A〜L)・脅迫される
2 兄または弟+〃        英語大文字(M〜Z)・ヌルヌルする液をかけられる
3 姉または妹+〃        英語小文字(M〜Z)・恋人にできる
4 婦警さん+〃          数字奇数・アナルをアッー!
5 隣のおねえさん+〃      数字偶数・一緒に風呂に入れる
6 委員長+〃           記号・触手で犯す
7 シスター+〃                   
8 巫女さん+〃                    
9 看護婦さん+〃    




|∀・)ニヤニヤ  
559名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 18:12:16 ID:4OkcUoyf
>>558
改行が微妙なのとずれてるせいで何が書いてあるかよくわからなかった

数字合計(和(10を超えた場合は一の位)    最後の文字
0 母+適当な接続詞                   英語大文字(A〜L)・秘蔵のエロビデオをみしてくれる
1 父+〃                          英語小文字(A〜L)・脅迫される
2 兄または弟+〃                    英語大文字(M〜Z)・ヌルヌルする液をかけられる
3 姉または妹+〃                    英語小文字(M〜Z)・恋人にできる
4 婦警さん+〃                      数字奇数・アナルをアッー!
5 隣のおねえさん+〃                 数字偶数・一緒に風呂に入れる
6 委員長+〃                      記号・触手で犯す
7 シスター+〃                   
8 巫女さん+〃                    
9 看護婦さん+〃    

こういうこと?
560名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:28:46 ID:SGOq1o4Q
>>559
ちょっくらやってみるか
561名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:43:51 ID:fOty1omD
てすと
562名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:46:12 ID:fOty1omD
えー、なになに。
『親父が、秘蔵のエロビデオをみしてくれる』??

イラネーヨwwwww
563名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:00:14 ID:NBhZ9fIx
てすとー
564名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:01:14 ID:NBhZ9fIx
かんごふさんを、こいびとにできる。

……うーむ
565名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:03:54 ID:mCQNtE0h
>記号・触手で犯す
これ無理じゃないか?
566名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:06:28 ID:avsDisyZ
じゃあ俺も
567名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:10:42 ID:avsDisyZ
『母にヌルヌルする液をかけられる』

・・・頭から乳液をひっかぶったあの日
なぜそこで蹴っつまづくんだかーちゃん
568名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:52:44 ID:j69I2cDm
>>565
無理ではない。出る確率は低いがな…
569名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:56:01 ID:j69I2cDm
シスターを恋人にできる

…………(・ω・`)
570名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:31:01 ID:dtV2u8w+
世の中大概の無茶な属性も案外まかり通る。
問題は頭に容姿端麗がつくととたんに難易度が跳ね上がるということだ。
571名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:37:17 ID:u4ylE9qF
>>570
触手おめでとう。相手は母親だな!
572名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:48:49 ID:1JNrckNR
巫女さんなら俺は喜んで
573名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:49:07 ID:M1cgHHO0
巫女さんと一緒にお風呂。
脱いだら巫女さんの意味無いので触手風呂に脳内変換
574名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 04:24:22 ID:hjnb1T0D
ほぅほぅ?
575名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 04:26:14 ID:hjnb1T0D
母親が秘蔵のエロビデオを見せてくれる、ねぇ……。

母親が隠してたエロ本なら読んだ事あるな。
はじめてエロに触れたのはそれだったか。
576名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 05:04:30 ID:OTEbTxdC
それで触手になったのか・・・。
577名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 06:40:16 ID:88nvbmcj
触手の姦詰めには大人用と子供用があるみたい


578名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 07:49:50 ID:XX9dP4ry
>>577
人妻を責める触手と幼女を責める触手ですね!わかります><
579名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 12:28:33 ID:lVkaQSW3
しばらく来ない間に何流行ってんだ
580名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 13:04:35 ID:udEZhcKA
…巻き込まれてみよう
581名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 13:11:58 ID:XhA605kD
…巻き取られてみよう
582戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/14(木) 19:14:47 ID:SxulI2ss
かのんやミサキって体験版で手に入る程度の知識しか持ち合わせが無いんだが、
どっかにまとめとかwiki系のサイトってないんかしらん?
583名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 19:55:40 ID:XX9dP4ry
>>582
ここより作品スレいったほうが早くね?
584名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 05:05:51 ID:WcqiHCi0
なんでプレイしてみようと思わんのだ
585名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 05:30:35 ID:kNH8Acpb
金も時間もないんだろ?
俺と同じように…
586名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 07:27:34 ID:2TBPT09o
持ってる奴に焼い…うわなにをするやめ(ry
587名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 10:30:59 ID:ZS1wydrV
にーでDLすりゃいいじゃ…うわなにをするやめ( ピ-ポー
588:2007/06/15(金) 11:20:08 ID:o3DVcbAl
一連の流れにワロタ


携帯から失礼します
マジレスするとプレイするとしないでは大違い。今なら廉価版でてるから安く済む
まとめとかは自分が知る限り存在しないかも…




チラ裏
次回エロ突入とか言ったけどもう一回分我慢して下さい。
構成考えてなかった自分の責任だけどさ…
589名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 18:36:27 ID:sjgwA/25
ミサキ2の追加ディスク(?)の用語集は結構いい感じ
…追加シナリオはorz気味だけど
590名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 00:13:51 ID:Vl8DMRnm
>>582-589
レスdクス。再度捜索してみたら総合スレハケーンできた。
廉価版出てるのは知らんかったが、それプレイしてたら
妄想垂れ流す暇無くなっちまわぁな。ジレンマだ。
とりあえずグーグル先生活用で手に入る範囲の設定を探してみるがな。
591名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 04:32:34 ID:za9n8Wua
廉価版でも6000円なのな
592名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 09:22:58 ID:Z2tYDU65
>>591
高えwwww
593名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 17:40:12 ID:rGmWr9O5
連姦版なんだよ!

それはそうと一般人のお嬢ちゃんがエロゲ(かRPG)やってたら、
吸い込まれてどーのこーのってパターンあるけど、
エロ系少ない気がする
594931K2:2007/06/16(土) 21:18:41 ID:MlB5+OUk
茫洋大学所属の調査船、よっちゃんイカ丸は現在、某国の海域を航行している。
海洋生物学の権威である、カナダのオッペケぺー大学教授、マイヤー氏による
学術的調査がその目的で、茫洋大学は今回、勉強を兼ねたサポーターを務めて
いた。

「香澄、ちょっとこっちへ来てごらん」
「なんです、教授」
茫洋大学の学生である井下香澄はマイヤーに手招かれ、デッキへ出てきた。船
は機材を積む為に、ちょっとした客船ほどの大きさもあり、嵐でも起こらぬ限り、
波の影響も受けにくい。香澄は足取りも軽く、マイヤーの元へ歩み寄った。

「これを見てみなさい」
「・・・なんです、これ?」
マイヤーの手には、見た事のない生物が動いていた。蛸の一種だろうか、ぺたん
と潰れて、やたらとだらしがない姿だった。大きさは足の長さを入れても五十セン
チくらい。見た感じでは、食用には不向きに思える。

「蛸の一種だろうが、ちょっと妙なんだ」
「妙?」
「ああ、足の全てが精管になっている。しかも、足先には小さな棘が幾つもある」
「棘?教授、手は大丈夫なんですか?」
「棘といっても、キウイの毛程度の物だ。痛くも痒くもない」
「珍しいですね、そんなの」
「何か分泌しているようにも見えるが・・・これを、大学まで持って帰ろうと思うんだ
が」
「水槽の用意ですね」
香澄は荷室へ行き、強化プラスティック製の水槽を持ってきた。
595931K2:2007/06/16(土) 21:38:26 ID:MlB5+OUk
「教授、この子、私の部屋で預かりましょうか」
「頼む。私の部屋はすでにお客さんが一杯だからね」
マイヤーは髭面を歪めて、大いに笑った。彼の言うお客さんとは、これまでに様々
な海域で拾ってきた魚介類の事である。大学へ持って帰るにしても、えさやりなど
専門的な知識が必要な為、他人任せには出来なかった。

もっとも、勉強熱心な香澄だけは別で、彼女はマイヤーからの全幅の信頼を勝ち
得ている。この珍客も、きっとレディの部屋の方が良かろうと、教授は言うのだ。
「後で名前を付けてあげるわね、うふふ」
珍妙な蛸を部屋へ持ち帰った香澄は、潮風にさらされてべたつく肌を清めようと、
シャワーを浴びるつもりでシャツとショートパンツを脱いだ。

長い航海で焼けた肌にくっきりと浮かぶ、水着の跡が悩ましい。乳房は大きめで、
しっかりお椀型。そのくせ、乳首は薄桃色で、処女の如き貴さを帯びている。船旅
ゆえ洗濯物を増やしたくない一心で、ブラジャーとショーツは普段、身に着けては
いなかった。他の学生やマイヤーの目もあるが、香澄は今まで特に気にした事は
ない。もし、誰かと男女の関係になっても、止むを得ないという割り切りがあるし、
避妊さえしてくれれば良いと考えていた。

「さて・・・と、あれ?」
長い髪を束ね、ちょっとベッドに腰を下ろした時、ふと水槽を見ると、例の珍客が
そこから出ようと足を伸ばしていた。
「駄目よ、おいたしちゃ」
香澄は無造作に近寄り、蛸の足を水槽の中に戻そうとして触ったその瞬間、体中
に電流のような衝撃が走った。
「あッ!」
次いで、指先から波紋の如く拡がる痺れが襲ってきた。ほんの数十秒後には、香
澄は眩暈と共に立つ事さえ困難な状況に追い込まれてしまう。
596931K2:2007/06/16(土) 21:55:07 ID:MlB5+OUk
「毒!」
これほど回りが早いというのは、神経を侵す毒である可能性が高い。香澄は死の
予感に包まれた。この若さで、外国の海上で果てるのかと思うと、涙が溢れてくる。
その間に蛸は水槽を這い出て、横たわる香澄の傍らまでやって来た。
「してやられたわ・・・」
言葉など通じる訳もないと分かってて、香澄は毒づいた。勿論、蛸が何か言い返す
はずもなく、ずるずるとその身を重たそうに引きずるだけ。

ややあって蛸は女体の上を這い始めた。もしかして肉食なのだろうかと香澄が思っ
ていると、
「あッ!」
可憐な乳首に、ちくりと棘が刺さるような感触を得たのである。
「いやあ、なに、これ・・・」
蛸の足が乳房にとぐろを巻き、その先端をぎゅっと締め上げた。乳首には断続的な
痛痒感がもたらされ、香澄は思わず天を仰ぐ。

「あッ!やめて!何か、変よ・・・」
乳首がこれまでに経験した事のないほどに硬く尖っていた。キウイの毛ほどの棘
が、乳首に何か毒のような物を打ち込んでいるように香澄は感じた。心臓に近い場
所だけあって毒の回りは早く、乳房はすぐに赤みを帯びていく。
「あ・・・ああ〜ッ・・・」
何か泥酔したかのように、体が重い。頭がぼうっとして、理性が蕩けていくような危う
さもある。蛸の足は相変わらず乳房に巻きつき、乳首を締め上げているのだが、そ
れが心地良くてたまらない。

「やだ、い、いくッ・・・おかしいわ、こんなの・・・」
乳首を辱められただけで達する──香澄は初めて知る快楽に、ぶるぶると身を震わ
せた。きっと毒を持った棘のせい──真っ白になりつつある頭の中で、香澄はそれ
だけを考えていた。
597931K2:2007/06/16(土) 22:11:58 ID:MlB5+OUk
達した後も尚、蛸の乳首責めは止まる事を知らなかった。むしろ、棘に包まれた
為、容易にこの責め苦から抜け出せそうにない。香澄はただひたすら、二つの
乳首を犯されて喘ぎ続けている。
「うッ、うッ・・・ああ・・うう」
目は虚ろで口元も緩み、体全体が弛緩していた。大の字になった香澄の上に蛸
が覆い被さり、嗜虐の限りを尽くさんとしているのである。

しかも、蛸めは軟体であるのをいい事に、足を伸ばして今度は香澄の下半身へ
と興味を注ぎ始めたではないか。どこまでもいやらしい畜生であった。
「だ、だめ・・・へえ・・・」
香澄はここで、マイヤーの言葉を思い出した。この蛸の足の全てが精管になっ
ている──人間に例えると、手足全てが性器であるという事だ。

蛸のオスは通常、一本だけ精管を持ち、それをメスの肛門へ差し込んで受精に
及ぶ。だが彼奴は足の全てが性器、おまけにあの毒を出す棘がある。香澄は恐
怖し、また絶望した。
(あ、あんなのが、アソコで毒を出したら・・・)
今も身を焦がす乳首への刺激に、女の敏感な部分を犯されたらどうなるのだろ
う。そう考えるだけで、恐ろしくて仕方が無かった。

だが、蛸は浅ましく香澄の女への侵入を開始した。
「やめて・・・え・・え・・・」
花弁を掻き分ける魔の手──いや、足が迫る。もとより痺れきった体ゆえ、抗う
事は出来なかった。香澄はあっという間に、蛸に蹂躙されていく。
「うぐぐッ!」
何かこう麻薬でも打たれたように、香澄の脳内は澱み始めた。父母の顔や友人
との思い出などが、走馬灯のように浮かぶ。あの棘から、やはり何か毒の如き物
が放たれているのだろう、香澄の体が痙攣し始めた。
598931K2:2007/06/16(土) 22:25:42 ID:MlB5+OUk
ある日、某国の巡視船が波間に漂う船を一隻、発見した。船籍を調べると日本の大学
が所有する船で、しばらく前から捜索願が出されている事も分かった。
「無線にも応答がない。GPSの電波は発信してるのか?」
「ありません。機械類の故障でしょうか」
「かもな。おい、横につけろ」
巡視船はよっちゃんイカ丸と書かれた船の横につけ、スピーカーで呼びかけるが、中
からは何の返事もない。

仕方が無いので武装した船員が乗船すると、饐えた臭いが鼻をついた。
「あれを見ろ」
デッキには血を流した外国人と思しき男性の死体が転がっていた。ポロシャツにはマイ
ヤーと名が認められている。
「すぐに照会しろ。俺は船内を調べる」
船員が銃を抜いて船室をひとつずつ訪ね始めた。
「誰かいないか」
しかし、いるのは皆、物言わぬ死体ばかり。死後、数日という所だろうか、部屋に争った
形跡はない。

そしてある部屋に入った時だった。裸の女が怯えるように蹲り、船員に対して、
「殺さないで!」
と、叫んだのである。
「私は海軍の者だ。君は誰だ?名前を言えるか」
「・・・井下香澄。日本の大学生です」
「捜索願が出てる名前だ。我が国は君を保護する。もう安心だ」
船員が香澄に毛布をかけ、巡視船に連れて行った。よく見ると香澄は妊娠したように
腹が大きくなり、かなり憔悴した様子だった。
599名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 22:41:27 ID:jl+n8HBM
昔此処か何処かの触手関連のスレで
淫魔に姉が触手化されたりする小説サイトが
紹介されてたと思うんだけど
どなたか何処か知りませんか?
ログ漁ったりしたんだけど見つからず・・・
スレ違いでしたら誘導してください
600名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 22:51:17 ID:KWcWixRO
GJ
601931K2:2007/06/16(土) 22:53:04 ID:MlB5+OUk
結局、生存者は香澄一人という事で、巡視船はよっちゃんイカ丸に船員を数名残し
て、そのまま引き上げていった。後ほどヘリで鑑識を専門にする部隊がやってくる
手筈になっており、それまでは現場の確保を命じられている。
「計器類がメチャクチャだ。壊されたって感じだが」
「誰かがやったんだろう。それと、あの子、妊娠していたな。可哀想に、酷い目にあ
ったんだな・・・ん?」
船員の一人が、艦内に設えられた監視カメラの存在に気がついた。

ハードディスクタイプで、かなり長い時間、録画が可能な物だった。気まぐれに操作
するとちゃんと動くので、船員は暇つぶしをかねてモニタを見始める。そして、二日ほ
ど前の映像を見て愕然となった。
「これは・・・」
それには、裸の香澄が誰彼構わず性交し、その相手を絞殺する犯行の一部始終が
映されており、船員は背に冷や汗を流す羽目となる。

廊下や階段など、香澄はありとあらゆる場所で、学生やよっちゃんイカ丸の船員と性
交していた。その後、相手が達した後で首を締め、殺している。ただ何の躊躇も見せ
ず、淡々と殺害に及ぶために、何やら薬物による中毒患者のような感じであった。
ついにはマイヤーにまで性交を持ちかけたが拒否された為に、香澄は素手で殴り殺し
ている。その様子がありありと収められたビデオを見て、船員は何かおかしな所があ
る事に気づく。

「この時は妊娠していない・・・?たった二日前の事なのに・・・」
先ほど乗船する時、香澄は確かに大きなお腹を抱えていた。ここで船員は急に思い
立って巡視船へ連絡を取ろうとしたが、この船の無線はすべて壊されている。すでに
トランシーバーでは電波の届かぬ場所にいて、巡視船への連絡は不可能である。船
員は何か得体の知れぬ不安に襲われ、ただ呆然とするしか無かった。

おすまいん
602名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 00:37:59 ID:2mTqCMAj
ホラーキタコレ
海は異種姦の倉庫だなGJ
603名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:58:34 ID:9BvcOV9R
こんな内容の個人的には良作なOVAを昔見たような
604名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 05:47:28 ID:0sgUDofB
>>599
誘導
【教えて】エロ〜な小説・捜索願6【ください】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1180488840/

605名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 05:58:38 ID:+Jg3omDR
GJ!!
606名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 07:31:53 ID:RlFLoB5L
931K2氏、お久。アンドGJ。
相変わらずなんかエロい。ステキング。
607名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 08:16:06 ID:hL80GgE9
タコえろいよハァハァ
GJです
608名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 08:20:05 ID:LnJS78nj
クサイケツ氏乙です!
相変わらず読みやすく、エロく、そして小ネタでクスっと来るユーモア。
大変美味しく戴きました
609名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 15:52:51 ID:qSAlIo07
外洋!
そしてタコのような生物
これはまさに

ふんぐるうい むぐるうなふ
610名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 19:47:28 ID:dSj8atYt
邪神を呼ぶな邪神を
611名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 20:56:28 ID:oeBnGFi1
我輩を呼んだのは貴様出あるか?触手は男の浪漫であ〜るっ!


「触手好きの西博士」が召喚されました
612名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 21:34:44 ID:fgLg70LB
おーい、誰かこの変態のケツの穴に触手突っ込んでやれ
俺? 俺は男のケツなんてやだよ
613名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:19:26 ID:lC43xRik
タコでつかぁ。
イイでつねぇ。
吸盤でイボイボの脚をアソコに突っ込んで、子宮の中まで掻き回すのでつねぇ。(*´Д`)ハァハァ
614名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:28:59 ID:2dtWZkWH
もしかしてオルトロス?
615名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:29:57 ID:uTe8ozl9
じゃあデュポーン先生も呼ばなくっちゃ
616名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:40:41 ID:P7Ce0KAY
いやっやめてなにコノお魚…ちょ待ってやだそこはだめチクビだめあっ痛きもちい…噛まないでやあだ…ってエッそれはナイよさすがにむりやだ怖い入らない入らないって、や…冷たい感覚…動かないでぇあん何だか変な感じ…や…あ、ん砂浜にあがれないいっ
617名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:47:35 ID:G6HspOQO
ちょっと出遅れた気もするけど

             l^丶
             |  '゙''"'''゙ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ
             ミ ´ ∀ `  ,:'       くとぅるう    
           (丶    (丶 ミ   いあ    いあ
        ((    ミ        ;':  ハ,_,ハ   ハ,_,ハ
            ;:        ミ  ';´∀`';  ';´∀`';, ,
            `:;       ,:'  c  c.ミ' c  c.ミ  
             U"゙'''~"^'丶)   u''゙"J   u''゙"J
          /^l
   ,―-y'"'~"゙´  |   それ  るるいえ うがふなぐる ふたぐん
   ヽ  ´ ∀ `  ゙':
   ミ  .,/)   、/)    いあ    いあ
   ゙,   "'   ´''ミ   ハ,_,ハ    ハ,_,ハ
((  ミ       ;:'  ,:' ´∀`';  ,:' ´∀`';
    ';      彡  :: っ ,っ  :: っ ,っ
    (/~"゙''´~"U   ι''"゙''u  ι''"゙''u
618名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 02:17:19 ID:WcxLUOGa
タコというと北斎のあれを思い出す
619名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 02:34:00 ID:ZthxwuEg
>>618
アレはいい映画だった。
お世話になったもんだ……(遠い目
620名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 16:17:50 ID:3IeXyRCg
Tentacle box
621無荒戸 哲夫 ◆NI8rbTdfWA :2007/06/18(月) 19:35:02 ID:h+Wgqc4y
まってろよ!
ネ申言舌を題材にした触手モノ書いてやるからな!


クトゥルーとヨグ・ソトーホのどっちか書こうと思う。
あるいはおまいらが推薦するネ申様がいたら推薦してくれ
622名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 19:36:47 ID:U2ensrxX
弁財天




きゃるーんw
623名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 19:47:44 ID:Uk7KtHsS
ヨルムンガルドで書いてみてくれ
624名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 20:24:06 ID:QxwkQSfl
流石に大きすぎないかあれは…
625無荒戸 哲夫 ◆NI8rbTdfWA :2007/06/18(月) 20:58:37 ID:h+Wgqc4y
>>622-623
おまいらwwwww

神は神でもクトゥルー神話のほうの神様だからなw!
626名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 21:15:45 ID:4Cyk39az
>>625
じゃあガグとか?
627名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 21:39:26 ID:DrFLCOel
>>625
おいらは>>617で十分です
628名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 21:43:48 ID:3IeXyRCg
つ【萌え萌え女神辞典】
629名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 22:52:56 ID:T4kkwbbD
卵ネタキボン
630名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 06:07:58 ID:yu9cpDdq
魔探偵ロキの女神フレイヤなんてどうだろう
幼い少女の姿のまま、シモの巨人の巨根に犯されるとか

それか父(ロキ)のことを好きなヘルが嫉妬して、亡者の群れをけしかけるとか
631名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 06:37:18 ID:la/ChzB6
ではグラーキかハスターでよろしくお願いします
632名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 07:32:39 ID:g3VBtvDZ
シュド・メル!シュド・メル!
633名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:51:53 ID:hhetagHw
無力なイパーンジンが巻き込まれるのは好きですわ
設定は思いつくんだけど…
634プロット:2007/06/20(水) 01:21:31 ID:RZcvq2au
 触手@:動きは速くなく力もあまり強くないが、意思を持ち、貪欲に獲物を求める。
スタンダードな軟体動物タイプ。
 触手A:動く物に反応して絡み付く。普段はほとんど動かないが、力は強い。
食虫植物のようなタイプ。



 一人目の被害者は@と遭遇するが、何とか撃退。
 二人目はAと遭遇して、抵抗しようともがいて更に事態が悪化。結局力尽きるまで凌辱される。
 三人目の被害者はAと遭遇して拘束されるが、すぐに抵抗をやめ身を委ねることで、徐々に拘束が解かれて無事に開放される。

 四人目の被害者は、Aと遭遇、拘束されるが、三人目と同じ行動を取る。
無事に開放されるかに見えたが、そこに運悪く@が通りかかって…





どうっすか?

635名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 06:49:01 ID:JVeK4RLy
そうするとAと@の戦いにならんか?
636名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 10:10:14 ID:BJPvyXMs
七不思議シリーズ書いてた者だけど(最初のは違うけど)、ネタ見つからない
巫女と触手缶詰が上にあったので、10秒で構想練ったらあらすじと登場人物を考えた

・藤崎 珠(たま):10才
・藤崎 明梨(あかり):14才

実家が神社で休日は巫女をしている2人。珠の友人が境内に入ってしまった。探してる途中、御神像の下で2つ缶詰を発見。
実はそれは戦国時代に神に触手が封印されたものだった。知らずに珠は小さい缶を開けてしまい犯され、助けようとした明梨も一方の缶が開いて犯される

七不思議は基本ハッピーと考えるけど、今回は都合で書けない。誰か暇なら書いてね
637名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 19:06:23 ID:JDqXqR4H
うん、とてもいいシチュだと思うんだが、
もはやそれ、七不思議ではなく、巫女物じゃああるまいか?

俺にとって七不思議ってのは、
普通の女の子が、ちょっと田舎の曰く付の場所で
普通じゃない目に遭遇する、ということだと思うんだ。
とりわけ学校とか、田舎とか神社とかで、な。
638名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 19:52:30 ID:JxRV9CYC
暑くなってきたので田舎の池とか川で泳いでる女の子が襲われるシチュも…
プールでもいいけどな!
なんというか、無防備の水着で襲われるってのが好きなもんで
自分で書ければ書くんだがorz
639名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 20:00:17 ID:sC+5PqoV
>>638
よう同志
もうすぐ夏だな〜と思ってたら
プールの水に擬態したスライムに襲われるってシチュを妄想した
640名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 20:08:41 ID:WyyRUvsn
_/_/_/_///////
/_/_/_/ [海の触手]/
_/_/_/ ̄Г ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/_/_/__ | イラッシャイマセー
_/_/ /l|  / ̄\
/_// 只| λノハヘXλ
_/|只 _|  ('Д゚)
/   |営|とイー―iづ
===|業|__<__ゝ_
   |中| ( ) )
 ""    """ """
641名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 20:43:09 ID:DfIb6exY
もうなにがなんだかw
642名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 22:32:21 ID:JDqXqR4H
メニューはタコとかイカとかイソギンチャクとかナマコとか
とにかく軟体な売り物しかないのを想像してしまう。必然的にw
643名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 22:32:24 ID:Y8YDHpMh
>>634
俺はそれぜひ読んでみたいな
644名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 23:36:42 ID:BJPvyXMs
>>637
そうだな。七不思議ってくらいだから学校だよな……。>>638のようにプールでとかいいかもな



また都合がついて、七不思議考えたら書きたいと思う。ちなみにいつもハッピーENDにしてるけど、スレ的にはおkなの?
645名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 23:42:24 ID:JxRV9CYC
>>644
俺個人の意見としてはバッドも見てみたい
646名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 00:21:45 ID:6W2yJkZn
異次元世界の小国の王女に勝手に婚約者にされて、
王女の世界に移動するときに体が変質してしまい淫獣になってしまう…
(会話等のコミュニケーションは普通にできるが、興奮してしまうと淫獣としての本能に乗っ取られてしまう)



…というのが今頭の中にあるんだが、誰か書いてくれると嬉しいな
647名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 00:25:16 ID:PJcQB9SG
それなんて、十二国(ry
648名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 01:05:10 ID:eKM4pdL9
無望菜志の『テンタクルラバーズ』とか微妙にそんな感じじゃね?
漫画だけど。
649>>634:2007/06/21(木) 05:45:51 ID:5KkRc8RS
>>643多分、俺は当分書く暇ないと思う。スマソ
650名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 06:50:14 ID:VCMBASto
>>639
それなんていぬかみ
651名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 07:09:49 ID:a0Fn7WXD
>>644
エロければどっちでも
652名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 08:04:43 ID:Hf6Iryg6
個人的にはハッピーエンドってのは俺も同意見だ。
ぜひハッピーエンドで。

ちなみに、俺的触手的ハッピーエンドというのは

くわれたり消化されたり、はたまた変な改造も精神異常とかもない
女性が五体満足な状態のことをいうwww
653名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 08:52:40 ID:a0Fn7WXD
>>650
あれってそんな素敵シチュあるのか!
654名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 13:36:45 ID:IUYaY3OA
>>646
YOU書いちゃいなYO!
655名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 17:37:46 ID:nB9CbdBT
656名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 17:56:23 ID:pM3OOkFx
>>655
ああ、こういうシチュもいいねぇ
これなんだっけ?
遊園地ならもっと若い子も巻き込まれると尚いいね
657名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 19:47:16 ID:6W2yJkZn
>>655
ZIPでくれ
658戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:12:28 ID:2RAa3tAp
〜The Kingdom Of The Phallus〜

「……すっかり明けちまったなぁ」

男はそう呟くと咥えていたタバコを足元に放り、革靴でグリグリと踏み消した。
昨夜はマトモな仮眠など取れていない。
ずんぐりとした目の下と、本日何十回目ともつかぬ欠伸がその左証。
ボンネットの埃が目立つセダンのドアが、バタンと閉じられる。
レインボーランド。つい昨日まで、ここはありがちな娯楽施設だった。
観覧車が回り、メリーゴーランドが回り、ジェットコースターが回り…、
他にも色々あった気がするがパッと出てこない。
最後に来たのは確か香澄が小5の時か。恐らくそれ以来だ。

「そりゃ忘れもするさな」

テーマパーク建設ラッシュに煽られて誕生した遊園地。
バブル崩壊以降、多分に漏れず財政は芳しくなかったが、
それでも新興ベットタウンのすぐ外れという立地に助けられてか今までやってこれたのだ。

「ま、どの道それもオシャカだわな。お気の毒に」

そう付け加えると、タバコの男は起き抜けの熊のように背中を揺すり、
立ち入り禁止を表す黄色いテープの下をくぐって行った。
国道を飛ばしてた頃から漂っていた臭気は、現場に近づくにつれ一段と強くなる。
659戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:13:15 ID:2RAa3tAp
「あ、笹原さーん。こっちです、こっち」

「……んあ?」

笹原と呼ばれた小太りの男は、同じ署に勤める新米の姿を声の方角に見つける。

「おう、水野か。いつからだ?」

「昨日の夜から入ってます。そんな事よりアレを」

水野の指差す方角に笹原は顔を向ける。

「あのテープ。赤いテープから内側には近づかないで下さい。
 あそこが奴の攻撃範囲の外周部にあたります」

「……なるほど」

先程の黄色いテープからさらに50メートルほど進んだ辺りだろうか。
これ見よがしに真っ赤な反射テープが数メートル間隔で設置されたポーンの間に張り巡らされていた。
笹原はさらにその向こう側に視線をやる。
テープから園の中心部に向かうにつれて、敷石の表面をキラキラ輝く物体が覆っているのが目に付きだす。
まるで馬鹿でかいナメクジでも這い回った後のようだ。
そしてそのさらに向こうを見やれば……………、
この位置からだと広葉樹の人工林に遮られて時計塔広場こそ望めないが、
その中心からそそり立つ例の物体は木々の遥か頭上に、それはもう嫌になるくらい拝むことが出来た。

「ほぉお…………。こいつぁまた立派なモンだな」

「ええ、そりゃもう」

「でもアレだな。仮性ってヤツか?」

「ええ、かもしれませんね」

「俺の高校時代のダチがよぉ、ああ群馬のな、そいつが丁度アレがトラウマだったんだよ。
 んでどうやらそいつ真性だったらしくてな、皮切りにわざわざ新幹線乗って―――――」

「あー、スミマセン。そっから先リアクションに困りますから」

「んだよ、こっからが面白ぇってのに」

「なんかもう十回くらい聞いたような気がするんで」

「アレ、……そうだったか?」

笹原は短い髪をボリボリと掻く。
ぼちぼちもう一本くらい吸いたくなって来たが、いかんせん、
隣の新人はタバコにトコトンうるさい。禁煙ブームの申し子だ。
このままでは健全な不良青少年の育成に悪影響が出てしまう。
元ガキ大将代表としては実に憂うべき昨今の風潮である。
が、流石にこの年で世間様とタイマン張る気にはなれない。
中年男は涙を呑んで二本目を我慢した。
660戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:14:20 ID:2RAa3tAp
「笹原。来てたのか?」

「あ、署長―――――!」

すぐさま水野が居住まいを正す。
声の主は定年も真際かと思われる初老の男性。
髪は既に総白髪で頭の天辺は禿げ上がっていたが、
その背筋は一直線に伸び、彫りの深い顔を実際より高い位置に錯覚させた。

「どうだ笹原、とりあえず感想を聞こうか?」

「んー。まぁ、大したヤッコさんでございますねえ、と。
 でもモスクワ辺りなら凍傷で勃たなくなるんじゃないですかね、多分」

「その手の冗談は国際電話で頼む。それで、外に人は集まってたか?」

「あー、思ってたより……、んーいや、かなり少ない方ですかね」

「報道各社には通達が出ています。被害者のプライバシーを考慮して」

ボソボソとした笹原の返答に脇から水野が付け加える。

「………ふん。となると残るは近所のヤジ馬だな」

要領を得たのか得なかったのか。署長と呼ばれた男、小波蔵は鼻を鳴らす。

「まあ、時間帯が時間帯だ。近くのコンビニに朝飯でも買いに行ってるのかもしれん。
 引き続き警戒に当たってくれ。内も外もな。何かあったらまた知らせろ」

「了解しました」

「へい、りょーかい、と」

そう言い含めると小波蔵は踵を返し、警察車両の方角へと戻っていった。
ナマぬるい初夏の早朝に二人は取り残される。
661戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:17:16 ID:2RAa3tAp
「署長………なんか機嫌悪くねぇか?」

「笹原さん、聞いてないんですか?」

疑問系に疑問系が返ってくる。

「………何がだよ?」

もう一度問い返すと、水野は声を潜めて耳打ちしてきた。

「事件発生直後に駆けつけた隣の署の婦警が二人、アレに捕まってるんですよ」

「………マジかよ………」

前の署長がチョットした不祥事をやらかしたお陰で、
小波蔵は隣の署から穴埋め人事異動でやって来た。
務めていた年月を勘定に入れれば、知り合いは笹原や水野よりも断然多いだろう。
その心中は察するに余りある。

「一人は捕獲される所を同僚が目撃しています。
 救出を試みたそうですが、触手の反撃に遭い負傷者も出ています」

水野は続ける。

「残る一人は粘液の付着した上着が噴水の前に落ちていました。
 前の一人と同様、園内で倒れていた男性を救助しようとしていた模様です。
 あの時点では近付くと攻撃してくる事が判明していなかった為か、彼女は単独行動だったようで」

「ンならまだそうと決まったワケじゃ………」

「いえ、それが……。その後、ここの警護室で防犯カメラの映像を解析したところ、
 彼女も映っていたそうです。暴行を受けた後、取り込まれたものと思われます」

笹原は下を向きながら、大きく息をつき首を振った。
自分にも年頃の娘が二人いる。
妹の方にもようやく縁談が持ち上がってきたトコだってのに、なんて気の滅入る話題だ。

「捕まってるガイ者たちの家族は?」

「えー、警戒線の周辺に詰め掛けて来られた方々は全員署の方にお集まり頂きました。
 そこで対策室長から経過の説明が行ってる筈です。これが昨日の夜半ですね」

「取り込まれずに残されていた連中は?」

「男性は昨夜までには大方救助された模様です。
 皆さん割と軽症ですが、打ち所が悪かった方々は中央病院へ搬送されてます。
 救出の際に負傷した隊員も同様でしょう」

「あい分かった」

何時の間にやら笹原は二本目のタバコを咥えている。
水野はチラリと横目で見るが、いつものお小言は飛んで来なかった。
それもそのハズ。園内に漂う悪臭は半端なモノではない。
栗の花に似た香りと生臭い干物のような匂い。
愛煙家ならずとも、何でもいいから焚いて誤魔化さなければやっていられなくなる。
662戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:20:14 ID:2RAa3tAp
「―――――で、本題だな。今後の手筈はどうなってる?」

「えぇ、それですが………」

水野は一息置いて手元の資料をパラリと一枚めくる。

「本日付で陸自に出動要請が下ってます。―――――が、
 首都圏近郊だけでもあの物体は十数ヶ所の隆起が確認されています。
 実際、ここからすぐそこの駅前にも、もう一ヶ所。
 山間部など人目につきにくい場所を入れれば、この数は今後も増えると踏んで正解でしょう。
 ここの本格的な救出活動に取り掛かれる時期は今の所メドが立っておりません」

「………続けてくれ」

「とりあえず、あと小一時間ほどで警視庁のNBCが到着するそうです。
 あ、それと向こうに保健所の所長が見えてますので、
 挨拶だけで結構ですので後でお願いします」

「いよいよゴッチャになってきたな………」

「えぇ、まぁ……。標的が動物なのか植物なのかも、
 現時点では判明していませんので」

「アレだホラ、バイオテロってヤツの可能性は?」

笹原の質問に水野はパラパラと書類をめくって首をかしげる。
そんな事訊ねられても困るといった態だ。

「ふー………。動物だったら、そうだな、猟友会でも呼ぶか?」

「熊には見えませんね。まあ、野鳥の会よりは役に立つかもしれません」

珍しく水野が冗談に付き合ってきた。しかし真顔で。

「ま、要するに俺たちの当面の仕事は警戒線の維持ってこった」

「そうなりますね。昨日はヤジ馬のひとりがケータイ片手に警戒線を超えて侵入しましたし」

「ハァ?そんでどうなったよ?」

「お約束ですよ。触手に殴り倒されて機動隊の仕事を増やしてくれたそうです」

「チッ、B級映画だな。んな馬鹿こそガッツリ掘られちまえばいいのによ」

「同感ですね。今後、付近の病院のベッドも足りるかどうか怪しいらしいですし」

水野が相槌を打つのと同時に笹原は二本目のタバコを足元に落とし踏み潰した。
長身の後輩と並んでいるせいか、足の短さばかりがやたらと目立つ。

「どれ、ちょっくら一周してみっぞ」

ノソノソと歩みを進める中年の後に新米が続く。
遥か上空に佇む巨大なシロモノは、歩けど歩けど視界から外れそうに無い。
どうやら今日は丸一日、こいつを下から拝み続けるハメになるらしい。

―――――――――ったく、嫌な仕事になっちまったぜ。
663戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:21:35 ID:2RAa3tAp
隙間から差し込む仄かな光が、冬の湖面の如く静まり返っていた意識にさざ波を呼び込む。
もう何も聞きたくない。見たくもない。
いっそこのまま永遠に意識が戻らねばどれほど幸せだったのことか。
などと願ったところで人間の身体は時が来れば覚醒し、やがてまた睡魔に襲われる。
望もうと望まざるとそうできているのだ。呪いたくなる。

「ぁ………うぅ…。あ…………あ…ぁ」

「あ……ぁ………あん………」

「…………ひぅ、……あふぅ…………」

ここは閑静な住宅街の一角ではない。自分の部屋でもないし、ましてやベッドの中でもない。
その証拠にホラ、毎朝庭の椿の枝にやって来るスズメの一団のさえずりも聞こえない。
耳に届くのは肺腑を絞るような掠れた喘ぎと、か細く消える嗚咽の尾。
重い目蓋を持ち上げた先に映し出される予想通りの光景に、一縷の希望は儚く散る。
夢ではなかった。解り切っていた事だが、それでも彼女はその望みに縋ってみたかった。
由紀の置かれている状況を鑑みれば、誰もそれを責めはしないだろう。
そう、―――――――――ここはレインボーランドだ。

無数の猛り狂う逸物で編まれた鳥籠の中、そこで由紀たちは飼われている。
互いに絡み合い、外壁を構成する肉蔓の僅かな隙間から太陽の光が届き、
半球体の内部はダウンライトを灯したベッドルームのような明るさが保たれている。
天蓋を仰げば、そこには数え切れないほどの宙吊りの女性たち。
皆一様に、はだけた胸元から瑞々しく張りのある乳房を振り出し、
下半身の衣類はすべて膝下から足首に集められ、
ぬたくる異物を咥え込んだ局部が剥き出しになっている。
まるで艶やかな女体を晒し物にする為のプラネタリウム。
664戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:23:44 ID:2RAa3tAp
この人数の割りに響き渡る嬌声のボリュームは控え目だ。
無理もない。彼女たちは一晩中、嬲られ続けたのだ。
多くの者が肉体の酷使に耐え切れず、ブレーカーが作動したように昏睡状態に陥っている。
由紀自身、昨日は一体どこまで意識があったのか。
まだ半分まどろんでいた彼女の脳が、ゆっくりと記憶の断片を噛み合わせ始める。
触れてはいけなかった気もするが、磨耗した精神の元、一度動き出した思考は容易に止められない。
触手の監獄に囚われて迎えた初めての夜。
その忌まわしき悪夢のひと時が、由紀の中で鮮明に蘇る―――――――――。





暗い―――――――――。何も見えない―――――――――。
果たして取り込まれてからどれぐらい経過したのだろうか。
平衡感覚が狂っていなければ、由紀の吊るされている姿勢は仰向け。
ドームの中は闇に閉ざされ、陽が落ちた事だけは漠然と察知できた。
取り込まれる直前に見た時計塔から逆算すれば、どんなに見積もってもまだ数時間か。

半ば絶望と恐怖に押し潰されかけながらも、
闇の中を反響するアラレもない呻き声と、
滴る蜜の二重奏から、由紀は五感の全てを逸らそう懸命に努力していた。
だが、どれだけその響きを頭から打ち払おうと奮闘しても、
その都度、彼女の意識は股間をしゃくり上げる異物に引きずり戻され、現実を直視させられる。
そう、他でもない由紀の下半身もその演奏に参加しているのだ。
感覚がどれだけ磨り減り麻痺しても、肉壷の内側だけはしっかりと現在を捉え続ける。
ポタポタと、大粒の涙が彼女の頬を走った。
665戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:25:14 ID:2RAa3tAp
いっそのこと―――――――――もう外に出られなくても構わない。
開放する気が無い事くらい、私は分かっている。
自分がこのドームの外に出される時。
それは即ち、由紀がスープの供給源として用を成さなくなった瞬間、事切れた時に他ならない。
だから一度でいい。せめて一度でいいから、
この二つの穴を征服している赤銅色のデロリとした物体を引き抜いて欲しい。
そして半日、いや、一時間でいい。
お願いだから休ませて欲しい。一人で思いっきり泣かせて欲しい。
今日の出来事を受け入れる為の時間。そんなものは初めから望んでいない。
由紀はただ疲れたのだ。

だって……、私もう―――――――――限界。

滴る愛液の量は明らかに昼間より少なくなってきている。枯れ果てるのも既に時間の問題。
触手と秘裂の間の摩擦係数は次第に上昇し、腫れぼったい感触は強まる一方。
蹂躙者のお目当てのモノは、もうじき私の身体からは出なくなる。
ギブアップが許されてもいい頃合の筈だ。
いっそ“処分”してくれてもいい。
このままずっと、こんな姿にされてまで………私は生きていたくなんか無い。



だが……………。



「―――――――――っ!?」

ズクリと、由紀の膣内で触手が蠕動した。
やけに荒々しい。まるで怒っているようだ。

「きゃ……!あぅッ………」

二度目の蠕動。今度はお尻の異物だ。
肛門を基点にグイっと由紀の体を持ち上げる。
久しく堪えていたみっともない声が漏れてしまった。

続いてまた前の触手。そして後ろの触手。
先程までの緩やかな律動とは明らかに異なっている。
それを裏付けるように、徐々にその動作間隔は狭まり出した。

ズクリ………………、ズクリ……………、ズクリ…………、

ズクリ………、ズクリ……、ズクリ…。ズクリ。

どうやらそう簡単には赦されはしないようだ。
666戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:26:55 ID:2RAa3tAp
使えなくなったのなら、使えるようにしてやればいい。
もう何をされても感じる事はないだろうと、
そう思い込んでいた由紀の下腹部に、小さな疼きが芽生え始める。
熱い。そして甘い。とてつもなく妖しい高ぶり。
その感触はヒタリ…、ヒタリ…と忍び足で上半身に登り詰めてくる。
頬の火照りに思わず唾を飲み込む事さえ忘れた。

何だろう。乳房の根元がムズがゆい。
即座に両胸を縛る触手がバストを揉みほぐし、そのニーズは満たされる。
普段ブラジャーに押し付けられて日の目を見なかった膨らみは、
ここぞとばかりにその先端を尖らせ自己主張をするのだ。

喉の奥がだんだん熱く乾いて来た。由紀の中で黒い炎が盛り始めている。

―――――――――駄目っ!

由紀は半ば折れかけていた自分自身を叱咤する。
ここで流されてしまえば、また、同じ事の繰り返しだ。
耐えられっこない。このまま永遠に犯され続けるのなんて御免だ。
ならどんな結末でもいい。もう終わりにしたい。

―――――――――でも……、

込み上げてくる愉悦を抑える術を由紀は知らない。
膣分泌液が自分の意思で止まるハズもない。
肉壷は彼女の気持ちなど知らず優しげに侵入者を揉みほぐす。
どう足掻いても、つまるところ膣とはそそり立つ陰茎を受け入れ、
性的快感を存分に与え、射精を促す器官なのだ。
背すじが痺れるような快感が、腰のあたりから一本走り出した。
先刻、植えつけられたオルガスムスの苗木が再び枝を伸ばす。
………………これは二度目が近い。

ズクリ!

「い………い…や…、んうッ!」

先刻の倍はあろうかという強烈な衝き上げがお尻から襲う。
僅か半日前までタダの一排泄器官に過ぎなかったアナルは、
陽が沈むまでの数時間で容赦なく開発し尽くされ、
今や立派な性感帯の一翼を担うまでに変貌を遂げていた。
肛門の運動を一手に引き受けていた括約筋は既にその役目を放棄し、
無作法な侵入者との戯れにご執心だ。
自分の身体がどんどん由紀を裏切っていく。
667戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:29:00 ID:2RAa3tAp
「や……あ、……あ、……あ、……あン」

ふつふつと、額に浮き上がる玉の汗。
苦しい。このまま俯いて歯を食い縛っていては息が止まりそうだ。
上を向いて口を開き、喉を広げ気道を確保すると、
そこからリズミカルな官能の喘ぎがタダ漏れになる。
強くなる一方の眩暈。指先がチリチリ焼ける。
魂が全て下半身に引きずられていくような誘惑。
まるで脳が溶けているようだ。
由紀の理性は狭い盤上を逃げ回るチェスの駒の如く追い込まれ、
一欠片、また一欠片と奪われていく。

フラッシュバックする昼間の記憶。
口に挿し込まれた恥垢まみれの亀頭。
人目すら避けさせて貰えない白昼の絶頂。
そして―――――――――初体験で迎えた膣内射精。
その傍らで、囚われの身の女性たちの股間からゴプゴプと溢れ出るクリーム。

そうだ、と彼女は思い出した。

触手の中を運ばれてくる体液の塊、アレは今どこまで近づいているのか?
分からない。昼間とは違う。辺りは何一つ見えない。

先程から支えを欲した両腕がしきりに宙を切る。
だがそこには組み敷かれた女が掴むべきシーツも、握るべき手の平も無い。
668戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:30:15 ID:2RAa3tAp
(―――――――――え?)

無意識の内に、彼女の両手は一本の触手を抱え込むようにして掴んでいた。
その肉の管は丁度ぶっくりと膨らんでいる。
なんたる偶然か。暗闇の中、由紀の手の平は今まさに触手の中を進んで来る白濁液のコブを捕捉したのだ。

「………ひっ!」

半ば脊髄反射のように、彼女は両腕にありったけの力を込める。
指と指の隙間を粘液が満たす感触も今はお構いなしだ。

想定外の妨害行為に遭い抽送の停滞を余儀なくされる肉のポンプ。
ビクン、ビクン、とその身を躍動させ、
締め上げられて溜まった白い汚泥を無理やり関門の向こう側へ滑り込まそうと奮起する。

(嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だッ!!)

一方の由紀。歯をギチギチ食いしばり、両腕の筋が上げる悲鳴にも耳を貸さず、
親の仇でも絞め殺すかのように爪を食い込ませる。
あれだけ長時間に渡り嬲られ続けて、尚もこれほどの力が残っていようとは。
一番驚くべきは彼女自身に他ならないが、当の本人にそんな余裕は無い。
ここで少しでも手を緩めれば、今握っているチューブの中で滾っているモノが、
余す事無く自分の胎内へと注ぎ込まれるのだ。
残りの人生で使う予定の全握力を叩き込んでも構わない。
それだけは止めなくては。例え既に一度流し込まれた身であったとしても。

しかしこんな抵抗、長続きするハズは無い。
だが今の由紀にはそれに気付く余裕もまた無いのだ。
故に彼女を正気に戻したのは、秘裂を突き上げた触手の一撃だった。

「あ―――――――――……」

ツゥンと股間に広がった甘い快感に由紀の手が緩む。
次の瞬間には、触手の中の膨らみは何事も無かったかのように
彼女の手の平の下をゴクリと通過していた。

(そんな―――――――――……)

失意に消え入りそうになる由紀の意識に反比例して、
彼女の股間を突く肉棒がいよいよ盛りを増す。
血液をギチギチと先端に集めて怒張し、
自らが頭を埋める粘膜の原野へと砲撃体制を整えた。
669戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:32:18 ID:2RAa3tAp
「あ……あッ……ぁ……ぁッ…」

今にもフェードアウトしてしまいそうな彼女の音色。
ブルブルっと触手が小刻みに震え、由紀の腰がハイテンポなエクスタシーにのたうつ。
ボトルの中身をぶち撒けるように下半身から全身に広がる甘い蠱惑。
決壊寸前のダムにトドメの亀裂が入る。
キュッ、と由紀の膣がぬたくる相方を締め上げ合図した。
その抱擁が決定打だったようだ。

トリガーが引かれた。

由紀の身体がグイっと弓なりに仰け反り、全身に付着した粘液を虚空に振り撒く。

「ひ、ひ、いぁっ!やぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ……!!!」

ごぷごぷ、ブパっ!―――――――――ビクン、ビクン、ビクン………

彼女の中で触手が爆ぜた。
先程のお返しとばかりに、真っ白なヘドロで由紀の湾内を汚し尽くす。
燃え盛る欲望のコロイド溶液。
膣壁を緩やかに揺らす射精後の律動。
焦点の定まらない瞳から滴る涙。
またひとつ、由紀の身体は汚染されてしまった。

「ふ……ぁ……ぁ…」

頭の天辺まで上り詰めた快感が、荒波に洗われた後のように引いていく。
張り詰めていた物がようやく緩み始めると、
彼女の前後の穴に注ぎ込まれたモノがドクドクと吐き出され、
内股を伝いながらゆっくりと落ちていった。

(あ………そうか……………)

呆けたままの頭で由紀は独り納得する。

(お尻も……されてたんだ………)

なのに一本だけを必死になって握り締めていた自分。まるで道化だ。

(もう……なんなんだろ………私って……)

化け物との強制合体は未だ解除されず。
代わりにズルリと、頭の中から精神が滑り落ちていくような感覚。
滴り落ちる銀の糸と一緒に、由紀の意識はここで途切れたのだった………。



これが彼女の昨夜の全てである。
670戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:33:22 ID:2RAa3tAp
もう、このまま目覚める事が無ければ良かった。
悲痛な思いに疲れ切った顔が歪む。
綺麗な黒髪は吐き掛けられたモノが乾いてパリパリだ。
この白濁液、乾燥するとイカのような臭気を発するところまで一緒なのである。

(やっぱ………、妊娠とか……させられるのかな……)

若い女性ばかりを捕らえる理由とは他になんだろう。
逆に湧出物だけが目的だとすれば、それはそれであんまりだ。
愛液なんかの為に、自分は嬲り倒され、辱められ、今も拘束されている事になるのだから。
レイプされるくらいなら、下り物ぐらい自分から差し出した方が幾らもマシだった。
いずれにせよ、今そんな事に思いを馳せてもどうにもならない。
由紀はこれから、この二日目を乗り切らなければならないのだから。

取り込まれている女性たちで、今、覚醒しているのは由紀を含めて少数のようだ。
手近なところにいる女性はみな、グッタリとして動き出す気配は無い。
けれども、その下半身だけは触手の動きに合わせてテンポ良く腰を振りたて、甘美なウネリを見せている。
自分とて例外ではない。由紀の腰は彼女の意思から独立しているかの如くグラインドし、
休む事無く大きな“の”の字を描き続けているのだ。
こんな腰使い、由紀は知らない。当然だ。つい昨日まで処女だったのだから。
なのにこの動き。まるで下半身が別の生き物になってしまったかのようだ。

口の中は酷く粘ついている。
無理も無い。昨日の口内陵辱から一度も濯いでいないのだから。
充満する悪臭にやられた嗅覚をもってしても、
呼吸をする度にチーズのようなニオイが吐き出されているのが分かる。

顔のすぐ下でフルフル揺れている胸が目に付いた。
初日はずっと乳房に巻きついていた触手、それが両方とも見当たらない。
慎ましやかに収まっていた白桃は強烈な愛撫に晒され続け、
今やその突端は別人のモノのようにそそり勃ち天を睨んでいる。
果たしてこれは………………本当に自分の身体なのだろうか。

双つの丘を優しく包み込んでいたブラジャーは、
その下で触手が行った嗜虐的行為によって乱され、
ヘソのやや上までズリ落ち斜めに引っ掛かっていた。
見方によっては盛り狂った乳房が暴れて押し退けられたようでさえある。
よくもまあ、ハタチにも満たない少女をここまで酷たらしい姿にできたものだ。
671戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:34:29 ID:2RAa3tAp
ズズズ―――――――――じゅるッ!!

朝の味噌汁を啜るような音が立ち、ギョっと由紀は首を持ち上げて自分の下半身に目を走らせた。
視線の先に居を構えていたのは寝苦しさの正体。
挿入時から一度も引き抜かれることもなく、ジクジク絞り出される樹液を貪っている男根である。
ずり剥けた包皮のヒダで由紀の愛液を掻き集める際、どうやら空気を一緒に吸い込んだらしい。

さらにその先には昨日まで彼女の下半身を覆っていたジーンズ。
くるぶしの辺りまで降ろされているソレは、この一両日で触手の放った白濁液と、
持ち主の愛液の両方を存分に滲み込まされ、随分と酷い重さになっていた。
お陰で足首が痛い。腰が持ち上がる度に金具同士がカチ合う音も耳障りだ。
他の女性たちが目を覚ませば、この音で皆の視線が自分に集まってしまうのでは。
そんな心配までしてしまう。いっそ勝手に脱げてくれればとも思ったが、
スニーカーの踵に引っ掛かっている現在の状態からは、当面ズリ落ちてくれそうにもない。
瞳を凝らせば、その青黒いテカったデニムの上に、僅かではあるが小さな赤茶色の斑紋が見てとれる。
錯乱状態だった昨日は、殆ど気に留める余裕すらなかった。
それは紛れも無く……………………純潔を散らされた証である。

バージンに特別拘っていた訳ではない。
気の好い相手さえ見つかれば、早々に受け入れてしまっても構わない。
そんな風に考えていた時期さえあった。
今の世の中、奥手だと思われてしまう方が損だ。
だが、やれ地区予選だ大学受験だと追われている内に、幾度かあった機会は流れていった。
だったらもう少し、自分を大事にしてみようか。そんな事を考えていた矢先の出来事である。
由紀の身体を女にしたのは、どう呼べばいいのかすら分からない肉の塊。
その圧倒的かつ仮借なき暴力を以って彼女は今も隷属させられているのだ。
僅か十九年の人生は一体なんだったのだろう………。

心を空っぽにしようと努力すればする程、様々な思念が尽きる事無く脳裏を掠めるの。
部活仲間の顔、予備校仲間の顔、サークル仲間の顔、
姉の部屋に勝手に入り込んで洋楽のCDを持ち出す弟の顔。
正浩………、彼は果たして無事だったのだろうか?
こんな格好をさせられている由紀を見たら、パパとママはどうなってしまうのだろうか?
冷たくなった私が、汚し尽くされた姿で運び出されてきたら、みんなは―――――――――。

駄目だ。考えたくない。
でも………、思考の糸は止まる事を知らず勝手に紡がれて行く。
それはきっと、彼女に出来る事が他に何も残されていないからだ。
辛い。頭の中が無限ループしそうだ。
ここまでしたならもういっそ壊して欲しい。
そうすればもう何も―――――――――。
672戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:35:29 ID:2RAa3tAp
ズズズ―――――――――じゅるッ!!

思考を断ち切ってくれたのは二度目の嫌な音。
まただ。どうやら漏出液の量が再び減ってきたらしい。
そうなれば待っているのは三度目となるカンフル剤投入である。
ゆうべの悪夢を省みれば、抵抗は無意味であろう。
まあ……運が良ければ、絶頂には至らずに済むかもしれない。
なにせ今日の自分は悲しいくらい凪いでしまっている。
ドッキングポイントから込み上げる疼きも無い。
心と呼ばれているものが半分死んでしまったかのようだ。

………ベチャリ。

唐突に、何か湿った物がジーンズの上に落下してきた。
自然と由紀の視線はその申し訳なさそうに乗っかっている物体へと注がれる。
咄嗟には出てこないが、見覚えがあった。
つい最近、目にしたような気がする何かを、由紀は頭の中で検索する。

思い出した。それはよじれて縄のようになった純白のショーツ。

面を上げ、肉の天井を仰ぎ見る由紀。そこには無数の女性たち。
程なくして彼女は、その中に落とし主の姿を見つける。
間違いない。あれは由紀より一足先に肉塊に沈んでいった女子高生だ。
この落し物のは昨日、ズリ下ろされて彼女の片足に引っ掛かっていた下着。
雪原のような白一色の木綿の生地には、赤い斑点が所々染み付いている。
由紀は自分と同じ喪失を体験した犠牲者に、切ない同情を寄せずには居られなかった。

「……ぁ……ィ…ィ……ァ、ァ―――――――――」

距離がある。ここからでは彼女の声を細部に渡って聞き取る事は叶わなかったが、
それでも僅かに漏れてくる旋律から、置かれている状況だけは伝わってくる。
宙吊りのまま、その子は全身を大の字に開き、四肢を遮二無二ばたつかせ足掻いているのだ。
その若々しく均衡の取れた身体には、周囲の女性を遥かに上回る数の触手が押し掛け、
玩弄の限りを尽くしているのが遠目にも見て取れる。
そうして眺めている内にもその陵辱器具は次々と数を増し、今や彼女の肢体を芯に全て覆い尽くし、
まるで触手の集合体を創り上げんばかりの様相を呈していた。
673戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:36:28 ID:2RAa3tAp
(なんであの子だけ………、あんなに?)

流石にそこまでは出てこない。
傍で宙吊りにされている他の女性たちとは何かが決定的に違うのだろうか?
何か鍵にが、手掛かりがあればと思ったか、
ふと、由紀はジーンズの上の落下物に再度目をやる。

彼女の運命はどこまで皮肉に出来ていたのか。
先程も見たソレに、由紀はある自分との共通点を見つけてしまった。
それは、汚れたクロッチにこびり付く朱色の刻印―――――――――。

(ま………まさか―――――――――!?)

ヒュン、と何かが由紀のすぐ傍で蠢いた気配。
半ば確信しつつもそれを確かめる為に、彼女は恐る恐る首を横に向けずにいられなかった。
そう、彼女の震える瞳が捕らえた物は………。

(嘘……でしょ。ねぇ、嘘だって言ってよ………。ねぇ……)

宙ぶらりんの由紀を包囲している多数の触手。
その包皮が裏返って現れたのは丸い亀頭ではなく、
数えるのも嫌になるイソギンチャクのようなおびただしい触手の群生体。
彼らは皆、その口から垂れ下がる子機をクチャクチャ鳴らし、
じっくりと由紀の身体を鑑賞していた。

(私―――――――――やっぱ狂っちゃうんだ………)

自分はこれからこの一団に嬲られる。
彼女の頭を掠めた思念を肯定するかのように、ピクピクと触手が縦に揺れた。
そうだよ。さァどうだろうね。そう言わずガンバッテみれば。
そんな風に笑っているようにさえ見える。
出来ることなら今すぐ狂いたい。むしろ死んでしまいたい。

そこら辺に拳銃は落ちていないか。
睡眠薬は。青酸カリは。
屋上から飛び降りるのが一番手っ取り早いか。

駄目だ。もう、由紀の頭の中は完全に混乱している。
叶いっこない選択肢が遮二無二駆け巡る。

絶頂には至らずに済むかも知れない―――――――――。
今日の自分は凪いでいる―――――――――。

そんな甘い考えを抱いていたのは一体何処の誰だったか。
恐怖と焦燥に飲み込まれかけていた由紀の心臓は、
なんとか彼女をその迫り来る脅威と張り合わせようと、
半ば反射的に声帯を突き動かした。

「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ―――――――――!!!」

由紀の絶叫と触手の殺到は、ほぼ同時だった。
674戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:38:01 ID:2RAa3tAp
最初に狙われたのは乳房。続いてうなじ。
形の良い張りの上を無数の触胞が這いずり回り、快感の突出部をクチャリと包み込む。
首から滴る粘液は鎖骨との間に張った皮膚に溜まり、静かに溢れて胸の谷間を滑った。

「いやぁぁぁぁあ!嫌ッ、嫌ッ、嫌あッ、いや…………むぶ!!」

信じられないほど繊細で、細やかで、それでいて大胆なペッティング。
初日に浴びせられた吸盤の愛撫など、これに比べれば児戯に等しい。
首筋から顎を撫でるように上ってきた一本が、由紀の唇をそっと撫で、その中へと進入する。
異物を押し出そうと伸ばした舌は軽やかな挙動で絡み取られ、
由紀の味覚器官は無数の突起が蠢く触手の内側へと引き込まれた。
フレンチキス。そんな生易しい物ではない。
まるで口の中に放火されたようだ。下顎がガクガク震える。

別の一群が内股をなぞる。無数の濡れた筆で絵画を洗い流すように。
ゆっくりと、膝の内側から鼠径線まで濃厚な愛を塗りたくる。
由紀の下半身は弾け飛ぶように踊り狂い、
ズボンの上に乗っかっていた例のショーツは呆気なく振り落とされていった。
ガッチリとホールドされている太腿を震わせ、必死に両脚を閉じようと試みるが、
後ろの穴に潜り込んだ異物が尻の肉をグイっと広げる度に、その抵抗はふりだしへと戻される。

「むぅ……ぐむむぅ……むちゅ………、ブハァっ!!!」

一方の口腔に潜り込んだ触手は、ようやく由紀の舌をその抱擁から解放すると、
白一色の細い虹を描きながら唇を離れ、彼女の鎖骨を撫でながら下へ下へと向かう。
お目当ては胸板の上で揺れるふっくらとした温もり。
既に陣取っている先客と意気投合し、先端から飛び出した何十本もの小径触手を用いて、
夕陽の色に染まった双つの果実を下から上に、ゆっくりと舐め上げる。
その頭頂部で充血して直立する突起が弾かれるその度、哀れな獲物は愉悦と拒絶の悲鳴を同時に上げるのだ。

「や、や、や………ハフっ。お、お願い。おおお願いもう止めて、……やや止めて。
 も、もう。いいでしょ。い、い、い、いうことききき聞くから。何でもするから。
 ねえ。いいでしょ。だ、だ、だから。ねえ、ねえ、ねえ、ねえってばぁぁぁあ!!」

およそ人語の通じる相手には見えない物体に、わななきながら由紀は懇願する。
崖っぷちの精神状態で紡がれる日本語は、一体誰に向けられているのか。
もはや本人にさえ分からない。
あるいは単に唇が震えるままに、肺から送り出されるガスを細切れにしているだけなのかもしれない。

素人が見せる人形劇のように、由紀の身体は宙吊りのまま波打ち続ける。
その姿に惹かれたかのように際限なく集まってくる触手たち。
激しい痴態は遠目にもわかるのか、他の女囚たちの視線もいつの間にか由紀に注がれていた。
みな揃って腰を躍動させながらも、壊れたように喚き散らす少女の姿に見入っている。
上気して潤んだその瞳は、次の犠牲者は自分なのでは、という恐怖に捕われている様だ。

(やだ……見ないで………っ。見ないでってばぁ……ぁっ!!)

自分が晒し者にされている。まるで公開陵辱だ。
こんな事が許されていいのか。涙が止まらない。
どんなに由紀が抗おうとも、訴えようとも、ここは肉蔓の王国。
赤黒い閉鎖領域の中で触手が全ての支配権を握っていた。
675戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:39:32 ID:2RAa3tAp
塩っぽい液体が止め処なく由紀の顔から滴る。
増援の触手は肉の付いていない腹部をベロっと一舐めすると、
とっくにズリ落ちて用を為さなくなっているブラジャーを絡め捕った。
腹を撫で回すのに邪魔になったらしい。
キャミソールのアウターに響かないストラップレスタイプ。淡い空色はショーツとお揃いだった。
充血した肉蔓がグイっとひとたび力を込めると、背中のホックはブチリと外れ、
最後まで由紀の胴周りにしがみ付いていた下着は、ベルトを躍らせながら巻き上げられる。
こうして駅前のモールで購入したお気に入りは、無造作に虚空へと放り捨てられた。

「う、うぅぅぅぅあぁぁあ、ひぅッ!!こ、こここ殺して!誰かッ!!ねぇッ、殺してぇ!!!」

肌の上で光る液体の主は触手なのか、はたまた由紀なのか。
高純度のアルコールを塗布されたように彼女の皮膚は紅潮し、
粘液と汗の混合物が滝の如く流れる。
内股を舐めていた一本は、同志が潜り込んでいる秘裂を見咎めると、
その上部で手持ち無沙汰のまま震えている肉芽を探り当てた。
逃れる術など無い。容赦なく敢行されるクリトリスへの愛撫。
哀れな突起を無数の触手で舐め回し、転がし、弾き、包み込む。
もはや性感帯の集合とも呼べる由紀の身体はその都度悲鳴を上げ、
ポーズを変え、決壊した水瓶のように愛液を放つのだ。

「あぁぁぁぁあ、あぁぁぁぁぁあ、やめてぇえ!!やめてえぇぇぇえ!!!」

余りの量にズビズビと音を立てて吸い上げられる分泌液。
性器に突き立てられた輸送管が歓喜の悲鳴を上げる。
強烈なスピードでズクズクと突き上げられる下半身。
腰は靭帯が破断してしまうのではと思われる勢いでスイングする。
股間から、内股から、下腹から、乳房から、脇の下から、
背筋から、うなじから、絶望と恍惚に染まり行く少女。

「ひ、ひぁぁぁぁぁぁあ―――――――――!!
 や、やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ―――――――――ッ!!」

天と地がひっくり返るような錯覚が全身を駆け巡る。
果たしてこれは絶頂なのだろうか。
この地獄の二日間ですら未体験の感覚。
自分は悦んでいるのか、それとも苦しんでいるのか、
もはや由紀自身にソレが判断できないのだ。
身体がのたうつ。触手と一緒にのたうつ。
触手と一体化したようにのたうって……。

―――――――――ブツン。

「……………………………あ」

ホワイトアウト。意識はここまでだった。

ゆっくりと、やさしげに、そして厳かに。
磔にされた贄を包む聖骸衣のように、
身動きひとつしない由紀の身体は触手の大群に包まれて行く。
676戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:40:51 ID:2RAa3tAp



どれくらいの時間が経過したのか。

(私……。生き………て……る…?)

触手の監獄に差し込む光はどこまでも紅く、疲れ切った網膜を照らす。
天国がやってくる光ではない。これはきっと……………西陽だ。
外は夕刻、二日目の太陽が沈もうとしている。

「う………ぁぁ…………ぅ……」

筋肉は鉛のように重く、もはや声も満足に出ない。
酷い頭痛がする。頭の中で割れ鐘を敲いている様だ。

これは一体何だろう。身体が水の中に浮いているような感触。
違和感の正体を確かめるべく、視線を自分の身体にと落とす。

(なに……これ………)

そこにあったのは控えめな乳房でもスレンダーなお腹でもない。
真っ赤な、真っ赤な―――――――――触手の塊。

(なんか……もう………笑っちゃいそ……)

由紀の身体は余す事無く触手に包み込まれ、まるでミノムシのようになっていたのだ。
楕円形の繭の外に首から上だけだ突き出され、辛うじて呼吸を保てている。

何となく飲み込めてきた。

意識が途切れる直前まで彼女の全身を嬲っていた触手。
アレが多数の集合体を形成し、由紀の身体を包み込んでいるのだろう。
その証拠に繭の内壁、由紀の肌に触れている部分は先程の触手の先端部、
無数の小さな触手が余さず押し当てられ、絶えず蠢き続けていた。
五感は殆ど死に掛けていたが、顔から絶えず流れ出る汗に今も陵辱が続いている事を悟る。
677戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:42:12 ID:2RAa3tAp
ガクン、と。由紀の首が振り子のように揺れた。

どうやら限界が来ているようだ。
何時果ててもおかしくない首の筋肉を酷使し、焦点の定まらない目で周囲を見渡す。
おおよそ三分の一ぐらいか。他の女性たちも由紀と同じような姿にさせられている。
皆、意識は無いようだ。時折微かに震える様子から息があるのだけは分かる。
精神の方は………………保証できない。

燃え尽きる寸前の流れ星。地に墜ちる寸前の線香花火。
由紀の心は恐らく今、そんな状態に置かれているのだろう。
もう、今日までの自分が明日の朝を迎える事は無さそうだ。
次に目を覚ました時、由紀はそこにいない。
求められるがままに愛液を垂れ流す、かつて由紀と呼ばれていた物に、
化け物のための壊れた生き餌に成り果てているに違いない。

夜がやって来る。地獄さえ陳腐に見える夜が。
檻の隙間から差す光は正気の自分が眺める最期の光景。
それは眩し過ぎて正視には堪えない。
残りの人生は余りにも遠いところへ行ってしまった。
長かったといえば長かったが、
思いのほか早く楽になれた気もする。

目蓋がゆっくりと降ろされていく。
静かに狭まり始める視界。



パパ、ママ。私の事―――――――――絶対見つけないで。
正浩、遊園地には一人で行ったって言って。
こんなの………家族にだけは見られたくないから。

―――――――――でも。

もし。もしもの話ね、私が助け出されたらさ。
もう壊れちゃっててもさ、一度でいいから。

思いっ切り………抱き締めてくれない……かな。

頑張ったな。

良く耐えたな―――――――――って。

ねぇ………………お願い………。


678戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:43:46 ID:2RAa3tAp



切除――――――………完了!

担架―――――――――早く!

(………………誰?)

遠くで大勢の人の声がする。
聞いたことも無い人たちの声。
天国?それともこれは―――――――――。

「佐々木班長、こちらにも一名」

「大島!カッターこっち回せ、大島ァ!!」

「樫葉さん!手ぇ空いたら次はこっちに!!」

湿った肌を撫でる空気が酷く生温い。
目蓋の隙間から差し込む光が眩しかった。
網膜がなかなか慣れてくれない。
太陽の光ではない。もっと人工的な………。

「……あ、ぅ……。だ、……誰……?」

「あります!樫葉さんッ!意識、あります!!」

「わかったから。川上隊員、そこ、どいて頂戴!」

逆光の中、誰かが由紀を覗き込んで来る。

「大丈夫!?よく頑張ったわね。待ってて、今すぐ出してあげるから!」

防護服の中から聞こえて来たのは年季の入った女性の声。
ブチ、ブチ、と何かを切断するような音と共に、由紀の腕が自由になる。
声の主はその両腕を手に取ると、的確な動作で、恰幅のある自らの肩までその手を導いた。
679戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:45:35 ID:2RAa3tAp
樫葉と呼ばれたていた女性はそう告げると、由紀の膝を左手でしっかりと抑える。
残る右手は……………由紀の下腹部へ。
何かがグッと掴まれた感触。
そして―――――――――。

ズリュ。

「………ひぁうッ!!」

長らく由紀の股間が咥えていた物体は遂に引き抜かれた。
思わず背筋を仰け反らせ、防護服に爪を食い込ませる由紀。

「大丈夫、大丈夫よ!あと一回、一回だけ我慢して。いいわね?」

大きな手がなだめるように由紀の頬を撫でる。
覗き窓の向こうの表情は、こちらから窺い知る事は出来ない。
由紀はただ下半身を強張らせ、二度目の衝撃に備える。

ズリュ。

「………あぁーッ!!」

前と後ろ。先に引き抜かれたのはどちらだったか、由紀には分からない。
開発し尽くされた性感帯は、その摩擦だけで耐え難い官能を生み出す。
ひょっとすると、もう軽く達してしまったのかもしれない。

「もう大丈夫。いい子よ。頑張ったわね」

引き抜かれた血の巡りの悪そうな異物が放り捨てられる。
あれほど激しく暴れていた逸物はピクリとも動かない。

「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ………、ハフっ」

真っ赤に充血した目の淵から涙を一筋流し、由紀は肩で大きな息をつく。
蹂躙者から解放された秘裂は、まるでおしゃぶりを取り上げられた赤ん坊のように
ヨダレを垂れ流し、名残惜しそうに今も震えているのだ。
本当に自分の身体なのか、心底疑いたくなる。
信じたくないといった方が正しいか。

「川上隊員。この子、お願いします」

先程の防護服の女性はそう告げると視界から消える。
代わって現れたのは別の二人組。
ずっと大きな背格好から男性と思われる。

「大島、お前は足の方持ち上げろ」

「ラジャー。いつでどーぞ」

「よし。イチ、ニィ、せぇの………っと!」

由紀の身体は合図と共に宙に浮き、次の瞬間には担架の上。
すぐさま救急用の毛布が掛けられ、剥き出しの肌が隠される。
680戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:47:17 ID:2RAa3tAp
「佐々木班長、陸自の豊浜隊長から通達です。
 今から二十分後、午前三時きっかりに麻酔弾の第三波を撃つそうです。
 救出活動を一時中断し退避するよう要請が」

「よぅし、あい分かった。各自、現在取り掛かっている被捕獲者を
 救出したら一旦下がれ。機器も再度洗浄しろ。他の班にも伝わってるな。
 あー、それと、野崎と山根に連絡取れるか?」

どうやら助かったらしい。
官能の引き潮が始まると、ようやく由紀の頭は周囲の状況を捉え始めた。
倒れた時計塔は二時半過ぎを指している。恐らくは午前の。
周囲には照明機器が張り巡らされ、真夜中のレインボーランドを妖しげに照らす。
その中を行き来する無数の白い影。救急隊員たちだろうか。
皆一様に防護服と顔一面を覆うヘルメット状のマスクを身に着けており、
その表情はおろか人相さえも窺い知れない。

そして運び出されているのは………、
大勢の粘液まみれとなった女性たち。

喧騒の中、担架に乗せられた由紀は運ばれて行く。
隊員たちが一歩踏み出すごとにヌチャリ、ズボリと嫌な音が聞こえる。
巨大なドームを象っていた無数の触手は崩壊し、辺り一面は膝の高さまで肉蔓の海だ。
その奥には力無く横たわる巨大な肉の塊。
そう、一番最初に現れたこの陵辱劇の元凶。触手達の親玉だ。
投光機器に照らされ、その赤黒い姿を夜の園内に浮かべている。
倒れた時に突っ込んだのか、亀頭の下には半壊状態のメリーゴーランド。
余りにもミスマッチな組み合わせというか、シュールにも程があるというものだ。
両者とも今の所その機能を停止し、動き出す気配は全く無い。
681戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:49:01 ID:2RAa3tAp
担架が揺れる度に、ベトベトの身体と毛布が擦れる。
たっぷりと塗りたくられたジャムが乾いた生地に吸収され、
僅かに生じた気泡がクチュ、プチュ、と妙な音を立てた。

(やだ……なんか……カラダおかしい……)

耳たぶが熱い。心臓の音が聞こえる。
肌を撫でる優しげな摩擦に由紀の瞳は早くも潤みだしている。

(どうしよう………。なんなのよ……これ)

ピンと尖ったままの乳首が毛布に撫でられる度にますます元気になる。
何とかしたい。しかし止められない。
股間はズクズクという感触が強まる一方。
間違いない。さっきより濡れている。

(………………)

とにかく、肌と毛布が直にこすれ合っている現状を解決しなければ。
しかし気づかれたくない。誰にも。
間に合わせでいい。来るとき着ていた物は今どこに。
毛布の中でモゾモゾと、疲弊しきった両腕に鞭打ち、
由紀は降ろされたジーンズを探す。

乱れた服装が直されなかったのは、多分、
濡れた衣服で体温を奪われないようにする為なのだろう。
しかし、このままではちょっと耐えられそうに無い。
触手の粘液以外のもので担架を汚してしまいそうだ。

あった。最初の陵辱の時とそのままの位置に、目当ての物は絡み付いている。
ゆっくりと指を折りそれを捉えると、腕を曲げ、
慎重に、隊員たちの視線を横目で伺いつつ、足首からズボンを引き上げる。
ベトベト荒い生地が太腿を撫でる快感には無表情を装いながら、歯を食い縛って耐える。
なんとかお尻の位置まで持ち上げた。あと少し、あと少しだ。
682戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:50:31 ID:2RAa3tAp
ペチャリ。

「………あぅ…っ」

「あ、痛みますか?おい大島、もう少しペースを―――――――――」

思わず漏れてしまった嬌声を気遣って覗き込んできた隊員に、
由紀は慌てて首を振り、大丈夫だとジェスチャーを送る。
なんだか………人目を盗んで自慰に耽っている様な罪悪感が沸く。

秘部に触れた冷たい感触の正体はショーツ。
そういえば脱がされてジーンズと一緒にされていたのだ。
思わぬ感触に危うい所まで行き掛けたが、
とりあえず、隠したい場所は隠せた。

残るは上か。
鎖骨の位置まで捲り上げられていたキャミソールを、
下からゆっくりと引っ張って乳房の上に乗せる。
背中側はめくれ上がったままだが、この際贅沢は言えない。
唇をギュッと結び、突起の上を滑る布地の感触に、
込み上げて来るモノを押し殺す。
こんな薄い衣服一枚ではどうしようもない気もするが、
ブラジャーは剥ぎ取られてしまったのだ。いまさら探し出せる筈も無い。
今はこれで我慢だ。

―――――――――ゴトン!

由紀が作業を終えた頃、タイミング良く金属質の振動が担架を揺らす。
即座にバタンと閉められるドアの音。唸りを上げるエンジン音。
中から聞くと思ったより小さいサイレンが鳴り出した。

救急車だ。
683戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:52:16 ID:2RAa3tAp
「中央病院は?」

「それがもう手ぇ一杯だそうで……」

「となると次はだな……。あーなんつったか、あれ。
 とにかくナントカ大学の付属だな。次の搬送先は」

そんな隊員たちのやり取りが前方の座席から聞こえてくる。
夢ではないようだ。どうやら本当に助かったらしい。
ステアリングを軋ませ、駐車場から滑るように発進する緊急車両の中で、
ようやく由紀は安堵の息をつく。
だが―――――――――。

「………………う」

下半身をズクリと走る鈍い痛み。車内が揺れる度に疼く身体。
こちらの方が夢であってくれれば、どんなにありがたい事か。
何事も無かったかのようにベッドの中で目を覚まし、
朝食を頬張り混み合う電車に揺られ、面白くも無い講義の中を睡魔と格闘する。
そんな日常は…………もうどこかに行ってしまった。
酷く粘つく白濁液で、何もかも洗い流されてしまった。

抑えていても昂ぶる下腹。疼く下半身。
気を確かに持っていないと、腰は今にも動き出してしまいそうだ。
目を閉じれば反芻される酷たらしい光景。
蹂躙される女性たちの悲鳴。ショーツの中で暴れる触手。太陽の下で踊る乳房。
そして――――――真っ赤な異物が由紀の性器に頭をうずめたあの瞬間。
注ぎ込まれた真っ白な液体は、たぶん………、今も私の中に……………。



駄目だ。今は忘れよう。今だけは。



でも―――――――――。



これから私は一体……………どうすればいい?
684戦いは数だよ@兄貴!!:2007/06/21(木) 21:53:49 ID:2RAa3tAp
ってな訳で、ホントは大勢のモブキャラが同時多発ニュルニュルされてるような光景が大好物なんだけど、
今回は思い切ってこってり濃厚ヒロイン重視に舵を切ってみることに。
読み返してみると前よりあからさまにテンポ悪くなったやもしんない。む。

筆を執る度に痛感させられるが、ホンマに創作ってのは語彙力との勝負ですなぁ。
例えソレが妖しい物体とおにゃのこの絡み合いだったとしても。
要精進、すればするほど煩悩の塊。なにこの無限地獄。

とりあえず続きはマイ触手ダムの水位が上がってきたらで。
突発的に他の作品に走る可能性も無きにしも非ず。

追伸。ト○マーズの録画、誤って削除しちまったい。
よりにもよってサ○リーマンNEOのために……orz
ちょっと町外れのガンマニア夫婦にハチの巣にして貰って来ます。
685名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 22:02:13 ID:eKM4pdL9
リアルタイムGJ!!

ねちっこくて実にヨイ
686名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 22:17:36 ID:a0Fn7WXD
>>684
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 GJ!GJ!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
687名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 22:36:54 ID:uVLrvCto
GJ
大作ですなぁ
688名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 23:05:11 ID:fq6xEZvY
GGGJJJ!!
ホント素直に感心するわ
SS書いてると素直に興奮できない贅沢な悩み
689名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 23:16:15 ID:vjtnmkQ+
うん
よく書けてますな
こういう、敵の正体とか、戦いがまだまだ続きそうとか、穴はあるけどワザと埋めないのは、
有効な書き方だよね。
690名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:11:47 ID:8BfIJzJt
トレ○ーズを消すとはけしからん!
でも乙
エロイし、面白いなぁ
691名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 01:11:52 ID:OAyfrwdD
入れてくれるんですか?
アハ…、ウレシイ、ネバネバの触手だ〜いスキィ
ネバネバつけてマンコ擦られると
何も考えられなくなっちゃう
うぅー、キタわ、ネバネバ触手がマンコにキタ!
あぁぁん、ヌルヌルしてて気持ちイイぃ
コレぇぇぇぇー、触手粘液ィ、アヘェー
トケるうぅぅ、トロけちゃうぅぅゥー
もういいわぁ、準備ならいつでもOKよぉぉー
太い触手でマンコ貫いてぇぇぇ、
産道通ってズルズル入ってくる感覚堪んないから
アヒィィィぃぃぃー、アナルにきてるぅぅ
酷い仕打ち、マンコで準備していたのに
アナルにくるなんてェぇぇ、で、でもぉぉ
やっぱり気持ちいいィィー、アナルでも気持ちイイ
お姫様騙してアナルでイかせるなんてぇぇ
不敬罪だわ、許さないんだから、フヒィィぃー
らめぇー、アナルゴシゴシしないれぇー
変態姫様がアナルでイッちゃうからぁ
姫様なのにアナルだけでイクのイヤぁぁぁ
マンコもしてぇ、ゴシゴシしてぇ
逞しい触手チンポで、姫様マンコに種付けしてぇ
太ヌル極太触手チンポ様でアクメちょうらぁい
アナルだけじゃアクメれないのぉ
変態だからマンコもゴシゴシしてくれないとぉ
全然アクメ貪れないぃぃ、
ねぇ、お願い、お願いしますぅ
姫様マンコゴシゴシしてぇ、
姫様マンコに中出ししてぇ化物世継ぎを孕ませてェ
民の事なんかどうでもいい、貴方の精子で孕みたい
孕んだら産んで立派な触手に育てますからぁ
王族として責任を持って立派な触手にしますからぁ
触手チンポください、エロマンコにチンポください
チンポ、チンポ、チンポ、チンポ、触手チンポ
あぁぁ、撫でてるぅぅ、ついに、ついに来るのね
マンコの奥まで犯してぇぇ、ハヘぇ
いやぁ、つんつんイヤァ、入れて、入れて、入れて
奥まで入れ…!!……くはぁッ、イキナリ奥までぇぇ
奥まで入れてくれてるぅぅぅぅぅ、アハ、アハハ
フヒぃ、フヒィィィィ、ぎもじいい、コレ、コレなのぉ
最高、最高の気持ち、絶対に妊娠するわ
こんな気持ちいいゴシゴシされて妊娠しなかったら
王族の名が廃るわ、だから絶対妊娠するのぉぉぉォー
692名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 01:16:37 ID:ydOozR64
GGGGGGGGGJ!

やはり元ネタはトレマーズだったかw

おれも大好きだぜ一作目わなorz
693名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 01:19:38 ID:/0xbI5lI
>>684
貴殿ノ奮闘ニ謝シ

更ナル邁進ヲ祈ル

全触手>>684ニ続ケ
694名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 01:21:54 ID:QoU5/bdl
ところで、何で俺の巡回先にことごとくsage忘れが出てるんだ??
どこかでエロパロ板が晒されたりしたん?
695名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 01:42:47 ID:/0xbI5lI
sage忘れた

>>643

よく見ると、透明なガラスの花のような、妖しくも美しい生物だった。
ただし直径は4フィート、円盤状の体の中心には歯が丸く並んだ口があり、周囲に生えた
無数の触手を不気味に波打たせながら襲ってくる。
「フローター」だ。
私の相棒、フットソルジャーが、無重量空間にもかかわらずジェットみたいに飛び出して、
怪物の体の真ん中に、貫くような鋭いキックを撃ち込んだ。
フローターは反射的に、イソギンチャクが縮まるように触手を引っ込めたが、それでは
かえって無防備になるようなもので、こんどは横ざまにフットソルジャーのムチのような
回し蹴りを浴びた。特製のブーツに護られたすねから足を巻きつけるようにして、
運動エネルギーを一滴残らず叩き込まれた。
思わず目をそむけるほど容赦の無い一撃だった。もし人間なら、五臓の全てが弾け、
血と砕けた骨を入れた袋になってしまうだろう。彼女の脚技の威力は通常の三倍なのだ。
にもかかわらず‥‥
フローターは、ひどく痙攣し、ふらつきながらも逃げていった。
クラゲの親戚のくせに、フローターの筋肉は人間のそれ以上に密度があり、強靭なのだ。
この空間は、どこか狂っている。

ノースカロライナ州某所、アパラチア山中に新たに発見された巨大な洞窟は、ほどなく
非常にユニークな事象であることが判明した。奥に行くにつれて重力が減少し、やがて
宇宙のような微小重力空間になってしまうのだ。
捕獲された生物標本のDNAからは、クラゲなどの刺胞動物との関連が示唆されたが、
当然と言うべきか、全くの新種だった。
合衆国政府当局は、事態の特殊性をかんがみて、付近を封鎖するとともに、私たちに
出動命令を下した。私たち、すなわち、国防総省を構成する正五角形の一辺、陸海空軍・
海兵隊につぐ合衆国第五の戦力、スーパーヒロイン・フォースに。
『油断するな! 60フィート前方に通路。付近に「ウォールフラワー」が二体』
ヘッドセットから、後方で指揮をとる、キャプテン・ビーナスの声がする。
ひどく暗い空間なので、後方からの誘導が不可欠だ。私たちを導く地図は、先行した
一次偵察チームが手ひどい犠牲を払って描き出したものだ。
無駄にすることは許されない。
それなのに‥‥
「よし、一匹ずつだ!」
フットソルジャーがまたも飛び出し、ウォールフラワーの一方に襲いかかった。
「待って!」
『よせ!』
制止するひまも無かった。人の話を聞かないのが彼女の最大の欠点なのだ。
ウォールフラワーも、さっきのフローターと同様、クラゲの一種‥‥というか
イソギンチャクのような怪物である。名前の通り、岩壁に固着して生きている。
フローターより力は強いが、動作は緩慢だ。しかし‥‥
「ああーっ!?」
フットソルジャーが、悲鳴とも困惑とも付かない叫び声を上げた。
ウォールフラワーの行動様式は、食虫植物に似ている。つまり、獲物の四肢に触手を
絡みつかせ、徐々に自由を奪っていくのだ。
暴れれば暴れるほど、フットソルジャーはがんじがらめにされてゆき‥‥
ついに、ウォールフラワーの体の上に、手足を縛られ、磔になった。
その口にまで触手が入り込み、もう声も出せずに涙ぐんでいる。
その背中の下、ウォールフラワーの口があるあたりで、コスチュームが破ける音がした。
この、クラゲの怪物どもは、人を食べることはしない。異質の生き物なので、
消化できないのだ。
彼らのふるまいは、捕食行動に見えるが、実際には繁殖のための活動なのだった。
不幸なことに、クラゲたちに捕まった人間にとって、それは陵辱に等しい‥‥
「‥‥! ‥‥!」
フットソルジャーが声もなく悶えるのを気にもせず、ウォールフラワーは、
ブーツだけを残して、彼女をあっという間に裸に剥いてしまった。
とても超人的な格闘家とは思えない、少年のような細身の体を、無数の触手が、
涎をたらしながらまさぐっている。
それぞれの触手の先端には、小さな唇のような割れ目があり、そこからミントに似た
冷感成分を含む粘液を滴らせつつ、皮膚の敏感なところをキスするように吸っていくのだ。
体じゅうの性感帯を、同時に舌でせめられたことはある? あんな感じだ。
フットソルジャーの内股や、小さなおっぱいの先端を、何十本もの触手が束になって
愛撫している。体中が震えるぐらい力んで、両脚を閉じているけど、だんだんだんだん
奥に入っていく。
『シースネイク! 手を出すな! もう一匹を殺れ!』
相棒を助けようとした私に、キャプテン・ビーナスが冷酷に命じた。
シースネイクというのは私のコードネームだ。しかたない‥‥
一次偵察チームの二人を倒したのも、この二体のウォールフラワーだった。
チームの一人、アマゾンは、フットソルジャー同様、白兵戦のプロだったが、
犯されながらも体力の続く限り抵抗したため、疲労で意識を失った。
もう一人、夜間視力とコウモリなみのソナー能力をもつスターライトは、格闘はまったく
弱いのだが、無抵抗だったのが幸いし、裸にされ、全身が精液まみれになるほど犯される
だけで済んだ。
そしてスターライトは、アマゾンを救出するだけでなく、ウォールフラワーを倒すには
直接攻撃では無理だという、貴重な情報を持ち帰ったのである。

シースネイク。つまらない名前でしょう?
私は服を脱いで全裸になり、もう一匹のウォールフラワーに覆いかぶさった。
無数の触手が、羽毛のように、私の体をふわりと受け止めた。素肌に、ひんやりとした
ローションを塗り拡げながら、触手がまとわりついてくる。
服を脱いだのは着たままだと破られてしまうからだ。快感で我を失ってしまう前に、
始末する。
実は私も格闘技のエキスパートだ。流派を、アメイジング・エンブレイスという。
締め技主体の武術である。
簡単に説明すると、私に抱きつかれたら終わりだ、と言っておこう。
無抵抗を装いながら、手足をヘビのように怪物の体に巻きつけ、その感触から、
ウォールフラワーの体内構造を解析し、脳にインプットした。
私は発見した急所を一気に締め上げ、一瞬でウォールフラワーを麻痺させた。
硬直したウォールフラワーは岩壁から簡単にはがれた。

フットソルジャーは、体を弓なりにのけぞらせ、可愛い喘ぎ声を振り絞りながら、
獣のように腰をグラインドさせていた。その全身に絡んだ触手の先端の割れ目から、
どくどくと濃い粘液が吐き出されている。ほとんど水平になるほど大きく広げられた
脚の間を、二束の触手の塊が貫いていて、その結合部の周りから、泡立つ精液が
間歇的にあふれ出してくる。
かわいそうだが、こうなってしまったら、体力が尽きるまで続けさせる他はない。
『シースネイク、前進せよ』
私は相棒をおいて、半分だけ通れるようになった通路に突入した。
さっきの地点で、スターライトが犯されていた時に漏らした、ソナー波の混じった
よがり声は、ヘッドセットのマイクを通じて録音されており、その反響から、
岩壁の通路は、少なくとも100フィートは続くことがわかっていた。だがその先は
未知の領域だ。
私はヘッドセットとアイマスク(プライバシーのためだ、もちろん)以外は素裸のまま、
ゆっくりと奥に進んでいった。
素足と肌で、床の振動や空気の温度変化を感じ取り、敵を探知しようとしていたのだ。
音も無く‥‥
静かに波打つ触手が起こす、ほんの微かな風を、私は感じとった。
「正面にウォールフラワー」
『排除せよ』
「了解」
すばやく間合いを詰めるため、前方にジャンプした瞬間、私は致命的な誤りを犯したこと
を悟った。
頭上の空中に、一匹のフローターが潜んでいたのだ。故意か偶然か、ウォールフラワーの
陽動に見事にひっかかり、私はそのフローターを完全に見落としていた。
それは、床の上のウォールフラワーにうつ伏せになった私の背中の上に落ちてきて、
二匹の怪物は触手を絡ませあいながら、中世の拷問具のように、私の体を拘束した。

二匹分の触手が、私を責め立てる。無抵抗でなんていられるはずがない。
逃れようとする私の手足はたちまち触手に縛り上げられ、器用に裏返されて、さっきの
フットソルジャーと同じになってしまった。
空中に、解剖台の上のカエルのように、あられもなく体を開いて持ち上げられている。
その上、お腹にフローターが乗っかって、触手が体中に絡みついている。
無数の触手が私の脚の間に殺到していたけれど、なぜか無理に入って来ようとはせず、
まるで私が自ら許すのを待っているかのように、大事な部分の周囲で渦を巻いていた。
胸‥‥
乳房の根元に触手が巻きつき、輪を描いて、それからその輪を縮めるように、先端に
向かって持ち上げるように優しく搾る。上に滑っていく輪の下に次々と新しい触手が
流れるように入って行き、私のおっぱいを絶え間なく刺激した。
乳房は、はじめ充血してずっしりと重くなったけど、やがてすうっと軽くなり、
ときどき強く揉みしだかれても、痛みが快感になるくらいに熟しきった。
痛いくらい硬く勃起した乳首を、触手の先端の唇に吸われると、他の感覚が消失し、
一瞬気が遠くなるほど気持ちよかった。
その頃までに、私の括約筋の抵抗は脆くも崩壊していた。二本に別れた触手の束に
深々と貫かれ、私の体内はミントの香りを放つ粘液にまみれた触手に、思うさま
蹂躙されていた。
どれほどの時がたったろう。
私はすでに何回も絶頂に達して、消耗しきり、二匹の怪物のなすがままに、女の形をした
人形のように犯され続けていた。
ぼんやりとした視界を、何かが横切った。
フローターの群れ。いけない。これ以上セックスしたら命に関わる。
ところが、その一匹が間近に迫ったとき、風を切る鋭い音と共に、そいつはあらぬ方向に
すっ飛んで行った。
後から現れたフローターは、同じように次々に撃墜された。
「シースネイク! 待たせたな!」
フットソルジャーが助けに来たのだ。体中ベトベトで、キックを放つたびに股間から
精液が溢れだし、ひどいありさまだが、元気いっぱいだ。捕らえられていた
ウォールフラワーが疲れきったところで逃げ出したに違いない。なんという体力だろう。
これで人の話を聞きさえすれば‥‥
『フットソルジャー、待て』
ヘッドセットを通じて、キャプテン・ビーナスの指示が私にも聞こえた。
『かわいそうだが、こうなってしまったら、体力が尽きるまで待つ他ない。待機せよ』
「了解!」
なんでこんな時だけ言うこと聞くんだよ!
「いやーん、ばっかもーん!」
私は泣きながら怒鳴ったような気がしたけど、体中が性感で真っ白に燃え上がって、
すぐに何もわからなくなった。

『シースネイク、フットソルジャー、聞こえるか。作戦を中止する。
アマゾンとスターライトの体に異変が見つかった。君たちも危険だ。
ただちに帰還せよ!』
いつの間にか外れて、どこかに漂うヘッドセットから、かすかに声が聞こえた。
異変と言うのは、フットソルジャーの股間に生えた、これのことだろうか?
彼女のあそこから、割れ目を押し広げて、クラゲたちと等質の組織でできた、
透明なペニスが生えている。
舌で奉仕すると、フットソルジャーは気持ちよさそうに体をくねらせるので、どうやら
感覚が繋がっているようだ。
透明な筒のなかに、根元から先端まで、細い管が通じているのがくっきりと見える。
射精の瞬間、その中を、鈍く光を反射する白い粘液が、いくつかの塊に別れ、
脈動しながらほとばしり出す。
フットソルジャーは、か細い叫びを上げながら、胎内の精液を一滴残らず搾り出そうと
するかのように、体を弓なりに反り返らせた。
口の中がミントの匂いの液体でいっぱいになり、あふれ出して、喉から胸に流れ落ちて
いった。
フットソルジャーが、どろどろに汚れた私の乳房にむしゃぶりつき、自分の精液を舐め
取っていくのを、私はうっとりと見おろした。
私の胎内にも、同じ器官が芽生え始めているのを感じる。
もうすぐ私も彼女と同じ体になり、それからセックスのことだけを考えて暮らすのだ。