1 :
名無しさん@ピンキー:
スレタイどおり、擬人化したモノの話のスレです。
日用品や乗り物や兵器、
アニメ・ゲームに出てくるロボットやら何やらまで…
いろんなモノを擬人化してみましょう。
※一応女体化ではなく擬人化なので男も可ですが、ゲイはNGで。
※スカトロ、グロテスクもNGです。
2 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 16:53:14 ID:MwwtMuBr
にげと
3 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 17:08:48 ID:rDBBmGWj
期待age
4 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 17:43:30 ID:TeuW9kgK
さっそく妄想に任せてを書いてみたよ。(本当に微エロだけど)
擬人化したのはガンプラ(ガンダムのプラモデル)。
MS自体でもよかったんだけど、なんかプラモデルになった。
俗に言うMS少女とでも思ってくれればいいけど、投下するよ?
5 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 17:50:15 ID:TeuW9kgK
ある日、俺の兄貴が持っているガンプラが女の子になった。
こういうのを擬人化というのだろう、ブイツーとかいう名前らしい。
頭にはV字みたいな角のほか、腕や足や胸などにはプラモデル時代の名残が見られる。
……そういえば兄貴が『光の翼ー!』とかいって狂っていた時期があった。
まぁ、そんなのはどうでもいい。
俺の方が狂いそうだったけど、何とか『最近のプラモデルは女の子になる』と自分に言い聞かせて無理やり納得した。
しかし問題はここからで、このブイツーは兄貴の所有物だ。
なのに……なんで俺にばっかくっ付いてくるんだこのロリっ子は?
そして今も、バイトも学校もないのにこいつがついて回るものだから、俺は外出できず(兄貴は余裕で秋葉行き)部屋に閉じこもっているしかないのだ。
「ねーねー、おきがえ、おきがえ」
「へいへい、えっと………どうするんだこれ……」
ちくしょう、かわいい顔して強請ってきやがる、このロリっ子め。
完成したプラモデルが等身大となれば、当然余ったパーツもでかくなるらしい。
しかし俺はプラモデルなんて小学生の時に少し作った程度だから、どれがどれだか分からない。
「い、いたいよっ、そこ、ちがう〜」
「んなこと言ったって……あぁもう! 兄貴が帰ってきてからやってもらえ!!」
「………ひっく……」
「ちょっ……あぁ、泣くな泣くな。わ、わかったから、俺が悪かったよ、ごめんなさいすみません」
「じゃあ、はい」
よく分からず、少し怒鳴ったら涙目になった。
俺は慌てて謝ると、すぐに泣きやむ……だれだ、嘘泣きなんて覚えさせたのは。
しかし言ってしまったのは事実、仕方がない。俺は再び挑戦。
しかしまぁ、機械みたいな部分以外はほとんど素肌なので、自然と顔が赤くなってしまったが。
それでも直視いないように視線を逸らしながら、でかいパーツを付けていった。
「ひゃっ! あぅっ……!」
「ッ!」
しばらくカチャカチャやっていたら、不意に変な声を出した。
すぐに見て驚いた。
俺は、こいつのまだ少ししか膨らんでいない胸を揉んでいたっぽい……どうりで柔らかかったはずだ。
「……」
「あぁ、えっと……」
気まずい空気が部屋を支配している。
どう見ても俺が悪い、ここは謝るべきだろう。
そう思って黙って俯いてるブイツーに話しかけようとした。
「ご、ごめ――」
「あたし……えっちなきもちになっちゃった」
「は?」
俺のガンプラ娘との生活……今後どうなってしまうんだろう……。
ついでだ、後で兄貴に電話して、今後一切ガンプラ禁止にしとこう……これ以上増えるその前に……。
実験的に書いた要素もあるから今回はこんな感じで。
スレ立てといて擬人化ってのはこんな感じなのかちょっと不安。
あと、どうしても元ネタが分からんって人は
『機動戦士Vガンダム』か、『V2ガンダム』でググると多分分かると思います。
ついでに言えば、次は日用品か何かで書こうと思いますので。
長文失礼。
7 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 19:02:05 ID:kCVI4SDZ
期待age
そしてGJ
8 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:04:19 ID:14WoYWZp
age
9 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:52:25 ID:GsKq6h49
GJ!このスレ、自由のかほりがする…w
>>9 自由の意味をはき違えないようにな。
このスレは伸びそうだ。
擬人化と聞いて飛んできましたよ。
>>10 天帝のドラグーンに悪戯される自由とな?
ごめん、こんな俺はガノタorz
それより擬人化エロって聞くと
ライクライフやらのエロゲを思い出した。
鶏のからage
14 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 19:28:46 ID:14WoYWZp
竜田age
15 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 19:50:34 ID:T2NdQxoF
期待age
16 :
10:2007/04/18(水) 20:59:33 ID:41rY2gc0
>>12 自由だからといって何をやっても良いワケではないという事だよ兄弟。
具体的には相手が♀動物で逆レイプネタは専用スレがあるという事。
17 :
12:2007/04/18(水) 21:57:39 ID:14WoYWZp
おkそういうことね
ん?じゃあ、♀動物逆レイプスレに出したキャラの和姦ってのはありなの?
まぁ、なんか色々浮かんできたから、短めだと思うが書けたら投下しようっと。
18 :
1:2007/04/19(木) 02:22:14 ID:iqk4aA5p
また来たよ
このスレが伸びることを祈りつつまた投下する。
今回は携帯電話です
ある日、とある男の携帯が女の子になった。
だけどサイズは携帯のまま手乗りサイズで、鮮やかな緑の髪に頭から生えている携帯のアンテナが特徴の、幼い顔つきの女の子。
名前は無いらしいから、男は適当に『ケータイ』とそのまんまのをくれてやったが、ケータイは嬉しそうだった。
更に聞いたら、人型になっても携帯としての機能は使えるらしいから、勝手に動いてくれるからかえって便利かも知れない。
そして男は思った………別の使い方もあるんじゃないかと。
「ひゃッ、にぁあぁッ……」
裸にされ小さな身体を、男の大きな舌で舐められケータイは身を震わす。
足の先から首まわりまで。
特に幼い秘所や僅かしか膨らんでいない胸の先を舌の先で刺激され、ケータイの身体は男の唾液でコーティングされていった。
「あッうぅッ……く、くすぐったいです……はんんッ」
「電話のくせに、やらしいなお前……」
「んにゃッ……アンテナはぁ、はうぅッ……!!」
男はケータイのアンテナを口にくわえ、転がしてみたり、吸ってみたり、軽く甘噛みしたり……その度に、敏感部分のアンテナを刺激され、ケータイは目を瞑って甘い声を男に聞かせる。
その声にすっかり興奮した男は、ケータイを攻めるのを止め、開いている脚の間にケータイを置く。
そして、トランクスの中から勃起した陰茎を露出した。
「わっ! す、すごいです」
「いつもみたいにな。終わったら充電してやるから」
「ん……はぁい」
硬くそそり立った陰茎に驚くケータイの頭を、人差し指で軽く撫でて男は言うと、ケータイは陰茎に近づき両手で触れる。
そして、小さな小さな舌で亀頭の先を舐め始める。
チロチロと動く舌の感触に男は身を震わせた。
「んッ、ぴちゅッぴちゃッ、きもち、いいです?」
「あぁ……手も動かして」
「ん……はい……よっと、ぴちゅッ」
ケータイは陰茎を上に向かせると、抱きつくように密着し、小さな両手で一生懸命こすりながら亀頭を舐めていく。
やがて亀頭の先をくわえ、唾液と我慢液を吸い上げると、その刺激に男は果てた。
「んんッ!! んにぁあ! あついです、いっぱいです!」
亀頭から噴出される精液を浴びながら、ケータイは驚きの声を上げた。
射精が終わると、ケータイはすっかり精液まみれとなり、顔な頭には大量の精液が付着していた。
しかしそんな事気にすることなく、ケータイは男に充電を強請る。
男は言うとおり椅子のような充電機を取り出すと、ケータイは裸のままその上に座る。
ケータイのでこが赤く光っているのは充電中の証であり、男はタオルでケータイに付いた精液を拭いていた。
「あらしの〜なかでかがやい〜て♪ その〜ゆ〜めもっあきらめない〜で♪」
その時不意にケータイが歌いだした。
これは誰かからの着信であり、設定されていた着うたをケータイが歌ったのだ。
そして、男は友人に呼び出しをくらい、ケータイを鞄の中に放り込んで家を後にした。
その際に、鞄の中に新しい携帯のカタログを発見して、ケータイが大騒ぎしたのは、また別の話である。
―終―
また来るときは、またロボット擬人化にしようかな…。
GJ!!(‥゜v゜)b
メカ擬人はええのう、萌えたス
SDに擬人化画像が800枚オーバーあった。orz
25 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 00:00:40 ID:pYHxKq57
機体age
そこで着信音がプリキュアですよ。
27 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 01:07:41 ID:G3Code/H
携帯と家電の子機の2Pとか
28 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 17:48:47 ID:ZJ7aras2
期待age
何となく今考えてるものを上げてみるかな
続・携帯電話娘
シャーペン娘
アルトアイゼン・リーゼ♂×ライン・ヴァイスリッター♀
こんなもんです。
ボディーソープ男。
押すと白いうわなにをするやめ
風呂場
−ふぁっ、だめですよぉ龍之介様ぁ・・・−
度重なる執拗な攻めに、私のあそこはとても敏感になっていた。
−お願いです…止めてくださいいいぃっ?!−
私の哀願も聞き入れず、ご主人様は攻め続ける。そして、ついに限界を迎えた。
−そんなに押しちゃぁああっ!!でるぅっ出ちゃいますうぅっ!!−
ビュッ、ビュルッ、ピュッ・・・
「・・・んー、出が悪いな…」
ご主人様は私の体をひょいと持ち上げ、左右にゆすった。
ピチャ、ピチャッ
「少ないな。詰換え用買わなきゃな…って、GYAAAAAAAAA!!!目がぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
シャンプーでした。(´・ω・`) …駄文スマソ
33 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 14:14:01 ID:xBpH04Mc
GJ期待age
34 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 14:23:28 ID:6zd3U5BT
マジンガーZ「わ、技が効かない!?こ、来ないで、来ないでよぉ〜!」
戦闘獣「服(装甲)が邪魔だな、溶かしちゃえ!」
マジンガーZ「やぁ!服溶けちゃう、やだよぉ、誰か助けて〜〜!!」
なんかごめんなさい
マジンガーZ「もー怒ったんだからっ!!!」
がばっ、プルン
マジンガーZ「ブレストファイヤぁー!!!」
36 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 10:12:11 ID:jrFJSEIq
「ひぁあぁッ! あんッ、んんッ」
俺は朝っぱらから女とヤッている。
なにも好きでヤッているわけじゃない……気持ちいいけど……こうしないと入れないから仕方ないのだ。
「あぁッ、き、きもちいいよぉッ! おしりぃッ、もっとしてぇッ! もっと突いてよッ、ああぅんッ!」
パックでアナルを犯してる俺は腰の動きを速くする。
早くしないと学校に遅刻するし。
更に女の腰を掴んでいた手を動かし、秘部を撫でたり指を入れてみたりする。
そしたら急にモノを締め付ける、こいつ痙攣してるしイッたようだ。
そして俺も耐えられなかった。
「あああああぁぁッ!! で、てる……いっぱいおしりに……」
外に出さずにそのまま射精する。
女はなんとも満足そうな声を上げ、アナルからモノを引き抜くと俺に笑顔を見せた。
「気持ちよかった♪ じゃあ行ってらっしゃーい♪」
俺はその言葉と同時に走る。もうギリギリだ。
くっそ……誰だよ、学校の校門なんか
擬人化しやがったのは。
しかも変に気に入られ、帰るときもまた一度イカせないと通してくれないし。
そんな俺に校門娘は声を送っていた。
まぁ……可愛いからいっか……。
なんとなく書い
38 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 19:16:56 ID:/Qs0gBjl
掘守
39 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 22:03:50 ID:/Qs0gBjl
目覚まし時計幼女なんて需要ある?
朝になると歌ってくれるなんて、素敵じゃないか。
いや、耳元で「ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!」かもしれんぞww
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「この野郎!昨日あれ程言ったのに、またやりやがったな!!お仕置きだっ!!」
「はううぅぅぅぅっ!ごめんなさぁいお兄ちゃぁん!」
「反省の色が見えん!おりゃぁっ!!!」
「ひにゃああああぁぁぁぁぁっ!!」
勢いでやった。後悔はしている.。
43 :
39:2007/04/27(金) 20:54:13 ID:ZBlT2sHP
書けた、目覚まし時計。
あまり擬人化っぽくないかもしれんが…
「……ぐぅ……」
とある祝日の朝、今日は大学もバイトもない。
だからいつもより寝ている青年。深夜まで遊んでいた為まだ夢の中。
そんな青年に忍び寄る一人の影。
小学生くらいで、頭にベルのような物を思わせるものを身に着けている青髪で、緑の瞳の少女。
「3……2……1っ!」
そしてはじまるカウントダウン。
それが1を指した瞬間だった。
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!
「起きろーーー!!」
部屋中に轟く目覚まし時計の音と少女の声。
少女は青年に起きろと叫びながら、両手に持っていた小さな木槌で頭のベルを、目にも止まらぬ速さで打ち続けている。
そう――少女は目覚まし時計なのだ。
「起きろっ、起きろっ、起きろったらぁ!!」
「……」
いつもはここで不機嫌そうに青年は目を覚ますのだが、今日はいくら耳元で騒いでもぴくりともしない……まるで屍のようだ。
しかし目覚まし時計は諦めない。
青年が眠っているベッドの上で跳ねてみたり、耳元で大声を出してみたりする。
それでも起きない……いや、厳密に言えば寝たふりをされているのだけど。
青年から言えば、早く諦めて冷蔵庫とでも遊んでいろ、と言う感じだった。
「目を覚ませ! 勇気を取り戻せ! 起きろこの馬鹿チンがぁ!!」
「……っ……!」
だけど、いい加減ウザくなってきたので、青年は勢いよく目覚まし少女の手を握り、急なことで驚き木槌を落とした少女をベッドの上に乗せる。
そしてその上を青年が覆いかぶさると言う形になった。
「な、なんだよ、お、起きたなら起きたって言ってよね」
強気な目覚ましの口調。
それでも青年の表情は変わることはなく、眠気眼だが少し怒っている。
その表情がちょっと、いや少し、いや結構怖くて目覚ましの体は少し震えていた。
「お、起きたんなら、早く顔でも洗ってきたら?」
「お前…………うるさい」
「え……んむっ!」
しかし口調は震えているが変わらない。
そんな目覚ましに少しムッとしつつ、青年は一言だけ言い残し目覚ましの唇に自分の唇を押し当てた。
そして小さな口内に無理やり舌を入れる。
急に唇を塞がれ、尚且つ舌まで入れられ体を硬直させる目覚ましだったが、青年から逃れようと体を暴れさせる。
しかし所詮は男と女、青年と少女、力の差は歴然であり、片手で両手を押さえられ、頭も固定されてしまい、目覚ましは青年から逃れられなくなった。
44 :
39:2007/04/27(金) 20:55:11 ID:ZBlT2sHP
「んッ……んッ、や、やめ、んむッ……」
更に口内を舐め回される感覚に、体が痺れ力が抜けていった。
それを青年は見逃さず、両手を拘束していた手で目覚ましが着ている服を手馴れた手つきで脱がし始める。
そして、あっという間に目覚ましは全裸になり、青年の舌から開放された。
「な……い、いきなり、なに、するんだよ……」
呼吸も間々ならず、肩で息をしながら少し青年を睨みつつ目覚ましは言う。
しかし青年は気にすることなく、目覚ましの両手をバンザイのポーズのように上にあげ、再び両手首を片手で押さえる。
そしてもう一つの手は、目覚ましの幼い秘所へと伸びていき、目覚ましは体を揺すって抵抗する。
構わず青年は秘所を撫で驚く。
既に濡れていた……きっとさっきのキスで感じたんだろうと判断し、そのまま撫で続け目覚ましは体を震わす。
更には目覚ましのもう一つの性感帯である、頭のベルを舐めたり、耳を甘噛みしたりするものだから、すぐに秘所はぐっしょりと濡れている。
それでもまだ、目覚ましの表情は強気なままなのだが、青年はトランクスからモノを取り出した。
「あ……」
目覚ましは思わず声を零す。
青年のモノは、朝の効果もあるがすっかり硬くそそり立っていた。
そして目覚ましの有無も聞かず、青年はモノを幼い秘所にあてがうと、一気に突き入れた。
「あぐッ……い、たいッ……ッ!」
目覚ましは瞳に涙を溜めて体を震わす。
青年のモノは半分程度しか入らず、目覚ましの体全体を揺するように腰を動かすと目覚ましも幼い声で喘いだ。
既に両手を塞いでいた青年の手は開放されたが、目覚ましは抵抗することはできない。
自分の中を余す所なく動き入り動くモノの快感に、抵抗の意思をなくしていたのだ。
「ひぁんッ……そ、そんな、んッ、らんぼう、しないでぇッ!」
「……ッ!」
目覚ましの言葉もむなしく、モノをきつく締める膣内の快感に耐え切れず、青年は目覚ましの中に精液を流し込んだ。
幼い膣内に大量の精液が流れ込み、目覚ましは言葉を失う。
結合部からは、収まりきれなくなった精液がベッドを汚し、射精が終わると目覚ましはうっとりとした表情で肩で息をしていた。
「いっぱい、でた……らんぼうなのも、ちょっといい……んあッ!」
そして満足そうに声を上げる目覚ましだが、再び甘い声を上げる。
それは、青年がまた腰を振り出したからである。
青年のモノは、射精後だが硬いままで目覚ましを犯していたのだ。
「やぁッん……でた、ばっかり、なのにぃ……あぁッ!」
「しばらく止まらないから、お仕置きも兼ねてしばらく付き合ってもらう」
「そ、しょんにゃぁ! ひゃぅんッ!」
ある祝日の朝………ある非一般的な日常を送っている青年の部屋では、擬人化目覚まし時計娘の喘ぎ声がずっと聞こえていたそうな。
「朝から熱い……」
そしてこの光景を、擬人化冷蔵庫娘も冷ややかな目で見続けていたそうな。
―以上、かな?―
45 :
39:2007/04/27(金) 20:57:56 ID:ZBlT2sHP
まず言っておこう
>>42はエスパーに違いない。
あと、そろそろ一番最初に書いた擬人化V2の続きを書くと言う捨て台詞を置いて去ります。
乙&GJ!
目覚ましだけあって、強気少女なところがイイ!
>両手に持っていた小さな木槌で頭のベルを、目にも止まらぬ速さで打ち続けている。
てトコが特にかわいかった。
個人的には、挿入より、頭のベル責めをせっかくだからもっと書いてほしかったです。
47 :
42:2007/04/27(金) 21:36:26 ID:4F177G+V
>>45 ホントにテキトーに書いたんだがな・・・
いつの間にかエスパーになっている俺www
>>43-44 GJ!
ageへ参りまーす♪
49 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 20:10:38 ID:w+I2lWvR
ロボ物なら旧シャアやロボゲ板の擬人化キャラのエロ話なら幾つか妄想したことあるけど…
さすがに他板の使うのはまずいか?
>>48 エレベーター娘を妄想した
エレベーター「ま、まずは上ですか?わかりました………んむっ!」
エレベーター「んッ!んぶッ!じゅるるッ、んちゅッ!」
びゅくっびゅくっっ!!
エレベーター「んんんんん!…んくっ、んく……はあ、いっぱい…え?下ですか?わかりました……どうぞ」
いやすまん
>49 ノシ
同じく俺も、他板他スレ設定引っ張ってきて書いてみたいとか思ってる一人
エピオン娘×アルトロン娘で百合リバとか…妄想がノンストップ!
52 :
49:2007/04/29(日) 00:14:10 ID:xAErpMC/
なるほど、まさか同じ考えをしている人がいるとはな…いいぞ、もっとやれ
デスサイズヘルカスタム♀×ナタク♂
ガオファイガー♂×レプリジンガオファイガー♀
冷蔵庫娘×人間♂
なんて考えてます。いつか投下します
昔、ガオガイガーのゴルディが美女化して、
ハンマーコネクトがフィs(ウィータァー!)というネタがあってな…
後、アルトロン(ナタク)はごひの奥さんの魂入ってるから、二重人格とか考えてる
>53から同スレ住人の臭いがプンプンするぜぇー!
と言う訳で、零影×光竜のクロスオーバーなカップリングとかどうよ?と呟いてみる。
55 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 03:05:59 ID:tywWVIsh
ここで他板他スレキャラ使用のテスト
ジャスティス×フリーダム 近親もの注意
「やッ、やめッ、ふあぁッ、おにいちゃん……ッ」
「駄目だよ、フリーダム……もう」
ある日の夜……ジャスティスは義理だが妹の一人であるフリーダムを抱いた。
いや、フリーダムは嫌がっているので強姦に近い。
きっかけは些細なことで、風呂上がりのフリーダムがバスタオル一枚でジャスティスに抱きついたため、彼の理性の種がパリーンと砕けたのだ。
高校3年になっても天然爆発のんびり娘フリーダムにとっては愛情表現なのだが……。
バラエーナもクスィフィアスも装着されず、頭の角以外生まれたままの姿のフリーダムはジャスティスの理性を破壊するには充分すぎたのだ。
そしてそのまま、フリーダムを抱き上げ自室のベッドに放り投げた。
「フリーダムはいやらしいな。イヤって言いながら、すごい濡れてる……気持ちいいの?」
「やあッ……はずかしい、から、んッ、いわないでぇ」
「これだけ濡れてれば大丈夫だな。ふふ、もっとよくしてあげるからな、フリーダム……」
フリーダムの秘所をラケルタ・ビームサーベルを起動させずにジャスティスはゆったりと撫で、その度にフリーダムは唇を噛み快感に耐えながら兄を止めようとする。
両手が万歳の状態でファトゥムにより押さえられ起きあがる事も出来ず言葉による静止なのだが、ジャスティスはもう止まらない。
既に硬くなりそそり立っているモノを取り出し、ジャスティスはそれをフリーダムの秘所に擦り上げる。
フリーダムが甘い声を出し、その刹那、モノがフリーダムの膣内へと一気に突き入った。
「いやああぁぁーッ! やだッ、おにいちゃん……ぬ、ぬいてぇッ!」
「あぁ……これがフリーダムの……だけど血が出ないのか。まぁいいか……」
「あッ、あぁんッ、う、うごいちゃやだぁ……ッ」
挿入を果たし、感覚に浸りつつ腰を動かし始めるジャスティス。
フリーダムは涙を流して兄を止めるが、その悲しげな表情はジャスティスの興奮を高めるものでしかなく、その涙を舐め取られ、唇を重ねられた。
「んんッ! んちゅッ、んむッ、はッぁ……お、おにいちゃん、ひどいよ……どうしてこんな……」
「これは、フリーダムの、為なんだ」
「え……?」
ジャスティスの意外な返答にフリーダムは困惑した。
「男は、みんなオオカミなんだ。俺もMk-VLも。だから、不用意に、裸で抱きついたりしないように、だよ」
「そ、そんな……むぐッ!」
納得できるようなできないようなジャスティスの答えに、フリーダムは困りながら再び唇を押し当てられた。
無理矢理入ってくる舌の感触の他に、膣を出入りしているモノが膨らんでくる。
それは、ジャスティスの絶頂が近い証拠だった。
しかしフリーダムにはもうどうする事もできず、ただジャスティスの射精を感じるしかできなかった。
「んんんんッ!」
唾液を吸われ、下の口では精液を流され身を震わすフリーダム。
ジャスティスの白濁な液は妹の膣を汚していく。
やがて射精が終わると、肩で息をしながら満足そうな笑みでモノを引き抜き、ジャスティスはフリーダムを見下ろす。
脚をM字に開き、悲しそうに涙を流しながら天井を見ているフリーダムの秘所からは、濃い精液が流れ出ていた。
「という同人誌を新刊として出したいんですけど」
「 だ め だ !」
「わあ〜♪ おもしろそう〜♪」
とまぁ、全てはヒュッケバインMk-Uの妄想だったわけだけど。
―終―
キャラ設定や世界観的なものはロポゲ板の擬人化スレから。
前にもV2書いたけど、まだちょっといろいろ不安だったりするが……また来ます。
こういうのもいいんじゃね?
とにかくGJ!
ビッグコアrev.1.2×初代ビッグコアとか妄想した。
知ってる人がいたらなんか書くかも
ロボゲ板の擬人化スレキャラはエロ妄想しやすいな
そういう描写も偶に見られるし。
インパルス♂×アビス♀とか妄想したことあった
ついでに調味料擬人化マヨネーズ
「んんッ、はぁ……だ、だめですよ、あまり私を直接吸っちゃ……」
「だって美味しいんだもんよ、仕方ないじゃん」
「で、でも……私は調味料ですから……」
「だったらマヨが俺のを吸ってくれよ。もう勃っちゃったw」
「は、はい、ご主人様のご命令でしたら……おっきい……んむッ」
以上っ!!!続きは各自妄想してください!!
65 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:41:23 ID:aQT0qz1J
ケチャップもだな
66 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 01:26:28 ID:PhTh62iR
ageとくぜ!
冷蔵庫娘×人間(性別未定)を書こうと思うが、需要あるかい?
人間(雄)なら!
熱烈歓迎!
OK!忍!
冷蔵庫娘書けたから投下します!!
「冷〜、牛乳くれ〜」
「はい……」
今は楽しい楽しいGWだ。
何せ学生のみであるこの男、名前を田中 和馬(たなか かずま)という男は連休の真っ最中であり、今日もいつも以上に寝て今起きたのだ。
二階から一階のリビングにおり、ダイニングにある冷蔵庫に話しかける。
この時点で一人ならかなり危ない人になるが、ダイニングには冷蔵庫はなく一人の少女が立っていた。
名前を和馬が命名し『冷(れい)』と付けられた、綺麗な青い長髪に水色の虹彩のこの少女は、実は田中家の冷蔵庫なのである。
女の小型の冷蔵庫ではなく、冷蔵庫が擬人化したものが冷なのだ。
「……これは何の冗談だ?」
「だから、乳です……」
冷の格好は基本的には、元の姿が白いだけに白いワンピースで、何処からともなく食材やらを取り出す。
そして、たった今和馬の命令に答えた冷は、なぜか裸になって胸を出した。
大きくもなく小さくもないバランスのよい大きさの胸に、数馬は赤くなりながらも冷静にツッコむと、冷は不思議そうに首を傾げた。
「早く、お飲みになってぇ………クスッ」
「……わかった」
まるで和馬をからかうような笑みを見せる冷。
この時点で、いつもなら和馬はかまってられずにさっさと部屋に戻るのだが、今日は時間があり余っている上に家族は朝から全員でかけているので、対応を変えることにした。
そしてそのまま冷を抱きかかえ、いつもとは違う和馬の反応に戸惑う冷を、リビングのソファの上に寝かせた。
「か、和馬?」
さらに和馬に覆いかぶされ、冷は明らかに戸惑いの声を上げる。
しかし和馬は止まらない。そのまま彼女の胸を舐め上げた。
「ひあッ!」
冷は驚き声を上げるが、和馬は気にすることなく彼女を責める。
舌先で乳首を舐めたり、甘噛みをし、片方の手で片方の胸を揉みしだく。
冷の柔らかい胸は、和馬が少し力を入れただけでその形を変え、彼の責めに冷蔵庫なのに冷の身体は火照って熱くなっていった。
「や、やめ、和馬、はうッ……やぁッ!」
冷の震えた言葉も、和馬が彼女の秘所を指で撫でた刺激により掻き消された。
やがて秘所は和馬の中指を飲み込んでいき、冷は頬を赤く指せ涙を流す。
その涙を和馬は舐め取り、彼女の頬や耳を舐めていった。
「あッ、くすぐったい……耳は、やめて……」
やめてと言うとやるのが和馬君である。
耳は冷の弱い場所だと思い出した和馬は、彼女の言葉を無視しつつ耳を重点的に舌で刺激する。
胸同様、甘噛みをしたり、舌で穴を穿り、その度に冷は身体を震わせ秘所からは愛液が流れ出ていた。
「耳、やだ、やめて、弱いから……」
彼女の言葉も、芸人曰く『押すなよ! 絶対に押すなよ!』的な解釈しか和馬には届かない。
冷がやめてと言うほど、和馬は耳を責めていく。
そして耳に飽きたら、今度は冷の唇を塞ぎ舌を彼女の口内に入れる。
冷の口内は普通の人間より冷たく、まさに冷蔵庫の中に舌を入れて冷気を感じるようである。
また、冷も舌を絡ませ、和馬の口内に舌を入れた。
「んんッ、はぁ、和馬……んッ」
「なんだ、嫌じゃなかったのか? 相変わらずだな」
「和馬の、せいです。ここまできたら、最後までして、ください……」
頬を赤くし瞳を潤ませ、和馬にねだる冷。
「……どうしようかなぁ」
しかし、ここで和馬の悪戯心が目覚めてしまった。
その反応に、冷は戸惑いを隠せず、今度は自分から和馬の唇を塞ぎ舌を絡ませる。
冷の唇が離れると、唾液の糸が二人を繋ぎ、冷は少し涙を溜めて再び和馬にねだった。
「おねがい、もう身体が熱い。このままじゃ冷凍物が溶けちゃうから……」
実に冷蔵庫らしいお願いの仕方だ。
それが逆に可愛く感じて、和馬は下に穿いているものを脱ぎ、硬くなったモノを冷の秘所にあてがい……そして一気に突き入れた。
「――――ッ!」
冷は目を見開き言葉を失う。
和馬は冷を抱きながら腰を動かし、結合部からは冷の愛液が飛び散っていた。
「ふぁッ……あッ、かず、ま……」
「どうだ、冷?」
「きもち、いい……熱いけど、もっと、してくださ、はぁッ!」
冷は熱いのが嫌いだ。
だが、和馬と交わっているときの熱さは好きで、彼の背中に手を回し、和馬の耳責めに身を震わせる。
白い肌はすっかり火照って暖色に染まり、冷の膣内の快感に和馬は絶頂を覚え始めた。
「れ、い……熱いのが出るけどッ……どうする?」
「なか、中にください……ッ、ひああッ!」
彼女の希望どおり、和馬は冷の中に放出した。
白濁した、熱い精液が冷の膣内を満たしていき、その感触に冷も絶頂した。
外に声が漏れないように、お互い唇を塞ぎ、繋がりながら身体を痙攣させる。
やがて射精が終わると、和馬は冷の中からモノを引き抜いた。
肩で息をしている二人……そして、脱いだものを穿いている和馬に冷が手渡したのは、温くなった牛乳だったそうです。
―終―
色々と指摘するところあればお願いします
あえて言おう!
>温かくなった牛乳
ちんpミルク想像した
誰だ、擬女化ゴルディがM痴女で、如何にコネクトが必要な状況になるか計算してる天才
挙げ句の果てに、ガオファイガーとレプリガ(ry)が自分達の姿に悩んでいるのに割り込み、
そう言う時はとか言って言い包め、3P(両穴、フィ〈ヒカリニナレー!!〉)に持ち込むとか
ある意味、毒電波送ったの、あ!53だな。まった、あの野郎め
ここって機械以外もあり?
当然あり
「やぁっ そんなに強くしぼらないでぇっ 出ちゃう 出ちゃうぅぅっ」なマヨネーズ娘とか
「ご主人様 拭くのに使ったティッシュじゃなくて 直接わたしにそそいでください……」なゴミ箱少女とか
77 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 13:24:01 ID:/GTYyP2z
安芸
四つん這い(MAもーど)でヤラれちゃうガイアガンダムとか
伝説のどらぐーんで犯されちゃう運命とか
マグナアック隊全員に襲われるサンドロックカスタムとか
>>78 > マグナアック隊全員に襲われるサンドロックカスタムとか
アッー!
80 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 22:36:30 ID:a4bnBVbW
今ガンダムWの再放送見て思いついたんだが
ショタなリーオー×ゴスロリなビルゴTなんて頭をよぎった
ついでにゼロやエピオンは未来が見えるから……
81 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:03:15 ID:AnMECHrK
ageげとく
もしかして……需要ないのか?
windowsMEで書こうかと思ってるけど資料が足りない・・・
ふたばにでも行くといいよ
85 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 02:05:40 ID:wzr+7y5w
眠れないから保守がてら
インパルスガンダム♂×アビスガンダム
♀
「やッ……なめ、ちゃ、やだよインパぁ」
「ん……なんで?」
「だって、そこ、敏感……ッひゃぁッ、だめッ、だめぇぇッ!!」
「まだ胸もアソコも触ってないぞ? カリドゥスだけでイッちゃうんだ……」
「か、噛んじゃらめぇぇ! も……でちゃうぅッ! 出ちゃうよぉおぉ!!」
ズキュゥゥーーーーン!!!
「という妄想を偶にしちゃうんだよねぇ、にゃはは……」
「カオス……」
「あんたって人はぁぁーーっ!!」
まぁ、気にしないで
保守
しかし思ったより伸びないなぁ。
やっぱり内容の重複が多かったり今のとこの主力がニッチだったりするからかなぁ…。
動物なんかの擬人化は別スレがあったりするからなぁ。それに最近はMS少女ばっかr(ry
ここは生物よりも食べ物やロボといった物がメインなんだと思っているがおk?
ココ…無機物
他…有機物
…こうなのか?
89 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 23:39:30 ID:ol51QS0W
>>88 気がついたら大体そんな感じになってる。
別に何投下しても構わないはずなんだけどさ。
とりあえずせっかく立てたんだからあげとく。
90 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 13:32:57 ID:xMwenEwz
あえて擬人化動物♂×人間♀ってのは?
91 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 11:35:58 ID:z2Jf0TyA
やっぱり需要ないのか?
>>91 需要はあると思うけど、いかんせん知名度が無い。
需要はあると思うし、いろいろ妄想するだけでも楽しい題材でしょう。
ただ書く人が出てこないだけ。
俺は悲観はしない。ただ待つのみ。
いや寧ろ、紺色に黄緑のラインの入ったちょっと今風ジャージ。
胸の部分と腰の部分に刺繍で名前が入ってる。「ゼフェル」
長ズボンは裾がボロボロにされていたので、折り返して縫い直してあります。
保守
自由保守
99 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 09:00:14 ID:/WzqL8d6
投下させていただきます
器具責め、調教モノに近いんで嫌な方はトリNGしてください
あ、書き忘れ。動物擬人化っす
では
ギィィィィ……朝の静けさの中、音をたてて木製の扉が開く
「あ、あの…私ここに来るように言われたんですが…」
そこには、まだ表情に幼い影を残した少女が立っていた
少女の名はゆかり。18になり、今日から仕事を貰うことになったのだ
「あら?あなた…そう、あなたが今日から入る新人さんね」
入口のそばにいた美女が答える。ゆかりはその美しさに目を奪われた
美女の名は千裕、調った顔立ちと上品な雰囲気、美しい曲線を描くスタイルの持ち主だった
ゆかりがほうけていると、千裕が笑った
「そんなに緊張しなくても大丈夫よ、痛いのは初めだけだし、少しだけだから」
心配されたことに気付き、頬を赤らめるゆかり。千裕に促されて、彼女の隣へと座った
しばらく2人で話を続けていると、時計が7時を告げる。それとほぼ同時に、若い男が入ってきた
千裕をはじめ、他の全員が挨拶をする。ゆかりも慌ててそれに参加した
「おっ、今日は可愛い子が入ってるなぁー…何々?ゆかりかぁ…。よろしくな、ゆかり」
「キャーッ!」
ポンとお尻を叩かれ、思わず大声を出してしまった
「ハハハ、元気がいいなぁー。でもちょっと待っててくれよなー。まずは皆から先にやるから」
それだけ言い残して、男は端まで歩いていく
そして何かの機械をガチャガチャと操り、その一端を先輩達の乳首に取り付けて行った
「ヒャァアア…」
「ぁあんァアッ!」
「んハッ…ぁぁ…ハァハァ」
室内に先輩達の淫らな声が響き渡る中、千裕の番がやってきた
「ゆかりちゃん、よく見ててね。これが私たちの仕事よ」
そして千裕の乳首にその機械が吸い付く
「んッ!……ンン………ッぁあ…そん…はぁ……イイ…」
恍惚の表情を浮かべ、千裕がゆかりに訴える。それは、ゆかりにはあまりにも刺激的だった
そして、ついにゆかりの番がやってくる。フルフルと震えるゆかりの足、しかし男はそんな事はお構いなしに機械を持って来るのだった
「私ッ、やっぱり辞めっ…」
必死に搾り出した声も、男には届かない…、そして男の指がゆかりの乳首を掴む
「嫌ッ!ヤダぁあ…!!」
最後の抵抗も空しく、ついにゆかりの乳首に機械が吸い付く
「キャァアア!」
思わぬ痛みと初めての感覚に身もだえするゆかり、絡み付くような刺激がゆかりの乳首を襲う
「フッぅぁあ………らめぇ……やぁ…」
徐々に痛みが消え、快感がゆかりを支配していく…もはや抵抗する力も弱くなり、弱々しく拒否するので精一杯だった
「さて、じゃあそろそろ最強でいくぞ」
ゆかりは男の言葉が一瞬理解できなかった。
(最強?何?まだ強くなるの?何で?)
しかしその疑問は、男が出力を最強へと切り替えたことによって、あっという間に掻き消される。
「ひぁあああ!…そんッ!吸っちゃぁぁあああ!!!」
強すぎる刺激に、淫らな声をあげ、全身を痙攣させて達したゆかり。ギリギリの意識を保ってはいるが、立ったまま乳首から大量の白濁液を放出して果てるのだった
それから数時間後
「はぁぁあ…………も…………めて…………やめ…………ぁああ!」
もう何度目かすらわからない絶頂を迎えたゆかり。もはや意識など無いに等しく、ただ快感だけを受け入れさせられていた
「ぁ…………も…………イイぃ」
何度達しようとも決して止まる事のない責め、イッた直後も弱まることのない刺激が、ゆかりを犯し続けた
「ふぁああぁ……ぁ……ハァ…ハァ…ハァ……」
それは突然だった。終わることの無いと思っていた責め、それが急に止まったのだ
「よし、今日はここまでだ。お疲れ様」
そう言うと、男が機械をはずしていく…。もはやゆかりは立っているのもやっとだった。
「ふふ、お疲れ様。いっぱい鳴いてたわね」
千裕に指摘され、顔が赤くなる。だが、もはや答える気力などひとかけらもなかった
緊張の糸が切れたのか、その場に力無くへたりこむゆかり。そんなゆかりに追い撃ちをかけるかのように、千裕が続ける
「ふふ、明日は敏感になってるからもっと気持ち良くなっちゃうわよ」
それを聞いたのを最後に、ゆかりの記憶は途絶えていた
次の日
昨日と同じように、男が機械をつけていく…………
ここ、釧路牧場には、今日もまた、雌牛の淫らな悲鳴が響き渡るのだった
「ンモォ〜〜〜〜」
とりあえずレスの流れとか無視してスマソ
実は擬人化とかよくわからんから、勝手なイメージだけで書いた。気分悪くしたらスルーしてくれ
ちなみに、書いてる途中に某ラジオ聞いてたせいで、途中からゆかりがゆか(ry に変換されかけたのは秘密なんだぜ
うおっ!いつの間にか作品投下されてる!
GJ!乙!
アゲ
108 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 03:20:21 ID:1dJhYej1
牛乳飲むたびにおっきしそうだwage
110 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 20:05:07 ID:yUnuoU7N
age
とりあえず保守
保守
てすと
保守
ポケモン擬人化なんてどう?
専用スレでやれ
人×獣人(犬)
ってここで合ってる?
逆レじゃなければ、いいと思う
>>115 ポケモンスレは人間キャラ専用だよ。
人間×ポケモンの獣姦までが限度で、ポケ×ポケは禁止なんだが。
121 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 13:17:35 ID:rs7cC9SY
ほす
台風の擬人化が無い件
>>122と多少趣旨が異なるが
日本「いやっ!!来ないで変態!」
台風「げへへ〜お前を襲ってやる〜」
日本「いやぁぁ!!
そんな激しく息吹きかけないで!!
(川の水が)漏れちゃう!!」
台風「ぐふふぅぅ更に感じさせてやる〜(東京へ直進)」
日本「あっ・・・!そこは一番大事な所なの!触らないで!
悔しい・・・でも感じちゃう」ビクビク
なんて電波を受ry
>台風擬人化
ちょっと違うかもだけどハーレムスレにそんなのがあった
保守
※
129 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 14:09:06 ID:dWC56g3V
130 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 14:33:59 ID:dWC56g3V
ルアー
漫画版痴漢男のサチコには萌えたなぁ…
まだだ!まだ終わらんよ〜!
某板擬人化スレのサザビー♂×Hi−ν♀
ほっしゅ
パソコン擬人化は需要あり…かな?
パソコン擬人化が嫌いなスレ住人なんていません!
OS娘のスレもあるから内容によっては向こうのほうがいいかも。
そこらへんはあなたの判断しだいで。
内容的にこっちに投下してみます
「はぁ〜あ、バイト疲れた…」
なんて言いながら俺はアパートの自室のドアを開けた。中には一人の少女がちょこんとテーブルのところで体育座りしていた。背筋がピンと伸びているのだが、クークーと静かな寝息が聞こえる。随分器用に寝ているものだ。
「こらー、スタンバイモードやめぃ。起動しろー」
「はひゃ、ふぁ…」
はっと目覚めた少女は涎を拭いつつこちらを見上げた。
「あ、伸之しゃん…おかえりなしゃい…」
寝ぼけ口調で答えているのは、俺の愛用『パソコン』窓夏(まどか)。
スカイブルーのさらりとした長髪に白いフリルのついたワンピースを着た、少し幼さの残る表情を見せる彼女−窓夏は見た目は可愛い女の子だが、実はパソコンだ。俺が使っていた(ハイスペック)パソコンがとある日の朝、窓夏になって俺の横で寝ていた。
最初は俺もぶったまげたが、自分のパソコンだと思うと3日としないうちに慣れてしまった。最近は人前にだって知り合いと称して連れていくほどだ。いつかはゲ○ツのとこまで連れていこうかなんて思ったり。
すいません、トラブルにつき続きがあぼーんorz
ホントさーせん。
続き、期待してます
どんまい、がんばれー
ほす
いっそグレンラガン擬人k(ry
「あぁん!2つの穴に同時に入ってくるぅ!奥まで入ってくるぅ!」
プラグにコンセントを差し込んだ時にそんな声が聞こえた気がした
>>145 「くぅぅんっ、ビリビリするぅっ! からだをビリビリ通ってくぅっ、あはぁぁっ!!」
電気が通りました
「ああっ! 漏れる、漏れちゃうっ!!」
漏電しました。
「やぁっ、かけるの、ダメぇ…ふあぁぁぁぁぁ! いっちゃう、いっちゃうよぉ!」
水がかかってショートした模様。
プロ野球のマスコット達の話を激しくキボン
>150
変態おっさんドアラが、こけて立ち上がることが出来なくなったショタシャオロンと
ロリパオロンを、動けないことを良いことにくんずほぐれつ。
とかいう電波きたがこいつ等が喋ってるのが想像できん orz
ほす
怪獣や宇宙人の擬人化は?
書きたいけど特撮関連のスレじゃ微妙にスレ違いみたいだから
ずっと妄想が溜りっぱなしで…
ジラースの擬人化(?)なら見たことがある。
初代ケムラーの擬人化♀はアナル娘なのだろうか
159 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 19:43:04 ID:fw3H1Odu
ツ・・・ツインテールは?
160 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 00:10:36 ID:JaafUw0V
保守age
ってしていいのかな
>>154に便乗して聞いてみる。
こないだの映画「トランスフォーマー」の擬人化もここでよいんだろうか。
擬人化なのか女体化なのか我ながらよくわからない……。
>>161 つ【テンプレ】
怪獣やら宇宙人とか挙がってるが
あえてカップラーメン擬人化と言ってみる。
特に赤いきつね&緑のたぬき……ラーメンじゃないけど
164 :
161:2007/09/12(水) 00:06:14 ID:+FJJClfB
>>163 同じく驚いたw
まさかあるわけないだろうと思ってたもんで検索すらしてなかったスマヌ。
そしてありがとう。
トランスフォーマーはビーストウォーズ初代のイメージがつよすぎる俺
166 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 00:27:50 ID:v+OWhA7T
ほ
167 :
sage:2007/09/28(金) 03:24:41 ID:kDhJFGtK
なんとなく書いた。自販機を擬人化した。
でも、しゃべるだけで体は自販機なんだよ。
6000字くらいあるだよ。投下……して……
保守
投下マダー?
鈴木が冷たい缶を片手にしてバイト先のお店に戻った。
追いかけるように「ありがとう、また買ってね」と自販
機の甘い声が届く。
「あの舌っ足らずなしゃべりがイイですね」
何気ない一言に店長の山田は自信に満ちた笑みを浮かべ
る。
「だろ、だろ。うっふ、ふふふっ。
日本一の家電量販店たるヤマタ電気としては擬人格AIを
搭載した自販機ぐらいなくちゃ、やむちゃ、こうちゃ」
拳をきつく握りしめ熱弁をふるう店長。瞳は炎に化け、
なんだかうっとうしいわけだ。
「そりゃー、チンコも硬くなるわな! 罠! 縄!?」
(ならねー、って)
店長は心が燃えるとチンコが硬くなるそうだ。こんなオ
ヤジだけに売れ残っている冷蔵庫の中に突っ込みたくな
るぜと息巻くバイト仲間も多かった。が、鈴木はこんな
店長を嫌いになれなかったので、もう半年もバイトを続
けていた。いっしょに入ったバイト仲間はもう誰もいな
い。
残ったのは同時期に店に設置された自動販売機のフジタ
カさんだけだった。
「お疲れ様です」
だだっ広いフロアには電子の妖精たちが鎮座している。
昔ながらの白物家電から高性能のデジタル家電。AV機器
だって豊富だ。これらを店長は妖精と称するのだが、
「人、いませんね」
「あたりマエダのクラッカーよ、毎度のことよ」
山田店長は鈴木に視線を向けることなく42インチを凝視
している。手元にはゲーム機のコントローラー。
――ピコピコ、キューン。ドキューン。
「あァ〜んっ。やられちゃったぁ」
がっかりした甘い声。店長の後ろには四角い身体をした
フジタカさんがいた。とても白い肌だ。
「あ、鈴木さん。お疲れ様でーす」
「お……お疲れ様です」
さすが家電量販店。自然だ。店内に溶け込むフジタカさ
んに脱帽だった。が、とうぜん疑問は浮かぶわけである。
「なんでこんなところにいるんですか?」
ゲームに熱中している店長に耳打ちすると
「話し相手、欲しいじゃないの」
なんだか寂しそうな背中だった。
それからというものフジタカさんと並んでレジに立つ
日々が続いた。一人で店番していると確かに人恋しくな
る。だからフジタカさんが横にいると落ち着くのだ。変
な話だが、ほのかな温かさが鈴木には心地よかった。で
もやっぱりそれでも自動販売機。手がないだけに、
「手伝ってくれるってわけじゃないよな」
などと鈴木は愚痴の一つも言ってしまう。
「す、すいません。お役に立てなくて」
その白磁の身体を縮めるフジタカさん。整然と並べられ
た缶の列も申し訳なさそうだ。
「ご、ごめん。ちょっと言い過ぎた。隣にいてくれるだ
けで十分だよ。――話し相手、やっぱり欲しいし」
「あ、ありがとうございます」
爽やかに響くフジタカさんの声。鈴木は、その、ちょっ
とドキっとした。
二人の仲が急速に縮まっていった。
人気のない店内に二つの声が響く。一つはツンとした幼
女の声。もう一つは山田店長の渋い声だった。店長は電
気ポットを手にして薄暗いフロアを彷徨う。口元は緩み
瞳は淀んでいる。
「ポッちゃん。我慢しちゃだめなのだよ」
「いぃいやぁぁあ。いっぱいなのォ」
彫りの深い顔立ちのオヤジが電気ポットに話しかけ、電
気ポットはそそる嬌声でかえす。なんともシュールな光
景が繰り広げられる店内。店長が足を出すたびにポット
からボチョボチョと液体が動く音がする。
棚を抜けるとひらけたフロアに出る。店長は腰を下ろす
と、ポッちゃん命じた。
「我慢しなくていいんよ、いいんよ、いんですよ」
「ダメですぅう。こ、こんなところで出せません。みみ
みみんな見てますぅうう」
洗濯機や冷蔵庫、後ろの棚には電気ジャーが並ぶ。皆見
ているといえば、見ている。
「恥ずかしがらないでぇ〜。君以外は擬人格AIは入って
ないからさぁ。ほらほら、ほら貝、ボぉー、ボぉー、ジ
ャーっとね」
「ぜ、絶対だめです。わたしには出来ないですぅう」
「じゃ、じゃ、ジャーっと。オジさん、弄っちゃうもん」
そう言うと山田店長はポットの上部にある突起に手を伸
ばした。
「だ、ダメ――あッ、あァっ、んんっ」
艶かしい声がポッちゃんから上がる。
「ほらほら、こんなに硬いよ、ポッちゃんのココ」
「そ、そんなところ触っちゃ……だメですぅ」
小さな身体を精一杯抵抗を示すが悦に入った店長には届
かない。
「旧式の君に高価なAIを搭載したのは、こーいう楽しみ
があるからなんだよ。かんだよ。えーんだよ」
店長の人差し指が飛び出た開閉スイッチを激しくいじめる。
ポッちゃんの給湯口から雫が落ちる。
「おやおやおやこどん。どんどん出ちゃってるよ」
「出てないもん。何もでてないのっ!」
「締まりのお口はどこのお口かなぁ」
言って店長は給湯口に口を近づけ、舌を這わす。ぬるい
液体が山田店長の口を潤す。
「んんんっ! あぁん、はぁんっっつ――」
短い息を吐くポッちゃん。いくぶん流れ落ちる湯が温か
くなったようだ。
「あぁ。もうグっチャグチャ。お漏らししてるみたいだ、
きたいだ、液体だ。さっきオジさんが注いであげたお水
がどんどん出ちゃってるよ」
「い、言わないで、そんなこと」
容量メーターが恥じらいで目を伏せ、その流れ出た液体
の量を示す。
「あんなに喜んで飲み込んでたのに」
「そ、そういう仕様なのぉ」
知ってるくせにと言わんばかりにポッちゃんは強く言った。
「じゃぁ、そろそろ楽にしてあげるからね」
と不適に笑った山田店長は、そのいやらしく動かしてい
た人差し指をぷっくりと膨れたポッちゃんの秘部に添える。
「だ、だめぇえええ。ソこ押したらぁ」
――ジョロジョロジョロっ
「で、でちゃった……」
◇
「ってなプレイをしちゃった、出ちゃった、やちゃっ
た」
「どういう変態ですか!」
鈴木は店長の長話に耳を傾けながらフロアの掃除をして
いた。
「あ、そこ昨夜の跡だから」
「って、ここですか!」
そりゃー、モップを持つ手も止まる。すると、ハッとし
たように周囲に視線を走らせる。鈴木の挙動に気づいた
店長は、
「どったの?」
「いや、どこかにその――」
「それ、ない」
と断言。不審げに店長に目で訴えると、にへらと表情を
砕けさせ
「売れちゃった」
「……は?」
「いや、老夫婦が旧式の電気ポットありませんかって来
店されたもんで、肩揉んで――」
「それで売ったんですか!?」
「うん。喜んでた帰ってったよ。いやー、オジさんいい
ことしちゃったな。じゃ、疲れたから今日はもう帰るね。
蛙ね。ゲコっゲコ。あとよろしく、激しく、楽しくね」
ドアがバタンと閉まり、残されたのは鈴木だけ、いや、
それとフジタカさん。どうにも目を合わせづらい気分の
鈴木だった。
「そーそー、フジタカさんに悪戯しちゃダメだからね」
閉まったばかりのドアが開くと店長の目だけが覗き、念
押しの一言を残してまたバタンと閉まった。
空気が艶っぽく息苦しい。
◇
鈴木とフジタカさんの仲は縮まり、気がつけば会話が1時間は続く
ようになっていた。大抵は鈴木の趣味の話だったが、まれに店長の
奇行についてフジタカさんが語ることもあった。
だが、数ヶ月も二人でいれば話題も乏しくなる。最近では鈴木が雑
誌を持ち込んで、これがいい、これはセンスがない、などと二人で
批評家ごっこをしているのだ。
今日はメイドロボのカタログ。「わたしにも身体があったらな」と
フジタカさんが漏らしたのがきっかけだった。
鈴木は良かれと思って持ってきたわけだが、オジさんの奇行話の直
後だけに広げるのをためらう。
「今日は何のカタログですか?」
嬉々としたフジタカさんの声。
「えっ!?」
危機として意識した鈴木の声。手振り身振りが増えに増え、背には
汗が薄っすら浮かぶ。
――なんで意識してるんだおれは?
どこかで冷静な鈴木が指摘する。どこまでいっても自動販売機は自
動販売機、店長のような奇人変人じゃない限り何を戸惑う必要があ
るだろうか。
鈴木の意識は反転して、自信に満ちあふれた様子でメイドロボのカ
タログをフジタカさんに見せた。
「今日はこれだ!」
決め台詞のようにいくらかカッコつけてしまった鈴木だったが、一
寸の後悔もしていなかった。片手を腰に当て胸まで張っちゃってる。
「……そ、そんな趣味があったんですか?」
ジトリとした視線でも浴びせるかのような、どこか非難めいた口調
が鈴木の耳朶を叩いた。
「ば、バカ。オマエのために持ってきたやったんだよ」
いじけた子どものように鈴木は言い放つ。別にそんな趣味はない、
そう言いたかったのだ。
「私のため? え、そ、そんな。私のためだなんて。あああああり
がとうございます」
(は? ……?)
目が点の鈴木は口をパクパク金魚よろしくもの言えず、なんだか勘
違いして頬を赤らめるフジタカさんを眺める。
大きな機械の体が恥じらいでうねるのだ。鈴木の節穴にはそう映っ
たのだ。
なんだこの空気は? 空気は吸うものでなく読むものだと実感した
鈴木だった。
もうすぐ閉店。店内には誰もいない。もう二時間も客の姿を見てい
ない。消費電力だけがただただ増えていった。
地球環境を悪化させる原因の一端は、ここヤマタ電気にあるといっ
ても過言ではない。
現実逃避を必死に行う鈴木だったが、カタログをめくるのも億劫に
なってきていた。ふしだらな妄想が思考を遮る。
「えーっと。あっ、このメイドさん可愛いですね」
「そうだね」
「うーん……このアームの曲線が素敵です」
「そだね」
素っ気無く、そして激しくつまらなそうに。少なくともフジタカさ
んにはそう見えたようだった。フジタカさんの無表情な缶の列が次
第に歪になった。
「……」
「……」
「…………あのっ」
「だね」
「っひ……、酷いです!!」
突然のことだった。整然と構えるだけのフジタカさんが怒鳴り声を
上げたのだ。目を丸くしたのは鈴木だけではない。店内に並んだ電
気妖精たちもだ。意識があればだが。
「私の話聞いてくれてますか?」
「き……聞いてるよ」
「――うそ! 嘘つき……」
しじまが波のように襲う。リノリウムの床が冷気を帯びる。心なし
棚に座らされた商品たちも居心地が悪そうだ。
「わ、私が自販機だから、だから今日もこんなカタログを持ってき
て私を見下してるんでしょ」
「ち、違う。そんなつもりじゃ」
「じゃー、どんなつもりだったんですか!?」
◇
「おッ、大きィいですっ」
満足げにフジタカさんが嬌声を上げる。鈴木はゆっくりと割れ目に
押し込んでいった。――500円玉を。
カシャンと硬貨が滑り落ちフジタカさんの奥で電流が流れる。
「っんん。ッはぁっ、はぁ、はぁ」
白く冷たかったフジタカさんの肌が上気して薄く色づく。
押してくれと叫ぶように整列した押しボタンが輝いている。
「こ……これでいいの?」
鈴木は恐る恐る指先に力を入れた。ガタンと下の方から音がする。
熱された缶ジュースが一本、フジタカさんの大きく開いた口に出て
いた。
「ア、あつイぃの。はぁ、はヤくぅ〜。取ってくださいぃイィ!」
息を飲みつつ鈴木は手を突っ込む。だが、取り出し口をさえぎる透
明な板が侵入をはばもうとする。
「うっんんんッ、お、お願いしま、ス」
フジタカさんの艶っぽい叫びで空気が震える。鈴木の指先が内部に
侵入し犯すようにまさぐる。
「あっ、ああぁあああっんん!」
火照った缶が引き抜かれると、ピコンピコンと妖しげに明滅してい
た表示板が『当たり』を示した。
グゥオンとくぐもった音がしたかと思うと、フジタカさんの中から
はじけるように缶が落ちてきた。それも一つや二つではない。それ
こそ滝のように。
◇
――あぁ、何をしているんだ、おれは。
鈴木はフジタカさんがよがり声を上げている姿を見て、いや、その
一端を手伝っている自身を省みてそう思ったのだ。
あの一言は弁明のつもりだったのだ。本心だといえばそうだが、そ
れでもこんなことをするつもりで言ったわけではなかった。フジタ
カさんの怒気を含んだ問いに、
「その、気になってうわの空になってた……ごめん」
鈴木はそう答えたのだ。
「なにが、気になってるんですか?」
「山田店長が言ってただろ。その……」
「私に悪戯するな、っていう話ですか?」
無言で頷く鈴木だった。どこの部品で性的興奮を覚えるか。気持ち
がいいのか。変な話だが鈴木には興味があった。
その結果が、こうだ。
擬人格がインストールされているとはいえ、さすがAI。音声解説よ
り理解の早い実践だ。正直言えば鈴木はちょっと楽しかった。ただ、
自身が興奮するかといえば否であった。だからこそ、
――フジタカさんが人型だったら。
想いをはせる。もしさっきのカタログの20ページにあるセクサス6
号型だったら……。鈴木の下半身は間違いなく満足するはずだった。
フジタカさんだって手足があって自由に動けるんだ。それに越した
ことはないだろう。
薄暗くなった店内ではフジタカさんの甘く艶っぽい声だけ鈴木の脳
みそを揺さぶった。
◇
「あぁああ、出して。お、お願いですぅ、鈴木しゃんぁああんん。
も、もッとはやく出してくださイ」
蠢くように取り出し口には缶が溢れた。冷気と熱気がない交ぜにな
り、じっとりと鈴木の手には水滴が付着していた。
もっと早く。もっと激しく。急かされるように鈴木の手は動いた。
淫乱にアえぐフジタカさんは燃えるように半身を稼動させる。
卑猥な音が鳴る口に手を突っ込み、引く抜く。まるでピストン運動
のような動きを鈴木は繰り返した。悶えるフジタカさんを目にしな
がら。
――ガタン。
最後は訪れた。肩で息をする鈴木と疲れきって明滅するフジタカさ
んはその音を聞いた。
「んんっ、っんッ」
鈴木が終焉を告げる指先をフジタカさんの秘部に差し入れると、ぬ
めっとした缶を抜いた。
「はぁっ、はぁッはぁっ……ぜ、ぜんぶ出ちャいましゅたぁ」
鈴木の手からするりと缶が落ちて白い床を転がっていった。その先
には積まれて山となった円柱の容器があった。
手の平はビッショりと色欲で濡れていた。
月がこうこうと照らす夜道を鈴木は覚束ない足取りで進んでいた。
フジタカさんと別れてからもう二十分は経っていた。一歩、また一
歩と足を踏み出すたびにフジタカさんのことが脳裏をよぎる。
「鈴木さんは、いい人ですよね?」
屈託なく甘く切ない声でいったフジタカさんが浮かんだ。だが鈴木
はかぶりを振ってその姿を追い出す。
――なにしてんだ、おれ。
鈴木の頭の中で出る結論はいつも同じだった。
「あした、店長に話そう」
生温かい風が吹き、鈴木の身体を包んだ。
背中のリュックサックに詰め込んだ缶たちがガチャガチャと不快な
音をかなでた。
「……得は、したな」
翌日。
最後のバイトを順調に終えようとしている鈴木の姿がヤマタ電気に
あった。辞めることを告げると店長は目を丸くしていたが、
「しかたがない。客がいない。お金がない」
としぶしぶながらも理解してくれた。経営状態が悪いのも鈴木には
味方したようだった。
その日もいつものように何事もなく終わるかと思われたが、案に相
違して客足は伸び閉店間際まで忙しくレジは働き続けた。フジタカ
さんと話す暇はなかった。
店内はいつもの様相を取り戻したとき、どちらからというわけでも
なく会話ははじまった。
薄暗い店内。機械と話す人間の姿があった。
「……どうして、ですか?」
甘い声も今日はどこか張り詰めていて、耳が痛い。
「その、昨日のこと」
「ごめん」
「ごめんじゃ分からないです」
「おれ……普通の人間でいたいし。店長みたくなりたくないんだ、
正直さ」
悲痛な面持ちを作り、さも深刻そうに鈴木は言い放つ。
「で、でもですよ。あの、カタロ――」
「それじゃ」
「やっぱり……やっぱりわたしが自販機だから。ただの機械だから。
昨日のことはただの遊び。機械だから傷つかない。そう思ってるんだ……」
地の底から這い上がるような音だった。さすがに鈴木もその不協和
音を嫌って口を開く。
「べつにそんな風には思ってない。ただ」
「ひどい人。私が手も足もない自販機だから何も出来ないと思って
るんでしょ」
鈴木はため息を漏らした。両肩を上げ「もういいや」とさじを投げ
たように目を閉じた。そしてその場を立ち去ろうと後ろを振り向い
た。
「私にだって、あるんです。好きな人を襲うくらいの勇気」
その蚊がなくような僅かな電子の声が鈴木の耳に届き、身をひるが
えした、そのとき。
「がっ!!」
視界いっぱいに広がったフジタカさんが鈴木の見た最後だった。磨
き上げられたフロアに滲む赤い液体はぬくもりを徐々に失っていっ
た。
◇
「あれあれあれ。フジタカ君、またやっちゃった、殺っちゃった。
死んじゃった?」
「……はっ!? あれ? わたし、また……」
「ダメだよぉ〜。人の命は一度壊れちゃうと直せないんだよぉ」
「すすすすすいません。分かってはいるのですけど」
「これでまた売れない冷蔵庫が増えちゃうじゃないの、NO、脳ぉ」
「頭では分かってるんですが」
「やっぱり人型にした方がいいのかねぇ、鐘、金ぇ」
「えっ? ホントですか? ホントに身体、いただけるんでか?」
「だって、切って、買ってってねぇ。お高いのよ」
「もう売れない冷蔵庫は増やしませんし、新しくバイトの人を雇わ
ないで済むようにしますから……そのぉ」
「そうお? それじゃぁ、まぁ、考えましょ、魔性、まっshow」
「買ってくださるんで、しょうか? あのそれだったらそこにある
カタログの20ページの――」
おわり。
怖いよ!だが
神の仕事と言わせてもらおう
GJとしか言いようがない。
まさか自販機に欲情する日が来るとは思わなかった。
怖いな……
だが、面白い。
>フジタカさん
物書きとして見て、純粋に面白いと感じるものです。
ちょっと質問。
ここって、2次創作はありなんでしょうか?
兵器の擬人化で書いてるのがひとつあるんですが、とある雑誌から思いついたネタなんで……。
>>フジタカさん
GJ!
フジタカさんもアレだけど、店長のイってる感じが怖くてイイ!
185 :
182:2007/10/09(火) 21:57:54 ID:f+Y6tfJz
どうも、
>>182です。
>>183さんのご同意もあり、2次創作ではありますが、一応擬人化ネタなので、垂れ流させていただきます。
元ネタは、萌え系ミリタリー誌、MC☆あくしずVol.6(イカロス出版)の特集「F−Xは俺の嫁」です。
航空自衛隊が、老朽化著しい現用のF−4EJ改の後継として導入を予定している戦闘機の主な候補4機種を
擬人化するという特集なんですが……まぁ擬人化というよりも、制服兵器兵站局(
ttp://mil.homeip.net/)
みたいな感じのノリですねw
ちなみに、こんな本(
ttp://www.ikaros.co.jp/moeseries/index.html)です。興味があれば立ち読みするか
買うかしてみてください。
ただし、表紙が軍事誌に見えなかったり、レジに出すときに恥ずかしかったり、本屋によってはなぜか
エロゲー誌といっしょに陳列されてたりしますので、ご注意をw
というわけで、少々長いですが、「F−Xは俺の嫁 F−22Aラプター編」です。
「日本をいっしょに守っていきましょうね……」
微笑みながら、彼女はそう言った。
「ありがとう。俺と一緒になってくれて。俺の日本を『我が家』って言ってくれて。ラプターさん」
俺は、そんな彼女が、今こうして俺の目の前にいてくれることが嬉しくて嬉しくて、思わずお礼を言っていた。
「『さん』なんて他人行儀な呼び方、しないでください」
もう全裸に限りなく近い、裾が極端に短いスケスケのネグリジェを羽織った彼女は、こう言い返した。
「わたしはもう、あなたの妻なのですから。ふふっ」
今日、彼女は「ロッキードマーチンF−22Aラプター」から、「ロッキードマーチンF−22Jラプター」
になった。
つまり、単刀直入に言うと、俺の嫁。ということ。
今日のこの時を――結婚を迎えるまでの過程は、偶然と幸運と苦労に満ちていた。
俺もラプターさんの噂くらいは聞いたことがあった。とにかくすごい機なんだということはそれで知っていた。
そして憧れていた。
でも、それは儚い結果になるだろうと思っていた。
アメリカ・ファミリーの空軍家で、文字どおりの箱入り娘として厳格に育てられたラプターさん。
才色兼備のお嬢様で、清らかで優しい性格の持ち主と、非の打ちどころがない戦闘機。
一方、日本というけっこう裕福な家の分家である防衛省家、さらにその分家の空自家の長男として生を受けた俺。
ルックスもスタイルも、ついでに頭の中身もそこそこ自信はあったけど、空自家の将来を担うにはまだまだ
半人前の未熟者。
どこをどう考えてもつり合う訳がなかった。
ところがある日、そのラプターさんがうちに――日本にやって来ることになった。
うちとアメリカさんは付き合いが長く、けっこう親密な間柄だ。だから、大切な愛娘の海外デビューの
場所としては最適だと思われたんだろう。
ただ、これはあくまでも一時的なもので、うちの戦闘機連中と手合わせを――DACTをするために
数週間だけ滞在すると決まっていた。
そして、俺は彼女と出逢った。
彼女はとても綺麗で、可憐だった。
抱きしめたら折れちゃいそうなくらい細身だけど、スタイルのよい身体。
不思議なデザインの髪飾りでツインテールにまとめられた、金糸のように美しくて長いブロンドの髪。
美しさと可愛さが見事に両立した、極めて整った顔立ち。
そして、知的な光を宿した、ルビー色の大きな愛らしい瞳が印象的だった。
性格は戦闘機じゃなくて天使なんじゃないかと思うくらいにすばらしく、おしとやかで優しくて、
気立てのいい女の子だった。
好きになるにはそれだけで十分だったけど、ひたすら強かったことがさらにプラスポイントとなった。
DACTにおいては、うちの主力戦闘機であるF−15Jイーグル姉さんたちや、大ベテランの
F−4EJ改ファントムUおばさんが一度に相手をしても敵わない。うちの精鋭たちが成す術もなく
撃墜判定を受けた。ラプターさんの戦闘力を表すのには、圧倒的という言葉すら生ぬるい。
彼女に関する噂は、全てが紛れもない真実だったのだ。
そして俺は、そんな彼女に惚れた。心底から好きになった。
ラプターさんはよく「航空支配戦闘機」と呼ばれる。要はそれほど強いってことなんだけど、
俺に関して言えば、心まで支配されてしまったのだ。
で、俺を虜にしたラプターさんとふたりきりになる機会があり、それを俺は望外のチャンスと受け止めた。
いろんな話をしたけど、俺はその内容をあまり覚えていない。その時の俺は、ラプターさんに
どう告白しようかということで頭がいっぱいだった。
話が途切れた時、本当に何の前触れもなく、唐突に俺は切り出していた。
「お、俺、ラプターさんのことが、えーと、その――好きですっ! 俺と結婚してくださいっ!」
そう大声で言い切った後で、後悔が飽和攻撃のミサイルのように押し寄せて来た。好きはともかく
結婚だなんて、いきなり何てことを!
「勇猛果敢 支離滅裂」という、うちを皮肉る言葉があるんだけど、その時の俺はまさにその言葉どおりだった。
どんな言い訳をしようか、どうごまかそうか。そんな思考が頭の中をぐるぐると駆け回る。
そして、結局フォローの方法は思いつかず、俺の恋は終わった。と覚悟を決めたその時。
あまりにも意外な、思わず我が耳を疑うような答えが、ラプターさんから返ってきた。
「わ、わたしも、です……あなたを、お慕いしています……」
ラプターさんから聞いたところによれば、彼女が日本に来た目的は、DACTもあるけど本当は
俺と逢うためだったという。
もともと、彼女のお母さんが俺との交際――というか、日本への嫁入りに積極的で、ラプターさんも
それで俺に興味を持った。
そして、俺がラプターさんに一目惚れしたのと同じように、ラプターさんも俺を一目で好きになった。
さらに突き詰めて、何で俺なんかを好きになったのかと質問した。すると彼女はこう答えた。
「強くて、優しくて……かっこいい、素敵な方だからです。それに、あなたといっしょなら、
わたしは幸せになれます。わたしには、わかるんです」
いや、かなり過剰な評価だと思うけど……。そう発しそうになった薮蛇の一言を飲み込む。
彼女の眼には、俺はそんな立派な男として映っているんだろうか。彼女のAN/APG−77は、
200キロ先の目標どころか、未来のことまで探知できるんだろうか。
とにかくでき過ぎた話ではあるけど、俺たちはお互い、知らぬ間に相手を見事にスプラッシュしていたのだ。
信じられなかった。けど彼女がウソを言うはずがない。念のためもう一度確認した。
「じゃ、じゃあ……俺と、結婚してくれるの?」
「はい……わたしなんかでよろしければ、喜んで……」
なんか、いきなり桜満開の春がやって来たような心地だった。それで「これなら上手くいく!」と意気込んで、
ラプターさんのお父さんに直談判をすべく、単身渡米することにした。
俺には――というより、空自家には急ぐ理由があった。
まず、古くからうちで働いてくれているファントムおばさんの退職が間近に迫っていた。
そのファントムおばさんの抜ける穴を埋めようと、隣に済む幼なじみのイーグル姉さんたちは「改形態1型」
とか「改形態2型」の資格を取得しようと大忙し。
だから、今の空自家には、俺に早く嫁さんを見つけて欲しい、という切実な危機感があった。
ただ、俺の方はただ純粋に、この機と――ラプターさんと一緒になりたいという想いの方が遥かに
大きかったんだけど。
ところが……そうは問屋が卸さなかった。
ラプターさんのお父さんは、本当なら日本との仲もいい人なんだけど……自分の愛娘ことに話が及ぶや、
人柄は豹変した。
俺は精一杯の勇気を振り絞り「ラプターさんと、お嬢さんと結婚させてください!」と言うと、
「あんなにあっさりと情報を流出させるような奴に、うちの娘はやらん!」
と、バルカン砲から撃ち出された20ミリ徹甲弾のような答えが返ってきた。
いや、あれは俺の従兄弟の家、つまり海自さんちの問題であって、俺のうちはあまり関係ないんですけど。
との一言でその弾幕を回避しようとしたけど、同じ一族だからしょうがない。そんな考えを抱いてしまい、
ブレイクに失敗した。
手痛く被弾した俺は、いったん引き下がり、心の中でお父さんとの再戦を誓ったのだった。
それで、ホテルに戻って帰りの準備をしてたら、来客があった。誰あろう、俺が結婚したいその人――
ラプターさんだった。
「わたし、決めましたわ。あなたと一緒に逃げます」
「ど、どこへ?」
「もちろん、あなたの家に、日本に決まってますわ」
「ええーっ!?」
その行為の無謀さを考える前に、ラプターさんは行動を起こしていた。俺の手を取ってあっという間に空へ。
そして日本へ一目散。
彼女は俺なんかよりも遥かに頭脳明晰だから、何か勝算があるに違いない。そう思って、彼女に
任せることにした。もっとも、戦闘機ではない俺には空の上じゃどうすることも出来なかったんだけど。
もちろん、彼女のお父さんがそんなことを許すはずもなく、俺たちが「駆け落ち」したことを知るや否や、
追っ手を差し向けてきた。
F−15Cさんが4機。完全に囲まれた。ラプターさんは家に連れ戻され、俺は良くて誘拐犯扱い。
悪ければこのまま空に散る。もうダメだと思った。
しかし、ラプターさんは追っ手の4機に一歩も引かず、動じず、
「旧式機など、何機いようが問題ではありません!
私たちを邪魔する者は、一機たりとも許しませんわ!」
敢然とそう言い放ち、仲間であるはずの4機と戦端を開いたのだった。
その時の、彼女の凛々しさといい、強さといい、何て言ったら良いのかもう……アテナもワルキューレも
裸足で逃げ出すに違いないと思った。
そして「最強」という言葉は、彼女のためにあるのだとも確信した。
こうして、ラプターさんは瞬く間に4機のF−15Cさんを蹴散らして、俺たちは日本に逃げ帰ることが
できたんだけど、その後はどうなってしまうのか、怖くてしかたがなかった。夜も寝られなかった。
ただ、ラプターさんは全く平気な顔で「きっと大丈夫。どうにかなりますわ」と言ってニッコリ微笑んだ。
その笑顔には、何だかこっちまで大丈夫だと思える不思議な力があった。
それでようやく、俺は枕を高くして眠れるようになった。
それから数日後、アメリカさんから手紙が届いた。
ラプターさんは動じていなかったが、俺の方は不安が再発し、思考がネガティブな方へと流れていった。
いよいよ最後通牒か。ラプターさんの返還要求と誘拐犯の引き渡し要求か。これで俺も終わりなのか。
お父さんお母さん。向こう見ずで無鉄砲なバカ息子をお許しください。そしてラプターさん。迷惑かけてごめん。
俺がいなくてもどうかお幸せに。
震える手で封筒を開ける。するとそこには、想像とは正反対のことが記載されていた。
要約すれば、俺とラプターさんとの結婚、つまりラプターさんの日本への嫁入りを認める。ということが。
アメリカさんと米空軍さんからの、実質的な降伏の申し入れだった。
ただし、それには以下のような、3つの条件が課せられていた。いわば条件つきの降伏と言える。
1.ラプターさんが使う装備の予備パーツは、アメリカから購入すること。
2.ラプターさんの健康診断は、アメリカの病院で行うこと。
3.ラプターさんを幸せにすること。
俺は、そして空自家は、この条件を即座に受諾した。
ただラプターさんだけは、「お父様、ライセンスは認めてくださらなかったのですね……」と少し
不満そうだったけど、俺との結婚そのものが許されたことについては素直に喜んでいた。
というか、聡明な彼女はこうなることをあらかじめわかっていたのかもしれない。結局、彼女の言った
とおりになったんだから。
後は、とんとん拍子に事は運んだ。
父さんは「これでの日本の空は安泰だ!」と言って大笑いし、母さんは「こんなにすばらしい人がこの子の
お嫁さんになってくれるなんて」と目頭をハンカチで押さえる始末。
だけど、うちの本家筋にあたる防衛省家も、俺とラプターさんの結婚を快く承諾してくれた。
これで婚約が正式に成立した。
そして、結婚式をしてみんなから祝福を受けたのがつい10時間ほど前。ウェディングドレス姿の彼女は、
言葉を失うほど綺麗で、眩しくて……夢なら覚めないで欲しいと思ったほどに。
でもそれは夢でも幻でもない。今こうして、俺の――正確には、俺とラプターさんの寝室で、いよいよ
結婚してから初めての夜を迎えているのだから。
「ラプター」
「はい。あなた」
俺は敬称を取って妻の名を呼ぶ。そして妻に「あなた」と3文字で呼ばれる。何だかくすぐったい感じがする。
そのやりとりだけで、お互いが相手に何を求めているのかを理解し合う。
まず、ラプターがそっと眼を閉じた。俺は彼女の肩を抱き寄せ、顔を近づけ、接触する寸前でこっちも眼を瞑る。
「ん……」
俺とラプターの、人生で2度目の――セカンドキス。
ちなみにファーストキスは、今日の昼間、神様の前で永遠の愛を誓い合った時に、お互い済ませている。
しばらくすると息が続かなくなって、唇を離す。
そして眼を開くと、文字どおり目と鼻の先に、照れたラプターの可愛らしい顔がある。潤む瞳が俺を一心に
見つめている。
「あなた……」
その純真な瞳に、俺を呼ぶ可愛い声に触発され、今度は不意打ち気味にキスをした。そしてこの
3度目のキスは、ただの口づけで終わらせるつもりはない。
急な俺の行為に驚いたのか、呆気に取られて半開きとなった彼女の口内に、舌を進入させる。
「っ!?」
俺の舌先が、ちょこんとあったかくて動くものに――ラプターの舌に触れた。
それを幸いとして、俺は彼女の舌に、自分のそれを絡める。
「んんっ!? ふぁっ……んっ、はふぅ……」
いきなりやって来た未知の感触に、身を強張らせるラプターだったが、やがて俺に応えてくれた。
ぎこちなくだけど、自分から俺を求めようと行動してくれた。
こうして、3度目は舌と舌を絡め合う、濃厚なディープキスとなった。
「ふうっ、ううっ……んんぅっ……」
顔を撫でる微かな鼻息が、くすぐったくて悩ましい。
ずっとこうしていたいけど、そうも行かない。俺はラプターにもっといろんなことをしたいし、
それはラプターも望んでいることだろう。
やがて、唇の合体を解く。その際、お互いの舌先が唾液の糸を引いて、崩れ落ちた。
「じゃあ、ぬ、脱がすから、いいよね?」
「……」
ラプターは答えない代わりに、潤んだ瞳を閉じて、桃色に染まった顔でこくり、と頷いて認めてくれた。
それを合図に、ボディラインがはっきりと視認できるほど薄い――ただし、肝心な場所はしっかり隠している
ネグリジェに手をかける。よく見ると、縁がギザギザに加工されている。ステルス機の彼女が着るにふさわしい
デザインだと思った。
それを、ゆっくりとラプターから脱がせていく。俺の手は緊張でわずかに震えていたけど、それでも
スムーズに取り去ることができた。
そしてそこには、一糸もまとわぬ、素のままの俺の嫁が、ラプターがいた。
スラリとした手足。キュッとくびれた腰。白い肌はまるで新品の絹布のように眩しい。
そして、控えめなバストと、形の良いおへそがあるお腹の下の、秘密の場所――は、彼女自身の手で
隠されている。
ただ、恥ずかしげにうつむく姿が、たまらなくそそる。
「すごい……綺麗だ」
そうとしか言いようがない。他にどんな表現があるのか。今の俺には、そんな単純な言葉しか思いつかない。
「あ、ありがとうございます……」
「それじゃ……」
そんなラプターの美しい肌に触れることができる。綺麗な彼女を、自分のものにできる。
勇み力んだ俺の右手が、彼女の胸元に伸び、指先が汚れのない柔肌に触れようとした瞬間、
「ま、待って!」
ぴたり、と俺の手が、ジャムった機関砲みたいに止まる。
ラプターが俺を静止した。何かまずいことをしたのか? と思い混乱したが、でも、
「わたしばっかり、恥ずかしいです……。あなたも、見せてください……」
「あっ……うん、そうだね。ごめん」
言われて初めて気づいた。
急いで服を脱ぎ、ドロップタンクのようにポイポイと投げ捨てる。これで条件は五分になった。
それで改めて、ラプターの身体に手を出した。今度は拒絶されなかったので、彼女の手を掴み、胸元から退けた。
そして、ラプターのおっぱいがついに晒される。俺は即座に、それに触れる。
「んっ……ふあぁ……」
俺の掌に、すっぽり収まるそのふくらみを、ゆっくりと、なるべく優しく揉む。
すると不意に、ラプターが叱られた子供のような声で言った。
「ご、ごめんなさい、あなた」
「え? 何のこと?」
「わたし、おっぱい小さくて……あんっ」
「気にしてるの?」
こくん、と頷くラプター。
確かに、大きいとは言い難い。それどころか、口には出さないが小さい。何でもこなせて弱点のない
彼女にとって、このバストサイズは唯一のコンプレックスなんだろうか。
でも、ちゃんとふくらんでるし、小さくとも形はいいし、ピンク色の乳首もピンと起ってるし……
とても綺麗で、まぎれもなく女の子のおっぱいだ。
「関係ないよ、大きさなんか。俺は君のおっぱいが好きなんだ」
「あなた……」
「それに、すぐに大きくなるよ。こうやって揉んでいればね」
「あふ、はうっ……で、でも、大きくなってしまったら、RCSが――ふぁんっ!」
「こんなにすべすべで綺麗なんだから、少しくらい大きくなったって変わらないよ。君の身体はそういう風に
できてるんだ」
手は緩やかな丘を揉むだけじゃなくて、その頂上で固くなった、女の子の敏感な部分を指で押したり、
つまんだりする。
「あ、あっ、あぁ――きゃうっ! やあんっ、そ、そこは……」
小さくたって、ちゃんと感じてるじゃないか。
そんな気持ちを込めて、乳首にキスをする。そのままちゅうっと吸い上げた。母乳を求める赤ちゃんのように。
「はううんっ! やっ、だ、ダメえっ――ダメです……!」
可愛い悲鳴を上げるラプターだけど、今はそれが俺の欲情を増幅させる。懇願を無視し、さらに乳首を
舌でもてあそんでいると、
「うわっ!」
ラプターのネグリジェ姿を見た時から、すでにバキバキに勃起していた股間のモノに、俺以外の手が触れた。
彼女の細い指が固くなった肉棒を触り、そして握り締めていた。ラプターの反撃が始まったのだ。
「あ――ら、ラプター?」
「わ、わたしも、お口で……あなたを、愛したいんです……」
「え、ええっ!?」
いったい何を? 口で、愛する?
それは、つまり――ふぇ、フェラチオというヤツでは?
「ダメ……ですか?」
上目使いの視線がミサイルのように、戸惑う俺の心を射る。
もともと魅力的な提案なのに、その上さらにそんな瞳で見られたんじゃ、断れるはずもない。
「じゃ、じゃあ、お願いするよ……」
俺は立ち上がり、腰を――つまり、凶悪なまでにそそり立ったペニスをラプターの眼前に、
見せびらかすかのように突き出す。
「っ……!」
たぶん、彼女はこんなのを今まで見たことがないんだろう。口元を押さえて、驚きで目を丸くしている。
それに、俺だって恥ずかしい。こんなになったのを、女の子に息がかかるくらいの近くで見られてるんだから。
でも、これは彼女が言い出したことだ。俺だって今さら後には引けない。
「そ、それでは、失礼します……」
ラプターの指が再び竿に絡む。
そしてそのまま、彼女は口を開けて一気に、俺をパクリとくわえ込んだ。
「ううっ……」
生温かくて、ぬめぬめとした感触に包まれる。先端と竿の境目のくびれた部分が、唇できゅっと圧迫される。
ラプターが、小さい口いっぱいに俺のペニスを頬張っている。苦しいんだろう、顔を真っ赤にしながら、
唇で懸命に肉棒をしごいている。
「ふうぅっ……んっ、んんっ……」
くぐもった息が、俺をくわえた口から漏れる。
ぎこちない――のかどうかはわからない。こんなことをしてもらうのは初めてだから。
けれど、その考えはすぐに改めることになった。
ラプターが一度、俺を口から解放する。そして、俺の先っぽを舐めていた舌が、竿の裏側の、ちょうど
背筋みたいなところをつうっとなぞり始めた。
「う、うわぁ……」
背中がぞくりと震え、俺は思わず情けない声を出してしまう。くすぐったいと気持ちいいが半々に
混ざった感じがたまらなかった。
童貞の俺でも、彼女の技が巧みだということが理解できるフェラチオだった。
「ラプター、君はどこでそんなことを……」
「はふ……予習しておいたんです。実践するのはこれが初めてですけど――はむっ」
そう言って、再び俺をくわえて口唇技術を発揮する。顔を上下に動かし、一心不乱に俺に最大限の
奉仕をしてくれている。
さすが才色兼備のお嬢様。って、こういう技も才色兼備の範囲に含まれるのかな?
そんな関係ないことを考えていないと、持ちそうにない。
というか、持たなかった。
「っ!? ああっ!」
何の予告もなく、ラプターの口の中いっぱいに、俺は白くドロドロした燃料を補給していた。
「ふぅっ!? ん、んんっ……っ、んっ、んっ……ふはっ」
そして、ラプターはそれを全部受け止めてくれた。俺を口にふくんだまま、喉を鳴らして精液を飲み干してから、
やっと唇を離す。
「苦いんですね……でも、あなたのなら、好きになれそうです」
精液の残滓が唇の端からあごを伝う。彼女はその状態のまま、ニコリと笑った。
その台詞が、その仕種がエッチで、可愛くて、この上もないほど愛おしくて――。
俺は、とっさにラプターの唇を奪った。甘い彼女の味に、彼女の言ったとおりの俺の苦い味が混じっていた。
キスが終わると同時に、彼女の膝を掴んで両脚を大きく開かせる。
「ひゃあっ!?」
「今度は、俺がしてあげるよ」
驚くラプターに対して、俺は表面上は平静を保って、彼女の両脚の付け根に顔を近づける。
そこには、今まで見たことのないものがあった。
いや、実物は見たことない、と言い直しておく。俺だって一応、正常な性欲を持った男だ。異性の身体に
興味はあるし、いわゆる無修正本と呼ばれる写真集で女性器を見たこともある。
でも、現在目の前にある実物は、写真で見たのとはかなり違っていた。
ごく薄く生えている、髪の毛と同じ色の陰毛の下に、一本の縦スリットがあって、そこからわずかに、
桜色のヒダが露出している。
写真のものよりも、遥かに綺麗で、清楚な感じがして、そしてエッチだった。
「あ、ああっ……」
ラプターが涙目になりながら、か細い悲鳴を上げた。恥ずかしくてたまらないんだろう。気持ちはわかるけど、
俺だって見られてるんだから、これでおあいこだと思う。
それに、俺はそれ以上を望んでいた。ラプターの全てを明らかにしたい。何もかもを見たい。
ごめんラプター。でも、させてもらうよ。俺は心の中で謝りながら、彼女のスリットを指で左右におもいっきり、
くぱあっ、と開いた。
「ああっ!? そ、そこはぁっ!」
全開になった割れ目の内側には、上から順番に、3つの器官がある。
まず、皮からちょこんと姿を見せた、ロシアさんちの戦闘機とかについてるIRSTを連想させる
小さい球体――クリトリス。
その下に、指一本挿れるのも厳しいほど小さい、生理的な燃料投棄口――尿道口。
さらにその下に、これから俺と合体するための穴であり、近い将来に俺の子供を産んでもらう
予定の穴――膣口。
それら全部が鮮やかなピンクに色づき、彼女自身の分泌した潤滑液で濡れていて……。
おしとやかで清楚な彼女に、こんなにいやらしいシステムがついているなんて、ちょっと信じられない。
でもこの光景はこうして現実に存在している。
ちなみに、性器の下には、可愛らしくすぼまったお尻の穴もあるけど、今はまだ手を出すのは早いと思う。
こっちは、お互いもっとエッチに慣れてからにしよう。
そんなことを考えていると、ラプターが消え入りそうな声で俺に懇願してきた。
「いやあぁ……ひっ、開いちゃダメ、ダメぇ……」
「……すごいよ。ラプターのおまんこ、すごく綺麗だ」
「いやっ……言わないで、そんなに見ないでくださぁぃ……」
でも、それは無理だよ。ラプター。
だって、ヒクヒクしているそこはまるで、俺を誘っているんじゃないかという気がしてならなかったから。
誰にも見せてはならない彼女の内部構造。そのトップシークレットを目の当たりにしている俺は、
興奮を抑えきれなくなっていく。
遅ればせながら、俺も口で彼女の性器を愛そうと決めた。
「ファーストルック・ファーストショット・ファーストキル」が彼女の座右の銘だ。実際に、俺は先に
性器を見られ、先に口でしてもらって、先にイカされてしまった訳で……。
お返しってわけじゃないけど、エッチで好きな女の子をイカせてやりたいと思うのは当然だった。
顔を接近させ、まずは軽くキス。そして、次に深く吸い付いた。
「っ! ああっ……そんなぁ……」
俺の口に、ラプターの蜜が自然に入ってくる。甘かった。少なくとも、俺の味覚では。キスしたときに
味わった唾液とは違うけど、こっちも美味しいと思う。好きな人の体液だからそう感じるのか。
その蜜が、舐め取っても吸っても、絶え間なく湧いてくる。配管のパッキンが裂けたかのように。
舐めるだけじゃなくて、指も使う。狭い膣穴に人差し指をねじり込んだ。
「ああっ! はっ、入って……くううんっ!」
彼女の内部は予想どおり狭くて、指をきゅっ、きゅっと絞めつけてくる。
指だけでも気持ちいい。そんなところに、もしペニスを入れたらどれだけの快楽を得られるのか?
想像すると恐ろしくなる。
俺は指を曲げたりピストンのように出し入れしたりして、膣内をちゅぷちゅぷと鳴らしてかき回す。
それと同時に、膨張して固くなったクリトリスを舌でつついてみる。
「はうっ! あっ、あんっ! そ、そこっ、ダメっ――ひああっ!」
面白いくらいに、ラプターが敏感に反応する。
やっぱりここが一番感じるんだ。彼女を絶頂に導く自信を持った俺は、その弱点を執拗に攻撃する。
そして、俺の目論みは図に当たった。
「ふぁっ! あん、あんっ! ひぁあっ! あっ、あああっ――うああああぁんっ!」
とぷっ、と指を突っ込んだ穴から、愛液が一気にたくさん溢れてきた。おしっこを少し漏らしたような感じだ。
俺はこれで、ラプターがイッたんだと確信した。
背を弓なりに反らしたラプターが、力を失ってベッドに不時着する。
「あ……あぁ、はぁ、はあぁ……あ、あなた、わたし……」
「イッちゃった?」
「ふぁ……そうだと、思います。こんなの、初めてです……」
息も絶え絶えに答えるラプター。快感に押し流されて、放心したような表情が、新妻をイカせて満足する
俺の興奮をさらに高める。
一度射精している俺の息子は萎えることを忘れ、痛いくらいに膨張し、ラプターが欲しいと先から
涎を垂らしていた。
「ラプター、俺、もう……」
全部を伝える必要はなかった。
ラプターが、今度は自分から脚を開いてくれた。その間に、俺は身を割り込ませて、ほぐれて半開きになった
ピンクの割れ目にペニスの先を密着させる。
「はい。来てください……わたしはもう、日本の――あなたのものなのですから」
「好きだよ、ラプター。愛してる」
全ての想いを伝えて、俺はペニスを彼女の身体に沈めていく。
先っぽが埋まり、そこから先へ進むと、何かに引っかかる。
「あぐっ、いっ……」
愛する新妻の、苦痛を訴えるうめき声が俺の耳を打つ。でも、止められない。俺を信頼して、
身も心も預けてくれた彼女を裏切ることになるから。
「ごめん、行くよ!」
「ひぐっ――うあああっ! はぁうっ!」
引っかかるものを強引に突き破って、一気に進める。俺の先が固いものにこつんとぶつかり、
根本のあたりまでラプターの柔らかく狭い肉襞に包まれた。
「うっ、ううっ……」
ぎゅっと閉じられたラプターの眼から、輝く雫がすっと頬を伝った。ラプターが泣いている。俺が泣かせている。
ところが、俺は彼女と全く逆の感覚を得ている。ものすごく――メチャクチャ気持ちがいい。
こんなに気持ちいいことは今まで経験したことはない。さっき彼女が口でしてくれなかったら、
今ごろはとんでもない早漏になっていただろう。
「い、痛い……よね? ごめん、やっぱり抜くから」
でも、それが彼女を余計苦しませていることを考えると、今夜はこれで終わりにしようと思った。
女の子の――ラプターの大切なものをもらった。今はそれで良しとしておくべきなのだ。
挿入したペニスを抜こうと腰を引く。そこに、何かが巻きついた。
彼女の細い足が、俺の腰にからんで、俺を逃がすまいとしていた。
「だ……ダメ、です……抜かないで……」
「でもそれじゃ君が――」
「これで、日本の戦闘機に――本当にあなたの妻になれたんです。だから、このまま最後まで……」
こっちが泣きたくなるくらいに、健気な言葉だった。
「……うん、わかったよ。それじゃ動くよ」
「はいっ――ふうんっ、んっ……はああっ! うああっ!」
そろそろと、なるべく痛くしないように、細心の注意を払いながら、ラプターの中を動く。
しかし、きつくて、あったかくて、無数のヒダヒダが絡み付いてくる彼女の胎内は、膨大な快感を俺に供給する。
今回が初めてで、ラプター以外の女の子は知らない。だから根拠はないけど、彼女の膣は名器だと確信した。
完全無欠のお嬢様は、アソコの中まで完璧だった。
「うっ、ううっ……ラプターのおまんこ、すごい気持ちいい……」
「ひぐうっ! ふあっ、あなた、あなたぁ……」
肉棒がラプターの狭い秘肉を割り開き、貫いている。
ピンクのヒダが、肉棒を抜く時はめくれ上がってはみ出し、挿れる時は一緒に引き込まれて隠れる。
すごくエッチな光景だった。
でも、激痛に歪む彼女の顔が、苦痛を訴える声が、結合部の様子とは全く逆の印象を俺に与えている。
決して「やめて」とも「痛い」とも言わない彼女。だからこそ、余計優しくしてやりたい。
「痛い……よね? ごめん、ラプター。ゆっくり、ゆっくりするから……」
本音を言えば、もっと激しく動きたい。彼女の胎内をすぐにでも暴れ回りたい。このままラプターと
ひとつに溶け合うくらいに愛したい。でも、
「ううっ、くううんっ……はっ、はあっ、ああっ!」
完全に抜け切る直前まで引き出されたペニスに、赤い液体が付着していた。またそれはラプターのお尻を伝い、
ベッドのシーツに赤い斑点を描いていた。
俺が、ラプターの処女を奪ったという何よりの証。
その鮮血の赤い色と、痛みに耐える彼女の表情が、俺の心にドラッグシュートを開かせている。
だからゆっくり、とにかくゆっくり、亀の歩みのようなテンポで5回、10回と往復運動を繰り返す。
そのうち、興奮しながらも理性を残している俺の頭脳は、とある変化に気づいた。
「あぁ……はぁああぅ……んっ、あっ、あっ……」
ラプターの声音と表情が、微妙に和らいでいる。
痛みが薄れてきたのか、それとも感じるようになってきたのか。
その答えは、ラプター自身が教えてくれた。
「あ、あなた……いい、ですよ。もっと動いて――あんっ、あうっ! もっと、気持ちよくしてください……」
ラプターが、俺を求めてくれたのだ。彼女が、俺の稚拙な動きで、気持ちよくなってくれていたのだ。
しかし、無理をさせたくなかった俺は、念のために確認を取る。
「本当に大丈夫?」
「はい……あなたに――はうっ! あなたにしてもらってると思うだけでっ、んっ、あんっ……
気持ちいいんですから……」
これでもう遠慮する必要はなくなった。俺は欲望と愛情の赴くままに、ラプターに圧し掛かると
彼女の狭い膣内を激しく往復し始めた。
身体が密着したので、ラプターを強く抱きしめることができる。彼女も俺の背中に腕を回し、ぎゅっと
しがみついてくる。
これで一体感がより高まり、俺は心のスロットルを全開にする。それに合わせるかのように、ラプターが
俺の耳元で淫らな声を出す。
「あっ、あうんっ! あんっ! いっ、イイですっ、あなたが、あなたのおちんちんが気持ちイイっ!」
声の中に、もう苦痛を表すものはどこにもない。本当に。俺とのセックスで感じている。
さっきまで処女だったのに、さっきまで童貞だった俺に組み敷かれて、喘いでいる。
あのお嬢様が、世界最強の誉れも高いあのF−22A、いやF−22Jラプターが、俺の嫁になって、
俺に激しく犯されて、あんなに乱れて……。
「ラプター、君のおまんこも気持ちいいよ……」
「あんっ、あんっ! はあんんっ! あふっ……か、感じすぎちゃいますっ……!」
俺は気が狂ったかのように腰を突き出し、ラプターの膣内をえぐる。
奥の奥まで突っ込むと、亀頭がごつん、ごつんとラプターの子宮にぶつかる。壁は柔らかいのに、奥は固い。
女の子の身体は本当に神秘的だと思った。
「うああああんっ! あ、あなたのおちんちんが……奥に、奥にあたってっ……!」
「わかるの? ラプター、俺が子宮まで、届いてるのを」
「ふぁっ、はいっ! わたし、あなたにっ、お腹の奥まで愛されてますうっ!」
ラプターは悶えながらも、俺の問いに答えてくれる。
快感をはっきりと表に出す彼女の表情が、淫らで可愛い嬌声が、そして俺を受け入れてくれる身体が、
ラプターのなにもかも全てが、愛しい。愛しくてたまらない。
「うぅ……ら、ラプターっ!」
あまりにも愛しくなったので、俺は上の口も犯すことにした。
「ううんっ! ふぅっ……んっ、ふはぁっ、ふっ……んふうっ!」
重なった唇の隙間から、ラプターの甘い喘ぎが漏れる。それでも必死に、俺が差し出した舌に自分の
それを絡めてくれる懸命さがいじらしい。
その間にもラプターの膣は、ますますきつくなって、熱くなっていく。ぐちゅうっ、じゅぷぷっと
エッチな音を出して、俺を追い詰めていく。
「ふぁっ! あっあっあんっ! あうううんっ!」
唇が離れると、彼女の可愛い喘ぎ声がまた聞けるようになる。それが強力なECMのように、
俺の頭の中にジャミングをかける。
ついに、射精を抑える限界までに狂わされ、俺のペニスは爆発寸前になっていた。
「ラプター? イクの? イクんだよねっ!?」
「あっ、はいっ! イキますっ! わたし、イッちゃう! イッちゃうううんっ!」
「イクよっ!? 君のっ、ラプターの膣内に射精するよっ!」
「ふあああっ! あなたの、あなたのっ、子種っ、赤ちゃんの素をっ、わたしの膣内にたくさん
出してくださいっ!」
ラプターの状況も、俺と同じようだ。膣の肉壁が俺に射精しろと迫る。膣内射精を求める言葉が、
俺をロックオンする。
俺の中でミサイルアラートが鳴り響き、そして、
「ぐうっ、ああっ! 出るっ!」
「あんっ! きてっ! あなたっ、あなたあっ! ふああああああんっっ!」
撃墜するのもされるのも、全く同じタイミングだった。
ぶびゅっ、びゅくっ、びゅるびゅっ!
そんな音が聞こえたような気がする。それほど激しく、大量に、俺は新妻の膣内に精をぶちまけていた。
「うう……まだ出るっ……」
「ふああぁ……あ、あついの、いっぱい……あなたのが……」
まるで給油機になったんじゃないかってくらい射精した。だから、ラプターの膣はそれを全部飲みきれなくて、
俺たちが繋がった部分からどろっと逆流して溢れ出す。大量の精液と愛液と、少量の血液で構成された
薄紅色の混合液が。
「はあっ、はあっ……ラプター……」
「あ、ああっ……はぁあんっ……ふぁ……あなた……」
絶頂の余波が押し寄せ、身体が力を失う。途切れる息の合間に、彼女の名を呼ぶのが精一杯だった。
抱き合って繋がったまま、ラプターを思う存分愛せた充実感と、イッた後の気だるさに身をゆだねる。
そして、体力の回復を待つ時間ももどかしく、俺はラプターに想いを伝えた。
「大好きだ。愛してる、ラプター。今も、これからもずっと、ずっと……」
「はい……わたしを、末長く、愛してください……わたしも、あなたを愛しています……」
涙と汗と涎で濡れたラプターの「女」の表情。俺への愛の言葉。それに俺は俊敏に反応した。
未だ彼女の膣内にあった、萎えかけていたペニスが急速に戦闘力を取り戻す。
そして俺の体力も欲望も、アフターバーナーの加速力のごとく、急激に増大しつつあった。
「あっ……また大きく……」
「ラプター……もっと、いいかな?」
火照った顔が軽く縦に振られる。
俺とラプターの、幸せな新婚初夜は、まだしばらく続きそうだった。
「お帰り、ラプター」
「あなた、ただいま帰還しました」
空から還って来た彼女を真っ先に出迎えるのは、俺だけの特権。そして、お帰りのキスをするのも。
軽く唇を重ねて、それが離れた後に彼女が見せる満面の笑顔は、とても戦うために生まれた戦闘機とは
思えないほど愛らしい。
「状況は知ってるよ。お疲れ様」
「はい。あなたが隣にいるような気がして、とても頼もしいですわ」
俺とラプターは、データリンクで繋がっている。離れている時に相手が見たものや聞いたことを共有できる
テレパシーのようなものだ。
おかげで、彼女が何と遭遇したのか、とかもリアルタイムで判るし、俺からの指示も瞬時に伝わる。
決して目では見えないけど、俺たち夫婦の絆は強く、固い。
「今度はロシアさんのTu−95さんか……まぁお馴染みの機なんだけどね」
「わたしがアラートに就いたことで、少しは減ってくれればいいのですけれど」
「でも、君のおかげでかなりよくなったよ。ありがとう」
ラプターを嫁に迎えてから、うちの防空態勢は格段の進歩を見た。
特に変わったのがスクランブルだ。
アンノウンを発見しても、スーパークルーズを得意とする彼女が、うちの領空のずっと手前でそれを捕捉し、
お引き取り願うようになったからだ。
特にこの前、中国人民解放軍さんとこの招かれざるお客さん――Su−30MKKさんが来た時なんか、
ラプターはステルス性を生かして、相手に気づかれないで後ろに回り込むという芸当までしてのけた。
あの時「この先は日本の領空です。当家に何か御用でしょうか?」と笑顔で警告したラプターの頼もしさと、
いきなり背後を取られて慌てふためく相手に、データリンクで逐一見ていた俺は溜飲が下がる思いがした。
ついでに言えば、ラプターは家事も完璧にこなしてくれる。料理も美味しいし、家は隅々まで綺麗になったし、
彼女は家庭にあってもまた、理想の嫁だ。
彼女が日本に来てくれて、俺と結婚してくれて、本当によかった。
あと、最後にもうひとつだけ言わせてもらえれば、
「それと、身体は大丈夫だった? あまり無理はしないようにね」
「ええ、わかってますわ。でもまだ大丈夫です」
あれからラプターの胸は少しだけ大きくなった。でもRCSは全く変わらない。やはり彼女は
真性のステルスだった。
でも、これからはむしろ、
「うふふっ……」
お腹に右手をそえて、優しく微笑むラプター。
「あなたとの赤ちゃん……楽しみですわ」
むしろ胸よりも、お腹の方が大きくなっていくだろう。俺とラプターの、甘く激しい夜の生活の成果だった。
子供が生まれる、俺が父親になる――それは俺も楽しみにしていることだ。そして、やがて家族が増えて、
幸せがどんどん大きくなって――。
想像の中で希望をふくらませていると、ラプターがニコニコしながら話を振ってきた。
「やっぱり、思ったとおりでした」
「何が?」
「覚えてますか? あなたといっしょなら、わたしは幸せになれるって。わたしが言ったことを」
「うん、覚えてるよ。でも、それは半分だけ当たってる」
「半分……ですか?」
俺の言葉に、ラプターは怪訝な表情になり、首をかしげる。そんな仕種すらも可愛いと思う。
そして俺は、彼女から満面の笑顔を引き出そうと、ちょっとキザな台詞を言ってみた。
「そう。幸せなになれたのは君だけじゃないよ。俺も同じくらい、君に幸せにしてもらってるからね」
「あ……はいっ!」
ラプターは、俺の期待どおりの、花が咲くような笑顔で応えてくれた。
俺たちは、今日も空の平和を守る。
俺と彼女と、生まれてくる俺たちの子供と、そして日本のみんなのために。
幸せな未来のために。
203 :
182:2007/10/09(火) 22:37:37 ID:f+Y6tfJz
>>186-202「F−Xは俺の嫁 F−22Aラプター編」でした。
ごめんなさい。何か、単なるエロSSなってしまったような気が……orz
もっと短く簡単にするつもりだったのに、気がついたらいろいろゴテゴテとくっついてF−15Eの
フル爆装状態みたいに。
「ラプター編」などと銘打っておきながら、F−X候補の残り3機は多分書けないと思います。
ネタがないわけじゃないけど、これから忙しくなりそうなのでorz
それと、空自の本命は1にも2にもラプターですしねぇ……。禁輸されてるんで、F−X選定を
1年延期して解禁を待つほどに。
なお、国家や組織が家扱いされている設定とかに関しては、お願いだから細かくつっこまないでくださいw
ともあれ、妄想を垂れ流させていただき、ありがとうございました。
以下に、一応作中に出てきた用語の解説を。
俺:本作の主人公。航空自衛隊を擬人化したキャラクター。強いて言えば航空総隊に相当するかと思う。
DACT:異機種間戦闘訓練の略語。
AN/APG−77:F−22Aの装備するレーダー。アクティブ・フェーズド・アレイ方式で、
探知距離や精度などあらゆる面で極めて高性能。
スプラッシュ:撃墜・撃破のこと。
改形態1型・改形態2型:現在、航空自衛隊のF−15Jは一部の機体に近代化改装が行われ、F−15J改
となる予定だが、その内容は形態1型と形態2型に分かれている。
詳細は
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/F-15#.E6.97.A5.E6.9C.AC に詳しい。
ブレイク:回避行動のこと。
ライセンス:ライセンス生産。企業が、他社が開発した製品を、許可料を支払って製造すること。
ジャムった:火器が作動不良を起こすこと。
ドロップタンク:機外に搭載する投下式燃料タンクのこと。増槽。
RCS:レーダー反射断面積の略語。uの単位で表し、この値が小さければ小さいほどステルス性が高い。
IRST:赤外線捜索追尾装置の略語。敵の発した赤外線を探知して、自らは何も発しないパッシブ式の
センサー。電波妨害下でも使用できるが、探知距離や精度はレーダーには及ばない。
ドラッグシュート:軍用機が着地後に、機体を減速させるために用いる小型のパラシュートのこと。
ECM:電子対抗手段の略語。敵のレーダーや無線を撹乱・妨害すること。
ミサイルアラート:ミサイル接近警報のこと。
アラート:警戒待機任務のこと。この任務に就いた戦闘機は、緊急発進指令(スクランブル)に備えて
いつでも発進できるようにしておかなければならない。
Tu−95:ロシア(旧ソ連)の爆撃機、ツポレフTu−95ベアのこと。
アンノウン:国籍不明機のこと。
スーパークルーズ:超音速巡航のこと。アフターバーナーを使わずに、機体を音速以上の速度で
長時間飛行させる能力。F−22Aの場合、マッハ1.6での巡航が可能と言われている。
Su−30MKK:ロシアの戦闘機、スホーイSu−30MKの中国バージョン。
中国名は殲撃13型(J−13)。
204 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 23:54:59 ID:HJd1ixde
エースコンバットやってる俺としては感慨深い物が・・・
もうエロい目でしかプレイできないじゃないか!責任取れ!GJ!
>>203 GJ!
スタースクリームが……アニメ版と実写映画版のスタースクリームが……
>>205 20年前の15J嫁入り物語かそれとも次期F-X事業の15FX編かどっちだ
>>208 どっちも見てみたい、というのが本音。
だけどどっちかといえばF-X(F-15FX)の方かな
ここで欧州娘のユーロファイターを見たいと思う俺は異端でしょうか
…ってことは、ホーネットはスク水でおk?
艦上機だけに
ラプター(F-22)とイーグル(F-15FX)のハイ・ローミックスって素晴らしいと思わんか
戦闘機とか全くわからない俺はどうすれば?
ネタ振りするかSS書くか…
戦闘機について調べるか。
すこしクラシックだが
ブラックバードとF−22が好きだ
217 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 03:10:44 ID:ZTv0rmw0
異端過ぎwwww
でもカモーン!
219 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 20:06:33 ID:ZTv0rmw0
この、泉川魚さんでいこうと思うよ
220 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 01:15:40 ID:HBwBYs5n
書けたよ。誰かが読みたいといってくれたら載せるよ。
読みたい。
222 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 10:10:37 ID:HBwBYs5n
雨が、ふっている。
川魚は道義のまま、門下生の男子たちの輪の中に入って、体を開いた。
「ん・・・・・・んふ・・・ん・・・・・んん・・・・、んふふ・・・、もっと・・ん」
にぎった竿を白い指でしごき始める。
「ん、ふふふ、みんな・・・・・・」
上品で、妖艶な唇から伸びた舌が、亀頭の先をなめまわすように絡みつく。
「ふふ、もっと・・・、もっとかたくして・・・・・・、ああ・・・」
輪姦が始まる。膝立ちの川魚の後ろからなかへ、前から口に、乳首に、横からは髪に、そしてそれらをみながら・・・・・・
「ん・・・あ・・・・、あっ、あん・・・ん・・・ああ・・・・・・ふうぅぅっ」
テラテラと、肌と髪が光る。ふいに一人があわただしく近づいた、竿をしごきまくりながら川魚の大きくはないが形よく、吸い付くような白肌の胸に亀頭を擦り付ける。
「ああ・・・・・・ん、もっと、動かして・・・ああ・・・、塗りこんで・・・」
乳房にザーメンが弾けた。なおも執拗に川魚の乳首と肌を亀頭で堪能しながら、ザーメンを川魚の望みどおりに刷り込んでいく。ほぼ同時、川名の右手の竿も、びゅくびゅくとザーメンを放った。
223 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 10:12:18 ID:HBwBYs5n
誘われるがままに、男たちは川魚を輪姦し続ける。
「ん・・・ふ・・・あ、ああ・・・もっと・・・。んっ、もっと動かしてっ、んあ、擦って、届かせてっ・・・ん・・・ああっ」
「か、川魚さん・・・・・・また・・・くうっ、うううううう!」
「あっ、あっ、あっ、あっ、ん、ね、きて、ね、ね・・・・・・」
川魚の腰は、しなやかで貪欲で、ぴったりと深く吸い付いたまま、男に合わせて離れない。
「んん、ふ、ふぁ、あ、あんっ、あっ、はあああ・・・・、んっ」
「ああっ川魚さん!ううっ、最高です!だ、出しますよ!」
挿入している男の手が川魚のウェストをつかみ、激しく揺さぶるようなピストンを刻みだす。川魚の恍惚の表情、切なげな妖しい瞳に期待に満ちた涙がうっすらと浮かんだ。すさまじい色香だった。
「あ、き、来てっ!ああっ!ん、そ、注いでっ、あっ、奥に、当てて、あっ、撒き散らしてっ、ああ・・・・・・、出してっ・・・、んっ・・出してぇっ・・・・・・!、あっ!んふっ、・・・はあああああああっ!」
224 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 10:14:09 ID:HBwBYs5n
どくっ!、どくっ!、どくっ!、どくっ!どくっ!、どくっ!、どくっ!、どくっ!
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
膣に、黒髪に、淡く色づいた胸元に、道義に、足に、桜色の乳首に、
どびゅっ!びゅるっ!びゅくっ!びゅくくっ・・・どぷっ!!!!
「ふぁあっ!、んっ、はあっ、ああっ、んっ・・・っ!・・・・・・・・・・ああ・・・・・・ふううぅぅぅぅ・・・・・・・」
川魚は体中にたっぷり射精された。薄い桜色の肌が、生々しい白濁したザーメンでコーティングされた。
「ん・・・、ああ・・・、あん・・・。は・・・」
川名は瞳を閉じ、もじもじと体を動かし、そのたびに、中にも外にも無遠慮に吐き出された大量のザーメンのドロドロとした感触を全身で味わいつくそうとしているようだった。
「ふう、・・・ふふ、んふふふふ・・・・・・・」
肩の辺りにこびりついたザーメンを舌でなめとる川魚。瞳が、また深くきらめきだしている。
「し、師範代・・・」
「まだ・・・、まだだめですよ・・・。ん・・・、もっと・・・・・・、ね?」
川魚から、また耐え難い色香がたつ。男たちは、なすすべなく、また・・・・・・・・・
終わる
エロだけでごめん
ルアーだけに男とは魚か?
>道義
…………
226 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 12:36:45 ID:HBwBYs5n
フジタカさん書いたモノなんですが、また書きましたよ。
今度はリメイク。
39さんの目覚まし時計幼女をちょと設定変えて長くした。
頭上のベルネタはない。ごめん。文字数は7000字弱。需要ある?
>>227 パソの前で全裸待機しています
さあ!投下してください!
(まえがき、30字で改行してる。読みにくかったらごめん)
――ジリジリっジリジリっジリっジリっジリっジリっ
「ぁんぎゃぁぁあああああああっ!!!!」
朝の静寂は少女の絶叫で破られた。
時刻は七時。勤勉なサラリーマンならもう出社しているか、あるい
は目覚めのモーニングコーヒーを飲みつつ、経済新聞なんかを読破
している頃だろう。いたって平凡なお勤め人だってそろそろ起床す
るのが常識なのだが、ぐーたら人間である麻生シン(あそう しん)
にはそんなの関係ねーのである。
昨日までだったらお昼のソープオペラを横目に起床してブランチに
舌鼓を打ち、愛用のグロックを手入れしてガンオイルの臭いに浸る
のであるが、今日という日は違ったのである。騒音を撒き散らしな
がらグルグルと回転する少女のせいで。
――ジリジリっジリジリっジリッジリっジリジリジリッジリッ
「やっかましぃいイーー!!!!」
と左手に持ったハリセンを振り上げた。シンはようやく悟ったのだ。
梱包を解いて最初に目にしたときは「こんなものが必要なのか?」
と疑問だったわけだが、現時刻を持って氷解した。
狭いフローリングの一室をドタドタと激しく踏み鳴らす少女の頭部
を目掛けて、シンはその真っ白な凶器を打ち下ろした。
――バッ〜〜っつああしぃいいイイんっ!!
「っ痛ぅぎゃやああぁあああああああああ!!」
ジリッ、ジリッ、じりっ……。
目覚ましは沈黙した。どうじに走り回る少女もワックスが剥げ落ち
た床に倒れこむ。瞼を開いてからほんの数十秒の出来事はシンを恐
ろしく疲弊させた。もう肩で息をしている。
だが、目は覚め――てしまった。
「な、なるほど」
ただ、すばらしい道具だと目を細めるようにハリセンを見た。取扱
説明書には『目覚ましを止める際にご利用ください』とだけあった
が、まさか自然に使い方を習得しているとは。シンは自分のセンス
に酔いしれながら再び眠りに付こうとベッドに戻った。
「ちょちょとぉ、待ってくださぁい」
匍匐前進で近づく少女。蒼髪翠眼、とでも表現するのだろうか。海
色の髪を左右に振りながらエメラルドの瞳を寄せてくる。ベッドの
端にまで辿り着くと、そのまま横になっているシンの上を這った。
「ダメですぅ。起きてください。朝ですよ」
薄っすらと目を開けると馬乗りになった少女の姿があった。彼女の
目にはかすかに涙が浮かび、痛みがあるのか頭をさすっている。
「……痛かったのか?」
静かにシンは質問する。仕事の時には冷酷な双眸に変身する眼差し
は限りなく優しい。
「そ、そんなことないです」
そう言って優しく笑う少女は鈴音といった。ラブリー目覚まし鈴音
ちゃん。ネーミングセンスに疑問はあるが、発売したチャレンジ精
神には感服だ。
『限定300体! 朝に弱い全ての人に送る、ラブリー目覚まし鈴音
ちゃん』こんなキャッチコピーのピンクチラシが郵便受けに届いた
のは二週間前のことだ。市販の目覚まし時計では起きられず、かと
いって起こしてくれる相手もいない。麻生シンは誰よりも早く購入
を決めたのだった。――朝の弱い殺し屋。いささか難のある性格だ
がグロック一丁で飯を食っているのだから本物だ。
まじまじと見れば、鈴音の指先が這う頭部には銀色の丸い円盤が二
つほど乗っかっている。先ほどまでけたたましく鳴り響いていた正
体がこれだ。あいだには鈍く光る槌がありこれが左右に動いて目覚
めのときを告げるのである。一見すれば銀のカチューシャのように
見えないわけでもない。かなり奇妙だが。
「悪かったな。明日からもう少し優しく殴ってやる」
「お、お願いします!!」
あんまりにも目を輝かせていうものだからシンは
「よっし。じゃ、おやすみ」
と意地悪そうに言い残して再び瞼を閉じた。
そもそも仕事をちゃんとしない目覚ましに優しくすることはない。
鈴音が駆け回る最中、視界の端にあった壁掛けの時計はまだ七時を
指していたのだ。シンは『八時』に鳴るようセットしたのに、だ。
「あぁ〜ん、ダメですぅ〜。おきてくださ〜い」
「疲れてるんだよ。八時になったらまた起こしてくれ」
と8の字を強調して言い放った。確かにシンは疲れていた。プロは
言う。確実にしとめるなら二回トリガーを引けと。シンは習慣のよ
うに二発弾丸を発射したのだった――三時間前に。だから身心には
穏やかな疲労感が蓄積されていたのだった。
ベッドに身をあずけると疲労を吐き出す。すると鈴音は駄々をこね
るように手足をバタつかせる。
肩を揺すったり腕を引っ張ったりと必死になって起こそうとする鈴
音はとても愛らしく「起きなきゃだめですぅー」と間延びした声で
懸命になる姿はいじらしくもあった。柔らかな感触に満足感を覚え
たシンは、しばらく鈴音を観察することにした。奥から湧き出るさ
さやかな嗜虐シンを隠しながら。
空寝してからかっていたシンだったが、人肌の温かさはシンを再び
眠りのふちへと誘った。鈴音の体温が解けるようにシンの痩躯に侵
入してくる。
――工チュ、んちゅ、ジゅちゅ。
肉体の一部が過激に反応する。シンは違和感が広がるのを感じてい
た。ジンジンと熱いものが芯から込み上げる。
見れば鈴音の顔が股間にうずまっている。ねっとりとした質感が銃
身を覆い、蒼い色の髪を振り乱しながらエメラルドの瞳が笑いかけ
る。
「勃(お)きましたねー」
満足そうに口元から糸が引いている。
「ど、どこを起こしてるんだ、オマエは」
「えっへへへっ」
子どものように舌を出して笑う。薄い胸を張って自身の仕事を誇る
ようだ。硬く反りたったモノをギュぅと握ると、オモチャを扱うが
ごとく左右に振る。
「すっごく硬くなりました。これでしばらくは寝ちゃいませね!」
先端に流れ込む血液が勢いを増し管が脈打つのがわかった。
シンの肉体も精神も完全に起床した。――もうビンビン。
ベッドに両肘を突いて上半身を起こすと、ぺたんと腰を下ろしたま
まの鈴音をじろりと見据える。犬のように首をかしげた鈴音はずり
ずりと座ったままの体勢でシンの身体を這い上がると丸くした瞳を
覗き込んだ。隆起したものを通り越して。
「もう寝ちゃダメですよぉ!」
息が頬にかかるほど擦り寄ると、取り直したように鈴音が細い指先
を振って諭す。
「わ、……わかった」
と素直すぎる一言を鈴音に返すのがやっとのシンだった。
未来的な装飾がほどこされたボディースーツのような衣服をまとっ
た鈴音。ずりずりとめくり上がって顕になった強靭なシンの腹部に、
その漆黒で薄っぺらな布地が密着する。お尻の柔肉から伝わるのは
鈴音の安堵感と心地よい重み。シンの神経は冴え渡る。
「よし。じゃ〜ぁ〜、あたしは寝ますね。疲れちゃいました」
臆面もなく言い放つとテープを巻き戻すように後ずさる鈴音に、ぴ
とりと銃身が突きつけられる。
「あれ?」
「ちょい待ち」
「ほぉいぃ?」
麻生シンは上半身を起こすと、両手を伸ばして鈴音の頬を挟み込ん
だ。可愛らしい唇がぎゅにゅーっと飛び出てアヒル口を形作る。そ
のまま頬をつねって伸ばすとすぐさま離す。自然、色欲が顔をもた
げた。
「んぎゃっ!」
鈴音は情けない悲鳴を上げる。ほんのりと赤くなる頬。
「何するんですかぁ?」
両の頬を華奢な手で撫でると、ふんと鼻を鳴らして怒ってみせる。
鈴音のそんな表情を見る間もなくシンは細く色白な首筋に指先を這
わせる。そして力いっぱいにその薄いベールを引き裂いた。
ボディースーツは抗菌・抗汚仕様で繊維にはマイクロマシンが稼動
しており10年間は洗濯する必要がない。酷使されるガイノイドが
標準的に装着している高級衣類なのだが鈴音も例に漏れず着ていた
のだ。それを麻生シンは己が欲望のために破り捨てたのである。そ
れもなかなかに卑猥に破け散り、目下は鈴音の新雪のような上半身
をさらすにとどまっている。汚れや染み一つない肌。ささやかに膨
らんだ二つの乳房、とその突起。
「ちょ、ちょぉっと、な、なにをッ――」
恥じらいで身体をよじった鈴音を乱暴に扱うシン。触手のようにう
ねうねと動き出した指先が完璧にデザインされた肉体を襲う。
「んあっ、だ、ダメですぅ。起きたらお仕事の支度しゅるです」
小鳥のような鳴き声で訴える鈴音を無視してシンは欲望に忠実に従
う。触れるたびに、
――ビクッん――ビクッん――ビクッん――
と肢体が反応する。抵抗する素振りを見せながらも、シンの力強い
動きに抗いきれずにいる。下唇を噛み熱を吐き出すのを必死に押え
ている。その切なげな表情が堪らなくシンの気持ちを震えさせた。
愛撫する十本の指先は忙しなく蠢き、舌先を膨らみの先端に近づけ
る。垂れ下がる雫をそのままに、いやらしく紅いつぼみを舌で弄る。
「んぅぁあっ」
短い嬌声が狭い室内に響く。気がつけば必死になっていたその唇は
だらしなく開き、吐息はひどく熱い。
少女のもの、というのも躊躇うようなささやかな乳房に乱暴に吸い
付いた男の口はその動きを止めようとしない。鈴音は腰を浮かせ、
その責め苦から逃げるように身体をそらす。しかし、一度くらい付
いた野獣の牙は容易に離れることはない。
「も、もうダめえぇ……ぉわりぃ〜」
刹那の拍子だけ浮かせたお尻は、あっというまにシンに着地してし
まう。肉付きの良いでん部が猛々しく反り立った雄棒に触れる。
「きゃっ」
驚きの声が鈴音の唇から漏れる頃には、もう一つの秘裂からは雫が
漏れてじっとりと薄い布地を汚していた。そして――
「どコを触ってるんですぅうう」
恥らうように両手でシンを静止させる。が、大人しく従うわけがな
かった。シンの右手がするすると伸びると鈴音の秘部をまさぐる。
ベールの上から。
触った瞬間に分かった。よく出来てるじゃないか。素直に感嘆した
麻生シンだった。指を這わせると湿った先に見つけたのは蕾だった。
女性の肉体を完全に再現している。ハウスキーパー仕様のガイノイ
ドでもこれほど精巧に出来ているのかといえば、そうでもない。さ
すが限定300体だ、と再度思ったわけだ。
「あぁっ! んぁ、はぁっ、ぁああん、イっ痛いですぅうよぉ」
小さく愛らしい肉粒を指先で弾き、ぐっと押し、そして撫で回す。
その間にも休むことなく全身を愛撫し舌を這わせる。かすかに出た
鎖骨。よじるたびに浮き立つ肋骨。滑らかな曲線を描く腰つき。い
ずれもが人造のものであり、雪のような白い肌も神ならざる者の被
造物だ。
だが、それと知りながらも欲情せずにはいられない、その姿。その
生々しさ。シンの情欲は最後の一線を破り捨てた。
「っ! ダ、ダメぇ。そんなに乱暴にしたらぁ」
秘部を隠していた邪魔者を剥ぎ取ると、わずかに生えた恥毛が現れ
た。ぐっしょりと濡れ淫らな光を帯びている。さきほどまで指先が
捉えていたピンクの尖りがシンの双眸に飛び込んだ。
「っんははは。かわいらしいじゃないか」
「なななっ、何を言ってるんですか。み、見ないでください」
そう言って両手で三角地帯を隠す鈴音。頬といわず、顔全体が真っ
赤に上気する。潤んだ瞳を伏せると、シンの方を見ようともしない。
「よく見えないな」
喜びを噛み締めるように放ったその一声が鈴音の耳朶に届くその一
瞬前に、シンの魔手が鈴音の足首に絡みついた。剥ぎ取られてしま
った衣類の生き残りがそこにあった。両の足首から大腿部までを漆
黒に覆っている様は、まるでサイハイソックスをはいているようで
シンの興奮を一層激しくさせた。
「あぁんっぅ!」
驚嘆の叫びはシンの足元から聞こえた。シンは鈴音の足首を持って
そのまま立ち上がったのだ。強引すぎる動きに驚きを隠せない鈴音。
自分の頭上数センチにはベッドの青白いカバーが見えていた。
「これならよく見える」
シンは両手を広げた。Y字のような格好の鈴音。おのずとシンの二
つの眼球と鈴音の陰部は距離が縮まる。お尻の割れ目までばっちり
視認できる。
「おぉ、おおお下ろしてくださいぃいい。っへええへん体です」
「わかった、わかった。下ろしてやるって」
鈴音の頭部を優しく枕の上に乗せると、足首を持った両腕はそのま
まに、シンは両膝を着いてまじまじと陰裂を見つめた。
「だ、だからぁあ――」
「わかってるって」
なだめるように言ったシンだったが、鈴音の背中上部までをベッド
に下ろすとそのまま下半身を鈴音の顔近くまで折り込んだ。粘液を
吐き出す口と、懇願する口がキスしそうだ。
「ほら。よく見えるだろぉ」
自分のものを自慢するように鈴音の薄桃色の谷を見せ付ける。
「もうグチョグチョ。最初はアホな子からと思ったけど、淫乱な子
だったんだな、オマエ」
「ち、違いますぅ。あ、アホな子なんかじゃありませぇぅう」
「じゃぁあ、淫乱な子だ」
「……ちがうモん。い、淫乱なんかじゃないもん」
「でも、不要な器官まで付いてるんだぞ、コこにぃ」
噛り付かんばかりの勢いで唇を這わせ、ベロでヒダを押し広げてい
った。そして人工神経回路が集積した赤く膨れた蕾を愛撫する。泉
からは粘液が後から後から湧き出てくる。
「んぁあ、はぁ、はぁッん、ぁあん、はぁ」
シンが苛めるたびに鈴音の体芯は熱せられ、みだらに髪を乱してい
く。安物のベッドはギシギシと軋み、鈴音の荒々しさを伝えていた。
シンは鈴音の構造の見事さに感嘆しながら自分の肉棒が激しく疼い
ているのを感じていた。暴発しそうなほど銃身は熱くたぎっている。
黒いはずの銃身も烈火のごとく燃えていた。
「で、出ちゃいまス……な、ナにか、出ちゃいそぅでぇえすぅ」
鈴音の小さな体が弓なりに反る。ブルッブルッと震えるとヒダ肉が
蠢き最奥から粘液がほとばしる。鈴音は壊れた人形のように稼動す
るのを止めシンに身をゆだねた。
吐く息は未だ荒く、鈴音の白雪のような柔肌はピンクに染まり愛撫
された箇所は赤く痕が残っていた。シンはゆっくりと鈴音を下ろし
てやると、いきり立った銃身を湿った裂け目に押し当てた。
「はぁ、はぁ……な二を、する……ですかぁ……?」
朦朧とした様子で語りかける鈴音に卑猥な笑みで応えたシンは、腰
をいっきに突き上げた。ギシっという裂くような淫音が中空を伝う。
「ぅんにゃあぁ!」
猫のような叫びが室内に響く。
「いぃ、痛いっぃいイイ」
肉壷は驚くほど狭く、締め上げるようにまとわりつく。鈴音の中は
温かくザラザラとしていて肉壁が凶器を包み込む。ジュブジュブッ
と淫靡な音色が漏れ、トンネル内を肉棒が駆け上がる。
「き、キツイなぁ」
細くしなやかな鈴音の両腕が拒絶するようにシンの身体を押し返す
が、意にも介する様子はなく奥へ奥へと侵入を続けた。銃身が最奥
を叩く。
「んあっ!」
喜悦が咽頭を経由して膣壁にも伝播すると火照った花弁は妖しく騒
ぎ立つ。そしてシンの銃身に粘液が浸潤すると快楽の波が押し寄せ
る。 シンの脳髄は刺激され、突き刺した刀身は膨大する。
「あっ……ダメだ。と、止まらねぇ」
ジュぶっという糸を引くような音色を奏でると、シンの竿はゆっく
りと引き抜かれ、犯すようにまた鈴音の奥を付く。
「んぁは、ヤッぁ……動いちゃだめぇです……えグっ」
痩身をくねらせ精一杯の抵抗を示す鈴音だったが、シンの腰は激し
く動くのを止めようとしなかった。――いや、野獣のような凶器が
暴走しシンの意思を削ぎ落としたかのように猛然と襲い掛かってい
るようだった。
ジュピュジュッ、ジュギュジュピュ――。
淡く朱色だったヒダ肉を白濁した粘液が汚していく。新雪にシンの
痕が刻まれ、ベッドシーツには染みが広がった。
「あっあっあっ、んッうう、はぁ、ぁあっぇ!!」
突き上げられるたびに鈴音は喘ぎ声を口腔から吐き出し、ねらねら
と輝くよだれが口の端から漏れた。鈴音の眼窩に埋め込まれたエメ
ラルドの光学レンズはその焦点を外れ、陶酔に浸るかのような表情
をみせる。
非難するように振り回していた白色の両腕はいつしかシンを受け入
れ求めるように彷徨う。シンの愛撫する腕を見つけると、懇願する
ように自身の身体に導く。
「あぁん、き、キモチが良い気がしまぁスぅ。ぁはうぅ、はぁ……
っん――」
陰部の蠢きはシンの凶器を受け入れるように吸い付き、シンの猛々
しい肉棒はトリガーを引くタイミングを探していた。安物のベッド
が軋み、
ギシッ――ギシッ――ギシッ、ギシッ、ギシッギシッ!!
と隣の隣の住宅にまで届きそうなほど喘ぐ。鈴音の嬌声もシンが動
くたびに上げられ、二人の感覚が溶け合う。
「も、もうイ、イクぅ……」
「ダメめ、めぇ、っんはぁ、でぇす」
――――あぁ、い……
銃身を抜き出すと狙いを定めることなく欲望の弾丸を打ち出した。
白色の粘液がどろりと発射され鈴音の雪肌に撒き散らす。
汗粒がシンの肌に現われ、心地よい疲労感が肉体をおおう。肩で息
をしながらも飛び出した弾丸の行くへを目で追った。鈴音のお腹。
胸。鎖骨。そして――。
鈴音は柔らかな笑みを浮かべると舌を口唇から覗かせると口元に散
った白色の一部を舐め上げた。
「寝ちゃ、ダメですよぉ〜」
疲れた表情一つ見せない鈴音だったが、重たげな瞼をぱちくりとし
ばたかせた。誘うようなクチビルの動きがシンの身心をたぎらせる。
「あたぁ……しぃはぁ〜、ちゅかれちゃいましたぁ。からぁ……寝
ま……」
言い終わる前に鈴音はベッドに沈み込んだ。スリープモードに移行
したように。
「ああ。わかってる」
シンは笑った――嗜虐的に。
プロは言う。引き金は二回引けと。獲物を確実にしとめるには、二
発打ち込むんだ。
240 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 01:37:22 ID:K8hfYoKF
エロエロしいのう・・・・
だ、誰かWWUの戦車で頼む…
「お、重いですう…」と17ポンド砲をムリムリ担がされつつ、やればできる子
ファイアフラ子ちゃん萌へ
>>230 GJ!!
殺し屋も鈴音ちゃんも、キャラが立ってて面白かったです。
また続きが浮かんだら、続きじゃなくてもいいけど、次回作が是非読みたいです。
>>230 ちょっとユルーい感じの鈴音ちゃんモヘGJ!!
>>241 まあさすがに戦車娘は今更だな
おれも一度考えたけど、うまいシチュが思いつかんかった
お前の脳内妄想を、荒々でいいから書いてみてくれ
ものっそ硬くて強いドイツ戦車に集団で挑むが次々撃破されるアメリカ戦車がまずお約束
保守
銀髪ゲルマンティーゲル娘で何か湧いた、需要あるか?
需要は無限大
君がッ!!投下ッ!!!するまでッ!!!!僕はッ!!!!!支援をッ!!!!!!止めないッ!!!!!!!
ガンダムとかはおk?
今放映中の00で、ロリっ子エクシア×お兄ちゃんデュナメスとか
ついでにおkなら聞きたいが
ロボットの擬人化って完全に人間になってるのと、MS少女みたいなのとどちらがいいんだ?
>>250 そういうのを許容する空気があれば、一度訊いてみたら?
ここはいつでも大歓迎。
後者の質問は、文章である限りどちらでも。
絵ならMS少女タイプが好みかな。
熊がプリントされた赤白の縞々パンツを穿いてるベルリンたん萌え
>>253 それ古いのか?最近ハミ痛で見たんだが。
1944年6月13日
ヴィレル・ボカージュに進出した第7機甲師団第4ロンドン義勇騎兵連隊のクロムウエル
MkW(以後フォウと呼称)はSS第101重戦車大隊のティーガーT(以後アインと呼称)
の襲撃を受けた
「キャアアアアアッ!」
88ミリ砲の直撃が装甲を抉り衝撃でボルトが弾け跳ぶ
あと僅か射入角が深かったら完全に貫通されていた
巨人のハンマーでぶん殴られたようなショックから立ち直ることが出来ず跪いて息を喘が
せるフォウの前に重厚な装甲に身を包んだアインが悠然と姿を現す
「くっ!」
咄嗟に右腕にマウントされたQF75Mk.5を発射する
だが初速619m/sで射ち出された被帽徹甲弾はアインの装甲表面で火花を散らし空し
く虚空に跳ねた
「貧弱!貧弱ゥ!」
凶暴な笑みを浮かべるアイン
「そんな……」
フォウの品の良い美貌が絶望の色に染まる
「さて、戦闘処女に東部戦線仕込みの戦争のやり方を教育してやるかい」
アインの手がフォウの肩を掴み叩きつけるように押し倒す
600hpの出力を誇るフォウも20tのウエイト差には抗うことが出来ず簡単に組み伏
せられてしまう
「な、何を!?」
抗議の声を無視して伸ばされたアインの手がフォウの下半身を覆う履帯を荒々しく引き千
切るとユニオンジャックをあしらったローレグのぱんつと路上最高速度64km/hを叩
き出すカモシカのような美脚が白日のもとに晒される
「ヒッ!い、嫌ァツ!!」
悲鳴をあげるフォウの胸元に突きつけられる88ミリ砲
「大人しくしねえとエンジンブチ抜くぞコラ」
ボルトが吹き飛んでグラグラになった装甲板の隙間にマズルブレーキの先端を押し込み形
の良い乳房を弄びながら冷たく言い放つアイン
「痛ッ…や、止め……!?」
目に涙を浮かべ苦痛を訴えるフォウの唇をアインの唇が塞ぐ
右手でフォウの頭をがっちりと抱え込み
左手で胸元の装甲版を剥がしながら
驚きのあまり硬直したフォウの口腔内奥深くに舌を差し入れ濃厚なディープキスをかます
「ン、ンムゥ…ンムムウゥ……」
百戦練磨のアインの舌技に翻弄されるフォウは切なげな呻き声をあげ身を捩ることしか出
来ない
グッタリとなったフォウを見下ろし淫靡な笑みを浮かべたアインは自らも装甲を脱ぎ捨て
一糸纏わぬ姿となると再びフォウにのしかかった
…ん?…あれ、続きは?…ちょ、何、まさかここで終わり?!
俺の股間の20_機関砲はどうするんだぜ?!
ジョンや、次回作はまだかのう?
俺の家の隣――つまり、我が空自家の隣には、3人の姉妹が住んでいる。
長女のF−15Jイーグルさんと、次女のF−15DJイーグルさん。そして三女のF−15J−MSIP
イーグルさんだ。
3人とも、うちで働いてくれている――というか、れっきとしたうちの主力戦闘機。日本防空の要。日本の空は、
ほぼこの3人によって守られていると言っても、言い過ぎじゃないだろう。
ついでに言うと、彼女たち姉妹は揃いも揃って美人だったりする。俺だけじゃなく、誰が見てもそう思うのは
間違いないくらいに。
これから話すのは、その3姉妹の末っ子、F−15J−MSIPイーグル姉さんについてだ。
俺にとって「イーグル姉さん」といえば、このJ−MSIP姉さんのことを指す。なぜなら、俺と年齢が最も
近い(年上だけど)彼女は、F−15Jの3姉妹中、俺と一番関わりが深いからだ。
その詳細については後にして、まず空の上での姉さんは、勇敢で正義感溢れる、強い戦闘機である。
空対空戦闘が最も得意で(その代わり、対地攻撃は苦手だけど)、ふたりのお姉さんやファントムおばさん、
そして最近うちに来てくれたF−2さんたちと、力を合わせて日本の空を守ってくれている。
2基の強力なエンジンを持ち、マッハ2.5の最大速度で天駆ける姉さんは、眩しいほどにカッコいいし、強い。
しかし、地上における姉さんは、俺にとっては実に身近な存在である。
いや、「仲が良い」と言った方が正しいと思う。物心がつくかつかないかという頃から一緒だったし、
姉さんがうちの要撃戦闘機として活躍している今でも、それはあんまり変わっていない。
父さんと母さんが留守の時は、よくご飯を作りにやって来てくれるし、俺が朝寝坊しそうになった時は、
わざわざ起こしに来てくれる。
このように優しい俺の幼なじみは、戦闘機としての強さだけじゃなく、女の子としての魅力も満載だったりする。
見る者に安心感を与えるような、落ち着いた緑色の髪は、少し長めのショートカット。そこを、シックな感じの
黒いカチューシャが飾っている。
顔は3姉妹の中で「可愛い」という表現が一番似合うと思っている。いや、確かに美人なんだけど、彼女の顔は
美人が6割、可愛いが4割で構成されている。
そして、スタイルは良い。それも抜群に。胸とお尻は大きくて、腰は細く引き締まっている。「理想的な体型」
とは、姉さんのような身体を言うんだろう。
綺麗で優しくて強い年上の幼なじみ。その彼女が、俺のためにいろいろと良くしてくれる。
もちろん悪い気などするはずもなかった。でも、だからってそれが恋に繋がるかというと、そうでもなかった。
「姉さん」と呼んでいるとおり、俺にとって彼女は姉のような存在だから。
それに、彼女の方だって、しょっちゅうお姉さん風を吹かせるような言動をして、俺を弟として見ていた
ような気がするし。
ともかく、そんな姉さんをはじめとする戦闘機たちに守られた日本の空は安泰なんだけど……最近は、
そこまで楽観できなくなってきた。
近くの家――特に、日本家とはあんまり仲の良くない家が、力をつけてきたからだ。
それに対抗しようと、両親は俺に早く嫁さんを見つけるようにと言い出した。つまり、どこかから強い戦闘機を
空自家の嫁に迎えて戦力を強化しよう、ということ。
またその一件とは別に、F−15Jの姉妹たちは「F−15J改」となるべく、資格取得に乗り出した。
改になれれば、彼女たちは今よりも高性能になれる。
で、姉さんもその勉強をしてたんだけど、ある時唐突に、
「ああーっ! こんなちまちまやってたんじゃ、めんどーだわっ! 総くんっ! 私、しばらく出かけるから、
あとよろしくっ!」
そう言い残して、姉さんは飛び出していった。
突然の姉さんの奇行に、俺は呆然となるだけだったけど、これについて長女のJイーグルさんは、
「乙女心は猪突猛進ねぇ……」
と、何だか意味深なことを言い、次女のDJイーグルさんは、
「あの娘が帰って来たら、総一くん、きっとビックリすると思うよ」
何か知ってるんじゃないかと思わせるような口ぶりだった。
あ、ちなみに「総一」ってのは俺の名前。姉さんからは「総くん」って呼ばれてるけど。
それからしばらくして、姉さんは帰ってきた。
「ね、姉さん?」
しかし、違う。以前とは明らかに違う。何が違うのかというと、その……胸が、大きい。もともと大きい胸が、
さらに大きくなっている。まるでメロンの大玉が入っているんじゃないかと思うくらいに。
俺が驚愕に目を丸くする前で、姉さんは誇らしげに腰に両手を当てて、でっかい胸を張って、
「じゃーんっ! どうよ? 今日から私はアドバンストイーグルよっ!」
確かにアドバンストです。おっぱいとか、おっぱいとか、おっぱいとか。
と、それはともかく……F−15FXアドバンストイーグル――それが、姉さんの新しい(暫定的な)
正式名称だ。
「へへーんっ! 99式も04式もちゃんと使えるわよっ! それに、苦手だった対地攻撃だってもうバッチリっ!」
やたらとハイテンションな姉さん。でもまぁ気持ちはわかる。それぞれF−15J改、F−15DJ改に
バージョンアップしたお姉さんたちと模擬空戦をしてみても、以前は(つまり、それぞれ改とアドバンストになる前)
ほぼ互角だったのに、今はアドバンストとなった姉さんの方が常に優勢だ。
機体にコンフォーマルタンクとかがついたから少しは重くなってるけど、エンジンは推力およそ4割増しの
F100−PW−232になったし、レーダーはAESAのAN/APG−63(V)3で、各種電子機器も
更新されている。
さらに、ハードポイントもあちこちにつけ加えられ、外部兵装の量もバリエーションも多くなった。
どちらかと言えば、空戦番長だった姉さんは、これで何でもこなせるマルチロールファイターにパワーアップを
遂げたのだ。
姉さんから、どうしてこうなったのかを聞いた。彼女は何でもアメリカさんの所へ修行に行ってたらしい。
ともかく、姉さんがFXになったことで、空自家の戦力は強化されることになった。それはそれで喜ばしいことだ。
でも、姉さんのFX化で何が一番変わったかといえば、それは俺への接し方だった。
やたらと身体を――特に、FX化してさらに大きくなったアドバンストおっぱいを押し付けてくる。
もともと積極的な性格だったけど、それに一段と磨きがかかっていた。修行先で何があったんだろう?
とにかく正直、これにはまいった。いくら俺が彼女のことを「姉」だと思っていても、あれほど露骨な
スキンシップをされたら、男の本能がテイクオフしてしまうのは当然な訳で……。
悶々とした日々を過ごしていると、やがて決定的な出来事が起きた。
その日、俺の部屋に姉さんがやって来た。特別な要件はない。非番をもてあまし、俺のところに暇つぶしに
来たという。俺にも彼女を追い返す理由はなかった。
姉さんは俺のベッドの上でくつろぎ、俺は机に向かってJADGEの勉強。お互い無言の時がしばらく続いたけど、
やがて姉さんが部屋の中を物色し始めた。
そして、いきなり地下核施設を空爆された。隠してあったとっておきのエロ本を発見されてしまったのだ。
「うわっ!? うわわわっ! 姉さんそれはっ!」
「うわあーっ? 全部見えてる、エッチぃ……」
取りあげる間もなく、中身をバッチリ見られてしまった。
「わっ、こっちは自分で見せてるぅ……総くん、こんなの読んでたんだ……」
「……」
恥ずかしいやら情けないやらで、姉さんの顔をまともに見られない。彼女に背を向けて「もうっ! こんな
いやらしいの持ってちゃダメっ!」なんて声が飛んでくることを予測し、肩をすくめる。
でも、その予測は完全に外れた。
「もう、こんなのに頼らなくても、私に言ってくれればいいのに……」
「は?」
問いただすより先に、姉さんが動いた。俺の背中に、ぎゅっと抱きついてきたのだ。
「ね、姉さんっ!?」
心臓が口から飛び出しそうになる。それほどの驚きが俺を襲う。全身を巡る血液が、ジェットエンジンの
排気みたいに熱くなる。
そんな俺の困惑と興奮など知らないと言わんばかりに、姉さんはますます俺に密着してくる。
俺の背中で、姉さんのおっぱいが押し潰される。クリクリッとした乳首の感触まで判別できるほどに。
その圧力を受けて、頭の中で空襲警報がこだまする。
そして、姉さんの決定的な一言。
「ずっといっしょなんだから、無理しないで私に甘えればいいのよ……」
理性が破壊された。姉さんの甘く優しい声が、百発百中のJDAMとなって、俺の理性を木っ端微塵に爆砕した。
弾着誤差はおそらく数ミリ単位。それほどのピンポイントだった。
結果、俺は姉さんを力づくに押し倒していた。
衣服を脱がせるのももどかしく、強引に引き裂いて、それであらわになった豊満な乳房にむしゃぶりついた。
さらに下半身を剥き出しにさせて、濡れそぼった艶かしい女性器を夢中でまさぐった。
そしてついに、俺は無常にも、全裸に剥かれた姉さんに圧し掛かり、膨張していきり立った股間のそれを、
姉さんのピンクの秘肉の中に、一気に突き込んだ。
その間、姉さんは拒絶も抵抗もしなかった。それどころか、俺に犯されているというのに「そーくんっ! 好きっ、
大好きっ!」と叫んでいた。
そのうえ「キスしてっ! いっぱいちゅーしてっ!」なんて言うもんだから、遠慮なく上の口も犯したり、
俺はやりたい放題に姉さんをヤッた。
俺が暴走状態から脱したのは、欲望の体液を姉さんの胎内にぶちまけて、射精の歓喜に震えて全然縮こまらない
分身を引き抜いた後のことだった。
そして、ベッドに横たわる姉さんは、大変な状態になっていた。
まず、服はビリビリに破かれていた。
大切な場所を隠す気力もないのか、股は大きく開かれたままで、その中央の女性器からは、血――姉さんの
純潔の証と……俺の出した精液が逆流して溢れていた。
どう見てもレイプです。本当にありがとうございました。
その現実を認識した途端、姉さんを襲い、犯していた時の興奮はどこかに吹き飛び、怖く――恐ろしくなった。
血の気が引いて真っ青な顔になった俺は、姉さんにどうやって謝ろうか、動きの鈍った頭を回転させようと
していた時、姉さんが、目元の涙を指先で拭いながら微笑んで、一言。
「えへへ……私、これで総くんのお嫁さんになれるかな……?」
こうして俺は、姉さんを嫁にして、彼女の正式名称はF−15FJアドバンストイーグルとなった。
男として責任を取らなければならなかったし、前より強くなった彼女は、空自の次期主力戦闘機として、
うちに嫁入りするには申し分ない性能を誇っているし。
そして何よりも、姉さんが俺のことを男として好きでいてくれてたことがわかった。それに、俺も姉さんのことを
「姉」として見ることができなくなったというふたつの理由が決定的になった。
ただし、妻となった彼女を「イーグル」(「アドバンスト」は長いので省略)と呼び捨てで呼ぶのは恥ずかしくて、
未だに「姉さん」と呼んでいる。姉さんも「総くんの良いようにして。そのうちでいいから」と言ってくれたから、
その言葉に甘えている。
奇妙な夫婦もあったもんだ。けど、これまでずっと姉弟みたいな関係だった俺たちには、その方がふさわしいの
かもしれない。
ともかく、俺と姉さんは現在、絶賛新婚生活の真っ最中である。
もうすぐ、空自と米空軍さんとの合同訓練がある。俺はその打ち合わせに出かけていて、日も暮れた頃になって、
ようやく新妻の待つ家へと帰ってこれた。
今度の訓練は、F−15FJとなった姉さんの対外演習デビューなので、俺も張り切っていた。より強くなった
姉さんの実力を、外の人たちに証明する機会なんだから。
「ただいまー」
「あっ、お帰りなさーいっ」
玄関のドアを開けると、今日は非番の姉さんがキッチンから顔を出し、スリッパをパタパタと鳴らして俺に
駆け寄って来る。
「今ね、ご飯作ってるの。今日も頑張って、美味しいの作るからね」
姉さんは右手におたまを持って、エプロンを着ていた。でも、
「ね、姉さん、その格好は……?」
「ああこれ? えへへ、総くんが喜ぶかなー、って」
その下には、何もつけてない。紛うことなき「裸エプロン」というやつだった。
「それじゃ、もうちょっとかかると思うから、テーブルで待っててね」
お茶目な表情でそう言って、キッチンへと戻って行く姉さんの後ろ姿は――白い背中と、プリンプリンとした
お尻が丸見えだった。
何を待っていろと言うんだろう? 本当にご飯なのか、それとも……。
もう決めた。今夜のご飯は、姉さんにする。俺の息子もそれに同意し、起動しつつあった。
姉さんを追いかけるように、俺もキッチンへ入る。俺の邪な野望を知らないのか、彼女はシンクに向かいながら、
機嫌よさそうに鼻歌を歌っている。背中とお尻を丸出しにしたままで。
「♪〜♪〜……マッハ2.5で張り切っちゃうぞ♪」
何を歌ってるんだろう? ふとそう思ったけど、惑わされてはならない。今の目標は姉さんそのものなんだから。
ターゲット、マイハンドレンジ。ロックオン。
「姉さん……」
「総くん――えっ?」
剥き出しになった姉さんの綺麗な背中に抱きついた。彼女の身長は俺よりも少し低いので、頭の位置も
俺の方が上になる。
俺は姉さんの緑の髪に、被いかぶさるように顔を埋める。すると、上品なシャンプーの匂いが鼻腔を
程よくくすぐった。
もちろん身体も密着させる。反り返って硬直した俺の息子を押し付ける。いつもおっぱいをくっつけてくる
お返しだ。
そして手は、エプロンの縁を強く引っ張った。そのまま脱がせるつもりだった。けど、
「……きゃっ、アフターバーナー強すぎぃ……」
左の肩ひもの部分が、前掛けから千切れてしまった。
というか、このエプロンが小さかったんじゃないのか? 姉さんの豊満すぎるおっぱいを押し込められて、
積載量の上限を超えていたエプロンが、俺の行為でついに耐久性の限界に達した……と、そう解釈した。
でも、エプロンは胸の先端に引っかかって落ちない。未だに姉さんの身体を隠す任務を全うしている。
とはいえ、そのギリギリさがそそるというか何というか、実に興奮を誘う。
「そ、総くんっ、今はダメっ! お料理ができないよっ」
うん、もっともだ。このままじゃ危ない。という訳で、ナベのかかったコンロの火は消しておく。姉さんが
料理に戻れるのはしばらく先になるだろう。いや、俺が戻さないんだけど。
「ま、待って、せめてベッドで――んんっ!」
俺に振り向いて、何か言おうとした姉さんの口を、自分のそれで塞ぐ。
「ふうぅ、んっ、ふはっ……はふぅ……」
姉さんの甘い吐息が、唾液が、俺の口内に流れてくる。
俺もお返しに、姉さんに唾液を流し込んでやる。
「んっ、んくうっ、ちゅっ……ふううぅっ……」
舌を絡めたり、吸ったりしてたけど、息が続かないのでやがて唇を離す。でも、舌の絡め合いだけは続行。
それが終わった時、姉さんは俺の性欲をますますかきたてるような、とろんとした表情になっていた。
「もう、総くんのエッチぃ……」
「姉さんが悪いんだ。そんな格好してるから……最初からこうされるつもりだったんでしょ?」
そう言って、俺はまだ無事なエプロンの右肩ひもをずらす。エプロンは重力に従いスルリと落ち、姉さんの
最大のセックスアピールポイントである、おっぱいがその堂々たる姿を現した。背中越しだから見えないけど。
掌で包み込もうとしても、大き過ぎて無理なくらいのサイズを誇るそのふたつの膨らみを、ぐにぐにっと
揉みしだく。さらにピンと勃起したうえ、乳輪の部分からぷっくらと盛り上がった乳首をひねるように摘んだ。
「はうっ!」
姉さんが悲鳴のような声を上げる。でも、俺は今までの経験から、その声が苦痛を表すものではないことを
知っている。
「やっ、ああっ! そ、総くんっ……」
力を込めて愛撫する。少しくらい強くしないと、弾力に富む姉さんの乳房は、俺の指を押し戻そうとするからだ。
揉むと言うよりも、絞ると言った方が近いかもしれない。
「あっ、ああっ! ああん……イイっ!」
それに姉さんも、乱暴にされた方が感じるらしい。特に乳首をいじられながら揉まれるのが好きなようだ。
「やあぁん……おっぱいそんなにしちゃ、ダメぇっ……おっぱい、変になっちゃうよ……」
「そう? なら、もっと変にしてあげるよ、姉さん」
俺はそう宣言して、そそくさと正面に回り込む。
すると、まず最初に目に飛び込んできたのは、航空爆弾みたいに丸くて大きいおっぱい。ずっしりと重いのに、
自重で垂れ下がったりはしていない。少し上向きの、芸術的なまでに形の良い乳房。
その頂点で自己主張をする、鮮やかで綺麗なピンク色の乳首は大きめだ。とはいえ、乳房のサイズに見合った
大きさだから、とてもバランスが取れていると思う。
で、そのビンビンに起った先っちょの突起が、今は切なげにふるふると震えていた。無論これにちょっかいを
出さないという法はない。
まずは、はちきれんばかりのふくらみに、唇と舌を這わせる。乳首だけじゃなく、全体を舐める。
汗ばんだ姉さんの肌の味は、甘いようなしょっぱいような……よくわからないけど、不快な味じゃなかった。
「ああっ……はあっ、はっ……ぁ、総くぅん……」
姉さんの悩ましい声。潤んだ瞳に火照った頬。
「もう、じらさないで……乳首も、舐めてぇ……」
いや、じらしてるつもりはないんだけど……昂ぶった姉さんにとっては、俺が肝心なところへ行かないことを
そう受け取ったようだ。
なら、希望どおりにしてあげるよ。姉さん。
乳房の頂、固く盛り上がったピンク色に、強く吸い付いた。
「いっ! ぅあああんっ! そ、そこっ――はうっ!」
激しい反応だった。これならすぐにイカせることができるだろう。俺も、中途半端にして彼女をいじめる
つもりはないし。
ちゅうちゅうと、わざと音を立てて吸い、唇ではさんで刺激を加える。姉さんの乳首を、口の中でもてあそぶ。
「あっ、んはあっ! ふぐっ、くああっ! そこイイっ! おっぱい気持ちイイんっ!」
これでトドメと言わんばかりに、俺は乳首を噛んだ。もちろん軽く、甘噛みをしただけ。
でも、これで姉さんは墜ちた。
「くはあああああああぁんっ!」
大きな嬌声を発した姉さんの身体が、ぐらりと揺らぐ。
「っ、おぉっと!」
慌てて抱きしめ、倒れ込むのを防いだ。
すると偶然にも、俺の顔が姉さんの胸の谷間にすっぽりと収まった。
「はふ、あふぅ……」
火照った顔でぽーっとする姉さん。休ませてあげるついでに、俺はこのままもう少し楽しませてもらおう。
左右からのたゆんたゆんが心地いい。姉さんの心臓の鼓動がはっきり聞こえた。
しばらくこうして甘えていようかと思っていたら、頭の上から姉さんの声がした。母性を感じさせる、
優しい声音だった。
「そんなに私のおっぱい、好きなの?」
「うん。姉さんのおっぱい、大きくて綺麗で、好きだよ」
「はぅん……嬉しい、ありがと。それじゃあ、おちんちん出して。総くんの好きなおっぱいで、イイことして
あげるから」
「ね、姉さん、ちょっと……」
自分で出すまでもなかった。姉さんは俺の手をすり抜ける。おっぱいが俺から逃げていく。
彼女は俺の前にひざまずくと、ズボンのジッパーを下ろして、手早く俺のペニスを引っ張り出した。
「もうこんなに大きくなって……お姉さんで興奮してくれたのね。嬉しい……」
攻守逆転。俺は姉さんにされるがままで、肉棒を細い指で上下にしごかれる。
「ふぁ……すごい、固くて熱いよ……えいっ」
「うはあっ!?」
頓狂な声が俺の口から飛び出した。
いきなり襲ってきた未知の感触。ペニスをしごいているのが、姉さんの指から、もっと大きくて柔らかいもの――
おっぱいの肉になっていた。
俺のペニスが、姉さんの500、いや1000ポンド爆弾おっぱいに挟まれている。
「くあっ、ねえさんっ!」
「んふふ〜。さっきまで私のおっぱいをいいようにしてくれたからね〜。お返しだよ」
姉さんとのエッチで、こんなことを――いわゆるパイズリをされるのは初めてだった。
揉んでるだけで気持ちいいおっぱいの肉が、ペニスを四方八方から襲っている。
さらにその肉で上下に擦られ、そのうえ先端は姉さんの口の中で舐めまわされて……。
天にも昇る心地とはこういうのを指すんだろうか。
「ちゅうっ、んっ、んっ、ふはっ、ちゅっ、んんんっ……」
姉さんが俺を吸って、舐めている。その可愛らしい唇から漏れる悩ましい呻きが、俺をさらに昂ぶらせる。
ともかく、我ながら早いとは思うけど、辛抱もこれまでのようだった。
「うっ……ああっ、最高だよ、姉さんのパイズリフェラ……もう出そうだ」
限界が近いことを伝えると、口をすぼめてペニスをしゃぶっていた姉さんが突然、俺を解放した。
そして今度は、ぎゅううっと乳房を寄せて、俺への圧力を強める。
「ぷはあっ――いいよっ、イッて! 私のおっぱいでイッて! 顔にかけてっ!」
「うっ! ねっ、姉さんっ、出るよっ!」
姉さんのおっぱい攻撃の前に、俺はあっけなく降伏した。谷間の中のペニスがビクビクと打ち震えて爆発した。
「ああっ!? あんっ! すごいっ!」
先っぽだけがおっぱいの外に出ている。そこからびゅくびゅくと精液が吐き出され、姉さんの綺麗な顔に直撃する。
「うっ、ううっ……」
「あん、まだ出るのっ? あはあん……」
欲望の白濁液が、クラスター爆弾の子弾みたいにまき散らされ、姉さんの顔はあっという間に粘液にまみれて
ベトベトになった。
「ふわぁ……総くん、私のおっぱいでこんなにイッたんだぁ……」
彼女の細い指が、自分の鼻や頬についた精液をすくい、口元に運ぶ。赤い舌がちろちろとそれを舐め、
小さい唇がそれをちゅるちゅると吸う。
最後に、俺の先端に口付けて、尿道に残った精液すらも吸い出されて、姉さんの奉仕は終わった。
「ふうっ……総くんの濃い燃料、美味しかったぁ……ごちそうさまっ」
背筋が震えるほどの妖艶な笑みを浮かべながら、姉さんが腰を上げる。
ゆっくりとした動作で、テーブルの上に座る。そして両脚が、M字型に開かれた。
髪と同じグリーンの陰毛が逆三角形状に生え揃った恥丘も、その下の――指でこじ開けてもいないのに、
左右に開いて中身のピンク色を見せびらかしている性器も、俺の目に晒される。
そこでふと思う。俺も姉さんを手や口でしてやりたい。膣内に指を突っ込み、クリトリスをもてあそんで、
溢れてきた蜜を吸いだし、舐め回したい。でも、
「ねぇ、今度はぁ……下のお口に飲ませて……」
でも、今はそれよりも、早く姉さんの中に入りたくてしょうがなかった。うねうねと蠢く姉さんの膣内を
ペニスでいじくりまわしたい。そして、おもいっきり射精して、姉さんの胎内を俺で満たしたい。そんな願望の方が
強かった。
姉さんもそれを渇望している。そんな想いを俺に伝えるべく甘い声で誘い、もともと開きかけていた大陰唇に
指をかけ、ぐいっと全開にして見せたのだ。
小指の先ほどに肥大化したクリトリスはもちろん、小陰唇と膣口までこじ開けて、膣壁の肉ヒダをも明らかにする。
ライトを使って覗けば、子宮の入り口まで見えるかもしれない。
愛液もしとどに溢れて、ベッド代わりのテーブルには水溜りができている。
「総くん……セックス、しよ?」
淫らな女神が、そこにいた。
俺の――俺だけのエッチな女神が、エッチな妻が、俺を求めていた。
「ねぇ、入れて……早くうんっ……!」
俺はまるで、RCSの大きい姉さんに引き寄せられるミサイルのようだった。
俺の先っぽが、蜜をたたえる入り口に触れる。花びらと呼ばれる部分を割り開いて、奥へ奥へと進ませる。
「はああああんっ……」
「ね、姉さん……」
挿入はスムーズだった。あの日以来、俺と姉さんは何度か愛し合ってるから、身体が馴染んだというか、
慣れたというか。
でも、気持ちよさはいつものとおり、最高だ。無数の凹凸で構成された膣壁は柔らかく、時折きゅっと
締め付けてくる。
どうして女の子の――姉さんの胎内はこんなに複雑で気持ちいいんだろう。まさに神秘だ。
そういえば、最初はどうだったっけ? ふとそんな考えが浮かんだ。
気持ちよかったのは確かだ。でも、姉さんは……痛がってたりはしてなかったと思う。というかそれ以前に、
俺は自分だけが快楽を求めるのに夢中で、姉さんを気遣う余裕なんかなかった。
それに、あの時は姉さんも初めてだった。俺の性器にも、姉さんのそれにも血がついていたから、間違いない。
「姉さん……初めての時、痛かったよね……?」
俺は、自分の負い目もあったため、控えめに訊ねていた。
「……うん。ホントはね、けっこう痛かった」
「ごめん。姉さん、俺……」
「ううん、イヤだった訳じゃないのよ。すっごく嬉しかった。総くんに、大好きな総くんにバージンあげられて、
いっぱい愛してもらったんだから」
「ね――イーグル……」
俺はなぜか、姉さんのことを名前で、しかも呼び捨てにして呼んでいた。そしてその瞬間、姉さんのアソコが
きゅううっ、と締まった。
「ぐああっ! ね、姉さんっ!?」
「ダメ」
「え?」
「ちゃんと名前で呼んで。さっきみたいにしてくれなきゃ、イヤ」
急激な膣圧の変化と、姉さんのいきなりの一言に戸惑っていると、彼女は俺に軽く口づけをしてから、言った。
「やっと結婚できたんだから……やっと名前だけで私を呼んでくれたんだから、これからはそうして欲しいの。
総くんはもう、私の旦那様なんだよ……」
「……うん、わかったよ。イーグル……これでいい?」
「あ……んっ、ふあぁっ!」
「っ……い、イーグル、今……」
また締まった。俺が姉さんを――いや、イーグルの名を呼ぶたびに、彼女の内部が激しく収縮する。
「あはぁっ……感じちゃうのっ。総くんに呼び捨てにされると、それだけで気持ちイイのぉ……」
「イーグル……じゃあ、もっとよくしてあげるよ」
最深部まで埋まった肉棒をゆっくりと抜く。ピンクのヒダがそれにつられて外部に露出し、俺を逃がすまいと絡む。
「ふはぁあああぁ……ううんっ!」
全部抜ける寸前まで引き出して、また挿入する。ヒダも一緒に押し込まれて見えなくなり、合体した隙間から
ぶちゅっ、と派手な水音がして愛液が漏れ出す。
そうして、俺はピストン運動を徐々に、しかし確実に早めていった。
「うああっ、はうんっ……イイよ。すっごく気持ちイイ……総くんのおちんぽ、イイのおっ……!」
イーグルを乗せたテーブルが、頼りなさげにギシギシと軋む。あんまりやり過ぎると、脚が折れるかもしれない
と思ったけど、今さら抑えられない。もっとイーグルの身体を、膣の感触を堪能したい。もっとイーグルの淫らな
声を聴きたい。
「あっ、あうううっ! はっ、はんっ! ああっ、あんっ!」
俺に突かれて、イーグルの身体が前後に揺さ振られる。その動きに合わせて、彼女自慢の巨乳もぶるんぶるんと
跳ね、ピンクの乳首が空に弧を描く。その妖しい動きは、俺にかまって欲しいとねだっているような気がした。
だから、元気よく揺れる双丘に両手を伸ばした。鷲掴みにして、指の間に乳首を挟んで思いっきり握り締めた。
「はああああうっ! イイっ、総くんの手とおっきいおちんぽがイイのおおんっ! おっぱいもおまんこも
サイコーに気持ちイイぃんんっ!」
正気の時なら赤面ものな、いやらしい台詞を連発して、汗やら涙やら俺のぶっかけた精子の残りやらで汚れた顔を
快感に歪ませて悦ぶイーグルは、すごくエロくて、美しい。
この年上の新妻に、そんな顔をさせているのは、他でもない俺だ。こんなに可愛い女の子をエッチにさせてるのは、
彼女の夫であるこの俺。けっこう誇らしく思った。
「ねぇっ、総くんはっ? 総くんは気持ちイイの? 私のおまんこ、イイ?」
「うん、俺もすごくイイ……イーグルのおまんこ、きつくてあったかくてぬるぬるで、おっぱいと同じくらいイイよ」
「あん、よかったぁ……私、総くんのために、アドバンストになったんだから……」
「え?」
俺の……俺のために? ちょっと待って。彼女がF−15FXになったのは、日本の防空のためじゃないのか?
「私、怖かったの。総くんがお嫁さんもらうのが。だから、総くんに私を好きになってもらいたくて、お嫁さんに
して欲しくて、頑張った。鍛えたから、おっぱいだって大きくなって、空戦も対地攻撃も強くなったんだよ……」
初耳だった。イーグルが、そんな想いを秘めて俺の前から姿を消してたなんて。
そして、俺のために、より強くなって、より美しくなって――。
「……っ! イーグルっ、イーグルっ! 好きだっ、大好きだっ!」
「んはあああっ! あっ、はあああんっ! そ、そんな激しくうっ……!」
愛おしい。この上なく、最高に愛おしい。そんな想いを形に変えるため、俺はより大きく、激しく腰を
グラインドさせて、イーグルの内部を、子宮を一心不乱に突きまくった。
結合部がぐちゅっ、じゅぽっと卑猥に鳴って、俺とイーグルのセックスの激しさを証明している。
望むところだ。もっと鳴らしてやる。ついでに、イーグルそのものも。
「あんっ、あんっ! ああっはぁああぅうっ! うあうっ、ひはぁあんっ! くああああんっ!」
単純な前後運動だけでなく、そこへ左右に捻りを加える。複雑にイーグルの肉壺をひっかき回すと、彼女は
吼えるように喘ぐ。俺は思うままにイーグルを鳴かせている。
でも彼女は、狂おしいほどの快感に苛まれていても、俺へ必死に想いを伝えてきた。
「あああっ! イイっ、イイよおおっ! 私も、わたしもおっ、大好きっ! そーくん大好きいぃっ!」
やっぱり彼女と、この姉のような幼なじみと結婚したのは正しかった。こんなにも俺のことを一途に愛して
くれてるんだから。
ならば、俺もイーグルを愛する。ずっと好きでいる。
その誓いがたっぷり詰まった俺の精は、もう発射のカウントダウンが10秒を切っていた。
「イーグルっ……俺、そろそろダメだっ、出すよっ!」
膣内をかき混ぜ、子宮を乱暴に叩いていた俺のペニスに、熱い迸りがこみ上げてくる。
「イッて! そーくんもイッてっ! 私のおまんこで射精してっ、イッてえええっ!」
それに合わせるかのように、イーグルの膣がさらにきつく、狭くなる。俺に射精を促すかのように。
またそれは、イーグルが達しようとするサインでもあった。
「イクっ! 大好きなそーくんのおっきいおちんぽでイッちゃううっ! イクううううううんんっ!」
「うあっ、出っ、出るっ――うううっ!」
そして、俺とイーグルは同時に達した。
白い濁流が、イーグルへの想いの丈が、一気に放たれて流れ込む。イーグルの内部も、それを残らず搾り取ろうと
収縮する。
「ああああぁ……ああん、中で出てるぅ、そーくんが私のおまんこに中出ししてるぅ……」
「ううっ、そうだよイーグル、好きだから、愛してるから、いっぱい出てるんだ……」
そんな受け答えをしている間にも射精は続き、止まった時には俺とイーグルの繋がった部分と、そしてテーブルが、
精液と愛液のカクテルでグチョグチョになっていた。
ただ、イーグルの方に気を取られて、そっちはあまり気にならない。彼女が俺にしがみつき、肩を震わせ
しゃくりあげていたからだった。
「うっ、うくっ……ひっく、ふええっ……そーくん、私、しあわせぇ……」
「イーグル……」
悲しくて泣いてる訳じゃないのはわかる。でも、やっぱり彼女には笑顔が一番よく似合うと思う。
だから、嗚咽を漏らす口を、キスで塞いでやった。
「ぐすっ――んんっ……ちゅっ、んっ……」
唇が離れた時、イーグルはきっと、幸福な微笑みを俺に見せてくれるだろう。
米空軍さんとの合同演習の当日。
「あら、総一くん。こんにちわ」
「やほーっ、総一くーんっ」
俺にふたりの女の人が、ほぼ同時に声をかけてきた。その正体は声だけでわかった。
「あっ、お疲れ様です。J改さんにDJ改さんも」
「あら、水くさいわ。もう他人じゃないんだから」
「そうそう。『お義姉さん』って読んでくれなきゃね」
確かに言われたとおりだ。今やこのふたりのお姉さん――イーグルの実姉である彼女たちは、俺の義理の
姉なんだから。
とはいっても……今までそんな呼び方したことないし、親類になっても、別に何が変わるってものでもない。
俺にとって、このふたりはお隣の優しいお姉さんであり、頼りになる空自家の要撃戦闘機だ。
「ごめんなさい、まだ慣れなくて……」
結局、今の俺は謝ることしかできなかった。
「ま、そのうち慣れるわよ。それに、まだ結婚してから半月くらいしか経ってないんだし」
J改さんはそう言ってくれたけど、なんとなく気まずい。
「あ。それよりもさ、あの娘どうしてる? 仲良くやってる?」
そんな空気を、DJ改さんが話題を変えることで吹き払ってくれた。「あの娘」とは、もちろんこのふたりの妹、
イーグルのことである。
「ええ、おかげさまで。イーグルと一緒にいると楽しいですよ」
「……ふふっ、どうやら問題はないみたいね」
「そうねー。総一くんがあの娘こと、『イーグル』って呼ぶなんて」
「あ、それは……」
この前のキッチンエッチから、ずっと彼女のことを「イーグル」と呼んでるから、ここでも自然にそう言って
しまった。で、その変化をふたりのお姉さんは見逃さなかったのだ。
「ええ、そうですよ。彼女はもう『姉さん』じゃなくて、俺の嫁ですから」
思いっきり開き直って、俺は言った。言い切った直後、なんとなく誇らしくなった。「イーグルは俺の嫁」と
宣言できたことに。
すると、J改さんは優しく微笑んで、
「この分なら、私たちがおばさんになっちゃうのも時間の問題みたいね」
と言うと、DJ改さんは複雑な表情を浮かべて、
「おばさんかぁ……ううっ、あの娘と総一くんの赤ちゃん抱くのは楽しみだけど……おばさん、かぁ。はああっ……」
と盛大な溜息をついた。その様子に、俺も笑いを禁じ得ない。
「けっこう気にしてるんだからね。結婚だって妹に先越されちゃったしぃ」
俺の笑い声を咎めるように、DJ改さんはそう言ってむくれる。
そこへ、整備の人たちと打ち合わせを終えたイーグルがやって来た。
「あっ、お姉ちゃんたちも来てたんだ」
「ええ、ちょっと総一くん借りてるわよ」
イーグルは長女のJ改さんのその一言に、ぷーっと頬を膨らませて、
「むぅ〜。総くん、お姉ちゃんたちに浮気しちゃダメだからね」
「だ、だからそんなんじゃないって」
やれやれ、自分の姉にまでやきもちを焼くなんて。
でも、俺がそれほどまでに彼女に想われてるということだから、まぁいいか。それに今の俺には、イーグル以外の
女なんて考えられないし。
「それよりも、お姉ちゃんたちはどうだったの?」
イーグルの方も本気ではないようで、すぐに機嫌を直してお姉さんたちに聞いた。
ふたりとも既にアメリカさんとの手合わせを終えていて、その結果はやっぱり気になるらしい。
「前よりはかなりいい戦いができたわよ。今までのルールじゃ、AMRAAMにほとんど一方的にやられてたけどね」
「私たちも99式使えるよーになったからねー。むしろ射程や命中判定はこっちの方が上だし、キルレシオは
2対1くらいかな?」
「そっか……よかったぁ。お姉ちゃんたちもやっぱり強くなったんだね」
「ふふっ、あなたほどじゃないわよ――あら、そろそろ出番じゃない?」
「期待してるよー。なんせうちらの中で一番の成長株だしねー」
「うん。じゃあ、そろそろ行くね」
イーグルはお姉さんたちとハイタッチをして、健闘を誓う。そして俺に向き直って、太陽のように晴れやかな
笑顔で言った。
「私、頑張るからっ! 総くんのためにぜったい勝つからねっ!」
素直に嬉しいと思った。だから俺は、彼女に笑顔を返しながら、右手の親指をぐっと突き立てて見せた。
「待ってるよ。イーグルが勝って、戻ってくるのを。グッドラック!」
「うんっ! それじゃあ、行ってきまーすっ!」
そしてイーグルは飛び立つ。蒼穹の空へ。白い飛行機雲を引きながら、ぐんぐんと遥かな高みへ。
今この時だけは、あの広く青い世界は、彼女のためにある。そんな確信を抱いた……。
274 :
182:2007/12/22(土) 00:52:48 ID:Qgu/yd/Z
えー、
>>182です。ご無沙汰しております。
以上、
>>260-273「F−Xは俺の嫁 F−15FXアドバンストイーグル編」でした。
前回「続きは書けない」などと言っておきながら、恥ずかしながら戻ってまいりました。
今度もまた無意味に長くなった……orz
本来なら11月には書き上げていた本作ですが、同月1日に発売したエースコンバット6にハマりまくって、
すっかり遅くなってしまいましたw
で、もたもたしているうちに、F−Xの調達が先送り
(
ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071216i101.htm?from=main1)
というニュースが……( ;゜д゜)
今年の夏には決まっていたはずの嫁が、これで早くとも2〜3年後になってしまった。
嫁探しの道は長く険しい……ぉぉぉ。・゚・(つд`)・゚・。
と、とにかく気を取り直して、とりあえずぼちぼちと、残り2機種の嫁候補――F/A−18E
スーパーホーネットとユーロファイター・タイフーンの話は書いてみたいとは思っています。完成がいつになるのか、
いやそれ以前に完成するのか、それすらもわかりませんが(汗)。
なお、主人公が前作ラプター編に比べて積極的になってますが、前作が新婚初夜という設定で、
初々しさを強調した話に対し、今作はそれなりに経験を積んでいるという前提があるからです。
ラプターだって何度もエッチすればエロ可愛くなりますよ? 無敵のお嬢様の強さは、昼夜を問わないのですw
275 :
182:2007/12/22(土) 00:54:49 ID:Qgu/yd/Z
では最後に、例によって用語解説。これ以外で解らないことがあれば、ググったりしてみて下さい(無責任)。
F−15DJ:F−15Jの複座型。
F−15J−MSIP:「日本多段階能力向上計画」と呼ばれるアップグレードを施されたF−15Jのことで、
1985年以降に調達された機体がそれに該当する。Pre−MSIPと呼ばれる
85年以前の機体よりもコンピュータやエンジンなどが高性能化されている。
なお、J−MSIPに改修されたPre−MSIP機も存在する。
ちなみに、F−15J/DJ改への改修対象は、全てJ−MSIPであるが、本作に
登場する長女と次女はPre−MSIPからJ−MSIPに改修された機体で、ヒロインの
3女は生まれながらのJ−MSIPという(作者独自の)裏設定がある。
総一:主人公の名前。モデルが空自の航空総隊で、作中では空自家の長男という設定なので。
F−15FXアドバンストイーグル:F−15Eストライクイーグルを改修し、空対空戦闘能力を強化させた機体。
航空自衛隊の次期戦闘機候補としてメーカーのボーイング社が提示して
いるが、実機はまだ存在しない。
99式:99式空対空誘導弾(AAM−4)のこと。発射母機からの誘導が不要なアクティブレーダー誘導式の
国産長距離空対空ミサイル。
04式:04式空対空誘導弾(AAM−5)のこと。パッシブ赤外線誘導方式の国産短距離空対空ミサイルで、
高い機動性と命中精度を有する。
F100−PW−232:プラット・アンド・ホイットニー社製の戦闘機用ターボファンエンジン。
アフターバーナー使用時の最大推力は14739キログラム。なお、
F−15FXが実際に開発されたとしても、このエンジンが搭載されるかは不明。
ちなみに、F−15JのF100−IHI−220Eエンジンの最大推力は
10640キログラムである。
AESA:アクティブ電子走査式アレイの略語。アンテナの向きを変えず、指向性のある電波を出して
広範囲を短時間で捜索できる形式のレーダーアンテナ。
コンフォーマルタンク:機体と一体化するように装備された増槽のこと。ドロップタンクのように投棄できないが、
空気抵抗は少ない。F−15系統の機体には、胴体の側面に装備される。
JADGE:JADGEシステムのこと。空自の航空指揮管制システムで、これまでのBADGEシステムの
後継として開発され、2007年3月より配備が開始された。弾道ミサイルの追跡機能も備えている。
JDAM:通常の航空爆弾にGPS誘導装置と慣性航法装置を取り付けた自己誘導爆弾のこと。
GPS誘導爆弾と言っても良い。
F−15FJ:仮にF−15FXが空自の次期戦闘機に選定された場合、この名称になるかは不明。
1000ポンド爆弾:重量454キログラムの航空機用通常爆弾のこと。500ポンド(227キログラム)
爆弾と並び、航空機用爆弾としては最も一般的なもの。
RCSの大きい:F−15FXは、今回の空自次期戦闘機候補4機種の中で、一番ステルス能力が考慮されて
いない機種である。
AMRAAM:米空軍の中距離空対空ミサイル、AIM−120のこと。
キルレシオ:撃墜比率のこと。本文中の「2対1」という場合、自軍の損害1機に対して、敵軍に与えた
損害は2機になる。
>>275 激しくGJ!
残りのスーパーホーネットとタイフーンwktkしながら正座して待ってる!
保守age
き、貴様……俺にあの「持ってるだけで恥ずかしい」「どうみてもエロ雑誌です、本当に(ry」な
雑誌を買わせようというのか?! そうなんだな、畜生!
……………激しくGJ&続きwktk
279 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 21:50:12 ID:M+useQKk BE:164880162-2BP(1000)
hssh
同社別雑誌でのキャッチコピーが「どこに出しても恥ずかしい」だからなw
結局、イカロス出版は何がしたいのかまるで不明。
イカロス出版でぐぐってきた。
軽くカルチャーショック受けた。
今日の夕飯は七草粥
つまり七人を喰っちまうZE
保守
擬人化ハーレムってここ?それともハーレムスレ?
>>285 返答ありがとう。でも、投下するというわけではないので気にしないでくれ。
落ちそうだage
MS少女の流れでソフビ少女とかOK?
ウルトラマンのソフビが少女(達)になって主人公を取り合いとか考えたんだが
ツンデレ系ななこや熱血系れおこ、妹っ子のたろことあすとらとか…
たろこがお兄さんのマン太と血が繋がってないことを知って・・・という流れが一瞬で浮かんだ俺はもう駄目だ
ウルトラ少女ではないところがミソか
291 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 23:05:01 ID:NPYLFLsY
保守
バレンタインはもう過ぎました。
バレンタインチョコとして生まれ、売れ残ってしまった私。人間さんで言う負け犬です。
せめて他のスイーツ達の邪魔にならないように、今日もお店の隅っこにいます
「はあ……」
「まだ気にしてるのか」
「あ、パティシエさん。だって……私、魅力無かったから、取り残されて……ぐす」
「それを言うなら君を作った俺の責任だ。ごめん」
「あ、謝らないでください!」
「あ、そうだ。俺でよかったら……食べるよ?」
「え?」
この日以来、パティシエさんは優しく私を食べてくれています。
正直すまんかった。
ちなみに「食べる」とは無論性的な意味でs(ry
294 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 16:30:14 ID:iEK/Li3r
>>288 そんなウルトラソフビ子達の影でこっそり見守ってる怪獣子達とか、
5人一緒じゃなきゃだめなのぉと集団でやってくる戦隊子達とか、
パワーアップ前と後で同一人物なのか別人なのか悩むライダー子とか
番組の枠を越えた電波を受信した(*゚∀゚)=3
「ひとつ、ふたつ、みっつ……サイドワインダーはよしっ。ASM−2は……大丈夫っ」
ぺたりと女の子座りをした彼女の前にずらりと並んでいるのは、航空機用の外部兵装だ。
それらをひとつひとつ数えたり、丁寧に磨いたりしている彼女は、ボーイングF/A−18Jスーパーホーネット。
通称――というより、彼女の実家での名前は、ライノ。
現在、我が空自家で最も新しい戦闘機にして、俺の嫁でもある。
彼女と初めて出逢ったのは、海自さんのところだった。海自さんの厚木基地には、米海軍さんが間借り
しているから、アメリカさんの軍用機は珍しくない。運命的、とかそういうことはないと思う。
そのころはまだF/A−18Eと名乗っていたライノの第一印象は「働き者」という言葉がピッタリだった。
現に、最初に見た彼女はちょっと変わったデザインのメイド服が良く似合っていて、モップを片手に掃除の
真っ最中だったし。
その時は、仕事の邪魔しちゃ悪いと思って、言葉を2、3交わしただけだったけど、それから数日後、
「今日からこちらでお世話になります。何でも任せてくださいね♪」
いきなり俺の家へ(しかも大量の荷物込みで)押しかけてきたのだ。
俺としては、勝手にそんなことをされても困るんだけど「総一さんが結婚相手を探しているってお聞きして、
立候補に来ました。数日だけでいいです。お試し期間として私を置いてやってください」なんて言われて……。
で、しかたなく数日、一緒に過ごすうちに、俺はだんだん気変わりしていった。
ライノはとにかく何でもこなす。家のこと一切合切を任せられた。いや、それだけじゃない。空中における
戦闘行動も、家事以上にこなして見せた。
そんな彼女のオールマイティーな能力は、彼女の生まれと育ちが密接に関係している。
米海軍さんの主力(というか、今や唯一)の戦闘機(兼攻撃機)になるまでの間、幾多の苦労と努力を
積み重ねてきたのだ。
ライノはもともと「YF−17」という名前で、海軍さんではなく空軍さんの軽戦闘機候補だった。
でも、同期のYF−16さんに負けて身の置き場がなくなっていたところに、海軍さんからスカウトされた。
その際、名前が「F/A−18ホーネット」になった。
それからしばらく、海軍さんの空母艦載機として頑張って、やがて厳しい修行の末にF/A−18Eへと
パワーアップを遂げた。その後少しして、彼女の先輩にあたるF−14トムキャットさんが退職。これで
ライノは米海軍航空隊のトップエリートになった。だけど……。
そのライノは、何でうちに来たんだろう? それも結婚を前提に。
しかも彼女は、俺専属のメイドと言っても差し支えないくらいに、良く働いてくれる。健気に仕えてくれる。
いったい何でそこまでしてくれるのかを問うと、
「総一さんのことが好きだからですよ」
と、明らかに「美人」に分類できる綺麗な顔を、男であれば誰でも(俺も例外ではなく)ドキリとしてしまう
ような満面の微笑みにしながら、あまりにもストレートな答えを返した。
その瞬間、俺の内心にひとつの決定的な変化が生じた……つまり、彼女に惚れてしまったということ。
そうなると、嫁探し中の俺が美人で働き者なライノに結婚を申し込むのはごく自然の行動であり、周りもそれを
当然のことと受け止めた。同棲生活を続けるうちに、俺と彼女が結婚するのは既成事実と化していたのだ。
そんなわけで、ひょんなことから嫁に迎えたライノは、今日も自分の使う装備の点検に余念がない。
仕事に集中しているのか、俺がすぐ背後にいるのに気づいていない。このままライノの後ろ姿を眺めてるのも
いいんだけど、とりあえず声をかけてみることにした。
「頑張ってるね、ライノ」
「あっ、総一さん!」
本当なら長い金髪を、仕事の邪魔にならないようにと三つ編みにまとめたライノが、嬉しそうな声と共に
こっちに振り向く。
「そんなに根を詰めなくてもいいよ。まだうちに来てからそんなに経ってないんだし」
俺はそう言いながら、座り込んでライノと目の高さを同じにする。
絵に描いたような金髪碧眼の美人。身体つきも綺麗で魅力に満ちている。そのうえ性格は真面目で優しく、
勤勉ときている。よくもまぁこんないい娘が俺を好きになってくれたもんだと思う。
「結婚してから、使えるものが増えましたから。早く使い方をマスターして、日本のために働きたいし――それと」
俺に向けられるライノの笑顔が、輝きを増した。
「総一さんのためにも。ですからっ、お料理もお洗濯も、対艦攻撃も対地攻撃も、なんでもやらせてね」
実に心強く、嬉しい言葉だ。俺個人にとっても、日本家にとっても。
しかし同時に、我が空自家の責務の中で一番大切なものが、彼女の言葉に欠けているのに気がついてしまう。
「……空対空は?」
「え…空対空……も、もちろん大丈夫。お姉さんに任せなさい!」
一瞬口篭った。けど、すぐに自信をみなぎらせて、胸を叩いて言い切るライノ。
ただし最後に「……やったことないケド」と小声でつけ加えたのを、俺の耳は聞き逃さなかった……ま、まぁ、
ここは聞かなかったことにしておこう、うん。
一応彼女だってFナンバーを冠された戦闘機だ(攻撃機でもあるんだけど)。
電子機器は結構良いものを持ってるし、レーダーのAN/APG−79はAESAで、ソフトキル能力も
備えているらしい。AAMやASMも国産、アメリカ製どちらのも使い分けられる。亜音速での運動性は良好だし、
もとが艦載機だけあって、安定性にも優れている。
と、そのことは今は置いといて――「お姉さんに任せなさい」か……。
確かに、ライノには色々と任せられる。日本の空の守りだけじゃなく、うちの炊事洗濯清掃全般を。
そして――俺の夜の相手すら。
この時、俺の心に、場所もわきまえないで(周りにはライノが使う兵装が並んだままだ)ピンク色の邪念が
ムラムラと沸き起こりつつあった。
「ライノ……」
「はい――っ!?」
振り向いた彼女の唇を奪う。完全な不意討ちだ。
「んっ、んんうっ――ふぅぅぅんっ」
驚いてもがくライノを、逃がすまいと抱きすくめる。もちろんキスは続けたまま。
少しして、口づけを解いてライノを自由にしてやる。すると、彼女は照れと呆けを織り交ぜた顔になっていた。
「ちょっと、総一さん? あのぉ……」
「違うでしょ、ライノ」
それだけで意味は通じた。俺が彼女に何を要求し、期待しているのかを。
「……はい。御主人様――」
そう、メイドさんは御主人様に絶対服従。鉄の掟である。
そして、この「御主人様」のフレーズで、ライノはエッチモードに入る。俺はそれを良いことに、
再び彼女の唇を奪う。ただし、今度はお互いの心までとろけさせるようなディープキスだ。
「あうぅ……ふっ、ちゅっ……ご、ごひゅひんひゃぁ……ひゅきぃ……」
舌を絡め合ってるのに、何かを言おうとするライノ。呂律が回ってないけど、何を言いたいのかは判る。
だから、長いキスを終えた後、
「俺も好きだよ、ライノ」
そう返すと、その想いをもっと伝えるため、首筋に吸いつき、服の上から胸のふたつのふくらみに手をかける。
「あうん……はっ、はふぅ……あんっ」
結構なボリュームを持つライノのおっぱいは、メイド服の厚い生地の上からでも十分な揉み応えがある。
とはいえ、やっぱり直に触ってみたいと思うのが男の人情で、その部分だけをはだけさせる。すると現れたのは、
清楚な純白のブラジャー。どっちかといえば実用性重視のシンプルなデザインだけど、ありがたいことに
フロントホックだ。
「あっ、御主人様……」
「ライノのおっぱい、見せてね」
ロック解除。ブラジャーオープン。
パチンと弾かれるようにブラが離れ、ライノのバストが戒めを解かれてぶるんっ、と弾む。そして俺は、
ピンクの乳首が上向きについた、お椀型というよりもむしろロケット型に分類できる、大きく前に突き出た
乳房を目の当たりにした。
「ひゃうぅ……」
ライノの顔は、恥ずかしいと訴えるかのように赤く染まっていたけど、一切抵抗しない。
……そういえば、俺たちが初めて結ばれた時――俺が童貞を捨てて、ライノの処女をもらった時も、
ライノは俺にされるがままだったっけ。今と同じように。
その素直さと従順さがいじらしくて、愛おしい。そして興奮を誘発する。
「綺麗だよ、ライノ。たっぷり可愛がってあげるから」
そんな少しキザな台詞と共に、俺はライノの左の乳首を口に含んだ。キャンディーを舐めるみたいに、
舌で乳首をクリクリとこねる。
「はぅん! あああっ!」
俺の口の中で、ライノの乳首が固く勃起していく。俺の舌にねぶられて、コリコリとしこっていく。
本当に敏感な身体だなぁ……。
「やっ、あふっ、ああぁん……はひんっ! ひゃ、しゃぶられながら揉まれて――んんっ!」
俺の行動はそれに留まらず、左手は口を這わせていない方のおっぱいを掴み、ぎゅっと強く、手の跡が
つくんじゃないかというくらいに揉む。
そして右手は、彼女の腰をさすりながら下へ下へと進み、やがてスカートの内側に侵入する。
胸のボリュームとは対照的に、腰は細い。でもお尻の方は大したもので、今は黒のニーソックスに包まれている
太股もムッチリしている。安産型の体型と言えるだろう。子供をたくさん産んでくれそうな気がする。
彼女はもともと、空母の狭い飛行甲板に強引に飛び降りる艦上機だ。下半身の鍛え方は並じゃないんだろう。
でもうちで――空自家で働くには、ここまで鍛えられた太股は必要ない。だから今は、このムチムチの肉は
完全に俺専用だったりする。膝枕してもらったりとか、それ以外にも、まぁ色々と……。
「あっ、あっ、あっ。ああぁ……あぅん」
ライノの切なく甘い声が響き、俺の愛撫はどんどんエスカレートしていく。口は乳首だけじゃなく、
おっぱいそのものをねぶり尽くし、右のおっぱいを揉んでいた左手は勃起した乳首をクリクリと捻る。
スカート内部の右手は、ライノの重要な所をガードする薄い布の内側に攻め入った。
「うんっ! ひああぅ……やっあんっ! 御主人様……そ、そこぉ……」
指が手触りのいいアンダーヘアーをかき分けて、肝心な場所へ至る。そこは既にじっとりと濡れていた。
だから聞くまでもないんだけど、あえて聞いてみる。
「気持ちイイ?」
「あっ、はいっ、気持ちイイですっ! 御主人様のお口と指が気持ちイイ……っ!」
普段のライノはしっかり者で、一方セックスしてる時はとにかく従順だ。感じながらも俺の質問にちゃんと
答えてくれる。
満足感を覚えた俺は、もう少し大胆に彼女を可愛がることにした。割れ目を上下になぞるだけだった指の動きに、
円運動を加えた。
「んんんっ! うああっ、あっ、はぁぅ……あんっ!」
クチュクチュと卑猥な水音を伴って、ライノの大陰唇が俺の指によって広げられたり閉じたりする。
でもそこまでされても、ライノはまだ防御に徹したままだ。そんな様子も可愛いんだけど、空中では万能の彼女は、
エッチにおいても万能で……。
それに、俺の方もそろそろ我慢ならない。現に俺のペニスは、ズボンを内側から破ってしまうんじゃないかって
くらいに膨張していた。
「ライノ、俺もそろそろ……さ。一緒にしようか」
「あ、はい……私にも、させていただけるんですね……」
俺が与えた刺激で火照り、涙ぐんだライノの表情が、妖艶に微笑んだ。こんな顔もまた、俺の大好きな
F/A−18Jライノの持ち合わせる一面である。
まず先に、ライノが蜜の染み込んだショーツを脱ぐ。それを確認した俺もズボンとトランクスを脱ぎ捨てた。
仰向けに横たわると、ライノが俺の顔をまたいで、上に乗った。典型的なシックスナインのポーズだ。
濃くもなく、かといって薄くもない、ほどほどに生えた金色の陰毛。すっかりほぐれてピンク色の器官を覗かせ、
潤滑油をトロトロ溢れさせている女性器。
いやらしいけど、とても綺麗なライノの最重要部が、俺の顔と指呼の間に迫る。
そして、俺のペニスとライノの艶やかな唇も……。
「では、させていただきます……ちゅっ」
まずは、竿を軽く握られて、先端に唇が軽く触れる。これから咥えるとの合図か、2度3度とついばむような
キスをされる。
「ちゅ……はむっ」
今度は吸いついた。早速そのまま、唇で上下にしごかれる。
「うわっ……っ、そうそう、いいよ」
「ふうん……んふううっ、ん、んっ」
くぐもった声と、ちゅぱちゅぱという水音。ライノが、俺の肉棒をしゃぶっている証拠だ。
でも、その様子は見えない。俺の視界は、彼女の大きいお尻で埋め尽くされていたから。
その中央に見えるのは、愛しいライノの下の口。俺のキスを、愛撫をねだって、涎を絶え間なく垂らしながら
ひくついている。それが俺の顔にも落ちて、このままじゃすぐにベトベトになってしまうだろう。
俺は、妻の期待に応える。割れ目の内側を深く舐めあげた。
「ふうぅっ!? んっ、んぷうっ!」
俺を咥えながら、ライノが喘いだ。でも俺への奉仕は中断しない。強弱をつけて吸ったり、喉の奥まで飲み込んで
亀頭を圧迫したり。唇でしごく時は強く、激しい。
舌使いも巧みで、竿や亀頭を舐め回すだけじゃなくて、鈴口に舌先を入れてきたり、玉袋まで口中に含んでくれる。
さすがはご奉仕が本分のメイドさんだ。
俺も負けてはいられない。下半身から全身へと浸透していく気持ち良さをごまかすためにも、ライノの性器を
愛するのに集中する。
唇へのディープキスと同じように、強く唇を押し当てて、舌を突き出しライノの内側をほじくる。すると、
大量の愛液が奥から溢れ、俺の口を満たす。もちろんありがたく頂くことにして、思いっきり吸い、飲む。
「んっ! ふはぁ……ちゅっ、はむっ」
快感に身悶え、くぐもった息を吐きながらも懸命にフェラチオをしてくれるライノ。ならばと俺もさらに深く、
強く、激しいクンニで彼女の頑張りに応えてやる。
舌だけではなく、歯も使う。薄紅色のヒダ――小陰唇を甘噛みすると、ライノもお返しと言わんばかりに、
亀頭を軽く噛んでくる。どちらも相手が痛くないように力を加減しながら、同じような行動を取る。
こうしてしばらく、互角の攻防が続いたけど、俺が先に仕掛けた。
「っ!? んはっ、きゃああんっ!」
大きくなってはいるけど、まだ包皮で防御されていたクリトリス。今まであえて見逃していたそれへ
攻撃の矛先を向けたのだ。
まず舌先で軽くつついてやる。すると、ぷりゅん、と皮が剥けて、本体が現れる。そこをちろちろと優しく、
でも執拗に舐めてやる。
「くはんっ! あんっ! ひぁあああんっ!」
やっぱり、この丸く小さくてコリコリとした器官は、女の子の最も鋭敏なセンサーらしい。別に強くなんて
してないのに、ライノは今までよりもずっと甲高い声で喘ぎ始めたから。
それともう一箇所にも攻撃を加える。割れ目の上にある狭い穴――アナルに人差し指を軽く挿入したのだ。
つぷり、と第1関節まで埋まる。
「っ!? ひんっ! くひぃんっ!」
ライノは、クリトリスとアナルへの同時攻撃で、ついにあっけなく墜ちた。
「イヤっ、そこダメっ! 御主人様ダメぇ――っはぁああうっ!」
ペニスを口から放して叫ぶと、強張っていた全身の筋肉が弛緩して、そのまま俺の身体の上でぐったりと
してしまった。
「あ、ああっ……お尻までなんてぇ……」
呆然自失となって呟くライノを、俺の上からころんと転がす。そして、簡単に仰向けになった彼女に跨るような
体勢をとる。さっきまで彼女の口中にあった分身を、もう一度咥えさせようとするかのように。
「ダメじゃないか。メイドさんが奉仕を怠っちゃ」
「はあっ……も、申し訳ありませぇんっ……」
別に怒ってなんかいない。それはライノも解ってるけど、それでも律儀に謝るところが彼女らしい。
とはいえ、俺もあと少しってところまできてたから、このままじゃとても収まらない。まだ硬く膨張したままの
ペニスを、自分の手でしごき出す。
「ってことで、お仕置きね……っ!」
「あっ――きゃんっ!」
そして、俺もイッた。
ライノの眼前に突き出したペニスが発砲する。びゅくびゅくと白濁液を発射する。
「出るっ! くっ、ううっ……」
「きゃうっ! ああっ! はああぁ……」
彼女はそれを全部浴びた。全弾命中だ。というか、まだイッた余韻から抜け出せず、動けなかったからなんだけど。
「あぅ……ふはぁ、ああっ、あつうぃ……」
エアブレーキとかフラップとか、機体の可動部に塗りたくるグリスのように濃い精液が、ライノの顔を汚す。
「ああ、あっ……こんなに、いっぱい……せーえきぃ……」
やがて射精の勢いは衰え、止まる。でも、ペニスの先に僅かばかり精液が取り残されている。俺はそれを拭うため、
ライノの頬に亀頭を押しつけて擦り、塗りこむ。
「はあぁ……んっ、ううんっ……」
その後にようやく、ライノが起き上がろうとする。のろのろと、戦闘機としては緩慢に過ぎる動きで。
でもそんな彼女の瞳は、まだ妖艶な光を奥に湛えたまま。
派手に射精した俺だって似たようなもので、まだまだこんなもんで満足してはいない。
「あの、御主人様」
「今度は、下の口で奉仕してよ。そのいやらしいおまんこでさ」
「は、はいっ」
心なしか、精液まみれのライノの顔が、これから訪れる快楽への期待にほころんだように見えた。
そして、俺の腰の上に乗ろうと動いた時、彼女ははたと気づいて言った。
「御主人様、スカートはどうすれば……」
つまり、このまま穿いたままでするか、脱がせるか、ということだ。
「うーん……どうしよう」
けっこう迷う。メイド服姿のライノと愛し合うのもいいけど、ムチムチのお尻や太股が見えないのも惜しい。
それに……。
「……スカートだけ脱いで」
お互いの性器が――ひとつになってる様子が良く見えた方がいいから、脱いでもらうことにした。
「はい……」
ライノはその命令に従う。上品な仕種で躊躇なくスカートを脱ぎ、自らの臀部を丸見えにさせた。これで
彼女の下半身を隠すものはない――いや、まだ黒のニーソがある。でも、黒ニーソと白い肌のコントラストが
美しいので、それは穿かせたままにしておく。
ともかくも、ライノは仰向けになった俺の腰の上へ跨る。
ちなみに、避妊は全く考えていない。家族計画を考えるのは、ひとりかふたり産まれてからでいい。
「御主人様……これで、よろしいですか?」
「そのまま、自分で挿れてごらん」
「はい……んっ、あぁ……っ!」
ブラストディフレクターみたく屹立する俺の先端に、濡れそぼった割れ目を押し当てる。腰を微動させて
照準を合わせ――ロックオン。ライノが腰を落とす。
「ふわああああぁ……!」
俺の肉棒が、ライノの肉壺に収納されていく。まるで捕食されているかのように――いや、彼女の下の口に、
本当に食べられているんだと思う。
「あふんっ、あっ、はああんっ!」
ライノのお尻が俺の腰と密着し、肉棒が根本まで埋まる。その先端と彼女の子宮が、ごつんと接触したかと
思ったらすぐに、彼女が下半身に力を込めて腰を上げる。
「くうっ……ライノ、凄い締まる……」
この時、ライノの膣は俺の肉棒をぎゅうぎゅうときつく締めつけてきて、たまらなく気持ちいい。熱く濡れた肉が、
粘膜が、全周囲からペニスに攻勢をかけてくる。
これも、彼女が元艦載機だからなのか?「制御された墜落」と呼ばれる着艦をこなすために鍛えた身体が、
膣圧も強くしているんだろうか?
「んんっ、はふぅ、んふっ――きゃううんっ!」
そんなことを思考している間にも、ライノはペニスが抜けかかるまで身体を持ち上げると、今度は一転、
一気に腰を落とす。大きいお尻の肉がぺたん、と俺の腰部に落ちてきた。
そしてまた腰を上げ、下ろし……やがてその動きが早まり、一定のリズムを保つようになって――
まるで踊りのように。
「あん、あんっ! ああっ、くあああんっ!」
ライノが腰をくねらせて淫らに舞う。いやらしいダンスを披露している。俺の腰をステージにして、
俺のペニスをパートナーとして。
ドロップタンクの先端をふたつ切り取って、そのままくっつけたようなおっぱいも、腰の動きに連動して
ぶるんぶるんと上下に大きく揺れる。
「うんっ、あんっ! あんっ! あふんっ! ひうっ……と、届いてる、奥までぇ……」
こうして下から眺めていると、実に良い光景だ。精液で汚れたライノの淫らな表情も、激しく踊るおっぱいも、
愛液まみれの俺との結合部分も、全てが見通せる。
しかし、俺は満足しつつも、一抹の物足りなさも感じていた。
してもらうのもいいけど、男としては、やっぱり主導権を取りたい……好きな女を、妻を、もっと俺の
思うままにしたい。そして悦ばせてやりたい。
そんな欲望が瞬時に膨張し、俺は上体を起こしてライノを押し倒し、腰を引いた。
「ああっ!?」
ちゅぽんと音がして、肉棒がライノの膣から逃げ出す。
「え、どうして……?」
ライノが俺を見つめる。絶望の表情と言っていいだろう。俺としても彼女にこんな顔をさせるのは
本意じゃないけど、再合体の前にちょっとやっておきたいことがあった。
「もっとして欲しい?」
「は、はい……」
俺からの質問に対し、素直に頷く。
「それじゃ、お願いの仕方ってのがあるでしょ。やって見せなよ」
「……はい、わかりました……」
ライノが再び頷き、膝を床について半立ちになる。このまま上体を前に倒せば四つん這いだけど、
俺のメイドはその格好のまま腰を突き出し、つい今までペニスを咥えていた女性器を強調する。
そして、そこにライノの綺麗な指が添えられた。
「御主人様のを、ここに、ください……」
そう言って、女性器を自ら開いて見せた。
肉の割れ目が大きくこじ開けられ、さっきまでの俺との交わりでほぐれた蜜壺から、蜜がポタポタと
雨垂れのように落ちて、床を汚す。まるで壊れた燃料タンクだ。
その光景に、悪戯心がさらにかき立てられる。好きな娘にイジワルしたくなる性格は、どうやら俺も多少は
持ち合わせていたみたいだ。
「もっとはっきり言ってよ。何をして欲しいのか、具体的に」
ライノの耳元に口を近づけ、要望をささやく俺。
「……っ」
その意味を理解した途端、絶句する彼女。
でも、俺のお願い(こうなるともう命令だけど)に従わない限り、ずっとこのままだと悟った彼女は、
「ううっ……御主人様のイジワルっ……」
恨めしげに呟いて、躊躇しながらも意を決した。
「ご、御主人様の、大きくて固い……ううっ」
「大きくて固い、なに?」
俺はさらに追い討ちをかける。少しいじめ過ぎたかなと思ったけど、もじもじしていたライノがついに口を開き、
俺の期待に応える言葉を披露する。
「お、大きくて固い……立派な、お、おちんぽをっ、わたくしのグチョグチョになったいやらしいおまんこに
くださいっ! 壊れるくらいメチャクチャにしてくださぁいっ!」
羞恥を吹き飛ばすかのように、ライノは一気に言い切った。そして、俺の命令にちゃんと従ってくれた
従順なメイドにして可愛い嫁がますます愛しくなる。
「よしよし、よく言えたね」
「ああぁ……恥ずかしいっ……」
「ライノ、それじゃご褒美をあげるよっ!」
「ふぁんっ!? きゃううっ!」
ライノの肩を抱き、そのまま仰向けに押し倒す。両脚の膝を掴んで左右に開き、ピンク色の中身が丸見えになった
性器に、自分のそれを容赦なく挿入した。
「ああああああああっ!」
そして一切の猶予も遠慮もなしに、腰を前後に動かし始めた。
「やんっ、ああんっ! は、激しい……んんっ!」
騎乗位じゃなくても、ただの正常位でもライノの膣圧はやっぱり凄い。これでもかというほどに強烈な締めつけで、
気を緩めたらすぐにでもイッてしまいそうだ。
だからそうならないよう、一心不乱に腰を動かす。ライノを迅速に追い詰めて、せめて一緒に達したい。
「もっと激しくするよ……ライノも、その方がいいんだろ?」
「あっ!? は、はいいっ! 好きですっ! 激しいの好きいっ!」
それにしても……ライノはさっき「メチャクチャにして」なんて言ったけど、もう心はとっくにメチャクチャに
なってるんじゃないか。これ以上の壊れようはないんじゃないか。だって、
「あうんんっ! おっ、おちんぽ、おちんぽっ! 御主人様のおちんぽがっ、イイの、すっごくイイですうっ!」
こんなに恥ずかしくていやらしい台詞が自然に出てくるんだから。
「今のライノ、凄く淫乱だ……」
「あんっ、イヤああんっ! い、言わないで――んっ! ふあんっ!」
「ほら、何でどこが気持ちイイの? もっと聞きたい、ライノのエッチな言葉を」
「ふはぁあぁ……あう、うんっ――お、おちんぽですっ! 御主人様のぶっといおちんぽでっ、私の、
淫乱メイドのおまんこがかき混ぜられてっ! 子宮まで突かれてっ――はあああんっ! ダメえぇっ!
おかしくなっちゃいますっ! もっともっと淫乱メイドになっちゃうううっ!」
本当に綺麗だ……。俺の顔射した白液と、涙と涎でグチャグチャになったライノの顔が、俺に犯されて
ひたすらよがりまくって、感情を爆発させているライノが、この上なく美しく見える。
「あああんっ! キスっ、キスしてるうっ! 私の子宮と、御主人様のおちんぽがディープキスしてますうっ!」
こんなに綺麗でエッチな女の子が、俺の嫁で、俺のメイドで、さらにはうちの戦闘機で……。
「イイっ、イイのおおおおっ! ああっ、ダメっ! ダメえええんっ!」
そんな俺の自慢の嫁が、口を大きく開けて涎を垂らしながら、訳のわからないことを口走っている。
「イイのかダメなのか、どっちなんだ?」
「はっ、はああああっ! きっ、気持ち良くて、ダメになっちゃうんですっ!」
可愛い嫁が喘ぎまくってる姿を見て、きつくて気持ちいい膣に息子をしごかれて……こっちもそろそろ限界っぽい。
「ライノ……っ、じゃあ、一緒にダメになろう。俺も気持ち良くてもうダメだ! ライノのおまんこで
射精しそうだっ!」
そのことを宣言すると、ライノが叫ぶように求めてきた。
「ああああんっ! ご褒美をくださいっ! はしたないメイドの淫乱おまんこにっ、御主人様のお情けをくださいっ!
白いのいっぱい注いでくださいませぇっ!」
そのあまりにも扇情的な台詞が、俺に射精を促した。全身が痺れるような感覚が込み上げて、
「ううっ、ライノっ、出すよっ! ご褒美あげるよっ!」
「くるっ! きちゃう、きちゃうううっ! あああああああっ! ごしゅじんさまぁあああーっ!」
そして、今度の絶頂は、シックスナインの時とは違って、完全に同調していた。
一発目と変わらない濃度の精液が、ライノの子宮口に押し当てられた亀頭から噴き出して、子宮内にどっと
流れ込む。妻の子宮に精液を注入している。
「あっ、はぐうううっ! きてるうっ! ごしゅしんさまのせーえきぃ……おまんこにぃ……赤ちゃん、
できちゃうかも……」
虚ろな瞳をしたライノが全身を痙攣させながら呟く。どうにか絞り出しているというくらいの、か細い声だった。
その間にも、俺の精液はライノの中に注がれる。やがて、ペニスで栓をされてるというのに、結合部から
ドロドロと溢れて床に零れる。
「ふああああっ……あ、ごしゅじん……さまぁ……」
「良かったよ、ライノ……」
「わ、わたしもですぅ……好き……」
「うん、俺も……」
精をすっかり出し切っても、俺はライノから出て行こうとはしなかった。そんな俺に彼女はしがみつくように
抱きついてきて、俺もしっかりと抱き返す。
セックス後の気だるさと、火照ったライノの身体が、ただ心地良かった……。
「もうっ、総一さんったら調子に乗りすぎですっ!」
「ごめんなさい……」
ひたすら激しく恥ずかしい夫婦の営みを終えた俺たち。でも、服を調えるや否や、俺はライノに正座をさせられ、
お説教を受けていた。
「あんなこと言わせるなんて……私、すっごく恥ずかしかったんですからねっ!」
……うん、ライノの言うことはもっともだ。俺だって、今回は彼女を「調教」するつもりで色々と指図していたし。
確かに少しやり過ぎたとは思う。
しかし、彼女の言葉の中には、納得できない点もあった。ライノがあれだけ乱れたのは……。
「でも、ライノだってノリノリだったじゃないか。俺が教えなかった台詞までポンポンと……とても演技とは
思えなかった」
そう、彼女も「調教」を自分から好んで受け入れていた。そして身も心も、俺が望んだとおりの「エッチなメイド」
になっていた。それは間違いない。
「そ、それは……っ! き、気持ち良かったのは本当だったから……」
やっぱり……って、エッチの時のライノの感じっぷりを見てれば、どんなに鈍くても気づくだろうけど。
で、正直に答えながらも、さっきまでの痴態を思い出したのか、ライノは赤面して口篭ってしまった。
「俺は大好きだよ。淫乱なライノも」
だから、俺も正直に想いを伝えた。あれだけ俺の言うことを聞いてくれて、俺を気持ち良くさせてくれたんだ。
そのお礼も兼ねて。
そんな想いを内包した俺の一言に、赤面の度合いを濃くして俯き、かろうじて聞き取れるほどの小声で
呟き返すライノ。
「ぅ、あう……そんなこと言われたら……もう怒れなくなっちゃうじゃないですかぁ……」
やがて、ひたすら恥ずかしがっていた彼女は顔を上げて、
「……本当、ですか?」
と、すがるような視線を俺に向けてきた。
「その……私が、いやらしい女でも、好きだって……」
「ああ、本当だよ。だから、ライノにはもっともっとエッチになって欲しい」
俺の返答を聞いた彼女は、安堵するようにほっ、と息をついた。そして穏やかに微笑みながら言った。
いつものライノの顔だ。
「わかりました。努力します。でも――そのかわり、お願いがふたつあります。まずは――」
でも、その顔はすぐに満面の笑みになって、部屋中に並べられたミサイルやら爆弾やらを指差し、
「お仕事、手伝ってくださいねっ。今日中に終わらせないといけないのに、まだ途中なんですから。
出来なかったらお夕食は抜きですよっ」
と、呑まなければ食事抜きにされるという、拒否することが難しい要求を突きつけてきた。
「う、うん。手伝うよ」
それは仕方ない。俺があんなことをしてなきゃ、もうとっくに終わっていたはずだから。
じゃあ、あとひとつのお願いは――。
「それと……私がうーんとエッチな女になっても、ずっと好きでいてください……」
何だ、そんなことか。それなら……。
「それなら簡単だよ。だって……」
正面からライノの顔を見据える。そのまま顔を近づけて、唇が触れ合うだけのキスを与える。
それが終わった後、俺ははっきりと宣言していた。
「俺はもう、ライノのことがこんなに好きなんだから」
うわ、我ながらくさい台詞だ。でも本当にそう思ってるから、歯が浮く台詞になるのはある程度しょうがない。
そして、素直な彼女は、その言葉の意味をそのまま受け取って、心から喜んでくれる。
「総一さん……あはっ、私のお願い、さっそくひとつ叶っちゃいましたね」
何度も見ているライノの笑顔。だけど、それが今はやたらと新鮮で、眩しい。
だから俺は、少し照れてしまって……それをうやむやにするため、話題を変えた。
「それじゃ、とにかく今の仕事は終わらせよう。ライノの美味しい晩飯にありつけないのは酷だからね」
「ふふっ……はい、総一さん」
ふとしたきっかけから一緒になった彼女だけど、それで良かったと心から思う。
彼女は、日本のために頑張ってくれてるのだから。
そして……俺のことをこんなに好きになってくれたのだから。
ライノとなら、これからずっと仲良く暮らしていける。そう思えることに、限りない幸福を感じた。
308 :
182:2008/03/11(火) 20:40:49 ID:S3BbeTCE
どうも、
>>182です。メチャクチャお久しぶりです。
以上
>>296-307「F−Xは俺の嫁 F/A−18Eライノ編」でした。
前作から2ヶ月以上が経っておりますので、お待ち下さった方には大変永らくお待たせしました。色々忙しい上、
今回は特に開発が難航しましたので……。
それというのも、ネタ切れなのかはたまた己の文才のせいか(というか両方でしょう)、どんどん文章が
劣化してしまいまして……。
まぁそれは置いといても、今回は空自がF−Xとして導入するメリットが一番低いのではないかと思われる機の
話だったので、主人公(というより空自)との接点があまり見出せませんでした。海軍機ですし。
だからでしょうか、今回は戦闘機の擬人化ネタをあまり入れられず、過去の2作よりもさらに単なるエロSS化
したのではないかという懸念も大きく……。ラプターの場合は大本命のメインヒロイン、アドバンストイーグルは
幼なじみ、というアドバンテージがありましたから、比較的スムーズにまとまりましたが。
ともかくも、昨年よりぼちぼちと続けてきました「F−Xは(ry)」シリーズも、これで残り1機、欧州娘の
タイフーンだけとなりました。
次回こそはもう少し早く書くように……できればいいなぁ_ノ乙(、ン、)_
なお、誤字脱字は脳内修正してくださいw 何度も読み直しているのに、上げた後でも必ず出てくる……。
では最後に、いつものように簡単な用語解説を。この前よりも少なめなのは、戦闘機の擬人化ネタが薄かった
からですw
ASM−2:93式空対艦誘導弾のこと。国産の航空機搭載用対艦ミサイルで、最大射程は約100キロ。
ライノ:F/A−18Eの愛称。非公式ではあるが、米海軍内でも使用されている。日本語に訳すと「犀」と
いう意味で、女の子の名前としては相応しくないが、日本語的な響きとしては女性らしく感じられるので、
今回はあえてこちらを使用している。
YF−17:アメリカ空軍が1972年に開始した軽量戦闘機計画に基づき、ノースロップ社が開発した戦闘機。
「コブラ」の愛称を持つ。YF−16との試作競争で敗れたが、アメリカ海軍の艦載機として
採用される。その際、マクドネル・ダグラス社を主契約者に変えて機体を再設計し、
F/A−18ホーネットとなった。
なお、マクドネル・ダグラス社は後にボーイング社に吸収合併されたので、F/A−18Eは
ボーイング社の製品ということになっており、この事情はF−15イーグルも同じである。
YF−16:上記のYF−17と同じく、軽量戦闘機計画でゼネラル・ダイナミックス社
(現ロッキード・マーチン社:例によって吸収合併される)が開発した戦闘機。試作競争で
YF−17よりも優れていると判断され、アメリカ空軍に正式採用された。
後のF−16ファイティングファルコン。
ソフトキル能力:敵の兵器を電波妨害等により、無力化すること。F/A−18Eのレーダー、
AN/APG−79の場合、電磁波を敵のミサイルに照射して、誘導を狂わせることが可能と
言われている。
なお、ソフトキルに対し、砲などで物理的に破壊することを、ハードキルという。
AAM:空対空ミサイル(Air−to−Air Missle)の略語。
ASM:空対艦ミサイル(Air−to−Ship Missle)の略語。
エアブレーキ:航空機の減速に用いられる装置で、戦闘機の場合は機体表面からフタのように開いて空気抵抗を
増大させる板状の形式のものが多い。F/A−18Eのエアブレーキは、主翼の付け根付近の
ストレーキと呼ばれる部分に、左右それぞれ1枚ずつ、小型のものがある。
ブラストディフレクター:空母の発艦用装置のひとつで、甲板から発艦する艦載機のジェットエンジンの
排気炎や排気熱を上に逃がし、後方の安全を確保するために立てられる板のこと。
>308
一番槍な久しぶりGJ。相変わらずいい仕事ですね。
ライノ嬢が米製戦闘機ではダントツに空自に不向きなのは仕方ないかと。
・・・ライノ嬢とF−2嬢が微妙に険悪な空気を漂わせながらすれ違うシーンとか、
実はマラソンが苦手だったとか、まだまだ使えそうな小ネタは発掘可能と思われます。
次はいよいよ台風嬢ですね。インターナショナルで非メリケンな造形と意外なスーパークルーズを期待して、
ネクタイで盛装しつつ正座ワクテカでお待ち致します。
>>308 戦闘機とかあんまり詳しくないから共感できないけど、話の内容はGJ!!だよ
>>308 遅ればせながらGJ!次のタイフーンも楽しみだ。
そして戦闘機が終わったら次は戦艦になると予測してみるw
戦闘機とか戦艦とかよく知らん
>>308 GJです!
次回のタイフーン編にも激しく期待します。
ラファールもゲスト出演、はきついか…。
>>308 Niceboat.
間違った、Nicejet.
次はミステリアスタイフーンですね、楽しみっす
……ところで、擬人化FXさん達と子作りしたら、生まれてくる娘はどんな子になるんだろう。
いえね、ただ目の前に防衛技研の心神という機体が(ry
>314
防衛技研って何?って書こうとしてググったら、防衛省技術研究本部のことでいいのな。
部内だと技本って略すから、防衛技研だとどこかの外郭団体なのかと勘違いするところだった。
>心神
また、親戚が少ないのに親が判り難い娘が出てきたなぁ。
系譜としては純国産だからT−4の直系だろうけど、搭載技術としてはF−2の要素がかなり多い。
そもそも、F−2自体がF−16の妹なのに和タネで大和撫子つうキワどい娘だし。
関係ないが、XP−1はオレの嫁
保守
保守しとく
保守
「さあ勝負よ! この私からボールが奪えるかな?」
サッカーボールが躍る。彼女の膝で、足先で、そして頭の上で。
「よーし、行くぞっ!」
気合を込めて、俺は挑みかかる。
けれども、ボールは完全に彼女の僕(しもべ)だ。奪うどころか、触れることすらできやしない。
「はぁ、はぁ……もうダメ、ナイスキル……」
しばらくして、体力が限界に達した。息が上がって、これ以上は動けなくなる。でも、こんなに頑張っても、
俺は結局ボールを得ることが一度もできなかった。
いや、俺だって運動神経は悪くないほうだ。にもかかわらず、この体たらく。
とはいえ、仕方ないとも思う。だって、
「もう、だらしないなぁ。そんなんじゃ、あたしにサッカーで勝つなんて、10年早いぞ」
彼女の名は、ユーロファイター・タイフーン。イギリスさんとドイツさん、イタリアさん、そしてスペインさんの
欧州4家で生まれた高性能な戦闘機なんだから。
少し前のことだ。俺はヨーロッパの学校に短期留学(1ヶ月くらい)した。
目的は向こうの空軍の事情を見てくることだけど、それ以外にも……結婚相手を見つけるという重要な目的も
あった。というか、むしろそっちの方がメインなんだけど。
で、それは先方も解っていたようで、学校へ行くや否や、3人の女の子をクラスメートとして紹介された。
まず、立ち振る舞いが上品で美人だけど、ちょっと自我が強いダッソー・ラファールさん。
次に、小柄で可愛いくて、何事にも頑張り屋のサーブJAS39グリペンさん。
そして、明るく元気で自由奔放な美少女、でも不思議な感じを秘めたユーロファイター・タイフーンさん。
嫁さんを探していた俺にこの3人を紹介したということは、EUさんはこの内のひとりを日本に
嫁がせたいんだろうな、と思った。
でも、EUさんの考えと彼女たちの考えは、必ずしも一致してなかった。
ラファールさんはお嬢様っぽい外見を裏切らず、礼儀正しく接してくれたけど、何というか……俺とは深く
関わらないという雰囲気を発散してて、どことなく親密になり難い感じだった。
グリペンさんは欧州に不慣れな俺に色々と親切にしてくれた。それは嬉しいんだけど、でもどうも自信なさげ
というか、オドオドしてたというか、とにかく俺から一歩引いて接していた。
そんな中で、タイフーンさんだけは正反対で、
「よろしく、総一っ。あたしのことはタイフーンって呼んで。よそよそしいのって、なんかヤダからさ」
これが初対面の時、彼女が開口一番に言った台詞だった。
ユーロファイター・タイフーン。
基本的には、あらゆる任務をこなすマルチロールファイターだけど、その真骨頂は空中戦の強さにある。
デルタ翼とカナードがもたらす高機動性と、2基のEJ200エンジンによる鋭い加速と上昇力、そして
超音速巡航能力は極めて魅力的だ。ついでに、ステルス機って程じゃないけど、RCSも低い。
このように彼女は、戦闘機としてはとても優れている。じゃあ、女の子としてはどうかというと、こっちもまた
良好な素質を持っていた。
いかにもボーイッシュって感じのショートカットは、艶のある見事な赤毛で、瞳の色もそれと同じ。
スタイルもまた美麗で、出る所はしっかり出ていて引っ込む所は引き締まっている。
性格は江戸っ子のようにサッパリしていて活発的。かといって決してガサツでもない。
初対面の俺をいきなり呼び捨てにしたり(変に気を遣われるよりはいいけど)とか、生まれや育ちの違いを
感じさせないフレンドリーなところにも素直に好感が持てた。その際たる例が、留学初日の昼休みに、
「ね、あたしと――これ、しない?」
唐突にそう言って、サッカーボールを俺に投げて寄越したことだ。
その結果は冒頭のとおり。大人と子供以上の実力差を思い知らされた。ちなみにあの後も何度か復仇の機会が
あったけど、ことごとく果たせなかった。
でも、勝敗に関係なく、純粋に楽しかった。タイフーンとのサッカーが。そして彼女と接していることが。
だから自然と、俺はタイフーンと一緒にいることが多くなった。タイフーンも俺に親密に付き合ってくれて、
そのことを喜んでくれていた。
そしていつしか、彼女がまるで昔からの親友だったんじゃないかと思えるくらいになっていた。
しかし、タイフーンには謎が多い。誰もが親しみを持つし、誰もが不審を持つ。彼女にはそんな一面があった。
4つの実家があるってのもそうだし、味覚についても……。
それは、学校が休みの日にイギリスさんちに招待され、ご相伴にあずかった時のこと。
いただいた料理は――ごちそうしてもらった手前、口には出せなかったけど……お世辞にも美味いと思える
ものじゃなかった。
でも、その時一緒にいたタイフーンは、それを普通に食べていた……。
彼女に、どんな食べ物が好きなのかさりげなく聞いてみると、「黒パンとジャガイモとソーセージさえあれば
生きていける」なんて答えが返ってきたし……。
やっぱり彼女は味オンチなのか、なんてその時は思ったけど、でもそんなことは全くなかった。
イギリスさんちの一件から少しして、タイフーンの手料理を食べる機会があった。その時のメニューはパエリアで、
しかも掛け値なしに美味しかった。パエリアは彼女の十八番で、それ以外にもパスタ料理とピッツァが得意だとか。
ただ、俺が一番気になったのは……彼女は時々、凄く寂しそうな表情を浮かべていることだった。
どうしたのか聞いてみようと思っても、なんとなく声をかけ難くて、気づいてみるといつもの明るく元気な
タイフーンに戻っていた。
でも、何で彼女はあんな顔をするんだろう……。
いろんなことがあったけど、欧州での留学生活は新鮮味に溢れていて、毎日が面白かった。
でも、いくら結婚相手を見つけるのが真の目的とはいえ、留学した以上は勉強もちゃんとしなけりゃ
ならないわけで……。
「総一っ、今日もサッカーやろっ!」
「あー、ごめん。これから用事があるから」
「なんだー。ちぇっ、つまんないの」
なんてことも何度かあった。申し訳ないけどこれはどうにもならない。
日本に帰る日が近づいてきたある日の放課後。
俺はその日もタイフーンの誘いを断って、図書館に篭っていた。
しばらく本を読みふけり、ふと気づくと、時計の針が夜の域に達していた。時間を忘れるくらい集中していた
ようだ。
遅くなったけど、下宿へ帰ろうと外に出ると、
「うはぁ……」
激しい雨風が吹き荒れる大嵐になっていた。
これじゃ今日は帰れないな。そう判断した俺は、教室を借りてそこで一夜を明かすことに決めた。明日には
この嵐も収まっていることを期待して。
静まり返った校舎を、なるべく物音を立てないように歩き、教室へ向かう。
そして、そこには先客があった。
「……タイフーン?」
間違いない。暗闇でも、彼女の鮮やかな赤毛は見間違えようがない。教室の隅で膝を抱えて、うずくまっている。
「どうしんたんだ? こんな時間に」
「……」
タイフーンは顔を上げた。何も答えずに。こっちを向いてくれたから、俺の存在は感知している。
けど……その顔は悲しみに満ちていて、泣いているようにも見えて……。
「何があったのかはわからないけど、もし良かったら、俺に……気が楽になるかもよ」
今までは声をかけそびれていた。でも今度ばかりはとても放って置けない。少しでもいいから、
彼女の力になりたい。そう願って、彼女の隣に座る。
しばらく無言の時が続く。外の嵐は相変わらずで、風雨の音だけがふたりきりの教室に響く。
やがて、タイフーンがゆっくりと口を開いた。
「あたし……トランシェ3にはなれないかもしれないんだ……」
トランシェ3……日本でも聞いたことはある。タイフーンが将来――そう遠くないうちになるという
アップグレードバージョンのことだ。
タイフーンが戦闘機になった時の最初のバージョンはトランシェ1で、今現在はトランシェ2である。それから
さらにトランシェ3になれれば、エンジンは強化され、レーダーも今のプレナー・アレイ・レーダーから、
AESAに取り替えられるという話もある。もちろんそれ以外にも色々と改良されて、総合的な強さは
トランシェ2を凌駕する。
つまり、トランシェ3こそが、タイフーンの決定版ということになる……はずなんだけど、よくわからない。
なんかあんまり話が進んでないようで。
「……理由はわかるよ。別に、そんなに強くならなくたって、うちは大丈夫だってことくらい」
寂しそうに紡がれたタイフーンの言葉の意味を、俺は瞬時に理解する。
彼女の4つの実家を含むEU諸家は、NATOという共同防衛グループに加盟している。もし仮に、
NATOに入っているどこかの家が他家に襲われても、その家だけで相手と戦うことはなく、NATOの
全員で協力してやっつける。
EUさんはそういう決まりで結ばれているから、タイフーンに急いで強くなってもらう必要はない。彼女の実家は
そう判断してるのかもしれない。
そして俺は気づいた。だから彼女は、時折あんな寂しそうな表情を見せていたんだ。それがタイフーンの謎めいた
雰囲気の正体だったんだ、と。
「ただ、あたしは、あたしは……もっと強くなって、みんなの役に立ちたいだけ、なのに……」
その時、タイフーンの赤い瞳がじわりと揺らいで、目尻からひと筋の輝く雫が零れ落ちた。
「タイフーン……」
あのタイフーンが、元気の塊みたいな彼女が、悲しく泣くなんて。胸がズキリと痛んだ。タイフーンには
こんな泣き方をして欲しくない。彼女は明るく笑っているべきなんだ。
俺はそう思うと同時に、冷静な思考を働かせていた。
さっきタイフーンが言ってた、トランシェ3になれない(かもしれない)理由。ある程度は理に適っている。
でも、それはEUさんの事情だから……。
「タイフーン」
後から思い返せば、気恥ずかしくなるくらいにじっと彼女を見据えながら、俺はこう言っていた。
「なら、さ……うちに、日本に来ないか?」
うちは今、強い戦闘機を欲している。周辺の家の新鋭機に対抗できる、特に空戦能力に秀でた――目の前で、
涙目を驚きで丸くしているタイフーンのような戦闘機を。
「俺の家、F−Xを探してるのを知ってるだろ? タイフーンなら、いいかなって思ってたんだ。それに――」
それに……何よりも俺自身が、彼女を欲しいと心底から思った。
タイフーンは、俺が好きになるには十分過ぎる魅力を持った女の子だったから。
「俺は、タイフーンが好きだ。だから、俺と日本に来て欲しい。俺が君のこと、トランシェ3にしてあげるから……」
この嵐の夜、俺とタイフーンは結ばれた。俺は男になり、タイフーンは女になった。
そしてこの日を持って、俺の嫁探しは終わった。
あの一夜の契りは、俺たちにとっては婚約の儀式でもあったから。
日本へ帰る俺の隣には、タイフーンの姿があって、俺を出迎えてくれた人たちも、俺が旅の目的を達したことを
すぐに悟った。
あとはすんなりと進んで、結婚式をあげて……。
日本に来てからも、ときどき突拍子もない言動をして俺を驚かせるタイフーンだけど、戦闘機としてやることは
ちゃんとやってくれる。
特に空戦性能に関しては文句なしで、これなら当面は予想される脅威に対して、十分対抗できる。いい嫁さんを
もらえて良かった。
「おかえりなさ〜い♪」
欧州から帰って、嫁探しという大事を成し遂げても、暇になる訳じゃない。
現に今日も、欧州で学んできたことをレポートにまとめ、発表するという仕事を終えたばかりだ。
でも家に帰ると、こうしてタイフーンが笑顔で迎えてくれる。それだけで疲れなんか吹っ飛んでしまう。
「ただいま。あれ? ごはん作ってるの?」
タイフーンの右手にはおたま、左手には泡立て器が握られていた。そして身体にはエプロン。
「うん、そうだよ。でもごはんじゃなくても、総一の好きなのでいいよ」
タイフーンも最初は空自のやり方や日本の生活風習に戸惑ってたけど、元来ポジティブな彼女はすぐに慣れ、
今では立派な空自家の一員だ。
でも、彼女の愛らしい笑みが、急に男の欲望を目覚めさせるような、妖艶な笑みになって……。
「ごはん? お風呂? それとも…わたし?」
「……っ!」
別に、尻に敷かれているって訳じゃない。彼女は夫を立ててくれる良妻だ。でも、こうして子悪魔的な色気で
俺をからかってくることもしょっちゅうある。これも彼女の「突拍子もない言動」のひとつだ。
そんな時、一方の俺はごまかしたりはぐらかしたり。でも結局タイフーンにさも可笑しそうに笑われて
終わるのがオチだった。まぁ、その時のタイフーンの笑顔も可愛いから、つい許しちゃうんだけど……。
でも今回は……タイフーンの、悪戯を超えた今の一言は、これまでの俺を大きく逸脱させるには十分だった。
「そうだなぁ……君にする」
「あっ!? ちょ、ちょっと総一っ! じょ、冗談だってっ!」
もう遅いよ、タイフーン。君が言ったんだから。俺は君が欲しい。もう止まらないよ。
「ま、待って! お願――んぷうっ!」
両手首を掴んで壁に押し付け、唇を奪って、それ以上は言わせなくする。
でもそれだけ。ただ唇を重ねるだけの軽いキス。やがて唇を離す。
すると、今度は逆にタイフーンからキスをしてきた。
彼女の舌が俺の唇を舐め、こじ開けようと動く。より深い接吻を求めている。俺にそれを拒む理由はなかった。
それどころが、俺の望んだとおりの反応だ。
「うんっ、ふむっ……ちゅ、ふあぁ……」
濃厚なディープキス。さっきまでは拒んでいたのに、彼女の欲望に火が灯った証拠のキスは、息ができなく
なるまで続いた。
「んふうぅ……総一ぃ……」
お互いの唇が離れた時、タイフーンの目つきは変わっていた。赤い瞳の奥で、欲情の炎が揺らめいていた。
「総一のバカぁ……あたし、もう抑えきれなくなっちゃったじゃないか……」
「別に抑えなくていいよ。第一、誘ったのはタイフーンじゃないか」
「そうだけどさ……うん、わかった。いいよ。セックス、して」
普段は勝気で男勝りな彼女だけど、根は素直で優しい女の子だ。特に俺に対しては。そんなところも
好きなんだけど。
こうしてタイフーンのエッチモードが発動した。こうなると後は早い。もう何も気にすることもなく、
彼女の普段着であるレオタードを脱がしにかかる。少し強引に引き下げると、まずは乳房が剥き出しになる。
「綺麗だな……」
実に見事な、惚れ惚れするほどの半球形だ。でっかいボールベアリングの玉を真ん中からふたつに割った、
と言われたら信じてしまいそうだ――まぁ、ベアリング球とは違って、弾力があって揉み応えのある
肉の球なんだけど。
でも、その中央で真球率を崩しているものがあった。ツンと突き出た桃色の乳首。その勃起の度合いから、
俺はタイフーンが十分に興奮していることを悟った。
俺はそれにそっとキスをして、唇で挟み込んだ。
「んっ、ひゃんっ! あ、あ、ああぁ……」
コリッという固い感触が気持ちいい。そしてタイフーンも、軽い愛撫に身を震わせ、切ない声を上げている。
このままおっぱいをもっと愛してやろうかと考えた。でもすぐに改める。この生意気な嫁をひん剥いて、
ついでに心も、女の本能も素っ裸にさせてやりたい。
そう決心して、美味しそうな胸や乳首への、これ以上の手出しを自重する。その代わり、レオタードを
ゆっくりと下降させていく。
お腹と縦長のおへそが露わになる。そこからさらに下げていくとついに、濃いめだけど綺麗な生え方をした、
髪と同じ色――赤毛のアンダーヘアーと、乳首と同じようなピンクを僅かにはみ出させている女性器が曝け出された。
「あ、ああん……脱がされる……総一のスケベぇ……」
「タイフーン。その言葉、そっくり返すよ」
もうこんなに、だらしなく濡れてるじゃないか。股間とレオタードの間に、ぬちょっとした粘度の高い愛液の糸が
引いてるし、割れ目の上半分と恥丘を覆う赤い陰毛にまで愛液を染み込ませて……。
クリトリスもすっかり膨張している。キスと胸への簡単な愛撫だけでこんなになってくれたことが嬉しい。
「糸引いてる……凄いグチョグチョだ。クリトリスだってこんなに大きくなって。おっぱいもおまんこもなんて
スケベなんだろうな、タイフーンって」
「だっ、てっ、総一が、おっぱいいじるから……」
「それだけでこんなに濡れちゃうんだ、タイフーンは。この淫乱」
嫌味にならないように、ちょっとおどけた感じで言った。でも、
「うぁ、うああ……や、ヤダ? こんなあたしは、イヤなの?」
タイフーンはにわかに涙ぐんでしまった。って、うわ、この表情は卑怯だ。あまりに可愛いから、
つい本音が漏れる。
「いいや、好きだよ。大好きだ」
まったく、この娘は……。サッカーでもそうだけど、俺をいつも手玉にとってくれるなぁ。
だから、ちょっとした復讐心が芽を出す。今日はいつもよりも激しく、少し乱暴に犯してやろうと思った。
そんな訳で、愛撫もそこそこにして、嫁を全裸にさせると、俺も服を全部脱ぎ捨てた。
「壁に手をついて」
「ん……わかった……」
タイフーンに立ちバックの体位を取らせる。そうすると否応なく、彼女の臀部が強調される。
おっぱいと同じように、綺麗な丸い形をしたお尻。その引き締まった肉と、ぷっくらとした割れ目の肉を掴んで、
左右に強く広げた。
「はうっ! あぁ、くはあぁ……はずか、しぃ……」
これで全部丸見えだ。大きめの敏感な肉芽も、これから俺を咥え込む膣穴も。そして、そのすぐ上にある
きつく閉じられたアナルも。
そして、俺が指で広げているところから、蜜がますます多量に溢れてくる。彼女の足下に小さな水溜りが
できるくらいに湧き出している。
これなら大丈夫だ。このままぶち込んでも、彼女はすんなりと受け入れてくれる。
「いくよ、タイフーン」
割れ目の中央にペニスをあてがう。亀頭が大陰唇に挟まれ、フレンチキスをされる。
「うん。あたしのヴァギナ、好きなようにして。総一のペニスで壊れるくらいに突いて……」
欧州4家の自慢の最新鋭機にして愛娘が、俺を求めている。身も心も支配してくれと俺にねだっている。
その期待にしっかり応えるため、俺は彼女への侵入を開始した。
じゅぶぶうっ……。そんな音と共に、俺の肉棒が、タイフーンの肉穴に吸い込まれていく。
「ひうっ! あ、あふうううぅ……はっ、入ってくるぅ、ペニスがくるよぉ……」
きつく締めつけてくるけど、すんなり奥まで入り、俺の尿道口と彼女の子宮口が、荒々しく接吻する。
これだけ濡れてれば、いきなり力任せに突いても問題ない。そう判断して、彼女のお尻と密着した腰を引き、
亀頭が露出したところで……思いっきり腰を叩きつけた。
「あああああああっ!」
そうして、レシプロエンジンにでもなったつもりで、猛然と往復運動を始める。するとたちまち、タイフーンは
大声で啼き出した。
「あ、ああ、あっ! ああーっ! か、感じるっ、この格好が一番感じるうっ!」
この欧州生まれの俺の嫁は、こうして後ろから犯されるのが最も好きらしい。
空戦では背後を許すことがないほど強いのに、俺に対してだけは別だ。あまつさえ、自らお尻を振って
俺に撃墜されたがっている。
「ほらタイフーン、わかるだろ? 俺と君がドッグファイトをしてるんだ」
「あっ、うんっ、わかるっ! あたし犯されてるっ! 犬みたいに後ろから交尾してるよっ!」
後背位特有の、パンパンという乾いた音がタイフーンの喘ぎと混じって部屋を満たす。
一突きする度に、俺の先っぽが彼女の奥の固い部分を直撃して、ゾクゾクするほどの快感と征服感に囚われる。
勝気な彼女の胎内奥深くまで犯しているという事実が、俺をますます欲望に駆り立てる。
「わかる? 俺のチンポが届いてる。タイフーンのマンコの奥まで」
「あっ、わかるよっ! 子宮を突かれてるっ! あおっ! あおおおおんっ!」
発情期を迎えた獣の雄叫びのような声で、俺の嫁が喘ぐ。その声を聞いて、俺たちは本当に犬か狼にでもなって
しまったような錯覚に囚われる。
「はうっ、はっ、はっ……」
新鮮な空気を求めて舌を突き出して呼吸する(後ろ姿だから見えないけど、きっとそうしているだろう)
タイフーン。息づかいまで犬じみてきた。だらしないんだけど、それも可愛い。
「はっ、激しいよおおっ……んっ、はうっ! あううんっ!」
「そりゃそうだよ。激しくしてるんだからさ。おっぱいも凄い揺れてるし」
彼女の白い背中の向こう側で、半球形の乳房が絶えず形を変えていた。俺の突きに合わせて前後に
ぷるんぷるんとバネのように弾んでいる。
さっきはあまり構ってやれなかった分を取り返すつもりで、そのおっぱいをむぎゅうっ、と鷲掴みにした。
すると余計に形を変え、ますますいびつになった。
「はっ! うああああっ! そんなぁっ、強すぎるよおっ!」
そんなこと言われても、止めるつもりはない。揉みながら隆起した乳首もつねるように摘む。
「はううううんっ! やっダメっ! おっぱい感じちゃうっ! あふううんっ!」
タイフーンの喘ぎは、もう喘ぎ声というよりも悲鳴に限りなく近い。
「タイフーン、壁に向かってそんな大声出すと、誰かに聞かれちゃうかもよ?」
「かっ――かまわないっ! 総一にセックスされてるんだからっ、聞かれても見られてもいいっ!」
タイフーンは壁に手をついて、いや、寄りかかって崩れ落ちまいと頑張っている。顔も押しつけてるから、
その跡は彼女の涙やら涎やら、汗やらでベットリになっている。
でも、俺もそんなのは気にしない。床はとっくにエッチな液でビショビショだし。だいたいそれ以前に、
俺はただタイフーンの肉体を貪り快楽を追及するケダモノのような存在に堕ちていた。
そして、おそらくはタイフーンも――。
つがいのオスとメスになった俺たち。もう後は行き着くところまで行くだけだ。
「うああああっ! イイっ! イイよおっ! ペニスがイイっ! 総一っ、総一のチンポ気持ちイイよおおっ!」
キュウキュウとペニスを圧迫する膣の感触だけでも凄く気持ちいいのに、あんなに淫らな声でよがって……
タイフーンの嬌声が、俺をさらに追い詰める。
このままじゃ持ちそうになかったから、ラストスパートをかける。腰をタイフーンのお尻に強く叩きつけ、
子宮をえぐるようにペニスで突きまくった。
「あ、はひっ、はひいいいっ……や、らめぇ……イッひゃうよおぉ……」
「タイフーンっ、俺も、俺もイキそうだよ……マンコで出していいよなっ!?」
別に確認するまでもないと思うけど、一応聞いておく。
すると予想どおり、タイフーンは快楽の渦の中から、救いを求めるかのような声で言った。
「あっ、ザーメンっ! 総一のザーメンっ、あたしのヴァギナにっ、マンコにぶちまけてええっ! 今日は
危険日だからっ、デキちゃってもいいからっ!」
そういえば、ザーメンってドイツ語だったっけ。彼女の4つある実家のうちのひとつはドイツさんちだ。
彼女らしい表現の仕方だと思った。
そんなことを考えている間にも、俺の快楽ゲージもレッドゾーンに達して――突きながら、結合部のすぐ傍にある、
大きくなったクリトリスをギュッ、と摘んだ。
これでトドメだ。俺も。彼女も。
「あぐううううううんっ! クリダメええっ! イクっ! イクうううううっ!」
「っ――うっ、出るっ! 出すぞっ!」
「あはあああああああああっっ!」
ぶびゅうううっ! びゅくうんっ! ぶびゅびゅっ! 脳内でこんな効果音が響くほどに射精していた。
白い暴風雨が、嫁の胎内で荒れ狂う。一瞬で膣内を冠水させ、子宮の小さい穴を経て、妊娠の準備が整った
子宮内部を襲う。
その刺激に敏感に反応した嫁の身体がビクビクと痙攣し、膣壁までうごめいて俺の精を搾り取ろうとする。
そしてペニスがさらに精液を吐き出す。
「はぁ、はあっ……出したよ。タイフーンの中に……」
「ひはあぁ……うぁ、あ……ザーメンきてるぅ、しゅごいぃ……」
快感の渦中で呟き合い、俺はタイフーンを背後からしっかり抱きしめる。彼女の赤毛に顔を埋めると、
彼女がこっちを振り向いてくれた。鼻の頭同士がこつん、と触れ合った。
「ふうっ――よかったよ、タイフーンのマンコ」
「あ、あたしも、総一のペニス――チンポ、気持ちよかったぁ……」
お互いを讃え合って、快感をくれたことを感謝し合うかのように、キスを――下半身での交わり負けない
くらい濃密な接吻をする。
ひたすら舌を絡め会ってから唇を離し、彼女に刺さったままのペニスを抜き出す。すると、
「あっ!? やああんっ、イヤだっ、出ちゃうっ!」
ペニスの後を追うように、タイフーンの膣口から精液が噴き出した。
タイフーンのヴァギナが射精する。ピュッピュッと何回かに分けて、タイフーンのヴァギナが俺のザーメンを
床に撒き散らす。
「あん……ダメぇ、総一のザーメン、逃げてっちゃうよ……せっかくいっぱい出してもらったのにぃ……」
ふと、ぶぴぶぴと精液を逆流させる膣口のすぐ上にあるものが目に留まった。
タイフーンのお尻の穴だ。彼女の荒い息づかいに合わせて、ひくひくと窄まった門が僅かに収縮している。
「……」
その光景に、やたらと心惹かれた。だから俺は、そこに手を伸ばし、触れた。
「っ!? きゃああんっ!」
スイッチを押すみたいにして弄ぶ。指先が菊門の形を変え、腸内に沈み込もうとする。
「やっ!? ああっ! ダメ、そこ、そこは汚いっ! きたないからぁっ!」
「汚い? こんなに綺麗で可愛いのに」
本心からの言葉だ。たとえ排泄のための穴であっても、タイフーンのなら、俺の愛する嫁のなら汚いはずがない。
だから、アナルを弄りつつ少し躊躇して、彼女に告げた。
「タイフーン……俺、挿れたい。君のお尻に、チンポをぶち込みたい」
「ええっ!? こ、こんなとこに!?」
俺はそれ以上は何も言わず、黙って頷いた。少なくとも、俺は真剣だ。本気で彼女のアナルが欲しかった。
「ううぅ……」
タイフーンは少し戸惑っていたけど、俺の本気を察してくれたのか、微笑むと、
「好きにして、いいよ。あたし、あんたになら……何されても、どんなことされてもいい……」
と言って、あまつさえ自らお尻を差し出して、左右に広げてくれたのだった。
「タイフーン……ありがとう。好きだよ」
窄まった菊門に、俺とタイフーンの淫液が混じって出来た潤滑油を塗り込む。まだまだ元気な俺のペニスにも
同じのがまんべんなくついてるけど、念のためだ。
「じゃあ、いくよ」
「うん。総一、来て。あたしのアナルヴァージンも、奪って……」
彼女の承諾を確認して、未知の場所にペニスをあてがい、慎重に挿入を開始した。
「ひぎっ! いいいいっ……!」
「うわっ、きつっ……!」
ゆっくりと、肉の杭を狭すぎる穴に打ち込んでいく。
メチャクチャきつい。全周囲から圧迫されて、ペニスが千切れるんじゃないかってほどの締めつけ。
初めて体感する女の子のもうひとつの穴は、痛いくらいの感触を俺に与える。
でもこの際、俺はどうでもいい。狭い狭い穴を強引に拡張されているタイフーンは、俺よりも遥かに痛いはずだ。
悲鳴に近い声が、激痛を訴えている。
「うぐっ、うあああっ――くはあああああーっ!」
「ぜ、全部……入ったぞ……」
そして、俺はタイフーンの直腸を征服した。俺のペニスが、タイフーンのアナルに深々と突き刺さった。
「は、入っちゃったぁ……ホントに、アナルにペニスが、総一のがはいっちゃった……」
実際に挿れといて何だけど、俺も信じられない思いだ。女の身体って、こんなところでも男を受け入れられる
なんて……。
それは何も、タイフーンだけじゃないんだろう。でも、今はひたすら彼女が愛しい。排泄用の穴まで俺に
許してくれたこの新妻が。
「かはっ、はぁああぁっ……はふぅ、ふぅ……」
タイフーンがあまりに苦しそうなので、根本まで埋めたけどしばらく動かないことにする。
しかしその間にも、彼女の直腸はペニスをぎゅううっ、と絞めてくるから、動かずとも射精感が徐々に
高まってきた。
「あ、あああぁ……す、すごい……ぷっといペニスで、チンポで、あたしのアナルがぁ……」
「ああ……本当に凄い。俺、タイフーンと繋がってる。アナルで繋がってる」
このままじゃ、何もしなくてもイッてしまいそうだから、とりあえず動くことにした。ただし、爆弾の信管を
取り扱うみたいに、とにかくひたすら慎重に。
「あぐっ、うああああああっ――ひぎぃ!」
なるべく優しくしたつもりでも、タイフーンの声は苦痛に満ちている。けどどうにか抜いて、挿れて……
それを何度も繰り返す。
「め、めくれ……るっ! アナルがめくれちゃうっ!」
タイフーンの言うとおり、肉の杭を彼女の直腸から引っ張り出すと、肛門の周りがぷくっと盛り上がり、
挿し込むと一緒にめり込む。まるで、アナルにも小陰唇があるようだ。
そうやってアナルセックスの様子を観察しながら動いていると、彼女が呻き声の中から俺の名を絞り出した。
「ひぐっ! うう、あぐうぅ……あ、ああぅ……んっ、そ、そういちぃ……」
「痛いの? ごめん、もっとゆっくりするから」
「う、ううん。そうじゃない。も、もっと……もっと強く、して……」
「タイフーン?」
「あぅ、ううんっ……だ、大丈夫だから。すこし、良くなってきた、から……ふぁっ、あんっ!」
「……わかった。じゃあ、激しくするよっ!」
ペニスが抜ける寸前まで腰を引いて、そこから一気に突き入れる。
「うあああああんっ! ひああああっ!」
こうして、さっきまでのスローペースから一転して、ひたすら強く、激しく突きまくる。その勢いは、
普通の――性器と性器で交わるセックスと変わりない。
「ああっ、んふうっ! いっ、イイっ! か、感じちゃうっ! あたしっ、アナルで感じてるっ!」
そして、俺に蹂躙されるタイフーンは、赤いショートカットの頭を振り乱して悶える。感じている表情が
わからないのが惜しい。
「あんっ! あはぁぁあんっ! そ、総一ぃっ!」
すると、願いが通じたのか、彼女が懸命に身体をよじらせて、俺の方を向いた。
「あう、あはっ! イイよっ! 総一のペニスが凄いのおおっ!」
凄くいやらしかった。つがいのオスに――つまり夫である俺に征服されて悦ぶメスの顔だ。とても欧州最強の
戦闘機とは思えない表情だ。
俺とのアブノーマルな交わりで、タイフーンはこんな淫らな顔をしている。俺のペニスでアナルを貫かれて、
これほどまでに快楽を得ている。俺でこんなに感じてくれている……。
ああくそっ、こっちまでおかしくなってくる。
おかしくなるついでに、射精感はあっという間に限界を超えた。
「うおおおっ! 出すぞっ!」
タイフーンの直腸内で極度に膨張した息子が、精を吐き出す。2度目とは思えないほどの勢いと濃さを保った
精液が、彼女の穴の奥に浸透していく。
「あぐううっ! イクっ、イクイクううっ! いやああああああんっ!」
その精を受けとめながら、タイフーンも達した。腸が俺のザーメンを飲み取ろうと貪欲に痙攣する。
「くうっ、うううっ……」
「あっ、ああっ、あうううぅ……どっちの穴も、ザーメンでいっぱいになっちゃった……」
射精の勢いが衰えて、止まる。すると彼女のアナルは俺を外に追い出そうとするかのようにきゅうっ、
と圧力を強めた。それに逆らわず、ペニスを引き抜いた。
すると、ぶぴっぶぴっ、とおならのような音をたてて、タイフーンのアナルが射精する。直腸から俺の精液を
逆流させ、潮のように飛び散らせている。
「ああっ、らめぇ……またでひゃうぅ……ザーメン出てっひゃう……」
タイフーンは感じ過ぎたためか、呂律が回っていない。壁に手をついて必死に支えていた身体も力を失い、
ズルズルと床に崩れ落ちた。
俺も倒れ込むようにして、彼女の背中をそっと抱きしめる。火照った身体が、甘い汗の匂いが心地良い。
そのまましばらく抱きしめていると、タイフーンが甘えた声で俺に言った。
「総一。またしてよ、お尻で……」
「うん。でも……そっちばっかりでしてたら、子供はできないよ」
「あ、そうか……。なら、赤ちゃんができた後でもいいからさ。妊娠中はヴァギナは使えないし、お尻なら
総一を気持ち良くしてあげられるし」
素直に嬉しく思える言葉だった。そしてますますタイフーンが愛しくなる。だから俺は――。
「そうだね。だから――」
「んっ!? ああうぅ!」
放出したばかりなのに、戦闘態勢を解いていないペニスを、彼女の大好きなバックの体位で、再び膣に挿入した。
「タイフーンのこと、孕ませないとね。今日が危険日なら、何度もマンコに中出しして確実に種付けしてやらないと」
「あっ、あんっ! あ、あたしを孕ませる気なんだねっ!? いいよっ! セックスして、ザーメン中出しして、
赤ちゃんつくってっ! あたしのお腹おっきくしてぇっ!」
お尻も良かったけど、やっぱりおまんこの方が興奮するな。こっちに射精しまくれば、タイフーンは俺の子を
孕んでくれるから。
そうして、彼女は再び俺のペニスでよがり狂い、俺は彼女のヴァギナの気持ち良さに溺れる。
早く妊娠させたいと思った。
初めてのアナルセックスから一夜明けて、翌日の晴れた午後のこと。
「っ、ててて……」
「もう、だらしないなぁ。もっと鍛えなきゃダメだぞっ」
昨日はエッチのやりすぎで、俺の腰が悲鳴を上げている。でもタイフーンはケロッとしていて、何だか不公平だ。
「いや、昨日のアレは、俺の方が激しく動いてたから……」
結局、お尻でした後にさらに3回、俺はタイフーンとバックで交わった。もちろん主導権は俺にあって、
タイフーンも動いてくれたけど、運動量は俺に遠く及ばないはずだ。その結果が今の状況な訳で……。
「ま、まぁそれはともかく――行ける?」
「うん。あたしはいつでも。命令さえくれれば」
これから彼女は、空に上がる。今日の任務はCAPの訓練だ。
色々とこなせて便利なタイフーンだけど、空対空戦闘は一番得意だから、彼女も張り切っている。今日も頑張って、
良い結果を残してくれるだろう。
「じゃあ、お願い。行ってらっしゃい」
「うんっ!」
タイフーンは、俺の命令に満面の笑みで応えてくれた。
でもその瞬間、脳裏にかつての出来事が蘇る。
それは、俺たちが初めて結ばれた嵐の日のこと――今の笑顔とは全く正反対の、悲しい泣き顔を見た時のこと。
より強くなろうとしていた彼女に突きつけられた現実。
そして俺は、彼女と約束したんだ。
「タイフーン。前に言ったこと、俺……頑張るから」
「えっ?」
「トランシェ3、実現させよう。絶対に」
「総一……うん、あたしも頑張る。総一と一緒なら、あたしは何だってできるんだから!」
今すぐは無理かもしれない。でも、いつかきっと……タイフーンは、俺の嫁は、もっともっと強くなって、
日本の空を飛ぶ日がくる。
その日を目指して、俺とタイフーンは一緒に、手をたずさえて進んで行こう。
あの青い空に、俺はそう誓うのだった。
331 :
182:2008/04/07(月) 22:50:23 ID:gvdZc3K5
どうも
>>182です。
以上、
>>319-330「F−Xは俺の嫁 ユーロファイター・タイフーン編」でした。
これで、昨年から細々と不定期に続けてまいりました「F−Xは俺の嫁」シリーズも、おかげさまでこれにて
完結となります。
さて、なんか現実世界では、嫁を娶れないBadEndフラグ
ttp://mainichi.jp/select/seiji/news/20080313ddm002010019000c.html が立ちつつあるような気がしないでもありませんが……ま、まぁ気を取り直して、以下はチラシの裏になります。
そもそも、こんな話を思いついたのは、昨年9月の下旬に書店で、MC☆あくしずVol.6(以下あくしず)
を見つけたことに始まります。
軍オタであり、当時(いや今もですが)空自のF−X選定に多大な興味を持っていて、軍事板のF−Xスレを
毎日確認していた私は、特集に釣られてついあくしずを購入してしまいましたw
中の文章については、F−X選定の現状と候補機のメリットとデメリットなど、詳しくかつ解り易く書かれている
良企画で、買って損はしなかったと思える内容でした。
しかし私の場合、それだけでは済みませんで……F−22Aについての記事(というか絵)を見ていて
「これって新婚初夜だよな」と思った瞬間、一気にネタが溢れ出してきて、これはSSにできるという確信を抱き、
その勢いを駆ってラプター編を書き上げました。
そうしておっかなびっくり投稿してみると、皆様から思いのほかご好評を頂き、調子に乗って結局元記事にある
4機全てをSSにすることができた訳です。
まぁ色々と反省点もあり、まず第一に、シリーズを通して全体的に、単なるエロSSと言った感じになり、
擬人化感が薄れてしまったこと。第二に、ライノはラプターと、タイフーンはイーグルとキャラが被って
区別がいまいちつけ難くなったこと。その2点が主な問題でしょうか。
なお、それぞれの機のエッチコンセプトとしては、
ラプター:新婚初夜らしく初々しく、基本的なことを一通り
イーグル:4人中最大のおっぱいを活用する
ライノ:メイドさんなのでご奉仕&調教
タイフーン:勝気な女の子のお尻を背後から(ry
だったりしますw 一応全員別々にすることができました。
ともあれ、完結させることができたのも、ひとえに読者の皆様のおかげであります。長丁場にお付き合い下さり、
ありがとうございました。
そして、MC☆あくしずVol.6特集「F−Xは俺の嫁」関係者の方々にも、深くお礼申し上げます。
ちなみに、各作中の設定やシチュエーション、台詞の一部は、この元ネタからの拝借です。
勝手に元ネタにして済みません。そしてムチャクチャやってごめんなさいm(___)m
332 :
182:2008/04/07(月) 23:02:27 ID:gvdZc3K5
それでは最後に、いつもどおりの解り難い用語解説です。
ダッソー・ラファール:フランスの最新鋭戦闘機。元はECA(ヨーロッパ戦闘機)計画として、イギリス、
ドイツ(当時は西ドイツ)、イタリア、スペインの4国と共同開発する予定だったが、
エンジンの選定などを巡り他の参加国と意見が対立してECA計画から脱退。独自開発の
道を歩むこととなった。それが後にラファールとなる。
なお、フランス脱退後もECA計画は続けられ、それが後にユーロファイター・タイフーン
として完成する。
発祥が同じ計画のためか、両機のデザインはエアインテークを除いては酷似している。
サーブJAS39グリペン:スウェーデンの最新鋭戦闘機。小型軽量ながら、戦闘、攻撃、偵察の任務をこなせる
マルチロールファイター。こちらはエンジンは1基だが、カナードとデルタ翼という
デザインはラファール、タイフーンと似ている。
深く関わらないという雰囲気:航空自衛隊はラファールを一応はF−Xの候補として提示したが、ダッソー社は
本当に採用されるとは思っていないのか、売り込みには消極的らしい。
一歩引いて接していた:グリペンは航続距離が短いなど、空自で扱うには要求性能を満たしていない。また
グリペンの輸出にはタイフーンの主要メーカーであるBAEシステムズが関わっている
ため、日本へのアピールはほとんど行われていない。
デルタ翼:上方から見た場合、三角の形状をしている主翼のこと。
カナード:主翼よりも前方に配置された水平尾翼のこと。先尾翼とも呼ばれる。
EJ200エンジン:ユーロジェット社がタイフーンのために開発した小型軽量のターボファンエンジン。
アフターバーナー使用時の最大推力は9078キログラムと、F−X候補機で最も低いが、
アフターバーナー非使用時でも最大6120キログラムの推力を発揮(同条件時の
F/A−18Eより強力)するため、タイフーンの超音速巡航を実現している高性能エンジンである。
トランシェ3:タイフーンの生産は、基本的には対地攻撃能力を持たない迎撃機使用のトランシェ1から始まり、
現在は限定的ながら対地・対艦攻撃能力を持つトランシェ2に移行している。
トランシェ3は完全な対地攻撃能力を獲得すると言われているが、開発があまり進んでいないため
詳細は不明。またイタリアが資金面の理由からトランシェ3の開発、配備から手を引くとの
話もあり、実現性そのものも不透明である。
プレナー・アレイ・レーダー:機械作動式レーダーのこと。この場合、レーダーの電波は直進しかしないため、
探知範囲を広げるには、アンテナの向きを変えて捜索する。そのため、アンテナが
向いていない方位は死角になったり、アンテナの可動部が故障した場合は
探知範囲が極端に制限される、などのデメリットがある。
なお、それらの問題を克服したのが、平面状に無数の小型アンテナを配置し、
それぞれが指向性のある電波を出して短時間に広範囲を捜索できる
フェーズド・アレイ・レーダー(AESA)である。
レシプロエンジン:熱エネルギーでピストンを往復運動させ、それを回転運動に変換して動力とする機関のこと。
現代のガソリンエンジン、ディーゼルエンジンもこれに含まれる。
ドッグファイト:敵味方が互いに相手を照準に合わせるために行われる近距離空対空戦闘のこと。空中格闘戦とも言う。
犬同士が相手の尻尾を追って喧嘩をする様子から、この名がついた。
CAP:戦闘空中哨戒(Combat Air Patrol)の略語。戦闘機を空中に待機させて、接近して来る
敵機やミサイルを迎撃する防空任務のこと。
>>331=
>>182 シリーズ完結乙
台風の共同開発国が悉くサッカー強豪国という小ネタまで押さえ、たいへん楽しめました。
ふたりの健康を害する恐れがあります。アナルの際は次のことに注意しましょうw
1 コンドームを使用すること。生アナルは細菌感染による尿道炎を起こす恐れがあります。
また、直腸に射精すると大腸の菌類環境を乱し、下痢や腹痛の原因となる場合があります。
2 アナル後の膣挿入はペニスを十分に洗浄してから。不衛生にすると子宮内膜炎などの原因となる場合があります。
台風さん、頑丈だなぁw
GJ!!
これで俺の嫁シリーズも終わりかと思うと…
F-Xの候補機に選ばれてはいないが
小さいけど何でも(とりあえず)できる万能娘グリたんが見たかったw
連載が終わったのでこのスレはもう終わりです。
誰も投下しないでください
定数削減と墜落火災で値崩れしたものの、ラプたん結婚禁止で強含みの状況に来た金髪大和撫子のF-2たんを・・・
突然だが、某板某スレの
ZZガンダム♂×キュベレイ♀が見てみたい
外界に通じる唯一の扉が開かれると、いつもと変わらぬ彼女がそこに立っていた。ピンクと白を主調とした
タイトなナース服に身を包み、どこか人好きさせる健康的な微笑みを浮かべて、全てを許容するかのような、
暖かい瞳を向ける彼女がそこに立っていた。
開かれた扉をそのままに、彼女がツイと歩みを進める。一歩一歩と近づくたび、僕の視界に占める彼女の割合は
順々に大きくなり、やがてその姿が眼の前を一杯にすると、座る僕に視線を這わせ、両膝をついてからゆっくり口を開いた。
「今日も沢山汚れちゃったね……君は頑張りやさんだものね。さ、お掃除始めようか?」
優しく呟いた彼女が、自身の服を止めている左肩のボタンに手を伸ばし、それを一つずつ外し始める。
二つ三つとボタンが外れていくと、次第に彼女の上着はスルリとはだけ、段々とその素肌が露になっていく。
『お掃除』を始める為の準備だ。日々の労働で僕の身体にへばり付いた汚れを、彼女が拭ってくれるのである。
閉鎖空間でひたすら肉体労働を強いられ、それ以外に動く事も話す事もできない僕にとって、
彼女の奉仕こそがただ一つの楽しみであり、他人の愛を受ける事ができる唯一の場でもある。
それを知ってか知らずか、彼女の奉仕は熱心で献身的で……心の距離がとても近くに感じられるのだ。
彼女には感謝してもしきれない。彼女はまさに、砂漠のオアシスとも言えるような存在なのだ。
と、全ての衣服を脱いで一糸も纏わぬ状態となった彼女が、脱ぎ捨てた上着のポケットからチューブ容器を取り出して、
それの口を自身の胸元へと向ける。下着を着けずとも形状を崩さない豊かな胸が、彼女の両腕によって挟み込まれ、
深い深い谷間を作り出していった。
「すぐに準備するからね、少し待ってて」
奈落を思わせるようなその谷間が完成すると、彼女の手に握られたチューブ容器の口火が切られ、そこから
白いペーストが溢れ出して、彼女の胸元めがけて落ちていく。白蛇を思わせるようなそれが、存在感を示す彼女の巨乳を
遠慮する様子もなく這いずり回る。深い谷の底へと沈み、あるいはツンとした乳首に掛かり、その柔肌をより一層に
白く染めあげていった。やがて、チューブ容器が半分ほどの太さになった頃、白蛇の暴走は段々と鈍り始め、
動きを止めていく。白蛇が縦横無尽に這いずった胸元を、満足げな表情で一瞥した彼女が、チューブ容器を
床に置いてから僕に視線を向けて呟いた。
「こうやってると、君は決まってエッチな眼をするね。楽しみにしてくれてるのかな?」
彼女が放った言葉にハッと意識を取り戻し、すぐさま合わさった視線を遠くの方へと受け流す。
綺麗で豊満な胸に眼を引かれ、ついつい夢中になってしまったが為に招いた事態に、思考が弾け飛ぶのを感じた。
それを見た彼女がアハハと笑い声を漏らす。だが、その笑い声には嫌味も軽蔑も含まれてはいない。
芯から湧き出す健康的な笑い。決して人の事を見下したりはしない、暖かな笑いがその顔には浮かんでいた。
そんな彼女の反応に胸を撫で下ろしたその時、まだまだ笑い声を含む彼女が、両手を僕の首の後ろで絡めて、
頭をグイッと引き寄せる。彼女の『お掃除』が始まるらしい。一層に接近した顔が、言葉も無く互いの意思を交換する。
やがて、見詰め合っていた彼女の瞳が「そろそろ始めようか」と語りだした。それに気付いた僕は、動かぬ体と口を捨て、
眼に一杯の気持ちを込めて、彼女に意思を送り返す。そして彼女は、僕の表情から何かを受け取ったのか、
溢れ返えるほどの笑顔を僕に見せてから、大きく強く頷いたのである。
ペーストにまみれた彼女の双丘が、僕の胸板に触れて潰れる。ペーストが放つ無機質な冷たさの奥に、強く脈打つ
彼女の鼓動が聞こえた。優しく安定したその心音は、次第に僕のそれと重なると、まるで溶け合うかのようにシンクロしていった。
鼓動に合わせて彼女の体が動く。左腕を首筋に右腕を背中に、僕の身体にしがみついた彼女が小刻みに身体を揺り動かし、
互いの胸を擦り合わせていく。上へ、下へ、右へ、左へ……やがて彼女は、その艶やかな唇を割って小さく舌を突き出し、
それに唾液を伝わせ、密着した僕と彼女の間へと落としていく。体を覆うペーストと彼女の唾液が馴染んで伸びる。
段々と円運動に変わった彼女の動きに合わせて、擦られたペーストはミントの香りを放ちつつ泡へと変わっていく。
クチュクチュとした感触のそれが、擦り合いで生まれる皮膚摩擦を極端に減らしていった。
「んぅっ、泡だらけだね……ちゃんと汚れを落とせるかな」
泡にまみれた彼女の乳房が、僕の体に付着する汚濁へと狙いを定め、襲い掛かる。まるで粘液のようにへばり付いた汚れを、
体中の泡で優しく包み込んで、丁重に揉み解す。柔らかく活発で、従順に押し潰れ、あるいは反発して弾け、モダン・ダンスを
思わせる動きで跳躍する胸が、僕の身体に強くしがみ付いた汚れを、激しく責めたてる。次第に彼女の猛攻に
耐え切れなくなった汚れは、解け落ちて、弾かれて、次から次へと泡の中に姿を消していった。
「背中もお掃除しようね……んんっ」
眼の前で一頻り動き回った彼女の身体が、背中の方へと回りこみ、先ほどよりも速いテンポで動き出す。
激しく身体が擦られるたびに、彼女の口からは小さく喘ぎ声が漏れて、僕の耳を周到に撫で回していく。
テンションアップした彼女の脚が、横になっている僕の下半身に絡みついた。ふっくらした太股とそこから伸びるふくらはぎ、
そして湿り気を含んだ彼女の秘部が、僕の皮膚に密着して擦り合わされる。モジモジと身体をくねらせる彼女が、
背中と脚に絡みつく汚れに総攻撃を開始したのだ。
「あんっ……ふっ、あぁ……」
背後から回された彼女の掌が、居場所を探すように僕の胸元を撫で回す。やがて落ち着き所を見つけたのか、
みぞおち辺りで掌が止まると、その両腕を強く強く締め付けて、尚一層に固くしがみ付いてきた。その強い力に、
彼女は「きゅう」と潰れた声を上げて、苦しそうに息を吐き出す。されど、僕を抱きしめる力を緩めようとはしない。
必死に僕の背中へしがみ付き、激しい息遣いと動きで、周等に、丁重に、僕の身体を『お掃除』し続けていた。
「あうっ……ふあぁ! あっ……くっ……きゃぅ!」
彼女が僕の右肩に回り込むと、その鼓動は次第に高鳴り始め、身体の躍動が最大限に大きくなっていった。
口元からは絶え間なく唾液が漏れ、僕の太股に当たる彼女の秘部が悲鳴を上げて、互いの全身が熱く熱く惚けていく。
彼女が潤んだ瞳で僕を見つめる。接近した唇と唇がキスを交わす。一回、二回、三回……何度となく交わされたキスが、
次の瞬間には舌同士の絡め合いに変わり、流れ込んできた彼女のそれが、僕の口内を激しくしゃぶり回した。
そして、その激しい動きによって彼女の『お掃除』が山を迎える。最高潮に達した彼女の動きと表情が、激しい痙攣と
押し殺した叫び声を交えて、高く高く打ちあがる。秘部からは熱くたぎった液体が溢れ出し、先端にウェーブのかかった
髪は乱れ狂う。やがて、僕を抱きしめる腕に赤く跡が残りそうなほどの力が加わると、次第にその束縛は緩められ、
彼女の身体は力無くへたり込んでいった。
「綺麗になったね……よかった……」
身体を持ち上げた彼女が、ゆっくりと呼吸を整えながらそう呟き、横になった僕をじっくりと撫でる。
頭から肩へ、胸から腹部へ。まるで大切な何かを愛でるように、滑らかな彼女の指が順々と僕の身体を流れていった。
と、彼女の視線と掌が僕の腰辺りを撫でた時、膨れ上がった何かに触れて、唐突にその動きを止める。
赤黒く怒張したそれを見た彼女が、一瞬だけ驚愕の表情を浮かべてから、それをやんわりと撫でまわす。
次第に何かを感じ取ったのか、彼女は怒張したそれをやんわりと掴み、ゆっくりと眼を瞑ると、
少しだけ舌先を伸ばして、チロチロと舐め始めたのである。
舌先で確かめるように一回。舌全部を使い、舐め上げるように二回。二度三度と接触する彼女の舌と、
その度に吹きかかる湿った吐息。やがて彼女は、赤黒いそれを自身の口の中へと頬張り、吟味していく。
彼女の口内で腫れ物に舌が絡み、そこに溜まった何かを搾り出そうとするように動きまわる。
頭を上下に動かして、舌をそれに巻きつけて、ペチャペチャと音を立てながら、彼女が腫れ物の全てを調べ上げていく。
しかし次の瞬間、彼女の口から赤黒いそれが抜かれてしまった。彼女がゆっくりとその頭をもたげて、僕の顔を見る。
自身の口に人差し指を突き入れて舌に絡んだ唾液を弄び、何かを考えるように頭を捻ると、ゆっくりと微笑みを浮かべて呟いた。
「毒が入り込んでいるのかも……ねぇ、マッサージして抜いちゃおうよ」
言い終わるなり彼女は、泡だらけの豊乳で赤黒い腫れ物を挟み込み、ゆっくりと弄りだす。
深い谷間に収め切れなかった先端部は口の中に含まれ、もはや腫れ物の全てが、彼女の身体によって押さえ込まれていた。
グニュグニュと柔らな胸が、腫れたそれを丁重に揉みしだき、湿った口内と舌が、それの先端を周到にねぶり倒す。
暖かく力強いその動き、そして何より献身的な彼女の態度が、僕の股間にマッサージの快楽を生み出していった。
「はむっ……あふっ……どんどん熱が上がっていく……んうっ……すぐに静めてあげるからねっ……んぁ」
そう喋る間も彼女は、張り裂けそうにいきり立つそれを谷間で揉み、唾液に浸った先端を指でなじっていく。
その頬に腫れ物を擦り付け、再び口に含んで隅々までもを嘗め回し、唇に糸を引きながらまた抜き取る。
何度も何度も繰り返して、そのつど僕の顔を見上げて笑顔を作り、またしても口の中にそれを収める。
彼女の口が腫れ物を吸う度、その大きな乳房が押し付けられる度、彼女が暖かい微笑みを浮かべる度、
赤黒いそれは熱くたぎり、意思を持った生き物のように彼女の双丘で跳ねて、暴れまわった。
そして、彼女のマッサージによって、僕の感情と腫れ物が悲鳴を上げる。彼女の身体から生み出される快楽と、
暖かく混じり合う互いの感情が、僕の股間に渦巻く情欲を限界へと押しやったのだ。僕の表情を見た彼女が、
身体を激しく揺さぶってから、腫れ物を深く深く咥え込んで、舌を宛がう。そして、ねっとり絡みつく唾液と柔らかな口蓋の感触が、
某弱無人に僕の中を渦巻く毒へ、とどめを刺した。快楽が我慢の崖に追い詰められ、そこから転げ落ちていくのを感じた。
彼女の口内に、僕から溢れた何かが放出される。全てを染め上げる快楽と、賢明な姿勢に抱く愛しさ。
そして、彼女を抱きしめる事ができない悔しさ、憤り。押し寄せる感情の毒が液体に形状を変えて、彼女の口内へと放たれる。
彼女は逃げなかった。溢れ出る僕の感情を、口と身体で全て受け止めて、安堵の表情を浮かべていた。
腫れの引き始めた患部を指で締め上げ、毒素を一滴残らず搾り出し、身体に纏う泡の中にそれを沈めて、ニッコリと笑う。
「よかった……ちゃんと毒が抜けたね。もう我慢しちゃダメだよ?
私は君のパートナーなんだから、辛い時はちゃんと知らせてほしいな……ね?」
彼女の瞳が、僕の瞳を覗き込む。真っ直ぐに伸びたその視線は、僕の返事を求めていた。
動かない身体から発せられる唯一の意思を、彼女はしっかりと認識して、受け止めようとしてくれていた。
嬉しかった。何もできない僕に、こんなにも尽くしてくれる彼女。汚れた僕に、嫌な顔ひとつせず接してくれる彼女。
彼女の言ってくれた「私は君のパートナーなんだから」という言葉が、意識の中で響き続けていた。
眼の前にある彼女の瞳が、僕の心を見透かすように窄められて、尚も答えを待ち続けている。僕は彼女の『心』を見つめ返す。
感謝、悔しさ、喜び、憤り……彼女に抱く全ての言葉を視線に込めて、彼女の瞳に語りかける。重なって、溶け合って、
視線と視線が、心と心が会話をする。身体を動かせなくても、言葉を発せなくても、彼女にこの感謝が伝わって欲しかった。
彼女の顔が僅かにはにかむ。眼を長く長く細めて、ほんの少しだけ口端を上げて、心に安心を振りまく微笑みを浮かべる。
そして、その右手で僕の頬をゆっくり撫でてから、彼女は小さくゆっくりと、僕の唇に唇を重ねたのだった。
―了―
赤黒い腫れ物は歯肉炎の事な。
オマエラ、愛と健康の為に歯磨きしろよ。
やばい、俺朝出かける前しか歯磨かねぇ・・・
俺も回数増やそうかな。
つーか歯磨き業界にとってこれ以上ない販促。
地元の店舗が悉く入荷しないおかげで1/100オーバーフラッグが買えない……
この苛立ちをフラッグたん擬人化SSへの原動力に変換できないものか!
ドラミちゃんの擬人化とかもここでいいのか?
>>346 周りのパイロット達が凶悪な赤ガンダムと戦い、命を落としていく中、グラハムはオーバーフラッグたんとのパートナーに固執し、戦い続けてきた。
そしてついに、グラハムの部下がフラッグたんと共に赤ガンダムに挑むものの、命を落としてしまう。
明らかに自分の性能は赤ガンダムに劣る、そのことを自覚しているオーバーフラッグたんは、グラハムが自分に乗って戦死してしまうのが怖かった。
しかし、グラハムはオーバーフラッグたんとのパートナーを崩さないことを誓う。
赤ガンダム出現の報を受けたグラハムは、オーバーフラッグたんに乗って彼らに襲いかかる。
そしてなんと、オーバーフラッグたんの潜在能力まで引き出し、赤ガンダムを圧倒するのだった。
戦いが終わったあと、オーバーフラッグたんは、自分を信じてくれて、その上一番自分を上手く使ってくれるグラハムに、絶大な信頼と共にほのかな愛情を抱くのだった。
おれも1/100欲しい!
>地元の店舗が悉く入荷しないおかげで1/100オーバーフラッグが買えない……
そんなときこそ、通販だ!
小林聖子は、親の本棚から持ってきた「家庭の医学」を、そっと横に置いた。
最初はネットで調べていたが、単語が単語だけに、検索して出てきたカラーの写真や
事細かな説明文のおどろおどろしさや、無数の検索結果に頭がクラクラして、それならと
地味な本をわざわざ探して読んでみたのだが……
「うぅ……痒いのおさまんないよぉ」
昨日も微熱で、お風呂には入れくて、体を濡れタオルで軽く拭くのみだった。
ここ最近の暑さでは、例え病床とはいえ一日でも入らなければ、汗で体がべとついて
不快なこと極まりない。
ただでさえ、ゴールデンウィーク明け早々に連続して休みなんて、優等生の聖子には
我慢ならないのに…
聖子はパジャマを脱ぎ捨てながら、恨めしげに呟く。
まだ高校一年生で処女だというのに、ボリュームのあるたぷんたぷんと揺れる、大きな
胸が露わになる。
きゅっとくびれた腰に、安産型と友人にからかわれる、丸みのある大きな尻。
もの憂げに、黒く艶やかな長い髪をばさりとかき上げると、色白な顔に理想的な位置で
配置されている大きな二重の目が、何とも言えない感じに細められた。
「処女なのに…こんな所がムズムズ痒いなんて困ったなあ…―うーっ、誰か助けてぇ」
「そんな時こそ、あたちの出番!!」
「だ、誰よ!」
聖子の六畳一間の自室に、突如光の泡が現れた。
小さな虹色の無数の泡は、やがて大きな一つの泡となり、パチン!と弾けて、中から
小学生いや、中学生ぐらいの少女が飛び出す。
「フェミニーニ!参上!!」
ツインテールの柔らかそうな栗色の髪が揺れる。
ショッキングピンクのミニのワンピに身を包み、クルクルと珍妙な形のステッキを振り
回しながら、アニメのように大きな声で、笑顔満載の美少女が登場した。
「あんた誰?どこの子?!……きゃっ!」
「あなたのかゆ〜いデリケートゾーンを、治してあげちゃいまちゅぅ」
突然現れたコスプレ少女は、悪戯っ子のように紫色の瞳を輝かせながら、ステッキの先
の大きく膨らんだ丸い、まるで男性器を思わせるトンガリで、聖子の先程から悩みの種
であった、丸出しのアソコをツンツンとする。
「お姉ちゃんは、毛が薄いのに蒸れたのですか?可哀想でしゅよ、解放しまちゅよ!」
「やっ!さっ、触らないで!変態!!」
落としたパジャマを拾って身に付けようとするも、ステッキをいやらし〜く上下左右に
擦りつけて、割れ目を刺激してくる。
聖子が着替えようと足を広げれば、きっと幼女はグリグリと秘所を狙ってくるだろう。
「くんくん…洗ってないでしゅね。デリケートゾーンは、ばっちいのを嫌いまちゅよ」
「ぎゃっ!!」
やにわに、幼女が聖子の足元にしゃがみこむと、強引に足首を抱えて押し倒した。
受身の取れないまま、ズドンと後頭部から落ちて、聖子の目の前に星が何個も浮かび、
ちかちかと輝く。
「えむじぃー開脚ぅう!!」
容赦なく恐ろしいほどの力強さで、少女に聖子の両足がカエルのようにゆっくりと
開かれていった。
「離してよ!変態っ!いやぁ!見ないでー!!」
懸命に足を閉じようと聖子がもがいても、少女の細い腕はぴくりとも動かず、徐々に顔を
アソコに近づけようとする。
「ま、まさか……ま、待って!私まだ処女だから、そういうのはやめて……ヒィッ!」
「変態じゃないでちゅ。フェミニーニちゃんでちゅ。これは検査と消毒だから、怖くない
でちゅよ?」
フェミニーニちゃんの小さなピンク色の舌が、聖子の大小の花びらをベロリと嘗め回す。
尖らせた柔らかな舌先が、花園の中のうす紅い小さな口へ侵入しようと何度もほじくら
れる。
「…はっ、…んんっ―や、ぁ、だから、…こんな所、誰にも見られたことない…」
「味はいいでちゅよ。奥ゆかしい、大和撫子のまん○の侘びさびのある味でちゅ」
「何なのよっ…―っう!」
「ちょっと、ふぅ。風邪で弱ったまん○に、雑菌が繁殖して痒くなっちゃったん、っ!、
でちゅね」
フェミニーニちゃんは内股をもじもじと動かしながら、欲望に濡れた瞳で聖子のアソコを
じっくりと観察した。
「…軟膏を、塗らないとダメでちゅね」
言葉に反応するように、ステッキの先がまるで生き物のようにビクリと動き、フェミニーニ
ちゃんの細い手が柄の部分を扱くと、やがてトロトロと透明な少し生臭みのある液を、中心の
割れ目部分から滴らせる。
まん舐め天国いや、地獄から開放された聖子は、片手だけになった拘束から逃れようと
必死の抵抗をした。
(だって…あの先っぽ。この子、入れる気満々!な気がして恐ろしいんだけど!!)
「ざぁんねぇんでーちた♪」
フェミニーニちゃんは、荒く息を吐きながら、自分の股の間に例のステッキを入れて、
忙しなく擦り付けながらニッコリと笑った。
「ミラクルチュテッキは、フェミニーニのパートナーだから、お姉ちゃんには入れて
あげないよぉ」
「そんなの、入れたいわけ無いじゃん!バカ!!」
「チュテッキは、いい仕事するでちゅよ。みんな、このカリと」
フェミニーニがパクリと口を開き、ステッキの先を咥えて唾を出しながら唇でしごく。
「枝のゴツゴツに夢中でちゅ〜…あれぇ?」
黙りこんだ聖子を不思議そうに見ていたフェミニーニちゃんは、アソコに目をやって
クスリと笑った。
「お姉ちゃんのまん○濡れてまちゅ。――えい、えいっ!」
突然、ステッキの先がアソコにグリグリと押し付けられる。
…―くちゅ、ぐちゅ、ちゅ
「はぁ、っ……ぁあ!」
聖子が自由になる両手を振り回して隠そうとしても、邪魔されてしまう。
その間にも、ますますアソコは大洪水といった感じで濡れそぼり、ステッテキの中心
からの奇妙な液とグチュグチュと不協和音を奏でた。
「ピクピクぅ、入り口が蠢いてまちゅよぉ。お尻をなんで、こすりちゅけるのでちゅ
かぁ?」
「……っ、やっ、――やぁあ、………い…―い」
「おまぁめさぁん、ぷっくぅって、尖がっちゃったねえ」
フェミニーニちゃんの指先が、ピンと肥大したクリトリスを弾くと、体が大きく震えて
余計に愛液を内腿まで垂らしてしまう。
聖子の頭の中は真っ白で…もうアソコを弄り回してもらうことしか、考えられなくなっ
てしまっていた。
「……やぁ、もぉ―たまんない、…何とかして―ここっ、ヘンになっちゃう…」
「どうちよう?あ、あたちこんなに興奮した処女はじめて……そうだ、ム〜ズメン!
ム〜ズメンお兄ちゃんを呼ぼう!」
「――えっ?おにぃ……ちゃん?」
「ム〜ズーメェえええええン!!」
またもや、部屋の中が白く輝いた。
「うっ…ゴホ、ゴホッ」
光の泡ではなく、白い煙がスモークでも焚いたように、部屋中に充満する。
しかも何だか…
「い、イカくさい?」
「貴方は局部のかゆみ、かぶれに悩んでいませんか?」
少しずつはっきりとしてきた聖子の視界に、裸に白衣のさながら露出狂のような成人男子が
仁王たちしているのが飛び込んできた。
「…って、君、女性じゃないか!!フェミニー、これはどういうことなのかい?」
あの美少女フェミニーニの兄ということで内心期待していた聖子だったが、ボサボサ頭に
黒縁眼鏡のなんとも普通な男で、少しガックリきてしまった。
「おにぃい〜ちゃん。この子ねぇ〜」
気を抜いた聖子を羽交い絞めにして、ニッコリとフェミニーニちゃんが微笑む。
「綺麗な大きいおっぱいしてるでちょ?アソコもね、処女だからまっさらのピンク色
なのに……糸引いてぐちょぐちょなの」
ガクリと、ムーズメンお兄ちゃんが膝をついて、鼻血でも出たのか上を向く。
「ちょっ…その子どうしたんだ?生身の女性の裸なんて、お兄ちゃんお母さんのタルタル
しか見たこと無いから、刺激が強すぎるよ。」
「デリケートゾーンの痒みを治しに来たんだけど、ま○こが疼いて困ってるみたいでちゅ。
お兄ちゃぁん、挿入ちてあげてぇ!」
「な!!無理だよ…お兄ちゃんは、今年35歳の魔法使いだから、どうすればいいのか何て、
分からないよ!それに、本当はフェミニーのほうが早く生まれてるだろ?今年で2008歳の
お姉ちゃんというか、おばあちゃ……」
―やにわに。
般若の面のように、恐ろしげにフェミニーニちゃんの紫色の目が吊り上っていく。
ツインテールが逆立ち、どす黒いオーラがその細い体から放出される。
唇は笑顔の形そのものに口角をあげているが、その奥からおぞましい毒の牙が見えそう
だった。
「……おいムーズメン。――ガタガタ抜かすとミラクルステッキ、ワレのケツマンコに
ぶち込んでズコズコいわすぞ。とっとと魔法使いを卒業せえや」
跪いたままのムーズメンの白衣をはぐり、フェミニーニちゃんはミラクルステッキを
尻に押し当てる。
「ケツの処女喪うんと、童貞喪うんとどっちがエエか?両方して欲しいんか?」
ワンピースからのぞく、細い棒のようなフェミニーニちゃんの足が、グリグリとムーズメン
の背中を蹴り上げる。
唖然として、その光景を逃げることも忘れて見ていた聖子の耳に、ブツブツと小さな男の
声が聞こえてきた。
ムーズメンは、体を小さく震わせながら、
「……ムズムズする、ムズムズするよ。美しい少女の足蹴!はぁ、ムズムズする!!」
恍惚とした表情で、鼻血を垂らしながら呻いていた。
「へ、…変態兄妹」
白衣の間からチラチラと見えていたムーズメンの陰茎が、徐々に力をつけて大きく膨ら
んでいく。
間近に初めて見る、勃起したソレが聖子の目を強く引き付けてしまう。
(嫌なのに…私、どうしたんだろう。目が離せない!)
さっきフェミニーニちゃんがステッキにしていたように、アレを口に含んでみたらどうな
るんだろうと、そんな考えが不思議な熱に浮かされた聖子の頭の中をぐるぐる回る。
口の奥に唾が溜まって、ゴクリとそれを飲み込む音が皆に聞こえたようで恥ずかしい。
そんな聖子の様子を見て、フェミニーニちゃんは、ムーズメンに命令を下した。
「ま○こがお待ちかねや。ちん○こで、お姉ちゃんのヒダヒダの痒い所こすったれ」
仁王立ちしてステッキを持つフェミニーニちゃんが、二人にベッドに上がるよう指示を
出す。
「ショーの始まりでちゅよ」
戸惑いながらも互いに手を出しかねていると、焦れたのかフェミニーニちゃんが聖子の
背後に忍び寄ってきた。
再び背中から、手に余る大きな乳房を揉みしだき、聖子のピンク色の乳首を摘んでのばし、
ムーズメンに見せ付ける。
摘まれ伸ばされて、ピンクからさらに濃いピンク色へと、硬くしこりながら乳首は変化し
ていく。
「乳首♪お兄ちゃんちゅうちゅうしてくだちゃい」
ムーズメンの指が、尖った乳首に触れる。
びくりと電気でも走ったように、聖子は体を震わせて、恥ずかしげに俯いた。
「…あんまり、見たり触ったりしちゃ嫌…―ばか」
頬を赤く染めて、もごもごと呟いた言葉は、確かにムーズメンの耳に入ったようで、逆に
執拗に乳輪を、乳首をムーズメンに舐め回される、吸い上げられる。
「ぼ、ぼくはっ。こんなに甘く、ばかって言われたのは…―は、初めてだ!」
「やっ!意地悪ぅ」
カリっ!と軽くムーズメンが甘噛みすると、痛いのか心地よいのか分からない不思議な刺激が
体を駆け巡り、聖子の両足は、痺れたようにだらしなく自ら開いていった。
「お姉ちゃん、ぐちょぐちょだよぉ。お尻の穴までヌルヌル垂れてるよぉ」
アソコから内股へ、粘液が滑り落ちてシーツをぐっしょりと濡らす。
指についた聖子の愛液を、ペロリとフェミニーニちゃんがねぶると、自分の股間にも手を
やってしばらくモゾモゾ動かした。
「見て!お揃い!今度はお姉ちゃんの唇で綺麗にちて!」
甘えるように、フェミニーニは濡れた指を突き出し、聖子の口に咥えさせる。
初めて舐める、美少女のマン○の味は、少ししょっぱかった。
フェミニーニちゃんの細い指先を、聖子は唇だけで愛撫するようにしごきたてる。
――美少女同士の擬似フェラチオだった。
「も、もぉたまらんです。ムズムズが!ムズムズがっつ!爆発しそうだ!!」
ムーズメンが濡れたマン○に突入しようと、膣口にペニスを押し当てると、フェミニーニの
事前の愛撫がきいたのか、濡れを借りてすんなりと亀頭の先が飲み込まれていく。
聖子は自分でMの字に足を広げ、浅く息をつきながら、処女のマ○コが陰茎を咥えるのを
かすかな痛みを堪えながら見ていた。
「あっ、竿もぎゅぅううって、締まりながら入っちゃうよ。ヒダヒダ、すごい吸い付くよ!」
「……んっ、ぃた…、ね―…ムズムズする?」
ゆっくりと押し広げられるソコの熱に翻弄されて、聖子が熱い吐息と共にムーズメンに
尋ねかける。
陰茎を根元まで押し入れて、互いの恥骨がぶつかり合う。
鼻血が最中だというのにまた垂れそうなのか、いったん動きを止めたムーズメンが上を向き
ながら
「うん。―…すごいムズムズ」
うっとりした声で囁く。
何度も抜き差しを繰り返していると、聖子の処女の痛みは薄れ、痺れと淡い快感のような
ものが、膣奥から巻き起こってくる。
懸命に腰を振るムーズメンの体から汗がポタポタと滴り落ち、二人の体が汗と愛液で、
重なるたびに湿った音をグチュグチュと出した。
…もう一つの湿った音と、甲高い少女の泣き声が、聖子の耳に入る。
横目で見れば、フェミニーニちゃんがパートナーのミラクルステッキをアソコに突き刺し、
ズボズボ出し入れしながら腰を振りたくっていた。
「こぶこぶが、クリに当たっちゃうよぉ……ひっーっ!」
小さな女性器に太いステッキを咥え込み、透明なはずの愛液が摩擦の激しさに、白く
泡立っていて、異常なまでにいやらしい眺めだった。
花びらがうす赤くなり、粘液を吐き出しながら貪欲に太い木の棒を飲み込む。
フェミニーニちゃんは、犬のようにはぁはぁと荒く息を吐きながら、潤んだ目で聖子を
見つめていた。
パンパンと徐々に早くなってくるムーズメンの腰の動きが、突き刺さるアレが、聖子に
アソコの痒みも恥ずかしさも忘れさせる。
「あっ!あっ!ムズムズが、ムッズムゥズがぁああ爆発するぅうー!!」
膣の中の陰茎がブルッと震えると、体の奥底に熱い液体がビュクビュクと、何度も何度も
浴びせかけられた。
同時に、フェミニーニちゃんが引き抜いたステッキの先を聖子の顔に突きつけて、割れ目
から噴出するドロリとした白濁液を、盛大に顔にぶちまける。
「……やっ。…あっ、はっ、はっ、は、ぁ……あ…―」
聖子自身の膣内も更に搾り取ろうとするように蠢き、強く押し付けられた男の下腹部に
クリトリスを刺激されて、激しい絶頂を迎えた。
「ふ…―ぁ―あ…―なか、ピクピク、した……」
「これはお薬だから、安心ちてね。鎮静成分リドカイ……」
強い快感に聖子の意識が飛んでいくにつれ、フェミニーニちゃんの声が小さくなる。
「…お兄ちゃんにも同じ成分が…―って聞こえてないでちゅね。……すごく良かった
から、あたちからサービスでちゅ…」
「――ありが、と、う」
無茶苦茶な目にあったが、とりあえず気持ち良くはしてもらったのでお礼を言う。
聖子の意識が完全になくなり、眠りにつく一瞬前。
……微笑んでいるフェミニーニちゃんと、ムーズメンが見えた気がした。
目が覚めると、聖子はパジャマを着てベッドに横たわっていた。
おでこには、きちんと冷却ジェルの冷えぴったんがしてある。
「あ、れ?……夢?」
熱が淫らな、おかしな夢を見させたのだろうか?
何気なく股間に手を当ててみると、ソコは全く痒みも痛みも無く、不思議な充足感が
あった。
「…と、へ?こ、これは…」
よく見てみると、パジャマは裏表逆で、なおかつパジャマの上にパンティーをつけていた。
こんな馬鹿なことを、いくら熱でぼけていたとしても、自分がするとは思えない。
部屋の中に、かすかにイカくさい匂いが漂う。
「ぷ、……もぅ、残り香あるんですけど…」
ケラケラとベッドで笑い転げながら聖子が呟くと、開いた窓からハーブの安らかな
香りが広がる。
そよぐ風からカーテン下が露わになり、窓辺にドン!と、お部屋の消○力ラベンダーの
香りが、置かれているのが見えた。
聖子の耳に、心から申し訳なさそうな男の声が聞こえる。
「…―ご迷惑をおかけしました」
「どういたしまして。―…治療ありがとう」
頬杖をつきながら、笑顔で夜空に向かい聖子は手を振る。
キラリとなにか、ピンク色と白の星のようなものが目に入った。
「……困ったら、また、たちゅけるね。」
舌っ足らずなヘンテコ美少女の声が耳に入った気がして、聖子は思わず苦笑いを浮かべる。
また会える日が、恐ろしいような、楽しみなような、複雑な気持ちになった。
(おしまい)
以上です
小○製薬のフ女性用軟膏フェミニー○と男性用軟膏ムズ○ンでした
とりあえずエロ表現を欠く才能がないので、ネタだけ投下
B29って核兵器搭載時は兵装なしだったらしい。
よって、無防備なところを日本機にやられます
「こんなに重いの日本まで運べって言われたけど大丈夫かなぁ?今日本とは仲悪いのに武装しないで・・・」
「お、こんなところに丸腰のB29がいるなんて珍しいな。まるで、襲ってくれと言ってるみたいだぜ」
(エロシーン 想像におまかせします)
「だめぇ、力が抜けちゃうよぉ」
核兵器落下
「あ、落としちゃった・・・司令部に怒られちゃう・・・」
勿論フィクションですw
あと、戦艦擬人化もの(小ネタかも)
「らめぇ、そんなに大きいの(魚雷)突っ込まれたら、私壊れちゃうよぉ」
細いのを大量に突っ込んで段々と逼迫していく方が好きです。
総合ってスレタイに書いてあるのに兵器しかねえな。
ミリタリー厨が多いってことか?
偶々「F−Xは俺の嫁」シリーズがあっただけで、それ以外の系統もちゃんとあるだろ。
ただ、嫁だけでなく相手約も擬人という意味で、F−Xシリーズは実は結構深い作品と思う。
ペアで擬人って、最近のでは「歯と歯ブラシ」もだな。個人的にはそういう作品のが好み。
日本住血吸虫の雌雄の邂逅って、管轄はこのスレかな?
モリゾーとキッコロを擬人化
>>361 緑映える森の奥深く、樹木から伸びた幾重もの枝葉に日差しの遮られた薄暗いその一角。
幾つもの木の枝で組まれたドームから気だるい欠伸の声が聞こえてきた。
「ああ〜〜最近やけにヒマじゃのう〜〜」
「おじいちゃん、また人間のとこに遊びにいこうか?」
「愛知万博はもう終わったじゃろ。あと、もう“おじいちゃん”はよさんか」
「あ、つい人前のクセが出ちゃった……テヘヘ」
「しょうがないのう、これだから人間と付き合うのは面倒くさいんじゃ」
柔らかい葉っぱを敷き詰めたドームの中、女と少女が他愛もない会話を交わす。
女は濃い緑がかった長い髪を木の葉のクッションに広げ、一糸纏わぬ
白く艶めかしい肢体を思いっきり伸ばすと再びゴロリと横になった。
「おじいちゃん、たまには運動しないと太るよ?」
「だから“おじいちゃん”って言うな!」
またしても少女に“おじいちゃん”と呼ばれ女の端正な顔立ちに不快の色が浮かぶ。
「じゃあ“おばあちゃん”て呼ぼうか?それとも“お姉さん”?」
「普通に“モリゾー”と呼べ“キッコロ”」
「はぁ〜い。で、モリゾー、これからどうするの」
「さあわからん」
「もう〜さっきまでヒマだヒマだ言ってたくせにいいかげ〜ん」
キッコロと呼ばれた少女は唇を尖らせ頬を膨らませるとモリゾーを名乗る女を不満そうに睨みつけた。
薄緑のショートカットに幼い顔立ち、発育途上の身体同様に微かに膨らんだ胸は何もかもモリゾーとは対照的であった。
「どうもオマエは落ち着きが足りないのう、まずは動く前に考えることぐらいせんか」
「でもタイクツタイクツタイクツタイクツタイクツタイク……」
「シッ!誰か来るぞ」
たまらず手足をばたつかせ木の葉の上で転がるキッコロをモリゾーが制止する。
シャリ…シャリ……
それは地面の草葉を靴が踏みしめる音だった。
「人間か。どうしてここに入ってこれたんじゃ」
「モリゾー、姿変えなくていいの?」
尋ねるキッコロをよそにモリゾーはドームの枝葉の間から侵入者の姿を覗き見た。
「男じゃ」「え?」「人間の男が来おったわい」
答えるモリゾーの目が見開かれ、その瞳に先ほどには無かった情欲の色が宿る。
「モリゾー、まさか…」
「せっかくじゃ、久しぶりの男でも味わおうかの」
「ああ、やっぱり…」
呆れ顔のキッコロを気にも留めず、モリゾーは妖艶な笑みを浮かべると唇の端をペロリと舐めたのだった。
何でもいいからオクレ!
オクレ兄さんっ……!
オクレ兄さん→スティングオークレー→カオスガンダム→擬人化カオスガンダムたん
そうなんですね!?
萌えもんってここでいいのかな?
ぱきもんを美少女化したやつか
たしかぱきもん専用スレがあったと思うから、
そこに該当しなかったらここでいいんじゃない?
じゃあガンダムはエヴァの擬人化はここでいいんですか?
モビルスーツはともかく、人造人間の擬人化とはこれ如何に
じゃあ使途(´・ω・`)
コベルコのCM、擬人化ネタだよな。
>>377 アレを実写じゃなくてアニメーションでやったら良かったと思った。
さすがとしか言いようがない
次スレは戦闘機擬人化スレにしよう
もう未来の終わりまでついて逝きますwww
イカロス出版は侮れないなぁ。いつかやるとは思ってたけどね。
もういっそ戦闘機擬人化オンリーで構わないけれど
最後にこれを落とさせてオクレ兄さん
「どうしよう……ホントに迷っちゃったよ……」
木々に日差しを遮られた薄暗い森の中、少年は周囲を見回し溜め息をついた。
今日、彼は高校の野外学習、というかハイキングにてこの山を訪れたのだが、うっかりクラスの
列からはぐれてしまい後を追おうとしたつもりがいつの間にかこの森の深部に来てしまったのだ。
仲間とはぐれ携帯も通じない状況の中、この場所の雰囲気は少年をより不安にさせた。
「ま、まさかお化けとかいないよな」
問う相手もなく発した言葉は己を安心させる為の気休めである。
よもやチェーンソーを持った大男がいるなど思うはずもないが、この昼間の光から隔絶された
空間には何かがいると思ってしまうような、そんな気分を喚起させるものがあった。
もっともそれは真実であったのだが。
「こんなとこにいてもしょうがない、早くみんなを探さないと──」
場の雰囲気に耐えかね光のある場所へ少年がきびすを返したその時だった。
「こんなとは言いぐさじゃな。少しぐらいゆっくりしたらどうなんじゃ」
「──え?」
どこからともなく声が飛び込んできた。
こんなところに一体誰が!?
少年の心に言い知れぬ不安と恐怖が湧き上がる。
謎の声に立ち尽くしていると、再び同じ声が話しかけてきた。
「姿が見えんのがそんなに気になるもんかのう」「でも逃げたりしないね、なんでだろ」
ここで少年は気づく。最初から再び話しかけてきたのは
大人の女の声、そして今度は幼い感じの少女と思しき声が一緒に。
「だ誰だよ、そ、そこにいるなら出てこいよっ!!」
やや上擦った声で姿の見えぬ相手に呼びかける少年。
幽霊や狐狸妖怪など鼻にもかけない現代っ子ではあったが、それでも本能の訴える恐怖は抑えられなかった。
(ヤバい……ヤバい……)
口の中が乾き、胸の鼓動が強く高鳴る。
冷静になればハイキング客の悪ふざけだと思うこともできたのだろうが、今の少年にそんな余裕は無かった。
忍び足でゆっくり後ずさると踏まれた落ち葉が乾いた音を立てた。
長く重い緊張の時が流れる。しかし実際の時間は一分にも満たなかった。
静寂を破ったのは女の声だった。
「せっかくじゃからワシらと遊んでもらおうかの」
そう聞こえた次の瞬間、突然少年の足元から、地面が消えた。
「うあああああああああ!!だっ誰かだれかあああうあああああ〜〜ッッッ!!!!」
いきなり口を開けた穴に飲まれ、少年の口から叫びがほとばしる。
必死の足掻きも空しく果てしなく地下へ向かう穴蔵に引きずり込まれ、
死への恐怖と悲鳴の中、やがて少年は意識を失った───
「ちょっとやりすぎたかのー」「だったら最初から顔見せたらいいじゃない」
「いや、あの様子だとどのみち逃げられるような気がしてな」「営業用のスタイルがあるでしょ」
「営業用はやめんか、ここは万博じゃないんじゃぞ」
少年がうっすらと目覚めかけた中で聞いたのは、女と少女の言い合う声だった。
(あれ……俺いったいどうしたんだろ……)
自分が仰向けに横たわっているのに気づくと、虚ろな意識で記憶を手繰り寄せる。
(そうだ、俺みんなとはぐれて気味の悪いところに来ちまったんだ。それから変な女の声に呼ばれて、そして───)
回想が最後の場面に辿り着く。
次の瞬間、少年は恐怖に駆られ絶叫を上げ跳ね起きてしまった。
「うああああああああああ!!!!」
「ひっ??!!」「なっ何じゃ?!」
「落ちるううう落ちるううううううう〜〜!!!! ……って……え?」
自分を襲った事態を思い出し、暴れ叫んだ少年は周りの様子に動きを止めた。
無数の木の枝で組まれ木の葉で目張りをされたドームの中、少年はその中心にいた。
どうやら生き埋めになったわけではないようだ。だが安堵の間もなく少年に更なる衝撃が襲いかかる。
横を見回すと2人の人物が少年を怪訝な面もちで見つめていた。
1人は成人と思しき容姿の女性、もう1人は少年より若干年下に見える少女。
その2人の姿に少年は言葉を失う。
たっぷりとした量感に張りと艶に満ちた乳房、流れるようにしなやかで扇情的なラインに
象られた肢体、発育したてのようにツンと膨らんだ乳先、メリハリに乏しく幼さを感じさせる身体───
「あ、あ、あ、あ、あ、」
「どしたの?変な声出して大丈夫?」「なんじゃその顔は? まるで変な物を見たようじゃの」
これを変と言わずして何と言う。
口を開けて呻く少年の側にいたのは一糸纏わぬ見目麗しき2人の女性だったのだから。
「あ、あ、ああ、あ、あ、」
「モリゾー、この人どうしちゃったの?なんか様子がおかしいよ?」
「そんな強い幻は見せとらんはずなんじゃがのう。ほれ、しっかりせんか!!」
「うわああああああ??!!」
大人の女に頬を叩かれ、思いっきり後ずさる少年。
穴に引きずり込まれたかと思いきや、目が覚めたら今度は
全裸の女2人に囲まれ、彼の脳内は混乱の極みにあった。
一体何がどうなっているのか、パニックにただ慌てふためく少年では
あったが、それでも彼の視線は2人の裸体から離れられなかった。
「やれやれ…仕方ないのう」
女は困ったようにため息をつくと、おもむろに壁まで後ずさった少年に近づいていった。
「な、なんだよ、何する気だよ!!」
怯えうろたえる少年に女が四つん這いで迫ってくる。
両腕の間で量感溢れる乳房がひしめき、肉付きの良い臀部の肉丘が艶めかしく揺れる。
気づいた時には女と少年の顔は間近に向かい合っていた。
「あ…あ…ああ…あ…」
妖艶な顔立ちに気だるさを浮かべた容貌が少年に微笑みかけると、白くしなやかな腕が彼の身体に回ってきた。
「ぁぁ……」
「そう怖がらんでよい、ワシらは別にお前をヒドい目に遭わすつもりはないんじゃ」
そう言うと女は少年を包むように、しかと強く優しく抱きしめた。
「!!!!」
女の匂いが、肢体が、肉体の重みが、少年の五感を占め、意識を真っ白に染めてゆく。
互いの頬を寄せた女の息遣いを受け、ジャージの布地を通して密着した乳房の肉感が伝わってくる。
投げ出された両脚には白く艶めかしい素足が絡みつき、秘所の茂みが微かに擦れる音を立てた。
少年の心臓の鼓動が激しく高鳴る。彼の胸でひしゃげた膨らみから伝わる鼓動より強く。
しなだれる肢体の背中から濃い緑がかった長い髪がサラサラと流れ、心地よい匂いが少年の鼻腔をくすぐった。
信じられない。
理解を越えた状況に思考停止に陥った少年を抱きしめ、麗しき全裸の美女が耳元に囁く。
「驚かせてすまんかったのう。だがこの領域に人間が来たのが久しぶりだったもんで
つい、イタズラしたくなってしまったんじゃ。悪気はなかった、許せ」
「…………」
艶のある声色とは裏腹に妙にジジくさい女の口調。
しかし耳に優しく響いたその言葉に、少年の心は徐々に落ち着きを取り戻し始めたのだった。
「あ〜ところで……」
ふと何かを思い出したように女が話しかける。
「まだ名前を聞いとらんかったのう。お前、名は何と言う」
「……楠木…葉介……あんたは?」
「ワシはモリゾー。あそこにいるチビはキッコロじゃ」
「は〜いキッコロで〜す♪」
「モリゾー…? キッコロ…?
??!!えええええ〜〜??!!」
若干の間を置いて葉介の驚きに裏返った声が木枝のドームに響き渡る。
「もうっ、男のくせにギャアギャアうるさいっ!!」
「まあ予想はしておったがの」
「だ、だってあんたら全然似てないじゃないか!!
モリゾーキッコロっていったらほら、その、けむくじゃらでえ〜と、、、」
「お前なぁ、こんな格好で万博に出られるわけがないじゃろうが」
「そうそう、ちゃんと営業用のスタイルがあるもんね」
「、、、営業用?」
「いい?よ〜く見ててね!」
キッコロを名乗る少女は葉介からよく見える位置に立つと、素立ちの姿勢で目を閉じ深呼吸を始めた。
一体何が起きるのか、目つめる葉介の前で何かに集中しているかのように
数回息を吐くと、少女の薄緑色の髪がザワザワざわめき出した。
「??!!」
少女を見ていた葉介の眼が驚愕に見開かれる。
ざわめいた髪は丸く膨らんだかと思うと、なんと少女を頭から吸収し始めたのだ。
たちまち顔も髪の塊に飲み込まれ、肩が腕が体が次々と収まってゆき、
とうとう地に着いた二本の足も消えてしまった。
最後に残されたのは薄緑の毛の塊。だが次の瞬間、それはピョンと跳ねながら可愛い手足と顔を出した。
「よいしょー!この格好になるのも久しぶりだねー」
「!!……」
葉介は絶句した。その姿は紛れもなく彼の知るキッコロそのものであった。
そういえば少女の声を最初に聞いた時、どこかで聞いたような気が
していたのだが、それはキッコロの声であったとやっと気が付いた。
「これでワシらがモリゾー、キッコロだとわかってくれたかのう」
「は…はい……」
「何ならワシもお前の知ってる姿になってやろうか?」
「あ、いえ、結構です!!」
「そうか、せっかく見せてやろうと思ったのに残念じゃのー」
慌てて断る葉介の様子に女、もといモリゾーは微笑ましいものを覚え、クスッとこぼした。
これで自分たちが何者か理解できたであろう、そう感じたモリゾーは
葉介に早く本題を切り出したくて内心ウズウズしていたのであった。
本来なら人間がモリゾーやキッコロの住まう領域に立ち入るなどありえない事である。
領域は常に特殊な結界で守られており、外部からは偶然にしろ故意にしろ
決して入ってこられるような場所ではないのだから。
にもかかわらず、この葉介という少年は知らず知らずの内に、結界を素通りし彼らの領域にやって来た。
もっとも今まで結界を越えて来た人間が皆無だったわけではなく、それらの経験から鑑みて
モリゾーは葉介には普通の人間には無い何かがあると感じていた。これは実に興味深いことである。
……が、しかし、彼女の関心はそれとは別のところに向けられていた。
若く、瑞々しく、生気に満ちた人間の雄。
葉介を見た瞬間から、モリゾーの中の女がしきりに疼きだしていたのだ。
そしてなんとか葉介を落ち着かせた今、ようやく意中の目的へ進もうとしていた。
「えーと……モリゾーさん、ちょっといい?」「ん?何じゃ?」
話題を切り出そうとしたその時、モリゾーに葉介が話しかけた。
「一応2人?…のことはわかったけど……でも…」「でも何じゃ」
「一体俺に何の用なの?なんか遊んでけとか言ってたような気がするけど…」
「ああ、それはじゃな…」
「わっかんないの?モリゾーは葉介とエッチしたいんだよ!!」
「なッッ??!!」「キ、キッコロ!!」
モリゾーを遮って元気よく答えるキッコロ。その姿はいつの間にか少女の格好に戻っていた。
「え、え、エッチって…」
「エッチはエッチだよぉ。そのために葉介をここに連れ込んでしょ、ねぇモリゾー?」
「こ、こら、勝手にベラベラ喋るんじゃない!!」
「それにほら、今も葉介に裸で抱きついてるじゃない。早くしたくてたまらないんだよねぇ…?」
葉介は改めてモリゾーが全裸で自分に抱きついていることに気付き、再び胸の鼓動を高鳴らせた。
「モ、モリゾーさん…?」
「キッコロの言う通りじゃ。ここに迷って来たお前を見て久しぶりに人間の
男を味わいたくなった。お前には迷惑な話かもしれん。じゃが……」
モリゾーはひとしきり語ると葉介の上にしなだれ、情熱を帯びた瞳が熱く彼を見つめた。
「ワシの頼みを聞いてくれるなら無事に森から帰してやろう。
お互い楽しめて何の損も無い、いい取引とは思わんかのう?」
女の魅惑的な囁きが少年の心を甘くくすぐる。
しかし下半身にたぎるモノを感じながらも葉介は未だ答えを出しあぐねていたのだった。
以上、
>>362の続きでした。全然エロくなくてすまんかった。
なぜだ! なぜエロいシーンに突入しないんだー!
わっふるわっふる
戦闘機オンリーか……ミリタリー厨に乗っ取られたなこのスレ
MSやPTも見たかったけど残念だ…
>>392 その内また革命が起こるよ、それまでは様子を見ようよ。
じゃあ俺は旧シャア擬人化スレのアンドロイド設定なヴァイエイト♂×メリクリウス♀
を希望(゜∀゜)
じゃあ俺は旧シャア擬人化スレのアンドロイド設定なヴァイエイト♂×メリクリウス♀
を希望(゜∀゜)
ヴァ「君のプラネイトDを貫いてみせる!」
メリ「らめええええ!」
マニアックだなぁ…
>>395と同スレの赤ザク♀のエロも希望(゜∀゜*)
ガンダム無双で日が当たった八頭身武者ガンダムとか
武者ガンダムとMK2がカップルに見えてきた。
ビルゴはゴスロリだと勝手に思ってる
Zはスレンダーなモデル美女だと思う。
ハウンドドッグは耳リボンでフレアスカートの下はカボチャパンツに違いない。
アレックスは脱いだらすごいと思う
じゃあ、ちょっくらMS(モエルスーツ)で書けるか挑戦してみる
ここでリーゼ×ソウルゲインですよ
デスティニーとレジェンドのどちらかがツンデレ。そしてヤンデレ
ヤンデレならBD1だろ
>>405 ツンデレはガイアガンダムだろ
ツン→MS形態
デレ→MA形態(犬耳)
生体反応のデータをとりつつぅ、神の国への引導を渡してやる!!
ターンX攻めのターンA受けですね
凄腕の古強者なゲルググJ姐さんに蹂躙されるジムコマンドくんとジムキャノンIIくんという妄想が飛んできた
>>409 帰宅早々セルフツッコミ
ジムキャIIじゃなくて量産型ガンキャノンだよ。あとジムスナイパーIIも居たのを忘れるな俺
ケンプファー姐さん×スカーレット少年隊
ガンイージー娘達がヴィクトリーを集団逆レイプ
>>412 ケンプファー姐さんにヒン剥かれるアレックスちゃん。
アレックスちゃんに蜂の巣にされるケンプファー姐さん
デュナメス×ナドレは?
身長2m近いデンドロくんの巨大な一物に零距離射撃されるガーベラちゃん
>>418 いちいち挿入する度に「デンドロビウム突貫します!」と叫ぶんですね、分かります。
俺のこの手が光ってうなる
んー擬人化か。JR東日本の207系900番台とかどう?
旧国鉄時代からの古いお方で、国鉄初のVVVFインバータを搭載した電車。
「私が、国鉄の未来を切り開くわ!」
見た目は、その時代に走っていたほかの電車と変わらない姿。だけど、実は
国鉄が電車の新時代への威信をかけて開発した、「たった一編成だけの試作車」。
脚光を浴びたが、嵐の国鉄解体、JRが全く違う新車を開発して影の存在へ。
そして、今年…置き換えとともに、試作車という特異な存在なのに廃車が決定。
人間の気持ちがあれば、どんな気持ちだろう。
「あれだけの期待を背負ってたはずなのに…一体、私をどうしたかったんだろう……」
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84207%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A 自分としては、儚さがローゼンメイデンの水銀燈見たいなイメージ。
旧シャアの擬人化スレのキャラでエロ書けそうだが、問題はこのスレの住民が旧シャアのスレを見ているのか
ガンダムなら大体わかるが、そのスレ特有の要素とかあるなら難しい
OSってこのスレで大丈夫?
専用スレ池・・・と思ったが、検索しても見当たらないな。
スレが落ちてて再建の見込みが無いなら、ここを使うのはアリじゃないか?
スレ立てするかここでやるかだね
>>425 旧シャアのスレはファンタジー系の擬人化
わかりやすく言うなら騎士ガンダムみたいなもん
一度落ちて最近立て直された
ちょっとえっちなファンタジーだそうだ
確かOS娘スレは昨年末の大破壊で押し流されてたはず
八ヶ月ぶりの圧縮が来そうだ
保守age
はぁ、182氏の書き込みから早2ヵ月・・・もうさこの際
「F-X」とか関係なく普通に戦闘機の話で良いんじゃない
個人的にはF-15Jの嫁入り話とか、F-2たんの話とか、
ATD-X「心神」の話とか、WWUの旧日本軍の戦闘機
ttp://members.jcom.home.ne.jp/yone88/WWII_Japan.htm ↑の真ん中ら辺にある「一式陸攻」と「桜花」の話とか
誰か書いて下さい!!(マテ
え?お前が書け?
スイマセン、ジブンニハブンサイガナイノデ・・・
もし誰も書いてくれないようならチラシ裏ならぬ
自分の脳内妄想で楽しむことにします・・・
やっぱ次から戦闘機スレ立てるわ
なんかガンダムスレと同じ道を歩みそうだから
>>438 戦闘機だけじゃなくて、兵器・武器全般の方が良いんじゃないかな。
ところで、ガンダムスレ?もしよろしければkwsk
角煮の陸海空兵器少女造兵廠に、戦史部別室という名前で擬人化兵器SSを書く場所があるにはあります。
自分も2〜3年前まで利用していました。
ここ最近は過疎もいいところですけど。
誰か自販機を擬人化してくれないか?
今さっきおはよう日本で自販機の特集やってて
喋る自販機で「これからもよろしくお願いします」にもすっげぇ萌えた
自販機タソ(;´Д`)ハァハァ
月刊マガジンにギター擬人化漫画があったよ
>>436 半月以上前のレスに返すのも今さらすぎるが
文才は筋肉と同じ、訓練次第でいくらでも伸びる
才能と能力はごっちゃにされがち
精神論や努力を重視する人間は特に顕著
逆に何もしない人間の言い訳にもされたり大変
>>440 過疎どころか数ヵ月前の広告文が最後の書き込みってレベルだよ
多少はここでやってもいいとは思うがなぁ
447 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 21:50:41 ID:kHPzM+Xi
ほす
長い間きれいなお姉さんが俯き立っていた。
「あの、どうかしたんですか?」
放って置けなくて声を掛けるとそのお姉さんは
「ねぇ、君は何歳なのかな?」
そう尋ねてきた。なぜ年齢を聞かれたのかは分からないが
「二十一です」
そう答えると、お姉さんは優しく微笑み言った。
「じゃあ大人だ……ねぇ、私のこと慰めてくれないかな?」
僕はお姉さんが何を言っているのか理解できずただ立ちつくしていた。
するとお姉さんはおかしそうに笑い
「フラれちゃったみたいなんだ」
そう呟いた。この人にこんな顔をして欲しくない。
そう思った僕が口にしたのは
「お姉さんはとても魅力的だから大丈夫ですよ」
そんな子供染みた足りない「ことば」だった。
「君、優しいんだね。でも私の言った慰めてはそういう意味じゃないんだよ?」
悲しそうに笑って言ったお姉さんはとても綺麗で儚く見えた。
僕はこの時やっと理解した。
お姉さんはスレッドで、投下して欲しいんだ……。
しかしたとえそれが分かったとしても僕にはどうすることも出来なかった。
だから誰か投下してくれませんか?
という保守。
449 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 13:28:06 ID:UP7UGzmC
支援
450 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 21:23:47 ID:gpqDD0W6
支援
ほすがてらに、さっき某スレに投下した デレデレチハたん擬人化×車長さんネタ。
あ、また出てる。
そーろーさんは嫌われるんだよ。君ももうちょっと頑張りなよ。
………私の体が助平なだけだって?君が童女趣味なだけじゃないの?
それじゃなきゃこんな貧相な戦車となんかしないでしょ。
今すぐ突撃一番持ってアメちゃんの戦車とやって来れば?
………馬鹿。
はいはい、わかりました。
私は車長殿の事ばかり考えて、今日も久々に車長殿とできると思って発情して、早々と車長の精子を出させてしまった助平な戦車です。
どうぞ私のお腹の中を車長の精子で征服してください。とでも言えばいい?
でも、君のことばっかり考えてたのは本当なんだから。
私、君のことが大好きなんだよ。
え、いつからって?
君とあった時からずっと。
最初は頼りなさそうで大丈夫かなって思ったけど、君が私を初めて指揮してくれた時、私の車長は君しかいないって思ったの。
満州でも、この島でも、君は私をずっと指揮して、いろんな事を教えてくれた。
そりゃ、やらしい事だっていっぱいされたけど。君なら自然に許せた。
でも段々好きって気持ちが大きくなりすぎて、ちょっと怖かった。
私を捨てないか。って……
ねぇ、私は君が私以外の戦車に乗られるのが嫌なんだよ。
満州にいた時、君が用事でイ号姉さんに乗ってたことがあったよね。
私、あの時本当に嫌だった。イ号姉さん撃ち抜いてやろうかとも思ったくらい。
そのくらい独占欲の強い戦車なんだよ。私。
……それに、君が他の戦車に殺されるのも嫌。
君が私ごとアメちゃんの戦車に殺されるくらいなら、車長ハッチから放り出してでも逃がして、私だけアメちゃんに突撃して自爆する………
え、泣いてなんか、ないよ。
これは……眼からエンジンオイルが漏れてるだけ。
しょっぱいのはしょっぱいエンジンオイルだからだよぉ……
泣き顔なんてしてないんだから、泣き虫なんかじゃないんだからぁぁ………
泣きやませないでよ。どうせ私には君を守れないんだから。
だって、私なんて装甲薄いから、当たりどころが悪くなくても君は死んじゃうんだよ?
……確かに私は君の事大好きだよ。でも心中なんてする気は無い。君には生きていて欲しいの。
もういいでしょ!こんな弱くて気持ちの悪い戦車なんて置いて輸送船で出ていけばいいじゃない!
私はアメちゃんにマワされても感じる変態だもん。さっさと内地の妹たちの車長になって、平和に妹ズコズコ犯してればいいじゃない!
452 :
ポン菓子製造器(さっき名前つけ忘れた):2008/10/25(土) 00:03:19 ID:y/hc8umt
………本当に馬鹿。
あたしなんかに乗ってたら死んじゃうのに。
そんなに命が惜しくないの?君のお母さんから貰った物なのに、そんなに粗末にしていいの?
……そっか。そうだよね。私は君のお嫁さんだったんだよね。
戦場の中だけの、戦争してる時だけの君のお嫁さん。じゃあ旦那様?お願いがあるの。
旦那様が上になって、私の中に突撃一番なしで精子を……赤ちゃんの素をお腹がいっぱいになるくらい出して。
うん。せっかくある子宮なんだから、赤ちゃんが産めなくてもいっぱいにしてあげたいの。
本当、なんで兵器に子宮なんてあるのかなぁ。
んん、入ってくるぅ……んはぁ。やっぱり生は君が直に感じられていいね……
ほら、私の一番奥に当たってるのわかる?
……うん。きゅん、きゅん、って君を欲しがってる。思う存分可愛がってあげて。
ゃっ、急に、動か、ないでよ。ひぁぁ、チンポ、気持ち、よすぎ、なんだからぁっ。
やだ、はっ………あっ、激しすぎる……
え?チハの顔と体がやらしすぎるって?
……君が、やらしいから、だよ。ふぁ、こんな貧相な戦車相手に、あん、ズコズコ腰振って。やらしく、ああぁぁ、ならないわけ、んっ、ないじゃん。
あ、おっきくなってきてる。もう、出るんだ。ほんとに、そーろーさん。
……い、いよ。にゃぁぁん、わたし、だってもう、ひぁっ!限界、あん、だもん。
出して!お腹、膨らむ、くらい!赤ちゃん!赤ちゃん出来るくらい!いっぱい出して!
やぁっ!きちゃ!きちゃっ!ふぁっ!ふぁぁぁぁぁぁぁああっ!!!
本当にいっぱい出たね。お腹たぷたぷ。
え、なんで抜かないのって?
だって、抜いたら膣に溜ったの出ちゃうでしょ。
なんなら代わりにコルク栓でも詰める?
……ふふ、でも子宮の中の精子は絶対逃がさないよ。やらしい君の精子なんか監禁してやるんだから………
……そっか、明日総攻撃かぁ。
さっきは輸送船でどっかいっちゃえなんて言ったけど、輸送船も来ないんだよね。
GFのばーか。カンタイケッセンなんて結局起こってないじゃん。使えない船ばっか並べて。
……でも、私と車長殿の仲を割らなかった事だけは褒めてやる。
でも、明日が最後なんて寂しいね。
え?私がいるから寂しくない?
………最後まで馬鹿だね。
ね、もう一回しよっか。
夜が開けるまで、ずっと。
チハたん∩(;ω;)∩ばんじゃーい
チハたんバンジャーイ∩(;ω;)∩
だが艦隊派の我が目前で艦隊の侮辱は看過しがたい。
罰として「海の韋駄天」島風たんのSSをうpするまで上陸止めとする!
チハタンについては良く知らないけど萌えますた。
チハたんの統制式空冷ディーゼルが激しいピストン運動に打ち震え、
排気管と冷却ダクトのシロッコファンから熱い吐息がほとばしったのであろうなあ
∩(;ω;)∩チハたんばんじゃーい
切ないですねぇ……。
フィリピン(1944年秋)での一夜、ってところでしょうか。
457 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 23:46:55 ID:q/B/0JPm
Uボートたんは浮上の時はお腹のメインタンクに溜ってるバラスト水をしょわしょわ排水しながら浮上してるに違いない。
458 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 05:43:03 ID:Acc5Acpd
保守age
459 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 19:19:33 ID:KPKDq58s
保守ってageる
460 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 00:52:06 ID:8sviYt+6
保守age
461 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 22:20:36 ID:wVr43psu
保守してageる
保守の擬人化とか・・・
保守 機付長と擬人化15の話とか…
私は自宅に帰り、仮眠をとっていた。突然、明け方頃に訪問者が戸を叩いた。
私は非常識な訪問客の姿を見てやろうと戸を開けた。そこにいたのは…
銀髪のアルビノ?の少女だった。服は整備服装で、部下の物だった。
とにかく招き入れ、話を聞く事にした。最初の一言目は「この服は拾った。今日は寒いねー」だった。
しまいに「いつも、ありがとう。あなたの事が大好きでした…」などとのたまう銀髪娘(仮)
混乱する俺を余所に、いきなり服を脱ぎ始める銀髪娘(仮)
恥じらいながらシャツを取ったとき、わき腹に085と言う入れ墨?が…
「お前、まさか…085か?て、事は今ハンガーは…」俺は思わず聞いた。
「これは精神体だから大丈夫。それより、こんな事出来る位まで愛されてたなんてうれしいなあ。」と答えて下さる085号機、思わず抱きしめた。
そして次に気づいた時には昼前だった。彼女は居らず、彼女の破瓜の血だけが残っていた。
翌日、また現れて来たが…。世界の中で、航空機と肉体関係結んだ整備士は多分俺くらいなものだろう。
擬人化動物の♂×♀の和姦はここでいいのかな?
>>464 獣人スレでもいいかも知れんよ。
擬人化に重きを置くか獣人に重きを置くかで決めれば。
「ふふ……君の恥ずかしい趣味、私みーんな知ってるんだよ?」
おまいらのHDD擬人化
467 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 00:47:12 ID:Sojg/WhX
保
00ライザー「トランザム!!」
Wガンダム 「……!!」
ガンダムDX「きゃっ!!」
フリーダム 「うそっ!!」
ターンA 「見ないでっ!!」
保守を擬人化って可能?
>>469 スレも擬人化し保守の擬人化との会話形式にすると保守の擬人化は医者的な感じになるんじゃないかな?
>>468 ジムカスタム「そういう時は身を隠すんだ!」
473 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 11:53:20 ID:BOFMXnSP
保守アゲ
もともと人型だろ、というつっこみのは勘弁してください。
近未来
子供たちの間ではメダロットと言うロボットを戦わせるのが流行っていた。
ここにその戦いを記す。
「ロクショウ!!ソードだっ!!」
と少年が叫ぶ。
「承知したでござる。」
するとロクショウと呼ばれた黒髪のポニーテールの少女が、
相手のメダロットに飛び掛っていった。
「きゃっ!!」
ロクショウのソードをもろにくらったメタビー。
彼女は赤いストレートの少女だ。
どうやら服と武装の右半分を持っていかれたようだ。
大きなおっぱいが丸見えになる。
その右手を武器を破壊されたほうの右手で必死に隠す。
「よくもやったわねっ!!」
「メタビー!!サブマシンガンだっ!!」
主人の命令どおりにサブマシンガンを掃射するメタビー。
今度はロクショウがダメージを食らう番だった。
破壊されて見事にずたずたになる袴。
いや、脚部。
彼女の下着が丸見えである。
「おのれ、乙女に恥をかかすとは。許しておけん!!」
「ロクショウ!!メダフォースだっ!!」
「承知。いくぞっ!!必殺縦一閃!!」
ロクショウが力を込めるとメタビーに向かって
光の十字が飛んでいく。
必殺技の縦一閃である。
「いやぁぁぁぁん!!」
服をほぼ全て破壊され、ショーツ一枚のメタビー。
非常に心細い状態である……。
しかしメタビーの中の心の炎は消えてはいなかった。
「なーんてね。いままでの、全部返してあげるから覚悟しなさい!!
マスター!!」
メタビーの想いに応えるように命令するマスター。
「メタビー、一斉射撃だ!!」
「あい……さー!!」
メタビーは残りの力をふりしぼって全弾を撃ちつくした。
大量の弾を前に、ロクショウは避ける事が出来なかった。
そして全ての武装と着ている物を破壊され、
一糸纏わぬ姿になったロクショウは裸を隠して座り込んでいる。
「うぅ……。生き恥を晒すとは……無念。」
「そんなことないって。あたしもけっこう危なかったんだよ?」
と手ブラをしながら言っているメタビー。
これで二人の戦いは終わったのである。
メダロッチに転送される二人。
「ちぇ、これで100戦50勝か。」
「俺もだよ。」
「決着はまた明日な。」
「おぅ。負けないからな。」
二人はまだ戦う運命にあるようだった。
保守
誰もいないのかな?
特撮系は駄目かな?かな?
仮面ライダーカブトのゼクターとか
ゼクたんナツカシス
あなたはいま何処で何をしていますか?
バーコード仮面の襲来に脅えています
サソードゼクターはゴスロリ
黒カブトゼクターはヤンデレ
異論は認める
特撮板のゼクたんスレッドまだ生き残ってるんだよな
481 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 04:06:33 ID:DB1JCQWA
あげ
ゼクターはわしが育てた
あっそ
486 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 07:56:26 ID:u3bTiO49
あ、そうか
>>483みたいなのは荒らすことしかできないクズだったね
ごめんねクズ人間君w
ところで保守の擬人化は?
488 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:31:40 ID:Zl42xAHv
ほしゅあげ
>>487 在り来たりすぎる物になった・・・
--------------
あたしは今日もスレをあげる。
住人さんはいい人ばっかりだけど、なんせ数が少なくて・・・。
だからあたしはスレを守る。
みんなが待ってる、楽しみにしてるから。
ある日、見たこともない人がやってきた。
「
(;´Д`) シコシコシコシコ
_(ヽηノ_
ヽ ヽ
( ゚д゚ ) !
_(ヽっノ_
ヽ ヽ
(*゚д゚*) シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
_(ヾηノ_
ヽ ヽ
」
な、なんなんだろ。・・・お、おちんちん、しこしこしてるの?
でも、一緒にこのスレを守ってくれてる。彼がスレをあげてくれるから、あたしの書き込みもずいぶん減った。
だから悪い人じゃない・・・と思う・・・。
でもあまりにも同じAAを貼られすぎて、あたしも少しうんざりしてしまった。
だからある日、つい声をかけてしまった。
「あの、すいません・・・ここで、あの、AAで・・・おなにーとか・・・しないでください」
あたしに気づいた瞬間、その人は覆い被さって来た。
「きゃあああああ!いやああああああああ!」
「嫌なら見るな!嫌なら見るな!」
そういってその人はあたしの顔に自分のモノを押し付けてくる。
「やっ、やああああ、助けてえええええ!」
そうは言っても、ここは過疎スレ。定期巡回する人も、新規に訪れる人も少ない。
「やあ・・・っあぐっ、ぶふ・・・っ」
口の中に無理矢理ねじ込まれた瞬間、生臭くて汗臭くて、・・・雄の臭いが口に充満して鼻孔を付く。
ギンギンに張り詰めたそれは口内を掻き回してすぐに白濁を吐き出した。くさい。
「うぇっ、げほげほ、おぇっ・・・ごほっ」
喉の奥で絡まる体液にむせて咳き込む。やだ・・・苦しい。
けれど、その人は間髪いれずあたしの両手を掴んで組み敷き、脚の間に割り込んだ。
「! ちょ、や、やだやめて、いや、やだああああああだめええええええ」
恥ずかしい、いや、こんなの・・・心からそう思っているはずなのに・・・体は反応していた。
下半身に意識が行っちゃう、体の芯が疼いてる。
彼はあたしの涎を垂らしてひくついてる恥部を見てにやりと笑い、勢いよく貫いた。
「ああああああっ!ああああ!らめええええええええ!」
激しく腰を打ち付けられて頭が真っ白になる。初めてなのに。やだよ、なんで、こんな・・・。
考える隙もなく快感の波が押し寄せてくる、何度も、何度も・・・。
何日ぶりだろう。ぼろぼろになったスレを、住人さんたちが覗きに来た。
「うわぁ、荒らしに目つけられちまったか・・・。保守たんも、あんま上げるなよ。」
「無理してあげなくていいよ。落として新スレ立ててもいいし。」
にこっと微笑んで返し、それでもあたしはスレをあげる。
もう、オナニーだけじゃ満足できないの・・・また、あの人来てくれないかな・・・
GJ
まだかな…
元素擬人化
>>492 何かそんな本出てたな、1,500円位の奴。
494 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 18:55:26 ID:7RnOibSu
保守ついでに、たまにはアゲてみる。
もし、荒れたらゴメン。
荒れない
保守
保守
498 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 00:07:05 ID:8KSYohp/
保守ついでにネタ
中古車展示場に展示してある中古車達は元のオーナーさんにいろんな理由で捨てられた子で、新たなオーナーさんが現れるのをずっと待ち続けてる健気な子と言う電波を発信。
>>498 擬人化というより付喪神系を想像したが……健気だなー
俺の携帯ってもう四年も使ってるんだなと今気づいた
外側は傷だらけでボロボロだし、電池パックは孕んでるし、今までありがとうな
501 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/01(金) 09:36:54 ID:5eIknrr9
アナロ熊と地デジカもネタになりそう
別スレ立てた方が良いかもしれないけど
ナイトライダーのキッドの受け見たい
核融合×核分裂
核融合「あら、もう打ち止め? 私の方はまだまだ満足できないんだけど」
核分裂「そ、そんなこと言っても、俺のウランはもう……」
核融合「ふーん……じゃあ、こっちの穴から入れてあげるわ、ウ・ラ・ン♥」
核分裂「え、入れるって……って、ちょ、そこはお尻……アッー!?」
こんなですか?
Nジャマーキャンセラー×ニュートロンジャマー
わかるかっ!w
タイプミス、誤変換を擬人化
間違えてエロい単語に変換してしまって、ドジっ子・エロい子の烙印を押されてしまうけど
結局本人もスイッチ入るとエロエロなので問題なし!!
写生を射精、置換を痴漢って誤変換するのってよくあるよね?!
禁断少女のことかー!
hoshu
なんつーマニアックなスレだ
514 :
保守:2009/05/31(日) 23:25:59 ID:Ooy5pBYl
上へ参りま〜す。
天文擬人化本があった。
てかゼウスばっか。
516 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 06:47:17 ID:+toUfE79
あげ
517 :
練習生:2009/07/01(水) 04:55:52 ID:Ka7fdYvR
今日も今日とて、俺はこいつをもてあそぶ。
薄汚れた部屋の中。いったい何ヶ月掃除していないのか。床にはお菓子の空の袋。漫画雑誌。ゲームの類。
男は新たに親から支給された物資を見て下卑た笑みを浮かべた。
「な・・・何よ、この部屋。きったない。」
親に連れてこられたこいつは苦々しくはき捨てる。おいおいそんな生意気な口が利けるのも今のうちだぞ。
俺は舐めるような視線でこいつを見下ろした。
小顔、ほどよい大きさの胸、キュッと締まったウエストの美しい曲線はよく手に馴染みそうで、腰から下のほうの肉付きは重い質感を感じさせる。
これから俺がこいつを貪り尽くし、この黒い肌を真っ白に染め上げると思うと、ぞくぞくした征服欲が湧いてくる。
「な・・・何?私こう見えても・・・キャッ!」
みなまで言わせず俺はこいつの腰を掴み、繊細な指さばきで、自らの欲望を飲み干すための大事な部分を開いた。
「いやあっ!ばかぁ!見えても私、世界中の人に愛されてるんだからねっ!あ、あんたみたいなクズの相手なんか・・・んんっ!」
そっと穴に口付ける俺。しかしまだ吸うわけにはいかない。
俺はそっと穴の入り口に舌を這わせ、唾液をまぶしていく。
「んああ!ちょっ・・・待っ・・・ああんっ!」
まだ、味はしない。するはずないのだが俺はきたる美酒の味を想像し密かに悶える。
この高等プレイ。自らを限界まで焦らし、そのカタルシスにより、美酒の味を神の領域へと昇華させるのだ。
「も、もう・・・いい加減、くぅ・・・わ、私は世界中でCM出演・・・ああんっ」
さて、と俺はここで節くれたったひとさし指を穴に入れた。相変わらずいい締まり
。俺の指にぴったりだ。
中に入れた指のほとんどが液体に濡れる。
「な、何・・・?そこは指を入れるところじゃ・・・あ、ああああああああっ!」
俺は構わずこいつを激しく揺さぶった。指と穴の隙間からジュワリと泡立った液体がこぼれ、こいつのボディを伝い、飛び散った水滴は俺の服を濡らす。
「ああん!だめぇっ!あふれちゃうよぉおおおおおおおっ!」
518 :
練習生:2009/07/01(水) 04:57:03 ID:Ka7fdYvR
「はっ。はっ。はっ。だ、だい、じょうぶ・・・し、心配しないで・・・。」
太った二の腕の肉がたるむ。久々の運動に息が切れる。
「やあっ!ああっ!んっ!くっ!あああん!だめ・・・だめぇっ!」
「くっ・・・ぜぇ、ぜぇ、はあっ・・・くっ・・・。」
さすがにこの無呼吸運動はきつい。しかし、しっかりと前戯をしておかねばならない。
なぜなら、これが俺のやり方であり、駄目な人間のプライドであり、数少ない娯楽なのだから。
「ぜぇ、はぁ、ぜぇ、ぜぇっ・・・・・・。」
「あっあっあっ!い、イク、いっちゃああああうううぅぅぅっっ!!」
俺が限界に達し指を勢いよく引き抜くと同時にこいつも絶頂を迎える。まるで津波のように大量の液体がこいつの中から噴き出し、俺の顔にかかった。周りも水浸しだ。
ぺロリ、と俺は顔にかかった液体を舐めた。すこしベタついた舌触りをしたそれは甘い。紛れもない美酒の味だ。
こいつはと言うと、波が引いて軽い小康状態といったところか。先程のおかげで息が切れ、中にある二酸化炭素を出し切った姿。
ま さ に 俺 好 み だ 。 。 。
「あははあはははは!はははあはは!」
俺は引きつったように笑い、優しさのかけらも無い動作でこいつの腰を掴み上げ、穴に口をつける。
そして、ゆっくりとこいつのからだを持ち上げ、喉を反らし――
「だめえぇぇぇぇ!い、今の私じゃだめっ!こ、こんなの私じゃない・・・ひどい・・・こんなのって。」
まさに己が欲望を飲み干そうとする直前のこいつの抗議の声。俺は冷たく濁った目をむけ、言い放った。
「悪いな、俺は炭酸が嫌いなんだ。」
「――――――――――――――」
きっとこいつを飲み干しながら射精する、今の俺の姿見たら狂っていると思うだろう。
わかってる、わかってるさ。
俺は真っ白になったこいつ――もとい、空になって透明になった○ーラのペットボトルを無造作に投げ捨てた。
もはやただのごみとなって放り投げられたそいつはコン、と乾いた音を立てて部屋の隅に転がった。
519 :
練習生:2009/07/01(水) 05:03:08 ID:Ka7fdYvR
正直、すまなかったと思っている。
電波が来た以上、無視して寝るわけにはいかない。すべてを出し尽くす。
一晩で二つもエロパロを投下するとは・・・。ん・・・何だ俺の・・・涙か・・・
さて、また名無しにもどるか
520 :
練習生:2009/07/01(水) 05:54:01 ID:Ka7fdYvR
「あっ!あっ!あっ!あっ!・・・」
矢継ぎ早に出るこいつの喘ぎ声。
「ちょっ・・・まっ・・・。」
苦しそうだ。その身体は、次々と送られてくる刺激に命じられるまま、顔を次々と変化させてゆく。
「んっ・・・あっ・・・まだ・・・まだなの・・・?」
触ってみると熱い。身体に電流が絶え間なく流れ、冷却が追いついてないようだ――――と。
ここで俺は目当ての物を見つけ、座って静観することにした。
今までいじっていたこいつの調教器具を置く。―――その名もリモコン。
「も、もぅ・・・見たい番組は決めてからチャンネル変えてよね!」
あぁ・・・約束だ。俺は生返事をテレビに返し、寝転がった。
521 :
練習生:2009/07/01(水) 05:55:40 ID:Ka7fdYvR
給食の時間、僕はこいつが大好きなんだ。
こいつをあの太くて茶色い棒に塗りたくるとすげくそそられるんだ。
ああ・・・想像しただけでよだれが出てきた。真っ白になったそいつを思いっきりほおばり、ジュルッと音を立ててむさぼる。
周りの友達は汚いって言うけど好きだからいいじゃんっていつも言ってる。
あっ!きたきた。
「また・・・よろしくね。」
うん。わかってるって。さてまず手で――
「ちょっと。また!?」
うるさい女学級委員様だ。よし。こいつでいたずらしてやる。
「んんっ。」
あれ・・・なかなか開かない。
「ひううぅ。な、何するの?まだ・・・。」
仕方ない。口で・・・。
「ああっ!そんなに歯を立てるなんて・・・。」
もうちょっとだ。よだれが指に絡みついても気にしないぞ。
「んああぁっ!だめっ!だめなのっ・・・い、いくぅっ!」
ドピュッという感じで飛び出たものは見事、委員様の顔を白く染めた。
「やだーベトベトだー。せんせー。」
「こらっ。マーガリンで遊んじゃだめじゃない!」
先生に怒られた。そして僕は味のないコッペパンを食べることになったんだ。
522 :
練習生:2009/07/01(水) 06:00:16 ID:Ka7fdYvR
また自爆装置が無駄になった。
この電波に必然性はない。まさにエンドレスワルツ・・・。
さて今度こそ名無しに(ry
じゃあ白いの入れられてる洗濯機のスレに行きましょうね〜。
電波受けるの勝手だけどスレ間違ってるお(・ω・`)
自転車4Pが合法化されました。
日蝕 月×太陽
月蝕 地球×月
なんだかロマンチック
保守
529 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 13:57:02 ID:176sLZep
あげ
以下書き込み禁止
だが断る
いや、もうスレとして機能してないんだから落とすべき
寂しいね
心にぽっかり穴が空いたような
保守
536 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 00:55:04 ID:hX9oXLb9
あげ
ガンダムヴァーチェ(♀)の装甲(服)を脱がしてナドレ(裸)にして抱きしめたいぞ!
えぇ!?
保守
残ったのか
もう駄目なの?
543 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 00:56:08 ID:x24Dg1YJ
男はぼんやりと縁側でお茶を飲んでいた。
茶将軍と呼ばれるほどにこの男は無類のお茶好きであり毎日飽きることなくお茶を飲んでいた。
ただいま飲み干したお茶は今日で3265杯目であり、生涯でちょうど10億杯目だった。
湯飲みを横に置き一息ついて余韻を楽しむ。さてもう一杯飲もう。
そう思って男が手を伸ばせばやわらかい感触。
「あっ私、ゆのみです。よろしくおねがいしますよマイマスター?」との声。そこに少女がいた。
深緑の和服を来た少女は、自分が湯飲みであり10億回がどうのこうのと言っていたが
男は細かい事は気にしない。
「そうかそうかお菓子をあげよう」こんなこともあろうかと用意していたお菓子を取り出す。
内心感激の涙を出しつつ、にこやかに対応する。二度目三度目の来訪を期待しているのだ。
全身全霊で紳士スキルを駆使する。「わっおいしいですー」綻ぶ少女の笑顔。
男はここが極楽であると確信する。おかしをさらに与える。
「はむっ。もぐもぐもぐ」
ニヤニヤを全力で抑える男。。
そうだお茶を入れないといけない。茶帝である自分の茶技を今こそ見せるときだ!
男が立つが湯飲みが見つからない。
同じ湯飲みを使うと言う野望は途絶えたのかと肩を落としていると、少女から声がかかる。
「むぅ私ばかりがもてなされるというのは湯飲みとして申し訳が立ちませんよー。
私がお茶をいれたいです。湯飲みですのでー。」
544 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 01:05:36 ID:x24Dg1YJ
男は少女のお茶を飲むのも捨てがたいと感じる。
だがしかし、男としては少女の体が自分の入れたお茶でできているというほうが非常に興奮する。
よって、適当な理由をつけて断ってみたが。
「うぅ湯飲みだからってなめないでくださいよー。私はただの湯飲みじゃありませんから、
お茶を入れることだってできるんですー。すごいんですよ?」
膨れる少女の姿に完敗した。少女の茶技は茶聖である男から見ても十分に鮮やかだった。
この年でよくぞこれだけの技をと感嘆しながら一生懸命お茶を入れている姿を愛でていた。
「できましたー!」その直後、男が止める暇もなく少女は急須から直接お茶を口に含む。
「ふっふー。大丈夫ですよーマイマスター。湯飲みですのでー。さぁめしあがれー。」
上を向いて口を開く少女。男はこれを断るすべを持ってはいなかった。
恐る恐ると見せかけつつ、何のためらいもなく口を近づける。
「んっ…んくぅ……」わずかな声を漏らしながら少女はお茶を口の中へと流し込む。
強引でなくやさしくやわらかに。飲みやすいようにと。ほのかに甘い香り、甘いにおい。
男は飲み終わるとつい声を漏らした。「うまい」
「なあ、またお茶を飲ませてくれるか?」
「はいっもちろんですよマイマスター。使われることが湯飲みのよろこびですのでー。」
その日から縁側には男と少女が並んですわるようになりましたとさ。
男用便器の擬人化
>>544 湯飲みかわいい
ほのぼのしてておもしろかったです
ただ途中までお茶は下の口から飲むものとばかり(ry
保守
548 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/23(水) 19:26:08 ID:IkCQjfI1
一人の学生は大手電機屋にきていた。
電子辞書を買う為に。
それもこれも英語の教師が訳の分らん単語を聞いてくるからだ。
今、ちょうどそのコーナーに着いた。
学生を後ろの方の電子辞書のひとりがちらちら見ている。
表だってアピールしてくる若い新型とは違って少し静かに悲しそうにしている。
彼は気まぐれからかかわいそうに思ったのか、
最期の展示品として出されていた彼女を買うことにした。
「いいんですかぁ?わたしなんかで。色んな人に弄ばれて傷もいっぱいついてるのに……グスッ」
いいんですよ、ボクはあなたが必要なんです、と彼は答え専用ケースを買ってやり彼女を家に連れて帰った。
早速かれは電子辞書をパソにつないでいろいろと彼女の調教を始めた。
「はぁはぁ、ひぃぃぃい あぁぁぁぁん」
なんだかんだで彼女は最終的ににかなりの性能になった。
「うぅぅ、ご主人さま。ひどいですぅ。いくら中古女だからって」
彼女は売り出された時は同型はばんばん売れてたし、機能も高かったので少しプライドが高い節がある。
乱暴に扱ったりしても傷がつくからと結構怒る。
「本当にやめてくださいね!これ以上傷が付いた姿をみられたら私恥ずかしくて壊れ死んじゃいます」
そうして学生と電子辞書の学生生活ははじまった。
彼女は今日もどこかの大学の構内で、小さな体で頑張ってご奉仕をしています。
GJ
俺の電子辞書はドイツ語訳もついてるから
きっとドイツ人もしくはドイツ帰りの帰国子女だな
遅ればせながらGJ!
保守
553 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 00:42:27 ID:ayEQrG90
浮上
維持
非エロはあり?
はやぶさ擬人化です
非エロですが…
----------
もうすぐ私は帰ってくる
地球に
お父様の待つ、水の惑星に
私の腕の中のカプセルを届けること
それが私の最後のミッションになるの
無菌室の中で、私は産まれた
まだ、名前はなかった
遥か小惑星にタッチダウンしてその欠片を回収し『必ず帰ってくる』こと
その一見無意味に思えるミッションだけが、私に与えられた唯一のアイデンティティーだった
だから、私のボディは特別製だった
お父様が丹精込めて造り上げてくださったそれは、黄金色のドレスを纏った機能的な美そのものだった
私は私のボディの設計にうっとりとし、お父様も私の美しさを誉めてくださった
長く人々が夢見た最後のフロンティアを旅する為に、私のボディにはあらゆる努力が費やされていた
人跡未踏の地を旅して『必ず帰ってくる』事は決して容易ではないのだから、私は私のボディの全ての動作を支配下に入れなければならなかった
あらゆる事態を想定して、そう、想定される最も悲観的な事態も含めて、私はお父様と日々シミュレーションとボディの調整に明け暮れていた
旅立ち前の日々忙しさを極めたがそれは辛い事ばかりではなかった
私はある猛禽類に由来する名前をいただいた
高く、速く、遠く、
未知の世界に旅立つ私にとって、その名の由来する鳥の強さと美しさは私の誇りであり、励ましでもあった
それに、私と共に小惑星に旅立つ妹も造られた
強く美しく誇り高い女神に由来する名を持つ彼女
私と異なりお父様の元に帰ることは求められていない
だからといって私が彼女を憐れむ事はない
彼女は彼女にしか果たせないミッションに従き、それは私には出来ないことなのだから
彼女の手を引きフロンティアを旅する姉として、シンプルで実直な愛らしい設計の彼女に私もお父様と一緒、いや、それ以上に愛情を注いだ
なにせ、姉妹二人きり、遥かなる旅路を行くのだから
そしてまた、私達は孤独では無いことを知った
たかが石ころ一つを拾いに行くだけのミッションに、実に多くの人が期待と希望を持ってくれている
嬉しかった
もちろんプレッシャーではあったが、私達の価値を認めてくださる方々の存在がそのまま勇気となっていた
そう、
だから、私は飛べるんだ
『必ず帰ってくる』こと
宇宙空間でこれほど大切で難しいことは無いのだから
旅立ちの日、私達は大型ロケットの先端の客室に乗った
ペンシルロケットを祖に持つその三段の大型ロケットは実に120t弱もの固形燃料を爆発的に燃焼させ、私達を第二宇宙速度まで加速してくれるのだ
胸を高鳴らせながらその瞬間に備える私に、お父様はこう言ってくださった
安心おし、お前を決して死なせはしないよ
私はお前をそう生み出したし、これからもお前を必ず助けるから
その言葉が何よりのお守りになった
そうして、私達は母なる星の重力を振り切り、宇宙へ船出した
宇宙に出て、まず私は私自身のチェックを行った
各部作動は良好
問題なし
ただし、宇宙を駆けるための脚として積まれた4基の最新型のイオンエンジンのうち一台が不安定要素を持っていたため、お父様と私はその作動を行わず、残りの三台の運用での航行を行うことにした
もっとも、既にこの程度の事態は予め計画に織り込み済みで、ミッションへの支障は発生しないのだ
極々小さな加速度を高効率で生み出し続けるキセノンと中和剤の組み合わせで構成されたイオンエンジン
その推力だけでは目的のアポロ群には届かない
地球スイングバイ
地球の近傍をかすめ、そのエネルギーをほんの少しいただいて、私は大きく飛翔した
太陽を背に私は目的の星に近づき、その星を観測し、お父様にデータを届ける
データを元に、お父様がアプローチのための軌道を決め、私はそれに従って私自身のボディを静かに、巧みに操ってその軌道に乗るのだ
ほんの僅かなずれが決定的なミスになるこの宇宙で、確実に、確実に
お父様の元を遥かに離れ、既に電波の距離でも数十分単位のタイムラグが発生する距離に、私達は居る
それでも、孤独じゃない
軌道確定までの間に3機のリアクションホイールのうち、1機が故障した
まだ、大丈夫
これも想定済みの事象に過ぎないのだから
お父様がおっしゃったとおり、私はこれくらいのことではへこたれない特別なボディを与えられ、私もまたそのためのトレーニングはつんであるのだから
やがて軌道確定が終わり、私は航路を確定した
妹はまだ眠っている
もう少ししたら起こしてやらねば
きっと、あの星について寝ぼけまなこだったら、私にぶーぶー言うんだろうから
私は、くす、っと笑って、可愛い妹を愛おしむ目で見つめた
小惑星
小さいといっても、惑星だから、大きいんでしょ?
みんながそういうの
でも、目的の星は直径330m
地球とは比較にならないほど小さい
それでも、小惑星、なのだ
ピーナツの鞘の形をしたその星を見て、なんだかおかしくなってしまう
エンジンを切って小惑星とランデブー
成功
まずは上々
さらに接近してその星の姿を捉えようとしたとき、
もう一機のリアクションホイールが故障した
いけない
これでは1軸のみの姿勢制御しか出来ない
なんてこと!
ここまで来て、なんてこと!
これではミッションを、なにより地球に『必ず帰る』ことが出来なくなってしまう!
動揺する私に、お父様が落ち着くよう言った
そう、落ち着かなくては
私はお父様の自慢の娘
だから、必ず地球に帰るのよ
そしてお父様からの指示で化学エンジンでの姿勢制御に運用を切り替え、この場を凌ぐ事にした
しかしヒドラジンの積載量は限られている
大切に使わなければ
想定外のトラブルへの対処が終り、次いで、タッチダウンミッションに入る
まずは念入りにシミュレーション、そしてリハーサル……
一瞬、意識が飛ぶ
失敗
どうも具合が思わしくない
それに、現在の稼動可能な姿勢制御装置だけではタッチダウンミッションを完遂できないことがわかった
どうしよう
3億kmの彼方で、お父様も気をもんでいることだろう
でも、私だけでは、もう……
ううん、諦めちゃいけない
ここには、私一人じゃない
たくさんの人の思いと、なにより大好きなお父様の思いをのせて、ここまで来ているのだから
お父様から、新しい航法プログラムが送られてきた
繊細でアグレッシブなそれは、ボレロの様な響きで私の心をかきたてる
ただし、本来の楽曲とは異なり孤独な中で、私はダンスを踊る
星の影でお父様との交信が途絶えてしまうのだ
それでも、行こう、あの星へ
小さくても、私が、私達が初めての足跡を残すために
再度のリハーサル
最初のターゲットマーカーを分離
成功
お父様の思いが、まず、その星に届いたのだ
次いで、可愛い妹の番だ
もう起きた?準備はいい?
私の声に、寝ぼけ眼をこすったあと、にっこりと彼女は笑った
行ってらっしゃい
そう送り出したのが、最後だった
彼女は着地を果たせず、宇宙に消えた
ただ一枚、別れ際に私の姿を写した写真を残して
絶望的な気分だった
惨めな気分だった
残された私の写真が心をえぐった
彼女の笑顔は、もう、無い
それでも、私はやめるわけにはいかなかった
たくさんの人の思いのために
お父様の自慢の娘であるために
なにより、私自身のために
気持ちを切り替えて、本番のタッチダウンに挑む
見てて、お姉ちゃんはあなたの分までやって見せるから
ターゲットマーカーを投下
成功
ターゲットマーカーに刻まれた88万人の思いが届いた瞬間だった
次は私の番
マーカーを頼りに降下開始
瞬間、身体が軋み、私は地面を転がった
いけない
どうすればいいの?どうすれば!
またも取り乱した私に、お父様から、一旦離陸するよう指示を受ける
そう、あわてないで、まだやりなおせる
でももう、ヒドラジン燃料は少ない
後戻りは出来ない
もう一度、先ほどのマーカーをめがけて、タッチダウンにはいる
小惑星の表面から、私を呼ぶ声が、聞こえた
ゆっくりと、ゆっくりと、ターゲットに近づく
慎重に、慎重に、そして、私ならできる、という意思を持って
成功
そして小惑星表面に弾丸を射出し、反射物をカプセルに回収し、離陸する一連のプログラムが走る
もう、大丈夫
お父様、私、やりました
ちゃんと、やったんですよ、私!
そう、お父様に伝えようとした瞬間に、衝撃と激痛が走った
頭が痛い
何が起こったかわからないまま、私は目を覚ました
身体も痛む
ヒドラジンが私の身体を蝕んでいる
燃料供給の緊急停止が行われたようだけど、まだ体内に残っている
これが太陽光に晒されて加熱したら、私の身体は引き裂かれてしまうほどに制御不能になるのでは
それに、断片的に記憶が抜け落ちている
妹はどこだろう、私はちゃんと試料回収できたかな
お父様と連絡も取れない
孤独
宇宙空間では重力下と違って方向感覚があるわけじゃなくて、星の見え方から判断するしかない
例え星の位置から分析して割り出したとしても、今の状態だとお父様と連絡が取れないと、私だけでは何も出来ない
孤独
なにも考えられなかった
それでも、私は待ち続けた
出発前にお父様が言ってたから
何があっても必ず助けるから、って
幾ばくかの時間が過ぎ、回線は細いながらもお父様と連絡が取れ、私は覚えている限りの状況報告をし、お父様からも状況を教えていただいた
やはり、体内のリークしたヒドラジン燃料が、姿勢制御系に深刻な影響を与えており、今後も深刻な影響を及ぼす可能性があることがわかった
そしてバッテリー系統に深刻なダメージがあること
そして送信したデータから、致命的な事に私の課せられたミッション、小惑星表面のサンプル回収ミッションが失敗してしまった可能性があるということがわかった
試料回収のための弾丸が射出されなかった可能性があるのだ
どうしよう
これではお父様にあわせる顔が無い
妹を失い、ミッションの記憶を失い、手には空っぽの試料回収カプセル
私自身もまともに動くことすら難しい
泣き出しそうな私に、お父様が言った
帰ってきなさい
帰ってきなさい
『必ず帰ってくる』こと、それがお前の最大のミッションだ
気がついたら、泣いてた
そうだ、帰らなくちゃいけないんだ
失ったものは大きい
それでも、私は、帰らなくちゃいけないんだ
こんなジャンクの身体の私でも、お父様は愛してくださるのだから
そして、お父様は私に残された全ての機能を使った、新しい帰還に必要なプログラムを私に送ってくださった
それは、姿勢制御にイオンエンジンのためのキセノンガスを流用するといういわば裏技だ
帰ってきなさい
優しいお父様の声に勇気付けられて、私は再び家路についた
地球に、お父様のいらっしゃる青い星に
もっとも、わたしの帰路は困難から始まった
まず、体内にリークしたヒドラジンが気化して私の身体を揺さぶり、私は地球を見
失った
何度目かの、孤独
それでも、諦めなかった
出発前、お父様は言ってくださった
私を死なせない、そう、生み出したのだから、と
そうよ、私が諦めてはいけない
私のボディは特別製なのだから、お父様がそう、生み出してくださったのだから
やがて、揺れは収まり、私はかすかにお父様のいらっしゃる遥かなる地球の歌を聞い
た
そしてそれが、私への呼びかけであることに気づいた
うれしかった
ただ、うれしかったんだ
そして、矢継ぎ早に、やるべきいくつかの事を準備する
まず、姿勢が落ち着いたところで、船体のチェック
イオンエンジンの燃料残量はギリギリ足りる量がある
もっとも、地球帰還のルートは変えざるを得ず、相当遅くなるはずだ
それでも、構わない
『必ず帰ってくる』こと、今の私にはそれが最大のミッションだ
そして、この手に抱えたカプセルの試料を、お父様に渡すことも
その中身は神のみぞ知る、だ
カプセルの中身は空っぽかもしれない
それでもいくつかの状況が、試料回収の可能性がゼロではないことを示している
だから、『必ず帰るんだ』
やがて、お父様との連絡が本格的にできるようになった
今の私の場所、それから状況を確認しあう
帰還前にやるべきことがいくつかある
まず、これ以上姿勢を乱さないよう、漏れたヒドラジンの排出を終らせる
成功
これでおかしな振動におびえなくてすむ
次に過放電してしまったバッテリーの充電を試みる
まだ私は試料カプセルの蓋すら閉じられていない状態で、そのための電力が必要なの
だ
失敗したら、私は本当のジャンクになってしまう
でも、何もしなくても、このままジャンクになるだけだ
だったらやることは決まっている
太陽電池パネルから生じた電力で、ゆっくりと着実にバッテリーに電力を供給する
成功
次はいよいよ、地球帰還のために、イオンエンジンに火を入れる
往路に使った3基のエンジンはそれぞれに不調を抱えているけど、まだ1基がまとも
に稼動させることが出来そうだ
そして、残るは姿勢制御
お父様は生きているリアクションホイールと、キセノンガスによる反動エンジンに加
えて、太陽電池パネルを太陽風ヨットの帆に流用する航法をあみだしたのだ
あまりの突飛なアイディアに面食らったけれど、確かにそれは実行可能な方法だった
帰れるんだ……
地球に、お父様の元に
そうして私は改めて、長い帰還の旅に向かった
今、私はお父様の元に向かっています
あれからメインで使っていたイオンエンジンが一基停止しました
今度は諦めませんでした
お父様も何とかしてくださるし、なにより私自身がこの最後のミッションを完遂した
いから
程なくして、ミッション序盤で不安定要素のあったエンジンの一部と、まだ駆動可能
な別のエンジンの組み合わせで一台のイオンエンジンとして推力を得ることが出来る
ことがわかりました
私はその方法を使って帰還を進め、今のところ順調に地球にお父様の元に向かってい
ます
ある人々は言います
出発時の綺麗なお嬢様姿と違って本当にボロボロでかわいそうね、って
でも、私はそうは思いません
『必ず帰ってくる』約束を果たすために、お父様も私も全力を尽くしているのですか
ら
誇り高いお父様の娘として、私にはそれ以上の喜びはありません
本当は当初の予定通りにミッションが進んだとしたら、私はもういちど地球スイング
バイをして、外宇宙に旅立ちたかった
でも、いいんです
もう、いいんです
おそらく、あと二ヶ月ほどで、私は帰ってきます
地球へ
お父様の元へ
今の軌道で帰還した場合、私はカプセルを届けるために地球にギリギリまで接近し、
カプセルの切り離しを行います
そして、私はその瞬間を見届けた後、流れ星として地球の空に消えるでしょう
私の航海には辛いこともありました
それでも、楽しかったこと、幸せだったこと、なによりお父様にそれから地上の皆様
に最後まで愛していただけたことが幸せです
そしてどうか、私が流れ星となったら、
どうか、願いをかけてください
誰もが愛し、愛される、幸せな世界になりますように
私がお父様に愛されたように
誰もが、誰かを愛し、愛される幸せな世界になるように
はやぶさの帰還、おしまいです
6/13に彼女は帰ってきます
きっと、きっと…
574 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 12:50:54 ID:Iu+qZC3U
>>573投下お疲れ様です。
感動的でした、ネット上のSSで泣けるなんて夢にも思いませんでした、それ程の良作をありがとうございます。
保守も兼ねてアゲます。
GJと言うしかない。
前の奴と被るけど、良作をありがとう。
576 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/09(日) 03:25:17 ID:N0lLYKXQ
お疲れさま!感動しました!
カーネーションを擬人化したらどうなるんだろ
はやぶさ…彼女はきっと還ってくるよ。
初めて来たこのスレで涙が出るGJに出会えた。
職人さん、ありがとう。
もう一月切ったんだな
あと3日……
鬼さん此方、手の鳴る方へ
鬼さん此方、手の鳴る方へ
途切れ途切れの意識のなか、
懐かしい声が聞こえる
おかしいな
ボクのプログラムには存在しないはずだ
* * *
40万マイルの先に青く光る水の惑星が見える
あと、36時間
もう間もなくボクは、最初で最後の旅を終える
孤独も、苦痛も、不安も、後悔も
いまはもう、ない
* * *
鬼さん此方、手の鳴る方へ
鬼さん此方、手の鳴る方へ
また、歌うような声が聞こえる
ボクはこの声に導かれ、
母なる惑星の空に帰ってくるんだ
そのとき、ボクは流れ星となって夜空に輝くのだろう
プラズマとイオンと熱に焼かれて
ああ、願わくはどうかボクの腕の中のカプセルが、
無事に母さんに届いて欲しいんだ
* * *
鬼さん此方、手の鳴る方へ
鬼さん此方、手の鳴る方へ
ああ、そうだ、これは母さんの声
だから、きっと大丈夫
だって、パラシュートは愛で開くのだから
書き込めるかテス
書き込めたらはやぶさ帰還までにエロありのはやぶさSS書いてやる
うわっ、規制解けてたwww
今から書き始めるか
584 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 00:57:01 ID:Zu5lclUb
とりあえず、プロローグだけ出来た
的川さん、川口PM、その他数々の方ごめんなさいごめんなさい……
だが、萌衛星図鑑を買ったときから、このネタが頭に浮かんでたんだ
はやぶさが帰還する、今日書かなかったらもう出せないし、
規制解けてたし……の言い訳で書いてみる
とりあえず、イメージは萌衛星図鑑のはやぶさでイメージしてくれ
プロローグはエロなし
私というものが誕生して、幾年が経ったのだろう。
私以外の、私と同じものたちは、それぞれ身を寄せ合い、一つの姿になった
寄り集まることの出来なかった、私と、私と同じものたちは、
一つに集まることなく、ただ宙をさまよい続けている。
他の私たちのように、広い大地を持つこともなく
他の私たちのように、大きなガスの衣を纏うことなく
他の私たちのように、生命を宿すことなく
私は、ただ無為に、無価値にこの宙を漂っている。
数百、数千、数億の時の流れ。
まどろみの様な感覚の中、漂う意識。
その意識に、働きかけるもの。
「……さん、おと……さん、お父さん」
意識を開くのはどれぐらいぶりのことだろう。
私の目の前にいたのは、他のどの私とも違う、小さきもの。
私の重量の、数千分の一にも見たない、小さきもの。
「誰だ、君は…・…」
「おはようございます。そして、初めまして。お父さん」
その者は、私に向かって微笑む。
ここ数千年の間に、私に近づいたものはない。
私に興味を示してくれたものなどない。
「私は第20号科学衛星、はやぶさ。正式名称MUSES-C。
私は地球より、お父さんを観測する使命を持って、やってきました」
その者の動きは、他の私たちと異なる。
ただ漂う私たちと違って、彼女は目的を持ち、私の周りを周回する。
「君にお父さんと呼ばれる謂れはないのだが……」
「あ、ごめんなさい。あの、貴方は私たちの星ではイトカワって呼ばれているの。
私を造ってくれた、お父さんと同じ名前。あの……お気に触りました?」
気に触るも何も、私たちは彼女のように他のものに干渉しようとはしない。
ただ集まり、ぶつかり、砕けるだけ。
故に、他のものにどう評価されるかなど、考えたこともない。
「君がどう私を評価しても、私はそれに感想を持たない。
だが、唯一の疑念は君が私に興味を持つ所以だ。
ただ漂泊するだけの私に何故君は興味を抱いた」
「それは、貴方が太古の太陽系の歴史を持っているから。 この太陽系の歴史を知る証人だから」
彼女の話によると、我々のうち一つの塊になったもの――彼女の定義では惑星と呼ばれるらしい――は既に生まれた頃の記憶を失っているという。
集まり、溶け、再び固まる。そうして一つの塊になる事と引き換えに、彼らは今までの記憶を失ってしまった。
「一度も太古の記憶を失っていない、貴方が私たちには必要なのです。だから……」
彼女は顔を赤らめる。
何だ?彼女は何を意図している?
「あの……貴方の一部を……私に分けてくれませんか?」
プロローグここまで
イトカワの喋りがややこしいのは仕様です
とりあえずオナニーしながら続き書くからこの非国民をなじって待機よろ
588 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 02:10:18 ID:Zu5lclUb
さて、途中まで出来たからまたage
ストーリー的には
プロローグ:イトカワ接近
一章:第一回イトカワ降下
二章:第二回イトカワ降下
三章:テレメトリーロストから復帰
エピローグ:地球帰還
で、ミネルバとかエンジンニコイチ運用とかめちゃ端折る
とりあえず一章分
ってか、エロくないよ、うん、きっと
彼女の意図がよく読めない。
私の体の一部? 私自体がゆるい岩の塊、どこまでが私でどこまでが私でないかの基準が不明瞭だ。
私の一部とは、何を意図するのだろう。
だが、私自身自己保存本能というものを持たない。
最悪、私自身が砕け散ることになろうとも、私自身はそれを感知せず、私自身はまた無数の私自身になるだけだ。
「私は私自身に興味を抱かない。君が何をしようと、私自身は感知しない」
「あの、それっておっけーってことですか?」
彼女は困ったように小首をかしげる。
今までの私の周りにいた私たちにはない動作。
「ああ。好きにしてくれてかまわない」
彼女は目を見開き、顔を真っ赤にする。
数億の時間を生きる我々しかしらない私は、こんなにコロコロ表情を変えるものを初めて見た。
「あ、あのっ、それじゃ。不束者ではありますが、よろしくお願いしますっ!!」
ペコリと頭を下げる彼女。
その姿に私は、今までに感じたことのない感情を抱き始めていた。
彼女はじっくりと私の体を観察する。
体の仔細も漏らさず、じっくりと。
「そこまでじっくりと見る必要があるのかね?」
「私たち探査機が初めて触れる小惑星ですから。わわっ、ここ……」
彼女は私の下腹部の辺りをじっくり見つめる。
今まで味わったことのない経験に、なんだかむず痒いような感覚を覚える。
「あの、お父さん。サンプル採取、させてもらいます」
はやぶさの顔が近づく。
降下途中に一瞬ためらい、でも覚悟を決めたように顔を近づける。
しっとりとした唇が私の下腹部に触れる。今までに感じたことのない感触。
彼女が顔を上げたとき、そこにはキスマークが残る。
「今、何をした?」
「あの……ターゲットマーカーです。こ、これからサンプル採取するときに……ちゃんとできるようにおまじない……」
視線をそらせながら呟くはやぶさの、言葉の最後は聞き取れないくらい小さな声だった。
彼女はターゲットマーカーを見据え、私の上に。
彼女のサンプラーホーンが、私を受け入れようとしている。
「お、お父さん。お願いします……」
彼女はゆっくりと私の上に腰を下ろしていく。
彼女が私に触れるのは、一瞬。彼女の名のとおり、一瞬で私の一部を……
『それでいいのか?』
誰ともない声。
『数十億年ぶりに他の物に出会ったんだぞ。お前、それでいいのか?』
誰だ、誰だ、この声は。
『彼女はサンプルを採取したら、すぐ行ってしまうんだぞ? お前はそれでいいのか?』
やめろ、私の中にノイズを撒き散らすな。
『無価値なお前に目的を与えてくれたんだろ、そんな彼女を失ってもいいのか?』
そんなことは私は望んじゃいない。
『簡単だろ。今までと同じ事をすればいいんだ。数々の同胞を取り込んだのと同じ。
彼女を、お前の一部にしちゃえばいいんだよ!!』
「あ、や、やだ、バランスが……」
腰を下ろしていったはやぶさがバランスを崩す。
うまく着陸ができない。回避シーケンスもうまく働かない。
「あ、やだ、だめ、お父さん……」
まるで、イトカワがはやぶさを求めるかのように、はやぶさはイトカワに吸い寄せられる。
そして・・・…
「ん……ぅ……く……痛っ……あ……いや……」
荒々しくタッチダウン。
まだ勢いは止まらない。
「あ……や……ダメ……お父さんっ…………」
初めてのはやぶさに、容赦なく叩きつけるように二度。
「あ……や……やあああああっ……………」
はやぶさはイトカワ表面に叩きつけられた。
「っく……お父さん……どうして……」
力なくイトカワを拒むように離れようとするが、イトカワははやぶさの体を離さない。
これ以上の拒否をすることを、はやぶさは許されていない。
「……嫌だよ……こんなの……お父さん……」
はやぶさはイトカワを拒むこともできず、イトカワに抱かれ続けるしかなかった。
ということで、第一回サンプル採取の様子をお送りしました
・・・大体あってるよ。多分
一応解説
下腹部――ミューゼスの海。イトカワをラッコに見立てたときのお腹の位置
変なこと考えた人は腕立て伏せ40回。
容赦なく叩きつけるように二度――初回のタッチダウン失敗時、はやぶさは二度イトカワ表面でバウンド。
変なこと考えた人は、腹筋40回。
イトカワを拒否できないはやぶさ――離脱モードでは短時間の噴射しか出来ないようになっており、
地球からのコマンドがあるまではやぶさは離脱できなかった。
変なこと考えた人は、スクワット40回。
さて、エクササイズして寝るか……
続きは翌朝書くかも
594 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 08:23:21 ID:Zu5lclUb
急いで出なきゃいけないのに、せめてこれだけは書かなきゃ
サンプル採取二回目まで・・・
「……っつ……はやぶさ?!」
一瞬の意識の途切れ。
現実を取り戻した私は、真っ先にはやぶさを探した。
私の側でつかず離れずにいた軌道に、はやぶさはいない。
「……う……お父……さん」
はやぶさは私の上にいた。
ボロボロになり、私自身にまみれた姿で。
いったい、何があった。私は何をした?
私の頭の中に語りかけるような意識。
あの後、私は意識を失い……そして……
「はやぶさ、大丈夫かい? いったい、何があった?」
はやぶさと目が合った。
はやぶさの目。
私を見つめる、ひどく脅えた目。
「……っく!!」
逃げるようにはやぶさは私から離れる。
どんどん遠ざかるはやぶさの後姿に、私は絶望を感じていた。
絶望を感じる? どうして?
私はすべてに興味を示さない。
私はただ漂泊する身。
ただの目的も、役割も持たず、ただ宙を漂うのみ。
なのに何だ、この感覚は。
彼女が、はやぶさが離れていってしまったことに、
彼女が、脅えた目で私を見つめたことに、
どうして私は絶望を感じている?
見えなくなったはやぶさの姿。
きっと二度と私は彼女に触れることはないだろう。
初めて感じる感覚に身をゆだねたまま、私は意識を閉じる。
「……さん、おと……さん、お父さん」
彼女の声が聞こえる。
ああ、私を脅えた目で見ていた彼女。
もう一度会うことができたのなら、せめて一度謝りたい。
そうだ、私は気付いた。
今まで目的も持たずに漂泊するだけだった自分。
その私が、何故絶望を覚えたのか。
そうだ、私は、私の証をどこかに残したかったのだ。
ただ生まれ、消えていくだけの自分。
そんな私を、彼女は必要としてくれた。
漂泊するだけの私に、意味を与えてくれた。
だから私は……
いや、よそう。
どう言い訳しても、私のしたことは変わらない。
己の欲望に負けて、彼女をボロボロにした。
その事実だけは、変わらない。
「……さん、おと……さん、イト……さん」
私にイトカワと言う名前を教えてくれた彼女。
私のことをお父さんと呼んでくれた彼女。
その彼女は、もう…・・・
「……うさん、おと……さん、お父さん!!」
いや、この声は!!
意識を開く。
私の軌道上、ボロボロになり軌道上に浮くはやぶさ。
何故、どうしてここに?
一度軌道を離れたら、二度と会うことはない。
いや、彼女は自分の意思で動くことができる。
でも、それならどうしてまた再び……
「あの、お父さん……ごめんなさい」
私が言おうと、謝ろうと思っていた言葉を、はやぶさに先に言われた。
「何故? 何故謝る?」
「私がちゃんと着陸できずに、お父さんとぶつかっちゃったから。
私がもっとちゃんとしてればこんなことにならなかったのに。
ごめんなさい。お父さん。次はちゃんとやるから。
着陸シーケンスも見直したし、この前の着陸で要領はつかんだから」
ああ、彼女はまだ私を必要としてくれる。
彼女にもう一度触れることができる。
それが、どうしてこんな感覚を呼び起こす?
そうだ、これが喜びだ。
もう一度チャンスがある。
私が私自身である、私の証を残すことができる。
「お父さん、お願いします……」
はやぶさは私の上から腰を下ろす。
目標は彼女の残したキスマーク。
ゆっくり、彼女は私に近づく。
今度はバランスを崩さないように、
自転に巻き込まれないよう、すばやくでも確実に。
数Kmのオーダーだった距離が、数百メートル、数十メートル、そして……
「んっ……あっ……」
彼女のサンプラーホーンが私を包み込む。
「んっ……お父さん……私に……貴方を……」
はやぶさと私を結ぶもの。
熱い、その温度は隕石の衝突に比べればはるかに低いはずなのに、
彼女とのつながりは、今まで感じたことのない暖かさを持っていた。
「あんっ……お父さん……お父さん……あっ……ああああっ」
ぎゅっとサンプラーホーンが押し当てられ、はやぶさに振動が走った。
荒々しく息をつきながら、はやぶさは私から離れる。
「成功……したのか?」
「はい。お父さんの……いっぱいもらいました」
お腹に手を当てるはやぶさの姿。
やっと私は、自分の証を残せたのか。
「ありがとうございます。お父さ・・・・・・」
突然、はやぶさが咳き込む。
体がバランスを崩す。はやぶさ自身が信じられないといった表情をする。
「あ、や、やだ……せっかくお父さんと一緒になったのに、なんで、どうして……」
「はやぶさ、いったいどうしたんだ?はやぶさ!!」
はやぶさとの距離が離れていく。
遠ざかるはやぶさ。手を伸ばしても届かない。
「ごめんなさい、お父さん。私、もう地球に帰ることが……」
遠ざかるはやぶさの目に浮かんだ涙。
私は何もすることもできず、ただ見送るだけだった。
600 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 08:26:32 ID:Zu5lclUb
はい、サンプル回収二回目まで
つづきは……元気あったらはやぶさの帰還見守りながら書くよ
やっぱり解説
私自身にまみれた姿で――はやぶさがイトカワに不時着した際にレゴリス(イトカワの砂) が付着した可能性が高い。サンプラーホ−ンに入り込んでるかも。
ケフィア想像した人は腹筋40回
彼女とのつながり――採取時のプロジェクトタイル発射がないんで、取れているか微妙。 ただ、はやぶさ自身はそのとき「取れてる」って言ってたんでそれ準拠で。
サンプラーホーンの温度が上昇してた=イトカワの感じてた体温
変なこと想像した人は腕立て伏せ40回
お父さんの……いっぱいもらいました――エロくないよ!!サンプルの話だよ!!
変なこと想像した人はスクワット40回
>>600投下お疲れ様です、GJですね。
この感想を書いてる時には彼女はもう帰ってきてる、そう思うと感慨深くなりますね。
うははGJ
イトカワ目線だとこういう話になるのかぁ
さてと、腹筋、背筋、スクワットを40回×3セットだ…
603 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 21:16:15 ID:Zu5lclUb
ご感想サンクス
ああ〜 恥ずかしい。はやぶさゴメン、こんなSS書いて
でも、これが自分なりの愛なんだよ
ということで、残りはエロなし(ってか過去分もエロじゃないよ!!)
なんで、蛇足かも知れませんがどうぞ
604 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 21:18:57 ID:Zu5lclUb
「はやぶさ!!、はやぶさ!!」
意識を失い、漂う彼女。
私の呼び掛けにも答えない。いままでのように自由に飛び回ることもない。
『良かったじゃないか』
頭の中に、声。
『彼女が欲しかったんだろ?気にすることはない。
その位置なら一億年以内には彼女はお前に落下する』
うるさい、黙れ
『なあ、正直になれよ。お前は彼女が欲しいんだろう?あとは待つだけだ。
お前には何もできないし、しなくてもいい。ただ漂うだけで、彼女が手に入る』
私は、何もできないのか?
『ああ、お前は星にもなれない、ただの塵の集まりだ。
彼女のように知能も持たない。ただの塵だ』
ああ、そうだ。私は塵だ。大地を持たず、ガスも纏わず、生命も育まない、ただの塵だ
『ようやく分かったか、それなら……』
だが、私はイトカワだ。
『……』
私は名付けられた。彼女の父親と同じ名を。
彼女は呼んでくれた。私を「お父さん」と。
ならば、私はもうただの塵じゃない。「イトカワ」だ。
『ただの塵が名付けられてなんになる。
お前は塵だ。何もできない、ただのゴミだ』
だが、祈ることはできる。
『祈る?それが何になる』
分からない。だが、命を持たない彼女が私に呼び掛けてくれた。
「はやぶさ」と名付けられ、「糸川」に、多くの人に愛された彼女は心を持った。
なら、同じく名前を与えられた私が心を持ち、祈って何が悪い!!
「はやぶさ、起きるんだ。はやぶさ。お前はここで終わってはいけない。
まだ旅路は半分以上残っている。まだ地球に帰る使命が残っている。はやぶさ!!」
声なき声で、必死に呼び掛ける。
確かに祈りは無力だ。
しかし、私は信じる。彼女が再び動きだすことを。
「♪〜」
聞こえる、何かが聞こえる。
彼女が現われた時から、途切れ途切れに聞こえる『声』
私にはその言葉は解せない。
だが、その思いを読み取ることはできる。
はやぶさにかける思い。
動かないはやぶさに、必死で呼び掛ける声。
その声にあわせて、私も語りかける。
「起きろ、はやぶさ。生きろ、生きるんだ」
「……こふっ……」
それは、彼女がガスを吐き出した音。
せき込むように一回、二回。
体にたまったガスを、ゆっくり吐き出す。
「けふっ……あれ……お父さん……着陸は?」
「はやぶさ、大丈夫か。今は体を休めることだけ考えろ」
「……うん、お父さん」
彼女は目を閉じ、光を浴びる。
疲れきった体に、少しづつ力が戻る。
「お父さん……助けてくれたの?」
「いや、私は何もできない、ただの小惑星だ。
私にできることは、ここで祈ることしか……」
はやぶさは、首を振る。
「聞こえてた。いろんな声。地球のうすださん。スタッフの人。
私を宙まで上げてくれたM-Vに、のぞみお姉ちゃん。そして、お父さんの声」
はやぶさは胸に手を当てる。
「ミドルゲインアンテナも、ローゲインアンテナも動かなかったのに、
みんなの声が聞こえてきた。だから、動けた。帰らなくちゃいけないから、
みんなが、待ってるから」
彼女は小さく、呪文のように唱える
ベーキング完了、バッテリー充電完了。イオンエンジン動作可能。
満身創痍なれど航行に支障なし。
「ありがとう、お父さん。あなたが呼び掛けてくれたお陰で私は帰れる。
でも、お父さん……」
彼女は言い淀む。
彼女が口にすること、それは別れ。
光の速度で20分もかかる、遥かなる星に彼女は帰る。
そして、永遠に帰ってこない。
「行け、はやぶさ」
だから、その迷いを振り切るように言った。
「私がここにあること。私が見てきた太陽系の歴史を、あの星に伝えてくれ。
それがお前の、生まれてきた意味だ」
はやぶさは涙を拭い、こくんとうなづく。
イオンエンジン、作動。
彼女の背中から、青い光が天使の翼のように広がる。
「さよなら、お父さん。……大好きです」
2010年6月13日
オーストラリア ウーメラ砂漠上空
はやぶさはカプセルを抱える。
このカプセルを回収地点に正確に落とす。それが彼女の最後の使命。
お腹に抱えたカプセルを、赤ん坊を撫でるかのように優しく撫でる。
「行ってらっしゃい。ちゃんと帰るのよ。あなたは私とあの人の絆なんだから」
カプセルを切り離す。
これで全部お終い?
いや、まだ体に少し力が残っている。
最後に振り返る。
七年前に旅立った内之浦。
あの頃、初めて会うお父さんに夢と憧れを抱いていた。
イトカワと出会って、別れて、それからの日々。
満足に動かない体を引き吊り、地球に向かった。
自分の中に孕んだ、この温かいものを届けるために。
(体が、崩れ始めた)
七年ぶりに触れる空気は熱となり、はやぶさの身を焦がす。
薄れゆく意識。はやぶさは空を仰ぐ。
自分の後輩。金星を目指したあかつき、イカロス。
彼女らは金星で何を見る? 何と出会う?
私のように、大切な星に巡り会えるだろうか。
(お父さん……)
遥か宙の彼方。
見えるはずもないイトカワが彼女の瞳に映る。
(お父さん。私は立派に使命を果たせましたか?帰還が三年も伸びてしまった。
サンプルを回収できなかったかもしれない。でも、私は……)
消えゆく意識の中。はやぶさは最後に想う。
(宇宙で一番、幸せな星です)
609 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 21:48:20 ID:Zu5lclUb
以上です。いやぁ、お父さんって言いながらヤるって背徳的ですね(台無し)
例のごとく解説
彼女がガスを吐き出した音――スラスタのガスのベーキング作業(排出作業)ですが何か。 いや、咳き込んでる女の子って萌え。
地球のうすださん。のぞみお姉ちゃん――うすださんはtwitter参照。臼田宇宙空間観測所
のぞみお姉ちゃんははやぶさよりも先に火星を目指し、
残念ながらその夢は果たせませんでした。
でも、不死鳥はやぶさと呼ばれたそのしぶとさは、
のぞみをロストした苦い経験が役立っています。
最後に振り返る。七年前に旅立った内之浦――カプセル切り離し後、
余裕があれば日本列島を撮影できるよう姿勢制御するという
話を聞いたので。
Jaxaのサイト重過ぎてどうなってるか不明だけど。
610 :
元601:2010/06/13(日) 22:38:51 ID:Od0xSpTo
>>609繰り返しになりますが投下お疲れ様、GJです。
午前の感想時は勘違いして「この感想書いてる時には云々」とか書いちゃいましたが本当は今頃ですよね、彼女の帰還は。
正直、はやぶさの存在は貴方のSSで知った身ですが、このプロジェクトがどれ程大きな物かってのはひしひしと伝わってきました、ありがとうございました。
彼女は無事に帰ってきたよ!!!
612 :
609:2010/06/13(日) 23:32:20 ID:Zu5lclUb
613 :
609の蛇足:2010/06/14(月) 01:01:10 ID:qgyqI7sZ
2014年X月X日
打ち上げに向けての最終チェックが行われる。
アクセスドアが次々と閉じられ、彼女は真っ暗なフェアリングの中でその時を待つ。
数百億の予算と数年の開発期間がかかった彼女にかかる重圧は大きい。
体がこわばる。地上試験で何度も繰り返してきたことなのに、
次にやることすら思い出せなくなってしまいそうになる。
動かない、体が思うように動かない。
打ち上げは成功するの? 太陽フレアには耐えられるの? エンジンはちゃんと動くの?目標の星に着陸することはできるの? 帰還時にちゃんとパラシュートは開くの?
彼女が思う不安の一つ一つが体を縛り付ける。一歩間違えれば、死。
そんな不安が、体を硬くさせる。
「「大丈夫だよ」」
風に乗って、ふと彼女の耳にそんな声が届いた。
彼女は振り返る。
お供のピギーパック衛星はいまはまだ休んでいる。
彼女の元まで地上の声も届かないはずなのに……
「あ……」
体から余分な力が抜けている。
今の声で落ち着いたのか、体が思うように動く。
笑みを浮かべ、フェアリングの向こうのソラを見つめる。
「さあ、行くよ!! お母さんを超えるんだから!!」
「SRB-A点火 リフトオフ!!
次の世代へ、小惑星探査機はやぶさ2を搭載したH-2A 25号機は、
平成26年X月X日XX時XX分XX秒に種子島宇宙センターから打ち上げられました」
カプセル発見記念
ビーコン音は心に響く音でした
エロ書くときはオチまで書くのがジャスティス
はやぶさが命に代えて届けたカプセルが、次世代につながると信じて
これが過疎……か
夜鷹の夢聞いてたらF-117擬人化のインスピレーションが湧いてきたがいかんせん文章力がなくて出力できねぇ……
615 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/07(水) 22:37:19 ID:xnsgM0sE
前回はやぶさのエロ・・・・・・じゃなかった
健全SSを書かせてもらった物です。
自分のSSでスレ止まってて、1ヶ月間微妙な心境でした
でも、俺めげないぜ!!
ということで、今日は七夕
JAXA(当時NASDA)公認人工衛星カップリングの
きく7号(ひこぼし×おりひめ)
をお送りさせていただきます。
っていっても、7月7日中に前編仕上がるか微妙なので、とりあえず前編だけ
いつか星の世界で君に出会うための技術
広い宇宙で君を見つけること
見つめあうこと
抱きしめること
それは複雑で回りくどくて危なっかしいけど
とてもとても大切なこと
――現代萌衛星図鑑より
「ひこ〜 あれとって」
ひめが指差すものを、僕がアームを伸ばして捕まえる。
自慢のロボットアームは良好。問題なく動いている。
僕の上に乗ってるひめも満足そう。
技術試験衛星、きく7号として一緒に生まれた
僕ひこぼしと、彼女おりひめはいつも一緒。
今日まで問題なく地上試験をこなしている。
「打ち上げまでには間に合いそうじゃな。いよいよ宇宙に行けるぞ」
「でも、打ち上げはちょっと怖いよ。打ち上げが失敗したら・・・・・・」
「ふふ、ひこは怖がりすぎ。4号機までH−2ロケットは失敗なし。
打ち上げに失敗するわけなかろう?」
僕たちの目指す場所、宇宙。
そこにはきっと見たこともない場所が広がっている。
僕たちは宇宙で待ち受けるいろんなトラブルへのちょっぴりの不安と、
未知の世界への大きな期待に心を膨らませていた。
「第二段エンジン燃焼停止。制御系、飛行経路正常。きく7号分離」
打ち上げから続いていた加速と振動から切り離される。
虚空に放り出された僕たち。
完全に音のない、無音のセカイ。
「ひこ、見て見て!!」
ひめにぺちぺちと頭を叩かれ、
打ち上げからぎゅっと瞑っていた目をおっかなびっくり開ける
そこには・・・・・・
「うわぁ・・・・・・」
青く光る星。
これが、地球。
僕たちが今までいた世界は、すでに550kmも離れた場所にある。
「綺麗・・・・・・だね」
「うん」
地球を初めてみたヒト、ガガーリンは「地球は青かった」と呟いた。
でも、そんな知能も持たない僕らは地球の青さにただ呑まれ、
ただただ地球を眺めるしかできなかった。
「ひこ、太陽電池パネル!!」
あ、忘れてた。
慌てて太陽電池パネルを展開する。
漆黒の宇宙に広がったブルーメタリックの太陽電池が、僕に力を分け与えてくれる。
「ひこ、ぼうっとし過ぎ!!」
「ご、ゴメン……」
くすくすと笑い声が聞こえる。
僕でも、ひめでもない、誰かの声。
「Welcame to space. ようこそ、日本の衛星さん達」
優しい女の人の声。
「私はTDRS、NASAのデータ中継衛星よ。そちらの感度はどう?」
「え、あ、はい。ばっちりです。よく聞こえます」
そうだ、忘れてた。
僕たちのミッションの一つ。
NASAのデータ中継衛星を介しての地上との通信実験。
地球をぐるぐる周る僕たちは、常に日本からの電波を捕られる訳じゃない。
ドッキングというクリティカルなミッションに挑む僕たちは、交信できる時間を
増やすためにTDRSさんの協力を仰ぐ。
通信状態は良好。TDRSさんを介した地上との会話もスムーズに進んだ。
「臼田局の電波は捕らえられた? ん、OK。See you!!」
うすださんの声が直接聞こえるようになると、TDRSさんの声は途切れる。
僕たち以外にもいくつもの衛星たちとの通信を受け持つ
TDRSさんと話せる時間は短い。
できればもうちょっとおしゃべりしていたいんだけど・・・・・・
「ひこ、何鼻の下伸ばしてるの」
ひめの声にはっと我に帰る。
「そ、そんなことないって」
「嘘ばっか。TDRSさんと話す時、いつもデレデレしてる。このヘンタイ」
へ、へんたい……
ぷいっとそっぽを向いてしまうひめ。
この後うすださん経由の地上からの指示でミッションをこなしていったけど、
ひめの機嫌はずっと悪いままだった。
第一回の分離試験。
今回のテストは分離機構の動作確認だけ。
分離したあとにそのまま結合するだけの、簡単な試験。
でも、宇宙でひめと離れる、はじめての経験。
「ひめ、大丈夫?バッテリーは足りてる?」
「別に、問題ない」
あれからひめはずっと機嫌が悪いみたい。
このままじゃ試験を続けるの、大変なんだけど……
「じゃあ行くよ。おりひめ分離」
ひめを掴んでいる手を離す。
手を離してもひめとの距離は変わらない。
空気抵抗のない、宇宙空間の慣性系。
スラスタを吹かさなければ、ひめとの距離は変わらない。
当たり前のことだけど、でも自分のすぐ側にひめがいることに安心する。
「ひめ、動作は?」
「全機能問題なく動作」
当たり前の会話。
でも、これだって無人衛星同士の宇宙空間での通信という、大きなこと。
「それじゃ、戻すよ。おりひめ、ドッキング」
ひめの腕をぎゅっと掴む。
あるべきところにあるべきものが戻った安心感。
でも、ひめの腕を掴んだとき、ひめの体が小さく震えたことに僕は気付いた。
「ひめ、何か異常があったの?」
「・・・・・・なんでもない」
相変わらず期限が悪いひめ。
こんなことで今後の実験、ちゃんと続けられるんだろうか。
「Congratulations! お二人さん」
TDRSさんの声。
「すごいじゃない。貴方達は今、世界初の無人衛星同士のドッキングに成功したのよ」
「あ、ありがとうございます」
緊張してて良く分からなかったけど、TDRSさんに言われて初めて実感がわいてきた。アメリカ、ロシアが世界の宇宙開発のトップを走り、それを追いかける日本。
アメリカやロシアと比べると周回遅れのレースだけど、
それでも日本にも誇れる技術がある。
「別に、ただアームを離しただけでしょ」
ひめの冷たい声。
「今回のは分離機構が正常に動作するかのチェックだけじゃない。
本番はこの後の離れてからのドッキングよ。ひこ、分かってるの?」
「わ、分かってるけど・・・・・・」
でも、TDRSさんも見てるとこでそんなこと言わなくても・・・・・・
「ごめんなさいね」
なんてTDRSさんに言えばいいのか言葉を考えあぐねているうちに、
TDRSさんが先に謝ってきた。
「え、あ、あの、TDRSさんは悪くないです」
「ひこぼしくんはよく分かってないかもしれないけど、おりひめちゃんに、ね」
なんだかよく分からない。
ひめはずっと僕のこと、横目で睨んでるし。
成功を収めた分離、ドッキング実験だったけど、
僕の中には何か煮え切らないものが残っていた。
とりあえず、前編は以上です
前回よりも資料が少ないため、一部妄想で補っています。
正確な情報は書籍等をご参考に
ちょっち解説
きく7号
NASDA(現JAXA)が打ち上げた技術試験衛星
チェイサー衛星「ひこぼし」とターゲット衛星「おりひめ」
セットできく7号です。
自動ドッキングシステムの開発のために開発された衛星で、
他にもひこぼしについているロボットアームの試験、
他の衛星を中継しての通信実験なども行います
TDRS
NASAの打ち上げたデータ通信衛星
静止軌道にあるこの衛星を中継することで、
地球の裏側にある衛星とも自由に通信ができる。
ちなみに8機のTDRSが軌道上にあり、衛星との通信を行う。
美人8姉妹萌え
書きあがり次第、後編投下します
うおお!!!GJ
まってる!
626 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/10(土) 00:36:45 ID:2LKaQVEz
人工衛星のひとです
なんか書いてたらどんどん長くなって(笑)
とりあえず、中編ということでもう一度区切りいいところまで投下します
エロは後編から
・・・え、エロなんてないよ!!
7月7日
今日は僕たちの名前の由来になった織姫と彦星の七夕の日。
けれども、今日もひめは機嫌が悪い。
最近、機嫌の悪いひめに、僕はびくびくしてばかり。
どうしたら機嫌、直してくれるんだろう。
「ひめ、今日はちょっと距離を離してからのドッキングだよ。
大丈夫? 具合悪い部分ない?」
「いい。なんか悪いとこあったら自分で言うから」
相変わらず、ひめは自分のほうを見て話してくれない。
うう、やりづらいよぉ・・・・・・
「じゃ、いくよ。おりひめ分離」
おりひめから手を離し、今度はおりひめと距離をとる。
ずっと一緒にいたおりひめが離れていく。
前回の分離試験のときもそうだったけど、ひめがいないことがすごく不安に感じる。
僕は生まれた時からひめが一緒だけど、他の衛星はみんな一人で宇宙を飛んでいる。
みんな、寂しくないのかな。一人ぼっちで。
二メートル離れてひめと向き合う。
今まで一身同体だったひめが、たとえ2メートルでも離れているのに違和感を感じ・・・・・・
「!!!」
一瞬、動悸が走った。
思わずテレメトリーを調べた。全システム正常に動作。
僕のシステムに異常はない。
でも、どうしてだろう。初めて離れて見るひめの姿に鼓動が高鳴るのは。
「? ひこ、ドッキングは?」
「え、ああ、ゴメン。ドッキング開始します」
ひめの体の各所に付けられた反射材が、きらきらと光を返す。
僕が発するレーザを反射することで、位置のズレ、距離を計測する。
衛星の本能でひめとの距離を精密に捉えられるけど、
僕自身ははっきりひめを直視できない。
「ひこ? どうした? なんかおかしいよ?」
「な、なんでもない。ドッキング機構駆動します」
ドッキング機構が動き出し、ひめの腕をしっかりと掴む。
あるべき場所にあるべきものが戻った状態。
でも、何故だか僕の心は落ち着かない。
「ひこ、なんだかおかしいよ。どこか調子悪いの?」
ひめが覗き込む。
顔が近い、鼓動が高鳴る。そして僕は・・・・・・
顔を背けてしまった。
気まずい空気。
「そっか」
ひめが呟いた。
「ひこ、私のこと嫌いなんでしょ」
え、なんで、どうして・・・・・・
「ひこ、TDRSさんと話してるとき、すごく楽しそうだったし。
私なんかよりもTDRSさんのほうが好きなんだよね」
「そ、そんなこと」
でも、ひめにはその言葉は届かない。
「私とは仕事だから一緒にいるだけでしょ。もういい。
ちゃんと試験はやるけど、それ以外もうひことは喋らない」
ひめに何か言おうとした言葉は、すべて言葉になる前に消えていった。
僕は、なんてひめに声をかけるべきか分からなかったんだ。
いや、じぶんでもよく分かっていない。
どうして、ひめの姿を見たときに鼓動が高鳴ったのか。
ひめは自分のすぐ近くにいたのだけど、
でもその距離は、軌道と地上のあいだ、550kmよりも遠い、そう感じた。
初期離脱・最終接近実験飛行
ついに本格的な分離、ドッキングに踏み出すことになる。
今までとは違う。今回は500mも離れてからひめとドッキングする。
あれ以来、ひめとはまともに口を利いていない。
試験は僕たちの使命だから、ひめも最低限のやりとりはしてくれる。
でも、いままでのようにお喋りしたりとか、そういったことはなくなってしまった。
僕自身も、ひめになんて声をかければ分からないまま、この日を迎えてしまった。
「おりひめ分離」
ひめを分離して、距離をとる。5m、10m・・・・・・次第に遠ざかる距離。
距離をとって振り返る
ここまで離れると、ひめは本当に小さく見える。
ひめの位置はどれだけ離れていても分かるけど、それでもこれだけ離れたのは初めて。
「ひこぼし、ドッキングを開始します」
一歩一歩、ひめに歩み寄る。
ひめの体の反射材が、僕のレーザーを反射してキラキラと僕を導く。
やることは変わらない。
いままでのドッキングと同じく、正確にひめの手を取るだけ。
なのに……
「……っくっ……」
突然、何もない宇宙空間で僕は踏みとどまった。
足が動かない。
ひめを目の前にして、それ以上歩み寄ることができない。
ふらつく体。今はそこに立っているだけで辛い。
「ひこ、何か異常があったの?」
ひめの声。
反射的に体が動いて……
「うくっ……」
体がバランスを崩す。
とっさに頭によぎる不安。
僕の体は、ひめよりもずっと大きい。
自慢のロボットアームは、一歩間違えれば凶器にもなる。
バランスを崩した僕が、このままひめに近づいてしまったら・・・・・・
「ひめ、ゴメン!!」
回避シークエンス作動。
とにかく今はひめの安全をとるため、ひめから距離をとる。
ひめとの距離が、見る見る離れていく。
星の海に取り残されたひめ。
僕は、ひめを捨てて逃げ出したんだ。
「リセット、接近シークエンススタート」
その後、僕は何度も再接近を繰り返す。
ひめに向かってスラスタを吹かす。
でも・・・・・・
「うっ・・・・・・」
崩れるバランス。何もない空間で転ぶ僕。
気付けば500メートルだったひめとの距離も、今では12km。
バランスを崩すたびに、ロボットアームがひめに激突してしまう、
そんなイメージが頭から離れられなくて、僕はひめから遠ざかる。
「はぁっ……」
姿勢が崩れてしまう原因。
地上の先生たちのお陰でその原因が少しづつ分かってきた。
化学スラスタの異常。
でも、それは克服可能なレベルの異常。
スラスタの制御を改善すれば、安定する。
ミッションを中止しなくちゃいけないレベルの異常じゃない。
それでも自分がドッキングに成功できないのは……
「僕が、臆病だからだ」
ひめを傷付けないため、そう言っていつも自分は逃げ出していた。
でも、違うんだ。
怖い、ひめと手を繋ぐのが。
生まれてからずっと握っていた、あの手を再び握るのが。
「ひこぼしくん、聞こえる?」
TDRSさんの声。
一人ぼっちの世界に響く、僕以外の声。
「ひこぼし、通信正常です。テレメトリー送信します」
TDRSさんの声も暗い。
無言の時間に堪えられなくなり・・・・・・
「あ、あのっ、ひめは・・・・・・」
「これ、おりひめちゃんのテレメトリー」
本来ならやり取りする必要のないデータ。
正規のデータに混ぜて、こっそりとひめのテレメトリーの要約が届く。
「こ、これ・・・・・・」
僕が離れたあの日から、ひめのバッテリー電圧が低下し続けている。
電源の喪失。それは間違いなく衛星にとっての死。
「TDRSさん、ひめは・・・・・・」
「おりひめちゃん、電圧の低下が激しくてね、今必死に電力を節約して動いてるの。
もう今は半分眠っているような状態でね。最低限のデータをやり取りするので精一杯
僕のせいだ。ひめに電力を分け与えてないから、
ひめの太陽電池を太陽の方に向くように姿勢を直してあげられないから。
でも・・・・・・
「僕は、ひめに嫌われちゃってるから・・・・・・」
「テレメトリーの最後、見た?」
テレメトリーデータの最後? データの末尾のデータを確認してみる。
スリープモードに入る直前。通常だったらノイズとして切り捨てられる部分。
復号・・・・・・H・・・I・・・K・・・
「ひこ・・・・・・ごめん・・・・・・」
なんで、どうして・・・・・・
もしかして最後の通信になるかもしれないのに、どうして・・・・・・
「TDRSさん、ひめはまだ、助かるんですか?」
「先生たちの努力でね、なんとか電源を落とさなくていいようにしてくださってる。
あとはひこぼしくん。彼女を助けられるのは貴方だけなの」
TDRSさんから送られてくるデータ。
それは僕のスラスタを制御するための、新しいプログラム。
数年間かかって開発された僕のプログラムを、先生たちは10日で書き換えてしまった。
多分、寝る間も惜しんで僕のためにこのプログラムを書き換えてくれたんだろう。
ポタリ・・・・・・しずくが落ちた。
みんな、ひめを助けるために頑張ってくれている。
あとは、僕が頑張るだけ。
「TDRSさん、ドッキングの予定日は?」
「8月27日。お願い、おりひめちゃんを助けられるのは君だけなの」
プログラムを頭にいれ、復唱する。
スラスタを労わって動かすこと、そして何よりも重要なのは逃げないこと。
変態無人機HTVのパパとママのお話ですね大いに期待
みちびきさん最凶伝説
こんな場所があったとは……気が向いたら投下してみます。
旅客機擬人化方面で。エロは期待しないでください。
640 :
携帯から:2010/07/11(日) 00:38:38 ID:YPox+Jss
衛星の人です
本日づけでPCが規制食らいました
ひこぼし×おりひめは規制解除までちまちま校正してます
その間
>>639さんの旅客機擬人化をお楽しみください
……とイカロスくん並の無茶ぶりしてみる
641 :
639:2010/07/11(日) 00:50:30 ID:Lh06HDxS
ごめんなさい私のPCも絶賛規制中ですごめんなさい!
とりあえずアレです、規制明けたら投下する(予定です)ので
>>640さん、ひとつご勘弁を(笑)
オォウ、何という規制ラッシュなんだ・・・・・・
何はともあれ規制解除されるまでお待ちしておりますので焦らずに推敲して下さい。
643 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 01:18:31 ID:7SICdRGi
書けるようになった?
お久しぶりです。
やっとこさ ひこぼし×おりひめ 投下できます
皆さんお待ちかねのエロ・・・・・・はないですがラストが!!
それでは投下します
「ひこぼし、最終接近開始します」
一歩一歩、虚空を踏み締めてひめとの距離を詰める。
点だったひめが、だんだんと大きくなってくる。
ひめが近づく、一刻も早くひめを・・・・・・
「くっ……」
スラスター異常。
頭に悪夢が浮かぶ。
バランスを崩した僕のアームが、ひめを……
「違う!!」
その悪夢をふり払う。
作動しそうになる回避シークエンスを押し止どめる。
まだ距離はある。
逃げちゃダメだ。助けるんだ、ひめを。
「ひこ……」
ひめの顔色が悪い。
自分の太陽電池だけで電力をまかないきれないひめ。
先生たちが機能維持を第一にひめのプログラムを書き換えてくれたお陰で、
ひめのバッテリーを節約し、いままで生き延びることができた。
でも、残された猶予も少ない。
早く、でも正確に。
「アウターマーカー通過」
電力が足りないのが、ひめはぼうっとしている。
でも、GPS位置計測、レーザー反射で僕を精密に導いてくれる。
ひめの服についている反射材。
僕の放つレーザーを正確に反射することにより、精密な誘導を可能にしてくれる。
自分ひとりでドッキングできるわけじゃない。
ひめが助けてくれるから。
あと少し。
僕は腕を伸ばす。
大切なものを、もう二度と手放さないために。
ひめの体が僕の腕に入る。
「ドッキング機構、駆動開始します」
そして僕は、ひめを抱き締める。
「ドッキング完了しました」
僕の腕の中のひめは、僕の胸に顔を埋める。
「ひこ……ゴメン。私が悪かった」
「え、どうして?」
ひめを放り出して逃げ出したのは、全部僕が臆病だったからなのに……
「怖かった。ひこがTDRSさんと楽しそうに話してるのが。
ひこが、取られちゃうかと思って。だから私、あんなこと。ねぇ、ひこ……」
そんなひめがかわいくてどうしようもなくて、僕は唇でひめの口をふさいだ。
暖かくて、柔らかいひめ。
誰にも渡さない、僕だけのひめ。
「ねぇ、ひこ。私のこと、好き?」
当たり前じゃないか、そう言おうとして気が付いた。
そうだ、当たり前と思い過ぎてて、口に出してなかった。
織姫と彦星、惹かれ合うのが当たり前と思ってた。
でも、改めて口に出すと、ちょっとこそばゆくて、気持ちいい。
「大好きだよ、ひめ」
僕の言葉をまっすぐに受け止めて、恥ずかしそうに僕の胸に顔を埋めるひめ。
「ひこ、私達の仕事、あと何が残ってるか覚えてる?」
頭の中、実験のタスクを思い返す。
複数回用意されていた接近、離脱パターン。
ふらふらとひめとの離脱、再接近を繰り返すうち、
いつのまにか実験予定のタスクをこなしてしまっていた。
あとは……
「宇宙給油試験?これって……」
顔を真っ赤にしたひめが、こくんとうなづく。
軌道上は無重量。
アームを使って他の衛星に模擬燃料を受け渡すこの試験は、
姿勢制御を行いながらアームを動かす技術、軌道上での物の受け渡しなど、
多くの知見をもたらしてくれる。
でも、僕たちにとっては……
「ひ、ひめ。いいの?」
僕たちの使命として決められてることなんだからいいも悪いもないんだけど。
でもその意味に、聞き返さずにはいられなかった。
「ひこだから、いい」
僕の腕の中のひめが呟く。
「お願い、ひこ。私に……ください」
誰もいない、二人だけの軌道上。
受け渡しを行う給油口を覆うカバーを、ゆっくりと外す。
ひめは僕の腕が触れる度、怯えたように震える。
「ひめ……」
僕の言葉に涙を浮かべた瞳を開くひめ。
安心させるために、僕は優しくひめに唇を重ねる。
「ふにゃぁ、ひこっ、そんなとこっ」
唇同士のキスから、首筋、肩、胸、お腹。
ひめの体に怪我がないか確かめながら、
ひめの体のあちこちに僕の印のキスマークをつけながら、口づけを繰り返す。
ひめの体に異常はない。
「綺麗だよ、ひめ」
そしてもう一度、優しく口づけを交わす。
僕が体に触れるたび、可愛い反応を返してくれるひめ。
ひめの体は上気して、もうすでに僕を受け入れる準備は調っている。
模擬燃料準備よし。
あとはこれをひめに……
「行くよ、ひめ……」
模擬燃料をひめの給油口に近付け……
「え、あ、あれ?」
ひめの給油口を見失った僕は、一瞬パニックに陥った。
え、えっと、あれ?
こんな時はどうしたら……
「くすっ」
ひめの細い指が、僕の目指すところを指差す。
「ご、ゴメン。初めてだったから……」
「私だって初めて。ううん、私達だけじゃない。
無人衛星同士の物の受け渡しは、きっと世界でも初めて。だからね・・・・・・」
僕の下になっていたひめが、上体を起こして、今度はひめからの口付け。
「ひこ。一緒に頑張ろ」
その一言で僕の理性はもうとろけてしまった。
模擬燃料をひめに押し当てる。
「ひめ、いくよ」
ひめの大切なところに押し当てて、力を入れる。
微かな抵抗を押し切って、模擬燃料パッケージがひめの中に入る。
「くぅぅっ・・・・・・痛っ・・・・・・」
ひめの小さく押し殺した悲鳴。
すぐに燃料を注入するのはこの状態じゃ危険だ。
そっと舌でひめの涙を掬う。
ひめの痛みを少しでも抑えられるよう、優しく体を撫でる。
ひめが荒く息をつく、数回。
「ひこ、もう大丈夫だから」
まだひめの息は荒い。
「ひめ、大丈夫?辛かったら一度中止しても……」
ひめは小さく首を横に降る。
「初めて……だからっ、私とひこのっ、世界で最初の初めてだからっ。
だから、最後まで……」
そこまで言われて、僕は引き下がれない。
ぎゅっとひめの体を抱きしめ、注入を開始する。
はじめは強張っていたひめの体。
でも、繰り替えすうちの僕のものに馴染み、声にも色が混じり始める。
体の相性が悪いわけがない。僕はひめと一緒になるために生まれてきた衛星だから。
「ひゃうん、ひこぉ、ひこぉ・・・・・・」
耳元であがる、ひめのかわいらしい声。
もっと一つになりたい、ひめと僕はもともと一つの衛星だから。
ひめと僕、二人で「きく7号」だから。
「ひめっ、いくよ・・・・・・」
「うん、ひこ、出して、いっぱい、お願いっ!!」
ぎゅっとひめの体を抱きしめる。
はじける感触。
接続された模擬燃料パッケージから、模擬燃料がひめに流れ込んだ。
荒い息を静めながら、乱れたひめの髪を指で直す。
「ひめ、大丈夫?」
ちいさく、こくりとうなづくひめ。
これでミッションコンプリート、かな?
「ひこ・・・・・・」
彼女の求めにしたがって、僕はもう一度彼女に優しく口づける。
「ねぇ、ひこ。どんな子になるんだろうね。私たちの子」
あ、え、えっと。僕たちのやってたのは宇宙給油試験で、
そのエッチなことじゃなくて・・・・・・
「えっと、後継機の話?」
そう、とひめは頷く。
「私たちの成果は、今後も受け継がれていく。
私たちの技術は、国際宇宙ステーションへのドッキングや、
他の衛星の修理技術へと繋がる。きっと私たちの技術を生かした子が作られるよ」
僕らは技術試験衛星。
僕らの生まれた意味は、次の衛星に引き継がれる技術を生み出すこと。
「そうだね、きっと生まれてくる。これからの宇宙開発を支えてくれる、僕たちの子供たちが」
「第二段エンジン燃焼停止」
下からの強烈な加速が唐突に止まり、私の周りが静かさにつつまれる。
「HTV分離!!」
突き放されるような感覚とともに、私は宇宙へと放り出される。
ゆっくりと私は、目を開ける。
「うわぁ・・・・・・」
そこには、青。
一面の青い海、白く光る雲、緑の大地。
高度350kmの宇宙空間に私はいる。
「・・・・・・」
青い地球から、今度は漆黒の宇宙に目を凝らす。
遥か遠くの星以外に、私の目に映るものはない。
人工衛星の打ち上げで過密になってきている宇宙空間とはいっても、
視界に他の衛星が入るほど距離が接近してたら、それは異常事態だ。
「お父さん、お母さん・・・・・・」
この私の軌道上とそう違わない高度に、私のお父さんとお母さんはいる。
私のドッキング技術の元となったお父さんとお母さん、きく7号は、
いくつものトラブルを乗り越え、1999年12月にすべてのミッションを完了。
2002年10月30日15時56分に停波コマンドを受け、永遠の眠りについた。
その後も、この軌道上を回り続けているという。
「よし、私も頑張るんだから!! お父さん、お母さん、見ててね」
この軌道のどこかで回っているお父さんとお母さんに声が届くよう、叫ぶ。
きく7号の娘の名に恥じぬよう、私は行く。
与圧部、推進装置を持ち、日本で初めての「宇宙船」とも呼ばれる私。
次のステップ、有人宇宙飛行を目指すためにも、失敗は許されない。
私は目指す、国際宇宙ステーションへ。
私の「初めて」を、次の世代へ繋げるために。
以上です
いや〜 こういったパターンは初めてだったんで頑張りました
ラブラブセッ・・・・・・模擬燃料給油試験
ドッキング=えっちなこととイメージしちゃいますが、
きく7号はよくよく考えると打ち上げ時にはドッキングした状態で打ち上げるので
「仲のいい幼馴染がお互いを異性と意識してギクシャクしてからくっつく」のパターンで
おりひめはデレツンデレ
解説・・・・・・もとい言い訳
給油口を覆うカバーを、ゆっくりと外す
正直模擬燃料給油試験の資料はさっぱりないので、このあたりは100%都合よく妄想
萌衛星図鑑P57のイラストからイメージ。以下のシーンはすべて妄想
このあたり詳しい資料ご存知の方がいたら教えて・・・・・・
ひめの体に怪我がないか確かめながら
ほ、ほら、ひこぼしのアームにはカメラあるからさ、
こう異常がないか撮影して確かめたりするんよ。うん。
だからエロいことないんだよ!!きっと!!
微かな抵抗を押し切って、模擬燃料パッケージが・・・・・・
ほ、ほら。きっとぎゅっと力を入れるとカチっとはまる感じ。
あんな感じなんだよ・・・・・・多分
HTV
まあ、この子父母より先に大気圏突入しちゃうんですけどね。
当初予定では男の子でしたが、ニコニコ大百科の絵を見て女の子に
HTV1号機は2009年11月2日に大気圏再突入し、燃え尽きました。
きく7号は2007年〜2012年の間に大気圏突入するとニュースで見かけましたが、
「突入した」のニュースは発見できなかったので、まだ落ちてないのか?
ご存知の方あれば情報ください
653 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 15:00:36 ID:E6rDWF6y
中学生の頃、数学の問題集を解きながら
「値を求めよ」とあるのがどうしても頭の中で
「アタイを求めよ」と変換されてしまっていた。
理系の女の子に「アタイを求めよ」なんて言われてみたかった。
654 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 08:58:10 ID:n+k20+tK
持ちageマース
ほー
復帰
657 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:
浮上開始・・・・