2 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 13:14:49 ID:pbWAibgw
2get
4 :
>>1乙:2007/03/10(土) 22:22:28 ID:Rdntrf3X
1行AA
赤ずきん-*( ・w・)*- -*(・ヮ・*)*- -*(・ヮ・)*-
白雪姫ノ(|○ヮ○) |(○A○|)ヽ
いばら姫<|| ゚ _ ゚|><|` _ ´|>
草太 ''( ・∀・) ''(・_ ・)
りんご|(l.・ヮ・)| |(l#・A・)|
ヘンゼル(~゚ -゚)
グレーテル/(|*゚ヮ゚)ヽ /(゚- ゚|)ヽ
5 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 22:27:31 ID:Rdntrf3X
ハーメルン//,゚ -゚、)
一行AAなんていつのまにw
一乙津
>>1乙ゅ〜すぃ〜
前スレは結構いろんなカップリング出たな
個人的にはハメ×りんごとか見てみたいけど、どういう過程でりんごが肌を許すのか想像しづらいなー
前のエロパロスレで草太×いばら姫のSSがありましたが、見方によってはHRネタに見えるのは気のせいですか?
僕はHRネタに見えました。
HRって・・・なに?ほーむらん?
ハードロック、ホンダレーシング、広末涼子・・・
一応マジレスしとくと、孕ませのこと。
>>13 (溜め)………………………………………………………………………
正解!!
15 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 13:31:37 ID:QT8QSANN
草太といばらの子供……天然に天然を極めた子供なんか?
>>15さんの推測は当たっていると思います、僕もそれしか考えられませんから。
しかし、その子供、苦労するだろうな…
ママはいつも寝てるし、パパはやる気なし&草花に話しかけるという変態ぶり…
>>17 ええ…しかもその子はどう考えてもハーフエルフだし、エルデではともかくファンダヴェーレでは苛められてるかも知れませんし……。
19 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 21:07:12 ID:QT8QSANN
゙お昼寝から゙の続きが気になる。(HRネタかも知れんが…)
>>17 >&草花に話しかけるという変態ぶり…
「草花」っていう、草太といばらの娘の名前だと思ってオッキしたーwww
草花ちゃん(* ´Д`)ハァハァ
24 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 00:18:30 ID:sAHrJjXD
ヤバス!ワールド展開してしまった!!
草&いばらの家族だからきっと………
「おっかあ、ねぇおっかあ!?」
「…くー…。」
「もう…おっかあは寝るの早すぎるよ〜。」「…んっ…ん〜…草太…あっ…そこは違う……そこはぁ……くー…。」
「?…なにがちがうのおっかあ?ちゃんと言わないとわからんよ!」
「どうしたの草花?」
「あっ、おっとお!おっかあまた寝てるの。」
「いばらは家事とかで色々忙しいから、疲れてるんだよ。」
「えー…でもおっかあ昼間も寝てた…。」
「ほら、草花ももう寝ようよ。こっちにおいで、またお話聞かせてあげるよ。」
「わぁ〜!おっとお今日はなんのお話聞かせてくれるのぉ!?」
「今日のお話はね、犬って言うと『俺様は犬じゃねぇーーっ!!』って叫ぶ元勇者王の自称 誇り高き銀狼の話をしてあげるよ。」
「へぇー、面白そう。どんな話〜?」
「とっても滑稽な話さ。あのね…―――」
みたいな感じかな?
もちろん草花はエルフの村のなまり方で。
>>25 脳内で再生されたよ…
しかもハイビジョン+ステレオサラウンドで……。
27 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 11:26:36 ID:p2xqC1ey
スピーカーはBOSEで
画面のでかさは映画館だ!!
29 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 17:54:53 ID:p2xqC1ey
スレの意味が無くなってきてしまった…
皆落ち着け。
でも草花ってそうかって読むよね
創価
くさはなちゃん(* ´Д`)ハァハァ
草太といばらの娘…草花ちゃんがここまで影響するのか…
これをネタにしたSSが投下されても、おかしくないのかもしれない…誰が投下するかは解らんが……。
草太 X いばら = 草花なら、
他の娘とくっついた場合に生まれる娘はなんて名前になるんだろう?
とりあえずソウーテルは外せない!!
僕曰く…
草太×白雪の子供の名前は
パターン1
双子兄・雪那 双子妹・雪花
パターン2
長男・フェンリル
長女・メル(ヘルでは無い)
次男・ヨルムンガンド
末娘・スレイプニル
だと思います。
スコル&ハティ
ハーメルンとリンゴの家庭がありがちそうで微妙に想像しにくい。
フェレナンド様はだれとお世継ぎを作るのだろう。
ヴァルとあかさんの間に子どもは生まれるのか。現代の遺伝子関連技術(?)が必要なのか。
以上、最近考えていることでした。
>>37 太陽と月を喰らう双子ですか…両親は誰ですか?
フェラ様のふたなりが見たい
おとぎ銃士赤ずきんのエロパロスレのまとめサイトを作ってほしいと思うのは僕だけですか?
wikiか何か使って作りますか
あっ…お願いします。
なんか頼み方か実にエロいなw
アーッ!お願いします。
ヴァルと赤さんの間に双子の男の子と女の子が生まれる
男の子の方は母方の血が濃くて剣技に秀でる
女の子の方は父方の血が濃くて狼に変身できる
とか妄想した
>>46 そしたら俺はついブレードライガーみたいのを想像しておっきした!
>>47 ヴァルば銀狼゙だからソードウルフみたいなものだと思うんですが…
男の子の方は北極ライオンと合体できるに見えた
えっ? 男の子はエヴォリュダーで女の子は天竜神だって?
51 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 23:44:16 ID:mIPTk2gZ
最近ランダージョとグレーテルでフラグが立ってる気がする。誰か書いて
俺は途中から見たからフェレナンド様は女だと思い込んでいた。
声で男だとわかり絶望の底に突き落とされたぜフゥハハハハハハハハハハハorz
54 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:31:16 ID:p3FhWT/7
>>53 -*(・w・)*-ずっきゅーん☆
早速使用で。
現時点では何ともいえないが、予告を見る限り
草太の両親、温泉旅行には同行していないようだな。
やはり子供たちを追っ払って二人だけで……。
「……う……もういいよ小夜さん……それ以上しゃぶられたら出ちゃいそうだ……」
「いいわよ出しても。まだまだ頑張れるでしょ?」
「僕は昔と違うんだ。もう何度も無理が利かないんだよ」
「あら、よく分かるわね、そんな事……他の女の人としていたの?」
「そんな事ないよ!……その……一人でしていたんだ……もちろん君の事を思いながらね」
「ふふふ…嘘ばっかり……でもそう言ってくれると嬉しいわ……じゃ、そろそろ頂ける?」
「いいよ……久しぶりだから小夜さん上になってくれるかい?」
「久しぶりでそれなの? あなたが上でもいいわよ。後ろからでも」
「君の体を見ていたいんだ……昔のままでいる君をね……」
「私は体中で触れ合っていたいけど……いいわ。それはまた今度お願いね」
「今度って……それじゃ草太に……」
「気にする事ないわ。あの子もそろそろ現実を知るべきよ。私が母であると共にあなたの妻であり、女である事をね」
「意地悪だなぁ小夜さん……」
「だてに長く生きてないわよ…早く巣立ってもらわないとりんごさんが可哀想だわ……」
「まだ早いんじゃないかな……あの二人には……」
「りんごさんはその気十分よ。いずれそうなるわ……さ、私も久しぶりに満たしてもらうわね……」
俺の中の小夜さんがパァになっちゃった
でも草太父を自分とすりかえて妄想してる俺 osz
ははw
「草太父と自分をこすりあわせてる妄想してる俺」って読んじまったよw
悪いな
>>56
58 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 07:10:59 ID:jMln7l+p
>>56 草太が父と自分をすりかえた妄想をしてる俺、とも読めた orz
まあこれはないな
次回予告をネタにするのも乙かと…
まずい…って言うかヤバイ…
脳内で雛見沢症候群(しかもL5)を発症した草太が攻めのエロパロSSを想像してしまった……しかも相手は僕お気に入りの白雪姫だよ。
要するに L5草太×白雪姫 が頭の中に…しかもHRネタ有り……
>>52 ストレスで風邪をひき喉がやられてあの声になった
なかなか治らないのでそのまま男という事にしている
「ひゃっ! あ、赤ずきん、なにするの! あ、あっ……」
お尻をつけて膝を立てて座っている、りんごの股を目掛けて、赤ずきんがスカートの中へ頭からもぞもぞと潜り込んできた。
突然の出来事にりんごはびっくりする。自分のスカートに被さっている赤ずきんの頭を、両手で押すが離れてくれない。
「ねえ、ねえ、知ってる、りんご? ココを触ると、とっても気持ちいいんだよぉ」
「ちょ、ちょっと……止めてよ! あか、赤……ずきん……んっ」
赤ずきんは目の前に見える、りんごがはいている黒いおパンツの上から、りんごの体を指でつんつんと突いている。
「や、やだぁ……そんなところ……い、いけないん……だゾ……さ、触っちゃ」
指先でりんごを刺激させると、声が途切れがちになった。
自分の指とヴァルの舌以外は、誰にも触れさせたことが無かった部分をいじられ、りんごは恥かしくなって顔を真っ赤にした。
「りんごったら変な声だしちゃって、おっもしろーい。ふふふ」
りんごの突き刺すような独特の声を楽しむ赤ずきんは、指の動きをもっと強く速くする。
「や、やめてよぉ……私、変な気持ちになっちゃうぅ……」
赤ずきんがいじっている部分のおパンツの黒い色がくっきりとしてきた。
「りんご、おパンツ濡れてるよ。どうしちゃったの?」
どうしてそうなるのかを解っているのに、赤ずきんは何も知らない無邪気な少女のフリをする。
それにしても若き日の純太郎はシルフィーヌ相手に
「大人の『ああっ女神様っ』ごっこ」をしていた事になるのか……。
んんんんー許るさーん!! (ギース語)
お留守番じゃなくて、温泉についてきた上にシルフィーヌとしっぽり
草パパは犯れば出来る子
10年ぶり?だろうし
誰かハーメルン×りんごキボンヌm(__)m
俺は最終話でいばらが草太にキスしてたから、草太×いばらを希望だな。
温泉でヘンゼル×ヴァルフラグが立っていたが
女体化はありえないんだろうか。
性転換させる魔法って有りそうだけど、どうなんだろうね。
「あれれ〜なにコレ〜?」
「どうしたんですの赤ずき…まぁ!なんですの!?赤ずきんに男性器が!!」
「わかんないけど朝起きたらあった〜。昨日森にあった変なキノコ食べたからかな〜?そうだ!草太にも見せてこよ〜!」
「赤ずきん??!!ちょっ、まちなさ…あぐぅ!」
「…白雪……うるさい…!」
「ヒッ!い…いばら…やめ…アッー!!」
***
ザァー
「ふぅ、やっぱり朝風呂はキモチイイや。」
「そ〜た〜!!」
「おわぁ!?赤ずきん!?いきなり入ってこないでよ!」
「見て見てあのねぇ〜、あ…。」
「えっ…なに?…どうしたの?」
「草太の…オ……いい…。」
「え…?」
「ゴメン…草太。」
ドンッ
「うわぁ!!…いたぁ〜ひどいよ…いきなり壁に押しつけるなんて、いったいどう…。」
「草太のオシリ見てたら…我慢できなくなっちゃった。ゴメンね草太!えいっ!!」
「まって!赤ずきんナニを…アァッッー!!!!」
…どうやら…取り返しのつかないことをしたようだな……。
>>71 GJ!!です!
白雪も草太も同じ場所を攻撃されたんですね アッー!!ハァハァ
保管庫ってあったっけ?
時間に余裕がある人が作ると思われ
75 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 22:03:51 ID:70l1IacQ
保守
過疎ったな〜……赤ずきん終わったらこうも過疎るか…
エロ無しの短編ならなんぼか書けるんだが…エロス入ると若干行動やキャラが制限されるからなぁ…
とりあえず過疎るよりましってことでなんか投下してみよか?
wktk
>>66さん ちょっと書いてみました。
ハメ×りんご
「ハーメルン、大丈夫?」
「り、りんごか……」
ハーメルンは掘っ立て小屋のベッドで寝ている。お腹の周りが包帯ぐるぐる巻きで痛々しい。
「よかった、生きてて。ありがとう、私をかばってくれて」
目覚めたハーメルンの顔を、エプロン姿のりんごが覗く。
「りんごは無事か。ふーー、死ぬかと思ったぜ」
「グレーテルのやつ、今度あったらやっつけてやるんだから! 赤ずきんが」
りんごは最後の言葉を小さな声で言う。
ハーメルンは、りんごをかばってグレーテルの大剣に刺され死亡したが、白雪のザオラルっぽい回復魔法を十回ぐらいかけられて、ようやく復活できた。
「情けないところを見せたな……痛たたたた」
ハーメルンは上半身を起こそうとするが、傷口がまだ塞がってなくて、苦痛を感じた。
「駄目よ! ハーメルン、無理しちゃあ。今、赤ずきんたちが町へ繰り出して、買い物のついでに、傷に良く効く薬草を見つけてくるから」
「じゃあ、この小屋には俺たち二人しかいないのか? だったら危ないぞ、何時敵が攻めてくるかわからない!」
苦痛に顔を歪めながら、近くのテーブルに置いてあるヘルメットに手を伸ばそうとする。
「大丈夫よ! 出かける前に、ザオラルっぽい魔法を使いまくった白雪が、残り少ない魔法力を振り絞って結界を張ってくれたから」
「そ、そうなのか。だったら大丈夫だな」
ハーメルンは、力が抜けたようにベットに背中をつけた。
「今おかゆ作ってるからね。ちょっとまっててね」
りんごは台所へ行き、ぐつぐつと煮え吹きこぼれそうになる、なべの様子を見つめている。
「エプロン姿って家庭的だな。グレーテルはそう感じないけど」
横になりながらりんごを見ていると、何か熱い感情がこみ上げてくる。
「それにしても、りんごの後姿が変だな。いつものスカートじゃなくて、肌色のロングパンツなんて……って違うぞ!」
何も覆われていない、桃のような柔らかいラインのお尻が、ハーメルンの目に飛び込んでくる。
今のりんごはエプロンしか身につけていない。
「な、なんなんだ、あの格好は!? エルデではみんなああなのか?」
ただよく見ると、トレードマークの黒の長いソックスも身につけている。
強い刺激を受けたハーメルンの顔は真っ赤になった。
「ハーメルン、おまたせ。おかゆできたよ。食べさせてあげる」
「どうしたんだ? その格好」
掛け布団で紅潮した顔の半分を隠してたずねる。
「え? あ、ああ、これね。滑って転んで川に落っこちちゃったのよ。で、着替えがないから部屋に干してるの」
りんごが指を刺すと、その方向にいつものシャツと、黒のスカートがびしょ濡れで干されていた。
「ぱ、ぱ、ぱ、パンツも!!」
スカートのとなりに、白くて小さなパンツと、ブラジャーも干されている。
「前にヴァルが替えを食いちぎっちゃってね、あれしかないのよ。ソックスはあるんだけどね。だから、あのパンツ盗んじゃ駄目だゾ、ハーメルン!」
りんごは、人差し指を立てウインクをして注意する。
「誰が盗むかあ!」
ハーメルンは耳まで真っ赤になった。
――こんな感じですけど、続きよろしいですか?
>>78 >>66じゃないけどいいね・・・ただグレ子を悪行超人に仕立てるのは頂けない
保守
>>78 裸エプロン姿のりんごタンを見たら…リゼルタンを思い出した僕がいる
ハメ男の約束の相手はおでん缶ぬこだい・・・
>>79さん、グレ子を悪役にしてごめんなさい。
>>78のつづきです。
「体、拭いてあげるね。それじゃあ、お風呂は入れないし」
「い、いいってば!」
おかゆを食べさせてもらったハーメルンは少し元気になった。
りんごはお湯が入った洗面器と、濡れタオルを用意して、ハーメルンの体を拭こうとしている。
「遠慮しなくいいよ。ほら」
「やめろって!」
身動きが取れないハーメルンは、ベルトを外され、ずるずるとズボンを下げられていく。
「良かったあ、元気になってくれて」
ハーメルンのズボンの下にはいている、ブリーフが膨らんでいるのをみて、りんごはつぶやいた。
「じ、じぶんでやるから、もういいよ」
膨らんでいるものは、りんごの後姿を見てからガチガチになっていた。ハーメルンにとっては、それは見られたくないものだった。
「やだあ、ハーメルンったらあ。引っかかって、脱げないゾ!」
ブリーフも下ろそうとするが、膨らんだものが引っかかって、脱がせない。
「よいっしょ! よいしょ! きゃあ!」
ようやくパンツを脱がすと、引っかかっていたものが、ブルンブルン震えた。それは丸い筒状のもので先端が卵の形になっていて、釣竿のようにハーメルンの顔へ向かい反り曲がっている。
「すっごーい、ハーメルンの! 草太のより大きいゾ!」
りんごはそれに顔を近づけ、まじまじと見つめ、興奮する。
「そ、そりゃあ、小さいころの草太よりは大きいさ」
ハーメルンは、恥かしくて顔を背けていた。その反面、見られているものは、さらにむくむくと大きくなり、ピンッとなって自己主張する。
「ううん、割と最近のだゾ。でも近頃、草太ったらお風呂一緒に入ってくれないんだよね〜」
「ええええ! お前たち、一緒に風呂入るのか!!?」
「草太とは幼馴染だもん。お風呂でフェラぐらいエルデでは普通だゾ」
「ふぇ、ふぇらってなんだ?」
聞きなれないエルデの言葉に、ハーメルンは関心を持つ。
「え、知らないの? こうやるの」
「うわっ! なにをするんだ!」
突然りんごは、そびえ立つハーメルンの竿の先端を、口を大きく開けてくわえこんだ。
口内で先端を舌先で舐め、くわえこんだ部分の下を右手で掴み、上下させる。
棒はハーメルンの体の一部で、りんごが刺激を与えると、より硬くなり血管が浮き上がる。
りんごは手を離し、歯を当てないように口の周りだけを棒の外周に這わせ、小刻みに頭を上下させた。
ハーメルンは苦悶の表情をするが、りんごが与える刺激で、今まで感じたことのない強い快感を味わっていた。
「りんご……やばい、出る!」
ハーメルンは過剰な快感に逆に苦しめられ、絞り出すように声をあげる。
「ふぁやいふお!」
りんごはくわえながら「早いゾ!」と言っていた。
竿を根元までくわえていたが、唇を上げて、竿の卵型の先端部分を口で包み込むようにする。
「くっ!」
ハーメルンは両目を強く瞑り、眉間にしわを寄せると、りんごがくわえている竿の先端にある、小さな裂け目から液体が噴出した。
「んんんんんんんんん!!」
りんごも目をつむり、射出された液体を舌で受け止めた。射出の勢いが強く、口をふさいでいて発音は出来ないが、苦しい声を出す。
液体は大量に出された後は、小刻みに少量ずつ射出されていた。りんごはそれらをすべて口の中に収めた。
射出が終わると、りんごは口で捕らえていたハーメルンを開放した。
離された唇と竿の射出口部分が、りんごの唾液とハーメルンが出した液体で出来た、細い糸でつながる。それは自重でアーチ状になり、しばらくしてぷつんと切れた。
「はあはあはあはあ……ごめん、りんご」
ハーメルンは息を切らし、顔が真っ赤になっている。目の前で、自分が出したものでいっぱいになっている口を、手で押さえ身をかがめているりんごに謝った。
りんごは、ハーメルンを拭くのに用意したタオルを広げ、そこへ口に入っているハーメルンの出したものを吐き出す。
液体は白く濁っていて粘りがあり、りんごの小さな口からどろどろとこぼれていく。
>>83 「ゲホッ、ゲホッ……いっぱい、ゲホッ……出た、ゴホッ……ね」
苦しい表情で咳き込んでいたが、すぐに頭を傾け微笑み、いつもの笑顔をハーメルンに振りまく。口元には、よだれとハーメルンの液体が混ざったものがこびりついていて、テカテカと光っている。
ハーメルンは力がぬけたようにぐったりする。液体を出した竿もまた、弱々しく縮んで腹に倒れこんだ。先端の裂け目には白濁液の雫が出ている。
「こんなに溜まっちゃって、赤ずきんにしてもらってないの?」
「そんなわけないだろ!」
「私もムラムラしてきちゃった、もう二、三発はできるわよね? ちょっとまってて」
そう言うとりんごは、棚においてある自分のバックの中から、正方形の小さなカードのようなものを取り出す。
ハーメルンに背を向けしゃがみこんで、荷物を探す裸エプロンのりんごを、ハーメルンは見てはいけないと思いつつ、ちらちら覗く。りんごの内股が、何か透明な液体でしっとりしていた。
「あと何枚あるかな? 草太と、プリンセスモードの赤ずきんの分も取っておかないと」
取り出したカードのようなものは、中に丸いリングが入っていて、その形がくっきりと浮き上がっている。
「別冊少女コミ○クの、袋とじ特集に書いてあった通りに……」
りんごはそれを破くと、中に入っているリングをとりだし、舌を出してそれを乗せた。
「はあはあはあ……俺、もう出ないよ、りんご」
「情けないこと言わないの。男の子でしょ!?」
体の力が抜け、呼吸を整えているハーメルンをお構い無しに、りんごは縮こまっている竿を、再び右手で掴み持ち上げる。
竿はすぐに大きく膨らんだ。手でしごくと、いきり立つように硬くなる。
りんごは竿の先端をくわえ、口の中で舌の上に置いてあるリングをはめさせる。リングの径は竿よりも小さいが伸縮性があり、口の周りで押されると、広がって竿にはまった。
りんごが唇を使ってゆっくりと根元までリングを押し通すと、竿は薄い膜の袋で覆われた。
その袋は白くて透過性があり、竿にぴったり密着している。
「りんご、悪い……もう出そうだ」
りんごの唇と密着性のある膜で竿が圧迫され、それが先ほどのような白濁液の発射を促す刺激になった。
「はあ!? コンドーム被せただけで出そうになるなんて、草太より敏感だゾ! しかも一発抜いといて! あんた、どれだけ早漏なのよ!?」
りんごはしかめっ面になって、独特の高いキンキン声をだす。
「しょうがないわねぇ。じゃあ、今度は手コキで逝っちゃいなさい!」
ぎゅっとハーメルンの竿を強く握ると、乱暴に手を上下させしごく。
「うっ……くっ……で、でる」
ハーメルンは首を横に何度も振り悶絶した後、腰を少し浮かす。すると、またも大量の白濁液を竿の先端から吐き出した。
竿はりんごが被せた薄い膜に覆われ、射出液は飛び散らなかった。どろどろとした液体は、射出した先端位置で溜まり、膜がぷくっと少しだけ焼いた餅のように膨らんだ。
あらかじめその位置には、液体が溜まるように小さな突起がが設けられていた。膜もリングのように伸縮性があり、大量に放出されても破れない。
「こんなに出しちゃって。面倒だけど取り替えなくっちゃ。でもまあ、舌でつける練習になるからいいかも」
りんごは液体が詰まった風船状の部分を指先で摘まんでよじり、漏れないようにして、根元に下ろしたリングを、被せた膜を巻き取りながら引き上げる。
袋を竿から離すと、慣れた手つきで速やかに、液体が漏れないように強く結んだ。
「ちゃんと毎日抜いてるの? 二発目でこんなに出したのは、プリンセスモードの赤ずきんぐらいだゾ」
りんごは、縛った袋のリング部分をつまんで、揺らしながらハーメルンに見せ付ける。液体がぎっしり詰まっている部分は、頂点が丸みを帯びた三角錐を、逆さにした形になっている。
「さあ、仕切りなおしで、今度こそ第二ラウンド、は〜じめるゾ〜!」
りんごは、後ろで結ったエプロンの紐を解き、脱いで投げ捨てた。りんごの体を隠すものは、足の付け根辺りまで伸びている、長い黒のソックスだけだ。
りんごは両手を腰元へ当て、胸を張り自分の裸体をハーメルンにさらけ出す。ただ、いくら胸を張っても、手の平に収まる程度の乳房は大きくはならなかった。
「も、もう勘弁して……」
ハーメルンにとっては第三ラウンド目だ。
長くなってすみませんでした。
>>83 グレ子のだがそんな気にしなさんな
それは軽く受け流していい
それよりプリンセスモード噴いた!
乙!
・・・・・・・・・!?
すきゅーーん
ずぎゅーーん
今書きかけのやつを書き終えるまでこのスレが残ってることを祈る
90 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 16:13:06 ID:Hy8Z2m3C
ハ
91 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 16:19:19 ID:CVF66W+n
|
メ
ノレ
ン
の
96 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 00:37:11 ID:S682By5u
S
誰かサンドリヨン様で書いてくれ。
相手は草太でもフェレでもいい。
サン様はあんなに妖艶なのに
何故か鉄の処女ってイメージがあるんだよな(少なくとも俺は)。
エロ事がハマりそうなのはむしろ経験済みの草ママ……。
草ママ×サンドリヨン様?
100 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 12:25:39 ID:DzGJ0Yeg BE:310867272-2BP(0)
草ママ×………
三銃士
101 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 19:40:35 ID:xvf9ecKx
えええええ
サンドリヨンの手下の魔女から国を取り戻した白雪が
その後女王として即位するが、しばらく後再びエルデにやってきた
目的は草太との間に子供をもうける為である
という、ネタを思いついた
その後草太そっくりの男の子を産んだ白雪が成長した息子に
草太の面影を重ねて、ついに母子相姦に及ぶ事に
>>100 小夜「白雪…草太はそこから産まれて来たのよ…味わってご覧なさい」
白雪「はい……」
小夜「ほら赤ずきん、草太が吸ったおっぱいよ。あなたもどう?」
赤ずきん「いっただきまーす」
小夜「いばら、これは草太のほっぺにキスした唇よ…さあ……」
いばら「失礼致します……んむ……」
小夜「ん……はぁ……」
>>103 さらに騒ぎに乗じて草パパ乱入!!
当の息子はヘン&草太vsグレ子で3P
りんごはハーメルンかと思いきやブレーメン共の餌食に
ハーメルンはというとフェレ男としっぽり
そして忘れ去られた犬とピンクの行方は……
次回 「桃色狼と青兎」 来週もみてね!
105 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 01:55:16 ID:9lY0L3rF
り
ん
ご
108 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 09:00:39 ID:9lY0L3rF
が
草
110 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 15:50:48 ID:9lY0L3rF
原
焼
112 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 02:17:47 ID:MEsOMtzS
き
113 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 12:16:55 ID:Tdou0WPI BE:333072735-2BP(0)
り
ん
ご
誰だ「焼」書き込んだのw
草原焼き払ったとか、凄すぎるぜりんごタン!!
118 :
1/18:2007/05/05(土) 02:00:47 ID:1fLkxZpL
宴の間から遥かに離れたフェレナンドの居室にも、皆の歓喜の声が響いていた。
サンドリヨンを封印し、ファンダベーレが解放されたこの祝宴から一人切り上げたフェレナンドは、ベッドにゆっくりと腰を下ろす。
「…ふぅ」
ため息が自分の唇から漏れたことに気づくと、フェレナンドは自嘲気味に笑う。
解放されてから既に数週間が経っているのに、囚われの身にあったことが、かくも体調に変化を与えているとは思わなかった。
頭飾りを取ると、膝に両肘を置いて手を組んで目を閉じる。
昼間に行われた恩賞式のあの出来事を思い出しながら。
この戦の一番の手柄が三銃士にあることは、普段は口うるさい老臣たちも認めざるを得なかった。
ひとまずは彼女たちの願いどおり、草太たちとの別れに必要な時間は与えたがそれはそれ。
彼は三銃士一人ひとりに、好きな望みを叶えると約束したのだが…
『んーとねー、ヴァルと一緒にちょっとウィーゼ村に帰りたいんだけど…』と赤ずきん。
『私の戦いは…お父様をあの魔女から解き放つまでは…どうかお許しください』と白雪。
旅立ちの前とは打って変わった凛とした表情に、フェレナンドは思わず目を細めた。
ところが、いばらと来たら『ふわ…今は別にいらな〜い』といつもの調子。
119 :
2/18:2007/05/05(土) 02:01:42 ID:1fLkxZpL
「それでは、いばらの分の願いをこの私に…」とのたまう白雪を華麗にスルーして、フェレナンドはいばらを見据えたが、わけが分からない。
まあ、元々いばらの考えていることはよく分からないのだが。
「本当に今はいらないのかい?」
フェレナンドがそう問いかけたときには、既にいばらは立ったまま寝息を立てていた。
なんとしても労いたいのだが、いらないと言われてしまってはもうどうしようもない。
とは言え、いばらの言葉も気に掛かる。
『今は』いらない。
「考えていても仕方が無いか」
立ち上がろうとしたそのとき、コツコツ…とドアを叩く音。そして、
「フェレナンドさま…?」
ドアを半分開けて、顔だけ覗かせるフェレナンドの悩みの張本人がいた。
「いばら姫かい? お入り」
「ふわ…失礼しまぁ〜す」
いつもの寝ぼけた調子で部屋に入るなり、てっきり椅子に腰を下ろすかと思いきや、
いばらはふらふらとフェレナンドのベッドに腰を下ろす。
しばし呆然とするフェレナンド。
寝ぼけていても、臣下としての礼儀はとりあえず心得ているはずなのに…
いや? 心得ていたか? 自分の前でも平気で寝るし。
120 :
3/18:2007/05/05(土) 02:02:27 ID:1fLkxZpL
フェレナンドのベッドに腰掛けて、うつむいたままのいばらにフェレナンドは苦笑する。
まあ…これが三銃士らしくていいではないか。
椅子を引いてベッドの横に持って行こうとした刹那、ぽんぽんといばらがお尻の横のシーツを叩く。
うつむいているのでいまひとつ表情が読みにくい。頬がわずかに赤くて、長い睫毛が静かに震える。
やれやれ…従うしかないか。
隣に腰掛けてフェレナンドが顔を覗き込んだ刹那、ようやくいばらが口を開いた。
「ふわ…何で宴の間から勝手に出て行っちゃったんですか?」
「いや、辞去の挨拶はしたつもりだが…」
「私が聞いてるのは、何で私に言わずに出て行ったか、ってことです!!」
いばらが顔をずいっと寄せて唇を尖らせる。
よく顔を合わせているとはいえ、ここまで間近に見るのは初めてのような気がする。
いばらの息が自分の鼻筋にかかるのが妙にくすぐったい。
いつもは見せない、じっと自分を見つめる視線が不思議と色っぽい。
いや…いつも真っ白な頬が、首筋が、妙に赤い。
そして何より……酒臭い。
「いばら姫、もしや…お酒でも飲んだのかい?」
「ふわ…あだすにも、酔いたいときぐらいあるんだぁ。だって、フェレナンドさま、なんにも言わずに出でっいっちまうんだもんなぁ」
うわ…目が据わってるよ。と、内心感じても言葉に出さない辺りがフェレナンドの王たる所以だろうか。
121 :
4/18:2007/05/05(土) 02:03:13 ID:1fLkxZpL
「フェレナンドさまは、いっづもそうだぁ。あがずきんや白雪を追っで、エルデさ行げって言っで、
んで、帰っできたら、サンドリヨンにづかまってんだもんなぁ」
「…あれは、ごめんね」
エルデ行きを嫌がるいばらを何とか説得し、無理矢理送り出したのは事実。
恐らくサンドリヨン軍の猛攻があるだろう、そしてそのときは投降しよう。
ファンダベーレの鍵たる自分をサンドリヨンは殺しはしない。
そこまでの読みはあったが、流石にかくも容易く自軍が敗れるとは思っていなかった。
「んなことは聞いてねぇ!! んだったら、なんであだしに「づかまるづもりだ」って、ホントのこと言っでくれながったんだ?」
顔を斜め45度に傾けて、ジト目で見上げる目。
フェレナンドの脳内で「今のいばらをマトモに相手にするのは危険」との信号が働くのにそう時間はかからなかった。
すっと立ち上がると、わざとらしくこんな言葉を紡ぎながら振り返る。
「いばら、何か飲み物でも飲むかい? 水がいいかな?」
122 :
5/18:2007/05/05(土) 02:03:47 ID:1fLkxZpL
いばらは返事をせず、ただ「うー」と下を向いて唸っている。
やれやれ、とため息を漏らすと、フェレナンドは従者を呼びにドアに向かって歩き出した。
水でも飲めば、多少は落ち着くかな?
「誰か…いないか?」
フェレナンドが部屋の外に声をかけた瞬間
「………いばら?」
不意に首筋に腕が回され、キュッと力がこもる。
耳元で熱い吐息がすぅすぅと、フェレナンドの耳朶をくすぐる。
微かだが、背中に柔らかい感触。
「いばら?」
二回目の問いにもいばらは答えない。
ただ、回された腕に少し力がこもっただけ。
フェレナンドは首筋に回された腕に手を伸べて、そっと触る。
真っ白な腕は少し冷たくて、思ったよりも遥かに柔らかかった。
123 :
6/18:2007/05/05(土) 02:04:17 ID:1fLkxZpL
「ふわ…フェレナンドさま、また…黙ってどこかに行くつもり?」
「ん…そんなことはないよ」
腕を押さえたまま、身体を反転させていばらと向かい合う。
いばらの腕はすっと首筋から落ちて、フェレナンドの腰の辺りに回される。
図らずもフェレナンドを抱き締めた姿勢になったのと、自らの行動に今更ながら驚いたのか、顔を真っ赤にしていばらは俯く。
「いばら姫、私はどこにも行ったりしない」
フェレナンドはいばらの首筋を撫でながら何とか状況を打開しようと必死であった。
いばらに落ち着いてもらおうと頬に触れ、その手を首筋に移した瞬間、トクトクトクトク…と異常な速さの動悸に気づく。
124 :
7/18:2007/05/05(土) 02:04:51 ID:1fLkxZpL
「いばら姫、大分飲んだんだね?」
「だって…」
俯いたままの言葉であっても、いばらの声はさっきとは打って変わって凛としていた。
フェレナンドの手を首筋に乗せながら、フェレナンドに回した両手にギュッと力をこめて、いばらはようやく顔を上げる。
桃色の髪がさらっと揺れた。
「だって…………お酒でも飲まないと、こんなこと…できない」
「……」
「私がエルデ行くの嫌がった理由…知ってます? ずっと離れたくなかったから…フェレナンドさまから…」
「いばら姫…」
そのまま、まるでそうするのが当然のように、フェレナンドはいばらの頬に両手を添えてキスをした。
125 :
8/18:2007/05/05(土) 02:05:20 ID:1fLkxZpL
「ふわ…フェレナンドさま…」
ちゅ……ちゅぱ…
ベッドに二人腰掛けたまま、何度もフェレナンドはいばらの唇をついばむ。
そのたびに、いばらはうわ言のようにフェレナンドの名を呼んだ。
「ん…はぁ…フェレナンドさま……ん…」
「いばら…」
フェレナンドが少しだけ差し入れた舌に、いばらは自分から舌を絡める。
くちゅ…と淫靡な音が室内に響く。
「フェレナンドさま…おいしい……」
舌を必死に操って、フェレナンドの口から送り込まれる唾液を一滴たりとも逃すまいと絡め取る。
「ん…ちゅ……フェレナンドさまぁ……ちゅ…んくぅ………ふわ!!」
目をうっとりとさせて、ねだるような声で喘いでいたいばらが突然声をあげる。
フェレナンドが手を下ろして、服の上からやや強めにいばらの胸に刺激を与えていた。
初めて感じる刺激がくすぐったいような、不思議な感覚。
126 :
9/18:2007/05/05(土) 02:05:58 ID:1fLkxZpL
「んあ……胸……」
「いばら……胸、柔らかい」
「ん……ふわ……くすぐったいよ…」
そう言いながら、軽く身をよじる。
それでもまだふくらみかけのふにふにとした感触がたまらず、フェレナンドは両手の動きを止めない。
「ん……ふわぁ……フェレナンドさま……く……」
「いばら、口が留守になってる」
それだけ告げて、唇への刺激を再開する。
『アルコールの味がする』口腔を舌で丹念に刺激しながら、ふとフェレナンドはそんなことを思う。
既にいばらは頭をベッドの上に預け、覆いかぶさってくるフェレナンドをただ受け入れる。
くちゅ…ちゅ……と二人の水音と、いばらの唇から時々漏れる「ふわ……ん…」との喘ぎ声がフェレナンドの頭をおかしくしそうになって。
丁寧に銃士服を脱がせていくと、真っ白な肌が現れる。
127 :
10/18:2007/05/05(土) 02:07:48 ID:1fLkxZpL
「あの…フェレナンドさま…恥ずかしい」
「大丈夫」
「私…胸とかないし…」
それだけ言うと、顔を真っ赤にして目を逸らす。
確かにまだ成長途上の胸は、やや膨らんでいる程度といったところ。その頂上にある突起も鮮やかなピンク色。
フェレナンドは何も言わずにいばらの腕を引いて上半身を起こさせると、膝立ちで向かい合ってキスを再開する。
「フェレナンドさま…ちゅ…ふわ…ダメ、おかしくなりそう…」
いばらの喘ぎを楽しんでいると、フェレナンドは突然肉茎に刺激を感じて、思わず腰を引く。
唇と胸の両方の刺激に耐えかねたいばらが、右手でフェレナンドをキュッと握っていた。
「くぅ…いばら……それは…」
「フェレナンドさま……気持ちいい?」
128 :
11/18:2007/05/05(土) 02:08:44 ID:1fLkxZpL
淡々とした言葉とは裏腹に、にこりと笑うと手を上下に動かす。
指に絡みついた先走りを潤滑油に、徐々にその動きを激しく。
いばらの指はひんやりとして、そして柔らかい。
「ふわ…さっきのお返し」
「………いばら……それは…くぅ…」
「ふわわ……気持ちいいんだ? フェレナンドさま……ん? あ…?」
「く…いばら、そういう君こそ、もう濡れてる…」
「ん……ふわ……フェレナンドさま、言わないで」
薄い陰毛のやや下で、いばらの陰唇がくちゅくちゅと音を立てる。
自ずとフェレナンド自身をさすっていた手の動きはおぼつかなくなる。
「フェ……レナンドさまぁ、ダメです……くぅ…フェレナンドさま…」
「いばら……手がお留守だよ」
「ダメ……フェレナンドさまの指……ふわ…気持ちいい」
そう言われて手の動きを再開させるいばら。
フェレナンドに股間をまさぐられ、蜜壷でくちゅくちゅと音を立てる。
時折耐えられないように下半身をくゆらせるも、フェレナンドの指は執拗にいばらを攻め立てた。
目と口を半開きにしてぼんやりと正面の想い人を見つめる。
そんないばらに気付いて、フェレナンドは再び唇を襲って、口の端からこぼれていた涎を掬っていた。
129 :
12/18:2007/05/05(土) 02:09:50 ID:1fLkxZpL
「フェレナンドさま…ダメです……このままじゃ……ふわ……私……」
くちゅ……くちゅ……くちゅ……
「このままじゃ?」
不意にフェレナンドの指が、いばらの一番敏感な肉芽を剥いた。
ビクンと背を反らして、いばらは嬌声をあげる。
「ふわっ……ダメです……このままじゃ、私だけ……」
ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ…
「いばら、いいよ。そのまま……」
「ダメです……私だけイクなんて……ふわ…ダメ……フェレナンドさま……ダメです!!」
フェレナンドの指が速度を増す。フェレナンドの肉茎を握っていたいばらの手は完全に力を失い、
ただ支えを求めるようにフェレナンドの肩に回される。
ギュッと目を閉じて、ひたすら快感を受け入れていた。
「ふわ……フェレナンドさま……もうダメ…このままじゃ…私もう………
ねぇ……ダメ…くぅ…あ、あ、ダメ、あ、あああああああ」
いばらの腰がくっと跳ね上がり、ガクガクと下半身を振るわせる。
フェレナンドはヒクヒクと刺激を甘受するまだ幼さの残る陰唇を、絶頂の余韻を楽しむかのようにゆるゆると撫で続ける。
その指はいばらの愛液で既に濡れそぼっていたが、いばらからは耐えることなく露が零れていた。
いばらは刺激に耐え切れず、ギュッとフェレナンドに抱きついた。
既に痛いほどいきり勃っていたフェレナンドの肉茎が、いばらのヘソの辺りに当たる。
あまりの柔らかさに、それだけで射精してしまいそうになったが、グッと我慢した。
130 :
13/18:2007/05/05(土) 02:10:26 ID:1fLkxZpL
「ふわ………本当にこの格好でいいんですか?」
「いばらが好きに動けた方がいいと思ってね」
仰向けに寝転んだフェレナンドの下腹にいばらは跨ったまま、そんなことを聞いていた。
とはいえ、まだ腰は浮かせており、挿入には逡巡していて。
流石に主君を下にすることには抵抗を感じたのだが、フェレナンドの許しは既に出ている。
「ふわ…それじゃ……挿れますね……」
「ん……」
フェレナンド自身を掴んで少し位置を調整すると、いばらはゆっくりと腰を下ろす。
すぐにフェレナンドの先といばらの入り口が当たり、くちっと音を立てた。
「ふわ……当たってる……フェレナンドさま……当たってるだけでも…気持ちいい」
「私もだよ…いばら」
いばらの入り口はまるで吸い付いているみたいに、肉茎の先を捕らえたまま離さなかった。
しばし恍惚の表情を浮かべていたが、いばらは意を決したかのように、ゆっくりと腰を落とす。
131 :
14/18:2007/05/05(土) 02:11:13 ID:1fLkxZpL
ずっ…ずっ…ずっ…
「いばら……暖かい……」
思わずそんな言葉が口について出るほど、いばらの膣壁は暖かく、そしてキュッとフェレナンドを包み込む。
「あ……ふわ……フェレナンドさまのも……凄い堅くて…」
いばらが声を発するたびに、ひくひくと膣が肉茎を締め付ける。
ようやく最後まで腰を落とすと、結合部からいばらから溢れた愛液がじんわりと染み出していた。
「フェレナンドさま……動きますね……」
それだけ言うと、いばらはゆっくりと腰を上下する。
ずちゅ…ずちゅ…ずちゅ…
少々ぎこちないものの、確実に腰を上下させる。
フェレナンドはまるで呆けたように、ぼんやりといばらを見ながらすべすべの腿を撫でる。
元は真っ白な肌を上気させて、いばらは懸命に腰を振る。
揺れるほどの胸はまだないものの、細い腰を淫らに揺らしている。
半開きの目はすこし涙目なのに、口元がゆるりと微笑み、唇の端には涎が光っていた。
「ん……あ……ふわ……フェレナンドさま、すっごく堅くて……」
ずちゅ…ずちゅ…ずちゅ…
「あっ……ダメ……いきなり腰突き上げないで…ください」
ずちゅ…ずちゅ…ずちゅ…
「あの……ああ……いいです……くちゅくちゅいってて……いいです」
あまりにも淫靡な光景に、フェレナンドは少し悪戯を思いつく。
先ほどまで執拗に腿を撫でていた手を、いばらの腰に回し、がっしりと掴む。
そしていばらが腰を上げた瞬間を見計らうと、ぐっと抑えた。
132 :
15/18:2007/05/05(土) 02:11:58 ID:1fLkxZpL
「ふわ? ……フェレナンドさま? どうしたんですか?」
突然の刺激の中断に、いばらは眼を見広げてフェレナンドを見下ろす。
フェレナンドがそのとき浮かべた顔をもし他の誰かが見たとすれば、サンドリヨンの再来を思いついたかもしれない。
「いばら……何がいいんだい?」
フェレナンドの問いかけに、いばらは腰を必死に動かそうと悶える。
「フェレナンドさま……動かせてください……」
「答えられたらね。ねえ、いばら? 何がそんなにいいんだい?」
フェレナンドの真意を汲んで、いばらは繋がったままで頭を振る。
フェレナンドは、髪がさらさらと揺れるのが妙に綺麗だと思った。
と、キュッといばらの膣が締まり、フェレナンドの先端だけが快楽に包まれる。
「ほら……いばら、今ちょっと考えたね? いばらの中、キュッて締まったよ?」
「ふわ…フェレナンドさま……」
「そんな目で見てもダメ。自分の口で言ってごらん?」
133 :
16/18:2007/05/05(土) 02:12:40 ID:1fLkxZpL
まるで魔法にかかったように、いばらは口を開く。
それでも抵抗があるのか、何度か言葉を反芻した。
「あのね……えっと……フェレナンドさまの……」
「私の?」
「フェレナンドさまの……………」
言わないかな? そう思い、フェレナンドが腰を自由にしようとした刹那
「フェレナンドさまのおちんちんが、気持ちいいんです!
だって、さっきからずっと、私の中で、出たり入ったりして、すっごくいいんです!
あのね……もっともっと動かせてください!」
「よくできたね」
ずちゅ…そんな音が部屋中に響いたかのように、フェレナンドは思い切り両手でいばらの腰を引き寄せる。
「ふわあああああああ、あああ、ダメ、すごくいいです!
いいの! すごく気持ちいいです!」
ガクガクと上半身を震わせたのを、慌ててフェレナンドは起き上がって抱きしめる。
いばらを抱きしめたまま胡坐の上に乗せて腰を振る。
134 :
17/18:2007/05/05(土) 02:13:47 ID:1fLkxZpL
ずちゅっ……ずちゅっ……ずちゅっ……
「あああ……フェレナンドさま!! 凄くいいです! フェレナンドさま…」
「いばらも……腰の動かし方…すごくいいよ…」
ずちゅっ……ずちゅっ……ずちゅっ……
「ああ!! フェレナンドさまの…またちょっと大きくなった……ああ…」
「いばらも……またちょっとイッたね? いばらの中、またキュッと締め付けてる…」
ずちゅっ……ずちゅっ……ずちゅっ……
フェレナンドの腰に両脚を回したまま、いばらの腰はまるで別の生き物のように動いている。
フェレナンドが目の前の乳首を甘噛みすると、再びいばらが嬌声をあげる。
「だって、フェレナンドさまの凄く気持ちいいから……あのね………フェレナンドさま、もう、ダメです……もうイキます……」
「いばら…私も、もう……いばらの中、すごくぬるぬるしてて…暖かい……」
「ふああああ、ダメです……こんなにくちゅくちゅされたら、私……」
ずちゅっ……ずちゅっ……ずちゅっ……
お互いの腰の動きが大きくなる。
胸を責めていた顔を上げると、フェレナンドはいばらの唇を吸う。
いばらはギュッと目を閉じて、快感に身を委ねていた。
「ふわ……あああ、ダメ、私……フェレ……ドさま……もう…」
「いばらっ、私もっ……」
「ああああ、いいです、私、もう…ああああ、フェレナンドさまの精子、奥に当たってるの……
あああ、ビュルビュルって当たってる…あ、あああああああああああああああ」
いばらの膣が三度キュッと肉茎を締め付けるのを感じながら、フェレナンドはいばらを抱きしめたまま、いつ終わるとも知れない射精に酔いしれていた。
135 :
18/19:2007/05/05(土) 02:14:27 ID:1fLkxZpL
――――
「ふわわ…フェレナンドさま……?」
「ん……なんだい?」
照れたように枕を抱きしめて口元を隠すと、いばらは躊躇いがちに告げた。
「あのね…んと……ご褒美のお願い。思いついたんですけど…」
「何でもいいよ。言ってごらん?」
「んと…えっと……私が寝ちゃって……」
「寝ちゃって?」
「ふわ……あのね……寝ちゃっても……目が覚めたとき……傍にいてね?………くぅ」
すやすやと寝息を立てたいばら。
「もちろんだとも。その願い、確かにかなえよう」
ささやくような声で、いばらの耳元でつぶやくフェレナンド。
そう、今後何があろうと、勝手にどこかへ行くことはしない……フェレナンドにとってはまた、己への誓いの言葉でもあった。
そんなことを考えつつ、フェレナンドの瞼もゆっくりと下りていく……
136 :
19/19:2007/05/05(土) 02:15:21 ID:1fLkxZpL
―――
朝、フェレナンドが目覚めたとき、いばらは既にベッドにはいなかった。
彼女の替わりに、枕元に一枚のカードが残されていただけである。
フェレナンドは目覚めてすぐ驚いた様子を見せたが、カードを読むと静かに微笑んだ。
彼自身、なんとなく予想は出来ていたのかもしれない。
『フェレナンドさま
まだフェレナンドさまが寝てるのに、いなくなっちゃうけどごめんなさい。
白雪なら一人でも大丈夫だとは思うけど、念のため、多勢に無勢かもしれません。
だから、助けに行ってきます。しばらく外してしまうけれど…許してください』
いや、フェレナンドが目を細めた原因は、最後の一文かもしれない。
この一文を書くのが照れくさくて、逡巡した挙句、ついに思い切りだけで書いたような、走り書きだったからかもしれない。
『私が目覚めたとき、傍にいてくれて、ありがとう。』
おわり
アニソン三昧で童話迷宮がかかった記念…というのは嘘であり
実を言うと出張中の電車があまりに暇でモバイルパソコンで書いてみたものを書き直してみたのですが
ってかいばらやフェレさんの性格違いますな。軽やかに読んでくれれば幸い
>>137 フェラ王×バラ様か…GJ!
カプならやっぱこれだね〜ロ(ry
公共の場でなんてもん書いてんだよww
GJ!
いつだったか本スレで見かけた人かw
GJ
そんな環境で書けるとはスゴスw
とてもよかったです。
エロいのもあるが、ちゃんといばらの歌の内容入れてるのに感心した
よかったぜ
143 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 19:10:15 ID:rL8aP0Ga
保守
ヘン「サンドリヨン様、セッコーから連絡が……
アニキャラ板のあなたのスレが落ちたそうです」
サン「気の利かぬ奴だ……私は今、お前の前に跪いている……
こんな時、男は何と言う……?」
ヘン「……しゃぶれ……俺の目を見ながらな」
サン「そうだ……それで良い……んむ……」
ヘン「う……いいぞ……舌を使え……んんっ……」
サン「…ンッフフフ……んっ……うんっ……」
グレ(許せないわサンドリヨン!……お兄様をオモチャにして!)
ラン(い、今は耐えるニャ!……ここで邪魔したら
後でヒドイ目に遭わされるニャ……あぁ〜、サンドリヨンしゃま〜……)
草太×白雪をこのスレで見てないのは気のせいですか?
何か…………逆に書きたくなかっ(ry
個人的にはいばらのツルが暴走して小夜さん、赤ずきん、白雪、グレ子、果ては自分までって言うのを…………
書きたいが今他書いてるからネタフリ(と小ネタ投下)だけして去る
り「ねぇー、誰か忘れてない…………カナァー?」
あ、キュピも女の子なんだよねー(最終話参照)
り「へぇぇえー…知らなかったゾぉ…T-T」
147 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 21:00:59 ID:mK5AocDA
>>146 りんごカワイソスw
最後の次回予告ネタかw
ホシュ
白「ひどいですわ草太さん!一人で“保守”なさいましたわね!
ワタクシに言っていただければいくらでも受け止めて差し上げますのに!」
草「ごめん……だから早くそのティッシュ捨ててよ、恥ずかしいよ……」
り「ひどいゾ草太!一人で“保守”するなんて!アタシに言ってくれればいくらでも…その……受け止めて…あ…あげたんだゾ…!」
草「ごめんりんご……だからそんな必死になってテイッシュの臭いかぐの止めて早く捨ててよ、恥ずかしいよ……」
保守がこんな流れになるスレなんかほかにねーよwwwww
と言いつつ保守
久しぶりにアニメ見た
やっぱり萌える。ていうかエロいよこのアニメ(* ´Д`)ハァハァ
みんなで買おう、赤ずきんDVD
154 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 22:02:41 ID:MarswW2J
保守ですらネタになるエロアニメかw
ついでにage
155 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 20:14:35 ID:k8TK04Px
赤ずきん陵辱物きぼんぬ
い「ひっどいべ〜赤ずぎん!一人で“保守”さすっだなんで!
そっだのオラに言ってければ〜、いつだって慰めてやったんだがら〜!」
赤「ご、ごめんねいばら…!もう、もうしないからっ!だからっ早く、その後ろの蔓をひっこめ…!
うぶっ!?ぅむっ!?んむぅー!んむっ!?むーむぅ!!むぉー!!むぐぅっ!!?んぅっ!!ん〜む〜!!」
い「も〜がおったんか?でぇじょぶだぁ〜赤ずぎん。すぐ気持いぐしてけっからな〜。
ほれ、寂しそうな後ろの穴にもいれてやっかっんな?」
赤「んぐぅっ!?ん〜〜〜!!!!……ん……んん…!!………んっ…んっ…。ん…ふぅ……ぅ…んっ…。」
い「あはっ、気持いいべか赤ずぎん?そ〜かそ〜か。んだらもっと気持よぐしてやっぺ。
したらも〜オラ以外の事なんで考えらんなぐなっかんな。ず〜っとオラと一緒にいっぺな、赤ずぎん?」
>>155が赤ずきん凌辱って言うから残ってたいばらと赤ずきんでやった
このいばらの方言は普通の人じゃわかんないかな…
通常の話し方のいばらバージョンも……いるかわけないか…
オマケ
犬「ひどいぞ赤ずきんっ!!一人で“保守”しやがるだなんて!!
俺様に任せろ!!そんなのいくらでもっ!!ウォォオオオーーー!!」
赤「ちょっとヴァル!やめてよ!早くしまって……プッ!!あははははっ!!何それちっちゃ〜い!
ヴァルのそれで限界なの〜?恥ずかし〜い。いいや、草太のとこ行って“保守”しても〜らお!」
負け犬「…………………。」
いばらは 『オラ』 じゃなくて 『わだす』 じゃなかった?
あ〜…素でミスったわ
方言キツイと女の子は自分の事「オラ」っていうからさ…
確かいばらは「わだす」って言ってたな
うん、でもきっと沢城さんならオラでも十分似合うと思うんだ
>>159 みゆきちスレから馳せ参じますた
犬カワイソスwwwなかなかGJ!ですよ
つーか
>>146で書いたネタに近くてスイッチ入りかけたw
161 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 14:21:48 ID:vLO5OcuH
保守
162 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 14:36:47 ID:o5G8DOkX
保守
ほ……ほえっくしゅ! っう〜チキショウめぃ!
誰も手を着けない所を見ると、ラプンツェル主役のエロパロって書きにくいのかな。
ろっぽんぞー
保存庫はあるかい?
さっきもう食べたでしょ
>>164 存在すら忘(ry
今朝夢を見た、
番組スタッフがいばらをサンドリヨン陣営でなく三銃士に加えるかどうか会議する夢
いばら姫は強い力を持っているがなかなか目覚めない
彼女を安全に起こすには男のキスが必要、それも強い魔法の力を持つ者のキスだけ
いばらの力に目をつけたサンドリヨンは
ヘンゼルに命じてエルフの国からいばらをさらう
そしてヘンゼルの暗黒魔法のキスでいばらを目覚めさせ、サンドリヨンの部下に
(ここまでが当初案)
しかしフェレナンドのキスでヘンゼルの魔法が一時的に解かれたため
いばらはサンドリヨンの城を出て、森の中へ
森の中で眠っているいばらを偶然草太が見つけ、寝ぼけたいばらとキスをしてしまう
追ってきたヘンゼルだが完全に目覚めたいばらの前に退却を余儀なくされる
ヘンゼル「…これも鍵の力か…だが、いばらはいずれ取り返す」
その後合流したりんごたちに何があったのか問いつめられる草太さん
このようにいばらをはさんでヘンゼルとフェレナンド、草太が対立する
ヘンゼルがキスをすれば暗黒のいばら姫に、フェレナンドや草太がキスすれば赤ずきん達の味方になる
敵にも味方にもなりうる危うい存在、それがいばら姫
彼女の武器は植物の力を源にする剣、ミッシング・グレイブ
(ここまでがキャラクター原案の示した提案)
ヘンゼルと草太の間で揺れるいばら姫の乙女心
シリーズ終盤、サンドリヨンに盲従していたヘンゼルを「目覚めさせ」るのは
いばら姫の役割
(ここまで脚本家の提案)
しかしここで監督ほかを交えての議論
「いばら姫を対立の軸にすると話がそれる。赤ずきんやりんごを挟んでのさや当てならまだしも」
「草太のキスが必要となり、他の女性キャラの存在が浮く」
「深夜枠から土曜朝枠になるので色気は抑えめに」
そして監督の方から
「ヘンゼルがサンドリヨンに従った動機は妹のグレーテルだったのだから
盲目的に崇拝する彼を目覚めさせるのは、やはりグレーテルでないと」
という指摘でこの案は没
結局いばら姫にかわってグレーテルがサンドリヨン陣営に加わり
ミッシンググレイブもグレーテルに付け替え
(ミッシンググレイブが植物属性なのはもともとはいばら姫が持つことになっていたから)
これはこれで面白いなw
会議終了後、ほかのスタッフと雑談
「深夜枠ならキス以上のことまで出来たろうに惜しいね」
「寝込みを見つけた猟師たちに襲われるとか・・・」
「しかしスカートに手をかけると中には繁み…じゃなくて鋭いトゲの茨ががっちりガード」
そんな夢を見た
そんな夢を見たので朝からおとぎ銃士赤ずきんを最初の方から見直してるんだが
10話あたりだと、いばらは草太に丁寧語で話してるんだな
これはまだいばらののキャラクターが揺れていたのか
それとも丁寧語→タメ口になる経緯で二人に何があったのかを妄想しろ
という演出なのか
割り込んでたスマソ
ずっきゅ〜ん
177 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 01:46:10 ID:yyVNcEx/
保守
ズッキュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
赤「もうりんごとはキスしたのかい? …まだだよなァ
初めての相手はりんごではないッ!! この赤ずきんだッ!!」
白雪・いばら「さすが赤ずきん!
私達に出来ないことを平然とやってのける!そこに痺れる!憧れるゥ!」
じゅ〜すぃ〜
179 :
SS保管人:2007/07/04(水) 19:10:07 ID:gB1KaWJu
なんと! 個人的には是非お願いしたいのですが……
是非お願いします。
投下された職人方に異論が無ければですが…
多分みんないいって言ってくれると思うよ!……………俺はネタしか投下してないけど……。
あんな神作品群の中に自分なんかのSSが並んでも構わないのなら喜んで
是非お願いします!
185 :
SS保管人:2007/07/06(金) 21:33:54 ID:OmK/5276
問題無さそうなので「アニメの部屋」→「2号室」に収蔵させて貰いました。
186 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 19:55:07 ID:PrKsW2uD
乙
赤ずきん達の胸の大きさって大きい順に
サンドリオン→草太の母→→いばら→白雪→りんご→(=)赤ずきん
でおk?
サンドリヨン>小夜>>ラプンツェル>>いばら>カテジナ=グレーテル>白雪>>マレーン>>りんご=赤ずきん=草太=淫獣
かな
フェレナンドがファンダベーレの鍵って事は最初っからばれてたっけ?
サン様は知ってたっぽい
質問ばかりで悪いがこの作品の「魔力」の扱いってどんな感じ?
回復の仕方とか強くする方法とか…
出来れば「魔力供給」ネタで一つ…
いや、出来るかわからんよ?
結構融通利くみたいだし自由にしたらいいと思う。
一般的な常識など通用しない。全てにおいて許される、空想が現実になる世界、「自由」の象徴、それがファンダベーレ。
だから仮に草太とりんごが交わることで、りんごの子供は当然、りんご自身も魔法が使えるようになってもなんらおかしいことはない。
よね?
>>193 可能性としては有り得ますね…
草太君はエルデ人とファンダヴェーレ人のハーフで、魔力を持っていてもおかしくありませんし……
不思議が当然、フェア…じゃなくてファンダベーレってね
196 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 03:57:47 ID:JRs+NUuo
保守
ほしゅ
ほしゅ
199 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 21:46:48 ID:Gftqwo2W
保 守
200
201 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 19:21:22 ID:MpDZx/EP
201 に お い
お題は「匂い」で何かできまいか
202 :
最早:2007/08/01(水) 21:01:28 ID:ia5UTrlk
これから一発投下します。
軽いオリジナル設定がありますが気になる方は「魔力供給」をNGワードに設定して下さい。
203 :
最早:2007/08/01(水) 21:02:35 ID:ia5UTrlk
「はぁ………」
ベッドの上で草太は一つ大きな溜め息を付くと今までの出来事を思い出して頭を悩ませた。
ある日自分の元に一人の少女が現れ、「自分が草太を守る」と言われて、最初は何を言っているのか分からなかった。
しかしナイトメアリアンと呼ばれる異界の徒を見て、草太にはそれの意味する所が分かっってしまった。
自分は異界の特別な存在で何者かに狙われている……
そう言われても実感がわかなかったのだが、ああやって実際襲われてみると今更ながら嫌が央でも己が身が震えてしまう。
自分達の世界とは全く違う世界の敵。当然自分には対処のすべは分かる由もない。
しかしナイトメアリアンがまたすぐにでも襲って来るかも分からない。
……出来る事なら誰も傷付けたくないし、誰にも戦って欲しくない。
少年が苦悩という名の思索の森で迷子になっていると部屋のドアがガチャリと鳴った。
「どうしたの赤ずきん?」
ドアの影から現れたのは自分と同い年、いや見かけで言えば草太より年下だろう……此処とは違う異界、ファンダベーレからやって来た少女、赤ずきんが立っていた。
204 :
最早:2007/08/01(水) 21:03:27 ID:ia5UTrlk
「あ、草太……その……話が…あって……」
その時の赤ずきんはいつもの元気はつらつでじゅうすぃ〜♪な赤ずきんとは違い、顔を赤らめたり、妙なしおらしさがあったりと……一言で言えば女の子らしかった。いや、いつも女の子らしいと言えばそうなのだが。
「ほら、そんな所にいないで部屋に入ってきなよ、風邪引くよ?」
「うん…じゃそうする…」
「邪魔するぞ。」
そう言って赤ずきんと一緒に部屋に入って来たのは、喋るイ……狼のヴァル。赤ずきんの保護者と言ってもいい。草太もこの狼の登場にヴァルもいたんだ、と違和感なく思うことが出来た。
「で?話って何かな?」
「あのね、その…なんと言うか…これからの事…なんだけど…」
これからの事…ナイトメアリアンの襲撃についてだろうか、ならば聞いて置いて損はないだろう、そう判断した草太は耳を傾けることにした。
「今日あたしナイトメアリアンと戦ったでしょ?」
「うん…」
「それでスイートフォンを使ったよね?」
「ああ…あの白い携帯みたいなやつだね?多分アレで魔法を使うんだろうけど…」
「うんそうだよ。でもスイートフォンで魔法を使うと…その…魔力が…えと…」
…そう言ったきり、赤ずきんは顔を自分の鎧の様に赤くして黙りこくってしまった。
「……仕方ない、オレが説明しよう。」
顔が朱に染まったままの赤ずきんを見兼ねてヴァルが助け船を出す。
206 :
最早:2007/08/01(水) 21:07:30 ID:ia5UTrlk
「いいか草太、魔法を使うには魔力が必要なんだ。火を灯すのに油が必要な様にな。
だが油を使い続けていればその内油は切れる。そうなれば油を継ぎ足さなきゃならない。
ファンダベーレでは食事とかで魔力は回復出来るんだが…りんごの作った肉じゃがには魔力の匂いがしなかった…おそらくこの世界の食べ物には魔力が含まれていないんだろうな…」
「そ、それってどういう事?」
「…赤ずきんの魔力は回復しない、つまりは次にナイトメアリアンが攻めて来た時に赤ずきんは十分に戦えない、ということだ。」
「そ、そんな…」
突然の危機に草太は驚きを隠せない。襲い来る恐怖に声が落ちていく。
207 :
魔力供給:2007/08/01(水) 21:08:34 ID:ia5UTrlk
「いいか草太、魔法を使うには魔力が必要なんだ。火を灯すのに油が必要な様にな。
だが油を使い続けていればその内油は切れる。そうなれば油を継ぎ足さなきゃならない。
ファンダベーレでは食事とかで魔力は回復出来るんだが…りんごの作った肉じゃがには魔力の匂いがしなかった…おそらくこの世界の食べ物には魔力が含まれていないんだろうな…」
「そ、それってどういう事?」
「…赤ずきんの魔力は回復しない、つまりは次にナイトメアリアンが攻めて来た時に赤ずきんは十分に戦えない、ということだ。」
「そ、そんな…」
突然の危機に草太は驚きを隠せない。襲い来る恐怖に声が落ちていく。
208 :
魔力供給:2007/08/01(水) 21:09:56 ID:ia5UTrlk
「だが安心しろ。魔力を得る方法はすでに見つけている。」
「ほ、本当に!?その方法って…」
「草太、お前の精液だ。」
「……はい?…今なんて……?」
「草太、て め え の 精 液 赤 ず き ん に や れ」
「……………」
草太はヴァルの衝撃発言に言葉を失った。
赤ずきんも石膏像となって固まってしまった。石膏像とたった一つ違うのは顔が真っ赤になっている所だろう。
「な、何言ってるんだよヴァル!そんな事出来る訳…」
「あのな、これは緊急事態なんだ!もしこの瞬間ナイトメアリアンが襲ってきたらどうなる?赤ずきんは十分に戦えないし、もしなんとか勝てたとしても今度はない、オレ達はやられるだけだ。」
「それは…そうだけど…」
「他に手はないんだ、分かってくれるか?」
「でも…赤ずきんと…せ、セックスを…」
「ああ、別にそこまでしなくても構わねぇ、口の中に出せばいいからそれで……」
「ちょっと待ってちょっと待って…
……………………………………く、口で?」
「嫌か?」
「いや嫌って訳じゃ…そ、そうじゃなくて!」
草太が声を荒げる。
「あったばかりの男女がそんな…口でなんて…赤ずきんだってそんな事は…」
「草太!」
声の主は…赤ずきんだった。
209 :
魔力供給:2007/08/01(水) 21:11:16 ID:ia5UTrlk
「あ、赤ずきん…」
「あのね草太、あたしは草太を守らなきゃいけない。…ううん、あたし草太を守りたい。そのためだったら…あたし…何でも出来る…から……」
そう言った赤ずきんは真っ直ぐに草太の目を見た。
顔はまだ赤くなっていたがその目だけは迷いはなかった。
「………分かった。赤ずきんに協力するよ。」
「ほ、ホントに?」
「うん。それに…僕も赤ずきんの力になりたいからね。」
「草太……!ありがとう!」
赤ずきんに笑顔が見えた。
「じゃ、後は頼んだぞ草太。」
「え?ヴァルはここにいないの?」
「…別に見てもいいならここにいるが…」
「すいません勘弁してください」
そうしてヴァルが部屋を出ていった。後の空気を妙な沈黙が支配する。
210 :
魔力供給:2007/08/01(水) 21:12:46 ID:ia5UTrlk
「えっと……じゃあ始めるね…」
「あ、うん…」
赤ずきんがベッドに座っている草太の前にしゃがみこむとズボンのファスナーに手を伸ばす。
ジジーッ、とファスナーが下ろされる。と、赤ずきんはさらに進行を開始し、パンツの中から草太の少年の象徴を取り出した。
「ふーん…こうなってるんだ…」
「あ、赤ずきん恥ずかしいよ…」
「あ、ごめん…じゃあ……扱く、ね…?」
赤ずきんはそれを手に取ると優しく扱き出した。
「はっ…あぁ…うわぁ……」
少女が来てから自慰を控えていた草太は自分で慰める時の何倍もの快楽を感じ、その快楽を声に変えていた。
その声と連動するように草太の中心が勢いを増しながら固くなっていく。
赤ずきんはその初めて見る成長に笑みを漏らした。
「ふふっ…草太のおっきくなってきてるね…」
「そ、そんな風に言わないでよ…」
こういう時は女の方が度胸がある様だ。もっとも、ただ草太より赤ずきんに度胸があるだけかも知れないが。
211 :
魔力供給:2007/08/01(水) 21:14:59 ID:ia5UTrlk
すっかり大きくなり、少年から男の象徴になったそれを見ると赤ずきんは草太を下から見上げると思わず感嘆の声を上げた。
「うわぁ…草太の、こんなに大きくなったね…」
「………」
草太は気恥ずかしさのあまり顔を赤らめたまま、何も言えなくなってしまった。
「じゃ……」
そう言ったかと思うと赤ずきんは草太の張り詰めた中心に舌を這わせた。
「ひあうぅっ!!」
草太はこれまでの刺激をさらに上回る官能に嬌声をあげるよりなかった。
「だ、大丈夫草太!?」
「う、うん。少しびっくりしただけだから…」
「そっかぁ……んふふ……草太今の女の子みたいだったよ…」
赤ずきんが笑みをこぼす。草太のかわいい姿に気分を良くしたのか、赤ずきんはさらに大胆に草太を攻めていく。
舌を男根に這わしていき、舌が裏筋を通り、根元まで行くとまた上へ、上まで行ったらまた下へ…と赤ずきんの舌は上下に動き始めた。少女の舌使いはたどたどしい物ではあったが、草太にはそんな拙い舌使いでもまるで夢心地に感じられた。
草太の分身が赤ずきんの唾液で塗り固められると、赤ずきんは一旦口を放すと草太の顔を見つめて、
「草太…気持ちよかった?」
「う、うん。とっても気持ちよかった。」
「そぅ…じゃもっと気持ちよくしてあげる…」
そう言うと赤ずきんはいきなり草太の先端を口に含んだ。草太は自分が口の中に入るやいなや快感に震えた。
「うわぁあぁあっ!!だ、駄目だよ赤ずきん!」
「んふふ…ほおた、ひもひいい?」
赤ずきんがとろけた目で草太に尋ねる。だが草太にとってその質問で生じる刺激は最後の引き金となってしまった。
「しゃ、しゃべっちゃぁ…で、出ちゃうぅ!!」
「ふぇ?…んぐぅっ!?」
草太は今までの経験としては一番多く欲望を噴き出した。しかし、その量は赤ずきんの口には収まり切らず、口の端から白い液体がしたたり落ちた。
「だ、大丈夫赤ずきん?!」
赤ずきんはこくりとうなずくと草太の欲望をこくんこくんと飲み込んだ。
「うぇ、マズイ…苦いし喉に引っ掛かるよ〜…」
「ご、ゴメン!」
「ううん、草太のせいじゃないよ。…ありがとう。草太の精液分けてくれて!」
感謝の言葉を聞いて草太は顔を赤くするしかなかった…………
212 :
魔力供給:2007/08/01(水) 21:16:49 ID:ia5UTrlk
「もう!若い男女が二人で一つのベッドで寝るなんて言語道断だゾ!!」
りんごが草太の茶碗にご飯をよそいながら草太に言い放った。
結局、あの後赤ずきんをヴァルの元に返す訳にもいかず二人で眠ってしまい、朝になって起こしに来たりんごにこっぴどく叱られた。……昨夜の事はばれていないらしい。
(草太草太!)
赤ずきんが米が半分ほどなくなっている茶碗片手に小さな声で草太を呼ぶ。
(なあに赤ずきん?)
(…その…これからもよろしくね?)
(……うん!)
その言葉の裏に隠された意味を受け取って草太は返事を返した。
(大丈夫。私達“三”銃士がぜっったいに草太を守るからね♪)
(………はい?)
“三”銃士って事は、赤ずきんとヴァルと……まだいるの?
その時玄関のチャイムが鳴り、ガチャリと音がし、玄関から女性の声が聞こえた。
「あの〜こちらはエルデの鍵さんのお宅でしょうか?」
その声の主が赤ずきんが言った三銃士の一人と知るのはこれから少し後であった。
とぅ〜 びぃ〜 こんてぃにゅ〜ど?
213 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 00:09:32 ID:kS5/7b11
GJ!!
精液で魔力補給て…
発想がステキ過ぎ!!
なんて言うか……
精液で魔力供給てFate/stay nightだよなぁ、と思ってしまった。
途中送信してしまったorz
作品自体は楽しめましたし、トゥビーコンティニュードのようなので楽しみにさせてもらいます。
GJ!
216 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 11:56:42 ID:i9eG+jFN
でも精液が魔力って考えは洋の東西を問わずあるしね
特に童貞の精液と処女の愛液
217 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 11:58:35 ID:i9eG+jFN
つか俺も似たようなの考えてたけど(魔力切れで負けて陵辱されちゃう)
先に
>>202氏がやってくれたからもういいや
別のネタ考えよう
ZQN
ほぉ〜しゅ〜
220 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:41:18 ID:dmjucRKD
ほしゅ
221 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 00:50:10 ID:Aicfb4Ah
保守
222 :
最早:2007/08/13(月) 23:09:44 ID:YCOMr9Cz
昨日ばあちゃん死んじまった俺がSS投下。
魔力供給の続きです。
見たかったら見れば?
>>214 発想は完全にそれw
223 :
魔力供給2:2007/08/13(月) 23:10:55 ID:YCOMr9Cz
「はぁ………」
草太はまたベッドの上に座り込み、ここ最近のおとぎ話の様な現実に向かってため息を付いた。
赤ずきんに魔力を分けた次の日に白雪姫、と名乗る少女が現れた。赤ずきんの話だと赤ずきんと同じ三銃士の一人という事らしい。
白雪姫は魔法の名手らしく、家に来た直後に家に結界とやらを張って家へのナイトメアリアンの侵入を防いでしまった。……こういうのを見ると赤ずきん達が別世界の人間だということを改めて思い知らされる。
そしてもう一人、異世界からの来訪者、静森えりか……もといグレーテル。
彼女も赤ずきん達同様ファンダベーレからやって来た魔法使いである。ただ一つ赤ずきん達と違うのは彼女がサンドリオン側……敵側の人間だということだ。
サンドリオンは自分を手に入れるあんなか弱い少女まで使ってくる……あんな大剣を振り回すか弱い少女なんていないと思うが。
そうまでして自分を手に入れようとする理由は自分がエルデの鍵と言われる存在だから。
もし自分の事でりんごや父さん、一般の人々を巻き込んでしまったら……
草太が不安の迷宮でまたため息を付いた。
なんだかため息をつく回数が増えたかな……?
そんな事を考えているとノックの音がドアの向こうからコンコンと聞こえてきた。それに続く様に特徴的な声……白雪姫の声が聞こえた。
224 :
魔力供給2:2007/08/13(月) 23:11:47 ID:YCOMr9Cz
「草太さぁん?少しお話しよろしいでしょうか?」
ドアの向こうから白雪姫が現れる。
「あ、うん、いいよ。入って。」
「それでは……」
別に断る理由もなく、草太は白雪姫を部屋に招き入れた。
白雪姫が入って来た時、草太は白雪姫の動き方……少し紅い顔色や息、特に足の運び方など……に違和感を感じたが、自分は人の観察など得意ではないし気のせいだと思考の隅に捨ててしまった。が、その疑問が正しいものだったと気付くのはもう少し後のこと。
話を戻そう。草太は就寝前の一服と先ほど作ったホットミルクを口にしながら白雪姫を隣に導く。
「で?何の用白雪姫?」
「あらぁ、白雪で結構ですのに……」
「あ、ごめん…」
「いえいえ、草太さんが謝る事ではごさいませんわ♪」
「じゃあ改めて聞くけど白雪、一体僕に何の用?」
草太がホットミルクを口に流し入れる。
白雪姫は草太の隣に座り込むと、
「赤ずきんとの魔力の受け渡し…というのはもうお済みですか?」
そして草太は盛大にホットミルクを吹き出した。
225 :
魔力供給2:2007/08/13(月) 23:12:48 ID:YCOMr9Cz
「あらあらぁ、服が汚れて……」
白雪姫が手慣れた様子でホットミルクで汚れた草太の服をを自分のポケットから出したハンカチで拭いていく。
……まさか先日会った少女と魔力の供給の話とは……
ここで言う“魔力の受け渡し”とは少し前の赤ずきんの口唇奉仕の事を指すのだろう……
「あ、いいよ白雪…」
「いえいえ、わたくしがお拭き致しますわ♪……それより、そんな反応をするという事は…肯定、ととって」
「あ、まあ、一応……」
「で?どうでした赤ずきんとの感想は?」
「あ、いや、どうって言われても……」
「あらぁ、気持ち良くありませんでしたの?」
白雪姫が染みにならないようにとんとんと服に付いたミルクを叩きながら尋ねる。
「いやそういう訳じゃ……」
それどころか今まで味わった事のない快感でした、と言えるほど草太は人間が出来ていない。
それよりも白雪姫の顔が自分の膝の前にあるとあの時の事を否が応にも思い出してしまう。
そんな思考を読み取るかの様に白雪姫の手は薄白い染みが付いた草太のズボンに伸びて行く。
「あの、白雪、もう平気だから……」
草太は白雪姫をやんわりと拒む。しかしいえお構い無く、と白雪姫は微妙なタッチで草太のズボンの中央を拭いてゆく
これ以上は危険だ。自分の愚息が起立してしまう様な事があっては申し訳が立たない。
「しっ、白雪っ、もういいって…」
「あ、口にもミルクが……」
そんな草太の言葉も気にせず白雪姫はミルクの付いた草太の口元に顔を寄せる。
……口元に顔を寄せる……?
草太が疑問に思った次の瞬間には二人の唇は触れ合っていた。
226 :
魔力供給2:2007/08/13(月) 23:13:42 ID:YCOMr9Cz
……草太は声一つも出せなかった。
触れ合う唇を白雪姫が離す。
「し、白雪……?」
白雪姫はにこりと微笑むとまた草太の唇と自分の唇を重ねた。……いや、白雪姫が草太の唇を奪った、と言い代えた方がいいだろう。
「んっ…ふっ…んふふっ♪…ぴちゃっ、ちゅぴっ…」
「し、んんっ…しら…ゆきぃ…ぴゅちゅっ、ぬちゅ…」
白雪姫は舌を容赦なく草太の口内へと差し込み舌と舌とを絡め合わせ、発せられる水音を部屋の中で響かせる。
そんな音がどれくらい続いただろうか…白雪姫の顔が草太から離された。
「んっ……ぷはぁ!…はぁ、はぁ、…し、白雪、ど、どうして…」
「んふふ♪草太さん、『どうしてキスなんてするの!?』って顔してますわ♪」
「だ、だって…」
「答えは簡単、わたくしにも分けて欲しいんですの、ま・り・ょ・く・♪」
白雪姫はそう言うが早いか草太のズボンのチャックを下ろし始めた。
「し、白雪!?」
当然、草太は驚く。いきなりチャックを下ろされて驚かない男などいないだろう。……多分。
草太は自分がこれから何をされるか理解し、制止の声を上げる。
「や、やめてよ白雪…」
「あららぁ?赤ずきんとは出来てわたくしとは出来ない、とは言わせませんわよ♪」
草太の抑止も聞かず、白雪姫はズボンから取り出したそれを手に持つといきなり口に含み、舌で弄ぶ。
「うはあっ!…だっ、ダメだよ白雪っ!!」
「じゅぷ……はら?おひひめひまへんへひはは?」
「ち、違っ、うああっっ!!」
草太はいきなりの感覚につい声を上げてしまう。この口撃を最後に受けていたら間違いなく暴発していただろう。
白雪姫はさらに舌での奉仕を続ける。
草太の笠の部分を攻めたと思えば裏筋を…
白雪姫のそれは赤ずきん程懸命な奉仕ではない様だがそれ以上に素晴らしい技術だった。
本気を出されればすぐにでも達してしまうだろう。
「し、白雪っ!!でっ出るっ!!出ちゃうからっ!」
「んぁ…いいですのよ…たくさんたくさん出して下さいまし♪」
一旦草太から離した唇を草太の先端へと持っていくと先端の割れ目にチュッ、と唇を触れさせた。
「あっ……ひああぁあぁあぁああっっっ!!」
今までとは圧倒的に違う感覚の刺激に気付いたら草太は自分の砲身から白い散弾を放っていた。
227 :
魔力供給2:2007/08/13(月) 23:14:58 ID:YCOMr9Cz
「きゃっ、熱っ…」
それは白雪姫の顔を白雪の様に染めていく。
びゅくびゅくと出されたそれが治まる頃には白雪姫の顔から眼鏡から草太のミルクでベタベタになった。
「あん……うふふっ、草太さんって案外早いんですのね♪」
白雪姫が草太に言った言葉は男にとって致命的な一言だったが、草太が達したのは白雪姫の技術によるところが大きい。
それが自身で分かっているのでおどけて言っているのだろうが。
「おかげさまで精液をこぼしてしまいましたわっ!」
「……え?」
…確かに、草太の精液は白雪姫には摂取されず白雪姫の顔にべったり付いている。
「もぅ、これでは魔力もへったくれもあったもんじゃありませんですわね!」
「あっ、その……ごめん…」
白雪姫はぷりぷり怒りながら顔に付いた精液を指にすくって口に入れながらもこれでは足りないと言わんばかりに草太を見つめる。
「で・す・か・らぁ…こちらに精液いただきたいんですの♪」
白雪姫がスカートをめくると草太の目に白雪の下半身が……ショーツをはいていない下半身が草太の目に飛び込んできた。
「…………」
初めて直接見る乙女の秘密の園に草太は驚きの余り声も出ない。始め感じた違和感はこれだったかと思うももう時すでに遅し。
「んふふふっ♪」
白雪姫は無邪気に笑いながら妖艶に草太に近いていく。
草太は余りの妖艶さに思わずベッドへと後退る。
「草太さぁん…心配しなくてもよろしいですのよ…」
白雪姫はそれをゆっくりと追う。
「草太さんには…」
草太の後ろに壁の感触が当たる。
「一切…」
白雪姫が動けない草太にまたがり、未だ固く勢いの衰えないそれを掴むと、
「お手数を……」
白雪姫は自分の秘溝にあてがい、
「おかけしませんからぁ♪」
自身の腰におもいっきりその肉塊を押し入れた。
228 :
魔力供給2:2007/08/13(月) 23:15:54 ID:YCOMr9Cz
ぐちゃりと淫猥な音をさせて草太の起立した塔は白雪姫の膣内に入っていく。
「うはっ、うわあぁあぁ…」
「あはあぁっ…ああん♪」
ちょうど対面座位と呼ばれる体位で二人は完全に繋がった。
「しっ、しらゆきぃ……」
「あはっ♪草太さんの…逞しい……♪」
白雪姫は草太のそれを突き入れられている感覚に声を震わせる。
一方草太は初めての女体の感覚にすぐに達してしまいそうになっていた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
「あらぁ?草太さん、もうイってしまいますの?」
「だ、だって…うわぁあぁっ…!」
白雪姫は自分の腰を引き上げて、自らの中にいる草太にダイレクトに官能を伝える。
「ああっ♪草太さぁん、またぁ…大きくぅ♪」
蕩けた声で言う白雪姫の顔はとても淫らだった。その顔は草太の引き金の安全装置を一つづつ外していく。
「うああっっ!!し、しらゆきっ!出るっ!出るからっ!もうやめてっ!!」
「あん♪そっ、草太さぁん♪出してぇ、かっ、かまいませんわぁっ!」
白雪姫がスピードを速め、草太の射精感を高めていく。
「あっ、あっ、うあっ!」
「やんっ、あんっ、はんっ♪」
ぐちゃぐちゃと卑猥な音を立てるそこは白雪姫の蜜でしとどに濡れていた。その光景すらも草太には射精を促すエッセンスになった。
「も、もう、だめ……うあぁあぁあぁあぁあ!!!!」
「だ、出し……あはぁあぁあぁあん♪♪」
そして草太は二回目とは思えない量の白濁を吐き出し白雪姫の膣に思い切り快感を叩きつけていった……
229 :
魔力供給2:2007/08/13(月) 23:16:47 ID:YCOMr9Cz
「んもぅ!草太がそんなはべらすな奴とは知らなかったゾ!」
幼なじみのりんごがトーストにバターを塗りながら草太を叱っている。
あの後色々と処理したあと二人疲れて眠ってしまい、またりんごに小言を言われる事となった。
ちなみに白雪姫は今もはいていない。
(草太さん草太さん?)
白雪姫がトーストにリンゴジャムを塗りながら草太に小声で話しかける。草太が声を聞き取り白雪姫の方を向く。
(あの…ふつつか者ですが、これからもよろしくお願い致しますわ♪)
白雪姫はにこりと笑った。それに対し草太は苦笑しか表せなかったが。
「まったく〜、“いばら”は一体どこにいるんだろうね〜…」
赤ずきんがトーストにパクつきながら草太に聞き覚えのない名を口走った。
「まったくですわね〜、三銃士がいつまでも揃わないとなると〜…」
白雪姫もリンゴジャムを塗り終わったトーストを一口食べながら話に参加する。
草太は完全に取り残され、一つこう思った。
(ヴァルって……三銃士じゃなかったんだ……)
その“いばら”との衝撃的な出会いはもう少し後の話……
とぅ〜 びぃ〜 こんてぃにゅ〜ど?
230 :
最早:2007/08/13(月) 23:17:33 ID:YCOMr9Cz
以上。
さて、明日は通夜だな……
乙GJ
>>222 乙夜
おばあ様、お孫さんとその息子さんは長生きしそうですよ
ご安心下さい
>>146のヤツをやっと書きはじめられた
前編(エロ無し)投下
「うーん…何がいいかなぁ」
店先で悩んでいる草太がポソリと呟く。それを聞き、骨キーホルダーに釘付けだった犬…もといヴァルが答えた
「そんなに深く考える事は無い。あいつらならお前が選んだ物は何だって喜ぶだろー…ってか犬じゃねぇ!!!」
「………」「キュピィ!」
ここは平和を取り戻したエルデの温泉街。草太、ヴァル、ヘンゼル、キュピは赤ずきん達とは別行動を取っていた。
そんな中、草太は赤ずきん達に渡すお土産を選んでいた。
その頃赤ずきん達がどんな事になっているかも知らずに………
「じゃあちょっとグレーテルの様子見てくるゾ」
赤ずきん達を残し、元気よく部屋を飛び出すりんご。それを見送り白雪が愚痴をこぼした。
「はぁ…せっかく草太さんとのお買い物デートのはずでしたのに。全く…とんだ足止めを食ってしまいましたわ!」
深くため息をついて目線を落とす。それを見た赤ずきんが顔の前で手を合わせた。
「ごめ〜ん、昨日はつい張り切りすぎちゃって〜…」
赤ずきんも手を下ろして目を向ける。そこにはスヤスヤと寝息をたてるいばらの姿があった…
〜〜〜小一時間前〜〜〜
「みんなまだかなぁ…」
草太達はだいぶ前に出掛ける支度を済ませ、ロビーで赤ずきん達を待っていた。実際はまだ10分程度しか遅れていないのだが、いてもたってもいられない草太には長く感じられたらしい。
ついに我慢できなくなったのか、「ヴァル。ちょっと様子を見てくるね」とだけ言い、荷物を預けて駆け出した
客室に繋がる廊下に出た草太。速度を落として角を曲がると、ちょうど部屋から出てくるりんごと鉢合わせた。
「あ、りんご〜、みんなは支度できた?」
一見すると準備万端なりんご…。だが、りんごは首を横に振って言う
「それが…まだ寝てるの……いばら」
りんごに連れられて部屋に入ると、そこにはスヤスヤと眠るいばらを赤ずきんたちが起こそうと四苦八苦していた
「も〜、早く起きないと置いてっちゃうよ〜」
「ダメですわね。これではテコでも動きそうにありませんわ…」
ふぅ…とため息をついた2人が振り向き、草太に気付く。そしていばらが草太に問いかけた
「草太さん…もういっそのこと、いばらさんを置いて行ってしまいません?」
その問いかけに少しだけ考えて、口を開く
「うーん…確かに起こすのはかわいそうだけど、明日は別の所に泊まるから…。ここも12時までに出ないとダメだって」
「そうですの…困りましたわね」
4人とも案が無くなり、口を噤む。部屋にはいばらの寝息だけが聞こえていた。
しばしの沈黙の後、赤ずきんが口を開く
「もうしょうがないし、草太たちには先に行っててもらおうよ」
「え?…でも…」
しかし、草太の言葉を遮るように白雪が草太の手を掴んだ
「…しょうがありませんわね、じゃあ私達で楽しんで…」
「白雪も残るんだよ!(ゾ!)」
赤ずきんとりんごの声がステレオで響く。白雪は慌てて「じょっ…冗談ですわよ、冗談…じゃぁ予定を立てなおしましょう」と言いつつ、そそくさと出て行ってしまった
それを見た一向はクスクスと笑い、いばらを残してロビーに向かうのだった。
「じゃぁ…男女に別れましょう。私と3銃士、りんごちゃんとグレーテルが残っていばらを待つわね」
草太の母、小夜がそう言って、皆をまとめる。グレーテルは一緒くたにされていささか不機嫌そうだが、しぶしぶ了承した
「行き先は私が知っているから、皆は気にしないで楽しんでね。じゃあ一時解散」
それを聞いた赤ずきん。「じゃあ、私達はいばらを起こしに行って来るね〜」と、元気よく駆け出す。早く起こしてさっさと合流するつもりなのだろう
「じゃぁ、先に行くね。お母さん…」
浮かない顔で歩き出す草太、それを見て小夜が呼び止め、声を潜めて囁く。
「草太、この後はお土産屋さんでお買い物だから、5人にお土産を買ってあげなさい。きっと喜ぶわよ」
「あ…そっか、そうだね。じゃあ先に行ってるね」
草太は明るさを取り戻し、ヴァル達を追っていった
〜〜〜〜〜〜
「さ…て…いい加減そろそろ起きてもらわないといけませんわね」
草太たちと別れてから約1時間。痺れを切らした白雪が、ズンズンといばらに歩み寄る。
「どうするの?白雪」
いばらに向かったまま、白雪が赤ずきんの問いに答える
「それは………こうするんですのよ!」「コショコショコショコショ〜」白雪が服の上からいばらをくすぐりだす。
「ちょっ、白雪〜やめなよ〜」
「あら、他に方法でも思いついたんですの?…それにほら」
白雪に言われていばらの顔を覗きこむと、いばらは苦悶の表情で手をばたばたとさせていた。
「う〜ん…でも、何か嫌な予感がするんだよねぇ…」
そんな事を呟く赤ずきんを尻目に、次第にエスカレートしていく白雪。服の中に手を滑り込ませていばらの全身を擽っていく
「うぅ〜……ふわぁ……んッ……ふぁあ……あん………」
次第にいばらからしっとりとした声が漏れてきた…。それを聞いて、白雪もやや頬を硬直させる
「……何か…いばらさん…イヤらしいですわね…」
「ねぇ白雪…そろそろやめてあげようよ〜」…トントン
「ですから、他にいい案が浮かんでから言って下さいまし。このままでは草太さんに追いつく事は出来ないんですのよ」…トントン……無意識に手で払う白雪
「でもぉ…ちょっとかわいそうかな〜って…」…トントン…無意識に手で払う赤ずきん
「だいたい!昨夜の卓球大会であんなに必死になるお二人が…」…トントン………ポカッ
「………もう!何ですの!…い……ま…………」
「ッ!!!!!!!!」
自分達の周囲の異変に気づいた二人は、声にならない悲鳴を上げた。そこには…
……眠りこけるいばらから大量に伸びる、棘の無いツルがひしめき合っていた…
とりあえず前編はここまで
携帯で取っといた文だから短くてスマソ
で、また暫くパソに触れないから、後半投下まで時間空いてしまうからそのつもりで…
う〜…
続きがきになります…
楽しみに、待ってマス!!
238 :
最早:2007/08/15(水) 23:02:05 ID:6rDhhAnI
>>236 最早このスレに投下してるの俺だけだと思ってたw
次回に期待、ガンガレ!
保守なんだゾ♪
240 :
最早:2007/08/21(火) 00:47:46 ID:IgjbfaH/
葬儀も終わった俺がSS投下。
魔力供給のダークサイド、ヘンゼル×グレーテルです。
それではどうぞ。
241 :
最早:2007/08/21(火) 00:48:56 ID:IgjbfaH/
深い闇の中に鏡が何枚も何枚も飾られ、そこには数々の景色が映し出されている。
ここはサンドリオン城。
エルデの鍵…涼風草太を求めるサンドリオンの住む城である。
その中でも一番広い場所…ここ、大広間には、一組の兄妹がいた。
兄の名はヘンゼル。サンドリオンの一番弟子としてエルデの鍵の奪取作戦を指揮している。
そしてその兄に距離を置き跪く妹の名はグレーテル。
グレーテルも魔法使いとして奪取作戦に参加してはいるが、
「……また失敗かグレーテル…」
「も、申し訳ありませんお兄様…」
…失敗ばかりである。
今回もエルデの鍵を奪取するどころかナイトメアリアンを無駄にしたグレーテルの責任は重い。
「あ、あれは三銃士達が邪魔を…」
「言い訳は不要だグレーテル。…まったく、出来の悪い妹はこれだから困る…」
「っ……!!」
ヘンゼルの確かではあるが容赦無い一言にグレーテルは反論の言葉を噛み締める。
242 :
最早:2007/08/21(火) 00:49:47 ID:IgjbfaH/
「そもそも三銃士がエルデの鍵を護衛している事は事前に分かっていたはずだ。どうせ自分一人とナイトメアリアンで何とかなると思ったのだろうが……」
兄は小言を吐き出そうと妹の方を向いた。しかし、何やらグレーテルの様子がおかしい。
グレーテルの目線はこちらを向いておらず、顔は薄赤く色づき、内股をすり合わせていた。……まるで何かの刺激を堪えるも欲する様に…
ヘンゼルはははあとその刺激の正体に気付いて体をくるりとグレーテルの方に向けると、一歩一歩グレーテルに近づいてゆく。
「お、お兄様?」
怯えた様な少し震えた声でグレーテルが問いかける。
「グレーテル……発情しているのか?」
「!!…いぇ、そんな事はなぁっ!?」
グレーテルは反論しようとしたが、ヘンゼルに抱き寄せられ声を出す事は叶わなかった。ヘンゼルはグレーテルのうなじを吸い、服の膨らみを揉み解す。
「ちょっ…お兄様ぁ…やん…」
グレーテルは言葉は拒んでいるものの、体は正直にヘンゼルの愛撫に答えてゆく。
「魔力が足りなくて発情とは…出来の悪い妹はこれだから困る…」
「やんっ!…でもお兄様ぁ…これは…んんっ…」
ヘンゼルは片手で行っていた胸への愛撫を両手に増やし、先程の愛撫より強く刺激を与える。
「黙れグレーテル。……あまりに口が過ぎると、ランダージョに供給させるぞ…」
「はぁん!!…い、いや…ですぅ…!…あんな…バカ猫に供給させ…られる…んっ、なんてぇ…」
グレーテルはヘンゼルの愛撫に声を蕩かしながら答える。
「ヒェックシュン!!……ん〜誰か我が輩の噂でもしてるのニャ〜?」
……ランダージョの事はさておき、ヘンゼルは薄ら笑いを浮かべながらグレーテルに囁く。
「フン、そんなにランダージョとの供給が嫌だったら…」
ヘンゼルは自らの牡肉をグレーテルの前に差し出すと、
「俺を…満足させろ…」
ヘンゼルは仁王立ちになりまだ覚醒しきっていない肉塊をグレーテルの前に突き出した。
243 :
最早:2007/08/21(火) 00:50:38 ID:IgjbfaH/
グレーテルはごくり、と息を飲むとその兄の分身を手しっかりとつかむとゆっくりと扱き出した。
「はぁ…お兄様、大きくなってきてる…」
兄の反応に気を良くしたグレーテルは更に舌での奉仕を加える。
「れろ…ぷちゅ、んあ…んっ…お兄ぃ…ぴちゃ、様ぁ…」
グレーテルは張り詰めてきた兄の男性をぱくりと口に含んだ。
「んっ、ずるるっ、ぴちゅ、んぷっんちゅ、ぷちゅ…」
グレーテルは最愛の兄の顔を見ようと兄を口に含んだまま上を見る。
しかしヘンゼルは“今の目”……何も見えていない様な虚ろな目で自分を見ていた。
昔の目はこんなじゃ無かったかのに……
グレーテルは今の兄に奉仕しながら過去の兄を思い出していた。
孤児だった私はある貴族の家に養子に貰われ、そこでお兄様…ヘンゼルに出会った。
お兄様はとても優しくしてくれた。
いつも優しいお兄様にわたしはいつの間にか兄妹以上の感情を持っているようになった。
いつも私の傍にいてくれた。
いつも私の事を気に掛けてくれた。
そして、いつも私を守ってくれた。
……その延長上にサンドリオンへの弟子入りがある。
…強くなりたい。強くなってグレーテルを守るんだ。
それが、始めの頃のお兄様の口癖だった。でもあの女…サンドリオンに仕え始めてから、お兄様は変わってしまった。
何というか…感情を表に出さなくなった。
一番変わったのは目だ。
あの女と付き合ってゆく度にお兄様の目から光が消えていった。まるで死んだ魚の目の様だった。
“目だけ”…目だけお兄様は死んでいった。
……私は魔力の供給の時間が一番好きで…同時に一番嫌いだ。
今確実に身体は繋がっているのに…心は決して繋がらない。
グレーテルはそんな事を思いながら今のヘンゼルの死んでしまった目を見ながら奉仕を続けていた。
ヘンゼルは表情を崩すことなく呟く。
244 :
最早:2007/08/21(火) 00:51:32 ID:IgjbfaH/
「……満たされんな…」
「んっ…ぷふぅ…お、お兄様?どうかしましきゃっ!?」
ふと兄が発した言葉にグレーテルは口から兄を引き抜き、奉仕を中断する。
と、ヘンゼルはグレーテルを素早く押し倒しエプロンの下のショーツを剥ぎ取る。
「やっ、ちょっ、お兄様っ、もう少し優しく…」
ヘンゼルは既にしとどに濡れていたグレーテルの秘所に漲りをじゅぶっ!!、と挿入した。
「はぁん!!お兄様っ、は、激し、やん!あん!」
ヘンゼルは挿入の勢いそのままに抽送を続ける。
「あっ!やっ!こ、こんな、激しく、されたら、わたしっ、わたしぃっ!!」
グレーテルはぐぢゅっ、ぐぢゅっという激しい兄の動きにただ喘ぐしか出来ない。
「だめぇ!!お兄様ぁ、こんな、されたら、すぐ、いっちゃ、あぁあっ!!」
「俺はっ、満足、させろと、言った!こんな、ものでは、満足、など、出来るっ、ものかぁ!」
ヘンゼルはただ自己の欲求に従い、腰を動かす。その官能はグレーテルにも同様に伝わり、高みへと登っていった。
「あっ、ああっ…ああぁあぁああぁあああっ!!」
先にグレーテルは体を弓の様に反らし達した。だがヘンゼルの強襲は治まらない。
「やあぁあっ!!らめっ、らめれすお兄様ぁっ!!わた、わたひ、いっあ、ばかい、でぇ!!ひあぁああぁあぁぁっ!!」
「まだだ!まだ、俺は、満た、されて、いないぃっ!!」
ヘンゼルはグレーテルから愛液でぬめりを帯びた自身を引き抜きグレーテルを四つん這いの体勢にすると後ろからぎちゅっ!!、と貫いた。
「お、おにい…やぁぁぁあぁあああっ!!」
…後ろから突き入れられたグレーテルはまたもや容易く達してしまう。
「はぁん!!やぁん!!らめぇ!!らめあのぉ!!こあれるぅ!!わあし、壊れちゃうぅ!!変になるぅ!!いゃああぁぁぁあぁあっっ!!」
あまりに激しい攻めにグレーテルは涙を流す。
…その涙は快楽による喜悦の涙か、それとも心が通わぬ行為による悲哀の涙か。
「まったく、出来の、悪い、妹、だな!!」
「あはぁああぁあああっ!!ご、ごめんなさいぃ!ごめんなさいお兄様ぁ!!やぁん!!すごいぃ!すごいのぉ!!ああっ!!らめぇ!!やっ、…らめぇぇええぇええええぇっ!!」
「はあっ、はあっ…くっ!!」
そして、ヘンゼルの弩張から白濁した牡の欲望が放たれグレーテルの膣内を白く染め上げていく。
「ひぁっ、で、でてるぅ…おにいさまのがぁ…だされてるぅ…」
グレーテルは昔のヘンゼルの優しい笑顔を思い出しながら、深い闇の中へと落ちていった……
To Be Continued…?
245 :
最早:2007/08/21(火) 00:52:49 ID:IgjbfaH/
以上。
なんだか回を重ねるごとに文章がへんに…orz
ちょっと抜いてくる
247 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 18:42:31 ID:w8JYPVQk
保守
保守
草太とグレーテルの和姦キボン(;´Д`)ハァハァ
草太とりんごの初々しいぞオーラ大放出、読み手の顔は緩み体は悶えまくりキボン
抜けなくてもいい、激しく悶えたい
ほす
252 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 00:44:11 ID:LFMuAOGL BE:228964853-2BP(3255)
保守
ほ
ho
h
o
h
257 :
甘い夜の声 1:2007/09/18(火) 21:02:12 ID:KzXPCUHF
「好きだよ・・」
「赤ずきん・・・」
そう言って、初めて重ねた唇は、とても柔らかかった。
暗い部屋。
赤ずきんの体を、服の上から触っていく。
まだ小さい胸に触ると、甘い声をあげる。
しばらくは胸を中心的に、さわさわと、なでるように。
「ん・・・あぁ・・・あっ!!」
いきなり赤ずきんの声が大きくなったのは、草太の手が、
赤ずきんの股に触れたときだった。
ショーツの上から、そして、ズボンの中に手を忍び込ませ、そっと触る。
時々、いやらしく中指を立てて、必要に攻め立てる。
「あ・・ッいや、ぁ草太ぁ・・・っ」
はぁはぁ、と息を荒げる。真っ赤な顔に、潤んだ瞳。
たまりかねた草太は、とうとう赤ずきんの服を脱がせていった。
「わっ草太!?」
足を開かせ、赤ずきんの秘部を眺める。
ピンク色の、なんて可愛らしい・・。
「や・・・そんな見ないで・・・っ恥ずか、しぃよ・・・」
じわり、と濡れていく、赤ずきんの秘部・・・
ソレは、わずかな月明かりに照らされて、綺麗に光っていた。
透明な液は、てらてらと・・・。
裸になった赤ずきんは、恥ずかしそうに体を隠した。
その手を、そっとはずしながら、胸に手をのばす。
もみ・・・やわやわ・・・
草太は、赤ずきんの胸をもみだした。時折、突起を刺激させるようになめながら。
やわやわ、と揉みしだき、突起にしゃぶりつく。
目を瞑り、一生懸命に、耐えようとする赤ずきん。
そろそろ頃合か、そう思い、草太は、そっと・・・
手を赤ずきんの足にのばす。
太ももをさすり、そろそろと、指を秘部へと近づけていく。
「ひゃんっ」
指を、赤ずきんの秘部へ到達させる。
「赤ずきん・・・すごい濡れてるよ・・・?」
とろり、と草太の指には、赤ずきんの愛液が絡んでいた。
「や・・・やぁんっ」
ぬる・・・
簡単に、いとも簡単に、赤ずきんの秘部は、草太の指の進入を許した。
軽く指を動かすだけでも、赤ずきんは感じて、甘い声をあげる。
「あっはぁ・・っああんっ!!ゃあ、ぁ・・っは・・・」
「もっと声出してもいいんだよ?」
ぬぷっ
草太は、指を引き抜くと、ズボンを脱ぎ、自らを出した。
――続く
草太のアレを、赤ずきんに入れようか悩んでます・・・
>>257 GJ!!
>草太のアレを、赤ずきんに入れようか悩んでます・・・
是非、入れちゃってください!
>258、259さん
有り難うございます。
草太のアレは、大きく、太く、たっていた。
「草太ぁ・・爆発しそうだよぉ・・・??」
半分泣き目で、赤ずきんが言った。
「赤ずきん・・可愛いよ」
ガマンしきれない自分のアレを抑え、赤ずきんの秘部が十分に濡れているか確認する。
「ふぁ・・・あ、ぁんッ!ゃ、草太ぁ・・ッは、ぁ・・ッ!」
指を入れて、引き抜くと、
「赤ずきん・・・これ、欲しい?」
本当は入れたくてたまらないけど、赤ずきんをいじめようと思うこの心は、止まらなかった。
「やぁ・・・ほしくないもん・・ッそんなの・・・!」
「本当?凄く、感じてるのになぁ・・・」
草太あ、そそり立つアレを、赤ずきんの秘部の、ワレメにあてる。そして、ワレメにそって、アレを上下させる。
そっと、触れているかどうかわからないくらい、微かに。
「やぁ・・・草太ぁ・・意地悪・・・ぁッしないでぇ・・」
感じてるようで、さっきより濡れてきた、赤ずきんのアソコ。草太は、丁度いい鏡を持ってきた。
赤ずきんの秘部を丁度映し出せるような鏡。
「ほら・・・見てごらん、赤ずきん。すごい濡れてるよ・・・ホラ。」
鏡を赤ずきんの秘部の前に立てたまま、指を出し入れする。
「あ、あっ、やぁんッ」
「感じてるの・・・?わ、凄い。さっきより濡れてるよ・・・、」
指を引き抜き、草太自身のアレを、赤ずきんの秘部の前へ、もう一度持っていく。
「これ・・・欲しい?」
「ほしく・・なんてない・・・あっ!」
いきなり、胸の突起をすいつかれて驚いたようだ。
「もう一度いうよ?欲 し い ??」
「・・・ぁ・・・ほ・・しぃ・・・・」
「可愛いな。赤ずきんは・・・」
ずにゅううううっ!
赤ずきんの秘部に、少しずつ入っていく、大きなアレ。
「やぁああぁん!入んないよぉ!」
「大丈夫、赤ずきん・・ッ」
草太は、知っていた。
少しずつ赤ずきんの表情が、快感に変わっていくこと。顔は真っ赤に火照り、恥ずかしそうだが、その潤む瞳は草太をますます興奮させた。
淫乱な瞳。だんだんと気持ちよさに変わっていく赤ずきんの瞳。
「あぁ・・あぁんッ!は、はぁ・・・」
軽く腰を振ってみる。
「そ、そうた、き、もち、い・・ッ!!」
「赤ずきん・・ッ!」
我慢出来ない!どんどん激しく、激しく・・・!
甘い声を漏らす赤ずきんは、なんともいえない。どんどん、緩みきっていく赤ずきんの顔。瞳・・・。
汗が、月に照らされて、綺麗に光っていた。いつも可愛らしい赤ずきんが、こんなにも淫乱で、そしていやらしくなるなんて。
「やっそうったっあ、ぁっはっ!・・・あ、きも、ちいぃよ、う、・・・っ」
「赤ずきん・・・もう・・・駄目・・・!!」
どんどん腰の調子が強くなった時だった。
「や、ぁあぁあぁあああッ!!」
快楽の波が押し寄せ、赤ずきんも、草太も、果ててしまった。
――――――――――――――――――
赤ずきんは、笑っていた。
「そうたぁ・・・気持ちよかったよぉ・・・」
月明りにぼんやり照らされる、赤ずきんの顔。
優しく笑って、まだ頬は赤かった。
そうやって目を細ませる赤ずきんの唇に、もう一度キスをした。
END
GJ!
俺今日から草太になる。GJ
なんというエロさ。GJ
264 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 07:56:03 ID:DpVc9m51
最高。GJ
265 :
月霞:2007/09/23(日) 20:15:34 ID:MWQTQqc8
甘い夜の声1,2を投下させて頂きました、紛らわしくないように名前を月霞と名乗る事にします。
>261〜264さん
たくさんのGJ、有り難うございました。
こんな私でも、また機会があったら投下させて頂きたいと思います。
関係無いことをつらつらとすいません;
266 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 10:11:02 ID:kIfLs1cj
ぜひとも
>>265 おっきした俺のモノをどうしてくれる!GJ
268 :
月霞:2007/09/26(水) 22:29:01 ID:/V7FGF2G
「草太ぁ いっしょにお風呂、はいろぉ?」
そういった赤ずきんの声が聞こえて反応した時には、もう遅かった―――
悪気ナシ 1
ガラ・・ッ
お風呂の戸を開け、入ってきたのは裸の赤ずきん。
「あああ、赤ずきん・・ッちょ、ちょっと」
「何ぃ?」
平然と答える赤ずきん。さっと後ろを向いて、裸を見ないように草太は必死になる。
「シャンプー借りるよ?」
すっと後ろをのびてきたのは赤ずきんの白いうで。
シャンプーを掴むと、髪の毛を洗い始める。
(ど、どうしよう・・・・・・・。仕方ないから・・・そのままでいいか・・)
ちょっと妙なテンションに到達した草太は、そのままにする事にして、体を洗い始めた。
それまでは良かったが、問題はこの後起きた。
「草太ぁ、桶・・・って痛いッ」
シャンプーが目の中に入ったようだ。
「え?桶?」
「おけ、どこぉ・・・おけ・・・」
目を固く瞑ったまま、手探りでおけを探す。
「わぁっ!?」
何も見えていない赤ずきんは、何を触っているかわからない。
その手は、草太のアレに伸びていた。
「?何、これ?柔ら・・・って固い・・・これ固いよ?何?これ草太?」
それは赤ずきんに触られて、硬くなってしまった草太のアレだった。
「ぅ・・・・あ、やめて・・・赤ずきん・・っ」
「え!?草太?ええ、え・・ごめん!」
何を触ったのか分からないまま、赤ずきんは手を離した。
仕方なく、赤ずきんはそのまま浴槽に手を突っ込んで顔を洗った。
「やっととれたよぉ、草太。」
草太は相変わらずそっぽを向いているが、赤ずきんに触られたおかげで、ヘンな気持ちになっていた。
「赤ずきん・・・」
そういって、しっかり向き直った。それから、そっと赤ずきんの胸にのばした。
直視してしまうことになるが、赤ずきんの胸は白く、小さかった。でも、かすかに胸の頂点はピンク色で・・・。
「ぁ・・!あ、草太!?」
いきなり胸を触られては、驚くのも当然だろう。しかし、草太は赤ずきんの胸を触る事をやめなかった。
「やぁ・・・ん・・・ぁう・・・ッ」
ゆっくり揉みしだいていく。声が反響して、より赤ずきんの声はいやらしくなる。
「あ・・っふぅ・・・ん!?」
草太は、頂点を指でつまんだ。
くりくり、と指のひらで撫でて、つまんで・・・
「あ、やん・・・草・・・太ぁ、そこはだめ・・ッ」
次は舌で、頂点をなめていく。
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・。風呂には卑猥な音が響く。下に手を伸ばすと、十分に、赤ずきんのソコは濡れていた。
濡れているソコを指でゆっくりさする。
「やぁんっ」草太の指には、しっかりと赤ずきんの愛液がついていた。
「これ、赤ずきんのだよ・・・」
指についた赤ずきんの愛液をなめとる。
「だめぇ・・・ッ」
とうとう、顔を赤ずきんの秘部に近づけて、溢れる愛液を、舌でなめとっていく。
「やぁ、ぁあんっ・・・あ・・・、や、そう・・・たやめ・・・てよぉ・・・」
真っ赤にしながら、潤む目で赤ずきんはいう。
「だめだよ・・もう十分に濡れてるから・・・次は・・・コッチだよ・・」
草太は、赤ずきんをあお向けにさせて、足を広げさせた。
269 :
月霞:2007/09/26(水) 22:35:29 ID:/V7FGF2G
悪気ナシ 2
「いくよ・・・」
「う、そ、入れる・・・の・・・??」
「いくよ・・っ」
ズン・・ッ
「あ、ぁん・・っ」
軽く動かしてみる。
卑猥な音は、反響して響きわたる。
「赤ずきん・・・感じてるね・・・」
次は、少し激しく。
「あっ、ぁ、あ・・・」
快感が押し寄せる。快楽が近づく。
「もう・・・僕我慢できないから・・・っいっきにいくよ・・っ!!」
腰を大きく振る草太。
「あ、赤ずきん・・・っ最高だよ・・っ」
「あぁあんっあんっ!そう、た・・!ふあぁあぁぁんっ」
大きな赤ずきんの声は、風呂の中めいいっぱいに広がった。
「ぅ・・ぁ・・・せっかく髪の毛洗ったのにぃ・・・」
赤ずきんの髪には、草太の精液がついていた。
「ごめんね・・・赤ずきん・・」
「もう・・・。じゃあ、草太が、髪と体・・洗ってくれる??」
「!」
「いい?」
「・・・いいよ・・・」
長い風呂の時間はまだ続きそうだ。
GッッッッッJ!!
ほしゅ
ほ
し
そ
276 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 14:17:30 ID:u95PSm4y BE:488457784-2BP(4484)
う
い
ち
(21)
ろ
う
と
製
品
化
何をだよwww
星惣一(21)漏斗製品化
保志総一(21)郎と製品化www
赤
西
と
亀
田
が
切
腹
上
死
で
幸
水
砲
発
見
!
赤西と亀田が切腹上死で幸水砲発見!
…もうやめないか……
や め な い か
や
め
な
め
そろそろ投下していい?
需要ないかも知れないけど、小夜さんの話。
サンドリヨンが再び封印され騒乱に決着が付いた日、鈴風小夜は10年ぶりにエルデに戻り、我が家に帰ってきた。
最初の夜は色々あった疲れもあり、また三銃士たちも同じ屋根の下にいたので夫の純太朗ともども自重した。
しかし日が明けて自分たちを隔てるものはもう何もないという実感を得ると、もうその気持ちは止められなかった。
深夜になり小夜が夫婦の寝室に防音、防振効果のある結界を張った後、二人は堰を切ったように激しく互いを貪り合った。
「……んん……んむ……はぅ……」
「あ……はんっ……あぁ……はぁっ……」
カーテンの隙間から街路灯の灯りがわずかに差し込む薄暗い部屋の中、純太朗は小夜の乳房にむしゃぶりつく。
吸われ、舐められ、乳首に歯を立てられる度に小夜は甘いうめき声を漏らす。
しばらく妻の乳房をなぶった後、純太朗は身を伸ばし、彼女と唇を重ねる。
二人は互いの唇や歯を舐め合い、舌を絡め、唾をすすり合った。
やがて小夜は夫の右手を取ると自分の股間に導いた。
指先に波打つ恥毛の感触を覚えると、純太朗はその間にある秘裂に中指と薬指を潜り込ませ、上下にさすった。
「あっ!……あぅ……あ…ふぅんっ!……っはぁ……もっと……いじって……」
その言葉に気をよくした純太朗は指を更に膣口の奥へ入れ、グリグリと動かした。
膣内で戯れる指の刺激で、小夜の秘裂は徐々にぬめりを増してゆく。
「ああんっ! もっと……もっと奥に……はぁんっっ!」
「これ以上無理だよ……別のモノならもっと奥に入れるけど? どうする?」
「あぁ……はぁ……意地悪ね……入ってきて……欲しいの……」
「よし……」
純太朗は潤う秘裂から指を抜き取るとそれにまとわり付く愛液をしゃぶり取り、枕元の小さな四角い包みを掴んだ。
魔法で避妊する術は勿論ある。しかしエルデに生きる以上、小夜は特別な場合を除いて魔法には頼りたくなかった。
もとより夫に素性を明かすまでこの方法で避妊してきたのだ。そして純太朗もその事に異論はなかった。
(ああ……いよいよなのね……)
暗がりの中でピチ、ピチ、ピチ……と、夫の砲身にゴムが巻き付く音を聞きながら小夜は胸を高鳴らせる。
用意が終わると純太朗は小夜の脚を押し開き、掴んだ物の先端を彼女の秘部にあてがった。
(続く)
「小夜さん、いくよ……」
「……はぁ……はぁ……んっ……あっ…はぁあああっ……!!」
怒張した肉棒が濡れた秘裂に入ってゆく。
小夜の上に覆いかぶさった純太朗は少しずつ腰を妻の中心に向かって沈めていった。
「はぁっ……ああぁ……全部…入ったのね……あなた……お帰りなさい……」
「ああ……10年ぶりだ……嬉しいよ……小夜さんの膣[なか]……温かいよ……」
「お布団の中では小夜、でしょ」
「そうだったね……動いていいかい?」
「待って……もう少しこのままでいて……」
そう言って小夜は純太朗の背中に両腕を回し、きつく抱きしめた。
夫に組み敷かれ、その体の重みを感じ、熱く硬くなった局部を受け入れる充実感。
動きによる刺激がなくても小夜の体は久しく無かった女の悦びに満ち溢れていた。
「……ね、わたしが向こうに行ってからどうしていたの? 誰か好きな女[ひと]出来た?」
「馬鹿なこと言わないでくれ……ずっと君だけを想っていたよ」
「本当? 10年よ?……人肌が恋しくならなかった?」
「私が恋しいのは君の肌だけだよ……言い寄られた事もあったけど断った……」
「どうして?」
「寂しさを紛らわす為のセックスなんて空しいだけだ。それなら一人でする方がマシだよ」
「……強いのね、あなた……わたしでさえそこまで割り切れない……」
千年以上生きている身である。小夜――魔女シルフィーヌにもそれなりの過去はあった。
ただ、その時々で誰かと過ごしていたのは確かなのだが、今となっては忘却の彼方である。
相手の顔も、声も、どんな言葉を交わしたかも思い出せなくなってしまっている。
膨大な時間の積み重ねの中、退屈や孤独を紛らすだけの関係であったなら、そうなるのも当然かもしれない。
「君と私じゃ人生のスパンが違うよ。気にする事はないさ……そろそろいいかな?」
「……ええ…お願い……」
小夜は思いを振り払い、腕の力を緩めた。純太朗は妻の上で体をゆっくりと前後に動かし始めた。
(続く)
「あっ……うっ……ふうんっ……はぁ……はんっ……」
熱い砲身がぬめる秘肉の中を行きつ戻りつする度に小夜は小さく甘い吐息を漏らす。
夫の汗ばんだ胸が彼女の硬くなった乳首を刺激し、乳房にも痺れるような快感が広がる。
「……どうしたの? もっと声を出していいんだよ。その為に魔法を使うのを許したんじゃないか」
小夜の体を規則的に揺すりながら純太朗が尋ねる。声を抑え気味にしていると思ったらしい。
「奥さんが感じている声をはしたないと思う男なんていないよ」
「そんな事言ったって……」
切なげな表情で口ごもりながら、小夜は夫の顔から視線をそらし壁の方を見つめる。
草太や赤ずきん――結界を張っているとはいえ、年頃の子供たちが向こうにいると思うと気が気でない。
「もっと刺激が欲しいかな? じゃあ、こうしようか……」
「あっ……」
純太朗は身を起こすと小夜の太腿を引き寄せ、両肩に担いだ。
屈曲位を取った事で膣口が上向きになり、小夜は夫のモノをより奥まで飲み込んだ。
「ああっ!」
「いいよ……そんな感じだ……」
納得したようにそう言うと純太朗は再び腰を妻の股間に押し付け始めた。
小夜は理解した。純太朗は体位を変える事で気持ちを切り替えるきっかけを作ってくれたのだ。
結界を張っていても、他の部屋にいる者たちに気兼ねする気持ちを。
大丈夫、皆に悟られたりしないよ――そう言う様に純太朗は妻の髪を撫で付ける。
小夜は自分を抑えるのをやめた。自分があえぐ様を夫に悦んでもらえるように。
「あっ!あっ!あんっ!はぁんっ!はっ…っあああんっ!」
小夜は先程よりも大きな声で嬌声を上げた。夫の動きに合わせるように自らも尻を振る。
妻のよがる姿に純太朗も満足げなようだった。興奮する気持ちを表わすように更に腰を波打たせる。
(続く)
「あっ!あっ!ああっ! いい、いいの! あなたぁっ!! はぁあんっ!!」
夫の激しい律動に小夜の体はわななく。押し寄せる快感の波に耐え切れず引き裂かんばかりにシーツを掴む。
小夜の身も世もない乱れっぷりに合わせるように、純太朗も抽送のピッチを上げてゆく。
「あんっ!あんっ!あっ!あっ!あっ!」
「ふっ…ふっ……そろそろ……イキそうだ……いいかい?」
息を荒げながらそう言った純太朗は小夜の両肩を掴みしっかりと引き付けた。クライマックスが近づいている。
頭を激しく左右に振りながら小夜も夫の背中に腕を回し、絶対離れまいとしがみ付いた。
「はぁっ、はぁっ、イクよ小夜……愛してるっ、愛してるよ小夜っ!」
「あんっ!あんっ!私もっ!…来て!来てぇっ!!」
「ふんっっ!!」
「ああああっっ!!」
射精直前に純太朗はひと際大きくストロークを取り、腰を小夜の股間に叩きつける様に密着させた。
小夜は絶頂を迎えながらドクッ、ドクッという脈動と共に膣の中のモノが膨らむのを感じた。
「はあっ……はあっ……小夜……」
「はっ…はっ…はっ……あなた……わたしの……なか……いっぱいよ……」
汗ばむ体と荒い息のまま、二人は改めて腕に力を入れ、しっかりと抱き合った。
「ねえ……あなたさえ許してくれれば、避妊する魔法使ってもいいのよ……?」
行為が終わった後、小夜は粘液まみれの夫の分身をティッシュで拭いながらそう言った。
手枕で寝そべったまま純太朗は怪訝な顔をした。
「中に出してもいいって事?……ありがとう、気持ちだけ受け取っておくよ」
「しないの?」
「エルデに魔法で避妊する女の人はいないよ、“小夜”さん」
「フフッ……そういう事ね……じゃあ、年に一回くらいというのはどう?」
「誘惑しないでくれよ……そういう欲求がない訳じゃないんだから……」
「奥さんに遠慮は禁物よ……もう一回いただくまで考えておいてね」
小夜は微笑みながらそう言うと夫の股間に屈み込み、綺麗にしたばかりの逸物に半開きの唇を寄せた。
(終わり)
アホなリレー保守してた甲斐あった。GJ!
これをGJ以外の何で表現すればよいのか
東国原さん感動した!
やっとスレ再稼動した。
320 :
311:2007/10/19(金) 23:37:31 ID:rqgGS8b1
保守がてら……
>>316-
>>319様とROM専の皆様、読んでいただいて光栄です。
ネタ自体は以前から考えていたのですが、
いかんせん中年男と超熟女の寝物語なので、このスレ的にはどうかと
躊躇していました……他の方の投下も楽しみにしています。
非常にGJなんだが、一つ大きな疑問が。
なんで避妊する必要があるんだ?
草太だって、弟か妹ができたら喜ぶと思うぞw
大人になればわかるよ
323 :
311:2007/10/21(日) 03:09:44 ID:a1TIQHOO
>>321 この時点では二人目を作る事は考えていない、という事にしておいて下さい。
むやみに妊娠しない、させないのが大人のたしなみだと思いますし。
この手の作品で避妊描写などナンセンスだと、自分でも思ってはいるんですけどね。
リレーには参加しなかったが、待ってたかいがあったぜ!GJ!
いばらはなぜああも男心をそそるのでしょう?
ほわわぁ〜
計算だよぉ〜
補修
ほ
り
え
し
ん
だ
訳
は
脱
北
都
知
事
の
平
謝
ま
り
お
。
堀江死んだ訳は脱北都知事の平謝まりお。
ここの一文字リレーはいい言葉ですね
カオス過ぎてツッコミようもねえぜ。>平謝まりお
このスレがdat落ちするころはリレーが一番レスを占めてそうだ。
み
の
た
う
ろ
す
も
も
肉
の
唐
359 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 09:04:47 ID:v1v7xZ6i
age
あ
ん
か
け
定
食
七
百
円
みのたうろすもも肉の唐ageあんかけ定食
七百円
ヴァルに食わせるの?
犬のエサにしちゃ豪華だな。
赤
いき
男池
沼の
冒険
隊が
洞窟
の中
にて
ヴァル
キリー
に出
撃し
宇宙
刑事
デブ
とセ
ロリ
がナ
けた訳
って?
赤いき男池沼の冒険隊が洞窟の中にてヴァルキリーに出撃し宇宙刑事デブとセロリがナけた訳って?
訳分からんなwww
一体
何事
かと
質問
した
変態
達と
全力
で逃
走せ
しと
なん
402 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 21:09:28 ID:5YTJCEKF
いひ
ける
>>387 それは一体何事かと質問した変態達と全力で逃走せしとなんいひける
すげぇ俺の予想どおりだwwwwww
途中からどうしようもなくなったからな。
てか何のスレだっけ?
リレーしながらエルデの神が降臨するのを待ち続けるスレ
408 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 13:11:07 ID:5fapDwtA
/´ ̄ ̄ ̄  ̄ ヽ
/ \
/::::: \ 「今年のクリスマスにはサンタコスの赤ずきんが来るお」
_______ + /::::::::: ヽ
|i:¨ ̄ ,、  ̄¨.: i |::::::::::: | って待ち続ける仕事が始ま…
|i: /ヘ:\ :i| _ |::.:. : : ,,ノ:..:ヾ、 |
.|i:〈`_、/´_`>.、 :i| ,.r:;'三ヽ:: :: . ー'"´ ,,、 ー‐‐,, /`、
|ii~~'、;'´`,'~,;~~~~:i|;イ:;:":::::::::::\;;。(ー一) (ー一)。;:;:. /::::: ヽ
|i`::;:':::::;::;:'::::::::::;.:i|`。⌒/7, -──〜 、(___人___,)"⌒;;::/::|:::::〆::\
|i::::::;:':::::::::::::::::::::::i| ::::://,::::.. " ニニヽ、⌒ij~";_ ィ /:::::::|:::::〃::: : ヽ
─|`ー=====一 | ::::::|_|;;、:::.__y-ニニ'ー-ァ ゚‐─'───┴────── ‐
::::::`ー―――‐一´ ̄~  ̄  ̄
赤ずきんコスのサンタか・・・
赤ずきんタコスのサンか…
>>410 お前に赤ずきんタコスのサンが救えるか!!
山犬神モロ様に降臨していただいても困ります。
この流れ、逆に投下しづらくないか?
大丈夫エルデの神は食う清めないから
なんだか汚いな。
416 :
311:2007/11/25(日) 00:18:53 ID:Md/cYLn3
エロ無し・導入部のみって事でよろしければ投下しますが?
それとも全部書きあげてからの方がいい?
是非お願いします!
「行ってきまーす」
「行ってらっしゃい。気をつけてね」
初秋の鈴風家。
草太を学校に送り出した後、小夜は家の中の掃除にいそしんでいた。
サンドリヨンを再び封印し、平穏な日々を取り戻してから2年が経つ。
現在の彼女はこの町の地区センターでボランティア活動をしていた。
地域に住む小さな子供たちの為に人形劇や絵本の読み聞かせをする子育て支援サークルである。
今日も人形劇の舞台の設営があるため、家事を片付け昼までに出かけなければならない。
必ずしも急がなければという焦りがあったわけではなかった。
しかし草太の部屋でせわしなく掃除機を動かすうちに、ゴミ箱を引っ掛け中身を散らかしてしまった。
「ああ、私ったらもう……」
軽く舌打ちをしながら小夜は倒れたゴミ箱を起こし、ゴミを拾い集め始めた。
その中の一つに手を伸ばそうとした小夜はハッとなった。
指先にはテニスボールくらいに丸められたティッシュの塊りが転がっている。
塊りの外側は所々、中から染み出している液体で湿っていた。
小夜はそれが何なのかすぐに見当が付いた。恐る恐る塊りを開いてみる。
白っぽい粘液がティッシュの内側に染み込み、余っている分がトロリと流れ出す。
(…草太の……精液……)
ハァ……と、それを見つめ何とも言えない溜息をつく小夜。
息子が自慰行為にふけるのを不潔だとは思っていない。それは自然な成り行きである。
草太ももう16歳の少年である。何もしてない方がおかしい。
息子の成長は喜ばしいが反面、女を妊娠させる事の出来るその粘液が小夜を複雑な思いにさせる。
――草太はどんな女性の胎内[なか]にこれを注ぎ込む事になるのだろう――?
(りんごちゃん…とは……まだよ…ね……)
そこまで考えて小夜はふと思った。オナニーには性的興奮を喚起するものが必要なはずだ。
草太は誰を――いや、何を対象にしながら自慰していたのだろう?
いわゆるエロ本か、アダルトビデオの類か。この部屋のどこかに隠している――?
だが探している時間はない。手っ取り早く探る方法は一つしかない。
彼女と夫の純太朗の間には、特別な場合を除いて魔法を使わないという不文律がある。
しかしどういう状況を『特別な場合』とするかの取り決めはしていない。
「これくらいなら……いいかしら?…いいわよね?…うん、いいわよ」
半ば強引に自分を納得させると小夜は感応魔法をはたらかせた。感覚の鋭くなった指先で精液に触れる。
ぬるっとした感触に小夜の体の中心をピン!とした緊張感が走った。
頭頂から股間へ突き抜けるように――。
この部屋のゴミは昨日の掃除の時に片付けている。とするとこのティッシュの中身は昨夜出したもののはず。
“イキのいいうち”ならオナニーしている最中の草太の思念がこの精液から感じ取れるはずだが――。
「ひゃっ!!」
何かが脳裏に閃いた瞬間、小夜は小さく悲鳴を上げ、ティッシュの塊りを落としてしまった。
濡れた面がペチャという音を立てて床に付き、流れ出した粘液で汚してしまう。
だが小夜にとってそんな事は問題ではなかった。彼女は脳裏に閃いた草太の声に驚き戸惑っていた。
「…草太……どういう事…?……」
“お母さん、お母さん……”
――それが指先から感じ取った草太の心の声だった。
パラパラと雨粒が風呂場の窓を叩く音が聞こえる。風の唸りも夕方より増している。
今夜は荒れそうだと、体を洗いながら小夜は思った。
草太の部屋の思いがけない出来事から四日が経った。
あの後、小夜は恥をしのんで10代の子を持つボランティア・サークルの仲間にその事を打ち明けた。
実年齢こそはるかに下だが、子育ての実績では先輩格である彼女たちの意見を聞いてみたかった。
もっとも草太が母親を想いながらしていた事はさすがに伏せていたが。
結論からいえば、そっとしておいた方がいいというのが仲間の主婦たちの共通した意見だった。
小夜は帰宅した純太朗にもその事を話したが、彼もそれについては同じ考えだった。
思春期の男の子は家族に――とりわけ母親には自分の性欲の有り様を知られたくないと。
さらに彼は気になる事を言っていた。
“あいつは10年分の母親の愛に飢えているからな…女の人に歪んだ考えを持たなければいいが…”
母親をオナニーの対象にするのは、その歪みの表われではないかと小夜は思う。
彼女には二つの懸念があった。一つはその歪みの果てに『鍵の力』の暴走があるのではと。
赤ずきんたちの話では怒りに駆られて草太が『エルデの鍵』の力を発現させた事があったという。
幸い、サンドリヨンと対峙した時以外は大事に至らなかったがそれだけでも深刻な話だ。
怒りまでとはいかなくても、心の飢餓感の果てにどんな感情を抱く事になるのか。
もし万が一の事があったらフェレナンド王に申し訳が立たない。
草太を守るという名目でエルデに留まる事を許してくれた若き王に会わせる顔がない――。
もう一つの懸念は草太が本当に求めてきた時、自分はそれを拒めるのかと。
草太の精液に触れた時、自分の体の奥が疼くのを小夜は感じた。
(でも……そんな事があっていいの?……私が草太の初めての相手なんて……)
体を洗う手が止まり、我知らぬうちに指が股間に伸びる。陰毛の中の花芯に指先が触れる。
駄目、いけない――親子でそんな事――。
(続く)
神きたる!!
草太ママエロい、エロいよ草太ママ(*´д`*)
冒頭の舌打ちでまず吹いたwwwww
ヴァル×赤ずきんはないのか
GJ。
草太wwww
りんごよ間に入って止めろwwwww
保守
したら
428 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 01:32:10 ID:rrUSUalJ BE:732686786-2BP(5484)
赤ずきんが
あぼ〜ん
決行
せんとする
リレー止まったらゲースレ見て思いついたネタなら投下しようかな……
>>432 あなたのレスで止まったから投下かしてプリーズ
434 :
311:2007/12/01(土) 23:02:29 ID:6kIINglR
投下します。
まだアイドリング状態って感じですが。
「お母さん……ちょっといいかな……?」
だしぬけに聞こえた声に小夜は身をすくませた。
「そ、草太!? 何、いきなり!?」
動揺しながら小夜は浴室のドアの方に振り向いた。ガラス越しに草太のシルエットが見える。
「入っていい? 背中でも流してあげようと思って」
何を言い出すのかと小夜は思った。よりによってこんな時に――。
「い、いいわよそんな事……今さら……」
「今さらじゃないよ。昔はよくしてあげたでしょ?」
「昔は昔でしょ。あなた幾つになったと思っているの?」
「だからさ…これから先、ますます一緒に入りづらくなるじゃない……ね、いいでしょ?」
確かに草太の言う事にも一理ある。背中を流してくれるという気持ちも嬉しくはある。
だが今の草太は4歳の幼児ではない。2年前は小柄だった体ももう自分と同じくらいに伸びた。
母として、女として色々な意味で警戒心を抱かざるを得ない。しかし……。
「分かったわ……背中を流すだけよ?」
「ありがとう……失礼しまーす」
母の了解を得ると草太はいそいそと着ている物を脱ぎ、腰にタオルを巻いた姿で浴室に入ってきた。
どことなく顔を紅潮させながら母親の裸身をまじまじと見つめている。
「それじゃお願いね」
なるべく意識していないように振舞いながら小夜はボディソープの付いたスポンジを草太に渡した。
前に向き直り草太が洗い始めるのを小夜は待ったが、何故か彼は何もしないまま沈黙していた。
胸の内にひやりとする物が滑り込むのを感じながら、どうしたのと訊ねる小夜。
草太は我に帰ったように母親の後ろにしゃがみ込み、背中を洗い始めた。
「……こうして見ると綺麗だね、お母さんの背中……」
そう言いながら草太は小夜の背中をスポンジでこする。時折押さえるつもりで肩や腰に手を当てる。
それについては小夜は黙っていたが、やがて草太は横胸ぎりぎりの脇や尻の丸みにも手をやり始めた。
小夜の胸の内に黄色信号が灯る。
「はい、ありがとう。もういいわ、後は自分でやるから」
「まだまだやれるよ。前も洗おうか?」
「バカな事言わないの。子供だからって見ていいものじゃないわよ」
「……でもお父さんには見せるんでしょ…」
そうつぶやいて草太は母親の背中をこする手を止めた。小夜はしまったと思った。
狩猟用の虎ばさみを踏んだ――あるいはエルデ流に地雷を踏んだと言うべきか。
「お母さんはずるいよ……お父さんには見るのもさせるのも自由にしてるのに……」
「草太……言葉が過ぎるわよ?」
「だけど僕はもういい年だからって、抱きしめる事もさせてくれないじゃないか!」
語気を強めてそう言うと草太は小夜の背中に抱きついた。突然の事に驚く小夜。
「や、やめなさい!…駄目なんて言ってないでしょ。あなたさえ良ければいつでも抱きしめてあげるわよ」
「赤ん坊にするみたいにかい?そうじゃないんだ、僕だってこうしたいんだ!」
草太は母親の脇に回した右手を上げると乳房を掴み、激しく揉み始めた。
それと同時に引き気味だった腰を小夜の背中に密着させた。腰のタオルはいつの間にか取られていた。
小夜は尾骨のあたりに息子の怒張した熱いものが押し付けられているのを感じた。
「そ、草太! いい加減にしなさい! いくら何でもやり過ぎよ!」
小夜は草太を叱りつけ、腕を掴んで振りほどこうとした。だが草太の力は思いのほか強く、なかなか離れない。
そして小夜が身をよじる度に密着したペニスがボディソープの泡を潤滑剤にして尻の辺りを這い回る。
このまま前に押し倒されたら、後ろから――犯される――。
駄目、駄目! それだけは絶対――。
しかしパニックに陥りながら小夜は自分の股間が急激に熱を帯びるのを感じた。
(嘘よ、私そんな事望んでない!)
そんな小夜の動揺を見透かしたかのように、草太は母親の秘部に左手を伸ばした。
(続く)
草太よ・・・立派になったな!?
逝けい、そして男になれい、草太よーーーー!!
続くよね本当に?
続け、続け!!
440 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 22:05:38 ID:970lrHdf
続きますように。
続くよう保守
wktkしつつ保守
443 :
311:2007/12/06(木) 00:57:44 ID:aZc7QUuc
場つなぎ投下です。
本番はもうちょっと先です……m(_ _)m
「何するのっ、触らないでっ!!」
小夜の股間を捉えた草太の左手は陰毛の中に潜り込み、秘貝の入り口を探り当てた。
スリットに沿って中指を上下に滑らせる。
「そ、草太っ!…あっ!……本当に怒るわよっ……!?」
小夜はそう怒鳴ったが草太は意に介さず、一心不乱に強引な愛撫を続けている。
魔法で草太をどうにかすべきか――小夜がやむを得ずそう思った時、草太の様子が変わった。
「あっ!?……だ、駄目だ…まだだ、止まれ、止まれっ!」
「な、何?……あっっ!!」
小夜の背中と草太の腹の間で熱いものが迸った。更に二度、三度……。
「あっ……あ……ああ……」
切れ切れにそう呻くと草太は脱力したように小夜の背中にもたれ掛かった。
「はぁっ…はぁっ……はぁっ……」
小夜も身を硬くしながら息を吐く。背中にぬめるものが流れ落ちるのを感じる。
実際の行為があったように二人の荒い息が浴室にこだまする。
しばらく無言の状態が続いた後、草太が口を開いた。
「…ごめん、もうちょっと持たせたかったんだけど、お母さんのアソコいじってたら急に勢い付いちゃって…」
「…………謝るところはそこじゃないでしょ…」
「えっ!?……」
透明感がありながらも低く冷たい小夜の声音に草太はたじろいだ。
普段の母からは想像もつかないドスの効いた声だった。
「離して……」
母親の重々しい言葉に促されて草太は腕の力を緩めた。やおら立ち上がると小夜はシャワーを引っ掴んだ。
栓を開けるとやや熱い湯が迸る。が、小夜は構わずシャワーを背中に廻し、かけられた精液を洗い流し始めた。
後ろ手に廻した左手の甲で力任せに背中をこする。飛び散らされる水滴にたまらず草太は立ち上がった。
「お…お母さん、僕が洗って…」
「いいから !!」
小夜の厳しい声に草太はビクッと身をすくませ、狼狽しながら後ずさった。
あらかた精液を洗い流した後、小夜はシャワーを止め具に戻し栓を閉めた。
浴室内に数秒間、気まずい沈黙が流れる。
「お母さん……怒ってる……?」
先程の勢いはどこへやら、草太はおずおずと母親に問いかけた。
小夜はシャワーの栓に手を掛けたまま草太に背を向けてうつむいていたが、やがて手を下ろすと小さくつぶやいた。
「……後で私たちの部屋に来て……ちゃんと体を洗っておくのよ」
「え?……お母さん、それって……」
母の思いがけない言葉に草太は問い返したが、小夜は無言のまま息子の前を横切り浴室を出て行った。
後に残された草太は安堵とも落胆とも付かない溜息をつき、ぶるっと身を振るわせた。
(続く)
>>443 ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…
続き!! 早く続き!!
ワッフルワッフル
448 :
311:2007/12/08(土) 23:15:12 ID:V+fOinr+
投下します。
エロを求められているのに段取りばかり長くなってすみません。
でもこれをやっておかないと小夜さんや草太の行動が嘘くさくなってしまうので……。
(もっと荒れ模様になりそうね……)
小夜と純太朗の寝室。
わずかに開いていたカーテンを閉めなおす際、窓の外を隙間から見た小夜はそう胸の内でつぶやいた。
風に煽られた雨粒がザラザラと窓ガラスを叩いている。
(…あの夜もこんな感じだったかしら……)
嵐の夜といえば、小夜には今も胸から離れない光景があった。
いつの頃かは思い出せない。数十年、あるいは数百年前か。千年分の記憶の中の断片。
ファンダヴェーレにある、どこかの城か屋敷の一室。窓の外には激しく流れる雨と稲妻の光、そしてとどろく雷鳴。
小夜――シルフィーヌはその部屋にある天蓋付きの大きなベッドに全裸で横たわっていた。
手足は天蓋を支える四隅の柱に紐のようなもので縛りつけられ、猿轡――布か、それ用の器具――を噛まされている。
そしてシルフィーヌの上には、やはり裸になっている男が伸し掛かり、前後に体を動かしている。
男のモノがゆっくり淫口を出入りする度に、シルフィーヌは自由にならない口からうめき声を漏らす。
陵辱されているとしか思えない状況だが、小夜は何故かその記憶から屈辱感や恐怖を感じ取れなかった。
むしろシルフィーヌは異様に興奮していた。男が突き入れるごとに快感すら感じている様に思う。
しかし前後の記憶が出てこない為、どういう経緯でそうなったのか小夜にはさっぱり分からない。
確かなのは、かつての自分にこのようなまともでない形で男と交わった経験があるという事だけだった。
カーテンを閉めた後、小夜はバスロ−ブ姿のまま鏡台の前のスツールに腰を下ろし、所在無げに鏡を見つめていた。
思い出したからという訳ではないが、小夜はあの時と今の状況はどこか似ているような気がした。
自分の力ならあの程度のいましめからは充分抜け出せたはずだ。何故そうしなかったのか。
相手は自分より強い魔法使いで魔力を抑えこまれていたのか。
しかし年配の男という印象以外、顔も名前も思い出せないが彼とは親しい仲だった可能性もありうる。
もしかしたら、あれはエルデで言う“拘束プレイ”だったのかも知れない。あまり趣味のいい遊びではないが。
ひるがえって現在。今また自分は逃げようと思えば出来るはずなのに逃げようとしない。
『エルデの鍵』を暴走させない為に自分を人身御供にする――それは理屈では分かる。だがそれだけなのか。
草太の本気の求めに、この体は素直に反応してしまった。そして彼に誘うような言葉を投げかけた。
(何を考えているの、私……)
欲求不満のせいではないと思いたかった。小夜と純太朗はここ一ヶ月ばかり性行為をしていない。
年齢や仕事の疲れもあるだろうが、12年前に比べると純太朗は明らかに淡白になっていた。
最近では夜の営みもよくて半月に一回、下手をすると二ヶ月に一回という有様だった。
回復魔法を使えば済みそうな問題だが、魔法に頼りたくないという夫の意思を尊重して今は封印している。
純太朗は決して小夜に対する肉欲を失った訳ではないという。小夜もその言葉は信じている。
だからせめてもの奉仕と、自然に溜まってくる夫のものをしばしば手と口で受け止めている。
しかしそれでも小夜は純太朗に入ってきて欲しかった。繋がった上で夫と愛し合いたかった。
心と体の渇きが自分を間違った方向へ導くのか。
(だけど……こんな事、他の人に押し付けられない……私が引き受けるしか……)
叶わない夢、裏切られた思い。それは時に人を化け物に変える。
少女マレーンがいかにしてサンドリヨンになったか――そしてエルデにもそういう類の者がしばしば事件を起こしている。
草太にはマレーンと同じ轍を踏ませたくない。ならば――。
「…お母さん、入っていい?」
部屋の外からの声に小夜は振り向いた。草太だ。
どうぞと言って小夜は再び鏡に向き直った。
戸を開けて入ってきた草太に感応魔法の波を送る小夜。帰ってきた“こだま”から感じられるのはいつもの草太だった。
しかも何やら期待と不安が入り混じった気持ちで胸を高鳴らせている。
浴室で怒鳴られた事を引きずっているのではと思っていたが、意外と早く立ち直っていた事に小夜は拍子抜けした。
「……お父さんのも敷いているの? 今日は帰らないのに?」
その言葉に振り向く小夜。パジャマ姿の草太の視線の先には二組の布団がある。
「そうよ。お仕事で泊まりと言われても、不意に帰ってくるかも知れないでしょ。だからいつもお父さんの分も敷いておくの」
夫婦であるとはそういう事だと小夜は言った。しかし草太はよく分かっていないのか、生返事を返しただけだった。
小夜は気を取り直し、息子に布団の前に座るよう命じた。
「聞きたい事は色々あるけど、今は一つだけにするわ……どうして私にそういう気持ちを抱くようになったの?」
スツールから腰を上げた後、小夜は草太の前に膝詰めで正座しながらそう訊ねた。
「どうって……う〜ん、2年くらい前かな……いや、厳密にはもっと後だけど…」
「2年前?」
「お母さんがこっちに戻ってきた、その次の日だよ」
小夜はあっと小さく声を上げた。その日に何があったか心当たりがある……。
「…夜中にトイレに起きてさ……帰りにふとお母さんの寝顔を見たくなってこの部屋に寄ったんだ」
「……で? 覗けた?」
「ううん、戸の前に来たら何か空気が粘っこくなって……息苦しくて……」
結局草太は部屋の中を覗けなかった。小夜は勿論その理由を分かっている。
「眠気のせいかとその時は思ったけど、後になって気付いた…お母さんは部屋に結界を張って、中でお父さんとしていたんだ……!」
草太はそう言って小夜を厳しい目で見つめた。小夜は目を伏せ、深く溜息をついた。
確かにあの日、この部屋に結界を張り自分と夫は激しく求め合っていた。まさか草太がすぐ外にいたとは――。
「……そうよ…だって10年ぶりだったもの……」
「いやらしいよ……僕だけでなく赤ずきんたちもいたのに……!」
「その為の結界よ。余計な物音を聞かせたくなかったから……それがエチケットというものでしょ?」
「だからってあんな小細工しなくたって……」
「夜、お布団やベッドで仲良くするのは夫婦にとって大切な時間なの。たとえ子供でも、そこに踏み込んではいけないのよ」
「だけどたまらないよ……いつも何気なく振舞っているお母さんが、夜にあんな事していると想像したら……!」
「……それで居ても立ってもいられなくなって、とうとう……?」
草太は伏せた顔をしかめ、膝の上の拳を握り締めた。大体の事情を飲み込めた小夜は微笑みながら言った。
「きっとあなたの中で10年間私に甘えられなかった寂しさと、思春期の男の子の早く女を知りたいという気持ちが結びついてしまったのね…」
「勝手に分析しないでよ……」
吐き捨てるようにつぶやく草太。やり方は間違ってしまったが、しかし小夜はあれも息子の成長の証だと、むしろ清々した気持ちになった。
再会した頃は本当に14歳の少年かと思うほど幼さを残していた草太。
母親の不在で止まっていた息子の時間は2年前から少しずつ動き出したのだ。
「それだけ心が敏感になっているなら、こんな恰好をしている女が部屋に招きいれた理由は分かるわね?」
「えっ?……」
「今夜、私はあなたの都合のいい女になるわ……何でも言う事を利くから、何をどうするかはあなた自身で決めて……」
そう言いながら小夜は自分の布団に上がり、バスローブ姿のまま身を横たえた。
「お母さん……」
草太の戸惑いがちな声に小夜は少し突き放した態度を取ってしまったかとほぞを噛んだ。
しかし越えてはならない一線を越えようとしているのだ。これ位のハードルをクリアできなければ実の母を抱く資格など無い。
胸の動悸を草太に悟られないよう、小夜は目を閉じて静かに待った。
(続く)
>>448 エロに至るまでのこの過程もなかなかの出来!!
これはじっくり楽しめそうですな
451の最後のくだりでの緊張感の高まりが実にたまらない、GJ。
久しぶりの新作だ!GJ!
わっふるわっふる
〜CM〜
1枚のやや大きめの紙を持った、赤ずきんがコチラに向かって駆けて来る。
「白雪はやっぱり凄いね!」
「何ですの今更?わたくしの実力は赤ずきんが一番良く知っているハズですわ」
「そうなんだけどさ、改めてすごいな〜、と思ってさ・・・ホラ、コレ」
『白毛馬ユキチャン勝利、中央2頭目の快挙!』
「・・・コレがどうしたんですの?」
「ホラ、ココだよ、ココ」
指差された部分を確認する。
『父:クロフネ 母:シラユキヒメ』
「わたくし、馬を出産した覚えはありませんわ」
フィ〜ルラ〜イブ♪
至極どうでもいいCM入ったwwww
見当たらない場合はいつもどおり睡眠中だろw
鍵の布団の中でか
>>457 いばらならお前の隣で寝てるぜ?
ここはこう言ってやるのが優しさだろw
>>461 いやいや、本物のいばらだよ。
植物の方だが。
>>462 いやいや、それどこかの爺さんが出したスタンドだから
>>462 トゲトゲいてぇ!でもツンデレだと思うからおk
トゥルーデ×草太希望
待ち遠しい・・・
ここであえてブレーメン希望
468 :
311:2007/12/16(日) 02:52:07 ID:YhJ3MF6E
投下します。
思ったより長くなりそうなので前半だけですが……。
草太の逡巡は続いている。時間にして30秒くらいだが、小夜にはもっと長く感じられた。
覚悟はしたつもりだが、それでもまだ迷いはあった。
逡巡の末に草太が思い直してくれれば――心の片隅で小夜はそう願っていた。
不意に衣擦れの音がした。気配が近付いてくる。
(草太……やっぱり諦め切れなかったのね……)
そう思う小夜の顔に草太の息遣いが迫った。
「…お母さん……キスするよ……」
その言葉の後に荒い息が小夜の口元に吹きかかり、柔らかい感触が押し付けられた。
「んっ……んふ……」
最初はおずおずと、やがて積極的に草太は小夜の唇を吸い始めた。
このまま腕を廻して息子の頭をかき抱こうか――小夜がそう思った時、草太の唇が離れた。
「もう少し口を開けて……舌を絡め合おうよ」
玄人みたいな事を言うと小夜は思った。初めてにしては大胆な要求だ。
小夜は言われるまま口を半開きにした。草太は再び唇を重ね、舌を差し込んできた。
小夜もそれに応え、息子の舌に吸い付く。
「んむ……ふう……」
「はぁ……あふ……んん……」
しばらくの間、互いの口の中で舌を戯れさせる二人。やがて草太はバスローブの上から小夜の乳房を掴んだ。
浴室での大胆さはどうしたのかと思うほど、ぎこちない手付きで揉みしだく。
(草太……緊張してる……?)
乳房から伝わる震えを感じ、小夜は薄目を開けて草太の顔を見た。
近過ぎてよく分からないが、鼻息の荒さから必死そうな表情を想像できる。
浴室の時のようにいきなり襲い掛かる方が度胸がいりそうなものだが、男はこういう形の方が落ち着かないのかも知れない。
草太は舌の動きを止め、ゆっくりと唇を離した。
「……今度は、前も見せてもらうよ……」
ゴクリと唾を飲み込んで草太は言った。母親の乳房を揉むのを止め、バスローブの腰帯を解きに掛かる。
軽く結んでいただけなので帯は片手でもあっさり解けた。身を起こすと草太はローブの合わせ目をはらりと開いた。
小夜の成熟した裸身が露わになる。丸く形のいい乳房。腰から尻にかけての滑らかな曲線。そして股間を覆う栗色の茂み。
それらを目で追う草太の視線を痛いほど感じる小夜。
「ああ……お母さん…お母さん……」
草太は再び母親の上に覆いかぶさると二つの乳房を掴み、その谷間に顔を埋めた。何度か頬ずりした後、乳首に吸い付く。
「はっ!……あ……は……」
十数年ぶりに息子に乳房を吸われ、小夜は切なげな溜息を漏らす。
幼い頃を懐かしむかのように草太は執拗に二つの乳首を交互に吸い舐め回す。
やがて彼は右手をそろそろと母親の股間に伸ばし、陰毛の中の秘裂に指を潜り込ませた。
「あ……はぅ……草太……んんっ……あんっ……」
胸や股間をぎこちなく攻める草太に初々しさを覚える小夜だが、次第にそればかり続く事にじれったさを感じてきた。
男は乳房や陰部といった目立つ部分に関心が集中しがちだ。本物の鉱脈はもっと地味な場所にあるのに。
「ねえ草太……太腿の内側を撫でて……そこが一番感じるの……」
「え? そ、そうなの?」
草太は戸惑いつつ秘裂から指を引き抜き、母親の内腿をそろそろと撫で始めた。
「ふ…ううん……はうんっ!……」
先程よりも強い刺激が太腿からざわざわと広がり、小夜は身震いする。
母親の反応が変化した事に草太は驚いたが、やがてそれは自分の手で母を悶えさせているという愉悦に変わった。
「そんなに気持ちいいんだ……こんな感じ?」
「あうっ!…そうよ、お風呂のお湯をかき回すように……はぁ……あっ……ぁあんっ!」
母親のあえぎ声を楽しみながら内腿に指を這わせる草太。繰り返し押し寄せる快感に小夜は何度も身をよじる。
「……何か物足りないなぁ…」
「え……何?……」
「お母さんのリアクション……そうだ!…」
草太は愛撫の手を止め身を起こすと小夜の足元に陣取った。
「ちょっと脚を開いて……」
「え? ど、どうするの……ああっ!」
草太は小夜の両脚をMの字に開き、持ち上がった膝の下に自分の膝を入れた。
「あっ…な、何この恰好……」
「こうするとお母さんの裸がよく見えるからさ」
草太の言うとおり、今の小夜は息子の眼前に自分の全てをさらけ出している。乳房も、脚の付け根も。
その上バスローブがはだけている事により、無防備感がより強調される恰好になっている。
「嫌だわ…恥ずかしいわよ、こんなの……」
「恥ずかしがるお母さん、可愛いよ……ほら、僕のを見て…」
「僕のって……あ…」
小夜は自分の脚の間越しに草太の股間を見た。硬く屹立したペニスが上下に揺れている。
おそらく草太がわざと力を込めたり抜いたりして揺らしているのだろうが、小夜にはそれが鎌首をもたげた蛇のように見えた。
そしてその毒蛇の頭の先には、瑞々しい茂みに覆われた巣穴がある……。
そんなイメージに耐えられず、小夜は両手で顔を覆った。
「ど、どうしたの?」
「怖いのよ……これから私の中にそれが入ると思うと……」
「怖がらないでよ……お母さんも緊張してる?……気持ちよくなればリラックスできると思うよ。ほら……」
「あっ……あぁ……はぁんっ……」
母親を慈しむように草太は彼女の両の内腿を再び撫で始めた。
細胞の一つ一つまで恥ずかしがっている体が内腿からの刺激によって更に熱くなってゆく。
「ああっ……はぁ……はあぁっ!……草太っ……あっ! ああんっ!」
押し寄せる性感帯からの刺激。身悶えする体を息子に視姦されているという実感。小夜は我知らぬうちに自ら乳房を揉みしだく。
「気持ちいいんだね、お母さん?……オッパイもそんな風に出来るなら……自分でアソコもいじって見せてよ…」
言われるまでもなかった。母親になんて事をさせるのかと思いながら小夜は股間に右手を伸ばし、愛液で潤った秘部をまさぐる。
息子の眼前で自慰行為にふけるという痴態を晒しながら、指の動きをを止められないまま小夜は快感の渦に飲み込まれてゆく。
潤んだ目を脚の間に向けると、その先には鎌首をもたげたペニスが先端から濡れた光を放って揺れている。
「ああ……草太……はあんっ!……私……駄目……私っ……」
熱く火照った小夜の体の内から身も世もない声がこだまする。
欲しい。
欲しい――。
(続く)
全米って忙しいよねー・・・泣いたり震撼したりwwww
今は収穫期じゃないから大丈夫
475 :
最早:2007/12/19(水) 22:18:40 ID:fjyCQ385
魔力供給シリーズの第四弾、草太・白雪×いばらのSS投下。
注※
・オリジナル設定弱あり
・分かりにくい所は脳内保管してくだしあ
コレラがきつければ『最早』をスルーで。
476 :
最早:2007/12/19(水) 22:19:53 ID:fjyCQ385
「…………はぁ……」
風呂から上がって、今日の疲れも取れたろうと思ったのだが、今日の出来事を思い出すと、草太の口からは思わずため息が漏れた。
……グレーテルの兄にして、闇の魔法、「雷」を操るヘンゼル。
その魔法は赤ずきんでも白雪姫でも防ぐ事は難しく、そのヘンゼルの雷魔法の圧倒的な力の差の前に敗北してしまうのかと思われたその時、現れたのは三銃士が一人、いばら姫。
いばら姫は巨大な草木達を自在に操る術に長けたエルフの女の子。
そのいばら姫と赤ずきん、白雪姫のコンビネーションによって、何とかヘンゼルを退ける事ができた。
だが、安心は出来ない。いつ何時またサンドリオン軍の物に襲われるか分からないのだ。
……この年頃だったら、したい事だっていくらでももあろうというのに、三銃士達は(ついでにヴァルも)僕を守ってくれている。
「僕も…頑張らなきゃ……」
いつまでもだらだらと好意に甘えているのはよくない。
だが自分には魔法の知識なんて持ち合わせていないし、赤ずきんのように戦闘に秀でているわけでもない。
せめて自分に出来る事一一彼女達が望む事ぐらいは、出来る限りしてあげよう。
そう思った矢先、コンコン、とドアを叩く音。
「誰?」
「ふわ……私…」
今日会話しただけで、すっかり誰かわかってしまう特徴のある眠たげな口調からすぐにいばら姫と分かる。
「あ、いばら姫?今開けるね…」
とてとてと部屋のドアまで歩き、カチャ、という音と共にドアの封が解かれる。
ドアの前には、寝間着を着たいばら姫がそこに立っていた。
477 :
最早:2007/12/19(水) 22:20:49 ID:fjyCQ385
「どうしたの?キミの事だからもう寝ていると思ったけど……」
「ちょっと……話があって……」
そういういばら姫の顔は赤く染まっている。
「えっと……ここじゃなんだから、中入ろうか…」
なかなか話を切り出さないいばら姫を案じて、草太はいばら姫を部屋の中へと招き入れる。
「さ、どうぞ、いばら姫…」
「ふわわ…いばらでいい…」
いばら姫はそういうと、これから寝ようと草太の手によって整えられたベッドの上に座る。
「で?話ってなに?」
草太が聞いてもいばら姫は何も答えない。ただ赤く頬を一一もうこれでは顔全体を赤くしていると言った方がいいかもしれないが一一綺麗に染めている。
「……??」
いばら姫が一体何を言いに来たのかさっぱり分からない草太。
……もうこれで三回目だぞ。やはり鈍い。鈍過ぎる。
「草太は……」
顔は先程と変わらず赤いまま、先程の眠たげな口調とはうってかわってはっきりとした声で一一二人はこういう時はいばら姫は「起きている」、といっていたか一一草太に面と向かって、
「草太は私の事……好きか?」
真剣な目で草太を見つめるいばら姫。
478 :
最早:2007/12/19(水) 22:21:36 ID:fjyCQ385
(……やっぱり、不安なのかな……)
いばら姫も三銃士とはいえ、草太と歳いくらも違わない女の子。
やはり見慣れぬ土地は不安なのだろうな…と、真剣に草太はそう思ったから、いばらを安心させる為に言葉をかけてやる。
「うん。いばらの事は好きだよ。りんごも、赤ずきんも、白雪も、ヴァルも、みんな、僕の事心配してくれているように、僕も君の事は大切に思ってる。
うん、みんな。みんな好きだよ。」
「……いや、それは嬉しいが…そうではなくて……」
「ありゃ?」
草太は思わずすっとんきょうな声を上げる。違う?じゃあ何の事なんだ?
「その……草太は……私に…そのぉ……っ」
いばら姫はもじもじと恥ずかしそうにうつむいて、次の言葉を出そうとしているが、なかなか『私に』、の後が出ない。
「……???」
草太はますます訳が分からない。いばらもこの膠着状態から抜け出したいらしく、意を決して質問の真意を伝える。
「だからっ、私が言いたいのは、草太は、その…私に……“ょくじょぅ”……するかと…いう事で…あって…」
「……えっ?」
その声はあまりに小さな声で……その内容はあまりに驚くもので。
……浴場…?…いや、この状況からすると……欲情。
その言葉に、最近図らずも知ってしまった官能に一一白雪姫との魔力供給を思い出してしまう。
ごくりっ、とさすがに鈍い草太でも息を飲む。
まさか……いばらと一一今日会ったばかりの少女と……
魔力の、受け渡しを……?
草太は思わず確認する。
「あのっ、その……いばら、それは……どういう…」
「そーうーたーさ〜ん!!」
両者が顔を真っ赤にしていた所に大声がかかり一一その声が見知った人の声だった、というのもあるだろうが一一草太はぴくっ、と小さく、いばら姫はびくり、と大きく反応する。
479 :
最早:2007/12/19(水) 22:22:25 ID:fjyCQ385
バタン!という大きなドアを開ける音と共に入ってきたのは、
「し、白雪!?」
三銃士の一人、ファンダベーレでも随一の魔法使い、草太が最近やってのけた『魔力供給』の相手、白雪姫だ。
白雪姫は部屋に入ってきたかと思うと、
「そして入ってきた勢いを保ったまま草太さんにダーイブ、ですわっ!!」
「うわぁっ!」
草太目がけて飛び込むと、草太をベッドの上へと押し倒し、自分は草太の上へとのしかかる。
あまりにいきなりなその光景をいばら姫はただ見ている事しか出来ない。
のしかかられた草太は驚きが抜け切らないまま尋ねる。
「ちょっ、ど、どうしたのさ白雪?!」
「どうしたもこうしたも……」
白雪姫は今までの勢いを保ったまま、
「草太さんから魔力を分けてもらいに参りました♪」
「え、ええっ!?」
草太の脳内をまた、混乱の最中に落とし入れた。
「だっ、だめだよ白雪!」
「あ〜ら草太さんたら、わたくしが『これからもよろしく』って言ったら、『ああ勿論だとも、君が望むならいくらだって……』と言ったのは嘘だったのですか!?」
「そ、そんな事言ってないよ!」
真実である。草太は苦笑しか返す事が出来なかった。
「ぐすん……それじゃあ草太さんの中でわたくしとの事は“お遊び”だったのですか……?」
それまでとはうってかわって、白雪姫は目に涙を貯めて草太を見る。
「ち、違うってば!そんな事思ってないよ!」
「それじゃ……魔力を分けてくれますか…?」
だめ押しと言わんばかりに、白雪姫が潤んだ瞳で草太を見つめる。
「あ、いや、なんていうか…その…」
そんな目をされて、草太の良心がチクリと痛むが、ここにいるのは自分と白雪姫だけではない。
「その…なんというか…さっきからいばら姫が…」
「え……あら。いましたのいばら?」
草太の指差す方を見て、初めて気が付いたらしく、少し驚いたような声を上げる。
「ぁ?あ、あぁ……」
いばら姫も呆然としていたので素っ気ない返事しか出来ない。
480 :
最早:2007/12/19(水) 22:23:12 ID:fjyCQ385
「あらら……お二人のお時間をお邪魔したみたいで……」
先程のハリケーンのような行動が嘘のように、白雪姫は頬を染め、くるりとドアの方へ向き直り、てくてくとドアの前まで行くと、
「それじゃあ、失礼して……」
ガチャリとドアを開け、慎ましやかに草太の部屋を退室
「な〜んて事わたくしがすると思いまして〜!?」
「な、なんだ白雪…ふわっ!」
……せずに、今度はいばら姫へと飛び付いた。白雪姫はいばら姫の後ろに回って、耳元で囁くように問いかける。
「んふふ…おっかし〜ですわね〜?この時間にはあなたもう寝てるでしょ〜う?」
「いや、今日は草太に用があって、夜まで起きていて…」
白雪姫の質問にいばら姫はバツが悪そうに答える。
「へ〜ぇ……一体何の用事なのかしらね〜♪わたくしとっても気になりますわ〜?」
が、当然白雪姫の疑問が解消されるワケもなく、さらに突っ込まれた質問がいばら姫を襲う。
「そっ、それは白雪には関係ないだろう!?」
だがその答えでは白雪姫を満足させる事は出来るはずもなく。
「あらぁ?わたくしに教えられない事でもしてましたの?」
「あ、いや…それは……」
やはり、核心に迫ろうとするといばら姫はバツが悪くなるようだ。
これではらちが開かない。そう考えた白雪姫は言葉のトラップを仕掛ける。
481 :
最早:2007/12/19(水) 22:24:01 ID:fjyCQ385
「あ、分かりましたわ〜!!あなたきっと“お風呂”に入りたいんでしょう?」
「あ、ああ!そうだった!お風呂だ!お風呂!!私はお風呂に入りたかったんだ!」
いばら姫は白雪姫の予想通りに話に乗ってきた。その言葉がトラップとは知らずに。
そして白雪姫が『とっておき』の一言を言い放つ。
「あらそうでしたの〜!やっぱりそうですわね、お風呂に行きたくなければ『よくじょう』なんてあなたの口から出るわけないですものね〜♪」
「!!!!!!」
いばら姫は驚きを隠す事が出来ない。起きていてぱっちりと開いているはずの目がさらに開かれ、口をぱくぱくさせている。
「白雪…おっ、お前…聞いていたのか……!?」
「いや〜やっぱりウブな子はかわいいですわね〜♪あんなに顔真っ赤にして……」
白雪姫は思わずほう…とうっとりしながら遠くを見つめ、先程の光景をリフレインしている。
「はぁっ…いばらったら、本当にかわいいんですから…ちゅっ…」
「お、おい白雪何を…ふぁっ!」
と、リフレインが過ぎたのか、白雪姫がいばら姫の首筋にあろうことかキスをし始める。
「ふぁっ!ひぁっ!ぉい白雪、いい加減に……ふわぁっ!」
「ちゅっ…ちゅぅっ、ちゅぷ、んふぅ……あらあら、かわいい声ですこと……」
その否定の声が一一いばら姫の微かにでる愛撫に対する反応が一一否応なしにアクセルとなって、白雪姫の愛撫を加速させる。
白雪姫の手ははいばら姫の服の中に入り込み、いばら姫の体に微弱な感覚を擦り込んでゆく。
「ひぁ!ふぁっ……ち、ちょっ…白雪、お前やりす…ひゃ!」
「うふふ……まだまだこれからですわよ…♪」
そう言ったかと思えば、白雪姫の愛撫が少し乱暴になり、動作は大きく大胆に、力強くなる。
「ふわっ!ひわっ!し、しらゆきぃ…そんなしたら、だめぇ…」
いつしかいばら姫の体と声は甘く煮溶かされ、抵抗もせずにただ、その感覚……快楽を受け入れるだけとなってしまった。
(うわぁ……いばらがあんな風になっちゃうなんて……)
そこまでの一部始終を見ていた草太は、覚醒して凛としていたいばら姫をここまで堕とす白雪姫のテクニックに驚くと共に、いばら姫の淫らな喘ぎや表情、仕草が、自分の半身を誇張していくのをただ見ているしか出来ない。
「ねぇいばら……やっぱりあなた、魔力足りて無いんでしょう?」
白雪姫はいばら姫を問いただす。
「ひわっ!は、そ、そんな事…ない…」
いばら姫は否定する。だが、いばら姫の口から否定の言葉が出たところで、白雪姫の意思は変わらない。
「んー…どれどれいばらの言っている事は本当かしら〜?」
と、白雪姫は服の中に滑り込ませていた手で内側から、いばら姫の服を剥がし、いばら姫の首から胸、わき腹やへそまでを全て草太の眼前に晒け出す。
482 :
最早:2007/12/19(水) 22:26:36 ID:fjyCQ385
「やっ…!!そ、草太、見ないでぇ……っ…」
そう言われた草太であったが、目の前にあるいばら姫の半裸から一一先程からの愛撫で薄紅に染まった白い肌、興奮で先端が隆起した二つの女性的な膨らみ……それにもまして、恥じらういばら姫の顔といったら一一草太は目を離す事が出来ない。
「草太さん…ほら、よく見て…」
そんな夢のような光景を目の当たりにしている草太の頭の中で白雪姫の声がやけに響いて聞こえる。
「ほら…いばらのここ、こんなにぴんぴんしてるでしょう…?」
そういって白雪姫はいばら姫の充血した先端をひねり、引っ張った。
「ふわぁっ!やっ、そんな、いたくしちゃ、やだぁ!!」
そうは言ういばら姫だったが、草太にはその声は拒否の声でなく、請願の声に一一もっともっととせがんでいるように聞こえる。
「ふふふ……こうなってしまうのは、魔力が足りていないからですの…」
そう言いながら白雪姫はいばら姫の下半身に手を伸ばす。
「っ!!だめっ!そこは、ほんとに、だめぇ!!」
白雪姫の真意が分かったのか、必死で拒否するいばら姫。
「今日は学校を直したり…壊したりで…沢山魔力を使いましたから……」
「ふわっ!」
そう言う間にも白雪姫はいばら姫の寝間着とショーツをいっぺんにずるずると引き降ろし……いばら姫の、今までの行為ですっかり濡れそぼったまだ上部に産毛しか生えていないスリットを顕にする。
「ぃゃぁ…見ないで…」
いばら姫は羞恥のあまりに声にならない声をあげる。
「ほらぁ…いばらったら、こんなに魔力を…いいえ…草太さんを欲しがってる……」
そう言いながら白雪姫はいばら姫の中に指を滑り込ませ、くちゃくちゃといやらしい水音を部屋に響かせる。
「あふっ、ふわぁっ!そ、そうたっ!!みないでっ、みないでぇっ…ひぁっ!!」
いばら姫は恥ずかしさにいやいやと顔を揺らすが、その行動は草太の情欲を燃やす燃料になるばかりで、白雪姫が掻き出した雌蜜特有の匂いに草太の下半身は否応なしに増長していく。
483 :
最早:2007/12/19(水) 22:27:51 ID:fjyCQ385
「草太さん……これ、美味しそうでしょう…?」
白雪姫はいばら姫の双丘を両手で掴み、その先端を強調させた。
草太の目の前で広がる、幻想のような光景の中で、草太はその白雪姫の囁きが脳に直接響くような錯覚を覚える。
「こんなに……ぴんっ、って…なっちゃって……
こんなになってるのは草太さんに食べて欲しいから……草太さんに…弄って欲しいからですのよ……」
その言葉は一一それこそ魔法のように一一草太の意識を乗っ取っていく。
草太は言葉一つ言わず、白雪姫の両手に捕われたいばら姫の二つの膨らみに顔を近付ける。
「そ、草…太ぁっ!?や、ふぁ!吸っちゃ、ああっ!ひぁあ!!」
いばら姫がそんな声を上げたのは、自分の敏感な部分を草太に赤子のように吸われてしまったから。
草太に吸われている間にも、白雪姫の攻めは休まる事はない。
白雪姫の唇はいばら姫の横に長く伸びた右耳に近付いてゆき、かぷっ、と甘噛みする。
「はわぁ!しらゆきっ、そこかんじゃ……はぁん!そうたも、そんなしちゃ、だめぇっ!!」
草太も攻めを強くして、いばら姫の頂きを甘く噛み潰し、ちゅっ、ちゅぅっ、と断続的に吸い付く。
白雪姫に耳を攻められ、草太に胸を嬲られて、いばら姫はただ喘ぐ事しか出来ない。
「んんっ……はぁっ…草太さん…そろそろいばらに魔力をあげないと…」
「ちゅぷっ……ぷふぅ…魔力…?うん、いいよ…」
理性が希薄になっている今、草太は欲望を押さえる事などしない。
ズボンを脱ぎ、膨張したそれを二人の目の前に顕にする。
「まぁ……♪」
「うぁ………」
一人は男の象徴に畏怖し、一人はそれがもたらすであろう快楽を想像し、感嘆のため息を付いた。
「草太さん…わたくしにも…」
そういうと白雪姫はいばら姫から離れ右側に座ると、スカートの下から手を滑らせてショーツを引き抜き、それを手にしたままスカートをたくしあげる。
「わたくしも…草太さんの魔力が欲しくて…こんなになってしまいました…♪」
白雪姫のそこはまだ何も触れていないというのに、解されたいばら姫のそこのようにぐちゅりと淫猥に濡れていた。
484 :
最早:2007/12/19(水) 22:28:36 ID:fjyCQ385
(二人一緒になんていいのかな……)
『三人でする』、という結論に一般的な思考回路を持つ草太の頭はわずかながらに警鐘を鳴らすが、草太の体はもう熱く漲ったそれを快感へと昇華させる事を優先させていた。
「えっと…じゃあこういう感じにしてくれるかな…?」
☆ ☆ ☆
「……これでいい?」
「うん、大丈夫だよ……」
今草太の目の前には二人の裸体の少女。
横に伸びた長い耳一一いわゆるエルフ耳を持つ一人は仰向けに寝転がり、丸いレンズをはめ込んだ装飾具一一いわゆるメガネをかけた一人はその上に覆い被さるようにして腹這いの姿勢をとっている。
二人は髪の色も生まれも性格も違う。
共通しているのは二人とも完全に服を脱いだ全裸であるという事と、目的……『魔力の供給』である。
「草太……」
「草太さん早く〜ぅっ♪」
一人は意を決したように、一人は待ちきれないといわんばかりに草太に呼び掛ける。
「……よし…!」
草太はその声をカタパルトに、魔力の供給の準備、とばかりに、二人のスリットが重なった地点に反り立ったそれを押し込める。
「ふわぁっ!…草太、それっ、気持ち、いい…っ!!」
「やぁん!…ぁは、草太さんがっ、わたくしのと、こすれてぇっ…!!」
そこは上下から湧き出る蜜で滑りはよく、草太は単調なグラインドを続け、ぬちゃぬちゃと音をたてながら二人と自身、三人の性感を高めていく。
「はぁっ…ふぁ…んぅ…」
「あぁん…んぁ……んんんっ…」
だが、単調に隙間を突き込まれ、自身の外側を刺激されているだけでは少女二人は満足出来ない。
「ふわっ、そ、草太ぁ……」
先に我慢出来なくなったのは以外にもいばら姫だった。
485 :
最早:2007/12/19(水) 22:29:30 ID:fjyCQ385
「草太っ、そんなのじゃ……せつないからぁ……そ、草太が、欲しぃ…」
子供のように無邪気な、娼婦のように淫猥な表情を浮かべねだる姿を見ただけで、情欲が燃え上がり、今にも爆ぜてしまいそうになるが、それは彼女達も草太も望む所ではない。
「くぁ…っ、う、うん、分かった。」
そういうと草太はやや下方に位置を定めて、ゆっくりといばら姫の中へ侵入してゆく。
「ふぁっ!草太がっ、入ってくるぅ…ひぅっ、ふわっ!」
いばら姫は自身の内部を進む熱く漲る草太の分身が敏感な膣道をゆっくりと抉ってゆく甘い感触に打ち震える。
「はぁっ…はぁっ……全部、入ったよ…じゃあ、動かすね…?」
草太は弩張がいばら姫の中を埋め尽くした事を確認すると、入って来たようにゆっくりといばら姫から出ていく。
「ふわぁっ…!そ、草太ぁ…っ!!」
草太が抜け出そうとするそばから、いばら姫の中は、にゅるりきゅっきゅ、と草太に絡み付き、離そうとしない。
「草太さん…もっと激しい方がいばらはお好みみたいですわよ……まぁ自分がそうされたいなーなんて思っただけですけれど…♪」
それをまどろっこしそうに見ていた白雪姫が、思わず自らの羨望からなる嫌味も含めながらに草太に指摘する。
「え…?そうなのいばら?」
「はぁっ…あふぅ…う、うん…もっと…激しく…してほしい…」
心地よさに思わず本音が漏れるいばら姫だったが、もうそれをもう恥ずかしがったりする事はない。
「……ようし…!」
腹をくくった草太は、いばら姫に“激しく”一一草太の全力で肉塊を突き入れ、引き出す。
「はわぁ!ひぁあっ!!そ、草太っ!!そんなぁ…っ!!」
今までとは段違いの激しさにいばら姫は思わず大きく喘いでしまう。
「あっ…ご、ごめん、やりすぎた…かな?」
「ひぁっ!…あ、はぁっ…ふわ…」
あまりの叫び方に心配した草太は動きを緩めてしまう。が、その心使いが一一今の今まで感じていた快感が幻のように消え失せたせいで一一いばら姫をどうしようもなく疼かせる。
486 :
最早:2007/12/19(水) 22:30:17 ID:fjyCQ385
「草太さぁん…わたくしにもぉ……」
そんな二人のあまりの痴態に疼き切った白雪姫は、陶酔し切ったような猫なで声で草太にねだる。
「うん…今度は白雪だね…?」
若い草太がその言葉を断れるはずもなく。
草太は白雪姫に魔力を与える為に、いばら姫の中からぐちゅりと抜き出したそれをじゅぶっ!と強めに刺し入れた。
「はぁぁっ…!!ぁはっ、すごいぃ…っ!」
草太で満たされる白雪姫もまたいばら姫と同じように、自らの内部を突貫する熱き肉塊に酔い痴れ、甘い嬌声を発する。
「えっと…この位でいいのかな…?」
「ぁぁああっ!ふゃっ!!ああん!」
恐る恐るながらも動く草太の腰だが、他の人から見れば、白雪姫に快楽を十分に与えている事は明白だろう。
「あ……このぐらいがいいの?」
「はっ、はぁ、はいっ!いぃですっ!いぃですのっ!!草太さんが奥までぇ…っ!!あぁん!!はぁんっ!!」
突き入れるそばから、ぐちゅっ、ずぶっ、と淫猥な音が辺りに響き、それと同じように淫猥な白雪姫の声が部屋一杯に溢れかえる。
いばら姫はそんな光景を見ていて、欲情しない訳が無い。
……声や音は共有出来ても、快感は共有出来ない。
……あの快感を私も味わいたい!
「そうたぁっ!わたしにも、わたしにもいれてぇっ!」
はしたないと思われてもいい。白雪姫も味わっているその快楽を自分も味わってしまいたい。
それだけで頭が一杯になり、恥じらいも何もかなぐり捨てて、いばら姫は懇願する。
「はぁっ…よ、ようし!」
草太もいばら姫の中へ白雪姫の中へと縦横無尽に無茶苦茶にやっていたので、最早二人から快感を貪っていると言っても過言ではなかった草太。
その最中の少女からの頼みとあっては……断る訳には行くまい。
487 :
最早:2007/12/19(水) 22:31:20 ID:fjyCQ385
「ふわぁっ!ひぁあっ!!そ、そうたぁっ!!ふゃっ!!ひぁぅっ!!ひぁん!!」
草太は素早く白雪姫から自身を引き抜くと、勢いそのままにいばら姫に打ち付けて、掻き回す。
「ふぁぁつ!!すごいっ、なか、ぐちゃぐちゃに、されちゃ、ふあぁっ!!」
「ああん…そんなぁ…草太さぁんもっと…あ、はぁんっ!!」
いばら姫に快楽を横取りされた白雪姫はただ体を持て余し、白雪姫は今与えられた快感が欲しいと思わず熱っぽい声を出して、草太を誘った、と思った瞬間には草太の剛直が自分へと突き刺さる。
「はわぁ!そうた、こっちにも早くぅぁあっ!!ふわっ!ひわぁっ!!」
「あぁん…でていかないでくださ…ぃあっ!!はぁあっ!!」
「そうた、もっとぉ…は、あぁっ!!ふわぁっ!もっとぉっ!!」
「そうたさんこっちにも…あふぁっ!!はぁんっ!ひぁあっ!!」
草太は二人が願う度々に突き入れ、掻き回し、抉って、快楽を与えてゆく。
「はっ!…あああっ!うわぁああぁ!!」
勿論、入れる側の草太にも今まで感じたことも無いような快感がその一本に与えられる。
二人の中は驚く程に柔らかく締め付け、そして離さない。
そんな快楽に草太は獣のように叫ぶしか出来ず、一心不乱に腰を打ち据え続けた。
男女として獣のように激しく混ざりあい、三人が一つのピンク色の固まりになってしまいそうな錯覚に陥りながら、草太はこの嬌宴の幕引きが近い事を告げる。
488 :
最早:2007/12/19(水) 22:32:10 ID:fjyCQ385
「あっ、ああっ!だめだっ、もう出そう…っ!!」
草太が切羽詰まった感じにそう呟くと、二人は当初の目的を思い出し一一あるいは本能的に最後の行いとしてそれを望んだのか一一はしたなく哀願してしまう。
「そうたぁっ!!はわぁ!そうたの、せーえきっ!!はぁっ!ほしいっ!!ほしいのぉっ!!」
「ああん!だめですわっ、そうたさぁんっ!!わたくしにっ!!わたくしにそそぎこんでぇっ!やっ、あっ、あああっ!!」
二人は恥も外聞も捨てて、ただ、草太の精を求めて喘ぎ散らす。
「うわっ…もぅダメだっ…で、出るっ!!」
その時草太を包みこんでいたのは、白雪姫。そう叫んだ草太の張り詰めた先端から、白の散弾がびゅるるっ!!と白雪姫の鋭敏な内側で弾けた。
「はっ…ふっ…あ、んああぁぁぁああっ!!」
劣情を解放した草太からほとばしる熱きそれは、白雪姫の快楽の最後の壁を越えて、白雪姫を絶頂へと導き、嬌声を上げさせる。
だが、ここで全て出し切ってはならない。草太が打ち抜くべき相手はもう一人いる。
「ふぁっ、そうたっ…ふわ、やっ!ふぁぁぁああっ!!」
びくりびゅるりと、白雪姫からいばら姫へと渡る間にも、草太は白濁をぶちまけて、二人の肌を白く穢し、そしていばら姫の中に侵入し、草太は爆ぜて、いばら姫の内部もまた、白く穢す。
489 :
最早:2007/12/19(水) 22:33:26 ID:fjyCQ385
「はぁぁっ……そうたさんのっ…あつい…」
「ふわぁ……そうたが…あふれちゃう…」
白雪姫はうっとりと上気した顔で、自分の膣から流れ出る濃く熱い草太の一発を感じ取りながら、精が垂れ出て太股を伝ってゆく感触に心震わせ、
また、いばら姫は唾液が口端からこぼれ落ちる事もいとわずに、最後の一滴まで注がれた草太の精が力の入らない自分への侵入口からとろりと逃げていってしまうのを、惜しそうに見ながら胸を上下させていた。
「はぁっ…はぁっ…気持ち…いいやぁ……ふあっ…」
草太は一一少女二人が互いの蜜、そして自分の精にまみれ、恍惚の表情を浮かべている一一その光景を目の当たりにしながら、素晴らしく激しい射精後の快感に酔い痴れ、意識を少しずつ、フェードアウトさせていった。
「まったくも〜!!草太ったら、さ、三人でベッドの上なんて…!!草太のシキジョーマ!!」
「ひ、ひどいよりんご……」
「そうですわ!それじゃあまるでわたくし達がやらしい事でもしているみたいじゃありませんの!!」
三人は実際問題として『やらしい事』をしているのだが、そんな事を知らないりんごは名の通り、りんごのように顔を赤らめる。
「そ、そんな事草太が出来るはずないんだゾ!草太はそういうの恥ずかしがっちゃうんだから!」
「う、うん…」
そういわれては草太はもううつむくしかない。
……嗚呼、昨日の光景を見せたらどれだけりんごが落胆するのだろうか?
白雪姫はそんな事を思いながらりんごが焼いた塩鮭を口へと放り込む。程よい塩気と焼き加減である。
(ふわ…草太…)
小声でいばら姫が眠たげに話しかける。
(……次の時も…よろしく…)
そう頬を染められて言われては、もう返す言葉も見つからず……
(あー…うん、よろしく……はぁ…)
草太は適当に相づちを打ってから、一つ、ため息をついてふと思う。
……これで三銃士全員と魔力供給した訳だけど一一
……こんな関係はこれからも続くのかな一一?
なんて事を考えながら、気を取り直してきんぴらごぼうを口へと運ぶ草太であった。
とぅ〜びぃ〜こんてぃにゅ〜ど?
490 :
最早:2007/12/19(水) 22:35:57 ID:fjyCQ385
以上。
…回を重ねるごとにやっつけ仕事になってる気が……
ふう、ちょっと……イってくる
あ、GJ!
493 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 00:17:50 ID:oc+fsHJt
あれ、保管庫ってどこだ?
495 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 02:02:17 ID:oc+fsHJt
>>494 でない・・・
movedって事は移動したのかな?
497 :
311:2007/12/23(日) 02:35:51 ID:P3QI+df5
「私の嵐」、最終投下です。
今度は中に出します。
「お母さん、そろそろいい? もう限界だよ……お母さんがいじっているのを見てるだけでこんなになっちゃったよ」
草太は待ちきれないという表情で小夜に訴えた。張り詰めて艶やかになった亀頭部の先端から先走りが糸を引いて滴り落ちている。
逞しくなっているモノを見た小夜は紅潮した顔で草太に微笑んだ。
「……いいわよ……そんな風になってくれたのなら、お母さんも恥ずかしい思いをした甲斐があったわ……中に挿れて……」
「うん……」
草太は意を決したように深呼吸すると、母の腰を掴んでグイと引き寄せた。反り返ったペニスを握り、よだれを垂らす秘裂にあてがう。
「いくよ……」
息を弾ませながら呼びかける草太。小夜はかすかに頷き、目を閉じてその時を待った。
「……んぅっ……あ…ぁああああっ……」
ズブ、ズブと草太のペニスが小夜の濡れた淫口に入ってゆく。草太は母親の陰部を見おろしながらゆっくりと腰を押し込んでいった。
「すごい……まだ入ってく……」
「…そうよ……もっと…んんっ……奥まで挿れて……」
草太は少し勢いをつけて腰を入れた。グチュッという音を立てて草太と小夜の下腹部が密着した。
「ああっ!……っはぁ……草太……私の中に……」
「うん……入った……全部入ったよ! ありがとうお母さん! 入れさせてくれてありがとう!」
感激した草太は母親にしがみ付いた。小夜は戸惑いがちな笑みを浮かべながら息子を抱きしめ頭を撫ぜる。
「後はどうすれば分かるでしょう?……始めて…」
「うん……じゃ動くよ……」
草太は母親の脚の間で腰を動かし始めた。
「んっ……んぅっ……あっ…あっ……あっ……」
草太の動きに合わせて小夜は切なげな短い声を上げる。
初めはぎこちなかった草太の動きも、コツが掴めてくるとリズミカルなものに変わっていった。
「んんっ……あっ…あっ…あっ…はっ…はっ…草太……いい……」
「……僕も気持ちいいよ……どうして女の人の膣[なか]ってこんなに気持ちいいんだろう……熱くて……ぬるぬるしてて……」
「…赤ちゃんを作る為よ……男の人をその気にさせて……あっ……気持ちよくさせて………射精…させるの……」
「そっか……じゃあ、僕もいっぱいお母さんの中に出してあげるからね」
腰を動かしながら無邪気そうに言う草太の言葉に、ふと小夜は違和感を覚えた。
(中に……出す……?)
それが何を意味するのかを理解した小夜の顔から血の気が引いた。
気分を高揚させ過ぎて肝心な事を忘れていた。
「ちょ、ちょっと待って草太!……お願いだからコンドーム着けて、今出すから…」
「え!? 今更そんな事言わないでよ。ムードぶち壊しじゃない」
「ムードがどうとかいう問題じゃないでしょ! 赤ちゃん出来ちゃうわよ!」
「でも魔法を使えば避妊できるでしょ?」
「なっ……バカな事言わないで! お父さんはちゃんと着けてくれるわよ。魔法には頼らないって」
「そうなの?……でも僕初めてなんだよ。最初の時ぐらい生でしたいよ」
「そういう問題じゃないでしょ!」
「大丈夫だよ、お母さんはそういう事の出来る人でしょ?……それに僕の言う事とおりにしてくれるんじゃなかったっけ?」
「う………しょうがない子ね……分かったわ……」
「ありがとう、お母さん」
渋々ながら小夜が承諾すると草太は嬉々として抽送を再開した。
確かに魔法を使えば最悪の事態は回避できる。しかし小夜が気にしているのはそういう所だけではなかった。
草太は膣内射精の意味を軽く考えている。木ノ下りんごを含め、これから交際する女性に対してもそう接するつもりなのか。
相手が嫌がっても膣[なか]に精液を出すのは当然の権利、と思っているのなら母親としては不安を抱かざるを得ない。
(でもそれは草太に限った話じゃないけど、ね……)
「お母さん……気持ちよくない? 何かムッツリしているけど」
「えっ……そ、そう?」
小夜のうわの空気味の返事を聞いて草太は腰の動きを止めた。
「感じてくれてると思ってたのに……やっぱり中に出されるのは嫌?」
「そうじゃないの……今のあなたを見ていると、私を含めて女の人に愛情を持って接する事が出来るのか心配になって…」
「愛情って……ぼ、僕お母さんの事大好きだよ!」
「ありがと……でも私の言ってるのは相手を思いやる気持ちよ。力ずくや我がままじゃ誰も好きになってくれないわよ」
母親に責められていると思ったのか、悲痛な表情を浮かべる草太。
小夜の膣内の怒張しているものがわずかに力を失う。
「…ごめんなさい……風呂場の事も…」
「いいのよ、分かってくれてるなら……後はもう何も言わないわ。思いっきり来て……私を妊娠させるつもりで」
「え?……い、いいの? でもお母さんはそういうの嫌なんじゃない?」
「大丈夫…それに私はさっきみたいに可愛がってもらえれば、いつでもイケるから……」
「…あっそうか、太腿だね……それじゃ、最後までいくよ」
「お願い……」
小夜はそう言って草太の背中に腕を廻した。草太がキスをすると小夜も舌を差し出しそれに応える。
「んっ……んむっ……んん……んふぅ……」
舌を絡めあう内に草太のペニスは母親の膣[なか]で再び力を取り戻していった。
「ああ……草太の、また大きくなって……あんっ! あっ、あっ、あっ、あっ!」
再開された草太のピストン運動に小夜はリズミカルな甘い声を漏らす。
調子を取り戻した草太はM字開脚している母親の内腿に片手を伸ばし、じわりじわりと指を這い回らせる。
「ああっ! あっ、はあっ! すごいわ草太……はぁんっ! 体がザワザワ、する…んんっ、あああっ!」
自分の下で身をよじる母親に草太は満足げな笑みを浮かべる。
「感じまくってるね、お母さん……さっきも凄かったな…」
「はっ、はぁぁっ……な、何が?」
「自分でアソコをいじっている時さ……随分慣れた感じだったけど、もしかしていつもしているの?」
「そっ……親にそんな事聞くもんじゃないって、さっき言ったでしょっ…」
「僕はいつもしているよ、お母さんの事を思い浮かべながら……お母さんとこんな風にセックスするのを想像しながら……」
「そこまで言わなくていいわよ…」
「僕は話したよ…だからお母さんも教えてよ」
「ズルイわ、そんな……あぅんっ!……ええ、しているわ……お父さんがいない日に……でも時々よ」
言う事を聞くという約束があるとはいえ、何でこんな事まで話さなければいけないのか。小夜は愛撫とは別の理由で体を火照らせた。
「やっぱりそうなんだ……お母さん、寂しい時は僕を呼んでよ。いつでもしてあげるから」
「何言ってるの……親子でするものじゃないのよ…あんっ、ぁああんっ!」
「ここまで来たら構う事ないよ。一緒に気持ちよくなろうよ?……」
「そういう問題じゃないの、これは今夜だけ…んぁあっ! あっ、あっ!…」
“言葉責め”という行為を草太が知っているかどうかは分からない。しかし彼が今やっているのは正にそれだった。
こんな下世話な話にも言霊が宿るのかと思うほど、草太の誘いの言葉に引き摺られ、小夜は快楽の淵に溺れてゆく。
口では拒んでも、もっと深みにはまりたいという無意識の力が小夜の理性の足を掴み、引きずり込もうとする。
「ああ……もうそろそろだ……でもイキたくないよ……もっとお母さんとしていたい……」
「あっっ、草太っ、あんっ、もう…あんっ、あんっ、あんんっ!」
草太の抽送が早まるにつれ、小夜の快感も高揚してきた。息子の動きを妨げないよう、可能な限り両脚を開く。
早くイって。早く出して。妊娠してもいいから早く膣[なか]に射精[だ]して。
これ以上続いたら私、体だけじゃなく、心まで――。
草太に突き入れられながら、辛うじて残っている小夜の理性が胸の内で叫ぶ。
そして草太の方は理性をかなぐり捨て、最高潮の時を目指す。
「もう駄目だ…イクよっ…ああっもっとしたい!お母さんとしたい! お母さんといっぱいセックスしたいっ!!」
「あっあっ、やめてっ……今、あんんっ! そんな風に言われたらっ……その気になっちゃうぅっ……!!」
「しよう! しようよ、お母さんっっ! ふんっっ!!」
「ああっ!! あっ、あっ……ぁ、あああああああっっ!!」
二人が同時に高みに達した直後にドクッ、ドクッと草太の白濁した精液が小夜の膣[なか]に注ぎ込まれる。
母親の子宮を満たさんとするかのように、草太のペニスは最後の一滴まで送り届けようと脈動を続ける。
息子の熱い衝動を受け止めた小夜の意識は、光が弾けたように白く霞[かす]んでいった――。
「……草太……分かっていると思うけど、私は身も心もお父さんのものなのよ。だからあの人を裏切る事は出来ないの」
「うん……分かってるよ……」
「何より私たちは親子なのよ……だから……こんな事してちゃいけないの……分かってる?」
「うん……分かってる……」
「ましてや、相手の体を気遣わずに、中に出したいなんて、言語道断だわ……ねえ草太、聞いてる?」
「聞いてるよ……でもお母さん、こんな状況でそんな事言われてもあまり説得力ないよ?」
「話の腰を折らな、ああんっ! あっ、あっ、あっ!」
母親の小言を遮るかのように草太に強く突き入れられ、小夜は短く甘い悲鳴を漏らす。
彼女は今、布団の上で四つん這いになり、草太に後ろから攻められていた。
初体験の余韻も覚めやらぬうちに、草太は回復するや否や母親に二回戦目を挑んできた。
虚脱状態だった小夜は抵抗する間もなく体をひっくり返され、バスローブを剥がされて背後から挿入された――。
「ほら、お説教よりこの方がいいでしょ? そうだ、ちょっと腕を貸して…」
「う、腕? あっ、何……痛ッ…」
草太は母親の両腕を掴み、馬の手綱のように後ろへ引っ張った。小夜の体は上半身が宙に浮くような状態になっている。
「やだ、何この恰好……どこで覚えたのよ? ちょっと苦しいわ…」
「ごめんね……でもこうすると僕との一体感が増すでしょ? ほら、いくよ」
「んあっ! あっ、あっ、あっ、だ、駄目ッ、あっ、あっ、あぁんっ!」
草太の腰の動きに合わせて小夜の体が前後に揺すられる。二つの乳房が弾み、尻の肉が躍動する。
そして気持ちの表側では嫌がっていても、小夜は久しく無かった刺激的な体位に興奮していた。
(息子にこんな事させられているのに、拒む事もせず悦んでいるなんて……私、母親失格だわ……)
「どう、感じる?……ねえ、お母さん、“草太のオチンチン、気持ちイイー!”って言ってよ」
「いっ!?……嫌よ! 言える訳ないでしょそんな事…」
「…お母さ〜ん、僕の言う事…」
「あぅっ!……分かったわよ…言えば、あんっ!…言えばいいんでしょっ」
小夜は渋々、草太の言った通りの言葉を口にした。草太は気持ちが入っていないと母親にもう二回言い直させた。
全身が火を噴きそうな程の恥ずかしさに小夜は死にたくなった。
母と子で繰り広げる浅ましい寝物語。
――こんな自分を見たら、フェレナンドは軽蔑するだろうか。
――もしサンドリヨンがこんな二人を見たら、無様な親子だと笑うだろうか。
しかし、もう無かった事には出来ない。小夜の淫らな下の口は『エルデの鍵』を咥え込んでいる――。
「これが終わったら騎上位でしようよ。僕に跨ったお母さんがオッパイを弾ませて腰を動かす所を見たいんだ…」
「あっ、あっ……いやらしい言い方しないで……あんっ……まだこんな事続けるつもり?」
「秋の夜は長いよ。そうでしょ? お母さん」
“ファンダヴェーレでは草太の無神経さにみんな泣かされたもんだ”
2年前、居候していた銀狼ヴァルがそんな風にぼやいていたのを小夜は思い出した。
その母親を前にして不躾な事を言うと当時は内心憤りを感じたが、実際に草太のそういう所に触れると返す言葉がない。
(…私が長い間そばに居なかったせいで、こんな性格になったのかしら……)
あえぎ声を漏らし、乳房を揺さぶりながら困惑する小夜。
そんな母親の惑いなど知る由もなく、草太は三たび射精の時を目指す。
「ああ……ハァ…ハァ……また……またイクよ……今度も膣[なか]に出すからねっ……」
「あんっ、あんっ、草太……あっ!あっ!あっ!あっあっあっあああああっ!!」
「お母さんお母さん、お母さんっっっ……うんんっっ!!」
「そうっ…あっ!……はぁぁあああああんんっ!!……」
草太の煮えたぎる白い欲望が再び母親の膣内を犯す。
背徳的な歓喜の涙を流す小夜の目に隣にある純太朗の布団が映る。
体が疼く度に胸を弾ませて潜り込んだ夫の布団が――。
(……あなた許して……私、もう………)
(終わり)
乙であります(*´д`*)
長丁場お疲れ様でした
前スレのDATくれくれ
507 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:27:16 ID:M+useQKk
hssh
508 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 22:56:31 ID:P+6jAWww
hosyu
509 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:41:47 ID:P+6jAWww
ほ
510 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 01:38:28 ID:tAOCpVaN
し
の
ふ
ぁ
ん
た
じ
お
おとぎ銃士赤ずきん2 〜星のファンタジオ〜
☆近日公開☆
あらすじ
草太達がファンダベーレから戻って一年。少なからず大人へと成長した草太は、平凡で穏やかな毎日をおくっていた。
ある時、草太は車に挽かれそうになった女の子を助ける。
その女の子は、草太の顔を見るなり驚いた顔をして「エルデの鍵」と呟き、逃げるようにどこかへ走り去ってしまった。
一方、赤ずきんたちはというと、一年経っても大した変化も無く、いつも通りの日常を過ごしていた。
しかし突然、フェレナンドの元へ傷だらけのヘンゼルが飛び込んできた。
ヘンゼルが言うには「得体の知れない奴らに、グレーテルが拐われた」らしい。
その話を聞いた三銃士達は、直ぐ様城を飛び出し、
グレーテルが囚われているという「旧サンドリヨン城」へ向かうのだった。
………今、三銃士達の新たな旅が始まろうとしていた………
Nice fantasio.
かなり興味をそそられるんだがww
コミケでは赤ずきんの同人小説は見あたらなかったなー
522 :
【1385円】 【豚】 :2008/01/01(火) 20:57:16 ID:KFBl+DjF
漫画版終わっちゃったね、一応ネタバレについては語らないけど良い終わり方だった。
まだ最終話読んでないんだけど…って言うかほとんどの話を読んでないんだけど、
ブレーメンの登場あったのかアレ。なんかキャラ紹介はあったみたいなんだが
漫画版の草太が色々嫌がってて立ち読みなのに吹き出しそうになったな
ほ
う
き
☆
の
ち
533 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 11:33:21 ID:ofA93lNb
か
い
535 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 15:43:06 ID:MGZSnh8c
>>535 お別れエンドと同居エンド、好みは人それぞれだから
住み分けの意味で丁度いいかもね。
三銃士が任務続行なのは、サンドリヨンの拷問に耐えた
小夜さんの魔力が回復してないせいもあるだろうし。
537 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 10:59:41 ID:u3u4gg1v
星
坊主
肉
坊主
アニメ版の歌う三銃士の回の話
「聞かせてあげるわ、女の子パワー」というセリフの「kikase(ry」の頭の「K」の音を取り去って
「イかせてあげるわ、女の子パワー」にしようと動画編集を頑張ったのは俺だけでいい
恐らく君だけだろう
いやマジでイかせてください
544 :
311:2008/01/29(火) 00:25:57 ID:d88nshND
投下します。
いくつかオリジナル設定を盛り込んでいますが、
あくまで二次創作作品という事でご了承ください。
あと今回、凌辱的な描写があるのでそういうのが苦手な方は
読まれない方がいいかも知れません。
まあ、ガチ凌辱という訳でもないんですけどね……。
「……ところで最近、変わった事はないかい?」
夜半、鈴風夫妻の寝室。布団に入ろうとした矢先、純太朗にそう切り出されて小夜はドキリとした。
草太と親子の一線を越えた翌日の事である。
「……どうして?」
小夜が乾いた声で問い返す。
「何ていうか…いつもと雰囲気違うんだ、この部屋……私と君以外の誰かの匂いがする…という感じかな」
「…………」
「……ここで何かあったのかい?」
夫の勘の鋭さに小夜は緊張した。強盗が押し入り、行きがけの駄賃に乱暴されたならまだ申し開きが出来るのだが。
しかし誤魔化すのは得策ではないと小夜は思った。もし真実が明るみになれば夫の信頼を失う事になる。
「…あなた御免なさい! 私、過ちを犯してしまいました……!!」
小夜は純太朗に向かって居住まいを正し、土下座した。エルデの流儀に従って夫に頭を下げるのは今回が二度目だ。
前回は復活したサンドリヨンと戦う為、自分の素性を明かし、彼と草太を残してファンダヴェーレに戻ろうとした時――。
「相手は草太だね?」
冷静な口調で訊ねる純太朗に小夜はハッとなり、思わず顔を上げた。
「えっ!?……は、はい……でもどうして……」
布団の上で胡坐[あぐら]をかいていた純太朗は深く溜息をつき、俯いて右手の中指で額を押さえた。
「いつかはそうなるんじゃないかと思っていたんだ……前にも話したけどあいつは10年分の母親の愛情に飢えている…」
「………」
「それに実際の年齢はともかく今の君は若くて美人だ……あいつには母親というより年上のお姉さんに見えるかな」
「……だからって……疑ってらしたの?」
「すまない……それで、草太はまだその気でいるのかな?」
「い、いえ……それについては厳しく釘を刺しておいたから、もう……ないと思うわ……」
そう言ったものの、本当に草太が諦めたかどうか小夜は自信が持てなかった。
「それならいいんだ……もしあいつが調子に乗っているようなら父親としてすべき事をしなければならないからね」
「あなた!……あの子を責めないであげて……予兆はあったけれど、まさかと思ってたし…」
「それに下手にあいつを拒んだら『エルデの鍵』の力が暴走する恐れがあった……だろ?」
「えっ……ええ……」
純太朗の洞察の鋭さに小夜は呆気にとられたままうなずいた。
「ふぅむ……あいつも世間の猥雑な情報に晒される年頃だ……以前のように穏やかな心ではいられないだろうな……」
夫は口にこそ出さないが厄介な子供を持たされたな、と言いたげな表情をしている――。
少なくとも小夜はそう感じた。彼に対するすまなさで胸が張り裂けそうになった。
「全て私が悪いの……サンドリヨンに先んじて『エルデの鍵』を確保するという使命を果たす為とはいえ…
結果的にあなたから普通の人生を歩む道を奪ってしまった……草太からも……私さえ来なければ……」
「それは違うよ、小夜さん」
「えっ?……」
「君にどんな思惑があったにせよ、私は君に私たちの子供を産んで欲しいと望んだ……草太の存在には私にも責任がある」
「あなた……」
「おいで」
純太朗は微笑みながら腕を伸ばし、小夜を引き寄せて抱きしめた。夫の温かな胸に頬を預ける小夜。
「君はファンダヴェーレのすごい魔女なんだろう? そんな君が私の前に現れ、妻となって子供まで産んでくれた……」
「すごくなんかないわ、私…………」
「いや……それがどんなに素晴らしくてありがたい事なのか、この歳になると身に沁みて感じるよ……」
純太朗はそう言うと妻を抱く腕に力を込め、自分の頬を香りのいい髪に擦り付けた。
夫の体と言葉の温もりを感じ、小夜の目から涙がこぼれ落ちる。
「それは私も同じだわ……全てを知ってもなお私を受け入れてくれる人なんて、このエルデにそうそう居るはずないわ……」
「君も辛い身の上だというのは分かっている……気の迷いでした訳じゃないなら責めるつもりはないよ」
純太朗は小夜の顎にそっと手をやり自分の方へ向かせた。夫としばし見つめ合った小夜は静かに瞼を伏せた。
頭をかがめ、妻に口付けする純太朗。小夜もまた彼の背中に腕を廻し、強くしがみ付く。
ふと閃くものがあった小夜は唇を話すと夫に切り出した。
「あなた……もし許してくれるというなら、私の願いを聞いてくださる? 回復魔法を使わせて欲しいの……」
「おいおい、それとこれとは……」
「虫のいい話なのは分かっているわ……でも妻なら夫の力になりたいと思うものよ。私ならそれが出来るわ……」
「うーん……しかし……」
「正直言ってここの所、あなたに抱かれなくて寂しかったの。体が満たされていれば草太に隙を与えなかったと思う…」
「私のここに元気があれば未然に防げた……という問題でもないような気がするんだが……ふむ……」
難しい表情で考え込む夫を見て小夜はまた地雷を踏んだような気がした。確かに今度に一件では彼に落ち度はない。
しかしこんな時でもなければ回復魔法使用の許しを得る機会がないように小夜には思えた。
魔法に頼らないという拘りさえ横に置いてくれれば、夫にも決して不利益にはならないはずなのだ。
淫乱女だと思われても構わない。出来る事なら小夜はやはり夫と繋がった上で愛し合いたかった。
「……分かった。考えた上で言っている事だと思う……君の要求を呑むよ」
「あなた……」
「その代わり、私の頼みも聞いてくれるかい?」
「え?……そ、そうね……一方的にって訳にはいかないわよね……いいわ。で、何?」
緊張気味に訊ねる小夜に、純太朗は含みのある笑みを浮かべて答えた。
「まずは……この部屋に結界を張る用意をしてくれないか……草太に邪魔されない為にね」
純太朗が部屋の明かりを消す。暗くなった部屋の中に唯一灯る枕元のフロアライトに小夜の立ち姿が照らし出される。
「それじゃ始めようか」
そう言うと純太朗はCDラジカセの再生ボタンを押した。ムードを盛り上げる為のBGMが流れ出す。
ジャッキー・マクリーンのアルト・サックスが奏でる『レフト・アローン』。
「この曲をこんな時に使ったらビリー・ホリデイに怨まれそうだな……」
ローアングルで小型ビデオカメラを構えながら純太朗は自嘲気味に呟く。
ネグリジェの胸元に手をやりながら小夜は戸惑いがちな表情を浮かべている。
その表情を捉えながら純太朗はレンズを徐々にズームバックさせ小夜の全身をファインダーの中に映す。
「……何だかこれって、アダルトビデオの始まり方みたいだわ……」
「みたいも何も私はそのつもりだよ……それより何でアダルトビデオだって分かるの?」
「前に一緒に見たじゃない……草太が生まれる前に……ラブホテルで……」
「ああ、あの時か……よく憶えていたね」
「私、あれですっかりビデオという言葉に悪い印象抱いたわ。動く画を記録する技術を何であんな事に使うのか……」
「それで撮られるのを嫌がるようになったんだっけ……でも撮るのは結構平気だったよね?」
「対象が草太だったからよ……もう脱ぐ?」
「いや、さっき打ち合わせした様にゆっくりと回ってくれ……カメラを見ながら、オルゴール人形のように……」
小夜は言われたように畳の上で体を捻りながらゆっくりと回って見せた。
純太朗は彼女の膝の辺りからカメラを上げ、腰から背中へと写し取ってゆく。
「いいよ……そんな感じだ……よし、そこで止まって、ボタンを外す……」
カメラに対して半身になった状態で小夜はネグリジェの胸ボタンを一つ、二つと外していった。
純太朗のカメラのファインダーはバストアップでその仕草を捉える。
(この人……ずっと私にこんな事させたいと思っていたのかしら……?)
君とセックスしている所をビデオに撮りたい――純太朗から言われた要求に半ば呆れつつ、小夜は胸元を開いた。
ネグリジェが肩からスルリと足元まで落ちる。小夜はショーツ一枚だけの裸身を晒した。
「よし、一旦止めるからネグリジェの外に出て……はい、そこで胸を隠すようにして……ゆっくりとカメラの方に向く……」
小夜は純太朗の指示に従って両腕で胸をかき抱き、少しずつ夫の構えるカメラの方へ体を回していった。
「止まって。そう……顔のアップをもらうから、少しカメラのレンズを見つめて……はい、胸から手を下ろす…」
純太朗のカメラは小夜の困惑気味の表情を捉え、舐めるように露わになった乳房から腹部へパンダウンしてゆく。
「……それから手をお腹の上を滑らせるように下ろしていって……ショーツの前に指を掛け…縁に沿って指を滑らす…」
純太朗は続いて小夜に再びゆっくりと回らせ、背中を向けたところで止まらせた。
「……そこでショーツを…少しずつ下ろしていく……」
純太朗からそう指示を受けたものの、小夜はショーツの横に指を掛けたまま動かなかった。
「…さっきから気になっていたんだけど、あなたの声が入っててもいいの?」
「構わないよ。人に見せるものじゃないからね。気になるなら後で消せるし……それにしても意外だな」
「何が?」
尻をカメラに向かってやや突き出し、ショーツを少しずつ下ろし始めた小夜が背中越しに訊ねる。
「君の動きさ。悩ましげな感じでいいよ……もっと素人くさく回ると思ってたんだが……」
確かに背中をわずかに反らせたり腰を微妙にくねらせたり、小夜の動きには何気なくも官能的なものがあった。
今もショーツに掛けてない他の指の広げ方や動きが純太朗の男心をくすぐる。
「アダルトビデオのを真似ただけよ……昔に習った踊りの動きも入れたけど」
「習った? 踊りを? 賢者様が?」
「王様の相談役とか魔法の鍛錬の合間にそういう事もしていたの……エルデで言う生涯学習みたいなものかしら」
「成る程ね……確かに千年もダラダラしているのは勿体無いな……ああ、全部脱がないで、そこで止める…」
純太朗は小夜が膝までショーツを下ろした所で止めさせた。
「そこから腰を下ろして、布団の上に横座りする……出来るかな?」
布団までやや距離があったが小夜は器用に腰を下ろし、コペンハーゲンの人魚像のように横座りの体勢をとった。
純太朗はそこでカメラを止め、小夜の前に回りこんだ。彼女の足の爪先のアップショットから再びカメラを回す。
レンズは小夜の足元から徐々に視線を上げ、柔らかな恥毛の茂る陰部から上半身へ辿り、そして憂いをたたえた顔を映す。
「いいよ、最高だ……才能あるよ小夜さん」
「大げさね……何か恥ずかしいわ……」
「そう、その恥じらいの表情のままショーツをまた少しずつ下ろして……そう、足を抜く……」
小夜は横座りのまま片手でショーツをゆっくりと引っ張り、余韻を残しながら片足ずつ脱いだ。その様子をカメラがじっと捉える。
純太朗はカメラを一時停止させて立ち上がり、今度は俯瞰撮影で小夜に布団に横になるよう命じた。
身を横たえた小夜の裸身を再び足元から舐めるように映して行く。
「……こうして見ると改めて素晴らしいと思うよ、君の体……今度は両手でオッパイを包むように隠して……」
純太朗がアップショットで捉える乳房を小夜が遮るように両手で包む。
「このオッパイに触れられる君の旦那は幸せ者だよ……いつもどんな風に揉んでくれるの?」
「もう、旦那ってあなたの事じゃない……こんな感じで……」
急に第三者視点で語りだす夫に苦笑しながら小夜は自分の胸を柔らかく揉み始めた。
「ほぉう……でも揉むだけかな? 他にはどんな事されるの?」
「お…オッパイ全体を舐め回したり……乳首を吸ったり咬んだり……」
「咬む? ひどい旦那さんだなぁ。痛くされない?」
「いえ…夫が乳首に立てた歯にだんだん力を込めてくると、痺れるような快感が広がってくる…んです……」
夫の意図が読めてきた小夜は、アダルトビデオの中でインタビューされるAV女優のように答えた。
自分でも乳首を指の間に挟み、きりきりと力を込める。
「んんっ……う…ふぅ……はぁぁ……」
そのつもりはなかったはずだが、自ら乳房をなぶる内に小夜は体の奥が次第に熱くなってくるのを感じた。
「そのまま……揉み続けて……」
純太朗は一旦カメラを止め、液晶モニターを展開して小夜の腹部から乳房越しに彼女の顔を捉えるアングルで撮影を再開した。
「あ……うんっ……はんっ……はぁ……」
「旦那さんはいつもこんな風に君の顔を見ながら胸を揉んでいるんだね……そのせつなげな表情を見ながら……」
純太朗は再びカメラを一時停止させ、小夜の脇から頭の方へ移動し、今度は唇のアップから録画を始めた。
「可愛い唇だ……厚過ぎず薄過ぎず、形のいい唇……これで旦那のモノを咥えるんだね……」
「はい……頬張って出し入れしたり、中で舌を絡めたりするとあの人は気持ちよくなって口の中に射精[だ]してくれます……」
そう言い終えると小夜は右手の人差し指と中指を揃えて唇に当てた。濡れた舌を出して指先をちろちろと舐める。
「旦那の精液って美味しい?」
「……ヌルヌルで生卵みたいですけど、私への肉欲と愛情が込もっていると思うと、美味しいって思えるんです……」
「なるほど……でも精液ってのは本来ここで味わうものだよねぇ?」
純太朗はカメラをパンさせ、小夜の腹部を映す。小夜もそれに合わせて両手を腹部に這わせてゆく。
「もちろんそこでも味わってます……受胎するまで何回も中に出されました……」
「中に出す!……いいね……受胎という事は、君は旦那の精液で妊娠したんだね? 旦那の子供を産んだんだね?」
「そうです……夫と私の血が交わりあって出来た……可愛い男の子です……」
草太を妊娠していた頃の事を思い浮かべながら、小夜は下腹部を愛おしげに撫で回す。
そこで彼女は撮影中の夫の様子が変わったのに気付いた。卑猥な問い掛けを止め、じっとカメラ越しに腹部を見つめている。
「そうだ……君のここには命を宿す神聖な場所がある……」
一児の父親として小夜の言葉に何か感じるものがあったのかも知れない。彼女は夫の鼻をすする音を聞いた。
しかしこれではアダルトビデオにならないのではないのか? 小夜は余計な気を廻した。何か話さなければ。
「……あの……もう少しいいですか?」
「ん? あ、ああ、いいよ」
インタビューを受けるAV女優のノリのまま問い掛ける小夜の言葉に純太朗は我に返った。
「確かにこのお腹の中は命をはぐくむ場所です……でもお腹の上は……夫の体を受け止める為にあります……」
小夜はそう言ってゆっくり脚を開き、股間に指を伸ばした。恥毛をかき分け秘部の入り口を晒す。
純太朗は素早く彼女の足元へ移動し、Mの字に開いた脚の間へカメラを向けた。
「夫がここに入って……一緒に動きを合わせると気持ちよくなって……この人と身も心も繋がっていると実感出来るんです……」
小夜は露わになった秘裂に沿って指を滑らせる。純太朗は無言のままその様子をカメラに捉える。
「夫は魔力を持たない普通の人です……出合った頃の私に…そんな夫を見下す気持ちがなかったと言えば嘘になります…
本当にこの人でいいのか……こんな人を夫にしていいのか……そんな不安を抱いた事もあります……」
独白を続ける小夜の呼吸が少しずつ荒くなってきた。秘裂をまさぐる指が湿った音を立て始める。
「でもそれは杞憂でした…私が真実を打ち明けてもあの人は私を拒まなかった…正気を疑われても仕方のない話なのに…
そしてあの人は私が去った後、草太を育てながら10年間、私を待っていてくれた……とても嬉しかった……
夫が私を組み敷き…体を預けている時……その重みに私はこの人に求められていると実感します……
この人を選んで本当に良かったと、今は心からそう思っています……」
語り終えても小夜の自慰行為は続いた。純太朗の視線が液晶モニターと妻の顔を交互に行き交う。
「ごめんなさい……いやらしい事を話すつもりだったのに、言葉が自然に……邪魔なら消していいわ……」
「いや、消さないよ……君の心からの言葉だ……このまま残しておくよ」
「はしたないわね、私……あなたの前でこんな事……こんな姿でも気に入って下さる?……」
「もちろんだよ……オナニーしている所も素敵だよ……」
そう言われて安心したのか、小夜は愛液まみれの指を膣口の奥まで潜り込ませた。
「あうんっ!……もういいでしょ、あなた……来て……ビデオ撮り続けていいから……あ…あんっ……」
揃えた中指と薬指を激しく膣口に出入りさせながら、夫を誘うように小夜は腰をくねらせた。
純太朗は液晶モニターから目を上げ、小夜の顔を見つめた。思いつめた表情で口を開く。
「…私は別に魔法を嫌っている訳じゃないんだ…魔法を使うのが常態化して、それで君が魔女である事が世間に知れて…」
「そのせいで私がここにいられなくなると思った?…あんっ……大丈夫よ、力の使いどころは分かっているわ……」
「それならいいんだ……頼む、今夜だけは……避妊魔法を使ってくれないか…」
その言葉に小夜の自分をなぶる指の動きが止まった。紅潮している頬に更に赤みが差し、目を潤ませる小夜。
「ずっと待っていたのよ、その言葉……」
「すまない……見てくれ……こんなに興奮するのは久しぶりなんだ……」
純太朗は左手でトランクスごとパジャマの下をずり下げた。硬く屹立したペニスの先端から先走りが溢れている。
(ああ……あんなになって……)
興奮したのは小夜も同じだった。あれほど怒張したものに貫かれたら――。
「このまま君に入りたい……いいね?…」
「ええ、喜んで……」
純太朗はビデオカメラを畳の上に置いた。パジャマの上を脱ぎ捨て、小夜の脚の間に陣取る。
「それじゃ、君が上になってもらおうか」
「えっ……ええ……」
小夜はおずおずと起き上がり、それと入れ替わるように純太朗が布団に寝そべる。
天を突き刺すようにそそり立つ夫のペニスの上に跨った小夜は、濡れそぼった恥毛をかき分け指で秘裂を広げた。
もう一方の手で夫のペニスに手を沿えて先端部を膣口にあてがい、ゆっくりと腰を下ろす。
純太朗はその様子を余す所なくビデオに収めている。
「あっ……ううん……っあああっ!……はぁぁっ……」
突入してきた純太朗のペニスの感触に小夜は甘い溜息を漏らす。
純太朗もまた妻の熱くとろける様な膣内の肉襞を直に感じ、ぶるっと身を振るわせる。
「ああ……久しぶりだ、この感じ……すごくいけない気分になるよ……」
「何がいけないの…ああっ! あっ!あっ!あんっ!」
おもむろに動き出した純太朗の腰に小夜は堪らず嬌声を上げる。
「君を妊娠させたくてたまらないんだ……」
「あっ! はあっ……二人目…欲しいの?……ああんっ!」
「残念だが気持ちだけだよ……この歳で小さい子の面倒を見るのはキツそうだ」
「あなたがそう言うなら…仕方ないわね…あんっ…草太も受験前に…下の子が出来たら落ち着かないでしょうし……」
草太。その名を出して小夜の胸が疼く。純太朗に騎乗位になるよう言われた時に蘇った昨夜の記憶。
草太と三度目に繋がった時もやはり騎乗位だった。彼は母親を突き上げながら尻の肉を掴み、乳房を揉んだ。
そして小夜もまた、背徳感にさいなまれながら体を上下させ、腰をグラインドさせて快感をむさぼっていた。
「ああっ……はっ……はぁっ……あなた……私、ゆうべ…」
小夜が喘ぎながら言葉を続けようとした時、純太朗は空いている手の人差し指を出して制した。
「君が何を言いたいのかは分かるよ……でもそれはさっき済んだだろう?」
「ううん、やっぱり私うやむやに出来ない……あなた、私に汚い言葉を言って! 口汚く罵って!」
「小夜……」
「私に罰を与えて……あなたを裏切り、草太ので感じていたのよ……それでも許せるの……」
純太朗はカメラを停止させ、妻を突き上げる腰の動きを止めた。
「本音を言えば怒っているよ、君にも草太にも……でも感情を露わにした所でどうなるものでもない……」
「………」
「怒りや憎しみを心の宝物のように扱えば、それこそサンドリヨンみたいな化け物になる……
君が自分のした事の意味を自覚し、詫びる意思を示せるのなら、私はただ許すしかないんだ……」
「あなた……」
「こんなお人好しなやり方は他人[ひと]の共感を呼べないだろうけどね。世間には世間の都合があるだろうし」
「……それでも……私……」
「今の君に相応しい罰があるとすれば……このビデオ撮りに最後まで付き合う事……
そして……これからもずっと、私の妻であり続ける事」
「!……あなた……」
「最後のは君にとってかなりキツイ罰だと思うが……どうかな?」
純太朗の言葉に小夜の肩が、夫の腹の上に置いた彼女の両手がふるふると震えた。
両の頬を涙が伝い落ちる。
「……そうね……すごく辛いと思うわ……一生掛けて…続けなければ…ならないんですもの……」
小夜は泣き崩れ、夫の胸に顔を埋めた。純太朗はカメラを置いて妻の背中を抱きしめ、泣き止むのを待った。
「……ごめんなさい……また邪魔をして……」
「いいよ……気持ちは晴れたかい? 辛いだろうけどまた始めるよ…あっ、しまった…またやった……」
「どうしたの……あらっ……あなた……」
純太朗のペニスは気持ちの集中が途切れた為に、小夜の膣[なか]で萎えかけていた。
こうなるとちょっとやそっとでは勃起しない。最近の彼は何度かこんな調子になっていた。
「私の膣[なか]でグンニャリするなんて、許せないわね」
「すまない……歳を食うとこんな感じなのかな……情けないよ」
「ふふっ……そんなにしょげないで……力になるって言ったでしょ。今こそ回復魔法の出番よ」
――30分後。
純太朗は小夜の片脚の太腿を抱え、松葉崩しの体制で持ち上げていた。
彼女の股間で激しくピストン運動を繰り返す。
「あっ!あっ!ああっ!あんっ!もう許してぇっ! それ以上されたらっ、私っ、あはっ、ぁあんっ!」
「まだだ、お前は何度でもイケる女だろう!?」
「い、嫌っ! 私そんな女じゃないっ……あっあっあっ! あなたっ! あぁああぁああんんっ!」
「無駄だ、旦那は爆睡中じゃないか、お前が何度喚いてもピクリとも動かねぇだろっ! 俺が起こすか?」
「や、やめてっ、ぁはんっ!こんな所、見られたくないっ…はぅうんっ!」
何やら会話の内容がおかしいが、これには訳があった。
小夜が施した回復魔法によって純太朗の体は20代の頃のポテンシャルを取り戻した。
“これが魔法の威力か…腰にF1マシンのエンジンが付いているようだ…ありがとう小夜”
“あっ!あっ!あんんっ!……あなたに、喜んでもらえると、あんっ!…私も嬉しいわ…はぁんっ!”
この30分の間に小夜は4回絶頂を迎えた。そして純太朗は小夜が2回目の時に1度膣内射精した。
平時の彼ならこの1回で終わる所だが、魔法でチューンアップされた体はすぐに勢いを取り戻した。
だが2ラウンド目、体位は何度か変えたものの抽送の単調さに飽きてきたのか、小夜に言葉責めを始めた。
それがいつの間にか『夜中に押し込んできた強盗にレイプされる人妻』という小芝居に変わっていたのである。
しかも純太朗にとって意外だったのは、小夜が犯される主婦をノリノリで演じている事だった。
「嫌なら何で素っ裸で俺にハメられてるんだよ? 何で上と下の口からよだれを垂らしまくってるんだよ」
「あっ!あぁっ! あ、あなたに何が分かるの!? あぅん! お願いだからもうやめて!」
「やめてやるさ……お前の膣[なか]に射精[だ]したらな」
「い、嫌ッ!膣はやめて!主人とはここ半年してないのっ……妊娠したら他の人としたのが分かっちゃう…」
「なっ……ったく、だらしない旦那だな……なら俺が出て行ったらすぐヤれ。そうすれば誤魔化せるだろう」
「嫌、嫌よ!主人以外の子供なんて産みたくない! あぅっ!ああんっ!」
「ほら、泣き言はいいから這え! 痛い目に遭いたいか?」
「うっ……うう……ひどいわ、こんなの……」
屈辱感を滲ませて呻きながら小夜は純太朗と繋がったまま四つん這いになった。
「いい尻だ……この丸みに滑らかな肌触り……」
「い…いやらしい手つきで触らないで……」
尻を撫で回す純太朗の手におののきながら小夜はもじもじと腰を動かす。
「この尻は尻の神様が作った芸術品だ……こいつにハメまくってる旦那は幸せモンだなぁ」
「下品な事言わないで……」
「俺は褒めているんだぜ? 褒められると女は燃えるんだよな? 俺にも旦那と同じ思いさせてくれよ」
そう言って純太朗はゆっくりと抽送を開始した。ビデオカメラが小夜の尻越しに結合部を捉えている。
「あっ……あぅ……ああぁ……い、いやぁ……」
「すごいぜ……俺のチンポがお前のよだれでヌルヌルになってお前の穴を出入りしているぜ……」
「そんな言い方しないで……何でも言う事聞くから、膣[なか]だけはやめて……あっ!あっ!あっ!」
純太朗はいきなりピストン運動のピッチを早めた。乳房を揺さぶって小夜の体が前後に動く。
「そんなに膣は嫌か……じゃあ外に出すぞ。何処にかけられたい? 背中か?それとも腹か?胸か?」
「ど、何処にもかけられたくな……ああっ!!」
純太朗は強引に小夜の体をひっくり返し、今度は正常位に持ち込んだ。再び抽送を繰り返す。
「言う事聞くんだろ? だったら答えろ。こっちはそろそろ本気で出そうなんだ……」
「ま、待って! こんな形で妊娠するのは嫌!……あっ!あっ! な、何急いでいるの!?」
純太朗の動きが早まった事におののく小夜。カメラはその怯えた表情をアップで捉える。
「早く射精[だ]す為だよ……さあ、もう時間がないぞ。さっさと答えろ!」
「あうっ、うう……お、お腹に……」
「そうか、腹か……よぉし、イクぞ……うんっ、うんっうんっ」
「あっ!あっ!あっ!やっ…あっあっあっああああああぁあああっっっ!」
「そぉらイクぞ……顔だぁ!!」
「えっ!? そんなっ、話が…あううっ!!」
純太朗は射精直前の逸物を抜き取り、素早く小夜の頭の方へ寄ると勢いよく白い粘液を放った。
「むっうぅ……いや……あふぅっ……」
断続的に浴びせられる精液に小夜は顔をしかめ、息を詰める。
「ハァ…ハァ……満足したか? 旦那とも生でヤれよ。妊娠したらまた遊びに来てやるからな」
「う……うう……人でなし……」
屈辱に唇を振るわせる小夜の顔のアップを収めて、純太朗はカメラを止めた。
「よし、ご苦労様……いい画が撮れたよ……最後、本気で嫌がっていたように見えたけど?」
「当然でしょ……あんなにまともにかけられたの初めてだもの……」
「すまない……女性を侮辱する行為だから、今まであえてしないでいたんだけどね……
でもAVのフィニッシュったら、やっぱり顔射なんだよなぁ……」
「……それよりあなた……私の事、変な女だと思った?」
小夜は脱力したように寝そべったまま訊ねた。犯される主婦の熱演ぶりを気にしているらしい。
「変とまでは言わないけど…随分慣れた感じだったね。アドリブ激しいから付き合うのに必死だったよ」
「ファンダヴェーレでたしなんでいたのは踊りだけじゃないの。絵とか楽器とか、お芝居なんかも…」
「お芝居か……成る程ね……おっと、悪いけど顔を拭く前にもう1カット撮らせてくれ」
純太朗は再びカメラを構え、液晶モニターを小夜の顔に向けて反転させた。
「わざわざ見せなくていいわよ……」
「いや、感じを掴んでもらおうと思ってね……いつものイッた後のようなトロンとした目で…」
「……こう?」
「そう、それだ……始めるよ」
カメラの前面にある赤い録画ランプが点灯する。口元のアップから目元へパンし、ズームバックする。
モニターのフレーム一杯に小夜の顔が現れる。
(…何て顔してるの……)
液晶モニターの画面に映し出されている自分を見て、小夜は呆れたように胸の内でつぶやく。
夫に浴びせかけられた精液を、顔一面にへばり付かせている女のだらしない顔。
そこに王の側近として人々の信頼と尊敬を集めていた賢者シルフィーヌの面影はなかった。
そこに映っているのは、強いて言えば――家族の絆の為に牝になる事を選んだ女の顔だった。
「OK、これでお終いだ。付き合ってくれてありがとう……お詫びに一口……」
ビデオカメラを置いた純太朗はそう言って小夜の頬を伝い落ちる精液をペロリと舐めた。
「なっ!?…あなた……」
「……うーん……やっぱりマズイか……」
「……言っていい? あなた変態よ。自分のなんて……草太の事とやかく言えないじゃない…」
嫌のものを見させられたと言わんばかりに険しい目つきで小夜は言った。
「いやぁ、君がどんな思いでこれを飲んでいるのか、何となく知りたくなってね……」
決まり悪そうに苦笑いしながら純太朗が答える。小夜はフンと鼻を鳴らした後、顔の緊張を解いた。
「それに……これは全部私のものよ……たとえ出した本人でも勝手には舐めさせないわ」
「はいはい、それじゃお願いします」
純太朗は小夜に向かって頭を屈め舌を差し出した。小夜はその舌に吸い付き、残っている精液をしゃぶった。
その後も純太朗は妻の顔に付いたぬめる粘液をすすり取り、口移しで与え続けた。小夜はそれを美味しそうに飲む。
仕上げに純太朗は小夜の顔全体を執拗に舐め回した。小夜もまた嫌がる事なく夫の行為に身を任せる。
身も心も溶け合う様な夫婦のひと時。
ファンダヴェーレの人々は、自分がエルデの男とこんな痴態を繰り広げていると知ったらどう思うだろう――。
王国の名を穢す者とそしられ、二度と帰る事は叶わぬかも知れない。しかしそれでもいいと小夜は思う。
サンドリヨンの封印は新たな七賢者たちが引き継いだ。ファンダヴェーレでの自分の役目はもう終わったのだ。
ならば愛する夫や息子と共に生き、このエルデに骨を埋めるという道も有りだろう。
何より、かの地に自分の帰りを待つ家族は――もう誰もいないのだ……。
「……どうしたの? 涙ぐんで……嫌だったかい?」
「ううん……あなたとこうしているのが嬉しいの……」
「んん?……これも君の言う変態的行為だと思うんだけどね」
「女が嬉しいと言えば、それは嬉しい事なのよ」
「ならいいんだが……しかし絶倫過ぎるのも考え物だな……永久ピストン運動なんて苦痛なだけだよ。
君は何度でもイケるからいいかも知れないけど…」
「そうでもないわ……激し過ぎたら次の日に支障が出るもの。自分には回復魔法かけられないから……」
「…何事も程々が一番だな…あ、でも…カスタマイズの必要はあるが、また回復魔法のお世話にはなりたいな。
硬さが持続するって素晴らしいよ、小夜」
「そうね……あなたと奥まで繋がっているって感じがするわ……ふふっ、何言ってるのかしらね、私たち」
小夜はそう言って純太朗と顔を見合わせ、少女のようにクスクス笑った。
(終わり)
>>560 純太朗の変態っぷりに噴いたwwwwww
GJだから許す
562 :
311:2008/02/01(金) 00:46:38 ID:9moZklzD
>>561 お読みいただいてありがとうございます。
TVでの彼からは想像しづらいかも知れませんが、
書いた本人から見てもやっぱり変態だと思いますw
なんという変態wwwGJ
単行本がでたのでアゲてみる。
565 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 23:00:25 ID:JwlH3u9P
単行本3巻の鎖で繋がれてる小夜が
スゴくエロかったと思ったのは俺だけでないはず。
ってかエロ本以外の本で初めておっきした。
漫画版の千年前
シルフィーヌ、戦いのさなかに行方不明
とりあえず残りの六賢者でサン様封印
漫画版の現代
シルフィーヌ、戦いのさなかにサン様に捕らえられ拷問の日々
しかし王国軍と騎士団は『鍵』の所持者保護を優先
シルさんのいらない子扱いに全俺が泣いた
ヴァルネタが来てないな・・・喋る犬なんて格好の・・・
569 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 14:51:04 ID:8glEy6yt
☆
す
サンドリヨン&トゥルーデ×草太希望
酢
573 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 19:19:49 ID:Bb7xbALK
補習
赤ずっきゅーんが凌辱されるのを見たいけど、想像及び創造するのは難しそうだな
赤さんは陵辱されてもレイプ目にはなりません。
翌日のレイプ現場には赤さんを陵辱した連中の首が転がっています。
赤ずきんは意外にヤンデレだったりする
ヤンデレに刃物・・・
都合により番(ry
Nice マッドハウス
赤さんがヴァルの腹を掻っ捌いて「カインお兄ちゃん入っていないの?」
まさにZQN
ノコギリといえば牧村美樹を思い出す俺保守
し
み
つ
げ
え
む
ち
む
ち
ふ
594 :
311:2008/03/22(土) 00:18:31 ID:ZcblNhIb
投下します。571氏のリクエストに応えて書いてみました。
ちょっとオリジナル成分強めですが。
もう一つの『おとぎ銃士 赤ずきん』第36話。
(お母さん……お母さんっ……)
サンドリヨン城の中のほの暗い回廊。鈴風草太はその中をひた走る。
回廊の両壁面には姿見大の鏡が取り付けられ、それが何十組も奥に続いている。
その中に時折浮かぶ一人の女性の影。
赤ずきんたちが止めるのも聞かず、草太はその影を追って走り続けていた。
(何でお母さんが鏡の中に……)
何度もそう思い続けながら走る草太。気が付くといつの間にか廊下の壁が無くなっていた。
鏡は空中に浮かんだまま薄暗い広い空間の中に並んでいた。
構わず走る草太の前に不気味な装飾を施された塔が現れた。鏡の列はその塔の前で途切れていた。
塔の上部に玉座らしきものが見える。そして塔の基部にはその玉座の主らしき人影。
暗黒魔女サンドリヨン。そしてその傍らには腹心の魔女トゥルーデ。
草太は二人の前で脚を止めた。
「ようこそ少年……よくぞここまで来たな」
「…サンドリヨン……ここに来るまでの鏡に僕のお母さんが映っていた……どういう事!?」
「……お前の言っているのは…これの事かな?」
暗黒魔女はそう言って体を脇へ動かした。その背後に先程の鏡と同じものが浮かんでいた。
鏡の中に目を凝らす草太。やはり一人の女性の姿が映っている。草太の母――鈴風小夜。
「……お母さん!」
草太はそう叫び、鏡に駆け寄ろうとした。それを見たサンドリヨンの唇の端が釣り上がる。
「迂闊な…」
彼女は草太に向かって軽く右手をかざした。五本の指先から光弾が飛び出す。
五つの光は草太の両手首と両足首、そして彼の腹部に命中した。衝撃を受け倒れる草太。
「うっ!……な、何を……」
視界の端に二人の魔女を捉えながら草太の意識は急速に薄れていった。
あれからどれくらいの時が経ったのか――体に寒気を感じ、草太は目を覚ました。
(……どこだ? ここ……)
倒れたままの草太の視界に細かい装飾の施された天井が見える。
薄暗い周囲も広い空間という感じがしない。先程とは違う場所のようだ。
草太が寝ているのは柔らかい布の上――どうやらベッドの上のようだった。
「ん……んふ……ぅんっ……」
近くで悩ましげな女の吐息が聞こえる。草太は身を起こそうとしたが、途端にベッドの上に引き戻された。
「うっ!……あ、あれ?……僕、何で裸に……」
草太はそこで自分が全裸にされているのに気が付いた。頭を巡らすと2脚の籐椅子の背もたれが見える。
その一つにサンドリヨンが座っていた。いつものドレスではなく絹製らしき銀灰色の長いローブをまとっている。
その前に全裸になった黒い肌の女がひざまずき、サンドリヨンの開いた両足の間に顔を埋めていた。
(あれは……トゥルーデ…?)
草太がいぶかしむのも無理はなかった。もちろん魔女の装束を身に着けていない彼女を見るのは初めてだ。
その肌は墨を流し込んだようにどこまでも黒い。
兜を被る為のものか、長く青白い髪はアップにして後頭部にまとめていた。
ピチャ…ピチャ……という時折聞こえる湿った音は彼女が顔を寄せるサンドリヨンの股間からのものの様だった。
女が女に陰部を舐めさせている――初めて見るその異様な光景に草太は戸惑いつつ興奮した。
「気が付いたか……どうした? 女同士の絡みを見て劣情を催したか?」
サンドリヨンが草太の視線に気付き、うっとりとした表情で問い掛けた。草太は自分の股間の異変に慌てた。
「いや、こ、これは……それよりさっきの鏡は何? お母さんはここにいるの!?」
「会えない事はない。だが私に付き合わなければ会う事は出来ない」
「やっぱりいるんだね……ねえ、何でトゥルーデにそんな事…」
「私は別に女同士の戯れに興味はない……こやつにこうして奉仕させる事に意味があるのだ」
「意味って……どんな……?」
「フフッ……いずれ分かる……もうよいぞトゥルーデ。今度は草太の“お宝”を綺麗にしてやれ」
サンドリヨンに命じられたトゥルーデは草太の方へ向き直り、口元を拭いながらベッドの方へ歩み寄ってきた。
草太は迫り来る魔女におののき身を起こそうとしたが、先程と同じく何かの力が働き身動きが取れなかった。
「無駄だ…私が先程お前に撃ち込んだ印でその体は私の意のままだ。許された動きしか出来ぬ」
サンドリヨンの言葉に草太は腕や脚を持ち上げる事を試みたが結果は同じだった。
加える力と同じくらいの反発する力が掛かり、体が自由にならない。
そうこうする内にトゥルーデがベッドに上がり、草太の両脚を押し開いた。
「な……何をするの……」
「…恐れる事はない……」
黒い魔女はおののく草太のペニスを掴み、しばし見つめた後で頭を屈め先端をぺろりと舐めた。
「あうっ!」
未知の刺激に体を痙攣させる草太。トゥルーデはペニスの包皮を引き下ろし亀頭部を完全に露出させた。
「痛っ……あぁ、やめて…汚いよ…」
「だから綺麗にするのだ……大人しくしていろ……」
トゥルーデはそう言うとペニスのカリ首や裏筋を舐め回し、こびり付いている恥垢を丹念にそぎ落とした。
むず痒い痛みと慣れない刺激に草太は再び体を痙攣させる。
一通り舐め終えるとトゥルーデは唾液をたっぷり含ませた唇で草太のペニスをゆっくり包み込んだ。
「あっ……う…うぅ……あぁ……」
「んん……んむ……はぅ……あふ……」
自分のモノがトゥルーデの口の中で嬲[なぶ]られている――いまや恐れよりも快感が草太の体を支配していた。
上目使いで見つめながら頭を上下させるトゥルーデをどうにか見返す草太。
その目に映るの魔女の姿はさながら獲物の肉をむさぼる黒豹のようだった。
いや、黒豹の方がまだましかも知れない。恐ろしい肉食獣とはいえ、その目には野生の息吹が宿っている。
トゥルーデのガラス細工のような赤い瞳には生気が感じられなかった。自分の意思で動いてるはずなのに。
「どうだ、トゥルーデの口淫は? 自分でするより何倍も心地よいであろう?」
いつのまにかベッドの傍にサンドリヨンが歩み寄っていた。はだけたローブの間に白い乳房が覗いている。
「こやつも可哀想な奴でな……かれこれ10年も男に縁が無くて、いまやここもすっかり乾いてしまった……」
そう言ってサンドリヨンはトゥルーデの尻に手を伸ばした。その直後にトゥルーデの腰がピクンと震えた。
「だがお前と接した事で忘れていた感覚が蘇ってきたようだ……」
サンドリヨンの右手が漆黒の肌の尻の向こうでしきりに動いている。
草太の位置からは見えないが、どうやらトゥルーデの秘部を指で嬲っているらしい。
主の攻めに草太のペニスをしゃぶりながらトゥルーデは下半身をもじもじと身悶えさせている。
「んんっ、んっ、んっ、うんっ……」
「ああっ……ま、待って、そんなにされたら…」
トゥルーデの口の動きが早まるにつれ、草太の体の奥から何かが込み上げてきた。
「どうした、そろそろか? 出して構わぬぞ。こやつの口はお前の精を受け止める為にある……」
「そんな事言ったって…あっ……あっ、あ、あ……だ、駄目だっ、出るっ……!! ああっ!!」
ペニスにまとわり付く快感に耐え切れず、草太はトゥルーデの口の中に勢いよく射精した。
「んぶっ! ん……うんっ、んんっ……」
立て続けに注ぎ込まれる精液に流石のトゥルーデも苦しかったのか、顔をしかめている。
それを見た草太は何故かすまない気持ちになってしまった。
「こぼすでないぞ……草太の出したものは全て綺麗に舐め取れ……余計なものが残ってないようにな」
冷たく言い放つサンドリヨンにトゥルーデは無言のまま従った。精液を飲み込むと再びペニスを咥える。
「ねぇ…どうして、うっ……トゥルーデにこんな事させるの? あなたの一番の部下でしょ…あぅっ……」
毛づくろいする猫のようにペニスを舐めるトゥルーデ。その刺激に草太は息を詰まらせながら主に問うた。
「腹心だからといって特別扱いする気はない…今はこれがこやつの仕事だ…それに先程言ったろう?
こやつにこうさせる事に意味があるのだよ」
「意味ってどんな?……分からないよ……」
「後で教えてやる。今はもっと大事な用がある……どうだトゥルーデ? まだ終わらぬか」
サンドリヨンと草太が話している間にもトゥルーデは先端に吸い付き尿道に残っている精液をすすったり、
ペニス全体を口に含んでぬめりを念入りに舐め取ったりしていた。
「……これで綺麗になったはずだ」
「よかろう。これで準備は整った……下がれ」
サンドリヨンは身にまとっていたローブを脱ぐとベッドを降りたトゥルーデに渡した。
くすんだ白い裸身が草太の足元から四つん這いでにじり寄る。
「トゥルーデの口の中に出したばかりだというのに……若いだけの事はあるな」
射精後に萎えていた草太のペニスはトゥルーデに舐められるうちに勢いを取り戻していた。
「まずは挨拶せねばな……」
そう言ってサンドリヨンはトゥルーデがしたようにペニスを手に取り、亀頭に軽くキスをした。
ピクッと身を震わせる草太。
「…まったく、おぞましい形をしている……こんな物を咥え込んで悦ぶのだから女とは因果なものだ…」
サンドリヨンは身を起こし草太の腰の上で仁王立ちになった。黒く艶やかな茂みをかき分け秘裂を広げる。
初めて直に見る女性器の入り口に草太は目を見張った。
「もっとも男はこちらの方がおぞましいと感じるようだがな……どんな男もここに入りたがるのに、
見るのは嫌だそうだ……」
何も言えず困惑する草太。サンドリヨンは含み笑いを漏らすと立ち膝で草太の腰の上に跨った。
「な……僕をどうするつもり……」
「トゥルーデも言っていたろう……何も恐れるな……失望はさせないつもりだ……」
持ち主の意思とは裏腹に草太のペニスは期待に震えていた。サンドリヨンはそれを掴み腰を下ろしていった。
入り口にあてがわれたペニスがジュルッ、ジュルッ……と音を立てて秘裂の奥へ飲み込まれてゆく。
「あっ……ああぁっ!」
「うっ……ふ…ぅうん……はぁぁ……」
初めて体験する、自分の分身を包む女の秘肉の熱い抱擁。草太は堪らず切なげな声を上げる。
サンドリヨンもまた、根元まで入った自分の中を満たす男の感触に満足げな溜息を漏らす。
「フフ……どうだ草太? マレーンの膣[なか]に入った感想は?」
ここでその名を出すとは――快感を覚えながらも草太は内心憤りを感じた。
確かにサンドリヨンが見せた幻影の中で自分は少女時代の彼女に惹かれていたが――。
「違う!……僕はこんな事望んでない……!」
「虚勢を張らずともよい……男は目を付けた女を自分のものにせずにはいられない……
思いが叶ったのだ、良かったではないか」
「……違うよ……こんなの……」
魔女から目をそらし、歯噛みする草太。サンドリヨンは彼の頬を指先でそっと撫ぜた。
「そう言うな……その気持ちは私も同じだ……もっとも、私の望みはこっちの方だがな!!」
サンドリヨンはそう言うと右手を差し上げた。その手の平に赤く光る魔法の印が浮かぶ。
ハッとなり、それを見つめる草太。サンドリヨンはその手の平を彼の胸に押し当てた。
「どぅあああああぁぁっ!!」
魔女の手の平から伝わる熱さと波動。草太は何が起こったか分からぬまま悲鳴を上げた。
「あっ……がぁっ……な…何が……」
「いにしえより伝わるエルデの鍵よ! 今こそ我の中へ!! 真の持ち主の元へ!!」
「うわああああぁあぁっっ!!」
草太の中で何かが震え、砕け散り、粒子化して下腹部の中心から流れ出し始めた。
その勢いよく吸い出されてゆく何かの摩擦熱であるかのようにペニスが熱くなってゆく。
「う…わ……も、燃えちゃう……爆発するぅっ!!」
「苦しいか少年? 耐えて見せろ……破裂したお前のものが私の体内に残るなど御免だぞ……」
言葉とは裏腹に一度はそんな経験をしてみたいと言いたげな、酷薄な笑みを浮かべるサンドリヨン。
パニックに陥る草太のペニスへの加熱と圧力は増す一方だった。
「あ…ああっ!……駄目だ……嫌だ!! 嫌だぁ!!」
草太が限界を感じたその時、不意に流動が衰え、ペニスに掛かる圧力も下がっていった。
粒子の残りがサンドリヨンの中に吸い込まれ終えた時、射精後よりも強い虚脱感が草太を襲った。
「はあっ……はぁっ……はっ……はっ……」
「ふうっ……うぅん…………フフッ……収まった……これで私のものだ……」
サンドリヨンは一呼吸すると草太から離れた。ジュルッと音を立てて女陰からペニスが抜ける。
持ち主と同様に草太のペニスもグッタリと萎え切っていた。
ベッドを降りたサンドリヨンはトゥルーデに命じ、ひざまずいた彼女に主の濡れた陰部を再び舐めさせた。
「……今のは……鍵の力?……僕から奪ったの……?」
「そうだ……エルデとファンダヴェーレ、私の中で二つの鍵が揃っている」
「二つ?……まさか…」
「フェレナンドは既に籠絡した。あっけないものだ」
「そんな……フェレナンド王も……」
「そう落胆するな……わざわざエルデから赴いてくれたのだ。お前には相応の礼はする」
「行ってやれ……トゥルーデの体は草太、お前にとって最高の褒美になるだろう」
サンドリヨンはもういいと言いたげにトゥルーデの頭に手を置いた。
黒い魔女は立ち上がるとベッドの傍へ歩み寄った。ガラス玉のような生気のない目で草太を見おろす。
ベッドに上がると彼女は草太の横に座り、彼の体をゆっくり撫で回し始めた。
その様子をローブを羽織ったサンドリヨンが籐椅子に腰掛け、脚を組んで愉快そうに見つめる。
「な…何でトゥルーデなの……」
「嫌か? そう言うな。これがそやつの最後の仕事になるのだ」
「最後……って、どういう事?」
「……お前の相手を務めた後、トゥルーデは消す」
「消す!?……それって殺すって事!?」
「フッ……そうではない。“消す”のだ」
「言い換えたって同じじゃないか!!……あんな事言われてるんだよ!! トゥルーデはそれでいいの!?」
酷薄なサンドリヨンの物言いに流石の草太も憤慨したが、トゥルーデ自身は至って冷静だった。
「サンドリヨンの命令ならば私は従うだけ……お前は余計な事を考えずに私を抱けばいい」
「そんな……あぅっ……」
草太を撫で回す手は彼の下腹部に伸び、今度はしおれたペニスと睾丸を揉み始める。
トゥルーデに撫でられた部分からは温かい感触が広がり、脱力した体に再び力をみなぎらせていく。
回復魔法かそれに類する術なのだろうと草太は思った。彼女がそんなものを使うとは意外だったが。
トゥルーデにしごかれていた草太のペニスも次第に熱く硬く怒張し始めた。
「そろそろ頃合か……トゥルーデ、這って尻を突き出せ」
サンドリヨンに命じられたトゥルーデは草太から離れ、彼の足元で四つん這いになった。
「せっかくの機会だ……草太、今度は自分の意思でしてみないか?」
「自分で……?」
草太は頭を上げた。試しに腕を動かすと今度は楽に持ち上がった。
「男女の絡みにも色々な型がある……獣の恰好を嫌がる男はまずいない。お前も男の端くれなら、
どうすればいいか分かるであろう?……」
「……好きにしろったって、無理矢理させる事に変わりないじゃないか……」
そう抗議したものの、草太の目はトゥルーデの下半身に釘付けになっていた。
黒い肌の尻の中心にある菊門、そしてその下にある青白い茂み。
草太の視線を意識してかトゥルーデは股間に手をやり、中指と薬指で秘裂を開いた。
その様を凝視する草太の胸の内に、かつてない程のどす黒い欲望が湧き出してきた。
――挿入[いれ]たい。犯したい。
この女[ひと]の子宮[なか]に射精したい――。
「……分かったよ……」
あくまでも“しぶしぶ”という姿勢を崩さずに草太は起き上がり、立て膝でトゥルーデの後ろについた。
いきり立つペニスを掴み、サーモンピンクの膣口に押し当てる。先端にヌルッとした感触が伝わる。
「い、いくよ、トゥルーデ……」
おずおずとした草太の呼びかけにトゥルーデはコクリと小さくうなずいた。
恐ろしい魔女だとは分かっているが、その仕草に草太は奇妙な愛おしさを感じた。
膣口の中にペニスを送るとぬめりが砲身を包み込む。草太の全身が総毛立つ。
トゥルーデの腰を掴み、草太はゆっくりと抽送を始めた。
「はぅっ……ぅうんっ……あっ……あっ……」
これがあの暗黒魔女なのかと思うほど切なげな声を漏らすトゥルーデ。
要領を掴んだ草太はその声を聞きながら腰をリズミカルに押し付ける。
「初めてにしては上出来だな……トゥルーデ、新妻のようにもっと可愛らしく喘[あえ]げ。
男はその声を聞く事で更に奮い立つ……」
サンドリヨンはそう言いながら籐椅子の傍らの一脚テーブルからグラスを手に取った。
後背位で交わる草太とトゥルーデを愉快そうに眺めながらグラスの中の酒を口にする。
「さて……何故トゥルーデに卑しい事をさせるのか、という話だったな……」
サンドリヨンは勿体つけるように脚を組み直し、顔に掛かる髪を撫で付けた。
「そやつは元の名をシルフィーヌと言ってな……千年前、私を封印した七賢者の一人だ……」
「し、七賢者!? トゥルーデが!?」
予想だにしなかった話に草太は驚愕した。サンドリヨンを封印した七賢者の一人。サルタンと同じ……。
以前会った老賢者の容貌を思い出した途端、顔から血の気が引いた草太は思わず腰を引こうとした。
しかし既にサンドリヨンが先手を打っていた為、果たす事は出来なかった。
「ハハッ……案ずるな。お前の相手は老婆ではなく若い女だ。千年前と同じ姿というふざけた奴だがな」
若い女と聞いて草太は少しだけ安堵した。
無礼は承知だが、年老いた女性を犯しているというのは気持ちのいいものではない。
しかし見た目が若くても千年以上生きている人物を“若い”と呼んでいいものかどうか。
「……その人が何で……」
「10年前、復活した私にそやつらは戦いを挑んできた……しかしあらかたの賢者どもは既に死に、
残っていたのはそやつと老いぼれが一人だけ……勿論私にかなう訳がない。
老いぼれは賢明にも撤退するよう呼びかけたが、シルフィーヌは諦めず深追いしてきた。
実力の差を思い知らせる為、私はそやつを叩きのめし、転送魔法でここへ拉致した。
仲間を消されたと思った老いぼれは尻尾を巻いて逃げ、それきり挑んでは来なかったよ……」
機嫌良さそうに武勇伝を語っていたサンドリヨンはそこで一区切りし、グラスを口にした。
「…八つ裂きにして城に送りつける事も出来たが私より劣るとはいえ、そやつの魔力は魅力的だった。
そこで洗脳し、暗黒魔女トゥルーデとして蘇らせた。仇敵もいまや私の忠実な下僕だ……」
「だけど……洗脳って元の人格を壊しちゃうんでしょ? そんなのひどいよ……」
腹心であるにも拘らず、奴隷のようにも扱うのはそういう事かと草太は理解した。
自分を封印した相手を殺さずに屈服させ、心を壊し、意のままにできる人形に仕立てる。
かつて仕えた王家やファンダヴェーレの国々を襲わせるだけでなく、卑しい真似をさせて怨みを晴らす。
おそろしく屈折した女だと草太は思った。
「お願い草太……もっと突いて……」
「えっ? あっ、ゴ、ゴメン」
切なげに懇願する声を聞いて草太は我に帰った。話に気を取られて腰の動きが緩慢になっていたらしい。
抽送を再開する草太。その声の主がトゥルーデである事に気付くのにしばらくかかった。
「んあっ! あっ、あっ、あっ、いい、もっと……あんっ、ぁはぁん……」
「いい調子だトゥルーデ……ねだる時も可愛くな。可愛く振舞えばそれだけで男は堕ちる……」
黒い魔女のぬめる温かな膣に突き入れながら、草太は皮肉っぽく言うサンドリヨンを睨んだ。
無論サンドリヨンはそんな草太の視線など意に介していない。
「どうした? 私を睨む暇があるならトゥルーデをもっと可愛がってやったらどうだ?」
「やってるよ!……トゥルーデ、どう? 気持ちいい?」
「あんっ、はんっ……いい…気持ちいい……草太、突いて……もっと突いて!」
演技かも知れないがトゥルーデに甘い声でねだられると草太も応えられずにはいられなかった。
それがサンドリヨンの言うとおりになっているのは面白くなかったが今更やめる事も出来ない。
サンドリヨンに対する苛立ちも含め、勢いをつけて腰をトゥルーデの尻に叩き込む。
「あぅんっ! あんっ! あっ!あっ!あっ! して! もっとして! あぁんっ!」
気分が高揚してきたのか、トゥルーデは髪留めを外し頭を振った。青白く長い髪が背中に広がる。
その後ろ姿に草太は何か引っかかるものを感じた。
気にはなったもののサンドリヨンにまた何か言われるかと思い、腰の動きは止めずにいた。
「はぁんっ! あっ!あっ!あっ! くっ、来るのぉっ! あぅっ! あぁんっ!」
トゥルーデの激しい嬌声を聞きながら突くうちに草太の内側から射精感が高まってきた。
サンドリヨンはその様子を見逃さなかった。
「盛り上がってきたようだな……草太、トゥルーデに上を向くよう命じろ」
「えっ!?…何で?」
「最後くらい、そやつが女になった時の顔を見てやれ……」
「……分かったよ……トゥルーデ、悪いけどこっちを向いてくれる?……」
草太は動くのを止め、トゥルーデの秘裂からペニスを抜き取った。
「はぁ…はぁ……お願い、すぐに入れて……」
「も、勿論だよ……」
トゥルーデは草太が離れると四つん這いから正常位で寝る体勢をとった。
両脚を立ててMの字に開く。股間の茂みが草太を誘うように濡れている。
「早く来て……欲しくてたまらない……」
「うん……いくよ……」
トゥルーデの上に覆いかぶさった草太はペニスを掴み手探りでトゥルーデの秘裂にねじ込んだ。
愛液の溢れる膣口は草太のものをすんなりと受け入れた。
「んああぁっ!! 早くして! 奥まで突いて! あっ!あっ!あっ!あぁっ!」
草太が動き始めるとトゥルーデは再び激しく喘いだ。目を潤ませ、唇の端から唾液がこぼれる。
こんなになるまで乱れていたのか――そう思いながら向き合ったトゥルーデの顔を見つめる草太。
しかしその顔を見るうちに彼は妙な違和感を抱いた。先程と同じく何かが引っかかる。
記憶の奥底にある何かが――。
草太のその戸惑いを打ち破るようにトゥルーデが両脚を彼の腰に絡み付けた。
「あ!…ちょ、ちょっと、このままじゃ中に出ちゃうよ!?」
「あっあ……いい、膣[なか]でいいから! 出して!いっぱい射精[だ]して!!」
そう叫んでトゥルーデは草太をしっかりと抱きしめた。ちょっとやそっとでは振りほどけそうにない。
「もう、知らないよ! このまま行くよっ! うんっ!うんっ!うんっっ!」
腹をくくった草太は自身もトゥルーデの肩を掴み、思いっきり突き入れた。
「あっ!あっ!あぁっ!いい! あっ!いいのぉっ!!」
これがファンダヴェーレ中を恐怖させた魔女なのかと思うほどトゥルーデは女らしい声で喘ぐ。
色を別にすればその肌は普通の女性と変わる事なく滑らかで、どこまでも柔らかく温かい。
その体に男の印を刻みつけようとしている事に草太はいつしか暗い愉悦感を抱いていた。
サンドリヨンやシルフィーヌの事も、母親の事さえも頭の隅に追いやりその瞬間を目指した。
「あっあっあっ!…草太っ!…駄目…私……駄目ぇぇ……っっ!!」
「ううぅんんっっ!!」
ひと際大きいストロークで突き入れた瞬間、トゥルーデの膣[なか]で草太の精液がほとばしった。
更に二度、三度と突き入れるたびに大量の熱いものが脈動と共に放たれる。
トゥルーデは草太の体を壊しそうな程の力でしがみ付き、歓喜に打ち震えた。
「あっあ……あぁぁ…………はぁっ…はぁっ…はぁっ……」
全てが終わり、トゥルーデのしなやかな脚が草太の腰から離れVの字に伸びる。
草太もまた彼女の上で息を荒くしながらぐったりと伸し掛かっていた。
「天晴れだ鈴風草太……これでお前も一人前の男になったな」
ゆっくりと拍手をしながらサンドリヨンは二人の傍に近づいてきた。
「トゥルーデもご苦労だった……これでお前の役目は全て終わった。元の姿に還るがいい」
「えっ……?」
のろのろと草太が振り仰ぐとサンドリヨンがトゥルーデの頭に右手をかざしている。
手の平から降り注ぐ暗い紫色のオーラを浴びたトゥルーデはうっと短くうめき静かになった。
「元の姿にかえる……って……?」
「まだ分からぬか。トゥルーデの人格を消し、シルフィーヌに戻すのだ」
トゥルーデを消す、とはそういう意味だったのかと草太はようやく納得した。
「だけど……何で今…」
「お前を母親に会わせる為にはシルフィーヌに元に戻ってもらう必要があるのだ。まあ見ていろ」
母親に会える――そう聞くと草太も黙ってはいられない。だがシルフィーヌと母とどういう関係があるのか。
体を起こそうとしてみたが、ラストスパートが激しすぎたのか脱力感がひどく力が入らない。
身を預けたまま草太は固唾を呑んでトゥルーデの変化を見守った。
肌の黒さが徐々にあせて明るい色になっていく。入れ替わりに青白い髪や睫毛の色が濃くなっていく。
消えゆくトゥルーデ。彼女は賢者シルフィーヌの体を基に作られたアンドロイドの様な存在だった。
草太の腕の中では可愛い女だったが、本来の彼女はファンダヴェーレに災厄をもたらす魔女である。
居なくなるのは喜ばしい事なのだろうが、サンドリヨンにあっさり捨てられるのは哀れでもあった。
しかし感傷に浸ってはいられない。トゥルーデが消えるという事はシルフィーヌが戻る事でもある。
おそらく洗脳されトゥルーデに変えられる以前の状態で蘇るはずだ。
意識を取り戻した彼女にこの状況をどう説明すればいいのだろう――?
そんな事をつらつら考える草太の目の前でトゥルーデは元の姿に近付きつつあった。
(この人が賢者シルフィーヌ………えっ…?)
ここにきて草太は先程感じた違和感の正体にようやく気付いた。
似ているのだ。草太の知っている人物に。異様な肌や毛髪の色に惑わされ気付けずにいた。
だがそんな事はあり得ない。あり得ないはずだが――。
「ああ、そうだ。大事な話を忘れていた」
出し抜けにベッドの傍らに立つサンドリヨンが切り出した。どことなくわざとらしい口調で。
「シルフィーヌはかつてエルデに赴いていた事があってな……そこで一人の子供をもうけた」
「えっ!?」
再びサンドリヨンの口から出た思いがけない話に驚く草太。トゥルーデはいよいよ本来の姿に近付く。
明るい象牙色の肌。栗色の髪。見覚えのある髪型と顔の輪郭。草太の最も身近な女性――。
「彼女はそこでは……鈴風小夜と名乗っていた」
変化が収まると同時にとどめの様なサンドリヨンの言葉。もはや疑う余地はなかった。
「そう……“彼女”がお前の母親だ」
「…お母さん!……」
夢で――エルデで幾たびか見た悪夢の中で魔物に連れ去られた母。
その母が今、目の前に――自分の下にいる。何故。どうして此処に。
そして草太は忌まわしい事実に気付く。自分が犯していたのは実の――。
「どうして……一体どういう事なの……」
「お前が生まれる前だ……私の復活を予見したフェレナンドの父は『エルデの鍵』を確保し、
私の目から隠す為、そやつをエルデに赴かせ『鍵の力』を持つ子供を産むよう命じた。
『エルデの鍵』はエルデで生を受けた者にしか授からないからだ……。
だが私が復活した時、先王は重大な誤りを犯した。エルデでお前を育て守護していたシルフィーヌを
呼び戻し、私にぶつけて来たのだ……かつての英雄を担ぎ出す事で臣民を安心させようとの思惑が
あったのやも知れんが、その甘い考えがどんな結果をもたらしたかはお前も知っているであろう?」
草太は何も言えなかった。母――鈴風小夜が賢者シルフィーヌであり暗黒魔女トゥルーデであった事。
その事実を草太は受け入れられず煩悶していた。
「与えられた使命とはいえ好きでもない男の精を受け入れ、欲しくもない子供を産まされ……
シルフィーヌもさぞや辛かったであろうな……」
そう言って含み笑いを漏らすサンドリヨン。それを聞いて草太はかぶりを振った。
「そんな事ないよ!! お母さんは僕もお父さんも…」
「ならば聞いてみるがよい。夫と幼い自分を捨てた本当の理由を」
「違う!! 捨ててなんか――」
草太が反論しかけたその時、小夜がうめき声を漏らした。
「……そ……た……うぅ……」
「お、お母さん!?」
草太は慌てて飛び起きた。おずおずと手を伸ばし母の肩をそっと揺する。
――と、小夜の目尻から涙がこぼれた。トゥルーデが流していたような歓喜の涙ではない。
表情も含め、見るからに悲しそうな苦渋の涙だった。
「お母さん……大丈夫?……僕だよ、草太だよ……?」
「……草太……やっと…会えたのに……こんな事に…なるなんて……うっ……うぅ……」
「こんな事…って……お母さん……まさか……」
「……ええ……見ていた……感じていたわ……トゥルーデの中で……」
草太は絶句した。母は憶えていたのだ。トゥルーデにされた自分が息子と何をしていたのかを。
「サンドリヨン!! どういう事!? 洗脳したんじゃなかったの!?」
「洗脳はした。トゥルーデに仕立てやすくする為にな……そしてトゥルーデにしてから改めて
シルフィーヌの意識を蘇らせた……トゥルーデという牢獄の中で手も足も出せぬまま、
私に命じられたトゥルーデが…自分の体が、ファンダヴェーレを蹂躙する様を見せつける為にな!!」
どこまで歪んでいるのかと草太は思わずにはいられなかった。
過去の怨みがあるとはいえ、そこまで執拗に相手を苦しめようとする感覚が理解出来なかった。
「……私を憎むのは分かるわ……だけどどうして草太にこんな事させるの!?」
「お、お母さん……」
歯ぎしりしながらやっとの思いで身を起こす小夜。草太は手を貸そうとしたが、躊躇した。
母の顔には並々ならぬ怒気がはらんでいた。
「愚問だな……親子の感動の再会を演出してやったのだ。気に入らぬか?」
「勝手な事を……あぅっ!」
ベッドを降りようとした小夜の体がだしぬけにバランスを崩し、頭を足があった方に向けて倒れた。
「な、何?……ああっ!!」
「お前の体にも既に操り人形の印を打ってある。逃れる事は出来ぬぞ……」
見えない手で掴まれたように小夜の両腕が横に伸ばされ膝が立てられる。
ベッドの上で彼女は大の字になり、草太に向かって太腿を開く格好になった。
「無様だなシルフィーヌ……草太、お前のふしだらな母親はまだやる気十分のようだぞ」
「いい加減にして!! 悪魔だってこんな悪ふざけしないわ!! あなた何なの? 何が望みなの!?」
「……10年待って出てきた言葉がそれか……つまらぬ女だ……」
呆れたようにそう言い終えたサンドリヨンの目が急に険しくなった。
「私は千年の間、闇の底に封じ込められていたのだ……それを思えば私の下[しも]の露を舐めたり、
息子の逸物を咥えたりする事など、どうという事はなかろう」
「やめて! 子供の前でそんな言い方しないで!!」
怒鳴りながらも身動き出来ず、もがくだけの小夜を見てサンドリヨンは溜飲を下げたように目を細めた。
「先程のは最高だったぞ……息子のものがお前に押し入った時…」
「!…やめて……」
忌まわしい記憶を呼び覚まされたように小夜が怯えた表情になる。
「そして息子がお前の子宮に精を注ぎ込んだ時、お前がトゥルーデの中で泣き叫んでいるのが
手に取るように分かったぞ……!!」
「やめて!! やめてったら!!」
言葉の陵辱に小夜は顔をしかめ涙を流した。むせび泣く母を見て草太は黙っていられなくなった。
ベッドを降り、母を守るようにサンドリヨンの前に立ちはだかる。
「やめてよ!! そんなにお母さんをいじめて何が面白いの!? 昔の怨みがあるから!?」
必死の形相で訴える草太にサンドリヨンはあざける様に、威圧的な声で応えた。
「……聖人君子を気取る奴らに私の心は見えぬ。知りたいならお前も闇に染まれ。
そうすれば少しは“マレーン”の気持ちが動くやも知れぬぞ……」
闇に染まれ、という言葉にたじろぐ草太。勿論そんな誘いに乗るわけにはいかない。
草太を見据える、血の色を思わせるサンドリヨンの赤黒く邪悪な瞳。
かつてエルデの少年との再会を夢見、ガラスの靴を軽やかに鳴らして駆けて行った少女。
その面影をその瞳の中に求めるのはもう無理なのかと、草太は暗然とした思いで立ち尽くしていた。
(終わり)
613 :
311:2008/03/22(土) 00:48:48 ID:ZcblNhIb
続きそうな雰囲気ではありますが、『サンドリヨン&トゥルーデ×草太』という
趣旨から外れてしまうのでこの辺で。
おおー!!イイねGJ!!
これは実にイイ
意識がしっかりしていながら実の息子と近親相姦で嫌がりながら・・・実にハァハァな良い仕事です
乙であります!こーいうのは好きだわ
617 :
311:2008/03/25(火) 00:23:30 ID:iVrZvWPK
>>614>>615>>616 並びにROM専の皆様、
拙作を読んでいただいてありがとうございます。
サン様と草太の絡みが少なくてご不満の方もいらっしゃるかと存じますが、
ただサン様は私の頭の中では、どう転がっても草太相手にアンアンする人にならないんですよね。
局部を通じて鍵の力を奪うというのは、それに対する苦肉の策でして。
あと投稿に際してコピペミスがありました。第8章の冒頭部分は、
× 「行ってやれ……トゥルーデの体は草太、お前にとって最高の褒美になるだろう」
サンドリヨンはもういいと言いたげにトゥルーデの頭に手を置いた。
○ サンドリヨンはもういいと言いたげにトゥルーデの頭に手を置いた。
「行ってやれ……トゥルーデの体は草太、お前にとって最高の褒美になるだろう」
となります。読む方々にとってはどうでもいい話とは思いますが。
個人的には一度消化してしまった「草太×小夜の近親相姦」ネタを
別の形で描くという興味深い作業ができました。きっかけを与えて下さった
>>571氏に感謝いたします。
星
の
カ
ル
ビ
丼
太
郎
駄菓子かなんかかwww
H
2
O
少女だったと いつの日か 思う時がくるのさ
(ぷりんせぇすろ〜ず)
大
好
機
636 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 17:06:39 ID:yvNpMyLl
鴨
鍋
三
枚
刃
銘
柄
643 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 20:48:12 ID:GHXMSvIf
酒
お前ら無理すんな保守
645 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 08:47:51 ID:sawYnt+Q
645
星
来
見
学
生
絞
り
ぞ
う
さ
ん
し
ん
バ
660 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 15:46:11 ID:NWzCYH3z
カ
ン
ガ
リ
ガ
666
667 :
311:2008/06/30(月) 23:33:34 ID:1w29bMcQ
投下します。小夜さんシリーズ完結編。
ちょっと長くなりそうなので、まずは第一部。
例によってオリジナル成分強めです。
赤ずきんたちが鈴風親子や木ノ下りんごを招待した五波温泉の旅館。
「すみません純太朗殿……いきなり押しかけた身でお世話になって……」
「構わんよ。折角みんな揃ったんだ。ゆっくりして行けばいい」
「6時の夕食までには草太たちも帰って来るでしょうから、隣の部屋で休んでいるといいわ。
軽くお風呂に入ってきてもいいし……はい、これタオルセットね」
フェレナンド王の伝言をたずさえて来たハーメルンを純太朗と小夜は旅館に招き入れた。
ただ“いつもの恰好”のハーメルンは従業員や他の泊り客の好奇の視線をしこたま浴び、
小夜は内心気が気でなかった。
「私への連絡係になったのはいいけど、その恰好は目立ち過ぎるわね。この次来るまでに、
あなたに似合いそうなエルデ用の服を用意しておくわ」
「恐縮です……ではまた後ほど……」
ハーメルンが辞去した後、純太朗は座卓の前に座りテレビのリモコンを手に取った。
小夜も急須と湯飲みをテーブルの上に置き、茶を入れる用意を始めた。
「……ここのテレビはアダルトビデオやってないのか……残念だな」
「あなた!……子供たちも一緒なのよ。やっていても見させないわよ」
「ハハ……冗談だよ。それにしても温泉なんて何時以来だろうな……草太が小さい頃もみんなで
行こうと言ってはみたものの……」
「話題には上っても、いつも立ち消えになってたものね……あ、そうそう、旅行といえばやっぱり
新婚旅行は忘れられないわよね〜」
小夜が差し出した湯飲み茶碗を手に取ろうとした純太朗は、その言葉にピクッと体を震わせた。
「あ、あれか……あれは済まなかった……ずっと根に持っていたのかい?」
15年前、婚姻の手続きは済ませたものの、純太朗と小夜は結婚式を行わなかった。
事故の後遺症で記憶に欠落があり、また身寄りがいるかどうかも分からないと言う小夜の
身の上を尊重しての措置だった。
それでも純太朗は彼女を思いやり、時間と費用をやりくりして新婚旅行らしき事はした。
東京をよく知らないという小夜の為にバスツアーによる都内観光。
純太朗一人では決して行かないような、ちょっと値の張るレストランでの食事。
そこまではよかった。問題は肝心の新婚初夜を過ごした場所だった。
「ファンダヴェーレには新婚旅行の習慣はないし、娼館を除けば一般の人が使う“それ専用”の
宿屋なんて物もないから、あなたの話に私も何の疑問も抱かなかったけど…今思えば初夜に
ラブホテルはないわよねぇ〜」
「悪かったよ……でも安く上げたかった訳じゃないんだ。カマを掛けてみたら君が乗ってきたから、
つい成り行きで……」
「カマを掛けた? 私に?……どういう事?」
夫の言葉に不審の目を投げかける小夜。しかし純太朗は冗談めかす事無く真顔で答えた。
「あの頃から君を妙な人だと思ってたんだ……自動車を馬車と言い間違えたり、電話機の扱い方を
よく知らなかったり……記憶障害があるとしてもエルデの女性なら決してしないような振る舞いが
多過ぎた……当然、エルデの女性なら初夜にラブホテルなんて承知するはずがない……」
「……あの頃から既に見切られていたという事ね……」
夫を射抜くような小夜の鋭い視線。純太朗は知る由もなかったが、この時の小夜の眼差しは
ファンダヴェーレの魔女、賢者シルフィーヌのそれに戻っていた。
「だから極端な話、もしかしたら君は人間じゃないかも知れないとさえ思ってたんだ……」
「…あなたの予測はある意味当たってたわね。確かに私はエルデの普通の女性じゃなかった」
そう言って彼女はうつむき、深く溜息をついた。ややあって顔を上げた彼女はいつもの鈴風小夜の
表情に戻っていた。
「疑わしいと思っていたなら、何故何も聞かなかったの?」
「…君を失うのが怖かったんだ……『鶴の恩返し』や『雪女』といったエルデの昔話のヒロインは、
夫に正体を知られた後いずこへともなく去って、二度と戻ってこなかったからね。でも君の場合は
お約束破りだった……まさか自分から正体を明かして出て行くとは思わなかったよ」
「草太の父親らしい発想ね……よかったわね、私が昔話のヒロインじゃなくて」
「いや、本気で君を人外だと思っていた訳じゃないよ……あくまで極端な話さ」
愉快そうに微笑む小夜の言葉に純太朗は照れくさそうに頬を掻いた。
「でも……サルタンの救いの手があと少し遅れていたら、本当に戻れない所だったわ……」
「そうだったね……彼には感謝してるよ。君にも……」
純太朗はそう言って座卓の端にいる小夜に向かって手を差し出した。
「こっちに来てくれるかい?」
「なあに?……あんっ」
純太朗の手を握った小夜はそのまま引っ張られ、夫の胸に飛び込むように倒れ込んだ。
「もう、痛いじゃない……」
「ごめんよ……でも怒られるのも、こうして抱けるのも君が戻って来てくれてこそさ。ありがとう……」
「ふふ……どういたしまして」
そう言って小夜は夫の顔に手を伸ばし自分の方に引き寄せた。純太朗はそれに従い唇を重ねた。
互いの口の中で舌を戯れさせる二人。やがて純太朗は妻の胸に手をやり乳房を揉み始めた。
「あんっ……駄目よ……まだお日様は高いわ……」
「大丈夫、この位置なら外からは見えないよ」
「そうじゃなくって……あっ……あぁん……」
「君も言葉ほど嫌がっているようには見えないけど?」
「あなたの手の感触が伝わってくるから……浴衣って変ね……何でこんなにエッチな気分に
なるのかしら……はぁ…んっ……」
「帯を解けばすぐ肌を晒すような恰好だからね……こんな事も出来るし……」
浴衣の上から小夜の乳房をまさぐっていた純太朗は手を胸元の合わせ目に潜り込ませた。
小夜の柔らかな胸の膨らみが直に掴まれる。
「あっ……あぁ……あなた…あんっ」
「いつ揉んでも柔らかいなぁ、小夜さんのおっぱい」
「あ、はぁ……もう、いやらしいんだから……はぅんっ!」
「おやぁ? 乳首がもうコリコリだよ? 気持ちいいんだね? じゃあ、こっちの方も……」
純太朗は小夜の乳房からそろそろと手を滑らせ、股間の辺りの合わせ目に手を差し込んだ。
「あっ!…ま、待って、そこは駄目…」
「下着の上から陰毛のさわさわした感じが伝わってくるよ…」
「そんな言い方しないで……あっ……変になっちゃう……はぁぁ……」
夫の愛撫を受けて小夜は次第に太腿を大胆に広げ始めた。
「段々はしたなくなってきたね……横っちょから指を入れてみようか」
「あっ、駄目よ、本当に駄目……おつゆ染み出ちゃうわ……」
ショーツの横から秘部に触れようとする夫の手を小夜が掴んで押さえようとしたその時。
部屋の戸をノックする音が聞こえた。驚いて身を硬くする二人。
(そっ、草太か!?)
(えっ!? もう帰って来たの!?)
「あの…賢…じゃなくて……小夜さん? ハーメルンですが……」
「ハ、ハーメルン!? 何? 何の用?」
「露天風呂に入ってみようと思って宿のしおりを見てみたんですが、行き方がよく分からなくて…」
「あ、そ、そう? ちょ、ちょっと待って、今行くから……(チッ)」
小夜は慌てて立ち上がり、身なりを整えようとしたが既に浴衣はかなり着崩れていた。
“もう、あなたが余計な事するから!……”
そう言いたげに睨む小夜に純太朗は分かった分かった……と両手を振るジェスチャーを見せた。
「……あの……どうかなさったんですか?」
「な,何でもないわ! まだ開けちゃ駄目よ! 開けたら後でひどいわよ!!」
「え!? は、はい……しません、何も……」
「おいおい、小夜さん……いいよ、私が行くから」
浴衣を直すのに手間取っている小夜を見かねた純太朗は座卓の前から腰を上げた。
「そういう事はもっと早く言ってよ!」
「ごめんよ……後で埋め合わせするから……」
ばつが悪そうにそう言うと純太朗は座卓の上の宿のしおりを手に取り戸口に向かった。
小夜はそそくさと開いた戸口の死角に回り込む。
「待たせて済まなかったね」
部屋の入り口の外でキョトンとしているハーメルンに純太朗は風呂への経路を教えた。
「……こんな感じだが、分かるかな?」
「はい、大体は……ありがとうございます」
旅館の案内図で露天風呂への経路を示した後、純太朗は声を潜めてハーメルンに言った。
「それから…君がどこまで気付いているか知らないが……今の私たちの様子はくれぐれも皆には
内密にして欲しいんだ……特に女の子たちには……小夜が気にしているようだから」
「……心得ました……すみません、お取り込み中の所お邪魔して……」
「君は悪くないよ。じゃ、迷わないよう気を付けてな」
「はい、失礼しました……」
部屋の戸が閉まった後、ハーメルンは頭を巡らし自分を不審に思う者がいない事を確かめると、
耳を戸に寄せて中の様子をうかがった。
何かをポカポカと叩くような鈍い音。そして純太朗のものと思しき小さく短いうめき声。
“うっ……ごめんよ……彼なら大丈夫……痛ッ……”
ハーメルンは小さく身震いすると気配を殺して部屋の前から離れた。
実際の所、声を掛けるまで中の様子には気付かなかったハーメルンだが、純太朗とのやり取りで
彼と小夜が何をしていたかは大体見当が付いた。仕事柄、男女が睦み会う場面を目撃するのは
珍しい事ではない。
ただ、ハーメルンが身震いしたのは齢千歳あまりの小夜が若い女っぽく振舞う痛さに対してだった。
純太朗と違い、彼はあくまで年齢を基準にして小夜の事を見ていた。
(賢者シルフィーヌ、いまだに現役か……やはり外見に惑わされてるんだろうな、純太朗殿は……)
その夜。時刻は11時になろうとしていた。
純太朗と小夜は草太をはさんで川の字になって床を延べていた。数度にわたる風呂めぐりや
歓楽街での遊興で疲れた草太は寝息を立てて、ぐっすりと眠っている。
静寂に包まれた暗がりの中、純太朗はおもむろに口を開いた。
「……小夜さん?」
「なあに?」
「起きてたか……まだ怒っているかい?」
「お休みなさい」
「ちょ、ちょっと小夜さん……」
「ふふ……冗談よ……来る?」
「もちろん」
起き上がった純太朗は草太の足元を忍び足で回り、小夜の布団に近付いた。
掛け布団をめくり上げ、夫を招き入れる小夜。
「誘っておいて言うのも何だけど、本当にするの? 草太が横にいるのに……」
「埋め合わせはするって言ったでしょ? それに昔は草太のそばでもしたじゃないか」
「あの頃はこの子も小さかったから……今じゃ私たちが何をしているか分かっちゃうわ」
「起きないよう願いながらするってのもスリルがあっていいじゃないか。じゃあ昼間の続きを……」
「せっかちね……ん……んむ……」
二人は唇を重ね、しっかりと互いに抱き合った。濃厚なキスを続けながら純太朗は小夜の背中に
廻した手を下のほうに滑らせ、浴衣の上から妻の尻を撫で回す。小夜もそれに応えて太腿を
夫の腰に絡み付ける。
「ね……昼間の続きでしょ? 前も触って……」
「ちょっと待ってくれ……折角の浴衣なんだから、これをやりたいんだ……」
純太朗はそう言うと小夜を寝そべらせて彼女の腰の上に跨り、浴衣の胸の合わせ目を掴んで
グイと左右に押し広げた。
「あっ!……やだわ、こんな恰好……」
露わになった小夜の二つの乳房。決して巨乳ではないが小さいわけでもない。
純太朗がその手で掴んで揉んだり吸ったり、ときにペニスを挟んでしごくには充分な大きさだった。
そしてこの時の純太朗は暗がりの中でも迷う事なく妻の柔らかな双丘を掴み、揉みしだき始めた。
「あ……あなた…はっ……はぁ……」
「気持ちいいかい? でも見たいなぁ、小夜さんの今の恰好……せめて豆電球だけでも…」
「駄目よ、灯りを点けるなんて……そうだわあなた、魔法を使うのを許して下さる? そうすれば
あなたの目が幸せになれるわ」
「魔法かい?……うーん……いいよ、今日は特別だ」
「嬉しい、そうこなくちゃ。頭をこっちに寄せて……」
小夜は両手で純太朗の頭を挟み呪文をつぶやいた。やがて純太朗の視界が徐々に明るくなった。
天井灯に付いている常夜灯の豆電球がともったくらいの明るさである。
「すごいな……こんな事も出来るんだ……君の方も見えてる?」
「ええ……同じくらいに明るくなってるはずよ……続けて」
小夜に促された純太朗は再び妻の乳房を揉み始めた。柔らかな膨らみが彼の手の中で形を変える。
「はぁ……ああっ……いいわ……あぁんっ……」
切なげな声を漏らしながら小夜も純太朗の股間に手をやり、トランクスの上から夫のものを撫で回す。
「固くなってきたわね……あなた、私にもさせて……口が寂しいわ…」
「おねだりかい? じゃあ“ちんぽみるく欲しい”って言ってごらん?」
「えっ!?……何よそれ、下品な言葉……」
「インターネットの掲示板とかによく出てくるけど……小夜さん知らない?」
エルデで再び暮らすようになって数週間、小夜もパソコンでインターネットを見るくらいは出来るように
なっていたが、もちろんそんないかがわしい言葉が飛び交うようなサイトには出入りしていない。
「知らないわよ……第一そんな言葉は嫌っ。もっと普通に言いたいわ」
「普通って、どんなの?」
「決まってるじゃない……」
小夜は淫らな指使いで夫のものをしごきながら、恥じらいと妖しさが入り混じった口調でつぶやいた。
「……あなたの精液飲ませて……」
妻の唇から漏れたその言葉に、純太朗はおおぅ、と呻きながら身震いした。
「ちんぽみるくより、私には君のその言い方の方がクルよ……それじゃ…あ、そうだ」
「何? まだ何かあるの?」
「今度は君が上になってくれ。久しぶりに一緒にしようじゃないか」
「もう、あなたったら……草太が起きても知らないわよ」
体を離した純太朗に呆れたように言いながらも、小夜は期待を込めて浴衣の下をはだけた。
ショーツの横に手をかけた純太朗が脱がせやすいよう腰を浮かせる。
トランクスを脱いだ純太朗は布団の上に横になり、跨った小夜の浴衣の裾をめくり上げた。
妻の細身ながらボリューム感のある尻が眼前に広がる。彼は小夜の秘裂に指を滑らせた。
「そんなにいじってないのに、もうヌルヌルが染み出しているよ……」
「あなたのコレがもうすぐ私の中に入ってくると思うと、そうなっちゃうのよ……
潤っていないと、すんなり入って来れないでしょ……」
小夜はそう言うと横で寝ている草太の方を見た。両親の痴態に気付かぬまま寝息を立てている。
「ごめんなさい草太…あなたのそばで……私、お父さんに求められたら拒めないから……」
「ちんぽみるくは?」と、とぼけた口調の純太朗。
「それとこれとは別でしょ。かじるわよ?」
「ごめんごめん、たっぷり舐めてあげるから許して……」
そう言って純太朗は妻の秘部に顔を寄せ、柔らかな肉襞の間に舌を差し込んだ。
「あうんっ! もう、ずるいわよあなた……はぅ……」
純太朗をやんわりとなじりながら小夜も夫のものを手の平で包み、愛おしそうに舐め上げた。
棒付きキャンディのように竿全体に舌を這わせたり、亀頭部を甘噛みしつつ鈴口を舌先でくすぐる。
絶え間ない甘美な刺激で硬化したペニスが先走り汁と小夜の唾液でぬらぬらと光る。
小夜は新たに湧き出した先走りを一口舐めると、夫の砲身を唇でゆっくり包みフェラチオを始めた。
「ああ……駄目だ……そんなにされたらこっちに集中できないよ……」
自分の口技で夫が手も足も出せない事に愉悦を感じながら小夜は頭を上下させ続けた。
快感の中で小夜にさせるままにしていた純太朗は目の前にある妻の菊門をぼんやり見ていた。
無意識に両手が動き、穴の横を親指で押さえ、左右に広げる。驚いて口を離す小夜。
「やだっ、そんな所見ないで…」
「いや、夫たるもの、妻の肛門の皺の数も把握しておかないとね……」
「把握しなくていいわよ、そんなの…恥ずかしいわ……」
「そういえば……小夜…ていうか、シルフィーヌはお尻の穴でした事あるのかい?」
再びフェラチオをしようとペニスに頭を寄せた小夜の動きがその一言で止まった。
(続く)
いいね、GJ!!
最近じゃSS書いたりネタを考えることもなくなって、このスレのことも忘れてしまう俺だが
311氏の実直な律義さに心を打たれたよ
忙しいなんて言い訳しないで、ちょっと頑張ってみるか
続きもガンバレ
679 :
311:2008/07/04(金) 00:25:38 ID:bB0MQK7h
>>678 ありがとうございます。
最近はこのスレも過疎気味で正直な話、読んでいただけるかと不安でした。
応援のお言葉、心強いです。
とはいえ、ネタはあるものの文章化するモチベーションもここの所下がり気味です。
今作は小夜さんシリーズの集大成としてまだ勢いのあるうちに書こうと思いました。
本来なら三つの作品に分かれているものを一本にまとめたので、
いささかまとまりの悪い所もありますが、何とぞご了承ください。
それでは第二部投下いたします。第一部とは打って変わって重い展開になりそうです。
お付き合い願えるでしょうか?
「し、知ってどうするの……あなたもそこに興味あるの?……」
「ない訳じゃないけど……でも本格的にするとなると、色々下準備が必要らしいからなぁ……」
平静を装って答える純太朗だったが、おずおずと尋ねる小夜に引っかかるものを感じていた。
そして『あなた“も”』という言い回しについて考え、彼は妻の体にはもう処女の部分がない事を
悟った。
「いや、答えたくないのならいいよ。君のプライベートな問題だし……ごめんよ」
純太朗は菊門を広げていた手を緩めた。だが互いの行為の無いまま気まずい沈黙が訪れる。
しばし純太朗のペニスを見つめていた小夜は意を決したように口を開いた。
「シルフィーヌとして言うけど……私、あなたが思っているほど綺麗な体じゃないのよ……」
「……うん……分かっているよ……」
「…あなたに話せないような事、いっぱいされて来たのよ……私の事、汚らわしいと思わないの?」
「そんな事にこだわるようなら10年も待ったりしないよ……君がファンダヴェーレに戻っている間、
時折考えていたんだ……千年余りも生きていたなら、色々あったんだろうなって……」
「あなた……」
「君が望んでそうなった訳じゃないだろう? 調教とかされて、その時の“ご主人様”の味がいまだに
忘れられないってのなら話は別だけど」
「そんな事ないわ!……この体を好きにしていいのはあなただけよ……」
「君にそこまで言ってもらえるなら、私に君を拒む理由はないよ……じゃ、続けようか」
純太朗はサバサバした口調で言うと小夜の体のほうへ両手を廻し、乳房を掴んだ。
「あっ!……あな、た……はぁ……あぁ……」
小夜の乳房を揉みながら純太朗は舌先で妻の女陰を舐める。小夜は甘く切ない声を漏らしながら
自身も夫のペニスを再び口に含んだ。
千年余り生きてきた時間の中で、シルフィーヌが強姦されたのは二度や三度どころではない。
邪悪な魔導士に使役される魔物の触手に絡め取られ、乳房や膣内を嬲られ、汚らわしい体液を
全身に浴びせられた事もあれば、魔力を封じられた上で輪姦、あるいは複数の男たちに挿入可能な
部分を同時に攻め立てられた事もあった。
獣欲に満ちた相手に目を付けられた、もしくは戦いに敗れた女魔法使いは概ねそんな憂き目に会う。
若い娘は勿論、見た目がよければ年老いた女も恰好の餌食になった。
いきり立つ男たちが求めるのは、ただひたすら性欲の解消と女の体を蹂躙する事によって得られる、
根拠の無い自信と征服感。
シルフィーヌはこの事に関しては相手が誰であろうと容赦なかった。
彼女は自分を陵辱した連中の大半に射精の快感と引き換えに過大な代償を払わせたが、それでも
彼女の心身に深い爪痕が残された事実に変わりは無い。
いくら理解を示してくれてるとはいえ、具体的な事を純太朗に、ましてや草太にファンダヴェーレの、
そして賢者シルフィーヌの暗部を話せるはずも無い。
だが――。
「……んっ……んむっ……はっ……あふ……んんっ……」
小夜は一心不乱に口の中で夫のペニスを攻め立てる。思い出したくないのに次々と湧き出す
忌まわしい記憶を振り払うように。しかしそれだけではなかった。
“私……あなたが思っているほど綺麗な体じゃないのよ……”
その一言は一歩間違えれば妻の座を失いかねないものだった。だが純太朗の心は揺るがなかった。
人と人の心の絆は確かに強い時もあるが、それが些細な事で断ち切れてしまう場合もあるのを、
小夜はこれまでの人生経験上、嫌というほど知っている。
とりわけ“他の男の精液”は、夫婦や恋人たちの心の絆をいとも簡単に溶かし断ち切ってしまう。
ときに魔法でさえ繋ぎ止める事が難しい、そのか細い絆を純太朗は素手で掴んで離さなかった。
小夜はその事に強く心打たれていた。夫のものをしゃぶりながら涙があふれて止まらなかった。
「小夜……もういいよ……そんなに激しくされると出ちゃいそうだ……」
純太朗は無我夢中になっている小夜の尻を軽く叩き、フェラチオを止めるよう促した。
「出していいわよ……飲ませてって言ったでしょ……」
「うん、でも……一応コンドーム持ってきたけど、何か君の膣[なか]に出したくなった……」
「やだわ、来る前からその気だったの?……でも私に任せてくれるのね、避妊……」
「まあ、君も魔法を錆び付かせたくないだろうしね……今日は頼むよ」
「分かったわ……ありがとう、あなた」
小夜は夫から体を離し布団の上に寝そべった。純太朗はそこで妻の目の涙に気付いた。
「どうしたんだい、その目……泣いてた?」
「何でもないわ……あなたの攻めが激しくて感極まっちゃったの」
「そう? いつも通りにしていただけなんだが……」
「ね、それよりあなた……今夜じゃなくてもいいけど……興味があるというのなら……
私のお尻でしてもいいわよ……」
「えっ?…でもそれは……」
「魔法を使わせてくれれば、穴の周りも直腸[なか]もすぐに綺麗に出来るわ……私の体全てに
あなたの匂いを付けて欲しいの……」
「……それで昔の事にケリを着けられる?」
「何もかもという訳にはいかないけど……一番最後の相手があなただと思えば耐えられるから…」
「分かった……楽しみにしているよ」
戸惑いながらも純太朗は嬉しそうな笑みを浮かべた。世間広しといえど、妻にアナル・セックスを
許される男などそうはいないだろう。もっとも小夜自身は必ずしもその気があった訳ではなかった。
涙の意味を悟られたくなくて、話をそらそうと咄嗟に思いついただけだった。
しかしこれでよかったのかも知れないと小夜は思う。純太朗に全てを許したかったのは事実だが、
場所が場所だけに自分から求めるのははばかられた。夫に脈があると分かればこそだった。
小夜は両手の指を内腿の間に向かって滑らせ、ゆっくりと股を開いた。
純太朗は妻の脚の間に入って腰を引き寄せ、たっぷりと濡れた秘裂に亀頭の先端をあてがった。
「行くよ、小夜……ううんっ」
「あ……ふあぁぅっ…!!」
湿った音を立てて純太朗のペニスは小夜の奥深くまで潜り込んで行った。慌てて口を塞ぐ小夜。
純太朗は根元を小夜の股間に密着させ、結合の深さを実感してから溜息を漏らした。
「ああ……直に入るのは10年振りだ…ヌルヌルで温かい……ここの温泉より癒されるよ……」
「癒されるだけじゃ駄目よ……私をもっと熱くさせて……」
「もちろんさ……」
純太朗は小夜の膣[なか]に収めていたペニスをゆっくりと引き抜き、カリ首が露出する所で止めた。
それを再びゆっくり秘裂の奥に沈めてゆく。熱く硬い剛棒が肉襞の中を突き進んでくる感触に、
小夜はゾクゾクッと身を震わせた。
「あ……あぁあ……怖い……私の膣[なか]……壊されちゃう……」
「おいおい、まだ1ストロークもしてないよ」
「ううん、来るの……あなたの熱い塊りが……そこを出入りして……私をふしだらにするの……」
「そりゃけしからんな。どれ程ふしだらになるか見せてもらうよ」
そう言って純太朗は小夜の両脚を引き寄せ、足首を掴んでVの字に開き腰を動かし始めた。
グチュッ、グチュッという湿った音と自分を貫く生身の剛直に刺激され小夜の体がわななく。
「あっ! あっ! あ……いや、こんなの……あっ! ああっ! いい……」
「いいのか嫌なのか、どっちなの?」
「だって…ああっ! いい! すごいの! はっ…ああっ、我慢できない! あああっ!!」
「小夜、大きいよ声――」
熱くなる一方の小夜を純太朗がたしなめたその時。
「待って!!」
草太がそう叫んで跳ね起きる音を聞いて、純太朗と小夜は息を飲み体を硬直させた。
二人は恐るおそる草太の方に視線を向け、同時にしまったと思った。草太もまた二人を見ていた。
緊張する純太朗と小夜。だが草太の視線が定まっていないのを見て自分たちが魔法で目の感度を
上げているのを思い出した。草太から見れば部屋の中は真っ暗なはずだ。
親たちが何をしているのか気付く訳がない――だがそう思い直しても気が気ではなかった。
(草太……早く寝て……私たちのこんな姿見ないで……)
(草太、頼むから寝てくれ……それが親孝行というものだぞ)
二人の必死の願いが通じたのか、草太はゆっくりと頭を巡らし暗い部屋の中を見渡した。
「……どこに行ったんだろう、マレーン……」
そうつぶやくと草太はパタンと倒れ、再び寝息を立て始めた。
それでも二人は油断しなかった。30秒ほど草太の様子を見て寝入ったのを確かめ息を吐き出した。
「ふう……脅かしてくれる……マレーンって…サンドリヨンの昔の名前だよな?」
「そうよ……どんな夢を見てたのかしら……」
「何にせよ、夢を見ているって事は眠りが浅いって事だな……早いとこ済ませよう」
「そ、そうね……あ、あなた? どうしたの?」
抽送を再開すると思っていた小夜は純太朗が体を離した事に驚いた。
「……今のでやられた……」
純太朗のペニスは硬さを失っていた。草太が寝ぼけて起き上がった事で集中が途切れたらしい。
彼は小夜の見ている前で自分のものをしごき始めたが、なかなか回復しなかった。
恋人関係なら幻滅されかねない状況だが、小夜は笑いもなじりもせず心配そうに夫を見守った。
彼女にとってはムード云々よりも夫との行為を継続出来るかどうかの方が重要だった。
回復魔法を使えば手っ取り早く解決するのは分かっているが、なるべく魔法に頼りたくないという
純太朗の意向を無下には出来なかった。それでなくても今夜は二つも特別に魔法を使う許しを
得ているのだ。自分も手を貸すべきか――そう思った時、小夜の脳裏に閃くものがあった。
「ねえ、あなた……あれを試してみたら?……」
小夜はそう言って寝そべり、両手を頭の上に伸ばし両の手首を組んだ。
「小夜、それは……」
「分かってるのよ……こうするとあなたがすごく興奮するのが……」
「……いいのかい? さっきの話の後じゃ……」
「大丈夫よ……して……」
「それじゃ……お言葉に甘えるよ」
純太朗はペニスから手を離し小夜の上に覆いかぶさった。むき出しの乳房が彼の胸の下で潰れる。
左手で小夜の手首をまとめて固めると純太朗は妻の唇に激しくむしゃぶりついた。
いつもの甘いキスではなく、猛獣が生肉をむさぼるような暴力的なものだった。
その一方で小夜も抵抗するかのようにわざと下半身をもがかせた。男の体の重みにおののき、
侵入を拒むようなその動きに刺激され純太朗のペニスは再び怒張し始めた。
「もういい、暴れるな」
純太朗は控え目に小夜を恫喝した。いつもの彼とは思えないドスの利いた声音だった。
小夜の動きが大人しくなる。
「……犯されると思うな。俺たちはこれから一つになって愛し合うんだ……そう思えばまだ
気が楽だろう?」
低い声ながらも興奮気味にささやく純太朗を怯えたような目で見つめていた小夜は唇を引き結び、
やがて両の目も硬く閉じて下腹部に密着している熱い肉棒の侵入に身構えた。
「いい子だ……俺たちは一つに繋がって愛し合う……怖がるな、体の力を抜け……」
純太朗は悪ぶった言い草でペニスを妻の膣口にあてがって突入可能な状態にし、ペニスを掴んだ
その手で彼女の口を塞いだ。小夜の鼻腔の中に酸味を帯びた塩っぽい匂いが広がる。
純太朗は深呼吸をし、溜めをつくって腰を引いた。
「行くぞ……ふんっ!!」
「むぐぅッ!!」
暴力的に肉棒を突き入れられ、小夜はくぐもった悲鳴を上げた。妻の悲痛な表情を見つめる純太朗。
「……ありがとう。入ったよ……痛かったかい?」
いつもの口調に戻って訊ねる純太朗に、口を塞がれたままの小夜は頭を左右に振って答えた。
「……今まではただのプレイのつもりだったが、君は辛い記憶を刺激されていたんだろうね……」
申し訳無さそうに言う純太朗に小夜はそんな事は無いと言いたげに頭を振った。
「前にも言ったけど、私にも暗い衝動はある……君と愛し合っている最中にもいけない想像をして
いたりしたんだ……もちろん相手は君だよ。いい気はしないだろうけど……」
取って付けた様に言う純太朗の言葉を小夜は話半分で受け取っていた。妻の体だけで満足するなら
わざわざ陵辱プレイなどしないだろう。だがそれでもいいと小夜は思っていた。
純太朗が他の女の事を妄想するのは面白くないが、浮気を実行に移さないだけもマシだった。
そして小夜は分かっている。夫に強姦願望があるとしても彼はそれを実際にする事はない。
純太朗はそれだけの自制心を持っている。その気持ちに応える為にも自分がガス抜きにならねば。
(いいのよ……あなたのよこしまな欲望を受け止められるのは私だけ……そしてあなたがその
歪んだ欲望を吐き出していいのも私だけ……)
「ちょっと息苦しいかも知れないが辛抱してくれ……始めるよ」
小夜がうなずくのを見てから純太朗は抽送を開始した。いつもよりも強引に突き入れる。
硬い肉棒が押し込まれる度に小夜は眉間に皺を寄せ痛がるようなうめき声を漏らす。
「んんっ!…んうっ!…むぐぅっ!……」
「辛いか? 辛いだろう? ンン? もうこんなのやめてって、心の中で思ってるだろう?」
いやらしい口調で訊ねる夫を微笑ましく思いながら小夜は頭を振った。純太朗は女を強姦している
つもりだろうが、実際にそういう目にあった事のある小夜から見ればまだまだ可愛いものだった。
本気で女を肉便器だの肉奴隷だの、性欲処理の対象としか見ていない男たちは体臭からして違う。
かたくなで腐敗しきった魂の持ち主は女の体はもちろん、邪悪な目つきや口調で心まで踏みにじる。
それに比べればいつもより激しく突き入れるだけで、妻を気遣う純太朗はまだ優しく温かい。
この人の為ならいくらでも体を開ける。“あの日”もそうした様に――。
小夜の想像とは裏腹に、強姦プレイで純太朗が妄想している対象はあくまで小夜だった。
彼にとって妻を犯すという行為は特別な意味を持っていた。10年前のあの日。
母のおとぎ話を聞くうちに眠ってしまった草太を小夜はなかなか寝室に運ぼうとしなかった。
何か様子が変だと思った純太朗が問いただすと、小夜は居住まいを正し、意を決して語り始めた。
自分が異世界から来た魔女である事。
『エルデの鍵』の力を持つ者を生む使命を持ってこの世界に来た事。
そして封印を破って復活した暗黒魔女と戦う為、元の世界に戻らねばならなくなった事。
小夜の言葉だけなら悪い冗談だと笑い飛ばす事も出来ただろう。だが彼女の呼びかけに応じて
居間の壁の中から大賢者サルタンが抜け出てくるのを見て純太朗は言葉を失った。
鷲鼻と長い耳を持つ異種異形の老人。小夜を迎えに来た彼はずっと異空間に身を潜めていた。
魔法と異世界の存在を実感させるには充分過ぎるほどのデモンストレーションだった。
妻の言葉が真実である事を理解した純太朗の頭の中に色々な思いが錯綜した。
母親が突然いなくなった事を草太にどう説明すべきなのか。
戦いに赴くという妻は本当にいつかまたここへ戻って来てくれるのか。
やがて純太朗の考えはある一点に集中し始めた。彼はサルタンに男として頼みがあると言った。
一時間、いや30分でいいから小夜と二人きりの時間を与えて欲しいと。
純太朗の真剣な眼差しに感じるものがあったのか、サルタンは何も言わず再び壁の中に消えた。
後に残された純太朗は小夜を引っ張って二人の寝室に向かった。
部屋に入るや否や純太朗は小夜を押し倒し、ボタンを飛ばして彼女のブラウスを押し開いた。
「あ、あなた!? 何をするの!? い、嫌ッ!!」
ブラジャーをずり上げ露わになった妻の乳房に純太朗は激しくむしゃぶりついた。彼は更に小夜の
スカートの中に手を突っ込み、強引にショーツを引き剥がした。
「や、止めてあなた!! 一体どうしたの!?」
「今日は“する”約束じゃないか。分かってるだろう!?」
「だ、だからって…こんな乱暴なのは嫌よ!! 怒ってるの!? 私が嘘をついてたから!?」
純太朗はそれには答えず唾を手に吐き、小夜の秘部に無理矢理塗りたくった。
「あなたお願いやめて!! サルタン助けて!! 私がどんな目にあってるか知っているんでしょ!? ねえ!!」
小夜は盟友に助けを求めたが、何の反応も無かった。純太朗はベルトを外しズボンを半脱ぎ状態で
妻に伸し掛かり、怒張したペニスを一気に突き入れた。
「あぐッッ!!」
入り口にぬめりを与えられたとはいえ、小夜の膣内はまだ充分に潤っていなかった。
乱暴な挿入による痛みに彼女は顔をしかめた。抵抗するようにもがいていた両脚の動きが止まる。
純太朗も躊躇するようにわずかの間動きを止めたが、左右の手で小夜の手首を掴むと彼女の頭の
両側で押さえ、それを支点にして体を前後に動かし始めた。激しい突き上げに嗚咽を漏らす小夜。
「あっ……うぅ……ひどいわ……あなただけはこんな事しないと思っていたのに……」
「私だって男の端くれだ……気持ちのたがが外れればこれくらい……」
「ちゃんと…あぅ!……言ってくれればさせてあげたわよ…あっ!……あぅっ!」
「どうかな? 自分の故郷の一大事を前に不真面目だって拒まなかったかな? ええ!?」
「違う、きっと……私もあなたと…あっ!……同じ事を考えてた……もしかしたら今夜が最後に……
あ、あなた?……」
自分の顔に滴り落ちた水滴に気付いて小夜はハッとした。純太朗の涙だった。
「恐ろしい相手なんだろう?……行かせたくない……本当は行かせたくないんだ! 君を……」
「あな、た……あっ、あ……」
「でも行かなければならないんだろう? 二つの世界を守る為に……」
「……ええ、そうよ……ごめんなさい、あなた……ごめんなさい!……」
押さえつけられている両手の代わりに小夜は両脚を純太朗の腰にしっかりと絡みつけた。
純太朗の行為はもう強姦ではなくなった。小夜は精一杯、夫の激しい動きを受け止めた。
「戦いに勝ったとして…そこで使命は終わるのか? もう“小夜”には戻ってくれないのか!?」
「確かに今日まで私は小夜という女を演じていたわ……でも約束する……生きて戻れたら必ず
本当の“鈴風小夜”になる……草太の母親に…あなたの本当の奥さんになるから!!」
溢れ出す愛液をまとわり付かせて純太朗のペニスが早い出入りを繰り返す。彼は掴んでいた
手首を離し、妻の体を抱きしめた。小夜もまた夫の背中に両腕を廻して離さなかった。
「あっ!! あっ!! あっ!! あなたっ!! あなたぁっ!!!」
「はっ、はっ、はっ、小夜っ、君を愛してるっ、愛してるんだぁぁっ!! ぅああああっっ!!!」
「ああああーっっ!!!」
小夜の膣内[なか]に純太朗の白い熱情がほとばしる。妻の体に自分の存在を刻み付けた彼は、
同時に不安と悲しみと喪失感を憶えた。これが小夜との最後の夜になるかも知れないと――。
あの時、何故小夜は“力ずく”で自分をはね飛ばさなかったのかと純太朗は不思議に思う。
正体を明らかにした以上、魔法を使っても構わなかったはずだ。
あんな目に遭っても彼女はあくまで“鈴風小夜”であろうとしていたのか。
もしそうなら自分は大変な思い違いをしていた事になる。そう思い、純太朗は胸を痛めた。
シルフィーヌは小夜という女を演じていた。それは事実だ。だが使命の為だけに異世界の住人の、
何の取り得も無い男の妻になりその子を産み、甲斐甲斐しく尽くしたり出来るだろうか。
何度かぶつかり合いもあったが、それでもお互いの気持ちをすり合わせ共に生きてきた小夜。
『エルデの鍵』の守護の為、という名目でフェレナンド王は彼女にこちらに残る許しを与えた。
だがそれは建前で実際は更迭か流刑のような扱いなのだろうと純太朗は考えていた。
フェレナンドの伝言をハーメルンの口から聞いた時の反応を見る限り、小夜もそう思っただろう。
不本意とはいえ、シルフィーヌはサンドリヨンに利用されファンダヴェーレに災厄をもたらした。
フェレナンドの臣下にはその事を不快に思っている者たちもいるはずだ。フェレナンドの特別な
計[はか]らいは、そうした連中の糾弾から彼女を遠ざけておく意味もあるのだろう。
しかしシルフィーヌがそうした責めを負っているとしても、このエルデにいる限り何の問題も無い。
夫との約束を果たす為、肩書きも過去も捨ててエルデに留まる覚悟を決めていた小夜にとって、
むしろその処遇は渡りに船だったに違いない。後は純太朗自身の問題だ。
故郷を追われたも同然の小夜。どうすれば彼女を幸せに出来るだろう――?
(続く)
691 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 14:52:05 ID:ERNriGQI
692 :
311:2008/07/06(日) 23:56:59 ID:mgAynbf3
お待たせしました。第三部投下します。これで最後です。
「……んっ!……んむぅ……むふ……むぐぅっ!……」
純太朗の下で口を塞がれた小夜が突き上げられる度にうめいている。
口を塞ぐようになったのは幼い草太が目を覚まさぬよう、感極まった小夜の声を抑える為だった。
一人暮らしの女の部屋に押し入った暴漢が声を上げさせない為に取ったようなその形。
暗い衝動に目覚めた純太朗は時折それに加え妻の両手の自由を奪った形でするようになった。
陵辱行為を思わせる変態じみたやり方に、それでも小夜は黙って付き合ってくれた。
忌まわしい過去を思い出していたかも知れないのに。
純太朗は腰の動きのピッチを落とした。ゆっくりと奥深くまで差し込み妻の秘裂の感触を味わう。
こんなやり方をしていても小夜の肉襞は熱く柔らかく、適度な締め付けで肉棒を包み込んでくれる。
「んん…?」
夫の動きが緩慢になった事に小夜は怪訝そうな顔をした。純太朗は妻の口を塞いだまま尋ねた。
「本当の気持ちを教えてくれ……こんな風にされるのは嫌かい?」
思い詰めた様に問う純太朗に、小夜は頭を左右に振って答えた。
「……私が満足できるならこれでもいい……そう思ってくれるんだね? ありがとう……」
「……んっ……んぅうっ……んぁぅっ」
礼を言った純太朗は再び腰を動かし始めた。小夜の塞がれた口から甘いうめき声が漏れる。
「君の仕上がり具合はどうかな? そろそろイキたいんだが……」
小夜はコクリとうなずいた。本当はまだなのかも知れないが、草太の事を考えるといつまでも
引っ張る訳にはいかない。家に帰ったら改めて満足させてやるからと純太朗は胸の内で詫びた。
「よし、それじゃあ……君の大好きなちんぽみるくをあげるよ…」
「んん!? んぐっんんぁんんっ!!」
純太朗がいたずらっぽくそう言った途端に小夜は目をむいて激しく頭を振った。
余程『ちんぽみるく』という言葉がお気に召さないらしい。
「ああ、ゴメンゴメン、間違えた……君が大好きなのは……私の精液…だね?」
「んーん」
小夜は嬉しそうに目を細め、ウンウンウンとうなずいた。
「いやらしい奥さんだなぁ……じゃあ、下の口でたっぷり飲んでもらうよ」
「んん……んっ、んっ、んぅっ……むぐ……んぐぅっ……」
悩ましげなうめき声を漏らし、抵抗するように身をよじる小夜に純太朗は再び陵辱プレイに浸る。
妄想の世界で純太朗が組み敷いているのは小夜。彼女は異世界からやって来た魔女。
体の自由を奪われた彼女は純太朗の怒張した熱い肉棒で女陰を激しく貫かれている。
魔力を持たないただの人間の男に犯される屈辱感に苛[さいな]まれながらも、観念した彼女は
魔法を使う事もせず、純太朗のなすがままになっている。
そして射精を許したが最後、もう元の世界に戻れず一生この男にすがって生きてゆくしかないという
予感に怯えている――。
都合のいい話なのは純太朗も分かっている。しかしこれは自分の頭の中だけの密かなお楽しみだ。
強い力を持つ魔女の心と体を征服する。これ程熱くなれるレイプのシチュエーションがあるだろうか。
妄想の中の小夜は肌を汗でぬめらせ、延々と腰を波打たせる純太朗の下で辱めに耐えている。
“……はあっ…はあっ…はあっ……まだ…終わらないの?……膣[なか]に出すんでしょ……”
“もちろん出すよ……たっぷりとね……”
“…きっと赤ちゃん出来ちゃうわ……そうなったら私、もうあなたの奥さんになるしか道がない……”
“嫌なら魔法を使って逃げてもいいんだよ……何故そうしない?”
“……お願い……何も聞かないで……”
体を前後に揺すられながら魔女の小夜はそう言って涙で潤んだ目を純太朗からそらす。
(俺がこんな事を考えながらしていると知ったら、小夜さん怒るだろうな……)
快感にうめき、眉間に皺を寄せる小夜を見おろして純太朗は妄想から我に帰る。
しかもこれは全くの妄想ではなく、ある程度まで現実の事なのだ。その事実が純太朗をさらに熱くする。
妻の素性を知ってからは魔女という明確な役割を与えたが、それ以前の妄想の中に出てくる小夜は
元々異世界から来た謎の女という設定だった。昔話に出てくる雪女や鶴の化身の娘が下敷きにあった。
犯されながら彼を罵倒する小夜、辱められ泣きじゃくる小夜と、色々な小夜をイメージしてみたが、
いつの間にか“嫌そうな素振りを見せながら何故か自分を受け入れてくれる小夜”が一番しっくり来る
ようになった。
後になってその小夜が現実の小夜とオーバーラップする事に気づき、奇妙な暗合に彼自身驚いた。
もちろん単なる偶然だと純太朗は思う。魔法も超能力も持たない自分に妻の正体を見通す事など
出来るはずがない。
「んぐっ……ん…んん……むぐぅ……はぅ……」
純太朗の妄想の中の小夜のように現実の小夜もまた、夫の腰使いに息を荒くしている。
唯一違うのは現実の小夜は既に純太朗を受け入れ悦んでいる事――。
当たり前ではあるが、妄想は小夜が膣内射精をされる所で終わっている。
帰る場所をなくし嫌々妊娠したであろう彼女を、あの世界の自分は幸せに出来たのだろうか?
そして今の自分は――。
「ああ小夜……君のような素敵な人を抱ける私は幸せ者だ……でも君はどうだろう?……」
「んん?」
「時々分からなくなるんだ……私が君に相応しい男かどうか……君は私と一緒で幸せかい?」
いきなり何を言い出すのかと小夜は戸惑いの表情を浮かべ、頭を振った。そして舌を出し、
口を塞いでいる純太朗の手の平を舌先で押した。小夜の意図を理解した純太朗は、今度は
小夜の口から手を離した。
「今更そんな事言わないで……私はこうしてあなたと一つに……ううん、あなたに抱きしめられる
だけでも幸せよ……何よりあなたや草太と平穏に暮らせるのが私の一番の幸せよ……特別なもの
なんて何も望んでいないわ……!」
「…………ああ、小夜、小夜!」
純太朗は顔を伏せ、小夜に頬ずりをした。妻を抱いている最中に弱音を吐いた自分が恥ずかしかった。
「何でそんな気持ちになったか知らないけど……あなたは間違いなく私に相応しい旦那様よ……
さ、早く続きをして…………私のおまんこにちんぽみるく飲ませて…」
「うん……え?……小夜、今…」
「二度と言わないわよ!……死ぬほど恥ずかしかったんだから……」
そう言って真っ赤になった小夜は純太朗から目をそらした。妻のそんな様子に彼は目をほころばせた。
弱気になった夫を奮い立たせる為に、あれ程嫌がっていた言葉を小夜は口にしてくれた。
下品とは思わない。純太朗は妻の心遣いが嬉しかった。
「これはもう必要ないな……」
純太朗は小夜の両手首を固めていた左手を離した。ただし大きな声を出させない為に右手は再び
小夜の口を覆った。
「んん?」
「やっぱり夫婦の営みは悦びを分かち合わないとね」
何故手首を離したのかといぶかしむ小夜に純太朗はそう言い、彼女の左脚を引き寄せて内腿を
撫で回した。
「んああぁっ!…あっ…むあぅ……はぅんっ!」
一番感じる所を刺激され、小夜はくぐもった嬌声を上げた。純太朗は口を塞ぎ直したのは正解だと
思いながら妻の内腿を撫でさすり続ける。
「今日も感度良好だね……それじゃ一緒にいこうか」
「ん……んむ……はふ……はぁ……」
先程とは打って変わって純太朗はゆっくりとした抽送を繰り返す。ピッチを上げれば早く射精するのは
分かっているが、出来る限り小夜も快感に浸らせたかった。内腿の性感帯を刺激される事で小夜も
純太朗の下で体をくねらせ頭を激しく左右に振る。塞がれた口から切なそうな吐息が漏れる。
もう少し煽ってやろうか――純太朗は妻の耳元に顔を寄せてささやいた。
「済まなかったね…確かに君の可愛い唇はあんな卑猥な言葉を口にする為にあるものじゃない……」
「ん?……」
「君の唇は私と熱い口付けを交わす為にある……そうだね?」
「ん…んん……」
「君の唇は硬く逞しくなった私の男根を柔らかく、柔らか〜く包み込む為にある……そうだね?」
「んん……んふぅっ……」
「そして君の女性器と子宮は私に精液を注ぎ込まれる為にある……そうだね?」
「んーん! んぐぅ! んぐぅっ!!」
そうよ、欲しい、欲しい――小夜がそう訴えているのが純太朗には手に取るように分かった。
「……私の亀頭の先端が奥に当たっているよ……受け入れ準備は整っているね?」
「んん!! んむぅんっ!!」
「よし……」
クライマックスに備え、純太朗は左手を太腿から離し小夜の頭を押さえた。
両肘を布団の上で踏ん張り、彼は腰の動きのピッチを早めた。小夜の呻き声も激しくなる。
「んんっ! んっ!んっ!んっ! ふあぅっ!」
「可愛いよ小夜っ…もうすぐだっ…避妊魔法を使っても妊娠するくらい、たっぷり出してあげるよっ…」
「んはぁっ…ふぁっ!はっ!はぁっ!!」
「あぁっ、出る、出るっ! 愛してるよっ小夜っ! ふんっっ!!」
「んふううぅぅんん!!……」
純太朗が腰を押し付けると小夜の膣[なか]でペニスがぐわっと膨らみ、精液が勢いよくほとばしった。
更に続く脈動と共にドクッ、ドクッと白い余韻が注ぎ込まれる。小夜の上で純太朗はグッタリとなった。
「はあぁっ……はぁぁっ……はぁっ……小夜、ありがとう……最高だったよ……」
純太朗はどうにか身を起こし妻の横に寝転んだ。ようやく開放された小夜の口から荒い息が漏れる。
「はぁ……はぁ……どういたしまして……私のお腹も喜んでる……でも、なるべくなら草太の横で
するのは勘弁して欲しいわ…落ち着かないもの……」
「ああ…それについては私も反省しているよ……スリルを感じながらするなんて、世間で言うほど
面白いものじゃないな……」
済まなそうに言う純太朗の言葉を聞きながら小夜は半身になり、夫の胸に顔を預けた。
「……やっぱり私はあなたと二人きりになれる場所で……ゆっくり、じっくり愛し合いたいわ……
あ、そうだわ、二人きりといえば…」
「ん? 何だい?」
「昼間の話だけど……私、ラブホテルで初夜を過ごすの嫌じゃなかったわよ」
「そう?」
「周りを気にしないで済む分、思いっきり励めたし……あの時の私を見て引いた?」
小夜が気にするのも無理なかった。初夜の彼女は壊れてしまったかと思えるくらい大きな嬌声を上げ、
激しく純太朗と求め合っていた。
「ちょっとね……でもあの時の君の乱れっぷりを見て、この人には遠慮しなくていいんだと思えたのも
事実だ……」
「そう思ってくれたなら、私も自分の恥ずかしい姿を見せた甲斐があったわ」
「どういう事?」
いぶかしむ純太朗にフフッと笑みを漏らし、小夜は身を起こして純太朗の腰に跨った。
「あれであなたをリードしてあげたかったの……結婚前のあなたって腰が引けた感じでしてたでしょ?
折角夫婦になったんだから、遠慮なく私を味わって欲しかったの……」
「……いやはや、君には敵わないな……さすが千年分のキャリアはある……おっと、御免よ……」
千年分のキャリアという言葉に小夜の顔が険しくなったのを見て、純太朗は身を硬くした。
「何か言ったかしら〜?」
引きつり笑いを浮かべながら、小夜は純太朗の首にそろそろと両手の指を這わせた。
しかし若干、その指を意識しながらも純太朗は度を失う事なく小夜に答えた。
「女としては年齢[とし]の事をとやかく言われたくないだろうけど、私は悪い意味に捉えてないよ。
それにそれだけ長く生きてきた魔女に夫として認めてもらえるなんて、男冥利に尽きるじゃないか」
本気ではなかっただろうが――純太朗の首を絞めようとする手の動きが止まり、小夜は夫の顔を
まじまじと見つめた。
「……体の方も相当、年季が入っているのよ……嫌な想像とかしない?……」
「それこそ今更、だよ。年季が入っているったって、肌にはまだ張りと艶があるじゃないか。
おっぱいだってホラ、こんなに柔らかい……」
そう言って純太朗は下から二つの乳房を持ち上げ、しっとりとした肌の感触を楽しむように揉んだ。
「あんっ……はぁんっ……もう、あなたったら!……」
小夜は乳房を揉む手を掴んでそっと払い、純太朗の上に覆いかぶさって彼の唇に吸い付いた。
突然の事に驚いた純太朗だったが、手持ち無沙汰でいるのも勿体無いと妻の尻を撫で回した。
「ん……んふ……む……ぅうん……」
ひとしきり夫と舌を絡めあった後、小夜はゆっくりと唇を離した。
「まだしたいかい? でも続きは家での方が……小夜?……」
自分をじっと見おろす妻の表情を見て純太朗は奇妙な違和感を覚えた。いつもの小夜ではない。
いや、顔立ちはいつも通りだがその瞳には老成した光が宿っている。純太朗はその眼差しが昼間、
彼女をこの世界の者ではないと見抜いた自分を見据えていた時のものと同じだと気付いた。
純太朗を見つめる、その彼女の目が少しずつ潤み始めた。
「……私の過去と…この体を受け入れてくれたあなたに感謝してる……愛してるわ、純太朗……」
「……お褒めいただいて光栄ですよ、賢者シルフィーヌ」
かしこまったその言葉に小夜は微笑み、再び体を伏せて純太朗の――愛しい夫の頭をかき抱いた。
「もう賢者じゃないわ……あなたの妻[おんな]よ……」
(終わり)
GJ!!
擬似レイプな和姦っていいね
千年分の思いを受け止められる純太郎の器の大きさにも感動した
GJ!
GJ!ママンかわいいよママン
704 :
311:2008/07/09(水) 01:56:37 ID:sh8qSA4z
>>701>>702>>703 並びにROM専の皆様。
最後までお付き合いいただいてありがとうございます。
>>701 純太朗にも葛藤はあったと思います。
妻が実は異世界から来た魔女で、超が付くほどの姉さん女房で、
二人の間に出来た子供は訳の分からない力を持っていて、
おまけに彼女は元の世界に戻って消息不明のまま何年も戻らない……。
ご近所からも女房に逃げられただの、殺して庭に埋めただのと、
あらぬ噂を立てられたかも知れません。
普通の男だったら途中で何もかも放り出したくなると思います。
それに耐えて10年待ち続けた彼の懐の深さはかなりのものだと思うのです。
小夜さんシリーズはこれにてひとまず終了します。
気が向いたらそのうち何か書くかも知れません。その時はまたよろしくお願いいたします。
705 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 23:33:25 ID:tJ7CUpba
あげ
さげ
まんまん
サンドリヨン様可愛すぎ
サンドリヨン様(マレーン)のツンデレ展開は需要ある?
いや…無理か
ほしゅる
スマン遅すぎた……ネタが霧散した orz
713 :
1/16:2008/08/11(月) 17:17:35 ID:/Bcgfv9P
草太はここ最近の奇妙な事にはもう慣れてしまっていた。
襲ってくる怪物ナイトメアリアン、大きな剣を振り回す少女、喋る猫。
それらに立ち向かい、草太を守ってくれている三人の少女、赤ずきん、白雪、いばら。
最初にナイトメアリアンが襲ってきた時は現実だとは信じられなかった。
でも今じゃその存在を当たり前のように考え、行動し、毎日を過ごしている。
三人の少女が自分の家に暮らすことになった時、初めは唖然とした。
1人ずつやってきたことが不幸中の幸いでもあったが、流石に女の子との同居には少々気が滅入っていた。
そんな事すらも今となっては当たり前の事となっている。
だから草太は今自分の家に1人でいることが心細く、不安だった。
白雪が結界を張ってくれていたらしいので、まず襲われることはないのだが。
…そういった不安では無い、と、草太は思った。
そもそも三銃士と一緒に住みだす前は父はいつも仕事で帰ってこなかった、1人なのは慣れている、と自分に言い聞かせた。
714 :
2/16:2008/08/11(月) 17:18:00 ID:/Bcgfv9P
カーテンの隙間からオレンジ色の光が差し込む。
もう夕方、今白雪とりんごと赤ずきんとヴァルとで今日の夜ご飯の材料を買ってきている。
赤ずきんとヴァルは一緒にテレビを見てのんびりしていた所を、帰りの荷物持ちのためにりんごが連れ去っていった。
草太も一緒に買い物に行きたかったのだが、いつもより厳しい体育の授業や、図書館での本の読みすぎなどで疲れきっていたので家で休んでいることにした。
いばらは…どこに行ったのか分からないがきっと植物園辺りで眠ってそうだ。
「んー…何時だろう…?」
買い物に出かけるところを見送った後、眠っていたせいで時間の感覚が分からなくなった頭を働かせながら自分の机においてある時計に目をやった。
皆が出て行ってから30分しか経っていなかった。いつもの調子だとまだ3,40分は帰ってこないだろうか。
「もうちょっと寝よう…」そう思ってベッドにうつ伏せに倒れこんだ。
『ガチャッ…』
玄関の扉が開いた音がした。
…まさか…敵が…?
そんな訳は無いはずだ。白雪が結界を張ってくれていたはず。でも万が一魔法が失敗していたら…!
『ピコッピコッ』
…。やっぱりまだ寝ぼけている。敵ならもっと物音や気配を消してやってくるはずだ。ましてや几帳面に玄関から入ってくる敵はいない。
「ただいま〜」
草太の部屋のドアが開いた。ピコピコ靴を履いた赤ずきんだった。
715 :
3/16:2008/08/11(月) 17:18:30 ID:/Bcgfv9P
「おかえり、随分と早かったね」
草太は起き上がり、ベッドの上に座りまだ少しだけショボショボする目を擦りながら言った。
「うん。私だけこっそり帰ってきちゃった。荷物持ちはぜーんぶヴァルに任せて」
ニコっと笑って誤魔化したが、ヴァルには可哀想な事をしている。
「アハハ…急にいなくなって皆心配しなければいいけど…」
苦笑いしながら答えた。
「むぅ…だってさ、食べるのは好きだけど、料理ってよく分かんないし、そんな私を荷物持ちの為だけに呼ぶって酷いじゃん!」
赤ずきんは草太の隣に腰を下ろして足をブラブラさせながら文句を言う。
ふと、気が付くと赤ずきんの背中に鋭い何かで切られたような傷が目に入った。しかも付けられて直ぐに見える。
草太の視線に赤ずきんは気づいたのか続けて言った。
「これー…今日も草太の学校の近くで出たの、ナイトメアリアン。ちょっと油断したらやられちゃって」
えへへっと笑うが、草太は焦った。
「傷が残ったら大変だって、ちょっと待って!」
そういって草太は以前赤ずきんに少しだけ分けてもらって机の上においてあった塗り薬『お婆さんの軟膏』を取った。
「そんな、いいって草太。後で白雪に直してもらうからさ」
赤ずきんは遠慮するが草太は『お婆さんの軟膏』の蓋を回しながら、
「白雪だって疲れてると思うし僕に出来る事はやらせてくれないかな。いつも守られてばかりじゃ立場がないよ」
そう言いながらクリームを自分の指に取った。
「…ありがとー草太」
ちょっと嬉しくなって微笑みながら赤ずきんはタンクトップを捲り上げる。
草太は驚いた。少ししかないと思った傷はタンクトップの内側まで続いていた。
そんな事を思っていると赤ずきんはタンクトップを脱ぎ捨ててしまった。
716 :
4/16:2008/08/11(月) 17:18:47 ID:/Bcgfv9P
上半身には何も身にまとっていない。が、背中の傷をこちらに向けているので前は見えていない。
草太はゴクリと唾を飲む。
ちょっと前を見てみたい気もする…。
そう思いながら少しずつ動いて赤ずきんの肩の上から覗いた。
可愛らしい未発達な胸の先端がチラっとだけ見えた。
草太は薬を塗り始めた。傷に沁みるのか顔を歪ませ目をギュっと瞑っている。
今は赤ずきんと二人きり…服を脱いで自分に任せている1人の女の子に草太は欲望を必死で抑える。
赤ずきんの体のいろんな所を触ってみたい…弄ってみたい…。傷に薬を塗り、コッソリと胸を見ながらそう思った。
突然の出来事だった。赤ずきんは前触れも無く瞑っていた目を開け草太の方を見た。
明らかに赤ずきんの女の子の部分を見ていたであろう草太と目が合った。
「…。えっち…」
イタズラな笑みを浮かべて言った。
草太はもうこれ以上自分を押さえられなかった。
717 :
5/16:2008/08/11(月) 17:19:09 ID:/Bcgfv9P
草太は赤ずきんの背中に顔を近づける。
ペロッ…。
「ふぇっ!?」
間の抜けた可愛い声がした。
「こうすればもっと傷はきれいになるよ」
ペロペロッ…ピチャッ…。
傷の部分を満遍なく舐める。音が聞こえるように。
草田は次第に傷からは離れたところまで舐めだす
「そこ…あっ…傷じゃないよぉ…?」
赤ずきんは困ったように肩を舐めている草太に聞く。
今度は舌を脇の間に忍ばせる。
ゾワッっと赤ずきんの腕に鳥肌が立ったのが分かった。草太は赤ずきんに反応が起こるたびに積極的になっていく。
「赤ずきん…可愛い」
耳元で囁かれ顔を赤くする。
今度は首筋を舐める。体をもぞもぞしながら抵抗している女の子が四葉騎士団最強だとはとても思えなかった。
718 :
6/16:2008/08/11(月) 17:19:25 ID:/Bcgfv9P
そっと後ろから手を伸ばし胸を掴む。人差し指で先端を突付く。
「あっ…ふぁっ!」
突然の事に驚いた赤ずきん。体が跳ねる。
草太の手を退かそうとするが、赤ずきんの手にはまるで力が入っていない。
「ちょ…あっ…!ちょっと、、待って草太ぁ…」
お構いなしに草太は指で乳首を転がす、突付く、引っ張る。段々先端が硬くなってきた。
「ここ…コリコリになってるの自分で分かる?」
今度は赤ずきんの耳を舐めながら聞く。
「…別に…そんなの…なっ…なってないよ…。草太の勘違いなんじゃない…?んっ…」
強がる赤ずきんを見てニヤッとする。
「ふうん」
草太はそういいながら胸を責め続ける。
719 :
7/16:2008/08/11(月) 17:19:56 ID:/Bcgfv9P
ふと、後ろから揉んでいた草太の手に、ぼーっとした顔つきの赤ずきんの涎が糸を引いて落ちてきた。赤ずきんは気付いていない。
「どうしたの?涎なんか垂らしちゃって」
草太は意地悪に聞き、赤ずきんは顔を真っ赤に染め口元を拭う。
草太は乳首を責めていた指を赤ずきんの下唇へ持っていき、プルンプルンと弾く。
「ほら。僕の指、いやらしくしゃぶってみてよ」
唇を遊ばれていた赤ずきんは戸惑った。
少しの間が空き、ペロっと舌が出て草太の人差し指の先を舐めた。
「いい子だね、赤ずきん」
そのまま人差し指全体を舐め、根元まで口に含み首を前後に振って舐めだした。
チュパッチュパッっと部屋にいやらしい音が響く。
720 :
8/16:2008/08/11(月) 17:20:46 ID:/Bcgfv9P
スッと胸を揉んでいた手を赤ずきんのズボンの上から足の間に忍び込ませた。
「ペロッ…チュプッチュパッ…ぁ…!?」
驚いて再び涎をたらす赤ずきんの股はズボン越しからでも僅かに湿っていた。
「ほら、舐め続けてよ」
口が止まった赤ずきんに命令する。
「……。チュパッ…チュクッ…チュッ」
再度舐め始めた赤ずきんの股を指で擦る。そしてズボンの内側へと手を入れる。
「チュパッ…ぁあっ…ン…ふぁ…ぁ…ッ」
パンツはグッショリ濡れていた。フニフニと秘部をパンツの上から弄ってみる。
「あぅっ!…ぁ…ふぇっ…」
乳首を責めていたときより声のトーンが高くなったような気がする。
「あーあ。こんなに濡らしちゃって…」
恥ずかしさで顔が真っ赤な赤ずきんはいつもの活発な赤ずきんと同じには見えない。
721 :
9/16:2008/08/11(月) 17:21:01 ID:/Bcgfv9P
「さて」
草太はおもむろに立ち上がりベッドに座っていた赤ずきんの前に立った。
そして赤ずきんの両肩を押さえベッドに突き倒し押さえつける。
「きゃぁ…!」
赤ずきんはもう、されるがままだ。
ズボンだけを脱がせ、グショグショになったパンツはそのままにする。
「ほら、赤ずきん。自分で見てごらんよ。このいやらしいところ」
パンツ越しから谷間をなぞって濡れた指を、虚ろな瞳の赤ずきんに見せる。
そして足を持ち上げ、いわゆる、まんぐり返しの状態にした。
「んぁ…。そ…そうたぁ…待ってこれ…この体勢…恥ずかしい…」
赤ずきんは足を閉じようとするが草太はそれを内側から押さえつけて閉じさせない。
722 :
10/16:2008/08/11(月) 17:21:18 ID:/Bcgfv9P
「もっと恥ずかしい事してあげる」
そういってグショグショのパンツの一番濡れている所を摘んで引っ張り、限界まで伸ばして、
『パチュンッ』ゴムの縮む力を使って秘部に音を鳴らして遊ぶ。
「ひゃぁ!…ちょ…ちょっとそうたぁ…?」
予想もしていなかった事をされビックリしたのと同時に、濡れたパンツで遊ばれるのが一番恥ずかしかった。
『パチュンッ!パチュンッ!』と何度も何度も繰り返す。赤ずきんはその度に声を上げる。顔が真っ赤だ。
「お…お願いそうたぁ…もう…『パチュンッ』あぅっ…もうやめてぇ…」
赤ずきんの言葉には力が入っていなかった。いつもの元気な赤ずきんとのギャップで草太は更に興奮する。
「ふふっ…分かったよ」
そういって最後に『パチュンッ!』と音を鳴らしてパンツを脱がせた。
723 :
11/16:2008/08/11(月) 17:21:37 ID:/Bcgfv9P
エルデでいえば赤ずきんは草太と同じ○学2年生、この位の年になれば毛も生えているはずだが、胸も未発達な赤ずきんの秘部はツルッとしていた。
小学校低学年みたいなアソコはヒクヒクとし、濡れていた。
「本当に可愛いなぁ赤ずきんは…」
そういってまんぐり返しのまま、直に指で赤ずきんの秘部をなぞる。
「いやぁぁ…!あっ!…んっ…」
赤ずきんは両手で顔を覆う。こんな格好で大事な場所を弄られている自分が恥ずかしくて仕方無かった。
草太はなぞっていた人差し指をツププ…とトロトロのアソコに入れる。
「ふぁぁあ!…そうたぁ…まってまってぇ…!」
言葉はちゃんと聞いてるし理解もしている。だけど赤ずきんの言葉とは反対にどんどん指を赤ずきんの中へと沈めていく。
「ほら根元まで入っちゃった」
グショグショに濡れているせいで、小さな穴でも指1本は軽く入った。
そしてその指をゆっくりと、深く出し入れし始める。
724 :
12/16:2008/08/11(月) 17:23:34 ID:/Bcgfv9P
「あっ……ふぁっ!…んっ……くふぅ……!」
指が奥まで入る度に喘ぐ赤ずきん。時折ビクッと跳ねる。
大分慣れてきたところで中指も使って2本で赤ずきんの中をかき回す。さっきよりも早いスピードで。
「あっ!…んぁ!…んっ…ぁあっ!…あぅっ!」
ここで草太はもう片方の手で大きくなっていたクリトリスをキュッと摘んだ。
ビクンッ!と体が跳ね、同時に、ひゃぁっ!と声が出た。
「だめぇ…!そこはぁ…弄らないでぇ…!何か…変になっちゃう…んぁっ!」
女の子の弱点への刺激を拒む赤ずきんに、草太はニヤニヤしながらソコを擦った。
「んんぁっ!!やめてそうたぁぁ…!らめぇぇ…!」
涙目になっている赤ずきんは最早呂律が回っていない。
少し続けていると赤ずきんはさっきよりも声が大きく、高くなった。
「まってまって草太ぁ!な…なんかぁ…!んんっ!…きちゃう…きちゃうよぉ!」
そろそろか、と思い、草太は今までよりも中をかき回す速度を速くし、クリトリスを擦る力をより強くした。
「あぁ!んぁあ!きちゃう…そうたぁ待ってっ!あっああああぁあ!」
赤ずきんがイく寸前、草太は両手を離した。赤ずきんはイけなかった。
725 :
13/16:2008/08/11(月) 17:23:49 ID:/Bcgfv9P
「ふふっ。そんな簡単にはイかせてあげないよ」
意地悪そうに涙が零れている赤ずきんに向かって言った。
「たっぷり焦らしてあげる」
そう言って草太はクリトリスを舌で舐めだした。
物凄く敏感になっている体がビクンッと跳ねる。
「ふぁあっ!あっ!んぁあ!」
「イきそうになったらちゃんと言わなきゃだめだよ」
今度はクリトリスを舌で転がして苛める。赤ずきんのアソコからトロトロの液体がどんどん出てくる。
少しもしない間に赤ずきんの声は再びトーンが高くなってきた。
「あっあっ!そうたぁぁ!イ、、イきそうっ!んっ!んぁぁっ!」
「よく言えました」
そう言って赤ずきんの秘部から口を離す。
726 :
14/16:2008/08/11(月) 17:24:09 ID:/Bcgfv9P
「直ぐイきそうになっちゃったね。もうちょっと我慢出来ないのかなぁ」
そういいながら真っ赤になってる頬っぺたをプニプニする。
「…イきたい?」
草太は赤ずきんに聞く。勿論赤ずきんがどう答えるかなんて分かって聞いているのだが。
「……」
コクンと、頷いた。
「どうしたの?イきたいならちゃんと口で言いなよ?」
草太はまだ赤ずきんを苛める。困って恥ずかしがってる姿が見たいから。
「言えないの?じゃあイかせてあげないよ?」
そういうと赤ずきんは嗚咽を交じらせ、顔を真っ赤に染めながら、
「うっ…。グスン…。い…イかっ…。イかせてぇ……」
「ふふっ」
草太は笑うと今度は3本の指をググッと中へ押し込んでかき回し始めた。
727 :
15/16:2008/08/11(月) 17:24:30 ID:/Bcgfv9P
「ふぁぁあっ!あっ!!んぅ!」
クリトリスも軽く歯で噛んだり、吸ってみたりする。
ここで草太は赤ずきんのおしりを見て、ニヤッとした。
空いている方の手の指を、赤ずきんのアソコから出てくるいやらしい液体で濡らす。
そして、おしりの穴にも指を入れ始めた。
「ひゃぁぁあああっ!そっ…そうたぁぁあ!まってまってぇ!ソコはぁッッ!!」
2つの下半身の穴を同時に責められる赤ずきん。
おしりの穴は直ぐに指を受け入れ、簡単に動かせるようになった。両手で赤ずきんを犯す。
「ひゃぁあ!ふぁぁっ!!んんぅう!あふぅっ!」
ビクッとベッドの上で跳ねる。そろそろ限界のように見える。一気にペースを上げた。
「んぁぁあっ!イくぅっ!!イっちゃぅうッッ!」
ビクンッ!ビクンッ!!と、今までで一番大きく跳ねた。
「…はぁっ…。ふぁぁ…ッ。はぁ……んぁ……はぁ…」
728 :
16/16:2008/08/11(月) 17:24:46 ID:/Bcgfv9P
あらゆる性感帯を刺激された赤ずきん。
草太がまんぐり返しだった赤ずきんの足をベッドに下ろす。
赤ずきんはグッタリとし、呼吸を荒げながら仰向けになった。
少し無言の時間が続き、外から何やら騒がしい声がしてきた。皆帰ってきたらしい。
「ねぇ…草太…。…。今度又…続き…、しない…?」
ベッドから起き上がった上目遣いの赤ずきんに突然言われ、草太は驚く。
「草太は…まだ気持ちよくなって無いでしょ…?」
あれだけ苛めたので、赤ずきんが自分の事を嫌いになったんじゃないかと草太は少しだけ思っていた。そうはならなかったようだ。
「分かった。又今度2人きりになったら…しようね」
「うん…!」
玄関の扉が開いて、皆が帰ってきた音がした。
GJ! 赤さんエロいよ赤さん
いやむしろ草太の方が(ry
ともかくGJ
732 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 21:12:41 ID:vRoucHNx
あげ
赤ずきん×勇者王ヴァル女体化
保守
ほする
ここ書いてくれる人いるのか?
ハメ男×りんごって需要ある?
保守
742 :
最早:2008/09/08(月) 03:20:49 ID:uP716lL6
>>738完成したので投下。魔力供給、番外編です。
※注意
・ハーメルン×りんご(凌辱気味)
・独自設定あり
・少々解りにくい場面あるかも
以上がだめなら「最早」をスルーで。
743 :
最早:2008/09/08(月) 03:24:07 ID:uP716lL6
ここはファンダベーレの王城、ファンダベーレ城。そこの地下牢獄に囚われた一人の男――いや、年齢を考えれば少年と言ってもいいだろう。
その少年の名はハーメルンという。彼はファンダベーレの国王、フェレナンド王の騎士隊、四つ葉騎士団に在籍する名の知れた兵士である。
そして今、そのハーメルンの収容されている檻の前には魔女サンドリオンの部下、そしてブレーメン遊撃隊隊長、ランダージョが仁王立ちで踏ん反り返り、
「ニャハハハ!!捕まってからいくらか経ったが気分はいかがかニャ、ハーメルン?」
「……いい訳が無いだろう」
744 :
最早:2008/09/08(月) 03:27:49 ID:uP716lL6
「ニャハハハ、そうだニャ、考えればすぐ分かる事だったニャ」
勝ち誇った顔をしながらハーメルンの尋問をしに来ていた。
「あの笛さえにゃければ魔法は一切使えニャい、更にお前には我が輩の特製ご飯を食べさせているからニャ〜……」
しかし尋問と言っても、ランダージョの高いとは言えない背丈や、オスとしては高い声色等が『尋問』という行為を『様子見』ぐらいの軽い物にしていた。
だが、当人のハーメルンにとってはここの生活は拷問にも均しかった。
745 :
最早:2008/09/08(月) 03:30:22 ID:uP716lL6
「魔法が使えない状況で、魔力たーっぷりの食事をたらふく食べさせられたお前は『魔力過剰』状態!」
ランダージョは牢の中のハーメルンをビシッ!と指差した。
「あんまり魔力を身体に溜め込むと余分な魔力は身体が吸収、変化して身体を疼かせる媚薬にニャるのニャ。
お前は今とっても辛いはずニャ、余計な魔力が身体の中を駆け巡ったお前は……」
長靴を鳴らしながらゆっくりと近付くランダージョ。牢の格子に手をかけてハーメルンに囁く。
746 :
最早:2008/09/08(月) 03:32:30 ID:uP716lL6
「息をハァハァさせて、心臓をバクバクさせて……きっとアソコをギンギンにさせてるはずニャ」
「………」
ハーメルンは答えない。
しかし、ハーメルンの体はランダージョの言う通り、息を荒く、胸の鼓動を速く、そしてハーメルンのズボンを自身の漲りで大きく押し上げていた。
「ニャハ、何にも答えない所を見ると図星かニャ?」
ハーメルンは顔を背けたが、その行為でハーメルンの状態を理解したランダージョは、喜々として笑った。
747 :
最早:2008/09/08(月) 03:35:11 ID:uP716lL6
「ニャハハハ!辛いかニャ?辛いかニャ、ハーメルン?」
ひとしきり満足するととランダージョは後ろを向いて歩き出した。
「今度来た時はサンドリオンしゃまの魔力を供給させる為にお前をサンドリオン城に連れてってやるニャ。そーしてサンドリオンしゃまに魔力の最後の一滴まで絞り取られてしまうがいいニャ!」
ニャハハハ、と笑いながらランダージョは牢獄から去っていった。
「……っ……」
ハーメルンの頭にランダージョの言葉は残っていなかった。
残っていたのはただ一つ、身体を渦巻くこの劣情である。
748 :
最早:2008/09/08(月) 03:37:55 ID:uP716lL6
「くそっ……」
身体を落ち着かせる為に吐いた息にまで魔力が混ざっている。
頭の中が性欲で充たされ、他の事が考えられない。
哀願するでもなく、自慰をするでもなく、ただひたすらに耐えていた。
四つ葉騎士団の一騎士として、そしてファンダベーレ国王にして友人の、フェレナンド王の配下として、そしてファンダベーレ城侵略の最後の反抗者として。
敵の思惑通りになどさせないと言う、たった一つの信念をひたすらに信じて。
カツン……カツン……
……誰かが地下への階段を降りてこちらにやってくる。
749 :
最早:2008/09/08(月) 03:41:00 ID:uP716lL6
ハーメルンにとってそれは救いだった。今はこの欲望を紛らわす何かが欲しかったのだ。
しかし、その希望は一瞬で危機へと変わる。
「草太〜ァ?赤ずき〜ん?……もぅ、みんなどこいっちゃったのよぉ……?」
「……!!」
女の声――声の高さからすると少女であろうその声だけで、ハーメルンの漲りは更に天を突いた。
――何故こんな所に?
ハーメルンの頭を占めたのは疑問苻ではなく、邪な考えだった。
――何故こんな所に?
ハーメルンの頭を占めたのは疑問苻ではなく、邪な考えだった。
750 :
最早:2008/09/08(月) 03:43:19 ID:uP716lL6
――吐き出してしまいたい。
――溜め込んだ欲望を全て注ぎ込んでしまいたい。
――あの幼い声を嬌声にして牢獄一杯に響かせたい。
……止まらない夢想にブレーキをかける事もしない。
それほどまでにハーメルンの性欲は限界にまで達していたのだ。
ハーメルンはもう、狂った一匹の牡でしかなかった。
「もぅ……みんな何処いっちゃったのよぅ」
りんごはそういうと後悔の溜め息を一つ吐いた。
751 :
最早:2008/09/08(月) 03:45:47 ID:uP716lL6
ファンダベーレに来てから、何回目の後悔だろうか。
浮かぶ後悔はいつも同じで、『あの時どうして草太を止められなかったのだろう』と自身を責めるのだ。
はっきり言ってこの世界は危険だ。と、ヴァルも言っていた。
敵の本拠地だし、それに私達の世界とは勝手が違うし。
でもここには、草太のお母さんがいるかも知れなくて。
草太の願いは、とっても単純で――
「だからって、草太が危険な目に合ってもいいって訳じゃないんだゾ……」
752 :
最早:2008/09/08(月) 03:50:03 ID:uP716lL6
やっぱりあの時、無理矢理にでも連れて帰ればよかったかな、と公園を思い出しながら考えている内に、階段を降り切った。
「うわ……」
目の前にあったのは、牢獄だった。鉄格子が張り巡らされた部屋がいくつもある。
「……?」
声が聞こえた気がして、その方向へ歩き出す。
その声の主はすぐに見つかった。その男は牢屋の中でこちらを見ていた。
「おわっ!ビックリした……」
りんごは急にその男と目があったので驚いたが、すぐに立ち直ると、その緑の服を着た男に話し掛ける。
753 :
最早:2008/09/08(月) 03:53:50 ID:uP716lL6
「あなた……だ「鍵を、」……へ?」
言い終わる前に彼の言葉が被さった。
「鍵を……取って来て、くれないか」
なにやら苦しそうな彼の様子に、りんごは問い掛ける。
「あ、あなた、どうしたのよ、一体」
「ここの扉を、開ける…鍵だ。入り口の壁にっ…架かっているはず、だ」
「ちょっ、ちょっと……」
「急いで!」
「!?」
急な大声。りんごの驚きは、今度はすぐに回復しなかった。
「……っ、すまない、驚かせた。出来れば、急いでくれないか。何分、焦っていて……」
どぎまぎと喋る彼は、何かに追われているようだ。
754 :
最早:2008/09/08(月) 03:56:20 ID:uP716lL6
「わ…分かった。鍵を持って来ればいいのね」
りんごは了解して、入り口の方へと向かい鍵を持って戻って来た。
「待ってて、すぐ開けるから」
いくつも鍵があり、どれが該当の鍵かは分からなかったので、一つづつ順番に鍵穴に鍵を挿していく。
その時間さえ惜しいのか、その男はいらついている様子だった。
「……まだか」
「ま、待ちなさいよ!一体いくつ鍵があると思ってるの!何焦っているのか知らないけど、人に物を頼む時はそれなりの態度が必要なんだゾ!」
755 :
最早:2008/09/08(月) 03:58:40 ID:uP716lL6
……試した鍵の数が半数を越すか越さないかの時、鍵が上手く回った。
「ほら、開いたゾ」
……しかし扉が開いても一向に出てこない。
「?どうしたのよ?早く出て来なさいよ」
りんごの声が聞こえないかの様に彼は今までと同じく座ったままで、しかしさっきまでの焦りが嘘の様にゆっくりと言う。
「あと、足枷も取ってくれないか」
「あ、あしかせ?」
「足枷が取れないと、外に出られない。今開けた鍵と同じ鍵で開く」
「と、取ってくれって言われても……」
「頼む」
756 :
最早:2008/09/08(月) 04:03:32 ID:uP716lL6
「……う、うん。分かった。乗り掛かった船だもんね」
よく考えれば、鍵を渡して自分で外させればいい話なのだが、りんごは牢の中に入る。
……それが彼の罠とも知らずに。
牢の中には広く、四、五人入ってもまだスペースに余裕がありそうだった。
りんごは足枷を外そうと鍵束から先程の鍵を探す。
「あ、言ってなかった。私、りんご、っていうの。木之下りんご。あなたは?」
「……ハーメルン」
「そぅ、ハーメルンっていうの……あ、あった」
757 :
最早:2008/09/08(月) 04:09:13 ID:uP716lL6
先程の鍵を見付けたりんごは足枷を外そうとハーメルンの足に顔を近付けた。が、そこに足枷など無かった。
「ちょっと、足枷なんて何処にも……」
ハーメルンに文句を言おうとしたその時、彼と目があった。
「……!!」
りんごは戦慄した。その目は人の目などでは無く、もっと凶暴な、例えば、襲い掛かって来るナイトメアリアンのような、そんな、獣の目だった。
「きゃっ!!」
いきなり、りんごの身体が背中から床に落ちた。
何故なら、ハーメルンがりんごの肩を掴んで、急に押し倒したから。
758 :
最早:2008/09/08(月) 04:12:14 ID:uP716lL6
――自分の肩に触れている手が、驚く程熱い。
――自分の顔にかかる吐息が、荒く、熱っぽい。
――自分の瞳に写る彼の瞳は、まるで――
「ち、ちょっと……!」
本能的に恐れを感じたりんごは、この無礼な仕打ちに対して、文句を言おうと声を荒げようとした。
しかしその前に、ハーメルンの口が開く。
「……すまない……」
「……え?」
今のハーメルン状態からすれば、奇跡とも呼べる一言。
しかしりんごにその言葉の意味は、互いの唇同士が触れた後でも、すぐには分からなかった。
759 :
最早:2008/09/08(月) 04:15:41 ID:uP716lL6
「……!!!!」
りんごにとって、それはファーストキスである。
(え……ちょっと、これって……!!)
りんごがキスと理解するより早く、ハーメルンの舌が、りんごの口内に侵入し始める。
(やっ、何してんのよ、こいつ……!)
「んん、んうぅ、んぅうう!ん〜、ん〜!!」
じたばたともがいても、ハーメルンに強く押さえ付けられ、その口づけからは逃れられない。
ハーメルンは口づけの勢いを更に増して、りんごの唇を咀嚼するようにしながら、舌をその奥へと差し入れる。
760 :
最早:2008/09/08(月) 04:19:43 ID:uP716lL6
「はんむぅ、んん、じゅる、んぐ、んんん」
「ふぅん、んん、んむ、うふぅ!ん、んんんっ!!」
(あぁ…そんなっ、私、知らない奴にキスされて、舌まで入れられちゃってるよぉっ……!)
入れられている舌が、自分の口の中を蹂躙してゆく感触は寒気立つ程気色が悪い。
(え…!ちょっと、そんな所……っ!)
ハーメルンの暴挙は止まらない。
衣服の下から左手が入れられ、その指で、りんごの貧しいながらも確かに存在する乳房を掴む。
(ちょ、こいつ、何触ってるのよ!?)
「うぅん!んっ、むうぅ!んむううぅっ!!」
761 :
最早:2008/09/08(月) 04:24:36 ID:uP716lL6
唇を塞がれなからでは反論すらままならず、その指に自身の胸を唇と同じく蹂躙されてゆく。
(あ…だめ…息が、続かなぃ……)
長い時間キスをされ続け、呼吸もままならない。
(そんな、き、キスされながら、胸ぇ、揉まれてるよぉっ……!)
りんごは混乱していた。何故、顔も知らない男に愛撫を受けているのだろう。
そんな事をする理由はただ一つ――犯そうとしているのだ。
(嫌っ、いやぁっ!!助けてっ、誰か、だれかぁっ…!)
762 :
最早:2008/09/08(月) 04:27:42 ID:uP716lL6
「んん!むぅうぅうっ、うぅうん!んんんぅむ!」
りんごは顔を左右に振って唇の拘束を振りほどこうとするが、ハーメルンはそれ以上の力で唇にむしゃぶりつく。更にそれに唾液を上乗せしたキスでりんごの口を犯す。
「はぁ…っ、っつ、んぐ、じゅる、んんん……」
「んむーっ、んーっ!んぐっ!?んんっ!ぅん、んん、んぐぅ……っ!」
(やぁ……っ、こいつの唾液、飲まされちゃってる、飲まされてるよぉ……っ!!)
この時りんごは知るよしも無かったが、ハーメルンの身体で媚薬の様に変化した魔力が彼の体液に溶け込んでいた。
763 :
最早:2008/09/08(月) 04:30:45 ID:uP716lL6
よって、自らの唾液を飲ませるこの行為は、りんごに媚薬を無理矢理飲ませるのも同じ。
りんごは自らの知らない所で、身体を疼かせる原因を与えられてしまった事になる。
しかしそんな事は露ほども知らないりんごは、他人の唾液を無理矢理飲まされるという屈辱的なまでの嫌悪感に苦しめられていた。
(やだっ…!やだやだやだあっ!甘いしどろどろだし、気持ち悪いよぉ……っ!)
唾液の甘さも粘り気も全てハーメルンに溜まった魔力のせいなのだが、それを知らないりんごは、異質な食感の唾液に背筋を震わせた。
764 :
最早:2008/09/08(月) 04:34:37 ID:uP716lL6
「……ぷふっ!っつ、はぁ…はぁ…は…… 」
「……ぷはぁっ!はぁっ、はぁっ…ああぁ…っ」
もう貧り尽くしたと言わんばかりに唇は離され、両者、酸欠ぎみの肺に空気を取り込んだ。
(お、終わったの……?)
酸素を取り込む事に必死な身体は、りんごの判断を鈍らせる。
ハーメルンの左手は、りんごの胸部を離れ、脱がすのも面倒だ、と右手と共にりんごの上半身の衣服をずるずると上にたくし上げる。
「え……あ…えぇ?ちょ、えぇ!?」
その感触にりんごの意識は覚醒し、声を荒げる。
765 :
最早:2008/09/08(月) 04:36:25 ID:uP716lL6
「あ、あんた!そ、そんな事して良いと、ひぁっ!」
荒げた声が止まる。露出した胸の頂点のポッチをハーメルンが指先で幾度も練り潰したからだ。
「……いやらしい女だな、お前は。犯されようって時にも、感じているのか」
「へぁ、は、はぁ!?な、何ってんの、はぁっ、そんな、っ違、あぁ、はぁぁ…っ」
今まで口を開こうとしなかったハーメルンの口から、とんでもない言葉が聞こえたので、りんごは反論しようとした。
が、ハーメルンの頂きへの攻めが強くなったせいで、りんごは理知ある言葉の変わりに、喘ぎを漏らすしか無かった。
766 :
最早:2008/09/08(月) 04:38:08 ID:uP716lL6
「犯されると分かっていながら感じるなんて、変態だな」
「ち、違っ、感じてなんか、っ……」
ハーメルンの手が、なだらかな双丘を滑り上り、ポッチが指の間へと入っていく。
「見てみろ、乳首が起っているぞ」
確かにりんごの胸の頂点は赤く、大きく隆起していたかも知れない。
しかしそれは、触られたから身体が反応したのであって、性感を得ている訳では無かった。
しかし、その事実はりんごに間違った事実を伝える。
(わ、私…感じてるの…?変な事されてるのに、感じちゃってるの……!?)
767 :
最早:2008/09/08(月) 04:40:07 ID:uP716lL6
確かに、指摘されれば見知らぬ男に愛撫されて甘んじている状況は、変態と言えるかも知れない。りんごはそう思った。
――人間、一瞬でも思い込むとその思い込みはその者の頭を支配してしまうものだ。
〈犯されていながら、悦んでいる〉。
りんごはその妄想に苦しめられる事になる。
ハーメルンの手に力が入り、りんごの両の乳房が揉みしだかれる。
無い乳を揉むので、揉むというより、ビジュアル的に締め付ける、と言った方がいいだろう。
「はぁ…っ!はぁ、あぁ、んぅ、んっ、んんっ……」
768 :
最早:2008/09/08(月) 04:41:48 ID:uP716lL6
(やだぁ…っ!!胸揉まれ、揉まれてるっ!そんな、気持ちよく、なんてっ、ないのにぃ……っ!)
――声が、漏れてしまう。
必死にかぶりを振って、快感を否定するりんごだが、ないはずの快感が執拗に襲って来る。
その快感の証である声を何とか押さえ付けようとするりんごに、ハーメルンの更なる攻めが襲い掛かる。
「じゅるっ、れろっ、ちゅぱ、ちゅっ、ちゅうぅ」
「っは、あはぁっ!…はぁ…あ、ああぁ、ひぁっ」
(ぁあああぁっ、乳首、乳首がっ、舐められてっ、ぺろぺろされてっ、ひくひくっ、ひくひくしてるぅっ!)
769 :
最早:2008/09/08(月) 04:45:12 ID:uP716lL6
ハーメルンの舌はりんごの双丘を証明する頂点を舌先や唇で捏ねくり回す。
りんごはその強い攻めの名残の振動を、自らの肉体の期待故の蠢動、と、またも誤認してしまう。
(そんなっ、そんなのって、私っ、そんな変態じゃ、変態じゃ……っ!!)
〈まともに考えれば、こんな時に快感を欲しがるなど有り得ない。そんな奴は変態だ〉。
先程の思い込みと重なって、りんごは自らの擬似的性癖を必死に否定する。
しかし、そんなりんごに、ハーメルンが言葉の追い撃ちをかける。
770 :
最早:2008/09/08(月) 04:48:22 ID:uP716lL6
「んちゅ……っ、おい、どうした?体温が上がってきたぞ。……ああ、そうか、興奮しているのか」
「っ!!ち、違う!違うの!私っ、変態じゃないのっ!」
「変態じゃない?…何を今更、犯されるって時に身体が悦こぶのなんて、変態以外、ありえないじゃないか」
「そんな…っ!私っ…わたしよろこんでなんかっ!」「……じゃあ、確かめてやる」
そういうが早いか、ハーメルンはスカートの中へ手を伸ばす。
「……っ!そこはぁっ!そこはダメぇ!」
りんごの制止は最早遅く。ハーメルンはりんごの恥部にゆっくりとショーツ越しに指を沈める。
771 :
最早:2008/09/08(月) 04:50:40 ID:uP716lL6
くちゃあっ――――
水飴の様な、粘り気のある音。それは、りんごにとって、自らの希望にひびが入った音だった。
「嘘……っ、うそうそうそっ!そんな訳っ、そんな訳ないっ!」
自らの陰裂の反応がどうしても信じられない。
〈身体が、悦んでいる〉。
りんごが必死に否定しても、それは紛れもない事実――と思いきや、これには仕掛けがある。実はハーメルンの唾液に含まれていた媚薬と化した魔力が利き始めていたのだ。
「おや、これは何だろうな、ぐちゃぐちゃに濡れたこれは?感じていないなら、これはどう説明する?」
772 :
最早:2008/09/08(月) 04:52:51 ID:uP716lL6
魔力がりんごの体に摂取されていなければ、ここまでは――愛液がショーツの許容量を越え、太腿まで垂れ流れるという事は無かっただろう。
「それは、あぁ、それはぁ……っ」
しかし、りんごがそれを知っていたとしても、ハーメルンの指で糸を引く自分の淫液を見せ付けられながらでは、りんごも強くでることが出来ない。
(私、気持ち良くなってたの…?知らない人に、初めてあった人に、こんなっ……こんな事されてぇ……っ!!)
〈気持ち悪い→気持ち良く無い→気持ち良くなってた〉
773 :
最早:2008/09/08(月) 04:55:11 ID:uP716lL6
上の変化からもわかる様に、りんごは誤解し続けていた。……そう、最後の最後まで。
ハーメルンは淫らにふやけたりんごの秘裂に指を揃えて、ショーツの上から擦り立てた。
――にゅじゅっ、くぢゅっぷじゅくっ、ぬゅるるっ――
「あはぁっ!あっ、あぁっ!は、はあっ、うあぁっ…!」
(やぁぁあぁあっ!凄いっ、すごいよぉっ!こんなっ、こんなになるなんてぇ……っ!!
あぁは、ふぁ、きもちい、はぁ、これってぇ、きもちいぃのぉ!?)
声を押さえる事もせず、りんごは理解不能の快楽に酔いしれる。
774 :
最早:2008/09/08(月) 04:57:32 ID:uP716lL6
――徐々に、空想が、現実へと、刷り変わる。
「…もう準備はいいな」
ハーメルンはそういうと、りんごのショーツをひざ元までずり降ろし、自分はもう最大限までそそり立つ肉塔をズボンから開放する。
「……!!」
それを見て、熔けていたりんごの意識は一気に凍りつく。
「嫌……いゃ、いや、いやぁ、いやあっ!!」
――今更ながらに理解する。これから何が行われるのか。
りんごは立ち上がって牢の奥へと逃げようとしたが、刺激と魔力のせいで、足腰がおぼつかず、ハーメルンにすぐ捕まった。
775 :
最早:2008/09/08(月) 05:00:04 ID:uP716lL6
結果的に、二人が扉の反対側の格子の近くへ来て、立ち上がった形。りんごが完全に追い詰められ、逃げ場が無くなった形になると、ハーメルンはりんごの腰をぐいと掴む。
「やっ……!ちょ、ホントそこはっ!そこだけはぁっ!」
りんごはこれが貞操を守る最後のチャンス、とばかりに必死になって拒絶する。
「女の子にっ、はぁ、そぅいぅ事、んぅ、しちゃ、ダメって、あぁっ、がっこうで、ふぁ、な、習わなかったのっ!?」
ハーメルンの手がりんごの両の太腿を割り開いてゆくと、ぬらりと淫靡に光る秘裂が徐々に露になっていく。
776 :
最早:2008/09/08(月) 05:02:38 ID:uP716lL6
「こ、これ以上、ぁあ、や、やってみなさぃ……!あんたぁ…た、ただじゃ、はぁ、済まないぞぉっ……!」
ハーメルンはりんごの、まだ誰も受け入れた事のない姫洞に照準を合わせ、腰を進め――
「ふぁ!あ、ひぁ!はあぁ!んっ、あはぁっ!」
まだ、ハーメルンは挿入しない。
ハーメルンは幾度か肉槍をグラインドさせて、恥穴から滴るりんごの淫蜜を自らの刀身に纏わせた。
そしてとうとう、鏃の先がりんごの秘蕊へと宛てがわれる。
777 :
最早:2008/09/08(月) 05:06:55 ID:uP716lL6
「はぁ……っ!!っ、っち、ちょっと、これ以上やったら、ホントにっ、後で、後でひどいぞ!ひどいったらひど―――んぐ!?んぐぅ!んぅう!んーっ、んーっ!」
「……少し黙っていろ」
疎ましげな様子でりんごの口内に指で進行したハーメルンは、ついにりんごを征服せんが為、腐肉の切っ先を膣へと押し込めていく。
「んんぅ!んっ!むぅ、ぅっ、ぅむーっ!!」
(あっ、やぁ、やぁっ!そんな、入って来ちゃうっ!ああぁああっ、うわぁあっ!)
778 :
最早:2008/09/08(月) 05:09:52 ID:uP716lL6
初めて味わう、自分が侵略されるという感覚。その侵略の恐怖に混乱していたりんごだが、ある程度突き行った所で、ハーメルンの進攻は止まっていた。
(あ……れ……?)
りんごは中々やってこない侵略に疑問を覚えた。
このままいけばりんごは確実に犯されてしまうのに、進攻が来ない、と分かって感じたのは、安堵ではなく疑問だった。
(私ってば…なんで、なんで不思議になんか思ってるのよ……!?)
自分で自分に問い掛けた時、
「……逃げないんだな」
「……むぇ……?」
779 :
最早:2008/09/08(月) 05:13:06 ID:uP716lL6
ハーメルンの呟きが、それに追い撃ちをかける様に聞こえて来た。
「……犯されるのを待ってるだなんて、とんだ変態だな」
「んぅ……ん、んぅんっ、んぅんぅっ」
(そんな、わたし、待って、だ、なんて……)
ふるふると首を横に振ってりんごは否定したが、内心、完璧には否定出来ない。完全否定であったなら、もっと強く首を振っていただろう。
その事にハーメルンも感づいた様で、りんごに対し、更に言葉で追い詰める。
「さっき逃げた時もそうだ。お前は扉側ではなく、牢の奥へと逃げた。」
ハーメルンは続ける。
780 :
最早:2008/09/08(月) 05:15:58 ID:uP716lL6
「どういう事だろうな、これは?牢の奥に逃げただけでは、俺から逃れられないのに……」
ハーメルンの指がりんごの口の中で掻き回され、りんごの唾液が指にまぶされる。
「んぅ…んぢゅ、ぐぅ、ぷちゃ、む、うぅ……」
(確かに……でも……わたし……)
りんごはハーメルンの問いに明確な答えが出せず、ただ戸惑うばかり。
「答えは簡単……お前は、『淫乱なんだ』」
ずずるるくじゅっ!
「んぐぅっ!?!!!!」
膣口で足踏みしていた肉剣が、一気に純潔を踏みにじり、最奥まで到達する。
781 :
最早:2008/09/08(月) 05:19:02 ID:uP716lL6
――びゅ、びびゅっ!びじゅるっ!じゅびゅるるるっ、びゅっ、びゅく、びゅ、びゅ――
「んひゅ、ん、んぐうっ!?んぅ、んんぅぅぅぅぅぅっっつっ……!!!!」
「っ!っ、っっ、っつっ……!」
ハーメルンはかねての待望を満たした歓喜が極まって、今まで溜めに溜め込んだ白泥をりんごの内側で盛大にばらまくも、声を上げる事なく、身体を震わせる様に達した。
782 :
最早:2008/09/08(月) 05:21:46 ID:uP716lL6
が、大量の精を吐き出したにも関わらず、今だハーメルン自身は充分な硬度を保っている。その原因の大半は、ハーメルンの身体に残留する魔力の力でもあったが、もうひとつ見過ごせない原因があった。――りんごである。
……びくびくと震えるりんごの耳元で、ハーメルンは囁く。
「……お前、イったのか?精液をまかれて?中でこんなに出されて?」
「んぅ……む、ふぅ……っ」
ハーメルンのいう通り、りんごは、自分の中で爆ぜる牡肉から噴出されたゼリー状の液体――
783 :
最早:2008/09/08(月) 05:24:51 ID:uP716lL6
――びちゃびちゃと下品な音を立てながら、自分の腹の中を汚すその液体が、精液である事を理解した刹那、恐ろしい勢いで背筋を駆け登られる感覚が襲い――
りんごは、頭の中でハレーションを起こしながら、絶頂を迎えていた。
(い、イっちゃったぁ…っ……せいえき出されて、イっちゃったよぉっ……!)
――ここで真実をいえば、今のりんごの状態は、『強力な媚薬を飲まされていた』状態であり、強烈な催淫状態であったと言える。
精液で達したのは、精を受けるという雌の本能が満たされた事を原因とした物だ。
784 :
最早:2008/09/08(月) 05:27:58 ID:uP716lL6
そしてその精液には、媚薬化した魔力が……
――ずちゅっ、ぐちゅ、ぬるぅ……っ、ぐぬぶ、にちゃぁっ――
「んふぅっ!?んぅむぅぅうっ!んんぅ!ん、んぅん……っ!!」
ゆっくりとハーメルンが抽送を再開し始めた。ゆっくりな分、大きく開いた笠の縁が、りんごの内の襞を一つづつ延ばして進んで行くのが、二人共理解できた。
りんごは一本一本その襞がこそげ落とされていく度に、指で封じられた口から喘ぎを漏らしてゆく。
「――っ、なんて女だ……犯されているってのに、この、締め付けはっ……」
785 :
最早:2008/09/08(月) 05:32:26 ID:uP716lL6
「んむぅ!うむぅ!うっ、うふぅ……っ!!」
(あ、あぁあ……ぁっ、はあぁ……あっ!!あ、はぁっ……っ!!っそ、そんなぁっ……!!わたしの、アソコぉ、すごいっ、すごく、よ、よろこんじゃってるぅ……っ!!)
肉襞が蹂躙される度、官能のパルスが身体の中を駆け抜けていく感覚に、りんごは驚いていた。
「……お前は感じてるのさ、俺に犯されて、俺に精液を出されて、俺に中を掻き回されて……っ」
「むうぅ……っ!ふっ、ふぅっ、うふぅぅっ!!」
(あぁあっ!!お、おくぅ……っ!!おくにっ、おくに当たっちゃうぅ……っ!!)
786 :
最早:2008/09/08(月) 05:34:14 ID:uP716lL6
最奥である子宮の前に到達したハーメルンは、その最奥の入口の狭き門に、肉鏃の尖端を押し付け、円を描く様にそこを撫でる。
「……っ!!っつ、む、ふうっ!!むふぅっ!!うぅううぅうぅっ!!」
(はぁあっ!!あっ!あぁっ!!ぞくぞくっ!!ぞくぞくがっ!!ぞくぞくがすごいぃっ!!)
子宮付近にあるボルチオ性感帯を雁首でなぞられながら、子宮口をぐりっと刔られる感覚は、りんごの想像する快感の何倍もの快感。
その快感がりんごの身体を大きく揺すぶるのは、時間の問題であった。
787 :
最早:2008/09/08(月) 05:35:56 ID:uP716lL6
(ぁあっ!!そんなぁっ!!さっきのがっ、さっきのがまた来るっ!!いゃぁ!き、来ちゃうぅぅうっ!!あ、あぁ、はあぁぁああああぁっ!!)
「む!むぅ!!んむぅぅうぅううぅうっ!!んぅ!」
耐えられなくなった身体は、先程よりも大きく震え、またも頂点を迎える。
淫液が恥裂から、ぶぷっ、と、精液と淡い赤になって共に流れ出て、りんごの腿を伝い落ちたり、直接下に落ちていった。
「もう、イったのか。さっきイったばかりだろう?よくそんなっ……何度も、イけるものだっ……っつっ、うぅ……っ!」
788 :
最早:2008/09/08(月) 05:37:51 ID:uP716lL6
そう言ったハーメルンであったが、りんごの達した後の鋭い締め付けによって、またハーメルンも盛大に精を噴き出す。
――びゅるっ!ぶゅっ!びゃぶぶぶぷじゅっ!!
「……っ!!っつっ!ん、んぅ、んむ、うぅ……っ!」
りんごの内部を満たし尽くし、秘裂と陰茎の間を噴き出た白濁は、りんごの愛液の跡を、その熱を移す様に残しながらなぞって行く。
「っは、はぁ……っ、ほら、こうなっても、お前が俺に喰らい付いて、離さないのが、分かるだろう?」
789 :
最早:2008/09/08(月) 05:39:31 ID:uP716lL6
ハーメルンは、続けざまの二回の射精に息を切らしていたが、それとは裏腹に、ハーメルン自身の硬さは未だ保たれたままだ。
(まだぁ……するのぉ……っ?)
この狂宴がまだ続く。りんごがそれを理解した瞬間、秘肉が疼いて、ハーメルンを吸い付く様に包む。
「はっ、なんだ?悦こんでいるのか?まだし足りないのか!全く、とんだ淫乱だな……っ!」
疼いた淫裂の締め付けに触発されたのか、ハーメルンは一度、大きく引いてから、思い切りりんごの中へと突き込んだ。
790 :
最早:2008/09/08(月) 05:41:22 ID:uP716lL6
――ばちゅんっ!!
「んんぅっ!!」
もう一度。
――くぢゅん!!
「うぅふぅっ!!」
今度は二回続けて。
――じゅぶっ、ぬぐちゃっ!!
「ふうぅっ、むうぅふぅっっ!!」
突く度にりんごは卑猥に呻きたつ。それは、りんごが淫猥に感じているという証。
――もう、りんごの空想は現実と完全に取り変わっていた。
そして、ハーメルンは最後に、りんごの耳元にもう一度唇を寄せると――
「……お前の卑猥さには全く、敵わない。俺が保証する、お前は――この世の誰よりも変態な、淫乱だよ」
791 :
最早:2008/09/08(月) 05:43:09 ID:uP716lL6
そういうが早いか、猛烈な勢いでりんごの膣内を肉棒で突き掻き回し始めた。
――ずぷじゅっ!ばちゅん!じゅるぷっ!じゅずずるるぶっ!!
「うぅうむふぅっ!!うふぅっ!!むぅ!ふぅっ!うぐぅうぅうぅぅっっ!!」
(あああぁぁぁぁぁっっ!!はあっ!あああぁっ!!うあぁぁああああぁっ!!はぁぁあああぁっ!!)
鋭く奥まで突き刺さる、ハーメルンの肉剣。雁首が膣口のぎりぎりまで引き抜かれたと思うと、次には子宮口を小突く程深く突き刺さる。
激しい抽送による激しい性感に、りんごはまともな意識を保っている事が出来ない。
792 :
最早:2008/09/08(月) 05:45:20 ID:uP716lL6
(ああぁっ!そんっ、なぁっ!!すごいぃっ!!はぁっ!アソコっ!あそこがっ!!あそこがよろこんでるよおぉっっ!!)
りんごの瞳から涙が零れ落ちる。しかしその涙は悲しみや痛みの涙ではなく、官能に乱れた、歓喜の涙。
指を捩込まれた口の端から、淫蕩に弛んだ目尻の先から、剛直が突き入れられた膣壁から。
りんごは、ありとあらゆる所から悦楽の液を垂れ流す。
(あたし、インランだっ!あぁっ、こんなっ!こんなことされてよろこんじゃうインランだよぉっ!!はぁ、でもぉっ!!はぁ、きもちいいっ、きもちいいんだもぉんっ!!あはぁああぁっっ!!)
793 :
最早:2008/09/08(月) 05:47:57 ID:uP716lL6
「むぐうぅうぅぅぅっ!!ふぅ、うぅっ、んんぅっ!!ぐふぅうぅうぅぅっ!!!!」
指が突っ込まれた口から、どうしようもない様な喘ぎを上げながら、りんごは快感に酔いしれていた。
――カッ、カッ、カッ……
「お前らホントに見たのニャ?」
「みた。ここに入っていったよ」
「スカートを穿いていたから、多分女コケ」
「……静かに。奥で、聞こえる……」
そんな音を、淫らな水音の中達の中に見つけるまでは。
794 :
最早:2008/09/08(月) 05:50:17 ID:uP716lL6
(さ、さっきの、ランダージョの声……!?他にも誰かいる!や、だめっ!!こんなの見られたら、私がヘンタイって、ばれちゃうっ!インランがばれちゃうよぉっ!!)
自らの性癖が見知った人……いや、見知った猫に露見するのを恐れたりんごは、未だ快楽を下の口で貧りながらも、必死にそれを回避しようとしたが、何をすればいいか分からない。
「……聞こえたか?」
「!!んぅ!んーっ、んーっ!」
その時聞こえた、ハーメルンの声。それと同時に抽送も止まる。りんごはやった!と言わんばかりにこちらもぎりぎりの声を出して答える。
795 :
最早:2008/09/08(月) 05:52:34 ID:uP716lL6
(はやくっ!ばれちゃう!わたしがヘンタイでインランって、あのネコにばれちゃうからっ!!)
そう心の中で叫びながら、早く!と首を左右に振るりんご。
しかし、ハーメルンは口角を吊り上げると、また抽送をゆっくりと開始する。
「んむぅ!?んぅんっ、んーんっ!!」
りんごはあまりに予想外な行動に声を上げるが――
「……いいのか?あいつらに知られるぞ?」
「んぐぅ……っ!!」
その言葉に、思わず声を絞るりんご。
しかし、ハーメルンの抽送は未だ続いたままだ。
「んくっ……うぅっ!むぅっ……ふうぅ……っ!」
796 :
最早:2008/09/08(月) 05:55:18 ID:uP716lL6
(はぁぁ……ぁっ、声ぇっ、声、止めないとっ、ランダージョにばれちゃうよぉ……っ!)
必死にりんごは声を抑えてばれない様に努めるが、実際には、格子のすぐ近くで行為に及んでいたので、近付かれれば確実に見られてしまう。
足音が少しづつ近付く度に、りんごは見られてしまう事に怯えながらも、ピストン運動の緩さに物足りなさを感じていた。
(もっとぉ……もっと強くシて欲しい……っ、シてほしいけどっ、でも、でも、っ、これ以上してたらぁ……っ!)
797 :
最早:2008/09/08(月) 05:57:37 ID:uP716lL6
醜態を見せるか、悦楽を捨てるか。りんごは選択を迫られた。が、ハーメルンの内では、もうそれは決定された事項であった。
――ゆっくりと抜き差しされる肉刀に、りんごの女陰は、答えを出していたのだから。
ハーメルンは息の様な声でりんごに告げる。
「……知ってるか?お前の、足音が大きくなるたびに、締め付けが強くなってるぞ?」
りんごには、最初何を言われているのか分からなかった。
「分かるか?見られるかもって時に、お前は欲しがっているのさ。……全く、淫乱にも程があるぞ、お前」
798 :
最早:2008/09/08(月) 06:00:11 ID:uP716lL6
「…………」
(そんな、わたし、わたしっ、み……見られるって、思って、こ、興奮、してるの……?)
声を上げる事も出来ずに、ただ、〈見られる事に興奮している〉、という発言が、りんごの頭の中に染み込んでゆく。
――きゅぅっ
……思わず、下の淫口が食いついた。
「……図星か」
それにりんごは、ただ首を横に小刻みに振るだけ。――否定は否定でも、明確ではない否定。
ハーメルンは抽送を続ける。足音は近付いて来る。〈見られると感じる〉。数々の事柄が、りんごを迷わせ、狂わせる。
799 :
最早:2008/09/08(月) 06:02:57 ID:uP716lL6
(あぁあっ、もぉっ、わけわかんない、これなにっ?なんなのよぉっ……!!)
「……ニャ……!?」
混乱しかけている頭に、ぎりぎりで届いた声。
はっと格子の外を見る。
「……コケ……ッ!?」
「……え……っ!?」
「…………………」
「お前ら……何、してるニャ……!?」
ランダージョ、他含め四人。信じられないといった面持ちで、こちらを見ていた。
――服をたくし上げられ、乳房が露になったまま、はしたない液を漏らしながら、犯されている、私を――
「ふっ、ふうぅうぅぅっ……!!っ!!っつっ!!」
800 :
最早:2008/09/08(月) 06:05:53 ID:uP716lL6
達した瞬間、自分でさえ、何て淫乱、と思った。
「……見られて、イったのか」
何も考えずに、頷いて認めていた。
「そうか……」
長いことくわえさせられていた指が、ゆっくりと見せ付けられる様に引き抜かれていく。
「ぷぁ……っ」
銀の糸が、指と唇を繋いでから下に落ちた。
「……こっちも限界なんでな、最後に思い切り行かせて貰おうか」
そういうとハーメルンは、りんごの腰を直に掴むと――
――じゅっぱん!ずじゅるぅっ!ぐちゃあっ!ぎゅぶぐっ!ぐじゅぬぷぐっ!!
801 :
最早:2008/09/08(月) 06:08:47 ID:uP716lL6
「は、はぁっ!!あぁあっ!!あぁああぁあ!!んぁあぁあっ!!そんなぁっ!!すごいっ!!すごいよぉおぉっ!!」
今までは甘口だったと言わんばかりのストロークでりんごを穿ち尽くす。
内の襞が一瞬ですべてめくり返される様な感覚に、途端りんごの口から嬌声が放たれる。
「はぁぁあぁあぁぁぁっ!!おなかぁっ!!おなかおくぅっ!!おなかおくまでとどいててるぅうぅっ!!こつこつっ!!こつこつしてるおぉっ!!」
膣口から子宮口まで、すべて一気に蹂躙される感覚に、乱れ狂いながら酔いしれる。
802 :
最早:2008/09/08(月) 06:11:45 ID:uP716lL6
何か掴んでいないと、崩れてしまうのだろう、りんごは鉄格子に両手でしがみつく。
……腰を衝く振動で、ギシギシと鉄格子も軋む。
「あはあぁあぁっ!!しゅごひぃ!!こんぁっ!!こぅなにきもちおくっ!!ひおちにょくらりぇるあんてぇっ!!」
あまりの激感にりんごの呂律が回らなくなる。しかし、言葉になっていなくても、意味はきちんと観客に伝わっている。
「……こ、こいつら何してるニャ?」
「み、見れば分かるコケよ」
「すごい……なんか、ぐしゃぐしゃだよ……?」
「……………………」
803 :
最早:2008/09/08(月) 06:14:43 ID:uP716lL6
ごくりっ、と喉を鳴らしながら、遊撃隊一同は茫然と見ているだけ。
「やぁっ!!ひやぁあぁあっ!!みにゃいれぇ!!インリャンらあたひっ、あはしおひにゃいでおおぉっ!!」
舌が痺れているようにだらし無く飛び出たまま、りんごは叫んだ。
「いはぁっ!!あぁあっ!!あうあぁあぁぁぁっ!!らめ、あめぇ!!イくっ!!ヒきゅぅっ!!みらえながあっ!!みらりぇあがらイくうぅっ!!あぁっ、はあぁ、ぁぁっ、んぁあぁ、あ――――」
――そうして、りんごはオーディエンスに見せ付ける様に。
804 :
最早:2008/09/08(月) 06:18:56 ID:uP716lL6
「らめ、は、あぁ、あにゃ、ヒく、いぁ、あ、はあああぁああぁあああぁぁぁっつっ!!!!」
――それはもう、とんでもなく淫乱に。
――びちゃぁっ!!びぴゅ、びゅく、ぶぷっ――
――酷く身体を震わせながら、りんごは盛大なフィナーレを迎えた。
そしてもう一人。
「うぐぅっ!!うはっ、うっ、うぅ、っうぅう……っ」
最後と言う言葉通り、一番大量の汚濁を、ハーメルンは噴き出した。
――どぶぅっ!!ぐぉぶっ!ぶちゅ!!びゅるるる……!!
「あぁは、いっぱいぃっ、いっぱひ、でてるぅ……あつぅい……っ」
805 :
最早:2008/09/08(月) 06:20:19 ID:uP716lL6
りんごは、膣内で響く射精の音を聞きながら、見ているこちらが達してしまいそうな、淫蕩な笑みを浮かべながら、精の味を下の口で味わう。
ハーメルンが後ろへ引く事で、ぬぼっ、という音を立てて端子が抜ける。そこから流れ出る、三回に渡ってりんごを汚した白の淫液。
飛び出て、伝い出て、まるで女裂が射精している様だった。
「はぁ……っ、でてってるぅっ……」
その感触を味わいながら、りんごの身体はへなへなと崩れ落ち、鉄格子を握ったまま、へたりこんでしまった。
806 :
最早:2008/09/08(月) 06:21:58 ID:uP716lL6
「「「「………………」」」」
今までの光景に何も言えないブレーメン遊撃隊。
……しばらくして、隊長として、ランダージョが出した、やっとの一言。
「……鬼畜ニャ……」
「……鬼畜コケ……」
「……鬼畜だ……」
「………………鬼畜」
鬼畜。
その言葉の前では、いつの間にかハーメルンの手元にある角笛の音も霞んで聞こえるというもの。
……この時ファンダベーレ城に響いた笛の音は、鬼か畜生の唸り声かと思う程――
To Be Continued…?
807 :
最早:2008/09/08(月) 06:28:48 ID:uP716lL6
……以上。
……一回に512バイトしか書き込めないとかありえないだろ常考……くそう中古携帯め!!
久しぶりに書いたもんだから上手く書けてないし、踏んだり蹴ったりだね。
64レスとかね、つかいすぎですよ。無駄遣いスマソ
今度は対応策をきちんと考えてまたきます。
808 :
最早:2008/09/08(月) 06:32:19 ID:uP716lL6
確認あげ
GJ!
いい仕事だ
久しぶりに覗いたら作品投下キテタ――(゚∀゚)――!
エロいのう
ハメりんすきだー
保守
保守
サンドリオンに性的な意味でこってり搾られるランダージョって需要ある?
サンドリヨン様に性的にねっとり搾られるグレーテルなら需要ある
保守
捕手
821 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 00:11:34 ID:WtDA9xMQ
ほ
822 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 07:41:55 ID:5WTBozn0
補囚
補修
うぃっしゅ
【審議中】
取り直し
オイッス!
報酬
832 :
480:2008/12/20(土) 23:32:25 ID:lVJX1tmq
832
帰省前保守
保守してる人って
自分で書けばいいのに何で書かないの?
ただのクレクレ?
835 :
【835円】 【末吉】 :2009/01/01(木) 15:31:04 ID:dmUIXF2I
へっくしゅ! ぅう〜、ちきしょうめぃ!
過疎ってるなぁ
ウォッシュ
☆
840 :
480:2009/01/30(金) 07:19:31 ID:Ku7D/AuN
408
841 :
うほっ:2009/01/31(土) 23:15:40 ID:+3uSClrz
ハメりん最高!
またハメりん書いてくれませんか!?
もっとハメりんが見たいです!読みたいです!
誰かハメりんサイトあったら教えてください!
842 :
311:2009/02/03(火) 23:37:29 ID:SOCSOzMA
投下します。サンドリヨン様のツンデレらしきお話。
拙作『人形の部屋』(当スレ595−612)の後日談です。
例によってオリジナル成分強め。オリジナルキャラも登場。
直接描写はないものの、ややスカトロ成分あり。
【重要】サンドリヨン様のイメージを損ねたくない方は絶対に読まないで下さい。
それくらいサン様をいじめ……じゃなくてイジリまくっています。
長くなりそうなので、まずは第一部を。
「無礼をお許し下さいサンドリヨン様……これをしておかないと私たち以外の者が安心できませんので…」
ファンダヴェーレ、封印の地。
開放された封印の寝台に横たわるサンドリヨンに魔力封じの術を施しながら、賢者ヘンゼルは済まなそう
に言った。その言葉を上の空の面持ちで聞きながら、サンドリヨンはゆっくりと視線を周囲に巡らした。
姿は視界に入らないが、やや離れた所から聞こえる数人のささやき声。そして寝台を挟んでヘンゼルの
向かい側に立つ、人間でいえば20代半ばくらいの容姿のエルフ――賢者いばら。
「……あれから何年経った…?」
「314年と……細かい日数は忘れた」
物憂げに訊ねるサンドリヨンにいばらはポーカーフェイスで答えた。
「……相変わらず何考えてるのか分からん女だ……お前は中々いい男になったな?」
「恐縮です……」
久しぶりに賜[たまわ]る主人――いや、“元”主人の褒め言葉にヘンゼルは当惑気味に微笑んだ。
その眼差しに少年の頃の面影はあるものの、今の彼は30絡みの中性的な雰囲気の青年の容姿に
なっている。
「延命魔法を使っているのか……少々疲れているように見えるが?」
「かつてあなたを封印した七賢者もいまや私といばらだけになりまして……封印を維持するのが困難に
なってきました」
「それでこんなに早く封印を解いた訳か……賢者とは名ばかり、所詮付け焼刃に過ぎなかった訳だ」
鼻で笑うかのようなサンドリヨンの物言いにヘンゼルは表情を曇らせた。
「確かにそれもあります……ですが、それだけではありません」
「この時代で、あなた以外にも『鍵の力』を狙う者が現れた」
「何?…」
ヘンゼルの後を受けたいばらの思いがけない言葉にサンドリヨンは眉をひそめた。
「白雪の孫とその弟子たちが、その不埒者の行方を追っているのですが、いかんせん神出鬼没の奴でし
て……中々尻尾をつかめず、我々も追及に乗り出さざるを得なくなったのです…」とヘンゼル。
「…ぶっちゃけた話、私たちもあなたにばかり構っていられなくなった」
見も蓋もないいばらの言葉にサンドリヨンは少しムッとなった。
「……つまり……そっちの方で忙しくなるから封印の安定に力を割[さ]くより、思い切って開放した方が気
が楽だと……そういう事だな?」
皮肉っぽく言うサンドリヨンにヘンゼルは沈痛な面持ちで答えた。
「はい……さらに厄介な事にフェレナンド王が亡くなられてからこっち、『ファンダヴェーレの鍵』の所在が
不明なままなのです……確保の為、そちらの方の捜索も同時に進めている状況なのです…」
「……死んだのか……フェレナンドは……」
「はい……200年も前に……最後まであなたの事を気に掛けていらっしゃいました」
「……フフッ…そうであろうな……奴の在位中の最大の汚点であったろうからな、私は……で、これから
私をどうする? 地下牢にでも入れるのか?」
「いえ、軟禁……という事になりますが、しかるべき場所に住まいを用意致しました。当面はそこで過ご
していただく事になります……悪いようにはしないつもりです……」
サンドリヨンにとってヘンゼルのその言葉は意外なものだった。かつてしてきた事を思えば、もっと悪い
扱いでも不思議ではなかったのだが。
「随分と気前がいいな……だがそれでいいのか? 隙を見て逃げ出してしまうかも知れんぞ?」
不適に微笑むサンドリヨンに、いばらは半ば祈るような面持ちで見つめ返した。
「……封印される前、あなたは鈴風草太の心を受け取ったはずだ……そのあなたを今は信頼したい」
「鈴風草太……はて、誰の事かな?」
「サンドリヨン様!……」
からかう様にとぼけるサンドリヨンをヘンゼルは動揺を隠しつつたしなめた。いばらもやや険しい顔になる。
「そう怒るな……要はその身の程知らずを捕らえるまでの事であろう? そして事態が収集した後で改め
て私を封印すると…」
「いや……おそらく封印する事は……もう無い…」
「ん?……どういう事だ?」
またもいばらの口から出た意外な言葉にサンドリヨンはいぶかしんだ。その一方で封印される事を半ば
当たり前のように思っている自分自身に呆れていた。
「…再封印しようにも七賢者の欠員を補ってくれる人材がいない」
「いばらの言い方は少々大げさかも知れませんが…あなたを押さえ込む強い魔力とそれを維持する為
に何十年、何百年も封印に付き合う覚悟の両方を併せ持ってくれる者が見つけにくくなったのは事実
です……大昔に暴れ回った魔女の事など自分には関係ないからと……」
「……ファンダヴェーレも変わったな……私が言うのも何だが、嘆かわしい事だ……」
「今後の生活態度によっては“特赦”もあり得ると現ファンダヴェーレ王もおっしゃっている……私たちも
あなたと再び戦うのは望まない……」
真剣な眼差しのいばらの言葉を聞きながらサンドリヨンは身を起こし、フンと鼻を鳴らした。
「いいだろう……『鍵』の行方も分からず、魔力も使えない……大人しくしてるしか無さそうだ……」
二ヵ月後。
封印の地から山一つ超えた所にサンドリヨンの身は移されていた。
百エーカーほどの広さの森の真ん中に切り開かれた土地があり、そこに平屋建ての簡素な屋敷がある。
昔、どこかの貴族が保養の為に建てさせたらしいが、何らかの理由で屋敷だけ建てたところで放置され、
庭にあたる場所は更地になっていた。ここの存在を知った王室が接収し、サンドリヨンの軟禁場所として
補修、改装を施したものである。現在、サンドリヨンはこの屋敷に一人で住まわされていた。
森の周りには結界が張られ、中から外へ出る事は出来ない。二日に一度、通いの下女が食料と日用品
を荷車で運び込む時に、屋敷へ続く道の部分だけが開放される。
この日も下女が訪れ、サンドリヨンは二日ぶりに入浴した。
「グラムダ、ブラシを取ってくれ。背中が痒[かゆ]い」
「それなら私がお掻きします」
「……頼む」
バスタブに身を預けていたサンドリヨンは下女が近付くと共に上半身を起こし、彼女に背中を見せた。
「失礼します……肩甲骨の間ですか?」
「さすがだな……ああ、そこだ……」
猫のように――とまでは言えないが、下女の指先が丁寧に痒みを解消するにつれ、サンドリヨンは気持ち
良さげに目を細めていった。
下女のグラムダという名は通称で、本来はグラムダルクリッチと呼ぶ。サンドリヨンが異国調の風変わりな
名前の由来を問うた事があったが、意味は本人も知らないと言う。ただ、先祖がブロブディングナグという、
サンドリヨンも聞いた事がないような辺境の国の出自だとは語った。
「もういいぞ……ところで、さっき触診で私の女陰をぬぐった指先をしげしげと見つめていたが、何か異常が
あったか?」
「はい……最近ちょっとおりものの色や量が変わってきたような気がして…失礼ですけど先ほどは特に
具合の悪い所は無いとおっしゃいましたが、本当に何もございませんか?」
「……そうだな……微熱とか、少し体のだるさは感じる……問題ないとは思うが……」
「少しでもそういう症状があったらちゃんと教えて下さい! 悪い兆候を見逃してこの前みたいになったら
どうするんですか!」
早春の森の冷涼な空気が良くなかったのか、この屋敷に移って早々サンドリヨンは風邪を引いて寝込んで
しまった。その時の看病に当たったのがこのグラムダルクリッチである。彼女は医師見習いでもあった。
サンドリヨンは他人から体を触られるのを極端に嫌う。グラムダは嫌がるその彼女を臆する事なくたしなめ
ながら熱を測り、汗をかいた体を拭き、食事を与えた。決して他人を信用しないサンドリヨンではあったが、
グラムダの献身ぶりには感じるものがあるようだった。この一件によりヘンゼルから体調管理を厳重にする
ように言われたが、それを受け入れる代わりにサンドリヨンは自分の世話をグラムダに一任するよう求めた。
当初は何人かの下女が持ち回りで担当する事になっていたが、サンドリヨンとしてはもうグラムダ以外の
者に体を診たり触ったりさせたくなかった。
「魔力があればあの程度の風邪など、どうという事はなかったろうにな……」
「防疫魔法に頼るのもどうかと思います……免疫力だけはなるべく自然な状態で身に付けませんと……」
「お前もそうだがヘンゼルも神経質すぎる……私が病いにかかったところでどうという事はなかろうが」
「そんな事おっしゃらないで下さい……あなた一人の体ではないのですから」
「……私を必要としている者がいるのかな? このファンダヴェーレに」
「…………」
少なくとも私は必要としています――忠実である事をアピールしたがる下僕ならそう言っただろう。しかし、
お為ごかしを言えばサンドリヨンに見透かされ揚げ足を取られる事になる。それを分かっているからグラムダ
は何も答えずにいた。逆にいえばそれはグラムダが魔力を封じられていてもサンドリヨンを侮[あなど]って
いない証しでもあった。自分が仕えているのは、かつてファンダヴェーレを震撼させた暗黒魔女なのだと。
「で、この症状をどう思う? また風邪か?」
「え、ええ……今は何とも……失礼ですが他の家事がありますので……タオルここに置きますね……」
グラムダはそう言ってそそくさと浴室を後にした。その後ろ姿を不審の目で見送るサンドリヨン。
(言葉を濁すとはあやつらしくない振る舞いだな……気に入らぬ……)
とはいえサンドリヨンにとって目下もっとも気に入らないのは例の『鍵の力』を狙う者だった。
ヘンゼルによればその者はマリーセントと名乗る若い女だという。もっとも、サンドリヨンやシルフィーヌを例に
挙げるまでもなく、この魔法世界では外見と実年齢が必ずしも一致しない者もいるが。
『鍵の力』を狙う素性の知れない者という意味ではかつてのサンドリヨンに似てはいるが、一つだけ決定的な
違いがあった。サンドリヨンが『鍵の力』でエルデとファンダヴェーレ、二つの世界を滅ぼそうと目論んだのに
対し、マリーセントは世界を新生させる為に『鍵の力』を求めている事だった。
フェレナンドが治めていた頃に比べると、今のこの世界は時代を逆行するかのように大きく乱れていた。
ならば腐敗と暴力と閉塞感に満ちた現状を正したいと思う者が現れても不思議ではない。問題はマリーセン
トが『鍵の力』でそれを行おうとしている事だった。彼女は『鍵の力』をまるで奇跡をもたらす希望の光のよう
に思っている節があるらしい。
(まったくお笑い種[ぐさ]だ……そのような都合の良いものでは無いのだがな……)
そんなマリーセントにも賛同者はいる。中には世界の新生を大義名分に荒っぽい事をしでかす者たちもいる。
そこまで行くと王室も看過できない。それゆえヘンゼルやいばらまでが駆り出される事になった。
当のマリーセントといえばそんな事態には何の責任も感じていないようだった。全てはこの世を一からやり
直す為、その為には多少の犠牲も止む負えないと。
(愚か者が)
そうサンドリヨンが胸の内で毒づく。それはマリーセントだけでなく、このような状況を招き寄せたフェレナンド
や新七賢者たちにも向けられたものだった。三百年前、エルデでのあの戦いの中で彼らも『鍵の力』の片鱗
を見たはずだ。にもかかわらず、彼らは当時の戦いの記録に『鍵の力』の事を正確に書き記さなかった。
異世界での出来事をいい事に、滅多に見られない『鍵の力』の恐ろしさをきちんと後世に伝えなかった。
もっともその記録にはフェレナンドではなく臣下の者の“政治的配慮”が介入しているのかも知れないが。
だから『鍵の力』に対して妙な幻想を抱く者も現れる。秩序と親愛を望みながら無法を省みないマリーセント
の矛盾した行いはフェレナンドたちの見通しの甘さが招き寄せた災いだ――サンドリヨンはそう考えていた。
(とはいえ、な……)
サンドリヨンの世界を滅ぼしたいという気持ちは今でも変わらない。だが他の者の手でそれを成されるのは
面白くなかった。マリーセントのように夢見心地で世界を新生したいと思っている者なら尚更だ。そもそも
『鍵の力』を手に入れたところで扱い方を分かっているのかどうか。
(『鍵』は世間知らずのお嬢様には過ぎたオモチャだ……世界を二つに分かつ忌まわしい力は、闇と共に
生きる者にこそ相応しい……)
入浴後にサンドリヨンは昼食をとる。一般的にはおかしな順番だが、グラムダがいるうちに風呂の後片付け
をしなければならない為、そうせざるを得なかった。サンドリヨンがほとんど家事をしない為グラムダのここで
の一日は目が回るほど忙しい。到着早々、井戸から水を汲んで水がめに溜め、風呂の湯を沸かし、昼食の
支度とサンドリヨンの入浴前の検診、昼食の給仕と後片付け、掃除と洗濯。ここへの行き帰りは馬車を使う
が、それでも彼女が常駐している町まで片道2時間は掛かる。それゆえ夕刻前にそれらを終わらせなけれ
ばならない。その間サンドリヨンがしている事といえばヘンゼルが差し入れた本を読んでいるだけで、気晴ら
しに森を散策したりもするが、虫にたかられたり靴が汚れるのが嫌なのであまり外へは出ない。
「何だ? これは」
サンドリヨンが昼食後の読書にふけっている所へ別の部屋の掃除をしていたグラムダが現れ、忘れないう
ちに、と言って彼女の前に小さな巾着袋を差し出した。
「花の種です。お城から届いたいばら様からの便りに付いていました。お屋敷の前の土地も遊んでいるし、
どうせ暇を持て余しているだろうから花でも育てたらどうかとお便りに……」
「分かった……後はお前に任せる」
「ご自分で育てなければ意味ないじゃありませんか! いばら様に笑われてしまいますよ!」
「要らぬ世話だと返事に書いておけ。どのみち花になど興味はない」
「……考えてみたらここ、園芸用の道具ありませんものね。今度持ってきます」
「だから要らぬと言っている………ところでお前……私に何か言いたい事があるのではないか?」
主人の抗議を聞こえない振りをして居間からそそくさと退場しようとしたグラムダがはたと足を止めた。
「……何か、と申されますと……?」
「さっき風呂から上がろうとした時、めまいを感じた……食事の時も軽い吐き気を覚えた……これをどう
思う? 医者の卵なら心当たりがあるのではないか?」
「……それなら伺[うかが]いますが……ここへ来る前……つまり封印される前は生理の時どうされてまし
たか?」
「……わずらわしい思いをしたくなかったのでな……魔法で処理していた……」
「……生理痛だけでなく経血もですか?」
「ああ……」
「無礼とは存じますが仕事柄必要な事なので毎回、用足しの壷の中身をあらためさせていただいています
……この一ヶ月の間、経血を流された形跡がありません……洗濯する下着にも……」
「……何が言いたい……」
厳しい表情でグラムダを見据えるサンドリヨンだが、その声にはわずかに緊張が滲[にじ]んでいた。
「……妊娠なさっている可能性があります……ここへ来る前に誰かと性的な関係を持たれましたか?」
「人聞きの悪い事を言うな!……ある訳ないだろう……」
「失礼いたしました……念の為、本職の医者に診てもらう事になりますが、くれぐれも嫌がらぬようお願い
いたします」
穏やかだがグラムダの口調には有無を言わせぬ強さがあった。そしてサンドリヨンも流石に今度ばかりは
要らぬ世話だとは言えなかった。
グラムダが不用品や用足しの壷を荷車に積んでいる頃から足早に厚い雲が西の空から流れていた。
そして彼女が屋敷を辞去して小一時間後、ポツリポツリと雨が窓ガラスを叩き始めた。
「降ってきたか……」
居間の窓辺からサンドリヨンはグラムダが帰って行った森の外へ通じる小道を見つめる。道中は長いが、
グラムダには森の外で待機している結界術士が同行している。術士が気を利かせれば天気が荒れ模様
になっても濡れずに済むだろう。
「それにしても一体どういう事だ……」
サンドリヨンはそうつぶやいて、えんじ色のワンピースの上から下腹部に手を当てた。
確かにグラムダに言ったとおり、封印から開放されてからこの屋敷に入るまでに男と関係を持った事は
ない。だが封印される前なら話は別だ。
三百年前、エルデでの戦いの前にサンドリヨンは二人の少年と肌を合わせた。フェレナンドと鈴風草太
である。だがそれはいわゆる性行為ではなく、彼らが持つ『鍵の力』を奪う為の儀式だった。
あの時は儀式に支障をきたさないよう、あらかじめトゥルーデの口淫で射精させておいたし、儀式の後に
も念の為に避妊魔法を使った。手抜かりなどなかったはずだが――。
「……冗談ではない……だが仮に孕んでいたとしても、魔力さえあれば……」
ヘンゼルの施した魔力封じは確かに強力だったが、本来の調子を取り戻せばそれを破る自信がサンドリ
ヨンにはあった。それに今回は何も労せず封印から開放された。ほころびの見え始めた封印を破る為に
全力を使い、結果として魔力が全回復するまで10年近くかかってしまった前回と違って、眠っていた力が
完全に覚醒するまでそれほど時間は掛からないだろう。
(魔力さえ取り戻せば、胎[はら]の中にいるうちに……いや、たとえ生まれたとしても…)
そこまで考えた時、不意にサンドリヨンの背後で人の気配がした。
窓ガラスの内側に目の焦点を合わせたサンドリヨンは思わずピクリと体を震わせた。
窓に映る背後の影。後ろにあるソファーに誰かが座っている――。
「……誰だ」
恐れが出ないようサンドリヨンは慎重に声を絞り出した。
「初めまして……一応、そう言うべきかな?」
返ってきたのは若い男の声だった。幻聴ではない――はずだ。サンドリヨンは不自然過ぎない程度に
ゆっくりと、体を後ろに向けた。ソファーに座っているのは20代前半くらいの金髪の青年だった。
一体いつ室内に侵入したのか。ドアが開く音を聞き漏らしたはずがない。そこまでぼんやり外を見ていた
訳ではない。そもそもこの屋敷の周りの森には結界が張られている。外部から侵入する事も不可能なの
だ。結界術士がグラムダが出た後、結界を張り忘れない限り――それか? いや、まずあり得ない。
あり得ない事だが――。
「招かざる客だな……雨宿りのつもりかも知れんが、この屋敷はフェレナンド城の管理下にある。市井
[しせい]の者がみだりに踏み込んでよい所ではない。その旨を記した触れ書きがここへ至る道に立っ
ていたはずだが、気付かなかったのか?」
「ん〜?……ああ、そんなものもあったかな? まあ僕には関係ないけどね」
青年は穏やかな笑みを浮かべながら脚を組み替えた。不遜な態度にサンドリヨンは不快感を覚えた。
「あいにくだがここに客をもてなす用意はない。温かいものが欲しければ手近な町へ行くがいい」
「冷たい人だなぁ……お茶くらい出してもバチは当たらないだろう? 知らない仲じゃないんだから」
「……私が誰だか分かっててここへ来たというのか? 悪いがお前の事など知らぬ」
「そりゃそうさ……少なくともこの姿で会うのは初めてだからね」
サンドリヨンはいぶかしんだ。封印の地からこの屋敷に来るまでの間、この青年とおぼしき男は見覚えが
なかった。それにこの姿で会うのは初めて、とはどういう意味なのか――。
「私をからかうつもりで来たのなら早々に立ち去れ。お前と遊んでいられるほど暇ではない」
「よく言うよ。食っちゃ寝してるだけ、本を読んでるだけだろ? おまけにいばらがくれた花の種もグラムダ
に丸投げしようとしてたじゃないか」
「……何故お前がそんな事を知っている……」
「君の事は他の誰よりも知っているよ……さっき何を考えていたか当ててやろうか? 妊娠しているなら
早いとこ魔力を取り戻して、お腹に宿った命を処分したい……そうだね? 恐ろしい人だ……」
サンドリヨンは肌が粟[あわ]立つのを抑えられなかった。恐ろしいのはこいつの方だ――。
「……お前は何者だ……」
「……得体の知れない相手にもてあそばれる気持ちはどうだい? でもかつて君は大勢の人にそんな
思いを味あわせてきた……鈴風草太やその母親のシルフィーヌもそうだ……」
その言葉に息を呑むサンドリヨン。彼女の動揺を見透かしたかのように青年は不敵な笑みを浮かべた。
「とりわけシルフィーヌは可哀想だったな……君は彼女を捕らえた後、手下にした連中に苛烈な拷問を
加えさせたね……」
「……ああ……『鍵』を持つ者の所在を吐かせようとしたが、しぶとく抵抗したのでな…少ししつけをして
やろうと思ったまでだ」
「そうかい? でも本調子でなかったとはいえ、君の邪眼の力を持ってすればそれほど難しい事では
なかったんじゃないかな? 術が掛かりづらいフリをしてわざと拷問に掛ける方向へ持っていったんだ
ろう?」
「…………」
「おまけに心がくじけて洗脳された彼女をトゥルーデに仕立ててファンダヴェーレ中を襲わせたばかりか
息子の筆下ろしまでさせた……トゥルーデの中にシルフィーヌ本来の意識を蘇らせた上でだ……
草太にしても犬のような恰好で脚を開き自分を誘っていた女が、よりによって10年ぶりに再会した
自分の母親だとは夢にも思わなかっただろうさ。彼にとっては悪夢のような初体験だったろうね……」
それがトラウマになってその後の彼は不能にならなかったのかな? と続けて青年はクスクスと笑った。
自分が仕組んだ母子相姦の見世物をその時は面白がったサンドリヨンだが、しかし今は笑えなかった。
あの時の様子を知る者が当事者以外にいるはずないのだ。自分とシルフィーヌと鈴風草太以外は。
シルフィーヌと草太があの忌まわしい出来事を事細かく他の者に語るはずがないし、勿論サンドリヨンも
あの事は誰にも話していない。何故この見ず知らずの青年がそれを知っているのか――。
「さて……そういうふざけた遊びが好きな性悪女にはお仕置きが必要だと思うんだが、君はどうして欲し
いかな?」
「なっ…何をだ!?」
「胸倉を掴んで往復ビンタか、腰を抱えて尻を叩くか……それともシルフィーヌみたいに裸にして縛り上げ
て荒くれ男たちに好きにさせるか……それは無理か。ここには君と僕しかいないからね……」
ここにきてサンドリヨンは自分がどれほど危険な状況にいるか思い知った。この屋敷は森の中の一軒家。
周囲に他の民家は一つもない。自分の身に何かが起こり、助けを求めても誰一人来てはくれない。
そして今の自分は魔力を封じられた普通の女。賊に抗[あらが]う術はない――。
「……ひとり暮らしの女の家に男が侵入したら、その後何が行われるか君にも分かるだろう?……」
青年はいやらしさのにじむ笑みを浮かべながらソファーからゆっくりと立ち上がった。
身の危険を感じたサンドリヨンは思わず後ろへ下がった。
「……こっちへ来るな……」
「駄目だなぁ、男の前で後ずさりしちゃあ……ますますいけない気分になるじゃないか……」
目の前まで迫り、伸びてきた青年の手をかわしてサンドリヨンは手近なドアに向かってへ駆け出した。
飛び込んだ先は食堂の中。サンドリヨンは大急ぎでドアを閉めた。だがこれで終わりではない。
居間には他の部屋に通じる廊下へのドアがある。そして食堂にもその廊下へのドアがある。それに、
食堂のドアにはいずれも鍵が付いていない。
(包丁だ!……)
ドアを守るより武器の確保を最優先すべきだと判断したサンドリヨンは厨房へ向かおうと振り向いた。
「ゥアアゥッ!!」
サンドリヨンは素っ頓狂な悲鳴を上げてすくみ上がった。いつの間にか青年が侵入していた。
素早く周囲をチェックするサンドリヨン。廊下へのドアは開いていない。窓も破られていない。一体どこから
入り込んだのか――瞬間移動? この男は魔法を使えるのか?
「さすがにこの手はズルかったかな? じゃあハンデをあげるよ」
そう言って青年は目をつぶりその場でくるくる回り始めた。
(馬鹿にするな……!)
サンドリヨンは激高したが構っている暇はない。早く厨房へ――そう思った時、ふと閃いた。
暖炉の火かき棒――まさかここへ来て居間に戻るとは思うまい。彼女はすぐさま後ろへ向き直った。
そして居間へのドアを開けようとしてノブに手をかけて驚いた。ドアが開かない。鍵は掛かってないのに。
いや違う――手も腕も動かないのだ。ノブに手を掛けたまま固まってしまっている。
「くっ……どうなっているっ……ハッ!?」
自分の異常の意味に気付いてサンドリヨンは思わず振り向いた。青年が意味ありげに手をかざしている。
「君は慣れているだろうから、こんな事しなくても楽に動かせるんだよね? でも僕もじきにマスターする」
そう言って青年はサンドリヨンに向かってかざした手をはらうように動かした。同時にサンドリヨンのドアノブ
に掛けた手がフッと離れた。
「操り人形の術か!……やはりお前も魔法を……だがいつの間に…」
「さっき居間で君が僕をかわして逃げた時さ。背中に向かって打ち込んだのに気付かなかったのかい?
まあ、あれだけ無我夢中じゃ仕方ないか…」
微笑む青年が誘うようにサンドリヨンを招き寄せる仕草をする。彼女の体は自分の意思に背いて動いた。
「あっ……はぅっ……」
じりじりと見えない糸がたぐり寄せられるようにサンドリヨンは青年に接近していった。歯噛みしながら
抵抗を試みる彼女だが、青年の魔法の力の法が勝っていた。あと数歩で青年の手に届きそうになった時、
不意に体の動きが止まった。
「どうする気だ……」
「野暮な事を聞かないでよ。下着を脱いでもらうよ」
サンドリヨンはワンピースのスカート部分の裾[すそ]をからげ、下着に手をかけた。ゆっくりと下へ引き下ろ
していく。勿論、彼女の意思でしている訳ではない。サンドリヨンは歯ぎしりしながら青年を睨み続けた。
「こんな事をしてただで済むと思うな……!!」
「そういえば君はこの術で草太にトゥルーデの正体が母親である事を見せつけた後、さらなるイタズラを
仕掛けたね」
青年はサンドリヨンの恫喝[どうかつ]に耳を貸さぬまま語り始めた。
「ベッドの上で動けなくされている母親に再び彼を伸し掛からせ、二人を抱き合わせた。そしてゲームを
持ち掛けた……もう一度親子で交わり、二人が同時に絶頂に達すれば操り人形の術は解けると……
憶えてるかい?」
膝上まで下着を下ろしたサンドリヨンは青年を睨んだまま何も答えなかった。青年は構わず続けた。
「しかも君は卑怯な時間制限を設けた……自分はこの“浮かぶ城”と共にエルデに行く、そしてナイトメア
リアンに草太の父親を探させ城に連行すると。それまでにクリアできなければ父親を処刑するとね」
「ああ……そんな事も言ったかな……」
「ヘンゼルの報告書で既に草太の家の場所は割り出してたね。状況は君に有利だった…君は空間転移
の準備で部屋を出たから、あの後の二人の様子は知らないだろう? 見ていられなかったよ……覚悟
を決めた草太が言ってたよ…『一回で終わらせるよ、お母さんをこれ以上苦しめたくないから』って……
シルフィーヌも夫を死なせたくない一心だったんだろう、『私たち、一時[いっとき]だけ親子である事を忘
れましょう』と言って息子に応じた……」そう言って青年は悲しそうに目を伏せた。
「なるほど……それでお前は最後まで見ていたのだろう? あの親子の惨めなまぐわいを……」
苦々しい笑みを浮かべながらサンドリヨンはそう言ったが、かの時の彼女の目論みは実際には半分しか
果たせなかった。ナイトメアリアンたちは鈴風純太朗を捕らえたものの、サンドリヨン城を追ってエルデに
飛び、東京上空を飛び回るナイトメアリアンたちの動きがおかしい事に気付いた大賢者サルタンが助けに
駆けつけた為、純太朗の拉致には失敗した。そして皮肉にも最後の最後で仕掛けたそのゲームのつま
ずきが、サンドリヨンの二つの世界を滅ぼす計画を次第に狂わせていく事になる……。
「……いや」青年は目を開き、やや厳しい表情でサンドリヨンを見据えた。
「一回で決められるよう、二人はただの男と女になってゆっくり、じっくりお互いの気持ちを高め合っていた
……さいわい成り行き上、僕のいるべき場所が急に出来たのでね、その光景をそれ以上見なくて済ん
だよ……結果、二人がどうなったかは君が一番よく知っていると思うが……」
「いるべき場所?……まあ残念だったな……シルフィーヌのあえぐ声をもっと聞いていたかっただろうに」
あざ笑うように言うサンドリヨンは脱ぎ終えた下着を青年に差し出した。無論、自分の意思ではない。
青年はそれをひったくるように取り、サンドリヨンを睨みながら自分の顔をうずめた。
「……いい匂いだ……匂いだけなら君は素敵な女性だよ……だが今は不快な臭いだ。吐き気がするよ」
青年は後方のテーブルに向かって下着を放り投げ、脇へ体をどけた。サンドリヨンがそのテーブルに向か
って再び歩き出す。ぎこちない足取りでその前に着いたサンドリヨンは天板の上に上半身を突っ伏した。
目の前には今しがた投げ捨てられた自分の下着がある。
「脱ぎたての自分の下着を見ながらするのも乙なもんだろ?」
そう言いながら青年はサンドリヨンの後ろに付き、ワンピ−スのスカート部分を腰まで捲り上げた。白い
臀部が青年の目に晒される。サンドリヨンの両足が肩幅くらいに広げられた。
「よろしく頼むよ……女性を強姦するのは初めてなんだ」
「それは光栄だな……これで自信をつけて他の女にも挑むつもりか?」
背後でズボンのベルトを緩める音を聞きながらサンドリヨンは毒づいた。これから行われる事を想像して体
が小刻みに震える。
「まさか……こんな事をするのは相手が君であればこそだよ」
ズボンを半脱ぎにした青年は自分の腰をサンドリヨンの尻に密着させた。屹立[きつりつ]したものが尻の谷
間に埋まる。その熱く怒張した感触にサンドリヨンは身を硬くした。
「ああ、最高だ……できればもっと良い形でこうしたかったよ……それじゃ行くよ……」
青年は腰を引くとサンドリヨンの陰部――の上の皺[しわ]のある穴に亀頭を押し付けた。
「なっ!?……貴様、そこは…!!」
「言ったろう? これはお仕置きだ。君を悦ばせてどうする?」
「やっ、やめろ!! そんな所に入れるな!!」
必死に抵抗するサンドリヨンだったが体の自由が利くはずもなく、青年の侵入を許さぬよう力を込めて肛門
を締めるのが精一杯だった。
「往生際が悪いなぁ……早く力を抜かないとお尻の穴が可哀想な事になっちゃうよ?」
「黙れッ! お前こそ……お、おい……何をしている!?」
サンドリヨンは亀頭を押し付けられている辺りに違和感を覚えた。肛門がじんわりと温まってきている。
「…確か女性のあそこや肛門に、焼けた鉄杭[てつぐい]を突っ込むという残忍な拷問があったよね……」
青年がそう語るうちに彼の亀頭は次第に高熱を帯びてきた。熱く、さらに熱く――。
「貴様ッ, 何のマネだ!? やめろッ!!」
「このままじゃ用を足す度に辛い思いを味わう事になるよ? 諦めて力を抜くんだ」
「……この薄汚い下郎が!……」
そう毒づいたサンドリヨンだったが治癒魔法を使えない以上、これ以上の抵抗は賢明とはいえなかった。
「逸物の熱を下げろ!……好きにするのはそれからだ…」
「さすがサンドリヨン様、話が分かる」
肛門に押し付けられた青年のものの温度はみるみる下がっていったが、それでもサンドリヨンはその部分
に痛みや違和感を感じた。もしかしたら火傷を負ったかも知れない。青年はそれに構わず改めてペニスを
サンドリヨンの肛門に突き入れた。じりじりと亀頭が穴の中に潜り込んで来る。
「うっ……ぐ……くぅっ……」
サンドリヨンにもそれなりに男経験はある。だがアヌスへの侵入を許した事は一度もなかった。
こんな形で尻の処女を奪われるとは――痛みと屈辱感に震え、彼女は下唇を噛んだ。
そんな彼女の気持ちを知ってか知らずか、青年はじらす様にゆっくりと砲身を突き進める。
やがて亀頭のカリが括約筋の内側に入るとそこで彼は一呼吸置き、続いて一気に腰を叩き込んだ。
衝撃でサンドリヨンの尻の肉がぷるんと波打つ。
「あぐぅぅッ!!」
一つになったサンドリヨンと青年。しかしそれは言葉ほど甘美な姿ではなかった。
二人が繋がっているのはおよそ男女の交わりには似つかわしくない場所――。
「ああ……久しぶりだ……生身の女性の中は温かいな……それじゃ始めるよ……」
青年はサンドリヨンのくびれた腰を掴み、ゆっくりと抽送し始めた。愛液のような潤滑剤がない為、出し
入れする度に引きつれるような痛みを覚え、サンドリヨンは苦悶の表情を浮かべる。
「うっ……ハァッ……ひっ……ぐっ……」
「痛いかい? そういえばアレについては感心してたよ…シルフィーヌの事さ。拷問係の連中に彼女を
過度に傷つけないよう厳命してただろう?」
「ああ……あやつの体には利用価値があったからな……五体満足でいてもらわねば意味がない……
さりとてあんな奴に必要以上に治癒魔法を施すのも癪[しゃく]だったからな……それよりお前、やけに
あやつの肩を持つな……惚れていたのか?」
「まさか……千年以上生きてた大年増だろう?…ただ運命のいたずらか、彼女には妹を助けてもらった
恩があるんだ…」
「妹……?」
「僕の“その頃の親父”が悪徳商人に借金を作ってね……妹をカタに取られたんだ……」
昔の記憶を掘り起こしてるのか、そう言って青年はさらに抽送のペースを落とした。
「裏で汚い事を色々やってる連中だった……密輸や横流しに高利貸し、果ては人身売買……そういう
被害が訴えられても金を掴まされてたのか弱みを握られてたのか、町の長は動く気がなかった……
そこで悪い噂を聞きつけた中央が実態調査の為にシルフィーヌを送り込んできたのさ」
「ほう……」
「彼女は女商人になりすまして奴らに近付いたけど、すぐにバレたらしくてしばらく戻ってこなかった…」
「フン…間抜けめ……猿芝居もまともに打てんとはな」
「でもそれがシルフィーヌの策略だったんだ。彼女はもう一人の魔法使いと組んでいた…自分が連中を
引き付けている間にもう一人に悪事の動かぬ証拠を探らせていたのさ……かくして連中はお縄になり、
囚われていた女たちと共に妹は救い出された……残念ながら既に味見をされてて妹は綺麗な体では
なくなってた……」
「それは気の毒にな……まあ女なら避けられん運命だ……」
「シルフィーヌはそれを我が事のように悲しみ、助けが間に合わなかった事を詫びていた……その彼女の
服からのぞく首筋や手首にもアザがあった……囚われている間、色々されたんだろう…それこそ縛られ
て鞭で打たれたり、媚薬を飲まされて男たちに代わる代わる慰み者にされたり……」
「女の苦労話は真に受けぬ方がいいぞ。同情を買う為なら嘘も平気でつくからな……あうッ!」
サンドリヨンの物言いが癇[かん]に障ったのか、青年は彼女の尻に乱暴に腰を叩き込んだ。
「あくまで僕の想像さ。彼女は自分の身にあった事は一言も話さなかった……慣れているから平気だとし
か言わなかった……そういう君はどうなんだい? 鈴風草太の夢に忍び込んで見せた過去の君の幻影
はどこまで本当の事だったのかな? ふんッ!」
「うぐッ!……知るか…はぅっ!…お前に話すいわれなど…」
「いや、違うな……君の場合むしろ隠していた事の方が多いんじゃないかな? 気を引く為に見せた幻影
で彼の嫉妬心を呼び覚ましたんじゃ元も子もないだろうしね」
「嫉妬だと?……」
「たとえば……出会ったばかりのエルデの少年と恋に落ちてその日のうちにキスを交わした事とか」
「なっ!?」
「そういえば彼との思い出の鏡はあれからどうした? 忌まわしい記憶と共に捨ててしまったのかい?」
青年に貫かれるまま体を前後に揺するサンドリヨン。その顔には驚愕の表情が凍り付いていた。
彼女の娘時代。ファンダヴェーレに迷い込んだエルデの少年との出会い。それが全ての始まり――。
だが彼と口付けを交わしたのは二人だけのひと時だった。その事を知る者は絶対に誰一人いない。
自分と、あの少年以外は――そこまで考えた時、サンドリヨンの体に戦慄が走った。
「……まさか……お前、まさか……」
サンドリヨンは恐るおそる振り向いた。何故かその時だけ体の自由が利いた。彼女の尻に腰を押し付けて
いる青年の顔に浮かんでいるのは女を犯す暴漢の下卑た笑みではなく、懐かしさをたたえた優しい微笑
だった。
「そうだ……僕だよ、マレーン」
そう呼びかけられたサンドリヨンは慌てて頭を戻した。誰の目にも明らかなほど動揺している。
この男が――あの時の少年――?
「……嘘だ……嘘だッ!! お前があいつであるはずがない!! あいつはずっと昔に死んだんだ!!」
「そうだよ……僕はずっと昔に死んだ……君の手に掛かって死んだんだ……」
「あ……あぁ……」
嘘だ。この男は嘘をついている。サンドリヨンは頭を振りながら自分にそう言い聞かせた。金髪という以外、
あの少年とこの男には共通点がない。大体少年のうちに死んだ彼が何故こんな姿をしているのか。
「疑っているようだけど僕は偽者でもかたりでもないよ。紛れもなく本人さ」
「だったら何故魔法を使える!? エルデの人間のお前が!?」
「あれから僕は何度か生まれ変わった……この姿もそのうちの一人さ。今はれっきとしたファンダヴェーレ
の人間だよ。あえて金髪のこの姿を選んだけどピンと来なかったみたいだね」
「分かるものか!! 大体、どうして今頃になって現れた!? これはあの時の復讐か!?」
青年は不意に抽送を止め、根元までペニスを肛門に押し込みサンドリヨンの尻に密着した。
「……今更復讐なんかしたって仕方ないだろう?……君がお腹の子を始末したいなんてろくでもない事を
考えるからさ、釘を刺しに来たんだ……」
「……さっきから妙だと思っていたが……お前、私の心が読めるのか? それもお前の魔法か!?」
「まあ、そうかも知れないね。なまじ近くにいると強く意識している考えは嫌でも読めちゃうんだよね。
読まれるのが嫌なら、なるべく心穏やかにしている事だ」
「落ちたものだな、のぞき屋風情に成り下がるとは……なるほど、どんな手を使ったが知らぬが魔力を封じ
られた私を気付かれぬように手篭[てご]めにした訳か。だから腹の子にこだわるのだな? 諦めろ。貴様
の赤ん坊など生む気はない! たとえ貴様の子でなくても、誰の子であろうとな!!」
サンドリヨンはそう言い放った後、後ろを振り向こうとしたが今度は体の自由が利かなかった。青年が操り
人形の術で押さえ込んでいるらしい。ややあって青年は搾り出すような低い声で言った。
「……それが君の答えか……分かったよ。やはりお仕置きを完遂する必要がありそうだ…」
青年は再び抽送を、今度は暴力的に始めた。前よりも強くサンドリヨンの体が前後に揺すられる。
「ひっ……ぎっ……こ、こんな事をしても……私は屈せぬぞっ……!」
「好きにするがいいさ。もうすぐ君の腸内[なか]に射精する……せっかく炎熱魔法を覚えたんだ、溶岩の
ように煮えたぎった精液をくれてやるよ」
「何ッ!?」
「その後で君の女の穴も犯して、そっちにも熱い精液を注ぎ込んでやるよ。子供も死んで一石二鳥だろ?」
「やっ…やめろ…」
「子供なんか産みたくないんだろう!? 男もいらないんだろう!? だったらそんなもの必要ないじゃないか!!
膣も子宮もめちゃめちゃにして誰からも相手にされない体にしてやるよ!!」
サンドリヨンはその言葉に息を呑んだ。誰からも相手にされない女にされる――彼女はかつてない恐怖心に
とらわれた。確かに今の彼女にとって子供も男も必要のないものだった。しかし自分の意思で女を捨てる事
と一方的に女の機能を奪われる事は別の問題だ。まして魔力を封じられた彼女が青年のこれからの行いに
よって与えられる苦痛は逃れようのないもの――青年に思いとどまるよう懇願しなければと彼女らしからぬ
あせりがその胸に生じたが、しかし暗黒魔女としての矜持[きょうじ]が口に出すのを許さなかった。
(引き下がってたまるかっ…グラムダが来るまでの辛抱だ…あやつが医者を連れて来さえすれば…)
「君ともあろう者が人の助けを当てにするとは……屋敷飼いのブタになって随分とヤワになったものだね」
「貴様ッ、また!?」
「さあ、そろそろ射精[だ]すよ。覚悟を決めて歯を食いしばるんだ。みっともない悲鳴を上げないでくれよ。
何せ君は天下の暗黒魔女サンドリヨンなんだからね!!」
「…言われなくとも……!!」
自ら進んで絞首台のロープに首を突っ込むのは愚かしい事だとサンドリヨンは思う。だがここまできた以上、
耐えて見せるしかなかった。青年は彼女の葛藤もお構い無しに更に激しく肉棒を突き入れた。
「あっ!! あぐっ!! んぐぅっ!! はぅっ!!」
「ああ、はあ、君は尻の中までいやらしい女だ…気持ちよくて高まりを抑えられない…ああ、アア!!」
「ぐっ!…ふぅっ!…貴様の方がよっぽど…みっともない声を漏らしているぞっ……」
「勿論さ……こんな素敵な体でイケるんだからね……君は素晴らしい尻の女だ!! はあっ! はあっ!!」
青年の身も世もない嬌声に嫌悪感を覚えながらサンドリヨンは緊張した。出入りする青年のものが再び熱
を帯び始めている。
「んぐっ!! あぅっ!!……今の貴様に褒められても…少しも嬉しくないぞっ……!!」
「それでも構わないよ……さあイクよ!! 君の腸内[なか]に出すよ!!」
「ぐ……くうぅっ……」
直腸内を焼けただれさせる高熱の襲来に備えてサンドリヨンは歯を食いしばった。恐怖と緊張でガタガタと
体が震えるが、青年の手前でももはや抑える気にはならなかった。
「ああ凄いよ! 僕の動きと君の震えが合わさって、この世のものとも思えない気持ち良さだ!! アア!!
アアアッ!! イクイクッ! イクよぉッ!!……ゥアアアアアッ!!」
「うっぐ…ぁああああああっ!!」
たまらずに悲鳴を漏らすサンドリヨン。激しく出入りする青年の熱い肉棒からほとばしった精液が直腸内に
激痛をもたらす――はずだった。だがサンドリヨンが感じたのは腸内を穢す生温かい液体の感触だった。
「あうっ! あうぅっ! はっ…は……はぅん……ふぅ……はぅ……ありがとう、すごく気持ちよかったよ…」
クイッ、クィッと青年が残り汁を搾り出すように腰を動かす。サンドリヨンの体はまだ小刻みに震えている。
「……貴様……どういうつもりだ……」
「…僕が君の体を取り返しの付かないほど傷つける訳ないだろう? それにそんな事して一番困るのは
僕だ……」
「……フッ…フフ……私をたばかったのか? それとも後々の事を考えて怖気づいたのか? 臆病者め」
サンドリヨンは気力を振り絞って弱々しくも青年をあざ笑ったが、彼は挑発に乗る事なく肉棒を抜き取った。
「……ちょっと飛ばし過ぎたかな……頭がクラクラする……後でまた来るよ……」
「また、だと……?」
腰から青年の手が離れた途端、サンドリヨンの体を抑圧する力が消えた。彼女は恐るおそる振り返った
が、青年の姿はもうどこにもなかった。サンドリヨンだけが取り残された食堂の中に、屋根を叩くくぐもった
雨音が響いている。
「……あいつめ……どこへ逃げた……来るなら来てみろ……殺してやる……」
憤怒とまだ残る恐怖に声を震わせながらサンドリヨンは身を起こした。捲り上げられたスカート部を直そうと
したその時、足元の床から何かが滴る音が聞こえた。
「……!!」
サンドリヨンはその音に慌てて後ろに跳びすさった。彼女が押さえつけられていた場所の床に白濁した液
体がこぼれ落ちている。サンドリヨンの肛門からあふれ出した青年の精液だった。しかもその精液には所々
赤い色が混じっていた。それを見つめるうちにもサンドリヨンの足元からさらに精液が滴る音が続いた。
「……うぅっ……嫌だ……嫌だっ…!!」
パニックに襲われたサンドリヨンは死に物狂いでワンピースと残る下着を脱ぎ捨て、屋敷の玄関に向かった。
扉の外は土砂降りの雨。サンドリヨンは裸にガーターとストッキングだけの姿で雨の中に飛び出し、濡れる
体をかきむしる様に洗った。
「うっ……ぐ……くぅっ……」
腕を、乳房を、腹を死に物狂いでこすり、そして下腹部に手を伸ばして陰毛に触れた時、指先が止まった。
犯された女は本来ここを洗うべきなのに――。
「痛[つ]ッ!……」
鈍い痛みを感じてサンドリヨンは我に帰った。その部分を意識した彼女はしばらく立ち尽くし、やがてゆっくり
としゃがみ込んだ。恐るおそる後ろに手を伸ばし、指先で肛門に触れた。明らかに腫れている。
その肛門からぬめる物が漏れ出した。サンドリヨンは手を戻して指先を見た。指にまとわり付く赤い粘液。
青年の精液と彼女の血だった。青年の激しい抽送で肛門が裂傷を負ったらしい。
「…おのれっ……!!」
サンドリヨンは手の平に降り注ぐ雨水を溜めると尻の方へ持って行き、痛みを堪えながら肛門を洗った。
(私に……こんなマネをさせて……許さぬ……許さぬぞ……!!)
サンドリヨンの胸の内に憤りの言葉が渦巻く。だが何度も尻を洗う内にその怒りは惨めさに変わっていった。
(どうして……どうして私がこんな事を……)
両手と両膝を泥の上に付いてへたり込み、屈辱感に震えるサンドリヨン。その背中に滝のように冷たい
雨が降り注ぐ。その頬に明らかに雨水とは違う熱いものが流れ落ちる。
「うぅっ……うっう……ぐうぅっ……」
どうして――どうして私がこんな目に――。
(続く)
865 :
311:2009/02/04(水) 23:02:56 ID:beACU7i+
第2部投下します。
ドラマ部分が長くて閉口している方もいらっしゃると思いますが、あのサン様に
ツンデレさせるにあたって私なりに納得できる形を求めた結果という事で何とぞ
ご了承下さい。以前リクエストされた方々が求めているツンデレとは微妙に違う
のは分かっているのですがw
細かい話は後回し、とりあえずエロが読みたいという方は第34章からどうぞ。
300年前――正確にいえば324年前のサンドリヨン城。
不気味な“浮かぶ城”の中にある薄暗い部屋。サンドリヨンは籐椅子に座り部屋の中心を見つめている。
そこにあるのは紫色の炎が揺らめく幾本ものロウソクに囲まれた魔法陣。その中に一人の女が横たわっ
ていた――賢者シルフィーヌ。
サンドリヨンに倒された彼女はこの城へ拉致され二日も意識を失ったままだった。その頭上には姿見くらい
の大きさの鏡が浮かんでいる。サンドリヨンに向いている鏡面には、しかし彼女の姿は映っておらず、ただ
暗闇が広がっていた。
(ふむ……ひとまず休んで……いや…もういいか…)
サンドリヨンが鏡に向かって手を振る仕草をすると、鏡面から暗闇が徐々に消え、彼女の姿が映った。
その直後に鏡は何処へともなく消えた。
「さすがに一日座り続けるのは体にこたえるな……」
そうつぶやくとサンドリヨンは癒しの力を全身に送り凝りをほぐした。回復を確認し深く深呼吸をする。
サンドリヨンは先ほど消した鏡を媒介にしてシルフィーヌの記憶を読み取っていた。賢者クラスの者なら、
フェレナンド城――今は世襲の同じ名を持つ幼い王子がいる――に関する有用な情報を持っていると
考えたからである。だがシルフィーヌは万が一に備えていたらしく、魔法で自分の記憶に防御壁を張って
いた。それを破りながら記憶を探るのは思いのほか手間が掛かった。一日がかりで過去6年分の記憶。
だがサンドリヨンにとってはそれだけでも十分過ぎる収穫があった。
「フッ……王め……随分と気前よく宝の入った肉袋を私に投げてよこしたものだ……」
サンドリヨンは籐椅子から立ち上がるとその肉袋――シルフィーヌの傍らへ歩み寄った。
「……貴様が『エルデの鍵』を産んでいたとはな……」
愉快げにそう言うとサンドリヨンは空中に手をかざした。その手の中に大鎌のような杖が現れる。
彼女は杖の石突き部をシルフィーヌのやや開いた両脚の間に入れ、装束の裾に引っ掛けてゆっくりとめく
り上げていった。シルフィーヌの白く柔らかな脚が徐々に露わになってゆく。
「…この脚の付け根から『鍵』をひり出したのだな、お前は……どんな気分だったろうな?」
そう言いながらサンドリヨンは先ほど読み取ったシルフィーヌの記憶を思い返した。
ファンダヴェーレに帰還する前、何も知らぬまま眠る我が子にしばしの別れを告げるシルフィーヌ。
クレヨンでつたない絵を描く我が子の姿を、写真機に似た小さな機械で記録するシルフィーヌ。
滅多にしないケンカをして一日中、夫と口を利かなかったシルフィーヌ。
詫びながら後ろから抱きしめてきた夫に少しだけすねてみせ、その後首を廻して口付けをするシルフィーヌ。
その夜、寝具の上で自身も詫びながら大きく脚を開き、夫を迎え入れるシルフィーヌ――。
「ぬうっっ!!……」
カッと目を見開くとサンドリヨンは両手で杖を握って振り上げ、石突き部をシルフィーヌの喉元に突き付けた。
(……私はあの少年と再会する事すら許されなかったのに、この女は……!!)
瞳の中に憎悪の炎を燃え立たせながらサンドリヨンはしばしの間考えていた。このまま喉を突き破れば
千年前に封印された怨みは晴らせる。しかし――。
やがてサンドリヨンは思い直したように杖を戻した。
「見せしめの為に五体バラバラにしてやろうと思ったが……お前の面白い使い道を思いついた」
そう言うとサンドリヨンは再び杖をシルフィーヌに向け、石突きの先で胸元を小突いた。
「二つの世界は交わってはならない……それが神の定めだ……こやつはその定めを破り、文字通りエルデ
の男と交わって子供までもうけた……こやつだけではない。それを命じた王も、それを許した重臣たちも、
そやつらを担ぐ臣民たちもだ!……定めを破った者は裁かれねばならぬ……そうであろう、神よ!!」
サンドリヨンはそう叫ぶと挑むような表情で天を振り仰いだ。引き結んだ唇にやがて笑みが浮かぶ。
「…なぁに、お前は黙って見ておればよい……お前に代わって私がこやつらに罰を与えよう。邪魔立ては
させぬぞ……私の行いが正しくないというのなら、お前は自らの定めをたがえる事になるのだぞ……!!」
サンドリヨンは勝ち誇ったように微笑むと杖を傍らに浮かせ、シルフィーヌの脇に膝をついた。
「弱き者シルフィーヌ……お前はこれから何故自分がこんな目に遭うのかという思いにさいなまれる事になる
だろう……だが仕方ないのだ……お前は私と同じ罪を犯した。いや、私以上かも知れぬな……だからお前
には私以上の罰を受けてもらうぞ……」
サンドリヨンは妖しい笑みを浮かべてかがみ込み、シルフィーヌの顔を両手で挟んで口付けをした。そして
顔を少し離した後、彼女の上唇をやや強く噛んだ。シルフィーヌがかすかに顔をしかめる。
そう、こやつは罰を受けなければならない。サンドリヨンの胸の内に憎悪の火がゆらめく。
穢れない娘の願いが踏みにじられ、しこたま男をくわえ込んだあばずれが女の幸せを掴む――そんな理不尽
な事があっていいはずがない。
あれから小一時間、土砂降りだった雨は小止みになっている。屋敷に戻ったサンドリヨンは毛布にくるまって
暖炉の前でへたり込むように座り、赤々と燃える焚き木を力の無い目で見つめていた。
何故私がこんな目に遭うのか――324年前、連日のように拷問に掛けられるシルフィーヌがさいなまれていた
はずの思いを今、サンドリヨンは苦渋と共に味わっている。
(これは神の意趣返しなのか?……あの時私に丸め込まれ、面子をつぶされた事を根に持っていたのか)
「自意識過剰だな。神は今の君など鼻にも引っ掛けていないさ。それに僕は神の使いなんかじゃないよ」
サンドリヨンの背後で青年の声が聞こえた。彼女は目線をチラとだけ後ろに送り、再び暖炉を見つめた。
「それにしても無茶な事をするなぁ……肺炎になったらどうするんだ?」
お為ごかしを言うな――サンドリヨンは胸の内で毒づいた。お前が気にしているのは肺炎ではなく私が流産
する事だろうが。
「……大事な話を忘れていた。子供の父親は僕じゃない。フェレナンド王だよ」
青年のその言葉にサンドリヨンの毛布をかき合せている指がピクリと震えた。
「……話せ……一体どういう事だ?」
「強い魔力を持つ者はその血液や精液にも魔力が宿る……知っているね? 彼は君が体を直接繋いで
『ファンダヴェーレの鍵』の力を奪いに掛かる可能性に掛けた……あの儀式の時、彼は『鍵』の力と共に
魔力で保護した精液を君の体に送り込んだのさ。精液に込めた魔力を使って『鍵』を取り返すために」
サンドリヨンの背後に立っていた青年は語りながら一人掛けのソファーを彼女の方に向けて腰掛けた。
「だが一つ問題があった……彼も予想はしていたが、監禁部屋に張られた結界は思いのほか強力だった。
これだと彼の意思で魔法を発動させる事は難しい。かといって自動実行させるにはリスクが大き過ぎる。
チャンスは一度だけ……そこで僕の出番さ」
「お前の?……そういえばお前はどうしてそこまでフェレナンドの事を知っている?」
「……死んだ後も僕は君の事が気掛かりだった……だからこの世界に留まり君を見守っていた。だけど
どんなに呼びかけても君は僕の存在に気付いてくれなかった……」
「……“呪詛[じゅそ]返しの術”のせいだな……あの頃の私は大勢の恨みを買っていた……負け犬や
亡者どもの怨み言などいちいち聞いていられぬ」
「……だけどあの城で一人だけ僕の存在に気付いてくれた人がいた……それがフェレナンド王さ。まあ、
出会った場所が場所だからすぐには信用してもらえなかったけどね」
サンドリヨンはいぶかしんだ。時折フェレナンドの様子は“見通しの鏡”を使って覗き見ていたが、彼が誰か
と話をしている所など見た事がない。どうやって言葉を交わしていたのかとサンドリヨンは訊ねた。
「彼も君に監視されている事は薄々気付いていた。だから霊体の僕を自分の中に取り込んで会話していた
のさ。魔法の使い方も彼の記憶から学ばせてもらった……もちろん君の記憶からもね」
「……で?」
「僕が助っ人を買って出た事で彼は当初の計画を変更した……精液はそのまま使って君の卵細胞に受精
させる……胎盤を通して君と繋がった胎児は君と一心同体のようなものだ。その胎児に僕が入り込んで
君の魔力の制御を奪う……僕は君の魔力を利用して『鍵』を抜き出したのさ」
「待て……そうか、さっきお前が言っていた“いるべき場所”というのは……お前なのか?……私の腹の中
のいるのはお前なのだな!?」
サンドリヨンはそう言ってキッと振り向いた。青年は睨む彼女に臆する事なく微笑んでいる。
「そうだよ……この体は君の記憶から学んで作った分身さ」
フェレナンドに妊娠させられた事もショックだったが、青年が自分の子宮[なか]に宿っている事はそれ以上に
サンドリヨンにとって衝撃的だった。あのエルデの少年が今、自分の中に――。
「…何故だ……よりによってお前が……何故フェレナンドに手を貸した!?」
「……さっきも言ったけど、君が七賢者に封印された後、僕は何度か生まれ変わりそれぞれの人生を生きた
……そうやって君が復活するのを待ったんだ……だけど千年経って蘇った君は何も変わっていなかった…
何の反省もせず改心する事もなく、再び『鍵』の力を求めて暗躍し始めた…」
「当たり前だ!! 私は王の走狗[いぬ]どもに無理矢理封印されたのだぞ!! 改心などできるものか!!」
サンドリヨンは弾かれたように立ち上がり、青年に向かって怒りを吐きつけた。かき合わせた毛布の下の
隙間から彼女の裸身がのぞく。しかし青年は動じる事なく彼女を見据えている。
「だからといって彼らが説得したとしても君はそれに応じる事が出来たかな? 彼らも君を悪霊化させるのは
忍びないと思って殺さず封印したんだ……」
「知るものか!!……どのみち結果は同じになったろうがな……」
「ああ、そうだろうね……君はファンダヴェーレに仇[あだ]なす者……1300年前とあの10年間、君は僕にとって
恥ずべき存在だった」
「何ッ!?……言わせておけば…」
「僕の話はざっとこんなもんさ。今度は君の話を聞きたいな」
ソファーにふんぞり返っていた青年は前にかがみ込んで肘を膝につき、顎を手の甲に乗せて言葉を続けた。
「……何となく分かってはいるが、あえて君の口から聞きたい……何故悪の道に走った?」
「フン……記憶を読めるのにわざわざ聞きたいというのか……いいだろう」
サンドリヨンはここぞとばかりにマレーンが今の自分に変わった過程を語り始めた。
エルデの少年にもう一度会いたいという思いに駆られ、二つの世界を繋ぐ方法を捜し求めた事。
ようやくその願いをかなえる魔法を見つけ、ガラスの靴を履いて彼の元へ向かった事。
だが辿り着いた先で少年が見知らぬ娘と踊っていた事。
裏切られたという思いが世界を二つに分けた神への憎しみに変わり、心を闇に染めた事。
そして暗黒魔女になって悪事を働く自分の元に、今更のように少年が現れた事。
人々に危害を加えようと放った暗黒魔法の光弾を止めようと少年が立ちふさがり、帰らぬ人になった事。
後悔と絶望でマレーンの心が壊れ、闇に飲み込まれた事――。
「…“サンドリヨン”はいわばお前の死がきっかけで生まれたようなものだ……あの時お前がのこのこ現れ
たりしなければ、二つの世界は災いをもたらされる事もなかったろうにな……」
良心の呵責にさいなまれるがいい――サンドリヨンは暗い期待を抱きながら言葉を結んだ。だが青年の
反応は意外なものだった。うつむき黙りこくっていた彼はやがて搾り出すような含み笑いを漏らした。
「何がおかしい!?」
「……笑わずにいられないよ……あまりにも馬鹿馬鹿しくて腰が抜けそうだ」
「何だと!?」
「僕が君の知らない娘と踊っていたのを裏切りだと? ダンスで男が女性をエスコートするのは当たり前
の事だろう!? そんな事も分からないほど君は田舎育ちだったのか!?」
「!!……貴様……」
「その事が気に入らなかったのなら何故僕に直接言わなかった? 目と鼻の先まで来ていたんだろう!?」
「ぐっ……!!」
青年とサンドリヨンの間に張り詰めた空気が流れる。
『エルデの鍵』――鈴風草太にサンドリヨンが見せた少女マレーンの白日夢。その中に描かれながら草太
が見過ごしたサンドリヨンの心の傷。その最も奥深い場所にあるものに青年は触れてしまった。
“僕に考えを読まれるのが嫌なら、なるべく心穏やかでいる事だ”
先ほどの青年の言葉を念頭に置いていたサンドリヨンはできるだけその事を意識しないよう勤めていたが、
もう抑える気にはならなかった。暖炉の焚き場の横に立て掛けられている火かき棒――。
それはサンドリヨンの無言の警告だったが、青年は構わず口火を切った。
「あの二つの戦争での君とその手下の行いの為に、大勢の人が命を失い、大切なものを奪われた……」
「…黙れ……」
「マレーンという娘の意気地の無さがその根底にあると知ったら、彼らはどれほど嘆き、君を呪う事か…」
「黙れッ!! 黙れぇぇッ!!!」
サンドリヨンは振り向きざま暖炉の横の火かき棒を引っ掴み、渾身の力を込めて青年に殴りかかった。
頭上に力いっぱい振り下ろされたそれを青年は座ったままわずかに頭をかわし、右手で受け止めた。
「私にそんな事を言う資格があるのか!? すべてお前のせいなんだぞ!!」
「……何もかも僕が悪いというのか…」
「ああそうさ!!……あの日お前が現れなければ、私は二つの世界を繋げたいなんて思わなかった……
お前をこの手に掛けさえしなければ、私だってこんな生き方をしなくて済んだんだ!!」
胸も張り裂けんばかりの激しい怒りをぶつけるサンドリヨン。青年は彼女と睨み合い、火かき棒を掴んだ
まま、ゆっくりとソファーから立ち上がった。サンドリヨンは火かき棒を奪い返そうと激しく腕を振った。
「離せ!! 離せッ!!」
「自分から離せば済む事だろう!? こんな物に頼らなければ戦えないほど君は臆病な人間だったのか!?」
「貴様にそんな事言われる覚えは!!……」
そこまで言った時、サンドリヨンは何かが焦げる匂いに気が付いた。火かき棒を掴む青年の手の平だ。
暖炉のそばにあった為に火かき棒の鉄製の部分が高熱を帯びていたらしい。彼女は慌てて手を離した。
「……むうぅっ……」
相当我慢していたのだろう、青年がうめきを漏らした後、その手から火かき棒が滑り落ちた。
「……頼む……火かき棒を拾ってくれ……絨毯が焦げるぞ……」
左手で火傷を負った右手を押えながら青年は苦しげにサンドリヨンに言ったが、サンドリヨンはおろおろし
ながら絨毯の上に転がる火かき棒と青年の右手を交互に見るだけだった。
「早く拾え!! 加熱が続いたら火が点くぞ!! この家が燃えてもいいのか!?」
青年の怒鳴り声にサンドリヨンは我に帰った。彼女はどうにか火かき棒を拾い上げると暖炉に向かい、焚き
場のそばのスタンドに立て掛けた。彼女が恐るおそる振る向くと青年はうずくまる様に再びソファーに座って
いた。どうすればよいか分からぬままサンドリヨンは拾い上げた毛布をはおり、沈んだ気持ちで青年の脇を
通って長椅子のソファーに腰掛けた。暖炉の焚き木が燃えるパチパチという音だけが居間の中に響く。
「…………済まな…かった……傷薬なら……あるぞ……」
「いや、いい……治癒魔法を使っている……どのみち手の骨も痛めたから……」
「…わざわざ治しているのか?……分身の体なら一旦消せば済むことだろう?」
「君が使う自律行動型の分身と違って、この体は僕が直接入って動かしている……体を消せば負ったダメ
ージをそのまま本体に持ち帰る事になる……胎児の僕はその痛みに耐え切れないはずだ……」
そこまで言った青年はうつむいていた頭を少し上げてサンドリヨンの方を見ないまま言葉を続けた。
「……今、死ねばいいのにと思っただろう?」
言って悪いか、という言葉が喉まで出掛かったのをサンドリヨンはすんでの所で抑えた。意に反して身ごも
らされた彼女が妊娠の事実を抹消したいと思うのは当然の成り行きである。だがサンドリヨンはそれを口に
出して言ってはいけないような気がした。
「……自分の大切なものの為なら他人の大切なものなどどうなってもいい……そういう所、マリーセントに
そっくりだな」
「何を言う! あんな奴と一緒にするな!」
「彼女を見くびるな……君は彼女を小ばかにしているようだけど、根っこの部分は似た者同士だ……」
「……お前はあの女の事が分かるというのか?」
「彼女だけじゃない……僕には何故かファンダヴェーレ中の事を知る力がある……君とフェレナンド王の
血を引いているだけの事はあるかな」
「……ではあの女の正体も分かっているのだな?」
「……ザーロフという商人の娘テレジア……それがマリーセントの正体だ……ザーロフは闇組織と繋がりを
持っていて御禁制の薬草の売買で財を成した……親に禁じられていたのにも関わらず、彼女はその薬草
に手を出して見なくてもいいものを見るようになった……」
青年はそう言って溜息をついた。君と同じ救いようのない馬鹿だとサンドリヨンは言われたような気がした。
「でもこの力は当てにしない方がいい……今までの経験からいって、生まれ変わったら僕は新しい人格に
くるみ込まれ自分の言葉を表に伝えられなくなるはずだ……トゥルーデの中のシルフィーヌのようにね」
「……お前はそれでいいのか? 私の子になる事にためらいは無いのか?」
「いいんだ……1300年待ってようやく君とじかに言葉を交わす事が出来た……それに君が産んでくれさえ
すれば、これからはずっと一緒にいられる……それで充分さ」
青年はそう言って微笑みながら振り向いた。だがサンドリヨンにはまだ迷いがあった。
「無理だ。諦めてくれ……私は暗黒魔法を手に入れるのと引き換えに闇に魂を売った……今更、光の世界
では生きられぬ……まして子供を育てるなど……」
「ふーん、闇の魂ねえ……暗黒魔法がなくても何食わぬ顔で光の世界で生きている、ドス黒い魂の持ち主
なんて腐るほどいるけどね」
青年はソファーから立ち上がると軽く右手を振った。どうやら負傷が回復したらしい。彼は長椅子へ歩み寄り
サンドリヨンの横に座った。
「子育てに不安があるならグラムダを頼ればいい。彼女は本心から君の事を案じている……」
「それだ、分からぬのは……周りからとやかく言われているだろうに、何故あやつは私の世話をいとわぬ?
何の繋がりもないのに……」
「手当てを弾まれているから、というのは冗談だけど……まるっきり繋がりがない訳じゃないんだ……彼女
の祖国ブロブディングナグは……トゥルーデと闇の三騎士に滅ぼされた」
「!!……聞いてないぞ、私は……少なくとも聞いた憶えがない……」
「辺境の小国だ……君の興味の外にあったとしても不思議じゃない」
青年にそう言われてもサンドリヨンは動揺を隠せなかった。かつて配下の者からどこかの国や町を滅ぼした
という報告を受けても何の痛痒[つうよう]も感じなかったのに。
「だったら尚更だ……何故……」
「君が彼女を専属にしたいという話を出した時、もちろん彼女の家族は猛反対した……だけど彼女はそれを
押し切った……あの方もいずれは死ぬ……罪深い人ではあるが、見苦しいものを残して逝かせる訳には
いかない……誰もそれをしないなら自分があの方にその事を伝えなければならない……とね」
「……見苦しいもの……」
「それが何なのかは彼女の口から聞いてくれ。僕から話せるのはここまでだ」
青年は毛布の上からサンドリヨンの腿に手を置いた。他人に触られるのを嫌うサンドリヨンだが、この時は
もう嫌がる素振りを見せなかった。
「本当は君も分かっていたんだろう? 自分のしている事がどんなに馬鹿げているか……だからさっき
“こんな生き方をせずに済んだ”って言ったんだろう?」
「そんな事は……いや、お前に誤魔化しはきかぬな……私は許されざる者……死ねば間違いなく地獄へ
送られるだろう……だがそうなったのは神が世界を二つに分けたせいだと今でも思っている……ただ地
獄を送られるのは癪[しゃく]だから、神が創ったこの世界をとことん踏みにじりたいと思ったまでだ……」
「その意味では僕も同罪だ……君に道を誤らせるきっかけを作ったんだからね」
「いや違う!……お前こそ許されるべきだ……神の定めを知らぬままこの世界に迷い込んだだけのお前
を裁くなど、それこそ間違っている」
「いいんだ……君を無理矢理犯しただけでも僕は罪びとさ。もう天国へ招かれる資格はない……」
「……神は何をしたいのだろうな……定めを破った者が許せないならその時点で滅ぼせばよかろうに…」
「さあね……僕たちにやり直す道がないのは確かだ……せめて残りの人生、より良く生きるしかないさ」
青年の言葉の最後の部分を聞いてサンドリヨンはふと思った。グラムダが言っていたという“見苦しいもの
を残すな”とはそういう意味なのだろうか? 答えを知っているはずの青年はしかし、その事については
何も語らない。やはりグラムダに直接聞くしか無さそうだ。
「そういえばお腹は空いてないかい? 僕が現れたせいで何も口にしてないだろ? 一緒に食べよう」
「一緒にったって……グラムダは私の分しか用意していないぞ」
「二人で分ければいいさ。足りない分は僕が何か適当に作るよ。それくらいの材料の用意はあるだろう?」
「まったく……お前という奴は……」
サンドリヨンは苦笑した。笑いをかみ殺そうと右手を口元に持っていった時、かき合わせていた毛布が
ずり落ち、乳房が露わになった。顔を赤らめた彼女は慌てて毛布を羽織り直し青年を睨んだ。
「おっと……勝手に怒られちゃたまらないよ。仕度は僕がしてるから何か着ておいでよ……君のオッパイを
眺めながらする食事というのも悪くはないけどね」
幼いヘンゼルとグレーテルを手なずける為にしていたのを除けば、1300年前も300年前もサンドリヨンが
誰かと食事を共にした事はほとんどない。この屋敷に来てからもテーブルに着くのは一人きり。
下女の身をわきまえているグラムダは給仕以外、主人が食事をする時は厨房に引っ込んでいた。
それはサンドリヨンが望んだ孤独であり、そして耐えなければならない孤独でもあった。決してグラムダの
腕が悪い訳ではないからそれについての愚痴はこぼさなかったが、彼女が用意を終えて帰った後、この
屋敷の一人で過ごすにはやや広い食堂で口にする料理はひどく味気ないものだった。
だが今夜は違った。グラムダが仕度をしていった夕食を二人分に分け、副食の足りない分は青年が作った。
ジャガイモとハムと豆を炒めただけの大雑把な料理だったが、食べてみると思いのほか美味かった。
何より青年とテーブルを共にしているだけでいつもと気分が違った。誰かと語らいながら食事をするひと時
がこんなにも料理の味わいを変えるのか――サンドリヨンは久しくなかった温かな気持ちに満たされた。
だから料理を平らげた後に青年が改めて体を求めてきても、さほど拒む気にはならなかった。
「んんっ……んむ……あふぅっ……」
サンドリヨンの寝室。広いベッドのをきしませ、青年と彼女は体を絡め合い互いの唇をむさぼっている。
口の中に入ってきた相手の舌と自分の舌をもつれ合わせ、唇をしゃぶり、唾をすすり合う。
同時に青年はサンドリヨンの豊かな乳房を揉みしだき、サンドリヨンは青年の怒張したペニスを柔らかく
手の平で包み込み、上下に撫でさする。
「……熱いな、お前のもの……吸ってやろうか?」
「頼むよ……君の口の中も穢したい」
サンドリヨンは一旦体を離すと青年の股間の上にかがみ込み、ペニスに唇を寄せた。
「まったく女というのは因果なものだ……赤の他人の逸物はおぞましいだけなのに、気持ちを通い合わせた
男のものは愛おしくてたまらない……」
「闇の女王でもそんな風に思えるのかい?」
「……嘘だ……男の気に入りそうな言い方をしたまでだ」
そう言いながら妖しい笑みを浮かべサンドリヨンは青年のペニスを口に含んだ。舌でたっぷりと唾をまとわり
つかせ、上下に頭を動かす。
「んっ…んっ…んん……んふ……」
「はっ……はっ……はぁ……あぅん!……」
サンドリヨンの上下する唇に包み込まれ青年のペニスはビクビクと痙攣する。その様子に愉悦を感じながら
彼女は舌を絶妙に動かし、更に青年の分身を攻め立てた。
「はぁ…はぁ……はあっ、はあっ……駄目だ、もう我慢できないっ…出すからそのまま動かし…ウッッ!」
「んぶっ!……んんっ……」
青年の熱く白い高まりがサンドリヨンの口の中でほとばしった。喉の奥に直撃をくらいむせそうになるサンド
リヨン。どうにか精液を飲み下した彼女は不服そうに顔を上げた。
「早いぞ……もう少しどうにかならなかったのか」
「仕方ないじゃないか…君の口技が上手過ぎるんだ。何百年もブランクがあるとは思えないよ」
「一言多いぞ……掃除してやるから待ってろ」
「どうせなら僕の顔を見ながらしゃぶって欲しいなぁ」
「断る」
そう言ってサンドリヨンは青年の顔の上に跨り、体を互い違いにする形で彼の上に覆いかぶさった。そこで
彼女は間違いを犯した事に気付いたが、もう遅かった。青年の目の前には腫れた肛門があった。
「あらら〜、お尻の穴が可哀想な事になってるね〜」
「よっ、よせ、そんな所見るな!」
サンドリヨンは慌てて腰を浮かそうとしたが、青年はすかさず両腕で彼女の腰を抱え込んだ。
「もう手遅れだよ。でもこうなったのは僕の責任だ。治してあげるよ」
「そんな事しなくていい……あ……あぁ……何だ、この感触……」
サンドリヨンは肛門の周りに温かな感触が広がるのを感じた。青年が治癒魔法を使っているらしい。
「どう、気持ちいい? もっとしてあげるよ」
「え?……お、おい、何をしている!?」
サンドリヨンは戸惑った。生温かいゼリー状のものが肛門の中に潜り込んでくる。
「何だそれは!? おかしなもの入れるな!」
「何って、実体化した癒しの力だよ。中も治してあげないとね」
「よせ、そんなもの……んんっ、あうっ……」
サンドリヨンは堪らず腰をくねらせた。潜り込んできた不気味なものが直腸内でうねうねとうごめいている。
「いっ、嫌だ、こんなの……あっ……あうんっ……はうっ!……」
「恐れないで素直に感じるんだ……だんだん気持ちよくなってきただろう?」
「そんなこと言ったって……あぅ!……ああ……」
確かに青年の言うとおり括約筋や腸内に癒しの力が働き、柔らかな感触が広がる。だがサンドリヨンは
肛門や腸内の怪しいうごめきに快感を覚える自分に戸惑っていた。
(……そういえば……前にもこんな事があったような気が……)
サンドリヨンは思い出した。確かに以前もこんな事があった。だがそれは彼女自身の経験ではない。
「……んっ、んっ、んっ! むうっ! あうっ!」
324年前。サンドリヨン城の奥にある石造りの拷問部屋。その中に女のくぐもった悲鳴がこだまする。
部屋の中には数人の男と一人の女がいた。全裸の女は口に棒状の猿ぐつわを噛まされ、手首足首に
巻かれた皮製のベルトを鎖に繋がれて仰向けに吊るされていた。彼女の両脚は大きく広げられ、その
間に男の一人が陣取っている。男は女の腰を両手で抱え、秘裂に挿入した男根を激しく出し入れして
いた。
「へっ、へっ、へっ……そうら、そろそろイクぞ! たっぷり飲みな!」
「んんっ!? んぐっ、んぐっ!! むぐぅっっ!!……あうぅっ……!!」
苦しげにむせび泣き、そして諦めたように力なく嬌声を上げる女――賢者シルフィーヌ。彼女の膣内に
汚らわしい白濁液が男根の脈動と共に注ぎ込まれる。
「俺たちからの挨拶は一通り済んだな……下ろせ。台を持って来い」
リーダー格の男が命じる。シルフィーヌは両脇を抱えられ、吊り下げていた鎖が緩められた。床に立った
まだ息の荒い彼女の前に、男たちが“犬の診察台”と呼ぶ座卓のような台が運ばれてきた。男二人掛り
で持ってきたところを見るとかなり重そうだ。鎖を外されたシルフィーヌはその台の上に引っ立てられた。
“診察台”の天板にはリング付きの金具が取り付けられていた。男たちはシルフィーヌを台の上に押さえ
つけ、手首足首の皮ベルトに付いているスナップをリングに繋いだ。シルフィーヌは手足を縮こまらせた
形で四つん這いの格好になった。むき出しになった秘裂から男たちに注ぎ込まれた精液が溢れ出し、
天板に滴り落ちている。シルフィーヌは猿ぐつわを噛みしめながら恨めしげに男たちを睨んだ。
「次の用意が出来るまでこいつと遊んでてもらおうか」
睨むシルフィーヌをせせら笑いながらリーダー格の男はそう言って、彼女の目の前に透明のワインボトル
のような一本の瓶を突き出した。瓶にはゴム栓と針金で封がなされていて、中に黄緑色の粘液状のもの
が入っていた。それを見たシルフィーヌの目におびえの色が走る。それを尻目に男の一人が彼女の後方
に回った。露わになっている彼女の肛門を覗き込みながら男はニヤニヤしながら言った。
「俺たちの出したのでヌルヌルになってやがるが、一応な」
男は手にした細身の張形にワセリン状の潤滑剤を塗りたくり、それをシルフィーヌの肛門にねじ込んだ。
「ふぐぅっ!……あ……あうぅ!…」
「この感触に慣れておけよ。後でゴツイのが来るからな」
男はそう言いながら潤滑剤が括約筋の内側に行き渡るよう張形をグリグリとねじ廻す。
「……それくらいでいいだろう…暴れそうだから押えておけ」
リーダーが命ずると男の一人が台に横座りしてシルフィーヌの腰を抱え込み、もう一人が彼女の両肩を
台に押し付けた。シルフィーヌも一応抵抗する素振りは見せるものの、拘束され魔力も封じられた身では
出来る事は限られている。それに吊り下げられながらの輪姦は思いのほか体力を奪っていた。リーダー
は手早く封を外すと先ほどの張形の男に瓶を渡した。
「今日は用足しの壷に跨らなくて済みそうだな。 こいつが綺麗にしてくれるぜ」
そう言うと男はカリの張った男根のような瓶の口をシルフィーヌの肛門に突き入れた。潤滑剤の塗りたく
られた肛門に注ぎ口がズブズブとめり込んでゆく。
「はぐぁっ!! は…はっ…あむっ!…あがぁぅっ!!」
シルフィーヌは目をむき体をもがかせた。ちゃんと押さえてろと瓶の男が怒鳴り、二人の男が暴れるシル
フィーヌの動きを止めようと力を込める。瓶のカリが括約筋の内側まで入った時、中の粘液が動き出した。
瓶が揺れるからではない。それは自らの意思を持って注ぎ口へ移動し始めた。瓶の中に入っていたのは
排泄物を吸収分解する性質を持った流体生物だった。
「いはぁっ!!…あぅ、あふっ!…はぶぅっ!!…んはぁぁっ!!」
おぞましい生き物が体内に入ってくる感触にパニックに陥るシルフィーヌ。屈強な男たちに押さえつけられ
身動きもならない彼女は猿ぐつわの縁から声にならない悲鳴を漏らすだけだった。瓶の底から流体生物
が完全に腸内[なか]に入ったのが確認されると瓶は抜き取られた。そして流体生物を排出できないよう、
短めの張形が肛門にねじ込まれ、さらにきつめの貞操帯がシルフィーヌの下半身に嵌められた。
「よし……両手を外して吊るせ」
シルフィーヌを押さえつけていた男たちは彼女の両手首の皮ベルトのスナップを天板のリングから外し、
上から垂れ下がっていた鎖に繋ぐとシルフィーヌを起こして再び引っ張り上げた。両腕を上に上げる恰好で
立たされるシルフィーヌ。荒い息が口から漏れる。両足首の拘束ベルトは台に繋がれたままだった。
「そろそろ餌にありついたかな……?」
リーダーが期待を込めて薄ら笑いを浮かべた時、シルフィーヌの体がビクンと動いた。
「んんっ……んっ、んうっ!……んあぅっ! あうぅっ! ふぁああっっ!!」
シルフィーヌは痙攣したように震えた後、大きく体をのけ反らせた。更に二度、三度と弾かれる様に動く。
足を持ち上げばたつかせようとするも、重い台に繋がれていて自由にならない。男たちは次の拷問の準
備をしながら、うめき身をよじるシルフィーヌに嘲笑と罵声を浴びせかける。体内の流体生物のうごめきに
反応して体をくねらせるシルフィーヌは抗議の声も上げられず、ただひたすら喘[あえ]ぐしかなかった。
(……随分と悪趣味な責めを受けていたな、シルフィーヌ……)
青年が使う擬似流体生物のような癒しの力に肛門を疼かせながらサンドリヨンはぼんやり思った。
あの時の彼女は自分の部屋から拷問部屋のそれまでの様子を“見通しの鏡”を使って覗き見ていた。
シルフィーヌが悶絶している様はそれなりに面白かったが、彼女の体内で起こっている事を想像すると
気分が悪くなり、覗き見るのを途中でやめた。
あの後、拷問部屋でどのような狂宴が繰り広げられたかサンドリヨンは知らない。彼女にとってはシルフィ
ーヌが苦しんでいるという事実さえ確認できれば充分だったし、それにシルフィーヌがなぶり者にされるの
は別にあの日に限った事ではなかった。とはいえサンドリヨンはここにきてあの時のシルフィーヌの事が気
になった。てっきり流体生物による責めで苦悶していると思っていたが、今の自分の状態を考えると快感
も味わっていたのではという疑念が湧いてきた。
「どう? このウネウネという感じが堪らないだろう?」
「何を言ってるっ……お前、わざとやっているだろう!?」
「もちろんさ。あの日のシルフィーヌの事を思い出してたね?」
「やっぱり……私は違うぞ! あんな気味の悪い生き物で感じていたあいつとは違うっ……私が感じて
いるのは……」
「…感じてるのは?……」
この動きがお前の愛撫だから――そう口に出して言うのをサンドリヨンはこらえた。体を許しているとはい
え、この男の悪趣味な手段に悶えている事を認めたくなかった。どのみち青年にこの気持ちは見透かされ
ているだろう。
「知らぬっ……そういえばお前、私の中にいるのにどうして魔力を使えるのだ?」
「あ、話をそらしたな?…まあいいか。ヘンゼルがアクロバティックなやり方をしたからさ。君の子宮と性器
の内側には魔力封じの力は及んでないんだよ」
「何?……それじゃ……あいつ、知っていたのか? 私が妊娠している事を?」
「知っていた、というより知らされていたんだろうね、フェレナンド王から。君が自分の子を宿してる事を」
「……あやつめ、だから私に体調管理にうるさかったのか……肝心の事は何も言わずに……」
「あの頃はまだ本当に妊娠してるか確定できなかっただろうからね。君を悩ませたくなかったのさ……
それより! 話してるうちにお尻の穴治っちゃったよ。もう痛まないだろう?」
「あ?……あ、ああ……もう済んだのか……助かった……どうなるかと思ったぞ」
「それにしても本当に綺麗だよ、君のお尻の穴……形がよくて皺も整っていて……」
サンドリヨンはひゃっと小さく悲鳴を上げた。青年が舌を肛門にねじ込もうとしている。
「よ、よせ! 汚いだろう!」
「大丈夫だよ。魔法で臭いも残りカスも消し飛ばしたから……今の君のここは世界一綺麗なお尻の穴だよ」
青年は舌を離すと改めて肛門の周りを舐め回した。自分がその感触に快感を覚えている事にサンドリヨンは
慌てた。シルフィーヌとは違うといったばかりなのに、尻の穴を責められて悶えている――。
「あ……ああ……や、やめ……はぁっ……は、はんっ……」
「いいじゃないか。ここで感じるのは下品でも恥ずかしい事でもないよ」
「私にとってはそんな……あぅんっ……んはっ……ふうぅんっ……」
「……よし、濡れてきた……受け入れ態勢は整ったね。そろそろいただくよ」
陰部から愛液が溢れてきたのを確認すると、青年はサンドリヨンの下から抜け出し彼女の後ろに回った。
「そのままうつ伏せでいて……今度は痛くしないよ。気持ちよくさせるから…」
「今度はって……お前まさか、またそっちに入れるのか!?」
「そうだよ……まだ怖いのかい?」
「そういう事ではないっ……私は女だぞ!……入れるならしかるべき場所があるだろう!……」
振り向きながら青年に訴えるサンドリヨンだったが、内心複雑な気持ちだった。先刻青年に尻の穴を強姦
された時の痛みと恐怖心。まだそれが残っているにも関わらず彼女の胸の内には、いましがた味わった
未知の快感をもう一度という未練が芽生えていた。だが今はあのエルデの少年と――かなり変則的では
あるが――ようやく本当の意味で結ばれる時。その大事な時に面妖な事はしたくなかった。
「……それじゃ普通にしていいんだね?」
「ふざけないでくれ……今のお前の前では私は身も心も裸なのだぞ! 私の望みくらい分かるだろう!?」
「極力、心の覗き見はしたくないのさ。だから心で訴える前に言葉にしてよ」
「…………普通に抱いてくれ……」
「いいよ。こっちを向いて……」
サンドリヨンはシーツの上で体を捻り、仰向けになった。青年が彼女の閉じた両脚をMの字に開き、その間
に入る。正座するような形で座った青年は目の前にあるサンドリヨンの股間を熱く凝視した。
「……ずっとこの光景を夢見ていたんだ……」
青年はサンドリヨンの濡れそぼった黒く艶やかな陰毛をしばし見つめ、ゆっくり撫で回した。顔を上げるにつ
れて目に入る二つの豊かな乳房。そして彼を見つめる、ほんのりと頬を赤く染めた白い顔。
「…これで『いいわよ、来て』って言ってもらえたら言う事ないんだけどなぁ……」
「能書きはいいから早くしろ」
「…………うん……まあ、夢のままで終わる夢ってのもあるよなぁ……」
青年は苦笑いしながらサンドリヨンの股間に迫り、ペニスを彼女の秘裂にあてがった。サンドリヨンも胸を
高鳴らせながら二人が繋がろうとしている部分を緊張気味に見つめている。
「いくよ……う…ううんっ……」
「んぅっ……ふっ……ふうぅっ……」
ぬめる膣内に青年のペニスが進入していく。サンドリヨンは小さく震えその感覚に身を任せた。青年は更に
腰を押し進め、ペニスは根元までサンドリヨンの中に入った。
「ああ…入った…入ったよ! やっと君と一つになれた!! ありがとう!! 今日まで生きててくれてありがとう!!」
感極まった青年はサンドリヨンの体に覆い被さり強く抱きしめた。サンドリヨンもその言葉に戸惑いながら
青年の背中に腕を廻した。
「…生きててくれてありがとう……?」
「そうじゃないか! この時が来るのを1300年間も待ち続けたんだ!!」
青年はそう言って体を前後に動かし始めた。強く荒々しい抽送がサンドリヨンの膣内を刺激する。
「あっ、あ……はっ…はっ…あんっ…あふ……はぅ…あぅんっ……」
青年の情熱的な律動に合わせてサンドリヨンもあえぎ声を漏らす。ペニスの動きをより滑らかにしようと
秘裂のぬめりが更に増す。それを感じながらサンドリヨンは天井をぼんやりと見つめていた。
(…この男はずっと待っていたのか……私とこうなるのを……1300年も……)
サンドリヨンもまた千年もの間待ち続けた――復讐の時を。怨みと憎しみだけが心の拠り所だった。
しかし青年は千年もの間、彼女と再び触れ合う事を待ち望んでいた。何度も生まれ変わっていれば妻や
恋人もいたはずだ。心のすさんだ昔の女の事などいくらでも忘れられたのに、それでも彼は彼女との再
会をひたすら夢見て転生を繰り返してきた。一人の男をそれだけ長い間思い続ける自信はさすがのサン
ドリヨンも持てなかった。
(何とむなしい時を過ごしてきたのだろう……こいつの言うとおり、嫌われてもいいからあの時詰め寄れば
よかったのだ……そうすれば互いに道を踏み外す事もなかった……)
そう思った時、サンドリヨンは本気で暗黒魔女になった事を後悔した。だが青年の言うとおり、もうやり直す
事はできない。償[つぐな]おうにも許しを請う相手はほとんど残っていまい。サンドリヨンの脳裏に300年前、
封印される前に鈴風草太が彼女に呼びかけた言葉が蘇った。
“僕は信じたいんだ……どんなに憎しみにとらわれていても、優しさを閉じ込めた心の扉を開きたいという
気持ちはあなたにもあるはずだ……そうだろう? マレーン!”
優しいかどうかは知らないが、せめてこの男だけはこの世に送り出さなければ――サンドリヨンは青年の
背中に廻した腕に力を込めた。
「すごいよ……君の中、とっても熱い……熱くて気持ちいい……」
「高まってきたか?……構わんぞ……思う存分放って果てるがいい……」
「分かった……最後まで思いっきりいくよ、マレーン」
「い、いや、ちょっと待て……その名前はやめてくれ…」
「どうして?」
「…もうその名前では呼ばれたくない……私にとってはいろいろ苦々しい思い出がある……300年前も
エルデの小僧にその名で呼ばれた事にひるんで、封印される隙を作ってしまった……」
「う〜ん、でもサンドリヨンてのもベッドの上で呼ぶには何か長ったらしいなぁ……じゃあサニーってのは?」
「……それも嫌だ。尻軽女みたいに聞こえる」
「我がままだなぁ……じゃあもう、前倒しでママって呼ぶよ」
「おい! それこそベッドで呼ぶ名前じゃないだろう!?」
「いいんだよ。どうせ生まれ変わって成長したら君に僕の子供を産んでもらうんだから」
「何ッ!?」
サンドリヨンは青年の正気を疑った。よりによって母親になろうとする女に子を産んでもらいたいとは。
「だって君の息子になって、それからまた他人に生まれ変わるったら何十年も先になっちゃうよ。君に僕
の子供を産んでもらうのにそんなに待てないよ。近親交配の血の乱れは魔法で補正できるでしょ?」
「1300年も待ったのだろう!? ならばあと数十年くらいどうという事はなかろうが!!」
「君自身が待てないだろう? 第一、君がその頃まで子供を産める体かどうか分からないじゃないか」
何でこんな馬鹿げた押し問答をしているのだろう――サンドリヨンは腕を放し、青年の胸を押し返した。
「……やっぱりやめるっ……お前みたいな変態なんか産みたくないっ……」
「そんな事言わないでよ。君だけが頼りなんだ。心から愛する人に自分の子供を産んで欲しいと願うのは
男として当然じゃないか」
「知るものか! 大体お前、生まれ変わってもその願望を持ち続けられるのか? さっき別の人格で生ま
れて来るとか言ってただろうが!」
「例えそうだとしても君は素敵な人だ……成長した僕が欲望を抱かないはずがない……きっとこうやって
腕を掴んで押さえ込んで…」
青年は暴れるサンドリヨンの手首を掴みベッドに押し付け、腕立ての状態になった。
「ベッドに押し倒して、こんな風に腰を波打たせるよ……ほら、はっ、はっ、はっ!」
「やっ、やめろっ……あっ、あっ、あっ、あぅ! あぅっ!」
気持ちでは拒みながらもサンドリヨンは自分の花芯が更に濡れるのを感じた。息子の子を産む――その
背徳的なイメージを受け入れている自分が信じられなかった。青年はより激しく腰を前後に揺する。
「あっ、ああっ、あんっ、あぅんっ……ま、待ってくれ……本当にやめてくれ……」
「お願いだよ、僕の子供を産んで……君を愛しているんだ」
「そうではない……胸が揺さぶられて苦しいのだ……押さえてくれ……」
サンドリヨンの言うとおり、彼女の豊満な乳房は青年の動きにブルンブルンと激しく上下している。
「そうなの?……オッパイがこんな風になってるのも男には目の保養なんだけどなぁ……でも君がそう
言うなら……」
青年は掴んでいた手首を離して体を下ろし、サンドリヨンの乳房を押さえつけた。二人の汗ばんだ胸が
重なる。サンドリヨンはすかさず青年の背中に腕を廻し、しっかりと抱きしめた。
「僕の願いを受け入れる気になったかい?」
「勘違いするな……万が一、私が死ぬまでここに幽閉される事になったらお前も同じ運命になるはずだ
……息子が一生、女を知らぬままなのは不憫だからな……」
「それでもいいよ。それじゃ、このまま最後まで行くよ。早く出したくてたまらないんだ」
青年はサンドリヨンの両肩を抱くと再び抽送を開始した。深く、強く、熱情に満ちた動きがサンドリヨンの
秘肉を刺激する。自分を求める牡[おす]の射精を促そうと膣内は更にねっとりとした温かい蜜を溢れさ
せる。
「あぅ…あっ…あっ……はんっ…はっ…はっ……あぁ……」
「素敵だよ、その声……僕のもこんなにヌルヌルが絡み付いて動きを止められない…我慢できないよ」
「あんっ、あっ、あっ……精を放つなら…絶対…私の名を…あっ…呼ぶなよ……」
「分かってるよ、ママ」
「だからそれはやめろっ……はぁっ! あぅ! あっ! あっ! あっ!」
青年の動きのピッチが上がった。それと共にサンドリヨンの嬌声も短く激しくなる。体が受け入れ態勢に
入ってゆくのをもう彼女自身も止められなかった。もう何でもいい。早くこの男と一つに溶け合いたい――。
「はあっ、はあっ、はあっ、もうイク! イクよママ! ママの膣[なか]にいっぱい出すよっ!!…」
「い、いや…ああっ! ああっ!! はぁあああぁんっ……!!」
口で拒みながらサンドリヨンは力いっぱい青年を抱きしめ、白く熱いほとばしりを受け止めた。彼女の中
に放ちながら青年は尚も腰を動かし続ける。まるで心臓そのままのように肉棒は脈動を続け、更に精液
が注ぎ込まれる。
「ま、待て……もうよせ……そんなに出されたら、もう一人妊娠してしまうっ……!!」
狼狽しながらもサンドリヨンは青年の律動に身を任せた。肩を震わせながら青年は徐々に動きのピッチを
落としていった。
「はあっ…はあっ…はぁ……はぁ……はぁ……ありがとう、すっごくよかったよ……」
「はぁ……はぁ……はぁ……重いぞ……満足したならさっさと降りろ……鬱陶しい……」
「ああ……ごめんよ……」
青年は汗でぬめるサンドリヨンの体から滑り落ちるように横に転がった。しばしの間、二人は無言のまま
息を荒くしていた。
(……流れ出している……)
サンドリヨンは股間に青年が注ぎ込んだ精液が溢れ出し、尻に向かって伝い落ちているのを感じた。
不快感を覚えはしたものの、頭の中にもどろりとした感覚が溜まっていて後始末する気になれなかった。
「…あれほど呼ぶなと言ったのに……後でもう一度相手しろ……あんな終わり方じゃ収まりつかん……」
「いいよ……今度は四つん這いになってくれる?……それとも上になる方がいい?」
「……好きなようにしろ……」
「君のオッパイが揺れる様も見たいけど、やっぱり後ろがいいかな……バック責めは男のロマンだよねぇ」
「知るか、馬鹿者……」
サンドリヨンは毒づくと青年のいない方に頭を向けた。習い性とはいえ、素直になれずつい高飛車な態度
を取ってしまう自分がもどかしかった。彼女はしばしためらった後、おずおずと青年の方に手を伸ばし彼の
手を握った。青年は何も言わずその手を握り返した。こんな口の悪い女でも受け入れられていると感じ、
サンドリヨンは安堵した。
(……息子の子を産む、か……シルフィーヌはあれからどうしたのだろう……まさかあのまま身籠ったとは
思えぬが……)
女にとって意に沿わぬ相手に孕まされる事ほど酷い拷問はないだろう。あの時のサンドリヨンは必ずしも
シルフィーヌが妊娠する事を望んでいた訳ではなかった。何の抵抗も出来ないまま実の子に犯され精液を
注ぎ込まれる事で彼女の心がより深く傷つき絶望に打ちひしがれる様を見たいだけだった。彼女のその後
についてヘンゼルもいばらもサンドリヨンには何も語っていないしサンドリヨン自身も特に関心がなかったから
彼らに訊ねてはいない。第二次サンドリヨン戦争後のファンダヴェーレ史を記した書物にも“サンドリヨンの手
に落ち、その後手先となった彼女は王室付きの賢者衆を除名、追放され以後消息不明”とあるだけだった。
ただその書物には賢者シルフィーヌと暗黒魔女トゥルーデが同一人物である事には触れられていなかった
から、その記述に政治的な関与があったのはサンドリヨンの目にも明らかだった。
(戦略的な判断ミスを犯したフェレナンドの父の名誉を守るためだろうな……そもそも私から最も遠ざけて
おかなければならないあやつを前線に立たせたのが間違いなのだ……哀れな奴よシルフィーヌ……
『エルデの鍵』などという途方もないものを産むよう命令されたばかりに…)
そこまで考えた時、サンドリヨンの脳裏に衝撃的なひらめきが浮かんだ。あの女は『エルデの鍵』を産んだ。
『エルデの鍵』――二つの世界を繋ぐ途方もない力――『ファンダヴェーレの鍵』。
ヘンゼルは言っていた。フェレナンドが崩御して以来『ファンダヴェーレの鍵』の行方が分からないと。
千里眼魔法の使い手たちが全力を挙げてもその在り処を突き止められずにいると。
そう、見つかるはずがない。『ファンダヴェーレの鍵』がサンドリヨンと共に封印されていたとは誰一人思うまい。
サンドリヨンは恐るおそる青年の方に振り向いた。
「……なあ……ひょっとして……お前は『ファンダヴェーレの鍵』なのか?……」
「ん〜?……さあ……どうなんだろうねえ……」
青年はとぼけた様に答えただけで肯定はしなかったが否定もしなかった。しかしサンドリヨンは確信した。
こいつは『ファンダヴェーレの鍵』だ――。
この男が持つ世界中の事を知る力――胎児のうちからそんな途方もない力を使えるというのは、フェレ
ナンドと自分の血を引いているというだけでは説明が付かない。今、自分は『鍵の力』を宿している――。
あれほど望んでいたものが手に入った事を知ったにも係わらず、しかしサンドリヨンが感じたのは歓喜や
高揚感ではなく、むしろ『鍵の力』の所有者となった重圧だった。
何故こんな事になったのか――おそらく仕組んだのはフェレナンド王だろう。
(……お前は私に『鍵の力』を託したのか……この私に『ファンダヴェーレの鍵』を守れというのか……どう
なのだ? 答えろフェレナンド!!)
天井に、その向こうの虚空に向かってサンドリヨンは心の中で叫んだ。しかしいくら待っても何も返っては
こない。決して彼の事を愛していた訳ではないし、それはフェレナンドも同じだったろう。分かってはいたが、
それでも自分の呼びかけに何の反応もない事にサンドリヨンは一抹の寂しさを覚えた。
(……私はお前の子を産む事になるのだぞ……それなのにお前はもう……)
二日後。
「まったくもう……こんなに焦がしてしまって……一体何をやったらこうなるんですか?」
昼食後、居間へ入ってきたサンドリヨンが見たのは四つん這いになって絨毯の焦げあとをナイフでこすって
いるグラムダの姿だった。一昨日、青年が落とした火かき棒は絨毯の黒い刺繍の部分を焦がした。あまり
目立たないだろうと放置していたが、二ヶ月もここで働いているグラムダはめざとく見つけてしまった。
「言われたくないでしょうけど、寝室も様子がおかしゅうございましたね。いえ、あえて聞きませんけど」
「だったら聞くな………なんだと思った?」
グラムダは焦げをこする手を止めて身を起こした。皮肉っぽい目をサンドリヨンに向け溜息をつく。
「人の手で作り出したものは人の手で壊せる……結界破りという手もない訳ではないですからね。そんな手
間を掛けてまでここへ入り込む物好きがいるとは思いたくありませんけど」
「何だお前……私が夜這いを掛けられたと思っているのか? だからといってお前がそんなに不機嫌になる
事はなかろう?」
サンドリヨンはばつが悪そうに苦笑した。青年とはあれから一日使って何度も交わった。おかげでベッドの
シーツは皺がより、あちこちに染みを作っていた。とりあえず青年が再生魔法で元の状態に戻したものの、
グラムダは主人の寝室の様子が何かおかしい事に気付いたらしい。
「馬鹿にされるじゃありませんか!! あのサンドリヨンがどこかの馬の骨に孕まされたとか言われますよ!!」
「やはり妊娠していると思うか?」
「私の師匠におりものの試料を送って調べてもらいました。まず間違いなかろうと……手が空かないとかで
今日は来られませんけど、近いうちに詳しく検診してもらいます」
「その必要はない……もう自分でも分かっている」
「そうですか……そうなるとここに住み込みで世界一ぐうたらな魔女のお世話をしなければなりませんね。
新しい運搬係の手配もしませんと」
呆れたようにそう言うとグラムダは再び絨毯の焦げを落とす作業に没頭した。以前のサンドリヨンであれば
無礼な物言いに腹を立てただろうが、それが主人の身を案じていればこその悪態であるのが分かっていた
からむしろ微笑ましく思った。サンドリヨンはワンピースの上から下腹部に触れ青年に頭の中で問い掛けた。
(こやつはお前の父親がフェレナンドとは知るまいな?)
(……ああ、ヘンゼルは彼女にはまだそこまで話していないみたいだよ)
親子という形になってしまったが青年――かつてのエルデの少年が自分と共にいてくれるのは心強かった。
魔力を封じられている身では尚更そう思う。そして青年と和解した事で二つの世界を滅ぼしたいという願望
もどうでもよくなりつつあった。しかしその一方でサンドリヨンには悩みの種が増えてしまった。
ここでの暮らしは退屈なものだったが、彼女が身籠ったのがフェレナンド王の子であり『ファンダヴェーレの鍵』
である事が明るみになれば状況は一変する。現王室はその扱いに苦慮するだろう。そしてサンドリヨンが今、
一番気を揉むのはマリーセントの事だった。ここにサンドリヨンが軟禁されている事は世間には秘密になって
いるが、人の口に戸は立てられない。伝え聞いた彼女はいずれこの場所を突き止め『鍵の力』の扱い方を
訊ねに姿を現すかも知れない。彼女がどれほどの力を持っているかは知らないがサンドリヨンとしては丸腰
で対峙したくなかった。
(せめて邪眼の力さえ取り戻せば……手始めにこの……グラムダを手なずけ……それから結界術士を……
そしてヘンゼル…)
(それでいいのかい? グラムダやヘンゼルに対する裏切りになるし、下手すると王室まで敵に回す事にな
るよ。何よりそんなやり方は…)
(分かっている……マリーセントと同じだと言いたいのだろう? だが世界を知る力がお前が生まれるまで
のものである以上、早めに先手を打たねば……)
自身でも焦りを感じているのはらしくないと思う。それでもサンドリヨンは早く魔力を取り戻したかった。懊悩
するサンドリヨンの前でグラムダが身を起こし、辛そうにやれやれと腰を叩いている。
(許せグラムダ……お前のような者がいてくれて私も大分気が楽になった……そのお前の心を奪い手駒に
するのは卑劣だと私も思うが、『ファンダヴェーレの鍵』を守るには…)
“それが分かっているのならズルはいけないよ、サンディ”
「サ、サンディ!?」
出し抜けに聞こえたその言葉にサンドリヨンは驚き思わず声を上げた。青年のものではない。だが聞き覚
えのある声――。
「え!? 雷撃魔法[サンデ]!? やめて下さいこんな所で!!」
「い、いや、何でもない……こっちの事だ……」
驚いて振り向いたグラムダにサンドリヨンは慌ててかぶりを振った。
「……お願いしますよ!……魔力封じのほころびを確かめるなら他のやり方があるじゃないですか」
「する訳ないだろう!……人聞きの悪い事を言うな……」
動揺しつつ抗弁するサンドリヨンにグラムダはいぶかしみながらも作業に戻った。
(お、おい……今のはまさか…)
(ああ……パパだよ。フェレナンド王だ……驚いたな)
(どこにいる? まだ近くにいるのか?)
(……いや、もう行ってしまったようだ……僕にも捉えきれなかった……)
(…………)
(でもよかったじゃないか。ちゃんと見守ってくれているんだよ、僕たちの事……)
(…見守っているだと?……私をふざけた名で呼びおって! あの卑怯者め!!)
「サ、サンドリヨン様!?」
急にドスドスと足音も猛々しく居間を横切っていった主人にグラムダは何が起こったかと顔を上げた。
(私をこんな体にして……私がどんな目にあっているか知ってて黙っていて……許さん、許さんぞフェレ
ナンド!!)
サンドリヨンは叩きつける様に玄関のドアを開けた。そのまま森の外へ通じる道を進み、途中でその
片側に広がる草地に足を踏み入れる。
「……サンディだと……今頃になって声を掛けるな、たわけ者……」
なおも悪態をつくサンドリヨンだが、その顔は熱く火照り、笑みがこみ上げていた。
決して彼の事を愛していた訳ではない。しかし今、フェレナンドがわざわざそばまで下りてきて声を掛け
てくれた事で、彼が自分を突き放しているのではない事をサンドリヨンは知った。その胸には奇妙な嬉し
さと安堵感が湧いていた。熱い気持ちに包まれながらサンドリヨンは目の前の広場を見た。
本来なら花壇にでもなっていたはずなのに元の持ち主に放置され、彼女がここへやって来た時は荒く草が
刈られたばかりのむき出しの土地。今は再び雑草が生い茂っている。だが手入れさえすれば――。
(そうだ……その手がある)
「サンドリヨン様!……大丈夫、ですか?」
主人の後を追ってきたグラムダが心配そうにおずおずと声を掛けてきた。
「一体どうなさったのです? いきなり飛び出されて…」
「案ずるなグラムダ……そこらを見てちょっといい事を思いついたのだ」
「いい事?……」
「来るかどうかは分からぬが、いばらがここへ訪ねてきた時に度肝を抜いてやろうと思ってな……」
サンドリヨンはそう言って草だらけの荒地に向かって片手を広げてみせた。
「!!……育てられる気になったのですね、花を……でも何故急に?」
「私は魔力を取り戻したい。その為には王室の者たちの覚えをよくせねばならぬ。老いぼれたちは自分の
分かる範囲で物事が進むのを好む……恭順の意思を示す為にはしおらしいマネをしてみせねばな……」
「……でも返してくれるかどうか分かりませんよ……女の浅知恵だと足元を見られるかも……」
「まあ、その時はその時だ。まず一歩を踏み出さねば何も始まらぬ……それにその事を人づてに聞いた
マリーセントに私が腑抜けになったと思い込ませる事も出来る」
サンドリヨンのその言葉にグラムダは息を呑んだ。この方は囮[おとり]になる気だ――そう考えているような
表情が浮かんでいた。
「……彼女は来るでしょうか、ここに……」
「ああ、来るはずだ……私から『鍵の力』の扱い方を聞き出すためにな。その時が来たらお前を危ない事に
巻き込むかも知れぬが、私は助けぬぞ」
「構いません……かつてのあなたもそうでしたが、人心を操り自分の野望をかなえようとする者に正義は
ありません。私のせいで今のあなたが彼女に屈服する事などあってはならないのです……」
「いい心掛けだ……」
これは自分と息子の事。この娘には関係ない。暇を取る口実を与える為にあえて冷たい言い方をした
サンドリヨンだったが、思いのほかグラムダは気丈だった。
戦士の目をしている。下女にしておくには惜しい――決意を語るグラムダの表情を見てサンドリヨンは思っ
た。そうでなければ魔力を封じられているとはいえ、稀代の暗黒魔女に仕える事は出来ないだろう。
サンドリヨンは不意にあの事について訊ねてみたくなった。“見苦しいもの”の意味を。遠まわしに。
「なあグラムダ……お前は私にどんな人間であって欲しい?」
「……そうですね……今は保留させて下さい……いつか、あなたが本来の力を取り戻した時に改めてお
話します……大事な事なので」
「そうか…本来の私にか……耳障りな話ならお前を花畑の肥やしにするぞ」
「やめて下さい! あなたとお子様のお世話が出来なくなるじゃありませんか!」
「冗談だ……さ、戻るぞ」
微笑みながらサンドリヨンは片手でグラムダの背を押して屋敷の方へ促[うなが]した。青年が愉快そう
に話しかける。
(何だかにぎやかになりそうだな……こういうのも悪くないだろう?)
(さあ……どうだかな)
歩きながらサンドリヨンは空に目を向けた。白くかすんでおよそ快晴とはいえない。だが閉ざされた暗闇
よりはマシだろう。
(悪く思うな鈴風草太……お前が気に掛けていたマレーンはもう戻らぬ……今の私はサンドリヨンとして
生きたいのだ……とうの昔にエルデの土に還ったお前にはどうでもいい事であろうがな……)
(終わり)
894 :
311:2009/02/04(水) 23:57:54 ID:beACU7i+
長丁場お付き合いいただいてありがとうございました。
この作品はあくまで私の『赤ずきん』二次創作世界の延長線上にあるもので、
原作に対してどうこう言う意図はありません。ご堪能いただけたでしょうか。
お疲れ様です
楽しませてもらいました
896 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 07:18:17 ID:4VRCMM6I
>477
897 :
6:2009/02/07(土) 12:21:56 ID:+8yrvsr1
897
898 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 23:53:11 ID:gmqgBwbo
899 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 00:16:05 ID:dAeBbM5U
900 :
476:2009/02/08(日) 06:28:13 ID:n3s2uN7m
901 :
481:2009/02/08(日) 08:47:06 ID:9UTl5RDv
902 :
482:2009/02/08(日) 15:25:42 ID:MEUpsZVe
903 :
6:2009/02/08(日) 21:26:45 ID:lT9qhWzJ
903
904 :
483:2009/02/09(月) 02:58:49 ID:Y9APlIXh
905 :
484:2009/02/09(月) 04:02:17 ID:6S/AiAPR
906 :
3:2009/02/09(月) 12:00:04 ID:m5z9Slvr
906
907 :
485:2009/02/09(月) 23:33:12 ID:lejiaFmI
908 :
2:2009/02/10(火) 00:11:42 ID:QZCfsPSp
486
あー、一人暮らしなんてそんなもんだろ。洗濯物ためこんでからコインランドリーだな
どうだかなあ?
縛られながら犯されたら案外感じちゃったりしたて・・・・
・・・・・ああ、そういえばそんな約束できてたんだっけか?忘れてた忘れてた
・・・とりあえず、えーっと・・・。首輪とリードつけて見るか?
つ首輪
・・・・動くなよ・・・と(カチャカチャ)
(ガーディは犬の首輪を装備した。)
・・・でリードもつけたほうがいいのか?
910 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 07:15:37 ID:UV48Cxag
残り90
911 :
486:2009/02/10(火) 12:14:54 ID:14OsU3ne
912 :
486:2009/02/10(火) 18:13:06 ID:UDArd118
912
たのしくなってきた
914 :
487:2009/02/10(火) 23:17:26 ID:V7LC2U/B
0
915 :
3:2009/02/11(水) 06:22:25 ID:yFOyRupe
915
916 :
25:2009/02/11(水) 16:16:04 ID:YoLZFdtG
916
917 :
488:2009/02/12(木) 03:16:26 ID:rwfIsL74
918 :
36:2009/02/12(木) 07:43:33 ID:hyF24Wgm
918
919 :
489:2009/02/12(木) 12:21:15 ID:UoqGnHnP
920 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 13:10:49 ID:Sig/20Ao
921 :
234:2009/02/12(木) 23:01:41 ID:qFf7bSOt
>567
922 :
235:2009/02/12(木) 23:46:41 ID:rvRob4Ko
923 :
229:2009/02/13(金) 03:34:23 ID:Pm/uHfzN
924 :
228:2009/02/13(金) 06:55:02 ID:rP595lew
925 :
49:2009/02/13(金) 23:35:37 ID:fAnmgITY
925
926 :
227:2009/02/14(土) 07:27:17 ID:Izx9jDhB
927 :
3:2009/02/14(土) 12:13:31 ID:xHeM4Jb7
927
928 :
226:2009/02/14(土) 17:13:33 ID:wq82iuDj
929 :
6:2009/02/14(土) 23:22:59 ID:g38C+hmB
930
930 :
225:2009/02/15(日) 06:24:24 ID:S1yyS4zY
何か…荒れて…る?
932 :
224:2009/02/15(日) 09:28:37 ID:WJEpLcz+
933 :
223:2009/02/15(日) 14:36:19 ID:dZF3Kcy9
934 :
212:2009/02/15(日) 21:12:26 ID:I0JVof1f
935 :
211:2009/02/16(月) 03:04:46 ID:TKpRD0dW
936 :
4:2009/02/16(月) 06:34:31 ID:x0mm9WTW
936
937 :
210:2009/02/16(月) 23:43:37 ID:Kd6kkXzh
938 :
209:2009/02/17(火) 03:14:24 ID:nhKy/3kB
939 :
203:2009/02/17(火) 07:07:39 ID:F+eBbBPS
940 :
208:2009/02/17(火) 23:04:11 ID:/XmeLrn0
残り60
941 :
207:2009/02/18(水) 07:57:44 ID:S3G8EWNd
942 :
206:2009/02/18(水) 12:23:09 ID:a5+XKJVZ
943 :
205:2009/02/18(水) 23:41:06 ID:fTupDELs
944 :
204:2009/02/19(木) 08:23:12 ID:1XkB2+of
945 :
5:2009/02/19(木) 12:22:21 ID:sPDQjKSx
945
ばっかじゃないの?
947 :
136:2009/02/19(木) 23:46:45 ID:RRYqG5zv
948 :
435:2009/02/20(金) 03:32:14 ID:tsFSzXEM
>79
949 :
135:2009/02/20(金) 08:21:37 ID:mynrU1F6
>97
950 :
134:2009/02/20(金) 23:56:41 ID:uaXSyar6
残り50
951 :
133:2009/02/25(水) 23:30:42 ID:hpLuAN/k
952 :
132:2009/02/26(木) 08:20:29 ID:lM6QaCA5
>4
953 :
131:2009/02/26(木) 12:28:13 ID:AKItp4S8
954 :
6:2009/02/26(木) 17:16:08 ID:oXo5QHID
954
955 :
130:2009/02/26(木) 20:26:30 ID:man7j0Iz
956 :
129:2009/02/27(金) 06:50:54 ID:1MtXpY6d
957 :
3:2009/02/27(金) 12:25:36 ID:oOe6axOd
957
次スレ建ててきますね
959 :
128:2009/02/27(金) 23:47:12 ID:jspUEfxL
>4
960 :
127:2009/02/28(土) 03:14:50 ID:J7TvI41g
残り40
961 :
126:2009/02/28(土) 06:54:47 ID:JcEJKH7P
>24
962 :
125:2009/02/28(土) 23:14:11 ID:i078+8Gw
>25
963 :
321:2009/03/01(日) 00:16:57 ID:IbIdBy5N
963
このまま埋めるのか?
つか次スレの準備ぐらいしようよ…
言い出しっぺ
速度的にもまだまだだろ
次スレいらないんじゃ……
問題は落ちた後に立てる奴がいるかどうかだな
970 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 07:28:57 ID:ZM3DuKAL
保守
これで生き残るだろうが、保守する意味あるのか?