実況パワフルプロ野球のSS Part9

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1名無しさん@ピンキー
ここはパワプロシリーズの萌えSSやエロSSを投稿するスレです
シリーズは一切問いません、SS職人さんは常時大歓迎
sage進行でお願いします(メール欄にsageと入れる)

■読み手へ…

・ キボンキボン騒がない。
・ 作品の批判は基本的に避ける。気に入らないならスルーしとこう、な!。
・ 他者の意見に不必要に食って掛からない。荒れる元です。
・ 「GJ!」とかだけじゃなく、具体的な感想があった方が書き手は喜びます。

■書き手へ…

・ リアルタイム投下は避ける(ローカルでまとめて一気に投稿すること)
・ 感想が無いからと言って文句言わない。
・ 書く前にあれこれ聞くより、まず投下しる!

■実況パワフルプロ野球シリーズ@2chエロパロ板まとめwiki
ttp://www11.atwiki.jp/pawaparo573/

■2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/

■前スレ 実況パワフルプロ野球のSS Part8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156257166/
2名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 23:32:42 ID:QWlDNqOm
■過去スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153770331/
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1132728262/
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123129951/l50
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1107074116/
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091349304/
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1066819061/
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1028/10280/1028039386.html

■関連スレ
実況パワフルプロ野球・Part18(半角二次元)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1167301424/
パワポケでエロパロ(エロパロ)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144385424/
実況パワフルプロ野球のノベゲーを作ろうの会(お絵描き・創作)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocg/1156005817/

■基本注意点
・基本的に、評価の対象になるのは著者ではなく作品。これ重要。

・「自分下手だけど書いたら叩かれないかな?」
 「こんなSS書こうと思うんだが需要あります?」
 といったの誘い受けレスはただウザいだけでなく流れも切るのでムード×。
 特に(´・ω・`)などの顔文字を使うと余計に構ってちゃん度が上がって評価マイナス。

・過疎ってる時ならともかく、SSの投下直後に雑談をするとチームプレイ×。
 上の誘い受けと重なると相乗効果で評価マイナス。
 ここはあくまでSSスレなのでTPOはわきまえましょう。

・どんなに面白いと思っても、レスをしないと気持ちは作者に伝わらない。
 ちゃんと読んでくれる人がいるとわかるのが作者にとって最高の報償。
 GJレスにちょっとでもいいから感想をつけるとセンス○、いいやつ。

・もし気に入らない作品であっても、ただ叩くだけのレスはしない。
 このスレを見ているということは、貴方にとっても
 作者さんにとって投稿しやすい雰囲気のスレになることが望ましいはず。
 書き込む前に、そのレスが本当に書き込むべきものなのかどうか、
 30…いや50秒考えましょう。
3名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 23:38:20 ID:FMtsbGs9
4名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 23:39:29 ID:MrKCmqAD
>>1
5名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 00:07:33 ID:mGcwOylT
>>1乙津蚊連
6名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 17:21:27 ID:pER7ytmS
>>1新スレ乙
7名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 18:00:37 ID:eTQUW0O7
>>1

さて、俺は今から、15禁風の萌えSSの出現を期待することとしよう。
8一番上は長男:2007/03/08(木) 01:19:16 ID:G3Wm3MtJ
>>1
9名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 17:14:32 ID:h3ivl4uN
RIKさんに期待
10名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 20:55:27 ID:Hm+BiOUT
たまにはポケキャラの小説にも期待
11名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 21:04:57 ID:mPzKETct
パート7で絵久ちゃんの小説あったけどあれどうなった?wiki保存されてない気が・・
12名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:36:16 ID:kwrQDyig
wikiは基本的に作者が更新するものだから
出来ないなら出来ないと本人に言ってもらわないとそのままになりがち
13名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 21:14:18 ID:0N1KT81i
>>10
ポケはポケのスレがあるので。
14名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 21:17:15 ID:tGLygpTu
滅茶苦茶過疎ってるがな。
15名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 21:41:41 ID:moRXoWLv
こっちも投稿が無いときは似たようなもんだ
そもそもポケは創作人口少ないし
まあ、別にこっちで投下したらダメなわけでもないから気にしないでいい
16名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 15:14:01 ID:eno+3IIL
来る者は拒まず、去る者は追わずの精神だな
17名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 18:50:40 ID:BQysmQMH
その精神に反するアフォが何人もいたことも事実
今回はそうならないことを祈る
18名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 00:09:28 ID:G2IVhBHP
絵久って絶対Mだよな。
19適当ですが何か?:2007/03/15(木) 12:38:52 ID:NB0baA5j
さぁ職人こい!
20名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:22:50 ID:jZQSngc+

         _,,..,,,,_ ∩
      / ,' 3 `| |ーっ
      l   ⊃ ⌒_つ
       `'ー---‐'''''
このみずき編で住民の股間をルパンするよ(ふくもる)
21名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:23:29 ID:jZQSngc+

(これまでのあらすじ)
あ…ありのまま 起こった事を話すぜ!(ポルry

 『俺はあおいちゃんと特訓していた筈だがいつのまにかセクロスしていた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
 おれも何をされたのかわからなかった…

   頭がどうにかなりそうだった…

それなんてエロゲ?とか
  最終的に和姦っぽくなっていたとか
 そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしい…『ああ、あおいちゃんの中すごくあったかいナリ…』の片鱗を味わったぜ


「今日はスタミナ特訓をします」
いつもの球場内のいつもの練習施設で、あおいと義経は落ち合う約束をしていた。
「昔も今も、人は体力の限界を超えた境地に底力を秘めているからね。そこで今日は射精特訓をします」
「は……? 射精?」
「うん。義経君をアトリエかぐや作品並みに搾りまくるから、義経君はひたすら耐えてね」
もはや特訓どころか野球ってレベルじゃねーぞ、と義経は思った。
…まあ、処女だった女の子が初体験後、人が変わったようにエロエロになる…というケースは、
何もフィクションの世界だけではないらしいが…、筆者は一生そういう世界には関われないと確信している。

「過ぎた快楽は逆に負担になるし、眠った力を限界を味わう事によって引き出すのは常套手段でしょ」
役得であるのは間違いないが、これを特訓と判断していいのか、義経は思う。
「それとも……ボクじゃ…いや?」あおいは潤んだ目で義経を見つめる…。
(うわあああああっ!! そんな目で見つめられたら断れないじゃないかぁ…!)
「…やらせていただきます」
「うん…。それじゃ、今日は助っ人も連れてきてるから、そろそろ着く頃だけど……」
22名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:24:16 ID:jZQSngc+

「すいません! 遅れましたぁ!」
慌しく施設内に入ってきたのは……、

「み、みずき…ちゃん?」
そう、キャットハンズの紅二点の片割れ、前年のドラ1ルーキーにして二人目の球界女子プロ野球選手、
橘みずきその人だった。

「すいませ〜ん、あおい先輩。球場前で矢部メガネの奴が…、
 『パワリン おいしい でやんす』
 『それは タミフル です』
 …なんて不謹慎なことやってたからこいつでティウンティウンティウンティウン…してきたんですよ」

そう言って取り出したのは血濡れの精神注入棒だった。なんか脳漿っぽいのが混じってる気がするが錯覚だろう。
「あ、あおいちゃん、み…みずきちゃんがここにくるってことは……」
「…う、うん。昨日のこと、ぜんぶ…みずきに喋っちゃった」
「あおい先輩がいつもと様子が違うんで小一時間問い詰めたら吐いちゃったんですよ、先輩押しに弱いですから」
しかしみずきちゃんは怒っているようには見えない。むしろ嬉しそうに見える。

「あおい先輩が体を張ってるわけですからね〜、ここはわたしも協力しないと! と思って」
「……いいの? みずきちゃん。あおいちゃんと一緒に…ってことになるけど…」
「そりゃもう! わたしとあおい先輩は赤い鎖でがんじ絡めですから!」
「も、もぅ…みずきったら(そのポジションは既にはるかが占拠してるのに…)」
どうやら二人は(性的な意味で)只ならぬ関係らしい、義経はそう確信した。
まあ普段から先輩先輩となついていたし、仲良かったし、でも百合の花が咲き乱れるほど発展してたとは…。

「ま、あおい先輩が認めた男の人なら、しょうがないですからねー、その代わり…」
みずきちゃんの眼光が怪しく光った。小悪魔全快の、あの瞳だ。

「わたしもたっぷり御裾分けさせてもらいますからね!」
23名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:25:07 ID:jZQSngc+

「うわぁ……これはなかなか豪快な福盛ですねぇー…」
「うん。太くて、固くて、大きくて、凄いんだよ。義経君のおちんぽ…」
成すがまま二人に押し倒され、裸にひん剥かれた義経の股間に、あおいとみずきの舌が襲い掛かる。
「んっ…ちゅ…んん…ふぁ……ちゅぅ……はむっ……ちゅ…」あおいは舌と唇を使って丹念に亀頭部分をしごき、
「はむっ………んーー………ちゅぅぅぅ…れろぉ…ん…ちゅ」みずきは玉袋を優しく揉みながら竿を舐めあげる。

球界の紅二点、それもとびきりの美少女のWフェラに、義経は嫌でも高められる……。
(う、うわっ…うわわわ……何これ…上手すぎ……こんなの、耐えられない!)

「……ん、先輩…腰が前に出てきてますよ。イきたくて仕方ないんですね…」
「ひょしふぅねくん…、これはスタミナ練習だから、我慢しなくていいんだからね…」
「だ…駄目…! 出るっ…出るっっっ!!」

どぴゅ……どくどく…どぷっ…!

プライベートで体のあちこちを舐めあっている二人にかかれば、
男を射精させるなど5クリックで終わるエロシーンも同然だった。決して早漏なわけではない。あしからず。
「うほっ、先輩、たくさん出しましたね〜。どれどれ…」
精道から吹き出た白濁液が、二人の顔をベトベトに濡らす。みずきその一滴を指ですくい、口へ運ぶ。
「ペロッ……これは精液!」みずきは精液を一舐めした。その瞬間、固まった。

「こ、これは……! イガイガとした喉越し、プルプルとした舌触り、亜鉛100%な苦味…!
 凄いです! これは特上の中の特上です! 料理でいうと海原雄山が「ぬぅ…」と唸るほどの至高の味です。
 精液が舌の上でシャッキリポーンと踊りますよ!!」
言葉の意味はよくわからないがとにかく凄い精液だと言いたいらしい。
「それじゃ義経君、第二ラウンドいくね…」
休む間を与えず、あおいは再度義経の矢野さんにかぷりついた。
「あん、あおい先輩、今度はわたしに先っぽやらせてくださいよ」

(何という快楽…! 舐められた瞬間ドピュドピュしてしまった…。俺は間違いなく腎虚になる)
義経の脳裏に 人生オワタ\(^o^)/ が浮かんでは消えていった…。
24名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:26:12 ID:jZQSngc+

「ふふふー、こっちの穴を刺激すればいっぱい出るかも……」
みずきは義経の尻の穴に指を入れた。
「あ……駄目、みずき! そこは義経君のトラウマスイッチ…!」
「アッー!! ……あ……あぁ…………ぁぁぁ…………」
あおいの警告は一歩遅かった…。触れてはいけない穴を刺激された義経は途端に力を失い、
あれほどみなぎっていた矢野さんは水でふやけたアンパンマンのようにしなびていった……。

「……欝田氏脳……」 ばたっ。

「ああっ、義経先輩が大晦日の曙のように…!」
「そんなこと言ってる場合じゃないよみずき! ああ、義経君、しっかりしてよぉ」

戦闘力を失い、カツノリ並に弱体化した義経のおちんぽを、あおいちゃんはゆっくりと口に含む…。
カリの部分を唇で包み込み、舌先で尿道を刺激しながら、竿部分を優しく揉みあげる。
「ふぉひぃふねふぅん、ひゃいひょぉふ……?」
カツノリを咥えながら、上目遣いであおいは義経を見上げる。
その献身的な舌使いに、義経のカツノリはピクピクと反応し始める…。
(……もう一息、かな)
あおいはユニフォームの上を脱ぎ、胸でカツノリを挟み込み、ゆっくりとしごく…。
突き出た亀頭を舌先でちろちろと舐めながら、ゆったりとした動きで刺激を与え続けていくと……、

おめでとう! カツノリは ふくもるに しんかした!!

「…おっきくなったよ」
「うん、ありがとう…」
よしつねの しんのチンポは ふっかつした。こかんに ちからが くわわる くわわる!
「でも、プロ野球選手として、弱点があるっていうのはまずいよね…」
あおいちゃんは立ち上がり、ズボンとパンツをいっぺんに脱いだ。
そして、四つん這いになると指で菊門を開き、義経を誘う…。
「あ、あおいちゃん…?」
「…義経君、こっちに…お尻に……義経君のおっきいのを挿れて…」
お尻に受けた傷は…お尻によって癒すしかないとボク思うんだ。だから……ボクのここを使って…」
25名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:27:09 ID:jZQSngc+

あおいはここに来る前に挑戦状…もとい、腸洗浄して、準備を整えてきた。
「で、でも……」義経は躊躇する。あの時に受けた恥辱と苦痛、それをあおいちゃんが受けるというのだ。
義経にとって、あのひと時はまさに地獄だった。快感など著作物の世界、ただ死ぬほど痛いだけの情事…。
(こんな屈辱……くやしい……ビクビク……でも、感じ……ねーよwwwwwwwwwwqwせdrftgyふじこ!)

義経の心の中で天使と悪魔が激しく葛藤を始めたが、サイレントマジョリティを考慮にいれた結果、
あおいのアナルをふくもるで貫く方がいいと結論が出た。あたりまえの話だよね。

ずぷっ……ずぷぷっ…!

「ん……に…ゃああっ…ああっ…くっ…うぅ…!」
あおいの菊門に、義経のふくもるが深々と差し込まれた。
男性器を模ったブツを突っ込まれたことはしょっちゅうのあおいだが、ナマの男性器は初めてだった。
「あおいちゃん……大丈夫……じゃないよね?」
「平気…だよ、でも…義経君のおっきいから…ボクの括約筋切れて、うんち垂れ流しになっちゃうかも…」
「……そうならないように、出来るだけゆっくり動くから」
ここまで来たら毒を喰らわば皿まで、義経はあおいの尻を掴み、律動を開始する。
「あっ……ぐ…うぁ…ふあ…ぁっ…ん…あぁ…ぁ…凄いよぉ…ボクの腸…義経君の…で…っ!」
馴れてないことを計算に入れても、やはり元は出す為だけの器官ゆえか、苦痛の方が強い。
義経はそんなあおいちゃんの表情から全てを察し、小刻みに動かしながら早めに出そうとする…。
「あおいちゃん……イクよ…出す…から!」
「えっ……!? あっ…ああああっ!」
言うより早く、義経はあおいのお尻に白濁液をぶちまけた。

「ごめん、あおいちゃん。お尻の締め付けが強すぎて、全然もたなかったよ」
「……。……ばか。嘘つかなくてもいいのに…」
(気遣ってくれたのは分かるけど、これじゃボクのほうが欲求不満になっちゃうよぉ……)
「あおいちゃん……」
「なあに…? したり…ないの…?」
「うん。だからさ、今度は……あおいちゃんのおまんこでさせてよ」
26名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:28:17 ID:jZQSngc+

義経はあおいを抱き寄せながら、座位の体勢にもっていく。互いの体を限界まで密着させ、そして…、
「あっ…にぃ…や…ぁ…!!」
あおいは義経の首と腰にしがみ付きながら、動きに合わせて腰を振る…。
ゆっくりとした動きながら膣内を縦横無尽に動き回る義経のふくもるに、あおいの口から快感の声が洩れる。
「んん……もっと、激しく…動いて…も…いい、のに…」
「…さっき、我慢してたけど、痛かったでしょ? だから、ゆっくりしてあげる」
「っ…ふあぁ……んっ…! よしつねくぅ…ん、優しい…ね……あぁ…ん…」

「うわぁ…あおい先輩、気持ちよさそう…! 義経先輩に、前も後ろもかき回されて……ご、ごくり」
放置プレイと化したみずきは、二人のえっちを見つめながら、股間をもぞもぞさせていた。
「あっ…にゃ……はぁっ…ぅ…うぅ…ん…っあ……ああ……い、いいよぉ…おちんぽ…気持ちイイよぉ…」
「…可愛いよ…あおいちゃん…こんなに俺に応えてくれて…」
「っ…! あっ、にゃ、ぅぅん…! ああっ! はぁ…ん!」可愛いの声に反応し、あおいの膣が急激に絞まる。
義経が耳元に息を吹きかける度、首筋にキスをする度、あおいの膣は義経を搾り取ろうと強く収縮する…。
「ぅぅ…んん…! ああっ! だめ…らめ…よしづねくん……ボク、もぅ…もひゃなぃよ…ぉ…!」
「…お、おれも!」
「ああっ…! よぃつね、ぐん…いっじょに…いしょぉにぃ…イこ……ああああ…ふわぁぁぁぁっ…ああああっ!」


「………ううう……むむむ……! こらぁ〜! もう、ずるいですよ! あおい先輩も義経先輩も!」
同時に達して恍惚としている二人を、いつのまにやら全裸になっていたみずきが一喝する。
「こんな放置されて……もう我慢できませんよ! こんどは、わたしの番ですからね!」
……言うなり、気合一発二人を強引にひっぺがす。よく見たらあおいちゃん、失神してるしw
(えっ…ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwww待って、待って! 俺、こんな早くされたら本気で死ねる…!)
「うっ…くそ! また暴れだしやがった!静まれ…静まりやがれ!」
義経は怪我もしてない左腕を抑えてうずくまる。
「……何してるんですか?」
「っふ…邪気眼を持たぬ物にはわからんだろう…」
「ふうん…、じゃあそのきれいな目玉を吹っ飛ばしてやる!」

ぐちゃ。

「うぎゃあ〜〜〜〜〜目がぁ〜〜! 目がぁ〜〜〜〜〜!」
「そんなボケられるんだったら、まだ余裕ですよね」
「う、うん……」
おあとがよろしいようで。
27名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:29:30 ID:jZQSngc+

みずきは義経を押し倒し、騎乗位の体勢にもっていく。そして義経のふくもるに狙いを定め……挿入した。
「ああっ……くふぅ…!」
二人の交わりに興奮したのか、みずきの膣は既にトロ肉状態だった。
「ふふー、わたし騎乗位って好きなんですよ。相手を征服してるみたいで」
「そ、そう……」
「先輩、今日はこのまま、抜かずに10発ぐらいイッてもらいますからね!」
お手柔らかに…というより先に、みずきは初っ端からアクセル全快で腰を振る。
「…あっ…ふわっ…んっ…っぅ…あ…あん…あっ…ひゃ…あっ! っ! あん! ああっ!
 す、凄…先…輩…の…福…盛…具合…が…す…凄…凄…い…! んああっ! ひゃぁん!」
「うわっ……み、みずき……ちゃん…激し…激しすぎ…だよっ!」
「それ、が、いい…んじゃ…ない、です…かぁ…! こんな…いいの…滅多に…できな…い…ですし…ね!」
余程義経のふくもるが気に入ったのか、みずきは狂ったように腰を振る。
既に互いの体からは玉のような汗が吹き出ており、その速度はヘルニアになるほどのペースだった。
「うっ…やば…出…出……でっていうwwwwwwww!」
「この…状況で……クソガリヨッシーなんて…余裕…です…ね…! 果てさせて…あげます…よ!」
みずきは蜜壷を万力並みに締め上げながら、16連射の速度で腰を振る…!

どぴゅぴゅ…どぷっ…どくどくっ……!

「うわっ…! ぁぁ…………凄い…こんな…いっぱい……でも、先輩の福盛、かっちかちで…ふにぃ…やぁ」
「み…みずきちゃ…ん、お願いだから…少し休ませて…」
「何勘違いしてるんですか先輩! まだわたしのバトルフェイズは終了してませんよ!」
その後もみずきちゃんはバーサーカーソウル発動したまま義経の上でずっと俺のターンだった。
さらに復活したあおいちゃんも加わり、コンタクト融合した紅二点との本格的な3Pが始まったという…。



「はぁ……はぁ……はぁ……ぁぁ〜〜……………………視界が…カオスってるなぁ……」
「んにゃぁ……ボク…めちゃ…めちゃ…に、イかされ…ちゃった…よぉ……」
「ぁぁ…あぁ…ぁ…わたし、もう……ぎぶあっぷですぅ……」


……結局、義経はその後「レッツゴー!陰陽師」のアクセス数ほど射精させられたそうな…。
どーまんせーまん。おーまんこーまん。
28名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:55:20 ID:1PcSYssS
……GJ
29名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 22:22:55 ID:jBXeBsxI
作者がナマハメそのままな展開を使ってるのは
ギャグ注入しすぎでエロが書けないからなのか
とりあえず面白いけどエロさは0だな
30名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 22:48:47 ID:rXTsGoTf
GJ!!
クリムゾンのくだりテラワロスw

31名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 00:18:08 ID:pQf+hwLI
>>20
お前さては半角スレの常連だなw
32名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 14:12:54 ID:faPJ0PHN
確かに、ナマハメだなぁ。
面白さはGJだが、もうちょっとオリジナルの要素が欲しいかも。
33名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 19:45:06 ID:QVUcxfjU
ずっと俺のターンワロタ
34名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 01:53:08 ID:4Oi+8jmI
まとめwiki見てみたら、面白くなりそうだけど放置されてるのが多いな、もったいね
35名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 13:33:29 ID:11Esk5a5
絵久タソの小説ってないのかな?
探しても見つからない・・
36名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 14:43:15 ID:HOfeNP//
>>35
6スレか7スレぐらいにあったような覚えが
37名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 17:59:20 ID:RjASksrk
7だね。ただもう普通には見れない。
38名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 19:45:52 ID:polq1j34
みみずん検索でググレ
ちゃんとログも見れることを確認した
39名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 06:08:16 ID:K8HvrBk2
ログも見れるってどういうこと?
40名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 20:25:34 ID:pwTeS+wz
どうしてあおいちゃんには羞恥プレイが似合うんだろか
41名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 16:22:57 ID:hnrvkfaq
気が強いからだろ。
42名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 21:08:58 ID:ghuyc+S+
あおいちゃんって本当に気が強いのかな
押しに弱いしすぐにしょげるしむしろ気弱な面の方が目立つ
グーが出るのも気心の知れた主人公と矢部くらいなもんだし
43名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 01:56:41 ID:EDYwY/cS
>>42
分かってないなキミは。
気が強いが、心根はきちんと女性。
そこがいいんじゃないか。
44名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 07:52:01 ID:Xlg7XV3w
本当はすごく脆くて弱いんだけど、気丈に振る舞って弱さを隠す、でもやっぱり弱い
そんなところがテラカワイス
45名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 07:57:48 ID:DdG4IAyt
短気ついてるけどな
46名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 14:06:11 ID:hX2QBO7p
カッとなって手を出しちゃうんだけど
後でものすごく落ち込んじゃうあおいかわいいよあおい
47適当ですが何か?:2007/03/20(火) 18:40:35 ID:LRVfhgdi
保守
48名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:06:08 ID:kNfQX7y5
ぶっちゃけあおいちゃんになら殴られようが何されようが構わない
むしろそれくらいのほうが良い関係に思える
そんな関係でいられた主人公や矢部氏ねがうらやましい
49名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:56:36 ID:UQvIYIhi
あおいちゃんになら踏まれても噛まれても平気(;´Д`)ハァハァ
50名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 06:36:58 ID:8Suy5lDF
アンダーで130キロ(笑)
51名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 00:43:38 ID:1AnC3jC8
あおいちゃんにナニを踏まれるSSがwikiにあったような
52名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:14:05 ID:I6DDtdN7
>>51
あれはエロいけど矢部氏ねだからなぁ…
53名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 01:07:35 ID:Q5xk0G6w
聖があまり無いな。書こうか?
54名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 01:08:13 ID:BhB0LM/5
>>53
是非!!
55名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 01:21:37 ID:Q5xk0G6w
>>54
早い。その心意気に打たれた。
シチュとか希望あればどぞ。
俺のインスピレーションくすぐってくれ。
56名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 13:11:56 ID:TSVaYQf8
「この棒をしゃぶると甘いものが出てくるよ」
の言葉に見事にだまされちゃうおバカひじりん希望
57名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 15:42:59 ID:5hc7oQmk
精神集中棒だ!とか言われて
みずきちゃんにバイブ挿されたりする聖たんハァハァ
58名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 20:39:38 ID:TSVaYQf8
精液注入棒ネタもよさげ
59名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:08:53 ID:/lhDoSfY

         _,,..,,,,_ ∩
      / ,' 3 `| |ーっ
      l   ⊃ ⌒_つ
       `'ー---‐'''''
最終話 肉棒を膣に 全てを終わらせる時…! まとめWiki掲載は、現在未定です。(ふくもる)
60名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:09:59 ID:/lhDoSfY

(これまでのあらすじ)
義経「チクショオオオオ!くらえ麗奈!エターナルフォースピストンクラッシュ!」
麗奈「いきますわ義経様!わたくしは実は13で一番いらない子扱いされてますわよオオ!」
(ズババババ)
麗奈「アッーーー!こ このパワプロ界のステカセキングと呼ばれるわたくしが…こんな殿方に…そ…そんなアアアアアア」
(ドドドドド)
麗奈「やられましたわあああ」
あおい「麗奈がやられちゃったようだね…」
みずき「フフフ…麗奈は歴代彼女でも屈指の不人気…」
聖「もぐもぐ……きんつば、おいしい…」
義経「くらええええ!」
(まそっぷ)
3人「うわああああああ」
義経「やった…ついに四天王を倒したぞ…これで七瀬はるかのいる劇団近未来の扉が開かれる!!」
はるか「よく来ましたナマハメマスターヨシツネ…待っていました…」
(ギイイイイイイ)
義経「こ…ここが劇団近未来だったのか…! 感じる…コ○ミの策略を…」
ベルゼバブ「ヨシツネさん…戦う前に一つ言っておきます 私は住民の間で『腹黒Sキャラ』扱いされてますが、元は病弱娘ですから」
義経「な 何だって!?」
はるか「そして早川あおいもMキャラの座が確立してるけどただの純情っ子なだけ あとは私をイカせるだけですねムフフフフ…」
(ゴゴゴゴ)
義経「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある 「あおいタンを彼女に」と願い続けてきたが一度もそんな展開はなかったぜ!(泣)」
はるか「そうですか」
義経「ウオオオいくぞオオオ!」
はるか「さあ来いヨシツネ!」


あおい「……最終回じゃないよ。もうちょっとだけ続くから」
61名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:10:39 ID:/lhDoSfY

「今日は守備特訓ね」
いつもの練習場、いつもの二人にみずきも加わり、今日も特訓が始まろうとしていた。
昨日のビルドパワリン一番搾りの効果もあり、あおいとみずきの肌はつやつやのテカテカだった。
一方の義経は腎虚が心配されたが……、義経のジェパンニは一晩で復活してくれました。

「さて、今日の課題は『守備』なんだけど……わたしもみずきも投手だし、ちょっと力不足なのよね…」
「でも、わたしがとっておきの守備のスペシャリストを紹介できますから、その点は問題ないですよ!」
「え、だれ誰? 川相さん? 井端さん?」
「それはですね〜…………ヌフフフフ…」怪しげなルパン笑いをしながら、みずきは二人を焦らす。
するとそこへ……、
「……すまない、きゃっとはんずの、室内練習場はここでいいのか?」
3人が振り向いた先には、着物姿に身を包んだ、見目麗しき美少女が佇んでいた。


「紹介しますね。六道聖。聖タチバナ学園3年生でチームのキャプテン! わたしの後輩なんです」
「よ…よろしくお願いします…だ」礼儀良くお辞儀する。
(六道聖……知ってるのか雷電!? って、一人でボケツッコミするのは寒いな)
三人目の球界女子プロ野球選手当確とされる、凄腕の捕手の噂…。おそらく彼女で間違いないだろう。

(…ええ、その時はただの先輩後輩の間柄だと思いました。それがまさか、あんな事になるなんて…)
 ↑世界まるみえ風
62名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:11:13 ID:/lhDoSfY

「それじゃ、準備に入りましょうか。ところで、聖……」
「…!!っな…ぁ!」
みずきの何気ない声に、聖はびくんと体を震わせて反応する。
良く見れば、頬は紅いし、額に汗は滲んでいるし、どこか様子がおかしい。
「大丈夫、聖ちゃん…だっけ? 何だか体調悪そうだけど…」
「ち、違う…! ん、だ…こ、これは…そ、その…」
聖は顔を真っ赤にしながら否定する。そういえば、さっきから下半身を随分もじもじさせてるような……、
「その様子だと、ちゃ〜んと言われた通り仕込んできたみたいね」
「……っ……」
「ふふ〜ん。それじゃ、義経先輩にご開帳〜」
みずきは聖の着物の裾を掴み、一気にたくし上げた。すると、そこには…、

パ ン ツ は い て な い + バ イ ブ ぶ っ 挿 し

着物の時は下着を履かないのはよくある……ってレベルじゃないアレな光景が一同の眼の奥に焼きついた。
「うっ…ひっく……ひ、酷いぞ…みず…き…。こ、こんな…格好で、…球場まで、来…いなん…て」
「ふ〜ん、そんなこと言っても素直に従うんだから…聖って可愛いよね〜」そう言いながら、バイブを抜き差しする。
「…ぁぁ…あああっ…! や、…やめ…て…」
「口では拒否しても体は正直よね〜。こんなにえっちなおつゆ垂れ流して…」
「いっ……やぁ…! だめ…みず……動かさない…で」

(こ…これは……なんと官能的な光景…着物たくし上げ&ノーパン&バイブの無双三段…!)
(み、みずきってば、後輩にこんなこと……で、でも、ちょっとうらやましいかも……って、やだ! ボク、何を…)

場が一転、ピンク色の百合が咲き乱れる花園と化した中、義経とあおいはモヤモヤと興奮していた。
次期女性プロ野球選手候補は、先輩の熱烈な指導の末、立派な肉奴隷へと成長していたのである…。
63名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:12:07 ID:/lhDoSfY

「それじゃ、守備特訓の準備といきますね」
みずきは聖をマウンドに連れて行き、パイプ椅子に座らせる。
「まず、このローションをたっぷり塗ったアナルビーズを…前に! ずぶずぶっと…」
「……っ!! あっ…あぁ…!」
「そして勿論、後ろの方にも、ずぶずぶっと…」
「……っ!! やっ…なぁ…!」
「…で、この止め具を外して、糸を抜けば……はい、肉製ビーズノック聖Verの完成〜!」

「さあ、義経先輩。ノックの時間ですよ!」
「え…えぇ……あの、これは…」
「聖が膣圧でビーズをぽーんぽーんって飛ばしますから、先輩は口でキャッチしてください。ま、ノックの一種ですね」
これをノックのカテゴリーに入れるのは野球に対する冒涜というか…こんなの場末のAVでもやらないぞ、と義経は思った。
「あ、ちなみに一個でもミスったら、最初からやり直しですから」
「え…!?」「…なー…っ!」
二人は驚く。こんな特訓、ずっと続けるわけにはいかない。義経も勿論だが、聖には負担が重過ぎる。
「よ、義経、先…輩…。お、お願い…だ…。わたしを…解放し…て…く、れ…」
聖ちゃんは泣きそうな顔で義経に懇願する。顔も、肌も、蜜壷も、快感で焼けそうなほど紅くなっていた。
このままだと快感で脳が焼け焦げてみさくら語でしか喋れなくなるとか…とにかく深刻なことになりかねない様子だ。
(こりゃ、失敗するわけにはいかないな…)
かくして、義経スタンバイと同時に、特訓は開始された。

ぽーん! 「おっと…と」
突如飛び出したビーズを、義経は無難に口でキャッチする。とりあえず出だしは順調…。
「ほらほら聖、連続で出さないと特訓にならないでしょ」
「そ……そんなこと…言っ……なぁ…!」
背後からみずきに乳を揉みしだかれ、快感に身を翻しながら聖は、2発、3発とビーズを下半身から射出する。

「わっ…わわ! …って、あ、お」
「中々の反射神経ですね〜先輩。でも、そんな猿が小躍りしてるようなフィールディングじゃ、時間の問題ですね」
「……っ! みず……わ、たし…あっ…ああ!」
64名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:13:10 ID:/lhDoSfY

(どうする…………あ、そういえば一流の野手は捕手の構えとサインであらかじめ来る位置を読むっていうけど……)
しかし不規則に飛び出すアナルビーズに、サインもクソもない。これだけの荒れ球を予測することは……、
(……いや、出来る! 注目すべき場所…それは膣と肛門の先…!肉の動きと濡れ具合で軌道を読むんだ!)
書いてる側も阿呆らしくて萎えそうだが、ここ数日の特訓で自然とクソ度胸がついた義経は本気だった。

「な……ぁ…よ、義経、先…輩。あまり…凝視しないで…は、恥ずかし…!」
義経は構わない。ただ一点を凝視し、集中する。肉の奥から丸い物体が顔を出し、愛液でぬるりと軌道を変える…。
「……読めたっ!」 サッ! ぱくっ。
「あ、今のは上手い」あおいが感嘆する。それだけ今の超反応は素晴らしかった。
(いける……アナルビーズが、止まってみえるぜ…!)
ポーン!ポーン!とポップコーンのように右へ左へ弾け飛ぶアナルビーズを、義経は的確な読みとスピードで捉えていく。
頭上を取られても慌てず、飛ばし損ねもダイビングキャッチでしのぎ、すぐさま体勢を立て直す。
そして当然の如く省略。
「……………………ぱくっ…………ぷっ、と!」最後の一投を口で掴み、ぺっと吐き出す。
義経は最初の一戦目で見事パーフェクトプレイをやってのけた。

「流石ですね〜先輩。わたしとしては2、3度は失敗してほしかったんだけど…」
「ひ……酷すぎる…ぞ、みず…き、あまり…いじめたら…わ、わたし…は」
「それじゃ、念願のご褒美タ〜イム! 先輩、聖のとろとろおまんこ、存分に貫いちゃっていいですよ」
「え…ええええっ!? ちょwwwwwさすがにそれは…」
「いいんですよ、先輩。それに……ほら、聖ったら、もう限界みたいですし〜」
改めて聖を見る。散々に焦らされて、辱められて、もう快感で壊れかける寸前だった。
「あ……ああぁぁああっ……体が…疼く…! も、もう…もたん…! 先…輩…お願いだ! 抱いてくれ…ぇ…!」

(いや、待てよ。聖ちゃんって高校生じゃないのか? ヤッちゃうのは問題あるだろ…常識的に考えて)
(このおはなしのとうじょうじんぶつは、すべて18さいいじょうだよ、おにいちゃん)←天の声
(あ、そうか。なら問題ないな)←グレーゾーンどころか真っ黒
65名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:14:22 ID:/lhDoSfY

「んんっ……な……あぁっ!」
義経は矢野さんを聖の膣に突き入れた。
作り物ではない、本物の男性器を体の中に埋められた聖は、全身を痙攣させながら感触を味わう。
「こ……これ…が、よ…義経先…輩の…肉棒…! す…凄…い!」
「…聖ちゃん、大丈夫?」
「ん…お気遣い…感謝します…だ…!」
……そう言いながらも、聖ちゃんの膣はぎゅぎゅん!と勢い良く絞まる。
義経の矢野さんを、強く、暖かく、柔らかく包み込みながら、奥へ扇動するように動く…。
(くっ……! す、凄い名器だ…! 挿れてるだけでめちゃくちゃ気持ちよくて…これじゃ動かないほうが辛いぞ…)
「それより…先輩、挿れたまま、は…辛い…だろう? う…動いてくれ…!」
「え…う、うん。でも聖ちゃんはいいの? ここからは特訓でも何でもないけど」
「勿論…だ。六道家の名に…かけて…必ず…や…先輩を、満…足させる…か…ら」
「…分かった。それじゃ聖ちゃん、動くよ…。辛かったらいつでも言ってね」

(しかし……、着崩れした和服の女の子とえっちするって…凄くエロいな)
そう思いながら、義経は聖の中で動き始めた。

「ひぅ…っ! ん…んっっ、ん〜…あっ! ああっ…あ、なぁ、あっ…んん…! ひゃぁ…っん…」
「うわ〜、聖ったら自分から腰動かして…やっらしい〜」
「ああっ……! だ、だって…、義経先輩の…肉棒が凄く、て…蜜壷……勝手に…擦っ…て…!」
聖は甘えたようなとろけた声を上げながら、下腹を震わせ義経の矢野さんを刺激する。
(うわ……! これが改良された女の子の膣か…なんか、男を喜ばせるテクを自然にやってるみたいな…!)
「あっ、ああっ…あん! ふわぁ…ん、んん…んっ! や…ぁ……ああっ…ん〜…っ!」
「うぁっ……はぁ…はぁ…や、やば…持たない…で、出そ…!」
「ぅ〜んん…あっ…ん! ああっ、あ、ひぃ…あっ…ぅん〜…ん、んっ、んんっ…あぁ!」
「ひ…聖ちゃ……ん! ちょっ……止まっ……っ! ああぁ…うあああっ!!」

義経はみずき曰く「特上」の精液を聖の膣にぶちまけた。
「ああっ……出ている…出て…いる、義経、先…輩の精液が、わたしの膣をいっぱいに、満たして…っん…」
「はぁ…はぁ…はぁ…こ、こんな膣…耐えられる男がいたら…見てみたいぜ…気持ち…良過ぎ…ぁぁ〜」
66名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:15:34 ID:/lhDoSfY

「あっ…ぅ……義経、先…輩…ぁ」
聖は義経の腰に手をあて、爪を立て、引き寄せるように腕を動か……そうとして止める。
「…………」
「…………」
「……聖ちゃん、ひょっとして…まだ足りない?」
「…なー! ん…………んうぅ………………」
答えるまでもなく、聖の蜜壷は矢野さんを放すまいと絡みつき抽送を促すように蠢く…。
「うぅ…ひっ…ひっく……わたしは……最低だ……先輩に、これだけ、情けを…かけられて…おきながら……」
自分の淫らさにさめざめと涙を零す…。その涙を、義経はキスで拭い、そっと唇を重ねた。
「先……輩…」
「いいよ、泣かなくて。俺も役得なだけだしさ。今日は聖ちゃんの気が済むまでしてあげるよ」
「せ、先輩…………うぅ…う、嬉しい……」なおも涙をポロポロと零しながら、聖は義経に抱きつく。

「ちょ、ちょっと、先輩! 聖ばかりずるいですよ。わたしたちにもしてください」
「……ね、ねえ、義経君……ぼ、ボク、二人がしてるの…見てたら…そ、その……」
あおいとみずきが頬を紅潮させながら懇願する。まあ二人とも、既に義経の矢野さんの虜だし、無理もないが。
「だ〜め、今は俺は聖ちゃんの相手をするの。二人は今まで通り百合っててね」
「え〜、…………ま、まあしょうがないか。それじゃあおい先輩、いっぱい舐めあいっこしましょうね!」
「え、ちょっとみず……ひゃぁん……にぃ…にゃぁ……ああ、ん…! いきなり…ちょ…らめぇ…」

「それじゃ、聖ちゃん。するから…」
「んっ…よろしく…頼み、ます…だ。……んっ…! ああっ…な、ふぁ…くっ…あぁ…あん…んっ…!」


六道聖は…
二度と普通の女の子に戻れなかった
野球選手と穴奴隷の中間の生命体となり、永遠と義経の矢野さんに貫かれるのだ…
そして元に戻りたいと思っても戻れないので
そのうち聖は考えるのをやめた


…………その後、
「よ、義経くん。今日は、ボクと…して……」
「先輩、今夜もいっぱいしましょうね!」
「……先輩、わ、私の淫心を…抑えて…くれないか…」

義経のナマハメなエロ野球はエンドレスに続く……。
67名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:16:20 ID:/lhDoSfY

         _,,..,,,,_ ∩
      / ,' 3 `| |ーっ
      l   ⊃ ⌒_つ
       `'ー---‐'''''
義経の精力が球界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!

今年も東北楽天ゴールデンイーグルスをよろしくお願いします(ふくもる)
68名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 01:00:51 ID:KBoH7yUc
聖・・・
(ノД`)
69名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 01:04:29 ID:thcWK1as
>>67
うむ。大儀であった!
70名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 10:16:04 ID:8cEnOaBy
wikiに是非保存してください。
71名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 12:34:03 ID:6nIcOJdJ
半角スレで誰かが言ってたけど、誰かあおいちゃん主人公のシリアス小説書いてくれまいか。
なかなか良い話になると思うんだ。
72名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 19:06:06 ID:RmHUHoly
>>67
GJ
着物ってエロイよね
73名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 23:02:30 ID:K3WX8deL
>>55
主人公と聖の純愛系エッチお願いします
74名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 00:19:52 ID:sK/GLxF4
マイライフで早矢におっきしたの俺だけ?
75名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 00:38:16 ID:hSBn+1JO
>>74

よう、俺。
76名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 01:40:44 ID:rjP2ltyC
>>74
ナカーマ
77名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 11:36:51 ID:sK/GLxF4
じゃあ掃除してる早矢を視姦してたのも?
78名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 18:25:58 ID:eUx06Ct3
ジャーマン、ふくもる
イーグルスからの出向多いな
79名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 19:51:55 ID:S0AU1/ED

                  _,,..,,,,_
          、,  ,,, 、,,  ./ ,' 3/⌒ヽ-、_   、 ,,  @
            、,   /l.  /____/   n   ヽ|ノ,,
       @   ,,, 、,,  ̄,, ̄ ̄ ̄ ̄,, ̄   ,,, 、,, 
       ヽ|ノ 、、,  ,, 、,,   , "  ,,  、、, ,,
     ここで唐突にまとめWiki掲載タイトル(ふくもる)
>80
80名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 22:03:29 ID:iwhkOMjY
実況生ハメエロ野球外伝
81名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 22:18:51 ID:0OxyNMzG
orz
82名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:22:44 ID:HVIiVSgC
とりあえず生中一番絞り、お通しはあっさり系が良いなハメ
83名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 00:01:01 ID:99moMBQg
なんかねぎまっぽいな。タイトル
84名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 01:00:14 ID:9VOme4RL
風呂男とかこれはひどい聖小説はいづこへ…
14がバグだらけでまた出るぞ〜
85名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 08:13:08 ID:jDb6xZa6
今度は新生代プロ編か、それとも番外(アカデミー・ドラフ島等)か、はたまたまた東條世代か。
どちらにしても聖は出て欲しいものだ
86名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:40:36 ID:c6FhyI1i
あおいちゃんのとある一日の続きが気になるんだが
87名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 09:57:35 ID:JzkQZPUE
RIKさんカモーンщ(゚Д゚щ)
88名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 15:02:28 ID:O9bXHtwq
あおいちゃん分が足りねいっ
89名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 19:23:47 ID:jc5fE50U
絵久で誰か・・・。
90名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 19:42:20 ID:eyu0iWbi
主あお…主あおが…欲しい…!!
91RIK:2007/04/01(日) 16:02:32 ID:gjHZIvBz
お久しぶりです。最近私生活が忙しくてあんまり書いてませんでした。
いずれあの二つは完成させたいと思いますので、ここから消えていないことだけを報告します。
92名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 17:22:55 ID:xVwm+r7X
>>91
wktkしながら待っとります
93名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 18:29:08 ID:Oh8uUhDh
まとめに過去作品と新たに投稿されている作品がある件について
94名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 21:32:57 ID:/5bz+UAy
絵久ちゃんって奥手奥手と言いつつ一番アグレッシブだよな
家宝渡すはるかちゃんも相当なもんだが婚姻届けは流石にないw
95あおいちゃんのとある一日:2007/04/04(水) 16:15:29 ID:rIr7hjz8

――八時

 アンダースローからあおいはボールを投げる。 現在、恋々高校野球部は朝練習中だ。
 あおいはキャッチボールで肩を温めた後、三十球ほど捕手に向かってボールを投げていた。
 捕手である彼は頷き、彼女に次の要求を宣言した。

「じゃあ今度はもう少し低めに投げようか」

 恋々高校正捕手でキャプテンである小波は、先ほどのコースより低目を要求した。
 あおいは彼の言葉に頷き、小波のミット目掛けてアンダースローでボールを投げる。
 彼が構えたミットの中にボールが吸い込まれた時には、彼のミットは一度も動かなかった。 思わず彼は唸った。

(今日は凄い集中と制球力だ。あの練習試合のショックはもう大丈夫かな、あおいちゃん)

 先ほどからあおいは、小波の構えた所に確実に投げてくる。
 完全にあおいの視線は此方に向いている。 ピッチングに集中している証拠だ。
 小波は今までこれほどまでに集中したあおいは見たこと無かった。

(いつもアレだけピッチングに集中していたら、練習試合どころか、本番も大丈夫なのにな……)

(そう言えば、はるかちゃんからあおいちゃんが特訓していると聴いたけど、その成果なのかな?)

 小波は何度も首を傾げながら、あおいの球を受けていた。

 当の本人は、集中して投げていた。 小波が思っている以上に集中していた。
 彼女のズボンの下。 現在、ノーパンだ。 いつもとは違う、妙な感じがする下半身。
 現在の彼女は、投球に集中しないと如何しても意識が下半身に行ってしまう。 そして、あの出来事を思い出してしまう。
 あの事=痴漢を忘れるには、練習を集中してするのが一番だと言う事を彼女は考えていた。

「………」

 アンダースローからボールを投げる。 再び小波のミットの中へ。
 練習中は、あの出来事を完全に忘れるほど集中していた。
96あおいちゃんのとある一日:2007/04/04(水) 16:16:01 ID:rIr7hjz8

――九時

 殆どの部員達は、練習を切り上げて学校の方へ戻っていた。
 最後まで練習していたあおいも、学校へ戻ろうとして部室の目の前に立っていた。
 勿論、順番は決まって最後。 男子達と着替えるわけにもいかない。
 あおいは部室のドアを開け、鍵を閉めた。

「はぁ……集中して疲れちゃったな……」
「お疲れ、あおい」
「あっ……、はるか」

 あおいの視線の先、笑顔のはるかが座っていた。
 あおいは早速ドアを閉めて、着替えようとする。 ……が、何か視線が気になった。
 何せはるかがあおいの姿をじろじろと眺めているからだ。 あおいは小恥ずかしく顔を俯いた。

 着替えようとユニフォームに手を掛ける。 早めに着替えて学校に戻りたい。
 その一心で脱いだその時だった。

「あおい……」
「ひゃっ!」

 はるかが後ろから手を掛けてきた。

「なっ、はるか、どうしたの……?」
「約束どおり、ノーブラノーパンで来たんだね」
「う……うん」

 顔を真っ赤に染めたあおいを見て、はるかは微笑んだ。
 その笑みは何かを考えているかのようにもあおいには見えた。

「じゃあ第二段階、今から行う事に絶対驚かないでね」
「う、うん」
「これはあおいの精神力を高めるための『練習』だから……」
「わ、分かっているよっ……」

 あおいは恐る恐るはるかに言った。
 するとはるかは、あおいの眼前にゆっくりと迫った。
97あおいちゃんのとある一日:2007/04/04(水) 16:18:07 ID:rIr7hjz8

「――ッ!」
「……ちゅ、ちゅぱっ……」

 はるかの唇が、舌が、あおいの口に侵食してきた。
 行き成りの行いに、あおいは途惑い、何も考えられなかった。
 とりあえず『驚かない』。 その事だけを肝に銘じ、彼女からの接吻を受けていた。

「ちゅ……んちゅ……」
「んー…、ン……ちゅぱ……ん、…ぅん…」

 その間はるかは、容赦なくあおいの口の中を奪っていく。
 濃厚と呼べる、先ほどの痴漢とは違うはるかの口づけ。 女の子特有の甘い香りが、彼女の口の中を充満させていった。
 一分か、何分か分からないが、ようやくはるかはあおいから唇を離した。

「ぷはっ! ……ハァ…ァ、…ハァ……」
「あおい、よく我慢できたね」
「だってこれが練習でしょ……。 ……じゃないとはるか、もっと酷いことするって」
「………」

 涙目の彼女を黙らせる為、はるかはもう一度、彼女の唇を奪った。
 二度目のキス、正確には三度目のキスに、あるものがあおいの中から膨れ上がってきた。
 それは彼女の中に潜んでいる快楽、性欲。
 最初は戸惑っていたあおいの顔が、次第にトロンとしてきた。
 七時の満員電車で一度燃え上がらせた性欲は、はるかの責めによって、再び一気に膨れ上がったのだ。

「ちゅぱ……んちゅ……ちゅぱ……んふぅ……」

 艶めいた声を漏らしているあおいの乳頭は、興奮しているのか綺麗に立っていた。
 しかしはるかはお構い無しと言わんばかりに、口づけを長い間続けていく。
 柔らかく艶めいた二つの唇が重なり合っている。
 甘い口づけに心を奪われ、あおいの興奮は更に膨らんで行った。
 どれ位足っただろうか。 彼女の時間間隔は完全に乱れ狂い、目の前の彼女にしか見えなくなっていた。

「うん、とりあえずこの時間帯は合格ね」

 唇を離した彼女がそう言った。
 あおいはゆっくりと彼女に倒れ掛かる。 かなり疲れていたようで、起き上がる気力も無さそうだ。
 はるかは満面の笑みで彼女の髪の毛を撫でた。
 その後、HR前のチャイムが鳴り響くまで、はるかとあおいの口づけは続いていた。
 その間あおいの興奮は収まることなく、更に膨れ上がっていった。
98あおいちゃんのとある一日:2007/04/04(水) 16:19:11 ID:rIr7hjz8

――HR前

 制服に着替えた二人はお手洗い室に居た。
 あおいは鏡の前で自分の顔を見る。 どう見ても完全に疲れきった顔だ。 酷い顔だ、自分でも思った。

 今日の出来事を振り返ると、電車ではあんなことされ、部室ではこんなことをされ。
 さっきのキスも……体全体が感じちゃった事も否定できない。
 そこまで振り返って頭をポカポカと叩いた。

(もー! ボクの馬鹿ー! それじゃただの変態じゃないかーっ! 何を考えているのーっ!?)
「あおい、疲れているの?」
「えっ? うん……まぁ、少し」
「でも駄目。 次の特訓があるんだから」

 あおいは脳天にクエスチョンマークを浮かべた。 羞恥心(精神)を我慢するのが、この二時間(七時〜九時)。
 今からHRがあり、十二時まで授業が続く。 昼の練習まで三時間以上の時間がある。

(一体何をする気なの……はるか……)

 あおいは様々な特訓を考えたが、分からない。
 ただ一つ分かっている事は、今まで経験したことが無い特訓が襲ってくる事だけだった。
 そして答えは、すぐに彼女の口から返って来た。

「これからは、あおいの打たれ強さ……つまり我慢を特訓するよ」
「でも今の時間帯じゃ授業だよ、特訓なんて出来ないんじゃ……」
「だからその為に、これをあおいに装着するの」

 はるかの言葉の次、彼女はポケットからあるものを取り出した。
 その瞬間、あおいは絶句した。 叫びたいと思ったが、友人のはるかの目の前、そんな事は出来ない。
 しかもこれは彼女流の特訓。 これを拒否するわけにはいかないのだ。
 あおいは仕方なく頷く。 それが彼女の地獄の始まりのチャイムであった。
99あおいちゃんのとある一日:2007/04/04(水) 16:20:12 ID:rIr7hjz8

――十時

 二時限目。 数学の授業。
 周りの生徒はペンをノートに走らせたり、寝ていたりしていた。 中には早弁をしている生徒もいた。
 そして彼女、早川あおいは辛そうな表情で俯いていた。
 机の上で少し体を震わせながら、誰にも気付かないように股をもじもじさせていた。
 スカートの下は、何も穿いていない。 勿論その意識もあるが……。

「………」

 大量に顔に掻いている汗。 半分は身体が熱くなってきた為、半分は冷や汗。 教科書を持っている手はカタカタと震えている。
 既に眼は虚ろ状態で、問題を考えるのは勿論、教科書を読んでいる余裕など無い。
 その理由は、彼女の股間にある異物が全てを物語っていた。

 ヴヴヴ……

(はるかぁ……確かにこれは我慢の特訓になると思うけど……!)

 彼女の股間には、僅かに振動しているピンク色のローターが挟まれていた。
 他の生徒達には聴こえないほどの振動音。 その分、刺激が弱くなるのも比例する。
 しかしはるかはリモコンを持っているようで、何時でも強さを調整出来る様だ。
 一時限目の授業から強い刺激と弱い刺激を繰り返され、彼女の膣は絶頂寸前まで来ているのだった。

(んあっ! 何かよく分からないけど、凄く股間が疼くよぉ……!)

 はるかには長い間キスをされている間だけでも、十分あおいの精神は興奮に包まれていた。
 更に股間にローターを加えられ、彼女の性感はますます敏感になっていた。
 性経験の無い彼女にとって、これほど刺激が強いものはかつて無かったのだ。

「……早川、聴いているのか?」

 考えるのも虚ろな彼女に、数学教師があおいに問題を当てていた。

「……へっ? あ、はい……」
「はい、じゃない。 お前が答える番だ」

 当てられたのに気付いてなかったあおいは、すぐさま立ち上がる。
 しかしそこにローターの刺激。 現在の振動は少ないものの、立ち上がっただけで膣にある玩具が彼女の身体に刺激を伝えた。
 少し股間を抑え気味に、あおいは首を振りながら答えた。

「………分かりません」
「ちゃんと考えろ……って早川、調子悪いのか? 顔が真っ青だぞ」
「……大丈夫です」
「そうか。 じゃあ次に当たった時はちゃんと考えておけよ」
「はい……」
100あおいちゃんのとある一日:2007/04/04(水) 16:21:41 ID:rIr7hjz8

 ゆっくりと席に座るあおい。 しかし快楽はすぐにやってきた。
 はるかがスイッチを回したのだ。 先ほどの振動より数倍も、何十倍も強いものがあおいに襲ってきた。

(んんっ! もう駄目……! 出ちゃうよぉ……)

 彼女が絶頂に向かえる直前には、玩具の振動は無くなっていた。
 最初の授業から、絶頂に到達しそうになりながら、絶妙なタイミングではるかはスイッチを切り替えてくるのだ。
 荒い息を整えようとあおいは酸素をたっぷり取り込んだ。 が、何時でもイキそうな股間は溢れんばかりの蜜でいっぱいだった。
 彼女はスカートの下を気にする仕種をする。 椅子から彼女の愛液が零れ落ちないようにと。
 ただ動くたびに動かないローターは刺激を繰り返す。 あおいは机に頭を横にして目を瞑った。

(早く……早く終わってよぉ……!!)

 あおいの心の叫びと共に、授業はゆっくりと進んで行った。


「……はぁ、はぁ…ァ…ハァ……」

 数学の授業の終了後、疎らになって行く生徒たちを尻目に、あおいは荒い声を吐き出した。
 これがまだ二時間続くと思うと、背筋が凍るように感じた。
 まだ一度も絶頂には向かってないものの、我慢出来る自信が無い。

(もう我慢出来ない……!)

 あおいは股間に手をやったその時、その手首が何者かに捉まれた。

「は、ぁ……はるかぁ……?」
「駄目、あおい。 もうちょっと我慢しなきゃ」
「え……ええっ……」
「これは練習なの。 あおいの為の特別メニューなんだから……」

 カチッとはっきりとスイッチの挿れる音が聴こえた。
 ヴヴヴと振動する玩具に、あおいは再び身を振るわせた。
 机にうつ伏せになるあおいに対して、はるかは普段通りに彼女に接してきた。

「……頑張ってね、あおい。 これを乗り切ったあおいは絶対強くなるから」

 はるかは申し訳無さそうに、あおいの側から去った。
101あおいちゃんのとある一日:2007/04/04(水) 16:22:38 ID:rIr7hjz8

――十一時

「おっ、あおいちゃん。 早弁かい? 早いなー」
「う……うん。 昼練に備えて…食べておかないとねっ……」
「でも食べ過ぎると投げている途中でお腹痛くなっちゃうよ、気をつけてねーっ」
「うん。 ………」

 早めに弁当を広げて食べているあおい。 その横には捕手の小波が話しかけていた。
 楽しそうに話しかけている小波は正反対に、あおいは少々辛そうな表情で弁当を食べていた。
 それは勿論、膣内に挟んであるローターの御蔭である。
 もう膣内はイってもおかしくないほどに溢れんばかりの蜜で溢れているが、あおいは必死に耐えていた。
 そんな裏事情があることは全く知らない小波が、普段の笑みで会話を続けた。

「しかし今日のあおいちゃんは凄かったなー。 あれでこそ、あおいちゃんだよ」
「…そう、ありがとう……」

 小波の会話の返答を淡い笑みで返し、箸を進めるあおい。
 小波は彼女の表情に気付いていないのか、何時も通り彼女と接していた。
 彼の視線を気にしながら、あおいの意識は自然とローターに移動していた。

(小波く…ん…早く向こうに行ってよ……、ばれちゃうよぉ……っ)

 股をもじもじさせながら、箸を置きご馳走様のポーズ。
 弁当を鞄の中に突っ込み、彼女は机にうつ伏せになった。
 次の瞬間、向こう側から声が聴こえた。 あおいにも馴染み深い声だった。

「小波くん、ちょっと話したいことがあるでやんす、ちょっと来てほしいでやんす」
「あっ、うん、分かった。 じゃああおいちゃん、また昼練の時にね」
「……うん」

 ようやく小波がこの場所から去った瞬間、あおいの表情は苦痛に変わった。
 今だけは矢部君に助けてもらった。 心の中でお礼をした。

 弁当は美味しい筈だった。 何時も通りなら。
 だが今日は意識が別の場所に行っていたのか、美味しいとも何とも思わなかった。
 内股でひくひくしながら、 時を経つのを待った。
 それは短くて長いような休み時間。 今日に限っては永遠を感じるほど長い。

(……うぅ、ボク、おかしくなっちゃうよぉ……)

 再びチャイムが鳴る。 また地獄の一時間が始まった。
 だが彼女は耐える。 はるかの言葉を信じて。
102RIK:2007/04/04(水) 16:25:28 ID:rIr7hjz8
久しぶりに投稿してみました。腕落ちてなきゃいいけど……
次は久しぶりに短編でも書いてみますね。リハビリを兼ねてw
では、次回の更新でまた
103名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 16:51:20 ID:agZmMpin
内股でひくひくしてるあおいちゃんを想像するだけで(;´Д`)ハウーン
104名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 17:44:17 ID:JDfOyoZY
RIKさんGJd(´∀`;)
105名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 18:02:25 ID:JDfOyoZY
連カキコすまん。
藍沢姉妹続編を是非・・・。
106名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:55:21 ID:BOBDKi1K
未来への翼の作者様へ  続きを楽しみにしてます
107名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 20:47:39 ID:NPT3OLV3
>>102
GJ!

良くこんな大作をすぐに出来るよな…
とにかく乙です
108名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:17:59 ID:Wlwm/4St
日本語でおk
109名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 21:06:22 ID:EzwhpBdy
クロスプレイの時に容赦なく突っ込んでひじりんを泣かしたいお
110名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 00:36:33 ID:xtLVooyn
新手のプレイだな
111名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 01:44:25 ID:c2/hC4CR
「な、泣いてなどいない……(ゴシゴシ)
 ちょっと目に汗が……ひっく……入っただけ……だぞっ」
112名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 01:47:01 ID:xtLVooyn
これは抜ける
113名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 09:49:04 ID:z3QfpPhf
みずきに殺されそうなシチュだな。
114名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 00:19:47 ID:IKBiS1fn
聖ちゃんを泣かし、みずきちゃんに泣かされるとな

一粒で二度美味しいではないか
115名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 15:38:09 ID:w8/V8uBJ
8の神高×主人公という組み合わせは過去に投下されたことがあるのだろうか?
セントラルタワーでの伝説OB戦に負けて主人公たちはアンドロイドの実験台になるが
主人公だけは神高の性奴隷になるとかいうのも見てみたい
116名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 16:54:12 ID:w8/V8uBJ
あと8の巫女×主人公も
117名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 00:54:18 ID:NIOFfMbm
そろそろこの板にも新しい作者が現れてほしいな
もちろんRIKさんのSSもいいんだけど、他の作者さんにしかない構成や書き方もあるからね
新たな作者さんの登場を求む
118名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 02:41:27 ID:qUFdiF2B
エロ書けないんだが、ほんの少しずつ進めてるのがあるんで完成したら載せてもいいだろうか。
マジでエロは書けん。ただのちょっとした主あお物。
119名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 03:18:08 ID:NIOFfMbm
>>118
誰も「書くな」なんて言ってないから、書けたら載せていいんじゃない?
簡単なSSでも、投稿する事事態はと全然いいと思うんだ
ただ厨っぽくならないことを祈るけどね
120名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 10:30:31 ID:Bp8ougdq
>>118って、半角の方でシリアス書いてるって宣言してた奴?

取り敢えず、エロく無い奴を書く時は性格設定には気を付けろよ。
よぉくゲームをPLAYし、しっかりキャラの性格を把握する事が大切だぜ。
121名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 19:42:27 ID:BEDeTqdH
エロかろうがエロく無かろうが職人は大歓迎
122名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 19:53:42 ID:FXXJAMSi
しかし、エロとノーマルを同じとこに投下ってのも何か微妙だな。
123名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 16:48:57 ID:IxHRQXyu
某アニメのスレはノーマルのほうが多いくらいだぞ
124主人公(小波)×あおい:2007/04/10(火) 16:56:37 ID:HPsIzuuV
ちょっと書いてみた。
でも、エロシーンは無理なので、書いてくれ。


伏兵の7番木下が高めに抜けたVスライダーを完璧に打ち返し、先制HR

7回裏
疲れの出てきた小波から多村がレフト線に2塁打を放ち、松中のタッチアップで、
ワンアウト三塁とするも、小久保が直球に押され、ショートフライ。
柴原を得意のHスライダーで空振り三振に打ち取り、ピンチを終える。

8回裏から登板したみずきが3人を簡単に抑える。

9回裏
マウンドには、緑色の髪の毛の女性選手があがる。

「よし、あおいちゃん3人でいこう!」
唐沢が声をかける。
「1番 センターフィルダー 大村」
キィィン!!
抜けたあまいカーブをとらえ、痛烈な当たりがセンターへ飛ぶが、
「あおいちゃんを助けるのがオイラ達の役目でやんす!!」
と言うように、センター矢部のダイビングキャッチで、討ち取る。

「2番 ショートストップ 川崎」
キィン!
痛烈な打球が三塁線を襲う。
だが、ジョージのダイビングキャッチでツーアウト。

「いーよ!あおいちゃん!打たせていこう!!」
唐川が声をかける。

「3番 レフトフィルダー 多村」
1点差で、最後のバッターがスラッガーだと、何か投げづらい。
抑えれば勝ちだが、もし一発を許してしまうと、先発投手の勝ちを逃してしまう。
万が一ヒットですんでも、次打者は日本を代表するパワーヒッター松中。
なんとしてでも抑えなければいけない。


しかし、現実はそう甘くない。
カァァン!!
高めに浮いた真っすぐを打ち返され
その打球は左中間深くへ転がっていく。
多村は悠々二塁へ。

そしてバッターは・・・
「4番 ファーストベースマン 松中」
125主人公(小波)×あおい:2007/04/10(火) 17:01:34 ID:HPsIzuuV
ヤフードーム、そしてソフトバンクファンの歓声が大きくなる
一方マウンドのあおい。
すでに汗だくで、疲労感にも襲われている。
マウンドに押し寄せる威圧感。
一発でサヨナラこの場面。


一球目
アウトローギリギリに決まるストレートでワンストライク。

二球目
低めにショートバンドするカーブ。ワンエンドワン
三球目
高め一杯のストレート。
カキィィン!!!
あおいは後ろを振り返らない。
だが、野球の神様はあおいを見捨てていなかった。
ライトポール際ギリギリのファール。
結果はどうであれ、追い込んだ。
 
「(これ以上遊び球を投げさすわけにはいかない。あおいちゃんこれで決めよう!)」

唐川からのサインは『マリンボール』

低めに決まる、無敵の魔球『マリンボール』
しかし、今日のマリンボールにいつものキレは無かった。

「(高い!!)」
そう思ったのもつかの間。
打球はバックスクリーンへ・・・

 




ベンチ裏

「ごめんね、小波君」
「ん?何が?」
「勝ち星消してしまって・・・」
「ん、ああ別に良いよそれにいつも助けてもらってるし」
「でも今日は・・・小波君の誕生日でしょ。だから何かあげるよ・・・」
「じゃあ・・・俺の家に来てくれ・・・」
「え・・・?」
「俺は・・・早川あおいが欲しい」
126主人公(小波)×あおい:2007/04/10(火) 17:02:07 ID:HPsIzuuV
こっから先だれか頼む。
127名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 21:25:14 ID:pXlUXzd9
展開が唐突杉だと思うが
試合のシーンが長い分なおさらそう感じる
128名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 22:59:18 ID:ef356HtR
自分で書かないで振るのかよ
129『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 01:35:59 ID:C/Q+SU4j

 小滝浪緒(こたきなみお)外野手。 灰凶高校野球部員である。
 球速百五十キロを超す投手や四十本塁打以上などの大物選手と比べて知名度はそれほど高くは無いものの、今年のドラフトにも引っ掛かると言われている一つの逸材である。
 現に影山スカウトを中心に彼の姿を幾度見ようと、灰凶高校に訪れる姿がたびたび見かけられているのだ。
 勿論小滝自身もプロ選手思考だが、何とか下位順位で引っ掛かってくれればいい、ぐらいに思っているらしい。

 成績的には、チャンスには強く、強肩で送球が的確。 そして五番打者と、チームのポイントゲッターとして活躍。 得点圏打率はかなり高い。
 今年の春、彼の活躍もあり灰凶高校が選抜大会に初出場ベスト4まで勝ち進んだ件により、影山スカウト以外の注目度を上げたのだった。

 そんな小滝、実は昔、チャンスに足が震え、勇気が出ない気弱な選手だった。
 自分に自信が持てない。 簡単に決心がつかない、優柔不断で行い全てが裏目に出ているほど気弱だった。

 その彼を変えたのは彼女の存在だった。
 可愛らしい容姿で、金髪のロングヘアーの灰凶高校野球部マネージャー、須神絵久。

 小滝は昨年の七夕に彼女に呼び出され、告白されたのだ。
 当時はノミの心臓だった小滝が、彼女に答えを出すのには一週間を使い、彼女に返事を返した。
「お願いしますと」。 勿論唇は震え、足もガクガクと震えていた。
 しかしそれ以降、今までに無い努力を重ねて心の弱さを克服し、チームを纏め上げたのだった。
 昔あった足の震えは消え、チャンスには打ち、優柔不断だった性格は跡形も無く消え去った。

 現在五月の半ば、少しずつ夏らしくなっていく気候。 そんな中、今日は修学旅行の日なのだ。 目的地は東京。
 小滝は、友人の矢部と楽しみながら一日目の東京の夜を満喫していた。
 一日目の自由時間、矢部の目的地である秋葉原を巡った。 彼はそれだけで満足していた。

 本日の宿泊場所のホテルの室内。 矢部の鞄の周りには秋葉原で買ったガンダーロボのフィギュアが入った袋の山だった。
 どうやって持ち帰るんだろう、と小滝は尻目で彼を見ていた。

 携帯を開きメールを打つ。 相手は彼女の須神絵久だ。
 内容は、『今日は楽しかったよ』など。 彼女らしい可愛らしい文章で送られてきた。
 早速返信する小滝。 『オレも楽しかったよ』、と。 その後、彼はこう付け足した。
『ただ今日一度も彼女と接していないことが悔いだったね』と打ち終え、彼はメール送信ボタンを押した。
 携帯電話を閉じてポケットに突っ込んで、彼女の返事を待った。


『ほんとうのゆうき』
130『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 01:37:10 ID:C/Q+SU4j

「また絵久ちゃんとメールでやんすか? 全く、憎たらしいほどラブラブでやんすね」
「ははは……、そんなこと無いよ」

 フィギュアと戯れていた矢部が、嫉妬の眼で小滝を睨んでいた。
 いや、めがねを付けていたので嫉妬の眼なのか、睨んでいたのかは分からないが。 小滝の方は彼の雰囲気で感じ取ったようだ。
 小滝は話を逸らすかのように、話題を変更して彼との会話を続けた。

「でも今日は面白かったね。 矢部君の目的地もいけたしさ」
「そうでやんす! 今日の夜は小滝君に秋葉原の魅力をたっぷりと教えつけるでやんす!」
「……あはは、お手柔らかにね」

 小滝が苦笑していると、ヴヴヴ、とマナーモードの携帯電話が振動した。
 彼はポケットから携帯電話を取り出し画面を開いた。
 矢部は「またメールでやんすか……いい加減にやめたらどうでやんすか…」とぶつぶつぶと呟いていた。

 小滝はゆっくりとメールの返事を返して、再びポケットに突っ込んだ。
『じゃあ、今から会おっか……』と言う絵久からの返信が、小滝の頭の中をぐるぐると巡った。
 ジャケットを着用し外に出ようとする小滝に、矢部はすかさず「何処に行くでやんすか?」と問う。
 彼は「ちょっと野暮用」と矢部に答えを返し、部屋から出て行った。


 面倒臭い事に、外出する為には先公の許可が要るらしい。
「門限は十時までだぞ」、「変な場所には行かないように」など何度も同じ言葉を繰り返され小滝の耳は痛くなった。
 ようやく小滝は許可を貰い、ホテル内から出て行った。

 彼女が来たメールからは、近くにあった公園で会うらしい。
 近くの公園……そう言えば在ったな。 と、小滝は周辺の地図を思い浮かべ、すんなりと目的地へ辿り着いた。
 人一人も居らずひっそりとしている。 彼は彼女が何故こんな場所を選んだのか、と不思議に思った。
131『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 01:37:42 ID:C/Q+SU4j

 辺りを見渡したが、彼女はまだ着いていない様だ。
 小滝は近くのベンチに座る。 携帯電話を開くと、『少し遅くなります』と彼女からメールがあった。
 彼は『分かった』と返事を返しネットを開いた。

 こんな夜が更けて彼女とデート。 何か少しドキドキする。
 小滝は苦笑しながら、彼女から携帯を暇を弄びながら待っていた。

 そして十分もしないうちに、女の子特有の高い声が小滝の耳に聴こえた。
 何度も聴いた事がある声。 間違いない、この可愛らしい声、彼女しか居ない。
 小滝は立ち上がり振り向くとそこには彼女、須神絵久がいた。

「やぁ、絵久ちゃん……えっと、二十一時間ぶりかな?」
「うん…多分それくらいかな」

 と、何ともいえない挨拶を交わした。
 小滝は絵久をベンチに座らせ、共に今日味わった東京の初日を語り始めた。
 お互い会えなかったのがよほど堪えていたのか、会話が何時も以上スムーズにに進んで行った。

 しかし流石に三十分近くも話していると喉も疲れてきたのか、時折話が中断するようになってきた。

「絵久ちゃん、ちょっとそこらへんを歩こうか? 自動販売機でジュースでも買ってさ」
「……、うん」

 絵久は嬉しそうに彼の横をとことこと歩いてくれた。
 自販機に百二十円を入れて、お茶を買った。 絵久のリクエストだったらしく、彼女にお茶のアルミ缶を渡した。
 自分はコーラにしようと迷ったが、結局絵久と同じお茶にしてしまった。
 彼女は「お揃いだね」、と何でもないこの事をこの言葉で纏めた。
 缶で乾杯し、互いに中身のお茶を飲み始めた。
132『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 01:38:31 ID:C/Q+SU4j

「すっかり更けちゃったね」
「そうだね…」

 時間も九時。 辺りは既に真暗。 しかし公園の電灯の光が、彼らを映し出していた。
 五月とは言え夜は冷えて寒い、流石に寒くなってきたのか、小滝は自分の手を擦り合わせていた。
 自分の息でハァー、と吹きかけたり温めようとしていた。

 その時、絵久の顔が自分の手に近付き、少しビックリした。
 彼女は口から暖かい息を吹きかけて、彼の手を擦った。

「え、絵久ちゃん……!?」
「小滝君の手、冷たい…。 こうすれば温かくなるかな?」

 小滝の心臓は天に昇るほど、大きく鳴り始めた。
 こんな些細な出来事に小滝は、顔を真っ赤に染めながら彼女を眺めていた。
 そんな彼の視線に気付いた絵久は、恥ずかしそうに手を放して、もじもじした。

「あっ、ゴメンね…」
「い、いや……別にオレは……」

 お互い気恥ずかしそうに顔を真っ赤に染めた。
 昨年の七夕に付き合いを始めたとは言え、お互い部員とマネージャーと言う間柄、時間はそんなに多くは取れない。 と言うか、灰凶が
 そう、二人は付き合い始めて間もないカップル同然だったのだ。

 先ほどまで会話が進んでいたのが嘘のように途切れてしまった。
 心臓が破裂しそうなほど鳴っている。 こんな事、告白されて以来だ。
 小滝はこの鼓動を収まらせようと、深呼吸を何度も何度も繰り返した。

 一方、絵久の方は顔を赤く染めたまま、空を見上げながら、自分の事を考えていた。
 自分は勇気が出せない。 これは自覚しているもの。
 だから小滝に共通点が生まれ好感が持てたのだ。 同じ勇気が無いものとして。
 七月、七夕に勇気を持って告白した時も、一度は断れるかと思って断念しかけた時もあった。

 告白した後、彼は、強い勇気を持ちチームを纏め上げた。
133『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 01:39:08 ID:C/Q+SU4j

 その彼と違い、彼女はその強い勇気を持てなかった。
 少し勇気を出したとしても、直ぐに萎んでしまう。
 練習中、彼に口づけをした直後には、勇気と言うものは萎んでしまう。

 自分の悪いところ。 それは彼女自身、分かっているもの。
 だけど簡単には……。

「………」

 いや、今日こそ『本当の勇気』を出してみせろ。
 そして勇気を出してみせる。
 絵久は決心し、小滝に切り出した。

「ねぇ、小滝君」
「うん? どうしたの、絵久ちゃん」

 まだお互いに顔が赤いまま、返事した。 絵久の唇が少し震える。 まだ緊張している。
 でも大丈夫。 自分に言い聞かせる。 絵久は勇気を振り絞り、笑顔を作り、彼に言った。

「そう言えば、私達ってお互いの事、良く知らないね」
「えっ? あ…ああ、そう言えばそうだね」

 不覚。 小滝は深く反省した。
 そう言えば思いだす。 先ほどの件もあり彼女とは時間が殆ど取れていない。
 自分は彼女の事を全く理解していない。 ポリポリ、と小滝は後頭部を掻いた。
134『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 01:39:52 ID:C/Q+SU4j

「だから、残りの時間はお互いの事を知る時間にしたいの」
「うん。 俺は全然いいよっ」
「じゃあ早速。 小滝君は、子供好き?」
「えっ、う、うん。 オレは大好きだよ!」
「じゃあ、人数は? 何人欲しい?」
「えっ、ええっ!?」

 行き成りの絵久の言葉に、小滝は戸惑うばかりだった。
 まさか彼女からそんな言葉が飛び出てくるとは、思っても無かった。
 小滝は自分の心臓に手を当てる。 先ほどより更に心臓の鼓動が大きくなっていた。
 そんな小滝を尻目にかけ、絵久は恥ずかしそうに言った。

「私は何人でもいいよ…、小滝君の子供なら…」
「……絵久ちゃん」
「私は、小滝君の子供、作りたいなぁ……」

 そう言うと彼女は、軽く眼を閉じ小滝の方へ向いた。
 うっ、と小滝は思わず唸った。 これは所謂……と頭の中で悶々と想像が浮かんでいた。
 しかし絵久は、此方をずっと向いている。 小滝は覚悟を決めた。
 ゆっくりと近付き、彼女の身体を抱きしめる。

 そして唇を奪う。 甘い匂いが彼女の唇から伝わってきた。
 唇を離してはもう一度、何度も口づけをしたい、忘れられない感触が小滝を支配していた。
 二度、三度、口づけを繰り返し、一度唇から意識を離した。
135『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 01:40:25 ID:C/Q+SU4j

「私のファーストキス……、小滝君にあげちゃったね」
「えっ…初めてなの?」

 絵久は恥ずかしそうに頷いた。
 二人は公園のベンチに座り、再び長い口づけを交わしていた。
 二人のキスは嫌らしい音を立てながら、舌を絡めながらお互いを感じていた。
 今までに無い彼女の姿に小滝は興奮を覚え、我慢の限界を超えていた。
 その様子を見た絵久は、うっとりとした顔で小滝に言った。

「いいよ……小滝君、私も小滝君と一緒に」
「絵久ちゃん、オレ、もう…絵久ちゃんとしたい……」
「うん…優しく……してね」
「分かっているよ、絵久ちゃん」

 小滝はゆっくりと彼女の上着を脱がし始めた。
 絵久は、ぼんやりと自分の上着が脱がされて行くのを眺めていた。
 上着の下からには、彼女らしい可愛らしいブラジャーがあらわになった。
 普段、凝視する事は滅多に無い彼女の胸は、小滝が想像していたのより少し大きめだった。
 彼はブラジャーの上から優しく胸を撫でてみる。 すると面白いように絵久が反応した。
 その姿に彼は思わずこう漏らしてしまった。

「可愛いよ…絵久ちゃん」
「やだぁ…恥ずかしいよぉ……」

 絵久は頬を紅潮させながら、彼に呟いた。
 小滝は続いて、ブラジャー越しに胸を揉んでみた。 勿論痛くしないように、優しくゆっくりと続けていく。
 小滝はある種の感動を覚えていた。 こんなに感触は始めてだ、ずっと続けてたい気もしていた。

「はぁ…、…うん、あ……」

 勿論そんなわけにもいかない。 ちゃんと絵久ちゃんを感じさせてあげないといけない。
 そう思った小滝はブラジャーのホックに手を掛けた。
 上手い事外す事が出来た。 ブラジャーの下からは桃色の乳頭があらわになった。
 乳首を指でくりくりと弄くると、彼女は先程より声を喘いだ。
136『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 01:41:12 ID:C/Q+SU4j

「ひゃぁ! あっ…、……んんっ…!」
「絵久ちゃん……感じてる?」
「……んっ…! 身体が…身体全体が熱いよぉ…!」

 ちゃんと感じてくれているので、ある意味安堵したのは小滝。
 小滝自身、こんなことするのは初めて。
 しかも絵久は「ファーストキスは……」と先ほど言っている。 「彼女は処女に違いない」と小滝は思っている。

(処女って、初めて挿れる時って痛いらしいからな……。 ちゃんと濡らしておかないとな)

 入念に、ともう一度柔らかな乳房を揉んでおく。
 勿論こんな知識も無いので乱暴に扱う事は出来ない。 勿論彼女の身体、痛みつけることはしたくない。
 小滝は彼女の乳首を吸ったり舐めたりした。

「あっ! ひぅ…んん……っ! 小滝君……気持ち良いよぉ……!」
「絵久ちゃん、そろそろ下もいくね……」

 彼女が頷くのが合図。 小滝は彼女のスカートをゆっくり脱がせた。
 すると現れたのは、彼女の性格とは正反対の、派手なパンティーが姿を見せた。
 思わずスカートを脱がした方の小滝が硬直してしまった。

「絵久ちゃん…、このパンティー…」
「えへへ……勝負パンツ……って言う奴かな?」
「………」

 小滝はとりあえず落ち着き、パンティーの濡れている部分を探り、触ってみた。
 すると絵久の反応は、今までより一番大きく、小滝を更に興奮させる起爆点にもなった。
 擦ってみると、パンティー越しながら彼女の蜜がどんどん溢れ出て来た。

「はぁ! ンンッ、こ…たき…くぅん、良いよぉ…!」
「絵久ちゃん、どうして欲しい…?」
「もっと……直接触ってほしいよ……」
137『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 01:41:47 ID:C/Q+SU4j

 そのリクエストを受け止めた小滝は、最後に残ったパンティーを脱がした。
 そして最も彼の視線が向かうところは、溢れんばかりの蜜で充たされた彼女の秘所がだった。
 小滝はおどおどと指で少しずつ弄りながら絵久の様子を見た。
 そんなことをせずとも、絵久は僅かな指の動きで反応し、声を喘いだ。

「はぅ……ンン……ッ! …はぁ……アァ…!」

 今度は、舌で膣内を刺激した。
 既に蜜が充たしていたのにも関わらず、更に膣から愛液が迸った。
 小滝は間をいれずに彼女の大事な所を責め続けた。

「あっ…イイ……っ! いいよ…小滝……君……ッ!」
「沢山感じちゃってよ…絵久ちゃん…!」

 小滝は初めて動きを荒くし、彼女の絶頂までスパートをかけた。
 行き成り動きを強化した結果、絵久の性感は最終目的地まで一気に登りつめた。

「ダメ……ッ! も、もう……! ふああぁぁっ………!」

 絵久が喘いだその瞬間、多くの蜜が一度に膣内から弾き出した。
 小滝の方は波の様に溢れ出る愛液を口で受け止めていたが、勿論全て受け止めれるはずなく。
 彼の顔は絵久の愛液で濡れてしまった。

「あっ……はぁ…ハ…ァ…はぁ…」
「…イッちゃったの……? 絵久ちゃん」

 彼女は恥ずかしそうにコクリと頷いた。
 小滝は改めて彼女の姿を
 流石にこのまま挿入するのはまずいので、彼女が落ち着くまで小滝は時が流れるのを待った。
 息が整ってきたところで、小滝は自分のズボンのズボンとトランクスを下ろした。
 絵久は真顔でその始めてご対面した彼の巨根に思わず声を漏らした。
138『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 02:08:25 ID:q8dWo7ss

「うわぁ……大きい……」
「大丈夫? 絵久ちゃん、嫌なら俺はいいんだけど……」

 ここまで来て最後の警告……と言うか彼女の身の心配を考えた結果なのか、この言葉が彼の口から発せられた。
 だが絵久は首を縦に振った。 そして自ら彼の肉棒に近付いた。

「大丈夫。 私は小滝君が居たから勇気を出せたから……」

 彼を押し倒し、ゆっくりとを細い指先で掴む。 今度は小滝がただ驚く番だった。
 小滝の亀頭を自分の中に入れ、少し苦しそうながらも、彼女はニコリと笑った。

「今度は……、私が恩返しする番です」

 そして、一気に彼の肉棒を自分の中に挿し込んだ。
 思いっきり、処女膜の破れる音が響き、彼女は激痛で顔を歪ませた。
 小滝のムスコの側から、処女膜が破れた血が流れ出てきた。
 彼の表情は彼女を心配しながらも、彼女の中の締め付けにより刺激を大きく受けており、何ともいえない表情をしていた。
 気持ち良い、のと彼女を心配する心の中。 とても複雑な表情だった。

「ひぎっ!! 痛い…よぉ…痛いよぉ……小滝君……」
「うあっ…絵久ちゃん……」
「だっっ、大丈夫だよ…動いても……」
「で、でも……」
「さっきも言ったでしょ…私は小滝君から勇気を貰ったから……」

 絵久は彼の方に倒れこみ、口づけをした。
 しっかりと舌を絡ませ、刺激を和らげるための時間稼ぎ。 性感を更に大きくさせる。
 ゆっくりと腰を動かし始める小滝。 彼女は苦痛の表情しかない。
 しかし小滝の方は動かすしかなかった。 何故なら、彼は既に限界に近かったからだ。

(絵久ちゃんの中……気持ち良過ぎて直ぐに……!)

 必死に我慢するものの、彼女の締め付けは更に強くなる。
 少し腰を動かしたら、それだけでこの一点に刺激が大きくなった。
 何とか我慢、我慢、と頭の中で繰り返し呟いた。

 その間に、絵久もようやく痛みが快楽に変わっていた。
 小滝の耐えている姿に気付いたのか、彼女は自ら腰を動かし始めた。
 思わず声を出してしまった小滝。 それは勿論彼女と一緒に感じている快楽の影響。

「絵久ちゃん……! オレ…オレ…もうそろそろヤバイ……っ!」
「私も…もう少しで……ああっ! ひゃぁ……あん……っ!」
「絵久……絵久……ちゃん」
「動いて……っ、もっと私の中で動いて……っ!」

 今やお互いに快楽を求め合うしか頭の中に残ってなかった。
 二人とも腰の動きを強め、彼女の膣内に肉棒を打ちつけた。 今もう止め様としても動き始めた二つの性感は止まらない。
 お互いにお互いを刺激しあう。 もはやお互いに限界が近いのは知っていた。

「アア…ッ!…凄いよ…小滝君……ひゃあぁん!!」
「絵久ちゃん……オレ……もう……ダメ…!」
「ふあぁ……っ! うん……、中で出して…小滝君の赤ちゃん……欲しいの…っ!!」
「絵久ちゃん……! 絵久ちゃん……うあああっ!!」
「ひゃあぁ…! ダメ…ッ、も…ぅ……ふああぁぁぁ………ッ!!」

 お互いに力が抜けたその瞬間、小滝は絵久の中にありったけの中身をぶち込んだ………。
139『ほんとうのゆうき』:2007/04/11(水) 02:09:42 ID:q8dWo7ss

「えへっ、小滝君……」

 少し落ち着いた後、絵久は小滝の肉棒を扱き始めていた。
 小滝は感じながらも、何とかポーカーフェイスを保ち彼女に言った。

「え…、絵久ちゃん」
「もう少し……もう少し…我慢してね」

 絵久は口の中に彼の肉棒を含んだ。
 先っぽを舌でちろちろと舐めるような絵久の舌使いによって、小滝の肉棒を刺激する。
 彼自身は中々表に表情を出さないものの、身体は正直だった。
 彼女のフェラは相当効き目はあったようで、彼のムスコは息を吹き返したかのように再び大きくなっていた。

 口の中で彼の肉棒が暴れ始めた。 そろそろ出る頃合と悟った絵久は、口の中から取り出し手で上下に扱いた。

「あっ……、絵久ちゃん…出ちゃうよ……っ!」
「良いよ……、沢山出してね、小滝君」

 絵久が笑みを浮かべた瞬間、彼の精液が飛び出してきた。
 放出した白濁液は意図も簡単に絵久の髪の毛を汚してしまった。
 慌てて彼は謝るが、絵久は微笑んだままだった。

「……うん、大丈夫。 私、小滝君のなら」

 絵久は肉棒にキスをした。
 再びぺろぺろと舐めながら、上下に扱く作業を再開した。
 流石の小滝もこの行動には驚いたが、もう一度言う、身体は正直なようだ。

「えへへ……また大きくなっちゃった」
「絵久…ちゃん……オレ…」
「分かっています。 でもその前に……」

「もう一度……言います。 私は小滝君が居たから勇気を出せたから……」

 彼女が小滝の肉棒を膣内に挿入しようとしていた。
 そして同じように、彼女は最高の笑顔で彼に言い放った。

「今度は、私が恩返しする番です……」


 公園内に二つの影が有った。
 お互い顔を紅潮させながら、宿泊場所のホテルに向かい歩んでいた。
 既に午後十時を回っている。 これから先公達にこっ酷く激怒されるだろう、二人は簡単に予想がついた。

 しかし二人には笑みがあった。
 近い未来、新たな夫婦、二人の新郎新婦が結婚式場に現れるだろう。

 彼女は彼に顔を向けて笑顔で言った。
 それは勇気を貰った新しい彼女の台詞だった。

「私は…小滝君の事が……大好きです」
140RIK:2007/04/11(水) 02:10:43 ID:q8dWo7ss
いや、単に絵久ちゃんモノが書きたかった。 それだけですwww
文章は前回より劣化していると思いますが、ここはこれで一つ。
私的イメージは、13決定版の修学旅行シーンにエロシーンを追加した感じです。
毎回の如くパワプロっぽくないと思いますが、ここはこれで一つ。

多分次書くのは、長編のどちらかになるかと思いますが、もし短編をやるとしたら恐らく藍沢姉妹を書きます。
そこでここは一つ、藍沢姉妹にしてほしいプレイ内容を募集したいと思います。
あ、でも>>2にムード×って書いてあるから大丈夫かな? ウザいだけならこの三行、無視してくださいw

では、長くなりましたが、ありがとうございました。
141名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 17:55:22 ID:j+1uwUkv
よくやった
これだけ言っておく
142名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 18:51:38 ID:cMFf7GlJ
RIKさんホントにグッジョブd(´∀`;)

空と海には前回の続き同様3P。

主→海←空

↑みたいに海ちゃんの本番有りで。
143名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 02:02:32 ID:hkDZiDsv
>>140はネ申としか言い様がない。GJ!

藍沢姉妹はやっぱり3Pだと嬉しい
144名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 07:42:16 ID:KU+w0gWr
なんだまたオリジナル95%か。
あぁパワプロらしいSSを読みたい。
145名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 09:10:44 ID:Djf9Tl8h
>>144
でも何だかんだ言ってエロを入れると、結局パワプロっぽくなくなる気がする俺
ここは一応エロパロ板なんだから仕方ないんじゃないか?
146名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 09:19:48 ID:Djf9Tl8h
連カキコすまん
>>140
職人が少ない中よくやってくれた。GJ
>>144が言っているとおりパワプロっぽくなってくれたら一番だが、それ抜きであんたは最高だ
147名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 14:38:42 ID:KP6SzERg
あおいちゃんがかわいければモーマンタイ
148名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 00:47:41 ID:r2fYS8xV
あおい先生ものってほとんどなかったよね?
おねーさんなあおいちゃんもいいと思うんだ
149名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 08:28:52 ID:yrAL6C0b
「早川あおい」という名の別キャラでは困るわけですが

パワプロっぽさ以前に性格が一番大事
150名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 22:58:28 ID:H//qFveN
みずきメイン少ないよな
調子こいてるみずきちゃんをお仕置きするSS希望
151名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:33:14 ID:3/fWqx5W
このスレ住人はまとめWikiの中でどのSSを好むんだ?
152名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 11:47:19 ID:2P3+zO7S
RIKさんの書いた絵久ちゃんすごくエロくて大胆だ。
初体験を修学旅行中の誰も居ない公園だなんて・・・。
153名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 21:44:13 ID:2UP3ym1J
ジャマ崎SSがどれもなかなか面白い
ところで、今日はジャマ先のとこルーキーがナイスピッチングだった
154名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:56:08 ID:NcxedNqP
(木Θ公)
155名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 11:10:36 ID:g0cngWlt
そういやジャマ先生の作品、最後の紫子のやつだけ補完されてないんだよな。

あーでも先生タイトル書かないから過去ログ保存してる人がいても無理か
156名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 16:46:54 ID:6RfzPW39
ここいらでカレンものを一発
157名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 22:44:52 ID:KVOoQcgR
RIKさん、あおいちゃんのある一日も待ってますよ。
158名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 06:57:13 ID:3MTpry7g
あおいちゃんは高校時代がいい!
159名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 08:39:41 ID:EIO8X6xQ
若さだけが女の魅力じゃねぇぜ
160名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 13:07:47 ID:zrQsRnY1
あおいちゃんもあおい選手もあおいコーチもあおい監督もあおい先生もみなエロい
161名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 15:01:03 ID:A8yIwLZU
何となくあおいとみずきがかすみとあやねにかぶる

見た目だけだけど
162名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 00:07:41 ID:B6YHvGsq
>>161
それはない。
163名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 17:41:49 ID:FWt/O8Fb
実はあおいちゃんのお下げは性感帯
164名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 21:02:55 ID:53FZe8sM
>>163
それはいい。
165名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 22:40:19 ID:Yvw8/cNH
おさげ触られるの極端に嫌ってたしな。
いやでも女の子なら当然か。
166名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 00:27:28 ID:PugzIBuL
パワポケスレ、結構盛り上がってきてるぜ。
こっちも誰か書かないのだろうか
167名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 01:07:40 ID:vA4aRaru
あのお下げいつもはねてるけど本当は勃起してたわけだな
カマトト面して露出狂とは油断ならない
168名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 01:10:26 ID:o4JJSGGX
新参だけど書きたくなって書いてる
ただ需要の無いみずきなんで期待しない方がいい
たらたらと携帯打ちなのでまだまだかかるし
169名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 01:15:57 ID:vA4aRaru
渾身の一作を待ってるぞ
170名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 07:29:41 ID:uqDZe94l
>>168
需要なくはないぞ
今はあおいちゃんで盛り上がってるが、みずきちゃん物も読みたい
171名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 09:46:38 ID:BonqCLQn
つーか、あおいちゃん物ばっかで、どれも変わり映えしないんで
頑張ってくれると実に有り難い
172名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 18:51:50 ID:jxQHVAsS
あおみず聖の共演ものって今まであったっけ?
173名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 19:22:27 ID:VZaRgaXX
それなりにあったな。
俺は百合なんぞに興味はないが。
174逆さ磔にされた日:2007/05/04(金) 00:04:04 ID:PGA1rPul
…今起こっていることをありのままに話すぜ!
みずきちゃんに「聖の特訓に付き合って」と言われたと思ったらいつのまにか逆さ磔になっていた。
な…何を言っているのかわかんねーとおもうが俺も何されたのかよくわからねえ…
頭に血が上りそうだ…
ドSとか小悪魔とかそんなチャチなレベルじゃ断じてねえ…
もっと恐ろしいみずきちゃんの本性の片鱗を味わったぜ…

某AA風に状況説明させてもらったが、今、まさに俺はバックネットにハリツケにされている。
目の前では、逆さの(逆さなのは俺なのだが)聖ちゃんとみずきちゃんが制服姿で何やら言い合っている。今日は風が強いので、スカートがちらちらしている。
まあ当然、中のものもちらちらと見えてしまうわけだが…残念ながら、今の自分には大して喜ばしい光景ではない。もう一度言うが、俺は逆さなのだ。

人間、逆さにされると頭に血が上って血液が滞留し、頭痛がしたり、吐き気や眩暈を起こしたり、はては呼吸困難になってしまうことがある。酷い場合には、頭にある穴という穴から血が噴出す…らしい。
今の俺は頭痛のせいで、二人のスカートの中のことより自分の身を案じなければいけない状況なのだ。

逆さ磔は、拷問や処刑に使われた手段だって聞いたことあるけど…みずきちゃん、そのこと知らないでやっているのかな?

…あ、みずきちゃんが投球動作を起こしている。
…って、このコースだと、もし聖ちゃんが取れなかったら俺に思いっきりぶつかるんじゃないか!?
しかも、あの握りはクレッセントムーンじゃないのか!?聖ちゃんでも取れないあの球!?逆さだけど、長年訓練された目のおかげでそれはわかる。

あ…本当に投げた。
みずきちゃん…もし聖ちゃんが後逸して、長時間ハリツケにされて弱っている俺に硬球がぶつかったら、命に関わる事態になりかねないよ…。
みずきちゃん…何か俺が悪いことしましたか…?
…ああ、何か命の危険を感じちゃったら、頭がさらに痛くなってきた…息も苦しくなってきた…。
やばい…球がやたら遅く見える…。
死の寸前には、脳内物質とかが分泌されて、周りの風景が超スローに見えるって聞いたことがあるけど…まさに今の俺がそんな状況なのかな…。
…あ、球が沈んだ。やっぱりみずきちゃんのクレッセントムーンはすごいや…。
…でも、聖ちゃんも捕った。あんな変化したのに、すごいや。

みずきちゃん…聖ちゃんがクレッセントムーン捕れて嬉しいのはわかるよ。
バッテリー同士、抱き合うのもいいと思うよ。
…でもせめて、俺の拘束を解いてからにして欲しい…。
ああ、今二人のスカートの中が…同時に…み…えた…。
でも…視界がぼやけてきた…最期に見たものが…パンツか…。



――そこで、彼…小波 郎(さざなみ・ろう)の意識は途絶えた。――
175逆さ磔にされた日:2007/05/04(金) 00:05:54 ID:u+Cxf1KT
ひとしきり捕球成功の歓喜を分け合ったみずきと聖は、ようやく郎の救助に乗り出した。
「郎クン?大丈夫?」
しゃあしゃあと問いかけるみずきだが、もちろん、問い掛けに対する返事はなかった。
「起きて起きて。」
ぺしぺし。
頬を叩いてみたが、目を覚ます気配はない。応答の変わりに鼻腔から血を流す。鼻血を出すほど長時間逆さにされた人間は、かなりの急患である。
「あれ…もしかして本当に気絶してるの?」
ようやくことの重大さに気づいたみずきが、慌てたような声を出す。
「保健室連れてくよ!聖!部室に担架あったはずだから持ってきて!早く!」
「あ、ああ…。」
自分の仕業であるにも関わらず、かなりの剣幕でもって聖に指示を出すみずき。
聖も聖で、自責の念に駆られたような表情で部室から担架を持ってきて、郎を乗せ、保健室へ駆けて行くのであった。

「…橘さん、あなたねぇ…。」
みずきが保険医の加藤理香に事の顛末を告げると、理香は呆れた表情を見せた。医者である彼女は、逆さにしておくことが人体にどれほど危険を及ぼすか知っているのだ。
「少し間違えば命に関わる事態になっていたわよ…。」
さすがのみずきも、理香にこう言われたのでは返す言葉もない。ただ、申し訳なさそうに俯き黙っている。
「いや…みずきがこのような行動に及んだのは…私がみずきの変化球を捕れないからであって…。」
聖の方は、みずきのみに集められる理香の批難を、自分にも向けようと言葉を紡いでいる。
「まあとにかく、もう大丈夫だから、ちゃんと謝っておくように。」
そう告げると理香は、扉一枚でつながっている、薬品類を保管してある保険準備室の方へ消えてしまった。
残された二人は、郎が寝かされているベットのカーテンを開き、彼の様子を伺うことにした。頭をかなりの傾斜で上にしてある、特殊なベット。
「郎クン…。」
「郎先輩…。」
二人は同時に、囁きかけるように郎の名前を呼ぶ。
「…う、うん…。あれ、ここ、保健室?」
すると、郎は呻きと共に目を開き、二人の方に目を向ける。
「…ゴメン!郎クン!本当にゴメン!」
「私からも、ごめんなさい…だ。」
郎に目を見据えられたみずきは、開口一番、深く頭を下げ、激情を含ませた大きな声で侘びた。聖もみずきと共に、深々と頭を下げる。
「…ああ、みずきちゃんに逆さ磔にされて…そして、今俺は保健室で寝てるって訳か…。」
状況を理解した郎が、確認するように呟く。
「…いつもみずきちゃんには驚かされるよ…。」
そう言う郎の声は穏やかだった。
「…郎クン、怒ってないの?」
「そりゃあ…あんな酷いことされたら…仕返しの一つでもしてあげたくなっちゃうよな。」
その口調は悪戯かがった、軽い調子であった。
「…仕返し?」
だが、罪の意識を感じているみずきは、その口調よりも、仕返しという単語を取り上げた。
「…そうだな、例えば…みずきちゃんを俺と同じ目に合わせる、とか。」
ニヤニヤと下卑た笑みを顔に浮かべる郎。
そのような表情は、友人同士で下品な冗談でも言い合っているときに浮かべるのが似合いの、おちゃらけた笑いであったが、しかし、今のみずきを恐怖させるのには十分だった。
「郎先輩!悪いのはみずきだけじゃないんだ!だから、本気なら私にもしてくれ!でないと、私の気が済まない!」
聖もその言葉を本気に取ってしまったようで、真顔でとんでもないことを口走る。
「え…?いや、そんなつもりはないよ。ただ、ちょっとからかっただけ。」
そんな二人を見ていて、自分が悪者になったように感じた郎は、あわてて顔の前で両手を振る。
(しかし…俺がみずきちゃんと聖ちゃんを縛る、か…。)

176逆さ磔にされた日:2007/05/04(金) 00:07:10 ID:u+Cxf1KT
――ここから郎の妄想――
「うっ…」
みずきちゃんの細いながらも一本、芯の入ったような、まさに女性アスリートといった肉体に縄が食い込む。
「郎君…いたいよ…。」
「でも、みずきちゃん、俺に同じことしたよねぇ〜。」
ニヤニヤと笑う俺。さらにきつく縛る。
「痛い…。」
自分がかつて、俺に対してした、という引け目から、苦悶の表情を浮かべながらも必死に耐えるみずきちゃん。
「せ、先輩…みずきが先輩にあんなことをした原因は私だ…だから私も縛ってくれ…。」
みずきが苦痛を味わっているのに自分だけ何もないのは絶えられない様子の聖ちゃんがそう懇願する。
「うん、わかったよ…じゃあ、両手を後ろで交差させて…。」
「こ、こうか…?」
言われたとおりにする聖ちゃん。彼女に縄を絡ませる俺。
「どう…痛い?」
「いや…こんなの、まだ郎先輩が経験した逆さ磔と言う行為の前提…この段階から苦しんでいては、逆さにされることには耐えられない…。」
こうして、俺の目の前には自由を奪われたみずきちゃんと聖ちゃん。
「さて…俺はこのまま逆さにされたけど、それじゃ面白みがないなぁ…。違うことをしてみようかなぁ…。」
「え…郎君…。」
「何をするんだ…先輩…。」
おれは纏わりつくような声をだしながら、二人の胸に手を…
――

「郎君!また鼻血出てる!」
「へ…?」
聾が自分の口元に手を這わすと、多量の鮮血が指に付着しているのに気づいた。
「…大丈夫?まだ安静にしてたほうがいいよ。」
「あ、ああ…。」
郎は半身を起こしていた状態から体を倒し、再び完全に寝転がった体勢になる。
(今の鼻血はあんなことを想像して出したもの何て言えるはずがない…)
その後、郎は二人の手厚い看病を受けるのであった。



177ろー:2007/05/04(金) 00:12:38 ID:URKNijBu
あまりエロくなくてすいません。
逆さ磔は危険なので、まねしないでね♪
178名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 00:34:51 ID:9NObg/hu
GJ。次はエロいの待ってるぜ
179名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 14:06:57 ID:C3PfufGZ
できたぞう。
と思ったらGJなやつが来てるじゃないか。
投下は明日辺りがいいかな
>>177
GJ!
特殊なベッドと聞いてそれだとどんな感じで……と思った俺は終わっている
180RIK ◆nYAlkBQCIc :2007/05/05(土) 04:19:07 ID:omyZdfOT
お久しぶりです、やっととある一日の続き書けました。
後は投稿するだけなんですが、順番があるようで私は>>179の次にしますね。
>>177
GJです。良い感じに仕上がっていると思います。
次回作も是非とも見てみたいです。
181名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 10:23:00 ID:jhChSMU5
>>180
なんかすいません、今から投下します

みずき×友沢でシチュは12のアカデミーです
書きかたは大体RIKさんにならった感じです
書いてるうちにどんどん長くなっていき、かなりの長さに。暇な時に見てやってください
182みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:24:38 ID:jhChSMU5
 静かな夜。
 テレビから流れる音楽の向こうから、時折、随分小さく車の走る音が聞こえる。
 窓のすぐ外の信号機の光が、窓に一枚引かれた薄いレースを透かして壁や天井に淡く色を映す。
 青……、黄色、赤。
 さっとカーテンが引かれる。
 乱暴に引かれ、ゆったりとはためくカーテンの陰には、恨めしそうに信号機を睨み付けるみずきの顔があった。
春先だというのにじんわりと蒸し暑い。
 みずきは寮の自室で一人テレビを見ていた。
パジャマの袖をまくり、背もたれを抱えるようにして椅子に座って、それからお菓子を食べながら。
 スナック菓子は残り半分ほど。
夜中に間食なんて本当はよしたほうがいいのだけれど。
選手としても、女の子としても。
ついついコンビニに寄っちゃうのも、欲しくなって買っちゃうのも、まだまだメンタルが弱いからかもしれない。
 袋の中身を眺めながら、ため息を一つ。
今日はここまで、と袋に輪ゴムを掛ける。
 すぐに片付ければいいのに、袋をじっと眺めて、うーん、と考え込んでしまう。
なごりおしんでちゃいけない、もうしまっちゃったからだめよ、と自分に言い聞かす。
……
やっぱり中身を一つだけ出して、ようやく片付ける。
テレビはおもしろくない。
チャンネルを変えようとリモコンをいじるが、どうも反応が無い。
ぐっと左腕を前に出し、気持ち身を乗り出して……やっと変わった。
ふふん、と、何だか得意気。
 その体勢のまま、ちょこちょことチャンネルを変えながら、テレビを見た。
際限無く番組が飛ばされていく。
どれもいまひとつ。
そのうちに、だらんと下がり気味に伸びた左腕で、テレビに向けていたリモコンを器用に回してみたり、不安定に端っこを持って変化球の握りの練習をしてみたりと一人遊びを始めた。
 夜中にテレビを見るかお菓子を食べる以外にすることのない女の子なんて……。
 さみしいことはさみしいけれど、野球が恋人、という都合のいい建前があったので、あまり気にならなかった。
 うまくごまかしていた、とも言える。
──チームのみんなの持ち球は何だったっけ……。
あいつの昔の決め球は……、そうそう、スライダー。
183みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:30:08 ID:jhChSMU5
スライダーってどうやって投げるんだったかな。
……そういえば最近よくあいつに見られてる気がする。
 練習中ちらちらと視線を感じる。
 未だに女性選手が物珍しいのだろうか。
 私のピッチングが気になりでもするのだろうか。
 それとも……
いや、あのすかした男が女の子をじろじろ見たりはしないだろう。
じゃあただの私の被害妄想?
それとも、何か、期待してる?
腕を伸ばしたまま、うーん、と唸る。
スライダーの投げ方を思い出そうとする。
なんだか疲れたので、お菓子を食べながら練習。
あいつのマネをして、腕をまっすぐ伸ばして格好をつけてみる。
いや、そんな格好するか知らないけど。
持ってるのはリモコンなので格好ついてないけど。
とにかく満足げにポーズ。
その時、コンコン、とドアをノックする音がした。
突然の事にリモコンを落としそうになる。
 夜中に客など来たことがない。
何より驚いたし、していた事を見られたようで何だか恥ずかしくなる。
一体誰だろうと様子を窺う。
ワンルームなのでドアは短い廊下のすぐ向うに見える。
「俺だ」
友沢の声。
──え?何で?
あいつが夜中に自分の部屋に何の用があるのか。
「起きてるか?」
「は、はい!」
何だか妙な応対になってしまった。
「入るぞ」
──ど、どうしよう、どうしよう。
とりあえずパジャマの袖を急いで下ろす。
椅子の向きを変え、かしこまった感じで座る。
……お菓子!
とっさに背中に隠す。
ドアが開き、友沢が入ってくる。
 って、なんでこんなにうろたえてるんだ、私。
「おう」
「こ、こんばんは」
友沢は入ってくると、みずきのパジャマ姿なのを見て、視線を逸らした。
184みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:32:13 ID:jhChSMU5
「ほら、忘れ物だ」
と言って、タオルを差し出した。
 友沢は忘れ物を届けに来たのだった。
 柄物を好んで使うのは自分だけ、とはいえ、友沢も少々めざとい。
 やはり意識して見ていたのか、目に付いたのを覚えていただけか……。
「あ、うん……」
みずきは、友沢の手の中のタオルを見ながら、どぎまぎしている。
二人の間に何とも言えない沈黙が流れる。
テレビから笑い声が聞こえる。
「……ここに置くからな」
と、友沢はタオルを靴箱の上に置く。
みずきは落ち着きなく、応対に困っている様子。
友沢は何かに気付いた様で、みずきを見た。
「何か食ってたな、もう夜だぞ」
そこまで悪いことではないけれど、怪しむ様に言った。
みずきはびくっと反応する。
 いつもなら、何匂い嗅いでんのよ!とでも言うところだが、その時はそんな余裕は無かった。
何だか急に恥ずかしくなる。
それだけ言うと、友沢は帰ろうと振り返った。
「食べる?」
つい、友沢を引き止めるように、みずきはお菓子の袋を見せた。
妙に声が大きくなってしまった。
友沢が振り向く。
みずきは自分で言っておいて、とっさに作ったぎこちない笑顔のまま硬直している。
「俺はそういうの食わないよ」
「これ、面白いよ」
すぐに話題を変え、友沢からは見えない所にあるテレビを指差した。
「え?」
「これ……」
さっきからテレビからは笑い声がしている。
みずきが繰り返しに勧めるので、友沢もよく分からないまま部屋に上がった。
みずきは緊張しながら、友沢が靴を脱ぎ、部屋に上がるのを見守った。
自分でもわけがわからないまま、部屋に入れてしまった。
一体どんな意識が働いたのか、突発的にそうしてしまった。
自分は一体どんな顔で彼を引き止めたのか。
変な奴だと思われてはいないか。
実に気まずい。
加えて、「面白いよ」とか言ったテレビはそんなに面白くなかった。
このこともまた気まずくさせた。
二人並んで、みずきは椅子に座って、友沢は立って、黙りこくったまま、大して面白くもないテレビを見ている。
沈黙に耐えかねて、みずきが口を開く。
「……あんまり面白くなかったね」
185みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:34:46 ID:jhChSMU5
 友沢はちらりとみずきを見ると、彼女の大きく開いた襟元に目が行き、慌ててテレビに視線を戻す。
「……そうだな。まあ、さっきまでは面白かったんだろ」
友沢は律義だ。
気を遣ってフォローまでされてしまった。
みずきは、テレビの事はつい思い付きで言ってしまっただけだったので返事に困ったが、気を遣ってくれたことには、それは大したフォローではないけれど、少し安心した。
とはいえ、場の空気が大きく動いたわけではなかった。
結局それきり二人とも喋らないし、テレビはつまらないし。
 ただ時間だけが……、いや、長く感じるが、本当は何分も経っていない。
みずきは少なくとも三十分は経ったと思っていた。
そうでなくてもこのままの状態でいることには耐えられなかった。
何とかできないか、と考える。
友沢はどうしているだろうか、と横目に見ると、友沢は自分の方を見ていた。
そしてこちらの視線に気付くと、目を背けられた。
みずきも弾かれたようにテレビに向き直る。
友沢はみずきの胸元が気になって仕方がないようだった。
みずきの胸はあまり自己主張が強くない方なので、ちょっと覗き込めば簡単に服の中身が見えてしまう。
みずきは自分でもあまり恥ずかしがりではないと思っていたが、今は本当に恥ずかしかった。
友沢が見れない。
顔が熱くなってきた。
友沢はどうなっているだろうか。
こんなことになって、はじめに嫌悪感がわかなかったのは、自分でもどうかしていたと思う。
しかし、これでいくらか空気が変わった気がする。
これなら何とかなりそうな、例えば自分が怒って見せて、あるいは友沢をからかって、今日のところは場を納められそうな気がした。
ただ、少し引っ掛かるところはあった。
何かよく分からないけど、自分をエサに使うところか、自分から友沢を入れておいて、からかって帰すのが悪い気がするのか。
とにかくこの場を何とかしたい焦りがあったので、悩むまでもなく実行に移すことにした。
体勢を変えずに友沢の様子を窺う。
186みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:36:49 ID:jhChSMU5
はっきりとは分からないけど、どうも落ち着きがない。 部屋中を見回している。 それでもやはり自分の胸元が気になっているよう。
みずきはこころもち体を友沢の方に傾けた。
パジャマの襟元が僅かにたゆむ。
友沢はそれに露骨に反応した。
完全に目が釘付けになっている。
──かかった!
作戦は成功したが、友沢は見過ぎだった。
 あまりに思い切り見るものだから、見られた瞬間に、この後どうすればいいか分からなくなってしまった。
自分からはどこまで見えているのかは分からない。
それでも気付いてないふりをしながらその恥ずかしい体勢を保たなければならないのだから、仕掛けた自分が参ってしまいそうだった。
胸のあたりに、心臓の音が痛いくらいに響いていた。
それでも恥ずかしくてたまらなかったし、どうにかしないと、という意識がなんとか働こうとしていた。
 ここで怒るか、からかうかすれば、この場はお開きにもっていける。
やっとの思いで胸元を押さえ、友沢の方を見る。
顔を赤くしている友沢を見ると、目が回りそうだった。
しかし、言わなければ……。
「あ……」
──あれ?あれ?何て言えば……
「……あの……、胸、無いから、あんまり、見ないで……」
──はい?
せっかく頑張ったのに、出てきたのは全く計画と違う言葉だった。
「あ、ああ……ごめん」
「ああ……違うの、違くて……」
お互いにうろたえてしまう。
このままでは、また二人とも黙ってしまう、それはもうたまらない。
 それだけは、何とかそれだけは避けたい。
 何か……
「服、欲しいかなー……、なんて……」
友沢の目の色が変わった。
みずきも一気に血の気が引いた。
心臓が止まったかと思った。
前から男を無理矢理買い物に誘ったり、服を買わせたりしたことはあった。
けれど彼の窮状は自分もよく知っている。
本当なら嘘でも言える言葉ではない。
それを、勢いとはいえ、言ってしまった。
しかもこのシチュエーションでは、無理に部屋に招き入れた上、いい思いをさせてやったんだから何か買って、なんて、あまりにも下品なたかり方じゃないか。
あんな言葉がとっさに出るような意地汚い自分を憎く思った。
さっきまでのものとは質の違う沈黙が、二人の間に流れた。
友沢はどう思っただろうか。
187みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:38:56 ID:jhChSMU5
落胆する自分を見て、申し訳ない気持ちが伝わってはくれないだろうか。
とても今の友沢に、軽はずみな言い訳をすることはできなかった。
友沢は、しばらく黙っていたが、みずきを見、短い溜め息をついた。
「分かったよ、買ってやるよ」
 みずきはその態度に、押し殺した怒りと開き直りを感じた。
だめだ、やってしまった。
怒らせた。
軽蔑された。
嫌われちゃった……。
そう思った途端、涙が出てきた。
それはあっという間にしずくを作り、流れ落ちた。
「……ごめん、なさい……」
弱々しく震える声で、友沢に謝った。
友沢は、泣き出したみずきに驚いていた。
「違うの、あれは、違うの。言いたくて、言ったんじゃないの。」
友沢の袖にしがみつくようにして、しゃくりあげながら続けた。
「友沢、くんに、意地悪しよう、とか、そんなこと、私、少しも、思ってないから……、だから、お願いだから、私のこと、嫌い……っ、嫌いに、ならないで……」
そこまで言うともう喋れずに、涙を一生懸命手の甲で拭きながら、しゃくりあげるばかりになってしまった。
友沢は、何もできずに聞いていたが、恐る恐るみずきの肩に手を掛けた。
「……いや……嫌いなんかじゃないから、大丈夫だよ。俺は、お前のこと、嫌いじゃないよ」
 それを聞くとみずきは、友沢に抱き付き、繰り返し謝りながら、本格的に泣き出してしまった。
実のところ、友沢は怒ってはいなかったし、自由に使える金は僅かだけどあったし、単純に、買い物に行けばお互いの関係に進展があるかもしれないという期待さえあった。
そういうことを踏まえての「買ってやる」であって、決して頭に来て開き直ったわけではなかった。
結局みずきの空回りでしかなかったのだった。
友沢は、みずきが泣きやむまで背中をさすってやった。
 なかなか泣きやまない彼女の背中を、いつまでもさすり続けた。
 抱き付かれていたので、他にできることなど無かったかもしれないが、他のことなど思い付きもしなかった。
みずきが泣きやむと、友沢も安心して立ち上がった。
「とにかく今日はもう寝ろよ、明日一日休んでもいいしな」
友沢を見上げるみずきの肩を叩きながらそう言うと、「じゃあな」と帰ろうとした。
それをみずきは、腕を掴んで引き止めた。
188みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:41:13 ID:jhChSMU5
「帰らないで……」
みずきの少し疲れたような声に友沢はどきっとした。
 泣き疲れた目で、訴えるような表情で、そんなことを言われては、友沢もたまらない。
みずきは、嫌いじゃないと言われてもまだ不安で、行って欲しくなかったのでそういう行動を取ったのだったが、友沢は完全に別の解釈をした。
 真剣な顔で向き直る。
「……わかった、今日はずっと一緒にいてやる」
みずきには始めからそのつもりは無かったが、友沢の言葉の意味はすぐに理解した。
その時の勢いもあったので、ためらいながらも心を決めた。
「……うん……」
結局、それは、まるでお互い誘われたような、何とも不思議な形で始まった。
みずきはベッドに寝かせられる。
友沢はその上に覆いかぶさるようにしている。
ボタンに手が伸び、一つ一つ外されていく。
みずきは服と素肌がこすれるのに緊張する。
顔を赤くしたまま大人しくしている。
黙っていれば色っぽいものだ。
やがて全てのボタンが外され、服が開かれる。
胸は……そんなにはない。
けれど肌が白いのは美しかった。
首もとがうっすらと日に焼けている。
それが少しもったいないような、そそるような。
みずきは、自分が服を脱がされるのをじっと眺めていた。
 友沢の顔を見る、手許を見る。
不安と、緊張と、それと、嬉しさを感じていた。
どうして、今、嬉しいのか。
やはり、彼に対してそういう感情を持っていたのか。
そうなのだろう、気付いていなかったかもしれないが、確かに彼は特別だったと思う。
ただ、ずっと、彼のことを深く知ってから、その感情は同情であるふりをしていた。
その気持ちを、思わぬ形ではあったが、しっかりと認められた、そして伝えられた、そのことは本当によかったと思う。
友沢は、反応を確かめるように、ゆっくりと、丁寧に、みずきの胸に触れた。
「あ……」
189みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:43:42 ID:jhChSMU5
みずきは小さく震える。
尚も愛撫を続けるが、みずきは目を細め、されるがままになっている。
こんなに大人しいのは、泣き疲れた後だからか。
やりたい放題できるとすれば今夜だけだろう。
とはいえ、さすがに弱ったみずきにそんなことをしようとは友沢も思わなかったが。
胸の先端に触れる。
 「あぅっ……」
 みずきはびくんと反応し、反射的に体を丸くした。
友沢もそれでつい手を引っ込めてしまう。
友沢もなかなか強気になれない。
結局、胸を触るのをやめてしまった。
今度は、口をみずきの首の辺りにもっていく。
それにみずきは少し上を向いて、許容体勢を取った。
首筋をそっと舐める。
みずきは少しだけ逃げるようにしたが、そのまま舌を押し当てるようにして首筋を這わせると、その動きに合わせて甘いため息を漏らした。
しばらくそうしていたが、友沢も舌が疲れてきた。
顔を上げ、みずきの下半身に手を伸ばす。
パジャマの上から秘部をこするように刺激する。
「んぁっ!」
突然のことにみずきは激しく反応し、足の間に手を入れて、また丸くなってしまった。
「あ……、ごめん、大丈夫か?」
「ん、大丈夫……、だけど……、服、汚れちゃうから……」
「ああ、そうか、そうだな」
そうして友沢はみずきのパジャマに手を伸ばした。
「あ!待って!ちょっと!」
みずきが友沢の手を止める。
「じ、自分でやるよ……」
恥ずかしそうに、そう言った。
するすると、パジャマと下着が下ろされていく。
やがて秘部があらわになる。
毛は薄く、その場所はよく見える。
が、あまり見るとみずきも嫌がるだろう。
 パジャマと下着が膝まで下ろされると、みずきは足を投げ出した。
 「……いいよ……、あんまり、見ないでね」
 「……わかった」
 それを聞いて友沢は、もう一度手を伸ばした。
指で入り口をほぐしてやる。
指を浅く差し込み、広げるようにする。
「ふ、ぁ、あっ……」
みずきは足をもじもじさせたが、頑張って嫌がるのを我慢した。
友沢は、いじらしいみずきを見て、はやる気持ちがあったが、その場所はなかなか濡れないので困っていた。
お互いに経験は無いし緊張していた。
友沢はみずきの足の方に回り、秘部がよく見えるよう足を起こした。
190みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:46:05 ID:jhChSMU5
 その体勢は、みずきも何をされるかすぐに分かった。
「や、やだ、待ってっ……んはぁっ!」
みずきは友沢を止めようと手を伸ばしたが、その前に秘部に舌が入ってきた。
あまりの刺激と恥ずかしさに、体を大きくのけぞらせた。
「あ!あっっ!」
友沢も舌がつりそうだったが、その中を丹念に探った。
 やがて唾液が絡み、水音を立てる。
 その音はみずきの羞恥心をさらに刺激した。
やっと蜜が、それでも少しずつだが、溢れ出した。
そうなる頃には、二人とも随分疲れていた。
「もう……いいかな」
「……うん」
友沢のそれは、その時をずっと待っていた。
ズボンを下ろし、それを取り出すと、みずきの足の間に押し当てる。
みずきは、目をつむっている。
腰を突き出し、それをゆっくりと深く差し込む。
 その感覚に、友沢も腰の力が抜けるようだった。
「あ!いっ……」
みずきは、苦しそうにしている。
「だ、大丈夫か?」
その友沢の言葉に返事もできない。
友沢は抜くことも動くこともできず、みずきを見守っている。
しばらくして、やっとみずきが口を開いた。
 目には、涙がたまっている。
「……はぁ、っ……、大丈夫、友沢くん……」
「大丈夫じゃなさそうだよ。痛いだろ?」
「ん……、動いて、いいよ……」
「だめだって。痛いだけだぞ」
「無理矢理、して、いいんだよ」
「できるわけないだろ、お前がそんななのに」
「いや……、ちゃんと、して……、してくれないと、やだ……」
「……」
みずきのその言葉に、友沢もその気になった。
ゆっくりと、腰を動かす。
「っ!……うくっ……」
みずきはやはりまだ痛そうにしている。
それでもその中は友沢を迎え入れ、強く締めつけている。
 その感覚は、嫌でも気持ちを高める。
友沢は、みずきの様子を見ながら、快感に耐えながら、ゆっくりと腰を動かしている。
そのゆっくりとした動きに合わせて、ベッドが音を立てながら、繰り返しきしんでいた。
「大丈夫か?」
友沢がもう一度聞く。
「……平気だよ……、思ってたほど、痛くなかったから、大丈夫だよ……」
「嘘だろ、あんなに痛そうにしてたのに」
「ん、でも、今はもう、少し……」
191みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:48:30 ID:jhChSMU5
その時、どこからか物音がした。
壁を叩くような音。
二人は繋がったまま硬直した。
音は床からしていた。
下の部屋は矢部だ。
ベッドのきしむ音が、下の部屋まで聞こえていたのだった。
あまりに気に障るので、部屋の天井を叩いて文句を言うくらいに大きな音がしていたのだろう。
みずきは不安でたまらない、というような顔で友沢を見た。
その間も矢部は天井を叩き続けている。
しかしその時友沢は、この状態でみずきの中の締めつけが強まったために、それどころではなかった。
音に反応して、表向きはうろたえていながらも、劣情を刺激されていたのだろうか。
それなら、と思い、友沢は再び腰を動かした。
「あぁんっ!ま、待って、や、あぁっ!」
その声は、確かに色を含んだ声に変わっていた。
それが分かると、友沢は張り切って腰を動かした。
 「もう、大丈夫か?」
「だめ、やだっ!音、聞こえちゃ……んぁっ!」
ベッドは友沢の腰の動きに合わせて、ギシギシと大きな音を立てている。
 「気持ち良く、なっただろ?」
 「やらぁ!あぁ!あぁっ!」
矢部の抗議の音が止んだ。
と思ったら、下の部屋のドアを乱暴に閉める音が聞こえた。
階段を登る足音が聞こえてくる。
「!こっち来ちゃう!」
「静かにしとこう、声出したらバレるぞ」
「!」
みずきはけなげに両手で口をふさいだ。
 しかし友沢はみずきを大人しくさせておいて、わざと激しく突いた。
 「はぅっ!?友沢く……やんっ!」
足音が部屋の前まで来る。
矢部が乱暴にドアをノックする。
「開けるでやんす!いい加減にするでやんす!さっきから何やってるでやんすか!」
ドアの鍵は開いている。
入ろうとすれば、すぐに入ってこれる。
 みずきは嫌がってはいるが抵抗はせず、されるがままで、ただただ声を上げていた。
 快感と羞恥心で、どうにかなりそうだった。
「ん!んぁっ!や、声、でちゃ……あぁっ!」
いくらみずきが首を振って訴えても、友沢は責め続けた。
 友沢はみずきの腰を持ち上げ、さらに深く挿入した。
 「あ!あ!だ……っ!あああ!」
 それでも、みずきの中の締まりは強くなっていった。
みずきの声はほとんど裏返っている。
 友沢の激しい動きに、みずきの体は跳ねるように揺さぶられている。
192みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:51:19 ID:jhChSMU5
絶頂が近い。
「……っ、俺も、もう……!」
「あ!友……あっ!んんっ!」
 みずきは、涙を浮かべながら、必死に口を押さえる。
 「ーーーーーーっ!」
そして、小さな悲鳴を上げながら絶頂に達した。
 体を大きく震わせ、意識が吹き飛びそうなくらいの快感に溺れた。
友沢も、その締めつけに耐え切れず果てた。
 みずきの中に友沢の想いが流し込まれる。
 それはゆっくりと抜かれ、行為が遂げられたことを告げた。
 二人ともベッドにへたりこんだ。
 部屋には、二人の荒い息遣いと、ドアを叩く音が響いている。
 友沢には、みずきの胸が呼吸に合わせてゆっくりと上下しているのが見えた。
 「友沢く……」
 みずきは、か細い声で、友沢の胸に手を伸ばす。
「観念するでやんす!入るでやんすよ!」
余韻に浸る暇も無く、友沢は急いでベッドの脇に投げ出されていた布団を引っ張り上げた。
しかしさすがにこの薄い布団一枚では、隠れようが無い。
友沢は裸同然のみずきが見られないよう布団をかぶせ、抱き寄せた。
ドアノブを回す音がする。
「矢部君何やってんの?うるさくて眠れないよ」
「うるさいのはおいらじゃなくてみずきちゃんでやんす!」
「……うるさくないじゃん。もう遅いんだから寝たら?」
 何やらドアの向こうで口論になっているようだ。
「だめでやんす!おいら怒ってるでやんす!ちゃんと言ってやらないと気がすまないでやんす!邪魔すると許さないでやんすよ!」
「お前だうるさいのは!」
何やらドアの向こうで激しい物音が聞こえたが、やがて静かになった。
これには友沢もほっと胸を撫で下ろした。
 「何とか大丈夫だったな……」
みずきを見ると、みずきは友沢に抱き付くようにして眠っていた。
 疲れていたのだろう。
「はぁ……、俺も、もう、寝るか」
 友沢は胸に乗ったみずきの頭を撫でると、目をつむった。
193みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:53:38 ID:jhChSMU5
その朝みずきは、いつもより少し早く目覚めた。
いつものように気持ちのいい目覚めではなく、少し頭がぼうっとしている。
「ん……」
目をのろのろとこすり、横になったまま体を反らし、伸びをする。
ふと横を見ると、誰かの手があった。
一体誰だろうとその先を見ると、友沢の寝顔があった。
どうして自分のベッドに友沢が寝ているのか寝ぼけた頭で考えたが、よく分からなかった。
それでもなんとなく、ぼうっとしたまま、その大きい手に指を絡め、彼に覆いかぶさるようにする。
「んー」
そのままキスをする。
しゅんしゅんと何とも言えない気持ちがわき起こる。
そのうちにいくらか頭も覚醒してきた。
しかし最初に気になったのは、どうも下半身が布団にこすれてむずむずする、ということだった。
そういえばパジャマのボタンが全部開いていて寒い。
布団を持ち上げてその中を見る。
「……」
もう一度友沢を見る。
少し今の状況について考える。
「んがっ!」
みずきは布団をひっつかむと、くるくると巻き取り、そのままベッドから落下した。
「いた」
ベッドの脇で、ゆうべのことを思い出していた。
あれはみんな本当だ。
体を起こし、ベッドを見ると、その上には確かにゆうべしたことの証拠があった。
友沢の寝顔をもう一度見る。
確かに、ゆうべのことは、事故みたいなところがあったと思う。
そんなことに、自分達がなるなんて想像もしなかった。
けど、今の、この、友沢を見ている時の熱っぽい気持ちだけは、認めてもいいと思う。
やがて、友沢が目を覚ます。
辺りを見回し、みずきを見つける。
「……おはよう」
「おう……お前、寝相はあんまりよくないんだな」
194みずき×友沢:2007/05/05(土) 10:56:07 ID:jhChSMU5
「ち、違うわよ!これは起きてからなったの」
「何でだよ」
もうじき、出掛ける支度をしなければならない時間だった。
友沢は立ち上がり、服を正す。
みずきも布団から出てくるがまだ眠たく、前を隠しながらベッドに腰掛ける。
「橘、今日は休んだ方がいいよ」
「え……、だ、大丈夫だよ……」
ゆうべしたことのせいか、それは体調は万全とはとても言えない状態だったが、そのために練習を休むのはどうか、という気持ちがあった。
「目が真っ赤だけど」
「え」
そういえば、ゆうべは散々泣きはらしたのだった。
それで練習は……ちょっぴり恥ずかしいかもしれない。
でも、それだったら……
「……じゃあ、休む」
「そうだな、その方がいいよ」
「それならさ」
と、みずきは身を乗り出す。
「友沢くんも一緒に休も」
思えば、これが初めての意識的なアプローチだった。
妙に気恥ずかしい。
「……そうだな、今日くらいは、そうするか」
友沢は、さして悩みもせずに、快く答えた。
みずきは、何だかすごく嬉しかった。
「うん!」
「なら、後で買い物行くか」
「買い物?」
「約束しただろ、服」
「え……、だめだよ、あれは……」
 少し困ってしまう。
 やっぱりだめだ。
「少しは大丈夫だって。プレゼントくらいさせろよ」
「……いいの?」
「いいって。決まりな」
「……うん」
とても幸せな気分だった。
けれど、話すことがなくなってしまった。
何だか二人とも黙ってしまう。
「あ、そうだ、パンツ」
みずきは、場を繕うように、ゆうべどこかにやってしまった下着を探し始めた。
それはベッドの下にあった。
横から手を伸ばせば取れそうだ。
「んー……」
友沢は、あられもない格好のみずきを後ろから眺めていた。
つい、いたずらしたくなり、手を伸ばす。
「ふあ!?ちょ、ちょっと!友沢くん、やめ、あ……」
買い物に行くのは、いつになることやら。




おわり


195名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 11:00:04 ID:jhChSMU5
終わーり!
投下も楽じゃないですね

かなり個人的な印象で書いたんで、読む人達の思ってるのとキャラが違う、とかありそうで不安。というかすいません
196名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 11:10:52 ID:3r9ey5+l
しおらしいみずきちゃんに(;´Д`)ハァハァ
みずともすごく好きだわ
197名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 14:07:46 ID:KwElBmQn
GJ!
少し改行してくれると読みやすかった
198RIK ◆nYAlkBQCIc :2007/05/06(日) 00:31:30 ID:v7L4o1vp
私より全然文章構成上手いw
GJを何個つけても足りないと思いますが、GJです!
次回作も凄く期待したいです。お疲れ様でした。

私のは後ほど投稿します。
199あおいちゃんのとある一日:2007/05/06(日) 16:12:31 ID:XHacppyN

――十二時

 昼休み。 殆どの生徒は昼食を食べに行く時間帯。
 弁当を持参してきている生徒もいれば、学食に向かう生徒もいる。
 他愛の無い会話もこの時間帯に一気に弾き出す。 学生にとって最も長い休み時間だ。

 そんな中、野球部にはそんな時間帯は無い。 昼にも練習があるのだ。
 グラウンドに数十名の部員達はランニングを行っていた。 あおいの表情は授業中、休み時間の時より数倍明るかった。
 授業or休み時間中、あおいの精神を貪っていた下半身に刺さっていた玩具は、はるかのスカートのポケットの中に入れられていた。
 実は昼練の直前、二人はトイレに向かいローターを外したのだ。 あおいは安堵し、練習に向かったのだった。

 彼女の下半身は苛めに苛められ、未だに下半身こそ熱を持って燃え上がっているが、それ以外は日常生活に戻ったのだった。
 自然に彼女の表情は、何時もの野球少女の顔に戻っていた。
 彼女の横には、小波と矢部が同じペースでグラウンドを駆けていた。

「あおいちゃん、表情戻ってきたねー、良かった」
「えっ、急にどうしたの、小波君」
「いやー、オレ、休み時間とかあおいちゃんの所行ったじゃん? でも結構あおいちゃん具合悪そうな顔していたからさ」
「ご、ゴメンね心配かけて。 ボクはもう大丈夫だよっ」

 あおいは軽く笑みを見せると、小波は満面の笑みを見せた。
 よっぽど小波が自分の事を心配してくれていたのに嬉しく、彼女は少し顔が赤みを増してしまった。
 そこを矢部に指摘されると、違う意味で更に顔が朱色に染まった。

「図星でやんすねー、小波君に優しくされて顔が真っ赤になっているでやんすー」
「五月蠅い、眼鏡っ!! そんな事言う暇あったら走りなさいっ!」
「……それだけ怒る元気があったら大丈夫っぽいね」

 小波は苦笑しながら、自ら走るペースを上げて行った。
 当然ながらあおいも矢部も小波に合わせる様に走るスピードを上げて行った。

 続いて投球練習、ブルペンに入ったあおいは小波と軽くキャッチボール。
 そして小波を座らせて二十球、シンカーを中心に放った。
 アンダースローから切れの良い球が小波のミットに決まる。 しかし、切れが良すぎて小波が捕球出来ないほどの球も存在した。
 だが小波、その点についてはあおいの復調と見て気にしなかった。

「ごめん小波君、今日は結構調子良いみたい」
「そうだね。 もうオレが心配する事は無さそうだ」
(…はるかの練習効果が早速出たのかな……?)

 二十一球目、彼女が投げたシンカーは、再び彼のミットを弾いた。
200あおいちゃんのとある一日:2007/05/06(日) 16:13:12 ID:XHacppyN

――十三時


「じゃああおいちゃん、また放課後の練習で会おうね」
「うん、じゃあまたね、小波君」

 小波と別れ、あおいは近くにあったベンチに座った。
 疲れも今は良い感じに心地良い。 良い練習になったな、とあおいはこの時間帯の練習を自賛した。
 グラウンドには既に部員は居ない。 全員部室に戻り着替えを済ましているはずだ。
 誰も居ないグラウンドは、部員達の手でしっかりと均されていた。

 あおいはベンチの横になって、空を見上げた。

 青い空に白い雲。 透き通った蒼穹の空が、彼女の瞳の中に飛び込んできた。
 ぼんやりと見ていると少し眠たくなってくる。 あおいが少し瞼を閉じかけたそのときだった。

「あおい、ここに居たの?」
「――ひゃあっ!!」

 目の中いっぱいにはるかの顔が飛び込んできた。
 一瞬で眼が覚めたあおいは、少し身体をモジモジさせながら彼女の顔を凝視した。
 何時も通り、何時もの表情をしたはるかがそこに立っていた。

「なに驚いているの? 驚きすぎ」
「ご、ごめん」

 幾らあんな事をやらされたとは言え、彼女はかけがえの無い親友。 さすがに今のは自分に非が有ると思ったあおいは、彼女に謝った。
 はるかは笑みを戻しベンチに座った。 一方のあおいは強張った表情ながら、無理やり笑みを作っていた。
 そして朝の携帯でのやり取りのように、会話に花が咲く。 彼女とゆっくりと話が出来たのは、朝の六時以来。
 時間にしては短いものの、あおいにとってこの時間に辿り着くまで、かなり長い時間を用いた気がした。
 徐々にあおいの表情には作った笑いではなく、自然が生み出す笑みになっていた。
 数分たった後、はるかはベンチから立ち上がった。

「じゃああおい、更衣室で待っているよ」

 そう言って、彼女は先に部室へ向かおうとした。
 あおいも彼女を追うが、彼女の口から「ちょっとした準備があるから」と言われた為、五分ぐらいベンチに座っていた。
 そしてはるかが何を考えているのか分からないまま、彼女はベンチから立ち上がり更衣室に向かった。
201あおいちゃんのとある一日:2007/05/06(日) 16:14:07 ID:XHacppyN

 残り休み時間十分。 男子部員の暗黙の了解として、休み時間十分までには全員教室へ戻る事になっていた。
 勿論その事はあおいの着替えの為。 男に混じってあおいが安心して着替えを出来るわけが無い。
 結局、あおいとはるかは自然と、共に更衣室の最後に出ることになるのだ。
 
(…なんだろう、準備って……)

 あおいは少しドキドキしながら、更衣室のドアを開けた。
 彼女の鼻に、多少の男子部員の汗などの生臭い臭いが入ってきたが、もう慣れているので表情は変わらない。
 電気を付けて部屋の中を明るくする。 ドアを閉めて鍵を閉め、窓にカーテンを掛けた。
 しかし何時もは椅子に座っている筈のはるかが居ない。 あおいは軽く首を捻った。

「はるかー、もうボク、入って良いんだよね?」

 はるかの返事は無い。 仕方なくあおいは衣服が入っているロッカーに手を掛けた。
 そのときだった。 何者かが彼女の目を塞いだ。 一瞬であおいは悟る、この犯人は彼女しか居ない。
 そう思った次には惚けた女の子の声、彼女にとって聞き馴染みのある声が耳に入ってきた。

「…だーれだ?」
「ちょっと…悪ふざけしないでよ、はる…っ……!!」

 彼女の手を目から振りほどいた瞬間、思わずあおいは絶句した。
 何故なら、目の前に立っていたはるかは、衣服が全て脱がれていたのだから。
 乳房の中央にある突起は桃色で、興奮しているのか既に固く勃起しているように彼女には見えた。

「ちゃんと三時間我慢したんだよね、ご褒美よあおい」
「はるか…何しているのよ……、早く着替えてよ……っ」

 こちらに向かってくる生まれたままの姿のはるかに、あおいは彼女を直視する事は出来なかった。
 あおいの目の前で歩みを止めたはるかは、彼女の顎を掴み上を向かせた。
 そしてトロンとした表情を見せ、彼女の唇に近付く。

「遠慮しないで、ほら……」
「あ……っ!」

 はるかはあおいに近付いた即座に、彼女の唇を奪った。

「…ん……っ!」

 何度も、何度も口を離して、再びくっ付ける。 短いキスの繰り返し。
 その隙にはるかはあおいの背に手を回し、圧迫するように抱きしめた。 繰り返すごとにあおいは、苦しそうな表情を見せた。
 キスの回数を増す度に口の中に、彼女の舌が伸びて来る。 何もする事が出来ずあおいは彼女の舌と自分の舌を絡めていた。
 彼女は自分では拒否するも、身体は正直。 身体の疼きが再び始まった。

「ん……はっ…ぁあ……!」
「はっ…ン……ちゅ…」
「はぁ…ぁ……ハァ……ン……ッ!」
「可愛い……あおい」

 はるかは口を離し、彼女の髪の毛に触れ頭を撫でた。 はるかは表情こそ、満面の笑みであおいと接していた。
 あおいの視線こそ彼女にあったが、既に眼が虚ろで足が震え、立ってられなかった。
 彼女達の唇から唾液の糸がいやらしく引いていた。
202あおいちゃんのとある一日:2007/05/06(日) 16:15:15 ID:XHacppyN

「驚かせてごめんね…、でも、ごれはご褒美なんだから」
「……は、はるかぁ……」

 次にはるかは、あおいの服に手を進入させた。
 人物こそはるかと言う親友だが、痴漢にあったあの時と同じ行動。
 あおいは抵抗こそしようとしたが、出来なかった。 力が入らなかったのだ。

(…ウソ…、ボク…興奮しているの……)

 既に息は荒く、顔は火照っている。
 はるかが乳房をゆっくりと揉み始めると、自分でも思わず驚くような性感を覚え、羞恥心により身を縮めた。
 一気に下半身の熱を呼び覚ました彼女の行動により、あおいの興奮は更に高まっていく。

「……アッ…ひゃうっ…ひゃぁ……!」
「小さいから、感度は良いはずよね?」
「わっ、分からないよぉ、そんな事……っ!」
「でも口と身体は正直。 もうここ、こんなに立っている」
「やだぁ…ボクがボクじゃないみたい……んにゃぁ!」

 自分でも分かる。 はるかが乳首をくりくりと突いている事が。
 そして自分でも分かる。 身体が飛び跳ねるほど、性感を得ている事が。

 だが否定してしまう。 あれほど下半身を苛められて、更に自分は性感を得ている事を。
 自分が自分で無くなってしまう感じ。 それを否定する。

「……っ…あっ…! ……ア…、あぅ!」

 だが、はるかによって上着とズボンを脱がされ、執拗に上は耳から、下は足の指まで入念に舐め回された。
 彼女の思考は遙か彼方に飛んで、何も考えられなかった。
 はるかの指、舌、息。 全てがあおいの性的快楽を増幅させる。

「あっ…うあぁ……ひゃう……っ!」
「あおい……凄く可愛い」
「やだぁ…そんな事…言わないで…っ!」

 はるかは責める術をやめない。 彼女の視線は自然と下半身の中心へ向かった。
 そこには既に何度も尿を放出したかのような、溢れんばかりの液体が溢れていた。
 三時間我慢を重ね、たまりに溜まった蜜は、あおいの下半身で暴れ狂い、床にぽたぽたと液を落としていた。
 はるかはあおいを椅子に座らせ、彼女の性器にゆっくりと軽く指先でなぞるように触れた。
 それだけで彼女は過剰に反応し、十分に責め終えたと感じたはるかは絶頂へ向けて掌で、彼女の性器を摩擦した。

「や、やぁあ……アアッ!」
「すごい…もうここ、ビクビクいってる」

 摩擦を繰り返す事によって、更衣室にクチュクチュと嫌らしい水音を響かせていた。
 何度も弄られた秘所は既に崩壊寸前。 あおいは「あるもの」が近付くのを感じ、身を震わせた。
 終わりに近付いたのを感じ取ったはるかは、一層手の動きを素早くした。

「いやぁ…いやぁあ……!」
「もう限界だね……もう良いよ、一気に行くよ」
「いやぁ…も…う……もうダメェ――ッ!!」

 あおいの甲高い声と共に、彼女の秘所から大量の蜜が迸った。
 絶頂を迎えた彼女の性器は収まる事を知らないのか、二度、三度と潮を飛ばしていた。
 まるで噴水のように、大量の愛液がはるかの顔に降りかかった。
203あおいちゃんのとある一日:2007/05/06(日) 16:16:06 ID:XHacppyN

 あおいはオーガズムに浸りながら、椅子の上で果てていた。
 はるかは制服に着替え終えた後、椅子に座っている彼女に話しかけた。

「凄かったね、あおい…顔に凄くかかった」
「ご…ゴメン……」
「ううん、平気。 だって私があおいの為に行った行為だから」

 彼女は微笑みながら、余韻に浸っている彼女に軽くキスをした。


――授業開始前


 お手洗い室の鏡。
 そこに映し出されているのは、少し疲れた顔をした緑色で三つ編みお下げをした女の子だった。

「…はぁ」

 彼女には似合わないような溜息が、お手洗い室に消えた。
 右側を向くと、水で手を洗っているはるかの姿があった。
 既に殆ど洗い終えていたようでキュッと、蛇口を締めると水がぽたぽたと数滴、底に消えた。
 ハンカチを取り出し簡単に手を拭き終えると、彼女の目線はあおいの方へ向いていた。

「じゃあ、次の特訓ね」
「う、うん…」
「とは言っても、基本は我慢だから、さっきの延長」
「……」
「でも、さっきと同じじゃ威力が低いと思うから…」
(さっきのでも十分威力があったよ……)
「これをあおいの中に装着するの」

 そう言って彼女のポケットから現れたもの、それはあおいを更なる苦痛の道へ歩ませるものだった。
 彼女達は一度個室に入り、準備を開始し出てきた時には、あおいの顔は朱色に染まっていた。
 スカートを抑え気味に、周囲の視線を気にしながら歩いていた。

「後…振動の強さは私が適度に変えるから、頑張ってね、あおい」
「う……うん」

 教室に到着した瞬間のチャイムが、地獄の午後の特訓の始まりだった。
204あおいちゃんのとある一日:2007/05/06(日) 16:17:32 ID:XHacppyN

――十四時

「―――ッ!!」

 あおいは座った瞬間、苦痛に顔を歪ませた。
 肛門に刺さったバイブレーターが深く沈み、彼女の中を刺激したからだ。
 ずぶずぶと中に侵食していくバイブに、あおいは苦痛しか感じられなかった。

(…い……痛いよ…痛いよ、はるかぁ……)

 勿論、自分自身で肛門など弄った事など無い。
 ましてや肛門に異物を挿入した事など、生まれて一度も無かった。

 授業が始まると直ぐに彼女の異変に気付いた教師が、彼女に話しかけた。

「早川さん、大丈夫ですか?」
「…えっ? ボクは…大丈夫ですよ」
「でも、顔真っ青よ。 具合が悪かったら保健室に……」
「……大丈夫です」

 作った笑みを教師に見せる。 教師は授業を再開し、その場は何とか乗り切った。
 だが刺激は彼女を変える。 あまりの苦痛にあおいは机の横になった。
 彼女の肛門には、男の股間のような形をした玩具が突っ込まれていた。
 座るとその玩具が容赦なく彼女の中をかき混ぜる。 その度に呼吸のリズムは短くなる。

(あぁ…イヤァ……ッ!)

 更に彼女を襲うのは股間の中で僅かに振動するローター。
 振動こそ弱いものの、肛門に入っているバイブによる二つの責めによって、午前以上の刺激よりはるかに強いものが彼女に圧し掛かっていた。
 更衣室にはるかによって絶頂を迎えた股間の熱は、瞬く間に回復し彼女の中を濡らしていた。

(もう…頭の中がクラクラするよぉ……! ……ボクがボクじゃないみたい……変に…なっちゃうよぉ…!)

 大きく身体を揺らし椅子に座る彼女の様子は、流石の生徒達も様子が可笑しいと察知し、尻目で彼女を見ていた。
 教諭も心配した視線で彼女を見るが、それは彼女の羞恥心を増幅させるのに働いた。

(やだ…ボクを見ないで……ばれちゃうよ……っ)

 股間をモジモジさせるが、立ち上がることも出来ずにそのまま。
 制服こそ着用しているが、その下は彼女の肌。 乳首は勃起し、股間にはローター&バイブ。
 我慢しようと力を入れると、その分股間も肛門も閉まり刺激は一層強くなる。
 今は声が漏れないように我慢するのが精一杯だった。
 ……しかし。

 …ヴヴ……ヴヴヴ…!

「――ッ!」

 ガタッと大きく机から身を動かしてしまい、生徒達の視線を集めてしまった。
 あおいは苦笑しながら、「寝ぼけてました」と惚けて、再び椅子に座った。
 他人から見れば、彼女の顔は真っ青だが、身体は赤く燃え上がっていた。

(時間……あと十三分……ッ! 我慢するしかない…っ!)

 時計を確認して朦朧としている頭で計算すると、あと十三分で休み時間に突入らしい。
 あおいは時が早く過ぎるのを願いながら、必死に快楽に耐えていた。
205あおいちゃんのとある一日:2007/05/06(日) 16:19:20 ID:XHacppyN

――十五時

 彼女の精神は限界スレスレの境界線に存在していた。
 最早、彼女は崩壊寸前。 少しでも振動を加えればバラバラに崩れてしまうほどに。
 だが現在の時間は、六時限目、最後の授業である。 この授業が終われば自由になれる。
 そうすれば昼休みみたいに、はるかが外してくれるに違いない。 それだけを考えあおいは、波のように続く快楽に耐えていた。
 この∞ループ。 少し彼女の表情が安定すると案の定……
 ヴヴヴ…ヴヴ……ッ

「………ッ!」

 はるかがスイッチを入れたのか、股間にあるローターの振動が強くなった。
 振動に比例するかのように、あおいの身体がビクン動いた。
 喘ぎ声こそは何とか塞いでいるものの、息遣いは普段の彼女とは正反対の位置に存在していた。
 早川あおいの体調が悪い事は、既に他の教師にも伝わっているのか、この授業の担当の教師も心配そうな口調で彼女に声を掛けた。

「……早川、本当に保健室に行かなくて良いのか?」
「だっ…大丈夫です……っ」

 説得力の無い彼女の力の無い声が教室中に響いた。
 そして座ると同時に口を塞ぐ。 勿論この事を声に表してはいけない事など承知の済み。

(…ッ! んぁぁっ……)

 心の中では、喘ぐだけしかなかった。
 それからの彼女は、数十回に及ぶ我慢の繰り返しだった。
 あおいは幾度も絶頂の直前まで追い込まれるのだ。
 しかし見透かすかのように、はるかはタイミング良くローターのスイッチを切るのだ。
 そして彼女自身が行う必死の我慢によって、絶頂だけは逃れていたのだった。

(んぁ……はぁ…はぁ……っ)

 彼女自身、永遠に続くと思っているこの特訓。 だが、そこまで時は残酷ではない。
 あおいはチラリと時計を見る。 三時五九分、そろそろ授業終了のチャイムが鳴る頃だった。
 補足として、この作品では元ネタの関係上、六時限目終了が午後四時十分になっている。

(後少し…頑張らないと……っ)

 彼女が僅かな気力を振り絞って、気合を入れたその時だった。
 ヴィ…ヴヴ……ッ!! ヴヴヴ……ッ!!

「…ひっ!」

 あおいのセーブが遂に崩壊し、喘ぎ声を外に出してしまった。
 流石に彼女は咄嗟に立ち上がり、先公に「保健室に行っていいですか?」と言った。
 教師は逆にホッとした表情を見せて、すぐさま彼女に了承した。
 ピシャリ、とドアが音を立ててあおいは廊下へ消えて行った。
 彼女が去った後、教室内は再び授業を再開したが、彼女の近くに居た生徒は彼女の机の周りが濡れているのを謎に思った。

「……ううっ」

 あおいはスカートを抑えながら、二つの異物を刺激せず慎重に歩いていた。
 いつの間にかローターの振動は消えていた。
 先ほどの出来事の御蔭で羞恥心は倍増だ。

 更に、我慢出来なかった。 最後の最後で我慢出来なかった。

(…少し、漏らしちゃったよぉ……)
206RIK ◆nYAlkBQCIc :2007/05/06(日) 16:22:20 ID:XHacppyN
ペッティングってこんな感じでよかったのかな?とりあえず十五時まで書いてみました。
書いていてあおいちゃん、相当弱ってます。
強気の彼女は何処へ行ったのやら…中々強気の彼女が書けないorz
207名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 16:24:54 ID:9cHj0a5d
何か、読んでて
あおいちゃんが可哀相に成ってしまった俺の精神、マジ、ショボス・・・orz
208名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 16:46:13 ID:XBkmU/DV
GJ!!
一方的な欝展開なら好きじゃないけど
こういう双方同意でのハードものは"だがそれがいい"と思う自分はSなんだろうかw
はるかちゃんはたとえ歪んでいたとしても愛ゆえの行為だし
あおいちゃんも一応自分から受け入れてる訳だしね

209名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 17:21:50 ID:CvIbsWdb
お二人ともGJ!
ここのところ投下ラッシュで嬉しい限り
今の雰囲気のままスレが続くといいなあ

>>195
みずきちゃん可愛い
こういう雰囲気って良いですな


>>206
えっちでハードでエロいです(*´Д`)

今は責めに抵抗があるみたいだけど、
何だかんだで受け入れちゃってるドMのあおいちゃんのことだから
二輪刺し長距離走のころには、抵抗もほとんど無くなり
自らから快楽に身を委ねイキまくって走ったりしちゃうのかなw
210名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 17:45:34 ID:XjFZrrzj
どいつもこいつもGJ!

GWが終わってもこの勢いで突っ走れ!
211名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 00:45:26 ID:QhivhEBJ
GJ!!
あおいちゃんの困りっぷりが素晴らしいですわ
はるかちゃんもすごい娘だ
212名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 09:27:32 ID:aKCX8niy
ここはS多いな
213名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 19:28:39 ID:Cpu3EKEW
こういうのを読んでハァハァすると同時に少し心が痛んでしまう俺はダメなんだろうな
214名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 22:33:48 ID:2xndIQbt
だがそれが(ry
215名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 23:51:23 ID:kG7jkDAh
「あおいちゃんのとある一日」のネタ元は俺なんだけど
適当に殴り書きしたのがまさかこんな形になるとはw

ところで、適当な所で幸子さんと彩乃たんを出してもらえないかな?
図々しいのは百も承知だが、二人のファンのためにもそこを何とか…
216名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 07:27:02 ID:Fz9FjrcC
あおいとはるかも良いけど、9のキャラとしてはブラコンツンデレメガネ澄香も捨てがたいものだが・・・。
217名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 09:58:20 ID:bAOfKtva
なら、やっぱカレンも(ry
218名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 15:49:26 ID:C4QqvSc/
カレンが(性的な意味で)好きな人って居るの?
219名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 00:53:33 ID:Vu+KNyBd
>>218
俺好きだよ
あのすさまじい肉体がいい
220名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 12:50:36 ID:rGWgd+Mk
同じ高校編なのに13は絵久ちゃんくらいしか話題にならないのな
221名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 13:08:54 ID:SAK7vV4S
三日前に13をPLAYしたのに絵久ちゃん以外の彼女キャラの顔が
素で思い出せない俺が来ましたよ
222名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 14:22:19 ID:V9lgZT0q
最近の彼女候補は悪い意味でおとなしすぎる
おまけに登場頻度が低いから全然印象に残らない
その点9は正当派ながら個性はあったし付き合える機会も多かった
223名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 19:59:22 ID:mqPmTaIV
俺は11のエリリンとか12の出木千夏とか好きだったな。
付き合いやすいしかわいいし。
224名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 20:13:18 ID:dHK6pw+h
千夏ちゃんは電話した時がよかったなあ
225名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:26:48 ID:H7TbNMrI
彼女候補に期待するなら素直にパワポケをやれば良いと思う
226名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 22:02:57 ID:l0lU9DyO
パワポケ(特に7)の彼女のイベントは多いしラブラブ感はパワプロよりも遥かに濃いぞ。
しかし悲しいかなここはパワプロのスレ、文句言わずにパワプロの神の降臨を祈る
227名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 22:08:26 ID:Gf4jckdV

パワプロの神……神…………この人ですか?

      ∧_∧
     ( ´Θ`)
    (⌒`    ⌒ヽ  
    ヽ  ~~⌒γ⌒)  
   │ ヽー―'^ー-'  
   │   〉    |│     ジャマハハハ
   │ /───| |
   |  irー-、 ー ,} |
   | /   `X´ ヽ|
228名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 22:12:08 ID:H12PidpW
好きな人には申し訳ないが
彼女候補も含めパワポケのノリはどうも好きになれんわ
やっぱりパワプロガールズが一番好きだ
229RIK ◆nYAlkBQCIc :2007/05/09(水) 22:41:37 ID:ObkodQLz
本当はベッタベタの純愛を書きたいんだけど、せめて長編を仕上げてから…。
そうしたら甘い純愛を書きたい。 いや、書く。

>>215
是非登場させたいが、困った事に現在パワプロ9が手元に無いんです。
キャラクターの性格を細かく範囲する事から、ネタ補充が出来ない状況orz
とりあえず他の神小説で二人のキャラの勉強してから、続きを書いてみる事にするよ。
230名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 01:34:37 ID:LFXwYamg
・舞
正統派、他の作品の初期選択可能チームに用意されている彼女候補と似たような感じ
ラブホ寸止め
ピンク

・澄香
知的クール、動物好き
眼鏡
ツンデレ気味、難度高め

・茜
関西人
姉御肌だが、ロマンチストな面有り
阿畑に寝取られる

・はるか
病弱だが芯は強い娘
お嬢様、性能最強
気付いたら葵のタチ役

・カレン


231名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 04:06:06 ID:r+iuQS8a
地味にパワプロ8の巫女とか好きだったな。
……まぁ、パワプロ8はタワー最終戦前のありえない燃え展開に全てが食われてる感が無きにしも非ずなんですが。
232名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 07:29:37 ID:DnFnmvaE
10のエミーも捨てがたい。
233名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 21:59:48 ID:zombVmwM
>>230
舞は主人公の幼馴染という設定も
234名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 01:28:40 ID:Z2lMLTXg
あおいちゃんが彼女候補になったら売り上げが3%は伸びる
235名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 13:16:41 ID:o8lSBBR0
>>230
澄香のブラコン設定を忘れてはなるまい
236名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 11:27:03 ID:0wyls0YN
澄香はすでに兄によって開発済み。
237名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 20:57:22 ID:MEdlwyL0
>>236
(がーん がーん がーん)
238名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 22:54:15 ID:yA/D95V4
矢部が早漏短小包茎なのと同じくらい常識だろ?
239名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 12:40:14 ID:xBcCHM/t
はるか×あおいは、ほのか×なぎさを連想させる。
240名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 23:38:02 ID:+RLC5IvF
そもそも何故はるかが性的に最強になった?
俺的にあおいちゃんは主人公とラブってればそれで良いが、結構いじめられ担当なのに今更疑問。

まあ、エロければそれでいいが
241名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 00:26:43 ID:VfdACKXx
俺ははるか×あおい大好きだけどな

強気なあおいちゃんがされるがまま、お嬢様なはるかちゃんが主導権を、
っていうギャップがもうたまりませぬわ
242名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 00:46:22 ID:W5oKz/Qr
そんなはるかが主人公に甘えてその後メチャクチャにされて・・・。
243名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 10:05:06 ID:MOwjsMBJ
百合スキーが居ますね

と、慢性的な百合ネタに飽きた俺が言って見る
244名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 13:42:28 ID:rzF5MnZz
澄香はプロ入りできなくても付いてきてくれる女神なんだぜ?
245名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 15:04:40 ID:VfdACKXx
ツボシチュでウハウハな俺は勝ち組w
246名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 18:10:41 ID:TUj3rlx2
247名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 23:05:41 ID:PIvBuB49
書いてみたけど放棄
前フリは書けているのに濡れ場が書けない…
248名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 19:47:24 ID:a5cf1M7K
>>247
非エロになっても構わない。とにかく投下シル!
249名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 22:46:02 ID:B00VL5/a
>ここはパワプロシリーズの萌えSSやエロSSを投稿するスレです
>書く前にあれこれ聞くより、まず投下しる!
250名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 23:02:50 ID:jVYc5qxg
>>247
>>249の言うとおりだから、投下してみなよ
ここの住民ならちゃんと読んでくれるし、批判喰らってもここにある多くのSS(RIK氏やともみず作者など)で学べるからな
251名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 01:09:33 ID:28qaINSh
放置して去っていった過去の作者をwiki見ながら懐かしむような俺もいるんだ
新規職人ばっちこーい、例え今はダメだとしても書きながら化けるのもいる
252名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 12:16:29 ID:lO88envX
もうこの際エロなしでも全然構わないから誰か投稿してくれないかねぇ
新しい話が読めないのは寂しい
253名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 20:00:32 ID:hDjNZjH8
RIKさんまだかなぁ
(゚Д゚)ポカーン
254名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 20:42:33 ID:VSWxaKJ6
あおいちゃんのMカワ成分が切れてきた
255名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 20:44:33 ID:VSWxaKJ6
早く補給しないとおっきがおさまりません
256名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 17:53:39 ID:4EGlOOAq
新人さんが投下しにくい環境を改善しない事には・・・
257名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 18:35:19 ID:G1R54dDZ
SSは(;´Д`)ハァハァして待て
258名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 17:41:56 ID:I8+0ib7W
六道聖捕手
259名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 23:20:21 ID:TzZTWVEd
ところで、最近ジャーマン先生が覚醒しまくってるな
……本業で忙しくてSS書きに来れないんだなw
260名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 18:18:38 ID:bN87/7Pw

     ∧_∧
    ( ´Θ`)今日も打ってしまったよ ジャマハハハ
261名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 19:03:32 ID:Z5djjhcJ
久しぶり
ところで最新作のタイトルは何ですか
262名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:14:15 ID:qiI9SHdN
はるかちゃんに食べられるあおいちゃんはまだですか
263名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 00:55:28 ID:piilpKx2
誰でもいいから投下してくれないものかね…
過疎ってて寂しい限りだ
264名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 17:52:38 ID:cj/0pxSt
乱れる雲を討ち 嵐に向かう男
立ち上がれ山崎 名古屋の意地だ
265名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 04:22:37 ID:Z+oEzCYh
毛山崎は居ないよ
266名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 08:04:55 ID:AgPRBPfq
なにその田中さんの2000本試合でHR3本。
267名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 11:42:54 ID:wqCSzmmP
あおいちゃん読みたいよあおいちゃん
268名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 23:24:22 ID:WXqZwfhU
ハァハァ
269名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 08:02:29 ID:xyDN6jkf
RIKさーん!
270名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:14:02 ID:Z3IDHxzw
あおいちゃんもらっていい?
271名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 22:42:43 ID:u+KTeq/x
ジャーマン氏が来ないのは本業が忙しいからか?
272名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 09:00:55 ID:17kwUIVI
本業って?
273名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 16:00:36 ID:LGlotCcW
ていうかジャーマンって誰?
274名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 01:09:23 ID:+XRVH0Tt
>>273
保管所か過去ログ見れ
275名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 02:39:49 ID:PhXOnn+i
最近、絶好調の山崎武の事だろう
276名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 07:57:03 ID:hd+IAzHi
>>274
そうじゃなくてなんでこんなにちやほやされてるのかってこと
別の板で何かやってんの?
277名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 08:56:39 ID:XVDvSMEM
・・・これは釣りなんだろうか。
278名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 10:54:08 ID:mJxPFLO0
厨房の戯言だからスルーでいいよ
279名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 15:37:43 ID:Vm190K5r
ジャーマンの話も良いがそろそろ14の話題が出てもいい頃なのでは…
280名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 13:15:45 ID:ykV4oZtI
14って学級委員みたいな三つ編みマネージャーがいたな
281名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 00:57:33 ID:wEPrf3qP
ジャーマン先生、本気で二冠とっちまいそうな勢いだな
とりあえず14は野球部分とシステム部分が11並の状態まで回復してくれればそれでいいや
282名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:32:43 ID:Ilmc88mg
みずきがお見舞いに来た矢部にトイレの姿を撮られて
それを脅迫されて矢部にいいようにされるSSある?
283名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 22:28:09 ID:fjtG+IGA
加藤姉とやったけど締まりよかったお
284名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 23:01:25 ID:cE3A6Lko
それは猪狩兄です
285名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 19:03:51 ID:kYtpxDYA
282>>それ、俺がタレコミで書いてた小説じゃん。

途中で挫折してもたけど_(._.)_
286名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 05:15:18 ID:B5OCQzJD
まとめサイトが見れなくなってるのは俺だけ?
287名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 20:49:33 ID:lWRPUqVe
多分お前だけ
288名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 22:24:01 ID:B5OCQzJD
見れるようになりますた
289名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 00:42:18 ID:1bA6lwTE
これは近年まれに見る過疎
290名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 03:39:11 ID:lwmr7oCz
ボクは君のおかげでここまでこれた、だから最後は君との勝負で決着を付けれたらなって思ってたんだよ。

9回2アウト2ストライク3ボール、27人目のバッターが君だなんてボクは幸せなんだろうね。
ピッチャーの君が代打を送られないで打席に立つって事はボクが最後のマウンドって分かっちゃったのかな?
甲子園の準決勝、ボクと君の投げ合いは君がボクから決勝打を放って決勝戦に進んだね。
プロでの初対決はボクが君から放ったプロ入り初ヒットがタイムリーになってボクが初勝利を記録したんだ。

1ヶ月前にボクは引退する事を球団に伝えたんだ
そして3日前に監督から今日、君が先発予定の試合に先発投手としてマウンドに上がるように言われたんだ。

試合は9回表2アウトのボクの打席までボクも君も打者が塁に出ることを許さなかったね。
2ストライク3ボールから投げた球は、甲子園であの日ボクを最後に三振に抑えたあのストレート。
ボクは無我夢中で思いっきり振ったバットが君のストレートを捉えたね、ボクがホームランを打つだなんて誰が想像したかな?
そして9回裏の2アウト、君はバッターボックスに入ったね。
1球目は外角低めのストレートでストライク
2球目は内角高めのスローボールでぎりぎり外れてボール
3球目はど真ん中のストレートを君がファールさせて2ストライク
4球目、5球目は外角高め、君の好きなコースからボール一個分ずらしてストレートを投げたけどどっちも君は見送ったね

そして6球目、多分この球場にいる人みんながボクが投げるボール、そして君が待つボールを分かってるだろうね。
ボクは今日の試合を最後に引退するんだ、それと一緒にある告白をしようと思ってる。
だから今までの野球人生を込めて、最後の1球を投げるよ。
君との思い出が詰まったマリンボールを・・・・。
291名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 14:30:01 ID:RvV2ILeG
守かと思った
292名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 14:36:12 ID:yr9Ah1k0
続きマダー?
293名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 18:28:21 ID:lwmr7oCz
ごめんなさい、一応これで話は終わりになります。
短い上にこれを書き込んだ後にルーターが壊れたりで今まで書き込めずに申し訳ありませんでした。
294名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 21:48:04 ID:gBK1ffVd
>>293
それは残念だ。機会があったらまた書いてくれ

突然だが今までSSスレ内の見てきた作品を振り返ってみないか?
どうせ14発売まで過疎るんだから、過去作品を振り返るのも良いんじゃないか?
295名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 22:06:18 ID:Fn2ZhF7b
14にみずきと聖が出るのは確定してるらしい
296名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 22:13:32 ID:o8rI2PvS
そんなわかりきったことよりあおいちゃんの安否のほうが重要だ
297名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 11:08:00 ID:S6Ec3wCD
RIKさーん何処ですかー!?
298聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:25:54 ID:i+x40jRb
-6月29日・放課後-
腐っていた。
自分でそう思いながらも、日々はいつものように無為に過ぎていく。

『ピンポンパンポーン!』
『これより、ご要望会議を開催します。』

俺にとっての青春の始まり、それを告げるアナウンスも、今となっては鬱陶しいだけだ。

「ピンポンパンポーン・・・か・・・」

この音を聞くたびに疼く。
あの日を境に壊れてしまった、俺の夢の支えが・・・
299聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:28:48 ID:i+x40jRb
-6月22日・部活-
「先輩、ラスト一球だ」

夏日だった。
暑い日は気合が入るが、疲れもハンパ無い。
まぁ、疲れているのは自分たけじゃないだろう。
皆、同じ時に同じ場所で練習している、手抜きは皆に悪いし、俺自身も許せない。
そう思っていた日だった。

「うしっ、最後だし、一番気合乗せた球で行くぜ!ちゃんと捕れよ、聖!」

「(コクン)」

聖と呼ばれた捕手は、いつもどおりの淡白な反応を見せた。
(簡単に頷いてくれるなぁ・・・よし、超気合注入!)
ビュッ!パァンッ!
快音と共に、ボールは聖のミットに吸い込まれていった。



「・・・フゥ、サンキュ、聖。」
「・・・?」

ミットに入ったボールと俺を交互に見つめ、聖は首をかしげている。

「あれ、どうしたんだ?」
「いや・・・先輩、今日は体調悪いのか?」
「全然。肩も軽いし、気合もバッチリだぜ?」
「それならいい」

彼女は腑に落ちない、といった表情をしているが、それは俺も同じだ。
変な子だが、聖は捕手として超一流の目を持っている。
彼女には何か、俺に問題があったと映ったのかもしれない。

「なぁ、気になる事があるなら言ってくれないか?俺が気付いて無いだけかもしれないし。」
「なら言う。今日の先輩は・・・」

ちゃんと昼飯も食ったし、昨日もよく寝た。
もちろん、毎日の自主トレも怠っていない。
それでも何かあるとすると・・・ん〜・・・?
300聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:30:12 ID:i+x40jRb
タッタッタッタ・・・ギュッ!
・・・っといった擬音と共に、何かが俺の体にまとわりつき、聖の言葉も俺の思考も遮った。

「ダーリン、今日もお疲れ様ぁ!今日も自慢の速球冴えてるね!」
「うわっ、み、みずき?!」
("うわっ"って何よ!)

俺がみずきと呼んだ少女は、明らかに不満そうな顔をして小声で文句を言った。

「だって・・・あ、そうか・・・」
(そ、おじいちゃんが見てるから、ラブラブモードでいくよ。)
「あー・・・ミズキコソオツカレ、ケガトカシナカッタカイ?」
(なんでカタコトなのよ!)
(だって俺、演技とか苦手で・・・)
(じゃあ演技じゃなくすればいいのよ!私に惚れなさい!)
(無茶言うなって・・・)

実際、誰かを好きになるとか、彼女が欲しいとか、今まで考える余裕は無かった。
でも・・・いや、高校最後の地区大会まで後3日。
今は自らを高める事しか考えるべきじゃない。俺の青春は野球だ。
301聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:34:33 ID:i+x40jRb
「先輩、みずき、もうよさそうだぞ?」
「あら、ホント。おじいちゃん戻ったみたいだね。」

いつの間にかみずきのじーさんの姿は見当たらない。
何しに来たんだよ、あのじーさん・・・って、視察か。

「フゥ・・・はいはい、もう演技は終了だろ?さっさと離れろよ。」

暑いし。

「うわ、酷くない?その言い方?」
「別に、お前も"演技"だろ?好きでも無い男に色目使うのって、嫌なもんじゃねーの?」
「そ、そうよ、これでも・・・大変なんだからね!わかったらアンタも演技の練習しなさいよ!」

演技より野球の練習だろ・・・

「みずき、演技上手いな。私じゃこうはいかない。」
「あ、当たり前でしょ?これでも、元生徒会長よ!」

会議じゃ機嫌モロ出しだったろ・・・

「そうか。だが顔が赤いぞ。暑いのか?」
「元生徒会長だもん、あ、当たり前でしょ?」

もうワケが解らん・・・
これが俺の日課だった。
こんな感じのみずきや聖との漫才じみたやり取り。
まぁ・・・こんな変なやつらばかりの野球部だが、皆で頑張ってきた2年半は、楽しかった。
タチバナに来て良かった・・・俺はこいつらを甲子園に連れて行ってやる。
いや、行くだけじゃない。一つでも多く勝ってみせる。
エースとして、キャプテンとして。
その為にも・・・



「それじゃ俺、先帰るわ。また明日な。」
「あ、うん・・・バイバイ・・・」
「また明日だ、先輩。」

その為にも、帰って自主トレだ。
302聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:36:20 ID:i+x40jRb
-6月23日・部活-
キーンコーンカーンコーン・・・
響き渡る聖鐘の音が退屈な時間の終わりと、夏を目指す少年少女の時間の訪れを告げた。

「よ〜し聖、私のプロ入り目指して、今日も頑張るわよ!」
「おー!」
「・・・?」

聖の掛け声を聞きつつも、みずきは物足りなさを感じていた。
いつもならここで、抜群の突っ込みが入る。
だが、今日はそれが無い。
そして、マウンドにもその主の姿は無い。

「ところで聖、アイツがいないけど・・・」
「先輩はお休みだそうだ。」

休み?これまで練習だけは皆勤の、あの野球バカが?

「たまには先輩は休まないとダメだ。みずき、今日は私が受けるぞ。」
「あぁ、うん・・・それより聖、たまには休まないとって・・・?」
「あぁ、そのことだがな・・・」

聖の話を聞いて、ただ感心した。
アイツの恋女房なんだもんなぁ、さすがに良く見てるよ・・・
そして正直、聖が少しだけ羨ましかった。
あ・・・少しだけ、少しだけだからねっ!

「・・・フォームが崩れてた?」
「イマイチ踏ん張れていなかったというか・・・球威もスピードも無かった。」
「そっかなぁ・・・私にとっては充分早く見えたけど・・・」

確かにアイツの速球は、そうお目にかかれるもんじゃなかった。
プロでも少なくなった150km/h越えを、アイツは涼しい顔で出す。
最初は、ただ悔しかった。
なんで男と女でこんなに差があるのかって・・・
でも違った・・・それだけじゃ150km/hなんて出せない。
制球も聖が構えたところにほぼ、ドンピシャ。
アイツが人の倍、ううん・・・3倍も4倍も努力してるからなんだよね・・・
そのことに気付いたとき、私の"演技"は"演技"じゃなくなっていた。
そして、今の私はアイツがいない事に"不安"を感じている・・・
303聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:38:12 ID:i+x40jRb
「まぁ、聖なら体感で、ほぼ何km/hでてるかわかるもんね。」
「それだけじゃないんだ。肩の開きも早かったし、何より腕が振れてなかった。」
「でも、ミットに届く頃にはイイ音してたじゃない?」
「そうなるように捕っただけだ。でも、先輩は気付かなかったみたいだ。」
「はぁ?それじゃ聖の気のせいじゃない?」

今の聖の台詞で、気持ちが楽になった気がした。
それでも"不安"は消えていない。

「いや、明らかに悪い球を、"気合が一番ノッている"と言っていたぞ。」
「じゃ、じゃぁ・・・何で教えてあげなかったわけ?」
「教えようとしたらみずきが、"ぎゅっ"て」
「あ、あははは〜・・・」

・・・って、待ってよ、それじゃアイツに何かあったら私のせいみたいじゃない?
まぁ、明日になれば、何事も無く現れるわよね?
そしたら、今日休んだ事問い詰めて・・・
そうだ、私に連絡入れなかった事も・・・

「た、大変でヤンス〜!!!」

シュタタタタ〜キキィッ!

「うわ、や、矢部君!?」
「"うわ"ってなんでヤンスか!」

彼は矢部君。アイツの親友だからうちのチームにいられる永遠の代打。

「だって・・・」
「みずき、それじゃ昨日の先輩みたいだぞ。」
「え・・・」

やばっ、私・・・嬉しいし・・・
す、少しよ、すこ・・・

「そうでヤンス!大変なんでヤンスよ!」
「もしかして先輩がか?」

ドクン・・・

「そう、そのまさかでヤンス!」

ドクン・・・

「実は・・・!!」

ドクン・・・

それから私は、アイツの姿を見ることも、アイツの話を聞くこともなかった・・・
304聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:42:45 ID:i+x40jRb
-6月29日・放課後-
「監督。」

茶髪メガネヒゲの、中途半端にカッコイイ男に向かって、俺は言葉を投げかけた。

「ん?あ・・・!」
「無断で練習サボってすいませんでした。」
「い、いやぁ、そんなのいいよ。元気そうな姿が見れて安心した。」

何も知らないくせに・・・
そう言おうと思ったが、何も知らせなかったのは自分だし、自分の勝手で招いた事だった。

「元気じゃないですよ・・・これを渡しに来たんです。じゃぁ、俺はこれで。」

勝手な言葉を吐く監督に軽く舌打ちをしながら、一通の紙を差し出した。

「え・・・これって・・・あ、待つんだ!」



「ピンポンパンポーン・・・か・・・」

この音を聞くたびに疼く。
あの日を境に壊れてしまった、俺の夢の支えが・・・
そしてもう、監督に退部届けを出し、その夢と別れを告げてきた。

「ピンポンパンポーン!」

誰だよ・・・不快な効果音口ずさんでる奴・・・

「肩、壊れたんだってね。」

不意に核心をつく言葉を放たれ、振り向いた。
そこには、野球部のユニフォームを着た、青い髪の少女が立っていた。

「・・・っ、みずき・・・」
305聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:44:15 ID:i+x40jRb
「バカね〜、勝手なオーバーワークしてさぁ。」

なんだ・・・コイツ・・・
慰めに来たかと思ったみずきは、冷たく言い放った。

「投手が肩壊してどうすんのよって感じ。アハハ。」

黙れ・・・

「しかも、すっごいふぬけた顔しちゃって、後悔しても遅いって。」

黙れ黙れ・・・

「なに?まさか"俺が皆を甲子園に連れてくぞ"って感じで、あんなに・・・」
「黙れぇっ!」

バンッ!
音と共に、俺はみずきを壁に叩きつけていた。

「お前に何がわかる!?そうだよ!俺はエースでキャプテンだ!
高校野球はエースの良さでチームの強さも決まるといっていいほど・・・それが責任だろ!
それを・・・ふざけるな!何も知らないくせに!」
「・・・っく、あっ・・・!」

みずきが喘ぐ声を聞いて、初めて俺は気付いた。
俺の左腕がみずきの首を締め付けている事に。
306聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:46:15 ID:i+x40jRb
「あ・・・」
「げほっ・・・ごほっ・・・」
「ご、ごめ・・・」
「はぁはぁ・・・」

無意識に動いていた左手を見つめると、少し濡れている。
喘ぐみずきの顔を見る。涙。

(・・・ふざけるな・・・?)
「え・・・?」
「それはこっちの台詞よ!」

みずきの目は真っ赤に腫れ、涙は頬を流れ続けている。

「なにがエースよ!なにがキャプテンよ!
"俺が甲子園に連れて行く"?"エースの良さでチームの強さが決まる"?
誰がそんな事頼んだのよ!誰がそんな事決めたのよ!
思い上がるのもいい加減にしてよ!!」
「な・・・!」
「知ってたよ!アンタが人の何倍も練習してた事も!
たとえ"演技"でも、"一緒にプロになる"って私との約束を守ろうとしてたことも!」
「みずき・・・」
「でも、それでも・・・アンタがこんなになっちゃったら・・・意味、ないじゃない・・・」

それは、初めて見るみずきだった。
自分の為ではなく、他の誰かの為に感情がむき出しになっている。
そして、いつのまにか俺は、冷静になっていた。

「みずき・・・ごめん・・・」
「うっ・・・ひっく・・・」
「でも、俺は・・・こんな肩じゃダメだ・・・お前との約束、守れない・・・」

諦めていた。この肩に懸けていた。
それがダメになった。諦めるしかないと思った。

「・・・に、しなよ・・・」
「え?」

だが、諦めていたのは俺だけだった。
約束を交わした相手は諦めていなかった。
307聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:48:21 ID:i+x40jRb
-6月30日・朝-
目が覚めたときには、もう朝だった。
何日かぶりにぐっすり眠れた。

横に目をやると、いつもの"日課"の対象である、青い髪の少女が裸で眠っていた。
よく眠っている彼女を、優しく揺り起こす。

「ん・・・あ・・・おはよぉ・・・」
「おはよう、みずき。」
「んあっ・・・!あ、あのさ・・・昨夜のコトは、その・・・」

みずきは、自分の身体を布団で隠しつつ、頬を赤らめて何か言おうとしている。
だが、顔はそっぽ向いて表情からは読み取れない。
でも、わかる。

「"アンタがあんまり可愛そうだったから"とかだろ?」
「そ、それよ!それ!」
「で、"絶対、誰にも言わないで"とか"一回許したからって、勘違いしないでよ"だろ?」
「じょ、上出来よ!なかなかわかってきたじゃない!」
「「・・・ぷっ、あはははは」」

2人は、お互いの顔を見合わせ、思いっきり笑った。
そう、この1週間のコトが嘘みたいに。

「あは・・・ねぇ、絶対行こうね、甲子園!」
「はは・・・あぁ、んで、2人でプロ入りだ!」
「いや、私は確実だけど、アンタはダメかもしれないなぁ〜」
「はは、そうだな・・・って、なんでだよ!」

いつもの日課を終え、俺は決意した。
もう諦めない。交わした約束は、一人のものじゃない。
そう思えたから今度こそ、アイツの為に、約束を果たそう。
2人で・・・
308聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:50:18 ID:i+x40jRb
-10月3日・ドラフト会議-
『1位指名・・・』

『2位指名・・・』

『3位指名 キャットハンズ
橘 みずき 投手
聖タチバナ学園』

「お?今、私呼ばれた!?」
「あぁ。」
「ま、当然よね。3位ってのが気にくわないけど・・・」
「贅沢言うなよ。3巡目でまだ呼ばれてない奴もいるんだし。」

そうだよ3巡目・・・まだ、呼ばれてないよ・・・
私だけプロになったって・・・
ううん、約束したから・・・絶対、指名される・・・

『4位指名・・・』

約束・・・

『5位指名・・・』

お願い・・・!

『6位指名・・・』

「お願い・・・!」
「みずき・・・」

『・・・一塁手 聖タチバナ学園』

「「え・・・?」」
「今、先輩が呼ばれたぞ。」
「え、聖、うそ!?」
「うそって何だよ!!」

まったく・・・楽しい高校野球だったよ・・・
最後まで"日課"だしな。
309聖タチバナXX周目:2007/06/27(水) 09:52:28 ID:i+x40jRb



「違う球団になっちゃったねぇ。」
「まぁ、確率的にはそれが普通だけどな。」

みずきは3位指名でキャットハンズへ。
俺は6位指名、一塁手として・・・って、まぁそれは別のお話、だな。
だが、それも全て、みずきのおかげだ。
あの日、みずきは俺に・・・

「・・・に、しなよ・・・」
「え?」
「野手に、転向しなよ・・・」
「野手って・・・俺、肩ダメにしたって・・・」
「左は無事なんでしょ?ファーストなら、鍛えればなんとかやれるでしょ?」
「そりゃ、まあ・・・」
「他に道があるんなら、最後まですがってみなよ、"3番ピッチャー"?」

その一言で、俺は救われた。
結局、甲子園は2回戦どまりだったけど、打撃能力を評価してくれたスカウトの目に留まり、
色々あったものの、めでたく俺達2人の約束は果たされた。
で、みずきとの関係をどうしていこうか決めかねていた俺は・・・

「私さ・・・"演技"だったけど、今はアンタの事・・・ホントに・・・」

と、言うみずきの話を黙って聞いていると。

「あ〜やっぱやめ!私とアンタは、これからはライバル!でしょ?」

とまぁ、あっちから振られたわけで。告ってないけどさ。
でも、その通りだ。これからはライバル。
いつかは試合であうことにもなるだろう・・・その時は・・・

「じゃあ、バイバイ・・・」

"バイバイ"ねぇ・・・はは、変わってないな・・・

「・・・みずき!また、試合でな。」
「!・・・あはは、そうだね。また、試合で!」

END
310名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 09:55:29 ID:i+x40jRb
「聖タチバナXX周目」
初投下。そして、SSなのに長すぎてごめんなさい。
しかもエロなしでごめんなさい。
初めて作った作品ですが読んでいただけたら幸いです。
311名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 11:44:33 ID:w048rJdW
GJ
312名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 18:32:34 ID:vyURi+US
GJ
これからに期待
313名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:04:46 ID:lNAqyGK6
ダリみずブーム到来の予感(・ω・)☆
314名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 15:09:39 ID:a/gpJwih
GJ
擬声語の多さが気になったかな?
これからの活躍を期待してます
315名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 11:41:35 ID:dmIKnKoA
一週間保守すらないとは
316名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 13:58:40 ID:aTn81dn/
ジャマー先生はそろそろオールスターか、もしかして四番かな
317名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 03:42:00 ID:opDuOqth
実況(以下実)「日本シリーズ最終戦、キャットハンズは今期中継ぎで好投してきた早川がなんと先発登板、対するパワフルズは今期セ・リーグ最多勝を記録した小波で始まりましたこの試合、誰がこの試合展開を予想したでしょうか!」
実「両者とも8回まで誰一人として塁に出さないパーフェクトピッチングを続け、試合が動いたのは9回表2アウト、ピッチャーの早川がなんと自身初のホームランで1点を先制しました」
解説(以下解)「小波も素晴らしいコースに投げていましたし、ここは早川を褒めるべきでしょう」
実「はい、そして9回裏のパワフルズは下位打線からですが2者連続三振でピッチャーの小波の打席となります」
解「ここはパワフルズは代打でしょう、小波も打撃はいいですが福家が今日は昨日のデットボールの影響でベンチにいますからね」
実「そーですねー、福家は早川に対して今年6打数4安打2HRと得意としていま……ん?」
解「ピッチャーの小波がそのまま打席に向かってますね……確かに小波はこーいった場面で驚異的な成績を残していますが……」
実「福家がベンチに入ってますからねー、橋森采配が吉とでるか凶と出るか」
318名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 03:42:59 ID:opDuOqth
(これで打てなきゃ戦犯物だな……今日のあおいちゃんのストレートはまだ140後半出てる、無理に打ちに行くと俺のパワーじゃあ詰らされちゃうから変化球を狙っていく)
実「さあマウンドの早川、小波に対して第1球…投げました 外角低めストライク、ストレートを投げ込んできました」
解「素晴らしいですね、あのコースに146kmを投げ込まれると手は出せないでしょう」
(これは…ストレートだけで来られるとまずいかな?)
実「早川、構えまして第2球…投げました内角高め外れてボール スイングは…していない、早川ゆるいボールを投げてきました」
解「これは小波がよく止めましたね」
(危なかったー…てっきりカーブだと思ったよ)
実「さあ早川第3球…投げた ど真ん中ストレートをファール」
解「149出てますよ……これは小波の最高球速よりも上じゃないですか?」
実「そーですね、小波は今年の10月7日のカイザース戦で出した148が最高ですから早川の方がストレートが早いですね」
319名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 03:55:00 ID:opDuOqth
実「ピッチャー第5球……投げましたストレート外れてボール、フルカウント、9回裏2アウトでフルカウントです」
解「スタジアムの盛り上がりがすごい事になってきましたね」
実「両チームのファンが必死に声援を送っております、ここ頑張市民球場が揺れんばかりの声援です」
(小波君、ボクは君のお陰でここまでこれた、だから全力で行くよ)
(あおいちゃんが投げてくるボールは…)
実「ピッチャー早川、第6球……投げた空振り、空振り三振、キャットハンズ優勝、そして早川あおい、完全試合達成!」
320名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 03:57:04 ID:opDuOqth
290の者です、なんかぐだぐだになってしまいましたが続きを書いてみました
とりあえずこの後のヒーローインタビューのシーンで終わりなんですが今日はこの辺で

あれ女性の場合もヒーローインタビューでいいんでしょうか?
321名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 16:03:48 ID:mGo9DN9T
まぁいいけど解説と実況はいらん
322名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 21:03:32 ID:v7WDC0pq
あおいはブチ切れないとホームラン打てないだろ
323名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 21:49:48 ID:KOEpEo+y
アンダーで140km/h出すのは物理的にプロでも人間には至難の業。女性では不可能
しかしあおいが短気を発動すると155km/hの凶弾を放つのはマジな話
でも14じゃあおいちゃん出なそうだなぁ…はぁ。エロはみずきに頑張ってもらうか。
324聖タチバナXX周目〜タチバナの夜:2007/07/11(水) 01:13:39 ID:3e3/9T12
みずきは腕の中にいた。
同じ野球部のエースだった男、"演技"で恋人だった男。
そして今は、肩を壊して投手を辞めた男、"演技"抜きで好きになった男。
野球部のユニフォームを着た青い髪の少女は、
涙を流し、しかし幸せそうな顔でその男の腕の中にいた。

男はエースとして、キャプテンとしての責任感で自分を追い詰めていた。
結果、それで自分の肩を壊し、自暴自棄になって野球部を離れようとした。
しかし、彼の腕の中の少女"みずき"は言った。

「野手に、転向しなよ…」

学園の理事長であるみずきの祖父は、みずきが野球をやる事に反対していた。
女である、ということだけではない。野球をやっていても意味が無い、と思っているのだ。
そんな祖父を説得する為に、みずきは彼を"演技"で恋人にした。
さらにみずきは、彼は必ずプロになる、と勝手な約束を祖父とした。
その瞬間、彼とみずきの間にも、プロになるという約束が必然的に出来ることになった。

彼には投手としてのプライドがあった。
そのせいか、みずきの言葉に二つ返事で了承する事はなかった。

「左は無事なんでしょ?ファーストなら、鍛えればなんとかやれるでしょ?」

お互い、今まで他の恋人がいなかったわけではない。
彼の場合は、野球に打ち込みすぎて彼女を放っておき、相手から別れ話を。
みずきの場合は、野球の方が燃える、と自分から別れ話をする、という事が何度もあった。
今までは野球が一番だったのだ。
しかし、"演技"であった二人は次第にお互いが一番になりつつあった。
プロになると言う約束もいつの間にか、二人でプロになる、というものに自然に変わっていた。
片方が欠けては意味が無いものになっていた。

彼はみずきの言葉に納得はしたが、野手に転向してプロになる自信がなかった。
でもみずきは、彼をよく見ていた。

「他に道があるんなら、最後まですがってみなよ、"3番ピッチャー"?」

彼らの高校は強豪ひしめく激戦区にあった。
そんな中でも、彼は投手として、打者として、群を抜くものを持っていた。
肩を壊した今でも、野球への未練はあった。約束もあった。
何かが、あと一つ足りなかった。

みずきの言葉。それが彼の背中を押した。
そしてみずきは、彼の腕の中にいた。
325聖タチバナXX周目〜タチバナの夜:2007/07/11(水) 01:15:35 ID:3e3/9T12
「一週間…」
「え…?」
「長かった…」

彼は肩を壊してから今日までの一週間、みずきの前に姿を現さなかった。
長かった…みずきは思ったことと違う言葉を口に出していた。
寂しかった、恐かった…
そのような言葉が出なかったのは、彼女なりのプライドが邪魔したのだろう。

「ごめんな…」
「ダメ…謝られても、困る…意味無い…許さない…」
「じゃぁ、どうしろって言うんだよ?」
「…」

沈黙。その中で、お互いの鼓動だけが響いている。
みずきが口を開く。やはり鼓動は響いていた。



みずきは黙ったまま、ベッドの端に座っていた。隣に彼もいる。
自分から誘ったが、自分から求める事はしない。
プライド。いい加減、自分でも嫌だった。

「あ、あのさ…アンタは、経験…あるの?」
「ん〜…何回かはな。」
「私も、何回か…」

ようやくできた問答がそれだった。

「う〜…」

自分の回りくどい問いかけに泣きそうになり、みずきは俯いて低い声で唸ってみせた。

「初めてじゃないなら…遠慮はいらないな?」

素直になれないみずきの気持ちを悟ったのか、彼から切り出してきた。
自己嫌悪もそこそこに、ここぞとばかりにみずきは顔をあげる。

「も、もちろん!ド〜ンと来なさいよ。」
「へぇ、おもしろいじゃん。」

彼はニコリと、いや、ニヤリと笑みを浮かべた。
みずきは後悔した。が、それも一瞬で消えた。
キス。唇の感触でみずきの思考は消え去った。
326聖タチバナXX周目〜タチバナの夜:2007/07/11(水) 01:16:59 ID:3e3/9T12
「あ、でも久しぶりだか…んー…んぅ、ふぁ…!」

久しぶりだから、というみずきの言葉を最後まで言わせず、
彼は舌でみずきの舌を口から出させ、自分の口に含んだ。
そのまま、唇や歯・舌で、みずきの舌を愛撫していく。
ぴちゅ、ぷちゅと、音をたてながら、みずきの舌に自分の唾液を絡ませて彼女の口へ戻した。
コクン。みずきが唾液を飲み込む音が聞こえた。

「な、なによ今のキス…いきなりすぎじゃない?」
「あ、イヤだったか?そっか、じゃあやめるか。」
「あ、ね、ねぇ…もういっか・・・」

言い終わる前に、彼はみずきの口を塞いだ。
そのまま倒れこみ、再びみずきの舌を愛撫する。
そして彼の手は、みずきのユニフォームに潜り込み、下着の上から秘部を擦り始めた。

「ひゃぁんっ!ちょ、ちょっと待って!」
「あ?どうした?」
「ふ、フツー、いきなり下行かないでしょ?」
「…じゃぁ、フツーは?」
「お、おっぱい、あっ…とか…あんっ!」

問答の間も、彼は愛撫をやめなかった。
みずきの秘部はすでに、下着越しからもわかるほど濡れていた。

「ふーん…胸、弄って欲しいんだ?」
「そ、そうじゃな、ぁいぃっ!」
「まぁ、ご要望にお答えしますか。」

右手はそのまま秘部の愛撫を続け、左手を服の中に潜り込ませ、ブラを手探りで捲り上げた。
胸を覆った彼の手には、思っていたより豊かな感触があった。

「おぉ、ジャストサイズだな。」
「で、でしょ?それなりに自信あるんだよね!」
「思っていたよりな…あ。」
「え?…ひっ!んぁ…あぁん!」

自信ある、と自分で言うほどないだろ。という言葉を飲み込み、
忘れてた、とばかりに右手の動きを再開させ、下着ごと秘部に指を突っ込んだ。
みずきは、油断していた所に快感を受け、ビクリと小さく身体を仰け反らせた。

「はぁ、はぁ…」
「う〜ん…軽くイってるとこ悪いんだが。」
「な、なによぉ…」
「ユニフォーム脱いでくれないか?イマイチ燃えないんだけど。」
「そ、そうね…わかったよ。」
327聖タチバナXX周目〜タチバナの夜:2007/07/11(水) 01:18:19 ID:3e3/9T12
ユニフォームを脱ぎ、下着だけの姿になったみずきは綺麗な部活焼けをしていた。
着衣部分の肌は白く、露出していた部分は軽く陽に焼けている。
水色のブラは片側だけまくられ、縞のパンツは色が変わるほどぐっしょりと濡れていた。

「うん、燃える。」
「ホ、ホント…?」
「うんうん…あ。」
「ちょ、まっ…ひゃぁぅ!ふぁ…!もぉ、やぁぁ…あぅ!」

本当は単純なのか、油断していたからなのか、同じ手に引っかかるみずき。
彼は指を、みずきの秘部から口に含ませた。
指から秘部にかけて白い液が糸を引いており、指をしゃぶるみずきの姿は貪欲だった。

「なぁみずき。お前、久しぶりにしては感度良すぎじゃないか?」
「ぷは…結構、してるから…一人で…」

顔中真っ赤にしてみずきは呟いた。

「はぁ…意外だな。じゃ、もういれてもいいか?」

彼はチャックを下ろし、怒張した自分のモノをあらわにした。

「あ…わ、私も、してあげる…してあげてもいいわよ…?」
「いいんだよ、今日は御奉仕デーだからな。」

とかいいつつ、彼は楽しみたいだけだった。
みずきの反応を。

「え…ちょ、まだ心の準備が…!」
「はい、いくよ。」
「にゃぁ!?んんっ…あぁぁぁ!」

ズプズプとみずきの中に彼が飲み込まれていく。
その間、みずきの身体は小さくなって小刻みに震えていた。

「ふぁ…はぅ…」

愉悦と苦悶の入り混じった表情を浮かべ、みずきは肩で息をしていた。
頬には涙が流れ、みずきの秘部からは、蜜に混じって少し赤いものも見える。

「あれ?初めて、じゃないんだよな?」
「お…おっきすぎるのよぉ…」
328聖タチバナXX周目〜タチバナの夜:2007/07/11(水) 01:19:42 ID:3e3/9T12
みずきはピクピク震えながら、切ない声で返した。
確かに彼のそれは、一般的な高校生の持っているものではなかった。
そして、彼のモノの先端は、みずきの一番奥まで突き上げている。

「いやぁ、自分のって比べようが無いからさぁ。ごめんごめん。」
「ばかぁ…」
「じゃぁみずき、今のうちに息吸っとけ。」
「うぅ…うん…」

みずきが大きく深呼吸したのを確認し、彼は動き始めた。
動くたび、みずきの秘部はグチュグチュと音を立てる。

「んっ…あっ…あんっ!…はふ…はぅぅ!」

みずきは何度も上体を反らし、突くたびに少しずつ上に寄っていった。
彼は物足りなさを感じ、みずきの腰を引き寄せるようにして持った。

「っあ!?だ、だめぇ!離しっ…て…!それ、深…い…のぉ…!」

ただでさえ奥まで届いていたものが、引き寄せあう事により、常にそこを突かれる事になる。

「ひぅ…!いい…いいよぉ!あぅ…ひあぁぁっ!」

コツンコツンと奥を突かれ、全体を掻き混ぜられるみずきの思考は快感の波に呑まれていった。

「きゃぅっ…!もっ、らめぇ…!し、しんじゃうよぉ…!」
「ん?いいぜ、イっちまえ、よ!」

みずきの限界を感じた彼は、動きを小刻みにし、スピードを上げた。
もはやみずきに理性はなく、目は焦点が定まらず、口からは唾液が溢れていた。

「あっ…!だめっ、イク…!いっ…ちゃぁ…!んぁぁああっ!!」

みずきは、ビクンと一際大きく仰け反り、全身を痙攣させた。
彼はみずきの中から、まだ達していない自分のモノを取り出した。

「ありゃりゃ、俺イケなかったし…って、みずき、大丈夫か?」
「っんー…!はぅっ…ぁふっ…!」

みずきはまだ小さく丸まったまま、小刻みに震えていた。
顔にもいつものみずきの表情はなく、甘い声を出し続けたまま悶えるような表情をしていた。
329聖タチバナXX周目〜タチバナの夜:2007/07/11(水) 01:21:02 ID:3e3/9T12
「とっ…まんな…いぃぃ…んっ…!くぅ…!」

快感が終息しないらしく、まだびくびくしている。

「ひっ…!?ふっ…!んうぅぅっ!」

みずきは再びビクリと大きく仰け反り、秘部からは蜜がぷしゅっと少し吹きだした。
そして、全身の力ががくりと抜け、口をパクパクさせている。
彼は、それを見逃さなかった。

「はぁ…ふぅ…ふぁ…」
「みずき〜。生きてるか〜?」
「だい…じょぶ…ちょっと、やす…ませて…」

彼はまたニヤリと笑った。
そしてみずきの秘部に指を突っ込む。

「やっ…!いま、だめぇ…!触っちゃ、やぁ…!」

彼は、みずきの秘部の浅いところで指を折り曲げ、集中的に愛撫し始めた。

「そこ、はっ…!ダメ、だってば…あぁん!で、でちゃぅ…よぉ…!」

みずきの懇願を無視し、彼はみずきの下腹部を撫で回している。
みずきの秘部はまた収縮を始め、身体にも力が入ってきた。

「あっ、もぉ…き、嫌いにぃ…なら、ないでぇ…!」
「ならないさ。」
「んぁぁっ…!?あぁん!あっ、あふ…やぁぁ!!」

彼の言葉とほぼ同時に、みずきの秘部から、大量の蜜が吹きだした。
指の動きにあわせ、蜜が吹きだしてくる。
みずきの声が甘さを帯びた叫び声になりかけたころに、彼は指を抜き出した。

「はっ…ふっ…」
「すごいな、みずき。大量だ。」
「ご、め…なさ、い…」

彼の腕はみずきの蜜でびしょぬれになり、みずきは涙を流して、謝っている。
しかし、彼はこれでやめなかった。
330聖タチバナXX周目〜タチバナの夜:2007/07/11(水) 01:22:26 ID:3e3/9T12
「っ…!?あんっ…やだっ…も、やだっ…っあぁぁぁぁ!!」

彼の指の動きと共に、みずきはまた大量の蜜を吹きだした。
みずきの身体は、再びビクビクと痙攣を始めた。

「やだっ…て、いっ…のに…ばか…」

みずきはもう、快感で喋る事もままならなくなってきていた。
悶えるみずきを見下ろす彼の笑みは消えない。

「なぁみずき。もう一回やっていいか?」
「もうっ、もうっ…ダメ…だっ、て…ふぁ!?」
「最後にもう一回だけだからさ!」

言いながら彼は、三度みずきの秘部に指を突っ込んだ。
この小さい体のどこにあるのかというくらいの蜜が、また吹きだしてくる。

「やぁぁっ!も、おか、しく…なっ…にゃぁぅ!あんんぁぁっ…!!」

さすがの彼もそこで止め、みずきの顔のほうへ寄って行った。
みずきの痙攣は止まらず、顔はヘラヘラとだらしなくなっている。

「お疲れさん、みずき。」
「っぅー…ぁぅー…」

一応目はこちらに向けてくるが、みずきが何を言っているのかは理解不能だった。

「でも知ってたか?俺、まだイってないんだよね。」
「それ、はぁ…ダメ、だよぉ…二人いっしょ…じゃないと…」

みずきはイキすぎて頭が回っていないらしく、色々混同させているみたいだった。
それをいいことに、彼は自分のモノをまたみずきの秘部にあてがり、一気に貫いた。

「へぁっ…!?あ、無理っ、無理だって…くぁ、きゃぅっ!」

突かれたことによりみずきの意識は戻り、拒否し始めた。
口では拒否するが、突かれる度に秘部から蜜が吹きだしてくる。

「やんっ!もぉ…無理って…言ってぇ…んあぁぁ!」
「んっ…そろそろいくぞ、みずき。どこにだせばいい?」
「なか…なかは…らめぇ…ひぁあっ!」
331聖タチバナXX周目〜タチバナの夜:2007/07/11(水) 01:23:39 ID:3e3/9T12
今日何回目かわからない絶頂を向かえ、みずきはまた小さくなった。
同時に、膣内も収縮し、彼のものを締め付ける。
まるで、中へ出させるように。

「うわっ!バカ!そんなに締めたら…!」
「んきゅぅ…ひゃふ…はふぅ…」

間一髪。みずきの中から抜き出したその瞬間、彼もイった。
みずきの秘部から下腹部にかけて、彼は自分の熱いものを解き放った。

「危ないなぁ…」
「んっ…へへっ…ザマ…ミロぉ…」

彼は、勝ち誇ったような顔を見せるみずきの顔に手をやり、頬から頭にかけてなでてやった。

「ありがとぉ…」

一言いい、みずきは眠りについた。
彼はしばらく、そんなみずきの寝顔を見ていようと思ったが…

「ばーか…礼を言うのはこっちだよ…」

と言ってすぐに、眠りに落ちた。



翌日、目が覚めたときには、もう朝だった。
何日かぶりにぐっすり眠れた気がする。

横に目をやると、いつもの"日課"の対象である、青い髪の少女が裸で眠っていた。
よく眠っている彼女を、優しく揺り起こす。

「ん…?あ…おはよぉ…」
「おはよう、みずき。」
「んぁっ…!あ、あのさ…昨夜のコトは、その…」

みずきは、一瞬頬を赤らめて何か言おうとしたが、すぐに布団の中に隠れてしまった。
布団の中ではごそごそしている。どうやら汗やら下腹部やらを布団で拭っているようだ。
だが、言いたそうだった事は、その姿からは読み取れない。
でも、彼にはわかる。
332聖タチバナXX周目〜タチバナの夜:2007/07/11(水) 01:24:54 ID:3e3/9T12
「"アンタがあんまり可哀想だったから"とかだろ?」
「そ、それよ!それっ!」

突然布団から顔を出して、みずきは叫んだ。

「で、"絶対、誰にも言わないで"とか"一回許したからって、勘違いしないでよ"だろ?」
「じょ、上出来よ!なかなかわかってきたじゃない!」
「「…ぷっ、あはははは」」

2人は、お互いの顔を見合わせ、思いっきり笑った。
そう、この1週間のコトが嘘だったと思えるように。

「あは…ねぇ、絶対行こうね、甲子園!」
「はは…あぁ、んで、2人でプロ入りだ!」
「いや、私は確実だけど、アンタはダメかもしれないなぁ〜」
「はは、そうだな…って、なんでだよ!」

飛びかかろうとした彼をみずきはひらりとかわす。
が、ベッドから立ち上がった瞬間、みずきはぐにゃりと地面に崩れた。

「あ…あれ?」
「あちゃー…昨日、やりすぎたかな…」
「むーっ!ど、どうしてくれるのよ!今日の練習出られないじゃない!」

みずきはそう言い、いそいそと服を着替え、家から出ようとした。

「あ、おい!シャワーぐらい浴びてけよ!」
「そんな暇なんか…って、うわぁ!」

止めようとみずきの腕を引っ張った彼を見て、みずきは変な声を上げた。
そう、昨日のまま、彼は裸なのである。

「ふ、服ぐらい着なさいよ!変態じゃないの!アンタ!」
「あ?なに言ってんだよ。昨日はあんだけ俺のでアヘってたのに…」
「そ、そんなことないもんっ!シャワー浴びてくる!その間にさっさと着替えなよ!バカ!」
「なんだよ…ったく。昨日はあんなに可愛かったのに…つーか、ここは俺の家だっつーの…」

シャワーを浴びながら、みずきは考えていた。
必ず彼と甲子園まで進み、二人でプロになる。
自分は投手として、彼は打者として…

「できるよ…アンタなら…私の大好きな…」

不意に風呂場の扉が開き、みずきは口を噤んだ。

「おい、みずきー。髪とか身体洗うのこれ使っ…ぶっ!!」
「覗くなぁ!変態!エッチ!バカ!」

飛んできた風呂桶を顔面に受け、脱衣所まで吹っ飛んだ彼も考えていた。

「…ここ、俺の家なのに…」

END
333名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:32:08 ID:3e3/9T12
「聖タチバナXX周目〜タチバナの夜」
本当は公式サイト更新記念に、聖にしようと思ったのですが。
>>323さんがみずきに…と仰ってたので、みずきになりました。
前回書いた物は非エロで申し訳なかったので、エロメインにしてみました。
前回読んでくれた方の為に、愛を込めて付け足しです。
まだまだ2作目で未熟ですが、14までの繋ぎにどうぞ。
334名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 07:20:16 ID:Q7gD26+R
GJ!
335名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 16:13:00 ID:iDefBABx
GJ!
本当は処女なのに強がるみずきちゃん萌え
336名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 09:42:15 ID:Wm4JFTwu
みずきカワエエ(´∀`;)

丸く縮こまるみずきがもう・・・
337名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 18:39:39 ID:cvRSweBK
14キャラになんのツッコミも無しですか…
俺的に泉美がストライクか
338名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 18:59:21 ID:Zq3Dx+Yv
14のみずきの髪型があおいみたいになってる・・・。
コレは少し戴けない。
339名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 20:29:57 ID:SIJWTTiw
二岡
340名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:26:00 ID:cvRSweBK
とりあえずやってみてから考える。
14は良作だと思うから心配は無いと思うが、万が一当たらなかった場合ここはどんくらい過疎るのか想像すると…
341名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:24:00 ID:cvRSweBK
空しい…
342名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 14:05:36 ID:8pZCT7QV
積極的な聖が見たい…

14の聖は目が何かアレだな。
343名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 23:27:07 ID:rsfTqu47

発売まであと数日……とwktkしてたが、

今日、テレビが壊れた('A`)
344名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 20:36:52 ID:phRVk1AJ
テレビ乙
今更だが14発売前に13やってたら聖タソが主人公の部屋に掃除に来てベッドの下からエロ本見つけてそのまま主人公と聖タソがヤっちゃうというのを期待したのは俺だけ?
345名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 02:45:36 ID:bFiE1/wk
心機一転空気読まずにあげてみるか
346名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:29:35 ID:tBe7W3Ja
聖の彼氏役のザコプロ君がイケメン&名前付きで帰ってきたらしいけど本当?
347名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:33:54 ID:KwBT/g0I
>>346
コナミは一番やってはいけないことをやってしまったらしいな
348名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:39:43 ID:KGoGdvOc
これで聖が彼氏役を捨てて主人公とくっつくSSを書いたとしても、願望充足型のヒガミとしか思われなくなってしまったか。
さりとて聖×鈴本なんてぜってー書きたくねえし。
349名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:57:35 ID:KwBT/g0I
逆に考えるんだ

これはコナミが俺らヲタ層を切る為に、わざとしでかしたんだと考えるんだ
350名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:36:36 ID:t49DVuf1
野球部分もちゃんと作れないくせにそういうどーでもいい所から変えてくのか
351名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:43:43 ID:gc3qJ8L7
プロ選手の能力査定もかなり酷いらしいのにサクセスまでそうなのか。
よし買わない。
352名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:45:26 ID:pZ2kMSJG
アイツは彼氏などではない。
主人公×聖SSを書いても無問題ではないか。





……そう思わせてくれよ。
353名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:51:23 ID:KwBT/g0I
野球面もサクセスも、初日なのに各方面で凄い絶望感だなw
まぁ聖関連も酷い話だとは思うが、個人的にあおいちゃんフェードアウトのが許せん
いや、予想はついてたけどさ…

354名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 23:44:36 ID:zgyIu6B3
葬式会場はここですか?鈴本マジ死ね氏ねじゃなくてs(ry
355名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 00:28:03 ID:5AIGPkSw
バスターズに勝ったら変な女性が鈴本と話していた。
なんか妙に親密っぽい。



俺は最期まで希望を捨てんぞ……!
356名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 00:57:19 ID:I0WRuAls
これはそろそろパワプロから卒業する時が来たと言う神の啓示では・・・?

で、マイライフの方はどうなの?13は個人的に好みがいなかったな。
357名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 01:20:09 ID:zPCwTSjF
あおいさびしいよあおい
358名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 01:57:36 ID:JcKKtSe1
もういいよ…
コンマイにはほとほと愛想がつきた…
俺はひたすら9をプレイし続けるよ…
359名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 05:15:17 ID:SizmHUFc
14は彼女候補の二人が可愛かったことしかいいことがない。
ロリ系の外見なのに、実年齢が二十代中盤なのはどうかと思ったが。
デートイベントは手抜きだし、聖イベントにはs(ryが登場するなどギャルゲ的に考えると論外な出来。
360名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 11:11:35 ID:zV14BgtE
発売早々になんだこのお通夜モードはw
サクセスがお亡くなりになったのは判ったが、野球面もそんなにヤバイのか?
361名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 11:40:07 ID:a5LyKbeN
野球面はどうだか知らんが選手の査定は酷いぞ。
スレ違いだし言うより見たほうが早いと思うが、一例を挙げるとすれば、
このスレでも人気者のパのホームラン王にパワーヒッターが無かったり、広島のナックルボーラーの能力が悲惨なことになってたり…。
362名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 12:34:04 ID:JK3QIv6s
ジャーマン先生パワーヒッターついてねぇのかよorz
363名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 18:54:36 ID:Q6S9y5R+
流石にジャマさんにPH付いてないのは解せんが、ハナからその辺は期待してなかったのでおk
しかし好評だったサクセスキャラでさえこの有様
やってくれた喃…コンマイ
364名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:16:16 ID:l/noOGmd
みずきは初の先輩属性がついてアリだと思うけどなあ。
365名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:30:36 ID:NjY+y4uh
もうみずきと聖のバッテリーがPH持ちの山崎にホームラン打たれる話でおk
366名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:47:13 ID:zPCwTSjF
>>364
あおいちゃんのポジション奪ってんだからナシだよ
ただでさえ出番ないってのに…
367名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:20:31 ID:h46p3tR6
それにしても鈴本すごい敵対心持たれてるな
ライバルキャラとしては上々の滑り出しなんじゃないか


主人公じゃなくて角煮・エロパロ板住人のライバルだけど
368名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:56:42 ID:EOeRjylg
このスレの鈴本の人気に嫉妬
369名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:49:49 ID:gd9Mgaog
>>361
そこらへんは開幕時点のデータなんだし仕方ないんじゃね
まあ13の濱中というケースもあるが
370名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:10:25 ID:a2kX31nZ
なんかあおいちゃんの扱いの酷さに腹が立ってきた
休みに入ったら絶対あおいちゃんものを書いてやる
371名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:58:45 ID:DdRITgf3
このスレでは
・あおいちゃんが登場し
・鈴本が出てこなくて
・山崎にパワーヒッターがついている
この条件を満たすSSを募集しています
372名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:20:07 ID:CKtiTCvE
おまいらどんだけジャーマンが好きなんだよw
373名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:37:16 ID:rXNJmUYL
ジャマさんのおかげで身長が3cm伸びました!
持ってて良かったPSP
374名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 11:50:43 ID:a2kX31nZ
鈴本が実は女だったらお前らどうする?
375名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 11:54:56 ID:MIJMJFDU
引く
376名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 12:33:38 ID:RqSJJvQa
149km 209A 126B シュート3 スライダー3 ナックル4
ノビ4 左4 打たれ強さ4 クイック4 安定感4
牽制○ リリース○ 打球反応○ 球持ち○ 低め○
完投 人気 速球中心 テンポ○

こんな女いねーよいてもゴリラだよ
377名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 17:44:07 ID:mu8/XVSs
制球力みずき以上か
378名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 19:09:17 ID:rXNJmUYL
>>376
なにこの厨キャラ
379名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 19:18:12 ID:LuDOpDA7
まあでも能力的には全盛期猪狩と同じぐらいだからなあ
野手能力は下回ってるし
380名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 19:34:57 ID:AE9M+EMt
猪狩の方がまだ好感が持てる
381名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 19:37:24 ID:RqSJJvQa
女がいるかいないか これだけの理由で好感度にも差が付くわけだ
つまり鈴本死ね
382名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 20:53:49 ID:8lxPm5dL
そういえばあおいが登場してからもう10年が経つんだよな・・・
383名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 21:18:01 ID:a2kX31nZ
あおいちゃんがチームメイトだったのは7〜10で、みずきが10〜14か
気付いたらみずきのほうが長いんだな
みずきと一緒にプレイ出来るのも今回が最後かも
384名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 22:31:35 ID:O612lgNS

なんか本スレで「鈴本=聖の兄」説が浮上してるけど、
ここまで流れがズンボロになったら立て直すのは無理だろうね。

ていうか14 \(^o^)/オワリすぎだろ。
サクセスは鈴本問題で収拾が聞かず、あおいはチョイ役、みずきもイマイチ。
栄冠はそもそも彼女という概念すらなく、マイライフは前作の焼き直しもいいとこ。あと年増率高杉。

思えば13のSSの大半はみずきと聖だったのに、それを封じられては職人も書きようがないわけで。
つまりこのスレは「一年後をお楽しみに」ってことか?
385名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 22:36:53 ID:v8BtYg4b
彼女に関してはDS甲子園のほうが上と言うことか
386名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 22:54:29 ID:LuDOpDA7
まあ、誰がなんと言おうと折れのみずきちゃん、聖ちゃん好きは変わらない
そしてRIKさんのあおいちゃんSSの続きに期待wktk
387名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 22:56:46 ID:wRUhOoZn
もういっそ鈴本を攻略できるようにしちゃえよ
388名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:01:26 ID:EoYxLJCX
>>387
鬼才現る
389名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:17:20 ID:D30cubRh
アーッ!
390名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:22:54 ID:SDihkxzn
>>389
違う
「アッー!」だ
391名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 03:48:53 ID:6athz2YW
あおいみずき聖の3人なんてのもいいよな
392名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 04:43:20 ID:p0qqBgDJ
ついに聖と同期か!?
と思って14買ったが…
(自分の下手さも関係して)
聖関連で
もへもへ
なものが皆無。
試験の上級クリアしたら何かあるのか?投手じゃ無理だ。



仕方ないから
鈴本に躾られる聖さんを夢想しながら寝るよ。
393名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 10:49:39 ID:pdhFAL3/
萎えるわ
394名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 12:33:02 ID:F4qSXQbE
14があまりにもアレだったんで、久しぶりに9をやってみた
恋々ってあんなに素敵な学校だったんだな
妄想できる要素が多くて面白い
395名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 13:25:35 ID:v+DAc/z8
恋恋には萌えだけでなく燃えがあったからなあ
萌えだけのタチバナには出せない味がある
396名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 15:12:51 ID:ppxCGB8i
矢部君がかっこいいという珍しい高校でもあった
397名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 19:32:42 ID:vMj4U0Kh
栄冠ナインはまだSS書きやすい感じがするな
398名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 19:48:40 ID:lU2K8pa3
監督×マネージャーとか部員×マネージャーとか部員複数×マネージャーとかアリだな。
399名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 20:19:46 ID:v+DAc/z8
凌辱乱交ネタしか思い付かないから困る
400名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 20:31:51 ID:SXH5YxGZ
15マダー?
401名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 21:22:09 ID:6athz2YW
マネージャーが男になった場合はどうするよ
402名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:33:42 ID:Ml367nIY
四つん這いになればいいと思う
403名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:12:30 ID:gYWSGTyr
なればジャーマンにPHをつけてくださるんですね
404名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 07:26:35 ID:QpWa2Mor
何で〇崎=ジャーマン?
なんかそう思える確定事項あったか?

みずきの髪型は前の方がいい。
405名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 10:03:50 ID:oDIKMcus
邪魔崎(中日)

ジャーマン(楽天)

邪魔崎はチャンス凡退魔、ジャーマンは不滅の英雄
406名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 10:22:00 ID:nMgElBt4
14で母校訪問した後のあおいちゃんとパワプロくん(9)のSSまだ?
407名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 10:22:06 ID:k3ltC5aF
じゃあジャマーとか言ってるコテは何者よ?
408名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 13:32:47 ID:l1O4YQ3c
626 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2007/07/23(月) 12:51:36 ID:wrWXG08k
「愛!パワスポ」鈴本特集より

僕の朝は、アップルティーから始まります。
好きなスイーツはキンツバです。
はは、意外でしたか?
でも、和風で角があって、お堅い感じの中に隠れた、
ボクだけが知る上品な甘さが・・


鈴本きめえwwwwwwww
409名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 14:09:19 ID:xs7iFYQB
すずもとまじでしねばいいのに
410名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 14:13:24 ID:ZKheUq4r
愛!パワスポってサクセス中のイベントだったっけ?
生で見てぇw
411名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 14:13:36 ID:pHmJ3gAb
とりあえず、鈴本からホームラン二本撃って引きずり落としてきた。
ええ、もちろん初心者のお守り使いましたよ。何か問題でも?
412名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 14:54:31 ID:Doo6gs0E
友人が対鈴本相手だと負け無しなので嬉しい限り
413名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 16:40:24 ID:u7uwbDKz
鈴本は謎だらけだな。双子説も出てるし
決定版でのイベント追加の可能性に期待するしかない


まあしかし旧作主人公とあおい・みずきに関してはGJとしか言いようがない
414名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 16:53:21 ID:bd4KbJxl
聖萌えスレより転載

825 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/07/23(月) 16:25:52 ID:SQRXXzt7O
皆様大変です!!
サクセススレを見てたら釣りかもしれんが聖が鈴本と幼なじみと言ったらしい

826 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/07/23(月) 16:29:24 ID:3tpX+o3z0
>>825
だから中学のアイツ=鈴本だったら幼馴染じゃないのか

827 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/07/23(月) 16:33:30 ID:SQRXXzt7O
さっきの続きらしいけどプレーオフでバスターズに勝つと聖に鈴本が彼女を紹介して聖が涙を流すらしい
よって聖の片思い相手が結論らしいね
415名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 17:32:29 ID:Doo6gs0E
プレーオフでバスターズに勝ったがそんなイベントはなかった、とだけ言っとく
416名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 18:06:21 ID:y+YwL+UF
>>415
聖試験全部クリアしてなかったんじゃないか?
野手で最終試験までクリア→414展開
その後に日本一になればその彼女役が姉と判明する
417名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 18:19:04 ID:MoNCa5xg
鈴本大人気だなwww
418名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 18:33:48 ID:Doo6gs0E
>>416
恋人じゃなくて姉かよw

聖試験クリアが難しいから別にいいや。鈴本なんかどーでもいい
419名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 18:58:01 ID:xs7iFYQB
サクセスはじまったな
420名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 21:12:35 ID:k3ltC5aF
今まで14の評価は鼻糞だったがはるかちゃん再登場で少しだけ見直した
421名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 23:52:56 ID:6Ot4aVNz
一応聖の評価コメントで「お前はアイツ以上の存在かもしれないな」と言ってくれるがな
422名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 00:36:55 ID:4Zy8qDXf
お、はるか出てるのか
彼女候補って、再登場ほとんどなかったからちょっと嬉しいな
423名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 00:48:59 ID:NR0AK/vP
ほとんどどころか初めてでは?
彼女以外のキャラならなぎさとか幸子さんがいるけど
424名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 01:17:12 ID:VL61bK3h
7の楓さんを忘れとるがな。
あるいは毎度お馴染み肉眼鏡も該当するだろ。
425名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 01:22:35 ID:egi1ra0C
あかつき大付属高校の四条先輩の妹も再登場してるな、名前だけだが
426名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 07:37:08 ID:a6jE1e1N
鈴本のキモさに笑ったw


聖は俺の嫁
427名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 09:59:46 ID:pDcGxJJO
>>426
俺の嫁に手を出すな
428名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 10:27:06 ID:DA9KEVG0
鈴本、キャラ作りには成功してるなw
429名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 10:28:46 ID:+voA86we
さすがに>>408は捏造だと思ってるけどマジなの?これ
430名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 11:14:42 ID:eh2iPxgK
>>429
残念ながらマジ
431名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 15:43:51 ID:UAl9fhKz
鈴本は俺が貰っておくから聖は好きにしろ
432名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 16:45:45 ID:QtcjsMcQ
>>431に甘えて聖とデートしてくる
433名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 17:00:18 ID:pDcGxJJO
俺は>>431を貰うから鈴本を好きなように使ってくれ
434名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 17:53:00 ID:78nh3icO
ああ大豪月様…何でこいつら皆バカなんでしょう…(;ω)
435名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 20:09:51 ID:vYYIyA1x
夏だからです。
436名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 21:47:46 ID:BEftap23
>>420はマジなの?
437名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 21:53:04 ID:TqfAKwgE
セリフのみの出演となります
438名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 01:19:14 ID:u51iilKK
栄冠ナインしかやってねえw
ポニテマネ萌え

あとなんでマイライフの話題が出ないんだ?
439名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 06:56:02 ID:Lb9bLAoP
年増には興味ないって色んな所で聞くがどうなんだろ
俺的には大好物なんだが
440名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 09:24:57 ID:QTv/OU4a
好みなんか人それぞれなんだから、自分が萌えられる対象に
精一杯の愛を注げばよろしい
441名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 10:46:36 ID:z4E0fZKn
>>440がいいこと言った!!

失恋した聖たんを優しく慰めるシチュキボン(*´Д`*)'`ァ'`ァ
442名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 18:41:09 ID:f9s/l0Qu
慰めるシチュ、頭の中では浮かぶんだが文章には出来ない……鈴本の仕業か。
443名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 20:18:29 ID:hVkTeGJh
聖を慰めるSSカモーン
444名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 01:41:30 ID:Oezxgj8c
聖が自慰するSSカモーン
445名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 16:08:25 ID:ik8ozj0P
俺が自慰するSSなら・・・
446名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 16:34:59 ID:+BanCiEx
>>445が自慰するSSカモーン
447名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 20:22:22 ID:r6ZJh1RK
>>445は鈴本
448名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 07:30:53 ID:8MjErcRX
んなこたぁない

byタモr(ry)
449名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 21:52:36 ID:Z6+eVBHp
鈴本に殺意がわいたよ

http://imepita.jp/20070728/784550
450名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:05:46 ID:Hoc8Mo/f

         _,,..,,,,_ 
      / ,' 3 `∩ーっ
      l   ⊃ ⌒_つ
       `'ー---‐'''''
ぼくも女の子をヒイヒイ泣かせるのは得意だよ
451名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:36:56 ID:4lzk2yFi
>>449
消えてる
452名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:48:33 ID:BGGvf/a9
>>451
まだ見れるよ
更新してみ
453名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 06:49:08 ID:YCwHJaNg
発売されてから結構たつのに、だれもSSを書かないところが14の惨状を物語ってるな。
454名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 12:59:38 ID:reebW+8P
聖寝取りSSって需要はあるんだろうかw
455名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 13:02:33 ID:IJEG+WfB
書いていただけるなら、寝取りというよりは
鈴本には触れない展開のほうが嬉しい
456名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 13:04:18 ID:YpSN9T5V
鈴本からとは限らないじゃないか
457名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 13:35:39 ID:SIthUIE2
主人公が奪うならおk
458名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 14:43:33 ID:R2o3nxU2
鈴本の運転する車がベンツに衝突する場面から始まるか、主人公が「うートイレトイレ」と言いながら公衆便所に駆け込もうとしたらベンチに座る鈴本に遭遇するか、どっちか以外にSSが浮かばない。
459名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 15:12:37 ID:reebW+8P
言えない、聖が変態鈴本に調教されててアナル狂いになってて実は処女のままの設定とか
公衆便所プレイとかそういうのを書こうと思ってたなんていまさら orz
460名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 16:30:13 ID:ee2nWmwk
俺はあおいちゃんにさえ(;´Д`)ハァハァできれば多くは望まない
461名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 17:56:15 ID:IJEG+WfB
>>459
そのプレイのSSは良いなぁ
というか是が非でも読んでみたいぞ!
ぜひとも書いて欲しい

…そこをなんとか主人公相手にしてくれないかのう
462名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 18:03:54 ID:gUVoJNFs
同じく見たい、ド変態に調教される聖ちゃんを!!
でも、相手は矢部君でも主人公でも構わないけど、鈴本だけは止めて欲しいな
463名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 18:15:04 ID:+BAKHDGs
マイライフ面白い。個人的にシリーズ最高だと思います。
13とほとんど同じだけど、読み込み速度が格段に速い分イイ

あと東條×聖…いや、ナンデモナイ
464名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 21:20:14 ID:fDt0tmwU
>>449
というか、Hスライダー7、カット4でさらに別方向の変化球って化物か!
チートかなあ?
465名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 21:44:26 ID:1X3ylS8w
変化球練習&にょっきりだけやりまくれば可能だろう
カーブフォーク方向の変化量が1,2かもしれん
466名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:14:37 ID:kuaXn+cT
いっそのこと14を諦めて13でまた書いた方がいいような気がする
13の方がはるかにネタ豊富だ
467名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:59:49 ID:umYupKsH

「まさか聖から誘ってくれるなんて思わなかったよ」

そう言って、バスターズのエース、鈴本は自分の横を歩く着物姿の女の子に微笑みかけた。
その甘いマスクとあわせ、品行方正で女性ファンから絶大な人気を誇る彼の笑顔に、頬を染めない女性はいないだろう。
彼女もまた、その顔を赤くさせ俯いていた。

今やバルカンズの正捕手として活躍している六道聖。
彼女から連絡があったのが昨晩。
彼女の方からの誘いに少々驚いたが、鈴本は二つ返事で了解した。

「会うのはプレーオフ以来だね。そうそう、日本一おめでとう。聖の活躍が大きかったかな」
「い、いや私は……矢部に武田、みんなのおかげだ。それに……」
「ああ、僕と投げあった彼か」

今年のプレーオフ第二ステージ。
バルカンズとバスターズが激突し、息詰まる投手戦の末、バルカンズがリーグ優勝を果たした。
その最終戦、鈴本は先発し好投したが、延長の末0対1で敗れた。
今でも思い出すだけで無意識に拳を握り締めてしまう。
はっ、と鈴本は我に返りその拳をひらいた。今は聖と一緒だったことを思い出し、また彼女に笑顔を向ける。

「それよりどこに行こうか。僕の知っている店でよければこの近くに……ん?」

車の通りが少ない道にでると、何やらヴヴヴ……という音が鈴本の耳に入ってきた。
自分の携帯を確認してみるが何も反応はしていない。だがその音は止まず聞こえてくる。
彼女には似合わないような気がするが、何かと忙しいのだろうし、携帯電話くらいは持っているだろう。

「別に電話に出てくれてもかまわないよ。急な連絡かもしれないし……聖?」
「…………」

だが聖は無言のまま俯いていた。よく見ると彼女は小刻みに震えている。
ずっと赤い顔をしていたし、もしかしたら風邪か何かで無理をしているのかもしれない。

「体調が悪いならまた今度にしようか。次は僕から……」

彼女の顔を覗き込もうとして近づくと、足元でぴちゃっという水音がしたのに気づいた。
視線をおとすとそこには小さな水溜り。それは彼女の足を伝って流れてきていた。
そしてようやく鈴本は理解する。聖が震えていた理由とあの音は正体に。
468名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:00:34 ID:umYupKsH


「ひじ……り……?」
「はぁっ……だ、大輔、はやく行こう。はやく食事をすませて帰らないと……」




―――捨てられてしまう―――




鈴本は耳を疑った。信じられない。信じたくない。
彼女がこんな盛りのついた雌犬のような顔をしているなんて。
こんな彼女は、知らない。

「ちゃ……ちゃんと命令通り……大輔と食事をしてくれば……ご、ご褒美が貰えるんだっ……」

あまりにも似合わない彼女の様子と言葉に頭に血がのぼる。

「だ、だれがこんな…………っ!」

一人の男が頭をよぎった。バルカンズのエース。自分に投げ勝ったあの男が。
そして目を虚ろにさせ、息を荒げながら地面に水溜りを作っている彼女はもう、自分の幼馴染ではなく、あの男の『物』なのだと悟った。
聖はその『ご褒美』を貰うところを想像しているのか、嬉しそうな顔をして上と下の口から涎を垂らしている。
鈴本の頭は真っ白になった。
夢でも見ているのだろうか。ならば早く覚めて欲しい。
だが、この悪夢は続いていく。

「……どうした? 早く行こう、大輔」






やっつけにも程がある(´・ω・`)
469名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:11:12 ID:9NlpoHn5
うはwwwwおkwwwww
鬼畜主人公大好き!
当然まだ前は乙女のままだよな?アナルバイブだよな?
470名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:36:32 ID:61Ve9ECn
>>468
そのやっつけっぷりに惚れた

続きも頼む!!
471名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 08:23:36 ID:6whkpM9J
うっは、テラ鬼畜w
GJ!
472名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 08:23:49 ID:ckMRO9au
頭だけ読んで鈴本とくっついたのかと早とちりしました
473名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 08:40:08 ID:7M1re/9o
鬼 畜 主 人 公 始 ま っ た な
鈴本ざまwwwwwww
474名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 10:46:37 ID:w+lVbuRD
パワプロ14買わなかった俺は勝ち組
475名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 11:00:32 ID:2PW9jZ8Z
鬼畜なんて嫌いだ。
そう思っていた時期が私にも(ry

いいぞもっとやれ主人公!
476名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 11:44:17 ID:Avgx7kFI

おまいら何でそんな食いつきいいんだ!
そんなに鬱憤が溜まってたのかyo!?




いいぞ。もっとやれ。
477名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 12:33:32 ID:UGKBZlDa
鈴本の人気に嫉妬www
478名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 16:16:44 ID:9NlpoHn5
続きまーだー!
479名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 19:54:54 ID:PN0qHdin
もう鈴本大人気だから、ガチムチ兄貴におらおらちんぽちんぽセィヤセィヤ!とバックから突かれまくる作品でもこの際がまんするよ!
480名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 19:56:42 ID:PN0qHdin
スマソ、日本語になってなかった。鈴本がガチムチ兄貴に、ってことね。
481名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 20:30:31 ID:wpbGWnnL
「よし、今日はこれ位にするか…」

津々家バルカンズの正捕手、六道聖はハードメニューを終え、帰宅の準備を始めた。
今日から秋季キャンプが始まっており、先日の日本一獲得の後の浮かれムードも消え、選手達は二連覇を目指し練習を開始していた。
聖がタオルで汗を拭きながらロッカールームに向かう。すると、パンパン、という音が聞こえた。

(…気のせいか…?)

気のせいではなかった。さっきからパンパン、と言う音が廊下に響いていた。
ロッカールームに近づくにつれてその音は大きくなっていき、今度は喘ぎ声が聞こえてきた。誰かの声に似ている。

(何なんだ、この音は…)

聖は不快感を覚えながらロッカーの目の前にまで来た。
ロッカールームの扉は少し開いており、パンパン、と言う音と喘ぎ声、さらにはグチュグチュ、と言う気味の悪い音まで聞こえてきた。

(何をしているんだ…?)

聖がロッカールームの扉の隙間から中をのぞいてみた。次の瞬間、聖は背中がぞっとした。
目の前には青い髪でバルカンズのユニフォームを着ている選手が犯されていた。




みずきがチームメイトに強姦されているのだ。



(なっ…!?)

強姦している男の中には矢部の姿が見えた。

「グヘヘでやんす。みずき先輩の中、とっても気持ち良いやんすよ…」
「矢部、とっとと変われ。後がつかえてるんだぞ」

酒井投手コーチの姿も見えた。その間からみずきの顔も見えた。目隠しをされ、口にはギャグボールを銜えさせられている。
聖は失望した。選手だけじゃなく、スタッフ陣までこんな事を…。

「おっ、そろそろ出そうでやんす。中に出すでやんすよー!!」
「んーっ……!!んーっ……!!」

矢部がみずきの中に精液をぶちまける。その量は半端なく多く、抜いた後アソコから精液が垂れ流れた。
482名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 20:31:02 ID:wpbGWnnL

聖は回れ右をし、監督にこの事を言おうとした。その時、聖は何かにぶつかった。
そこには小波がいた。現在外野手としてレギュラーに定着し始めた4番バッターだ。

「どうしたの、六道さん?」
「小波、丁度良い。ここでみずきが…」
「え!?みずきさんが!?」

小波が驚いた表情で隙間から覗き込む。もう一度聖の方に向けたその顔は青ざめていた。

「そんな…。矢部君はともかく、酒井投手コーチまで…」
「小波、監督に報告だ。これは監督に報告しないと…」
「そうだね…。聖ちゃん、少しこっちに来て。監督にはこう言おう…」
「ん…?」

聖が小波に近づき、耳を貸す。
すると、小波に押され、ロッカールームの中に倒された。

「!? 小波、何を…」
「ごめん皆。少し遅れちゃった」

小波が男達に笑顔を向ける。
そして、倒れた聖の方を向くと、悪魔のように笑みに変わった。



「でも、新しい玩具見つけたから、良いよね?」



第壱話END



>>468を見たら鬼畜系をやってしまいたくなった。後悔はしていない。
日本語おかしかったり漢字間違えてたらすまない。
第弐話では聖の本番できたら良いなとか思ってます。多分うpは明日以降ですが。
483名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 20:33:24 ID:9NlpoHn5
俺の息子がすすり泣いてるわけだが…明日か、明日まで待たせろというのか!


ちんぽだして待ってます
484名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 20:58:28 ID:3yeHJ7rd
翌朝、ねずみにチンポを食いちぎられた>>483の姿が
485名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 21:39:15 ID:edcds7dD
常に鈴本が調整不足なのは、登板日前日もガチムチ兄貴に可愛がらr(ry
486名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 23:54:05 ID:7M1re/9o
>良いよね?
イインダヨ!
487敗戦…そして:2007/07/31(火) 00:24:45 ID:/XJh9NQl
オリジナルとなった選手から、野球以外の要素を剥離したアンドロイドの製作。
神高燐の野望を知ってしまったドラフ島のとあるチームは、自分たちの分身と戦うことを強制され、敗れ、試合前に言い渡されたとおりセントラルタワーの暗部に、監禁されることになった。
そのチームには、稀有な存在である女性選手、早川あおいも所属していた。

今、早川あおいは、最低限の設備しか備わっていない監獄のような部屋に閉じ込められている。
何もない部屋の一角を虚ろな目で見つめつつ、彼女は先刻の試合を反芻していた。
今日、塔の入り口で入団したパピヨンという胡散臭い選手を除けば、チームで唯一の投手であった彼女。当然、先発を任された。
その結果…今は囚われの身となっている。それが、あおいにとって痛いほど悔しかった。相手はチームの皆のコピーで、投手として研究を重ねてきたつもりだったのに。

「機嫌はどう?」
いきなり戸が開かれ、神高燐が現れた。
良くわからないまま強制的に試合させられて、こんなところに閉じ込められて、機嫌も何もあったものじゃない。あおいはきっと燐を睨む。
「…あまり、良くないようね。」
一歩ずつあおいに近づく燐。あおいは座った体勢のまま距離をとろうと後ずさる。
「そんなに身構えなくてもいいわよ。私はあなたにとっても悪くない話を持ってきたんだから。」
笑みを浮かべる燐。美しいその容貌に浮かんだ笑顔は、この状況で向けられたならば怖気がするようなものであった。距離をとろうにも、あおいは既に壁際に追い込まれてしまっている。しかし、気丈な態度は崩さず、問う。
「…どういう話なの?」
488敗戦…そして:2007/07/31(火) 00:27:02 ID:/XJh9NQl
「あなたにとっても悪い話じゃないわ。こちらから出す条件は二つ、あなたの仲間の解放と、あなたのプロ入り。どう?悪くないでしょ?」
確かに、悪くない。むしろ、あおいに有利過ぎていて、気味が悪くなるぐらいだ。
「それで、ボクは何をすればいいの?」
「難しいことじゃないわよ…、私が要求するのは、早川あおい、あなた。」
あおいには、その意味が理解しかねた。しかし、次に発せられた燐の言葉で、意味を把握した。
「あなたの身体を頂戴。…実験に使うとか、そういう意味じゃない。あなたを抱いてみたいの…。」
「え…。」
その宣告にあおいが二の句が告げないでいると、決定を急かすように、燐が続けた。
「もしダメなら…あなたを含めた全員、アンドロイドの研究に使うわよ?それでもいい?」
色気を帯びつつも冷酷な燐の瞳が、あおいを見据えた。
あおいは、敗戦に少なからず責任を感じていたので、自分が身を捧げて仲間が助かるなら、貞操も厭わない覚悟を決めた。真直ぐに燐の顔を見つめ、告げる。
「わかった…みんなが助かるなら、ボクそれでいい…。」
「ふふ…いい子ね、早川あおい…。」
燐は半身を起こした状態のあおいに合わせるように、膝立ちで覆いかぶさってあおいのユニフォームを剥ぎ始めた。同時に、頬に舌を這わせる。
異性に対しても許したことのない行為を、同性に、しかも半ば強制された形でされているということに、あおいは屈辱を感じた。
しかし、抵抗すると取引を反故される危険があるので、大人しくしている。
ユニフォームとアンダーシャツが脱がされ、そのまま下着も除かれていく。あおいは今、上半身裸に下はそのままという状態だ。
アスリートらしく、筋肉を携えた身体。しかし、同時に女性的な丸みを帯びており、調和した美しい肉体を奏でている。

燐は息子の龍も何度か抱いたことがある。彼は成熟しきっていない男性の身体をしていて、それはそれで美味である。
しかし、あおいのような女性アスリートを抱くのは始めてであった。燐も女性であるが、あおいは燐に比べるとはるかに逞しい身体をしている。昂揚する燐、自らも衣服を脱ぎ、下着のみになる。

「くっ…。」
あおいの身体を這う燐の舌。それに合わせて、あおいは吐息を漏らす。
「こんなことは始めてかしら?早川あおい?」
唾液を滴らせながら問う燐。あおいは息を荒げながら頷く。
そして燐は、あおいのベルトを外し、下も露にしようと試みる。はっと驚いたような顔になり、無意識の拒否のシグナルか、首を横に2、3度振る。
しかし、燐はそんなことは意に介さず、下着の中に指を潜入させた。キスも初めてだといっていたから、ここは当然、未開発の地であろう。
そして、指に当たる感触から、それを確信する。流れる体液。
「いや…何これ…ボク…どうしたの…。」
初めての感触に、涙目になりながら、回らない呂律で喘ぐあおい。
その反応に、燐のサディズムは暴走し、ピストン運動させる指を徐々に早めていく。
「あっ…ああっ…うう…。」
唾液と、涙と、喘ぎ声と、愛液。あおいは既に様々なものを垂れ流していた。
燐はとどめと、あおいが纏う最後の布をずり下ろし、その口をあてがい、舌を蠢かせた。
あおいは甲高い、断末魔に似た嬌声をあげると、愛液を放出させ、身体を痙攣させながらぐったりと倒れこんでしまった。
「うぅ…ボクの初めて…女の人だったよぉ…。」
うわ言のように呟くあおいを見て、燐は満足げに笑むのだった。

…その後。
約束どおり、あおいはプロ球団に指名された。
その球団は…「神高キャットハンズ」。
新たに設立された球団に、神高燐がオーナーとして名乗りを上げたのだ。

「早川あおい…今度はオーナーと選手として、可愛がってあげる…。」
489敗戦…そして:2007/07/31(火) 00:35:55 ID:/XJh9NQl
14発売されたばかりなのに、何故か8ネタが浮かんでしまい、
投稿してしまいました。スレ汚しすいません。
490名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 00:40:44 ID:XWC83dlC
ヤることやってないような娘のマムコが真っ黒だったり、グロマンだったりすると異常に興奮する俺変態
処女も好きなんだけどね…。
491名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 00:52:53 ID:xEe1S/95
>>489
ktkr
うはwwwなんという百合wwww
492名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 01:15:30 ID:QTZTvQ/g
明日8買ってこようと思いました
493名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 08:50:40 ID:SFWxTbuk
「なっ…。小波…お前…」

聖は今日何度目か分からないが、またもや顔を青ざめた。
それを見て小波の悪魔の笑みが大きくなる。

「僕が純粋な心を持つ野球少年とでも思った?」

小波がクックッ、と笑い声をもらす。

「何で…なんでこんな事を…」
「理由?ただのストレス解消と性処理かな」

後ろでみずきをレイプしている男達が嫌らしく笑う。
聖は小波をキッ、と睨む。
それを見て小波の笑みが消える。

「そんな目をしないでよ…。ボクダッテ、トテモザイアクカンヲイダイテイルンダヨ…」

悲しそうな顔で片言を喋る彼からは、罪悪感なんて抱いていないのがすぐに分かった。
そして、小波はまた悪魔の笑みを見せると、とんでもない事を言い出した。

「そうだ、六道さん。みずきちゃんが今どう思っているか知りたくない?」
「…嫌がっているに決まっている」
「へぇ…」

どけ、と小波がレイプしている連中を脇にどける。行為中だった男達も渋々了承し、みずきの精液だらけの姿が露になる。
494名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 08:52:41 ID:SFWxTbuk
そして、ギャグボールと目隠しをはずして、質問をした。

「みずきちゃん、今、君は一つも肉棒を銜えてないね?この状況、どう思う?」
「みずきに馴れ馴れしく話すな!!」

聖が叫ぶ。まぁまぁ、と小波が両手を出してなだめる。

「さて、質問に戻ろうか。どう思う?」
「つ、辛いです……」
「可愛そうに…。じゃあ、僕が可愛がってあげるよ…」

すると小波がみずきの股間に手を滑り込ませた。みずきが気持ちよさそうな喘ぎ声を出す。

「どう、こう言うのは嫌かな、かな?」
「き、気持ちいいです……」
「へぇ…」

小波が聖に勝ち誇ったような表情を見せる。逆に聖は絶望した表情になっていた。

「今ボクが触っている所に僕の肉棒を入れたらもっと気持ち良いかな?」
「気持ち良い…と…思います……」

聖はいつもと違うみずきに動揺を隠せなかった。
いつもだったらこんな男達一発殴って済むのに。

「最後の質問だよ」

小波がこれ以上笑えないくらい悪魔の笑みを広げる。

「六道さんに、何か言いたい事はない?」

みずきがゆっくりと聖を見る。その顔はトロンとしており、上と下の口からは涎が零れ落ち続けている。
そして、聖に四つん這いで近づき抱きしめた。そして、耳元でささやく。



「聖…一緒に堕ちようよ…?」
495名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 08:54:09 ID:SFWxTbuk
聖の目に涙が溜まっていく。信頼していた友が、ここまで堕ちているのに、今まで気づけなかった自分が許せなかった。

「じゃ、そういう事で」

小波が聖に後ろから聖の両胸をわしづかみにする。

「………」
「あれ、もう抵抗する気も無くなっちゃった?もっと手こずるかと思ったんだけど」

聖は涙を流しながら俯いて無言を続けている。

「皆、みずきちゃんはもう使って良いよ。今六道さんを調教するから、その間待っててよ」
「了解でやんす、小波君」

矢部君が敬礼のポーズを取り、我先にとみずきをレイプしに行く。


「さてと、六道さん。始めようか」
「………」
「ふぅ…何か言って欲しいなぁ…。…喘ぎ声とか」

そう言うと小波はユニフォームの中に手を突っ込み、聖の胸を直に掴む。

「ッ…」
「お、少し感じちゃったかな?」

小波は調子に乗って右手を股間に滑らせる。聖のアソコは既に漏れていた。

「六道さんって、思ったよりHなんだねぇ…。まぁそれもそうか」

小波が六道の耳元でささやく。

「知ってるんだよねぇ…、僕。六道さんとみずきちゃんがオーナーに体売ってバルカンズに入団した事」
496名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 08:55:24 ID:SFWxTbuk
「!!」

六道が目をかっと開いて震えながら小波を見る。小波が囁きを続ける。

「みずきちゃんはトレードを頼むときに猫手(※)のオーナーにも体売ったそうだし。まぁ、そりゃそうだよね」

つR「猫手」
   キャットハンズの事。

「そうでもしなきゃ、女性がプロで生き残れるわけないし」
「くっ…!!」

涙を浮かべ、聖が小波を睨む。

「お前…失望したぞ…」
「大丈夫。誰にも言わないから。その代わりに此処の事を言わないで欲しいな。それと…」

小波が誘うように囁く。



「みずきちゃんと一緒に、僕たちの新しい玩具になってくれないかな?答えは聞かないけど」



第弐話END


>>483s、すいませんorz
本番次になりそうです…。ヘタレ作者でスイマセン…。死んでお詫びします…o | rz

無駄に長くなってすいません…。
何かgdgdになって来ました。日本語や漢字がおかしかったりしたらすいません…。
そして、何故かひぐらしネタとか電王ネタとか入ってます…。すいません…。
次回は今日中にうpします。そうだと良いなと思います。
497206q:2007/07/31(火) 13:04:37 ID:SFWxTbuk
↑と>>481の作者です。名前無いと色々と面倒なので名乗っておきます。
第参話は夜にうpしますので。
498名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 13:37:36 ID:UuYQ47xT
オーナーに体を売ったの以外はGJ
499名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 15:47:55 ID:XWC83dlC
聖が処女でないのに泣いた
でもエロいの期待してるぜ!

あと大穴でオーナーはアナルスキーとかそういうオチは好きだぜ!
体売ったと思ったら処女でびっくりみたいな
500名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 21:47:17 ID:bPvazHe4
誰かマイライフの淫獣ちひろで書いてくれ
501206q:2007/07/31(火) 22:25:22 ID:SFWxTbuk
第参話


「ッ……」

聖は無性に悔しかった。完全に敗北だ。
弱みを握られてしまったのだ。

「YesかNoで答えてね。貴方は我々の肉奴隷にナリマスカ?」

小波が右手で股間を、左手で胸を愛撫しながら問いかける。
聖には選択肢など残されていなかった。小さく頷く。

「それじゃ…」

小波が聖を押し倒す。そして手早くユニフォームを脱がすと、自分の肉棒を取り出す。



そして、一気に聖を貫いた。
502206q:2007/07/31(火) 22:26:10 ID:SFWxTbuk
「ひぎっ…!!痛……!!」
「え、処女?」

小波が本気で驚いた表情を見せる。
しかし、すぐに呆れた表情に変わった。

「何だよ…オーナーはアナルスキーだったのかよ…。処女奪えねぇなー、とか思ってたから結構ショックだったのに…」
「悪かった…な……処女で……」

聖の股間から赤い液体が微量ながらも零れ落ちている。

「んじゃ、ヴァギナの開発をするとしますか…!」

小波が腰をゆっくり動かし始める。聖が目を限界まで開き、苦悶の表情を浮かべる。
それを見て小波が満足そうな笑みを浮かべる。

「やっぱ処女マンコは良いなぁ…。締りが半端ねぇや」
「ぐっ……ぅぁっ……ん……!!」

次第に速くなっていく小波の腰の動きに合わせるように聖が辛そうな声を出す。相当痛いようだ。
仕舞いには目に涙が溜まっていくのが見えた。

「痛そうだね…。でも、こっちは凄く気持ち良いよ、六道さん…」
「こ…の……!!」

言葉が途切れ途切れになるくらい痛いらしい。喘ぎ声も大きくなっていく。
503名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 22:27:14 ID:SFWxTbuk
「そうだ、少しでも痛みを和らげてあげるよ…」


小波はそう言うと聖のアナルに人差し指を突っ込む。

「あっ……!!」
「お、やっと気持ちよさそうになってきたねぇ」

小波がアナルの中で人差し指を揉み解すように動かす。
聖の表情が苦痛の表情から快楽のトロンとした表情に変わっていく。

「何だ、マンコよりアナルのほうが感じてるのかよ…。とんだ変態女だな」

すると、突然小波がアナルに入れていた指を抜いてしまった。

「え…?」
「アナル弄るの飽きちゃった。や〜めよっと」

小波がピストン運動を続ける。
そして、聖の方を向くと例の悪魔の笑みを浮かべた。

「そんなに弄って欲しいなら、自分で頼めば?」
「なっ……!?そんな事できるか……!!」
「んじゃ良いや」

小波がふぅ、とため息をつく。聖は股間の痛みに慣れてはきたものの、まだじんわりと痛みが続いていた。
504206q:2007/07/31(火) 22:29:02 ID:SFWxTbuk
聖は心の底から迷っていた。
今頼めば自分はこの男に屈する事になる。
そんなのは自分のプライドが許せなかった。
しかし、心の奥ではアナルを弄って欲しいという願望が蹲っていた。


そんな聖の気持ちを見透かしたのか、小波は無表情で言った。

「もう堕ちちゃっていいんじゃない?」
「ッ………」
「どうせ、いずれは堕ちて快感になるんだったら…」

そして、聖の耳元で囁く。


「早めに堕ちた方がいいと思うよ」


聖は心の中で必死で抵抗した。
言ッチャ駄目ダ。言ッチャ駄目ダ。言ッチャ駄目ダ。言ッチャ駄目ダ。言ッチャ駄目ダ……


言ッチャエ。


言ッテ楽ニナロウ。嫌、駄目ダ。堕チチャ駄目ダ…。



「……て……さい……」
「え、聞こえないなぁ?もっと大きい声で言わなきゃ」

小波がとびっきりの悪魔の笑みを見せる。
聖がトロンとした表情でもう一度言う。

「わ…私の……アナルを弄ってくれ…」
「まだ聞こえないなぁ?」

耳の裏側に手を当ててわざとらしく聞く素振りを見せる。
聖は叫ぶようにして言った。



「私の…嫌らしいアナルを…い…弄ってくださいィィィ!!!!」



こうして、六道聖は堕ちてしまった。
深い闇の底に。



第参話END
505206q:2007/07/31(火) 22:29:45 ID:SFWxTbuk
あ、一応まだ続きます。何か最終回っぽい終わりでしたが…。
相変わらず漢字や日本語が間違ってたらすいません。その時は指摘をお願いします。

何かアナル中心の話になってしまった…一応本番はしてましたが…。
そして>>499sに先の展開を読まれていました…凄い…。
そしてみずきは空気n(ry
506名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 23:41:27 ID:UuYQ47xT
神展開きた
507名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:07:56 ID:azl2sSlo
な、なんだってー!
てっきり俺の意見を取り入れてくれたのかと思ったんだがたまたま合ってたのかwwww
マジ乙!これからも期待してる
508名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:45:17 ID:yvpeQfNi
>>467-468の設定から一本考えたのだが、如何だろうか?
もし作者さんがいらっしゃったらOKかNGか教えてください
509名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 11:33:29 ID:tlTFYy3l
>>505
アナルスキーふいたwww


あ、>>468です

>>508
おk
むしろ頼む
好きにヤっちゃって
510名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:42:41 ID:yvpeQfNi
508っす
許可が出たんでヤってみることにします
なんか書いているうちにどんどんボリュームが増えてきたw
あと、自分、実は14まだやってないんで、情報が結構あいまいだったりします
もしおかしいところとかありましたら、教えてくれるとありがたいです
511名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:44:16 ID:yvpeQfNi

ちゅっ、くちゃっ、ちゅぶっ…


「どうだ、ご褒美の味は」

「ああ…、最高だ…」

「まあしっかり命令どおりにしてきたのだから、褒美はやらないとな…」

「はぁ…はぁ…、なんでもする…どんな命令にでも従うから、もう捨てたりしないでくれ…」

「やれやれ、あれは聖の勘違いだっていうのに、まだ判ってないのか?」

「嘘だ…、まだ私を試しているんだろう…、だから何時まで経っても前を…」

「だから今日奪ってあげるっていっただろ?それより口がお留守になってきたぞ」

「あ、すぐにする…」

じゅるっ、ぴちゃ、ちゅっ…


10月のある日、ホテルの一室で、俺はチームメイトであり、女房役であり、球界を代表する選手でもある六道聖に奉仕を受けていた。
それは今年のキャンプの頃には考えもしなかったこどであった。
片や球界屈指の捕手として名の知られている聖と、二軍で泣かず飛ばずだった自分がこのような関係になるなど、今でも不思議に感じている。

(どうしてこうなったんだろうな…)

クビかエースになるか、そんな瀬戸際だった春季キャンプ、その頃から話をする機会は結構あった。
こちらは投手、あちらは捕手で、相互理解は大切だったし、一軍経験豊富な彼女の助言は頼りになった。
公式戦初登板、初勝利を飾ったときにはお祝いもしてもらった(チームメイト複数とだが…)。
初完封を遂げたときは、日頃の感謝を込めて食事まで誘った。
彼女が打撃不振に陥ったときには打撃投手も買ってでた。
下心がまったくなかったとは言えないが、野球選手として、仲間として信頼、尊敬していたのは確かだ。

(やはりあの件、しかないよなあ…)
512名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:44:56 ID:yvpeQfNi

普段、弱気をまったく見せない女房役が、一度だけそれを見せたことがあった。
チームメイトやチーム、または自分についてどう思っているのか、本音が聞きたいと思い、半分無理やりに居酒屋に連れて行った事があった。
やはりというか、当然というか呑んでもほとんど変わらない聖が、ポロリとこぼした言葉があった。

(どうしたら、この思いがあいつに伝わるんだろうか…、だもんなぁ。)

いつもならば前をまっすぐ見据えているその瞳が、揺らいでいるのを見て俺は驚いた。
そのうえあの言葉だ、どう考えてもオトコ絡みとしか思えなかった。
そのときはただ単純に、彼女の思いが伝わればいい、としか考えていなかった。
そして、いくつか助言をしてみたのだ。
自分もあまり経験豊富なわけではないが、まったくないであろう聖にとってはありがたかったようで、随分感謝された覚えがある。

(そんで、打ち明ける前に玉砕じゃあな)

結局、相手が誰なのか聞くことは出来なかったが、どうにも上手くいかなかったらしい。
日本一になり、祝いのどんちゃん騒ぎをやるべき日に、俺は聖と二人で呑むことになった。
その申し出をしてきたときの聖の顔を見たとき、大体の話はわかってしまった。
どうやら、既に相手には彼女が居るようで、言い出すことも無く、諦めたらしい。
そこで俺はファーザーの言に従い、フラレナオン攻略作戦を発動することにした。
作戦中、彼女の話を聞いていると、どうやら彼女には頼れる相手が必要なようだった。
子供の頃の孤独感、目標であったものを失った喪失感、そういうものを埋められる相手が必要なのだと感じた。
俺がその対象になってやる、と立候補したとき、彼女は嬉しそうな、悲しそうな表情になった。
それは自分を信頼してくれているという気持ちと、また手元からすり抜けていってしまうのでは、という気持ちが合わさった表情だった、と思う。
その瞬間、俺の中でなにかの糸が切れたような感じがした。
その正体は今でもわからないが、言葉でいっても判らない相手に行動で教えてやろう、という思考へと変わったのは事実だ。
抜け駆けが出てしまい、赤色灯が割れてしまったファーザーに心の中で詫びを入れ、テーブルに諭吉を叩きつけ、聖の手を引き、近くのホテルへと転がり込んだのだ。

(あのとき、すべてが変わったのかな…)

聖は部屋に入るまで、抵抗ひとつしなかった。
急な展開に戸惑っていたのかもしれないが、部屋に入っても放心状態に近かった。
抱きしめて、顔を寄せたとき、初めて目に生気が出たが、抵抗らしい抵抗はなかった。

「いいのか…?」

そう尋ねても、聖は体を強張らせたまま、うんともすんとも言わなかった。
ただ、目がだけが潤んで見えた。
その時点でもう自分を抑えることが出来ず、彼女の唇を貪るだけだった。
513名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:46:45 ID:yvpeQfNi

「んっ…」
「あ…」

聖をベッドまで運び、服を脱がす最中、久しぶりに彼女が真っ当な声を発した。


「本当に…」

「うん?」

「本当に傍にいてくれるのか…?」

「…ああ」

「なら…いい」

そう言って聖は体の力を抜く。
そして俺は頭は冷静に、行動は大胆に、彼女と自分を全裸にした。
彼女を再度抱きしめ、口付けを交わすと、もう止まりようが無かった。
胸を揉み、耳を舐め、腿をさすり、乳首をいじり、秘所をすする。
そのたびに聖があえぎ、ふるえ、涙を流し、悦ぶのを見た。
そのとき、偶々だったが、手が後ろの孔に当たった。

「!!…ああっ!」

「え?」

俺としてはなんの目的もあったわけではなかったが、聖の反応を見て考えが大きく変わった。
俺はそこを集中攻撃することにした。

「ああ!くぁぁ!!」

「ほーっ、聖はここが弱いのか…」

「し、知らない、知らないっ!」

「本人は知らなくても、反応はこのとおり、ってやつだな」

「う、うあああああああっ!」

「これだけ反応が凄けりゃ、こっちでもいけそうだな」

「ま、待ってくれ、うしろはあああああああああああああああああああっっっっっ!!!!!!」

こうして俺は聖の後ろを頂戴し、散々泣かせ、よがらせ、失神させた上で眠りに落ちてしまった俺だったが、翌朝目が醒めたときには部屋には自分しか居なかった。

(まあ昨夜は一晩限りの過ち、でも仕方ないかな)

そんなことを思いつつ、日本一のパレードやらなんやらで忙しくしているうちに、1週間が経った。
その間、聖と会うこともあったが、ことばも交わさず、なるべく離れた距離を保っていた。
だが、ときどきやたらと強い視線を送ってきて、何かを訴えているような目にも見えた。
514名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:50:52 ID:yvpeQfNi
とまあこんなん出来ました
この続きも書いてはいるのですが、未だまとまらず
もうちょいお待ちください

しかし、初めはいちゃいちゃのハッピーエンドの予定だったのに、なぜか鬼畜ルートに
何処でフラグをまちがったんだろうか
あと、後ろからいったのも想定外です
前から攻める予定だったのになあ…
515名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 20:54:40 ID:3JVNA98d
GJ!
終わりよければすべて良し、ですよ
最終的にハッピーENDにすれば無問題

道中は鬼畜なほうが大好きですw
ぜひぜひとも変態娘に調教しちゃってくださいな
516名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 21:35:44 ID:F8YFf2Oy
ちんちんおっきおっきしました
517名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 07:44:52 ID:DnEZVJuj
ナオンワロタ
518名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 11:43:28 ID:sIunjStF
これはよいものだ
519聖タチバナXX周目〜もう一つの聖:2007/08/04(土) 14:17:32 ID:jTPx4vsw
こだま。まだ耳に残っているようだった。

ここ聖タチバナには、MAX156km/hを誇る、豪腕のエースがいた。
先輩がいれば、甲子園を勝ち進むのは難しくなかった。
しかし、俺達聖タチバナは、2回戦で消えた。

地区大会直前、先輩は肩を壊し、野手に転向した。
そして先輩は、俺にエースの座を託してくれた。
嬉しかった。期待に応えようと思った。
でも、魔法使いの弟子は魔法使いではない。先輩の使う魔法は、俺には使えなかった。

2回戦。1点差で迎えた9回裏。2アウトランナー2塁。
それまで1点取られていた俺を、先輩は2本の本塁打で助けてくれた。
ここを抑えれば勝てる。
舞い上がった。またみんなで一緒に試合が出来ると思った。

3球勝負。快音。そして狂喜するスタンド。
甲子園を包む大歓声は、3年と共に挑める夏の終わりを告げた。



雪がちらつく肌寒い季節。今日も聖は、エースの恋女房として、球を受けていた。

「なぁ、聖。」

話しかけてきたのは、先輩の代わりにエースになった、自分と同学年の投手だった。
先輩と似たタイプの投手だが、その実力には確かな差があった。
なぜだか私に懐いており、練習はともかく、生徒会についてくることもある。
そして、先輩達との最後の試合を落とした事に、強い自責の念を感じている。

「俺って、どうしたら先輩みたいな球を投げられると思う?」

またそれか…

「いつまでも先輩の影を追うのは良くないぞ。」

言った聖も、後悔は消えていなかった。
毎日先輩の球を受けていた。その日の先輩の異変に気付いていた。
明日でもいいと思い、その日に言わなかった。
結局、その夜の自主トレで、先輩は肩を壊した。
先輩が投げていれば、たとえ先輩じゃなくても、あそこで勝ちを急がなければ…
もっと勝ち進めた。もっと一緒に試合ができた。
もっと一緒にいられた。

「お前は…先輩にはなれないぞ。」
「わかってるけど…あの試合、俺が最後に打たれなきゃ、勝てていたんだ…」
(お前の…せいじゃない…)
「え?」
「な、なんでもないっ!」

ビュッ、パシッ
そう言って聖は返球し、会話も途切れた。

(私のせいなんだ…)


520聖タチバナXX周目〜もう一つの聖:2007/08/04(土) 14:20:22 ID:jTPx4vsw
「…却下だ。」
「うわ〜ん、ひどいよ!」

『ピンポンパンポーン!今日のご要望会議は、只今をもって終了させていただきます。』

忙しかった。
聖は、野球部のキャプテンであり、生徒会長でもあるのだ。
だが聖は、そのどちらも手放す気はなかった。
敬愛する二人の先輩から託されたものだから。

「ひ〜じり〜!会議終わったみたいだな、一緒に帰ろうぜ!」

呼ばれたが、聖は振り返りもせずに足を進めた。
こんなことを言ってくる奴は、今は一人しかいない。

「お前も暇だな…先輩に近づきたいのだったら、自主トレでもしたらどうだ?」
「まぁまぁ、とりあえず一緒に帰ろう…って聖、顔色悪いぞ。大丈夫か?」
「大丈夫だ、ちゃんと体調管理はできている。問題ない…」

と言ってはみたものの、疲れているのは本当だったし、声にも力はなかった。

「おい、ふらふらしてるぞ!?加藤先生に診てもらったほうが…」

大丈夫だといったはずだぞ。
言葉と同時に何かが倒れる音がした。
何の音だ?いや、音だったのか?
それ以前に私は今なんと言った?
…暗いな。何も…見えない…ぞ…


521聖タチバナXX周目〜もう一つの聖:2007/08/04(土) 14:21:19 ID:jTPx4vsw
『聖、どうだ、今日の俺の球!』
「先輩…?」
『あ、聖!練習終わったら、パワ堂寄ってかない?』
「みずき…?」
『聖!今日はお前の…』

頭に響く心地よい声。
それを遮るかのように雑音が響き渡った。

「むー…?」
「聖!気がついたか!?よかった〜…」

独特の匂いのする空間。
全体的に白さが目立つ部屋。
寝心地のいいベッド。

「保健室…?」
「あぁ、覚えてるか?お前、いきなりぶっ倒れたんだぞ…こんな時に限って加藤先生いないしさ。」

起き上がって辺りを見渡すと、包帯やら何かの薬品の瓶やらが、床に散らばっている。

「なるほど、この音か。」
「え、あぁ!そうなんだよ、何か無いかと思って漁ってたら、全部落ちてきやがるし…」
「お前がここに運んでくれたのか?」
「あぁ、正確には、運んだんじゃなくって抱っこしてったんだけどな。へへっ。」
「…ありがとう。」

聖はうつむいた。別に恥ずかしかったからではない。
情けなかった。先輩たちに顔向けが出来ない。

「聖?」
「…さっき、先輩達の夢を見た。」
「へぇ、どんな?」

俺はそう言って、ベッドの端に腰を下ろした。

「先輩がいて、みずきがいて、お前もいた。去年の、私の誕生日。」
「笑ったよなぁ。俺達、きんつばを山ほど買ってったけど、親父さんも買ってくるんだもんな。」
「嬉しかったな…でも今は、みずきも、先輩もいない…」

知っていた。聖の中にはいつも、先輩がいることを。
そして先輩の為に、倒れてまで後任をまっとうしようとしたことを。

あの夏の甲子園での敗退、勝ちを急ぐ聖のリードに応えようとした。そして失投。
気付いてるか気付いていないかわからないが、俺ではなく自分のせいだと思い込んでいる。
そんな聖を、俺は愛しく思った。
守りたかった。分かち合いたかった。
俺は、先輩になりたかった…

「すまなかった。もう大丈夫だ、さぁ帰る…」

言っている途中で、聖の視界から俺は消えた。

「俺じゃ…ダメか?」
「なに?」
「俺じゃ、先輩の代わりにはなれないか?」

言っていた。捕手とは思えないほど華奢な聖の身体を、腕に抱きながら。
522聖タチバナXX周目〜もう一つの聖:2007/08/04(土) 14:23:32 ID:jTPx4vsw
「は、離してくれ…」
「嫌だ。」
「…私は、背負っているものが多すぎる・・・お前の気持ちには、応えられない…」
「だったら、俺が一緒に背負ってやる!」
「!」
「あの夏の敗戦、お前のミスリードじゃない!俺の失投のせいなんだ!
なのになんで俺に何も言わないんだよ!なんで一人で背負ってるんだよ!
このままじゃ聖も、先輩と同じ道を歩むことになるかもしれないんだぞ!」

言われて聖は気付いた。知らぬ間に先輩と同じ事をしていた。
そして、その時に自分やみずきが背負ったものを、今度は自分が背負わせるところだった。
それに気付いた時、もう答えは出ていた。

「…っ?!」

俺は上ずった声を出した。が、それは声になっていなかった。
聖の顔が目の前にあるのだ。そして唇には柔らかい感触があった。
数秒同じ状態が続き、顔を背けた聖はこう続けた。

「…お前は、先輩の代わりにはなれない。」
「え…でも、今の…」
「先輩にはならなくていい…私が今求めているのは、先輩ではなく…お前だ。」

俺は思わずうつむいた。
顔がにやける。おそらく紅潮もしているだろう。

「…どうした?」

顔をあげると、聖は物凄く不安な表情をしている。
普段表情を出さない彼女なだけに、新鮮だった。
それだけに、フォローもせずに俺は見入ってしまった。

「…そうか、わかった。」
「え?」

何がわかったんだ?と、聞く間もなく、聖は突然制服を脱ぎ始めた。

「お、おい、聖!お前、何やって…!」
「何って…男女の仲は契りによって、初めて深まるのだろう?」

いや、何か違うだろ、それ!
とか考えているうちに、聖は裸になってベッドに横たわっていた。

「さぁ、どうするんだ?私は初めてで、何もわからないんだが…」
「どうって…お、俺も、今まで野球一筋だったから初めてだし…」
「そうか、おそろいだな。なら、今度はお前から口づけをしてくれないか?」

にしても、この羞恥心の無さは何だ?
俺のほうが、恥ずかしいぞ…

「わ、わかった…」
523聖タチバナXX周目〜もう一つの聖:2007/08/04(土) 14:27:14 ID:jTPx4vsw
「んっ…ちゅっ…んぅ…んっ!?」

慣れないキスをしているうちに、聖は口の中に異物を感じた。
2人の唾液が奏でるイヤらしい旋律に、聖は紅潮していった。

「ぷぁっ…」
「あ、いきなり悪ぃ…」
「い、いや…べろちゅーは初めてだったから、少し驚いただけだ。」

べろちゅー?
俺は独特の表現に、思わず笑みをこぼした。

「あ、いや…べろちゅーだけじゃなくてだな、口づけもさっきのが初めて、だった…」
「そうじゃないよ…」
「ん…」

俺の笑みから違う意味を受け取ったらしい聖の口をまた塞ぎ、手を握る。
そして気付いた、震えている。

「…聖、もしかして嫌なのか?」
「い、嫌では…ないぞ!ただ、初めてだから緊張して…」

そうか…羞恥心が無いと思ったのは間違いだったな…
まったく、バカだな。お互いに…

「あまり、ジロジロ見ないでくれ・・・体には、自信が無い…」
「べつにいいんじゃないか?俺は気にしないぞ。」
「そ、そう…ひゃっ?!」

彼女の胸には、自信が無いと言った通りの、ささやかなふくらみがあった。
俺は丁寧に揉んでいき、まだ薄ピンク色の先端を優しく吸い上げる。

「気持ちいいか?」
「…くすぐったいぞ。」

慣れない刺激に、淡白な反応で返す聖。

「それなら…」
「!…やっ…音は、恥ずか、しい…んっ…」

自分が何をしているか聖に印象付ける為に、俺はわざと音を立ててみる。
羞恥心を煽られ次第に紅潮していく聖の白い肌。
それを確認した俺はゆっくりと、胸から下腹部のほうへ手を這わせてゆく。

「あ…つ、次は、そこなのか…?」

秘部に指が差し掛かったところで、聖は不安げな声をあげた。

「あ、まだ早かったか?」
「い、いや…任せる…」

自分から求めてきた事と、知識の無さのギャップに苦笑しつつ、俺は責任を感じていた。
バッテリーとしては逆の役割を楽しみながら、精一杯の優しい笑みで聖に応える。

「あぁ、任せろ。」
「うん…」

俺が下へ移動すると、聖は自分で足を広げてみせた。
聖の秘部は、乳首と同じ薄ピンクで、汚れていないことを物語っていた。
524聖タチバナXX周目〜もう一つの聖:2007/08/04(土) 14:28:51 ID:jTPx4vsw
「んん…あ、やぁっ?!」

秘部を舐め、時々クリトリスにキスをする。
その度に聖は、ビクっと身体を反らせて、一際大きな声を上げる。

「あまり、濡れないな…」
「す、すまない…多分、気持ちはいいのだが…」
「いいんだよ、初めてなんだし。指、入れてみてもいいか?」

俺の問いかけに、聖は目を潤ませ、力なく頷いた。
愛液はあまり出ていないものの、唾液を絡ませて、何とか聖の秘部に指を入れる。

「うぅ…」

よくわからない反応をよそに、俺は聖の中を、優しくかき回す。

「あっ?!んぁ、あんっ…!」

膣内で指を動かしつつ、クリも攻めると、聖の反応は明らかに変わりつつあった。
それは、俺の理性のタガを外すには、十分な甘さがあった。

「なぁ…聖。入れても、いいかな?」
「?」
「あ、指じゃなくてだな、俺のほうも限界なんだけど…」
「あ…」

さすがに聖も悟ったらしく、微妙な表情を見せてきた。

「…大丈夫、だ。お前のなら、問題ない…」

お前のなら、という言葉の意味は深く考えないようにし、
俺は自分のモノの先端を、聖の秘部にあてがり、擦るようにしてみた。

「あ…やっぱり、少し待っ…」
「いくよ。」
「!…あ、っ…!」

聖の言葉を遮り、俺は聖の秘部を貫いた。

「痛いか?」
「…いたい、ぞ…」
「そっか…」

苦痛に歪む聖の表情を見かね、唇を重ねる。
同時に、クリへの刺激も与えてみる。

「んっ…っ、あっ…あぅ…!」

指で弾くたび、聖の中は絞まり、声を上げる。
525聖タチバナXX周目〜もう一つの聖:2007/08/04(土) 14:29:55 ID:jTPx4vsw
「ふぁ…なんだか、落ち着いた…ありがとう…」
「…動くぞ。」
「う…あっ…あんっ!」

聖の返答も待たず、俺は動き始めた。
わかるとは思うが、俺も理性の限界だ。
幸い聖も、溢れるほどではないが膣内はある程度濡れてきた。

「聖、どんな、感じだ…?」
「んぅ…まだ、痛い…ケド、はぁ、ん…ソコ、は…きもちいぃ、あ…!」

ソコ、とはクリのことだろう。
俺は聖を突きながらも、聖のクリをまるで自分のモノをシゴくかのように擦り続ける。
突くたびに、ちゅぷちゅぷ、と秘部から音が聞こえるが、膣内で感じるには至ってないようだ。

「くっ…やぁ、ん!…ひっ!?」

聖は時折、軽く身体をビクつかせ、その度にヒダが俺のものを締め付ける。
それは初めての俺にとっては、耐えがたいものだった。

「わっ、俺もう…!」
「んぁ、あんっ…!やっ、あ、あぁ、ひゃぅ!」

初めの頃とは比べ物にならないほど、艶やかな声で喘いでいる聖。
愛液と血が入り混じっている秘部を見つめ、逆に俺は冷静さを取り戻した。

(さすがに…中はやばいよな…)

「聖…いくよっ…!」

一応聖に言い、今までゆっくりだった動きを少し激しくした。

「あ…?あぅ、あ、くっ…やぁ、あ…」

そして、何の事だかわかっていないであろう聖の身体に、俺は精液を放った。
紅潮した聖の身体に精液の白さはよく映えていた。

「はぁ、はぁ…お、終わり、か…?」
「あぁ。感想は?」
「くすぐったくて…痛かった…契りとはこういうものなのか?」
「いや…今度は頑張るよ。」
「う、うん…私も、頑張る。」

言ってはみたものの、"今度"というものがあるかはわからないが…
ただ、それから俺達は、徐々に赤みが抜けていくお互いの身体を抱きながら、
しばらく唇を重ね合っていた。


526聖タチバナXX周目〜もう一つの聖:2007/08/04(土) 14:30:58 ID:jTPx4vsw
日も沈みかけた帰り道。
俺は背中に乗っている聖に、一つ聞いてみた。

「なぁ聖。俺に身体を許した決め手はなんだったんだ?」

聖は少しの間、考える表情をしていた。
そして、出てきた言葉がこれだった。

「…お前があまりにも可哀想だったから、と言えばいいんだったか?」
「はぁ?!」

かわいいことを言ってくれる事を予想していた俺だが、全く想定外の答えが返ってきた。

「それとアレだ、誰にも言うな?」
「あ、あぁ。別に言いふらすつもりは無いさ。」

疑問調なのが気になるが、精一杯正気を保ちつつ俺は答える。

「それにもう一つ。」
「な、なんだよ…」
「一回許したからって、勘違いしないでくれ、だ。」

本心ではないと思おうと、必死に思考を巡らせる俺。
混乱から足は止まっている。耳元では、聖の呼吸が聞こえる。
そのことに気付き、確かめたい一心で意地悪してみる。

「聖、いい加減重たい。降りろ。」
「そ、それは無理だ。お前の背中は温かくてらくちんだ。」
「なんだよ、その中途半端なツンデレぶりは!?」

元から変わっていると思っていたが、余計わからなくなった。

「"つんでれ"?」
「い、いや、なんでもない・・・が、言ってることがめちゃくちゃだろ!」
「いや、さっきのは先人の言葉を模してみただけだ。そのように教えられているのでな。」
「…みずき先輩か?」
「うん。」


527聖タチバナXX周目〜もう一つの聖:2007/08/04(土) 14:31:57 ID:jTPx4vsw
結局、聖の本心は聞けずじまいでした。
ただ、それから聖はキャプテンの座を降り、俺に任せてくれたんです。
これからは俺と聖が、先輩達が残していったものを、後輩へ伝えていこうと思います。
先輩のようにはいかないかもしれない。
でも、先輩にはみずき先輩がいたように、俺には聖がいます。
俺達は俺達のやり方で、必ずそこにたどり着きます。
そうしたら多分、自信を持って会えると思うから。
俺も、そして聖も…

「って、なんで手紙口調なんだよ、俺は!気持ち悪いぞ!」
「何をブツブツ言っているのだ?」

茜色に染まる空、そこに浮かぶ白い雲。
あの保健室での出来事から、二人の関係に進展は無い。
聖としても、仲を深める儀式、としてしか思っていなかったのかもしれない。

「今のはいい球だった。ラスト一球いくぞ。」

聖の返球を受け、俺は考えるのをやめた。
今は、これで十分なんだ。当たり前のように聖と練習している。
これが俺の幸せなんだ。とりあえずは、な。

「ところで…今日、家に私一人なんだが。」

俺の手を離れた球は、遠く沈みゆく夕日に吸い込まれていった。
END
528名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 14:34:56 ID:jTPx4vsw
「聖タチバナXX周目〜もう一つの聖」
聖タチバナシリーズも3つ目ですが一応完結です。
これからは14をプレイして煮詰めてみようと思います。
529名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 18:48:00 ID:e6MNoVFp
GJ
最近鬼畜ばかりだからこそ、こんなほのぼの?小説があるからうれしい
530名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 21:32:06 ID:hSWpAj4P
ほのぼの純愛
531名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 23:27:03 ID:pTZrcqef
ほのぼのレイプ
532名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 23:35:54 ID:jILx10uh
そしてほのぼのレイク
533名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 13:52:45 ID:Pb57Zi6F
14のエンディングであおいとはるかが言ってた彼ってやっぱ9の主人公?
534名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 19:40:07 ID:JilpKJFW
>>533
たぶんそうだってばっちゃが言ってた
535名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 00:33:05 ID:pcLsID/S
ゲームの方のスレでは望ボロ糞に言われてるなw
536名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 01:04:54 ID:zqMBy/BR
望って誰だ
537名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 01:41:42 ID:lZWoua83
>>536
聖のことじゃないか?
俺も14聖はあまり好きじゃないが>>528は13聖だからGJ
538名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 11:03:10 ID:SUEP3Ndx
ここであおいとはるかが言ってた「彼」は旧矢部君だという説
539ビールかけの夜に(主人公×六道):2007/08/06(月) 12:11:50 ID:DJbd/KBV
はじめまして。初めて書くので色々とおかしい表現があると思いますが勘弁して下さい。




「それでは日本一を祝して‥‥カンパーーイ!!」
「「「「「カンパーーイ!!!!」」」」」

それと同時に激しいビールかけが始まる。

「ほらほら小波君!!くらえでやんす!」
「うわっ、やったな矢部君!!」

レ・リーグを勝ち抜きプレーオフを勝ち抜いて始めて掴んだ日本一。
当然チーム皆が満面の笑みでビールをかけあっている。

「小波、矢部!今日はよくやってくれた!!」
「監督!」
「今日の勝利はお前たち二人のおかげだとも言っていい!本当にありがとう!!」
「監督!頭を上げて下さい!!」
「そうでやんすよ!けど、言われて監督直々に言われるなんてオイラもやるでやんす」

まあ、実質俺も矢部くんも頑張った。
俺は7回を投げて奪三振8、被安打5、自責点0と言う出来のいいピッチング。
矢部くんは4打数2安打2打点1盗塁の好成績を残した。

「小波がチームリーダー、矢部がそれを支えたおかげで取れた日本一だ。わしも若い頃はな‥‥」

そう言うと矢部くんに向かって自分の現役時代を話し始めている。
見た感じ相当酔いが回っているようだ。
完全に酔った監督を矢部くんに任せてチームのメンバーにビールをかけに行く。
猛田にフル、みずきさんに友沢さん‥‥‥
あらかたのメンバーにビールをかけ終わり、最後に六道さんに話し掛けるために近づいていく。

───その途中───

「にしても今日の六道はなんなんだよ」
「だよなー。4タコ(4打席ノーヒット)でパスボール2回だからなー。」
「所詮六道も只の女ってか?」
「そうだなー。」
「‥‥‥っ!ちょっと先輩方!!」

先輩方と六道さんの距離は1メートルほどしか離れていない。
先輩方は六道さんに気付いてなかったが間違いなく六道さんには聞こえただろう。

「‥‥‥っ!!」

気付いた時には六道さんは会場から駆け出していた。

「六道さん!!」

当然俺もすぐさま六道さんの後を追った。 
540名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 12:25:12 ID:9RA1AdG8
望っていうから
朔の弟かと思ったぜ
541名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 13:14:59 ID:o1k3HAwf
>>540
ダメだよハセヲにいちゃん…
542名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 00:11:51 ID:q4gC00Ez
>>539
とりあえず描き終えてからまとめて投下してくれないか?
感想の書きようがない
543ビールかけの夜に(主人公×六道):2007/08/07(火) 02:54:10 ID:xHnrxg7U
「‥‥‥ハァ‥‥‥ハァ‥‥‥」

六道さんはペースを落とさずにどんどん会場から離れていく。
俺も結構早いペースで走っているつもりだが引き離されてはいないが追いつけない。

「ハッ‥‥ハァ‥‥六道さん!!」

今出せる最大の声で六道さんを呼ぶ。
俺の声に気づいたのか、会場から結構離れた公園でようやく止まってくれた。

「ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥六道さん、早いですよ‥‥‥」
「小波か‥‥?なんで‥‥ここに?」

どうやら俺の声には気づいてなかったらしい。

「なんでって‥‥いきなり六道さんが会場を飛び出すから」
「お前はチームリーダーだろう?私は良いからもう戻れ」
「それはできないですよ。六道さんも一緒に戻りましょう?」
「それは‥‥できない。お前だけ戻れ」

いつもの覇気が今の六道さんにはない。
まあ、あんなことを言われて元気になれる人間はそうはいないだろう。

「‥‥‥そうですか。わかりました」

そう言ってポケットから携帯電話を取り出す。

「小波‥‥?何を‥‥」

とりあえず六道さんの質問を無視して相手に電話をかける。

「もしもし、矢部君?」
『小波君!!どこにいるでやんすか!?』
「あー、ちょっと今会場から結構離れた場所にいる」
『何でそんなところにいるでやんすか!?こっちは小波君と六道さんがいないって大騒ぎでやんす!』
「あー‥‥‥それがね、今六道さんと一緒にいるんだけど‥‥」
『なにぃぃでやんす!すぐに戻ってくるでやんすよ!みんな怒ってるでやんす!』
「その話なんだけど、今から六道さんと2人で飲みに行くからさ、何とか言い訳してくれない?」
「なっ‥‥!」
544ビールかけの夜に(主人公×六道):2007/08/07(火) 03:04:17 ID:xHnrxg7U
『ぬわんですとぉぉ!?それはだめでやんす!!オイラが監督達に怒られるでやんす!』
「そこをなんとか!頼むよ矢部君!」
『‥‥しょうがないでやんすね。今日のところは監督に何とか言っとくでやんす』
「ありがとう矢部君!助かるよ!」
『その代わり今度なんか奢るでやんす!これは貸しひとつでやんすよ』
「わかったよ、それじゃあよろしくねー!」

とりあえず、目的は果たせたので電話を切る。

「小波、どういうつもりだ?」

電話を切った直後に六道さんから睨まれた。

「あそこに戻りたくないんでしょう?なら別の場所で飲めばいいだけですよ」

とりあえず、平然として六道さんの意見に答える。

「そういう問題じゃない!お前はチームリーダーだろうが!すぐに戻れ!」

「六道さんだってチームの一員ですよ?」
「それは‥‥そうかもしれないが‥‥」
「せっかくなんだから気分良く飲みましょうよ!居たくないなら別の場所で飲めばいいだけです」
「‥‥そうかもしれんが‥‥っておい!いきなり引っ張るな、だ!!」
「まあまあ、早く行きましょうよ。近くにいい店ありますから!」

せっかくの日本一なのだから楽しく飲みたい。ただ、それだけだった。

それが‥‥あんなことになるなんて‥‥‥





「それでは‥‥日本一を祝して‥‥乾杯!」
「カンパイ、だ」

カラン!といい音が出る。
ここは俺と矢部君の行き付けの居酒屋だ。おいしくてそれに安い。
1軍になってからはよくお忍びで来ている。
特に今日は日本一になったばかりなので店の人も気を使ってそう簡単に人にばれない部屋を用意してくれた。

545名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 03:22:07 ID:ec8SGMW4
まとめwikiが更新されてないんだが更新する人いないのか?
546ビールかけの夜に(主人公×六道):2007/08/07(火) 03:41:18 ID:xHnrxg7U
「それにしても‥‥すごい騒ぎようだな」
「アハハ‥‥ホントですね‥‥」

3年目にして初めての日本一。騒ぐなというほうが無理かもしれないがこれはやりすぎだろう。
居酒屋の中は大学生やら仕事帰りのサラリーマンやらでバルカンズの応援歌の大合唱。
商店街などでも乱痴気騒ぎのお祭り騒ぎであった。
ここに来る途中でも阪神の優勝時みたく橋の上から川にダイブして警察のお世話になってる人もいた。

「まあ、それほど俺たちを見てくれていたってことですから」
「‥‥そうだな‥‥」

そこで会話が途切れる。正直気まずい。

「‥‥すまなかった」

少したって、六道さんが口を開いた。

「今日の件だ。私がこんな無様な結果じゃなかったらな‥‥本当にすまない」
「六道さん‥‥‥」
「みずきも早川先輩の前でちゃんと結果を出したのにな‥‥」
「何言ってるんですか、六道さんだって「そういうことを言ってるんじゃない!!」」

テーブルが揺れる。今の声は多分大合唱していた人たちにも十分聞こえただろう。
歌声が聞こえなくなった。

「お前も、みずきもちゃんと結果を出せた。けど、私は何も残せてない。」
「六道さん、それは「お前はこの1年で急激に成長した。みずきもだ。けどな、私は何も変わってないし今日も足を引っ張っただけだ」」

六道さんの声が震えている。何も声がかけられない。

「怖いんだ。お前も、みずきも私を置いていきそうで」
547ビールかけの夜に(主人公×六道):2007/08/07(火) 12:08:34 ID:xHnrxg7U
「最近良く夢を見るんだ。真っ暗なところに私だけがいつも置いて行かれる夢を」

テーブルの上に水滴がぽたぽたと落ちる。

「お前やみずきを見つけてどんなに走っても追いつかない。それどころかどんどん見えなくなっていく」
「六道さん‥‥‥それは違いますよ」

できるだけやさしく声をかける。

「違うわけないだろう!何が違うんだ!」
「だってみずきさんも俺も六道さんがいなけりゃここには居ませんよ」

今自分が思っていることを正直に話す。

「俺がまだ2軍だった頃から六道さんにはいろんなことを教えてもらったし、六道さんにあってなかったら今頃俺は首を切られてましたよ」

六道さんは黙って下を向いているが気にせずに話し続ける。

「それにみずきさんのクレッセントムーンだってちゃんと取れるのは六道さんくらいじゃないですか」

実質、みずきさんのクレッセントムーンを確実に捕球できるのは六道さんくらいしかいない。

「六道さんがいるから俺もみずきさんも安心してピッチャーをすることができるんですよ?」

今座っている席を離れて六道さんの隣に座る。そして六道さんの頭を胸に抱き寄せた。

「俺もみずきさんも六道さんを置いていくなんてことは絶対にないから泣かないでください」

ポンポンと六道さんの頭をたたく。

「‥‥っ‥‥ひっく‥‥うあぁぁ‥‥」

俺は六道さんが泣き止むまでずっと頭を撫で続けていた。




更新遅くてすいません。次回からエロ描写に入ろうと思います。
548名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 12:12:15 ID:fZ56vr5N
作りながら張るな
549名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 16:27:26 ID:gh1p+idD
ほかに書き込みがないから無問題
550名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 17:41:00 ID:8+3sWKcQ
では全裸で待つとするか
551名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 19:14:00 ID:q4gC00Ez
>>545
いないからお前に任せたぜ
552ビールかけの夜に(主人公×六道):2007/08/08(水) 12:06:17 ID:/Fu+aZNY
「‥‥‥つ、疲れた‥‥‥」

あの後六道さんの怒鳴り声?が気になってか、様子を見に来た大学生に見つかり飲めや歌えやの大騒ぎになってしまい六道さんは即効ノックアウト。
今は、なんとか抜け出してきて俺のアパートに到着したところだ。

「六道さ〜ん、大丈夫ですか?」

俺の背中に居る六道さんに声をかける。
六道さんからの返事はない。そのかわりすやすやと寝息が帰ってきた。
家に連れ込むのはどうかと思ったがあいにく俺は六道さんの家を知らない。
かといってあそこにずっと居たらさらに危うい状況になっていたのでしょうがなく連れて来た。

「‥‥‥ハァ‥‥‥」

残念ながら起きる気配がまったくない。
このままおぶっている訳にも行かないので暖房をつけてベットに寝かせておく。

「‥‥‥ふぅ‥‥‥」

やることがなくなってしまった。六道さんが寝ているのであまり音を立てることはしたくない。
そこで今の自分の体臭が気になった。ものすごく酒臭い。
ビール賭けでは一応レインコートを着ていたがそれで防ぎきれるわけがなく、さっきまであんな酒臭い居酒屋に居たから当然なのかもしれない。
六道さんが起きないようにそっと着替えを取り出しバスルームに向かった。
553名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 14:58:41 ID:sr7oOHPC
・sageる(E-mail欄にsageと打ち込む)
・投稿する時はメモ帳なんかに書き溜めてからまとめて投下

とりあえずこの二つは守ろうな
もっと細かいことが知りたければ「SS書きの控え室」を覗いてみよう
554名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 21:27:11 ID:225TD8eu
完成はきっと明々後日だな
555名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 23:36:18 ID:UmB+9vz2
あおい先生に「めっ」てされるSS希望
556名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 10:05:28 ID:OFMM0epz
「滅」?
557名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 16:52:55 ID:BeO4P7L7
六道はみずき×六道以外死んでも認めないけどこれはいい
558名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 19:19:19 ID:DQnVKkV7
六道はアナル調教されてるのがデフォ
559名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 19:36:16 ID:Q+cHLZib
六道ひじりん
560名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:20:56 ID:reo2AEY+
ひじりん可愛いよ
561名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:32:50 ID:W4OpTFGy
ひじりんはやるからあおいちゃんは俺のもの
562名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 23:07:27 ID:5MgXWXJN
んじゃ俺はひじりんとみずきにDフェラさせるぜ!
563名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 20:45:42 ID:zSYGhMgM
みずき物を投下
ただし、しばらくパワプロやってないんで、キャラ違うかも。
そこらへんは脳内補完でよろしくです
5641/8:2007/08/14(火) 20:46:48 ID:zSYGhMgM
「なんで私はここにいるんだろ」
 俺の隣の少女が大きな大きなゲートを見上げる。
 某所にある遊園地。
 同世代の異性のカップル。
 10人中9人は二人を恋人同士だと思うだろう。
 実際には違うのだが。
「そういう約束だろ」
「う〜・・・屈辱よ。なんで・・・なんでこんな男と!」


 カーン!!
 心地よい金属音と感触。
 白球はピッチャーの頭上を越え、球場ならば、バックスクリーンに突き刺さるような勢いで飛んで行った。
「なー…っ!?」
 足元から聞こえるキャッチャーの悲痛(?)な叫び。
 俺に打たれたピッチャーは、信じられないといった感じで茫然と白球の飛んだ先を見つめていた。

「約束だぞ」
「…わかってるわよ」
 俺たちは野球道具を片付けながら
「すまない…私のミスだ」
 キャッチャーの六道聖が、ピッチャーに頭を下げる。
「ううん。聖は悪くないわ。悪いのは全部コイツ」
「なんでだよ!俺は正々堂々と勝負して勝ったんだぞ」
「だって、普段から一緒に練習してるんだよ?打てない方がおかしいよ」
「いや。まぁ、そうかもしれんが。それでも打てないだろ。お前のクレッセントムーンは」
 クレッセントムーン。
 多くの打者を三振に取り、甲子園優勝をもぎ取った、まさに彼女の必殺球。
 確かに何度も見てきているが、3球勝負では、そう簡単に打てる球ではない。
「でも打った」
「たまたまだよ。運がよかったんだ」
「打った後にニヤってした」
「あそこまで完璧に捉えれたら、球種がなんであろうと嬉しいからな」
「くぅぅぅ!!」
「明日だからな。約束。忘れるなよ」


「ほら、フリーパス。さて、遊びつくすぞ!」
「うぅぅ。がう!」
 フリーパスを差し出した手に噛みついてきた。
「何怒ってんだよ」
 今年の甲子園で最も輝いた少女。
 橘みずき。
 彼女は今・・・不機嫌MAXだった。
5652/8:2007/08/14(火) 20:48:03 ID:zSYGhMgM
「きゃぁぁぁ〜!!」
 みずきの悲鳴が俺の耳に届く。
 俺の手をがっちりと握りしめ、だが、その顔は笑顔で満ち溢れている。

「あ〜。面白………くなかった」
 ジェットコースターから降りると、表情が一転。
 朝から続く不機嫌モードに逆戻りだ。
「もしもし。みずきさん?」
「………で?次は何?」
 だめだ取りつく島もない。
 俺はパンフレットを取り出して、次のアトラクションの場所を探す。
「えっと…あ、この世界最恐のお化け屋敷は」
 みずきの耳がピクリと動く。
「怖い?」
「そ、そんなわけないじゃない。それに私は敗者なんだから、逆らう権利なんてないし」

「きゃぁっ!きゃぁぁ!!」
 俺の腕にしっかりとつかまりながら、悲鳴を上げ続ける。
 最初は気丈に振る舞っていたのだが、段々と俺との距離を近づけ…この状態だ。
「お?」
「え?……………」
 足元を這うゾンビらしきものが、俺とみずきに近づいてくる。
「お〜。結構くるなこれは。さすが世界最恐……みずき?」
 みずきの返事がなかったため、そちらを見た。
 ありゃ、立ったまま気絶してら。
5663/8:2007/08/14(火) 20:49:15 ID:zSYGhMgM
「大丈夫か?」
「…大丈夫…じゃないかも」
 こういうのは平気だと思ったんだけど、思ったより普通の女の子ってことか。
 精神的に参っているせいか、いつにもなく気弱だ。
「冷たい飲み物でも買ってくるな」
 立ち上がる俺の手を、みずきが両手で握りしめる。
「みずき?」
「……ここに居てほしい」
 やばい。こりゃ相当参ってるな。
 俺はみずきの言う通りに、もう一度ベンチに腰を下ろす。
 じっと、下を見ているみずき。
 俺のほうもどうしていいかわからずに、俺たちの前を通り過ぎる、家族や恋人たちを眺めていた。
「……んで?」
 みずきの声が聞こえてくる。
「ん?」
「…なんで…私なの?」
「なんでって……なんのことだ?」
「今日のことよ」
 みずきが急に顔をあげて、俺の方を向く。
 怒ってる?
 朝とは違う、なんだか戸惑ったような、そんな弱々しい怒り方だけど。
「だって、キミ……聖が好きなんでしょ?」
 俺はベンチから落ちそうになる。
「ちょ、ちょっと待って。なんで、そうなる?」
「だって、いっつも聖の居残り練習に付き合ってたし、バッティングの練習とか、やたら体を密着させようとしてたし」
 よく見てるなコイツ。
 野手とピッチャーじゃ練習場所違うのに。
「バッティングセンターとかジムとかにも二人で行ったんでしょ」
「どこ情報?」
「矢部くん」
 あんの野郎!
「甲子園終わって………キミと接点なくなって………でも、キミが後輩を指導してるの聞いて」
 みずきの大きくて奇麗な瞳に涙が溜まる。
「だから、私も………一緒に………まだ………えっく……だから……ひっく…会いたくて」
 俺はみずきの言葉が終るのを待った。
 自分の体が動かないように、ベンチの端を握りしめながら。
「でも……キミは………聖と…うぅぅ……もう……なんで……よ」
 大粒の涙が顔を伝い、彼女の手の甲に落ちる。
「もっと…一緒に……いたいよぉ」
5674/8:2007/08/14(火) 20:50:13 ID:zSYGhMgM
 俺はみずきを抱きしめた。
「ごめん」
「………うん」
「寂しくて悲しくて辛い想いさせてごめん」
「…ほんと…だよ……」
 みずきの顔を見ながら、指で涙をぬぐう。
「聖には新キャプテンとして頑張ってもらいたくて、公私に渡って指導したのは確かだ」
「…うん」
「でも、それは聖の願いでもあったんだ。みずきに心配をかけたくないって」
「……私の?」
 俺はうなずく。
「だから、俺は惜しみなく協力した。それがみずきのためになるならって思って」
 みずきの瞳の涙が止まる。
「俺はみずきが一番だ。みずきの心配の種を無くしたかった。だから、聖を鍛えた」
「…ウソ」
「嘘じゃない。確かにそれが、逆にみずきを苦しめたのは事実だけど。それに」
 俺はその続きを言うべきか迷ったけど、結局、ソレを口にした。
「まさかみずきが俺のことをこんなにも想ってくれてるなんて、思わなかったから」
 みずきの顔が真っ赤に染まる。
「だから、今……嬉しかったりする……好きだ。みずき」
 俺はみずきの唇を奪った。
 たった数秒。唇を重ねただけ……それだけだけど、甲子園優勝よりもずっと俺の胸は高鳴った。
「……バカ……言うのが遅いよ」
5685/8:2007/08/14(火) 20:51:07 ID:zSYGhMgM
「んっっ」
 みずきの小さな胸をゆっくりと揉む。
「……今、小さいとか思ったでしょ」
「ノーコメント」
「…いいもん………聖より小さいの本当だし」
 遊園地からの帰り道のラブホテル。
 キスからの展開が早い気もするけど、今まで待った俺達二人にとっては、これでも遅いくらいだ。
「ぃっ」
 乳首をつまむと、みずきの額にしわが浮かんだ。
「ごめん。痛かったか?」
「う……うん。ちょっと」
「女の子の体なんて初めてだから。もっと優しくするな」
「初めてなの?聖は?」
 まだ言うか。
「だから、聖はただの先輩と後輩だ。多少過保護な面はあったけど」
「……そうなんだ」
 一人納得し、笑顔で微笑む。
「そういうみずきは?」
「私?とりあえず、生徒会のメンバーと各部活の部長でしょ。それに、先生が何人かに、あと、初めてはおじいちゃん」
「なー……っ!?」
 みずきの口から出た言葉に思わす聖化してしまった。
「うっそ。私も初めてよ」
 みずきはいつものように小悪魔的な笑みを浮かべながら俺の顔を見る。
「……信じられない」
「えぇぇ!?私の言うことが信じられないの?」
「だって。実際にしてそうだし」
 俺はお返しとばかりに、拗ねるふりをして起き上がる。
「へ?」
 が、俺が起き上ったところを、同じく勢いよく起き上ったみずきにそのまま押し倒された。
「証拠……見せてあげる」
 みずきが俺の上にゆっくりと腰を下ろす。
「っっ」
5696/8:2007/08/14(火) 20:52:10 ID:zSYGhMgM
 もちろん、俺の肉棒をみずきが自らの蜜壺に押し込もうとしているわけで。
「ぃっっ」
 だが、なかなか奥には入らない。
「みずき」
「……いいの。ほら……私に任せて」
 ゆっくりと、俺の肉棒がみずきの中へとはいっていく。
 そのたびに、みずきの顔が苦痛にゆがむ。
「ぅぁぁっ」
「みずき」
 俺はみずきのすべすべのお尻を掴んで、軽く持ち上げる。
「え?」
 片手を背中にまわし、抱きよせ口づけた。
「んっ………はぁっ……んぅっ」
 お互いの舌と舌が絡まり、これ以上ないくらいにお互いの感覚が高まる。
 俺はみずきをキスに集中させながら、ゆっくりとみずきの中へと埋没させていった。
「んっっ」
 みずきの顔が時折歪むが、舌を絡ませていると、表情が柔らかくなる。
 そして、抱き締め、お互いを求め、ついに、奥まで到達した。
「はぁ……はぁ……」
「ありがと……嬉しかったよ」
 今まで見たことがないみずきの満面の笑み。
「優勝したときよりも、ずっと、ずっと嬉しいな」
 みずきが起き上がる。
「大好きなキミと、こんな瞬間を迎えれるなんて……絶対に無理だって、思ってたから」
「俺も。みずきを抱ける日がくるなんて、思ってなかった」
5707/8:2007/08/14(火) 20:52:59 ID:zSYGhMgM
「んっ、んっ、ぁ、あ、はぁ、はぁっ、ぁ、ぁっ」
 みずきが俺の上でゆっくりと上下運動を繰り返している。
 まだ痛みはあるようだが、それでも入れた後にじっくりと慣らしたせいか、痛みよりも快感がまさっているようだ。
「ぁ、だめ。くる、きちゃう、や、だめ、いぅ、いく、ぅ、ぅぅ」
「んぁっ」
 同時にみずきの中がぎゅっと俺のを締め付ける。
 ついさっきまで童貞だった俺が、その感触に我慢できるはずもなく。
「でる」
「ぁっ!………出てる………私の中で……あったかいのが」
 中に出してしまった。

「……中出し」
 みずきはシーツをかぶってプイっと明後日の方を向いている。
「ごめん」
「………責任取ってくれる?」
「それって。う、うわぁっ」
 みずきが突然、かぶっていたシーツを俺に被せてきた。
 狭いシーツの中には俺とみずき。
 肌が密着して……なんだか恥ずかしい。
「ふふ。せ・き・に・ん」
「みずき」
「絶対に離さないんだから。もう、絶対に」
「うん。ずっと一緒だ」
5718/8:2007/08/14(火) 20:53:46 ID:zSYGhMgM
「んっ、んっ、ぁ、あ、はぁ、はぁっ、ぁ、ぁっ」
 みずきが俺の上でゆっくりと上下運動を繰り返している。
 まだ痛みはあるようだが、それでも入れた後にじっくりと慣らしたせいか、痛みよりも快感がまさっているようだ。
「ぁ、だめ。くる、きちゃう、や、だめ、いぅ、いく、ぅ、ぅぅ」
「んぁっ」
 同時にみずきの中がぎゅっと俺のを締め付ける。
 ついさっきまで童貞だった俺が、その感触に我慢できるはずもなく。
「でる」
「ぁっ!………出てる………私の中で……あったかいのが」
 中に出してしまった。

「……中出し」
 みずきはシーツをかぶってプイっと明後日の方を向いている。
「ごめん」
「………責任取ってくれる?」
「それって。う、うわぁっ」
 みずきが突然、かぶっていたシーツを俺に被せてきた。
 狭いシーツの中には俺とみずき。
 肌が密着して……なんだか恥ずかしい。
「ふふ。せ・き・に・ん」
「みずき」
「絶対に離さないんだから。もう、絶対に」
「うん。ずっと一緒だ」
572名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 20:56:01 ID:zSYGhMgM
一応 完です。
プロの最中にもみずきのことなのでいろいろ、本当にいろいろあるとは思います。
たとえば、浮気したと勘違いするとか、わがままっぷりでチームメイトと険悪にとか

暇があればまた書きたいです。
聖の流れぶった切って悪いですが。みずきが一番!
573名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 21:23:23 ID:oz02X5Ax
よくやった!俺の嫁達をファックしていいぞ!
574名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 01:09:37 ID:RIKz76Bc
うほ、いいSS
俺もなんとかまとめて投下したいなあ
5758/8:2007/08/15(水) 07:40:14 ID:UYaDJQw4
うわ、7/8と8/8が一緒だ。
一日たってから気づいた。
すみません、ってことで、8/8を投下します。


 俺たちはドラフトで選ばれ、そろってキャットハンズに入団した。
 惜しくも日本一は逃したものの、リーグ優勝。
 そして、オフの突然の結婚宣言。
「おめでとう。来年は私も一緒に試合に出るぞ」
「もう、どうしてこんな大事なことをずっと、先輩のボクにも内緒にしてるかな」
 結婚宣言の後、様々な人たちがお祝いに駆けつけてくれた。
 チームのみんな。学生時代の仲間たち。他球団のライバル。
「聖。先輩。来シーズン、私の分も頑張ってください」
 みずきの言葉に一同が絶句する。
 俺一人は、その意味がわかっているから、黙ってみずきを抱き寄せた。
「みずき……まさか」
「……子供?」
 俺とみずきはうなずく。
 集まってくれたみんなから歓声が上がった。
「4月が予定日だから、開幕には間に合わないけど。絶対にまた駆けつけるから」


『さぁ、ここでピッチャー交代です』
 スコアボードに映る名前に、敵味方関係なく球場全体から歓声が上がる。
『多くのファンがこの瞬間を待ち望んだことでしょう』
 均整のとれたプロポーション。
 とても、双子を産んだ体には見えない。
『三日月を武器に、彼女が戻ってきました』
「さぁ、いっくよ〜!!」
576名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 13:22:28 ID:dJorSOkU
GJ!
王道な展開もいいねぇ
みずきちゃんには幸せになって欲しい
まあ、鬼畜展開も好きな自分が言っても説得力無いがw

最初読んだときは何事かと思ったよ。そういうボケなのかなー、とw
577名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 15:16:00 ID:VwXUNAOr
高校のみずきが一番可愛い(´∀`;)
578名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:25:51 ID:fnmfkAt+
みずきは確か甲子園出場経験は無かった気がしたんだが…
それでもGJだ!
579名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 23:24:33 ID:ZVNfZg1y
>>578
それは10の設定
13では聖タチバナ(みずきの母校)を選んでプレイできる。


俺の好きな高校はやはり9の恋恋高校だな。あおいちゃん絡みなのはもちろん話がいい。何よりあそこまでザコプロくんが最強軍団になった事に大爆笑した。
580名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 02:09:39 ID:OkwfKN9Q
>>579
それはあるけど中途半端なのも好き
CFEFGの二塁手とかもうたまらん

恋々のメインはあおいなのに
育成のことを考えるとはるかと付き合わなくてはいけない罠
581名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 08:41:51 ID:pTd3q30s
あおいちゃん、はるかちゃんとの三角関係が恋恋の醍醐味
582名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 15:19:40 ID:J/b9hlPD
>>581
ヲイヲイ、まだ幸子と・・・えー・・・名前忘れた。
583名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 18:46:24 ID:5Vfchxdf
今更ながら
>>371
の条件で一本考えてみた
いろいろ無茶はあるけど、ネタだとおもってください
584名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 18:46:56 ID:5Vfchxdf
「さあ、日本シリーズ第7戦、楽天対キャットハンズのこの一戦、互いに一歩も譲らぬ投手戦で始まりましたが、
9回裏楽天の攻撃、最後にドラマが待っていました!」
「田中と橘、両エースがここまで投げあい、ゼロに抑えてきましたが9回表にリリーフした福盛るがつかまり、六道に3ラン」
「橘がそのまま抑えて日本一かと思われましたが楽天必死の反撃、渡辺、高須、リックの連打でノーアウト満塁、バッター4番、パリーグホームラン王の山崎です!」



「みずき、大丈夫なの?ずいぶん疲労しているみたいだけど」
「大丈夫に決まってるじゃない!」
「みずき、早川コーチに失礼だぞ、実際、球威も落ちてる」
「大丈夫ったら大丈夫、あのジャーマンには交流戦でも打たれてるし、借りは返すわよ!」
「そんなこと言ったって、今日も3の3じゃない、それに、具体的な策はあるの?」
「あるわよ!」
「本当か?私も初耳だ」
「聖にも内緒で特訓したのよ、あのアホメガネと」
「矢部君のこと?彼と何を…」
「あいつ、変化球のキレを増すためのネタを持ってたのよ」
「そんなものあったの?」
「ええ、これよ!」
「こ、これは…」
「「ラジコンのギヤ!」」
「そうよ、このラジコンのギヤのように小さな回転でも大きな変化に変えるような回転を、球にかけるのよ!」
「そんなこと、できるのか?」
「できるできないじゃない、やるのよ!」
「ボクは無理だと思うけどなあ…」
「気にしちゃだめよ、コーチ!、ここは絶対抑えて優勝してやるんだから!」
「わかったよ、ここまで来れたのも、キミのおかげだもんね、聖もいい?」
「ああ、かまわない。投げるなら必ず捕球しよう」
「頼むわよ、聖!」
585名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 18:48:03 ID:5Vfchxdf
「ピッチングコーチがベンチに戻り、試合再開です。この絶体絶命のピンチ、切り抜けることは出来るんでしょうか!?」

「行くわよ、絶対優勝してやるんだから!」
「ジャマハハハハハハハ…」
「相変わらず得体の知れない男ね、でも!」

「ピッチャー橘、足をあげて…、おっと、何か変わった投球フォームで…」

「ここで回転をかける!」
「ジャマハ、ハッ!」

「山崎も打撃フォームが変わったーっ!!」

「なにぃ、しかし、私は、負けない!」

「投げたぁー!すごい変化だぁー!しかし山崎もすごいスイングで迎え撃つぅー!」


カキーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!


「行った行った、これは間違いない、宮城の夜空に高々と白球が飛ぶー!」
「山崎、日本一を決めるホームランだー!!!」

「うそ、なんで…」
「ジャマハハハ、娘よ、山山杯を知らんのか?」
「なによ、それ…」
「我輩が同胞と主宰する、ラジコンの大会よ」
「えっ!」
「そこで我輩も同胞も、野球とつながるいろいろなアイデアを吸収しておるのだ」
「さっきのお前のスタイルも、同胞が既に編み出した妙技、ゆえに破る手段もわかっておったわ」
「そんな…」
「そうそう、眼鏡の彼に伝言だ、次の大会にも出てくれ、と言っておいてくれ」
「それではさらばだ、ジャマハハハハハハハハハハハ…」


「みずきちゃん、惜しかったでヤンスね」
「矢部…、あのジャーマンがラジコンやってるってしってたのね…」
「そうでヤンス、オイラのライバルでヤンス」
「だったらあの球の対抗策を知っててもおかしくないって気がつかなかった…?」
「言われてみればそうでヤンスね、むしろ知ってて当然かも知れないでヤンス」
「この眼鏡ぇ!」


「歓喜に沸く楽天の選手たちの横で、どうやら矢部選手が橘選手にマウントポジションで幕の内にされているようです」
「しかし矢部選手、かえってうれしそうに食らっております、彼の脳は大丈夫なのでしょうか」


「ああっ、もっと、もっとでヤンス〜!!!」
586名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 18:54:47 ID:xR3ssD+E
ちょ、ワロタ。ジャーマンがなにげにキャラ立ちすぎw
587名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 21:04:14 ID:2Q+sKauK
キャットハンズはパだろw
でもGJwww
588名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 21:13:30 ID:UxdnuZon
>>587
14だとセ・パに2球団ずつあったチーム+新規球団2チームで
3つ目のリーグを構成してるわけですよ
589名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 00:24:15 ID:IAueG4LM
楽天が優勝するのが先かあおいちゃんが勇退するのが先か…
590名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 00:58:37 ID:9jjA/F32
矢部が実在したら間違いなく山山杯には出場してるだろうなwww
591名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:31:41 ID:ILpAa+Ea

2007狗鷲劇場

( ´Θ`) さあ、始まるジャマスよ
(T^ω^) いくでガンスお
〔 `ω´〕 ウォリャー!!


      ./ ̄ ̄~ヽ 
      |___毛_|_
      |シ.[ゑ]‐[ゑ] 
      (6  /・・ヽ|
       |  i.‐ш‐ソ   
      _ノ. `ー―i´_  まともに始めんかい!
592名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:32:23 ID:ILpAa+Ea

「ふぅ〜い、やっと終わったぜ…」
引越しの片づけをようやく終え、リビングに大の字になって寝転ぶこの青年、
大卒プロ4年生『永田貞義』。華麗な守備と走塁で魅せる伊達男(本人談)……の筈だったが、
打撃原理主義の前監督からは干されっぱなしの挙げ句、先日トレードでこの地へ来たばかりだ。

幸いこの地へ来てすぐ不動産屋でそこそこ小奇麗なマンションを見つけ住む家はなんとかなったが、
干された挙げ句のトレードとあっては、心のわだかまりは如何ともしがたい。だが、これは転機であり、好機でもあった。
(こうなりゃやる事はひとつだな。新天地で活躍して、放り出した奴らに一泡ふかせてやるしかないな)
自分の活躍は憎き前監督と球団に対する最高の復讐となる…。そう考えなければ流石の永田もやってられなかった。
(ようし…気持ちの整理がついたらモチベもtktkしてきたぜ! いっちょやらかすか!)

子供の頃から「その情熱を他の事に向けてくれたら…」とか先生や親に言われてきた永田だが、
その分思い立ったら即活動を始めるほど行動力は旺盛だ。それでいて、メンタル面もかなり強い。まずへこたれない。

幸い1軍は遠征中だったため、ややこしい手続きを行う時間は充分にあった。
我が球団の一員として頑張ってくれ、と言われ、言われずとも俺がこのチームを優勝させてやりますよ、と返し、
ユニフォームその他もろもろを受け取り、ついでに近隣地図を拝借して、永田は球団事務所を出た。

地図に気軽に使える店をマーキングし、家に荷物を置いて、再び外へ。
「こいつによると…、近くに自主トレに使えそうな河川敷がある筈……と、
 おお、整備に金かけてそうないい場所じゃん。ここなら自主トレにはもってこい……んん?」
犬の散歩をする者や金なしデートを楽しむカップルに混じってあきらかに異質に見える者が一人…永田の目にとまった。
視線の先…そこには元気に走り回る少女の姿が!
(かなり速いな…)
ダイエット目的の走り込みとは明らかに違う、本物の『脚』を持つ女の子…。

「……兄ちゃん、見かけない顔だね。この場所は初めてかい」
声を掛けられ、振り返ると典型的なジョギング姿に身を包んだ爺様が白い歯を光らせながら笑っていた。
「おまえさん、あの子に興味あるのかい?」
「爺さん、あの子知ってるのか?」
「あぁあぁ、知ってるとも。地元の実業団に所属する陸上選手さ。この河川敷コースじゃ一番速い子だよ」
「……それだけ聞ければ充分だ」
「名前は、確か圭ちゃん……って、おい兄さん! ちょっ…」

永田は勢いつけて彼女の前に回り込み、立ち塞がり、開口一番こう言った。
「嬢ちゃん、俺と勝負しない?」
「…へ? ……え……ええっ!?」
593名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:33:12 ID:ILpAa+Ea

「ま、負けた……!」
「ふう、勝負を挑まれた時はどうしようかと思ったけど何とかなったです…」
突如始まった400メートル一本勝負は、永田の敗北という結果に終わった…。
「く、屈辱だ…! こんな屈辱は生まれて初めてだ……って、そういうキャラじゃねーから俺!」
「は、はあ……」

「本当にいいのですか、奢ってもらって」
「問題ない。このDIO、敗者の然るべき道はわきまえている。問題はない」
「????」
「ついでに言うと、この辺りは良く知らないので美味い飯屋があるなら知っておきたい、というのもある」
「ああ、そういうことでしたら、力になりますです。地図、ありますか?」
拝借したばかりの地図に、あそこどこそこ次々と、マーキングが加えられていく…。

ひと段落ついたところで、後回しになった自己紹介。
「俺は、永田貞義…。永田といっても、黒く塗りつぶす人とは無関係だ」
「ながた さだよしさん……。じゃあ今度から「ヨシくん」って呼んでいいですかっ!?」
「え……そりゃ嫌だ! 絶対嫌だ! どこぞのゴリラを嫁に貰ったプロ野球選手みたいで凄く嫌だ!」
「…………」
「…………」
「ぐふふ…よじぐ〜ん(はぁと)」
「ギャー! 犯される! 姦される! 寝技かけられるー!」
ジョークが好きな永田と、意外とノリがいい圭。二人はすぐに仲良くなった。
初対面であるにも関わらず、気さくに話せる間柄…というやつだ。
ちなみに筆者には男友達すらいない。でもmixiに頼ったら負けかなと思ってる。

……ある日の試合後、永田は飲みの誘いを断り、夜の河川敷にいた。
新天地デビュー戦で見事盗塁を決め監督に好印象をもたせたものの、送球が高くなかったら刺されていた、
という局面を思い返す。鍛えなければ……という想いが、永田の脚をここまでやって来させた。
自分の脚はプロでも通用すると信じていたが、数日前は野球外の選手に負ける体たらく……、
(どんな形にしろ、女に負けたのは一生の不覚であり、恥辱…か)
「だが見てろよ。主人公補正で瞬く間に強くなってみせるぜ!」
果たして永田にヒーローの資質があるかは疑問だが、何事も思い込みは大事という見方もあるわけで…。
594名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:34:01 ID:ILpAa+Ea

ズザアアアアアアアアアアアッ!! 「セーフ!セーフ!」
「おーーーーっと永田、一人で二盗→三盗→本盗達成だー!」

「ワハハハハッ! ずっと俺の盗塁!!! 凄いぞー格好いいぞー!!」
俺のポテンシャルはこんなもんじゃない! とばかりに必死に走りこみ続けて2ヶ月弱…、
永田の走力は劇的に強化された。きっと誰かがハイパーショットを鉄定規で叩きまくったのだろう。

『トゥウウイェェェイ! 初のお立ち台ゲット!』
『見てましたです。格好良かったですよ』
『というわけで今宵の永田さんは気分がtktkなのでご飯に連れて行ってあげやう』
『いいんですか……? それじゃご馳走になりますっ』

「…………永田さん…………」
「ん?」
「ここは…どういう所なのですか?」
「何処って、見ての通り。高級フランス料理店〜。ああ心配するな。ここは正装なしでもOKだから」
「そんなこと言われても……って、どうして永田さんだけ正装してるですかっ!?」
「レンタル」
「……うぅ、恥ずかしいです…。こんな着の身着のままで、場違いな店に連れて来られて……」
「まあ気にせずに食べとけ。さすがに美味いぞ」
「うぅ……もぐもぐ……恥ずかしすぎてお料理の味が分からないです…」
「……(計画通り!)」

……とまあこんな調子で、稀に高度な羞恥プレイが展開されるも、二人はそれなりに親睦を深めていった。

そんなある日の夕方。「飯」「把握」という感じで永田に呼ばれた圭は、
慣れない化粧をして外へ飛び出そうとしたところで、高校の頃からの陸上仲間に呼び止められた。
「ちょっとちょっとなに、そのおかしな化粧は? デートにはちょ〜っと似合わないんじゃないかな?」
「え……デ、デ、デート!? そんな、わたしはデートのつもりじゃ……ない…です…」
「……ん〜、何か色々ありそうね。圭、ちょっと来なさい。時間は取らせないから」
595名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:34:55 ID:ILpAa+Ea

「まったく(ぺたぺた)…こんな白粉塗ったような化粧して…(ちょいちょい)…人前に出たら笑われちゃうよ」
「そ…そんなこと言っても……わたし、化粧とか、おめかしとか、殆どした事なくて…」
「そりゃあね〜。あんたは学生の頃から陸上一筋だったもんね〜。男の免疫もないし、経験もないしね〜」
「むぅ……か、からかわないでくださいですっ!」
「からかってなんかないわよ〜。むしろ応援してあげるくらいよ。そうでなきゃ化粧の塗り直しなんてしないって。
 ……はい、出来上がり。うん、我ながらいい感じ」

「お、今日は化粧が決まってるじゃん。いつもより可愛く見えるぜ」
「えっ…………そ、それは、その…あ、ありが…とう…です…」
「……(おいおい真っ赤になって固まっちまったぞ)」

「……で、圭。その男って、ど〜んな人な・の・か・な?」
「え……ぁっ…」
デート後、ニヤニヤしながら戻ってきた圭を、同僚が捕まえて部屋に強制連行する。
口八丁手八丁で、寝掘り葉堀り、ねっちりとろとろと自白させられ、圭は永田の事をぶっちゃけさせられた。

「ふ〜ん、プロ野球選手ねぇ…やるじゃん。ていうか、でかした? いい男捕まえたわね」
「そ、そんなー……永田さんをそんなモノみたいに……」
「あんたもまんざらでもないみたいだしね〜。で、その男とはどこまでいったの? エッチしたの?」
「え……えっ!? ええっ!? え、え、えっち…って……」
(あ、いっけない。圭は男免疫ゼロだっけ。ちょ〜っと直球過ぎたかな…?)

「そ、そんな…わたしと永田さんはそんなえっちな関係じゃ……ない…です。多分…」
「な〜に言ってんの。20歳過ぎて男に清純さを求めてどうすんの。
 男だってエッチがしたいの。相手が好きな人なら、たまらなくなるほどね」
「そ、そうなのです…か」
「うん。気持ちは抑えられないし、理性も吹っ飛んでしまうものなのだ」
「…………」
「そりゃ〜世の中には、雌!即!姦!みたいな、ドラマだと1クール使う恋愛を一話で終わらせるような
 馴れ合い濡れ合いを求める男だっているわよ〜。でもね、その永田って人は違うみたいね」
「……恋愛対象として見られていない…という可能性はないですか?」
「ああそりゃない。絶対ない。そんな男フィクションの世界にしかいない。
 ま、こういう場合は、ほんのちょっとの勇気があれば心も体も一つになれてハッピーって感じかな? 頑張れ」
596名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:35:40 ID:ILpAa+Ea

友人に焚き付けられて『ほんのちょっとの勇気』を出すべく、圭は永田と会うことを望んだ。
しかし携帯電話を握り締め続けるだけで、結局誘いを出したのは永田の方だったわけで…。

「ごちそうさまですっ! 今日もおいしかったですね」
「そうだな。あそこの定食はいい。実にいい。あの卵の蕩けかたといい肉の香ばしさといい…」
本来なら夜に食べるには重過ぎるのだが、二人ともダイエットとは無縁の環境にいるので問題はない。
「それじゃ、今日はここまで。歯磨けよ風呂入れよ宿題しろよ」
「あ……待ってっ! 待ってください! 永田さんっ!」
「…………ん?」
「え、え、え、えーと、そ、その…………」
「……んん??」

(え〜と…え〜と…わ、わたし今日は帰りたくないです、だから泊めてください…みたいなことを言えば…、
 うー…………あー…………だ、駄目です…恥ずかしくて言えないです…)
その時、陸上仲間が助言してくれた一言を、圭は思い出す。
(圭、あなたがもしウルトラ凄え恥ずかしくて言葉が出ない時、この魔法の言葉を唱えなさい)
「な、永田さんっ!!!」
「なな、なんでしょう?」
「や ら な い か?」
「……………………は?」
永田が現実を理解するまで数秒硬直した後、誘われるままに永田は圭を自宅へと連れていった。
あれ、逆じゃね? 日本語おかしくね?

「す、素敵な、へ、部屋…です…」
「〜♪♪」
永田は後ろから圭をそっと抱きしめる。
「あっ……!」
「いいのかい、ホイホイ付いて来ちまって。俺は昼は羊だが夜は狼になる男なんだぜ」
「……い…いい、です。恥ずかしいです…けど、わたし、永田さんのこと、す、好きです…から」
「嬉しいこといってくれるじゃないの。それじゃとことん喜ばせてやるからな」
(…なんつってなんつって。本当は俺も心臓dkdkだってーの)
597名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:36:28 ID:ILpAa+Ea

互いにシャワーを浴び身を清めた後、永田はタオル一枚姿と圭を抱きかかえ、そっとベッドに横たわらせた。
(うわ、陸上選手とは思えないほど軽いな…)
しかし直接触れてみると、皮膚の裏に確かな筋肉の重みが感じ取れる…。
「……剥ぐぞ」
圭は答えない。顔を真っ赤にしたまま、固く目を閉じ、震える体をベッドに抑え付ける様に身構えている。
(……まあ、何と言うか、子供というか、ある意味微笑ましいというか、な)
22歳にもなってこのテの知識がほぼゼロというのは、世間の常識に照らし合わせれば圭の方が異常なのだろう。
しかし永田はそんな圭の見た目と、素直な反応と、愛らしい表情に癒しと安らぎを感じた。
だが、ここで躓いてもいられない。沈黙はイエスと取り、永田は圭を包んだバスタオルを剥いだ。
(へえ…、小ぶりだけど形はいいし、案外出る所は出てるじゃん。着痩せするんだな)
永田は無言で圭の火照った体に触れる…。そのまま身を屈め、圭の唇にそっと口付けをした。
「んっ……!」
圭の震えが一層強くなる。しかし永田はあえて退かず、二度、三度と唇を重ね、頃合いを見て舌を差し込む。
びくっ、という反応をした圭だったが、待つこと数秒、ぎこちないながらも舌を絡めて答える…。
「んっ……ちゅ…ぅん、っ…ふぁ…んん…ちゅう…〜ん〜ん…ぷはぁっ!」
大きく息を吐き、呼吸を整えるも、圭は未だ目を閉じたままだ。
「なんで目、開けないんだ?」
「……は、恥ずかしいです…恥ずかしいんです。永田さんの顔が見れないくらい、ですっ…!」
「ふ〜ん。なら、そのままでいな。やりたい放題しちゃうから」
永田は圭の胸に手を伸ばす。こねるように胸を愛撫し、指先で乳首を摘んだりしながら反応を確かめる。
「乳首、立ってるぞ」
「そ、そんな…っん…ふぅあ…ぁっ……」
「感度いいんだな。声も可愛いし…」
「えっ……可愛い…、わたし、可愛いですか…?」
「ああ。最高に可愛い。でも、そろそろ目を開けてくれると嬉しい」
「そ、それは駄目で…っん…ひゃぁっ!」
散々に胸をこねくり回していた手を、下半身へと移動させる。薄い恥毛の下にある秘部は既に湿っていた。
(こうなるって事は、ちゃんと感じてくれてるんだな…なんか嬉しいぜ)

「あっ……な、永田さんっ…! そんな所に…指入れちゃ駄目…ですっ…!」
「昔の人はこう言ってたぞ。『穴があったら入りたい』ってな」
「それと…これとは別…ぅあんっ! …ひゃ……あ…ぁあ!」
(感度はいいけど、気持ちはいっぱいいっぱいって感じだな)
598名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:37:17 ID:ILpAa+Ea

指で圭の膣肉を入念に捏ねくり回していくと、とろとろと愛液が止め処なく溢れてくる。
その淫靡な反応に、永田もいよいよ理性の歯止めがきかなくなる…。
(本当はもっと慣らしておきたいお…でも気持ちは抑えられないお…だから今すぐ挿れるお!)
いきなり肉棒の挿入はまずいだろう常識的に考えて。
「圭……挿れるぞ!」
「えっ、……うぐっ……痛っ……ぅあああっ!」
めりっ、という音がした。ぶちん、という音もした。激しい痛みと痙攣する肉の響きが、
永田と、圭に、破瓜の瞬間を実感させる。
(うっ……狭すぎて、挿れてる俺も痛ぇ…)
「うっ…うぅ…くっ…」
「…圭、深呼吸しろ。息が続いてないぞ」
言われた通り圭は痛みに耐えながら、長く、ゆっくりと呼吸する。
「ようやく、目を開けてくれたな」
「は、はぃ……っ…」
「…痛かったろ? 訊くまでもないか」
「はいっ…痛いです…でも、嬉しいです。嬉しい…です。わたし、永田さんと…繋がってるです…」
痛いからなのか嬉しいからなのか、圭は無理に笑顔をつくる。目からは大粒の涙が零れてきたので、
永田はそれをキスで拭ってやる。
「……永田さん、優しいです」
「泣くなよ。こっちが切なくなっちまう…」

「それじゃ、動くぞ」
「は、はい…です…」
永田は未だ痙攣が収まらない圭の膣内に埋めた股間の矢野さん(無断引用サーセンwwww)をゆっくりと出入してみる。
「っ…んぅ……っう!」
圭はまた目を閉じ、歯を食いしばりながらただ耐える。永田の力抜け、の言葉も、聞こえないほどに…。
「圭……、よっと…」
このままでは圭の負担が大きすぎると読んだか、永田は圭の体を持ち上げ、座位の態勢にもっていく。
「あっ……」
「……永田だ」
「えっ?」
「俺の名前を言ってみろ…じゃねえ、名前を呼んでろ。その方が気が紛れていい筈だ」
「は、はいっ……永田、さんっ……永田…さぁん…永田さ…っん…永田さんっ…!」
599名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:38:03 ID:ILpAa+Ea

(……あ、少し良くなってきたかも)
侵入した異物を締め上げるように収縮していた圭の膣が、少しづつ労わるような動きへと変わる。
同時に、愛液の分泌が高まり、永田の前後運動を支援するように膣肉が絡みつく。

(あー、想像してたより動きやすいし突きやすいな。圭の反応も上々だし、このままいくか)
「……っ、圭…俺も、良くなってきた……気持ちイイぞ」
「は、はぁ…い。永田さ、ん……もっと、いっぱい動いてください…です…永田、さぁ…んっ」
あれほど苦しそうに歯を食いしばっていた圭の口元から、甘い喘声が流れる…。
もう二人とも全身汗まみれ、下半身汁まみれだが、どんどん動きは強く、熱く、激しいものになっていく。
これだけ力任せに動いても、互いに苦痛はない。全身が快感に痺れているからだろうか…。
「っぁ…あっ……あっ…ん! 永田さぁ…ん、わ…たし……ひゃぁ…気持ち…いい…です…!」
「はぁ……はぁ……圭、…凄いぞ…圭…! もっと、おまえの声を聞かせてくれ…!」
「は、はぁ…いっ…永田、さ……んっ! ぅん…あん…ひゃ…ああっ……あっ…ぅぁ…ぅん!」
既にセックスというよりベッドレスリングとでも表現すべき濡れ場が展開されているが、
二人にとってはどうでもいい事なのだろう。

しかしこれだけ激しく動いていれば、当然限界も近くなるのは必然…。
『……どくん!』
(あっ……やばい!)
永田は、心音が下半身で鳴ったような錯覚を感じる…。
散々に打ち続けた肉杭は震え、抜いても放置しても我慢しても出てしまいそうな程に限界がきていた。
「(無理に我慢する必要もない、か…)……圭、出すぞ……!」
「ひゃっ、あっ、ぁ…な、永田…さ…ん…はいっ…はいいいっ!」
腰を引こうとする永田の下半身を、圭は蟹バサミで固め、身動きを制しようとする。
「おいおいっ…! いいんだな!? 膣だな!? 欲しいんだな!?」
「はい…はいいいっ! 永田さぁ…んっ! あっ…っん…永…田さ…! わたし…わたしぃっ…!
 いっ…やぁ……なにか、来るっ…! 来ちゃぅ……いや、っん…! 止め…ぅあん! もう、駄…目…っん!」
「……っ…!!」
「わたし…もう……ふわぁ…っ…ぁぁぁああああっ!!」
限界を迎えた永田の棒先から放出した精液をぶちまけられ、圭もまた初めての絶頂を迎えた。
二度…三度と射精を続ける永田の棒を万力のように締め上げながら、射精を促すように収縮を繰り返す。
膣と棒の間から、こぽこぽと精液が溢れ出し、汗と出汁でびしょ濡れになったシーツを更に汚した…。
「……俺、何か薬でも飲んでたか? 普通こんなに出ないだろ。どんだけ精巣タンク満タンだったんだよ…」
「……っぅ、はぁ……はぁ……永田さ…ぁん……永田、さ…ん……はぁ…ぅん……」
(恍惚としてやがる……)
600名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:39:02 ID:ILpAa+Ea

「うう…、まだ、あそこがジンジンするです…」
「女になったばかりだからな…。ま、無理はするな。ゆっくり休め。あと……ほい」
「あ、どうもです…」
注いでもらったコップの水を飲み干し、圭はようやく一息ついた。
(しちゃった…わたし……永田さんと、えっち…しちゃったですっ…!)
想像以上にハードだった初体験を思い出し、胸の高まりと、顔の紅潮を感じる圭。
そんな何考えてるかバレバレの彼女を、永田は後ろからそっと抱き寄せてやる。
「永田……さん、どう…でした」
「…ん、最高だった。気持ちよかった。骨抜きにされた。恍惚とした。天に…」
「もういいです。と、とにかく、喜んでもらえたですね…」
「圭もよく頑張ったな。痛かったろ?」
「…はい。でも、嬉しいです。一緒に気持ちよくなれて…最後まで二人っきりで…わたし、幸せです」
永田に頭を撫でられながら、圭は胸の上で頬を摺り寄せ甘えていた。
このまま二人して同じ朝を迎え……る前に、永田は念のため確認を入れる。

「ところで話は変わるけど、今日って中に出しても大丈夫な日なのか?」
「……えっと……」
「……ん?」
「ん〜と……体温が高いとまずいんでしたか? あとコーラで洗うと大丈夫です…多分」
「……はい?」
(ひょっとしてそっちの知識もゼロDEATHカー!?)
圭の性格を考えると、知らないというより気にしたことがない、というほうが正しいだろう。
「これは一発必中もあるかもわからんね」
「永田さん……」
「分かってる。ダルビッシュでさえ責任取ったんだから、俺も直撃してたら腹を括るって」
「そうなったら、さん付けで呼ぶのもなんですし…ダーリンと呼びましょうか」
「それは……勘弁してほしい」
「じゃあ「大和くん」って呼びます」
「え……そりゃ嫌だ! 絶対嫌だ! あんなgdgdへタレストーカー呼ばわりされるのだけは絶対嫌だ!」


……で、数ヵ月後、


「永田さん。わたし、妊娠してましたです」
「……あべし(昇天)」テーレッテー
601名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:40:19 ID:ILpAa+Ea

「ホワァァァァァァァァ!!!」

「おー、永田の奴随分はりきってるな」
「…私の掴んだ裏情報によりますと、付き合ってた彼女を妊娠させてしまい、オフにはできちゃった婚をするとか」
「ほほう。認めたくないものだな……。若さゆえの過ちという……」
「ちっとも似てませんよ」
「……おまえ、クビ」
「ヒアァァァァァァァァ!!!」

「セーフセーフ! 永田、何とこれで4打数4安打5盗塁です!」
「いやいや、ほんと凄いですね。今のも完全にピッチャーの癖盗んだ上で走ってましたよ」
「トレードに出したことを後悔させてやる! といわんばかりの活躍です」
「彼なりに引導を渡しているつもりなんでしょうねー」

「ウググ…グギギ……あんちくしょう、やりたい放題しやがって……!」
「監督、あなた以前『うはwwwwwww永田涙目wwwwwww m9(^Д^)プギャーーーッ』とか言ってましたよねぇ…」
「今度はあなたが指差されて笑われる番ですねぇ、はっはっは」
「その喧嘩かったぁぁぁぁぁっ!」

「何だか相手ベンチがうるさいな…」
「永田の活躍で(^ω^#)ビキビキしてるんでしょ」

妊娠発覚以来、永田はひたすら走り続けた。
圭の両親に会いに行って、手持ちの予算ギリギリで結婚式場の予約を取って、3人が住めるような一室に引っ越して、
勿論本職でも年棒アップを狙って獅子奮迅の活躍を見せて、ここ数ヶ月永田は走りっ放しだった。
少なくとも今は永田のアクティブさは全て良い方向に流れている。支えてくれる人がいるからだろう。
「でも、良かったのか……? 圭にだって夢も目標もあったろうに……孕ませた俺が言うのも無責任だけど」
「別にいいです。陸上の道を諦めるのは残念だけど、別の…子供の頃からの夢が叶いそうだから…」
「夢、ねぇ……偉くなるとか、金持ちになりたいとか、合法的な破壊や殺戮を満喫したいとか…じゃないよな」
「……お嫁さん、です(にぱ〜)」

(可愛いすぎなんだけどマジ! 誰圭人気ないって言った奴は!
 誰だよ圭はいらない子って言った奴は出てこいよ! ボッコボコにしてやんよ俺が!
 やべーなーまじ笑顔可愛いからまじで。本気で惚れちまったじゃねえか! 最愛の人ゲットだからこれ!)

「永田さーーーんっ! ファイトですーーーーーっ!」
内野席から声援を送る最愛の女性、帽子を取りそれに答える最愛の夫…。
ま、終わりよければ全て良し、かな? 隣の友人はニヤニヤしながらそう思ったそうな…。


よっしゃあああッッ!! THE ENDォオ!!!
602名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 23:19:36 ID:T0xt6fKr
なんかキテルー!!
ああいう一芸に秀でた男、好きだよな、ノムさん
あれか?鯉党が書いてるアノ漫画かw?
エロパロ板でもできないことをやってのける(ryな展開をやらかした…
未読なんで読んでみようかな
603名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 01:42:47 ID:08eQOgrJ
何か来てるー!
って圭、人気ないのか?
確かにモデルがアレって言うのを考えると微妙だがキャラ的には好きだけどなあ。
604名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 02:40:17 ID:VSoTcLfu
モーニングアフターピルを知らない人が多いねえ
605名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 14:59:46 ID:03iq4vZJ
鈴本「聖・・・今こそ君に言わなくちゃいけない事があるんだ」
六道「むっ、そんなに改まってどうしたのだ?」
鈴本「ずっと前から聖、君の事が好きだったんだ。オレと、付き合ってほしい」
六道「き、急にそんな事言われてもこ、困るぞ」
    (中略)
六道「むぅ・・(コクッ)」
鈴本「聖!!」
ギューっと抱きしめ合う二人・・・

矢部「あわわ、とんでもナイ所を見てしまったでやんすよ
   まさかあの二人が付き合う事になるなんて驚きでやんすよ」
パワ「・・・前からお互いに気になる者同士だったみたいだけどね」
  (二人ともお幸せに・・・)
  「さぁ!矢部くん二人の邪魔をしちゃ悪いし
   僕達は僕達で来シーズンに備えて練習しに行こう!!」
矢部「今からでやんすか?!パワプロ君すごい張り切りようでやんすよ〜!」



聖はビッチ
俺はいつも通りあおいタンに萌えるよ
606名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 22:02:40 ID:gepyaU0X
GJだが…スマン、圭て誰?14に出てくる人?
キャラ知らんけど楽しめたがナー
607名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 03:47:51 ID:3zoQSs7G
だれも栄冠のマネで書かないので俺が書いた。エロはない。
触発されて書き手が出たら嬉しい。
608名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 03:49:19 ID:3zoQSs7G
「打ち上げた!打球はどうだ、どうだ、レフト構えた、とった、とりました!試合しゅうりょーーーう!!」

9回裏、4番千葉の打ち上げた打球は平凡なレフトフライに終わった。
ネクストでは5番の俺の女房役がへたり込んでいる。
ベンチの中には声にならない声や嗚咽が響いている。
監督は何も言わずに椅子にもたれかかって目をつぶっている。
マネージャーも・・・あいつも目をにじませて手を硬く握ってる。

全ては9回表だった。県大会決勝を完封で締めくくってやるなんて言ったのはどこのどいつだ。
俺は狙いすましたかのようなライン際のポテンヒットの連続やセンター返しの連打を浴びた。
3点のリードも守りきれずに何がエースだ、何がキャプテンだ。
俺は情けないやら悔しいやらで、もう立ち上がることも出来ずにベンチに二人がかりで運ばれた。

「・・・皆、荷物をまとめろ。学校に戻るぞ」

監督の言葉に皆はおぼつかない足取りで球場を後にし、バスに乗り込んだ。
学校に戻って、最後のミーティングが行われた。
多分当たり前だが、学校に帰ってくるまで騒ぐような奴はいなかった。

「それじゃあ、最後に主将から一言もらって終わりたいと思う」

「・・・はい。えーと、俺達3年生は1年生の時に甲子園までいった。
もちろんその時の先輩方のおかげだ。だから俺もお前らにそうしてやりたいと思ってた。
ダメだったけどさ。お前らなら俺達に出来なかったこともきっとやってくれる、
そう思う。・・・終わります」
609名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 03:50:28 ID:3zoQSs7G
不思議と涙は出てこなかった。こんな時に泣いたらキャプテン失格だとか、
多分そういうことじゃない。俺の中で、こいつらに自分の希望を託したんだ。
もううつむいてる場合じゃないから。俺はこれから自分の道を作らなきゃいけないんだから。
・・・我ながら臭いな。

ミーティングが終わり部室の片付けをして、グラウンドに別れを告げた。
また来てコーチでもつけてやろうかな、とか考えながら。
そして帰り道であいつと一緒になった。家が道挟んで真ん前だから当たり前だが。

「ちゃんとマネージャーの仕事引き継いできたか?」
「当たり前よ。でも1年だからなあ、舐められたりしないかな?」
「大丈夫だろ。皆そんなに馬鹿じゃないし」
「そうよね・・・あんたも大丈夫そうね」
「・・・わからん、多分まだ大丈夫じゃない」

何故だろう、さっき自分の中で決着がついたと思ったのに、なぜかまた泣きそうになる。
やべ、あーマジでやばい、これはだめかもわからんね。
肩を震わして我慢しているとあいつが心配そうな顔で覗き込んできた。あ、もう無理だ。

「ちょ、ちょっと道のど真ん中で泣かないでよ!」
「ご、ごめん・・・でも」
「もうすぐ家なんだから、それまでもう少しだけ我慢しなさいよね!」

手を引かれて小走りで家まで帰ってきた。泣いてる男に気丈な女。これじゃ立場が逆だ、情けない・・・
610名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 03:51:35 ID:3zoQSs7G
「ほら、着いたわよ。とりあえず顔洗ってきなさい」

顔を洗い終わって鏡を見ると、やっぱり目が赤い。皆も同じなのかな、と思うとまた悔しさがこみ上げる。

「あ、帰ってきた。お茶でも飲む?」
何でお前は勝手にうちの冷蔵庫を開けているのかと。まあ飲むけど。

「ぷはー、染みる・・・」
「親父臭い事言ってんじゃないわよ。まあ少しは落ち着いたみたいで良かったけど」
「ああ、お前がいてくれなきゃ死んでたかもな。サンキュ」
「・・・馬鹿な事言ってないで、少し寝るかしたらいいんじゃない?」
「ん、そうしようかな。」

部屋着に着替えてベッドに座りながら少し話し込んだ。
小さい頃の話、高校に入ってからの話、これからの話も少し。

「それじゃあたしはそろそろ帰るね。少しは気がまぎれた?」
「ああ、助かった。まあまだ少しわだかまってるけどな」
でも、きっとこいつがいなきゃドロドロの沼に沈み込んだままに違いなかった。
「そりゃ負けたその日にすっかり元通りになるほうが変よ。それじゃ」
「ああ。バイバイ」

その時、口でいったことと体でしていることが全く食い違った。
いつのまにかあいつを抱きしめてベッドに倒れこんでいた。
611名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 03:52:31 ID:3zoQSs7G
「な、な、な、・・・」
多分こいつも混乱してると思うが、俺も混乱していた。俺は何でこいつを引きとめたんだ?
そして何で抱きしめているんだ?あれか、これが本能と言うやつなのか。
それにしてもやっぱり女の子なんだなこいつも。いつもは性別なんて関係ないような感じだけど、
強く抱きしめたら折れそうだ。それになんかいい匂い・・・

「「・・・」」
二人とも何もいわないまま5分ぐらいだろうか?ずっと抱き合っていた。
腕の中を少し覗いてみる。顔全部は見えないが目を瞑っているのは見えた。
暴れたり悲鳴あげたりしないってことは、その、こいつも俺が好きだという認識でいいのか?

「・・・なあ」
腕の中のものがびくっとした。
「俺はお前が好きだ」
おもむろに告白した。俺ってこんな気障なやつだったのか・・・俺のテンション狂ってる。
「・・・あたしも、その・・・」
「その・・・なんだよ」
「〜〜もう、女の子に言わせようとするかなあ、普通・・・」
「そういうもんかな・・・」

「そうだよ、全く・・・あたしも、好きだよ」

そういって、あいつは体をずり上げて俺と顔が向き合うようにした。
俺は頬に手を当てて顔を引き寄せて、キスをした。
612名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 03:53:12 ID:3zoQSs7G
「んっ、・・・ふう」

唇を離して見合う。ああだめだこいつめちゃくちゃ可愛い。
・・・でもやばいなこの状況は。このままだと俺の邪気が・・・じゃなくて頭が暴走しそうだ。
まだ残っている理性であーだこーだと考えていたら、ふいに物音がした。

「あれ・・・なんだ、クロか」
「あ、本当だ」

見るとタンスの上に我が家の飼い猫、クロがいた。
昔友達が拾ったが社宅に住んでいるから飼えない、ということで俺が引き取った黒猫だ。
今ではすっかり家族の一員で、今腕の中にいるやつにも懐いている。
そしてタンスから飛び降りて俺達のほうに歩み寄ってきた。俺は手を伸ばしてのど元をふにふにしてやった。

「よーしよしよし、お前は素直だよなあ。どっかのおてんばとは大違いだ」
いつの間にか俺の頭は素の状態に戻っていた。クロを見たからだろうか、正直助かった。
俺はこいつが好きだ。だから今こんな汗まみれの汚れた状態でこいつを襲ったりしたくなかった。
汗まみれで寝るのは平気なのかといわれたらあれなんだが。
「な、なによ!あんただって、そういうへらへらした喋り方止めなさいよ!」
「んー?別にどこの誰とはいってないけど?」

もう、いつもの俺達だ。
613名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 03:55:31 ID:3zoQSs7G
「・・・そろそろ帰るか?」
「そうね、もう殆ど真っ暗だし」
「そっか」
そういってよいしょっ、と立ち上がった。

「ねえ」
「ん?」
「あんた、プロになりたいの?」
お前、今日の敗戦投手にそんな直球はないだろ。
「・・・ああ。今年は無理かもしれないけど」
「そう・・・」
「?なんだよ」

「プロになったらさ・・・あんたにもらわれてやってもいいかな」

え?

「それだけ!じゃーねー!」
「あ、ああ!」
614名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 03:57:11 ID:3zoQSs7G
俺はあいつのいなくなった部屋で呆然とベッドの縁に座っていた。
窓からの風が少しカーテンを揺らす。もう外は真っ暗だった。


俺はクロを抱いてさっきの言葉の意味を考えていた。
もらわれてやるってのはつまりお嫁に来てもいいって事か?
つまりそれってプロポーズ?それとも単なる冗談?
もしくは宇宙人に変なチップ埋め込まれたのか?
ていうかこれなんて真夏の夜の淫夢?まあなんにしろ、

「はーあ・・・大変な約束しちまったねこりゃ」

まだ俺の目にはポニーテールを翻して部屋を出て行くあいつの姿が焼きついていた。
615名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 15:41:48 ID:wiVYiGJ/
勝気な女の子も良いものだな
616名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 22:34:42 ID:ADao3smq
GJ!!…そしてその気持ちは良く分かる
何で炎上するのさ、ボール連発しないでストライク取れ…と言うか「投手だけやらせろ」って
理不尽過ぎだよ…その辺が無ければ一番好きなモードなのに>栄冠ナイン
617名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 23:24:47 ID:PvA7K7e4
そこが監督の悲しさ。そしてモロにスレ違い。
618名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 08:33:30 ID:9p528FUy
聖と鈴本がラブラブなところに出くわして鬱になる主人公ってのをキボンヌ
619名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 09:27:05 ID:FkK2RV3N
マネの卒業先の進路が監督の嫁でもいいかも
620名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 10:46:54 ID:sVTm2HND
むしろ俺の嫁
621名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 10:48:45 ID:sVTm2HND
それより今まで投下されてないカプってあるか?
622名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 11:15:14 ID:9NwKtYs9
旧作の彼女候補とかか?
保管庫には結構あったかもしれないけど、全部読んだわけじゃないからなあ
マネが監督の嫁、ってシチュとしてはいいけど、PTA辺りが飛んできそうな予感w
623名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 12:27:28 ID:sVTm2HND
栄冠ナインの選手として小波(大体今まで投下されてた性格)とか矢部(?)とかを登場させれば監督×マネでなくてもオリジナル風味にならないのでは?それでいてストーリーの細かい設定がない…ってか自分で創ってくやつだからやりたい放題出来るしな
624D.M:2007/08/21(火) 20:51:52 ID:+E1V2HuZ
あおい×主書いていいですか?でもPSPで書くから多少観にくいかも・・・
625名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 21:44:35 ID:vD7JS/Q/
なるべくならパソコン使って一括投下が望ましい
まあとりあえずがんがれ
626名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 22:31:04 ID:sVTm2HND
>>624
主×あおいでなくてあおい×主か?
作品を投稿するのは一向に構わないし、むしろ投稿しろっ!!って感じだから遠慮なく。

個人的にあおいは「あおいちゃん(高校時代、9の)」が好き
627名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 22:59:05 ID:zMTFoVgR
PSPは厳しいぞ
今、パソコン壊れてそれで書き込んでるが、当然ながら向いてないわ
628D.M:2007/08/21(火) 23:31:49 ID:+E1V2HuZ
なんだよ行が長すぎるって!!!いいところまで書いてたのに!                                   こんな事も知らない厨房ですがまたチャレンジします・・・                         あおいたんサイコー!
629名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 23:39:39 ID:k4mypQA+
>>628
とりあえず改行をうまいことやってみてくれ。
多分このままだと読みにくい。
630D.M:2007/08/21(火) 23:57:33 ID:+E1V2HuZ
すまん だめだった・・・。誰かストーリー教えるから書いてくれ! 
631D.M:2007/08/21(火) 23:59:27 ID:+E1V2HuZ
すまん だめだった・・・。だれかストーリー教えるから書いて!
632D.M:2007/08/22(水) 00:02:20 ID:C6QqyrVk
すまん 無理だった・・・誰かストーリー教えるから書いて!
633名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 00:02:35 ID:1K97dg2d
まだ夏は続きそうですね
634D.M:2007/08/22(水) 00:10:34 ID:C6QqyrVk
頼む・・・。聞くだけでもいい・・・
635名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 05:58:59 ID:jRcgqtVK
ageんなカス。
18歳未満はとっとと回線切って首吊って死ね。
636名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 08:25:34 ID:C6QqyrVk
まぁね。 age sageの意味を知らないので。
637名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 08:33:55 ID:nFSqQ4cj
うわぁ…
いちいち説明するとウザイからどうするかは1番目にスレ立てた人が大体書いてるといっておく。
sageる理由もスレを守るためと思っとけ。
638名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 08:42:09 ID:vqPs3/c7
君jはもういい
639名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 09:03:43 ID:C6QqyrVk
体がアオイタンを欲している
640名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 09:06:40 ID:C6QqyrVk
矢部氏ね!矢部市ね!
641名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 09:09:25 ID:C6QqyrVk
アオイターン好きだー! ゴオォォォォォッ!!!
642名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 09:11:51 ID:jRcgqtVK
専ブラ使用者はID:C6QqyrVkをNGにするのを推奨
643名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 09:15:39 ID:C6QqyrVk
分かりました・・・小説でもかんがえてまs。
644名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 10:11:22 ID:69vUDkzD
ID:C6QqyrVkは何も投下しない
こいつが神SSを書ける要素が見つからない
645名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 10:27:30 ID:C6QqyrVk
分かりました 書き込みはあまりしないようにします 
646名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 11:01:18 ID:MmGOs/SH
誰か鈴本×聖の寝取られを…
647名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 12:43:29 ID:5QhBZCd1
>>645
あまりじゃなくて二度と書き込むなボケが
648名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 16:53:29 ID:nJyPV0Ol
佐賀北すげ
649名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 20:06:51 ID:yitDxRbS
あと10年くらいして18歳になったら書き込んでもいいが、それまでは来るな。
650名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 20:45:49 ID:nFSqQ4cj
まあおまいら、嫌な気持ちになるのは解るが批判文ばっかだと荒れてるように感じるからポジティブに逝こうぜ。
651名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 21:32:59 ID:C6QqyrVk
>>648 同感w
652名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 21:51:53 ID:O7AZPMf8
木乃葉さんと主人公の夜の主導権争いマダー?
653名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 03:47:23 ID:Mvf71ios
透明あぼーん便利だな
654名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 11:13:53 ID:xIdWoCdu
パワ8ってどんな話だっけ?
655名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 13:04:39 ID:eiLvGhKA
ドラフ島じゃなかったか?

それより鈴本×聖
656名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 13:14:56 ID:HCComHxo
ひじりんスレが炎上しっぱなしでワロスw
やっぱりあおいちゃんですよあおいちゃん
657名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 14:26:34 ID:OuyqNcHD
14が出るまでは期待感に満ち溢れてからなw
最近13をやってるんだけれど、なかなか木乃葉が出てこない
気分転換にタチバナをやってるときに限って出てきて困る
658名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 17:34:00 ID:/eoXd8R4
ひじりんアンチ湧きすぎ

嗚呼、夏だなあ
659名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 17:53:33 ID:vpT5Tjom
>>658
それを言うと「夏だなぁ厨」って言われるぞ





夏だなぁ
660名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 19:42:58 ID:bCDb763S
14は悪くないと思う…みずき&六道さんのスターダムなんて、「良いの!?」だし
その代わり彼女候補が今回影薄いんだよな〜、栄冠に労力取られたか?
661名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:06:04 ID:/eoXd8R4
>>659
む…次から気をつけるぞ。









夏だなあ
662名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 22:07:56 ID:xIdWoCdu
漏れは10のキャットばっかやってる
663名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 22:14:58 ID:xIdWoCdu
>>656 激しく同意w
664名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 22:15:48 ID:xIdWoCdu
>>656 激しく同意w
665名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 22:17:48 ID:xIdWoCdu
間違えてageちった・・・ すまん
666名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 23:28:16 ID:pjNu6+2A
夏だなぁ
667名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 23:33:07 ID:OgpzvHoh
夏だなぁ。
668名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 23:56:08 ID:uChCsp+u
パワポケ6の幸せ島ヘルガ所長好きな俺はマイノリティ?
669名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 23:57:31 ID:4huSM51J
俺も好きだがシチュ思いつかん。
あとパワポケスレは別にあったりする。個人的には分化必要ないと思うが。
670名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 00:37:04 ID:O5haBkWU
あら本当だ。吊ってきますorz
671名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 02:06:48 ID:qpcBVYX4
そろそろあおいちゃん分が枯渇してきた
672名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 02:25:25 ID:u5VKaTM5
聖って能力高いのに何であんなにパスボールするんだろう?

恋する聖はせつなくて鈴本を想うとすぐパスボールしちゃうの


この流れにはワロタ
673名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 07:18:32 ID:8cZ6VrKT
俺は聖分が低下してきたぜ…
674名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 10:59:02 ID:L0EBHvc/
あおいで一本書こうと思うんだけど、やはり9がいいかな
7はあまりやってないし、8だとどうも話が作りづらい
それ以外に出番が多かったのってある?
675名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 11:42:49 ID:NLvj24+G
9でオケ、むしろ9にしてくれ。
676名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 13:34:20 ID:u5VKaTM5
12がいい
あおい先生ハァハァ
677名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 14:18:45 ID:HXkERnM+
9以外は考えられない
678名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 15:52:04 ID:Kj0F0jeb
あおいちゃんであればおk
679名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 21:04:51 ID:PL2Y4OSq
>>673
今回の六道さんネタは…直結出来そうなのは「ツボ押し」で「失敗」してエロイ事にとか
何せ「大人の階段昇ります」って主人公に思わせたイベントだし…みずきもいるけどね
680名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:07:28 ID:ccKoqx68
いいね!そのシチュ!
681名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 22:10:03 ID:8cZ6VrKT
>>679
もちろん投下してくれるんだよな?
682名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 23:38:53 ID:D1t2GN6p
なんとか書けた
12やってないんであおい先生わかんなかったお、スンマセン
683名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 23:39:47 ID:D1t2GN6p

「う〜」
「あおいちゃん、そろそろ機嫌直してくれよ」
「む〜む〜」
「だからあれはあおいちゃんの勘違いだって」
「でも楽しそうにしてた!」
「そりゃ後輩に慕ってもらえれば、あおいちゃんだって嬉しいでしょ」
「それはそうだけど、鼻の下が伸びてた!」
「そんなことないって」
「それにはるかともベタベタくっついてた!」
「違うって、あれはちょっと怪我したんで、治療してもらってただけじゃないか」
「それは知ってるけど、でもくっつきすぎ!」
「近くなったときは俺から距離をとったじゃないか」
「でも楽しそうだった!」
「それは見当違いだって…」


俺とあおいちゃんは、学校近くの喫茶店に来ていた。
補習を受けていた彼女を待つために野球部の練習を見ていたのだが、どうもそれが彼女の逆鱗に触れてしまったらしい。
女子高だった恋々高校に近いためか、ケーキなど、甘いデザートがおいしい、生徒にも人気の店だ。
周りを見ても、学校帰りに甘いものを食べに来たであろう女の子が見える。

「第一、なんでキミが野球部に顔を出しているのよ、それにはるかも」
「そりゃ、俺もはるかちゃんも野球部員だし…」
「それは夏まででしょ。キミもボクも引退したじゃない」
「そうだけどさ、どうもあの時を思い出しちゃうんだよな」
684名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 23:40:47 ID:D1t2GN6p

あの夏の甲子園、決勝の舞台を思い出す。
9回表、1点リードしているとはいえ一死満塁。
先発した手塚、途中からリリーフしたあおいもこれまでの連戦で満身創痍だ。
一応、ベンチ入りしている1年生投手も投球練習はしているが、経験の浅い1年ではこの舞台には耐えられないだろう。
この絶体絶命のピンチで思わずマウンドに駆け寄った俺に彼女はこう言ったのだ。
「全部キミに任せる。キミの要求する球を、キミのミットの構えたところに必ず投げ込むよ」
連打を食らい、短気が発動しているはずなのに、なぜそこまで言えるのかは判らなかったが、そこまで信頼してくれていることがとにかくうれしかった。
俺は脳ミソを限りなく活用し、彼女をリードした。
内角外角、高め低め、ストレートカーブシンカー。
相手のバッターの粘りに対して、とにかく芯を外し、討ち取る手段を模索した。
10球も粘ったころ、ふと相手打者の顔が強張った気がした。
その瞬間、俺の頭の中にスクイズという言葉が生まれた。
打者は中軸、しかも小技など使わないチームだったが、場面が場面だ。
それに戦力的にも、一発長打で逆転を狙うより、同点で延長のほうが勝てる確立が高い局面だ。
そこで俺はウエストボールを要求した。
もし狙いが違っていたらフルカウントになってしまう場面だったが、彼女は躊躇うことなくサインに頷いてくれた。
そして、ボールがリリースされた瞬間、俺は勝利を確信した。
3塁ランナーがスタートを切り、バッターがスクイズの構えを見せたからだ。
立ち上がり、ボールを取ろうとしたその時、俺はやってはいけない間違いを犯してしまった。
3塁ランナーが気になるあまり、ボールから目を逸らしてしまったのだ。
ボールがミットに入らず、後ろに逸れ、大歓声が上がり、三塁ランナーがホームベースを踏む瞬間、俺は死んでしまいたいほどの後悔に襲われた。
なんとか精神を建て直し、リードをした俺だったが、あっさりと犠牲フライを打たれてしまい、逆転。
やってはいけない失点をし、ふらふらになりながらベンチに戻る俺の肩を叩いたのはあおいちゃんだった。
「気にしないで。ここまで来れたのもキミのおかげなんだし、ボクは後悔してないよ」
なぜそこまで笑顔でいられるのか、俺には判らなかった。
ここまで苦労して苦労して、ついにここまで来れたというのに。あと一歩で優勝だというのに…。
そんな俺の表情を見てか、彼女はこんなことを言ったのだ!
「取られた分は取り返せばいいんだよ。ボクが塁に出るから、絶対に返してね!」
確かにこの回は9番の彼女からだが、ここまで投げるだけで精一杯だった彼女が出塁できるとは思えなかった。
しかし、彼女の目を見ていると、不思議と不可能が可能になる、そんな気がした。

「ファールファール!」
「はぁ、はぁ…」
あおいちゃんは粘った。バットを構えるだけでも疲れるのでは、と思うほど疲労している体で。
そんな彼女にピッチャーも焦れてきたのか、コントロールが甘くなりはじめた。
「ボール!フォアボール!」
「よしっ…!」
粘りに粘った末、四球で塁に出る彼女と、一瞬目が合った。
その目に宿る変わらぬ信頼を見たとき、俺の心のもやもやは全て吹き飛んだ。
1番の矢部君がバントで確実に塁を進め、2番円谷のセカンドゴロでランナーは3塁。3番の俺に打順が回った。
どうやら満塁策などもないようで、彼女との約束を守れる、そんな思いしかなかった。
3塁にいるあおいちゃんに顔を向けると、疲れきった顔にも変わらぬ笑顔があった。
打席に立ったとき、頭の中がクリアになった。おそらく初球から決め球のシンカー。あとは来た球に対してバットを振りぬくだけ………
685名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 23:41:25 ID:D1t2GN6p

「なにニヤニヤしてんのよ!またほかの女の子のこと、考えてたんでしょ!」
「違うって」
「ふん、どうだか!どうせボクは女の子らしくなんてないですよーだ!」
「そんなことないよ、ほかの女の子よりも十分可愛いって」
「…お、おだてても無駄なんだからねっ!」
顔を赤くしながら言っても無駄な台詞だが、よく似合っている。
こういうシンプルな感情表現が彼女の魅力だと思うのだが、どうも判ってもらえない。
まあこんな痴話喧嘩も楽しいのだけれど、そろそろ周りの視線が痛くなってきたので、なんとか怒りを静めてもらおう。
「なあ、あおいちゃん、それならどうすればいいんだ?俺は」
「ボクだけを見てくれること!ボクだけを相手すること!ボクだけと一緒にいてくれること!」
「そんなの無理だって判ってるでしょ…」
「む〜!!」
「それにあおいちゃんだって俺とだけ居るってわけにはいかないんだから」
「う〜!う〜!」
今日はずいぶん粘るなあ、甲子園のあのときみたいだ。
「……じゃあ…」
「うん?」
「じゃあ、野球部に行くときはボクと一緒のとき意外はダメ!」
やれやれ、仕方ないかな。
「判ったよ、まああのとき、ずっと見てるって言ったもんな」
「そうだよ、あの日の夜、告白してくれて、本当にうれしかったんだから…」
二人でそのときの事を思い出し、赤くなる。
どうも居心地の悪くなった俺たちは会計を済ませ、店を出ることにした。
「…ねえ、キミはあの試合で、その…告白する気になったって言ったけど、どうして?」
「んー、なんとなく?」
「そんないい加減な…!真面目に答えてよ!」
「まあそんなものだってよ」
また機嫌を悪くしてしまった彼女をかまいながら、本当の理由を考えていた。
(俺を勇気付けてくれた目と、いつも投げるシンカー)
(その二つのおかげであれを打てたから、なんて恥ずかしくて言えないぜ)
じゃれあいながら歩く二人、そんな彼らを決勝翌日の新聞はこう評していた。
最高のおしどり夫婦と…。
686名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 23:43:13 ID:D1t2GN6p
エロはないわ、やきう部分はへっぽこだわ、キャラは変わってるわでスンマセン
なんとか嫉妬したあおいが出ればなあ、とか思ったのですが、如何だったでしょうか?
687名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 02:24:58 ID:78kvU+qg
ヤキモチ焼きなあおいちゃんもカワユスw
688名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 12:39:34 ID:3IWHyB4s
>>683-685
アリっちゃアリ。
あおいちゃんは最高に可愛かった
ちょっと9引っ張り出してくるノシ
689名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 13:29:04 ID:CiKfgJN2
9より7のあおいちゃんだな
690名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 14:33:21 ID:3lHF50tu
制服姿ってだけで、9は名作だと思っている。
691名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 17:42:46 ID:CiKfgJN2
ただそれだけだよな9って
デートイベントもないし
692名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 18:41:51 ID:78kvU+qg
出場停止から復帰までの燃え萌え展開は屈指の名イベント
693名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 20:08:51 ID:/eTEaRdI
>>692
それこそが最大の醍醐味で最高のストーリーだぜ兄弟

ただおしむらくは全国制覇したら最後は告白してもいい雰囲気になったのにしなかったことか
694名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 21:57:52 ID:xGHT9s1X
俺は10の私服にも萌えた。
695名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 22:50:37 ID:EZE/q9Rf
みずき×主を投下しようと思うんですが……11か12迷ってるんす……
696名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 23:21:49 ID:78kvU+qg
あおい甘酸っぱいよあおい
697名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 00:55:14 ID:vHxG+7yI
>>695 ぜひ11を!
698名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 01:01:22 ID:UIoduc5G
11がイレブン工科大学で、
12がパワフルアカデミーだったっけ?

俺も11キボンかな
699名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 18:41:35 ID:wZrX1v2u
あおいは7だな
700名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 20:14:47 ID:kzQucI1a
7のあおいちゃんは半分なかったことにされてるけどな
8以降はキャラ違うし親父の件も一切無視だし
701名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 22:00:38 ID:iWe+1CqC
少なくともムード○がつくようなイベントはなくなったよな。
702名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 23:18:26 ID:6/PAh37U
いまからみずき投下します!
703名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 23:46:33 ID:wZrX1v2u
>>700
つまり
7のあおい>>>>>>>>>>8以降のあおい
704みずき×主人公:2007/08/26(日) 23:53:39 ID:6/PAh37U
「ねー……小波くんこれなんていうの?」


「え〜と、ここは………」


ただ今勉強会をやっている。


さらに美少女がここにいる。


彼女は俺が通っている「イレブン工科大学」一番の美少女でもある。


彼女は微笑みながら分からない問題を聞いてくる。


………彼女の名は「橘みずき」知らないひとはいないというかなりの人気者だ。

ついでに俺の自己紹介もしておこう。俺の名前は小波、イレブン工科大学の野球部のキャプテンでポジションは捕手をやらせていただいている。


「ねー…ここも分からないんだけど…。」

「………。」


俺はこの美少女に恋をしている。
そりゃあ、叶わぬ恋だとは分かってるけど………。


「ねぇ…ちょっと聞いてる?」


みずきちゃんは俺の顔の前で手をヒラヒラふって確認する。


「………!?あっ……ゴメン聞いてなかったよ。」


どうやら笑顔に見惚れていて聞いてなかったらしい。


そしてしばらくたった後―――


「じゃあ……この辺でお開きってことで…。」


俺はこの辺で勉強会を切り上げる。


705みずき×主人公:2007/08/27(月) 00:09:01 ID:H+Y2fncf
「そうでやんすね。」

「これ以上勉強やったら頭パンクしちまうしな。」


矢部と雪村は楽しそうに喋っている。


「私はこの問題集が終わったら帰るよ。」


みずきちゃんの一言で矢部と雪村が振り返る。


「まだ勉強やるでやんすか!?」


「おいおい橘……これ以上やったら本当に頭パンクするぜ?」


私はあんたたちとは違うの!とみずきちゃんは二人を怒鳴りつける。


その怒鳴り声に二人はヒィィィ!と言いながら早々と帰っていった。


「みずきちゃんは勉強熱心だね。」


そう俺は笑いながら二人がバラバラにした靴を整えながら言う。


「テスト近いし……あたり前でしょ。」


「そうだね。でも少しは息抜きしないとね。」

俺は靴を整え終わり、お菓子をもってきてみずきちゃんに問い掛ける。


706名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 01:36:03 ID:sW5XZSab
何で行間が空くの?
707名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 10:55:59 ID:sxt5LkYl
続きはー?
708みずき×主人公:2007/08/27(月) 12:28:10 ID:H+Y2fncf
「確かに息抜きも必要ね。」

パタン、と問題集を閉じながら言い、

「じゃあ、遠慮なくいただくわよ。」

パクッ、と微笑みながらみずきちゃんはお菓子を頬張る。


(………ヤベェ、マジ可愛い…。)

今、小波の頭の中はグルグルと渦を巻いていた。


ただでさえ、自分な好きな子がすぐそばにいるのに、そんな可愛い顔されたら誰もムラムラせずにはいられない。


そんなみずきちゃんは小波の気持ちを知ってか知らずか、おいしい!なんて言いながら次々とお菓子を頬張る。

「あ……あの、みずきちゃんは何時ぐらいまで俺の家にいるんだい?」


小波はムラムラとした気持ちを押さえながらみずきに聞く。


「………!」

突然聞いてきたことに手をとめ下を向く。


みずきは心なしか顔が赤くなっている気がする。

「何時って……、明日までじゃダメ?」


小波はみずきが言ってきたことに耳を疑った。
709名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 12:41:44 ID:wI1jDqwZ
とりあえず>>1に書いてあることを守ろうな
メモ帳とかに書きためて一括投下が望ましい
710みずき×主人公:2007/08/27(月) 15:44:43 ID:H+Y2fncf
「え……?……ハ…ハハハ……またまたぁ!みずきちゃん冗談………」
「冗談なんかじゃないよ………」

みずきは顔を赤くして下を向いている。


「小波君はわからないだろうけど、私はいつも小波君を見てた。練習の時だって……今日だって勉強会に誘ってくれてすごい嬉しかった。だから……だから……今日こそは自分の思いを伝えようと思って……!」


二人の間に短い沈黙が流れる。その間に小波はみずきの次の言葉を待った。


「……私は…私は小波君のことが好きなの!」


みずきは涙をポロポロ流しながら自分の思いを告白した。


………知らなかった。みずきがこんなにも自分を思っていたことを。


「みずきちゃん………。」
711名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:09:27 ID:sW5XZSab
706だけど、何で答えてくれへんの?


こんな風に何で行間が無駄に空いてるの?
712名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:11:21 ID:iufvAF3M
>>711
レス乞食か
713名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:39:25 ID:H+Y2fncf
スイマセン!行間あけるのは癖でして………なるべく頑張って気をつけます!
714名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:43:07 ID:cEyusd4V
まっ、がんばって。
715名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 23:13:15 ID:H+Y2fncf
スイマセン!行間あけるのは癖でして………なるべく頑張って気をつけます!
716名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 23:15:19 ID:H+Y2fncf
スイマセン……なんか二回書いちゃいました。
717名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 23:24:05 ID:5gieLOMR
>>716
気にするな
てか、うpの少ないこのスレでは
こういううp主を労るべき

マジで誰もいなくなるぞ
718名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 16:53:47 ID:HXglztAA
では幸子さんは女房としていただいていきますね。
719名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 17:41:35 ID:fgmlG7xT
>>718
俺の嫁に何をするwww
720名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 19:00:07 ID:cAb61nE2
ジャーマン先生大活躍だな、リアルで
721名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 20:24:34 ID:HZCS2kWG
じゃあ俺は幸子さんの娘と結婚するね
722名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 17:42:36 ID:DM9AykMK
鈴本「聖・・・今こそ君に言わなくちゃいけない事があるんだ」
六道「むっ、そんなに改まってどうしたのだ?」
鈴本「ずっと前から聖、君の事が好きだったんだ。オレと、付き合ってほしい」
六道「き、急にそんな事言われてもこ、困るぞ」
    (中略)
六道「むぅ・・(コクッ)」
鈴本「聖!!」
ギューっと抱きしめ合う二人・・・

矢部「あわわ、とんでもナイ所を見てしまったでやんすよ
   まさかあの二人が付き合う事になるなんて驚きでやんすよ」
パワ「・・・前からお互いに気になる者同士だったみたいだけどね」
  (二人ともお幸せに・・・)
  「さぁ!矢部くん二人の邪魔をしちゃ悪いし
   僕達は僕達で来シーズンに備えて練習しに行こう!!」
矢部「今からでやんすか?!パワプロ君すごい張り切りようでやんすよ〜!」


2人を素直に祝福できるパワプロくんは本当に素晴らしい人格者だと思うよ
723名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 19:02:51 ID:CjfATgVn
14の主人公は一人称僕なのか?
724名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 01:16:54 ID:BJeYb0bJ
あおい先生だっこ〜
725名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 01:26:02 ID:qc2pwqaw
>>724
っカレン
726名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 20:16:04 ID:My4ebCo+
カレンがキャストオフしてなかから美女が出てくるとか・・・





そんなことありえないですよね、メルヘンやファンタジーじゃないんですからorz
727名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 21:04:31 ID:2IodbuIC
天才技検証してる人はそろそろ起きたころだろうか…俺も諦めるverでやり始めたけど苦痛だ
728名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 21:07:11 ID:2IodbuIC
誤爆した orz
729名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 21:48:11 ID:b3V1rEMv
>>726
カレンはやせて眼鏡を外すとトンデモナイ美女というオチ


性格は…いや、それまで変えたらもはやカレンじゃないな
730名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 22:41:41 ID:tqzKswD9
どすこい酒造の社長の娘を思い出したわ
どんどんピザる矢部と並んで、おもしろいサクセスだったなあ
731名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:41:53 ID:NlgAC0X6
実はカレンは20代なのに幼女体型でしかも岩鬼並の美的センスだからあんなスーツを着用しているんだと思う
732名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 05:32:10 ID:ON61ksFq
聖の寝取られきぼーん
733名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 19:36:08 ID:dozJbeJl
聖を矢部が寝取ってパワプロ君が鈴本にアッー!される話を書けとおっしゃるか
734名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 22:02:42 ID:t1VBqd/E
最悪だなそれ。
735名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:29:13 ID:40N7Xu08


 ぁ東北 楽天〜


( \∀\) ( ゚ ゝ゚) 〔 `ω´〕 ( ’ー’) (* ゚∀゚) ( メ`ι´)

[`w´](~・_・~) ( .6∀6) (・±・  ) |`゚ー゚´|  (T^ω^)

/    野      村     監     督     〜   ! \



      ./ ̄ ̄~ヽ 
      |___毛_|_
      |シ.[ゑ]‐[ゑ] 
      (6  /・・ヽ|
       |  i.‐ш‐ソ   
      _ノ. `ー―i´_   はいはい……


  ∧_∧
 ( ´Θ`) 淫獣淫獣とうるさいので徹底的にエロくしてみたらキャラが壊れた。でも反省はしない。ジャマハハハ 
736名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:30:02 ID:40N7Xu08

「んっ……!」
時計の針が直に重なり、日付が替わったことを知らせる。
夜の帳の中……薄暗い部屋の、高さのないベッドの上で、俺は痺れるような熱い刻を過ごしている。
「あっ…あっ、ああ…ぁん…ぅんん…!」
軋むベッドと肉を打ち付けあう音が木霊する……互いの性器を擦り合わせる度に、女性の甘い喘ぎが脳の底に響く。
俺の名は小刀禰。彼女の名は板野ちひろ。俺達二人は今、貪るように互いの体を味わっている。
「ああっ……! 凄いぃ…大きいのが…私の膣で暴れてるぅ…!」
豊かな乳房を揺らしながら、ちひろさんは小指を噛んで情欲に対抗しようとする。
「……っ!」
互いの肉壁が痙攣を始め、限界が近いことを告げる。
このままいつまでも彼女を喘がせたいのに、感じさせたいのに、一緒の時を味わいたいのに……、
「ちひろさん……!」
「あああっ!! ちょっ…ん、は、激しい! 激しすぎる!!」
「うぅっ……!」
「んぅあああ!!」
ちひろさんの足がピーンと伸び、同時に膣が搾るように俺のペニスに絡みつく。
そのテクの前に俺は絶頂を迎え、精液を子宮目掛けて盛大にぶちまける。
「んっ……はぁ……はぁ…ふ…ぅ…」
小刻みな収縮と痙攣を繰り返し、ちひろさんの膣はいつまでも俺のモノを締め付けていた……。

「はい、ちひろさん。水持ってきたよ」
「お、すまないね。流石にあれだけ激しいと……喉が渇くね」
コップの水を一気飲みすると、ちひろさんは微笑みながらこちらに顔を近づけてくる。
「しかし…、だいぶえっちが上手になってきたね」
「そりゃね。ちひろさんがどう責めれば感じるのか分かるようになってきたから」
「……それは嬉しくもあり恥ずかしくもあり、だね。そんないい汗掻いたみたいなさわやか顔で言われると……、
 負けるか!って気になるね」
言うなり、ちひろさんは俺を押さえ込み、固いままのペニスを胸で挟み込む。
「ち、ちひろさん…それは…!」
「ふふふ…わたしの性技で桃源郷の果てまで吹っ飛ばしてあげよう」
「ちょ、や、やめ……アッーーーー!」
かくして、第二ラウンドは一方的に搾られるというみじめな結果に終わった……。
737名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:30:57 ID:40N7Xu08

ちひろさんとの出会いは寮を出て間もなくの事……、
先輩がホームヘルパーを薦めてくれたのがきっかけだった。紹介料としてだいぶふんだくられたけど…。

家に入り、周りを見渡すと、ちひろさんは「駄目だこいつ。早く何とかしないと…」みたいな顔で溜息をつき、
俺は言われるままに部屋を追い出された。

(ここからずっとちひろのターン!)
まずはリビング。カーペットも部屋の隅も埃だらけで、匂いもきつい。掃除機を掛けながら、カーペットには消臭剤。
続いて風呂場。案の定カビ多め。混ぜるな危険!なスプレーを噴射してついでに水垢も取る。
台所。放置された皿を綺麗に洗い、手馴れた手つきで包丁も研ぐ。目が怖い…。あとバルサン。油汚れも残らず洗浄。
溜まっていた汚れ物はまとめて洗濯機に突っ込んでスイッチオン。

……ここまで約1時間半。ちひろは熟練された腕と完成されたルーティンワークで、部屋を瞬く間に綺麗にしてみせた。
ただひとつ、小刀禰の寝室を除いては。
「さて、ここからが本番か……」
独身男性の寝室、それはもっともカオス度の高い空間である。読者の方々はこの機会に自分の部屋を省みてみよう。
「では、第2ラウンドといってみようか…」
イカ臭いティッシュの塊とその他もろもろをゴミ袋にぶち込み、万年床を構成している寝具その他は二度洗濯機へ。
無造作に投げられた雑誌は本棚へ。野球道具は一箇所に固め、ベッドの下に手を伸ばし……、
「……随分溜め込んでるじゃないか。先輩から貰ったものもあるのかな?」
出てくる出てくるスケベ本の、山、山、山。というか、エロ本って捨てるのに躊躇するからすぐ溜まるよね。
「ふむふむ……ほうほう……」
仕事そっちのけで、ちひろは積まれた本をぺらぺらとめくっていく。
「ベビーフェイスの見た目通りだね。年上好きで巨乳好き、髪はロング派か……いい趣味してるねまったく」
ちひろの唯一の悪癖、それは男性の部屋にヘルパーに行ったとき、男の性癖をあれこれと調べ上げることだった。
ロリだとか、ショタだとか、スカ好きとか、ゲイだとか、バイだとか、あれこれと妄想してるときが最高の息抜きだったりする。
「このえっち本のこのページだけ汚れがきついね。ふふ……この子がお気に入りか。若いねぇ…。
 こう座って、側にティッシュを置いて、このページを開いて…………ふふふ」
続いて取り出したのは3次元エロDVD。こちらもエロ本と趣味思考はかぶっているようだが…、
「やっぱり静止画より動画だよね。どれどれ……」
DVDをデッキに入れて、電源を入れる。
学園モノでブルマ、となりに住んでる美人お姉さん、メイドのご奉仕、ナースの性感治療、
「ほう、このアングルは中々……ん〜、このシーンはちょっとな、おお、うんうん…このフィニッシュシーンは…」
738名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:32:06 ID:40N7Xu08

「ふう、堪能した……と、そろそろ彼が帰ってくるね。料理でも作ってもてなすとしようか」
この手は総じてマザコンが多い。故に、母性的な一面を見せるだけで夏厨並に入れ食いになることも多い。
「小刀禰くんか。……マークしておいた方がいいかな。ふふ…」

「ひどいってレベルじゃないね。君の部屋は、今まで掃除した部屋の中でも上位に位置する汚れっぷりだったよ」
ちひろはきつい目で小刀禰を睨み付けながら、携帯電話の番号を渡す。
「これからも定期的に呼んで欲しいから、これを…ね。何だったらプライベートなお誘いも受けるからね」

これがちひろさんの出会いの一部始終だ。綺麗だし、髪長いし、胸大きいし、格好いいしで、俺は不覚にも一目で恋に落ちた。
わざと部屋を汚くしてちひろさんに来てもらう…という、魂胆バレバレにも程がある作戦を練ってみたり。
「悪いけど、君の下心にまで付き合う気はないからね」と軽くあしらわれたけど…。

そんなある日、俺はちひろさんに格好いい所を見せたい!という本気なのか邪なのか微妙な動機で観戦に来てもらった。
「せっかく慣れないスポーツ観戦に来たんだ。君の力を見せてもらうよ」
「勿論! ちひろさんの応援があれば百人力さ」
「こらこら、調子に乗らない。わたしとしては別にボコボコに炎上してもいいんだけどね…」
そっけない態度はツンデレの証、と勝手に脳内解釈した俺だけど、気持ちは高ぶっていた。

ローテーションの谷間ということで先発した俺は、中盤まで特にピンチもなく順調に来ていた。
そして、ここを抑えれば勝ち投手の権利を得られる5回裏…意気揚々とマウンドに上がった俺に…、
ショッキングな惨劇が、襲い掛かってきたんだ……。

『さあ、バッターは俊足の伊波。ここまで2打席ヒットがありません』
『左右の揺さぶりにやられてる感じですね。もっと自分から揺さぶるような攻め方をすればいいんですよ。ええ』
(内角で詰まらせて打ち取るのが理想だな)
(バント安打狙いも良いけど、まずは初球をセンターに返す!)
『さあ、第1球…』 小刀禰はスライダーでインコースを突く…!
(コースが甘い! いただく!)
伊波はバットを出す。打球はピッチャー目掛けて一直線……!

「……!」
(……!?)  ゴガアッン!!
『…!』

真芯で捕らえた打球は体勢を崩した小刀禰目掛けて飛んでいき、小刀禰の顔……正確には顎の辺りを直撃した。
内野にいた全員が、骨の砕ける音を聞いた。
崩れ落ちる小刀禰…、息が止まるちひろ…、球場の空気が凍りついた…。
739名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:33:28 ID:40N7Xu08

(んっ……あ、あれ?)
「おお、気が付いたか!」
(駿河コーチ……!? い、痛ててててっ!)
「こらこら無茶するな。おまえは喋れる状態ですらないんだぞ!」
ベッド脇にいた1軍投手コーチは俺を寝かせたまま、あの時何が起きたのかをかいつまんで説明した。
俺はあの瞬間、脳震盪を起こして意識が飛び、倒れた際に頭から落ちたらしい。
幸い脳や頭蓋骨には異常はなかったが顎はそうはいかず、重度の亀裂骨折で口を動かすのもままならないそうだ。
(成る程ね。これはそのせいか)
俺は自分の顎に取り付けられた無骨な拘束具を見つめる。こりゃ重症だ。

……時刻は深夜0時前。コーチは、とりあえず顎を直すことを第一に考えてくれ云々と説明を残し、その場を去った。
既に面会時間は過ぎているから特例ということだったらしい…。

(……………………はぁ)
俺はしぃんと静まり返った病室で、一人溜息をつく。呼吸をするたびに痛むので、正直溜息をつくのも辛いけど…。
(これから、って時になあ…)
せっかく1軍定着のチャンスだったのに、いい調子できてたのに、勝利投手になれるチャンスだったのに、全部パアだ。
登録も抹消されるし、怪我が癒えても2軍で調整だ。またドミノ並べることから始まるのか…。
どうにもマイナス思考スパイラルから抜け出せない。正直、怖い。自分はこの先どうなるのか、と。
お先真っ暗だ。絶望した。自暴自棄になりそうな……まさにその時だった。窓のところでカタンと音がしたのは。

ガチャ。カラカラカラ……。

「やっほー」
(ち、ちひろさん!?)
「面会時間はとうに過ぎてるから、窓から侵入させてもらったよ。君に伝えたいことがあってね」
窓から不法侵入してきたのは、紛れもなくちひろさんだった。
そういえばちひろさんを観戦に呼んでいたのをうっかり忘れてた!
「小刀禰君の姉です、って嘘ついてついさっきまでそこにいたんだけどね。面会時間過ぎちゃったからさ…」
740名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:34:46 ID:40N7Xu08

「担架で運ばれていく君を見たんだ。ぐったりして、意識がなくて、まるで死んじゃったように見えてね。
 もういてもたってもいられなくて、その足で病院に駆けつけたんだ。
 ……途中転んじゃってさ、ハイヒールの踵折っちゃって……スニーカー履いておけばと後悔したよ」
(……ちひろさん、俺の事…本気で心配してくれてたんだ。ちょっと…いや、凄い嬉しいな)
「重症だけど、命には別状はないって聞いたときは凄く安心したよ。寝ている君を無意識に抱きしめちゃってさ。
 泣きながら良かった……本当に良かった……って。ずっとね。我ながら恥ずかしいことしたけど後悔はしてないよ」
(そんな……俺はそんな甘美なシチュエーションを逃したってのか!? /(^o^)\ナンテコッタイ!)
「その時にね、ふと思ったんだ。どうしてこんなに心配するんだろ? どうして涙が出てくるんだろ? ってね。
 答えはすぐに出たよ。ああ、わたしは小刀禰君のことを好きになってしまったんだなって」
(…………。俺の耳がご都合主義に染まってなければ、今確かにちひろさんは俺の事を、す、好き……!?)
「……きょとんとしてるねえ。今のは冗談なんかじゃない。本気の告白だよ」
(ま、マジ? 冗談じゃないよな!? ドッキリじゃないよな!? 夢じゃないよね!?
 俺は、俺は……災い転じてフラグと成したってことか! やった、やったぞ!)

「でもね、その為には、やるべき事があるんだ。わたしがどれだけ君の事が好きか知ってもらうためにね。だから…」
(……えっ?)
ちひろは服のボタンに手を掛け、ゆっくりとした手つきで、自分の衣を剥いで行く…。
上着を脱ぎ捨て、ズボンを下ろし、下着を取る。
月明かりが差し込む夜の一室が、幻想的な空間……否、淫靡な空間に一転する。
「君をわたしの物に、わたしを君のものに……その為には、君の体にわたしの体を刻みこむ必要がある…」
ちひろは前を隠すことなく、小刀禰の元へ近づき、毛布を剥ぎ取った。

(わっ……わわっ…wawawa忘れ物〜……って違う! 俺気が動転しすぎ!)
「じゃあ、始めようか……」
(え!? え!? ちょwwwwおまwwwwって、もうボケてる場合じゃない! ていうか俺、貞操の危機!?)
ズボンを下ろし、パンツを脱がせ、股間のブツを取り出した。
「ふふ…可愛い顔して、股間の物は一人前じゃないか」
(ちょ……本気でするの!? されちゃうの!? 俺!?)

貞操 オワタ\(^o^)/
741名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:35:42 ID:40N7Xu08

(またしてもずっとちひろのターン!)
「んっ…ちゅ…ぅん…」
ちひろは小刀禰のモノを持ち上げ、カリ首の部分に指を這わせ、竿の部分に舌を這わせ、丁寧に愛撫していく。
(うぁ…ああっ! 凄…気持ち……いぃっ…!)
「…わたしはね、触るだけで一番敏感な部分が分かるんだ。小刀禰君の弱点は……ここだね」
(えっ……そんなこと…うっ…うわあああ!?)
ちひろが小刀禰の『弱点』を責めると、小刀禰のモノは狂ったように我慢汁を噴出し、ひとりでに暴れだした。
(我慢してても、こみ上げてくるっ…!?)
懸命に下半身に力を込めても、精道から湧き昇る白濁液は一向に止まらず、射精に向けて秒読みを始める…。
「小刀禰君、イクんだね。いいよイっちゃっても…。そのかわり、飲ませてもらうよ…」
ちひろは震えるモノを手に取り、先を唇で包むと、吸い上げるように
(あっ…あっあああああっ!)
「んっ……!」
小刀禰は限界を向かえ、精液を盛大にちひろの口へと吐き出す。2回…3回…4回…、
(うわっ…あぁぁ…止まらない…射精が…止まらないっ…そんな…なんで…ぁ)
(うふっ、こんないっぱい出したら飲みきれないよ…)
そう思いながらも、ちひろは湧き出る精液を、ごくり、ごくり、と喉を鳴らしながら腹へ流し込んでいく…。

「……どうだったかな? 我慢出来ないほどの快楽の味わいは。だけど、こんなのは序の口だよ」
ちひろは口の横にへばり付いたザーメンの残り汁をぺロリと舐めあげ、その身を摺り寄せてくる。
「どうだい、わたしの胸は。大きくて柔らかくて、弾力もあって、きっと気に入ってくれると思うよ」
そう言うと、ちひろは小刀禰のモノを胸で包み込み、力を込めたり抜いたりしながら執拗にしごいてくる。
(うわっ…ち、ちひろさんのおっぱい…凄…凄い…ぁあ)
「たまらない、って感じだね。このまま胸でしながら先っちょを咥えたらどうなるかな…っん…ちゅっ…」
たわわな胸の間からはみ出た小刀禰のモノを再度口に含み、ずずっ…ちゅっ…と吸い上げる。
ちひろの唾液と小刀禰の性汁のせいで、胸の間はぐちょぐちょに濡れ、その動きはどんどん早くなっていく…。
「んっ…ちゅ…じゅ…ちゅぱ…ふっ……ん、んん…っ…ぷはっ……っ…ん…ちゅ…〜っ…じゅゅ〜…」
(だ…駄目だ…! い、イク…またイク……イクぅぅぅぅっ!!)
「んっ…んんっ!」
小刀禰はまた盛大にちひろの口の中へ精を放出する。ちひろはその一部を飲み込むと、残りは顔に出させる。
ちひろの恍惚とした顔が、白濁液でべとべとに汚される…。
「……ふふ…うふふ…どうだい? 顔にぶっかけた感想は。気持ち、良かったでしょ?」
742名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:36:40 ID:40N7Xu08

(ああ……なんて快楽なんだ…全身から力は抜けていくのに、下半身だけは力が漲ってくる…。
 コレは、あれだ。ちひろさんは人間じゃなくて、サキュバスかなんかなんだ…これは搾精活動なんだ…)
意識が朦朧としてるのに、自分のブツは滾るほど逞しく天に向かってそそり立っているのが分かる。
あれほど連続で射精したのに、自分のブツは足りないと言わんばかりにヒクヒクと勝手に蠢く。

その反応に、ちひろは満面の笑みを浮かべていた。この状況を心底楽しむかのように。
「……さて、いっぱい出した小刀禰君に、ご褒美をあげないとね」
ちひろは小刀禰の体に跨り、ブツに手を添えながら狙いを定め……一気に腰を下ろした。
「……ぅあん!」
(ああ…ぁ……あああ…) 膣の中にブツを埋めただけで、小刀禰はまた射精した。
「どうだい小刀禰君。わたしの中は挿れてるだけで凄いだろ。悪いけど…この膣の虜になってもらうよ…」

ちひろは小刀禰の事などお構いなしに、一心不乱に腰を降り始める。
髪をバサバサと揺らし、自分の胸を揉みしだきながら、小刀禰の一滴一滴を腹の底に送り込むように膣肉を動かす。
小刀禰はその魔の肉壷の前に抵抗も我慢もきかず、腰を上下される度にちひろの中へと精をぶちまけ続ける…。
(ら、らめえぇぇぇぇぇぇぇっ!! 出る! でちゃうでちゃうぅぅうっ!
 せーえき止まんない…また出るぅぅぅぅっ! 射精が止まらないよぉぉぉぉぉお)
「そうだ、小刀禰君、もっと存分に私の中で熱いものをぶちまけてっ……あはぁ!」
(死ぬ…死ぬぅうう! 死んじゃう死んじゃうぅぅぁぁぁああぁらめぇひあああうひゃあぁぁぁあ……)
「小刀禰君…! 壊れそうかい? でも、大丈夫だよ……君の命までは奪わないさ…!」
ちひろは小刀禰に抱きつき、豊満な胸を摺り寄せながら、膣で小刀禰のブツがちぎれるほどきつく締め上げる。
(う…うわあああぁぁあああぁぁっ!! ……あ……あぁあ……あ…)

小刀禰は死に際の一撃とでも評するかのように多量の精液を放出した。
あまりの量にちひろの体が一瞬浮かぶほどに。繋がった二人の間から決壊した川の水のように精液が流れ落ちる。
体中の血液が全て精液に変換されたとしか思えないほどの量が、ベッドの四方へしたたり落ち、床を白く汚した。

そして小刀禰の意識も、完全にそこで途切れた……。


(ん……)
日差しが眩しい……。朝になったのか? 俺は眠たい目を擦りながら体を起こす。
右を見て、左を向いて、床を見つめ、ベッドを調べてみる。
何も変わっていない。昨日の夜と、何にも……。
(あの異常な一夜は、夢だったのか? そ、そうだよな…。普通あんなに精液出せるわけないし、ちひろさんが…、
 俺のこと好きなわけ、ない……し……嫌、でもおかしいぞ!)
俺の体はちひろさんの体の温もりを覚えている。手はちひろさんの大きな胸と綺麗な髪に触れた感触が残ってる。
743名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:37:48 ID:40N7Xu08

(ん……?)
立ち上がって辺りをウロウロ……と、振り向いた時、俺の視界…ベッドの下に茶封筒が置かれているのを見つけた。
早速開けてみると、一枚の手紙が……って、これは……、

『小刀禰君へ。
 おはよう。良く眠れたかな? 昨夜の事は今も私の肉体に焼き付いてるよ。
 小刀禰君の童貞を奪って、身も心も自分のモノにしようと燃え上がったよね…。
 室内はわたしの腕をもってきちんと後始末しておいたから、病院の人にはまず気付かれないだろうね。
 ……色々と言いたいことはあるけど、今はちょっと時間がない。
 ま、近いうちにまた部屋に忍びこむ予定だから体を磨いて待っててね。それじゃ、またね。

 P.S.昨夜の夢見たいな出来事は全部現実だよ。種明かしは今度会ったときに、ね。チュ…』

手紙の端に付けられたキスマークを見つめながら、俺はあの晩が夢でないことを確信した。同時に、凄く怖くなった。
(あの夜の……あの異常なセックスは……全て現実だってのかあああああっ!!??)
 

こうして、ちひろさんは俺に『女の体』を教えてくれた人になったわけだ。
思い起こせば初めての時の俺は完全にマグロ状態だったんだけど……そんな俺をちひろさんは、
優しく、温かく、包み込むようにしながらゆっくりと指南してくれた。……そう思いたい。思い込みたい。

その後、ちひろさんと再会した時、ちひろさんは俺の疑問に答えてくれた。
『北斗淫拳』という一子相伝の性技を使って、半永久的に射精させるようにした、とか答えになってない答えだけど。
しかしあんなこと常人ではとても無理なわけで、結局俺は信じるしかなかった……。

その後も怪我が癒えるまでの期間、俺は何度もちひろさんと肌を重ねた。
流石に始めての時みたいなのが続くようだと俺が死ぬので、労わるようなえっちにしてもらったけど。
思い出すだけで股間が熱く……ま、いい事ばかりじゃない。毎晩命懸けというか…。

言っておくがちひろさんのテクにかかれば俺は最初からクライマックスだぜ!
……早漏じゃない。断じて早漏じゃないぞ。ちひろさんが上手すぎるだけなんだ…。
744名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:39:06 ID:40N7Xu08

バシィィィィッ!! 『ストライーク! バッターアウト!!』

怪我が完治しての初めてのマウンドで、俺は3者連続3球三振をやってのけた。
コーチも、監督も、チームメイトも、そりゃびっくりしてた。何で怪我する前より球威が増してるんだ!? って。

「房中術ってやつだよ」
「……それって、セックスしながら男に活力を与えるみたいな……あれ?」
「そう。といっても、男に射精を促すわけだから、正規の房中術ではないね。むしろ筋トレに近いかな」
おかしいな〜と思ってちひろさんに相談してみたら、こんな答えが返ってきた。
あの時、肉体と精神の限界を超えて下半身を使った成果が今になって現れたらしい…。どんな特訓だよ。
「でもあれは応急処置みたいなものでね。君の下半身は未完成の状態なんだ。だから……」

「というわけで、夜のコーチに来たよ」
「ま、またするの!?」
「ふふ……そう言って、ズボンの下は、ほら…テント張りっぱなしじゃないか…若いねえ」
「あっ、っ…ん〜……ちひろさん…や、やめ…」
「このままズボン越しにイく? 嫌だよね? じゃあ、言うとおりにしようね。気持ちよく…してあげる…」

「さあ小刀禰君、わたしの準備は万端だよ」
ちひろさんは俺のベッドに四つん這いになり、俺に向けて尻を突き出している。
体から発せられる淫欲のフェロモンのせいか、俺のブツは痛いほど硬質化していた。
俺は湧き上がる劣情を抑えきれず、ちひろさんの中へ侵入する。
「んん……入ってきたね」
(う……っ! 挿れてるだけでつらい…!)
ちひろさんの膣は、侵入してきた異物を締め上げたり宥めたり絡み付いてきたりしながら、俺を責めたててくる。
これだけもうイッてしまいそうな程の名器だから困る。むしろ動かない方がやばい。
「小刀禰君、例え射精しても、気にせず腰を振り続けるんだ。いいね?」
「う、うん…」
言われた通り、俺はちひろさんを後ろから突き始める。
動かすこと10数秒、1回目の射精。5秒後、2回目。3秒後、3回目…。
既に結合部分からは、ごぼごぼと俺の精液が流れ落ちてるが、俺は考えたら負けだ!強く念じながらひたすら腰を振る。
「うん……いい…。でも、まだまだだよ…! もっとアナルに力を込めるように、…そうそう…良くなってきてるよ」
(びゃあ゛ぁ゛゛ぁとま゛らなひぃ゛ぃぃ゛ちんぽ汁とま゛らなひぃ゛ぃぃ゛ )
「こらこら、もう壊れたのかい? 情けないなあ……仕方ない、これから毎晩特訓するからね!」
745名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:40:38 ID:40N7Xu08

それ以来、ちひろさんは俺の家に住み着くようになった。
結婚を前提とした同棲生活だそうだ。同精性活の間違いじゃない? と言ったら、こってり搾られた。

正式に結婚して籍を入れるまではさん付けで呼ぶように。と上位を取りながらも、俺の事を優しく見守ってくれる。
ちひろさんの勧めで、苦手だった青汁も飲めるようになった。夜は別の汁を飲んでくれたりするし…。
活躍した日は褒美と称して熱い奉仕をしてもらったり、駄目な日は罰ゲームと称して搾られたり…。
ドライブ後にカーsexしたり、デート後公園で青姦したり、フリーの日は一日中愛し合ったり…。

……なんだか思い返すとセックスしかしてないような気がするが、俺は幸せだ。
それなりに耐性もついたし、日々の修練の成果も出てきた。腎虚だけが心配だけど…。
というか、これってどう考えてもプロ野球選手の(夜の)生活じゃないよなぁ。性活onlyって…どうよ?

ちなみに以前「ちひろさんって処女じゃないよね?」と地雷踏んでみたんだけど……、

「はは……何言ってるんだい? 私は君とするまで誰にも操を捧げた覚えはないよ」
「嘘だっっっっっっっっっっ!!!」
「嘘なもんか。逆に考えるんだ。手熟れの処女と考えるんだ」
「ウゾダドンドコドーン!!」
と、軽くあしらわれてしまった。勿論その後は無粋な質問をした罰と称してまた搾られたけど…。

だがそんな夜のお努め特訓の甲斐あって、俺の性技はちひろさんをイカせられるほど強化された。
でも一方的に搾られるのも悪い気はしない。俺のマゾっ気も含めて優しく包み込んでくれるのがちひろさんだからだ。

プロ野球選手としての道も順調だ。この調子ならオフの契約更改も期待できるだろう。
ただ、ちひろさんの方はというと……、
「言っておくけど、小刀禰君が真の男になるまで、わたしは子を孕む気はないからね」
(ふふ…。もし生まれてきたのが女の子だったら、ちゃんと教育して小刀禰君の子を孕むようにしつけて、
 生まれてきたのが男の子だったら、赤ちゃんをを生んであげたりして……そんなインモラルな人生もいいかもね)
「ちひろさん、なんか、凄くいけないこと考えてない?」
「べつに〜」

「さあ小刀禰君、今夜も特訓だよ。体もチンポもがっちり鍛えてあげるからね」
「ち、ちひろさん……その台詞どこかで聞いたような……ちょっ……アッーーーーー!」


勝った! 第一部 完!
746名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 01:04:21 ID:zj5sG/+d
>>745 何に勝ったんだwww ともかくGJ!!

淫獣ちひろさん(*´д`*)ハァハァハァアハァ
747名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 01:07:30 ID:oA+KqLM3
GJJJJJJJJJJ!!!
748名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 02:35:13 ID:FrEPMYJM
変態ってレベルじゃねーぞ!乙でした
749名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 02:47:28 ID:EAHr839m
>>745
処女じゃなかったのかぁぁ
750名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 03:30:21 ID:c4txGb9x
聖の寝取りなら聖スレにあった

小波「今日は六道さんの誕生日か……プレゼントも用意したし、思い切って告白しよう!」

ウキウキと心踊らせながら、小波は聖の家に向かう。
その手にはプレゼントのネックレスの箱があった。

小波「六道さーん、ってあれ……なんか聞こえるな……」

聖の家に着くと、何やら庭の方から声が聞こえた。
小波は聖に悪いと思いつつも、その声がどうも気になり、足音を消しながら庭へと入っていく。

するとそこには……

「ん……はあ……」
「聖……かわいいよ」
「大輔……」

扉が開け放たれた部屋で、二人の男女が交わっている姿。
一人は聖。もう一人は鈴本。

二人は、静かに、しかし熱く互いの体を刺激しあっていた。

聖「くぅ……そこは……! 気持ちいい……ぞ」
鈴本「ふふ……そうだ聖、今日小波が来るらしいよ。プレゼントを渡すとか」

なぜそれを!
矢部辺りが情報を漏らしたのだろうか……
751名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 03:36:37 ID:c4txGb9x
聖「し、知ってる……」
鈴本「このまま見せ付けてやろうか……」
聖「だ、ダメだ。アイツは……」
鈴本「何がダメなんだい?」

くい、と鈴本が指を動かす。
すると聖の顔は快感に歪み、何も言い返すことができなくなる。
いつもクールで、ストイックに野球に取り組む聖は、そこにはいなかった。

鈴本「彼のことが好きなのかい?」
聖「ち、違う! 私は……お前だけだ……
  あんな空気主人公……どうでもいいんだ」
鈴本「そうか……嬉しいよ」
聖「大輔……」

互いの体を抱き締め合う二人を尻目に、小波はその場を立ち去った。
その場に乱入することもできず、彼は二人から逃げた。
自分が手に持つネックレスの箱に気付き、彼はそれを遠く、どこかへと投げ捨てる。

涙で濡れた頬に、夏の暖かい風が触れる。

ネックレスの箱は、もうどこかに消えてしまった。



そしてバスターズ戦後に鈴本に捨てられる聖。
君が主人公なら、そんな聖をどうする?
752名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 03:39:03 ID:EAHr839m
当然牝奴隷だろ
753名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 05:03:34 ID:1U7QeLRk
>>745
遅レスだがジャーマン愛してるぜ…
754名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 06:25:43 ID:c4txGb9x
>>752
前も後ろも開発済みだがいいのかい?
イクときに間違って鈴本の名前を叫んだりするかもしれないがいいのかい?
755名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 06:36:21 ID:EAHr839m
>>754
イチモツを入れるつもりないし、バイブで二穴責めとか、ホームレスに便器にしたり楽しそうじゃん
756名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 08:33:27 ID:dqd81v35
>>745
ちひろさんエロ過ぎです(><)bGJ!
757名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 21:05:12 ID:AdPFB6Jb
私なら放っておくね。あっちから来たらそっけない態度で。
758名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 07:52:49 ID:v1+cI31A
ビッチいらね
759名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 10:13:28 ID:pwubS5cr
鈴本ブッコロ
760名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 16:50:41 ID:l58rBLk4
聖スレってどこ?

761名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 17:15:06 ID:caQHezrf
鈴本自演やめれ!
762名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 22:10:40 ID:v1+cI31A
鈴本はビッチの被害者
763名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 00:02:08 ID:ttrRhKIJ
むしろ鈴本サイコー
764名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 06:39:36 ID:63XexE60
鈴本×聖
765名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 11:26:16 ID:mKqO5Vrq
(´・ω・`)鈴本カワイソス
766名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 13:25:31 ID:D4c3giK3
もう夏は終わったんだからいい加減sageようや
767名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 17:48:20 ID:q/+xA+0w
しかし全盛期と比べると厨は多い、代わりに投下が少ない
複数人の職人がいてくれたころが懐かしい
768名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 18:01:08 ID:xrBPqdUp
夏の割には今年はまだ良かったと思うぞ
一時期はそれはそれはもう…ね
これも職人さんのおかげかな

これからも職人さんの作品に期待してますよ
769名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 19:09:17 ID:cBMTe5NA
いつだか物凄い過疎期があったよね
それに比べれば今は恵まれてるきがす
770名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 22:09:40 ID:3hegVxzF
病床の六本木先輩にりんご剥いてあげてる澄香。

とかそんな妄想してた。
771名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 23:12:48 ID:rgL/mA2t
そこに兄貴でなく六本木先輩を持ってくるところに魂を感じた
772名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 05:24:15 ID:0tM20qkj
鈴本にアナルまで開発される聖
773名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 09:38:39 ID:+6DDmc33
六本木先輩女体化・・・いや、なんでもない。
774名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 12:39:25 ID:7QLALZFU
うん、それアリ。
775名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 16:04:22 ID:ugC7avbl
>>773
某博士によって女にされるのか、
それとも六本木先輩は最初から女だったのか、
それによって随分と違う。
俺的には後者ならアリ。
776名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 17:07:06 ID:H74MrTSb
そういえば、保管庫にある六本木先輩のSSってあれで終わり?
続き未だに待ってるんだが。
777名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 17:08:43 ID:ybmr0row
野郎はいつまでたっても野郎さ。それを何とか曲げようとする奴らは男色の気があるに違いない。だから801なんて邪悪な思想が湧くんだよ。
778名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 20:07:20 ID:61VbjPvS
女体化と801は全然別ジャンルなんだぜ坊や
まぁどちらにせよキモいわな
779名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 22:04:27 ID:AVwE+y02
しかし801の受けなんて、女みたいなもんだぜ
姉が腐なので読んだことがあるが、あんあん喘ぐのが普通だよ

病床の六本木先輩の包茎剥いてあげてる澄香。
とかそんな妄想した
780名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 22:20:35 ID:ugC7avbl
801腐女子は現実の男同士の妄想するから節操がないよな。

>>779
そんなことしたら六本木先輩発作起こしちゃうだろw
781名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:41:12 ID:o940sBUo
澄香はデフォの顔が既にエロいから素晴らしい
あと絵久も
782名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 02:32:51 ID:IUSjTlvP
澄香は兄との近親がガチネタ。主人公ネタは次にガチ。

あと、聖の処女守るためにアナル調教しておくみたいなこと言ってるが、聖は巫女じゃねーぞ?
巫女が居るのは神社だ。聖の家は寺だろ?
783名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 06:44:30 ID:+WkL2Spz
つまり聖は鈴本に前も後ろも開発済ということか
784名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 19:30:26 ID:ys9wr7mX
そして身も心もな・・・orz
785名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 20:52:52 ID:T9IwV4ap
101人カレンさん大行進で鈴本を抹殺すればよろし
786名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 12:56:35 ID:1PZXTYxY
カレン×鈴本か…
初めてカレンの使い道が見えてきた気がする。
787名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 23:31:03 ID:6YHYiIyz
カレンが澄香に「私のことはお姉様と呼ぶように」のくだりで
ちょっと…カレンに調教される澄香のシーンが頭をよぎった俺は逝きですか?
788名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 00:55:06 ID:xoz8eAH9
カレンはああ見えて既に成立しているカップルからは潔く身を引く女だからなあ。
下手すると鈴本と聖が両想いっぽいのに気付いた時点でキューピッド役にすらなりかねん。
789名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 13:54:58 ID:x6T1PRIy
>>787
あっ俺も逝きだ
790789:2007/09/08(土) 13:57:37 ID:x6T1PRIy
sageんの忘れた ホントに逝きだ
791789:2007/09/08(土) 13:58:58 ID:x6T1PRIy
sageんの忘れた ホントに逝きだ…
792名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 22:47:25 ID:knd38hGD
sage忘れたとか一々いう必要なくね?
そして俺がこれを書き込む必要もないねホント
793名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 08:28:23 ID:Q2qIvjp7
とりあえず「sageろよ厨」とか言われたくないんだろ。
794名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 17:54:40 ID:WOsps5E8
エロパロ板でageとかsageとか実際どうでもいいけどな
無駄なレスをされる方が迷惑
795名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:30:00 ID:Y+YvKsl5
あおい先生ものってあんまないから希望
796名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 01:15:43 ID:tmjgK167
このスレのノビで14がどれだけの駄作かわかった
797名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 19:42:35 ID:A/nNqepv
言うな…
798名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:16:35 ID:I5PUwECJ

  ∧_∧   やあ ようこそ ジャーマンハウスへ
 ( ´Θ`)   君達があまりにも聖を酷く言うので溜飲を下げるべくそれっぽく書いてみたよ。

悪ノリしすぎた気もするが、あまり深く考えたら負けだ ジャマハハハ
799名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:17:35 ID:I5PUwECJ

……ちゅっ…くちゃ…っん……ちゅっ…ぅ…じゅるっ…ずず…ぴちゃ…ず…っ……

「ぅ……ぅぅ…あっ…ぁ…っ」
「ふふ…気持ちいいだろう芦谷。もっと、だな…もっとしてやる…」
バルカンズ所属の女性捕手・六道聖の為に設けられた専用ロッカールームの隅…、
そこで聖は、同じくバルカンズの新人投手・芦谷に口で奉仕していた。

秋季キャンプを控え、球場の選手達の数がまばらなこの時期だからこそ、このような行為も隠れて行える。
それが二人にとっていいことなのかは、本当のところ、激しく微妙なのだが…。

……ちゅぱ…ずっ…ずずっ…ちゅ…ちゅぅ…っん…ちゅ…んん…じゅっ…ぷぅ……

「先…輩、僕、もう…無理…です!」
「……分かった。ならこっちの口に出すといい」
聖は芦谷を押し倒し、問答無用で馬乗りになり、いきり勃った肉棒目掛けて腰を下ろす。
「さあ、芦谷。私の膣に存分にぶち撒けるんだっ…!」
「六道…先…輩…! ぅっ…あああっ!!」
「……んっ!」
言われるまま成すがまま、芦谷は聖の中へと精液を吐き出した。
同時に、聖の膣は搾るようにうねり、残精の放出を促すように蠢く。
「はあ……はあ……はあ……」
「…………」
(駄目だ。足りないっ……! この程度では、私は……わたしは…!)
芦谷に馬乗りになったまま、聖は淀んだ目で何処か遠くを見つめていた…。


『もしも六道さんがいろんな意味で開き直ったら』
800名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:18:22 ID:I5PUwECJ

事の始まりは数週間前、聖がみんなのアイドル鈴本氏ねに意を決して告白しようとしたのがきっかけである。
しかし結果は周知のとおり(?)無惨な玉砕。そして、聖は少しずつ壊れ始めた。
(私は、馬鹿だ……何年も想い続けて……信じて……その結末がこれ、か……ふふ…はは…)
心の渇きと深い悲しみ、喪失感は、自覚はあってもどうすることも出来ず……、
ある日後輩の芦谷を飲みに誘い、ヤケ酒をあおり、挙げ句、
「芦谷……おまえよく見ると可愛いな」
「……えっ?」
で、そのまま連れ込み宿に連れ込んで、勢いで最後までいたしてしまったのである。
芦谷には「度胸を付けるための秘密特訓だ」と嘘をついてまで事に及んだ。
……以来、聖は芦谷を呼び出しては肉欲の時を楽しむようになった。
奇しくも筆おろしの相手をしてもらった芦谷は、聖が傷ついているのはある程度察することが出来たが、
元が極度のアガリ症のヘタレ故に、流されっぱなしの翻弄されっぱなしのまま、現在に至る。

「駄目、だな……芦谷は優しすぎる。私に必要なものは、恥辱なんだ…」
事が済み、聖はうつろな視線で天井を見つめていた。
快楽に身を委ね、絶頂に達した時、ほんの一瞬訪れる心の安らぎだけが、今の聖にとって唯一の拠り所だった。
しかしそれは聖の心と同じ、穴が空いたバケツも同然であり、どれだけ求めてもすぐに消えてしまう儚い快感に過ぎない。
「そうだな……輪姦だ。輪姦がいい。複数の男達に体を蹂躙される……うん、私に相応しい末路だな。
 芦谷、バルカンズの皆を呼んでくれ。六道聖は股を開いて待っている、と……」
「ええっ!? そ、そんなの駄目ですよ! 幾ら何でもそこまで…」
「……芦谷、私は呼んで来いと言ったんだぞ。早く行くんだ」
「六道……先輩……」
801名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:19:27 ID:I5PUwECJ

(このままじゃ六道先輩が完全に壊れちゃう…。何とか、何とかしないと…)
芦谷は球場の通路を深刻な面持ちで歩いていた。
聖を必死に説得し、いきなり複数は辛いから慣らす意味で3Pから…と、説得になってない説得をして。
とりあえず手頃な相手を見つけないと、一人で暴走しかねない。
(ああ、どうすればいいか分からないや。本当に僕って、肝心な時に役に立たない男なんだな…)
こんなんだから試合の時でも……と、自己嫌悪する芦谷。だが、自分はともかく、聖は何とかしてあげたかった。

自分の球を受け、おまえは将来立派な投手になれる、と微笑みながら勇気付けてくれた憧れの先輩……、
流されるままに聖と体を重ね続けた芦谷だったが、今は聖を救いたい、という想いの方が強かった。
「……どうしたんだ芦谷? なんだか死にそうな顔して」
「えっ……あ、南波先輩。お疲れ様です」
男子用ロッカールームから出てきた先輩と、芦谷は鉢合わせした。
この男、南波といい、有象無象のバルカンズ2軍から今年に入って1軍レギュラーまで躍進した成長株である。
下積み生活が長かったせいか、後輩の面倒見もよく、芦谷もよくしてもらっているのだが…。
「ちょうど良かった。……南波先輩、相談にのってほしい事があるんですけど…」
「ん〜、なんだ? アガリ症克服のメンタルトレーニングとかだったら上野さんに…」
「違いますよ。その……あー……、いわゆる、こ、コレ…です」そう言いながら、芦谷は小指を立ててみせる。
「……それはいくら俺でも手に余るぞ」
「いや、大丈夫です。実は言うと、色々面倒になってるんです」
芦谷は語る。好きな人がいるけどこのアガリ症じゃどうにもならず、とりあえず女性ということで六道先輩に相談してみたが、
話をした途端、六道さんは暴れだしたらしい。男って奴はどいつもこいつも…! などと叫びながら。
冷静に話を聞いてみると、六道先輩は数日前に振られたばかりらしい。しかも相手はあのバスターズの鈴本氏ねだとか。
それで秘密を知った罰としてヤケ酒に付き合ってほしいと頼まれ、悪い言い方をすれば巻き添え役を捜していた、云々。

「まさか六道さんが、あの鈴本をねぇ……いや、信じられないサプライズだな」
勿論、芦谷の言った事情は殆ど嘘である。しかし内容が内容なだけに、人を信じ込ませるには充分効果があったようで、
南波は二つ返事で承諾した。
「六道さんには可哀想だが、これはある意味チャンスかもな。六道さんを、そっと慰めて……」
「……先輩、あ、あの、そ、その、下心は、程々にお、お願いしますよ」
「はっはっは、心配するな。俺が大人の包容力で優しく包み込んであげるから」
(……。先輩、すみません。嘘ついて…。でも、このままじゃ六道先輩が……)
802名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:20:57 ID:I5PUwECJ

「おお、相手は南波か。待ちわびたぞ」
裸の六道様は前も隠さず堂々と二人を出迎えた。
「……………………芦谷君、先輩として男として、ちょっと分かりやすい説明を願いたいんだが」
「……話してもややこしくなるだけなので嫌です」
「じゃあ三行で」
「六道さん失恋。精神的にズンボロ。慰め役求む」
「把握……してたまるか!」
「してください!」

「何を二人で言い合っているんだ? さあ、早く脱ぐんだ!」
剥ぎ取り御免、聖は南波の服を問答無用で剥ぐ。ウホッ、意外といい肢体…。
「んんっ……」
聖は間髪要れずに南波の前に跪き、半勃ちの男根を咥え、舌を使ってころころと舐めあげる。
「んっ……んちゅ……ずっ……っ…ん…ちゅぅ……っん、ちゅ…〜ん……」
(うわわ……!? 何だよコレ、六道さん上手すぎなんだけどマジ!)
「ずず……っん……ぅ…ぅずゅ……んっ…んん〜…………ぷは…ぁ…」
快感に震え上がる南波の男根が限界に近いと察したか、聖は口を離す。
「女と違い、男はイク回数に制限があるからな……」
聖は立ち上がり、南波の前で淫門を指で開いてみせる。充血した聖の貝の隙間から、蜜がとろりと零れ落ちた…。
「さあ……、お楽しみの時間だ。芦谷も来い」
 
「っ…あああっ……くぅ…ぅ…!!」
聖は立った状態で前の穴に芦谷の物を挿入させ、更に後ろの穴に南波の物を挿れさせる。
「っ…す、凄い……お腹の中が……二本挿しで…はちきれそうで、気持ち…ぃぃっ…!」
(六道……先輩……)
(マジかよ…、こんなサンドイッチファック気持ちいいなんて、正気の沙汰じゃないぞ!)
「……どうした、お前たち。早く動くんだ。動かないなら…私が動く…ぞ…!」
聖はこの不利な体制から快感を得ようと強引に腰を振る。
「うわ…せ、先輩、そんなに動かないで…!」
「うっ…くぅ…! はぁ……ぁ…ん…っ! あっ…いぃ…っ…!」
「ぐぅ……くっそ…ぉ…!」
もはや場末のAV級でも見られない淫らな光景の中、三人は夢中で腰を振った。
芦谷と南波は多少手加減していたが、聖はそれを不服と言わんばかりに激しく動き、自分と二人を責めたてる。
繋がった部分からは泡立った愛液が溢れ、床を濡らす。肉をぶつけ合う音は脳まで響き、理性を崩壊させていく…。
「はぁ…ぁぁ……っ、だめ…だめぇ……っくぅ……イク…イク…! ぁぁっ…ひゃ…ぁぁああああっ!!」
散々に腹部を奥までかき姦された聖は、痛みと快感の中絶頂に達した。前後から白濁液を受け止めながら…。
803名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:21:55 ID:I5PUwECJ

「おまえたちは……優しいな」
「え……」
「抱かれて分かるんだ。おまえたちはこんな私にまで気を使って…優しくて……」
聖はポロポロと涙をこぼす。男の優しさがまるで心に響かないと自覚した自分が、どうしようもなく嫌になって。
こんな風にならない道もあった筈だ。だが、今ここにいる自分こそが現実…。
一晩布団を被って泣いて寝て、全てを忘れられたら…どれだけ良かったか…。
(もう、戻れないんだろうな……無心で白球を追いかけていた日々も、淡い想いを胸に秘めていた日々も、もう…)
「……あの、六道先輩。僕、思ったんですが…」
「なんだ?」
「先輩は、その、鈴本さんの事が今でも好きなんですよね?」
「……そうだ。私は、こんなボロボロに汚れても男一人忘れられない女なんだ…」
「それなら、僕達を相手しないで、鈴本さんを押し倒して自分のモノにすればいいのでは?」
「……えっ……?」

(間)

「それだっっっっっっっっっ!!!!」
「……え?」
「そうだ……力で奪い取ればいいんだ…! みずきだって言っていた。究極の愛は「殺してでも奪い取る」ものだと…」
「ろ、六道先…輩?」
「どうして…どうしてこんな簡単な事に気付かなかったんだ……。ふふ……ははは…やはり私は馬鹿だなっ…!」
「あ、あの〜……」
「二人とも、済まない! 今宵はここまでにいたしとうございまする……じゃない!
 私は鈴本の所に行く! 行って、奪い取ってくる! さらばだ!!」

______
|←鈴本|
. ̄.|| ̄    マッテロー┗(^o^ )┓三
  ||           ┏┗   三
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「…………先輩」
「…………ん?」
「…………僕、地雷踏んじゃったんでしょうか…?」
「…………多分、な」
804名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:23:43 ID:I5PUwECJ

「鈴本ー!」
「聖…、一体どうしたんだい!? いきなり押しかけてきて…」
「鈴本、おまえが好きだ!」
「えっ……」
「好きだ! 大好きだ!!」
「聖。前にも言った筈だよ。僕には彼女がいて……」
「そんなの関係ないっ!そんなの関係ないっ!」
「ひ、聖…(なんで二回言うんだろ……)って、うわっ……!」
聖は鈴本を押し倒す。そのまま抑え込み、衣服を剥ぎ取った。鈴本のたくましい肢体が露わになる。
慌てて手足をばたばたと動かす鈴本に、聖は瞬時に衣服を脱いで馬乗りになる。
「……待て…待って! 落ち着くんだ聖。駄目だ、こんな事…!」

「私は……わたしは……周りから売女呼ばわりされても、尻軽女呼ばわりされても、一途におまえを慕ってきたっ!」
「……う……」
「なのに……おまえは私を振った!! あんな酷いやり方で!」
「いや、それは、僕なりのやり方で聖に野球に専念してもらおうと……」
「いつだってそうだ! 私がどんなに不器用なアプローチをしても、おまえはやんわりと受け流す!
 あのプレーオフの時もなっ!」
「……あ……」
「私があの夜、どれだけ悲しみ、苦しんだか…おまえにっ……おまえなんかに……分かられてたまるかっ!」
「……い……」
「だが、今宵の私は今までの私ではないっ…! 今こそ! おまえを私の物にしっ!
 ただ想い続けるだけだった過去の自分に決別してやるっ!!」

キュピーン!! 聖は超集中モードに移行する。

「ベッドでわたしに詫び続けろ鈴本ォーーーーーッ!!!!」
「ちょ、ま、待…………アッーーーーーー!!!」

真夜中の住宅街に、鈴本の嬌声が響き渡った……。
805名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:24:42 ID:I5PUwECJ

翌日、聖はそれはもう顔をつやつやにして芦谷達の前に現れた。
生気も性気も吸収して、身も心も満たされたというか、とにかく満面の笑みを浮かべて。
「六道先輩……上手くいったみたい…ですね」
「ああ。こんなに簡単にいくとは思わなかったぞ。鈴本の奴、私の下で何度も射精してな。
 最後は泣いて許しを請うてきたぞ。無論許さなかったがな……でも」
「…でも?」
「あいつ、おちんちんが短くてな…。それに数回しごくだけであっさりイクような堪え性のないやつだった」
(……鈴本って、短小で早漏だったんだ。いい事聞いたな)
(球界のプリンスにも意外な弱点があったんですね)
「有難う、南波、芦谷。二人のアドバイスのおかげで、夢が叶った。感謝するぞ」
「は、はあ……」
「褒美はうんとはずむから、期待していてくれ」
そう言うと、聖は足取り軽やかに球場の方へと駆けていった。

「……先輩、これで良かったんでしょうか?」
「……六道さんがいいなら、これでいいんじゃね?」
「……」
「……」

「……先輩、僕達はこれからも六道先輩を抱き続けるんでしょうか?」
「……開き直ってクソ度胸がついたからなぁ。多分そうだろ」
「……」
「……」

「……先輩、とりあえず練習しましょうか…」
「……そうだな」
本人が幸せならそれでいいかも、でもなんの解決にもなってない気がする、等とブツブツ言いつつ、
南波と芦谷は、足取り重く球場の方へと歩いていった。

「みんな、気合入れていくぞー! 我ら無敵のバルカンズだっ!」
その日、チームメイトは語る。あんな笑顔の六道さん見たことないでヤンス、と……。


大 団 円 !
806名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 00:58:29 ID:Yj71zrde
>>798
股が開き直ったぜ!
GJ
807名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 01:48:41 ID:j8U3x87T
俺の腹筋をどうしてくれる
808名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 01:59:21 ID:GgF8b5ES
神すぐるwww
809名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 09:12:33 ID:nol1ik/C
やべえwこれは腹筋殺しだw
810名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 10:27:34 ID:kjndAj6s

ストレイボウひじりんテラバロスwwwww
811名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 18:55:11 ID:0UYIHguZ
怒らせてはいけない人を怒らせたようだなw
812名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 20:25:19 ID:ahqeE57v
やっぱり聖はビッチがよく似合う
813名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 20:04:41 ID:xFxLX0Sw
あおい→清純ヒロイン
みずき→ツンデレヒロイン
聖→ビッチヒロイン

役割分担って大事だね
814名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 21:43:30 ID:BflY98T9
ジャーマン先生自重してくださいwwwwwwww
815名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 19:29:07 ID:jl2Xtrn2

  ∧_∧   やあ ようこそ ジャーマンハウスへ
 ( ´Θ`)   楽天の英雄から、君達に挑戦状だよ

1.口いっぱいに飲み物をふくむ
2.見る
3.噴いたら負け

君たちの健闘を祈るよ。 ジャマハハハ
816名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 19:29:57 ID:jl2Xtrn2

『もしも鈴本が超変態キャラだったら』


監督「鈴本、今日の先発は任せたぞ!」
鈴本「はい。任せておいてください」


「ん…、ちょっともよおしてきたな。試合前にトイレに行っておこう」

ガチャ バタン

鈴本「ああっ、もうダメッ!
   ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
   ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
   いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
   ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
   ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
   んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
   ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
   おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もう
   ダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
   ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
   いやぁぁっ!ぼく、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!」


(試合後)

「いやー、やりますね。(腹の)調整がベストで戦いたかったんですが」
「そ、そう……(コンディションぐらい整えておけよ)」
「この次は(腹が)ベストコンディションでやらせてもらいます。それじゃまたお会いしましょう」
「……(なんだろう。丁寧だけど何か引っかかる…)」
817名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 19:30:55 ID:jl2Xtrn2

「あら? 雑誌コーナーに新刊が入ってる」
「隔月で出てるパワスポの別冊版でやんすね」
「そうそう、プロ野球選手個人個人の特集に特化したやつだよね……どれどれ…」
「パワプロ君、今月号の『愛!パワプロ』は鈴本氏ね特集らしいでやんす」
「え、あの鈴本氏ね!? ていうか、もう『鈴本氏ね』がデフォルトなんだね……」

パラパラパラ……

「僕の朝は飲尿健康法から始まります」


「……な、なんだこりゃ」
「ちなみにおいらの朝食はドロッとした白い液体でやんす」
「矢部君……、ヨーグルトをそんな誤解を招くような表現しないでよ」

「好きなスイーツは大便です。
 はは、意外でしたか?
 でも、固くて太くて、茶色い胆汁の中に隠れた、
 ボクだけが知る上品な甘さが・・


「これは酷いという言葉すら生ぬるい」
「これは酷いという言葉すら生ぬるいでやんす」

しかし後日、鈴本の影響を受け、女子高生(腐女子が大半)の間で飲尿健康法が静かなブームを迎えたという……。

「ねーよwwwwwwwwwwwwwwwww」
818名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 19:32:04 ID:jl2Xtrn2

桐「今やリストバンドやサポーターはプロ野球選手にとって欠かせないトレードマークになっています。
  というわけで、今日はバスターズの選手の皆さんに好きな色を聞いて回りたいと思います」

桐「お、あそこにいるのは鈴本選手です! 早速マイカラーを聞いてみましょう!」

「そうですね……、僕の好きな色は、白、黒、ピンクですね」
「その根拠は?」
「……フリルが付いてるとなおいいんですがね」
「え……」
「はいてるのも悪くないんですが、はいてないのもこれはこれで良しというか」
「…………」
「まあ僕は穴さえあれば性別は関係ないんですけど」
「………………」


その後、パワスポで『鈴本大輔ご乱心! 球界のプリンスは下半身に執心!!』
という記事が載ったのは言うまでもない…。

猛田「……鈴本、てめえって奴は……」
東條「……鈴本、おまえって奴は……」
六道「……鈴本、………ふふ……はは……あは葉はハは歯ははハハはっ!!」

「……パワプロ君、六道さんがまた壊れたでやんす」
「う〜ん……しょうがない、うどんげ呼んで来い」

上野「……いや、僕、上野なんだけど……(空気キャラは辛いな…)」
819名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 19:33:15 ID:jl2Xtrn2

鈴本「聖・・・今こそ君に言わなくちゃいけない事があるんだ」
六道「むっ、そんなに改まってどうしたのだ?」
鈴本「ずっと前から聖、君の事が好きだったんだ。オレと、付き合ってほしい」
六道「き、急にそんな事言われてもこ、困るぞ」
    (中略)
六道「むぅ・・(コクッ)」
鈴本「聖!!」
ギューっと抱きしめ合う二人・・・


鈴本「それじゃあ、さっそく始めようか」
六道「始めるって……何をだ?」
鈴本「決まってるじゃないか。恋人同士でしか出来ない、愛の共同作業だよ」
六道「え……な、なー!!(愛の共同作業ということは……あれか? やはりあれなのか!?)
   ………わ、分かった。好きに…してくれ……。覚悟は出来ている」
鈴本「本当かい!? それじゃ、今すぐ始めようか!」


    _ 
  ,.'´  ヽ..       ↓鈴本
( qミ从v从) ドカドカ (Д´≡`Д) ウオオオオオオ―!
  .ルi.| ゚ -゚ノ、       ((=====))
   ⊂)不!つ     __ ((⌒(⌒ ))))
    〈/_フつ)☆(( /\ ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄\ ))
    l.ノ       ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
                      | |
                    / \

鈴本「ホアアアアアアアアアッ!! たまらぁぁぁぁぁん!!」
六道「……(わたしは、一体何をやっているんだろう……)」


ネタが尽きたので終わる
820名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 21:04:21 ID:h4KafSG1
>>815
カフェラテ吹いたw
って言うかむせたww
俺の完敗だwww
821名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 23:56:21 ID:cIgrPAl7
完敗だ!
インタビューで完全敗北www
ディスプレイがお茶まみれだwwwwww
最wwwww高wwwwwwすwwwwwぐwwwwwるwwwwwwwww
822名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 01:34:14 ID:dju5llue
頑張ったが、最後のAAのドカドカで吹いたwwww


ええい、俺の負けだ!!
この黒烏龍茶まみれのパソコンと一緒に持ってけ!!
823名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 13:36:27 ID:5jTa1fri
つまんね。氏ね。




と、思った所で最後のAAにやられたww
完全に予想外だったwwきたねぇぞwwww
うぇwwごほっww
824名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 14:14:05 ID:gi9x9BLh
正直ついていけません
825名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 14:15:34 ID:bYfwT7L8
何も口に含んでいないのに、ディスプレイが濡れている!
唾液でしたw
826名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 17:26:54 ID:ZYc8c/F7
なんだか聖×鈴本がすごく好きになってきたじゃないかwww
827名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 09:48:51 ID:QJIEUNQg
鈴本が毎日飲んでる尿や大便は聖のものだよな?
うらやましいぜ
828名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 11:20:23 ID:GKkVwAop

ヘブンズ ドアー!! AA(ry

このスレ住民はバスターズに勝利するたびに
>816を思い出すようになる!!
829名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 18:27:56 ID:KSWYW43A
最後のAAで吹いたww
830名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:22:09 ID:/qa9miIU
イイね
831名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 00:25:16 ID:+yiILoEN
>>815のせいで鈴本が愛すべきキャラになったじゃねーかwwwwwww
832名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 08:09:08 ID:hjAZy2MD
保守
833名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 20:58:52 ID:u3CZRHjC

  ∧_∧   やあ ようこそ ジャーマンハウスへ
 ( ´Θ`)  最近悪ノリが過ぎたので、今回は真面目に話を作ってみたよ。

もっとも、話を作りすぎて時間軸がおかしいし、キャラ描写がヌルいし、俺キャラtueeee!になったりしてるんだけどね。

ま、あまり気にしないで、気軽に読んでくれ ジャマハハハ
834名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 20:59:47 ID:u3CZRHjC

「ふわ……ぁ〜…、お姉ちゃん、おあひょう〜」
「もう、みずき遅いわよ。早く顔洗ってきなさい」
ここは都内のマンションの一室…。ねぼけ眼を擦りながら、青髪の少女はふらふらしながら寝室を出てきた。
名を橘みずき。女性でありながらプロ野球選手を目指す高校生にして、聖タチバナ学園理事長の孫娘でもある。
厳しいながらも大変に恵まれた家庭環境で育ったみずきだったが、今夜は姉の聖名子の家にお泊りしていた。

優しくて、綺麗で、頭も良い、聖名子はみずき自慢のお姉ちゃんだった。
今は家庭の事情もあって実家を出て一人暮らしだが、みずきはちょくちょくここに来ている。
「さ〜て、今朝のニュースは、と…」
「みずき、新聞読みながら朝食なんて、お行儀悪いわよ」
行儀悪いというよりまるっきりオヤジである。が、みずきは華麗にスルーし、新聞を開き……、
「………………お……おぼろ」 ぶぴっ。コーヒー噴いたwwwwwwwww
そして、虚ろな目で、頭をぐわんぐわん揺らしながら、全身を震わせて、テーブルに突っ伏した。
「ちょ、ちょっとみずき!? どうしたの!?」
慌てて駆け寄る聖名子は、コーヒーで黒色に染まった新聞の1面記事を目にする。
そこには……、

『早川あおい 引退。
 キャットハンズ所属の早川あおい(28)が、今期限りで引退することを表明した。
 球界初の女性プロ野球選手の電撃引退は……』

「……この人って、以前みずきが言ってた……って、みずき! しっかりして」


『嘘…。嘘よ……。あおい先輩が、引退だなんて……』
みずきは廃人の様に真っ白になって脱力していた。口からは、魂が抜けていた…。


『もしもあおいちゃんの彼氏が9主人公だったら』
835名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:00:31 ID:u3CZRHjC

「はいはい却下却下〜」
「うわ〜ん! 気合入れる前に却下された〜」

原 「……みずきさん、機嫌悪そうやな」
宇津「いや、あれは機嫌が悪いというより……」
大京「落ち込んでいるように見えますね」
一緒のときが長かった生徒会3人だが、原因が分かってる以上、みずきにかける言葉はなかったわけで…。

「あ〜、学食が喉を通らないわ。学校抜け出してパワ堂にでもいこうかな……」
「その必要はないぞみずき」
みずきの手元に、大好きなパワ堂プリンが置かれる。
「聖……」
「先輩達に落ち込んでいると聞いたから心配で来た」
「……そう、ありがと」
聖はみずきの隣に座り、天ぷら定食をもぐもぐし始める。
(プリンを目の前にしてもこの状態か……、やはりみずきにとって早川あおいは特別な存在なのだな…)
聖はふと、過去に散々みずきに語られた早川あおいのエピソードを邂逅する…。

共学になった恋々高校に発足した野球部が、設立僅か3年目にして甲子園制覇を成し遂げた奇跡のエピソード…。
しかしそこに至るまでにはあらゆる困難があった。
部員が足りずに公式戦に出場できなかったこと。
禁止されていた女性選手を使ったという理由で出場停止処分を喰らったこと。
選手達が必死に署名活動を展開し、遂にあおいの出場許可が降りたこと。そして甲子園優勝…。

みずきが擦り切れるぐらい見たという、ドキュメント番組を記録した古いビデオテープ。
以前、それを見せてもらう機会があった時のことはよく覚えている。
見飽きるほど見たはずなのに、みずきは食い入るように映像を見つめていた。その瞳は、眩いほど輝いていた。
836名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:02:02 ID:u3CZRHjC

聖には分かる。早川あおいの事を話している時のみずきはとても嬉しそうだった。
(みずきにとって、早川あおいは尊敬する人であり、憧れであり、夢であり、目標であったということだな…)
それならここまで落ち込むのも納得がいく。
「わたしは、プロに行ってあおい先輩と一緒にプレイするのが夢だったのに…どうしてこんな事に…」

「そういや見たか今日のニュース、早川あおい引退だっておwwww」
「マジでマジで!? うわ〜残念! 俺ファンだったのにな」
「くやしいのうwwwwwwくやしいのうwwwwww」
「つーかなんで引退したん?」
「怪我とか、体力の限界とかじゃね?」
「おいおい、何言ってんだよ」
食堂にいた数人の何気ない世間話。しかし、次の男Aの一言が、みずきの感情にスイッチを入れた。
「女が一線を退く理由といったら、男絡みに決まってるだろう常識的に考えて」
「……!!!!!!!!」

『あおい先輩から野球を…そしてわたしから目標を奪った男がいる!』
確証などどこにもないが、そう思えば思うほどみずきの腹の奥底から黒い憎悪がマグマの如く湧き上がってくる…。
「……ど、どうしたんだ、みず…」
「許さん……許さんぞ! じわじわと嬲り殺しにしてくれるぅ!!!!」
(み、みずきが壊れた…!)

「緊急生徒会会議を始めます!!」
三人「は、はいいいいいいいいっ!」
放課後待たずに呼ばれたいつものメンバーは、文字通り『鬼』の形相のみずきの前にただ震え上がるしかなかった。
(ガクガクブルブル……な、何事やこれは!?)
(ボクにきかれても困るよ!)

「いい!? 我々聖タチバナ学園の威信と誇りにかけて!『早川あおい』の自宅の住所を調べ上げるのよ!!」
「ええっ……! ちょ、ちょっと、みずきさん……それはあんまり、というか犯罪…」
「いいから早くしろおおおオオおおおおっっっっっっ!!!!」
このとき、三人は直感した。断ったら、多分僕達は死ぬ。人生確実にオワル\(^o^)/
「「「………………やらせていただきます」」」
「よろしい!! そんじゃ、てきぱきやっちゃってよ!」
837名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:03:38 ID:u3CZRHjC

「ここがあおい先輩のハウスね!」
何処ぞの電波女みたいなことを言いながら、みずきは都内の某マンション前まで来ていた。
近くに徘徊していた週刊誌の記者を精神注入棒で撲殺したので、邪魔をする者はもはやこの近辺にはいない。ていうか、誰か止めろ。
「…………あ、あのー、ボクの部屋の前で何してるの?」
救世主は光臨した。みずきの暴走は、振り向いた先にいた、今一番出会いたい『早川あおい』の登場によってようやく止まった。
「あおい……先輩!!」
みずきにとって、現役時代のあおいとサイン会で出会い、その時に将来プロ野球選手になると宣言した時以来の再会だった。
「良かった……ようやく会えました」
「あなたは、確か……橘、みずきさん…だったっけ?」
(…!!!!!覚えていて…くれた…あおい先輩が、わたしの名を覚えてくれていた!! 嬉しい…もう死んでもいいや…!)
と思ったが、みずきは口から天に昇ろうとする魂を飲み込み、肝心の真相を問い詰めるべくあおいに詰め寄る。
「あおい先輩、聞きましたよ…引退のニュース。どうしてですか…どうして……」
「え……う〜ん、やっぱりそれか……。どうしようかなぁ、みずきさんになら話してもいいかもしれないけど……、
 その事なら、ちょっとここじゃ話し難いかな。みずきさん、今ちょっと時間ある?」

二人はそこから、お忍びらしく裏道ばかりを移動して数十分。あおいの所とは違うマンションの最上階まで来ていた。
「ここは、どこですか?」
「ボクの隠れ家……かな」
インターホンを鳴らし、待つこと数秒。鍵が開けられ、中から一人の男が現れた。見た目は長身の優男といった感じか。
「……お帰り。もう食事の準備は出来てるから」
「うん。あのね、今日はお客さんいるけど…いいかな?」
「別に構わない。それじゃ、お連れさんも入って」
「は、はい……」
出会った瞬間血濡れの精神棒を振り下ろそうかと思っていたみずきだったが、幸か不幸か、機を逃してしまった…。

「うめぇwwwwwwwwwwwwwww!」
テーブルいっぱいに並べられた食事をありがたくご馳走になったみずきは、一口食べた途端うまいぞー光線を吐いた。
昼に何も食べてなかったことを差し引いても、目の前の料理はどれもこれも絶品だった。
「そ、そう? ボクの好みに合わせてくれているみたいだけど、気に入ったんならいっぱい食べてね」
(な、なんですとー!? こ、好みの味ってことは…………二人は滅茶苦茶ラブラブな関係なわけで……。
 やっぱりあおい先輩とあの男は付き合ってるんだ……!)
思わずヤケ食いモードに入ろうとするみずきの前に追加の皿が置かれる。
「…食が進んでいるようで何よりだ。あおいもみずきさんもいっぱい食べてくれ」
(くうう……この男があおい先輩をたぶらかして……って、あれ?
 良く見たら、この人、何処かで見たような気が……どこだっけ? えーと……)

ポク ポク ポク ポク ポク ポク チーン!
「あっ……あああああああっ! こ、小南仁!!」

「え、み、みず…き……」
「……フルネームで呼ばれるとは思わなんだ」
838名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:05:20 ID:u3CZRHjC

小南仁。恋々高校野球部創設者にして、初代キャプテン。
能力はせいぜい上の下程度だが、ここぞという時に抜群の集中力を発揮する。本番に滅法強いタイプ。
武藤遊戯がこのカードを引けなければ俺は負ける!という時に目当てのカードを引けるぐらいの力を持つ。
決して、それチートじゃね?またはご都合主義じゃね?集中力関係なくね?と思ってはいけない。

10年前の夏……、謹慎が解けた史上初の女性選手を率いた恋々高校は、甲子園出場が決まると同時に一大旋風を巻き起こす。
メディアの視線がうるさい中、個々の選手が実力以上の結果を出し、次々と勝ち進んだあの夏……、
「監督として、保険医として、あなたに命令するわ。今日の試合、あなたを投げさせるわけにはいきません!」
臨時の恋々高校野球部監督になった加藤理香は、甲子園決勝を直前に控えた小南を呼び出し、はっきりと宣言した。
「あなたの肩は、もう限界をとうに超えてるわ。応急処置や緊急治療じゃごまかしきれないほどにね」
「…………」
「あなたの気持ちは分かるわ。あおいさんの為、チームの為、支えてくれた全ての人々の想いに報いたいとするその気持ち…。
 それを非難する気はないけど……これ以上は、その…ナンセンスよ!」
小南は答えない。しかし無視ではない。監督の苦言に、真正面から向き合おうとしている。
「幸い今ならまだ間に合うかもしれないわ。プロに行くという夢を全否定してまで、マウンドに拘る必要はないのよ」
「……プロ野球選手の夢なら、とうに諦めています」
「えっ!?」
「高校時代に肩を痛めた男が、プロに行って通用すると思いますか?」
「……!!」
「自分には、この夏しかありません。今日が…自分の最後のマウンドです。そう悟っているから、俺はここにいるんです」
「だけど……あなたの夢はどうなるの!? プロ野球選手になりたいと誓ったあの日を、簡単に捨てられるの!?」
「それは……大丈夫です」
「……」
「夢を託せる人が、現れましたから」

試合はどちらも譲らないゼロ行進が続いた。小南の超集中は幾度となく発揮され、
何度得点圏にランナーを進められようと本塁だけは絶対踏ませなかった。そして向かえた9回表…。
小南の執念が、チームの想いが、天に届いたその時、白球はバックスクリーンを直撃した。1対0。
9回裏…恋々高校1点リードという局面、マウンドに上がった小南の第1球……、

甲子園決勝という大舞台に来ていた影山スカウトは、後にこう語っている。
『あの時、球場の空気が一瞬にして凍りついたね。小南君の肩が爆発し、腕がちぎれ飛ぶ錯覚が見えたんだ。
 周りの人々が唖然としていたから、その錯覚を見たのは、私だけではないと確信したよ…』
839名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:06:27 ID:u3CZRHjC

マウンドに崩れ落ちる小南の姿を見て、球場は大混乱に陥った。
中断すること10数分、改めてマウンドに上がったのは、早川あおいだった…。
そこからツーベース、四球、内野安打でノーアウト満塁。球場の誰もが詰んだと確信した。
だが、小南の残した軌跡のストックは、たったひとつだけだが残っていたのだ。

「どうして……どうしてこんなことしたのよ…!」
あおいがアンドロメダのクリーンアップを三連続三振で片付け、歓喜の校歌斉唱が行われる中、
皆に断ってあおいは小南の元へ来た。そして全ての事情を聞いたとき、彼女は小南の胸の中で泣いた…。
「ボクは、こんな……こんな形で、君の告白を受ける気なんて、なかった…のに……」
「…………心配するなよ。一晩布団被って寝れば、またいつもの日常が戻ってくるさ」
「馬鹿だよ、君は……馬鹿…ばか…ばかぁ……ぅぅっ……うぇ…う〜…」


「そんな事が、あったんですか…?」
「うん。番組作る際にボクからの要望で、小南君の事は極力触れないでって言ったんだ」
無論、これは制作サイドの望むところでもある。番組側からしてみれば取り上げたいのは数字が取れる早川あおいのエピソードであり、
野球部の創設者の裏話など邪魔なだけだったのだろう。だが、あおいはそれを飲み込んだ上で打診した。小南の為に。
やがて時と共に『奇跡の申し子』の色彩は薄れ、小南の存在を知る者はあの時代を生きたごく一部の者だけになった……筈だったが。
「あれから、10年か……」
恋々の夏が終わった後、小南は舞台の影で死ぬほど苦しんだ。事実、その後の授業の殆どを休んでいる。
爆発した肩の爆弾は、骨と、筋肉と、神経をズタズタに引き裂き、一切の機能を奪っていった。
あまりの無惨な状態に、多くの医者がさじを投げた。一部の医者は切断を勧めた。
だが小南は、断固としてリハビリの道を選んだ。自分の頑張りが、プロに行くあおいの勇気に繋がると信じて…。
「それから、肩が動くようになるまで1年、指先が動くようになるまで1年、筋力や握力が戻るまで2年、
 足掛け4年かかって、ようやくここまで回復したわけだ。どうも俺は奇跡と縁の深い宿命らしくてね……」
「そしたらね、小南君、板前になるって言い出したの。ボクにおいしいもの食べさせてあげたいって」
「……そりゃあな〜、あんな碁石みたいなクッキー食べさせられたら、嫌でも料理の道を目指したくなるというか…」
「むう…! 今は違うよ! 見てくれは悪いけど、普通においしいもの作れるよ!」

(この二人って、10年間も付き合い続けてたんだ…)
みずきは他愛無い口喧嘩をする二人を交互に見ながら、ふとそんな事を思った。
ブラウン管からの映像では決して見られない、あおいの生の素顔が、視線の先にあった。
(なんか、妬けちゃうな。わたしじゃ敵わないな…)
完全に納得したわけじゃない。でもこの二人を力で引き離す気は、みずきにはもうなかった。
840名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:07:43 ID:u3CZRHjC

「じゃあ……あおい先輩が引退する理由って、小南さんと一緒になるためなんですね……」
「え……。それは、ちょっとだけ違うかな……」
「……?」
あおいは語った。アンダースローという過酷なフォームで長年投げ続けた代償が、今になって訪れた、と。
いかに体を鍛えようと、男性との筋力の絶対的な差は如何ともし難く、その疲労は確実に溜まっていった。
それでも入念なケアがあれば大丈夫だと信じていたのだが……その酷使のツケは筋肉ではなく、骨にきた。疲労骨折である。

「最初は、些細な事だったんだ。何となく重心がズレた、力が入りにくくなった、おかしいなと思って診てみたらこの様だったの」
悪化すれば車椅子生活……とまではいかないだろうが、あおいは潮時が近い事を実感していた。
「でも、ボクは諦めたくなかった。知ってる? 今、日本中でプロを目指す女性野球選手が増え始めているんだよ。
 その子達がプロに辿り着けるまで、ボクは見守りたい。だから、這い蹲ってでも続けていきたかった……けど……」
「みずきさんだって、プロに入ったらあおいに指導願いたいと思うだろ?」
「は、はい……」
「けど……だけど……体が言うことを利かなくなってきて、ふと小南君のことを思い出したんだ」
自分のため、夢も体もぶち壊して自分を支える存在になった愛しの人…。
あおいは以前から、いつか…彼を支える側になりたい、そう思っていた。
「だから、これは終わりじゃない、ゴールじゃない、ボクがしたかったことの一つを叶えるための始まりなんだ…。
 そう思った時、ボクは凄く気が楽になったんだ。きっとこれがボクの本心なんだ、って。だから引退を決意したの」
あおいはそう言いながら微笑み……と思いきや、即座に表情を曇らせる。

「ごめんね、みずきさん…。ボクはあなたが思ってるほど立派な人じゃなかった…。
 結局最後は、普通の女の子に戻る道を選んじゃったんだ…。ごめんね、駄目な先輩で…」
「そんなこと…ありません!!」
みずきは下を向こうとするあおいに対し、あえて強い声でそれを否定した。
「あおい先輩…、やっぱりあなたはわたしが一番尊敬する人に相応しい人でした。だから、わたしはあなたを責めません」
「……ありがと、みずき。そう言ってくれると、ボクも少しは気が楽……かな」
「だから、二人とも幸せになってください。式には呼んでくださいね」
「……いや、俺はあおいと結婚する気はないぞ」
「えっ……!?」
意外な言葉だった。あおいが了承し、みずきが納得し、さあこれから……という空気を、小南は自ら一蹴した。
「そんな…! どうして…」

「あおいがプロの世界で多大な地位と信頼を築けた要因の一つに、男の影がなかったことが挙げられる…。
 なのに……ここで俺がしゃしゃり出てきたら、あおいの名に傷がつく。それだけは、避けなければならない…」
「ボクは気にしないって何度も言ったけど、小南君頑固でね…、それは駄目だって、絶対駄目だって…」
「あおいが俺を支えてあげる、そう言ってくれただけで満足なんだ…。一緒になるのは、ほとぼりが冷めてからでも遅くはない…」
「だから、ボクと小南君の立場は、これからも変わらないよ。二人支えあって、でもそのままの関係で…」
841名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:08:41 ID:u3CZRHjC

「そんなの……そんなの、おかしいです!!」
みずきはテーブルに拳を叩き付け、二人を叱咤する。
「こんなに想いが通じ合ってるのに……愛し合ってるのに…どうして一緒になろうとしないんですか!?」
「み、みずき……」
「マスコミが何ですか!? 周りからどう言われたって、耳塞いで顔上げて、一緒になりましたって発表しちゃえばいいでしょう!」
「…………」
「一緒になるべきなん……です……ふ、二人には、その資格があります…!」
みずきは、泣いていた。感極まって、泣いていた。
もはやみずきの心に、嫉妬や憎悪はない。ただ二人を想い、応援する立場になりたい。それだけが彼女を突き動かす。
どんな陳腐な言葉でもいい。格好悪くてもいい。でも、せめて……この二人を焚き付けてやりたい!
「……!!」
みずきは立ち上がり、足音立てて帰りのドアへ引き返そうとして、泣き顔のまま振り向いた。
切なくて…切なくて…この場にいられそうになくて…、
「小南さん……」
「……」
「わたしの、たった一つのお願いです……。あおい先輩を、幸せにしてあげてくだ…さ…い」
そう言い残して、みずきは泣き顔を腕で拭いながらその場を去っていった。


「……みずき、行っちゃったね」
「彼女泣かした原因……俺だよなぁ…。あ〜、俺って最低の人間だ。今に始まったことじゃないけど…」
「もう、そんなすぐ自己卑下しないの。
 本当に……変わらないよね。いつだって君は、自分を見下して、皮肉って、なのに凄く優しくて…」
「俺は……、優しいだけが取り得の男になるしかなかった。
 あの日に立てた誓いを生涯貫くことだけが、俺の生き甲斐だったからな…」
「長かったよね。君とこうした関係を続けて10年……でもね、ボクは時が止まっていたなんて思ってないよ。
 ……君が支えてくれなかったら、ボクはこの関係がもっと前に崩れていたと思う……」

普通の女の子でなくなり、プロ野球選手になった日…。
以来、あおいは女である事が一切言い訳にならない世界でしのぎを削る道を歩んだ。
道は自分で作るしかなく、道が続く保障もない、茨の道を傷つきながら手探りで掻き分けていくような日々…。
辛く、苦しく、心が闇に支配されそうになった時…、小南はいつだって『影』となり、
誰の目に触れることなくあおいの背中を時には優しく支え、時には力強く押し、彼女を勇気付けた。

それでも小南の心から疑念は消えなかった。本当にこれでよかったのか…という想いが。
誰だって、男が夢を追い女がそれを支えるのが普通だと考えるだろう。
その立場が逆となり、あおいばかりが負担となる道に送り出してしまった事を、小南はずっと悔やんでいた。
自分は『馬鹿』であり、『軟弱者』であり、『罪人』である、と。
未だ痛みが引かない壊れた右腕を引き摺りながら、呪いの言葉を飲み込んでリハビリに耐えた数年間。
あおいがプロ野球選手としての地位を確立させた時でも、小南は己の立場を弁え続けた。
842名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:09:45 ID:u3CZRHjC

「静かだね……時計の音と、君の心音だけが聞こえてくるよ。とくん…とくん…って」
「…………」
頬を胸に摺り寄せ、子猫のように甘えてくるあおいをそっと抱き寄せながら、小南は天を仰ぐ。
(どうした…もんかな……)
身の程を弁え、影として、空気として生きた者が『女』を手にしたらどうなるか…小南は想像が付いていた。
しかし、先程のみずきの悲痛な叫びが、小南の心を揺さぶる。
『こんなに想いが通じ合ってるのに……愛し合ってるのに…どうして一緒になろうとしないんですか!?』

「……迷ってるの?」
「え……!」
「本当は、ボクと一緒になりたいんじゃないの…?」
「……。よ、よしてくれ。俺は世紀の臆病者だぜ。女を幸せにするなん、て……」
「それは嘘じゃないけど、本音でもないんでしょ? 分かるよ、ボクには…」
「あおい……」
「聞かせて欲しいな。君の、本心…」

もし、この言葉を語ったら、もう引き返すことは出来ない。
臆病者と自覚した男が、自ら線を引いていたギリギリの『勇気』が必要となる。

自問すること数回、自答すること一回。遂に、小南は折れた。もう押し殺すことはできない、そう悟った。

「俺は……」
小南は腹の奥底に秘めていた言葉を、搾り出すように語り始めた。それは決して語るまいと自重してきた胸の内。
「俺は……あおいがプロ野球選手として大成して、支えがいらなくなったら、『影』を辞め、
 あおいの側を離れるつもりでいた……」
「やっぱりね…。なんとなく、君がそう考えていたんじゃないか、って薄々気付いてたよ」
「だが、何と言うかな…あおいの存在は、俺の中で大きくなり過ぎていた。
 早川あおいの存在なくして、俺の半生は成立しなかった。だから、情けないが…離れられなくなった…」
「それはボクにとって好都合、かな? 君が自重してくれたから、ボクはずっと支えてもらえたんだし」
「あおい…、俺は、支えてあげるって言われた時、嬉しかったけど…何をいまさら、とも思ったんだぜ。
 いつだって、俺はあおいに支えてもらってたんだから。ずっと…前から……」
「それは、ボクも同じだよ。お互いに信頼して、愛し合っていたからこそ、ボク達はここまでこれたんだ…。
 あのさ…、ボク思ったんだけど、ボク達ってとうに結婚してるようなものだったんじゃない? 籍入れてないだけで」
「……その発想はなかった」
「でも、ボクは……君の口から聞きたいな。君の決断と、勇気と、本当の想いもぜんぶ」
「…………」

「……あおい……」
「……はい」
「俺と…………結婚…してほしい…!」
「…………。うん!!」
843名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 21:10:59 ID:u3CZRHjC

そして、あおいと小南の結婚式当日……、

「あおい先輩、凄く……綺麗です……」
「ありがと、みずき。やっぱりウェディングドレスは女の子の憧れだもんね」
「……わたしも、いつかそれを着れる日が来るのかな?」
「来るよ。絶対…。その時は、ボクが仲人してあげるね」

「でかした!!」
「えっ……」
「みずきさん、あなたのおかげよ。あなたが焚き付けてくれなかったら一生二人ともこんな調子だった筈だし」
「ちょ、ちょっとはるか。幾らなんでもそこまで……」

「お前たちも来てくれたのか…」
「小南先輩〜、俺っち感動してます〜!」
「良かったっス…本当に良かったっス…!]

「うう…………小南様、わたくしは一生貴方を慕いながら生き続けます…枕を濡らさぬ日はないでしょう…」
「あんたこんなところで何やってんの? ほら、早く行くよ」
「あ、やめてください幸子さん…! わたくしにあの二人を祝福する資格は……あ〜れ〜」

結婚式は多くの友人と関係者で行われ、そこにいた全員が二人を祝福した。
インターネットを始め、一部では二人を非難する声や粘着質な信者の暴言もあるにはあったが、すぐに沈静化した。
みずきの裏工作もあったが、それ以上にあおいが小南の事を洗いざらい喋ったのが大きかったようだ。

そしてその年の11月。橘みずきはキャットハンズのドラフト1位に選ばれ、念願のプロ入りを果たす。

暖冬で雪解けも早い2月の春季キャンプ直前、みずきはキャットハンズの球場前に来ていた。
「今日から、わたしのプロ野球選手としての人生が始まるんだ……」
緊張で胸が高鳴る。足が震える。そのドキドキと武者震いを、みずきは伸ばした髪を触りながら抑える。
この髪は尊敬する先輩から受け取ったお守り…。現役時代のあおいと同じ、短めの三つ編み…。

「見ていてくださいね、あおい先輩。わたしはわたしなりのやり方であなたが作った道を辿ります。
 そしていつの日か……その道の先へ進みます。それまで頼りないわたしを、この髪と一緒に見守ってくださいね」
ぱちん、と両手で頬を叩き、気合を入れる。その眼は、みずきの人生の中でもっとも輝いていた。
「よーし、やるぞー!」

橘みずき。女性プロ野球選手第2号の挑戦が始まる。

FIN
844名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 22:04:51 ID:ZToDrktH
なんかしんみりいい話だなぁ
今からパワプロ9引っ張り出してプレイしてくる
845名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 23:03:45 ID:GzhwH2Jl
いい話だ
そして署名運動であれだけ頑張ってたのに
全く存在を忘れられている矢部君に泣いた
846名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 00:00:32 ID:GNQ5Qi3f
泣いた
やっぱ高校野球はええわ
847名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 00:12:30 ID:c1uEj2Tj
良いね でもシリアスどころにまで2chネタを持ってこられると冷める
848名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 00:19:38 ID:X5RFmeSH
>>845
下手すりゃマリンボールの開発にも一役買ってるんだっけ。
…何気にあおいちゃんの人生で重要な役割を果たしてやがるなあ。
849名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 01:00:11 ID:nEi0IKuC
いい話なだけに呼び方が気になった
あおいちゃんは「みずきさん」よりは「橘さん」でしょ
加藤先生も「あおいさん」じゃなくて「早川さん」

はるかちゃんの「でかした!」には吹いたがw
850名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 01:11:12 ID:+95xSs2U
なんだか少し煮詰め足りなくなってるな。
他が良いだけに細かいところが悔やまれる。
ローズが思わぬ形で消えたからって気抜いたらダメだってばw
851名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 04:03:10 ID:XH5+JVn0
最初のほうでフリーザ様が出てきたりしていたからギャグ系と思ったら
いい意味で裏切られた
852名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 15:57:31 ID:pqePLkCT
>>848
そいや、矢部は猪狩のライジング系にも少し関わってるな……
何気に魔球開発の重要人物
853名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 20:02:02 ID:wx852Mh6
阿畑涙目wwwwwwwwww
854名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 20:43:54 ID:VUwDHw1U
9と言えば、あおいちゃんのとある1日の続きが読みたくなってきた。
855agtak ◆xqIyBdj0qU :2007/09/29(土) 01:27:14 ID:Eg5Tgda3
小作品投下します。
みずき視点の、主人公とみずきの話。
純愛、かな?
つまらなかったらスルーで。ではどうぞ。
856師匠と弟子 ◆xqIyBdj0qU :2007/09/29(土) 01:28:14 ID:Eg5Tgda3
「最近小波の奴、調子いいよなー」
「でやんすね。ここぞと言う時に抑えてくれるのは、仲間としても信頼できるでやんす」
「脅威のセットアッパー……だな」
「若造にしては、確かにやる奴だ。もっとも、今日は打たれたが」
「そういう時もあるだろう。すべてを抑え切れる人間など、逆に怖いくらいだ……と、みずき、もう帰りか?」
「うん、おっさきー」

 ――彼らは何も知らない。
 どうして小波くんが急に素晴らしい投手になったのかを。
 ふふ、と笑みを口の中だけになんとかとどめながら、この春からバルカンズに仲間入りした橘みずきは、自宅であるマンションへと歩みを進めた。
 そして、到着し、鍵を開ける。
 はたして、中には。
「お、おかえりなさい、みずきさん」
「ふふ、ただいま、小波くん」
 びくり、と肩を震わせる小波が、すでにそこにいた。

 ことの始まりは、みずきが移籍してすぐのことだった。
 期待の若手である小波が、みずきに弟子入りを志願してきたのである。
 オーバースローとサイドスローという大きな差はあったものの、だからといって指導できないわけではない。
 みずきは少しずつではあるが、彼の悪いところを直していき、そして小波は、150キロを超す直球は失ったものの、正確で、以前よりも早く感じられるようになったといわれる伸びのあるストレートを手に入れた。
 打者の手元で鋭く曲がるカッター。
 ストレートとまったく腕の振りの区別がつかないスローカーブ。
 そして、落ちは少ないが、コントロール抜群のフォーク。
 これらを武器にした小波は、気づけばみずきと並ぶセットアッパーに成長していた。さらにみずきが先発に転向してからは、小波は中継ぎのエースとまで言われるようになった。
 ただし、そこに至るまでに、ひとつの問題点が小波にはあった。
 それは、ストレスである。
 抑えを含めるセットアッパーは、ストレスの掛かりが尋常ではなく重い。しかもエースとまで言われる中継ぎや、クローザーは言うに及ばず、だ。
 当初、中継ぎとして働き始めた頃から少しずつ精神に負担が掛かり始め、ある時、小波はそれが爆発しそうになったことがあった。
 それを、みずきは救ったのだ。
 失敗したら慰めてあげる。だから、負けてもいいとリラックスするのよ――
 それが、みずきが施した悪魔の囁き。
 この淫らな関係の始まりだった。
857師匠と弟子 ◆xqIyBdj0qU :2007/09/29(土) 01:28:54 ID:Eg5Tgda3
 ぱちり、とスイッチを切る。部屋には、すぐわきにある街頭の明かりが漏れ入ってきた。
「さあ、全裸になりなさい」
「は、はい……」
 恥ずかしそうに、ゆっくりと、小波は服を脱いでいく。それをみずきは微笑んで凝視していた。
 小波は決してマゾヒストでも露出狂でもない。だから、この行為は恥ずかしい以外にないだろう。だが、あえてそれをやらせる。師匠と弟子の関係をわからせるために。
 師匠と弟子だということに、ひびをいれないように――
 衣擦れの音が止み、小波は下着だけになった。
「それも脱ぐのよ、小波くん」
「う……み、見えますよね、みずきさん」
「当然よ。それが何かあるのかしら?」
「うう、わかりましたよ……」
 すとん、と下着を落としたのを見計らって、みずきはすばやく彼の後ろへとまわる。
 あ、と戸惑う暇すら与えずに、みずきは左手で彼の胴に手をまわし、そして右手を彼のペニスへと伸ばした。
 まだ、やわらかい。
 小波には見えていないとわかりつつも、みずきはすっと目を細めた。
「勃起してないっていうのは、どういうこと?」
「い、いや、それは……ぅひっ!?」
 ちょっと強めにやわらかな棒を握ってやると、小波は体をびくりと震わせた。
 ふふ、とみずきは声に出した。それは、彼への示威にもなる。
 みずきは彼の背中に下を這わせ、その反応を楽しみながら、小波に囁いた。
「ストレスを発散してあげるって言ったでしょう? それを受け入れると言ったのは小波くん。どう、なにか間違いがあるかしら?」
「ないです、けど……」
「なら結構」
 ゆるゆると肉棒をこすっていき、段々と大きさを増していくそれの感触に、みずきは少しずつ興奮してきていた。
 手の動きを、速める。
「うっ……ぅぁっ……!」
「可愛い声で鳴いちゃって……もっとしてあげるからね」
「みず、き、さん……あぁっ!」
 小波の頬が紅潮しているのを見て、みずきはますます楽しくなっていく自分をこらえられなくなっていた。
858師匠と弟子 ◆xqIyBdj0qU :2007/09/29(土) 01:29:33 ID:Eg5Tgda3
 小波がこの提案を受け入れた時、普通のセックスをしてもらえると思っていたのかもしれない。
 しかし、実際にみずきが強いたのは、彼が受け身のハラスメントだった。
 それを初めてやられたとき、小波が強く拒絶したことを思い出す。しかし、気持良かったこともまた彼は否定できず、結局、関係が続いているのだった。
 相手チームを抑えなければ辱めを受ける。しかし、抑えられなかったとしても、快感だけは得ることができる。
 負けても大丈夫。チームとして問題はあるかもしれないが、個人として潰さないために必要なその措置が、小波のストレスを減らしたことも、また事実だろう。
 むしろ、これがマゾヒストだったら、逆にわざと負けてばかりいたのかもしれない。小波がそういう系統でなかったということは、幸いという他にないだろう。
 と、気づけば少しずつ、小波の腰が曲がり始めてきた。
「駄目よ、きちんと背を伸ばしなさい」
「で、でも……ぐぅっ……!」
「私の手に射精させてあげるから」
「……っ!」
 ぐぐ、と小波が震える足に力を入れ、なんとか体勢を整える。それが引き金になったのか、余計に射精の瞬間が近づいたようだった。
「ぐっ……み、みずき、さんっ……で、でます……っ!」
「いいわよ、射精しなさい!」
 一気にラストスパートで右手を奔らせる。
 胴に回していた左手を、亀頭に添えるどころか密着させ、さらにこすらせ――
「う、うあああぁぁぁっ!」
「っあ……!」
 びゅくびゅくっ、と左の手のひらに熱い粘着質の液体がぶちまけられる。
 小波は快楽に体を震わせ、顔を少し上げて小刻みに息を吐いていた。
 腕による拘束を解く。と、小波はゆっくりと膝から床に落ち、そのまま倒れそうになるのを、なんとか腕で支えていた。
「精液、たくさん出たわね」
 呟き、左手についた白濁をなめる。
 ――苦い。
 けれども――
「そうだ、小波くん」
「な、なんですか、みずきさん。もう一回、これ、ですか……?」
「ううん」
 にっこりと、こちらに顔を向けてきた小波に笑んであげた。
「いつもこんなのばっかりだからね。今日ぐらいは、フェラくらいしてあげる」
859師匠と弟子 ◆xqIyBdj0qU :2007/09/29(土) 01:30:11 ID:Eg5Tgda3
 好きにしていいわよ――
 その一言に、小波のペニスは一気に回復し、かと思った次の瞬間、小波はみずきをベッドに押し倒すと、首の上に少しだけ空間をあけて馬乗りになり、ペニスを差し込んできた。
「あんむぅっ!」
 ペニスの先端が上顎を打つ。それに苦悶の声をあげると、さすがに小波は我に返ったようで、動きを止めた。
 さすがに苦しかった。しかし、みずきはやはり、にこりと笑いかけてあげる。
 ――好きなようにしていいって言ったじゃない?
「み、みずきさん……」
 感動したかのような表情を浮かべ、小波は腰を再度動かし始めた。
 みずきは彼が気持良くなるように、唇をすぼめ、舌を口内で這わせる。
「んじゅぅっ、ちゅっ……じゅむっ……んぱぁっ……」
「みずきさん、みずきさん……っ!」
 舌、歯、唇の裏、上顎、そして喉の奥を叩く熱い欲望。
 最初は気づかわしげだったその動きも、やがて本能負けたのか、どんどん強くなっていく。
「じゅぱっ、じゅむっじゅっぽぉっ!」
「うぁあああぁっ、い、いいです、みずき……さんっ!」
 鈴口からあふれ出る我慢汁。それが舌の上を、喉の奥を通るたび、みずきは体を震わせる。
 気持ちが、良い――
「みずきさん、出します、飲んでください!」
「んじゅっ!」
 視線だけで答える。
 肉棒が、さらに一回り大きくなり、喉の奥へと叩きつけられた。
「うあああぁぁぁっ!」
「んんんんんんんっ!」
 どくんどくん、と小波自身が脈打つ。
 それと同調して吐き出され、みずきの喉に直接飲み込まれていく子種。
 熱い口の中を、しかし吐き出されながらさらにみずきはその細い管から精液を吸い取るため、ちゅうちゅうと吸い込んでいく。
「うああぁぁっ、い、イってるんです、みずきさん……! あ、ああっ、く、苦しい……」
 ――でも気持ち良いんでしょう?
 みずきはさらに吸い取っていき、そして最後の一滴を吸いつくした瞬間、小波ががっくりと体を折った。
 結局主導権を握っていたのは、みずきだった。
860師匠と弟子 ◆xqIyBdj0qU :2007/09/29(土) 01:30:50 ID:Eg5Tgda3
 今回好きなことさせてあげたんだから、次の罰はかなりきついと思いなさい。
 そう言い残してあげたら、小波は蒼い顔をして逃げていった。まあ、それでも律儀に次もくるだろう。小波とはそういう男だ。
 と、性行為の後片付けをしていると、インターホンが鳴った。
 やってきたのは聖だった。
「まったく、こういうふうにしかできないのか、みずきは」
「な、なんのことかしら」
 ふんふふーん、と下手くそな口笛を吹くみずきに、聖は苦笑を浮かべた。
「ここでやっていることは、私は知っているぞ。私とみずきの仲だからな。なんとなしには気づいていたんだが……。ここから出ていく小波を偶然見かけたんだが、それでどういう関係かもわかるというものだ」
「う。べ、別にいいじゃない」
「まあ、みずきがそう言うのなら構わないが」
 しかし、と聖は息を吐く。
「好きなら好きなのだと、そう素直に言えばいいじゃないか。私が言えた義理ではないっかもしれないが、深い関係なのだから、余計にそうだろう?」
「…………」
 図星を突かれ、みずきはぐうの音も出なかった。
 そう。
 みずきは小波に好感を抱いていたのだ。しかも恋愛感情を。
 しかし、素直になれない上に、意外とこういう事柄の経験が少なかったみずきは、告白して失敗したらどうしよう、と不安になり、師匠と弟子という関係を保つことに必死だったのである。
 もっとも、その関係を保った上で、性行為を行える関係まで行ったのは、逆にすごいことでもあるのだが。
 ふふ、と苦笑して聖は部屋の中へと入っていく。
「まあ、助けが必要ならいつでも言ってくれ。私はずっと、みずきの味方だからな」
「聖……」
 ありがたい言葉に、みずきは少し涙が出そうになった。
 が、次の瞬間。
「……む」
「ん?」
 ベッドに座った聖が、顔をしかめた。
 おそるおそる自らの右手をのぞき込み、そして溜息を吐く。
「みずき、頼むから、後始末は早いうちに済ませてくれ」
 右手についてしまった欲望の残滓を見て――
 みずきは大爆笑したのだった。

 おしまい
861agtak ◆xqIyBdj0qU :2007/09/29(土) 01:32:29 ID:Eg5Tgda3
個人的には14のみずきは、落ち着いた感じで好きだったかも。
そんなわけで作ってみました。
もうちょっとエロくできたかもな。
では。
862名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 14:02:13 ID:SADXpwQY
お姉さんみずきちゃん(;´Д`)ハァハァ
863名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 22:03:21 ID:mKsd7nnV
GJ
ナイス
864名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 23:31:58 ID:fgEERajl
GJだ。
みずきドSだな。
865名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 23:48:42 ID:J7LrLGrO

惚れながらも男の前ではデレを見せない、
というみずき特有の小悪魔っぷりが出たいい責めだね。GJだ!

あと、楽天最下位脱出確定おめww
866名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:49:06 ID:LcN7itTf
あおい「いやー! みんなかけないでぇ! ダルビッシュくん中はだめぇー!」

分かる人だけに分かるネタ
867名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 01:04:41 ID:Y6PdqvAM
>>865
ジャーマン先生がこのスレで費やした時間を練習に当てていればあと300勝はしてた
868名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 13:46:30 ID:zp5LSfVp
>>867
既に二冠王なのにジャーマンが進化するだけでそこまで勝ち星伸びるのかよw
869名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 17:21:55 ID:Ik2G4NmM
せっかく投下してくれたのに他の人間の話題か
870名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 23:13:11 ID:lie1Vm8j
>>861
みずき好きじゃなかったんだけど、結構いいと思ってしまった
GJです
871名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 15:12:28 ID:W0d2i5JE
>>869のおかげで
>>870がいやいやGJ言ってるように思ふ
872名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 17:30:38 ID:ogq20AG2
巨乳エミーたんもの読みとうなってきた
873名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 00:57:21 ID:x0Mc7FSK
>>872
巨乳はともかくエミーものは見たいな。
874名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 01:24:23 ID:bcs3Jbtq
エミーはひんぬーと信じている。
875名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 12:50:37 ID:4859BtC3
金髪でロリで巨乳とは実にけしからぬ
876名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 15:37:34 ID:rE3e4e7o

おまいら全員角煮板にカエレ!!

といいつつ俺も拝見いたしたく候
877名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:59:50 ID:fFLYHiQM
ジャーマン先生、二冠王おめでとう
878名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 22:04:17 ID:Crzu1OeR

  ∧_∧  忘れた頃に 鈴本×聖 ジャマハハハ
 ( ´Θ`)  
879名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 22:05:59 ID:Crzu1OeR

『もしも鈴本が聖を寝取ったら(?) 釣られたら負け』

「ん……はあ……!」
「聖……かわいいよ」
「大輔……ぁあ! そ、そんなとこ……ふぁ…っ!」
扉が開け放たれた部屋で、二人の男女が交わっていた。一人は聖。もう一人は鈴本。
二人は、静かに…しかし熱く、激しく、互いの体を刺激し合っていた。

六道「くぅ……そこは……! ぁあ、気持ちい…ぃ……」
鈴本「ふふ……いい声出すじゃないか。可愛いよ、聖…」
可愛いの言葉に反応し、聖の膣は咥え込んでいる鈴本の肉棒を締め上げる。

鈴本「そうだ聖、今夜小波が来るそうだね」
六道「……! し、知ってる……」
鈴本「このまま彼に見せ付けてやろうか……僕達二人が愛し合っている所をね」
六道「だ、ダメだ。アイツは……」
鈴本「何が…駄目なんだい?」

挿入したまま、鈴本は膣に指を入れ、膨らんだクリを刺激する。
聖の顔は快楽に歪み、瞳からは歓喜の涙が、膣からは快感の愛液を溢れさせる。
いつもクールで、脇目も振らず野球に取り組んでいた聖は、男の責めに喘ぐただの『女』になっていた。

六道「駄目…ぇ…鈴本……これは、二人だけの秘密だっ…てぇ……ぁあっ!!」
鈴本「そういうわりには、聖のここは、敏感に反応してるみたいだけど…ねっ!」
六道「ぁぁああああ! ら…らめ…ぇ…!」
鈴本「ふふ……聖は本当に可愛いよ」
自分の中で、動くたびに可愛い声で喘ぐ聖を見ながら、鈴本の胸に言いようのない征服感が高まってくる…。

鈴本「彼のことが好きなのかい?」
六道「……!ち、違う! 私は……お前だけだ……。小波の事なんて、別に…なん…とも…!」
鈴本「……本当かい? それじゃ、君の体に聞いてみようか…な!」
六道「大輔……嫌…そこは…ああああっ!!」
聖の尻に手を回し、挿入した状態でアナルバイブを強引に挿し込む。
聖は始めこそ歯を食いしばって耐えていたが、やがて開いた口からは嬌声が漏れ…、

六道「ぁぁ…す、鈴本ぉ……わたし、わたし…もう…ら、らめ…ぇ……」
鈴本「ふふ、まだだよ聖。もっともっと刺激を加えて、僕好みの女にしてあげるから……」


互いの体を抱き締め合う二人。ふと、扉の前でガチャ…と音がした。視線の先には、唖然とした小波の姿があった。
小波「……あ……あぁ……ぁ……」
六道「小波…! ち、違うぞ! これは……ぁう! 嫌ぁ…小波、見ないで…ぇ…」
鈴本「小波…、とうとう、見てしまったようだね…」
880名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 22:06:53 ID:Crzu1OeR

「六道さん…………酷い……酷いよ…」
「小波……」


「……俺の鈴本を寝取るなんて!!!!!!」


「…………………………………………え?」
「鈴本、おまえもおまえだ!! 女の色香に惑わされるなんて!」
「小波……ゆ、許してくれ! ガッチリもいいけど、たまにはふっくらを抱きしめたくなる時もあるんだ!」
「何を馬鹿な……俺たちの愛はそんな小さなものだったのか!? 風呂で愛し合い、ベッドで愛し合い、
 夜明けを二人で迎えた日々を、おまえはそれを忘れたというのか!?」
「小波……」
「思い出せ鈴本! 俺の穴を丹念に舐(ry、拭き忘れのウン(ry、こびり付いたチンカ(ryの日々を!」
自由の国アメリカ以上のフリーダムなX指定発言を食事中の方々も気にせず叫び続ける小波。
それにしてもこの男、ノリノリである。

「鈴本……!」
「小波……!」

数秒後、そこには熱い抱擁を交わす二人の姿が!
鈴本「もう二度と聖を抱いたりしないよ」

小波「何勘違いしてやがる!? 俺のお仕置きタイムは最初からクライマックスだぜ!」
そう言うと、小波は鈴本を四つん這いにさせ、尻にグライシンガーを押し当てた。

「ふふ、今夜は君がタチで僕がネコか…それもいいかな…」
「問答無用! フンッ!!」
「アッーーー!!!!」

尻穴を掘られながら歓喜の声を上げて喘ぐ鈴本に放置され、呆然とする聖……。その瞳からは、輝きが消えていた。
そして、何処からともなく取り出した鉈を二人に向け……、


『実況パワフルプロ野球14』 最終話『nice boat.』


あなたはこのエンディング、許せる? 許せない?
矢部「これはちょっと許せないでやんすね」
そういいながらも矢部君の手には未開封の「School Days」が握られているではないか! まったく、懲りない男である…。
881名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 22:42:16 ID:7KX9xTB9
マジレスすると人名を入れる入れないは統一してほしいんだぜ
矢部君はいい加減美少女モノ卒業しなさい
882名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 23:39:28 ID:umRWW5IB
アッー!
883あおいちゃんのとある一日:2007/10/07(日) 06:31:05 ID:+zI+uwjJ

――十六時

 コンコン、とドアがノックされる音が鳴った。
 室内から「どうぞ」と返事が返され、ドアが開けられた。
 そこには足をガクガク震わせ、呼吸が荒い早川あおいが立っていた。
 ようやくの思いで保健室に辿り着いたあおいは、少しだけ表情を緩めた。
「あら、どうしたの? 早川さん」
「…すみません、少し具合が悪いので……」
 恋々高校野球部監督でもあり、保険の教諭でもある加藤先生は、彼女の様子を察知したのか直ぐにベッドを用意した。
 あおいはベッドの方へ移動しゆっくりと上に座った。
 そして加藤先生から体温計が渡され、脇に体温計を挟んだ。

「………」
 あおいは窓の外を眺め、ぼんやりとしていた。
 空は相変わらずの青を主張している、清々しいほどの快晴があおいの眼に飛び込んできた。
 普段はあの天の元で、辛くも楽しい練習を行っていたはずなのだ。
(何でこんな事になっちゃったんだろう……)

 本日、同じようなことを何度言っただろうか。 そんな事は、今のあおいには考えることは出来なかった。
 六時限目終了のチャイムが鳴り、外へ学生たちが疎らになっていく。
 ピピピ、と体温計が鳴り響く。 脇から体温計を取り出す。
 そして片手で加藤先生に渡そうとした、その刹那――

 ビィィィ… ヴヴヴッ…

「あ…く…ううっ!」
 ローターとバイブが一度に振動し、彼女の中を蠢く。 あおいは思わず身体を縮めてしまった。
 同時に表情は青ざめる。 二つの振動音が同時に外に漏れてしまったという事が。
 勿論、その怪しげな効果音に気付かない加藤先生ではない。
 加藤先生は首を傾げ、彼女の姿を凝視。 そして音が鳴っている一点に視線を集めた。

「あら、まさか早川さんにそんな趣味があるなんて」
「ちっ、違います……ッ! 今日は……っ」
「まあ良いわ、今日はは楽しい事が出来そうね」
「……?」
 その次の瞬間、保健室のドアがノックされた。
 あおいは素早くベッドの中に身を潜めた。
 バイブとローターの音は外部に漏れている為、極力最小限に音を小さくさせる……意識が虚ろな彼女がとった行動だった。
884あおいちゃんのとある一日:2007/10/07(日) 06:44:47 ID:+zI+uwjJ

 外では男子生徒と加藤先生。 どうやら男子生徒は保健室の掃除に来たようだが。
「えっ、いいんですか?」
「ええ。 今日は病人もいるし、貴方たちも早く帰りたいんでしょ?」
「いや…そりゃぁ……」
「今日は私のサービスだから、帰っていいわよ」
「なら…加藤先生、さよならッス!」

 男子生徒は元気な声で保健室から離れていた。 その瞬間、あおいは安堵した。
 だがそれも束の間、次にあおいの耳に入ってきたのは保健室のドアの鍵の閉まる音だった。
 続いて室内のカーテンを閉める。 これで外部より室内は見えなくなった。
 そして加藤先生はあおいに近付き、スカートを捲った。
「ひゃっ……っ!」
「濡れているわね…まさか一日中付けたままだったの」
「………」
「黙ってても分からないわよ。 …まあ良いわ、私がグラウンド行くまで楽しませてよね」
「へっ…? ひやぁぁああっ!」

 加藤先生がローターを一気に抜くと、あおいの我慢していた物が一気に弾けた。
 膣に溜まりに溜まっていた蜜が、保健室のベッドの上に放出した。
 絶頂に達したあおいは、身体を震わせ息を切らしていた。
「あら、そこまで我慢していたのね」
「……はぁ…、ぁ…はぁ…」
「うふふ……」

 加藤先生は彼女の唇を二度、三度奪う。
 二人の口の中に舌と唾液が絡み合い、放した時にはねっとりとした糸を光らせていた。
 あおいは、混乱しながらも押し寄せる快楽の波に溺れていた。
 彼女の制服を剥がした加藤先生は、人差し指で彼女の肌に触れる。
 しかしそれだけでは物足りないかと言わんばかりに、彼女は下半身を震わせた。
 加藤先生の指は、徐々に彼女の一番敏感な場所に下りていく。
 しかし指は肝心なところには触れず、円を描くように彼女の膣の周りをめぐっていた。
「…んあっ…、……せ……せんせい…」
「早川さんは如何して欲しいのかしら?」
 彼女の秘所は焦らされる事で蜜を溢れさせる。
 本日、何度も絶頂を迎えている彼女だが、身体は性を求め暴れる。
 指は相変わらず彼女の秘所の周りで動く。 膣の様子を楽しむかのようにいやらしく。
「う…うぅ……」
「ほら、ちゃんと言わないと分からないわよ」
「あぁ……んっ…!」
885あおいちゃんのとある一日:2007/10/07(日) 06:51:45 ID:+zI+uwjJ

 先生のもう片方の手があおいの乳首に伸び、細い指先で軽く捏ねくり回す。
「何も言わないと……これ以上は何もしないわよ」
「…ッ」
「……さぁ、如何して欲しいの?」
 もう我慢できなかった。
 今まで我慢していた彼女の精神力は、ついにプツリと切れた。
 身体が快感を求めていたのと同じように、彼女自身も快感を求め始めた。
「ボクの中に……先生の指を挿れてください……」
「あら。 ……分かったわ、もう少し焦らそうと思ったけど」
 加藤先生の表情は少し残念そうだった。
  しかし、先生の指は水を得た魚のように動きを見せた。
 先生は人差し指を軽く舐め、彼女の膣に侵入した。
 意図も簡単に侵入を受け入れた膣は、指を求め絡みつく。
「っ……! …ああっ、くぅ……いやぁぁ!」

 加藤先生は恍惚な笑みを浮かべ、更に指のピストン運動を激しくする。
 数分もしない内に彼女の膣が痙攣を始める。 もう限界が近いのだろう。
 先生は指の本数を増やし、彼女の蜜を掻きかぜる。
 グチャ…、グチャ…、と水音が二人の間に広がった。

「ふあああっ! 先生…ボク……もう駄目…ッ!!」
「あら、早いわね。 いいわ、沢山出しちゃいなさい……」
 ラストスパート。 指の動きは激しくてもう止まらない。
 あおいは頭の中が真っ白になり、絶頂を迎えた。

「駄目ッ…だめだめっ、で…出ちゃう……! んあああぁぁっ!!」

「じゃあ早川さん、落ち着いたらグラウンドに出てきてね」
「………はい」
 ベッドの上でぐったりと横たわっているあおいの眼に入ってきたのは、今まで彼女の中で暴れていたバイブとローターだった。

886RIK ◆nYAlkBQCIc :2007/10/07(日) 07:00:08 ID:+zI+uwjJ
お久しぶりです、RIKです。
正直今までまったく書けなかったし、時間かけた割には十六時だけ。次回はもっと長く書けたら書きます。

今後もスローペースで書いていきますが、宜しくお願いします。

……トリップ、あってるかな?
887名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 08:05:49 ID:w+ZvFCJz
RIKさんお久しぶりです!
久々にきたよ。コレ。
今後更に期待。
888名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 00:25:49 ID:/RJtRiEs
>>886
おおおおお!ずっーと待ってました
連載再開嬉しいです

加藤先生が予想どうりエロくて(;´Д`)ハァハァ
そして最後の1行が気になります…wktk
889名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 11:44:13 ID:vLQcj9so
純愛系キボン
890名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 14:14:55 ID:M21W4QZ3
>>886
RIKさん、RIKさんだ!ずっと楽しみにしてましたよ
これはあおいちゃんも加藤センセも良いヘンタイさんで…
やっぱり貴方の百合SSは最高です
891名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 19:29:31 ID:Y5soWb/I

       ∧_∧
      (´Θ`)
     /⌒   `ヽ-:,,    >>872>>876のアイディアを同時に生かす
    / /★ ★ ノ \; ∩  素晴らしい展開を思いついたぞ!! ジャマハハハ
   |( /ヽ   |\___E)  え? キャラがうろ覚えにも程がある? ウルセーオラ
   | |\ /   |   ''ミ...
  | |  (  ▼ .|     "-:,,.....
  |  |. |   / /         "-:,,
  |   |. |  / /          ,,,-ー"
  |   .|(___)__.)       ,,,-ー"
 |    l|::::|::::/   / """"
 レ⌒\〉:::|::::| ,,,-
     /::::|\:\
     ∠/   ̄
892名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 19:30:06 ID:Y5soWb/I

「ハーイ! アソー、こっちだヨ!!」
「待った?」
「ノー! ちっとも待ってないヨ!」だきっ。
アメリカでは常識らしいが、さも当然のように往来で抱きつかれるとこちらも嬉し恥ずかし困りものだ。

俺の名は麻生。で、彼女がエミリ・池田・クリスティン。
謎の私設武装組織(ソレスタル・ビーイング)に所属する。特殊暗躍傭兵(エレメンタル・マックシング)の一人…って違うな。

プロ野球選手として中々芽の出ない俺に訪れた、海外留学という一つの転機…。
言葉も殆ど通じない街で、俺はエミーに抱きつかれた。
服越しだったが、俺は初めて女性の体の柔らかさを感じることが出来た。
矢部君に借りたゲームみたいな出会いを俺は異国の地で体験したわけだ…。

エミーは毎日のようにスタジアムを訪れては俺を応援してくれた。食事にも誘った。ハロウィンは二人で回った。
アメリカでの活躍は、エミーの存在なくしてありえなかった。
そして帰国の前日、俺はエミーに告白した。別れの前に、言うことは言っておきたかったのだ。
そうしたら、エミーは日本に来ると約束してくれた。マイフレンドからボーイフレンドだネ!と抱きつきのオマケ付きで。

恋人は右手、嫁は二次元、誠氏ねに嫉妬し、鍵作品で泣いた俺だったが遂に『彼女』を手に入れることに成功したわけだ。

それから数ヵ月後のクリスマス。俺はエミーを誘った。街には案の定カップルが溢れている。
去年は矢部君と一緒にしっと団冬祭りに参加してカップルを撲殺しまくったっけ。…御免よ矢部君。俺は裏切り者だ。
893名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 19:31:07 ID:Y5soWb/I

「ところでー、今日はアソーとエミーはあーんなことやこーんなことをするんだよネ!?」
ぶぴっ。俺はコーヒーを噴いた。
元々、パパママ大好き、日本大好きなエミーは、日本文化を積極的に覚えようとしている。
しかし世界一のオタク大国である日本の文化には、覚えちゃいけないものも存在するわけだが……、
「えーと、こういう時は……そうだ! アソー、エミーとLet's play fuck(訳:や ら な い か)しようヨ!」
ぶぴっ。俺は二度目のコーヒーを噴いた。
……ほらね。良くも悪くも無垢だからいらない知識まで覚えてしまう。
俺は寮住まいなのでエミーを自室に招いたことはないが、以前「アソー、niceboat持ってる?」と聞かれたときはさすがにビビった。
「ねえアソー、エミーは四つん這いになってアナルをフィストファックされればいいんだよネ!?」
誰だよ、エミーに酷い日本文化を教えたのは。いくら同性愛が万国共通ワールドワイドだからってこれはないだろ。
「You tube見たら、TDNっていうジャパニーズが気持ちよさそうに喘いでたヨ!」
……エミー、頼むからそんな動画を参考にしないでくれ。もう俺何てコメントしていいのか分からないじゃないか…。
「あと、マミーが、クリスマスは好きな人に、体でラブを伝える日だって言われたヨ」
お母さん、あなたは娘になんて教育をさせてるんですか。いいぞ、もっとやれ。

閑話休題。
誘い誘われ、俺はエミーをホイホイとホテルの一室に連れ込むことに成功した。ヒャッハー!
俺、いい男。エミー、彼女。二人を遮る障害、ゼロ。大丈夫。無問題。
だが、頭の中で『我が栄光』が流れ始めたその時、俺は肝心な事を忘れていた。 おれは しょうきに もどった

エミーはまだ1○歳だ。そんな娘に熱きリビドーをぶちまけたら法に触れるだろう常識的に考えて。
残念ながらパワプロは前年齢対象作だ。「このゲームの登場人物は全て18歳以上だよ」とかは通用しない。
弾道が上がろうが初球○が付こうが、肝心なシーンを描写してはいけないのだ。しかし俺は今、その禁忌を破ろうとしている。
894名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 19:31:57 ID:Y5soWb/I

「アソー、どうしたの? エミーなら平気だよ。早くファックしようヨ!」
「……」

→「エミーを大人にして!」
→「エミーを女にして!」
→「エミーをめちゃめちゃにして!」

うはwwwwwどの選択肢選んでもフラグktkr、夢が広がりんぐwwwwwwwwwww……じゃねえ!!
エミーはまだ(ピー!)歳なんだ。そんな娘にふしだらな行為をやらかしたら、大洋ホエールズの中山みたいに球界を追放されかねん。
「……ごめん、エミー。ここまで来ておいてなんだけど、俺はエロゲの主人公じゃないのでこれ以上は出来ません」
「oh……Why!? そんな、どうしてアソー!? エミーの事嫌いになっちゃったの!?」
「それは、青少年保護育成条例というか…色々あるわけで…」
「じゃあ三行でプリーズ」
「not child porno。(訳:エッチなのはいけないと思います)」
「I see。(訳:把握)」

「でもアソー、マミーは『エッチとセックスは別物だから気にしないでいい』って言ってたヨ」
お母さん、あなたは娘に対してオープン過ぎます。あ、でも母親に認可されたんならいいか。 ←結論
警察と球界には母に激しく同意されたので問題ないと思いましたと供述することにしよう。


「んっ……んっ…………はぁ…」
俺は今、エミーと唇を重ねている。痛いほど腕で締め上げられながら。
いつものソフトな抱きつきではない。腕に込められた力の具合で分かる。エミーもやっぱ緊張してるんだろうな…。
一方のエミーだが、恥ずかしそうにしながらも唇の感触を楽しんでいるようだ。
「キス……はぁ…っ…じょ、上手…なんだ…ネ」
頃合いを見て舌を入れると、エミーはそれに応えようとする。
じわじわと口を舌で犯してやると、やがてエミーの両腕から力が抜け、糸が切れたように力なくベッドに倒れ伏せた…。
「はぁ……はぁ……はぁ……っ、あぁ! …んんっ…!」
続いて頬へ、そして首筋へ、舌を這わせていく。その度にピクンと反応するエミーがたまらなく可愛く思えた。
「あっ……な、なんかやらしいヨ……エミー、キスだけで凄く…やぁ……おかしく…なっちゃうヨぉ…アソー……」
とろんとした目と紅潮した顔を向け、何かを訴えようとするエミーを俺はあえて無視し、その口を胸へと移動させる。
895名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 19:32:54 ID:Y5soWb/I

「あ、っん……アソー、エミー……ちっちゃいよね、恥ずかしいヨぉ…」
エミーは顔を真っ赤にしながら、もじもじと身をよじらせる。
確かにエミーは背丈がないから胸のサイズも控えめだ。
アメリカ人がどいつもこいつも金髪巨乳だと思ったら大間違い、どころか勘違いだ。
しかし「胸のサイズを気にする女の子」というのはいい。実にいい。俺の心にダイレクトに響く。
それにこの小振りながらも感度良好で、ぷくっと膨らんだピンク色の乳首は、ああたまんねえ。たまんねえ。
「ひゃっ……ぁん……ぅん…アソー……何か…エミー、変だヨ……いやらしいヨ…」
乳首を口に含み、舌先でころころと転がしてやると、エミーはぴくぴくと可愛く反応する。
唾液でベトベトにしながら、集中的に嬲り、歯をそっと立てると、エミーは「ひゃう!」と叫び、体を大きく震わせた。
「……軽くイッた?」
「ぅ…………分かんないけど、多分…そう…」
フオオオオォォォォ! 可愛い! エミーはまじで可愛い。何より俺の拙い舌使いで達したというのがたまらなく嬉しい。

そして俺は勢いを切らさず、エミーの花園をGet!すべく下半身へと舌を移動させる。
申し訳程度に生えた金色のヘアーと、普段モザイクが掛けられたエミーの大切な場所が、今俺の目の前にある。
俺は辛抱たまらなくなって、エミーのヴァギナにそっと口付けした。
「やぁ…! は、恥ずかしいヨ……ああっ…ああ…んんっ…はっぁ…」
耳まで真っ赤にしながら顔を手で覆うエミー。本当に恥ずかしいのだろう…。
だがエミーの秘部はもっと欲しいと愛液を奥から溢れさせながら俺の舌に敏感に反応している。
俺はその蜜をすくい、出てきた所へ戻すように指を往復させる…。戻しても戻しても、更に量は増すばかりだ。
口を付け、一滴残らず喉の奥へ流し込むべく音を立てて一気に吸い上げと、エミーはまた「ひゃぁん!」と全身を震わせてまたイッた。

「はぁ…はぁ…はぁ……アソー、エミー…もう駄目だよ……ほしいノ…アソーの…ちょ…ちょうだい…」
エミーは自ら股を開いて俺を誘う。……正直、理性なんてものを人間に植え付けた神を殺したくなる。
(うぅ、し、したい……。挿入したい……! エミーの初めてを…初めてを……!!)
しかしそれを犯っちまったらもう弁解のしようはない。う〜む……この荒ぶるリビドーを何処に持っていけばいいやら…!
896名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 19:34:15 ID:Y5soWb/I

俺は脳内HDDをフル回転させ、この状況を何とかする手段を模索する。
「うーむ(……(カンガエチュウ)……(カンガエチュウ)…………チーン!!
(セイカシャニハクシュ。ヨクデキマシタ。ヨクデキマシタ)」

「こ! れ! だ! うはwwwwwwwwみwwwwなwwwwぎwwwwっwwwwてwwwwきwwwwた!!」
「アソー……どうしたの? 早くぅ…」
「エミー、四つん這いになって!」
「ジーザス…! 『マナツノヨルノインム』だネ!

俺はエミーをベッドの上で四つん這いの状態にさせ、背後に回り、エミーの濡れた秘部……の下、太腿の間に肉棒を差し込んだ。
「…あっ! アソー、それって…」
「うん。素股。挿入じゃないから、ノーカウント扱いだからね」
自分でもあまりの超展開に吹きそうになったが、人間追い詰められたときの思考なんてこんなものだ。俺は構わず腰を振る。

「あっ……ひゃぁ…ん! アソーのペニスが、エミーのお尻の近くでうねうねしてる…よぉ!」
直接ではないにしろ、エミーの股間は流れ落ちる愛液のおかげですっかり動きやすくなっていた。
この体勢だと横から見たら本当に挿入しているように見えるかもしれない。その錯覚が、エミーの愛液の量をさらに溢れさせる…。
俺自身も、エミーの健康的なふよふよ太腿と混ざり合った体液で、本当に膣肉を味わっているように感じる。
「エミー、凄く……気持ちいいです……」
「Ah……い、Yeah…エミーも、エミーも……アソーので気持ちイイ…ヨぉ…!」
「うわ、やば……い、イきそ…!」どうやら前戯に尺を取りすぎたようだ。せっかくの濃厚なシーンだが、俺の限界は近そうだ。
「あっ……ああっ…や、やぁ…アソー、エミー、体の中から何かくるヨ…いやぁ…助けて…怖い…ぃ…」
「いいよ、エミー…! そのままアメリカまで吹っ飛ばしてあげる…!」
「アソー…アソー! love you…だヨ…! っあぁ…駄目ぇ……んっはああああっ!!」

で、それからどうなったかというと…、話は一気に数年後のクリスマスまで高飛びする。
897名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 19:35:05 ID:Y5soWb/I

「ハーイ! アソー、こっちだヨ!!」
「待った?」
「ノー! ちっとも待ってないヨ!」だきっ。
服越しに、エミーの膨らんだ胸が押し当てられる。
ここ数年の俺の頑張りの成果か、ひたすらもみゅもみゅし続けた結果、エミーの胸はたゆんたゆんなほど膨らんだ。
残念ながら背丈はそれほど成長しなかったが、おかげで童顔金髪ロリ巨乳という素晴らしい属性持ちに進化してくれた。
そして今夜、俺は遂にエミーのバージンを奪うのだ…! そう考えただけでアドレナリンが俺の股間に集結する。
「……アソー、今日は熱い夜になりそうだネ……」
「Yes! Yes! Yes!」

ちゅぷ……ぴちゃ…ちゅ…っ…………ちゅ〜……ぴちゅ…。
ホテルの一室で、俺は恒例となったエミーのご奉仕を受けている。大きな胸で挟み込みながらの、極上のフェラだ。
噴出す俺の我慢汁と、エミーが垂らす唾液が潤滑油となり、俺のバットは嫌でも高められる…。
ここ数年の俺の頑張りの成果か、何十回としゃぶらせ続けた結果、エミーの口テクは達人の域まで強化された。
大きく、柔らかく、弾力に富んだ胸と、俺の敏感な部分を的確に突く舌と唇の熱い感触は、絶品という他ない。
「oh……アソー、腰が前に動いてるヨ。イきたくて仕方ないんだネ」
「……エミー、ごっくんしてよ」
「……オッケー。アソーのミルク、エミーにごっくんさせて……」
俺がぶちまけたザーメンは、エミーが一滴こぼさず飲み込んでくれた……。

「見て……エミーのここ、ぐちょぐちょなノ……切ないノ……ぅん」
そう言いながら、エミーはぱっくりと開いた色鮮やかなローズピンクを指で掻き回す。
その度に奥から愛液が溢れ、太腿を伝いながら床を濡らしていく…。エミーも我慢の限界のようだ。
俺はエミーを抱きかかえ、そっとベッドに寝かせる。そして股を大きく開かせて、自分の腰をねじ込んだ。
先がずぶずぶとエミーの中へ侵入する。エミーの表情に苦痛の色は見られない。それどころか肉棒の感触を味わってるようだ。

やがて、俺の棒先に、処女を証明する膜が当たる。これを突き破るときが遂に来たと思うと、感慨深いものがある。
「エミー、好きだよ……」
「……ウン。エミーも、アソーのこと……大好きだヨ…」
「エミー……フンッ!!」
「アッーーーーーーーーーーン!!」

エミーを『女』にしたこの一夜を、俺は生涯忘れることはないだろう……。


次回に続きません
898名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 20:14:45 ID:IZDvgWOc
ネタてんこもりなのにエロいなw
つーかジャーマン先生!なんて格好してるんですか!?wwwww
899名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 00:17:02 ID:2MgXNV7b
抜いたら負けだと思ってる。

負けた。
900名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 01:46:46 ID:MsI+6+Aj
                      /し, /    _>.
                     / { \レ/,二^ニ′,ハ
                     |'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|
                     |^ー'⌒l^へ〜っ_と',!
      __             ! u'  |      / 矢部よ・・・私はいつまでも君の味方だぞ・・・。
  /´ ̄       `!             ヽ  |   u'  , イ
  |  `にこ匸'_ノ            |\_!__.. -'/ /|
  ノ u  {                 _.. -―| :{   ,/ /   \
. / l   | __  / ̄ ̄`>'´   ノ'    ´ {、    \
/ |/     {'´    `ヽ. " ̄\ U `ヽ.    __,,.. -‐丶 u  ヽ
| / ヾ、..  }      u' 〉、    }    `ー''´  /´ ̄ `ヽ '" ̄\
! :}  )「` ノ、     ノ l\"´_,,ニ=-― <´  ヽ{  ノ(   `、  |
l   、_,/j `ー一''"   },  ノ ,  '''''""  \   ヽ ⌒ヾ      v  |
ヽ   _         /   } {. { l ┌n‐く  ヽ/ ``\        ノ
  `¨´    `¨¨¨¨´ ̄`{ 0  `'^┴'ー┘|ヾ    }、 u'   `  --‐r'′
901名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 12:55:21 ID:genPZjis
初投稿です

非エロですがよろしいでしょうか?
902名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 15:04:25 ID:9lDxwaoG
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
903名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 19:27:33 ID:SQuFl7Ma
投下した、なら使ってもいい
904【Remember2001】:2007/10/13(土) 13:28:34 ID:4UGw35Ka
※非エロですが初投下させて下さい

「監督!俺をスタメンで使ってください!」
俺には病気の妹がいた。
可愛いやつで、二軍で燻る、この情けない兄貴を病院のベッドからいつも応援してくれていた。
そんな、妹のなぎさの大きな手術が決まった
「私…大丈夫かな…」
いつも元気ななぎさもさすがに不安げな表情が隠せない
矢部君が必死になぎさを励ましてくれたが、やはりなぎさの表情は暗いままだった。
俺は何もしてやれないのか!いつも俺を見守ってくれていたなぎさに、何もしてやれないのか!
俺に何が出来る!?何が出来る!?
必死に考えて、考えて、俺の中に出てきた答えはとんでもない物だった!
「なぎさ…次の試合…俺、お前の為にホームラン打つよ…」

矢部君は唖然とした表情でこちらを見つめる
公式試合、最終戦…
ファームといえど優勝争いをしているチーム…まして俺はスタメンは約束されている身などではない

そんな俺が「予告ホームラン」……
身の程知らずもいいとこだよな…
でも、なぎさを元気付けたい…なぎさに勇気を出して欲しい…

俺に出来る唯一の事、それが「野球」なのだから

なぎさは少し驚いた顔をしたが、
「お兄ちゃん、ありがとう…私も手術、頑張るね!」
そう言って笑ってくれた
…良かった…この笑顔があったからこそ、辛い二軍生活を頑張ってこれたんだ
─俺も、負けるわけにはいかない─
バッターズサークルで高鳴る鼓動を押さえつつ、準備をしていると
「…しかしまあ、おまえも大層な約束をしたもんだな」
鮫島さんがバックネット裏から俺に声を掛けた
「そういうのはな、昔からヒーローがやるもんなんだぜ!」
ははは…
「俺もそう思いますよ」
そういい返すしかなかった
「上等じゃねえか…」え…?
「ヒーローになって来い!」
鮫島さん…ありがとう
なぎさ、見ていてくれ…必ず…ホームランを打ってみせるから!
905名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 23:32:37 ID:aeFepVd0
続きは?
906名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 18:51:56 ID:BkHle13j
上のやつこれで終わり?まさかな。
907名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 19:44:20 ID:clBM46+9
終わりなら終りと書いて欲しいな

空気読んでロムってる奴もいるんだろうしな
908904:2007/10/18(木) 18:02:47 ID:A2kRbfxo
用事で来られませんでした。
すいません。それで終わりです。

909名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:39:36 ID:2bxpxVAF
そういや11のエリリンネタって無いな。人気薄いのか?
910名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 01:15:51 ID:KtmHvY3Y
あおい先生分が足りぬ
911名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 17:37:04 ID:xUPYtfEw
>>909
正直思い出に残ってない
エイミーかわいいよエイミー
912名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:02:50 ID:tdXyN3SB
エリリンは俺がもらう
913名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:24:00 ID:5vSLIJqT
>>909
俺は大好きだけど文才が無いんだ

>>912
残念、それはカレンさんだ
914名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 18:52:50 ID:DIW2c3sl
彼女候補からカレン様が消えたときは少し残念だったっていう奴。手挙げてみな。
915名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 19:40:37 ID:IVQJ+qoT
繭ちゃんのワガママなおっぱいと奥井の妹は貰っていきますね
916名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 23:02:06 ID:DIW2c3sl
奥居の妹=まりん=オレの嫁
917名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 23:30:35 ID:2DKR77Cd
なんで俺がいっぱいいるんだ? レスした記憶がないんだが
91811病:2007/10/20(土) 00:41:27 ID:OKBPyL9L
クリスマスに皿洗いするはめに                                    〜謝る主人公にエリリン逆レイープ                                       やべぇ末期症状が出てきた。
919名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 23:33:32 ID:Qgfr//2S
あおいちゃんに添い寝されたい
920名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 18:04:28 ID:V8WaWiTw
>>914
華麗にスルーワロタ
921名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 20:23:32 ID:GNca4QFl
確かに完璧なシカトだな。書いたヤツかわいそうなぐらい。             
922名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 23:37:57 ID:44Jqzbh/
そりゃあ>>914みたいなアホな発言すりゃ無視されるのは目に見えてる
923名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 00:08:54 ID:DXTNr9dj
お前らはすでに>>914に釣られてたんだぜ
924名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 02:53:32 ID:fwXpQqZ4
>>922
メ欄ワロタ
925名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 15:19:30 ID:pvmYntM0
同感。流れぶったぎってる。KYもいい加減にしなされ。
926名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 15:39:34 ID:A+px4qT9
サンゴを汚した
927名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 18:51:22 ID:pvmYntM0
もう二週間SS投下されてませんな。どっかのKYのせいか?
928名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 23:14:10 ID:czru9BxI
挙手厨は嫌われるという良い例だな
929名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 00:58:13 ID:qDCVr404
>>927おそらくパワポケ側に職人が移っていったのでは?
930名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 18:05:39 ID:7nZMht0C
>>挙手厨
KY

>>922
なんだかんだでKY
931名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 19:58:39 ID:ie5DuE65
ジャーマン先生が消えたらこのスレと楽天は辛いぜ〜。
932名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 00:33:35 ID:n+WFOpku
エロパロスレで投下間隔が開くなんて珍しいことじゃない
埋め立てない程度に黙って保守してろ
933名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 18:39:23 ID:SHn9WZ8n
保守るくらいなら話題を出した方がいいが…でもKYがいるとなるとな…
934名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 20:59:19 ID:EUNy31Fc
>>933
はいはい、お前も俺もKYだから
935名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 23:28:24 ID:eroa0+70
よく考えてみるとこれはKY914の策略で、スレ潰しのためのあえての発言だったということが考えられないか?  
936名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 15:03:45 ID:TTHXeS10
KYと言う単語を覚えたので使ってみたいという人が集まるスレはここですか?
937名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 18:33:07 ID:yPQJlOPY
ホッシュ
938名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 19:14:50 ID:5rcyMYUy
もう1000レス間近だしな
投下は無さそうだ
埋めがわりに保管庫の作品の話しでもしようぜ
939名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 21:00:07 ID:S5+R/V32
やたら過疎を強調する奴は新参か?
この程度のブランク過去に腐るほどあったわけだが
940名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 21:20:38 ID:ta5ceYJb
>>936
むしろお前のツッコミの方が一昔前のスタイルだな、KYよ。
941名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 03:53:39 ID:2dzQrF+B
KYと見るとキヨハラしかでてこねぇ
942名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 11:49:11 ID:pwuLsqze

KY=(キング ヤマザキ)。
つまり不滅のヒーローを称える賛辞の言葉だったんだよ!
943名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 18:15:23 ID:bZIHyzik
その発想は無かったわww
944名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 19:18:13 ID:q212hFHV
>>942
ジャーマン先生が打席に立つときの音楽が「ヤマザキ一番」になってるのを想像して吹いたじゃねぇかコノヤロwwwww
945名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 19:42:57 ID:4ooii8ly
スタンドが一体となって「おっぱいよー!」

ねぇよwww
946名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 06:43:32 ID:PihPFWg+
スタンドが一体になって「おっぱい★ロリコン!」って選手は
オリックスにいたなw
947名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 22:21:47 ID:QNaARb+Q
みずきと聖のやり取りはどうしても14より13の方が・・・
948名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 01:57:21 ID:0G9T+jO4
>>947
当然

聖のあの性格は高校生かつ後輩だから成り立っていたと言うことを
スタッフは全く分かっていない
949名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 23:00:04 ID:VGH0uFzx
二次の為に一次に文句を言うのもアレかと思うが‥でも確かにみずきと聖はそうかも知れんな。
950名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 13:04:52 ID:H5Kk8xDf
糞生意気なひじりんをいびり倒すSSのプロットだけはある
951名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 11:38:05 ID:OfTtO2vi
>>950
なら頼んだ
俺には無理だ
952名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 02:05:10 ID:UdR72ZoK
しかし急に過疎りだしたな。
953名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 19:38:15 ID:ptDj1X5a
そうでもないぞ
初代スレから居る身にしてみれば
今はマッタリいい空気で賑わってて嬉しいくらいだよ
954名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 02:13:54 ID:TJqCnF7D
182 :みずき×友沢のがめちゃくちゃいいんだけど、この人他に何かかいてあったら見たい!
誰かわかりますか…泣
955名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 06:19:29 ID:XTvUyXU7
>>954
俺も凄い好き
みずき×友沢好きになった
956名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 21:29:57 ID:ei7xG3M+
>>955
俺も
957名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:35:27 ID:pTTULzZn
もしかして俺かな?
すまん、書いたのはその一本きりなんだ
別の作品なら書いたから一応初書きではないよ
958名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 07:10:38 ID:tB4APZ0t
>>957
げ!続編とかお願いします!何度も読み返しちゃうぐらいいいすよこれ。
959名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 09:11:07 ID:Y4XcRKi5
パワプロくん×みずき
もいいと思うが
960名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 09:40:39 ID:Y4XcRKi5
今頃だが、>>60ギャグマンガ日和のソードマスターヤマト パクリじゃまいか
961名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 10:16:42 ID:eotz5h3A
そりゃ誰だって気づいてるんじゃね
962名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 12:14:50 ID:EcIRv8UZ
小学生は帰れ
963名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 19:00:27 ID:ilqJ5ouR
まぁまぁ、後残り少ないんだから、早く埋めようぜ
まとめサイトのSSを語りながらさ
964名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 01:31:46 ID:hGfODK/v
投下するのは次スレのがいいかな…
965名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 07:43:27 ID:u8yS3ZYU
>>964
まだ間に合うカモーンщ(゚Д゚щ)
966名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 09:26:36 ID:L1xGUdsN
この調子だと埋まんないから投下してくれぃ
967名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 10:49:25 ID:tz01xAJJ
パワプロでSS

梅。
968名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:28:25 ID:d9EIx5IA
主人公のシンカー習得時にどっちが教えるかで揉めるみずきとあおい
ってネタで誰か書いてくれないかな?
969名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 21:21:47 ID:D2J3QU7Q
>>968
みずきはスクリューだ
970名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:27:07 ID:6bke2Ybx
揉めるみずき…、一瞬ビッチなみずきを想像しちまったじゃないか!
971名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 01:49:47 ID:J0sxnzem
誰がなんと言おうと
俺は主人公×みずき派
972名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 08:19:35 ID:JKDgj2zF
では聖は頂いていきますね
973名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 09:00:24 ID:GJRPf9Ar
主人公×空派
974名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 11:44:55 ID:9PESdW4Y
主人公×なぎさ派は俺だけでいい
975名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 21:49:58 ID:8LzhnQct
>>182
をみて、一気に「みずき×友沢」派に
976名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 23:19:22 ID:GQBjmbYZ
主人公×みずき(14の先輩バージョン)
同級生もしくは後輩も良かったけど、14の感じもアリだと思った。
977名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 07:44:00 ID:trb89iH8
>>973
同志。
978名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 17:22:03 ID:loRFryi3
>>978ならあおいは俺の嫁
そして聖は俺の娘。
979名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 23:03:15 ID:pNVS3bhg
>>979なら>>978は却下
980名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 02:01:26 ID:87EbXTTn
>>980なら俺とあおいちゃんとはるかちゃんで三角関係
981名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 04:04:47 ID:XWQySDs7
>>981なら>>980無効
982名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 21:15:47 ID:HIAMUTdm
>>982なら鈴本と結婚できる
983名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 21:35:46 ID:nFzLkihQ
>>964
誰も立てないようなので次スレ立ててくる
964さんのSSも読みたいしね
984名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 21:45:26 ID:nFzLkihQ
985964:2007/11/19(月) 00:16:36 ID:rl/e1Net
>>983
乙です。
実はまだ纏まりきってない部分が…
19日の仕事を終えたら、次の日休みなのでチェック及び修正を入れて投下するつもりす。
新スレ1番乗りにはなりたいかな。
986名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 21:01:11 ID:WjxfalcT
ところで保管庫は更新されるのか?
987名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 11:10:30 ID:7RFnWUBX
つーか保管庫にあるやつをwikiに移さないのか?
988名無しさん@ピンキー
それ以前に保管庫どころか最近の作品の保管すらあやふやじゃ…

自分は、お気に入りのSS作者さんが以前に
やり方が分からないのでwiki更新して欲しいと書き込みが前にあったんで
その作者さんの作品は更新するようにしてるけど