1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 22:20:36 ID:RVUs6Wmc
4 :
重複につき誘導:2007/02/13(火) 22:28:38 ID:4Brcpwvy
いや、名前は純愛だが全然違う
>>4 ただの純愛には興味ありません。
この中に純愛、修羅場、ヤンデレがいたらこのスレに来なさい。以上
次からテンプレに
当スレはストーカー・狂気系の一方的純愛スレです。
純愛スレ、修羅場スレとは別物です。
ヤンデレ系ではありますが、ヤンデレスレとは路線が違います。
って付け足しとく必要あるか?
261 :愛のVIP戦士:2007/02/13(火) 22:43:18.81 ID:MhBQ9Klk0
ストーカー女が主人公の為に精一杯頑張る、明るくほのぼのしたハードフルコメディです。
で、おk
まぁ、こんな感じで
今までずっとVIPでやってなかった?
今度からここでやることになったの?
結論からいけば、問題なし
14 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 23:41:17 ID:70iuBJIz
単発がここにくるように自演して誘導したとしか思えないんだが
発端は
36 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/11(日) 03:31:37.86 ID:ndvsp0iL0
そろそろエロパロ板に立てたらどうよ、このスレは
37 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/11(日) 03:37:32.29 ID:R9xKVqavO
>>36 エロパロに立ってないとでも思ってるのか?
だし
>>14 俺的には保守ばかりになってたからそれでもエロパロ移行でいいと思ったんだが…
とりあえずエロパロではsage進行でいかないか?
まぁ、マターリ待ちましょ。折角移行したのだから。
>>1だが、スレ立ててから投函がないので自らカキコするか……
今日は2/14(水)だ。
vipでは2/15(水)と表示されているが間違えなく2/14(水)だ。
そしてバレンタインだ。
バレンタインデー……… 毎年この日が近づくと鬱になる。
きっとわかっていても僅かばかり期待を持ってしまうせいだ…。
そして、その期待は今までことごとく破られてきた。
そう、年齢と同じ数だけ……。
しかし、今年は一味違う!
なぜなら、女さんがいるからだ。
彼女からは絶対に貰える筈だ。………別の意味でも一味違うかもしれないが…。
とにかく、今日、この日に”チョコレート”という名のお菓子を貰い脱0個を達成するわけだ。
例え異物が混入されていようとチョコはチョコだ。
これで幼や友を少しは見返せる。
思えば、去年の春から今日まで辛い事がたくさんあった。
いや、むしろ辛い事がばかりだった。…と言い換えてもいい………。
大抵が女さん絡みで………。
それも今日、チョコを貰うためだったと思えば、少しは報われ……る…?
まあいい、取り敢えず女さんに起こされる前に起きて、学校に行くか……。
続き
…………おかしい…。 いつもの女さんなら、もう既にチョコを渡しているはず…。
誕生日の時など、きっかり0:00に人の部屋へ勝手に押入ってまでしてプレゼントを渡しにきた。
女さんに限って放課後まで待つ… なんてことは絶対にありえないはずなんだ。
しかし、チョコレートを未だ貰えてはいない。
そもそも今朝、女さんが俺を起こしにこなかったことからしておかしいのだ。
そんなことはこの1年間に1度たりともなかった。
どんなに起きる時間を早くしようとも必ず時間を合わせてくる。 ………まるで24時間監視されているかのように…。
だから時間を変えるのは止めたんだ。
ただ、起きるまでの間、何をされるかわからないので、女さんが起こしにくるより早く目覚めることだけを徹底させた。
今朝は確かにいつもより少しばかり早くに目が覚めた…。
女さんが起こしに来なかったことも、しばらくずっと時間を変えたりしなかったからだ… と、そう思い込んでいた。
…が、今までの女さんの行動を考えれば、久々に時間を変えたからといって遅れをとることはない。 絶対に……。
必ず彼女のほうが1枚も2枚もうわてなのだ。
だからこそ、この1年間、悪夢を見続けてきた… とも言える。
そう考えるとますます違和感を覚える。
自分に対しての執着心がなくなったとも思えない。
昨夜遅く帰るまでは、いつも通り普通だったからだ。
……いや、この場合、いつも通り異常だった… と言うべきか…。
自分に対して興味がなくなったのであればそれはそれで構わない。
明日からは安心して眠り、そして平穏な生活を送るだけだ。
…が、それは何も今日、バレンタインデーじゃなくてもいいのではないか?
この1年間、ずっと頑張り続けていたのに……。
男(まあ、女さんに限ってそれは考えるだけ無駄なことか……。)
しかし、女さんが何かを企んでいる事だけは確かだろう。
男(……女さん、何を考えている?)
エロパロ移転記念ということでエロパロ風の長文な出だしにしてみました
続き
結局、放課後になった今、未だチョコを貰えていない。
それどころか、今日1日、朝、「おはよう。」と挨拶を交わしたきり、女さんと1言も話をしてはいない。
授業中、ずっと見つめられ続けることもなかった。
昼食時、お手製のトクセイ弁当もなく、久しぶりに購買を利用することになった。
…………寂しい…。
ふいにそんな言葉が頭をよぎる。
たった1日女さんに付き纏われないだけで………。
ブンブン …と頭を振る。
そもそも今、”寂しい”なんて感じているのは全て女さんの責なのだ。
女さんが付き纏うようになってから、1人、2人と身の周りの人が不自然な事故に遭うようになった。
それと同時に”それは女さんがやったことだ”という噂が広がり、”男に関わると殺される”という噂まで広がった。
その結果、周りからどんどん人が離れていったのだ。
男 (実際、今、俺の傍にいることができる人間は幼と友の2人、そして俺の両親だけか…。)
この4人は逆に近しい位置にいる責か、未だ直接的な被害が及んではいない。
そのかわり、事故に遭いかけたことは誰よりも多かった。
そして、直感が訴えてきた。
”これは女さんからの警告なのだ”、”その4人は人質にすぎないのだ。” …と。
………怖かった…。 4人の内1人も危害が加えられていないことが…。
4人も人質がいることは、逆に考えれば、1人でも無事ならあとは何でもできる …ということだ。
女さんは頭がいい。
実際、今までに彼女が起こしたと思われる事件はいくつかの不自然な点を残しながらも全てただの事故と処理されている。
むろん、彼女がやったという証拠どころか、彼女が少しでも関わったという証拠すら全く出なかった。
彼女に直接問い質したところで「2人の愛を邪魔するから罰が当たったんですよ。」と誤魔化すだろう。
だから、未だ聞くことはできない。
その誤魔化しこそ、人質をとったテロリストの要求のようなものだからだ。
もちろん、その要求を聞かなかったからところで、要求に応えなければならないが…。
彼女のやったことで立証できることは尾行行為と不法侵入くらいだろう。
それも今では同意の上での行為とされ、こちらもそれに従うしかない状況だ。
いつしか、”周りから人が離れていってくれたのは、むしろよかったのかもしれない”、”人質にされるよりは全然いい”と思えるようになった。
男 (ずいぶんと女さんに毒されたものだ…。)
不意に苦笑がもれる。
”寂しい”などと思うのもきっと似たようなものなのだから…。
スマン
なんか眠いから寝るわ
まだ男しかでてきてなくて悪いが続きは明日で
怪我
それはホンの少しの気の緩みだった…。
まさかあんなことになるなんて…。
男「だーかーらー、メールとか電話とか止めろってば」
女「二人の愛を確かめ合う大切な行事じゃないですか…って男君!前っ――」
男「ん?前がなn…――」
どん
僕は女子生徒とぶつかったらしい。
――それだけなら良かったんだけど。
―――階段から落ちるってのは……ねぇ。
僕は背中からゆっくりと自由落下し続ける。そんな中で僕は落ちても、
―少し痛いくらいで大したこと無いんじゃないか?
そう考えていた。でも現実は結構残酷なんだよね…。
ばずん
一瞬にして肺から空気が押し出されるのが分かる。
男「っつ…!」
しん、としていた空気に色が溢れてくる。
「…く―お――ん!男―んっ!!」
顔面蒼白ってこういうこというんだなぁって顔で女が僕の名前を叫んでいた。
ゆすんなよ。大丈夫だって。すげえ痛いけど、今の騒ぎを聞きつけて…ほら先生が来た。
どいてやれって―――…
結局、僕は全治三ヶ月程度の怪我で済んだ。あの状況からして三ヶ月ならかなり軽いんじゃないか?
ただしその間は入院。一人部屋だし、なかなか辛いな…。
女が本当に泣いてる顔…少し可愛かったな……って僕は変態か!?
容姿を褒めるのは分かるけど、泣き顔が可愛いなんて…
そんな葛藤に悩んでいるといつの間にか泣き腫らしたような顔の女が部屋に入っていた
少し驚いたけど、『今更』だから前置きは無視だ。
男「…どうしたんだ?」
女「どうしたって…男君が心配だからこうしてここにいるんです!もう……心配、させないで…」
アレから沢山の人が見舞いにきたりしたが誰よりも申し訳ない気持ちになるのは何故だろう?
男「……ごめん。でもそれだけを言いに来たんじゃないんだろ?」
なにか話題を変えなければ行けない空気を感じてた。
女「…そうですね。そういえば報告があったんでした。」
男「それはその旅行バックが関係してるんだろ?」
少し苦笑気味に僕は話す。
ああ、やっぱりこういうところは変わってないんだなと。
女「…泊り込みの看病――それもあるんですが、今回は違うんです。」
そういいながら、彼女は正方形の旅行トランクを空けた。
パカ
中から出てきたのは洋服、下着、寝袋。
では無く、ボロボロの浅黒い『人』だった。
は?
人が出てきた。
訳が分からない。
私の代わりに一分の一ドールを――とかやる気か?
――いや、なんか見たことあるぞ!
この人って…
その答えを言い終わる前に、女はそれの髪を掴み引っ張り出す。
その光景はおもちゃ箱の奥にある人形を取り出しているような光景だった。
ただ違うのは、それが人間で―ひっ、と小さく息を漏らしたことだった。
男「それって……」
女「これ、ですか?男君も分かるように、『加害者』です」
『コレ』と呼んでいるのに『者』をつけるのが酷くおかしかった。
……ってそうじゃないっ!
男「そうじゃない!なんでこの子はこんなに…酷い格好を…?」
女「なんでって…罰ですよ?」
僕の言ったことがまるで分からないといった顔で女はいった。
―だからって、腕を折り、足を折り、指を折り、歯を……
僕にはまっすぐ直視することはできなかった。
女「さ、謝りなさい?」
にっこりと微笑みながら彼女は、半ばうつ伏せ状態の、その生徒の髪を強く引っ張る。
生「あっ、ごべんなざい…。ごべんなざ…」
女「―――っ!…ちゃんと言いなさいっ!」
上に向かって折れ曲がった指を元の形に戻すように踏みつけた。
僕は言葉が出なかった。
生「あぁっ!くっふっ…」
女「貴方のおかげでっ、男っ、くんとの出会いの時間がっ、減ったでっ、しょうがっ!!」
髪を握りながら何度も何度も白い床に叩き付ける。
白い床が赤黒く染まっていく―――。
「…っ!やめろっ!」
僕は女の腕を掴んで制しした。生徒の鼻は折れ曲がり血なのか鼻水なのか、唾液なのかすら分からないモノが
床に飛び散っていた。
男「罰だとしても…や、りすぎだし…それに―」
女「それに?」
何も映っていない、ただ黒いだけの瞳が恐ろしかった。
男「そ、それに…僕は…そんなこと、望んでいない」
それが決め手だったのかあっさりと女は手を離し、いつもの微笑みで答えた。
女「男くんが望んでいないなら――しょうがないですね。本当はここでオイタができないように」
少し溜めて生徒の方を見て答えた。
「バラバラにしようと思ったんですけど。そんなことしたら汚れちゃいますし、ね。」
生徒は血の流れ出ている鼓膜でも聞いていたようで少し体を震わした。
女「なんか疲れました。私帰りますね」
そういって、彼女はトランクに彼女を戻した。
ここでボロボロの少女が歩いていたら明らかに不自然だから、と彼女が提案した為だ。
では、といってトランクを持った女を僕は一度は見送った。
しかし、あの少女が気になって僕は自室の扉を開けて女を追いかけた。
男「やっぱり、手伝うよ!彼女が気になるし、ここ8階―――」
だし、と言おうとして女に近づいた時に僕は何かがおかしいと思った。
今、女はトランクを持っていない。
何故?
その時、僕のすぐ横の窓から風が流れてカーテンがなびいた。
ずどん。がが。
――何かが地面に叩きつけられる音がした…。
外で人の騒ぐ音が聞こえる。
それを気にせず女は後ろ姿のままで僕に話しかけてきた。
これなら汚れませんね、と。
そしてはっきりとした口調でこうも言った。
「あなたが気にかける女性は私だけでいいんです」
僕はそのまま歩き出す彼女をただ見てることしかできなかった。
END
30 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 15:28:58 ID:O/MHiBxm
31 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 15:46:06 ID:GGGqzmeU
ほのぼのするなぁ
vipをけなすわけじゃないが、ここがエロパロ板であることを念頭に置いておいてくれ
まず男「」みたいな台本形式はここじゃ嫌われるぞ
台本形式を効果的に使ったのもあるが、vipみたくやると文章で表現する気がないみたいな印象を受ける
あとエロパロ板ではキャラの言動よりも内面描写を重視する傾向がある
だから「長文風味」ではなく初めから「これくらい書く」って気持ちでいくといいぞ
好まれるのが確か1スレ大体50字前後で40行
ちなみにこれは個人的な問題かもしれんが、名前が男とか女とかになってると感情移入しにくい
せめて佐藤政男とか少しでも名前らしい名前が入ってると感情移入できる分女の恐ろしさが伝わり易い
その上他の職人とも差別化出来るぞ
最後に長文スマソ
なかなか良く出来てたと思う
ほのぼのGJ!
嫉妬修羅場・ヤンデレの両スレを掛け持ちしている俺としてはこっちにくるのは大歓迎です。
>>32 みんなが
>>32のような左派ばかりというわけでもないだろうし、
vipからきた移民たちには、従来のスレの雰囲気を壊したくないと思う右派も存在していると思うので、
もともとエロパロにもvipにも通っている中道の俺としては、従来の会話形式と長文エロパロ形式とどちらでもOKにしてもらいたい
読み手は好きなほうだけ読めばいいと思う
名前については、従来の会話形式ではこのままでもいいと思う
ってか、むしろ9スレ目にもなるとこの方が慣れてしまった
長文エロパロ形式にするなら、名前はあった方がいいかも
まあ、他の人にもいろいろ意見出してもらって今後のスレの方向性を決めていけばいいんじゃないか?
とりあえず、他スレに迷惑がかかる場合があるので、vipからの移民はsage進行を忘れずに
とりあえず、そろそろ続き考えないとバレンタインものにしたのに2/14が過ぎてしまいそうだ
残りは全部書きあがったら、一気に書き込む
書き手は書きやすいほうで書いていただければよいと思いますが
正直に好みを言うなら「男」とか「女」は萎えます
俺は名前が付いていたら萎えるわ
一応、そういうやつもいるってことをアピールしておくんだぜ
俺も名前は無いほうが好みだが
書き手の好きなようにすればいいんじゃね?
移民が最初のころはカルチャーショックを受けるのは良くあること。
書き手の自由にしておけばそのうちほのぼの純愛スレの特色になるんじゃないかな。
名前付きorなしがどうしても嫌なら読まない。これだけさ。
一気に書き込むつもりだったが、別用ができたので断念
スマソ
ペースがむちゃくちゃ遅い
一応、A、Bの2つ考えてあるんだが、今日中には無理だと思う
Aだけでも多分無理、バレンタイン過ぎるけどご愛嬌を
とりあえず書けた分だけ載せとく
続き
家に帰る準備をしていると女さんに声をかけらた。
つい、僅かばかりの喜びが顔に出てしまい少し焦る。
昨日までの自分なら確実に恐怖しか感じなかったはずなのに…。
今日の女さんは変だった。
………いや、いつもが変で今日がまともだった… と言うべきか…。
それ以上に、今日の自分がおかしいことに今更気づく。
気が付けば女さんを目で追ってしまう自分……。
………いつもなら警戒心のみからくる行動のはずなのに…。
今日のそれは違っていたように思えた。
頭の中で警鈴が鳴る… 危険だ…と。
その警告音でようやく正気に戻る。
考えすぎることは危険だから…。
いくら考えを巡らそうとも、自分の頭では女さんに敵わない… と何度も理解させられてきたのだから。
この警鈴は、女さんに従うしかない状況において、この1年間に培った能力だ。
女さんと関わり始めてから度々、正気を保てなくなる事があった…。
そして、思考の海にどっぷりと浸かってしまう事があった…。
そんな時は、いつもこの警告音が自分を常に戻してくれたのだ。
警鈴に感謝しつつ、女さんを見る。
彼女は、少し不思議そうにこちらを見つめていた…。
? 違和感を覚える…。
目の前にいる人物は、本当にあの女さんなのか?
彼女ならば、こんな時、”不思議そうに”…という態度はとらない。
必ずいつも、”そちらの考えは全てお見通しだ”…という感じでニヤリと笑みを浮かべる…。
それが彼女だったはずだ。
まして、こんなに彼女が可愛く見えたのは、彼女に告白されて以来初めてだ。
高ぶる鼓動を抑え、平常心で心を覆い彼女に問いかける。
「どうしたの?」 …と。
平常心で問いかけたはず…、にも拘らず、何か期待を込めてしまった様に感じた…。
「男君、今日は掃除当番だよ。」
彼女の言葉に少し期待を抱いてしまう。
2人きりで掃除当番… つまり、彼女はその時を待っていたのだと思ったからだ。
しかし、その間… なにもなかった。
今までの彼女なら、2人が掃除当番になった場合、他の掃除当番は先に帰らせ、
2人きりで掃除をするか、2人一緒に掃除をサボるかのいづれかだった…。
…にも拘らず、今日に限って掃除は2人きりではなかった。
チョコレートを貰う事もなかった…。
そして、また言葉を交わすこともなく掃除を終え、1人、帰路につく。
1人で帰宅するのは久しぶりだ。
”いつも女さんが隣にいてくれたからか…。”
そんな言葉をつい口にしてしまう。
頭のどこかで警鈴が鳴っているが、不思議と気にならない。
>>32 vipでは書き手に対して意見を言わない傾向があるので
意見を述べてくれるのはとても参考になる。
上手く両方を満足させられるような文を書く。これが今のテーマ。
エロパロってことはエロいのでもOK
なんだよね…?
書いてて思った。
あとトリップって必要?
>>43 エロスOK
トリップは、俺の場合エロパロでよく使われてるから使ってみただけなので、使うかどうか自由でいいと思う。
取り敢えず、続き投函↓
続き
帰宅し、直に自分の部屋に入る。
制服から着替え、ベッドに寝そべる。
そして、今日1日の女さんについて考える。
”今日の女さん、可愛かったな…。”
凛とした知的な表情… ちょっとした可愛らしい仕草…
そして、狂気など微塵も感じさせないあの笑顔…
”女さん………”
彼女は、間違えなく『女さん』だった…。
但し、彼女は、いつも自分に付き纏っていた『女さん』ではなく、
出会ったばかりの頃の『女さん』…だった。
彼女は、学年が替わった時にこの学校に転入してきた。
そして、同じクラスになった。
彼女は美人で、人当たりもよく、成績優秀、スポーツ万能……
まさしく才色兼備だった。
故に、男女ともに人気があった。
………彼女が自分に告白する、それまでの数週間は…。
男女ともに人気があった彼女…
自分もまた、そんな彼女に恋心を抱く男達の中の1人だった…。
”そう…、俺、女さんのことが…『好き』…だったんだ。”
続き
今日の彼女の姿は、自分が…好きだった頃の彼女… まさにそのものだった。
屈託のないあの笑顔が何より好きだったのだ。
”もし、彼女が以前のように戻るなら”…と、今までに何度考えただろうか?
しかし、答えはいつも”人が急に変わることなどありえない…”
その諦め一色のものしか出ることはなかった。
本当にそうなのだろうか?
現に彼女は、あの告白の後、急に変わったではないか!
ならば… その逆はどうなのだろうか? …と、考えてみる…
(………………………)
どういった理由があるのかはわからない。
とにかく彼女は以前のように戻ったんだ。 …と、自分に言い聞かせてみる。
(ゾクッ)
不意に寒気がした。
いつもならば、それは女さんの言動・行為に対し感じることだが、今回は違った。
『戻る』という単語に対し、そう感じたのだ。
『戻る』ということは、自分と彼女の関係をも『戻してしまう』事だからだ。
昨日までの自分ならば、自分と彼女の関係も元に『戻したかった』はずなのに…
今は…。
気が付けば、家に帰ってからずっと、彼女の事ばかりを考えている。
いや、それに関しては昨日までと同じだ。
今までもよく彼女の事を考えてばかりいた。
ただ1つ、今までと大きく異なる点は、女さんへの気持ちだった。
そういえば… と今更ながら思い出す。
”結局、チョコレート、1つも貰えなかったな…。”
先ほどから、だんだんと警告音が大きくなり、激しく鳴り響いているようなのだが、
なぜかその音はどこか遠く、微かにしか届かない…。
>>45 >彼女は、間違えなく『女さん』だった…。
これはわざと?
途中だけど許せ。
僕は今、非常に切羽詰った状況にいる。
クラスの先生を含めたみんなが僕に向けている
『何とかしろ』
というこの眼差しを見てもらえば分かると思う。
原因は僕の後ろの席の彼女なのは薄々ながら分かってもらえてると思う。
いつもの僕なら――止まらないとは分かっているけど――止めに入る。
しかし、今回は無視し続けなければならない。
これは試練だ。
みんなも僕にも止められないことを分かっている。
しかし『藁にも縋(すが)る』とはよく言ったもので、人は小さな希望にしがみ付いているんだ。
でもみんな、僕にはできない。僕は弱い人間だから――
「はっ…ぁ。男…くぅ…ん」
僕には無理だ。
なんで僕が…、僕が彼女の淫夢を止めないといけないんだ?
しかも自分の名前を呼ばれてる状態で僕が起こしに行く?
何の罰ゲームだよ。
「あぁ…、いつもより――凄いっ」
それを聞いてひそひそと話始める女子。前かがみになる男子。鋭い視線を向けるその他大勢。
みんな馬鹿だ…畜生…。
続く
是非続けてくれ。頼むぞ
50 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 02:49:49 ID:ZhqDgr9F
続きは今日中に投稿します
ワッフルワッフル!!
あぁ、神よ。この状況を打破するのはやっぱり僕しかいないのだろうか…?
「――はぁぁ…っくぅん…」
――本当は起きてるんじゃないのか?
女が僕との関係を確かなものとするために。
いや、その可能性は実は一番低いと思う。
何故かって?
そんなことをする前に僕を犯すことをするはず。
しかし、そんなことはされてない。
…なんか自分で言ってて凄く悲しくなってきた…。
しかし、理由は一体?解決策は―
「舐めるなよっ!ベイベロンッ!」
急に低い――と言っても十分女性的なのだけど――声で叫んだかと思えば、また淫夢を続けている。
周りも一瞬、体を強張らせていた。
…確実に寝てるな。つか何の夢だ。
「え、また…ですか?…わかりました。『お兄ちゃん』…もう」
…よし、殴ろう。殴って起こそう。
そう思って立とうとした時、クラスのみんなが僕を見た。
その目に―
『やっぱり、そういうことしてるんだ』
と言われてる様な気がした。
…畜生、座ったら座ったで催促するような眼差しで見るってどういうことだよ。
僕が女と同じ様に突っ伏した状態で周りを無視しながら一人でしりとりをしていると授業終了のチャイムが鳴った。
―――ああ、よかった。…救われる。どうせこの後は帰るだけだし。
数人の男子はチャイムと同時にトイレの方向へ走り去り、女子は面白い話題でもあるのか
他のクラスの女子を捕まえてひそひそと――こっちを見るな。指差すな。――話に花を咲かせていた。
それと同時に女もゆっくりと体を持ち上げ、自分の頭の上で輪を作るようなストレッチをしていた。
「…んっ…と、ついつい寝てしまいました。ん?…どうかしましたか?」
「…いや、何でも…ない」
『あれはワザと?』
そう聞こうかと思ったけど止めた。なんか地雷のような気がしてならない。
僕はそうそうに立ち去ってこの荒(すさ)んだ心を癒したいんだ。
そう思って僕が教室の扉に手を掛けた時だった。正直しくったね。
「もう…、今日も一緒に帰って愛を明かし合いましょうよ」
「みんなの前で変なこと言うな。」
バカ…と言い、続けて
「…それと、今日は僕が出た十分後に学校を出てくれ」
ただ、僕は今は気まずい上に周りに見られたくなかったのでこう言ったんだ。
他意は無いんだ。いや、本当に…。
しかし、、その伝達は通じても中の意味までは正確に伝わらない訳で…。
だから、僕はニヤニヤ笑いながら今の意味を明らかに勘違いしている
クラスメイトが出て行くのを、赤くした顔で何かを言おうと思考を廻(めぐ)らせていた。
END
電波を受信したので続くかも試練。
スマン
熱出して寝込んでいたので、続きを投函するのが遅れた。
ようやく熱も下がったので続きを投函↓
Aルートはあと1回続きがあります。
続き
あれから、1カ月が過ぎた。
あの日以来、彼女とは1度も会話がない。
今思えば、彼女に付き纏われたあの1年間は、女さんへの恋心が作り出した妄想だったのでは…。
事実であっても、彼女が自分に対しての興味を既に失っている事は間違えないだろう。
わからなかった…。
何故、今まで彼女を拒絶してきたのか。
今日はホワイトデーだ。
本来ならば、バレンタインデーに女さんからチョコを貰い、そのお返しを求められている筈なのに…。
”ホワイトデーは3倍返しですよ。”
と言って、無茶苦茶な注文をする彼女を想像し、涙が流れる。
(ピンポーン…)
家のチャイムが鳴る。
そういえば、女さんもよくチャイムを鳴らしたな…。
そんなことを考えていると、母に呼ばれる。
”女さんよ”…と。
おかえり。
wktk
続き
その言葉を聞くと、居ても立ってもいられなくなり、玄関まで走り降りていた。
以前なら彼女が来ても、絶対に家に入れなかった筈なのに…。
どうして母は彼女をあっさりと迎え入れてしまったのか。
そんな疑問が微かに脳裏を横切るが、”彼女に会いたい。”という思いに掻き消される。
玄関に出て、そして彼女の顔を見ると、
思わず、彼女を抱きしめていた。
うれしい…。
彼女が自分を訪ねて来てくれた事が…。
自分はまだ彼女に見捨てられていない、とそう思える事が…。
さらに1年が過ぎた。
彼女は、相変わらず…だった。
いや、むしろ自分に対する執着心がさらに増したのでは… と、そう思う。
”1番変わったのは、………俺…”
そんな言葉が口に出る。
あの日以来、怖くてたまらなくなったのだ。
彼女が再び自分の許を去るかもしれない事が…。
その恐怖故に、彼女以外の人と話す事が出来なくなった。
彼女以外の人を視界に入れる事が出来なくなった。
彼女はよく言っていた。
”私以外の人と話さないで下さい。”
”私だけを見て下さい”…と。
学校は既にやめてしまった。
今は彼女が用意してくれた部屋に住み、その部屋に閉じ篭っている。
おそらく、自分は一生こうして過ごすのだろう。
それでも幸せを感じずにはいられなかった。
彼女が傍に居てくれるから…。
happy end
ほのぼのするわw
これはほのぼの
視点移動 男→友
続き
放課後になった。
今、自分の手元にはチョコレートが2つある。
一方は、幼から貰った義理だとあからさまにわかる既製品だ。
もう一方は、手作りか既製品かは開けてみないとわからない。
本命かどうか正直微妙なところだ。
男のほうを見る。
アイツは今年もまた1個もチョコが貰えなかったらしい。
(まあ、女さんが渡さなければそうだよな。)
どうやらアイツは、彼女が明らかにいつもと違う様子に戸惑っているらしい。
いや、それだけではない。
アイツの表情からは、戸惑いとは別の感情が伺える。
(予定通り…か…。)
思い出す…、自分と幼が1週間前に女さんとした遣り取りを…。
男のやつは1つ大きな勘違いをしている。
自分とアイツ、そして幼には1つ共通点がある。
それは、親の働いている会社だ。
女さんの父や祖父が、それらの会社の経営者なのである。
そのことをアイツは知らない。
アイツは自分や幼、そしてアイツの両親が未だ事故に遭っていない事を人質という形で捉えている。
しかし、実際はそうではない。
自分たちは、女さんにとって都合の良い人間だから…。
彼女が、本当の意味でアイツを手に入れるための道具なのだから…。
人質の筈の4人は、全員が彼女の傀儡に過ぎない。
欺瞞…なのだ。
お題がある?
×お題がある?
○お題ある?
続き
アイツは以前、言っていた。
”何度、家のセキュリティーを上げても女さんは簡単に侵入してくるんだ。”…と。
それはそうだろう。
身の内に手引きするものがいるのだから…。
あれから、1カ月が過ぎた。
アイツはあの日以来、目に見えてやつれていった。
そのやつれ方は、女さんに付き纏われていた時とは比にならなかった。
…どうやら『順調』らしい。
全てが、彼女の手の内の事だ。
あとは仕上げだけだ。
もう自分が彼女に協力できる事はないだろう。
続き
その翌日、アイツは彼女と2人で登校して来た。
幼が耳元で囁く。
”うまくいった…らしいね。”
その言葉には憐察と懺悔の気持ちが混ざっていたような気がした。
あの日から1年が経った。
アイツはあの後、間もなくして学校を止めた。
家も出た。
どうやら今は、彼女が用意してくれた部屋に住んでいるらしい。
時々、ふとアイツのことを思い出す時がある。
そんな時は、決まって口にしてしまう言葉がある。
”オマエは今、本当に幸せなのか?”
end
遅れながら復活オメ
68 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 12:00:43 ID:NPfZlm40
エロパロにあったのかwww
ここのSSはwikiに記載されてんの?
69 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 17:25:37 ID:0NLQGObp
エロパロにありますけど、エロ無しほのぼのは何処で書けば良いんでしょうか?
エロなしでもここでいいんじゃない?
他の属性系のスレ見てもエロなし作品は沢山あるし。
71 :
まとめてる人:2007/02/17(土) 21:58:30 ID:efo9OSiK
>>68 スレが書き込み不可能な状態になった場合に
まとめてます。
72 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:18:03 ID:EKIrx5Yk
お題下さい…orz
73 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 01:15:12 ID:AZE17tvi
>>72 つ『女の過去』
女が異常な愛情を抱くようになった原因みたいなのを希望。
過去
僕と彼女の関係を知って、必ず聞かれる事がある。
それは『何故、僕が彼女を拒絶しないか』だ。
聞かれた時は曖昧に何故なんだろうね、なんて誤魔化していた。
しかし、理由はある。
彼女はある意味、悲しい存在なんだ。
僕が救ってやろうとか偽善的な感情を持っている訳じゃない。
拒絶してもいい。だがそれじゃ、あまりにも彼女が不憫だと思う。
僕は昔、一度だけ彼女を拒絶したことがある。
その時彼女は、錯乱――パニックみたいなものを起した。
それは下校の時だったと記憶している。
「――なあ、もう止めてくれよ…」
コレは僕だ。
「言葉の意味を理解しかねますけど…?私達愛し合ってるんですし、周りがどう騒ごうが関係ないじゃないですか」
この時、僕は何でもネガティブな方向に考える彼女に頭が来ていた。
「っ――そういうことじゃない…!!もう…もう、嫌いだっ!」
「何を…」
「嫌いだっ!」
「そっ…」
「嫌いだ、嫌いだ、嫌いだっっっ!」
何か女が言う前に僕は兎に角、拒絶し続けた。
そうしていると彼女は急に俯いて、変なことを呟き始めた。
「愛さなきゃ…。もっと愛さないと伝わらない…」
声はとてもか細かったが何度も溢れ出る様に口から出ていたその言葉を理解するのは簡単だった。
■続く
>>75 >彼女に頭が来ていた。
「彼女が頭に来ていた。」が正しいな
>>75 まぁ誤字とかそういうのはおいといて・・・・・・テラGJ!!
告白
僕今、告白されている。
誰だって?いやいや、女はないよ。つーか、毎日されてるようなもの――
「どうかしたんですか…?」
この子は僕とは違うクラス、C組みの子。
肩までかかったセミロング(つうのかな?)がとても似合っている。
「あっいや、変な電波を受信しただけだよ」
少し引かれてる様な気もしないこともない。って違う…。
「んで、何だっけ…?」
「…だから、あたしはあなたのことが…好きなんです。
あの人のことだって二人で考えれば何とかなると思うんです」
「――あ、いや…今すぐには返事はできないよ…」
急すぎてびっくりしたのと、彼女を知ってて告白するこの子にびっくりした。
「そうですか…。でも、私の気持ち…受け取って下さい…」
いや、もう既に聞いたじゃん。君の気もt―――
――キスされた。
「これが気持ち…です。じゃ、明日のこの時間に」
「…ああ、うん。明日っ」
やばいな、キスってなかなか…
僕はそんなことを考えながら少し惚けていた。
――答えは決まっているのにね。
■視点チェンジ
ここはトイレの一番奥の個室。緊張して落ち着かないからここに来て、心を落ち着かせている。
何があったかと問われれば、答えはひとつ。
私はさっき、想い人だった彼に告白をした。
やっぱり、周りは反対したけどやっぱり、あたしは自分には嘘をつけない。
だって…好きだから。
でも、何故周りが反対をしたのかイマイチ理解できない。友達に聞いても、
「転校してきたばかりで知らないんだっけ…、なんか、危ないんだよ。あの子」
詳しく聞いてみると彼のストーカーらしい。
んっなん、警察行けばいいじゃんと思うんだけど?違うのかな?
まぁ、ようは自分に火の粉が降り掛かるのが嫌だってことでしょ?馬鹿じゃないの。
それで自分の気持ちを隠すなんて…。
一人でそんなことを考えていたら急に換気扇が『強』の状態でついた。うん、多分強。
でも、あたしは『用』も足してないし失礼じゃない?ってあたしに対してやってる訳じゃない…か。
ふと前を見るとトイレのドアと板の隙間から細い『何か』が出た。
そのまま、凄いスピードで落下していく『それ』は、一気にトイレの鍵を二つにした。
きんっ。きー、ぱたん。
ドアが開いた。
あたしは意味が分からなかった。包丁を持ったまま、当たり前のように立っている『彼女』が。
彼女は女のあたしでも惚れ惚れするような笑顔のままでゆっくり近づいてきた。
包丁を持ったままってのが酷くアンバランスで奇妙だった。
その刃はあたしには向けられていない。
なんとなく危険な匂いを感じたあたしは彼女を少し押し飛ばす感じで個室を飛び出た。
彼女はへたり込みそうに成っていたが、実際に床に転がっていたいたのはあたしだった。
「へ?」
頭皮の痛みと共にあたしは自分の自慢の髪を?(つか)まれていたのだと分かった。
女は日常会話をしているようなトーンで話始めた。
「…トイレはちゃんと流さないと駄目ですよ?」
そう言ってあたしを個室に連れ戻し――なんて馬鹿力なんだろう――便器に向かってあたしを投げつけた。
「何すんのよ!?アンタ、殺す気?」
至極、当然だ。
「いいえっ、誰にでも間違いはありますから今日は『理解させる』に留めようと思いまして」
言葉が通じない。
「もう意味が分かんない。出してよっ!!」
「うるさいのは嫌いなんですけど、ねっ」
彼女はそういってあたしの太ももに包丁を刺した。あたしは泣き叫ぶしか術(すべ)を
知らないかの様に叫んでいた。
「だから、うるさいのは嫌だって言ったんですけど…?」
ふう、と溜息をついた後に彼女は困ったな、といったような顔をして髪を掻き揚げた。
そして彼女はあたしの頭を?み便器に頭をはめた。
「女子ってよく、こうやって音消ししますよね」
そう言って彼女が動いた気配を感じ取った時、勢いよく水が出た。
――はっ?
「あべぅぇ…ぷあ…ぷあっ…ばあ…」
あたしは彼女言っていることを理解できずに泣き叫んでいたので水がもろに水を飲んでしまった。
うぁっ。助けて、誰か助けて。
「落ち着きましたか?」
「はぁはぁ…、なんで、なんでこんなことするの?」
少し声が澱(よど)んでいる気がする。
「何でって、あなたが彼に告白した。あまつさえ、彼の唇を奪った…」
少し彼女の顔と声が無表情になっていく。それと対照的にあたしは振るえが止まらず、
怖くて仕方がなかった。
「これ以上の罪がありますか?」
――たったそれだけで?
あたしが何も言わないでいると彼女が安心して下さい。唇の件は今汚い水で中和したのでチャラです。
と元の笑顔で言った。
「でも、人のものを取ったら泥棒ですよ?昔の罪人は十字架に釘で磔(はりつけ)
にされたって知ってますか?」
何を言っているんだ?これは。
そうこうしていると彼女は緑色の――やけに大きい――ピストルの様な物をだした。
抵抗する気力を失ったあたしはひたすら助けを求めた。
「誰か…!誰か助けてぇぇぇぇ!!」
彼女は笑いを堪え切れないといった表情をしながら
「無駄…。無駄ですよっ。清掃中になってますし換気扇の出力最大ですから」
そんな、コト、わから…ないじゃない。
それに今授業中ですよ?と彼女は言い、あたしの希望は見事に砕かれた。
彼女は少し楽しそうに私の手の甲を壁に押し付け、躊躇することなく釘打ち機――恐らくだけど――
の引き金を引いた。
ばすん
――あぁっ!!
…ふっ、ふっ…っ。
ばっすばすん
――ふっ…くぁっ…
しばらくして両手の甲が終わり、あたしが泣くことよりも痛みを耐えることに専念していると、
彼女はあたしの頭を壁に叩きつけ無理やり口を開かせて言った。
「あなたのほっぺって凄く柔らかそうですね」
ばすん
次の日あたしは彼から呼び出され、断られた。
彼は恐らくこうなることを考慮して断ってくれたんだろう。
遅いけど…ね。
彼は最後まで私の怪我を気にしてくれたけど、ただの怪我で通し続けた。
最後にあたしは言う。
―――断ってくれて
「ありがとう」
あたしは早退し、今横断歩道で泣いている。
なんてことはない、あたしも強がっていたけど所詮、そこらにいる女性と変わりないのだと。
どんっ
そう思って―――え?
今。今赤信号だよ?ほら、車来てるじゃん?
――だからって誰かが押すなんて…こと
ききーーっ、ぐしゃん。
END
ほのぼのするなぁー
癒されたわ
>>77 脳内修正頼む。
ちなみに『過去』は書いてる途中なのでしばらくお待ちください。
やっぱり電波受信は…こう、力が変わるねw
電波最高。もっと降って来いw
88 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 02:05:11 ID:o8gSmRD5
>>84 GJ!ほのぼのするね!
『過去』覚えててくれてありがと〜!wktkして待ってます
>>86 「つかむ」が?になってるのは常用漢字使ってないから?
それはそうとhnbnしたw
>>89 PC歴ソコソコに長いのだがそんなの知らんかった…orz
試し→?む
新参者の俺にヤンデレとの違いkwsk
92 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 22:55:33 ID:JSJ6W3/w
>>91 まとめてあるSS読めば大体把握できると思う
まとめ読んだけど「男」「女」形式でvip風にやるんじゃなければ
内容的にはヤンデレスレや嫉妬スレでいいんじゃないかと思った
要するに、女の疑似恋愛を明るく楽しく書くスレなんだよ。
見てる方はほのぼのする。男は地獄かもしれんけど。
ヤンデレ、嫉妬、三角関係、修羅場と、ほの純との違いを考えてみた
最初に
ほの純の最低条件1→女が疑似恋愛を楽しむこと
ほの純の最低条件2→男が女を嫌がること、または、女に恐怖すること
ヤンデレ→ほの純の場合、女最強主義、男が強いことはあり得ない
嫉妬→ほの純の場合、嫉妬にそこまでの重要性はない
三角関係→ほの純の場合、成る必要性はない
修羅場→ほの純の場合、成る必要性はない
疑似恋愛を楽しむ女と、逃げたくても逃げられない男がいればここは成り立つ
96 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 14:19:19 ID:Zw9kJLuA
なるほど、普通に恋愛が成立している瞬間がないんだな、基本的には
男は嫌がってるが女がキスしたりして黙らせる
というのがありそうなラインか?
それはもう、ほのぼのだなぁ
100 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 15:23:55 ID:wmdDmUXC
男嫌がる→女色仕掛け→男骨抜きになって女のいいなりに→男正気に戻る→男嫌がる→(ループ)
みたいな
102 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 19:58:01 ID:ooExzMU7
誰かネタおくれ
103 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 20:21:29 ID:0bNWS/7Y
針
>>102 普段は優等生な女さん
男くんが一人でいる時はほのぼの純愛、周りの目が有る時は男くんだけわかるほのぼの純愛
携帯から投下なのでおかしいところが盛り沢山かも
しれんが気にしないでくれ。
重ねる世界、重なる世界
ゆっくりと世界が回る…
ーーあと何秒なんだろう?
私は考える。
悲しい彼女を抱いて。その手には夕日と鮮血を映し出す。
もっと違う道は無かったのだろうか?
私は考える。
彼に思いは伝わっただろうか?どうしてこうなってしまったのだろうか。
誤解は解けたのだろうか…
ーー…私は考える
それはいつもの朝だった。
「なぁ…、もう勘弁してくれよ…」
彼は椅子にゆっくりと腰掛けながら溜息交じりに呟いた。
「はて、何のことですか?」
一度、私を見上げそして盛大な溜息を吐いて彼は言う。
「好きしか書いていない大量の手紙、無言電話、不法侵入、毎日窓ガラスを引っかく音っ」
カーテン開いてもいないてどういうコト?と彼は嘆いていたが私は内心驚愕していた。
「…何のことかさっぱりです」
彼は--やっぱりコレか、と小さく漏らしたが、ズバリ言おう
私じゃない。
流石にそんなことをしたら嫌われるのは日本の将来以上に目に見えている。メールを十回以上送るのは私ですけど。
やっぱり、あれか?彼が幼なじみに告白された時にトチ狂って髪の毛料理を出したのが今でも効いてるのか?
あれはある意味黒歴史なんです。まぁ、結局告白は断ったらしいので私を選んだってコトで。
「--聞いてんのか?おい?」
正直、聞いてませんでした。
「えぇ『私を愛してる』ですよね?」
全てを言い切る前に彼が答える。
「--断じて違う」
彼が少し悄(しょ)げかえった顔をしながら
、次の授業の準備を始めようと机に手を入れたその時だった。
「…ん?」
ひらひらと黒い羽が舞落ちる。
黒い何かが音を立てて教室の床の上を転がる。
110 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 13:19:25 ID:8KDA2F0+
--烏だ。漢字は鳥に似ている、ってそうじゃない。
凍った二人の空気に何も知らない笑顔の幼なじみがやって来た。
「ねぇ?二人してどうした…えっ?」
それは直ぐに悲鳴に変わり、周りを巻き込む渦へと変わる。
彼が凍った表情のままゆっくりと顔をあげて力のないで聞いてきた。
それは私がもっとも恐れ、聞きたくない言葉だった。
「お前が…、お前がやったのか?」
胸が押し潰されそうになる。
幼なじみが泣いている声すら遠くなる。
落ち着け…。こういう時こそ落ち着いて対処しないといけない。
「私は知りません」
落ち着き払った態度が良くなかったのだろう。
でなければ私は頬を押さえて尻餅をついている筈がないのだから。
彼はカラスを袋に入れて裏山に埋めに行ってしまった。
クラスメイトはのろのろと掃除を始めている。
止めて下さい。『お前が悪い』と言うような目で見るのは。
今更ながら涙が出た。
気づけば今は帰宅時間前で…
--ここは…校舎裏のようですね。
トボトボと教室に向かって帰っているとにこにこと嬉しそうな幼なじみさんがげた箱の方から出てきた。
私はその笑いを見て奇妙な--そう、幻視感のような--
感覚を覚え真っ直ぐ彼のげた箱前に行き、
開けた。
さげ
112 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 13:23:08 ID:8KDA2F0+
そこには赤い文字でただ、ひたすら
『愛してる』
と書かれている元は白かっただろうシューズを見つけた。
私はそれを手に持ち家に帰る為に急いでいる生徒達を横切った。
今教室には彼と幼なじみとその他数人しかいない。
--本当はもっと大勢前で鼻を明かしたかったんですけど…
彼は私を見るなりブスッとして鞄を取った。
待って下さい。見て欲しいものがあるんです。
「何だ…って俺の靴…だよ、な?」
お前、と彼が言おうとしたところに幼なじみが遮る形で言った。
「酷い…しかもこれアナタのペンだよね…。見たことあるし…」
「そうですか、貴女は私のペンを使ったんですか…」
彼女は直ぐに答える
「違っ…、だから見たことあるって…」
「貴女は色を見ただけで誰の物か分かるんですか?凄いですね」
彼女は視線を泳がせ黙り、彼はその顔を呆然と見ている。
「で、でもアナタはずっと居なかったからっ…怪しい」
何が『でも』なのか聞きたいところですね。
「それは認めましょう。ですが貴女も同じですよ?」
「私はコレ…保健室行ってたもん!」
そういって保健室から貰ったらしき赤い薄紙を出す。
彼に私は聞く。
「この紙に書いてある退室時間から彼女は直ぐに帰ってきましたか?」
ミス
急に話を振られて一瞬驚いていたが、直ぐにこちらを見据えて答えた。
「い、いやこの20分後--っつてもさっきだけど--に帰ってきたな…」
私が彼に礼を言い、微笑みながら彼女に何か言おうとしていると彼女が先に口を開いた。
「うっさい、ストーカー女っ!あんたが彼んちに侵入したり、無言電話かけたり、
『愛してる』ってメール送ったりしてるの知ってるんだからっ!!」
--なぁ
「…なぁ、どうして知ってるんだ?俺は周りに迷惑掛けないように被害のことは殆ど言ってない…」
彼が--心底不思議だ、という顔で嘆いた。
正直、私は彼が話しに参加はしないと踏んでいたので驚いた。
彼は少し溜めて答える。
「それに誰かから聞いたとしてもメールの内容まで知っているのはおかしい…」
床を見ていたその目は真っ直ぐ彼女を捉えていた。
「そっそれは昨日勝手に、見た…から」
「--携帯は一週間前から修理に出してるんだ…」
彼曰く、代用機は持っていないそうだ。
教室に残って話を聞いていたギャラリーを含め沈黙が私達を覆っていた。
沈黙を破ったのは彼女だった。それも笑い声で。
「ふふ、ははははっく、ふふ。そう、全部、ぜーんぶ私だよっ」
彼女は息が続かないのか呼吸を整えていた。
--なんか…地雷踏んじゃいましたか?
「ふぅ、なんでって彼に何やってもアナタのせいになる。そうすればいつかアナタは消えるでしょ?」
「そうなっても彼は貴女を愛すとは限りませんよ?」
はっきりと伝える。
「あたしだって告白した時に
『彼女が少なからず気になる』
なんて言わなきゃこんな事しなかったよ?これはある意味君への罰なんだよ」
そう言って彼に視線を合わせる。
「罰って…何だよ…罰って」
「あたしの魅力に気づくまでずっとこの罰は続くんじゃないかな?」
私達がいろんな意味で唖然としてる中、『それに』と続ける。
「君とあたしが一緒になるいい案考えちゃったし」
そう言って荷物を持って走って出ていった。
私達は追いかける。
しかし、私は彼女の言い回しに奇妙な感覚を覚えていた。
--何故彼女は『愛される』より『一緒になる』と言う言葉を使ったのだろうか?
そうこうしているうちに本館と旧館の三階を繋ぐ通路に出た。手すり以外私達をこの風から防ぐものをない。
彼女は後ろを向いたまま止まっている。彼が幾ら声を掛けても固まったままだ。
--なんだろう・・・この感覚
ゆっくりと彼が近づくのを尻目に私はさっき感じていた感覚が頭を駆け巡っていた。
--私が彼女なら…今の彼女なら
究極の愛を…選ぶ。
それは一方的だけど最高の自己満足で現実逃避。
「彼女から--っ離れて下さいっ!!」
「え?」
−彼が彼女の肩に手を置こうとしている。
--彼女は鈍く光る何かを持って振り向こうとしている。
間に合え、間に合え間に合え間…
彼を突き飛ばす。私は彼女の両手で持っている包丁の柄を上から抑え込む形をとる。
私も両手を使っているから…当分はこのままか。
私は手すりに凭(もた)れかかって気絶している彼を見てそう思った。
はぁ、掴む余裕があるなら叩き落とすなり、すれば良かった…。
そんな悠長なことを考えていたら悔しそうな顔の女が声を漏らした。
「…アナタはあたしの希望まで奪うの?」
「まるで…私が悪人みたいですね」
「ねぇ離してよ、…離せ!離せよっ!」
私はそれを無視して近くの生徒に教師を呼ぶように頼む。
「…貴女はっ、私っ、なんですよ」
「離せ離せ離せ離せっ」
「きっと私が彼にっ、振られたらこうなっていたっんで…しょうね」
「離せ離せ離せ離せっ」
「だから貴女が捕まったとしても彼にまた同じコトをしようとするのも分かるんです」
--ううん、もっと酷いかもしれない。
--だから
「だから、こうしますっ」
掴んでいた手を離し彼女を抱きしめる形で手すりへ身を任せる。
当然体に包丁が刺さる。当然私達は落下する。
彼をチラリと見て
私は考える
--風邪引かなきゃ良いんですけど。
手すりはただ虚しく風の吹き抜ける音を鳴らしていた。
END
終わった…。
途中ご迷惑をお掛けしました。
それと『過去』は最後や動機などが微妙
なので未だ執筆中です。
しばしお待ち下さい。
このスレ凄いな…GJなんだぜ
ヤンデレスレ見てレベルの高さに凹んだ…。
>>119 こっちはこっちで面白いと思う。他は他。ここはここさ。
今は修羅場スレもヤンデレスレもちょっと荒れてるしな。
>>120 まぁ、ここはやけに平和つーかまったり
してるよな
人がいn(ry
誰もいない
なぁ、ここはどこなんだ?
…俺達お祭り会場に向かってたんじゃないのか?
僕はこのオンナが近道だという薄暗い路地へ来ている。
「ーーそろそろ…ですね」
僕は意味が分からず重ねた手を振り解き彼女に訪ねる。
「どういう意味だよ?お祭り会場なんてねぇし、それにもう始まってるみたいじゃねぇか…」
その証拠に遠くでどーんと花火の音がする。
まったく…、このオンナはどこか変だと思ってたが方向音痴まであるのか…
「その祭りのおかげでここら辺には誰もいませんよ」
彼女は綺麗なうなじを見せたまま語る。
「はっん…、まるで誘拐犯みたいだぞ?その口振り」
ーー『まるで』とは?と言いながらスタンガンを持った彼女を見た僕はもう既に笑ってはいなかった。
ーー逃げなければ…
そう思い、足に力を入れてもモツレるばかり。吐き気や目眩すらする。
おいおい、風邪でも引いたか?いや、どう考えてもさっきのジュースだろう…。
そんな驚愕と冷静の渦の中で彼女は歌う。
「あなたーに、あえーて、ほんとーに、よかぁった」
嬉しくてと続ける彼女に想像しない自体が起こるとは誰が予測できただろう?
ばんっ
扉が開く。
男が出てくる。
「すいません、カスラックの者ですが?」
END
反省はしていない。電波に逆らえなかっただけだ
>>124 とりあえず、また、電波に支配されたら投稿してくださいね。
>>123 なんというオチ・・・
見ただけでわかってしまった
この展開は間違いなく予想GUY
不一致
――ここは…どこだ?
僕は訳が分からず、漆黒の中で嘆く。
声が反響する…ってことは地下室かなんかか…。
「貴方の考えてる通りです」
真横から声がして、飛び跳ねようとしたが鎖で縛られているらしく、
じゃらりと虚しい音がしただけだった。
「…取り合えず聞こう。何処だ?」
至極当然な質問だ。
「遠い遠い山の奥です。この日の為に準備してきたんです…」
そう答えながら彼女はランタンに火を灯した。
一応聞こう。無理だろうけど。
そう思い、カサカサの唇とカラカラの喉を動かす。
「逃がしてくれ」
微笑みを崩さないまま当然の様に彼女は答えた。
「うん、それ無理」
そう言い、彼女はゆっくりと蛇を思わせる様な動きで僕の上へと巻き付いてきた。
後ろへ後ずさろうにも冷たい壁と鎖が邪魔をする。
「貴方は私に必要で、私は貴方が必要なの」
と、灯火の様に今にも消え入りそう声で囁く。
『――違う!』そう答えようとしたが彼女が首筋に与える甘美な刺激にそれは叶わなかった。
彼女の舌が耳の裏に辿り着いた時、彼女の右手はズボンのジッパーを下ろし、
何かを優しく捻り上げていた。
しかし、それは破滅の道だとは彼女は気づかなかった。
「――なんで起たないんですか…」
お前はわかっちゃいない。
「何が…ですか?貴方が…――貴方が幼なじみのあの人が好きなことですか?」
それなら分かっています。そういって彼女は顔を両手で隠した。
その俯(うつむ)いた頭の長い髪の毛は簾(すだれ)、喉からは啜(すす)り泣く音が聞こえる。
「…いや、違う…」
そう、違うんだ。
「じゃぁ…!――どうして…ですか?」
顔を上げ彼女は問う。
――それは
「――俺、ゲイだし」
「にょろーん(´・ω・`)」
END
けしてネタが切れた訳じゃありません。
ええ、本当に。飽きた訳でもってありません。
…あれ?
俺ってこんなに髪の毛長くて黒かったっけ?
独り言だがほの純スレみると
いつも栗山千明様が浮かぶのだが、
これってどうよ?
香椎由宇?だっけ。この人も何故か浮かぶ
>>128 >「貴方は私に必要で、私は貴方が必要なの」
これ意味同じだよな?
修正するとしたら「貴方には私が(ry」ぐらいか?
ミスについてはスマンかった
脳内修正頼む
ほしゅ
保守保守保守保守保守
投下マダー?
つかヤンデレスレにみんな流れてない?
自分で書け
ここで俺が華麗に登場
ほしゅ
142 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 02:07:51 ID:GYHx1nUf
エロパロに来ても保守なんてやってるぐらいなら落としちまえよ
なら今日中に投下するよ
ちょっと質問。
"ほのぼの純愛"というのは女の子の属性とシチュエーションどっちなの?
属性じゃね?
過去ログ嫁
147 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 21:19:38 ID:wgZ2YDqL
スマン
投下しねぇのか
誰も居ないので。
つ保守ネタ
女「男君、クイズしませんか?」
男「何だよ、薮から棒に…。まぁ良いけどさ」
女は目を三日月の形にして、少し誇らしげに言った。
女「『きたみたがすたき』コレなーんだ?」
机に頬杖しながら考えていると女は嬉しそうに口で時計の針が進む音を真似た。
その腰を曲げ、背中に手を回している姿はアレを期待している様に見えた。
「さっぱりわからん。」
クイズとう言うモノは、
『出題者が回答者の悩む姿を見て喜ぶもの』
だから、言ってやった。そんな風に兄の仇を見つけたような顔をされても困るんだが…
女「…ヒントは『たぬき』だよ?」
少し溜息混じりなのが些か気にはなる…がっ!
男「っっわかった!!コレは『た』を抜けばいいんだな!?
ってことは…きみが…すき?」
女「私もです!!結婚を前提に付き合いましょう!!今直ぐにっ」
友&幼「2人ともおめでとぉう!!」
拍手喝采。
男「オイ、お前ら今女からなんか諭吉的なモノ貰っただろ!いやいや、目を反らすなっ」
友「…いやぁ、これで女さんも大人しくなるし…」
幼「私達も幸せ、女さんも幸せでいいこと付く目じゃない…」
男「…僕の幸せは…って目を反らすなオイ!」
そんなやり取りの中、女が僕の肩に手を掛け、無理矢理振り向かせる。
文句の一つでも垂れてやろうと彼女の目を見た。
その目はどこか艶っぽく、そして熱が籠もっていて…怖い。
人差し指を唇に掛けながら言った。
女「問題です。『上は熱々、下も熱々』なーんだ?」
男「…お風呂?…って微妙に違うな…」
女「答えは…」
『Webで!』とか言うんじゃないだろうな…?
女「誰もいない保健室でっ」そう言いながらウインクされた。
…待てや。
男「その馬鹿力の腕を離せっ!オイ誰か助け…友よ、
それの手はヘッドフォンじゃないし、『あ』が続く曲は存在しない。」
だから助けれて、男はそう言おうとしたが既にそこは廊下で、発した言葉は悲鳴だった。
END
151 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 14:28:41 ID:Fgd4v/n7
誰も言わないので一言
誤字や「、」の使い方くらい知っとこうな
さげ
ほのぼのだなぁ……
このネタも、このスレも。
誰もいないのか?
>>154 いるけどROMってるぽい
つうか圧倒的に投下がないのが問題だな
ジャンル的に隙間だからな
なかなか書くのも難しいんだろう
>>156 俺的には別に相思相愛でもいいんだけどな
それだとヤンデレと変わらんのか…
俺が書きたいのは過程なんだよなー
まともで女に危機感をもっている男が
ヤンデレな女に籠絡される様が書きたい
まあそんな筆力ないわけですが
雑談してる奴らクオリティ低すぎwwwwwwwwwwwww
>クオリティ
エロパロで久しぶりに見た気がするな……。
このスレはVIPクオリティなの?
それとも、VIPinエロパロクオリティなの?
悪いな、先日投下すると言った者だが少し遅れてしまった
男が目覚めたのは、まだ日も昇らない夜更けであった。
飛び起きた彼の目の前に広がっていたのはいつもの見慣れた光景。相変わらず狭い自室である。
いまだ現実か夢かの区別かつかないのだろう。男は確かめるように自らの両手を見比べ、やがて安堵したのか大きくうな垂れた。
暗闇と静寂が支配する世界に、彼の荒い呼吸音だけが伝わる。
手のひらで顔を覆った男の表情をうかがうことはできないが、そのただならぬ様子から察しはつく。
彼は、怯えているのだ。
[迷子]
蛇口を捻り、適当に掴んだ錠剤を口に放り込む。
医者は用法、用量をしっかり守れと言っていたが、今の僕にそんなことを躊躇する余裕はない。
ただただ眠りたい一心で、無我夢中に水を流し込んだ。
「………っ」
空になったコップを置く頃には、僕もすっかり落ち着きを取り戻していた。
小さく溜息をつき、見上げた鏡に映っている自分の姿に苦笑する。
「やぁ、酷い顔だな」
以前より頬はやつれ、隈は隠すことが出来ないほど濃くなっている。
幼や友がこの顔を見ればどんな言葉を返してくれるだろうか。
揃いも揃って僕のことを嘲笑い馬鹿にするのは間違いない。
だけど、きっと――
「ははは……きっと、心配してくれるんだろうなぁ……」
そんな人達を裏切って僕はここにいる。
喉奥から洩れる渇いた笑いは、とても情けないものだった。
僕は高校を卒業すると逃げるようにあの街から出た。
母さんには県外の大学に通うために一人暮らしをするというもっともらしい理由をつけて。
だから余計に惨めでたまらないのだ。皆の反対を押し切り、ここに来た自分が。
「ほんと馬鹿…だよな……」
「そんなこと、ありませんよ」
柔らかく、そして溢れんばかりの優しさを内包した声が背後から聞こえてきた。僕が振り返ると、ベットの上に一人の少女が座っていた。
可愛らしい女の子だった。淡い月明かりに照らされた白い顔はどこか婉然としており、四肢は細く全体的に華奢である。
そのせいか現実味が薄く、触れれば掻き消えてしまいそうな儚なげな印象だ。
僕は彼女のことを知っている。
忘れるはずがない。
「久しぶりだね、女さん」
「ふふふ……そうですね」
口元に手をあてて微笑む女さんにつられ、僕も頬を緩めた。
「君もこっちに引っ越してきたんだ。 それならそうと僕に連絡してくれればよかったのに」
僕の言葉に女さんは一瞬肩を震わせて、悲しげに瞼を伏せる。
いったいどうしたのだろう。妙なことを言ったつもりはないのだが。
首を傾げる僕に気がついたのか、彼女は慌てた素振りで口を開いた。
「ごめんなさい。 色々と忙しかったので、ついつい後回しにしてしまって……」
「謝ることはないさ。 またこうして女さんと話せるだけで嬉しいよ」
「そう言って貰うと、なんだか私も嬉しくなっちゃいます」
こうした何気ない会話でも、今の僕にとっては心地よかった。
孤独に荒んだ心が潤されていき、覆っていた憂鬱が瞬く間に晴れていく。
「こっちに来てからずっと思ってたんだ。 昔はよかった、ってさ」
「過去を懐かしむのは悪いことじゃありません」
「違うんだ」
苦笑しながら僕は首を横に振る。
「僕はあの頃に戻りたいんだよ」
幼がいて、友がいて、みんながいたあの時に。
「どうしてですか?」
そう聞かれて、僕は考え込んでしまった。
楽しかったから。きっとそれも理由の一つだ。
だけど根本的な、もっと大切なことが欠けている気がする。
でも、何故だろうか。いくら頭を捻ってもそれを思い出すことはできない。
「嘘ですね」
「え?」
「思い出せないなんて、嘘です」
突然の女さんの指摘に僕は戸惑う。
はじめは状況が飲み込めなかったが、その言葉の矛先が僕に向けられているのだと分かると、さすがの僕も困惑を隠しきれなかった。
「僕は……何も言ってないよ」
「ですが私には聞こえてましたよ?」
おかしい。確かに僕は一言も口を開いてはいないはずなのだが。
いや、口に出したつもりはなかったが無意識に呟いていたのだろう。
心の中を覗かれたようなむず痒さを掻き消すために、僕は無理矢理に自分を納得させた。
「だけど一方的に嘘つき呼ばわりは酷くないかな。 本当に僕は思い出せないんだからさ」
「思い出せないが過去に戻りたい、ということですか」
僕が頷くと、女さんは溜息混じりに告げる。
「矛盾だらけですよ」
「そうだね」
「そしてやっぱり男くんは嘘つきです」
何故そうなるのか。
弁明しようにも頬を膨らます女さんを見ると、その気も失せてしまう。
「勘弁してよ、女さん。 このままじゃ押し問答じゃないか」
「私は絶対に退きませんよ」
女さんは僕を真っ直ぐに見据えた。
そうだ。彼女はこういう女の子だった。
一見すると気弱な風に見えるが、実はけっこうな頑固者という何とも不格好な性格の持ち主なのだ。
それが女さんの魅力なのだが、時に騒動の原因となることも少なからずあった。
僕もよく巻き込まれ、自らの不運を呪ったものである。
だけどもそれが実は楽しかったりしたのも、今だからこそ思えることだろう。
そういえばあの時だって、いわば女さんの――
「………あれ?」
あの時。
女さんの。
女さんの。
女さんの――
次に続く言葉が浮かばない。
焦りつつも必死に思考を巡らせるが結果は同じで、頭の中を真っ白なペンキで塗りたくられたような、なにもない空白が広がるだけ。
それは変な感覚だった。まるで胃袋を裏返されたような吐き気と、無重力にいるような浮遊感。押し寄せる不安の波に身体が震える。
「思い出せない、ではないんです」
頭を抑えて俯く僕に、細い指先がそっと差し出される。
彼女の手の平は輪郭をなぞるように優しくなぞっていき、やがて僕の目を覆った。
「あなたは認めることができなかった。 だから見るのを止めた」
今にも消えてしまいそうな低い声色からは精一杯の慈悲が溢れていた。
視界を奪われた僕は、女さんの声にすがりつく様に聞き入るしかない。
でなければ降りかかる重圧に押しつぶされてしまいそうだった。
「あなたは」
全身が強張った。
焦燥に伴い表層に浮上した確信が僕の危機感を煽る。
やめろ。
やめてくれ。
それ以上は言っては駄目なんだ。
喉を振り絞り叫ぶが、いくら叫んでも肺から洩れる空気が掠れた音を鳴らすだけで声にはならない。
ついに僕の願いも虚しく、彼女の可憐な唇は動いた。
「あなたは思い出したくないんです」
紡がれていく。
心の奥底にしまい込んでいた記憶が。
容赦なく。
―――五年前。
まだこんだけしか書けてないや。
あと二回で完結。
文体が変なのは新ジャンルスレに特化してしまったせいだ。
多少見苦しいと思うがが許しておくれ。
wktkしてるぜ
>>168 こんなに高度な文章はこのスレでは
初めてなんでwktkしてます。
この書き方には見覚えがあるな……。
それはともかく、wktk。
wktkだな
>>171 たぶん気のせい。
長文はやわらか戦車でエロパロ以来書いてない。
想像つかんな
女キャラって兄者のさらわれ先の現地妻しかいないんじゃ
>>176 90式先輩の性別変更&ツンデレ化して書いてた。
先日の話の続きを書いているが中々進まないので、気分転換に短い話書こうと思う。
誰かネタおくれ。
180 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:14:03 ID:14QZJL8c
>>179 もう、出てるんじゃない?ってことでwktk
sage
透の親友
俺の名前は透(とおる)。直ぐ死にそうだな、とか思った奴は表出ろ。
何処かの主人公みたいに雪山のペンションで死んだり、マリとか言う恋人は存在しない。
そもそも、俺はそんなに不幸じゃない。まぁ、アイツを見てもらえば誰でもそう思うだろう。
「――畜生っ、もう別れてやる…」
この椅子に座ってあらゆる物に頭を垂れている男が俺の無二の親友、護(まもる)だ。
護は護であってそれ以下でもそれ以上でもない。だからこいつと俺の苗字なんてどうだっていいだろ?
俺だって長ったらしい名前を聞くのは嫌だ。分かり易ければこの上ないだろ?
そもそも、名前なんてものはお互いを呼び合う為だけの記号であって―――
まぁ、そんなことはどうでもいい。
俺は窓際の一番後ろという高ポジションにいる男に優雅に振り向く。
「よう、護!遂に付き合っている事を認めたんだな。お前にも早めの春が来た、と」
何の悩みのない、それでいて屈託のない笑い顔を見て恨めしそうに護は顔を上げた。
ああ、相変わらず女みてぇに綺麗な顔だな。
「やあ、透。相変わらず雪山のペンションから抜け出せないみたいだね?
犯人を教えてあげようか?ヤスって名前の――」
コイツのネタは古すぎてついて行けない時がある。今がまさにそれだ。
とりあえず遮らせていただこう。
「――で、今度はどうした?」
暗い顔が更に暗く、それは苦虫を噛み潰したような顔に変わっていく。
「…すっと部屋の窓を叩いたり、ドアノブをがちゃがちゃ…。んで、…朝から一緒に登校さっ」
自嘲するような顔になり、両手は参ったのポーズ。
これは効いてるね。うん。
余裕がないので今日はここまで。
wktk
しかし、少ないな
やはり、投下する時は一気にすべき?
話の小さな区切りとなるポイントで切るのならばいいと思う。
盛り上がっている場面の途中で切られるのは勘弁だが。
保守
伸びが悪いな…
VIPでもこのスレの存在知らない奴まだいるんじゃね?
「SSにエロが必要」という枷を外せば、たくさん短編が投下されるのかもしれんが。
事実、嫉妬・ヤンデレスレは主旨があっていればOKという空気がある。
けど、それならVIPに行けってことになっちゃうからな。
簡単にエロシーンを書くことができる職人さんが来てくれれば解決するんだがw
初代スレのクオリティがなければヤンデレスレで十分だな
伸び悩んでますな〜。
エロが限りなく少なめで良ければ、明日時間あるから書きますよ。
以前レズと縦読みと日記を書いたモノです。
エロ必要ならそれ用にお題プリーズ。
191 :
190:2007/03/16(金) 21:58:21 ID:BInCc228
ちょっと間違えました。
モノ→者
いや、分かるとは思いますけど。
192 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 04:54:51 ID:PE5nyHqI
さげ
過疎ってんな
195 :
190:2007/03/17(土) 20:57:14 ID:rM81Thuk
電車にGO……ですか。
分かりました、考えてきます。
電車ネタか?
ある金曜日の朝のこと。
目覚めた瞬間、彰人(アキト)は何か違和感を感じていた。
そうだ、普段なら目覚まし時計の不快な音を止めるべく手を伸ばす筈が、肝心の音が全くしない。
時間を確認してみると6時14分、まだまだ起きるまでは時間があった。
「珍しい事もあるもんだな」
目覚ましより先に起きるなんて本当に久しぶりだ。
昨夜は遅くまでゲームをしていたので二度寝しようとも思ったが、不思議と眠気もない。
むしろナチュラルハイになっているのだろうか。
兎にも角にも爽やかな目覚めに感謝し、本日の講義を確認する。
二限に経済論、幼馴染みの幼子(ようこ)や親友の友貴もとっている講義だ。
友貴に返す予定の“電車でGO〜全国路線網羅編〜”をテキストと共に鞄に投げ込んだ。
「よし、今日はちょっと凝ってみるか」
一瞬いつものトーストに目がいったが、時間もあるし気分も良いので何か作れないかと冷蔵庫を漁る。
めぼしいモノは特にない。
朝食に凝るなんて想定していないのに、何か有ると思う方が間違っていたのだ。
しかたなく卵を取り出し、やや雑に閉めて振り返ると時計と目があった。
10時49分。
信じがたい現実から逃げるように目を擦り、もう一度時計を確認する。
10時49分。
慌てて家中の時計を見て回る。
キッチンタイマー10時49分、洗面所10時50分、ミニコンポ10時50分、腕時計10時50分、携帯電話10時48分。
「家中の時計がずれてる……いやいや落ち着け、目覚ましがずれてる!?」
そりゃあ気持ちよく起きられるはずだ、10時半頃まで寝ていたワケなのだから。
卵を戻すと急いで鞄を手に取り、髪も整えないまま玄関へと走った。
198 :
part2:2007/03/17(土) 22:57:11 ID:rM81Thuk
恐らくこんな時間でも居るのだろう。
あのストーカー女、麗奈(れな)が。
だがいつものように裏口や窓から出るなど工夫を凝らしている場合でもない。
無言のまま走って振り切ろうと決意し、ドアを勢いよく開け放った。
「おはようございます、彰人さん。今日はきっと一緒に登校できると信じてました」
「………」
案の定、満面の笑みを浮かべて麗奈が立っていた。
学園祭のミスコンで八割の票を持ち去っていく美貌、どこのお嬢様かと考えてしまいそうな物腰、マイクロチップを埋め込んだと言われても頷ける頭脳、そして逸脱した狂気的な愛情が同居している存在。
関わればこちらの精神が持たないのは言うまでもない。
「あ、あの、ちょっと待って下さい」
無言のまま更に歩みを早める。
「欠課が嫌なのは私も同じですけど、こんな時間では同じですから…」
彼女はあれこれ言いながら小走りで付いてくる。
「はぁはぁ、私が引き留めたと言えば、はぁ、大丈夫です、ゆっくり、はぁ、お話ししながら歩き、ましょう」
走り出した彰人に、息を切らせながらも付いていく。
しかし普段から歩幅の短い彼女が、全速力で走る男性に追いつけるはずもなかった。
みるみる小さな影となり、彰人が講義室に入った頃には、窓から外を見てもその姿を確認することは出来なかった。
「よぉ、早朝ランニングで迷子にでもなったか?」
特にお咎め無く、しかし明らかな遅刻という形でやってきた彰人を友貴が小声でちゃかす。
「バカ、目覚ましが遅れてたんだよ」
「電波時計に変えたんじゃなかった?」
「とにかく遅れてたんだ」
「壊れてんじゃん、それ」
鼻で笑って肩をすくめ、前半のノートを差し出す。
「サンキュ」
「それ私のなんだけどなぁ」
友貴の横から顔を覗かせた幼子が不満そうに愚痴を零す。
しかし不満より強請るときの声だという事は、付き合いの長い彰人にはすぐに分かった。
「幼子様、明日ランチでもご一緒しませんか?こっち全額負担で」
「よろしい、存分に写しなさい」
「頼むからデートの約束は人を挟んでやらんでくれ」
途端に二人の顔が火を噴く。
「ち、違う!!そういう意味じゃなくてだなぁ」
小声で冗談交じりにゲームの感想を話し始めた頃には、もう彰人は麗奈の事などとうに忘れてしまっていた。
199 :
part3:2007/03/17(土) 23:35:01 ID:rM81Thuk
“リーンリーンリーン♪”
壊れた目覚ましの代わりに携帯のアラームが鳴り響く。
“リーンリーピッ…ピッ…”
彰人は携帯アラームを止め、念のためいくつかの時計を確認した。
確認した全ての時計がほぼ7時30分、今回は大丈夫。
幼子との待ち合わせは最寄りの駅からたった2駅だから、待ち合わせ時間に遅れることは有り得ない。
余裕があると何となく色々してみたくなる。
ちょっといつもと違う服を選んでみたり、歯磨きに時間をかけてみたり……。
「別にこんな気合い入れて行く必要なんて無いよな。友達とご飯食べに行くだけだし」
苦笑して手に取ったコロンを置き直し、部屋に戻って財布の中身を確認する。
幼子は二人きりで食べに行くときは妙に小食になる。
今入っている分だけで充分と判断して財布をポケットに突っ込んだ。
「さ、て、と」
男が身支度にかける時間など大したことはない、問題はここからだ。
いつもなら買い物に出る時間、つまりスケジュール通りだと麗奈の目をかいくぐって外に出なければならない。
もし失敗すれば普段より被害は大きいのだ。
恐る恐る覗き穴を覗き込む。
「あれ、いない?」
まさかスーパーに先回り?
有り得る、昨日は全速力で逃げたのだから、予定の変更を知らない麗奈はスーパーに居る可能性が高い。
「善は急げって事か、麗奈さんの勘は異常だからな」
彰人は足を縺れさせながら靴を履き、昨日を上回る早さで駅へと走った。
駅に着くなり、不審者と思われても仕方ないくらい辺りを見回す。
改札を駆けるように抜け、マナーモードにするのも忘れて電車に飛び乗った。
四両編成の三両目。
この時間帯は人が少ないのだが、出来るだけ人が多い車両を選んだ。
一人で居るのが何となく怖かったからかも知れない。
“リーンリーンリーン♪”
坐ろうとした途端に携帯が鳴り響いた。
周りの4、5名が一斉に彰人を見る。
「あ、すみません」
慌てて携帯を取り出しながら、外から見て人の居なかった二両目に走る。
番号に見覚えはなかった。
幼子の待ちくたびれたという連絡では無いはずだ。
「もしもし、麗奈です。“隣の車両に居るからそっちに行きます”って言おうと思ってたんですけど、もう一両先ですね」
携帯からは、嬉しそうな声で有り得ない内容が聞こえてきた。
もう少しでエロ入りますので、多分ペースダウンします。
眠くなったら明日にまわします、その時はご容赦下さい。
まさか本当にやってくれるなんて!
…ハァハァ
エロってどういう感じに書けばいいんだ?
誰か教えてくれ
エロなしでもいいんじゃない?
204 :
part4:2007/03/19(月) 01:14:30 ID:5uNbyY8K
「麗奈さん、どうして……」
寒くもないのに震える手をもう片方の手で押さえつける。
耳に押しつけられた携帯からは、外から聞こえてくるガタンゴトンという音を僅かにずらした音が響いていた。
「どうして?あぁ、彰人さんは何も気が付いていないんですね」
その声はもう後ろから聞こえてくるモノの方が大きかった。
携帯を持つ手をゆっくりおろし、その何倍もの時間をかけて後ろを振り返る。
「貴方は私とこうしてお出かけしたかったんですよね?自分では気付いていないけど、私は知ってます」
そこには、アイボリー色のワンピースを纏い、明らかに服とは不釣り合いな大きめのショルダーバッグを下げた麗奈が立っていた。
“家出でも出来そうだな”という言葉を飲み込み、自分の思考すら決めつけられた妄言を、何としてでも否定する言葉を探す。
だが、反応は麗奈の方が早かった。
「分かってます、分かっているんです。貴方が極度の照れ屋だって事、理由が無いと自分の意志にも従えないこと、そして私だけがそれを知っていること」
「違う違う違う!!何の根拠があってそんな事を!!」
必死で否定する彰人に対し、麗奈は嬉しそうに目元を綻ばせて言い放つ。
「ほら、私の言った通り……理由が欲しいんでしょう?それが出来るのも私だけ」
彰人は思わず目を合わせてしまい、その瞬間から蛇に睨まれる蛙となった。
少しずつ、且つ着実に近づいてくる。
距離的にも、精神的にも、砂に水が染みこむのを防ぐことが出来ないのと同じように。
もし目の前まで来たら何をされるのか?
直接的に危害を加えてくる事は無いはずだ、現に今までそれは絶対に無かった。
麗奈はただ周りだけを壊していく。
存在のない兵糧攻めとも言える絶対的な効果を確信して。
常にそういった状況に晒されてきた彰人は、今回もまた吐息が聞こえるほど近寄ってきても一歩として動くことは出来なかった。
「大丈夫ですよ、あんな雌猫に振り回されたりするのはもうお仕舞い」
耳元で囁くと、バッグをぐっと持ち上げ肩にかけ直す。
硬直が解け彰人の唇が言葉を紡ぐ前に、麗奈は前の車両へと去っていった。
時を同じくして電車は一つめの駅に停車し、一人の客を乗せた。
顔を青くして目を泳がせる彰人を見て、乗り込んだ客は直ぐに隣の人の居る車両へと移っていった。
だが彰人の頭の中には、既に外見や他人の事など皆無だった。
麗奈は何故此処まで来て離れていったのか?
見えない視線の演出だろうか?
次で降りたとして幼子の身の安全は保証されるのか?
いや、この後どんな行動を取ろうとも……。
「駄目だ」
イスに腰掛け溜息をついた。
悪い考えは底を突くことがない。
直に聞いたところで解決しない。
そもそもこちらから出向く勇気も無い。
だが、とにかく幼子の側に居た方が良いかも知れない。
震える体を押さえつけ、彰人は次の駅までのアナウンスを待った。
205 :
part5:2007/03/19(月) 01:48:45 ID:5uNbyY8K
“プツッ!!”
突然手元から聞こえてきた奇妙な音に体が跳ね上がる。
良く見ると、まだ切っていなかった携帯が圏外になっていた。
「まだトンネルは無いよな?」
ふと窓の外を見ると広い景色が見渡せる。
顔を横に振ると次の駅までも見えていた。
「おい、なんで減速しないんだよ」
どれに乗っても止まるはずの駅が間もないというのに、一言のアナウンスすら無かった。
更に、比較対象の駅が近いせいか、減速どころか加速している様にすら見える。
彰人は、一昨日やったばかりのゲームを思い出した。
このままでは急ブレーキをかけても駅には止まれない。
ゲームであれば減点だのゲームオーバーだので済むが、現実に止まるはずの駅にそのまま突っ込めば、次に乗る予定で線路付近に居る客はどうなるか分かったものではない。
そうだ、いままでだって麗奈の方が彰人より常に一枚上手だった。
彰人に降りる選択肢が残されているはずが無かったのだ。
より揺れの激しくなった車内で辛うじて先頭車両まで行き着き、そこで彰人は「予想」と「最悪の事態」が一致した光景を見た。
ー黒く塗りつぶされて中を覗けない操縦室ー
ーそのドアには不釣り合いなほど頑丈そうな錠ー
ー満足げに笑みを称えながらドアにもたれかけた麗奈ー
ー殆ど空になって投げ捨ててあるショルダーバッグー
そして…………
ー無地のワンピースについた赤い斑点ー
とりあえずキリが良かったので、以降はまた休みの日に書きに来ます。
なんかこの筆の遅さだと、プロット渡して誰かに書いて貰った方が早いんでしょうけど……。
とりあえず箇条書きの方でエロシーンに入りました。
多分そのシーンはpart7くらいになると思います。
207 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 13:27:37 ID:H398gUzr
俺の筆の遅さには遥かに勝ってるから大丈夫。
期待age
>>206 GJっす
ただ一言言いたいのは
キャラ名を「男」、「女」にしてもらいたいんだな
まあ気にしなくてもいいけど
>>206 おいらは名前は何でもいいと思う
とりあえず麗奈がどんなことしてくれるのかwktk
板も変わったんだから名前もそこまでこだわらないでもいいのでは
名前は統一した方がいいのかな?
212 :
part6:2007/03/19(月) 23:01:13 ID:5uNbyY8K
直視できない現実がそこにはあった。
だが、目を瞑ろうとも駅に突風がぶつかる轟音で、否応にも現実は彰人の頭に雪崩れ込んできた。
目的の駅は遠ざかり、やはり一言のアナウンスも無いまま次の駅へと走り続けている。
「オトギバナシをしましょうか」
「…………」
「お、おい、何だコレは!!」
異変に気付いた一人目の客が、彰人と他の客の言葉を代弁した。
同乗していた数名の客が流れ込んできても、意に介すことなく話を続けていた。
「照れ屋の王子様と、心が読める魔法使いのお話です」
立ちつくす彰人の腕を引き、ゆっくりと電車の後方へと歩を進める。
空になった車両の窓は、普段よりも急いで景色を追いやっていた。
“昔々ある国に、優しくて照れ屋な王子様がおりました”
“王子様の側には、いつもいつも薄汚い雌猫が居座っていました”
“そんな猫が側にいては、王子様は汚れてしまいます”
“しかし王子様は優しいので、そんな猫でも可愛がっておりました”
“勘違いした猫は、王子様が何処に行っても付いていき、王子様を困らせながら至福の時を過ごしておりました”
“そんなある日、王子様は美しい魔法使いと出会いました”
“二人は一目見たときから惹かれ合いましたが、照れ屋な王子様はそれを隠すためにいっそう猫を可愛がりました”
“汚れてしまうのに猫を膝の上で撫でている王子様……”
“その様子を見た魔法使いは猫を懲らしめる事にしたのです”
麗奈は電車の最後尾まで着くと声に力を込めて締めくくり、彰人の手を放して振り返った。
「続き、知りたくなりました?」
「それより自分が何をやったのか分かってるのか?頼む、この電車を止めてくれ」
意気揚々とした麗奈の声とは正反対に、絞り出すような声で懇願した。
「その為のヒントがオトギバナシの中にあるんです」
「……分かった、最後まで聞かせて欲しい」
彰人には大凡のあらすじは分かっていた。
王子様である自分と、魔法使いである麗奈のハッピーエンド。
初めから悪者扱いの猫こと幼子に心の中で詫びつつ、お伽話の続きに耳を傾けた。
“魔法使いはまず、一人の男に兵士の服と呪文を授けました”
名前を男にしなかった理由、これで分かっていただけたかと。
プロットの段階で既に紛らわしかったんですよ。
あ、無駄に長くなりましたが、昔話形式が好きなんで“私の都合により”このまま続けます。
まとめちょっとよんだだけで背筋がほのぼの・・・
女・・・恐ろしい子!!
215 :
part7:2007/03/19(月) 23:11:46 ID:5uNbyY8K
“魔法使いに授かった呪文を使い、男はまず薄汚れた猫を森へ誘い出しました”
駅の喧騒を遠目に見ながら幼子は焦っていた。
短めに調整したチェックのミニスカート、彰人の好きな淡い暖色のブラウス、早起きをして一本の乱れもなく櫛を通した髪。
少し無理をして手に入れたネックレスを可愛く覗かせるため、胸元の開き方に1時間を費やした。
何処にでもついて行けるようにローヒールを選び、試しに履いてみた靴は八組。
万全を期した幼子も交通機関の麻痺の前には無力だった。
喋りたがりのおばさんが、電車が信じられない勢いで通過していく様子を誇張して話すのを聞いた。
突風で倒れて怪我をした子供が運ばれていったから、全くの嘘では無さそうだ。
同系列の電車の多くが運行停止した事実も、それを明確に裏付けていた。
「あきとぉ〜、早く出てよぉ〜」
(お客様のお掛けになピッ♪)
4回携帯を手にした辺りで、待ち合わせの時間になった。
電車が止まって遅れるというなら、むしろ向こうから電話があっても良い筈なのに。
幼子の苛立ちをよそに、携帯は同じメッセージを繰り返していた。
「んもう、帰っちゃうぞ!!」
「お、お嬢さん、ちょっと良いかな?」
幼子が痺れを切らせて駅に背を向けたその時、帽子を深く被った一人の警官に声をかけられた。
目の前まで来た警官は、走ってきたのか息を荒げながら手に持った写真と顔を見比べていった。
「よかった、え〜なんていったかな、君の知り合いが暴走した電車に乗っていてね」
「まさか彰人が!?そんな……」
きっと彰人は携帯の電源を切っている事も忘れて慌てている事だろう。
そう考えて納得し、自分にどんな用があるのか尋ね返す。
「い、いや、ここではちょっとね……そ、その、向こうに行こうか?」
“兵士の服を見て、猫は疑いもせず付いて行きました”
216 :
part8:2007/03/20(火) 00:22:30 ID:Xvrq07uk
“暗い暗い森の中、猫は男に尋ねます「ねぇねぇ、王子様は何処にいるの?」”
駅に人が集まり始めたせいで、街に人の気配は薄かった。
警官に言われるまま歩いてきた場所は、そんな街の中でも建物の間にある路地裏と呼べる場所。
人の通りなど皆無で、本当に静かな場所だった。
「はぁはぁ、こ、ここなら……」
辺りを見回してから振り向いた警官は、何故か手を小刻みに振るわせていた。
もう一つおかしな事に、同じ速度で歩いていた筈が、警官だけ先程よりも息が荒くなっていた。
「あの、彰人は…走り続けてるって噂の電車に乗ってるんですよね?」
「ど、どういう事?」
「だって、さっき……」
「合い言葉、間違ってなかったろ?」
震える手で帽子を投げ捨て、胸元からロープを取り出した。
幼子はその時ようやく、彼が“警官”ではなく“ただの見知らぬ男”である事を認知した。
それも非常に危険な部類の、間違ってもこんな所で絶対に二人きりになってはならない人物。
ゆっくりと後ずさり、弾かれたように振り返って逃げようとしたが、もう既に遅かった。
駆け出そうと振り上げた手を強く掴まれ、勢いで足を縺れさせて壁にもう片方の手を付いた。
「もう始まってるの?き、気が早いね、おじさん若い子にはついていけないよ」
「いやっ!!」
男は、幼子の手を掴んだまま壁に背を付けるように押しつけ、他人では有り得ない距離まで顔を近づけてきた。
顔を背けながら強引にふりほどこうと藻掻く。
押しつけられた手がコンクリートの荒い壁に擦り付けられ、激しい痛みを伴った。
それは状況から予想される未来の苦痛より遙かに軽いモノであり、体格差を見るに無駄につけてしまった傷かもしれない。
「いや〜、本格的だ。でも勿体ない……」
手の痛みが脳にジワジワと伝わってくるに従って、抵抗する力も徐々に失われていった。
静かになった路地裏で、男の声と荒い息、そして幼子の泣き声だけが反響していた。
ぐったりと壁にもたれる幼子の両手をロープで縛り、男はブラウスのボタンに手を伸ばした。
“「お前がいつも王子様を困らせていることは知ってるんだぞ」男は猫を懲らしめるため、汚れた皮を剥ぎ取り始めました”
幼子の貞操の危機ktkr
218 :
part9:2007/03/20(火) 00:57:20 ID:Xvrq07uk
“猫は「まいった」と言いましたが、また毛が生えてくることを知っている男は手を緩めません”
男は二番目のボタンを指で外そうとしながら、緩みきった顔で話し始めた。
「伝言役の女の子も可愛かったけど、君もかなり良い線いってるよ」
震える手では上手く外せず、ゆっくりとしたペースで脱がされていく。
「おじさんはイメクラ飽きちゃってね〜」
最後のボタンは強引に引きちぎり、はだけた胸をブラの上から撫でつける。
「もしかして君もそんな口かな?」
持ち上げるようにブラをずらし、指で何度も乳首を弾いた。
その度に幼子の体は強張り、まるで全身で快感を味わっているようにも見えた。
「こんなに本格的なレイプ願望もった娘はそうそう居ないよ」
スカートの下から手を入れ、探るように太股を撫で回す。
そのまま秘所に密着した薄布の上に指を添え、じっくりと堪能しながら上下にさする。
「や…いや……いやぁっ!!」
幼子自身にも残っていないと思われていた力が、振り絞った声と共に男を蹴り飛ばす。
腕を縛られたまま、よたよたと這い蹲って逃げ出そうとする幼子を見て、男は先程とは別の意味で体を震わせた。
「そうだね、そうでなくちゃ!!」
大して痛みを感じた様子のない男は、逃げ出す幼子の片足を掴んで強引に引っ張った。
引かれた拍子に剥き出しの体を地面に叩き付けられ、声にならない息だけを漏らす。
強引に仰向けにされ、腕を固定されたまま、何度も何度も頬を叩かれた。
尖った小石にでも当たったのか、胸元にはうっすらと血が滲んでいる。
足も引っ張られたときに擦りむき、白い肌を台無しにしている。
もう何処が痛いのか分からなくなってきた頃、口の中が鉄の味になっていた。
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!!」
男が思いっきり振り上げた手を見た瞬間、幼子の生の欲求が口を動かした。
「痛いのは嫌です、許して下さい」
男の口元が歓喜を宿した。
それもまた、性の欲求によってもたらされたモノ……。
“王子様の為に、男は自分の考え得る全ての手を尽くそうと考えました”
エロなのに調子が良いです。
でも、激しく眠いです。
誤字があったら許して下さい、ほんと。
睡眠欲も生理的欲求。
GJ!!
>>219 GJ!
割り込んでスマソ。
なんか投下と投下の間隔が長いけど、書き溜めしてないとか?
イヤアァァァーーー!幼子っ、逃げてぇぇ!!
ってか、俺はてっきり麗奈と彰人がハァハァな展開かと
思ってたんだが、違うのね
まあ、ドキドキしてるけど。
えーと、レイープ?
GJ!!
名前は脳内変換します騒がせてスマソ
今日は早めの帰宅。
風呂上がったら続き書く。
>>221 してません、書き溜めとか無理です。
手元に原稿があると、校正したくなっていっこうに終わりません。
そんなワケで、伏線の整合性を確認したら即投稿する事にしてます。
>>222 さぁ、どうかな?
>>223 まさにその通りです。
抜いて書ける構成にもなってますから、反発多ければ逃がします。
>>224 お願いします。
226 :
part10:2007/03/21(水) 00:04:59 ID:0WY0soBe
「亡骸を残さないため、男は猫を食べてしまう事を思いつ」
「やめろ!!」
彰人の頭の中で、つい数分前まで笑みを浮かべていた幼子の顔が、みるみる歪んで泣き顔になっていった。
破けた服をかき集めながら咽び泣く幼子のイメージを、彰人は必死になって頭の隅に追いやる。
「もう良い、自力で何とかする」
「後悔、しますよ?」
このまま、流されるまま話を聞き続けていれば、確実に幼子は麗奈の望み通りになるだろう。
いまだ携帯が圏外になっているのも、それを成功させるため麗奈がやったことである事は明白だ。
一か八か、彰人はガラスを叩き割って中に入り、無理矢理にでもブレーキを作動させる事にした。
もう自身の怪我など怖くない。
運転手がどうなっていようと怯まない。
脱線させてでも幼子の元へ駆けつける。
麗奈のシナリオから飛び出すために、そう固く決意して先頭車両へと駆け出した。
より一層、嬉しそうに笑った麗奈を残して。
「尖った硬いモノがあれば……」
彰人は先頭車両へ向かいながら考えた。
自分の持ち物で電車のガラスを割れそうなモノは無い。
乗客が何か持っていないだろうか?
しかし、そんな考えは直ぐに無駄に終わる。
先頭車両は地獄絵図と化していた。
頭を抱え込んで震え続ける中学生くらいの子供達、操縦席の前で放心している男性。
泣き叫ぶ母親に抱かれ、何が起こったのか理解できぬ赤ん坊が指差した先には、吊り下げられた血みどろの運転手の体があった。
まだ死んではいなかったが、素人目にも助かると思えるような状態では無かった。
見事なまでのリストカットを施され、ドア付近ギリギリにロープで吊され、本当に致命傷になったのは目の前で飛び散った大量のガラスの破片。
男性の足元を見て全てが理解できた。
あまりにも都合良く置かれた、自動車の窓ガラス粉砕用レスキューハンマー。
何を疑う暇もなく、ひっくり返された麗奈のショルダーバッグが目に飛び込んできた。
だが他の乗客に混ざって、麗奈の時間稼ぎに参加するつもりは無かった。
罪の意識に囚われた放心状態の男性を押しのけ、運転手の体の隙間から中を見る。
壊された計器や無線など、最高速で頑丈そうな鎖に固定された操縦レバー。
そして、鎖を結わえる鍵が電子ロックであることを確認したとき、まだ麗奈のシナリオの中で踊っていることを知った。
227 :
part11:2007/03/21(水) 01:29:49 ID:0WY0soBe
「10の64通り、試してみますか?私なら一回で外せます、私だけが彰人さんを助けられるんです」
彰人が最後尾へ戻ったとき、麗奈は壁に背を付け体育座りをして、全てを知っていると言わんばかりの顔で待っていた。
事実、彼女は全てを手に取るように知っていた。
「俺が試しても……運が良ければ、終点で最悪の事故が起こる前に止められるな」
既に吹っ切れた彰人には、全てを握った麗奈に言い返す余裕があった。
麗奈の頭の中には、64桁の解錠番号が本当に入っていてもおかしくない。
それだけの才能を持っているのだから。
しかし、彰人が麗奈に全て従えば、それは未だ不明瞭な目的の達成を意味する。
思い通りにならない事が分かれば、麗奈は彰人を傷付けまいと自ら電車を止めるはずだ。
化かし合いの相手としては分が悪すぎたが、それが幼子を救う為の最良の道だった。
「もしかして、死なないと思ってます?」
そう尋ねながら、上目遣いに見つめてくる顔は、無邪気という言葉がしっくりきた。
「脱線や衝突時には、車両自体の破損を防ぐよりも乗客の安全を考慮された設計思想になってる」
足が震えていることを悟られないよう、彰人は相手の目を凝視しながら続けた。
「どんな事になっても生き延びて、幼子に会いに行く。もし何かしたら、もう麗奈さんとは会わない」
無理だと分かっていても、最大の効力を発揮するであろう台詞。
「うふふふふ。もう、彰人さんは忘れちゃったんですね」
麗奈は立ち上がって軽くお尻を払い、軽く上を向きながらしばらく目を瞑った。
「私たちの、一番新しい想い出」
深く息を吐いて正面を見据え、それでも坐っているのが分かる目で、ジッと彰人を見つめる。
「彰人さんが、夜遅くまでゲームで頑張っていたアノ場所」
向かってくる麗奈の一歩一歩で、彰人の心臓は踏みつぶされている感覚に囚われた。
「あんまり夜更かしして眠そうだったから、私がちょっと細工して休ませてあげたアノ時」
彰人の左手を麗奈が両手で持ち上げ、腕時計がよく見えるようにして決定打を放った。
「1時間を切りましたね、私たちが幸せに寄り添いながら死を共にする……急カーブの鉄橋まで」
またひとつの駅が、突風を跳ね返して轟音を響かせる直前の事だった。
時間と闘いながら二桁突入です。
数えてみたら、もうすぐ一万文字に到達します。
こんな駄文を読んで下さってる方もいらっしゃるようですから、
出来る限り意向に沿いたいところです。
どうか幼子の処女をどうすべきか教えて下さい。
それでは、また明日。
>>227 GJ
幼子、処女は主人公にあげて下さい。
このスレに似た、あるスレの神作品にBというヒロインがAというヒロインをレイプさせるシーンがあったのですが、後味が悪くて、Bというヒロインが死んでもあまり同情されませんでした。
殺人程度にとどめて頂けると嬉しいです。
長文すみませんでした。
GJッス
さしでがましいですが友貴が幼子を救うでも何でもいいからレイプだけは出来るだけ勘弁してほしいッス
まぁ書いたとしてその場面だけ飛ばして続き読むんであんま気になさらず
>>229 リボンの剣士のことかーー!!
個人的にエロシーンとしてレイプシーン書いてほしい。
でもレイプ嫌って人のほうが多いだろうから展開に無理が生じないならなしで。
233 :
Part12:2007/03/21(水) 22:21:54 ID:0WY0soBe
「死ぬ気なのか?」
「彰人さんが心にも無いことを言い続けるなら」
「他の客も巻き添えになる」
「実に些細な代償です」
「幼子は?」
「もうそろそろお楽しみ中でしょうね」
馬だって一生念仏を聞かされたら多少反応するだろう。
目の前に暖簾があったら、喜んでその僅かな抵抗力を楽しみたい。
ぬかが置いてあったら、何百本でも釘を立ててやる。
彰人にただ一つ分かったのは、ここに自分が拘束されていることが、麗奈のシナリオの絶対条件だと言うこと。
ゲームをしていた時の事を思い出し、1/10の64乗に賭けるよりはマシな方法が閃いた。
普通に考えれば、マシなんて言葉は使えない代物ではあったが……。
「じゃあ、サヨナラだ」
「え?」
「お前の側には居たくない!!」
「逃げられるほど広くありませんよ」
無知な子供がやることを側で見守る母親の様に、麗奈は屈託無く笑っていた。
彰人が麗奈を避けるように駆け出しても、ゆっくり歩いて付いてきた。
人も障害物も無い車両を抜けるために、彰人は全力を尽くした。
何も出来ず、運転手を弔っている乗客達は、みな一様に彰人に注目した。
「電車が止まって、もし俺が生きていなかったら」
落ちていたレスキューハンマーを拾う。
「いや、動けなかったときも必ず」
斜め前方の窓の外に、一部生い茂った緑を確認する。
「俺の携帯の、一番上のメモリーの人に連絡を取って下さい」
事故防止策の施された、開かない窓を見据える。
「連絡がつかなかったら」
ハンマーを窓に振り下ろすと、パシッという音と共にヒビが入る。
「何があっても探し出して下さい」
ハンマーの二発目で、窓ガラスは砕けて後方に散っていった。
「俺の命が担保って事で……」
電車の速度と距離を目視で計り、タイミングを見計らう。
「待って!!」
有り得ないと思っていた選択に、麗奈が初めて驚きの色を浮かべる。
麗奈が手を伸ばすと同時に、彰人は外へ飛んだ。
>>229-232 意見を下さって有り難うございます。
残念ながら、最後までされない方も、あまり後味の良いものではありません。
それでも彰人の様に「マシな方」を選ばせていただきました。
地味に友貴くん大活躍予定。
235 :
Part13:2007/03/21(水) 23:33:28 ID:0WY0soBe
「ぐっ、あ……かはっ!!」
気管に血が流れ込み、窒息しかけて激しく咳き込む。
何処が痛いとか、そんな事は露程も考えようとは思わなかった。
何せ全身が激痛で包まれているのだから。
無論、草むらに寝転がっているからではない。
唯一痛みがないのは、ハンマーを握りしめたままの右手。
もっとも、腕を持ち上げてみると、痛みだけでなく感覚そのものが無いことにも気付いた。
腕を降ろしてハンマーを放そうとしても、手首から先は微動だにしない。
「どっか折れてるなぁ」
死ぬ可能性まで考えて飛び出したというのに、不満は何処からでも出てくるものだ。
右手を諦めて左腕を持ち上げてみる。
追い打ちをかけるような激痛に耐えながら、指先まで動くことを確認する。
神様は彰人の行動を肯定してくれた。
視界の端に、止まった電車が小さく見えた。
急がなければならない。
左手でポケットを漁り、携帯を取り出して上に掲げる。
電波状況は1、2、3本……快調だ。
慣れない左手でGPS機能を呼び出し、現在地を表示したマップをコピーする。
友貴に宛てて、マップ画像を添付したメールを送信した。
「車で来い、と」
携帯の画面に送信完了の文字が浮かび上がった瞬間、達成感と共に痛みが引いていくような気がした。
あと出来る事と言えば、近くの道に出るだけだ。
ひたすらに幼子の無事を祈り、体に鞭打って立ち上がった。
きっと鞭の方が痛くない、などという雑念は、携帯のけたたましい音でかき消された。
「何の冗談だ?これ今ニュースでやってる路線だろ」
「時間が無いんだ、幼子の命が掛かってる」
嘘は言っていないつもりだ。
「大方デートに遅れたんだろ?」
「いや」
否定の言葉を言い切る前に、最後の障害が待ちかまえていた。
「彰人さん!!良かった、生きていたんですね」
息を切らせて歩み寄ってくる麗奈に対して、何をすべきか直ぐに頭に浮かんできた。
「OK、ジョークは後で聞く。この地図の近くに居るんだろ、謝罪の言葉を考えながら待ってな」
勘違いされたままでも良いだろう、時間は浪費したくない。
彰人は自然な動作で右手を持ち上げた。
「彰人さん?」
「有り難う、毎日でも代返してやる、頼むから急いでくれ」
“ドンッ!!”
「ん、なんか鈍い音がしなかったか?」
「王子様が悪い魔女を倒したんだ」
236 :
Part14:2007/03/22(木) 00:23:19 ID:NVUZBaWL
彰人は足を引きずるようにして、近くの道まで出た。
マスコミのヘリが降りてくる音を後ろに聞き、そのヘリが電車に追いついて居なかった幸運に感謝した。
今だけは何が何でも、時間を無駄にしたくなかったのだ。
立っているのも辛く、道路に隣接した倉庫に背を持たれ、白馬の到着を待った。
そして待ち望んだ白馬は、予想に反することなく安全運転だった。
しかし、彰人を正面に捕らえるなり加速を始め、倉庫にぶつからんばかりの勢いでブレーキをかける。
彰人は驚く時間すら惜しい様子で、車の側面までゆっくり歩く。
痛みで倒れてしまわないように。
「彰人、お前……」
友貴は車から降りて来るなり絶句した。
泥にまみれた服を着て、見える限りの肌には紫色のアザが点在している。
顔にはナイフを走らせたような切り傷も見える。
右手は手首から先が変色し始め、半開きの状態で硬直していた。
「ま、待ってろ、一番近い病院を探す!!」
「違うんだ、幼子の家で降ろしてくれ」
「馬鹿野郎!!俺が話しておくから心配するな」
彰人をすぐさま後部座席に乗せ、運転席に戻るとカーナビの電源を入れた。
「だから違うんだよ。事情は後で話すから、幼子の家に急いでくれ」
細い呼吸を繰り返しながら、彰人は何度も懇願した。
友貴は一度だけ振り返って彰人の全身を見て、ギアをバックに入れ直した。
「……昔さぁ『T○Xi』って映画、一緒に見に行ったよな」
のろのろと車を道路に沿わせ、ギアを二速に入れる。
彰人がGを感じた次の瞬間、もう友貴は躊躇いなくアクセルを踏み抜いていた。
TA○i見た後に運転が荒くなったと言われたヤツ、正直に挙手。
じゃなくて、そろそろクライマックスです。
幼馴染みキャラは本当に皆さんに愛されてますね。
レイプ抜きにしても、書き方がヘタなせいで非難されないか心配なくらいです。
それでは、多分殆どの人には関係ありませんけど、ジョン・バッカス氏の冥福を祈りながら、また明日。
カーブで脱線するほどのスピードで草むらを超人的な動体視力で見つけ、
凄まじい早口で願いを託し、斜め前方に見えていた草むらが視界から消えさる前に飛び降り、
頑強な肉体で生き残った彰人と潰れなかった最新鋭の超合金携帯、か……
突っ込みたくて堪らなかった、許してくれ……
>>238 非常に早い反応、有り難うございます。
一応小さな草むらではなく、“ゲームでも描写される程度の広さ”がある隣接した田んぼのつもりで書きました。
行動と同時進行で喋っているので、台詞はそれほど無理のあるものでは無いと考えてます。
携帯も案外やわじゃありません。
生き残れたのは……。
また明日!!
,ィィr-- ..__、j
ル! { `ヽ, ∧
N { l ` ,、 i _|\/ ∨ ∨
ゝヽ _,,ィjjハ、 | \
`ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ > 彰人は超人
{___,リ ヽ二´ノ }ソ ∠ だったんだよ!!
'、 `,-_-ュ u /| ∠
ヽ`┴ ' //l\ |/\∧ /
--─‐ァ'| `ニ--‐'´ / |`ー ..__ `´
く__レ1;';';';>、 / __ | ,=、 ___
「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
| |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,| , -,
! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | | | | .l / 〃 ))
l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj 7
| |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\:: ::::| ::l /
241 :
Part15:2007/03/22(木) 23:40:05 ID:NVUZBaWL
「ようやく素直になれたね」
男は幼子の頬を優しく撫で、口の端から零れ出た血を、指ですくい取って舐める。
首筋に垂れた血は擦り付けるように広げられ、乾き始めた血で首から肩にかけて突っ張りを感じた。
そのまま舐めるように胸元まで視線を落とし、血の染み出る胸に直に吸い付いた。
恐怖に支配された幼子の頭に、再び嫌悪感が押し寄せてくる。
満足げに目を細めた男の顔から目を逸らし、この悪夢が早く終わってくれることのみを願った。
「さぁ、脱がしちゃうよ、良いのかな?」
スカートのチャックを下げながら、もう何も喋らなくなった幼子に尋ねる。
そのままスカートを降ろそうとするが、力を抜いて仰向けになった状態では脱がすことが出来ない。
仕方なく前の部分を捲り上げ、体を持ち上げて俯せに引っ繰り返す。
頭がガクッと揺れ、しぶとく絡まっていたネックレスが地面に落ちて音を立てた。
「あ、彰人に、彰人に見て貰うの……」
幼子のうわごとは、興奮の絶頂にある男には届かなかった。
お腹に手を回し、膝を立たせて腰を浮かせ、スカートを太股の辺りまで落とす。
ブラとおそろいのパンツを目に焼き付けながら、愛おしそうに匂いを嗅いでいた。
「可愛いねって彰人が言って、でも私は変な所見ちゃ駄目って焦らしたりして……」
幸せな夢を見ているような感覚に囚われ、幼子の意識はだんだんと薄れていく。
「ちょ、ちょっと待ってるんだよ、おじさんも脱ぐからね」
壁際に立って後ろを向き、かちゃかちゃベルトの音を立てる。
慣れない服は焦れば焦るほど脱ぎにくく、いっこうにベルトを外すことが出来ない。
その放置された短い時間で、幼子は内側から囁く声を聞いた。
囁きは少しずつ大きくなり、落ちかけた意識よりも鮮明なモノとなって幼子を支配する。
「そっかぁ〜…うん、いいよ」
幼子はネックレスのペンダントヘッドを手首のロープに引っかけ、壁に背を擦らせながら立ち上がった。
手首のロープから下がったネックレスを指にかけ、片側だけ落として輪っかを作る。
まだベルトをかちゃかちゃ鳴らしている男の背後に、じわじわと近づいて止まった。
縛られた両手を男の頭上に掲げ、ネックレスを男の首にかけて強く引いた。
「ぐがっ!?」
幼子は手首を縛ったロープにペンダントヘッドを引っかけたまま、がむしゃらに後ろへと力を込める。
男は首を掻きむしり、喉から奇妙な音を絞り出して藻掻いていた。
幼子は全ての力が無くなるまで続けるつもりだったが、ネックレスの強度がそれを許さなかった。
「あ、あれ?」
千切れたネックレスを見て、無くしかけた意識が戻る。
目的は既に達せられていた。
男は口からは涎、首からは血を垂らしながら、幼子の足元に横たわっていたのだから。
242 :
Part16:2007/03/23(金) 00:56:40 ID:KMneGW8h
彰人を乗せた車は、幼子の家の前まで来ていた。
「本当に良いのか?」
「あぁ…」
運転中、事情を掻い摘んで聞いた友貴は、やはり彰人の治療を優先すべきだと言い続けていた。
通報は済ませたから警察に全て任せて病院へ行くべきだ、お前の身に何かあったら幼子は余計悲しむだろう、と。
しかし、近くで遙かに大規模な事件が発生している今、彰人にとって信頼できるのは自分だけだった。
ここから待ち合わせ場所まで虱潰しに探し、絶対に幼子を見つけると決意する。
「友貴…」
ドアを開ける動作にすら苦労しながら、別れの言葉を紡ぐ。
「もし幼子に牙を剥いたヤツを見つけたら、殺しておいてくれ」
友貴は呆れたように鼻で笑い、手を軽く振って車を出した。
彼もまた、可能性のありそうな場所を探しに行くそうだ。
もし今、彰人が既に人を殺めたという事まで聞いていたら、果たして何と思っただろう。
それでも協力者で居てくれただろうか。
謝罪と感謝を心の中で同時に済ませ、彰人も探索を開始した。
確か麗奈は騙して連れ出した、と表現していた筈だ。
だとすれば待ち合わせ場所の近くか、全く手の届かない遠い場所のどちらかが有力になる。
後者であれば、もう打つ手はない。
「無事でいてくれ」
体を引きずるように歩きながら、一つ一つの小道まで確認する。
人が減っているとは言え、若干の人目はあった。
奇異の目で見て避けていく人は気にならなかったが、逆に怪我を気にして話しかけてくる親切な人の方が、今だけは邪魔だと感じてしまう。
「幼子、幼子、よ…う……」
路地裏にしゃがみ込む小さな影が2つ見えた。
一つは寝そべって微動だにせず、もう一つは小さく縮こまって泣いていた。
痛みも疲労も何処かへ飛んでいき、彰人は強引に何かに引かれるように走り出す。
「幼子!!」
彰人の声に反応して、しゃくり上げながら影が顔を上げた。
それは確かに幼子だった。
髪はボロボロになり、片足にスカートを引っかけ、服には皺と泥のシマシマが出来ていたが。
「あ、あき…う、うわあぁ〜ん」
「ごめん、遅くなった」
彰人は白目を剥いた男を見ないようにしつつ、覆うように幼子を抱き締めた。
痛む体も、それが幼子の触れている証拠だと思えば、むしろ心地良いくらいだった。
「早くここを離れよう。立てる?」
必死に頷く幼子には、自分より彰人が重傷であることに気付く様子はない。
幼子は縛られたまま解けない両手で、彰人の右手を掴んで立ち上がった。
彰人の麻痺した右手は、幼子の感触を確かめることは出来なかった。
「凄く暖かい」
「うん…そうだね。服も整えて」
彰人に言われて初めて気が付いたように、慌ててスカートを履き直す。
こんな時なのに、赤くなって焦っている幼子を、本当に可愛いと感じていた。
ただ、今の状況は非常にまずい。
二人とも遺体の事には何も触れず、あとは黙って人の居ない道を選びながら、幼子の家まで歩いた。
ここまでで一つ言えるのは、
運転手&おじさん(´・ω・) カワイソス
すみません、やっぱエロは筆がなかなか進みません。
今日は寝かせて貰います。
>>182の続き
「実はお前のアパートには幽霊がいるとかどうよ?ポルターガイストって奴」
「はは、幽霊なんかより人間の方が数倍は怖いと思うよ?ある意味悟りの境地だね、これは」
俺は内心、地雷だったな――と思いつつ興味なさげに話題を逸らす。
「最近達観したようなことばかり言うけど流行ってんのか?お前限定で」
護の顔がおどけるような仕草に変わり、体を前のめりにさせる。
「最近のマイブームはデザートとすうぃーつの違いを調べることだね」
「なんか、違うのか?……ちなみに名前とか言ったらぶっ飛ばす」
明らかにその口は『な』の音を発しようと言わんばかりだった。
小学生か、コイツは。
「とりあえず、お前は寝とけ。今日一日。昨日大変だったんだろ?」
「…うん?これは来週のテストを見越した牽制かい?」
両手を力なく横に持ってくる。
「やれやれ、お前が消えてくれれば上の席がひとつ空き、
厳しい俺の成績表が平和の鐘を鳴らすのだよ」
その時、護は急に険しい顔になった。
まさか…――アレか?
「勝機いくらだ?千に一つか万に一つか。億か兆か、それとも京か?」
「それがたとえ那由他の彼方でも、俺には十分過ぎる」
―――き…決まったっ!!
俺達はお互いの顔を見合わせ静かに頷く。
「やっぱり、この台詞はこう…心にくる―――」
よな、と続けようとしたが別の声に遮られてしまった。
「うわぁ、オタク臭っ!あんたらさぁ、高校入ってから余計ソレっぽいよ?」
こいつの名前は美代(みよ)。俺ら二人の幼馴染であり、バルバロイだ。
けして格闘技をやっている訳ではないのに――めちゃくちゃ強い。
ええ、この筋肉女です。はい、私はちゃんと見ました。バールのようなもので―――
彼女は呆れたように――実際、飽きれているんだろうが――笑みを見せた。
「透はその一人でぶつぶつ言う癖直しなよ」
口に出てたのか…。
「うるせぇっ。つか何の様だ?」
「さっき、護が椿と追いかけっこしてたのさ、公園の近くで見かけたからどうなったんだろぉって思って」
椿(つばき)はさっきの話でも分かるようにちょっと頭があれな女のコトだ。
神様という奴はどうしてあの様な女に美貌と知性をあたえたもうか…。
「つか、お前の家は公園と真逆の方にあるんじゃ――」
「――で、どうだった?大丈夫だったの?」
遮られた。無視ですか…そうですか。
最近、美代の奴が…なんつうか…異質な感じがするんだよな。
ポケットティシュと箱のティッシュが同じ値段で売られてるのを見た感じ…。
なんだそれはと言われたら、分からんと答えることしかできないんだが…。
俺がマイワールドと言う素敵な世界に浸っていると、護は溜め息混じりに口を開いた。
「今日の授業って全部短縮だろ?午前には帰れる訳じゃん?」
そういう訳、と護は付け足してホフク前進宜しくな格好で顔を伏せた。
「どういう訳だ。取り合えず俺の脳味噌で理解できる様に簡潔に答えろ」
「察しろよ…、『午後はデートしませんか?』って言われたんだよ。
『デートしないと死んじゃいます』って手首にカッターっすよ?逃げるのが最善じゃない?…つか僕の髪を巻くな。」
美代と面白がって幾つものネジリを作ってやった。お前が伏せたまま喋ってるからだ。
「うん、ニアっぽくなったな」
「それは生意気な天才少年の方?それともアンダー宇宙人の食い意地が張った奴の方か?」
「そういうオタクネタは止めなさいってさっきも言ったよ――」
ね、と言いたかっただろう美代は綺麗に――素っ飛ばされた。
「っ…よかったです、護君…」
声と瞳を震わせながら其の少女、椿は感涙の言葉を思い人に告げていた。
いい場面だな。オジサン感動するよ、ドラマみたいで。そこにずっこけた美代が居なければな。
護の目は明らかにヘルプミイと語っていたが俺には英語は理解できない。
去らば友よ、また会う日まで。
「大丈夫か…美代?…ってあからさまにガッカリすんな」
一瞬、嬉しそうな顔をしたが俺と分かってか怪訝な顔になりやがった。
この手を離してもう一度、危機的状況に対処する練習でもさせてやろうか?
…下手したら殺されるな、うん。
そんな葛藤を抱いていると美代は勢いよく飛び起きて椿に捲くし立てた。
…当然だよな。でもな、落とし穴に自ら飛び込むのはどうかと思うよ?うん。
「ねぇ…、もしかして椿さんには私の姿って見えないのかな?」
明らかに不服だぞ私、的な態度で美代は話しかける。
しかし、椿はチラリと一見したかと思うと、いつもの凛としたお嬢様スマイルで答えた。
「おはようございます…えっと、美代…さん?」
彼女は天然なのか明らかに『Who is this』的な感じだ。
駄目だよ。それじゃ、FireにOilだよ。
ここまで。遅いですが頑張ります。
つか、このままだと本当の意味の、ほのぼので終わりそう…
あと、ギャグ要素があるので皆さん向けじゃないかも知れません。
あと根本的な問題で文才が(ry
いやいやギャグがあってはダメってこともないし、面白い
>>247 ギャグが書けない私に対する宣戦布告と見た。
>>244 続きが激しく気になります。幼子が無事で本当に良かったです。
>>247 ギャグも物語も面白いです。友人視点はなかなかないので新鮮です。
お二方、長文は大変ですけど頑張って下さい。
>>230 正解です。名作ですよね、あれは。
駄文流します。エロなし、オチなしです。 携帯からなので読みにくいと思います。
「ちくしょう。行き止まりか、このまま じゃ追い付かれる」
「…もう駄目、私のことはいいから男だ けでも逃げて」
「諦めるんじゃない、幼。女さんに追い 付かれたら死ぬかもしれないんだぞ!」
「でも、足の遅い私にあわせていたら男 も助からない」
「馬鹿やろう!俺一人だけ助かっても嬉 しくなんかない。お前がいなきゃ駄目な んだ」
「……男」
「もし二人とも生き残れたら、そのとき は……」
「…男」
「幼」
ガラッ
男「おはよー。ってなんだ幼だけか。声 が聞こえたみたいだが何してたんだ ?」
幼「…………………………朗読」
女「 ……(初めてですよ、ここまで私 をコケにしてくれた幼さんは…)
|ω・#)」
何か違う気がする。ごめんなさい、わかりません。
>>251 ;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ
これはこれはw
おんなさんはアバカムをおぼえた
しかし、おんなさんのこれいじょう、とくぎをおぼえられない
どのとくぎをわすれますか
ルーラ
マヒこうげき
みなごろし
シャナク
いてつくはどう
ぱふぱふ
くちをふさぐ
|>マダンテ
アバカムネタを受信したがうまく書けない。今は反省している。
シャナクは男が幼から貰って大事にしている(ある意味呪われている)物を破壊する呪文か
男が気づいてないver
女「ねぇ男君、今日お弁当ないんでしょ?だから私作ってきたの、食べて」
男「ん?おお!よく今日ないってわかったな。じゃ、もらうか」
女「うふふ〜。ご賞味あれ」
男「これは好物の………ていうか好物ばっかだ。しかもうまそう」
女「隠し味も入れたからね〜」
男「へぇ、凝ってるんだな。どれ一口」
パクッ
男「うんうまい………ん?」
ずるり
男「………髪の毛………」
女「んふふふふふふぅ〜」
男「そうかわかった!隠し味はこの髪の毛だ!」
女「わ〜だいせいかぁ〜い。アタッ?!」
男「ミスをごまかすな!騙されるかよ!まあでもコレうまいよほんと」
女「うぅぅ(ほんとなのに、今度から刻んで入れよう)」
ついでにもひとつ
男「よぉ。話って何だ?悪いがおまえの気持ちには答えられんぞ」
おまえさ、女と付き合ってるのか?
男「無視か」
答えろよ
男「ん〜女か、付き合ってるとかは無いと思うが?」
………
男「どうかしたのか」
あれはやめとけ
男「?」
あいつさ、女子たちからの評判かなりひどいぞ。
気持ち悪いとか嫌いとかっていうもんじゃない。怖いって目で女のことを見てる
男「女、いじめられてるのか!」
違うってそんなレベルじゃない。怖くて手が出せないんだよ
それにな、あいつ、おまえと将来結婚する、自分たちは将来を誓い合った仲だ、とかいいふらしてるぞ
男「!?」
な、引くだろ?それであいつ女子たちに、だから手を出すなって脅してまわってるんだよ。誰彼かまわず
その件で俺、女子たちから相談受けてさ
そういう意味でもここはひとつおまえから女にガツンといってくれよ
男「…そうか、分かった」
分かってくれたか………!
男「ああ、………全部、俺の責任だな」
いやいやおまえだって十分に被害者だって。言いに行くんなら俺もついてくからさ
男「やはり、きちんと付き合うべきだな、うん」
まあ俺だけでも不安だしもういっそ被害者全員で──は?
男「いや、悪いが俺一人で行くよ。女々しいしな」
えっと、何しに?
男「だから、女に付き合おうって言いに」
何 故 に !!!???
男「だって、俺が関係をうやむやにしてきたからこんなコトになったん だろ?みんなには迷惑かけたな。おまえもわざわざありがとう」
………あーちょっと待て
おまえは女のこと好きなのか?
男「まさか、おまえも?」
も!?へ、変な勘違いすんな!有り得んわ!!
………マジで?
男「だってあんな美人だろ?それに料理もうまいし、世話焼きだし、気が利くし。じゃあこれから言いに行くよ。ありがとな」
………いやちょとまて!ああ糞いっちまった!いいのか?これで───お、メールだ
宛名:女
件名:警告
本文:何男君にあること無いこと吹きこんでんのかな?その口縫ってあげようか?それとも喉仏凹ましてあげようか?ねえどっちがいい?あの雌豚どもの手先君、どっちがいい?
なんてね結果オーライだし、私気にしてないよん。むしろありがとね。ふふふ、ああ、男君が探してる。私の名前を呼んでる!
もういかなきゃ、じゃあね
お詫びにあなたには何もしないであげる
そうそう忘れてた、警告
わたしね、
嘘 つ き は 大 嫌 い な の
わかるよね。二度目はないよ
元気で、バイバイ
これはいい新ジャンル
>>256 これはいい。
ハッピーエンドが近そうだ。
>>246 一レスだけ続きです
美代は顔を引き攣らせながら口を開いた。
「あたしは護の幼馴染――美代ですけど、護に何かっ?」
それを聞いた椿は護の腕にしがみ付き、護にえっ急に何なんですか?怖いです、と天然っぷりを見せてくれた。
時に美代よ、俺が幼馴染に入っていないのは気のせいか…?
「ええっと、美代さんが彼の幼馴染なのは分かりました。でも、何故それを貴女に答えなきゃいけないんです?」
ねぇと言いながら護の顔に瞳を合わせ美代に戻す。
まぁ、確かに正論だわな。
「私は彼が急に居なってしまったから心配してこうしてるだけです。
あ、護君は今日のデートで一つだけ言うこと聞いてもらいますからね?」
急に話を振られ少し慌てたように声を発した。
「あっ、え……僕が今日デートするのは確定事項なのかな?」
――護、それこで答えちゃ駄目だぞ…。
―――椿の奴、相変らず頭の回る奴だな。
「確定事項っていうか…、既定事項です」
と微笑んだ。
護はこれでデートを行くか行かないかの返答、もしくは会話をしなくてはいけなくなった訳だ。
急に話を振る絶妙なタイミング…こいつ実は何もかも計算とかじゃないよな?
「僕は行くなんて一言も……」
あぁ、こいつは馬鹿だ。
「じゃあ、行かない……んですか?」
護は腕をガッチリと締められて逃げられない。――もしかしてこの為に腕を回したのか…?
いや、まさかな…。
その薄い朱色の手には似つかわしくない黄色いカッターを握り締めている。
護はソレを見てぎょっとした顔をする。
「椿っ、護が困ってるじゃない!大体アンタは強引過ぎるのよ!それにねぇ…」
ここぞとばかりに前に出る美代だが、全てを言い終わる前に椿に其の声を呑まれてしまった。
「幼馴染さんは黙って下さい。大体彼が何に困ると言うんです?
唯、『少しデートをする』その約束をするだけじゃないですか」
発した声はハッキリと、それでいて凛とした声色だった。しかし未だ、その目は護を見据えたままだった。
さっきから押されっ放しの美代はぎりりと歯の歯を鳴らし小さく叫んだ。
「……もう、いい」
走り去るその背中を見て俺は大脱走という映画を思い出した。
主演がジェイムズ・コバーンだっけ…?
まぁ、話を戻そう。
椿の問いは随分と誘導的だな…。護はきっとこう思ってるに違いない。
――そうか、少しデートをすればいいだけ。それで終わりなんだ。
恐怖は人を狂わせる。
客観的に見て初めて気付けるんだろうな。この女の凄さを。
どの道多かれ少なかれ、こうなる予定だったんだ。後押しするか。
「まぁ、行ってもいいんじゃないか?俺はそう思う」
地獄に行って来い。骨は拾えたら拾ってやるぞ。
そういうつもりで言ったのだが護君はそう思ってくれなった様で、急に思案顔になり落ち着いた表情でこういった。
「わかったよ」
え、何その期待してる目は…?俺に何か策があるとでも思ってんのか?コイツ。
俺に渇望したところでゴットハンドを召喚できるわけじゃないんだからよ。無駄無駄だぞ?
262 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 22:22:12 ID:IpKSnqoT
このジャンルは素敵だな
263 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 17:19:23 ID:wFF5y9m/
人イナイ
wktk中なんじゃね?
短編なら俺でも投下できそう
ほんとに短編VIPの頃のような
266 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:32:50 ID:otQzupva
男「このスレも神が増えたな」
女「なんですか?このスレ?だれですか?この女って人?私と男さんの愛情を引き裂いてる人ですか?
ぶち殺すぶち殺すぶち殺すぶち殺すぶち殺すぶち殺すぶち殺すぶち殺すぶち殺すぶち殺すぶち殺す」
男「やめてよ女さん!うわなにをするやめsdふぁふぁd」
女「・・少し眠っててくださいね・・・今女って泥棒猫の住所を調べ上げてうひひひひひひひ」
男(ちょwwwwそれ自分)
だめだ・・・だれか文才のある人かいてちょ
あえががげ
270 :
Part17:2007/04/06(金) 02:34:35 ID:++oz3M0K
家にたどり着き、彰人の体をじっくりと観察した幼子は、何も聞かずにただ一言こういった。
「お風呂、一緒に入ろ?」
内容の過激さを除けば、いつもの明るい幼子だった。
面食らう彰人を引っ張って脱衣所まで連れて行き、ここで待っているようにと告げて出て行く。
彰人がどう反応すべきなのかしばらく迷っている間に、何枚かのタオルとハサミを持って戻ってきた。
「気を付けてね、そ〜っとだよ」
タオルを棚の籠に入れ、彰人にハサミを手渡してそう言った。
じっくり見る前は言われるまでも無いと思っていたが、揃えて出された乾いた血にまみれた両腕を見ると、それは気を付けようが無いことが分かった。
せめて右手を使えれば、と彰人は右腕を持ち上げる。
だがやはり、その手は動かない。
仕方なく左手のみを使ってロープにハサミを入れる。
力を込める度にハサミはグラグラと揺れ動き、小刻みに引っ張られるロープは幼子の手首を痛めた。
チラチラと幼子の表情を伺うと、やはり痛みで表情が強張っている。
それなのに、彰人が面と向かって確認しようとすると、きまって笑顔を貼り付けるのだ。
ようやく幼子の両手が開放された頃には、再び新しい血が滲んでいるのも見えた。
「アリガト。はぁ〜、楽になった」
言うが早いか、幼子はタオルを彰人の体に巻き付け始めた。
特に腫れが酷い腕などを保護するように。
「さっき病院に電話したから。救急車が来るまで、一応冷やしておかないと」
「幼子の方が酷いだろ、その……」
風呂場の方に押されながら、振り向くことも出来ず、言いにくそうに言葉を濁す。
そんな彰人の様子をみて、幼子は黙って蛇口を捻る。
シャワーからは冷たい水が降り注ぎ、少しずつタオルの重さを増やしていく。
体の熱が奪われる事に心地よさを感じ始めた頃、彰人の濡れた背中ごしに呟いた。
「大丈夫、最後だけは守ったよ、彰人の為に……」
あの死体がどのタイミングで死体になったのか分からなかった彰人にとって、それは何よりの朗報だった。
幼子のやったことだって、間違いなく正当防衛と判断されるはずから、もう心配することは無い。
「ごめんね、私のせいで」
「え?」
「私を誘き出す為に酷いことされたんだよね、痛かったよね」
後ろで啜り泣く声に、嫌な予感を感じ取った。
黙っていれば大丈夫だと思っていた、電車と自分と幼子の関連性。
幼子が勘違いしたまま話せば、必然的に調べられる事になってしまう。
あの大事件の特殊な被害者として表に出れば、マスコミの格好の餌食になるのは確実だ。
大衆の注目を集め、執拗に心の傷を掘り返されるだろう。
「違う!!これ…は……」
「え、彰人、彰人っ!?」
咄嗟に体に負担をかけてしまい、彰人の意識は体から引き離された。
気を失い崩れ落ちる直前、死して尚勝ち誇った笑みを浮かべる麗奈の幻覚を見た気がした。
>>250 ごめんなさい、あんまり無事でも無いような……。
>>251 ツボに入った、威力有りすぎ。
自分で書いてる途中のシリアスな雰囲気ごと吹き出した。
これだから2chの小説書きは止められない。
>>267 それも良いなぁとは思いつつ、私は「女」に優雅さを残しておいて欲しいタイプだったりします。
あ、ところで幼子は救うんでしたっけ?
なんだか文章にしたら危なげな雰囲気なんですが。
GJ!
個人的には救いゼロでもそれはそれで…
>「幼子の方が酷いだろ、その……」
幼子ヤられたのかっ!
ウソだと言ってよバーニィ。゚(゚´Д`゚)゚。
274 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 14:53:11 ID:C0HmYkSj
>>273 ヒントつ「男はpart15のシーンを見てない」
俺、書いてる人だけど上の人みたいに批評が
あると嬉しいデス。はい。
>>277 全部終わるまで待ってたほうがいいと思ってROMってる人が大半だと思われ。
まぁ、元からそんなに人は居ないけどさ
>>271 GJッス
幼子は出来れば救う方向でお願いしますorz
281 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 17:22:43 ID:z8cDlM+t
保守あげ
282 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 19:01:53 ID:Wx2/PiuW
スレタイにだまされた、、、orz
283 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 00:52:27 ID:W3a/C3dv
勢いがなくなったな
またVIPに戻れば人が帰ってくるだろうか
正直俺はあの頃のノリが好きだった…
>>283 なに言ったんだwwwwwwいっぱい人いるじゃん
ホラお前の後ろにも
>>284 バロス
261続き
いや、もっと根本的な問題がある。
アイツを敵に回したくない。いや、別に行方不明者が続出したとか、ぼろぼろの廃人――はあるわ…。
例えば目の前に刃物を持っている人間がいたとしよう。よし、俺が止めてやるぜ、なんて思うか?大多数の人間は思わない。
そして俺はその大多数の弱い人間なんだ。そんな奴を見たら当然逃げるし、どんなに頼りにならなくても警察を呼ぶだろう。
しかし、俺はそれをやらなきゃいけないらしい。
俺はマラトンの戦いで40Km走ってこいと言われた伝令兵の気持ちになっていた。
めっ、めんどくせぇ…。
椿は顔を綻ばせて上目遣いにありがとうございますと護に言うと急ぎ足で自分の席に向かっていった。
あんなに喜んでるのにいいのかなぁ…。
――私は遂に彼とのデートできるんですね…。夢のようで少し怖いです。それともこれはいつもの夢なんでしょうか?
起きて心底落胆させられる、まるで花の様にはかない夢。
夢なら醒めないでほしいです。私はただただ、幸せなのだから。
しかし、透…でしたっけ?彼は付いてくるつもりなんでしょうか?
いくら彼との親友だからって、彼がそこまでする必要はあるんでしょうか?
いや、ないですね。
彼が完璧に私を愛してくれていないのは理解しています。
私を完璧に愛してもらうには今回のデートが必要不可欠なんです。
ああ、愛しい私の護君…。貴方の為ならこの長い髪も目も――いや、この私自身捧げても構わないんです。
あなたが欲しい…。あなたの少し童顔でいて、それでいて引き締まった顔、落ち葉のような瞳、陶器を彷彿とさせる肌…。
全てが欲しいんです。
――あの時からずっと。
その女はふと、彼との馴れ初めを思い出していた。
彼女はゆっくりした足つきで道をあるいた。
「はぁ…」
彼女の父はかなりの富豪だった。彼女の父は経営者には珍しく現場を自分の手で動かし、自分の目で見て進める男だった。
故に転勤が耐えなかった。彼女の父は娘を溺愛しており、何不自由ない生活をさせていた。
自分の妻病死した後、寂しくない様にと転勤する際には必ず娘も一緒に連れて行くようにした。
けして強要ではなかったけれども。
しかし、彼女はもう疲れていた。彼女は母が亡くなった後、悲しそうにしている父を子供心に可愛そうだと思い、
一緒にいてやろうと思ったのだ。父は私が居ないときっと寂しいだろう、と。
そんな気持ちをどうにかしたくて、――町並みを覚える意味もあるのだけれど――その町を歩いていた。
彼女は一息つこうとたまたま寄った公園のベンチで缶コーヒーを飲んでいた。
「はぁ、どうしたものでしょうか?私らしくないですね…」
この青年の様に無邪気に笑えたらどんなに楽なんでしょうか…。
この青年とは、人に見られているのにまったく動ぜず子猫と長い草でじゃれ合っている男のことだ。
「ねぇ、そこの君?……っ!」
彼女は驚いた。別に何も言う言うつもりはなかったからだ。だが青年は無反応のまま子猫と戯れていた。
無視ですか。しかし、私も一度声とかけたからには引けません。振り向くまで話かけますとも、ええ。
「貴方です。中腰で子猫と戯れてデレデレした顔をしている貴方を呼んでいるんですけど…?」
流石に気が付いたのか彼女に首だけを回し、呟いた。
すみません、ネットの環境がおかしいので
続きは別の日に・・・
今週中には投下します。
女「男くんお花見しましょ?料理も作ってきたしお酒も買ってきたの」
男「…やめとくよ。それより今日は隣の街にも張り紙貼りに行く予定だし」
女「そんな張り紙書いたって幼さんはみつかりませんよ」
男「そんなことないよ、警察も大規模に捜索してくれているし」
女「もう、折角そこの公園の桜が綺麗に咲いてるんですから、ね?」
ほら見てくださいよ綺麗でしょう?」
男「………………………」
女「ね?綺麗でしょう?男君が桜の花が好きだって言うから私も手入れしたんですよ」
男「手入れって…公園の管理人さんに言って剪定でもしたの?」
女「ううん、桜の花が綺麗な色になるように特別な肥料を上げたんですよ」
288 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 06:12:07 ID:AkHQnRbP
>>287 その話つい最近聞いたばっかだったりする
「ええ、いい天気ですね」
この青年はデレっとした顔のまま見当違いなことを言いました。どうしましょう。もしかしてアレな人なんでしょうか……?
彼が振り向いた瞬間に子猫はどこかへ駈けて行った。私も猫と一緒に駈けようか迷っていると青年は静かに肩を落とし、
先ほどと、あまり変わらない笑顔のままで顔を見合わせたました。
「あれ?何時もの爺さんじゃ…ない?」
椿は軽い苛立ちを覚えたが笑顔のままでいることにした。
「えっと、君は……誰さん?」
私は椿といいます、と彼女は答えた。苗字を答えると厄介なことになりそうだったので名前にしておきましょう。
――流石に自意識過剰でしょうか…?
「初めまして。その椿さんが僕こと中嶋護になんの用でしょうか?」
そう言いながら立ち上がり同じベンチに青年は座った。
「初めまして。え、えっと……っ」
椿は声をかける事ばかりに気を取られていて何を話すかをまったく考えていなかった。その事が恥ずかしかった。
――どうしよう?とりあえず思いついたことを――
「えー…、護君―――は猫が好きなんですか?」
「うん、好きだねっ!」
中嶋…いや、護君は嬉々として猫にまつわる話をいろいろしてくれました。
――私は私の容姿が人並み以上に優れていることを自覚しています。正直この時、私は話を聞きながら護君を観察していた――正体不明ですし。
―それなのにこの時の彼は私を"そういう目"で見なかった。私はそういう目でも見てましたけど。
悪いですが平凡な顔ですね。しかし、そのスマイルは二重丸を差し上げますよ、ええ。
「そうなんですか…。猫の喉を鳴らす音にそんな効果と不思議が…」
「凄いよね?流石にベッカムも驚いただろうね。…突然だけど、家族となんかあったの?」
「…え?」
私は普通に驚き普通に何故そう思ったのかを聞きました。
「さっき親猫が子猫を守る話になった時にさ、なんか変な受け答えだったから…」
「――私を観察してたんですか?」
人のことは言えないんですが。
「あっ、いや…」
護君はばつが悪そうな笑顔を見せた。
「――でも当たっています。えぇ、当たっているんです。実は…」
私は私が感じている心情を包み隠さず話した。彼はその話が終わる頃には笑顔は消え、思案顔に変わっていた。
そして『深い事情は分からないけど』と断り口を開いた。
「あのさ、子供の務めなんてものはないんだよ。あっていい筈がない。
それに君は君の父さんといつまでも一緒にいるつもり?違うよね?それじゃ君とそのお父さんの為にならないと僕は思う。」
彼は伸びをした後にそれにさ、と続ける。
「椿さんもお父さんもお互いに寂しかったんじゃないかな?」
私は随分と酷い顔をしていたらしい。うろたえている彼がそれを教えてくれた。
「だっ、大丈夫?あ、そう?な、ならいいんだけど…」
その後彼とは少し話して私は帰った。その後の話は覚えていない。
ただコーヒー缶を握り締めたまま連絡先を聞かなかったことを酷く後悔した。
そして次の日彼と出会ったのは学校の同じクラスでした。
護君も気が付いてくれたようで、前の席の友人らしき人と話をしていました。あれは……経緯を話しいるみたいです。
「うぉ、ゲームみてぇだな!!」
…どんな友人でしょうか?ともかく、私は彼との運命を感じずにいられません。私は彼のおかげで父と話す機会ができた。
誰かの一言がこんなにも自分に影響があるなんて私は一言も思わなかった。時が経つにつれて私の中で彼への思いが大きくなっていった。
私は彼を愛す為に、彼は私を愛す為に存在している。運命…命を運ぶと書いて『運命』ですか…フフ
それから一週間私はいろいろ調べました。もちろん彼のこと。
その一週間の間にやはりこの容姿のせいかファンクラブができたり女性から告白されたりもしましたが、そんなのはどーでもいいんです。
「誰もいない教室って少し怖いね…」
私は放課後のこの教室で護君に告白するんですから。
「で、用って何?まさかナイフで刺そうとしたりしないよね?」
冗談半分に彼は言う。こういう笑い方の時はマニアックなネタの時なんです。いえ、分かりませんけど。
「わ、私は…あなた…が好きです、孕ませる事を前提で付き合って下さいっ」
「あー…んっ?後半がよくわかんなかったけどさ、あーっと…―――ごめんなさい。」
私は当然理由を聞いた。why?何故?私のこと好きって言ってくれましたよね??
「いや、甘いもの好きかって聞かれただけだし、そもそも椿さんのことよくわかんないから全然そういうの―――」
これじゃ…ただの恥さらし・・・っ!このまま付き合えないとなったら…泥沼…っ!救えない…っ!
「――っっファンクラブの人達が黙ってませんよっ!だから…」
彼は目を丸くさせ、そのうち子供をあやす様な笑顔になり、ただ一言
「また明日」
そういって出て行った。私を残して。
今思い出しても何故私はあの時……無理やりにでも押し倒さなかったんだろうか?
そう、既成事実を作っておけば……。私は後悔の念で押し潰されてしまいそうです。
今それをしようとしても彼は常にスタンガンを装備しててなかなか手を出しにくい。
でも、でもでもでもでもでも、デートにスタンガンは持ってこれないっ。
顔が自然にほころぶ。それに透とかいうのが付いて来てもあの人にはあの妹がいる。
――まったく全然至極問題ないですね。
ああ、興奮して天に召されるんじゃないでしょうか?まさに気分はメイドインヘブンですね。
いけないわ椿、こういう時は素数を―――
その頃一人の青年は駆け回っていた。
〜〜〜〜〜〜〜
今日は終わりです。さぁ、広がりすぎて収拾つかなくなってきましたよ
ちなみにみなさんはレイープモノOKですか?
292 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 16:05:41 ID:CORLbQuB
>>291 NTRでレイプは苦手だが主人公とヒロインで根底に愛があればイケる
293 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 06:02:51 ID:WPah72a2
294 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 10:19:19 ID:5NGVtPyU
キレイな乳…してるだろ?
死んでるんだぜ…それ
続きが間に合わないので保守ネタ
扉の向こうへ
僕は女さんと付き合っている。
半ば、クラスの生贄的な感じではあったけど今は十分幸せだ。
「ねぇ男君、最近このコよくテレビでますね」
ああ、そうだね。やっぱりこういうのって男受けするからじゃない?
僕の後ろのソファーに座って寛いでいる彼女に言う。つか…
「テキスト手伝ってよ」
彼女は横目で一見して直にテレビ画面に戻った。
「自分でやらないと意味ないですよ?…それより、男君もやっぱりこういうのが好きなんですか…?」
拗ねてるのかな?たまには苛めてみよう。
「さぁ、どうかな?」
意味ありげに答えて僕は密かに頬を緩ませる。
もしかしたら凄く怒ってるかもしれないな――
僕がそう思って後ろを振り向いた時、そこには大きな影が僕を覗いていた。
気付けば既に手は肩にある。その手は愛でるようにゆっくりと上昇して―――
「ああいうのが…好きなんですか?私と正反対ですよね?……髪はショートでこげ茶色…そういうのが好きなんですか?」
かっ…かはっ……
「明るく活発的な感じの女の子が…好きなんですかっ?そういえば、幼さんに似てますね…」
ッ!?
「違う!違うんだ、そう違う!君の拗ねた可愛らしい仕草が見たくて…。だから違うんだっ!」
肺に残っている酸素をフルに使って答える。
顔と目が張り詰めるような感覚を覚え、本能がやばいと告げ始めた頃に手に力は無くなっていた。
「そうなんですか…。まったく男君は酷いですね…。で、どんな女の子が好きなんですか?」
酷いという様な感情は全く感じさせない表情のまま、耳元で彼女は囁く
「かっ、髪と目が綺麗な黒色で、綺麗なロングで大きくて、ええ…顔がきりっとしてて…そう!女さんみたいな女の子だよ!!」
唇が乾く、鼻と喉の奥がべたべたする。ゆっくり僕はその顔を覗く。
「も、もう男君ったら……なんて恥ずかしいことを言うんですかぁ…」
彼女は頬を染め、上目遣いに僕を見つめる。ただしその手は未だに首に添えてある
「幼さんを殺そうかと思っちゃいましたよ…」
ふふっと微笑む彼女に僕は生返事を返すことしかできなかった。
もう既に力の篭っていない彼女の手にはそれ程の迫力があった――未だに力が込められているかの様に…
「さぁ、テキストはこれくらいにしてお風呂に入って下さい。そのあとは…」
あぁ、大丈夫分かってるさ。
「じゃぁ、うちのお風呂の場所も分かりますよね?また迷子にならないで下さいよ?」
彼女は少し気恥ずかしそうに言う。僕の足は風呂へ向かう。
「ふう」
僕はゆっくりとしている。悟られない様に。
きっとこの風呂場にもカメラはあるんだろう、と。別にどうでもいいんだけれども。
この後、やっぱり僕は彼女の部屋に行かなくてはいけないんだろうか?
――いや、至極当然のことなのだ。なんせ――
―――僕は彼女を愛しているから。
だから、そういうことになるのも当然なのだ。
彼女の家に泊まることを友人に言った。殴られた。もうそれもどうでもいい。
『お前は…それでいいのかよ!!お前、本当は―――』
アイツの声が僕の頭の中を跋扈(ばっこ)する。
気付けば僕は服を着て扉の前にいた。扉の向こうでは人の気配がする。当然だ。
さあ、ノックをしよう。二回はトイレノック、失礼にあたる。
何を戸惑っているんだ?僕はそれを考えている僕すら無視して扉を叩く。
「入るよ?」
「どうぞ」
綺麗な声が響いた。
ENDです。
はやく続きを書かねば…('A`)
他の板でアク禁喰らったけど何故だ…OTL
>298
ほのぼの。
やっぱり純愛っていいなぁ。
ちなみに感想とか批判とかあると嬉しいっす
励みになりんす
>>302GJだ!
悪い点は特にみあたらないが・・・・。改行もいいし誤字も見あたらないし。
エロも期待してる。
ho
過疎過疎
僕は一人で、彼女は二人
懐かしい香りがする。なんかこう…夕日を見ているような感覚に似ている。
僕は窓辺のこの一番後ろの得等席で外を眺めながらそんな事を考えていた。
――現実逃避ともいうな。
「――おっす、コウちゃん!!」
僕の名前は鈴木康一(スズキコウイチ)。なんてことはない唯の高校生。
横にいる彼女は窓から匂う香りに鼻を効かせ、彼女のトレードマークでもある茶色のショートを掻き揚げた。
「ああ、今日の学食はカレーなんだね!いんやぁ、お腹ペコペコだねっ」
いつもの様にハイテンションで兎に角喋る恭子(キョウコ)を尻目に僕は懸案事項をもう一度深く考えていた。
――カレーもありだな、うん。
彼女と僕は付き合っている。普通の彼氏彼女の仲なのだ―――彼女にとっては。
二人の仲は秘密だ。僕が恥ずかしいから、ということで彼女に秘密にしてもらっている。
そもそもこんな美人とこんな奴が付き合ってるなんて思うはずがないんだけど。それに…いや、うん。
「なんかカレーの匂いってお腹空くよね」
彼女の目は燦燦(さんさん)と輝き、自分の喜びを教えてくれる。
「だよねだよね、だよねっ!」
「どっ、どうしたの……?そんな壊れた目覚まし時計みたいな声出して…」
彼女は内緒話をするかような小さな声で漏らした。
「いやぁ…、康ちゃんと…同じ感覚があるのがぁ嬉しくてさっ…」
そういうと恭子は顔を仄かに赤く染め、目を泳がせた。
――可愛いな、チクショウ
口笛を鳴らし始めた彼女を更に喜ばせようとひとつの案が頭を過った。
折角だしいいかな。
「んじゃ今度、僕が恭子に特製カレーを振舞ってあげよう」
少し誇らしげに言う。一人暮らしは伊達じゃないんですよ。
「ホントに?やっったぁー!!」
「今日からでもいいね」
恭子は目を丸くさせ、可愛らしいえくぼはいつもより、より深くなっていた。カレーパワー恐るべし。
「じゃ、今日放課後にカレーの材料――…あ、放課後!」
なんだなんだ?
笑顔のままの彼女は何かを閃いたかのように手を合わせてこちらを見た。
顔はハイテンションのままなんだけど…どこか静かだな?
そう思った時には景色は暗転し、キンキンと耳には凄い圧力、顔と脳味噌は酷く熱かった。
椅子に座った状態から床に転倒していたのに気付くのにはホンのばかし時間が掛かった。
いや、そうじゃない。状況確認を――
「――日の放課後に誰か…、女と一緒に帰ってたんだって?しかも仲良さげだったって本当?」
マイヘヤーをどうするおつもりですか?そうですか、急降下でs…
――!?
――ぐっ、ぶっ、あ、うぇ…
彼女は僕の髪をつかんだまま離さない。それどころか何度も床に叩きつける。
なんか別のコウイチみたいだな…、って違うな。
彼女は黒光りした目で覗き込むように首を傾げる。
その手は未だ激しく上下したまま。
「ねっ?ううーー、じゃぁ分かんないよ?」
抵抗はしない。以前にしたことはあったが、
『抵抗するってことは疚(やま)しいことがあるからだよ?』と言われ指を何本かやられたからだ。
だからこれは抵抗じゃない。手をつかんだだけで、彼女もただオヤシロモードなだけだ。うん。
「この手は何かな?かな?」
――待て、それじゃ死亡フラグじゃないか。
片方の手でゆっくり慎重に体を支えて、しっかり顔を見合わせる。
「――や、そうじゃなくて…」
兎に角話を続けないと…。
「き、昨日はたまたまその娘と帰り道が一緒だったんだよ…。別に話はしてないって」
恭子はその瞳からぎらぎらと黒い光を出して僕の目をじっと見つめていたが、そのうち"顔は"笑顔に戻った。
「なーんだ。そうだよねコウちゃんがそんなことする分けないよねぇ」
僕もくしゃくしゃの顔で仕方がなく笑う。ハハ。
――でも
「でも、嘘ならいつかは分かることだからねっ」
そう言って、いつもの"目"に戻った。
一通りの手当てを終えた後、彼女は陸上部のミーティングへと駈けて行った。
手当てするぐらいならそういうことするなよ、と言いたい。
まぁ、おわかりの通りこれが僕と恭子が彼女に見えない理由かな。
一度、担任やクラスメイトに虐められているのでは、と心配されたくらいだ。
まぁ、何とか上手く切り抜けている訳なんだけど。
怪我が痛い場合、普通は保健室へ行くのだろうが習慣とは恐ろしいもので、痛いと呟いている間に気付けば僕はいつものように図書室へ来ていた。
麻奈(まな)が丁度、重そうな本を片付けている。入場者が極端に少ない為か彼女は珍しいものを見る目から、嬉しそうな目になり、
そして悲しい――え?悲しい?
「――康一君ッ!大丈夫ですかッ??」
本がクラスター爆弾よろしくと落ちていく。落とし主はこちらに駈けて来て酷く悲しそうな顔をする。
誰だ、こんな可愛い子に悲しい思いをさせたのは。
「また、また転んだなんて嘘をつくんですか?
みんなの間じゃ有名ですよ?康一君が恭子さんに秘密を握られて虐めを受けてるって…」
いやいや、今日はがんもどきのコスプレなんだよ。けして怪我じゃぁ…
麻奈はハンカチをそっと当てて心配そうな顔をする。
「それに…変な噂も聞いたんです…」
ハンカチが何故か首の後ろに回る。おいお―――
ばちちちっ
え?
――僕は床に倒れていた。なんだか今日はよく床に倒れる日だな。
体に殆ど力が入らない。首筋あたりが酷く熱いが頑張って首を回す。
そこには麻奈が黒く長い髪を雨のようにして僕の顔を見下ろしていた。
手にはスタンガン。そうか、スタンガンか…。
彼女は独り言のように言葉を溢す。
「恭子さんと付き合っているって噂……本当ですか?」
僕は兎に角、肯定なり否定なりの返事を出したかったが、体が思うように動かない。
「ねぇ…、何とか言って下さい」
その両手にはいつの間にか数冊の本があり、高く―――落ちた。
―目を硬く閉じた。
――どうせ両手は役に立たない。
―――ッッッッッッッッ
…目を閉じたところで、痛覚まで遮断できる訳じゃない。分かってるさ。
恐らく僕の顔は床に落としたプリンみたいな顔になってるんじゃないだろう――
「どうなんですか…?」
……暗くて顔は見えないが、僕を覗き込む二つの目が麻奈だと教えてくれる。
急に麻奈の口から時計が時間を刻むような音がする。
このパターンは……早く言わな――
「あっ、や、僕が、愛してるのはき…」
「――時間切れっ」彼女は僕の顔を固定させ何処から持って来たのか、水の入ったペットボトルを出した。蓋をあけ――まさか…。
麻奈はゆっくりとした手つきでその水を僕の口に流し込む。
「もらしちゃ駄目ですよ?お水が勿体無いです」
モロに器官に入った水は、吐き出そうとしても確実に侵入してくる。
――落ちる
そう覚悟した瞬間、ペットボトルは既に目の前には無かった。
しかし、未だ目の前には彼女の顔がある。
「ぼ、ボク僕が愛してるのは君だけだよっ」
言ったぞ。僕は死刑を執行されるのを待つ罪人のように彼女の言葉を待つ。
されど罪人は彼女に踊らされる。いや、なんでもない。
終始、無表情を通していた彼女は目じりを緩ませ、ハンカチを差し出してくれた。
「ええ、分かっています。でもたまには愛を嘆いてくれないと今みたいに拗ねちゃいますよ?」
今のは拗ねてたのか…。キレたらどうなるんだろうね…ハハハ。
「それと、彼女については私の方で何かしらのアクションを取らしてもらいますから」
麻奈は美の神々が嫉妬するであろう微笑で僕に語りかけてくれた。
しかし――僕は愛想笑いで震えることしかできなかった。
彼女の目が、目だけが笑っていないのだから。
早々に彼女の暗黒闘気から立ち去ろうとする僕に彼女は今度こそ美しい顔で語りかけた。
「では放課後に…」
彼女が貸してくれたハンドタオルに顔を包みながら僕は何でこうなったのかと考え耽った。
始まりは兎に角彼女が欲しく、数撃ちゃ当たると前から気になっていた二人に告白をしたら二人からOKを貰った。それからだな。
初めのうちは喜び勇んだが、今では毎日が綱渡り。
二人にもしも別れるとしたら、なんて話もした。どうだったかだって?体の傷でも見るかい、はは。
――いつかはバレる。でも打つ手が無い。
バレた時のこと考え、身震いさせた。
もう考えるのはよそう。問題は未来の僕に任せたっと。
僕も彼女達も楽観的なんだ。だから重要な問題に気が付かない。
あれ、目から水が――
今日は終了です。
このネタが某所で被っていない事を祈るばかりです。
ヤンデレ、純愛は人類の英知
タッタッタ…
男「はぁ…はぁ、ここに逃げ込めば…」
――カラカラカラン
女「何処ですかー?何処にいるんですか…?」
鎌を持った彼女が急に襲ってきた…。しかしここに来れば…
ガラガラガラ
女「無駄ですよ?男君はチェスや将棋で言う"チェックメイト"に嵌ったんです。ここには誰も居ません」
男「こんなに過疎ってるなんて……誰か…、誰か居ないのか!?」
女「――見て分かるでしょ?居ないんです。スッ」
女が腕を振り上げる。
女「ああ、これですか?これは…フフッ、そう男君と一緒になる為のおまじないです」
フッ……
男「誰か…誰っっ…ぁ―――――。」
ブジシャ
女「動けなくても私がずぅぅとお世話しますからね?絶対にあんな女共になんか渡さない。」
――あ…あぁぁぁ、、、、、だ、れ、か、、、
女「居たらよかったですね…"誰か"が。」
313 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 02:46:33 ID:+AAFG164
ノシ
>>311 ,、ァ
,、 '";ィ'
________ /::::::/l:l
─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、 __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !|
. : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ! ,、- 、
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙::: rー-:'、 / }¬、
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ヽ:ヽ、 /::::::::::::::::::::::::: _ `゙''‐''" __,,',,,,___ /~ ヾ::::ツ,、-/
`ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ- _| 、-l、,},,  ̄""'''¬-, ' ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
_,,,、-‐l'''"´:::::::' ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、, ,.' j゙,,, ´ 7
,、-''" .l:::::::::::;、-''" ,.-' ゙、""ヾ'r-;;:l 冫、 ヽ、 / __,,.ノ:::::ヽ. /
l;、-'゙: ,/ ゞ=‐'"~゙゙') ./. \ / '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙ ,,. ,r/ ./ ヽ. ,' '、ノ''" ノ
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' //::::::::: {. V /
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お前は最後まで書け。とにかくかけ。
それがアナタがここにいる理由。
私がここにいる理由。
お
そ
私
おそ松かとおもた
おそ松吹いた
ここに複数書いてるのって1人だよな?
文章の書き方が似てると思うんだが…
教えておそ松くん!
過疎ってるなら落とせよ。
投下して…いいものかな?
>>291 続き
――いや、そんな駆け回る程じゃねえよ。
俺ら二年は二階で、一年である俺の妹はその下の階に居る。俺はその妹である真由(まゆ)に会う為にアイツの教室に来ている。
流石にズカズカと教室に入って行くほどの勇気は俺には無いので、教室に入りそうな女子生徒に呼んで来てもらうことにした。
そんなに怪訝そうな顔はしないでくれ。オジサン、何もしないからさぁ。
別に見られてるわけじゃないんだが何か恥ずかしいな…。
ふと自分が他人からどう思われているのかという哲学的なことを考えていると、俺の前にいつの間にかちょんまげを生やした女武士が――
「兄さん、これはポニーテールって言うんです」
いや、知ってるけど…。
「冗談でもそういうこと言っちゃいけないんですよ?女の子は傷つきやすい。」
少し目線がきつくなる。
「オケー、アイムソーリーフォーユーだ」
「兄さん…、微妙に違うよ…」
――…とりあえずここじゃアレだし中庭に行こうか。
「兄さん、私をここに連れてきて何をする気ですか……?」
「いやいや、ただベンチに座ってるだけじゃないか…」
冗談です、と口元だけ緩ませて言う。こいつの表情は非常に読みにくい。
いつもどこか眠たげな少女は目線を噛み合わせ、俺から喋るのを待っている。
「いや…なんだ、端的に言おう。今日、護が椿とデートするらしいんだ。それを…その、追跡したいんだが――」
「私に協力を要請するってこと…ですか」
俺は真由の顔を直視できず、自分の足先を見つめる。真由の影が、頭が沈むのが分かる
「私は言いましたよね。そういう恥ずかしい姿を見せたくない、と」
「すまない…。でも、お前しか頼れる奴がいないんだ……」
俺は真由を拝み上げるように合掌し頼み込む。
真由は少し考える仕草をして口を緩ます。久しぶりにコイツの愉快そうな表情を見た気がする。
「まぁ、いいです。貸しイチってことで。でもね兄さん、私がいつでもそういう機材を持ってると思ってるんですか?」
えっ?持っていないのか…?
それじゃ、話が大きく変わってくる。いや今から取りに行けば―――
「急に言われてもペン形とDJ-X3ぐらいしかないですよ。まぁ、UHFだし、バッテリにも問題ないですが―――」
よし、オーケーだな。
コイツはそういう奴なんだ。そう盗聴器マニア。
真由の部屋はその容姿からは想像も付かない、それこそスパイも真っ青な機材がイロイロ置いてある。
しかし、睡眠薬とかスタンガンとかって何に使うんだよ。そもそも、何を盗聴してるんだろうかといつも不思議に思う。
ラジオ部部長は摩訶不思議、ラノベみたいだな。
それと、と真由は紡ぎ出す。俺は対策を練りたいんだが…?
「もちろん変装グッズもあります」
そうか。
「ブルマもあります」
それはいらない。
私はいつもの様に退屈な生活を送る。早く帰って昨日の撮りたてほやほやの、兄さんの…
――入浴シーンを見ないと。ああ、最近じゃ、私のことを気にしてか私の後に入浴をする。
兄さんのそういう心遣いは嬉しい。でも本当は嫌。
私は兄さんが好きだ。
私は兄さんの汗の染み込んだ御湯が欲しい。私は兄さんが使ったあとのボディタオルが欲しい。
兄さんの使用済みのパンツが欲しい。兄さんの体操服があった時など心がおどる。
運良く兄さんが使った直後の歯ブラシなど胸がすくような気持ちだった。
寝ぼけている兄さんにわざと私が使った後の箸を使わせている時など感動すら覚える。
兄さんが寝ぼけたまま私の歯ブラシを使った時など最高だ。
兄さんが声を殺して射精したティシュを見つけた時など絶頂すら覚える。
兄さんの体が欲しい。兄さんが欲し―――
「――由さん、お兄さんが呼んでるよ?」
…私のオアシスは閉ざされた。しかし私にクラスメイトが話しかけるなんて珍し――
ん?兄さん?
2と3が来た?答えは5。いやそうじゃない。兄さんがいる。いや、私に会いに来た。
周りでは私の兄さんに切望の眼差しが向けられる。どこかではオタクじゃなければねぇ、なんて言葉が聞こえる。
五月蝿い。所詮、周りの評価にしか興味の無い女ども。
お前らは兄さんを見る事すらおこがましいと言うのに…。
まぁ、確かに兄さんは運動抜群、成績…はまあ、語るに及ばず。顔はっ…非凡で平凡…。
しかし性格は抜群…ですね。うん、多分。
いや、現実逃避をしてる場合じゃないわ、兄さんが来てるんだから待たしては駄目です!
ここは妹に欲情するような可愛らしい微笑を…、それともここは上目遣いで『お兄ちゃん』と責めるべきか――
「ちょんまげ…」
いつの間にか私は兄さんの前に来ていた。不覚です…でも兄さんの汗の匂いが……!ああ、いけない人だわ、アナタは。
「兄さん、これは――」
私はこんなに早く話しが進むとは思わなかった。確かに彼女は近いうちにと言っていたけど、こんなに――
ん?待て、真由。
これはデートなんじゃないか!?二人で追跡をする。それは分かってる。どうやって?
それは同じ部屋や店に入ってカップルを装うのがベター。
マジか…?
YES!YES!YES!
私の中のギャンブル兄弟がくるくると回りうねる。
兄さんが私に愛を囁き、微笑む。
ウィスパードだってこんな囁き聞けないだろう。
もしも、あわよくばホテルとかに彼らが入ってくれれば…。そのまま……。はうっ、鼻血がぁ。
いや、そもそも、途中で誤魔化しはいくらでも効くんじゃ…?速攻でホテルで…今日の下着はなんでしたっけ?――上下が違うゥゥゥゥ。
いや、でもマニアックでそれもまた…
「ありがとな、それじゃ俺は計画練るからまたな」
兄さんはゆっくり立ち上がり頭をそっと撫でた。
あ、その前に聞かないと。
「ブルマもあります」
私の染み付きです。
兄さんは酷く怪訝な顔をして立ち上がり、答えた。
「それはいらない…」
よし、兄さんはブルマ属性なしっと。
私はスク水も聞こうかと本気で悩んでいた。こんなにも思惑どおりになるのだから…。
一人を除いて。
キモウトになってきたけどどうしよう
すれ違い
女「ねぇねぇ、男君?これなんですか?」
僕が部屋で本を読んでいると、彼女の詮索が始まる。いつもの事だ。
彼女は彼女は子猫のように僕に微笑みかける。
男「ん…、だから人の部屋漁るなってっ」
どうせ扉に鍵を掛けたところで彼女には意味をなさない。だから僕は部屋に鍵を掛けることを止めた。
だから学校帰りに彼女が僕の部屋に寄っていくのも気にしない。ケセラセラさっ…。
男「それは床に置いて、……こうやって背中の…っツボを押すんだよ」
うねる若布のような動きをやってやる。ああ、見てて気持ち悪いだろうな。
でも、こいつだし大丈夫か。
女「へぇ、面白い動きですね。酷く、そそられます」
何故だ。
ではこれは、と彼女が差し出す。
男「んー、どれだ…よ」
僕はそれを見て驚愕した。ばれない様にわざわざゴミ箱の中に入れて、ゴミでカモフラージュしたというのに…。
いや、そもそもコイツはゴミ箱まで見るのか…。ありえない話じゃない、と思う自分に少し嫌悪した。
女「随分可愛らしい、小箱ですね。赤いリボン……まるで誰かのプレゼント、それも女の子にあげるような」
変わらない微笑で彼女は僕を見る。しかし、その三日月の間からは黒い渦が僕を射抜く。
まるで彼女はキスを迫る恋人のように僕の肩に両手を回し、しなだれる。
今度は少し目を見開いて言葉を交わす。
女「誰に、何方に、どんな方にこれを、こいつを、この箱を差し上げるんですか?」
耳元で彼女が持っている箱がかさかさと音を上げる。もう片方の手の爪は誰かの首筋に力強く食込んでいる。
男「あ……や、それは誕生日プレゼントで…特に意味はっ」
女「――誰のですか?そうか、そうです、そうなんです。中身を見れば分かることですね」
彼女は僕から離れ、居住まいを正した。
僕はてっきり、壊れるように箱を粉みじんにするのかと思っていたが、
彼女は愛でるようにゆっくりと箱のリボンと包装を解く。
僕は顔を下へと傾けた。
ああ、なんてこったい。コイツが今日この時にばれるなんて誰が想像しただろう…。
彼女は空港検査員のような手つきでそれを見る。みたことないけど。
女「可愛らしいブレスレットですね……メーセージカードも付けるんですね。
"誕生日おめでとう、女さん―――……っ!!?」
ああ、だから嫌だったんだ。畜生。
三日月の妖しい瞳は満月になり、初雪のような肌は春の桜のように変わる。
男「……明日、誕生日だろ?人の誕生日を忘れる程…野暮じゃぁないさ……」
女「あ…、うん。ありが……とうございます」
…僕は本の続きを読み出す。いや、こっち見るなって。
冷静という言葉を思い出したように独り呟く。
男「さっきも言ったけど、特別な意味はないからな」
そういって僕は沈黙を友として思案に耽る。そんな彼女は少し嬉しそうに人差し指で僕を突付く。
ああ、畜生……。
・某所
幼「チッ……」
友「ど、どうしたの?急に?私の話つまらなかった??」
幼「……いや、なんか酷く嫌な感じがしてさ…。別に気にしないで…」
友「そ、そう…。それで―――」
終わりです
(´;ω;`)イイハナシダナー
スレ違いっていってるけど、これこそ『ほのぼの純愛』を端的に表したような感じじゃあないか!GJ〜!
>>328 いや普通に「すれ違い」ってタイトルだと思うよ
スレ違いじゃないもん
俺は箱を壊して、もっと狂ってほしかった
そんで、「この泥棒猫ー!」的なセリフがあれば
最高なんだが…
331 :
328:2007/05/21(月) 07:02:54 ID:WArsdN8H
>>329 アホらしく初歩的なミスの指摘アリガd
>>327 勝手に勘違いして、申し訳ない
本当にスマン
ただ、乙&GJ〜!!な事に変わりはない
保守
グロってどこまでOK?
タルタルステーキはだめ?
337 :
335:2007/05/26(土) 09:53:08 ID:xH2PlB26
>>336 マジレスすると、ハンバーグの起源。
生の牛肉(馬肉)をみじん切りにして玉葱やオリーブオイルなどを加えた料理。
モンゴル帝国の遊牧民(タタール人)から伝来した料理で、のちにドイツのハンブルグで
これを焼いた料理としてハンバーグが生まれた。
朝鮮のユッケもこれの発展系なので、イメージとしてはユッケを思い浮かべてくれ。
モンゴル人の拷問とか虐殺のアレを思い出しちまった……orz
急降下
僕は自慰行為が好きだ。
だからと言ってけしてモテない訳じゃない。現に僕は告白を受けている訳で――
「――…でした。付き合って下さいっ」
どうしよう?どうすればいい?僕はいつも自分で物事を決められない。
いつも誰かに選択を任せていた。だから僕には返事を先延ばしにすることしかできない。
僕が発しようとする言葉に、身と瞼を硬くしている彼女には酷いかもしれないが、許してくれ。
「あ、あの…、少し考えさして下さい。あし、明日返事をしますからっ」
僕はその場から逃げるように去っていく。秋を感じさせる雰囲気の彼女はただ立ち尽くしていた。
まさにへたれさ、僕は。
「はぁ……」
僕は家に帰り、自室のパソコンでエロサイトを呼び出して自慰行為に耽っている。
人は気持ち悪いとか思うだろう。しかし、これが僕の仕事なんだからしょうがない。
単純な話、義理の姉の仕事がオナホールの開発部で、僕はそのテスターなのだ。
箱に入ったホールを試して白い紙に詳細を書き込み、提出というのが仕事内容。
まだ二日目だというが随分と手馴れてきたな、と自分でも思う。少し…、自己嫌悪。
「オナニーして、紙書いて提出…それだけで金貰えるって楽な仕事だな……。今日は…提出日か。」
ついでだ。僕は姉さんに告白の相談をすることに決めた。…自分でもへたれだと思うさ。
僕の部屋で優雅に紅茶を口に運びながらレーポートに目を通す彼女は、優雅な姿勢のまま口を開いた。
「今回、この一種類を重点的に使ってもらった訳だけど、正直な感想としてどう思う?」
この人はなんて恥ずかしいことを聞くのだろう。
僕が何とか違う話に誤魔化そうと四苦八苦していると姉さんは、少し頬を膨らまし、責めるような口調をとった。
「あのね、これもアンタの仕事のうちに入ってんの。それに私の処女作品でもあるんだから、しっかりとした評価を聞きたいの。OK?」
僕は何かが拭いきれない気持ちでいっぱいだったが"仕事"という言葉を聞き、恥ずかしいが我慢することにした。高校生には多くの金がいるのだ。
「……凄く、よかったよ」
姉さんは急に目を見開いたかと思うと腹を押さえて笑い転げた。
「……ぷはっっはははっは!あ、あんた"よかったよ"って…ははっは」
「いいよ…もう……」
自分のボキャブラリーの無さには怒りを覚えるね。まったく。
僕は何とかこの羞恥心を打ち消そうと他の話題を考えて――思い出した。
「――なんだけどどう思う?」
姉さんは話が始まると終始黙りっぱなしだった。いや、妙に曖昧なうなずきはあったのだけど。
「――アンタはそのこのことどう思って……や、どう思ったの?それが重要よ、うん」
少し考える。別に悪くない…付き合っても問題ないと思うんだけど――
「――それって好きって言えるの?アンタはその子のこと、どれくらい知ってるの?何も知らないのに付き合うってアンタ馬鹿?」
僕は酷くろうがいした。こんなに捲くし立てる姉を見たのは初めての経験だからだ……。
彼女は続ける。
「ただ選択を目の前に出されたから、いつもみたいに仕方なくソレに有りついただけじゃないの?
そうよ、そうだわ。コイツがそういう奴だって分かってて……。私――守っ――きた――が…」
木の葉のような髪がしな垂れる。姉さんが顎を落とした為か、前髪で顔がよく見えない。
言葉も途切れ途切れだ。姉さんは唇を硬く締め、髪を両手で掻き揚げた。
見えたその表情は酷く朗らかで嬉しそうなものだったが、髪を掻き揚げる瞬間に僕は何かを見た気がした。
それが何かは分からなかった。
「ねえ、その子のこともっと教えてよ?」
それから僕は余分なことまで話してしまった気がする。
次の日僕が、ネットサーフィンに勤しんでいると息を切らした姉さんがやってきた。
その表情は街中で芸能人を見たかのような喜々とした笑顔だ。何がそんなにおかしいのか良く分からない。
眼はどこか忙しなく動き回る。しかし吐息と笑みは絶やさない。
「新しい作品ができたの、直に使って。」
形容しがたい状態の姉さんに僕は動揺を隠せない。
「え……、あ、わかったよ、後でやっとく。レポートは次の日でいいんだろ?」
「――ダメ、今直ぐやって。お願い……」
薄く張った笑みは絶やさないが眼の奥に拒否しがたい何かが見え隠れしている。
「わかったよ…」
仕事といえどオナニーを弟にせがむってどんな姉だよ……。ぶつくさと文句を垂れながらいそいそと仕事にかかる。
ソレの形状はオナカップみたいなもので、周りはプラスチックのようなフィルムに覆われている。
――ぬくいな…
「どう?」
姉さんが扉の向こうでしきりに感想を聞いてくる。正直、集中が途切れてやりずらいんだけど……。
「んー、前日の方が良かったかな…。なんか無駄に湿ってるし、変な感じ…がするな」
「……実はアレ、あたしの"ナカ"なんだよ」
扉越しのせいか、抑揚の無い声が聞こえる。僕シンプルな疑問詞を投げかける。はあ?
「最近の科学は凄いのよ?こーんな感じの機械に物を通すとコンピューターが3D化してくれるの」
急にクリアな声に変わった…、そう感じた時には僕の椅子の左右から二対の腕がその白い腕を露見させていた。
その腕が優しく纏わり付くように僕を包み込む。
僕は驚きのあまり達してしまた。それの筒を白い片方の蛇が抜く。
「この前もそんな感じに出してくれたのね……。アンタの精子の匂いがこびりついてて凄かったよ。」
そういえば、と言い続ける。
「これね、実はアンタに告白した子のナカなんだよ?最初はアンタに纏わり付くのを止めさせるように言ったの。
でも話が通じないからムカついて――――持って来ちゃった」
僕はしっかり扉に鍵は掛けた。よく分からないことを言っている姉は入ってきた。何かが変だ。
全てをひっくるめて、もう一度言わせてもらおう。はぁ?
「あんな娘にアンタを盗られたくなかった。アンタには私が一番ってことを知ってほしかったの。
どう、その"ナカ"。やっぱり私の方が最高でしょ?アンタには私が一番でしょ?」
そう言いながら彼女はホールに溜まっている、僕が吐き出したソレを口に垂らす。
そして水を湿らせたような卑猥な音と眼で僕を射抜く。
「やっぱ、別の味がする……。鉄って嫌いだわ…。どのみち駄作ね」
そう言いながら彼女はホールを筒ごと二つにする。
びちゃ
中から真っ赤に染まった何かが出てきた。
待て待て待て。僕は何かを聞き逃してないか?もう一度思い出せ!
『持って来ちゃった』
何をだ?
『これね、実はアンタに告白した子のナカなんだよ?』
どういうことだ?
持ってきた、僕に告白した子のナカを。
ゆっくりと僕は下半身を見る…。そこには真っ赤に染まった僕の太ももがあった。
据えた匂いがもう一度鼻を突き、吐き気を催す。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ―――っ!!」
僕の口を白い腕が覆いこむ。もう片方の腕は人差し指を突き上げた状態で僕の目前にある。
「シィー……、煩いのは好きじゃないわ」
僕は姉さんが何を言ってるのか理解できず、ただ鼻水と涙で姉さんの手をくしゃくしゃにしていた。
何故か、姉さんの顔は酷く困惑していた。
「…ごめん、冗談……って言ったら怒る?そう、実はこれ私が会社で作ったの。
アンタがここまでびびり散らすなんて考えてなかった。でも、あたしの"ナカ"を機械でとったって部分は本当。OK?」
……なんで、そんな事を?
「こういう感じじゃなきゃ、好きってことが言えなかったっていうか……」
姉さんは申し訳なさそうな顔と、羞恥に耐える顔を入り交えた器用な顔を作る。
僕は酷く怒っている。珍しいくらいに。そりゃそうだ、もしかしたら僕は猟奇殺人に巻き込まれたかもしれないんだ。
でもその顔は不覚にも―――愛らしくみえた。つか、好きってのは直接聞いてない気が…。
しかし疲れた……。僕は座っていた椅子から立ち上がりベットに顔から倒れこむ。恥ずかしさを押し隠すために。
ベットが軋む心地よい音がなる。そしてもう一度音が鳴り、背中に心地よい重さを感じる。
「ねぇ、私の"ナカ"どうだった?」
「……凄く、よかったよ」
「フフッ…私の告白の返事は……?」
「……」
「…………ねぇ?本物と偽者があったとしたらどっちが素晴らしいと思う?」
「…それって、もしかし――ッ!」
僕の口はもう一度塞がれた。今度は手じゃなかった。
茹だる様なしけった部屋で携帯が光る。僕は横では死んだように眼を瞑ったままの女性を一見して点滅を止める。
「もしもし?」
「飯時にスマン!お前聞いたか?」
相手は僕の親友からだった。がやがやと向こうで雑多な音が聞こえる。
僕は自由な方の手でこの女性の髪を擽(くすぐ)る。
「何を?明日抜き打ちテストでもあるとか?」
そうだとしたら、二度目の悲鳴を上げなければならない。
「ちげぇよ!お前に告白した子!何組だっけ……えー、そうじゃなくて、その子が殺されたらしいんだ!」
「はあ?」
「"は"じゃねぇよ!殺されたんだよ!!なんか内臓を引き釣り出された状態で埋められてたらしい。あの三丁目の自然公園で―――」
僕の世界から全ての音が消えた。それとタイミングを合わせるよう誰かの瞳が見開かれた。
放心状態でソレを眺めていると、ソレは僕の腕から携帯を取り上げ、優雅にそれの電源を切った。
ばちっ
彼女―――姉さんは微笑みながら僕に口づけとスタンガンの青白い光を交わした。
最後に見たのは心底嬉しそうに笑っている姉さんと、無機質なスーツケースだけだった。
344 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 21:59:39 ID:pUhYAJ5a
保守
ちょwwwグロいwwwGJGJ!
346 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 11:02:18 ID:yB28nX4G
>>342 おまけの続きと内容うぷするとみんな背筋が
ほのぼのする
348 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 00:58:22 ID:m3JN3ie7
久しぶりにここの事思い出してまとめから飛んできたよw
前に自分が書いた文章ってハズイのなww
こんな奴いたらキモイって
悔しいけど憧れちゃう…ビクビク
記憶
「おはよう」
これが僕のクラスメイトへの第一声。
「お前、どうしたんだよ……?」
これが僕への第一声。コイツの言いたいことがよくわからない。
「"どうした"って何をさして言っているんだい?」
そういいながら僕はゆっくり彼女に目配せする。ねえ、女さん。
彼女は木漏れ日のような微笑を僕に魅せる。
彼女の微笑みに似つかわしくない、急いだ口調で友は話す。
「だっておかしいじゃねぇか、二週間も行方不明で……。それにお前の隣にいるのはお前のんちに火つけた奴だろうがっ。
証拠云々じゃねぇ、誰がどう考えてもソイツだろ!」
僕は可笑しくて噴出しそうだ。
「なに言ってるんだよ……。今日も家で一緒にご飯食べたよね、女さん?」
僕んちが燃えてたら僕は何処に住んでるんだ?
彼女は慈愛に満ちた笑みのまま答える。
「そうですね、一緒に玉子焼きと納豆、新巻鮭を食べましたね。男君はお魚をしっかり克服しましょうね」
「魚は…焼いてあれば食べれるんだって……。やっぱり苦手だけど」
友は何が不思議なのか目を白黒させている。
「お前ら、一緒に暮してんのか……?」
僕は力なく腕を垂らす。やれやれ。
「あのさ……、確かに僕らは女と男だけど付き合ってるんだし、かなり前から二人っきりで暮らしてるじゃ……っつ!」
頭が痛い。僕の脳味噌が割れ鐘のように鳴り響く。
――泣き叫ぶ彼女
―――黒光りする注射器
――――噎せ返るような臭いの地下室
女さんが心配したのか、僕に駆け寄る。
「…大丈夫ですか?……さぁもう一回言って下さい。私と男君はなんですか?」
今のはなんだ?友が何かを言っている気がするが聞こえない。彼女も何か言っているが聞こえない。
「次はシャーペンにしますよ」
聞こえないのに何故か僕は毛穴という毛穴から汗が噴出し、体の至る所からシャーペンが生えている幻が見えた。
そんな僕を彼女は急かす。私達は何です、と。
「そ、そうだ、僕たちは前から二人っきりで暮してて、付き合っているんだ!結婚を前提でさ」
誰に聞かせるでもなく僕は呟く。友からしたら呟くというレベルではなかったらしく、また目を白黒させている。
「お前……、まさか――」
「――男君は体調が悪そうなのでお先に失礼します」
女さんが僕を抱えながら、遮る形で答える。
しかし、友は大きな声で僕に叫んだ。
「お前っ、彼女――幼を忘れたのかよっ!」
頭の何かを鷲掴みにされたような感覚を覚えた。
「ねぇ、女さん?幼って誰?クラス一緒だっけ……?」
こういう時は女さんに聞こう。彼女なら何でも答えてくれる。
彼女は何が可笑しいのか上品に口を押さえながら笑い出した。
僕を支えながら、こんなに上品に笑えるなんて女さんは力持ちなのかもしれない。骨を軽々と折るくらいに。
「幼さんですか?確か、一つ上……?違うクラス……?すみません、ちょっと分からないですね」
「へぇ、女さんにも分からないことがあるんだ……」
それと、と続ける。それも随分真剣な瞳で。
「さっきの男の人は男君も私も知らない人です」
「――え?でも……」
「知らない人です」
「あ――」
「――知らない人ですね?どうでもいい人ですね?」
「そう……です」
彼女がそう言っているんだ。それは真実なんだ。
彼女はいつも正しいから。
だから僕は二十分遅れでやって来た担任が"友が飛び降り自殺をした"と言っていたのも耳に入らなかった。
そんな奴は知らないし、どーでもいいのだ。しかし、僕は何故泣いているんだろう?
さっきから知らないおじさんとおばさん、優しそうな童女が目の奥で見えている。
一度も会ったことはないけれど、僕はそれらには二度と会えないような気がした。
乙
狂っちゃった男もいい感じですね
乙です。これは男が洗脳されたでおkなのかな?
乙
やっぱり相思相愛が一番です。
356 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 10:50:11 ID:vRvS8/6s
保守上げ
保守穂sy
女「ええ、違います。婚約届けです。全部記入済みであとは判子を押すだけのものです」
いや、ウインクされても……。えーと、次行こう!
幼は女さんの顔を見て唖然としている。そりゃそうだ、冗談とはいえ婚姻届なんて入れる馬鹿を目の前にしたら―――
男「女さんのプレゼントは横に置いたはずなんだけど……あれ?イリュージョンか何か?」
あ、幼のプレゼントと女さんのプレゼントがまったく同じだから、分からなかったのか――ってオイ!
女「中身は同じものでも、気持ちが違います。……この日の為にどれだけ我慢してきたか、あなたは理解できます?」
幼「一緒に登校したり、料理を食べたりしたかったね……」
え、何だろう、この空気?悪くないような…
友なんとか……爆睡かよ。
女「男君を何度誘拐しそうになったか……」
幼「両手両足?(も)いで、地下室に監禁する夢を何度もみたなあ…」
……嘘だと言ってよバー(ry
しかし、二人がどこか光悦の表情をしてるのを見ていると嘘だと思うどころか、薄ら寒い空気が漂っている。
ただし僕限定で。
「で、結局どっちなんで――」
「――で妹は何をくれるのかな?」
ひとり蚊帳の外で、膨れっ面の妹はやっと出番が来たことに嬉しそう箱を出した。
妹「あたしは、これっ」
僕は二人よりやや一回り小さいそれを、怪訝な雰囲気で空けた。
だって、二人がこれだし――ん?チケット?
あれ?すげー普通なのに涙が出るんですが……。
妹「ごめん、お兄ちゃんの期待に添えなくてっ」
そういう妹はどこかしてやったりといった風な顔している。
「うわっ、すげえ嬉しいよ。でも何故にオランダ行きの船なんだい?」
妹「それはお前を食べる為だよっ。いやいや、そんな顔しないでよ。本当のことなんだしさっ!ずっとこの機会を待ってたんだよ。
そこに居る雌共がさも当たり前のようにお兄ちゃんを自分のモノの様に言っているのがどれ程苦痛だったか分かる?
それも終わりだね。今夜私とお兄ちゃんは旅立つの。遠い国で二人は結ばれるんだよ?嬉しくない?」
全然っ。
何とか助けを求めようと周りを見るが、いつの間にかみんな突っ伏したまま動かない。
僕の体も重しを付けたかのように動かない。
妹「そうだ、さっきの手足を?(も)ぐって案いいよね?そうすればお兄ちゃんはあたしに依存しなきゃ生きていけないもんね?
それにこのスーツケースだとお兄ちゃんの体入らないと思うん―――っっ……」
――神を信じるかどうか、と聞かれたらどうする?僕は今日から信じることにしたよ。
―――なんせ、早くに爆睡してた友が目を覚まして妹をぶん殴ったからだ。ジーザス。
友「急に起きたらこれだもんな。とりあえず逃げるぞ男!」
男「それはやぶさかじゃないんだけど、なんでチケットも持ってきてるんだ?」
友「お前も俺も結婚できる年齢じゃねぇか。それに逃亡先がオランダなら都合がいいじゃねぇか。
なんだ、わかってねぇのか?オランダは同性愛結――」
「アーッ!!!!」
保守上げってことで。
女「ベッドの下が隠し場所なんて………わかりやすいんだから男くんってば。でもそんな単純なところも大好きw」ゴソゴソ
女「………………………………………………………ギリリ」ペラペラ
女「…ち、違うよ違うよ。男くんだって健康な男の子だもの。わたし、そこんところはちゃんと認めてるよ」
女「でもでも、いちいちこの人をわたしに置き換えて想像するのは面倒だよねぇ、男くん」
女「………………………………♪」モゾモゾ
男「……そろそろ寝るか。と、その前に今日のオタノシミだぜ」ゴソゴソ
女「………………………………………(。A。)⊃」
男「ひっ!」
女「………………………………………」ガッシィィィィィィ!!
男「うぅ、ぁあ、ぁ」
女「………………………………………ぽっ」
男「頬を染めるなぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァ!!!!!!」
こうですか?わかりません><
360 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 18:42:44 ID:VAdANd82
好きって言われちゃった……
こんなわたしを、初めて好きって………
あぁは、嬉しいよ……とってもとっても嬉しいよぉ……
わたし、がんばるね………あなたがもっともっと………
……わたしをすきっていってくれるように………………
> (。A。)⊃
想像してつぼったwwww
娘「おとーさーん!だきつき攻撃ー♪」
男「こらこら娘。重い、重い」
娘「む、お父さんひどーい!乙女心を傷付けた責任として一緒にお風呂に入ること!」
女「もう、何言ってるの娘。もう中学生なんだからいい加減親離れしてわたしの男くんに触るなクソガキ」
娘「えー、そう言うお母さんこそ毎晩お父さんに甘えてるじゃん年増」
女「わたしのは愛し合う夫婦の営みだからいいんです殺すぞ」
娘「だったらあたしのだって現代っ子には貴重な親子のコミュニケーションだもんね死ね」
女「お前が死ね。あーあ、まさか娘がこんなファザコンになるなんて……男くんを強姦する時に知ってたらちゃんと避妊してたのに」
娘「本当、お母さんみたいな雌犬がお父さんの童貞奪ったってだけで万死に値するよね」
女「あら、そのおかげで娘は今ここにいるんだから感謝してお前に受精した男くんの精子を返せ」
娘「できるか腐れマ○コ。ところで、初めてお母さんがお父さんを襲ったのって今のあたしと同い年ン時だよね?」
女「………………やってみなさいよ絶壁娘」
娘「望むところだよ化石女」
キィン!ガッキィィィン!パタラララララ!ズガガーーーーン!!
男「やれやれ、喧嘩するほど仲がいい……か」
カポーーーン
ほのぼのを目指してみました。
364 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 16:37:35 ID:FSj3MQuU
さげ
そんな事より、ちょっと聞いてくれませんか。
昨日、男くんの家に行ったんですよ。男くんの家。
そしたら男くんはお留守のはずなのに人の気配がするんです。
で、窓から覗いてみたらなんか例の雌犬がいて、お部屋の片付けとかしてるんですよ。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、幼馴染みだからって気安く男くんの家に来ないでくださいよ、ボケが。
幼馴染みですよ、ただの幼馴染み。
なんかベッドメイキングなんかしてます。あとで男くんを誘惑ですか。ブッ殺しますよ。
男くんの布団抱きしめて匂いとか嗅いじゃってますし。もう見てられません。
お前、ロープ買ってあげますからすぐにその首括れと。
男くんはね、わたしと結ばれる運命なんですよ。
一つ屋根の下に同棲していつ妊娠してもおかしくない、
嫁入りカウントダウン、そんな甘い雰囲気がいいんじゃないですか。こ汚い売女は、すっこんでいてください。
で、やっと掃除が終わったと思ったら、どうせだからご飯も作っちゃおうかなー、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、男くんは一生わたしの料理しか食べないんですよ。ボケが。
頬なんか染めちゃって何が、作っちゃおうかなー、ですか。
お前は本当に掃除のついでに料理を作るのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、男くんに誉められたいだけじゃないんですかと。
前世で男くんのお嫁さんだったわたしから言わせてもらえば、男くんに誉めて欲しいならやっぱり、
邪魔者は徹底排除、これですよね。
恋敵は即刻抹殺、悪い虫がつかないように男くんは拉致監禁。これが真の恋人の務め。
恋人の務めには二人っきりの時間が多めに入ってます。その代わり離れてる時間はごく僅か。これ。
で、さらに愛の営み。これ最強。
でもこれをやると社会的にちょっと困ったことになるかも知れないという危険も伴う、諸刃の剣。
わたし以外には成し得ません。
まあお前みたいな泥棒猫は、八つ裂きにしてやるからじっとしてなさいってことです。
コピペ改変に挑戦してみました。
VIP時代の人がたくさん来たみたいだね
何か地味に盛り上がってきたなwww
わたしを好きになってとは言いません。
わたしの傍にいてとも言いません。
わたしのことになんて、気付いてくれなくてもいい―――だから。
あなたを好きでいることを、許してください。
あなたを見つめていることを、許してください。
この小さな胸がドキドキというのを、笑わないでください。
わたしはただ、ただそれだけで、幸せなのだから―――
ずっと見つめてきたから、あなたのことなら何でも知っています。
例えば、朝。寝ぼけて目覚まし時計を止めちゃって、あとで慌てて着替える様子がなんだかとっても可愛くて。
例えば、授業中。数学はいっつも寝ちゃってますよね。先生、見てますよ。
例えば、昼。ほっぺにおべんとくっつけて、ああ、そのご飯粒を食べられるなら、他には水一滴いりません。
例えば、放課後。部活で頑張るあなたはとってもかっこいいです。わたし、あなたの汗を拭くタオルになりたいな。
例えば、夜。―――わたしなら、あなた専用になって、何をされても構わないのに。
本当はコソコソしないで、もっと間近で見つめていたいのだけれど―――それは、贅沢ですからね。おやすみなさい。
あなたは知らないだろうけれど、わたしはもう、あなたのものなんです。
きっと、新しい制服に袖を通した始まりの日、
靴箱で立ち尽くすわたしに声を掛けてくれたその瞬間から―――わたしは、ずっとあなたを見つめてきたんですから。
あのときは、泣いてしまってごめんなさい。
あんなに優しくされたのは、本当に久しぶりだったから。本当に、嬉しかった。
あれから一度も声を掛けてくれないけど、あの時の感じたぬくもりにわたしは囚われてしまったのでしょう
ああ、そうか。それじゃあ、あなたのせいなんですね。こんなに苦しいのは。
辛くって、痛くって、触れたくて、もう一度、優しくして欲しくて―――
ねぇ、あなたのせいなんですよ。責任、とってくださいね?
わたしを好きになってとは言いません。
わたしの傍にいてとも言いません。
わたしのことになんて、気付いてくれなくてもいい―――だから。
どうか、わたしの前からいなくならないで。
ねえ―――どうして、女の人と手をつないで、歩いているんですか?
「血の臭いがしないヤンデレ」がテーマです。難しい。最後ちょっと危ないし。
新参ながらにいろいろ挑戦していますけど、長編とエロスは苦手です。誰か長編エロ書いてください。
息子「えぇ〜い母さんから離れろ!クソ親父!!」
男「…これはどう見てもお母さんの方がくっ付いてるんだと思うが」
女「もう息子ちゃんたらお父さんにジェラシー感じるなんて…いけない子ね」
息子「母さん、さっき母さんの部屋から睡眠薬を見つけたよ
きっとこの男がこれを使って嫌がる母さんを無理やり中出しレイプされたんだね
それで僕を孕んだ母さんに結婚しろって脅迫されたんだね…なんて汚いブタ野郎だ!!」
男「(まるでコナンくんのような正確な推理力…ただ睡眠薬を使ったのが女だという事以外)」
女「お母さんの部屋に勝手に入るなんてなんて悪い子なの!
人のプライベートを侵害する行為は屑野郎のすることよ…もう息子ちゃんには再教育が必要ね!!」
男「…お前が言うな!!」
>>363を見て息子ver作ってみたけど
男の嫉妬ってほのぼのとしてていいね
やべっageちゃった
息子、想像力逞しすぎwww
しかも当たってるし(半分だけだが)
これはなんたるエレクトラとオイディプス
どうしてこんなことになったのかわからない。
一筋の光さえ届かない闇の中で、私は何度目になるかわからない溜息をついた。
ことの始まりはさて、いったいいつのことなのか。
あの少女と出会ったのは、私がまだ木っ端の小坊主だったころのことだ。
和尚様に連れられて熊野に参詣しに行く旅の夜に留まった、和尚様が贔屓にしているという宿の娘が彼女だった。
始めのうちは襖の陰に隠れてじっとこちらを観察していた彼女だが、私とは歳の近いせいでもあったろう。すぐに打ち解けて、仲良くなった。
「アンちゃん、アンちゃん」と呼ばれるのはなんだかこそばゆくて、しかし、私も憎からず思っていたのは確かだ。
それなのに。一年に一度の参詣であの宿に留まり、幼い少女が再会する度に大きくなっていくのにつれ、
少しずつ瞳に色を帯びてきたのを、どうして私は見逃してきたのだろう。
どうして他の客に比べて私の待遇が異様にいいことに、何の疑問も抱かなかったのだろう。
もう少し気をつけていれば、きっとこんなことにもならなかったろうに。
しかし、今更悔やんでももう遅い。彼女が私の寝床に忍び込んできたあの夜に、もう手遅れなのだとわかっているはずじゃないか。
私がいくら修行中の身で、しかも参拝の途中ですからと説得しても聞く耳を持たず。
私の胸元にすがりつき、大好きです、と甘い声で囁くのみだ。こちらも一応煩悩多き若造なので、本当に、困ったことになった。
仕舞いには一糸纏わぬ姿となって迫ってくるので苦し紛れに「か、帰り道、また寄らせてもらうから!」と逃げ出してきてしまったが。
……それがまた、事態をややこしくしたらしい。
彼女はどうも、私のあとをつけてきていたらしいのだ。
まだ少女とも言える細足でそんな馬鹿な、とも思うが、そうでないとこうもタイミングよく私の前に現れるわけがない。
無論、私は例のでまかせを守る気などさらさらなかった。ああ、嘘をついたことに関しては謝ろう。罰則も受けよう。
しかしそれは、夜道の真ん中で待ち伏せされ、悪鬼のような形相で追いかけられるようなことなのだろうか?
何事か喚き散らし、着物も身体に引っかかっているような状態で、血走った眼はまるで蛇のよう。
いや、よう、ではない。アレは最早ヒトではない。妄執に取り憑かれた人間は妖魔と化すと聞くが、アレがそうなのか。
正直、怪異というものはすべからく裏があると思っていたが、よもやその私が怪異を体験するとは。冗談にしても笑えない話だ。
彼女の情念は凄まじかった。隠れてやり過ごそうにもたちまち見つけ出し、変装しても一目で見破り、
さらには和尚直伝、虎の子の札を用いて結界縛りにかけてもそれを打ち破って追いかけてきたのだ。
密閉された狭い空間では熱がこもる。段々暑くなってきたが、ここからのこのこ出て行く訳にもいくまい。
誰かが彼女を追い返して、もう大丈夫だと言ってくれるのをただひたすら待つのみだ。
溜息が、またひとつ。
わからないのは、何故に私なのだというところだ。
色男だと言われたことは、まぁ無いことも無いがあちらは旅の宿。客の中には私なんかよりよほどいい男もいるだろうし、
昔からの知り合いといっても一年に二度、会うか会わないかの間柄である。
そりゃあ、昔は和尚の目を盗んで夜を語り明かしたりしたものだが、仏に誓ってやましいことは何もしていない。本当だ。
それに、近年では彼女も客相手に働けるような年頃になってきて忙しいようで、長い間話し込むこともなかったし。
ここまで慕われている理由がわからない。それとも女性というのはこういうものなのだろうか。
そういえば夜這いをかけられた時、約束がどうのこうの、とか言われた気がするが―――
「何の約束だよ」
思わず口にする。まぁ、嫌がる私を追いかけて妖魔と化すような女の言うことだ。まともに取り合わないのが吉だろう。
それにしても暑い。まるで外から炎で燻られているような暑さだ。
妖魔に追われているとこの寺に駆け込んで梵鐘の中に隠れさせてもらい、どの位時が過ぎたのだろう。
この寺の人たちはうまくあの妖魔を言いくるめてくれただろうか。あれはかなり鼻がきくようだから少し心配ではある。
「安珍殿、安珍殿。もう大丈夫ですよ」
いい加減暑さに参ってしまう、といった時、鐘の外から声がした。
よかった。もう安心だ。しかし酷い目にあったものだ。ところで、来年からの参拝はどうしようか。
溜息を、今度のは安堵からくるものだが大きく息を吐いて重い鐘を持ち上げ、外に出た。ああ、涼し―――
―――暑い。いや、熱い。
どうしたことか。辺りは火の海に包まれている。ごうごうと天を突く炎の中に、一匹の巨大な大蛇が―――
「ご苦労様です。では、さようなら」
「ひっ!」
蛇が咥えていた男――さっき私を呼び出した修行僧だ――を放り投げる。断末魔を残して、男は炎の中に消えた。
なんだこれは。これが、これが、これが彼女か。こんなに恐ろしい、醜い大蛇があの少女だというのか。
間違いない。蛇の頭部が変化してヒトの形を作る。
現れたのは、あの夜私に見せた一点のしみも無い白い肢体。私を好いていると囁いた唇。珠のように潤んだ瞳。絹糸より滑らかな黒髪。
なんて、おぞましい。ああ、なんて、美しい。
「――――――清姫―――」
「お慕いしています、安珍様。身を焦がすほどに」
清姫の唇が私のそれに重なる。私の口を割って入る舌と、焼け付く炎。
これが、キミの想いか。
私は最後の瞬間に、彼女がどれほど私を求めていたのかを悟った気がした。
星明りと、虫の声。少年少女の、秘密のお喋り。
「アンちゃん、アンちゃん」
「どうしたんだいキヨちゃん」
「あたしねぇ、大きくなったらアンちゃんのお嫁さんになりたいなぁ」
「いいよ!僕、キヨちゃんの旦那さんになってあげるよ!」
「ほんと?わぁい!」
月だけ見ていた、幼い約束。少女に灯った、淡い火の種。
―――トントンお寺の道成寺
釣鐘下ろいて 身を隠し
安珍清姫 蛇に化けて
七重に巻かれて 一廻り 一廻り―――
日本でもっとも有名なヤンデレ、清姫さまのおはなし。
伝承モノって話によって微妙に細部が違うのでヤケになってアレンジを加えてみました。
said清姫ver.って誰か書きませんか?
プレゼント
「ちーわーっ、宅配でーす」
僕は少し駆け足になって荷物を受け取り、サインをする。
男「えっと、お疲れ様でーす」
何々……女さんからか…。随分とでかい――熊のぬいぐるみだ
とりあえず、部屋に置くか……。一応、女さんに連絡をしてみるが全く繋がらない
ついに逮捕でもされたのかな?
男「しかし、重いなぁ……。まさか女さんが入っていたりしてね…。よっと。」
ビクッ
恐る恐る、ぬいぐるみの顔を持ち上げると中からはにかんだ女さんが出てきた。えーと、何で裸なのかな…?
女「こ、こんにちは、男君」
えーと、何故部屋の鍵を閉めてるのかな?何故カーテンを閉めてるのかな?電気は……ちょっと点けとくんだね。
その手錠は何に使うのかな?その謎の錠剤は?
女「まーま、少しゆっくりしましょうよ」
そう言いながら彼女は僕をゆっくりとベットに倒した。
あ、ちょっと首わっ、わ、ああ―――
続かない。
おいらが一生懸命書いてたのが身を結んだなぁ
誰も見てないと分かってても頑張ったかいがあったよ…。
このままどんどん活気付いてほしい(ヽ'ω`)
>>382 熊のぬいぐるみの中で体育座り(に違いない!)してた女に萌え。
俺もがんばる。ここ、好きだ。
385 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 17:42:12 ID:koJv/Ijp
「ちーわーっ、宅配でーす」
僕は少し駆け足になって荷物を受け取り、サインをする。
男「えっと、お疲れ様でーす」
何々……また女さんからか…。厚手の封筒に入った――DVD、かな?
いくらなんでも封筒の中に入ってるってことはないだろうし、今回は襲われることもないだろう。
一応、女さんに連絡をしてみるが全く繋がらない。逮捕…いや、期待するのはよそう。…されないかなぁ、そろそろ。
男「一応見てみるか。身の危険はなさそうだし」
カチャ。ウィーン……
どうも女の子の部屋の様子らしい。なんか、すっごく嫌な予感がするんですけど。
ああ!やっぱり!女さんが出てきた!ってなんで裸なんだよ!あんたプライベートでは全裸がデフォなのか!?
女『こんにちは、男君。ユア・スィートハート、女です。えーと、わたしはいつも男君を影から見守ってるんですが、
それじゃあ不公平じゃないかと思ってわたしも見守ってもらうことにしました』
しましたじゃないよ。どうして女さんはいつもそう……
……えーと、なにその体操服と上履き。僕の名前が書いてあるんですけど。
っていうかそれ僕のじゃん。薄々気づいてたけど犯人はやっぱり君かよ!お巡りさーん!
女『ああ……男君の匂いがするよぅ…』
うわぁ完璧に投稿裏ビデオじゃないかコレ!!
え、ちょっ、わ、そんな、ひとりでそんな………。
………………………………………………………………………。
………………………………………………。
………………………。
女『男くぅん、男く…ン♪』
男「…………………屈したわけじゃない!屈したわけじゃないからなぁ!!」
>>382に敬意を表して勝手に続き。
387 :
382:2007/06/17(日) 23:40:42 ID:ryiqQ28h
>>385、僕はお前に敬意を表するッ!!
「ちーわーっ、宅配でーす」
僕は少し駆け足になって荷物を受け取り、サインをする。
男「えっと、お疲れ様でーす」
何々……"また"女さんからか…。厚手の封筒に入った――CD、かぁ?
いくらなんでも封筒の中に入ってるってことはないだろうし、今回はDVDじゃないみたいだし安全だな。
一応、女さんに連絡をしてみるが全く繋がらない。逮捕…いや、期待するのはよそう。…されないかなぁ。されないんだろうなぁ。
男「一応見てみるか。身の危険はなさそうだし」
カチャ。ウィーン……
女『ハァハァ、男君…聞こえますか……?』
ああ、もう駄目だ…。嫌な汗が出る…が、何故か"聞かない"という選択ができない。
女『今から…私の恥ずかしい音……いっぱい…聞いて下さい』
ピチャピチャ、クチャクチャ
クチャクチャクチャ……んっ…あっ
クチャピチャクチャ…おと、こ……くん
ちっ畜生!自然とアレが反応してしま――
女『―――どうでした、男君?私のガムを噛む音は?とっても恥ずかしいんですよ?
――あれ、何かと勘違いしちゃいました? まさか、私に欲情してしまったとか…?ウフフ♪』
プツ…
……ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
/ ̄⌒⌒ヽ
| / ̄ ̄ ̄ヽ
| | / \|
.| | ´ ` |
(6 つ / ちくしょう・・・
.| / /⌒⌒ヽ
| \  ̄ ノ
| / ̄
__,冖__ ,、 __冖__ / // ,. - ―- 、
`,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ / _/ ヽ
ヽ_'_ノ)_ノ `r=_ノ / / ,.フ^''''ー- j
__,冖__ ,、 ,へ / ,ィ / \
`,-. -、'ヽ' く <´ 7_// / _/^ 、`、
ヽ_'_ノ)_ノ \> / / / _ 、,.;j ヽ|
n 「 | /. | -'''" =-{_ヽ{
ll || .,ヘ / ,-、 | ,r' / ̄''''‐-..,フ!
ll ヽ二ノ__ { / ハ `l/ i' i _ `ヽ
l| _| ゙っ  ̄フ.rソ i' l r' ,..二''ァ ,ノ
|l (,・_,゙> / { ' ノ l /''"´ 〈/ /
ll __,冖__ ,、 > >-' ;: | ! i {
l| `,-. -、'ヽ' \ l l ;. l | | !
|l ヽ_'_ノ)_ノ トー-. !. ; |. | ,. -、,...、| :l
ll __,冖__ ,、 |\/ l ; l i i | l
ll `,-. -、'ヽ' iヾ l l ;: l | { j {
|l ヽ_'_ノ)_ノ { |. ゝ ;:i' `''''ー‐-' }
. n. n. n l | ::. \ ヽ、__ ノ
|! |! |! l | ::. `ー-`ニ''ブ
o o o ,へ l :. |
/ ヽ :
ふふふ、女さんめ。始めは生で、次に映像で、それぞれエッチな印象を持たせておいて、
続けて似たような音を聞かせてこっちを挑発するとはなかなかやるじゃないか。
だけど、僕はくじけない。泣くのは嫌だ笑っちゃおう。すっすめ〜〜♪
「ちーわーっ、宅配でーす」
僕はいつもよりゆっくり歩いて荷物を受け取り、サインをする。
男「……お疲れ様です」
よし、僕にはまだ余裕がある。二度も三度もやられっぱなしでたまるかってんだ!
何々……京都に住んでるバアちゃんからか…。小包の中身は僕の好きなしば漬。
ククク、甘い。甘いよ女さん。どうせこの発送先はフェイクで、この漬物を食べたが最後、
身体がマカビンビンなことになって苦しむ僕の元へ襲撃に来るってハラだろう!
そんな見え透いた手に引っかかる僕だと思うかい!?舐められたものだ!!フハハハハハハハハハ!!
母「たっだいまー。あれ、もう届いてたの」
男「ハーッハッハッハッハッハ!!……何が?」
母「(無かったことにしたわね)朝、お義母さんから電話があって、漬物は届いたかって」
男「………あ、そなの?」
母「ええ。届きましたからって電話しなくっちゃ」
男「……………くそぅ。女さんを意識しすぎて冷静さを欠いていたようだ。
ウソをウソと見抜けない人は宅配サービスを使うことは難しい……肝に銘じておこう。
さて、反省しながらまずは一口。ンまぁ〜〜〜い!!」
ポリポリポリ………
女「おっとこく〜〜〜ん、あ・そ・び・ま・しょぉ〜〜〜♪あっれぇぇぇぇ?
うずくまって男君、オナカ痛いの?」
男「ハァハァ!ハァハァ!ウゥ………ッ!ハァハァ!」
女「それとも、痛いくらいなのは別のところですかぁ?ちょっと見せてください、
ナデナデしたら収まるかもしれませんから♪」
ビクゥ!
男「僕のそばに近寄るなああ―――ッ」
「ちーわーっ、宅配でーす」
母「あら、お義母さんからお漬物だわ。ふたつも送っちゃったのかしら?」
なんの、ならばこっちは
>>387のさらに続きだ!
394 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 04:00:46 ID:0M85iwky
友1「男、誕生日おめでとう」
友2「男君、おめでとー!」
友3「ほら、みんなからプレゼントだよ」
友4「ケーキもあるぞ!」
友5「さあ、どんどん食おうぜ!」
うれしい。俺の誕生日にみんな集まって祝ってくれるなんて。
男「ありがとうな、みんな・・・(持つべきものは友達だな)」
ガチャリ
ん、玄関から音が?誰か来たのか?
ドアの方向に目をやると、そこにはデカイ熊がいた。
男「(な、なんだあれ、く、熊のき、着ぐるみ?)」
と、その熊の頭が回りこちらの姿を確認すると、俺に向かって一直線に歩いてきた。
男「おい、ちょ、勝手に家に上がるんjy」
友1「みんな、取り押さえろ
ドガッ バキッ グシャ
友1、2、3、4、5「〜〜〜〜〜〜ッッッッッッ!?」
取り押さえようとした、友達はみんなあっという間に熊の着ぐるみに瞬殺されて動かなくなってしまった。
着ぐるみを着た状態でなんて強さなんだろう。
するとその熊さんは自分の頭を掴み投げ捨てた。そ、その顔は・・・
女「男君ッッッッ。何故ッッ、何故私を呼んでくれないんですかッッッッ!!」
餓女伝。
>>382の熊のぬいぐるみで思いついた。
396 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 09:34:34 ID:sv02pEou
女「男くん、み〜つけったぁ〜」
男「わっ!女ちゃん!!………戦隊物の女幹部みたいな格好してるの?
っというよりなぜここにいるってわかっ…ゲェェェ!いつの間に俺の背中に小型盗聴器が!!」
女「男くん、いままで騙してたけど…実は私、妖怪だったの!…そして結婚して下さい!!」
男「な・なんだって!!…ってうち一応、家が神社だから妖怪と結婚って宗教的にまずいよ」
女「ウフフ…男くん、おかしいと思わない?なんで神主さんが妖怪の経営してる宿に
定期的に泊まりに来るのカナ?カナ?」
男「確かに………ま・まさか!!」
女ちゃんいわく、うちの一家と女ちゃんの一家は昔からの付き合いらしい
で、親同士が勝手に俺と女ちゃんを婚約させるという話になってるらしい
…神社で盛大にクリスマスパーティ開くようなチャランポランな一家だとは思っていたが
まさか仮にも神に仕えるものが妖怪と仲良くしてたは…世も末だ………
女「それに…男くんにファックされたあの夜………」
男「ちょ・ちょっと待て!あの夜、夜這いをかけたの女ちゃんの方じゃん!!」
女「ひ・酷いよ!アタシはただ昔みたいに一緒に二人でお話し合いしようと思っただけなのに…」
それを男くんが獣のように襲い掛かってきて…アタシ、妊娠しちゃってるよ…きっと
男「え?妊娠だって!!」
女「中出し5回、口に3回、お尻に1回やられたら精通してない幼稚園児でも妊娠しちゃうよ…
だからね…責任とってね♪」
ほどなくして俺は全てを受け入れ女ちゃんと結婚した。式はうちの神社で行われた。
クラスメイトの連中からは白い目で見られたが…まぁ気にしない事にした。
女「男くん、小さい頃の約束通り男ちゃんのお嫁さんになったね
これから二人で…ううん、三人で幸せの家庭を築こうね♪」
っとウエディングドレスを着た女ちゃんは、嬉しそうに小さい頃の話をした。
…
……
………あれ?ウエディングドレスってここ神社ッスよ?
>>379-381を
コメディ色多めに書いてみた。
見返してみたら間違えて主人公を神職にしてしまった…
>>394 そして
女「〜〜っ!……!?う〜〜っ、うぅ〜〜〜っ!」
モゾモゾ…モゾモゾ…
男「………なにやってるの?」
女「ぬ、脱がしてくださいッ!!」
とかなっちゃうんだな!?GJ!
>>397 まさか本当にリメイクしてくれる人がいるとは思わなんだ。
男、若いからってお盛ん杉。一服盛られたとしか思えんなww
やっぱり子供は卵の状態で生まれてくるんだろうか?一応蛇女の類だし。
ともあれ、GJ!
>精通してない幼稚園児でも妊娠しちゃうよ
ちょっと待て。その幼稚園児はふたな(PAM!
『都市部ではカラスや野良猫になどによる、ゴミを荒らすといった被害が増加しており――』
母「いやぁね、カラスって。そういえば最近ウチのアパートの近くでも見るようになったし。
ネットか何かしなくちゃいけないのかしら」
男「ん……そだね」
母「でもとなりの棟のゴミ捨て場では結構いるのに、ウチの棟だけはまだ荒らされてないわね。なんでかしら?」
男「さぁね」
実を言うと、僕は知ってるんだ。どうしてウチのゴミ捨て場にだけカラスが寄り付かないのか………。
女「薄汚い畜生どもが……男くんちのゴミをあさっていいのは私だけですぅ………!!」
カラス「カ、カー!!」バサバサ!
ノラネコ「ふにゃー!」シタタタタタ!
女「わかればいいんですぅ……わかれば。くす、いいコ」
ガサゴソガサゴソ
女「燃えるゴミ、燃えるゴミ………あった!使用済みティッシュ!!ひゃっほぉぉぉぉう!男くぅぅぅぅぅん!!!!ハァハァ!ハァハァ!」
母「不思議ねぇー」
男「(いい加減逮捕されないかなぁ。これだから日本の警察は自転車チェックしかできないって言われるんだ)………はぁ」
>>401 君は何を言っているんだ?
これほど素晴らしい純愛はないだろうに
404 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 20:59:57 ID:xdjCNqqZ
こんなにハイテンションな女さんは新しい感じがした。
みんなありがとう。
>>402、それに気付いちゃいけない。気付いたら、きっと男が変な趣味に目覚めて
それこそスレ違いになっちゃうから。
男「ハハハ、気持ち悪い。女さん、人のゴミ漁って何が楽しいの?」
女「あぁ……!ごっ、ごめんなさい男くん!お願いです、嫌いにならないで!いい子にするから、もうしないから――!!」
男「あれ、やめちゃうんだ。別に続けてくれてもいいのに」
女「え?」
男「君がここを縄張りにしてるおかげでさぁ、カラスが集まらなくて道が汚れないんだよね。
ま、馬鹿も鋏も、変態趣味のビョーキ女も使いようってところかな」
女「あ、あぁ――!ありがとう、ありがとう!わたし、がんばるね!」
男「フン。そうだ、カラス除けのお礼にいいものあげようか」
女「え?そ、それって、も、もしかして……使用済みじゃない、本物の男くんのせい」
男「そら!これが欲しかったんだろ?僕の使用済みティッシュだよ。どうせゴミだし、好きにしなよ」
女「あっ!」
男「僕の使用済みじゃない……なんだって?勘違いしないでよね。君はカカシと同じなんだから。
そのカラッポの頭にティッシュでも詰めて自分の立場、よく考えれば?」
女「そんな………」
男「ああソレ、ゴミ捨て場に這いつくばる薄汚れた君を想像して出したものだから。
ま、一応ご褒美もやらなきゃね。ははは!ご褒美がゴミだって!安上がりな女だよホント!
あははははははははははは!!」
女「男くんが……笑ってくれてる………私のこと見て笑って……嬉しい。嬉しいよぉ………。
ああ、このティッシュ、男くんの匂いがするよ……いつもより、濃いよぉ……」
…………………みたいな。あれ?これはこれでよくね?
おkおk
ここ最近の男は、女さんに寛容だなぁ
幼が実はレズで女が拉致監禁されてそこに男が来て女を助けるとかいうSSがだいぶ前にあったぞ
409 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:27:55 ID:qAHHMRMZ
>>408 てか女がいろいろ我慢したら男が普通に付き合ってたりするのもあったよな
とりあえずお前らのオススメを教えてくれ
なんでだろう・・・鳥付けないとすっきりしない・・・
トリなんて飾りです
上の人にはそれがわからんのです
最近は少々過疎気味ではあるけれど、少し……まぁここ一ヶ月ぐらい前ぐらいから徐々に賑わいを見せて居り、このスレッドの住人としては活気付き始めると中々に慮る感が有るのだ。
男「こうして読み物としては多種多様で、雑多なモノとか取扱ってるのとか観てるとなぁ……」人の想像と妄想やら現像というか狂想とでも言うのであろうか。
作者の方達や住人共々、一種の徒然感を無くしたいが為にこのスレッドを保守して居るのを眺め続けていると、奇妙な連帯感が生まれて沸き出すのを確認出来てしまうのだ、自分の中に。
男「そういえばこのスレを気にかける一端は『アイツ』に在るんだよなー」。
そう『アイツ』……(幼)が「面白い掲示板が有るのっ! 一緒に楽しもうよっ!」。
……と、学校での休み時間に唐突に話題を振られ、帰宅して少し用を済ませた後にその話しを思い出し、
「そういえば幼が何か面白い掲示板が有るっつってたっけか?
えーと『2ch』(2ちゃんねる)っと」その中の『エロパロ&文章創作板』の中のスレッドにその話題に出されて居た物が有ると言っていた。
男「『新ジャンルほのぼの純愛』っと〜、――おっ、有った有った♪」どうやらこれらしい。
男「……ほほう、……ふむふむ、」。「これは面白いかもしんない♪」。
男「しかしな……」言葉尻だけで想像して居たのと、今こうして実際覗いて観てからでのこのスレッドに対する印象がガラリと変わってしまう。
男「これは狂気地味てるな、まぁ読み物としてはニヤっと来るものがあって楽しいけどさ」。
等とそれを読みつつそろそろ一旦区切りを付けて御飯でも食べようかとした時に呼び鈴が鳴り始めた。
『ピンポ〜ン♪』……と、まぁ聞こえて来るのはどこにでも有る様な音色だけれど、何てどうでも良い事を考えつつも早く応対をせねば。
来客者「ごめんくださぁ〜い♪」。何やらヤケに明るい声に気を遣られつつも「今開けますので少し待って居てください」と言いつつドアノブを捻り、玄関の戸を開ける。
来客者「どうも、こんばんわ、初めまして。今度向かいの家に引っ越して来た『○○ 女です」。
と、挨拶を聴きながらも相手の『女の子』を眺めつつもボーっとしていると、「あのぉ〜」と話しかけて来て居るのに気付き体裁を取り繕いながらも
「はい? なんでしょうか?」と誤摩化す様に返事をしておく。
女「礼儀としてと言うのでしょうか、あのですね? 両親共引っ越しの後片付けでにまだ掛かるみたいなので私が代わりに挨拶回りにこうして方々お伺いをさせて頂いてるんです。それでこれをその証としてお受けして貰いたいのですが……」。
何やら妙にかしこまった感じのする『女の子』である。
それはそれとして、そろそろ待たせっきりも何なのでその『証』とやらの品物を引き取る事にしよう。
男「いえいえそんなこんなご丁寧に、何かすいませんね」。
少々自分的にはこういう形式張ったやり取りは余り好めない質なので素早く受け取る事にする。
女「では、これをどうぞ」。
表面の部分はごくごく有り触れた包装がされており、少々重たいもののまぁ片手で持つのには支障がない程度の大きさである。
男「これはなにが入っているのですか?」と大きさの割に妙に手応えというか持ち応えが有る中身に何が入れられて入るのかが気になりつい質問を問い掛けてしまう。
女「それは家に持ち帰ってご家族の方々と確認して視て下さい。実は、私も中身を知らないもので……」。
どうやら挨拶周りに持たされているその中身の内容を両親からは聴かされていないらしい。
ま、それはそれとしてそろそろ陽が暮れ始めて居るので、彼女の安全を考えここで会話を打ち切らせて貰おう。
男「変な事訊いちゃってすいませんでした。まだ他の家を廻られるのですよね?」。
女「ええ、まだ何軒か挨拶回りには行こうとは思ってはいますが」。
男「時間的にここで打ち切ってそろそろ他の家に行かないと遅くなると思いますからここで一旦お別れしましょう、こうして隣近所にこれからなるんですからこれから色々と機会は有ると思うし。 どうでしょうか?」
女「そ、そうですね。ごめんなさい、長々とお引き止めして」。
男「では、……ありがとうございますねホント」。
女「いえいえ、ではさようなら♪」。
男「こちらこそ、ではおやすみなさい」。
と、丁寧に深々とお辞儀ををこちらに向け、その動作に軽く会釈を返し自分の家へと足を向ける。
こうして女さんとの第一接触は終了したのだが、この時はまだ相手に対し何も思う処は何も無かった。
――彼女との出会いが後々に於いて深く関わる事を。――
――そうして彼女の去り際に見せた歪んだ表情を。―――
と、前置きを忘れて書き込みをしてしまった。
朝早くに目を覚まして暇だったんで投下してみましがた、どうも変な文章になったかもw
まぁこのスレが活気づいてくれるとうれしいなーと思い書いてみました。
こんな朝早くにすいませんでした、しかし文章って短くても書いてみると意外に時間が掛かる。
改めてみなさんの力に驚かされる今日この頃、ちなみに初投下です。
では、ありがとうございました♪
ミスミスw
みましたが、ですんで。
申し訳無いっすw
急遽書いたものは所々ミスが多いw
でぃわ♪
期待してるぜ
銭湯
僕んちの風呂が壊れた。理由は簡単。誰かが柚湯ならぬ髪湯をしたからだ。
まぁ、僕がそのまま流してしまった責任もあるだろうよ。でも、元は女さんだろう。
仕方なく僕は近くの銭湯に繰り出すのだ。
男「ま、この時間に行けば一番風呂だし、たまにはデカイ風呂ってのもアリかな……」
僕は銭湯の暖簾をくぐった。そして風呂桶を落した。
そこにはニコニコした女さんが番をしていたからだ。
女「いらっしゃいませ、男君」
――帰ろうか。
しかし今日の体育は水泳だった。なんたって今は夏だ。風呂に入って汗を流さなきゃ、やってられない。
我慢しよう。これでも何度も守ってきた体じゃないか。自身を持て、自分。
男「女さんの家ってお金持ちじゃなかったっけ?」
冷静に聞いて250円を渡す。いや、シャンプーもリンスもあるよ。
女「買い取りました」
見事に会話は終了し、僕は女さんに見えない様に四苦八苦しながら着替えを始めた。無論腰にはタオルが装備だ。
着替えが終わった頃に何故か尿意を催した。また着替えるのも馬鹿馬鹿しいので警戒レベル最大で行って直ぐに済ますと、
震えて床に手をついている女さんがいる。僕は心配になり、近づき声をかけ様と―――
男「大丈……っ」
やめた。何故なら鍵を閉めたはずのコインロッカーが開いていて、女さんが僕の下着に顔をうずめて深呼吸をしているからだ。
左手はへそより下でもぞもぞと動いているし、甘美な吐息が聞こえる。
女「あっ……おと、おと――っくん…」
男「(彼女は病気なんだ…。うん、病人はそっとしておいてあげないとね……)」
僕は目を閉じてそっと風呂の引き戸を開けた。
続くかも
鳥必要かねぇ……?
続きを書いている途中。
ちなみに今度は『女』視点からです。
引っ越して来る迄と、初めて挨拶を交わす時迄のかいてます。
今日中にはしあげられなさそう(:゜―)
分類的にここって中途半端だよな……ぶっちゃけさ
426 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:54:56 ID:yb1a5ISa
VIPに一度戻さないか?ここは人少ないしもっと短編を見てみたいからね
>>427 ソレを保守しながらやるから盛り上がるんだと思うぜ?
>>428 VIPに復活させた自分が言うのもアレだが、VIPは流れが早い
ネタにしても飽き易さにしてもな
でも、みんながおまいさんみたいな奴なら期待はできる
みんなが戻せって言うならそうするさ
今のVIPは流れが速いぞ…
432 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:51:41 ID:+iA0Xfoq
女「なんでアニメの女にしか興味がないんですか?私にも興味持ってください」
男「俺二次元しか興味ないし、お前が二次元になれば興味持ってやってもいいよ」
数日後
男「ひい・・・化け物だ・・・」
女「ミンチにする機械に入って二次元になったんですよ・・・これで私をア イ シ テ ク レ マ ス ネ」
>>434 まあ現実的に言うとそうですな
鳥付けるのやめよう・・・うざいだろうから・・・
別に気にならないが
437 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 21:59:03 ID:FqHsu8sH
で結局VIPに立てていいの?
男「………よぉ。友、久しぶりだなぁ!」
友『久しぶりじゃねぇよ。引っ越しても毎日メールするぜ!とか言っときながら、結局来たの
「ついたぜ!」これだけじゃねーか。五文字て。薄情すぎだろ……常識的に考えて』
男「悪かったよ。でも忙しかったんだ。なんせこっちには知り合いが誰もいないんだぜ?そっちのこと気に掛けてたら身が持たねーよ」
友『よよよ、もうアタシらは昔の女なのね』
男「アホか。夏に遊びに来いよ。予定空けとくから」
友『ん?お前がこっちに来るんじゃねぇの、普通……て、あぁ、そうか』
男「………ん、そーゆーこった。どうだ、調子は」
友『………最悪だな、はっきり言って。何度も暴れまくって、今は停学処分中だ。噂じゃビョーインに篭ってて、いつ出られるかもわからんらしい』
男「そうか……」
友『おいおい、何だその暗い声は。やっとこ逃げられたんじゃないの、あのサイコ女から』
男「うん……そうなんだけど。女さんは、そりゃ異常だったけど……。
あの子はあの子で、本気で俺のこと、好きでいてくれたんだって。離れてみてそう思うよ」
友『お前なぁ………………はぁ、まあいいや。もう会うこともないだろうしな』
男「そうだな。それはそう……願うよ」
友『だな。………辛気臭い話になっちまったな。すまん、また掛けなおすわ』
男「………………………………………女さん、か」
(男く〜〜〜ん!はい、お借りしていた体操服です!ちゃんと洗ってアイロンもかけておきました!家庭的でしょ♪)
男「……………………………もう二度と、会うことも無い……か」
(もらってください!わたしのチョコレー…あぅ……ちょっと貧血になっちゃいましたぁ)
男「……………………これから先、あれだけ俺を好きになってくれる人はいるんだろうか」
(わたし、わたし!男くんのこと、だいすきですよ!!)
男「………なにを、ばかな」
―――また、彼女に会いたい、などと。
母「男ぉ、手紙、来てるわよ」
男「ン」
男「………………なんだ、
…………………女さん。
………………………おっちょこちょいだなぁ
…………………………手紙はちゃんと、
………………………………ポストに出さなきゃ」
―――切手の上から、判子を。ちゃんと、押してもらえないじゃないか。
男「どこから見てるのか知らないけど。………よろしくね、マイ・ディアー」
はい、あなた♪
新ジャンルスレから帰ってまいりました。
個人的には、ここでノンビリやりたいけどね。
「お父さん、どこにいくの?」
幼い少女の疑問に、玄関先に立つ父は足を止めた。
「とてもとても遠いところだよ」
答えた父は振り返ることはなかった。
それは少女の無邪気さへの哀れみか。
実の娘に嘘を吐く自分自身への嫌悪か。
ただただ父の肩は小さく震え続けていた。
悲鳴にも似た怒声が病院内に響いた。
発作からの呻きでもなく、錯乱による叫びでもない。
言い表すのなら、それは明確な憎悪だった。
「この嫉妬狂いが! お父さんだけじゃ飽き足らず、今度は男くんも私から奪う気ですか!?」
少女は目の前の女性に掴みかからんと手を伸ばす。
医者の制止によってそれは阻まれたが、それでも眼光は失われることなく憎々しげに女性を睨みつけていた。
「お前なんかに、お前なんかに奪われてたまるか……! お前なんか――!!」
続く言葉は駆けつけた看護婦達によって遮られた。
強引に押さえ込まれた少女は必死に拘束から抜け出そうともがくが、精神的に衰弱しきった彼女の抵抗は無意味に等しい。
結局、担当医の指示の下、速やかに病室に戻されることになった少女は、半ば引きずられるように廊下の奥に消えていった。
「……」
どうしてこうなってしまったのだろう。
見舞いに来たつもりが、かえって彼女を刺激するだけに終わってしまった。
独り残された女性は力なく頭を垂れる。
「母親、失格ね……」
小さく呟き、女性は下唇をかみ締めた。
静寂の中、その言葉がいつまでも余韻を残していた。
少女は誰にも弱さを見せず、そして誰にも甘えることはしなかった。
思えばそれは、父親を奪った母への反発だったのだろう。嫉妬と独占欲に狂ったあげく、離婚という最悪の形で家庭を壊した母への。
故に彼女は他者に依存するのをやめた。
そうすれば母のようになることはない。それが彼女が導き出した答えだった。
だが、彼女は出会ってしまった。
心の底から愛しいと呼べる者と。
狂気じみた無垢な初恋は全てを壊した。
皮肉にも、自ら家庭を崩壊させたあの時の母のように――
>>440 失礼な。逆だ。立て直したんだよ、四日かけてな。
家族?
女「男君、お願いです!!数日泊めて下さい!」
急に女さんは言い放った。訳を聞くと、どうやら家出らしい
男「あんなに大きな家にいて不満があるなんて、いつか刺されるよ?」
女「もう、門限とか家とか嫌なんです。落ち着くまでお願いします」
彼女は両手を組みフルフルと瞳を揺らして僕に悲願した。
OK、どうせ断ったって無理なんだろ?
男「嫌なこととか、僕に合わないことがあったら直に出てってもらうよ?それでも―――」
女「――了解ですっ」
はぁ……とりあえず、直に出てってもらうか……。
〜数日後〜
男「ただいまーっ」
トントンと包丁で野菜を切るいい音がする。
女さん、先に帰ったんだっけ。
女「お帰りなさい、今日は和食ですよ」
僕は狭い部屋で寝っ転がり、アレを探す。
そういや、女さんの味噌汁は旨いんだよな……。
男「ねぇ…、女さんアレない?アレ?」
女さんはトテトテとやってきて僕の探していたテレビのリモコンを持ってきてくれた。
サンキュー。
男「今日さぁー、科学の先生がさー」
女さんは料理を作りながら律儀にも答えてくれる。
女「えぇ、先生が?」
――あれ?
男「ごめん急に話が変わるけどいつの間にかスゲー馴染んでるよね、女さん。居て当たり前みたいになってない?
何時帰るの?」
女「それはこの料理を食べてから考えましょう。」
男「へぇ…、山菜の炊き込みご飯かぁ……」
女「明日は松茸ご飯ですよ」
男「うわー、大好物だよ!……でも、いい加減帰れよ?」
女「(ちっ)」
終わりです
長編の続きメンドクセ
書かなくていいよな?
445 :
442:2007/06/24(日) 07:35:40 ID:Qx52ye09
>>440 勘違いしてた。男がってことね。スマン。
ほら、なくなって始めてわかる大切さって、あるじゃない?
これから先々でちと不安があるかもw
っていうか高校の授業内容というか科目内容もうわっかんねw
適当に書くしかないかw
アルバイトから只今戻ってきたっす。
あともう少しで『男』に会う少し前まで書き終えたでありんすw
母親との会話をあと少しで終えそうな感じですわいw
最初はなんとなくこのスレ盛り上げようと言う軽〜い気持ちで書いてたけど。
今はなんか書くのが楽しくなって来たw
こうしてあーでもない、こーでもないとかw
中々書き終えられてないけど、それが楽しいw
1話1話書き終える感覚っていうか、それに向かって突き進む。
そんな感覚がイイッ!(・∀・)b
日数は前に書いてから少し経ってるけど、実質時間の割合として。
3時間ぐらいしかパソコンに向かってないw
今日中に『女』視点を書き上げるぞー!
ちなみにこれはプロローグ1・2・3……とありますので。
『女』視点書き上げたら次は『幼』視点行かねばw
これに関しては当初から決めてた事なので。
序幕は主要人物の視点で分割して書こうと。
話しの展開上後々続かせるにしても、別の視点混じらせた方が面白ければ別視点を織り交ぜて。
書いて行こうとは思っては居りますが。
無駄に長文を私用で書いてすんませんしたっ!
これからもスレを大いに盛り上げてこーっとw
じゃっw
取り敢えず何かどんどん延びて行ったり。
言葉の細々とした所を直してると長くなりそうなので少しだけ……。
投下しますね。
では、『女』視点を少しだけ。
いきマッスルw
車内から外の景色を眺めて居るとついつい呆然としてしまう。
父の仕事の都合上新たな土地への赴任と相成ってしまう事となり、今まで一緒に日常を共に過ごして居た私と母を引き連れこうして余り見慣れない……。
そう、乗り心地が良いとお世辞にも言い表せない引っ越し会社の運送車(トラック)に相席させて貰いながら引っ越し先へ向かっている。
普段、トラック等は見掛ける機会があり、その時に見て取れる車内の景観はとても広々としたモノではなく、せいぜい1人2人…多く見積もっても3人程度が乗れるぐらいだろう。
だが、引っ越し会社のこうした車は人がある程度乗ると想定して有るのか、4・5人は楽に乗れるのでは無いかという佇まいを醸し出している。
だけど、(やっぱり居心地が悪く感じるよねぇ……)なんてそんな解決しそうに無い、くだらない事をつい頭の中でごちてしまう。
それに、(これからの生活は今迄とはガラリと変わるのだろうなぁ〜)と、新天地で過ごして行く新しき日常と、今迄過ごして来た日常との差異についてを深々と思案してしまう。
引っ越しが決まる前迄の生活は、私と母の2人暮らしで成り立って居り、父は遠方の単身赴任先で日々働きつつも、私達の生活を陰ながら支えてくれて居た。
そんな生活がが数年続けられて居たのだが、父の会社の方で今まで赴任地で頑張った功績が認められ、私が高校二年に上がって間も無い頃に昇進したのだ。
それなりに大きな規模を誇る会社での出世と言う事も有り、その話しを聞き付けた親戚縁者や友人等に祝福の言葉や賛辞を貰う機会が多くなって来ていた。
そういう気恥ずかしい言葉等を承る事が沈静化して来た頃に――。
母から話しが有ると呼び止められたのである、何かを見計らうかの様な感じで。
母「女ちゃん、お風呂上がってからで良いから少しお話しがあるの。構わないかしら?」。
勉強が一区切り終え、そろそろお風呂にでも入ろうとして居た時にである。
女「うん、大丈夫だけど何か遭ったの?」。
何やら申し訳無さそうな表情と、何かを考え抜き、決意を決めた――と言う様な雰囲気を漂わせて居るのを感じ取る事が出来る。
母「そうね……何か遭ったと言えばそうとも言えるし、無いとも言えるのかしら。詳しい事は後に話しをきちんとしてあげるから早くお風呂済ませていらっしゃい」。
女「はぁーい、それじゃまた後でね」。
母「はいはい、いい加減早く済ませていらっしゃい」。
そういって自分の中で何かしらの修まりがついたのか、じぶんの中で整然と収まりを施す事が出来たのか。
どちらの意味合いにしても……。
明るい面持ちに態度を変え、結局の処何を話そうとしたのかが気になりはしたが、後に色々とわかるだろうと思いお風呂へと向かう事にした。
そんな生活が数年続けられて居たのだが、、、でしたw
間違えてる……。OTL
そして入浴後、脱衣所で着替えてからは一旦自室に戻っていたのだが、母に呼ばれ居間に降り立つ。
(階段の軋みが妙に響くなぁ……)と普段気にも留めていない、くだらない事に何故だか思考を巡らしてしまう。
途中で転けそうになったのは自分の中の秘密として留めておきつつも、居間に着いた。
母「お帰りなさい、っていうのも変かしらね。お水でも飲む?」。
と、まだ私の顔が赤らんでいるのを視てそう問い掛けてくる。
女「ううん、大丈夫よ。ところでどうしたのお母さん?」。
母「……」。
少しの間が母に生まれているのを観ていると何か相当に話し辛い事を言おうとして戸惑って居るのだろうと考えてしまう。
母「ねぇ……」。
女「なぁーにお母さん」。
母「ねぇ、女ちゃん。今度お父さんが昇進するっていう話しをしたわよね?」。
そう、お父さんが昇進するという話しは母から聴かされたのである。
短し……スマソ。( ´。`:)
続きは後ほど見直して改めて投下するので。
他の作者樣や住人さん達の動きを視ておきますねw
それにしても、書けば書く程文と台詞の合間に説明やら細かな描写等を。
入れて行かないと味気なさが書いていて、生まれて来たり感じたりするかも。
こういうので余計に投下の感覚が空くのだろうと、やってみてわかるこの感じw
めちゃくちゃ不思議です。
では、逝ってきます、、じゃなくて行ってきますw
>>453 できれば文と文の間は閉じてくれると読みやすいかなぁと
文と文の間をあけるのは手法の一つとしてありだとはおもうが
無意味にあけるのは読みづらいですね
あと、1レス内にもう少しまとめてくれると読みやすいかと思います
(今回の3レス分を1レスにまとめるぐらいでいいかも)
返信おくれてすいません。
こうして行間を開いてるのは理由は有るんですよね。
もう少し1レス以内にまとめて出すという意見に関しては、私もそうして行こうとは思っては居ます。
実は個人的な主観と言うかこうして読んでいる時に、タイトルとか題名、項目等はみなさん行間を空けてくれてるんですが。
普段使いで台詞や地の文を綴って頂いてる部分に関しては、こういうWeb場では大半がそうなのかもしれないのですが。
空けて書かないと、こう自が目にびっしり迫ってくるというか、切迫感や圧迫感を感じてしまって。
もの凄く読みづらかったり、一瞬どこ読んでいたか分からなくなるんですよね。
こう空けて書いてると、人に因っては無意味に空けて長く掲示板を用いるんじゃないという。
話しもそろそろ出て来るとは予想してました。
もし良かったらその辺は皆さんがどう感じるのか、意見を拝聴させて貰えれば嬉しいかと。
1レス分当たりの内容はもう少し増やして投稿するという意見は私も気を付けようとは思いますが。
こうして皆で楽しんで行くスレだし、みんなの忌憚の無い話しを視たいですし。
長々と私事な主張をしてすいませんでした。
大いにスレを盛り上げたい、その中の一人からでした、ありがとうっす♪
>>456 まとめる時は原文のまま?改定しておk?
>>456 えーと、行間が開いてる事についてですが
個人的な意見ということでいいでしょうか?
私としては行間が開いている方が非常に読みづらさを感じます
文庫本などで行間があいてるのもなんだか、ページ数をごまかしてるみたいであまり好きにはなれません。
上の方もいっているとおり、技法の一つとして、一幕置くという意味での空白ならば
読む側としては楽だと思うのですが・・・
また、字が目にびっしり迫ってくるように感じるという意見や
どこを読んでいたか分からなくなるというのは
単純に読むという作業に慣れていないのではないか?という印象も受け取れます
コレに関しては、改善の努力をした方がよろしいのではないでしょうか?
もし、あなたが今後書き手を続けていくのでしたら
我が道をいくのではなく、郷に入っては郷に従えではありませんが
周りと同じ手法をとるというのもよいのではないでしょうか?
もしくは、こういったある種の【暗黙のルール】のようなものがある場所ではなく
自分でサイトを立ち上げるなどで公開したほうがいいのではないかとも思います
長々と失礼しました、個人的な意見ですので、ご参考までに。
>>456 正直行間が開くのは読みづらい
>空けて書かないと、こう自が目にびっしり迫ってくるというか、切迫感や圧迫感を感じてしまって。
>もの凄く読みづらかったり、一瞬どこ読んでいたか分からなくなるんですよね。
読むのはこちら側なんだから書くときは行間あけてても
投下する時には詰めるとかそういうんでもいいんじゃない?読んでもらうために投下したんじゃないの?
投下する事自体が目的のオナニー小説だっていうなら何もいわないけど
できれば詰めて欲しい
>>456 一行ごとに空行が入っているものも、
びっしり書いてあるものも読みづらいですねぇ。
自分は適度に空行が入っているものが読んでて楽です。
物は試し。まずは、会話文と地の文の間にだけ空行を入れてみては?
ま、徐々に慣れてくるんじゃないでしょうか。
>>456 行間の間と句読点、台本形式なのと「」の後の句点
純粋に文章を書く事に慣れていないくて、それを個性と勘違いしてるんじゃないかと感じた
行間の間はまだ良いとして、これからもSS書いていくなら「」の後の句点だけは付けない方が良いと思う
批判的な事ばっか言ってるけど、話の方は面白かった
書き方をもうちょい工夫すればもっと面白くなると思うから頑張って欲しい
>>456 書くのにも読むのにも慣れてなくて
「俺には才能があるんだ!」って思い込んで書き始めた痛い人にしか見えない
とりあえず読みにくい
しかしそれ以上に
>>456からの流れがスレ違い
そんな内容と全く関係ない私的な質問なら他へいけ、投下しにくい事この上ない
確かにスレ違いだな
そんな事きかなければ投下できないならしなければいい
とりあえず
>>456は文盲
俺はおまいらの熱きソウルに惚れたぜ
つかちゃんと見てる人いるのな
ところで、俺の目にはここの女さんがどいつもこいつも
黒髪ロングで豊満なおっぱいの持ち主に見えるんだが
これはやっぱり某鋸女神の影響かね?
>> 465
あれ?俺がいる?
>>465 えっ、鋸女神って誰のこと?
スクールデイズやってないから分からないよ。
>>467 アニメ化するらしいがいつなんだ…
もうずっとwktk状態
470 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 14:09:31 ID:1TgYWnye
先生「よし、じゃあこのもんだいをー……(男また寝てるな。)男!前に出てやってくれ」
男「ぅあ?………?」
女「あてられてますよ?ついでに答えはカレーパンです」
男「あ、ありがとう……(女さん隣のクラスなのに)」
女「(うふふ。意地悪なせんせーは※ぬべきですよね)」
あまりなごまないなー
>>471 問題.アンパンマンに登場するカレーパンマンのモチーフは?
雨、時雨
―――っと
今寝そうになった。寝てはいけない。そりゃ、今が授業中だからというのもある。
最大の理由は隣の席の女さんが保険委員の権力を最大に駆使して、僕を保健室に連れて行くというからだ。
無論、それは建前であり、本音は僕に何かをするための言い訳でしかない。
ふと、女さんを見ると授業に集中しているのか、熱心にノートに『手錠?薬?』などと文字を記入している。
そこで気付いた。
「雨か……」
さぁ家に帰ろうと靴を履いて気付いたが、僕は今日傘を持っていない。
どうしようかと考えていると狙ったかのようなタイミングで女さんが現れた。
女「男君、どうしたんですか? ……もしかして傘を忘れたんですか?今日は90%ってテレビで言っていたのに……」
男「朝はいつもギリギリなんだよ。誰かが夜にピンポンダッシュや無言電話するからさ……」
いつもの様に皮肉のつもりで言った。
どうせ女さんは『酷い人も居るんですね。今度、私が見張りとしてお泊まりに―――』なんて言うんだろうなと思ったからだ。
しかし、意外なことに女さんは俯いて、静かに傘を僕に手渡した。
女「使って下さい」
男「え……、女さんはどうするの?」
女「私は……家の者でも呼んで車で帰ります。ですから男君はこれを使って下さい」
男「で、でも……」
女「確かに、雨に濡れて弱った男君をアレするのもいいんですが、元気な男君が私には一番です」
嬉しいような悲しいような…。つか、アレって何だよ。
傘を手に取ってみると大き目の傘で二人くらい覆えそうだ。女さんがこれに気付かないはずがないんだけどなぁ……?
そんな僕の考えを読んだのか、二コリと微笑んで言った。
女「こんなストーカー女と並んで歩くのは嫌でしょ? それに私のせいなんですから構わずにどうぞ」
僕は何故、こんなことを言ったのか良く分からない。
きっと風邪でも引いているんだ。そうに違いない。
「雨が強くなる前にさっさと行こうよ」
彼女は顔をあげ、少し目を見開いた。そして優しく微笑んだ。
女「そうですね……」
ふと、静まることを知らない雨を見て、僕は『家に着いたらお茶ぐらい出すか』と考えていた。
きっと今日は風邪を引いてる。そうに違いない……。
END
娘「お父さん、ただいまぁ〜」
男「アリャリャ泥んこまみれになって…
洗ってあげるから服を脱いでお風呂場に来なさい」
娘「は〜い」
女「・・・・・」
〜翌日〜
女「男くん、さっき全裸で泥んこ遊びしてたから全身泥んこまみれだよ
もう泥んこフェチの男くんにはたまらないカナ?
さぁ男くん、思う存分あたしの泥んこまみれの身体を石鹸で隅々まで洗ってぇ」
娘「…ま・ママがキチガイになっちゃった!!」
男「全身泥んこまみれ…ハァハァ」
娘「…駄目だコイツ等、完全にイカれてやがる…」
479 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 07:47:12 ID:W863cvkr
泥んこまみれハァハァ
>>477 良い!それは気の迷いか、それとも………?
>>478 友1「娘のお母さん、すっごい綺麗だよねー」
友2「そーそ。お肌なんてさぁ、もー十代のあたしよりツルンとしちゃってさぁ」
友3「羨ましいよねー。ね、なんか秘訣とか、やっぱりあるっぽい?」
娘「………………泥パックと、タンパク質………かな」
保守
保守
女「男くん男くん!」
最近ソフトになってきたんだが未だに話し掛けられると冷や汗が出る
男「なに?女さん」
女「どーん♪」
体当たりされた。こいつは意味がわからないことばかりする。
女「これで、男くんは私のものです」
呪いか何かの実践だったのか、あいもかわらず意味のわからない言葉に女をみると、その手に、握られた、柄。
それと触れるオレの脇腹からあふれる赤い色
女「うふふふふふ」
しかし痛みはない。マヒしてしまっているのか。これが終わりなのか。
女は絶望しているオレからナイフを引き抜いた
女「なーんちゃって♪ひっこみナイフですよぅ?おどろきました?」
………―――
女「あれ?まちがゃった。エヘヘェ」
でも
私は
死体でも構わないんですよ?
男くん、あなたを
世界で一番××してる。
なんか違うにゃー
486 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 12:29:05 ID:3kcrlwew
まちがゃったってなによ!か、かんだわけじゃないんだからぁ!!
ツンデレ乙。
GJ!
今の話の流れからのツンデレ←これ最強
デレマダー?
デレmurder
で、でもさ……許してくれるよね……?
……うん。君の、そういう優しいところが…その……えっと…………スキ…だよ?
こうですか!?わかりません!!ありがとうございました!!!
……orz
それ言っちゃ元も子m(ry
女だよ?
嘘だけど。
みーくんまーちゃんはほのぼの純愛を地で言ってると思う。
デート
今日は女さんとデートすることになった。理由は女さんにお金を借りたからだ。
まぁ、デートというがカフェでお茶に付き合うという単純なもので、熱い展開はない。
女「―――と思いませんか?ねぇ?」
男「あ、ごめん。少しトイレに行ってくるよ」
女「……早く帰ってきて下さいね?」
そんな、子犬のように悲願した目で見ないでほしい。
ま、アレだ。
女さんは突拍子のない行動さえ除けば意外とマトモだと思う。
当たり前の思考を持ってる。倫理観も備わってる。
しかし、僕に関してはそうじゃないらしい。
男「トイレから帰ってきて早速なんだけどさぁ……。
なんで僕のグラスとストローは唾液でビチャビチャなのかな?中身も減ってるし」
女「そんなに喉が渇いてるなら私のをどうぞ」
男「いや、そうじゃないだろっ!つか、コレ明らかに蒼い錠剤が溶けてる様に見えるんだけど……?」
女「ささ、ぐぐっとどうぞ♪……嫌なら、今すぐ10万円返してくれますか?」
男「うぐっ……、―――ええい神よっっ!!!」
――グビッ
――ドサッ
女「どの道お金はすぐ返してもらいますよ?体でね♪お・と・こ君」
周りの客・定員「(こえぇぇぇぇぇッ!!)」
お金持ちの女さんも良いが、俺が好きなのは両親が離婚して片親しかおらず
安アパートに住んでいてバイトして家計を助けているような女さんだ。
…オフィシャル(と言うのか?)の設定ってありましたっけ?それとも作者次第?
499 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 07:46:37 ID:pt0AKfMe
作者次第もいいとこ
ぐっじょうぶぅぅ!!
作者しだいじゃね?別に設定固定なんて聞いたことねぇし
何はともあれGJ
とりあえずみんなスクールデイズ見たよな?
503 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 11:44:08 ID:6J6CcmgL
とりあえずみんな壊れたまーちゃんと嘘つきみーくんよんだよな?
つかヤンデレの体験版出たな
でたけどこのスレでは需要低いんじゃね?
>> 506
一応勉強の為にとやっていますが?
やるのはいいけど若干スレ違い
ヤンデレスレにでもいけばいいと思う
509 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 21:57:02 ID:3r76oGyr
参考でしょ?ならいいんじゃない?
まぁ純愛は全然病む部分なんかないけどNE!
ここはほのぼの純愛だしなww
>>497 続き
ここは私の家、私の部屋。
男君は完全に眠りについている。信号待ちが一番体力のなさを実感しましたね。
今度ジムにでも通いましょうか……?
そんなことより、目の前には憧れの男君が居るのだ。念願のアレができる…。
そっと男君を見据え、私は勇気を出す……。
「すすす、好きですっ男くん!!」
ああ、なんて恥ずかしいんでしょうか?なんて苦しいんでしょうか?
誰かが見てる訳じゃないのにこの羞恥心……。
態度で男君には私の好意を伝えてきたけど、実際口にするもどかしさには違ったものがありますね。
……手なんかも、こうやってにぎって……。
ギュッ
―――ああ、今なら死んでもいいです。寧ろ、殺して下さい。
意外と照れ屋な女の一日でした。
END
ぼのぼのの純愛と聞いて飛んできました
513 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 04:48:30 ID:ZCGhoYy4
なんという純愛
男は確実に果報者
ああ…いい純愛を見せてもらった
初めて来たけど純愛もいいNE!
516 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 18:19:35 ID:ZCGhoYy4
そして目を覚ました男に「責任とってね」っていうんですね
>>511 続き
あれからふと目が覚めた。
回りをみると僕の部屋で、僕は自分のベットの上だと言う事に気付いた。
僕はまず、体を弄(まさぐ)って暴行されてないことに安堵の息を深く吐き出す。
大丈夫だ。貞操は……、貞操は守ったんだ!!
女「おはようございます……って言っても夕方ですけど」
な、なんで鍵が掛かってる筈のドアを――いや、分かりきってることか。
女「デート中に寝てしまうなんて、酷いですよ?男君……」
女さんはいかにも"怒っています"という表情を作る。
頬を膨らせたまま、女さんは水を取りに行った。
よし、もう一度確認しよう。一番の懸案事項を。
当初、ドリンクを飲んで倒れたが流石にアレは演技だ。
女さんが何をするのか、女さんが何を考えているのかを知るためにわざと倒れた。
縄で半分固定された時は肝を冷やしたが、一番……驚いたのは女さんの発言行動だろう。
何度も告白したり、"あなた"なんて呼んだり、手を握ったり絡めたり……
やばかった……。いや、可愛いかったとかじゃないんだ。
うん、断じて違う。ただ、手から汗が噴出したり、顔が赤かくなっているのが気にな―――
女「――とこ君?聞いてます?お水ですよ?」
男「うっっ…あ、ありがとう」
もう考えるのはよそう。いろいろと危ない気がする。ソレが何かは分からないが。
アレは夢なんだ。そそ、夢夢。
どの道あの後は、マジで薬が効いてきて何も覚えていないんだ。
しかし、僕は馬鹿だ。"好奇心は猫をも殺す"これを体現する破目になるんだから。
男「なぁ……、俺と手繋いだりした?」
女は口は堅く結び、目を丸くしいる。
顔は次第に朱(あけ)に染めながら答えた
女「そそそそ、そんなことしてませんっっ!!……でも――――」
――今したいって言ったらどうしますか?
――この後の話を語るってのは野暮だろ?
―――どうせ、僕の夢なんだから。
――――けれど、それは決して醒めない夢かもしれない
ENDです。
>>518 GJ
こっちまで顔が赤くなってなってきたぜ
wktkしたいけどgkbrが襲ってきてこまるんだぜ?
521 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 13:19:38 ID:8m9bow8S
黒将軍の襲撃りたーんず!
そろそろ黒い女さん欲しい?
524 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 17:45:59 ID:VspUpEOA
女「男君……」
男「え?……ってうわっ!?
夏も始まって日差しも強く刺すような太陽光線が体の熱量を無限大☆な感じにあげてくれるなかで
なんで黒服長袖なの?」
女「……状況説明ありがとうございます」
男「あ、どういたしまして。で、なんで?」
女「これは、のろいです。心ない電子生命体による、のろいなのですぅ」グデェ
男「道路に寝ちゃダメだよ。むしろあついよ?」
女「その通りみたいです」
男「で、のろいって?」
女「言われてしまったのです」
男「……なんて?」
女「最近生温いから黒くなれ、と。おそらく黒くなることで光を吸収して熱くなることを狙ったのでしょうが、その意図がわかりません」
男「メタな発言はやめなよ(黒くなれ?……ああ、黒化か。やっと平穏が来たのに、危なかったな。)」
女「……?……男君、どこにいっててゃんですか?」
男「え?ちょっとコンビニに(呂律回ってない……)」
女「じゃあ……」
ガバァ
女「つめたい……きもちい……」ギュム
男「ちょっ!?(やわやわやわなわやわなわなわやらかかかかかかかか)」
こうですか?わかりません!
>>525 何言ってんだ?
女さんは俺とお衝き合いしてるんだぜ?
527 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 11:48:25 ID:lrctrygK
忘れてた
なんかこのスレの主旨が思いっ切り変わってないか?
530 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 18:20:02 ID:iwaoCHjh
ごめん。正常気味に狂わせたのはたぶん私。
……ごめん。
532 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 08:48:36 ID:G9JZdo/F
他のスレに迷惑だから、ちゃんとさげような
男「・・・どこにも盗聴器が無いようだな」
俺には、友人にも両親にももちろん女さんにも言えない秘密の時間がある
男「今日も体操着がなくなった・・・多分、犯人は女さんなんだろうなぁ
きっと今頃、俺の体操着を顔にあってて俺の臭いを・・・ハァハァ
クソォ〜世間体さえ気にしなければ御仕置きと称して
あの綺麗な黒髪に俺の精子をかけてやるのに・・・
そんでもってあの大きな胸を揉みくちゃにして無理やり唇に舌を入れて
身動きが取れない女さんに(自慢の)肉棒で女さんを孕ましてやりたい
でも流石に学生妊娠はマズイ・・・あぁ早く卒業して女さんに好きだって告白して
結婚して俺の子供を生ませたい
んでもって女さんに俺の事を『パパ』って言わせてやる
・・・あっ女さんでオナニーしてたらこんな時間に
明日、英語の小テストだから速く寝よぉ〜っと」
一方、女さん宅では・・・
女「も・もう男くんってば・・・あ・明日、て・テストなのに
ね・眠れないよぉ・・・せ・責任取ってもらうんだから・・・」
続き
女「男くぅ〜ん、お弁当作ってきたのもちろん食べてくれるよね?」
男「(俺のために女さんが弁当を作ってくれるなんて・・・女さんは
どこまで俺を萌えさせたら気が済むんだチクショー)・・・ありがとう」
女「ウフフおいしい私の作ったお弁当?」
男「・・・あぁ美味しい」
女「エヘヘ隠し味に私の唾液とその他もろもろが入ってるの♪」
男「え?」
男(また言わない方がいい事を・・・流石にコレ食べ続けたら
クラスメイトの皆さんから白い目で見られるんだろうなぁ
・・・もったいねぇな弁当)
男「て・ていやんでぃこんなもん食えるか!!」
女「うぅぅぅ・・・男くん、ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい」
男(女さん、泣き顔を可愛いなぁ押し倒してしまいたい・・・)
女「もうしないから・・・もうしないから・・・嫌いにならないでゆるじでぐだざい」
男(女さん・・・好きって慰めてやりたいけど泣き顔が可愛いからもうちょっと様子見よ♪)
トi
|,|
ト!
_ , -─`- 、
., ´ ヽ、
,' ,、 、 ,、 i
レリイ-レλヽ-ルヽ !
|i',i O O iイ. ,! ジー
リ人" _ "人| !|
レr``' ,==, '´⌒ヽノ
ゝ,_,イ"`"´i,___,,イ
i __|,_λ_,! __|ゝ ))
[___]/ーヽ[___] ',
し´ / !_ノ i
/ ヽ,
,く、/ 、>ノ
ヽ'`ー、_,_,-イノ´
i、/ー'- ,ー.,'´
(( し' !ー.!
'ー'
─━━━━━─
さーて、本当の純愛になってきましたよ
今に始まった事じゃないけどねwww
今回のさよなら絶望先生で純愛が出ていた件について
>>543 ま じ で か
クメタンここ見てるのかな?
純愛が二人いたな
俺も心中する覚悟する
546 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 17:23:30 ID:zRSRFGiC
ストーカーとストーカーされてたけどされなくなってストーカーになったひと?
にほんごでおけー?
主人公の近くの空間に引きこもるのと
主人公をストーキングしてるのの事だろ。
両方とも主人公に「死にたくなったら言え」みたいな事言われてたぜ。
しかし、アレは純愛ではない
ただのストーカー、久米井タソはわかってないな
いやマジで引きこもりのやつはいい
トイレ行ってもいるなんて最高過ぎる
すれちでつね><
ツキマトイの話だぜ
でも、あれも立派なストーk
あれ?押入れにだれかあああああああああああああ
ツネツキよかコモリの方が可愛い
異論は認めない
体が思うように動かない。そればかりか頭痛と目眩までする。
逃げなければ………死ぬ。死んでしまう。
殺されてしまう。殺されてしまうのか?
ふと顔を上げるとひとりの少女が微笑んでいた。
なんでこんなところにいるんですか?―――
体育館の隅に佇んでいると少女が話しかけてきた。
「え?」
「えっと、どうしてこんなところにいるんですか?」
「あぁ、なんでって………俺、こういうの苦手だし………」
今日は学校の文化祭。学校関係者はもちろん、
学外からもたくさんの人たちが集まる大きなイベント。
各々が今日のために準備してきた出し物や露店などで活気づいていた。
「苦手………というと?」
「俺は人がたくさんいるところが苦手なんだ」
「ああ、なるほど」
そういうと彼女は手をぱんっと合わせて頷く。
いちいち大げさなリアクションをする子だな。
そんなに感心するような理由でもないだろう。
「………じゃあ、一緒に抜け出しませんか?」
「え?」
「今、暇ですよね? ならいいじゃないですか」
「いいじゃないですかって………あのねぇ」
なんなんだこの子は。いきなり話しかけてくるし、変な提案してくるし………
少なくとも俺はこんな子は知らない。ここの学校の制服だけど………でも
この子、
あ、やっぱ俺文才無いみたいだわ('A`)
>>553 普通に面白そうだなぁと思った俺の対する嫌味か?
一つだけ言わせて貰おう
文才があるかどうか決めるのは読者だ
一つだけ言わせて貰おう
俺よりは文才があるぞ
続きが気になる俺がいるんだぜ?
投下しないとストーキングするぜ?
かなりしつこいから心を強く持ってくれよ
>>554-558 ありがとうみんな…俺がんがってみるよ…
とりあえず最初の方でもう抜けてるところあったから
今夜にでも最初からうpしなおすよ('A`)
560 :
553:2007/07/21(土) 21:42:05 ID:v3GZ1WTy
とりあえず最初の2行が抜けてたから付け足して最初から……
急がなければ………
しかし気持ちばかりが先走ってしまい、足がもつれる。
体が思うように動かない。そればかりか頭痛と目眩までする。
しかし、逃げなければ………死ぬ。死んでしまう。
殺されてしまう。殺されてしまうのか?
ふと顔を上げるとひとりの少女が微笑んでいた。
なんでこんなところにいるんですか?―――
体育館の隅に佇んでいると少女が話しかけてきた。
「え?」
「えっと、どうしてこんなところにいるんですか?」
「あぁ、なんでって………俺、こういうの苦手だし………」
今日は学校の文化祭。学校関係者はもちろん、
学外からもたくさんの人たちが集まる大きなイベント。
各々が今日のために準備してきた出し物や露店などで活気づいていた。
「苦手………というと?」
「俺は人がたくさんいるところが苦手なんだ」
「ああ、なるほど」
そういうと彼女は手をぱんっと合わせて頷く。
いちいち大げさなリアクションをする子だな。
そんなに感心するような理由でもないだろう。
561 :
533:2007/07/21(土) 21:44:32 ID:v3GZ1WTy
「………じゃあ、一緒に抜け出しませんか?」
「え?」
「今、暇ですよね? ならいいじゃないですか」
「いいじゃないですかって………あのねぇ」
なんなんだこの子は。いきなり話しかけてくるし、変な提案してくるし………
少なくとも俺はこんな子は知らない。ここの学校の制服だけど………でもこの子
可愛い―――
「わたしの帰りが待ちきれなくて出てきちゃったんですね。
ああ、本当に可愛い………そんなところも大好きです」
「ふざけんな! いつまでもあんなとこに居られるか!」
「ふふ、照れ隠しなんてしなくていいですよ。私にはわかってますから」
「………」
「でもよくここまで来れましたね。
もう起ち上がるのもつらいぐらいの量のお薬を飲んでいるのに………
これも愛がなせる業でしょうか。ふふふ………」
最悪だ。どうやら彼女は”もう”普通ではないらしい。
「………俺は帰る」
「ええ、では一緒に帰りましょう? 私たちの家に」
「違う! 俺は自分の家に帰る! もうあんなところには行きたくない!」
「………どうしてですか?」
彼女は不思議そうな顔をしていた。
今の俺の行動を心のそこから疑問として捉えているのだろう。
「うんざりなんだよ………」
「何がですか?」
「………」
「ねぇ、なにがなんですか? 教えて下さい。
もしあなたにとって気に入らないことがあったのなら、
私、直しますから!」
「全部!! お前のすべてがうんざりなんだよ!!」
「………っ!?」
いきなり大声を出したからか、それとも俺の叫んだ言葉でかはわからないが、
彼女はとても驚いていた。
そしてすぐに悲しそうな顔に変わる。
「そんな………ひどいです………
私、こんなにも一生懸命に頑張ってるのに………」
だが俺には罪悪感がみじんも感じられない。
そうか、俺の神経はここまで擦り切れてしまっていたのか。
”そんなこと”より早くここから逃げ出す方法を考えなければ………
562 :
533:2007/07/21(土) 21:54:32 ID:v3GZ1WTy
「………私の愛情が足りなかったんですね」
「なに………?」
ずっと無言で対峙していた彼女が急に口を開いた。
「ええ、そうだったんですね。私があなたを一人にするから寂しかったんですね………
ごめんなさい。でももう大丈夫です。私はもうどこにも行きませんから
どこへ行くにも二人一緒です。絶対離れません。さぁ、行きましょう。ね?」
彼女の目はすでに狂気に満ちている。
あんなに綺麗だった目には、もう光がない。恐ろしい。
しかし、すでに俺には逃げる力は残されていなかった。
諦めるしかないのか………嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
―――――ドスッ―――視界が真っ赤に染まった。
序章はこれでおしまい('A`)
これで文才無いと抜かすとか俺に喧嘩売ってるとしか思えない
GJ!
序章となw
期待
GJ!
続きがかなり楽しみ(`・ω・´)b
GJ!!
投下久しぶりだわー
GJGJ!!
568 :
533:2007/07/23(月) 23:06:23 ID:+CMQ8Vao
「じゃあね」
散々人を連れ回した挙げ句、それだけを言って彼女は去っていった。
マイペースというか、なんというか………だが怒りは感じなかった。
あきれているといえばそうなのかも知れないが、それとは違う気がした。
まぁ、可愛い子とデート紛いなことをできたんだから当たり前か。
気がつくともう夕暮れ時。
辺りは薄暗く、、人気はあまりなかった。
そろそろ学園祭も終わる。俺も帰ろう。
そういえば鞄は教室に起きっぱなしだったっけ。
教室に向かう途中、ずっと彼女について考えていた。
”澤田 美凪”。彼女はそう名乗った。
しかし美凪が自分に関して喋ったことはそれだけで、
話したことのほとんどが内容が俺のことに対しての質問だった。
何回か彼女がしてきた質問と同じことを訊こうとしたのだが、
ひっきりなしに話してくるので結局訊けずじまいだった。
でも、これは期待して良いのかな?
そんなことを考えながら歩いていると………
「ちょっと慶太! どこ行ってたのよ!」
「ん?」
急に聞こえた大きな声。振り向くとそこには
――――――バシッ!―――
手があった。
「………痛い」
「当たり前よ」
ひりひりと痛む顔をさすりながら前を見ると女が一人。
「あんたね、店番を手伝わないでどこほっつき歩いてたのよ!」
「あ………」
そうだった。そういえば店番の仕事を待つために、
あんなとこに一人で座ってたんだっけ。
「あ………じゃないわよ、この馬鹿っ!」
「ごめん、要子」
今俺の前に仁王立ちしているのは”遠野 要子”。
昔からの腐れ縁というか、幼馴染みというか………
「なにボサッと突っ立ってるのよ。早く片付けをしなさい!」
「わかったわかった。後片付け全部やればそれで済むんだろ?」
「ふん、潔いわね。じゃあはい、これ」
そう言って要子は箒を差し出す。いや、差し出すのはいいけど。
「なんで2本持ってんの?」
「ぐ………っ!」
「………お前もか」
あかね色の教室。2つの影が忙しなく動いた。
翌日、教室に着くと俺の机の上に何か書かれた紙が置いてあった。
――――――斉藤 慶太 さん 至急、貸し出し図書の返却を………―――
はぁ、そう言えば読書感想文のために夏休みからずっと借りっぱなしだったっけ。
俺は放課後、本を返しに行くことにした。
こんな偶然があるだろうか。事の発端はこうだ。
面倒だなぁ………早く返してさっさと帰ろう。
そんなことを重いながら図書室の扉を開ける。
放課後の図書室は真面目に読書、もしくは勉強をしている人しか残らないので
耳鳴りがするほど静かだった。時々聞こえる紙の擦れる音さえ大きく聞こえる。
あぁ、俺とは別世界の人たちがこんなにたくさん………。
まぁそんなことどうでもいいか。さっさと用事を済ませるか。
「あの、本の返却をしたいんですけど」
「あ、はい。………ふぁ?」
「え………?」
一瞬、2人の間の時が止まった………ように感じた。
「あ、ああ、あのっ! えとっ! そのっ!」
そこには美凪がいた。
目に見えてわかるほど彼女は動揺している。
なんか、そう、俺が悪いみたいな、そう感じるぐらい。
「え? ど、どうかした?」
「えと、ちょっと来て下さいっ!」
「えっ!? ちょっと!!」
彼女はいきなり俺の腕を掴んで、そのまま図書室から飛び出した。
大まかなストーリーは考えてあるけど、ほぼ行き当たりばったりで書いてる。
なにかおかしいとことかあったらソフトに叩いて欲しい。ソフトに。
わがままでサーセンwwwww
ぶっちゃけ挫けそう('A`)
鍵派?
>大まかなストーリーは(ry
この文、美帆が思ってるのかとオモタ
574 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 07:21:26 ID:01poD3CQ
急に更新止まったな。
挫けたかw
ニャ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ン!!
男「貴様の愛は侵略行為!」
最近コスプレを始めた男。
ならば投稿するとしようかな
俺はただひたすらに逃げていた。
何故逃げているかだと?本気でそんなこと聞くのか?
「お兄ちゃん、どうして逃げるのぉ・・・?」
ほら来た。我が妹が包丁片手に血塗れになって。
どう考えても尋常じゃない。次は俺が何かされちまう。
とまあ、いたって簡単な理由で今、逃げさせてもらっているわけだ。
「えへへ、お兄ちゃぁぁん・・・・・・捕まえたぁ〜。」
「ギャアアア!?」
逃げたは良いが、生憎にも俺は足が極端に遅い。
つまり、すぐに捕まってしまったのだ。
「ぐっ、俺を殺しても何の得も無いぞ妹よ!さあ血塗れで近づくのはやめい!」
「??私、お兄ちゃんは殺さないよぉ〜?」
はぁ?訳分からん。じゃあ何故に包丁をもって俺を追い掛け回したってんだ!?
ひとまず俺は、それを尋ねてみた。まともな返答が来るとは思えんが。
「ふぇ?これはお兄ちゃんに媚びる悪ぅぅい女狐さんを退治するのに使っただけだよぉ。」
「女狐??一体誰の事だ・・・・・・?」
「ほらぁ、あの幼とかいう人間に化けた悪い奴だよぅ〜。」
誇らしげに妹は言ってくれた。幼を退治・・・・・・って、まさか!?
事の重大さに気づいた俺は、妹を問い詰めようとした。だが遅かったらしい。
「!・・・・・・俺、縛られてる!?」
「もうお兄ちゃんが媚びられないように、しっかりと・・・ね♪」
「おい妹よ!!俺にそんな趣味はなぁい!というか自首しろぉぉ!」
すると、急に妹が黙り込んだ。
よく見ると、両目が異常な事になっていた。
真っ黒な瞳で獲物を見るように俺を見据えていて
こう言いやがった。
「お兄ちゃん。これからは、自力で日の光を見れないと思ってね・・・・?」
うわ、自分で書いておきながら、
かなり拙い文章だと読んでみて思った。
ヤンデレぽいな
ほのぼのとしてていいじゃないかww
583 :
遊戯厨:2007/07/29(日) 20:47:37 ID:KsPrwQre
遊戯「速攻魔法発動!女さんの愛!
相手フィールドの上全てのカードを破壊しモンスター・魔法・罠ゾーン全てに女トークンを特殊召還!
さらにこのトークンが破壊されたとき女さんの呪・・・想いにより1000ポイントのダメージを与える!
覚悟しろよ、このヘタレ野郎!さぁいくぜ!まず一体目!キメラティクオーバードラゴン、エボルーション(ry」
女「男く〜ん、乙女の気持ちうけとってぇ〜」
男「いやあぁぁ」LP7000
遊戯「まだまだぁ!二発目発射!」
女「男くん、そういえば昨日幼とかいう売女廻してきたよ、ほめてほめて〜」
男「う、うわああぁぁ」LP6000
女「男くんかわいい・・・。食べちゃいたい。カプ。」グチョリ*
男「ぎゃああああああああ!目が目がぁぁ」LP5000
女「そんなに喜ばないで☆」
久しぶりに書いてみた。
まだ冒頭部分しかできていないけど、とりあえず出来たところまで投下する。
家に帰り、鍵を閉め、ほんの少しだけホッとする。
施錠など彼女にとって何の意味も成さないのだが……。
"いや、……そうでもないか。"
いくら彼女でも、この扉を開けるには1分以上かかるからだ。
1分強…、これが箱の中に残っていた希望なのだ。
この時間を利用して、幾度かは彼女を欺くことに成功しているのだから。
"それならば……、"
と、何も知らない他人ならこう言うかもしれない。……無責任にも…、
"一層厳重な鍵に替えてしまえばいいだろう?"
…よく彼女も知りもしないくせに……。
現に、クラスメートで似たようなことを言った奴が何人かいた。
そして、自分自身…、実際に試してみたことがある。
結果は、……やはりというべきか…、予測した通りだった。
鍵を厳重にしてしまえば、扉そのものを破壊する。扉を強固にしたなら、窓から侵入する。窓を……。
……切りがない。
もともと不法侵入なのだ。何も玄関から入ることにこだわる必要はないのだ。
厳重堅固なところは避け、より弱い部分から進入してくる。
そして、住宅の構造上、(……金銭的な理由も大きいだが…、)文字通り『完璧』にすることなど不可能だ。
……それこそ、彼女を迎え撃つための要塞にでもしない限り…。
結局は、今の状態に落ち着いたのだった。
1分強…、この時間を越えそうな鍵では、他の箇所から進入されてしまう。
こちらとしては、『完璧』にすることが不可能である以上、次にすべきことは決まっている。
時間をできるだけ稼ぎ、その時間を特定すること…と、進入箇所を限定してしまうことだ。
『何時来るかわからない』、『何処から来るかわからない』では話にならない。
時間を特定し、場所を限定する……。それさえしてしまえば、ある程度は彼女の脅威に備え、対処できるからだ。
今まで、彼女の侵略行為を辛くも凌げているのは、そういった適切な備えと対処の結果だと自負している。
そうでなければ既に、自分の肉体、…そして精神には、彼女の制圧旗が立ってしまっている事だろう。
"……疲れたな…。"
つい、口から漏れる。
侵略者の迎撃に対し、何の犠牲も払わずに……と、そんな都合よくいくわけはない。
少なくとも俺は既に身も心も疲弊しきっている状態だ。
"例えるなら、敵(=女さん)の攻撃を…篭城し、僅かな兵糧を切り詰めて凌いでいる状態とでも言うべきか……。"
しかし、ここに援軍が到着することはないだろう。
それは最初からわかりきっていた事だ。
古来より援軍なしの篭城がうまくいった例はなく。
"……それがこれから辿る自分の運命か…。"
日頃の習慣からか、アレコレ考えているうちに、いつの間にか自室に入り、着替えを終え、PCを立ち上げていた。
するとデスクトップが女さんの裸体に…
非常に独特なまとめ方で面白い
期待してるぜ!!!
続き
スタートアップで常駐している接続ツールをタスクから開き、ネットにつなぐ。
専ブラを起動し、いつものように2chを巡回する。
メニューのショートカットからニュー速VIPを選び、スレッドを覘く。
もはや、帰宅後の習慣とも惰性ともなっている操作を事務的に行う。
それなりに効果はあると思う。
彼女から受けたストレスの発散の場として……。
レスを書き込みながら、ふと思う。
"ここで相談して見てはどうだろうか?"
大した期待もできないのだが………、ダメで元々。
効果のありそうなレスがあれば、それを試せばよいのだ。
思い立ったが、既に、スレッドを立てていた……。
奇しくも苦しくも、俺は、彼らを『援軍』として選ぶことにした。
wktk
続き
『クラスメートにストーキングされているのだが、うまく退ける方法はないものだろうか? 知恵を貸してくれッ!!』
そろそろレスが付いているだろうか…?
スレッドをチェックする。
貼られていたウイルスコードを"透明あぼ〜ん"し、レスに目を通す。
『セクロス』、『スペックは?』、『今すぐ婚姻届書いて結婚』、『セクロス』、『ここで相談するより警察池!!』、
『…っていうより病院にでも連れて行けば?』、『…っていうよりどうせおまえの妄想なんだろうから、おまえが病院で診てもらえ!』、
『セクロス』、『顔写真うp』、『釣れますか?』、『セクロス』、『セクロス』、………………
ろくなレスがない……。
しかし、スペックは……? …スペック……か…。
外見的な特徴を言う必要は何ら見当たらないが、内面的なもの…、彼女がどういった人であるかは言って置くべきだろう。
そして、今までに受けた被害についても……。
部屋に置いてあるゴミ箱に起きた…、"生"ゴミ事件。
昨年のクリスマスに行われた…、女さん曰く、"男君狩り"。
バレンタインに貰った…、薬物臭漂うグリーンチョコレート(特大)。
夏休みに見た…、……夜空に咲くのではなく…、なぜか自分の部屋の窓に貼り付くように咲いた花火。
誕生日に貰った…、リボン(リボンのみ?)。
役所の寸前で判明し、難を逃れた…、偽婚姻届。
部屋を留守にした後…、必ず起こるポルターガイスト現象。
逆に部屋にいる時…、部屋の外から必ず聞こえるラップ音。
セクロスだらけでワロタwww絶対同じやつが書き込んでるなwGJ!
何か中途半端に見えるけど、ここからルートを分岐させるつもりなので、今夜はここまで。
>>593これは怖いwwww主人公結構な戦略家だな。
続きと分岐にwktk
女さんがアバカムを覚えると大変なことになるな。
女さんならレムオルだろ…
いやラリホーだな
コイルはでぶっちょ、ぼよよのよん。
拙い文章だが保守がてらに
「クソッ、やられた」
俺は自分の甘さを後悔していた。
“あいつ”を甘く見ていたわけではなかった。
“あいつ”は目的の為ならどんな犠牲を払ってもやってのける人間だ。
わかっていた筈なのに、油断してしまった。オレの頭の中は後悔の念でいっぱいだった。
よりにもよって、誕生日に…。
「目が覚めたのね?」俺の目の前で微笑む女。
その容姿は絶世の美女といってもいい。
整った顔立ち、抜けるように白い肌、背中まで伸ばした黒髪、豊かに膨らんだ胸の双丘、
引き締まった腰、全てが非の打ち所のない完璧な美。
だが、よく見ると気付くだろう、その笑顔の奥に潜む
――― 狂 気 に ―――
彼女が俺の前に現れたのは7年前、俺が小学5年生の時だった。
女は転校生で俺の隣の席になったのが始まりだ。
女が現れてから俺の生活は少しずつ、だが確実に狂い始めていった。
初めは鉛筆や消しゴムが頻繁に無くなるようになった。次に体操服や水着が…。
クラスのA子ちゃんが女が盗んでいるのを見たと担任のB先生に告げたため、
女は職員室に呼び出され、盗難事件はピタリと止まった。
1週間後、B先生が援助交際している写真が校長宛に送りつけられ、B先生は懲戒免職になった。
しばらくしてA子の父が会社の金を横領していたことがばれてクビになり、両親は離婚、
A子は母の実家のある田舎に引っ越していった。
その時、女が俺に言った一言は今でも忘れられない。
「これで邪魔者はいなくなったね」
その屈託の無い笑顔に俺の背筋は凍りついた。
それからも、女の異常な行動は続いた。
俺に告白してきたC子の盗撮写真がばら撒かれ、その子は不登校になった。
憧れのD先輩は、不良達に輪姦され、誰ともわからぬ子を孕まされた。
女の色気に血迷って襲いかかったEは、男性としての機能を失った。
誰もがうすうす女の異常に勘付いていたが、女を注意した俺の友人が事故にあったり
俺と親しげに話していた女子が怪我をしたりということが続くと、みんな俺と女には干渉しなくなった。
触らぬ神に崇りなし、ということらしい。結果、俺はクラスから孤立気味だった。
側にいるのは女一人だった。
今までの女は俺の物を盗ったり、俺の家に侵入したことはあっても、
直接俺に何かをしてくるようなことはなかった。だから、油断していた。
今朝から予感はあったのだ。
いつも付きまとってくるはずの女が、今日に限って俺のほうに見向きもしない。
ある意味異常な日常が当たり前になっていた俺は拍子抜けしてしまった。
数年ぶりの安息を得た俺に生じたわずかな隙、それこそが女の狙いだったのだ。
校門を出たところでうつむいたままの彼女に近づいてしまったのも、そのせいだった。
「男君、ゴメンね。今まで変な事し続けて。
今更許してはもらえないと思うけど…でも、謝りたくて…」
「え!?」突然の謝罪に戸惑う俺。
「どうしてもお詫びしたいから家に来てほしいの」
「家に?」
「今日、男君の誕生日でしょ?だからお祝いも兼ねて…」
俺が躊躇していると、女はニッコリと笑顔を浮かべた。
「嫌ならいいの、じゃあサヨナラ」
そう言うなり、カッターを取り出しその刃を自分の頚動脈に当てる女。
「待てっ、わかったっ。行く。行くからしまえ」
俺は慌てて女の手を押さえた。ここで死なれたら文字通り七代末まで祟られかねない。
こうして俺は女の罠に落ちていったのだった…
と、こんなとこなんだけど…
続きにwktkしてまっす
まずは全部投下しなされ。GJはそれからだ。
じらすなよ?もの凄くwktkしてるんだから
さぁ、早く俺の高ぶりを静めてくれよ
スレに相応・・・なのか?
このスレの女ってヤンデレとどう違うの?
ほのぼの純愛は女さんの純愛にほのぼのすること、
もしくは女さんとのほのぼのした日常を描いた純愛物語のこと。
ヤンデレとは全然違う!!!!
ストーカー?アーアー聴こえない
一般のヤンデレはネガティブだけど
ほのぼのの女さんはポジティブなんだよ
と思ってる
ヤンデレスレの女さんは病んでるけど、ほのぼのスレの女さんは素なんだよ。
>>609 それうまいな。天然ヤンデレか。こわいこわい
ヤンデレとは違うんだほのぼのとしてるんだよ
お前ら女さん愛してるんだな…w
愛しているというより愛されたい
女さんが和姦NTRされたら相当凹むな・・・
何を言ってるのさ女さん。あんなに愛してくれたじゃないか。
それを忘れてしまったというなら、もういい!キミを殺して俺も死ぬ!!
………………あれ?
男「あ・・女さん・・」
女「なに?なにか用?」
男「あ・・いやなんでも・・ないよ」
女「・・・用ないなら話しかけないでくれない?馴れ馴れしい」
男「うっごめん・・なさい。」
女「・・・ふん」
イケメン「女ー帰るぞ〜」
女「あ、うん今行く〜」
イケメン「そいつ誰よ?」
女「しらなーい。最近つきまとってきててさ。気持ち悪いんだよね」
男「・・・・(クソッ!女さんなんでそんなやつと!クソ!くそお!)」
女「(ふふふ・・うまく行ってる・・押してだめなら引いてみろってね)」
女「(きっと今日当たり家に来るわ。そうなればあとは・・グフフ・・じゅるり)」
男「・・・今日女さんの家、行ってみようかな・・」
という妄想をしてしまった。
>>607-609>>611 d。
けどヤンデレとあんましかわrうわ女さんごmg・;ぇsrtgなwれぎゃうぇglkt
>>616 男が嫌ったからそうなったのになんで男が元に戻ろうとしてるんだよ
と、夢のないレス
618 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 13:31:07 ID:BFjlI2jD
>>617 なくなって始めて気付く大切さってあるんだぜ?
・・・親とかな
ヤンデレは目的のための行動が悪いことでも厭わない、
悪いこと理解して行動してる感じ。
ほのぼのは自分のしてることが正しくて、むしろ邪魔してる奴が
悪と思ってる天然さんのイメージがあるなあ。
>>618 なんとなく納得した。
>>619 これは分かりやすい図だな。
なんか自覚ないってことは質がわりぃなwwww
天然萌え
>>616 女「はぁ・・はぁ・・ああ・・はぁ」
男「うぐっ・・女さんもうやめて!」
女「んっ男君がっ!ああっ!頼んで!きたんじゃ!んんっ!ないですか!」
男「うっ・・そうだけど・・うあ!」
女「ふふ・・男君にあんなに必死におねがいされちゃあ私も覚悟を決めないとですよね・・!」
男「あう・・(ああ僕はとんでもないことをしてしまったんじゃ・・)」
女「幸せになりましょうね男君♪」
男「う、うん・・」
数日後
友「あっ!男!お前いったいどうしてたんだ・・ってええ!?」
幼「お・・・男!どうして・・?」
男「や・・やあ・・ふたりともひさしぶり」
女「みなさんおはようございます♪」
友「どっどういうことだよ??なんで女と??」
幼「な・・なんで・・そんなストーカー女と・・!」
男「・・・・」
女「ようやく男君が素直になってくれたんです。ね?男君?」
男「・・えっ?ああ・・うん・・あ、愛してるよ女さん」
女「私もです・・男君・・♪」
友「男!お前本気かよ!?」
幼「・・・・」
女「これから産婦人科へいってそのあと婚姻届を出しに行く予定なんです。おふたりとも式にはぜひ参加してくださいね♪」
友「あ・・ああ・・」
幼「・・・・・」
女「(ふふ・・)いきましょ男君」
男「うん・・じゃあまたねふたりとも・・」
友「男・・・」
幼「・・・・」
happy end
その後男は幼に襲われて手首ENDだな
>>623いやいや、殺される寸前に女さんに狙撃されて死亡するだろ。
友「男・・・(これで幼は俺のモノ♪)」
626 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 20:54:31 ID:7b9Bnfls
幼「……(これでイケメンあたしのものっていうか友ちょっとちかいちかいちかい!!
な!?なんで腰に手を回すのよきもいきもいきもい!!は!?な、顔近い顔近い!!
まさかこいつあたし狙い?でもさすがのあたしでも
友 は な い わ。
関係ないけど私の名前ってなんか一部の人たちに需要ありそうよね)」
627 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 21:05:23 ID:g2sAigki
/::::)(:::)(:::::::::::)(::::::^::::::::::\
(::::::::::::::::::::::::臭野しけ:::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::/ノ::::::::ノ::::::::ヽ:人::::::::::ヽ:::::::::::::::)
(::::::::::/ ):::ノ::::ノ ) ソ ヾ::::::::::::丶::::ヽ
(:::::::::/ 彡 ノ ノ :: 彡:/)) ::::::::::)
(::::::::::/彡彡彡彡彡 ミミミミミミミ :::::::::::)
( :::::::// ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |:::::::::)
| =ロ -=・=- ‖ ‖ -=・=- ロ===
|:/ ‖ / /ノ ヽ \ ‖ ヽ|ヽ
|/ ヽ`======/ .⌒ ` ========ノ. ..| |
.( .(● ●) )ノ <同志諸君ともにくろまんがを煽ろうじゃないか。
( ・ / :::::l l::: ::: \ .) 本当はみんな僕に惚れているんだろう?
( // ̄ ̄ ̄ ̄\:\. .)
.\ : )::::|.  ̄ ̄ ̄ ̄ |::: ::::(: /..
\ ::: :::::::::\____/ :::::::::: /
ヽ ヽ:::: _- ::::: ⌒:: :::::::: -_ ノ
\丶\_::_:::::_:::: :::::_/:::: /
| \ \ ::::::::::: :::::::::: ::: :: __/ |
 ̄ ̄\ 丶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
すまん。ちょっといたり先輩を思い出してしまっただけだ
スレ違いだから忘れてくれ
女「これ、食べてください」
男「ん?これパンケーキ?」
女「はい」
男「変なもの入ってないよね?血とか髪の毛とか…」
女「入れませんよ。はい、これがレシピです」
≪女さんの愛○たっぷりパンケーキ≫
・小麦粉……100g
・砂糖……大さじ1
・サラダ油……大さじ1
・牛乳……100cc
・私の愛○ 200t
男「愛○ってなんだ?」
恐る恐る聞いた俺に彼女は最高の笑顔で答えた。
女「愛情(たっぷりの愛液)よ」
男「そうか、愛情か。ハハハハハ、また変なもの入れたかと思ったよ」
女「そんなことしませんよ、ウフフ」
友「…愛情ってtって単いごふっ」
愛液ってあのま○こから出る汁か・・・。
におわないのかな。
200t
牛乳よりも多いのか
どうやって出したんだろうなwww
そりゃお前、女さんだぞ。
出るだろ。むしろ出さないと苦しくなってくるだろ。
我慢しないで出しちゃったほうがいいよ?耳、塞いでおくからって言われるだろ。
>>630 Gj!!
愛液200ccってwwwwwww
最高すぎるwwwwwww
このスレに毒された俺、オhルorz
>>636 なんと言うストーカー女ww
女さんのSSでも見て癒されるかな
あれ?
疾きこと風の如し(チャリで全速力で走る俺の横を、女さんは息も切らさず笑顔で併走していた。)
静かなること林の如し(誰もいないのを確認して一発ヌいたのに、女さんがティッシュの箱を背後から差し出してきた)
侵掠すること火の如し(俺に絡んできた空手部員を血のションベン漏らすまで叩きのめした)
動かざること山の如し(台風の中、ずぶぬれで家の前に立って、俺の部屋を笑顔で見つめていた。)
女さんに1日だけでもいいから惚れられたいみゅん
640 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 19:58:21 ID:scH0WbEw
実際そうは言ってられない謎
しかし、ここを見るとそうは言えない謎
さげ
だが男くんの耐久力を甘く見るな。
俺たちなんて女さんの求愛に三秒もてばいい方だぜ…(ゴクリ
男「女さんから逃れる方法を教えてください」
つ[10000] 報酬
女「男くんの居場所を教えてくださらない?」
[≡‖≡]
[≡‖≡]
つ[≡‖≡] 報酬です
あの世でも、彼女は僕に、ついてくる
男、辞世の句
孫「おじいちゃん!しっかりして!」
娘「お父さん…」
男「最期の、頼みだ………墓は……ばあさんと…」
娘「わかってる!一緒に」
男「いや、別にしてくれないか………」
娘「は?」
男「……せめて……死んだあと………くら…い、は………」ガクッ
孫「おじいちゃぁぁぁあああああああああん!!!!」
>>644 男「(((;゚Д゚)))なんでそんなに持ってるんだよ…」
女さんの裏をかく男君を見てみたい・・・
男くんの裏スジを舐める女さんならいそうだぜ
女さんは嫉妬するのかな?かな?(*´Д`)
光
今日はなんとか逃げられたなぁ…
「ふぅ…ただいま―――」
「――おかえり、男くん」
やっぱりか…。
やんわりと女さんが台所から顔を除かせる。
「冷たいお茶とぬるいお水とどっちがいい?」
「……冷たいお茶で」
僕の一人暮らし用にしてはやや豪華な冷蔵庫から冷気がこぼれ、顔をくすぐる。
目の前でお茶を半透明のグラスに注ぎながら彼女は喋る。
「急に走って帰らなくてもいいじゃないですか…。今日……今日だけは一緒に帰りたかったなぁ」
適当な相槌を打ち、僕はお茶を啜(すす)りながら自分のベットに腰を落とす。
「今日…、今日は私誕生日なんですよ」
僕は少し驚いたと同時に体を強張らせた……。
何故なら彼女がこういったイベントの日に何かしない訳がない。断じてだ。
横目で彼女を観察する。傍目からはエプロンを着ていつもの様に料理を作っている…ん?
僕はおかしなことに気づいた。彼女の包丁の音が一定なのだ。
只管にトントンとまな板を叩き続けている。
彼女は何故こんなことをしている?それは待っているからだ。
何を彼女は待っている?彼女の望む状況をさ。
僕が彼女に言葉をかけようと立ち上がろうとした瞬間―――
―――僕はベットに倒れこんでいた。
何だ?これは何の格闘漫画だ。合気道の達人にでも転がされたのか?
どうにかしようと必死になっていると僕の顔を影が架かる。
嬉しそうな漆黒の髪の毛が、瞳が僕を覗いている。
私はそれをすることを覚悟した。どんなにアプローチをしても彼は自分に正直にならないのだ。
何時までもその栗色の瞳から抵抗の色が抜けないのだ。
だから私は彼を今日……私の生まれたこの日に正直にさせようとを決めた。
「な…した…?」
"彼は何をした?"と聞いているのだろう。
「弛緩剤って奴です」
彼の口が何をするのかと空を描いている。
「男君に正直になってもらうんです」
そういいながら彼のベルトに手を掛ける。彼が渾身を込めて私を睨み付ける。
――ああ…、どうして貴方は……
―――そうやって私を滾(たぎ)らせる眼をするんですか……?
精一杯の虚勢を瞳に写す。しかし本当は子犬のように怯えている。
私は彼のベルトを縄代わりに使って手を縛る。既に汗ばんだワイシャツは脱がしてある。
彼が"ソレ"を見て目を見開いた。
「ああ、これですか?これは男君を正直にさせる"お薬"です。」
彼の睨みつけていた眼が一瞬にして光を失い、私に許しを乞う顔へと変わる。
「……その顔をみて決めました。初めは打つのを躊躇してたんですけど……打ちますね。
あ、動かないで下さい。そんなに動くと血管切れて死んじゃいますよ?」
青い顔をして大人しくなった彼にゆっくりと"ソレ"を注ぎ込む。
最後まで終わる頃には全身に鳥肌が立ち、瞳孔は大きく開かれていた。
「フフ、どうですかー…って今は聞こえないか」
そろそろ聞こえるし、喋れる頃だと思う。
「どうです?わかります?」
「な…にを…する……?」
「本当は分かってるんじゃないですか?"そこ"大きくなってますよ?」
男君のナニは可愛らしく自己主張をしていた。ゆっくりとジッパーを下げて、ナニを自由にする
「まぁ、何をするかは今からするのを見れば分かりますよ。ああ、一生の思い出ですから、
しっかりソコのカメラで撮ってます。安心して下さい。」
そういって私は彼のナニとは違う自己主張しているものに近づく。
「乳首も真っ赤ですね。可愛らしいです」
そういってわざと大きな音を出してソレをしゃぶる。片方は指で優しく摘む。
「ちゅる…ちゅる…ぴちゃ…っ?……チロチロチロ…」
彼と眼が合ったのを確認して、子犬がミルクを飲むように舌を動かす。
私の目は決して彼の目を外さない。そして急に啄んだり、甘く噛んだりする。
その度に彼は小さく甘い吐息を漏らす。
今度は鎖骨を舌でなぞり、首へ。そして首から耳へ…。舐めながらも決して乳首の攻撃は忘れない。
そしてナニには決して触れない。逝かせない。
真っ赤になった彼の耳に息を吹きかける。
男君がだらしのない声を上げて悦んだところで本番を仕上げよう。
びくびくと激しく震えるソコに顔を近づけて男君を見上げる。
「男くん、随分とコレ……苦しそうですね。今から私がどうすると思います?
今から私のお口でいっぱい"シテ"あげようと思うんですが……どうします?」
彼にはてらてらと光る私の舌が見えている筈だ。私には咽(むせ)返るような汗と男君のにおいが鼻を突く。
脳が早くコレを飲み込みたいと私に涎を垂らさ、喉を鳴らさせる。
お互いがおあ付け。
「……イエスなら片目を三回、ノーなら両目三回閉じて下さい」
彼が一瞬迷い、そして片目を閉じた瞬間……
私は三回待たずに彼のナニを飲み込んだ。
ズルズルと、馬鹿の一つ覚えのようにゆっくりと口を動かす。味わう様に舌を動かす。
喉の奥に差し掛かった時だ。彼のナニが大きく膨れ上がり、何かが喉にべちゃべちゃとかかった。
彼の縛った手首は青くなり、瞳はどこを見てるのか分からない。口からは唾液がこぼれ、腰は強張っている。
振り向いたなら、声にならない悲鳴を上げている彼の足。それは震えながらまっすぐ張っているのではないだろうか。
そして精液だと脳が意識し味とと匂いがゆっくりを私を犯してくる。
その時既に私は達していた。
その後私の意識は呆然としながらも、体は無意識に男君のナニを飲み込み続け、
彼を失神させるまで続いたのを私は後のビデオで知った。
微かな記憶が彼を蹂躙する度、口を蹂躙される度に私は感じていたように思う。
次の日、彼は下駄箱で私を待っていた。
彼は怯えたような、可愛いらしい目をして口を開いた。
「僕を……、僕を抱いて…下さいっ」
「その顔も言葉も凄くそそるんですが、」
そこで彼を抱きしめる。恥骨にソレが当たるが気にしない。
「やっぱり、ロマンチックに言うものじゃないですか?もう何を言えばいいか分かりますよね?」
耳元で囁く。きっと彼の瞳にはもう抵抗の光は無いのだろう。
「僕と…付き……合って下さい」
私はそこで口付けをして学校をサボった。
生まれて初めてした"ワルイコト"
それでも私は今幸せです。
END
一応後書き
久々でうまく書けるか心配だった…
それとエロは難しい!他のスレでもエロく書ける人結構いるけど
マジ羨ましいわ
ヤンデレもいいけど女さんもなかなかいいな〜
女さん好きな俺は変態か
それとも愛に飢えているだけか
女さんに求愛されてぇー
>>658-
>>659 お前らとは恋敵になりそうだ
女さんをめぐっての男の戦いか・・これはこれでネタになりそうだ
バカ言え。男の嫉妬なんて醜いだけだぜ。
女さんは可愛いけどな。
リアル女も混じってるだろ
男の嫉妬が見たい男なんて正直信じられねえ
妹
今日は妹が僕の家にやってくる。迷子になってないかなぁ…?
ピンポーン
男「おお、よくきたね」
妹「お兄ちゃん、久しぶり♪」
1年ぶりになるかな…。随分と妹も成長して兄としても嬉しい
妹「ちゃんとしたモノ食べてる?」
男「しっかり食べて…ないなぁ。ちゃんとした物は」
妹「でしょ?今からわたしが作ってあげるからね♪」
男「ハハ、それは楽しみだな」
さて、やることやっとくか…。
男「今来たのがさっき話した妹だからな!」
妹「お兄ちゃん、天井になに話しかけてるの?なんか危ないよ?」
いや、コレしないと逆に危ないんだって。
妹が料理してる間に僕はテレビでも見ることにした。一秒ごとに誰かの顔が映る気がするが気にしない。
妹「きゃぁぁぁぁぁ!!」
まさか!アイツがミスったのか?いや、今日は妹が来るって説明してあった筈だぞ?
しかし、アイツのことだから……。
妹「お兄ちゃん!!フライパンが火で、壁に引火で!!」
……どうやら料理をミスっただけみたいだな。
僕は落ち着いて処理をする。
まず、水をつけたタオルを絞ってフライパンに。そして壁の火は水をかける。
妹「お兄ちゃん、随分冷静だね…・・・?」
男「ん?こんなのレイプされた時に比べれば……」
妹「え?」
男「いや、なんでも無いよ?ハハ…」
妹「でも、料理全部台無しになっちゃった…・・・」
男「じゃあ、今から買い物にでも行こうか?」
妹「うん!!」
しょうがないので僕らは近所のスーパーに買い物に出かけた。外には出たくないんだけどな……
ドン!!
道を歩いていると妹が不良三人組にぶつかってしまったのだ!どうしようかな……。
DQN@「オイ、テメーどこ見て歩いてんだコラ!!」
妹「ごごご、ごめんなさい!!」
DQNA「いちゃいちゃしやがってテメー!!」
DQNB「ったく……ん?オイ!この男ってアネさんの……ざわざわ…」
DQN@「……あ!!」
DQNA「す、すんません!!ど、どうかアネさんには内密に…へへ」
DQN@「そんじゃ、あっしらコレで……」
DQNA「が、頑張って下さい!!俺ら何にもできねーけど"アレ"以外で困ったことがあったら何時でも……。」
少し不本意ではあるけど何とか、穏便に済むことができたみたい。
妹「(お兄ちゃんってすっごい不良なのかな……?)」
"ソコノ少年、止マリナサイ"
それから少し歩いて警察に補導された。はぁ、ついてないな……。
妹「(お、お兄ちゃん!やっぱり悪い人だったの!?)」
警察@「やっぱり、男くんか……。最近どうだい?
こちらとしても巡回や人員を増やしたりしたいんだけど上からの圧力で…・・・」
男「いえ、最近は特に目立ったことも無いですし、大丈夫ですよ……」
警察A「上は狂ってやがる!!明らかに証拠も出てるのに……。クソ!!
俺は君のような人を助けるために警察になったってのに……!!」
警察@「最近じゃ初期の頃みたいな証拠も全くでない現状だ……」
男「心配してくれて有難う御座います。僕これから久しぶりに妹と買い物なんで失礼しますね」
警察@「そうか……。今もどこかで奴は見てるだろうから気をつけるんだよ」
警察A「何かあったらいつでも相談に来てくれ。気をつけて」
男「二人とも"いのちだいじに"でお願いしますよ。失礼します」
妹「(一体何者なの?うちの兄は!!!)」
それからいろんな人が哀れみの顔で食べ物をくれたりした。
妹「お、お兄ちゃんはいつでも冷静だけど……?」
男「なぁ、妹よ。人間って凄い経験をすればそれ以下の体験なんて目くそ鼻くそなんだよ。
例えば包丁持った女に追われたり、友人が10人以上死んだり、地下迷宮からの大脱出とか、変なクスリ打たれて目の前におん……」
妹「(お兄ちゃんが泣いてる!?)どうしたの!!??」
男「いや、何でもないんだ。さ、帰ろうか……」
その後僕は久しぶりに"何も入っていない"しかし、たくさんの暖かさが入っている飯を喰った。
そこでまた泣いた。
ENDです
次は萌える女さんを書く予定
>>668 超GJ!
女さん出てきてないのに凄い存在感だw
違うスレをいくつか見てきたが結構ここに影響されてる作品も覆いの菜
きっと女さんの魅力に魅入られたんだよww
保守
>>668 GJ
女さんが出ないとは、ザンシンですなあ
女さんの作りかたクレクレ
1:まず、幼なじみ(キモ馴染み可)と必要なら妹(キモウト代用可)を用意して下さい
2:女さんに優しくして下さい
3:女さんが何か言いたそうにしているときや、こちらをじっと見つめているときは、友や幼との談笑を優先して下さい
4:換えの下着が減っても気にしないで下さい
5:ツンデレの精神で女さんに冷たくしたり、優しくしたりして下さい
6:女さんに告白されたら断って下さい、されなければ幼とバカップルのようにイチャついて下さい
7:見に覚えがない番号やアドレスから数分おきに連絡が入ったら、女さんを観察して下さい
8:いるはずのない女さんが家の中にいたら、セキュリティーを上げ、友が消え始めたら女さんの完成です
>>675 なんという難易度・・まず1の時点でほとんどの人間が脱落するだろう。
仮に1、2をクリアしたとしても大抵の人間は3の時点で女さんにデレデレになってしまうだろう・・
まして5〜6の流れなど相当なSでなければできない芸当だ。
7〜8までいけるものはまさに選ばれた人間だ。
しかしそのもの達はこの世のものとは思えぬ恐怖を味わうことになるだろう。
なぜならそのもの達は「女」という存在に生贄として選ばれた人間であるからだ。
>>675 男はそんなに冷たい奴じゃないだろw
ましてや、幼ともソフトな付き合いのはず
>>675 1-2クリアしたお^^けど相手が8歳年下('A`)ってそんなことはどうでもいい。
それやっても女のほうにヤンデレの素質がなかったら6の時点で終わりを告げるんじゃないの?
ヤンデレの素質を育てるか、幼を女さん化させてみるのも一つの手段ですが、
2は好きな娘ではなく、女さんに優しくしなければいけませんよ
女さんならば、6以上の幼と本当にバカップルになろうが絶対に諦めてくれるわけがありません
スレ住人ならば、一目で女さんとそうでない人がわかるはずです。近所にいなければ、女さんが引越で近所に来るまで待ってみるのも一つの手段です
こんな工作をする俺達が女さんなんじゃないだろうか
幸せの青い鳥だな。
捜し求めた女さんはずっとこの胸の中に……
>>675を見て実行して最後は・・・なSSを思いついた
ってかこれが実現した奴は帰ってきてないだろw
>>679 目がおかしな人どうもありがとう!(`・ω・´)
>>682 自分から望んで作って後で後悔すると言う新時代のストーリーか。
これは書くしかない!!(`・ω・´)
長編書いてた人ってどこいったんだ?
結構好きだったんだが・・・
685 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 21:27:56 ID:EIoxRB4y
またVIPの方に立てていい?
ここに変わってから微妙になったよ
>>685 キミの気持ちはなんとなく分かる気もする。
なんか自分でもよくわかんないんだけど、
『ほのぼの純愛』の男と女は、他のヤンデレスレの登場人物に比べて幸せになれそうな感じがするんだよね。(自分は)
なんか、もしかしたらハッピーエンドルートが有るんじゃないか、って
薄い希望を持ってしまうんだよね。
と言っても、自分の理想をこのスレに押し付けるつもりは全くありません。
このスレの職人さんのSSも楽しく読ませて頂いております。
まあ、VIPにまた『ほのぼの純愛スレ』を立てたとしても池に小石を投げるようなモンだと思うけど、
それでも波は立つし音も生まれる、
それもまた一興だと思うんだよね。
微妙なマジレススマソ…。
つまり何が言いたいかと云うと、
こんな草木もとっくに眠っているであろう時間帯にもかかわらず、女さんは眠っておらず、
且つ、厳重にカギを掛けた筈の僕の部屋の僕の後ろでスタンガンらしきモノを持って女さんが立っていたりするんだよね。タスケテ
>>688諦めろ・・・
前に俺も夜に女さんに侵入されて必死で逃げた。
車まで走って、車に乗って200Kmでとばして成田空港からブラジル行きの最終便に乗って、その便に女さんがいない事を確認し、ようやく安堵して、ふと窓の外を見た。
そしたら・・・
女 さ ん が 笑 顔 で 手 を 振 っ て い た ん だ!
そして女さんがF22からミサイルをぶっ放して、左翼を破壊して胴体に穴をあけた。
墜ちゆく飛行機の中俺は女さんの笑顔からこんな言葉を読みとった。
「このまま死にたくなかったら私と帰りましょう」・・・と
そして300数名の内俺だけが女さんのF22と信じ難い運転技術で助けられた・・・
そして女さんの権力でその事件はもみ消され、俺たちは今幸せに暮らしている・・・
だから・・・幸せに生きたければ
【絶対に】逆らうなよ・・・
何そのエースパイロット
つーかこのスレの女さんって、エロパロ板最強のヒロインじゃないかとふと思った
悲劇は喜劇
ある日…悲劇が起こった。
タッタッタッタ
女「男くん、待って下さいよぉー」
男「いやだぁ!!注射で打つビタミン剤なんて信じないぞぉー」
女「大丈夫です!元気になるって意味では一緒ですから!」
男「いーやーーー!!」
女「あっ!男くん!!前見て下さいっ!!」
男「え?」
ガンッ
男「でんちゅ…ぅ……」
女「男くんが倒れた…ラッキー、って頭から血が!?だ、誰かっ!!!」
医者「えー、体に異常は見られませんでした。」
女「ほっ……」
――ただし
医者「一時的なものだと思いますが記憶喪失になっているようです…」
女「なんですって!?」
続く
1分で考えて五分で書いた
帰ってきてから続きを…
これはwktkして待機
病室でどこか虚ろな目で互いを見つめる二人
一方は"誰だろう"という気持ちで
一方は"私を覚えているだろうか"という気持ちで
女「本当に私のこと覚えていないんですか?男くん……」
困ったようにベットにもたれ男は苦笑する
男「うん、どうやらそうらしいね…。随分綺麗な子だけど……君は僕のなんなんだい?」
彼女はそれを聞いて天にも召される気持ちだったが、それよりもあることが頭に浮かんだ。
――あれ?ここで私が彼女って言ったらどうなるんだろう、と
そしてそれは彼女の不敵な微笑みとして浮かび上がってくる
この運命の贈り物だッ!これで私をこの世の頂点に連れて行ってくれッ!
もしもそれが"彼"であったのなら、ここが三階であろうと本能的に窓からダイブしていただろう
しかしその青年は"彼"でありながら"彼"ではなかった
男「そ、そんなに見つめてどうしたのかな?恥ずかしいよ…」
女「そんな……私のこと忘れちゃったんですか?あんなに愛を嘆いてくれたのに…」
男「ってことはもしかして僕の……彼女?」
女「……いえ、婚約者です。……さあ何時ものように熱いキスをして下さい」
彼女は蛇のように絡みつき、顔を寄せる。彼もその言葉を信じて体を寄せる
だが―――
女「どうしたんです?」
男「記憶がないからかな?どうしても体が小刻みに揺れてこれ以上進めないんだ…はは」
女「(……っっ!!ムードもへったくれもないですが構いません。このまま押し倒し―――)」
ドゴン!!!!!
引き戸であるドアが叩き壊され、ドアであった破片ものがちりじりに散らばっている
妹「兄さん!!大丈夫ですか!?私心配で!!!」
女「ほう、私は無視ですか…」
妹「だから、家を出る時はSPと発信機と盗聴器をつけてとあれほど…。
確かに庶民の生活から今の良家の生活に馴染むのは大変かもしれませんが――」
男「――ええっと、今の会話からすると君は僕の妹さんかな?」
妹「本当に私を忘れたんですか…?毎日この体の火照りを抑えてくれた兄さんが……?」
その彼を見る目は兄をみるそれとは違い、情欲に満ちていた。
もしもそれが"彼"であったのなら毎日広い家で繰り広げられる"かくれんぼ"
を思い出して身震いしていただろう
しかしその青年は"彼"でありながら"彼"ではなかった
男「そ、そうなんだぁ、ええっと――」
幼「――私のことは遊びだったの!?」
友「俺の体が一番って言ってたじゃないか!!」
もしもそれが"彼"あったのなら危うく両手両足を失いそうになったことや、艶かしい瞳で
友人から見られていた事を覚えていただろう
しかしその青年は"彼"でありながら"彼"ではなかったのだ。悲しいことに。
男「えーと、君らの説明聞くと、僕という人間は婚約者がいながら妹に手を出し、
幼馴染と関係を結んでいて、挙句の果てにはホモセクシャルだったと……?
どんなクズだったんだよ……」
一同「うっ……」
続く
修羅場ktkr
登場人物のほとんどが女さん化してるのも珍しいな
GJ!!!!!!!
GSでこんなのあったなぁ
支援
女さんに愛されたいんですがなにか方法はありますか?
神奈川県横浜市 女さん大好きさん
私が愛するのは男君だけです
死ぬ(死因は何でもおk)→魂だけになる→男くんにとりつく→完璧
後除霊されんなよ
700 :
強い男と女さん:2007/08/28(火) 15:25:18 ID:li+4ZTub
女「男くん、お弁当作ってきたから食べて」
男「いつもすまんな。・・・なんだかこの玉子焼き鉄の味がするぞ」
女「それは料理中に指を切っちゃったから血が入ったのよ。
男「器用に不器用だな。・・・白飯に髪が入ってるんだが?」
女「私自身も食べてもらいたかったから」
男「頬を染めながら不気味なことを言うな。」
女(今、男くんは私に背を向けてる・・・後ろから襲えってことね!!!)
女「おとこく〜〜ん」
男(殺気!!)
跳びかかる女それをそれを巴投げする男。
そして、木に激突する女。
男「俺を襲うなんて百年早いんだよ」
女「ハァ・・・ハァ・・これが男くんなりの愛ならいつでも喜んで受け止めるわ。」
何かを感じて書いた。
後悔?
・・・してるに決まっているじゃないか。
>>701 >>700をVIPでやれっていうことはここの全部をVIPでやれってことか?
もう馬鹿かと…
みんな仲良くしないと女さんが■しに来るぞ!
曝しに
>>704 女「悪い子はいねーがー!っていうか男くんはいねーがー!?」
こうですかわかりません><
女さんが犯しにくるぞ
女さん上等wwww殺しに来たら返り討ちにしてやんよwwww
ピーンポーン
おいおいwwwこんな露骨なタイミングでかよwww怖えぇwww
まあ出てくる
背中から来るのを巴投げするとは・・・
>>708 馬鹿!!そのチャイムに応答するんじゃねぇ!!
708「女さんやmえわfkwjgw」
遅かったか(´・ω・)
休憩ネタ
実験作品
「男くんお腹空きません?」
女さんが僕が食べようとしているお菓子を上目遣いに見ながら答える
「そりゃ、人をずっと追いかけてれば…当然だよね」
ぼりぼりと棒状のチョコがついたお菓子を咀嚼しながら答える
「私はただ、プリントを渡そうと思っただけなのに…
私の顔を見た瞬間悲鳴を上げて逃げたのはどこの誰でしょうか?」
それなら何も校外まで追いかけてこなくてもいいだろうに、と思う。
一時間も走り続けてなんだが…。
じっと公園のベンチに座ってお菓子を物欲しそうな――実際欲しいのだろう――目で僕の指先を見つめる。
「わかったわかったよ、二本だけな」
男は視線という非物理的な重さに耐え切れなくて、やや乱暴にそれを突き出す。
女はそんな男のしぐさ…決して見捨てない優しさ。
悪く言えばどこまでも甘い性格に少し嗜虐的な気持ちが沸いて出てくるのを感じた。
"ああ、この人は……いけないヒトだ"
男が不思議な違和感を感じたのは直ぐその後だった。
彼女がその長い髪を掻き揚げ、そのままサクサクと音を立てながらお菓子を食べているではないか。
「あ、あの手に取って食べ――」
男はそれ以上言えなくなり、違う方向を見ることにした。それもそうだろ。
彼女が前かがみにしているせいでいつもよりその凶悪な胸が更に強調されているのだ。
それだけではなく、彼女が上目遣いに赤い頬と舌をちろちろと見せながら食べていたのもあるのだろう。
「(どうせすぐ終るさ)」
そんな願いも届かす、彼女の侵攻は菓子を食べ終わっても続く。
男は仄かな湿り気と妙な気持ちよさを感じて、指を見つめると、
そこにはいとおしそうに丹念に指をしゃぶる女がいるのだ。
「あ、の…」
「ちゅぽちゅぷ」
「あ…うぅ……」
どうしよう…、ゆっくり指を引き抜こうとすると女さんは甘く噛んでそれを拒む。
強く抜こうとすると口を窄(すぼ)めて舌で絡み付いてくる。
止まれば訳の分からない刺激が背筋を駆け巡る。
女は終始男の反応を嬉しそうに見つめていたがそれも男の指が薄白くふやけ始めた頃、
「ちゅぽっ」
という音とともに指は開放された。
男は何度羞恥心で自分をくびり殺しそうになったか分からないほど、その顔は紅葉してい――
「男くん、そろそろ学校に戻りましょう」
「ああ、うん」
彼は気づいていない。自分が何時もよりも彼女に対して心を開いて閉まっていることを。
彼女は気づいている。彼がいつもよりも従順になっていることに。
彼にとって、その日の指はチョコ菓子とは違う甘さが漂っていたに違いない。
END
714 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 21:12:35 ID:uLdKHHau
GJ!!
文才のない俺にはそこまで長く書けないからその才能がかなり羨ましい。
>>713 実体験作品に見えた俺は(ry
とにかくGJ!
後半はよくあるだろ
しょっちゅう見るぞ
見るぞ('A`)
一時期、男が死ぬの書きまくってたからもう書きたくないんだぽ
変わらない二人
「男くん、待って下さいよぉ」
わかっ状のものを嬉々として振り上げながら走る女
「手錠は嫌だぁーーーー」
それをべそかきながら走る男
「あれ?男くんどっちに行ったんだ――」
「あのさぁ、あんた等付き合ってるのに、なんでそういうことしてんの?」
その声の主はつい最近まで女と男争奪争いをしていた幼だった。
いかにも怒りを体現させている顔、それを見て、幸せを噛み締めるのと同時に哀れむような表情を作った。
幼はそんな女が気に喰わなくて仕方がない。
「あのさ男、嫌がってるみたいじゃん?私が付き合った方がいいんじゃない?」
「…ぷ…クスクス」
女は一瞬唖然として腹をよじる様に笑い出した。
幼は何もかもが気に入らなくなっていた。その黒い髪すら腹が立つ。
「ふふ、でしたらこの前みたいに送ればいいんですか?私たちが仲のいいところを」
幼の中で映像が再生される。
――男が女に犯されている映像が…
――男がだんだんど従順になっていく映像が…
――数日分のそれが―――
…やめた。思い出しても胸糞悪いだけだ。
男も男でおかしいのだ。あれから本当に女を好きになりやがった。
基地外だ。狂人だ。
しかし、そんな男が好きな私も十分狂っている。
心に整理をつけようという私を崩さんばかりに女は言う。
「彼普通じゃもう興奮しないんですよ。」
「へぇ…」
「私から逃げて捕まって、レイプされるってことに興奮するみたいなんですよ。狂ってますよね」
そんなことを歓喜した表情で、どこかうっとりとした表情で答える女もまた狂ってる。
「…・・・ちっ、あたし胸糞悪いから帰えって寝るわ」
「そうですか、私も男くんと一緒に帰って寝ますね」
最後の最後まで苛立たせることを…。
しかし、私の頭には帰って寝るという選択肢は何故か無かった。
女が言うことが本当なら、アタシが男を犯して――
今日も男は悲鳴を上げる。
何故なら世界はまだまだ狂っているのだから。
ENDです
ここで皆さんに問題です。
もしも、女が言った
「私から逃げて捕まって、レイプされるってことに興奮するみたいなんですよ」
これが嘘だった場合…。いえ、何でも御座いません…
では
女が本当に好きになったとかどうとか言ってたのは見かけだけってことか?
俺も書いてみたいけど、なんかこういうのって俺が書いたら馬鹿みたいに長くなるんだよな・・・。
>>720 後押しして欲しいだけだろ
ならば俺が言ってやろう
書け!お前の全てを書くんだ
>>720 『書いてみたい』……そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜならオレやオレたちの仲間は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際にSSを書いちまっててもうすでに投下しているからだ!
だから使った事がねェーッ!『書いた』なら使ってもいいッ!
よく分からんがカッケー(`・ω・´)
ところで
友と幼がいつの間にかくっついてて男と女をひそかに応援してる、
というのはありなんだろうか?
つーかそんな話なんだが。
2レス使用予定。
ヒント:JR新今宮駅の北はスパワールド(プール)、串カツ屋がある。南は飲み屋とラブホがある。どっちも自由な人達(ソフトな表現)が割といるので見かけたら目を合わせないようにしよう。
ヒント2:新今宮から北上すると日本橋につく。日本橋は電気街で、盗聴器とかも売っている。でも最近は萌え商売に支配されつつあって悲しい。
「夏休み終わる前にプール行かね?」
友の一言でプールに来た俺、友、幼の三人の目の前に。
「男さん。偶然ですね」
女さんがプール用フル装備で現れた。
戦慄!新今宮の攻防
「こういうときにぴったりな言葉、知ってますか?」
「知ってるよ。一緒に言おうか」
せーの。
「ストーカー」
「愛の力」
見事な不協和音を奏でる俺たちを見て、ラブラブだな、と囃し立てる友と幼。
お前このどこを見てそう思えるのか言ってみやがれこんちくしょう。
「まーともかく。俺はあの流れない流れるプールでぼーっとしたいんだけど、お前は?」
「俺はあのマットで滑る滑り台に乗りたいな」
俺と友の意見が分かれる。
このプールには大きく分けて五個のゾーンに分かれている。
まずテラス側に温水プールゾーン。わりと空いているが、この暑いのに好き好んで熱い所にいたくない。
次に奥のほうに子供ゾーン。俺にはまだ子供はいないのでパス。
そして全体を取り巻くように流れるプールゾーン。水流で流されることができるというよくあるやつだが、今はあまりの人の多さから流れないプールになっている。
最後に真中に滑り台ゾーン。このプールの目玉と言える施設で浮き輪のようなマットで滑り台を滑って行くタイプ。『世界初の』とか『他では体験できない』とかそんな枕詞が乱舞する存在。欠点は並ばないといけないこと。すごく長く。
この中からどれを選ぶか、というとだれもが滑り台を選ぶのではないだろうか。そうに違いない。
決して以前女さんにプールの中で体をべたべた触られたのが嫌だったからではない。ないったらない。
話し合いの結果、(じゃんけんで負けた)俺が滑り台の順番待ちをして、その間ほかの三人は流れないプールで浮かんでいる、ということになった。
水に浮きながら談笑する三人を遠目で見る。
というか監視する。女さんを。
女さんは不思議な存在だ。
顔はいい。性格も(俺に猛烈アタックすることを除けば)いい。人当たりもいい。成績もいい。
そんな完璧超人が、なぜ俺を好きなんだろうか。
俺は顔も成績も人並み、というか悪い。影は薄いし気も弱い。はっきりいって好かれる要素は無い。
なんか自分で考えて悲しくなってきたが、それでも女さんは俺が好きだという。なぜだ。
なにか過去に接点があっただろうか。
思い出せない。
というか女さんとの最初の記憶が求婚されたことなんだから接点も何も無い。
俺なにかしたかなあ。
そんなことを考えているうちに順番が近付いてきた。
係員が説明するのに合わせて三人が合流する。
説明の内容はこうだ。まず滑る時は必ずマットを使うこと。次にマットに寝そべって立ったりしないこと。そしてマットはふたりで乗れること。
ヤバい。太平洋にコーラの瓶だ。
自分でも訳の分らない言葉が頭の中をぐるぐると回る。というかどういう状況のセリフだこれは。
落ち着け。現実から逃げるな。
どうする?どうにかして一人で滑るしかない。
どうやって?まず先に友と幼を滑らせ、すぐにマットに乗って、係員に「ひとりでお願いします」と言う。
よし、OK。完璧だ。あとは実行するだけだ。
「それじゃお先に」
「待ってるよー」
友と幼が滑り降りていく。
U字型の滑り台を振り子のようにマットが滑る。上から下へ。下から上へ。
そしてもう一度位置エネルギーが運動エネルギーに変換し、しぶきをあげて下のプールへと着水した。
下のプールで友と幼が笑って手を振っている。いい笑顔だが、何やら邪なものも感じてしまう。
そして俺の順番がきた。
よし、シミュレーション通り一気に行くぞ!
まずマットを射出位置へ移動させる。
次にマットに大の字に寝る。
そして係員に言う。
「出してくがっ」
女さんがっ。女さんの膝が腹にっ。
「大丈夫?ごめんなさい」
「落ちる前に無理やり入らないでっ」
「もう遅いわよ」
女さんは無理やり体をねじ込むと、お願いします、と係員に言う。
係員は一瞬躊躇したが女さんの「彼ったら照れてるんですよ」の言葉に、初々しくていいですね、と笑いながらマットを押し出す。
お前このどこを見てそう思えるのか言ってみやがれこんちくしょう。
「さあ、あなたはどこに落ちたい?」
落ちていくマットの上で、俺を抱きしめながら呟く女さんを見て不覚にも、綺麗だ、と思ってしまった事は心の黒歴史ノートに書き留めておくことにしよう。
その後、指さして笑ってきた友と幼にデコピンをしたあと流れないプールで談笑してプールは終わった。
プールの後、近くの串カツ屋で軽く食事とウズラの卵の串カツは衣を剥ぐべきか否かについて討論をした後現地解散をした。
というか友と幼は寄るところがあると言って二人で駅向こうへ消えていった。
残されたのは俺と女さん。
まさかまたべたつかれるのではないだろうか。
そんな俺の予想を裏切り、女さんは申し訳なさそうに言った。
「私、寄らなきゃいけないお店があるんです。そこは一見さんお断りなので男さんと一緒にいけないんですよ」
これは逃げ出すチャンス!
いやまて、これは罠かもしれない。念のために店の位置だけでも確認しておくか。
「そっか。仕方ないよ。じゃあ店の前まで送るよ」
「えっいいんですか。でも三十分くらい歩きますよ?」
俺の言葉で花が咲いたように笑う女さん。少し胸が痛む。
「かまわないよ、それくらい。じゃあ行こうか」
そう言って女さんの荷物を持って歩き出す。罪滅ぼしにこれくらいはしとかないとな。
本当に三十分歩くとは思わなかった。
しかもだんだん道が細くなるし周りの店は怪しくなるし。
「ここです」と止まった店に売ってるものも『超高帯域用受信用無線アンテナ1MHz以上用』といったなんだか分からないものばかりだし。
なんなんだここは。魔境?迷いの森?魔都新宿?むしろ遺都シンジュク?F・O・B!F・O・B!
「この道を真っ直ぐ行くと大通りに出て、それを左に折れてまっすぐで駅に出ますから」
最後に女さんから真摯なお礼の言葉と共に伝えられた言葉によって無事魔境から出ることができたことをここに記しておこう。
終わり。
目算間違えた。すまぬー。
男はきっと誰にでもやさしいタイプ。
女さんはきっと男にやさしくされて勘違い。変身したタイプ。
恋したこと無いからいつも表現はストレート。
恋したこと無いから「失敗してもいいや」なんて思わない。
一途な思いが暴走して盗聴もすれば周りの人間を使って搦め手も使ってくるんだぜ、きっと。
女の子は恋ですぐに変わる。くるくるしゃっふる。
盗聴機器買いに行ったのか女さん
>>729 グッジョブ!
こういう程々(?)の狂い具合な
女さんもいいな〜
女さんって前「死姦でもなんでも望むならします」って言ってるところあったけど本当にしようと思ったらどんな反応するのかね?
>>733 女さんなら男君に犯してもらえるならって喜んでするな
一番bestなのは、放置プレイが好きだと偽り、身動きができないように手足を縛り一生放置することかな
それじゃあ女さんがかわいそスグル…
やっぱ自業自得だわなw
涎垂らして、アへ顔で悦にひたりながら、男くんに犯される女さん。
経緯はわからないが、女さんにとっては結果オーライです。
女さんは死んでもいつも後ろについてるから・・・
>>737 男「く・・・くそっ!!こうなればこれを使うしかない!!
鬼の手!!」
知ってるか?鬼の手って喋るんだぜ?
鬼の手「ふふふ、男くん?今日も私でごしごししちゃうのかな?」
男「くっ、くそっ!!あっ…」
ごめん、反省はしてる
ふと思ったネタ ボス
私は女。男くんといつもラブラブスウィーツなんだぁ♪
男「なぁ、無言電話とかピンポンダッシュとか止めてくれよ…、あと鍵も壊さないでって――」
女「えぇ」!男くんが喜ぶと思ったのにー」
男「誰がどういう目的で喜ぶんだよ!」
女「男くんが私の愛で悦ぶんだよー」
字が違うしっとつっこまれる…。
今日の登校も楽しいなぁ♪
幼「おはよー、男に女さん!」
女「おはよー―――」
ルルルルルル
あ、携帯電話がなっちゃった!急いででないと!
二人には待っててもらって電話に出る私
「狼には石を」
「狼は井戸を」
「ボス、Mが300K。Sが100K。Gは30だそうです」
「約束と違うな、三匹Dで処理して反応を伺え」
「了解、最後のヤギは一体どこへ?」
「最後のヤギは時計の中へ」
ふう、お電話終了!
幼「女さんって時々、携帯電話で真剣に話ししてるけど誰なの?」
女「お友達だよー?」
幼「そうなんだ。女さんって両親いないのに豪華な家に住んでたりドジっ子なのに男くんにはミスが無かったり…」
男「おい、家族のとこは言いすぎだろ」
男くんは優しいなぁ…。あ、また液が垂れて―――
女「いいよー、私は気にしないよ!それに愛があれば私は何でもできるんだよ!あ、走らないと遅れちゃうよ?」
…数時間後の体育館裏
ふう、お電話終了!チェチェンの腰抜け野郎が怖気づいたとか言うんだもん、大変だー♪
幼「――女さん?今の何?暗号みたいなので話してたけど…・・・」
女「え?何のことかわかんないなー?普通にお電話してただけだよー?」
幼「もしかして猫被ってたの?まえまえから怪しいと思ってたけど・・・ってこっち向きなさいよ」
女「ゴメン、ちょっと用事思い出しちゃったー」
幼「髪の色が変わった…?ちょっと…逃げんじゃないわよ!!」 グイ!
女「くそやかましいぞ!!さわってんじゃねーッ!!
知ってどうする?これからおっ死ぬお前がよぉぉぉッ!!」
幼のあごを掴んで壁に叩きつける
幼「ひっ!!!」
私の本質を『見抜く知恵』を持っていたのはコイツ最大の不幸だ
女「私の本質をちょっぴりでも分かる人間がこの世に存在してはならない…わかるな?」
幼「女さ…ん?顔つき…声が…!!」
女「男くんに惚れてしまい、しかも私の存在に気づいた…。
貴女はもうこの世にいてはならない。これはもう下された私の決定だ。
しかし長年男くんの幼馴染をやっていたお前に聞きたいことがある。男くんの好きな食べ物はなんだ?」
幼「エ、エビフライ…!や、やっぱり髪の色が違うわ!でも…美しく綺麗な黒髪。」
幼「あれ?急に茶髪でショートに…?あはははっは、これはあたしの頭皮でしたーーー!!ぐぼっ」
女「さーて、今日のおかずはエビフライー♪」
END
ドッピオーーーッ!!
男「しょうゆ」
女「はい」
男「お茶」
女「はい♪」 つ旦
男「おかわり」
女「はいどうぞ、あっ、ほっぺにご飯粒が♪」lパクッ
母「――あれ? いま誰と話してたの?」
男「気のせいじゃない、誰もいないよ」
母「でも確かに・・・・・・」
男「そ れ よ り、電話誰からだったの?」
母「お父さん、今日は会社に泊まるって」
男「・・・・・・ふうん」(馬鹿と女さんは使いようってね)
女(今夜は・・・・・・うふふふ)
なんか見た事ある気がするがきっと気のせい
>>744 なるほど!上手く使っていたと思っていたら
この後制御できなくて美味しく頂かれちゃうと!
今月の快楽天のいとうえいの漫画が
ほのぼのしていた件について
なかなかよろしゅうございました
てす
母曰く「昔の私を見ているようだわ」
女さんとうちの母は仲が良い。
なぜかと言うと毎朝家に来て弁当を作っていくからだ。
もともと女さんは自分の家で弁当を作っていた。
しかしあるとき女さんがこっそり異物を混入していることが判明したのだ。
すがりつきながら泣いて謝る女さんに負けて俺が出した条件は信頼できるものしか食べない、というもの。
その時は『信頼できる=俺が作るところを見ている=俺はぎりぎりまで寝ている=信頼できる弁当が作れない=お前の弁当は食べない』というつもりだった。
だが、女さんが母にすべて話した(異物混入の事まで!)ことで事態は急変する。
母はあっさりと俺を裏切り、女さんの味方になったのだ。
「いーい。これだけ思われてるんだからあんたも観念して付き合っちゃいなさい」
事情を聞いた母の一言である。
いーい、と言われても無理。
顔も人当たりがよくても髪の毛や唾液を料理に混ぜる様な子と付き合う気はおきません。マジで。
父は、遠くを見る目で「流されてみると気持ちいいもんだぞ」と全く役に立たない戯言をほざいてくれた。
なにが「お前にもいずれ分かる時が来るさ」だ。来ないよ。そんな時。
そんなわけで信頼できる母の監修のもと女さんは弁当を作ってくれることになった。
不満は無いけではない。
しかし、悔しいが味はうまい。彩りもいいし栄養バランスも取れている。変なものも入っていない。たぶん。
だから女さんの言葉を黙殺しながら毎日素直に受け取っている。
「はい、あなた。愛情たっぷりの愛妻弁当よ」
まともな弁当だし。
以上。
俺が書くと女さんが過激に走らないから困る。
夏休みも終わって学校開始→学校と言えば弁当だよな→
→当然女さんの愛妻弁当だよな→でも普通にしてると男は女さんの弁当食わなくね?
ということで安心して食べれる理由を作ってみた。
男って家族がいたらこんな感じになるんじゃないかと妄想。
GJ。女さんは母から何を直伝したんだw
そりゃやっぱり、
「女さんの弁当ォォ、女さんの弁当ォォォオオ!!」
「かわいそうに男くん………はい、召し上がれ♪」
「アガァハァァァァアアア、アグッ、ググ、ゲホッ!ああ、あガ、女さんのォォ、弁当ォォオオ!!」
的なモノじゃね?
そうやって女さんは受け継がれて行くんですね
やっぱ男が不審に思わない料理の仕方じゃね?
うまく血のアジとか誤魔化してるんだよw
ほのぼの純愛スレ・・・開けててみたらビックリ||Φ|(|lil´|Д|`|lil)|Φ||出してー!ほのぼの
↑男
>>755 香料で匂いを誤魔化すんだよ
人間って結構匂い重視してるらしいよ。無論無意識で
>>756 母「ハンバーグの匂い消しにはナツメグを使うのよ」
女「勉強になります」
男(まともに料理してるな)
母「血の味をさせないためにナツメグは最適よ」
女「勉強になります」
男(血を混ぜ込んでその味を消す……考えすぎだよな)
こうですか?分かりません><
>>757 女「お母様、私少々お手洗いに…」
母「…!お手洗いは階段を上がって直ぐよ」
女「…!ありがとうございます」
男(あれ?下のトイレ使えばいいのに……?)
女「ここが男くんの部屋…ハァハァ。び、鼻腔と脳髄が犯されてる…ぁぁ」
男「おい」
女「あ、男くんなんですか?」
男「お前がうここに入ったのはまぁ許そう、変な発言もな。だがちゃんと服を着ろ」
女「着てるじゃないですか?」
男「そうか、お前が着ている服はなんだ」
女「男くんの体操着ですよ?」
男「すまん、もう一度聞く。何を着てるって?」
女「だから男くんの汗が染み込んだ体操着ですけど…?」
男「そうか…、何でもないもういいよ……」
女「?」
男「ちなみに体操着の乳首部分と股の部分がしゃぶられたみたいにフヤフヤなのは何故?」
女「しゃぶったからですけど?」
男「そうか…、早く下に戻れよ。料理途中だしな…」
あなたにささげます><
>>757 母「『アイロン』かけるとき……『霧吹き』って使いますよねぇ……
ええ、『水蒸気』の力で……パリッと仕上がるんですけど……
夫用の霧吹きには……フフ……下品なんですが………
『私の体液』が……入っているんですよォォねぇェェエ!!!!」
父「もう慣れました」
同僚「もう慣れました」
部下「もう慣れました」
OL「奥さんにお料理習ってますウフフフフ……」
おれもささげます><
>>759 5年後、そこには立派にヤンデレ化したOLさんの姿が。
>>760 元OL「あの時奥さんに料理の仕方を習っていなかったら、
私は今頃彼と夫婦になれなかったでしょう。奥さんには本当に感謝しています。」
このスレ怖えよwwww
幼「男に告白されたんでしょ?良かったわね」
友「女さん、男とお幸せに。」
男「今まで言えなかったけど実はずっと大好きだったよ。」
女「男さん、やっと分かってくれたんですね!嬉しいです・・・」
実はターゲット以外全員が仕掛け人
女「結婚式はどこの教会にしましょうか!?ああ、でも神前式もいいです!」
しかし、全く気づく気配の無いターゲット
女「ああ愛液がたっぷり出ちゃう!今日のご馳走には100ccは
混ぜますから、たっぷり食べてくださいね!」
それにしてもこの女、ノリノリである
>>764 女「嘘はですね…それをそれをつきとおせば本当になるんですよ?」
男「わるかった!だから…あぁーーー!!!!!」
幸せになりましたとさ
早い話が未来日記なの?このスレ
おんなさんを罠にはめてきますねぇ
明るい『ヤンデレ』それが『新ジャンル ほのぼの純愛』!
だと思ってる。
最近は明るいの多いけど
真っ黒で救いの無いSSもいいよね
もちろん救いのないのは男にとってだよな
一度狙われたら最後、誰も逃げられないのがヤンデレに行為を持たれた男です。
「良いときも悪いときも、富めるときも貧しきときも、
ヤンでるときもデレてるときも、
死がふたりを訪れても尚輪廻転生し三千世界を巡っても、
愛し慈しみ貞節を守り私以外の雌豚を視界に入れたら
眼球に針千本飲ますことをここに誓いますよね?」
「勘弁してください」
個人的には「ヤンデレと結ばれる」がほのぼの恋愛
具体的にはこんなの
女「ついに結婚式ですね」
男「そうだな。こんなことになるとは思ってもみなかったよ」
女「それも私のお腹にいる愛の結晶のおかげですね」
男「ホンとにね。初体験が逆レイプで一発妊娠なんて想像出来なかったよ」
女「でも結婚してくれるんですよね」
男「そりゃあ近所にも親戚にもしっかり根回しされたしね」
女「だってそうしないと結婚してくれなかったんじゃないですか?」
男「そりゃストーカーでメンヘルなサイコさんと好き好んで結婚するやつはいないだろうからね」
女「昔の映画のプロポーズで『あなたを幸せにできないかもしれないけど私が幸せになる自信はある』っていうのがあったわね」
男「まさに今の状況にぴったりだね」
女「あなた。私幸せよ」
男「俺は辛いなぁ」
実は男が密かにアフターピルを服用させ、妊娠していなかったという罠
方法1.料理にこっそり混ぜて飲ませる
方法2.ずっと君と二人で居たいと言って飲ませる
方法3.無理矢理飲ませて国外に亡命
とりあえず実行したらどうなるんだろうか?
アフターピルは避妊薬だぜ?
体悪くするけどなww
女「
>>778と男さんが考えているのは解っています。あえて飲んだふりをしてしまいましょう」
男「……と、女が考えているのは解っている。女に飲ませるのはただのビタミン剤で本命は寝てる隙に……」
女「……と、男さんが考えているのは解っています。あえて一旦飲み込み、直ぐに吐いてしまいましょう」
男「……と、女が考えているのは解ってる(ry
以下無限ループ
>>780 男が中田氏しなけりゃすむ話なんだが、
そっちの選択肢がないあたり、
>>781が正しいわなww
なんか、データ整理してたら昔書いてボツにしたネタが出てきたから
手直ししたら後で投下してみる。
wktk
785 :
783:2007/09/18(火) 00:01:16 ID:e1sBWQln
人大杉になってるね。
このネタは2スレ目の時くらいに書いたヤツのボツにした方なので、少し似てたりする。
それじゃあ投下します。
女「お〜と〜こ〜さんっ!おはようございます♪
今日も男さんのお顔を拝見できて私はとっても幸せです♪
さぁ、私達の愛し合う姿を世間の皆様に見せつけながら一緒に登校しましょ♪」
男「ああ…うん、おはよう…、女さんは今日も朝からごきげんのようだね…」
女「あれれ?男さんまた今日も寝不足ですか?ダメですよ、ちゃんと寝ないと」
男「女さんが夜中に い ろ い ろ と仕掛けてくるから安心して眠れないん
でしょうが!
…ってか、女さんいつ寝てるの…?」
女「今日はですねぇ〜、私と手を繋いでもらいたいんです」
男「人の話し聞いてる?」
女「やっぱり恋人同士なら手を繋ぐべきだと思うんですよねぇ…」
男「いやボクら恋人じゃないよね…、ってゆうかイヤだよ!
手を繋いで登校するなんて恥ずかしいし、これ以上周りに誤解されたくないし…
」
女「…そうですか、…男さんは私のような…薄汚い、けがれた手とは手を繋ぎた
くないんですね…
じゃあ…、こんな汚れた手は要りませんね…
切っちゃいましょうか…」
男「イヤイヤイヤイヤ!けっしてそういうイミじゃあナイヨ!!なんというカネ
この世にはトキとバアイというモノがあってダネッ!」
女「じゃあ…手を繋いで下さるんですか…?」
男「いやソレハ今でなくトモ…」
女「ほんの…ほんの少しの間でいいんです…、私に思い出をいただけないでしょ
うか…?」
男「うっ…、いやまぁ…少しの間だけなら…」
女「ホントですか!ありがとうございます!では早速お手を拝借しますねっ♪」
男「う、うん…」
ヌチャッ
男「…『ヌチャッ』?」
女「ウフフ♪」
男「…ん?ア、アレ…??手が…引っ付いて…は、離れない!何コレ!?」
女「男さんの手が一瞬でも離れないように私の手のひらに強力な瞬間接着剤を塗
って置いたんです♪
これで三日はこの手が離れることはありませんよ♪」
男「ナンですと―!?!」
女「それでは…、ほんの少し(三日)の間ですがよろしくお願いしますね男さん
っ♪…」
ヤンデレスレ向けの文章かな?
――ある日言われたことがある
"うちはそういう家系だから"と。
――ある日聞いたことがある
失踪する前の悲しい顔をした兄に。
決まって答えは"うちはそういう家系だから"
幼いころは"その意味"がどういうことか分からなかった。ただ男の家系だということぐらいしか。
しかし、自分が成長するにつれて自分の家系の、血の恐ろしさに気づいたのだ。
それは失踪者の多さでもあるかもしれない。あるいは拉致監禁、性的暴行者被害者が多いことかもしれない。
無論、警察沙汰にもなっていいはずの話なのだが、父は一向にそれをしないのだ。
ただ一言「1〜2ヵ月程で帰ってくる」と言うばかりで。
それから2ヵ月後、父の言うとおりに兄が帰ってきた。その目は赤く腫らして。黒かった瞳はより黒く、日焼けした肌は病的に白く。
そんなことよりも注目したことは隣の大人しそうにで、それでいて朗らかな笑みをしたショートカットの女性だった。
いつだったか兄の彼女だと言って、僕にソフトクリームをくれた優しい女性だ。
優しそうな彼女はいつもの様に向日葵のような笑顔で下腹部を優しく…それこそ笑顔と同じくらいに撫で回していた。
それが何故か嫌だった。
しかし、兄が帰ってきたことがとても嬉しかった。また遊べるんだと意気勇んでいた。
その目に光が無くても。その顔に恐怖が有っても。
しばらくして兄はその彼女と結婚した。
今なら分かる気がする。僕らの家はそういう家系なのだ。
きっと父もどこかで母に会い、そうなった。
親戚一同と会った時、つくづくそういう家系なのだと知ることになった。
ある家では必要以上にくっついている兄と妹が。ある家では虚ろな目の弟と嬉々とした姉が。
写真をばらすとか、ばらさないとか。犯すとか犯されるとか。
みんな狂ってる。そんな家系で育った僕は当然の如く女性と接するのは苦手になってしまった。
相手に少しでも行為を持たれれば"アレ"と同じになってしまうのだ。そんな恐怖があったのだと思う。
しかし、この血の恐ろしいところはそういうのが無関係なところだろう。
コイツのように…。
一応続きます
続きwktk
>>787 いや、聞くのも野暮なんだが
飯食う時どーすんの?
792 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 19:28:57 ID:okxG5bd0
>>791 「男さん、利き腕が使えないので……あーん♪」
「男さん、それじゃあ食べにくいですよね?……あーん♪」
どっちが良い?
後者!後者!
「男さん、わたしを……た・べ・て(はぁと)」
女「男さん。もちろんお風呂もご一緒させてもらいますからね♪」
男「お、女さん!?ちょっと、そこは触らないで!」
女「うふふ。男さん可愛い♪」
男「ちょ、何でズボンから降ろすの!?いや!やめて!アッーーー!」
3日間、毎晩搾り取られた所を妄想した
冷静に考えると
手が繋がったままだと服脱げないよな
下以外は
798 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 14:35:00 ID:O718vSHb
女さんにも斧女の規制が…
>>797 冷静?女さんにそんな言葉は必要ない!!
女「フンヌラバ!!」ビリバリー
男「アッー!!」
>>789 それはある日のことだった。僕が居残りを喰らい、誰もいない校舎で帰ろう教室に入った時だ。
赤い夕日に照らされた教室の中で生徒会長が不気味な物を片手に持ち、ぼーっと立っているのだ。
そして自然と目があい―――僕は見なかったかことにしてさっさと帰ろうと考えた。
しかし、あの鞄を取るには清水蓮の横を通って窓側に行かなければならない。
はたして何事も無かったかのように鞄を手にすることはできるのだろうか?
一歩ずつゆっくりと歩くんだ…。目を合わすな。
ざわざわ…ざわざわ…。
「おい」
不意打ちだ。まさかの不意打ちを喰らった。体はぴたりと止まり油の切れた人形のようにゆっくりと後ろを向く、。
そこにはポニーテールで切れ目の女が僕に大型のナイフを向けているのだ。ヒッ…そんな情けない声がどこからか聞こえたような気がした。
「ま、待てコレは確かに私のナイフだが決して証拠隠滅の為にお前をどうこうするとかじゃ…」
僕は一気に血の気が引いていくのが分かった。何故ならこの人はアノ会長なのだ。
それに学校の代表がこんなナイフを持っていたなんてことがばれたら問題だろう。
しかし何もしないなら何でゆっくりと扉から遠ざけるように回り込んでいるんだ?
「な、何も見てないからっ」
ダッシュだ。ここは走って逃げるんだ。鞄なんてもうどうでもいい。
左に行くと見せかけ――――左だ!!どうだこの不意打ち。
生徒会長アディオス、こんにちは明日の夕日。
「くそっ!!逃がすかぁ!」
最後にちらりと後ろを見る。そこには焦った蓮会長の顔が―――鞄?
腰にもろにヒットしたそれは異様に重かった。無様に倒れた僕の背中に重い何かが乗ってきたことが分かって――
「――お前なかなかガッツのある奴だな。しかもこの私に不意打ちを喰らわすなんてな。そうだいい物を見せてやろう」
首だけでなんとか会長が僕の背中に乗ってること理解した。文句を言ってやろう、つか重いぞこんにゃろう。
カッ、そんな音がして目の前に誰かのボケた目が映った。
誰の目だ?僕の目だ?じゃあ、この目を映しているこの金属部品は?
「これはマチェットサラマンダーといってな私のお気に入りであり、お前がさっき見たナイフでもあるな。お前の処分は…そうだなぁ」
本日二回目の血が引く感覚…。
「たっ助けて!何も誰にも言わないから、なんでもするからぁ」
「だーー!うっせぇ!!!お前はとりあえず私について来い、逃げたら殺すぞっ!」
絶対逃げてやる…そう思って反対側に落ちている鞄を見たとき、鞄の口からありとあらゆる凶器が見えた気がした。
…………逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ。
続きます
男口調な会長イイ!
続きwktk
802 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 16:55:34 ID:cG4Uxxns
しんじくんん逃げちゃダメ!
「ざわざわ…」で吹いたw
「お前、名前は?ああ、私は――」
「清水蓮だろ?知って――ッ!!ってなんで殴るんだよ!!」
「人が話ししてる時に口を挟むからだろ」
理不尽さに苛立ちを感じながらも靴を履き替え先に歩く会長の後を追う。
「でお前の名前はなんだっけ?」僕の仕度の遅さに苛立ちを感じたのか酷くつまらなそうに聞く。
「……藤崎歩。つか半年近くも同じクラスだろ……」
「知るかボケ」
……犯罪には手を染めてはいけないぞ、自分。せめて嫌味の一つでも言ってやるんだ。
「へえ、天下の会長様は同じクラスメイトの名前も覚えられないのか」
「お・ま・え」
背筋がぞくりと凍りつく。川辺の近くで誰かの息を呑む音だけが聞こえる。
いや、もっとも良く聞こえるのは自分の鼓動か……。
「私の名前は"会長"じゃねー!清水蓮って名前があンんだよーー!!」
「ぶっ!?」
……いや、そこ…で蹴るな…よ。父さん母さん僕が最後に見たのは縞々のパンツでした。
御免なさい……主な謝罪は生まれてきたことに。
気がつけばソファーで仰向けに寝ていた。
「いやー、スマン。軽く蹴ったつもりなんだけど鼻血だしてぶっ倒れるなんてな。もっと丈夫になれよ」
彼女を探す暇も無いうちに会長は答えた。
「――――」
僕が驚いたのは洋式には不似合いな和服を着ていたことではない。清水蓮のアホで意味不明な理論でもない。
この壁一面に飾られた武器の数々だろう。
一つ一つが黒光りし、一つ一つが無機質だ。僕の驚いた顔を見てか、鉄の花に囲まれた少女は満足げに笑う。
「どうだ?すげぇだろ?誰かに見せたくて堪んなかったんだよな」
いちいちこと細かく説明してくれるがどうでもいい。それよりも僕は"危険な領域"に踏み込んでいるんじゃないだろうか?
「――とまぁ、模造刀もあるのはしかたねぇんだけどよ。そうだコレならお前にも分かりやすいだろう」
「模造刀でもヤバイレベルだって…ええっと清水さ――」
「――呼び捨てでいい、"さん"なんて気色わりぃ」
そう言いながら僕に銃を差し出す。
「これなら僕も知ってるよ。トカレフって奴だろ?ヤクザが映画で使ってる奴」
「そうだ正式名は――」
「トカレフTT-33で私用弾薬7.62mm、有効射程距離50mだろ」
一瞬また殴られるかもしれないと身構えたが以外にもそれはなかった。
寧ろ驚いた顔をして僕の顔をじっと見つめているのだ。
「……よく知ってるな、お前は女子と毛嫌いしてるただのホモ野郎かと思ったが違ったのか……」
「……誰がホモか詳しく聞こうか」
どうやら僕が女子を避けてることから「アイツはホモだ」という話になったらしい。
いいさ、そっちの方が都合がいい……でも何だろこの心に灯る黒い光は……?
「いやー、悪い悪い。ホモじゃなかったのか。いや、怒るなって!そうだ、この銃すげぇんだぜ?薬莢も出るんだ。試してみろ?な?」
さっさと終らせて帰ろうってやろうと軽い気持ちで窓に向かって引き金を引いた。
パンッ
カシャ
カメラを持った鋼鉄の園の姫は不敵な笑みでこう伝うのだ。
――お前もコレで共犯だ。
乙
807 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 14:00:32 ID:qVPKLqU7
wktk
女「男くーん!」
背後から聞こえるのは死の宣告にも似た言葉。
女「おっとーこくーん!!」
無言で足を速める俺、所属:帰宅部。
女「おーとーこーくーん!!!」
パパ!魔王がついてくるよ!?
それは風の音さ。
……だったか?まぁいい。
走りだす俺、所属:帰宅部。
今日だけは朝っぱらから捕まるわけにはいかない。あとで何をされようと、今はダメだ。なんたって今日は
女「もう!ピンヒールで踏んであげませんよー?」
男「なんだいハニー?」
友「おまえら朝っぱらから……」
幼「むぅ。彼氏…つくろっかな……」
妹「ピンヒールで踏む?……どういう意味なのですか?」
幼「妹ちゃんにはまだ早いよー」ギュム
友「そうだそうだ」ギュム
先生「そうだそうだ」ギュム
妹「暑いよぅ?」
幼「……ロリコンどもが」
あれ?なんだこれ保守。
先生ーーーーーwww
鋼鉄の園の姫 (804)に期待
「鋼鉄の園の姫」の言い回しが格好良かったから言ってみただけ
初めは清水の言うことがよくわからなかった。清水は呆れた顔で窓を指差す。
……ただ窓が割れてるにしかすぎない。
「お前は目付いてんのか?それとも能無しか?弾。そう、それから弾が出て窓が――いや、再現しなくてぞ――割れたんだよ」
は?ここは日本だ。本物の銃がある訳が…
「警察だって持ってるじゃねぇか」
「それとこれとは違うだろっ!!」
清水はダルそうにソファーに座り大げさに手を広げる
「そういうことだよ。世の中では望めば何でも手に入るってことだ、簡潔に言うとな。
そうだな……例えば世界を又にかけた武器商人に娘がいたとする。その娘は武器が好きだ。当然そいつは親から武器を貰うよな?そういうことだ」
僕は目眩がした。先生が実は宇宙人でした――それぐらいの驚きようだと思う。
しかし、よく考えてみれば合点がいくような気がする。いくら暗くても窓から見える景色でこの部屋がかなり高い位置にあり、
それでいて庭はかなり広いように見える。いや、自分よ、合点が言ったなんて現実逃避だろうが。
だかしかし―――これって―――
「――まぁ、これで教師どもに私のことがばれることは無くなったな。そして新しい家来ができたってわけだ」
「は?」
「銃刀法違反だな」
「…だって」
「臭い飯喰いたいのか?まぁ、こう考えようぜ。二人の共通の秘密だ。お前も銃が好きなんだろ?
いつでも触らしてやるって。な、だから泣くなって……」
僕は走ったね、それこそなりふり構わず。適当に走って迷子になっていつの間にかメイドさんに連れられて外に出ていた。
何が悲しいかって?犯罪者になることが?そうじゃない……血だ。ただ、血が恐ろしいのだ。
今までの兄や親戚の話を思い出す。
"お互いの共通の何かができた時、覚悟を決めろ……それは『血』が始まった証だ"
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ……あの会長だ。下手したらばらされるし、"バラされる"可能性もある。
いや、現実を見つめるんだ。それに背を向けるんじゃない。
彼女は化ける。条件が揃い過ぎてる。どうすれば…。
好意……そうか、好意を抱くようにさえしなければ――――。
黒い光に照らされた姫は"ヒトリ"になったことに気づき、つまらなそうに天井を仰ぐ。
人は沢山働いている。しかし彼女にはそれは動く人形程度にしか感じられない。
オヤジは仕事で紛争地帯を四六時中飛び交ってる男だ。帰ってくるとしたら冷たい死体でだろう。
母はそんな父が帰ってくることを信じて死んでいった。オヤジの本当の仕事も知らずに。
「ちっ、あいつにわりぃことしたかな……。でもよぉ…普通引くだろ、こんな武器見たらよ。普通銃の名前とか女に言うか?引くぜ?
でも私は……うれ―――」
必然だ。これは酷く悲しく笑える程の必然。彼が生まれ落ちた時から決まっていたことだ。
彼が百通りの生き方をしても百通りの人間と出会い百通りの―――
全ては――
とぼとぼ、森を歩く。
何故かって?……ここがどこだか分からないからさ!
気絶してここまで引き摺られて来たのだ。行き道もわからないし帰り道も分からない。
だからといって清水のの家に戻るのも嫌だった。
「看板……あってんのか?」
しばらく歩いても全然道が分からないし、森や山ばかりだった。
そこで都合よく道を記した看板を見つけたのだ。看板によるとまっすぐ行けば町に出られるのだが、
どう考えても30分はかかるのだ。実に耐え難い。
しかし、ここの森をショートカットすれば10早く出られる計算なのだ。いや、わからんけど。
そろそろ――
?」
ガキン
……あるよな、ついてない日ってさ。例えばそれが熊を捕まえる罠に引っ掛かるとかな。
幸い傷は浅く……
「ねぇよ!!」
激痛だ。確実に何かが食い込んで血が出てる感覚がある。
それでも僕のひ弱な足が潰れることがない点を見るとバネは弱いのかもしれない。
いや、冷静に対処するところじゃないだろ、自分。
「――ふむ、侵入者かね?実に興味深い、ここは結界に守られているのに……。結界はくぐれて罠には気づかないとは…獣の類かな?」
黒いローブ被った奇妙で自信に溢れた様な笑顔の少女がそこにいた。
「た、頼むよ!助けてくれ」
「ふむ、人語を扱うところ獣の類ではないらしいな。だとしたら、君は実に奇妙だ!はははは、これは面白い!
結界に入るただの人間!いや、何か"ついている"感じも否めんが…ふむ、いや…しかし」
「いや頼む、本当に!なんでもするから」
彼女は思案顔からまたニヒルな笑顔に戻り答える。
「ならば汝は私と契約を結ぶかね?」
続きます
そろそろ――
?」←これいらない
817 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 15:46:29 ID:YEBsMGDz
全然ほのぼのしないのはオレだけか?
>>817 最初っからほのぼのしてたらお話にならないじゃないか
転結あたりでクルんだよ
長編になりそうだね期待してるよ
821 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 21:20:59 ID:RfEL4ya3
主人公がほのぼのしてるな。
次の次あたりで女性キャラがほのぼのしだすかな?
期待
822 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 21:27:05 ID:SLY2jz9w
正直、「男」、「女」のほうがごほのぼのするのは俺だけ?
VIPの常識に囚われすぎだろ…常考
824 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 01:38:54 ID:12MseIFe
どっちでも良いじゃないか
今日中に続きをうp予定です
そろそろほのぼのできるかと・・・
wktkして待ってます
初めてあった奇妙な女は奇想天外なことを言って挙句の果てには"契約"ときた。
しかしこの痛みの前では虫であろうと、縋(すが)り付く気持ちでいっぱいだ。
「わかった、何でもいいから外してくれ」
「実は既に外れているよ……ふむ名前を聞いてもいいかな?」
いつの間にだろうか、既に凶悪な刃は外れていた。
「……藤崎歩」
「藤崎君!それでは治療もあるだろうし、私についてきたまえ!」
回れ右した時にふわりとローブが浮くのが分かる。
「いや待ってくれよ、君は誰でここはどこだよ?」
「私がそれを説明して君は信じると言うのかね?それの真偽は一体どうするのかね?もしかしたら君はどこかで気を失って、
どこかで倒れているのかもしれない。いや、君はそもそも君であることを疑わないのかな?」
……コイツは何を言っているんだ?もしかして僕は凄くやばい奴と話をしているのだろうか…?
しかし、取り合えず帰り道が間違ってる感が否めない今、付いて行くしかな――
「ここは取り合えず私に従う。それ以外の選択はないと思うがね」
そういい、静かに歩き始める。……俺、怪我してるんだけどなぁ
「なぁ、君は一体なんでそんな暑苦しい服着て…いや、君は何だ?」
「ふむ、虚実であっても何かを知ろうとするのは賢いことだ。それから分析できる情報もあるのだからな。しかしそれに翻弄されては――」
気分がのって来たのだろうか、声が少し大きくなってる感じがする。
「途中ですまないんだけど、話の続きを」
拳を握り胸元に掲げているのだろうか?後ろからではよく分からない。
「――私はそれこそが真実だと思うのだっ!ん?相対主義についてもっと知りたいと?ふむ、実にすばらしいな君は――」
面倒なのでダイジェスト版でお届けしよう。
「私の名前は石川葵、魔法使いなんだ」
簡単に言うとこうらしい。……僕が今すぐダッシュで逃げようかどうしようか、と迷っているところで家に着いた。
一言、言わせていただこう。でかい。
山の中、しかも森に囲まれたその武家屋敷は清水の家といい勝負をしそうなデカイさだ。
「石川さんって実は凄い人なんじゃ…?」
彼女はローブを豪快に脱ぎ、月明かりに照らされた白いワンピースが露にさせられる。
そして腰に手を当てて―結構細いな―豪快に答える。
「私は魔法使いだからなっ!」
「そこじゃねぇよ!」
通された部屋で落ち着きなく待っている。庶民の血がそうさせるのだろうか?
傷は思った程酷くは無かった。一応は治療してもらったが。
まぁ、歩くことはできた時点で無事なのは分かっていたのだが……。
しかし兎にも角にも早くここを立ち去りたい。
ちなみに石川葵をまとめるとこうだ。誇大妄想狂、はい終わり。
しかしショートカットと白いワンピースは殺人的…いや、何でもない。
「何分ほど待ったかね?今は小間使いの者が留守にしているのだ。よって私がお茶を入れた」
華麗に足で引き戸を開けて葵は入ってきた。乱雑にお茶と菓子を置き、作法のさの字を感じさせない座り方をする。
「しかし、脳というものは面白い。例えば1分経ったとしてもそれが人には10分に感じられることもあるというのだからな」
「なぁ、知らん男を手当てして、しかも二人っきりってどうかと思うぞ」
石川に倣いお茶を啜る。
怪訝な顔をし、湯のみをおく白い魔女は答える。
「ん?私は君を知っているが?言わなかったかな?」
……おい
「名前聞いたよな?」
「暇だからな」
「…っ。まぁいい、なんで知ってるんだ?」
「……そろそろかな。以前君が猫を助けようと、川に飛び込んで溺れたのを見て以来、興味が沸いてな」
嫌な事を思い出させられる。ちなみにその猫は自力で脱出した。
「それを見て爆笑させてもらった時、私はこう思ったのだ!―――惚れた、と」
石川葵のニヒルな笑顔は変わらず、まっすぐ歩むを見つめる。
「ぐっふぇ」
気管にお茶が入り窒息死しそうになる。それを見て石川――葵は顔を背けながら方を震わせる。
「ど、どうかね?君は今もっとも死に近い位置にいるのだ。感想を…ぷっ、聞きたい」
やっと呼吸ができるようになった。石川はホンの1ナノグラムも助けようとしなかった。
「先ほどの続きだが、私がそれで君に好意を抱いた訳ではない。面白い人間だと思っていろいろ調べさせてもらった。
君はただの人間だ。安心したまえ」
「当たり前だ――えっ?」
酷く軽く思えた空気が急激に冷えていく。こいつは何って言った?
――調べさせてもらった。
この意味は普通の人とでは重さが違う。いや、十分に重い発言だが。
しかし、白い魔女は続ける。
「君を調べれば調べる程、面白く、そして次第に好きになってしまった。
そこで今日君が来た時、私は気が狂いそうになったよ。しかし同時にすることが分かったよ。運命だと分かったのだよ」
ちらりと壁に掛かった時計をみる。
落ち着け自分。扉は直ぐそこ。5秒あれば間に合う。
僕は震える手でお茶を口に運び―――
「そのお茶には三分前ほどからおよそ二時間ほど記憶を抹消できる都合のいい薬が混入されいる。
君には絶世の美少女と知的で楽しい会話をしたという記憶が上書きされるだろうな」
――やめた。何をするにも震えが止まらない。もしかして僕はここで死ぬのだろうか……?
「正直な話、今すぐ君を犯して監禁して甘美な悲鳴を聞きたいのだが、その前にやりたいことがある。私は――」
心臓の鼓動が止まらない。急激過ぎる展開だ。安西先生……早く帰りたいです…。
立とう、そう思った瞬間石川の口が開いた。
――告白がしたい、と。
「はぁ?」
虚を突かれた。
「だから告白がしたいのだ。私とて女だ。愛の一つでも吐きたくなるさ」
「それは普通逆じゃないのか?」
石川はニヒルな笑顔からしたり顔でにやける。
「ならば君が私に壮絶な愛の告白をしてくれるのかな?」
「するかよ!」
一呼吸置いて彼女は答える。ゆっくりと瞼を閉じ、そして開く。
「私、石川葵は藤崎歩様を好いとう御座います。どうか契りを交わして頂けませぬか?」
――"それ"はいつの間にか居住いを正していて、凛としていて…美しかった。
白い魔女は―――白い姫だった。
「すまない、今のは無しだ。私のキャラではないな、うむ」
しかし、気に入らないのか片手で僕を遮る。
一瞬、止まってしまったが今しか逃げるチャンスは訪れないだろう。
既に体勢は中腰なのだ。そう思い更に立ち上がる。
「ちとトイレ行って来るよ。いくらこんなデカイ家にもトイレくらいはあるよな?」
しかしコレが、コレこそが駄目だったらしい。
「あー駄目だ。私の理性では駄目なようだよ、藤崎君。私では……いや時間は余ってる…か」
何かが弾ける感覚が全身を襲う。
「なんの話だ?トイレは使えないとかか?それは随分困るんだが……」
そう言って振り向いた時、
そこにそれはいた。
「一度くらいならつまみ食いしてもいいかなと思うのだよ、藤崎君。どうせ君は覚えていないのだからな」
続きます。
そろそろほのぼのしたいなぁと僕も思います。
wktk
カニバリズムがやんでれのおかげでヤンデレに見えた(ry
会長ENDがいーなー
833 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 19:02:36 ID:BCPxsafk
藤崎歩が山崎歩にみえた
∧_∧
(^ ^ )<ぼくを応援してくださいね
やっぱ、痺れ薬やスタンガンは女さんの必須アイテムだよな!
一つ聞かせてくれ…自分を幸福だと(ry
みんなどっちが幸せになってほしいんだ?
どっちも
女さんを監禁したいです
さらば
>>837 つーか女さんは縛られるキャラじゃないよね
縛る方だな
今日中か深夜に投稿予定
期待
全身が警告する。
――逃げろと
全身が言う。
――無理だと
まるでその空間だけは沈黙を友とするかのように、透明な液体を流し込まれたかのように重く……苦しい。
一つだけ違うとすれば、石川葵にはそれがないことだろうか。いや、それこそ望んだ"それ"なのかもしれない。
――とにかく時間を稼ごう。そう思い、違う話を切り出す。
「お前が家の物喰ってもそれはお前の自由だ。というか家の人に怒られるんじゃないか?とりあえず今はトイレに行きた――」
「――そうじゃないだろ?そうじゃないんだ、歩君。家の者は今は居ないよ、父も母も、小間使いの者も。何か出したいなら私の口に出すといいんじゃないかな?
私のリビドーも、好奇心も解消できて一石二鳥ではないかな?」
何でもない事のように石川は言って小さな口を開く。その中はてらてらと揺れ光っている。まさに官能的だ。
――僕の視線はその口に注がれ
―――それの光は次第に広がり
――――光は感覚に変わる
粘ついた空気の中で粘ついた水音がする何かが混ざり合い、高く高く上がっていく。
「…ぷっと。実に官能的で、それでいて精神がエンドルフィンがこうとドバドバと滾って来るじゃないか!」
いつの間にかマウントポジションを取られている。全てが優位に立っているような笑顔で見下ろす彼女は…正直――
「ず、随分と自信に溢れた顔だな……」
「私は常に私を信じている、よって間違いはないのだ!私のすること全てに意味があり全てが重大なのだよ、歩君。私にできないことはないっ!」
顔をやや赤らめ酸欠気味の顔で誇大妄想狂の少女は謳う。
「な……なぁ、そんなに自分に自信があるなら僕と賭けをしないか?」
「賭け?君にかけるものがあるのかね?既に私の物なのに?」
……っ!まだだ……まだ終らんよ!!
「僕が負けたら僕の膝枕で耳掃除をしてやるよ」
―――正直、とっさに思いついた。駄目か……?
「……いや……しかし…だとしても」
意外に効いたぞ、おい。その小さな手で口を押さえ、何やら思案顔になる。
「いや、君とここでするSEXに比べればどうでもいいことだな!」
ゆっくりと、しかし決して目線は緩めない。
「い、いいやそれだけじゃないっ!ふわふわで綺麗にしたあと――脱がすなっ――舐めてやるよっ!」
ぴたりと止まる。
「いいいいいいいい、いいだろう、で?で何を賭けるつもりだね?
「あ、いや鼻血拭かなくていいのか?」
何を……想像してるんだ?
「で、で、で、何を賭けるのかね?」
まったく考えていなかった。――つか鼻息荒いぞ――とっさにコレが出たのだ。今思えば止めてけばよかった。
そうすれば―――が―――こともなかった。
「お、鬼ごっこだ!僕が逃げる、制限時間以内に捕まえればOKだ。どうかな?」
ゆっくり立ち上がり片手で前髪を掻き揚げその様は随分と美しかった。
その鼻血がなければ更にいいのだろうけど。
「さあ、逃げたまえ。うん、そうだ。今すぐだ」
「いや、明日からにしようよ!そろそろ薬の時間も切れるころじゃないかな?」
それでもいつ襲われてもいいように身構える。
「それもそうだろう、そうなのだろう。それにそこまで警戒されては骨が折れそうであるしな」
ゆっくり身を翻し少女は手をひらひらとさせる。
「さあ、帰りたまえ。私はやることができた。帰り道は……適当に歩けばなんとかなるだろう」
僕はそれからどう帰ったのかいまいち覚えていない。
あるのは美少女と楽しく可笑しく話したことだけ……。
な訳ねぇぇぇぇぇ!!忘れる訳あるかボケっっ!!
朝頭を抱える僕……。昨日までは普通だったのに……。
何故だろうか。
――答えは血
何故僕が。
――答えは血
何故他の人じゃなくて僕なんだ?
――答えは血
止めよう。忘れよう。少し眠ろう。
僕は重い瞼と思考を閉じた。目を開けた時、どうなっているかなんて思いもしなかった。
清水が僕の家をずっと見ていたことも。
僕は何も知らなかったし、知らない方がよかった。
続きます
ちなみに次でぼのります
ついに「転」
次回ぼのぼの
保守
848 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 22:39:50 ID:Ok7BOeIH
だが保守。
今日中に投下します
ええ今は、十二時ですがなにか?
寝ようとしたが期待
ねぇねぇ、ぼのぼの純愛スレに見えたのって俺で何人目?
>>852 それでも俺h
ドンドン
ん?こんな夜に誰だ、ちょっと行ってくる
そうこうしてるうちに9日が過ぎてしまった件
――朝。
今日も僕に朝が来たんだ。
朝を感じる度に思い出す。親戚の叔父の話だ。叔父といっても随分若いのだが。
「朝…朝が来た。そう思って目を開けて暗かったら歩はどう思う?」
「単純な話、まだ夜だったってことじゃないの?」
「……そうだね、俺もその時はそう思ったよ。だけれど体は動かないわ、女の笑い声が聞こえ――」
やめた。まるでこの先を暗示しているようだ。
――いや、そんな考え方自体が不吉だな。やめようやめようやめよう。
そんなことを考えながら、早々と家を出る。
いつもより一時間早い登校。石川への少しの抵抗。
――本気になられたら終わりだろ?
飯を早く済ませ、靴を履き、戸を開ける。
――お前が一番知っていることだ。
「よぉ、泣き虫!お前って登校早いんだな」
そこには清水が居た。ダルそうに腕を組んで、家の門に体を預けている清水が。
「な…んで、清水が……?」
清水は眉をひそめて、体を起こす。
「私がどこに居ようが、どこで何をしようが私の自由だろ?家来のお前はただそれに付いてくればいーんだよ」
なんという理不尽だろうか。でも少し心が和む。
もしかしたらコイツは違うのかもしれない。"アレ"とは、"アレら"とは違うのかもしれない。
「流石に説明しろよ、理由を――」
「理由?ならば私も聞きたいことがある、昨日の帰宅が遅かったり理由をな。それを答えられるなら私も答えてやる」
そんなもの答えてやろうじゃないか!
女の家に入って、押し倒されて……
駄目だ。死ねる。
僕には分かっていることがある。彼女らは例に倣って異様に……嫉妬深い。
いや、彼女は違うかもしれないって思ってるんじゃないのか?自分。
――信じたいだけ。現実に目を背けてるだけ。
「な?黙って付いて来い」
「一緒に?」
「家来なんだから当たり前だろうが」
目を背けながらも気丈な姿……こいつらしいな。
しかし、僕には少々都合が悪い。
「ただし条件がある」
眉だけじゃなく目も吊り上げながら器用にも水を飲む。
「家来がいい度胸だな、でなんだ?言ってみろ」
「人気のない道を通らせてもらうぞ」
「ふぐっ!」
は?河豚がどうしたって?
それが咽たのだと分かったのは、俺の額にメリケンの後が付いて、機嫌と調子を悪くした清水を連れて学校に着いたあとだった。
てっきり石川は何か行動に移すかと思ったがそうでもなかったらしい。
しかし……
「なんで僕の隣の席が清水に変わってるんだ?」
「目が悪くなったから変わって貰ったんだよ」
「マサイ族が真っ青するほどの会長様が?」
「セイッ」
何故俺がみぞおちを喰らって倒れてなければいけないのか誰か説明してくれ。
安西先生…女が怖いです。
僕は考える。これからも朝この状態で登校するのは不味いのではないかと。
「みんなー席に着けぇ」
主に清水についてだ。たった一日でこの行動力は――
「今日の朝はは転校生の紹介だ」
早く、そしてゆっくりと距離を置くべきだ。
「んじゃ自己紹介してくれな」
急激な離別は僕に対する死を意味して、アイツに対する生を産むのだろう。
「私の名前は石川葵だ。諸君よろしく」
――そう石川も……
「うおおい!!」
「やあ、マイダーリン!……ううむ、今のはないな。やり直させてくれ。」
無表情の清水が僕を見つめる。不敵な笑みの石川が見つめる。
僕はどこを見つめればいいのだろうか……。
「なぁ、ふぐがどうしたんだよ」
そういう理由じゃない。咽たんだ。
人気のない道なんか行けたら……そんな妄想してたら、お前が本当にそういうこと言うんだぜ?そりゃ咽るわ。
「シカトかよ……」
駄目だ、お前無防備すぎる。今すぐあそこの草むら、ここの林、そこの駐車場に―――
私は今、何を考えていた?
まさか藤崎を――そうとしてたのか?なんかの間違いだろ、おい。
――じゃあ、なんで喉が震えて、体が震えて、心が震えてるんだ?
―――そんなに生唾飲み込んでどうしたんだ?歯がカチカチ鳴ってるぞ?
――犯せばいいじゃないか。
そうだ、何が悪いんだ。今すぐここで腕を捻じ曲げ、破り、弄り、鳴かせてやろう。
悦ばせてやろ――
「なあ、いい加減なんか喋ろうぜ。僕が悪かったってば」
「ああ、いや、そうだな」
彼女は歩を愛しつつあった。それは肉体的にも、精神的にも。
このままいけば、蓮にとっていい方向に進み、歩にとって残念な方向に進んだだろう。
しかし、それは、そのようにはならなかった。
「やあ、マイダーリン」
以上です。
待っていた方、申し訳ありません。昨日はキモ妹に監禁されて(ry
つまんねぇーと感じる方、その通りです。
それでは次回に
859 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 13:38:18 ID:9fAWa+Im
つまんねぇー
そのキモ妹俺にくれ
861 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 07:21:52 ID:aX3Vx9kp
好きだよそういうの
止まった・・・。
「あたしだってあたしだって〇〇なんかに負けないくらいの気持ちあるよ・・・!」
「もし〇〇くんがOKしてくれたなら
そしたらもう ウジウジしなくてすむんだよ!」
「今まであたし頭かたいからハメはずしすぎる〇〇くん達と遊べなかったんだ!」
「・・・・・・・ 〇〇さんたら」
「・・・・・・もういいや ねえ聞いてよ!」
「聞いてよ〇〇くん あたし・・・」
「その先は絶対いうなよな」
「・・・・・・・・・」
「たぶんいう時がきたら、オレからいうからさ・・・・・・」
アウチ!間違えて下書き書き込んじゃった!
女「男くん、ゲームしましょうよ」
男「痛い!腕ひねらないで!するからッ!」
女「キスって十回言って下さい」
男「えー…キスキスキス(略)」
女「男くんが今一番したいことは、伝えたいことは?」
男(このまま言うとキスしなきゃいけないんだろ?僕を馬鹿にしないですんなよ!)
男「スキ!」
この後地獄…いや天国をみた男であった。
とりあえず落ち着け男君www
男のアホwwww
868 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 19:11:58 ID:C7u5xoOr
そこでせくろすといわない男君に悶えるわ
ドジッ子な男くん…これはいけるかもわからんね
鱚って言っとけば良かったものを……
ふふふ……今日の俺は完璧だ。
前回の侵入口の窓は防弾ガラスという防犯には少しやりすぎな改良を施し
前前回の侵入口である屋根裏部屋には剣山を敷くという女性相手にはやっちゃいけないレベルの罠を仕掛け
前前前回の侵入口の通風口はキシメンをとめどなく詰めてもはや通風口の役割を果たさないほどに密閉されている。
ついでに前前前前回の侵入口の床下は床下暖房を最大限に生かしてもはや家の中がサウナ状態だ。床下なんかにはいれないだろう。
ぁと前前前前前回の侵入口の煙突は暖炉でお湯を沸かしており、それは豚を食べようとする狼を迎え撃つがごとく待ち構えている。
それがまた部屋の温度を上げて……ってあつっ!?
蒸し!暑つ!?
しかも蒸気で息がしにくい!!
なんで!?いつもはこのぐらいなら排気されて……
キ シ メ ン か !
通風口が塞がってるからか!
くそっ。とりあえず外に
ピンポーン
「おーとっこくぅーん♪あーけーて♪」
今日に限って正面突破かよ女さん!
いや、しかし完璧な俺が作り出したこの城は不洛の
「あれ?鍵開いてますね。……アハッ。おっじゃまーしまーす♪」
ちょwww俺鍵かけろwwww逃げれねぇwwwwwwwww
こうですか?
「あれ、何だかこの部屋蒸し暑いですね」
そりゃそうだ。女さんを入れない為の代償だからだ。
「男くんも汗だくじゃないですか」
ああ、暑いよ。暑いけどこの汗は冷汗だよ。
「なんだか私も汗掻いてきちゃいました♪」
もう侵入されてる以上、この部屋を密閉する意味は無いな……窓を開けるふりをして逃げるか……。
「だから脱いじゃいましょう♪」
ヤバい。俺の本能が全力で警鐘を鳴らしてる。
ていうか何考えてんだよ女さん!
一刻も早く部屋から脱出しなくちゃ。とりあえず窓から……。
って開かNEEEEEEEEEEEEE!
俺のバカ! 鍵までワイヤーで雁字搦めじゃないかよ!
オマケに防弾ガラスだから割れねぇよ!
「さ、男くんも脱いでください♪」
振り返るとそこには正しく一糸纏わぬ女さんが。
スリムな体系の割に中々ご立派な胸をお持ちで……。
とか考えてる場合じゃねぇよ俺!
何度その身体で酷い目に会ってると思ってんだ俺!
「ふふ。身体は正直ですね♪」
人間は命の危機に瀕すると子孫を残そうとするというけど場所と相手を弁えろ俺の本能!
「さ、お・と・こ・く・ん♪」
「アーーーーッ!」
こうですか?わかりません!
873 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 22:59:35 ID:cOEmWdJX
色々な意味でほのぼのするなぁ・・・
GJ!
なんていうか不憫だな
逃げたんだろ
877 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 22:44:24 ID:DWZgOcdc
保守
878 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 00:16:34 ID:es78xeqR
保守
タイトルにつられて初めてここに来たんだが・・・・・・・・・((((( ゚Д゚)))))
880 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 19:32:04 ID:JlnL5+mr
そんなうれしそうにするなよ新参。
ほら、私の作ったお弁当あげるから、元気出して?
へ?調味料?
うふ。愛と血と×と△を少々、だよ?
男「女さん、このお弁当真っ赤でなんか鉄の味がするんだけど」
女「今日はちょっと隠し味にこだわってみたんです。あぅ、ちょっと貧血」
男「隠れてない、隠れてないよ女さん」
男「ただいまー……ってなんでいるの女さん」
女「静かにしてください、今妹とかくれんぼ中なんです。
あ、お風呂沸かしておきましたよ。晩御飯も作ってあります。お布団(ry」
男「妹ちゃーん、やっぱり僕の家にいたー」
男「女さんは黙ってると美人さんなんだどなぁ」
女「………」シャッ!シャシャッ!ビュン!カサカサカサカサ…ブゥン!
男「前言撤回」
女「男くん、はいこれ」ドサ
男「……なにこれ。タウンページ二冊?」
女「うふふ、授業中ひまだったんで将来生まれる子供の名前の候補を書き出していたんです」
男「授業受けようよ女さん」
女「これなんか可愛いと思いません?」
男「光宙はやめようよ女さん」
男「もう僕につきまとわないでよ!」
女「がーん!」
男『あれから女さん、見ないな………いやいや!もう女さんのことは忘れよう!』
女「男くん……衛星動画じゃなくて生で見たいです……でもつきまとうなって言われてるし……」
男「女ッ!貴様、見ているなッッ!!」
女「おめでとうごさいます!男さん!」
男「……え?なんで?僕今日別に誕生日でもなんでもないよ?」
女「いやですよぉ。今日はわたし達が出会って丁度256日目じゃないですかぁ」
男「……はい?」
女「今日という日をおめでとう!」
男「今日も女さんに振り回されっぱなしでした、と。おやすみなさーい」
女「おやすみなさい」
男「………」
男「……どこだぁ!いるんなら出てきやがれ!!」
男「フフフ……これこそ対女さん用秘密兵器…!!」
女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女
女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女
女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女
女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女
女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女
女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女
女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女
女「おはようございまーす!はい、借りてた上履き、洗っておきました!」
男「……」スタスタスタ…
女「あれ?斬新なパターン…」
男「女…女ってなんだっけ?女ってどんなカタチしてて、どんな意味だったっけ……ワカンナイ、ワカンナイヤ…」
890 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 18:41:07 ID:U0gSKeKT
女さんは病んでないよ……超純粋なだけだよ……男からキスしたら真っ赤になって次の日真っ赤な弁当をもってくるぐらい純粋なんだよ……
この弾幕投下に見覚えがある
おつかれさま
いえ、あなたの後ろに付いているry
893 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 23:26:04 ID:h7tEw23j
894 :
名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 23:33:23 ID:ENpkkBSl
放送中止の一週間後にはどこかが放送して流出してたよな?
いまさらじゃね?
まーちゃん可愛いよまーちゃん
たまには普通の恋愛物のSSが読みたくて検索してみたが…
スレタイに騙された
しかも震えながらもじっくり読んでしまう
良作が多いだけに余計にタチが悪い
また来よう
一気に全部読めるような強靭な精神力は持ち合わせてないんでな
896 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 00:26:37 ID:eCe0GH7Z
ここで渾身の保守
897 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 20:35:44 ID:1Gjz/m6j
VIPにスレ立ってたよ
すぐ落ちたけど
やっぱここじゃないと無理なんだろ
過疎にも程が(ry
明日くらいになんか書くわー
うふふ、これで私と男くんだけの世界になったね。
させないわ!アンタに渡すくらいなら…ageてやるっ!!
は、早くageなきゃ女さんが・・・!
うふふふ 男くぅ〜ん
・・・!
何しようとしてたのかなぁ?
もしかして・・・ageようなんて、してませんよねぇ?
し、してない!してないよ!
保守しようとしたんだよ!
そっかじゃあご褒美あげなきゃね
たぁっぷり可愛がってあげるからね♪
アハッあはははハハはハハ・・・!
905 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:50:39 ID:Jrxgb2Cs
しまった習慣的にsageちまった・・・orz
わろうた。
907 :
sage:2007/11/06(火) 22:30:03 ID:uJNkOaUM
男「なぁ・・・」
女「はい?」
娘「?」
男「夏に一つの布団で川の字はきついって・・・」
娘「じゃあ子供部屋で二人で寝よーよ!ね?」
女「ふざけた事言ってると潰しますよ糞ガキ。どうぞ一人でお行きなさい」
娘「黙ってろよこれから先衰えるだけのババァが。ぱぱだって私と一緒の方がいいよね?」
女「勝手に言ってなさい。まぁどちらと一緒がいいか、は聞いておきますが。ねえ男さん?」
男「・・・ひとr」
女「ギリ」
娘「ギリ」
男「仲良く首絞めないでくれ。やっぱり三人仲良く川の字が最高だな!アハハハハ」
女「しょうがないですねぇ・・・」
娘「しょうがないなぁ・・・」
すまんsage違いたorz
娘もヤンデレワロタwwwwwwwww
>>907 これはグッジョブ!!www
>>909 正式にはヤンデレじゃない
ほのぼの純愛だ
彼女らは自覚してないというw
娘「ねー、ぱぱ!お風呂はいろ!」
女「残念でしたね小娘。今日のお風呂は私が先に約束していますので。ねえ、男さん?」
男「ん?ああ・・・でも皆で入れb」
娘「うん!そうしようよ!」
女「・・・はぁー。仕方ないですね。 男さんは先に行っててもらえますか?」
男「ああ、じゃあ待ってるよ」
バタン
女「やってくれましたね糞ガキ・・・。私と男さんの甘いひと時を邪魔するなんて。」
娘「甘いのはテメェの頭だろうがババァ。パパがああ言うのはわかりきってるだろうが」
女「ですよねー。じゃあパパ待たせてる事ですし行きましょうか」
娘「うん!早く早く!」
女「コラ、危ないから走るんじゃありませんよ」
ここ来るとカブ女を思い出してしまうw、GJ!
つーか毎回スレタイが「ぼ」のぼの純愛に見えて困る
>>910 自覚してないヤンデレとはwwwwwwwww
危険すぐる!!!
>>912 行き倒れの主人公にクワとジョウロ渡して「食いたいなら自分で作れ」と言い放ち
別に何のアプローチも掛けてないのに何故か恋愛値が勝手にガンガン上がって
あげく他の女と結婚したのに何故か普通に家にやってくる某ミストさんのことかー!!
そもそもヤンデレは自覚しないもんじゃね?
「わたし狂ってるよネ。まあいっかアハハハハ☆」より
「わたし誠くんの彼女ですからあっちが間違ってるんですアハハハハ☆」のほうが
パターンとして圧倒的に多い希ガス
俺はここの女さんを、一般人的精神状態の時期が初期段階から存在しない、
完全に天然モノのヤンデレとして見てる。おはようからおやすみまで、ずっと見てる。
まさにナチュラルボーン・ヤンデレ
つまり生まれた時から男君に恋して狂っちゃってるのか
いいえ、前世からです
917 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 01:09:58 ID:+crA3eiO
そして来世も…
男カワイソス(´・ω・)
いや、羨ましいだろ('A`)
あ、言われてみれば・・・羨ましい(*´・ω・`)
羨ましい、だが可哀想。
しかしヤンデレっていうとたいてい悲壮だったり悲惨だったりするけど
ここの女さんは幸せそうだよな。
だから見ていてほのぼのできるのではないかと思ったり思わなかったり。
それを求めに来ているんジャマイカ
そうそう。
女さんは幸せそうだから良いんだよね。
男も受け入れれば幸せだし。
ハッピーエンドが一番ですよ。
924 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 02:03:54 ID:g9rsQ8Bj
もうすぐこのスレも終わりでつね
まとめ&次スレはどうなるのかな?
もうこの際だから、スレタイを『ほのぼのヤンデレ』にでも代えるか?
さすがに『ほのぼの純愛』じゃ分かりにく過ぎるだろ。
ほのぼの「純愛」だからいいんだよ
「ヤンデレ」じゃないんだ
いや、名前は変えちゃいかんだろ。
純愛大好き、さて、スレ探すか。
お、「ほのぼの純愛」か、見てみるかな^^
そして、悲鳴とともに彼は二度と部屋を出ることはなかった。
929 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 19:11:04 ID:g9rsQ8Bj
もう一度だけVIPに戻したい俺ガイル
ここはマターリ出来るが過疎具合が半端じゃない
それに俺はVIPのノリの方が好きだった
みんなはどうだい?
931 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 21:26:34 ID:g9rsQ8Bj
>>930 そりゃ勝手に何も言わず急に立てたら誰も来ないだろ
ほのぼの純愛だからいいんじゃないか
このスレをまったく分かっていないな
ここで何日に立てるとか書いておけば誰か来るかもな。
>>929 VIPは厨房が多いから微妙。
ないと思うけど厨房が真似したら大変だしなwww
935 :
925:2007/11/10(土) 04:38:47 ID:PDMlhFu9
sage
936 :
925:2007/11/10(土) 04:45:54 ID:PDMlhFu9
↑すまん
じゃあせめて、ひと目で内容が分かるようなサブタイ付けないか?
【男さん】【一緒に死んで♪】
とか。
>>936 それはあり
つかwikiの保管は誰がやってくれるんだ?VIPの時は俺がやってたが
流石にもうむりぽ
【私だけを】ほのぼの純愛 10スレ目【見ていて】
【Nice】ほのぼの純愛 10スレ目【Boat】
【血のりの】ほのぼの純愛10スレ目【のり弁】
【幸せなら】ほのぼの純愛10スレ目【それで良し】
【ホーミング】ほのぼの純愛10スレ目【ラブ】
【前世も】ほのぼの純愛10スレ目【来世も】
【貴方に】ほのぼの純愛 10スレ目【ついてきます】
【貴方と】ほのぼの純愛 10スレ目【逝きたい】
【女さんと】ほのぼの純愛 10スレ目【ずっと一緒に】
【男くんは】ほのぼの純愛 10スレ目【恥ずかしがり屋】
【友達が】ほのぼの純愛 10スレ目【去って逝く】
【強姦監禁】ほのぼの純愛 10スレ目【当たり前】
今、wiki見てきたら、次スレ用にテンプレ更新してあったけど、
前スレのURLのとこ8スレ目のままになってたから、次スレ立てる人は注意
ほのぼの⇒(1)ほのかに明るいさま。(2)心がほのかにあたたまるようなさま。ほんのり。
(3)ほのかに聞いたり感じたりするさま。うすうす。
純愛⇒邪心のない、ひたむきな愛。
このスレは心がほのかにあたたまるようなひたむきな愛を語っているのだから
余計な付け足しや、気遣いは必要ないのでは?
ちょっと質問なんだが。
3-6スレ目datは誰か持ってないか?
あればwikiやるよ。
二月ごろになるけど
【ラッコは】ほのぼの純愛10スレ目【関係ない!】
【愛してると】ほのぼの純愛 10スレ目【言ってほしい】
【誰か】ほのぼの純愛 10スレ目【助けて】
>>948 確か、5スレ目以外はmimizunとかで拾えたと思うよ
確かに5スレ目が無いね。
その代わり『ぼのぼの純愛』ってヤツ見つけたんだけどなんだこれw
953 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 23:50:18 ID:k/1TEl2P
タイトル
【ただ】ぼのぼの純愛:無言電話10年目【あなたの声が聞きたい】
とかどうだ!
おちつけおまいら!
ほのぼの純愛
でいいじゃん
956 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 03:17:19 ID:eKy3X31d
>>952 懐かしいなw
ちょっとの間保守ったんだが速効で落ちた(´・ω・`)
>>954 しかし、もっとこのスレをあっぴぃ〜るしなくては過疎る一方だべ!
半年に一人位しか御新規さんが増えないなんて…、
もうこのスレはおしまいじゃぁぁぁ〜〜〜〜!!!!
女さんの祟りじゃあ、タタリじゃぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!!!
作品投下していいものか悩む
だってスレ終りそうじゃん
イインダヨー!
ホノボノダヨー!
961 :
948:2007/11/13(火) 00:39:22 ID:1HiIa78K
ところでどくろちゃんて物凄くほのぼのするよな
確かにほのぼのするな
正直、静希ちゃんか南さんの女さん化を期待してたんだけど全然ないし…
改めて見直したが初代スレのクオリティ半端ねぇな……
「三人、で……」のSSはドMの俺でもほのぼのしたぜ……!
>>965 そんなわけねー……
先人達のクオリティは異常
967 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:25:59 ID:3Y2zNzWl
初代に比べて最近の男君は女さんに優しいよね
女さんの奇行に慣れてきただけかもしらんが
>>967 ふふふっ、男くんは初代の頃からずっと優しいですよ。
よく見たら初代スレの中盤までほとんど
>>1が短編を投下してるんだな。
やはり真の変態(良い意味で)は一味違うなぁ…
純愛スレと思って開いたらどす黒過ぎて嫌になった
んだけど、結局まとめサイトの方も全部見てしまった。
ようこそほのぼのスレへ
もうそろそろ次スレ立てるべきかと思うんだけど、結局、スレタイどれにするの?
ほのぼの純愛 10スレ目
【男さん】ほのぼの純愛 10スレ目【一緒に死んで♪】
【私だけを】ほのぼの純愛 10スレ目【見ていて】
【Nice】ほのぼの純愛 10スレ目【Boat】
【血のりの】ほのぼの純愛10スレ目【のり弁】
【幸せなら】ほのぼの純愛10スレ目【それで良し】
【ホーミング】ほのぼの純愛10スレ目【ラブ】
【前世も】ほのぼの純愛10スレ目【来世も】
【貴方に】ほのぼの純愛 10スレ目【ついてきます】
【貴方と】ほのぼの純愛 10スレ目【逝きたい】
【女さんと】ほのぼの純愛 10スレ目【ずっと一緒に】
【男くんは】ほのぼの純愛 10スレ目【恥ずかしがり屋】
【友達が】ほのぼの純愛 10スレ目【去って逝く】
【強姦監禁】ほのぼの純愛 10スレ目【当たり前】
【ラッコは】ほのぼの純愛10スレ目【関係ない!】
【愛してると】ほのぼの純愛 10スレ目【言ってほしい】
【誰か】ほのぼの純愛 10スレ目【助けて】
【ただ】ぼのぼの純愛:無言電話10年目【あなたの声が聞きたい】
【愛なら】ほのぼの純愛10スレ目【仕方ない】
>>969 みたいな人のためにあんまり血なまぐさいのはやめておこうぜww
ほのぼの純愛 10
ほのぼの純愛 10スレ目
に一票
女「【刃物と生き血と】ほのぼの純愛10スレ目【虚ろな瞳】とか
【血の雨が】ほのぼの純愛10スレ目【降り注ぐ】にしませんか?」
男「素直に
>>975にしようよ、女さん…」
女「そう…残念ですね」
じゃあ、"ほのぼの純愛 10スレ目"で立ててきていいか?
埋め
984 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 09:06:33 ID:Nw3YVYER
結局またエロパロでやるのか…
VIPでやれよ……
女さんカワユス(´・ω・`)
vipでやれとかどんだけ低脳なんだよ
VIPでやる理由が分からない
今のVIPにこれを書ける奴なんてそうそういないと思う
仮に立ててもすぐ落ちるぜ
990 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 22:45:39 ID:Nw3YVYER
何もずっとVIPでやろうって言ってる訳じゃないだろ
ここ書き手少なすぎてペース遅いし、やっと進んだと思っても雑談ぐらいじゃん
もしすぐ落ちてもVIPからの書き手増えるしね〜まぁ出来るだけ保守するつもりだったけど
もともとエロパロに移転したのは、vipで過疎化したからだというのに…
今日、初めて短編のテンプレ1を見たんだが……shool Daysの言葉を思い出したよ。
993 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 00:37:58 ID:RvKShis0
>>991 VIPにいた頃はエロパロ移転に賛成したが今にしてみるとまだVIPの方が良かったと思う
マターリってレベルじゃないぐらい過疎ってるじゃん
正直ここは修羅場・ヤンデレ等々で書き手が散開してる気がする
初代クオリティの高さに関する話が出ている中、初代から書いてるのに今ひとつパッとしない書き手もココに居る。
でもヤンデレ等に浮気はしてません、「ほのぼの純愛」への愛情は胸を張って主張できます!!
忙しくて書けなくなる時期があるだけ・・・。
ちょっと暇が出来たので、そろそろ長編の続きか短編でも書いて過疎化を抑えたいところですね。
踏み台にでも・・・・・・なれたらいいな。
正直な話、ここはヤンデレスレやキモ妹スレの待合室(?)みたいな感じじゃね?
日本語へたですまん
過疎だ何だって騒いでるやつは自分で書こうとは思わないの?
何言ってるんだ
998 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 15:07:37 ID:1liXHgzR
女「おっとこくーん!事件です♪」
男「……(の割にやけに嬉しそうだな)」
女「あっ、ごめんね。しゃべれないよね、それじゃ」ベリッ
男「その割にやけに嬉しそうだな」
女「そんなことないよ」
男「そうか、わかったからその目やめれ」ゾクゾク
女「この場所がもうすぐ取り壊されるのに私たちの場所が未だ確保できてないの」
男「ってことはやっと解放されるわけな、俺」wwktk
女「そんなに淋しそうな顔しないでよ」
男「してねぇよ」
女「そんなに淋しそうな顔しないでよ」
男「してね……っつ」ガッ
女「そんなに淋しそうな顔しないでよ」ガッ
男「っ……あー、淋しいな」
女「でしょ?照れ屋さんなんだから。まぁ9ヵ月と4日も放置されてたら所有者の居ない廃墟だって壊されるよね」
男「ああ、どうりでここは暗いわけだ」
女「うふ♪それは目隠し、だよ?私以外見なくていいでしょ?でも私の顔なんてもう網膜に焼き付いてるよね」
男「(また殴られるのはな……)そうだな」
女「あれ?じゃあもう要らないね」
男「……は?」
女「そ、の、目♪」
男「いや、いやすまん、まだほら、あの、さ」
女「なに」ガッ
男「いっ、ほら!まだ、もっと女さんのことを見ていたいんだ!」
女「……へぇ?」ニコニコ
男「そうだ、だから、やめてくれ!」
女「ふーん。じゃあさ、もっと、これからも一緒に居たいよね?」ニコニコ
男「ああ!ああ!そうだ!俺は女さんと過ごしたい!」
女「うふ♪じゃあ、物件探してくるねー!」カッカッカカッ♪
男「もぅ、どうにでもしてくれ………」
次スレあったっけ?俺は!女さんを!愛してる!
ほのぼのしてくれれば幸いね。
999 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 15:11:05 ID:1liXHgzR
はっ!?目隠しされた状態で
その目やめれ
っておかしくね!?
999なら男が女さんに惚れる。
1000なら次スレたってる!
1000 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 15:14:32 ID:1liXHgzR
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。