【ガンバレ童貞!】サモンナイト萌え25【鬱兄貴!】

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1名無しさん@ピンキー
やぁみんな、トレイユの町を守る駐在軍人、兄貴ことグラッドだ!
今日も1日元気に行こう!帝国軍人をなめるな!

さて、テンプレだ。
基本的にSSはエロ有りの方向で頼んだぞ。
続きものの場合はエロ無しのパートが入っていてもOKだ。
特殊なシチュに関しては事前の注意書きがあった方がいいと思うぞ。

SS作家のみなさんが気持ちよく投下できるスレにするんだぞ。
各自21歳以上の大人として良識ある態度をとり、
職人さんが気持ちよく投下できるスレにしよう。
以上のことを守れないやつは紫電槍を食らわせるぞ!
【SS保管庫のアドレス】
ttp://snep.s7.x-beat.com/index.html (330氏)

【前スレ】
【メイド】サモンナイト24【暴走】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1166427537/

【過去スレ】 関連は>>2-4以降
2名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 15:48:27 ID:U+ENG8yf
【過去スレ】
サモンナイト萌え
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/999/999797530.html
サモンナイト萌え2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1009/10094/1009483903.html
サモンナイト萌え3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1023/10234/1023464724.html
サモンナイト萌え4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1043/10438/1043888060.html
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0308/25/1043888060.html(ミラー)
【祝】サモンナイト萌え5【3発売】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1060/10601/1060115736.html
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0308/25/1060115736.html (ミラー)
【イロイロ】サモンナイト萌え6【エロエロ】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1061/10615/1061571105.html
【個人授業】サモンナイト萌え7【二人の秘密】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10622/1062251246.html
【帝国軍】サモンナイト萌え8【身体に聞きます】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1063/10635/1063541511.html
【だから漏れ】サモンナイト萌え9【抜くよ】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1066/10661/1066123551.html
【私が欲しいの…?】サモンナイト萌え10【はい。】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068281776
ttp://eroparo.e-city.tv/1068281776.html (ミラー)
3名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 15:49:54 ID:U+ENG8yf
【おまいに】サモンナイト萌え11【萌えたい】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074943983
ttp://eroparo.e-city.tv/1074943983.html(ミラー)
【たまには】サモンナイト萌え12【そんなカプも】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078391596
ttp://eroparo2.e-city.tv/1078391596.html(ミラー)
【漏れが】サモンナイト萌え13【アクセス!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087326761
【君に】サモンナイト萌え13.2【アクセス!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087486651
【純愛も】サモンナイト萌え14【鬼畜も】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091620775
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-idol_eroparo/1091/1091620775.html(ミラー)
【エロって】サモンナイト萌え15【いいよね】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098787175/l50
ttp://eroparo5.e-city.tv/1098787175.html(ミラー)
【エロの】サモンナイト萌え16【集う楽園】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108268961
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1108/1108268961.html(ミラー)
【エクステーゼ】サモンナイト萌え17【どうなる?】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1117360581
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1117/1117360581.html(ミラー)
【ルチル】サモンナイト萌え18【エローイ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124496566
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1124/1124496566.html(ミラー)
【★】サモンナイト萌え19【画集発売】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131958025/
【エロスを】サモンナイト萌え20【召喚せよ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141566410/
【妹弟子】サモンナイト萌え20【(*´Д`)ハァハァ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148367926/
【えへへ♪】サモンナイト萌え22【先輩♪】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155628862/
【祝】サモンナイト萌え23【4発売】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165490439/
41キャラまとめ:2006/12/30(土) 15:53:38 ID:U+ENG8yf
※()内はSSに登場する回数

ハヤト40 言わずと知れた受け専主人公。クラレット、カシス、リプレとが多く、最近は召喚獣とも。
トウヤ13 素で魔王の攻め主人公。相手はカシスか。ただ悲しいほどに出番少ない。
キール9 鬼畜兄。それ以外に純愛方面でもそこそこ。盛んの王の息子だけあって結構絶倫?相手はナツミか。
ソル7   鬼畜弟。ようやく純愛デビュー。なんとなく素では尻にしかれそうなタイプ。相手はアヤ中心。
ガゼル4 1キャラとしての3作品は801多し。
アルバ1 1キャラとして出すには幼すぎ。出すとしたら4キャラとして。出番の少ない騎士・剣士の中でどれだけ出番を増やせるか。
ラムダ1、ペルゴ1、スタウト1 三人仲良くセシルさんに搾り取られました 僕達仲良し穴兄弟。
シオン 主役なし。聖王国が舞台だと助言役はこの人かメイメイかパッフェルさん。
エスガルド 全作品において言えるが、機械兵士の作品は非常に稀。仕方の無い事だが。
マーン3兄弟 主役ゼロ。役柄を考えると意外。
オルドレイク6 どっちかつうと3キャラ 1キャラとしては娘の純潔散らすケダモノ禿げ。
バノッサ3 アヤとが少し。もっと出番があってもいいと思うぞストーカー美白王。
カノン2 過去に少しだけ。バノっぴの下位互換な感じ。
克也1   絵美の心配してただけ。
レイド、エドス、ジンガ、スウォン、イリアス、エルジン他 影も形もありません。

ナツミ23 出番の大半は鬼畜シリーズ。なんつうか女の子相手の方が多い気が。
アヤ25  ナツミと同じく。ようやく純愛デビューの兆しがあるも邪悪な絵美が離れません。
クラレット24 以前はアメル、絵美と並ぶ被虐キャラだったが、ハヤクラ神降臨により最近は純愛系が多い。
カシス24 かつてはハヤカシ神の存在もあり純愛方面でクラレットをリードしていたが立場逆転。この娘も不憫。
リプレ11 レイプか売春と言われてたのは昔。最近はハヤトと純愛が多め。4での扱いはどうか。
フィズ3  1ではお子ちゃまなので出番無し。エロパロ板としては4キャラ。
ラミ2   フィズと同じく。出番の少ないお養母さんの分まで頑張れ。
モナティ3 エルカ2 二人セットが多い?出番自体はそう多くはない。
セシル2  野郎ども吸い尽くした凄いよセシルさん。
サイサリス2 トウヤ相手のが一本あった程度。イリアスと無いのな。
アカネ4 トウヤとが1回、陵辱が1回。1・2・4と登場している割には出番少なすぎ。
絵美18  アメルと双璧をなす被虐ヒロイン。悲惨な目に遭い続け壊れてしまった。別名邪悪な絵美。
52キャラまとめ:2006/12/30(土) 15:54:29 ID:U+ENG8yf
マグナ32 アメルの木の一件で興味本位、欲望まっしぐらなスケベ馬鹿のイメージがついてしまった悲劇の男主人公。出番は多い。
ネスティ9 やはりネストリ中心。妹弟子(*´Д`)ハァハァの眼鏡さん。思ったよりも作品が少ない。
レシィ9  2護衛獣最強ではなかろうか。ユエルとが中心。次いでトリスと。時にはオ○ニーも。
バルレル1 狂嵐の魔公子を名乗ってるのにも関わらず、陵辱多数のこのスレで出番は1度だけ。もっと出てもいい気がする。
レオルド 出番なし。まあ外見からして無理だが。
フォルテ3 意外にフォルケイは少ない。
ギブソン 意外にもギブミモは全くない。
シャムロック1 地味にビーニャに喰われてたりする。
ロッカ2  地味騎士を上回る地味。炉閣下でトリスとえっちしてたぐらいか。
リューグ3 モーリンとが少し。
カザミネ1 ケルマと共に先陣を切るもそれ以降は完全に出番無し。
アグラバイン、レナード、エクス 見ない。
ルヴァイド2 女体化イオスとぐらいしか思い浮かばん。
イオス5  男キャラとして扱われてない。4になってこの流れが激化しそうな予感。
レイム14 姦淫と陵辱の大悪魔。思う存分に食い放題しまくってます。
ガレアノ3、キュラー4 レイム様のおこぼれでこいつらも潤っています。回数が少ないのは陵辱でまとめられてしまう為。
フリップ1、カラウス1、アウゴ1 なんとコイツらも1作あり。もちろんすることは外道。

トリス19  純愛はレシィかネスティと。残りは陵辱。
アメル28 鬼畜のエルゴに魅入られし悲劇の芋天使。ただ、マグナとの純愛もそれなりにある。
ハサハ6 マグハサは少なく、出てくるときは大概トリスとセットで陵辱。案外扱いにくい。
ミニス10 初期の頃に多かった。ファミィとセットで陵辱が多いがマグナとの純愛物もそれなりに。
ケイナ4  フォルケイは少ない。もう少し出番あってもよさそうだが。
カイナ4  マグナとの純愛作も一応はあった。
ルウ3   過去にネスルゥ、マグルゥがあった。やはり出番は少なめ。
モーリン3 初期は海賊にやられたり、リューグとがあったりしたが出番はやはり少なめ
パッフェル8 2の場合、相手はマグナかそうでなければ輪姦。過去とクロスさせるSSも多い。
ユエル11 レシユエが主流だが、マグナともある。サブキャラとしては出番はかなり多い。
ミモザ4  初期に少し出ていた。結婚で少しは出番が増えるか。
ファミィ8 陵辱でもマグナ相手でもミニスと毎回セット。そんなに好きか親子丼。
ケルマ2 カザミネとが一本。あとはマーン母娘のおまけで陵辱。
ビーニャ6 レイム様配下調教担当。アメルもトリスもミニスもこいつにとっちゃ玩具。単独でも出ていて3悪魔の中では最多登場。
ディミニエ1 鬼畜のエルゴの魔の手は小説版にまで伸びた。王女相手でも容赦なし。
63キャラまとめ:2006/12/30(土) 15:55:06 ID:U+ENG8yf
レックス47 男キャラ最強。アズリア、ベルフラウ、ミスミ様、幅広いカップリングをこなす。流石はティンコケース。
ウィル5   男生徒は少ない。アティ先生相手に少し。
ナップ3   ウィルとほぼ同文。男生徒は少ない。
カイル17  カイアティがほとんどを占める肉棒船長。3隆盛期はかなりの出番。
スカーレル15 アティとよりもソノラとが多い。ヘイゼルの調教役としても。結構活躍してるオカマの人。
ヤード6  地味地味言われるが案外活躍してる。アティ先生以外とも少し。
ヤッファ7 海賊組に比べると少ないが、それでもそれなりに出番があるシマシマさん。
キュウマ1 出番1回だけのニンニンさん。根が真面目なのが災いか。
スバル4  4では随分と立派な兄ちゃんに成長。スバルちゃんは喚起の門に封印ということで。
パナシェ3 上と同じく。この二人は4キャラかな。
フレイズ3 少しだけ出てる。ニンニンさんよりは多いがそれでも他の男性陣には劣る。
ゲンジ   流石にご老体にはきついっしょ。
イスラ11   3における鬼畜担当シスコン弟。アズリアやアティ先生を泣かせてます。
ビジュ16  一時期大流行した男。本編ではありえないナイスガイになっていたりする。鬼畜方面でもそれなりに。
オルドレイク 3キャラとしては奥さんとラブラブな印象。 (登場回数は1を参照)
ウィゼル1 メイメイさんとやってたのが1つ。
ギャレオ1 一応1作あり。ただしその1作はエロが無いうえにギャグ物。
ジャキーニ、オウキーニ 出番無し。あそこまでラブラブだったのに作品の無いオウキーニ…

アティ74  女キャラ最強。カイルをはじめ多くの男性キャラとのカップリングをこなし陵辱・レズ方面でも大活躍。エロッ!!センセエロッ!!
ベルフラウ12 生徒最強。レクベルは結構強力なカップリング。
アリーゼ7 出番は多いほうだが、ベルに大きく離されている。
ソノラ11  スカーレルとが多い。むしろスカーレル×ソノラが主流。
アルディラ8 ロレイラル関係は出番少な目。陵辱物が多い。
クノン9   出番はアルディラとほぼ同じだが、半分以上がエロ無し。
ファリエル6 生前も死後も嬲り者にされやすい悲惨な幽霊娘。頻度が高くなれば芋天使の領域だろう。
マルルゥ4 流石に悪戯程度で本格エロは難しいか。というよりサイズの問題が。
ミスミ10   レックスと多し。夫をがしゃどくろの如くやつれさせる絶倫ぶり。かなり活躍してます。
アズリア25 レクアズはこのスレでも猛威を奮った。イスラとか名無しの婚約者とかにレイプされたり結構かわいそうだったりもするけど。
ツェリーヌ4 旦那と末永くお幸せに。
ヘイゼル6 ヘイゼルとしてはスカーレルとが多く、次にレックス。パッフェルさんの昔語りとしてもよく出る。
シアリィ   作品無し。出番あっても良さそうなのに。
メイメイ1  基本的に悩める男の助言役・相談役で主役はウィゼルとの1回のみ。
7EX・CSキャラまとめ:2006/12/30(土) 15:56:04 ID:U+ENG8yf
レオン5  エイナとが中心。良い意味でも悪い意味でも真っ直ぐです。
ベクサー1 リニアと一つあり。
オーレル1 ピアに足コキされて果てました。脇役中心。

エイナ4 全てがレオンと。当然といえば当然。
リニア1 かなりの爆弾発言をしながらベクサーと。お幸せに。
ユヅキ2、キサナ2 この二人、このカップリングでしかSSがありません。そんなにレズが好きか。
ピア1  脇役中心。純粋ですから。
ルチル1 18スレのスレタイにもなっているのに登場は1作だけ。ただし、その1作品のインパクトは強し。ルチルエローイ

クリュウ4 ばななん王子氏の作品が中心の男主人公。それ以外の作品でもシュガレットとが中心。
クッティ1  プラティのバター犬。
ウレクサ1 スレの流れもあり鬼畜に行くかと思ったが、普通にプラティとHしました。

プラティ3 クリュウと比べて良い所がない女主人公。ちなみにやっぱりシュガプラはあり。
サナレ1  パリスタパリスに操られ、肉棒生やしてプラティ犯しました。
シュガレット3 全て主人公と。男の方か女の方かはノーコメントで。
ラジィ2  CS1サブキャラの中ではかなりの活躍ぶり。

エッジ4   ディナに夜這いされたりタタンと純愛したりリンリと温泉Hしたりと登場数は少ないのに忙しい主人公。
オルカ1  タタンとの1作のみ。それってヤバくないか。
ガブリオ3 エアとがメイン。純愛100%。
リョウガ1 エアとの純愛モノが一つ。

エア5   純愛が多い女主人公。鬼畜のエルゴのマーク外からか全体的にCSは鬼畜率低め。
タタン2  エッジと一つ、兄と一つ。どっちもカレーの場面からSSが始まります。
ディナ1   1作のみ。サモナイの悪魔はいい味出してるのが多いのに大悪魔と愉快な仲間達以外の作品がほぼゼロなのは寂しい。
リンリ1  温泉にてじっくりエッジを犯します。
アーノ1  風の子アーノは性別不明だけど、ガブリオのイチモツをしゃぶってる作品しかないためこちらへ。

エンジ1、リフモニカ1 はじまりの石はこれのみ。そういう漏れも未プレイだが・・・
8召喚獣のみなさん:2006/12/30(土) 15:56:56 ID:U+ENG8yf
ライザー マグナの相談に付き合っただけ。エロに一切絡んでいないが一応。
ミミエット オルドレイクに貪られます。ついでにヤードもアーッ!
プニム  スレのみんなが驚いた。リビエルに対する攻めで登場。
ロティエル ヤードとの純愛が一つ。泣けます。
プラーマ  聖母の慈愛はそっちの方向にも。
エルエル ガルマちゃんとラブラブです。
ガルマザリア2 相手はハヤトとリビエル。セリフの多さは召喚獣一のツンデレ悪魔。
ドライアード2  能力を考えると出番は少ない。
94キャラまとめ:2006/12/30(土) 15:58:34 ID:U+ENG8yf
前スレ>>512時点
ライ7   フェアよりも遥かに出番の少ない男主人公。まだまだこれからか。
リューム 男の子リュームは今のところ出番なし。
コーラル5 竜の子コーラルは最多登場。
セイロン4 ロリコン1号。一発ネタは多分No1だが、残念ながらその流れがSSにまで伸びない。
ルシアン8 4男キャラ暫定トップ。某誓約者に匹敵する受け専。
グラッド4 シャオメイの悪戯で大暴走の兄貴。でも、それ以外の作品が今のところ無い。
セクター1 教師×教え子ネタは3主人公に持っていかれる為、出番少なし。
シンゲン5 ロリコン2号。セイロンと同じくSSにまで発展しない。出るときはセイロンとセット。
アルバ1  早速出ましたアルフィズ。
スバル1 シャオメイさんに薬仕込まれて強襲。一線越えると大暴走なのは親の血だろうか。
カサス1 初作はまさかの純愛。発情が入るのは獣人として仕方が無いか。レシィもユエルもしたし。
ギアン2 鬼畜ネタ多数のこのスレで調教師の出番が少ないのは最後にヘタレてしまうからか。今のところ調教とヘタレは五分五分。

フェア22  4キャラトップ。僅か1スレ半でこのペースだとセクシー女教師を抜く可能性も。ただしレズが非常に多い。
ミルリーフ4 女の子ミルリーフはそこそこの出番。
リビエル5  普段は生真面目でコーラルに襲われるほどの受け。ところが、プリンに薬を盛られると急変。
アロエリ3  ツンデレ鳥っ娘は出番少なめだが、一人H、純愛、襲われとバリエーションは豊か。
リシェル9  大半がポムニットと。この調子だと5代目陵辱キャラになる恐れが。
ポムニット22 4キャラトップタイの最強淫乱メイド吸血鬼。同姓相手に大暴走。サプレスキャラは出番皆無か攻めまくりかのどっちか。
ミント4   陵辱キャラ予備軍。リシェルと比べて出番は少ないが、悲惨な目にあう割合は多い。
シャオメイ 主役こそ無いものの悪戯しまくりでかなり活躍。人生経験長いと溜まる物は溜まるのだろうか。
アカネ2   相変わらず出番少ないな。
フィズ1   アルバと一つ。この流れが伸びるも廃れるもこれから次第。

>>965時点
男キャラがルシアンからライになりました。女キャラはポムさんの一人勝ちです。
10名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:00:25 ID:U+ENG8yf
以上、テンプレ終わりだ!
さぁて、今からミントさんのおっぱいでも......もといトレイユの町パトロールにでもでかけるとするか!
11名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:05:22 ID:As0XH3KO
スレ立て、ありがとう兄貴!
12名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:13:30 ID:VghxwZAW
>>1スレ立てお疲れ様であります、兄貴


























しかし兄貴はこういうキャラで落ち着いたか・・・・・・
13名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:27:19 ID:S6ZCc+um
>>1
兄貴乙!

さっきライでエニシアEDを見たが
最後、さり気なく兄貴がミントさんと同時に登場してたな
セクター先生がゲックファミリーについて行って
ローレットとキャッキャウフフしてる今しかチャンスはないぜ、兄貴

しかし、
ライに急接近するエニシアに危機感を覚え、積極的になるミルリーフ
戻ってきたリビエル確保のルシアン
既に蚊帳の外のリシェル
シンゲンがいなくなりシルターンの業を一身に背負ったセイロン
ギアンとレンドラーのウホッ
と、中々にカオスなエンディングだった気がする
14名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:49:52 ID:8TxgmnIu
>>1
善哉善哉
15名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:55:09 ID:I+J+5LGg
>既に蚊帳の外のリシェル

あっはっはっは。なんでだろう?めから汗が・・・
16名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 17:15:17 ID:vPHiQTG3
>>1-9
兄貴乙です。
考えてみればキャラまとめはこっちに貼ったほうが良かったですね・・・
17名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 17:33:29 ID:2ROKa1Vv
兄貴乙っす!
前スレ残ってんのにアレですけど投下良いですかね…?結構長いんで容量が気になりまして
18名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:10:35 ID:isb3UPrD
そういう話で有名なのはサモン4コーラル。
町はずれの喫茶店で宿屋の仲間と野菜ジュースを飲んでいたら3,4人のヤクザ者に隣りの席の女性客が絡まれていた。
みんな知らん顔をしていたが、みかねたコーラルがやんわりと諭すと、ヤクザの一人が「何だお前、 PS2でくだらねー
ことやってる奴だろ」と凄み、コーラルに迫ってきた。
コーラルはなんだかんだと穏やかにいなしてたが、とうとう「ちょっと表へ来いや」とヤクザ達に囲まれて店外へ
連れ出された。
誰も怖くて後を追えなかったが、30分くらいして、さすがに心配したライ達が見に行くと、
全身一糸もまとわぬ姿で変貌してし血塗れ白濁になったコーラルが、ヤクザ達に土下座して謝っていた。
19名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:16:29 ID:RYlRFTeW
>>17
投下したいと思った時が投下し時だ
20名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:17:19 ID:isb3UPrD
ミニスはアルバのペニスを根本でつかむと、雁首にチロチロと舌をはわした。
アルバはたまらず小さくうめき声をもらす。
「くうっ……ミニスさん……」
ミニスはアルバの反応を上目づかいでたしかめると、小さな口をいっぱいにひらきペニスをほおばった。
アルバのペニスはミニスの熱く濡れた口腔につつまれ、一気に暴発してしまいそうだ。
「んん!」
なんとかそれを堪えるアルバ。ミニスの桜色の口唇がアルバの赤銅色のペニスをくわえこんでいる。
そのままミニスはアルバのペニスに舌でからみつくような愛撫をくわえた。
ミニスの口のなかで大きくはりつめたペニスの周りを、ミニスの舌がねっとりと行き来する。
そのたびにアルバの背筋には恐ろしいほどの快感がかけぬけていく。
あんなにおしとやかな(?)ミニスさんがこんな淫らな行為をしているんだ……。
そう思うだけでアルバは達しそうになってしまう。
「さぁ、アルバ、一人で感じてないで私にもして」
フィズがアルバをうながす。3人は互いを舐めあうように、1つの円を形作っていた。
もちろんフィズがそうさせたのだ。
ミニスをフィズが愛撫し、それに耐えながらミニスはアルバのペニスにしゃぶりつく。
さらにフィズはアルバに自分のオマンコを舐めさせている。
3人が3人とも、確実に快感を得られる体勢なのだ。
アルバとフィズが愛撫を再開すると、子供部屋は3人のあえぎ声と
ジュルッジュルッという舌と愛液の混じり合う音に包まれた。
21名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:17:38 ID:isb3UPrD
深夜、リプレはナツミに呼ばれて薄暗い地下室にやって来た。
地下室にはナツミとカシスがいた。
「来たわね、リプレ」
ナツミは腕組みをときながら言う。
「あ・・・あの・・・もう返して下さい・・・」
「ふふふ・・・返してっていうのはリプレがトイレで排泄してるトコを隠し撮りした写真かしら?」
リプレは顔を真っ赤にしてわずかにうなづいた。
「そうねえ・・・でもタダというわけにはね・・・」
「あ・・・あの・・・」
その時、今まで黙っていたカシスが口を開いた。
「何よ、もう我慢できないの?」
「は・・・はい」
「ふふ・・・見てごらん、リプレ。」
ナツミはそう言ってカシスをリプレの眼前に押し出す。
そのカシスは不自然なまでにお腹をふくらませ、顔は真っ青で汗びっしょりだった。
「カシス・・・一体どうしたの?」
「ふん、たいしたことないわよ。ただ1リットルほど浣腸してあげただけ・・・」
「か・・・浣腸!?」
「そうよ・・・この子、最近便秘で5日も出てなかったのよ。だから手伝ってあげたのよ」
「そ・・・そんな・・・無理矢理したじゃ・・・・・・ああっ!!」
カシスは反論しようとするが迫り来る便意に口を閉ざされた。
「お・・・お願い・・・はやく・・・トイレに・・・」
その途端カシスのお腹が、ぎゅるるるう〜、と鳴る。
「そろそろ限界みたいね。じゃあカシス、ここでしなさい」
「そ・・・そんなコトできない!!」
カシスが声を荒げる。
「ふふふ。はやくショーツをおろしてかがみ込みなさいな。もう白いショーツが茶色くなってきてるじゃない」
「ああ・・・あああああっ!!もうダメええっっ!!」
カシスは観念してショーツを下げ、しゃがみこんだ。
その瞬間、
ぶりぶりぶりぶりぶちゅぶちゅびちぃっ!!
凄い音がしてカシスの肛門から異臭と共にうんちが関を切ったように流れ出した。
「あははははっ!! カシスったらきったな〜い!! 恥ずかしくないの!? きゃはははは!!」
ナツミの嘲笑いがカシスの羞恥心を倍増させる。
「ああ・・・見ないで・・・見ないでったらあぁっ!!」
カシスは叫んだが5日間もためこんだ排泄物はまだまだ流出し続けていた。
22名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:17:47 ID:isb3UPrD
やがてカシスの排泄ショーは終わった。
ナツミはカシスの肛門付近についていたうんちを掬い取りカシスの目の前に突き出す。
「カシス・・・あんたのうんちよ。舐めなさい」
「い・・・いや・・・」
「あら・・・命令に逆らえる立場だった?」
カシスも何かしらナツミに弱みを握られていたのだろう。
カシスは口を開き自らの出した排泄物を口にする。
「ふふ・・・いい子ね。それじゃ次はリプレ、アンタの番よ」
「えっ・・・」
しばらくカヤの外におかれていたリプレの顔が青ざめる。
「カシスだけじゃ不公平でしょ。アンタもするのよ、浣腸」
「そ・・・そんな」
「ちなみに断った場合はアンタの脱糞写真が町中にばらまかれることになるけど」
「・・・わかったわ・・・浣腸されたら写真返してくれるのね?」
「ふふ・・・商談成立ね。・・・・・・カシス」
ナツミはぐったりしているカシスに浣腸器を放り投げる。
「カシス、アンタがしてあげなさい。浣腸経験者の先輩として・・・」
カシスは無言でうなづいた。
「量はカシスと同じ1リットルよ」
リプレをピンクのショーツ一枚にしたナツミが言った。
「リプレ・・・いくよ」
浣腸器の先がショーツをずらされあらわになった菊門に差し込まれる。
「あうっ!!」
そして浣腸液が次々に注ぎ込まれていく。
「ああっ・・・いや・・・気持ち悪い」
リプレがあまりのおぞましさに声をあげる。
やがて全ての薬液を注入し終えたリプレはカシス同様にお腹が異様に膨らんでいた。
23名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:18:00 ID:isb3UPrD
ぎゅるるぐるるるる〜
リプレのお腹が鋭い音をたてる。
「リプレったらお腹がすいたのね」
「・・・・・・」
もはやリプレは反論する余裕もないようだ。
そのリプレの前に皿が置かれた。
「ねえ、リプレ賭けをしようよ。アナタがうんちを漏らす前にコレを全部食べきったらトイレでさせてあげるわ」
リプレは皿の中のものを見る。
何と中身はさきほどのカシスの排泄物だった!!
「こ・・・こんなの・・・・・・食べれるわけないじゃない・・・」
「じゃあそこで漏らしなさい」
ナツミに突き放されてリプレは仕方なくカシスの排泄物に舌をつけた。
強烈な異臭がリプレの鼻をつく。
ぎゅるるる、ぐるっ!!
リプレにお腹が悲鳴をあげる。
「・・・もう・・・限界です。少しなら食べました。だからこれで許して・・・」
リプレが哀願する。
「だ〜め、ここでしなさい。ふふふ」
ナツミがリプレのショーツを引き上げきちんとはかせる。
「ショーツはいたままうんちするのも面白いかもね」
ナツミはそう言うとリプレのお腹を思い切り蹴り上げた。
「ああああああっ!!だめ!!」
リプレの絶叫と同時にリプレのピンクのショーツが茶色く染まっていく。
その刹那
びじゅっ・・・びじゅびじゅびちぃ!!
と、爆裂音がしてショーツのわきから軟便が流れ出る!!
「いやああああっ・・・見ないで・・・・お願い!!」
カシスに負けず劣らずの凄い異臭を放ってリプレのうんちが由香に飛び散っている。
「きゃははは・・・カシスは便秘だったけど、リプレの方は下痢だったの!?」
ナツミの声を聞くと同時にリプレの意識は遠のいていった。

それから数日後、ナツミは異次元電話で話していた。
「ふふ・・・こっちの方はばっちりよ。間違いなく上物だから・・・・・・。わかってるわ、調教も完璧よ。だからアナタの方は・・・・・・そうわかったわ。じゃあアメルとミニスはよろしくね・・・トリス。ふふふ・・・」
24名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:18:57 ID:isb3UPrD
「おねぇちゃん、一緒に……寝ていい?」
「もう、しょうがないわねぇ。いらっしゃい」
「ん……」
 訴えるようなまなざしに押され、トリスは毛布の端をめくった。ハサハはこくりと頷き、もぞもぞとベッドに潜り込む。
「……お風呂で見たけど、首とか胸とか、なんだか赤くなってたよ……。どうかしたの?」
「!」
 迂闊だった。それは、小麦色の膚をした少女につけられた、従属の印。
召喚師の少女に、気も触れんばかりに啼き狂わされたのは昨夜のこと。
そんな事を、まだ幼い護衛獣の少女に言えるわけがない。かといって、傷の跡と嘘を吐いて心配させるのも気が引ける。黙り込むトリスに、ハサハはそっと手を重ねた。
「……きすまーく」
「ど、どこでそんな言葉おぼえたの?!」
 真っ赤になってはね起きるトリス。鈴を転がすように、幽かに笑みを零しながら、ハサハはトリスの細い躰に身を寄せる。
「ゆうべ……おねぇちゃんが言ってたよ……。るぅ、だめ、きすまーくはつけないで……って」
「聞いてたの?!」
「おねぇちゃんのきもちいいところも、みんな知ってるよ……」
「……っ!」
 白く細い指先が、首筋をなぞる。
「耳も、背中も……いいんでしょ?」
「やっ、ダメっ! やめなさ……ひっ!」
 指先が蠢く度に、柔らかな唇が押しつけられるたびに、抵抗の言葉は意味を失っていく。
「おねぇちゃんのしてほしいこと、みんなしてあげる。おねぇちゃんは……だれにもわたさないからね……」
25名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:19:20 ID:isb3UPrD
「おねぇちゃん、朝だよ……おきて……」
「む〜……あと5時間だけ寝かせて……」
 スクラッチカードで特賞を引き当ててしまい、賞品としてメイメイさんを一晩中
堪能してしまったトリスは朝帰り。ハサハに揺り動かされた位では目も開けず、
駄目すぎる言葉を譫言の様に呟いて、布団を頭まで引き上げる。人様の家でいい気
なものである。
「……むぅ……」
 眉をひそめてむくれるハサハ。と、何やら思いついたのか、口元を綻ばせ、トリ
スの眠りこける布団に滑り込む。
「……おねぇちゃん……はやくおきないと、たいへんだよ……?」
 手探りで寝間着のボタンを外し、露わになった胸元にそっと口づける。御年18に
しては少々発育の奥ゆかしい乳房をやわやわと撫でさすり、鎖骨のラインを舌で
なぞる。
 トリスはうなされているのか、起きるに起きられずに狸寝入りを決め込んでいる
か、微かに呻き声を漏らす。うなじに顔を埋めていたハサハは覚えのある匂いに、
くぃっ、と首を傾げた。
「……なつかしいにおい……しるたーんのおさけのにおいだぁ……それと……」
 胸のふくらみと言うには少々控えめな乳房に、きゅっ、と爪を立てる。
「…………しらないおんなのひとのにおいもするよ……」
「うわきもののおねぇちゃんには、おしおきだよ……」
 豊かとは言いがたい乳房を揉みしだき、ふにふにのみみたぶに甘噛み。乳首に
はきつく爪を立てる。声を殺し、ぎゅっと目を瞑って堪えるトリス。期待通りの
反応に満足げに目を細めつつ、ハサハは寝間着をはだけ、下腹部へ指を滑らせて
いく。飾り気のない下着に指を滑り込ませる。
「!」
 ひんやりとした指の感触に、身を縮ませるトリス。ハサハはうっとりと上気し
た頬を寄せ、必死で寝たふりを続ける召喚師の耳元に囁く。
「……あと5時間……ねてるんでしょ。……おしおきしても、わからないよね。
でも……おねぇちゃんがいやらしいへんたいさんだったら……うれしくて目が
さめちゃうのかな……?」
「……!」
 その言葉に、とろりと蜜を吐き出す秘処に指をねじ込む。妖狐族特有の、
秘め事の為の魔力を込めて。
26名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:20:02 ID:isb3UPrD
レ「あ、あの…ご主人様……?」なでなでなでなでなで…
マ「んーーーー?」なでなでなでなでなで…
レ「………あ…………」(少し頬が赤くなる)
なでなでなでなでなでなでなでなで………

ネ「まったく無駄な一日を過ごして… 何を考えてるんだキミは…」

レ「ご、ご主人様は悪くないんです〜、ボクが全部イケないんです〜っっ!!」
27名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:20:27 ID:isb3UPrD
ハヤトがガゼルの隣に座りズボンの上からペニスをさすり始めた。
ガゼルの身体は固まってされるがままで、ハヤトはジッパーをおろしパンツの中から
おちんちんを取り出しさらにしごき始める。
見られただけでも恥ずかしいのに、ハヤトの手に擦られ続け、ガゼルはあっという間に
射精しそうになった。
「…っ…で、でちまう」
「まだだめだよ」
ハヤトはそう言ってガゼルを寝室に連れて行った。

ベットでハヤトはガゼルの下半身を裸にした。そして、ガゼルの両足を持ち上げまんぐり返しの形し、ハヤトは肛門を舐め始めた。
「自分のちんこを見てて」
ハヤトに言われガゼルはその通りにした。
ハヤトはガゼルが何人かの男と経験あると思っていたのか、ゼリーと機界から召喚した細いバイブを取りだし肛門にゆっくり入れた。
ハヤトはガゼルを四つん這いの格好にさせ、「しゃぶってみろ」と言いガゼルの頭を押さえつけた。

ガゼルは他人のペニスをこんな近くで見るのは初めだったが
言われたとうりガゼルはハヤトのペニスを咥えた。
ハヤトのペニスの先からは、しょっぱい物が少しずつ出てきた。
いまだバイブは入ったままで、ガゼルは自分がなんていやらしいことをしているんだろうと考えながらも言われるままにしてた。
ハヤトはそのうちガゼルを再びベットに寝かせ、また両足を落ちあげて
まんぐり返しの姿勢にし、今度はガゼルのおペニスにゼリーを塗り、亀頭の部分を手のひらで包み込むように刺激した。

ガゼルは今まで自分のしてきた、ただしごくだけのオナニーとは桁違いの快感ですぐに射精しそうになってしまい
「…っ…ア…でる!」
と叫んだ。
「自分の射精を見てろよ」
ハヤトにそう言われ必死で見つめていたが、我慢できなくなりガゼルは自分の顔から胸にかけてたくさんの精液をまき散らした。

ガゼルの射精後すぐにハヤトはガゼルの顔にまたがった。
「咥えろ」
と一言だけ言い、ガゼルに先だけを咥えさせて自分でしごき始めた。
「…うっ!」
声を出すと同時にハヤトはガゼルの口からペニスを抜きそのままガゼルの顔へ射精した。
ハヤトは二人の精液をペニスの先で混ぜ合わせ、指でガゼルの口に押し込んだ。
ガゼルは口の中が苦く精液は飲み込めまなかった。

その後少し時間を置き、ハヤトはガゼルの顔についていた精液をガゼルのペニスになすりつけ、それをゼリー代わりに手のひらでまた包み込むように刺激した。
ガゼルは射精したばかりだったので、くすぐたかったのだが、
「我慢しろ」
とハヤトに言われ、その通り我慢していたら、また快感が襲ってきた。
「…また、出る…」
と言いながら、ガゼルは再度、大量に精子を吐き出した。
28名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:20:53 ID:isb3UPrD
決戦前夜―夜が明ければ悪魔王との戦いである

「・・・・・」
「・・・・・」
マグナは手をのばすと、の左手首を握った。歳相応のか細く、美しい腕
そのまま空いているほうの人さし指で身体をスーッと撫ぜた。
「・・・・・」
ミニスは、無言でいる
マグナはゆっくりとくちづけをした
「…ん…」
ミニスが、かすかにうめく
マグナは己の体重を利用してミニスをベットへと押し倒す。ミニスもマグナに全てを委ね、抗う事はなかった
「…本当に…いいのか…?」
少しの沈黙
「今さら…なに言ってるのよ」
上気した顔のミニスが多少ムッとする。だがすぐにフッと顔を緩めた
「子供扱いはいやだからね…? 最後まで…して」
マグナはミニスを、全裸に剥いた
美しい。白くて、輝いている。それに、可愛らしい
マグナ自身は服を着たまま、ミニスにのしかかると、再び唇を奪った
「…んん…」
「…ずっと、こうしたかった…」
「ん…」
長いくちづけの後、マグナは、ミニスの身体をもてあそびにかかった。ミニスは従順だった
マグナの命じるままに、仰向けになり、うつ伏せになり、四つん這いになった。
マグナはミニスの身体中に唇を這わせ、脇の下をくすぐり、内腿を撫ぜる。四つんばいに
させた彼女の秘所からはいつしか愛液で内腿まで濡れていた
「あ…あ…あ…」
ミニスのもだえ声が聞こえる。舌を固く尖らせると、濡れ濡れとうごめく肉のあわせめに
グッと差し込んだ。もだえ声がひときわ高まる
「ああー!! あ!あ!あ!」
がくがくっと身体を震わせるのがわかった。痙攣は十数秒間に渡った。感極まった
らしい。
29名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:21:28 ID:isb3UPrD
「こんどはあたしの番だからね・・・?」
亀頭を口に咥え、ミニスが茎胴や袋を舌と指で愛撫する
やけに慣れた調子だったのでマグナが尋ねると、なんでも耳年間な友達に教えてもらったとか
背筋を走る快感に射精しそうになったマグナは、そっとミニスの口を放す
見上げるその目が潤んでいた
「おいで、ミニス」
ベットの上に胡座をかいて、マグナはマグナをその上に座らせた
「う、うん……」
ミニスがマグナの首に手を回して、神妙な顔でしゃがみこむ。ずぶずぶと
いった感じでマグナのペニスがミニスの膣内に沈んでいく
「う・・・くっ」
ミニスの顔が破瓜の痛みに歪む。二人の結合部分からは一筋の血が流れていた
マグナは少しでも痛みを和らげようと、まだ軽いふくらみでしかない胸を愛撫する
やがて根元まで呑み込んで繋がると、ミニスはマグナにぴったりと体を押し付けた
マグナもそれに応じると彼女を抱きしめ、お互いの口内を貪り合う

やがて、はじめこそ苦痛に苦しんでいたミニスの声に、ゆっくりと甘いものが混じり始めた
「あうっ……うあ・・・あぁっ…マグ・・・ナっ……う、動く……ねっ……」
ミニスが体を上下に揺すり始める。その度に湿った音が繋がったところから
微かに響き、ミニスは羞しそうに眉を寄せる。
その表情がいとおしくなりマグナはもっと音がするように体を揺すった
「あっああっ……だ、ダメだよぉ……っ!」
ミニスの抗議を無視してマグナが激しく動く
「や、やぁっ……は…あーああっ……?」
声を堪える余裕も無くなったようでミニスが大きく喘ぎ始めた
その声に興奮したマグナがさらに激しく動く
「く…ミニスっ!」
「マグナ…マグナぁ…っ! あああああああああああああっ!」
絶頂に達したマグナの精液が一滴残らずミニスに注ぎ込まれてゆく
「あ…熱いのが…いっぱい…」

……
結局メルギドスとの決戦に彼らが赴いたのは、マグナへの説教とミニスの腰痛が完治した翌々日だったという
30名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:21:35 ID:UJApb4rL
スレ立て乙
だけどこのスレタイはグラッド×ミント書いてる人もいるんだから配慮が足りないかと
31名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:22:23 ID:isb3UPrD
明日は、オルドレイク達と決着をつけに行く。
仲間の誰が傷付くかも分らず、相手の誰かを殺すことになるかも知れない。
傷付く仲間はガゼルかも知れなくて。
そう。失ってしまうかも知れない。それが怖くて、酷く怖くて。
だから、ハヤトはいつもよく強くガゼルを抱いた。
ガゼルの呼吸が少しずつ荒くなる。
肌は熱を増し、普段強気な瞳は涙ぐみ、時々強く瞼を閉じる。
ハヤトの指が胸の突起を掠ったとき、とうとう耐え切れずガゼルは声を漏らした。
「……んッ」
素直に声を出さない。
素直じゃないのはいつもの事だが、せめて自分にだけは、それもこーゆー時くらいは素直になって欲しい。
「声、だしていいんだぜ。」
「…………」
ガゼルは黙ったままだ。
「嫌でも出させる。」
ハヤトはいつもよりもきつめの態度で言い放つ。
そしてガゼルの胸に唇を這わせた。
「痛ッ」
胸の突起を軽く噛むと、ガゼルの体が跳ね上がる。
その体に体重をかけ、ハヤトはちゅ、とその突起に音を立てて吸い付く。
「痛ぇよ…ハヤト……なんで…いつもと違ッ…」
無言のままハヤトは舌先で突起を嘗めあげる。
それに反応してガゼルの肩がびくっとあがった。
「や……」
ぴちゃ、ハヤトの舌が音を立てる。
と、同時に右手でガゼルの下腹に手を延ばす。ズボンのジッパーを下ろし、手を差し入れ、脱がせてゆく。
「ハヤトッ……」
「……目、閉じて集中てろ。」
そういってガゼルの中心に手を伸ばす。
熱を持ちはじめているそこを柔らかく包みこみ、優しくさするとガゼルの全身がしなる。
「あ………っ…」
両腕をハヤトの肩に回し、しがみついて堪えるが、ハヤトの指がガゼルの中心を何度も上下し、時折軽くしめつけると、その度にガゼルは甘い声をあげた。
「……ふ……ンッ……」
自分のいった通り、強く瞼を閉じ身をゆだねようとするガゼルを見て、ハヤトはやっと軽く微笑んだ。そして、ハヤトは体をずらす。
「ハヤト……?」
離れた熱に不安そうにガゼルが呼ぶ。
黙ったまま、ハアトはガゼルの中心にくちづけた。
「何すんだよッハヤトッ…!」
ハヤトは何も答えない。
彼の口腔内には、ガゼルの熱がくわえられていたからだ。
ハヤトの舌がゆっくりとガゼルの形をなぞり、下から上へ、ゆっくりと伝い、時折音を立てて吸い付く。
その度にガゼルの体がしなる。
「あン……ッ」完全にガゼルを咥えたまま、ハヤトはガゼルを強く吸う。
ハヤトがガゼルを咥え込むことはいままでなかった。
「やっ……あっ……やだ、ハ……ハヤト……ッ」
じゅ、ちゅっ、という音がする度にガゼルの嬌声が上がり、ハヤトをあおってゆく。
ガゼルの中心は初めての感触に硬度を増し、限界まで立ち上がり、小さく震えている。
ハヤトはガゼルを咥えたままそっと笑う。
「はッ……」そんな微妙な動きにさえ感じてしまうガゼルに、ハヤトはガゼルの限界を知る。
そして、ガゼルの熱を掃き出す小さな窪みに軽く歯を立てた。
「……ふぁ……ッあぁ」
それがガゼルの限界だった。
こらえきれず、熱をすべてハヤトの口腔内に吐き出してしまう。
ハヤトはその熱をすべて飲み込む。「……なんで……」
「今日は…ガゼルをじかに感じたかったから……」
そう呟くハヤトの声も、艶を帯びてかすれている。
ガゼルの反応に、ハヤトの熱も高まってきているからだ。
ガゼルの窪みからはまだ熱を残したまま、一滴、二滴と名残が伝い落ちてきていたが、ハヤトはそれさえも舌で嘗めとった。
「ひゃ……うッ…ン…」
「……ガゼル」
32名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:23:46 ID:isb3UPrD
33名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:34:11 ID:U+ENG8yf
>>30
配慮が足りず申し訳ない
しかしそう言う人が増えて欲しいから「ガンバレ」とつけたつもりなんだが
どうやらそうとられていないようだな
34名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:40:36 ID:isb3UPrD
【何これ】びんちょうタンがPS2にって・・・・ゆるキャラじゃない。。萌えゲーム【ゆるキャラゲーム化】
http://www.mmv.co.jp/special/game/ps2/binchotan/product01/index.html
35名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:54:19 ID:2ROKa1Vv
>>19
んじゃお言葉に甘えて一番鎗アルフィズ第二弾行かせてもらいやすー
36名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:54:28 ID:I+J+5LGg
NGワード推奨

isb3UPrD
長いようで短かったギアンとの闘いは天空城での決戦で幕を引き、その翌日。
せっかくこれだけのメンツが集まったのだからと言う事で急遽宴会が催された。
そして夜半に差し掛かり宴もたけなわ、騒ぎ疲れ飲み疲れた兵どもが夢の跡。
良識ある人間は然る場所へと帰り、飲んだくれは屍を築く宴会場跡と化した忘れじの面影亭、その一角。

「うぅ…みんな強引に酒勧めてくるんだもんなあ…」

みんな、とは主にレンドラーを始めとする羽目を外した剣の軍団の騎士達。
おかげで酒は飲むまいとアルバは堅く決意した。
「そういえばフィズ、何処にも居なかったな…」

気にかかったのは故郷で帰りを待ってくれている筈の少女。
リプレやガゼル、基本的にいつも一緒のラミも居たので宴会に来ていない筈は無いと思うが…

「…まあ、今日は早く寝よう…」

気にはなるが今は疲れて思考の巡りも悪い。
ぼんやり考えながら自分が借りている部屋のドアを開ける。
すると吹いてきたのは涼やかな夜風。
月光が差し込む窓辺に佇んでいたのは先程まで思案していた翠の髪の少女。
嵐の予感が身を駆け抜けるのと同時に少年は理解した。
「ああ、今日は寝れないな」と。
「やっほー、アルバ」

快活に元気よく、開いたドアへと振り返って挨拶。
昔と何ら変わらない朗らかな仕種に郷愁を覚える。

「フィズ…何で此所が」

「ライに久しぶりにアンタと話したいから部屋教えてって言ったらすんなり教えてくれたわよ」

確かに教えない義理は無い。家族だと知っていればそれは尚更。
実際は家族で恋人という知らない人が聞いたら誤解されそうな関係だけれど、当人達しか知らないので問題は無い。

「道理で見掛けないと思ったら…って酒飲んでるのかフィズ!?」

近付くと頬がほんのり紅潮しているのが解る。
というか、窓辺に堂々と飲みかけの酒瓶が置いてある。

「別に初めてってワケじゃないし。
それにアンタだって断りきれないで飲んでたじゃない。」

口を尖らせ、びしっと指差して指摘する。
彼女の言う通り、名だたる騎士達に押されて少量だが飲んでしまったのである。
相変わらず痛い所を突く彼女に、口ではやはり勝てないと思い知るアルバであった。

「はあ…で、何の用だよ」

「もう言ったじゃない」

「え、えぇ?」

すっとぼけた反応にむっとした顔でずかずかと近寄って来るフィズ。
あれ、こんな顔前にも見たような――アルバの思考は抱き締められる事によって一時停止する。

「『久しぶりにゆっくり話したい』。…二度も言わせないでよ」

ぎゅっと腕に力が入る。

「…ずっと待っててあげたんだから抱き締めるとかしなさいよね、この甲斐性なし」

「あ…ご、ごめん」

慌てて抱き返すアルバ。
肌に彼女の髪が当たって何ともむず痒い。
照れ臭いのを誤魔化すべく上を見上げているとふと、違和感を感じる。

「(あれ…?)フィズ、お前」

「何よ?」

「背、縮んだ?」

「…アンタがでかくなったのよバカっ!」

抱き締める手で脇腹を爪を立てて掴む。
その技、かの異界の者が居れば驚嘆し解説したであろう。「ぬう!あれはもしや愛暗黒雨(あいあんくろう)!」「知ってるのか雷電!」と。

「痛い痛い痛い痛い!ごめん、ごめんって!」

アルバの痛切な謝罪が届いたのかギリギリと肉を掴むのを止め、一息吐いてフィズは呟き始める。

「あの時はあたしと同じくらいでもっと頼りなかった癖に…」

日々のたゆまぬ稽古によって鍛えられた胸板に、腕。自分を越す背丈。抱き締められていると、とても安心する。
アルバは確かに、一人前の男へ成長しつつあった。
だがそれに比べて自分はと言うと――何時まで経っても起伏に欠ける肢体。追い抜かれてしまった背。差を感じずにはいられない。

「暫く見ない間にこんなに逞しくなっちゃってさ…」

少し悔しそうに、だが感慨深げに言う。

「…でも一人前になるまで家には入れてあげないから」

手厳しい言葉に苦笑して、アルバは彼女の髪を梳く様に撫ぜる。
…夜風を受けて居たせいか、髪はひんやりと冷たくなっていた。そのせいか心地良い撫で具合であった。
髪を撫でる手がやがて頬を包む。酒で火照った肌の熱が伝わる。
熱は伝染するものなのかアルバの頬まで赤くなり――そしてどちらともなく口付けをした。
最初は唇が触れ合うだけ。
すぐに唇は離れて、2人はお互いを見つめ合ってはにかむ。
嬉しくて、愛しくて。フィズがアルバの首を抱き、唇を軽く舐めて再びキスをする。

「ん…っふ…ぅ」

唇を奪い合い、唾液が混ざり合い、舌が交り合う。絡み合う舌が、荒くなる息遣いが徐々に意識をぼやけさせる。

「ぷは…お、おいフィズっ?」

アルバが唇を離し、腕を解いた途端フィズが力無くベッドに倒れこんだ。

「っは…っはぁ…熱い、アルバぁ…服、脱がして…」

「ななななな、何言ってんだフィズっ!?」

「良いからっ…早く脱がして、熱いの…!」

顔を真っ赤にさせて息荒くそんな事を言われてはやらない男はいない。
開いた口からは唾液が一筋垂れている。これによりクリティカル率10%アップ。筆舌に尽くし難きは酒の力か。
据膳喰わぬは何とやら。ごくりと生唾を飲み込み、赤面しながらおそるおそる服を脱がしにかかるアルバ。
まずはチェックの模様が可愛らしい上着。難なくクリアー。スカート。苦戦しつつもクリアー。
そして最後の難関、タイツ。ゆっくり、するすると脱がす。
徐々に露になって行くツヤの良い健康的な肌。
かの牙王アイギスのテーマもかくやと言わんばかりに心臓が鼓動のビートを刻む。もはや乱打と言っても良い。
裸を見るのはこれが初めてでは無いのに、素足なんて小さい頃から何度も見ている筈なのに。
それなのに何故こんなにも気持ちが昂ぶるのか。まるで芸術品、繊細な細工を扱うかの様に優しく、丁寧に…

「さっ、さっさとしなさいよアンタはあっ!!」

「あびばぁっ!?」

顔を真っ赤にしたフィズに顔を蹴られた。
夢中になりすぎたとは言え自業自得とはこの事。
「ったくもう…!アンタも早く脱ぎなさいよね!」

言いながらさっさとタイツを脱ぎ捨ててブラジャーを外し、少しばかり湿った緑と白のストライプが入ったショーツを脱いで一糸纏わぬ姿になる。
多少残念に思いながらアルバも服を脱ぎ始めた。

(わ、わあー…ほ、ほんと男の子って感じ…)

逞しくなった彼の身体をまじまじと見ていると、ある事に気付く。

「…あれ、アンタ…そのチョーカーまだしてたの?」

「ああ、これか?
フィズがおいらに似合うからって選んでくれた奴だし、ずっと大切にしてるよ」

「ああ、これか?
フィズがおいらに似合うからって選んでくれた奴だし、ずっと大切にしてるよ」

照れ笑いをしながら言うアルバ。
実際は餞別に何を贈ろうかとある護界召喚師に相談した所「ハヤトとアルバには首輪が似合いますよねーウフフ、離れてても自分の所有物だと言う事をアピールするのですよ」とアブノーマルなアドバイスを受けて選んだ物なのだ。
しかしまあそれは乙女の花園、内緒の話なので言えよう筈も無い。

「(…そういえば…)アルバ、あんた仰向けに寝なさい」

「え、何だよ急に?」

「良いからっ!」

ベッドをバシバシ叩くフィズに気圧されて取り敢えずベッドに寝転んで仰向けになる。

「これで良いかフィもがっ!?」

言い切る瞬間、口が何かで塞がれた。
それは湿り、蜜が滴る秘部だと察知するのに掛かった時間実に十数秒。
次に男性器が舐められていると察する事更に数秒。
初めての体位(まだ一度しか性交していないが)に戸惑うアルバ。
これはとある護界召喚師がとある誓約者にやっているのを覗き見て習得した体位である。
責められる男が可哀想になって半ば記憶を封印していたが思い出したものは実行するより他なし。
「あたしが舐めてるみたいにあたしの…舐めて?」

鈴口をちろちろ舐めながら言うフィズ。
するとアルバは少しばかり唸った後、秘裂をなぞるように舐め始めた。

「んっ…そう、良いよアルバ」

秘所を舐められるという感覚にくすぐったさを覚えながら男根の裏筋をゆっくり舐め上げる。

「うあっ…」

びくっとアルバの身体が動く。
されどフィズの口は止まる事なくアルバの分身を責め続ける。
恥垢を舐めとり、全体にぱくっと根本まで咥えて上下にしごく。
気付けばアルバの口は止まり、完全に受け身になっていた。

「…口、休めない」

「あ痛ッ!?わわ、解ったから歯を立てるなっ!?」

慌てて秘所を舐めるのを再開するアルバ。といってもフィズに主導権を握られたままである。
ぎこちなく舐めていると、豆のような肉芽が目に止まった。
(なんだろう、これ…)

それを淫核と知らず舌でつん、と触る。

「ひゃうっ!?」

すると今度はフィズの身体が大きくのけぞった。その様子を見て何かを察知したアルバ。
弱点を看破する事に掛けて彼の右に出る者はいない。こうなればもはや確実クリティカル、大ダメージ間違いナシなのだ。
「やっ!そこっ、だめぇっ、アルバぁっ!」

「口、休めちゃいけないんじゃなかったのか?」

「んぁぁっ!?、やっ、ぁ、こっ、擦る、なバカぁっ…!」

淫核を指の腹で擦られ、シーツを掴んで快感に身を震わせる。
舌が、秘部へと侵入する。拙いけれど、それは確実に快楽を生んで。
指が、淫核を責め続ける。弱い所を弄られて、腰を振り始めて。
手が裏腿から尻を撫でる。逞しくなった掌が、肉を荒々しく揉んで。

「だ…っめぇ、アルバ、あたしイくっ、イっちゃうよぉ…っ」答える声はない、ただ一心不乱にこの行為を――愛撫を続ける。それが応え。
腰ががくがく震える、シーツを掴む力が強くなる。
意識が、飛んで行く。

「やっ…あっ!んあっ!ふあああああああっ!!」

痙攣したように小刻みに震え、絶頂を迎える。
されど余韻を味わう事も、休む間もなく。

「はぁ…はぁ…え、あ、きゃあッ!?」

上から退かされ、転がるようにして仰向けになるフィズ。
正面にはフィズの両足を開帳させるアルバ。
秘部にあてがわれた男性器は「物足りない」と言わんばかりに膨張し、今まさに挿入されようとしていた。
「あ、アルバっ、駄目っ、あたしこれ以上されたらぁっ!」

「…ごめん、フィズ」

「ッ!!あ!んあぁああ!」

ずんっ、と一気に貫かれる。太く、熱いモノが膣内へ侵入して来るのが解る。

(こ、こんなとこまで逞しくなってんじゃないわよぉ…!!)

破竹の勢いで突かれながら実にご立派になったモノを恨めしく思う。口に出そうともしたが意に反して嬌声しか出ない。
眼前には懸命に腰を動かすアルバの顔。

(こんな間近で…恥ずかしい声聞かれてる…)

それがとても恥ずかしく思われ、顔は先程より紅く、熱くなって意識は白濁する。
もう目の前の少年しか彼女には見えない。
月はただ見守るだけで、窓から吹き付ける夜風も熱を冷やす事は出来ない。

「あっ、ひっ、んぁあ、あっ、る、ばぁあっ、んむぅ…っ」

嬌声混じりで息も絶え絶えに愛しい者の名前を呼び、再び後頭部に腕を回してキスをする。
――深く自分を求める彼女が愛しい。
だから精一杯応えようとアルバは唇を重ね、舌を絡め、胸を揉み、強く抱擁し、そして――精を彼女の膣内へと吐き出した。

「はぁっ、はぁ、はぁっ…」
「…はぁ…はぁ………アル、バぁ…」

「…何だよ、フィズ?」

「好き…」

「…おいらもだよ」

お互いに微笑む。
そしてまたキスをして、抱き合った。
(…寝れない)

目が冴えて眠る事が出来ない。理由はただ一ツ、自分の胸に頭をおしつけて寝ている少女のせい。
素肌に髪やら息が当たって寝るどころではないのだ。
一応服は着ている。フィズは上着だけで、アルバはズボンだけ。
さすがに全裸のまま抱き合って、しかも寝るのは恥ずかしかったようである。尤も、フィズは望む所だったようだが。
しかし着衣しててもこのザマなので全裸でも別に良かったのでは、と思うアルバ。
心音は更にリズムを上げている。

「…あのさ」

けたたましい心音に起こされたのか、はたまた狸寝入りだったのか、突如呟くフィズ。
…心なしか声が震えている。

「ラミがね…ミモザの家に養子に行く事になったの」

「…おいらもミモザねーちゃんから、聞いたよ」

ギブソンとミモザの住まいと自由騎士団の本拠は同じ聖王都にあるので当然といえば当然だが。
静かにフィズが続ける。

「それであの子が幸せになるなら、良いの。それで納得してる。…でもね」

一拍置いて、彼女は弱々しく聞く。

「ね。弱音吐いても…良い、かな?」
微かに震える声を、手を、身体を、誰が咎める事が出来ようか。
アルバの腕が、彼女の頭を優しく包む。

「幾らでも、良いよ」

「…ありがと」

「…」

「…」

「…」

胸に顔を埋めて、沈黙。
張り詰めた糸の様な、触れれば散る薄氷の様な緊張。
だが其れはすぐに彼女の手で破られる。

「…うっ…えっ……うあああああああん…ひぐっ、ひっく………」

「側に居てやれなくて、ごめんな…」

「あやっ、まんないで、よぉっ…バカぁ……!」

哀しさが、辛さが、愛しさが。
堪えていた感情が堰を切ったように噴き出して止まらない。止める事が出来ない。
大人びているとは言え未だ子供の彼女に、唯一の肉親である妹との離別は重過ぎた。
納得はしただろうが、そうすんなりと割り切れる物では無い。
そんな彼女を支えてやりたいが、けれど少年が側に居る事は叶わない。
どうしようも無く歯痒さを感じながら、ただ抱き締める事しか出来ない。

少女の嗚咽が残響する。
少年は無力を痛感しながら、ただそれを受け入れた。

夜が白む――再び別離の時が近付く。
次に2人が再会するのは何時の日か。それは世界の意思のみぞ知る。
46名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 19:29:14 ID:2ROKa1Vv
以上です、乱筆乱文で失礼しました。
どうやら自分フィズ泣かせないと気がすまない病に掛かってるようです。
47名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 19:31:04 ID:U+ENG8yf
>>46
GJ!
フィズかわいいよフィズ(;´Д`)ハァハァ
ちっくしょう!ツンデレかよ!
48名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 19:43:51 ID:8TxgmnIu
大変だ!
ライがルチルに食べられてしまう!
49名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 19:56:16 ID:I+J+5LGg
女性陣一同「問題ない。私も混ぜろ」
50名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 19:56:59 ID:p32EjA9E
>>48
おおおおおおまいらもちつけ(AAry
どういう事だ雷電、詳細を報告しろ!
51名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 19:59:59 ID:JB/AvpMT
>>46
GJ!
いいねツンデレ物!
個人的にはライ×アロエリの
ツンデレ物がもっと見たい!
52名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 20:03:51 ID:U+ENG8yf
とりあえず前スレ埋めませんか?
53名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 20:14:11 ID:8TxgmnIu
ライ「なにぃ?金が無いだって?!」
ルチル「あっはっは、売上金は献上したばっかりでした!ツケといて!」
ライ「ツケなんかきけるか!」
ルチル「そんなこと言っても無いものは無いんですー」
ラ「仕方ない、今食った飯の代金分体で払ってもらうぞ(労働力)」
ル「体?(性的な意味で)しゃーない、でもリードはアタシにさせてもらうわよっと」
ラ「え?ちょ、ま、うわぁぁぁっ」

続かない
54名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 20:28:47 ID:U+ENG8yf
ポムニット「お待ちくださまし!」
ライ「あ、ポムニットさん、助けて!」
ルチル「何よアンタ、邪魔する気?」
ポ「いえいえ、私も混ぜていただこうかと」
ル「あんた...アタシと同じ匂いがするわね」
ポ「うふふ...ライさん、たっぷりと楽しみましょうね!」(くわっ!)
ル「今夜は寝かせないわよ!」(くわっ!)
ラ「ひっ......助け...いやあぁぁぁっ!」
55名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 20:56:48 ID:jVUPEXve
ミント「あら?お二人で何をしてるんですか?」
ライ「ミントねーちゃん!良かった…助けてくれ…」
ポム「あ…いえ…これは」
ルチル「待ちな!この人は…」
ミント「ずるいじゃないですか…二人で楽しむなんて」
ライ「は…はい?」
ポム「なら、交ざります?」
ミント「はい。それじゃライくん…おねーちゃんと弟を卒業しましょうね」
ライ「ひぃぃぃぃ!兄貴!兄貴ィィィー!」
56名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:08:13 ID:JB/AvpMT
グラッド「…………(じー)」
ライ「あ!……兄貴!たすけ……!」
グラッド「……ち」
ライ「ち?」
グラッド「チークショーーー!」
ダッ!!
ライ「あ、兄貴ィ!い、行かないで、助ケテーー!」
ポム「ライさん、あんな童貞さんはほっといて」
ミント「私たちと」
ルチル「いいこと」
アカね「しようじゃない!」
ライ「ニンジャ増えたーー!」
57名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:24:28 ID:SdkL4f/+

【○月×日】 今日から日記をつけてみることにする。
トレイユの町は平和そのものだ。竜の子事件の後はこれといった事件も起きていない。
俺は相変わらず駐在勤務。 次の給料日まで食費が持つかやや不安である。

【○月○日】 昼の見回りから帰ると、駐在所に置手紙と一緒に弁当が。
「グラッドお兄ちゃんへ いつもお疲れ様! お弁当ここに置いとくね」
俺の経済事情を考慮してかフェアが弁当を持ってきてくれたようだ。
子供にまで心配される俺ってホントに軍人やる資格あるんだろうか…どうせ俺なんか…。 でも弁当は美味かった。

【●月×日】 旅の富豪の御夫人が結婚指輪を落としたらしく、駐在所に探索届けを出してきた。
正直、俺は軍人であって「何でも屋」ではないのだが、お礼をはずんでくれると言うので仕方なく了承した。
オヤカタあたりに手伝ってもらえば匂いですぐ探索できるのだろうが、そんなことでわざわざ
ミントさんに会いに行くワケにも行かない。夕方まで地べたを這いつくばって探してみたが…光は見えてこない…。

【▲月●日】 ついにミントさんに俺の想いの丈を告白するも
「グラッドさんには私なんかより相応しい女性(ひと)がいるじゃありませんか」
と笑顔でスルーされてしまう…俺の恋の燃えカスは燃え尽きた…。トボトボと駐在所に戻ると、またフェアが弁当を持って来てくれていた。
その日の昼は泣きながら弁当を食った。美味いから泣けるんだ、悲しいからではない。 今、誰か俺のことを笑ったか…? 笑えよ…。

【△月×日】 失恋のショックで寝込んだ。駐在所勤務も初めてサボった。休養手当てが欲しい。

【×月○日】 寝込んでから5日目。腹が減ったのでサモ缶もどきを食べてみたら、本物のサモ缶だった。舌の感覚がおかしくなった。

【■月△日】 寝込んでから7日目、フェアが血相を変えて俺の家に飛び込んでくる。
「ちょっ、お兄ちゃん! 今にも死にそうな顔してるじゃない!」
俺…そんな顔してるのか…? はは…鏡も見てなかったからなぁ…。
その日の夕食は久しぶりに人間らしい食事を摂れた…気分は最悪だが味は最高だ…。

【□月○日】 フェアは今日も訪ねて来る。
「なぁ…どうして俺なんかのために…毎日来てくれるんだ…?」
「そ、それは…お兄ちゃんが心配だから…」
「もう帝国軍人の誇りもクソもない…そんなものはウジにでも食わせた方が…」
「お兄ちゃんのバカッ! 私の好きなグラッドお兄ちゃんは、そんなコト絶対言わないよッ!」
「え…フェ、フェア…それはつまり…?」
「お兄ちゃんの…グラッドのためなら、毎日だって御飯作るよ。一生作り続けるから!」
その言葉に思わずジーンと来た…。もう一度…光を求めてみるか…。

【○月▲日】 すっかり全快した俺が駐在所勤務に久々に戻ると、待ってましたとばかりに
リシェル・リビエル・アロエリ・ミントさんが駆け込んでくる。
「ちょっと兄貴! どーいうつもりよ!? あたしのダチに手ェ出すなんて良い根性してるじゃないの!」
「フェアは今日、腰の痛みを訴えて仕事を休みましたのよ! 貴方、未成年相手にななな、なんてハレンチな!」
「ケダモノめ! 軍人として恥ずかしくないのかッ!? 年端もいかない子供を手にかけるとは! やはりニンゲンは信用ならん!」
「みんな、落ち着いて。気持ちは分かるけど『愛に歳の差なんて関係ない』って言葉もあるんだよ?」
……しばらく、町の人たちの俺を見る目つきが犯罪者を見るようで怖かった。
それだけならまだしも、フェアにまでそういう視線を向ける人までいる。親父さんが昔起こした事件のせいで、フェアをよく思っていない人がいるのは知っていたが…。
俺の(人生の)相棒を笑ったのは…お前か? 俺も笑ってもらおう…。

【×月×日】 猛勉強の結果、何とかアズリア隊への配属が決まる。
フェアと離れ離れになるので、機界ロレイラルの技術を使って写真を撮ってもらった。
フェアの写真を眺めてボーっとしていると同僚が「また妹の写真見てるのか、グラッド」と、からかってくるので
「妹じゃない、俺の嫁さんだ!」と言い返すことにしている。今は一日も早く辺境任務が終わって、トレイユに帰りたい。
子供の顔も見たいなぁ…あぁ、でもこんな俺に父親なんか務まるんだろうか…どうせ俺なんか…いや、こんなんじゃまたフェアに怒られちまうかな…。
期待と不安を抱きつつ、この日記を終わる。
58名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:28:56 ID:J90ML59o
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかハッキリしてくれいw
59名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:29:59 ID:I+J+5LGg
リビエル「お待ちなさい!!」
ライ「リビエル!た、頼む!!助けてぇ!!!」
ルチル「天使!?こんなとこでも邪魔する気かい!!」
リビ「ええ、例によって、例の如く!邪魔させてもらいますわ!!
   こんな若い子の身も心も魂をも奪おうだなんて、淫らにも程がありますわ!!」
ライ「(よ、よかった・・・助かった)」
ルチ「お、おのれぇ・・・!」
ポム「うふふ・・・こんなこともあろうかと!ポチッとな」
リビ「!?」
ルシアン「むぐ〜むぐぐむ〜っ!?(うわー!見ないでーっ!?)」
ポム「女体盛り・・・いえ、プリンの坊ちゃま盛りでございます!」
リビ「・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい」
ライ「て、天使様?」
リビ「御子様にはライは先代の様に立派な最後を遂げたと伝えおきますわ・・・ル・シ・ア〜ン♪」
ルシ「むぐむぐむぐぐむ!!むぐ、むぐぐむむ(助けてライさん!!でも・・・気持ちいいっ)・・・!!ビクビクッ」
ライ「待って!お願い!!畜生待ちやがれデコ天使ぃぃ!」
ポム「さあライさん、続きを!」(くわっ!)
ルチ「一番乗りはあたしよ!」(くわっ!)
ミン「抜け駆けはダメだよ、二人とも!!」(くわっ!リビエル「お待ちなさい!!」
ライ「リビエル!た、頼む!!助けてぇ!!!」
ルチル「天使!?こんなとこでも邪魔する気かい!!」
リビ「ええ、例によって、例の如く!邪魔させてもらいますわ!!
   こんな若い子の身も心も魂をも奪おうだなんて、淫らにも程がありますわ!!」
ライ「(よ、よかった・・・助かった)」
ルチ「お、おのれぇ・・・!」
ポム「うふふ・・・こんなこともあろうかと!ポチッとな」
リビ「!?」
ルシアン「むぐ〜むぐぐむ〜っ!?(うわー!見ないでーっ!?)」
ポム「女体盛り・・・いえ、プリンの坊ちゃま盛りでございます!」
リビ「・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい」
ライ「て、天使様?」
リビ「御子様にはライは先代の様に立派な最後を遂げたと伝えおきますわ・・・ル・シ・ア〜ン♪」
ルシ「むぐむぐむぐぐむ!!むぐ、むぐぐむむ(助けてライさん!!でも・・・気持ちいいっ)・・・!!ビクビクッ」
ライ「待って!お願い!!畜生待ちやがれデコ天使ぃぃ!」
ポム「さあライさん、続きを!」(くわっ!)
ルチ「一番乗りはあたしよ!」(くわっ!)
ミン「抜け駆けはダメだよ、二人とも!!」(くわっ!)
アカネ「折角だからこの気持ちよくなるお薬も♪」(くわっ!)
ライ「やっ・・・そこはやめ・・・だめぇぇぇぇっ!!」
60名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:31:50 ID:I+J+5LGg
なんか色々と酷い事になったorz
61名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:32:47 ID:0+IRJ/H3
一瞬ループネタかとオモタ
62名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:35:08 ID:JB/AvpMT
>>57
GJ!笑えたぜ!
しかし兄貴よ、残念だが死亡フラグたっちまった。
63名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:37:08 ID:I+J+5LGg
頼まれて無いのに張り直す。だが私は謝らない

リビエル「お待ちなさい!!」
ライ「リビエル!た、頼む!!助けてぇ!!!」
ルチル「天使!?こんなとこでも邪魔する気かい!!」
リビ「ええ、例によって、例の如く!邪魔させてもらいますわ!!
   こんな若い子の身も心も魂をも奪おうだなんて、淫らにも程がありますわ!!」
ライ「(よ、よかった・・・助かった)」
ルチ「お、おのれぇ・・・!」
ポム「うふふ・・・こんなこともあろうかと!ポチッとな」
リビ「!?」
ルシアン「むぐ〜むぐぐむ〜っ!?(うわー!見ないでーっ!?)」
ポム「女体盛り・・・いえ、プリンの坊ちゃま盛りでございます!」
リビ「・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい」
ライ「て、天使様?」
リビ「御子様にはライは先代の様に立派な最後を遂げたと伝えおきますわ・・・ル・シ・ア〜ン♪」
ルシ「むぐむぐむぐぐむ!!むぐ、むぐぐむむ(助けてライさん!!でも・・・気持ちいいっ)・・・!!ビクビクッ」
ライ「待って!お願い!!畜生待ちやがれデコ天使ぃぃ!」
ポム「さあライさん、続きを!」(くわっ!)
ルチ「一番乗りはあたしよ!」(くわっ!)
ミン「抜け駆けはダメだよ、二人とも!!」(くわっ)
アカネ「折角だからこの気持ちよくなるお薬も♪」(くわっ!)
ライ「やっ・・・そこはやめ・・・だめぇぇぇぇっ!!」
64名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:41:44 ID:8TxgmnIu
ノリの良すぎる皆に乾杯
65名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:48:52 ID:U+ENG8yf
エニシア「待って下さい!」
ルチ「なんだいあんた」
ポム「姫さま...」
エニ「あなたたち、そんな破廉恥なことを...」
ライ「むーっ!ぐむーっ!(助けてくれエニシア!)」
アカ「いーじゃないのよ、別に」
ミン「そうだよ、あなたもライくんのこと好きなんでしょ?」
エニ「す...好きだなんて...そんな......///」
ポム「今ですわ!あまっている経験値をっと...」
エニシアはレベルアップ、CCお姫様→女王様
エニ「っ!」
ルチ「ポムニット、GJ!」
エニ「......うふふ」
ライ「むぐ?(エニシア?)」
エニ「うふふふふふ...ライさん、みんなで気持ち良くしてあげますわ!」(装備:バイブ)
ライ「むぐーっ!(いやあぁぁぁぁ!)」
エニ「さぁみなさん!たくさん道具を用意しましたわ!」
アカ「じゃあ、やりますか」(装備:ロープ)
ミン「そうね、覚悟してねライ君」(装備:赤ロウソク)
ルチ「うふふふふ...」(装備:ムチ)
ポム「あはははは......」(装備:三角木馬)
ライ「(おれ.......死ぬな)」
66名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:55:35 ID:/uNlsTem
4の女キャラが総登場するまでこの流れは続くんじゃないか?
67名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:57:56 ID:JB/AvpMT
>>65
ライ(´・ω・)カワイソス
ライの総受け度加速してるな。
68名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:59:16 ID:KMKR3PT5
ライ「(おれ……もうしぬのかな……ぁ、あはは)」
コーラル「ダメ。お父さんは、」
ライ「!」
コー「僕のもの、かと」
ルチ「生言うな」
ポム「そうです。皆で美味しくいただきましょう?」
ミン「そうよ?コーラルちゃん。仲良くしないと」
エニ「貴方もお仕置きされたいの?」
コー「……え?」
ルチ「あー、あーあー。そうかぁ。大丈夫悪魔だから男も女もいける」
ミン「そういえば私も前から性別のこととか気になってて」
ポム「では私も参加してよろしいですか?」
アカ「まぁまぁ、みんな順番順番」
ライ「(は、はは、俺の被害が減って喜ぶなんて間違ってるよなぁ……)」

コー「……あぁ…ぁ…ダメぇぇ……そ、そんなひょこぉ……ひっ!」
アカ「ねーみんなー。みてみて、またライのここたってきた」
エニ「それではいただきまーす」
ライ「(か、母さんが、見えるよ……まだ生きてるのに……)」
69名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:06:20 ID:DZMJsLWI
ええ加減続くと飽きるな。こういうの。
70名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:16:04 ID:UJApb4rL
総受けとか長く続いても正直キモいし飽きる
71名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:19:32 ID:XbmvXoV2
>>69
ならば流れ断ち切るためにもSS投下をよろ。
72名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:20:19 ID:KMKR3PT5
丁度自分のタイミングで言われると泣きたくなるよね?
今、グラッド姉さんが見えたよ
73名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:30:42 ID:sowupm+Z
そうか冬休みなのか…
74名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:42:31 ID:UwipuvgM
とりあえず>>1のテンプレはそろそろ18歳以上に変えないか?
75名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 23:56:19 ID:VghxwZAW
前スレのリシェルVSエニシアが凄い!!!!!!!!
ワラタwwwwwwwwwwwwwwwww
76名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 00:11:48 ID:/uLruSst
望むならば、リピドーのままに書き上げたデコ×空き缶を投下するが・・・
もともとデコ天使スレに張るつもりがエスカレートした奴なんで、
エロも地の文も無い駄作だけど
77名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 00:20:17 ID:CLs0zJ6H
デコ?空き缶?
ず っ と 全 裸 で ま っ て た よ
78名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 00:46:13 ID:5beHY9Sr
>>76
 待 っ て ま し た

あの二人大好き
79 ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 00:51:27 ID:Vo2Tumaj
VSネタ続き書けたんで先に投下させてもらうね。
80VS獣の軍団 ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 00:52:06 ID:Vo2Tumaj
STEAGE 3 VS獣の軍団

「まさか教授まで突破されるなんて……」
 予想外の結果にさしものエニシアも気落ちする。鋼の軍団で止められないとなると次の獣の軍団では望み薄か。
「大丈夫だエニシア。次のカサスには僕から秘策を伝授してある」
「秘策?いったい何を」
「まあ、見ていたまえ。今度こそ彼女はここで終わりだ」
「ギアンが自信たっぷりだとかえって不安だけど……一応信用するね」
 はたしてイマイチ信用されてない参謀の秘策とは。リシェルにいったい何が待ち受けているのか。



「カサスさん。あんたメイトルパに帰ったんじゃなかったの?」
「姫サマに呼ばれテ、まタ来まシタ。姫様の頼ミ、僕は断れまセン」
 人使いの荒い主君を持つと大変ね。と自分のことは棚に上げてリシェルはしみじみと思った。
 だが、今は敵。容赦はしない。
「なら、一丁いくわよ。ボルツテンペスト!」
 先手必勝。予め麻痺らせて火力で吹き飛ばす定番の勝ちパターン。
 正直、前回の鋼の軍団の方がきつかった。だが、相手が特に耐性のない獣の軍団ならば。
「フフン、これで後はゼルギュノスで吹っ飛ばして楽勝。楽勝。ちょろいもんね」
 これまで楽勝ぶりからリシェルはすっかり天狗になっていた。だが、それが間違いだったとすぐに気づく。
「……って何よ。嘘ぉっ!」
 なんとほぼ、百発百中で決まった必殺のボルツテンペストにカサス達は麻痺を喰らってはいなかった。
 とはいえ限界ダメージは食らったので無傷とはいかないが。
「こんナことモあろうかト、防具をモチモチ加工したのデスッ」
「何よそれぇぇっ!!!」
 もはや言うまでもないことだがサモナイ4では防具を加工することで耐性をつけることができる。
 さしものLV3エレキメデスもモチモチ加工の前ではただの威力26の中範囲攻撃にすぎないのだ。
「リシェルさン!貴女にハ何モ恨ミはありあませンガ、姫様のご命令でス!」
「ああ、近づいてくるなっ!もうっ!えいっ!このっ!このっ!」
 流石にレベル50だけあっていくらMAT特化の召喚師とはいえ雑魚ユニット程度なら対抗できなくもなかった。
 しかし、数が数である。ゴレムだけでは頭数が足らず、そして忠誠心熱い獣達は必死にリシェルの行動を制す。
 彼らの皇に必勝のチャンスを与えるために。
「グルォォォォォォオオ!!!」
 狂血の呪いまで発動させるカサス。必殺のブラッディクロウがリシェルを襲う。
 危うしリシェル!
81VS獣の軍団 ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 00:53:00 ID:Vo2Tumaj
 必殺の威力を秘めた獣皇の爪。それはリシェルの身体を貫くはずだった。
 だが、すんでのところで止められた。しかも片手で。
「グォ!(なっ!!)」
「油断大敵ですよ。お嬢様」
「ポムニット!」
 なんとそれはポムニットだった。当初、中立宣言をした彼女がどうしてここに。
「いや、まあ流石にハンデが大きすぎるのではないかと思いまして。それにカサスさんには私も思うところが少し」
「グォォ(ひ、ひいっ!)」
 十話で正体バレるきっかけつくったことをまだ根にもっていたのかポムニットはカサスをねめつける。そしてお決まりのあの台詞。
「カサスさん。貴方、お嬢様を殺そうとなさいましたね?」
「グ、グオ(え、違ゥ……別に殺そうとハ)」
「殺そうとなさいましたね?」
 にっこり笑って問いかける。何をいっても無駄なことをカサスは悟る。
 ベキッ! 薄い板のように獣皇の爪はあっさり握り潰される。
「グォォォォォォォォォォォォ!!!!」
「いけないませんねえ。カサスさん。一度ならず二度までも私のお嬢様においたを働いては」
 ポムニットの顔が歓喜に歪む。口ではリシェルのためとか言っているが本心は絶対、程のいいサンドバックを見つけたことに喜んでいるのだ。

 ダブルアタック 吸収攻撃  ダブルアタック吸収攻撃  毎ターンの回復量も追いつかず見る見るうちにカサスのHPは削られる。
「グォォォ!!ガルゥゥゥ!!グォォォ!!」
 勇敢な獣達は皇を救うためにポムニットに挑む。だがそのいずれも反撃で返り討ち。そのさいちゃっかりHPを吸収されて。
「止めです!ぶっ飛んでくださいましっ!!」
「グアァァァァアアアアア!!!!」
 そして炸裂のメイドクライシス。哀れ獣皇は断末魔の叫びと共に遥か彼方へとぶっ飛んでいくのであった。
「ふう。いい汗をかきました」
 汗よりもむしろ返り血に塗れながらポムニットはさわやかな笑顔を見せる。
(ポムニット……十話のあたしの発言。ちっとも失言じゃなかったわ……)
 悪魔の強さを見せ付ける無敵のメイドにリシェルもたじろぐ。そりゃバケモノとしか形容できんだろ。これ。
「さて、お嬢様。私がお味方するのもこの1回限り。ご油断なさらぬよう気を引き締めてお行きなさいませ」
「ありがとうポムニット。じゃああたし行って来るから。ようし、首を洗って待ってなさいよエニシア!」
 リシェルはポムニットに礼を言うと猪突に再び駆け出す。それを見送るポムニット。
「お嬢様、どうかご武運を。そう。せめて姫様とお二人で盛大に潰しあって下さるまでは」
 と、悪魔の笑みを浮かべてポムニットは呟いた。


「負けちゃったね……」
「クッ…ここで助太刀が入るとは計算外だった。まあいい。次は僕が出る」
 三軍団の敗北を受け、次はギアン。4本編でラスボスを務めたこの男の出番なわけだが。
(大丈夫かな……ギアン……ヘタレだし……)
 っていうか既にエニシアからもヘタレ扱いだぞ。大丈夫かギアン?
 果たしてギアンの運命は?

 待て次回
82名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 00:56:02 ID:evd/WKju
ギアンついに呆けたか
もともとカサスには全異常無効がついてるのに
83名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 01:33:23 ID:Cd1ZtV3v
>>57
あっさりDT捨てられたな兄貴www
84名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 01:35:56 ID:+N4Wtgwp
>>79
メイド無敵だよメイドw
てっきりカサスにリシェルがヤられてしまうのかと
思っていたのに、想像の斜め上です。面白いー
続きも楽しみにしてる。
85名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:08:50 ID:7h5Ve6Nh
>>57
グラフェアに飢えている自分は萌えさせて頂きました(*´Д`)

兄貴ED好きだが、作品が違えば確実に死亡フラグだよな。
一瞬でも未亡人フェアたんを妄想してしまった自分を許してくれ、兄貴。
86名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:36:03 ID:/l03odfj
そんな未亡人フェアたんにロリコン侍の魔の手が…
どっかの昼ドラみたいだな
87名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:36:40 ID:nBcnYpit
>>85
く、詳しく教えてくれませんか
88名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:50:35 ID:r1Lp5Cjw
グラフェアでシリアス話はまだ無い…かな?
やっぱあの2人にはしんみりしたの似合わないせいなのか、はたまた兄貴が帝国の走狗だけにネタに走らされ易いのか

何だかもうシリアス兄貴に拒絶反応起こす人がいる気さえしてきた
89名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:56:54 ID:Pseg9Nxi
>>87
でっけえ男になって迎えに来るから、ちょっとだけ待っててくれよなエンド。
確かに死にそうだ。
90名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 03:17:26 ID:6KWWKmZO
「話に聞いてたより良い面構えじゃねぇか」
「話?」
「隊長殿の話はあんたの出番で一杯だったぜ。なんせあの隊長殿が男の話だ。当時はあんたの話題で持ちきりだったもんだ」
「アズリアが?」
「何だ…そんな事も知らねぇのか」
「ビジュ! 貴様…そこを動くなよ!」
「やれやれ…少し口が滑りすぎたかな?」
「アズリアは何時もああだ」
「分かってねぇな」
「隊長殿ぉ。大丈夫でさぁ、まだ隊長殿ののろけ話の話しかしてません」
「なっ…! ……貴様はたった今から私の最大脅威となった。脅威は実力を持って排除する」
「あれが隊長殿の本気だ。先生さんよぉ、後は任せたぜ」

「先生ぇ…あんたの戦闘技能は嫌いじゃないぜ。首になったら俺のところに来るといい。またな」
「なるか!馬鹿者!」
「…レックス、私の攻撃範囲は何マスだ?」
「ニマスです。隊長」
「よろしい。何を聞いたかは知らんが忘れろ」
「…アズリア?」
「記憶から消去しろと言っている。もし万が一情報が流失した場合には貴様をわが隊の最大脅威として排除する。
 ヴァルハラの銃口に詰め込んで奴のけつにぶち込んでやるから覚悟しておけ」

何となくFM5の中佐を見て似てると思った それだけ
91名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 03:19:14 ID:PFpUVtzv
エニシアvsリシェル とても面白いです。
個人的にはエニシアに勝ってもらいたいですが、ダブルノックアウトor二人で
でもいいので頑張ってください!
9285:2006/12/31(日) 03:25:17 ID:7h5Ve6Nh
>>87
現実を受け入れられず、お腹にいる子供のこともあり放心状態になるフェア。
周囲からはこの歳で産み育てるのは無理だと反対されるが、
悩みぬいた末、産むことを決心する。
いつまでも旦那のことを忘れられないフェアと、
彼女を支えたいと願いつつも己の任務、責任との間で
揺れる龍人族の若の葛藤…
傷付いた彼女の心を優しい音楽で癒すロリコン侍…etc.


どうみても昼メロの見すぎです。本当にあり(ry
93名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 03:26:41 ID:7h5Ve6Nh
>>88
上であんなの書いといてあれだが、
グラフェアでシリアスとか切ないの、すごくいいと思う。

フェアの片想い時代、両想い後のすれ違い、紫電に入隊する別れの前日…
なかなかおいしい材料は揃ってる。
あとはどう料理するかが問題だ。
9492:2006/12/31(日) 03:42:30 ID:7h5Ve6Nh
すまん間違えた。>>87じゃなく>>86だ。
大人しく姫はじめ妄想でもしておく(´・ω・`)
95名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 04:00:20 ID:70ophOtN
>94
その妄想を形にするんだ!!
96名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 04:08:31 ID:/uLruSst
>>77-78
一応期待されてるようなのでせめて駄文にしてきますorz
風呂入って頭冷やしたら、黒歴史ノートなレベルだったので・・・;
ただの会話妄想なんですよ。ホントに。
デコが空き缶に告白してるとこです。
97名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 04:18:25 ID:fA8Jn4+q
変態親父×エリカはまだですか
98名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 04:22:12 ID:OAeIsPGR
>>96
全裸で待ってる。
99名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 04:32:39 ID:vTwDRf5b
>>94
ネタならともかくシリアスで死なすのはちょっと勘弁してくれ…
100名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 04:38:40 ID:7h5Ve6Nh
>>99
すまん、完全にネタのつもりだったんだが…
不愉快な気持ちにさせてゴメンな
101名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 04:57:52 ID:70ophOtN
受け取り方は人それぞれだしな。
次から気を付けれ。
102名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 05:21:27 ID:Vkr98rN8
リシェルVSエニシア来てる!執筆早いっ!!
なんかポムがトンビになりそうだな。漁夫の利か?
次回も楽しみに待ってます。
103名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 05:42:43 ID:898fI17C
なぜかグラグラコンビという単語が脳裏を走った。
シンゲンから三味線奪って「俺ら陽気なグラグラコンビ♪」とか歌っている一人と一機。
104VSギアン ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 07:32:14 ID:KVpgmbh9
STEAGE 4 VSギアン

 ここで閑話休題。人間、誰しも一生の内に一度は輝く季節というものがある。彼にしてみてもそれは同じだった。
 初期状態で四足。横切り。直接攻撃を防ぎつつ攻撃できる優秀な待機型。回復にうってつけの霊属性。
 ゲーム序盤。本当に序盤のそのまた序盤に限るが彼の存在は輝いていた。それがいつしか……
 早ければ頭数の揃う5-bの戦闘時に、遅くともシンゲンの加入する8-bまでには彼はサポートとしてすら使われぬ二軍へと姿を消す。
 以後、出番は14話番外の強制出撃ぐらい。それにしたって初期配置からそのまま放置で置いていかれる始末。
 ギャレオを遅れてきた直接攻撃のエースとして持て囃したファミ通の攻略本でさえ彼を擁護することはできなかった。
 シマシマさんでもタフガイにすればまだマシに使えるのに。ああ、なにゆえエルゴは彼にこのような過酷な運命を与えたのか。
「姉さんはいいよね……どうせ僕なんか……」
 どこぞのレヴィノス弟並のコンプレックスを抱える彼、その彼のこのSSにおける出番は刻一刻と迫っていた。


「ハハハハハ。よくここまで来られたな。リシェル。だが、それもここまでだ」
 あからさまにやられ役テイストな口上を述べながらギアンはたから笑う。
「知ってのとおり僕の送還術のまえではゴレムにエレキメデス。君を4最強ユニットの一角にたらしめている双璧は意味を成さない」
 多くのプレイヤーを鬱陶しがらせることにおいては群を抜く自身の特殊能力を誇るギアン。
 最もS召喚術や必殺技で毎度リンチされてあの世送りにされまくったけど。
「頼みの綱のメイドも一回限り。君一人で僕に勝てようはずもない。さあ、いくぞ」
 初手から幽角獣の響界種としての力を解放するギアン。かつてない強敵がリシェルの前に立ちはだかる。


 プシュー 撲殺終了。さしもの送還術も直接攻撃に対しては意味を成さなかったのである。  
「何故だ!何故だっ!何故だぁぁぁぁぁぁぁあああ!!どうしてこの僕が召喚師ユニット相手に真っ向から殴り負けるぅぅぅううう!!」
 響くのは負け犬の遠吠え。リシェルは一笑して、それに答える。
「っていうか人生やり直したばっかでしょ。今のアンタって」
「ハッ!まさかっ!?」
 気づいてギアンは自分のステータスを見る。するとそこには
「なはぁぁぁぁぁあああっ!!やっぱりレベル1ぃぃ!!!」
「ふっ、無様ね」
 堕竜状態から只で元に戻れるはずもなく、経験地の一切が白紙にされた。
 こんな状態ではレベル50のリシェルと殴り合いが成立するはずもなく。
「うっ……ぐっ……酷い……扱いがあんまりじゃないか……これでも僕……本編のラスボスなのに……」
 もはや威厳の欠片もなくギアンは一人泣き崩れる。
「今までで一番楽だったわ。さて、これで残すはエニシア一人。フフフフフ」
 最終STAGEを前にリシェルは邪悪にほくそ笑む。だが、そんなときだった。
「今、誰か僕のことを笑ったか?」
「その声、まさかっ!」
 突如、後ろからかかる聞き覚えのある声。果たして声の主の正体とは(いや、もう冒頭でバレバレっしょ……)
105VSギアン ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 07:33:05 ID:KVpgmbh9
「やあ、姉さん。久しぶりだね」
「ルシアン!」
 声の主。それはリシェルの弟ルシアンであった。
「どうしてこんなところに……アンタ帝都の軍学校はどうしたのよ。将来は自由騎士団に入るんだって……
 ってそんなことはどうでもいいからついてきなさい。いくらアンタでもオトリぐらいにはなるだろうし」
 さり気無く酷いことを言いながらリシェルは先を急ぐのだが……
「もう軍学校も自由騎士もないんだよ……姉さん……」
 刹那、広がる殺気。それを感知してリシェルは身を翻す。反応してよかった。先程までリシェルがいたマスをルシアンの横切りが薙いだのである。
「ルシアン!何のつもりよ!裏切り者はクラウレ一人で十分でしょう!アンタもあの焼き鳥よろしく嫌われ者にでもなりたいわけっ!」
「裏切り?違うよ。僕は表がえっただけさ。自分の心に忠実にね」
 問い詰めるリシェルにルシアンは悪びれることもなく答える。
「姉さん。姉さんはいいよね。機属性の召喚術師というだけでどのプレイヤーからも重宝され、一軍を約束されて……」
 自嘲を浮かべながらルシアンは訥々と続ける。
「そこをいくと僕なんて……なんでだろうね。おなじ姉弟なのにここまでユニットとして扱いに差があるのは……」
「そんなのアンタが雑魚過ぎるのがいけないんでしょうがっ!こっちだって最強召喚術がアンタとの協力専用で迷惑してんのよっ!」
「姉さんには分からないよっ!雀の涙ほどの経験地のために人生やり直しさせられ、そのまま放置で装備まで引っぺがされた僕の気持ちなんか!」
 常にパーティーのエースの地位を約束された姉と万年三軍固定の弟。ああ、惨い。同じ血を分けた姉弟だというのに。涙なしでは語れぬ物語である。
「だから僕は誓ったんだここにいる同士たちと共に。姉さんをはじめとする一軍キャラたちへの復讐を。さあ、おいでみんな」
 ルシアンの呼びかけに答えるがごとく続々と彼の同士が姿を現す。その顔ぶれは。
「地味地味ってネタにされているうちはまだ幸せなんですよ」 帽子を被った自警団兄
「やれやれだぜ。まったく」 どっかの楽園の島在住のシマシマさん
「帝国軍人を舐めるな」 どっかの駐在……ではなくどこぞの紫電の右腕な人
 性能談義スレでもシリーズ最弱の呼び声高き精鋭たちの姿である。
「揃いも揃って微妙よね。アンタ少しは友達選びなさいよ」
「フッ。確かに僕らは一人ひとりは弱小。だが、そんな僕らも束になれば……さあいくよ。みんな」
「「「おおう!!!」」」
 ルシアンの声と共に勇者達は一斉にかける。果たして彼らの下克上は成功するのか?
106VSギアン ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 07:34:25 ID:KVpgmbh9
「てやっ!どうだ!」
 静かなる勇者の槍。それはゴレムの壁に阻まれる。つうか6足当たり前の4世界で3足の槍使いなんてどう使えと。
「出てきなっ!」
 孤高の守護者は召喚術で攻撃する。本気でいくにゃー。ポクッ!ダメージ14。最低値。パラの振り方も中途半端だから。
「ぬ、うんっ!」
 コイツにいたってはもう論外。どこをどう使えば直接攻撃のエースになれるのですか?教えてファミ通。
「もう哀れ通り越して涙が出てくるわよ……安らかに眠りなさい。ボルツテンペスト!」
「「「ぬぐわぁぁぁぁぁぁあああ!!」」」
 限界ダメージ104と麻痺レベル1を叩き込まれて勇者達はあえなく散る。
「ああ、みんなっ!」
「仮面●イダーキッ●ホッパー風に登場してもルシアンは所詮ルシアンよね」
「くっ、うぅぅ………」
 そもそも如何ともしがたい実力差があるから一軍と二軍とに分かれるのだ。
 そんな基本にもルシアンは気づいていなかった。
「ここまでなのか……やっぱり僕はここまでの男なのか……」
「諦めるな!ルシアン!」
 するとさっきまでへ垂れてたレベル1の男が激を飛ばす。
「ギアン……」
「ルシアン。君と僕とは互いに競い合うことを誓った強敵(とも)同士のはずだろ。その君がこんなことで諦めてどうする」
 このSSはエニシアENDの設定のはずなのだが何故かギアンENDでのライバル宣言を持ち出す。
「さあ、いこうか。今度は僕が力を貸す。君は迷うことなく自分の道を突き進めばいい」
「そうだねギアン。ようし、喰らえ姉さん。僕らの友情のコンボ。召獣連撃!ムーンアルクス!」
 とライの見よう見まねでパクリの連携技を敢行する。回避不能の必殺の一撃。それが見事にリシェルを捉えて

 ボクッ ダメージ10

「「……………………………」」

 まあ、そりゃそうだ。人生やり直し放置組みが頑張ったところでこの辺が関の山。
「フ、フッフッフフ。あんた達、よくも舐めた真似してくれたわねぇぇ!!」
「「どひぃぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!!」」
「お望みどおり纏めて吹き飛ばしてあげるわよ。喰らえバニシングビーム!!」
「「「「「ぴぎゃぁぁぁぁぁっぁぁあああああ!!」」」」」
 哀れ。ギシアンコンビは傍で麻痺ってた勇者達ともども纏めて吹き飛ぶ。彼らの下克上はこうして悲劇で幕を閉じたのであった。


「役立たず」
「酷っ!」
 言葉通りのヘタレ参謀にエニシアは冷たく言い捨てる。
「まあ、いいよ。決着は自分の手でつけたほうがいいよね。今度こそ本当に最後だよ。リシェル」
 かくして決戦は最終STAGEへ。どんな結末が待ち受けるのか。勝つのはリシェルか?エニシアか?

 待て次回。
107前スレ793:2006/12/31(日) 08:34:07 ID:cxcgTY9l
スレを跨いでしまって申し訳ないのですがグラッドXミント残り投下します。
>>30>>33自分はあまり気にしていないけど、シリアスネタNGという雰囲気に
なってしまったらやだな、とは思う。
108グラッドXミント:2006/12/31(日) 08:36:59 ID:cxcgTY9l
やりきれない気持ちを振り払うように、グラッドは一気にミントを貫いた。
散々に焦らされた其処は、然したる苦も無く彼を飲み込み奥へと誘う。
「ああぁぁっ!!…はぁっ…!や…!あ、あっ…!ぁあぁっ…!!」
形の良い彼女の白い尻たぶを確りと掴み、ゆるゆると腰を律動させると
結合部分からぐちゅぐちゅと卑猥な音が響き、ミントが艶やかな声を上げる。
シーツに顔を伏せて喘ぐ彼女の中では、セクターに抱かれている幻想を思い描いているのかもしれない。
彼女を置いて旅立った彼に嫉妬を覚えつつ、それでもこの状況に甘んじて想いを遂げようとしている己に苛立ちを覚える。
「あ…っん!は…っ…ぁ…っ!あ…っ!あっ…!んぁ……っ!?」
埋め込んでいた自身を引き抜くと、ミントを仰向けにする。突然向かい合わせになり、彼女は驚いてグラッドを見上げた。
「…グラッド、さん…?」
グラッドは何も答えないまま、彼女の太腿を掴むと、両膝が胸に付くように身体を屈折させ、
彼女の眼前に結合部分が見えるようにすると、焦らすようにゆっくりと突き入れた。
「ミントさん、誰が…っ此処に入っているか…っ判りますか?」
ミントの目の前でぐちゅ、と音を立ててグラッドが埋め込まれていく。その光景が直視できず、ミントは顔を背けた。
「目を逸らさないでください……俺の方を…っ見て……っ…。」
今にも飛びそうな思考を抑えながら、必死に彼女に呼びかける。
「今貴女を、抱いているのは…彼じゃない…っ…だから、顔を上げて…ちゃんと、前を見てください…っ…。」
「……!」
驚いたように見開かれた彼女の目から、一筋涙が零れ落ちた。
「彼は…彼はもう、この町には…。」
言い澱むグラッドの両頬にミントの手が添えられ、引き寄せると彼の唇に己の唇を重ねる。
「ミントさん…?」
「ありがとう、グラッドさん…。」
真直ぐに彼を見つめて微笑むと、頬を包んでいた手がするりと彼の首に回された。
それを合図に、グラッドは彼女の足を抱えなおすと再び律動を開始する。
「ぁ…あぁ…ん…っ!…グラッド、さん…っ…!」
蕩けた表情を見せるミントの額に、頬に、髪に唇を落とす。
応えるように、ぎこちない動きで彼女も腰を揺らめかせ始めた。
109グラッドXミント:2006/12/31(日) 08:39:05 ID:cxcgTY9l
「ふぁぁ…ん!ぁ…あ…っ!そこ…そこは…ぁ…!あ…ん!はぁ…っん!」
突き上げる度に、心地よくグラッドを締め付けてくる場所を見つけ、其処を重点的に攻めてやる。
絡みつくようにうねるミントの内壁が、びくびくと痙攣し限界が近い事を知らせていた。
その動きに逆らうように、グラッドも激しく突き上げる。
「あぅ…!あん…!は…ぅ!んあっ!あっ!!はあん…!も…、や…っ!私、も……もう……っ!!」
「ぐ…っ!ミント、さ…ん…っ!」
震えるミントの身体をきつく抱きしめ、腰を叩きつけるように動かす。
背に回された彼女の手が爪を立ててしがみつくが、その痛みすらも快楽へと変わっていく。
「グラッド…っさん…!ぁあっ…!グラッド、さ…っ…ああぁ…っんはあああぁ……っ!!」
びくん、と大きく身体を仰け反らせ、限界を迎えるミントのすぐ後にグラッドも達し、彼女の中に欲望を吐き出した。
―――そしてそのまま二人、顔を惚けさせたまま絶頂の快楽に身を委ねる。
午後の柔らかな日差しが差し込む部屋に、荒い息づかいだけが響いていた。


漸く落ち着いた頃、繋がっていた身体を離すと、ミントの秘部からごぽり、と白濁が溢れてきてシーツに滴った。
「………しまった…。」
冷静な思考が働くようになって、グラッドは己の仕出かした事に気付き、手近な所にあった布で慌てて拭う。
…そしてそれが一張羅の軍服の陣羽織だったりするのだが。
「……し、しまったぁ…っ!」
わたわたと一人で焦ったり嘆いたりするグラッドを見て、ミントの口元が綻んだ。
「今日は大丈夫ですよ、グラッドさん。シーツも汚れちゃったし、その羽織も一緒に洗ってあげますから。」
「はぁ…すみません……。」
気恥ずかしそうに俯くグラッドの肩に、ミントの頭が寄せられた。ふわりと漂う彼女の髪の匂いに、再び胸が高鳴る。
「…ミントさん。」


肝心な事を言い忘れていた。


「ミントさん、貴女を――――――」
彼がミントに贈った何時かの言葉を口にする。
彼女は何も言わずに、そっと目を伏せた。

――――――――――――fin
110名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 08:46:57 ID:/53mGyHL
おめでとう、兄貴!
にしても仮面セクターは許しがたい輩だ。
アプセットにドリルでアッーされてしまえ。
111名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 08:57:00 ID:jKcNSFo1
>>108>>109
おめでとう兄貴!!
よかったよ、うん。
ほんとに良かった。
112名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 09:44:14 ID:+N4Wtgwp
>>104
ギ、ギアン、ルシアン……気の毒ながらもハゲワロタ
続き! 続き!

それにしても彼を「エース」とファミ通は言ったのか。
無理矢理じゃなーw

>>107
兄貴、よかったなあ

>彼女は何も言わずに、そっと目を伏せた。

の後にものすごいオチきたらどうしようと
一瞬おもった。
113名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 10:01:23 ID:Vkr98rN8
朝っぱらから二人も神が来てるうううううぅぅぅぅぅぅ!!!!!乙かれさまです!
114名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 10:53:19 ID:ysLji7oh
>>107
グラッド×ミント神乙!
兄貴が報われて良かったよ!!
本編でも祝福選択で報われると思ってたのになぁ
115名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 14:27:57 ID:oE5cvuqs
若かりし日のアルバとフィズ

アルバ「お医者さんごっこしようよ!!」
フィズ「嫌よ!人妻ごっこにしましょうよ!」
アルバ「なんだよ!お医者さんカッコイイじゃねーかよ!」
フィズ「人妻ごっこは将来役にたっていいじゃない!」
リプレ「あんたらどこでそんなマニアックなこと知ったの?」
アルバ「ガゼルにーやんのベットの下にある絵本で知ったんだ!!」
ガゼル「やべっ、逃げろー」
116名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 14:56:43 ID:Z4WcjW7U
ライです。

敵味方かまわず女性陣に絞りつくされる毎日とです。

ライです…ライです…ライです…。
117名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 14:59:45 ID:BNbLSXn7
1日10リットルぐらいは出せそうだな
118名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 15:13:42 ID:5beHY9Sr
ルシアンが実は女の子だったってオチを期待して4をプレイしていたのは俺だけのはず
119名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 15:14:49 ID:Vkr98rN8
俺もいるぜ
120名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 15:53:18 ID:/dIz0wI4
サモンナイト4
〜棒姉妹物語〜
121名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 15:54:35 ID:PCeUfPG3
たった今リプレに会ったんだが
「負けず嫌い」

…………………クラレットとベッド勝負を何回繰り返したか
122名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 15:56:21 ID:qHA8VL8r
>>121
そして干涸びるハヤト
123名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 16:02:20 ID:0a8m2YTp
フェアはセイロンもシンゲンもグラッドの兄貴も
干からびるまで搾り取る、把握
124名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 16:06:47 ID:r1Lp5Cjw
フェアとリシェルとポム子とリビエルに搾られるルシアンが目に浮かぶようだ
125名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 16:21:25 ID:qHA8VL8r
ライ「もう......勘弁してください.........」
ポム「何言ってるんですかライさん、まだ1人7回しかやってないじゃないですか」
ミン「そうだよライ君、ノルマは1人15回だよ」
リシェ「あ......でももう本当に無理っぽいかも」
エニ「しなびてますね...」
シャオ「にゃはははははっ!そういう時はこれよっ!」
ポム「あなたは...?」
シャオ「通りすがりの美幼女、シャオメイちゃんよ。はい、これ」
ミン「これは...ドリンク?」
シャオ「いろんな世界の絶倫食材を集めた『超・絶・龍泣かせ』よ!」
リシェ「絶倫ドリンク......」
エニ「シャオメイさん......それ、50本ほど下さい!」
シャオ「にゃははははっ!毎度ありぃ♪」
ポム「さぁライさん...たっぷりと飲んで下さいね♪」
ライ「ひぃ!やめっ...んぐっ!......ゴク...ゴク.........」
シャオ「あ、注意なんだけど1日1本で......」
ミン「はい、4本目」
リシェ「今日は20本くらいでいいかしら?」
エニ「いいんじゃないですか?あ、シャオメイさん、追加300本で」
シャオ「.........毎度ありぃ♪」
ライ「ふおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
126名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 16:38:27 ID:ASZXrc3B
なんかもう因果を超越して抜剣覚醒しそうな勢いだなライ
127名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 16:42:15 ID:/dIz0wI4
>>124
〜回って女性陣がイった回数だとしたら、今後テクニックが上がれば攻守逆転しそう
128604:2006/12/31(日) 16:54:49 ID:zufXooyV
前スレの引き続き、アルバ×イオス(♀)投下します。
苦手な人もいるでしょうから、その時はお手数ですがNG登録をお願いします。
129名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 16:56:01 ID:R4dmNYIC
「俺の名はグラッド。帝国軍のエリート精鋭部隊シャドウの隊長だ。
信条は完全調和(パーフェクトハーモニー)と完全作戦(パーフェクトミッション)。
組織に逆らう奴は誰であろうと容赦しない、軍人の中の軍人さ……」





「うーん、むにゃむにゃ…隊長だぞー偉いんだぞー…くかーくかー」
「兄貴ってばまた仕事サボって居眠りしてるよ」
130アルバ×イオス(♀):2006/12/31(日) 16:56:10 ID:zufXooyV
アルバがルヴァイドに呼び出されたのは、あの出来事から6日後のことだった。
「来たか――ずいぶんと眠たそうだな。如何なる時でも体調を万全に整えておくのは、騎士でなくとも基本だぞ」
「すみません……」
謝りはするものの睡魔は取れず、言ってるそばからあくびが出そうになり、慌ててそれを噛み殺す。
最近、夜寝ることがほとんど出来なくなっていたアルバは、常に寝不足な状態が続いていた。
原因は言うまでも無く、イオスとの情事の記憶だ。毛布に包まって目を閉じると、あのテントで起こった事が
鮮明な画像となって脳裏に映し出され、悶々としてとても眠れる状態ではなくなってしまうのだ
「まぁ、いい。とりあえず、そこに座れ」
「はっ、失礼します」
勧められたとおり椅子に腰掛けると、目線がルヴァイドと同じ高さになる。
それだけでピリピリとした緊張が走り、寝ぼけ半分だった頭が、冷水をかけられたようにはっきりと覚醒していく。
それほど騎士を志しているものにとって、目の前のルヴァイドと言う男の存在感は圧倒的だった。
「なぜ呼び出されたのか、心当たりはあるか?」
「……はい」
頷くとともに、しっかりと返事をする。
イオスと関係を結んだことをアルバは恥じていなかった。そんなことをすれば、彼女に対する裏切りになってしまう。
成り行きとは言え、アルバはイオスに忠誠を誓った。ならば、それだけは騎士として貫いていかねばならない。
そんなアルバの意図を汲み取ってくれたのか、ルヴァイドはこちらを見据えていた瞳を閉じて、一息つく。
「そうか、ならば単刀直入に要件のみ伝えよう――イオスが弱くなった」
「……………」
ルヴァイドが発した言葉の意味を飲み込むのに、たっぷり十数秒の時を要した。
「副隊長が……弱く?」
「精神的に、と言う意味ではない。単純に戦闘能力が下がっている。
 一度手合わせしただけで分かるほどだ。かなりの重傷だな、あれは」
「それは、あの……、やっぱり……」
「自分の責任だと言うのなら、それは自惚れというものだぞ。アルバ」
「………っ」
先回りして釘を刺されると、何も言えなくなり、アルバは下唇を噛み締める。
静かな口調にもかかわらず、そこには反論を許さない重みがあった。
131アルバ×イオス(♀):2006/12/31(日) 16:57:06 ID:zufXooyV
「イオスが弱くなったならば、それはイオス自身の責任だ。
 俺やおまえも含めて、他の誰もそれを負う事など出来ない」
「………………」
ルヴァイドの言葉に対して、何も言うことができない。それが、アルバにはとても歯がゆく思えた。
こちらへの視線を逸らすことなく、ルヴァイドはさらに続ける。
「今、イオスには恐怖心が根付いてしまっている。痛みに対する、な。
 そのせいで全体の動きが硬くなり、あいつの持ち味である俊敏さが殺されている。
 ――このままの状態で戦場に出せば、命すら危ういだろう」
「痛みに対する……恐怖心……」
その言葉でアルバの脳裏に呼び起こされるのは、涙で顔を歪ませたイオスの姿だ。
あれだけの感情を吐露するイオスの姿を見たのはアルバにとって初めてだった。
そして、その後の死人のように虚ろな目をした彼女の姿も、忘れようが無いほど深く記憶に刻まれている。
「おいらに、何かできることは無いでしょうか?」
「それを考えるのもまた、おまえ自身にしかできない。……まだ、責任を感じているのか?」
「いいえ。ですが、これがおいらの役目だと思うので」
言ってから、隊長相手に何を偉そうに語っているんだ、と思ったが、後悔はそれで留めておく。
ルヴァイドは無言でこちらを見ていた。睨んでいるわけではなかったが、
こちらの全てを見透かすような、厳しさと鋭さがそこには存在していた。
それに臆することなく正面から受け止めていると、やがて、ふっ、とルヴァイドの力が抜けた。
「夕食をとってから半刻ほどしたら、俺はあたりの見回りに出る。
 留守の間に何が起ころうと、俺は一切関知できない」
「ルヴァイド隊長……」
「話は以上だ。行け」
「………はっ!」
132アルバ×イオス(♀):2006/12/31(日) 16:58:14 ID:zufXooyV
ルヴァイドから教えられた時刻通りに、アルバは再び、あのテントの前に立っていた。
呼吸を意識して整えているにもかかわらず、心臓の鼓動はひっきりなしに早鐘を打っている。
あの出来事の後、なんとなく気恥ずかしくて、アルバは公私共にイオスとの接触を避けていた。
それはイオスも同じのようで、訓練でふと目があった瞬間に、慌てた様子で視線を逸らされた時は、
こちらも避けているのは同じなのに、堪えようのないほど心苦しいものを感じたものだ。
アルバは大きく息を吐き出すとともに、そんな胸の中のモヤモヤを外に押し出した。
決意を胸に少年は歩き出す。あの夜に忠誠を誓った女性の下へと。

「き、貴様は……っ!」
「夜分遅くにすみません、イオス副隊長」
テント内に入った瞬間、驚きの表情でこちらを見つめてくるイオスに、努めて平静を装い、声をかける。
中にいたのはイオス一人だけ。昼間に告げられた通り、その場にルヴァイドの姿は無かった。
「……何の用があってきた。ルヴァイド様ならいないぞ」
そう言いながらイオスは、アルバから顔を背ける。
室内のランプに照らし出されたその横顔は、微かに赤らんでいるようにも見えた。
「いいえ、おいらが用があるのはルヴァイド隊長ではなく、イオス副隊長に対して、です」
「僕の方に用など無い!」
吐き捨てるようなその口調には、苛立ちが隠れもせずに存在していた。
しかし、アルバは怯まない。要領が悪いという自覚のあるアルバにとって、
他人行儀にあしらわれるよりは、感情をぶつけてもらった方が何倍もマシだ。
無言の間が二人の間に横たわる。先に気まずさに耐え切れなくなったのは、案の定イオスだった。
「……ルヴァイド様から僕のことを聞いたのか?」
「はい」
「なら、こうも告げられてもいるはずだ。これは僕自身の問題だと」
相変わらず顔を背けたまま、淡々とイオスは語る。
明らかにイオスはアルバとの間に壁を作ろうとしていた。他人のおまえは入ってくるな、と。
「ですが、おいらの問題でもあります」
だが、アルバはその壁を乗り越えて、一歩踏み込んだ。間髪入れず、イオスの表情が強張る。
「貴様は、ルヴァイド様のおっしゃった事が理解できていないのか!?」
「分かってはいるつもりです。これはイオス副隊長にしか解決できない問題だと言うことは。
 だから、それを解決するお手伝いをするのがおいらの……」
言いながら、跪いてイオスの手を取り、
「いえ、貴女に忠誠を誓った騎士の役目だと、おいらは思うんです」
あの時を再現するように、その手の甲に唇を落とす。
「………っ」
顔を上げると、顔を真っ赤にしてこちらを見ているイオスの姿があった。
――似合わないことを、二回もやってのけた甲斐はあったかな?
ずいぶんと久しぶりにお互いの視線が交わったと思うと、どうしようもなく嬉しさが込上げてくる。
「ふ、ふざけた真似をしたと思えば、急にニヤニヤしだして……。何がしたいんだ、貴様は!?」
怒鳴り散らすイオスだが、混乱しているのかいつもの威厳がまったく感じられない。
そんなイオスの姿さえ、愛らしいと思いながら、アルバは立ち上がって、彼女の肩に手を置き、
「おいらがしたいことは、ここに来ると決めたときから、ずっとこれだけですよ。イオス副隊長」
そっと引き寄せると、瞳を閉じて、唇同士を重ね合わせた。
133アルバ×イオス(♀):2006/12/31(日) 16:58:48 ID:zufXooyV
「き、貴様! 強引にもほどがあるぞ……っ!?」
「すみません。イオス副隊長の顔見てると、どうしても抑えが効かなくなって……」
地べたに敷かれた、就寝用のシーツに寝そべったまま文句を言うイオスに、アルバは正直な弁解をする。
あのキスの後、呆然と固まったままのイオスを、なし崩し的にアルバは押し倒した。
後から考えれば、我ながら命知らずな行動をしたとアルバは思うが、それすらもこの絶対的な幸福感の前には霞んでしまう。
あの時とは上下が逆だな、と苦笑混じりにアルバは思った。
「……っ、僕のことを、抱くのか?」
そう尋ねるイオスの表情には、隠しきれないほどの不安が浮き上がっている。
いつまでもそんな顔をさせていたくなくて、言葉で答える代わりにもう一度顔を近づけた。
「………んっ、ふぅ……は、ぁ……」
艶かしい吐息が、イオスの唇から漏れる。背に回した手で、力強く彼女を抱きしめながら、アルバは舌を伸ばす。
アルバの舌が柔らかな唇を舐め取った瞬間、ピクリとイオスの身体が反応する。
どうすればいいのか、しばし迷っていたようだが、やがておずおずとその唇が上下に開かれた。
舌がイオスの口内に侵入すると、それは内部で暴れまわる。まるで脳内に直接響いているかのように、
ぴちゃぴちゃと唾液をかき回す淫靡な音が、その他の雑音全てを消し去る。
お互いにこのような深いキスは初めてであり、それ故に止めようが無く、夢中で互いを貪りあった。
「……ぷはっ! はぁ、はぁ……」
やっとのことで二人の顔が離れる頃には、すっかり息が上がっており、肩が大きく上下する。
荒い息をつきながらふと見れば、そこには唇の端からとろりと唾液を垂らし、キスの余韻に浸るイオスの姿があった。
その顔は熱で蕩けきっており、潤んだ瞳がぼんやりとアルバを映し出しされている。
そんなあまりにも色艶のあるイオスの表情を目にすると、息が整うのも待たず、アルバは再度唇を重ねた。
もはや自分達の関係も忘れ、アルバは一人の男として目の前の女性に愛を注ごうとしていた。
啄ばむようなキスを繰り返しながら、アルバの手がイオスの上着にかかる。
慣れない手つきでそれを脱がせようとするが、なかなか上手くいかず、どうしても手間取ってしまう。
それでも、時間をかけて何とか上着とシャツを脱がすと、純白の肌をしたイオスの裸体が外気に晒された。
華奢な身体はともすれば不健康なイメージを与えかねないが、イオスのそれにはむしろ芯の通った力強さすら感じさせる。
胸部に視線を移せば、肌の色と混同しかねないほどに真っ白なサラシが幾重にもきつく巻かれていた。
それも外してしまおうとアルバは手を伸ばすが、それはイオスが身を引いたことによって止められる。
134アルバ×イオス(♀):2006/12/31(日) 16:59:28 ID:zufXooyV
「………なんで?」
意図がわからず、表情にまで疑問が出ているアルバに、イオスは何も言わないまま自分の手でサラシを外し始めた。
複雑な想いをその瞳に見たアルバは、邪魔することなくその様子を見つめる。
シュルシュルと音を立てて、それらが全て取り除かれた後には、小ぶりな形の良い膨らみが二つ確認できた。
あの時は一瞬しか目に出来なかったものが目の前に現れると、その光景を焼き付けるように熱い視線をそこへと送る。
だが、視線から両胸を隠すように組まれた腕によって、それは遮られてしまう。
「あ、あまり、その……ジロジロ見られると、困る」
伏し目がちにつぶやくイオスだったが、その仕草が逆にアルバの興奮を引き立てることになった
やんわりと組まれた腕を退かせると、両手を左右の乳房に当てて円を描くように揉みしだいていく。
小ぶりな乳房はアルバの手の中にすっぽりと納まり、肌の方が吸い寄せているのかと思わせるほど重ねた手に馴染んだ。
「はっ、ん、ふぅ……、ひゃう、あんっ、あっ……」
唇から漏れ出る甲高い嬌声は、もはや、間違いようが無く女のそれであった。
切なげなさえずりを繰り返すイオスをもっと鳴かせたくて、手の中で硬く尖ってきた乳首を人差し指で弄くる。
「やっ、そんな、だめぇ……、くうぅっ、んっ………」
性的な快感に対する経験の乏しいイオスは、そんな愛撫の一つ一つに反応を示していく。
雪のように白かった肌は、今や火照って桜色に染まり、その表面はしっとりと汗ばんでいた。
片手を乳房から離すと、肌の表面を撫でさすりながら、徐々にその手を下へと伸ばしていく。
「………んっ」
その手がどこへ向かおうとしているのか察したのか、イオスの身体が若干強張る。
そんなイオスを安心させるために唇を落としながら、アルバはベルトに手をかけた。
下を脱がすのは上の方に比べれば遙かに楽だった。膝下まで擦り下ろすと、最後に残った下着に両手を添える。
不安げな視線をその身に受けながら。アルバはゆっくりと下着を下ろしていった。
隠されていた股間は、記憶の中の光景とほとんど変わらぬ形でそこにあった。ただ一点、この前と違っていたのは、
「濡れてる……」
「………ぇ?」
自覚が無いのか、呆けた声をあげるイオスには応えずに、アルバは手を伸ばしてそこに触れた。
135アルバ×イオス(♀):2006/12/31(日) 17:00:02 ID:zufXooyV
「……ぁ、んんぅ……」
初めて触れる女の秘部の感触は、どこか生々しくも弾力性に富んでおり、妙に惹きつけられる魅力があった。
割れ目に沿って指を前後させると、自然と粘着質の液体が指に絡んでくる。
「……んぁっ! ……なん、なんだ……これぇ……、やんっ…!」
アルバに触れられることで初めて、そこが濡れていることに気づいたのだろう。
戸惑いと不安に駆られたイオスは、もじもじと太もも同士を擦り合わせた。
すると当然、秘部に差し入れていたアルバの腕は挟まれることになり、そのはずみで指が膣口へと潜り込んでしまう。
「ひゃぁ…っ!」
「うぁ……」
潜り込んだのは人差し指一本だったが、それが膣壁の襞に絡まれ、きゅうきゅうと締め上げられる。
アルバの予想以上にそこは狭く、本当に自分のものがここに入ったのかという疑問さえ浮かんできた。
「あの、イオス副隊長……痛くは、無いですか?」
恐る恐るアルバが尋ねると、微かにイオスの首が縦に振られる。
それにホッと胸を撫で下ろすと、アルバは続けて、
「それじゃ、ちょっと動かします……少しほぐした方が、後が楽だと思いますし」
そんな、まるで経験者の如き台詞を並べて、膣壁を割り広げるように指で内部をかき回していく。
次第に慣れてくると、触れる場所によってイオスの様子に変化があることにアルバは気づいた。
試しにそこを重点的に攻めてみる。すると、
「や、やぁっ!ひんっ!……そこぉ、やめっ! きゃう……っ!」
あられもない嬌声がテント中に響き渡り、想像していた以上にイオスは乱れた。
強烈な快感を断続的に受けているためか、その瞳には涙さえ浮かんでいる。
その顔を見た瞬間、抑えきれないほどの昂ぶりがアルバの全身を駆け巡った。
膣から指を引き抜くと、僅かな時間でもイオスと離れてしまうもどかしさを感じながら、自分のズボンを引き摺り下ろす。
下着はすでに全開に勃起したペニスによって内側から突き上げられており、外した瞬間、中のモノが勢いよく飛び出した。
「……っ、……ぃ、やぁ……」
愛液が溢れかえっている秘部に挿入しようと、腰に手をかけようとしたとき、イオスの微かな声がアルバの耳に届く。
釣られてよく見てみれば、あれだけ蕩けていた顔は青ざめ、全身が小刻みに震えていた。
その姿にあの夜のイオスの姿が重なり、暴走しかけて失われようとしていた理性がアルバの中で蘇る。
そもそも自分は何をするためにここへ来たのか。それをもう一度噛み締める。
「大丈夫です……」
震えるイオスの身体を力強く抱きしめ、その耳元に囁く。
「大丈夫ですから……」
再度、畳み掛けるようにイオスに告げる。言葉にした分だけ、イオスから恐怖が取り除かれればいいな、と思いながら。
しばらくそうしていると、自分の背中にも細い腕が回される。
重ねられた肌から暖かな体温を感じながら、震えが収まるまでの間、二人は静かに抱き合っていた。
136アルバ×イオス(♀):2006/12/31(日) 17:00:42 ID:zufXooyV
「それじゃあ、いきます」
「……ん」
時間の経過は昂っていた精神を鎮めてくれたが、幸運にもと言うべきなのか、
股間の男性器は、萎えずに硬度と大きさを保っていた。
もっとも、愛しい女性のあられもない姿を前にして、萎える方がおかしいと言えばおかしいのだが。
片手を添えて狙いを定めると、先端と入り口がくちゅりと音を立てて接触した。
今にも暴発しそうな自分のモノに一抹の不安を抱きながら、アルバはゆっくりと腰を突き出す。
「……あっ、あっ! ……んぁっ、あぁっ!」
指一本でさえ狭いと感じていた膣内が割り裂かれ、限界まで怒張したペニスを飲み込んでいく。
前回の様な引っ掛かりは感じない。多量に分泌される愛液が潤滑油の役目をちゃんと果たしているようだ。
「……くぅ、あんっ! ふぁ…っ! んっ! んんぅ…っ!」
アルバの手首を握り締めていたイオスの手に力がこもる。痛かったら爪を立てて
合図を送るという取り決めを先ほど結んだが、まだ合図は送られてきていない。
「……くっ、イオス、副隊長……っ、大丈夫、ですか…?」
尋ねながら、アルバは尋常ではない射精感を堪えるので必死だった。
熱を持った膣壁が全体を包み込み、微かな隙間すら愛液のうねりがくすぐっていく。
気が幾度も遠くなりかけ、そのたびに精神力のみでそれを押しとどめた。
「……ひゃうっ、んんぁっ! へ、へんなんだ……いたく、ないのに……っ、
 おかしく、なりそ……、ぁ、やぁっ!」
返事をするイオスも、交わりによって与えられる快感に翻弄されていた。
苦しさは確かにあるのに、それがまったく苦にならないと言う、どこか矛盾した感覚。
気が付けばイオスの瞳から大粒の涙が零れていた。だがそれは苦痛によるものではなく、
正体の分からない、自分の中で荒れ狂う激しい感情が流させたものだった。
涙で滲んだ視界の向こう、顔を引きつらせながらも心配そうにこちらを見つめる少年の姿が瞳に映る。
「あ、るばぁ……んっ、くうぅっ! ……っ、ある、ばぁ……っ!」
「…………っ!」
切なげに自分の名を呼ぶ声に、交わした取り決めも忘れて、アルバは力強くイオスの身体を抱きしめた。
それと同時に腰を突き出すと、根本まで挿入されたペニスが最奥で弾ける。
吐き出された濃く熱い精液が、イオスの膣内を染め上げていった。

「……んっ、ちゅっ……は、んんぅ……」
「……ぴちゃ、んふぅ……んっ、んっ……」
情熱的と言うには、いささか激しすぎるキスを飽きることなく何度も重ねあう。
アルバのペニスはイオスから引き抜かれておらず、それどころか膣内で再び硬度を取り戻しつつあった。
両者とも疲労はかなりのもののはずなのに、抑えきれぬ何かが二人を突き動かしていた。
ランプの光により作り出された二人分の影が何度も絡み合う。
「……夜の屋外は結構冷えるんだがな」
テントから漏れてくる、鳴り止まない嬌声を耳にしながら、ルヴァイドは一人、溜息をついた。
137604:2006/12/31(日) 17:03:43 ID:zufXooyV
以上です。まだネタはありますが残弾は少ないので、
リクエスト募集中ということで。

>>46
GJ!アルフィズはやっぱり良いなぁ。
138名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 17:07:09 ID:pqDoQ19b
【サモ4】ホワタして一時間あびばされなかったらセイロン
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1167552223/
139名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 17:08:39 ID:pqDoQ19b
槍とかわかんないから獣服装備描いてみたぜ
ttp://akm.cx/2d2/src/1167495898572.jpg

久しぶりに1やったらリプレの声が高くてワロタ。演じ分けてたんだなぁと
140名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 17:13:04 ID:qHA8VL8r
>>137
GJ!
え、イオスって最初っから女でしょ?

>>138
糞スレ紹介乙

>>139
誤爆か?
141名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 17:47:32 ID:liDPSpt2
>>137
狂おしくGJ!

オチでこのAA↓思い出したw
    |                   \
    |  ('A`)           ギシギシ
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄        アンアン/

142名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 17:49:11 ID:CIU1X5z3
うはww何で転載されてんだw
143VSエニシア ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 18:03:44 ID:1JvdR9tu

「なあ、今からでも仲直りしたらどうだ?なんならオレが間に入ってもいいぞ。エニシア」
 仲裁も何も自分がそもそもの原因なのはさておいてライはエニシアに提案する。
 既に忠臣たちは全て敗れ去った。エニシアにはなんの手駒も残されてはいないのである。
「ダメだよ。今更ここまできて途中で止めることなんてできないよ。それに」
 言葉を止めてエニシアはフロアの入り口を仰ぎ見る。
「あっちもその気はないだろうしね」
「エ〜ニ〜シ〜ア〜〜!!!!」
 軽く一瞥したその先には、案の定、修羅の形相のリシェルがそこにいた。


最終STAGE VSエニシア


「よくここまで辿り着けたね。一応褒めておくよ」
「アンタの忠臣は根こそぎ吹っ飛ばしてやったわ!残るはアンタだけよっ!」
「ここが最終STAGE。泣いても笑っても最後だよ。大分、消耗してるみたいだけど大丈夫かな?」
「あら、心配してくれるの?それは嬉しいわね。でも安心して。サポ専の貴方を殴り倒すぐらいわけないから」
「そう舐めてかかると痛い目みるよ。噛ませ担当さん。フフ」
「何処から来るのかしらね。その自信。唐突ポッと出キャラのくせして。ウフフ」
 二人とも顔は笑っているがこめかみの辺りにはびっしりと筋が貼り付いていた。
 なんつうか怖いんですけど。マジで。
「お前らいい加減にしろよ。こんなことで喧嘩して何になるってんだよ!」
 一触即発の二人に対しライは言う。が、二人から同時に鋭い眼光で睨まれ黙らされる。
「だいたい図々しいにも程があるよね。自分のEND設定のSSであそこまでいい目にあったくせに。
 私なんか今までこのスレでまだちゃんとした出番ないのに。私ENDの今回は大人しく譲るのが筋じゃないの?
 そんなんだから空気が読めないってみんなから散々言われるんだよ?」
「誰ENDだろうが関係ないわよ。ライに手を出そうと思うならアタシの屍を踏み越えていきなさいよ!
 こちとら出番あってもポムニットとかに一方的に喰われてたりばかりでいい加減にフラストレーション溜まってんのよ!」
 互いに腹の中に溜め込んだものを吐き出す。ダメだ。こいつら。聞く耳もってねえ。ライは心底そう思った。
「それじゃあそろそろはじめようか」
「ええ、死ぬにはいい日ね。アンタが」
 そしてついに最終決戦が幕を開ける。リシェル。エニシア。果たして生き残るのはどちらか?
144VSエニシア ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 18:04:58 ID:cqT6XHpr
 先手を取ったのはリシェルだった。夏空ロケットによる6足移動。悠冥の錫杖を手に猛然と殴りかかる。
 召喚術を使うこともできたがそれはしなかった。満足できないからだ。この手で直接エニシアの骨を砕く音を聞かない事には。
「死にさらせぇぇぇぇええ!!ごるぁぁぁぁあああ!!」
 目を思いっきり血走らせて一撃を見舞うリシェル。とても回避できる間合いではない。誰しもがそう思った。
「白眼!」
 するとエニシアはいつの間にか白くなった眼球を光らせる。血系限界を発動させたエニシアの視界。
 手に取るようにわかる。リシェルの筋肉の動き。気脈のながれまでまことしやかに。
 スカッ リシェルの攻撃は外れる。勢い余ってずっこけるリシェル。そこへエニシアはカウンターを見舞う。
「キャァァっ!」
 ドゴンッ! 勢い余って壁に思いっきり叩きつけられる。これは痛い。
「ふふっ、私の白眼の前ではどんな攻撃もお見通しだよ」
 どこのN●RUTOだ?ライはすかさず突っ込みを入れる。つうかいいのかこんなん使って?
「やって……くれるじゃない……よりによってジャ●プとは……」
 ヨレヨレになりながらもリシェルは立ち上がる。ガクガクその膝が笑っていた。思いのほかのダメージのようだ。
「カウンターのついでに神経系に私のチャクラを叩き込んであげたからしばらくはまともに動けないはずだよ」
 真っ白な眼をしてそう言うエニシア。好機到来。このチャンスを見逃しはしなかった。
「止めいくよ!さよなら。リシェル」
 チャクラをこめて刃と化した手刀。リシェルを貫く一撃が放たれる。
 かと思われた瞬間。
「三天結盾! 私は拒絶する!」
「くっ……きゃぁぁっ!!」
 刹那、現れる防壁に阻まれエニシアはおもいっきり後方へと弾き飛ばされる。
「はっはっはっは。先にその技を出したのは失敗だったわねエニシア!何もジャン●の漫画の技が仕えるのはアンタだけじゃないのよ」
 今度はBLE●CHかよ。いいのか作者?ライの心配は他所に暴走娘二人はキャンキャン吼えあう。
「フッ、仮にもこちとら一応ヒロイン。ただの脇役のアンタとは格が違うってものよ」
「何がヒロインよ。ル●アの当て馬の空気エセヒロインのクセに!」
「うっさいわね。アンタんとこのよりはマシでしょ。本誌でマトモに出番あったのっていったい何年前の話よ?」
 オマイラ、各方面を敵に回すのは止せ。そんな自分の願いが届くことはないのだろうなとライは確信していた。
「でも……確かに大事だね。キャラの格って……しょうがない。使うよ。教授に作らせた私の切り札」
 そう言ってエニシアは懐から何かを取り出す。それは一体?
145VSエニシア ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 18:05:45 ID:cqT6XHpr
「あ、あれはっ!」
「ふふっ、知ってるよね貴女は。これが一体なんなのか」
 エニシアが取り出した黄色い三角形の物体。なんかまた色々と権利関係がややこしくなる代物だ。
「これは教授にお願いしてつくってもらった私専用のインテ●ジェンスデ●イス。いくよ!バ●ディッシュ!」
『Yes Sir』
 刹那、エニシアの身体は光に包まれる。身にまとった衣服を一時分解。そして再構成。見る見るうちにその姿が変わってゆく。
 〜〜〜♪ エニシアの変身に合わせ何故かミュージックまで流れ出す。歌詞はJA●RACを考慮して省略。

BGM 水樹奈々「ETERNAL BLAZE」

「時を越え刻まれた〜♪ 哀しみの記憶〜♪」
「って自分で歌ってるし!」
 しかも上手かった。プロの歌手並だった。それはさておきすっかり魔法少女へと変身を遂げたエニシアの姿がそこにあった。
「なんかもう色んな意味でギリギリよねえ……」
 っていうかむしろアウト。やたらと丈の短い漆黒のバリアジャケットを身にまとい、色んなところが露出してぱっつんぱっつん。
 何故か髪型までツインテールになってるエニシアに対してリシェルは唖然としていた。
「フフッ、実質的な主人公の私の前じゃ脇の管制官なんて有象無象も同じだよ」
「勝ち誇るにはまだ早いわよっ!勝負はまだこれからじゃないの!」
「遅いよ」
 瞬間、残像と共にエニシアの姿はかききえる。次の瞬間にはその手にした鎌がリシェルの使役する六花を全てなぎ払う。
「ああっ!」
「これで終わりだね」
 勝ち誇りながらエニシアは手をかざす。そこから生み出されるわ。
「プラズ●スマッ●ャー」
 声と共に解き放たれる。二重に展開した環状魔法陣の中心よりいでし高密度な雷を伴う閃光。
 リシェルはその光に包まれる。次の瞬間、すさまじい轟音が鳴り響く。
146VSエニシア ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 18:06:39 ID:cqT6XHpr
「思ったよりあっけなかったかな?」
 勝利を確信しエニシアは息をつく。だが、それはまだ早かった。
「あっけないだと?笑わせてくれる。小娘風情が」
「っ!?」
 瞬間、危険を察知しエニシアはありったけの魔力を防壁に費やす。
 間一髪。次の瞬間には氷と闇の嵐がフロア全体に吹きすさんだ。
「んどわぁぁぁぁああああ!!!」
 思いっきり直撃受けてるライはひとまず無視してエニシアは攻撃の仕掛けられた方向を向く。すると。
「アハハハハハハハ。残念だったな小娘。よりによって最強の悪の魔法使いであるこの私に魔法で挑もうとは!身の程の違いをとくと思い知るがいい!」
 リシェルだった。さっきの攻撃のショックでなんかおもいっきりヤバげなもんが憑依しているけどその姿は間違いなくリシェルだった。
 何処の誰ですかアンタ?リビエルが先生やってる漫画の吸血鬼の人?
「なんて禍々しい……魔力」
「ほう、分かるか?それは良かった。これで心置きなく消し飛ばせる」
「お前らいい加減にしろぉぉぉぉおおおお!!!!!」
 完全にサモンナイトから逸脱している二人に対しライは怒声を上げるが二人は聞く耳持たず。
「負けたくない。だって私……まだ何もはじめていない。新しい自分。だから終わらせる。これまでの自分をちゃんと終わらせてこれから始めるんだ」
「ホザけガキが!甘ったれのキサマなどにそんなことできるはずなどなかろうが!」
 っていうか完全に役になりきちゃってるよ。どうにかしてよこの人たち。
「バ●ディッシュ……ザンバーフォームいける?よし。いい子だ」
「ほう剣か。ならばこちらも剣で対抗させてもらうとしよう。リク・ラク・ラ・ラック・ライラック!出でよエクスキューショナーソード!」
「だから聞けよぉぉおお!!人の話ぃぃぃいい!!」
 ライの叫びも空しく、エニシアの雷光の斬馬刀とリシェルの氷結の処刑剣はその高密度に圧縮させた魔力同士を激しくぶつけ合う。
「もう嫌ぁぁぁぁああああああああああ!!!!」
 巻き起こる大爆発に吹き飛ばされながらライは声いっぱいに悲鳴を叫んだ。
147VSエニシア ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 18:07:19 ID:cqT6XHpr
「ん……う……リシェル!エニシア!おい!……嘘だろ……そんな……」
 大爆発の後、奇跡的に生き残ったライが目を覚ますとそこには二人の姿はなかった。まさか二人ともあのまま相打ちに。
「計画通り!」
「どわぁっ!」
 するとそこへ、夜●月ばりの邪悪な笑顔を浮かべてポムニットが現れる。そのまま夜●月の顔でポムニットは続ける。
「リシェルお嬢様。姫様。邪魔者は消えた。残されたライさんを篭絡するのもあと僅か。私はサモナイ4のヒロインとなる!」
「アンタかぁっ!!アンタが全部仕組んだことだったんだなっ!」
 エニシアに色々と吹き込んだり、リシェルを焚きつけたり。その全てがポムニットの画策だったというわけである。
 いや、読者のみんなはとっくに気づいているだろうけど。
「何でだよ!二人とも大切だって言ってたじゃないかポムニットさん」
「はぁ?大切ぅ?あのお二人がですかぁ?私の攻略フラグを容赦なく叩き折ってくれた姫様と16話でブレイヴ関係ないと分かると
 容赦なくゼルギュノス叩きこんでくれたお嬢様をぉ!ヘソでお茶が沸いちゃいますよねえ」
 ここにいるのはリシェルのSSで散々悪魔なことはやっても結局はいい人だったポムニットさんではない。
 彼女もすっかりやさぐれてしまっている。あまりにも荒んだこのSSの毒気にあてられて。
「いや、ってかこっちがむしろ元凶だし」
「もう、ライさんったらいけずですねぇ。せっかく二人きりなんですしもっと盛り上げましょうよぉ」
「どわぁぁ近づくなぁぁ!喰われるぅぅぅ!!」
「んふぅ。さあさあ、私めと一緒にタナトスの花をおもいっきり咲かせましょう。ライさん」
 漁夫の利を得たトンビ。その嘴は哀れな獲物をついばむ。そんな矢先。
「確かに悪魔が微笑む時代だよね。この作者のSSは」
「そうそう、そうなんですよ。ですから半分だけですけど私、ただいまおおいに微笑んでおります」
「助け舟出してくれたのも潰し合わせるためだったんだ。礼を言って損した」
「それは単純なお嬢様がいけないのです。ほんとうに扱いやすくて私としてはしてやったりですが」
 たらり。冷たい汗が流れる。はたと振り返る。えっと、どこのどなた様でしたっけ?さっきの声。
「お、お嬢様!姫様!」
 はいお約束どおり。そこにいたのはリシェルとエニシア。二人ともなりきりはもう済んだのか元の姿に戻っていた。
148VSエニシア ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 18:08:26 ID:cqT6XHpr
「ち、違うのです。これは!私、お嬢さまと姫様が仲良くなられるようにあえて憎まれ役を買って……
 ホラよくあるじゃないですか?互いに殴りあうことで友情を確かめ合う少年漫画みたいな……」
「確かに仲良くなれたよね。わたし達。ねえ、リシェル」
「そうよね。むしろ心の友って書いて心友って感じよね。エニシア」
 白々しい言い訳を二人して笑って返す。でも目は笑ってないね。全然。
「でしたら……」
「リシェル。始めようか。お友達になれた記念の二人の共同作業」
「同感ね。エニシア。さしあたって手癖の悪い使用人の躾かしら」
「ひぃぃぃいいい!!!」
 殺る気だ。ポムニットは確信した。だが、悲観するにはまだ早い。今の二人はフ●イトでもエヴァ●ジェ●ンでもない。
 消耗したこの二人相手ならば自分ひとりでも十分。
「エニシア。MPの回復お願い」
「お安い御用だよ」
 サポート発動 リシェルのMPは全回復した。
「エニシア。あたし暴走召喚っての一度やってみたかったの。できる?」
「それもお安い御用」
 エニシアの祝福。リシェルは暴走召喚を会得した。
「どひぃぃぃぃいいい!!」
 ヤバイ。流石にこれはヤバイ。危険を察知したポムニットの行動のベクトルはおのずから逃走に向く。
 しかし遅かった。有効射程範囲を逃れるまでには。
「それじゃあいくわよ!エニシア」
「うん。いいよ。リシェル」

「「デスレイン・Ωっ!!」」

「ぎひぁぁぁぁああああああ!この私がぁぁぁああああああああ!!」
 繰り出される二人の協力召喚の前に、断末魔の叫びとともにポムニットの姦計は潰えるのだった。
149VSエニシア ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 18:09:19 ID:cqT6XHpr
 エピローグ 〜戦いの果てに〜あるいはとある愚者の末路〜


「あっ…はっ……あんっ…ふぅ…ライっ!ライッ!」
 仰向けに転がされたライの上にリシェルは騎乗位でまたがりその腰をくねらせよがる。
 膣内に挿入した肉根。それを淫らに腰を振りながら、自分の膣肉でリシェルは締め付ける。
 ライからその全てを搾りつくそうと。
「あふっ……はっ……あんっ…やっ…はぅぁっ!!…ぁ……」
 ビクン 胎内に脈動をリシェルは感じる。リシェルの子宮にまで上ってくる白い熱の塊。
 その余韻をかんじながらリシェルは恍惚に浸るのだが。
「そろそろ交代の時間だよ。リシェル」
 そこへエニシアが交代を告げに現れる。リシェルは少し不満そうに口を尖らせて
「ええ、もう?ちょっと早すぎない?」
「そんなこといってライがもうミイラさんみたいになってるよ。ダメだよ。少しは休ませないと」
 リシェルの下敷きにされたライは既に枯れかかっていた。もう色んなものを搾り取られつくした。そんな表情で。
「そうね。じゃあ交代っと。アタシはあっちの様子見てくるから後はエニシアの好きにして」
 そう言ってリシェルはライから降りて一路とある方へと向かう。エニシアはその後ろ姿を微笑んで見送るとライへと向き直る。
「んふふ。ライ」
 そっと搾り取られたばかりの肉茎にエニシアは口付けをする。サポート発動。見る見るうちに竿は活力を取り戻す。
「また大きくなったよ……まだまだ頑張れるね……」
「か……勘弁してくれぇ……」
 ミイラのように干からびたライは必死に懇願するが聞き入れてはもらえない。
「駄〜目」
「死なせてくれぇぇぇ!!いっそ殺せぇぇぇ!!」
 はれて心友となったリシェルとエニシア。その二人の友情の証として二人の共有物となった哀れな雄奴隷の叫びだけが木霊した。
150VSエニシア ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 18:10:41 ID:cqT6XHpr
 さて、エニシアと交代したリシェルが向かったその先。そこもまあなんとも悲惨なことになったいた。
「あぅぅぅぅぅうう!!っぐ……はぐっ!ぐぁっ、くふっ……はひぁぁぁあああ!!どうか!どうか、もうお許しくださいましぃぃ!!」
 そこでは駄メイドがみっちりと再教育を受けていた。それはもう無色じこみの調教で。ひたすらにポムニットは輪姦を受けていた。
「うっわ、すっごいことするのね。再教育って」
「うむ。かの無色の派閥の乱の後に最大勢力だったセルボルト家からの資料が流出してね。かの家では女の謀反人はあえて殺さず
 こうして肉奴隷としての調教を受けさせていたと聞く。それが家長の実の娘であってもだそうだ」
 調教ルームに顔を出したリシェルにギアンはまことしやかに解説する。どうやらこれがそのセルボルト流の再教育という奴らしい。
 哀れ、二人の主君を謀った不届きなメイドはこうして三軍団総出の輪姦調教を受けることになったのだ。
「とりわけ今、担当している獣の軍団は彼女にこっぴどくのされたからな。その意趣返しの意味もあるのだろう」
 見やれば現在、ポムニットを犯している面々。どれも豪壮なペニスを携えた獣人たちばかり。
 そんな彼らの特大のイチモツがポムニットと膣を、アナルを、口を執拗に攻め立てる。
「あぐふぅぅ!!太いぃぃいい!!中でぇぇぇ!私の中でぇぇえ!!ゴリゴリぃぃ!!きゃふぅぅぅう!!」
 肉棒は所狭しとポムニットの胎内を突き立てる。カリ首は膣肉を掻き毟る。菊座には根元まで肉根が刺さる。
 そして注ぎ込まれる白濁。ポムニットは身体の内も外も。吐き出されるスペルマで白く染まっていた。
「あァッ!ポムニットさンっ!ポムニットさンっ!」
「あひぃぃぃぃぃ!!ビクンビクンいってますぅぅぅ!カサスさんの…カサスさんの精液ぃぃぃぃ!!
 私の…私のおなかの中でぇぇぇぇ!!嫌ぁぁぁ!!妊娠しちゃいますぅぅぅ!!」
 とりわけカサスの熱の入り用は凄かった。もう六発は抜かずにそのままポムニットの膣内で射精している。
 よほど相性がいいのだろうか。ポムニットもイヤイヤいいながらもしっかり腰をふって彼のものを締め付けている。
「ああいうのも愛の形ってやつなのかな?」
「さあ僕にはなんとも」
 十度目の射精でようやくカサスもポムニットから離れる。しかしポムニットに休むことは許されない。
 すぐさま獣人や魔獣たちによる次なる輪姦。ポムニットの穴という穴は肉棒に蹂躙される。
「あぐぅぅぅ!むぐっ!ごぶっ……ぷはっ!ひっ!きひぁぁぁああああ!!ああっ!がぁっ!くひあぁぁぁあ!!」
 膣、アナル、口。手、素股。太もも。胸。髪まで仕えるところは全部、酷使されていた。さながら肉便器。
 雄の精液を吐き出されるために精液便所。それが主に背いたメイドの末路。
「お嬢様ぁぁ……どうか……どうかお許しをぉぉ……あっぐ…くはぁ!」
 アナルを背後から貫かれながら、視界に入ったリシェルにポムニットは許しを請う。
「駄目。どうせこんなぶっ飛んだ設定のSS今回限りなんだから我慢しなさい」
「そんな殺生な……はぐっふぅぅぅ!!」
 リシェルには冷たくあしらわれ、腸内にもスペルマを流し込まれポムニットは喘ぐ。
「それで後の予定はどうなってるの」
「ああ、ルシアンが今、同士を集めてくれている。揃いも揃って童貞ばかりだ。彼らのいい筆下ろしになってくれると思うよ」
 ふーんとギアンの台詞をリシェルは軽く聞き流す。この後はあのヘタレ軍団の相手か。さすがにそれは同情する。
 ともあれ、これも彼女の自業自得なわけだが。
「ああ、お許しくださいまし!お許しくださいまし!ひきぃぃぃいい!!くひぁぁあああ!!」
 ペニスサンドイッチを受けながら許しを請うポムニットを尻目にリシェルはその場を後にする。時計を見るとそろそろ交代の時間だ。
「ようし、待ってなさいよライ。今いくからね♪」
 心の友と愛しい雄奴隷。欲しいものを二つもいっぺんに手に入れたリシェルの顔は晴れやかに輝いていた。

〜END〜
151 ◆inEm7wtNVQ :2006/12/31(日) 18:13:41 ID:cqT6XHpr
とまあ今年最後のぶっ壊れSSをお送りしました。
しかしなんつう話だ。我ながら。色々危険なネタ多すぎるしw
ライ×リシェルのラストも近いうちに書きたいですね。
それではサラバ。
152名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 18:33:54 ID:Vkr98rN8
ワラタwwwwwwwwwwww
もう凄いことになってますね。
リインバウムの年越しは除夜の鐘の代わりに店主のあえぎ声が聞こえるな
153名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 18:51:34 ID:yzws+9ef
乗り物に使われただけで忘れ去られたリュームが悪魔になってそうだw
154名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 19:25:07 ID:lgc3a9qj
除夜の鐘の音が鳴ると
煩悩と共に何人か蒸発しそうだな
155名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 19:36:52 ID:qHA8VL8r
ポム「もう今年も終わりですねぇ」
ライ「......なぁ」
ミン「そうですねぇ、今年1年いろいろありましたねぇ」
ライ「......おい」
リシェ「来年も、バリバリ行くわよぉ」
ライ「おいってば!」
リビ「なんですの、大晦日ぐらい静かにしなさいな」
ライ「大晦日だってのに、縛られてる俺の異変は完全無視か?」
アロ「それは...まぁ......」
ライ「なんだよ、何を企んでんだよみんなして」
アカ「除夜の鐘って、知ってる?」
ライ「除夜の鐘?」
シャオ「シルターンに伝わる、大晦日の儀式のことなんだけどね。鐘を108回つくことで1年の締めをするの」
ライ「へぇ〜」
エニ「そこで、私たち考えたんです」
ライ「な...なにを?」
ミル「今年1年の締めに、パパに108回イってもらおうかなって♪」
ライ「イくって...まさか!」
全員「じゃ、いっただっきま〜す♪」
ライ「いやあぁぁぁぁぁぁ!」
156名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 19:46:48 ID:Vkr98rN8
煩悩爆発しまくりじゃねえかああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
157名無しさん@ポムニー:2006/12/31(日) 19:50:00 ID:AKZWnS8M
いいじゃない、年末くらいさ。
158名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 19:57:13 ID:qHA8VL8r
ポム「1月は正月で、2月は豆まきで、3月はひな祭りで、4月は花見で、5月は子供の日で、6月は田植えで、
7月は七夕で、8月は暑くて、9月は台風で、10月は運動会で、11月は何もないけど、12月は大晦日でライさんをいただいてますよ♪」
ライ「ちょっと...それ酒飲み音頭じゃ.........」
ポム「それじゃあ今日も、いっただっきま〜す♪」
ライ「ひぃ!いやあぁぁぁーーーーっ!」
159名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 19:57:18 ID:Vkr98rN8
そうだね
























そして見事に絞り尽されるライ
160名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:04:14 ID:5beHY9Sr
>>158
ルシアン「ライさんも大変だな…でもその分ぼくが絞られることも無くなっt」
ガシッ
ミント「ルシアンく〜ん?」
ルシアン「な…なんですか!?」
ミント「あのね、ポムニットさんが1月は正月で、2月は豆まきで、3月はひな祭りで、4月は花見で、5月は子供の日で、6月は田植えで、
7月は七夕で、8月は暑くて、9月は台風で、10月は運動会で、11月は何もないけど、12月は大晦日でライくんをいただいてる間に、
私は1月は正月で、2月は豆まきで、3月はひな祭りで、4月は花見で、5月は子供の日で、6月は田植えで、
7月は七夕で、8月は暑くて、9月は台風で、10月は運動会で、11月は何もないけど、12月は大晦日でルシアンくんをいただくことにしたの♪」
ルシアン「え…あ、あの今日は家で手伝わなきゃいけないことがあってですね!いや無理なんですよ!ハハハ、ハハハハ!」
ミント「残念、テイラーさんからは拳でルシアンくんをいただく許可をいただいたわ」
ルシアン「拳!?」
ミント「じゃあ
 い た だ き ま す 」
161名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:19:40 ID:qHA8VL8r
ライ「我々『絞られ党』は、これまでの扱いに抗議する!」
ルシアン「もう、無理矢理やられるのはいやなんだっ!」
ハヤト「大晦日も、信念さえも、我々の休まる場所はない!」
ギアン「我々だけの楽園を、リィンバウムに作るのだ!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.........

ギアン「な、なんだこのプレッシャーは!」
ルシアン「体が...動かない!」
ハヤト「くっ!誓約者の力さえも及ばない!?」
ライ「一体...誰が!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.........

ポムニット「なにをしているんですか?みなさん......」
リビエル「全く大晦日だっていうのに......」
クラレット「私たちに逆らうなんて良い度胸してますね..........」
エニシア「どうなるか......わかってますよね?」

男全員「ひぃぃぃ!」
女全員「(くわっ!)」
男全員「いやあぁぁぁぁぁ!」
162名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:27:06 ID:Cs15/gQH
昨日もそうだったが乱発されるといい加減うざい。
粗製乱造?
163名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:28:33 ID:R4dmNYIC
「ママの愛情ラーメンで料理大会の優勝はいただきね!」
「ら、らーめん? 一体どこの国の料理なのかしら…ライ、知ってる?」
「ラ・メェン…フランス料理か」
「ふ、ふらんす? 分からないわ…」
164名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:47:30 ID:qHA8VL8r
>>162
さすがにむかつきますね、冬厨は
つまらないこと言ってないで流れを断つSSでも書いたらどうですか?
さすがにできませんよね、冬厨ですもんね
とりあえずスルーしたらどうですか、できませんかね冬厨には
しょうがないですよね、冬厨ですもんね
ネットの世界でしか自分を表現できないんですよね冬厨だから
165名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:49:01 ID:BNbLSXn7
くっだらねえ過剰反応見てると
冬休みなんだなあと思うわけだ
166名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:50:58 ID:/dIz0wI4
荒らしてんなよ屑が
167名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:51:43 ID:nVBLc25E
さて、ここで深呼吸
168名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:52:39 ID:yxBgczOg
ID:qHA8VL8rが典型的な冬厨だということだけはよく分かった。
169名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:53:34 ID:CIU1X5z3
ドォッ・・・・・・クゥン
170名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:58:52 ID:0l4freRz
自分で作った流れを断たれてキレた馬鹿だろ?
縦読みさせるあたりも冬厨
171名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:02:56 ID:qHA8VL8r
うるさい馬鹿どもですね
172名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:11:11 ID:0b8hJjcc
>>164
つうかいい加減マンネリな小ネタしか貼り付けられないお前が言うなといいたい。
食傷と言われて逆ギレする馬鹿は職人にあらず。
173名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:12:06 ID:qHA8VL8r
>>172
それすら書けないあなたに言われたくはありませんがね
174名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:17:07 ID:ZBsf8bqC
>>151
GJ!あまりのぶっ飛びぶりにワロスw
ライリシェの方も期待しております。
175名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:19:51 ID:/uLruSst
そういう荒れた流れから職人が離れて言ったスレは数知れず・・・
176名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:22:30 ID:5beHY9Sr
とりあえず全員アバ茶でも飲んで落ち着け
つ旦旦旦旦旦旦
177名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:26:16 ID:temwtzBz
こういうときはSSの感想つけるに限る。

>グラ×ミンの人
 兄貴幸せでよかったです。たまには普通に報われている兄貴がみたかった。
>アルバ×イオス(女)の人
 女体化設定は個人的にあまり好きじゃないけどそれを補ってあまりある文章力に乾杯。
>リシェルVSエニシアの人
 ラストで久々に発揮していましたね。鬼畜のエルゴ。
178名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:43:32 ID:hDnl2PE0
ラミが好きってみんな言うけどSSは書かないんだな
179名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:46:59 ID:Vkr98rN8
>>151
自分的にはエニシアにはJustice to Believeを歌って欲しかった・・・・・・
しかし声優ネタなど多彩なギャグをちりばめ得意の鬼畜でオチをつけるその手腕はさすがベテランですね。GJです!
180名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:49:30 ID:r1Lp5Cjw
一応ラミに性的な事を教えるフィズも良いんでないかと考えてはいるけれど
181名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:05:09 ID:hDnl2PE0
ネタはあるけど文才が無い
        
182名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:17:22 ID:mpVeltvG
>>181
そのネタを晒してみるんだ
誰かが触発されて書いてくれるかも知れんぞ
183名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:24:53 ID:hDnl2PE0
トレイユに結界を張った誓約者一行
路銀が少ないのでタダで忘れじの面影亭に泊まる事になった誓約者一行  
深夜、寝付けなかったラミはホットミルクを飲みに下に降りる
二階に戻る時リプレの部屋を覗いたら
リプレと総受け誓約者のセクロスを見てしまったラミ
翌日、少ししか知識がなかったラミはフィズにその事を聞いてみる
そしてオナニーやらなんやら色々と教えてもらう
そしてオナニーをしている最中忘れ物を取りに来たアルバが久々に話そうと
部屋に入ってくる、そしてその場のふいんきに流されセクロス


というお話だったのさ
184名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:29:56 ID:temwtzBz
そこまでネタできてるなら文章化プリーズ。
つうか誰か書いて。
185名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:32:48 ID:hDnl2PE0
>>184
文才が
無い
ガッデム!
186名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:36:23 ID:lgc3a9qj
セイロン「ふむ、ネタが無いのか。
ところでシルターンの風習に『姫はじめ』というm」
ポム子「はいはいロリコンロリコン」
187名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:43:24 ID:+AKRM3h/
きめぇ
188名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:50:10 ID:pqDoQ19b
あびばぁぁぁぁぁっ!?
189名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 23:20:48 ID:2d3lUQbQ
兄貴とミントさんのSSヨカッタです。
鬼感無量ですた!
190名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 23:32:27 ID:Z4WcjW7U
とりあえずリシェルとアロエリで
ライを取り合うようなSS考え厨なんだが……

契約の儀式で文才落ちてこねえかな……。
191名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 23:54:45 ID:uhUSop1r
とりあえずみんなメール欄にsageと入れるのを忘れないようにしよう
192名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 23:57:18 ID:Ri7y6pX6
女体化イオスGJッ!!
193名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 23:59:39 ID:/uLruSst
ご注文のエロ無しデコ×空き缶が出来ましたが、
年内には間に合いそうに無いので姫初めということで!!
良いお年を!!
194名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:25:49 ID:C6rti+Y6
リビルシ来たか!
楽しみに全裸で待ってる


そしてあけましておめでとうございます
195名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:30:13 ID:ObN1KLDH
196コネタでも置いてみる。:2007/01/01(月) 00:30:20 ID:3Pf5peAJ
「こういうのを姫初めだと聞きました…」
「うぁ…クラレットやめっ・・」
彼の制止など聞く由も無い、彼女は股をこすりながら笑顔でハヤトに問いかけてくる。
当然、新年早々こんなことと思えばまさに地獄かもしれない。
笑顔で彼の服を脱がして行くクラレットにとってはこれほども無いものだがハヤトには全く逆なのだ。
己のパートナーに犯される、力づくで逃げようとも逃げられないのだ、
ハヤトには、自分のパートナーを傷つけることなど不可能なのだから。
「ふふっ…もうこんなに固く…」
妖艶に笑む彼女、そしていとも幸せそうに見えるのは彼の錯覚なのか、それとも事実なのか。
撫で回す手の静止が発生したと思えばその先はまだ地獄なのだろうか、それとも天国なのだろうか。
答えは二つある、
ハヤトの答え、クラレットの答えとして二つにまとめられてしまうのだ。
「さぁ…ハヤト…」
ハヤトのそれが十分な硬さを持ったとき、既に彼女も裸体を晒していた、
姫初めの幸福の為か、されども否か。

卑屈な音が一室を響かせる、
それの音は二人の距離を近づかせるだけではない。
「あぁ…んふぅ…あぁぁぁ!」
ぐちゅぐちゅと聞こえた後にベッドを軋ませる音はまさに快楽そのもの。
時にハヤトからいえばそれは全く逆の時間帯なのだが。
声を出すことすらも出来ない、出したくとも出せないのが事実だろうか。
逆ピストンを繰り返され、中には白濁液が注ぎ込まれてゆく。
それが恍惚感を彼女に与え、そして心の中で独占欲をより深くしてゆく。
「ふふっ…ハヤト…ハヤト…」
何度も繰り返す声には限界を感じさせない、むしろ余裕すら感じられる、

宴は何時まで続くのか、そしてその終焉は何時になるのか。

もはや誓約者はそこにいない、
一人の愛玩だけであった。
197名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:31:38 ID:VH/2MQ3S
では明けおめラッシュもも終わったでしょうし、投下させていただきます。
しつこいようですが、自分はSS初めてでエロ無しな上、
ノリで書いたものを膨らませただけなので、色々とどうかご容赦ください。
198真実の詩(byシンゲン):2007/01/01(月) 00:33:23 ID:VH/2MQ3S
むかしむかし・・・というか、寧ろつい最近の話ですが、あるところに一人の少年と天使がいました。
かれらは戦友でした。そして戦いの中、気づけば二人は互いを意識しあっていたのです。
天使ははじめ、ニンゲン自体を信用していませんでした。
少年のことも頼りないと思っていました。
けれど戦いの中、頼りない少年とふれあううちに、少しづつ人への印象も変わっていきました。
そして気づいた時には、少年の魂の輝きは彼女にとってかけがえの無い人になっていたのです。
頼りない少年はちょっとだけ背中が大きくなりました。
ただ状況に流されていた彼も戦いの中で自分の目的を見つけ、自分の足で歩き出しました。
そうなるまでに彼は何度も天使に助けられました。
笑われたり、怒られたり、泣いかれたりしているうちに、そんな彼女は彼にとっても、かけがえの無い人になっていたのです。

シンゲン「とまあ、ここまでがあらすじです」
と、この図々しい吟遊詩人は言った。
199真実の詩(byシンゲン):2007/01/01(月) 00:34:36 ID:VH/2MQ3S
シンゲン「その・・・非常に言いにくいのですが続きはお代というか・・・おソバを・・・」
マグナ「やっぱりそれ目当てですか・・・」
アメル「いいじゃないですか、折角ですし一杯くらい」
そもそもシルターン自治区を目指していたこの男が何故聖王都にいるのか、
それについては屋台の店主の口から語られることになる。
シオン「構いませんよ。今日は大晦日ですし、お二人も特別サービスということで」
マグナ「やったーっ!」
レオルド「あるじ殿、声ガ大キイカト・・・」
アメル「もぅ・・・」
シオン「最も・・・これは馬鹿弟子が売りつけた偽の地図のお詫びでもあるのですが」
との事である。人里にたどり着けたのはまさに奇跡であろう。
シンゲン「まあ、こうして美味いソバと年が越せるだけでもありがたいですよ。
では続きを・・・」


けれども、少年と天使はなかなか互いの気持ちを伝えることが出来ませんでした。
それはそうです。天使と人間。問題は山積みです。
そもそも霊界の存在には本来、好きとか嫌いという概念が無いそうですし・・・
もっとも、少年はそんなことを気にしていたわけではなかったんですが・・・
まあ、そっちの方が遥かに厄介なのですけど
でもそんなある日、ちらりと降って来た白い雪が、迷っていた天使の背中をポンと押したのです。
「わたくしはルシアンが好きですわ。プリンと同じくらいに・・・
 でも、その『好き』はプリンの好きとは違う・・・
 ・・・それがなんなのか、今まで分からなかった。
 でも、やっと・・・やっと気づくことができましたの」
「リビ・・・エル・・・・・・」
「私は・・・ルシアン、あなたを・・・・・あなたを愛しています!」
「リビエル・・・!」
「ごめんなさい。自分が何を言ってるか、分かってるつもりですわ。
 でも・・・貴方の魂の輝きに、優しさに・・・気がつけば惹かれていました。
 凄く変だって、可笑しいって分かってます。ダメで元々なんて火を見るよりも明らかだって!
 でも、でも・・・私は・・・この気持ちが・・・あの日・・・黒い雪の日から・・・だんだん大きくなってっ・・・だから・・・っ!」
黒い雪・・・まあ、詳しいことは派閥にでも聞いてください。
その時少年は死に瀕してしまったのです。
天使の娘さんは、その時自分の気持ちに気づいた、という訳です。そして少年の返事は・・・
「・・・・・ぼくは・・・人間だよ」
やはり、天使は拒絶されてしまいました・・・。
当然です。所詮は少年とは異質の存在なのですから。
200真実の詩(byシンゲン):2007/01/01(月) 00:36:38 ID:VH/2MQ3S
アメル「そんな・・・」
シンゲン「まあまあ、この話にはまだ続きがあるんですよ。っと、店主、もう一杯・・・」


少年が天使を拒んだのはいかにも彼らしい理由でした。
「・・・・・・・・・・・やっぱりダメ・・・なのね。やっぱり天使とニンゲンでは」
「それは違う!!!」
「!?」
「そんなこと関係ない!関係ないよ・・・。でも人は、
 ううん、霊界と他の世界の住人は、同じ時を生きることは出来ない。
 リビエルの方が分かってるはずだよ・・・!
 僕なんかを好きになったら、君は必ず悲しむ事になる!」
そう・・・彼女の身を案じてのことだったのです。
「でも私はっ!!」
「僕には一生でも、君には一瞬でしかないんだよ!」
「・・・っ」
「・・・・僕は・・君を苦しませる記憶にはなりたくない」
でも、天使も負けてはいませんでした。
彼女は元々強情な方でしたけど、すぐにテンパってしまう方でしたからね。
その彼女がああも冷静だったのはある意味、彼女の中で彼の存在が本当に大きくなっていたんでしょうね。
「ルシアンは、本当にそれでいいんですの?」
「えっ・・・」
「あなたの言葉・・・とっても嬉しい。
 でもそうやって自分の気持ちを抑え続けて、貴方はそれでいいんですの?」
「僕は別に・・・」
「貴方はそうやってまた一歩引いてしまう。でも、それだけじゃダメなこともあります。
 私は、貴方に強くなってほしい!貴方に幸せになってほしいの!!・・・貴方が、好きだから」
「リビエル・・・」
「だから、本当の気持ちを聞かせてほしい。貴方の本当の気持ちを」
201真実の詩(byシンゲン):2007/01/01(月) 00:38:51 ID:VH/2MQ3S
アメル「それでそれで!?その子は天使の子をどう思っていたの?」
マグナ「(アメル・・・)」
シンゲン「まあまあ、そう焦らずに・・・」



「・・・僕には召喚術の才能もないし、そもそも機界の術だって使えない」
「ルシアン?」
「剣術だって宿屋さんのライさんにも叶わない。力もそんなに強くないし、
 勘だって悪いからいつも押し負けて、そのたびに君に助けられてた。
 それでもし自由騎士団に入ったら、命の危険にあう事も多くなる」
「そうじゃなくて、わたしはあなたの・・・」
「だから・・・僕には、健康に気をつける事ぐらいしかできない。
 体を鍛えて、一日も長生きすることぐらいしか君にしてやれない。」
 ・・・・・・僕も、君のことが好きだ」
「・・・・・・!!」
「初めはどうだったかわからない。
 けれど、そんなぼくだって今なら・・・これだけは自信を持って言える。
 ぼくも・・・ぼくも君を愛してる。」
「・・・!」
「だから・・・だから君とは・・・うわっ」
彼の胸には愛しい天使の姿がありました。
それだけで彼は何も言えなくなってしまいました。
「・・・」
「・・・」
「本当に僕でいいの?」
「貴方と一緒に居られる、それだけで十分だから」
「リビエル・・・」
それは、自分を必要としてくれる人への優しさなのか、
それとも大切な人の未来を縛る我が侭なのか。今の二人には分かりません。
「だから・・・貴方さえ良ければ、このままで居させてください・・・」
「・・・うん。僕で良ければ、喜んで」

けれども、間違ってはいない。ただ、二人は確かにそう感じたから・・・。
202真実の詩(byシンゲン):2007/01/01(月) 00:40:20 ID:VH/2MQ3S
シンゲン「とまあ、こんなところです。三味線よりも竪琴で語った方が良かったですかね?」
マグナ「いや・・・そいつはちょっと勘弁してほしいかな・・・・・」
シンゲン「???」
アメル「でも、素敵なおはなしです・・・」
シンゲン「正直、二人にはこれからも苦労が続くでしょうが・・・・ぜひ応援したい者です」
シオン「ええ。若いというのは良い者です。お二人にもそろそろ進展があってもいいのでは?」
マグナ「うんうん・・・って、何言ってんだよシオンさん!?」
アメル「確かに、もうちょっと積極的になってほしいですねぇ」
マグナ「あ、アメルも!?そ、そうだシンゲンさん、最近のことって言っていたけど、その二人は今どこに?」
シンゲン「ああ、その二人なら」
シオン「(話を逸らしましたね・・・?)」
シンゲン「そこに」
マグナ「へ?」

リビエル「ちょっとルシアン!これじゃあ年明けには間に合いませんわよ!?」
ルシアン「だ、だってそれはリビエルが今年中に落し物を届けてあげようって・・・」
リビエル「それとコレとは話が別ですっ!そもそも見習いとは言え入団最初の仕事が紛失物の担当だなんて・・・まあ貴方らしいですけど」
ルシアン「ふふっ、ありがと♪」
リビエル「なっ・・・べ、別に注意しただけですわ!!!大体・・・」


―――やれやれ、相変わらずなお二人だ。でも、こういう子供達がいる限り、こっちの世界もそう悪いものでも無いのだろうな・・・・・・
203名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:43:23 ID:VH/2MQ3S
コレで終わりです。お目汚しすいません。
恥ずかしさのあまり前振りが蛇足で長すぎたかも。
もし気に入ってくださったら、
勝手にエロ有りな続編など書いて頂いても構いません。



と、期待してみるテスト。
204名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:46:03 ID:C6rti+Y6
GJ!
新年早々ピュアな良作を読めた俺は幸せ者だ
205名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:46:07 ID:xuek5Ggc
新年あけましておめでたう
206名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:53:21 ID:e4VoiQdn
GJ!
今年もエロも鬼畜も純愛も読める年になりますように
207名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 01:00:22 ID:CEtrRXSS
「新年? お前らはいいよなぁ…どうせ俺なんか…」
「グラッドの兄貴がまた寝言を言ってるぞ」
「雑煮のモチを喉に詰まらせるとは器用な男だ、はっはっ」
208名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 01:08:33 ID:nxHLOv9T
いやいやGJ。初めてとは言え読みやすかったしシンゲンに語らせるってギミックも良かったんだぜ。

しかし前スレ読んでたら年またいでたんだぜ…こんな年越しした奴がこの国に何人いるか知らんが
職人がみんな上手過ぎるのが悪いんだぜ…

つー訳でみんな今年もよろしく!今年も変わらず神スレであり続けますように
209名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 01:15:41 ID:ZjNwbRan
とりあえず、みんな明けましておめでとう。
うん、スレのみんなとも新年のあいさつするのは気分がいいよ。

下手なスレよりサモンナイト関係のスレって落ち着いてる方だな。。
210名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 01:22:13 ID:/uTRxnYc
お兄ちゃんを想うと(ryなエリカという電波を受信した

今年もよい電波に巡り会えますように
211名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 01:34:51 ID:TrOueJXr
>203
GJです。
やっぱりルシ×リビは純愛路線で良いねぇ。


2人のセリフが子安声で再生されて軽く鬱になっだがw
212前スレ91:2007/01/01(月) 02:10:38 ID:+5l1h1rg
スレの皆様、あけましておめでとうございます。今年も良いエロが迎えられます様に。

諸事情により、中々まとめて投下出来ないこの身を呪い乍ら、また短く投下します。
前スレ90ギアン×フェアの続きです。
213ピュア童貞クンの妄想3:2007/01/01(月) 02:13:09 ID:+5l1h1rg
「嗚呼、こんな感触が毎日楽しめるのかなぁ…」

むにゅむにゅむにゅむにゅ、むにゃむにゃむにゃむにゃ…

おっぱい型パン生地を鷲掴み乍ら何時しかギアンの心は妄想の海に沈んで行く。

『いやあぁぁんっ!!そんなにマジマジと見ないでぇっ!!』
妄想の海では全裸のフェアが、天蓋付きのベットで乳房を押さえ乍ら蹲っていた。
『恥ずかしいよぅ!だって私、弓を射っても胸に弦がかすらない位小さいんだもん!』
『そんな事無いさ…。どこぞの女蛮族は弓を射る為に乳房を切り取ったって云うけれど…』
『気休め?!それとも何?あたしの胸は切り取ってる人にも劣るって事なの!?』
黒手袋に包まれた両手をワキワキとうごめかせ乍ら迫るギアンに、フェアは涙を浮かべて悲痛な声を上げる。
『大丈夫…胸は揉めば大きくなるってスライムポットが言ってた』
『うわあぁぁん、不定形生物に胸の何が分かるのよぅ!!』
せめてセイレーンかドライアードにしてよ!
もっともなフェアの嘆きにギアンはふむ、と頷き彼女の耳元に荒い息を吹き掛け乍ら囁いた。
『御免…僕は魔獣調教士だから、魔獣以外はちょっと…分かりかねるんだ…』
『最悪!最低!!こンの……ヘタレェェェッ!!!』…ちょっと待て。

何故自分は妄想の中でもヘタレなのか?もっとこう…何だアレ?そうそう、誰も敵だった頃の自分のステータス画面なんてまるで見ないだろうから忘れていたが、元クラス名:魔獣調教師を活かせない?
ほら、もっとさぁ!

『ギア…んんぅ、御主人様ぁ…あた、フェアのアソコに御主人様のオチンチンを下さい…!』とか、色々有るだろう!?
何でフェアに負けてるんだよ?おかしいよ!?
その考えが沸き上がる事が既に手遅れだと思われるのだが、ギアンに助言をしてくれる者も無いので初級AVとエロ漫画程度の知識しか持ち得ないまま浅はかな妄想は続く。
パン生地は、もうそれがパン生地だったかどうか判別がつかない位の色と形になっていた。

…!!

僕が「攻め」になるのが間違いではないのか!?
ギアン×フェアじゃなくて、フェア×ギアン。

ふふ、ふふふ。フヒヒヒヒ!!!
何でもっと早く気付かなかったんだろう。僕は生粋のドMじゃないか!嗚呼、糞ジジイ!アンタに虐待された日々が、素晴らしい最高の経験となって僕の心に雲間から差し込む光明を与え給うたよ!正にエンゼルハイロウだね!

さて。

方針も決まった事だし、改めてフェアに萌えようか。
214前スレ91:2007/01/01(月) 02:16:49 ID:+5l1h1rg
まとめて投下しろ、とお叱りをうけるのを覚悟で今日は此れ迄です。失礼します。
215名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 02:45:42 ID:nxHLOv9T
いやたまには投下しないと煮詰まっちゃったら完成すら危うくなるから
モチベーション維持のためにもたまにはいいんじゃないか

しかし「乍」は「ながら」と平仮名で書いてほしい。逆に読み辛いぜ
216名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 05:24:53 ID:NgV4xGbk

「本当に良いのか?タダで泊めてもらえる上に飯まで食わせて貰って…」
「良いわよ別に、ハヤト達のおかげで町がなんともなかったんだしさ、御礼とでも思えばいいわよ」

ここは忘れじの面影亭
ライ達がギアンをのしてる間町への被害は彼等誓約者が結界を張り最小限に抑えてくれていたのだ
……ちなみに店主はメイトルパまで行ってて不在であるからして勝手に飲み食いしている事になる
ちなみにテイラーさんの許可は得ていない


「そーうそう!どーせ材料はいっぱいあるんだからさーパーッとやっちゃおうよ!」
「アカネさん?もう少し立場と言う物を考えた方が良いですよ?」
「ひぃぃっ!?お師匠、何時の間に!?」
「最初からここに居ましたよ、さてあちらで少しお話があるのですが…」
「あ、あはははは…お師匠?なーんかいつもとふいんきが…」
「何を言うんです、この通り 満 面 の 笑 み でしょう?」
「だからその満面の笑みが怖いんですってばぁ!えぇい、サルトビの術!」
「弟子が師匠に敵うはずが無いでしょう!真・サルトビの術!」


「にぎやかですねぇ…いつもこうなんですか?」
「ええ、でも賑やかなのは悪い事じゃ無いでしょう?」


「酒だ!酒もってこーい!サ・ケ!サ・ケ!」
「そうよ、お酒!お酒!ポムニットー!じゃんじゃん持ってきてー!」

「お嬢様!未成年がお酒を飲んではいけません!」
「堅い事言わないの!ホラ、あんたも飲みなさいよー」
「ああっ、おやめくださいお嬢様!」
217名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 05:25:53 ID:NgV4xGbk
「………」
「あ、お嬢さん、こんな端っこで一人でジュースなど飲んでいないで私にちょっとお突き合い願えませんかねぇ?」

腰を振る動作をしながら三味線を鳴らす優男

「三味線の音……きれい」
「でしょう?ですがあっしはお嬢さんの喘ぎ声の方が聞き「人の妹に何手ぇ出してんのよこの褌侍!」あびばぁ!?」

急襲飛び蹴りをされて勢いよく吹っ飛ぶ褌侍、哀れである

「ラミ、変な事されてない?」
「…大丈夫だよ、お姉ちゃん」


「ごふっ………げふぅっ……こんな殺生な………」

―――――≪深夜≫――――――

(………眠れない……………)

ホットミルクでも飲もう、そう思い下に降り……

(リプレママの部屋から声がする……?)

ばれないように、そっとドアを覗く
そこには――――――
218名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 05:26:30 ID:NgV4xGbk
「んぁっ!ハヤトぉ……ハヤトぉ…!」
「っぁ……リプレ…もう無理…ホント勘弁………」
「あら?何言ってるんですかハヤト、まだ私達2回ずつしかイってないんですよ?」
「はぁっ……ああっ…イイよぉ……!」
「搾り取られる!人様のお家で搾り取られる!」


(あ、あれって…『せっくす』だよね……)


「も・・・もう出る!」
「私も…イくよぉ!イっちゃ、ぁ、ぁぁぁぁーっ!」


(…リプレ…ママが…あんな風に……なって……)


「ふふっ、二人ともイっちゃいましたね、さぁハヤト、次は私の番ですよ?」
「クラレット…もうかんふぇんひてくらひゃい……」
「だめです♪じゃあ早速挿入れちゃいますね?」

ズプ…ジュププ…

(……?…なんかお股が変……?)

チュク…クチュ…

「は……ハヤト………だめ、みてるだけじゃおかしくなっちゃう……」

(あ……あれ知ってる……確か『おなにー』って……)

「は……あ…っぅん……はやとぉ……」

(き、きもちいいのかな………)



「あれ?ラミ、なにやってるんだ?」
219名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 05:28:07 ID:NgV4xGbk
ぶんさいないから とりあえずしけんはんいここまで
220名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 07:58:25 ID:qtlYDRf0
>>155のSSを女主人公バージョンにしたらどうなりますか?
221名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 08:01:54 ID:q92hnAja
自演の匂いをかぎつけてきました
222名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 10:39:30 ID:VH/2MQ3S
本機ノれーだーにはソノヨウナ反応ハ検知サレテオリマセン
223アルバ×イオス(♀):2007/01/01(月) 11:01:08 ID:TxXtE933
「……っ!」
膣内に放たれる熱い迸りを感じて、彼の背中に回した手に力を込める。
そうでもしなければ、自分が飛んで行ってしまいそうな錯覚を覚えたからだ。
迸りは一度だけでは収まらず、二度、三度と重なるごとに、自分の中が真っ白に染め上げられていく。
「……っ、はぁ……」
全て出尽くしたとわかると、途端に身体全体から力が抜け、熱い吐息が漏れる。
体格にそれほど差がないため、その吐息は彼の首筋に当たった。
「……ぁ」
とろとろと秘裂から溢れ出た精液が垂れていき、尻肉をくすぐっていく。
火照った肌よりもなお熱いそれが、汚らしいものだと認識する一方で、
この一時だけは何故か愛しくすら思えるのが不思議だった。
「……んっ、アルバ……」
射精の余韻から脱したのか、こちらを力強く抱きしめてくる彼に応えるように、こちらも力を入れなおす。
そうしていると、ぽん、と頭の上に何かが当たる感触。その感触はぐるぐると円を描くように移動を始める。
頭を撫でられている。そう結論付けるのに、情事で蕩けた思考は十数秒の時を要した。
まるで子ども扱いだが、その手の感触から伝わってくる優しさが、疲労した身体には何よりも心地よい。
触れ合っているのはそこだけではない。普段は隠しておかなければならない場所も含めて、全身で彼の暖かな体温を感じている。
相手は自分の足元にも及ばない見習い騎士なのに、こうして抱き合っているだけで絶対的な安心感が身体を包み込む。
男に抱かれてこんな気持ちになるなんて、やはり自分は本質的には女なんだろうか。そんなもの、何年も前に捨ててきたはずなのに。
改めて彼の顔を見ようとすると、視界に入るもの全てが揺らめいて見えた。
あぁ、また泣いてしまったんだ、とそれだけは何故かすぐにわかった。
そんな自分の姿をどう受け取ったのか、彼は静かにこちらへと顔を近づけてくる。
こちらの全てを見透かしているような彼の行動が、たまらなく憎らしく、たまらなく愛おしい。
彼の背中に手を回したままでは涙を拭えないので、そっと瞳を閉じる。
目の端に一筋の流れていくものを感じながら、唇同士が優しく触れ合った。
224604:2007/01/01(月) 11:03:29 ID:TxXtE933
親戚廻りに行って少し間が空きそうなので、イオス視点のショートで場を濁してみたり。
次は多分デートか温泉。どちらかは、そのときの気分とスレの要望によって決めます。
225名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 11:06:00 ID:jn/psMR/
>>220
除夜の鐘でなくてフェアの子宮を108回突くと言うのかね?
突けば突くほど声色が変わって……うまい!
226名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 11:11:32 ID:35lS4btB
>>223
新年早々朝っぱらから覗いた甲斐があったです。
>>130−137といい、GJ!
アルバ、なかなか甲斐性あるなー。
次も楽しみにしてる
227名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 13:57:50 ID:KsVNM58J
初めてSS書いて、しかも携帯なので読みにくいかと思いますが
シンゲン×フェア投下します。
長くなってしまったので、途中まで。しかも投下分はエロ未到達ですが…。
今までROM専でしたが、初めてSS書きたいと思えたサモナイ4と、このスレに感謝です。
それでは。よろしくお願いします。
228シンゲン×フェア:2007/01/01(月) 13:59:33 ID:KsVNM58J
「…さて、どうしたもんですかねぇ」
窓に満月光る静かな店内で、シンゲンは呟く。
彼の目線の先には、テーブルに突っ伏して眠るフェアがいた。
過酷な戦いの日々も終わり、彼女の店は以前と比べ物にならないほど忙しくなった。
この時間は料理を食べに来る客が居ないとはいえ
以前のフェアならば店で居眠りなんてしないはずだったのに、最近は時々こういう事がある。
まあ、今日の後片付け及び明日の仕込みを完璧に終えているあたりは、フェアらしいのだが。
「お疲れなんですね、御主人」
そう言ってシンゲンはフェアの髪を撫でる。
白いうなじ。息をするたび微かに揺れる細い肩。
フェアの無防備で少女らしい色気に、シンゲンの理性がグラリと揺らぐ。
…が、そこは我慢してシンゲンはフェアを起こす事にした。
229シンゲン×フェア:2007/01/01(月) 14:01:05 ID:KsVNM58J
「ごしゅじ〜ん。こんな所で寝てたら風邪ひきますよー。眼鏡ザムライに襲われちゃいますよー」
瞬間、ガバッと起き上がる女店主。
「…今なんかすっごい寒気がしたんだけど…」
シンゲンは笑いながら
「ホラホラ、早く御自分の部屋でお休みなさい」
とフェアを促す。
普段なら、ここで二人の会話は終わり。
フェアは眠い目をこすりながら自室に行き、またいつも通りの朝がやってくる…はずだった。
しかし、そこに奇跡が起きた。
フェアの方からシンゲンに寄りかかってきたのだ。
フェアに対し猛烈アプローチを繰り返してきたシンゲンだが、
ようやくフェアも彼を受け入れる準備が出来たのかもしれない。
シンゲンは年甲斐もなく胸を高鳴らせ、そっとフェアの顔に触れる。
さぁ、いざ口付けを…しようとして気付く。
230シンゲン×フェア:2007/01/01(月) 14:02:51 ID:KsVNM58J
熱い。いくらなんでもフェアの体温は熱すぎだ。
「…御主人?もしかして本当に風邪引いて熱があるんじゃ…」
フェアは虚ろな目をしている。
「…そう…なの?わたし今まで頑丈だったから、そういうのなった事なくて…分かんな…い…」
言うやいなや、またバランスを崩すフェア。
シンゲンはフェアを受けとめ、すぐさま抱きかかえた。
さっきまで朦朧としていたはずのフェアだったが、
予想外の出来事に驚き、真っ赤な顔を更に赤くして暴れだす。
「ちょっとシンゲン!やめてよ!わたし一人で行け…」
「そういう台詞は完璧に歩けるようになってから言いなさい!」
シンゲンの声が静かな一階に響く。
思ったよりきつい口調で怒ってしまった。
シンゲンは、ふと我に返りフェアに目をやる。
フェアはシンゲンから目をそらし、口を開いた。
231227 シンゲン×フェア:2007/01/01(月) 14:06:42 ID:KsVNM58J
今回は、ここまでです。
続きは次回投下します。みなさんのSS楽しみにしてます。
232227 シンゲン×フェア:2007/01/01(月) 14:56:05 ID:KsVNM58J
すみません。人が少ない内に、出来るだけ投下します。
まだエロ未到達なのに思ったより長いんですが、よろしくお願いします。
233シンゲン×フェア:2007/01/01(月) 14:57:32 ID:KsVNM58J
「だって恥ずかしいよ…。わたし、太ってはないと思うけど筋肉あるから…その…重いっていうか…」
うつむいているので表情は読めない。
だが白かったはずのフェアの首筋は紅く染まり、それが何とも艶っぽい。
熱があるからだろうか。
喋り方も、シンゲンの着物をきゅっと掴む仕草も、普段からは想像つかないほど女らしい。
シンゲンは不謹慎とは思いつつ、にやけてしまう。
「大丈夫。御主人は三味線よりも軽いですよ」
もちろん、三味線より軽い訳はないのだが、それを聞いたフェアは素直に体を預ける。
フェアの髪の香りがシンゲンの鼻をくすぐる。
服の上からでも分かる、彼女の引き締まった足と華奢な肩に触れるシンゲンの手。
シンゲンは、自分の股間が反応するのが分かる。
弱った。
シンゲンは普段からフェアに猛アタックしながらも、体には触れないように気を付けていた。
触れてしまえば、理性を抑えられる自信がなかったからだ。
ただでさえ歳が離れているのに加え、色恋沙汰になると途端に逃げ腰になるフェア。
234シンゲン×フェア:2007/01/01(月) 15:00:28 ID:KsVNM58J
自分は嫌われてはいないんだろうし、彼女の気持ちが、ちゃんとこちらに向くまで待とうと思っていた。
…が、なんだかんだでシンゲンも男。
暫く女に縁はないし、一人で処理するにも限界がある。
悶々としながらもシンゲンはフェアの部屋まで辿りつき、彼女をベッドにそっと降ろした。
一方、やっと落ち着ける場所に辿り着いたフェアは、だるそうにしながら結っていた銀髪に手を伸ばす。
髪を下ろしたいのだろう。しかし、熱のせいか上手くいかない。
見かねたシンゲンがフェアの髪に触れる。
フェアは少し戸惑ったが、素直にシンゲンの指に髪を預けた。
まったくもって不謹慎ながら、シンゲンはフェアの熱に感謝する。
さら、と銀の絹糸のような髪がフェアの肩に落ちる。
シンゲンが思ったよりフェアの髪は長い。
一緒に生活をしていながら、シンゲンがフェアの髪を下ろした姿を見るのは初めてだった。
もういい大人だというのに。シンゲンの心臓は跳ね上がり、我を忘れそうになってしまう。
しかし、シンゲンは限界ギリギリながら、何とか衝動を封じ込めた。
一度大きく深呼吸をしてから、シンゲンは汗で張り付いたフェアの髪を掻き分けて、額に手をあてる。
「…明日は店を休んだ方が良いですね」
それを聞いたフェアは無理に起き上がろうとする。
しかしシンゲンはピシャリとフェアを制す。
235シンゲン×フェア:2007/01/01(月) 15:04:38 ID:KsVNM58J
「御主人は良くても、そんな状態で料理を作ったらお客が迷惑です。
お客の事を思うなら、まず病気を直すべきでしょう」
客の事を言われたら、フェアは黙るしかない。
シンゲンは続ける。
「幸い明日予約は入ってませんしね。
丁度いい機会だったんですよ。御主人は少し休まなきゃ駄目です」
そう言ってシンゲンはタオルを水に浸し、フェアの額に乗せた。
だが冷やしたタオルは、すぐ温くなってしまう。
シンゲンは、フェアがアカネから買った薬の事を思い出した。
早速薬を取って来ようと立ち上がるシンゲン。だが、何かが彼の着物を引っ張る。
「…シンゲン…」
うるんだ目でシンゲンを見つめるフェアが、そこに居た。
ハッキリとは言わないものの、着物を掴む手が「行かないで」と訴えている。
普段は気丈なフェアだが、やはりまだ15歳。
今までは一人でやってきたが、慣れない高熱に不安なのだろう。
フェアは、とろんとした表情に荒い息遣い、汗ばんだ肌で、一生懸命引き留めてくる。
236シンゲン×フェア:2007/01/01(月) 15:06:29 ID:KsVNM58J
しかしシンゲンは、「すぐ戻りますから」と言ってフェアの手を、そっと着物から離した。
部屋から出た廊下で、シンゲンは大きな溜め息をつく。
危なかった。
今のフェアなら耐性持ちの敵でさえ魅了してしまうに違いない。
正直、シンゲンはフェアの熱がなければ、居合い斬りの命中率と同じ確率で襲っていただろう。
畜生。何故今彼女は高熱を出しているんだ。界の意思の仕業か畜生。
しかし彼女に熱があるからこそ、今の状況になった訳だ。
シンゲンは、たぎる熱さを何処にぶつけたら良いか分からぬまま、
移動力8くらいの勢いで薬・タオル・氷…といった看病に必要な物を抱えて部屋に戻る。
勢い良く扉を開けたシンゲン。彼の目は、愛しの女店主に釘付けとなった。
フェアが自分で汗を拭いている。
上半身に 何 も 纏 わ ず に 。
237227:2007/01/01(月) 15:10:12 ID:KsVNM58J
今回こそ、一旦終了です。
これから、多少エロパロっぽくなる…と思います。
それでは失礼させて頂きます。
238名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 15:20:48 ID:gNnSmWPm
GJですの!
このスレでは珍しく、シンゲンが常識人ですの!
239名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 15:20:57 ID:TI60Vlw9
ちょっ…!まじGJ!!
初めてとは思えんほどうまいな!
フェアに激萌えた(*´Д`)
かっこいいシンゲンかと思えば、やっぱりシンゲンでワロタww
シンフェア初本番になりそうだし、続きも期待+楽しみにしてる
240名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 15:41:52 ID:y3/8gfFg
や、やべえ萌えちまったGJ
本番期待してる
241名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 16:25:46 ID:jv1v0ecJ
も・・・・もええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!(´д`;)
フェアカワユス
242名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 18:07:52 ID:C+zToU6F
>>218
遅レスながらGJ!
その後を死ぬまでお待ち致します…。
243名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 18:15:13 ID:EFKkJxHm
「バカな、鬼妖界出身の我が羽根つきで負けるなど…」
「僕は羽根つきにおいても頂点に立つ男ですから」
「さすがでございます、ルシアンぼっちゃん」



「はい、グラッドさんの負けです。顔に墨塗りますよ?」
「兄貴は不器用だなぁ。羽子板ふればちゃんと当たるのに」
「あはは。もう顔真っ黒じゃないの」
「笑えよ…どうせ俺なんか…(でもミントさんに墨を塗ってもらえるのは嬉しい…)」
244名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 18:59:57 ID:qtlYDRf0
僕の知ってるサイトでは……マグナ×レシィ(女性化)ネタで、妊娠+出産ありの純愛SSがありましたが…これもネタとしてはOKですか?
245名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 19:16:35 ID:HUxYxHSg
うーん
246名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 19:16:48 ID:+WEeOPjh
知るかよ。
247名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 19:18:08 ID:DZA3kWoL
外部のサイトの話持ち込むのはタブーだ
248名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 19:21:03 ID:ZjNwbRan
>>244
妊娠、出産は正直いらね。
そこまでやられるとなんかこう、あびばぁ!って感じになる。
249名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 20:20:35 ID:qtlYDRf0
>>248
ははは…考え方は人それぞれですからね……ところで、召喚獣が召喚師に犯られるSSで一番被害を被ってる召喚獣は誰ですか?

ピコリットは被害に遭ってなさそうな気が……
250名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 20:28:33 ID:jgfRuryo
>>249
3の護り人とかユエルとかその辺じゃね?召喚獣ってくくりなら
251名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 20:29:28 ID:VH/2MQ3S
ハヤトに決まってるじゃないか!
252名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 21:02:53 ID:3Pf5peAJ
>>251
感動した。
253名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 21:18:04 ID:39Pr89q4
喜々としてフェアの栗を弄るギアン
というギアフェアを想像して凄い勢いで萌えた。
254名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 22:04:33 ID:9zmpDaAQ
>>237
うおお、シンフェア激しく期待GJ!!
続き楽しみにしてるよ…!!
255名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 22:39:17 ID:CVnGbRi6
ラストあたりの壊れギアン×フェアがみたい
256名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 22:55:01 ID:C6rti+Y6
シンゲンたちに無理矢理酒を飲まされ酔ったルシアンがリビエルを襲う


そんなSSキボン
257名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 23:08:20 ID:qtlYDRf0
>>252
え〜っ!!
258名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 23:48:12 ID:e79FP6aU
>>253
是非ともそれを小説という名の形にしてみないか
259名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 23:55:21 ID:C+zToU6F
>>257
な、なんだ………
だ、駄目なのか!?
260名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 00:19:10 ID:7ID8E9O+
冬休みだねぇ…
261名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 01:03:04 ID:1uRn2bhv
いつものことでもう慣れたよ
262名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 01:21:14 ID:fIaOZyr8
今レイム×ポムニットという電波な話を考え中なんだが…需要あります?
設定をいじりまくった上に殆どエロがない導入部しか出来てませんけど。
263名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 01:47:49 ID:LMyhL0g4
>>262
エロが無いならパス。最近消化不良のSSが多すぎる。
座談形式だろうが原作の流れを無視したぶっ飛び設定だろうが漏れは構わないけど、
SSを書くんだったら最後まで書いて欲しい。

逆に、エロシーン有りで最後まで書いてくれるなら歓迎だが。
264名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 03:48:49 ID:BBL81dbJ
>>259
いや、ダメだとしても時既に遅しだw
このスレでは既にハヤトはクラレット(召喚主)以下1女性陣に犯され嬲られ
肉奴隷まっしぐらですよ。詳しくは過去ログにて
265名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 05:23:56 ID:sOT+e+fC
>>262
むしろレイム様×ポムニット母で。
十話外伝見たとき即座に妄想した。
266名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 07:02:41 ID:qCgcBLNh
危ない薬漬けにされて
精液がリットル単位で出る肉蛇口と申したか
267262:2007/01/02(火) 10:10:28 ID:fIaOZyr8
>>265
うん、俺も同じ事考えて書いてるんだ。ただポム母がどんな人か解らんからな…とりあえず完成したらまた来ます。
268名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 11:17:45 ID:BBL81dbJ
>>265
霊界の存在は姿が移ろいつづけるという設定だし、
ポムがあの姿なのは親の血識のおかげとか
悪い意味で大人にならざるを得なくなったせいというのもありかもな。
実はポムはまだ年齢1ケタとか。

そんなことより、ここのSSのおかげでポム×ライリシェというのも有りと思った。
エニシアが蚊帳の外になるが
269名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 11:43:04 ID:1KSWETV3
ポム×ルシ
ぼっちゃまの筆おろしをするメイド
270名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 14:13:40 ID:5Uycixsq
ポムリシェとか呟いてみる百合好きが一匹。
271名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 15:45:33 ID:X7hkWLRe
まだ一周目だがポムニットがいなくなってショックで夜も眠れないからSS作ってウサ晴らしするべきか…
しかしそんな文章書いたことねぇorz
272名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 15:58:26 ID:lPH98ZqM
前スレ保存前に落ちてた…
過去ログってどっかで見れる?
273名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 16:12:26 ID:Fg/mFGFm
>>272
こんな事もあろうかと・・・
http://2ch.pop.tc/log/07/01/01/1532/
274名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 18:03:33 ID:i2OcAgbO
>>268
主人公の親父に拾われてブロンクス家に来たのが少なくとも10年以上は前なのでそれはない。
>>270
同士よ。ライ×リシェと同じぐらい好きな組み合わせだ。
というか基本的に(ライ×リシェ)×ポムで二人を応援しながら隙あらば二人とも頂こうとするポムさんな感じが好み。
275名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 18:39:47 ID:rPIMc2mF
いろいろあって機械3姉妹に絡まれるクノンなんてのを想像しちゃうのは俺だけとみた
276名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 18:50:20 ID:BBL81dbJ
>>271
前編:ポム子や先生が消えて精神的限界のリシェル。勢いでライを押し倒し、自己嫌悪入りつつも一夜の慰めを求める
中編:今度は自身の正体を知って鬱入ってるライをリシェルがやさしく受け止める
後編:ED後、本当の意味でくっ付いてラブラブのエロエロ。やさぐれるグラッド


こんなんでどうよ?
277名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 18:53:51 ID:i2OcAgbO
>>276
ぜひSSにしてくれとリシェル萌えの俺が言ってみる。
自分で書いてもいいんだが他にも書きたいシチュあるからな。
278名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 18:59:57 ID:BBL81dbJ
>>277
書きたくても書けないから>>271におねだりしてるんじゃないかorz
未来からやってきた猫型機械兵士に妄想作文変換機でも出してもらうしかないか
279名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 19:04:56 ID:xKAzRa3W
616 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2007/01/02(火) 09:15:42 ID:Ie4m2uLT
Highstandardは今回本は出してないのか・・・・・
あの人ならコーラル本を出してくれると思ってるんだが

617 名前:コーラル ◆CORal/BzZQ [sage] 投稿日:2007/01/02(火) 09:30:00 ID:4JlFghwk
>>616
(こくん)
あ、期待してる、かと・・・。

618 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2007/01/02(火) 12:13:19 ID:+hjniV7t
>>617
布団を敷こう、な?
280 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/02(火) 20:11:30 ID:i2OcAgbO
ライリシェの続き。書けたとこまでで投下。今回は前戯まで。
281 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/02(火) 20:12:01 ID:i2OcAgbO
 柔らかな感触だった。初めて触れ合った唇と唇。気がつくと互いの舌を舌で舐めあっていた。
 ファーストキスの味はさっき二人で食べた夜食の味。流石にあまりロマンチックとはいえなかった。
 けれど、多分そういうのが似合っているのだろう。この二人には。
「キス……しちゃったね……」
 ほんのりと赤く染まった顔で伏せ目がちにリシェルが呟く。今しがた口付けを交わしたばかりの相手の顔を直視する度胸。
 流石に持ち合わせていなかった。それはライも同じである。
「そうだな……」
 と視線をリシェルから外してぶっきらぼうに答える。すると、自分の心臓が強く脈打つのをライは感じた。
 ドクン ドクン 血液は全身を循環する。身体中に確かな熱気を伝えて。
(やべぇ……完全に病気だ。こりゃ……)
 自分の胸に渦巻く想い。その深刻さをライは知る。今までは意識することがなかった。
 意識するようになったきっかけは誰かさんのお節介。けれど一度、意識してしまったら後はもう止まらない。
 ひどい泥沼だ。そこにまんまと足を踏み入れてしまったらしい。
「なあ、リシェル……」
 声をかけようとする。けれど後が続かない。続く言葉が頭の中で真っ白になっていく。
 なるほど。こういうものなのか。よく実感できた。
「何よ。言いかけで黙っちゃって……」
「悪い。何を言おうとしていたのかも頭からすっぽり抜けちまった。我ながら情けねえ」
「ふふっ、少しはあたしがどういう思いをしてきたかアンタも分かったでしょ」
「ああ」
 それからしばらく二人でボンヤリとしていた。まどろむような心地が二人を包む。
 沈黙とは違う静寂。ふいによりかかる互いの身体が妙に温かかった。このまま時が止まってしまえばいい。
 何をそんな夢想をとは思うが、それも悪くないかもしれない。だが……
「なあ、リシェル……」
 言いかけで止まった台詞の続き。それがライの頭にふっとよぎる。そしてそのままを口にした。
「抱いてもいいか?」
282 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/02(火) 20:13:05 ID:i2OcAgbO
 とんでもないことを口走ってしまった。言ってしまった後でライは気づく。
 たちまちに顔が紅潮し、頭から湯気がたつのが自分でも分かる。
 まずい。失言どころではない。どうしてこんな世迷言を口走ってしまったのか。
(ああっ、オレのアホ……オレのアホぉっ!!)
 いっそのこと『なに言い出すのよっ!この馬鹿っ!』と罵倒された方が気が楽だった。穴があったら入りたい。
 心の底からライはそう思う。すると。
「それって……あたしとしたいってこと?……その……エッチなこととか……」
 がふっ! クリティカルヒット! 直撃だった。
「いや……別にそういう意味で……言ったんじゃ……」
「……じゃあどういう意味よ」
 問われて口ごもる。そういう意味以外の何者でもなかった。ライは観念する。
「すまん。そういう意味だった。気にしないでくれ。……って無理か。なに言ってんだオレ……」
 どうかするにも程がある。まだ、互いの気持ちを確かめ合ったばかりだというのに。
 すぐにそっちの方に発想が行ってしまう。自分の性別が男だということを否応なく実感させられる。
 流石に幻滅させてしまっただろう。そんなふうにライが思っていると。
「……いいわよ。別に……アンタがどうしてもしたいっていうんなら……させてあげても……」
 暴走召還!ダメージ700。そんな即死級の一撃をリシェルは見舞う。ライは慌てふためく。
「お、おまえっ!意味分かってて言ってんのか!」
「分かってるわよ!そんなぐらいっ!ってか先に言い出したのはアンタでしょ!」
「いや、そりゃそうだけど……もっと自分を大切に……」
「自分から言い出しといて逃げる気っ!ちゃんと自分の言葉に責任持ちなさいよっ!それに……」
 そこまで言うとリシェルは顔を伏せる。そして頬を染めて呟く。
「あたしも……したいって思ってるし……アンタとエッチなこと……とか……」
「なっ!」
「ああっ、もうっ!なに言わせるのよっ!馬鹿馬鹿。この馬鹿ぁっ!」
 照れ隠しにポクポクとリシェルはライの胸を叩く。そしてライの胸の中にまた顔を埋める。
「リ、リシェル?」
 胸の中でリシェルの頭は小さく震えていた。少し涙まじりの声でリシェルが呟く。
「本当はね……不安なんだ……アンタに好きって言ってもらえたのに……それなのに、どこか安心できない感じがして……」
「………………………………………………………」
 それはライも同じだった。人の心は弱い。心でつながっていても、どうしても何か確かなものを求めてしまう。
「だからさ……欲しいよ。あたしがアンタの特別なんだって心の底から思える何かが……あたし欲張りかな?」
「そんなことねぇよ。オレだってそうだ」
 だからあんな爆弾発言をしてしまったのだろう。納得がいった。もう心も身体も芯から求めていた。
 リシェルと繋がりたい。二人の絆を確かなものにしたいと。
「じゃあ……するか?その……」
「……うん………」
 こうして夜が始まる。二人だけの。初めての大切な時間が。
283 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/02(火) 20:14:14 ID:i2OcAgbO
「脱がして……」
「あ、ああ」
 目を伏せながらリシェルはポツリとそう呟く。段違いに留められたパジャマのボタン。
 慌てて留めたときのことがライの記憶にまだ新しい。
 ごくん 唾を飲み込む。指がボタンに触れる。今度は留めるためではなく外すために。
「ん……う………」
 目を閉じて、リシェルは恥ずかしさをぐっとこらえていた。ぷちんぷちん。
 シャツのボタンが一つ一つ次第に外れていくごとに露わになる。隙間から覗く肌色が。
「全部外したぞ。後は……いいのか?そのまま剥いちゃって?」
「いちいち聞かないでよ!……そんなこと……」
 真っ赤になってリシェルは言う。そんなリシェルにドギマギしながらライは彼女のシャツを脱がす。
 ぱさり。音を立てて衣がベッドの隅に放られる。現れたのは剥きだしのリシェル。
 まだ女性と呼ぶには青い果実のような初々しい肢体。
(〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
 リシェルは顔をぷるぷると震わせていた。よほど恥ずかしいのだろう。そんなリシェルを見ているとこっちまでおかしくなりそうだ。
「そっちは脱がないの?」
「あ、そうだな……」
 言われて気づく。自分たちがこれからするのがそういうことなのだと。とにかく脱がないことには始まらない。
 愛する者に自分の大事な箇所を晒す気力が問われているのだ。
「ぐずぐずしてるならあたしが脱がすわよ。まったく」
「いいって!自分で脱ぐ。そっちも下のほうは自分で……」
 そういってリシェルに背を向けてベルトに手をかけてズボンを下ろす。
 ぱさり。すぐ傍で衣の落ちる音。ごくん。また唾を飲み込む。
 振り返ればすぐそこに生まれたままの姿のリシェルがいる。そう思うと自然と手が止まってしまった。
「まだぁっ!早くしなさいよっ!」
「だあぁ、悪い。今すませるから」
 急かされてライは焦る。ジッパーが噛んで下ろすのに手間取ったがようやく脱ぎ終えて振り向く。
「……あっ…………」
 そして呆然とする。胸と秘部だけ手を当てて隠す丸裸のリシェル。その艶姿にライはすっかりあてられていた。
284 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/02(火) 20:14:51 ID:i2OcAgbO
「……なんか言いなさいよ……」
「悪い。なんか見とれてた。……オマエに……」
 リシェルに声をかけられ、ハッと気づいてライはそう言う。リシェルは恥ずかしそうに目を伏せて
「バカ……」
 と一言だけ呟いた。
「……でどうすりゃいいんだ?これから。なんか既に右も左も分かんねえんだけど」
「あたしに聞かないでよっ!そんなん知るわけないでしょっ!」
 お互いに初めてのことなので事のいろはも分からず戸惑う。とりあえず手本になるものを思い描く。
 それはもちろん、この想いの目覚めのきっかけとなったお風呂場での一件。
「ちょっ、ちょっと!そんなとこに顔近づけてこないでよ!やだぁ。変態っ!」
「しゃあねぇだろ。なら他にどうしろってんだ。まったく」
 いやいや言うリシェルを制しながらライはリシェルの大事な部分に顔を近づける。
 隠す手を払いのけてあらわれたそこをマジマジと見つめる。
「やだぁっ!見ないでよぉ!ひ〜んっ……鬼っ!悪魔っ!」
 リシェルは罵倒こそすれども本気で抵抗はしてこない。例のごとく照れ隠しだ。
 そして間近で見るリシェルの可愛らしい肉の割れ目にライは思わず言葉を失った。
(……やべぇ……)
 もう死んでもいい。本気でそう思ってしまった。風呂場で見たときはこれほどしっかりとは見なかった。
 それでも記憶にくっきり焼きついたが。とはいえリアルで再度、じっくり拝めるとなるとやはりそれは格別。
 熱いものがぐっと込み上げてきてどうにも抑えられなかった。
(とりあえず……ここを弄ってやればいいんだな。ポムニットさんがやってたみたいに)
 つくづくあのメイドは策士だと思う。自分にリシェルのことを意識させるばかりか
 こうなったときのための手ほどきまで教えてくれて。感謝していいのやら。
「やんっ!ひあっ!」
 ぴたりと指が触れた途端にリシェルが可愛い声で喘ぐ。心臓に悪い。生きた心地がしない。
「お前……そんな声だすなよ。いきなり……」
「何よっ!出させてるのはアンタじゃないっ!……って……ひゃっ……ひっ…やだぁ……もう……」
 さわり。指先は秘裂をなぞる。ぞくぞく走る悪寒に声をあげるリシェル。
 そのまま、つぷり。指をちょっとだけいれてみる。軽く、クチュっとかきまわしてやっただけで反応が返ってくる。
「お前、いちいち感じすぎ」
「アンタのせいよっ!言っとくけど相手がアンタじゃなかったらここまで感じたりなんか……あっ、ひゃうっ!ひあっ!!」
 実際、自分で慰めたときやポムニットにされたときもここまで大きくは感じたりはしなかった。
 肉豆を指でつんつんされただけでまた喘いでしまう。秘部は早くもにじみ出た愛蜜でドロドロになっている。
 それもこれも相手がライだから。想いをよせる異性にされているからこそであった。
285 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/02(火) 20:16:44 ID:i2OcAgbO
「……ぐすっ……う〜〜〜」
 秘所を愛液で、瞳を涙で濡らしながらリシェルは低くうなる。
「なんか……不公平……」
 拗ねた顔で口を尖らせる。こちらは羞恥に耐えながらされるがまま。なんだか少し面白くなかった。
「ああ、もう!選手交代っ!今度はあたしの方からいくんだから!」
「ちょっ、お前……何を……って!」
 すると、今度はリシェルの方が攻め手に回る。リシェル同様に剥き出しのままの姿のライ。
 そんなライの一部分をリシェルはその手にとらえる。ビクン。脈動を手の中に感じる。
「これって……こんな感じなんだ。なんか妙に弾力があって……うわっ、今ビクンっていった」
「おい!マジマジ見つめんなよ。つうか離せ!!」
 突然、自身を握られて慌てふためくライ。が、リシェルはライのそれを離そうとはしない。
「いいじゃない。アンタだってあたしのを散々、ジロジロと見たくせにっ!」
「うっ……」
 そう言われると何も反論できない。恥ずかしいのはお互い様。だから今度は自分の番。そういうことでライも納得せざるをえない。
「……やっぱこうすると気持ちいいのかな」
 軽く手先で擦ってみる。妙になま温かかった。ぐにぐにと弾力のある海綿。指先で圧力を加えながら弄ってみる。
「うっ……止めろよ……あんま弄くるな……」
「だからそっちが先にしたんじゃない。あたしも我慢したんだからアンタも我慢しなさいよ!」
 こうなるともう我慢するしかなかった。しかし自分のあそこを他人の手に委ねる。なんだか凄いことを自分達はしてるんだなとライは改めて実感する。
(しかしこのシチュエーション……)
 湧き上がる既視感。あれはそう。風呂場で気を失ってからリシェルの部屋で目が覚めるまでに見た夢の話か。
(正夢ってやつか?となると今度は……)
 さすがにそこまではないだろうとたかをくくっていたら甘かった。はむっ。リシェルの唇がライの先端を優しく挟み込む。
「ぬわはぁぁぁぁああっ!!何をぉぉぉぉおお!」
「んっ……だってアンタ……気持ちよさそうにしてたじゃない……お風呂場でポムニットにこうされて……」
 アレを見られていたのか。気づかなかった。なんだか泣けてくる。一方的に淫魔に貪られる姿をリシェルに見られていたと思うと。
「あんなの見せられて……なんか悔しかった……だから……んっ」
 そう言ってリシェルは再びライのモノを口に含む。柔らかい唇。それがライの亀頭を優しくあま噛みする。
 ちろちろと。リシェルの舌が先端をつつく。茎の部分は手で優しくさすられて、夢に見たものと同じ光景にライはたじろぐ。
(やべぇ……なんかすげぇ興奮してきた……)
 血が巡りすぎて卒倒してしまいそうだ。所詮は見様見真似なのでその技術自体はつたない。
 けれどリシェルに、大好きな女の子にこうして口で奉仕されているという事実。それだけでライの気持ちは、はち切れそうになる。
「んっ……ぬむっ…っは……んぶっ……はぁ……」
 はち切れそうになっているのは気持ちだけではない。口淫を受ける海綿もまたはち切れそうに膨張していた。
 このままリシェルの口の中にぶちまけたい。そんな誘惑にかられてしまう。
「なあ、リシェル。オレ……そろそろ……」
「んっ……ふむっ……んちゅ……んじゅぷ……」
 声をかけようとするがモノをしゃぶるので必死なリシェルには届かない。負けたくない。そんな気持ちがリシェルの心のどこかにはあった。
 ライのことが大好きな気持ち。それに関しては誰にも負けたくないという強い気持ちが。
「んっ……っは……んぐぷっ!んぐぅ!!……がはっ……げほっ……」
 暴発は突然に訪れる。先走った液汁が勢いよく飛び出しリシェルの喉を突く。おもわず噎せ返り口を離す。
「だから無茶すんなって………っておい!」
 するとリシェルは自分が零した液を舌ですくって口に含む。そしてゴクンと飲み込む。喉奥で感じる苦味にたえながら。
「苦いぃ……なにこれ不味ぅ……」
「飲むなよ!そんなもん!身体壊すぞ」
「だって……負けたくなかったから……」
 そんないじましいことを言ってくれるリシェルをライはいっそう愛しく思った。ポンとリシェルの頭に手を置く。
「オレはお前に負けたよ」
 本当に心の底からそう思い、ライは言った。
 

 次回 本番+エピローグで完結予定。
286名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 20:17:39 ID:95esloKu
>>259
素直にいえば…
「ビックリだよ〜!!」
(桜塚やっくんのモノマネで)
287 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/02(火) 20:18:40 ID:i2OcAgbO
一気にラストまでいこうかと思ったがエピまで含めると長くなりそうなので
今回ここまで。SSかいててリシェル萌えが止まらなくなっている自分がいる。
完結したら次はポム中心で書いてみようかな。当然リシェル付きで。
288名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 20:24:09 ID:HQqFjUMg
>>287
エロいよ〜、エロすぎるよー!
ポムニットさんにもきたい!!
GJ!!!
289名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 20:48:42 ID:1KSWETV3
>>287
GJ!

できればそこにルシアンも付けてエロっちい姉弟愛+メイドを…
290名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 20:53:07 ID:5Uycixsq
3Pとか大分読み飽きたしたまには純愛がいいなあ。
291名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 21:05:50 ID:pQReepzI
>>287
乙!!!!!!!!!
これ以上に無いほど勃起した。最高という言葉以外になにがあるだろうか・・
292名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 21:40:35 ID:BBL81dbJ
>>287
素晴らしい・・・まさにGJ!
ポム×(ライ×リシェ)というのも悪く無さそうだ、うん
293名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 22:44:44 ID:uthv1khA
流れを切って済まんがクラフトソード始まりの石で百合を書いてるんだが投下はここでOK?
294名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 22:47:04 ID:V7azSb5I
    /||ミ
   / ::::||
 /:::::::::::||____
 |:::::::::::::::||      ||ガチャ
 |:::::::::::::::||      || ,,―‐.                  r-、    _,--,、
 |:::::::::::::::||  ,―-、 .| ./''i、│  r-,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,―ー.    ゙l, `"゙゙゙゙゙ ̄^   \
 |:::::::::::::::|| /   \ ヽ,゙'゙_,/   .゙l、         `i、   \ _,,―ー'''/  .,r'"
 |:::::::::::::::||´ .,/^'i、 `'i、``     `--‐'''''''''''''''"'''''''''''゙     `゛   .丿  .,/
 |:::::::::::::::|| . ,/`  ヽ、 `'i、                        丿  .,/`
 |:::::::::::::::|| 丿    \  .\                      ,/′ 、ヽ,,、
 |:::::::::::::::||'"     || ゙'i、  ‘i、.r-、      __,,,,,,,,--、     / .,/\ `'-,、
 |:::::::::::::::||      ||  ヽ  .]゙l `゙゙゙゙"゙゙゙゙ ̄ ̄     `'i、  ,/ .,,/   .ヽ  \
 |:::::::::::::::||      ||   ゙ヽ_/ .ヽ_.,,,,--―――――ー-ノ_,/゙,,/′     ゙l   ,"
 |:::::::::::::::||      ||        `             ゙‐''"`        ゙'ー'"
 |:::::::::::::::||      ||
 \:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄
   \ ::::||
    \||
295名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 22:50:23 ID:LMyhL0g4
>>293
おk。はじまりの石は一作しかないからSS大歓迎でつよ。
296名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 01:02:12 ID:viAaXcmr
シンフェア に ライリシェここのスレは萌え死んでしまう(~Д~;)
297293:2007/01/03(水) 02:51:05 ID:BcDFxfAu
今日明日中に書き上がるだろう。
ミューノ×リフだ。楽しみに待っててくれ。
298271:2007/01/03(水) 02:54:04 ID:SYmGXsGB
>>276
せっかくネタくれたのにスマンが、まだ一周目なんでライの正体とか知りません('A`)
ライリシェは神がいるから、ポムりしぇで何とか頑張ってみるかも…
>>277にも期待。

>>287
ネ申キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
もうあんたのSS読んでるとドキがムネムネして止まんねーよwwGJ!
299名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 03:40:44 ID:6Z+SGK8c
ここであえてアルバ×ラミを書こうという猛者はいないものだろうか…。
300名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 03:46:52 ID:HNXgrq6F
300gt
301名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 04:41:27 ID:AQ8eKj1n
>>287
エロ以外がしっかりしているとエロも楽しめますな。
何と言ってもライやリシェルが“それらしい”のがイイ!

……自分も現在書いているが書くほどに元キャラと離れていくような気がして……orz
302名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 11:44:45 ID:oKu8yVxT
エロ以外が面白いとたまにエロを飛ばしてしまうのが難点
303名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 14:26:15 ID:ZK0YOhM8
>>299
まぁひどいのでいいならもう少し待ちなさい
304幻獣に愛されし者:2007/01/03(水) 14:42:17 ID:ZK0YOhM8
「本当に良いのか?タダで泊めてもらえる上に飯まで食わせて貰って…」
「良いわよ別に、ハヤト達のおかげで町がなんともなかったんだしさ、御礼とでも思えばいいわよ」

ここは忘れじの面影亭
ライ達がギアンをのしてる間町への被害は彼等誓約者が結界を張り最小限に抑えてくれていたのだ
……ちなみに店主はメイトルパまで行ってて不在であるからして勝手に飲み食いしている事になる
ちなみにテイラーさんの許可は得ていない

「そーうそう!どーせ材料はいっぱいあるんだからさーパーッとやっちゃおうよ!」
「アカネさん?もう少し立場と言う物を考えた方が良いですよ?」
「ひぃぃっ!?お師匠、何時の間に!?」
「最初からここに居ましたよ、さてあちらで少しお話があるのですが…」
「あ、あはははは…お師匠?なーんかいつもとふいんきが…」
「何を言うんです、この通り 満 面 の 笑 み でしょう?」
「だからその満面の笑みが怖いんですってばぁ!えぇい、サルトビの術!」
「弟子が師匠に敵うはずが無いでしょう!真・サルトビの術!」

「にぎやかですねぇ…いつもこうなんですか?」
「ええ、でも賑やかなのは悪い事じゃ無いでしょう?」

「酒だ!酒もってこーい!サ・ケ!サ・ケ!」
「そうよ、お酒!お酒!ポムニットー!じゃんじゃん持ってきてー!」
「お嬢様!未成年がお酒を飲んではいけません!」
「堅い事言わないの!ホラ、あんたも飲みなさいよー」
「ああっ、おやめくださいお嬢様!」

「………」
「あ、お嬢さん、こんな端っこで一人でジュースなど飲んでいないで私にちょっとお突き合い願えませんかねぇ?」
腰を振る動作をしながら三味線を鳴らす優男
「三味線の音……きれい」
「でしょう?ですがあっしはお嬢さんの喘ぎ声の方が聞き「人の妹に何手ぇ出してんのよこの褌侍!」あびばぁ!?」
急襲飛び蹴りをされて勢いよく吹っ飛ぶ褌侍、哀れである
「ラミ、変な事されてない?」
「…大丈夫だよ、お姉ちゃん」
「ごふっ………げふぅっ……こんな殺生な………」

―――――≪深夜≫――――――

(………眠れない……………)

ホットミルクでも飲もう、そう思い下に降り……

(リプレママの部屋から声がする……?)

ばれないように、そっとドアを覗く
そこには――――――

衝撃的な光景が広がっていた
305幻獣に愛されし者:2007/01/03(水) 14:44:03 ID:ZK0YOhM8
「んぁっ!ハヤトぉ……ハヤトぉ…!」
「っぁ……リプレ…もう無理…ホント勘弁………」
「あら?何言ってるんですかハヤト、まだ私達2回ずつしかイってないんですよ?」
「はぁっ……ああっ…イイよぉ……!」
「搾り取られる!人様のお家で搾り取られる!」


(あ、あれって…『せっくす』だよね……)


「も・・・もう出る!」
「私も…イくよぉ!イっちゃ、ぁ、ぁぁぁぁーっ!」


(…リプレ…ママが…あんな風に……なって……)


「ふふっ、二人ともイっちゃいましたね、さぁハヤト、次は私の番ですよ?」
「クラレット…もう出ないって…マジで……死ぬってこれ…」
「だめですよ、じゃあ早速挿入れちゃいますね?」
「アッー!」

ズプ…ジュププ…

(………!……濡れて…………)

チュク…クチュ…

「は……ハヤト………だめ、みてるだけじゃおかしくなっちゃう……」

(あ……あれ知ってる……確か『おなにー』って……)

「は……あ…っぅん……はやとぉ……」

(き、きもちいいのかな………)



「あれ?ラミ、なにやってるんだ?」
「!?」

バタム!

落ち着け、急いで閉めたからアルバお兄ちゃんに声は聞こえていない筈だ

「ホットミルク飲もうと思って……」
「じゃあおいらが入れてきてやるよ、風邪引いちゃうから部屋戻ってな」
「……うん」

トットットッと下に向かい歩いていく見知った家族の背中
あの時と比べるとずいぶん大きくなったものである
306幻獣に愛されし者:2007/01/03(水) 14:45:46 ID:ZK0YOhM8
「…お部屋、戻らなきゃ」

まだあの部屋に興味が無いと言えば嘘になる
だけど家族に心配をかける訳にも行かないので素直に戻る事にする

…………遅い
ホットミルク一つ入れるのにどれだけ時間がかかっているのか
少し不満を覚える

(リプレママ……きもちよさそうだったな………)

す、と自分の秘所に手を伸ばす

(濡れてる……)
どうやら自分の母親の痴態を見て無意識に濡れてしまったようだ

「……ん……」

秘所を弄る、手始めになぞったりしてみる
「…っぁ……」

快感が体を襲う、ビリと電流が奔る

(こう…指を入れて………)
「んんっ……!ふぁ……」

「ごめんラミ!一回こぼしちゃって遅くなって――――」

「……ぇ……?」

硬直、どちらとも動く事無く固まっている

アルバの方は「またやっちまったぜコンチクショー俺タイミング悪いなー」的な顔をしている

一方ラミの方は自分の痴態を見られた恥ずかしさといつ来るかもわからないのに一時の欲望に身を任せた
自分の浅ましさで固まっている

「…………ごっ、ごめん!すぐに出てくから!」
「待って!」
「誰にも…言わないで………」
「い、言う訳無いだろ!?」
「…ホント?」
「ほんと!」
「絶対…?」
「絶対!絶対に言わないって!」
「……指きりして…」
「そんな事で許してくれるなら幾らでもするさ」

「「ゆーびきりげんまんうそついたらはりせんぼんのーます」」
「ゆーびきった……約束、ちゃんと守ってね…?」
衣服を乱してほんのりと紅潮した顔でラミが言う

パーン


アルバの中で何かが吹っ飛んだ音がした
307名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 14:48:43 ID:ZK0YOhM8
とりあえずここまで
308名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 14:52:25 ID:rYlW/f2P
有り得ないGJ!!
アルバに期待!!!!

ハヤトとは違う所、見せてやれ!!
309名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 14:54:26 ID:DOa4UyTR
つうかここでフィズ乱入希望
310名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 14:56:06 ID:ZK0YOhM8
>>309
3Pとかそこまでの技術力はねーよwww
311名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 15:12:53 ID:rYlW/f2P
>>309
本心を見破ってくれて感動した。
312名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 16:17:57 ID:vboMq6Ki
>>310
問題無い。
アルバに3Pの技術は無いが、フィズにはリプレママン直伝の性奥義がある。
フィズ×(アルバ×ラミ)でいくんだ。
最終的には覚醒した末っ子により
ラミ×(フィズ×アルバ)になりそうだが。
313名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 16:26:18 ID:5Rk52/+z
そろそろライも女性陣に総受けじゃなくて総攻めに移る頃だ!
314名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 16:44:54 ID:owx7IIyL
>>312
多分、>>310の言っている技術力って、文章力のことだと思うんだ、うん。
315名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 16:48:03 ID:vboMq6Ki
>>313
完全に調教・洗脳・肉奴隷と化して、
言われるままに自ら腰を振ればよいのだな!

>>314
足りない分は勇気で補えって、じっちゃがいってた!
316名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 17:43:18 ID:iy7/Yfpx
足りない分は、俺たちで補ってやれば問題ないでしょう
って兄貴が言ってた!
317名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 18:06:47 ID:ZK0YOhM8
ラミの一人称って「私」でいいよな
318名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 18:08:58 ID:VTQpmLDM
ラミ、じゃなかったっけか

ミルリーフとおんなじで
319名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 18:14:11 ID:ZK0YOhM8
>>318
把握、14話番外編は一回しか見てないんだなこれが
320名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 18:14:42 ID:c7aBfT93
誰も「ハサハと同じで」とは云わないんだな。

クソッ
321名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 18:15:10 ID:HS3JuXKd
>>319
どうでもいいがいい加減メール欄にsageと入れてくれ。
322名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:15:44 ID:AsJs98Ja
>>304
おお、続き期待してますよ!
323名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:30:50 ID:UuspHaxh
グラッド×フェアを投下しますね
324名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:31:28 ID:UuspHaxh
「ふぅ、腹が減ったな......」
トレイユの町の駐在軍人、グラッドは何気なく呟いた。
太陽は完全に山の向こう側へと沈み、満天の星空が頭上に広がっている。
「たまには、食いにでもいくか」
いくら夜とはいえ、田舎であるトレイユの町で事件が起こる事は少ない。
今まで起きた事件も、せいぜい酔っぱらい同士の喧嘩程度である。
少しぐらい駐在所にいなくても、なんの支障もない筈である。
グラッドは空きっ腹を抱えたまま、町外れへと向かった。
「(もうそろそろ、大丈夫だろ......)」
町外れには、一件の宿屋がある。
忘れじの面影亭と呼ばれるその宿屋は、最近やけに繁盛している。
その理由は、その宿屋を経営している少女、フェアにある。
『ミュランスの星』という、リィンバウムのレストランをランク付けしている本、そこでフェアは期待の新人として紹介された。
それからというもの、お昼時や夕飯時には町の内外から多くの客が足を運ぶようになったのである。
グラッドとフェアは昔からの付き合いであり、時折今回のように夕飯を食べにいく事があった。
夕飯時のピークもとっくに過ぎており、おそらく今は客はいないと考えたのである。
「お〜い、フェア〜」
グラッドは宿屋につくなり食堂のドアを開け、フェアの名を呼んだ。
暗くなった食堂にグラッドの声が響く。
しかし、答えが返ってくる事はなかった。
「......ん?」
いつもならば元気のいいフェアの声が返ってくるのだが、今回は返事がない。
グラッドは不思議に思い、食堂へと足を踏み入れた。
「フェア〜、いないのか〜?」
食堂の電気をつけて見回してみるが、やはりそこにフェアはいない。
「いないのか?」
グラッドは半ば諦めて入り口へと踵を返す。
その時であった。
「うぅ...ぐす......」
微かに聞こえる声。
グラッドはその場に立ち止まる。
「ぐす...ひっく......」
空耳かと思った声は、何度もグラッドの鼓膜を揺らす。
どうやらそれは食堂に隣接している、厨房から聞こえてくるようだった。
泥棒かもしれない、そう考えたグラッドは静かに厨房へと歩み寄る。
「ひっく...ぐすっ......うぅ......」
壁に張り付き、そっと厨房の中をのぞく。
そこには、静かに涙を流すフェアの姿があった。
「フェア...」
グラッドは隠れるのを止め、厨房へと入り込む。
「お...兄ちゃん......」
フェアは驚きの表情をグラッドへと向けた。
目は赤く張れ、頬には涙が流れた跡が幾筋もついている。
「ど...どうしたんだお前」
グラッドは見た事がないフェアの泣き顔に、動揺を隠せなかった。
いつも明るく接してくれる彼女は、決して人前では弱いところは見せなかった筈だった。
しかし、そんな少女が今、グラッドの前で涙を流している。
「お兄ちゃん......うわぁぁぁっ!」
フェアは大声を上げながらグラッドに抱き着いてきた。
「うわぁぁん!あぁぁぁぁっ!」
なりふり構わず胸の中で泣きじゃくるフェアに、グラッドはかける言葉を見失っていた。
325名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:32:05 ID:UuspHaxh
「どうだ、落ち着いたか?」
忘れじの面影亭、フェアの部屋。
グラッドとフェアは、その中のベッドの上へと並んで座っている。
あの後、グラッドはフェアを落ち着けるためフェアの部屋へとつれてきた。
そしてベッドへと座らせ、厨房でホットミルクを作りフェアへ飲ませた。
フェアはホットミルクを一口飲むと少し落ち着いたのか、泣くのを止めた。
「ごめんなさい...お兄ちゃん」
「いや、いいんだ」
グラッドも自分の分のホットミルクを一口飲む。
「それで、一体どうしたんだ?」
「.........」
グラッドの問いかけに、フェアは答えない。
「言いたくないんなら、無理に言えとは言わん。ゆっくり休んで、頭の整理がついたら話してくれれば良い」
「.........あのね」
フェアは涙声で話し始めた。
「さっき、一人の男の人がうちに来たの」
グラッドは再びホットミルクを口に運ぶ。
「そのお客さん、『ミュランスの星』のお偉いさんで、わざわざ私の料理を食べにきてくれたみたいなんだ」
フェアは目に堪った涙を拭った。
「私、張り切って料理を作ったの。でも、その人私の料理がおいしくないって言い始めて...」
グラッドが思う限り、フェアの料理にまずいものなど一つもない。
「それで『ミュランスの星』から名前を消すって言い出したの。でもそれじゃ、これまでしてきた苦労が水の泡になっちゃう......」
「......勝手だな」
良い相づちが浮かばず、適当な言葉しか出てこない。
「だから私、必死で謝ったの。でも、それじゃダメだって......その人、お尻を触ってきて......」
「っ!」
「もちろん抵抗したよ。でも、そんな態度でいいのかって......この世界で生きられないようにしてやるって言われて......」
フェアの目から大粒の涙が流れ、ホットミルクの中へと落ちる。
「我慢したんだけど......パンツの中にまで手を入れられて......それで...」
「......そんな事があったのか」
グラッドは底知れない憤りを感じた。
まだ15歳のいたいけな少女を食い物にする、顔も知らない男に殺意さえわいた。
「私怖くなって...すぐに厨房に逃げたの......でも、明日もくるぞって大声で言われて......うぅ...」
「.........っ!」
次の瞬間、グラッドはフェアを抱きしめていた。
なぜこうしたのかは自分でも解らない、しかし、目の前で泣いている少女をもう泣かせたくはない。
頭で考えるよりも、体が先に動いてしまったのだ。
「お兄...ちゃん......」
「安心しろ、明日は俺が守ってやるから」
月並みの、当たり前の台詞しか出てこない。
グラッドはこんな時にしっかりとした事が言えない自分に、情けなさを感じた。
「俺にはこうする事しか出来ない......でも、これでお前の悲しみが少しでも紛れるんなら、いつまでもこうしておいてやる」
「お兄ちゃん.........うぅ...うあぁ.........」
フェアの手から離れたマグカップが床へと落ち、少し残ったホットミルクが零れる。
「好きなだけ泣け、待っててやるから、な?」
「ありがとう...お兄ちゃん.........うわぁぁぁぁっ!」
フェアはグラッドの背中へと腕をまわすと、強く抱きしめた。
グラッドもそれに答えるように、フェアの体を強く抱きしめる。
そして少しの間、フェアは思いっきり泣いた。
326名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:32:47 ID:UuspHaxh
フェアの泣き声が徐々に小さくなっていく。
力のこもっていた手からも、ゆっくりと力が抜けていく。
そして、しばしの静寂が訪れる。
「.........」
グラッドはどのような言葉をかけていいのか考えていた。
しかし、やはり良い言葉が見つからない。
「......お兄ちゃん...」
先に口を開いたのはフェアだった。
「な...何だ?」
「私の事......好き?」
唐突で直情的すぎる質問に、グラッドは驚愕した。
「あ......いや...その......」
「やっぱり、ミントお姉ちゃんのほうが好きだよね......」
またもや驚愕するグラッド、確かにグラッドはミントに思いを寄せていた。
しかしそれは誰にも話した事がない、もちろんフェアにもである。
「知ってたよ、お兄ちゃんがお姉ちゃんの事を好きだって......でもね」
フェアはそう言うと、伏せていた顔をグラッドへと向ける。
「私、お兄ちゃんの事好きだったんだよ......」
上目遣いで、涙目で訴えるフェアの顔。
グラッドはその顔から目を背ける事が出来なかった。
自分の顔が赤くなっていくのが解る。
「あっ......うぁ......っ!」
何か言おうと言葉を考えていたその時、グラッドの唇にフェアの唇が重なった。
フェアの顔がすぐ目の前に広がり、暖かい吐息が顔に当たる。
短いキスの後、フェアは顔を離した。
「一回......一回だけで良いの......私だけを見て欲しいの」
フェアは再びグラッドに強く抱き着いた。
「お兄ちゃん......私を抱いて.........」
「フェア...お前......抱いてって......」
グラッドは混乱する頭の中ではっきりと聞き取れた単語を反芻する。
「意味...解ってるのか?」
グラッドの言葉にこくりと頷くフェア。
そして、再び顔を上げると、静かに瞳を閉じた。
「フェア......」
再び、二人の唇が静かに重なった。
グラッドはそのまま、フェアをベッドへと優しく押し倒す。
そして、自らの舌をフェアの口内に侵入させた。
「ん...」
短い声を発し、フェアはわずかに体を震わせた。
互いを求めるように絡み合う二人の舌。
やがて唇が離れると、グラッドの眼前には顔を真っ赤に染めたフェアがいた。
いつもの様子からは想像できない、少女の可愛らしさと女性の色っぽさを併せ持つ未成熟な女の姿があった。
「フェア...いいか?」
グラッドの問いに、フェアは頷く事で答える。
グラッドは体を起こすと、寝たままのフェアの服に手をかけた。
慣れない動作に戸惑いながらも、ゆっくりとボタンを外していく。
上着を脱がせると、シャツをめくり上げる。
その下には、少し膨らんだ胸と、その頂点でふるふると震える桜色の突起があった。
見た事のない女性の裸に、しばし見蕩れるグラッド。
「お兄ちゃん......恥ずかしいよ...」
頬を赤く染めたフェアは、今まで見たどれよりもかわいい表情をしていた。
グラッドはフェアの胸を手で包みこみ、ゆっくりと優しく揉み始めた。
327名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:34:01 ID:UuspHaxh
「んん......」
小さな声、フェアはそれさえも聞かせまいと、軽く握った拳を口の前に置いている。
グラッドは割れ物を扱うかのように、慎重にフェアの胸を揉んでいった。
初めて触る女性の胸は、小さめとは言うものの想像していたよりも柔らかく、グラッドの思考を正常でなくしていく。
両手で両方の胸を円を描くように揉んでいく。
「ごめんね...ミントお姉ちゃんみたいに大っきくなくて......」
フェアが力なく言った。
しかし今のグラッドに胸の大小など些末な問題にすぎなかった。
胸を揉む手の力を徐々に強くしていく。
「ん...あぁ......」
グラッドの手の動きに会わせてフェアの口から短い嬌声があがる。
ふと、指が胸の頂点で震える桜色の乳首に触れた。
「きゃっ......」
先ほどよりほんの少し大きいフェアの声に、グラッドは胸から手を離す。
「あっ、悪ぃ、痛かったか?」
「ううん...お兄ちゃん、その......続けても、いいよ」
フェアは更に顔を赤くし、潤んだ瞳でグラッドを見つめる。
グラッドは言われるがまま、再び胸に手を置き、今度は人差し指と中指で乳首を挟み込みながら胸を揉み始めた。
「んふ......んっ...」
少し指に力を込めながら、やはり繊細にフェアの胸を揉んでいく。
最初は柔らかかったフェアの乳首が、だんだんと固さを増していく。
グラッドは左手だけ離すと、あいたほうの乳首に舌を這わせた。
「きゃうん!」
いきなりの衝撃に、フェアは思わず声をあげてしまった。
自分でも触った事は幾度もあるが、舐められた経験はゼロである。
熱くぬめった舌は、求めるように何度も何度もフェアの乳首を責め立てた。
「あっ...んっ......んんっ!」
また新しい感覚がフェアの身を襲う。
胸全体が引っ張り上げられる様な感覚、グラッドが乳首を口に含み、強く吸い始めたのである。
「んんっ......お兄ちゃん...っ!」
グラッドは口に含んだ乳首を下で突きながら、更に強く吸い続けた。
「そんなに...ん...吸っちゃ......やだよぉ...」
グラッドはその言葉を聞くと、素直に口を離す。
「フェア...俺......」
申し訳なさそうな顔をフェアに向ける。
フェアも少し困った様な顔をし、眉根を寄せる。
「その......お兄ちゃん...私だけ裸じゃ...恥ずかしいよ......」
「あ...あぁ...」
グラッドはベッドから降りると、身につけていた甲冑を脱いでいく。
「(そういえば、槍どこにやったっけなぁ)」
どうでもいいような疑問が頭に浮かぶ。
少しでも現実を取り戻したいと言う、わずかな希望の現れだろうか。
服を脱ぎ、下着一枚だけになったグラッドが、再びフェアに重なる。
「私も...脱がせて......」
「あぁ...」
もういいのか、などと野暮な事は聞きはしない。
フェアはグラッドを求め、またグラッドもフェアを求めている。
グラッドはフェアの上半身を起こすと、中途半端に着ていた上着とシャツを完全に脱がす。
そして優しく寝かし、今度はフェアの履いているズボンに手をかける。
「ちょっと......恥ずかしいね...」
フェアの言葉にグラッドは無言の微笑みで返す。
するすると脱げていくフェアのズボンと、徐々に現れる美しい大腿。
やがてベッドの上には、お互い下着一枚のみをまとった男女が重なっていた。
328名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:35:27 ID:UuspHaxh
「フェア...下着も、いいか?」
グラッドの問いかけに、フェアは頷く。
先ほど脱がしたズボンと同様に、今度は白いショーツに手をかける。
真っ赤になった顔を、フェアは両手で隠している。
そして下着も取り払われ、生まれたままの姿のフェアがグラッドの目に映った。
「綺麗だ...」
自然とグラッドの口から言葉が漏れる。
「そんなに...見ないでよぉ......」
顔から火が出そうな程の羞恥がフェアを襲う。
グラッドは裸のフェアに覆いかぶさると、そっと顔を隠していた手をどけた。
「お兄......んむっ!」
突然のキス、しかしフェアは驚く事はなく、目を閉じそれを享受した。
くちゅくちゅと舌が絡み合う音が静かな室内に響く。
グラッドはキスをしたまま、片手をフェアの秘所へと導く。
そして、一本の指が軽く敏感な部分を撫でる。
「んんっ!」
キスをされ、塞がれたままのフェアの口からくぐもった声が漏れる。
グラッドはその反応を楽しむかのように、幾度も秘所を指で撫でる。
「んっ...んむっ!むぅっ!」
その度にフェアの口からは素直な反応が声となって現れる。
「ぷはぁ...お兄ちゃ...んんっ!んあぁ!」
堪らず唇を離すフェア、しかしその表情に嫌悪感は微塵も見て取れない。
フェアは秘所を撫でているグラッドの腕を両手で掴む、しかしその手には全く力は入ってはいなかった。
「フェア、気持ちいいか?」
「あうぅっ!んんっ!んんあぁっ!」
グラッドの問いかけに答える余裕もない程に、フェアは乱れ、快感を享受していた。
「お兄ちゃん...あぁ!キス...キスしてぇ!」
フェアはグラッドの手に添えていた両手を今度は背中へとまわし、必死にグラッドを引き寄せそうとする。
しかしやはりその手に力は入らず、思うように体は動いていないようだ。
グラッドはフェアの懇願するままに、顔を近づけ深いキスをする。
「んむぅっ!んん...んんーーーーっ!」
大きくくぐもった声と同時に、フェアの体が弓のように仰け反る。
そして、力が抜けたのか、ぐったりとベッドの上へと横たわった。
「はぁ...はぁ......」
乱れた息、上気した顔、潤んだ瞳、その全てがグラッドの興奮を更に高める。
「フェア......俺ももう限界なんだが...」
困った様な笑顔を向け、指で頬をかきながらグラッドは言った。
こうした少し抜けた様なところが、グラッドらしいところなのだろう。
フェアは最初何を言っているのか理解できなかったが、彼のへその少し下を見てすぐに意味を理解した。
そして、何も言わず静かに頷いた。
329名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:36:11 ID:UuspHaxh
グラッドは唯一身につけていた下着を取り払うと、ベッドへと座った。
フェアの目に映るのは、良く鍛えられたグラッドの体と、猛々しくそそり立つ彼の性器だった。
初めて見るそれは予想以上に大きく、フェアは少し困惑した。
「......そんなに見ないでくれよ...」
気付かないまま凝視していたのか、グラッドがフェアに言った。
「あ...ごめんなさい......」
フェアは急に恥ずかしくなり、視線をグラッドからそらす。
「本当にいいのか......」
最終確認の言葉、それにフェアはやはり頷いて答えた。
グラッドはフェアの膝を持つと、ゆっくりと開いた。
そこには美しいピンク色をした、未発達の秘所が広がっていた。
「じゃあ、いくぞ」
「待って...」
グラッドがいきり立ったソレをフェアの秘所に合わせた瞬間、フェアの口から静止の声が発された。
「あの...その......」
顔を赤くしながら、何かに戸惑っている様子だ。
「やっぱり......やめとくか?」
「そうじゃないの......私、初めてだから......その...」
グラッドはフェアの意を理解した。
体を重ね、自分の顔をフェアの顔のすぐそばまで持っていく。
「わかってる......無理だったらすぐに言えよ?」
「......うん」
グラッドは再び体を起こすと、ゆっくりと腰を沈めていった。
予想以上の締め付けがグラッドを責め立て、なかなか思うように腰が進まない。
グラッドは少し強引に、フェアの中に自らを進めていった。
「あっ......ぐうぅ!」
フェアの口から苦しそうな声が漏れる。
その声にグラッドの体が止まる。
フェアの顔は初めての異物感と痛みに耐えおり、涙も流れていた。
「フェア......」
「だ...大丈夫だよ......大丈夫だから...んんっ!」
心配そうに問いかけるグラッドに、フェアはむりやり作った笑顔で答える。
その笑顔がまた痛々しく、グラッドの心を締め付ける。
「やっぱり......止めといたほうが.........」
「大丈夫だから......お兄ちゃん...大丈夫だから......」
グラッドはその言葉を聞くと、再び腰を沈め始めた。
早く痛みを取り去ってあげたい、その一心からか、先ほどよりも速いペースで腰を沈めていく。
「んあぁぁぁぁっ!」
つーっと、秘所から一筋の血が垂れる。
グラッドの性器がフェアの最奥を突く。
「痛っ......はぁぁ......んっ!」
「フェア......」
必死で痛みに耐えるフェアを抱きしめる。
「少し......このままでいよう」
「お兄ちゃん......私達...一つになれたんだよね...嬉しい......私嬉しいよ......」
フェアは涙を流しながらグラッドと抱き合った。
330名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:36:52 ID:UuspHaxh
一体どのくらいそのままでいたのか、それすらも解らない程二人は抱き合ったままだった。
乱れていたフェアの呼吸も治まり、幾分か楽になった様子だ。
「フェア......大丈夫か?」
先ほどからどれだけこの台詞を発したのか解らない。
それほどにグラッドはフェアを心配していた。
「うん......お兄ちゃん...もう動いてもいいよ.....」
「でも...」
「私、お兄ちゃんにも気持ち良くなってもらいたいから......だから...」
「フェア...」
フェアを貫く痛みは相当のものである筈である。
しかし精一杯の笑顔を向けてくれるフェアの気持ちを、グラッドは無駄にしたくはなかった。
「じゃあ、動くぞ...」
グラッドはゆっくりと腰を動かし始めた。
「あぐぅ.....んんっ!」
その瞬間、フェアの口から苦痛を訴える声が漏れる。
フェアの内部は初めての異物をギチギチと締め付け、少し動いただけでも相当の快感をグラッドに与える。
「フェア......やっぱり」
「大丈夫、大丈夫だから......んんっ!」
グラッドの言葉を際切り、フェアは必死に懇願する。
その願いに応えるかのように、グラッドは腰を動かし始める。
「うっ...く......フェア...」
「あぁっ!お兄....ちゃんっ!んあぁっ!」
求めるようにお互いの名前を呼び合う二人。
やがてたどたどしかったグラッドの腰の動きもスムーズになり、それを受け入れるフェアの秘所からも愛液が分泌され始める。
「あぁっ!お兄ちゃん!んひぃ!ひゃあぁぁっ!」
フェアの声からも苦痛の色が消え、快感の声があがり始める。
「フェア...フェア!」
「お兄ちゃんっ!あぁっ!」
結合部からは大量の飛沫が飛び散り、シーツを汚していく。
「くっ!もう......」
限界を感じ、グラッドは腰を後ろに下げようとする。
しかしそれはフェアの両足によって遮られた。
「あふぅ!あぁぁっ!お兄ちゃんんっ!な...かに......っ!」
「でも......」
フェアの口から出た言葉に、グラッドは戸惑う。
「いいからぁ...んんっ!お願い...お兄ちゃん!」
「くっ...フェア!中に出すぞっ!」
グラッドの腰の動きが激しさを増す。
「くぅ!」
そして、フェアの最も奥に腰がつき入れられると同時に、大量の精液がフェアの膣内に放たれる。
「んああぁぁあぁぁぁああぁぁぁっ!」
絶叫にも似た嬌声が部屋の中に響き渡る。
どくどくと流れ込む大量の精液、それは入りきらず結合部から少しずつ溢れ出す程の量であった。
「あぁぁ......お兄ちゃんのが...流れ込んでくるよぉ......」
やがて全てが吐き出されると、グラッドは性器を引き抜いた。
それと同時にフェアの秘所から精液が溢れ出し、シーツへとしみ込んでいく。
「お兄ちゃん......お兄ちゃん.........」
何度もグラッドを呼ぶフェアの唇に、グラッドは静かに自分の唇を重ねた。
静かになった部屋の中を月明かりだけが優しく照らし出していた。
331名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:37:32 ID:UuspHaxh
次の日、夕暮れに染まる忘れじの面影亭の食堂内では、大騒ぎが起きていた。
「くっ!ワシにこんな事をしてどうなるのかわかっておるのか!」
頬を押さえながら床に転がる太った中年の男は、目の前に立つ青年、グラッドに気丈に言い放つ。
「ふん、お前が誰なのかも知らないし、どうなるかも知ったこっちゃない」
グラッドは吐き捨てるように言った。
「お兄ちゃん...」
グラッドの背中にはフェアが心配そうな顔をしてしがみついてる。
「おのれ......こうなったらこの世界で生きられないようにしてやる!」
男は立ち上がると、フェアを指差しながら叫んだ。
「やってみろ!その時は、俺が黙っちゃいないぞ!」
グラッドは携えていた槍を男に向ける。
「くっ...覚えていろ!」
男はお決まりの捨て台詞を吐き捨てると、乱暴にドアを蹴り開け外へと出て行った。
「ふん!」
グラッドは構えを解くと、振り向きフェアの肩に手を置く。
「もう大丈夫だ、もうアイツはこないだろう」
グラッドの言葉とは裏腹に、フェアの顔から曇りが取れる事はなかった。
「......どうしたんだ?」
「あいつ...この世界で生きられないようにしてやるって......」
フェアは俯き方を落とす。
グラッドはそんなフェアを優しく抱きしめる。
「お...お兄ちゃん...」
「安心しろ、そうなったら、俺が面倒を見てやるよ。一生な」
抱きしめる手に少し力がこもる。
「お兄ちゃん.......ありがとう...」
フェアはグラッドの腰に手を回すと、強く抱きしめた。
その目には、涙がうっすらと浮かんでいた。
332名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:38:08 ID:UuspHaxh
以上です
拙い文章でお目汚し失礼しました
333リシェル:2007/01/03(水) 19:54:04 ID:gb+I5kbN
>>323-332
なかなかやるわね、フェアのくせに…。

それより、ちょっと聞いてよ!
スレとはあんまり関係ないんだけどさぁ。

この前、ちょっと宿の様子を見に行った時の事なんだけど…。
何だかさぁ、人がめちゃくちゃいっぱいで身動き取れない程だったのよ。
それでよく見たら、外に垂れ幕下げてあって「全品150バーム引き」とか書いてあったの。
アンタ達さぁ、アホでしょ?馬鹿でしょ?
150バーム引き如きで普段来ない店にわざわざ入るのもどうかと思うわよ?
150バームよ、150バーム。
この間の召喚獣さらいの2人組とかもいるし。小悪党のクセに街でランチ? …おめでたいわね。
「特盛り頼むなんてすごいね、あんちゃ〜ん!」 とか言ってるの。もう見てらんないわ。
アンタ達さぁ、150バームあげるからさっさとその席空けなさいよね。
この宿はねぇ、本当はこんな殺伐とした雰囲気になんてならないのよ!
Uの字テーブルの向かいに座った人同士、いつ喧嘩が始まってもおかしくないじゃない!!
刺すか刺されるか、そんな雰囲気になっちゃってるじゃない!!
アンタ達の所為よ、そこの2人組のア・ン・タ・達!! いいからさっさと帰りなさいよね!!
やっとあの2人組が帰ったかと思ったら、近くの客が「大盛つゆだく」とか言ったのよ。
そこでまたブチ切れよ!!!
あのねぇ、サイジェントにある「よしのや」と勘違いしてるでしょ、もしかして!?
得意げな顔して、何が「つゆだく」よ!!
アンタさぁ、ここの料理をつゆだくにしてホントに美味しいと思う訳?
…と、問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたいわ!!
アンタ、ただ「つゆだく」って言いたいだけなんじゃないの!?
アタシ自身、よしのや通って訳じゃ無いから良く分かんないんだけどさぁ、
何か今、よしのや通の間での最新流行は「ねぎだく」みたいね。
「大盛りねぎだくギョク」 …これが通の頼み方らしいわよ。
えっと、ねぎだくってのはねぎが多めに入っててその代わり肉が少なめなの。
それで、それに大盛りギョク(玉子)。…通に言わせればコレが最強なんですって。
近々、ここトレイユにも4号店が開店するらしいから試しに頼んでみようかな?
とか言ったら、ルシアンが 「よしなよ、ねえさん!次から店員にマークされちゃうかもしれないよ」
なんて言うんだもん。…どうしようかなぁ?
やっぱりアタシみたいなド素人は牛鮭定食でも食べる事にするわ。
334ルシアン:2007/01/03(水) 19:56:04 ID:C9lQjAZA
・・・ね・・姉さん!

何ばかなこと言ってるの?!
ちょっとお年玉が少なかったからって、こんなところで・・・。

ほらお屋敷に帰ろうよ・・。
姉さん誰も呼んでないからー!
335名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:01:21 ID:zQ3oEZXO
なんか自演くさいな

>>332
GJ!
フェアかわいいよフェア
兄貴もこれで報われるってもんだ
336名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:17:03 ID:XDDy+KaJ
>>332
萌え!

だが、ミニゲームでたまにやってくるミュランスの奴を見る目つきが
変わっちまうなw
337名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:27:02 ID:1Nhzbqpc
>>322
GJ!!そう、GJなんだが…

「痛ぅ…」
「おじさん〜大丈夫?」
「フェアさん!!あのにいちゃん本気で殴るからほっぺ腫れちゃいましたよ。」
「ごめんね〜。でもうまくいったから、ハイ!じゃあ礼金奮発するね!」
「こんなにすみませんね〜。じゃあ私はこれで…」
「うん、ありがと!」
「……フフッポムニットさんの計画通り…
これでお兄ちゃんは私のもの!!ミントお姉ちゃんにはわたさないわ!!」

大奥の影響でそんな腹黒フェアを妄想した俺が沸いてでてきましたよ。
338名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:32:26 ID:U2SR+mro
このスレだけで、兄貴は2度も報われてるんだよな。
ミントさんにフェアか…。
339名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:38:04 ID:aINknzXU
兄貴物が増えてきて嬉しい限り
5では妹とかその後出世したかとか出てきてほしいな
340名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 21:22:22 ID:6WpTNBxc
兄貴フェア待ってたぜ!GJGJ!
やっぱり「お兄ちゃん」はエロいな
341名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 22:15:12 ID:vboMq6Ki
実にエロい。どこのエロゲだろうw
GJです
342名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 22:23:51 ID:5TtLs9DE
>>337の設定も魅力的だが、此処は素直に妹全開なフェアを愉しませて頂こう
兎に角GJ!!
343名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 23:21:15 ID:QhAaD9C0
兄貴「ミントさんに続きフェアも攻略完了した。
   もはや俺がリィンバウム全ての女性を手に入れるのも時間の問題。
   俺は新世界の神となる」
344名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 23:26:18 ID:XDDy+KaJ
ここのスレの兄貴が報われてる作品は、みんな作・兄貴。

とりあえず兄貴乙。
妄想もほどほどになw
345名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 23:48:52 ID:CJ5hKQN1
ってことは次の標的は・・・
346名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 23:54:39 ID:n5fHcZ/Y
グラッド×アズリアだな
347幻獣に愛されし者 後編:2007/01/04(木) 00:00:38 ID:xmKDNWo0
  ガバッ!

「・・・アルバお兄ちゃん…!?」
「……」

ラミの衣服に手をかけ、するすると脱がしていく

「ぁ……だめ、だよ……家族同士で…こんな事……」
聞こえない聞コエナイ耳ニ入ラナイ
「…お兄ちゃん…?凄く怖い顔してるよ…?…痛いよ…お兄ちゃん…!」
肉欲に支配される、この可憐な少女を自分の物にしたいと言う支配欲に駆られ―――

「………怖い……よぉ………」
「――――――」

自分は何をしているのか、身近な人達を泣かせない様に自由騎士になったのではなかったのか
今、大切な家族を自分が泣かしている、それも必ず守ろうと決めた大切な人を

「ふぇぇ………ぇぇぇ……」
「…………ごめん、ラミ」
「……お兄……ちゃん…?」
「俺ラミの気持ち全く考えてなかった、自分の欲望に負けて、ラミを傷つけた――本当にごめん」
「……お兄ちゃん…泣かないで……?」
「……え?」

気づけば涙を流していた
フラットを出てから一度も泣いた事は無かったのに

「……お兄ちゃん」
「…ラミ」
「………ラミはお兄ちゃんの事好きだよ…?……でもお兄ちゃんはおねえちゃんの事が好きなんでしょ……?」
「え?」
「…私は…お姉ちゃんからお兄ちゃんを奪うなんてできないよ……」
「ラミ、ちょっと待った、俺とフィズはそんな関係じゃないぞ?」
「……嘘…………」
「ほんと、俺が好きなのは…その…ラミだよ」
「……お兄ちゃん…」
「なんだいラミ?」

「………ラミを、抱いてくれますか……?」
「………俺で良ければ、喜んでやりますよ、お姫様?」
「……くすっ」
「…ははっ」

少しの間二人で笑い合っていた
348幻獣に愛されし者 後編:2007/01/04(木) 00:01:12 ID:xmKDNWo0
それじゃ……その…良いんだな?ラミ」
「……うん…ラミを…おにいちゃんの物にしてください」


愛撫を始める、小さいが形の良い胸をもむ

「んっ……ふぁ…胸…小さいのいやでしょ…?」
「いや、俺はどっちかって言うと小さい胸の方が好きだから」
「ぁ…っ……嬉…しい………」

もみもみ、むにゅむにゅ、ぺろぺろ、さわさわ

「…はっ…ぁ……ふぁ……お兄……ちゃん……」
「ラミ、気持ちいいか?」
「わかんないよぉ……びりびりして……おかしくなっちゃう……!」

右手で胸を揉みながら左手で秘所に指を入れナカをかき回す
「ぁぁ…!……んん……!…ぃぃょぉ………!」
(これぐらい濡れてたら入る……よな?)

愛撫をやめ、手を離す
「ぇ……?」
ラミは物足りなそうに呆然とこちらを見ている
俺はベルトに手を掛けて自分の分身を取り出す
「ゎ……!」
「これが今から…その、ラミのナカに入るんだ」
「これ……が……お兄ちゃんの…」

す、と体を近づけてくる
「………ん」
「わわっ、ラ、ラミっ!?」
(……ん……大きい……口の中に全部はいんない……)

ぺろぺろと肉棒を舐める愛しい人、それを見ているだけで―――
「っ…ラミ、口はなして…!」
「!」

どくん…っ!
どくっどくっ…

……ごくん

「…けふ」
349幻獣に愛されし者 後編:2007/01/04(木) 00:01:55 ID:xmKDNWo0

「わわ、ごめんラミ!不味くなかったか!?」
「ふふ……お兄ちゃんの味がする」

ズキューン!!!

「……ラミ、ベッドで仰向けになってt」
「……!………うん」

ベッドの上で仰向けになる

「ラミ……入れるよ」
「…うん」

ズブッ……
「うああぁっ……!」
「もう、少し…ガマンしてくれ」

ズブッズブブブ・・・

抵抗のある所で止まる
「ラミ…本当に、良いんだな?」
「…お兄ちゃん、しつこいよ……
 ラミを、お兄ちゃんだけのものしてくだい…」
「…ちょっと痛むからな」
「ん……」

息を吸い、はいて――――処女の証である膜を突き破る。
ズブッ!

「あああああああっ!」
「うわ…きつっ…!」



「…もう大丈夫か?」
「…ん…思ってたより…平気だから…動いて?」
「…おう」

言われて腰を降り始める
350幻獣に愛されし者 後編:2007/01/04(木) 00:03:52 ID:xmKDNWo0
「ぁぁっ……」

ずぷずぷ ぐちゅぐちゅと部屋の中に淫猥な音が響く

「はぁ……ラミっ…ラミっ…!」
「お兄ちゃぁ…!ぁぁっ!ひぐぅ!」
「ラミのナカ…きつきつで……ギュウギュウ締め付けてくる…!」
「お兄ちゃんのが…ナカで暴れてるよぉ……!」

腰の動きが早くなる、もっと快感を、もっと幸福を

ぱんぱんぱん じゅぷじゅぷじゅぷ
突き、引き、揉み、舐め、キス、そしてお互いの名前を呼び合う

「ラミっ…!ラミっ…!」
「お兄ちゃん……!ラミ…もうだめぇ…!」

腰の速度を早くする、ラストスパート、若さに任せて一心に腰を振る

「もうだめ…!イっちゃ…!」
「ラミっ…俺ももう……!」

「ああっ!ふぁあああああっ!」
「出るっ……!」

どくんっ…!
どくっどくどく!びゅるるっ…!

一回目の射精を上回る量の精子がラミのナカを多い尽くす

「は…ぁ…あふれてる……」
「ラミ…キス、しよう」
「ん……」

濃厚で甘いキスをする、その幼げな容姿からは想像もできない
「ぁ…おにいちゃんのまた勃ってる……」
「それじゃ――第2ラウンドだな?」
「………お兄ちゃんのエッチ…」
「嫌いになった?」
「……ううん」

   「大好き!」

夜の宴はまだ、終わらない―――
351名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:14:22 ID:xmKDNWo0
以上です


これはひどい?
352名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:18:40 ID:3DPZ1gEP
>>346
アズリアの特訓で性的へタレを克服する方向で
353名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:21:25 ID:17XSrbpm
>>351
濡れた
354名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:22:10 ID:7ZKn/TnN
>>351
あんた今輝いてるよ。
355名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:22:11 ID:8l1z7Ytf
>>352
ひたすら叱責されてる間に、責められないと感じない体質になってしまう兄貴
356名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:22:29 ID:/0o5rJgq
>>351
GJ!GJ!
ひどいなんてことないぞ!積極的なラミがかなりツボですた。
寝る前にいいもの読ませてもらったよ。
357名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:51:51 ID:KJQodipF
このラミ最高っす! ラミ関連では昔のアヤラミ以来の良作やも
358名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 01:13:43 ID:xmKDNWo0
まさかここまで評判が良いなんて




ちょっとだけ嬉しいぜ
359名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 02:18:42 ID:5Kz7N6jb
最高に萌えたのだが一点だけ。

アルバの一人称は「オイラ」だぞ。
360名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 02:28:16 ID:4ZjKXLDw
アルバとラミの場合は(未来の)勇者と(未来の)幻獣界の乙女の事情だな!
いや、何となくそう思っただけだ……
361名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 04:13:15 ID:yc/FiFmh
もの凄い勢いで流れをぶった切って申し訳ないのですが。
4スバル×マルルゥの純愛モノ出来たんですけど需要あります?
ちょっと色々あってマルルゥが大きくなっちゃったりする捏造設定がいくらかあるのですが…。
362名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 04:20:55 ID:XGCBplyI
ぶった切りよりも捏造よりも、
誘い受けのほうがはるかに嫌われるので躊躇してんじゃねえブラザー。
363名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 04:23:47 ID:yc/FiFmh
了解です、では投下しますね。
時期はスバル達が島を出る前の一騒動のお話です。
364タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:24:27 ID:yc/FiFmh
「だからダメだって言ってんだろ! いいかげん聞き分けろマルルゥ!」
「嫌ですっ! ヤンチャさんがダメって言っても絶対にマルルゥはついていくですよっ!」
「まぁまぁ二人とも落ち着いて、ね?」
ここは幻獣界集落ユクレス村。治めている護人のゆるーい性質もあってか、のどかさが売りの場所であるが、
ここ、ユクレスの木の下の広場では、今は少し様相が違っているようであった。
「だからお前がついてきても危険なだけなんだって!」
「大丈夫ですよ、悪い人たちが出てきたってマルルゥがこらしめちゃうですよっ!」
「だからそういう事を言ってるわけじゃねぇんだって……」
言い争いをしている二人。一人は長身で筋骨隆々とした大男。しかし表情の端々には子供っぽい一面も覗かせる、
長い黒髪と立派に成長した二本の角が特徴の、風雷の里の王子。スバル。
もう一人ははずいぶんと昔からその姿形も性格も変わらない、ルシャナの花の妖精。マルルゥ。
「もう……とりあえずスバルもマルルゥも一度頭を冷やしてから、もう一度落ち着いて冷静になってからね?」
そしてそのケンカをなだめる、こちらは立派に成長した犬型の亜人バウナスの青年。パナシェ。
「いいかっ、お前がなんと言っても絶対、岩にくくりつけてもここに置いていくからなっ! 行くぞパナシェ」
「それならマルルゥはスライムさんの力を借りてでもヤンチャさんにくっついていきますですよ!!」
とりあえずの言い争いを収めたパナシェは、スバルと二人で話し合うために風雷の里まで引き上げてきた。
365タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:24:58 ID:yc/FiFmh
昔からケンカしては仲直りを繰り返してきた仲良し三人組ではあったが、今回ばかりは事情が違った。
事の起こりは先日、護人達の会議ににて起こった『島の外との交流のために派遣する人員について』に端を発する。
会議によって、派遣される人員はほぼ確定していた。
多少血の気は多く子供っぽい部分もあるが、義理堅く責任感の強いスバルと、
その荒っぽい部分を島内で唯一諌められ、物事を冷静に判断できるだけの観察力と冷静さを持つパナシェ。
この二人で決定していた所、突然会議場に乱入してきたのがマルルゥであった。
彼女曰く『ヤンチャさんとワンワンさんだけで遊びに出かけちゃうなんて酷いですよっ、マルルゥもついていくですっ!』
との事である。とりあえず『遊びに行く』という根本的な誤解だけは何とかして解いたものの、
それでも彼女は二人についていくと、頑なに言い続けている。
むしろ遊びではないという事を聞いた時に、さらに頑固になったような様子まである。
それに噛み付いたのは代表者であるスバル。
曰く『お前みたいなちみっちゃいのがついてきたって足手まといになるだけだ!』
どちらにしろ子供のケンカレベルの言い争いに、その場にいたパナシェは、
『人員の決定に関しては護人会議の結果で決めよう』
という、しごくまっとうな意見であった。これには流石にスバルもマルルゥも何も言えなかった。
それから数日の後、護人達の決定が下った。その決定とは
『島外への査察活動の追加人員については、代表者であるスバルとパナシェによって一任される。決定は出発当日の朝に行う』
という、暗に護人達からの『お互い納得するまで話し合いなさい』というありがたい決定であった。
幸い出発まではまだ少々の余裕があるため、それだけの期間は十分にある。
当然ながらスバルは大反対であったが、もう一人の代表者であるパナシェが首を振らない限りは決定とならない。
いずれにしても採用か不採用かに決定しなければならないのが救い所ではある。
そして両者の説得合戦が始まったのだが……お互い子供っぽい性格もあってか、その様は説得と言うよりも口ゲンカ。
最初はそれをレクリエーションの一種として見ていたパナシェではあるが、次第に『これはもうダメかもわからんね』
という心情になり、そして数日が過ぎて……。
366タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:25:39 ID:yc/FiFmh
「全く……出発は明日だって言うのに、これじゃあ僕の方が納得なんてできないよ」
「何言ってやがるんだパナシェ、お前だってマルルゥがついて来るのは危険だって思うだろ?」
「確かにそうかもしれないけど……」
と、このように出発の前日になってもまだちっとも話がまとまっていない。
パナシェはスバルの家でお茶をすすりながら。
「(スバルはしきりにマルルゥが危険だからって言っているけど……果たして本当にそれだけなのかな?)」
と疑問にも感じていた。今日はそのことをしっかりと聞き、審議を決するためにスバルの家へと来たのである。
時刻は夕刻、そろそろ日が沈むかという頃である。
「で、スバル、一つ聞きたい事があるんだけど」
「ん? どしたパナシェ、改まって」
「あのね、これは僕の思い違いかもしれないけど……」
と、先ほどの疑問を口にする。
「……だから本当に、それだけなのかな……って」
「……」
眼を伏せ、沈黙するスバル。そしてそれにいささかの驚愕を感じるスバル。
パナシェはこの鬼人の青年とはもうずいぶんと長い付き合いであると自負ができるが、
こんなにも、思いつめた表情を見るのは初めての事である。
そして、何かを決意したような表情でスバルは口を開く。
「パナシェ、これから言う事は絶対に皆には、特にマルルゥの奴には話さないって約束してくれるか?」
「……分かったよ、スバルがそこまで言うなら約束する」
その瞳の真摯さに、パナシェは少し考えた後、そう答えた。彼がここまで言うからには、
少なくともそれなりの理由があるのだと感じたからだ。
「ありがとよ、恩にきるぜ」
「ううん、別にこれくらいは、それで……本当の理由っていうのは何?」
「いやその……あいつがついてくるのが危険だからっていうのは、半分その通りなんだ」
「半分? じゃあ……もう半分があるってこと?」
「いやその……なんつーか、俺も最近、ってかつい先日気がついたことだから、その、上手く言えないんだけど……」
「??」
彼にしては珍しく、と言うかこれも生まれて初めて見るような、真っ赤になって恥ずかしそうに俯くスバル。
「俺はな、あいつに傷ついて欲しくないんだ、そりゃあ……確かに俺とあいつは友達だからってのもあるけど……」
「スバル……まさかひょっとしてマルルゥの事」
「ああ、多分、こういうのが好き、って事なんだろうな」
突然の告白。確かにここ最近、スバルとマルルゥは、と言うよりスバルの方から一方的にマルルゥの事を避ける場面は多かった。
パナシェは、スバルも大人になって今までのようにマルルゥと遊ぶ事は出来ないから避けているのかなと思っていたが、
まさかただ単に「好きだからどうしていいか分からず避けていた」という、ある意味では実にスバルらしい意見に思わず。
「ぷっ……あははははは」
「わ、笑うんじゃねえよ! 俺だって真剣に考えて、お前だったら話しても良いって思ったから……」
「あははは……ごめんごめん、そうじゃないって。笑ったのは悪かったよ、でもそっか、そういう事だったんだね」
「……まぁな」
笑われたのが気に障ったのか、少しふてくされて言うスバル。しかしその顔は何か憑きものが落ちたように安堵している。
しかし直に表情が暗くなり。
367タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:26:52 ID:yc/FiFmh
「けど、俺怖いんだよ、あいつと一緒に旅に出たとして、あいつを本当に護ってやれるのかって、
もし護れなかったら、俺は……」
「スバル……」
「もし向こうで悪いヤツにでも狙われて、俺が傷つくならばそれは構わない。でももし、あいつが傷ついたりしたら……」
「だからスバルは反対していたんだね」
「そうだ、アイツはこの島で平和に暮らしてくれさえすればそれで……」
大切な人に傷ついて欲しくない。ならばいっそ自分の気持ちと引き換えに、平和に暮らしてくれればそれでいい。
そう、己の心情を吐露するスバル。
「でも、スバルは本当にそれでいいの?」
「パナシェ?」
「確かにそうすればマルルゥは安全かもしれない、ううん、少なくともこの島にいる以上安全だよ。
ここには護人の皆や先生も居てくれるしね、でも……それってスバルがスバル自身の気持ちから逃げているだけじゃないの?」
「!!」
「それにスバルは肝心な事を忘れているよ」
「肝心な……事?」
「他ならない、マルルゥ自身の気持ちだよ。マルルゥのついていきたいって気持ちに、スバルは正面から向き合っているのかい?」
「アイツは……ホラ、ただ単に俺らに置いていかれるからってむくれてるだけだ……」
「違うよっ!!」
「!! パナシェ……?」
「少なくとも、マルルゥはそう考えてはいないと思う、ただそれだけの理由とは思えない。
スバルも、今まであんなに食い下がっているマルルゥを見た事があるかい?」
「それは……」
「それにね、そういう理由があるんだったら、ちゃんとマルルゥに説明してあげないと」
「なっ!? いや、でも、俺は……その、アイツの事が好きになったのは最近の話で、まだ告白とかは、その」
「全く、スバルらしくないよ、いつも明け透けに物事を何の躊躇も無く言うキミは何処にいったんだい?」
「ものすげぇ、ひでぇ言われようだな……だが俺は」
ガタッ、と二人が話している横で、障子に何かが当たる音がする。
「誰だっ!」
とスバルが素早く開けるとそこには……。
「あ、あはははは……ま、マルルゥは何にもさっぱり全然ちっとも聞いてないですよっ!?」
「ま、マルルゥ……?」
マルルゥが今にも泣きそうな目でソコに居た。
「マルルゥ、お前、何処から聞いてた?」
「あいつがついてくるのが危険だからっていうのは、半分その通りなんだ、ぐらいから……って、マルルゥは何も聞いてないですよっ!」
「殆ど全部じゃねーか!!」
「そ、それではマルルゥはお邪魔なようなのでこれで失礼するですよっ、ヤンチャさんもワンワンさんもまたですっ!!」
と言って素早く飛んで行くマルルゥ。
368タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:28:18 ID:yc/FiFmh
「あいつ……」
「どうしたのスバル、早く追いかけないと!!」
「追いかけて……それでどうするってんだ? 俺はアイツに伝える前に知られちまった、きっと嫌われて……」
「バカッ!!」
ぱしん、と平手でスバルの頬を叩くパナシェ。その瞳には薄っすらと涙がにじんでいる。
「パナシェ、お前……」
「そうやってする前から諦めないでよっ!! 弱気になるなんてスバルらしくないよっ!! 
僕はそんなスバルは……大っ嫌いだよっ!!」
「……」
少しの間眼を伏せるスバル、そして何かを決意したかと思うと、おもむろに拳を握り締め
バキッ!! と、叩かれていないほうの頬を自分自身で殴る。その威力には手加減など微塵も感じられない。
「スバル?」
「ゴメン、パナシェ。俺が馬鹿だった」
「スバル……ううん、いいんだよ。ごめん、スバル叩いたりして、その……大丈夫?」
「ああ、大丈夫だよこんくらい。俺こそすまねぇ、ちっとばかし弱気になっちまった、全く……俺らしくもねぇ」
「あはは……」
顔は真っ赤だがその笑顔は晴れ晴れとしていた。
「すまねっ、ちょっくらあのバカに会って話してくる。母上には……適当に言っておいてくれ」
「うん、分かったよスバル」
「ああ、んじゃな」
「スバルっ!!」
「何だ?」
「頑張ってね!!」
「……お、おうよ」
少し照れた様子で部屋から出て行くスバル。その様子を静かに見送るパナシェと……。
「で、ミスミ様。いつから覗いてらっしゃったんですか?」
「ほほほ、息子の恋路を見守るのも母親の勤めじゃて。最初から殆ど全てかの
じゃがあのスバルが恋か……月日の経つのは早いもんじゃて」
「はは……そうですね」
母はいつの時代も強いものである。
369タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:29:09 ID:yc/FiFmh
その頃マルルゥは、ユクレス村近くの花畑の中で一人俯いていた。
もうすでに夜の帳は下り、花はは月明かりでうっすらと照らされている。
見る人が見れば非常に幻想的で美しい光景だが、マルルゥはまるでその花がしおれてしまったように、
膝を抱えて俯いていた。
「ヤンチャさんが……マルルゥの事、好き……、マルルゥも、ヤンチャさんの事は好き……ですけど」
先ほどからマルルゥは思考のループにはまっていた。
自分はスバルやパナシェも含めてこの島に生きる全ての人々が好きだ、そしてその気持ちに特別なものはないと思っていた。
しかし最近、スバルに対する気持ちだけが変化し始めているのだ。他の人の笑顔を見ていると、マルルゥはとても暖かい気持ちになれる。
しかしスバルが笑顔になるとどうだろう、胸の奥がキュッとなってしまい、ドキドキが止まらないのだ。
最初はスバルの事が嫌いになってしまったのかとも思ったがそうではない。
むしろ、好きという気持ちだけがどんどん大きくなって、押さえが利かなくなってしまっているのだ。
とうとうワケがわからなくなって先生に相談してみた所。
「それはスバル君本人に話したほうがいいんじゃないかな」と言われてしまった。
しかしこんな状況でスバル本人にこんな事を話したらどうなってしまうんだろう。
おかしなヤツだといつもどおりにからかわれるかもしれない。しかし、なぜかその時は『いつもどおり』が嫌だった。
だからと言ってどうすればいいのだと、堂々巡りになってしまう。
「ヤンチャさん……マルルゥは、マルルゥは、ヤンチャさんに会いたいです……でも、会えないです……」
そして、自分の気持ちを隠すかのように、彼と出会うと口げんかになってしまう、気持ちとは裏腹に、素直になれなくなってしまう。
彼と離れたくない、でも『何故離れたくないのか』が説明できない。
自分の気持ちが分からない、でも知られたくない、怖い。
でも……ふと見上げるとそこにはいつも笑顔の彼の顔があって。
「ったく…逃げる事はねえだろうに、ようやっと見つけたぜマルルゥ?」
こんな風に優しい言葉をかけてくれて、それだけで気持ちが晴れてしまう。
彼の笑顔はまるで御伽噺の魔法だ、自分が今悩んでいた事が、ぱあっと晴れていってしまい、そして……。
「いいか、マルルゥ、一回しか言わないからよぉく聞けよ。俺はお前の事が好きだ。
友達とかじゃなくって、お前が一人の女の子として、好き……いや、愛している」
こんな風に、自分が今一番言って欲しい言葉までかけてくれるのだ。
「ヤンチャさん……マルルゥは……マルルゥもヤンチャさんの事……」
370タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:30:08 ID:yc/FiFmh
少し時間は戻る。
森の中を駆け抜けながらふと、いつ頃からこうなってしまったんだろうと思い出してみる。
自分がマルルゥの事を好きだと感じるようになったのは、先ほどもパナシェに対して言ったが、ついこの間。
島の外への査察活動が正式に決まり、その人員が自分になりそうだという事を聞いてからだった。
その事を聞いた時は、確かに不安もあったが期待のほうが大きかった。
以前にそのようなことがあるかもしれないと聞いた時は、自分から立候補したものだが、まさか本当になるとは思っていなかったのだ。
しかし、島の外に対する興味もあった。何よりも自分の憧れである先生がその人生の大半を過ごしてきた場所がどんな所か、
非常に気になっていたからだ。
しかし、そんな期待をしていたのもつかの間、何故かふと、不安とも違う、何か寂しさのようなものがこみ上げてくるのだ。
確かに査察となればそれなりの期間があるだろう。一年か二年か、それとももっとか。
だが、確かに母を置いていくのは少々気が引けるが、母にはキュウマやゲンジがついている、心配はない。
ではパナシェか? 確かにパナシェと離れるのは寂しいが、話によるとあいつも査察のパートナーとしてついて来るという話だ。
このように、あーでもないこーでもないと考えた。普段は使わない頭を振り絞って考えた。
そして最後に出てきた名前……いや、違う。意図して最後になってしまった名前があった。
自分の心の中で否定しながらも、成る程なと納得してしまう。
いつからだろう、彼女のことが気になり始めたのは。
考えたって出てこない。それはまるで、花が身を結び、やがて咲くのがあたりまえのように、
自分の心の中で芽吹いて、そして咲いた想いなのだから。
「(俺もバカだな……何でこんな簡単な事に気がつかなかったんだろう)」
と考え、目をその方向へ見やる。
膝を抱えてうずくまる小さな影、そんな姿にも思わず胸がキュンとしてしまい。
「(ああ、やっぱり俺は……バカなんだなぁ、すっかりこいつに惚れちまってる)」
と、自分的には最高の笑顔を浮かべて話しかけた。
「ったく…逃げる事はねえだろうに、ようやっと見つけたぜマルルゥ?」
見上げた愛しい人の顔は、涙に濡れていて、こういう顔も可愛いなと思う反面、
もう二度とこんな顔はさせたくないと誓う。
そして、決意を新たに、自分の気持ちをまず始めに言う。
「いいか、マルルゥ、一回しか言わないからよぉく聞けよ。俺はお前の事が好きだ。
友達とかじゃなくって、お前が一人の女の子として、好き……いや、愛している」
多少の照れくささは混じるが、このくらいは許してもらおう。
そしてマルルゥがその小さな唇を開き、言った。
「ヤンチャさん……マルルゥは……マルルゥもヤンチャさんの事……」
371タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:30:41 ID:yc/FiFmh
月明かりがちょうど空のてっぺんに差し掛かり、ちょうど木の間から花畑を照らす。
そこに寝そべる二人。その顔は穏やかそうに笑みを浮かべている。
「かーっ、心配して損したぜ、マルルゥも俺のこと……その」
「はいっ♪ マルルゥはヤンチャさんの事が大好きですっ! 愛しているですっ!」
「わかったからそんなに大声で叫ぶなって! こっちが恥ずかしいだろうが……」
「そうですか? でもマルルゥはもっともっとヤンチャさんの事が好きだって伝えたいですよ」
「そうだな……それなら、二人っきりの時だけ、な」
「二人っきりの時だけ……ですか?」
「そうだ、他のヤツが居る所だと……照れくさくてかなわねぇ」
「うーん……ヤンチャさんがそう言うなら仕方ないです」
「お、珍しいな、マルルゥがこんなに早く聞き分けてくれるなんて」
「えっへん、マルルゥだって成長しているのですよー、
『女は愛する人から半歩下がってついていくものだ』ってお姫さまさんから聞いたのですよっ」
「……また母上はヘンな事を教えて」
「えへへ……ヤンチャさんっ」
ひょいと、飛び上がり、スバルの真正面にくるマルルゥ。
「ん、何だマルルゥ?」
ちゅっ、と唇に触れる感触。それは数秒の間だったが、離れる時、鼻腔に程よい花の香りがしたのを確認し
「(あ……俺、キスされたんだ)」
と、ようやっと理解したスバルであった。
「えへへ……マルルゥのふぁーすときす、ですよっ」
「ま、マルルゥ、お前」
はずみで上体を起こすスバル。
ヤバイ、胸のドキドキが止まらない。そうでなくたって二人っきりでドキドキしてるって言うのに。
「はや……? はやややや? なんだか下がムクムクさんですよっ?」
「げ!?」
そんな状況でマルルゥの位置はちょうどスバルの下半身に来てしまったのだ。
適度な重みと暖かさを感じてしまったところに、マルルゥのとろけるような表情。
それらが合わさって相乗効果で反応してしまったのだ。
スバルも年頃の男、加えて先生からの授業で性教育は習っている。
ムラムラしていた時は自分で抜いた事もある。
一方それはマルルゥも一緒で、ある程度は男の生理現象も習ってはいたものの(最も数秒前まですっかり忘れていたが)、
正直自分には関係の無い事と思って授業を聞き流していた所も多々あった、何故ならば……
372タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:31:39 ID:yc/FiFmh
「えっと……ごめんなさい、ヤンチャさん」
「何謝ってるんだよマルルゥ、むしろ謝るならこっちが……」
「ヤンチャさんは……その、マルルゥとは、せっくす、できないです……」
「あ……」
見れば分かる問題、何しろサイズが違いすぎる。
舐めたり擦ったりという行為は何とか出来そうだったが、性行為という意味でのセックスは出来そうにない。
「マルルゥ、ちょっと悔しいですよ、ヤンチャさんはこんなに……マルルゥの事を考えて、こんな風になってくれたですよね?」
「マルルゥ……」
「でも、マルルゥにはそれに応えて上げられません……悔しいです、悔しいですよ……」
「あのな、マルルゥ、俺は全然そんなこと気にしてないって」
「でもマルルゥが気にするですっ!!」
「!!」
「マルルゥは……マルルゥはやっぱりヤンチャさんとは一緒にいられないですか? マルルゥは……」
「……」
すっと優しく、マルルゥの事を抱きしめるスバル。
「ったく、俺は本当にバカな男だな、大好きな女を二度も泣かせちまって……」
「ヤンチャさん……?」
「気にするな……って言いたい所だが、お前はそれじゃ納得してくれなさそうだからな
俺だって……その、マルルゥとしたい、けど」
「……」
沈黙が続く、お互いにお互いを想うからこその悩み。
しかしその沈黙を破ったのは、淡い月の光と、咲き誇る花たちだった。
「はや? はややややや? 光ってるです! マルルゥ、光ってるですよ!」
「な、なななな何が起こってるんだ!?」
月の光に照らされた花々の光がマルルゥを包む、そして次の瞬間。眩いばかりの光が起こったかと思うと。
「……っ!! マルルゥ、大丈夫か!?」
「や、ヤンチャさぁん……」
「な……マルルゥ……お前っ!?」
「ヤンチャさん……マルルゥ、おっきくなっちゃいましたー!?」
そこには、人間とほぼ変わりないサイズのマルルゥがいたのである。
373タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:33:10 ID:yc/FiFmh
マルルゥのサイズがおっきくなってしまった。
顔も大人っぽくなり、まっ平らだった胸も出ている。
目測の身体のサイズだが、かつてこの島に来た海賊の娘……ソノラくらいであろうか。
「はやややや……びっくりしたですよー」
「それは俺のセリフだ……何が起こったんだ? 一体」
「えっとですね、お花さんたちが助けてくれたですよ」
「花が?」
「シマシマさんに聞いた事があるですよ、って言っても今思い出したですけど……
妖精は成長して。人を愛するようになると、その人を受け入れられるように身体が成長するものらしいです」
「だから、大きくなったのか……」
「はい、ですけどマルルゥはまだまだ妖精で言えば子供ですから、本当はこうなるまでにもう少し時間がかかったです。
ですけど、ここのお花さんたちがマルルゥの事を見て、助けてくれたですよ」
「花の魔力……」
確かにここには大量の花が咲いている、そしてこれらは全てマルルゥが世話をしている花だ。
マルルゥの事が助けたくて、泣いているマルルゥの力になりたくて、皆が少しづつ力を分け与えてくれたのだ。
「そっか、なら感謝しないとな」
「はいです、でも。今夜だけなのですよ」
「今夜だけ?」
「はい、魔力による成長は一時的なものなのです。ですからマルルゥは明日の朝には元に戻ってしまうのですよ」
「そっか……でも、成長すれば今みたいになれるんだろう?」
「へ? そ、そうですけど、でもまだまだ時間が……」
「大丈夫だって、お前もまぁ随分と長生きらしいけど、鬼の一族だって負けてないんだぜ? 長生きっていう点ではな」
「あ……」
「だからまぁ、その間くらいなら待てるさ、だから……その
側に、いてくれないか? その、さっきはついてくるなって言ったけど、スマン。もう、離れられそうにないわ、お前から」
「ヤンチャさん……はいっ! マルルゥはどこまでもついていくですっ!! 嫌だって言っても離してあげないですよっ!」
「あはは、覚悟しとかないとな」
と言いつつ二人は見つめあい、そして……
「んっ……」
唇を重ねあった。
374タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:33:42 ID:yc/FiFmh
「んっ……ふぅ……」
「んあっ……ちゅぷっ……やんちゃ……さぁん……」
いつしか二人のキスは舌と舌を絡める濃厚なモノへと進化していた。
二人とも性行為の手順はなんとなしには分かってはいるものの、
こういった行為は未知の領域、つまりは本能でこうなっているのだ。
「ちゅぷ……はぁ……」
「ふあぁぁぁ……キス、すごい……です、マルルゥ、おかしくなりそう……です、……ふあっ!?」
唇からのキスの後は耳、そして首筋へとその標的が移る。
キスをしながら、スバルはマルルゥの服を脱がしにかかる。
筒状の服を上から脱がし、腕の花飾りを取る。
そこには一糸纏わぬ美しい花の妖精がいた。
「マルルゥ……その、すげー綺麗だ、うん」
「えへへ……ちょっと恥ずかしいですけど、嬉しいですよ」
スバルは優しく、成長した乳房へと手を這わす。
正月に食べる餅のような手触りと、ほのかに薫る花の匂い。
「ひゃうっ!? や、ヤンチャさんっ な、なんだかくすぐったいですよ」
その香りにすっかりやられてしまったスバルは、一心不乱にマルルゥの胸を揉んでいた。
マルルゥも最初はくすぐったそうにしていたが、次第にその表情は消え、
とろんとした目つきになり、頬が上気し始めてきた。
そうしているうちに、その頂上にて隆起する乳首に手が触れると……。
「あうっ!? な、なんだか、びりびりくるですっ!?」
「マルルゥ、気持ちいいか?」
「は、はいっ? よ、よくわからないですけど……ヤンチャさんの手が先っぽつまむたびに
びりびりって、痺れるみたいなのがくるで……ひゃふっ!?」
「こうか?」
「ま、マルルゥが喋ってる時につままないでくださいっ!?」
「悪い悪い……それじゃ、続けるぞ」
と、今度は胸を弄り続けるのは左手だけにし、右手は下半身に伸びていく。
膝の先端を触ると、マルルゥの身体がビクリとする。
そして、そこから太股をゆっくり撫で上げて行き、最後にその付け根へと到達する。
そうしている間もマルルゥの口からは、戸惑いと羞恥、そして快感から来る嬌声が出続けていた。
スバルの右手がマルルゥの花弁へと到達するとそこは……。
「あ……濡れてる」
「や、やぁ……言わないでくださいです、はずかしいですよ……」
すっ、と優しく触れるとそこは既にマルルゥの蜜で溢れていた。
スバルは胸を弄る手を止め、マルルゥの唇にキスをした後、その顔をおもむろにマルルゥの下半身へとやった。
「ひゃあっ!? み、みないでくださいです!!」
「これが……女の子の……」
前述した通り、性教育の授業である程度の男女の身体の作りは知っていたが、実際に見るのは初めてであった。
375タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:34:12 ID:yc/FiFmh
「あ……息が、かかって……くすぐったいです」
そのくらいまで顔を近づけていたスバルは、数瞬の躊躇いの後、その花弁を舐め始めた。
「!? や、ヤンチャさんっ!? そ、そこはきたないですよっ!? な、なめちゃだめですっ!?」
「甘い……なんだこれ、花の蜜みたいな味がする」
花の妖精であるマルルゥだからであろうか、その愛液は、さながら花の蜜のような味がする。
その蜜の匂いに酔ってしまい、どのくらいその行為をしていたであろう。
マルルゥの顔は既に真っ赤なゆでだこのようになっており、秘所もまた、準備万端の状態になっていた。
「マルルゥ、もう、入れていいか?」
「ふあ……?」
耳元で囁くスバルと、何処か夢見心地で応えるマルルゥ。
「あ……はいです、その、マルルゥ初めてですので、その」
「ああ、優しくするよ」
そう言ってスバルは服を素早く脱ぎ、正常位の体勢になり、勃起した男性自身をあてがう。
「ソレが……ヤンチャさんの……おっきぃ、ですねぇ」
「そうか? まぁいいや……行くぞ」
「はい、来て……くださいです」
最初はゆっくりと挿入していく。マルルゥも最初は異物の挿入感による違和感だけだったのだが……。
「痛っ……いたいですぅ……」
「あ、大丈夫かマルルゥ? 辛いなら止めるか?」
「だ、大丈夫です、それに、今夜を逃したら暫くお預けですよぉ……だからマルルゥ、今夜は最後まで……したいです」
涙目になりながら懇願するマルルゥ。それを見たスバルは眼をつぶって決意をすると。
「行くぞ……っ!」
「はやっ!? ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
一気にその秘所を貫いた。そこからは幾ばくかの血液と思われる赤いものが流れ出してくる。
「ふあっ……ハァ……ハァ……全部、入ったですか?」
「ああ……」
「よ、よかったです……それじゃぁ、最後まで、するですよっ」
「え?」
「男の人は動かさないと、気持ちよくならないですよね? それにマルルゥ、もっとヤンチャさんの事、感じたいですよ……」
少々の躊躇はあったものの、スバルは優しく頷くと、ゆっくり腰を動かしていく。
「んんっ……! ふわぁ、ひゃうっ!?」
「だ、大丈夫かマルルゥ?」
「う、うん、大丈夫、ですっ、ですからヤンチャさんは、もっと気持ちよくなってくださいです……」
恐らく痛むのだろう、動かす度に脂汗を流しながらも、心配をかけまいとけなげに微笑むマルルゥ。
スバルも負担をかけないようにゆっくりと動く。
376タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:35:25 ID:yc/FiFmh
「っうん……ふあっ!? な、中で動いてるですぅ……はふぅ……ひゃうっ!?」
「(やべぇ……マジで気持ちいい)」
スバルも初めての行為に戸惑いを感じていた。
膣内に突き入れる度に律動する肉壁が、スバル自身を捕らえて離さない。
その快感の前に、もっと突き入れたいという感情が湧き出してくるスバル。
「(でも、そうするともっとマルルゥを苦しめちまう……)」
そんな感じでスローペースを保つスバルであったが、ふと、そんな様子にマルルゥが気づく。
「んっ……ふぁ、ひょっとしてヤンチャさん……もっと速く、動きたいですか?」
「そ、そりゃあ……その」
言葉に詰まるスバル。
「いいですよ、マルルゥは、もっと気持ちよくなってくださいって言ったです……ですから
ヤンチャさんが気持ちよくなってくれないと……マルルゥは……マルルゥは……」
悲しそうな表情になるマルルゥ、その様子を察したスバルは
「……すまねぇマルルゥっ!!」
「ふあっ!? くふぅぅ……!!」
そう言って強く突き入れる。
「んあっ……奥まで……来てるですぅ……」
未だに苦しそうな声はするものの、少しづつ慣れてきたのか、徐々に気持ちよさそうな喘ぎ声が混じり始める。
「ふあっ……すごっ、なんですかこれぇ? ……気持ち、良くなって……ひゃうっ!?」
「マルルゥ、俺もすげぇ気持ち良いよっ」
「あは……よ、良かったですぅ、もっと気持ちよくなってくださいです……ふあっ!?」
ぐちゅ、ぐちゅ、と結合部から卑猥な音が漏れる。そんな音までも快感に変えて、二人の行為は加速していく。
「は、激しいです……ヤンチャさんの、が……はわぁ、奥に、ズンズン当たってるですぅ!?」
「マルルゥ……俺、もうっ!?」
膣内でスバルのモノが脈動する。
「はいっ、来て、下さいですっ! マルルゥも、何か……何か来るですぅ!?」
「くっ……出るっ!!」
「ふああ……ヤンチャさん……ヤンチャさん……」
「マルルゥ……マルルゥ……!!」
「ヤンチャさ……スバルッ、スバル!!」
生まれて初めて名前を呼ばれた、しかもこんな時にだ、
正直卑怯だと、スバルは思った。なぜならその瞬間、スバルは絶頂に達していたからだ。
「スバルッ!! スバ……ふあ!? ふぁぁぁぁぁあぁぁぁはぁぁぁぁぁぁぁ!?」
絶頂の瞬間、スバルはこれ以上ないと言うくらいに深く突き入れた。
ビュクッ、ドプッ、ビュプッ
マルルゥの膣内に熱い塊が何度も打ち込まれる。
その度にマルルゥは喘ぎ声を漏らしながら身体を痙攣させる。
「ふあぁぁ……スバルの……熱いのが……いっぱい、お腹の中に、出てるですぅ……」
「くあっ……ハァ……ハァ……ま、マルルゥ……」
「ひゃうっ? ま、まだ出るですかぁ? あはは、元気良く出てるですぅ……」
そしてお互い見つめあうと、二人同時に目を閉じ、キスをした。
377タイトル:熱愛:2007/01/04(木) 04:36:05 ID:yc/FiFmh
暫く繋がったままでいた二人だったが、やがて名残惜しそうに離れる。
「大丈夫だったかマルルゥ? 辛くなかったか?」
「えへへ、ちょっとヒリヒリするですけど、全然大丈夫なのですよ」
「そうか、ならよかった」
お互い安心し、笑顔になる。
「ねぇ、ヤンチャさ……スバル、今夜はこのまま一緒にいて、いいですか?」
「ああ、かまわねぇさ。それとマルルゥ」
「はい? どうしたですか?」
「その、スバルって呼ぶのも、できれば二人っきりの時にしてくれねぇか?」
「何でですか?」
「あー、その、何だ、恥ずかしいんだよ……」
「えへへっ、わかりました、スバルっ、なら二人きりの時にはそう呼ぶですよっ」
「ったく……にしてもちゃんと名前で呼べるんだな」
「いくらマルルゥが人の名前覚えるのが苦手でも、大好きな人の名前くらいはちゃんと覚えるのですよ」
「そんなもんか?」
「そんなもんですよっ♪」
こうして、二人にとってとても大切な思い出の夜はふけていった……。

翌日。出発の準備を整え、挨拶のために会議場へと来るスバルとマルルゥ。
ちなみにマルルゥは昨日の夜に言った通り、起きてみると元のちみっちゃい妖精の姿へと戻っていた。
「やあスバル、マルルゥとは仲直りできたみたいだね」
先に来ていたパナシェがスバルに話しかける。
「ん、ああ、まぁな」
「えへへっ、マルルゥとヤンチャさんはとっても仲良しになったのですよっ、ね?」
「へぇ、そうなんだ……(上手くいったみたいだね、スバル)」
「(ああ、まぁ……そう察してくれ、しかし……)」
「(ん? どうしたの?)」
「二人とも、コソコソ話はダメダメさんですよっ、マルルゥも混ぜてくださいですっ」
「ゴメンゴメン。それで結局スバル、マルルゥは連れて行くの?」
「ああ、コイツがどうしてもって聞かないからな、連れてくよ」
「はいです、そういう事にしておくですよー♪」
「?」
「だぁーっ! 何でもない、何でもないぞっ!? ほら、とっとと皆に挨拶しないとなっ!!」
「変なスバル……」
「えへへへ……♪」
そう言ってスバルはパナシェとマルルゥの背中を押しながら、マルルゥの意地悪そうな笑顔を見てこう思うのであった。
「(俺、絶対尻に敷かれるな……)」
それも悪くないか、と思ってしまうあたり、惚れた弱みは重症であった。
そう言えば聞いた事がある、確かルシャナの花の花言葉は……。

「マルルゥは、大大だぁーい好きなスバルと、ずーっといっしょにいるですよ♪」

そう、熱愛だ。

378名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 04:36:43 ID:yc/FiFmh
あとがき
なんか色々とグダグダでグデグデなSSになってしまいました。
無駄に長い文章を書くのが癖になってしまっているのを直さなければ……。
それにしても人生初のSSがかなりマイナーカップリングの4スバル×マルルゥって……。
自分という人間の業の深さが思い知らされます。
とりあえずスバルの性格が違うなっていうのと、もう少し読みやすい文章にしたいなっていうのが反省点です。

ルシャナの花言葉についてですが、ルシャナの花は半透明のヒマワリという設定があったので、
そのままヒマワリの花言葉をオチとタイトルに持ってきました。

追記
現在進行形で進めているもう一つのSSもまた、
ライ×アプセットという、どマイナーもいい所なものですが、
もう少しで出来上がると思うので、期待しないで待たないでください。
379名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 05:27:27 ID:2W0sx0XP
誘い受けいらね
380名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 05:50:33 ID:K44sNarx
○○って需要ある? とか
駄文スマソ     とか
お目汚しスミマセン とか
そういうのって本気でいらないよな。
381名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 06:06:14 ID:3F+o9fyj
よくあるパターンだな
一番酷いのは「書く」と予告しておいて、そのまま書かず時間が過ぎて
「アイツ何だったんだ?」って場合だがw
382名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 06:50:45 ID:7L91MBGi
>>297のミューノ×リフを超絶心待ちにしてる
383名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 10:27:35 ID:/v8Mfdge
まだ冬なんだねぇ
384名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 10:50:05 ID:0R2Dy3wa
>>379-380
本気でいらないのは冬厨だよな

>>378
GJGJ!
マルルゥかわいいよマルルゥ
385名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 10:55:33 ID:pnWBxiOS
>>1のテンプレが全てですな
386名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 11:25:34 ID:kZsJdMsY
まあ書き手の方もあんまり感想クレクレな態度は止めようや。
いちいち駄文とかお目汚しとか言うのはうざいと俺も思う。
そんなこと言うんなら最初から書くなと。
もっと堂々と胸張って投下すりゃいいんだよ。前置きやお伺いなんかしなくてもさ。
387名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 11:37:22 ID:56pytDSq
>>386
お前昔投下してたたかれたクチだろwwwwww
ひがむなよ情けねぇwww

駄文とかお目汚しとかは別に感想クレクレではないと思ってる俺ガイル
前置きとかも嫌いな人はスルーしてくれって言ってるんだから別に欝陶しくはないだろ
388名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 12:06:54 ID:ftTaZghY
前置きだの駄文云々だのは誘い受けとは違うだろ……

何の前置きもなしに特殊シチュやら続き物やら投下されてもそっちの方が混乱するっつーか
気づかいないなと
389名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 12:11:59 ID:C8FFCyNJ
とりあえずあれだ、前置きは場合によってはいるけど自己批判はいらね
390名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 12:13:42 ID:6PAkamJV
あれこれルール増やすと人減るぞ
391(o_▽_)o:2007/01/04(木) 12:37:57 ID:n3QleVIE
自己批判は出来る限り控えて欲しいよな
せっかく面白いと思ってても、自己批判されると誉める気が失せる
392名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 12:38:40 ID:0R2Dy3wa
よし、お前らの妄想をぶちまけろ!

シルターン自治区へミント・ポム・リシェルと旅行へでかけるライ
そして温泉調教されるライ
393名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 12:38:51 ID:yq3PMy54
冬バケーションだから
394名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 13:02:48 ID:56pytDSq
物置でエロ本を見つけてしまったリビエルとミリネージ
好奇心から本に書いてあることを試して百合の道へ
395名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 13:16:09 ID:iGFdyudb
よっしゃあ!ライリシェようやく書き終わった!今から投下する。
396 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/04(木) 13:18:51 ID:iGFdyudb
 じゃれ合うような前戯。思うにそれはママゴトのようなものだったのかもしれない。
 二人で恥ずかしがりながらアレコレと試して、その都度ドギマギとさせられた。
 結局、気づかされたのは自分達はまだまだ子供だということだった。
 大人の真似事をしては慌てふためく子供。けれど戯れの時間は過ぎてしまった。
 後に残るのは営みの時間。二人で確かなものを築いていく。子供から大人への入り口。




 そこにあるのは二つの剥き出しの身体だけだった。そして深く色付いたお互いへの想い。
 下準備は終わった。後は繋がるだけ。お互いの心と身体を一つにして。
「…………ひっく………」
 リシェルの身体が震える。小刻みに。目も口も閉じて。待ち受けるのは未知。自分達の知らない世界。
 やはり不安は募る。素直に口にする。今、この場においては自分の気持ちを何一つ着飾る必要がないのだから。
「やっぱり……怖いよ……自分が自分でなくなっちゃうような気がして……すごく怖い……」
 眼に涙を溜めて呟く。偽らざる自分の気持ち。これを為し終えたとき、自分達はもう完全にこれまでの自分達ではなくなる。
 これまでずっとすがり続けた居心地の良い場所。それが無くなってしまう。そのことがたまらなく怖い。
「おかしいよね……ほとんどあたしから誘ったようなもんなのにさ……ここまで来て……」
 いざとなったらまた臆病の虫がぶり返してきた。変化を望んだのは自分だというのに、それを望まない自分も確かにいる。
 そんな矛盾した気持ちがリシェルの心の中でドロドロに混ざり合っていた。リシェルの瞳から涙の粒が零れる。
 ライはそれを手で拭ってやると息を吐いてから言う。
「オレだって怖いよ。正直に言うと」
 ふと思い出したのはコーラルが至竜を継承したときのことだった。それまで駄々一つこねたことのないコーラルが
 『大人になんかなりたくない』、『ずっとお父さんの子供でいたい』と泣きついたときのことを。
 自分がこれまでの自分でなくなってしまうことへの不安。程度の大小はあれど誰にでもある。
 時には誰かに支えられながら、そういったものを乗り越えることで、誰もが大人になっていくのだろう。だから……
「もうちょっとだけ頑張ろうぜリシェル。オレとオマエの…その…二人で・・・・・・」
「……うん……」
 自分にも言い聞かせるようにライはそう言う。リシェルもそれに頷く。抱え込んだ不安は小さくない。
 これまでの只の幼馴染の関係が終わることが寂しくないと言えば嘘になる。でもリシェルと二人でならきっと乗り越えられる気がした。
 これまで以上に素晴らしい関係だって築けるはずだ。だって自分達はこんなにもお互いのことが大好きなのだから。
 そして決心が鈍らないうちに動く。さわり。ライの手がリシェルの胸に触れる。
「……あっ……くん……」
 手にひらにすんなりと収まるほのかな膨らみ。その柔らかさがなんとも言えなかった。軽くさするようにこね回す。リシェルの口から声が漏れる。
「……………っ〜〜〜〜〜」
 ゆっくり、ゆっくりと自分の切っ先をリシェルの割れ目にライは近づける。リシェルの身体が強張る。その震えがライにも伝わる。
 本当に怖いのだろう。精神的な意味でも肉体的な意味でも。それでもリシェルは健気にも自分を受け入れようとしてくれている。
 ライは胸が詰まる。リシェルのことがたまらなく愛しい。ふいにギュッときつく抱きしめてしまいたくなるほどに。
「最初は……ゆっくり……お願い……あたし……初めてだから……」
 涙目でそうねだってくる。初めてのときは女性はそうとうに痛いらしいと聞きかじったことはある。無論、個体差はあるのだろうが。
「ああ、でも痛くさせちまったら……そのときはごめんな」
「……いいわよ……今日だけは許してあげる……」
 そんなやりとりをしている内に、先端は秘部と触れ合うところまで来ていた。息を呑む。もう後戻りはできない。
「いくぞ」
 そう短く告げてライは自身をゆっくりとリシェルの中に沈めてゆく。
397 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/04(木) 13:19:49 ID:iGFdyudb


 互いに十分な前戯を施したので潤滑油にはことかかなかった。滲み出た愛液で濡れるリシェルの膣口。
 それはライの亀頭と触れ合うとずるりとその頭を飲み込む。
「……っ……っく……」
 亀頭が滑り込んだ時点でリシェルは顔をしかめる。まだ性交で慣らされていない膣内。
 自分の指などとはやはり太さからして違う。膣肉を引っ張られる痛みがリシェルにはしる。
「んっ……くぅ……っか……かふっ……はぁ…はぁ…」
 先端部が埋没し全体の三分の一程度が入ったか否かといったところで息遣いが荒くなる。
 奥に進めば進むほど膣内の抵抗もます。侵入してくる異物を逆に押しのけようとする反作用。
 潜り込んだ亀頭部は僅かに上下に動く。その都度、ぴくんと反応するリシェル。ライは心配そうに顔を覗き込む。
「……はぁ……ふぅ……うっ……いいわよ……このまま……しちゃって……」
 目にいっぱいの涙を溜め込んでリシェルは痛みにこらえていた。まだ全体の半分が入った程度だ。
 そんなリシェルを気遣ってライの腰は止まっていた。けれどもリシェルは健気にライを促す。
「大丈夫なんだな?」
 問いかける。リシェルはこくんと頷いて返す。
「痛かったらちゃんとオレに言えよ。分かったな」
 そう言うとリシェルはまた頭を縦に振る。声を出すのも辛いのだろう。
「我慢すんなよ。痛かったり苦しかったりしたなら遠慮なくオレを引っ掻くなりどつくなりしていいんだからな」
「……う……ん……」
 今度は鼻声でリシェルは返す。トクン。胸がふいに詰まった。痛みにも負けずこんなに懸命に頑張ってくれるリシェル。
 可愛かった。愛しかった。それに嬉しかった。リシェルがこんなにも自分のことを好きでいてくれて。
(ありがとうな。リシェル。オレのことを好きになってくれて)
 そして自分はそんなリシェルのことが大好きなのだ。もう好きで好きでたまらない。自分の正直な気持ちにライは気づく。
 このまま続ければリシェルにもっと痛い思いをさせてしまうかもしれない。けれど、途中で止めるつもりはなかった。
 それはあまりにも失礼だから。こんなにも一途に自分のことを想ってくれるリシェルに対して。
 圧力を強める。膣肉の抵抗は増す。ヒダのようなものが先端の侵入を阻む。
「……っく……かふっ……っく……ぅ……」
 リシェルの表情に険しさが増す。がしっと肩を掴まれる。爪が食い込んでちょっと痛かった。
 けれどリシェルがいま感じている痛みはこの程度ではないのだろう。
「……大丈夫……大丈夫だから……」
 ぴくぴくと強張りながらリシェルは囁いてくる。背中をさする。少しでもリシェルの苦痛が和らぐように。
「あともうちょっとだからな。頑張れ」
 声をかける。苦痛に歪むリシェルの顔が少しだけほころんだ気がした。そのまま一気に貫いた。
 自身をリシェルの膣奥まで深く突き入れて。
「〜〜〜!!痛いっ!痛い、痛いっ!!やっ…っあ……ぐぅぅ!」
 リシェルは悲鳴をあげる。処女喪失。かつてない痛みがリシェルを襲う。
「痛い……痛いぃっ!うっ…ぐぅぅ…あうっ……んっ!むぐっ」
 痛みに喘ぐ。そんなリシェルにライは唇を重ねる。そのまましばらく吸い合った。
 心と身体で結ばれた確かな絆。それをライもリシェルも、二人ともしっかりと感じていた。

398 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/04(木) 13:20:46 ID:iGFdyudb
 とても温かで、そして柔らかだった。自分を包み込んでくれているリシェルの優しい感触。
 キュッと肉根を締め付けてくれる膣肉。ぴったりと密着していて自分のとの相性は良好なのだろう。
 抱きしめる。リシェルの身体。とてもいい匂いがした。このままずっとこうしていたかった。
「あっ……ぐぅ…っぐ…ひっく…痛い……痛いよぉ……」
 すすり泣きながらリシェルは必死でしがみついている。少しでも破瓜の痛みを紛らわすために。
「くぅぅ……痛い……けど……っぐ……一つになれたんだ……あたし……あんたと一つに……」
「ああ、よく頑張ったな。リシェル」
「……うん……痛い……けど…嬉しいよ……ライ……ひっぐ……あたし……今すごく…嬉しい……」
 ライの特別になることができた。その達成感がリシェルにとって何よりの癒しだった。
「ちょっとだけ……待ってて……そうしたら……あたし……」
「いくらでも待つさ。オマエがいいって言うまでな」
 リシェルの膣奥に突き入れたまま、そのままの体勢でライは待つ。別に動かなくても十分だった。
 このままでも十分にリシェルの温もりを感じていられる。むしろ、そうしていたい。
「はぁ……はぁ……ふぅ……っく……ふぅ……」
 呼吸を整えるリシェル。吐く息が顔にあたる。
「もう大丈夫……動いていいよ……あんたの好きなように……」
 また強がってそういうことを言う。なら、その強がりに付き合ってやろう。
 ライはゆっくりと腰を動かす。挿入した男根をリシェルの胎内で上下させる。
「っ!!かふっ……くふっ……んっ……くぅぅ!!」
 またボロボロに涙を零してリシェルはこらえる。性交に見慣れな膣肉。引きちぎられるような痛みが襲う。
 入れられているだけでもかなりのものなのに、加えて突き動かされてはさながら肉を抉られているようなものだ。
「んっ……っく…かふっ……うっく…っは……あくぅぅ」
 けれどそんな苦痛に耐えながらもライを受け入れているということ。その事実がリシェルにとって何より大切だった。
 言葉だけでは成り立たない絆。心の繋がり。身体の繋がり。どちらも大切だ。どちらも欠かせない。
 こうすることでライともっと深く分かり合える気がする。目が合うだけでお互いの言いたいことが分かるような。
(どうかな……あたし……ちゃんとあんたのこと気持ちよくしてあげられてるのかな……)
 言葉にはせず視線で尋ねる。すぐに返事が来た。ライは何か言葉を発したわけではないけれど、それでも確かに聞こえた。
『そんなこと聞くまでもないだろ。バカ』
 そう言われたような気がする。よかった。ちゃんと満足させてあげてるみたいだ。
 ライはゆっくりとしたペースで腰を動かす。ときに背中をさすり、ときにはまた優しくキスしてくれた。
(あたし……あんたに大事にされてるんだ……)
 気持ちを受け入れてくれる一方で、さりげなく気遣っていてくれてる。嬉しかった。だから好きなのだ。
 こうして絆を結ぶことで、ライのことが前よりもずっとずっと大好きになった。それはライの方も同じ。
「リシェルっ……あっ……リシェルっ!」
 名前を呼んで求めてくる。抱きしめてくる腕の力がちょっと強い。胎内に感じるゆっくりな、それでいて力強い律動。
 なれたんだ。ライにとって特別な存在に。彼の一番になれた。もう他に望むものなんてない。
「ライっ……っ……ライっ……ライっ!!」
 こちらも名を叫ぶ。既に頭の中からは痛みなど何処かへ行っていた。必死にしがみつく。もっとぴったりと。
 密着しあった肌と肌。擦れあう粘膜同士。そして溶け合う心と心が揺るぎない力をくれる。
 ビクン。脈動を感じた。この営みも終わりが近い。それを悟ってリシェルは叫ぶ。
「いいよっ!きてぇっ!あたしの中にきてぇっ!」
「あっ……くぅ……あっ……リシェルっ!」
 もう一度、ライがリシェルの名を叫ぶとその瞬間、おなかの中で何かがはぜた。
 ビュクン。ビュクン。のぼってくる。なにか熱い塊が。おなかの中が熱でいっぱいになる。
「あっ…あ……でてるぅ!ライのがいっぱい出てるよぉ……あたしの中で……」
 射精はしばらく続いた。ほとばしる奔流をリシェルはその子宮で受け止める。暖かい。すごく幸せな気持ちになれる。
「いっぱいだよぉ……あたしの中……ライでいっぱいだよぉ……嬉しいよぉ……んっ…んむっ…んっ…」
 最後にもう一度、キスをした。そして深く繋がったままの状態で。ライとリシェル。二人の時間は緩やかに流れていった。
 
 
399 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/04(木) 13:21:21 ID:iGFdyudb
 

「ひっく…ひっく…ぐすっ…うぅ…まだヒリヒリする……」
 鈍痛は行為の最中よりもむしろ終わってからの方が響く。ジリジリと残る痛みにリシェルは涙を滲ます。
「わりぃ……オマエに痛い思いさせちまって……」
 ポリポリと頭を掻きながら済まなさそうにライは言う。リシェルは涙を手で拭ってから答える。
「あんたが謝る必要なんてないわよ……言ったでしょ?今日だけは許してあげるって……」
 ことに及ぶ前に交わした約束。それを思い返す。
「それでさ……どうだった?あたし……あんたからみて……」
 照れくさそうに顔を伏せながら尋ねてみる。聞かなくても答えは想像できる。
 けれどライの口から直接聞きたくてしょうがなかった。
「あっ…そうだな……」
 ライは顔を赤くして少し口ごもる。あっちも同じように照れているのが見て取れる。
「……可愛かった。さっきのオマエ……すっごく。それにすんげぇ気持ちよかった。なんかもう最高に幸せっていうか……」
 視線はそらしながらライは言う。それを聞いてリシェルも満足気になる。
「当然よ。感謝しなさいよね。こんなに可愛くて才能も溢れるこのあたしがあんたのことなんかを好きでいてあげてるんだからさ」
「なんか久しぶりだな。そんな調子のオマエ」
 くくくっと声をあげて笑う。なぜか妙に安心した。一線を越えてしまってもこれまで築いたものの何もかもが変わってしまったわけではなくて。
「でもそうだな。本当に感謝してるよ。ありがとな、リシェル。オレのこと好きになってくれて」
 微笑かけながらそう言う。その笑顔がすごく眩しかった。
「べ、別にあたしが勝手に好きになったんだから……お礼なんて言われても……」
 改めて面と向かって言われるとやっぱり気恥ずかしい。いつもの照れ隠しが出てくる。
「いや、でも本当に嬉しいんだ。オマエの気持ちがすごく。だからオレもオマエのこと好きになった。前よりもずっと」
「…………言わないでよぉ……そんなこと言われたら……あたし……」
 ポロポロ涙が零れてきてしまう。どうやら人間、嬉しいときにも涙が出るようにできているようだ。
 がしっとライの身体にはみつく。彼の胸を借りてまた泣く。
「うっ……ぐすっ…責任とんなさいよぉ……あたしをこんなに泣かせてる責任……ちゃんと……」
「わかってるって……オレは永遠にオマエの家来……そうだったよな?」
「……うん……えっへへへ♪」
 いつか言った一方的なプロポーズの言葉。あのときには気づいてもらえなかったけど、今はちゃんと気づいて思い出してもらえた。
「明日、休みなんでしょ。どっか連れて行きなさいよ。少しは気を利かせて」
「わかったよ。……っていうかオマエまともに歩けるのか?しばらく足腰たたないだろ」
「……うっさいわね!だったらおんぶしてでも連れてってくれればいいじゃない!ほんと、気が利かないんだから」
「流石にそれは勘弁……」
 たわいもないやり取り。そんなことを何度も繰り返した。そして朝が来るまで、
 ピッタリとくっつきあった状態で二人は一緒の時間を過ごした。

400ここからエピローグ ◆inEm7wtNVQ :2007/01/04(木) 13:22:07 ID:iGFdyudb
「店主殿、本日の仕込みはこれでよろしき哉」
「ああ、それでOKだ。リビエル。そっちの方は終わったか?」
「勿論ですわ。本日分の仕入れの伝票。整理終わってますわよ。後でちゃんと目を通しておいてくださいな」
「わかった。ちゃんと後で目を通しとく。っとそろそろアロエリが戻ってくる時間か」
「もう戻ってきている。ほれ、今日の分の食材だ。しっかり励めよ」
「いつもすまない。あ、コーラル。フロアーのほうの準備頼む」
「既に準備万端かと……」
 忘れじの面影亭は今日も戦場だった。だが、コーラルの頼みで御使い達が手伝いにきてくれるため、深刻な人手不足も緩和された。
「お邪魔します。今日もおじょうさまの代わりにお手伝いに参りました」
「ポムニットさん。助かるよいつもいつも」
 こうして今日も忙しい一日が始まる。激戦のランチタイムが。


「ふひぃぃ……みんなご苦労さまだったな」
 盛り時を終えてようやくに一息をつく。手伝ってくれたみんなの労をライはねぎらう。
「今日も忙しかったですねえ。それでも御使いのみなさんがいらっしゃるおかげで前よりはずっと楽ですけど」
「ハッハッハ。御子様の頼みとあらば我ら御使い一同手伝わぬわけにはいかぬだろうて」
「それに以前の借りもあるしな。こんなことで返せるのなら安いものだ」
「手が欲しいときにはいつでも声をかけてくださいね」
「ほんとうにありがとうな。みんな」
 たくさんの仲間に自分は支えられている。ライはそれを実感する。本当にありがたい。
「そういえばリシェルはどうした。ここ数日、姿を見ていないが」
「おじょうさまのほうも色々とお忙しくて。それでわたくしが代わりに来ているんですけどね」
 アロエリの疑問にポムニットが答える。リシェルも派閥の方がまた忙しくなったので店になかなか顔を出せなくなっていた。
「ですが、噂をすれば影と昔からよく申しますけどね。ふふふ」
 ポムニットがそう微笑みながら言うと、店の入り口の戸が開く。ガシャン。カラカラ。
「ハイ。いらっしゃいませ……ってリシェル!」
 ポムニットの予言の通り、そこに現れたのはリシェルだった。急いで駆けつけたのか息を切らして。
「はぁ……はぁ…やっぱもう終わっちゃてたか……これでも勉強会終わって。すぐに全速力で来たんだけどなぁ……」
「オマエ……」
 どうやら手伝うつもりで来たらしい。けれどランチタイムが既に終わっていたのでがっくり肩を落とす。
「いや、来てくれて嬉しいよ。そこに座れよ。今、何かつくるから」
「水の方、先にお願い…もう喉……カラカラ……」
「はい、どうぞ。おじょうさま」
 すっとポムニットが給仕する。そうこうしているうちに賄いが運ばれリシェルも他のみんなと一緒に食べることになる。


「ああ、今日は間に合うって思ったんだけどなあ。ここ最近ずっとポムニットに任せ切り出し」
「仕方ねえよ。オマエだって急がしいんだし。こうして顔見せてくれるだけでオレは満足なんだから」
 同じ皿をつつきあいながら言葉を交わす。こうするのも結構久しぶりだ。ほんと、ここ最近は二人ともに忙しすぎて。
「そういえばライさん。今日は夜の営業はお休みでしたね」
 すると思いついたようにポムニットが言う。非常にわざとらしい。それにそんな予定はない。
「たまには外の空気でも吸ってきたらどうだ。気晴らしは必要だぞ」
 これはアロエリ。続けて言う。
「あっはっはっは。留守中は心配めされるな店主殿よ。我らがいるかぎりそうそうヘマはいたさん」
「会計なんかはいっそ私一人に任せてくれた方が無駄がなくていいですわ。本当に」
 オマエら顔が笑ってるぞ。まったくどいつもこいつも。
「逢引……たまには必要かと」
 コーラル、直球すぎだ。それはさておき、リシェルのほうをライは見る。すると何かを期待するような様子であった。
「しゃあないな。そうまで言うなら甘えさせて貰うぞ。いくぞ、リシェル」
 ハァと溜息をはいてライは出入り口のほうへ駆け出す。
「うん!」
 弾けるような笑顔でリシェルもそれに続く。なにやら後ろでクスクスと笑い声がたつのを聞きながら。

401これにて終了 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/04(木) 13:23:28 ID:iGFdyudb

「ここに来るのも久しぶりよねえ」
 星見の丘。かつてリシェルに誘われてきて、自分たちがコーラルを拾った場所。
 すべての始まりの場所であり二人にとっても大切な思い出の場所だった。
「なんかまたさあ……妙なものでも落ちてたりしたら笑っちゃわない?」
「それ、洒落になんねえって。まったく」
 あの騒動は自分たちに掛け替えのない仲間と大切な思い出をくれた。
 かといってただでさえ忙しい身の上。また厄介ごとを背負い込むのは死んでもごめんだが。
「しっかし、毎日毎日、勉強勉強でほんとヤになっちゃうわよ。まあ自分で決めたことだから仕方ないんだけど」
 自分の選んだ道とはいえそれで一緒にいられる時間が削られるのはやっぱり辛い。それはライにしても同じであるが。
「それに成績落とすわけにはいかないもんね。あんたとの仲をパパに公認して貰うためにはさ」
 するとこちらを見つめてそんなことをリシェルは言ってくる。
「そうだな。オレの方ももっと頑張らないとな」
 あれから、リシェルの父親のテイラーに二人できちんと言うことにした。
 自分たちは本気で好き合っていると。できれば、ずっと一緒にいたいのだと。
 すぐに認めてもらえるとは思っていなかった。また『使用人風情が少しは立場をわきまえろ』と言われる覚悟もしていた。
 けれど認めてもらえるようになるまでは何度でも粘るつもりでいた。だが、それを聞いたテイラーの返答は予想とは違った。
『そんな下らん報告をする暇があるならもっと自分を磨くことを考えろ。
 そんなことではいつまでたっても我が家の身内として他人に紹介できん!』
 用は一緒になりたかったらもっと精進しろということだった。見事なまでのツンデレ親父ぶりである。
「ほんと素直じゃないよな、あの人。オマエによく似て……」
「あーっ!またそういうことを言う!」
 そして他愛もないやり取り。多忙な毎日の中でこんな時間がなによりも愛しかった。
 互いを感じていられる。そんな時間が。
「ふぁぁ……なんか眠くなっちまったな。ちょっと横になる」
 陽気に誘われてか、ふいに眠気に襲われる。働きづめの身体だ。たまには休息も必要だろう。
 するとずしりと重みがのしかかる。リシェルだ。本当にこいつは……
「ずっと傍にいたげるから……あんたの傍にずっと一緒にいてあげるから……」
 耳元でそんな……
「だからあんたもあたしのこと、こうしてずっとくっついていさせてね。途中だヤダって言っても駄目だからね」
 可愛いことを囁きやがって……まったく……
「大好きだよ」
 その呟きを聞いた後に、唇になにか優しいものが触れるのをライは感じた。久しぶりの二人だけの穏やかな時間。
 そんな時間をライは、リシェルと一緒に存分に満喫することにした。



 〜 fin 〜
402 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/04(木) 13:26:12 ID:iGFdyudb
というわけで長らく続いたライ×リシェル。ようやく完結の運びとなりました。
いやあ長かった。SSを書いていてこの二人のことがもっと好きになったよ。
ありがとうライ。ありがとうリシェル。二人に心からの祝福を。
後半、出番少なくなったけどポムニットさんもいい仕事してくれました。
愛すべきキャラたちに心からありがとうと言って締めくくりたいと思います。
それではサラバ。
403名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 13:45:24 ID:RQkC3yz1
>>402
初めてリアルタイムで遭遇したよ。

・・なんて言ったらいいのか言葉が見つからない。。
感動しました。
404名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 14:29:17 ID:3DPZ1gEP
>>402
オメガギガテラGJ!!!!!!!!!!!
やっぱいいなあ。
保管庫に上がり次第家宝にさせてもらいます
405名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 14:40:55 ID:4YjlFzDR
ED後想定のセイロン×フェア投下します。
レイプ的描写も含みますので、苦手な方はご注意ください。
406名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 14:41:02 ID:bomDKBdI
>>402
完走お疲れさん。
良いもん見せてもらったぜ!
407誘惑 1/10:2007/01/04(木) 14:41:23 ID:4YjlFzDR
なぜ。
なぜ、こんなことになったのだ。
桃色の霞がかかった頭の中に、その疑問ばかりが繰り返す。
こうならないよう、ずっと気をつけていたのに。
自らの心を、固く固く縛り上げてきたはずなのに。
だが現実としてセイロンの腕は彼女の細い体を掻き抱き、引き裂いてしまっている。
容赦なく突き上げられ、軋むような叫びをあげる彼女を見るたび、早くやめなければという焦りと、もう何もかもどうでも良いという諦めと、そしてとてつもない罪悪感が彼の内側を埋め尽くしていく。
幾度目かの絶頂を迎える時、思わずそむけた視界の端に、床に広がった呪わしい色が嗤うように滲んだ。


思えばその液体は、いかにも扇情的なマゼンタ色に輝いていた。
小さめでずんぐりとした造型の、どこにでもあるガラスのビンである。無造作に貼られたどうやら手書きらしいラベルを一目見て、セイロンはほう、と短い感想を漏らした。
「ね、なんて書いてあるの?」
彼の鼻先にビンを差し出している張本人であるところのフェアは、もったいぶった彼の反応に少々焦れているようだ。
さかのぼること数刻前。店じまいを終え、幼馴染の姉弟もとうに帰って、二人きりの慎ましい夕食をとった直後のことである。
「店主殿、それをどこで?」
「さっきお客さんが帰り際にくれたの。珍しいお酒だからおいしい料理のお礼にどうぞって」
「・・・・・・」
「幻獣界の文字だよね、これ。セイロンなら読めるかなと思って」
「・・・確かに、読めないことはないが」
扇子をパチリと鳴らし、ため息を漏らす。
「その客は今後、出入り禁止にしたが良いだろうな」
「え? 何それ、どういう・・・」
「良いか、店主殿」
栗鼠のようにきょとんとしたフェアの顔に扇子をぴしりと突きつけてから、その先端をゆっくりと件のラベルへと移す。
「"ドライアードの愛"。効能:服用者及び近隣の異性を対象とした魅了・催淫効果。効果範囲:小。効果持続時間:約半日。なお、対象の属性、体質等により効果には個体差が生じる可能性有り」
「・・・それって」
「早い話が媚薬だよ、媚薬」
びやく、と繰り返してから、フェアの顔が一気に赤く染まった。
「そんなものをよこすなど、趣味が悪いとしか言いようが無い。明日の朝我が始末をしておくから、そのままそこに置いておきなさい」
「・・・うん」
赤くなったまま、フェアは素直にうなずいてビンをテーブルに置いた。が、きらきらと揺れるマゼンタ色をなおもこわごわ覗き込むその瞳には、疑いようもなく好奇心が混じっていた。
408誘惑 2/10:2007/01/04(木) 14:41:58 ID:4YjlFzDR
「媚薬ってことはさ。ちょっとだけだったら、惚れ薬みたいにして使えないかな」
「これ」
びしっ。
「いたっ。もー、おでこ叩かないでよぉ」
「そなたがあまり軽率なことを言うからだ。媚薬にせよ惚れ薬にせよ、子供のそなたには無用の長物だよ」
額をおさえたフェアは不服そうに頬を膨らませたが、それ以上の反駁はないようだった。
「ほれ、さっさと次の仕込をしてしまえ。明日もまた早いのだろうに」
「わかってるわよ! もう、えらそうなんだから」
セイロンに向け顔をしかめてみせてから、フェアは食堂を走り出て行った。その小柄な背中を見送り、セイロンはもう一度深いため息をつく。
「全く・・・危なっかしいと言ったら無いな」
彼が居候を決め込んでいるこの宿屋の店主を知らぬ者は、おそらくこの町には一人としていない。
容姿は愛らしく、活発にして利発、しかも『ミュランスの星』にまで認められた稀代の料理上手。おまけに、子供時代を脱していよいよ女になりつつある初々しい魅力が、日を追うごとに開花し始めていると来ている。
こんな娘が男たちの注目を集めないはずもなく、事実料理よりも彼女本人を目当てとした常連客も今では少なくなかった。だから、こんな下卑た贈り物をする馬鹿者がいるのもうなずける話ではあったのだ。
ただ、セイロン自身はこのラベルに書かれた効能を鵜呑みにしたわけではない。おおかた、果実酒を古ビンに詰めただけの不細工な悪戯に過ぎぬだろう。
「・・・・・・」
が、もし本当にこんな力を持った酒が手に入ったとしたら。
大概のことには心を動かさぬだけの修養を積んできたと自負する彼であっても、抗うことは難しいかもしれない。そう思うと、それだけで胸が凍る。外道の悪戯如きでこんな気持ちになるのは実に不愉快だった。
――やっとのことで保っているこの危うい平穏を、こんなことで崩されてたまるものか。
「ルシアン殿にも言って、客の検分をせねばなるまいな」
そうひとりごちて、セイロンもまた明日の準備を手伝うために席を立った。
不愉快な酒ビンを後に残したままで。


深夜。ガラスの砕け散る音に貫かれ、セイロンは跳ね起きた。
いやな予感につき動かされるようにして、夜着のまま駆けつけた食堂には、想像したとおりの光景があった。
「フェア・・・!」
倒れた椅子。散らばったグラスの破片。床に広がる液体の色。そのすぐ側では、肌着のみをまとった少女が、身を丸めて横たわっていた。
風呂上りに例の酒を口にしてしまったのだろうと察した瞬間、冷たい予感が胸を刺した。
――よもや、あれは本物であったのか。
ガラスで身を切らぬよう急いで抱き起こして、セイロンは顔を歪めた。触れた部分がひどく熱い。顔も赤く、浅い呼吸を激しく繰り返している。
409誘惑 3/10:2007/01/04(木) 14:42:15 ID:4YjlFzDR
その様子の、なんと悩ましいことか。本当にこれが、あの幼かったフェアだというのか。
まるで、野の小菊だと思っていたものが、深紅の薔薇に変わったかのような。
眉間に軽く刻まれた皺も、震えるまつげも、わななく唇も。
ああ、どう見ても、誘っている――。
(これは・・・まずい)
「フェア! しっかりするのだ、フェア!」
焦燥に肌の裏側を焼かれながら、セイロンはフェアの頬を軽く叩き、名を呼んだ。
と、そのまつげが開き、青い瞳がセイロンを捉える。
「セ・・・イロ・・・」
「馬鹿者が・・・! あれほど我が忠告したというのに」
「だって・・・キレイだったし・・・子供・・・扱い、悔しかったから・・・」
「言い訳は後で聞く。とりあえずは部屋だ。ここでは処置も出来ん」
ぐったりと力のないフェアを抱き上げようとした時。
ふわりと甘い香りが鼻腔をついた。・・・まだ乾ききらない、温かな髪の香り。
柄にもなく心臓が跳ね上がり、その瞬間にセイロンの鉄の精神がほんの少し綻びた。
無意識に、見ないように視界から遠ざけていた部分に視線が落ちる。
滑らかな首筋、白い鎖骨、上気した胸元。
「・・・・・・あ・・・」
それら全てが、自分の腕の中にある。今なら、抵抗されることなく、彼女を、
愛しい人を、我が物に、
(・・・バカな!)
魔のごとく忍び込んできた恐ろしい考えを慌てて振り払う。
(我ともあろうものが何を考えた! こんなところで何もかもを水泡に帰すつもりか)
それとも、これもあの液体の効力だというのか。
だとしたらなおのこと、ぐずぐずしてはいられない。一刻も早く彼女を部屋へ運び、水と解毒剤を用意して、
「セイロン・・・?」
名を呼ばれて我に返る。気づけば、思考ばかりが走って身体はまったく動いてはいなかったらしい。
泣きたいような気持ちで視線を動かすと、自分を見つめているフェアと目が合った。
「ごめんね・・・」
薔薇色の唇からささやきが、潤んだ瞳から涙が。同時に零れたその時に、とうとうセイロンの理性の糸は音を立てて切れた。
410誘惑 4/10:2007/01/04(木) 14:42:39 ID:4YjlFzDR
「・・・っあ、はあ、はあ、はあ・・・」
「は、フェア、フェア・・・」
「や・・・いやあ・・・ああ・・・」
淫酒のせいか。もしくは、長い間溜め込んだ想いが溢れ出したか。
劣情はいくら吐き出しても尽きることなく、少女を汚し、汚し、汚した。
柔らかい肉に熱い楔を打ち込むごとに、目もくらむような快感と悲しみがセイロンを襲う。
そうだ、自分は彼女を愛していた。世界で一番大切だった。
だからこそ、この気持ちを彼女にも、自分自身にも見えぬよう包み隠したままで姿を消すつもりだったのに。
そばにいてやれもしないのに、上辺だけの幸福を与えて去るのは残酷だと思ったから。
誰よりも孤独を恐れる彼女が、かつて味わったのと同じ絶大な孤独を、再び自分が与えてしまうことになるのが恐ろしかったから。
しかしそれももう終いだ。どんな理屈ももう意味を成さない。
「すまない・・・フェア・・・っ」
既に意識を手放したらしい彼女を抱きしめ、ひときわ強く突き上げながら、セイロンは涙を流した。


翌日。
「遅い! セイロン、寝坊だよ!」
竹を割ったような張りのある声。輝く笑顔。
フェアの様子は今までと何も変わらなかった。
あの後自室で朝まで寝ずに悩み抜き、どんな罰も甘んじて受ける覚悟を決めた上で厨房を訪れたセイロンは、拍子抜けしてその場に立ち尽くした。
そんな彼の胸をぽんと叩き、フェアはホウキとチリトリを押しつける。
「ほら、さっさと目覚まして店先の掃除! 寝坊した分きりきり働いてもらうわよ」
「う・・・うむ」
もしや、あれは全て夢だったのだろうか。
しかし、重い足を引きずって外に出てみれば、裏のゴミ箱には彼自身が片付けた忌々しい酒ビンとグラスの破片が依然として在った。やはり夢などではない。
昼時も、夜の部の喧騒の中でも、フェアの態度に変化は見られなかった。幼馴染たちも何も気づかず、ただセイロンだけがつまらないミスをいくつかやらかして集中力がないとどやされた。
(彼女にとっては、瑣末な出来事であった・・・ということなのだろうか)
そう思うと少し気が楽にはなったが、同時にわずかな寂しさもにじみ、そんな自分自身にうんざりもした。
そしてまた、二人きりの夜がやって来る。
411誘惑 5/10:2007/01/04(木) 14:43:00 ID:4YjlFzDR
「お疲れ様」
いつもの数倍の疲れをしょい込み、椅子へと沈んでしまったセイロンに、フェアが温かい緑茶を手渡した。
「あ・・・ああ。すまぬ」
受け取りながら、さりげなく彼女の顔を盗み見る。彼に投げられた眼差しは、やはりいつもと変わらず優しかった。思わず目をそらし、茶を口に含んで誤魔化す。
(・・・味が、しない)
「今日は一段と忙しかったよね。あとで聞いたんだけど、帝都からうちの料理目当てにツアー組んでたお客さんがいたんだって。ほら、あの年配の人8名の団体さん」
「そうか」
「びっくりしちゃうよねえ。うちの店、いつのまにかそんなにまでなっちゃってたんだ」
「・・・・・・」
他愛ない世間話。それが、とてつもなく不自然に感じられる。
「・・・・・・」
二人の間に沈黙が降りても、それを自分から破る勇気が出ない。
「・・・・・・」
言うなら、今だ。謝罪を。そして、彼女の前から消えるという約束を。
「・・・・・・」
はやく言え。何をしている。
「・・・・・・」
それともまだ、覚悟が出来ぬか。彼女に取り返しのつかない傷をつけてしまってなお。
それでも、離れ難いというのか。
「セイロン」
「は」
気づくと、フェアが床にひざをつき、彼の顔を覗き込んでいた。
よく晴れた秋空の色の瞳はどこまでも静かで、動揺を隠せない己の間抜け面を映している。
「後悔してるの?」
「え?」
「昨夜のこと」
途端に心臓が早鐘のごとく鳴り出した。嵐のように乱れた頭で問われたことの意味を考え、正確な答えを模索しているうちに、彼女はさらに静かな言葉を紡ぐ。
「わたしは、後悔してない」
「・・・フェ、フェア」
「セイロンで良かったって、思ってるよ」
そう告げると、泣きそうな微笑を浮かべ、そっと手を伸ばした。冷たい指先が、呆けたセイロンの頬をなでる。
412誘惑 6/10:2007/01/04(木) 14:43:19 ID:4YjlFzDR
「ごめんね。今日一日、悩ませちゃったね」
「・・・そなたが謝ることはない」
やっと普段の自分が戻りつつあることを自覚しながら、セイロンは頬に触れた小さな手をとり、握り締めた。
「謝るべきは我だ。何もかも、我が迂闊だったために起きた。・・・すまない。そなたを傷つけたくは無かったのに」
「・・・セイロン」
急に声を落として、いたずらっぽく問う。
「わたしのこと、好き?」
「それは・・・」
「答えによっては、全部帳消しにしてあげる」
一瞬、言葉に詰まった。だが。
もはや枷などとっくにないことを思い出し、セイロンは痛みを呑んだように微笑む。そして低く、けれどはっきりと告げた。
「好きだよ、フェア。そなたが愛しい。底なしに。四界の全ての、何よりも」
聞いた少女は花の咲くように笑い、彼の首に抱きついた。その背を優しく抱き返しながら、セイロンは己がもう戻れぬ道へと足を踏み入れたことを思い知った。


窓から差し込む月明りの中、白いシーツの上に青く浮かび上がる少女の裸身は、クリアな意識の下で見てもやはり完全に女であり、掛け値なしに美しかった。
自らも生まれたままの姿となったセイロンは、緊張した面持ちで自分を待ち受けるフェアに覆いかぶさりながら、感嘆の声を漏らした。
「美しいな・・・」
「もう・・・やめてよ。ただでさえ恥ずかしいのに」
頬を染めて拗ねてみせる少女に笑いかけ、優しく抱きしめる。鋼のような身体の下で、小ぶりな乳房が柔らかく溶ける感触が心地よい。
「わ・・・あ、熱い」
「そう、男の身体は熱いのだ」
言葉とともに、燃えるような吐息を耳に吹きかけ、首筋を強く吸い上げる。それだけでびくりと身を震わせ、逃れようと身もだえするのが可愛らしかった。
首筋から耳へ、頬へ、まぶたへ、そして、唇へ。次々と口づけの雨を降らせつつ、片手で胸をまさぐった。
「ふ・・ああ、あっ・・・」
声に明らかな歓喜が含まれているのを感じ、まずは安心する。
優しく、あくまで優しく。それで昨夜の埋め合わせが出来るとは思わないけれど。少なくとも、二度とあんな思いだけはさせないように。
ところが。
「ねえ・・・セイロン」
「何かね?」
「なんか・・・遠慮してる?」
ズバリ指摘されて、一瞬固まった。
413誘惑 7/10:2007/01/04(木) 14:43:39 ID:4YjlFzDR
「別に・・・そんなことは」
「嘘。遠慮してるでしょ。昨夜と全然違うもの」
口を尖らせてそういいつのられると、返答に困る。
「しかしあれは、あの薬酒の魔力に惑わされてしたことだ」
「・・・」
「あんな暴虐的な振る舞いで、そなたを再び傷つけることだけはしたくないのだよ」
「それはわかるけど。でも・・・」
「心配することは無い。本当の愛の営みとは、二人で少しずつ探してゆくものだ。今は我を信じて、身を預けてはくれぬか」
「そうじゃなくてね・・・ああ〜っ、もう」
怪訝な表情を浮かべたセイロンに対し、フェアはばつの悪そうな顔をして、ぽつりとこぼした。
「・・・嘘なの」
「は?」
「だからね、嘘。ニセモノなの、あの媚薬」
「・・・・・・え?」
言われたことが瞬時に理解できず、思考が停止する。そんな彼を今度はまっすぐ見つめて、フェアは言った。
「お客さんにもらったのも、ラベルの読み方を貴方に聞いたのも、中身がきつーいお酒で、飲んだとたん倒れちゃったのも本当だけどね。媚薬じゃないのはわかってた。だってあのお酒、ドライアードの魔力なんかちっとも感じられなかったじゃない」
そうだ。それはセイロン自身もわかっていたことだ。
では、なぜ。
「賭けに出たのよ。ああすれば、貴方の本心がわかるかもしれない。・・・抱いてくれるかも、しれないって」
「・・・な」
「結果的に、媚薬だって信じることが口実になったでしょう? まさか、本当に上手く行くとは思ってなかったけど。・・・それにやっぱりちょっと怖かったし、すごく痛かったけど」
でも、これってわたしの勝ちだよね。そう言って強く笑むのを見た時、ようやく止まっていた頭が動き出し、同時に怒りがこみ上げてきた。
「そなたは・・・我がいったいどんな思いでいたと・・・!!」
「わたしだって悩んでたよ!」
叫ぶ声の悲痛さに驚く。見れば、フェアの大きな瞳には、いつしか透明な涙が盛り上がっていた。
「貴方がいつか出て行っちゃうのも、きっともう二度と会えなくなっちゃうのもわかってたから! わたしとの間にわざと壁を作ってるのもわかってた!」
「フェア」
「ずるいよ・・・! そんな風にされたら、わたしからはなにも出来なくなっちゃうじゃない! どんなに行って欲しくないって思っても、好きだって思っても・・・勝手すぎるよ! ダメ親父とおんなじ!」
「しかし・・・それは」
「わかってる・・・わたしのためを思ってくれてたんだってことは」
両手でしきりに涙を拭いながら、フェアは必死に言葉を繋いでいた。セイロンはと言えば、自分が何もわかっていなかったという事実に愕然とするばかりで。
414誘惑 8/10:2007/01/04(木) 14:43:57 ID:4YjlFzDR
「でもね・・・もう遅いんだよ」
自分を抱くセイロンの腕に触れながら、フェアは言う。
「好きになっちゃったんだもん。どっちにしたって、辛いのはもう避けられないから」
ああ。
そうか。
なぜ、その可能性に気づかなかったのだろう。
「だからね、どうしたらいいかずっと考えてた。考えて考えて、結局、こんなやり方しか思いつかなくて」
ごめんね。新たな涙がすべらかな頬を伝う。
「ほんと・・・いやな子だ、わたし」
「フェア」
「でも、もしまだちょっとだけでもわたしのこと好きな気持ちが残ってたら、お願い」
触れた手に力がこもった。小さな指が、爪が、セイロンの肌に食い込むほどに。
「一緒にいられる今のうちに、わたしに傷をつけて。貴方がここにいた証拠を、残して」
「・・・ああ」
最後のくびきが解かれた。
愚かだった。本当に愚かだった。
セイロンは、今度こそ万感の思いをこめて、フェアの身体を抱きしめた。
彼女の不安や孤独や恐怖、それら全て皆、消え去ってしまえ。そのためなら我が身の運命など、どうなろうとかまわない。
「愛している。そなたを離したくない」
「セイロン」
「どこへも行きたくなどない。永遠にそなたのそばで、そなたを愛していたい」
「・・・ありがとう」
深紅の瞳と蒼の瞳が交わり、吐息と吐息が溶け合って、ふたりはやっと心の底から求め合う口付けを交わした。
角度を変え、幾度も離れてはまた繋がり。その間にもセイロンの長い指はフェアの全てを確かめるようにその肢体をなぞり、足の付け根へたどり着く。
「あ」
怯えて身を引こうとしても、もう許しはしない。
淡い茂みの奥に躊躇なく這入り込んで、小さな肉芽を探り出す。中指で軽く押せば、細い悲鳴を上げて背中をのけぞらせた。
「せ、セイロン」
「大丈夫だ」
彼の愛撫にはもう容赦は欠片もなかった。フェアは昨夜は味わうことのなかった強い刺激に翻弄され、必死に彼の身体にしがみつく。
415誘惑 9/10:2007/01/04(木) 14:44:13 ID:4YjlFzDR
「ふああ、ああっ、だ、だめえっ」
叫んだのは、割れ目に指がつぷりと沈められたから。指は巧みな動きで膣の上辺りをぬるぬると擦り、同時に親指で肉芽を刺激し続けた。あふれ出す愛液が、ぴちゃぴちゃと淫らな音を立てる。
「はああ、ああ、あっ、ああ・・・!!」
「フェア。辛くはないか」
声はなく、ただ頭を左右に振って答えた。
「良かった。ならば、行くぞ」
「セイ、ロン」
「そなたを、我のものとする」
直後、セイロンは有無を言わさず、愛しい女の中心に己自身を突き入れた。
「ああううっ・・・」
フェアの表情に苦痛が混じる。無理もない。初めてではないといってもまだ二度目、しかも初回はあれほどの無理をさせてしまったのだから。
慎重に腰を進めれば、ずにゅ、という絶妙な感触とともに押し返そうとする。あまりの狭さと締めつけに気が遠くなるが、耐えてゆっくりと先へ進んだ。
完全にひとつになると、上半身を前へ倒し、なすがまま身を投げ出しているフェアを優しく抱いた。熱く火照る耳に囁く。
「フェア。わかるか。我らは今、ひとつだ」
「う・・・」
「我を感じよ。我は今、そなたの中にいるのだぞ」
「・・・うん・・・」
しかめた眉を緩め、涙に濡れたまつげを上げて、フェアは微笑んだ。
「セイロン、すごく熱い・・・わたしの中で、燃えてるみたい」
「ああ・・・」
「どうしよう・・・すごく、幸せだ・・・」
「我もだ」
フェアの首に顔を埋めながら、繋がったまま、恥骨を使って肉芽を潰す。少女の甘い嬌声が耳元で響いた。
「我は今、世界で一番幸せだ」
416誘惑 10/10:2007/01/04(木) 14:44:26 ID:4YjlFzDR
はじめは浅く、ゆっくりと。次第に深く、激しく。フェアの肉がセイロンの肉に絡みつき、擦りあげ、互いの快楽が頂点へと上りつめていく。
「あああっ、はあぁっ、セイロン、セイロンッ」
「う、ああ、フェア・・・!!」
やがてふたりともに天の高みへと駆け上がった時、世界は白熱し、溶けて広がって、ヴェールのようにふわりと舞い落ちてきた。
快い余韻に包まれ、彼女の上にがくりと頭を落としながら、セイロンはもうひとつ新たに悟っていた。
媚薬は在った。彼女自身が、そのものであったと。


数ヶ月の後、シャオメイよりの連絡を受けて、セイロンは彼の使命を果たすため宿屋を立ち去った。
幼馴染の姉弟は、フェアがさぞかし嘆き悲しむだろうと心配をしたが、それに反して彼女は涙一つ見せず、無理をしている素振りすら見せなかった。
首をひねる彼らに彼女は何も言わず、ただ、驚くほど嫣然とした微笑を浮かべるばかりであった。
幼馴染の疑問に答えが示されるのは、もう少し先のこと。
417名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 14:44:47 ID:4YjlFzDR
以上です。ご清読ありがとうございました。
418名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 15:06:16 ID:PlS6vyGQ
>>402
遅くなったがよいものを読ませてもらった。ありがとう。
419名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 15:36:04 ID:Lit4DwZY
>>417
感動した
420(o_▽_)o:2007/01/04(木) 15:45:39 ID:n3QleVIE
>>402
>>417
昼寝してる間に神作品が二つも投下されてるとは・・・
今回、神作家の二人に送る言葉はこれだ!!

「この作品!!筆舌に尽くしがたし!!」
421227:2007/01/04(木) 16:01:21 ID:otKQa+hs
シンゲン×フェア、続き投下です。
携帯のコピペ機能が貧弱なので少し投下に時間かかります。
すみませんが宜しくお願い致します。
422シンゲン×フェア後編:2007/01/04(木) 16:05:20 ID:otKQa+hs
あまりの出来事に固まるシンゲン。
それに気付いたフェアは、真っ赤になって布団を被った。
「シンゲンのバカっ!ノックくらいしなさいよ!」
シンゲンは慌ててフェアに謝る。が、正直それどころではない。
普段は肌を見せないからだろう。
未成熟だが女らしい曲線を持つフェアの体は、想像以上に白かった。
シンゲンは息を飲む。
今度こそ無理だ。むしろ今までよく耐えた。
シンゲンは掻き集めた荷物の中から、粉薬とコップに入れた水を手に取り、口に含む。
そして布団をこじ開けると、強引にフェアの唇を奪った。
フェアが逃げられぬよう頭を押さえ、苦味のある薬と水を流し込む。
ごくん。
フェアの喉が鳴った。
「…シン…ゲン、何して…」
フェアはベッドにへたると、布団で体を隠して口を拭う。
「薬を飲ませただけですよ、御主人」
シンゲンは悪びれずに答えた。
緊迫する空気。
その静寂を破ったのはシンゲンだった。
「こんな事をされるのは、お嫌ですか?
…自分の気持ちは…御主人に迷惑でしょうか」
シンゲンは眼鏡越しにフェアを見据えた。
珍しく真剣なシンゲンに、フェアの顔は朱に染まる。
「…嫌っていうか…その…驚いて怖くなっただけで…」
恥ずかしがっているものの、フェアの言葉に拒絶は無い。
シンゲンは、ゆっくりと近付いてフェアの横に座った。
思わず肩を強張らせるフェア。
シンゲンは困った顔で、おずおずとフェアの髪に唇を落とした。
「…これなら、怖くないですか?」
フェアはシンゲンの視線に耐えかねて、俯いてしまった。
求婚をした。返事は貰っていない。しかし同じ家に住んでいる。
でもフェアに「好き」と言われた事は一度も、ない。
423シンゲン×フェア後編:2007/01/04(木) 16:07:01 ID:otKQa+hs
やはり自分の想いは実らないのだろうか、と唇を噛むシンゲン。
暫しの沈黙の後。
「怖くない」と言う代わりか、フェアはシンゲンの肩へ寄りかかった。
布越しにフェアの熱が伝わる。
…もしかしたら、想像以上に自分はフェアに好かれているのかもしれない。
シンゲンの胸は、暫く忘れていた甘い痛みで潰れそうになる。
シンゲンは眼鏡を外し、フェアの頬に軽く口付けた。
フェアは逃げない。
続けてシンゲンはフェアの唇に吸い付く。
今度こそ優しく。しかし、より深く。
フェアの舌は、慣れない動きで一生懸命シンゲンに応える。
まだ残る薬の苦味を、お互いの舌で味わう二人。
苦さが消えた頃。シンゲンはフェアをゆっくりベッドに寝かせた。
だがフェアは体を守る布団を退けようとしなかった。
…ここまで来て、お預けなのか?
しかしフェアの体調を考えると無理強いも出来ず、シンゲンは悶々とする。
そんなシンゲンをよそに、何かを決意したフェアがポツリと呟いた。
「…わたしの胸、小さいから…その、がっかりしないでね…?」
424シンゲン×フェア後編:2007/01/04(木) 16:15:36 ID:otKQa+hs
予想外の台詞に、思わず吹き出すシンゲン。
「わっ…笑うなんてひどいっ!」
フェアは熱で火照った頬を膨らませ、拗ねる。
シンゲンは、にやける顔を必死で抑えてフェアの耳元で囁いた。
「がっかりする筈ございません。
自分の好みは御主人なんですよ?」
そのまま耳に舌を這わせて息を吹きかける。
フェアはビクリと反応し、小さく太腿を擦り合わせた。
…どうやら耳が弱いらしい。後で重点的に責めよう。
シンゲンは、そっとフェアの布団を取り去った。
小ぶりだが、柔らかそうな二つの膨らみが現れる。
外気に触れたせいだろう。滑らかな乳房の上で色づいた頂が、ピンと主張していた。
シンゲンは思わず見とれる。
「………だから小さいって言ったのに…っ」
シンゲンが止まった理由を勘違いしたらしい。
フェアは涙目の赤い顔を背けた。
シンゲンは、眩暈を覚えながら溜め息をつく。
「…あまり可愛らしい事しないで下さいよ。――フェア」
久しぶりに名前を呼ぶと、シンゲンはフェアの乳房を口に含んだ。
「あっ!」
フェアの体が大きく跳ねた。
シンゲンは乳房の先端を軽く吸い、膨らみの形を両手で優しく変える。
「…ふぅっ…ぁ…んぅ…っ」
恥ずかしいのか、フェアは両手で懸命に口を押さえる。
その健気さが、シンゲンに火を付けてしまった。
シンゲンはフェアの体を起こして反転させ、後ろから抱きすくめた。
熱くたぎるものがフェアの腰に当たる。
続いて、シンゲンはフェアの小さな乳房を掴んで体を固定させた。
425シンゲン×フェア後編:2007/01/04(木) 16:16:56 ID:otKQa+hs
銀の髪で顔をくすぐられながら、先ほどの決意通り容赦なくフェアの耳を攻め始めるシンゲン。
耳たぶをしゃぶり、表も裏も余すことなく舌でなぞる。
「んん!んうぅっ!ふぅぅっ!」
フェアは体をしならせながら、慣れない感覚に必死で耐えた。
シンゲンは舌でフェアの耳を犯しつつ、更に両手で左右の乳房をいじめる。
既に固い突起を人指し指で転がし、残りの指で小さな下乳を揉みしだいた。
「あ、んぅっ、はぁっ、あああぁっ」
フェアは堪らなくなり、シンゲンの着物を強く掴んだ。
声を押し殺す事さえ出来なくなったフェアを、シンゲンは更に追い詰める。
左手と舌はそのまま、右手を移動させるシンゲン。
「…え?やぁっ!そんな、とこっ」
びくん、とフェアの体は大きく跳ね、ぬらぬらと光る乳房が揺れた。
シンゲンの指はフェアの割れ目に辿りついていた。
秘裂に指を沿わせて緩やかに往復し、フェアの反応を見ながら気まぐれに摘む。
「あぁぁっ、やぁ…っシン、ゲン…ぅんっ」フェアは、よがりながらシンゲンの名を呼ぶ。
シンゲンの指は更に奥へと進み、フェアの中を掻き回した。
「ひゃう、や、んぁあああああっ!」
ぴちゃ、くちゃ、くちゅぐちゅ。
フェアの声と共に、いやらしい水音がどんどん大きくなっていく。
締め付ける力が強いのは未経験だからだろう。
自分が初めての男になれるのだと思うと、シンゲンはゾクゾクした。
シンゲンは指を抜き、フェアを再び横たわらせると衣服をゆっくり取り去る。
426シンゲン×フェア後編:2007/01/04(木) 16:22:02 ID:otKQa+hs
続いてフェアの足を開かせたシンゲンは、ひくつく桃色の秘所から蜜が滴るのを眺めた。
肩で息をしながら、羞恥に耐えるフェア。
シンゲンは乱れていた着物を脱ぎ捨て、下帯の中で窮屈にしていたものを漸く取り出す。
既に膨張しきったそれが、熱くそそり立った。
フェアは驚いて恥ずかしそうに呟く。
「わ…わたし初めてで…その…」
愛しさで一杯になりながら、シンゲンはフェアの額にそっと口付けた。
「優しくしますよ。…可能ならば」
フェアの足の間に体を割り入れたシンゲンは、たける欲望を入り口に潜らせる。
フェアはきつく目を閉じ、苦痛で顔を歪ませた。
肉体的な痛みには慣れているフェアでも辛いのだろう。しかも今日は体調が悪い。
「ここまでしておいて」とは思いながら、シンゲンはフェアの為に出来るだけゆっくり押し進めた。
フェアは、きつくシンゲンを締め上げる。
シンゲンは心地良さに何度も果てそうになりながら、何とか深くまで挿し入れた。
フェアの荒い呼吸音が部屋に響く。
「…御主人、辛いと思いますが…」と言いかけたシンゲンの口をフェアが塞ぐ。
初めての、フェアからの口付け。
「…痛い、けど…、いいよ…」
フェアは瞳に涙を光らせ、シンゲンに微笑んだ。
シンゲンの中で何かが弾ける。
もう何も考えられなくなったシンゲンは、一心に腰を動かした。
「ああぁっ!あぁっ!んんんぅっっ!シンゲン、シンゲン…っ」
身を裂くような衝撃に、フェアは思わずシンゲンにしがみつく。
427シンゲン×フェア後編:2007/01/04(木) 16:23:08 ID:otKQa+hs
何度も何度もフェアの中を突くシンゲン。
「…くぅっ…!」
シンゲンは小さく呻き身震いする。限界が近い。
名残惜しいが最後に思い切り奥を味わうと、シンゲンは急いで自身を引き抜いた。
ぬめった肉棒から、白く濁った液体が飛び散る。
フェアの秘部からは血が流れ、赤と白がシーツを汚した。

終わった。
シンゲンは息を切らせながらフェアを抱きしめる。
フェアは、泣いていた。
フェアの目から流れる涙を、シンゲンは優しく拭う。
相手は、かなりの年下。更に熱があり、しかも処女というオマケつきだったというのに。
全然余裕を持てなかった自分が情けなくなるシンゲン。
そんなシンゲンの耳に、フェアが囁く。
「…すきよ」
シンゲンは、これ以上ない程の幸せを感じて赤面した。

――翌日。
全然出てこない店主を心配して部屋に入った幼馴染みの少女が、
大事な親友と眼鏡侍が裸で眠っているのを発見してしまい、
眼鏡侍から淫行侍へと不本意なクラスチェンジをさせられる事をシンゲンは、まだ知らない。
428227:2007/01/04(木) 16:24:20 ID:otKQa+hs
以上です。前編に感想くれた人ありがとうございます。
自分の中のシンゲンは
女を自分好みに染めたがる、独占欲強くて前戯がネチっこい30手前男になってます。
んで、迫られてタジタジなフェアが萌え。
429名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 19:14:31 ID:aQDfhhyw
>>417>>428
セイフェア、シンフェアともに超GJ!!!!
どちらもフェアが可愛い上にセイロンシンゲンも激しく萌えましたぜ!
430名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 20:10:34 ID:ZLO6RxeF
>>417>>428 GJ!!
フェアが可愛くて、とても良かったです!!
431名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 20:32:03 ID:tCYATnKh
>>417
セイロン×フェアGJ!!!
めっちゃ良いめっちゃ良いよ
久しぶりに純愛見たわ俺
432名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 21:52:54 ID:JqwbI2re
そういえばここ最近は純愛祭だな
そうじゃないのは総受け男どもとクラウレくらいか
433名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 22:00:41 ID:j3ZbCLVX
クラウレと言えばクラウレハードの続きをwktkしながら待ってる
434604:2007/01/04(木) 22:22:58 ID:SFDYkmLp
泊りから帰ってきたので、アルバ×イオス(♀)のデート編投下します。
今回はエロ無しで途中まで。苦手な方はいつものようにNG登録を。
435アルバ×イオス(♀):2007/01/04(木) 22:24:15 ID:SFDYkmLp
「なっ……!? こ、これは……」
ルヴァイドから渡された一枚の紙。そこに目を通したイオスが固まった。
その紙に書かれていたのは定期診断の結果だった。
前回計測したときからの変化をわかりやすくするため、
それぞれの項目には実測値と増減値が並んで記されている。
女であるイオスは、他の騎士団員よりも多く項目が用意されているのだが、
その中の一点に、イオスの視線は集中していた。
「なんで、こんな……僕の胸が……」
呟いてから、すぐ隣にルヴァイドがいることを思い出し、瞬時に顔が赤くなる。
横目で様子を伺うと、聞こえていなかったのか、それとも聞こえぬ振りをしているのか、
ルヴァイドは普段通りの硬い表情で、机上の書類整理をしていた。
ひとまず判断は保留にして、再び診断書へと視線を戻す。
身体測定の項、その中のバストのサイズを示す数値が明らかな増加を示していた。
見間違いかと思って幾度も確認するが、見た回数分だけそれが真実であることを実感させられるだけだ。
他の数値にさほど変化は無いので単純に身体が大きくなったと言うわけではない。
急成長とまではいかないが、誤差で済ませるには少々無理があった。
今まで微塵の変化も興味すらも無かったその値の上昇に、イオスは内心で動揺する。
――最近、胸元がやけに苦しいとは思っていたが……。
思わずそこに手を向かわせると、硬いサラシの感触が返ってくる。
常時イオスを悩ませる圧迫感が、今は一際強くなっているように思えた。
そもそもどうして――と、そこまで考えたイオスが再度固まる。
どうしても何も、考えられる原因など一つしかない。ついでに言えば昨夜そこを揉まれたばかりだ。
436アルバ×イオス(♀):2007/01/04(木) 22:26:48 ID:SFDYkmLp
「これは専属医師からの伝言だが……」
耳へと入ってきたルヴァイドの声に、少々遠くへ行っていたイオスの意識が戻ってくる。
慌ててそちらに視線を向けると、しかし、ルヴァイドの視線は相変わらず机に向かっており、
まるで独り言のように口にするその言葉だけが、こちらに向かって発せられている。
「成長が終わっているならまだしも、成長途中の箇所を圧迫するのは控えた方がいいとの事だ。
 成長が遮られるとその影響が巡り巡って、全身に悪影響を及ぼしかねないらしい」
「ですが、ルヴァイド様……」
苦渋に満ちた表情で抗議の声をあげるイオス。
圧迫を外せ、と言うことはすなわち自身が女である証拠をさらけ出せという意味でもある。
「僕はまだ男でなければいけません。ただでさえ僕とルヴァイド様は前歴のせいで、一部の者達から依然として忌み嫌われております。
 僕が皆を欺いていると知られて、それで僕だけが罰せられるならそれは構いません。
 ですが、そのことでルヴァイド様に御迷惑をお掛けする事になるならば、僕自身がどうなろうと……」
「落ち着け、イオス」
「………っ」
こちらに振り返ったルヴァイドの一言で、イオスは言葉半ばに沈黙する。
「俺とて、おまえがその姿でいる意味を忘れたわけではない」
「でしたら……」
「だが、優秀な副官をみすみす潰すわけにもいかん。
 俺の補佐を任せられるのはイオス、おまえだけなのだからな」
「…………」
言葉を捜せないまま、イオスは複雑な面持ちでルヴァイドの言葉を聞く。
「とは言え、事が事だ。性急にどちらかを選択しなければならないわけでもなかろう。
 よって、結論が出るまでは妥協案を取る、ということでどうだ?」
「妥協案、ですか……?」
ルヴァイドの言葉を鸚鵡返しに繰り返すイオスだったが、それと同時に言い知れぬ不安感が胸の中で渦巻いていた。
437アルバ×イオス(♀):2007/01/04(木) 22:27:59 ID:SFDYkmLp
「ん〜〜っ!」
アルバは両手を挙げ、身体を逸らせて大きく伸びる。
開いた瞳に写ったのは曇り一つ無い空と、さんさんと輝く太陽。
これ以上無いと言うほどいい天気だった。日課となっていた朝の鍛錬で程よく疲れた身体が、
光合成でもしているかのように、みるみる回復していくのが分かる。
見習い騎士として一応は騎士団入りしているものの、年若いアルバにとって、
今日のような快晴は、フィズやラミ達と外で遊びまくった頃の記憶を呼び起こさせ、
自然と楽しい気分にさせてくれるものだった。
おまけに久々の休暇となれば、上機嫌になる条件はこれでもかというほど整っている。
――けど、こんなところに呼び出しだなんて、いったい何の用が……。
昨夜の晩、イオスから告げられた言葉を思い出しながら、辺りをぐるりと見渡す。
アルバが今いる場所、つまり、イオスとの待ち合わせ場所は歓楽街の一角だった。
ちょうど昼時だからだろうか、さきほどより落ち着いてきてはいるもののメインストリートには結構な人通りがあった。
行き交う人々の流れをぼんやりと眺めながら、アルバは自分が呼び出された理由を考えてみる。
まず思い当たるのは騎士団についてのことだが、わざわざこんなところに呼び出して告げる理由が見つからない。
とすれば、やはり個人的な事だろうか。思い返すのも気恥ずかしいが、イオスと肌を重ねた回数はそれなりのものになっている。
決して頻繁に尋ねているわけではないが、日常生活でも常にすぐそばにいるものだから、ついつい堪えきれなくなってしまうのだ。
これに関して言うことがあるならば、呼び出す理由も分かる。領内で話したら誰かに聞かれるかもしれないし、
それならそれで情事のときに言えば済むことだとも言えるが……、
――イオス副隊長、あの時になると結構流されやすいからなぁ。
そんな失礼なことを考えていた、その時だった。
――アルバ……。
ふと、誰かに自分の名前を呼ばれた気がして、アルバはキョロキョロと辺りを見回す。
しかし、一通り見ても見知った顔は見つけられない。空耳か?と首を傾げると、
「聞こえていないのか、アルバ……っ!」
再び自分の名を呼ぶ声が聞こえた。威勢の割には、わざと声を押し殺したような奇妙な口調。
もう一度周囲に視線を向ける。今度は一人一人に注意して。
すると、一人の女性と目が合った。上はブラウス、下は膝を隠すくらいのスカート。
全体的に暖色でまとめた、よく言えば控えめ、悪く言えば地味めな服装。
髪は肩にかかるほど伸ばされており、これと言った特徴は無いのだが、何故かそこに違和感を覚えてしまう。
誰だっけこの人、と思考を巡らせていたアルバの顔が、ある時を境にミリ秒単位で強張りを増していく。
「まさか、イオス副たいむぐぅ……っ!?」
確認の言葉は、その人物――つまりはイオス――に口元を手で遮られることによって中断させられてしまった。
突然のことに、まともに息も出来ず目を白黒させるアルバ。
通りを行き交う人々から、何事かといくつもの視線が向けられる。
そのことに気づいたイオスは、慌ててその場から立ち去って行った。後ろ手にアルバの襟を掴みながら。
438アルバ×イオス(♀):2007/01/04(木) 22:29:28 ID:SFDYkmLp
「まったく、なんで最初からこうも目立ってしまうんだ!」
自分の行ったことは全て棚に上げ、人目から隠れるように脇道に入ったイオスは呟く。
「それもこれも貴様が……」
続けてアルバに文句を言おうとしたところで、ようやく彼がぐったりと放心していることに気づいた。
このままでは話にならないので、パシパシと頬を軽く張って気付けを行う。
「……っ、イオス副隊長、いきなり何するんですか!?」
開口一番、アルバは血相を変えてイオスを問いただした。
「いきなり何をするのかと言うのはこちらの台詞だ!
 あんな大通りで僕の正体をばらすような発言をするとは、いったい何を考えている!?」
答えることなく、自分の行動には一切の非が無いとでも言う様にアルバを糾弾するイオス。
興奮しているためか、その両頬が真っ赤に染まっている。
とっさに言い返そうとするアルバ。しかし、それ以上に気にかかることがあり、発言内容を急遽変更。
「いったい何なんですか? その格好……」
尋ねながら改めてイオスの全身を見据える。どこからどう見ても女性そのものの服装だ。
サラシも外しているのか、服の上からでも胸の膨らみが見て取れる。
「……っ、やっぱり変なのか……だから僕には似合わないと何度も……」
表情を曇らせるイオス。会話が噛み合っていないと気づいたアルバは慌ててフォローを入れる。
「いや、似合ってると思いますけど、その、そういう服装の副隊長を見たのは初めてだったので……」
「…………」
しばらくの間、睨むようにイオスはアルバを見つめていたが、やがて納得したのか目に見えて緊張が解ける。
その様子にホッと一安心のアルバ。安心ついでにもう一つ。
「その髪は?」
「付け髪に決まっているだろう。付けるのが面倒だから外したりはしないが」
何を当たり前のことを、とでも言いたげな視線がアルバに向けられる。
その視線をひしひしと感じながらも、基本的に普段のイオスと変わらないことが分かり、アルバは小さく安堵の息をついた。
それで気が抜けたのか、なんとも間抜けな音が当たりに響く。発生源はアルバのお腹。
――そういえば、まだお昼を食べていなかったな。
「とりあえず、詳しいことはどこかで食事でもしながら聞いていいですか?」
今度は自分の顔が真っ赤になっていくのを自覚しながら、提案するアルバであった。
439604:2007/01/04(木) 22:30:25 ID:SFDYkmLp
とりあえずここまで。後編は出来る限り早いうちに。
それでは、早速取り掛かってきます。
440名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 23:55:54 ID:CGN/bpzV
ここでアルバ×イオスを読んでから
もうイオスが女にしか見えない
441名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 00:14:24 ID:Ivvi4xdK
スカートイオスを想像しておっきした
アルバがどう愛でるかたのしみですなあ
442名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 00:15:54 ID:GsCDhu5F
このイオスはかわいいなあ
4の骨折アルバ見て怒鳴った後に抱きついたりしそうだ
443名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 00:24:09 ID:901Th5vp
大変だ!ユエル分とライ分が不足してきた!
444名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 00:46:24 ID:Xubv5iBE
そんなことよりもルシアン分なんかずっと不足しまくりだ
またルシリビの人こないかなぁ………
445名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:08:59 ID:2LC4s3jY
ロリキャラ分なら補充させられるぜ
446名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:21:19 ID:901Th5vp
>>445
それはGOじゃね?
447前スレ91:2007/01/05(金) 01:48:13 ID:tYci6aMf
>213の続き投下します
448ピュア童貞クンの妄想4:2007/01/05(金) 01:49:34 ID:tYci6aMf
……萌え、とは言ったがどうすれば良いのだろう?
幼少時の虐待で思い起こされるのは、泣きわめく幼い自分とアヒャ笑いの祖父だけ。

だったら。

「人生やり直し、か」

今現在のフェアと幼少時の自分なら釣り合うかも。
リュックだかミルクレープだかコーランとか言った竜の子みたいな扱いとダブるかも知れないけど、さ。

「飴…こんな時間にミニゲームして怒られないかな…?」
シャオメイに用事を頼む為の飴を一つも持っていない事に今更気付き、ギアンは一人ごちる。満天の星が散らばる時間にガチンコ☆トレーニング!なぞ始めたら、近所迷惑以前にあのこうるさい巨乳好き駐在が必ず駆け付ける。
「巨乳好きの癖に、忌々しい奴…!」
「ねぇ…ギアン?」
ぶにゅり、と強く固くパン生地を握り締めたギアンの耳に、不意に聞き慣れた声が飛込んできた。
「うわ!うわあぁぁぁっ!」
目の前には自分が思いを寄せるフェアの、いぶかし気なふくれっ面がある。
どうやら少し前からギアンを呼んでいた様だ。
「な、何、かな?」
「パン少し休んでさ、ちょっと一緒に倉庫に来てよ」
くん、と引っ張られた袖にギアンはまたまた妄想を膨らませるのだった。
倉庫、密室。
最高のシチュエーションだ!


『あっ、あうぅん…!』
前戯をした覚えも無いが、じっとりと濡れそぼるフェアの膣にギアンの蔭茎が突き刺さる。
くん、と彼女の幼い膣壁を掻き回して子宮の奥を強く揺すぶれば、フェアはギアンの動きに合わせてあえぎ唸る。
『あっ、あっ、あっ……』
小刻みに続くフェアのあえぎに興奮したギアンは更に激しく彼女の膣を掻き回し、子宮の奥へ奥へと己の蔭茎を突き立てた。



「で、ちょっとお尻を押して欲しいの」
「ふぁうぅっ!!」
淫靡な妄想に溺れていたギアンに、新たな萌えキーアイテム『お尻』が加わる。

どうやらフェアは倉庫に積み重なった、荷物の上部にある鍋を取りたいらしい。彼女の背丈では微妙に届かない鍋に業を煮やし、背丈の高いギアンを呼ぶに至った訳だ。

「僕が取ろうか?」
くい、と震える手でフェアのお尻を押してやれば。フェアは爪先を思いきり伸ばして
「うぅん、しまった私が取らないと…雪崩が起きちゃう…」
と指を震わせ鍋に手を伸ばす。


きゅ、と締まったり緩まるフェアのお尻を両手で押さえるギアン。彼女のお尻は彼女の力の入れ具合で千差万別にぽよぽよと跳ね回る。
449ピュア童貞クンの妄想5(完結):2007/01/05(金) 01:51:23 ID:tYci6aMf
「………」

取得するスキルを選んで下さい
*微乳萌え初段
プリケツ萌え初級

微乳萌え初段
*プリケツ萌え初段

シャキーン!

エキセントリックヘタレバイトにクラスチェンジしました。

性交の経験は無くとも、確かなお尻の質感によって妄想は跳ね上がる様に進む。
「あは、あはは…凄いよフェア…!入れただけでイッちゃったりしてる…!」
「わっ…と、と…」
風が吹いただけで勃起しそうな勢いの厨房の様な妄想をして、風も無いのに股間と額の角を熱くたぎらせたギアンの眼前に、支えを失いよろめいたフェアのお尻が飛込む。


さくっ。


「いったああああぁぁぁぁぁぁぁぁいいぃぃぃっ!!!!!」



平穏なトレイユの町に、フェアの悲鳴が響き渡った。



「なななな、何だ!?こんな時間に!!」
『忘れじの面影亭』の倉庫に駆け付けたグラッドは槍を片手に、モソモソと腰帯を結い直し乍ら叫んだ。
どうせ「ミントさん…!」等と卑猥な行いをした矢先にフェアの悲鳴を聞き付けたのであろう事は一目瞭然である。
「何かおかしな事でもされ…??」
目の前には、尻を押さえるフェアと、剥き出しの角のままに倒れ伏せるギアン。
「被害者は…ギアン、か?」
漸く腰帯を締めたグラッドの呟きに、フェアは非難の声を上げた。
「違うよお兄ちゃん!私が刺されたの!!」
「いや、だって…。アイツ血塗れだぞ…」
グラッドの呟きと共にじわりと広がるギアンの鼻血に、グラッドはギアンを指差して固まってしまう。
「私が……その、ギアンの角にお尻の上を…」
「角で尻を刺されたのかっ?!」
「いや、違うの…」
「ななな、何てこったあぁぁ!!角プレイなんて凄まじくマニアック!!!」
「お兄ちゃんってば!私の話を聞いてよぅ!!!」


「誤解が誤解を生んでしまったみたいね…」
可哀想なフェア、とメリアージュは溜め息を吐く。
「胸は無い方が良いのよ…。あっても邪魔だし、性交の度にいじられるのは…ウザイだけだもの…」
キラキラと輝く光を纏わせメリアージュは目を細めてニヤリ、とほくそ笑んだ。


翌日―


「ホワッチァァァァッー!!」
「ウソダローン!!」
と場所は違えど寝起きと共に朝の静寂を破る悲痛な微「乳」萌えの嘆きが聞こえたとかどうとか―
450前スレ91:2007/01/05(金) 01:53:08 ID:tYci6aMf
失礼しました
451名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:58:01 ID:OJSmZy13
>450
GJ!
母ちゃん…。
452名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 03:33:52 ID:hlvmNG3h
>>417
お前さんに100万回のGJを(つД`)
453名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 04:47:44 ID:DZz4aSCj
>>450兄貴wwww
454名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 09:44:35 ID:gUowg/OX
>>417
GJ!!セイフェアいいよセイフェア…!!
神達の作品にwktkしまくりだ
455名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 10:05:40 ID:Lxj8WxDq
>>450
GJ!
……母ちゃんは親父にウザイほどいじられたんだな
456名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 11:04:16 ID:EpZeQj/P
前スレがどうやっても見れないのですが
どうやるのでしょう?
1のレスしか表示されないんですけど。
457名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 11:06:24 ID:IW0rTJtd
メール欄にsageと入れることから覚えろ。
あと過去レスよく読め。
458(o_▽_)o:2007/01/05(金) 11:16:44 ID:teRpkB3a
>>456
お前を性欲に身を任せてエロパロスレに足を踏み入れたエロ大王と認定しよう
とりあえずは>>273へ行け、お前の下半身が望むものがそこにあるだろう
459名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 12:41:37 ID:v+6EN1uT
ミルリーフ分が枯渇してきた

どうしよう
460名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 12:46:31 ID:ew683kfm
ケチャップとマヨネーズを混ぜればいいじゃない
461293:2007/01/05(金) 12:53:23 ID:vNb0IOXA
公開プロクシ規制中とかでPCから書き込めない。待ってる人ごめん!
462名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 13:02:10 ID:nt2lccq4
しかしこの投下ラッシュには管理人氏もさぞやご苦労していることだろうな。
463名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 13:13:59 ID:tPLVgAPK
発売されたのって11月末だっけ?
1ヵ月ちょっとで3スレは消費したからな
そしてその間にライとルシアンは総受けキャラに
兄貴は童貞おっぱいキャラに
ポムは淫乱メイドに
リシェルはポムのネコに
ギアンはヘタレ変態童貞キャラに
テイラーさんは最萌ツンデレキャラに
セイロンとシンゲンはロリコンに
それぞれ立派な進化を遂げたな
464名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 13:50:30 ID:rga8zKve
アルバもいつの間にか、屈指のモテキャラになっているからな。
騎士キャラだからどうせ出番が少ないだろうと思っていたのに。
465名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 14:20:30 ID:MCRrt8UP
クラウレなんてガチホモだしなアッー!
466名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 14:27:21 ID:S+JxlaNm
クラウレはアロエリ以外の女と大して接点ないしな…
リビエルと辛うじて寝返ったポム子ぐらいか
あとエニシアもだけど犯罪的だしあんま繋がり濃くなさそうだしな…
467名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 14:28:54 ID:9DBpvqMq
クラウレは立派に受けキャラなんだぜ?
食べられる為に拉致られてたからな
468名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 15:08:08 ID:Z/2K6oRr
兄が変節漢で困っています
(セルファンの戦士)
元上司に嫌な仕事を押し付けられた上、営業妨害を受けています
(上流階級)
無能な上役が大きなストレスになってます。最近は生え際まで後退して・・・
(下二桁12歳)
珍しい食材を見つけました。これから捕まえてバラそうと思うのですが
(宿屋経営)
469名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 15:12:44 ID:nt2lccq4
>元上司に嫌な仕事を押し付けられた上、営業妨害を受けています
(上流階級)
>無能な上役が大きなストレスになってます。最近は生え際まで後退して・・・
(下二桁12歳)

これ誰?
470名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 15:14:48 ID:963jHxtj
正論と凸サブレ?
生え際後退のくだりの解釈が難しい
471名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 15:26:52 ID:wTehsFiQ
バカおまいら、クラウレは大事な非常食だろ?
472名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 15:35:11 ID:Z/2K6oRr
>>470
ストレス+凸キャラ=生え際後退。ところにより軍を脱走して後輩に撃墜される

てか良く考えればスレ違いだったな
クラウレハードの参考資料にでもしてくれw

「変節漢な兄様にはお仕置きが必要だね」「アッー!」
「これがお前がやるはずだった汚れ仕事という物だ」「アッー!」
「アラアラ、生え際の恨みを晴らして差し上げようかと思いましたけど、
 そもそも下の毛が生えてないんじゃ剃り様がありませんわねw」「アッー!」
「焼き鳥焼き鳥びくとりぃ〜♪」「アッー!」
「アッー!」
473ストライク:2007/01/05(金) 15:44:14 ID:lzbV6LMf
頼む・・・誰かコーラルとライのラブラブ系を書いてくれないかぁ・・・!
474名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 17:00:06 ID:Ivvi4xdK
>>417
感動した G J !!
475名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 17:10:48 ID:Spajl5dt
>>473
前スレになかったっけ?
476名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 17:40:45 ID:RNi1qY4C
>>465
「なれば守護竜の瞳を渡していただけるんですね?」
477名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 18:16:41 ID:BBOG1EOT
わが主・・・ッ!!
478アルバ×イオス(♀):2007/01/05(金) 18:41:31 ID:rwKv4NhA
「……つまり、休暇中はサラシを外して生活しろ、とルヴァイド隊長に命令されたんですか?」
「命令ではない。ルヴァイド様がおっしゃったのはあくまでも一つの案。それを受け入れたのは僕だ」
胸が大きくなっていることを除いて事情を説明したイオスは、様々な野菜をパンで挟んだものにかぶりついた。
彼女には似つかわしくない、その荒々しい食べ方からは、言葉とは正反対の現状に不服そうな感情が容易に読み取れる。
――まぁ、ルヴァイド隊長の提案を、イオス副隊長が跳ね除けられるはずが無いよなぁ。
ぼんやりと考えながら、アルバは厚めに切られたハムを口に運んだ。
二人が今いるのは、歓楽街に数多くある軽食店の中の一つ、そのオープンテラスだ。
イオスは店内での食事を要求したのだが、アルバは強引にそれを跳ね除けた。
せっかくこんなにいい天気なのだから、外で食事をしないのはもったいない、と。
おかげで恨みがましい視線を受けることになったが、それも最初のうちだけだったので結果オーライである。
「あ、イオス副た……」
「………」
鋭い視線で睨みつけられ、言葉が止まる。出かかったものをごくりと飲み込んでから、しばし思案顔で悩んでいたが、
「すみません、どう呼べば……」
「そんなことぐらい自分で考えろ」
瞬殺である。
深く溜息をつきながら、アルバは考える。いくらなんでも呼び捨てはマズイだろう。そうなると……。
「イオス……様?」
「………」
それを聞いたイオスの眉間に皺が寄せられる。無言ではあったものの、
視線が『僕がルヴァイド様を呼ぶ時と紛らわしいから却下』と雄弁に語っている。
「イオス……さん?」
「……ん」
相変わらず面白く無さそうな顔をしていたが、了承と取れる声が返ってくる。
だが、それはどことなく他人行儀な呼び方のような気がして、今度はアルバが顔をしかめる番だった。
ともあれ、話しかけた当初の目的は果たさねばなるまい。
「口元にドレッシングが付いているんですけど」
「そういうことは早く言えっ!」
思いっきり足を踏まれました。
479アルバ×イオス(♀):2007/01/05(金) 18:42:37 ID:rwKv4NhA
「それで、なんでおいらが呼ばれたんです?」
足から響いてくる鈍い痛みに耐えながら、アルバは尋ねる。
「何かあったとき僕一人では誤魔化しきれない場合もある。誰か補佐が必要だった。
 休暇といえどルヴァイド様にこのような手間をわずらわせるわけにもいかない。となれば、消去法だ」
すらすらと一息で答えるイオスだったが、口元をカリカリと人差し指でかいてる仕草が、
小動物のそれを髣髴とさせてなんとも愛らしかった。
それ以外の細かな動作一つ一つも純粋に可愛いと思えるのは、やはり女性の服装をしているためだろうか。
軍服を着ているときのイオスはあくまで男だと、アルバは認識するようにしていた。
そうでもしないと無意識のうちに公私混同してしまいそうで、それが原因でイオスの正体がバレたら、
それこそ自分の命で持って償うしか方法がありそうに無い。
まぁ、いくら思い込んでも事実は揺ぎ無いわけで、溜まるものは溜まって、ついフラフラと夜に尋ねてしまうわけだが。
「聞いているのか、アルバ?」
「……ぁ、は、はい!」
訝しげな視線に、慌てて返事をする。
どうもイオスを目の前にすると、些細なことでも考え込んでしまう悪癖が付いてしまったらしい。
「でも、それならそうと、最初から教えてくれれば、おいらも混乱せずにすんだのに」
「しょうがないだろ、言う暇が無かったんだから」
こちらから僅かに視線を逸らしてホットミルクに口を付けるイオス。
確かに昨夜は言う暇が無かった。待ち合わせの時間と場所だけ伝えると、逃げるようにイオスがその場から立ち去ってしまったのだから。
ひょっとしてあれは照れ隠しだったんだろうか。思いはするものの、それを直接確かめる度胸などアルバには無かった。
480アルバ×イオス(♀):2007/01/05(金) 18:44:46 ID:rwKv4NhA
「さてと、これからどうします?」
「任せる」
即答。予想はしていたものの、こうもきっぱりと言われると上手く言葉が出てこない。
おかげで会計を終えた軽食店の前で、立ち往生することになった。
「その、任せるって言われても、イオス副……」
「……」
「イオス……さん、はどこか行きたいところとか無いんですか?」
言葉以上の力を持った視線に、慌てて言い直しながらアルバは尋ねる。
「無いと言うより思いつかない。休暇中もずっと領内で鍛錬に励んでいたからな。
 偵察任務でもなければ、こんなところまで足を運ぶことすら稀だ」
淡々と事実を事実として語るイオスに、アルバは内心、複雑な心境になった。
もっとも、アルバとて騎士団に入ってからは似たようなものなのだが。
「時間さえ潰せればつまらないところでも問題ないが……何がおかしい?」
「いえ、別に」
誤魔化すアルバだったが、口元に浮かんだ笑みを消しきれていないので説得力が無い。
「アルバ」
おまけに、ジト目で睨まれれば、逃げ場は無いも同然だ。
「はい、いや、えっと……格好は女の子なのに、普段と口調が変わってないから、なんと言うか微笑ましくて」
詰まりながらも、言葉をなるべく選んで説明するアルバ。
それを聞いたイオスの顔が見る見るうちに赤く染まっていく。
「き、貴様!僕を愚弄するのもいい加減にしろ!」
怒鳴るイオスだったが、そのことで周囲の視線がまた集まってしまい、身動きが取れなくなってしまう。
恨みがましい視線だけが、相変わらず自分を捉えていることに苦笑しながら、アルバはイオスの手を取った。
「な、なにを……」
「いつまでもここにいたら、他の人達に迷惑ですから、適当に歩きながら考えませんか?
 それだけでも時間は潰せますし」
正論を並べ立てるアルバ。まぁ、実際のところ、それらはイオスの手を握るための口実だったりするのだが。
握られた手とアルバの顔を、どこか不安げに交互に見据えるイオス。
やがて、その手がしっかりとアルバの手を握り返した
481アルバ×イオス(♀):2007/01/05(金) 18:45:50 ID:rwKv4NhA
いろいろとあったが、結果的に今日は充実した一日だった。
小物屋では生まれて初めて女性にプレゼントを送ることが出来たし、
ちょっと怪しげな占い屋での運試しはまずまずの結果で、景品ももらえた。
その店主を見たときのイオスの顔が引きつっていたように見えたのは、きっと気のせいだろう。
うん、何度思い返してみても今日はいい休暇だと心から言える。
「それで、なんで僕がベッドに横たわっているんだ!?」
軽く悲鳴交じりの抗議の声に、アルバの脳内回想=現実逃避は停止させられた。
声の主は言うまでも無くイオスだ。言葉通り、紅い夕日が差し込んだ室内のベッドに横たわりながらこちらを睨んでいる。
「いや、その……すみません、我慢できませんでした」
「貴様ーっ!」
ここはいわゆる『休憩所』だ。もっと分かりやすい俗称もあるのだが、ここでは『休憩所』で通すことにする。
昼食後に手を取られた後、ずっとペースはアルバに握られっぱなしで、ここがどういう場所であるか、
イオスが気づいたのは、この部屋に入った後のことだった。
「イオス副隊長がいけないんですよ、そんな格好をしてるから」
「僕に責任を擦り付けるな!」
防音加工が部屋の壁になされているため、遠慮なく呼び方を元に戻しながら、アルバはイオスに近寄っていく。
対するイオスは文句を言いながらもその場を動かない。諦めているのか、それとも……。
「だいたい、したくてこんな格好してるわけじゃない!
 こんな、僕には似合わない格好……」
「似合っていますし、それに、すごく可愛いです」
「………っ」
アルバの一言で、ビクリと身体が震え、顔が赤らんでいくイオス。
その頬に優しく唇を当てる。そうすると、ふにふにとした柔らかな感触が唇を押し返してきた。
元の位置に顔を戻せば、何か言いたげにこちらを見つめるイオスの顔がそこにある。
言葉を交わさないまま、今度は唇同士を触れ合わせる。柔らかな、でも先ほどとは違う感触。
そのまま華奢な身体を抱きしめた。服越しでも胸が当たっていることがわかるのが、新鮮でもあり嬉しくもある。
「……んっ、ちゅっ……、はぁ、くちゅ……」
「ぴちゃ、んんぅ、ふっ……、……っ、ふぁ、じゅぷ……」
いつしかキスは舌を絡めあう深いものとなり、唾液のかき混ざる音が唇から漏れ始めた。
最近はイオスの方からも舌を絡めてくるようになったのは、アルバにとって素直に嬉しいことだった。
482604:2007/01/05(金) 18:48:22 ID:rwKv4NhA
すみません、当初の予定よりやたら文章量が増えたので続きます。
明日で完結する……予定です。
483名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:08:32 ID:VxIDAzDv
イオスはほんとここでは男キャラとしては扱われないのなw
484名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:15:14 ID:M2GABuzx
男装の美少女には萌えがあると思わんか?w
485名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:19:18 ID:4ySCBksh
あの声と容姿で男ですって方に無理がwww

4しかやってないせいもあってもはや女としか
486名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:22:41 ID:V4tSndvd
俺にはコーラルもイオスも男にしか見えないぜ
487名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:35:01 ID:aGAmq95X
むしろ男でも(ry
488名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:37:18 ID:VxIDAzDv
コーラルは風の子だから……
スバルちゃんは喚起の門に封印されても
イオス(♀)は不滅だな
489ストライク:2007/01/05(金) 19:47:38 ID:QPCQl9Pc
確かにコーラルとライのラブラブ系前スレにありますた
475さんありがとぉー





イオスは(♀)でイインダヨ!グリーンダヨ!
490名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:49:59 ID:Ow/VQaWI
イオスが女ならとうの昔にルヴァイドに喰われてる気がする…
491名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:56:07 ID:zwba34NF
俺もイオスは男にしか見えね
公式でも普通に男って分類されてるし
492名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:56:15 ID:VxIDAzDv
むしろルヴァイドを喰ってる気がする
493名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:58:48 ID:hKDOCvFc
このイオスが猛烈に可愛くて
続きが楽しみなので、もうそれでいいや。
494名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 20:01:41 ID:VxIDAzDv
2の頃は女っぽかったけど
4だと結構ガタイよくなってるから普通に男に見える
495名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 20:14:03 ID:pI1LdupG
逆に考えるんだ…
「長年の軍人生活で筋肉ついてゴツくなっちゃったのを気にしてる女の子」だと考えるんだ…
496名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 20:16:18 ID:HCXzTjXd
警察番組のナレーターが筆舌に尽し難かった。
497名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 20:45:54 ID:zwba34NF
冬だなぁ
498名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 21:02:12 ID:RRxcgQb+
鎧ってなんか寒そうだよね
499名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 21:26:02 ID:q9+dI7ej
だが背景が砂漠だと途端にものすごく暑苦しそうに見える罠
500名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 21:30:00 ID:aGAmq95X
誰か!俺に、俺に文才をくれ!
この溢れ出す妄想......空想力を文にしたいんだぁーーっ!
でも最初の数行で諦めてしまう orz
501おおさか:2007/01/05(金) 21:36:59 ID:Xubv5iBE
>>500
あんな〜、ならうちの能力あげるわ〜!
502名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 22:10:30 ID:mW/mYnrA
>>500
悩むより先にまずは書いてみることだ。
空想力があるならきっと大丈夫
503名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 22:22:07 ID:Mx0KoX3Z
文才は後からついてくるものだ。
まずは己の内に芽生えた盲s…空想を形にしてみるんだ。
504名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 22:27:33 ID:RNi1qY4C
>>500
妄想を100%文字にするのは本職と言えども容易な事じゃないぞ。
とりあえず一本書いて、それを2週間くらいに亘ってリライトしてみれ。
505名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 22:28:56 ID:BDbPMBcZ
>>498
実際は鎧下とかそういうインナーみたいなの着たり中に綿つめるからそれほどではないらしい
506500:2007/01/05(金) 22:32:20 ID:aGAmq95X
>>501-504
お前ら......なんて優しいんだ!
おいらぁこんなに優しくされたのは久しぶりだ!
頑張ってこの妄s......空想を文にしてみるぜ!
でも途中で挫折することうけあいだから期待しないで待っていてくれ!
507ストライク:2007/01/05(金) 22:36:56 ID:QPCQl9Pc
>>500
君のSSを待っている!







できればコーラル×ライで!(苦笑)
508名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 23:41:52 ID:arhnE81b
>>507
もちけつ。まず自分で書いてみたらどうだ?
509名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 23:49:59 ID:Xubv5iBE
>>507
コテハンむかつくから即刻やめろ
あとメル欄はちゃんとsageと入れろ
510名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:02:31 ID:Ub4Klny0
自分で書くわけでもないのにやけに偉そうですね
511名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:08:30 ID:1VIqCR/i
冬休みだから
512名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:16:49 ID:+Z4DG9Z/
ライ×コーラルキボン
513名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:28:46 ID:E7tcoLCx
あと三日の辛抱か>冬休み
514名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:40:22 ID:LbJtRzSu
正月から軽トラに撥ねられ永遠に冬休みに入るとこだった
でも俺の冬休みは一昨日で終わってるんだ
515名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:50:20 ID:PJK9MHAX
昨日から学校ですが何か
516名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:55:50 ID:zGFUHia5
「ああそう」としか答えようのないようなくだらないレスをするのが平成生まれクオリティ
517名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 02:55:24 ID:hDdcvzq0
平成生まれとゆとり属性ののサモナイト石で最も使えない召喚獣が呼べるはず
518名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 03:21:54 ID:4MznCCBZ
うおおおおお、新年のごたごたが片付いて久しぶりに来てみたら神作品が沢山…眼福眼福。
あとついでに秒数の下一桁で書くもんを決める

1.エルエル×ガルマ
2.フィズ→ガゼル×リプレ
3.ライ×アロエリ
4.ロティエル×コバル
5.アカネ・フェア×アルバ
6.ドライアード×グラッド
7.アロエリ調教
8.リューム×フェア
9.セイレーヌ→ギャレオ→アズリア
0.フェア女体盛り受難の巻
519名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 03:29:37 ID:l+cdsaQz
0が読みたかったw
520名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 03:31:01 ID:hDdcvzq0
自分は8が読みたいであります!
521名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 03:36:25 ID:sLKg39+v
本当は甘えたいのについ意地悪してしまうリュームとか萌え
522名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 04:47:53 ID:2NsfUhlQ
3読みてぇー、ツンデレ分が足りない('A`) 
523名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 07:58:42 ID:T3i3D7lO
0だなあ。
ありそうでないネタだから是非w
524名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 08:15:15 ID:zGFUHia5
なになに、グルメじいさんに認められたいがためにミルリーフを料理してしまうライとな?
525名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 08:51:43 ID:aKDKD2oG
【課題内容】

「竜のように熱く、桃のように甘い料理」

ドラゴントースト★
幼竜肉のキッカソースかけ★★
ミルリーフ女体盛り★★★
526名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 12:07:48 ID:vLGwTvEW
保管庫管理人です。
遅くなりましたが、未収録分ほぼアップしました。
前スレの童貞兄貴の連作のみ、もうしばらくお待ちください。

未収録SSのリストアップしてくださった方、作業がとてもはかどりました。
本当にありがとうございました!
527名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 12:27:35 ID:sIACadDj
>>526
管理人様!ありがとうございます!
お疲れさまです!
528名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 13:47:45 ID:ZrAR65sc
>>526
≪フォックス乙! フォックス乙!≫
529名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 15:07:52 ID:KtBVjpSz
アプセットの「…無料体験?」に萌えた
530名無し:2007/01/06(土) 16:12:59 ID:APuXyrjG
>>526
お疲れさまっす!
531名無し:2007/01/06(土) 16:25:15 ID:APuXyrjG
アプセットとかのSSを書いてみたいんだが何も思いつかん・・・
俺には文才が無いのだろうか('A`) 
532名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 16:30:54 ID:WjzPD4mB
>>526
乙舌に尽くし難し!
533ゲッツ様:2007/01/06(土) 16:32:49 ID:T6RnQaW1
>>531

アプセット「Mission COMPLETE・・・索敵終了・・・」
ゲッツ  「おお、アプセットさすがは我が機械人形よ・・今日もよくやってくれたな」
アプセット「教授・・のーぷろぶれむ・・感度良好」
ゲッツ 「お前の人工知能も他の姉妹のように感度を高くしてやれば、普通にしゃべるものを・・」

ア「教授・・・」
ゲ「裏切り者のグランバルトの予備パーツ、これを使ってみようか?どうするかのう」
ア「SystemMode・・・くーるだうん・・・挿入可・・・」
ゲ「よし、それでは早速準備してやろう・・・」


地下溶岩研究室内・・

ゲッツは @グランバルトの予備脳内デバイスをアプセットに取り付けた
       Aもうろくして、同じ物を同じ箇所に付けてしまった!
       Bもうろくして、自分のナニを頭に挿入した!!!
534ゲッツ様:2007/01/06(土) 16:38:03 ID:T6RnQaW1
地下溶岩研究室内・・

 ゲッツは @グランバルトの予備脳内デバイスをアプセットに取り付けた

ア「・・・・・。」
ゲ「どうじゃ?言語が以前よりは頭より浮かんできたりせんか??」
ア「・・・・!!!・・・教・・・」
ゲ「おぉ!成功したようじゃな」

ア「・・教・・・・教ジュ・・・キョウジュ!ハーイ ワタシがサンシマイ一のセクシー&クールなアプセットでーーース!!」
ゲ「!!!!!」
ア「キョウジュ〜らぶらぶパワー ヒツヨウネー!!!モット アソンデクダサイヨ〜 (はぁと) 」

(ゲッツは懐から、新型ドリルを取り出し自分の腕に装着した)
ゲ「・・・許せ、、おまいを破壊する(泣)」
535ゲッツ様:2007/01/06(土) 16:41:42 ID:T6RnQaW1
地下溶岩研究室内・・

 ゲッツは Aもうろくして、同じ物を同じ箇所に付けてしまった!

ゲ「どうじゃ?」
ア「教授・・・モウロク・・・殺傷標的確認・・・」
ゲ「ん・・・どうし・・・ぐわぁぁぁああああ!やめるんじゃアプセット!ワシだぞ!生みの親を襲ってきおって・・・」
ア「標的・・・LockOn・・・補足ジェノサイド・・・」
ゲ「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!・・・・」
ア「Target・・・ぶれいく・・・撤収・・・」

(BAD END)
536531:2007/01/06(土) 16:44:51 ID:APuXyrjG
>>533
参考になりますた!
537ゲッツ様:2007/01/06(土) 16:54:02 ID:T6RnQaW1
地下溶岩研究室内・・

 ゲッツは   Bもうろくして、自分のナニを頭に挿入した!!!

ゲ「ど・・どうじゃww ワシもまだまだ現役じゃワイ!!」
ア「教授・・・チガ・・・体内鼓動促進・・・」
ゲ「ほれほれ〜!ワシのナニをアプセットーー!お前の頭の中でグリグリじゃ〜」
ア「亜班・・・BodyControl・・・不能拒絶不能・・・」

・・・数時間後、ライ達は地下研究所内にて奇妙なものを見ることになる。

全裸のゲッツが白濁まみれで感電死していたのだ・・・。
その横で目が据わっているアプセット。

ア「・・・Target・・・ハッケン・・・全力愛情」
ライ「アプセット??その腕の触手はーーー!」
リシェル「ねえ・・ライ・・・逃げた方が?!やばやばって感じ」
セイロン「うむ、あれは精力をまとったストラの気を感じる」
グラッド「(既にびびって逃げ出している)」

ライ「よし、誰か身代わりを立てて脱出だ!よしコーラル逝け!
   お父さんの役に立ってこい^^」

(龍眼発動、ライ動けなくなる)  
コーラル「・・・代用品、ここに」
ライ「ちょっ・・おまっ・・ぎゃああああああああ」

(END?)
538ゲッツ様:2007/01/06(土) 16:55:22 ID:T6RnQaW1
やっぱ難しいなw
そのキャラの特徴とか空気とか結構書いてみると大変。

これが限界です。゚(゚´Д`゚)゚。
539504:2007/01/06(土) 16:56:31 ID:sIACadDj
な...なんとか自分の妄s...空想を文章にする事が出来たぜ
まだ前半だが今から投下する
540(総受け)ライの日常・午前:2007/01/06(土) 16:57:35 ID:sIACadDj
朝日がまぶたを通して目を刺激してくる。
朦朧としていた意識が覚醒してくるにつれ、腰の浮きそうな感覚がライを襲う。
「う...くっ.........」
口からは自然と声がもれ、その感覚は次第に快感として体を駆け巡る。
ライの目は布団の中の不自然なふくらみへと注がれる。
「ちゅぶ......んはぁ...ちゅぱっ.........んむ...」
ライは力の入らない腕で、布団をめくる。
「れろ......パパ、おはよう......んちゅっ...」
布団の中には、生理現象によって硬直した自分の男根を必死に口に含むミルリーフがいた。
剥き出しになった亀頭を小さな舌で舐め、時には口に含み、強い快感をライに与える。
「ミル...リーフ......うっ!な...何を......ん...」
思いがけない快感に必死に抗いながら、ライは言葉を発する。
「パパのちんちんが......苦しそうだったから......んちゅっ...んぐっ......」
口に入りきらない竿の部分を小さな手で上下にしごきながら、ミルリーフは喉の奥でライの男根を責め立てる。
じゅぷじゅぷという水音が、ライの興奮を更に高めていく。
「それは...朝勃ちっていって.........くぅ...」
「パパ、ひもひいい?ひぃよ...ミルリーフのおふひにらひへ......」
亀頭を口に含みながら上目遣いにライを見つめる。
「くっ!出るっ!」
その顔に見つめられながら、ライは絶頂を迎えた。
「んんっ!んぐっ......んむっ......ちゅっ......」
大量の精液がミルリーフの口内に流れ込んでいく。
ミルリーフは躊躇なくそれを嚥下していくが、それでも飲みきれない程の精液が口の端から流れ落ちていく。
「ちゅっ......ちゅうぅ......」
射精が終わった後もミルリーフは吸い続け、尿道に残った精液も全て飲み込んだ。
「はぁ......パパ、気持ち良かった?」
極上の笑顔で微笑みかけるミルリーフに、ライの体は素直に反応していってしまう。
「あ、パパの......また大っきくなってきたよ?」
ミルリーフはそれを見て、今更ながら頬を赤く染める。
「やっぱり......せっくすしなきゃダメなのかな?」
「いやっ!ミルリーフそれはっ!」
ミルリーフの口から発せられたとんでもない言葉に、ライは慌てふためく。
しかしそんなライをよそ目に、ミルリーフは着ていた服を脱いでいく。
未成熟な幼女の裸が、ライの目に映る。
硬直した男根をそのままに困惑しているライに、ミルリーフは近づいていく。
「やっぱりミルリーフじゃダメなの?」
涙目に訴えてくるミルリーフ、その魅力に抗う力をライは持っていなかった。
「う......くぅぅ......んっ!」
濡れそぼった幼い秘所にゆっくりと男根が沈んでいく。
ミルリーフの膣内は狭く、ぎちぎちとライを締め付けていく。
「あ...あぁ......パパぁ...全部......入ったよぉ......」
「くっ......」
予想以上の狭さと快感に、ライは体を動かす事が出来なかった。
突然唇に柔らかいものがあたった。
それがミルリーフの唇であるという事を理解したのは、ライの口内にミルリーフの舌が入ってきたときだった。
「んんっ......ちゅる......んちゅ...」
積極的に舌を絡ませてくるミルリーフの唇は心地よく、ライは成すがままになっていた。
「んはぁ......パパ...動いて?」
唇を離したミルリーフが耳元で囁く、それと共に吐き出された息がライの背筋を逆なでする。
不慣れながらも、ライは少し腰を動かしてみた。
「んあぁっ!」
ミルリーフの声が部屋の中に響き渡る。
ライは続けて、何度も何度もミルリーフに腰を打ち付けた。
「あぁん!ひゃあぁ!パパぁ!ひあぁ!気持ちひぃよぉ!」
結合部から流れ出す愛液の奏でる水音が、2人の興奮を更に高めていく。
「ミルリーフ!もう...っ!」
「んあぁぁ!パパぁ!ミルリーフのらかにぃぃ!らひてぇ!」
その言葉と同時に、精液がミルリーフの膣内に流れ込んでいく。
「ひやあぁぁぁぁ!」
ミルリーフの背中が弓ぞりになり、絶叫にも似た嬌声が木霊した。
541(総受け)ライの日常・午前:2007/01/06(土) 16:58:05 ID:sIACadDj
ベッドで眠るミルリーフを部屋に残し、ライは外へと出た。
そして宿屋で出す料理に使う食材を調達するため、ミントの家へと向かった。
「ムイムイッ!」
ミントの家に着くな否や、召喚獣オヤカタがライを迎えてくれた。
「おはよう、ライくん」
その後ろからミントが現れ、最上級の笑顔をライに向けた。
「今日は遅かったね、何かあったの?」
「あ...いや別に......」
ミントの言葉に言葉を濁すライ、しかしそんなライの様子をミントが見逃す筈はなかった。
「......ライくん、ちょっと家の中に来て。オヤカタ、畑の見回りお願いね?」
ムイムイッ、と元気よく手をあげるオヤカタを背に、2人は家の中へと入っていった。
「ねーちゃん、一体の何の......っ!」
家の中に入るや否や、ミントが来ていた服を脱ぎ始めた。
すぐに豊満な肉体が外気にさらされる。
「な...何を......うわぁっ!」
戸惑うライをベッドへと押し倒し、唇を塞ぐ。
「ん......んはぁ.........ライくん、ミルリーフちゃんとHなことしたでしょ?」
ミントの言葉に胸をならすライ。
「やっぱり.......なんか女の子の匂いがすると思ったら...」
ミントはそこまで言うと、再び唇を塞ぎ、舌を侵入させる。
熱くぬめったミントの舌が、ライの歯や舌を執拗にねぶる。
「んん...ふむぅ......んちゅっ...ちゅっ.........」
口の端から混ざり合った唾液が流れる。
唇が離れても、ライの思考はしばしの間微睡んだままだった。
「私も......ライくんの事好きなのに...ずるいよ?」
ミントは上半身を起こすと、しなやかな両手でライの服を脱がしていく。
抵抗する事を忘れているライは、あっという間に下着だけにされてしまった。
「やっぱり鍛えてるんだねぇ、すっかり男の体だね」
ミントは豊満な胸をライの胸にあてがうと、上下に動かし始めた。
ふにゅふにゅとした感覚が快感となり、ライの体を襲う。
「これ、気持ちいいでしょ?」
ミントは胸から腹、そして下着の上へと体を移動させていく。
すっかり硬直した男根が、下着の上から胸で嬲られる。
「あっ... くっ......」
「ライくん、おっぱい好きなんだね。じゃあ特別に......」
ミントがライの下着を少しずらすと、硬直した男根が勢い良く飛び出したきた。
「おっぱいで......えいっ!」
新しい快感がライを襲う。
目線を下に動かして見ると、ミントの大きな胸に挟まれた自分の男根が見えた。
「こうやって動かすと......気持ちいいでしょ?」
ミントは言葉と同時に胸を上下に動かしだした。
滲みだしていた先走り汁が潤滑油となり、スムーズに動く胸から強い快感がライに与えられる。
「ライくんの......すっごく熱くて固くて.........素敵だよ」
ミントは胸の間から顔をのぞいている亀頭にふーっと息を吹きかけた。
その瞬間、大量の精液が噴き出した。
「きゃあっ!」
それらはミントの顔と胸に降り注ぎ、白く汚していく。
全てが吐き出された後、ミントはゆっくりと体を離す。
「いっぱい出たね......凄い匂い......」
自分の胸についた精液を指で拭い取り、口へと運ぶ。
「はぁ......美味しいよライくん.........んむぅ...」
何度も何度も口へと運び、執拗に指をしゃぶる。
全てを舐め終えた後、ミントは顔をライに近づけてきた。
「ごちそうさま...今度はもっと気持ち良くしてあげるね......ちゅっ」
柔らかい唇が頬にあたる。
そして再び、下半身に強い快感が押し寄せてきた。
542(総受け)ライの日常・午前:2007/01/06(土) 16:59:13 ID:sIACadDj
「ふぅ〜......」
ランチの仕込みを終えたライに、強い疲労感が襲う。
それもその筈、今日だけですでに何回もの射精を体感したのだ。
しかしそんなライに休息が訪れる事はない。
「ラ〜イっ!」
いきなり後ろから抱き着かれる。
首だけを後ろに向けるライの目に飛び込んできたのは、幼馴染みの少女リシェルの笑顔だった。
「リ...リシェル......」
「何よぉ〜、もっと嬉しそうにしなさいよぉ〜。折角幼馴染みが来て挙げてるんだから」
リシェルはライから離れると、ライの前へと歩き出た。
ライの目に映ったリシェル、彼女は何故か下着だけを身につけたあられもない格好だった。
「えへへ......どうかな?」
リシェルは片手を後頭部へ、もう片手を握りこぶしにして、その甲をくねらせた腰へと当てた。
しかし先ほど魅惑的なプロポーションをしたミントを見たライには、その体は貧相以外の何物にも映らなかった。
「.........な...何よ!貧相とでも言いたい訳!」
敏感にライの思考を読むリシェル、その顔は怒りに彩られている。
「良いわよ!どうせアタシはミントさんみたいにおっぱい大きくないわよ!」
ずかずかと足音を鳴らしながら、リシェルはライに近づいてくる。
「アタシだって......やればできるんだからね!」
リシェルはそういいながら床に膝をつけると、ライの半ズボンに手をかける。
「なっ!」
静止の言葉を発する前に、素早くズボンを下ろされる。
「うわ......でかっ.........」
先ほどリシェルの下着姿を見たせいか、ライの男根は半勃ち状態だった。
「.........はむっ」
「っ!」
いきなりぬめった感覚がライを襲う。
視線を落とすと、そこにはライの男根を口に含んだリシェルが映った。
「な...何をっ!」
「んんっ...んぐっ.........んちゅ......ちゅる...」
上目遣いで、眉根を寄せながらライを見上げるリシェル。
その顔は苦しそうでもあり、また恍惚の表情にも見えた。
「んちゅっ......ずちゅっ.........んぐっ...」
完全に硬直した男根を、音を立てながらしゃぶっていくリシェル、それは最早少女のそれではなかった。
「リシェ...ル......やめ.........くっ!」
短い言葉のあと、ライの体が軽く震える。
それと共に大量の精液がリシェルの口内に放出された。
「んんっ!......ん...ごく.........」
最初驚いた表情をしたリシェルだが、躊躇なく吐き出された精液を飲み込んでいく。
しかしそれでも飲みきれない精液が、リシェルの口の端から流れ床に零れていく。
「ぷはぁ!はぁ...はぁ......何でいきなりだすのよ!」
男根から口を離したリシェルの口から、なぜか怒りの声が発せられた。
「1人だけ気持ち良くならないでよね......今度はアタシも.........」
その表情はすぐに恥じらいの表情へと変わっていく。
リシェルは床に四つん這いになると、尻を高く上げライへと向ける。
テカテカと濡れる秘所が、ライの興奮を更に高めていく。
「は......早くいれなさいよ.........恥ずかしいんだから...」
目を瞑り、羞恥に耐えながらも気丈な台詞、彼女らしい。
ライは男根をリシェルの秘所に合わせると、一気に奥まで突きいれた。
543(総受け)ライの日常・午前:2007/01/06(土) 17:00:13 ID:sIACadDj
「ひやあぁぁぁぁっ!」
大きな悲鳴が宿屋の食堂に響き渡る。
「あ......あぁ.........」
焦点の定まらない瞳、恍惚の表情、どうやらリシェルは絶頂に達してしまったようだ。
しかしライの腰は容赦なく動き出す。
「あひぃ!ひやぁ!ライぃ!らめぇ!」
止めどない快感がリシェルを襲う。
「リシェル......ごめん!」
「んあああぁぁぁ!」
再び絶頂がリシェルを襲う。
大量の愛液が床へとこぼれ落ち、またそれが潤滑油となって男根の挿入をスムーズにする。
淫猥な水音が室内に響き渡る。
「ライぃぃ!好きぃぃぃ!大好きなのぉぉぉ!」
「くぅっ!リシェルっ!」
ライは限界を感じたのか、男根を引き抜こうと腰を引く。
「いやあぁぁ!なかに.......膣内にぃぃ!膣内にらひへぇぇ!」
リシェルの言葉を象徴するかのように、リシェルの膣がライの男根をきつく締め付ける。
「う...出るっ!」
言葉とともに放出される精液が、リシェルの子宮口を叩く。
「あひっ.......んああぁぁぁあぁぁああぁぁ!」
一際高い嬌声が響き渡る。
ライは腰をしっかりと押さえつけると、最後の一滴までリシェルの中に注ぎ込む。
「あ......んあ.........」
リシェルの体が痙攣する。
ライの精液が完全に注ぎ込まれると、リシェルの体が床に崩れ落ちた。
「ライ......ライぃ......」
うわごとのようにライの名前を呼び続けるリシェル。
ライはそんなリシェルに近づくと、優しくキスをした。
544(総受け)ライの日常・午前:2007/01/06(土) 17:01:00 ID:sIACadDj
以上!
今度は後編・(総受け)ライの日常・午後を執筆してみるぜ!
545名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:02:28 ID:cEI1Rnbx
>>544
激しくGJ!
似たようなの考えたことあるけど見事具現化してくれたのう。
ありがたや。ありがたや。
546531:2007/01/06(土) 17:03:46 ID:APuXyrjG
ゲッツ様割り込み すいませんでしたぁぁああああ・・・

544
中々GJ(・∀・)
547(総受け)ライの日常・午前:2007/01/06(土) 17:06:33 ID:sIACadDj
>>545
>>546
おぉ!いきなりレスありが?ォ
続き頑張るぜ!

今気付いたけど俺>>504じゃねえや
>>506だった、どうでもいいけど
548531:2007/01/06(土) 17:09:48 ID:APuXyrjG
くそう皆みたいな文才が欲しいぜぇ・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
549531:2007/01/06(土) 17:18:34 ID:APuXyrjG
そういや皆はどんなSS見たいのぉー?(・∀・)
550名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:24:58 ID:FaKaavm4
ふたなりコーラル射精中毒
551名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:26:43 ID:cEI1Rnbx
濃厚エロエロなライ×リシェ
俺が書くと薄味になる。
その点でも>>544はよくやってくれた。
552名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:35:04 ID:+orGDn+I
>>550
知識を継承したら、それにオナニーに関することが含まれていて、
試しにやってみたら止まらなくなったコーラルを想像した。
553名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:35:24 ID:UOjJh0dN
亀ですが>>526
保管作業お疲れ様でした。

>>549
そろそろ昔のような人生破壊級の陵辱モノが欲しい。
554531:2007/01/06(土) 17:44:22 ID:APuXyrjG

「はぁ・・はぁ・・・うっ!」
自分の部屋から変な声が聞こえたのでライは自分の部屋に入ってみる
ギィ バタン
「はぁ・・はぁ・・うう!」
コーラルがオ○ニーをしている・・・
「・・・・」






妙な物書いてゴメン・・・反省はしてるから怒らないで・・・。゚(゚´Д`゚)゚

555名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:51:43 ID:3+M2D40W
大丈夫だよ〜
大丈夫だからコーラルが棒を持ってたのか指を穴にいれていたのか・・・・
どっちだ!!!!!!
556名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:53:38 ID:fjYAyksS
ID:APuXyrjG
そろそろ消えろや
557名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:54:32 ID:E7tcoLCx
>>555
マジレスはいかんぞ
相手はsageも知らないリア厨なんだから
558名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:00:02 ID:FaKaavm4
<<554
うわ〜早速きたきたきたーっ!!!
俺のリクエストに答えてくれたのかな?wありがとう(o・∀・)
萌えたよ(;´Д`)ハァハァコーラル最高・・・
これからもどんどん書いてくれ!!待ってるぞ〜!
559名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:01:35 ID:sIACadDj
そうそう、平和にいきましょう平和に

それにしてもSSを書き進めるたびキャラが原作の設定とかけ離れていく
なんか批判を受けそうで怖い
560名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:03:15 ID:gggW76Jy
>559
きちんとストーリーになってりゃ、大丈夫だと思うが。
561名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:03:21 ID:MB0Zexuz
>>557
sageてようがなかろうが本当に年齢制限以上なのか疑わしいのが増えた
4発売の影響なんだろうがかなり気持ち悪いレス多いと思う
562名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:03:51 ID:T6RnQaW1
563名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:07:54 ID:fjYAyksS
>>562
いろんなところに貼りつけてんじゃねえよ
そんなに褒めてもらいたいんか
はいはいGJGJ
これでいいだろボケが
564名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:09:14 ID:C3A6Eyoj
      ∧_∧      ∧_∧
      ( ´∀`)    (    )>>562
    三 (, つ  ノ     (    )   エロ絵は…
      /  ) )      | |  |
    . 〈_)\_)      (__(___)

         ∧_∧  .∧_∧
         (  ´∀) (    )>>562
         (    つ (    .)    角煮だって
      ≡≡三 三ニ⌒).| |  |
        〈__)__) ̄(__(___)

           ∧_∧∧ 
          (    ´) ) ←>>562
          /    ̄,ヽつ     言ってるだろうが
         C  /~/~ 
         >   > くっ 
         \__)し'

         ∧_∧  でもエロいから許す
         ( ´∀`)        
        / ヽ、 ∧∧
     (( C( ヽ__( ´Д)  アッー!!
       / ( 、__  Y、
      〈__∠__,)) ヽ_'っっ
565名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:22:51 ID:auTqczRz
>>561
さすがにあと2ヶ月もすればおさまってるんじゃないか…?
566名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:24:54 ID:sIACadDj
2ヶ月後は春厨の出番
567名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:26:04 ID:FaKaavm4
発売後、しかも冬休みはこんなもんだろ
568名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:27:51 ID:auTqczRz
>>558が言うなよw
569名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:32:01 ID:E7tcoLCx
>>558は釣りだと思うんだ
570名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:40:07 ID:or/eqwod
>>553
4キャラはいい人かヘタレしかいないから難しいな・・・>陵辱
とりあえず妄想を投下してみる。気が向いたら元ネタにでも



傀儡戦争から数年、メルギトスの蒔いた源罪は着実に浄化されていったが、
生き残ったものは成長し若干ながらも意志と知能を身に付けていた。
そんなある日、竜の子は町の外で至竜の力を狙った源罪に襲われてしまう。
不意をつかれ、ライが身を挺して庇ったおかげで難を逃れるも、
彼は源罪に汚染されて妖霊の響界種と化してしまう。
絶望した竜の子をそのまま押し倒し、支配下におく黒化ライ。
まずはブロンクス家乗っ取るべく、ポム子さんを襲って手駒に。
リシェルをポム子さんとともに調教。
ルシアンはライと周囲の異変に気づくが、
ライに犯されて悪魔化したリビエルによって手篭めにされてしまう。
免疫0なアロエリは手も足も出ず、メイメイも少女の姿では抵抗は不可能だった。
こうして忠実な肉奴隷を手に入れた黒ライだったが、彼の本当の野望はこれからだった。
目障りな勇者達を始末すべく、彼らに繋がりのあるミント・アカネを調教して
優秀な刺客に仕立て上げたのだ。準備は整った。
忠臣たち(+ケンタロウ)をさっさと始末。
忠実な奴隷達とともにとエニシアを徹底的に陵辱し我が物としたライ。
そこにいたのは一人の外道だった
ラウスブルグを使って世に新たな破壊と混沌を招くのだ。
無論例によって男連中は調教道具に使われたりと散々な扱い。
571名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 19:32:10 ID:9ZMGJ7lM
ギアンに陵辱方向に暴走してもらえばそれで済むじゃないか
エニシアやらフェアやらを「君には身体に教えるしかないようだね・・・」と
調教師らしく「説得」するとか
572名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 19:33:47 ID:sIACadDj
このスレを見る限り、彼はヘタレだから......
魔獣調教師の名折れ
573名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 20:02:04 ID:Uw7Z7Igs
もうエニシアがギアンやフェアやライを調教すればいいと思うんだ
574名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 20:10:29 ID:Ii19mtTe
そして全員まとめて調教するポムニットさん
575名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 20:30:21 ID:or/eqwod
>>571->>573
いいだろう。
ちょっと適当に陵辱モノ?を書いてみる。
SSというより小ネタになると思うが。
576アルバ×イオス(♀):2007/01/06(土) 21:24:29 ID:Lb5L4uGU
抱きしめたまま、片手でさわさわとイオスの身体を撫でていく。最初は背中だけだったが、
次第に撫でる箇所を広げていき、首筋やお尻にまで手を伸ばす。
「……んんぁ、ひゃっ、んむぅ……」
それだけで昂ってきたのか、イオスの唇からくぐもった喘ぎ声が漏れてきた。
存分にイオスの口内を堪能してからアルバは顔を離す。溢れた唾液が糸となり、筋となってイオスの唇の端から垂れていった。
「……んっ、はぁ……」
漏らす吐息は熱っぽく、こちらを見つめる瞳は潤んでいる。
そのイオスの全身が小刻みに揺れていた。アルバは動きを止めて、キスの余韻に浸るイオスをそっと抱きしめる。
「アルバ……」
しばらくすると、今にも泣き出しそうな、切なげな声がアルバの名を呼んだ。
それに応えるように手の動きを再開させる。今度は少しばかり力を込めて。
「……んんぅ、はぁ……、あっ、ひうっ、んんぁ……」
スカートを捲くり上げ、下着に直接手を触れる。引き締まった尻肉はその豊かな弾力性を布越しに伝えてきた。
ぐにぐにと力強く揉みしだくと、肩に当たるイオスの吐息が荒くなっていく。
イオスが十分に出来上がってきたことを確認すると、アルバはそこから手を遠ざけた。
「……んぁ、ふっ……んぅ?」
突然、愛撫を止められたイオスは視線でアルバに訴える。もっとして欲しい、と。
それに応えることなく、さらにアルバはイオスから身体を離した。
膝立ちで後退し、イオスの足元付近でそっと身を屈ませる。
そして、スカートの裾を少しばかり持ち上げると、イオスが反応する暇も与えないまま、アルバはその中に頭を潜り込ませた。
577アルバ×イオス(♀):2007/01/06(土) 21:25:21 ID:Lb5L4uGU
「…………っ!?」
突然のアルバの行動を、イオスは理解できず言葉を失う。
その直後、ぬめりとした感触が下着越しにイオスの股間を撫でていった。
舐められている、と気づくよりも先に、体の方がすばやく反応をみせる。
「……やぁ、そんなの、汚い……、ひゃっ、んんぅ……っ!」
唾液で濡れた下着が秘部に張り付き、さらにそこを再び舌が這っていく。
布一枚分の距離など、もはや無いにも等しい。そして、それすらも……。
「ダメ、そんな……っ」
下着がズルズルと引き下ろされていく。
自らの目でその様子を確認できないことが、イオスの不安を引き立てていた。
「ひゃう…っ!?」
熱い吐息が吹きかけられ、唾液で湿った秘部がくすぐられていく。
下腹部にじんわりとした熱が灯っていく。それが自分が興奮している証なのだと、
イオスはもう何度も身体に教え込まれていた。
そして、アルバの舌がイオスの秘部に直接触れる。
「……くうぅっ、やっ、あぁん……、はっ、んんぅ……っ!」
手による愛撫とは全然違う、生々しさすら感じられる舌の感触にイオスは悶え狂う。
それは初めて味わう快感だった。そもそも、秘部を舌で愛撫するという知識など、イオスは持ち合わせていなかったのだから当然である。
ぴちゃぴちゃと秘部が舐められる音。陰毛がかき混ぜられる感触。そして、秘裂を割り開くような舌の動き。
スカートに覆い隠されているため、状況は与えられる感覚のみでしか知ることが出来ず、それが普段以上に全ての感覚を敏感にさせていた。
シーツを握っていた手にキリキリと力がこもる。身体がどこか遠くへ行ってしまいそうな高揚感。
「やっ、あぁっ、ひっ……あっ、ああぁぁぁぁあぁぁぁ……っ!」
あられもない嬌声を上げながら、イオスは達した。
578アルバ×イオス(♀):2007/01/06(土) 21:26:04 ID:Lb5L4uGU
もぞもぞと動いてアルバはスカートの中から顔を出した。
口元にはべったりと愛液が付着しており、くらくらするほどの性臭が漂っている。
――ああいうのを、潮吹きって言うのかな……。
イオスが絶頂に達すると同時に、愛液が飛沫となって秘裂から噴出してきたことを脳裏で反芻させながら、
口元に付着した愛液を指で拭い、それを舐め取っていく。
決して美味しくは無いが、その濃厚な匂いは中毒性のあるものだった。それが愛しい人のものなら、なおさらである。
「イオス副隊長……」
口の中で呟きながら、イオスに目を向ける。
よっぽど絶頂が深かったのか、イオスの全身からは力が抜けきっており、焦点を失った瞳が天井をぼんやりと映し出している。
今は静まっているものの、先ほどまでは荒い息をついていたのだろう。規則的に上下する肩がその名残を見せていた。
抱きしめて介抱しようとしたが、上から乗っかったのではイオスに負担がかかってしまう。
しばし考えてから、アルバはイオスの身体の下に、自分の身体を潜り込ませた。
ヘッドボードに背中を持たれかけて上体を起こし、イオスを背後から抱きしめて、自分に寄りかからせる。
脱力しているせいか、いつも以上に身体の柔らかさが全身に伝わってきた。
乱暴に扱えばそのまま壊れてしまいそうな気がして、慎重に力を調節する。
付け髪をゆっくり外すと、見慣れたショートの金髪が姿を現した。サラサラの質感を確かめるように手で梳いていく。
「……アル、バ?」
そうしていると、かすれがかったか細い声が耳に入ってきた。
確認するまでも無くイオスの声だ。首を曲げて、こちらへ振り向こうとしていたが、
負担をかけたくなかったので、頭を撫でる手でやんわりと諭しながら口を開く。
「すみません、なんか無理させちゃって……」
謝罪するアルバだったが、イオスから返ってきた言葉は予想外のものだった。
「……おしりのした、当たってる……」
「…………う゛」
バツの悪そうなうめき声を上げるアルバ。
あんな絶頂を見せ付けられたうえ、現在進行形で身体を密着させているのだから、
どんなに優しく接したところで、興奮を覚えないわけが無かった。
579アルバ×イオス(♀):2007/01/06(土) 21:26:47 ID:Lb5L4uGU
「あの、これは、その……」
「……れて」
「へ?」
「……いれて……、アルバの……ほし…、から……」
「……っ!」
熱っぽい呟きと共にスカートを自ら捲り上げるイオス。
下着が取り払われた股間は、唾液と愛液で濡れそぼっており、てらてらと光を反射していた。
ズボンを突き上げるモノが硬度と大きさを増していく。
我慢できずに脱ぎ去ろうと手を伸ばすアルバよりも先に、イオスの手がそこに添えられた。
ぎこちない手つきだったが、元が器用なためか、ほどなくして膝あたりまで、ズボンと下着が下ろされる。
「……ひゅうぅ、んっ……」
先走りでどろどろになっていた亀頭が跳ね、尻肉の谷間をずるりとなぞる。
ふるふると快感に震え、熱い息を吐き出しながら、イオスは腰を揺り動かしていく。
「……ぁ、ふぁ……」
くちゅり、と淫靡な音を立てて、亀頭が秘裂に挟み込まれた。
あとほんの少しで、膣内に飲み込むことが出来るのに、そこでイオスの動きが止まる。
その意図を察したアルバは、しっかりとイオスの身体を抱きかかえながら、ゆっくりと腰を突き上げた。
「……はっ、あ、あぁ……、んんんぅ、あぅ………」
ぐちゅぐちゅと粘着液同士が絡み合う音を立てながら、アルバの男性器が挿入されていく。
奥へ奥へと突き進むにつれて、イオスの膣内は強引に拡張されていった。
もちろん、無抵抗にと言うわけではない。緩むことの無い膣壁が力強くアルバを締め付けていく。
「………くぅっ!」
幾度かの経験を経て、ある程度の耐性はついているはずだが、それでも与えられる快感は膨大だ。
息を詰まらせながらアルバは、イオスの身体を抱きしめていた手を動かした。
服の上からでも膨らみが感じ取れる乳房を、後ろから荒々しく揉みしだく。
「……あんっ、やっ、んんんんっ……、アルバ、アルバ……っ」
快感に浸りきった甘美な声が、窓から夕日が差し込む室内に響き渡る。
意識は混濁し、快感を求める身体だけが力尽きることなく動いていた。
そして、一際大きく腰を突き上げると共に、イオスの膣内でアルバが弾けた。
「……あぅ、んっ、ああぁ……、いっ、んんんんんんんうぅ…っ!」
イオスの涙交じりの嬌声を聞きながら、二度、三度と濃厚な白濁液で膣内を染め上げていく。
全てを出し終えるのとほぼ同時だった。イオスの身体が木の葉のように揺れ、ぐらりと力なく倒れかかる。
「イオス副隊長!?」
絶頂の余韻も投げ捨て、アルバは慌ててイオスの身体を支えた。
身体を揺らしたり、声をかけてみても反応は返ってこない。
不安に駆られるアルバだったが、ふと耳を澄ますと、静かで規則的な呼吸音が聞こえてきた。
580アルバ×イオス(♀):2007/01/06(土) 21:27:55 ID:Lb5L4uGU
「…………ん」
イオスが意識を取り戻したのは、すでにアルバが後始末を終えた後の事だった。
情事のときと同じ体勢で、イオスの身体はアルバに後ろから抱きしめられている。
「イオス副隊長……?」
こちらが身体を揺さぶったのに気づいたのだろうか、アルバが心配そうに声をかけてきた。
それに応えようとするが、疲れきっているためか身体が上手く動いてくれない。
仕方が無く、イオスは身体をアルバに預けるように寄りかかることで意思表示をする。
その直後、こちらを抱きしめる手に力が入れなおされた。
サラシとは違い、安心して身を任せられるような力強い圧迫感がイオスの身を包み込む。
「…………んんぅ」
自分で出したとは思えない、猫が喉を鳴らすような甘え声が唇から漏れる。
後で思い返せばきっと自分はとてつもなく恥ずかしがるだろうが、今はその欲求に抗う術を持っていなかった。
あらためてあたりを見渡せば、シーツや服は体液でぐちゃぐちゃになっており、特にスカートは見るも無残な状態だ。
その視線に気づいたのか、すぐに替えを買ってきます、と気まずそうに言ってアルバが立ち上がろうとした。
それをイオスは引き止める。明日からはまた、いつもどおりの日常に戻るのだ。
――ならば、もう少し幸せな気分を味わっておいても罰は当たるまい……。
イオスは生まれて初めて、休暇を楽しもうとしていた。

ちなみに、次の定期診断では、バストどころかヒップまで増加していて、
イオスの苦悩は尽きることなく増えていくのだが、それはまた別の話。
581604:2007/01/06(土) 21:29:46 ID:Lb5L4uGU
長くなりましたが以上です。
あまり同じキャラを延々と出し続けてるのもアレですし、
次は別の話を書いてみようかなと。
(アルバ×イオス(♀)ネタはまだあるんですけどね)
582名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 21:51:31 ID:VLU3UzgC
GJです
自分としては新作もイオス(♀)も両方期待して待たせていただきます
583名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 21:55:55 ID:zGFUHia5
イオス、まさか孕n(ry
584名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 22:13:26 ID:CnjzrTWX
おお、毎度GJです!
この二人の話、大好きなんでまた読みたいです。
もちろん、新作も楽しみにしてます。
585名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 23:01:13 ID:WjzPD4mB
GJ!おつかれさまです新作もイオス♀も楽しみっす!
586名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 23:11:11 ID:e1fhmVDu
>526
保管庫管理人様の仕事に狂喜乱舞しつつ、
前々スレのシンゲン×ヒトカタフェアが
「純愛」と表記されてたことに激しく違和感を覚えたw
587名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 23:12:23 ID:sIACadDj
俺はクラウレハードがあったことに爆笑したがなww
588名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 00:44:40 ID:0JihddPE
>>526
遅くなりましたがお疲れ様です!いつもありがとうございます

これから保管庫に出張してきますwktk
589名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 01:00:15 ID:r6JiaOXe
>586
シンゲン×ヒトカタフェアの部分だけなら、純愛っぽく見えなくもない。
590名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 08:54:46 ID:gtAwU/lW
正確には、純愛(仮)か純愛(偽)か純愛(笑)が正しいよな
591名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 09:38:58 ID:d6SsEvxD
(C)純愛 だろうな。この場合。
592名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 10:05:47 ID:VqFB3oth
純愛(札)
593名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 10:16:41 ID:hU9DDRRL
純愛(歌)
594名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 10:21:04 ID:F+hv6UQF
みしゃ、うたってくれ
595名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 10:25:54 ID:Ac/5mojC
リビルシって意外と2コしかないんだな
やはりあの二人はエロより純愛のほうが似合うのか…?
596名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 10:35:07 ID:VqFB3oth
フェアだとセイロンかシンゲンが多めかな。
発売前はグラッド相手が多いと予想してたけど
597名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 10:41:07 ID:y/OvPSWZ
セイロンとフェアはここの外でも一番群を抜いて多い組み合わせだったな。
つうかサモ4関連のサイトの大半がセイロン×フェア
サイト持ちは女の人が多いんでフェア中心が多くてライは少なめ
しいて言うならリシェルやミルリーフがやや多めって感じだったが
598名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 10:48:32 ID:VqFB3oth
同じ御使いのアロエリ、リビエル、クラウレは扱ってるサイト少ないな…
599名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 11:20:53 ID:7EBosVgA
グラッド、ギアン辺りはフェアでED見てハマる人いそうだ
グラッド場合、ミントさんとの関係も期待してた自分にはちと物足りなかった…
不足分はここの神達に随分補充させてもらったけどw
600名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 11:21:58 ID:lRpszMGq
アヤよりヨージが人気なのか……?
601名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 12:00:12 ID:bjv6zz6G
オヤカタ×マルルゥってないのな
602名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 12:13:51 ID:1WT9fuiK
>>599
逆にグラッドは引いてしまった…。
告白されたとたんに、ミントが好きだったことを過去形で言い訳めいた説明して
突然フェアに乗り換えるし、あれだけミントさんミントさん言ってたのに
EDでいきなり結婚子作りの話してるしで。
603名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 12:29:43 ID:zYJhuQnW
おめーは男をわかってない。
やれそうな方に調子合わせるのはよくあること。
604名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 12:32:57 ID:y/FijFq2
リアルでどうでも引くものは引く。
605名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 12:36:54 ID:1WT9fuiK
リアルはともかく、ゲームで童貞臭漂うグラッドにそれをやられるとなあ。
606名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 13:18:03 ID:ZkJUTlmp
23スレでシンゲン×ヒトカタフェア、今スレでセイロン×フェアを投下した者です。
その節はたくさんの温かいご感想をありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

今回はギアン視点のフェア総受けギャグを投下させていただきます。
直接的なエロはありませんが、しばしお付き合いいただけると幸いです。
607名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 13:18:40 ID:gtAwU/lW
お前らが童貞童貞言うから某童貞スレ思い出しちまったじゃないかwwww
608名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 13:24:49 ID:meaEJWgu
カモオォン!
609名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 13:27:41 ID:ZVN6MDRs
セイロンにしろシンゲンにしろおいしいとこもってくキャラだしなあ
女キャラでそーゆーのはいなかったし……
あえて言うならミントさんなんだろうけど、「すこしだけ聞いたことがあるの」連発だとちょっと違うし


しかしこのスレで鬼妖界を代表するロリコンとして名を馳せてしまったためにもうそういう見方しかできんwww
610名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 13:33:38 ID:1097jERA
やっぱセイロンってロリコンだよな・・・
611男たちの午後・ギアン受難編:2007/01/07(日) 13:35:08 ID:ZkJUTlmp
その日、ギアンは極めて不機嫌だった。
彼の雇い主であり、密かに想いを寄せる相手でもあるフェアが、ミルリーフをはじめとした女性陣と連立って、シルターン自治区へ二泊三日の温泉旅行に出かけた翌日のことである。
「ごめんね、留守番押しつけちゃって。お土産買ってくるから、ゆっくり休んでて」という優しい言葉とともに留守を預かることとなったギアンは、フェアが側にいないのが寂しい反面、彼女から信頼されているという実感を得て浮き足立った。
休んでいろとは言われたが、どうせならこの機会に店を徹底的に掃除してやろう。出入り口に彼女の好きな花を飾っておくのもいい。驚き喜ぶ彼女の顔を想像するだけで思わず口元が緩む。
「・・・なのに、なんで君らがここに居座ってるんだ」
苛立ちを隠そうともせず、茶を載せた盆を乱暴に投げ出しながら、テーブルを囲む面々をにらみつける。
「なに、近くまで寄ったものでな。久方ぶりに店主の顔を見ようと思ったのだが、留守中とは残念なことだ。まあ、明日には戻るのだろう? ゆっくり待たせてもらうとするゆえ、気にすることは無いぞ。あっはっは」
尊大に笑いながら、まるで自分の家のようにくつろぐ龍人。
「僕はお店のことが気になって来てみただけですよ。フェアさんのいない間に、貴方がこっそりタンスをのぞいたり、使用済ティッシュをポケットに入れたりしないとも限りませんから」
「そんなことするわけないだろう!?」
「信用できません。ギアンさんむっつりスケベだし」
フェアがいないとギアンに向ける敵意があからさまになるブロンクス家の弟。
「俺もフェアから頼まれててな。この三日間はこの周辺の巡回を強化するつもりだよ。ま、この面子が揃ってれば、侵入者もびっくりして逃げ出すかもしれないけどな。はははっ」
ヘタレで空気の読めない巨乳萌えのくせに、フェアから『お兄ちゃん』呼びを享受しているのが許し難い駐在軍人。
どいつもこいつも、フェアとのラブラブ新婚生活(仮)をエンジョイするにあたって目障りな輩ばかりだ。
そして中でも最も油断のならない男がこいつである。
「自分も、及ばずながら犯罪防止の一翼を担えればと思いまして推参いたしました」
いけしゃあしゃあと言ってのける、ギアン個人としては殺したい相手No.1に輝くロリコン眼鏡侍。
「貴様がそれを言って説得力があると思うのか! だいたい、あんなこと(※23スレ690参照)をしでかしておきながら、よくものこのこと顔を出せるものだな」
「御主人は海より懐の広いお方ですからねえ。ほとぼりが冷めたところを見計らって誠心誠意謝れば、きっと許してくれますって」
「例えフェアがそうだとしても、ボクは貴様を彼女に近づけるのは断固拒否したいんだが」
「そんなこと言ったってねえ。貴方だって、解魂病で脅しかけたり、堕竜化して大暴れしたり、おでこにチンコ生やしたりしてるけど、きっちり許してもらってるじゃないですか」
「ぐっ・・・て、最後のは違うだろう!!」
「まあまあ・・・事情はわからぬが、せっかく久しぶりに懐かしい顔が揃ったのだ。過去の遺恨は水に流し、旧交を温めるとしようではないか」
セイロンのとりなしでとりあえず矛は収めたものの、むかむかした気分は治まらない。店の掃除もフェアの笑顔もこいつらのせいでお流れかと思うと、思わずS級召喚をぶっ放してしまいそうだ。
612男たちの午後・ギアン受難編:2007/01/07(日) 13:36:12 ID:ZkJUTlmp
「にしても、温泉ですか。いいですねえ」
そんなギアンを尻目に、シンゲンはだらしのない顔で視線を虚空に飛ばす。
「柔肌を湯に染める御主人・・・次の機会には是非ともご一緒したいもんです」
「うむ、シルターン自治区には混浴可の温泉もあると聞くからな。上手くやればそれも可能かもしれぬ」
「こ・・・んよく?」
聞きなれぬ言葉に怪訝な顔をするギアンに、セイロンは意味ありげな笑いを含んだ流し目を送った。
「男と女が、ともに同じ湯船につかることだ」
「何だと同じ湯ぶはっ!!?」
「ギャー!」
激昂と同時に盛大に鼻血を噴くギアン。ちなみに続く悲鳴は、鼻血のシャワーを真正面から浴びたグラッドのものである。
その様子を冷たく眺めながら、ルシアンがぽつりとこぼした。
「・・・僕はフェアさんと一緒にお風呂に入ったことありますけどね」
「「「何ィ!!!」」」
今度は全員が一斉に腰を浮かせ、ルシアンに鋭い視線を送った。
「い、い、いつの話だ!!」
「7・8歳の頃ですよ」
「・・・なんだ・・・」
拍子抜けして、ギアンがため息とともに着席しようとしたのも束の間。
「フェアさんて、結構色っぽいところにほくろがあったりするんですよね」
「「「うおおおおお!?」」」
衝撃的過ぎる爆弾投下に、その場は再び異様な熱気に包まれた。
「どこです!? それはどこです!? ここですかそこですかそれともあんなとこですかっ!?」
「いや、それは言えませんね。僕の大切な心の宝物ですから」
「くううっ、なんと手厳しいっ」
「ぬう、そういうことなら我とて負けてはおらぬぞ」
ぱちりと扇子を鳴らし、ますます偉そうに胸をそらしたのはセイロンである。
613男たちの午後・ギアン受難編:2007/01/07(日) 13:36:32 ID:ZkJUTlmp
「我は、店主殿の胸を触ったことがある!」
ピシャアアアアン!!
衝撃、三度。色めきたつ男どもの中、ギアンの眼前は暗闇と化し、繊細な心の空には稲妻が走っていた。
「いつ!? どこで!? どうやって!?」
「ギアンがまだ敵であった頃、戦闘中によろめいた店主殿を支えてやった際に偶然な」
ショック死寸前のギアンに向けて、セイロンは勝ち誇った笑みを浮かべながら嘯いた。当のギアンは、それをなんとかにらみ返すのが精一杯だ。
「それは、本当に偶然なんだろうな・・・?」
「偶然だとも。いや、小ぶりではあるが、真綿のようにふんわりとした、実に甘美な手触りであったよ。あっはっはっは」
「うううっ・・・ま、負けた・・・うらやましい・・・」
その場に崩れ落ちるルシアン。シンゲンは揉み手をしながらセイロンに擦り寄っている。
「あの、ひとつ握手していただけませんかね? その幸運の御手のご利益を自分にも・・・」
「あっはっは。断じて断る」
「おい・・・お前ら、本気で言ってるのか?」
すっかりハイテンションになったところに冷静な一言を差し挟んだのは、これまでの騒ぎを一人ぽかんと眺めていたグラッドである。
「フェアはまだ15歳なんだぞ。あんな子供の胸だの裸だのに、そんなに興奮するってのはちょっと異常というか・・・」
「・・・・・・」
一瞬顔を見合わせ、セイロンとシンゲンはやれやれと肩をすくめた。
「な、何だよ」
「わかってませんねえ、駐在殿は」
「そんなことだから、ミント殿を他の男にあっさりさらわれるのだぞ」
「なっ、何言ってんだよ!! そんなの今は関係ないだろ!!」
思いも寄らぬ方向から攻撃を受け、真っ赤になってうろたえるグラッド。見れば恥ずかしさのあまり涙目になってしまっている。なんだか他人事とは思えず、同情心すら感じてしまうギアンである。
「良いか。子供はいつまでも子供ではない。まして娘十五は咲き初めの花、これから女になろうという最も美しい年頃とも言える」
「それに御主人の体つき・・・特に腰周り。貴方じっくり眺めたことがありますか?」
「あ、あるわけないだろう」
「まだ肉は薄いですが、あの腰骨が左右に張った感じ。あれは間違いなく安産型、丈夫な子を産み良き母となる身体です」
「そう、そしてそういった娘の胸はだな・・・」
「む・・・胸は?」
グラッドはいつの間にか話に釣り込まれ、ぐぐっと身を乗り出している。
614男たちの午後・ギアン受難編:2007/01/07(日) 13:37:09 ID:ZkJUTlmp
「こう・・・男が愛情を込めて揉んでやれば、何倍にも成長するものなのだ」
「貴方好みの、ぷりぷりのたゆんたゆんにね」
「ぷ、ぷりぷり、たゆんたゆん・・・」
「考えてもみよ。自らを兄と慕ういたいけな乙女を、じっくりと育て上げてゆく楽しみ」
「夜を重ねるごとに、手ごたえを増してゆくふたつの果実・・・」
「う、うう・・・フェア・・・」
いつしかグラッドの視線はあらぬ方向を向き、その両手は鬼妖界エロコンビの繰言に合わせてわきわきとうごめいている。
もうだめだ。こいつももう完全に妄想の奴隷と化してしまった。
こいつらみんな、フェアを狙う獣だ。害虫だ。
絶望と焦燥がじわじわと全身を侵食していくのに耐えかね、いつしかギアンは席を蹴って立ち上がっていた。
「いい加減にしろ!」
心底からの怒りが込められた叫び。その場は水を打ったように静まり返り、全ての視線がギアンに集まった。
「貴様らみんなして・・・フェアをなんだと思ってる! いつもボクらを優しく見守ってくれてる彼女を、そんな風に弄んで、汚して楽しいのか!」
少なくともギアンにとっては、フェアは冒し難い聖域、敬愛すべき聖女に他ならなかった。
闇の底で一人のたうっていた自分を、命がけで救い出してくれたフェア。明るい笑顔で、何物にも変えがたい安らぎを与えてくれる太陽のような女性。
そんなフェアを、自分以外の男たちが汚らわしい欲望の対象としている。それがギアンには我慢がならなかった。
しかし、そんなギアンの熱弁は、エロ侍の冷たい視線によってあっさり跳ね返されてしまった。
「そういう貴方はどうなんですか」
「え」
「御主人と一つ屋根の下、二人っきりで暮らしていて、なんともないんですか」
「な、なんとも、って」
「そ、そうですよ」
ルシアンも続く。
「ギアンさんがここに下宿するって聞いた時に、姉さんも言ってた。フェアさんはそういうことに無頓着だけど、ギアンさんがムラッとしてグラッといっちゃう可能性は充分ある、心配だって」
「確かにそうだな。部屋は別とは言え同じ屋内、手洗いも風呂も共同なのだろう。まして、どうやらおぬしは店主殿に並みならぬ感情を抱いておるようだしな。いずれは間違いが起こってしまうやも・・・」
「そ、そそ、そんなこと、は」
「絶対ないと? 言い切れるんですか?」
ぐっと、返答に詰まる。
実は、本当の本当に正直なところを明かせば、風呂上りのフェアを偶然見かけて以来、その洗い髪の寝巻き姿をお気に入りのオカズとして毎夜愛用しているギアンである。
「そういや、俺もフェアに聞いたことがあるぞ」
煮詰まった空気を破ったのはグラッドだ。
615男たちの午後・ギアン受難編:2007/01/07(日) 13:39:12 ID:ZkJUTlmp
「何をです?」
「うん、だから男と二人暮らしってのは危ないんじゃないか、ってな」
のんきな声で恐ろしいことを告げられ、ギアンは心臓を真っ青になる首輪で締め上げられたような心地になった。
「ほう、それで店主殿はなんと?」
「ええっとだな・・・『そんな心配は要らない、ギアンは思ってたよりずっと純粋で優しい人だ、むしろわたしが守ってあげなくちゃいけないくらいに』・・・とかなんとか」
凍てついた心に春風が吹き込んだ。フェアが、自分をそんな風に思っていてくれたなんて。
フェアとの暮らしは幸福だったが、その一方では、彼女に嫌われたくない、離れたくないという不安と緊張感の連続でもあった。
彼女が笑いかけてくれるたび、決別したはずの過去の自分が影となって滲み出し、現在の幸福を脅かす。それはやはり、なかなか克服することの出来ないトラウマとしてギアンを苦しめていた。
それだけに、今グラッドがもたらした事実は、この上ない福音としてギアンの中に響いたのだった。
・・・が。
思わず感謝の礼をささげようとしたギアンに、鈍いことではゴレム並みとの定評がある駐在は更にこう続けた。
「後、こんなことも言ってたな。『なんだか、至竜になる前のミルリーフが戻ってきたみたいで懐かしい』って」

・・・・・・・・・・・・。

一瞬の沈黙の後、怒涛の如き爆笑が巻き起こった。
「ミ、ミルリーフって、それじゃ御主人にとってのギアン殿は竜の子とおんなじってことですか。うははは、これはけっさ・・・いやいやお気の毒な」
「あっはっはっは、いやいや、それでも大事にしてくれているという点においてはまさに最上ではないか。うむ、うらやましいぞ。はっはっは」
「ふ、ふたりとも、笑っちゃ悪いですって、あはははは・・・」
腹を抱え、テーブルの上で身を捩じらせる男たちは気づいていなかった。
立ち尽くすギアンから異様な魔力が立ちのぼり、周囲をどす黒く染め始めていることに。
「お・・・おい」
青くなったグラッドが、シンゲンの袖をつかんだ時はもう遅い。
「・・・てしまえ」
「え?」
「消えてしまええええっ!!!」
いつの間にか幽角獣の本性を現したギアンの角から、すさまじいエネルギーが閃光となって溢れ出すのが、男たちの見た最後の光景となった。


翌日、温泉を堪能して上機嫌で帰ってきたフェアは、半壊状態の店と、しおしおとその修復作業を行う仲間たちを見て文字通り腰を抜かした。
事情を問い詰めても、男たちの返答はいずれもあいまいで要領を得ず、結局本当の原因を聞きだすことは出来なかった。
宿屋が営業再開するまでには約一週間。そして、どういうわけか倉庫の隅で体育座りをしたまま出てこなくなったギアンを説得するのには、実にまる一ヶ月もの時を要したのだった。
616名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 13:40:12 ID:ZkJUTlmp
以上です。
途中、PCのトラブルにより投下が滞ったことをお詫びいたします。
617名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 14:10:00 ID:SWYXSvww
面白かったよ
618名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 14:15:21 ID:wdd4TKTk
激しくGJ!!w
やっぱり鬼妖界組はロリコン神なんだなw
ヒトカタフェアもセイフェアもツボだったし今回も面白かったです。
次も激しく期待!
619名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 14:18:06 ID:u7lhHUIK
乙〜。笑ったよ。616の前書いてたSSどちらも好きだった。次作も楽しみにしてます。
620名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 14:26:50 ID:EZWH8aVg
>>616
GJGJ!!ハゲワロタよ
621名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 15:11:12 ID:gtAwU/lW
ハゲワロスwwwwwwGJ!!

クソの話になるが剣の都ワイスタンでは15、16の結婚は合法らしい(小説参照)
ケノン(15)の嫁さん16で出産してたし
622名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 15:29:54 ID:0I7cHxSG
基本的に15で一応大人扱いが慣習みたいだから普通にできるんじゃね?
兄貴もフェアは一応成人だから子供とかそういう生々しい方向にいったんだろうし
623名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 16:12:33 ID:/CLdMIMQ
15、16での結婚話といえばレシユエ神の話しか思い浮かばないんだが
あの話ではレシィ15、ユエル13だけど召還獣ということで大丈夫だった
これって片方が召還獣だった場合はどう適用されんだろうね?
624名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 16:20:15 ID:xZr3uiFV
そもそも亜人とかは見た目の割りにもっと歳いってるんじゃないか?
4のユエルとか実際は20歳手前くらいになってそうだけど、子供のままだったし
625名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 16:23:33 ID:xZr3uiFV
じゃあシンゲンもフェアが15歳だから
ロリコンではなく合法的な求婚だったわけか…!
626名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 17:04:52 ID:S1NxA9/Z
昔の日本を思えば15に求婚なんて普通だぜ!
627名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 17:07:33 ID:HANuD7M3
合法的であってもロリでないわけではないんじゃ…
628名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 17:28:57 ID:1097jERA
年齢の感覚が違うんじゃね?
15歳っていったらもう適齢期なんだよ多分
629名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 17:29:57 ID:yUCmKzge
しかし兄貴
フェアが巨乳になるのは想像でも無理がないか?
630名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 17:34:10 ID:vMRWSAUe
リィン一般的には、召喚獣との結婚は倫理的に駄目なんじゃないか?
631名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 17:44:43 ID:Hn1Kq7zu
>>630
いけないことだからこそ尚更に愛が燃え上がるのではないかと思う。
632名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 18:02:51 ID:twzv3MzY
兄貴は贔屓目に見ても頭が軽いからなあ
633名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 18:20:01 ID:1CLB1Mti
カザミネは上手くいったみたいだし、少なくともシルターン勢はなんとかなるような気も。
634名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 18:30:04 ID:07CFJfy9
カザミネは独身だろ…?
635名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 18:44:34 ID:r6JiaOXe
合法であっても、クソのあれは、周囲の反応的からすると驚く程度には珍しいんじゃないか。
日本でだって、16だか18だかで結婚できるとはいえ、ロリと言われるかはまた別な話だ。
636名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:01:09 ID:83z57IwK
っていうか現実でも別に最近じゃ珍しくないっしょ?
十五で実家に男連れ込んでヤリまくってる奴なんて周りに腐る程いるぞ。
637名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:08:53 ID:DtfSzB1i
ルシアンはグラッドEDでもギアンEDでも関わってくるのに
なんでシンゲンEDでは関わってこないんだろう。
フェアに伸びるロリコンの魔の手に、どんな反応を示すのか見てみたかったんだがw
638名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:12:10 ID:ZVN6MDRs
現実世界で珍しくなくても26〜30の男が16の嫁さんもらえば
そりゃロリコンロリコン言われるだろうよ
639名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:14:16 ID:J+5FIA6k
いや言われないだろ
好きになった相手がその年頃だったってだけで世間的にはあれでも恋愛に年齢は関係ねー
640名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:15:03 ID:pEKgPpuo
ロリコンの俺はミルリーフ以外眼中にない。
641名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:22:02 ID:DtfSzB1i
だがシンゲンは、逆にリシェルやリビエルとかの胸を事故で触ってしまった場合は
怒ってる相手に「ああ、これは失敬」とか言って
思いっきり素な反応しそうな感じでもある。
このスレの影響で、フェア一直線のロリコン侍のイメージがついてしまったからだろうか…
642名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:24:00 ID:r6JiaOXe
言われなくても、内心思われててもおかしくはないだろ。
女のほうの年齢の問題で、二十代にでもなればそこまで言われないが十代はちょっとな。
643名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:35:30 ID:y/FijFq2
保管庫管理人です。
シンゲン×ヒトカタフェア、よく読んだらやばかったようで…。
とりあえず、?を足しておきました。

作者名ですが、暫定的にレス番を表記しています。
同じ作者だとわかり次第修正していきます。
また、SSにタイトルを入れたい場合、スレでも掲示板でも一言書き添えていただければ対応します。
644名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:40:13 ID:y/FijFq2
書き忘れました。
前スレの鬱兄貴シリーズは全て同じ方が書いているということでいいですか?
645名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 19:57:21 ID:RHeCIq1C
えーと、エルエル×ガルマ、アロエリ自慰、リューム×フェア、(未来の)勇者と(未来の)義賊の事情は自分が書きました、ついでに言うと>>518も自分っす
23スレ603になるのかな、この場合
646544:2007/01/07(日) 20:44:07 ID:QtoKlyA2
続きが出来たから投下するぜ!
647(総受け)ライの日常・午後:2007/01/07(日) 20:44:47 ID:QtoKlyA2
ランチタイムの混雑もやっとおさまり、ライは誰もいない食堂の椅子に座り一息つく。
腰の痛みが今日の朝からの激務を物語っている。
しかしライに安息のときなど訪れる筈もなかった。
「ラ〜イ〜♪」
ドアの影から一人の少女が顔を出す。
紫の髪、輝く翼、清楚な白い服、御使いの天使リビエルだった。
またか、ライは下を向き首を横に振る。
「な...なんですのその反応は!」
リビエルはライの様子に文句を言いながら食堂内に入ってきた。
「それで、今日はありますの?」
少し興奮した様子で食堂内を見回す。
ライはうんざりしたように、厨房を指差した。
「ありましたわ!プ・リ・ン〜♪」
リビエルの目的、それはランチタイムに売れ残ったプリンだった。
初めて食べたその日から、彼女はプリンの虜になってしまったのだ。
「んん〜っ!あっま〜〜いっ!」
一口、プリンを食べたリビエルの顔が歓喜に染まる。
次々とプリンを口へと運ぶリビエルを、ライは横目で見ながらそーっと食堂を後にしようとした。
「......どこにいきますの?」
普段のリビエルからは考えられない様なドスの利いた低い声に、ライの動きは止まる。
「ライ、わかってますでしょ?」
リビエルはプリンを食べ終えたのか、笑顔をライに向ける。
しかしライにはその笑顔が冷たく、恐怖の対象として映っていた。
「プリンの次は......貴方ですわよ!」
その言葉と同時にリビエルがライに飛びかかってきた。
予期せぬ行動に、ライは簡単に床に押し倒されてしまう。
「うふふふふ......それじゃこっちも...いただきますわ」
馬乗りになったリビエルの顔がライに近づき、小さな可愛らしい唇がライの唇に重なった。
「ん...む......」
二人の口から同時に声が漏れる。
リビエルは唇を重ねたまま顔を動かし、蹂躙するかのようにライの唇を責め立てていく。
やがてライの口内にリビエルの舌が侵入し、ライの舌と絡み合う。
「んふ......んん.........ふぁ...」
互いを求めるように絡み合う舌、その度にライは体の温度が上がっていく様な錯覚に見舞われた。
舌が引き抜かれると、先ほどの気丈な態度からは想像できない様なリビエルが目に飛び込んでくる。
馬乗りにはされているものの、涙目で頬を赤くしたリビエルは、むしろ陵辱している様な感覚である。
「つ...次ですわ......」
リビエルは馬乗りのまま服を脱いでいく。
複雑に見える服だが、意外に簡素な作りなのかリビエルはあっという間に上半身裸になった。
リシェルよりも小さな胸の頂点で、桜色の乳首が見て取れる程固くなっている。
「さぁ、ライも脱いで」
言葉とともに差し出された小さな両手によって、ライの服は取り払われていく。
ライの胸板を見るリビエルの目が、プリンを見るときのようにトロンとしてきた。
「はぁぁ......たくましいですわ.........」
体重をかけていたリビエルの体が急に軽くなる、どうやら膝を浮かせたようだ。
「さぁライ...私に重なって......」
リビエルは言葉とともに床に寝そべった。
648(総受け)ライの日常・午後:2007/01/07(日) 20:45:37 ID:QtoKlyA2
先ほどとは逆の位置関係になった少年と少女は、上気した頬でお互いの顔を見つめていた。
「ライ......脱がせて.........」
リビエルは潤んだ瞳で懇願する、その魅力をライははねのける事が出来なかった。
言われるがままにリビエルを生まれたままの姿にする。
「貴方も......」
その言葉でライも裸になる。
裸の男女は食堂の冷たい床の上で重なった。
リビエルの腹の上に熱く硬直した男根があたる。
「熱くて...固くて......相変わらず素敵」
リビエルは小さな手でライの男根を掴むと、上下にしごく。
「くっ......」
ライの口から短い声が漏れる。
「凄い......早くコレを私の膣内に.........」
リビエルは少し体をずらすと、男根のすぐ下に自分の秘所を導いていく。
「早く......早くぅ!」
リビエルに乞われるがまま、ライは腰を沈めていく。
じゅぷじゅぷとした水音と共に、未発達の秘所に男根が飲み込まれていく。
リビエルの膣内は狭く、ぎちぎちとライを締め付ける。
「ふああぁぁぁあぁ!」
歓喜の声がリビエルの口から漏れる。
「はぁ...はぁ......は...激しくついてぇ!」
リビエルの声と同時にライの腰が動き始める。
最初はゆっくりと動いていた腰だが、慣れていくにつれその動きはドンドンと速くなっていく。
「ひぃぃ!んああぁぁ!いいのぉ!もっとぉぉ!」
快楽を求める天使はライの首の後ろに両手をまわす。
大量に噴き出る愛液が床へと流れ出し、水たまりとなっていく。
「んむうぅぅ!んんんーーっ!」
ライの唇と重なったリビエルの口から、くぐもった喘ぎ声が漏れる。
腰の動きは更に激しさを増し、パンパンという音が響く。
「ぷはぁ!んやあぁぁぁ!イクぅ!イっちゃうぅぅーーーっ!」
リビエルの膣内がさらにきつくライを締め付けた。
「ひやあぁぁぁぁ!」
「くっ!」
リビエルが絶頂を迎えると同時に、ライは男根を引き抜く。
そしてリビエルの体の上で絶頂を迎え、大量の精液がリビエルの体と顔を汚していく。
紫の髪、広い額、大きなメガネ、小さな唇と胸、その全てに白い精液が降り注ぐ。
「はぁぁ...精液ぃぃ.........んむぅ」
自分の体にかかった精液を、リビエルは指で掬い口へと運ぶ。
「んむっ......美味しいですわ......」
何度も精液を口に運ぶリビエルを横目に、ライはふらふらと部屋を出て行った。
649(総受け)ライの日常・午後:2007/01/07(日) 20:46:09 ID:QtoKlyA2
疲れた体を引きずって、ライはある場所へと向かっていた。
おそらくそこならば誰も自分を求めてはこないであろう、そう考えた為である。
しかしそれは甘い考えであったと、後々判明する事になるが、この時のライは本気で大丈夫だろうと考えていたのだ。
ライの向かった先、それは宿屋内にある従業員用の風呂であった。
自分以外の人間は使っていない小さな風呂は、すぐにお湯がためられるうえに疲れも取れるのだ。
脱衣所へとついたライはすぐに服を脱ぎ裸になると、風呂場のドアを勢い良く開けた。
「誰だっ!」
風呂場から聞こえる筈のない声が聞こえた。
その声の主が湯煙によって誰であるかまでは判別できなかったが、声質と影からそれが女性であるとすぐに解った。
「ご、ごめんっ!」
ライはすぐに後ろを向くと、脱衣所へ入り勢い良くドアを閉めた。
「その声......ライか?」
風呂場からの声、その時ライは風呂場にいたのがアロエリだと悟った。
やばい、ライの脳裏にその言葉が浮かぶ。
男勝りのアロエリがこのような行為を許す筈がない、きっと後で何かしらの報復を受けるだろう。
改めて脱衣所を見回すと、確かにアロエリの服がたたまれていた。
「ライ...お前も風呂か?」
自分の注意力のなさを後悔しているライに、アロエリが問いかける。
「あぁ...」
「ならお前も一緒に入るか?オレが背中でも流してやろう」
ライの短い返事に、アロエリから信じられない言葉が返ってきた。
そして何の前触れもなく扉が開けられる。
ライが開けられた扉に目をやると、そこには惜しげもなく裸を披露するアロエリがいた。
湯に濡れた褐色の肌と引き締まった腰がライの頬を赤く染める。
「疲れているんだろ?遠慮するな」
ライがぼーっとしている隙に、アロエリはライを風呂場へと引きずり込む。
そして用意された木の椅子に座らせると、タオルに石けんをくるませる。
「普段は人にやってもらうことなんてないだろう?」
アロエリはたっぷりと泡立ったタオルでライの背中を擦り始める。
程よい力加減で汚れを落としていくアロエリに、ライは心地よさを感じていた。
「ふぅ〜......」
安堵の声がライの口から漏れる。
一通り背中を洗い終えたアロエリは、桶にためたお湯でライの背中を洗い流す。
「ほら、次は前だ」
この言葉がライの意識を急に覚醒させる。
「いや...前はいいよ......」
「遠慮するなって......ほら」
アロエリは隙をついてライの体を反転させる。
「あ......」
アロエリの目がある一点へと注がれる。
そこはライの男根であった。
「い...いいって」
ライは恥ずかしさのあまり立ち上がろうとするが、それはアロエリが腕を掴む事によって阻止された。
腕を掴まれバランスを失ったライは、そのままアロエリの上へと倒れ込んでしまった。
「うわぁっ!」
ふにゅ、とライの顔に柔らかいものがあたる。
「ん.........」
それと共に発されるアロエリの短い声、ライの顔が当たっていたのはもちろんアロエリの胸だった。
「わわっ!ごめん!」
ライは顔をどかすため体を浮かそうとするが、それはアロエリの手によって遮られた。
650(総受け)ライの日常・午後:2007/01/07(日) 20:46:42 ID:QtoKlyA2
「わぷっ!」
再び顔に柔らかい感触、アロエリの褐色の胸が押し付けられる。
「ライ......このままオレを抱いてくれないか?」
ライの顔を両手で固定したまま、アロエリはライにキスをする。
口内に侵入してくる舌、本日何度目か解らないディープキス。
絡み合う舌はくちゅくちゅと水音を風呂場に響かせる。
「んん......はぁぁ.........なぁライ...頼む」
頬を上気させ、瞳を潤ませながら懇願するアロエリを、ライは止める事が出来なかった。
「ここが......切ないんだ.........触ってくれ...」
ライの右手を自らの秘所に導くアロエリ。
くちゅっと、ライの指がアロエリの秘所を撫でる。
「んっ!」
口を真一文字に結び、声をあげまいとする。
しかしその両手はライの右手を固定し、自分の秘所をいじるように無言の命令をしていた。
何度も何度もライの指がアロエリの秘所を撫で上げる。
しだいにお湯とは違った、粘度の高い液体が秘所から溢れ出してくる。
「んんっ!んぁっ!くぅっ!」
くぐもった喘ぎ声が風呂場に響く。
秘所を擦り上げる度に、愛液は滲みだし風呂場の石床へぽたぽたと垂れる。
「ライ......オレも...」
アロエリのしなやかな指がライの男根を優しく掴み、上下にしごきだす。
緩やかな快感がライを襲う。
「んんっ!はあぁっ!くぅっ!」
「はぁ.......はぁ......うっ!」
2人の声が風呂場に響き、お互いの興奮を更に助長させる。
「アロエリ...そろそろいいか?」
ライは今日初めて自分から女性を求める発言をした。
その言葉にアロエリは静かにうなずく。
タオルを敷いた石床にアロエリを優しく寝かせると、足を開かせその間に体を割り込ませる。
くちゅ、と男根と秘所が触れ合う。
「いくぞ......」
「ん...くうぅぅぅっ!」
水音を立てながら、アロエリの秘所にライの男根が飲み込まれていく。
程よい締め付けとぬめぬめとした感触が、強い快感となってライの体に駆け巡る。
「ふあぁぁぁっ!」
男根がアロエリの子宮口を叩くと同時に、アロエリから一際高い嬌声が漏れる。
ライは腰を動かし始める。
「んあぁっ!あっ!ひゃあぁぁっ!」
普段の気丈なアロエリからは聞けない様な声が、ライの耳に届く。
目からは涙が、口の端からは涎が垂れ、アロエリの顔をさらに淫らに美しく彩っていく。
「ライ...ライぃぃ!」
「くっ!アロエリ!」
お互いがお互いの名を呼び合い、それと同時に絶頂を悟る。
ライは男根が引き抜かれるギリギリまで腰を引くと、一気に奥まで突きいれた。
「は...ひいぃぃぃいぃぃ!」
それと同時にアロエリの秘所の中に大量の精液が流れ込む。
「あぁぁ......ライの子種が.........子供ができてしまう......」
言葉とは裏腹に嬉しそうな顔をしながら、アロエリは意識を失った。
ライは湯で体を流すと、アロエリを脱衣所に寝かせタオルをかけた。
そして自分は服を着ると、アロエリをそのままにして脱衣所を出て行った。
651(総受け)ライの日常・午後:2007/01/07(日) 20:47:26 ID:QtoKlyA2
ライの疲れはピークに達していた。
もはや食堂を切り盛りする体力も残っていないと悟ったライは、食堂の看板を閉店にし部屋へと戻った。
「あっ、おかえりなさいませ」
部屋で待っていたのは意外な人物、ポムニットであった。
「あれ、なんでポムニットさんが?」
「今日のライさん、お疲れのようでしたから、マッサージをしてあげようかと思いまして」
ポムニットは綺麗に整えられたベッドにライを導く。
「ミルリーフは?」
「リシェルおじょうさまにお世話を見ていただいております。いては疲れがとれないだろうと思いまして」
ライは導かれるがままにベッドにうつぶせになる。
「わたくしのマッサージは旦那様にも褒められているんですよ?さぁ、力を抜いて下さい」
ポムニットがライの背中をぐいぐいと親指で押し始める。
言うだけあってなかなか気持ちが良く、体から疲れが取れていった。
それと同時に強い眠気がライを襲う。
「う...んん......」
「眠かったらどうぞ。そのほうが疲れもとれますから」
言われるまでもなく、ライは眠りに落ちていった。
しばらくしてライは目を覚ました。
朦朧とした意識でマッサージを受けていた事を思い出す。
目をこすろうと手を動かそうとするが、なぜか顔の前に手が来る事はなかった。
やがて意識が徐々にはっきりとしてくる。
「な......なんだこれは!」
覚醒したライは自分の置かれている状況にようやく気がついた。
縄でしばられたベッドの上に大の字に寝かされて裸にされた自分。
そして、その傍らで淫らな笑顔を浮かべながら佇むポムニット。
「ポ...ポムニット...んむぅっ!」
言葉を良い終える前にポムニットの唇がライの唇に重なる。
「んんっ!」
間髪入れずに舌を潜り込ませてくる。
長い口内の蹂躙の後、ようやくライは解放された。
「うふふ......ライさん、わたくしのおじょうさまに手を出しましたね?」
ライの顔に同様の色が浮かぶ。
「いけませんよ、人のものに手を出しては......少しお仕置きをさせていただきます」
ポムニットの顔から笑顔が消えた。
「まずは......おじょうさまを貫いたこれからですね」
ポムニットはライの男根を手で掴む。
「くっ!」
ライの口から短い悲鳴が漏れる。
ポムニットの力は思いのほか強く、快感よりも痛みが強くライを襲う。
「こんなに固くして......責められて感じてるんですか?」
そのまま手を上下させ、硬直した男根をしごくポムニット。
「あらあら、もうこんなに先走り汁が漏れていますよ?」
ポムニットの言葉通り、ライの男根からはとろとろと先走り汁が垂れていた。
「ほらほらぁ!」
まるでおもちゃで遊ぶ子供のように、ポムニットはライの男根を弄ぶ。
「ふ〜っ」
ポムニットの吐息、それすらもライには強い快感となって襲う。
「あ......くっ!」
短い声とともに放出される精液、その勢いは凄まじく、息を吹きかけてるため近づいていたポムニットの顔を白く染めていく。
「あぁ......凄い.........」
恍惚の表情を浮かべながら精液を浴びるポムニット、それはまさしく淫魔と呼ぶにふさわしい姿だった。
「ポムニットさん......もうやめ...」
涙を浮かべ懇願するライ、しかしその表情が更にポムニットの嗜虐心を刺激する事になる。
「だめですよ...今度は私を気持ち良くしていただかないと...ね?」
淫らな笑顔を浮かべるポムニットが、ライの体に股がった。
652(総受け)ライの日常・午後:2007/01/07(日) 20:48:16 ID:QtoKlyA2
「それじゃあ...いきますよ?」
射精したばかりにも関わらず今だそそり立つライの男根が、ポムニットの熟した秘所へと飲み込まれていく。
じゅぷじゅぷという水音が部屋に響き、それが二人を更に興奮させていく。
「んん......あぁぁ......はあぁぁ...」
息を吐きながら男根をゆっくりと飲み込んでいくポムニットの秘所、それはぬめぬめと絡み付きライを責め立てる。
「はあぁぁ......ライさんの...すごく太くて..........おいしいですよ?」
完全に男根を飲み込んだポムニットが、淫らに微笑みかける。
「ライさん...動いて欲しいですか?」
その言葉に素直に頷くライ。
ポムニットの腰がゆっくりと動き始める。
「んん...ふあぁ!」
それとともに発せられる嬌声が部屋の中に響き渡る。
「ライ...さん......んあぁ!あはぁぁ!」
ポムニットの腰の動きが徐々に速くなっていき、結合部からは愛液がとめどなく溢れ出す。
引き抜かれる寸前まで腰を浮かせ一気に落としたり、腰をくねらせたりとポムニットの淫技は多才だ。
「んああぁぁ!ライさぁぁん!いひぃぃ!気持ちいいですぅぅ!」
髪を振り乱し快楽を求めるポムニット、淫らなメイドは腰を降り続ける。
「ポムニットさん......出るっ!」
「んはあぁぁ!膣内にぃぃ!膣内に出してくださいませえぇぇぇ!」
ライの男根がポムニットの子宮口を突くと同時に、大量の精液が噴き出す。
「あひゃあぁぁぁ!奥に...いいぃぃぃ!出てますぅぅぅ!」
自らの体の最も奥に吐き出される精液の感覚に、ポムニットも絶頂を迎える。
ポムニットの秘所はぬめぬめとライを締め付け、一滴も残さずに精液を絞り出す。
「あぁぁ.......素敵ですぅぅ.........」
恍惚の表情で視線を虚空に泳がせるポムニット。
やっと解放される、そう心の底で喜んだライだったが、その考えが甘いものであるとすぐに悟った。
「まだ......逃がしませんよ?」
未だライの男根を銜え込んだままのポムニットが、淫らに笑いながらライを見下ろす。
食堂を休みにしてよかった......ライは本気でそう思った。
653(総受け)ライの日常・午後:2007/01/07(日) 20:49:27 ID:QtoKlyA2
以上、終了!
本当はアカネやエニシアも書きたかったんだけど、一日のうちに8人はさすがに時間的に無理かと......
俺の中でポムニットさんは完全な淫乱メイドとして大暴れ
654名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 20:56:00 ID:mwqm05+F
>>653
激しくGJ!
締めは淫乱メイドなのがさらにGJ!
655名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 21:05:22 ID:1g4BT9sG
一日に八人は時間的より身体的に……
656名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 23:45:24 ID:BO+5UQgR
>>653
っエニシアは夢の中でいける
657名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 00:03:57 ID:Itel3t/A
夢の中でコーラルと幸せな家庭を築いてた
現実を見て泣きたくなった
658名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 00:07:58 ID:+8h2BbsY
俺は夢の中で野球をするポムニットを見てたがな
659名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 00:18:07 ID:jLagPAhg
俺は夢の中でミルリーフとコンビニのバイトしてたよ。
廃棄の多さに鬱になったところで目が醒めた。
660名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 00:24:01 ID:JPSk8M5S
妄想力豊かだなw
661名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 01:14:53 ID:UCsU3lqy
確かに豊かだw

そういう漏れもレシィになってエルカに散々に言われる夢を見たことがあるが。
662名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 01:21:55 ID:Ml8XLB8c
俺高校のときネスティに延々と「キミはバカか!」と言われる夢を見た。
663名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 01:28:05 ID:SSDwxLHy
就活してたころ、ギャレオ・エドスと鬼ごっこする夢みた
664名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 01:33:41 ID:gmPhfNAD
俺は確かエニシアが出てきて何故か魔獣を調教してたな
665名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 02:17:24 ID:QBRIf5JN
今仮眠とってたら、そのまえに4してたからか、恥じらうコーラルがライに抱きついた妄想ををみた。


やべぇ、すげぇ久々にかきてぇ…しかし、性別がなぁ…
666名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 02:33:10 ID:UmcsO4cM
前にモノシフトエアにcaved!!!!される夢をみた
おかしいね俺男なのにね
667名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 03:25:11 ID:hJfI7lgX
俺なんか、グランブラスターでケイサルを撃墜する夢でしたよ。
しかもカットイン込みで。

我ながらお里が知れるなw
668名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 03:34:39 ID:c0fqpniC
俺は夢で死んだカーチャンに会った
669名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 04:42:48 ID:EuK8N7Uf
>>666
満月の夜には気をtアッ-!
670名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 06:03:59 ID:kfBbhHuQ
夢でもいいからミルリーフに会いたいぜ
671ポム子な日々 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/08(月) 07:18:28 ID:qu10sm3l
 今日、久しぶりにお母さんの夢をみました。夢の中でお母さんはとてもわたくしに優しかった。
 お母さんと一緒にいたころのわたくしはそれはもう幸せで、貧しい暮らしでしたがわたくしは
 お母さんが側にいてくれる。それだけで十分でした。お母さん、大好きです。
 ですが、お母さん。貴女のことを愛しいと思えば思うほどわたくしの心は苦しくなります。
 大好きな貴女を苦しめた自分が、大好きな貴女の命を奪ってしまった自分が許せなくなるからです。
 わたくしは望まれた生まれた命じゃない。お母さんが悪魔に酷いことをされて結果として生み出された穢れた命。
 忌み子であるわたくしの存在がどれほど貴女にとって重荷であったのかは想像に難くありません。
 わたくしが成長するに従って、わたくしの身体には悪魔の血を引く証が現れて、それを隠すために一所には
 安住することもできなかった。ようやく落ち着けると思った場所。そこでも対には正体がバレて、
 そして力を暴走させたわたくしは多くの人の命を吸い尽くしました。お母さん。誰よりも大切だった貴女の命も。
 ごめんなさい。ごめんなさいお母さん。わたくしなんかがこの世に生まれてきてごめんなさい。
 貴女の命を吸い尽くしてしまったあの日から、わたくしはずっとこうして貴女に謝り続けてきました。
 いくら謝ったところで消せない罪。決して償うことの叶わぬ過去の過ち。
 どうしてわたくしのようなバケモノがこの世に生まれてきてしまったのでしょうか。
 わたくしなんて最初からこの世になかったことになってくれればどんなによかったか。
 そんな風にわたくしはずっと思い続けてきました。でもね、お母さん。いつからでしょうか。
 貴女に産んでもらえたことをわたくしが心から感謝できるようになったのは。

『リシェル、ルシアン。こっちにきなさい』

 今となっては遠い日の記憶。わたくしがお屋敷に召し出された日のこと。

『今日からこの娘がオマエたちの世話をすることになった。彼女の言いつけをきちんと守っていい子にするのだぞ』

 そう言って旦那様はまだ幼い二人のお子様にわたくしを紹介してくださいました。まだ幼い、本当に幼い姉弟に。

『ねえ、アンタのおなまえは?』
『えっ、あっ……ポ、ポムニットと申します』

 その小さなおじょうさまはわたくしに名前を尋ねてこられました。わたくしは強張りながら答えます。

『そうかあ。じゃあ、ポムニットはきょうからあたしのけらいだぁ〜』

 子供らしい無邪気な笑顔を見せておじょうさまはそうおっしゃられました。思えばそれがはじまりでした。
 いくつになってもわたくしの手を焼かせる悪ガキおじょうさまと、それにお仕えするわたくしの全ての物語のはじまり。

672ポム子な日々 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/08(月) 07:19:03 ID:qu10sm3l
「おじょうさま。お背中を流しに参りました」
 笑顔をはずませながらわたくしはお風呂場へと入ります。そこでは既にリシェルおじょうさまが湯船につかっておいででした。
 水面からはみ出した、おじょうさまの肩。なんともそそられる肩甲骨のあたり。(*´Д`)ハァハァ。もう辛抱たまりません。
「さあさあ。おじょうさま。今日もこのわたくしめがおじょうさまのその珠のようなお肌を隅々までお洗いいたしましょう。
 (*´Д`)ハァハァ あら、いけませんね。わたくしとしたことが。ちょっと息を切らしたもので。(*´Д`)ハァハァ
 あら、また。(*´Д`)ハァハァ それというのも(*´Д`)ハァハァ おじょうさまと一緒にお風呂と(*´Д`)ハァハァ
 というだけで(*´Д`)ハァハァ わたくしなにやら(*´Д`)ハァハァいけない気持ちに(*´Д`)ハァハァ」
「ハァハァハァハァうっさいっ!!!あんたは発情期の犬かぁぁぁああああ!!!」
 チュイーン!!ガリガリガリ!
「ぎやぁぁぁああああ!!!!」
 わたくしとしたことが(*´Д`)ハァハァのしすぎのようでした。ボーナス極振りのおじょうさまのMATから繰り出される
 レベル3ベズソウのギアメタル限界ダメージ192をモロに喰らってしまいました。
「な、何をなさるのですか!おじょうさま、お風呂場にサモナイト石を持ち込みになってはいけませんとあれほど申したではないですかっ!」
「うっさい!うっさい!あんたが事あるごとにそうやってハアハア言いながら迫って来るからでしょ!!」
 えぅぅぅ。そりゃ悪ふざけが過ぎたとは思いますがいくらなんでもあんまりではありませんか。
 わたくし、これでも日夜、四六時中おじょうさまのためにお休み返上で働いてるんですよ。お店のほうのお手伝いとか。
 おじょうさまが御自分でお慰めになった後のシーツのお洗濯とか。これ、全部時間外労働ですよ。
 いいじゃないですか。たまにはこのぐらいハメを外しても。
「よくない。だいたいあんた前科持ちじゃない。前にお風呂場であんたにされたこと忘れてないんだかんね!」
 あれはおじょうさまのために心を悪魔にしてやったことですよ。おかげでおじょうさまはめでたくライさんと結ばれたことですし
「そういうのが余計なお世話だって言ってんの!だいたい、いつまでたっても人を子ども扱いしてっ!」
 事実、わたくしの目から見ればおじょうさまはまだ子どもです。そう、ほんといつになっても手間のかかるやんちゃさんで……
「ポムニットのバカっ!!」
 ゴチッ! イタタ おじょうさまは手に持っていたサモナイト石をわたくしに投げつけます。ものの見事に命中です。
「そういうことをなさるのが子どもの証拠じゃありませんか!」
「何よっ!そうやって都合のいいときだけ保護者ヅラして!あんた何様ァっ!」
「わたくしはリシェルおじょうさまの教育係です。これまでも。これからも」
「必要ないわよ!そんなのもう!あたしのことなんていい加減ほっときなさいよっ!」
 ザバン! おじょうさまはそうおっしゃると湯船からお上がりになってお風呂場を後になさいました。
 やれやれ。どうやら地雷をおもいっきり踏んじゃったようです。失敗です。まあいいでしょう。
 おじょうさまも落ち着けば頭が冷えるでしょうし。しかし今日のわたくしはなんかおかしいですね。
 妙に感情的になってしまいました。少し悪ふざけもすぎましたし。これではどっちが子どもなのだか。
 どうしてでしょうかね。久しぶりに貴女のことを夢にみたからでしょうか。ねえ、お母さん。
 
673ポム子な日々 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/08(月) 07:20:26 ID:FXNTnx45


 ハァ……おじょうさまと喧嘩しちゃいました。まあ、こんなのは別に今にはじまったことではないのですが。
「子ども扱いしないで……ですか……」
 休憩室でひとりごちながらポツリと呟きます。少しだけ胸に寂しさを覚えながら。
「本当はわたくしの方がそうしたがってるだけなんですよね。おじょうさまのこと……」
 あの事件の後、おじょうさまはご立派に成長なされました。あれだけ反発なさっていた旦那様とも仲直りし、
 家名を継ぐためのご勉強も熱心になられて、以前のような人様を困らせる悪戯もなりを潜めてしまいました。
 そのことをわたくしは嬉しく思う反面で、なんだか寂しく思ってもいます。
 あれほどに悪童だったおじょうさまが急に手のかからない子になってしまったことが本当に寂しい。
 長く患っておられた恋の病も、先だって色々とはっぱをかけたのが効を奏して無事成就なされました。
 ライさんと初めて結ばれたときのおじょうさまの幸せなお姿。思い出すだけで心が温まります。
 おじょうさまの幸せはわたくしの幸せ。なのに、どうしてでしょう。今、わたくしの胸の中にあるこの寂しさは。
「単にわたくしがおじょうさま離れできてないだけ……なんですよねえ」
 このお屋敷に引き取られてからというもの、リシェルおじょうさまとルシアンぼっちゃま。
 お二人のお世話をするのはわたくしの仕事であると同時に生きがいにもなっていました。
 とりわけ絵に描いたような模範生だったルシアンぼっちゃまに対して、リシェルおじょうさまは典型的な問題児でした。
 おじょうさまが悪戯をなさる度に、どれだけ他所様に頭を下げさせられたことか。どれだけ旦那様のお叱りを受けたことか。
 あまりにも多すぎて数え切れません。けれどそんな忙しない日々がわたくしにとってはありがたかった。
 忌まわしい過去も、呪われた生い立ちも全て忘れてわたくしがヒトとしていられることのできた日々。
「あんなおじょうさまにつき合わされていたら暇もありませんよね。昔のことをグチグチ思い返す暇も」
 おじょうさまの世話をして、おじょうさまに引っ張りまわされて、ご迷惑をかけたところへの謝罪行脚。
 耳にタコが出きるほどの旦那様のお小言。寝る暇も削られる時間外労働。監督不行き届きで課される減給。
 うぅ、いけません。おもいだしたら涙がでてきちゃいました。けれどあの頃のわたくしにとってそんな日々が何よりも愛しかった。
 ですから手放したくなかった。いつまでも続けばいいと思っておりました。けれど現実はそんなに甘くありません。
 その時はやがて訪れました。わたくしが本当の自分と再び向き合うことになる時が。
 

674ポム子な日々 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/08(月) 07:21:12 ID:FXNTnx45
 

『イヤぁぁぁ!!近寄らないでよぉぉ!このバケモノぉぉぉ!!』
 わたくしの正体がおじょうさまにバレたあの日、おじょうさまのその言葉は容赦なくわたくしの胸を抉りました。
 あまりのショックに気が動転しておられたのでしょう。事実、そのときのわたくしの姿はバケモノ以外の何者でもありませんでした。
 おじょうさまは何も悪くはございません。悪いのはこのわたくし。大切なおじょうさまを怖がらせてしまったわたくしです。
 でも、お母さん。あのときわたくしは少しだけ貴女のことを恨んでしまいました。
 この世で一番大好きな人からバケモノと呼ばれなきゃいけないこんな身体に産んでくれた貴女のことを。
 あの日、おじょうさまに拒絶されて、ヒトとしてのわたくしは終わってしまったと思いました。
 半魔の力を制御できないわたくしはそこに存在するだけで誰かの命を吸い取ってしまう。お母さん。貴女のように。
 耐えられなかった。リシェルおじょうさま。ルシアンぼっちゃま。旦那様。そしてライさんをはじめとするわたくしの大切な人々。
 その人たちの命まで奪ってしまったら今度こそわたくしは狂ってしまうから。人知れず皆様のもとから抜け出そうとするわたくし。
 それをひきとめてくださったのはライさんでした。ですがライさんの説得にもわたくしの決意に変わりありませんでした。
 けれど……
『だから、そうやって尻尾を撒いて逃げ出すってわけ……』
 そこに現れたのはおじょうさまでした。おじょうさまはわたくしにどこへもいくなとご命令なさいました。
 けれど、そんなご命令はもう聞けません。こんな姿のわたくしじゃおじょうさまもお嫌いになられて……
『勝手に決め付けんな!あたし、あんたに面と向かってそんなこと言った覚えないわよ!』
『確かにあたし……そう取られても仕方がないぐらい……酷いことあんたに言ったわ』
『気が動転してたからってだけじゃ済まされない……許して欲しいなんて言えない……だけど!』
『あんたを絶対に手放したくないんだもん!!』
 おじょうさまの言葉の一つ一つがわたくしの心に染み込みます。けれどおじょうさま。もう貴女の側にいることはできないんです。
 だって、わたくしは近くにいるだけでそんな貴女のお命を……
 すると、おじょうさまはおもむろにわたくしに近づきます。御自分の想いが決してうわべだけの言葉ではないと証明するために。
『いけません!おじょうさま!今のわたくしに近づいては』
『駄目よ!これはあたしにできる、あんたへの唯一のつぐないなんだから』
 おじょうさまがわたくしに接近します。わたくしの命を吸う力の届く範囲にまで。わたくしは逃げ出そうとします。
 それをお止めになられたのはルシアンぼっちゃまでした。どうしたらよいか戸惑うわたくし。そんなうちにおじょうさまの手がわたくしに触れて
『嫌だ。嫌だよぉぉ!おじょうさまの命を吸い取るなんてそんなのやだよう』
『だったら自分でなんとかしなさい。あたしを死なせたくないんだったらポムニット。あんたが自分でその半魔の力を押さえ込んじゃいなさい』
 力の制御。そんなことが自分にできるとは露ほどにも思いませんでした。ですがおじょうさまはそんなわたくしに。
『安心して。それでほんとに死んじゃったとしてもあたしはあんたのことを嫌いになんてなったりしないわ』
『ポムニット、大好きだよ』
 わたくしの身体をきつく抱きしめておじょうさまはそうおっしゃいました。そして次の瞬間、わたくしは。
『戻れた……わたくし……自分の力を制御できた……』
『ポムニット……よかった……よかったよぅ』
 そこにいたのは元の姿に戻れたわたくし。そんなわたくしにリシェルおじょうさまは泣いて抱きつきます。
『ごめんねえ……ごめん…ポムニットぉ』
 そう言っておじょうさまはわたくしに謝罪します。謝らないでください。おじょうさま。謝るのはわたくしのほうです。
 ごめんなさい。貴女にこんな悲しい想いをさせて。それにありがとうございます。わたしに自分自身に立ち向かう勇気をくれて。
 いつだったかライさんのお父様にいわれた言葉。命を懸けて守りたいと思う自分だけの宝物。その日、わたくしは気づくことができました。
 リシェルおじょうさま。それは貴女です。大好きな貴女と貴女を取り巻くこれまた大好きな人々。
 本当に大切なものに気づけたあの日から、ずっと閉ざされていたわたくしの本当の心にも光がふりそそいだのです。

675ポム子な日々 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/08(月) 07:21:55 ID:FXNTnx45

「なんだか今日はいろんなことを思い返しちゃいますね」
 ほんとうに今日のわたくしはどうかしています。けれどおじょうさまとの思い出。その一つひとつを思い返しているうちに
 わたくしの心はなんだかポカポカになってしまいました。辛いこともありました。それこそ死にたくなるぐらい哀しいことも。
 どの思い出を振り返っても感じることはいつもいっしょ。おじょうさま、あなたのことがとても愛おしい。
「はぁ……おじょうさま……おじょうさま……」
 ですからおじょうさま。貴女が少しずつわたくしの手を離れていくここ最近は嬉しく思う反面、寂しいのです。
 だからでしょうか。わたくし、寂しさを紛らわすためにこんなことを……
「あふっ……はふっ……おじょう……さまぁ……」
 くにくにとわたくしは自分の指でアソコを弄り始めます。これじゃあ少し前のおじょうさまのこととやかく言えませんねえ。
「はふっ…おじょうさま…あうぅ…おじょうさま……」
 指はもう根元近くまで膣の中に入って、わたくしは自分の膣肉を弄びます。身体に感じる性の悦び。
 そんな刹那的な快楽だけがわたくしの心の隙間を埋め合わせてくれる。
「あぁっ!おじょうさま……リシェルおじょうさまっ!!」
 物足りないのかわたくしはクリトリスまで弄ることにしました。コリコリとした肉のお豆。それを自分の指ですり潰します。
 瞬間、身体をはしり抜ける強烈な刺激。おもわず声が大きくなってしまいます。
「おじょうさまぁぁ……ぁぁ……おじょうさまぁ……」
 こうなってしまうともう止まれません。本当に発情した動物さんのようにひたすらわたくしは自慰にふけります。
 リシェルおじょうさま。あなたのことを想いながら。おじょうさま。貴女もこうして御自分を慰めていらっしゃいましたね。
 ライさん。あなたの一番大切な人のことを思い浮かべながら。
「うっ……っく……はぁ……はふっ……あふっ……」
 おじょうさま。貴女がライさんのことを想いになっているのと同じように、わたくしはおじょうさまのことを想っているのですよ。
 ちょっぴり切ないです。大好きな貴女の幸せな姿を見るのが好き。けれど貴女がわたくしだけのものでないのはやっぱりヤキモチです。
「あっ!……っは……ひあっ!!あっ……おじょうさまぁぁ!!」
 こうして、わたくし今日もいっちゃいました。おじょうさまのことを存分にオカズにしながら。許してくださいましね。おじょうさま。
 もう、このところ自分ではどうしようもなくて。
「なにやってんのよ……あんたは……」
 そうですね。なにをやっているのでしょうか。わたくしは。ごめんなさいね。おじょうさま。わたくし自身にもお答えすることは…・・・
「……って、おじょうさま!!いったいいつからここにっ!」
 はいお約束です。ひたすら休憩室で自慰にいそしんでいたわたくしの目の前にリシェルおじょうさま、ご本人のお姿がそこにあったのでした。



次回に続く
676 ◆inEm7wtNVQ :2007/01/08(月) 07:25:13 ID:FXNTnx45
というわけで新作です。前回のライリシェ話から設定はひきついで今回はポムニットさんがメインです。
リシェルとポムニットさん。この二人の組み合わせはほんと大好きです。
仲間ルートも離脱ルートもどちらも心動かされますがこのSSでは仲間ルートです。
おじょうさまLOVEなポム子さんの独白の形をとりながら
ポム×リシェルで心温まるハートフルな展開にしていきたいと思います。
それではサラバ
677名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 09:33:55 ID:6bjyT8va
>>676
GJ!!
朝っぱらから何してくれてんだアンタ!
ポムニットハァハァしすぎてワロタwwwww
wktkしながら次を待つ
678名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 11:36:04 ID:U4PZ9TFO
GJ!!!
ポムニット可愛いよポムニット
679名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 11:44:42 ID:QBRIf5JN
GJ!
メイドはぁはぁ…。そんな感じ。


で、少しばかり需要をききたい。過去ログがみれなくてね…。
コーラルは男でネタにされるか逆か両方か。(ばきっ)返答早いと今日書くかも。
680名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 12:34:58 ID:UCsU3lqy
>>679
スレの流れとしてはコーラルは女が多い(女4、ふた2、男1)
681名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 12:49:11 ID:pjx88x2r
うっわあGJGJGJ!!!!
ギャグかと思って笑ってたらポム子切ねえ〜!
もうマジ続き気になるよ!
682679:2007/01/08(月) 13:04:52 ID://MXLiaM
一時間以内に来た…。これは書くしかないのだろうか。
個人的にはふたなりが好きだったりするんだけど、確かにライとだと女がいいのかな。
まぁ、前のスレを保管庫で確認したあたり、どっちにも出来るという禁断奥義…
いくしかないっしょ…?
683名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 13:13:51 ID:2136GOW2
住人の嗜好はかなりカオスだから好きなもの書いてクオリティ上げた方がいいと思う。
684名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 13:15:39 ID:mVRpeP1q
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ふたなり!ふたなり!
 ⊂彡

685名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 13:18:13 ID:OYRqXhr7
>>682
好きなように書くといいと思うぜ
686679:2007/01/08(月) 13:20:20 ID://MXLiaM
おまいら有難う。とりあえず、ふたなり逝くわ。
まずはちょっとした前座でお願いする。こんなもんでいいのかって感じで。
微エロかもしれんから、寸止めになったらすまん。
687名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 14:21:57 ID:hJfI7lgX
>>676
おお、神が再び混沌の地に舞い降りたぞ!!
この後はポム・リシェル・ライでエロエロのトライフォースと見た!!
688679:2007/01/08(月) 14:28:43 ID://MXLiaM
一時間で書けるとは思わんかった。
…まぁ、苦手な人は禁止お願いします。後、まだエロくないのはご容赦を。

「よし、此処でこれを使ってと……。おーい、コーラル! 其処の皿取ってくれるか?」
「…うん」
此処は宿屋『忘れじの面影亭』。今の時間はランチタイムとあってか、混雑が予想される時間。
その予想は勿論当たりであり、主人であるライは鍋を振るいながら料理を続ける。
先程言われた通り、コーラルが机に置いた皿に香ばしい香りを放つチキンライスを盛り付け、その上に半熟玉子の生地を載せ、
下味を付けたトマトソースを乗せ、オーダーであるオムライスが完成する。玉子のとろみとご飯の旨味を生かした力作だ。
「リシェル! オムライス出来たぞ! 早く客に持ってってくれっ!」
「もう…言われなくても分かってるわよっ!」
テーブルに置かれたその料理を、何処から現れたかリシェルがお客の元へと持っていく。
満足そうな表情のお客の様子をカウンターから見ていたライは、へへ…と僅かな笑いを浮かべていた。
満ち足りた日々。普段と変わらない日常。そして、料理人として誉められている自分。まぁ、足りない物といえば、色恋沙汰なのだが…。
今の彼には必要ないと見えた。現時点では――なのだが。

「さて……次の作っちまうかっ! コーラル、次のオーダーはなんだ?」
ライの声に反応して、翡翠色の衣類を纏った竜の子は、微かに首を傾げ、メモ帳のページを覗き見た。書いてあったものは――。
「海賊鍋と……グリーンサラダかと……」
「分かった。そんじゃ、その棚から鍋取って、水入れて持ってきてくれ」
何も言わず頷いたコーラルは言葉通り食器棚から小型の鍋を取り出し、用意されていた天然水を注ぎ、ライの元へと持っていこうとする。
何処となく覚束ない足取り。小型と言えど、満杯まで注いだ水は今にも毀れそうなもので…。
「って、コーラル!? 何、そんな注いでんだ!?」
ライが驚きの声を放つが、コーラルは至って普通と言うように彼のほうへと歩いていく。だが――その瞬間。
「あっ!」
「コーラル!?」
がつん。いい音がした。棚の下の格納スペースからはみ出していた鍋の取っ手にコーラルの脚が思い切りぶつかっていた。
そのまま凭れ掛かるように前に倒れていくコーラル。両手に持っていた鍋は既に手放され、空中に水飛沫を零しながら、舞う。
その瞬間を見ていたライは咄嗟に駆け出していた。守らないといけないという本能からか、倒れこむコーラルの元へと走り、
庇うようにその華奢な身体を抱きしめる。「あ……」と僅かな呟きをコーラルが漏らすと同時、上空を舞っていた鍋が――。

かーん。

「いでぇっ!」
「お父さん…!」
コーラルの手から開放された鍋はそのままライの頭に直撃した。どれだけ飛んでいたのかは分からないが、中に貼っていた水は御互いに降り掛かり、その衣類が濡れる。
身体を襲う冷水の寒気にくしゅっ…と小さくコーラルがくしゃみをすると、ライは現実感を取り戻したように、コーラルのことを見据えた。
「大丈夫か? コーラル…」
「うん…貴方が守ってくれたから平気かと…」
「なら良かったぜ…。いつつ……」
689679:2007/01/08(月) 14:29:43 ID://MXLiaM
安堵の息を漏らすライ。と、同時に頭に響く痛み。ギャグコントみたいに金物が脳天に直撃したのだ。
鈍い痛みが其処に広がり、思わず声を漏らす。
「ごめん、お父さん…ボクの所為で」
謝罪の言葉を述べるコーラルに、ライはふ…一瞬だけ笑いを浮かべ、その身体を離し、水に濡れた髪をくしゃ…と撫でた。
コーラルはその感触に首を傾げると、顔をゆっくりと上げ、ライのことを見上げる。
「気にすんなって。それに元はと言えば頼んだのは俺だぜ? 寧ろ、オレはコーラルに怪我がなくてよかった。頼んでおいて怪我なんてさせちまったら、嫌だしな…。と、片付けとかないとな。コーラル、おまえは先に着替えちまってくれ」
笑顔は苦笑に。その髪の毛からゆっくりと手を離し、しゃがみ込んで地面に落ちた鍋を拾おうとするライ。
すると、ふわ…柔らかな物が自分の頭のコブに触れた。顔を上げると、其処には水に濡れた翡翠色の衣服が間近に迫っていた。
「コーラル…ん…」
摩られると微弱な痛みと気恥ずかしい感情が押し寄せてきて、頬を微かに赤く染めたライはコーラルの服を見つめたまま、
その名前を呼ぶ。頭に乗った小さな手はまるで腫れ物を扱う愛撫のように其の隆起を撫で、
凹凸の部分(頭とコブの境目)を指の腹でくすぐり、玩具を扱うかのように刺激を与えていく。
――言っておくが、コブを触れているだけである。
「お父さん…。もっと自分のことを大事にするべきかと…んっ……ちゅ」
「うく…!?」
其の言葉を聞いた瞬間、頭の項に触れる柔らかい物。音から察知するに、唇でも触れたのだろうか。
ちゅ…ちぅ…と吸い上げられる感覚は異質であって、声を殺すようにする。痛みと何か釈然としない感じが押し寄せるが、
此処は堪えるのが漢。ライは最大限の理性を振り絞りながら、何してんだ…? と必死に問いかけた。
「傷には唾液が一番だと、本に書いてあったから」
「其の出版社、後で殴る…っ!」
押し込み強盗、此処に完成。そんなことをしている間に、とろ…とした唾液が頭に染み渡る。
生暖かいそれはじわ…と髪の毛の中に染み込んでいき、それを指先で弄ぶように伸ばされる。
ライは得も知れぬ感覚に身を振るわせ、熱くなってきた吐息を吐き出し、誤魔化そうと、再び顔を伏せ――其の視界に何かを見た。
水に濡れた衣服。細身ながら、形の良い湾曲、臍の形まで浮き彫りになるほど濡れたコーラルの身体…。
その股の間に何やら浮き彫りになっている膨らみ。それが自分が持っているものと同じだと気づけば、
(あぁ…こんな風にコイツの性別を知るなんてな……。)
と、眼を伏せ―― 一拍。

「ちょっと、ライッ! アンタ、さっきから料理来ないんだけど、何してんのよ!?」
「うおおあおあ!?」
一拍の間に響き渡ったリフィルの声。まるで相対する磁石のように、コーラルから離れたライは、
落ちた鍋を掴み取り、何事もなかったかのように空笑いを浮かべた。
「いや、鍋が落ちちまってさ。ちょっと拾ってたんだ! 他は何にもないからな!?」
「あ、そう……なんか怪しいわね。そうやってなんか言おうとするところが」
「………」
怪訝そうにライを見詰めるリフィル。苦笑いのまま、落ちた鍋を洗うライ。其の二人の様子を無表情で見詰めるコーラル。
今一瞬の出来事は簡単に流れてしまい、また何事もなかったかのように日常が始まる。

――どことなく、歯車が狂ったような感じもするが、それは別のお話。
690名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 14:35:39 ID:Jou/wn3w
>>689
>怪訝そうにライを見詰めるリフィル。
遺跡マニアキタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!
691679:2007/01/08(月) 14:36:09 ID://MXLiaM
誤字した罠。リシェル…!!(爆
692名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 14:52:44 ID:YPIXKo+G
さしずめライはロイドかwwwwリフィルてんてーの名前久々に見たww
693名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 15:02:01 ID:hJfI7lgX
つまりエニシアが幼馴染だったり、ルシアンがけん玉使いだったり
ケンタロウが敵の幹部でギアンとの2択だったりするんだな
694名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 15:32:17 ID:031JJnj8
スカーレルがあほ神子でアメルが実年齢28歳だったりするあのゲームか。
695名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 15:38:40 ID:031JJnj8
そろそろこのスレも終わりが近いがこの辺で出番まとめが恋しいかな。
保管庫も更新されたことだし。
696名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 17:13:15 ID:5HmmhKeE
>693
偉ぶってるけどヘタレ属性のハヤトもいるな
697名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 17:46:42 ID:hJfI7lgX
ギアン「俺は悪くヌェー!!!」

ごめん。どうしても言ってみたかった。似てるのは髪型くらいだがw


↓子安禁止
698名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 18:15:17 ID:4+NwGnEK
ギアン「屑がッ!」

こっちだとオモ
699名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 18:47:37 ID:UCsU3lqy
キャラまとめ中の人です。
>>695
数え間違いを見つけた上に随分と扱いが変わっちゃったキャラが多数いるのでもう少しお持ちください。
700名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 19:39:06 ID:C2gCb8h6
シルターン組は地道にかっこいいロリコンへと昇格しつつあるな
701名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 19:45:32 ID:EYkPSJRg
ギアンはきっと今日も元気にオレンジを育ててるってあたい信じてる
702名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 19:49:12 ID:6bjyT8va
しかし冬休みの終わりを告げると同時にいきなりレス数が減ったな
703名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 19:58:09 ID:c0fqpniC
>>701
ギアン「柚がッ!」

こっちだとオモ
704名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 20:04:28 ID:H/6SVyAr
ヘタレじゃないんです・・・ライーッ!!
705名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 20:12:39 ID:ABgmkk4z
ここってどれくらいで落ちる?長めの投下は新スレが立った頃の方がいいのか?
706名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 20:14:14 ID:6bjyT8va
できてるんなら投下しなよ
707名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 21:52:08 ID:hNkKiOZK
容量がそろそろキツイ気がする。とっとと新スレ立ててしまった方がいいか?
708名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 21:57:27 ID:sLoB+MX0
まだちょっと早い。48KB残ってるんだし。
もう一つ二つは余裕だろ。
709名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 22:31:19 ID:c0fqpniC
↓ここで100レスに渡る超大作の発表
710名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 22:44:22 ID:SAru9XI/
ロリコンとは嗜好などではない



生き様だ


711名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 22:51:58 ID:H67mQbbS
クラウレが生きたのに死んだようになっていた…
あれはまさにクラウレハードの様なことがあったんだろうな…。
712名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 23:07:15 ID:eq7uvf5e
シンゲン「ロリコン?はて?シルターンにはその様な言葉は存在しないでござる」
713名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 23:21:59 ID:OOZdw9Ee
シンゲンってなんで自分の世界のこと「鬼妖界」っていつも言うんだろうな。
アメリカ人が自国を米国とかっていうようなもんだろ?
714名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 23:22:53 ID:EomRJB5v
そう言った方がリィンバウム人には分かりやすいからじゃね?
715名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 23:25:49 ID:UCsU3lqy
4キャラまとめです。保管庫準拠なので>>615まで。鬱兄貴シリーズはカウント外です。

ライ17    某誓約者の跡を継ぐ二代目受け専主人公。扱われ方は初代よりも不憫。
リューム1  今のところ本番寸止めの1作のみ。
セイロン6  ロリコン1号。トンデモない事でも格好良く決める人。フェアとの純愛も多い。
クラウレ2  ギャグ物が一発(それで2カウント)。人気の無い鳥さん。
ルシアン9  トップから転落。ライと同様受け多数。純愛はリビエルとが多い。
グラッド8  今までのキャラとは違う意味で可哀想な兄貴。でもちゃんと純愛作品もある。哀れな役回りだが出番は比較的多し。
セクター2  ミントさんの乳を狙う助平ライダー。出番少なし。
シンゲン7  ロリコン2号。トンデモない事をして周囲に被害を撒き散らす人。この人もフェアとの純愛有り。
アルバ5   フィズや女体化イオスと。主役の数は騎士・剣士の中ではトップクラス。上司に垢を煎じて飲ませたい。(登場回数は1と合算)
ルヴァイド2 4作品無し。アルバに副隊長を取られちゃってますよ特務隊長。(登場回数は2と合算)
イオス6   今のところ2でも4でも女体化のみ。男として見られていないな。コイツ。(登場回数は2と合算)
スバル5   シャオメイさんに薬仕込まれて強襲。一線越えると大暴走なのは母の血だろうか。(登場回数は3と合算)
パナシェ3  4の作品無し。忘れられた島の皆さんは4作品では忘れられがち。(登場回数は3と合算)
カサス2   初作はまさかの純愛。発情が入るのは獣人として仕方が無いか。レシィもユエルも発情したし。
ギアン4   鬼畜ネタ多数のこのスレにも拘らず出番が少ないヘタレ調教師。本格的な調教物は1作のみ。
ガゼル4  やっとガゼリプが一作。801キャラの返上なるか。(登場回数は1と合算)

フェア28  4キャラトップを奪還。純愛からレズ、陵辱まで幅広くこなす。相手も多数。
コーラル7  竜の子の中で最多登場。このスレでは女の子としての扱いが多い。次に多いのがふたなり。
ミルリーフ6 女の子ミルリーフはそこそこの出番。
リビエル6  初期はポムさんに薬盛られたりと恵まれなかったが、最近はルシアンとの純愛が多い。
アロエリ3  ツンデレ鳥っ娘は出番少なめだが、一人H、純愛、襲われとバリエーションは豊か。
リシェル15 陵辱される側からする側へ転向。ポムさんと組んでライに襲い掛かってます。
ポムニット27 最強淫乱メイド吸血鬼。親は某大悪魔かと思いたくなるほどの攻めっぷり。
ミント8   純愛はグラッドと。ライ絞り隊にも参加。残りは陵辱。
シャオメイ 主役こそ無いものの悪戯しまくりでかなり活躍。人生経験長いと溜まる物は溜まるのだろうか。
アカネ4    相変わらず出番少な目。(登場回数は1と合算)
ローレット1 セクターと1つ。せっかく生体ボディにしてもらったんだから早く本番を。
エニシア3 暴走姫様。ライを搾って搾って搾り取ります。
フィズ3   ツンデレ盗賊。全作品アルバと。泣きつくシーンはジーンとくるものが。(登場回数は1と合算)
ラミ2    未だ1作のみ。主役が少ないのはもはやロランジュ家の呪い。(登場回数は1と合算)
リプレ10  1ではとにかく相手が多彩。4ではガゼルと1作。(登場回数は1と合算)
716227:2007/01/09(火) 00:45:18 ID:ZZPhVs66
現スレ227です。シンゲン×フェアまた投下します。
一応前の話の続きな設定で、フェア視点です。
話の中で風呂場が出てくるんですが、保管庫にある23スレ330氏の設定をお借りしました。どうもすみません。
それではよろしくお願いします。
717シンゲン×フェア:2007/01/09(火) 00:49:22 ID:ZZPhVs66
「お疲れ様!今日も手伝いありがとう」
そう言って宿屋の少女店主は幼馴染みを見送った。
『ミュランスの星』に認められて暫く経つが、いまだ客足は衰えない。
後片付けも終わり、フェアは大きく息を吐いた。
このところ、色々あった。ありすぎた。
竜の卵を拾い、自分の秘密を知り、沢山の仲間と出会い、別れ、――そして先日…。
フェアは、シンゲンと一線をこえてしまった。
今までのフェアは生活する事に精一杯で恋愛する余裕もなかった。
そんな時に出会ったシンゲン。彼は、いつも自分を支えてくれていた。
眠る前の会話も、大切な相談をする時も、いつの間にかフェアは彼に頼るようになっていた。
(――わたし、シンゲンを好き…なんだと思う。…多分)
一応自分の気持ちには気付いたものの、所詮は恋愛レベル1。
レベル50のロリコン侍が放つ『求婚』という特殊技の前に、どうして良いか分からず撤退してばかりの日々だった。
――先日、熱を出すまでは。
行為自体に後悔はないが、熱のせいでいつもとは違う自分だった気がする。
(思い出したら顔から火が出そう)
「…しゅじん」
(何回もキスをして、その後シンゲンはわたしの体を…)
「御主人?」
フェアの目の前に、ぬっと黒ぶち眼鏡の茶髪が現れた。
「きゃあぁぁあっ!いきなり顔近付けないでよシンゲン!」
静かな店内に、フェアの高い悲鳴が響く。シンゲンは耳を押さえながら苦笑した。
「だって何度呼んでも気付いて下さらないんで――」
シンゲンの話の途中でフェアは素早く距離を取る。
718シンゲン×フェア:2007/01/09(火) 00:53:52 ID:ZZPhVs66
「お…おかえり!ご飯は鍋の中にもう出来てるから!わたし、ちょっと部屋に戻ってるね!」
明らかに不自然な態度で店を飛び出すフェア。
体を重ねてから数日。フェアはずっとこんな調子だった。恥ずかしくてシンゲンと話せないのだ。
他の事には気持ちの良いほどサバサバしているくせに、どうも恋愛に関してだけは上手くいかない。
「もう一度熱でも出たら、また素直になれるのかな…」
ベッドの上で足を抱えながら、フェアはふと自分の体を見つめた。
上着を脱いでみる。小さな胸も、筋肉がついた腕も、女性的魅力があるとは思えない。
(シンゲンは好みだって言ってくれたけど…)
フェアは胸に触れながら溜め息をつくと、やがて優しく揉み始めた。
「…んっ…」
桃色の頂を摘みながら、乳房を揉む力を徐々に強める。
左手は胸を揉みしだいたまま、フェアは徐々に左手を割れ目に滑らせていく。
うずく奥へと指を潜らせて、肉芽を刺激するフェア。
「ぁ、シン…ゲン…っシンゲン…!」
秘所を慰める淫らな音が耳に響いた。フェアは声が漏れないように枕に突っ伏す。
そのまま目を瞑り、シンゲンに触れられる事を想像して更に激しく指を動かした。
「んあぁぁっ!…っ!」
頭の中が真っ白になり、大きく体を震わせてフェアは果てた。
肩で息をしながら、自分が情けなくなるフェア。
服を着て、風呂に行こうと部屋を出たところで、フェアはシンゲンに出くわしてしまった。
「…」「…」
沈黙。
部屋の扉はキッチリしめたので自慰に気付かれてはいないだろうが、フェアはシンゲンと目を合わせられない。
そんなフェアにシンゲンは、思いもよらない事を口にした。
「…実は…ここを出ていこうと思うんです」
フェアは、シンゲンの言葉を理解するのに時間がかかった。シンゲンは続ける。
719シンゲン×フェア:2007/01/09(火) 00:57:08 ID:ZZPhVs66
「今日のお客の中に、自分の演奏を気に入って下さったシルターン自地区の富豪の方が居たんですよ。居住手続き云々の諸費用や旅費は出すから自地区で演奏しないか、と…」
シンゲンは寂しそうに笑う。
「…ここに留まっても御主人にはご迷惑みたいですし」
予想外の展開に呆然とするフェア。
シンゲンは「今までお世話になりました」と言って背を向ける。そこで漸く我に返り、フェアはシンゲンを引き留めた。
「待ってシンゲン!」
シンゲンの背中に抱きつくフェア。
フェアはシンゲンの体温を感じながら、少しずつ言葉をこぼし始める。
「こないだの事、嫌なんかじゃなかったよ。わたしも望んでた事だもの。ただ…恥ずかしかったんだ…。ごめんね、自分の気持ち優先でシンゲンを傷付けて…」
着物を掴む手に力が入る。自分よりずっと大きな男の人の背中。うっすらと匂う汗も、フェアにとっては愛しいものだった。
「だから行かないでよ!…わたしをお嫁さんにするって言ってたじゃない。…あなたが…好きなの」
シンゲンの背に、ぴたりと付いたフェアの胸。激しい心臓の音はシンゲンに伝わっているのだろうか。
シンゲンは、フェアに背を向けたまま尋ねた。
「本当ですか御主人?自分の求婚を受けて下さると?」
「…うん」
「…では、お願いを一つ聞いてくれませんか?」
「…うん。わたし頑張るよ」
「今から一緒にお風呂入りましょう」
「うん……え?」
ぐりん、と勢いよく振り向いたシンゲンの顔には満面の笑みがあった。
「だ…ッ騙したのね〜〜!?」
720シンゲン×フェア:2007/01/09(火) 01:01:26 ID:ZZPhVs66
ぶんっ、と勢いよく繰り出されるフェアの拳。だがシンゲンは、ひらりとかわす。
「いえいえ、迷惑だったのかと悩んだのは本当です。御主人が弱っている時につけこんでしまいましたしねぇ。…まあ色恋に駆け引きはつきものですよ、フェア?」
戦闘型フェアの攻撃をひょいひょい避けるシンゲン。淫行侍にクラスチェンジすると、TECボーナスが50くらい付くようだ。
「熱で判断能力を失った御主人が、ただ雰囲気に流されただけだったのかと不安になったのも事実です。そしたら…」
ぱしっ。シンゲンの手がフェアの拳を受けとめる。TECだけじゃなくDEFにも大きなボーナスが付くらしい。
「先ほど…部屋で何されてたんです御主人?」
不適に笑うシンゲン。フェアは瞬時に赤くなった。フェアの自慰はバレていたのだ。
「いや〜。抱きついて告白してくれて、その上お風呂までご一緒して下さるとは至れり尽せり。自分は幸せ者で――ぐほぁっっ」
クリティカル。フェアの拳がシンゲンの脇腹に入った。
「バカぁっ!出ていくって言われて、わたしすごく怖かったんだからね…っ」
フェアは涙をにじませていた。
それに気付いたシンゲンは、申し訳なさそうにフェアの頭を撫でる。
「…すみません。でもね?自分は好きなものに、とことんこだわる性格なんです。ちょっとやそっとじゃ諦めませんよ」
やがてフェアが落ち着いた頃、シンゲンは言いにくそうに話し始めた。「…それで…さっきの一緒にお風呂ってやつ、どうですかね?騙した感じになってしまいましたし、嫌なら今日は我慢…」
「いいよ」
「あぁやっぱりお嫌ですよね…ってエエエェ!?」
華麗にノリツッコミを決めた、淫行侍にフェアは告げる。
「シンゲンも知ってるでしょ?わたし約束破るの嫌いなの」
721シンゲン×フェア:2007/01/09(火) 01:05:13 ID:ZZPhVs66
かぽーん。
ところかわって、ここは浴場。庭にある倉庫の裏に作られたなかなか立派なものである。
貸しきり状態の洗い場に、薄布を体に巻いて立ち尽くす二人。
「ご…御主人、本当によろしいんで?」
「なに怖じ気付いてるのよ、らしくないわね」
強気な返答をするフェアだったが、実際は緊張しまくりだった。しかし後には退けない。
約束を破りたくない、というのも本当だったが、結局はシンゲンともう一度触れ合いたかったのだ。
シンゲンの背中を洗い始めるフェア。
初めてちゃんと見た背中は沢山の傷が残っており、彼が戦いの日々に身を置いていた事を実感させられた。
「人に見せられるもんじゃないんですがね」と呟くシンゲン。
フェアは胸が苦しくなり、シンゲンの背中を抱き締めた。
「そんな事ない。戦闘でもたくさん助けてくれたよね、ありがとうシンゲン…」
既に体を巻いていた布はなく、むに、とフェアの胸が直接シンゲンの背中に当たる。
フェアとしては気持ちのまま抱き締めただけだったのだが、それがシンゲンのダメ侍魂に火を付けた。
「ご…御主人…。そのまま貴方の胸で背中を洗って下さいませんか」
シンゲンは淫行侍から淫行変態侍にクラスチェンジした。
「いえね?鬼妖界では、夫婦の証として妻が体を使って夫を洗うという風習が…」
嘘 を つ け 。
フェアは呆れたがシンゲンの提案を飲む事にした。
抱き締めて気持ちが良かったのは、フェアも同じなのだ。
(…わたし、実はすごくいやらしいのかもしれない)
そう思いながら、フェアは泡でぬめった背中を胸で撫で回しはじめた。
「ん…っ、結構…難し…」
乳首が擦れてフェアに快感をもたらし、息が荒くなる。
「…はぁっ…次は、前も洗わなきゃ」
フェアは泡だらけの体で、小さな椅子に腰かけているシンゲンの前に回った。
シンゲンの腰に巻かれた布の前方は、張りつめている。
フェアはシンゲンの布を取り、泡だらけの小さな胸で一生懸命肉棒を擦り始める。
「…くっ…御主人…?そこまで…しなくて、もっ…」
シンゲンが唸る。その顔に快楽を見い出し嬉しくなるフェア。
しかし控え目な乳房で男根は隅々まで洗えない。フェアは仕方なく、手でシンゲンを洗う事にした。
722シンゲン×フェア:2007/01/09(火) 01:08:33 ID:ZZPhVs66
赤く膨張した温かい竿を、根本からゆっくり洗うフェア。初めは驚いたが、今はむしろ愛しく思えた。
時々ビクリと反応しながら、どんどん固く大きくなっていくそれに、フェアは尋ねる。
「…ね…気持ちいい…?」
そう言ってシンゲンを見上げるフェア。上目遣いで頬を染める姿は、S級召喚並の破壊力だった。
シンゲンは、予想外のダメージに我慢出来なくなってしまう。
「ごっ、御主人!今すぐ手を離してくれないと…その…っ」
言い終る前に、年甲斐もなく暴走してしまった。フェアの小ぶりな胸は、石鹸の泡と白濁液で白い。
謝るシンゲンに、フェアは笑いながら答える。
「お風呂なんだから、大丈夫だよ。…それより…気持ち良かったみたいで、嬉しい」
フェアは普通に答えたつもりだったのだが、シンゲンには何か耐えがたいものがあったらしい。
「今度は自分が」と言ってシンゲンはボディソープを手に取り、フェアを手で直接洗い始めた。
シンゲンはフェアを自分の膝の上に横抱きにして、ぬめった手を小柄な肢体に滑らせる。
背中、首筋、太腿…。特に胸は丁寧に、淡く色づいた小さな乳輪を丸くなぞり、乳首も優しく摘む。
もちろん柔らかな膨らみは上から下までしっかりと。
「あぁっ」
快感がフェアの中を駆け抜ける。どうもシンゲンは胸をいじるのが好きらしい。
そうこうしている間に、シンゲンの指はフェアの淡い茂みに差し掛かっていた。
「そこは…自分で洗えるよぉ…っぁ!」
既に充分濡れており、かつ泡で滑りが良いため、シンゲンの指は難なくフェアの中に侵入した。
「ダメですよ、ここは特に綺麗にしなきゃ。…しかし、どれだけ洗ってもぬめりが取れないんです。なんでですかねぇ御主人?」
フェアはシンゲンの言葉に顔を赤くする。
新スキル『言葉責め』を覚えた侍に敵はない。シンゲンはフェアが止めるのも聞かず、激しく指を動かす。
そして指を抜くと、既に復活した肉棒をフェアに押し入れた。
「痛っ、ちょっ…待ってってば、シンゲンっそういうのはベッドで…んぁあああっ!」
浴室なので、フェアの声は大きく響く。
そのままフェアは体を痙攣させて絶頂を迎え、ぐたりとしてしまった。
723シンゲン×フェア:2007/01/09(火) 01:11:46 ID:ZZPhVs66
満月が窓に映る、ここはフェアの自室。静かな筈の部屋に男女の声が響いている。
「ごしゅじ〜ん。機嫌直してくれませんかねぇ?」
「シンゲンなんて、もう知らないっ!」
フェアは膨れてそっぽを向く。
風呂場で気を失ってしまったフェアは、シンゲンに自室まで運ばれたのだった。
「わたし待ってって言ったのに!シンゲンのバカっ!」
「…しかし、なかなか止まれないのが男の性でして…。それに御主人も気持ち良かっ…ごふぅッ!」
フェアは真っ赤になってシンゲンに枕を投げつけた。
確かに気持ちは良かったが、何というか配慮が足りない。乙女心は難しいのだ。
シンゲンから言わせれば、無意識とはいえあれだけ誘っておいて理不尽な話だが、フェアには通じない。
「どうすれば許してもらえますかねぇ、御主人?」
眼鏡を直しながら腑に落ちない様子で、シンゲンはフェアのご機嫌取りを始める。
フェアは口を尖らせて言い放った。
「…今からそっと抱き締めてキスをちょうだい。…すごく、優しいやつを」
シンゲンは一瞬呆気に取られた後、笑いだす。
シンゲンに子供と思われたかもしれない。フェアは赤くなりながらうつむく。
シンゲンは、そんなフェアの頬に触れ、そっと呟いた。
「どんなお願いをされるのかと思ったら…。これで許してもらえるなら、いくらでも」
フェアは、そっと目を閉じた。
724227:2007/01/09(火) 01:12:46 ID:ZZPhVs66
以上です。ありがとうございました。
725名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 01:22:46 ID:u7xtgyRS
GJ!!(*´д`)
フェアのエロ可愛さが異常
シンゲンはもうこんなキャラで定着ケテーイだな
ギャグの部分もよかったよ

次回作も期待させてもらう
726名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 01:58:39 ID:ZEfCM6Hq
>>724
GGGGJGJGJGJGJGJ!!!!!!!!!
シンフェア神またきてクレタ━━(゚∀゚)━━!!
笑えたし萌えた(*´д`)ハァハァ
風呂はえっちくて実にいいね。最後のやりとりがなかなか可愛いじゃんこの極モノカップルwと思えた。
また楽しみにしてます!
727名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 02:22:02 ID:wOAN2dOz
>>724
GJなのです!
淫行変態侍のCCボーナスは何だろう?
728名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 03:29:55 ID:rP55Cf4F
>>688
遅ればせながらGJ 貴方のおかげでまたコーライ書きたくなりましたよ。
続き期待してますー。
729名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 03:38:08 ID:Z9p65TU5
>>715
クラウレやセクターより出番のないグランが不憫。機械兵士はそういう星の下だからしゃあないけど。
ライとリシェルがここにきてぐっと伸びたな。
730名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 04:11:34 ID:WCkdlW61
>>724
良いものを読ましてもらった 実にGJ!!
フェア可愛いよフェア(´Д`;)ハァハァ
731名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 04:53:50 ID:ZZPhVs66
227です。ご感想ありがとうございました。とんでもない間違いに気付いたので 訂正させて下さい。
自慰シーンの「左手は胸を揉みしだいたまま、フェアは徐々に」の部分
左手→右手でした。すみません。これじゃ両方とも左だ…orz
732名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 05:48:08 ID:IaH/JEWd
>>712
LAっ子がアメリカを「ステイツ」って呼ばないのと同じような理屈だろ。多分。


レナードおぢさんは例外。
733名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 06:24:56 ID:8cn9AxzV
>>712
つうか日本にしか存在しない言葉だよな。
ロリコン
734名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 06:29:48 ID:p4Q4TAJJ
>>724
すばらしくGJです!!
朝っぱらからいいもんを読ませてもらいました。
氏のSSは、フェアとシンゲンが自分の中の理想のイメージとピッタリだw
三十路手前のエロ侍最高すぎw
735名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 08:35:37 ID:jOZf7hxL
ちょっと尋ねたいんだが、ここってストーリーに沿った話や
少しのストーリー改変は許されるん?いや、勿論エロありですが。
736名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 08:40:28 ID:ZLHFiQGh
>>735
あまりに行きすぎた改変じゃなければ良いんじゃないの?
後で突っ込まれない為に、先に一部改変の旨を伝えとくと混乱もない。
737名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 11:40:41 ID:GUyN6Mb4
>>729
お前、クラウレはあれで報われてるとでも言う気かwww
738名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 12:36:34 ID:f97ZizBe
エニシアってVSリシェル以外で出番あったっけ?
739名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 14:02:31 ID:jPcKmFT+
>>735
かなりぶっ飛んでても大丈夫。
保管庫を「陵辱」「調教」「悪魔王」とかで検索すると3カルマの遥か上を行くバッドエンドが多数。
気になるのなら最初に「改変有り」とでも書けば良いと思う。
740名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 14:23:24 ID:jOZf7hxL
>>736 >>739
ども、了解しました。助言サンクス。最初に注意、と書くことにします。
741名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 16:48:28 ID:b0IQwhRr
サモン4 【コーラル】自己紹介は苦手【…かと】
http://etc5.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1168057084/l50

なりきりネタ板に、こんなスレが立ってる。
ここのSS、勝手にコピペされてね?
742名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 17:10:19 ID:JI1MNXyj
>>741
毎回思うんだが、何でああいうバカがいるんだ?
コピペ禁止とテンプレに書かれてなくても、
それくらいの常識分かるだろうに。。
743名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 17:47:51 ID:mf9HSXvC
リフィルがそのままでワロタ
744名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 18:29:11 ID:VgqYiLhJ
竜の子以外で同居エンドって、シンゲンとセイロン以外だと誰かあるのか?
リビエルアロエリは城から通ってるみたいだし、トレイユ組も家からだし。
エニシアも実家からで、ギアンは…なんか住み込みそうな勢いだったがw
745名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 18:55:55 ID:JEmrQeaI
エニシアって実家からの通いなのか……どっから通ってるんだ
ギアエニはてっきり住み込みだとばかり
746名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 18:57:35 ID:mf9HSXvC
エニシアは住み込もうとしたら保護者一同に猛反対された。
747名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 18:58:07 ID:JEmrQeaI
あ、エニシアのとーちゃんって生きてんだっけ?
748名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:01:19 ID:mf9HSXvC
かーちゃんも生きてんぞ。もっともここでの保護者は
将軍親父とヘタレ眼鏡兄ちゃんだがな。
749名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:06:30 ID:ExkGswdc
エニシアの父親は死んだんじゃなかったっけ?
んで、母親探ししに行ったエニシアが悪い召喚師に騙されて
檻の中に閉じ込められてたところをギアンに助けられたっていう設定だったかと。
この設定だけで召喚師×エニシア陵辱のギアエニとか書けそうな感じだな
750名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:09:00 ID:ExkGswdc
ギアンって、エニシアEDでは
「恩人だからってエニシアに変なことしたらタダじゃ済まさんぞ」なノリなのに
ギアンEDでは自分が恩人に下心アリで近づいてて笑えたw
751名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:12:47 ID:JEmrQeaI
サンクス

なんかかーちゃんに捨てられた後飲んだくれて死んだもんだと勝手に思ってた
実父が生きてるのに「将軍はお父さん」って何気に酷いなエニシアw
752名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:17:44 ID:JEmrQeaI
リロ忘れていたわけでorz
753名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:20:41 ID:chD+DFU8
>>746
連ドラ「そんな男と同棲だなんて、パパは絶対に許さんぞ!!」
ギアン「お兄ちゃんはそいつとの交際なんて絶対認めないからな!!」

こうですか?
754名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:25:34 ID:4LsJyHFx
>>753
概ねそのまんま

そしてEDキャラでもないのに再び宿に住み着く御使いと竜の子
755名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:30:54 ID:ExkGswdc
セイロンなんて、あの時点では御使い辞めて旅に出てるはずなのに
なぜかいるしなw
個人的にロリコン侍がスルーされてて残念だったが…
756名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 20:34:13 ID:hpidKnVH
エニシアの住み込みに反対されてるけど結局住み込みになりそうな予感
757名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 20:34:22 ID:d5HGukOE
そういえば最終的に御使いはリビエルとアロエリだけになるんだな


とても不安な気分になるぜ……
758名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 20:45:40 ID:jPcKmFT+
そろそろ容量がやばいな。次スレはどうする?
759名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:01:56 ID:j5L4Cepb
次スレ?立てるに決まってるじゃないか
760名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:07:09 ID:chD+DFU8
リビエルは将来空き缶についていってしまう可能性もあるぜ
761名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:43:58 ID:RbjaqDTt
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168346230/l50
ちょっと早いけど立ててきた。
762名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:47:02 ID:QmkozHYo
>>760
空き缶はないっしょ
763名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 22:05:06 ID:l+mNJWgl
空き缶jr.だな
764名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 22:09:25 ID:uCq+vQCn
ライエニED後では、やっぱりシンゲンはいまだにトレイユにいついてて
セイロンとコンビで恋愛に悩むライに余計な入れ知恵をしようとしてたら面白い。
フェアと違って右から左に聞き流してそうだが…
765名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 22:28:03 ID:ulc0kKwG
いつぞやのドラゴンライダーミルが気になって仕方ないんだが……いろいろ忙しいのかな。
766ばななん王子:2007/01/10(水) 00:40:18 ID:ojTELZyL
皆様お久しぶり、ばな王です。約半年ぶりでしょうか。大分間が開いてしまった
妖姫新妻奮闘記の続き、投下行きたいと思います。約7レスといったところでしょうか。
以前と同じく宜しければ五分後に開始致しますが…これは次スレ待ちでしょうか。
767名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 00:44:21 ID:QOuprFCS
>>766、ばななん氏キターーーー!氏の作品を待ってました!
次スレは>>761の方が立ててくれましたので、
25KB以上あるなら、次スレに投下した方が良いと思います。
768妖姫新妻奮闘記:2007/01/10(水) 00:50:19 ID:ojTELZyL
「…もう大丈夫だよ。じゃあしようか、続き」
 その少年は、目は据わっているが輝いて、その口元はやけに引きつって
いるが楽しそうで、その声は穏やかだが有無を言わさなかった。

「ク、クリュウさま…」
 シュガレットが何か見えない不安を感じ取りつつも、何も出来ずその場に
へたり込む。尤も霊界出身たる彼女だからこそ彼の“変貌”が見えるのだが。
「……シュガレット?」
 それに対しラジィは、不思議そうに彼女を見る。相も変わらず無垢な笑顔で
首を傾げるのみ。所詮その異変に気付いていたところで、今の彼女は何も
しようとしないであろうが。

「っと、シュガレット…ラジィが心配してるよ?」
 クリュウがずり下げられたズボンを引き上げ、シュガレットに問いかける。
流石に歩くのに下ばき無しは不味いと思ったのだろう。

「あの…ええとクリュウさま、何処か御身体が悪いという事は」
「僕が?…別にそんな事無いけど」
 シュガレットが遠慮がちに訊ね、クリュウは自身を見渡す。

「むしろ、凄く調子がいい位だよ」
 ニコッと微笑みかけるクリュウ。その顔からゾクッとしたものを感じ取る。
それでもシュガレットはそこから逃げる事が出来なかった。

「そ、そうですか…それは良かったです」
「それよりもシュガレット」
769妖姫新妻奮闘記:2007/01/10(水) 00:51:06 ID:ojTELZyL
 またゾクリとする。怖い。何か逆らえない。何か前にもこんな事が
あった様な気がする。

 そして、“また何かを期待している自分がいる”。

「ラジィも待ってる様だし…ね?」
「…あ」
 言われてクリュウの背後を見る。そこには子犬の様に何か期待した目で、
クリュウの背中を見つめるラジィがいた。まるで昨夜の自分の様だと思った。

「ただ、僕の体は一つだから二人一緒には無理なんだよね」
「は、はあ」
「それでこの場の主役はラジィみたいなものだし…“手伝ってくれないかな”」
 流暢に用件を述べていく目の前の少年。その言葉に自分が流されているのに
気付けない少女。視線を泳がせるとこの場の主役とやらと目が合った。

「う、うん…シュガレットも来て…ボ、ボク…一人じゃ怖いの……」
「…………ラジィちゃん」

そんな可愛い言葉を漏らした唇はシュガレットによって塞がれた。結局
場の空気に当てられたのか、彼女は成されるままとなってしまった。

「ん…しゅがれ…むぅ」
「はぁ、らじィちゃん……」

シュガレットの舌がラジィの小さい舌の裏側を潜り、巻きつくように撫で、
770妖姫新妻奮闘記:2007/01/10(水) 00:52:18 ID:ojTELZyL
歯茎の裏さえ這い回る。クリュウはクリュウで、美味しそうな唇を友軍に
奪われてしまったが為に侵略場所を上から下に変更し、全くもって前人未到の
開拓地に舌を侵攻させて行った。

「ぴちゃっ…ぴちゃっ……」
「ふぅあ! し、したが、下の方から……」

 眼を見開いてビクビクと痙攣をするラジィ。だが二人の舌は止められない。
既に心を侵略されつくしている為、哀れな被害者は蹂躙されるがままに
任せる他無かったのである。

 ぴちゃりと銀の橋を伸ばしつつ、普段は誰にも見せない淫蕩な笑みを
浮かべてシュガレットは唇を離した。彼女の眼前には、はぁはぁと息が
整わず、そして眼の焦点もずれているラジィ。

「クリュウさま……」
「ちゅぶっ……何?」

シュガレットもラジィの口内に残る淫気を受けたのか、眼がトロンと
蕩けていた。クリュウはラジィへのクンニリングスを止めず、目だけを
向けて呼びかけに答える。

「許可します、ラジィちゃんを私と共に末永く可愛がってあげて下さい」

ボーっとした様子だが確かに彼女が宣言した言葉を聞き、クリュウがまた
微笑む。少年を取り巻く魂の黒光りが、僅かだが深くなった。
771妖姫新妻奮闘記:2007/01/10(水) 00:53:03 ID:ojTELZyL
「いいかいラジィ、これからする事は大事なものを無くす事なんだ」
「だいじな…もの……」
「そう、大事なもの。それでも君は耐えられる?」
「…………」

「いいよ、ボクアニキの二番目になる」
「ラジィちゃん…」
「だってアニキの一番はシュガレットなんでしょ?…だったらボクは、
二番目になれればいいって最近思う様になったんだ」



「ラジィ…入れるよ…」
「うん…」
 ずずっと音をたてながらアニキのおちんちんがボクの中へ入っていく。
痛い。凄く痛い。いたいいたいいたい。さっきのアニキの指の時よりも痛い。
もう「いたい」という文字しか頭に浮かばない。それが真っ暗の中を飛び回ってる。
「…ぎ…ぃぃっ!!」
 歯を食いしばり、目を固く閉じて耐えた。それでも痛い。ちょっと前から
月に一度やってくるようになった大嫌いな日なんかとは比べ物にならない。
「ごめん、でも一気にいくから」
「ぇ…?」

 どんってしてぷちぷちっとしたと思ったら、真っ暗が真っ白になった。

「――――――――――――――――――――――――――――ッ!!」
772妖姫新妻奮闘記:2007/01/10(水) 00:53:41 ID:ojTELZyL
 声なんか、出なかった。頭の中が爆発した。

「ラジィ!……っく、凄い…キツ」
「ラジィちゃん、しっかり!」
「……ぁ、はあああ、あはあああああ!!!!!!!」

 アニキとシュガレットの声で真っ白が天井になってきた。そのすぐ後に
遠くに行ってたビリビリがまたやってきて、声というか、叫びでそれを形にする。

「ラジィ!ラジィ!」
「はあ、はあ、はあ、アアアアアアア、はあ、はあ、はあ、アア……!」
 叫んで、息して、叫んでを繰り返す。駄目、空気がとても足りない。

「ラジィ!……っ!!」
「アアァア、はあ、はあ、アア…んっ!」
 叫ぶのに疲れてきた頃に、アニキがキスをしてきた。口から空気を吸い込めなく
なって、鼻で吸う。あ、さっきと違って、空気がちゃんと奥に入ってくる。

 すー、ふー、すー、ふー、すー…

 しばらく、静かな部屋でボクの息の音がよく響いた。

 ボクの瞳からは止め処なく涙が溢れ、体全体が震えていた。アニキは
ボクの胸や首筋、耳を優しく撫でて痛みを和らげようとしてくれている。
シュガレットも頭を優しく撫でてくれている。そうすると、少しずつボクは
落ち着いてきた。
773妖姫新妻奮闘記:2007/01/10(水) 00:56:49 ID:ojTELZyL
 そのままボクはアニキに持ち上げられて、ベッドに運ばれた。このベッド
でシュガレットもアニキと…?と考えると、せっかく整理出来ていた気持ち
もまた乱れてくる。でも、アニキやシュガレットがボクに色々してくれている
のを考えると悪い気がして、せめて落ち着いた風に振舞った。でもシュガレット
にはばれちゃったのかな…アニキの下になったボクの隣で、手を握ってくれた。

 …ラジィの呼吸が落ち着いた時、クリュウは無意識にゆっくりゆっくり
腰を動かしていた。音を立てない位慎重に。彼女の未だ正直な下の部分も
目一杯締め付けてくるのが解り、そのお返しに啄むようにキスをした。

 クリュウがゆっくり唇を離すと、ラジィがぼそっ、と呟いた。

「クリュウ…大…好き………」

 途切れ途切れの言葉だったが、クリュウにはしっかりと聞こえた。とても
朗らかな気持ちになる。その言葉も影響して、クリュウの快感は一気に
高まっていった。

「あ、あ、アニキ、アニキいいよぉ!」

 ずっ…ずっ… ずっ……

「ラジィっ…出すよ……!」
「きて……!アニキぃぃ…!」

 その瞬間、少女は最愛の人に導かれて、オンナになった。
774妖姫新妻奮闘記:2007/01/10(水) 00:58:11 ID:ojTELZyL
(…良かったですね、ラジィちゃん)

 ラジィが満たされた顔で達したのを見届けて、シュガレットは温かく
微笑んだ。

 以前…というかついさっきまでの自分なら、クリュウに近付く自分以外の
異性は例えライクとラブの違いも良く解っていないラジィでさえも追い払い
たがっていただろうに、どうしたというのだろうか。我ながら理解出来なかった。

「ラジィ…頑張ったね」
「……うん、アニキとシュガレットが優しくしてくれたから」

 今回の件は自分の迂闊さが招いたからか、彼女の健気さに心打たれたか。

「そんな…ラジィちゃん自身の頑張りですよ、もっと胸を張っていいんです」

 どちらにせよ、今は彼女の幸せを心から祝福したかった。それが例え、
自分を蔑ろにされた行為でさえも。

 そう願ったのがエルゴに通じたのか、彼女の主は思わぬ事を口にした。

「じゃあ次はシュガレットも、ね」
「え…?」
「うん…ボクもお礼に……」

 そう言ってシュガレットに四つの眼が向けられる。まさかここで自分に
話が移るとは思っていなかったので、彼女は少し動揺した。
775妖姫新妻奮闘記:2007/01/10(水) 00:59:28 ID:ojTELZyL
「え、えっと…私は……」

「おいでよ、シュガレット」
「一緒に…気持ち良くなろうよ……?」

                         To be continued.
776ばななん王子:2007/01/10(水) 01:10:45 ID:ojTELZyL
杞憂でした(´・ω・`)。次回も何時になるか解りませんが待ってて下さい。
777名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 18:23:20 ID:Sv3tI85r
778名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 19:22:56 ID:rrnbrzuV
なんかもう皆新しいスレ書き込んでるがこっちかなり残ってるな。
779名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 19:54:40 ID:Oh9xep27
後一本くらい書き込めるんじゃないか<SS
780名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:22:37 ID:Nv9hWgOM
「……俺は、どうすればいい…?死ねばいいのか………誰か、教えてくれよぉ」
 頬を泪が流れた。止めようとしたけど、後から後から溢れてくる。面倒だ。このままでいいか。
「………」
 そのままの格好で、ずっと空を眺めていた。幸い人通りはなく、これ以上惨めな姿を見られることはなかった。
 不意に、花と土の香りがした。大好きな香り。俺の大好きな人の香り。そして、視界を塞がれた。

「のわぁッ!?」
「ムイムイッ!ムイッ」
「オ…オヤ、カタ?」
 顔の上の生物を摘み上げる。手足をバタつかせながら、ムイムイと騒いでいた。コイツがいるってことは、ここは…。

「こんなところで、どうしたんですか…グラッドさん?」
 ああ、エルゴよ。なにもこんな時に、この人に会わせなくてもいいだろ…。一番会いたくて、一番会いたくない女性が…
「怪我してるじゃないですか!?とりあえず家に来てください!」

 そこに、立っていた。

「はいどうぞ。熱いから、気をつけてくださいね」
 コトリ、と薬草茶の入ったカップが置かれた。湯気がたゆたい、柔らかな香りが広がる。
「すみません。こんな遅くに…」
 俺が寝ていたのはミントさんの家の前だった。オヤカタが臭いで見つけたらしい。

 ミントさんはテーブルの向かいに座っている。が、眼は合わせられない。今の俺は、ひどい顔をしてるだろうから。
「それで…本当にどうしたんですか?あんなところに倒れて、手も怪我して…」
 尋ねられて、俺は曖昧に首を振り薬草茶を啜った。包帯の巻かれた手が少し痛い。口に広がる温かい味わいが、荒んだ心を緩めてくれた。
「話したくないなら、話さなくてもいいです。でも、それで心配になる人間がいるのを忘れないでください」
「っ…」

 この人はなんで、俺なんかに優しい言葉をくれるのだろう。
「本当は…」
「え?」
 この人になら、俺の情けない悩みを話してもいいかな?それで嫌われても、もういいや。

781名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:22:48 ID:Nv9hWgOM
「本当は、わかってるんです…誰も、俺を裏切ったわけじゃないって…
自分が勝手に、悪い方に考えてるだけって…わかってるんです」

 いきなりこんな事を言っても、ミントさんはワケがわからないだろう。正直俺自身、なんでこんな鬱なのかわかってない。
ショックが大きすぎて、情緒不安定に陥ってるわけだし。

「…よくわからないけど、グラッドさんは理解はできても納得できない。そういうことですか?」
 どうなんだろう?よくわからん。ただ、ライとミルリーフがヤっちゃってるのがショックで、そっから色々ありすぎて…

「…認めたくない、ってのが正解でしょうか…」
「うーん…やっぱり、よくわからないです。詳しく話してくれますか?」
 俺はこの二日間に遭遇したことを、掻い摘まんで話した。ライのこと。テイラー氏は…伏せといた。アルバのこと。その他諸々。
 話し終えると、ミントさんは顔を赤らめていた。恥ずかしそうに俯いている。なんだか、とても可愛らしかった。

「みんな、すごいですね…」
「ええ、まったく」
782名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:23:03 ID:Nv9hWgOM
「すぐに作りますからね」
 そう言ってエプロンを身に着けるミントさんを見て、ものすごくドキドキした。っていうかおっきした。
「ありがとう、ございます」

「いえいえ」
 大きくなった紫電槍を悟られないように、テーブル上のオヤカタを指で撫でた。今噛まれそうになったのは気のせいであってほしい。
「〜♪」

 台所のミントさん。美しい。いや、もうこの魅力は兵器だわ。
 その姿を眺めていて俺は、ミントさんを抱きしめたくなった。いや、抱きしめることにした。
「〜♪………ひゃっ!?」
 初めて触れたその身体は、とても柔らかかった。

「えっと…あの、グラッド…さん?」
「…今だけは、こうさせてください」
 小さな声で懇願した。今日だけでいい。もう少し彼女に触れていたい。


「…自分は貴女を、愛しています。好きです、ミントさん」


「っ…」

 彼女が、小さな肩がピクンと震えた。戸惑っているのが伝わってくる。
「返事はいりません。ただ、伝えたかったんです」
「………」
「…すみません」

「……この街に来てすぐ、お友達になった人がいるんです。
その人は…私と話す時だけ、口調が変わるんですよ。最初はそれが笑えちゃって、面白い人だなあって思って…」

 ミントさんは、俺に抱かれたままの体勢で、言葉を紡いだ。これは、俺のことだろうか。

「でも、すごく優しい人なのも知ってて…優しくて面白い人って思ってたんです」
783名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:23:20 ID:Nv9hWgOM
 そうか…。少なくとも悪い感情は持たれてないらしい。少し安心した。
「最近あの事件が起きて…その人はいつでも敵と私の間にいて、守ってくれたんです。
戦ってる時は、背中しか見たことないくらいで…。それに、ちょっと怪我しただけで、飛んできてくれて…」

「………」

「その内に思ったんです。ああ…この人はきっと、私のことが好きなんだろうな、
って…それからは…嫌でもその人を意識しちゃって」

「…っ」

「知ってますかグラッドさん…?」
 何を、ですか?その言葉は、結局口から出なかった。

「人は…好意を寄せられ続けると……相手のこと…好きに、なっちゃうんですよ…?」

「ッ!?」
 息が、できない。

「だから…」
784名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:23:38 ID:Nv9hWgOM
 だかラ…ナニ?早くハヤク早くハヤク早くッ!!オレヲ殺ス言葉ヲクレェッ!!
「だから…今日だけでいいなんて、言わないでください…私が、いやです」

 ア、アァッ…俺は、貴女に会えて…本当に、よかった。

「グラッド…さん?」

「ぅ…ううっ…あっ…」
 泣いていた。彼女の肩に顔を埋めて、縋るように。強く抱きしめて、腕の中の人がいなくならないように。

「…グラッドさん、泣かないで」
「…すい、ません」

 何分泣いていただろう。やっと落ち着いて、フラフラと椅子に崩れ落ちた。
「グラッドさん!」

 ミントさんが支えるように寄ってきてくれた。この人は、本当に優しい。

「大丈夫…嬉しすぎて、つい…」
「グラッドさん…」

 彼女は、俺の頭を抱きしめてくれた。うん。当たってますよミントさん。貴女のその二つの神々しい膨みが。

「…当ててるんですよ?」
 おっと、どうやら口にしていたらしい。いや、っていうか当ててるって。
え?これフラグビンビンじゃね?俺のフラッグスピアはもうビンビンだけどな。

「ミントさん…」
「グラッド…さん」

 顔を上げ、ミントさんをしっかり見つめる。彼女もまた、俺をしっかり見てくれた。
 見つめ合うこと数瞬、お互いが顔を近付ける。と…
785名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:24:00 ID:Nv9hWgOM
「ムイムイ〜ッ!!!」

「のわぁッ!?」
「きゃっ」

 ヒゲがいきなり顔の前に現れた。邪魔をしやがって、このやろう。
暗殺者は倒せても空気は読めないらしい。

「お前なぁ〜」

「ムイッ?」

 首根っこを摘み、ジト眼で睨んでみる。今キスできそうだったのに、このナマモノのせいで…。

「グラッドさん」
「え?」

 振り向いてすぐ、何かに唇を塞がれた。何かはすぐにわかった。
 初めてのキスは、微かに薬草茶の味がした。

「んっ…今日は、これくらいにしておきましょうか…」
「ぁ…ぅ…そう、ですね…」
 俺は、生まれて初めての幸せを手に入れた。こんなに嬉しいことはない。童貞なんて気にしないさ。だって、ミントさんがいるんだから…。
「ミントさん…大好「ム〜イッ!ムイムイッ!」
 空気読めヒゲ鼠。

おしまい
786名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:24:28 ID:Nv9hWgOM
それでは投下しますね。ギアン×フェア物。前半の今回はストーリーに沿ったもの。
若干のセリフ変更みたいなのがありますのでご容赦を…。
あと今回は強引系なので苦手な方は注意して下さい。

フェアがキャラ違うとは言わないで…
787名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:25:04 ID:Nv9hWgOM
後半のギアンに笑わされっぱなしだった



  /ИИ//
ヽ    >
 < \   >
 ( ^o^ )> ウソだ、ウソだ、
 欺瞞欺瞞 >ウソ、ウソ、
 ‖瞞11∪νウソ、ウソ、
 ‖欺11|ウソ、ウソ
 -瞞―ウソウソ
∪欺∪ウソウソ…ッ


携帯からだからズレてるかもしれない
788名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:25:21 ID:Nv9hWgOM
世の中には情だの恩義だので動く人間がいる。人は一人では生きていけないとご大層なご高説を述べる連中もいる。
こういう者達ほど動かし易いものはない。外面を使いこなし、信用させるよう仕向ければそれだけで忠実な手駒が完成する。
そしてその矛先は自分でなくともいい。
神輿は派手なほど、鮮やかなものほど人は夢中になる。
その点では我ながら良い「拾い物」をしたと思っている。
物静かで気弱な、しかし人目を惹く彼女は自分の目的にもその手段にも大いに役に立ってくれた。
過去の罪を悔いる老人。国から見離された将軍。そして呪われし獣人。
誰もが、我らが「姫」の為にと命を惜しむことなく動いてくれる。
自分はただ「姫」の側近として、後見として裏方に徹していればいい。
牙も爪も目的の為だけに研いでおけばいいのだ。これほど愉快な事はない。
舞台の役者になる必要はない。踊れ踊れニンゲンどもよ。自分が主役である事を疑わず、愚かにも三枚目を演じてみせろ。
華やかな夢を見て、叶わぬ願いを掲げて、戦って戦って――そして死ね。
789名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:25:36 ID:Nv9hWgOM
今は濁ってしまった泉の前、青年と少女が立ち会っていた。この場、この瞬間だけは敵同士である事を忘れながら。
「そんな……じゃあ貴方は子供の頃から虐待を……?」
雪のような白い髪を持つ少女は敵対する事など露にも思わず、ただ青年の過去に耳を傾け、そして驚きを隠せない。
「そうさ、あの祖父は狂ったように私をいたぶったのさ。実験と銘打ってはいたものの本当の所、
 ただ私に憎しみをぶつけたかっただけなのかもしれないがね。だから……殺したんだよ」
激しく燃える炎のような赤い髪を持つ青年は、その瞳にも憎悪の炎を灯しながら過去を語る。
「理解してもらえたかな?血が繋がっていようとニンゲンは異分子には容赦なくその刃を向ける。
 …君にそうなってもらいたくはないんだ。君に私と同じ道を歩んでもらいたくはないんだよ、フェア」
フェアは答えられない。眼前にたつ青年―ギアンが嘘をついていないと理解出来たからこそ答えられない。
顔をうつむかせる少女にギアンは尚も言葉を続ける。
「君も幼い頃から家族に触れ合うことなく独りで過ごしてきた。幼馴染の友人がいたようだが、それでも孤独感は隠せなかっただろう?
 時折、寂しさが募っただろう?何故自分は独りなのか。どうして自分の傍には誰もいないのか。
 そんな自問が頭を何度もよぎっただろう?………こんな境遇を、世界を呪ったことがあるだろう?」
「わたしはっ…!そんな事……」
続ける言葉が出ない。否定など出来るはずがない。ギアンの言うことに何一つ間違いはなかったのだから。
言い当てられて悔しいのか、それとも自分を理解出来る人がいたことに嬉しかったからか。
どちらかはわからないが思わず涙が出てきて、それを見せたくなくて後ろを向く。
その一筋の涙を見て、ギアンの心にある感情が浮かび上がってくる。
790名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:25:48 ID:Nv9hWgOM
二人の唇が合わさろうとしている。同じ境遇の、同じ傷を持つ二人が互いの隙間を埋めようとして。
だがそれは叶わない。決定的に違う所が存在する為に。
「だ…だめぇ!!」
フェアがギアンの腕の拘束を解き、突き放す。
あと少しで手に入れられたものが零れ落ちていく。掴んだと思ったのに、砂のように水のように手の平からすり落ちていった。
「…どうして。何で逃げるんだ、フェア?」
「…貴方が嘘を付いていないのはわかるよ。わたしの事を案じてくれてるのもわかる。わたしの事を真剣に思ってくれるのもわかるよ?
 でも……でもわたしにはまだ貴方がわからない。そんな優しい顔が出来るのに、どうしてあんな酷い事ができるの!?」
人間の醜さとおぞましさを知るギアンとそれを知らないフェア。その溝を埋めるのには時間がかかる。
そして何よりもフェアは今まで普通の人間として暮らしてきたのだ。
人間として感情を育ませてきたのだ。だからギアンの心の奥までは見えないのだ。
「…何で分かってくれないんだ。君なら…私の心情を理解してくれると思っていたのに」
だが今のギアンにそう考えられる余裕はない。あるのは拒絶されたという思いだけ。
「ただ傍に居て欲しいだけなのに、どうしてボクを拒絶するんだよぉ!?」
791名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:26:02 ID:Nv9hWgOM
急に態度を豹変させる様子に思わず怯えてしまう。違う、違うのだ、先ほどまでのギアンとは。
「君もボクを否定するのか!?君もボクを苦しめるのか!?あの祖父のようにボクを幽閉して虐待するのか!?
 望まれなかった命というだけでボクを世界から切り離そうとするのかっ!!」
感情を抑えることが出来ない。知ってほしかったから、理解してほしかったから。だからこそその反動は大きい。
「ギアン…貴方、そこまで苦しんで…」
ここでようやくフェアも理解する。今目の前にいる青年はまだ小さな子供なのだと。
何も与えられずに極限まで飢えてしまっているのだと。――だが遅すぎた。
「ははっ、ふははははっ!!そうか、そうじゃないか。…初めからこうすれば良かったんじゃないか!」
ギンッ!
同時にその赤い瞳から魔力が溢れ出す。
「うあああっ!?…か、からだ…が…」
邪眼を繰り出してフェアの動きを止める。そう、傍に居てくれないのなら手に入れるしかないではないか。
「ごめんよ、でも君がいけないんだよ?君が私の言う事を聞いてくれないから」
『私』――。戻った言葉遣いにフェアはギアンを見て、更に恐怖する。
初めて会った時に感じた暗く冷たい威圧感。その燃えるような赤い瞳からは世界への、父親への憎悪が込められている。
先ほどの優しい青年の面影はもうどこにもない。薄く笑った顔はもう他人を物としか見ていない。
「私は欲しいものは何だって手に入れてきたんだ。…たとえどんな手を使おうともね」
動かぬフェアの体を捕まえて顔を上げさせる。不安と恐怖に満ちたその顔がたまらなく劣情をかきたてる。
少女の同意を求めずにその唇を奪う。
ただ触れるだけでなく、舌を捻じ込み口内を弄び、自らの唾液を流し込み飲ませる。
最初の唇が触れ合おうとした瞬間の清廉さはどこにもない。人の醜さだけしかここにはなかった。
792名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:28:06 ID:Nv9hWgOM
一周目無限回廊だと
「さあミントさん俺がこいつらを引き受けているうちにロードタウロスをあいておまドリルは痛ああライプラーマサンキューってぐはあ?
やめくそおい熱っ誰だ遠距離攻撃とかイタイイタイちょもう誰でもいいから大聖浄でもいいから早く」ドゴォォォォン

って感じだな兄貴。でも生きてるのがすげえ。
793名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:28:21 ID:Nv9hWgOM
187 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/01(月) 20:07:50 ID:0WZxaXwP
>>185
まぁなんだ…兄貴、泣くなよ

188 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/01(月) 20:26:20 ID:yctQjbpz
グラッドの同僚っていないの?
一人だけなの?駐在軍人

189 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/01(月) 20:29:20 ID:nrNLrLGJ
いないんじゃねえの? いたら流石になんか言うだろ。
一応同盟国との国境沿いだし、そうキツく警備もしないんじゃね?

190 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/01(月) 20:43:16 ID:oFUvrGo5
>>188
片田舎のおまわりさん グラッド巡査みたいなものか

191 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/0
794名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 21:28:39 ID:Nv9hWgOM
ルシアン「ええぃっ!!」
敵兵(エリート)「(俊敏に変更)踏み込みが足りん!」
バシッ
敵兵(エリート)「(見切りに)フッ、噂ほどでは・・・んっ!?」
アロエリ「そこだっ!」
バシッ
敵兵(エリート)「間合いが甘いっ!・・・ふん、射程距離外からか。意外とせこい手を使う奴だ」
セイロン「ならばここは我に任せておけ!!」
敵兵(エリート)「さあ、楽しませてくれよ!!(カウンターに)」
セイロン「吼龍連舞撃・・・ホワタァァ!!」
敵兵(エリート)「あびばぁぁっ!?」
795名無しさん@ピンキー
遥か彼方でリシェルの召喚術が炸裂し、二人の敵兵を吹き飛ばした
風に乗って届く「あびばあぁぁ」という叫び
その響きが、ルシアンの魂を熱く燃え上がらせる

「弟より優秀な姉など、いるわけがないッ!」
突き進むルシアン
だが、彼の前に一人の男が立ちはだかった

ルシアン「おい、お前! 僕の名前を言ってみろっ!」
敵兵(銃)「あびばっ!」(攻撃するも、ブロックで防がれる)
ルシアン「……この、左手の盾を見ても――僕が誰か、分からないのか?」
敵兵(銃)「あびば」
ルシアン「そうか……お前、死にたいのか」
敵兵(銃)「あびばぁっ?」
ルシアン「もう一度だけチャンスをやろう……僕の名前を言ってみろっ!」
敵兵(銃)「あびばっ!」
ルシアン「僕はね、馬鹿が大嫌いなんだよ……死ねえっ!」(攻撃)
敵兵(銃)「ホワタアアアアァァァ!」(反撃)
ルシアン「あびばあああああぁぁっ!?」


ライ「うーわ、またブレイブが」
ミルリーフ「っていうか、ちゃんと横から攻撃すれば大丈夫だったんじゃ……」

155 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/10(水) 08:16:11 ID:BLD6xbbf
ルシアンなぞプルートしてくれる

156 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/10(水) 12:48:33 ID:wHsOWPOp
>>151
ディバイン・クルセイダーズに帰れw>エリート兵