◆◆ファンタジー世界の女兵士総合スレpart3◆◆

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464アデラとマリガン:2007/02/20(火) 21:12:31 ID:MqG3ph7w

「………聞いてる? アデラ」
「あっ、ちゃんと聞いてるわよ」
「本当でしょうね? じゃあ今言った事を説明してみて」
「光の王国における教義である先光論に対して、東方の闇の世界では先闇論があって…
 ある『大異端者』が、光と闇がどちらが先に生まれたかなど重要ではないという主張を唱え…
 本人どころか家族や弟子まで火あぶりになった?」
「ふむ、大体合ってるわ。彼の著作は表向き残っていないけど、その論旨はこうよ。
 『光が先か闇が先かを議論する事は、先祖の由緒の古さを競い合う見栄の張り合いに等しい』」

『表向き残っていない』書物について、なぜかマリガンは知っている。
それどころか、その学説に精通していなければとても出来ないような批評まで、
予備知識のないアデラにも判りやすく説明してくれるのだった。

実際に、教師としても研究者としても、彼女は超一流の才を持っている。
もし『異端思想に近付きすぎる』として学府を追放されなかったならば、
彼女は王国にとってどれだけの貢献をしたことだろう?
聖騎士団の従卒として地方軍務に就いていた頃、アデラは追放処分の知らせを聞いた。
その時アデラは友人として彼女を導いてやれなかったことを、大いに悔やんだのであった。

ふと、アデラは再び物思いに耽りそうになった自分に気が付いた。
(しっかりしないと… 私は友達と昔話をしに来たんじゃないのよ)
旧友と飲み交わす安心感からだろうか、妙な高揚が心の中から離れない。

「禁書になった幾つかの魔道書には、光が生まれる前に既に何かが生まれていた可能性について
 言及してる物があるわ」
「…」
「判ってるでしょうけど、私がこんな事話したなんて誰にも言わないでよ?
 知識として持ってるだけで、十分異端扱いされる発想なんだから」
「ええ、勿論よ。で、光の前に世界にあったとされる物って何?」
「書物によってまちまちだけど、その中で私が面白いと思うのは『運命があった』とする説ね」

その時、危うくアデラは杯を倒しそうになった。
まさにその言葉を聞くために、彼女はここを訪れたのだ。
465アデラとマリガン:2007/02/20(火) 21:13:23 ID:MqG3ph7w

「『運命』…」
「そう、光も闇も世界も、生まれる運命にあったからこそ生まれたとする学説…
 どうしたのアデラ、顔が赤いわよ?」
「いえ、大丈夫よ…」
「そう? でもこの説も完全ではなく、運命より先に『偶然』があった考える事も出来て…」

(魔王から聞かされたあの話… 私との間に有るかもしれない繋がり、偶然以上のもの……)

「偶然世界に『運命』が生まれたと考える賢者も…
 この光の聖神と闇の邪神の間の優劣を否定しかねない思想は……
 その中では光の神など………に過ぎなくて……… 占星術の観点から見ると…………
 ……………結局それを確かめる方法は…………

(あれ、なんだかマリーの言葉が聞き取りにくくなってる…
 今彼女は何て言ってたのかしら?)

気が付かぬうちに、顔が熱くなっていた。
これしきの酒量で何時も酔うはずは無いのだが、頭の中がぼやけて考えが集中しない。

「ちょっとお酒が強すぎたかしら?」
「いえ、そんな筈は… でも……、なんだか頭がはっきりしないわ…」
「少し休んだ方がいいわよ、私の部屋でよければ横になって頂戴」

マリガンはアデラを支えて、奥の部屋にある寝所へ導いた。

「ちょっと熱が有るかしら… 服を脱いだ方がいいわね」

赤い額に手を乗せて熱を測ると、手馴れた手つきでアデラの服は脱がされてゆく。
だが、さすがに下着に指がかかった時、アデラは慌ててそれを止めた。

「あっ… 下着まで脱ぐ必要は無いわよ」
「そうかしら? じゃあ、これは何本か判る?」

マリガンは指をアデラの目の前に立てた。

「四本よ」
「ならこれは?」
「二本…」
「これは?」

瞬間、人差し指が空中に独特の印を描く。
指の動きを注視していたアデラは、容易にその魔力に囚われた。
466アデラとマリガン:2007/02/20(火) 21:14:32 ID:MqG3ph7w

「それは… 催眠の指印、あっ…まさかマリー、貴女…」
「うふ、アデラ… 友達として助言するけど、
 同じボトルから酒を飲んでるとしても、一服盛られないとは限らないのよ?
 相手側にだけ毒消しの魔法がかかった杯を使われる事もあるんだから」
「あんんっ」

マリガンの指が下着の中に忍び込んで来ても、アデラは己の身体を動かす事が出来なかった。
媚薬入りの酒を盛られて注意力が衰えていた状態で、さらに催眠の魔術を仕掛けられた身体は、
もはや施術者の意のままである。

「いや…いやよ、マリー…… 友達だと思ってたのに……」
「私は今でも友達のつもりよ? でも貴女も私の性分を知ってるでしょう。
 欲しい物があった時、知りたい事があった時、自分を抑えられなくなってしまうのよ…」

妖しい微笑みと共に、マリガンの唇がアデラの頬に優しく口付けする。
女同士の交わりは二人が過ごした僧院でも珍しくはなかったが、
戒律に厳しいアデラは一切そんな経験が無い。
元々そちらの性癖は持たないからだろうが、同室の少女が不純な同性交友を重ねていると聞いた時は、
彼女の将来を思って注意したほどだった。

「あうぅんっ」
「好きよ、アデラ。私は昔から貴女のこと好きだったのよ?
 でも『嫌われるかも』と思ってしまうと、あの頃の私は何も出来なかったっけ……」

下着の中に侵入した指が、アデラの乳首を抓った。
だが痛みよりもむしろ甘い痺れが彼女の胸乳に広がる。
同時にマリガンの唇はアデラのそれを啄ばむように咥え、思う存分吸い上げた。

「ちゅぱっ、ちゅぴっ… 」

相手の舌を吸い出そうとするかのように、マリガンはアデラの口を覆う。
唾液の濡れた水音が寝室に響いた。

「ああぅ………」
「ふふ、気持ちいいのね? 嬉しいわ。私のキスを気に入ってもらえて…」

唇が離れた際に二人の混ざり合った唾が糸を引いたが、マリガンはそれを愛しそう啜り取る。
薬の効果で意識が朦朧としかけているアデラの目にも、それは実に淫らな光景であった。
467アデラとマリガン:2007/02/20(火) 21:15:32 ID:MqG3ph7w

古来より、媚薬はまっとうな政権の下では厳重に取り締まられる薬である。
そして同時に貴賎を問わず人々の希求する薬品なのだ。
催淫、快楽増幅、精力増進…
その効果を求める人間が居る限り、媚薬作りは無くならない。
マリガンが調合した物は、催淫と快楽増幅の薬であった。
それには意識を混濁させる効果もあるが、相手の反応を殺してしまうほどの物では無い。
第一彼女には無反応の相手を嬲る趣味は無いのだ。
今のアデラは、下着一枚まで脱がされても熱いくらいに身体は火照り、
揉みしだかれた胸は、さらなる愛撫を求めて先端の乳首が勃っている。
その朱色の突起をマリガンは指で弾いた。

「あうぅんっ」
「感じる? アデラ」
「はぁんっ……… そんな事聞かないで…」
「ふーん、答えられないくらい感じてるのかしら?」

マリガンは目を細めて旧友の乳首を爪弾く。
白くて細い美しい指がそこを弄るたびに、アデラの口からは押し殺した喘ぎ声が漏れた。

「ふふふ、じゃあ私も…」

占い師という職業らしく、怪しげなローブを着ていたマリガンだったが、
それを床に脱ぎ捨てアデラと同じく下穿き一枚の姿になる。

「今度は貴女が私を気持ちよくして…」
「えっ?」

女占い師の華奢な指が、女騎士の鍛えられた手を己の股間へ誘導した。

「判るでしょ? ここを弄って…」
「そんな… そんな事…」

出来るわけが無い、アデラはそう思った。
だが、彼女の指は自分の意思よりも女占い師の言葉に従うかのように、
相手の秘所を撫で回し始めた。
それでも現実に彼女の指はマリガンの下穿きの中へ侵入し、
手探りに旧友の秘所を愛撫していったのだった。

「あうっ! いいわ… ぁん、アデラ… 貴女の指がわたしのを擦ってるわ…
 ふふ、女同士の方が、男よりも女の身体の事が判ってるものね」
468アデラとマリガン:2007/02/20(火) 21:16:42 ID:MqG3ph7w

(えっ… なんで私… こんないけない事を?)
ぼやけた思考の中でも、こんな真似は決してするべきではない事は判るのだが、
その指は裂け目の上に突起した肉芽を見つけると、それを集中して擦り上げる。

「ああっ、い…いいぃっ! ああぅん!!」

その下穿きはぐっしょりと濡らし、旧友の指でマリガンは達した。
相手の股間から引き抜いた指もまたしとどに濡れていた。

「ふふ、良かったわよ。アデラ… 次は一緒に気持ち良くなりましょうね?」

そう言うと、マリガンは下穿きを脱いだ。
赤毛の茂みがきれいに刈り整えられている。
(そういえば、マリーは昔から身だしなみには拘ってたわね…
 でも『はしたない』『派手すぎる』って寮長によく小言も言われてたっけ……)
朧げな記憶が脳裏に漂うが、それこそアデラが正気を失っている証拠だった。
本来なら今の状況ではそんな事を思い出している場合ではないのだ。

「ねえアデラ、これ何だか判る?」
「えっ?」

寝台の下にあった小箱から、マリガンは棒状のものを取り出した。
長さは女の手を二つ広げた位、太さは掴んで指が周る位、両端は丸く膨らみ角が無い。

(それ、ひょとして……)
「足を広げてよ」

自然に足は開いた。
事を始める前に、マリガンがかけた催眠の魔術によって、
今のアデラは術師の命令に忠実に従うよう仕向けられている。
それに加えて媚酒の効果が、彼女から疑問を持つ力を奪っていたのだった。

「んっ…」

棒に花油を塗りたくると、マリガンは自分の股間の秘穴に沈め込む。
そしてアデラの下穿きをずらすと、旧友のそこを指で広げた。
秘所に触れられたことでアデラは小さな嬌声を上げたが、それも一瞬の事だった。

「ああああぁんん?!!」

膣口を広げて捻り込んで来る異物の感触で、アデラの叫び声が部屋に響いた。
469アデラとマリガン:2007/02/20(火) 21:17:42 ID:MqG3ph7w
「うふふ、貴女は張り型遊びなんか全然しなかったものね。
 学院に居た頃は、貴女に憧れている娘が結構居たのよ?
 中には『アデラ先輩との仲を取り持って欲しい』なんて私に言う子も居たわ…」

巧みに張り型を相手の膣内に突き入れるその動作は、実に手馴れたものであった。
先ほど受けた唇と胸への愛撫で、アデラの秘所は若干濡れ始めてはいたものの、
かなりの経験が無ければ、ここまで容易く相手の秘穴へ差し込めるものではなかろう。

「…ぁんっ、」

相手の膣内に突き込もうとすれば、当然自分の膣奥も抉られる。
張り型の特性を楽しみながら、マリガンはアデラの秘所を蹂躙していったのだが、
相手の膣口を案外簡単に貫いてしまった事に、軽く失望のため息を漏らした。

「はぁ…、悪い予感って当たるものね… やっぱり貴女もう処女じゃなかったのね?」
「ぅ……」
「んっ残念だわ…… アデラの処女は私が奪いたかったのに。
 ねえ、どこで無くしたの? どこかの駐屯地に居た時、同僚の聖騎士としたの?
 それとも捕虜になってる間に、蛮族の男達にマワされた?
 ひょっとして醜いオークや亜人たちの太いモノで破かれちゃったのかしら……」

うわ言のように囁く声は、相手に届いているかなど関係がなかった。
ただ旧友が処女を失った場面を想像するだけで、彼女の興奮が昂るのだった。

「ほら、これはどお?」
「いっ、いゃあああああぁんっ……」

己の腰を廻す事で、咥え込んだ張り型で相手の膣壁を擦った。
女の身体をどう扱えばよいのか熟知しきったマリガンの腰使いは、アデラを容易に翻弄する。
二人の秘所から零れ落ちた愛液が、淫らな水音を立てて絡まりあう。
喘ぎ声と仕草から、マリガンは相手の急所を見つけると、最早腰の動きを止める事はなかった。
進退自在に攻め立てる張り型の妙技に、アデラは急激に登りつめてゆく。

「マッ マリー!? そこっ駄目ぇー!」
「………アデラっ、好きぃ! アデラぁ」
「ひっ? あっあうあああああああぁーーーーーー!?」

すべての世界が白く染まり、あらゆる重力が消え去る感覚がアデラに去来する。
だがその刹那、凄まじい力が身体の内側から吹き出した。
精神を蝕んでいた媚薬と催眠術の効果は瞬時に掻き消され、即座に理性と良識が復活した。
470アデラとマリガン:2007/02/20(火) 21:19:16 ID:MqG3ph7w
「嫌ぁっ!?」
「ぐうぁっ…!!」

正気に戻ったアデラが絡み合っていた相方を突き離すと、
相手の身体は羽枕のように軽々と跳ね飛ばされ、凄まじい音を立てて壁にぶち当たる。
(えっ?)
我ながら信じられない程の膂力を発揮し、思わずアデラは自分の手を見つめた。
建物が揺らぐほど衝撃によって、戸棚から壺や小瓶が倒れ、幾つかは床に転がり落ちて砕けた。

「……しっ、信じられない、完全にかかっていた媚呪を術式無しで解除するなんて………
 よっぽどの魔道抵抗力が備わってなければ出来ない芸当なのに……」
「……」

赤毛の旧友の視線から裸身をシーツで隠そうとしたアデラだったが、
アデラ自身、なぜ解術出来たのか判らなかった。
だがあの瞬間、確かに身体の底から媚術を解くための力が湧き出したのだ。

「げふっ… 肋骨にヒビが入ったかも…… ねえアデラ、貴女その力をどこで手に入れたの?」
「そっ、それは…」
「おかしいとは思ってたのよ? 聖騎士ともあろう者が、追放されたモグリの術師に
 『光と闇の秘密を教えろ』なんて言って来るんですものね……
 貴女が魔王の軍勢に囚われて居た時、それとも帰還した後かしら… 一体何があったの?」

壁によりかかったまま、マリガンは旧友に不敵な笑みを向けた。
この顔をする時、それは己の推理に絶対の確信を抱いている時だと、アデラは知っていた。

「……」

心の底を覗き込むような旧友の深い眼光から、アデラは視線を背けた。
どうして他人に言えようか?
あの闇の軍勢での出来事、そして神剣の裁きを受けた夜の事を…
471アデラとマリガン:2007/02/20(火) 21:20:38 ID:MqG3ph7w

相手に嘘を見抜かれぬように、アデラは居心地の悪い沈黙を続けていた。
彼女をそこから救ったのは、ドアの外から聞こえてくるけたたましいい声であった。

『マリガンや! 一体どうしたってんだい、今の音は?』

玄関の扉を叩く音が、この寝室にまで響いてくる。
先ほどの衝撃は、どうやら隣近所にまで轟いていたらしい。

「あらあら、大事な所で邪魔が入るのねぇ…… アデラ、その本棚の後ろに隠し通路が有るわ。
 そこから地下水路道へ繋がってるから、早いところこの場を離れなさいな」
「えっ?」
「うふふっ、聖騎士様が深夜いかがわしい占い師を訪ねた挙句、
 女同士の痴情の縺れで相手に怪我をさせた… なんて事になったら、譴責じゃ済まされないわよ?」
「あっ!?」

アデラにも、マリガンが言おうとしている事がようやく理解できた。
真相がどうあれ、周りの目から見たらそう取られてもしかたがない状況なのだ。
おまけに女占い師を訪ねた目的を考えれば、真相を正直に話すことも出来やしない。
大急ぎで服をかき集めると、剣を腰に下げるのさえもどかしそうにアデラは隠し通路へ消えていった。

「やれやれ、まるで浮気の現場を押さえられそうになった間男ね… 痛たたっ……」

笑いがこみ上げてきた時に、また胸骨に痛みが走った。
その感覚が今なすべき事を思い出させる。

『ちょっと、マリガン、マリガン!
  またヤバい儀式でもしてるんじゃあなかろうね? とばっちりは御免だよっ!?』
(うーん、どう取り繕おうかしら… 薬の調合を失敗したというのは、先月も使ったしねえ?)

とりあえず床に脱ぎ落としていた服を着て、周りの住人達への言い訳を考えなければならない。
だが、本当はそんなことよりもよっぽど静かに考えたい事があった。
光の学院を追放されて以来、マリガンはこれほど心が逸った事が無い。
自分の推理が正しければ、あの勇敢な女友達は光と闇の謎に触れかかったに違いない。

(アデラ、判ってるでしょうけど… 私は知りたい事があると我慢が出来なくなるのよ?)

胸の痛みを忘れるほどの甘いときめきに、自然とまた妖しい笑みがこぼれるのだった。


(終わり)
472投下完了:2007/02/20(火) 21:21:11 ID:MqG3ph7w
魔女×女騎士でした。
レズ物なので好みが分かれるかもしれませんが。
マリガンはこれからも話に登場する予定です。
彼女の今後の話をご期待下さい。

また今作における媚薬の表現について、
アリューシアシリーズの「王女様の使い」も参考にさせて頂きました。
作者様に多謝。
473名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 22:32:33 ID:GuQRNigF
投下超乙です!

      シュッ
 (;´Д`)
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘

  (;´ω`)ムシャムシャ
  つi'"':
   `、:_i'


  ( ゚ω゚ )
  つi'"':
   `、:_i'
474名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 01:45:35 ID:Uz5Gg4cl
>>472
投下乙であります。
女騎士側に頼もしい仲間ができたようでなにより。

これで毒とか虎とかがピンチになることもあるかとニマニマできる
475名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 10:36:48 ID:1WzHmgSJ
これからアデラは何処へ・・。GJ!
476名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 12:59:07 ID:C8T+Xm+l
>472 作者様に多謝
どういたしまして。

いつもながらGJです。
続きを楽しみにしてますよー。
477名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 21:20:29 ID:cr5+bmXQ
投下乙

魔王とのフラグが着々と立ってる気がするのは気のせいだろうかw
478名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 03:04:37 ID:2A3Uil2Q
突然邪魔するようでお許しください。

2レスで済みます、

よろしくお願いします。
479名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 03:05:41 ID:2A3Uil2Q
小さな、本当に小さな意思があったとして、
僕は、それに気づくことが出来るだろうか・・・?

僕は、領主に雇われている。
この領主は、自分の領分やら自分の命令に関する効力に異常な執着心を持っていて、
例えば、牛乳が飲みたい、と言ってすぐ用意されなければ、即刻、自分の威信に関わる、
とさえ思っているに違いない人だった。
僕は単に、牛の面倒を見るだけのために雇われたに過ぎないが、屋敷にも出入りできるし、
ある程度の自由もある。
けれど、世の中には、この領主によって自由を奪われる人もいる。
僕のように、代価をもらうのではなくただ拘束される人。
領主の権限で、囚われてしまう人。
彼女は美しく、そして魔術を使う。
瞳が煌いていた、僕は近づくのを、怖いと思う。

ある日、領主は僕に言った。
「お前の忠義は本当か」
僕は領主様に直接話しかけられたこともないので、ただ単に硬直して答えた。
そうか、と領主は笑った。
「あの魔女に、餌をやれ」
僕は恐怖があった、けれどそれ以上に領主が怖かった。
応諾すると、領主は僕に給料を増やすことを約束し、頭をなでてくれた。
僕の故郷には母さんが居て、送られる金銭が増え、みんなが幸せなのなら、と僕は思う。
相手が魔女でも、牛でも、面倒を見るのは一緒なのだから。


魔女は、僕を見て最初に言った。
「私が怖い?」
僕は、エサ(と言え、と領主が言った)の入った皿を檻に入れて、
「こわくない」と言った。
魔女は、「もうちょっといいもの食べさせてよ」と、大して気のない様に言う。
皿に乗ったのは僕が食べるより何倍もいいものだったのに
彼女は口をつけなかった。
「これくらいで、いいだろお前には」僕はふてくされていった。
「じゃあ、あんたにあげる」
魔女は言った。
銀色の皿に盛られたそれは、魔女のエサ、僕のものより何倍も美味しい。
「取っておきなよ、干して乾かせば、いくらでも食えるよ」
魔女は言う。
僕は、領主に与えられた、自分の世話主の制服を見、「いらない」と言った。

「ねえ」
魔女が僕に話しかける。檻の中の彼女はまるで心地よいようだった。
「面白いもの、見せてあげる」
僕は、皿の中身が気になりながら、「見せてみろよ」と言った。
魔女はゆっくりと笑い、指先を押しの隙間から僕にあて、
つん、と鼻をつついた。
「知りたいんだあ」
からかうような口調に、僕は膝を抱えた「そうじゃねえよ」
「ばかだなあ・・・・、」と魔女はいい、
身に付けたぼろきれのような服をひらひらとさせた
480名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 03:08:01 ID:2A3Uil2Q
「ぼろぼろじゃん」

「それがドレスだったら、」と僕は言った。

魔女は言う
「ドレスよ、私にとって。魔法って言うのはね、君が思う真実よりも確実なのよ、
 だから魔法なの」
「はあ?真実じゃなかったら意味ないだろ」
「ばかだなあ、真実が全て?真実以外に意味はない?馬鹿ね、じゃあ、夢は何のために見るの」


「もういい」

僕がそこを去り、与えられた小屋に戻ったとき、
あの魔女の声音、その艶かしさ、その存在感に僕は戸惑う。
あの人の声を思い、僕の手は僕のそこに触れる。
あの人の声。
「ばかだなあ・・・」
思い出して、指それぞれに力を入れる。
擦るように上下し、脈打って、腫れていくそれを僕は包む。
「入れてえよ・・・」
檻の中の魔女、とろりとしたその姿態、
あの人はどんな顔をする?
魔女でも、喘いで、悶えるものだろうか。
僕が、檻の中に侵入して、魔女を犯すことは可能だろうか?
魔女は、いつでも微笑んでいた、
エサも食べず、ただそのまま、豊満なまま。

俺の物になったら

僕は考える、領主からあの魔女を貰い受ける瞬間を。

ぼくは 

あの魔女が領主の所有に満足していないのを、
知っている。

檻のまま、魔女を貰い受けたい、

僕はその檻に入って、

二人で過ごす。


逃さないまま、
僕は、魔女を手に入れる。


だって


魔女の悶えうることを、檻に入った魔女のことを、

きっと、僕しか知らない。


481名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 09:52:13 ID:Egyr9xN7
そろそろシーアの人、来るかな〜
結末がどうなるか気になってしかたない今日この頃
482名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 00:49:20 ID:g4FjtXaQ
>481
GJ!GJ!
いろいろ妄想しました
483名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 00:50:18 ID:g4FjtXaQ
レス番間違いorz

×>481
○>480
484名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:59:51 ID:AaHGX7hW
圧縮が来るらしいので保守代わりに雑談。
女兵士スレの諸氏は、ロードス島戦記のスメディさんのような
「筋肉ムキムキ女蛮族戦士」もオッケーなのでしょうか?
485名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:31:41 ID:hp/Iu88W
普段は豪放磊落だけどセックスは受身ならなおOK.
486名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:22:02 ID:eY+yCUgK
ムキムキ女戦士は大好物だ。
受け身でもいいし積極的でもいい。
487名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:22:47 ID:ZsUNTt4O
上腕筋・大腿筋ガッチリはいいんだが、腹が割れてると…ちとしょんぼりする。
ほっそりと引き締まっているならうっはうはというか、むしろ必要条件というか。
488名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 01:54:35 ID:7gPOcT3Z
神官のお姉さんと信者の少年の聖堂での秘め事とかいいよな……
489名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 07:21:04 ID:W9FS/YGa
捕手
490投下準備:2007/03/03(土) 20:39:36 ID:uOiNdiLU
シリーズ物を書いてくださってる職人諸兄は、お忙しいのでしょうかね。
スレが寂しいので、エロ薄物でお蔵入りにしてたやつですが投下します。
491魔女と弟子:2007/03/03(土) 20:40:32 ID:uOiNdiLU
月明かりの差し込む寝台の上で、魔女は少年を抱き締めていた。
魔女の艶やかな肌理は、まるで空に浮かぶ満月のようであった。
抜けるように白い肌には、先程まで交わしていた愛撫の跡が残っている。
恐ろしいまでに臈たけた面立ちに、瞳と唇だけが紅い。
永い歳月を生き、常人の数層倍もの叡智を蓄えたとは信じがたい程の若さと美しさであった。
ただし、星の光を受けて輝くその長い髪は、驚くべきか完全に白い。
だが彼女の髪は、老いが白くしたのではない潤いを持っていた。

その魔女と抱き合う少年の体にも、相方につけられた唇の跡が体中に残っている。
激しく愛し合った直後だというのに、魔女は少年を離そうとはしなかった。
魔女はその胸に若々しい体を抱き寄せて、彼の額に口付けをした。

「我が師よ、何をお考えですか?」
「今私の頭の中にあるのは、ただお前の事だけだよ… 我がいとし子」

少年は魔女の弟子であった。
彼女に師事し、魔道の業を修めるため日々研鑽を続けている。
いつしか少年は魔女の閨に招かれるようになり、師と褥を共にするようになった。
それは、初めは夜の無聊を慰めるだけの関係だった。
だが、真摯なまなざしで魔道を学ぶ少年に、いつしか魔女は師弟以上の感情を抱くようになった。

「不思議だ……… 私が生きた永き年月の中で、こんな気持ちになった記憶は無い」
「……」
「お前と共に居るだけで、今の私は満たされる… お前を失う事を考えると心が張り裂けそうになる」
「僕の事を愛しんで下さるのですね、我が師よ」
「あんっ……」

少年も師匠の首筋にキスを返す。
弟子の行為に悦びの声を上げた魔女であったが、少年は愛撫を続けようとはしなかった。
訝しげに弟子を見つめた魔女に、少年は言葉をかける。

「何ゆえ近頃の御身は僕に冷たいのです」
「冷たいなどと…… 私はこれ程までにお前の事を愛しているというのに!」

魔女の紅い瞳と少年の栗色の瞳が見詰め合った。
赤い瞳の奥には困惑が、淡い栗色の瞳には猜疑が秘められていた。
492魔女と愛弟子:2007/03/03(土) 20:41:15 ID:uOiNdiLU

「我が師よ、御身は僕が魔道の深淵に近づこうとするのを望んでおられない」
「まさか、そんな」
「いえ、御身もかっては僕を導いて、暗黒の底に在るものを見通す技を教えて下さった。
 長き年月を経て会得した知識と術を授けて下さった。
 しかし、今は以前のように僕を扱って下さらない」
「……」
「我が師よ、僕に何か落ち度や誤りがあったのでしょうか?
 それならば、何が悪かったのか教えてください。僕は御身からもっと学びたいのです」

少年の言葉に、魔女は顔を背けた。
白く輝くような美貌を曇らせた苦渋の面持ちは、愛弟子の追及が誤りではないことを証明している。

「お前は何も悪くない。悪いのは私だ」
「我が師よ、何とおっしゃる」
「私は怖くなってしまったのだ。砂地が水を吸い込むように、お前が我が叡智を学んでいく事を」
「僕が御身に背く事をお恐れでしょうか? それは杞憂という物です。
 教え導いて下さる師に、どうして僕が背きましょうか?!」
「いや、そうでは無い… 私が怖いのは、お前を失うことだ」
「………」

少年は、己の師がこのような悲しい声で語るのを聞いたことは無かった。
師の声は常に冷徹で威厳と自信に溢れ、彼の指標となるべき声だった。
その師が怯えた態度で自分に接するとは……

「お前は恐ろしいまでに速く成長している……
 おそらく魔道の真髄を極め、この世界の内外にある秘蹟を解き明かすようになるだろう」
「師よ、それこそ我が望みです」

魔女は少年の瞳の奥に燃える野望の炎を見つめた。
彼の弟子入りを許したのは、真理を追い求める純粋なる渇望が彼女に伝わったからなのだ。
それは、かっては自分も持っていた筈の物だ。

「私は、今の私にはそう言い切れる自信が無い」
「……」
「今の私には世界の真理よりも、我が黒檀の玉座よりも、ただお前だけが大切なのだ」
「……我が師よ、御身は自分を見失っておいでです」
493魔女と愛弟子:2007/03/03(土) 20:42:16 ID:uOiNdiLU
少年を弟子に取った時には持っていた知への渇望を、彼女が見失ったのは何時の頃だろうか。
魔女には判っている。
この弟子を愛してしまった時に、魔道を極めようとする意思よりも少年への愛おしさが勝った時に、
それは失われてしまったのだ。

「お忘れですか? 僕が御身の前に額づいて『魔道の業を授け給え』と言ったとき、
 御身は『魔道の真髄を求めるならば、それ以外の全てを捨てることを覚悟せよ』とおっしゃった。
 その御身がどうしてそのような事を?」
「………お前に恋をしてしまったから」
「なんと?」
「そう、私は愛や恋というものを蔑んでいた。
 知恵も力も無い、虫ケラに等しい輩達が興じる愚かな感情だとばかり考えていた。
 だが、無知だったのは私だ。愛や恋の甘美な誘惑に、誰が抗し得ようか?
 はっきりと分かる、『世界に愛以上に価値のあるものは無い』と」

魔女は弟子の手を取って、胸の谷間へと導いた。

「ほら、お前にも分かるだろう。私の血潮が熱く燃え上がっているのが」
「師よ……」

少年は驚きを隠せなかった。
己の知る師匠の体は、月の様に冷たかった筈だ。
だが現実に魔女の心臓は熱く高鳴っている。
そしてその時、己の恋に灼かれる余り、魔女は気が付く事が出来なかった。
いつの間にか自分の弟子が、かっての己のように白く冷たい体になってきたことに。

「では師よ、御身が愛する弟子に、その技を伝えてくれぬのは何故ですか?」
「言ったろう。私はお前を失うのが怖いのだ。
 お前にすべてを授け、与えられるものが無くなった時、私はどうしたらいい?」

魔女の声は震えている。まるで恋に怯える俗世の娘のように…

「……お前の望みは我が叡智。それを手に入れたのならば、もはや私は用済みになる。
 そうなってもお前は私の側に居てくれるだろうか?」
「………」

その問いに答えは返されなかった。
もし魔女がもう少し恋の技芸に長けていたのならば、
愛する者を正面から問い詰めることの愚を知っていただろう。
494名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 20:43:46 ID:uOiNdiLU

「……我が師よ、僕はまだ御身に業を習う身。それを修めた後のことなど考えられません。
 そして学ぶことがある以上、僕は御身から離れないでしょう」

長い沈黙の後、少年はようやくそう言った。
師匠の真摯な言葉に比べれば、彼の答えはやや狡猾であったかもしれない。
自分に向けられた問いをはぐらかし、半分だけ相手の望む言葉を選んだのだから。

「我が愛し子よ………」

魔女が弟子の狡猾さに気付かなかったのか、それとも気付かぬ振りをしていたのか、
ただ彼女が行ったのは、再び少年の頭を抱き締めて、己の胸に埋めることだった。
少年も何も言わず、師の求めに応じてその乳房に唇を這わせた。
心の通わなくなった師弟の交わりを、ただ月だけが見ていた。



それからも少年は魔道を学び、日々魔女の力に近づいていった。
だが少年との差が縮まるほどに、魔女の恐れは強くなっていく。

ある日少年は魔女の元を去る、その師に何も告げることなく。
魔女は持てる魔力の全てを駆使して、少年を捜し求めた。

だが、どうして彼の姿を捉えられようか?
彼は魔女のあらゆる術を知り尽くしているというのに。

いとし子を求めて彼女は彷徨い、嘆きの余り白く冷たい石に変わった。
それが月光の魔女の最後であった。


・・・・・・・・・
495魔女と愛弟子:2007/03/03(土) 20:44:57 ID:uOiNdiLU

後宮の女の生活は、主の訪れを得られなければ退屈なものである。
そんな彼女たちの無聊を慰めるため、物語師が一つの昔話を吟じ終えた。

「『月光の魔女とその愛弟子』の物語で御座いました」
「…………ご苦労でした。それ、この者に褒美を取らせなさい」

侍女に命じて金子の入った袱紗を物語師に与えると、
物語師はそれを押し頂いて御簾の前から引き下がった。

「悲しいお話だったわね…」
「……愚かな話じゃ。神代以来、最も深く暗黒の魔術を極めたという者が、
 たかが色恋に狂って劫を失ったとな」
「これは、本当にあった事なの?」
「うむ、黒檀の玉座を所有した者の中で、最も強大な力を行使したという魔女の話じゃ。
 伝え聞く所によると、その月の如く白い身体は闇の力の根源に迫り過ぎたゆえ純白になったらしい」
「闇の魔力の影響で、身体は白くなったの?」
「白は闇を余すところ無く映し出し、黒は光を最も強く集める。至純の闇は反転して光を生む。
 逆に光は極まって闇を助ける… 太極と呼ばれる秘儀玄理じゃ」

燭台に燃える炎の光を浴びて輝く己の金色の髪を弄りながら、少女は麗人と語り合う。

「そもそも好いた雄が強くなっていくのは、嬉しい事ではないか?
 妾はあやつが強いからこそ好きになったのじゃぞ」
「そうね、貴女のように純粋に、失うことを恐れずに居られたのならば、
 魔女も別れの悲しみを味わう事は無かったかも知れないわ………」

もしも魔女がその弟子に業を伝えていたら、惜しまず彼にすべてを捧げていたら、
二人の結末は違っていた可能性も有る。
だが、それでも少年は魔女を捨てて去って行ったかもしれない。
こと愛という事になると、いかなる賢者にも見極めることが出来ないのだ。

「雄に捨てられる事をめそめそ心配するなど、妾には考えられぬわ!」
「ふふ、貴女ならそう思うでしょうね……
 でも、恋の悦びを知ってしまうと、誰しもそれを失うことを恐れるものなのよ」
「……妾にはよく分からん」
「満ちても欠ける運命の月のように、永遠で無い愛は哀しさを伴うもの……
 でも貴女がそれを知るのは、まだ早いかしらね」
496魔女と愛弟子:2007/03/03(土) 20:45:40 ID:uOiNdiLU

麗人は教え諭すように少女に話しかける。
しかし、金髪の少女はその態度に不服げであった。

「子ども扱いしおって! 妾の方が年上じゃと言っておろうが」
「女はね、誰かを恋い慕う気持ちを知って始めて一人前になれるのよ……
 私から見れば、貴女はまだまだ子供だわ」
「ぷんっ、好きな様に言っておれ!」

人よりも長い年月を生きるこの少女は、確かに自分よりも多くの知識を持っている。
でもまだ愛の深さを知ってはいない。
古来より、多くの人々を溺れさせてきた、恋の恐ろしさ、悲しさ、そして甘さを知るまい。
麗人が己が主君へ捧げる愛……
それがどれほど彼女を喜ばせ、苦しめていることか。
まだ愛欲の業深さを知らぬ、この少女の幼さが麗人には羨ましくもあった。

後宮に侍る女は、主君の寵愛にすがる以外に道は無い。
そしてこの麗人は、己が主の他は誰にも触れることが出来ない宿命を背負っていた。
主に捨てられたのならば、きっと自分も生きては居られまい……
物語師の語った魔女の心境が、麗人には分かる気がした。


(終わり)
497名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 22:45:58 ID:Tx5Ryuij
投下乙です。
ひょっとしてこの少年が・・・?
498名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 23:44:29 ID:pgPjbMXW
>>496魔王の作者様・・・ですよね。
いつもながら豊富な語彙でもって綴られる美しいお話、GJです。
499名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 20:22:46 ID:M3Bm1cVC
GJ!GJ!
魔女かわいいよ魔女
再登場に
500名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 20:25:47 ID:M3Bm1cVC
途中で送ってしまいますたorz
再登場に期待
501名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 23:58:30 ID:k+LD3Yf4
GJ。
魔女の伝説で終わらせずに、ネリィの想いと重ねるところがぐっと来ました。
石から元に戻れることがあるといいなあ。
502名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 03:43:16 ID:F+hVZ+hB
戻っても、少年はもう、どこにも居ないんじゃないかな
503名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 06:37:51 ID:tO5u+mDf
少年が魔女を捨てたと決まったわけではない、と思う。
504名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 20:50:22 ID:ZmqWOj+Y
ところで、そろそろ430kbなんだけど、スレタイ論議はいつから?
505名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 21:38:10 ID:G0w7VNLx
前スレは475kbごろに移行準備が始まったね。
part3は立つのが早かったという意見があったから、450kb位からでも良いんじゃないかと思う。
ただ、投下が無い期間の保守雑談程度なら、そろそろ始めてもいいかも。
506名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 22:37:16 ID:h4RsWBAF
まだはじめなくて良いよ
ていうか、どこまでも平行線なスレタイ論議はもううんざり

507保管庫の中のエロい人:2007/03/06(火) 01:18:39 ID:y/fbotx+
スレタイ議論は興味のある人だけ外部でやるのはどうでしょう。
もし必要だったら使ってください。

ttp://vs8.f-t-s.com/~pinkprincess/suretaibbs/suretaibbs.cgi
508名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 01:56:45 ID:ebcPWX39
よしよし、なし崩しで現状維持に成功。
かつ馬鹿の駆除にも成功。
GJです。
509名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 09:02:01 ID:zryh98oL
スレタイ議論外部でやるの嫌だな。
議論しても反映されないんじゃ意味ないし。

初代スレでは最初Part2からは間口広く見えるスレタイにしようと言ってなかったっけ。

ファンタジー世界のエロ小説総合【女兵士スレPart4】
なら現状維持にも総合に変更にも対応できない?
510名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 11:08:11 ID:JGBLhBZJ
これと住み分けているんだからこのままでいいんじゃないの?

●中世ファンタジー世界総合エロパロスレ●
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145096995/
511名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 18:07:02 ID:1zvM63j1
中世ファンタジー世界総合とは住み分けているというか……
向こうはあまり機能していないと言うか……
512名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 00:34:50 ID:0da8jftz
このままでいい派

このままじゃいかん派

投下待ちに聞こうじゃないですか。

>新規の職人さんが来づらい
 今までに、明らかにスレ違いと非難されたことがあっただろうか?
 投下お待ちしてます、と言う態度に他ならないと思われる。
 逆に言えば、他でスレ違いといわれた作品も、ファンタジー系、女兵士系、
 戦う女系であれば、歓迎するといったことに他ならないと思われる。

>兵士萌需要について
 該当の作品にコメントすればいい。他の投下は避けてくれ、ということは
 スレの過疎化を招きかねない、従って投下に躊躇させる結果を招きかねない。
 
自分の考えつくのはいまこの辺だが、
皆さんはどうお考えだろう?
相手の考えを馬鹿とか言う前に、せっかくここまで育ったスレなんだから、
皆でよりいい方向になるよう、意見を出そうぜ。
とりあえず、自分はこのままでいいと思う。スレタイにこだわらず、
主体は戦う女である、ってことで。
513名無しさん@ピンキー
このままでいい派。

ただし「なんでもあり」はズルい。などという意見もあったので
スレの方向性だけはテンプレで決めておいたほうがいいと思う。

以下スレタイ・テンプレ案。



スレタイ:◆◆ファンタジー世界の女兵士総合スレpart4◆◆

テンプレ:
・剣と魔法のファンタジーの世界限定で
・エロは軽いものから陵辱系のものまで何でもあり
(ですが、ひとによって嫌悪感を招くようなシチュの場合はタイトルなどに注意書きをつけることを推奨します)
・「兵士」に拘らず、女剣士・騎士、冒険者、姫将軍、海賊、魔女など、闘う女性なら幅広くOK。
・シリーズものの番外編としてなら、戦闘員女性の出ないSSもOK。(事前の注意書き推奨)
・種族は問いません。
・オリジナル・版権も問いません。