2 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 23:56:41 ID:3kMpS9Ym
題名もっと早くから話し合えばよかったね(´・ω・)
ともかく、>1乙です!
乙でーす
hosyu-
1乙!
即死回避
いいか、みんな
(゚д゚ )
(| y |)
( ゚д゚)
(| y |)
(゚д゚ )
(| y |)
みんなどこ?
( ゚д゚)
(| y |)
ハーイ(´∀`)ノシ
ハーイ(´∀`)ノシ
保守ぅぅぅ
ホシュ
香取慎吾の「これはお昼に食べるのだ!」と言いながらコロッケ切るCM見て
この人は中身もリーヤなんだと呟きつつ保守。
前スレでは需要はあるのにまやちょん×ラスカルがなかなか来なかったなぁー…で保守。
ちょ!前スレ落ちた!?
(´・ω・`)ショボンヌ
落ちたっぽいね。
ところで前スレでも何度か話されてたけど
女体化はokなのかそうでないのか早めに決めといたほうがいーのでは
申し訳ないが反対に1票
はい、自分も反対に一票 (―_―)/
個人的に好きではない。・・・が、といって801板などに持ってけるネタでもないしな・・・
自分も苦手・・・だが
勝手にスルーするから、どっちでもいいぞ
反対かな
板内に女体化・男体化を扱うスレもあるし
原作で女体化されてるキャラもいるしなぁ・・・
どっちでもいい
そして何でもいいから投下まちщ(゚Д゚щ)
即死回避
「チャチャ…っあ」
思わず体がぴくん、と反応した。
チャチャは硬くなったリーヤの肉棒に手を添え、先端を口に含んでいる。
「ね、ひもちい?」
肉棒を口にくわえたまま、チャチャは上目遣いでリーヤの表情を窺い見た。
目を瞑り、切なげに荒い息を吐いているリーヤを見ると、チャチャは嬉しそうな表情を浮かべた。
そして、鈴口から溢れている先走りを強く吸い上げ、時折舌先で亀頭をちろちろと舐めまわした。
「うっあ、はぅ…!」
さらに、裏筋をつうぅ、と何度も舐め上げ、少し舌にある玉袋を空いた手で交代に優しく揉みほぐす。
数回裏筋を舐め上げると、再び鈴口から透明な液があふれ出てきたので、チャチャはそれを嬉しそうにちゅくちゅく、と吸い上げた。
愛撫されるリーヤばかりでなく、愛撫する側のチャチャの顔も赤く染まり始めており、時折「んっ、ん」と艶っぽい声がもれる。
チャチャは、自分の唾液とリーヤの先走りでいやらしく光っている肉棒から、口を離した。
チャチャが唇を離したとき、混ざり合ったふたりの粘液がひとすじの糸を引いた。
「わぁっ…、すごーい」
いつもの事ながら立派にそそり立ったリーヤの肉棒に、チャチャは賞賛の声を上げた。
「…チャチャ…」
先程からの甘い強烈な刺激にくらくらしていたリーヤに、幼い頃から変わらない愛らしいスマイルでチャチャが言った。
「リーヤ、もっと気持ちよくしてあげる」
チャチャは大きく口を開けると、かぷり、とリーヤの肉棒をまるごとくわえ込んだ。
イイ!
なんか旨そうにくってるなw
>27
GJ!
狼リーヤの方で想像してしまった私には獣姦への道が開けているかもしれない。
>>30 あえて描写しなければどちらででも悦しめるのが文リーヤの凄さw
32 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:34:00 ID:3ppsvJCH
>>27 GJ!(・ω・´*)
リーヤなんか、かあいい
33 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:36:10 ID:3ppsvJCH
↑ごめん日本語おかしかった…。リーヤがかわいいっていうことです…w
>>27 リーヤ受けGJ!
エロっちぃチャチャGJ!
この2人本当にこういうエチーしそうだな
獣姦かぁ
36 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 13:17:20 ID:7G4WVL92
349 :もっけ、 ◆U.FlFSg2r. :2006/10/06(金) 01:46:13 ID:???0
>仮に出したとしても全然売れないだろうなぁ。
そうですよね。コスプレは別にオケイなのですから(実際小学生が楓のコスプレを
していた)これだけ長く続いたアニメであるにもかかわらず、コスプレも健全
同人誌ももっとあってもいいものなのですが、それさえも無いとなると、これは
締め付けとかとは別の事情も働いているのかも・・。
>楓がボンレスハムみたいにグルグル巻きにされるような本なら
勿論買いますw!!ボンレスハム楓たん、萌え〜。やっぱり体が動けない女は
萌えますね。亀甲縛りとかにはこだわらないけど、縄は文化です。変態性のない
愛などあるものか〜〜!!
ボンレスハム縛りなら脱がしとか無ければ大丈夫だと思いますよ。
352 :もっけ、 ◆U.FlFSg2r. :2006/10/06(金) 01:58:17 ID:???0
だって入れることにはそんなに興味無いも〜ん。
まぁ縛り方によっては入れやすい縛り方もありますが。というかレイプ風プレイには
手錠でしょうな。
チョゴリは萌えるな〜(チョゴリ娘を縛りたいのは俺だけでいい)。
韓国のチャチャ塗り絵ではチョゴリを着るチャチャがいたそうだ。絵は同友動画の
人が描いたのかな?楓たんのチョゴリ姿が見たい。
>
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1153900687
保守
, -―-、
, '⌒ヽ、 / ヽ
l ,., 'ヽ, / ,,;;;'''' ヽ
l ::::';, ヽ / ,;;':::: ヽ
l :::::';, ヽ / ,;;'::::: .ヽ
.l ::::::'; 彡彡三ミミ ./ ,,;;'::::: ヽ
.l :::::';; // )) ;;.::::: ヽ
l '、,;,' // /ノ ;;_,-、, .ヽ
.レ, ヽ、 ノノ `^ ` ヽ
', -‐^ ̄~~`‐-、 ヽ、(( ,, ‐'''''''''''''''''''-、 l
l ........... ` 、 ヽ!,,'' ........ `、 l
.l .::::::::::(⌒` 、 .l l ..:::::::::(⌒` 、 .l l
l ::::;;;;;;;;;;;`、 ヽ l l ::::;;;;;;;;;;;`、 ヽ l l
l ::::;;;o;;;;;;;;;;;;`::-'' l .l ::::;;;o;;;;;;;;;;;;;`::-'' .l l
`、 :::::;;;;;;;;;;;;;::::::: ノ `、 :::::;;;;;;;;;;;;;::::: ノ .l
l、 ` '' '' .>
) `-、_,,-'' ̄ ̄`-、_,,-‐ <
< | | | `, ,'' | | | `二―
=二 `, ,' (,_
―_ `, ,' _=―
―_ `- ' __――
― ――
チャチャ懐かしいな〜
消防の頃よくラスまやで妄想してたっけそういえば…
42 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 03:22:42 ID:+GpYgDGF
ビデオを借りたから。と誘われてセラヴィーの家を訪れていたどろしーは、セラヴィーがお茶の準備をしているのを手伝いもしないで勝手知ったるとばかりに、冷蔵庫を開けて食べ物を物色していた。
冷蔵庫の中には、プリンが一つ。
一人暮らしの男が、冷蔵庫にプリン入れとくなよな。と思いつつ、セラヴィーは甘党だから仕方ないか。とも思う。
どろしーはそれを取り出し、火を見ているセラヴィーの背中越しに声をかけた。
「セラヴィー、このプリン食べていいの?」
「プリン?あぁ、もらい物ですよ。それでもよければ、どうぞ」
「なんだ、もらい物なの。今度またプリン作ってね。私、あんたの作るプリン好きよ」
「僕の作るプリン、が好きですか。僕のことは?」
「きらーい」
サクっと言った言葉で、またセラヴィーがエリザベスとの会話(実際は独り言)でぐちぐちと言うのを聞きながら、どろしーは居間へ向かった。
お茶を待たずに、プリンを食べ始める。
セラヴィーが作るものよりは、もちろん劣るけれどそれなりに美味しい。手作り感のあ るコレは、一体誰から貰ったのだろうか。そんな考えが浮かんだタイミングを見計らったように、セラヴィーが声をかけてきた。
「あ、どろしーちゃん。それちなみにチャチャの友達のやっこちゃんから貰ったものですから、何か魔法薬とか入ってても知りませんよ」
「なっ!あんたね、半分以上食べてから、そういうこと言わないでよっ!」
「まぁまぁ、子供の作るものですから、何かあってもすぐ解けますよ」
あはははー。と笑ってるセラヴィーに、クッションを投げ当てる。
しかしセラヴィーの言う通り、子供の作った魔法薬にやられることはないだろう。これでも、世界で五指に入る魔女なのだ。魔法に対する耐性くらいは備えている。そんな自負を持って溜飲を下げたものの、残りを食べたい気持ちは失せた。
セラヴィーの用意したお茶を飲んで、ビデオをセットする。
身体が変調をきたしたのは、ビデオの内容がまだプロローグを終える頃だった。
部屋が暑いわけでもないのに、身体が火照る。喉が渇く。
お茶を飲もうと、カップに伸ばした手が震えている。
(やっぱり、何か入ってたのかしら)
どういう効果の薬かは分からないが、原因はやはりプリンにありそうだ。
子供の作った薬が効いてることが分かれば、またセラヴィーは人を馬鹿にするだろう。
ビデオの途中で席を立ったら怪しまれるし、仕方ない。ビデオが終わるまでバレないように隠し通そう。
それから家に帰って、解毒剤でも作ればいい。
しかしすぐに、身体の火照りは下腹部に収束し、それに呼応するように疼きだした。
どろしーの意思に関わらず、膝が擦り合わされる。途端、とろりと下着を濡らす液体が零れた。
それまでに至って、どろしーは魔法薬が強力な媚薬であると確信した。
隣のにゃんこハウスでぴーすかぐーすか寝ているチャチャたちとそう変わらぬ年齢のやっこちゃんが、何を考えてこんなもの作ったのか。
でもとにかく、ビデオが終わるまでなんて悠長なことを言っている暇はない。
一刻も早く一人にならなければ。
ややもすれば、手が下肢に伸びてしまいそうになるのだ。
「セ、セラヴィー」
「どうしました?」
「悪いんだけど、チョット具合が悪いみたいなの。家に戻るわ」
「具合が悪い?そうですねぇ、何か顔も赤いですし…熱があるんですか?
それとも…ねぇ、どろしーちゃん。そんな顔してると、誘ってるみたいですよ」
頬を上気させ、目を潤ませ、唇がちょっと濡れてる。
無意識だろうが、どろしーはセラヴィーの視線の先で唇を舐めたのだ。その仕草に、セラヴィーは喉を鳴らした。
どろしーの食べかけのプリンの器に指を入れ、口に含む。
「やっぱり、媚薬ですね。
どろしーちゃんってば、この前も殿の魔法薬入りのビール飲んで大変だったのに、また同じ手に自分からハマッて。懲りない人ですね」
「うるさい。大変だったのは全部あんたのせいよ」
「結構強力なものみたいですね。
半分しか食べてないにしても、結構ギリギリの状態なんでしょう?そんなのでまだ減らず口がたたけるなんて、流石はどろしーちゃん」
さっさと逃げればいいものを、どろしーはもう腰も立たないらしい。
セラヴィーは楽々とどろしーの身体を押し倒して、馬乗りになる。
「セラヴィー、あんた私に何かしたら…」
「だって、このままじゃ辛いでしょう?」
「馬鹿馬鹿!絶対イヤだからねっ!!」
「はいはい静かにしましょうね」
言いながら、どろしーの頬に手をあてる。
指先がどうやら耳に当たったらしく、それだけで身体を震わせる。
媚薬の効果は上々のようだ。
(まぁ、当たり前ですけどね。この僕が作ったんだから)
そう、やっこちゃんに貰ったというのは嘘八百。
チャチャたちがクラスメートに魔法薬が得意な友達がいることは、いつも話してくれていた。だから、彼女の名前を出しておけば、どろしーの怒りが向けられることはないだろう。と考えたのだ。
わざわざ慣れない者が作ったようなプリンを用意するのは、中々に面倒だったけれど、おかげで警戒せずに口に入れてくれた。
熟れた桃を口にするように、セラヴィーはどろしーの唇を塞ぐ。
一度目は、どろしーの唇の柔らかさを思い出すためのキス。
でも記憶の中にある彼女の唇より、もっとずっと気持ちよくて。息つく間もなくまた重ねる。
何度かそうして啄ばむようなキスをすると、薄く塗られたどろしーの口紅は落ちていった。それなのに、彼女の唇はますます赤く、ぷっくりと腫れる。
潤んでいた目からは、とうとう容量の限界を超えて涙が頬を濡らしている。
(どろしーちゃん、かわいー…)
普段、強気な態度を崩さないどろしーだから余計に、こんな弱弱しい表情を見せてくれると劣情を煽られて仕方ない。
薬も手伝って、どろしーはもう抵抗らしい抵抗はしていない。
首元に唇を落とし、襟ぐりの深いどろしーの服の胸元まで舌でなぞる。
「ふっ……ん……」
身体を揺らし、鼻に抜ける声を出して快感を示すどろしーを見て、セラヴィーは口の端を上げた。
息をするたびに持ち上げられて揺れる胸を手で包む。
服と下着の上からでも分かる、確かな質量。温かさ。柔らかさ。
丸みにそって円を描くように揉む。どろしーが、床のカーペットをもどかしそうに引っかいた。
「やらしい……触り方、やめてよ……ヘンタイ」
「感じちゃうからですか?どろしーちゃんだって、ヘンタイじゃないですか」
「バカ……大っ嫌い……んっ・ふぁあっ!」
『嫌い』なんて言ったおしおきに、胸の中心で固くしこりだした部分を抓った。
弾かれたように、背中を反らしたどろしーの身体の動きに合わせて背中に腕を回して上体を抱き起こす。
バランスがとれずに、やむをえずというところだろうが、どろしーの腕がセラヴィーにしがみ付く。
それが嬉しくて、セラヴィーはどろしーの頬にキスをした。
どろしーの服の背中についたボタンを外し、次いで下着のホックも外す。
さて、直接どろしーの肌に触れよう。とした時、どろしーの腕がセラヴィーの動きを遮った。
「今さら、やめろなんて言いませんよね?」
「……あんた、ここで……ここでするの?」
「ここじゃ嫌ですか?」
「嫌……とかじゃなくて、誰か来たら……」
セラヴィーが、どろしーとの時間を邪魔する者の進入を許すはずもない。もちろん、どろしーを家に誘い入れた時点で人の来訪を妨げるバリアを玄関に施している。
けれど、そんなことを知らないどろしーが、来訪者の目に触れるのではないかと気にして行為に集中できないのは望ましい事態ではない。
折角ここまで罠を張ってこぎつけたのだから、せめてこの時間だけでも自分のことだけ考えてもらいたい。
「じゃあ、何処でしたいんですか?」
意地悪に聞いて、どろしーの反応を見る。
目を泳がせて、瞬きし、唇を噛む。頬が更に赤くなって……何を考えているのか、手に取るようだ。
きっと彼女は、場所を移すように要求したことで、この行為を受け入れてしまったことを恥らっている。その上で、場所を指定することに羞恥を感じて躊躇っているのだろう。
聞き出したい気もするが、これ以上苛めるのも可哀想か。セラヴィーはそう思って、どろしーの身体を持ち上げようと体勢を変えた。
「ちょっ、待って……その、セラヴィー……」
いきなり服を捕まれて、動こうとした身体が傾く。
「こんなの……悔しいけど、身体もどうしようもないのよ……お願い、だから……」
どうやら、セラヴィーが動いたのをどろしーが答えない為に行為を打ち切るのだと勘違いしたらしい。
勘違いからとは言え、どろしーから求められる言葉を聞いたセラヴィーは、ぞくりとする感覚に身を震わせる。
「じゃあ、答えて、どろしーちゃん……何処でしたいんですか?」
「……ベッドで、して」
どろしーが言い終わるか否か。
セラヴィーが魔法を使った反応があって、背中に柔らかな感覚が伝わった。
抱きかかえられていた体勢から、ベッドに押し倒される体勢に変わる。
背中から開かれた服を、お腹辺りまで引き下げられて、露になった胸はセラヴィーの手のひらで持ち上げられる。
どろしーの胸は、指の力で何処までも形を変えるような柔らかさで、そのくせ彼女がいつもセラヴィーを拒むように指先を阻む弾力がある。
けれど、きめ細かい肌は微かに汗ばんで、セラヴィーの手に吸い付いているようだ。
拒んでいながら、離そうとしない。本当に、どろしーらしい。
否。ただ、ここから手を離したくないから、そう思っているだけなのかもしれない。
「あっ……胸、やだ……」
「やだなぁ、急かさなくても全身愛してあげますよ」
「ばか・あっ……そこ、だめっ」
左右から掬い上げて、その谷間に舌を這わせた途端に声が跳ね上がる。
駄目と言われて、やめてあげるほど性格のいいセラヴィーではない。
唇で軽く吸ったり、鼻先で突いたり、ほんの僅かに歯を立てたりと執拗に責める。
胸の間が性感帯なら、胸で愛してもらうのも楽しいかもしれない。なんて、不埒なことを考えながら。
二つの丸みの中央で遊んでいた顔を、次第に右にずらしていく。
それに伴い、左手は胸の突起へ近づかせ、右手は身体の曲線を下がっていく。
「あ……」
其処に触れた瞬間、声を漏らしたのはどろしーではなくセラヴィーだった。
たっぷりとしたスカートの布を掻き分け、下着の上から触れた其処は既にしとどに濡れていた。
「どろしーちゃん、濡れてる」
「っ!」
「ふふふ。やらしー」
特別、言葉で辱めようという気はなかったが、羞恥に染まったどろしーの顔はひどくセラヴィーを煽った。
衝動に突き動かされるまま、どろしーの中に指を挿し入れる。
「いっ……セラ、ヴィ……待って、だめ」
「駄目って言われても、中をほぐしてあげないともっと痛いですよ」
「あっ・ん……やだっ、ぬ、いて」
「仕方ないですね」
セラヴィーは指を離し、其処に絡んだどろしーの愛液を舐めながら、今まで指で弄っていた部分に顔を寄せた。
「何?……や、セラヴィー何してるのよっ」
「足閉じないでくださいよ。
指が痛いなら、こうするしかないじゃないですか」
ぬるり。
セラヴィーの指に辱められた場所に、生暖かく湿った生き物のような感覚を受けて、どろしーは目を見開いた。
その拍子にまた、涙の粒が頬の上を零れ落ちたが、どろしー自身にもそれがどういった涙なのか分からなかった。
「やっ、いやぁ!そんなこと、そんな……」
どろしーの最も恥ずかしい場所に、セラヴィーが顔を埋めている。
その状態に耐えられなくて、足を閉じようとしてもセラヴィーに掴まれた足が動かない。
それならセラヴィーの頭を押しのけようと手を伸ばすも、力が入らずに彼の髪を引っ張る程度の抵抗にしかならなかった。
「っ……あ・あぁ……だめっ……」
どろしーの声の変化に気づき、襞の中で蠢いていた舌の標的が変わる。
突然に敏感な核を舐め上げられて、過ぎる快感にどろしーは身体を強張らせながら達した。
「ふぁあっ……セラ……」
びくびくと痙攣するどろしーの身体が落ち着くのを待ちながら、セラヴィーはどろしーの表情を伺った。
恍惚としたどろしーは、焦点の合わない目で中空を見つめている。
涙と唾液でどろどろになった顔を拭ってやると、どろしーがセラヴィーを見つけた。
「色っぽい声で、僕のことを呼んでくれるのは嬉しいですけど。
髪の毛引っ張るのはやめてくださいよ、禿げたらどうするんです」
「だって……あんたが、変なことばっかりするのがいけないんでしょっ」
「変なことって、どんなこと?どろしーちゃん」
「なっ……知らないっバカ」
セラヴィーの腕の下で、どろしーが身体をうつ伏せて枕に突っ伏した。
その反応があんまりにどろしーらしくて、セラヴィーは苦笑を漏らす。けれど、そのままどろしーの背中を見つめているつもりはない。
「続き、しましょう?どろしーちゃん」
「もう、いやっ」
「そんなこと言って、まだ満足してないでしょう?
僕だって気持ちよくなりたいですしね」
うつ伏せたままのどろしーの潤った場所に、指を差し入れる。
今度は先ほどのように、痛がる様子もない。十分に濡れた其処はもう、セラヴィーを拒まなかった。
どろしーが小さく呻いた。
「足、開いて下さいよ……もっと気持ちよくなりません?」
くちゅくちゅと入り口の辺りで出し入れする指につれ、音が部屋を満たす。
どろしーの息の間に漏れる声と相まって、セラヴィーの欲情を更に刺激する。
もう、今すぐにでも彼女の中に入りたい。けれど、どろしーが許してくれないと、この先に進めない自分がいる。
罠にはめて薬を使って、何を今さらとセラヴィーは自嘲する。
「ね、どろしーちゃん。一人だけ気持ちよくなってるなんて、ずるいですよ」
「んぁっ……もぅ、うる、さ……好きにしたらいいでしょう?」
「好きに?じゃあ、続きしてもいいんですか?」
「いちいち聞かないでっ」
それが答え。セラヴィーは口の端を上げて、どろしーの腰を持ち上げた。
「膝、ちゃんと立てていて下さいね」
一言添えながら、どろしーの滴りを自身にこすり付ける。
それだけで、どろしーの腰が快感に震えた。
背中に一度、合図のキスをしてセラヴィーはどろしーの中に一気に押し入った。
「あっ……あぁぁぁぁ」
「んっく……狭い、どろしーちゃん」
「……セラ・はぁあんっ……セラヴィー」
中に入ってしまえば、自分を制御できるはずもなく、セラヴィーは身体が求めるままにどろしーを突き上げる。
それだけではまだ足りなくて、もっとどろしーに触れたくて……セラヴィーはどろしーの腰を捕らえていた手で背中を撫ぜ、そのまま胸に指を這わす。
どろしーの膝から力が抜けて、くたりとベッドに沈みかける。
逃げ出さないようにと片腕でどろしーの肩を抑えた。
もっと優しくしてあげたいけれど、そんな余裕はない。
「セラ……セラヴィーっ」
「どうしました」
「も…っ…」
「達き、たいですか」
どろしーが答えるはずもないと知りながら、セラヴィーは問う。
返ってきたのは、やはり罵声交じりの喘ぎのみ。枕に抱きついているどろしーの表情は見えない。
それでは楽しくなくて、セラヴィーは強引にどろしーの身体を反転させようと片足を持ち上げる。
「ひぁあっ!や・だめ……これ、やだぁっ」
「横からなんて、したことないから変な、感じですね」
「ぁっ、ばかぁっ……こんなの、セラヴぃ」
「んっ……奥まで、はいる…」
太ももを抱えて足を開かせると、どろしーの腰が反って繋がっている部分が変化する。
突き上げるたびに、どろしーが甲高い声を上げて誘うから、セラヴィーは歯止めが利かなくなってしまう。
「あっ、もう……ホン、と……っちゃう」
「どろしーちゃん、我慢してっ」
「らめっ……セラ、もう……」
横抱きになったことで、顔を隠すことを諦めたのか、どろしーがセラヴィーの目を見た。
懇願するその表情があんまり可愛くて、頼まれてもすぐに解放してあげるのが惜しくなる。
セラヴィーはどろしーを貫いていた自身を抜いた。
「何…でっ…やぁっ、おねが…い」
「どろしーちゃんに、お願いされるなんて嬉しいなぁ。
大丈夫ですよ、ちょっと体勢変えるだけです」
言いながら、セラヴィーはどろしーの腰を持ち上げ、身体を向き合わせる。
互いの目が見詰め合う。どろしーの目をこんなに真っ直ぐ見たのは、いつ以来だろう。
いつも怯えていた。その目の中に映る自分が、本当にどろしーに嫌われても仕方ない最低な男だったらどうしよう。と。
どろしーに本当に、決定的に、嫌われていると知らされるのが怖くて、大好きな彼女の瞳も見れなくなってしまった。
けれど、今どろしーの目には嫌悪の色はない。
思い上がりでなければ、その目はセラヴィーを求めていた。
「どろしーちゃん」
「セラヴィー……」
どろしーの腕が、セラヴィーの首に巻きつく。
今度のキスは、どちらが仕掛けたものか分からなかった。ただ、お互いが負けじと舌を絡ませた。
セラヴィーはどろしーの舌を味わいながら、再び彼女の中に入って行く。
後はもう、衝動に任せて自身を打ちつけた。
何度か、どろしーの中が痙攣する。
声のトーンが変わって、セラヴィーの首に抱きついた力が強くなる。
肩に爪が食い込む。
「んっ…セラっ……あっ、はぁ……うん・んっ…」
「…待って、まだ…っ……そんなに締め付けたらっ………」
ぐっとどろしーのヒップを掴んで、自分の感じやすい位置に腰を動かそうとしたが、それがどろしーには刺激となったのか痙攣が激しく繰り返され、セラヴィーを強く締め付ける。
結局、それが引き金となってセラヴィーも砕けた。
射精の後の脱力に任せて、セラヴィーはどろしーの上に倒れこんだ。
どろしーの髪に顔を埋めて呼吸を整える。其処から香るどろしーの体香にまた身体が反応しそうになる。
「重いっ」
「あ、ごめんなさい」
不機嫌などろしーの声に、慌てて正気を取り戻したセラヴィーは、肘を突いてどろしーの横に転がった。
その拍子に、どろしーと目があったがすぐに枕に顔を埋められた。
それがどうしてか不安を掻き立てて、セラヴィーは起き上がってどろしーに問いかける。
「どろしーちゃん、大丈夫ですか?何処か痛くしました?」
「平気……」
「でも、僕結構激しくしちゃったかも」
「かも、じゃないわよ」
不機嫌を隠さないどろしーの言葉に、セラヴィーはどうしようもなくくすぐったい気持ちに包まれる。
「どろしーちゃん、こっち見てくださいよ」
「嫌」
「照れ屋さん」
「ヘンタイ」
「ね。またしましょっか?」
最後の言葉がいつも余計なのは、セラヴィーの特性の一つだろう。
かくて、セラヴィーはどろしーの鉄拳を食らいベッドから落とされた。
翌日、チャチャたちにパンダ目になったセラヴィーが質問責めにあったのは言うまでもない。
ぎゃー
すげーいいもん見た!
姑息で小心者のセラwだけどやっぱどろしーにはめろめろなんですね!
職人さん乙! 心底乙!
おお、久々の神降臨!
これはいいセラどろです!
GJ!
うわあああああああああああ!!!
セラどろいい!!
職人さん素晴らしい!!
う・・・
ステキすぎて真っ昼間になんて読めない
今夜ゆっくり読ませてもらうよータノシミ!
セラどろ神GJ!!
「照れ屋さん」「ヘンタイ」が最高に好きだーー!!
とても素晴らしかったです
>>42-54GJ!
超強力媚薬を作ることより
初心者っぽいプリン作るほうに苦労したっていうのがセラヴィーっぽくて
イイ!
GJ!!!
やっぱセラドロ大好きw
>>61 俺もそこで納得して笑ってしまった
気を抜いたら、超旨いプリンが無意識のうちに目の前に出来上がってしまうんだろうなw
うおおおおおおおおおお。
GJ!!!!!!!!
なんかようつべが削除されまくってるらしいけど
チャチャが今のところ無事でよかった
お鈴ちゃんネタのインスピを得るために「逃亡者おりん」を観てみた。
ネタとしてなかなか良質番組だけどアレやコレやらは…書けないなあw
67 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 16:10:42 ID:oE837LxW
しいチャチャ
どろたん、いいなぁ
こんなに愛されてイキたい
こっちはアニメのマジカルプリンセスねたは投稿してもいい場所なんでしょうか?
いいんじゃないかなあ。他にちょうどいいスレなさそうだし、ここスレの流れゆったりだし。
深く考えない自分は、いいと思うけどね
どうなん?
自分はマジプリネタ大歓迎!むしろ頼む
LR上アニメ専用スレなんて立てたら顰蹙ものだからね
というわけで頼みます
むしろ今までなかったのが不思議なぐらいだよね。
チラシの裏
宣告したマジプリモノを執筆中
純愛ラブラブで、アニメ後日談数年後の予定・・・・
カップリングはまあホーリアップメンバーのどっちかになります。
オリジナルかなり入ってるので長い長い10Kbもう超えちまったよorz
保管庫の管理人さん更新乙です。
75さんや前スレの755さんのも待ってます。
セラどろ。まだちっこい時で妄想。
突っ込みどころには目をつぶってくだせぇ。
========
セラヴィーは目を瞑って、ある光景を思い出していた。
(どろしーちゃんっ……どろしーちゃんっ……)
心の中で呼びかけているのは、セラヴィーが幼い頃からずっと大好きで恋焦がれている少女の名前だった。
本当に本当に大好きで、結婚まで誓い合った仲なのに、成長するにつれて、二人の距離は何故か離れていくような気がする、とセラヴィーは感じていた。
実際に、避けられたり、睨まれたりすることが増えた。「嫌い」と言われたこともある。
けれど、冷たくされても、セラヴィーがどろしーを好きな気持ちは増すばかりだった。
それに、どんどん変わっていくように見えても、どろしーの優しさや本質的なところはちっとも変わっていないことをセラヴィーはよく知っていた。
それは本当に偶然だった。
先日、どろしーの半裸をセラヴィーは見た。
どろしーちゃんもいるからとドリスに誘われて、二人の家に遊びに行ったのだ。
遊びに誘おうと、どろしーちゃんの部屋を覗いたとき、どろしーちゃんがちょうど着替えをしていたのである。
金の巻き毛が柔らかそうな白い肌に絡み、華奢な身体が脱ぎかけたピンク色のドレスに包まれていて、どろしーちゃんがいつもよりも綺麗に見えた。
そして、その華奢な白い身体には、わずかながらも少女から大人への変化が現れていた。
小さくふくらみかけた胸、柔らかそうな肉付き、くびれたウエスト、香りたつような丸みを帯びた身体へと、どろしーは変わりかけていた。
そんなどろしーを見た瞬間、慌てて目を逸らして、セラヴィーはばれないように部屋から離れた。
その後何事も無いように三人で遊んだけれど、セラヴィーの脳裏に、その時のどろしーの姿がちらつくようになった。
(どろしーちゃん……すきです……)
街でも、学園でも、きっと世界中でも一番にかわいい女の子。
出会った瞬間から一目ぼれをしていた相手。きらきらの金髪と、晴れわたった青空のような瞳、輝くような笑顔。
なによりも、捨て子で、義理の親が冬眠してしまうトカゲ男だったために、孤独ばかり知っていた自分に、あたたかい手を差し伸べてくれた女の子。
恋焦がれる気持ちは募るばかりで、そんなセラヴィーに、どろしーの半裸はたまらない興奮をもたらしていた。
思い出すだけで自身が硬くなり、セラヴィーはどうしようもなくなってしまう。
自身を擦りながらセラヴィーはどろしーへの思いに浸る。
(触って…みたいです・・・・・・)
あの柔らかそうな胸はどんな感触なんだろう。
(・・・僕はどろしーちゃんを、愛したいんです・・・・)
抱きしめて、閉じ込めて、キスをして、・・・それから。
セラヴィーは、思う。
それから・・・・・・・
徐々に手の動きが早まっていく。
(どろしーちゃんっ……っ!!……んんっ……!)
脳裏ではどろしーがあられもない姿で悶えている姿が浮かび、セラヴィーは一気に自分を解放した。
ドクドクドクと白い液が手の中に放出されていった。
(……やっちゃいました……)
冷えていく体液に、自分の気持ちもさめていくのを感じて、セラヴィーはため息をついた。
この行為を終えると、隣にどろしーがいないことが悲しくなる。同時に何の疑いもなく、笑いかけてくれるどろしーに対して、申し訳ない気持ちになる。
けれど、もう最近では笑いかけてくれることは減った。徐々に、二人の距離は離れている。確実に。
そんなわけで、セラヴィーはさみしさも手伝って、自慰行為をせずにはいられなくなっていた。
(何とかしなきゃいけませんね……)
セラヴィーは情けなさと虚しさを感じながら後始末をし、深いため息をつくのだった。
次の日はうらら学園の遠足の日で、いつの日かに二人が結婚を誓った思い出の原っぱにやってきていた。
目的の場所に到着すると、皆は散らばって思い思いに遊び始めた。
そんな中に混じって、セラヴィーはどろしーの姿を探すが、見つからない。
けれど、セラヴィーには何となくどろしーのいる場所に見当がついていた。
ここは二人が昔よく遊んだ場所である。
皆が知らないような穴場や、綺麗な花が咲く場所など、二人の秘密の場所がここにはいくつか存在していた。きっとそのどこかにいると、セラヴィーは考えていた。
しばらく探すと、セラヴィーは人気のない丘にどろしーの姿を見つけた。
ちょうど木々が生い茂っていて、影になり、どろしーの姿は死角になっていたけれど、セラヴィーの目はきらり、と一瞬光った金髪を見逃さなかった。
「どろしーちゃん、みつけた!」
「な、何でここに来たのよ!ドリスと遊びなさいよー」
「僕はどろしーちゃんがいいんですーっ」
「ちょっと、セラヴィ・・・きゃあ!」
どろしーを見つけた喜びのあまり、いつものように飛びつくと、ぐらり、とどろしーの身体が揺らいで、バランスを崩した。
「わ、ごめん、どろしーちゃん!」
勢いをつけすぎたのか、不本意にもどろしーを押し倒してしまい、セラヴィーは慌てて身体を起こそうとする。その時、セラヴィーの手にふに、と柔らかい感触が伝わった。
(・・・わ、わ・・・)
セラヴィーの目の前には、緩やかにふくらむ胸がある。自分の手に触れているに、セラヴィーの頭が真っ白になっていく。
(……どろしーちゃんの……おっぱいだぁ……)
想像でなく、実物の暖かくて柔らかいそれはセラヴィーの余裕を一気に奪い去った。
「ばかっ!は、はやくどきなさいよっ・・・なっ!?」
どろしーが抗議の声を上げ、起き上がろうとするが、とっさに肩を押して、それを阻止する。
「や、やめ・・・!!」
どろしーの抗議を無視し、そのまま顔を近寄て、セラヴィーはどろしーのやわらかい唇にキスをした。
「やだっ!」
どろしーはセラヴィーの胸を押し抵抗し顔を振り、与えられるキスから逃れようとする。それがなんだか悔しくて、セラヴィーはどろしーの腕を掴んで、抵抗できないように頭上で固定した。
「な、なにすんのよっ、こんなことして・・・!」
「どろしーちゃん、大好きです」
「わたしは、嫌いよ」
ずきり、と胸を貫通するような痛みが走った。
嫌い、と言われることにはだいぶ慣れてきたけれど、胸を痛めることに変わりない。
下肢に集る熱とは裏腹に、セラヴィーは一気に心が冷えるのを感じた。
こんなにも、大好きなのに。
大好きだってコトを分かってほしい。
「僕がどれだけどろしーちゃんが好きか、教えてあげますね」
にっこりと、穏やかに、けれどいつもとは違う冷たい目でほほえむセラヴィーに、どろしーは顔を青くする。その中に秘められている情欲と狂気の色がどろしーの身体を金縛りのように動けなくさせ、どろしーは小さく震えることしか出来なかった。
ちゅっ、と音を立てて、ふるふると震えているどろしーの唇をついばむと、セラヴィーはどろしーの腕をまとめて片手で押さえつけ、
開いた手でどろしーのブラウスのボタンに手をかける。
「やめてっ!」
「いやです。」
身をよじるようなかわいらしい抵抗をものともせずに、セラヴィーは上から一つ一つボタンを外していく。ブラウスを左右に開くと、白い肌と、まだ発達途上のかわいらしいどろしーの乳房があらわになった。
「まだブラジャーつけてないんですね」
「う、うるさいっ!」
どろしーは顔を真っ赤にして、思い出したようにどろしーが暴れるが、どうしてもセラヴィーの下から抜け出すことが出来ない。
セラヴィーは涼しい顔のまま、どろしーのそのふくらみに手を伸ばし、やわやわと揉みはじめた。
「・・・っ……やだ……」
「大丈夫、気持ちよくなりましょうね」
「はぁ・・・ん・・・っ・・・や・・・・・・・」
微弱ながらも刺激を敏感に受け取って、どろしーが弱々しい声を漏らす。
日に触れることがない乳房は白く、桜色をした可憐な乳首がぷくり、と硬くなる。
セラヴィーはどろしーのふくらみかけのかわいらしい胸を強く、時には弱く揉みしだく。
手のひら吸い付くような柔らかな肌の感触、押し返してくる弾力がセラヴィーを高揚させた。
セラヴィーは桜色の乳首に唇を付け、舌で乳首を刺激し始めた。
なんども舌で乳首を転がしながら乳房を揉んでいく。
「んっ……んっ……やめ、て……」
その行為に対して制止の言葉を吐きながらも、甘い吐息がどろしーの唇から漏れ出していた。
わずかにに開いた口からは、赤い舌がチロチロと覗き、セラヴィーはどろしーにもう一度唇を重ねる。
あたたかく、湿った唇に舌を這わせ、口内に侵入する。
「んん・・・っ・・・」
(あったかい・・・)
どろしーの舌を探し出して、摺り合せると、無意識だろうがどろしーの舌が吸い付くようにセラヴィーのものに絡み付いてきた。夢中でキスに没頭する。どちらのものかわからない唾液が、どろしーの唇からこぼれ、薔薇色の頬をぬらした。
しばらくキスを続けて、セラヴィーが名残惜しそうに顔を離すと、どろしーは青い瞳をとろんとさせて、キスの余韻に浸っていた。
キスと胸への愛撫で力が抜けたのか、どろしーはいつの間にか抵抗を止めていた。
その事に気を良くしたセラヴィーは、拘束していた手を離し、両手でどろしーに愛撫を再開する。
どろしーのつつましいふくらみをやわやわと揉み、みずみずしい肌の感触を堪能する。
舌で首筋や鎖骨の辺りを舐め、キスをすることも忘れない。
「あっ……だめ……やめて…ってば…」
「やめませんよ。本当は、気持ちいいんでしょう?」
セラヴィーはいつもと変わらない笑顔のままで、安心させるようにどろしーに言ったが、それはどろしーの恐怖をますます煽り立てるだけだった。
セラヴィーはどろしーのスカートをまくりあげて、白いパンツを青空の下にさらけ出すと、どろしーの秘部を布地の上から撫でた。
「やぁっ!・・・やめて、やめてってばぁ!!」
「大丈夫ですよ、どろしーちゃん」
優しくなだめるように言い、パンツを手早く脱がせてしまうと、セラヴィーはどろしーのすらりとした足をM字に開き、その中心に舌を這わせた。
「きゃぅっ・・・ぅんっ・・・・・・あぁ・・・ん・・・・・・」
直接に与えられる、けれどはじめての刺激に、震えながらどろしーは混乱する。
「セ、ラヴィー、んぁ・・・汚いよ・・・そんなとこ・・・・・・・や、だぁ・・・」
「どろしーちゃんはきれいですよ」
「・・・ばかっ・・ああん、・・・やめ、て・・・ほんとに・・・・・・やだぁ・・・・・・はぁん・・・っ!」
ピクピクと体を震わせながら、セラヴィーの髪をつかんでどろしーは否定の言葉を吐くが、徐々に高まっていく快感に、どろしーの腕はセラヴィーの頭を押さえつけるように力を加えた。それに煽られて、セラヴィーはどろしーの反応の大きいところを中心に、舌で攻め続ける。
「あぁっ・・・・」
びくん、と大きく震えると、秘所から愛液が滴った。
(どろしーちゃんが……感じてくれてる……)
どろしーちゃんに快感を与えていると言う事実にセラヴィーの心が満たされていく。
「ああっ、んっ・・・・・・いやぁっ……」
わずかながらもどろしーの腰が揺れ始め、否定しながらも、快感を求めてしまっている行動に、セラヴィーは笑みをもらす。
「はぅっ、はあぁんっ……やめ、あっ……セラ、っ…だめえぇぇ…」
ぎゅうぎゅうと、どろしーの柔らかい太ももがセラヴィーの頭を押し付けるように挟んだ。
(やめられるわけがありませんよ、どろしーちゃん)
セラヴィーは舌の動きを早め、激しく舐め続ける。
「あっ、あはぁっ……ああんっ……あああああっ……!」
どろしーはびくり、と大きく体を仰け反らせた後にぐったりと地面に横たわった。
「どろしーちゃん?・・・あらあら」
初めて与えられた強い快感に耐えられず、どろしーは絶頂と同時に意識を失っていた。
ピンク色に肌を染め、荒い息のままくったりと気を失っている金の美しい少女の姿に、セラヴィーは自身が再びゾクゾクと昂ぶっていくのを感じていた。
「大好きですよ、どろしーちゃん」
ぺろり、とどろしーの唇を舐めると、セラヴィーはにっこりと微笑んだ。
おわる。
(*´д`*)ハァハァ
ここから先は秘密でしゅか
GJです〜〜〜
ひいぃっ
切ないながらもえろい えろすぎるぜ 素晴らしい!
エ ロ す ぎ る
このスレは801はおkですか?
女体化さえ揉めてるのに801がいいわけない
セラ×ドロGJ!
なんでこんなにセラドロに萌えてしまうんだろう。
子供セラドロ切なくてGJ!大人セラ×子供どろとか妄想したら止まらなくなったwww
>>91 (*´Д`)ハァハァ 大人セラと子供どろイイ!!
読んでみたい。けど、自己生産するしかない?
大人(男)×子供(女)は犯罪臭キツ過ぎて受け付けられん
え、セラヴィーせんせーは犯罪者じゃないんですか。
じゃあ、逆は?子供セラと大人どろ
セラヴィーでも子供なので、力づくでできないどろしー
セラヴィーが中身も子供なのかは知らん
セラヴィー先生は普段から中身も子供な気がします!
どろしーちゃんが子供には優しいことを知ってる腹黒セラヴィーが、
中身まで子供に戻ったふりで好き勝手して、後でバレて怒られる展開
セラ×どろ(双子誕生後)×ポピ←ナミのネタを思いついたけど文才がないので、チラ裏に
粗筋だけ並べてみたらあまりにもドロドロでビックリした
結婚を申し込んでた時くらいの幼さなら、どろしーも抵抗できなさそうだ。
どろしーちゃんの母性本能が好きだなぁ。
101 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 00:05:49 ID:rJu4FX3i
やっこにはひどく萌える
>>97 どろしーちゃんの優先度
しいねちゃん>=チャー子、犬、ポピィくん>>(母性本能と意地で作られた決して越えられない壁)>>セラヴィー
中身がおこちゃまセラヴィーは無意識に悔しくてたまらないと思うんだ
だから自分も子供になれば…とついつい出来心で、気がついたら魔法薬を作ってるんだ
だって天才だから
103 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 01:57:29 ID:TzKqYlqu
髪を下ろしておしゃれな格好してくる、まやちょんはツンデレの鑑
子供セラ×どろ、と思ったけど、あんまり子供の姿している意味はないです。エロもなし。
「こんばんは、愛しのどろしーちゃん」
温かい気配とベッドが軋む音がして、重いまぶたを持ち上げると、隣には満面の笑みを浮かべる世界一憎たらしい、世界一の魔法使いがいた。
カーテンの向こう側はまだ暗く、時刻は夜中だと容易に分かる。
夜中に女の部屋に不法侵入だなんて、いったい何を考えているのか。
何か考えていたとしても嫌だが。
どろしーは夜中に起こされた不快感と、その他諸々のいろんな悪感情をまぜこぜにして眉間に皺を寄せる。
憎たらしい相手に背を向けるようにして寝返りを打つ。
もちろんその際に相手に蹴りを入れるのも忘れない。
「変態男、最低男、さっさと出てって自分の部屋で寝なさいよ」
「えー」
「えー、じゃないわよ」
ちらりと部屋の時計を見ると午前3時を示していた。
安眠妨害。
どろしーは不快な気分にますます眉間のしわを深くした。
相手がいつもどおりの、へらへらにこにこした雰囲気なのもどろしーの気分を悪くする。
「一緒に寝るくらい、いいじゃないですか」
「いくない」
「どろしーちゃんのいけず〜。こんなにも愛してるのに」
少し掠れ気味の熱っぽい声で囁かれ、背後から手を伸ばされてぎゅう、と抱きすくめられる。
相手の熱い体温が背に触れて、うんざりする。
眠気と、相手への不快感と、眠気と眠気で、どろしーはさらにうんざりする。
このまま一緒に目を閉じて眠ってしまえば話は早いのだが、それを許すわけにはいかなない。
相手に性的な目的があるにしろ、ないにしろ。
「もう子供の時とは違うのよ」
「子供だったら良いんですか」
「あんた、何言ってんの…?」
ぎゅうぎゅうと抱きしめられていて、振り返ろうにも振り返れず、相手の顔が見られない。
セラヴィーの言葉の妙な真剣味が気になって、どろしーは眠気を振り払おうと努力した。
首筋に、セラヴィーの熱い息がかかってくすぐったい。あつい、吐息。……………。
「セラヴィー、あんた…」
「子供だったら、良いんですね?」
どろしーが振り向こうと力を込めて思いきり身をよじると、それよりも先にぽひゅっと魔法が発動する音がした。
セラヴィーの拘束が解け、どろしーが振り向くと、そこには子供の姿のセラヴィーがいた。
それを見てどろしーはあきれて小さくため息をついた。
そして、起き上がり、子供の姿のセラヴィーを残してベッドから出て行こうとする。
「どろしーちゃん」
「おとなしく寝てなさいよ」
「一緒に寝てください」
「…ばかね」
どろしーはベッドサイドにあったカーティガンを羽織って立ち上がると、すがり付こうとするセラヴィーに布団をかけ直し、ため息をついた。
そして瞳が潤んで泣きそうなセラヴィーの髪をそっと撫でて、苦笑いした。
「あんた、風邪ひいたんでしょ。声も掠れてるし、熱もあるし」
驚くセラヴィーの額に手を当てて、ほらね、と軽くどろしーは笑った。
「どろしーちゃん…」
「喉にいい、蜂蜜レモンのあったかいの作ってきてあげるから、ちょっと待ってなさいよ」
そしたらぐっすりねむれるでしょうよ、と言い残し、ぺたぺたとスリッパの音をさせて、どろしーはベッドを離れていく。
ドアに手をかけて部屋を出ようとすると、セラヴィーがベッドから声を上げた。
「っ!どろしーちゃん、」
「…ばかセラヴィー。今日は傍にいてあげるわよ。あんた、昔から風邪ひくと寂しがりがひどくなるわよね」
子供の頃もセラヴィーは、熱が出ると人の周りをいつも以上にべたべたと、うざいくらいに離れなかったものだ。
意味もなく、いつも以上に輪をかけたように甘えてどろしーに擦り寄ってくる時は、大抵体の具合が悪い時で。
そんなことを思い出し、どろしーはくすりと笑った。
セラヴィーは居心地悪そうにベッドの布団に顔をうずめている。
そんなセラヴィーを見て先ほどまでの眠気と、気分の悪さはどこかにいってしまった。
頼られて甘えられるのは嫌いじゃないな、とどろしーは思う。
たとえそれが「大嫌い」な天才相手でも。
ぱたん、と扉が閉じて、台所へ向かうどろしーの足音が夜の家に響いた。
以下余談というかありがちな展開で。
「ほら、作ってきたわよ、あと薬もね」
セラヴィーはどろしーから湯気を立てる蜂蜜レモンを受け取って、ちびちびと飲む。
あたたかくて、すっぱくて、甘いのはどろしーちゃんみたいだとセラヴィーは思う。
どんなに普段冷たかったりしても、最終的なところではいつも優しい。
飲み終わると、薬を差し出された。
黙って首を振ると、飲みなさいよ、と口をこじ開けようとしてきた。
乱暴などろしーちゃん、とセラヴィーは笑った。
セラヴィーはぽふり、と無言でベッドに倒れこんで、子供じみた薬を飲まない意思表示をする。
熱で頭がくらくらしていても、聞き分けの悪い子供のような真似をするのは少し楽しかった。
あぁ、今は子供の姿なんだっけっと、セラヴィーはどこか遠いところで思い出す。
「意地でも飲んでもらうわよ」
「意地でも飲みません」
「ふーん…」
目を閉じて、荒い息をついているセラヴィーを横目に、どろしーは薬と水を口に含んだ。
そしてどろしーは横たわっているセラヴィーの両脇に手を突いて少しずつ顔を近づけていく。
近づいてくる気配にセラヴィーが気付いて、目を開く前に、どろしーはセラヴィーの唇へ唇を押し付けた。
「!!」
どろしーが流し込んだ水と薬をこくり、と飲み込むとセラヴィーは信じられないといった面持ちで目を見開く。
水が全てセラヴィーに受け渡され、どろしーの唇がセラヴィーから離れる瞬間、セラヴィーの熱い舌がどろしーを捕まえた。
「……ん、…」
くちづけは熱っぽく、長く続いて、ようやく離れる頃にはどろしーの息も上がっていた。
「…………ばか」
「押し倒しても良いですか?」
「変態風邪ひきはさっさと寝なさいよ」
「ね、大人の僕でも、同じことしてくれました?」
返事の代わりに、布団を頭の上までかけられる。
けれど、視界が布団にさえぎられる前に、真っ赤な顔のどろしーが見られたからいいか、とセラヴィーは思った。
「寒いから、一緒に寝てください」
布団から手を出し、背中を向けているどろしーのパジャマを引っ張って、にこにこしながら催促する。
無邪気に笑う相手の要求を突っぱねきれないのは、相手が子供の姿だからか、風邪引きだからか、それとも。
どろしーは本日何度目かのため息をついて、子供の姿をした、バカで変態な幼馴染の隣にもぐりこんだ。
バカなのは自分も一緒だ、と思いながら。
次の日、風邪をうつされたどろしーをすっかりよくなったセラヴィーが看病しようとして嫌がられたりするのだが、またそれは別の話と言うことで。
エロなくて申し訳ない。入れられなかった。
でも子供×大人はひどく萌えるので、次がんばれたらがんばりたいかも。
>>104-106 可愛い!凄く癒されたよ。ありがとう(*´∀`)
次も楽しみにしてるノシ
いいー!!
どろたんもセラも最高だ
甘酸っぱいなぁ
最高の萌えシチュだなぁ
GJ!!セラどろはいいなぁ。
でもおいらはマジプリ様もこっそりお待ちしてます。
陵辱ものでいいんなら、マジプリ物、この板にあったぞ。
ヒントは触手。
けどあのスレそろそろサイズオーバで次スレ行きだろ
むしろ保管庫を見ることをお勧めする
そろそろ投下が待ち遠しい頃となりました
まだかなぁ〜
待つ
マジプリはいずこ…
>>116 うえでいっているやつのことなら
ここの保管庫の
オリジナル・シチュエーションの部屋その4
って所探してみればいい作者は神楽スキーって人、ただしレズものだがな
>>117 多謝!
でも…レズかぁ…心の準備が出来たら探してみる
神光臨をお待ちしております。
チャチャは魔法世界なだけに結構何でもありだと思うんだが
皆の萌えシチュはどんなん?
自分はたぶんグロじゃなければ
たいていOK
でもあんまりカワイソスなのは萎え
って答えにならんか
121 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 20:33:19 ID:RJeuXn1W
ロリとかあんまり見たくないから
やっぱ、セラどろ?
自分もセラどろだなぁ。あとは幸せ系。
セラヴィーが魔王の息子とか、寂しがりとか、その辺も結構ツボだ。
どろしーちゃんが母性の人だし。
王道セラどろも好きだし、ツンデレまやちょん×ラスカルも捨てがたい。
自分もチャチャの世界観でロリとかグロとか801とかは見たくないね。
グロは結構好きかもしれない
まやラス。まやちょんのが積極的なの。
ここでランラン×カンカンとか言ってみる
触手でも獣姦でも蟲姦でも機械姦でも桶
でも痛いのはイヤン
128 :
357:2006/11/30(木) 21:09:04 ID:6HLCse1g
セラどろで、新婚仲良く(?)入浴っての
だれか、職人さん書いてくれ。
129 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 22:01:28 ID:6HLCse1g
セラヴィー×大人金髪どろしー
とか。
セラの魔法で、リカちゃんサイズに小さくなったドロが、
セラに好き放題されちゃう妄想が浮かんだ。
着せ替えさせられたり、隅から隅まで見られたり、なめられたり、
しゃぶられたり、触られたり。
セラが変態だ。
えぇぇぇえぇーー!
セラヴィが変態なのは今更じゃないか!
>128
こんなん?
結婚したのだし、お互いにお互いを受け入れたのだから、とは思っても恥ずかしいことに変わりはないわけで、どろしーは顔を羞恥で赤く染めた。
どうしていいかわからなくて、ついいつもの癖のようにセラヴィーを軽くにらみつけた。
初夜はもう済ませてあるとはいえ、そう何度もこの行為をしているわけではない。
自分はこんなにも戸惑って、死ぬほど恥ずかしいのに、行為は突然始まる。心の準備も出来やしない。
曰く「僕がどろしーちゃんに欲情しないほうがおかしいんです」
おかしいのはあんたの頭だ。
気持ちのいい昼下がりに、二人で今のソファーでテレビを見ていたはずなのに、気付いたらソファに押し倒され、あっという間にドレスが脱がされた。
当然のように下着にも手をかけられて、どろしーは慌てて抵抗する。
抵抗が常に後手後手になるのは課題だわ、とどろしーは頭の隅で思った。
「ちょっと、こんなところで」
「二人きりだし新婚さんなわけですし。だめですか?」
言いながらも、すばやくブラの中にセラヴィーは手を滑り込ませ、どろしーの突起を軽くつまんだ。
「…っ!」
全身に電流が走るような感覚に、おびえたように身体をびくつかせる。
そんなどろしーを見てセラヴィーは、変態よろしく微笑んだ。
「やっぱり感度いいですね、どろしーちゃんは」
胸を絶妙なタッチで揉みながら(こんな行為にまで天才振りを発揮するのが憎らしくてたまらない)セラヴィーはどろしーの胸元に顔を寄せ、鼻を鳴らして息をする。
「どろしーちゃんのにおい♪」
「へ、へんたいっ!」
慌ててどろしーはセラヴィーの頭を力いっぱい遠ざけようとするが、所詮は女の力。セラヴィーを引き剥がすことは出来ない。
そうしているうちにもセラヴィーの右手はどろしーのパンティにまで伸びて、布地の上から局所を撫でるように指が動いた。
びくりと身体が震え、腹下部がうずく感覚に、どろしーは戸惑い、体温が上がる。
「や、やだ…」
「何が嫌なんですかー?」
いけしゃあしゃあと言うセラヴィーにちょっと殺意を覚えながら、どろしーは必死にこの状況から逃れられそうな言い訳を考える。
「え、と…そう、私午前中に運動したから、ほら汗臭いし、ね、汚いから…」
これは本当のことだった。
打倒セラヴィーを目標に掲げてから、日夜体力づくりは欠かしたことはない。
今日も、午前中にジョギングをして軽く汗を流していたのだ。
どろしーは期待を込めてセラヴィーを見上げる。
すると、意外なことに、相手は満面の笑みでどろしーの言葉を受け止めていた。
「そうですか。じゃ、お風呂に行きましょうね」
「は?」
「なんだー、お風呂でしたいならそういってくれればいいのに」
場所を変えてみるのもきっと楽しいですね、とあっさりと言い、セラヴィーはひょいとどろしーを抱えて立ち上がった。
「ち、ちがうわよ!そんな意味で言ったんじゃっ!」
「広いお風呂にしといてよかったですね〜」
「ちょっとー!!」
「汗かいてたんですね。僕が綺麗にしてあげますよ」
半ば強引にバスルームまでどろしーを連行すると、セラヴィーは手早くどろしーの下着を脱がせ全裸にしてしまった。
そして自分が濡れるのも構わずどろしーにシャワーを浴びせる。
「一人ではいるわよ!」
「だめです。もうその気になっちゃいましたから」
そう言って、セラヴィーはさっさと自分も衣服を脱ぎ、脱衣所に放り投げると、ぱたんと浴室の扉を閉めた。
シャワーから立ち上る湯気が密室に立ち上り、浴室に二人きりという状況を改めてどろしーは認識する。
意外にもたくましいセラヴィーの身体を直視できずに、どろしーはくるりと背を向けてタイルの上にしゃがみこんだ。
「…このヘンタイ」
「もう変態でも何でも構いませんよ。さて、身体洗いましょうね」
セラヴィーはボディーソープを手に取ると、どろしーの背後に立ち、どろしーの背中に直接それを塗りつけた。
「…!」
撫でるように、いやらしい手つきで、ボディーソープを泡立てていく。
「…あ、あん…っ…はぁん……」
セラヴィーの手は背中から腹部へ伸び、そして大きな胸を一通り愛撫した後に、肩から脇をくすぐり腕へ伸びた。
ボディーソープのぬめりと泡立ちが、普段と違う感覚を伝えてきて、どろしーの思考にかすみをかける。
まるで、浴室に漂う蒸気のように。
浴室にはどろしーの喘ぎ声と、ボディーソープが体をすべるぬちゃぬちゃという音が響いていて、その事実がさらにどろしーを煽った。
「あ、ん……っ…はっ……」
セラヴィーの緩急をつけた撫でるような優しい、けれど確実に快感を引き出す手つきに、どろしーは快感に震える吐息を抑えることが出来ない。
そしてセラヴィーの手が手首まで優しく洗いあげ、仕上げとばかりにきゅ、とどろしーの手を強く握った。
「どろしーちゃん…」
耳元で囁かれる低くかすれた音に、どろしーの体温はいやおうなく上昇した。
どろしーの背中には、相手の体温が触れ、どろしーの感情は揺れた。
どうしようもない切なさが胸に溢れ、どろしーは擦り寄るように、体重を後ろにかけた。
どうにでもなれ、と思う。
セラヴィーの息が肩にかかり、そこからぞくりと快感が脳に伝わる。
「セラヴィー…」
振り返ると、真剣な光を宿したエメラルドの瞳があって、どろしーはそっと目を閉じた。
すると、期待通りの暖かな感触が唇に降り注ぎ、長く激しい口付けを2人は酔ったように続けた。
***
自分普段職人ではないので、期待にそえてないかも。変なとこあったらスマン
続き読みたい人がいれば書いてみる。
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
神がキテタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
136 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 18:50:46 ID:loOgtCaI
ぜひ続きを!
湯船にもつかってイチャイチャ!!
続きお待ちしてます
神降臨ヤッホゥ!
続きワクテカで待ってます!
どろしーちゃんが自分から迷いながら、おずおずとセラヴィーのをくわえる。
↓
セラヴィー、驚く。感動する。
っていう、ちょっと積極的なシチュも読んでみたいな。
立ったままセラヴィーがどろしーのバックから…
とか、いろいろできますな!
セラどろ騎上位。
セラどろ座位。
セラヴィーが開発したスペシャルな体位。
セラどろは、セラヴィーが天才だからなんでもありですね。
このセラどろな流れの中でしいね×お鈴といってみる。
純粋に耳かきしようとしたら、お鈴ちゃん耳が弱点で
くすぐったがってるうちになんか変な雰囲気に〜とか。
セラどろだと孕ませが異常にくる。
「僕の子供を産んでください」とか「子作りしましょう」とかそういうエチーに萌えてしまう。
孕ませ目的のは大抵自分萎えるんだが、セラどろは特別。
セラどろは、基本中出しですよね。
どろしーちゃんに10人ぐらい産ませそう。
どろしーちゃんに生理が来るたびに(変態なので本人より正確に把握)、
「(卵子が)もったいない…」と呟く様子を妄想した
>>141 薬だろうが道具だろうが器具だろうがシチュエーションだろうが、
天才で金持ちで手先の器用な男に用意できないものは何もないwww
>>145 セラはどろしーちゃんが初潮を迎えた日付とか正確に覚えてそうだな。
どろしーちゃんの誕生日には必ず薬で眠らせて、「どろしーちゃんの成長記録」と称して
メジャーであちこち計測したり、写真を撮ったりしてそうだと妄想したw
147 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:29:31 ID:ZT8ZtcPY
セラどろは、セラヴィーが天才で魔法使いで、
さらに変態だから、もう何でもアリだなw
流石に生理ネタは気持ち悪い
でも生理把握してないと、排卵日もわからんからねぇ。
子作りには必須ではないかと。
>>146 どろしーちゃんが12歳か13歳ぐらいの時
「はい、どろしーちゃん。僕からのプレゼントです」
「な、何? いきなりプレゼントって……
(戸惑いつつも包みをガサゴソ開けてみる)って、ちょっ、何よこれ!」
「どろしーちゃんも、そろそろこういうのが必要でしょう?」
(包みの中にか可愛らしいデザインのブラジャーが)
「えっへん。僕がひと針ひと針手縫いで作ったんですよ。あ、もちろんサイズも
どろしーちゃんにぴったりだから、パットを入れなくても――」
「って、なんであんたが私の胸のサイズを知ってるのよーーーーっ(どんがらがっしゃーん)」
「(華麗によけつつ)あっはっは。好きな人の胸のサイズを知ってるのは常識じゃないですか。
去年と比べて5.8センチ膨らんでるのだって、ちゃんと知ってますよ!」
「#%&¥−$*+%!!!!!!(言葉にならない怒り)」
「サイズは大きくなってますが、乳首の色は去年と変わらず綺麗なピンク色で…(ウットリ)」
「……きらい(ぼそっ)」
「え? 何ですか? どろしーちゃん(にこにこ)」
「変態スケベセラヴィーなんて、だいきらい〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ(遠い所へ駆けていく)」
「あっ、ちょっ、どろしーちゃん待ってください、
とりあえずこれを胸につけて、僕と記念撮影を……っ(追いかけていく)」
ずーっときーみーろーもーいー
おぉ、まさに変態w
結婚してから毎晩どろしーちゃんを放さない思われ。
セラは絶倫。
SSが読みたい病
ここ、原作だけ?
アニメ設定はないの?
出てないだけで、出すのは全然構いません
どろしー妊娠発覚時のセラヴィー第一声
「よしっ、計算通り!」
↑
ってか多分どろしーより先に妊娠の兆候に気付きそう
まやちょん妊娠発覚時のラスカル第一声
「でかしたぞ、まやちょん!」
↑
全くデリカシー無し
こんなシチュいかが?
魔法検定の鬼ごっこで逃げてる途中のセラどろ。
野宿で青姦。
それっぽいの前スレであったよね。
160 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 22:46:24 ID:eT5mh1IZ
アニメverセラどろも萌える。
じゃあさ、もうすぐ冬なので
セラどろでもだれでもいいので
暖めあってくださいw
いいね。
雪の中で凍えたカラダを暖めうセラどろ。
王道ですな〜萌え
流れを読まず平八×チャチャとか言ってみる
保守
なんでもいいからエロください
くださーーーーーーーーーーーい(*´Д`)ハァハァ
保守代わりの小ネター
どろしーちゃんが金髪のくるくるじゃなくても好きですけど、
金髪のくるくるだったら、もっと大好きです。
もし、どろしーちゃんが金髪のくるくるだったら、きっと、
閉じ込めて――例えば高い塔の上がいい。
縛り付けて――どろしーちゃんが身動きできないほどに。
犯し続ける――だって、どろしーちゃんは全部僕のものなんですから。
だから、どろしーちゃんは今のまんまの方がいいのかもしれない。
どろしーちゃんが、笑ってくれるから。
時々、ほんとうに時々ですけど。
それが僕にとっても嬉しいから。
でもね、いつか絶対有無を言わさずどろしーちゃんを手に入れますけどね。
もちろん、
これは決定事項です。
鬼畜キタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
萌死しました(*´Д`)ハァハァ
ホワイト・メモリーズ!!
縛り禁止
触手縛りはおk?
おk
姫始めキボン
177 :
【吉】 :2007/01/01(月) 21:50:59 ID:yWHdD6jf
中吉以上なら気力振り絞って書く
>>177(´・ω・`)ショボーン
レッツ再チャレンジ(`・ω・´) シャキーン
セラってさ裏エリザベスとか持ってそう。
180 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 21:40:24 ID:ky3OY97D
どろしーちゃんが話をおうごとに若返っているのは気のせいか?
食事に混ぜてるんですよ、あれを。
そして同時にリーヤの幼稚化が進む
どろしーちゃんの皿にピンポイントで盛ることはできなかったのか。
世界一の魔法使いのくせに・・・
ラスカル先生に掻き混ぜられちゃったんだよ
リーヤが盗み食いしてんだろ
夏の昼下がり。
チャチャはカーペットの上で、すやすやお昼寝中。
そこに、大きなビンを抱えた狼リーヤが、鼻歌を歌いながらやってきた。
「今日はしいねちゃんもポピーくんもいないから、
チャチャと二人でこのハチミツ、仲良く食べるのだ〜!
チャチャ、早く起きないかなぁ〜」
瓶には、たっぷりのハチミツが入っていて、リーヤの視界を阻んでいた。
ちょうどチャチャの近くまで来たときに、
リーヤは、足下にあったうさぎのぬいぐるみにつまづき…。
ぽてっ。
がちゃん。
「……ああっ!!」
転んだリーヤが起き上がった。
慌てて、手を離してしまったハチミツ瓶を見る。
瓶は割れてはいなかったが、横になった瓶からハチミツが流れ、
ちょうどチャチャの、白いレースのキャミソールが、ハチミツだらけになっていた。
当然、そこから床にもぽたぽた零れ始めている。
「ど…どうしよう…セラヴィーに怒られるのだ…きれいにしなきゃ!」
190 :
189:2007/01/13(土) 15:16:49 ID:D2fJFjMw
幸いにも、チャチャはまだ起きていない。気持ちよさそうに眠っている。
「チャチャも起こさないようにするのだ…
万が一セラヴィーに告げ口されたら怖いのだ…」
そう呟くと、とりあえず、カーペットに滴るハチミツを、ぺろぺろと舐め始めた。
「甘いのだ〜♪…って、そんな場合じゃなかったのだ、
チャチャにこぼした奴を舐めないと、どんどん床が汚れるのだ」
リーヤにしては賢い状況判断である。
とりあえず、チャチャの横に行き、
腰の辺りから垂れてきそうなハチミツを、そーっと舐める。
ぺろん。
…起きないかな…
リーヤは不安そうにチャチャをのぞき込む、が、チャチャは起きない。
「多分、大丈夫なのだ」
小声で自分に言い聞かせ、軽い体で、ぴょんっとチャチャのスカートの上に飛び乗る。
そうして、キャミソールの上のハチミツを、大急ぎで、でも出来るだけ静かに舐め始めた。
ぺろぺろぺろ、ぺろ…
お腹の所は舐め終わって、胸の下辺りに溜まったハチミツを舐める。
ぺろっ。
「…ふぁ…っ」
「チャ…チャチャ?!」
体が揺れ動き、少し声がして、ぎょっとチャチャを見るリーヤ。
だが、チャチャは眠っている。寝言だったようだ。
「ふー、よかったのだ。…ああっ!!」
その時リーヤは気がついた。
今チャチャが動いちゃったせいで…キャミソール上で納まっていたハチミツが、
キャミソールの下、胸の方に、でろでろと垂れていっている!
「うわー、チャチャ、ごめんなのだ!オレがきれいにするのだ!」
リーヤは慌てて、チャチャの腰の方まで移動すると、
キャミソールの下に、狼の顔をわふわふ突っ込んだ。
191 :
189:2007/01/13(土) 15:32:20 ID:D2fJFjMw
キャミソールの中の、まだ小さな膨らみ。
…その谷間に、きらきら輝くハチミツ。
リーヤはハチミツのことで頭がいっぱいだった。
「早く舐めなきゃ…♪」
一方ではセラヴィーに叱られることを怖れていたが、
一方ではハチミツがおいしくて、止められなかった。
「起こさないように、ゆっくりなめるのだ〜」
キャミソールの中でもぞもぞしながら、ハチミツがたっぷり詰まった浅い谷間に、
そーーっと、舌を這わせた。
ぺろ……
「ん…あ…」
チャチャがまた声を出したようだった。リーヤはまたびくっと体を震わせる。
でも、今服の中なので、チャチャの様子は見えない。
「…もっと優しくしないと、チャチャが起きちゃうのだ」
そう呟くと、今度は膨らんだ白い胸を見る。
ピンク色の乳首に、たっぷりハチミツがかかっている。
「…なんだか、イチゴ味のプリンみたいなのだ〜!」
リーヤの目が純粋にきらきらしている。
「でも、そーっとそーっと」
そう言うとリーヤは、はやる気持ちを抑えて、乳首の上で舌を転がした。
れろれろれろ…
「ふあぁ…んっ…」
「…あれ?さっきより優しくしたつもりだったのに…」
チャチャの声に再びリーヤが不安になる。
「とにかく、早く舐めちゃうのだ。
ぺちゃぺちゃぺちゃ、れろれろれろ…
ぴくんぴくん、と、チャチャの体が震えた。
「あ…あぅ…リーヤあ…」
明らかに自分を呼ぶ声に、リーヤはどきっ、とした。
192 :
189:2007/01/13(土) 15:54:15 ID:D2fJFjMw
「チャ…チャチャ…起きちゃった?」
キャミソールの中で、リーヤが呟く。「セラヴィーには…言わないで欲しいのだ…」
そう言いながらも、今度は乳首の周りの柔らかい部分を、大きな舌でべろべろ舐める。
リーヤは、ハチミツをキレイにする作業が悪いことだとは、微塵も思っていなかった。
べろん…べろん…べろ…
「…リーヤ…あ…あぅ、や、なんか、なんか、へんなの〜」
チャチャは起きてしまったようだ。
体をよじりながら、何だか高い声でリーヤにそう言った。
キャミソールがハチミツでべたべたになったことを言っているのだと、リーヤは思った。
何せ、このふわふわのレースのキャミソールは、チャチャのお気に入りだったから…。
「ごめんなのだ…でも、言わないで欲しいのだ…」
ぺろん。
「ひぁあん!…それって、それって、リーヤと私の、秘密ってこと?」
「そうなのだ。秘密なのだ」
リーヤはもう片方の胸の先っぽに舌を移すと、
もう起きているからいいや、と、思いっきりべろべろと、舐め始めた。
「ふぁああぁ!!あぅっ、やん、リーヤ、体が、何か、とろけそうなのぉ」
明らかにいつもとちがう声でチャチャが叫んだ。
なぜかリーヤもその声にぞくっ、と、体が熱くなる。
が、意味は全くわかっていないのであった。
「(ハチミツでキャミソールが)溶けそうなのか?ごめんなのだ…
でも待つのだ、止められないのだ〜(ハチミツがうますぎて)」
ぺちゃぺちゃぺちゃ…
だんだんリーヤの唾液が混じって、チャチャの胸はすごいことになってきた。
193 :
189:2007/01/13(土) 16:18:22 ID:D2fJFjMw
だいたいハチミツを舐め終わったリーヤ。
チャチャの胸はツンと立って、ちょっぴりアポロチョコみたいになっていた。
ちょっとそれは惜しいが、まずはちゃんと服のことを謝っておこうと思った。
「チャチャ!ごめんなのだ…っ?」
今度はキャミソールの上から顔を出して、チャチャを見るリーヤ。
だが、そこで、はっとした。
「り…りーやぁあ…」
チャチャの瞳は潤み、顔は真っ赤だった。
服の中だと聞こえなかったが、チャチャの息は微かに、荒い。
リーヤの体が、急に波打ってくる。自分の意志に関係なく。
「ど…どーしたのだ、チャチャ?!」
ぎょっとしてチャチャを覗き込む。
「…わかんないの…でも、何かどきどきして、熱くって、もぉ…」
…もしかして、怒ってるのか…?
リーヤがぎくり、とした。
「…あ…あの、チャチャ…?オレ、チャチャのして欲しいこと、なんでもするのだ…だから…その」
「……」
「…ダメなのか…?」
「…ホントに、なんでも?」
チャチャが、泣きそうな顔で、リーヤを見つめた。
リーヤの全身が、その顔の可愛さに、やられた。
「う、あ、あ、ホントなのだ、なんでもするのだ、毛皮とかじゃなかったら…」
おずおずと、チャチャを見上げる狼リーヤ。
その瞳はいつものように丸く純粋だったが、頭の中では一つの不安がよぎっていた…
(うわーーー!!またオレのち○ちん、大きくなっちゃったのだ〜!!
悪いこと考えてたらこうなっちゃうって、セラヴィーが言ってたのだ!
かみさまはちゃんと見てるのだ〜…どーしよー)
…当然、セラヴィーの言葉は、子供に対する性教育と同等のものなのだが。
だがそれを信じ切っていたリーヤは、
チャチャの欲情した顔に興奮して勃起した自分を責めるのだった…
(うう…チャチャの言うこと聞いたら、かみさまゆるしてくれるかな…
ハチミツこぼしてごめんなさい…)
194 :
189:2007/01/13(土) 16:40:21 ID:D2fJFjMw
「あのね、リーヤ、…さっきの、もう少しやって欲しいの…」
チャチャが、恥ずかしそうに、リーヤにそう言った。
「はぅっ?!」
リーヤは意外なお願いに丸い目をさらに丸くした。
もっとキレイにハチミツを掃除しろ、と言う意味かも知れないと思ったが、
まだハチミツの香りがするチャチャの肌を舐めるのは、リーヤにはたまらなく嬉しいことだ。
「そ…そんなんでいいのか…?」
「う……うん…何でかわかんないけど…気持ち良かった…から」
「わーーーい!」
リーヤは、チャチャの胸の間から、もふもふと再び服に潜り込んだ。
さっきアポロチョコだった胸は、ますますかわいらしく尖っていた。
「ハチミツ味のチョコなのだ♪」
そう独り言を呟くと、リーヤはぺろぺろぺろ、と、乳首を攻めていく。
「ぁぁあっ、ふぁ、リーヤっ、何かじんじんして、リーヤの舌が柔らかくてっ」
「チャチャのお肌も柔らかいのだ!ミルクプリンみたいなのだっ」
最初はハチミツの残りを楽しんでいたリーヤだったが、次第に意志とは関係なく、
はぁはぁはぁ、と、荒い息が漏れてくる。
同時に、少し不安も大きくなる。
(あぁ…さっきからち○ちん、どんどんおっきくなってくるのだ…固くなってきたのだ…
これって実は悪いことしてるのか…?ちゃんと謝らないとだめなのだ〜)
訳もわからないまま、本能のままにチャチャのお腹に、大きくなるそれを擦りつける。
当然、舌は休めない。チャチャの頼みだからだ。
「あ、もこもこわんわんの毛と足が、ふぁっ、お腹に、くすぐったいよぉ、リーヤあ」
チャチャが喘いだ。どうやらリーヤの腫れ物を、足と勘違いしたらしい。
「あ…ごめんなのだ…」
リーヤは言うが、腰の動きは止まらない。
くにっ、くにっと、チャチャのお腹に擦れては、弾力で跳ね返される。
それが何だか、気持ちよくなってきた……
195 :
189:2007/01/13(土) 16:42:36 ID:D2fJFjMw
すいません、いつの間にかかなりスレ汚ししてしまいました。
続きは、もし気が向いたら書きます(ここまで書ければ満足です)
失礼いたしました。
(*´д`*)ハァハァ
続ききぼん
197 :
189:2007/01/14(日) 05:33:17 ID:pqBlWmrn
>>196 多謝です!
そう言っていただけたので、残りを投下します。
完結させたくなっちゃって。文字数多くなっちゃって申し訳ないです。
リーヤは、まだ仰向けチャチャの服の中でもごもごしながら、
腰を擦りつけ、それでも舐めるのを止めなかった。
「り…り、り、リーヤぁ…ぁっ」
未だ胸を責められ続け、声が上ずったチャチャが、リーヤを呼んだ。
何となく悪いことをしている気持ちが拭えないリーヤは、ぎょっとして腰を止めた。
「な…なんなのだ」
「あ…あのね…何かさっきから…ぱんつの中が熱くて、おかしいの…」
リーヤにはチャチャの表情は見えないが、どことなくチャチャの声が弱々しい。
「ぱ…ぱんつ?」
リーヤは固まった。ちょっとまたち○ちんがおっきくなった気がした。
「そこも……今みたいに…して欲しいの」
「??どうして欲しいのだ?」
リーヤは本当にわからず、そう聞いた。
何故か、チャチャがびくっ、と身体を震わせ、言葉を濁す。
「あ…やっ…それは…はずかし…の…」
「どうして欲しいか言ってくれないと、出来ないのだ…」
リーヤに悪意は無いのだが、なんだかチャチャは言葉で辱められている。
「…あ…中を…ぱんつの中を…舐めてほしいのっ!」
「えっ?!」
リーヤが驚く。
もしかしたら、ぱんつの中まで、ハチミツが流れていってしまってたのだろうか??
「ご、ごめんなのだ、気づかなかったのだ、すぐやるのだっ」
リーヤはキャミソールから出てきて、そのままチャチャの足元まで飛び降りると、
寝転んでいるチャチャの白いスカートを見る。
このスカートも、ふわふわレースキャミソールとおそろいで、ふわふわのレースで出来ている。
セラヴィーが部屋着として作ったものだったが、
チャチャはお姫様みたいで可愛いと、とってもお気に入りだったのだ。
そのお姫様のスカートに、リーヤはわふわふと顔を突っ込んだ。
198 :
189:2007/01/14(日) 05:36:20 ID:pqBlWmrn
「チャチャのぱんつなのだ…とりあえず中を確かめてみるのだ」
リーヤは、鼻先でかぼちゃぱんつの隙間に入る。
「ふぁぅっ」
チャチャが、普段あまり出さないような、甘い声を出す。
(…ホントだ、濡れてるのだ!こんなとこまでハチミツが流れてたのだ)
リーヤは肉球でぱんつを押しのけた。
チャチャのピンク色した柔らかそうで割れ目が、リーヤの目に飛び込んできた。
おっきくなるち○ちん。熱く蒸れた空気。そして、割れ目から滴ろうとする、液体!
「こぼれるのだっ」
リーヤは動物的反射神経で、そこをべろん、と舐め上げた。
「ふぁあああぁっ!」
突然チャチャが甲高い声で喘いだ。同時に体に力が入り、開き気味だった股が閉じようとする。
丁度足の間にいるリーヤは、潰されそうになった。
「わ、チャチャ!だいじょうぶか?」
その声でリーヤに気づいたのか、チャチャの足の力が、緩められる。
「はぁぁああ、す、すごいのリーヤぁ…今つま先から頭までびくびくって…したの」
「へ…へーきなのか、それ」
「わ…わかんないの…でも、もっと、して欲しいの…」
チャチャの声がなんだか幸せそうにうっとりしていたから、リーヤも安心する。
「わかったのだ。ちゃんと舐め取るのだ」
リーヤはくんくん匂いを嗅ぐと、もう一度浅く、ぺろぺろと舐めてみる。
「ひゃあああ!」
ぺちゃ、ぺちゃ、ぺちゃ…
「…これ、はちみつじゃないのだ、でも、なんかいっぱい舐めたくなるのだ」
この匂いを嗅ぐほど、リーヤの下半身も、はちきれんばかりに充血していく。
そのことを微かに気にしながらも、リーヤはただ舐めきろうと、舌で掬い上げる。
じゅる、じゅる、じゅる…
「おかしいのだ。何度舐めても無くならないのだ」
「ふあっ、あっ、リーヤ、…きもちっ、あ、きもちぃの」
「ちゃんと奥まで舐め取らなきゃ…」
リーヤの長く柔らかな舌が、割れ目の奥まで、丁寧に伸びる。
くちゅう、くちゅ…
「リーヤああ、そんな奥まで、ぁああ、からだがぐちゅぐちゅするのっ、っだめぇえ!」
「…駄目なのか?」
馬鹿正直なリーヤは、そこでぱっと、動きをやめる。
「!!、り、リーヤ…やめないで、もう少ししてて欲しいのっ」
じゅぶじゅぶになった秘部をひくつかせながら、おねだりするチャチャ。
「…どっちなのだ…」
少し混乱したが、リーヤもどちらかというと、舐めていたい。
リーヤはもう一度改めて割れ目を見つめる。ジューシーでなんだか、おいしそうだ。
じゅる…
舌なめずりするリーヤ。
そのとき、割れ目の上のほうに、なんだか丸いポッチのようなものがついていることに気がついた。
「…?何かのスイッチか?」
ちょっと興味を持って、リーヤはそのポッチを、舌でれろれろと弾いてみた。
「ふぁああああああああっ!!」
その瞬間、チャチャは今までに無いほど激しく身体を反らせた。
足に力が入ってしまい、リーヤを今度は思い切り挟み込んでしまった。
「ぎゃっ」
リーヤは痛さに思わず飛び上がり、スカートから飛び出し、背中を打ってしまった。
199 :
189:2007/01/14(日) 05:40:47 ID:pqBlWmrn
…数秒後。
「…リーヤ、どうしたの、…これ?」
倒れたリーヤを、半身起きたチャチャが覗き込む。
リーヤははっとする。今、仰向け。ってことは、……丸見え…?
「きゃーーーーーーーー!!見ないでーーーーーーー!!」
リーヤは目を血走らせて、オオカミの手で自分の股間を隠そうとした。
だが、ギンギンにいきり立った獣のモノは、肉球ぐらいで隠れるはずが無い。
「………リーヤ」
チャチャは、顔を赤くしたまま、呆然として、それを見ている。
さっきの名残がまだあるからなのか、息は、はぁはぁと荒いままだ。
「チャチャーーー!!けいべつしないで欲しいのだ!!!」
リーヤは涙目でチャチャを見る。
「……ま、真っ赤になってるっ、リーヤ!痛そう、大丈夫?」
「大丈夫じゃないのだ、オレは悪い子だって、チャチャにばれたぁ…」
「ち、ちょっとリーヤ、じっとして!」
チャチャはあまりに心配になったのか、必死に起き上がろうとしていた狼リーヤを
ころん。
軽い力で転がし、充血したモノに、そっと触れた。
「ふぎゃお!」
リーヤは、思わず叫ぶ。
それは痛かったからではなく、余りにチャチャの柔らかい指が、気持ちよかったからだ。
「きゃああっ、ご、ごめんねごめんねっ、痛かった??」
チャチャが慌てて手を離す。だが、それは逆に蛇の生殺し状態だった。
リーヤは仰向けになったまま、顔だけチャチャのほうを見て、瞳を潤ませる。
「ち…違うのだ」
「わーん、どうしようどうしよう、えっと、リーヤの痛いの治すもの、出てきて!」
チャチャは思わず、魔法を使った。
が。
ポンっ!
出てきたのは、ひとかけら10グラムの、切れてるバターだった。
「…へ…??」
チャチャとリーヤは固まった。
「と…とにかく、出てきたんだから…これを塗ったらいいのかしら?」
「チ…チャチャ、やめるのだ、そんなもん塗っても治らないと思うのだ」
「やってみないとわかんないわ!大丈夫、悪くなったりはしないと思うの」
チャチャはバターの包みを開けると、
既に柔らかいバターを手のひらで潰し、まず手に広げた。
「やめるのだーーー!!…っ、ん?」
抵抗しようとしていたリーヤ。
だが、バターでぬるぬるになった手が、リーヤの真っ赤な先っぽに、触れた瞬間。
「ぁおぅん…」
とろけるような気持ちよさが、リーヤのモノに伝わる。
「塗ったら治るから、じっとしてて!」
それに気づかず、チャチャは夢中になって、獣のち○ちんにバターを丁寧に塗っていく。
根元から先っぽに向かって、塗り残しが無いようににゅる、にゅる、となで上げていく。
「わぅっ、チャ、チャチャ…」
お腹で擦りあげるよりずっと刺激的で気持ちよく、リーヤはへろへろになってしまった。
いつしかチャチャの息が、再び荒くなっていった。顔も火照ってきている。
200 :
189:2007/01/14(日) 05:43:14 ID:pqBlWmrn
…が、
当然、腫れ上がったモノは、さらに悪化してしまうのだった。
「ほ…ほらチャチャ、全然…治ってないのだ…」
骨抜きにされていたくせに、不安そうに呟くリーヤ。
「ぅ…ど、どうしよう…とりあえず」
「とりあえず?」
「ここにハチミツあるから、これも塗ってみよっか?」
にっこり笑って、チャチャが言った。意外と、弄るのが好きなようだ。
「ええっ!こ、これはトーストじゃないのだ、もったいないのだ!」
だが、チャチャは既に、瓶に残っていたハチミツを手に取っていた。
「やめるのだー、チャチャ!…ぅわぅうう」
…だが、再びチャチャの手がリーヤのち○ちんに伸びると、
おとなしくなって尻尾を振るリーヤであった。
ぬりゅ…ぬりゅ…ぬりゅ…
「すごぉい…リーヤのこれ、どんどん大きくなってくるの…」
「え、あ、それ、だめだと、思うのだ、だめだと思うのにぃいい、
いいのだっ、チャチャぁ〜、どんどん気持ちよくなってくるのだ、ぁあああ」
成すがままの狼リーヤ。時々ぐるると気持ち良さそうな唸り声が漏れる。
「うーんと、こんなもの…かしら」
チャチャが、一通りハチミツを塗り終わって手を離した。
その瞬間、リーヤは意外にも、蜂蜜のにおいに抗えなかった。
「…うぉおおおん、ハチミツもったいなぁああい!!」
リーヤは、自分の股間に塗りたくられたハチミツに、顔を近づけようとした!
…が。
「…届かない……」
しくしくと涙するリーヤ。
犬の仲間なのに、漫画的2頭身キャラである狼リーヤは、
股間を舐めることができなかったのだ。
(こんな勿体無いことしたから、かみさま怒ってオレのち○ちんおっきくしちゃったのだ…
どうしたらいいのだ。オレは悪い子なのだ)
「あ…ハチミツ嫌だった?ごめんね」
チャチャが謝る。だが、リーヤは悲しそうだ。
「…チャチャ、代わりに舐めてほしいのだ」
「…え?」
「バターもハチミツも効かなかったし…どっちにしてもキレイにして欲しいのだ!」
涙目で、リーヤはチャチャに懇願する。
「………う…でもっ…」
チャチャは、流石に躊躇っているようだった。が、
「さっきオレ、チャチャのぱんつの中も舐めたのだ、チャチャも同じようにして欲しいのだ」
その言葉で、流石にチャチャも折れた。
「……うん…わかったの。じゃ、そのあと、またわたしのぱんつの中も舐めてね」
「おぅっ」
201 :
189:2007/01/14(日) 05:46:16 ID:pqBlWmrn
「いただきまぁす…」
チャチャの可愛い小さな唇が、バターとハチミツでぴかぴかした獣の亀頭に、息をかける。
まだためらいは見えたが、やがて、そっと舌を伸ばし、ハチミツ棒に触れる。
れろっ。
「!!!!!―――」
リーヤの毛が逆立った。
ぞわぞわぞわっ、と、ものすごい興奮と快楽が、駆け巡る。
「ん…あ、ぅ…ん。リーヤの…おいひぃ…」
ぺちゃぺちゃ…
「あぅっ、あう、あうっ」
くちゅくちゅ…ちゅぷちゅぷ…
だんだんと、チャチャの唇が、全てのハチミツバターを味わおうと、上下に動く。
成すがままの犬。
「わぁおん、わぁおん…ちゃ、チャチャぁ、それ、止めちゃだめなのだぁああ」
「ぬ…うにゅ…やめなひ…」
じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ…
いつしか、ハチミツもバターも全て舐められ尽くしていた。
しかし、代わりにチャチャの唾液とリーヤの我慢汁が、
じゅるじゅると音を立てながらリーヤのち○ちんを覆う。
「チャチャーーーー!!ぁう、わう、わあうぅ、何か、何か、何かもう駄目なのだぁああ!!」
リーヤは愛するチャチャのフェ○に耐えられず、
とうとう溜まっていた欲望(悪の根源)を爆発させた!!
びゅくん、びゅくん、びゅくん!
「?!!」
チャチャは、口の中で暴れだす肉棒と、謎の液体に驚いているようだった。
だが、口に入れたものは残さず食べなさい、というセラヴィーの教えを守り、何とか飲み込んだ。
ごっくん。
「…ぷはぁあ!苦かったよぉ、今の何、リーヤ…?」
チャチャが口を離す。
リーヤは余りの気持ちよさに、放心して天井を見上げていた。
が、数秒後、ガバッと起き上がって、自分の股間を見る。
(…ち○ちんが…!)
「あ、腫れてたのがひいてる!」
チャチャも気がついたらしく、リーヤに頷いた。「良かったね!」
「うん、良かったのだ!」
(オレの悪い考えが、きっと今ので抜けていったのだ!もうオレは良い子なのだ!!)
リーヤは性欲も開放して、晴れやかな気分になっていた。
しかし。
「…リーヤ、約束なの。わたしのも舐めてほしいの」
チャチャが足を開いて、おねだりするような瞳で、リーヤを見つめた。
リーヤの悪の象徴は、再び大きく固くなったのだった…。
そして、その夜。
「何でこんなに毛がハチミツ塗れなんです?!飼い犬を洗うのは僕なんですから…嫌がらせですか」
「うぉおおお、床のハチミツはちゃんと舐め取ったのに、なんで怒られるのだぁあああ!」
リーヤのオオカミの毛は、ハチミツのべたべたで固まってしまっていた。
チャチャの上で色々やっているうちに、付いてしまったようだった。
「バカ犬…人間に戻れば簡単に洗えるんじゃないのか…」
しいねちゃんが呆れたように言った。
「とにかく、めでたしめでたし」
あれから満足するまで舐めてもらえたチャチャは、
いつものように笑顔で話を締めくくったのだった。
…だが、セラヴィーが怒っているのは、案外別のことなのかもしれない…。
202 :
189:2007/01/14(日) 05:50:01 ID:pqBlWmrn
これで終わりです。
読んでくださった方、ありがとうございました。
>>189乙でした
(;´Д`)l \ァ l \ァ
リーヤ・・・どこまでかわいいんだ
かわいいのでリーヤのAA置いてきますね
, -―-、
, '⌒ヽ、 / ヽ
l ,., 'ヽ, / ,,;;;'''' ヽ
l ::::';, ヽ / ,;;':::: ヽ
l :::::';, ヽ / ,;;'::::: .ヽ
.l ::::::'; 彡彡三ミミ ./ ,,;;'::::: ヽ
.l :::::';; // )) ;;.::::: ヽ
l '、,;,' // /ノ ;;_,-、, .ヽ
.レ, ヽ、 ノノ `^ ` ヽ
', -‐^ ̄~~`‐-、 ヽ、(( ,, ‐'''''''''''''''''''-、 l
l ........... ` 、 ヽ!,,'' ........ `、 l
.l .::::::::::(⌒` 、 .l l ..:::::::::(⌒` 、 .l l
l ::::;;;;;;;;;;;`、 ヽ l l ::::;;;;;;;;;;;`、 ヽ l l
l ::::;;;o;;;;;;;;;;;;`::-'' l .l ::::;;;o;;;;;;;;;;;;;`::-'' .l l
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l、 ` '' '' .>
) `-、_,,-'' ̄ ̄`-、_,,-‐ <
< | | | `, ,'' | | | `二―
=二 `, ,' (,_
―_ `, ,' _=―
―_ `- ' __――
― ――
このリーヤの馬鹿さ加減がかわいすぎる
何も知らないしいねちゃんw
保守
どろしーちゃん、大好きですよ^^
210 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 23:12:56 ID:MW4KvLES
女体化ダメなのか・・・
ベルルチカの話面白かったのに・・・
ラスまや需要あるよね?
去年の末に投下するつもりで書いてて気が付いたら年が明けてて、
せっかくだから書ききってみたんだけど…
よござんすか?
ぜひ!
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) オマチシテマス!
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ズットオマチシテマス!
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) アシガシビレテモ、オマチシテマス!!
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
217 :
212:2007/01/27(土) 01:05:27 ID:C6IdkePh
212です。
足が痺れても待って頂けるとのことで…
昨年末に投下しようと思ってたので“忘年会”とかの単語があるけど
スルーでお願いします。
まやちょん目線で Queen of the ツンデレな話にしたかったんだけど、
どっちかと言うとラスカルにスポットが当たってしまった。。。
なんか微妙になっちゃったし大分長いけど、
エロなしの前半と、イチャこいてる後半で投下します。
218 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:08:32 ID:C6IdkePh
「今年もまだ10日ほどありますが、とりあえずお疲れさまね。
今夜は無礼講、楽しんでいって頂戴ね。…皆さんグラス持った?では、乾杯!!」
ウララ学園長の音頭を合図に、銘々のグラスを高く上げて一斉に大人達は叫んだ。
「乾杯!!」
今夜はウララ学園の教師達の忘年会。
お祭り好きなここの教師達が生徒達の目を気にせず普段以上に騒げる、
年に一度の無礼講中の無礼講の夜である。
「ラスカルー!今年もお疲れ様ー!!」
「痛い痛い、絡むなバラバラマン!」
「おいバラバラマン、てめぇラスカルから離れろよな!」
学生時代からずっと変わらず仲の良い3人組。
バナナ組のラスカル、リンゴ組のバラバラマン、オレンジ組のまやちょんのいつものやり取りを、
周囲は毎年よく飽きないものだと微笑ましく眺めていた。
219 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:10:06 ID:C6IdkePh
教師達がそれぞれ歓談をしていると、宴会場の一角でウララ園長が突然手をたたいた。
「皆さん、皆さん、聞いて頂戴な。
今日お久しぶりにゲストで来ていただいてたおゆき先生、今度ご結婚なさるそうよ」
おめでたいニュースに宴会場がにわかに色めきだつ。
「…嫌ですわ園長先生、わたしもつい口が滑ってしまって…」
「あらあらあら…そんな素敵なニュースを黙ってたなんておゆき先生も水臭いですよ?
新しい職場の方ですって?」
「…えぇ」
真っ白いおゆきの顔が仄かに赤く染まるのを見て、一同から祝福の声がかかる。
ラスカル達3人も我先にとおゆきに心からのお祝いをし、
順番待ちをしている他の教師達にその役を譲って宴会場の端のテーブルに着いた。
「そっかぁ、おゆき先生が結婚ねぇ」
「幸せそうだったな」
「いいないいなー、結婚かぁ、僕らも呼んでもらえるよねー?」
ふとラスカルが、グラスの果実酒をクイッと飲み干して、
おゆきの結婚話で盛り上がっているまやちょんとバラバラマンに向き直った。
「なぁ、私達3人の中で一番に結婚するのは誰だろうな」
まやちょんはピクリと眉を上げ、「さぁな」とだけ小さく言ってさらにカクテルを喉に流し込む。
「…僕だと思うよ…」
バラバラマンは両手で持ったグラスを見つめながら言った。
微妙な空気の中、ラスカルとまやちょんはバラバラマンを横目で見た。
「…なんでだよ、バラバラマン…」
おそるおそるまやちょんは聞いた。
「…だって僕、故郷に帰ったらフィアンセがいるんだもの」
220 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:13:00 ID:C6IdkePh
宴もたけなわになり、宴会場の教師達はしたたかに酔っていた。
特にまやちょんは普段では考えられない飲み方をし、ツブれかけていた。
バラバラマンにフィアンセがいる。
もちろん同僚の幸せを心から祝いたいという気持ちはあるが、
それよりも自分の問題がまったく進歩していないのが悲しくなり、
案外酒豪なよしこ先生を相手に無茶な飲み方をしていたのだ。
そんなまやちょんを眺めながら、一番隅のテーブルでラスカルとバラバラマンはサシで話をしていた。
「…フィアンセって…初耳だぞお前」
「まぁ、フィアンセというか、許婚かな。言う必要もなかったし」
「やっぱりバラ人間の女性なのか」
「正直な話僕らは同じ種族でないと子孫を残せないんだ。
でも誤解しないでよ?親の言いなりとかじゃないから。
確かに相手の子が生まれてすぐに決まった許婚ではあるけど、
僕はちゃんとその子と結婚したい、愛してるって思ってるんだから」
普段ニコニコしてるバラバラマンから「愛してる」なんて率直な言葉が出たことに
ラスカルは驚きを隠せなかった。
バラバラマンはラスカルをチロリと見ながらグラスに口をつけた。
「……ラスカルこそどうなのさ?」
「…何がだ」
「呆れた…。鈍感もそこまでくると病気だね」
「…別に…何も気づいていない…訳では…」
バカ騒ぎをする教師達の影で無茶飲みしているまやちょんをボンヤリ見ながら、
ラスカルはさらに一口果実酒を呷る。
「…ラスカルは昔から差別もえこひいきもしないもんね。
誰かを特別視しようにも、その方法が分からないんだよね」
「…………」
「職業柄さ、『幸せになって欲しい人』なんて数え上げてもキリがないじゃない?
でもラスカル、僕には分かるんだ。
『幸せになって欲しい人』と、『自分が幸せにしたい人』とか『一緒に幸せになりたい人』は違うよ。
それを気づかせてくれた人が例のフィアンセでさ…」
ラスカルはバラバラマンのノロケを話半分に、手酌で自分のグラスに果実酒を注いだ。
221 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:14:23 ID:C6IdkePh
「まやちょん先生、まやちょん先生、あらあら困ったわねぇ」
「園長、やっぱりまやちょん起きませんか?」
「…わたしと同じペースで飲むなんて…無茶するからよ」
「えぇ、よしこ先生、バラバラマン先生…困りましたねぇ」
忘年会もお開きとなり教師達は帰路に着こうとしていたが、まやちょんは遂に眠り込んでしまった。
「僕がおぶっていくわけにもいきませんからねぇ」
「まやちょん先生のお家を知っているのは?バラバラマン先生だけかしら?」
「いや、園長、私も分かるぞ」
少し離れたところからラスカルが声を上げると、教師達は一斉にその方向を見た。
「今日は自転車じゃないし、私がおぶって家まで送ってくる」
「まぁまぁ、それは良かったわ。ラスカル先生、頼みましたよ」
まったく他意のない信頼しきった笑顔で、ウララ園長はまやちょんをラスカルに託した。
バラバラマンは、ほんの少し満足げだった。
222 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:17:12 ID:C6IdkePh
ラスカルはまやちょんを背負って夜の街をトボトボ歩いた。
想像よりかなり重かったから、相当まやちょんは鍛えているのだろう。
それでもやはり自分の肩や腕よりはるかにまやちょんは細い。
この身体でどうやったらあんな動きが出来るのだろう……
そう言えばクラスにも3歳児のような体型で軽く5メートルはジャンプする生徒がいる。
「くのいち」だと聞いたが、身体の使い方が普通と違うのだろうか…
そんなことをボンヤリ考えながらラスカルは重い足取りでまやちょんの家を目指した。
ピンポーン
まやちょんの家に着き呼び鈴を鳴らしたが返事がない。
こんな夜遅くに呼び鈴を鳴らしたところですぐに出てくるはずもない。
ラスカルはそう思っていたので、辛抱強く1分置きに呼び鈴を鳴らし続けた。
しかし10回目の呼び鈴にも反応がない。
留守なのだろうか。
「おい、まやちょん。起きろ。家に着いたぞ」
ラスカルはまやちょんを起こしてカギを開けさせるしかないと考えた。
「お前んち留守みたいなんだ。カギ持ってるだろ?起きろー」
まやちょんをユサユサ揺するが、一向に起きる気配がない。
「まやちょん、おい、まやちょん!」
「ん……」
まやちょんは低く呻いて、また眠り直してしまった。
これではどうしようもない、家の門の前にまやちょんを置いて帰るわけにもいかない。
おそらくまやちょんの家族は今夜は留守だ、ここで待っていても仕方がない。
ラスカルは小さくため息をついた。止むをえんな、とばかりに。
そしてまやちょんを背負ったまま自分のアパートへの道を急いだ。
223 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:19:24 ID:C6IdkePh
「ふぅー…」
部屋に着きまやちょんを下ろし、ラスカルは汗を拭った。
「…布団敷かなくてはな…」
たまに生徒が泊まりに来るから来客用の布団はいつでも用意できる。
洗い立てのシーツを来客用布団にかけながら、
ラスカルはまやちょんをおぶってここまで帰ってきた時のことを思い出していた。
まやちょんの家に送ろうとしていた時は努めて意識しないようにしていたが、
流石に自分の部屋へ連れてくるとなると余計な考えが沸き起こった。
先刻のバラバラマンの言葉がグルグル頭を巡り、
同時に「こんなにまやちょんは細かったろうか」と妙な気分になった。
酔っているせいだ。ラスカルはそう思うことにする。
まやちょんを抱き上げて、キチンと敷いた布団に寝かせた。
「…まったく…どうしろというんだ…
………
…上着ぐらいは脱がせたほうがいいか…」
ラスカルは若草色のまやちょんの上着に手をかけ、丁寧に脱がせた。
七分袖のシャツの先から伸びるまやちょんの腕はやはり細いが芯があって引き締まっている。
子犬のように遊んだあの少年時代、自分と何も変わらなかったはずなのに、
いつの間に自分とまやちょんはこんなにも違っていたのだろう。
式典のときぐらいしか化粧をしない肌は少し焼けているが、
自分とは違ってキメが細かく滑らかだ。
ラスカルはまやちょんの頬に触ろうと手を伸ばしたが、寸でのところで引っ込めた。
「…何をやってるんだ私は…」
あの時と同じままではいられない。
しかし自分の中に生じた感情をどう捉えて良いか分からなかった。
224 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:22:45 ID:C6IdkePh
ラスカルは昔から、主に後輩からかなりモテていた。
告白された経験は数え切れないし、何人かとデートをしたこともある。
しかしデートの回数は多くても3回。たいてい女の子の方から
「一緒にいても女の子扱いされている気がしなくて辛い」と別れを告げられた。
そんなときはいつもフラリとまやちょんの顔を見に行く。
まやちょんは「またフラれたのかよ」と言いながら、
その時ラスカルが「食べたい」と思っていたものを聞きもせず奢ってくれた。
気がついたら隣にいて、当たり前のように同じ進路を選んだ。
自分を特別視していることは気づいているし、
そのことにまやちょんも気づいているだろう。
「据え膳食わぬは男の恥」と学生時代の友人がラスカルに言ったが、
男として確かにどこかズレているラスカルの隣に自然と居座るまやちょんの存在に、
まやちょんの気持ちを知りつつもラスカルはいつも救われてきた。
こいつが自分の傍からいなくなったら自分は一体どうなるのだろう……
多分どうにかなったりはしないだろうが、
一生バラバラマンが言う通りの「呆れた男」のままで死ぬのだろう…
ラスカルはそんなことをボンヤリ考えながら、
ひどく酔った頭を枕に押し付けてそのまま深い眠りに落ちた。
225 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:26:48 ID:C6IdkePh
眩しいほどの陽の光がまやちょんの顔を直撃する。
「…んーーー……」
頭が重い…まやちょんは最低の気分で眼をうっすら明けた。
見覚えがあるが、確実に自分の部屋ではない光景に気づいた。
「…どこだここ……」
首を横に捻ると、あぐらをかいているラスカルの脚が眼に入った。
「……っ!!ラスカル!?ここラスカルの部屋か!?」
驚いてガバッと身体を起こす。その瞬間に頭を鈍い痛みが襲う。
「……気持ち悪ぃ…」
「やっと起きたか。夕べお前んち留守だったんで仕方ないからうちに泊めたんだ」
「……そっか、悪かったな…」
しばらく沈黙が続いたが、ラスカルは眼を逸らして立ち上がった。
「何か食うか?茶漬けぐらいしか食べられないだろう?」
「…うん、悪いな」
まだまやちょんの眼は虚ろなままだった。
226 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:28:19 ID:C6IdkePh
ラスカルは手早く即席で梅のお茶漬けを作ってまやちょんに差し出した。
「サンキュ。お前は?食わないのか?」
「お前がガーガー寝てる間に食った」
「…わたしイビキかいてた…?」
「フッ、どうだったろうな。まぁ今さら気にするな」
「…かいてたのか…」
まやちょんは少し落ち込んだ顔を見せる。ラスカルは楽しさを覚えた。
「ほら、冷めるぞ。早く食え」
「おぅ、いただきまーす」
まやちょんは大事そうに茶碗を持ってお茶漬けを啜り、
時おり「アチッ」と眉をしかめる。
ラスカルは始終まやちょんの様子を見ていた。
こいつはいつもふくれっ面をしてるかと思えば満面の笑みで自分の部屋を訪れる。
怒り出したかと思ったら次の瞬間には全身で泣き出す。
こいつには振り回されっぱなしだな…ラスカルはそう思った。
微笑をたたえながら見つめてくるラスカルにまやちょんはふと気づいた。
「…なんだよ、見んなよ。顔に何かついてるか?」
「いや、なんでもない」
「気持ち悪ぃだろ、なんだよ、言えよ。お前も食いたいのか?」
「…なんでもないから、気にするな」
ラスカルはまやちょんの頭をポンポンと触り、立ち上がった。
そして眼を白黒させるまやちょんを尻目に布団を干し始めた。
227 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:30:57 ID:C6IdkePh
布団を干し終わったラスカルが再びまやちょんの横に座ったとき、
ちょうどまやちょんはお茶漬けを食べ終わった。
「…夕べは、ありがとな。まだ頭痛ぇし、気をつけるよ」
「そうだな。あまり無茶するなよ」
「今度お礼に…また何かクッキーでも焼いてやるから」
「あぁ…」
少しの沈黙が二人を包むが、それが短いようにも長いようにも二人には感じられた。
このような時間が流れるとき、ラスカルはとても落ち着く。
今回先に口を開いたのはまやちょんだった。
「あのさ」
「うん?」
まやちょんは全く屈託のない笑顔で続けた。
今まやちょんには下心もなく、本心からの考えを口にした。
「バラバラマンが結婚するときはさ、一緒に友人代表挨拶やろうな」
やわらかいまやちょんの髪が陽に透ける。
ラスカルはその髪に手を伸ばし自らの額をまやちょんの額につけた。
「…そうだな」
まやちょんが息を呑むのがラスカルにも分かった。
「ラスカル…?」
まやちょんは恐る恐るラスカルの様子を見上げる。
ラスカルは無言で、額をつけながら硬直しているかのようだった。
長い前髪で、ラスカルの表情がまやちょんには見えない。
「…なぁ、まやちょん」
「なんだよ…」
――結婚しないか?――
そう言いそうになって、思い止まる。
自分の中にフッと沸き起こった感情を表に出していいのかラスカルには分からなかった。
228 :
212;前半:2007/01/27(土) 01:32:21 ID:C6IdkePh
まやちょんは注意深くラスカルを見ながら尋ねた。
「…ラスカル、何かあったのか…?」
「…………」
ラスカルは答えない。
「おい、聞いてんのかよ」
「私たち………」
言葉を続ける代わりに、ラスカルはまやちょんを抱き締めた。
「おい、ラスカル…っ…何すんだよ」
ラスカルはさらにまやちょんの肩を締め付けるかのように抱く。
そして一言だけ問うた。
「私たち、どうなるんだろうな…」
まやちょんにも、その質問の意味は分かった。
「どうって…わたしが聞きてぇよ…」
ラスカルはまやちょんの肩に顔を埋める。
「…どうすればいい?」
「わたしに聞くのかよ、ってか、わたしに言わすのかよ」
「…駄目だな、私は…」
まやちょんはラスカルの背に少しだけ腕を回した。
「…駄目じゃねぇよ、別に。もうお前のことは充分分かってるし」
「……そうか」
「大丈夫だよ、わたしはへっちゃらだから」
ゆっくりまやちょんはラスカルの背中をさすってあげた。
ラスカルの腕が緩み、お互いに顔を向き合わせる。
まやちょんは手をラスカルの背から離し、ラスカルの顔を包んだ。
いつもの屈託のない笑顔でラスカルを見上げる。
少し微笑んで、ラスカルは再び自らの額をまやちょんの額にコツンとつけた。
「…すまないな」
「…いいって」
言葉が途切れ、眼が合う。フッと同時に照れ笑いをした。
そして二人は吸い寄せられるようにキスした。
229 :
212;後半:2007/01/27(土) 01:34:25 ID:C6IdkePh
「こらぁガキども!!チャイム鳴ったろうが!早く教室に入らんか!!」
いつものようにムチを振り回し、ラスカルは生徒達を教室に入れる。
3学期が明けてまた今まで通りの日常が始まるのだった。
「ほらぁ、てめーら朝の会始めるぞー!」
「さぁ、みんな今日もいい朝だねぇ、教室に入ろうねー」
ラスカルもまやちょんも以前と変わらず怒鳴り散らしているが、
バラバラマンは二人の間に流れる空気の微妙な変化に気付いていた。
教育方針の違いが元で小競り合いをすることも変わらないが、
奥底に存在している信頼関係が一層強化されているような、
何か二人の気持ちが通じ合う事件があったに違いないと確信している。
二人の祝宴で友人代表スピーチをするのも時間の問題だ、ぐらいは思っていた。
今さらまやちょんがラスカル以外の男に眼を向けるはずもないし、
無骨なラスカルを自然体のままでいさせられるのもまやちょんしかいない、
たまに親密な雰囲気を漂わせながら二人で退勤していく姿を見つつ、
バラバラマンはすこぶる満足だった。
230 :
212;後半:2007/01/27(土) 01:36:14 ID:C6IdkePh
「まやちょん、今度の日曜うちに来るか?」
アパートの自室でまやちょんの作った煮魚をつつきながら、ラスカルは尋ねた。
「はぁ?うちって?お前んちはここだろ?」
まやちょんはラスカルにお代わりのご飯をよそいながら聞き返した。
最近はよくラスカルの部屋に夕飯を作りに来てそのまま泊まることが多い。
「いや、うち……その、私の実家だ。来るか?」
「実家って…なんでだよ」
「そろそろかと思って…」
ラスカルはそっぽを向いて味噌汁を啜る。耳まで真っ赤だ。
軽くまやちょんは吹き出してラスカルの横まで移動し両手で顔を上げさせた。
膝立ちになってラスカルの顔を見下ろす。
「お前は…何が『そろそろ』なんだよ。ん?」
「…なんでそんな楽しそうなんだお前は」
「ん?楽しいよ?お前面白いな」
ラスカルは少しムッとした顔を見せるが、まやちょんはニッコリ笑ってラスカルの頭を撫でた。
「まやちょん、お前そんな余裕こいてていいのか?」
「この間はラスカルの方が余裕綽々だったもんな」
「お前は…このやろう、こうだ!」
自分の頭を撫でる腕を掴んで、ラスカルはまやちょんを床に組み敷いた。
一瞬時が止まったが、二人は同時に笑い出し、笑いながら何度もキスした。
「ふ…ん…おい、ラス…んっ、どこ触ってんだよ」
「いいだろうが。駄目か?」
「まだ飯食い終わってないだろ、風呂も入ってないし…」
一度スイッチが入るとラスカルは止まらない質だ。
明かりが点いていようが床の上だろうがお構いなしになる。
「や、ちょっと…待っ…んんっ、んっ……」
ラスカルはまやちょんの舌を吸い上げて、声を喉の奥に逃がした。
頭の芯から蕩けそうになって、すぐにまやちょんは抵抗できなくなる。
「………まやちょん…」
普段饒舌なラスカルは、こんな時はいつも無口になる。
うわ言のように名前を呼ばれると、まやちょんはたまらなく幸せを感じるのだ。
余韻も情緒も無視してラスカルは素早くまやちょんの服を脱がせていくが、
まやちょんは成すがままだった。
231 :
212;後半:2007/01/27(土) 01:40:28 ID:C6IdkePh
ラスカルも自身の服を手際よく脱ぎ、激しくキスしながらまやちょんの全身に指を這わせた。
「んん…っ…、んっ」
胸を、首筋を、背中を、腹を、尻を、ラスカルの太い指がさすっていく。
「…んくっ、ん…」
その間もずっとまやちょんの唇はラスカルに塞がれて声を上げることができない。
ふとラスカルはキスをやめてまやちょんを見つめた。
まやちょんも潤んだ眼でラスカルを捉える。
「まやちょん…」
もう一度軽くキスして、ラスカルはまやちょんの秘部に顔を埋めた。
「…っ!!や…ラスカル、やぁっ…!」
まやちょんは両手でラスカルの頭を押しのけようとするが、
しっかり脚を取られて蹴り上げることもできなくなる。
ゆっくりラスカルは舌を使ってまやちょんを刺激し始めた。
「や、だ…だめぇっ…!う…くぅっ…」
「…我慢するな」
「や、だって…」
まやちょんの様子を見てラスカルは激しく音を立ててまやちょんの秘部を吸い上げ、
すでに熱くなっている奥の方まで舌を侵入させていった。
「あぁっ、あん、やっ、ラスカル、だめっ、やぁっ」
片手で脚を押さえ、もう一方の手でまやちょんの乳房を愛撫する。
「あっ、ラスカル、あっあっあっ、ふぅ、ん」
まやちょんの秘部が痙攣を起こし始めたのに気づき、ラスカルは顔を上げて、
口の中に充満した液体を喉を鳴らして飲み込んだ。
「ラスカル、ラスカル」
腕を挙げてまやちょんは抱擁をねだる。
ラスカルはまやちょんの肩と腰を抱いて深くキスし、
そして張り詰めた自分自身をまやちょんの中に埋めていった。
「あ、あぁっ、あん、ラスカル、あぁっ」
「……っ…くっ……んっ、まやちょん……っ…」
お互い容赦なく身体をぶつけ合い、絡ませ合い、求め合う。
相手のリズムは幼いころから分かりきっている。
聞きもせず、タイミングを共有しあっている。
やがてまやちょんの痙攣が激しくなるにつれて、
ラスカルもその震えに耐え切れず、熱い物をまやちょんに放った。
232 :
212;後半:2007/01/27(土) 01:44:18 ID:C6IdkePh
しばらく波に飲まれて二人で抱き合っていたが、まやちょんはラスカルの耳を引っ張り出した。
「…テメェ…」
「なんだなんだ、まやちょん、おい、おいよせ」
「なんだよ、こんな床の上でー!信じらんねぇ…風呂も入ってないし飯も途中なのに…」
まやちょんは涙目で、恨めしそうにラスカルを睨んだ。
しかしラスカルはそのふくれっ面に吹き出して、またキスをする。
「だぁーっ!いい加減にしろよな!しかもお前……ひ、避妊…も…しないで…」
ラスカルは意外そうな顔をした。
「そんな、だってお前次の日曜うちに来るだろ?」
「だからなんだよ!」
「なんだじゃないだろ。“善は急げ”って言うだろうが」
「分かんねぇよ、なんの話だよ。“善”ってなんだよ」
「だから…籍を…」
まやちょんはキョトンとして、赤面するラスカルを見上げた。
ラスカルから続きの言葉が発せられるのを待ったが、
見る見るうちにラスカルの顔が真っ赤になっていくばかりだ。
「…ラスカル、お前がそういうの苦手なのは分かってるし“へっちゃらだ”とも言ったけどさ、
そこはちゃんと言っといてもらいたいよ」
妙な脂汗をかきながら、ラスカルは必死になって言葉を探している。
「そんな捻らなくてもいいよ、ラスカル。
ロマンチックな言葉とかお前には期待してないんだから」
「…うむ…その、なんだ…」
「うん」
「その…ずっと、私の…あー、側にいて欲しいんだが…」
「うん、それで?」
「…というか…そのー、側にいて欲しいんだ…よ」
同じことを二回言ってる…まやちょんはそこにはツッコまないでおいた。
代わりにラスカルの頭を撫でて優しい声で言った。
「はい、良く出来ましたー」
「…お前は…まったく」
まやちょんの優しい笑顔を見てラスカルは安心し、また深くキスする。
眼が合っては何度も角度を変えてキスした。
「…でも、床の上ではもう嫌だからな。飯の途中もナシ!」
「うーむ、どうするかなぁ…」
「いい加減にしろ!」
再びまやちょんの下腹部をまさぐろうとする手をつねられて、
ラスカルは高らかに声を上げて笑った。
その後“床の上で”がラスカルのお気に入りになるというのは、また別の話。
233 :
212:2007/01/27(土) 01:49:39 ID:C6IdkePh
以上で終わりです。
説明っぽい文章だらけで読みにくいと思いますが、
幸せなラスまやとうららティーチャーズが書けて満足です。
失礼しましたー
234 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 14:19:37 ID:AFDX5DtV
神
乙です
ラスまやイイ!!
二人ともすげかわいいな(*´д`*)ハァハァ
うぉお かわいい…!
(*´д`*)ハァハァ ラァ~ブリィ~
238 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 13:27:16 ID:CotwWCYc
最高!
どろしーちゃん
ものすごいどうでもいいけどさ。
番外編で、なるととアメデオってのあったじゃん?
で、なるととアメデオは思い切り歳が近いように見えるんだよ。
同じ幼稚園に通ってるって事は、同い年〜1才差くらいだよな?
で、本編。なるとって、後半になるに遵って人語を理解してる(喋れないが)くらいには成長してるよな?
つまり、アメデオは本編最終回前には生まれていた計算になるよな?
なると初登場の回でラスカルとまやちょんが抱いてたのは実はアメデオでは、と今でも思ってる。
というか
チャチャワールド事態、年齢という概念があまりないみたいだから
深く考えない方がいいかも。
作者が適当すぎるっていうのもあるけど・・・。
つい文庫本を大人買いして読み直してしまった…!
セラどろ萌え。いますきなカプとかも原点ここだとおもった。
243 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 18:13:55 ID:2xGdfOV4
>作者が適当すぎるっていうのもあるけど・・・。
特に13巻がひどいな・・・割といいところで終わったんだな
アニメ52話で、エロパロをお願い。
245 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 01:41:04 ID:canUfP8c
どこに惹かれたんだ?
デスマス先生の触手プレイか?w
52話ってどんな話だったけ?
248 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 16:23:42 ID:ToYixvV7
第52話 脱走! 脱走! 大しっぱい
↑
触手プレイ寸前になる話
原作であのラストからどーやってどろしーちゃん妊娠までこぎつけたんだろか…(´・ω・`)
触手〜触手〜
大チャチャ様で触手プレイ♪
hosyu
保管庫管理人様
更新乙です。
253 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 01:11:44 ID:qRWJ5roo
乙です。つーわけでネタでも・・・
「マリンは私のものよ!私たちの仲の良さを知らないのっ!?」
「どーしたマリン!?」
「チャチャ・・・っ何であんたまで・・・・・・っ!?」
「私は本気よ。マリンが好きなの」
「憎さあまってかわいさ100倍ってやつだな!!」
「・・・・・・そんな言葉はない」
「でもマリンはオレのものだぜ!!なにしろ今朝はいきなりキスされちゃったんだしさー」
「くやしいっ!!マリン、私にもしてよ!!」
「そんな変態みたいなことできるわけないでしょ・・・って、いやっ、やぁっ、
きゃああああぁぁぁぁーーー・・・・・・・・・・・」
マリンーーーチャー子に花の操を奪われて再起不能
チャー子ーーーこの後犬と散歩に行った
失礼しますた(´・ω・`)
・・・
妄想を言葉で表すって難しいんだな
255 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 21:01:46 ID:eJMRBpYE
アニメ最終回の続きで
セラどろだれかおねがい。
正直セラどろならなんでも…
257 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 22:32:39 ID:74upSce5
なんでもok
保守
うっかり文庫版買っちゃった
うっかりハァハァしちゃった
261 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:51:49 ID:Uvm67K0W
やはりマリンは需要ないな
サナエ×マリンはどうだろう
なんでも
とりあえずエロをください…
265 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 23:22:07 ID:SZDQtKrV
初カキコ&初投稿ですっ。駄文ですみませんっっ;;
「なあラスカル…私とバナナ組のガキ共と、どっちが大事なんだよ?」
「…ガキ共。」
「……!!もういい!今度こそオカマんとこに嫁にいってやるー!!」
「は?何言ってんだまやちょん(笑)冗談だよ。
ほら、早く学校行くぞ。
あーでもまた一緒に登校したらまずいかもしれんが…
今日は私が先に行くからな、わかったか?」
「…なんだよ、なんでいつもちゃんと答えてくれないんだよ…
そんなにガキ共にシットしてるのが変なのかよっっ」
「ちょっおいまやちょん!?どうしたんだ、ちょっと今日おかしいぞ?」
「いつもそうやってはぐらかすからだよっラスカルなんて…もう…」
「………」
「うっうっぅっ」
「………まやちょん…」
「…!?」
「ごめんな、まやちょん…」
「ちょっ離せよっなんだよ急にっ!もうっ!んんんっ
あ、ちょっと、おいっやめろっっ」
「…おとなしくしろ、私の女だろう?」
「んんんんっ!!あっそこ、ちょっと、だめ、やああああっ!!」
「まやちょん、まやちょん…」
「今は…っだめっトイレ行ったばっかだし…ラスカルっおいラスカル!」
「ほら、すぐ濡れるくせに」
「あああああっだめ、あっあっあっあっあっあーーーんぅぅぅぅぅ」
「…好きだよまやちょん…っうっくぅっ」
「あああああも、もうだめ、ラスカル、イク、あ、あ、あ、ああ!!」
「……っっ!!」
「はぁはぁはぁ…ら、ラスカル…?」
「まやちょん…」
「もうっなんなんだよ…バカやろー…」
「私が…その、愛せる女は…まやちょんだけなんだよ…
言わなくてもいつかわかってくれると思ったんだが…。
こうした愛し方じゃだめか?私は不器用なんだよ。
…あぁ、こうやって抱きしめてただけで安心する」
「…ラスカル…」
「今日だけ学校休むから、まやちょんも休め。
まだしたりないだろう?」
「ったくっっっ!!しょーがねーなーっ園長先生んとこ電話するからなっっ」
「あ、ついでにラスカルの嫁になりますってのも伝えるんだぞ」
「…え!?」
fin♪
セラどろ大好き。
もう10年以上この二人に萌え続けてる。
勢いで書いてしまったのだけど、エロなし…
コネタとして投下します。
認めたくはないが、私は確かに人よりも怖がりな方らしい。
幼い頃、親に隠れてみたホラー映画に怯え屋敷を抜け出し、年下男の家に押しかけジェイソンが来る!と半狂乱になって叫んだ事は、
出来るなら燃やし尽くしてしまいたい忌むべき過去だ。
「どろしーちゃんは僕が守ります。大丈夫、ジェイソンなんかに渡しません」
今や仇となった幼馴染はそう言って、泣きじゃくる私の頭を優しく撫でたのだった。
後悔し続ける愚かな行いに限って、繰り返してしまうのは何故だろう。
しいねちゃん達がうらら学園のお泊り会という夜に、リバイバル放映されたジェイソンとの再会を果たしてしまったのだ。
壊れそうになる心臓に番組が終わり流れ出す、やけに陽気なコマーシャルの音も辛く、震える指でリモコンのオフボタンを押す。
訪れた静けさに、背筋を冷たいものが伝う。
やはりテレビはついていた方がいいかともう一度リモコンに手を伸ばそうとした時、カレンダーが眼にとまり、そのせいで身動き一つ
出来なくなってしまう。
金曜ロードショウ…13日の…金曜日…
それまで居心地の良かったはずの自室の空気が、急によそよそしいものになったように感じる。
今まで気付かなかったけれど、あのドレッサーなどはやつが隠れるのに丁度よい大きさではないか、いや、やつは隠れるのが上手いから、
その気になればどこにだって身を潜めることができるだろう…例えばバスルーム、例えば今腰かけているベッドの下…
立ち上がり、誰かの名を呼ぼうとしたけれど、危ないところで言葉を飲み込む。
今晩に限って、あの男も泊りのバイトに家を開けている。
私には、押しかける家もないという事だ。
テレビがばちっと静電気の音を鳴らし、私はその場で飛び上がる。
反射的に魔法の構えをして、それから言葉に詰まり眼を泳がせる。
この状況で何を呼べばいいのか、わからなかったのだ。
半ばパニックになりながら叫ぶ。
「もう、もう、もう、なんでもいいからでてきて!」
部屋にもうもうと煙が立ちこめ、それが薄れるにしたがって私が出したものの輪郭が濃くなる。
まさかという不安が確信となり、私はまたベッドに座り込んだ。
そこにはセラヴィーがいた。
認めたくないけれどこんな時、私にはセラヴィーしかいないのだ。
「どろしーちゃん」
幻が優しく微笑む。
何年も前の、セラヴィーはとうに忘れているだろう約束をこの年になるまで覚えているなど、本物のセラヴィーには絶対に知られてはならない秘密だ。
でも、幻ならいい。
「うう…セラヴィー…怖かったの…怖かった…あんた、なんでこんな夜に私を一人にさすのよ?…守ってくれるって言ったくせに」
幻は一歩近づき、私を抱きしめる。
「どろしーちゃん、ごめんなさい。泣かないで。僕が傍にいます。ずっとずっと傍にいます…」
「セラ…」
胸の中で顔を上げようとした時、ぽひゅっと情けない音をたてて嘘つきな幻は消えた。
私はまた、ジェイソンが潜んでいるに違いない部屋に一人残される。
けれどもう、怖くはなかった。
それよりも何よりもただ、寂しかった。
魔法使いになれば、何でも上手くいくと思っていた。
それこそ魔法のように。
なのに自分は相変わらず不器用なままで、こんな夜に一人途方に暮れていた。
ほら、いつか捕まえると言っただろう?と斧を片手にジェイソンが笑う。
「決めた!お嫁に行こう!」
突拍子もなく飛び出た大声に自分でも驚いたけれど、もう止まらなかった。
見えない何かに後押しされるように、私は喋り続ける。
「考えてみたらしいねちゃんだっていつかは巣立っていくんだわ。そうしたら私は本当に一人っきりよ。お嫁に行こう。相手は誰でもいい。
貰ってくれるならジェイソンでもいい!」
高らかに言い終わると同時に、玄関の方から真鍮のノックを鳴らす音がした。
タイミングのよさに背筋が凍る。
まさかジェイソン…?今のを聞いて?
立ち上がり逃げ出そうとしたけれど、恐怖に足が縺れてしまい、私は床に尻餅をついたまま後退りした。
ノックの音は止み、続いてめりめりという怪音がする。
まるで、斧で何かを叩き割っているような…
それからひたひたという足音がこちらに向けて迫って来ていた。
がちゃりと部屋のドアノブが回る。
「あ…ああ…待って、ジェイソン…まだ心の準備が…っきゃぁぁぁぁ」
「何を言ってるんですか?どろしーちゃん」
そいつは呆れたような顔と声で、私の悲鳴を萎ませた。
おんぶ紐で背にお人形を背負い、手からビニール袋を提げたその姿と声は、先ほどの幻よりもずっと間抜けで、ずっと貧乏くさくて、ずっと意地悪そうだった。
「あんた…どうして、今晩はバイトだったんじゃなかったの?」
「バイト先の休憩室でテレビをつけたら、懐かしい映画が放映されていたので戻って来たんです」
そう言いながらセラヴィーはへたり込んでいる私の腕をとり、ゆっくりと立たせてくれる。
「それだけで…?だって…」
セラヴィーと向き合った私の声は、掠れていた。
「…昔、怖い映画を見てしまい、たった一人で泣いていた僕のところに、会いに来てくれた女の子がいたんです…その子の大きなお屋敷には、お父さんもお母さんも
弟もお手伝いさんもいたのに、たった一人で暗い夜道を駆けて来てくれた。だからどろしーちゃん、僕は約束を守ります」
セラヴィーはその言葉と笑顔のあとに「あなたと違って」という嫌味を言うのを忘れなかったので、私は頭を掠めた眼の前の男への「幻疑惑」を打ち消すことが出来
たのだった。
そう、これは魔法じゃない。
間違えようもなく、本物のセラヴィーだった。
「宝石は無事かなぁ」
「宝石?」
呆れることにセラヴィーは、私の家のドアを破壊して進入を果たしていた。
明日の朝一番に修理することを約束させてから、私は仕方なくセラヴィーの家の食卓で、やつが持ち帰ったお弁当を向かい合ってつついていた。
どうせバイト代は出ないだろうから、帰りがけにバイト先での仕出し弁当を2つくすねて来たらしい。
せこい話だが、夕飯をインスタント食品で済ませた私も、丁度おなかが空いていた。
「隣街にある大きなお屋敷のお嬢様の大切にしている宝石を頂戴するって、怪盗が予告して来たらしくて。今回のバイトはそれの警備だったんです」
「ふうん…いいの?放って来てしまって。お嬢様泣いてるんじゃないの?」
「他にも世界一の探偵とか、スナイパーだとか、沢山集めていたから、大丈夫なんじゃないですか?」
「いい加減なやつ…まあいいけど、生活費足りなくなったからって泣きついて来ても知らないわよ」
言いながら私はセラヴィーのお弁当からめぼしいものを取り上げ、自分のお弁当から嫌いなものはセラヴィーのお弁当へ移す作業に没頭していた。
彼は文句も言わず、お茶をすすりながらそんな私をじっと見ているようだった。
「ジェイソンにやる位なら僕が貰います」
「え?」
「自分ひとりじゃごはんも作れない、その上とっても怖がりな人を置いてバイトに行くなんて、僕はなんて愚かだったのだろう、と言ったのです」
私はこいつの欠点をあげつらうのが嫌いじゃない。
なので、微かな皮肉には無理やり目を瞑り、本当に愚かだとせせら笑ってやる。
それから頬が燃えるように熱くなっていくのを隠すために、四角形のお弁当箱を持ち上げて、食べ物をひたすら口の中に詰め込んだ。
ああ、そんなにがっつかなくてもというセラヴィーのため息交じりの声を聞きながら、横目で見た時計は既に12時を回っている。
13日の金曜日は終わり、ジェイソンの気配は消えていた。
終
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!!!!!!
甘いセラどろいいよいいよー。
セラは子供の頃のどろしーちゃんの発言は全てきっちり覚えてるといい。
何度もリピートしてると良い!
どろしーちゃんはそれを「莫迦じゃない」って良いながらも自分もきっちり覚えてるといい!
……ところで、セラはどろしー宅に盗聴器しかけてるよね?
エロなくても満喫〜
久々にセラどろに浸れて幸せでした
273 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 15:23:47 ID:3wB70EzF
セラどろいいね〜
どろしーちゃんはやっぱりツンデレに限る!
セラどろはやっぱイイっ!!!
あぁ〜読めて嬉しかった!しかも甘々で超好み。
(*´Д`)ハァハァさせていただきました。GJ!!!!
ほっしゅセラどろGJJJJ!!!!!!!!
やべーもうマジいいよー
276 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:14:16 ID:GdMeZTpM
緊 急 速 報!!
市川が遂に動いた!「潜伏期間30年」遂に奴がその邪悪な正体を現す!
その毒牙にかかるのは、いたいけな美少女かはたまた「美しい国日本」か!
新たに「悪のつとむ君」を従え、さらに「あいつ」までが市川の元に再結集?
すべての詳細はこちら!
【長文厨】◆U.FlFSg2r.を叩くスレ5【スレ違い】
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1163413829/ 252 :もっけ、 :2007/02/03(土) 12:05:44 ID:KfU8Aig7
公園でツインテールの女の子の写真を撮っていただけやのに…青ランプの車
に職質されたーよ(涙)。
224 : ◆5Og0Ye32kA :2007/03/04(日) 20:29:22 ID:???O
つとむタソ…あーあ、やっちゃったw
514 :最低人類0号 :2007/03/04(日) 22:48:30 ID:gpK5PX5l
| 遂に幼女に手だしたのか
483 :最低人類0号 :2007/02/18(日) 19:00:17 ID:UiPZHB3K
通報しますた
156 :つとむ君 ◆6BzWXaTREg :2006/12/07(木) 21:54:26 ID:fIRwTJhK
こらもっけ、!
見てるんならいい加減なんでもいいからレスしてくれよ!
春ですね
マジカルプリンセスは別スレ!?
触手系読みたいんだけど
触手プレイいいね〜
誰か書いてくれる神はいないだろうか
その前に触手プレイのどこがいいのかを
テキスト10kb以上でSS風に
書いてみてくれないか。
触手モノのSSを探してきて名前をマジプリに変えればおk
触手の利点は相手とか考えずに好きなキャラ一人をエロエロに出来ることとみたが、どうよ。
しいねちゃんを触手でエロエロに、と仰るか…。
やっこちゃんなんか薬の調合に失敗して触手に襲われたりしそうだな
そして4月
287 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 15:08:29 ID:HxOzXl2l
やっぱセラどろ だろ!
赤ずきんチャチャのスレあったんだ。
エロパロ板の保管庫になかったし、もう昔の作品だからてっきり・・・。
((o(・ω・)人(・ω・)o)) よろしく♪
懐かしいなぁ
セラどろイラストみたら泣けてきた
いいよね〜あの関係
久しぶりに保管庫でまとめ読みしてきた。
萌えカップルわさわさいるよーーー
293 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 20:58:44 ID:HYmhJxfo
age
神の降臨を待つスレ
最近新作ないねー
セラどろみたいな夫婦になりたいなー
ただならぬ険しき道ぞ
298 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 22:17:58 ID:mUn8/pLm
もう2ヶ月も新作ないね。
寂しい限り
300 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 16:45:46 ID:IV3UaKKA
一応保守
301 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 22:40:05 ID:TuRg9ckj
あ、今気付いたけど300getだったんだw
なんでもいい〜プリーズ〜
303 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 23:10:56 ID:pPtHJ5MB
セラ×どろくださ〜い<^!^>
304 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 20:57:55 ID:/RFKvj+Q
自分で書きたいけど書けない現実…orz
妄想の羅列でもok
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
・・・したい
セラ「なぜですか!
この本は幻のエ〇本チン閣寺ですよ!なぜこんなに安値で・・・」 セラビーはここ最近どうも金に困っていた。それを少しでも解消しようと秘蔵の本を質屋に入れるはずが、こんな騒動になった。
親父「コラ〜あきまへんでお客さん、汁つき傷入り以前の問題でっせ」
その本には金髪少女や黒髪女の写真の顔を切り抜いた物が貼られていた。
親父「ダンナの趣味が強く出てますやん、貴重な本をこんなんして」
セラ「いいじゃないですか! その位(泣き)
親父けっして頭を縦に振らずいくら説き伏せても値を上げない、チン閣寺の写真の女はただ黙って股を開いていた
終わり
308 :
>>307:2007/05/26(土) 09:50:26 ID:QYD7FZ+C
>>307です
カメレオンのネタをチャチャ風にアレンジしてみました
自分はディ―プなエロは苦手ですがよろしくお願いします
寂しいので極悪非道のage
hageと読んでしまった・・・
hage……?
ああ、殿のことか。
次なに書くかな〜
すわ 邪 神 光 臨 ?
しいね×チャチャ
気がつけば柱を抱かされ、両手を拘束されているチャチャ。
チャチャのぱんつが下ろされて、気づく。
「あっ?! な、なにをするの、しいねちゃん?!やだ…やめて…!」
「落ち着いてください、チャチャさん。ぼくは…ぼくはチャチャさんを気持ちよくしてあげます。大丈夫。痛いのは最初だけです。これなしでは、いられない体にしてあげますから!」
モロみえになったチャチャの幼い破れ目に、しいねちゃんのまだ幼いペニスが侵入する。
「あ…ッ!い、いやぁぁッ!!!」
「チャチャさんっ…チャチャさんっ…!!」
グチャッ!ぬちょ!ぬちゅ!ヌプッ!
「ひィ……ッ!!いや、いやぁぁッ…!!」
つーのを昔、妄想してた。
315 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 20:39:37 ID:VZ1K101G
鬼畜しいねちゃん嫌だ
「どろしーちゃん、セフレってなに?」
卓袱台を囲んだ夕食時、チャー子からの突然の質問に、私はあやうく鼻から味噌汁をしてしまうところだった。恐ろしい。
「チャチャ?一体どこからそんな言葉を」
セラヴィーがげほげほと苦しむ私にタオルを差し出しながら、ドン引きした声でたずねる。
「?今日ね、まやちょん先生がどろしーちゃんのお家に遊びに来てたでしょう?私、リーヤとしいねちゃんと隠れんぼしてて、
隠れる場所探してた時に聞いちゃったの。まやちょん先生が、セラヴィー先生ってどろしーちゃんのなんなの?って聞いてて。
そうしたらどろしーちゃんが、あいつはセフレよって言っ…」
「チャー子っ、黙んなさいっ」
タオルを放り投げてこどもの口を塞いだけれど、遅かったようだ。
こちらに向けられたセラヴィーの眼が据わっている。
「そうですか…どろしーちゃんがそんな事を…さ、チャチャ、リーヤ君、しいねちゃん、はやく食べてしまいなさい。片付かないでしょう?
僕は今晩ちょっと大切な用があるので、片付けをはやく済ませたいんです。ねえどろしーちゃん?」
立ち上がりにっこり笑うセラヴィーに、私は心底震え上がった。
「しいねちゃん、チャー子、犬っ、あんたたちゆっくりご飯食べなさい!いいわね?一口200回以上噛むのよ?!わかった?!」
自分の食器を下げにセラヴィーが台所へ行った隙に子どもたちを睨みつけると、気迫に押されてわけもわからず頷く。
「よしっ!」
言うなり立ち上がり部屋を飛び出す。
「なんかまずいこと聞いちゃったのかしら?」
「何だか複雑な大人の事情の匂いがします」
「200回も噛んだら味がなくなるじょ」
後ろで3人の声がしたけれど、もうそれどころではなかった。
迫り来る身の危険を回避するため、私は全速力で自分の家へと逃げ帰ったのだった。
317 :
携帯より:2007/06/03(日) 03:59:20 ID:Blq9HUvI
なんかこれ以上投稿できないらしいです。
規制するぞと脅されたgkbr
とりあえずもう寝ます。中途半端もいいとこでごめんなさい。
>>317 続きお待ちしてますね〜
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
_ ∩
( ゚∀゚)彡 セラどろ!セラどろ!
⊂彡
夢中で荷造りをしている時、少し視界がぶれたと思った次の瞬間、あえなくスーツケースごとセラヴィーの部屋に瞬間移動させられていた。
早い、早すぎる!
「あ、あんたどうして…子どもたちは?まだごはん食べ終わってない筈」
「ああいいんです、何だか真剣な顔してぶつぶつ数を数えながら食べていたので放っておきました。片付けは明日にでもやります」
子どもたちの食育と家事には、ちょっと偏執的にうるさい奴の発言とは思えなかった。
それだけ本気で怒っているということだろうか。
硬直している私を見下ろしながら、セラヴィーはわざとらしく噴出した。
「何よっ!」
「いや、すいません。あんまり間抜けな姿だったもので」
「えっ、あっ!ぎゃっ…」
折りしも下着をつめている所だったので、私は広げたスーツケースの前で白のレースに縁取られたブラを握り締めていたのだ。
慌ててそれを突っ込んでしまい、ぱんぱんに膨らんだケースの蓋を閉める。
悪魔に背中を見せてしまっていた事に気付き、素早く身を翻せば、先ほどから眼が据わりっぱなしのセラヴィーが腕を組んで立っている。
「たかだかお隣のお隣に来る位でそんな荷造りするなんて、どろしーちゃんは大袈裟ですねぇ」
「来たくて来たわけじゃないわよ、卑怯ものっ!」
「じゃあどろしーちゃん、発言の責任を取らずに荷造りを始めるのは卑怯じゃないんですか?」
「責任って…」
「お互いにとってお互いがなんなのか、大きな認識のズレがあるみたいですね。今晩はその認識のズレの埋め合わせをするために努力してみましょう」
にっこり笑うセラヴィーにたまらなく不吉なものを感じる。
私達の関係が色々歪んだりズレたりしているなんて、今に始まったことじゃない。
ただ、今から少し前、何だか発情したセラヴィーに押し切られる形で寝てしまって以来、ますますこんがらかっているのは確かだ。
セラヴィーってなんなの?と昼間まやちょんに聞かれた時、閃いた言葉がセフレだ。
答えてから随分気持ちがすっきりして、ここ最近のもやもやした気持ちが晴れていた。
つまらない悩みから解放されたような気がしたのだ。
「埋め合わせなんかしないわよ。ばからしい。一人でやってれば?」
スーツケースを抱え上げ、逃げようと窓枠に手をかけると全身に電気のようなものが駆け巡る。
「なっ…」
「結界をはってあるんですよ。この部屋の中では魔法も使えないので悪しからず」
「セラヴィー…んぁっ」
じりと歩み寄るセラヴィーに後退り、結界を忘れて窓に背をつけてしまい衝撃にその場に崩れ落ちる。
「おやおや言った傍からこうですか。…大丈夫ですか?セフレのどろしーちゃん」
嘲るようなセラヴィーの声。
身体中を駆け巡った痺れと悔しさに不覚にも涙が浮かぶ。
荷造りなどせずに身一つでここから逃げ出さなかったことを、私は心底後悔していた。
明かりがついたままの部屋で、全裸に自分の下着で後ろ手に縛られた屈辱の姿で、私はセラヴィーに嬲られていた。
ただの布の筈なのに、渾身の力を込めても戒めは外れず、身動きが取れない。
「いや…いやっ…あっ…ううっ…やだぁ…」
部屋には私の泣き声と、セラヴィーが私の中で指を抽送する音だけが響く。
「どろしーちゃんは指を入れられるのが嫌いなんですよね。でも今日はやめません。だってセフレなんだから」
私は指でこうされるのが苦手だった。
それは多分、初めてセラヴィーに指を入れられた時の全身に走った痛みを覚えているから。
彼自身で貫かれる痛みには慣れたというのに、何度身体を重ねても指の記憶は消えず、セラヴィーも顔を歪める私に、あえてその行為をすることはなかったのに。
「どろしーちゃんの中、あたたかいです」
「…ひっ…もうや…やめて…」
ぐるりと中指を動かされて、私は身体を震わせた。
「抜いて欲しいですか?」
セラヴィーの言葉に力なく頷く。
「ではセフレのどろしーちゃんにお願いです。ここのしまりをよくする練習をしましょう。今すぐ僕の指をしめて下さい」
「…どうやって…?…」
「ここを意識してしめるといいんですよ」
「んっ…やめ…」
セラヴィーに無造作に後ろの穴を弄られて腰が引ける。
そこを文字通り指一本で引き戻され、耳元に口が当てられる。
「嫌ならもう一本入れてみましょうか?」
「やめてっ…やる、やるから…んっ…」
意識してそこをしめるように下腹部に力を入れる。
恥ずかしさに顔に血が昇るのを感じる。
涙と汗で私の顔はひどいことになっているに違いない。
「なかなか上手ですよ、どろしーちゃん。じゃあその調子で百回やってみましょう」
「ひ、百回…?ムリ…」
「無理でもやって貰いますよ。じゃなけりゃさらに指で広げて」
言い終わる前に私はまた力を入れて恥ずかしい動作を繰り返した。
「いーち、にーぃ…」
セラヴィーはそれに満足そうに笑い、お風呂に入るのを数えるようなふざけた調子でカウントを始める。
「…ん…ん…んっ…」
相変わらず下腹部には気持ちの悪い違和感が続いている。
私ははやく指を抜いて欲しくて、必死でその単調で屈辱極まりない動作を続ける。
「ななじゅういちぃー…どろしーちゃん、眼を閉じないで僕を見て…」
ふいに片手で顎をとられ、正面を向かされる。
「…なにいって…」
「僕の眼を見ながらしめたり緩めたりして」
「ばかじゃないの…んっ…」
「そうしてくれないなら数えるのやめます」
両手を戒められていなければ、ひっぱたいてやったろう。
至近距離のセラヴィーの眼にはひどい顔の私が映っている。
「…も…やだ…」
「ななじゅうにー…ななじゅうさーん…」
セラヴィーの眼を見ながら、セラヴィーの指を締め付けていると、それまでただ気持ち悪さと怖さに泣いていたものが段々と変化していくようだった。
「ああ…っ…いや…ひっ…あああっ…ああぁっ…」
気付けば私は自ら腰を動かしながらセラヴィーの指を求めて、セラヴィーの緩急をつけたカウントが丁度100回を数えた時、絶頂を迎えていた。
「よく頑張ったね、どろしーちゃん」
セラヴィーはぐったりと倒れかかる私の両肩を抱き、仰向けにする。
それから足を大きく開かせて、自分のローブを捲くり上げ、まだイった名残が消えないそこを貫いた。
「んあっ…セラヴィー…」
激しく腰を動かされ、身体の下で結わえられた腕が悲鳴を上げる。
「セラヴィー…肩…いたい…ああっ…ん…」
「ふっ…どろしーちゃん、そんなこと言っても止めませんよ。辛かったらさっきの練習を実践してみたらどうですか?」
「あああっ…ああっ…んんっ…ひっ…」
痛みを訴えても加減をするどころか、動きを激しくされ、私はまた情けない声で悲鳴を上げる。
苦痛と下腹部から伝わる快楽がない交ぜになって、息をするのも苦しい。
肩が外れそうな苦痛から逃れるために、私はセラヴィーから与えられる快楽に意識を集中させる。
「そう、そうするのが楽ですよ…気持ちいいでしょう?どろしーちゃん…」
「んぁ…っ…ああ、やぁ…いやっ…ああああああっ…」
乱暴に胸を揉みしだかれて、新しい刺激に身体が熱を持つ。
セラヴィーは自分の欲望のまま動き、私はそれに必死でついていかなければならなかった。
苦痛を最小限に抑えるために。
こんなセックスは嫌だ。
セラヴィーの呼吸が段々と荒くなり、息が出来ない程に強く抱きしめられる。
それでも陵辱が終わったことに、私は苦しい息の中少しだけ安堵した。
「…気がすんだ?取り合えずこれ解いてよ」
睨みつけながら背中にまわされた腕を見せる。
「は?何言ってるんですか?どろしーちゃん、気なんてすむわけないじゃないですか。まだまだこれからですよ」
「え、冗談でしょう?…だって…」
顔を引き攣らせてヤツを見る。
本気の眼だった。
「だってセフレって相手を性欲処理の道具としてみていいってことでしょう?」
「あんたの認識は間違ってるわ!」
「じゃあどろしーちゃんのいうセフレってなに?」
「何って…セフレはセフレよ。なにって言われても困るから」
「じゃあやっぱりそういう事だ」
なにがじゃあなのか私はセラヴィーにうつ伏せに転がされる。
「きゃあっ…もうやめてよ、セラヴィー、あんたいい加減にしないとどうなるかわかってるんでしょうね?」
「どうなるって言うんですか?そんなに嫌なら僕なんてさっさとぶっ飛ばせばいいでしょう?結界であっさり何の力もなくしちゃうくせに。
そんなに弱いのに、気ばっかり強くって、ちっとも思い通りにならなくて、僕が始めての男なのにセフレなんて言って、どんなに大事に抱いても
全く伝わらないんだから、もうどろしーちゃんなんか、どろしーちゃんなんか、知りません。僕の好きにします。滅茶苦茶にしちゃいます」
押し殺した声が段々尋常じゃなく震えて来るセラヴィーから逃れようと、私は自由のきかない身体で無様にベッドの上を這った。
こんなにベッドが広いなんて今まで思ったことがなかった。
ようやく端についた時に、足首を捕まれセラヴィーに引き戻される。
「やだっ…やだ、いや、やだ、放してよっ、いやっ…」
夢中で首を振って抵抗するけれど、セラヴィーはそれを全く意に介せず、お尻へと手を這わす。
「一度こっちの穴でもしてみたかったんですよね」
「セラ…!…やめてっ…」
後ろの方を触られて、私は大声を上げた。
ぬめという感触がして、そこにセラヴィーが舌を入れたのがわかる。
「やだ、やめて…いやっ…やめて、セラヴィーやめてっ…」
頬をシーツに押し付けて私は泣き叫んだ。
「どろしーちゃん、暴れないで。ちゃんとほぐさないと痛いのはどろしーちゃんなんですよ」
「やめてやめて…や…ひっ…」
涙でけぶる視界に、私はおぞましいものを見た。
それまでつぶらな眼をして大人しく机の上に座っていたお人形がよいしょ、というように立ち上がり、こちらへ向かって来たのだ。
まさかこいつ、こいつ、あれを使って何かをしようっていうの?
身体が凍りつき、涙さえも止まる。
心臓が早鐘のように鳴っているのがわかった。
昔の私の姿をしたお人形。
セラヴィーが追い求めているのは、本当はこのお人形でしかないのだ。
それに嬲られるようなことがあったら、私は正気でいる自信がない。
「大人しくなったね、諦めた?どろしーちゃん…エリザベス?」
セラヴィーの声が遠くに聞こえる。
お人形はとうとうシーツをよじ登り、ベッドへ上がって来ていた。
そしてつとセラヴィーのローブの裾を引いて、セラヴィーを私からどかせた。
「エリザベス…」
セラヴィーが呆然とした表情で呟いた。
「…あ…いや、来ないで…」
不自由な身体で私は少しでもお人形から遠ざかろうと身を捩る。
けれどお人形は私に背を向けて、両手を広げて言った。
「もうやめたら?セラヴィー」
予想もしなかった言葉に私は身動き一つせずに、金髪のお人形の後ろ姿と、眼を見開いたセラヴィーを見た。
「あ、そんな…エリザベス…エリザベスが…」
セラヴィーはよろよろとベッドから立ち上がり、額に手をやって考え込んでしまった。
エリザベスがこちらを振り返り、ウィンクをすると、私の手の戒めが解けた。
考え込んでいる暇はない。
私は床に転がったスーツケースを掴み、なおも苦悩するセラヴィーの後頭部目がけて思い切り振り降ろしたのだった。
エリザベスのことがよっぽどショックだったのか、セラヴィーはそれをまともに喰らい派手な音をたてて倒れた。
打ち所が悪かったらしく、床にどくどくと見る間に血だまりが出来ていく。
これで放っておけば、私もこの男から永久に逃げることが出来そうだ。
お人形を見るとベッドの上に首を下げて座り込んでいて、元のただのお人形に戻っているように見えた。
深く息をついて赤くなった手首をさすると、私は部屋の隅に散らばった下着とドレスを身に纏い、結界の解けたセラヴィーの部屋をあとにした。
返す返すも残念なことは、あの時、魔法ではなくスーツケースを使ってしまった事だった。
もし、魔法を使ってさえいれば、世界一の魔法使いの座は間違いなく私のものだったろうに。
そう思うと悔しくてならない。
包帯を外し、血止めの薬草を取り替えた時、セラヴィーのくぐもった声がした。
「最近のセフレはそんな事までしてくれるんですか」
目覚めてすぐの可愛くない口調に、私は乱暴に薬草を押し付けて包帯を当ててから軽く後頭部を叩いてやる。
うつ伏せのセラヴィーは小さく悲鳴を上げたようだった。
「あんた感謝しなさいよ、あのまま放っとけば死んでたんだからね」
「どろしーちゃんのせいで、エリザベスにまで嫌われました。いっそあのまま死んでしまいたかった…」
ぶつぶつ言う声はどんよりと暗く、セラヴィーがどうやら心の底から落ち込んでしまっているのがわかった。
あの時のエリザベスが、無意識のヤツの力で動いたのか、それとも本当に人形が意識をもって動いたのかはわからない。
ただ、一度は部屋を出た私は結局戻り、俯いたお人形を抱きしめずにはいられなかった。
それから血溜まりの中にいた男をベッドに引き上げ、手当てをした。
「セラヴィー…」
名前を読んでみたけれど、セラヴィーはうつ伏せたまま延々と死にたい生きていても意味がないを繰り返すだけだった。
「セラヴィー…」
何で私がこんなことを、と思いながらも私は普段の自分の声よりも2オクターブは高い声を出す。
「しっかりしてよ、セラヴィー、私があなたを嫌いになるわけないでしょう」
セラヴィーってヤツは、幼馴染の腐れ縁で、仇で、ロリコンで、ヘンタイで、悪魔で、横取り屋で、世界一の魔法使いで、初恋の人で、
初めての人で、終生治らない不治の病の感染源であり…。
説明するには、あまりにも長すぎる。
だからセフレだ。
それで充分じゃない?
今頃振り向いたセラヴィーは、椅子に座らせておいたエリザベスを見る筈だ。
私は光が差し始めた廊下を一人歩きながら、その光景を思い浮かべ思わず笑みを漏らしたのだった。
おわり
無事かきこめて良かった。
読んでくれた人いたらありがとう。
鬼畜セラヴィーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
イイヨイイヨー
いろいろあって、だからセフレというどろしーちゃんが
大好きだ。GJ!!
はげもえもえええええええええええ