【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】3話目

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1名無しさん@ピンキー
女体化、男体化、男女の入れ替わり、なんでもOK!
オリジナルも、二次創作も、歴史上の人物を扱っても、なんでもOK!
薬や魔法で性転換も、最初から性別逆転のパラレルも、なんでもOK!

よーするに、
各作品スレに投下したら荒れそうなSSの避難場所だ!
嫌いな人にまで自分の趣味を押し付けない、紳士の為の社交場だ!


(お約束)
元ネタ、カップリング、TSの種別(女体化、男体化)等、投下前には注意書き推奨
知らない、気に入らないネタでもスルー厳守
各スレでTS系SSの気配を感じたら、荒れる前にここに誘導
TS専用スレが立てられたらここに誘導








なんかいつの間にか消えてたこのスレを復活。
2名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 22:14:59 ID:tcOFYWks
2っけっと
3名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 12:39:23 ID:RV7TAeHf
4名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 14:07:09 ID:8k77vrAW
早くも保守
5名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 03:01:28 ID:ZBxSTm/B
さて 誰かか書こうじゃないか
6名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 10:00:14 ID:PW5sg9HH
落ちそう
7名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 00:04:51 ID:VdlyPsjn
あげあげ
8名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 20:27:56 ID:VdlyPsjn
それそろかいてくださる?

いえいえさるさる〜♪
9名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 17:03:27 ID:vtuD6HAq
保守
10名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 01:21:58 ID:8rHJNqa+
ひょっとして職人から忘れ去られたスレ?
11名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 16:48:53 ID:u0g2CyxZ
保守
12名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 13:51:52 ID:2PDr0hkX
希望を捨てずに保守
13名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 19:49:12 ID:TKrZLBX5
保守
14名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:50:14 ID:kTfbPmZ5
生き別れの双子が入れかわる、ってアリかな?
中身も身体もそのままなんだけど
15名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 23:16:09 ID:SJ/WVrIB
ここの板の即死基準ってどれくらいですか?
もう、このスレは既に平気なんでしょうか?
平気なら、温めてるネタをユックリ書いて、いつかお邪魔したいと思ってます。
まだ、危うい状況なら推敲不足の上に小出しになるかもしれませんが
とっとと慌てて書いていきたいと思ってます。
16しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 00:34:57 ID:yZcleV5M
あの〜失礼します。
しぎと申す者です。
いきおいで書いた短編作品を作ったのですが投稿よろしいでしょうか


追記
このお話は男性化した姉を妹の視点から見たお話です(一応)
17名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 05:39:42 ID:lHzMoaus
>>14->>16
>>1にあるとおり、いつでも、どこでも、誰の投下でも受ける用意がある。
さぁ、来なさい。―アントニオ・T・S・猪木談
18しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 08:38:03 ID:yZcleV5M
失礼します
自信はないですが投稿します。
題名は
その時だけお兄さん
です
19しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 08:40:38 ID:yZcleV5M
このからだ
う〜ん
少し大変だけど・・・


その時だけお兄さん


私の名前は西陣 紗理奈(にしじん さりな)16歳、職業高校2年生。
たぶん、ごくそのへんにいる高校生だ。
今日も学校が終わって家に帰る。
「ただいま」
と言う。
たが、今日はいつもと違う。いつもなら、私が家に帰る前に姉さんがいるのに。
私は珍しいこともあるのだなと思った。
家には普段から姉と私しかいない。
父と母は
「俺はすごい男になる」
「私はすごい妻になる」
とかと言って旅に出ている。
だから、家には私と姉しかいない。
記憶が正しければ私が8歳、姉さんは16歳で旅にでた。
現在は南の島にいるらしい。
そして、なぜか少しずつ多くなってくる仕送りが毎月送られてくる。
それから、姉は現在よく分からないけどなにか仕事をしているらしい。
私に内緒で私も知らない。
まあ、とにかく平凡な生活は送れている自信はない。
とりあえず、私は自分の部屋で着替える。
そして、一息ついたところで何をするか考える。
「・・・」
・・・とりあえず、姉に貸していた本を取りに行こうと思う。
私は姉に貸している本を取りにいくために姉の部屋に行く。
そして、私は姉さんの部屋に入る前に
20しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 08:42:37 ID:yZcleV5M
姉が自分の部屋に男の人を入れるはずはない。
では、なぜ・・・まさか、
「まさか、姉さんとかないよね」
と冗談だと思いながら言う。
「きゃー、すごい、さりなーやっぱり私の妹だけあるね」
声は中性てきだか、このしゃべり方を男でされると怖いとしかいいようがない。
「でも、なぜ・・・」
「実は実はね。」
「・・・」
「男になる薬を手に入れたのよ」
「で・・・」
「すごいでしょ」
「ふたなりの薬で私の処女を奪った姉さんが言えること」
「もう〜、紗理奈ったら」
「それから、話し方変えた方がいいよ。
一応、かっこいい美少年に入る部類だから」
「ふむふむ、そうね。」
「で・・・この部屋の有様はなに・・・」
部屋のなかは言葉じゃ言い表せない有様になっていた。
「だって、男になってから、すごくむふふな気分でむふふなことしていたら急にノックしておどろい・・・」
「もう、わかりました。
で・・・なんでこんなことするの姉さん?」
「だって、最近、紗理奈にむふふなことすると力で負けるからね」
「ふむふむ」
「男になればいいかなと思って・・・それでね」
今のうちに・・・
がし
私は姉さんに腕をつかまれた
「ふふふ、にがさないよ」
姉はいやな笑みを浮かべていた。
21しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 08:44:46 ID:yZcleV5M
「ちょと、はなして」
「私が話している間に逃げようと思ったでしょ。
でも、逃がさないよ」
「うっ・・・」
と言って
スッ
私に軽くキスをした。
そして、舌を侵入する。
ネチネチ
姉さんの舌が私の舌に絡み付いてくる。
そして、体がとろけてしまいそうだった。
姉さんは私から顔離して
「紗理奈ってキスをするの苦手でキスするとすぐふにゃふにゃしちゃうんだから」
と言う。
実際、体に力が入らない。
「でも、そこがかわいい」
「姉さん、しゃべり方を変えた方がいいよ」
「あら、そうかしら」
「うん」
「わかった、やってみるよ」
そして、姉は
カプ・・・ちゅうちゅう
私の胸を母乳を飲むように吸ってくる。
「ねっ・・・さん」
まだ、吸われただけなのに気持ちいい。
「ふう、おいしい。」
でも、姉さんはすぐにやめる。
「やっぱり、男になったのだからやっぱり犯したい」
姉さんはがなにか言っている。
「とりあえず」
つぷ
「はぅ」
いきなり、私のアソコに指を入れてきた。
姉さんは不意に人差し指をくの字に曲げてきた。
「ふっあひ」
不意のせめに私は声をだす。
姉さんはその様子を楽しむかのように見ていた。
しかし、普段と違って恥ずかしい。
22しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 08:47:18 ID:yZcleV5M
たぶん、その理由は私は男との付き合いがないからだと思う。
最近は欲求不満にならいが、何となくだが、欲求不満になったときにいつも姉さんとしてたような気がする。
が・・・
ヌプリ
「ぁっ・・・・・・」
指が抜ける。
そして、
「フェラしろ」
と言ってきた。
姉さんは私に無理やり反り立つもの目の前に持ってくる。
姉さんがふたなりの時と何かが違っていた。
私は無理やりそれを突っ込まれて息ができなかった。
苦しくて喉に当たる。
「ふふふ、これが男か、いいな」
と言って姉さんは快楽のために頭を掴んでフェラを無理やりさせる。
「ほら、苦しかったら早く僕をイカせな」
私はそれをきくしかなかった。
姉さんがふたなりときにフェラをされたようにとくに弱点だったカリの部分を攻める。
姉さんはすぐに気持ちよくなってきたらしく顔がゆるんできている。
「くっ、紗理奈イク、全部飲め」
と強要してくる。
ビクリ
口の中にいままでと違う味かした。
ドクリドクリ
と苦い味かする。
そして、私は姉さんの言うとおり飲む。
なぜかさらさらはいってくるような感じがした。
しかし、まだ、姉さんは射精をし続ける。
ごほ、ごほ
私は限界が来てむせる。
そして、姉さんは私から離れた。
23しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 08:49:27 ID:yZcleV5M
そして、
グイ
姉さんは私に構わす足を掴む。
そして、
ヌルリ
「!」
私の中にいきなり熱いものが入って来た。
「ふふふ、僕がめちゃくちゃにしてあげるよ」
そこにいたの優しい姉さんではなかった。
後背位の肘膝付位(ちゅうしつふい)という四つんばいでおもっきりお尻を突き出す形で私は突かれた。
ぐりゅぐりゅ
激しく突いてくる。
そして、姉さんは私の胸を刺激する。
「んッ・・・はぁはぁ・・・あっ・・・いやっ」
だが、気持ちいい。
だが、
ヌポリ
しかし、すぐに抜かれる。
きゅうに快楽が失われる。
私は快楽が欲しかった
24しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 08:51:01 ID:yZcleV5M
「ぁっ・・・・・・ぅっ」
「どうしたの、紗理奈?」
「そッ・・・」
言えない。
「はっきり言わないと分からないよ」
「ほ・・・ほしぃい」
「なにがほしいのかな」
うっ・・・もう・・・いや
「ほしぃのぉ〜姉さんのちんぽがほしぃのぉ」
私はよがり狂っていた。
(ふふふ、この男で女を屈辱する快感たまらないわね)
「いい声でなきなよ」
ずっ ぐぷ
「ひああっ!」
入ってきている。
パシ パチュン パンッ
姉さんはバックで激しく腰を受け付ける。
(あ〜なんていうか。
こういの お・か・し・て・る・か・ん・じ)
「だめええっっ」
くちゅくちゅ
クリトリスを姉さんは攻めてくる。
私は飛びそうな快楽が襲う。「こすれ・・・こすれるぅっ」
(この締め付けいいわ、そして、紗理奈もっとなかせたいわ)
グチュッグチュグチュッグチュグチュ
愛液がたくさん出て来て腰を打ち付けるたびにいやらしい音がなる。
「いい・・・・・・っ・・・はあと・・・いいの・・・っあふぅうっ」
(う〜ん、エクセレント)
「あああ〜〜〜っあっあっ」そろそろ、限界がちかずいてきていた。
姉さんはそれを気がつて
「紗理奈、イキそうなのかい?」
私は答えたくても答えられない。
「答えな、答えないとやめるよ」
だ・・・め・・・やめ・・・な・・・
「ふはっ・・・いっ・・・きそう」
私はやっとのこせで言う。
「なら、イカせてやる」
姉さんがスピードアップしてきた。
今までより激しく突いてくる。
(さあ、イカせてあげる、紗理奈)
「ひぃん・・・あ・・・あえ・・・っ」
ズッズッ
「くっ、僕もそろそろのようだ」
ニュッニュプッニュッニュプッ
「イクよ」
ビクンッ・・・
「ふあぁあああ・・・」
プシュゥッッ
私は潮ふきながらイった。
そして、白い世界に吸い込まれていった。
「ふふふ、男っていいわね」そこにはあらたな快感を覚えた妖艶を放つ美少年と言える男がいた。
25しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 08:53:02 ID:yZcleV5M
「ふへ・・・」
私は目をさます。
まだ、体がたるい。
私は寝たまま当たりを見回す。
いつも変わりない私の部屋だった。
「あれは・・・夢」
だけど、みょうにリアルだった。
まあ、ちょっと一方的に快楽を与えられてイヤだったけど、まあ、夢だと思うし気持ち良かったからいいかと思う。
ぐぅ〜
お腹がなった。
「お腹すいたなあ」
私はなにか食べる物がないか調べるために台所ににいく。
が・・・
「・・・」
「ふん〜ふふん〜ふ〜ん♪」
そこには姉さんがいた。
姉さんは料理をしている。
けど・・・けど・・・
「姉さんだよね」
「ん?、どうしたの紗理奈」
「あっえっと」
「いつもの、姉さんだよ。
ついさっきまでむふふなことしてだろ」
「・・・」
「あ、でも、今は男だから兄さんと呼んでくれないか?」
「イヤ」
「ひどいな、紗理奈」
「いきなり、襲った変態男が言えることなの」
「気持ち良かったのに」
「ぐっ・・・」
「ふっ・・・図星だな」
「なあ、兄さんってよんでくれないか」
「もう、わかりました。」
はぁ〜
私は溜め息をついて
「しっかりしてよ、兄さん」と言え
「わかっているよ」
なんか、腹が立つがこうして私と女から男になった姉さん(お兄さん)のむふふな生活が始まった。
もう・・・その時だけ兄さんでいてほしい


その時だけお兄さん
おわり
26しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 08:54:51 ID:yZcleV5M
とっても未熟者ですが
これで終わりです
では、失礼します
27名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 09:12:36 ID:36UO8fdQ
>>19>>20の間が抜けてる気がするのですが、気のせいでしょうか?
28しぎ ◆RkPGiKyUwY :2005/10/10(月) 09:28:57 ID:yZcleV5M
す、すみません。
思い切ってねけてました
一応・・・書いたものをしたに


そして、私は姉さんの部屋に入る前にノックする。
コンコン
「姉さん、入るよ」
がた、ごと、ばこ、がしゃん、ぱりん、きゅー、どかーんばらばら、かちゃん
「・・・・・・・・・」
なにかあるのかなと私は思った。
と、とりあえず、
がちゃ
私はドアを開ける。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
そこには裸の男の人がいた。
身長は180あるかないかで、体付きは比較的よく、サラサラした黒が見に美形といえる男の人だった。
姉は・・・普通の恋をする人ではない記憶がある。
だから、姉はレズで何度か教われた記憶がある。
気持ち良男の人だった。
姉は・・・普通の恋をする人ではない記憶がある。
だから、姉はレズで何度か教われた記憶がある。
気持ち良かったけど・・・。
291 ◆CVeehhaCKk :2005/10/10(月) 18:49:13 ID:ladkIvgv
やっとこのスレに職人がついてくれた・・・保守し続けてきたかいがあったってもんだ
他の職人さんもどんどよろしくおねがいします!
30名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 16:02:51 ID:+7ESgh3F
GJ!
311 ◆CVeehhaCKk :2005/10/11(火) 21:55:20 ID:Dzmgfki6
期待保守!
32名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 21:55:00 ID:1eAUUsg5
保守
33名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 11:20:15 ID:QgiEeXmv
保守
34名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 15:43:27 ID:8Y6Ty/Kt
ここってぜんぜんエロくない、お話でもOKですか?
今プロット切ってる最中の話があるのですが、自サイトに置くと
浮きそうなので、投下するスレを探しているのですが。

ちなみに、虹で仮性半陰陽ものです。
35名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 22:39:53 ID:xqX5ost9
>34
ここは「エロ」パロ板だぞ…。
何が言いたいかわかるな?








どんどん書いちゃってぷりーず、っていうかむしろおながいします。
36名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 17:13:56 ID:hQ1XFS4U
>>34
1にもありますので・・・是非おねがいします
37名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 02:02:43 ID:nJFLOytY
>>35
お前は正直なヤツだな
おれも待ってるぜ('A`)ノ>>34
38名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 16:58:04 ID:knSy7aJW
期待age
39名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 00:42:58 ID:9rnAu8Fc
保守
40名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 20:22:10 ID:kuEECbsq
さてそろそろ職人がくる時間だ
41名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 21:17:36 ID:WTCOLusp
あげ
42名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 00:29:30 ID:ZrASLVLm
あげ
43名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 17:12:49 ID:ZrASLVLm
あげ
44名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 17:08:11 ID:Ebb0t2oh
あげ
45名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 22:10:40 ID:FCirrw2D
あげ
46名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 20:14:30 ID:2HmEgNMB
あげ
47名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 03:11:09 ID:1ELzFSrd
あげ
48名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 01:26:58 ID:bvtg1BZp
あげ
49名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 02:10:59 ID:CWJFF/LD
あげ
50名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 22:51:03 ID:NW8813eW
あげ
51名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 11:59:00 ID:isHILQlK
ドロドロやり続ける脳移植もの(♂→♀)なんですが、別に書いてるSSが忙しくて途中で止まっている奴でもよければ投下しますけれど。
いかがでしょう?
52名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 12:47:48 ID:X+KTBwyW
私は一向に構わん!
53名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 17:39:05 ID:isHILQlK
多分12時までには家に帰りますので、夜中過ぎにでも投下します。
テキストファイルだと39kbで大体エロいところは半分過ぎてからです。
54名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 23:03:43 ID:dTmz2TdH
ん?
久々に職人様がいらっしゃったね
よろしくおねがいします
55luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:25:55 ID:hkaSYiFG
※中盤以降からがエロです。陵辱ものになるので駄目な方はスルーしてください。
※途中までしか書いてません。

「TSESPer0106」

 俺は0106号と呼ばれていた。この施設、政府の超能力研究所では、稀な男性被
験者だ。通常、女性の方が感受性も高く、ESP能力の発現率も高い。遺伝的にどう
なっているか知らないが、女性の方が能力者が多いとも聞いている。
 その中で、極稀に男性の発現者もいる。それが俺だった。ただ男性の場合能力
のコントロールが難しく、一人前になれない場合も多い。
 特に俺の場合、潜在能力は非常に高いとされながらも、意識を集中しようが補
助の能力者がいようが、全く自分では力の管理が出来なかった。
 幼い頃は、情緒も不安定だったためか、感情が爆発する時にのみ能力が開放さ
れたけれど、コントロールなんて出来なかった。だから近所の奴らは俺を「宇宙
人」だの「鬼っこ」だのさんざんな渾名を付けいじめてくれた。
 親はと言えば、そんな俺を疎ましく思っていたようだ。仕事がうまく行かない
と殴られ、気分がむしゃくしゃすれば蹴られ、いつも体中痣だらけだった。今で
も誰かが俺のそばで手を上げると、身が竦んで動けなくなってしまう。
 そんな親の所へ、俺が16の年に政府の役人が来た。能力がある、こちらで預か
りたいとの申し出に、あいつらは一も二も無く飛びついた。そしてたっぷりの銭
をせしめ、満足げに言った。「初めて役に立ったな。」と。
 そう、俺は捨てられたんだ。親に。しかしそう思っても悲しくは無かった。や
っと殴られ蹴られ、蔑まされる生活から脱却できるんだから。その時はそう思っ
た。
 しかし現実は常に俺にカライ。周りは殆どが女の中で、しかも見事にコントロ
ールされている能力をまざまざと見せ付けられた。「潜在能力高いのにダメね」
なんて平気で言う奴らから、孤立していった。落ちこぼれた訳だ。
 そんな中で、一人だけ女なのに俺の面倒を見てくれたひとがいた。ナンバー0
105、だった。彼女は慈愛に溢れ、常に俺の味方だった。世の中を、そして自分
の能力を呪っていた俺に、彼女は「幸せになるための力なの」と優しく説いてく
れた。
 彼女自体もその容姿から皆に疎まれてきた過去があったようだ。勿論俺と同じ
く親に売られてきたと言っていた。自らの能力を何に使うかわからないこの施設
での訓練に、徹底して拒否の態度を貫いていた。しかし行くあてのない身では甘
んじてその訓練を受けるしかない。それでも女性である自分には、訓練自体が耐
えられないと悲しそうな表情をしていた。
 ここでの訓練、言って見れば如何に能力を引き出し、コントロールし、使える
ようになるか、だ。女性には耐えられない訓練、それはセックスだった。
 どういう事なのか、無学な俺にはわからないが、感情と理性が混ざり合い精神
が高ぶった状態が最も能力を発現しやすいらしい。そしてパワーも搾り出せるら
しい。女性の場合、オルガスムスが長く取れる事もあって、能力を開放しやすい
らしい。男はその点パワーはあっても持続できない。
 0105は、定期的にセックスを強要される事を嫌がった。当たり前だろう。それ
でも完全に管理されている俺たちには拒否権はない。彼女は自分の能力を強引に
閉じ込めた。そして人形のように耐えていた。
 俺は0105が好きだった。その容姿、アルビノだと言っていたが、白い髪に白い
肌、赤い目は俺の心を掴んで放さなかった。勿論身体だけじゃない。その魅惑的
な身体が無くても、優しい心に最も惹かれていたのだから。
 ある日事件は起こった。俺の能力が各国の研究所で扱われている奴らより、数
段高いレベルだと分った時、争奪戦が繰り広げられた。どこの国かは知らないが、
特殊部隊が突入し、研究施設をめちゃくちゃにしていった。当然俺は、別室に連
れて行かれていたが、そこにも突入してきた。俺は首に痛みを感じると直ぐに昏
倒したらしい。それ以後の記憶は無かった。後から所員に聞かされたのは、俺を
奪還するため多くの血が流れたということだけだった。
56luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:27:17 ID:hkaSYiFG
 それからは、地下深く隔離され、様々な薬物を投与されながら訓練が行われる
毎日だった。男性の訓練は女性と異なり、セックスでなはく精神集中の為の修行
のようなものだったが。
 当然0105とは会えない日々が続いた。

* * * * * * *

「今日も訓練ですか?所長」
 被験者としていつも訓練の前には薬物が投与されていた。その際にはベッドで
寝ている。目の前にいる男を俺は所長と呼んだが、本当に所長かどうかは知らな
い。本人が「所長と呼べ」と言ったからそうしているまでだった。年は30代後半
か?やせぎすで目つきだけやたらぎらついている奴だ。
「いや、今日は違います。0106号君、君は自分の価値が分っているかい?」
 そういうと所長はアンプルを取り出し、注射器にセットした。
「さぁ、価値なんてあるか判らないです。モルモットくらいはあるんですかね。」
 軽く憎まれ口を叩いたが、所長は気にするようでもなかった。妙な余裕がある
のが憎らしい。
「実は前々から上の方からせっつかれててね。君の「実用化」はまだなのかって
ね。年間君だけに数億という金を使ってるんだから無理も無いけど。で、ついこ
の間、人事異動があって、母体組織の首が挿げ変わったんだ。それで君に関する
話が出てね。」
 話しながら所長は俺の首筋に薬剤を投与した。ちくっとする痛みが感じられた
がその後は変化がない。
「…話の内容知りたくないか?」
「はぁ、どうなったんですか。」
 俺ははっきり言ってどうでもいいと思っていた。今にして思えば大馬鹿だった
が。
「君は廃棄処分に決まったんだ。」
 廃棄処分?それって捨てられるって事か?え?今の注射ってもしかして。
「ああ、慌てなくていいよ。毒物じゃないから、今の注射は。少しばかり眠って
てくれ。オペも直ぐ、というか君は寝てるだけだから、ちゃんと終わるよ。」
「オペ? どういう、事、なんですかっ?」
 次第に俺は自分の手足がしびれ、言うことを聞かなくなるのを知った。だから
と言って抵抗しない訳じゃない。まだ自由になる胴体部分をゆすってベッドから
落ちようと画策してみた。
「おいおい、危ないね。」
 所長は俺の肩を掴むとベッドに押し付けてしまう。細そうなのに意外と力が強
いじゃないか。
「…君に年間数億も使うより、もっと発掘に力を入れろって事なんだ。君はもう
必要ないから殺せという話なんだ、端的に言うと。でも、我々所員は君の能力を
高く評価しててね、今後君のような能力者はでないかも知れない。だから一計を
案じたんだ。」
 もう、俺は殆ど動けなかった。意識も次第に朦朧としてきた。しかし、何か重
大な事を言いそうだと確信し、なんとか飛びそうな意識を繋ぎ止めた。
「これまでの研究でね、やはり脳が力を出しているのが分った。ただそれに女性
ホルモンや男性ホルモンが如何に関与しているかは、まだ研究中だ。そこで、君
を死人に仕立てるのと一緒に、女性に脳を移しちゃえって言うことになった訳だ。
脳移植して君の能力が失せても仕方ない。その時は再度廃棄処分にすればいいし。
女一人どうにでも処理できるだろ。成功したなら、これまでの男性能力者を全て
女性化させれば、最強の集団が作れる。君のために費やした経費なんて安いもん
だ。」
57luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:28:56 ID:hkaSYiFG
 「こ、の、悪魔めっ、基地外やろう!」と叫んだつもりだった。しかし既に意
識は飛び始め身体の筋肉もどこに繋がっているのかさっぱり分らない。
「身体は君が気に入りそうなものを用意したよ…。」
 そこまで聞くと、悔しさにおかしくなりそうな俺の意識は、真っ黒なタールに
どっぷり浸かったように、沈みこんで行った。

* * * * * * *

 目が覚めると、高い、白い天井が見えた。身を起こそうとしたが身体は言うこ
とを聞かない。目だけを動かすと左腕に点滴が刺さっている。上から下がってい
るバッグは半分近くが体内に流れたことを示すように萎んでいた。
 右の方には心拍モニターだと思うが、機械が置いてある。
 不意に眠る前の事が蘇った。俺は、どうなったんだ?女にするって言ってたが、
本当にそうなっちまったのか?俺は恐怖で呼吸が速くなってきた。息苦しい。
 ふと目に入った胸元が、それまでの俺じゃない事を物語っていた。なんかある。
二つ。益々呼吸が速くなってしまった。手が痺れてきた。指が反り返り痙攣した
ようになっている。どうしちまったんだ、誰か助けてくれ。苦しいんだ。
「………!」
 どうなってるのか、叫ぼうにも声が出ない。空気が声帯を振動させてくれない。
なんでだ?!この身体はどうなってるんだ?
「あ、0105号目覚めましたよ。パニックになってるようです。」
 看護士、頼む、冷静に俺を診るな。何とかしてくれ。助けてくれ。
 助けも呼べない。何もしてくれない。俺は涙が出てきた。
「大丈夫よぉ。これをつけて呼吸しましょう。はい、そんなに浅く速くじゃなく
て、ゆっくりね。」
 あほか、ビニールの袋なんか口につけるな窒息しちまう。殺す気か?…………
………あ、楽になってきたか?
「あなた、パニックになって過呼吸症候群になってたのよ。酸素って身体に入り
すぎると毒になるのよ。」
 そうか、そうだったのか。過呼吸症候群てなんだ?
「あ、所長。」
 扉から所長が入ってくるのが見えた。俺は何とか身体を動かそうとしたが…。
無理だ動けない。
「あー、そのままそのまま。何がしたいか良くわかるよ。目を見ればね。君、ち
ょっと外してて。」
 看護士、行くな、頼む、こいつと二人きりは嫌だ。
「はい。NSにおりますので。」
 俺も所長も看護士が出て行くのを見送った。俺と所長では心情が全然違うだろ
うが。
「さて。まだ神経が繋がって間もないから分らないだろうが、無事オペは終了し
たんだよ。目出度く女になった訳だ。どうだい?感覚はってまだ分らんか。」
 ちくしょう、やっぱりこの二つの山はおっぱいかよ。元に戻せ。
「そう、それは乳房だね。うん、いい身体してるよ、今の君は。元の持ち主は反
抗的だったからねぇ。あ、君の身体は上の奴らが処分したよ。無事、君は「廃棄
処分」となった訳だ。だからもう戻れんよ。」
 そんな重大な事を簡単に言ってくれるな。くそっ泣けてきた。
「その顔で泣かれると中々そそられるが、ね。さて、今の君の身体、誰のだと思
う?」
 そんなの知るか。声も出ないのに答えられるか。
「…分らんかな。君の愛情ってそんなものだったのかねぇ。」
 …え?愛情?ちょっと待てよ、所長…。
「この輸液バッグ、番号書いてあるだろ?さっきの看護士も番号言ってなかった
かな?」
 バッグには…0105号?俺は0106だぞ。0105は彼女の番号だ…。看護士は…0105
号と言ってたか?そんな、馬鹿な…。
「うん、答え分ったようだね。ちょっと遅いかな。そう、君の身体は0105号のも
のだ。彼女ねぇ、「もう、身体を許すのは嫌ですっ、協力なんてしません。」っ
て言ってね。自分のPKで心臓止めちゃったんだよ。」
58luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:30:27 ID:hkaSYiFG
 まさか、そんな…なんて事だよ…。
「君も彼女も好きあってただろ?彼女死んだからね、この計画を思いついたわけ
だ。君の身体には彼女の脳が入ってて、もう処分されたろうね。そして、我々は
君という無限大の能力者とその入れ物を手に入れた訳だ。」
 どんな説明されても、彼女の姿しか思い出せない。彼女の声、髪、しぐさ…。
もう、二度と会えないのか…。なんで相談してくれなかったんだよ。
「まぁ、これから実験や訓練は君に引き継いで貰うし、身体が動くようになるま
ではPKの練習でもしててくれ。あ、そうそう、声だけどね。」
 お前ら、人の人生めちゃくちゃにしやがって。これ以上なにしようって言うん
だ。
「あんまり0105が罵詈雑言吐くからね、オペで声帯取ったんだよ。君にはちとつ
らいかも知れんが、テレパシーの訓練だと思えば安いもんだろう?」
 ふ、ふざけんなぁっ、彼女の声帯取ったって?人間の尊厳踏みにじりやがって
ぇ。お前ら絶対に殺してやるっ。
 俺の身体に変化が起こった気がした。これまで味わったことの無い、頭から、
下腹部へ力の渦が集まる感覚。昔一度だけこれに近いのがあったけど、こんなに
大きな渦が出来なかった。その集まった力を一気に所長に向かって解放しようと
した。が。
 ぎゃあああ、痛い痛い頭が割れる、痛いぃっ!
 眉ねを寄せ、目をしっかり瞑り歯を食いしばった。苦痛に顔がゆがむ。神経の
繋がり切っていない身体なのに、俺の、いや、彼女の身体は「ビクン」と震えた。
「おおっ、早速能力を出せるようになったか。やはり我々の考えは当たってたん
だな。」
 満足そうに機器を見つめてやがる。能力を計測する機械でも作ったのか?
「君にはね。移植ついでにリミッターをつけたんだ。もし能力全開でこられたら、
こっちの身が持たないだろ。あまりにでかい力を使うと、痛覚神経に直接信号送
るから、死ななくても狂うかも知れない。あまりして欲しくないね。」
 お、お前がつけたんだろうが。他人事みたいに言うなあ!
「さて、状況説明もしたし、そろそろお暇しよう。あ、そうそう。君と彼女は生
体の適合値が高かったんだが、完全じゃない。そんなのあり得ないからね。今、
我々が開発した新規の免疫抑制剤使ってるから、死ぬことはない。ただ。ここか
ら逃げ出したらその薬剤も手に入らない。分るだろう。これは我々の保険なのさ。
あと一日くらいで神経も繋がるだろ。動けるのは明後日からってとこかな。じゃ
あね。」
 勝手に来て勝手にしゃべって帰っていきやがった…。
 俺の身体はもうない。嫌な奴だが、嘘だけはつかない。この身体は0105の、リ
サのもの…。リサ、なんで自分から死んじまったんだ…。
 俺は、自分の身体が女になった事より、0105号がリサが死んだ事がショックだ
った。悲しかった。今の俺には泣くしか出来ない。声も出さずに。
 悲しみと共に怒りが、再び大きくなってきた。負の力が、また下腹部に集まっ
てくる。むやみにその力を解放せず、小さく、細かくその渦をパイプ椅子にぶつ
けてみた。
 大きな音と共に、椅子が倒れる。頭は痛くない。この位なら付加は掛からない
のか。じゃあ、このベッドは?
 うぎゃあああっ!痛いたいいたいい。はぁはぁ。これは、だめだ。どこが境界
線なんだ。これじゃここから出られない。はっ?
「0105号、どうしたの?」
 看護士が飛んできやがった。どうしたもなにも椅子を倒しただけだろ。見りゃ
分るだろうに。
「あら?椅子が…。0105号がしたの?すごいわねぇ。」
 すごいことあるか。俺は、俺たちはそういう「バケモン」なんだから。
「…あたしね、0105号の事すっごく素敵って思っててね。前々からお世話したか
ったのよね。」
 …は?
「髪も肌も綺麗で、凛とした雰囲気が好きだったの。ふふっ。今、お世話できて
ラッキーだわ。」
 お前、目の色変わってるぞ。あまり寄るなよ。いや、ちょっと耳元で囁くな。
「明日になったら、多少動けるようになると思うから。今の内に少し、ね?いい
でしょう?」
59luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:32:17 ID:hkaSYiFG
 いいでしょう?って何がだ?ちょ、待てっ、おい、胸さわんな。俺だって触っ
たことないんだっ。あっ、うぅ、なんだ?これ感じ方が…。
「あ、ちょっとビクってしたわね。もう神経繋がり始めてるのね。すごいわ。じ
ゃぁ、もう少し良くなってね。」
 頼む、もう、止めてくれっ。この身体をおもちゃにしないでくれっ。あ、やめ、
はぁ…。女の身体ってなんだってこんなに…?ううっ、動けない事いいことにい
たずらするなぁ!
「動けるようになったら、訓練されちゃうでしょう?0105号が男に良い様にされ
てるなんて、あたし耐えられない。だから、それまで…。」
 あぅぅっ、やめ、て、くれ。感じてしまう。リサの身体で、嫌だ。頼む!はっ
?くんれん?俺は男と、男に犯されなくちゃならないのか?いやだ、いやだ、男
なのに男になんぞ犯されたくないっ、リサあ!助けてくれぇ!
 身体は正直だ。多分、リサは何度も何度も「訓練」と称し、犯されたんだ。俺
にはそんな事おくびにも出さず、微笑んで…。今、このトンでもなく感じまくる
リサの身体が、俺にそれを告げていた。余すところ無く開発されまくったリサの
身体…。悲しかった。そして感じてしまう自分が情けなく、涙が溢れてしまった。
「泣くほどいい?…それとも泣くほどいや?」
 間抜けな質問しやがる。泣くほどいやに決まってるだろう?女なら無理やりさ
れたらいやなの位分るだろう?
「…じゃ、こっちに聞いてみるね。こっちも泣いてたらOKでしょ?ね?」
 こっちてどこ…。腰に風が?あ、止めろ、そんなとこ触るな、パンツ脱がすな!
足広げるな!リサを汚すなっ!
 俺は無意識に力を使っていたようだった。そう、リサの身体をおもちゃにされ
たくない一心で。
「な?!キャーっ。」
 看護士を突き飛ばす位の力だったが、幸い痛みは感じなかった。良かった。看
護士はそのまま壁まで飛ぶと、頭をぶつけたのか起きてこない。まぁ死んではい
ないだろ。
 看護士、多分五十キロくらいか、そのくらいまではPKで弾き飛ばせる。リサの
身体とベッドは無理だったから、頭痛を生じずにPKが使えるのは五十〜七十キロ
の間くらいだ。ここまでされて分ったのがこれだけとは。
 しかし、叫び声を聞きつけて他の看護士が来ないとも限らない。この格好は、
ちょっとまずいか…。
 俺は意識を集中した。自分の、というかリサの身体に力を使ってみる。広げら
れた自由にならない足をゆっくり閉じてゆく。何とかできた。次は…パンツを上
げよう。するするとパンツが足を滑っていく。あ、尻に引っかかった。腰を上げ
させるとするっと元の位置に戻った。
 これまでこんなに能力を使ったことが無かった。俺は精神的に疲れて来てしま
っていた。しかしもう一つだけ、試したい事があった。確かベッドにはキャスタ
ーが付いていたはず。もう一度集中し、ロックを外す。そしてゆっくりと力を使
うと、ベッドが動き始めた!
 ここで想定外の事が起こった。そうだ、俺は点滴をしてたんだ。バッグが釣っ
ているものが(俺には名称がわからない)引っかかり大きな音を出し倒れてしま
った。
「う〜ん…。」
 やばい、あの変態看護士が起きてしまう。どうしたら…。
「0105号…、酷いわね。あたしの事蔑ろにするなんてっ。」
 そりゃ違うだろう。お前が俺とリサを蔑ろにしてるだろう?
「もう容赦しないから。何言っても聞かない。」
 そういうと看護士はまた下半身に手を伸ばしてくる。折角穿いたのに。俺の方
ももう限界だ。
 その時扉が開いた。俺にとって救世主となるのか?
「あ、なにしてるの!0105号は特別なんだから手を出したらだめでしょっ。」
 ナースキャップにラインが入った婦長が入ってきた。取り合えず助かったか…。
「あたし何もしてないです。所長から尿の採取を仰せつかってるので、尿瓶で採
ろうとしてただけですよぅ。」
60luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:33:51 ID:hkaSYiFG
 …二の句が告げない。よくこんな嘘がすぐさま出てくるよ。
 婦長は若い看護士を一睨みし、彼女を室外へ追いやった。静かに毛布を掛けな
おしてくれる。
「さ、いいでしょう。0105号、明日からリハビリと訓練が始まりますから、今日
だけはゆっくりして、体調を整えてください。」
 そういうと、婦長は直ぐに退出しちまった。俺は疲れから目を瞑った。この瞼
も目も、リサのものなんだな…。
 明日からの日々を考えると身の毛がよだつ。犯され、能力を研ぎ澄ます。何人
もの男に嬲られる。冗談じゃない。この身体を好きにはさせない。
 しかし、どうしたらいい?今は、恐らく明日も満足に身体は動かせない。能力
も強い力は封じられてる。おまけに免疫か…。薬が切れれば死んじまうんだろう。
くそっ。方法はないのかよ…。
 考える事はたくさんあったはずなのに、能力を使いすぎか、目を閉じたまま俺
は寝入ってしまった。

* * * * * * *

 翌日、朝日に起こされた俺は、逃げる算段を始めた。
 寝たおかげで頭ははっきりしている。精神的にも活力がみなぎっているのが分
る。所長は今日には神経が繋がるといっていた。腕を動かしてみる。お、何とか
動くな。指はちょっとまだ麻痺してるようだが。お次は足だ。どうだ?む、これ
もなんとか上がるな。これで起き上がれるかだが…。ベッドに腰掛けるような体
勢まで持ってこれた。しかし時間がかかり過ぎるか。
 昨日ロックを外したままにしていたベッドを、ゆっくりと、慎重に扉まで動か
した。点滴は前もって外した。昨日の経験は活かさないとな。
 よし、扉を開けて。一気に逃げてやる。免疫の件は後から考えよう。
 扉の向こうがどうなっているか、透視なんてやった事がないから分らん。思い
切ってあけた。
「!」
「おや、0105号。おはよう。わざわざ出迎えてくれたんだねぇ。」
 所長、が、目の前に!くそ、黒い感情が渦巻く。その力をセーブしながら所長
にぶつけようとした。が。
 瞬間、俺は硬直してしまった。身体もだが、意識が。所長がこぶしを握り手を
振り上げたんだ。俺は幼い頃からの虐待が、身体全身に、精神に作用するのが分
った。
「ふふん。君のこのトラウマがある限り、我々にはむかう事など考えない方が身
のためだろ。」
 俺は、自らのトラウマを憎悪しながら、なす術もなく震える身体に絶望を感じ
た。このままいいようにされてしまうのが悔しかった。
「おい、0105号を丁重に連れて行きなさい。訓練を始めるから。」
 背後にいたマッチョな男が、俺の手を引きベッドから下ろす。まだ足の感覚が
ない俺のリサの身体はよろけ、そばの男につかまってしまった。見上げると下卑
た笑みを浮かべている。
「…たっぷり可愛がってやるよ。能力が上がるまで何度でもな。」
 耳元で囁かれ、俺はこの後のシーンを頭に描いてしまった。刹那、目の前が暗
くなる気がした。しかし、身体は何故か熱くなってくる。下腹部にジンとして、
何かがこみ上げて来た。これは、歓喜なのか?リサのアソコが熱く潤ってくる。
 どうしてだ?リサ。こんなの、おかしいだろ?これから犯されるっていうのに。
なぜ、濡れてくるんだ?

* * * * * * *

 そのまま引きずられるように別室に連れて行かれる。俺自身長い事この施設で
過ごしてきたが、この区画に来るのは初めてだった。
 狭い廊下の右手に部屋がいくつも並んでいる。がっちりした作りの扉は、そう
簡単には破れそうもない。男でも無理なら、今のこのリサの身体じゃ絶対無理だ。
 リサの身体が覚えているのか、震えが走る。恐怖と嫌悪と歓喜。震えながらも
内腿はアソコから分泌された粘液でヌルヌルになってやがる。
 どこかで期待しているのか?そんな馬鹿な。
61luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:35:12 ID:hkaSYiFG
「ほれ、これからお楽しみ、じゃないな、訓練だぞ。うん?なんだよ濡れ濡れじ
ゃねーか、待ち遠しいのかよ。この淫乱が。」
 そう言いながら、手を股間へ伸ばしてきた。
 うあっ、触るなあ。やめろ、やめてくれっ。ああっ。身体が、あついっ。あつ
いっ。
 俺の口からは吐息しか出てこない。叫ぼうにも懇願しようにも声帯がないんじ
ゃどうしようもなかった。
 クリトリスを転がされると、どうしようもない程の快感が襲ってくる。男とは
全然違う感覚に翻弄されてしまう。
「なんだぁ?いいのか?目がとろんとしてきちまったな。0105号、お前以前より
感度良くなってねーか?」
 そんなはず無いだろう?!違うっこれは身体が勝手に…。
 口を動かすが音が出ない。悔しさで涙が溢れてきた。その間にも股間を蠢く手
は容赦してくれない。どろどろに溶けた俺のソコに、立ったまま、指を入れてき
た。ぐちゃっと濡れた音が聞こえた。
 ああああっ、腹んなかがっ、なかがっああ。あっあっ。かき回さないでくれっ
もうやめてくれぇ!
「こいつ涙流しながらよがってるぞ。へへ、もっとよくして足腰立たなくしてや
るよ。」
 男は、俺の表情を見て益々欲情したようだった。
「0105号、止めて欲しいなら「声」を出さなきゃね。空気を振動させるんだよ。」
 後ろから所長が声を掛けてきた。しかし俺にはどうしていいかわからない。
 どうしろっ、て、いうんだ?ああっいいっ、こんなっこんなっ嵐みたいなっう
あ、はあああっ。意識が、集中できないっ飛んじまうぅぅ。
 立ったまま腕をつかまれ、足を広げられて力も入らない。二本の指がぐちゃぐ
ちゃと俺の中を行き来して、集中力をどんどん削り取っていく。
 もうっもうっ耐えられ、ないっ、あっいやだっなんだ、いやだっああっ!
 どんどん高みに連れて行かれていく感覚に襲われ、俺は怖くなった。どうなっ
てしまうのか、女の身体でエクスタシーを感じたらどうなるのか、未知の恐怖が
頭を過ぎる。
「あ、0105号、最初にイク前にどんな風でもいいから「声」を出せたら、今日の
訓練は終わりだから。はい、がんばって。」
 所長の声は明からに俺を嬲って喜んでやがった。もう、イク寸前でそんな事を
言われても戻れない。
 高ぶった感覚は抽送を繰り返す指の動きに神経を集中させ、その動きから紡ぎ
出される快感を存分に堪能している。終わりが近かった。
 ああっ、これが、あっ、いいっ、もっだめっだっ、あああああっイクぅぅうう
っ!
 大きく身体をそらし、ビクビクと痙攣が走った。頭の中は真っ白になっちまっ
たようだった。俺はただ恐怖を感じるくらいの愉悦に、身を任せてしまった。
「おほっ、すっげーイキ方だな、0105号。さすが淫乱能力者だ。指が食いちぎら
れるかと思ったぜ。」
 俺の中を抉っていた男が、こいつも嬲るように羞恥心を煽るように、耳元で囁
いた。俺の身体、リサの身体はそんな事でもゾクゾクと快感に変換していやがる。
 ああぁ、ちくしょう…。男に、男なのに…イカされちまった…。
 屈辱感が俺を苛んで行く。男だというプライドなんぞ、ずたずたになった気が
する。
 腕を掴んでいた手から力が抜けると、俺はがっくりと冷たい床に膝をついた。
男の指はそれでも俺の中に入ったまま。
「んー、0105号、全然ダメだな。今日の訓練は特別時間延長することにしよう。
じゃ、私はこれで。」
 朦朧とした意識の中で、所長が言った言葉を反芻する。
 時間延長、じかんえんちょう?ま、まてっ、待ってくれ、これ以上されたら…。
「ふへへっ、時間延長だってよ。0105号嬉しいだろ?次は俺も気持ちよくしても
らうからな。」
 股間に挟まった指をグッと曲げてくると、腰から快美感が体中を駆け巡る。そ
のまま指が入った状態で抱きかかえられベッドに運ばれた。
 ああ、指、抜いてくれ。もう、止めてくれ。頼む。これ以上は無理だ…。
62luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:36:52 ID:hkaSYiFG
 声にならない言葉を、口から吐く。涙目で懇願したが、それは間違いだった。
そう、俺は男の心に火をつけてしまっていた。
「なぁんだぁ、口だけぱくぱく動かしても聞こえねえよ。鯉か?そんな濡れた目
で見られたら、益々勃起が激しくなっちまうぜ。ほれ。」
 そういうと、しっかり俺の膣にはまり込んだ指をグポっと抜き、これ見よがし
にパンツを脱ぎ捨て、俺の目の前に二十センチはあろうかというペニスを出した。
俺は自分の顔が恐怖に歪むのを感じた。
 あ、そ、そんなの入らないっ絶対無理だっ裂けちまうよっ。助けてくれっ。
 あまり言うことを聞かない手足を使って後ずさる。どうにか抗おうと無意識の
内に能力を使ってしまった。
 うああああっ、痛いあたまがわれるぅうっ。
「なんだ?ああ、能力使っちまったのか。しょうがねぇ奴だな。今助けてやるよ。」
 あ、たすけて、くれるのか?このいたみからかいほうして…?
 俺の考えは甘かった。この男の助けるは開放してくれるという意味じゃなかっ
た。
 頭を抱えベッドで転げまわる俺の足を強引に掴み、広げてくる。俺は頭の痛み
で訳がわからなくなっていた。どんな体勢かも理解できていない。
 男は百二十度くらいに広げられた足の間に入り込むと、おもむろに顔を近づけ
トロトロになっていたソコを舐め上げた。
 ?!!!あ!あ〜〜〜〜っ、や、やめて、くれ。また、白くなるぅう!
 会陰部からベロリと舐め上げ、大量に分泌している愛液をぴちゃぴちゃと音を
立てて舐め取っている。そのヌメッた感触に背筋がゾーっとしたが、次の瞬間に
は快感に変わった。リサの身体は敏感すぎた…。
 あうっ、あ、いやだっ、感じすぎるっ、やめっ。ああっ!
 熱い息が俺の口から洩れる。「声」を出すどころではなかった。何とかこの痺
れるような快楽から心を切り離したかった。
 男は言葉も無く俺のソコを舐め続ける。ゆっくり、時に早く。触れるだけかと
思えば舌を押し付ける。その微妙なテクニックに俺の、リサの身体は応えまくっ
た。そして次第に俺の心も。
 あ、あ、いいい、そこが、もっと、強くっ、激しくっ、してくれっ。あはっ!
 腰が自然に動いてしまった。もっともっとと、自分から感じるところに男の舌
を誘導してしまう。最初男の頭をはがそうとしていた腕は、今は髪を掴み股間に
引きつけていた。
 もう、だめだった。俺の心が、リサの身体に負けた。快楽を求めどうしようも
無くなってきていた。
「おう、どんどん淫乱になってくるな。やっぱお前はそういう奴なんだよ。」
 満足そうにそういうと、ぴたっと舐めるのを止めてしまう。
 俺は無性に切なくなってしまった。もっと舐めて欲しい。もっと気持ちよくし
て欲しい。さっきとは違った、潤んだ目で物欲しそうに男を見つめていた。
 男は黙ってにやりと笑うと、俺の脚を掴んで自分の肩の上に乗せる。これが何
を意味しているか俺にもわかった。そして、期待してしまっていた。
 あ、あ、くるっ、俺の中にあれが、入って……。
 ゆっくりと腰を進めてくると、長く太い男のペニスが俺の下の唇に触れる。俺
の身体はそれだけで電気が走ったように震えた。
 あ?!
 無骨な指で無造作に割れ目を押し広げられた。十分に小陰唇が開ききっていた
とは言え、膣口が露わにされると空気が当たってヒヤっとする。
 よだれをだらだら流している膣口に、肉の凶器の先端が「ぴとっ」と触れた。
そのまま上下に擦られると堪らない快感が、また新たに生まれてくる。
 亀頭がクリトリスに触れると、俺の身体は男の腹の下で大げさに跳ねる。その
まま下ろされた亀頭の先端が膣口に戻ると、また跳ねる。その様を楽しむように
男は俺を弄んだ。
「そろそろ触診してやるよ。」
 もう、快感で意識が朦朧とし始めている俺に、そんな事を言っていたが、俺に
はよく聞き取れなかった。むしろ早くこの切ない状態から脱したい、それだけだ
った。
 はやくっはやくぅ、何とかしてくれぇ、もっときもちよくっああっ。
63luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:38:39 ID:hkaSYiFG
 ぶるぶる震えている俺の中に、ゆっくり棒が入ってきた。熱く、硬い肉の棒は、
にちゅっと音をさせたかと思うと、ゆるゆると俺の身体にもぐりこんでくる。
 あついっ、な、これ、すごい、さけるぅ!
 内臓が口から出てくるような圧倒的な圧迫感。しかしそれさえも気持ちよく、
俺はよがりまくった。
 うはああっ、いいっ、すごっ、いいっ、ふとくて、かたいっ。ああぅっ。
 どこまで入っているのか検討もつかない。それでも進んでくるうちに、性感が
高まってくる。入ってくるだけでイキそうだ。
 ああ、もう、いやだ、いやだ、たまらないぃ、イク、イク、あああああっ!
 ビクビクと膣だけでなく、身体全体が痙攣する。首をそらし、背中をそらし、
首だけで体重を支えているような感じ。俺の手は力は弱かったが、しっかりと男
の背中に手を回していた。そしてイってしまった。男もそれがわかったようだ。
「ははっ、挿れただけでイってやがるっ。全く淫乱だよ。その身体がお似合いだ、
0106号さんよ。」
 二度もイってしまい白くなった意識のどこかで、その声が聞こえた。今、なん
ていったんだ?
 ぐったりとした俺の身体には構わず、尚も進行を続けている男の顔を、思わず
見てしまった。
「ふふん、知らないとでも思ったか?男のくせに女の快楽むさぼりやがって。元
からお前はそういう奴なんだよっ。」
 そう言うと男は強引に膣奥まで、子宮口まで一気にペニスを突き込んできた。
俺はその圧迫感に顔を歪ませた。
「ほら、感じるか?ちんぽ突っ込まれて、よがってるんだよっ、お前はっ。自分
の好きな女の身体でっ。ほれっいいんだろっ?言ってみろっ!」
 猛烈な勢いで硬く太くごつごつした肉棒を出し入れしてくる。そこから脳内へ
与えられた信号は全て快楽として処理されているみたいだ。
 そんな、俺は、いやだっ、違うっ、むさぼってないっ、よがってないっ、違う
んだっリサっ助けてくれっ、そんな目で見ないでくれっリサあああ!
 俺は出し入れされる度にイかされ続けた。呼吸も満足に出来ない。だがその苦
しささえ快感に感じていた。
 声を出し止めて欲しいと懇願したかった。しかし声はでない。「声」を出さな
ければ、この拷問にも似た快楽の地獄は終わらない。俺は快楽でコントロールし
づらい能力を何とか絞りだそうとした。
「おおっ、なんか考えてるな?そんな事は無駄っ無駄あっ!」
 男は中腰になり、より深く俺の腹の中に入り込んでくる。ぐりぐりと子宮が圧
迫され、亀頭がゴツゴツと子宮口を叩くたびに、より大きな波が俺を襲い、集中
を妨げた。
 〜〜〜またっくっ、いくっいくっひっあああ〜〜っ!
 連続して襲ってくる絶頂が、俺の意識を違うところへ持っていこうとする。そ
れでも小さく力の渦を作る事に成功した。
 周囲の空気を振動させる。オオンと変な音が俺の耳に届いた。
 やった!俺は「音」を作るのに成功したんだ。
「なんだ?まだ集中できるのか?呆れた奴だよ、この淫乱男女がっ、変態野郎が
っ!」
 尻の下に大きな水溜りが出来、結合部からは「ぐちゃぐちゃ」「ぬちゃぬちゃ」
としきりに湿った音が聞こえている。男はその結合部に手を入れ、激しい抽送と
一緒にクリトリスを摘んできた。
 !!!いぎぃいっ!!やめっ、そんなっまだっ!!まだいぐぅううっ!!!
 折角作った渦は瞬く間に消えうせ、変わりに痛みにも似た快楽の渦が、俺を支
配していく。与えられた快楽をどうにかしたいと、感じなくしたいと、白い髪を
振り乱しながら首を振ったが効果は全くなかった。
「うんむぅ、そろそろ、俺も限界だっ、中出ししてやるぞぅ、光栄に思えよっ。
おおおおっ。」
 ううああああっ、やめてくれっ、リサに出さないでくれっ、俺に出さないでく
れぇっ!
 俺の中で暴れ狂っている肉棒が更に太くなった気がした。いや、ストロークの
度に太くなってくる。太くなったカリの部分が膣壁をゴリゴリと刺激しながら愛
液を掻き出す。そして思い切り強く突きこんできた!
64luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:39:47 ID:hkaSYiFG
 やめてくれっ、離れてっ、あ!?あついっ!あっなっ中でイクなああっ!外で
イってくれえええ!
 びしゃっと身体の奥の方で、何かがひっかけられる感触。ビクビクと肉の棒が
痙攣する度に熱い物が俺の体内に染み広がってくる。
 ぅああ、おれは、おれのからだが、りさのからだが…。
 射精を身体で受け止めた時、感じたのは絶望だった。女の身体になり、女とし
て快楽に咽び、イカされ、精液を流し込まれた。俺は、もう、男じゃない、のか。
 男にイカされた羞恥と屈辱感に涙が溢れてしまう。泣こうなんて思っていない
のに。これも女だからだろうか?女の身体なんて認めたくない。
「うひー、すげー良かったぜ、0106号。おっと、0105号だ。所長に怒られちまう。
今日は時間延長だからな、いくらでも相手して貰うぜ。」
 終わった、これで開放される、そう思っていた。しかし男の言葉は残酷だった。
どうしたら開放されるんだ?「声」を出そうにも集中させて貰えない。このまま
じゃ精神が参っちまう…。いや、もう、参っているんだろう。抵抗する気が起き
ないのだ。
「中出しされた時の表情よかったぜぇ〜。まだ萎んでねーだろ。な?」
 ゆさゆさと嵌ったまま身体を揺らされると、それだけで快楽中枢が刺激され堪
らなくなってくる。
 あぅん、もう、やめてくれ。やめてくださいぃ…。
 力の入らない身体で、何とかもう一度集中してみる。快楽の渦と能力の渦を下
腹で混ぜてみた。
 ぶおーん、と蜂でも飛んでいるような空気の振動音が耳に流れてくる。
 違う、これじゃだめだ。また、腰を使われちまう。
 案の定、男は音を聞くと、猛然と腰を振ってきた。がくがくと大きな波に弄ば
れてしまう。
 あ、また、イク、もう、もたない…。
 何度もイカされ続け、休まる事がない。身体から流れ込む快感を排除しように
も、初めて味わう女の快楽は、強烈だった。無視できるようなものじゃない。
 もう一度だけ、能力の渦を作る。小さくていい。今度は鼓膜だけを揺らすのだ
から。
 自分の鼓膜を揺らすと、低い音が出た。何とかそれを「やめてくれ」という音
節にしてみる。
 耳の中で実験をしている間中、がつがつと腰を振っている男の表情は、なにや
ら訝しげだった。
「おい、何を企んでんだよ。…ふん、俺にも考えがあるぞ。」
 じゅぽっと長大なペニスを、俺の膣から抜き取った。俺はその感覚に思わず腰
が砕けそうになる。
 息も絶え絶えな俺をくるっとひっくり返しうつぶせにした。男は俺の脚を軽く
開かせると、おもむろに腰を掴み持ち上げた。バックからする気なんだ。
 お漏らししたように愛液が出ている股間が、男の前にさらられている。空気が
流れると濡れた部位が冷たくなった。ほんの少しの間だと言うのに、愛液が流れ
へそから胸の辺りまでつーっと滴ってきた。
 再び犯される前に、何とか「声」を作りたかった。「やめてくれ」徐々に音か
ら「声」に変わってくる。早くしないと。
 元の俺の声で「やめてくれ」と作り終わった時、男が何も言わずにいきなり入
ってきた。最深部まで深々と。
 ひぃん、いきなりっ、そんな奥までっ、ああっもうやめてくれっ。
 思わず俺は鳴いてしまった。そして「やめてくれ」と懇願するのを忘れてしま
っていた。
 先ほどの嵐のような激しさでなく、ゆっくり俺の中を楽しむように、どこを刺
激するといいのかを確かめるように、突き込んで来る。一回一回の進入を微妙に
変え、それだけで俺の身体を翻弄させた。俺はいいところに当たるように、思わ
ず腰を振ってしまっていた。
 『やめてくれっ』
65luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:41:23 ID:hkaSYiFG
 男の鼓膜を震わせる。一瞬、抽送が停まったが、今度は激しく突きこまれた。
「なんだぁ?気持ちわりぃなぁ。女が男の声なんぞ使ってんじゃねーぞっ、こら
あっ!」
 あうぅ、苦しっ、なぜっ、やめてくれないっ?伝えたじゃないかっ?
 苦しい体勢だったが首を何とか後ろに回し、欲情に狂った涙目で、男に訴えた。
「あーん?なんだ?文句があんのか?女なら女の声で言えよっ。この変態がっ。」
 益々強く突き込んで来る。そうする事で俺の意識を飛ばそうとするかの様だっ
た。確かにもう、飛びそうだ。
 しかしここで諦めきれない。再び能力を使い今度は音を高くしてみる。そう、
リサの声だ。
 『やめてくれえっ』
 ある程度男は読んでいたのか、「声」を聞いても驚かなかった。
「へへぇ、やっぱお前女なんだな。声が女だもんなぁ〜。それも0105号かよっ。」
 男が背後から覆いかぶさってきた。背中に身体が当たる感触が気持ち悪い。腰
が使われるたびにユサユサと揺れる乳房に、手を伸ばしてくる。やわやわと揉み
しだかれると、胸の辺りから膣からとは違った快感が生じてきた。これ以上はや
ばい。本当に快楽に籠絡されてしまう。
「お前は、女なんだよ。女言葉使わなきゃお前が言ったって分らんだろうが。「
許してください、もうお止め下さい、ご主人様」くらい言ってみろっ。」
 右の乳房を揉んでいた手がふっと無くなった。俺は少し安堵したが、それも束
の間、今度はクリトリスを弄ってきた。
 ひっ、ひあっ、もうっ、やめてくださいっ、だめですっ、またっイクっイッチ
ャウ!
 俺はもう、心が折れかけていた。男言葉だろうが、女言葉だろうが、どっちで
もいい。今のこの状況から逃れられるなら。この快楽の地獄から開放されるのな
ら。
 シーツをグッと掴み、身体中の筋肉が硬直する。ビクビクと膣が痙攣する度、
男の槍の大きさと硬さを感じていた。
 ぼろぼろ涙が流れてきた。あまりにも気持ちよくて?自分を否定されているか
ら?やめて欲しいのにやめてもらえないから?
 『もう、やめて、ください、おねがい、します、おゆるし、ください、ごしゅ
じん、さま…』
 一音一音確かめるように、リサの声を真似て鼓膜を震わせる。俺と俺を貫く男
の鼓膜を。
「はははぁ〜。終にお前も女って認めたなあ。よく出来たぜ。所長にも言ってお
いてやるよ。じゃあ、ご褒美やるぞっ!」
 ご褒美?そんな?!約束が違うっ。もうやめてくれるんじゃないのか?
 男はペニスを抜かずに、器用に俺の身体をひっくり返す。そして俺の顔がよく
見えるように対面座位になった。
 俺は快楽を貪っている顔を男に晒す格好になった。その欲望に呆けた顔を見ら
れる恥ずかしさで、俺はリサの白い身体を真っ赤に染めていた。
「うへっ、すげー色っぺぇ面してんじゃねーか。お前実は男に抱かれたくてしょ
うが無かったんじゃねーのか?おらっ面隠すなっ!」
 あまりの羞恥に、俺はよく動かない腕でのろのろと顔を隠そうとした。しかし
その途中で腕を?まれてしまった。
『やくそく、ちがう、もう、ゆるして、おねがい』
「約束?違わねーよ。もう止めてやるよ。ただご褒美をやるって言ってんだよっ。
感謝しなっ!」
 俺の身体の体重が、繋がった一点に集中している。そして俺の身体の中で、ぐ
りぐりと子宮口をこじ開けんばかりに圧迫してくる。
 あ、もうだめっ、もう、やめて、お願いっ、いやっもう、こんなのいやぁああ

 俺の思考はどんどん女言葉になっていた。だが、俺はそれに気づかなかった。
「おおっと、俺もそろそろイクぞっ。どんなにいいか「声」出してみろっ。おら
っ俺の顔見ながらお前もイクんだよっ。」
66luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:43:09 ID:hkaSYiFG
 ずちゅぶちゅっと俺の膣から音が出ている。さっき流し込まれた精液が泡にな
って流れ出ている。そのオスの匂いと、俺のメスの匂いが混ざり合って益々興奮
が高まってしまった。
『すごっ、きもち、いい!もっとっもっとっ、ついてっ、ああっ、もう、だめっ
イクっイクっ、ごしゅじんさまっ!!』
 声の出ない口と、鼓膜を震わせる「声」がシンクロしていた。俺はもう何が何
だか判らなくなって、とにかく潤んだ目で男を見つめながら、絶頂まで身を任せ
てしまった。
 ごつごつ気持ちのいい男自身をぎゅ−っと引き千切らんばかりに絞める。それ
に負けじと男の肉棒も更に太く硬くなった。その感触がまた俺を持ち上げてしま
う。
「うらっ、二回もイってんじゃねーよ、ド淫乱がっ。俺もイクぞおおおっ!」
 びゅくびゅくびゅくっと、二度目とは思えない量が、俺の子宮に叩きつけられ
た。熱い精液が掛かる瞬間に、俺はまたイってしまっていた。
『ふぁっああっまたっいくっああああぁぁん!』
 男の顔を見ながら三度も絶頂に達し、あっけなく快楽を貪った自分の浅ましさ
とこの身体の淫乱さに罪悪感を感じ、そして身体に屈した心を蔑みながら、俺の
意識はそこで途絶えてしまった。

* * * * * * *

 …身体が変だ。腹ん中で何かが蠢いてる。ああっ、なんだ?この音は?振動は?
 ぼーっとしながらゆっくりと目を開けてみる。ここは?俺は何をしていたんだ
っけ?
 徐々に記憶が鮮明になってくる。リサの身体になった。声がでない。そして、
そして、 …俺は、俺は、あああっ嫌だ、俺は淫乱じゃないぃっ。
 俺は頭を抱えて叫んだ、つもりだった。声なんかでない。パニックに陥ってし
まいそうだったが、身体の異変に気が付いた。
 これは、ああぁ、やめてっやめてぇ。これを止めてぇ!
 既に俺の中には快感を止めてもらう為の手段が刷り込まれていた。女の言葉で
哀願する事だ。もう、男としての誇りもなにもあったモノじゃない。
 そう、俺の股間にはでかいバイブレーターがズップリと刺さっていた。動き出
してから大分経つのか、膣からはトロトロと愛液が溢れているのが見えた。
 いやっ、やめて、お願いしますぅ、ご主人様あ、もう、イキそうっ、いやああ!
 ぐりぐりと回転しながら俺の膣内を蹂躙していく。俺は簡単に高みに連れて行
かれてしまう。
「やあ、0105号、大分出来上がってるじゃないか。「声」を出せるようになった
らしいが、聞かせてくれないかな。」
 ああん、所長お、お願い止めてっ、またいっちゃううぅ。
 トロンとした目で訴えかけるが見向きもされない。
 俺は人工のペニスで二度も三度も簡単にイかされてしまう。所長の言った意味
が快感の波に飲まれた俺の脳味噌でもやっとわかった。
『ごしゅじんさまっもうだめですぅ、またいっちゃいますっ、たまらないのおお!』
 所長の鼓膜を直接振動させた。もう、女言葉に躊躇なんてなかった。もう、い
やだ。イクのはいやなんだ。
「ほお。鼓膜を振動させたんだね。良く出来てるな。ふふっ、これも訓練の成果
なんだよ0105号。この調子でがんばって能力を開発してくれよ。ほら、バイブを
抜くように能力を使うんだ。」
『所長、お願いっ、停めて、停めて下さいっ!もうこれ以上イクのはいやああっ!』
67luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:44:50 ID:hkaSYiFG
 聞こえているはずなのに。どうして聞いてくれない?なぜ、違う訓練の話なん
かするんだっ。こんなに膣内を抉られてたら力を使えないっ。ああっ。
『あっやっ、どうやって?取れない、これ取れないっ、いやあっまたっ、はあん、
いっいいぃ!』
 自分の股間に刺さっているバイブが、皮ベルトで固定されていた。外せない!
外す所がない!全て鋲止めされている。今の状態でこれを引きちぎるのは無理だ。
「0105号、外すんじゃなく、まずは止めるんだ。よく考えてみたまえ。機械が
止まるのはどんな時だ?」
 暴れまくるバイブに、俺は涎を垂らしながら、まだ指先までしっかり動かない
手で、皮ベルトを毟ったが全くびくともしない。おまけにイキ過ぎて意識が飛び
始めていた。
『とめる、きかい、はああっ、あん、あ、いやっ、そんなとこぐりぐりしないで
ぇっ!』
「まったく0105号は随分快楽に弱いな。以前だったらこのくらい簡単にクリア出
来ていたろうに。男の方が快楽に弱いのか、それとも個人差によるものなのかね
ぇ。機械はね壊れると止まるんだよ。0105号。これが最終ヒントだ。」
 そんな蔑むような目で、見るなあっ。この身体が痺れる感覚をお前も味わって
みろっ。
 欲情に潤んだ瞳には、所長の姿がおぼろげながら見えた。
『ああん、イクっ、やっ、きかい、こわすっ、ひっ、たすけて!』 
 下半身に生まれている、快楽の渦を利用してみた。構造が判らないし、どうし
たらいい?モーターを焼く?
 考えている間にも何度もイカされてしまう。どんどん膣から身体が溶けて行っ
てしまうような感覚。この気持良さに身を委ねてしまったらどんなに楽だろう?
イク事だけを考えて、肉欲に支配される…。それも、手だよな。
 まだ神経が繋がりきっていない手足は、長時間の攻めで筋力を緊張させっぱな
しだ。もう少しづつ力が入らなくなっちまってる。俺は糸の切れた人形のように
身体だけで悶えていた。さぞ滑稽なんだろう。潤んだ目に映る所長や男達はニヤ
ニヤ笑いながら観察してる。
 ちくしょう、俺を、リサを笑いやがって…。何とかして一矢報いてやりたいっ。
 俺は下腹から強制的に流し込まれる快楽の渦を、どす黒い力の渦へ変換しよう
とした。しかしバイブの甘美な刺激でなかなか集中できない。
 もう何度目かなんて判らなかったが、イッた直後からバイブの動きが明らかに
弱くなった。
『あんっ、いやあ、強くっもっとっ、えぐってくださいいぃぃっ!』
 情けない事に俺はこの刺激を強請ってしまった。この部屋にいるみんなに。感
情と、心と、身体がバラバラになっている気がした。
「おい、今の聞こえたかよ?」
「おう、全く淫乱だよ、こいつは。午前中も散々イカせたんだろ?」
「俺が二回イク間に二桁はイッテるはずだぜ。まんこから涎だらだら垂らしなが
らよぅ。」
「すっかり女にされちまったんだな。ま、ずーっとセックスだけして頭ん中書き
換えられてんだからしょうがねーか。」
「まんこからの刺激がありゃ、なんだってするぜこいつ。」
 いいようにおもちゃになっている俺の耳に、男達の嘲笑が聞こえる。なんだっ
てする。そう、なんだってしてやるっ。
 その言葉が引き金になったのか、急に集中力が増した。勿論バイブが弱くなっ
たのが大きかったが。
68luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/02(水) 23:50:42 ID:hkaSYiFG
ここまでしか出来てないのです。一人称の練習に書いたヤツなので未消化のところが多々あります。すみません。
お邪魔いたしました。
ちなみに51と53はわたしです。
69名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 23:56:39 ID:dTmz2TdH
投稿ありがとうございました。
これが今後の職人様の増加へと繋がればいいのですが・・・
ぁいまから読みますので感想は後ほど・・・
70名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 00:38:19 ID:95SF+DPm
GJです!
よければ続き書いてくだされば嬉しいです!
昔のものは続き書きにくいかもしれませんが・・・
71名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 00:40:21 ID:46TSgdfk
GJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!11
72名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 00:40:56 ID:46TSgdfk
IDまでTSw
73名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 18:11:52 ID:95SF+DPm
あげ
74名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 00:06:03 ID:xBLSUrKJ
続きに期待

age
75名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 20:55:57 ID:NfX5KMkH
あげ
76名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 19:40:54 ID:WQUP/ft9
あげ
77名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 00:43:50 ID:gUmskHos
あげ
78名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 23:53:31 ID:2RRICPcK
保守
79名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 17:20:50 ID:0wTbYEWC
あげ
80名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 23:25:05 ID:k0hR1cjh
あげ
luci様カムバーック!
81名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 23:31:35 ID:/8Z4ypFw
保守
82luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/12(土) 01:43:34 ID:+kOMwfYD
忙しさにかまけてきてなかったです。すみません。他所で連載してるのがあって、TSESPerの続きはそちらの終了後になってしまいます。並列処理が出来ないのです、ごめんなさい。
仕事もあるので年内一杯はちょっと無理ぽです。続きはちゃんと書きますのでお許し下さい。

えっと。続き書かれる方いらしたら続けて構わないです。その方のとわたしのと、パラレルな世界も楽しめると思うのですが。どうでしょうか?
83名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 22:56:17 ID:Ys26QyCA
僕には字書きの能力が無いので気長に妄想して待ってます。
84名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 01:01:50 ID:/dpYb4jX
>>82
どちらでもかまいませんよ。
続きを書いてくださる職人様は是非ともよろしくお願いします
85名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 12:55:08 ID:dzdaQOVo
>>82
その続きが出るまで、そちらの連載を読みたいので、場所を
86luci ◆m2rEvYNQbQ :2005/11/13(日) 19:58:56 ID:X5Ge/Hl2
すみません、我侭ですが。どうぞよしなに。
>>85 ヒントもなにもないでしょうが、直リンもなんなので。こうみんかんの方です。
ちょっとエロは所々に散りばめてあります。内容は良くあるヌルい話なので。
87名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 23:02:19 ID:ZP+VmebH
あげ
88吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 08:18:46 ID:pO6RoYbL

アニメ「苺ましまろ」を題材とした全26話+2のSSを一本投下します

この作品は、作中キャラ「千佳」の男性化及び他キャラとの本番表現が含まれます
それらの表現が苦手な方は読む前のご配慮をお願いします

荒れ気味な上、他職人氏の投下予告中で投下するのに気が引ける当該作品スレの替わりに
原稿用紙で百枚分に及ぶ今作品を、ここに投下させて頂く非礼をお詫びいたします  

それでは、SS「ゴハっと!」投下したします
89吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 08:19:43 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(プロローグ)「たまご」

「お姉ちゃん・・・あたし、こんな・・・お姉ちゃん・・・あたしをキライに・・・」
「ちぃ・・・キレイだよ、ちぃもちぃのおちんちんも、世界一キレイだから・・・」
「お姉ちゃんがあたしをスキになってくれるなら、あたし何でも・・・いい、よ」
「ちぃ、お姉ちゃんのここ・・・・おねがい・・・ちぃのおちんちんで、ゴハっと!」
「ご・・・ごはっと?」
「そう・・・ゴハっと!」
90吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 08:20:28 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(1)「雛と小鳥」

はじめまして、わたしは伊藤伸恵、こう見えてもハタチの短大生です
今日は皆さんに、わたしの可愛い妹達、そして千佳とわたしのすべてをお話します、
すべてを話してくれた皆のために、すべてを知るために卑怯な手も使ったわたしへの戒めのために
そして、ちぃのために

始まりは、妹の千佳がまだ12歳の小学校6年生、これといって特徴の無いのが特徴だった頃の事です
クリスマスも終わりお正月気分も抜けた冬のある日、わたし達はいつも通り千佳の部屋で遊んでいました
わたしと千佳、そしてお隣の幼なじみの美羽、五年生の茉莉ちゃんとアナちゃん、いつもの面々です
「おーい、おまえらそろそろ帰れよ、外、暗くなってきたぞ?」
いい年頃の娘達が揃って四人で部屋に集ってるのが楽しいらしく、彼女たちはなかなか尻を上げません
「アタシ、泊まってくー!、いいでしょ、おねーちゃん!」
最初に言い出したのは美羽でした、最近彼女達は皆で泊まる事が多くなりました、決まってわたしの家に、
まぁわたしが親御さん達から保護者らしき役を引き受けてしまってるので、親にも言いやすいのでしょう
「伸恵おねえちゃん、わたしも泊まりたい」 「あの、わたくしも泊めて頂いてもよろしいでしょうか」
しょうがねーなー、と思いました、茉莉ちゃんとアナちゃんまで、すでに親には伝えてあるというのです
美羽は・・・美羽はもっと簡単です、泊まりたくなったらその時に、窓の外の隣家へ叫べばいいのですから
千佳はわたしよりそれを表情に出し、困ったなーという顔をしています、まぁわたしより常識人ですから

「じゃ・・・風呂入ってこよーかな・・・・・・?」
「あ、わたしもー!」 「わたくしも、いいですか?」
茉莉ちゃんとアナちゃんが一緒にお風呂に入りたがりました、実はわたしもそれを少しだけ楽しみに
していたりもします、少しづつ、少しづつ成長を重ねる少女の体は、それへの性的な衝動など無くとも
見ていて楽しく、神々しい気持ちにさえなります、晩年に少女の裸婦画に魅せられた画家は多いそうです
「美羽は・・・・?オマエ出来れば一人では入れたくないんだよなー、イタズラするし・・・」
「ん〜、いまダメ〜・・・いま第四コーナーのドリフトを・・・・・」
「あ、あたしも、後ではいる、よ」
ゲームに夢中な千佳と美羽は風呂になど入る気はないようです、遊びに夢中の子供はそんなものです

三人で風呂から上がり、夕食もそろそろなので、わたしは保護者の強権でプレステの蓋を開けました
「あ、お姉ちゃん何すんの!」
「おまえらいい加減、風呂入れ!」
千佳の、子供の抗議にピシャリと威厳を見せました、美羽は2秒の壁を破る目前の惨事に燃え尽きています
「しょーがねーなー、じゃあ一緒に入ろ、ちぃちゃん」
「え・・・あたしは、いいよ、みっちゃん先、入って」
千佳はわたし達と一緒にお風呂に入るのを恥ずかしがります、美羽や、時にはわたしが千佳の入浴中に
乱入すると一緒に入ってくれましたが、自分から積極的に一緒に入る事はしません、わたしの思うところ
四人の中で、女としての体の成長で一番遅れを取っている千佳に、一番最初に訪れた女の自我でしょうか
そして、最近の千佳はもうひとつ、何か別の理由を秘している事を、わたしは知っていました

「い〜じゃんちぃちゃん一緒に入ろうよぉ、こないだのダイエットの時も一緒に入ったじゃん!」
「ヤダ!あ、あたし、今日は、何か体の調子が・・・・その、一人で、入りたいの!」
執拗に腕を引き誘う美羽とイヤがる千佳、アナちゃんと茉莉ちゃんはしょっちゅう起きる二人の騒動に
慣れきってますので、うんざりした顔で見ています、わたしも割って入るまでもない、と見物してました

「イヤだっていってるでしょ!」
91吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 08:21:21 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(2)「カラスの知恵」

「ちぇ〜、いいよ一人で入るから・・・もーっ、ちぃちゃんのスケベ!」
「あ・・・あの・・・みっちゃん・・・っていうかそれも違う!」
本気でキレた千佳の剣幕に圧された美羽は、空気でふくらます人形を抱えてシブシブ風呂へ向かいました
美羽の居ない部屋には千佳の叫び声で一瞬気まずいムードが流れましたが、美羽の突飛な行動に
千佳がマジギレする事はいまさら珍しい事でもないので、すぐにこの事は忘れ去られました
美羽がお風呂で遊びきって帰って来た後、千佳はそそくさと風呂に入りました、最近お風呂が短いです
皆で夕食を食べ、四人は千佳の部屋で雑魚寝、喫煙するわたしは自分の部屋、いつも通りのお泊りの夜

翌朝
わたしは寝巻のまま、揃って靴をはく四人の背中を見ていました、わたしの授業までまだ時間があります
楽しそうに駆けていく四人を送り出し、わたしは大きくアクビ、自主休講でもしようかと思っていると
玄関のドアがそっと開きました、美羽、相変わらずコイツはチャイムもノックも知りません
「おー美羽、どうした、忘れ物か?」
「ん〜、忘れ物、っていうか、おねーちゃんに話し・・・つーか・・・」
入ってくるなりもじもじしているのはコイツらしくありません、胸に秘めてた想いの告白でもあるまいし
「何だよぉ美羽!ハッキリ言えよ!時間ねぇんだから!」
そう言いながら背後のドアを閉めてあげました、言い難い事なら誰にも聞かれぬここで聞こうじゃないか
「その・・・ちぃちゃん・・・なんだけど・・・夕べの・・・・お風呂」
「あーアレか?気にすんなよ!千佳がキレるのはいつものことだろ?あのプリン喰っちゃった時だって」
「そう・・・じゃなくて・・・・ちぃちゃんのこと・・・おねーちゃん・・・・・気づいてる、よね?」
学校の勉強では劣等生な上、素行も問題児である彼女が時折発揮する鋭い感覚を、疎ましく思いました
「何のことだか・・わかんねぇよ・・・でもオマエが言うなら、何か悩みがあるのかぐらい、聞いとこう」
「お願いだよ・・・・おねーちゃん・・・・ちぃちゃんを・・・・お願い・・・アタシじゃ無理だから・・・」
「わかった!わかったからさっさと行け!もう7時半過ぎたぞ?、あの先生ジョーダン通じねぇぞ?」
わたしは笑って美羽を追出しました、だって美羽は今まで見た事無い不安な顔でわたしを見るんですから
92吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 08:22:07 ID:pO6RoYbL
ゴハっと! (3)「脊令在原」

その夜

コンコン「おーい、ちぃーっ、居るかー?」
「なーに?、お姉ちゃん」
わたしは夕食後、千佳が一人で部屋に居ることを確め、千佳の部屋を訪れました、親は遅くなるそうです
「ん、ちょっと、な?、千佳と喋りたくて、・・・んーと、こないだのお泊り、美羽が気にしてたぞー」
美羽の強引さと、時折見せるトンチンカンな気遣いに呆れた千佳の顔が、一瞬怯えたように見えました
「千佳!何か悩みがあるの、か?・・・悩みは話せば・・・・お姉ちゃんに任せて・・・つーか、言え!」
妹を相手に駆け引きをしていても埒があきません、ひとたび口を閉ざした千佳の頑固さはよく知ってます
「え・・・・悩み・・・?みっちゃんの事はいつも頭痛の種だけど、まぁ成績とか、お菓子つくりとか」
精神科医は時として黙した患者の悩みを聞き出すのに自白剤を使うそうです、スコポラミンの注射など
持ってないわたしにあるのはこの両腕と、姉妹にあると信じる以心伝心だけでした、強く肩を揺すります
「いい加減にしろ!一緒に暮らしててわたしが気づかないとでも思ってるのか?言え!言えってば!」
「お姉ちゃん・・・・ダメ・・・・言えない・・・・・あたし・・・・あっ・・・う、うぅわぁぁぁん!」
千佳は顔を伏し大声で泣き出しましたが、今夜ばかりは困ってはいられません、わたしはカーテンを閉め
回転椅子の千佳の前に中腰になり、千佳の、久しぶりに見る千佳の泣き濡れた顔をわたしに向けました
「泣いてないで、話せ!ひとりで何とか出来るのか?わたしを、お姉ちゃんを信じろ!必ず助けてやる!」
「お姉ちゃん、あたしのこと・・・キライにならない?・・・何を見ても・・・・何があっても」
わたしが「当たり前だ!」と叫ぶと、千佳は自分の膝に目を落とし黙りました、涙はもう落ちてきません
「お姉ちゃん・・・・あたし・・・・あたしを見て・・・・こんなに、なっちゃったの・・・あたしもう・・・」
千佳は腿のあたりに下がった両手の拳を握り、最近買った長めのデニムスカートをめくり始めました
CDばかり買っておしゃれに無頓着な千佳には意外な出費でした、千佳は地味なパンツも下ろしました

ダボっとした子供っぽいパンツを下ろした千佳の、女の性器があるべき所から、陰茎が生えていました
93吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 08:22:33 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(4)「PEN−GIN」

わたしは千佳の体から生えた、わたしには無い性器を眺めました、千佳はもう覚悟を決めたようです
「お姉ちゃん・・・・これが・・・・これがあたしなの・・・・・あたし、もうお姉ちゃんとは・・・・」
実はわたしは男性の性器なら何度か見た事があります、親友の紺野ちゃんとよく行く湖畔の居酒屋では
80年代のハードロックが湖面を震わせる中、いつもプロジェクターには国内外のアダルトビデオが
流されていました、飲みにいくとありがちな男性からの、時にはビアンの女性からの煩わしい誘いを
身長190センチで料理がとてもうまいゲイのママが完全にシャットアウトしてくれる居心地のいい空間で
わたし達はよく、体をズン!ズン!と震わせるウーファーに身を任せ、心地よい浮遊感覚を楽しみました
「わたしさァ・・・ちぃのコト、もっとスキになっちゃったナー、もっと見せろよ、触ってもいいかい?」
千佳の悩みをケケケと笑うには早いと思いましたが、こんな時、気のきいた文句なんて浮かばない物です
だからわたしは、冗談っぽく笑いながら本音を言っただけです
「お・・・お姉ちゃん!笑わないでっ、アタシ真剣なんだからぁ!・・・ヘンな触り方、しないでね」
千佳はきっと心の中で一番重かった、告白とその結果の悪い想像が晴れた事で、曇った顔を和らげました
目の前にある奇妙な性器はわたしが見慣れた・・・映像で見慣れたものとは少々異なりました
黒ずんで筋ばった男の物とは違い、肌の色より若干濃い象牙色、ほっそりと長く滑らかで、先には桃色の
果物のようなものがついていました、それはなぜか千佳の性器として自然と受け入れられるものでした
わたしは指でそっと触れ、壊れないようにそっと触れ、すぐ指を引っ込めました、壊したくなかったから
「今日は・・・・一緒に、寝るか?」
「うん!」
千佳はすっかり晴れ晴れとした顔で頷きました、やはり千佳にはわたしが居なければダメなようです
ひさしぶりにわたしの部屋の、一緒のベッドで並んで眠りました、今、安らかな寝顔を見せる千佳にも
きっと再び、自分に起きた事への衝撃が感情の波となり訪れます、悪夢が襲ってくることもあるでしょう
その時千佳の隣に居て、苦しむ千佳を叩き起こし、それが悪い夢だということを教えなくてはいけません
千佳の身を案じる無力なわたしが出来るのは、それくらいの事だから、わたしにできる事・・・・
そして、わたしの、したいこと・・・・・・・・・・
94吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 08:23:24 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(5)「あたしをだして!このかごをこわして!」

熟睡した千佳の深く、少し甲高い寝息が隣で聞こえます、わたしは夜の浅さもあって、まだ眠れません
眠る千佳の横顔を見つめました、千佳の寝息が速くなりました、顔が少しづつ、汗と涙で汚れていきます
「あたし・・・・ちがうの!みんな・・・・あたし・・・っじゃない!・・・行かないで!ちがうの!行かないで!」
千佳は頭を左右に振り、手足を苦しそうに動かしながら叫んでいます、寝声は悲鳴と泣き声になりました
泣きながらうなされる千佳の両肩をゆすぶり、ひどい世界から救い出してあげました、目を開けた千佳は
わたしを見て、手をのばして顔をつかみ、わたしの体を痛いくらいにつかみました、怯えた泣き声のまま
「お姉ちゃん・・・・いかないで・・・・あたし・・・・ちがうの・・・・ヘンじゃないの・・・・いかないで」
まだ夢の中に居る千佳の顔をわたしに向けました、わたしは、自分の瞳の力を信じるしかありません
「千佳!大丈夫だ!夢だ!お姉ちゃんもみんなも、どこにも行かない!わたしは、ずっとちぃと一緒だ!」
千佳の泣き顔が再び歪み、わたしに縋りつきました、怖いものから逃れるように強く、泣き震えながら
「お姉ちゃん!おねえちゃ〜ん!何でよぉ〜何であたし・・・・こんな・・・ヤダよぉ〜、う、うぇええん」
わたしは、ずっと泣き続ける千佳を撫で続けていました、千佳のたったひとりのわたし、無力なわたし
千佳は泣き疲れたのか、静かにわたしに体を預けていましたが、わたしの胸に向かってそっと言いました
「お姉ちゃん・・・ごめんね・・・・もう、大丈夫だから・・・・でも、何だかちょっと・・・眠れない」
わたしは千佳の顔を胸におしつけたまま暗い部屋に向かって呟きました、今決めた事、今したくなった事
「ちぃ、ごめん、何もできなくて、わたし・・・ちぃの出来る事、ちぃにしか出来ない事、知ってるんだ」
千佳がわたしの胸から顔を上げ、わたしを見上げました、姉を頼る瞳、わたしはもう妹として見られない
「ちぃの・・・それ・・・・もういちど・・・お姉ちゃんに見せて・・・触りたいんだ・・・・いい?」
千佳は何も疑わずゴムのゆるんだ地味なパジャマの下を脱ぎました、わたしは千佳のパンツを下ろします
わたしの言うがままに下半身だけ裸になった千佳を見たわたしの心は、もう止められそうになりません
「ちぃ・・・わたし・・ちぃに・・・いいこと・・・して、あげられる・・・・ちぃのそれにしか、出来ない事」
「おねえちゃん・・・・あたし・・・なんか・・・これに・・・なにかすると・・・へんな、ことになりそう」
千佳は未知の体験を前に不安な表情です、さっきの悪夢のことを一時忘れてくれた様子なのが救いでした
わたしは千佳の性器にそっと手を伸ばしました。手の感触でそれが小さくしぼんでいるのがわかります
ここからは経験の無い世界、わたしにあるのは居酒屋で見たAVと男子の話の盗み聞きの知識、と、本能
千佳の可愛らしい性器を指先でこね、こすり、握りました、脈動と体温を感じます、そして、それの変化
手の中の小さな性器がだんだん熱く膨らんでいきます、角度が変わり、感触は固いものになりました
わたしは千佳を安心させるために見つめていた瞳から目をそらし、薄暗がりの中、それを見つめました
千佳の性器が逞しくなった姿は、わたしの想像や映像の記憶と大違いでした、醜さのかけらもないそれ
上向く姿、男の性器特有の嫌悪感など皆無のもの、それは今では世界のどこにも無い、美しい象牙でした
「おねえちゃん・・・・あ・・・あたし・・・・こんなになっちゃった・・・・ヘン・・・・ヘンだよ・・・・」
わたしはただ、思いきり握り、こすりました、そのヘンなものがもたらす素晴らしい感覚を教えたい
「ちぃ・・・ちぃのそれ・・・・キレイ・・・・・すごくキレイ・・・・・わたし・・・・ほしい!・・・」
わたしは遂に耐えきれず、それを口の中に入れました、両手を沿え、先端を舌で転がし、唇で擦ります
千佳はわたしの突然の奇行に腰を引き、逃げる気配を見せましたが、千佳の腰とおしりをわたしの手が
しっかりと、逃れられないよう捕まえているのを知り、こわばっていたカラダをわたしに委ねました
「お・・・おねえちゃん・・・なに、するの・・・あぁ・・・ダメ・・・・ダメだけど・・・・なんか・・・」
わたしはただ目を閉じ、両手と唇と、舌で、千佳の象牙にに刺激を与えることだけに狂っていました
95吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 08:24:11 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(6)「毛づくろい」

千佳を助けたい、千佳を・・・その時のわたしは、ただわたしがしたいことを本能のまま行っていました
「はっぁ・・・おねえちゃん・・・なんか・・・いたい・・・あっ・・ヘンな・・・なにか・・はぁっ」
千佳はもう、自分の物でわたしの口を感じ、腰を震わせて、はじめてのヘンな感覚に浸っています
わたしは舌を先端の溝のようなものに差し入れたり、歯をたてたりして刺激します、ちぃ、早く、早く!
「あ・・・んっ!・・・おねえちゃ・・・・わたし・・・ヘン・・・でちゃう!なんか・・・・でちゃうぅ!」
千佳の熱い象牙がわたしの口の中で愛おしく震えました、千佳が体を反らせ、震え、悲鳴を上げた瞬間
わたしの口の中が熱くなりました、激しく溢れるのを感じます、熱くぬるぬるしたものを飲みこみました
「はぁ・・・はぁ・・・・はっ・・・ごめん・・・ごめんね・・・・おねえちゃん・・・わたし・・・へんなの」
千佳の愛おしさを感じる熱い液を、わたしは飲みきれず、みっともなくシーツにペっ、ペっと吐きました
わたしは心配そうに見る千佳の肩に顔を預け、そして千佳を抱きしめました・・優しい千佳に抱かれました
「ちぃ・・・ありがとう・・・・おねえちゃん・・・すごく幸せな気分だった・・・ちぃもそうだと・・・嬉しい」
「お姉ちゃん!」
千佳が潤んだ瞳で見つめます、わたしも・・・何だか涙が出ちゃいます、幸せで・・・幸せで・・・
口のまわりを液で汚したわたしと、性器を唾液で光らせた千佳は見つめ合い、それから・・・それから・・・
気づくとわたしのパジャマの下半身が濡れていました、千佳は暗闇でそれに感触と匂いで気づいたようです
わたしは勿論、大人びた映画や本が好きな千佳は、ほんの少し知っていました、その後・・・その後の行為
「ねぇ・・・・あたしの・・・・これ・・・お姉ちゃんのそれと・・・なにかすると・・・お姉ちゃんも・・・・
気持ちよく・・・・なれるんでしょ・・・・お姉ちゃん・・・・したい・・・の?・・・あたし・・・あたし・・」
わたしは、バカバカしくも「それ」に越えてはならない一線を感じ、千佳を優しくさとしました
「それは・・・・わたしたちが・・・・しちゃあダメなことなんだ・・・・・まだ・・・・・・」

わたしはバカです、この時のわたしの弱さ、後にわたしが失うもの・・・今でも、涙が出るほど、バカです

翌朝、朝食が出来たと千佳に叩き起こされました、なかなか起きないわたしを活き活きと起こします
二人向かい合っての朝食、千佳は朝から御機嫌で、自分の支度を終えるとわたしを学校にけしかけます
千佳の悩みと夕べの出来事、それを忘れたのか乗り越えたのか、千佳は笑みを絶やさずわたしを見ました
先に出る必要のあったわたしは、「早く帰ってきなよー!、夕食はあたしの鍋だからね!」と言う千佳を
・・・・・靴のまま上がり・・・・・千佳の両肩に手を置き・・・・・・ぎゅっと胸に抱きました
「オマエは何も失ってない、並の女が羨ましがる幸運、人を幸せに出来る幸運を授かったんだ、忘れるな」
千佳の笑顔が消えました、震えて両の拳を握る千佳は、うっすらと涙の浮かんだ瞳でわたしを見つめます
「早く帰って来てね・・・・・お願い・・・・・早く帰ってきて・・・・お願い・・・・アタシを・・・」
わたしは千佳をひとりにするのが不安でした、朝から笑顔で冗談を飛ばす千佳から、聞こえてくるんです
タスケテ オネエチャン・・・・・・・タスケテ オネエチャン・・・・・アタシヲ タスケテ オネエチャン・・・・アタシヲ ミステナイデ・・・ヒトリニシナイデ
その日は、エロビデオの店に飲みに行こうという紺野ちゃんの誘いを断り、早々に帰る事を決めました
96吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 08:57:38 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(7)「こうもりはとりですか、けだものですか」

あの告白の夜、千佳を穢した夜が明けた翌日、わたしは学校の中休み、美羽の携帯にメールしました
「お風呂のこと、ちぃは大丈夫だ、きっとオマエがビックリする事があるぞ、ありがとな、美羽」
美羽からの返信はありませんでした、こんな時メールの電波より速く本人が飛んでくるのが、美羽です
何の物怖じもせずにわたしの学校まで来て、わたしが居るのを知っているかのように溜まり場に乱入
紺野ちゃん達とタメのダチのような挨拶を交わす美羽を引きずって二人きりで話せる空き教室まで行きました
「おねーちゃん、メールみたよ、ありがと」
「だからってオマエ、学校まで来んなよ!オマエの学校はどうした!」
「んふふ、そんなことより、ビックリすることって、何さぁ?」
そんな理由のために学校など無視でし、それともそんじょそこらの理由でない事を知っているのか
「それは・・・ちぃに聞け・・・わたしが話す事じゃないからな!その時が来たら、ちぃが話す」
「そんな・・・アタシ、そんなことちぃちゃんに聞けないよー、恥ずかしいよぉ・・・」
コイツが「恥ずかしい」なんて単語を口にしたのはこの時と、銭湯で裸でパンツかぶって踊った時だけです
ところで・・・コイツは何で「恥ずかしい事」だって、知ってる?・・・・悪い予感がします
「ちぃちゃんの、カラダのことでしょ・・・・・知らないけど、わかる、つーか・・・」
コイツがこんな偉そうなコト言う時の9割はブラフです、残りの一割、今までわたしがほんの数回見たのは・・・
美羽はごく稀に、彼女の人生で大切な時、きっと彼女が望んだ時に、常人には測れぬ感覚を発揮します
「そうかもな・・・あぁ後アト!、つーかオマエ学校行け!今なら4時間目間に合うぞ、給食喰えるぞ!」
わたしは悪い予感がして美羽を教室から追い出しました、悪い予感はもっと悪い形で的中しましたが
「おねーちゃん・・・・ちぃちゃんのこと、ありがと・・・ほんとにありがと・・・・でもおねーちゃんは
お姉ちゃんだから・・・・ちぃちゃんは・・・アタシで・・・・いいよ、ね?・・・・・」
何のことだかわかりませんでした、いえ、後で考えるとわかりすぎるくらいわかっていました
わたしは美羽の言葉より、その時にわたしに向けた笑顔が怖くなり、教室を出て行った美羽を追いました
彼女は鳥の羽根で飛んでいったかのように空き教室の外の廊下から消えてました、いえ、悪魔の羽根
わたしへの笑顔、感謝と悲しさ、希望と欲望と不安、怒りと妬み、奸智と優越感、愛
美羽がそれらの感情をたったひとつの笑顔で表現したというわたしの言葉はきっと信じられないでしょう

美羽はそのまま直行特急でわたしの家へ向かいました、千佳を大事を取って休ませたのが悔やまれます
97吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:04:50 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(8)「巣箱の中で」

これからお話するのは、千佳と美羽の間の出来事です
わたしがこれから千佳に起きる事の全てを知っている理由は、卑怯な手を使った、とだけ言っておきます
だって後にすべてを打ち明けてくれた美羽の話には、あまりにも嘘と誇張が多かったものですから

美羽はそのまま、いつも通り屋根を渡って千佳の部屋に向かいました、部屋でCDを聞いている千佳に
「ちぃーす、三河屋で〜す」
やはりさっきの空き教室でのやりとりで感じた、美羽の才智への言及は取り消します、こいつ馬鹿です
「なーによー、みっちゃん、あたしカゼで休んでるんだからね?それより学校どうしたの?」
「どうしたちぃちゃん、ツッコミが甘いゾ?」
あの告白の前からの千佳の陰り、今朝の千佳の笑顔からもそれが拭い去れてない事には気づいていました
「ハァ・・・そんなコト言うために来たワケ?、用を言いなさいよぉ?、あたしお菓子ノート書かなきゃ・・・」
「おねーちゃんから聞いたよ!ちぃちゃんの、ヒミツっ、ズルいよぉ、アタシにも教えてよぉ!」
美羽はいつも単刀直入です、わたしは何も教えていませんが、美羽はどこまで知っていたのでしょうか
「え・・・何言ってんの、・・・・ダメ・・・まだ、ダメ・・・もう少し待って、って何?何すんの?イヤ!」
夕べわたしに口を開くのをあれだけ渋った千佳です、そうおいそれとは、と考えるスキもなく美羽は
回転椅子の千佳の前に飛び出して両肩を掴み、固まる千佳のスカートを素早く掴み、強引にめくります
子供の綿パンツでも「秘密」は明らかです、美羽の強引な方法がわたしと似てるとは思いたくありません
「みっちゃん!ヒドい!ヒドいよ!あたしの・・・こんなの・・・あたし・・・だからイヤだっていって・・・」
「アタシ・・・見たい、な、ちぃちゃんの、それ・・・ア、アタシも、ハダカになるからさぁ!・・・」
この馬鹿げた申し出、後に千佳は「みっちゃんの目が・・・」と言い、美羽は「アタシにイチコロだから、さ」

わたしの知ることの出来ない、言葉のない遣り取りの後、ふたりの裸の少女は向かい合いました
「これ・・・・・・・ちぃちゃんのこれ・・・・・もっとよく、見せて・・・・・触っても、いい?」
わたしに似た言葉のやりとりですが、やったことは天地の差です、美羽はその時わたしが決してしない
ように気をつけていた「ヘンな触り方」で千佳の性器を握り、振り、こすり、先端に刺激を与えました
「み、みっちゃん何すんの・・ってヤダぁ!・・・そんなこと・・・はぁ・・ダメ・・・ダメぇ・・・」
美羽が何でそれを知ったのかはわかりません、千佳はすぐに抵抗する力を奪われました、わたしより・・・
千佳の性器が大きく硬く美しく震えるのを見た美羽はなぜか涙ぐみ、千佳に激しくぶつかっていきました
「ちぃちゃん!アタシと、しよ!しよ!アタシ、ちぃちゃんのこれを入れてくれたら、死んでもいい!」
普段美羽の嘘に慣れた千佳は、その時みっちゃんは本当にこれのために死んでしまう、と思ったそうです
美羽は今でも「もしアタシのアソコにちぃちゃん以外の奴のが入れば、その時までがアタシの命」と言ってます
「みっちゃん・・・・ダメっ・・・・・でも・・・・死んじゃうの・・・・死んじゃイヤ・・・・何でも、するから」
98吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:05:35 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(9)「大事な翼を使っちゃったのね」

美羽はこの時「セックス」というものがどういうものかを知らなかったといいます、オナニーもまだです
後に聞いたところ、「知らなかったけど、そのときわかった」と言っていました

ベッドの上の、二人の裸の少女、言ってはみたものの怯える千佳の体中の匂いを、美羽は確めます
「ちぃちゃん・・・アタシのちぃちゃん・・・アタシ・・・死んでもいい・・・アタシ・・・今・・・」
美羽は千佳の体中、そして千佳の大切なところに顔をこすりつけて、唇をつけて、千佳を確めます
「ね・・・ねぇ・・・み、みっちゃん・・・あたしたち・・・な何・・・す、する・・の?・・・こ、こわい」
「実はアタシも、よくわからんのだ!・・・・でも・・ちぃちゃん・・・アタシ、今のために生まれてきたの」
美羽の顔の各部に体中を刺激され震えてた千佳が、今度は自分から美羽に向かって強くしがみつきました
「みっちゃん!みっちゃん!みっちゃん!あたし、幸せ!あたし、今、生きてる!みっちゃん・・・好き!」
お互いの体中に顔をこすりつけ、愛撫という言葉さえ知らない二人の少女は互いの生命を確め合いました
千佳の鼓動は、美羽の為だけのものでした、美羽の呼吸は、千佳の命を繋ぐことだけを望んでいました
顔と顔をこすりあわせます、そして唇、触れ合ったときにビクっと逃げたのは美羽でした、そして千佳は
一度逃げた美羽の唇に優しく近づき、一瞬、唇を触れ合わせました、口を開けて吸い付くこともせず
舌も入れず、唾液も触れ合わない、鳥のようなキスを、もう一度、もう一度、と何度も繰り返しました

美羽は誰にも習わず、どこでも見たことないというのに千佳を仰向けにさせて跨りました、ごく自然に
千佳の象牙のように美しい性器と、美羽の腰の前にある、ただの線か溝のようなものが触れ合います
「ちぃちゃん・・・アタシこんなことすると・・・死んじゃうかもしれない・・・いいよね・・・一緒に、死んで!」
「みっちゃん・・・あたし・・・知ってるの・・・ここに入れると・・・女のこはすごくきもちよく・・・つっ!」
千佳が言い終わる前に美羽は迷わず自分の体重を乗せ、千佳のを自分の中に、一番奥に挿れようとします
「さぁ、アタシは何にも怖くないぞ!怖くないぞ!ちぃちゃん、いい?ゴハっといれるよ、ゴハっと!」
千佳はその言葉に・・・・何かダメそうです、緊張で、今にも凍ってヒビ割れてしまいそうに震えています
それにしても美羽はもう少しマシなことは言えなかったのでしょうか、女のコの大切な時に「ゴハっと!」
愛する人に身を委ね、愛する人を優しく導くべき時に「ゴハっと!」、勢いが大事、という事でしょうか
前戯やら、濡らしてから少しづつ挿れることを知っているまっとうな大人の女は、そんなことをしません
色々なことを知っているまっとうな大人の女は、この時の二人の快感と生命感をもう二度と味わえません

「ぐっ・・・いっ・・・てぇ!!!!いたい!何?何これ!ゼンゼン気持ちよくない!いたぁい!」
「あっ、つぅぅぅ!み、みっちゃん!・・・あたしも・・・いたいよ・・・うぅっ・・ねぇ・・・ちょっと」
二人は挿入したまま、美羽の本能と千佳の知識が教えてくれる快感を待ちましたが、ただ痛いだけです
知っていて、知らなかったのです、挿れることは知っていても、出し挿れすること、体を動かすことを
99吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:11:07 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(10)「Glorious Wing」{前}

「いてぇ・・・・いたたたっ、ちょっ、ちぃちゃん、なんか・・・・アタシ、ゲンカイかも・・・」
「みっちゃん!あたしもいたい!・・・いっ・・・・つぅうう!、あっ、うごっ!うごかないでぇ!」
挿入したまま、その先を知らずに固まってしまった二人は、とうとう痛みに負け、悲鳴を上げました
「ちぃちゃん・・・くっ・・・アタシ・・・もうヤメた!・・・ちょっとヤメた・・・・もうヤダ!ヤダァ!」
最初に美羽です、前編の言葉など忘れ千佳から身を引こうとします、挿入していたものが抜けかけました
「あっっ!!みっちゃ・・・みっちゃん・・・もうちょっ・・・・まだやめちゃ・・・・!!!あぅっっン!」
逃げようとする美羽に千佳はしがみつきました、一度抜けかけたものがもう一度奥まで挿れられます
二人は同時に、性器で偶然発した往復を感じました、衝撃の電流で跳ねた体は再び抱き合い結びつきます
「はぁぁ・・・なんかヘンな・・・みっちゃん・・・いたいよ・・・なんかいたいっっ!・・・あたしやっぱり・・・」
今度は千佳が美羽との摩擦でめくられた部分に刺激を受けました、未知の衝動を恐れ千佳の体が逃げます
「はっ・・・ぐぅ・・・・くぅぅ・・・ちぃちゃん・・アタシも、おなかが・・・ヘン・・・もっとヘンに・・・して」
今度は美羽が千佳を追います、知りたい気持ち、欲しい気持ち、もうすぐ、命に届く、美羽は感じました
逃げる千佳と追う美羽の体の動きはもう一往復の出し挿れを発し、二人はもう一度未知の感覚を得ました
突然の得体の知れない衝撃の不安で固く抱きしめあった二人は顔を寄せ、互いの気持ちを瞳で伝えました
「もういちど・・・・やってみよ?」
美羽と千佳、裸の少女二人が挿れながら、追ったり逃げたり、こんな奇妙なものは見たことがありません
「はぁっ、はぁっ、ち、ちぃちゃん・・・いたい・・・でも・・・もうちょっと・・・あ・・・もっと、いいよ」
「みっ・・・みっちゃん・・・・んぁぁ!・・・・みっちゃん!すき!すきぃ!・・・もっと・・・きて・・・」
体全体で追って逃げてを繰り返す二人は、体の下半分だけで追いかけっこするといいことに気付きました
そうすると・・・二人は未知の感覚を得ながら、お互いを抱きしめ、唇を重ね、お互いの胸を弄べるのです
「はぁ・・・・はぁん!・・・は、あぁん!ちぃちゃん!ちぃちゃぁん・・・ここも・・・・キスして・・・」
「ふぁぁ・・・あっっ!・・みっちゃん・・・すき・・・ねぇ、すき?・・・・あたしの・・・なめて・・・はぁっ!」
まだ痛みの中にほんの少ししか見えない感覚、二人は欲しがりました、もうやめようなんて思いません
千佳は自分の痛みと美羽の悲鳴の中で、痛みに耐えながら、深く、強く自分と美羽を揺らします
美羽は痛みの激しいところににこそ、気持ちいいものがあると信じて、自分と千佳を激しく振ります
いつにまにか二人は激しく腰を動かしながら、大きな声を出しながらお互いを求め合いました
「あぁん!あぁん!あっっ・・ちぃちゃん!ちぃちゃん!あっ、あぁ〜ん!もっと!もっと!あぁぁっ!」
「はぁ・・・はぁん・・・はぁっ!みっちゃぁん・・・きもち・・・いい・・・すきぃ・・・はぁっっ!」
千佳と美羽、ふたりに段々近づいてくる感覚、美羽が命と引きかえた、千佳が生きてる証となった感覚
「は・・・あっ・・あぁんっ!・・・ちぃちゃん・・・アタシっ・・・あんっ!・・・しんじゃうっ・・・はぁぁぁあん!」
「はぁ・・・みっちゃん・・・・あたし・・・でちゃうぅ!・・・みっちゃん・・・いいでしょ?・・・あぁあぁぁん!」
千佳と美羽はほぼ同時に絶頂を迎え、足を震えさせて高い悲鳴を上げながら、やっと繋がりを解きました
二人は千佳の放出したものと美羽を濡らしたもので汚れながら、しばらく身動き出来ずに転がってました

100吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:12:05 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(10)「Glorious Wing」{後}

すこし時間が経ちました
並んで仰向けになった千佳と美羽が、それぞれお互いの方に転がり、お互いの顔を見つめ合います
美羽はにっこりと笑い、千佳はぽろぽろと泣き、二人は長い口付けを交わして、再び見つめ合いました

「みっちゃん・・・・ありがとう・・・・・好き・・・・・好き・・・・・」
「アタシは・・・別にィ!」
「何?待てコラー!」
いつのまにか、いつもの千佳を取り戻した美羽の才智と能力、わたしは未だにすべてを理解出来ません

その日は天気もよく、位置や日の光の加減できまぐれに顔を出す昼間の白い月が綺麗だったそうです

「アタシがちぃちゃんが好きかなんて・・・・・・アタシにはまだわかんない、でも・・・・
もしちぃちゃんが『あの月が欲しい』って言ったら、今すぐ空飛んで取ってきてやるよ」

美羽の持っていた能力、誰でも心にしまっていて、そしてしまった箱から出すのがとても難しい能力

わたしが幾ら千佳を可愛がっても届かぬ気持ちに触れたのは、世界中の女から月さえ消す無償の愛でした



それでもわたしは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・奪った美羽が許せない
101吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:12:52 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(11)「とびかたをおしえて」

それから数日して、千佳とわたしは一線を越えました

幾度目かの千佳との夜の秘め事、わたしたちがお互いにわかっていて出来なかった、最後の行為
わたしがそれを決断するまでに、わたしと千佳は夜中、密かに数回の「寸前の行為」を重ねました
千佳の性器をこすり、舐め、千佳の快楽が吐き出されるのを肌で受け、わたしも指の行為に耽ります
精液というのが正しいか、千佳の愛おしい液、性欲がわたしの中で迸ることを想い、指で慰めました
わたしはその甘い夢を心底望み、千佳もそれを許してくれましたが、わたしは「一線」を越えられません
千佳への愛なら誰にも・・・美羽さえにも負けないと思っていましたが、わたしが恐れていた一線を
美羽は情熱的に軽やかに、踊るようにあっさりと飛び越えてしまいました・・・あの美しい羽根が、憎い

冒頭にお話ししたようなやりとりの後、わたしは千佳によって女になりました、そして千佳は・・・・
わたしのはじめて・・・・そして千佳の・・・・・・・・・

たまごが割れて、雛の瞳が最初に見つめたのはわたしじゃない、たまごのうちにたべてしまえばよかった

千佳の性器がわたしに痛みを与えるたびに、殺してしまいたいほどに燃え上がるジェラシーは
続いて訪れた、予想の何倍もの快感に流されていきました、男で人生シクジる女は多いわけです
この快楽にかなうものはありません、自分の持つものすべてと引きかえにしたい瞬間が確かにあります
わたしに最初に教えた相手が千佳で心底よかったと思いました、わたしの大切な妹、そして愛おしいひと
千佳を、美しい千佳をわたしのものにしたいという気持ちは、数日の後に二度目の行為に駆り立てました

もう「そういう意味」を持ってしまった夜中の千佳の部屋の訪問、わたしは千佳を少し強引に脱がせます
「ちぃ・・・ちぃ・・・好き・・・好きだよ・・・美羽よりも・・・ちぃが、欲しい・・・美羽より・・・」
「お姉ちゃん・・・あたしも・・・好き・・・・だから・・・ぜんぶ・・・しよ・・・・お姉ちゃんと・・・したい」
わたしたちはベットの上で、お互いの方向へ横向きになりました、千佳がわたしの足の間へ入ってきます
千佳はわたしの横で、もう濡れたわたしの入り口を熱い先端で探り、何度かの浅い挿入をしています
「ちぃ・・・いいよ・・・もっと・・・わたしを・・・ゴハっと!・・・して・・・・ねぇ・・・・して・・・」
「ごはっと・・・ね・・・いい・・?いたいかも・・・よ・・・でも、お姉ちゃんを、ごはっと・・・したげたい」
美羽を妬むあまりでしょうか、あのヘンな言葉が伝染ってしまいました、ゴハっと!ヘンです、ゴハっと!
男が男のために書いたような話の多くで見られるセックスでは「そっと、優しく、痛くないように」と
書いてありますが、それは少なくともわたしにはつまらない行為としか思えません、体に受け入れる異物
男も怖いんでしょうが女はもっとずっと怖いんです、優しくしたって痛い物は痛いんです、そんな時こそ
見せて欲しいのは男の優しさとかいう「逃げ腰」の言い訳なんかじゃないんです、強い心、勇気なんです
痛みの膜の残る少女でも、いくら回数を重ねた関係でも、女の中に入ってくる瞬間は死ぬほど怖いんです
そんな時に優しさなんていりません、ただ愛する勇気を見せて、わたしの勇気の背を押して欲しいんです
そう、ゴハっと、わたしがゴハっとカラダの奥まで受け入れられるように、ゴハっと貫いて欲しいんです
世の男達の多くが、この女に無い美点を授かった女の千佳がふり絞った勇気に及ばないのは残念な事です
102吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:13:33 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(12)「Snow Bird」

わたしより小さい千佳はわたしの足の間で入口を探し当てると、腰を使い、強く激しく奥まで挿れました
「はぁっっっぅ!んんんん!・・・・ちぃ!・・・・いいよ・・・すごく・・・つっ・・・いい・・・ふぁっ!」
わたしは痛みに悲鳴を上げながら千佳を力の限り抱きしめました、この両腕と両足、女の襞までも使って
千佳は軽くうめき、目を閉じ、感じる所のいちばん奥までわたしを探り、そして抜き挿しを始めました
千佳が黙ったまま、わたしの中の感触にただうっとりした瞳をしているのを見た時どれだけ嬉しかったか
ちぃ、女のあそこは好き?ちぃの心は女なの?男なの?ちぃにはもう無いあそこが好きなら、あたしが・・・
お姉ちゃんのあそこを、いくらでもあげるから、だからお願い、ちぃ、お姉ちゃんに・・・ちぃ、お願い・・・
「お願い・・・・ちぃ・・・・お姉ちゃんに・・・・わたしだけに・・・・他の誰にも、わたしの、ちぃを・・・」
千佳は少し悲しそうな顔をしました、わたしはそれを打ち消すように激しく動き、大きい声を上げました
ちぃ、傷つけたわたしを、許してね、欲しがるわたしを、ちぃを愛してしまったお姉ちゃんを、許してね
わたしの二度目、わたし達は横向きのまま迷わず腰を振りました・・・・わたしの・・・千佳の何度目でしょうか
「はっ!・・・・んっ、くぅぅ!・・・・んっ・・・んんっ・・・いいよ・・・ちぃ・・・すごくいい・・・あっ!」
「おねえちゃん・・・・はぁっ・・・・はぁん!・・・・おねえちゃん!おねえちゃん!・・・・はぁっ!はぁっ!」
何も考えられず体を振りました、体位や緩急を覚えるにはまだ早いわたし達、今はただ、強く、強く・・・
「あ・・・あああ・・・おねえちゃん・・・・あたし・・・・はあぁ!・・・でちゃうよ!・・・ダメぇ・・・はぁっ」
「はぁん!ちぃ!いいよっ!あン!ちぃ・・・ガマンしなくて・・・あッ・・・いいよ・・・なかに・・・ちょうだい」
千佳をわたしの中に欲しかったんです、妊娠とかどうのは考えられません、熱く迸る千佳をカラダで欲しい
「はぁぁ!・・・あぁぁ!ちぃ!あたし・・・イっちゃう!あっ、あぁぁぁん!ちぃ!ああああぁぁっ!」
「あっ・・・・おねえちゃん!おねえちゃん!・・・・はぁぁっ!はぁぁっ!んっ・・・はぁぁぁぁぁ!」
千佳はわたしを頂点まで連れて行き、それから何度か腰を挿き動かして、わたしの中にぜんぶ出しました

はじめての時とは比べ物にならない二度目の快感、わたしは心もカラダも千佳の虜となってしまいました
生まれて初めての恋心の相手は妹、見返りを求めぬ愛の気持ちが湧いてきます、千佳を大切にしたい
美羽への嫉妬については、澱だけを残して流れ去ったようです、奪って千佳を傷つけたくなかった
千佳のこれからのことを考え始めたわたしは行為を控えようと思いました、その夜からほんの数日後
夜の廊下ですれ違った千佳に、そっと腕を触れられ、体全体の欲しがる気持ちが再び開くまでは・・・
わたしは数日に一回、時には二日続きで、ある日などは昼と夜の二回、何度も何度も千佳を求めました
千佳はその時もそれ以降も、わたしの知る限り女の心からの求めを拒んだ事はただの一度もありません
美羽と千佳がその後、再び行為に及んだのか、幾度体を重ねたのかは考えないようにしました
わたしは千佳を愛してるから、そしてわたしのカラダは千佳の虜だから、千佳の蜜を知ったわたしには
毎日見ている男達女達、毎日を生きてるのか死んでるのかわからないような彼らが哀れに見えました

すべてが終わり、わたし達が力尽きて汚れたまま眠った翌朝、千佳は目覚めたわたしの傍らで言いました
「あたし・・・・みんなにぜんぶ話す・・・・あたしのこれ・・・・・あたしはもう、これに、負けない」
わたしは、少し寂しかった、皆に知られる事よりも、朝の陽の中で見る千佳が、とても美しかったことが
ちぃ・・・・・わたしの・・・・・ちぃ・・・・・


(注){Snow Bird・・・高純度コカインの純白の結晶に冒された重篤中毒者を意する米俗語}

103吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:14:28 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(13)「最後の朱鷺」

それからしばらくして、珍しく千佳が言い出した「お泊り」が催され、その夜千佳はすべてを見せました
美羽は十何歳も年下の絶世の美女を自分の女房だと紹介する中年男のように、みっともなくニヤついてます
わたしも誇らしい気分でした、わたしの妹、わたしの恋人の美しさを皆に見て欲しい、わかるでしょう?
アナちゃんは今まで見た事ないくらい赤面しながらも、目を見開いて千佳の性器を間近で観察しています
さすがに「触らせて」とは言いませんでしたが、ふふふ、両手の指がもどかしく動いてるのが見えてます
茉莉ちゃんは全てを受け入れる事を宣言しましたが、千佳がパンツを下ろした瞬間両手で顔を覆いました
しかし指のすき間からしっかりと、千佳の性器を先端から根元まで丹念に見ています

そしてわたしは皆を座らせ、この性器が出来る事、誰しもいつかやる日が来る「セックス」という行為
特に軽はずみな行為や準備を怠った行為が生む不幸な結果について、彼女達にじっくりと教えました
某偉人の家庭教師を永く務めた英国人女性は、それを知りたがった幼い偉人に、即座にそうしたそうです
くそまじめ〜な茉莉ちゃんはノートを取ろうとしましたが、それについてはやめさせておきました
わたしと千佳、美羽と千佳がそれを済ませた事、アナや茉莉にその時が来たら、熟慮と避妊が不可欠な事
最後に「秘密だよ」と、共有する者の密やかな笑みを皆と交わし、今日のセミナーを終えました

いつも通り千佳の部屋で枕を並べる四人、加わりたかったんですが、こういう時、大人は野暮でしょう
わたしの居ない隣室で夜更かしをした四人は、千佳のそれについて色々なことを話し合ったようでした
乙女が夢見る素敵な相手との甘い時間、と言えば綺麗ですが、いつの世も女を親密にするのは、猥談です

千佳の体の「特徴」は、千佳の頭のゴムで結んだ髪のように、当然そこにあるものとして認められました
案外千佳は、人類の今より少し未来の形で、もしも千佳がもう少し未来に生まれていれば、それまでの
千佳のように「特徴がないのが特徴」の平凡な女のコとして、日々を過ごしていたのでしょう

それとも、人類が有史よりはるか昔、今より少し賢かった頃の姿だったのかもしれません
神様は今の人類が狭苦しい場所を争って苦しんでるのを見かねて、千佳を送り出したんでしょうか

104吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:15:16 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(14)「Geese」

千佳の部屋に集っていたのは、いつもと変わらない面々でした
常に話題の中心で居たがる美羽が今日話してたのは「夕べの千佳をいかにして自分が気持ちよくしたか」
さすがにいつもそういう話をしているわけではありません、学校や遊びのことの話の方が多いのですが
話が盛り上がってくると、〜大体美羽からと決まってますが〜しばしば話はアノ方向へ行ってしまいます
皆さんも覚えがあるでしょう、男は自分が征服した女を誇張を交え自慢したがる生き物だということを
女が自分の体の上を通り過ぎていった男を自慢するのはあまり聞いた事がありませんが、それが女同士で
女が女を征服した話となると・・・・男のそれより自分を誇り、虚勢を張りたくなるのも仕方ないでしょう
なぜなら、美羽があまりにも「アタシにそれをして欲しいとねだる千佳」を実演つきで自慢するので
つい「何!わたしの時は・・・もっと・・・」と張り合ってしまったわたしは人の事など言えないのだから
千佳はというと「ヤメなさいよ〜」といいながらも満更でもない顔をしています、千佳の為に意地を張る
美羽はコッケイで、かわいらしくさえ見えてしまいます、わたしは・・・・きっとただコッケイなだけです
わたしと美羽が千佳を相手に、親の目を盗み必死で腰を動かし奇怪な声を上げる行為は、単なるスポーツと
似た事なのかもしれません、ただスポーツより採点が複雑で、故に自分の高得点を信じてしまうのでしょう
茉莉ちゃんは隅で顔を赤くして、理解出来ない世界の単語に戸惑っていますが、耳はすっかりダンボです
何も知らない茉莉ちゃんの前では、と思いましたが、ロクでもない保健の教科書から学ぶよりマシでしょう
問題はアナちゃんです、茉莉ちゃんよりは体も、女の心も大人びているものの、この英国人のお嬢さまは
どうやら親にそういったTVや読み物を制限されているらしく、美羽がそれを形容する単語を出すたびに
その言葉から連想される行為の想像ばかりを膨らませ、ボッ、ボッ、と、顔がヤカンのように湯立ちます
美羽の話に、恐らく自分の中でどうしようもなくなる妄想に耐え切れなくなったアナが立ち上がりました
「美・・・・美羽さん!あなたはそんな話を人前で・・・頭おかしいですわ!大体お姉さまも・・・」
「いーじゃんさー、別に『オトコのハナシ』してるんじゃないんだからさー」
アナも美羽にかかっちゃぁカタ無しです、「ぐっ」と言葉につまると、背中を向け部屋を出ようとしました
四人とわたしの苺達、欠けていいコは居ません、女の友情が男でヒビ割れるならともかく、女のことで・・・
「アナちゃん!」
わたしはベッドに寝転んだまま、背中を向けたアナちゃんに声をかけました
「見捨てる、のか?」
「わたくし、お姉さまたちには・・・・・・もうついていけません」
「そうじゃなくて・・・・・・・・・・・千佳を・・・・・・・・さぁ」
「・・・・・・・・・・・・・・失礼したします」
アナは部屋を出ていきました
わたしは千佳の表情を盗み見しました、千佳はふくれてる美羽の横で俯いてました、その目は・・・
今までの千佳と違います、わたしと美羽に自分の能力で、世の全てに上回る奇跡の幸せを与えた千佳は
目の前の困難に泣く事をせず、ただひたすら解決の意思を瞳に宿らせていました、千佳が得た尊い自信
千佳は大丈夫、となると、アナちゃんです、困りました、アナちゃんの気持ちは、ほんの少し前のわたし
アナちゃんは明らかに、美羽の話、その対象である千佳を目の前にして困った心を芽生えさせてました
性の行為を知り初める頃、男との行為に恐怖を抱く頃、それ無くして行為が可能な千佳を目の前にして
アナちゃんは自分の中で意思に反して膨らむ、禁じられた蜜の欲望を、抑える事が出来るのでしょうか
「無理・・・・かな」
こういう時のカンではいつもわたしの上をいく美羽が、心底面白そうに呟きました、さぁ、どうする?
105吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:20:46 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(15)「猛禽」{前}

すべてを千佳に任せました、わたしがそのすべてを知ってしまった術は、ここでは言えません
後になって、その心の中のすべてを打ち明けてくれた千佳とアナちゃんに感謝します、

今までの千佳は、何一つすることなく、その自らの魅力と能力でわたしと美羽を惹きつけてきました
わたしは千佳の方から求められたり迫られたり、ましてや口説かれたりなんてことは一度もありません
普通じゃない体験をしましたが、千佳の心はまだ、何の特徴も無い地味でオクテな12歳の女のコです
千佳に背を向けたアナ、千佳を嫌うかもしれないアナ・・・・千佳に・・・背中で救いの手を乞うアナ

千佳の出した答えは・・・・「あたしの、今のあたしのすべてで・・・・・アナちゃんを・・・・・墜とす」

千佳はアナがわたし達を見捨てたその日の夕方、電話もせず、約束もせずアナちゃんの家に行きました
門を開けたアナ、いつものアナ宅訪問のようににっこりと笑いかけることもせず、アナを見つめる千佳
昼間の自分が投げつけた言葉への後悔の気持ちに襲われていたアナは、千佳を部屋に招きいれました
千佳はアナがデスク前の椅子に座るのを待って、ベッドの上、アナの横顔を見る位置に腰を下ろしました
「お茶・・・・お入れしましょうか」
「うん・・・・・ありがと」
沈黙
暗くなっていく空は予定も無い人間さえ焦らせます、手の中で冷めていくお茶が徐々にアナを追詰めます
「そ・・・それで・・・・今日は・・・・何のご用事で・・・」
「うん・・・・・アナちゃんと・・・・・話したくて」
千佳はまた、黙ってしまいました、ベッドの上で体育座りで体を回して壁に向かい、アナに背を向けます
背中は時として口よりも雄弁です、千佳の沈黙から飛んでくる言葉、アナの妄想の言葉がアナを責めます
「わたくし・・別に千佳さんや、皆さんが嫌いになったわけじゃ・・・でも、あんなふしだらな事を・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嫌い?」
アナは再び焦りました、自分が動揺のあまり本音をご開陳してしまった事、それが千佳に影を落とした事
その影の正体が未知なこと、もし千佳が「セックスは嫌い?」と単刀直入に聞いていれば、アナは今ごろ
持ち前の弁の立つ口調で千佳を言い負かし、少女にはふさわしくない行為を厳しく諌めていたでしょう
しかし、今千佳を責めれば・・・・アナは千佳や皆が嫌いじゃありません・・・そして千佳の行為を・・・・
手に持ったお茶が波紋を立てています、一口も飲んでない千佳のお茶はベッドサイドの台に置かれてます
「千佳さん!やっぱりわたくしは・・・ふさわしくない事だと思いますの!千佳さんの年齢にも、性別にも」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
千佳が体を回しアナの方に向けました、千佳の返答、ただ静かにアナの横顔、その碧眼を深く見つめます
手に持ったお茶のカップが震えます、一滴の飛沫を感じた時、千佳の瞳へのアナの反論は、溶けました
アナは一言も発する事なく見つめる千佳の瞳に負けました、横顔は、顔の正面よりはるかに敏感です
美羽やわたしの千佳との行為、やってはいけないと思う決まりごとがアナの頭の中で音をたてて回ります
回しているのがアナの頭の中の千佳、服を着てない千佳であるのに気づき、アナはお茶を飲み干しました
「千佳さん!やっぱりあなたは・・・いけないひとです!いけないことをやっています!だから・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
106吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:21:56 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(15)「猛禽」{後}

目の前には千佳、千佳のカラダ、千佳の服の中、妄想の中の艶かしい千佳に、アナの頭は破裂しそうです
わたしか美羽なら、迷わず椅子を蹴って千佳とベッドに倒れこむような状況、アナはそうしませんでした
でも、頭の中でそれを妄想しました、何度も、何度も、それを思って動けなくなるアナを見た千佳は
そっとベッドから立ち上がり、椅子の上で固まってるアナを・・・・椅子ごと優しく抱きしめました
「アナちゃん・・・・・・・・・・・・すき」
「千佳・・・・・さん・・・・・いけません・・・・・・・わたしたち・・・・・・ダメ!・・・ダメよぉ・・・」
アナは泣きそうな拒否の声を上げて「やめてくれるよう頼むために」千佳に顔を思いきり寄せます
千佳もアナに顔を近づけます、唇を触れようとして、ハっとして顔をすこしだけ引きます
「あ・・・・ごめんね・・・・アナちゃん・・・・あたし・・・・・・・・ヘンなことを・・・・・・」
近づく唇を見ても、アナはキスまでの心の準備など出来ていません、でも遠ざかる唇と、千佳の温もりを
熱く感じていたアナの顔から、千佳が遠ざかっていく時の冷気にアナは耐えられませんでした
「千佳さん!・・・・・・千佳さんがしたいなら・・・・・わたくし・・・・・キスなら・・・キスだけなら・・・」
「アナちゃん!」
千佳は立ち上がったアナの唇に飛込みました、一度短いキスをして見つめ合い、アナの瞳の求めに応じて
再び深いキスを交わしました、千佳が何回か経験した、アナがぬいぐるみと何度も練習した、キス
一度千佳の唇の中を舐め、すぐにひっこんだアナの舌を、千佳は何度も何度も自分の舌で愛しました
生まれて初めての深いキスに、アナの膝からは力が抜け、二人はもつれ合いベッドに倒れこみました
千佳がアナの上に覆いかぶさったまま、偶然、アナの微かに膨らんだ胸に触れました、偶然?まさか?
アナは自分の胸の上の掌、千佳の体温と脈拍を感じて息を呑みました、しばらく固まっていましたが
「ち・・・・千佳さん・・・・あの・・・・ムネが・・・・ダメ・・・ダメです・・・・・ダメぇ・・・・」
「アナちゃん・・・・きれい・・・あたし・・・ほしい・・・あたしじゃ・・・・イヤ・・・・?・・・・いい?」
無口な千佳がアナちゃんに触れた途端に饒舌になりました、うっとりとアナの体を賛え、愛を囁きます
アナは再び固まってしまいました、自分のモラルとこれから先の予想が頭で回ります、回してるのは千佳
そしてアナは・・・・・・千佳を見て・・・・・・・自分をまっすぐ見つめる千佳に・・・・うなずきました」
「アナちゃん・・・・・すき・・・・アナちゃん、やわらかい・・・しろくて・・・きれい・・・・すき・・・」
「あぁ・・・ダメ・・・・ダメ・・・・あ・・・あぁっ・・・・・イヤぁ・・・・あぁ・・ん・・・あ、ダメぇ・・・」
アナが吐息とともに繰り返す「ダメ」「イヤ」はもう、千佳にその言葉の逆の気持ちを伝えていました
胸と、脇、おなか、腕、腰、服の上から優しく愛撫されたアナは震えながら、千佳にそれを乞います
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電気・・・・消して」
勝負は、つきました
訪問の時間、座り位置、焦りを呼ぶ小細工、沈黙と雄弁、妄想するアナの目の前の、生身の千佳
千佳は意識してやったわけじゃない、と、思います、きっと女を惑わせる魔が千佳に降りたんでしょう
107吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:22:49 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(16)「アヒルの子」

千佳は照明の紐を引きました、千佳は時折、淡い豆球を消さずにわたしのカラダを剥いたりしましたが
今日は全て消しました、アナの不安への優しさでしょうか、それとも、アナの美を彩る光を求めたのか
部屋のあちこちからの微光、アナは自らの痴態を覚悟するかのようにコンポに手を伸ばし、震える手で
ボリュームを上げました、クーラシェイカーの旋律がインジケーターの光の波となってアナを彩ります
燐光は暗闇のアナを微かに照らし、純白の羽毛のような肌と空を臨む水鳥のような蒼い瞳に光を映します
まだ色恋には疎いアナは、自分の魅力、自分が生まれ持った羽根の美しさを自覚していませんでした
だから、薄暗がりの中で千佳が、まるで闇を恐れるかのように体を強張らせた理由がわかりませんでした
「あぁ・・・ダメ・・・ダメですぅ・・・・アっ!・・・ダメだけど・・・さわって・・・・千佳・・・さぁん」
アナは愛撫を拒む声を上げていましたが、千佳の掌が止まった途端、闇の中で千佳の手を探し、求めます
千佳は、輝くアナの体、髪、そして瞳の美しさに少しの間動けずにいましたが、強い意志で再び動きます
アナは、暗闇の中で境目が曖昧になった妄想と現実に惑わされ、少しづつ理性を欲望の中に溶かしました
「千佳さん・・・・おねがい・・・・・・千佳さんが・・・・脱がせて・・・・・わたくしを、全部・・・・・見て」
千佳は、これだけは少し慣れた仕草で、アナのブラウスを外し取り、スカートを引っ張り脱がしました
アナがパンツ一枚になるとともに、千佳は自分の服を素早く、アナに恐怖感を与えぬよう脱ぎ捨てました
たくましく起き上がった千佳の象牙がアナの視界に入らぬ絶妙の姿勢で、アナの上に再び覆い被さります
「アナちゃん・・・こんなに・・・キレイ・・・宝石みたい・・・花みたい・・・ケーキみたい・・・地球みたい・・・」
千佳は囁きながらアナの肌、頬やヘソ、内腿や腕、背中と乳首、足裏を撫でました、千佳の掌は魔法です
千佳の麗句と愛撫を喜びの表情で受け入れていたアナの体が突然震えました、体を伏せて千佳を拒みます
「千佳さん・・・ダメ・・・・ダメです・・・・わたし・・・・こんなこと・・・・・しちゃあいけないんです・・・」
アナは体を丸め、カラダを隠すように千佳に背を向けて、うめくような泣き声を上げて千佳を拒みました
「わたくし・・・うっ・・・・えっちなこと・・・すると・・・おしっこが、出ちゃうんです・・・うっ・・ううっ」
アナが唯一身につけていたパンツ、千佳よりはほんの僅か大人っぽい薄青のパンツに染みが出来ていました
それまでアナに食らいついてた千佳は、アナの背中に微笑み、髪に頬を当て、背中からアナを優しく抱き
羽根で包みました、まるでアナよりほんの少し体の大きい千佳が、生まれたてのアナを守るかのように
「アナちゃん・・・だいじょうぶ、だから・・・それはね・・・・オシッコじゃなくて・・・・女のこが
・・・・好・・・きなひとを、受け入れる時に、出るの・・・みんなそう・・・アナちゃんも、そうだと、嬉しい
あたしで・・・そうなってくれたんなら・・・・ほんと嬉しいよ・・・・泣きたいくらい・・・うれしい・・・」
アナは体を急に千佳に向けました、拍子に顔がごっつんこしてお互い照れ笑いし、強く抱きしめ合いました
「千佳さん・・・抱いて・・・・もっと・・・もっと抱いて・・・・ぜんぶ・・・・わたくしを・・・ぜんぶ抱いて」
アナから千佳の手を、そっと最後の一枚へと導きました、千佳は濡れて女の匂いのするものを脱がせます
アナの求め、千佳のわずかな躊躇、覚悟したアナの強い求め、同じ気持ち、すべてが瞳で交わされました
千佳の唇は、アナの唇、おなか、そして・・・まだ誰も侵入したことのない女の器官に、そっと触れました
コンポからはクリスピアンが、精神と神秘の美しさを、アナにも千佳にもわからぬ言葉で囁き続けます
108吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:26:47 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(17)「違い鷹の羽」{前}

アナはとうとうやってきた、女の大切な場所を他人に委ねる瞬間に、両手を握り締め凍り付いてました
アナの言う「おしっこ」はそれまでに増して中から垂れ流されましたが、もうそれどころじゃありません
千佳はアナの、まだ固い性器の溝に優しくキスをして、それから舌で舐め始めました、優しすぎるほどに
「ああ・・・千佳さん・・・あッ!・・・おねがい・・・やさしく・・・アッ!・・・ね・・・中も・・・」
アナは自然に千佳の頭に両手を添えていました、イヤになったらいつでも千佳を振り払うための備えは、
千佳の舌をもっと強く自分に押しこむために、千佳の髪をかきむしり、押さえるために使われました
「ああっ・・・・あっ・・・・あンっ、あんっ・・・千佳さぁん・・・いじわる・・・しないで・・・あぁん!」
千佳はアナの求めに応じて性器の溝を舌で拡げ、その中の種を何度も舌と唇で転がし、指で弄びました
「きゃっ!・・ああん・・・ああっ!・・・あっ・・・・千佳さん!千佳さん!好き!すきぃ!ああっ、アアァッ!」
舌と唇と歯と、指まで使って熱く滴る襞の内壁と種を責められたアナの体が跳ね、高い悲鳴を上げました
アナが密かに行っていた指の楽しみより強い波に、アナはぐったりしましたが、アナに芽生えた本能は
もっと大きい波の存在を教えます、千佳とふたりで起こす、二人を呑みこむ津波、千佳と見つめあいます
千佳は迷ってました、目の前で純白の美しさを誇るアナを、わたしが汚してしまう事が許されるのか
アナもためらってました、目の前で女を超越した美しい姿を見せる千佳は、わたくしで、いいのかしら
二人は思いました、今ならまだ、戻れる・・・見つめ合いました、アナと千佳、二人は同じ気持ちでした

「この美しさのすべて、今夜はわたしだけのもの」
109吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:27:59 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(17)「違い鷹の羽」{後}

アナの上に千佳がそっと乗りました、受け入れる気持ちを示しながら受け入れ方がわからないアナの足を
千佳が優しく開き、その中に入っていきます、不安で千佳に抱きつくアナを優しく包み、見つめながら
アナの女の部分に自分の象牙を触れさせました、さらに開いたアナの足の奥へ浅く挿し、方向を探ります
「あんっ!・・千佳、さん・・・だいじょうぶ・・・・です・・・わたしに・・・ゴハっと!・・・・いれて・・・」
美羽もイヤな言葉を教えてしまったものです、アナの美しさに似あわぬ言葉、でも今のアナに必要な勇気
千佳はただ黙って、アナを見つめながら浅い挿入で少しこじり、濡れた性器をスッと根元まで挿れました
アナの内部のどこかがピっという感触を残して裂け、アナの「おしっこ」に一筋の血が混ざりました
アナがものすごい痛みを拒んだり逃げたりしなかったのは、ただ見つめ続けた千佳の瞳が持つ力でしょう
「つっっっ!いたっっ!・・・・いっ・・いたい・・・です・・・おねがい・・・んっ・・やさしく・・・んぁっ!」
千佳はアナが痛みに耐えながら、次を、また次を、その先を求めてる姿を見て、快感の吐息を漏らしました
「あぁっ・・・アナちゃん・・・・アナちゃん・・・キレイ・・・あッ・・・・あぁっ!・・・・そっと・・・ね」
アナと千佳はお互いの心の求めに応じ、確めるように数回動かし、すぐに全力でお互いをぶつけ合いました
「あっ・・・はぁぁぁ!あぁああ!ちかさァん!わたし、キレイ?あぁ〜ん!あン!はっ・・・あっあぁぁ〜!」
「はぁ・・・はぁ・・・はっ!・・・・は、はぁ〜、アナ・・・ちゃん・・すきぃ!・・・はアっ!・・・ぁ」
ヘッドボードの上で冷えてしまった千佳のお茶が規則的な波紋を立て、すぐに静かな水面に戻りました
紅茶の水面には、たった今自分が醜いアヒルの子でない事を知った美しい白鳥の、アナの姿が映りました
アナは意外と早く頂点を迎えてしまいました、すこし遅れて千佳がアナの中に出したものを滴らせながら
千佳を見て、暗い天井を見て、そのままフっと瞳の光を消し、意識を失ってしまいました、瞼が降ります
千佳はそのまま安らかな寝息を立てるアナを見て、体に掛け布団をかけると、アナの額に優しくキスして
脱ぎ散らかした服を静かに身に付け、アナの服を畳んで、そっとドアを閉め、アナの家を後にしました
暗闇の中ではメモを書いて残すことも出来ませんでしたが、約束はもう、お互いの吐息で交わしました

千佳はまだ深夜というには早い時間、少しふらふらしながら歩いてウチに帰ってきました
わたしは、心底疲労しながらも満ち足りた笑みを浮かべる千佳を見て、何が起きたかを悟りました

それ以後、日が暮れる頃に千佳の携帯が震える事が何度もありました、その度千佳はふらりと出かけ
数時間後になって、ふらふらと満足そうに帰って来るのです、わたしは毎回、親への言い訳で大変なのに

嫉妬より心配より、千佳の能力への畏怖の気持ちが沸いてきます「凄いぞ千佳、お前はもっと凄くなる」
110吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:29:08 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(18)「ハチドリと花の蜜」

まさか、こんなことになるなんて・・・・・・・・・・・・・・

その日、千佳と茉莉ちゃんは、二人で猫の本を読んでいました、茉莉ちゃんの部屋で、二人っきりで
「僕の部屋に猫を見においでよ」はニューヨークの最も古い口説き文句と聞きますが、その日の二人は
何の邪心も無く、ただ学校で茉莉と猫の本の話になり、誘われて茉莉のコレクションを見に行きました
わたしは学校で、お互い仲悪いと言いつつツルむ事の多い美羽とアナは近所の駄菓子屋に「探検」です

千佳はわたしと、美羽、アナと愛を交わしましたが、男女のそれと違って「同じ部屋に二人っきり」が
即ちそれを意味するわけじゃありません、今まで通りわたしたち四人と遊び、日によって都合によって
二人で遊んだり長く過ごしたりしますが、千佳やわたし達が邪な気持ちを持つ事はそう多くありません
千佳とわたし達、お互いの強い心の求めが噛みあわない限り、あの奇跡のような時間は来ないんです

フェレットのジョンが走り回る、女のコっぽい物々に彩られた茉莉の部屋で二人はベッドに腰を下ろし
並んで写真集をめくってました、千佳はアメショーの写真とそれに目をうっとりさせる茉莉を交互に見て
茉莉は猫の集会を捉えた写真と、自分と同じくそれに興味を示しているらしい千佳を交互に見ていました

茉莉は・・・・天使です、いつも世の汚れを拒むように、汚れた地べたの上をふわふわ飛ぶような女のコ
天使が地上の汚れに触れないよう羽根を与えられたように、茉莉はその可憐さでふわふわと生きてました
羽根の証明のような白い髪、毛先だけは昔美容師だったというお母さんが、こまめに栗色に染めています
手の込んだ白とヘーゼルブラウンの髪は、天使が空へ飛び去ってしまわないようにとの願いでしょうか
わたしは茉莉が世の中を渡っていけるのか心配でした、世の中にヨゴレは数多くあります、例えば、美羽
天使のようにふわふわな茉莉はこの先、異性と触れ合う日は一生来ないかも、それがさらに心配でした

肩を触れさせながら写真集をめくっていた千佳と茉莉の視線が、ふいに触れ合いました、
茉莉は千佳が好きでした、けど最近の千佳とわたし達の経験を「わかんない事」と決めていました
千佳は茉莉が好きでした、でもわたし達のような早すぎる経験は今の茉莉を傷つけると思ってました
お互い、すぐに視線を写真集に戻しました、恋人同士の猫が寄り添う写真、二人の頬は、ほんの少し・・・
千佳の頬に茉莉ちゃんの髪、いい匂いの栗色の毛先が触れました、くすぐったいなと思っただけでした
ハネて千佳の顔にかかった幾筋かの茉莉の髪、千佳は髪の乱れを直してあげようと、白い髪に触れます
その時、千佳の頭の中で何か起きたのか、千佳自身にもわかりませんでした、千佳は茉莉の髪に触れ
そのまま茉莉の頬、背中、胸、首筋、そして眼鏡の奥の瞳に触れ、両肩に手を置き、スっと押しました

千佳は男性の性器を持っていても、心は男ではありません、でも、もう「女」でも無いんでしょうか
女や男を超越してしまった心、ただ「美」を喰って生きる千佳の本能が、ついに目覚めてしまいました

ベッドに倒れこむ二人、折り重なる二人、触れ合うほど近づいた顔、絡み合う足、体温と鼓動と呼吸
茉莉には何が起きたのかわかりませんでした、千佳にも、わかりませんでした、自分の「目覚め」が

まさか・・・こんなことになるなんて・・・・

111吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:30:01 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(19)「臙脂」

千佳はそのまま、ベッドの上の茉莉に乗り、そっと体に触れました、脇に手を這わせ体の形を確めます
「え・・?ちぃ、ちゃん・・・?・・・なに?・・・なに・・・え・・・いやっ!・・・や、やめて!だめぇ〜!」
茉莉は千佳の行動と、普段の美羽の話から今自分に起きてる事を察し、大きな悲鳴を上げました
千佳は泣き叫ぶ茉莉の姿に魅せられたような瞳で、茉莉のおなかの辺りを抱き上げ、うつぶせにしました
手足が自由に動かず、肺を圧され、口を枕に押し付けられれば、茉莉にはもう大した抵抗はできません
茉莉はくぐもった声で悲鳴を上げ、手足をぱたぱたと動かし、空しい努力を重ねて逃れようとします
「ちぃちゃぁん・・・・おねがい・・・・やめて・・・わたし・・・いやなのぉ・・・ゆるし・・て・・・」
千佳は勝手に動く自分の体と両手に戸惑っていました、体は茉莉を押さえつけ、両手は茉莉のスカートを
少しづつめくりました、白いパンツのおしり、千佳の頭の中までも自分の理性を無視します、欲しい・・・
自分の体に突然起きた変事の後、少しだけ大人っぽいパンツをはくようになった千佳が、少し前まで
はいていたのと同じ白い無地の、木綿の子供パンツ、おしりのラインもわからない色気の無いパンツが
千佳を狂わせます、そのまま、千佳は茉莉のパンツに顔を埋めました、茉莉の匂い、まだ子供の匂い
女の裸はネットにも本にも溢れていますが、友達として接しているうちは決してわからない女の匂いは
グラビアや風俗しか知らない人間が知る事の無い物です、己の力で墜とした女の匂いは、形の無い裸です
千佳は・・・茉莉のおしりに顔を押し当て、こすりつけ、その奥を探ります、本能はもう迷いません
今は子供の、蕾の匂いしか感じない茉莉、この可愛い蕾に女の香り立つ花を咲かせられるのは、あたしだけ
千佳は体をよじって逃げようとする茉莉を自分の体の各所を使って押さえ、両手でパンツを下ろしました
「い・・・いやっ・・・・っきゃぁぁぁぁ!やめて!・・・助けてお姉ちゃん・・・・おねがい・・・ふぇっ、ふぇ〜ん」
茉莉のおしり、わたしたちの中で一番成長の遅い、赤ちゃんと変わらぬおしりに千佳は再び顔を触れます、
千佳は茉莉の腰を持ち上げ、膝をつくようにして、茉莉の、女にしか無い部分を後ろから露にしました
千佳は決して茉莉が痛みを訴えるような強引な押さえ方はしていません、ただ茉莉の抵抗する力を
ほんの少し上回る力で、茉莉を思う通りの姿態に変えます、茉莉はもう、か細い泣き声を上げるだけです
千佳は自分のスカートの中で今まで経験のない熱を感じました、耐え切れず蹴り脱ぎ、シャツも脱ぎます
茉莉のブラウスのボタンを、抵抗の隙をついて外し、両腕を後ろに導き、茉莉の体から抜きました
襞が入った綿のスカートを暴れる茉莉の足から、短いソックスと共に魔法のように脱がせます
千佳の本能が望む行為は性器だけで出来る事ではありません、茉莉の肌の全てを望み、奪い、与えました
「ふ・・・・ふぇぇ・・・・ふぇぇぇん・・・・いや・・・いや・・・・・ひっ・・・ふぇっ・・・ふぇぇ〜ん」
そして千佳は・・・後ろ向きで膝をつかされた茉莉のおしりの間の溝、女の性の部位と呼ぶには早い器官に
今迄の同じ経験からは考えられない貪欲さで噛み付きました、歯をそっと立て、唇と舌で激しく噛みます
「・・・ひ・・・・きゃぁ!・・・・いやぁぁ!・・・ちぃちゃん・・・いや・・・いや・・・えっ・・・えぐっ」
茉莉からはまだ、女の匂いの液の分泌はありません、微かなおしっこの匂いまでもが千佳を魅了します
千佳はまるで生まれて初めて女の大切な部分に触れたかのように、茉莉の、その中が知りたくなりました、
どんな形?どんな色?どんな反応?どんな匂い?どんな、味?・・・どんな、神秘が、そこに、あるの・・・?
千佳は茉莉の固い溝の中に舌をねじ入れ、中の粘膜と転がる粒を感じ、何度も舌を出し入れしました
「いっ・・・・いやぁぁぁ!・・・・やめてぇ・・・やっ!・・・・やめてよぉ・・・・ひぃっ!・・・いやぁぁっ」
茉莉の粘膜の奥から生臭く粘っこいものを感じました、千佳が知っている女の味と匂い、茉莉の、匂い
千佳は自分の唾液と、茉莉が初めて性の意識によって分泌した液で滴り光る女の秘部に魅入られました
茉莉の花びらが開こうとしています、美しい花弁と花芯、魅惑の芳香を誇る茉莉の花が、開いていきます
112吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:35:48 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(20)「スワロウテイル・バタフライ」{前}   

茉莉はもう観念したのか、それとも自らに芽生えた未知の感情の不安のせいか、涙声で千佳に乞います
「ちぃちゃぁん・・・・ふぇっ・・・・おねがい・・・したいこと・・・していい、から・・・いたくないように・・・・
して・・・・・えっ・・・えぐっ・・・・みっちゃんが、いってたみたいに・・・・やさしく・・・・ごはっと・・・・して」
わたしは茉莉ちゃんには絶対にこの言葉を知ってほしくないと思っていましたが、その言葉は間違いなく
茉莉の恐怖を和らげ、本能を熱しました、あの時のわたしは茉莉よりずっと臆病だったのかもしれません
千佳はうつぶせで腰を上げた茉莉の上に柔らかく覆い被さり、茉莉の耳を唇でくすぐるように囁きました
「だいじょうぶ・・・・すごく気持ちよく・・・すごく幸せに・・・したげる・・・わたしの大好きな、茉莉ちゃん・・・」
茉莉は首筋と耳をやさしく刺激する千佳の唇を感じてました、まだそれがくすぐったいとしか感じません
千佳は、今まで経験のない脈動と湿り気を感じる自分の象牙を、茉莉の濡れた溝に、奥まで挿しました
「いっ・・・・いっ!・・・・いたぁい!・・・・いやぁ・・・ぬいて!ぬいてぇぇ!いたいよぅ!いやぁぁぁあ!」
茉莉を刺し殺すかのような勢いで挿れた千佳、茉莉は金切り声を上げました、こんな強引なのは初めてです
千佳は再び逃れようとする茉莉を体と手足とその象牙で押さえつけ、ゆっくり、すぐに全力で動きました
茉莉は体が裂けるような痛みに、言葉にならない悲鳴と助けを呼ぶ泣き声を上げ続けました、
美羽やわたしの自慢話や、アナが内緒で明かしてくれた経験で聞いていた快感など、どこにもありません
千佳は激しく腰を突き、ただ茉莉を犯す快感に溺れていました、そうする事でしか咲かない、美しい花

千佳は自分が蟷螂ならよかったと思いました、蟷螂の雌は交尾をしながら、その雄を食べてしまいます
茉莉と全ての想いを遂げて、そして食べられて、血肉になり、ひとつになれるならどれだけよかったか
千佳は誰かと過ごした次の朝が嫌いでした、どんなに愛し合っても朝の二人は別々の体なのが悲しいから
113吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:37:05 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(20)「スワロウテイル・バタフライ」{後}

「いっ・・・いやぁ・・・いたい・・・いたいよう・・・たすけて・・・たすけて・・・いたい・・・あついよ・・・」
千佳に再び初めての経験が訪れようとしています、なんと千佳は茉莉より、早く果ててしまいそうです
茉莉はまだ感情の頂点にはほど遠い潰れたような悲鳴を上げています、でも千佳は自分を止められません
初めて感じる深い感覚と飢え、犯される茉莉の美しさ、突上げる動きを緩める事も止める事も出来ません
「はぁっ・・はぁっ・・・茉・・・莉ちゃん!・・・ごめんね!・・・茉莉ちゃん・・・・あたし・・・あ・・・あぁぁん!」
千佳は一瞬反った体を茉莉の背中に伏し、息を切らしながら濡れて少し血のついた象牙を抜き取りました、
しゃくりあげながら泣いている茉莉の中から、千佳の我慢できなかったものがダラダラとこぼれます
そのまま千佳は、悪夢に震える茉莉の横に這い寄り、背を向けて倒れこみました、茉莉を直視できません
近くにあったティッシュを一枚抜き、背を丸め自分の象牙をこそこそと拭きながら、茉莉を盗み見します
こんな情けない千佳は今まで見た事がありません
茉莉は、自分が犯された事実を少しづつ感じ、それをもたらした千佳を、今、茉莉の横で情けない姿で
前を押さえながら背中越しにこちらをチラチラと見る、粗相をした犬のように怯える千佳を見つめました
茉莉は・・・千佳の肩に触れ・・・・目をそらそうとする千佳を直視して・・・「二度目」を求めました

「女は、ヤっちゃえば言いなり」
わたしがどこで話しても反論される、後ろめたさを隠すようにムキになった反論に出くわす言葉
でも、伝聞や創作よりも自分の目で見た物を信じるわたしには、紛れも無い事実を含んだものなんです

最初の一回よりはお互いに満ち足りた二回目が終わりました、隣でうつ伏せになる千佳に茉莉が囁きます
「ちぃちゃん・・・ありがとう・・・・わたし・・・ちぃちゃんがだれとなにをしてたんでも、気にしない
・・・・だって、最後にわたしを・・・・ちぃちゃんは・・・・・わたしだけを・・・・えらんでくれたから・・・」
千佳はうつ伏せのまま黙っていました、疲れきった千佳の背中を撫でる茉莉に、辛い言葉を吐き出します
「茉莉ちゃん・・・ごめん・・・ごめんね・・・ダメなの・・・あたし・・・ひとりの女のこじゃ・・・・ダメなの」
茉莉は、たった今自分の大切なものを捧げた、愛おしい千佳の、たった一人になれたと思っていました
「う・・・うそ!・・・うそでしょ!・・・・ちぃちゃん・・・そんな・・・いやぁ!・・・う、うぇぇ・・えぇぇん!」
千佳は体を起こし、体を丸めて泣く茉莉の髪に触れましたが、茉莉はただ「帰って!」と泣くだけでした
悲しみに打ちひしがれ、いつまでもさめざめと泣く茉莉を背中に、千佳は黙って部屋を出ました

家に帰って来た千佳はわたしの部屋に来ると・・・無言でわたしの胸に飛びこみ、大声を上げて泣きました

「好きだから、愛してはいけない」
「愛してるから、離れなくてはいけない」

女が幾度もの事実を乗り越えて知っていく真実を、千佳はあまりにも早く知らなくてはなりませんでした
114吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:39:03 ID:pO6RoYbL
ハっと!(21)「かすみ網」

茉莉ちゃんが心配でした、でも彼女はいつも通り学校に来て、アナちゃんに手を引かれウチに来ました
黙って入って来る茉莉を見て、息を呑みました、茉莉はわたし達の方を見て、繊細な笑みを浮かべます
わたしの知る茉莉は、その生まれ持っての可愛らしさと純粋な心のままの可憐な姿、まさに天使でした
今、目の前に居るのは、神様から地上の人間を見下ろす事を許され、鳥の羽根を与えられた天使とは違う
汚れを知ってしまった天使でした、羽根を奪われ地上に墜とされた堕天使は、こちらを見て笑います
わたしは初めて、甘い水を知った天使が神の怒りに触れ、地上に叩き落とされたその理由がわかりました
堕天使は・・・・あまりにも、美しすぎるんです、すべての天使が嫉妬で狂うほどに、天が淫れるほどに
今までと何も変わらない天使、純粋で可憐で大人しい茉莉は、堕天使の魔性を身につけてしまいました

千佳の部屋に集う四人の「座り位置」は大体決まっていました、部屋主として回転椅子に居る千佳と
とにかく高い所が好きな美羽、床のクッションを占めるアナ、皆を見渡せるベッドに座る事の多いわたし
そして茉莉は・・・今までもベッドの上が多かったんですが、いつの間にか千佳は、茉莉をベッドの端
回転椅子のすぐ隣に座らせる事が多くなりました、この魔性の堕天使を出来る限りそばに置きたい気持ち
今のわたしには、よくわかります、その時のわたし達はそれを・・・知ってか知らずか・・・・

日が暮れる頃、千佳の携帯を震わせる女がもうひとり増えました、千佳は何があってもそれに応じました

わたし達はそれぞれが千佳と関係を持ってしまいました、わたしが卑怯な手を使わずともわかるものです
わたしも、他の三人も、千佳の体でつながるお互いに危機感を持ち始めました、千佳を・・・渡したくない
二人きりで会う約束など皆の前で出来なくなりました、千佳を誰かと二人きりにすることを避けました
時々居なくなる千佳が、他の誰かと裸で絡みあってることを考えると、気が狂いそうになります
以前のように千佳との秘め事の話など出来ません、話がそうなりそうになると不自然に黙ってしまいます
そんなわたし達の無言の牽制が、千佳の顔から少しづつ笑顔が消え、以前のような翳を落していきます

わたし達の関係ははヒビ割れていきした、わたし達のすべてを包む千佳が、壊れていきました

そんなある日、千佳の部屋、いつもの四人とわたし、以前のように和やかに、和やかを装っていました
わたしも他の三人もおいそれと千佳に触れられません、そんなことをしたら他の三人の視線が刺さります
そして千佳を傷つけてしまいます、粉々に壊れそうなわたし達、それを自ら壊すことを皆恐れていました
まるで膨らんでいく風船を皆で回す罰ゲームのような空気の中、わたし達は今まで通りを装っていました

そんな空気に耐えられないのは・・・美羽です、部屋の隅で皆を窺ってた美羽が突然千佳の後ろに回り
回転椅子をプシュっと下げ、千佳を後ろから、優しく抱きしめました、体を通じた二人だけの妖しい抱擁
アナと茉莉、わたしまでもがが美羽を睨みました、美羽はそれを気にもせず・・・いえ、足が震えています
この見た目より臆病で誰よりも寂しがり屋な少女が、わたし達から弾かれる恐怖に耐え、全て失ってでも
苦しむ千佳を救い出そうとしました、千佳の体に両腕を絡ませたまま、千佳に、わたし達に囁きます
「ちぃちゃん・・・ねぇ・・・わたし達四人の・・・誰が・・・一番・・・好き?・・・ア、アタシに決まってるけどね!」
115吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:40:58 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(22)「ピンク・フラミンゴ」

皆が千佳を注目しました、わたしまでも、美羽のこの困らせる質問の答えを、無言で千佳に求めました
わたしは美羽の情熱に、美羽はアナの優美さに、アナは茉莉の魔性に、茉莉はわたしの包容力とやらに
皆がお互いに対して「かなわない」と思ってました、そして皆がそれを覆す千佳の言葉を待っていました
女として男として負けていても、好きという気持ちで自分を選んでくれると信じる、恋をしてるんです
千佳はわたし達の視線に戸惑いました、逃げたい気持ちも見えました、救いを求め、窓の外の闇を見て
「海・・・・・・・行きたい・・・・・・・・・・・な」
「う・・・・海ィーーーーーーっ!?」
千佳のその発言に最初に反応したのは美羽でした、今までの深刻な表情を、一転して輝かせています
茉莉とアナも、お互いを見つめあって期待の笑みを満面に浮かべています
今は夜から夜中に向かおうという時間です、海はここから歩ける距離ではありません、
千佳も、皆も、わたしさえもその提案には何一つ疑問を持ちませんでした、どうかしていたのでしょうか

千佳が再び目をやった窓の外の闇には、闇の太陽のような満月が煌々と輝いていました、わたしは・・・

「いくぞ、海!」

三人の親に電話をかけまくりました、夜遊びの許可を求めるつもりが丁重なお礼を言われ、参りました
言うなっていったのに・・・お母さん達にはバレてしまってるようです、わたし達の出来事も、今の問題も
アナのお母さんは「アナをよろしく、アー私が女の子の頃に千佳ちゃんが居れば、こぉんなダンナと・・・・ねぇ」
思わず電話越しに笑みを交わしてしまいました、全てお見通しの女の先輩、全て見守ってくれるお母さん
わたしはまだ、かないません

準備といえるものは何もありませんでした、わたしは例のごとく車を無断で借り出し、四人を乗せます
水着やらの話は皆、しませんでした、部屋で目についた大きなタオルケットを一枚入れただけです
後部座席では千佳が左右にアナちゃんと茉莉ちゃんをハベらせ、左右の二人の方が御機嫌な顔をしてます
助手席では最近ゲーム等でラリーにハマってる美羽が、国道を走るわたしの横で煙草の箱に口をつけながら
(柳沢慎吾がよくやってるアレです)「レフト、スリッピー」「イバ!イバ!」とモヤより役立たずなナビをしています

時間もかからず、月の浮かぶ夜中の海岸に着いた時、それまではしゃいでたわたし達は無口になりました
116吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:43:33 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(23)「Лебединое озеро〜白鳥の湖〜」

無免ドライブを始めた頃、あちこち走って偶然紺野ちゃんと見つけた、わたしたちの秘密の海岸は
何も無い砂浜が道路や他の海岸と分厚い砂防林で隔てられた、誰も好んで行こうとしない海岸でした
紺野ちゃんが防風林の死角で偶然見つけた、普通車一台がやっと通れるグラベルをガタガタと押し通ると
その先には広く綺麗な砂浜があります、海水浴場ではないので、視野の範囲には人工物は何もありません

わたしは林を抜け、砂浜に車を乗り入れ、皆を秘密の海岸へ招待しました、紺野ちゃんには申し訳無い
四人がてんでに車から降り、信じられないほど明るい月の下の白い砂浜、淡い銀の海に喚声を上げました
水着もなく、陽の光もなく、お菓子もない、おしゃべりすらないような、そんな奇妙な夜中の海水浴
5人で車から少し海に近づいた砂浜に座り、波の音と、すべてが月の銀色に光る海岸を黙って見ていました
わたしたちは、何をしにきたんでしょうか、何が始まるんでしょうか、どこからきて、どこへいくのか

こういう時に真っ先に動き出すのは美羽・・・いえ、アナちゃんです、彼女は優雅な仕草で立ち上がると
砂浜を海の方へ、月の方へ歩いて行きました、美羽はただ黙って、月を浴びている千佳にみとれています
月の光の下、アナがこちらを振り返ります、アナは・・・わたしたちアヒルの群に降り立った白鳥でした
白鳥は月の光に美しい髪と瞳、そして肌を輝かせ・・・身にまとった衣を一枚づつ、脱ぎ捨てました
襟シャツを体から滑らせ、フレアスカートを落とし、パンツさえも片足を上げた可憐な姿で脱ぎました
すべてを脱ぎ捨て、全身に月の光をたたえて踊る美しい白鳥は、両腕をわたしたちに広げ、言いました
「わたしたちは・・・・・・・・・・・ここに・・・・・・・・・・・来ました・・・・・・・・」
最初にわたしが立ち上がりました、部屋着をそのまま着てきたTシャツを乱暴に脱ぎながら、叫びました
「そうだ!、わたしたちは・・・・・ここに来た!」
わたしがセコセコとジーンズのボタンを外していると、横で美羽がさっさとワンピとパンツを投げ捨てました
茉莉ちゃんは皆に遅れながらも、しかし皆の中では一番艶っぽく、エプロンドレスをさらりと脱ぎました
千佳は・・・千佳は少しズルいです、脱ぎ始めたはいいものの、未だ理性がほんの少し残るわたしが
ブラのホックを外せなくて手間取っていると、千佳は後ろからそっと手を触れ、ホックを外しました
四人の裸の鳥たちが千佳を見つめます、千佳は泣いていました、頬を銀色に光らせ、四人を見て・・・
「わたしたちは・・・・ここにきた・・・・・こんなキレイなところに・・・・こんなキレイなみんな・・・」
千佳はTシャツとデニムのスカート、パンツを空に放りながら、月を輝かせる太陽のように、笑いました

「わたしたちは、ここに来た!」
117吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:45:12 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(24)「ラップランド」

その叫びがきっかけ、皆で千佳に駆け寄ります、まず美羽が千佳にタックル!そのまま千佳を脇に抱えて
波打ち際を走り、二人で海にトライしました、海の上を二人で転がり、水の冷たさで同時にキャッと叫びます
そこへ果敢にも突っ込んでいったのは茉莉ちゃんでした、はしゃいで美羽と転げ回る千佳に飛びつきます
あっさり吹っ飛ばされた美羽は再び千佳に突進!、それをスマートにかっ攫うべく横を駆け抜けたアナは
なんと千佳の意外な反撃にあっています、わたしは5人分の服を拾って車に放り込み、皆に駆け寄りました
波をかぶりはしゃいでる裸の鳥たちに突撃!千佳はわたしが頂いた!・・・結託した三人に返り討ちです

美羽が隙をついて千佳の唇を奪いました、千佳もそれに深く応じ、月の下で二人きりの口づけを交わします
わたし達は嫉妬や焦りより、その二人の美しさに惹きよせられるように、千佳に駆け寄りました
アナは美羽が交わした千佳の唇の二番目になるべく、千佳の頬に、食べてしまいそうなキスをしてます
茉莉は千佳の前に膝をつき、他の二人が唇の次に、唇よりも欲しい千佳の象牙をそっと口に入れています
わたしは、求める三人とすべてに応じる千佳を、丸ごと抱きしめ、千佳と三人にキスの嵐を浴びせました

わたし達は、波打ち際を転がり、ぶつかり、からみ合いながら、できるすべての方法で愛を交わしました
仰向けで潮の満ち引きを感じるわたしの上に優しい波のような千佳が乗り、痛い位にゴハっと貫きました
絶頂の興奮で呆然とするわたしの横で、千佳は茉莉に挿れながらアナと口づけを交わしています
美羽はアナを指で弄びながらわたしの下半身の敏感な所を、優しく舌を使って中まで愛してくれています
わたしは快楽の声を上げ愛液を垂らしながら、千佳の微かに膨らんだ胸を舐め、揉み、愛撫しました
体を踊らせて甘い声を上げる千佳の硬い象牙を、アナが口で出し入れしながら激しく貪っています
茉莉はアナのおしりに口を、続いて性器を押しつけながらわたしに卑猥な言葉を囁き続けます
美羽をすこし乱暴に犯してる千佳が再び欲しくなったその時、千佳がわたしのうしろを奪いました
痛みで反り上がりながらアナと抱擁を交わし、秘部をこすり合わせる美羽と茉莉の唇を味わいました

すべての力を使い果たして砂浜に寝転ぶわたしたちを、真円の美しさを誇る月が笑いながら見ていました
月だけが見ていたわたし達、いつも人の醜さを嘲う月に、人の美しさを少しでも見せてやれたでしょうか

一枚の大きなタオルケットに五人で包まるようにおおざっぱに体を拭き、服を着て家路に着きました
アナのシャツを着たわたしや千佳のパンツをはいた美羽、バラバラの服を皆で指差しながら
わたし達はなぜか笑いが止まりませんでした

「わたしたちは、ここにきた」
118吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:46:06 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(25)「FLY」

わたしたちに生じたヒビ割れの問題は、あっさりと解決しました
相変わらずわたしは千佳を独り占めしたいと思ってて、誰もが千佳に一番に愛されたいと思っていました
ひとつしかない千佳のカラダを取り合う女の争いは、それまでにも増してよく起きるようになりましたが
美羽が強引に、茉莉が静かに深く、アナがうらはらな言葉で、当然わたしも千佳の独占を主張するたび
そのたびにわたしたちと千佳は、顔を見つめあって笑ってしまうのです、楽しくてしかたないのです

わたしと千佳が夜を過ごしている時には窓からの訪問を控えていた美羽も、今は平気で入ってきます
夜、千佳の携帯が震えた後の「お出かけ」にわたしがついてったりもしました、千佳の甘い夜を半分こ
実はあの月の海の後、皆で一泊の旅行もしました、夜はドタバタとあまり美しくない交わりを楽しみました

千佳を独り占めしたいという気持ちはどうしようもありません、でもわたし達には当たり前の事なんです
だってそうしたいと思う友達が、こんなにいい友達が居るんですから、わたし達は何ひとつ怖くない
千佳が欲しい、独り占めしたい、誰より愛されたい、欲しがる気持ち、言っても、いいんです

美しい茶器を何度も割って純金の漆で継いだものがあります、それは割れる前より美しくなるそうです

わたしたち五人それぞれが、少しづつ変わっていきます

茉莉はその天使のような可憐さに、堕天使の魔性を身につけ、ますます女の魅力を磨きつつあります
今ではゲタ箱に入るラブレターの数も、男子をあしらうしたたかさも、アナちゃんを追い越す勢いです

アナはその持って生まれた美しさへの自覚が芽生え、それに見合った知性と能力を身につけるべく
英語等の勉強を頑張り、過去の意地っぱりな日本語嫌いを今ではクラスのみんなと笑い飛ばしています

美羽は今迄無縁だった女の可愛らしさを身につけるべく頑張っています、お茶お花に日舞、剣道まで習い
行く先々で騒動と伝説を残し、今はその能力で色々な知識、技術を次々と噛み砕いては吐き捨てています
先生方が揃って「問題児にして天才」と評した彼女の熱意が一つへ向かった時、何が起きるんでしょうか

わたしは・・・・わたしは変わったんでしょうか
最近、昔からわたしを知る人によく「丸くなったよね」と言われます
昔のわたし、女の、男に媚びた柔和な可愛らしさが嫌いだった頃のわたしがそんなことを言われたら
まずソイツの顔を丸く腫れ上がらせてやったところですが
今はといえば体型のことかな?と慌てて鏡をみて頭を掻いたりしています、千佳のために美しくありたい
わたしの気持ちで変わったところ・・・・相変わらず酒好きタバコ好き、お子様と遊ぶのが好きですが
今まで無縁だった家事をやるようになりました、学校の勉強にも取り組んでます、大学くらいは出ないと
一人の女として、一人の女を幸せにする責任感って奴が、なんともくすぐったく心地よいのです
惚れた相手と一緒になる為に夢を諦め就職する男女、ギターやバイクを結婚資金の為に売ったりする男達
失意や寂しさを口にしながら顔ではニヤつく彼等は、こんな充実感あふれる思いをしているんでしょうか

女は、男に媚び女に迎合し、良く見られようと無理をして、一番大切な自分の成長を忘れてしまいます
わたし達はただ、千佳に愛される女に、千佳という美しい女を愛するに足る女になりたいだけなんです
119吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 09:47:09 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(26)「巣立ちの日」

春が過ぎ、夏が過ぎ、秋と冬を越え、千佳は変わっていきます
自分の体の変化に恐れ、戸惑い、自信をなくしていた泣き虫ちぃが美しく変わっていきます
イタズラな美羽をあしらう姿、アナの強がりを解きほぐしていく姿、繊細な茉莉を気遣う姿
そしてわたしに入ってくる時の、わたしを貫いた時の、妖しくも艶やかな美しい千佳
男性のカッコよさじゃない、男に媚びた女のカワイサじゃない、千佳の女性としての麗らかさ

ある日、部屋で二人きりになった時、わたしはちぃに告げられました
「お姉ちゃん、あたし・・夢があるの、辛いとは思うけど、もう決めた事だから
あたし・・・宝塚に行きたいの!」
そうか、この感じをどこかで見たと思ったら・・・
「ばっ・・・ダ、ダメだ!ダメ!無理に決まってる!それに万が一ホントに入っちゃったら
メチャクチャになる!皆メチャクチャだ!わたしの愛する星組も、月組も花組も!」
宝塚は、TVで見る程度に好きで知っている方です、その女優の美しさと狭き門、あの集団の奇怪さも
「メチャクチャに、しちゃうの?あたし、が?、あたしの・・・この体が・・・?」
迷いました、でも言わなくちゃいけない、わたしが教えなきゃいけない、カゴの外に出るという事
わたしがいつまでも千佳を守れるワケじゃないから・・・
「いや、その、つーか、あぁ!メチャクチャだ!皆お前の体のせいでメチャクチャになる!」
事実わたし達は一度ヒビ割れメチャクチャになりました、そしてヒビは美しい紋様になり、素晴らしいメチャクチャへ・・・
「何で?あたしの体が人をメチャクチャにするの?どうして?なんでアタシが・・・」
千佳は初めて自分の体のことを告白した時のように、自分の「特徴」を切り落とさんばかりに睨みました
「皆が知っちまうんだよ!『ご法度』を!イケナイ事を!イケナイくらいイイ事を!」
罪無き魔性を得た千佳とわたし達の「ご法度」わたしは罪を犯しました、そしてわたしの美しい共犯者達
「ご法度・・・あたしが皆にご法度を・・・皆をメチャクチャに・・・それって・・・」
「そーだ!ご法度はわたしだけで充分だ!だからちぃはずっとわたしの・・・」
千佳はショックを受けたようでした、自分の負い目への・・・いえ、この顔は、わたしが見た事の無い・・・
「それって・・・あたしの夢だわ!これこそあたしの夢だわ!・・・アタシの・・・ハーレム!」
「ハーレムって・・・プゥッ!アッハハハハ!こりゃイイ!ヅカのハーレムか!そりゃ夢だ!」
何なんでしょう、人一倍地味で人一倍オクテだと思ってたちぃの夢が一番デカいなんて!最高の話です
「お姉ちゃん!笑わないでよぅ!」
「よし!決まり!親にはわたしが言ってやる!何でも手伝ってやる!宝塚へ行け!ハーレムだ!」
「お姉ちゃん・・・うっ・・・うっ・・・うあぁぁぁぁん!あーーーん!あぁーーーん!」
千佳は大粒の涙を流し、声をあげて泣きました、あの告白の時のように、あの告白の時とは逆に・・・
千佳はわたしの胸に飛びこみ、あの告白の後のように泣きました、あの告白の後とは逆の気持ちで・・・
「よしよし、ちぃ、そんな子供みたいに泣くな、もうお前はわたしの・・・いいよ、今日はいいよ・・・
今日は一杯わたしに抱きついて、好きなだけ泣きな・・・ちぃ・・・明日から、頑張れ!」

千佳、麗らかに逞しく成長した千佳、千の佳き事に出会うために生まれた、わたしの可愛い千佳
わたしの妹でよかったか?あたしの腕の中で育って幸せだったか?わたしに抱かれて・・・
おまえがわたしとアイツラと一緒に感じた幸せは、普通の女の幸せじゃないかもしれないけど
おまえの体が得た物は、普通の女とは違う物かもしれないけど、おまえはひとつ、世界でひとつ
おまえは・・・やっと見つけたんだ、自分を見つけたんだ、普通じゃねぇ、でも最高の、夢!
今日はわたしの胸で泣いて、そしてわたしの腕を離れて、幾千の幸せを捕まえに飛んでっちまえ!
忘れるな、ゴハっとだぞゴハっと!女が幸せを欲しい時は、惚れた女を幸せにしたい時は、ゴハっと!だ

わたしは、おまえの姉でよかったよ、たとえ何百回生まれ変わっても、おまえの、姉になりたい

ちぃ・・・
120吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 10:09:38 ID:pO6RoYbL
ゴハっと!(エピローグ)「ガルーダ」

千佳が美しい姿で踊っています
世界中の男を、女を、自らのハーレムに従え、千佳は美しい姿で踊ります
すべての人類の性を自らの幾千里の翼と化し、千佳は美しい姿で踊ります

世界は、人類がその行為を記憶に残すようになって以来、その性ゆえの愚行を重ねています
今日も世界のあちらこちらで、人は傷つき、他者を奪い、性による愚行は止むことを知りません

わたしたちはこれからも、人類の愚かなる性からは逃れられないのでしょうか
いつの日か、性もない、美しさもない、ヒトでない形態にまで進化させられるのでしょうか

千佳は美しい姿で踊ります、性の美しさを現した姿は、人間が性を望み、賛える心を失わない限り
わたし達の前で美くあり続けます、やがて性がその形を変えても、いつまでも人類を魅し続けます

千佳は、美しい姿で踊ります


わたし達は、新しい時代に入ることができます

ゴハっと!
121吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/15(火) 10:11:28 ID:pO6RoYbL
以上です、スレ容量の拝借、失礼しました

では
122名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 18:16:29 ID:xLZS8wvb
GJ
投稿ありがとうございました!
123名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 22:00:11 ID:BAQR/n3w
GJ
124名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 03:26:10 ID:UHxpNcGW
GJ

心優しき男体化話だ
125名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 06:14:40 ID:W7lW7Dw2
何だこりゃw
126名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 07:09:45 ID:XmNbnMIH
127名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 14:26:44 ID:SLTft2i5
GJ! 満月の日に投下 やるなオヌシ。
128名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 14:58:29 ID:BB+Ty6NA
そういえば、ここには保管庫ってないの?
129名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 15:07:44 ID:t/Ul2jYL
あの面子でこまやかな心理描写が見られるとは思わなかった。
これから苺ましまろを冷静に見られない気がする。
130名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 02:18:25 ID:LRb350Hz
漫画ネタでスマンが、
今週号の鉄腕バーディがイイ感じ。
来週号が今から楽しみだ。
131名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 10:01:16 ID:F3xsdtHq
あげ
132吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/11/22(火) 09:22:10 ID:Ay1lcb0b

保守
133名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 14:22:31 ID:3i35qHRG
>>128
保管庫あるといいのにね。せっかくの名作が。。。
134名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 21:07:04 ID:nTvd3gJ/
>>133
やっぱないのか……俺、3話目からだからそれまでの作品とか読みたかったんだけどなぁ。
135名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 21:41:25 ID:tjVwuuU9
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
 →オリジナル・シチュエーションの部屋その6

一応ここに保管されてるよ。2話目途中までの分しか無いみたいけど。
136名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 21:42:30 ID:jcsDETku
>>135
さんくす

でも、誰か完全版をまとめて見せてほしい……。
137名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 21:45:39 ID:jcsDETku
>>135
なんか落ちてるっぽい。
行き方がわからない
138名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 01:08:54 ID:mc6BSsv2
保管庫か・・・
オレは残念ながらログ持ってないから無理だ。
誰か持ってる?
139名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 20:30:38 ID:MbkiC7KG
持ってるけど作る気は無い
140名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 23:41:56 ID:zRr0dQo7
にくちゃんねるとかにはログないの?
1411 ◆CVeehhaCKk :2005/11/26(土) 00:10:07 ID:0Nk02QzF
本当にいい作品ですねぇ・・・
保管庫への登録方法はしらないし・・・
職人様、又は保管庫への登録が可能な方、是非ともお願いします。
142名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 04:19:34 ID:OeDZ/0Ph
http://makimo.to/2ch/bbspink-idol_eroparo/1090/1090851506.html

おまえら自力で探すくらいしろ、と。
他力本願の集団め。
143名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 04:40:56 ID:GNNcJ0pV
>142
あぁ、悪い。
オレが持ってないのは2なんだ。
144名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 06:57:07 ID:OeDZ/0Ph
http://www.vipper.org/vip147875.zip.html

なんなんだよお前は!
ここは注文の多い料理店か! バカ!
145名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 08:03:58 ID:GNNcJ0pV
サンキュね♪
んじゃ時間作って保管するからしばらく待ってくれ。
146名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 09:51:31 ID:GNNcJ0pV
サーバにアップしたりするのも何なのでとりあえずサンプル版
ttp://up.isp.2ch.net/up/db8f9836ef51.zip
パスワードを入力して解凍してください。
147名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 13:34:16 ID:YszYSYA0
あげ
148名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 21:28:22 ID:meLAyOSC
ぱすわあど くらさい
149名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 22:24:03 ID:X6x7ksJj
パスワードを入力して解凍してください。
150名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 22:45:54 ID:bSe3hUNr
>>146
GJJJJJJJ!!!!!!!!!!!
151146:2005/11/28(月) 01:14:37 ID:wPxdGvks
え〜と・・・
パスワード・・・です。
152名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 01:18:11 ID:wPxdGvks
保管庫が停滞するようなら別に作りますので・・・まぁこれで良いかと思いました。
153名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 01:58:27 ID:G3yx4QNQ
パスワードワロタw
154名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 03:08:10 ID:M7KZ1xr8
パスワード入力のときにIQサプリを思い出したw
155名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 03:14:35 ID:wPxdGvks
ごめんよ、うち性格歪んでんねんw

とまぁ冗談はさて置き、解凍できない人は・・・頑張ってください。
分からなかったら146のそれっぽい単語を片っ端からコピペしてみれ
156名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 10:45:16 ID:ulOivmAt
ウワアアアン、会社からだと2chて書いてあるurlには行けないよぉ
早く見たいのにぃ
157名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 11:22:45 ID:BJ8fJx9p
>156
お前は俺か?!
158名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 15:43:57 ID:tS8vYnda
んじゃこっちで。
パスワードは同じです。
ttp://vipper.in/up/img/vip1133160101.zip
159名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 17:18:40 ID:ulOivmAt
ありがとうございます。
でもわかんないわたしはばか。なんとか自力で解凍してみます。
160luci:2005/11/28(月) 17:47:43 ID:ulOivmAt
連投すみません。解凍できました。ありがとございます。
lhasaて2バイト文字に対応してないんですね。オオボケ
161名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 19:40:49 ID:ThN+9RWU
コピペがデフォだと思ってたが
162名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 20:48:44 ID:KY+0rF+K
>154
> パスワード入力のときにIQサプリを思い出したw

俺はワイルドアームズ思い出したんで一発で判った
163エスノア@日光浴中 ◆lX/3zqtk/U :2005/12/01(木) 07:31:48 ID:gIObxqMj

「ソード・ワールド」リプレイの「ぺらぺらーず」から、
ハーフエルフの神官戦士「マロウ」の「ムーンライト・ドローン」(性別転換魔法薬)輪姦ネタ。
女体化、輪姦、微妙に鬱展開、が嫌いな人はご遠慮下さい。
164バーゼル左遷キャンペーン失敗 1:2005/12/01(木) 07:32:20 ID:gIObxqMj
「…困りましたねぇ」
後ろ手に縛られているせいで、メガネをクイクイと動かせないブックが呟いた。
ロマール盗賊ギルドの拷問部屋に、男性陣は拘束されている。
「ベルカナとシャイアラどん…大丈夫だかなぁ」
「今頃は二人とも背中の毛の長さを測られてるんスかねぇ」
いつもなら笑いが起きる恒例の冗談も、そこはかとなく元気がなかった。
盗賊ギルドの上司であるバーゼルの左遷を目標として声高に口にする五人組。
今まではただの冗談であると捨て置かれたものの(そして実際にただの冗談である)、
彼らは最近、新たな派閥を作るという目立った動きをしてしまっていた。
バーゼルの不審を買った彼らは、すでに徹底的にマークを受けていた。
彼らを自分の立場を脅かそうとする危険分子と見たバーゼルは、ついに五人への制裁を開始する。
ロマール官憲に顔が利く彼は、そのつてを使い罪人として彼ら五人を拘束させたのである。
拘束された彼らには、ギルドの報復が待っていた。
ギルドの報復、それすなわち、【背中の毛の長さを測られる】こと。
「ああ、でも本当にどうなるんかなぁ、俺ら。
 やっぱアレっスかね。奴隷市に売られて、お金持ちのおねーさんに買い取りとか…」
「ギルドの報復で、そんないい目に合う筈がないでしょう。」
溜息をついて、ブックが言う。
「まあ、クレスポさんならきっとホモの髭オヤジのペットとして払いおろしてもらえますでしょうが。」
「何でよりによって髭オヤジなんじゃ〜〜!!」
「藤澤GMをからかってばかりいるから…彼女の趣味と実益を兼ねた天罰です。きっと。」
「それだったらブック! お前はきっとロリペドのオタクっぽいニートに払い下げッスよ!」
「グラランがロリペドに需要ありますかねえ。」
165バーゼル左遷キャンペーン失敗 2:2005/12/01(木) 07:32:44 ID:gIObxqMj
言い争いを始める二人を尻目に、マロウは部屋の片隅に座った見張りの様子をチラ見する。
見張りは両目を瞑ってドシリと構え腕組をしていたが、たまにこめかみのあたりがヒクついていた。
「まあまあ、落ち着くだよ二人とも。」
いよいよ本格的にヤバいということを察知したマロウは、二人の間に割って入る…
のを装い、クレスポに小声で話しかけた。
「…縄は抜けただか?クレぽん。」
「ばっちりッスよ。」
その目に鋭い光を煌かせ、クレスポが言う。
言うのと同時にすぐブックの拘束が外れる。縄を解いたのはクレスポだった。
彼は生命力も精神力も無いが、器用な上に盗賊としての力量は高い。
技術だけで言えば、上司である幹部バーゼルとほぼ並ぶほどである。
「よし。…だども、問題はあの見張りだな。」
「最悪、素手で向かうしかありません。マロウさんなら『フォース』が使えます。ボクが囮をして、そのうちに…」
「そうッス。早くベルカナとシャイアラさんを助けなきゃ。」
クレスポの言葉に、二人は静かに頷く。
何とかして見張りを倒す。なるべく気づかれないように二人を助け出す。
そして、ロマールを出る。
ファンドリアの盗賊ギルドを頼るのもいいかもしれない。
いっそ東方まで流れていくのもいいかもしれない。
ここに実家があるベルカナにとっては辛いことになるかも知れないが――命さえあれば、何でもできる。
とりあえずは逃げる。それこそが重要事項であり、また、彼らの常套手段でもあった。
――ガチャリと音がしてドアが開き、二人の男が現れたのは、その時だった。
166バーゼル左遷キャンペーン失敗 3:2005/12/01(木) 07:33:51 ID:gIObxqMj
「入るぜ。」
「ああ。」
少し目を上げて、見張りが言う。
男たちは壁際に転がされている三人をジッと見つめる。
「なあ、一人借りてっていいだろ。」
「おいおい。」
見張りが笑ってそう言う。
冗談だろう、とでもいいたげな口調だった。
「順番、ぜんぜん回ってこねえんだよ。生殺しだよ、あれじゃ。」
順番?生殺し?何の話をしているのだろう。
それから、借りていく、とはどういう意味だろう。
三人が首を捻った時、見張りが笑って手をひらひらとさせた。
「わかったわかった。バーゼルの野郎にゃ黙っててやる。好きにして来い。」
「よし。…おい、そこのハーフエルフ、来い。」
「えっ!?」
マロウは小さく叫び、思わずビクンとその場で跳ね上がる。
冷や汗が額を伝う。恐る恐るクレスポを見ると、彼は軽く頷いた。
大丈夫。まだ、拘束は解けきっていないらしい。
逃走を図っているのをバレずにすんだ事にホッとして、マロウは男の手を借りて言われるままに立ち上がった。
「んで? オラに何の用事だべか?」
「………… ……まあ、いい。」
マロウの口調を聞いてすぐに男は絶句したが、首を振ってそう告げる。
それから行くぞとばかりに縄の端をもち、部屋の外へ出た。
167バーゼル左遷キャンペーン失敗 4:2005/12/01(木) 07:34:41 ID:gIObxqMj
「さて、お前、何で連れてこられたか分かってんだろうな?」
男のうちのひとりが口をひらく。
この展開は…となると、鈍いマロウでもすぐに予想がついた。
ジットリと汗が滲む。どうあがいても、逃れられようもなかった。
「…オラの背中の毛の長さを測るつもりだべ?」
マロウが言う。途端、男たちが一斉にずっこけた。
「測るか――ッ!!」
「だ、だども…じゃ、それ以外に何を?」
瞬きをしながら、マロウが言う。
察しの悪さが気に障ったのか、チッと舌打ちをし、もう一人の男を向いた。
「抑えろ。無理矢理ひん剥くぞ。」
「ひん剥く!?背中の皮をか!?」
「背中から離れろ! 服に決まってんだろ!!」
服…?と、頭の中で男の言葉を反芻する。
まさか。それはまさか…
「ハーフエルフは比較的華奢だし、男でも毛が薄いからな。」
「顔もまあ、綺麗だしなあ。」
「!!」
耳元で囁かれ、体中が総毛立った。マロウは何とか逃れようと渾身の力を込める。
すぐにブチンと音を立てて縄は外れた。さきほど、クレスポが解きかけていたせいだろう。
これ幸いと、マロウは自分を取り押さえようとする男二人にに、右手を翳した。
168バーゼル左遷キャンペーン失敗 5:2005/12/01(木) 07:35:41 ID:gIObxqMj
「寄るでねぇ! 『フォース』打つぞ!」
その声とともに、二人が素早い動きで背後に飛び、マロウから距離をとる。
「神官か! あぶねーな!」
神聖魔法『フォース』は相手と接触状態にいなければ使えない。
牽制としては充分だが、これ以降は膠着状態となろう。
乾いた唇をしめらせながら、マロウは二人を睨みつける。
同性同士の情交など、彼の神であるマーファは決して許しはしない。
なんとしてでも、貞操は守らなければならない。
「チッ…清く正しくのファリス神官か? 結界部屋に連れてったほうがいいんじゃねーの?」
「何言ってやがる。結界部屋は使用中だろ? ルーンマスターの女二人を連れ込んだだろうが。」
「女…二人!?」
ベルカナと、シャイアラの姿が頭に過ぎる。それから、先ほどの男の言葉。
『順番、ぜんぜん回ってこねえんだよ。生殺しだよ、あれじゃ。』
…まさか…まさかまさかまさか!
「…ベルカナ…シャイアラどん…!」
マロウの中で、何かが壊れていくような気がした。
あの二人さえ助け出せれば、それですべては元通りになると思った。
希望は、あると思った。
「そんな…そんな…!」
力なく倒れこんだマロウは、冷たい石の床を拳で殴る。手に血が滲んだ。
男二人はそれを見、顔をあわせてニヤニヤと笑う。
169バーゼル左遷キャンペーン失敗 6:2005/12/01(木) 07:37:33 ID:gIObxqMj
片方がマロウのもとに屈みこみ、その肩をポンと叩く。
「あの二人、開放してやろうか?…お前次第だけどな。」
「!?」
顔を上げたマロウに、男はニヤニヤと笑みを返す。
「実はお前らな、ギルド内で昇進の話が出てるんだよ。」
「…昇…進?」
「そろそろ幹部にしたらどうかってな。まあ、無条件じゃねえみたいだったけどよ。」
「…バーゼルも、焦ってたってのもあるんだろうなあ。急にマジになっちまって…
 お前らのおフザケみたいな左遷宣言なんざ冗談だって、今までは笑って聞いてたのによ。」
うんうん、と頷いて、男が言う。
「ともかく、これはギルドからのお達しじゃねぇ。バーゼルの独断だ。
 俺らがちょいと上まで知らせれば、今度同じ目に合うのはバーゼルって寸法さ。」
「…オラが…あんたたちの言う事を聞けば…」
マロウがそう呟いた。
「そうそう。女二人を助け出したくば、な?」
「………」
マロウは口を一文字に結び、目を閉じた。両手を下に下ろす。
…ともかく今は、これ以上あの二人に手を出させないことが先決だ。
クッと小さく呻き、マロウが顔を上げたその時だった。
「待ったぁ!」
叫び声を上げ、もう一人、男が部屋へと飛び込んできた。
170バーゼル左遷キャンペーン失敗 7:2005/12/01(木) 07:39:09 ID:gIObxqMj
へへ、ちょろまかしてきたぜ!」
男は、飴玉のような極彩色の薬が入った瓶を誇らしげに翳した。
「【ムーンライト・ドローン】か? でかした!」
「ムーンライト…ドローン…?」
頭の中を探る。その名は聞いたことがあるが、思い出せない。
「へへ、つれてきたのこいつ? 中々いいんじゃね?」
呼吸を整えながら、男はグイとマロウのおとがいを掴むと、上に上げる。
「…んぐ!?」
口に、【ムーンライト・ドローン】らしき小さな粒が押し込まれた。
小さな薬の粒は、喉の奥に滑り込むとむせ返りそうな感覚をもって中へ入り込む。
鼻を摘まれて呼吸を止められると、思わず喉を鳴らして飲み込んでしまった。
「………!」
飲み込んで、すぐだった。
まず、体の芯が必死になって現れようという兆候に反発しているのを感じた。
それから、それが抑えられなくなり、そして一気に【爆発】する感覚を感じた。
「な…!」
ドクン、と心臓がひときわ大きくなる。酔っている時のような高揚感がする。
眩暈がする。思わずその場に崩れ落ちた。
「な…何だぁ…?」
呟いてすぐ、自分の声がやけに高くなっているのに気がついた。
それから、体の一部がやけに重くなっている事に気づく。
171バーゼル左遷キャンペーン失敗 8:2005/12/01(木) 07:39:36 ID:gIObxqMj
自分の体に、一体何が起こったのだろうか。
マロウは恐ろしさのあまりに思わず胸のマーファの聖印にふれようとする。
ふにょ、と柔らかい感触を感じたのはその時だった。
…胸が、ある。人体で言う胸部ではなく、女性の、胸のふくらみ。
「!!」
マロウは思い出した。
【ムーンライト・ドローン】。
飲んだ者を性転換させる、魔法の毒薬だった。
「へへへ、かわいく変身したなぁ?」
クイとおとがいをつままれ、そちらを向かせられる。
ニンマリと笑ったその顔に怖気を覚える。これから何をされるのか…考えただけでも、鳥肌が立った。
「よーし、じゃあ今から一人でやってみろ。」
「…なッ!?」
男の言葉に、おもわずマロウは叫ぶ。
一人で…ということは、自慰をしろということなのだろうか。
「何言ってるだ! 人前でそんな事できる筈が…」
「なら、何も準備しないうちに突っ込んでやってもいいんだぜ?
 こちとら、男の股いじってやる趣味は無いんでねえ。」
「…………」
黙り、マロウはぺたんと床に座る。
172バーゼル左遷キャンペーン失敗 9:2005/12/01(木) 07:40:15 ID:gIObxqMj
「…………」
目を瞑り、ぎゅっと口を引き結んで、マロウは革のベルトを外しかかった。
そして、服の中に手を入れる。
…一番最後に、女性と情交を交わしたのはいつの事だっただろう。
そもそも自分がいま何年、生きてきたか、それさえも覚えていない。
手探りで、頭の中の記憶の女性の体を思い出す。
「…っく…」
薄く毛が生えた恥丘を探り、乾ききった花弁に手を這わせる。
小さく擦ってみると、痛みがした。唾液で指を塗らしたほうがいいのか?
そう思った時にふと視線を感じ、マロウはそちらを見やる。
「―――!!」
三人が、あのいやらしいニヤニヤ笑いを浮かべ、こちらを覗き込んでいた。
ドクドクと心臓の音が高鳴り、ジワリとマロウの体の芯が熱くなる。
(……変態だ……)
羞恥に、顔面が赤くなる。指を動かす、ぬるりといやらしい液が絡む感触がする。
(オラ、変態だぁ……)
指の動きが、止まらない。
ちゅ、ぬちゅ、と粘液の擦れる音が聞こえてくる。呼吸が、荒くなってゆく。
「いぃ!?」
ビクン、と体が揺れた。
突然、体に走ったその快感に、思わず指が止まる。
173バーゼル左遷キャンペーン失敗 10:2005/12/01(木) 07:40:44 ID:gIObxqMj
「…あぅ…」
恐る恐る再度触れてみると、しびれるような感触がした。
ぐちゅ、と音をたてて、潤んだ秘裂が愛液を吐き出す。
見つけ出した突起に、掬った愛液を何度も擦りつける。
「…んう、ん、っふ…」
気持ちがいい。もっと、このままここで弄っていたい。
今自分がどこで何をしているか、マロウが忘れかけたその時だった。
急に、腕をグイとつかまれる。思わず男を見上げると、そのまま腕を引っ張り上げられた。
ぬぷっ、と音がして、愛液まみれの指が服の中から引き抜かれる。
「なーにチマチマやってやがるんだよッ! さっさと服全部脱いで指突っ込んじまえ!」
叫び、後ろからマロウを羽交い絞めにした男が、彼の上着を捲り上げる。
目にした二つのふくらみに、残る二人が口笛を吹いた。
「なんだ、あの二人よりでけえじゃねえの。」
「あっちはガキとエルフだからな。まあエルフの方は思ったよりはでかかったみたいだけどよ。」
「……!!」
一番聞きたくなかった話に、思わずマロウは手の母子球で耳を覆う。
背後からチッと舌打ちの音が聞こえた。
「何やってんだ! そら、まじめに弄るンだよ! こうやって、指突っ込んでズボズボやれッ!」
ぐちゅっ、ずぶっ…
愛液の音がして、指が膣内に入り込む。二本とも抵抗も無くぬるりと中に入り込んだ。
突起を転がしていた時よりも良いとは思わないかったが、
じわじわと足元から湧き上がる快感に、いつの間にか夢中になってゆく。
174バーゼル左遷キャンペーン失敗 11:2005/12/01(木) 07:42:04 ID:gIObxqMj
「んん、ん、んう…!!」
ぐちゅっ、じゅぶっ…
愛液の音が部屋中に響く。充満する雌の匂い。それが自分の体から発されている。
「…あぁ!?」
急に腕を引っ張られ、ちゅぷ、と音を立ててマロウの指が抜かれる。
「へへ、もういいだろ…」
気が付くとむき出しの太腿に男の男根が押し付けられていた。
気持ちが悪い。生理的な嫌悪感しか感じないが、それでも目を瞑り、懸命に堪える。
「……?」
目を閉じて、覚悟はしたが、果たして何も起こらなかった。
マロウがおそるおそる目を開くと、三人はまたもやあの笑みをうかべている。
「なっ…何を…」
「馬鹿なヤツ。こういう時にはお願いしねーとなあ。」
「…お願い?」
「自分でマンコ広げて、チンポ突っ込んでくださいってな。」
「!!」
マロウは思わず絶句した。
都合で勝手にこんな体にされ、散々自慰させられて、何故そこまでしなくてはならないのだろう。
…それでも、不利なのは自分だった。
あの二人を助けなければならない。ゆっくりと、マロウは口を開く。
175バーゼル左遷キャンペーン失敗 12:2005/12/01(木) 07:54:49 ID:gIObxqMj
「…い、入れて…」
「ああ。んで何を? どこに?」
「だ、だからオラの中…その…」
「ああ、そろそろあいつら飽きたとこかな。本物の女犯しに行くかー」
「待って、行かないで入れてっ、オラの中にチンポ突っ込んで、出し入れしてぇ!」
「ひゃーはははははッ!!!」
歓声が上がる。
(変態だ…)
頭の中で、そう呟く。
(変態だ…)
目頭が熱い。眼前がぼやける。
「よし。入れるぜ。ご希望通り、入れてやる。」
ニヤリと笑って男は、マロウの体の上に圧し掛かる。
秘裂に男根を押し当て、それから一気に挿入した。
ズブッ…
「ぐあぁっ!?」
男根が挿入されると同時に、強烈な痛みが、体を襲った。
体の内側が裂けてゆく。壊される。殺されてしまう!
「い…い、痛いッ!!」
「いーい声だなぁ…」
目の前でこちらを見つめている男の目がヤバい。
「痛いっ、後生だぁ、い、一回抜いて…」
「ひゃははッ、んな事してやるかよ!」
176バーゼル左遷キャンペーン失敗 13:2005/12/01(木) 07:55:15 ID:gIObxqMj
「ぎっ、あぐぅーッ!!」
騒げば騒ぐほど、男の動きは激しくなった。加虐心を刺激されたとでもいうのだろうか?
いや、元々この男の特性なのかもしれない。
血走った目で自分の中をザクザクと出入りする男を涙目で見ながら、マロウは弛緩した頭の中でそう思っていた。
首を横に向けられ、目の前に男根を押し付けられたのは、その時だった。
「ほらほら、せっかく大口開けて叫んでんだ。こいつを咥えろよ」
マロウは驚愕した。まさか、このような事を強要されるとは思ってもいない。
黙って口を閉じていると、頬にピタピタと押し付けられる。
「口利きしてやんねーぞ」
「…………」
コクンと息を呑み、恐る恐る、舌を突き出す。
フルフルと震えながらも、グロテスクな男根に舌をつけた。
ぺちゃ、ちゅぷっ…
男根の表面を、舌で撫で上げる。必死になってした行為だが、お気に召さなかったらしい。
すぐに男はマロウの頭を押し込み、男根を喉の奥に突っ込む。
「んぐーッ!!」
「へへッ、歯ァ立てんなよー…」
男が力任せに頭を押し引く。舌の先から喉の奥を男根が出入りする。
…自分の身には、一体何が起こっているのだろう。
女の体になり、男たちの思い通りにされるのは、囚われのベルカナとシャイアラを助け出す為だ。
覚悟はしていた。それでも、まさか男性器を口で咥えねばならないとは…
177バーゼル左遷キャンペーン失敗 14:2005/12/01(木) 07:57:25 ID:gIObxqMj
「歯ァ立てんなって言ってんだろうがッ!!」
パアン、と小気味よい音がして、頬が張られる。
「っぐ…」
「男に遠慮なんかしねえからな。」
「くぅ…」
今は無いとはいえ、元々自分の体にも存在していたものに舌を這わせ、
奉仕しなくてはいけない事に嫌悪感を覚える。
嫌悪感を覚えながら、それでもマロウは必死になって男根を舌でねぶる。
「…へへ、そろそろ出すぞ」
下半身の痛みが麻痺し切った頃に、膣に男根を出し入れしていた男が言った。
腰の動きが激しくなった。裂かれていたものが今度こそ本当に真っ二つにされる。
マロウは痛みから逃れようとするが、それでもガッシリと腰を捕まれていて動く事はできない。
「あぐっ、っが、あ、あ!!」
痛みに目頭が熱くなる。マロウの意識が遠のいた、その時の事だった。
びゅるッ…
熱い欲望の塊が、膣内に吐き出される。
男根はビクビクと奮えながら、その残滓を最後まで注入した。
「あっ、てめえ…気持ち悪くなるから出すなってんだろ!」
一人が、膣内射精をした男に抗議した。
誤魔化し笑いを浮かべつつ、男はマロウの膣内から男根を引き抜く。
ぬぷっ…
音がして、わずかに痛みが引いてゆく。
178バーゼル左遷キャンペーン失敗 15:2005/12/01(木) 07:58:32 ID:gIObxqMj
「…はー…はー…」
マロウは絶え絶えに呼吸をする。
空虚な痛みだった。未だ腹の中、太腿の間に何かが挟まっているような感触がした。
「あーあ。ドロドロじゃねえか…」
呆れたような声で、一人がマロウの太腿を持ち上げ、脚を開かせる。
「!?」
マロウは自分の血と精液が交じり合った秘裂の惨状に、思わず目を瞑る。
「…いッ!?」
次の瞬間、指が挿入された。処女を失った秘裂ではない。
「そっちは…そっちは関係ねぇだよッ!」
あろうことか尻穴の入り口に指を差し込まれている。
「おいおい、こいつ元々は男だぞ。」
苦笑しながら、さきほどまでマロウを犯していた男が言った。
「俺だって初物食いたいもんね。こうなりゃケツでもいいさ。」
秘裂から流れた精液を掬う。指が、再度挿入された。
「ひッ…!」
ただ、気持ち悪かった。直腸を、指が進んでいく。
嫌悪感と物理的な気持ち悪さがそろって体を襲う。
鳥肌が立った。こみ上げる吐き気に、口を押さえる。
それでも抑え切れなくて、吐き気を堪え、叫び声を上げる。
179バーゼル左遷キャンペーン失敗 16:2005/12/01(木) 07:58:54 ID:gIObxqMj
「嫌だぁ、止めろ、止めろーッ!!」
「血まみれのほうに突っ込んでやってもいいんだぜえ?」
「……っく、う、う…」
いつの間にか、指は引き抜かれていた。代わりに固いものが押し当てられる。
男の腰に力が入り、ずぷ、と一気に挿入される。
裂ける。裂けてしまう…
と思ったが、しかし処女を奪われた時とは違い、その動きはゆっくりだった。
思ったよりも、痛くない。少なくとも、破弧の痛みよりは格段に。
「…気…使ってくれてるだか…?」
呟くようにマロウが問いかける。
「さぁなぁ」
ニッと男は笑った。
実際にはアナルセックスは激しくするものではなく、ゆっくりと、征服していくように行うものである。
ただ、女性経験はあるものの大地母神の信者であるマロウは、それを知らない。
男の指が、秘裂に伸びる。思わずビクンと反応したが、痛みの残る膣内には触れないよう男は突起を指で摘んだ。
「ひうぅ!!」
やがて奇妙な感覚が起きた。ゆっくりと出入りする尻穴の男根が、微弱な快楽をもたらしはじめる。
「ん、ん、んう…」
気持ちがいい。なのに、惜しいところで快楽が届かない。
恐る恐る、マロウは秘裂に手を伸ばした。
現在マロウを犯している男の手に触れる。
かまわず、指でつっと秘裂を撫でる。
…我慢が、できない。
180バーゼル左遷キャンペーン失敗 17:2005/12/01(木) 07:59:57 ID:gIObxqMj
ぐちゅぐちゅと音を立て、自分の指が出入りする感覚をマロウは堪能していた。
せめて男の体では無かったほうの場所を、意識できるようにしたい、というのは建前の話。
ただ、欲しいだけ、男が欲しい、それだけなのかも知れない。
「何だコイツ、自分で弄ってやがる。」
覗き込むようにしてもう一人が言った。
「なんだ、せっかく気ィ使ってやったのに。…チンポほしいのか?」
背後から、マロウのわずかに尖った耳元で、声がする。
マロウは思わず、コクリ、と首を縦に振った。
「…欲しい…」
口に出した言葉に、おお、と三人の口から驚きが漏れる。
「なあ、俺の体の上に乗せてやれよ。」
「よしよし、口にも突っ込んでやろうな?」
一人の男の体の上に、うつぶせになるように落とされる。
同時に、秘裂が男の男根を咥え込む。
「んあぁッ…!!」
飲み込む際に痛みはしたが、すぐにゾクゾクと下半身から快感がわき上がった。
前面と後面、双方からガツガツと責められて、気が狂いそうになる。
「奥に…当たってる…当たってるだ…よぉ…」
気持ちいい。頭の中がしびれてくる。
もっと、もっと突き上げて欲しい。
181バーゼル左遷キャンペーン失敗 18:2005/12/01(木) 08:01:38 ID:gIObxqMj
マロウは首を動かし、頬にピタピタと叩きつけられている男根にしゃぶりついた。
ちゅ、ちゅと音を立てて吸う。口の中に苦い味が広がる。
「うぅ…」
目の前が虚ろになる。目の奥が突っ張る。
ボロボロと自分の頬を伝い、涙が流れ出るのを感じていた。
それは、男たちへの怒りでも羞恥でもない。自分に対する嫌悪感だった。
同性に散々に犯されて、それでもまだ欲しいと思ってしまう。
それだけならまだしも、あろうことか生殖に関係のない部位で、
それがどうしても現在の女性の体ではなく男であった時の自分を想像してしまい、余計に吐き気がした。
なのに。
「っく、あぁ、あうぅ…」
…なのに、体の奥が反応している。
ガツガツと子宮を突き上げられるたびに、体が疼く。
「あぁ!? あう、あうぅ…」
嬌声を上げながら、マロウは微笑をうかべていた。
最早、自分が何をしているのか、何をされているのかが分からない。
口と膣内と直腸で男根を受け入れて、ただ達することだけを望んでいた。
「あっ、はひっ…はひィ…」
「よし、出すぞ!」
「こっちもだ!!」
ドクン…
マロウの体の中で熱い精液が弾けるのと同時に、
【彼】は自分の中の何かが壊れていくのを感じていた。
182バーゼル左遷キャンペーン失敗 19:2005/12/01(木) 08:02:02 ID:gIObxqMj
……………………
………………
…………

これで何度目か、最早認識できないでいた。
またしても、体中の穴で精液を受け止めて、マロウの体がわななく。
「ひ…う…」
まだ、まだだ。…まだ、下半身が熱い。
「あ、あぁ、あー…」
…あれから、どのくらい時間が経ったのだろう。
時間も回数も分からないほどに、マロウはこの三人に犯されていた。
いや、最早、犯されている訳ではない。
マロウ自身も立派に、男たちの男根を受け入れるのに喜びを感じるようになっていた。
「まだ…まだぁ…」
だらしなく笑みを浮かべ、マロウが男たちに更なる快楽をねだる。
三人はそんなマロウを眺めながら苦笑した。
「イッたばっかのくせにもうこんなんなってるぜ。…神官様じゃなかったっけ?」
「あぁ? ただの色キチ●イだろ」
小さく笑みが漏れる。何のことやら分からないまま、マロウも笑う。
183バーゼル左遷キャンペーン失敗 20:2005/12/01(木) 08:02:50 ID:gIObxqMj
「ほれ、ご希望のチンポを突っ込んでやったぞ。嬉しいだろ。」
「は、ふぅ、う、嬉しい…気持ちいいよぉ…」
体を揺らされながら、マロウが呟いた。
焦点の合っていない目で、虚空を見つめ、笑う。
「よし、後ろにも入れてやる」
「しゃぶらせてやるよ。とっとと綺麗にしな、このメスブタ。」
前後から突かれ、体の奥が快楽で埋め尽くされる。
ジュブ、ジュブと音を立てて舌の上を男根がスロートされる。
「ん、んん、ん…」
「男のくせに、男にチンポ二本突っ込まれて、口でしゃぶりながら喜んでやがんの。」
「変態だな、変態。」
罵倒も嘲笑も、もはや快楽を増長させる手段でしかない。
「いく、いく…いっちゃ、いっちゃうよぉ…!」
叫び声を上げ、マロウはビクンとひときわ大きく震えて、絶頂に達した。
184バーゼル左遷キャンペーン失敗 21:2005/12/01(木) 08:03:44 ID:gIObxqMj
「…あー、やったやった。」
たった今膣内で射精した男は、やっと満足がいったのか、そう呟く。
マロウの体を持ち上げると、その場に打ち棄てた。
どさり、と仰向けになった状態で、マロウの体が床に落とされる。
同時に、顔に、髪に、白濁した液体がかけられた。
「ひゃはは、きったねーなあ!」
精液でどろどろになったマロウの体を見て、男たちは下卑た笑い声を上げる。
当のマロウはというと、絶頂の余韻に浸りながらも、
ヒューヒューと音を立てて、絶え絶えの呼吸を繰り返した。
体が震えると同時に顔の隆起部を伝って、口の端からどろりとした白濁の液がマロウの口内に流れ込む。
快楽が欲しい。それだけを思うようになったマロウは片手で体をまさぐりはじめた。
カチリと音がして、胸につけたままのマーファの聖印に手が触れたのは、その時だった。
「…マーファ様…」
マロウの両目が見開かれた。それから、一瞬にしてその瞳は生気を取り戻す。
同時に、悲しそうな表情が、浮かんだ。
「…マーファ様…」
精液でべとべとになった手で聖印を握り、【彼】は信教の神の名を呼んだ。
185バーゼル左遷キャンペーン失敗 22:2005/12/01(木) 08:05:05 ID:gIObxqMj
自然であることを教える豊穣の女神。もう、自分にその声は聞こえやしないとも同時に思う。
男たちの手による薄汚い欲望の渦に塗れて、与えられる快楽から、最早抜け出せなくなっていた。
「マーファ様…」
それでも、助けを請う。
…声は、届かなかった。
「なんだこいつ、ファリスじゃなくてマーファか。」
「ああ、じゃ丁度いいじゃねえか。これだけ中出ししてやりゃ、ご待望の子供がボコボコ産めるぜ。」
「生めよ、ふえよ、地に満ちよ!…よかったなあ、神官様。」
男たちは知らない。ムーンライト・ドローンの変身では、妊娠することはできない。
これは、生殖でも何もない。ただ欲望を満たすだけの、意味のない行為だった。
一斉に、笑い声が上がる。
曖昧にぼやけたマロウの視界の中で、それは過去での仲間たちと重なる。
もう戻れないと、分かってはいた。
それでも、マロウの頭の中でかつての彼と四人は、笑いあい、楽しい時を過ごしていた。


おわり
186エスノア@日光浴中 ◆lX/3zqtk/U :2005/12/01(木) 08:05:35 ID:gIObxqMj
以上です。
スレ長くお借りしてしまいました!
ありがとうございました。
187名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 00:59:03 ID:uJlMzq1e
otu
188名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 22:49:16 ID:jKFu1htA
GJです
189名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 00:26:31 ID:cPsSJ6xR
GJ!

でも何故か胸が痛くなった なんでかな
190名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 12:56:06 ID:PWBbZpwn
一人称がオラだからに違いない
191名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 13:56:03 ID:s71MWHXd
まあ、口調はアレなんですが…
外見はかわいいんですよ。外見は…
192名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 14:48:54 ID:wV6i4VgP
あげ
193名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 05:47:36 ID:OxUUwfRc
乙です。堪能しますた。
194名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 16:23:50 ID:jUZr8aFz
あげ
195名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 15:56:05 ID:7AB7UZc1
あげ
196名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 22:09:20 ID:jMGvJvG/
あげ
197吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/12/09(金) 18:48:40 ID:aUCvrqQY
保守

次はオリでもっと読みやすいのを書きます
スレのふくらし粉にでもなれば
そのうち・・・ボチボチ・・・・
198名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 04:32:43 ID:K/rQSX9b
保守はいいけど、宣伝のみはちょっと。
199名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 15:49:26 ID:Bsip5yWM
予告にかみつかなくてもw
200名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 20:40:03 ID:kXCsA9Ch
予告のみだからじゃね?
201ステテコ女王:2005/12/11(日) 21:24:22 ID:1/F9JxrR
「しまったなあ・・・」
一等宇宙航海士の山田直樹は、窓の外に流れていく星の瞬きを見つめながら、ため
息ばかりついていた。ちなみにここは宇宙資源探索船うまい棒一号の船室である。

直樹はベッドから立ち上がり、ジャパンテラフォースというプリントが入ったツナギを脱
ぎ始めた。胸元にあるジッパーを指でつまみ、へその辺りまで下ろすと、男らしい厚い
胸板がお目見え・・・しなくて、代わりに柔らかそうな乳房がお出ましとなる。さらにツナ
ギから足を抜き一糸まとわぬ姿になると、股間にぶら下がっているはずのモノが無く、
そこには少し肉がはみ出た割れ目があった。

「・・・完全に女性化してる。声もだ」
鏡で自分の姿を見ると、男らしかった顔は丸みを帯びていて、ずいぶん可愛くなってい
る。おまけに百八十センチあった背も縮み、今はどう見ても百六十センチあるかないか。
ツナギがだぶつき、歩くたびに足がもつれてしまうような状態なのに胸元は窮屈で、尻の
辺りもピチピチという有り様だった。
「まずいよなあ・・・」
宇宙資源探索船うまい棒一号は、男所帯の三十人編成。直樹を除いて皆、普通の成人
男性である。しかも地球を離れて早や半年、船員たちは寄ると触ると女の話ばかりして
おり、はっきり言うと女に飢えているのだ。
202名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 21:32:21 ID:L2dUdpM8
ときめく以前に宇宙船の名前に吹いた。
ワクテカ
203名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 21:33:45 ID:9MOEcQnJ
リアル遭遇支援
204名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 21:35:43 ID:v0t1n6oV
wkwktktk
205名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 21:43:50 ID:JqFf1KWm
強制スレの全裸待機な流れにワロス
206ステテコ女王:2005/12/11(日) 21:46:05 ID:1/F9JxrR
実は今から一週間ほど前、うまい棒一号はモヘヘ星付近にあった小さな惑星に着陸し、
資源の採掘を行っていた。名も無い惑星だったが、なんとそこには大気が存在し、生物
もいくらかいたのである。とは言え、すべてあまり高い知能は持たず、進化の途中にある
ような生物ばかりであったのだが──

「おっ、あそこにいる動物、ヒトにそっくりだな」
と、直樹が四つん這いで歩く動物を見て、ある悪戯心を起こしたのがいけなかった。
「警戒心は薄いな。特に凶暴でも無さそうだし。おや、こいつメスか・・・」
四本足で歩くヒトとでもいうべきか、かなりヒトに酷似した生物を見て、直樹の心ははやっ
た。辺りには他の乗組員もおらず、ここいらには自分とこの生物だけ・・・そう思ったとき、
直樹はツナギを脱ぎかけていた。

結局、未知の生物を直樹は犯してしまった。幸い、メスと思しきその生き物はヒトと同じ
性器の構造を持ち、直樹をたっぷりと受け入れてくれたのだが・・・
「女になっちゃなあ・・・どうしたらよかんべか」
気がつけば体が女性化してしまったという訳である。船長はただちに直樹を部屋から出
ぬよう指示し、第一級非常事態宣言を乗組員一同に発した。手早く言うと直樹を隔離し
たのである。
207ステテコ女王:2005/12/11(日) 22:00:48 ID:1/F9JxrR
「つまんねえな。風呂でも入るか」
隔離されてそろそろ一週間。直樹はその間、誰とも会わずに過ごしている。他の乗組員
は誰も女性化していないそうだから、原因はあの生物に違いないだろう。そうなれば直樹
は他の誰とも接するべきではない。が、しかし──

「寂しいよなあ」
シャワーの飛まつを浴びながら、そんな事を思うのである。うまい棒一号の乗組員は皆、
宇宙海軍学校の同期生ばかりで、船長はそこの教官だった。日本初の単独宇宙探索船
という事もあり、うまい棒一号とその乗組員は家族同然の仲なのである。三十人全員、顔
と名前が一致するほど親しいのだ。なので、直樹は自業自得とはいえ、ただ一人、疎外さ
れた今の状況が悲しくて仕方が無い。

「それにしても、女って・・・柔らかい体なんだなあ・・・」
石鹸を体にまぶした直樹は、瑞々しくきめ細かい肌を指で押してみた。柔らかいのに弾力
があり、やはり男の時とはぜんぜん違う。
「おっぱいも揉むのは好きだったが、いざ自分の胸にあると重たくてかなわんな。チンポコ
がなくなると何か収まりが悪いし・・・」
髪を洗うと毛が妙に細くなっている事に気がついた。微妙な事だが、何もかも男と女は違う
と、あらためて思い知らされる直樹であった。
208ステテコ女王:2005/12/11(日) 22:16:37 ID:1/F9JxrR
「ん?部屋に誰かいるぞ」
風呂から出た直樹は、部屋に誰かが居る事に気がついた。乗組員のツナギを着ている
ので、仲間だという事は分かるが、はたして一体、誰なのだろうかと目を凝らしていると、
当の本人が勝手にこちらへ振り向いてくれた。

「おっ、風呂入ってたのか。すまんすまん」
そう言いながら笑うその人物は直樹の親友、乙川昭彦だった。彼はレーダー技師で、
航海士の直樹とはツーカーの間柄である。
「昭彦か!どうしたんだ?俺は今、隔離中の身だぞ」
「空気感染の心配は無いんだろ?平気だよ。それより、土産を持ってきた」
昭彦は食堂からがめてきたというビールとつまみを持っていた。

「もっと早く来たかったんだが、船長がうるさくてな」
「いや、来てくれてうれしいよ。寂しくて死にそうだったんだ」
ビールも嬉しいが、何より心の通った会話が嬉しくて直樹はあやうく落涙しそうになった。
友達ってありがたい。友情って素晴らしい。そんな思いで心が一杯になる。
「座れよ、昭彦。さっそく、飲もうぜ」
「ああ、それはいいが・・・その前に、何か着たらどうだ?目のやり場に困るぜ」
風呂上りの直樹は体に巻いたバスタオル一枚という姿。前述した通り、たとえ親友とは言
えども女に飢えた乗組員には目の毒である。
209名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 22:27:28 ID:kfSL2oqM
210ステテコ女王:2005/12/11(日) 22:33:11 ID:1/F9JxrR
「実は服のサイズが全部、合わなくなってさ。風呂上りはいつもこうなんだ」
いきなり女性になったので、直樹は衣服に困っていた。何せ身長は二十センチも縮み、
バストはトップとアンダーの差が激しくなったのである。腰も細くなり、その分、ヒップが
育ってしまったので、何もかもが今の体に合わないのだ。

「まあ、男所帯だからな。そう思って、乗組員一同から差し入れ預かってきた」
昭彦は何やら小さな箱を取り出し、直樹の前に差し出した。
「なんだ、これ?」
「開けてみろよ。守保係の連中の手作りだって言ってた」
箱を開けると中には女物の下着セット、すなわちブラジャーとショーツが入っているでは
ないか。直樹はそれを手に取ると、苦心して作ってくれた守保係の仲間に感謝した。

「ありがたい。ノーブラじゃ胸が揺れて、困ってたんだ。ブリーフはケツがキツくて駄目な
んだよ。ちゃんと、尻の部分を緩めに作ってある・・・」
「守保の粕谷、あいつの実家、シュリンプっていう女物の下着メーカー屋らしいぜ。その
おかげでブラジャーもパンティも型紙無しで作れるってよ。器用なやつだ」
「粕谷か。たかだか一週間、会ってないだけでずいぶん懐かしく感じる・・・俺に代わって、
お礼を言っといてくれないか、昭彦」
「水臭い事、言うなよ。仲間じゃないか」
仲間、なんて良い響きだろう。直樹はあらためて友情の篤さに感謝するのであった。
211ステテコ女王:2005/12/11(日) 22:45:39 ID:1/F9JxrR
「ところでブラジャーって、どうやって着けるんだろうな」
ストラップの部分を指でつまみながら、直樹が首を傾げた。これを着けている女性とは
幾度も夜を共にしたが、自分が身に着けた事はない。

「紐を肩に通すんじゃなかったか?」
「悪いけど手伝ってくれよ、昭彦」
ビールをちびちびやりながら、二人はああでもないこうでもないとブラジャーに翻弄され
はじめた。
「カップに手を添えていないと、ずれるな。昭彦、ホックを止めてくれないか」
「よしきた」
直樹は気持ち前かがみになり、たっぷりとした乳房にカップをあて、背中のホックを昭彦
に止めさせた。そしてストラップを手繰って、形を整えると何とかなったのである。

「うん、いい感じ!乳揺れが収まった!」
「パンティは自分で穿けるな」
「ああ」
直樹は昭彦の前で堂々とショーツに足を通した。普段、男所帯で隠すものが何も無いた
め、他人の視線が気にならないのである。しかし今、直樹は可愛い女性になっている。
おまけに二人は飲酒中で、理性のタガが外れやすくなっている状態。何やら不穏な空気
が部屋の中に満ち始めた。
212名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 22:52:51 ID:4Ok1hhIc
wktk支援
213名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 23:00:15 ID:kXCsA9Ch
書きながら張ってる?
214ステテコ女王:2005/12/11(日) 23:05:01 ID:1/F9JxrR
「穿けた。なんだか落ち着いたよ」
「そうか、そうか」
ブラジャーとショーツを身に着けた直樹はくるりと身を躍らせ、一回転してみせた。胸は
揺れるがブラジャーのおかげで収まりが良い。ショーツもぴたりと尻に密着しながら、き
ちんと余裕もあるので、今の直樹にはまさにあつらえたような感じだった。

「そうとなればビール、ビール・・・そういえば昭彦、地球まであとどれくらいで着くのかな」
「まだ全行程の半分だから、半年はあるぞ」
「それまでずっと、俺、女のままなのかな・・・」
「もしかしたら、一生かもしれんぞ」
「脅かすなよ。地球に帰れば、何とか対処法も見つかるさ」
宇宙を航行中のうまい棒一号内では無理だが、きっと地球に帰れば男に戻れると信じ、
直樹はビールに口をつけた。

机の上にビールの空き缶が五つも転がると、徐々に昭彦の目が座り始めた。酒乱揃いと
いう訳ではないが、うまい棒一号の乗組員は基本的に荒くれ者が多く、昭彦は酔った体を
揺らしながら、とうとうと語り始めるのである。
「そもそも、お調子者のお前が悪い!妙な動物とやっちゃうからだ。ガハハ!」
直樹が女性化した事を詰り、嘲笑う昭彦。しかし、直樹だって負けてはいない。
「そんな事を言うがな、お前だってあの場にいればやったに決まってるよ」
「いいや。俺はやらない」
「やる!」
「やらない!」
二人はいつしか顔を突き合わせ、犬のように唸り声を上げていた。
215ステテコ女王:2005/12/11(日) 23:22:02 ID:1/F9JxrR
「俺だってなあ、あの生物がこんな格好してなきゃ、やらなかったよ!」
直樹はベッドに這いつくばると、くねくねと尻を振って見せた。女の体に女物の下着を身に
着けた直樹が、シーツの上に波を作って婀娜っぽい微笑をたゆませると、それまで饒舌だ
った昭彦が急に無口になった。目は完全に座り、ふっくらと丸みを帯びた直樹の尻に釘付
けとなっている。

「いいケツしてるな、お前」
「ん?何言ってんだ、昭彦」
昭彦がすっと立ち上がり、ベッドへと迫る。股間を見ると男の形が浮かび上がっており、彼
が今、興奮状態にある事を示していた。
「考えてみれば、今、俺は女と部屋に二人っきりなんだな。そうなりゃ、やる事はひとつだ」
「何、言ってるんだよ・・・俺は今、隔離中の身で・・・」
二人は会話が噛み合わないまま、ベッドの上に体を重ねた。直樹はたった今、着けたばか
りのブラジャーとショーツに手をかけられ、じたばたと暴れ始める。

「よせ、昭彦!冷静になるんだ!」
「うるせえな。黙って足開けよ」
「あっ、あっ・・・やばいって!ああっ・・・」
女の体になった上に酔っていたので、直樹はたいした抗いも出来ぬまま、股間に異物を
挿入されてしまった。昭彦は勃起した男根を直樹の胎内へ奥深く突き入れ、これでもかと
いうほど激しく出し入れをした後、勝手気ままに子種を放出したのである。
216ステテコ女王:2005/12/11(日) 23:36:49 ID:1/F9JxrR
半年後。種子島宇宙センターは、資源探索船うまい棒一号の帰還を喜ぶ人々の出迎え
で沸いていた。何せ、日本初の宇宙探索という快挙を果たしたのである。国民の熱狂ぶ
りはさもありなんという感じであった。

「うまい棒一号が見えたぞ!」
銀色に光る船体の脇腹に、うまい棒一号という文字が見える。JAXAの発表では、乗組員
も全員無事でただの一人も欠ける事無く帰って来たという。彼らは出遅れた感のある、日
本の宇宙開発に偉大な足跡を残したと言えよう。
「うまい棒一号が着陸しました。さあ、大役を果たした勇気ある乗組員たちを拍手で出迎え
ましょう!」
この場には世界中から報道陣が集まり、帰還した乗組員たちを今か今かと待ち受けてい
る。かくして船体のハッチが開いた。そして──

「乗組員一同、ただいま帰りましたわ」
まず、ミニスカート姿の女性がずいっと前に出た。胸元には大佐の階級章が光っており、
彼女が艦長である事を示している。次いで、
「一等航海士、山田直樹。えー、恥ずかしながら、帰って来ちゃいましたあ」
ぴょこん、と飛び出したのは、あの直樹である。彼は、いや彼女もむっちりとした太ももが
丸見えになるほどの短いスカート姿で、胸元は手作りらしきチューブトップで決めていた。
217ステテコ女王:2005/12/11(日) 23:55:34 ID:1/F9JxrR
「乙川昭彦・・・すみません、帰って来ちゃって・・・」
その後も次々と現れる乗組員は皆、うら若き乙女の姿となっていた。それを見たJAXA
の関係者、ならびに乗組員の家族親類、はては報道陣までがあんぐりと口を開けて、放
心してしまう。

「おい、衛星の回線を切れ!放送事故だ!」
某国営放送のスタッフがまず、中継から一面のお花畑に画像を切り替えた。民放各局も
それに倣い、一斉にしばらくお待ちくださいのメッセージを出す。だが海外のマスコミ陣は
面白いという理由でカメラを回し続けた。
「艦長、何があったんだ!これはどういう事だ!」
JAXAの責任者が艦長に詰め寄ると、
「じ、実は、粘膜感染する女性化ウイルスが艦内に蔓延いたしまして、乗組員三十名すべ
てが汚染されました」
「粘膜感染?そ・・・それって、もしや・・・」
「はあ。艦内で風紀が乱れまして・・・」
察する所、直樹に端を発した女性化騒動は昭彦が媒介し、その後、艦内中に広がったと
いう事だろうか。それにしても、三十名全員が女性化するとは、あまりにも不甲斐ない。と
言うか、情け無い。

「前代未聞の珍事だ・・・国辱ものだ・・・う〜ん・・・」
責任者が泡を吹いて倒れた。結局、この不祥事によりJAXAは大幅に予算を削られ、日本
はやはり宇宙開発に出遅れる事となったという。

おしまい
218ステテコ女王:2005/12/11(日) 23:57:53 ID:1/F9JxrR
>213

実は、考えながらやってます。頭とオチだけ決めて、後は出たトコ勝負です。
すべてダイレクト入力です。
219名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 00:06:01 ID:4KLe5kSO
>>218
面白かったけど、エロ部分も少ないし、キチンと書いてから貼る方がイイと思う
220名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 00:12:17 ID:PMlHrcWN
確かにメモ帳で書き溜めてから張ったほうがいいかもね

それはともかくGJ!
艦長も結局ヤったのかよw
221名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 00:40:18 ID:e1+ul1U+
GJGJ!
222名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 01:17:53 ID:1E27gpyb
内容はあっさりしてたけどGJ
223名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 02:46:13 ID:JJng6KAo
あっさりしているけど、オモロイ!!
今後もこういう独自路線で逝ってください
224名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 00:43:25 ID:MbNcFai8
かなり笑った
超GJ!
225名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 17:51:35 ID:1ZlvTa4K
OH!パラレルスクールみたいに
乱行で互いの女体を貪り合ったに違いない ハァハァ
226名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 20:39:03 ID:VMVGwGL8
あげ
227名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 21:21:25 ID:s7slTaz/
女に欲情する女だらけなんていいなぁ GJ!
228名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 11:11:27 ID:owjWbI8Q
>>225
聞いた事ない作品だけど、いつ頃のエロゲ?
229名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 23:01:38 ID:gIsFOgms
230名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 23:23:07 ID:i8qbWdW9
TS界の汚物、レズスキーの活動が活発化しています。
皆様ご注意ください。
231名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 17:23:47 ID:+/4xcktj
誹謗厨乙
気が済んだのなら自分の巣に帰ってね。
232名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 00:27:32 ID:bUCaEn3K
>>231
こういうヴァカさ加減が、レズスキーの証左
キジも鳴かずば撃たれまいってことわざ知っている?

あ、知性皆無だから、理解できないかw
233名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 01:44:54 ID:OVUEjre6
>146
つかぬ事聞くけど保管庫作った?
別スレで作られた保管庫のつくりが似てるんだが?
234名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 04:14:57 ID:rRqSAXEv
定期age
ご利用はご計画的に
235名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 00:22:00 ID:wl3adDTf
定期age
ご利用はご計画的に
236名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 00:23:20 ID:ygW/uzW/
定期age
ご利用は計画的に
237名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 08:08:34 ID:UHaRmE9m
定期age
ご利用はご計画的に
238名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 23:50:52 ID:Zf+haUuQ
TS=トリスタの略と思った俺に何か一言
239名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 06:39:54 ID:aIEwVDOs
俺も最初はTS=ティアサガかと思ったよ
240名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 11:54:08 ID:Lj0KudAP
TS=タイムショック
241名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 04:57:54 ID:gl7SY0lW
TS3カードとかもあるよな。
242名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 17:57:14 ID:QxLOnjcQ
某所に投下したクリスマスネタはこちらに投下すべきだったかもと思う二日目の夕方。
243名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 10:53:31 ID:/rIWjKVk
定期age
ご利用はご計画的に
244【女体化】 ◆tsGpSwX8mo :2005/12/28(水) 21:16:25 ID:YjOHoi5e
【女体化】#1と入力するとトリップにtsが出ることに気づいた。
245名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 01:28:31 ID:negT13Cg
定期age
ご利用はご計画的に
246名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 03:24:52 ID:wvzJ/uhs
質問なんですが、過去の強制〜スレにあった橘悠シリーズやもし理想の〜初代スレのかつみくんみたいな、近親相姦系の話ってないですか?
他スレや他サイトでもいいので教えてください。
247名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:03:41 ID:7XbJ+8i+
定期age
ご利用はご計画的に


http://red.ribbon.to/~tseroparo2ch/
ここにあるかもね
248名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 14:21:40 ID:7VnudGX4
定期age
ご利用はご計画的に
249名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:00:47 ID:Vm5Lkh/Y
定期age
ご利用はご計画的に
250名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 04:41:37 ID:5Qr0UrVK
                       /
                 ヽ、.   ,〃
                   ヾ、 // , -‐'
               -───∨∠ _
          , '´            ヽ、
         /           , ニvニニヽ
       /     ヽ      〃( (`⌒)⊥ヽ
      /  / l ||  l      ゞ'(て@ ) )ソ ヽ
      / i |  ,. ∧  ヽ    弋 八_ フノ ノノ  !
     ! | | / / |  | !  | i   ⌒‐'^ー''′ .|
      | | | / /r`ー!  | !  |│    ||!    |  |
     | | |// |   il ト、ヾ、 ヽ l   || | | | | |!
      ! .∨〈  !   | ヽヾ、 ヽ l |   川 | | | リ
      ヽ ! ヽ ヽ_ 0ノ  \\ヽ l |   || | | | | /
       ヽト、 i//// ヽ‐ //ヽハ! |  |リ l  / /
        ヽ ヘ u        ヽ!|  //!/_〃'"
         \ヽ、  ヽ_,r_つ  u リ //∠_
             >- ┬  -‐ 7'"´  / ヽ
              | ヽ  |ー-─/  / ⌒ヽ!
               ト、!ト、 ト===7  /|       !
               ト、l| \ヽ  // // _ -‐ (
            |   |ヽニ」∠ニ‐''" |   ̄ ノ
            |  |   |  |    !    |
             |  |  /ーヘ    |    |
               |  !.  \/   /    /
          _∠,=彳       /    ∧
        /-!__fニ __        ,     /__〉_
       /  /∠_ヽ、二ー─ ┼─-、 ト、/-ヘ
      /=‐''"    , '" //_,/ ̄`  \′ |
     / /  _, / ./ /_ -‐' ̄ ¬、 /  ヽ\
     /⌒!-‐ ' /  / / |       |'´ \__ ヽく
      !   ヽ/  /   /.〈L_ |  |___レ' r─'´   `ヽ!
      ヽ   `ー/    / `ー' ̄! く ̄       |
      `ー─‐' `ー‐ーく_, -¬-‐ 'ヽ       ノ
                       `ー-----‐'
251名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 14:13:01 ID:UxcF44G0
定期age
ご利用はご計画的に
252名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 20:07:40 ID:W+nZvVgX
定期age
ご利用はご計画的に
253名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:59:53 ID:Qo75HQ8Z
定期age
ご利用はご計画的に
254名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 23:54:34 ID:9WJiODvI
定期age
ご利用はご計画的に
255名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 16:52:26 ID:cmgS3blx
定期age
ご利用はご計画的に
256名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 01:30:02 ID:mbS75+aP
定期age
ご利用はご計画的に
257名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 17:25:17 ID:yPoidmj6
定期age
ご利用はご計画的に
258名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 17:38:58 ID:ajYG6mrv
定期age
ご利用はご計画的に
259名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 22:55:01 ID:p78IUs+A
幻想水滸伝1の主人公性逆転ネタです。最初から女で主人公の名前はティル。
熊と呼ばれるキャラが出てきますが、ちゃんとした人間の男です。あだ名ですから。
本スレには投下できないのでこちらに投下させていただきます。
260名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 22:56:18 ID:p78IUs+A
今日も長い日だった。
ここ何日かは、ミルイヒを降したスカーレティシア城攻防戦の戦後処理でずっと追われていた。
戦死者や負傷者の人数の整理、降伏した帝国兵の処分、開放した街の首長達との折衝。
それらを大体終えてトラン湖の本拠地に帰ってきてからも、次の戦いに備えての
戦力の建て直しで息つく暇もない。うちの軍師も幹部もつくづく働き者だ。
今日の会議もやっと終わったのが深夜。サンスケに無理を言って、風呂を開けてもらって、
ゆっくりつかった。あったかくて気持ちいい。
こんな風にゆっくり風呂につかれる日が戻ってくるとは、戦ってる間は思いもしないから不思議だ。
サンスケが用意してくれた浴衣を着て、部屋に戻る。
下着はつけるがめんどくさくて付けなかった。すごく無防備なカッコで本拠地の中を歩くことになるけど、
まぁ深夜で人通りないし、強姦魔やら刺客やらいてもぶっとばせるし。多分大丈夫だと思う。
こんなカッコで部屋に戻ったら、きっとアイツは…グレミオは怒るんだろうな。
「何てはしたない格好をしてるんですか!!」って、カンカンになるに決まってる。
でも、もうその声を聞くこともないから。
二度と聞けないから、わざとこういうカッコで歩きたくなったのかもしれない。
もうグレミオはいない、それを受け止めていかなきゃいけないんだと、言い聞かせたかったのかな。
風呂で気持ちよくなったはずなのに、やっぱり暗くなってしまった気持ちをどうにもできなくて、
力いっぱい部屋のドアを開けた。
261名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 22:57:40 ID:p78IUs+A
「よぉ、ティル。イラついてるなぁ。」
ドアを開けたら、部屋の中には熊がいた。ワインのビンを持って私のベッドに座ってる。
熊のくせに、女のベッドに座るなよ、と言ってやりたかったけど。やめといた。めんどくさい。
私は無言で歩いて机の前の椅子に座る。こいつとベッドの横に座るなんて癪だから絶対してやらない。
「おいおい、せっかくいい酒持ってきたのに邪険にするなよ。グラス借りるぜ?」
了承する前にもうそいつはグラスを抱えてた。あんまり使うことはないけど、
来客用に置いておいたグラスを、二つ勝手に使ってワインを注ぎだす。
「ビクトール、私はまだ17なんだが。忘れたのか?」
「忘れてやしないさ。17ならもう十分飲める。」
私の言うことなど意に介さずという感じで、注いだグラスを手を伸ばして進めてくる。
私も、これまで一度も飲んだことがないというわけじゃないから、しょうがなく受け取った。
「カナカン産じゃないけどな。かなりいいもんがスカーレティシア城に置いてあったんでな。
ちょっといただいておいたんだよ。」
「お前…最低だな。火事場泥棒みたいなもんじゃないか。」
「へへ、まぁワインの一本ぐらいあの軍師さんも目が行き届かないだろうよ。」
そういって、ぐいっと煽る。ワインの飲み方じゃない。それじゃ水だ。
そんなことをこの男に言っても仕方がないことも分かってるので、何も言わずに
私も少し口に付ける。確かにいいワインだった。さすがにあの伊達将軍の城のワインだ。
「な、うまいだろ?」
「まぁな。悪くない。」
「だろう?ほら、もう一杯いけよ。」
気をよくしたのか調子にのったのか、あまり減ってない私のグラスにさらに注ぐ。
味は悪くないし、私も飲みたくなかったわけじゃなかったから、それからしばらく二人で飲み続けた。
どんどんワインが減っていく。ビンの残り3分の1ぐらいになったところで、熊が突然話かけてきた。
262名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 22:58:30 ID:p78IUs+A
「なぁ…お前、ミルイヒを許してやったよな。」
「ああ、彼は、操られていただけだから。」
ミルイヒを倒した後、正気に戻った彼を私は許した。彼を仲間に引き入れた。
帝国五将軍の彼を味方にすることは軍にとって重要なことだ。降伏した兵たちの扱いも楽になる。
躊躇するべきことではなかった。例えミルイヒが、笑いながらグレミオを殺した人間であっても。
思い出した私は、グラスを強く握りしめそうになって危うく力を抜く。割ってしまうところだった。
そんな私の内心をまるで読み取れないのか、ビクトールはさらに言葉を繋いだ。
「立派だったぜ、リーダーとして。俺にはとてもできなかった。
まさか俺があのフリックにあんな風に諌められるとは思わなかったがな。青い奴だと思ってたのに。」
ははは、と軽く笑う。私の頭に一瞬で血が昇った。何で笑えるんだ?
こいつだけは、こんなことを軽く言える奴じゃないと思ってたのに。
「なぁビクトール…。」
「ん?」
あいつの目を見据えて言う。目に最大限の怒りを込めて。
「お前、グレミオが死ぬって分かってたんだろ。」
「…!」
熊の表情が硬くなる。こいつがこんな風に動揺を見せるのは珍しいから、もっと言ってやりたくなった。
263名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 22:59:41 ID:p78IUs+A
「あの時、虫の知らせがあるって、お前言ってたよな?何でもっと強く止めなかったんだ?」
言いながら、椅子から立って一歩あいつの元に詰め寄る。
「お前がもっと強く私を止めてたら、『連れて行ったら死ぬから』って言ってくれてたら、
あいつは死ななかったんじゃないか?なぁ。」
また一歩詰め寄る。目の前でビクトールは黙ったまま私を見つめている。つらそうな表情で。
何で、『馬鹿なことを言うな』と言わないんだ?無茶なことを言ってるのは私なのに。
私も、自分がどれだけ理不尽なことを言ってるのか、自分でも分かってたはずなのに、
ビクトールを責めていると段々と気持ちが興奮してくる。
グレミオが死んでいった、あのシーンが何度も何度も頭の中で繰り返されそうになる。
「お前が、お前が止めてくれてたら、グレミオは死ななかったんだ!!」
とうとう私力いっぱい叫んで、ビクトールの襟首をつかんで揺さぶる。
そのまま、ベッドに押し倒して上にのる。それでも気持ちは収まらなくて、
厚い胸板に何度も拳を振り下ろした。
「何で、何で、何で止めなかったんだよッ!!」
気づいたら、私の目からは熱いものが溢れていた。力いっぱい暴れた後、
ようやく自分が泣いてること、泣き叫んでることに気づいて、止まった。
見苦しい。グレミオが着いてくることを最終的に認めたのは私自身なのに。
醜態を晒してしまったことが恥ずかしくて、顔を上げられなかった。熊が今私をどう見ているか、怖い。
止まったまましばらく動けないでいると、私の背中に手が回ってきた。
そのまま力を込めて抱き寄せられる。
跳ね除ける気持ちにはならなかった。太い腕に抱きしめられているのが気持ちよくなって、
なぜかまた泣けてきた。泣くたび抱きしめる腕の力が強くなる。
「ごめんな。」
と、小声で聞こえてきたから、ビクトールの顔を見た。笑うような泣くような顔で私の方を見ている。
264名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 23:00:46 ID:p78IUs+A
それを見て、唐突になんでこいつがあんなことを言ったのか気がついた。
こいつは、熊みたいなのに、何故か誰よりも人の心に気がつく奴だったじゃないか。それを忘れていた。
多分、私を泣かせたかったんだろう。気を張って泣けてないことを分かってたのかな。
「ぷっ、あははははは!」
何もかもこいつの思惑に嵌まって動いてしまった自分自身がおかしくて、笑いがこみ上げた。
泣いてすぐ笑ったから、目からはまだ涙がこぼれてる。恥ずかしいったらありゃしない。
すまなさそうな笑顔で私を見るビクトールの顔を見てると、何だか少し悔しくなった。
翻弄されっぱなしで終わるのも嫌だったから、私は笑いを止めて、唐突に熊に顔を近づけて、口付けしてやった。
ビクトールの目が驚きで見開かれている。おかしかった。さすがにこれは予想できなかったろう?
265名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 23:01:55 ID:p78IUs+A
そのまま舌を差し入れる。舌を使うのは初めてだったけど、何とかビクトールの舌を捕らえて
絡めとろうとしてやる。熊の舌が狼狽して逃げようとするのがますますおもしろい。
遊ばれるのにとうとう堪え切れなくなったのか、ビクトールの腕が私の体を掴んで引き離した。
「ぷはっ、お、お前何考えてやがる!」
「別に。お前の顔が気に入らなかっただけ。」
「気に入らない相手にこんなことをするのかよ、お前は!!」
普段冷静なこいつが、顔を真っ赤にして怒ってる。
「何だよ、17の娘がこんなことしてくれてるのに、失礼な奴だな。」
「…ちっ、ま、いいや。お前が笑えるならそれでいい。さ、もうどけよ。」
納得しきれてない、って感じだけど、もうその場を収めようとして私をどかせようとする。
つくづく不思議な奴だ。豪快で、何も考えてない風に振舞うくせに、こんな形で慰めようとしてくる。
私はこいつの気持ちとかこの夜をこのまま終わらせるのが勿体無いという気分になっていた。
「なぁビクトール。」
「今度は何だ?」
「私を抱け。」
ビクトールがぶっ、と盛大に息を吹いて咳き込む。ああ、やっぱりこいつが慌てる顔を見るのはおもしろい。
「ティル!お前何を考えて…!」
「いいから、抱けよ。リーダー命令だ。」
熊が何か言いそうになったけど、それを遮るのがめんどうなので、私は再び口付けして塞いだ。
266名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 23:03:22 ID:p78IUs+A
とりえあえずここまでです。エロ部分は後から投下しようと思うっす。需要ないかもしれんけど。
お目汚し失礼しました。
267名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 00:45:49 ID:lYYxqNd4
ここは男が女になってしまう、女が男になってしまう、そんな話を楽しむところでは?
最初からというのは…。せっかくの職人さんですが…。
268名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 01:03:06 ID:y3UqWdKG
これは失礼を。このスレの趣向とも異なりましたか。
269名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 01:08:33 ID:2v6k4m3X
>>267
>>268
最初から性別逆転のパラレルも、なんでもOK!
と、>>1に書いてあるので、大丈夫かと思います

個人的には楽しみにしてます
270名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 01:36:48 ID:We3qBYcR
なんでも、だから大丈夫なんでしょうか。
じゃあまた投下させてもらおうと思います。次はタイトル「幻水主人公女性化」とでも入れますので、
お気に触った人はNG登録お願いします。では。
271名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 19:41:19 ID:+l7d5dUQ
定期age
ご利用はご計画的に


職人さんUPアリです
一応>>1にあるルールでしていただければなんでもいいはずです。
続き期待してます^^
272名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 08:43:40 ID:UEaoSO6w
定期age
ご利用はご計画的に
273アニーmyラヴ1/5 ◆540LqSi3Yw :2006/01/30(月) 17:54:01 ID:FUq5X99/
※スター・ウォーズ(新)でアニーが実は女の子だった設定。
※アニーとオビ=ワン。ほのぼのエロなし。
※本スレに投下できないのでお邪魔します。


またパダワンがいない。

オビ=ワン・ケノービは半ば早足で聖堂の廊下を歩いていた。
彼の弟子、アニー・スカイウォーカーの姿がまたしても見えないからだ。

「マスター・ケノービ、そんなに急いでどこへ行く?」
「マスター・ウィンドゥ、いつものことです」

上司である黒い肌のジェダイが話しかけても止まらずに、軽く会釈をしただけでオビ=ワンは横をすり抜けた。
これはいつもの光景であるからだ。

「選ばれし者はとんだおてんば娘だな」

メイス・ウィンドゥは、聖堂で最も幸薄いマスターの茶色いローブをひるがせる後ろ姿を見ながら苦笑いした。

 * * *

「アニー! アニー! いないのか!?」

オビ=ワンが目星をつけたのは、スピーダーが置いてある倉庫だった。
古い倉庫の一角は、ジャンクショップのように古いガラクタが積まれている。
アニーが持ち込んだ物だ。

その片隅にアニーがいないかと、オビ=ワンは倉庫の中に歩を進めた。
さっきは確かにかすかな彼女のフォースを感じたのだが……
274アニーmyラヴ2/5 ◆540LqSi3Yw :2006/01/30(月) 17:54:58 ID:FUq5X99/
と、そのとき、薄暗い中で白いものがうごめいた。
そこに目をやると、古いスピーダーの下から人間の脚が生えている。
見慣れたショート・ブーツを履いて!

キュっとしまった足首。形のよいふくらはぎ。
そして、ひざから上の血管が透けて見えるくらい透き通り、
けれど若い娘のそれらしくむっちりと健康的な太もも。

それが膝を立てたり伸ばしたり、実に無防備な様子で動いている。

オビ=ワンは、ひとときの間思わずそれに目が釘付けになった。
だが、次の瞬間、己がジェダイであることを思い出し声を張り上げた。

「アニー!! また聖堂を抜け出したな!」

白い脚がかさこそを蜘蛛のように這い出してきた。
そのとき、チュニックがめくれあがって太ももがあらわになったが、
オビ=ワンはとっさに目を背け、そのチュニックの下に着けているであろうものを見ることはなかった。

「マスター! もう夕ご飯ですか?」

耳元のおさげを揺らして、アニーは悪びれる風もなく言い、かけていたゴーグルを外した。
275アニーmyラヴ3/5 ◆540LqSi3Yw :2006/01/30(月) 17:55:39 ID:FUq5X99/
「お前を探しにきたのはそういうことじゃない!」
「そんなに怒鳴らないでください。
昔みたいに違法レースにでているわけでもないし、聖堂の近くの倉庫でスピーダーをちょっと改造してるだけです。
マスターにだって、すぐ見つけられたでしょう?」

工具と、オイルで真っ黒になった手袋を片付けながら、アニーはオビ=ワンの顔を窺うように見上げた。
はからずも上目遣いになっていた。

アニー・スカイウォーカーは本当に美しく成長した。

彼女がタトゥーインで拾われたときは、少年と間違えたくらいで、
ヒューマノイドの男子のパダワンにするように髪を刈ってしまってからも暫らく気づかなかったくらいだが……。
今はオイルで黒く汚れてはいるが、その面立ちは
横長の美しい瞳、長くて濃い睫毛、いつも紅を差しているかのような唇。
そして肩まで伸びたダークカーキ色の緩く波を描く髪・・・・・・。
『選ばれし者』は女性だったばかりか、聖堂一の美少女になった。

「そんな目で見るな」

オビ=ワンはなにやら気まずくなりぼそりと言って、手持ちぶさたのように自分の髭をいじくった。

「は? なにがですか?」

当のアニーは、自分の見た目など頓着していない様子で、
チュニックの襟元から無造作に手をつっこんで、オイルで汚れた指で自分の胸元を掻いた。
そのとき、襟がはだけて胸の谷間がオビ=ワンの視界にばっちり入ってしまった。
276アニーmyラヴ4/5 ◆540LqSi3Yw :2006/01/30(月) 17:56:21 ID:FUq5X99/
「アニー!! お前、チュニックの下に何も着けていないのか!!」
「だって、ここは空調が効いていないからジメジメして暑いんだもの」
「お前は年頃の娘なんだぞ! あぁ、そんな汚れた手で掻くんじゃない!」

オビ=ワンは、アニーの襟を直そうと手を伸ばしたが
アニーが急に自分の胸から手を抜いたために彼の指先が一瞬、彼女の胸を突いてしまった。
それはまだ膨らみきらないものだったが、若い弾力は彼の指を押し返した。

「ああああぁっ、すすすすすまない! そんなつもりでは!」

明らかに真っ赤になって狼狽する若いマスターを見て、アニーはぷっと吹き出した。

「昔はお風呂にだって入れてくれたのに、何慌ててるんですか」
「昔は昔だ。もう、お前は子どもじゃない」

言いながら、一呼吸置いてかろうじてマスターとしての威厳を引き戻す。

「マスター」

アニーが姿勢を正して、真面目に師を見つめた。

「また聖堂を抜けだしてごめんなさい」
「うむ」

(でもね、きっとマスターが迎えに来てくれるって思ってるから抜け出せるんです)

心の中でそう付け加えて。
277アニーmyラヴ5/5 ◆540LqSi3Yw :2006/01/30(月) 17:57:13 ID:FUq5X99/
アニーは自分でチュニックの襟元をただし、ベルトを締めなおした。
埃を払うときに、チュニックが少しめくれあがったが、覗いた下着は、なぜかジェダイに支給される男モノだった。
それを見たオビ=ワンは苦笑を浮かべた。

「さ、マスター。帰りましょう」

くるりと振り向いたアニーの顔にはまだオイルの汚れがついている。
オビ=ワンはその弟子の顔を自分のローブの袖でぬぐってやった。

「やはりまだまだ子どもだな、マイ・パダワン」

ローブを脱ぎ、アニーにふわりと着せかけてやりながらオビ=ワンは笑った。

 * * *

もう暗くなっている帰り道を二人歩く。
少女の背丈にはオビ=ワンのローブはやはり大きく、引きずらないように手繰り寄せている。

「帰ったら、瞑想と雑用が待っているからな」
「えーーーーー」
「だが、その前に夕食をとることを許す」
「マスター、大好き!」

後ろから飛びつかれて、背中に柔らかな膨らみが当たるのを感じる。

「こら!」
(あぁ、知っているよ、アニー)

複雑な気持ちになりながら、いつもの一日がこうやって続くことを彼は心のどこかで望んでいた。


※おわり
278名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 19:42:00 ID:ZS5QsFTp
萌えた
そしてオビワンにワロタw
童貞の弟子が美少女だったらそら困らされるわな
279名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 17:26:58 ID:Ivza8z6G
定期age
ご利用はご計画的に


>>273-277
gj
又の投稿をお待ちしております。
280名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 02:05:44 ID:PKSBLoHe
入れ替わりでこんなん見っけた

ttp://www.denpan.org/book/DP-2970-550b-1/index.html

エロじゃないが……ガイシュツ?
281名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 23:03:30 ID:214jlscl
なんだここトリスタのスレじゃないのか
282名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 07:57:28 ID:z42OoLv9
かしまし
ってどう?
283名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 02:43:43 ID:r+hwdsv0
定期age
ご利用はご計画的に
284名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 02:45:14 ID:r+hwdsv0
定期age
ご利用はご計画的に
285名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 06:45:56 ID:SfjbPr1h
ゴンザレスがきてた。ウヒッ
286名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 14:49:03 ID:FmRbXBcO
もうSSうpしないの?
287名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 19:59:38 ID:rcZRq4Db
定期age
ご利用はご計画に
288駄文FE:2006/02/14(火) 01:24:00 ID:oYFpAtUQ
ちょっと駄文を投下させて頂きます。
小ネタ。もしFE聖戦のセリスが、男装の少女だったら……というお話です。



「セリス様」
「何だい、オイフェ?」
「……お話があります」
やけに重々しい声でオイフェがそう言うので、セリスは素直に手を止めて、オイフェの『話』というのを聞くことにした。
「うん、わかった」
仕方ない。屋根の修理は後回しだ――。命綱を外すと、セリスはその場でくるりと宙返りし、そのまま小屋の屋根から飛び降りて、綺麗に地面へ着地を決めた。
シャツがばさばさとはためいて、ほとんど少年同然の、起伏の無い肌が一瞬顔を覗かせる。
オイフェは驚きに眼を見開き、何ともいえない顔でセリスを凝視した。
「どうしたの? なんだか顔が赤いよ」
オイフェの硬直していた時間が動き出し、その目に光が戻る。
『ああ、これは……お小言の気配だぞ』そう思った次の瞬間、オイフェが口を開いた。
「セリス様! 何を考えているのですか!」
きーん、と耳鳴りがしそうなほどの怒鳴り声に、思わず顔をしかめながらも、セリスはくすくすと笑う。
「もう、そう怒鳴らないでよ。いいじゃないかこれくらい。心配いらないよ」
「いけません! いいですかセリス様、あなたの身体はあなた一人のものではないのです。
シアルフィの、ここティルナノグの、更に、ひいては世界の命運を担っているのですよ!」
オイフェはいつもこうだ。セリスには決して『危ないこと』をさせたがらない。
だがそれは不公平というものだ。自分だけ楽な立場にいて、周囲の人々に危険なこと、嫌なことは押し付ける。
それはグランベル帝国と何が違うというのだ?
だからセリスも半ば意地を張るようにして、『危ない』仕事を積極的にするようにしている。まあ、子供が出来る程度のことだから、大したことではないのだが。
実際、誰が見ても、オイフェは過保護すぎるのだ。オイフェ自身も、それは理解している。
だが、心配なものは心配なのだ。理屈ではない。
289駄文FE:2006/02/14(火) 01:25:02 ID:oYFpAtUQ
「はい、はい。それで、話ってなんだい?」
そんなオイフェの気も知らず、つらつらと続く小言を銀の剣を振り下ろしたようにスパッと断ち切り、セリスはにこにこしながら聞いた。
「返事は、はい! 一回です!」
「はーい!」
セリスがくすっと微笑むと、オイフェは何とも言えない複雑な顔をして、がっくり肩を落とした。
「……よろしいですか、セリス様。あなたはご自分の立場というものを、もう少し考えて頂きたい」
オイフェは声を低く小さく抑え、続けた。
「……何がきっかけで、あなたが女性であることが知られるか、わからないのですよ。
もし屋根から落ち、怪我でもして、その傷を誰かに診られるようなことにでもなったらどうするのです。くれぐれも、行動の一つ一つに慎重にならなければなりません」
セリスが女の子だということを知る物は、ここティルナノグでさえほとんど居ない。
オイフェやシャナンといった解放軍の重鎮と、セリスのごく身近にいる者たちだけが、この真実を知っているのだ。
「わかっているよ」
セリスはうんざりしたように溜息を吐いた。
「でもね、そういうのをイザークでは、天が落ちてくるのを怖がるっていうんだよ。そうやって、あれもだめ、これもだめじゃ、ぼくは何にも出来なくなっちゃうよ」

――天が落ちてくる。

「……どうしたの、オイフェ?」
セリスは何気なく言った言葉だったが、それは矢のようにオイフェの胸に突き刺さった。
バーハラの戦いの最後、アルヴィスが行ったというあの策略。
メティオ。天空から降り注ぐ無数の火の玉――。
いい人たちだった。本当に。みんな、みんな、優しくて、気のいいひとばかりだった。なのに――。
「――フェ、ねえオイフェ、オイフェってば!」
「あ……す、すいません。少しぼうっとしていたようです」
「ねえ大丈夫なの? オイフェ、どうしたの? 疲れてるの?」
「何でもないのです。少し、めまいがしただけで……」
「めまい!? 大変だよ! ぼく、シスターを呼んでくる!」
慌てて駆け出そうとするセリスの手を、オイフェは優しく握り締めた。
「大丈夫です。本当に大丈夫ですから」
それから、オイフェは少し冗談めかした口調で言った。
「……怒鳴りすぎて、頭に血が上ったんですよ。まったく、私が心配なら、怒らせないでください。心配させるような真似をやめるのが何よりの薬ですよ」
セリスは一瞬きょとんとして、頬をりすのように膨らませた。
「オイフェのバカ! 本当に心配したんだよ!」
「バカとはなんですか。そんな下品な言葉遣いを教えた覚えはありませんよ」
「バカはバカだよっ! オイフェのバカ! バカー!」
セリスは散々バカバカと罵ってから、ぷい、と顔をそむけた。思わず苦笑するオイフェだったが、すぐに顔をひきしめた。
「セリス様」
様子が変わったのに気が付いて、セリスも不承不承顔をオイフェの方へ向けた。
「本当に、危険なことだけはしないでくださいね」
まだ不満そうな顔のセリスに、オイフェは微笑を浮かべて言葉を続けた。
「……秘密や、礼儀作法のためだけではありませんよ。誰だって、家族のことが心配でないはずが無いでしょう?」
「……うん」
セリスはこくりと頷いた。
「とは言え……私は過保護すぎるかも知れませんね。私はもっと、黙って見守ることも覚えるべきなのでしょうが……」
「……オイフェ」
290駄文FE:2006/02/14(火) 01:27:24 ID:oYFpAtUQ
「……でも、もうしばらくは、あなたの親気取りでいさせてください」
どこか遠くを見ているようだったオイフェの視線が、セリスの知っているいつものそれに戻った。
「さあ、お説教はこれくらいにして……そろそろ食事の時間です。エーディン様が、美味しい昼食を用意して、みんなと一緒にセリス様が来るのを待っていますよ」
「……あ、もうそんな時間だった?」
「ええ。さあ行きましょう」
セリスに先立って歩き出したオイフェの背中に、ずしんと柔らかな重みがかかった。
「えへへ」
オイフェは苦笑すると、手を後ろにやって、背中に乗ったセリスを支えた。
「ねえ、オイフェ」
「なんです?」
「ぼくの力を、オイフェに分けてあげられたらいいのにな」
「ええ?」
「だって、そうできればすぐに元気になるのに。ぼくもライブが使えたらな」
「ふふふ……私はまだ若いですよ。セリス様に分けてもらわなくても、力ならありあまっています」
「えー。でもオイフェって、年の割には老けてるよねぇ」
「……老けて見えますか?」
「うん。……かなり。ねえ、その髭そったら?」
「いいんです、これは。わざと生やしているんです」
「似合わないよう……」
「いいんです!」
「その髭に若さを吸い取られてるんじゃないかな〜」
「いいんですっ!」
291駄文FE:2006/02/14(火) 01:28:07 ID:oYFpAtUQ
そんなことがあった日の夜――。
その日はやけに寝苦しかった。
胸が重い。
まるで目の前にもやがかかったように、頭が重たい。
嫌な夢を見ていたのはわかるが、それがどんな夢なのかは思い出せない。
浅い眠りが続き、何度も目を覚ましては、また頭の重みに耐えかねて布団にもぐりこむ。
ようやく深い眠りが訪れた時には、あと少しで日が地平線から顔を覗かせる時刻になっていた。
だから、しばらくオイフェは自分の身に何が起こっているのか、まったく気が付かなかった。
小さな影が、こっそりと部屋の中に入ってくるのにも、その影が、オイフェの寝顔を確認して、ほっとしたように笑ったことも、
影が、オイフェの布団を剥いで、中にもぐりこんで来るその間でさえ、僅かにくすぐったさに呻いただけだった。
なのにオイフェが目を覚ましたのは、小さな影が唇を塞いだせいで息苦しくなったせいだった。
「……!?」
何かが唇を塞いでいることに気が付いたその瞬間、オイフェは飛び起きた。
「なっ、なっ、なっ、何だ!? 何だ今のは!?」
「あ、起きちゃったね」
ばっと顔を下に向けると、そこには人影らしきものがいた。
より細かく描写すると、パジャマを半分肌蹴た、これほど幼くなければ扇情的と言ってもいい姿の少女が、月明かりの下でオイフェのお腹に跨りながら、目をぱちくりさせていた。
「せ、せ、せっ、せりっ、セリスさ――!?」
「あ、オイフェ。しーっしーっ」
セリスが慌ててオイフェの口を塞ぎ、指を一本口元で立てた。「静かにしてね。まだ夜中だよ。みんなに迷惑だよ」
めっ、という怒ったような目で見られ、釈然としないままオイフェは小さく頷いた。
オイフェの口に当てた手を外し、セリスはにこにこしながら言った。
「あのね。オイフェにぼくの力を分けに来たんだよ」
「……はっ?」
何が起っているのかさっぱり理解できず、ただ呆然としているオイフェとは裏腹に、セリスは完全に落ち着いていた。
「大人はこうやって、力を分けるんだよね?」
そういうと、セリスはオイフェの唇と自分の唇を、ぴったりと重ね合わせた。
「――!?」
目を白黒させながらも、オイフェはあまりの衝撃に何も出来ないでいる。セリスが舌を入れてきたときでさえ、震えて仰け反ることしか出来なかった。
一生懸命、セリスが舌を動かしては、さらさらとした唾液が口の中に流れ込んで来るのを、ただ黙って受け入れることしか出来ない。
手足をがっちりとオイフェの身体にしがみ付かせながら、セリスはこの作業を真剣な顔で続けた。
「……ふー。オイフェ、終わったよ」
口元をハンカチで拭きながら、セリスは嬉しそうに笑った。
「な、なっ、なっ、せ、っせっ、せ、せ、せりっ、せりすさまっ!?」
「きっと、これでオイフェも元気になってくれるよね?」
屈託の無い笑顔を浮かべ、セリスは無邪気にそう言った。本当に、これで自分の力が相手に伝わったと思っているのだ。
「……せ、セリス様……」
その無邪気な微笑が、あまりにも懐かしく、胸の奥に封じ込めていた微笑と似すぎていて、オイフェの胸は、ずきんと痛んだ。

――ああ、セリス様……あなたはやはり……あの方によく似ている……
292駄文FE:2006/02/14(火) 01:28:44 ID:oYFpAtUQ
「? オイフェ?」
オイフェの様子が何だかおかしい。それに気が付いて、セリスが目をぱちぱちする。試しに顔の前で手を振ってみるが、反応が無い。
反応が無いどころか、突然目から涙が流れて、頬に一筋の線を作ったので、セリスはびっくりしてしまった。
やっぱりあれだけじゃ、力が足りなかったんだ。そうセリスは決め付けた。
昼間のオイフェの様子は、ただごとではなかった。ああは言っていたが、やはり体調が悪いとしか思えない。それくらい、あの時のオイフェの表情はおかしかった。
――ぼくがもっと力を分けてあげないと。
とりあえず、次はあの怪しい髭からだ。やっぱりあの髭は若さを吸い取っているような気がする。似合わないし。
セリスは剃刀を、ぼうっとしたままのオイフェの髭に当てた。その瞬間、オイフェの目に光が戻る。
「せっ、セリス様!? あ、危ない! 何をするんです!?」
「動いちゃダメだよっ!」
オイフェは必死にセリスから剃刀を取り上げようとする。セリスはオイフェから剃刀を取り上げられまいとする。
結論から言うと、戦いはセリスの勝利に終わった。
オイフェが剃刀を取り上げて、セリスの手が届かないよう頭上に高く上げた瞬間、オイフェは既に敗北していた。
剃刀を追って、セリスがオイフェの顔に跨った時に。
自分の顔に当たっているものの感触を感じ、鼻いっぱいに女の子の匂いを吸い込み、自分の顔に跨っているのがセリスのどこの部分なのか理解した瞬間に。
オイフェの意識は粉々に砕け散った。
そして砕け散った次の瞬間には元に戻って、オイフェは悲鳴を上げた。
口は殆どセリスに塞がれているので、くぐもった声だったが、悲鳴には違いない。
なので、セリスはその悲鳴を手っ取り早く静かにさせようと、太股と股間でオイフェの口を塞ごうとした。
余計に密着され、オイフェの悲鳴はますます激しくなり、当然セリスの太股をがっちりとオイフェの頭を挟んだ。悪循環だった。
おまけにオイフェが逃れようと頭を動かすものだから、鼻や熱い息が、セリスの一番敏感な部分を痛いくらいに刺激し、
その上、その刺激があまりに急だったため、びっくりしてちょっぴり漏らしてしまい、それすらも刺激となって……
「ふあああぁぁっ!?」
セリスはその日、生まれて初めて……イった。
293駄文FE:2006/02/14(火) 01:29:20 ID:oYFpAtUQ
「……ふわあ……」
何だかよくわからないけど、頭がじぃんと痺れている。
「な、何だろう……今の……」
殆ど無意識に、オイフェの顔に跨ったままぐりぐりと腰を動かす。そしてその刺激で、はっと我に帰った。
「あっ……ごっ、ごめんオイフェ! ああ……ぼく、なんてことしちゃったんだろう……」
泣きそうな顔になりながら、慌ててセリスはオイフェの上から降りた。
「ごめんね、ごめんね……ぼく、オイフェにおしっこかけちゃった……」
申し訳なさと、恥ずかしさで胸がいっぱいになり、セリスはぽろぽろと大粒の涙を流した。
しばらくの間、オイフェは微動だにしなかった。
やっぱり怒っているんだろう。口も聞きたくないのかも知れない。セリスは不安になり、ぼろぼろと涙を零しながら顔をくしゃくしゃにした。
「オイフェ……許して……ごめんなさい……ごめんなさい……」
「……セリス様……」
「! あっ、お、オイフェ……ごめんね、ごめんね」
「い、いえ……いいのです……セリス様は、私のことを思って、こんなことをしたのでしょう?」
「うん……でも……ぼく……」
「な、泣かないでください……怒ってなどいませんから……」
「でも……でも……」
泣き止まないセリスに、オイフェは微笑んでいった。
「セリス様のお陰で、私は元気になれるんです。セリス様が笑っていてくれるだけで、力がみなぎって来る。セリス様が元気で居てくれるだけで、生きる気力が沸いてくるんです」
「オイフェ……本当?」
「本当です。だから泣き止んでください。セリス様が泣いていると、折角もらった力が消えてしまいます」
「! う、うん! 泣くのやめる。だから、元気になってね、オイフェ」
パジャマの袖で涙を拭くセリスの手を優しく止めると、オイフェは自分のハンカチでセリスの涙を拭った。
「目が痛くなってしまいますよ」
涙を綺麗にふき取ると、オイフェはセリスの頭をなでた。、
「さあ、もう夜も遅いことですし……眠りましょう。明日はお休みの日ではないでしょう? 学ぶことが沢山あるんですから、身体をしっかりと休めておかないといけませんよ」
「うん」
「さ、お部屋までお送りしましょう」
「……一緒に寝ちゃダメ?」
硬直したオイフェを、上目遣いで見つめながら、セリスはお願いした。
「久しぶりにオイフェと一緒に寝たいなあ」
一瞬、オイフェの目が、何かひどく葛藤しているかのように泳いだ。が、何かの決着がオイフェの中で終わりを迎え、彼は頷いた。
「ええ、いいですとも」
オイフェは微笑んだ。……ただ、その目は笑っていなかったことに、セリスは気が付かなかった。
294駄文FE:2006/02/14(火) 01:30:42 ID:oYFpAtUQ
「ねえオイフェ」
「何ですか?」
同じ布団の中で、オイフェにぴったりと寄り添いながら、セリスは尋ねた。
「ぼくの力、ちゃんとオイフェに伝わった? 元気になった?」
「……ええ、勿論」
少し間があったような気がしたが、オイフェは頷いた。
「やっぱりちゃんと効果があるんだね。よーし、今度シャナンにも力を分けてあげようっと。エーディンにも。スカサハとラクチェにも分けてあげようっと。それから……」
オイフェの腕が、その瞬間びくっと大きく震えた。
「セリス様」
「うん?」
「今度、もっと効果のある力の分け方を教えてあげましょう。だから、今日やったやり方はもう使わないように。約束です。いいですね?」
「? うん、わかった。ありがとうオイフェ」
「必ず守ってくださいね」
「うん」
「……そういえば、どうしてその……下着を着けていなかったんです?」
「あのね、その方が効果があると思ったの。だから魔道士は生足なんだよね?」
「……セリス様。今度、セリス様に『力の分け方』について教えてくれた人について、詳しく教えてくださいね? 出来るだけ詳しく」
「? うん」





セリスが起きた時には、オイフェはもういなかった。こんなに朝早くからお仕事に行かなくちゃ行けないんだから、オイフェは大変だなあと思った。
その上、そんなに忙しいのに、セリスが夜の間うなされて寝汗をかいていたので、シャツもパジャマも脱がしておいてくれたらしい。起きたら裸だったのでびっくりした。
オイフェはやっぱり優しいなあと思いながら、セリスはオイフェのような立派な騎士になろうと改めて思った。
でも、あの髭までは真似しないで置こうとも思った。

おしまい。
295名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 03:17:43 ID:JoSzpZjC
男装娘は大好きです。てなわけでGJ!
296名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 06:34:41 ID:eA/mA0eY
うわ。男根少女とか読んだ俺氏ね
297名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 12:31:43 ID:QKoIW7jq
聖戦ナツカシスGJ!!
そして美少女が顔面騎乗しても理性的なオイフェに表彰状をw
298名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 12:36:18 ID:9NX1gXCf
GJ!
299名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 13:35:20 ID:c7k/aGr5
>>288-294
Hシーンないからパスw
300名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 20:28:05 ID:GuQjFk+9
定期age
ご利用はご計画的に

>>288-294
GJ!
301名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 01:59:38 ID:jO050Jf6
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082339743/l50
□■□男体化総合スレ□■□
知っている人多いと思うけどこういうスレもありますw
微妙?俺は結構・・・
302名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 03:29:38 ID:L42iqSnW
保守                     ト,
                     ノ/_,,.....,,_
                   _/ ´  ー-='=、_
               ,. -‐'"     _-=ニ=、`ー、ヽ、
              /´..          ノ `ヽ、  ::. ヾ、
            ,r'゙. :: :    _,ィ_ト-'゙  r--‐`  :: :: ヽ
              /.:.:.:.:.::    :.`ー-‐^ー='^ :: .   :.:.:.:.:.:|
.           ,':.:.:.:.:.:: :. .. :  :: . .   ::. .. :.:.:.:.....:.:.:.:.:.:l                    ,r''7
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             ';:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::リレく|;ノ,!::;ィ'゙f;!,リ;/ィ′         ト‐-ニ= ` ̄`ト'^!ー─- 、
.           l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :;ィ'゙  fト,゙ ∨ _゙' ヒ!               ``7 ,r''ヽ, |  |    ヽ. ._
           ヽ、_:.:.:.:.:.:: :;ノ   __ゞ'     '゙  }             l /   | .|  l      ∨_ソ
     ,r‐ ''" ̄""''''‐|イ、:.:.l⌒い     r'"ア /'´ ̄``ヽ、       __| l’  / .l   /      |~
.    /     i      `ヾト、`ーぇト、,.....____,. イ       \      ト、 ` ̄`゙./ ,/       リ
    /.    |_       ``(::_;ノ ヽ、      |           \     `ー‐--z // 〉  /   /
    ,'    ./ `` '' ー‐- 、、./:::〉   ヾヽ.  /.!     /"     ヽ   _,.-‐'" ̄トッ‐''‐- 、|   /
   ,' _,._r-く          〉〈ヽ.   `  ′ .|     |      `'ー'"          ぃr'′
  rく´ ,、ト、`i_     r┬r‐、>〈  }      i   !      |ヽ                   ヽ
  | .| .ハ | |_,l.ヽ  r‐‐| i! | |-,}〈. |     |   l      | .l                     ゙、
  `‐゙‐| `'i゙┬''´.--|  |~トェ‐''" L! |.     ゙、  !    |,ノ                        ',
. r-r‐┴.┴r'-‐''"´| ̄|"´/ ./   ゙、     ヽ、_l.    |          〉            !
/ ,|__ |      }二iニコ/    ヾ、._,,..-'^ヽ、}    |__         /           ノ
 /./    ̄ ̄``''ー|_|_,,.!_            l   〈 `フ´ ̄`   /             ,r′
././         |  |    ̄ ̄"""=,=、    l    |/    `‐ァ′            /
../             ` ̄""""ー─--、___|_」.    |    |      ,r'゙            /
/                            |     l     ./            /
                               |    ,'     /           /
                             ,r1   .|    /          ,/
                          / !   .|   /         /、___,.r'´ ̄`ヽ、.__
                             i'゙ _ノ   .l _,....../          ,r‐'"'''''ー- 、、_   `   `'フ"⌒ヽ、
                             ∨     |´  ,'       /´          ̄``''''''''''"´、    ヾ二ヽ-、__,..、
                         /    _ ヽ.__〈       ′                      `   `´_ノ
                      ,...-'゙_,.r-、_ヽ、`ー、ヽ)ヽ、_    _____,,,,,...... ---── '''''''''""'''''''''''ー─'´ ̄
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303少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/03/03(金) 03:50:45 ID:aQJeyGEo
※スター・ウォーズ(新)でアニーが実は女の子だった設定。アニーとオビ。
※アニーにアイラの格好させたかった
※アニーにランジェリーを着けたかった

---------

聖堂の廊下を、颯爽と歩くアニー・スカイウォーカー。

それはいつも見られる光景ではあったが、今日はいつもと違うことがあった。
通り過ぎた者は勢いよく振り返り、出くわした若い男子のパダワンは顔を真っ赤にして凍りつく。

胸元の大きく開いた裾の短い茶色のシャツと同色のズボン。
豊満な胸の谷間はもちろん、アンダーバストからウエストそしてヒップに続く女性らしいライン、
ほどよく鍛えられた腹筋とちょこんと位置するへそまでしっかりと見えるような服装。
それは、赤や青といった肌の色と、美しい体の線を持つトワイレック種族の女性ジェダイが
よく身に着けている装束ではあったが、
ヒューマノイドの、どちらかといえば白い肌を持つ少女が着ることはほとんどなかった。

それが、あのアニー・スカイウォーカーなのだから余計に目を引いた。
一心に注目を集めていたが、本人は全く気づかぬ様子でいる。

その彼女が足を止めたのは、前方から彼女の師匠が血相を変えてやってきたからだ。
いつもの彼らしくなく、茶色いローブをはためかせて。
尋常ではない師の様子にアニーは心配そうに小首をかしげて

「マスター。どうかしたんですか? 何か大変なことでも?」
「あぁ、大変なことだとも。ついてきなさい!」

オビ=ワンはアニーの腕を掴むと引っ張るように早足で廊下を進んでいく。
有無をいわせぬ雰囲気に、アニーは戸惑いながらも師に引かれるままついていった。
304少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/03/03(金) 03:53:01 ID:aQJeyGEo
 あぁ……また評議会でお小言でもあるのかな……でも、僕なにかしたっけ?

だが、アニーが連れられた先は、評議会室でもアーカイブでもなく
オビ=ワン個人にあてがわれた個室であった。

「本当にどうされたんです? 極秘任務? それとも……僕が何かしました?」

また無断でジャンク街に出たことがバレたのか、
もしくはオビ=ワンのホロをこっそり撮ったことが知れたのか
いくつもの考えがアニーの頭の中をめぐる。

オビ=ワンは眉間に皺を寄せて、頭を緩く振った。

「そのお前の格好のことだ」

「あぁ。トワイレックのパダワンとセイバーの手合わせしたんです。
僕が勝ったら一日服を交換するって条件で。
一度、着てみたかったんですよねー、コレ。動きやすいし。
似合ってますか?」

無邪気にくるりと回ってポーズをとってみる。

「そういう問題ではないんだ。
アニー……お前は自分の立場をまるっきり理解していない」

「何がですかぁ? 僕がこういう服を着てはいけないってこと?
トワイレックの女性ジェダイはよくって、何故僕がダメなんですか?
それは差別です! 全く評議会は頭でっかちの集まりだ!」

「アニー!!」

頭に血が上ったアニーの暴言に、オビ=ワンも声を荒げたがその後ぼそりと言った。

「いや、別に評議会からお咎めがでたわけじゃない」

考えてみれば、アニーがセイバーの訓練をしたのをついさっきのことだ。
評議会からお叱りがでるにしては早すぎる。

「次世代のジェダイを担う立場のお前が、そんな……その、露出の多い服装をしていては
ジェダイ・マスターやナイトたちは……なんとも思わないだろうが
若きパダワンや、ベア・クランの子どもたちによくない影響を与えるのでは、と……」

「僕の真似したおてんばが増えるってこと?」

「いや、そうではなく……刺激が強すぎるということだ。
評議会は関係ない。お前の師匠の私からの、私個人の頼みだ。とにかく元の服に着替えてくれないか」

「……よくわからないけど、マスターがおっしゃるなら言うとおりにします」

おとなしくアニーが言うことを聞いたので、オビ=ワンは安堵して目を伏せた。
305少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/03/03(金) 03:55:46 ID:aQJeyGEo
先ほど、ルミナーラや他のマスター仲間から、アニーがトワイレックの格好をしていると聞かされた瞬間は
また面白いことをしたものだ、くらいにしか思わなかったが
よくよく思い出してみればアニーの意外に豊満な身体と、あの露出度の高い服の合わせ技ではとくかく危険だ。
アニーの元へ向かう途中で見かけた、男子のパダワンたちの反応。
そして、実際この目で見たアニーの姿といったら。

「マスターの部屋に僕の着替え、まだ置いてありますよね」

「あぁ、お前が勝手に置いていったのが確か……っ!?」

オビ=ワンは返事を最後まで言い切ることができなかった。
アニーがその場で、服を脱ぎだしたからである。

「よっ」

上着を勢いよく脱ぐと、白いレースのたくさんついたブラジャーに包まれたふくらみがたふんっとはねた。

その時のオビ=ワンの顔を、もし傍で観ている者がいたとしたらあまりの間抜けさに笑ったかもしれない。
黄金色の髭に埋もれがちな口をぽかーんと大きく開けて、真ん丸くなった青い目で弟子の乳房を見ているのだから。

 あぁ……いつもより胸が大きな気がしたのはその女性用下着のせいか……

などとぼーっと思ったが、アニーが下も脱ぎかかったときにやっと元の判断力が戻った。
306少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/03/03(金) 03:57:15 ID:aQJeyGEo
「なんでここで着替えるんだ! どうしていつもそうなんだ、お前は!」
「えー、別にいいじゃないですか」
「よくない! それに、その下着はどうしたんだ?
お前は今まで男用の下着をつけていたんじゃなかったのか」

足にかかった茶色のズボンをつま先で蹴飛ばして、ブラジャーとパンティだけになったアニーは明るく答える。

「男モノの下着って……よく知ってましたね、マスター。
この下着はパドメがくれたんです。
僕はいらないって言ったんですけど"私より胸が大きいのに着けないといずれ垂れるわよ"とか
"勝負下着は一着くらい持ってたほうがいい"とか色々言われて。
これはワホールっていう惑星の製品らしいですけど、
確かに無駄に胸が揺れないのはセイバーの勝負とかするときに具合がいいですね」

アニーは自分の胸を持ち上げて、ブラジャーをまじまじと見た。
真っ白で、レースが幾重にも重なっていて、優しく乳房を包んでいる。
胸の谷間の部分には、小さなリボンとビーズとパールが留められている。
パンティのほうも同じ白で、へその下の腹部のあたりは薄布で模様になっており
お尻のほうにはブラジャーと同じくレースが連なっている。
やたらハイレグになった腰横の部分には左右ともリボンとパールの飾り。

「パドメの趣味だからかな。僕はこんなにひらひらしてなくていいんだけど。
ねぇ、マスター? そう思いません?」

無邪気に問う弟子に対して、オビ=ワンは必死に目を伏せこの拷問に耐える必要があった。


-------- 一時停止。
続く?
307名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 06:14:18 ID:E30ZXj92
>>306
wktk
308名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 20:12:02 ID:40nV7V++
待ってました!続き楽しみ
309名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 18:06:42 ID:bsp+3yNY
続きキテター!今後の展開にも期待しております!!
310名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 18:54:19 ID:7rLYUOfN
定期age
ご利用はご計画的に

>>303-306
GJ!!
311名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:03:48 ID:nCXjcU48
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141124243/l50#tag5
とりつき、乗っ取り、入れ替わり
312名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 14:31:26 ID:43EK0Bjh
定期age
ご利用はご計画的に
313名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 18:35:14 ID:IvifukuP
幻水5の王子が女だったら・・・
314名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 09:56:18 ID:CsU0ujA3
あの王子は普通に女の子でもおかしくない。
315名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 21:07:40 ID:jdFODa3P
っていうか女だ
316名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 16:38:17 ID:DEG/BWiQ
でもそうなると内容まで変わっちゃうからな
王位継承権があることになっちゃうしw
317名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 19:44:11 ID:BLTOliYM
謎の女(もちろんあの人)に忠告されたでイナフ
318ステテコ女王:2006/03/26(日) 21:35:48 ID:UtuZdL5X
二千五十年春、世界はまたもや戦争という大過の中にあった。各国が起こす資源の奪い
合いに端を発した諍いが次第に大きくなり、更に資源を消費する大戦へと発展したのであ
る。ちなみに日本は米国と手を組み、軍をロシアへ北上させていた。で、その最前線はと
いうと・・・

「世はなべて事もなし、と、きたもんだ。ふああ・・・」
新日本軍第一歩兵部隊に所属する山田直志二等兵は、山の稜線に差し掛かった太陽を
見て、あくびをした。あの辺りにはロシア兵が伏せているのだが、ここ数日、まともな撃ち合
いはしていない。直志の記憶によれば、確か一週間ほど前にロシア軍の方から、カビた黒
パンが一個、飛んできただけである。そのお返しに、日本軍は納豆を包んでいた藁苞を放り
投げてやった。戦争というよりは、子供のケンカである。

実を言うと、この戦争は激しく資源不足だった。ご存知のとおり、戦争は大量の物資を短期
間に消費する。もともとが資源不足で始まった戦争なので、どの国も弾薬や兵糧が足りな
いのである。そのおかげで両軍とも睨み合うだけで戦う事も無く、さりとて軍を引き上げる訳
にもいかないので、何となくここに陣取っているのであった。
319ステテコ女王:2006/03/26(日) 22:21:28 ID:UtuZdL5X
戦場に夜が来ると、見張りをしていた直志も兵舎に帰る事になる。省エネの戦いなので、
夜は事実上、休戦となるのだ。
「ただいまー。うー、寒い」
「おう、山田。指揮官殿から、ラブコールが来てるぜ」
帰舎すると、同室の兵士が机を指差して、そんな事を言う。見ればそこには、一錠の薬
が置いてあった。

「ちぇっ、またか」
直志は薬を手に取り、口の中へ放り込んだ。
「自分の体質を恨みな」
「腹立つなー。あの、オッサン」
ポリポリと薬を噛み砕いてすぐ、直志の体に変化が起きた。全体的に丸みを帯び、人相
が変わっていくのである。しかも腰がきゅっと締まり、ヒップにむっちりと肉が乗る。更に
驚くべきは、胸。なんと、男である直志の胸が、徐々に膨らんでいくではないか。

実はこれ、日本軍が開発した栄養補助剤・・・の筈だった。ナノテクを駆使し、前線にある
兵士に起きがちな栄養不足を補うために、多種多様なビタミンや栄養素を詰め込んだ、
お手軽健康食品なのである。だが服用の際、人によってはまれに体の代謝を促進する
作用が起こり、予期しない様々な結果に及ぶ事があった。直志の場合は、体が女性化
するという珍事に発展したのである。
320ステテコ女王:2006/03/26(日) 22:35:58 ID:UtuZdL5X
「ポリポリ・・・いい加減、こんな事してる場合じゃないんだけどな」
兵装を解き、裸になった直志は暖炉の前に立った。炎が女体に陰影を作り、男とは明らか
に異なる曲線を浮かび上がらせている。

「色っぽいぜ、山田」
「よせやい・・・」
クロゼットに放り込んであった女物の服を取り出し、直志はそれらを身に着けた。まず、パン
ティを足に通し、腰まですっと引き上げる。お次はビスチェだ。引き締まった腰と、たっぷりと
した乳房を支える重要なアイテムである。

「それは、指揮官殿の趣味かね」
「まあな。けったくそ悪いけどな」
娼婦でもない限り、通常はビスチェなどを着ける女はいない。要するに直志は、娼婦かそれ
以下の扱いを受けているという事になる。
「悪いけど、ブラジャーのホック、かけてくれ」
「いいぜ。後ろ向けよ」
直志は髪をかきあげて、腕だけを通したブラジャーを同室の兵士に着けてくれと頼む。不思
議な事に、女体化すると髪も急激に伸びるのである。手入れをしてないのでボサボサだが、
中々、美しい黒髪であった。
321ステテコ女王:2006/03/26(日) 22:54:04 ID:UtuZdL5X
「うッ」
直志がうめいた。背後から兵士が胸の膨らみを掴んでいた。
「柔らかくて、良い揉み心地だぜ」
「・・・やめろよ。この後、指揮官の所に行かなきゃ」
「少しくらい、いいじゃないか」
乳房を包む手は内から外へ円を描き、その頂点はごつい指で啄ばまれている。直志は
苦悶とも喜びとも取れる、不思議な表情で喘いでいた。

「乳首が固くなってきたぞ」
「ううッ・・・」
「感じるんだな?指揮官殿に開発されたか」
「仕方・・・ないだろ」
「だったら、こういう事も出来るよな」

兵士が直志の髪を掴み、愛らしい顔を己の股間へと導く。
「しゃぶってくれよ。指揮官殿には、いつもやってるんだろう?」
「・・・」
直志はプイと横を向き、反抗的な態度を取った。
「そうか。無理強いがお好みか。それなら──」
兵士は直志を突き飛ばし、部屋の隅へ追いやった。そして今しがた身に着けたばかりの
下着を剥ぎ、己はズボンのベルトを鳴らす。
322ステテコ女王:2006/03/26(日) 23:05:15 ID:UtuZdL5X
「やめてくれ!指揮官殿に何て言われるか──」
「そんなの、知った事か」
女性化して丸みを帯びた体は、男の時のような力が出ない。兵士に圧し掛かられた直志は、
あっという間に両足を開かれ、恥ずかしい場所をさらす事になってしまった。

「頼む、頼むよ・・・お願い」
泣きながら秘部を必死に手で隠す直志。もし今、犯されてしまうと、この後、会わなければな
らない指揮官に、何と言えば良いのか分からない。
「言う事を聞かないお前が悪いのさ」
「聞く、聞くから!」
「ちっ、最初からそう言ってりゃ、良かったんだ」

兵士は直志を抱き起こすと、落ちていたブラジャーで両手を後ろ手に縛り上げた。その上で、
もう一度、己の前に傅くように命じる。
「心をこめてしゃぶれよ。ザーメンも飲むんだ」
その言葉に直志は黙って頷いた。
(うッ!しょっぱい・・・それに、臭い・・)
汗臭い兵士の男根は、やけに塩気が効いていた。臭いの元は恥垢だろう。直志はそれを舌
でこそげ取るようにし、頬をすぼめてカリ首部分を集中的に扱いてやる。
323ステテコ女王:2006/03/26(日) 23:18:34 ID:UtuZdL5X
「うう・・・いいぞ。さすが、指揮官殿に調教されてるだけはあるな」
淫らな口唇愛撫に震える兵士は、腰砕け気味になりながら呟いた。それほど、直志の舌
技は冴えていた。

(ザーメンまで飲まなけりゃ、ならないのか・・・やだなあ・・)
男根をしゃぶりつつ、直志は考える。しかし、今はそれ以外に、この窮地を乗り切る術は無い
ように思えた。となれば、兵士の言う通りにしなければならないだろう。直志はせいぜい楽しん
でくれと、半ばやけになっていた。

「おおう・・・で、出るぞ・・・ウッ!」
兵士がうめくと、直志は苦味を伴う粘液を飲む羽目になった。精飲は初めてではないが、お
世辞にも美味いとは言えない物を飲むのは、あまり楽しいものではない。
(こっ、濃いなあ・・・)
鼻を通る青い性臭。直志は目を閉じて、それを味わった。不思議な事に、この臭いを嗅ぐと
自分の女の部分が、かっと熱くなる。今、内股は閉じているが、その奥がジーンと疼くのだ。

「中に残ってるやつも吸うんだ。そう、そう・・・」
兵士に命ぜられるまでもなく、直志は尿道に残った精液も吸い取った。そしてすべての粘液
を飲み干すと、ふっとため息をついて、
「・・・美味しかった」
と、漏らすのである。
324ステテコ女王:2006/03/26(日) 23:35:01 ID:UtuZdL5X
同室の兵士に口唇愛撫を捧げた後、直志は士官用の兵舎を訪れた。ここには大隊長以下、
上、下仕官が住んでいる。女性化した直志は、ここで一晩かけて慰み者となるのだ。まず、
連隊の指揮官の部屋を訪ねるのがお決まりになっているので、直志はそのドアの前に立つ。

「山田です。入ります」
「遅かったな」
「薬の効果が中々、出なくて・・・申し訳ありません」
指揮官は田伏という、五十男である。国には妻子もいるが、好色を絵に描いたような男だっ
た。

「ここへ来い」
田伏はベッドを手で叩き、直志を呼んだ。こうして、獣宴は幕を上げる。
「あまり時間がないんだ。手早く済まそう」
「はい」
直志は下着を奪われ、女性化した秘部に田伏の侵入を許した。大樹のような男根が胎内
に埋められると、直志は我を忘れ腰を使い始めてしまう。

「うああッ!ひいッ・・・」
「いいのか、山田」
「いいッ・・・いいですッ・・・」
だらしなく開いた肉穴に男根が出入りする今が、永遠になればいい。直志は身悶えながら、
そんな事を願った。
325ステテコ女王:2006/03/26(日) 23:52:41 ID:UtuZdL5X
薬の効果は約十二時間。直志はその間に、何人もの士官の間を行き来し、夜中の二時を
過ぎた頃には、もう五人目を相手にしていた。
「ふッ・・・ふああッ!」
「尻の力を抜け。裂けるぞ」
五人目はサドっ気のある男で、尻穴を巨大な男根で穿つ事を好む士官だった。直志はうつ
ぶせになりながら、シーツの端を掴んで、懸命に肛姦の衝撃に耐えている。

(ここが、正念場だ・・・ううッ)
尻穴がぐっと開き、缶ジュースのような太さの男根に出入りされると、危うく気を失いそうに
なる。だがいくらかそれに慣れると、衝撃が甘い痺れに変わる。気がつけば直志は腰を前後
させ、野太い男根をもっと欲しいとねだっていた。
「尻の穴が気持ち良いのか」
「・・・はい」
「いやらしいやつだ。じゃあ、もっと入れてやろう」

シーツを持つ直志の手に力がこもる。男根が根元まで入って来る。その一瞬を、直志は待ち
わびていたのだ。
「根元まで飲み込みおった。貪欲な穴じゃ」
「ううッ!うッ・・・」
ジーンと腰骨が痺れてきた。最近の直志はこんな事でも、絶頂を得られるようになっている。
そして、波のような官能が近づいてきた。
326ステテコ女王:2006/03/27(月) 00:05:47 ID:scmk1r0i
翌日も直志は前線に立った。対面にはロシア軍もいるが、今日も何事も起こりそうにない。
「平和だねえ・・・」
最前線にあって不謹慎かもしれないが、少なくともこと戦争に関しては、何ら親展もないま
ま、日にちだけが過ぎていく事が嬉しい。とは言え、このまま娼婦のような生活が続くのも
鬱陶しい。

だから直志は、また黒パンでも飛んでこないかと思った。もし、飛んできたら──
「・・・この薬を飲んで、女になって裸で向こうに投降してみよう」
と、ポケットに忍ばせたあの薬を握り締めながら、ぼんやりと山の稜線を見つめているので
あった。

おしまい
327名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 00:15:59 ID:Q+JtMKbA
uma-

いい纏め方しよる。3GJを送ろう
328名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 00:18:09 ID:RKL9JfMs
gj
329名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 01:20:38 ID:HDBFPz7Z
>318
素直に面白かった!
また書いてください。
330名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 04:58:47 ID:yAScDTnl
うまいこと纏めてますねぇ…GJ!
331少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/03/29(水) 02:15:40 ID:/99r/nZT
お借りします。

※スター・ウォーズ(新)でアニーが実は女の子だった設定。アニーとオビ。
※アニーにランジェリーを着けたかった
>>303-306 続き

--------- 一時停止解除。

「着替えはどこでしたっけ」

オビ=ワンの苦労も知らないで、アニーは勝手知ったる師の部屋を闊歩する。
寝台が置いてあるだけの簡素な部屋を物色しはじめた。
もちろん、白のレースのランジェリー姿のままでだ。
後ろからついていったオビ=ワンは、アニーのあまりに無邪気、というか無防備な様子に頭が痛くなる。

どうしたらいいのだ。

考えて、オビ=ワンは少しお説教をすることにいた。
"男の欲望"というのは理解できないかもしれないが、アニーは聡い子である。
きちんと話せばわかってくれるに違いない。
そうでもしないと、いつアニーが危ない目に……
いや、いつ自分が危ない目に遭わせてしまうか……そんな考えも一瞬脳裏をよぎる。
そうして、居住まいを正して威厳ある師匠としての声音でアニーに語りかけた。

「お前のお母さんが、何故お前を九歳まで男の子として育てたのかわかっているのだろう?」

アニーの着替えを探す手が止まった。

「女の……そういう奴隷として売られないため、です」
「そうだ。わかってるじゃないか。それなのに、どうしてはしたない事をする?
お前になにかあったら、私はお前のお母さんに申し訳がたたない」

そんなオビ=ワンの言葉もむなしく、
アニーは立ち上がって自分の師と向かい合い、

「でも、僕はいずれジェダイ・ナイトになるんです。フォースだって使えます。
マスターは心配しすぎですよ。
力だったらそこらの男なんか負けませんし、もしそんな目に遭いそうになっても軽くぶっとばせます」

高らかに言い切った。高慢さを浮かべた目。唇には笑み。
332少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/03/29(水) 02:16:52 ID:/99r/nZT
「確かに、そこらにいる男が普通の人間だったらお前にかなわないだろう。
しかし……それが普通の人間ではなかったら?」

オビ=ワンの声のトーンが変わった。

「マスター?」

「よからぬことを考える者が、フォースを扱えたとしたら?」

オビ=ワンが低い声でささやくように言いながら、アニーに近づいてくる。
彼の羽織っていたローブがぱさりと床に落ちた。

師匠の真意を掴めず、アニーはオビ=ワンの目を見続けた。
いつも彼の瞳は雄弁だった。任務以外では、の但し書きつきだが。
感情が顔に表れてしまうのがこのジェダイのオビ=ワンらしいところのひとつだったから。

だが、今のアニーには、彼の目から感情が読み取れなかった。
距離が近づく度に、目線は上にあがっていく。
師匠を「大きい」と感じたのはいつぶりくらいだろう。

オビ=ワンの両手がそっと、アニーの両肩にかかった。
彼の指先は温かかったが、それをゆっくり感じるいとまもなく彼女の視界がふさがれた。
次に感じ取ったのは、頬にすりつけられる柔らかい髭の感触。
そして、額に押し付けられた彼の、唇。

あまりにも唐突すぎて、アニーの思考も動きも全てフリーズしてしまっていた。
だから、そっとベッドに押し倒され、
両手首を彼の片手によって頭上で一括りにされてしまうまで無抵抗のままだった。
333少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/03/29(水) 02:17:35 ID:/99r/nZT
「ちょっと、マス、マスタっ。待って、今、いま……」
(今、僕にキスしたの?)

訊きたい事は頭の中でぐるぐる回るばかりで、その間に事は進行していてうまく言葉にならない。

「男なんて軽くぶっとばせるんだろう?」

そう言われても、何故だか体に力が入らない。
オビ=ワンは軽く笑いながらそう言ったが、
その笑顔がかえってアニーには”彼は怒っている"と感じられた。
相手がオビ=ワンだから本気で抵抗できないのか、
急に襲われた恐怖というものなのか、アニー自身にも全くわからなかった。

「早くぶっ飛ばさないと、こういうこともされてしまうぞ?」

空いている彼の左手が、アニーの右胸の上にそっと置かれた。
揉む、というより優しく押されている。何度も。

「あ……」

それだけで、脚の間がじーんとなった。

師の髭の感触が、頬、首筋、胸元をたどっていくのがわかる。
そして、それは胸の上でとまり、素肌と下着の上にやさしく口付けていく。

脚の間の感覚はじわじわと続いている。こんな感覚は初めてだった。
アニーはそれが無性に恥ずかしくて、
今度はフォースを使って師匠から逃れようと試みたが
混乱している上に、精神的に未熟な弟子のフォースは師匠のそれによってことごとく退けられた。

「フォースはやろうと思えばこういう事にだって使えるんだぞ」

オビ=ワンは二本の指を振る。
と同時に寝室のドアが超高速で閉まり、ガチャリとロックまでかかった。

「マスター……」
「男は狼、だと昔から言うんだ。怖いんだぞ」

古臭い例えを出して、マスターとしての顔をいくらか取り戻しながらアニーを諭す。

我ながら、少々暴走してしまったがこれでアニーも懲りただろう、そう思いながら弟子の拘束を解いた。
334少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/03/29(水) 02:18:11 ID:/99r/nZT
しかし、アニーの口から飛び出たのは反省の言葉ではなかった。

「ちっとも……ちっとも怖くなんかありません!」

アニーは、本当の本当は少し、怖かった。そしてこれ以上なく恥ずかしかった。
だけれども、ちっとも嫌ではなかった。

大好きなオビ=ワンが自分に触れてくれる……
それは、心の奥で切望していたことだった。

「おしおきが必要なようだ」

短く云うと、オビ=ワンの手がブラジャーを外そうと布の上を忙しなく行き来した。
だが、彼は聖堂育ちの清廉潔白なジェダイである。
今までそういう経験がなかったためすこぶる手際が悪かった。
ホックがどのように付いているのかも見た事がなかったのだ。
じれったくて、アニーは無意識にねだるような視線をオビ=ワンに投げかけてしまったが
彼はそれを馬鹿にされたと勘違いしたらしい。
ムっとした表情になって、人差し指を空中で振った。

ぷちっと音がして、白いブラジャーの真ん中がちぎれ、ついていたビーズが弾けとんだ。

「あ!」
(マスターがこんなことにフォースを使うだなんて……絶対絶対怒ってる)

下着の拘束がなくなっても、
アニーの若い乳房は重力に負けずに上に向かって膨らんだままであった。



------- 一時停止。
335名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 05:03:31 ID:GaDJEWwj
スターウォーズはよく知らないけど、GJ!
336名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 17:14:16 ID:cQneAYit
◆540LqSi3Yw
GJ!! 続き楽しみにしています
337名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:21:29 ID:7ztkYAkf
ハァハァGJ!!たまらんです。キャラも立っててすごく良いです。続きも楽しみにしてます!
338名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 22:26:20 ID:sTH4bSd2
ネットゲームしない人は判りにくいかもしれないけど
朝起きてたら自キャラになってたスレ
http://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1142078464/l50
TS要素のある話もチョコチョコ出てきたりするのでお暇な時にでもどうぞ
板自体が荒れるネ実なのでその辺はお察し下さい
339名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 23:19:50 ID:zP/68R+n
定期age
ご利用はご計画的に


>>331-334
GJ!
又の投稿をお待ちしております。
340146 ◆vJEPoEPHsA :2006/04/04(火) 16:08:27 ID:ihqsWMuQ
お久しぶりです。初めての方、よろしくです。
というか前回は名無しだったのですが…
以前(>133-162)過去ログをうpした者です。
この時の私の発言は >146 >151-152 >155 >158 です。

年末に他スレで色々あって小説やネタの保管庫を作りました。
3ヶ月…いや4ヶ月か…
待ってみたんですが、何か保管庫が更新されていないようなので勝手ながら1と2のスレを取り込みました。
ttp://rinrin.saiin.net/~library/

長い事名無しで活動してきたのですが、保管庫の管理をする手前トリップをつけました。
意見・要望はこっそり募集していますので、今後ともよろしくお願いします。
341名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 00:02:19 ID:y2VR3f4g
シーメールはスレの範疇?
342名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 20:40:44 ID:S3aOE/yX
>341
悪いが思いっきり範疇外。
343名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 18:56:46 ID:A4BX+h3V
>>341
ここは範疇外と言われて追い出されるようなSSの避難所だから
女性化でも、男性化でも、入れ替わりでも、パラレルでも
女装でも、シーメールでも何でもありあり

TS要素のあるSSなら何でも大歓迎だから、投下ガンバ

>>342
レスをつける前にテンプレ嫁

範疇外作品はスルー。 スルー出来ないならただの嵐
344名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 19:37:15 ID:lledXH2+
>>343
ちょっとまてここはTSスレだから女装なんかは思いっきりスレ違いになるだろ
345名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 19:52:55 ID:A4BX+h3V
女装オンリーで終ったらスレ違いかも知れないけど
内容にTS要素が含まれていたら、別に何でもOK

なんせパラレルまでOKなんだから(本来TSジャンルとはかなり違うはず)
細かいことなんか気にしないで、自由にSSを投下するスレってことで
346名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:01:46 ID:+nduxbBt
>>340携帯から見れるようにできませんか?
347名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 07:00:16 ID:XCLaDgzw
女性化してて友人にヤられてイッちゃう夢を見た。
なんかエロかった。久しぶりに濃厚な夢だった。
まぁそんだけなんだが、SSのネタにはなりそうだ
348名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 16:21:23 ID:rwGyyFPR
>>340乙。ただエラーしてない?
349名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 06:39:59 ID:VPKIkmId
>>347
wktk
350少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/04/14(金) 05:06:24 ID:WnGkoi8k
お借りします。

※スター・ウォーズ(新)でアニーが実は女の子だった設定。アニーとオビ。
※アニーにランジェリーを着けたかった

>>303-306 >>331-334続き

--------- 一時停止解除。

オビ=ワンの視線は、自然にアニーの乳房に注がれた。
今までだってふいの事故……のようなものでチラっと見てしまった事はあったが
こんな風に、千切られた下着から覗くそれを、まじまじと眺めるのは初めてである。

目から入ってくる情報は、押し込まれていたオビ=ワンの男の欲望をダイレクトに刺激した。
誘い込まれるように、愛弟子の胸に手を伸ばしていく。
かすかに胸を隠している布の下に手を入れ、そっとそのマシュマロのような柔肌に触れた。

「……っ」

アニーが息を詰めた。
やわやわと、今度は指や手のひら全体を使ってさわりながら、邪魔になったブラジャーを彼女の腕から抜き取る。
両の乳房を優しく掴んだまま、その谷間に顔をうずめた。
その瞬間、アニーは「ぁ……」と声をあげたが、頓着せずに谷間や、乳房に口付けを落としていく。
美しい雪山に足跡を残すように、ちゅ、ちゅ、と。
その内にその足は山の頂上を目指し、そこに生ってる小さな実を優しい唇が食んだ。
もう片方の頂上では、男の指が実を摘んでいる。

「んん……はっ…マ、スタっ…」

最初、唇だけで優しく愛撫していたが、すぐに口内の粘膜に吸われ
男の舌がその実を味わいにきた。

「あぁああ…はぁ、ん!ぁ……んんっ…や…マ、スター…」

吐息と共に甘い声で師匠を呼ぶ。
知らず知らずに喉の奥から、自分でも今まで聞いたことのないような
いやらしい、高く、鼻にかかったような艶っぽい声が出てしまう。
351少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/04/14(金) 05:07:22 ID:WnGkoi8k
ごくごく優しくて、甘い、愛撫。
乳房、胸、指先、鎖骨、喉……
髭のやわらかな感触がアニーの肌を伝う。
直接的ではないけれど、とろんと力の抜けてしまうようなそんな触れ方をされた。

あまりにそれが心地よくて、嬉しくて、幸せな気分になってしまい、
アニーは抵抗らしい抵抗を、その間、できないでいた。
己の師とスキンシップをするのは子どものとき以来で……
いや、子どもの頃にはふつーのハグや軽い挨拶のキスだけだった。
だけど、今もあの時感じていた安心感に包まれてるような気分になっていた。

乳房に触れていた彼の手は離れ、アニーの肩を抱き寄せていた。
もう片方の手は優しく彼女の波打つ髪をすきながら、頭を撫でている。
そうしながら、そっとアニーの顔にキスをした。

おでこに。鼻の頭に。両方の瞼に一回ずつ。
右のほっぺに。左のほっぺに。

でも、唇にだけは触れなかった。
352少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/04/14(金) 05:09:26 ID:WnGkoi8k
オビ=ワンの唇は耳のほうへ移動し、表面に口付けてから
彼女の耳の穴に、尖らした舌先を突っ込んだ。

「あああああぁんんっ!」

今までにない高い声をあげてしまい、
オビ=ワンも声をあげた張本人であるアニーも驚いて一瞬固まり見詰め合ってしまった。

「どうした?」
「そこはっ、耳はやめてください」
「ここが……どうか、したのか……?」

オビ=ワンの唾液で濡れたアニーの耳に、オビ=ワンは意地悪く息を吹きかけるように囁いた。
いつになく、緊張した様子で耳が赤く染まり、ビクッと肩を震わせている。

「ちょ、本当に! なんか、僕、おかしいみたいです。変っ……」
「どんな風におかしいか、言ってみなさい。言わないと、続けてしまうぞ」
「……なんか、耳、に……されると。背中から腰まで……ゾクゾクって走って。
 なんかムズかゆいような、普通にしてられない……です」

 普通にしてられない……です

真正直に、そして言いづらそうに告げられたアニーの言葉。
着実に、オビ=ワンからマスターの衣を一枚一枚奪い去っていく。
353少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/04/14(金) 05:12:13 ID:WnGkoi8k
「そう言われたなら、引き下がる訳にはいかないな」
「え、そんな、マスター、卑怯!」

左右の、耳たぶ、耳の穴、耳の後ろ、首筋、うなじ、
に、唇を滑らせ、優しく息を吹きかけ舐めまわした。

「うううんんん。は、ぁん! ひゃ! ちょ、待って! ダメ、ぁ
ハん! ま、マスタ! ふぃん……んんっ」

くすぐったいのと、体の底からゾクゾクがのぼってくるのとで
ついつい声が洩れてしまう。
みっともない姿を晒さない様に、がんばって我慢しているのに。

胸への愛撫をしたときよりも、過剰な反応と拒絶に多少びっくりしながらも
オビ=ワンは昔の記憶を思い出した。

 まだ小さかったアニーは耳掃除をいやがった。
 マスターの膝枕は好きだったようだが、綿棒を入れると
 キャハハハ、と笑いながら身をくねらせ、膝枕から落ちてしまうのだった。
 「それでは、掃除できないじゃないか」という師に、
 「だって、くすぐったいんだもん。お尻のほうまでむずむずしてなんか気持ち悪いー」

あの頃は、男の子にしか見えなかったのに----

思えば、あの頃からアニーは耳は敏感だったのだ。
弱点をひとつ発見してオビ=ワンは嬉しくなった。

「なに、笑ってるんですか!」
「悪かった、もう、耳はおしまいだ」

弱い箇所を散々に舐りまわされ、抵抗する力もなくなっていたので
アニーは明らかにホッとした息を吐いた。
がそれが聞こえたにもかかわらず

「だが、おしおきは終わったわけじゃない」
「え?」


------- 一時停止。

レス、GJくれた方、励みになります。
エロパロ板だしがんばってエロ風味にしてみました。
354名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 06:39:04 ID:R4nQXXUu
アニー楽しみにしています。
続きも読みたいです。
355名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 11:08:40 ID:95kd+eHc
ハァハァGJです。ついにエロシーンが!次回も楽しみです!
356名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 01:06:03 ID:6XhSaUIm
やったー投下キター!
アニーかわいいよアニー
357名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 18:59:06 ID:H1WINQPL
定期age
ご利用はご計画的に

>>350-353
GJ!
続きお待ちしております
358名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 23:17:53 ID:iQsx2m5c
GJ!
良かったです
359名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 04:04:46 ID:IwAIxasS
これをみた人ゎとってもちあわせだねぇ!!
だぁってこれを一時間以内に7箇所に貼り付ければ、好きな人に告られるんだもん☆
ぅちゎ暇だったので{どうせ嘘だろ}って思ってやったんだ!!
そしたら次の日・・・大好きなM君に付き合ってくれって告られたの〜!!!
嘘だと思うかもしれないけどやってみて!!!ちなみに今もM君と付き合ってるょ☆
信じなくてもぃぃけど、自分のことを思ったら・・・
今でゎちょぉラブラブかっぷるになってまぁす!!!
みんなにもちあわせを、おすそ分け☆やった方が得だょぉぉ!!!!!!
360名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 11:05:29 ID:e3V1YwES
>>56
ソレ書いたの俺だが、気にしないでくれ。
「入れるべき」っつーより
「そういう話が頻発するのもムリもないな」ってかんじだ。

元からエロパロの領分なのか801の延長なのか微妙なジャンルだと思うんだが(「絶対NG!」って人も多かろう。)
今回の王子は男の俺の目から見ても、ちょっと困ってしまうようなカワイコちゃんだからな。

住み分けを考えるなら、ここを利用する、という手もあるが。


【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】3話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1128085762/
361360:2006/04/22(土) 11:07:24 ID:e3V1YwES
すまん誤爆った上にageちまった……orz
362名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 12:08:35 ID:kGR3idsc
NGワード指定
e3V1YwES
363名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 19:03:53 ID:DYMQ20Qe
NGワード指定
紳士・淑女じゃあない kGR3idsc


>>360
5?
364名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 03:56:26 ID:lASK9bKs
740 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/05/08(月) 05:34:40 ID:q66ygP71
こんなん見つけた。
■涼宮ハルヒの反転■SS付?制作日記
ttp://www004.upp.so-net.ne.jp/sentape/
365名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:18:14 ID:HR81/yJy
保管庫の作品何がオススメ?
366名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 20:52:18 ID:tOGHXn01
ttp://plant.mints.ne.jp/orig/Bee/gaiyou.htm#hon

秀作ハケーン
なんつーか、TSとかって括りじゃなくて書かれてる作品の方が、話としてちゃんと面白いな
エロを求めてるんじゃなければだけど

ジャンルとしてTSとか書かれると、結局それ目的になっちゃってアイタタタな部分がよく目に付いて……
そんなことないってか? 
367名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 13:45:50 ID:joS+wr4q
>>365
保管庫ってエラーで見えなくない?
368名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 21:52:44 ID:LZvc6B46
定期age
ご利用はご計画的に
369名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 17:39:23 ID:eWdnRR+q
>>367
漏れもエラーで見られない。釣られちゃった?
370名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 01:21:59 ID:EEvttHsW
>>367 >>369
見えるけど中身がなくなってる。

>ひとまず暫く何も無い状態のままにします。
>依頼が来たらスレに確認に行ってその後保管。

>その他の対応などについては色々考えながらやっていきます。

だって。
スレで確認してなかったのはどうかと思うが
>以前(>133-162)過去ログをうpした
この時の仕事の早さを考えると、 ま じ め に や る ん な ら 任せてもいいと思うんだけどどうかな?
少なくともここでは筋と押してるし
371名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 16:04:47 ID:DuY+fn9A
そんなに硬く考えるような事なのか?
別にまじめじゃなくても、放置期間が長くなったら保管庫その2を作ればいいんだし。

とりあえず「TSスレ保管庫」として全部保管してもらって、
「削除希望な人が居たら削除」の形にしたらどうだろう?
つかそのくらい軽いのが普通では。
372名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 22:53:43 ID:gqr7my6a
何か問題が起きたのかい?無いなら軽いノリで収録してくれると助かるが。
373 ◆vJEPoEPHsA :2006/05/29(月) 07:32:19 ID:xmEHObck
微妙な流れの中書き込んで、もしも荒れてしまったらすみません。

依頼されただけでスレに確認の書き込みもせずに保管するという配慮に欠けた事をしてしまい申し訳ありません。
エラーが起きた原因については今のところよく分かっていませんが、Wikiを新しいバージョンに換えて作り直しています。
現在スレを回って保管の可否を確認しています。

改めて、スレに投稿されたSSを保管しても良いでしょうか?
374名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 00:31:12 ID:XjKujlv4
いいと思うよ〜
作者さんが削除して欲しいといったら応じればいいと思う。
375名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 09:01:19 ID:HEs5wOr7
よろしくおねがいします。
376 ◆vJEPoEPHsA :2006/05/30(火) 14:17:15 ID:1hZf7eDt
ひとまず2話目までのSSを保管しました。
Menu(左側のサイドバー)のカテゴリから…もしくは検索すれば見つかると思います。
また、SSの1行目にあるカテゴリ(スレッド名)のアンカをクリックすればスレッドごとの一覧が表示されます。
以前保管されていたSSのTHMLファイルが壊れていたので再度抽出を行いました。
微妙に違う部分があるかも知れませんが、仕様という事でご了承下さい。

SSの修正・削除を含めて、何か不都合がありましたら連絡して下さい。
377名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:34:14 ID:e3h67MZo
『雪色の世界』ってサイトで書かれてた『晴れ時々・・雪』ってどんなのだった?
チェリブロのパクリっぽいって聞いたからちょっと読みたかったんだが、もう消されてる。
378名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 00:42:59 ID:h57zIowx
保管庫がケータイでも見られたらなあ…
379名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 00:49:01 ID:7jbiYnUI
最新の携帯を買えばいいんじゃね?
380名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 15:24:31 ID:wNRpcVLx
投下まだ?
381名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 23:24:10 ID:81kruysQ
非強制スレのSSも保管して欲しい。
確か6でここに統合s
382名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 23:26:47 ID:81kruysQ
すまん。
途中で送信してしまった。

非強制スレのSSも保管して欲しい。
確か6でここに統合されてるよね。
383名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:52:59 ID:7tFFqDdY
>>382
統合されたとは言いがたいが、非強制スレの保管庫
(全部ではないようだ)
ttp://yellow.ribbon.to/~hikyousei/
384名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:53:47 ID:dUu0jz6o
うむ、それが望ましいな。大変だろうからあまりわがままはいえんけれど。
385名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 08:58:35 ID:mntSncfW
>>383
リンクが切れてるSSがある
386名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 00:16:37 ID:QQbJNRtp
>>381-384
他に思いつかないのですが…これでしょうか?
ttp://rinrin.saiin.net/~library/sample/wiki.cgi/ts
間違っていなかったら本体のWikiでの作業を進めます。
387 ◆vJEPoEPHsA :2006/06/09(金) 00:20:01 ID:QQbJNRtp
すみません。
通常使っている専用ブラウザでは書き込めないもので…
388名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 01:56:14 ID:Sadnpqth
>>386
それでおkだと思う。 乙!
389名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 05:03:48 ID:ktHa3Xh0
>>386
素晴らしすぎる。GJ乙!
390名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 12:48:09 ID:EKUBQKiL
>>387
うおぉ仕事早っ。よろしくお願い致します。
391 ◆vJEPoEPHsA :2006/06/09(金) 18:04:23 ID:QQbJNRtp
作業開始する前に確認なんですが…
>>383さんの仰られているように、統合されていないのであれば…
どこか確認に行ったほうがいいスレとかはあるのでしょうか?
392383:2006/06/09(金) 22:44:50 ID:xAEt6pr8
>>391
非強制スレは終了 という結末で、どことも統合はされていないのじゃないのかな?
というのが俺の認識だというだけなので、あまり気にせずに。

ところで一点だけリクエスト。
おそらく自動処理でやったので、そうなっているだけだと思うのですが、収録はSS
だけにしてもらえるとありがたいです。
連載モノだと、SSに加えて作者さんのコメントが入っているけど、読んでいてリズム
が悪くなるような気がするので。
393名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:44:43 ID:Vsu0e3a7
wikiだったら誰でも編集できるはずなので、どぞー
394BLEACHスレ335:2006/06/10(土) 02:05:17 ID:oErHpPS9
※女体化で二次創作モノです。
※ジャンプ連載BLEACHより綾瀬川弓親が「もし男装の女性だったら」という先天的女体化ネタです。
※本スレに投下したSS(乱菊×ケイゴ)のアナザーストーリーみたいな感じですが
※向こうに投下できないので此方に置かせて頂きます。
※乱菊&弓親(女)×ケイゴ、で女性攻めモノになります。元のお題は童貞食い。
※途中までですが投下させてください。お邪魔します。
395BLEACHスレ335:2006/06/10(土) 02:06:48 ID:oErHpPS9

「あ、出すっ、うわマジもう出る、顔かけちまうからっ!!」
「イイわよ、その代わり、たぁっぷり出して、よッ!」
見張りとして立っている体育倉庫の内側から、熱い声が聞こえてくる。
「あはッ…青臭くて、濃いわねぇ…」
妖艶な同僚の恍惚な声に、喉がこくりと鳴るのが解った。
「んンッ、おいしぃ…ふふ、いい味よ…」
ぺちゃり、と精液を啜るであろう音。
抑え隠している女の部分を、刺激された。

さてこれから本番へ入ろうか、と荒い吐息を抑える一組の男女の目の前で、倉庫の扉が開いた。
がらっ。
何事かと慌ててそちらを見て、ケイゴは驚いた表情を、
そして乱菊は一瞬目をぱちくりとさせ…すぐに楽しそうに、意地悪げに笑った。
其処に立っていたのは、全身を黒で固めた…死覇装姿の、弓親だった。
「どぉしたの弓親、義骸から出ちゃって…ていうか、義骸は?」
「ソウルキャンディ入れて見張りさせてる、から…」
僅かに赤い頬、少し上がった吐息。ケイゴがびびって逃げようとするのを、乱菊が圧し掛かって留めた。
「安心しなさいってば。この子はねー、怖ぁい隊長の厳命でこぉんなカッコしてるけど…」
「乱菊さん、言わないでよ…僕は、別にそれを受け入れてるんだし…」
ぷつり、と、弓親が首を覆い隠している橙色の布を取り外すと、声がワントーン上がった。
よく見れば、その喉元に喉仏はなく、白い肌がすらりとあるだけだった。
滑らかなアルトで喋りだす弓親に、ケイゴの目は驚きに大きく見開いていく。
396BLEACHスレ335:2006/06/10(土) 02:07:44 ID:oErHpPS9

「……外に漏れるほどの声を出す、乱菊さんが悪い」
「やだちょっと、ソレってアタシのせい?」
黒装束の上着を脱ぐと、首の布と同じ橙色で固められたサラシが、姿を現した。
胸の中央で閉じられた止め具に触れ、何か呟くと、ぱちり、と外れてサラシがほどけていく。
やがて露になった二つの胸のふくらみが露になり、ケイゴは思わず言葉を零していた。
「弓親さん、アンタ、女だったのか…?え?だって制服の時喉仏あったし…」
「あれは、男の義骸を作ってもらって入っていたから…」
「あのね、この子は女人隊員禁制の隊に居たいがために男のカッコしてる健気な子なのよぉ」
「乱菊さんッ!」
袴と草履、そして足袋まで脱いでしまうと弓親の体を覆うものは何も無くなった。
乱菊よりも細く引き締まった体、そして大きくはないが張りの良さそうな胸。
適度な筋肉に彩られた、乱菊とはまた違う女の体に、ケイゴの喉がこくりと鳴った。
思わず上半身を起こして弓親のしなやかな肢体に見入るケイゴに、乱菊が悪戯な笑みを浮かべる。
「…とりゃっ!」
「うぉわっ!?」
後ろに回っていた乱菊に羽交い絞めにされ、ケイゴは思わず声を上げた。
座ったままいびつな大の字を描くケイゴの目の前に立つと、弓親は上気した赤い顔で
くす、と笑みを浮かべ…じっと、先程精を吐き出したばかりのケイゴ自身を見詰めた。
目の前に全裸の女性が居たら、ソコは童貞で健全な男子高校生の性というか何というか。
一度乱菊の胸で達したにも関わらず、既にケイゴのソレは天に向かい反り立っていた。
397BLEACHスレ335:2006/06/10(土) 02:08:31 ID:oErHpPS9

「…僕の体を見て、興奮したんだ?」
くに、と。弓親の足が、ケイゴ自身を軽く踏み、撫で始めた。
「っ!!?」
「ほら、もうこんな硬くして…さっき一度出したんでしょ?なのに…」
足の裏で裏筋をさすったかと思うと、親指と人差し指で器用に掴み、揉まれる。
今まで受けたことのない刺激と言葉に、劣情を感じつつ、それでもケイゴは自身を益々硬くしていた。
後ろで羽交い絞めにしている乱菊も、挑発するかのようにその乳を押し付けてくる。
「恥ずかしくないのかな、こんな…僕の足で擦られて、でも良いんだよね…?」
言葉で責められ、足でもどかしい刺激を与えられ、張り詰めていくケイゴ自身がびくっと震えた。
先走りがこぼれ、弓親の足につぅとこぼれる。
「っく、うあっ…!ちょ、弓親さんっ…!」
「良い声…ねぇ、もっと啼いてよ、ほら…僕の足と乱菊さんの胸で、感じちゃって、さ…」
ケイゴの声にサディストの部分を揺さぶられ、弓親はぞくっと背を震わせた。
足で扱き上げるだけでもぞくぞくと快感が訪れ、自分のナカが濡れていく。
先を親指で擦り、ぬりゅぬりゅっと先走りの感触を楽しんでから、
足を下ろし、裏筋をつつぅっと親指の先でなぞり上げ、ぴんっと軽く弾いた。
その度にケイゴの口からは呻き声がこぼれ、反り立った自身はびくびくと震えた。
「あはっ、凄ぉい…弓親の足がそぉんなに気持ちいいのかしらぁ?アタシの胸より?」
「いや、そんなことないですよっ…」
「ふぅん…説得力ないね。こんな、硬くして…醜いよ」
弓親の嘲るような声と冷ややかな見下す目線にケイゴが逃げようとするのを、乱菊が押さえた。
398BLEACHスレ335:2006/06/10(土) 02:09:32 ID:oErHpPS9

困った顔で二人の女性の間に挟まれたケイゴは、ついに情けない声を上げた。
「も、あの、勘弁してくださいよぉ…」
「…だって。どうするぅ弓親?」
懇願とも取れるケイゴの声に、弓親の足がぴたりと止まった。
「さっきまでの鳴き声が良かったから、許してあげるよ」
すぅっと足が引かれ、僅かに先走りの糸引いた足先を、弓親はマットに擦り付けた。
しなやかな肌は興奮のせいか僅かに上気し、それが一層艶かしかった。
「さ、ってとっ」
ぐいっと、羽交い絞めにしていた乱菊に引っ張られ、ケイゴはマットの上に仰向きに倒れた。
既に二回目と思えぬほどがちがちにそそり立っているケイゴ自身に、女二人の喉が鳴る。
「もぅ充分みたいねぇ…弓親、アンタ入れる?」
「…嫌だ」
「やだって…んじゃ、アタシの指?」
「僕は女とやる趣味はないよ」
「アンタワガママねぇ…」
「乱菊さんほどじゃないと思うけど?」
「……あのぉ…」
自分を他所に全裸で言い合いを始めた女二人に、ケイゴが恐る恐る声をかけた。
振り返った乱菊がにまぁっと笑みを浮かべると、ケイゴに猫なで声で聞いた。
「そういえばアンタ、もしかして…童貞?」
399BLEACHスレ335:2006/06/10(土) 02:10:06 ID:oErHpPS9

「……はい、そう、です…」
「あはっ、じゃあ丁度よかったわぁ」
しょげ返りながらそう応えたケイゴの股間に指を這わせたまま、乱菊は嬉々として笑った。
何が良かったんだろう、と訝しげに見る弓親に視線をやると。
「弓親、アンタ指で触ってもらいなさいよ」
「「は!?」」
「何よぉ、拒否るんならアタシの指か、じゃなきゃコレぶっ刺すわよぉ」
ケイゴと弓親の声がリンクするのにも構わず、乱菊はケイゴのモノを触りながらそう言った。
「そ、れ、に…アンタ、今更我慢出来んの?もぉ濡れてるクセに…」
「ッ…」
俺、一体どうなるんだろなぁ、と、それでも股間の息子は素直に反応する自分に
ちょっと嫌気がさしながらケイゴがぼんやりとそう思ったとき、す、っと、
自分の上に、丁度シックスティナインの格好で跨る弓親が視界に入った。
「触るだけ…ッ、そう、君に触らせてあげるんだからね…感謝しなよ?」
耳まで真っ赤にしているのが僅かに見えた、が、それ以上に、
目の前で微かに開く、今まで写真でしか見たことの無い女の中心に、ケイゴの視線は注がれていた。
僅かに潤んでひくっと震えるソコに恐る恐る手を伸ばし、薄いその花弁を
そぉっと指でなぞり、入り口をゆっくりと開いてみた。くちゅ、と音がした。
「ッ…う、あんまり、酷くしたりしたら…殺すよっ…」
「は、はいっ…」
弓親のアルトの声に叱咤され、それでもケイゴの好奇心は、指をゆるゆると入れ進めていった。

400BLEACHスレ335:2006/06/10(土) 02:13:29 ID:oErHpPS9
+++++++++++++

とりあえず以上です。
元が性格悪いナルシストなので女体化したら取り合えず女王様に
なるんじゃないかと思って書いてみたのですが…難しいですね。
また続きを書いたらお邪魔します。それでは。
401 ◆vJEPoEPHsA :2006/06/10(土) 16:06:13 ID:mtgTIWHA
これから作業を開始します。

>SSの合間のコメントについて
最初はスレを読み返しているような感覚になるかと思い、中書きみたいな位置づけだったのですが…いつの間にか境界があいまいになっていました。
読みやすい方法とか色々悩みながらやってみます。

ちなみに、閲覧には専用ブラウザを使っていますが、保管は手作業でやっています。
IDやコテハンやトリップが変わった際に拾えなくなるので…

>Wikiの編集について
今のところ管理者のみでやっています。
書式の統一とか意図しない削除改変などの防止という事でご理解下さい。

多分週明けくらいにはSSの抽出が終わると思います。
402名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 00:14:28 ID:qzVVPCkx
よろしくお願い致す
403名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 00:28:27 ID:R1YRUCGz
定期age
ご利用はご計画的に


このスレ残っててよかった・・・
いろいろと乙です
404名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 12:08:51 ID:oZ2YlCz/
>>400
GJです!!
もう最高!
405 ◆vJEPoEPHsA :2006/06/13(火) 04:19:25 ID:WA8Io2gl
非強制スレの作業が終わりました。
掲載について不都合や間違いなどがあったら教えて下さい。
406名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 02:31:12 ID:P6ap/geL
>>405
場所はどこでしょうか?
407名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 02:59:52 ID:ugN9H/XE
>>405
GJ!SP乙!
おかげで、いままで読めなかった続きが読めたよ!

>406
URLを削って見れ
408 ◆vJEPoEPHsA :2006/06/14(水) 05:34:12 ID:zHZ61ezK
>>406
前にURLを貼っていたので、何度も貼っていると「宣伝乙」とか言われないかとか思っていました。
ttp://rinrin.saiin.net/~library/
それではよろしくお願いします。
409名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 10:53:31 ID:NV/j5qxU
>408
乙。

ちなみにwiki使ってもGoogleに捕まるので、robots.txtかメタタグを使うことをお勧めします。
ttp://www.google.co.jp/intl/ja/remove.html
410406:2006/06/14(水) 23:33:07 ID:P6ap/geL
>>407-408
ありがd
411名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 10:24:16 ID:VVVOPBmH
>408
gj乙!!
>383で読めなかったのも読めるようになって感謝!!

でも、やはりSSは未完結だったか・・・・
412 ◆vJEPoEPHsA :2006/06/15(木) 17:51:22 ID:UdXuKL+I
>>409
メタタグは知っていたのですが、robot.txtは初めて知りました。
ありがとうございます。

いや実は更新が楽という事以外はあまりよく考えてなかったのですが…ロボットをよける事もちゃんと考えていきます。
ファイルを置くだけなら楽でいいですね。
413名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 17:57:28 ID:I/vLWSgK
保守
>>201〜のおもろ
414名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 19:09:38 ID:JAQm79MX
保守age
415保守:2006/06/18(日) 03:53:53 ID:5SUIaWX4
                     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
                 |::::::::::::::::::::::::::::::::::/|:斗::::::::::::::::l:::::::/l::::::::::::|、:|
                 |::::::::::::::::::::::::::::,ィ/´l/ l∧::::::::::∧::/`|::::::::::::! リ
                 |::::::::::|::::::::::::::///⌒ヽ l;/l:::/ l/^Yイ::::::::::|
                      ',::::::::ム::::::::::/ / ,.ィハ    |/ /ハ l/:::::l:::/
                   ヘ:::::{ {ヘ::::::|‐′ {kり     i {ソ /::::|:::|/
                      ヘ::ヽ ヘ:::!  ` ̄       〉  !イ/!/
                   |::::::\_ヾ       ,.へ._   /
                   l∧:l::::|ヽ`丶、 〈__/,. ィ´
                /´ ̄`ヽへ|    `ト- イ/ `ヽ
               /               トヘ/ ′  }
                  ′       ` ̄ ̄`ヽ l /  ヽ /
               i                  V
               |      /         \    ヽ
               l       /          '.    '.
                 ′    ′   _,. -―---, i      !
                ′   /    /     ` <  !    jヽ
             /    __ム-‐ ´        、 ∨  _r_´ノ
              / /´        ,.-、     _ヽ〉r弋ァ'´
                i         , '´  ̄ ` ̄ ´ / ̄
                廴_    _,  '´        /
             /  ̄ ̄          , ´
             /                  / /
          /               / /
           /                   ,.ヘ
        i        `丶、       /  `、
        |            \   /      '.
        l            ヽ´       '.
           '.             ヽ         '.
            `、              `、      '.
416名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 09:04:59 ID:8wx/qMIo
上連雀キタァ━━(゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚)━━━!!
417名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 16:48:47 ID:j0vHyyM9
>416
kwsk
418名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 16:45:44 ID:0GRwrF8S
ほっしゅ
419名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 21:29:37 ID:ME7ieB9D
ほし
420名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 12:42:50 ID:+qd8HU/u
>>417
電撃ピカチュウ2巻のカスミだな
421 ◆vJEPoEPHsA :2006/07/04(火) 01:32:00 ID:P6hm6yTK
保管庫更新。データ移行して、携帯でも閲覧可能にしました。

トップ:ttp://rinrin.saiin.net/~library/
の右下にあるリンクから
PukiWiki:ttp://rinrin.saiin.net/~library/pukiwiki/
に跳んでください。
従来のFreeStyleWiki:ttp://rinrin.saiin.net/~library/wiki/wiki.cgi
は携帯での閲覧はできません。

理由:
1.何もしなくても携帯に対応できる。
2.データベースが得意との事で、動作が早いらしい。

今後、どちらを残すか・両方残すか…などは検討中です。
それではよろしくお願いします。
422名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 12:14:37 ID:AU+sJwsz
423名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 14:37:45 ID:ZuUIlIam
定期age
ご利用はご計画的に

>>408
424名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 17:41:32 ID:jfbWMAgZ
age
425名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 16:58:39 ID:AvsJdyzQ
保管庫ってケータイだと最近のしか見られないんだね。まあ贅沢は言えんよね感謝せねば。
426グラタン:2006/07/13(木) 18:16:13 ID:9h4JX3Xo
なんとなしに書いてみようと思うけど良いかな?
ちなみにエロはほぼ無い筈orz
ムリヤリトカモウケツケナイシソレデモイイナラカキマスガ
427名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 19:29:17 ID:qdqqteH9
日本語でおk
428名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 19:39:27 ID:9h4JX3Xo
orz




書いてみますね。
ちなみに主人公は警備員さん、世界観はファンタジー、舞台は魔法学園(ありがちだな)
429名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 23:23:06 ID:TNzOkc1e
すいません投下してもよろしいでしょうか?

忍たま 戸部×金吾 金吾女体化 エロ有りです。
430515:2006/07/13(木) 23:27:05 ID:TNzOkc1e
竜笛

 深夜というには少し早い時間だった。
金吾は少し目を開けると、辺りを見回すに寝返りを打った。
隣で寝ている戸部は自分に背を向けている。寝ているかどうかわからないが、寝息は自然なものだった。
眠りの浅い剣豪を起こさないよう、爪先まで神経を張り詰めると、金吾はこっそりと布団を抜け出て庭へと降りた。
 十六夜月が荒れ果てた庭を明るく照らす。しかし鬱蒼と茂った雑草に隠れた地面までは残念ながら光は届かず、金吾は時々躓いた。
足のそこここを虫に刺されながら辿り着いた先は、小さな池だった。庭も、本堂ですらも荒廃するほど長い年月の間人の手が加えられなかったはずなのに、
なぜかここだけは生前の記憶を留めるように、透き通るような桃色の睡蓮が静かに咲いていた。
 金吾は池をぐるり囲む灰色の砂岩に手をかけ、じっと池の水に映る自分を見ていた。
そしてしばらくして立ち上がると、少しだけ白い着物の裾を肌蹴、ほんのりと赤く染まった肌を露出させた。
 そこにあるのは、少しだけ柔らかかく膨れた胸だった。
それは本当にささいな物で、ぱっと見ただけではわからないものだった。
金吾は膨らみを触りながら、はぁ、と小さくため息を吐いた。
「……大きくならないなぁ……。」
 年頃のくの一を見れば、自分のものよりも更に大きくなっているのを見るたびに、金吾は劣等感に苛まれていた。
 そっと右手を胸に添える。柔らかく包むと、ゆっくりと揉みだした。
「こうすると、大きくなるかな?」
 短い細い指で丹念に形を作りながら揉み解していく。
しっとりと汗ばんだ肌の感触がなぜか生々しく、
時々感じられるくすぐったいような感触に金吾は息を詰めた。
次第に桃色の乳首が硬くなっていることに気づき、
頬を赤らめペタンと地面に座った。
431515:2006/07/13(木) 23:29:18 ID:TNzOkc1e
[何、やっているんだろう……。」
 思わず息が上がり、目を伏せ着崩れた着物を正す。
息をするたびに桃色のそれが布にこすり付けられる。
そのたびに金吾は目をきつく閉じ、訪れるくすぐったさとは違う感覚を受け流していた。
 皆には男ということにしているのだから、胸などなくてもいいはずである。
しかしやはり心のどこかでは、女として認められたいと思っているのだろうか。
金吾はまた、池に映る己の姿を見てため息をついた。
「金吾。」
 声をかけられ、はっと意識を戻した。
後ろを向けば、戸部がいつものように立っていた。
「何をしている?蚊が出ているから刺されるぞ。」
 そっと頭を撫でられ、金吾の胸はぎゅう、と締め付けられた。
唇を思い切り噛み締めると、たまらず戸部に抱きついた。
硬い腹に頬をすりつけ、零れようとする涙をこらえながら、
ただただ広い背中に回した腕に力をこめた。
「どうした……?言わなければわからないぞ。」
 大きな手は優しく頭を撫でてくれる。
金吾は目をこすって戸部の顔を見た。
いつも冷静で感情が読めないかの人の瞳を見つめ、
意を決し、着物の襟をつかむと、するりと肩を出した。
432515:2006/07/13(木) 23:32:28 ID:TNzOkc1e
「き、金吾……!」
 戸部の言葉を無視し、帯を解いて全てを脱ぎ去る。
現れたのは白い肌をしたまだ成長しきっていない幼い体だった。
すべらかな丸みを持った肩、膨らみがまだよくわからない胸、鍛錬によって少し引き締まった腹、
平らな下腹部にはまだ産毛すら生えていなかった。
白くむっちりした太腿をもぞもぞと動かし、恥部を隠そうとする仕草はとても可愛らしかった。
顔は羞恥に赤く染まり、大きな瞳からぽろぽろと丸い雫が零れ落ちているが、
しかし奥には何かを決心した強い光が見えた。
「お前、まさか、……女、なのか?」
 地面に落ちた白い着物を拾い上げようとする戸部の手を、金吾は止めた。
「そうです。僕は女です。あの敵討ちの旅に出る時、
女のままでは危険なので、男ということにしてきました。
しかし、それを今まで打ち明けることができませんでした。」
 次第に金吾の声が小さくなり、震えが入るようになった。
 今までどのような思いをしてきただろう。
は組の仲間が良い連中だとはいえ、やはり辛い事もあっただろう。
心ならずとも異性の裸を見てしまうこともあっただろう。
また同姓のくの一達からは男として扱われ、話す事もままならない。
そして自分もまた剣の道を志す生徒と思い、辛くした事もあった。
 戸部の心を悟ったか、金吾は優しく笑った。
「僕は剣の道を志しています。
だから、真剣な指導をしてくださる先生が好きです。
は組の皆はとても優しいし、くの一達は仕方ないかな、とも思っています。」
 その笑顔があまりにも優しく、泣き出しそうなものなので、戸部は思わず金吾の小さな体を抱きしめた。
薄い背中を撫ぜ、熱くなっている金吾の頬を己の厚い胸に押し付けた。
433515:2006/07/13(木) 23:34:29 ID:TNzOkc1e
「でも、僕と同じくの一を見ていると、
 だんだんと辛くなってきてしまって……だから、
 せめて先生にだけは言っておこうと思ったんです。」
 しっとりと汗ばんだ肌が戸部の固い腕に触れ、甘い金吾の匂いが鼻を擽る。
 月明かりの中に見た金吾の裸身のせいなのか。
 こういう状況にありながら、戸部は自分の体の奥で何かが燃え始めたのを感じた。
「ならば、口で言えばよいものを……なぜ、このような無茶を。」
 体を離し、柔らかな唇を噛み閉める金吾を見ながら戸部は優しく尋ねてみた。
「僕の体はまだこんなに幼いし、ぱっと見ただけではわからないし、
 それに……。」
 そこまで言うと、金吾は黙り込んでしまった。
 細い首筋は次第に紅潮し、耳まで熟れた桃のように赤く染まってしまった。
「それに……?」
「先生。」
 金吾の細い腕が戸部の首に絡みつく。
 耳元で、震える声で囁かれたその言葉は、戸部を驚かせるには十分な代物だった。
「貴方に、貴方にだけは、……僕を見てほしかったんです。」
「貴方の記憶に、少しだけでも僕の本当の姿を記憶していてほしかったんです。」
「僕は、貴方が、好きなんです。」
 戸部の固い髪の毛に冷たい雫がかかる。
 切なく震える金吾の体を包むように抱きしめると、あやすように背中を叩いた。
 虫の声だけが聞こえる静寂の世界を、先に破ったのは戸部だった。
「……私に何を求める?」
434515:2006/07/13(木) 23:36:59 ID:TNzOkc1e
 首に回された金吾の腕に、少しだけ力が入った。
 しばらく沈黙した後、金吾は小さく囁いた。
「貴方のものに、してください。一瞬でも、かまいませんから。」
 戸部は答える代わりに、金吾の着物を拾い、抱いたまま部屋へと戻った。

「本当に、いいのか?」
 髪を手櫛で梳きながら、戸部は耳元で尋ねた。
 教師と生徒、その上、この子は父親から頼まれた預かりものでもある。
 そして自分との年の差は、まさに親子ほどもあった。
 戸部は迷っていた。果たして、この子を抱いて良いものなのかを。
 しかし顔を赤く染め、びくびくと震えながらも、小さく頷く金吾を見ると、
 この子の願いを叶えてあげたいとも思うのだ。
 淑やかで優しいこの子が言う、おそらく最初で最後のわがままなのだろうから。
「ん……っ。」
 軽く触れるように口を吸い、それから額、瞼、頬、鼻先、と啄ばむように唇を落としていく。
 また口に舞い戻ると、今度は深く長く口付けを交わす。
「ふぅ……んっ……。」
 差し込まれた舌が上顎を撫ぜ、口壁を嬲り、歯列をなぞる。
 絹のような柔らかさを持つ金吾の舌を自身の舌と絡め翻弄する。
 口の端から飲み込めない唾液が零れ、顎を伝い落ちていく。
「ふぁ、っ、あ、んぅ、んっ。」
 首筋を指先でなぞり、胸へと下ろすと、包むように揉み解す。
 びくびくと体がゆれ、塞がれた口から熱い吐息が更に漏れ出す。
「……はふぅっ……んん、ん、むぅ……ん。」
 赤く充血した小さな乳首をつまむと、ゆっくりと押しつぶし、軽く捻る。
 唇を解放すると、頤を伝い、震える柔らかな首筋に喰らいついた。
「やぁ……っんん……っ。」
 刷毛で撫でるように舐め上げ、時折固くなった乳首を爪弾く。
 金吾はもぞもぞと足を動かした。次第に腰が浮き、戸部の下腹部に触れる。
「はぁ、はぁっ、ん、あっ……。」
 首筋に赤い花を散らせると、今度は胸へと降りてゆく。
 片方の乳首を摘みながら、もう片方を舌先で押しつぶす。
 ぬんめりとした感触に、金吾は首を振った。
 ちろちろと触れ、それから掬う様に舐め上げ、更にぐるりと舐め回す。
 口の中に入れると、歯で挟み、軽く噛みながら舌先で弄ぶ。
 片方の乳首も爪を立て、軽く引っ張り上げる。
435515:2006/07/13(木) 23:39:05 ID:TNzOkc1e
「ぁあっ……んっ……。」
 口を離し、片方もまた同じように嬲る。
 小さな乳首は固く尖り、空気にふれひくひくと震えた。
 乳首から手を離すと、平らな腹を滑り、下腹部には触れず、白い太腿を撫ぜた。
「ひゃぁっ。」
 内腿を爪の先だけでなぞり、付け根を触る。
 汗ばんだその部分を軽く突いた後、まだふっくらとしているその部分にそっと指を添えた。
「あ……。」
 指先にとろりとしたものが絡みつき、少し離すと、うっすらと細い糸を引く。
 戸部は小さく笑いながら、その指を金吾に見せた。
「すいません、汚しちゃって……。」
 今にも泣き出しそうな顔をして、脱ぎ捨てた自分の着物で戸部の指を拭おうとする。
 そのいじらしい行動に、つい、いじめてみたいという思いが働いた。
「金吾、これがなんだか……わかるか?」
 え、と声を出す金吾の目の前に、そっと蜜のついた指を差し出す。
 親指とくっつけ、少し離して糸を引いてみせる。
「……これ?」
「お前のここから出ていたものだ……。」
 戸部は指をまた割れ目へと押し付けると、蜜を掬い上げる。
 金吾は羞恥のあまりに両手で顔を隠した。
「感じると、こういうものが溢れるんだ……わかるか?」
 淵をなぞり、奥へと差し入れると、小さいが固くなった肉芽に触れる。
 ゆっくりと撫ぜ、左右に揺らす。金吾はいやいやと首を振り、何も答えない。
「先ほどより……激しくなるぞ。」
 指を少し早く動かす。ぐちゅぐちゅと湿った音が漏れ、金吾の体がびくんと撥ねた。
「あっ、だめ、はやっ。」
 金吾の声を無視し、戸部は更に指を増やし奥へと進み、まだ小さな蜜壷の周りを転がす。
「せんせ、だめ、はぁっ、やっんん。」
 蜜はすでに布団を濡らし、戸部の節くれ立った指をふやかせるほど溢れている。
 しかしそれでも戸部は止めなかった。ゆっくりと狭い膣の中へ指を差し入れると、金吾は体を弓なりに反らす。
「ふぁっあっあ、や、やめっ……。」
 乳首を口に含みながら、ゆっくりと手を動かす。
 赤い花が散る金吾の肌に噛みつきながら、そっと指を引き抜くと、ひくひくと蜜を垂らしながら入り口が呼吸をした。
436515:2006/07/13(木) 23:40:37 ID:TNzOkc1e
腰をつかみ自分の方へ引き寄せると、蜜に塗れたその部分に唇を押し付けた。
「だめっ、きたなっ……ふぅんっ。」
 舌で蜜を掬い取り、啜り上げ、入り口を柔らかくしようと舐め回す。
 肉芽に歯をかけ、嬲ると更に蜜が零れ落ちる。
「ひはぁっっやっん、せん……んふぅんっ……。」
 金吾の小さな手が戸部の頭の上に置かれる。
 引き離そうとしているのか、それとも押し付けているのかわからなかったが、
 とにかく力をこめているのは確かだった。
「だめ……っあっ、壊れ……。」
 口を離すと、着物を手早く脱ぎ捨て、固くなった己を入り口に押し付ける。
「いいか?」
 掠れた声で囁くと、金吾はしばらく間をおいてから、こくん、と頷いた。
 ぐ、と小さなその部分に太いものが入り込む。
 大きな目を見開き、いやいやと首を振った。
「い……いたっ……んっ……いたっ。」
 狭い中は解したとはいえやはりきつく、ゆっくりと体を進めていく。
 慰めるように口付けながら、次第に奥深くへと繋がっていく。
「はぁっはぁっ……ひぃっ……ん。」
「くっ……。」
 先が、固い部分に触れた。戸部は金吾の背に腕を回すと、一回強く抱きしめ、激しく動き始めた。
「ひゃぁっ、いやっ、い、ああっんっんん!」
 ぐちゅぐちゅと繋がった部分が水音を立て、肉壁が戸部のものを締め付ける。
「ひゃふっ、ひっ、あんっっ!」
 びく、と内壁が動き、最大限まで膨らんだ戸部のものを強く刺激する。
 すかさず戸部は更に激しく腰を動かし、奥深くを突いた。
「だめっ、イっちゃあっ……!」
 貫くような痺れが走ると、金吾の体はびくん、と強く跳ね上がった。
 意識が一瞬遠のき、目じりからつーっと綺麗な涙が零れた。

437515:2006/07/13(木) 23:42:07 ID:TNzOkc1e
それから数ヶ月して、金吾の父皆本武衛から戸部へ手紙が届いた。
 内容は金吾が実は男ではなく女であるという事を教えるものと、
 女でもあっても卒業まで預かっていてほしいという嘆願だった。
「先生、あの、卒業まで、いてもよろしいでしょうか?」
 文机に向かう戸部の傍らに座り、金吾は恐る恐る尋ねた。
 戸部は黙って返事を書いていたが、ふ、と筆が止まった。
「……どうされました?」
「いや、な。」
 その声はどこか上擦っている。
 良くみれば、心なしか、戸部の耳が赤く染まっていた。
「お前を卒業までといわず、卒業後も、ひいては、
 その……嫁にもらっても良いか、というのをどの様に書いたら武衛殿は怒らないだろうかと思ってな。」
 その言葉に、金吾は大きく目を見開く。
 ぽとり、と涙が一粒零れ落ち、先生、と言って戸部の背中に抱きついた。
 戸部は金吾の小さな手を触った後、優しく笑うと、
 手紙の続きを書き始めたのだった。
438515:2006/07/13(木) 23:44:12 ID:TNzOkc1e
 長い話を投下してしまい、お目汚し申し訳ありませんでした。
 ではこれにて失礼!
439名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 23:51:58 ID:rexa2Xc7
リアルタイムで読んだ
GJ!!
二人には末永く幸せになってもらいたい
440第1話1/3:2006/07/14(金) 07:39:55 ID:CSUiiAVr
さて、せっかくの読書の時間を轟音で台無しにされればどんな感情が起きるのか?
今俺はその状況に直面した。音の発生源は校舎から離れた別棟の研究棟からだと思われる。
「やれやれ、毎度毎度何回変な物召還すれば気が済むのやら、魔法使いという連中は…」
仕方無く仕事と割り切りクローゼットから分厚い板金鎧と2m程の刀身に持ち手を付けただけの大剣を取り出し、装備する。

この学園は魔法使いの育成と魔法の研究を両方やっているらしいが、
俺のように魔法を使えない人間も雑用として働いている。その中で一番やってられないのが警備員、つまり俺だ。
警備員なのにやることは外の危険からでは無く、内の危険から生徒や職員を守るので訳がわからん。
しかもその危険とは、生徒の実習中の暴発事故、研究ミスの後処理(魔法生物排除)などと泣けてくる。

などとアホな事を考えながら到着したのはおなじみの研究棟の召還魔法学室だ。
「おい、大丈夫……なわけないか」
召還魔法学室からはなにかが暴れ回る音と女子生徒と思わしき悲鳴、応戦する為の詠唱が聞こえてきた。
「ちっ、生徒が混じっているのか。まぁいい、俺は殺すだけだ」
俺は軽く舌打ちをしながらドアを蹴破る
4412/3:2006/07/14(金) 07:41:04 ID:CSUiiAVr
室内で暴れていたのは馬に跨った騎士の幽霊、デュラハンだった
デュラハンとにらみ合う形で防御と反撃の魔法を紡ぐ数名の研究員、そしてデュラハンの足元で腰が抜けた女生徒
俺は即決してデュラハンに向かって走り出すと大剣を全力で騎士の頭頂に振り降ろす
デュラハンが手に持った槍で受け止めようとするが、大剣は槍を易々と切断して騎士の兜に食らいつく
直後、乱入で驚いた研究員達の狙いを外してしまった反撃魔法が纏めて板金鎧に命中するが
そのまま一気に馬ごとデュラハンを両断すると、ダメージが過剰になったデュラハンは霧となって消えていった

大剣を床に刺し、兜を外してから女生徒と研究員に声をかける
「おい、立てるか?」
「…ぁ、はい。立てます…」
俺が差し出したの装甲に包まれた手を女生徒は掴み、俺が引っ張る。生徒の顔が赤いのは気のせいだろう
金髪碧眼の少々綺麗な子だ、職務には毛程も関係ないが

それから俺は研究員に事の理由を聞いて呆れた
なんでも睡眠不足の時に書き上げた召還陣が間違っていて、それでデュラハンなんてヤバいのが出たらしい
この事は秘密にしていて欲しいと言った友人の研究員に条件として
被害にあった女生徒と俺に飯奢れと言った
4423/3:2006/07/14(金) 07:42:25 ID:CSUiiAVr
女生徒を学生寮に送り届ける途中にこんな会話があった
「…警備員さんはいつもこんな事してるんですか?」
「こんな事とは?」
女生徒に話しかけられて俺は隣のひょこひょこ動く長いストレートの金髪頭を見た
身長は普通だが動作がなにかガキっぽい
「デュラハンなんて並の魔法使いなら苦戦する中級悪霊と戦っているんですか?と聞いているんです!」
いちいち前に回り込んで兜をのぞき込もうとしないでくれ、
その怒った表情を兜の隙間から覗くとデュラハンより怖い
「まぁ仕方あるまい、仕事だ。それに耐魔法生物も稀に現れる、その時の俺だからな」
余計に全身で怒りを表現する女生徒
…ぁあそうか、こいつは魔法使いが能力の無い人間を導くとか古い考えの持ち主か、厄介すぎるorz

俺はその後は適当に女生徒を煙に巻いて待機小屋に逃げ帰って板金鎧を脱ぎ、体調が悪くなったのでそのまま寝た
就寝前に板金鎧で弾いた複数の魔法について気になったが、面倒なので無視した
443名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 07:43:52 ID:CSUiiAVr
次から女体化しますんですいません
石投げないでください。orz
444名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 18:12:41 ID:6ykWaBMB
>>428
頑張れ。期待してる
445第二話1/3:2006/07/14(金) 18:38:42 ID:CSUiiAVr
翌日…
毎朝、鶏の鳴き声で起きる俺は起きあがる時に違和感を感じた。しかし、面倒なのでスルーして立ち上がると
昨日までと違い若干目線が低い。おまけに肩に余計な重みを感じた
「なんだ?体が軽いぞ?……声が高い…」
寝ぼけているのだろうと思い、顔を洗いに洗面台に向かう
とりあえずおもいっきり顔を水に突っ込む、そして顔を上げて目の前の鏡を見ると…

女性の顔があった

「よし、ここで一度状況を整理しよう。俺は生まれてこの方男だ。しかし今確認した所、
元々女顔ではあったが女では無かったはずなのに現在の俺の顔は明らかに女だ。
しかも、さっきから嫌な予感がしながらも無視していた重みはやはり胸、つまり乳房である可能性が高い。
挙げ句に現在俺の息子は家出中……考えたくないが俺は女性になってしまったと仮定する」
自分のアホ思考で限りなく死にたくなった。これが友人の研究員(女性・イカレ)に知られたらなにされるか…

俺は投げやりになったがいつもの惰性で着替えて
「この胸はどうしたものか?」
とTシャツ、トランクス姿でシャツを押し上げる双丘をどうするかに悩んでいた
胸はとりあえず包帯で縛って軽装鎧とツインダガー、
4462/3:2006/07/14(金) 18:42:43 ID:CSUiiAVr
爆薬付きボウガンを昨日、板金鎧を取り出したクローゼットの隣のタンスから取り出して装着した
装着と着替えを済ますとすぐに朝食の準備に取りかかる
フライパンに卵とベーコンを入れて焼く様子はまるで女性そのものということに俺は気づき
しかし、作らなければ食事にありつけ無い現実を認識していたので心の中で泣きながら朝食を作って食べた

朝食を食べた後はいつもなら朝の鍛錬をするのだが、早々に諦めて研究棟に向かった
なぜ諦めたかというと大剣が重くて振れないのだ。庭には今、大剣が地面に刺さったまま放置してある

自分の現在の体の非力さ(といっても並の男よりは怪力)に辟易しながら、昨日の召還魔法学室に直行して、ドアを破壊する
「俺だが、この俺の体の異常は一体どうゆうことだ!今すぐ30文字以内で説明しろ!」
ちょうど良く中には昨日の面子が揃っていて、何事かを顔を青くして話合っているようだ
そんな中、俺が全身殺気まみれでドアを破壊して入って来たので一瞬の内に俺に視線が集まる
「あ、あのだね、シェルさん。これには深い理由が…」
俺はどもりながら話す友人の胸倉を掴んで可能な限り低い声で脅す
「今 す ぐ 原 因 を 話 せ」
「はい…」
4473/3:2006/07/14(金) 18:44:42 ID:CSUiiAVr
半泣きの研究員達の話によれば、あのときの反撃魔法が板金鎧に同時に弾かれた時の相乗効果でこうなったらしい
「すぐには戻らんのか?」
そこらにあったコーヒーを奪い取って飲む俺に友人が説明する
「すぐには無理かな?なんていったって性転換するなんて事例はまだ聞いた事がないの」
「もういい…しばらくはこのままで構わん、いずれは効果が切れるだろうからな」
「それが一番よ。相乗した魔法は無理に戻そうとするのは逆効果の場合があるから」
「なにが悲しくて女をせねばならんのだか」
俺がコーヒーの最後の一口を飲み干して、破壊したドアから立ち去ろうとすると、友人が声を掛けた
「そうそう、奢る夕食は私が作ってあげるから。…あとポニーテール。似合っているわよ」
クソッ、長い髪をまとめるのが面倒だから上げてくくっているだけだ。勘違いするな!

明るい栗色のテールを揺らして歩く姿はまたしても女性そのもので、自己嫌悪に陥りながらも、俺は昼まで仕事をしていた




今日はここまでです。スレ汚しスイマセンorz
当分続きそうです。
448名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 18:50:07 ID:4VhqhpBN
期待してる
がんばれ
449第3話1/3:2006/07/15(土) 17:40:22 ID:Za1CjNJT
俺は大抵昼食を学生食堂で済ますが、この時に限っては女性になって良かったと心底思う
俺がいつもここで兜を付けたまま食事をするのが気に入らないらしい緑髪の女生徒が毎度毎度説教を垂れるのだ
例えば…
「低学年の生徒が怖がっているでしょ!板金鎧なんて物騒な物を着てくるな!!」とか
「暑苦しいからいい加減にそれ脱ぎなさいよ!」ならば近くで食うなと言いたいが
「ここはあたしの指定席なんだからあんたが退けばいいんでしょ!」
ならばなぜ、次の日別の場所に座っても俺の隣に座るのだ。嫌がらせか?

ともかく当分はうるさい奴に会わないで済むので、俺は上機嫌でカレーうどん(突っ込みは無しでorz)を食べていた
すると、例の緑髪の奴が学食に入ってきてなにかを探しているようだ
一、二分見回した後なぜかしょげた様子で食堂に入り、あろう事か俺の隣に座った
「………」「………」
お互いがうどんを啜る音だけしか無いのが気まずい……数分後に俺が食べ終わる頃、急に声を掛けられた
「あのぅ、いつもここ辺りに座っている、板金鎧の男の人って知ってますか?」
なんだその聞いたことの無い丁寧口調は。いつもの俺とは大違いではないか……隠す必要は無いが面倒だ
4502/3:2006/07/15(土) 17:41:35 ID:Za1CjNJT
しかし、誤解されるのはもっと面倒だ
よって俺は質問に正直に答える
「悪かったな、無骨な板金鎧男で。あれが一番安心できるんだから仕様がないだろう」
案の定ポカーンとした顔を見せて、俺は頭に?マークを幻視した。
「……え?あんたがあの板金鎧?あんた女だったの?」
的外れな事を言い出す緑髪に俺は要点だけをつなげて、分かりやすく説明してやり、緑髪が理解をする前に立ち去っる
奴の驚いた顔でもうお腹一杯だ

その後、午後の仕事予定の実技試験の立ち会いに向かい。俺は周りに木が点在する広場の中央の噴水の縁に腰掛けた
集合時刻十分前なので集まっている生徒の数はまばらだったが、そんな中憂鬱になりそうな奴を見つけた
昨日助けた金髪碧眼の女生徒だ
奴は<俺>を探したらしく、わざわざ立ち会いのほかの警備員(なぜかこの学園の人口の80%は女性なので警備員も女性が多い)
にまで聞いているようだ。最後に噴水の縁に腰掛けている俺にまで聞きにきた、勘弁してくれ
「すいませんが、いつも板金鎧を着ている方をごぞんじですか?」
今日は良く質問される日だ、と鬱になりながら聞き返してみる
「ほかの奴はなんて言っていた?」
4513/3:2006/07/15(土) 17:44:59 ID:Za1CjNJT
「無骨な板金鎧のシェルなら見てないと仰ってました。貴方も見てないのですね、…なにしてるんだろ私…」
確かに実用性一本のガチガチの板金鎧だが、どいつもこいつも俺を板金鎧のおまけ見たいに言いやがって…!
俺が密かに怒りを燃やしていると、実技試験の時刻になった様で、教師が生徒達を集めていた

教師の話を真面目に聞く生徒達、やはり女生徒の方が多いのは幻覚では無い、カエッテイイカ?
今回の実技訓練は低級悪魔のゴブリンとのタイマンらしい。正直この程度勝てなければここを辞めたほうが良い
ゴブリンは量で押してこそ真価を発揮する、タイマンなんぞ話にならん

それでも、生徒にとっては真面目にやらなければ怪我をする危ない相手なのだ
だからこそ真面目に話を聞いている生徒しかいない、いざとなったら我々が乱入するがな

試験は実際順調に進んだ。ところが例の生徒が放った光の矢がゴブリンを閉じこめる檻に命中すると
檻の鍵が外れてゴブリンが残っていた15匹程飛び出してきた
「さぁて俺の出番の様だな、悪いが八つ当たりさせてもらうぞ」
俺はボウガンを構えてゴブリンの集団に突っ込んだ



ひとまずこれまで、エロ皆無でごめんなさい。('A`)
452名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 16:43:58 ID:u6gh0TDF
GJ!
次回に期待
453第4話1/3:2006/07/16(日) 19:26:09 ID:6DdevDie
すかさず他の警備員も攻撃を開始する
俺はちょうど檻の隣に移動して観戦していた為、なだれ込もうとするゴブリンの内10匹がこちらに来た
「…今の体を慣らすにはちょうどいいか…」
呟きを背後に残して疾走、ボウガンを先頭の3匹に狙いをつけて発射。ゴブリンは命中箇所を炸裂させて地に沈む
俺は使ったボウガンを投げ捨て、腰に差したツインダガーを抜き放ち、抜刀の勢いに乗せて二匹の首を斬首。
ダガー(モンハンのハンターナイフの大きさ)を振り抜いた動作のまま前進しつつ横回転し、さらに二匹を解体する
瞬時に7匹を血祭りにあげた様子に残った三匹の動きが止まるが
回転斬りが終わるタイミングに併せて雄叫びをあげ、棍棒で殴りかかってきた
「…よっと」
しかし、三つの棍棒は横にステップを踏んだ俺には当たらず、地面を抉るだけに留まる
棍棒を振り抜いた硬直で動けないゴブリンは次の瞬間首がズレ落ち、やや遅れて体も倒れた

血糊を払いつつ周りを見渡すと残りのゴブリンは最後の一匹が仕止められた所のようだ
それは良いが、なぜこっちに来る金髪。愚痴だけは勘弁してくれよな
そんな事を考えている間に鍵を壊した金髪が俺の目の前まで接近していた
4542/3:2006/07/16(日) 19:27:57 ID:6DdevDie
「その……ご、ご迷惑かけてすいません!!」
「?……気にするな。仕事だ」
まさか謝られるとは思っていなかったので、一瞬面食らってしまった
「でも、やっぱり美人さんにただ助けてもらうのは気が引けますので、一応お礼をと重いまして」
「礼などいらん、昨日も言ったがこれは仕事だ」
元々正体を隠す気などさらさら無い俺は、あきらかに疑問に思われる事を言った
「昨日?……昨日警備員さんにそれを言われましたが、貴方は自分の事のように…おかしいです」
俺は説明が面倒なので奴等に任せることにする
「俺は面倒が嫌いなんだ。昨日の研究員にでも聞け」
そう言い残すとさらなる追撃を回避する為に戦略的撤退をした

研究棟・召還魔法学室
「〜で、彼はああなっちゃったわけよ、運無いわよね〜。」
「運が無かったじゃ済みませんよ!なんとかならないんですか?」
研究室で彼が金髪と定義した少女。緑髪とあだ名を付けられた長い髪で15歳ほどの女子生徒二人は
研究員の話を聞いて、それぞれの反応を見せていた
金髪の方はどうにかならないかと問い詰め、緑髪の方はイスに座ってしょんぼりしている
そんな二人を見かねた彼の友人の研究員はとある提案をした
4553/3:2006/07/16(日) 19:30:20 ID:6DdevDie
「今ごろ慣れない女の体に四苦八苦しているだろうから、手伝ってきてあげなさい。
シェルは疎いからアレのせいで困っているはずよ。…後、これを飲ませてゆっくり休ませてあげなさい」
研究員が二人に渡したのはやや古い睡眠薬のようだ
二人はアレについてすぐに思い当たったようで、連れだって待機小屋に向かった

その頃待機小屋では…
「……お腹が重い…気分悪い……吐きそう…」
朝から微妙にあった倦怠感が戦闘後に全身に広がり、装備を外したあとはベットで横になっている
女性用の服、下着など有るはずもなく、ぶかぶかになったYシャツとTシャツだけを着ていた

数分後…
鍵をかけていない扉がノックの音を立てた
「うぅ……頼むから帰れ……体が重い…喋るのすらダルイ…」
初めての倦怠感でほとんど身動きが取れないまでに弱った俺は、ノックの事はどうでもよく、ただ寝ていたかった
しかし、俺の淡い期待は続くドアを開ける音と二種類の声にかき消される
キィ…
「…こんばんわ〜。ほどよく潰れてますか?」
「このバカ!よくも昼は騙してくれたわね!アタシのお姉様青春を返せ!」
ドアを開けて小屋に入ってきたのは金髪と緑髪のテレ・ツンコンビだ

帰れ。
456名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 19:42:17 ID:rVAnCINs
GJ

でも(突っ込みは無しでorz)や(モンハンのハンターナイフの大きさ)みたいなのは
控えた方がいいかもね
457名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 19:43:12 ID:6DdevDie
今更エロに突入するかも…ってこのssはアクション風味かっ!


ゴブに期待した人ごめんなさいorz
百合なんでNGワード 百合 と入れてあぼーんよろしくです
458名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 19:48:59 ID:wqffkGDM
801以外なら何でも食べるお
459名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 00:41:25 ID:EAOclmAa
文法とか三点リーダの使い方とか、細かいとこでまだ気になるけど
でも今んとこはGJ
460名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 13:26:29 ID:8FRKPpcB
>>457
NGワードとか指定してもあの荒らしを呼ぶから百合・レズは自粛してくれ。
461名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 14:19:49 ID:Mr6PU8UM
続きにwktk
462中の人:2006/07/17(月) 18:17:09 ID:m/APo3K/
>>460 おっけ、エロ無しになるが今から書き始めますね
463第5話1/3:2006/07/17(月) 20:04:17 ID:m/APo3K/
俺の現状は限りなく誰かに仕組まれたと思われる、その誰かが今ごろ腹を抱えて爆笑しているのも想像が付く……殺す

今の俺がどうなっているかというと、ベットに寝かされて安静、
そして変な気配の濃いお粥を食べさせられている。誰か助けてくれ
「なんにも食べる気がしないと思うけどアレの日でもしっかり食べるべきです!」
その言い分は解る、しかしその頑張りが見事に空回りしたお粥だけは勘弁してくれ
なんだその異界の匂いのするゲル状の物体は、俺はドーピングはしない派だぞ
「失礼ね!わざわざあんたの為に作ってやったんだからありがたく食べなさいよ!」
おい、なにをする、無理矢理口をこじ開けるな。ぐあぁぁ!嫌すぎて涙目になっている。誰か助けt……


結論を言おう。
酷いバットトリップで死ぬかと思った。
意識を取り戻したのが約2分後の事で、お粥でほとんど削られた気力をかき集めてなにを入れたのかを問いただした
「一体なにを入れればこんな劇薬を作れるのだ!殺す気か!!」
二人を正座させながら、ひたすら俺はなにを入れたのかと激怒する
「え〜と……とりあえず栄養ドリンク数本と授業で使った事のあるありったけの薬草…」
4642/3:2006/07/17(月) 20:07:38 ID:m/APo3K/
金髪の説明に緑髪が補足する
「最後にマンドラゴラとさっきの睡眠薬。これで全部のはずよ」
「睡眠薬?ちょっとばかりその睡眠薬を出してみろ」
あえてマンドラゴラについては触れずに、気になった睡眠薬を渡すように言う
「ふーん。確かに瓶はそうだが、中身は……まぁいい(後で調べるか…)返すぞ」
やっと俺の怒りが収まったのに安心したのか、ほっとする二人
「たまたま失敗しただけじゃない、そんなに怒らなくても…」
「ぁ〜せっかくのお礼が台無しになってしまいました……でも次こそは…!」
小声でボソボソ言っても丸聞こえだ

その後、自力で風呂に入れないので無理矢理脱がされ、惚けた顔のまま全身泡まみれにされて泡怪人になったり
なぜか入浴後二人してOTLしながら
「昨日まで男だった人に負けた……もうだめ…」と金髪が貧乳に落ち込み
「BKBだ…完璧なBKB(ボン、キュ、ry)…まさか板金鎧男に負けるとは…」緑髪がさらなる上の存在に鬱になる
肉体的優劣の現実に打ちのめされる二人にどう声をかけて良いのかわからず。俺は結局放置して眠った

深夜…
唐突に目が覚めた俺は、両脇から抱きつかれる感覚に戸惑う
はて?俺は一人で寝たはずだが?
4653/3:2006/07/17(月) 20:09:36 ID:m/APo3K/
おそるおそる両脇を見ると右に金髪、左に緑髪と仲良く俺にしがみついて寝ていた
……こいつらは長い学生寮生活で寂しいのかもな…
精神的に大人になった俺にはもはや無縁の感情だが、心身共に幼い子供には辛いのかもしれん
そう勝手に納得すると、二人の頭を撫でながら再び眠った


翌朝…
いつも余裕を持って起きていた俺は、昨日の睡眠薬の中身を調べ終わった所で、二人を起こす
「おい起きろ、遅刻しても知らんぞ」
「「ふぃ〜あと5分…」」
返事をするとまた布団を被りなおして惰眠をむさぼる二人に俺は瞬間沸騰する
「起きろガキども!!」
布団をひっぺがして叩き起こす

召還魔法学室
二人に"まとも"な朝食を作ってやった後、俺はすぐにここに来た
「俺だ!貴様、なんて物を飲ませやがった!生きては帰さんぞ!!」

数秒後、友人の研究員がアイアンクローの刑に処される悲鳴が研究棟に響きわたった

待機小屋のテーブルに置かれた魔法薬の本の開かれたページには
[身体に発生した魔法効果を長期間持続させる薬]の説明が書かれている
466名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 20:17:58 ID:m/APo3K/
これで終わります、保守代わりと思ってください。

では(`c`)ノシ
467名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:38:30 ID:g80nhqVc
>>466
こんな投げやりな終わり方にするなら初めからやらんでくれ。
エロすらないしどうしようもないな。
468名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 22:58:49 ID:m/APo3K/
あの状況で百合を封じられればどう18禁に持ち込めとorz
469名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 23:32:57 ID:tcnbOeTC
「レズ好き荒らしが来るから投下するな」と言う荒らしと
それに便乗して荒らしに来る大してレズものが好きでもない自称レズ好き。

もうこの図式は伝統に近いんだから、気にせず最初に注意文いれて投下するのが良しかと。
470名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 00:40:30 ID:vsnOQtLx
>>468
男キャラを出すとかやり方はいっぱいあったでしょ・・・次に期待する。

>>469
レズスキー乙。
471名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 00:44:04 ID:7Yap7T+N
百合もレズも厳禁
このスレ立ち入り禁止
つか生きてる価値もねえ
酸素が勿体ねえ
472名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 00:58:29 ID:z7PkgjHF
ハイハイ
473名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 01:22:27 ID:/qi2+TDD
レズ嫌いのマッチポンプうぜえ
NGにいれとけクズ
474名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 07:45:39 ID:TMF9Djzo
いつになるかわからんが第5話の書き直しは……やめとくか
475名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 09:27:24 ID:fUo/IEqD
>>466
やる気もないのに書くな
氏ね
476名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 20:50:01 ID:C5fcPdYx
>>466
これだから百合・レズ好きってヤツは最低なんだな。もう二度と書くな。
477名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 00:00:02 ID:4DnFl5+w
>>466
叩きとか煽りとか気にするな。
レズでも男でもTSならなんでも頂きますな奴も居る。
途中まで結構面白かったよ。
478名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 21:08:10 ID:Bt8L46T5
どうやってもこういう流れになるから百合とかレズは書かないでほしいんだよな
479名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 22:53:44 ID:hOb8TrOH
百合レズな話なら「書くな死ね」って奴が沸く
そうじゃない話なら「裏切られた死ね」って奴が沸く

ここはややこしいインターネットですね
480名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 10:41:50 ID:Wd42d4N0
要するに小出しした挙句
エロがないからだろw
481名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 16:41:47 ID:osKjFfb/
そういや男体化総合が落ちて久しいな
482名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 19:14:11 ID:Kpia2/D7
なんにせよ、書き手は気にすることは無い。
やりたいようにやればいい。
483名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 05:53:59 ID:9totbC0C
百合とレズは禁止でな。
やりたいヤツはスレ立てろ。
484名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 17:09:21 ID:8/cdxmVh
ものすごく狭いテーマをさらに狭くしてどうする?
485名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 02:25:52 ID:+S61i5A1
>女体化、男体化、男女の入れ替わり、なんでもOK!
 オリジナルも、二次創作も、歴史上の人物を扱っても、なんでもOK!
 薬や魔法で性転換も、最初から性別逆転のパラレルも、なんでもOK!
486名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 03:00:15 ID:Xw+9g/N2
>>1に「知らない、気に入らないネタでもスルー厳守」ってあるんだから、
マターリやろうぜ。
487名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 15:59:19 ID:428ACKof
まったくだ。そのためのスレなんだしね。
488名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 13:04:19 ID:7oLxVgty
定期age
ご利用はご計画的に


あぶねえ!
落ちるぜ・・・
489名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 17:28:59 ID:py9e4jm8
もうすぐTSF公民館が無くなるね
490名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 21:09:59 ID:OqSwLG/R
>>489
なにそれ?
ごめん、マジで知らないorz
491名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 01:04:48 ID:MjDONcjn
>>490
ぐぐればすぐ見つかるよ。無くなった非強制スレの人達が投下してたりする所。
でも今月で閉めるらしい。
492名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 03:03:09 ID:YEurX2V6
時代も変わったなぁ
493名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 08:44:49 ID:KwRAF70u
定期age
ご利用はご計画的に

sage進行はありがたいけど
時々ageることも必要かもね・・・
494名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 18:11:27 ID:H9Crl6dK
保守だと思ってageてるなら半年ROMれ
495名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 20:28:11 ID:fdzKh+Nj
ageは3.4日に一回で十分かも…
496名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 02:07:19 ID:CnwvduG0
誰か男体化スレ立てないの?
497よそ者@モンキー:2006/07/31(月) 15:36:11 ID:djqpHl9Q
フルメタルパニック 相良宗介軍曹の女体化です。
男かなめ(俺)×宗たん(ぼく)

大本があるので、話が見えないよ!って方は流してください。
お目汚しですが、生暖かく眺めてください・・・・。
498よそ者@モンキー:2006/07/31(月) 15:37:31 ID:djqpHl9Q
(1)
アル<アーバレスト>にボディアーマーが緩くて、服に体を合わせろ的な事を言われ、
嫌々ながらも、アルが用意した食事メニューを食べ続ける宗たん
東京にいるときも、かなめにメニュー通りの食事を用意してもらって、そろそろ3週間。
かなめは、一人暮らしが長いため、料理がうまい。
宗たんは以前から、かなめの気が向いた時に夕食に呼ばれていたが、ここ3週間ほど毎日の日課になっていた。
食事後、二人で並んで、ジュースを飲みながら、かなめは、宗たんの勉強を見ていた。
かなめの横で野戦服を着た宗たんが、一心に教科書を読んでいる。
その横顔が、実にかわいらしい。
そう思っていたかなめは不意に問いかけたくなった。
「宗たん、その後、効果のほうはあったのか?俺が折角作ってるんだから、少しは効果があったんだろ?」
「・・・・・少しは、あったようだ。」
膨れっ面をしたままの宗たんに微笑みかけながら、
「そうか、良かった。でも、もっと効果的な方法があるの知ってる?」
と、さらりと言った。
「・・・・・クルツが言ってた。揉むと効果があるらしい。」
「なんだ、知ってんだ。」
そういって、俯く宗たん、襟元からのぞく、滑らかな首筋が少し色付いている。
「千鳥、ぼくは胸なんかどうでもいいと思っている。だから、毎日すまないと思っている。」
「なに言ってんだ。宗たんの胸を少しでも大きくできるなら、いくらでも・・・。」
上目遣いで宗たんが、非難するように睨んでくる。
499よそ者@モンキー:2006/07/31(月) 15:45:24 ID:djqpHl9Q
(1)
アル<アーバレスト>にボディアーマーが緩くて、服に体を合わせろ的な事を言われ、
嫌々ながらも、アルが用意した食事メニューを食べ続ける宗たん
東京にいるときも、かなめにメニュー通りの食事を用意してもらって、そろそろ3週間。
かなめは、一人暮らしが長いため、料理がうまい。
宗たんは以前から、かなめの気が向いた時に夕食に呼ばれていたが、ここ3週間ほど毎日の日課になっていた。
食事後、二人で並んで、ジュースを飲みながら、かなめは、宗たんの勉強を見ていた。
かなめの横で野戦服を着た宗たんが、一心に教科書を読んでいる。
その横顔が、実にかわいらしい。
そう思っていたかなめは不意に問いかけたくなった。
「宗たん、その後、効果のほうはあったのか?俺が折角作ってるんだから、少しは効果があったんだろ?」
「・・・・・少しは、あったようだ。」
膨れっ面をしたままの宗たんに微笑みかけながら、
「そうか、良かった。でも、もっと効果的な方法があるの知ってる?」
と、さらりと言った。
「・・・・・クルツが言ってた。揉むと効果があるらしい。」
「なんだ、知ってんだ。」
そういって、俯く宗たん、襟元からのぞく、滑らかな首筋が少し色付いている。
「千鳥、ぼくは胸なんかどうでもいいと思っている。だから、毎日すまないと思っている。」
「なに言ってんだ。宗たんの胸を少しでも大きくできるなら、いくらでも・・・。」
上目遣いで宗たんが、非難するように睨んでくる。
500よそ者@モンキー:2006/07/31(月) 15:47:29 ID:djqpHl9Q
連続・・・ごめんなさい。

(2)
「まぁまぁ。じゃぁ、試してみる?」
「?なにを?」
かなめはポリポリとバツが悪そうに、頬を掻いて、にっこりと笑った。
「色々と、だよ。」
と、宗たんの耳元で囁く
宗たんは、不意に耳に息を吹きかけられ、びくっと、体を揺らした。
「い、いきなりなにをする。」
息を吹きかけられた耳を押さえながら、顔が火照っていくのに戸惑っていると、
「キスしないか?」
「キ・キス?キスとは、あの口と口を重ねるあれか?」
「そう、してみようよ。」
言うなり、唇が重なり合った。
重ねただけの唇を、かなめが何度か、甘噛みするように、ほぐしていく。
かなめの舌が、歯列を割り宗たんの口腔内にはいる。
舌を刺激され、自然とお互いの舌を絡ませ、吐息が宗たんの唇から漏れはじめた頃、
かなめは唇を話した。
「どう?」
初めての体験で半ば呆然とした宗たんを抱きしめながら、かなめは、宗たんの服の
ボタンをはずし始めていた。
「・・・どうと、言われても・・・。」
「先に進みたいんだけど、・・・いいかな?」
「先って?ひゃぁ」
かなめは、宗たんの服の中に手を滑り込ませ、野戦服の中に着ているタンクトップの上から、
小さな膨らみを指でなぞった。
「いきなり、な・・・んぁ・・・。」
「いいかな?俺、そろそろ限界なんだ。」
もう一度唇を重ね合わせ、さらにタンクトップの中へと、手を入れ直に、乳首を刺激する。
刺激を受けて、段々と硬くなり、敏感になっていく乳首から、伝わる感覚に、ビクビクと
体を震わせ、唇を離すと、くったりと、かなめの肩に体を預けた。
「・・・千鳥、千鳥なら、いいよ。ぼく。」
囁くようにつぶやいて、かなめの首筋あたりに、頬を摺り寄せる。
「じゃぁ、部屋行こうか?歩ける?」
「ん、問題ない。」
脱がされかけていた、野戦服を軽く直して、
宗たんはかなめに、支えられるように、かなめの部屋へと向かった。
501よそ者@モンキー:2006/07/31(月) 15:49:28 ID:djqpHl9Q
(3)
ベッド脇のライトだけをつけて、かなめは宗たんを抱えるようにしてベッドに横になった。
再び、唇を重ね合わせる。
かなめは、着ていたシャツを脱ぎ捨て、宗たんの野戦服を脱がし、ズボンのベルトをはずすし、
めくれたタンクトップの裾から、そろそろと宗たんの胸を刺激する。
「はっ、・・・んあっ。」
コリコリとした乳首が、刺激され、宗たんは体を震わせ、声を抑えられずにいた。
「手、あげて。」
言われるままに手を、上に挙げると、いっきにタンクトップを脱がされた。
小ぶりだが、形のいい、上向きのふくらみと、桜色の乳首ががあらわになる。
程よく筋肉のついた弾力のある腹に舌を這わせ、そのまま首元まで舐め挙げて、
左手で、宗たんの胸を優しく揉む、あいた右手で、宗たんのズボンを脱がし、ショーツの上から、
まだ、何も知らない陰部へと、指を這わせる。
かなめに、されるがままになっている宗たんが、思わず、顔を真っ赤にして足を閉じ、
かなめの手を挟み込んでしたっまた。
「大丈夫、怖くないから。」
「・・・本当か?」
「まぁ、多少、痛いかもしれないけど、なるべく痛く無いようにするから。」
少し涙目になっている宗たんの、目元に口づけをする。
締め付けがなくなり、、自由になった手で、筋をなぞるように刺激していく。
乳首をを舌でもてあそばれると
「あ、あぁ・・・はぁ、んっあっ・」
堪らず喘ぎ声をあげ、宗たんは身を捩った。
しっとりと、ショーツを濡らしはじめたころ、かなめは、そこへの愛撫をやめ、両手で、
宗たんの胸を愛撫し始めた。
「ひゃぁ、あ、・・・・・・ち・・どりっ。あっ・・・。」
乳首に下を絡ませ吸い上げる。膨らみを持ちあげるように掬い取る。
刺激が移ったことと、敏感になり始めたばかりなのに、手を離されたことでのもどかしさで、
腰をくねらせて、かなめの足に自分のそこを無意識に擦り付ける。
「宗たん、気持ちいい?」
コクコクと首を縦に振り、初めての感覚に耐える宗たん
胸から、舌を滑らせ、ショーツの上から、陰部を舌で刺激する。
「やッ・・・そ、そこ汚い・・・。」
隠そうとして手を、軽く押しのけ、茂みにさらに顔を近づける。
濡れそぼったそこから、甘酸っぱい匂いがして、かなめの鼻腔をくすぐった。
502よそ者@モンキー:2006/07/31(月) 15:51:02 ID:djqpHl9Q
(4)
「汚くないよ。腰を浮かせて。」
ショーツを足から抜き取り、あまり濃くない茂みの中に舌を這わせる。
あふれ出る蜜を舐めとりながら、かなめは、指を膣内に入れた。
まだ、硬く指を入れただけで、体が強張ってしまう宗たんのそこを優しく愛撫し、ほぐしていく。
「な。。。千鳥、痛い。」
肘を立てて体を起こすと、股間に顔を埋める千鳥と目が合った。
千鳥の目が、やさしく笑いながら、もっとも敏感な部分を吸う。
はじかれたように、顎を反らせシーツを握り締め耐える。
2本目の指を、膣内に受け入れ、はぁはぁと、肩で息をしながら、無意識に腰を引いてしまうが、
かなめに太ももを押さえられていて、動かなかった。
さらに指は増やされ、にちゅにちゅといやらしい音が、かなめを刺激する。
「そろそろ、いいかな?」
かなめは一人自分の張り詰めた肉棒をさらすと、宗たんを抱き起こた。
「なめて」
紅く上気した頬に肉棒をあて、宗たんの口までずらしていく。
宗たんは、一瞬躊躇したもののそれを手に持ち、舌で先端をなめ始める。
「咥えて」
言われるままに、咥えたものの、どうしていいか分からず、舌でチロチロと先だけを刺激する。
クスッと笑って、ベッド脇の棚から、コンドームを取り出す。
「・・・ち、千鳥、水筒をどうするんだ?」
「・・・?水筒?これは、ここに・・・こうして、使うんだよ。コンドーム、避妊具。」
言いながら、コンドームを装着し、宗たんにキスをする。
「今更だけど初めてだろ?」
「・・・肯定だ。」
「色気ないなー、そういう時は、はいとか、うんって言ってくれた方が盛り上がるんだけどな。」
「盛り上がる? あ、もっ、そこは、や・・・ぁ。」
宗たんをベッドへ寝かせ、潤っているのを確かめるように、宗たんの陰部を指でまさぐり、
指を膣内に入れ、クリトリスを親指で刺激すると、うわずったあえぎ声と共に、体を振るわせる。
「・・・はぁ、かわいいなぁ、もう、・・・でも、ここまできてここでやめていいの?」
「いや、いやだけど、でも」
「でもじゃない。行くよ。」
肉棒を膣へあてがい、少しずつ挿れていく。
「え?・・・どこへ・・・・・はぅっ、い・・・・・いた・・・・ん、あ。」
何かが千切れる音がして、宗たんの膣から少量の血が流れ出る。
愛液と混ざり合い、艶かしく太ももをつたう。
503よそ者@モンキー:2006/07/31(月) 15:52:07 ID:djqpHl9Q
(5)
「力抜いて、・・・うっ、もう少し。」
「ん・・・・・あっ。や、な・何か・・・うあぁ。」
かなめを、受け入れ、大きく息をしながら、ぐったりとベッドに体を預ける。
「・・・きつっ、大丈夫?宗たん。」
「・・・・・ん、下腹部の圧迫感が、はぁ、苦しい。はぁ。」
かなめが、優しい手つきで、宗たんの髪をなでながら、キスを繰り返し、ゆっくりと腰を前後させ始める。
「やぁ、う、動かないで・・・・・あ、何か、いやっ。」
かなめの首に腕を回し、縋り付くように抱き寄せる。
なだめるように、宗たんの背中をなでつつも、少しずつ腰の動きを早めていく。
ぐじゅぐじゅという音と、二人がぶつかり合う弾ける様な音と、二人の激しい息遣いが、
だけが、部屋に響き始め。
二人はその行為に、夢中になっていた。
「んーーーーーーーーー、はぁ、はぁ、はぁ、ち、ちろりっ、も、やぁ。」
「・・・宗たん、イきそう?・・・そう」
「?い、いくって・・・?はぁ、あ。や。な・・・なんか、あ、あああん、んーーーーーー。」
宗たんは背中を強く反らせ、びくびくと体を振るわせた。
宗たんの膣の締め付けに促されて、かなめもほぼ同時に、頂点に達した。
折り重なるようにして、宗たんの上に突っ伏すかなめ、まさに一つになった呼吸と鼓動が徐々に落ち着いていく。
「・・・はぁ、千鳥・・・・・。」
「ん?ごめん、重かったか。」
「もう少し、こうしていてくれ。」
かなめの首に手を回し、ぎゅーっと、抱きしめる。
ふっと、ため息を漏らすように笑って、かなめは、宗たんを抱えて、ごろりと寝転がった。
まもなく、宗たんは心地いいまどろみの中に落ちていった。

以上です。
お目汚し大変失礼いたしました。
504名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 16:17:56 ID:BIswgc8a
>>503
GJ
505名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 09:38:02 ID:Oaeyw1hv
何これ?
コピペか?
506よそ者@モンキー:2006/08/01(火) 12:00:12 ID:LxhD5RRo
読んでくれて、ありがとう。

ノートパッドからのコピペです。
507名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 20:55:40 ID:Oaeyw1hv
やっぱりかよw
(・∀・)カエレ!
508名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 20:58:51 ID:mPbqy/mp
ノートパッドの意味分かってないだろ
509名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 21:36:00 ID:HLxoIq+1
>>507
必 死 だ なw
漏れはいいと思うのだが…
510よそ者@モンキー:2006/08/01(火) 21:41:38 ID:LxhD5RRo
もし、次があれば、今度はメモ帳か、ワードパッドにしておきます。
511名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 22:04:05 ID:+ZjVM/m8
>>505>>507の意味がよく分からない
512名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 22:04:32 ID:cbO0e9C3
俺もわからない…
513名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 15:28:14 ID:3MfzBq14
俺には>>511,>>512が本当にわからないのか、皮肉で言ってるのかがわからない。
514名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 15:20:46 ID:/5SHgclS
そもそもすれ違いが発生してると思うの
515名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 18:21:00 ID:ugwSvq27
ここはパロもオリも両方ありだよね?
516名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 18:23:13 ID:JXeNBr/O
オーケー牧場
517名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 10:10:21 ID:VvZxEhUR
かまいませんぜ旦那。
518名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 14:42:26 ID:nGWjcidb
前から疑問だったんだが、TSってなんの略なんだ?
519名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 15:54:54 ID:TSjbARLy
この板だと正式にはTSFになるのかな?

Trans-Sexual Fiction の頭文字だよ
520名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 17:40:45 ID:oV28mID7
>519
いいIDだな。
521名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 03:53:24 ID:SSvak9rX
>>519
TSの仕事有りー
522名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 15:36:27 ID:Rr+PIanU
>>519
Nice!!
523fool:2006/08/07(月) 14:05:41 ID:14DnmM3q
あまり、というか、ほぼ音声のみです。
エロは少なめですが、元スレには、投下できないので、
こちらに、投下させていただきます。
お目汚し、失礼いたします。

ガウルン×カシム
先生相手なので、カシムですが、先生はほとんど出てきません。
意地悪→執拗?→陵辱
って方向に行ってしまって、書いてみたけどあまりにも、宗たんがかわいそうになって、
かなりの量を書きましたが、こっちに変更しました。
物足りない方、どんな結果で、後悔しても良いから読ませろと言う方は、ご一報を。
524fool:2006/08/07(月) 14:06:16 ID:14DnmM3q
珍しく、熱く寝苦しい夏休みの夜だった。
エアコンをつけて、寝たはずなのに、壊れたのか?
思ったのもつかの間、夢の中に誘い込まれていった。
目が覚めるようで覚めない夢うつつの中で、宗たんは身を捩った。
(う・・・、あ、はぁ。千鳥、そんなとこ舐めないで。)
夢の中では、かなめが宗たんの股間に顔を埋め、敏感な部分を舐めあげている。
手で、髪を掴むと現実と思うほどリアルな感触だったが、手に伝わる感触は、かなめの髪よりも、
硬くごわついていて、痛みきっているような気がした。
太腿でかなめの頭を挟み込み、絶頂へ向かう快感へと身を捩った。
(あ、はぁ、あふぅ。)
熱い蜜が太腿をつたう。
(気持ちよかった?)
優しく聞いてくるかなめに、首を縦に振って答える。
かなめの熱が、宗たんの中に入ってくる。実際に股間にも熱いものが入っている感触があった。
耳元に、荒々しい息使いが、かけられくすぐったさに、やわらかい笑い声が漏れる。
その息が荒くなり始め、自分の息もあがっていく。
(あ、なにかくるぅ。あ、あ、あ、あ、あ、あーーーーーー)
宗たんの絶頂とともに、腹の上に、熱い液体がばら撒かれた。
(気持ちよかったよ。カシム)
かなめ?なんで、カシムなんて呼ぶんだ?
かなめの顔が、歪んで違う形になり始めたが、誰なのかはよくわからなかった。
体の熱がエアコンの風で、冷やされると、寝心地がよくなり、夢の中の倦怠感とともに、
宗たんは、深い眠りに落ちていった。
525fool:2006/08/07(月) 14:07:40 ID:14DnmM3q
翌朝、キッチンのテーブルの上に置かれた一枚の紙には、
英語で「良い思いさせてもらったよ。愛しのカシム。」
と、書かれていた。
指でつかむと、掴んだところからさらさらと、紙は消えてなくなっていった。
「・・・・・?」
非科学的な事を、信じられない宗たんは、首をひねり、髪を乱暴にかきむしると、
あくびをしながら、シャワーを浴びに、浴室に向かった。

結局・・・です・・・・・・。しかも、幽霊です。先生。
ガウルンとラブラブカシムたんって、想像すらつきません。気の毒に・・・誰か書いて。
526fool:2006/08/07(月) 16:42:25 ID:14DnmM3q
説明なしでした。ごめんなさい。
フルメタル・パニックの相良宗介が、女の子だったらという、設定です。
宗たんの別名が、カシムです。
先生とは、ガウルンのことです。ガウルンは凶悪なテロリストで、
宗介の天敵です。

フォローになってますでしょうか?
本当に、失礼しました。
527名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 20:21:05 ID:5QrSlBWd
こっちのスレにきたんすね。
528名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 00:25:52 ID:FbGRaEAn
>>526
書いたなら投下しちゃえば?
529名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 08:39:21 ID:2JTWzBqo
定期age
ご利用はご計画的に
530名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 09:48:26 ID:4OvRgloJ
>>526
またコピペ野郎か?
('A`)
531名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 14:28:36 ID:zjtHrjEm
>>530
ワードとかで書いてから、アップしてるだけやと思うんやけどな?
それの何が悪いんかが分からんわ┐(゚へ`)┌?
532名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 15:50:35 ID:xwxp/8Tp
その定義で言うとSS職人は大体コピペだな。
リアルタイムで一レス分書く人もたまにいるけど
その場合間隔あきすぎて
逆にコピペしろと叩かれる
533名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 15:52:56 ID:0a/yNDU/
他スレに書いたSSを張るんだったら該当するレスのURL張った方がいいんじゃないかな
534523:2006/08/09(水) 00:10:55 ID:7sPMseOH
>>530,>>533
説明不足でしたら、すみません。
えーと、他スレから、コピペしたものではありません。
他スレに書いたものだったら、番号のあたりから、貼り付けます。
長くなるようなら、URLを貼ります。
元が全年齢板なので、性的描写をかけないので、こちらに、投下させていただいています。

自分のPCのワードパッドに書いたのを、コピペしたものです。
他のエロパロのSSスレを読んで、コピペの方が、良いと思いコピペにしました。
何行か書いて、気に入らなければ、消すってのを、繰り返すので、時間がかかります。
日にちがあきすぎて、中途半端なところで終わって、続きまだー?と言われるよりは、
と、思いましたが、ダメでしたか?

因みに、ワードパッド・メモ帳・ノートパッド・txtエディタ・ワード
などで、書いています。
ご迷惑でしたら、失礼いたしました。
535名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 02:03:02 ID:uKhE+0J9
いや、みんなわかってるから。

ただ本文より補足が多いのはいかがなものかと
536名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 02:05:46 ID:Yhj/Ra0w
>>534
(屮゚Д゚)屮 カモーン
537534:2006/08/09(水) 02:15:38 ID:7sPMseOH
>>535
そうですよね、補足が足りないと思って、書き足したのが、良くなかったですよね。

>>536
荒らすつもりはないので、去ります。すみませんでした。
538名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 02:22:32 ID:uKhE+0J9
いや、そうじゃなくて
もったいぶらずに省略する前の形で貼ってってくれと言いたかった
539534:2006/08/09(水) 02:52:35 ID:7sPMseOH
>>538
すみません、懲りずに来てみました。
えーと、省略じゃなくて、別物なんです。
もったいぶった、つもりもなかったんです。
こんなの書いて、大丈夫なのか?自分って、思ったもので・・・。
レスが1つでもあれば、投下するつもりでした。
ただ、コピペって言われるのが、どうしても、気になってしまって、投下を迷っていました。
それと、長すぎるので、削って、エロ度を足してと、思っていたら、時間がかかってしまって、
こんな始末です。すみません。猛省してます。
540名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 03:52:11 ID:CMDKt7iT
そないに気にしいへんでもええと思うけど。
文句言われる筋合い、あらへんやろうからな。
541名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 12:40:36 ID:JFPYijAh
てかいちいち説明すんなって
ここはお前のチャットじゃないんだぜ
542名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 14:04:28 ID:u/9dJwXy
言い訳じゃなくて黙ってエロを置いていけと
そもそも2ch向いてないなこの人
変なのに粘着されたことには同情するけどなんか自意識過剰
543名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 05:21:47 ID:4LvBPy8T
お前ら1の読め

(お約束)
元ネタ、カップリング、TSの種別(女体化、男体化)等、投下前には注意書き推奨
知らない、気に入らないネタでもスルー厳守
各スレでTS系SSの気配を感じたら、荒れる前にここに誘導
TS専用スレが立てられたらここに誘導
544名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 02:24:26 ID:w7qjAOg5
定期age
ご利用はご計画的に
545名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 18:04:26 ID:kWYta0Fb
546名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 02:43:11 ID:7T/YXS0v
SWのアニーとオビも待ってます…
547名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 20:21:16 ID:rP5Y4tyP
定期age
ご利用はご計画的に
548少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/08/19(土) 05:54:03 ID:mm0x5FvR
お借りします。

※スター・ウォーズ(新)でアニーが実は女の子だった設定。アニーとオビ。
※アニーにランジェリーを着けたかった
>>546 待たせてしまってすみません。 

>>303-306 >>331-334 >>350-353続き

--------- 一時停止解除。


またベッドに押し倒され、膝を立てさせられた。
本能的に脚は閉じたが、オビ=ワンからの言いつけは

「さ、脚を開きなさい」
「それは……」
「いつもは下着姿やはだか同然で大股で歩いているじゃないか」
「でも、だって……」

アニーには脚を開きたくない理由があった。
さっきの愛撫で、脚の間の感覚がおかしい。
なんとなく嫌な感じがして。

「仕方ないな」

そう言ってオビ=ワンは実力行使に出た。
愛弟子の両脚を、腕の力で割り広げさせた。

「あぁ、やだぁ……」

いつものアニーらしくなく、語尾が伸び、顔は両手で覆われている。
指で隠れなかった耳は紅く染まっていた。
549少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/08/19(土) 05:54:37 ID:mm0x5FvR
可憐な白いランジェリーのレースより下のシルクの布地に
そこだけ色が変わっている部分があった。濡れている。

「染みに……」
「え……?」
「濡れて染みてるぞ」

そう言って、その部分を指先で軽くつついた。

「や!ぁんっ!! な、なにするんですか!!」

真っ赤な顔を隠す手をどけて、師の腕を振り払おうとする。
プライドが高い分、こういった羞恥には弱いらしい。
いつも高慢な目からはその自信が消え去り、困惑と恥ずかしさで潤んでいた。

いきなり、オビ=ワンの赤い舌先が、その下着の濡れた部分に押し付けられた。
うねうねと布越しに愛撫するように舌を動かす。

これにはアニーも過剰な反応を見せた。

「あ、は! 貴方が! こんな……や! あ、ああぁ……」

白の下着の染みはオビ=ワンの唾液と、アニーの汗や愛液とでじわじわと広がり
パンティはぐっしょりといってもいい位に濡れてしまった。

「濡れた下着は気持ちが悪いだろう」

初めてされた舌での愛撫にぼうっとなっていたアニーは
抵抗が追いつかずにやすやすと下着を脱がされてしまう。
ブラジャーの時とは違って、師匠のその手で。
アニーの一番濡れていた部分と下着が離れるとき、透明な粘液が糸を引いた。
それを見てしまったアニーはもうこれ以上恥ずかしいことなんてあるまいと、眩暈さえ覚えた。
 (僕は、マスターに触れられて。それだけであんなに、あんなに……!!)
550少女アニー ◆540LqSi3Yw :2006/08/19(土) 05:55:36 ID:mm0x5FvR
オビ=ワンは仰向けにアニーを倒すと、その膝裏に手を入れて脚を開かせた。
「アニー……」
されるがままになっているアニーの潤んで惚けた目をオビ=ワンは見つめた。
今は、あの意味ありげないたずらっぽい光は、そこにはない。
「……マスター」
オビ=ワンの目も潤んでいた。目の淵も赤く、顔もいつもより紅潮しているように見えた。

要するに、二人ともが「今していること」への冷静な判断が付かず
ぼーっと夢見心地で流されるままに行動していた。

師匠は、愛弟子の今まで見たこともないし見ようとしなかった部分に視線を落としていった。
くぼんだヘソ、その下の砂色のヘア、そしてその奥は-------
小さく慎ましい花びらかもしくは貝殻のような形のものが、蜜に濡れて開きかけていた。

生粋のジェダイ、童貞オビ=ワンにとって初めて見た女性のごくプライベートな箇所が、
これほど美しいものであったのは幸運としかいいようがない。
しかも、相手も処女である。

「マスター・・・…僕をこんな格好にさせて……」
(どうするの?)とその濡れた瞳がオビ=ワンに訴えかけていた。



------- 一時停止。
551名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 12:05:38 ID:cZ/9sGlv
>>550
GJ!
552名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 22:07:23 ID:EFCCECV0
アニーの続きが来てた!
楽しみにしてます。
553名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:31:01 ID:NWmgJ1rK
定期age
ご利用はご計画的に
554名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 11:31:40 ID:RhODJOxN
またage
555名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 13:15:27 ID:asLnfC4Y
定期age
ご利用はご計画的に
556名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:25:13 ID:+1CuI2zG
誰もいない・・・投下スルナライマノウチ

フルメタルパニックのザイード×カシム(♀)です

ザイードもカシムも子供なのにゲリラやってたけど、もう負けることが確実な
戦争を戦ってました。

***********************

それは春になり、もうすぐ自分たちの戦争が敗北を持って
終わろうとしている時だった。
カシムとザイードは一緒に偵察に出て、その帰りに山中の木陰で休憩を取っていた。
(結局みんな死んでお終いか・・・)
木の幹に寄りかかりながらザイードは思った。
それに恐怖を感じはしないが、漠然とした悔いのようなものはある。
一体自分は何をしに生まれてきたのだろうか。楽しみもなく、このまま
人殺しに明け暮れて敵にやられて死ぬのだろうか。
もしもあの時停戦交渉が成功していたら、生き延びて家庭でも持っていたかもしれない。
(家庭―誰と・・・?)
そこまで考えて、ふと目の前にいる少女を見る。
ザイードは昔からカシムが好きだった。最初は単なる弟分だと思って世話を焼いていたが、
段々と成長するにつれ、いつのまにか好きになっていたのだ。
家庭を持つならカシムとがいい。叶う望みはほぼ無いに等しいが、それだけに
切実な思いとなってザイードの頭の中を駆け巡った。
「ザイード。どうかしたか?」
そう言ってくるカシムを見て、ザイードには普段なら絶対に
思いつかないような考えが浮かんでいた。

「カシム・・・お前、俺のことをどう思っている?」
「頼りになる仲間だと思っている」
何の迷いもなく即答したカシムに、ザイードはさらに問う。
「そうじゃない・・・好きか嫌いかを聞いてるんだ」
「好きも嫌いも・・・お前は仲間だ」
困惑したような顔で答えるカシム。
やはりそうか、とザイードは落胆した。
カシムは俺のことなど眼中にないのか。好かれてなど・・・。
(いや・・・少なくとも嫌われてはいないんだ)
かなり卑怯で自分勝手な解釈だとは分かっていたが、もう自分の
気持ちを抑えられそうになかった。
557:2006/09/01(金) 00:26:30 ID:+1CuI2zG
「カシム・・・俺はお前が好きだ」
「・・・そうか」
微妙に顔を赤くしているカシムを見ると、もしかしたら、という思いが
こみ上げてくる。しかし即座にその思いを打ち消した。
(単に照れているだけだろう・・・多分仲間の誰に言われても
同じような反応を返すんだろうな・・・)
「俺たちはもうすぐ戦争に負ける。おそらく死ぬだろう・・・だから」
「だから・・・?」
自分を見上げてくる瞳を見返しながら、ザイードは言った。
「俺に思い出をくれないか・・・?」
「・・・?どういうことだ?思い出、とは・・・」
こんな時に何を言っているのだろうか、とカシムは不思議に思ったが、
ザイードが真剣な顔をしているのを見て、決してふざけているわけではないと考える。
「・・・よく分からないが、思い出とやらを作るのに僕にできることがあるのか?」
「ああ・・・お前にしかできない・・・というか、俺はお前がいい」
「そうか。僕に協力できることがあるなら協力しよう」
昔のように―まだ戦況が有利だったころのように、二人で
遊びたいのだろうか。
カシムにはよく分からなかったが、戦友の頼みならば聞いてやりたかった。
「・・・ありがとう」
ザイードが少し哀しそうな目をして笑った。
なぜそんな目をするのだろう、とカシムが思った時、いきなりザイードが
両肩を掴んできた。
その強い力に驚く間もなく唇を塞がれる。
「!!」
その行動に驚いたカシムが慌ててザイードを押しのけようとするが、
少女の力では勝てなかった。
あっという間に押し倒される。
558:2006/09/01(金) 00:28:07 ID:+1CuI2zG
「ザイード・・・!お前何のつもり・・・」
自分の上にのしかかってくるザイードを睨みながらカシムが言った。
「言っただろ?俺はお前が好きなんだ」
「だからってこんな・・・」
カシムはザイードを兄のように思っていた。
今までも男に襲われそうになったことがあった。その時感じたのは
恐怖よりも嫌悪感だったのだが、今は嫌悪感よりも、恐怖感のほうが強かった。
昔は力もそう変わらなかったように思うのだが、いつの間にか
女の自分よりもずっと強くなっている。
当たり前の事実なのだが、それがカシムには悔しかった。
もしも自分が男だったら、こんな風にはされないのに・・・。
「嫌なら銃で俺を撃て。敵に殺されるよりお前に殺されるほうがいい」
「何を馬鹿な・・・味方を撃てるわけがない。それよりやめろ!」
必死にザイードの体をどかそうとしているカシムを
見下ろしながら、ザイードは言った。
「それはできない。俺の気持ちを受け入れるか、俺を殺すかだ」
何を勝手なことを、とカシムは腹立たしい気持ちになる。
そうしている間にも、ザイードの手はカシムの服の中に侵入していく。
ザイードも初めてだったのだが、昔大人が草むらなどでやっていたのを
何度か目撃したことがあった。
そのときの記憶を引っ張り出し、先に進めようとする。
(確か胸を触っていたような・・・)
カシムの服をめくり上げ、日に焼けていない白い肌に手を這わせると、
カシムが慌てて服を元に戻そうとした。
それを片手で阻止して、未発達の胸に舌を這わせる。
「!!んぁ・・何を・・・」
とりあえず片方の胸を舐め回していると、カシムは服を戻そうとすることを止め、
自分の胸からザイードの頭を引き離そうとした。
559:2006/09/01(金) 00:29:51 ID:+1CuI2zG
両手で頭を押されるとさすがにやりづらいので、服を押さえていた手
でもう片方の胸の先端を摘む。
本当は胸を掴みたかったのだが、掴めるほどはないのでできなかった。
「あっ・・・痛・・・やめろ・・・」
両方の胸を攻められて、カシムの力が弱まる。
必死で頭と手をどけようとするのだが、手にうまく力が入らない。
段々とカシムの体の力が抜けてきているのを見計らって、ザイードは
カシムのズボンのベルトに手をかけた。
カシムが止めようと手を伸ばしてくるが、強引にベルトをズボンから抜き取る。
ベルトで手を縛ろうかとも考えたが、跡が残るといろいろとまずいだろうと思いやめた。
ズボンを全部脱がすのは・・・靴を脱がすのが大変そうなので止めておこうと考える。
確か今まで見た中でも、服を着たままやっているときがあったし。
ザイードがカシムのズボンを無理やり膝まで下ろしたとき、カシムは
ザイードが本気であることを悟った。
そのまま誰にも触られたことのない場所を指がなぞっていくのを感じ、
危うく悲鳴を上げそうになった。
体をよじってどうにか逃れようとしているカシムの体を押さえつけ、ザイードは
自分の性器を挿れるための穴を探し始めた。
(ここか・・・?)
よくは分からなかったが、おそらくここだろうと思う。
第一関節まで指を入れているが、そこから先は狭くて進みそうにない。
ぐにぐにと動かしながらさらに奥まで進めると、カシムの体がびくんと跳ねた。
その反応に加虐心を煽られて、さらに強引に指を進めようと指を動かす。
余っている指を使って違う部分を擦ると、体の動きが激しくなった。
「っは・・・ん・・・」
カシムは必死に声を抑えようとしているが、時折こらえきれないように
鼻にかけた声をもらしている様子がたまらない。
カシムの反応を見るのに夢中になっていたザイードは、しばらくそうやって
カシムの性器を弄んだ。
560:2006/09/01(金) 00:31:46 ID:+1CuI2zG
やがて指をかき回しているところから湿った音が
するころになって、ようやく指を引き抜く。
カシムはもれそうになる声を抑えることから解放され、粗い息を吐いていた。
白い体は薄っすらとピンク色に染まっている。
ザイードはズボンから完全に勃ち上がったモノを取り出すと、
先ほどまで指を入れていたところに先端をあてがった。
「あ・・・待てザイー・・・っつ!!」
自分の秘裂に熱いものが当たったのを感じ、本能的な恐怖から
静止の言葉をかけようとしたカシムだが、無理やり体の中に異物を
ねじ込まれる痛みに息を呑んだ。
ザイードは少し入れただけで進まなくなってしまったことに内心困惑したが、
焦らずに少しずつ入れていこうと思い直す。
段々と体の中に無理やり入ってくるモノが自分の内部と擦れる痛みに、
カシムの目に涙が浮かんだ。
ザイードの額に汗が浮かんでいる様子を、カシムは横目で見ながら考える。
(こんなことの何が思い出に・・・)
こんな山の中で二人で汗まみれになっている。無様以外の何者でもないように思うのだが。
しかし嫌悪感や恐怖感はもう無く、ただ汗が纏わりつく不快感と、
破瓜の痛みがあるだけだった。
ふと、カシムの頭の中に先ほどのザイードの言葉がよみがえる。
(俺のことをどう思って―)
(好きか嫌いかを―)
もしザイード以外にこんなことをされたら、自分はそいつを殺すだろう。
しかし今ザイードを殺す気にはならない。
(もしかしたら嫌いじゃない、ではなくて・・・)
どちらかと言ったら好きなのかもしれない。

カシムがそんなことを考えている間にも、ザイードは少しずつ腰を進めていく。
やがてほとんど入ったところでザイードは一回動きを止めた。
カシムは浅く呼吸を繰り返して痛みをやり過ごす。
しかしザイードがゆっくりと動き出したことで、痛みは
先ほどよりも大きくなってしまった。
561:2006/09/01(金) 00:35:06 ID:+1CuI2zG
「はぁ・・・ん・・・う、動くな・・・あっ」
自分の内部で何度も肉を擦られる痛みに、もう声を抑えることはできなかった。
カシムは人差し指をかんで声を殺す。だが鼻にかかったような声は抑え切れない。

勢いでやり始めてしまったが、コレはやりにくい姿勢だったらしい。
ザイードは腰を動かしながらそう思った。
カシムの顔と離れている気がする。なるべく見ようと意識してみると、
人差し指をかんで必死で漏れる声を殺している口元や、涙が溜まっている
目じりが見えて、自分のモノが大きくなるのを感じた。
「!ぅあ・・・」
カシムが呻き声を上げた。
ザイードはもうすぐ終わりが近づいているのを感じ、腰の動きを早くする。
それにつれてカシムも頬を紅潮させ、より強く指を噛んでいるようだ。
やがて射精のときが来ると、ザイードは腰を強く打ち付けて奥に放った。

***********************

終わった後、しばらくは衣服の乱れも直さずに地面に横たわっていたが、
ザイードは起き上がるとカシムのほうに手を伸ばした。
触るなと言われることを覚悟していたが、そんなこともなく、カシムは
ザイードが髪を撫でるのを黙って許している。
「カシム・・・済まない。だが俺は・・・」
「思い出・・・」
ぽつりとカシムが喋った。
「ん?」
「こんなことで思い出とやらはできたのか・・・?」
決してこっちを見ようとはせず、淡々と言うカシム。
「・・・ああ。できたよ。ありがとう」
そう言うと、カシムはまたぽつりと言った。
「それならいい」
怒っている・・・というわけでもなさそうだ。
それはそれで悲しい気もするが、とにかく今は身支度を整えさせることが先決だ。
「カシム、向こうに川があった。そこで汗を流そう」
「・・・僕は後でいい。先に一人で行ってくれないか」
それを聞いて、やはり避けられているのだろうかとも思ったが、こんな
山の中に一人で置いていくわけには行かない。
「だめだ。一緒に行こう」
そう言ってカシムをなるべくやさしく起こすと、顔を赤くしているカシムが目に入った。
「すまないが、今は・・・お前といるのが・・・その・・・」
どうやら恥ずかしかったらしい。
その様子が可愛くて、ザイードはもう一度キスをした。



落ちないまま終わる
ちなみにアニメのままいくと、二人は数年後に敵対して、ザイードは死にます
場所を貸してくれてありがとうございました

562名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 10:34:33 ID:tWnKyIZx
ネタがマニアックすぎて、いいんだか悪いんだかw
563名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 00:03:27 ID:eezToQEO
マニアックでもなんでも過疎っているスレが
賑わえばいいんじゃない?
564名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 13:45:16 ID:JHUBoJr+
定期age
ご利用はご計画的に

>>556
GJ!
565名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 17:43:27 ID:kFcHu+QU
なんだかんだでこのスレってしぶといなぁ
566名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 23:58:23 ID:GKcYLutR
そういえば、このスレってアレが出て来ないんだよな。
やっぱり、アレの目的は自分好みの作品開拓じゃなくて、荒しなのか?
567名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:01:32 ID:xAmAjHh7
定期age
ご利用はご計画的に

>>565
俺がもうかれこれ1年間定期ageし続けてるから
568名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:48:25 ID:McSdcJdi
>>566
キチガイを召還するな
569名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 22:51:10 ID:aNjrn+v/
定期age
ご利用はご計画的に
570名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 21:22:40 ID:moRQZ1cG
不定期age
ご利用は定期的に
571XYZ(ppm):2006/09/12(火) 20:36:20 ID:2yXeOQa8
2ch各TSF関連スレッドをご利用の皆様、初めまして、XYZ(ppm)です。
先日、TSF図書館を公開致しましたので、その報告に参りました。
2ch各TSF関連スレッドをご利用の皆様にも、TSF図書館と末永くお付き合い頂けると幸いです。

ちなみに、TSF図書館の場所は、こちらです。
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/7065/

具体的には、2ch各TSF関連スレッドが荒れている時の避難用や、投稿練習用にご利用下さると幸いです。
また、TSF関連作品ではあるものの傾向的に2ch各TSF関連スレッドに投稿するには難しいと思われる作品、投稿して既に反発を受けた作品の避難用、そして、試験投稿用としてもご利用して下さると幸いです。
加えて、2ch各TSF関連スレッドには、文章が散逸的、または、冗長すぎると著作者自身が感じられる作品の投稿用として利用して下さると幸いです。
追加として、2ch各TSF関連スレッドで既に発表されている作品、または、これから発表する予定の作品、過去において発表したものの著作者自身の事情により削除されたり、投稿を取りやめられた作品に関して、著作者自身が転載しても構いません。
その際には、著作者自身による転載である旨の表明と、著作者名並びにその作品の元の掲載場所について付記して下さると幸いです。

最後に、TSF図書館管理人ことXYZに、直接、要望や、意見がある方は、TSF図書館内のTSF図書館開館告知スレッドまでどうぞよろしくお願い致します。
572名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 18:01:37 ID:WDQon7S1
定期age
ご利用はご計画的に

>>571
よくわからないけどとりあえず乙
573名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 18:03:33 ID:518EWqAh
>>567
今日も乙
574名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 02:07:39 ID:LuZ21hBs
うむ、乙。
575名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 09:50:04 ID:YpkY3ZCW
定期age
ご利用はご計画的に
576名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 20:44:48 ID:wc6DwJXy
定期age
ご利用はご計画的に
577名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 10:44:01 ID:LnBmGkyK
定期age
ご利用はご計画的に
578名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 18:04:54 ID:AMuaCrvc
定期age
ご利用はご計画的に
579名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 03:55:24 ID:IMNXJIej
最近過去ログを読み始めた者だけど
卵王子スゲー良かった。王子かわええ。
580名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 15:15:00 ID:1xwnJW9w
定期age
ご利用はご計画的に
581名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 23:54:13 ID:2lPCmMck
定期ageの方、お疲れ様です。
強制女体化スレで相談してこちらに誘導されたので投下します。

・版権パロ(家庭教師ヒットマンREBORN!)
・骸の幻覚によるマーモン女体(幼女)化
・鬼畜エロ(触手、異種姦)

原作でマーモンの性別が明らかになってないので(多分アルコバレーノだから男なんでしょうけど)
本スレに投下すると荒れの原因になると思ったのでお借りします。
582581:2006/10/02(月) 23:55:49 ID:2lPCmMck
幻覚と悪夢

 槍の砕ける音、女の悲鳴、凹む女の腹。
力なく横たえるクローム髑髏を見下ろし、マーモンは己の勝利を確信した。
霧の守護者の戦い。指輪をかけた殺し合い。
呪われた赤子、アルコバレーノの一人である自分が本気を出せば、並みの術士など足元にも及ばない。
さて勝利の報酬をどれだけボスに払わせようか、と思い始めたその時、
倒れていたクロームの身体を包むように、霧が噴出した。
「霧が娘をつつんでいくぞ!」
「なーに、最後の力を振り絞って自分の醜い死体を隠そうとする…女術士によくある行動パターンさ」
上がる驚きの声にも、培った経験から軽く返して霧を見据えた。
やがて霧が娘の槍をかき消し、眼帯の下の瞳が『六』を表したその時。

「クフフ…」

 笑うような男の声。バトルステージである体育館に溢れかえる閃光と衝撃。
宙に浮いたままの身を吹き飛ばされ、バン!と体育館の壁に激突し、マーモンは足をついた。
「ムム…あれで終わりじゃなかったのかい…?」
立ち上がると、視点がいつもの二倍以上に高いことに気付き、声が止まる。
まさか今の衝撃でおしゃぶりが壊れたのか、とアルコバレーノの証である胸元のそれに
手を伸ばし、おしゃぶりの無事を確認すると同時に、自分の身体を見下ろした。
(……成長、してる…?)
慌てて幻術で目の前に鏡を作り出せば、そこには8、9歳であろうか、
育ちかけの身体を持つ子供が、浮かび上がっていた。
目深に被ったフードは赤ん坊の頃そのままに、服は今の身体に合わせて大きくなっている。
583581:2006/10/02(月) 23:56:48 ID:2lPCmMck
「…随分と、悪趣味な幻覚をかけてくれるんだね」
言いようの無い苛立ちに鏡を割り消し、晴れてゆく霧の中に立つ男を睨み付ける。
クローム髑髏と名乗った少女が居た場所には、彼女と同じ髪型の男が立っていた。
「おや…お気に召しませんでしたか?」
「気に入るわけがないよ。気分を害した賠償をして欲しいくらいさ」
口元に手を当てておかしげに笑う男に、マーモンは苛立ちを隠さぬ声を投げつけた。
その間にも、男から感じるぴりぴりとした気。
成る程、この男が女の本体であり、恐らくは本物の霧の守護者か。
そう確信したマーモンは手をかざし、男を一気に石にしてしまおうと、幻術をかけた。
かざした手の下の床がぴきぴきと音を立てて固まり、石の波が男へ迫る。

だが、波は男を飲み込むことなく、クフ、という男の笑い声ひとつで、砕けて消えた。
「な…」
「クフフ…先ほど貴方がご丁寧に説明してくれたじゃありませんか…
 ”幻覚とは人の知覚、即ち五感を司る脳を支配するということ。
  術士の能力が高ければ高いほど支配力は強く、術にかかる確率も高まりより現実感をもつ”」
まさか、と。
言葉にならない焦燥感が、マーモンの背筋を駆け抜けた。
今までの殺し合いの中で、自分の幻術を超えた術士など一人も居ない。
呪われた赤ん坊である自分が、普通の人間の術士に負けるはずもない。
なのに、焦燥感は消えることなく、落ち着かない身体を駆け上ってくる。
もう一度、と空に翻した腕を後ろから”何か”に掴まれた。
「ムム、っ!!?」
ぐん、と持ち上げられ、両腕を戒められ、宙吊りにさせられる。
どんなに今の状況から幻覚で逃げ出そうとしても、”何か”はびくとも動かなかった。
「”そして術士にとって幻術を幻術で返されるということは、
  知覚のコントロール権を完全に奪われたことを示している”…でしたっけ?」
「…僕を成長させた時かい?」
いつ幻術を返した、という言外の問いかけに、男はまたおかしそうに笑った。
子供の疑問に答える教師のように、明朗な声で、優しくも聞こえる言葉で答える。
「それより前です。何せ、君がぶつかった壁は、僕の作り出した幻覚なのですから」
チッ、とマーモンは舌打ちをし、顔を顰めた。
壁にぶつかったことを知覚してしまった己の愚かさに、眉をひそめる。
584581:2006/10/02(月) 23:57:47 ID:2lPCmMck
見上げる男の右目に、『六』の文字が今一度鮮やかに浮かび上がる。
それと同時に腕を戒めていた”何か”が、その数を増やしマーモンの身体を締め付け始めた。
僅かに視界に入ったそれは、先程マーモンがクロームに放った触手だった。
「クフフ…申し遅れましたね。我が名は六道骸。
 貴方にさして恨みはなかったのですが…可愛いクロームを傷つけた罪、受けていただきます」
「六道…エストラーネオの六道眼の持ち主かい?」
ならば呪われた赤子である自分の忌まわしい力とも同等か、と
徐々に感じる息苦しさに表情を曇らせながら、吊り上げられたままの体勢で骸を見下ろした。
「おや、随分と余裕があるようですね…ご自分の身体の異変に、まだ気付きませんか?」
「異変…?ふ、あっ!?」
成長させたのはお前じゃないか、と皮肉を返してやろうと思った口から、その言葉は出なかった。
ヴァリアーの揃いのコートの下に入り込んだ触手が太腿と腹を撫でた刹那、
自分でも全く予想していなかった声がこぼれ、マーモンは思わず眼を見開いた。
自覚する事は幻覚に落ちる事と解っていながら、確かめる手段は他にない。
眼をきゅっと閉じ、感覚として己の身体を確かめてから、喉の奥から、くっと笑ってみせた。
「悪趣味にも程があるね…僕を女にするなんて」
女?と、呟きが外野からこぼれた。
その声を耳にして、ようやっとこの戦いが互いの陣営の目の前で行われている事を
マーモンは思い出し、急に妙な羞恥を感じ、きゅっと唇を閉じた。
だが、服の下に入り込み身体を這いずる触手の動きに、今まで考えた事も無かった
感覚と声を誘い出され、甘い呻き声が閉じた唇から滲み出る。
585581:2006/10/02(月) 23:58:24 ID:2lPCmMck
「何とでも…それよりいかがですか?本来なら一生知るはずの無い快楽に流される気分は…」
骸が僅かに指を動かすと、触手は更に服の奥深く、胸や腋へと昇ってきて
しゅるしゅると肌を滑り上がり、くすぶるような刺激を与え続けている。
声を押し殺していたマーモンだったが、不意に触手のひとつが、
膨らみかけの幼い胸の先端…まだ薄い桜色の突起を、ぴん、と刺激した。
「っひゃ、あ…!」
自分でも信じられないような少女の声に羞恥を覚え、きゅっと唇を噛みなおす。
だが、そんなマーモンを嘲笑うかのように、触手は僅かに立ち上がった乳首を幾度もつつき、
擦り上げ、絶えず快楽を押し付けていた。
やがて太腿を摩っていた触手はズボン越しに幼い秘所を擦り始め、
形容しようもない感覚と否定できない快感に、噛み締めた唇からは堪えた声がこぼれ続けた。
「ぁ、あっ…嫌、やだぁ…」
びくん、と吊り上げられた身体が跳ねた。
足をもぞもぞと動かし、必死に快楽をやり過ごそうとする幼い身体を、触手は容赦無く責め立てる。
しゅ、しゅっ、とズボンと触手が擦れあう度、ぞくぞくと背筋を駆け上る何か。
耐え切れずに足を閉じれば、別の触手に絡め取られ、抵抗することを許されない。
「いい声ですね…ですが、もっと鳴いてくれないと、僕の気が済みません」
ぴた、と触手の動きが一斉に止まり、マーモンは息を落ち着けようと深く呼吸をした。
はぁー、はぁー…という震えた深い吐息が、幾度も体育館に静かに響く。
年端も行かないような幼い少女が見せる痴態に、誰も言葉を上げる事が出来なかった。
止めなければ。そう思うツナでさえ、目の前の光景に圧倒され口を開く事すらままならない。
幾本もの触手に宙吊りにさせられた幼女を責め立てて楽しむ六道骸。
まるで自分たちが喋らないことさえ幻覚の一部のように思える中、責め苦は再開された。
586581:2006/10/02(月) 23:59:40 ID:2lPCmMck
「ん、ぅ、あぁっ」
適度な硬度で胸先を責めていた触手が、粘度を纏い先端を幾本にも裂いた。
ねとり、と蛸などの軟体動物の手足で責められるような感覚に、マーモンは嬌声を上げた。
裂けた先で触れられ、硬くなったそこを摘まれ、軽く引っ張り上げられる。
「ひ、っ…!」
きゅうと引っ張られる乳首に、思わず悲鳴のような声が毀れた。
知らないはずの快楽に刺激され、支配され、頭の中がどろどろに溶けていきそうな感覚。
理性と意識で必死にそれに抵抗しようとするマーモンを、更に攻め立てようと触手が蠢いた。
カチャ、とズボンの金具が外される音と、僅かな布ずれの音。
コートに入り込んだ触手は乱暴にボタンを引きちぎり、やがて幼いその肢体が外気に晒される。
フードとマントはそのままに、肩口から股間までを仲間の、そして敵の前に露にされ、
マーモンはフードの下で泣きそうに目を細め、それでも屈辱に耐えようと骸を睨み付けた。
例え幻覚で作り上げられた体であろうと、女であることを意識してしまえば、
違うとは思いたくても、自らの全てを女だと知覚させられてしまう。
意識さえそう染め上げられた中で、マーモンはただこの悪夢と呼べる幻覚が終わるのを待つしかなかった。
触手は露になった胸先を益々攻め立て、好き勝手に刺激を与えていた。
「んく、ふ、あ…」
びくびくと身体を震わせながら零す嬌声に、頭が霞がかったようにぼんやりとしていく。
やがてズボンを剥ぎ取られ足を絡め取る触手がその角度を拡げれば、
毛も生えていない、割れ目さえ未成熟な秘所がさらされ、骸はくつくつと笑い声を上げた。
587581:2006/10/03(火) 00:00:32 ID:Ivr4Qk1f
「おやおや…随分と厭らしい子ですね…そんなに濡らして、良かったですか?」
「ひッ…あ、う…」
触手が秘所を撫で上げると、つぅ、と愛液が透明の糸となり、僅かに引いて消えた。
入り口を幾度か行き来して擦り上げれば、くちゅくちゅと濡れた音が僅かに響いた。
耳まで真っ赤に火照りあがるような羞恥に涙を滲ませながら、マーモンはふと笑い、口を開いた。
「随分と、惨めな男だね、六道骸…」
「…何ですか?」
「聞いたよ…君、リボーンに負けたんでしょ…うぅん、正確にはリボーンの生徒に、かな」
ぴくり、と骸の眉が不機嫌そうに動いたのを見て、マーモンは言葉を続けた。
「情けないね…アルコバレーノに負けたから、って、僕でその恨みを晴らそうって魂胆?…八つ当たりだね」
最後の一言は、僅かに叫ぶような非難の言葉だった。
屈辱を掘り当てられ、骸が俯いて肩を震わせ、笑い声を上げる。
「クフフ…フフ…ッハハハハ……!」
徐々に高くなる笑い声。顔を上げた骸は、ニィ、と歪んだ笑みを浮べた。
その笑みだけで、ぞくり、とその場に立つ幾人もが、背筋を震わせる。危険な、笑み。
「…気が変わりました。適当に切り上げようと思っていましたが、今終わらせるのは癪です」
す、と骸が笑う間額に当てていた手を離すと、いつから乗っていたのだろう、
その掌では赤い瞳を持つ黒い蛙が、ムハー、と息も荒く鎮座していた。
「っ、ファンタズマ…!?」
見慣れたその姿に、マーモンが驚いた声を上げた。
アルコバレーノに与えられる様々な能力を持つ動物。
そのひとつであり『巻きガエル』の姿を持つファンタズマは、マーモンの生来の相棒に他ならなかった。
黒い蛙のその姿が幾度か瞬くと、パリン、と音を立てて、クロームと戦っていたときと同じ
自らの尾を咥えた蛇のような、巻きガエルへとその姿を変えた。
588581:2006/10/03(火) 00:01:05 ID:2lPCmMck
「アルコバレーノ(呪われた子)ならそれに相応しい呪われた初夜を、遂げていただきましょう」
骸がパチン、と指を鳴らすと、宙に浮いた巻きガエルがふわふわと浮きながら、主人の元へ昇っていった。
「ファンタズマ、だめ、っ、ぁあッ!!?」
ふるふると弱く首を振るマーモンの制止も虚しく、ファンタズマは咥えていた自らの尾を離すと、
その細い舌をマーモンの未だ柔らかい肉芽に伸ばし、ちろ、と舐め上げた。
途端に、今まで以上の少女の嬌声が、体育館に響き始める。
「う、だめ、やめてッ…」
チロチロと舌先で肉芽を舐めながら、鱗に覆われた尾は、秘所の入り口をなぞり始める。
くちゅ、と濡れた音と同時に、マーモンは身体を震わせた。
「や、あっ、そこはっ」
ちゅぷ、と細く尖った尾が秘所の入り口へ宛がわれ、浅く擦り上げる。
ひっ、と悲鳴じみた呻きが毀れたが、ファンタズマの動きが止まることはなかった。
「いや、やめて、ファンタズマ、だめぇえッ!!」
愛液に濡れた秘所を、その細い尾は徐々に昇っていく。
潤滑油で難なく開いた入り口から先に差し掛かり、ぐ、と尾の動きが止まった。
例えファンタズマの細い尾と言えど、今のマーモンは年端も行かない幼女の姿。
貫いてしまえば、そこにあるのは骸の言葉どおり、”呪われた初夜”である。
恥辱と屈辱に表情を歪め、マーモンは自らの舌を噛み切ろうと、唇を開いた。
だが、自ら死と純潔を選ぶことすら、少女には今許されなかった。
「クフフ…させませんよ」
くい、と骸が指を上げると、途端に今までの何倍もの快楽が、マーモンの身体に圧し掛かった。
589581:2006/10/03(火) 00:01:47 ID:Ivr4Qk1f
「ひぎッ…あ、ぃやああッ!!」
神経を直に侵されるような快楽が駆け巡る中、びくんと跳ねた体の動きにつられたかのように、
解されてもいない、処女の中を、蛇の尾がずぐり、と押し入った。
痛みを超越する快感を有無を言わさず与えられ、マーモンは身体をびくりと弓なりにしならせ、
抗えぬ、耐え切れぬ刺激の波に、悲鳴を上げながら絶頂を味わされていた。
触手の蠢きひとつでさえ、先程の何倍もの快楽となり襲い掛かる。
意識では抵抗しなくては、と解っていても、理性を保つ事ができない。
僅かな逆らいと言わんばかりに頭を左右に振れば、ばさり、とフードが取れて顔が露になった。
「おや…どんなメデューサかと思いましたが、可愛らしいではないですか」
顔は手を加えてないんですよ、と言う骸の顔には、歪んだ笑みが浮かんでいた。
黒い肩ほどまでの髪に白い肌、そして黒く縦長い瞳孔の紅い瞳。
蛇目、と言われる瞳を見開いて涙を零すマーモンの姿は、骸の受けた屈辱を打ち消すに足りたらしい。
「は、ぁ、う…ひぃ…あ…」
息をするのもおぼつかない様子で身体を跳ねさせ続けるマーモンに、骸は今一度指を鳴らした。
すっと触手の動きが止まり、宙吊りになっていた体が床に緩やかに落ちていった。
590581:2006/10/03(火) 00:02:40 ID:2lPCmMck


「あ……う……」
焦点の定まらない瞳を開きながら、マーモンは冷たい床に横たわっていた。
目の前ではファンタズマが黒い蛙の姿に戻り、心配そうに自分を覗き込んでいた。
お前も、操られていただけなんだね、と言おうとした言葉は声にならず、
マーモンはただ痺れの残る体に鞭打って、伸ばした指で微かにファンタズマの頭を撫で
大丈夫、という言葉の代わりに微笑みかけるので精一杯だった。
無理矢理快楽を押し付けられた体は、今は重く、鉛のように自由がきかない。
つぅ、と足の間から零れ落ちる生暖かい血の感触に反応することすら、出来なかった。
カツコツと足音が近づく。顔を動かす事も出来ず、視線だけでその方向を見れば、
満足そうな笑みを浮べた六道骸がそこに立っていた。
「良いモノを見せていただけましたので、今宵はここまでにしましょう…」
骸が指を伸ばし、藍色のおしゃぶりに触れる。
何をする、という声も抵抗も形にはならず、藍色のおしゃぶりは鈍く一度光ると、
その球体の中に骸骨のマークを刻み、骸の指から離れた。
終わったはずの幻覚の中で自分の身体が戻らないことに、幼女になるという幻覚を
おしゃぶりを媒介に引き続きかけられたと気付いたところで、マーモンには何も出来なかった。
ぼやける視界の中、骸が自分から霧の指輪の半分を奪うのが微かに見えたが、
マーモンの意識はそこで途切れ、勝負の決着を聞くことなく抗えぬ眠りへと誘われていった。

<幻覚と悪夢 終>
591581:2006/10/03(火) 00:05:26 ID:Ivr4Qk1f
ファンタズマ(蛙)の興奮した「ムハー」というエロい鼻息がきっかけでした。
幼女化したマーモンとうっかり夜の戯れをして強欲娘なマーモンに怒られればいいと思います。
ついでにロリコンと思われるレヴィとも何か過ちを犯してしまえばいいと思います。
髑髏ちゃんは薄幸美少女なので本スレのように幸せになって欲しいです。
長々とお借りしました、ありがとうございました。
592名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 17:28:04 ID:BCJOM4np
定期age
ご利用はご計画的に

>>581
GJ!!
593名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 21:29:18 ID:O5w8SqmB
稀少な男体化を見つけたので貼っておきます。
ttp://www.bekkoame.ne.jp/~k.arikawa/tubasa/ura_tubasa/kyakuma/onlyone.html
594594:2006/10/05(木) 22:31:41 ID:LwGUcozr
定期ageご苦労様です。
初めてでお見苦しい所があるかと存じます、場所お借りします。

・版権パロ(家庭教師ヒットマンREBORN!)
・爆弾使いの獄寺がもともと女の子の設定
・刀使いの山本と恋人
・小道具(包帯)使用

時間は獄寺の試合が終わった後です。
595594:2006/10/05(木) 23:06:24 ID:LwGUcozr
 
********

「ぅ………?」

小さな振動とよく知った匂いに、獄寺はゆっくりと瞳を開いた。目の前にある、見慣れた黒髪に思わず声があがる。

「やま、もと」
「お、起きたか?」
「ここ、」
「あぁ、今獄寺ん家まで送ってるトコ」

詳しく聞けば、自分はディーノの部下、ロマーリオに軽く処置を施してもらった後に気を失ったらしい。その為、獄寺は一時的な痛み止の薬を服用した辺りまでしか覚えていなかった。

「とりあえず下ろせ、自分であるける」

いくら深夜といえど、公道で恋人におんぶされて恥ずかしくない訳がない。が、山本はすぐさま手を打った。

「ツナに頼まれたんだけど?」
「…!」
「…心配すんな、ちゃんと湿布薬も包帯も貰ってきたから」
「じ、じゃなくて、お前、明日だろ、」

試合、と続けるはずが、むせて咳となり気管を震わす。超近距離使用のチビボムは背負うリスクも大きい。獄寺がゲホゲホと咳を続ける間に、山本はさっさと彼女の部屋へと向かった。
596594:2006/10/06(金) 00:00:18 ID:LwGUcozr
 
********

久しぶりに訪れた恋人の部屋には、紙飛行機がそこら中に散乱していた。

山本は獄寺を背中から下ろして横抱きにし、それらを踏まないよう気をつけながら寝室へ歩みを進めた。といっても彼女の部屋は家具を含め非常にシンプルな1DK。慎重になる暇もなくベッドへ辿り着き、そこでようやく体を解放した。

「このバカ、かえれ!」
「手当てが先だろ」
「自分で出来る!」

あくまで意地を張る獄寺に、山本は口許に笑みを浮かべた。同じ目線になるよう膝を折り曲げ腰を抱き込むと、ベッドに座る恋人の耳元に…

「これでも?」
「! ふ、ぁ…ッ」

―――舌を這わす。つぅ、と舌の動きに強弱が付けられ、少しでも密着しようと腰が寄せられ、獄寺はそれだけで体を過敏に震わせた。彼女の声に気を良くしたのか、そのまま首筋、胸元へと下降を始める。獄寺は必死で食い止めたが、その間にも山本の舌は獄寺を攻め続けた。

「ゃ…、ゃだ、やまもと…!」
「なんで?」
「か、火薬まみれで、汚いだろ!それに、あのヘンタイ野郎の返り血も浴びてんだぞ、」

王族の血だかなんだか知らないが、他人の血液を舐めたせいで病気にでもなったらどうする気だ。
少なくとも、獄寺は彼の身を案じての発言だった。

しかし。

「…じゃ、獄寺も消毒しねーとな」
「え…? わっ!」

山本は、彼女を抱きあげると、そのまま風呂場へと向かった。
597594:2006/10/06(金) 11:03:47 ID:nkce7Z3p
 
**********

抵抗する間も無く風呂場へ連れられ、驚く暇も無く服を脱がされ。
獄寺は今、山本に抱きしめられたままシャワーを浴びていた。
巻いていたサラシと下着だけの自分に対して、何も身に付けていない恋人。いくら体を重ねた事があるとはいえ恥ずかしいものは恥ずかしい。獄寺は視線を反らした。

「湯、傷に染みてねーか?」
「ん…」
「先に髪洗うから、椅子座って?」

促されるままに風呂用椅子に座る。山本に背を向けるような形になり、髪が洗いやすいよう下を向いた。

(………)

一方。
山本は彼女の小さな背中と、サラシの上からでも分かる程の痛ましい傷を見つめた。
彼女自身のプライドに関わるような事に口を出す気はない。だけど、彼女が傷付く度に言い様のない不安に駆られたのも事実だ。
山本はそっと獄寺の髪をすいて、耳に出来た傷を舐めサラシに手をかけた。ビク、と獄寺の体が震える。

「ゃ、まもと、?」
「獄寺…」

スル、と火薬に汚れたサラシが外れ、無理に押し潰していた胸が露になる。形の崩れたそれを戻すように、山本はゆっくりと彼女の胸を揉み始めた。

「ゃ、ぁあああっ!」

もともとハーフで発育の良い彼女だったが、相手に女だからと馬鹿にされない為に男らしく振る舞う事が多い。サラシもその為の一つだったが、外した時の感触が苦手でたまらなかった。
598名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 17:38:31 ID:cXKH58M7
定期age
ご利用はご計画的に


>>594
これで終わり・・ですよね
GJです!
599594:2006/10/06(金) 23:40:25 ID:nkce7Z3p
>>598
ごめんなさい、まだ続きます…
もし気分を悪くされたらスルーしてください

**********

胸が徐々に本来の形を取り戻すのに比例して、獄寺の顔は急速に赤みを増していった。
外されたサラシは中途半端に体を包み、いたる所に付いた傷に栄えた。それ以上に、疲労と熱気とが混ざる中で、滅茶苦茶に解かれたそれによって自由がかなり制限されていた。

「獄寺……こんなトコにも傷出来てる…」
「ふぁ、あ!」

いつの間に前へと周り込んだのか、山本が愛撫の手を強める。薄い布の上から小さな突起を弄され転がされ、その度に強すぎる快感が止む事なく彼女を責めた。傷跡もそうでない箇所も、少しも余す所のないようにと山本は愛撫を続ける。
600594:2006/10/07(土) 00:43:19 ID:U6cZnp5I
 
**********

ここが風呂場だという事も忘れ、獄寺は快楽に従順だった。

「ぁ、ああっ、やま……と…!」
「イきそう?」

消えそうな声で目の前の男の名前を呼ぶ。返された問いに頷くと、一度深くキスを交してから体を浴槽の縁に運ばれ、ゆっくりと足を開かされた。


(う、わ……)

女性独特の匂いに、山本は危うく理性を失いそうになっていた。

白い肌と秘部から溢れる体液が絡みつく様。誘うように色付くその奥。少し目線を上げると見える、傷跡に添えた無数の所有印。何より自分を呼ぶ、甘く切ないその声、表情。全てが殺人的に甘美だった。

彼の中で、今すぐひとつになりたい衝動が爆発的に渦巻く。



今回はここまでです。
前回は明記がなくすみませんでした。
また後日お邪魔します。
601名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 05:24:04 ID:xGrtDUb2
GJ!!続きも超期待してるよ!
602名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 12:26:15 ID:/FmFceiy
定期age
ご利用はご計画的に


>>594
いえいえ!!途中で終わってるのでどうしたのかなって思っただけですよ^^
603名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 21:44:01 ID:SsI6JvGN
久しぶりに見に来たが、ファンタズマ…

いかん!どうしてもSD調のスティンガーが[フォンタズマ](ACの方)を脇に抱えてオロオロする光景がッ!
604名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 03:19:57 ID:AQsnmQLW
わ、私は面倒が嫌いなんだからね!!
605名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 10:02:25 ID:/RUx0l3q
>>604
女体化したやつって全員ツンデレなイメージがある
606名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 10:40:49 ID:DmOdSzU2
私は面倒が嫌いだ

こうして…一緒にいるのは嫌いではない…


ごめん、ACスレに帰るわ
607名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:34:21 ID:fFnJy9u1
>>605
つ[大佛はずむ]
608名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 17:05:27 ID:jUT6DY0o
定期age
ご利用はご計画的に
609名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 21:11:13 ID:xXFpQWX9
なあなあ,さらしで巻かれていても,きつめのサイズのブラに無理矢理押し込んでも胸は形がかわらへんよ…。
610名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 01:36:16 ID:F/wzUP8j
なんか盛り上がってます。
 ↓
性転換ネギま!まとめwiki ネギまキャラを性転換して萌えるスレのまとめwikiです。
http://www7.atwiki.jp/negiko/
611名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 19:32:23 ID:qiR6qQyW
エロではないのだが

いけさんフロムFR・NEO RE 「らんま1/2」から「かしまし」まで〜ドッキドキな性転換コミック特集その1
ttp://ikesanfromfrneore.blog64.fc2.com/blog-entry-48.html
いけさんフロムFR・NEO RE 「ジョジョ」も「こち亀」も?〜ワックワクな性転換コミック特集その2
ttp://ikesanfromfrneore.blog64.fc2.com/blog-entry-49.html
いけさんフロムFR・NEO RE 水木しげるや松本零士も!〜「ありえなくね?」な性転換コミック特集その3
ttp://ikesanfromfrneore.blog64.fc2.com/blog-entry-50.html
いけさんフロムFR・NEO RE AI止ま・ガチャガチャ・みんな・HEN!?〜鼻ムズムズな性転換コミック特集その4
ttp://ikesanfromfrneore.blog64.fc2.com/blog-entry-54.html
いけさんフロムFR・NEO RE こっちの「転校生」はヤバ過ぎる!?〜手に汗ビッシリな性転換コミック特集その5
ttp://ikesanfromfrneore.blog64.fc2.com/blog-entry-56.html

貼っておく。
612名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 14:21:52 ID:2DMJF6Ak
定期age
ご利用はご計画的に

>>610-610
ご支援ありがとうございます。
613名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 20:10:59 ID:edm2A8qS
定期age
ご利用はご計画的に
614名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 01:27:30 ID:ilPG4Lgf
深夜アニメ、コードギアスより
男×ルルーシュ(主人公)です

・ルルーシュが現代というか、今のこの世に異世界スリップのような感じで出てきてます
・ルルーシュが元々女体です
・ギアスの力が、この世の者には正常に作動せず、
何故かギアスを使われるとエロい事をし始めます
・眠い目を擦りつつ書いたので、脱字・誤字などあるかもしれませんが、ご了承ください
615コードギアス 男×ルルーシュ 1:2006/10/21(土) 01:28:04 ID:ilPG4Lgf
ようやく仕事が終わり家路についた時、外はひどい雨模様だった。
雨粒が針のように激しく傘を打つ。俺は見たいドラマもあったので、なるべく早足で歩いていた。
そして自宅であるアパートの前まで来た時に、それを発見したのだった。
暗い夜の闇に浮かぶ人影が、アスファルトの上にうずくまっている。俺はその光景に驚いて足を止めた。
ゆっくりとその黒いかたまりに近づき、まず生きているのかどうかを確かめる。顔を覗き込んでみると、どうやら息はしているようだし、死んでいるという事はなさそうだ。
「あの・・・ちょっと、大丈夫ですか?」
心配になって声をかけたものの、雨の音にかき消されてしまう。
しかし倒れている人物は「う・・・んん」と小さく呻き声を上げた。
その顔は苦痛を感じているというよりも、安らかな眠りについているような印象を受けた。(こんな雨の中で寝るのは酔っ払いくらいだが)
どうやら救急車を呼ぶほど大変な怪我やら病気という訳では無さそうだと感じた。
全身ずぶ濡れになった体を抱き上げ、ずいぶん細くて軽いなあなどと思いつつ、両腕に抱きかかえて自宅へ向かった。

「よっこらしょ」
俺は玄関のドアを開け、もう一人の不可解な人物を連れて部屋に上がった。
とりあえず、俺以上にびしょ濡れだしなぁとバスルームにそいつを連れて行く。
しかしいくら風邪をひきそうだったからって、勝手に服を脱がせていいのだろうか・・・。
俺は脱衣所に着いて、そいつを静かに壁にもたらせると、もう一度じっくり顔を見やった。
首まわりまで綺麗に伸ばされている、雨に濡れた漆黒の髪。驚く程整えられた目鼻立ち。白く滑らかな肌。
身に着けている服は、ぱっと見どこかの学生のようにも思える制服の作りだが、こんな制服を規定にしている学校などこの付近には無いような気がした。
616コードギアス 男×ルルーシュ 2:2006/10/21(土) 01:28:56 ID:ilPG4Lgf
はじめ、雨の中で見た時は長身の姿から男かと思ったが、
先ほど持ち上げた時の軽さと、この顔の美しさからして、女である可能性も高い。
俺はそいつの頬を平手で軽く叩いた。ぱし、という音の後に「ん、」と眉間を寄せて短く声を出した。
「おい、平気か?」
そう問うと、そいつは遂にゆっくりと瞼を開け、しばらく目を擦ってから俺を少しぼおっとした顔で見てきた。
見えた瞳は、日本人にはありえないような紫の色をしていた。
「・・・・・誰だお前は」
「は?え、あ、あんたが外で倒れてたから。どうしたのかと思って・・・」
偉そうな口ぶりに困惑して、少々どもりつつ答える。何だよこいつ元気そうじゃねえか。
そいつは訝しげに脱衣所の風景を見渡すと、ますます眉間のしわを深くした。
「ここはどこだ?俺は学園にいたはず・・・」
「いや、ここの近くの道端で寝てたみたいだけど」
「何だと?そんな訳ないだろ」
騙されるものかという顔しながら、そいつは俺を睨みつけてきた。
そんな訳ない等と、俺に文句を言われても・・・という気持ちでため息をついた。
そして脈絡の無い話に加え、せっかく助けてやったのに偉そうな態度を取られて事に対して少々苛立った。
「あんたがどこの人かは知らないけど、あのまま雨に打たれてたら肺炎になってたかもしれないんだぞ」
近くのカゴからバスタオルを一枚取り出すと、そいつに投げ渡した。
「それを助けて、挙句シャワーまで貸してやるんだから、文句を言われるよりも、少しは感謝してもらいたいね」
睨みつけてくるそいつに負けじと、俺も思いっきりと棘のある言い方をしてやった。
そいつはじっと俺を見た後、戸惑ったような目で自分の濡れた服を確認してから「・・・悪かった」と無愛想なむくれ顔で謝った。
俺はその態度にまあまあ満足して、何も言わずに脱衣所から出て行こうとしたが
一つ聞いておこうと思い、振り返る。
「名前、なんていうの」
「――ルルーシュ・・・ルルーシュ・ランペルージ」
ルルーシュ?やはりこいつは日本人の系統じゃなかったのか。俺は確信してドアを閉めた。
617コードギアス 男×ルルーシュ 3:2006/10/21(土) 01:29:44 ID:ilPG4Lgf
自分の濡れた服を脱ぎ、手近にあったTシャツとトランクスに着替えると、
すっかり忘れていたドラマの事を思い出してテレビの電源を入れた。
しかし番組を見ていてもさっぱり内容が頭の中に入ってこない。
先ほどから後ろで聞こえるシャワーの水音が気になって仕様が無いのが原因だ。
一体あいつは、ルルーシュはどういった境遇であそこに倒れていたんだろう。
服装も、名前も、瞳の色も、それらはあまりに日本人からかけ離れている。

「『どっかの裏組織に拉致された外国の皇子様』、とか?」
んなあほな話が、と自分の独り言につっこみを入れた。寂しい一人暮らしの末に身につけた技だ。
しばらくすると、シャワーの音が止み、バスルームの戸が開かれる音がした。
上がったか、とルルーシュが出てくるのを待ったが、一向にやって来る気配が無い。
もしやまた倒れたのかと心配になったが、思い当たる理由がもう一つある事に気がついた。
俺は急いで適当なシャツなり下着なりを取り出して、バスルームに直行する。

「ごめんごめん!着替え用意してなかった・・・よ、な」
脱衣所のドアを開けると、そこには
雨で濡れたままぐしょぐしょになった、女物の小さく薄めの下着を穿いたばかり、という状況のルルーシュがいた。
身に着けているのはその下着一枚のみで、上半身は裸のままだ。
俺の目は思わずその下半身に釘付けになり、後ろ向きだとは言うものの、
透けた下着からは尻のラインがくっきり見えていた。
や、やっぱり女の子だったのか・・・!さっきの気の強い態度で、まあ男だろうなーなんて軽く推測していた俺の失態だ。
618コードギアス 男×ルルーシュ 4:2006/10/21(土) 01:30:35 ID:ilPG4Lgf
いつまでも見続けている訳にもいかず、俺は慌てて謝罪の言葉を口にしようとしたが
赤面したルルーシュの方から先に「今すぐにここから出て行け!」と張り詰めた声を上げられた。俺は思わずひるんでルルーシュの顔を見た。
ルルーシュは鋭い目つきで俺を睨みつけていた。その時、彼女の左目が僅かに赤く光ったような気がしたが、それはすぐに消えた。
しかしその赤く光る瞳を見た瞬間、
言い様の無い興奮、というのか、自分の意識とは関係の無い場所で自分が動いているような感覚を覚えた。
頭がぐらぐらする。湧き上がる熱が頬を火照らせていた。多少の息切れが起こるほどだ。
そして次の瞬間、俺は自分でも信じられないような行為に打って出た。
突然身を乗り出し、立ちすくむルルーシュの両肩を掴んで、無理やり口付けをしたのだ。
「――っ!!んん!ぅっ」
自分でも信じられない程、舌は巧みに動き、何か言葉を発そうとするルルーシュの唇に容赦なく舌を滑り込ませては、口内を舐めつくす。
歯列をなぞり、お互い息ができない程激しく吸い上げる。
唾液の絡みあう音が室内にいやらしく響いている。
ようやく唇を離すと、ルルーシュは信じられないという顔で俺を見て一言言葉を発した。
「―は、ぁ・・・っ何故だ、どうして効かないんだ・・・」

俺自身はというと、まるで違う生き物に体を乗っ取られたかのように、ただぼやけた瞳でルルーシュを見据えるだけだった。
それでも、先ほどのキスの感覚はダイレクトに俺の脳に伝わってきて、信じられないくらい気持ちが良かった。本能のままに動いた結果という事なのか。
「ここは俺の家だ。俺の好きなようにする」
その低く響いた声は、一瞬俺のものだとは気付かなかった。ずしりと重くのしかかるような威圧感のある声。
俺が言いたいと思った台詞では無いのに、本当に誰か別人に体を乗っ取られたかのようだ。
そして俺はルルーシュの左腕を掴み、やめろ!離せ!と叫び続ける彼女を無視しながら、強い力で腕を引っ張りながら歩く。
すぐ寝室まで辿り着き、ルルーシュを乱暴な動きでベッドに押し倒した。
「くっ!やめろ!来るな!!」
「雨の中助けてやったんだから、借りは返せよ」
「なっ、――あぁっ!!」
俺は目の前にある、小さく膨らんだルルーシュの右胸をぐっと力を込めて揉み、薄くピンクに色づく乳首に舌を這わせた。
「小さくても感じるものは感じるんだな」
「あっ!いやだ・・・離せ・・・・!」
ルルーシュは両腕を突き出して俺の肩を押して引き離そうとする。しかし、そんな細い腕をした女の力で満足に抵抗できる訳がない。
俺は舐めていた乳首に歯を当て、軽く甘噛みをした。
すると唾液で濡れた突起は小さくしこりを作り、まるでもっと吸って欲しいと言わんばかりだ。
619コードギアス 男×ルルーシュ 5:2006/10/21(土) 01:31:18 ID:ilPG4Lgf
「おい、乳首勃ってきてるぜ、ほんとは気持ちいいんだろ?」
俺ではない、俺の声が言う。
ルルーシュはかっとした表情で「だまれ!!」と叫び、睨みつけてきた。
しかしそんな言葉は無視しつつ、また同じように乳首に唇を当てて吸い付く。もう片方は右手の指先で転がし、時折引っ張ったりしていた。
「っう・・・!ぁあ、や・・・痛い」
苦痛に歪んだ紫の瞳は、かすかに涙で濡れている。
頬も上気して、吐息はどこか色めいていていやらしく聞こえる。
俺は乳首から唇を離すと、また両手でゆっくりと小さな膨らみを揉みしだく。左胸からは、心臓が大きく脈打っているのを感じた。
その間、ルルーシュはうつろな熱の篭った目で自分の胸元を見ていた。抵抗する気力も無くなったのだろうか。
「いい加減抱かれる気になったのか?」
そう言うと、ルルーシュは先ほどよりは威勢の無い声で
「違う・・・ふざけるな」
とかぶりをふった。
俺は胸を揉んでいた右手を静かに腰にまわし、徐々に骨盤の辺りまで下がると、濡れたままの下着に手をかける。
ルルーシュはそれに勘付いたのか、少しだけ足をずらそうとするが、俺は無理やり右手を太股に差し入れた。
そしてその辺りをまさぐると、雨に濡れた湿気だけでは無い、何か温かみのあるようなぬめりを感じた。俺は中指で下着の中心をなぞる。
「あっ・・・いや」
「濡れてるな、何だかんだ言って気持ちいいって事だ」
「ちがう、触るな・・・あ、ぁ」
俺は指を何度も湿った部分に擦りつけ、その度にルルーシュは喘ぎ声を上げた。
620コードギアス 男×ルルーシュ 6:2006/10/21(土) 01:32:19 ID:ilPG4Lgf
柔らかい肉片の感触が指に伝わる。もう俺の意識そのものも、
今はただひたすらに、ルルーシュを犯す事だけを考えている。
男としての本能を、むき出しにされたような気分だ。
指を離し、ついに下着を乱暴な動きで脱がせると、ルルーシュは見たくないとでも言うように、かたく目をつぶった。
右手の親指と人差し指を使って、割れ目をうすく左右に開く。そこに触れると、ルルーシュはぴくりと反応を見せた。
くちゅ、という厭らしい水音が耳に響く。まだ多くの経験をしていないのであろうそこは、綺麗なピンクの色のままだ。
指の腹をクリトリスの部分に押し付け、丹念にこねくり回す。
「ぅああ!あっあぁ・・・っ!」
「凄いな、ちょっとクリトリスを触っただけで、溢れてきた」
俺は心底楽しそうに喉を鳴らした。ルルーシュは手でシーツを掴みながら、眉間を寄せて、切なそうに声を上げる。
さらに指でつまみ上げて、しつこい程に刺激する。
「やあぁっ!もう・・・やっあ、あぁっ!」
じわりと指先についた溢れてくる愛液。口では嫌だと硬派ぶっているくせに、根はこんなものか。
何故かこいつを見ていると、愛しいとか可愛らしいという感情よりも先に、さんざんいたぶって、泣かせてやりたい衝動に駆られる。
それは、さっきルルーシュの左目に光る、赤い色を見た時からずっと続いている。
この波に巻き込まれたような感覚は何なんだ。
「もう射れてもいいな」
俺は自分の服を全て脱ぎ、既に硬くそそり立つペニスを取り出した。
それを見たルルーシュは、いよいよ泣き出しそうな顔をした。
少し前まで、威勢の良い物言いをしていた人物と同じとは思えない。
最後の力を振り絞って逃げようとしたのか、痺れて動きづらいであろう両足をベッドの上で後ずさりするように動かした。
だがそんな哀愁を誘う行動に容赦はせず、両足を掴んで、思い切り広げる。
621コードギアス 男×ルルーシュ 7:2006/10/21(土) 01:33:08 ID:ilPG4Lgf

「もう、もうやめてくれ・・・頼むから――」
「今更、だな」
俺はずぷりと音をたてながら、ルルーシュの秘口へペニスをあてがい、ゆっくりと挿入し始めた。
「うぁあああっ!!やぁっ!」
「息吐いて、力抜いておけよ」
掴んだ太股を前に押し倒しながら、徐々に突き進んでいく。暖かく湿った膣がペニスを包む。
「あぅっ!あ、ああっ・・・ん!」
「やっべぇ――お前の中めちゃめちゃいいぞ」
「うるさ、い・・・、ぅああ!」
ようやく全てがルルーシュの中へ収まり、お互い息も絶え絶えになりながら、ひたすら快感の渦に酔いしれた。
ルルーシュも大粒の涙を流しながら、口で何度も酸素を出し入れしている。
先ほどまで俺が弄んでいた乳房が呼吸をするたびにわずかに上下に揺れる。
動くぞ、と短く宣言をして、俺は腰を大きくグラインドさせた。
全て収まっていたペニスがゆっくりと限界まで引きずり出される。
「んっ・・・く、あぁ・・・ぁ」
ルルーシュは手できつくシーツを握り締め、白い喉を反らせた。
次はまたゆっくりと、先ほどと同じように挿入を繰り返す。じゅぶ、という液体の交じり合う音が聞こえる。
「ああ、あ、うぅ・・・!」
「もっと、早く動いて欲しいか?奥まで欲しいのか?」
俺が意地の悪い言い方で、ルルーシュに問う。ルルーシュは何も言わず、ただ激しく呼吸と喘ぎを繰り返しながら首を振った。
腰を揺らしはじめているくせに、と心の中で呟いて、俺は予告も無しに思い切り突き上げた。
622コードギアス 男×ルルーシュ 8:2006/10/21(土) 01:34:09 ID:ilPG4Lgf

「ひぃっあぁああーー!!」
欲望のままに、激しい動きで出し入れを繰り返す。俺の下半身はもう理性の欠片も無くし、貪るようにルルーシュの中を掻き乱した。
ペニスが穴から出てくるたびに、粘り気のある愛液が俺の腹にまで飛び散り、ルルーシュの内股にも大量に溢れ出た。
「やぁああっ!!!あっあぁあー!」
「全部中にぶちまけてやるからな・・・!」
俺の台詞を聞いたルルーシュは、涙と汗で濡れた瞳で必死に懇願しているようだった。中出しされるのを嫌がっている。
激しいピストンに、ベッドがぎしぎしと軋んでいる。俺は太股から手を離し、ルルーシュの細腰を掴んで、ラストスパートをかける。
全てを食い漁るように、ペニスのカリでルルーシュの中を引っ掻き回す。
先走りした精子と愛液が留まるところを知らず溢れ出てくる。
「イくぞっ・・・――!!ちゃんと受け止めろよ!」
「ああぁっ!だめ!いやだぁあああっ!!」

ドクンッと心臓が大きく音を立てて、俺の中の全てがルルーシュの中に注ぎ込まれた。
俺は大きく息をついて、びくびくと快感の余韻に震えるルルーシュから、ずるりとペニスを取り出した。
その瞬間、視界は一気にクリアになり、俺が俺自身に戻ったというような、奇妙な感じを受けた。
それと同時に、目の前で目を閉じて涙を流す(おそらく失神してしまったのだろう)ルルーシュを見て、唐突に衝撃が走った。

――俺は一体何を、どうしてこんな・・・

この信じられないようなルルーシュとの出会いが、俺の生活の全てを一変させてしまう事になろうとは、
この時はまったく知りもしなかった。
623コードギアス 男×ルルーシュ 終わり:2006/10/21(土) 01:34:50 ID:ilPG4Lgf
なんか続くような終わり方ですが、続くかどうか解りません。
でも楽しかったールルたんハァハァ
ルルーシュが女だったら良かったのにと心底思う。
624名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 03:45:30 ID:fTG3Iszb
GJ!!
ルルーシュ女体って萌えるな。続き期待してます。
625名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 07:49:50 ID:LcqcRhmj
興奮しました。ルルーシュに禿萌え
続き楽しみに待ってます。
626名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 09:53:19 ID:LxpVHdwI
ルルタソ(*´Д`)ハァハァ

朝から興奮しちまった
627名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 09:59:32 ID:gzHUL4uq
定期age
ご利用はご計画的に


>>614
GJ!!
628名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 20:29:02 ID:fqOISyuu
全然しらないのに萌えた(;´Д`)ハァハァまたおながいします
629名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 23:06:46 ID:pjhWrKwc
OK ルルーシュ観てみる!
630名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 23:21:20 ID:8h8VJxZs
ゲーム『ドラゴンクエストU』より、「サマルトリアの王子×女体化ローレシアの王子」です。
カップリングについての抗議は受け付けません。
三人の名前はローレ、サマル、ムーンとそのままです。
申し訳ございませんが複数に分けたファイルの一部を破損してしまったため、今回の投下は全体の四分の一弱です。
SSの投下は初心者ですので、技術面の指導・注意点も忌憚なくレスしてください。
631名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 23:22:02 ID:8h8VJxZs
 噴き出る溶岩が耐え難い熱気を放つ中、ロトの末裔たちは闘っていた。敵は二
人、この海底の洞窟に祀られた邪神の像を守護する地獄の使いだ。
 地獄の使いは多彩な呪文を操る強敵だ。両手のメイスによる直接攻撃、閃光呪
文ベギラマ、補助呪文のスクルトやルカナンはおろか上位の回復呪文たるベホマ
まで使いこなす。
 しかし世界の正義と平和のために闘い続ける若者たちの敵ではなかった。
 サマルトリアの王子は補助呪文を唱えて地獄の使いたちを牽制し、ムーンブル
クの王女は真空呪文バギを唱えて敵をひるませる。そしてローレシアの王子が飛
び込み、隙を見せた敵に会心の一撃を与える。これが彼ら三人が築いてきた必勝
パターンだ。その円滑な連携は互いの信頼の深さをも物語っていた。
 地獄の使いの一人は頭頂から真っ二つにおろされ、返す刀でもう一人も袈裟懸
けに斬られバッタリと倒れた──致命的な一撃だ。勝負はついた。
「ふう、案外早くかたがついたな」
「ははは、それだけローレの剣の腕が上がったということだよ」
 ローレシアの王子ローレ──正式な名乗りははるかに長い。しかしわずらわし
さを避けるためと、身分を隠すため、彼ら三人は名前の一部を略して呼び合って
いる──はため息をつきながら腰のサイドパックから薄汚い布を取り出した。愛
用の光の剣についた血糊をふき取るためだ。万事大雑把だと言われることの多い
彼だが、ことさら武具の手入れといったことに関しては丁寧な一面もある。
 一方、サマルトリアの王子──通称サマルは呪文を唱えたばかりにもかかわら
ず既に隼の剣を構えていた。ローレが一撃で地獄の使いたちを仕留められなかっ
た場合に止めをさすつもりだったのだ。彼は腕力と剣の技量こそローレに遅れを
とるが、それを補うだけの素早さと呪文の技量、そして確かな戦術眼を持ってい
た。
「そうね。もうすぐロンダルキアに──ハーゴンの本拠地にいくんだもの、私た
ちもいつまでも未熟なままじゃないわ」
 三人目の仲間は既に滅びた王国、ムーンブルクの王女だ。彼女──ムーンは女
性の身ゆえ重武装はできないが、高度な呪文をいくつも扱える。冒険に加わった
当初は敵モンスターの一撃で瀕死の重傷をおうほど非力であったが、度重なる経
験によりすっかりたくましく成長している(本人は認めたがらないが、筋肉もつ
いた)。
 三人は地獄の使いたちが守っていた祭壇へと進み、邪神の像を囲んだ。
「さて目当ての邪神の像は、と。これか」
「見るからにまがまがしい像ね。ひょっとしたら、持った人は呪われるかもしれ
ないわよ」
「それでは……ちょっと待ってね」
 そう言ってサマルは邪神の像の前に立ち、両手で印を結び、何やら呪文をゴニ
ョゴニョと唱えた。そしてほっとしたように言う。
「大丈夫。確かに何らかの邪悪な力を持ってる。だけど別段、手にしたからと言
って即座に呪われるようなことはないよ」
「──それ、本当に『大丈夫』なのか?」
632630:2006/10/21(土) 23:23:43 ID:8h8VJxZs
 ジト目でローレ。
「それ以上のことははっきりと……じっくり調べれば分かるかもしれないけど」
「とりあえずこれを持って戻りましょ。どこかの町の教会で鑑定してもらうとい
う手もあるんだし」
「そうだな……じゃあ俺が持つとするか」
 ムーンに促され、ローレは邪神の像を両手でつかんだ。ずっしりとした重量感
とともに、何やら寒気に襲われたような気がした。だがサマルの言葉を信じ、そ
のまま一気に持ち上げる。
 その瞬間、禍々しい赤い光がローレを包んだ。
「こ、これは……う、ぐ……力が……抜けていく……」
 なおも赤い光は強さを増し、ローレの姿は見えにくくなっていく。
「これは邪悪な呪い……どうしてサマル!さっきあなたが調べた時には大丈夫だ
って──」
「ああ、確かに……邪神の像がこんな効果を持っているなんて」
 責めるようなムーンの言葉、サマルのとまどい。そこへ笑い声が聞こえてきた
。先ほど倒したはずの地獄の使いの一人が立ち上がっていたのだ。
「くっくっく……それは私の仕業だ。もはやそいつはおしまいさ……」
 ローレが二人目に斬りつけた地獄の使いは確かに重傷を負ったが、死んではい
なかったのだ。そして背を向けた三人──その内、彼らが守っていた邪神の像を
手に取ろうとしていたローレに呪いをかけたのだ。
 ムーンは慌てて雷の杖を構え、呪文を唱えようとした。しかしその時、サマル
は既に跳びだしていた。
 ザスッ
 サマルの隼の剣は地獄の使いの体を腹から背中まで貫いていた。
「ぐ、げはっ」
 地獄の使いの血反吐を浴びながらも、サマルは隼の剣を引き抜いた。
「お前を倒せば……呪いは消える」
 サマルは横に飛びのき、地獄の使いを倒れるままにまかせた。
 しかし地獄の使いにはなおも息があるようだった。
「う……私を殺しても……あの呪いは消えん」
「なに!?」
「私の……魔力はもとより……生命力まで注ぎ込んだ呪い……」
 その間にもローレの姿は赤い光に飲まれていき、輪郭がうっすらと見えるだけ
になっていた。ムーンはどうしていいかわからないといった様子でとまどうばか
りだ。
 サマルは地獄の使いの胸倉をつかんだ。
「答えろ!ローレにどんな呪いをかけたんだ!」
「ふ……醜い姿で……生涯を終えるがよい……もはやラーの鏡も……ある……ま
い」
「そんな……」
 事切れた。地獄の使いの首がガクンと垂れ下がり、仮面が外れる。壮年の男性
の顔が現れる。死に際の笑いにより歪んでいたが、整った顔立ちといってもさし
つかえないものだった。
 問題は最期の言葉だ。
 醜い姿、ラーの鏡。
 それは彼ら──特にムーンに忌まわしい記憶を呼び起こさせた。
 ムーンはムーンブルク落城時、ハーゴンの手の者により犬になる呪いをかけら
れた。そしてローレとサマルがラーの鏡により呪いを解くまで、屈辱と忍耐の日
々を過ごしてきたのだ。
 しかしラーの鏡はもはやない。もしローレが犬に姿を変えられてしまったとな
れば……どうすればよいのか。
 サマルとムーンは焦燥感にかられながらローレを見守り続けた。赤い光はロー
レを包んだまましばし光り続けた。そして急速に弱くなり、最期に一瞬だけ強さ
を増すとはじけるようにかき消えた。
 後にはローレが──邪神の像を抱えたままぐったりと横たわっていた。犬に変
えられてはいなかった。
「どうしたのかしら。呪いはかかったはずなのに……特に変わったようには見え
ないわ」
633630:2006/10/21(土) 23:24:20 ID:8h8VJxZs
「とりあえず、ローレを起こそう──ムーン、左側に回って」
 サマルはローレの右側にかがみ、肩に手を回した。
「ん?」
 確かにローレの姿は人間のままだ。しかしサマルは、ローレの体に触れてどこ
となく違和感を感じた。鎧の上からでははっきりとわからないがどことなく……

「ん、俺は……どうなったんだ?」
 ローレが目を覚ました。だがその口から漏れた言葉は──いつもよりかん高い
ものだった。
「え………………ローレ、今の声……ローレの声だよ、ね?」
 サマルは震えた声でローレに尋ねた。ひょっとして……。
「もちろん、何を言って……これって俺の声?」
 ローレ自身もきづいたようだ。一方ムーンは口に手を当てたまま硬直している

「喉でも痛めたのかな」
 ローレは喉に手を当て、発声練習を始めた。
「あー、あー、……やっぱり変だな。もしかしてこれが呪いか……?」
「──ローレ、落ち着いて聞いてほしい」
 サマルは沈痛な表情で話し出した。
「とりあえず鎧を脱いでくれないかな?」
「こんな洞窟の最深部でか?もしも魔物がやってきたら……」
「その時は僕とムーンが対処する。とりあえず、どうしても先に確かめておきた
いことがあるんだ」
 困惑した様子のローレだが、サマルの思いつめたような顔に押し切られ、しぶ
しぶガイアの鎧の留め金を外し、腕部の装甲から脱いでいった。
 そして胸甲を含む胴体の装甲を脱いだ──まだキルティングの鎧下を着ていた
が体形ははっきりとわかる。
「あれ……?」
 ここにきてローレも事態の深刻さを理解した。そしてサマルは深いため息をつ
き、ムーンは額に手を当てて上方を仰いだ。
 あごはやや細くなり、目もかすかに大きくなったように見える。くびれた腰周
り、大きくなった尻、やや細くなった上腕、そして膨らんだ胸。
 そう、ローレは女性に変身していたのだ。元は男らしく、男性の魅力にあふれ
た若者だった。それが今では肉感的で野性味のある美しい女性になっていた。
「………………サマル、これが俺にかけられた呪いなのか」
「恐らく」
 顔をこわばらせたローレにサマルは答えた。だが釈然としないものがある。
(あの地獄の使いは最期に「醜い姿」と言ったよなあ。だけど今のローレはきれ
いだ……って男相手に何を言ってんだか)
 サマルは頭を振って自問をやめた。
「呪いにかかってしまったものはしょうがないわ。とりあえずここを出ましょ」
 それまで無言で考え事をしていたムーンは、すっかり意気消沈した二人の仲間
に声をかけた。
634630:2006/10/21(土) 23:25:08 ID:8h8VJxZs
 リレミトの呪文で海底の洞窟から脱出した三人は船に戻った。そして(なんと
なく)邪神の像を囲みながら善後策を検討した。
「まずは近くの町の教会に行って、呪いを調べてもらうことだね」
「でも教会の神父たちが役に立つのか?ムーンやサマルの時だって役に立たなか
ったじゃないか」
 サマルの意見にローレが異議を唱えた。ローレはいろいろなところがきつくな
ってしまったガイアの鎧を脱ぎ、普段着──ローレシアを出発したときから着て
いる服を着ている。しかし男物のため、胸や腰周りなどがきつそうだ。かといっ
てムーンの服ではそもそも身長が合わないため着ることができないのでしょうが
ない。
 閑話休題。ムーンが犬になる呪いをかけられた時も、サマルがベラヌールで動
けなくなる呪いをかけられた時も、結局は自分たちで解決してきた。教会の神父
たちの魔力ではせいぜい簡単な呪いを解くぐらいしかできないのだ。
 ローレたちは前者ではラーの鏡を、後者では世界中の葉を探して呪いを解いた
。今回の呪いではムーンの件が参考になりそうだが、ラーの鏡はその折に壊れて
しまった。果たして第二のラーの鏡はどこにあるのやら……。
「呪いそのものは解けなくても、呪いの解き方などのヒントは得られるかもしれ
ない。ダメ元で行ってみる価値はあるさ」
「そう言うならまあ……」
 ローレは肩をすくめたのち、腕を組んだ。だがどうにも落ち着かないのか、何
度も腕を組みなおしている。
「どうしたの?せわしないわね」
「ちょっとな……胸が邪魔なんだ……こうすればいいかな」
 そう言ってローレは胸の下で腕を組んだが、
「う、そのかっこはちょっと……」
 サマルは困惑した。ローレのそのしぐさはあたかも腕で胸を寄せ上げて強調す
るかのようだったのだ。
「ん?ああそうか」
 ローレもそれに気づき、腕組みを解いた。そしてにやりと笑みを浮かべた。
「なるほど、サマルって実はむっつりスケベだったんだな」
「ちょ……!なんてことを言うんだよローレ!」
 サマルは慌てた。
「ほうらその慌てぶりがまた怪しい。なんだなんだ、女の子に興味がないような
振りしても、やっぱり男の子なんだなあ」
 ははは、とローレは笑う。しかしサマルとしてもドキッとしたのは事実だ。反
論しようがない。そこへムーンの助け舟が入った。
「二人ともよしなさいよ。今日は熱い洞窟に入って疲れているんだから、もう寝
ましょ」
「それもそうだな」
「じゃあお開きということで」
 三人はそれぞれの寝室に帰っていった。
635630今回はここまで:2006/10/21(土) 23:25:52 ID:8h8VJxZs
 翌朝早く、サマルは寝ぼけ眼で甲板へ上がっていった。日課の早朝稽古を行う
ためだ。この習慣はローレと旅をともにして以来、彼に付き合わされる形で続け
ている。
 甲板はまだ薄切りが立ち込めている。その中からブンッブンッと棒状の物体を
振る音が聞こえてくる。
「おっと、ローレは先に起きてたのか」
 昨日の奮闘に加え、呪いをかけられるという苦痛を味わったのに元気なものだ
。半ばあきれ果てながらサマルは歩を進めた。
「おーい、ローレ。朝から元気だね……ってなんだよその格好は!」
 サマルは驚愕と羞恥と困惑と──とにもかくにも、眠気が吹き飛ぶほどの衝撃
を受けた。
 なんとローレは上半身素っ裸で素振り稽古を行っていたのだ。稽古用の重い木
剣を振るたびに豊満な双丘もブルンブルンと揺れ……。
 ローレはサマルに気づくと稽古を止め、サマルへと向き直った。その汗に塗れ
、湯気さえ立つ引き締まった体はなまめかしさを感じさせる。
「おおサマル、今日は遅かったな。俺はもう2セット目だぞ。なんか朝から元気
がありあってなあ、今朝も早く目が覚めたんだよ」
「……!!」
 サマルは口をパクパクとさせ、全身を震わせながらローレに指を向けた。
「どうしたんだ。何かへんなものでも見たのか?」
 深呼吸。サマルは気を落ち着かせると一気に行動に出た。
 近くの樽の上にローレの上衣が無雑作に置かれているのを確認し、ひったくる
ように掴み取る。そして早足で──なるべくローレの体を見ないように目をそむ
けながら歩いていき、ローレの体に押し付ける。
「なんてはしたない格好をしているんだ!さっさと着てくれよ!」
 サマルの顔が紅潮していたのは怒りからか、それとも羞恥からか。
 その勢いに押され、ローレは渋々といった様子で上衣を着た。
「はしたないと言ってもなあ……いつもと同じ格好なんだが」
「それは男だった時の話だろ!今じゃあ……その…………女の体なんだから」
 サマルの声は消えるように小さくなっていった。
「だが俺は俺だ。心は前のままだ。サマルは考えすぎじゃないか?」
「そうは言っても女性が男性の前で肌を露にするのは道徳上問題がありをりはべ
りいまそがり……」
 ハァァ
 サマルの嘆息。
(何でこうローレは無神経なんだ)
 サマルは心中でつぶやいた。
(しかしそう僕が考えるってのは、僕がローレを女性のように見ているからであ
って、て、ええっとローレは確かに男だけど今は確かに女の体であって……ああ
、もう!!)
「と・に・か・く!」
 サマルはドンッと甲板を踏んだ。
「少なくとも僕のいるところではそんな格好をしないでくれ!」
 ローレはきょとんとした様子でサマルを見ている。先ほど着た上衣は汗でべっ
とり濡れ、体の線はおろか肌の色や胸の先端部の色まで透けている。
 それを見たサマルはわなわなと体を震わせ、ローレに背を向けると急ぐように
船室へと続く階段を下りていった。
 残されたローレは……
「あいつ……朝の稽古さぼるつもりなのかな」
 サマルの気持ちなどさっぱりわかっていなかった。
636名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 02:41:13 ID:eA2ZMesp
グッド…。
637名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 02:50:21 ID:lMi7OStD
GJでした
続きを全裸で待つ!
638名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 11:14:55 ID:UZ+z1Hty
次回は濡れ場希望。
639コードギアス 男×ルルーシュ2  :2006/10/22(日) 15:10:35 ID:8XGT6Q/A
>>622の続き
コードギアスから、男×ルルーシュです

続くか解らないと言いつつ、やる気満々で書き上げた自分きめえ
注意書きは>>614と同じです
ただ、今回はエロまでの説明的文章がかなり長いです。申し訳ありません。
640コードギアス 男×ルルーシュ2 1:2006/10/22(日) 15:11:13 ID:8XGT6Q/A
目が覚めた時、俺はリビングのソファに寝転んで、天井を見上げていた。
冷めた空気と、部屋を照らす明かりで『朝か・・・』とゆっくり起き上がりながら思う。そしてはっとした。

急いで寝室のドアを開けると、そこにあるベッドの上に彼女は居なかった。
近づいてシーツに触れると、そこには微かな温もりを感じたが、
もしかしたら寝ぼけたまま帰ってきた自分がここに寝ていて、その後夢遊病よろしくソファに移動したのかもしれない。
「もしかしたら全部夢だったのかもな・・・」
そうだ、あいつはあまりにも非現実的な人物だったし、俺がした事も、今となっては認めたくないくらい非道徳的だ。
もしあれが現実だったのだとしても、きっと今ここに居ないという事は、自分の足で帰るべき場所に帰ったのだろう。
身勝手な猫を拾ったのと同じようなものだ。
まあ一夜だけでも、俺も好き勝手に暴れたのだし、いい思いをさせてもらった。
そう思い返すと、ほとほと自分のした行動にあきれ果ててしまい、口元に自虐的な笑みをこぼす。

しかし、俺の頭の中で流れるエンディングロールは一瞬にしてかき消された。

ガチャン!!バタバタバタ・・・


その大きな音で思わず振り返る。今の金属的な音は、明らかに玄関のドアを開けた音だ。
そしてこちらに向かって大きくなる人の足音。まさか、まさか。冷や汗が背中に滲む。
予感は的中した。
昨日、暗闇の中で抱いたルルーシュが、半濡れのままの制服を着こんで、そこに立っていた。
少々青ざめた顔色をしているルルーシュは、開け放しになっていた木製のドアをダン!と拳で打ち
「本当に・・・何処なんだここは!!」
そう俺に向かって喚き散らした。
怒鳴られた俺は言い様の無い脱力感に見舞われて、一度目を瞑り、そしてため息をついた。
夢じゃ、なかった。
641コードギアス 男×ルルーシュ2 2:2006/10/22(日) 15:12:19 ID:8XGT6Q/A

「外を見てきたのか?」
俺は自分で入れたコーヒーを飲みながら、もう一杯、テーブルの向こうに座るルルーシュに差し出した。
しかしルルーシュは「いらない、あまり近寄るな」と一喝してきた。まあ、無理やり中出しされた相手なんて本当は顔も見たくないだろうけど・・・。
あれは俺にとっても、不可抗力だったし(理由は解らないけれど)あまり邪険されると悲しい。俺は大人しくコーヒーのカップを片付けた。

ルルーシュは右手を額に当てながら、心底参ったという表情をした。
「どうせ助けたなんて言っても、ああやって襲うために作った口実なんだろうと思ってたんだ。
でも・・・外に出てみたら、本当にまったく知らない街並で」
二度とお前になんて会いたくないと思ったけれど、何処に行けばいいのかも解らないしな。
そう一言付け加えて、ルルーシュは沈黙した。

これは、相当不可解な事になっている。
もしかしたら、昨日俺が想像通り、ルルーシュはどこかの組織にでも狙われて誘拐されてきたのではないだろうか
とりあえず俺は「なあ、ルルーシュが住んでる国ってどこなんだ?」と身元を探るために聞いた。
だが返ってきた返事は、さらに俺を混乱させた。
「日本だよ。ここの国と少し似ているけれど、もっと発展しているし、何よりブリタリア人がいる」
「――え?・・・ブリタリアって、何だ?」
「まさか、――知らない訳無いだろ?」

その後、二人で話し合った結果
絶対的に違う点がいくつか見つかった。
それは――ブリタニア帝国という、この世界には存在していない国が、ルルーシュの住んでいる世界にはある事。
そしてもう一つ、なんと日本はそのブリタニアの作り出したナイトメアという戦闘ロボットを使われて敗戦し、
その後支配されて、「イレブン」という名で呼ばれていると言う事だ。
あ、ありえない。どう考えても架空の作り話にしか聞こえない。

「あのなあ、さっきから何度も言ってるけど、ここにはそんな国存在してないし、
ましてや日本はもう何十年も戦争なんて起こしてないんだ。」
「そんな事あるはずが無いだろ!じゃあここは国どころか、世界自体が違う場所だって言うのか!?」
「―――そう、かもな」
俺が脱力した声で告げると、必死で異論を唱えていたルルーシュも「嘘だ・・・」と肩を落とした。
とにかく、ルルーシュがこんな嘘をついて、この場にいる理由も考えられないし、彼女が言った事は全て事実なんだろうと思う。
しかし頬を抓ったって、逆立ちしたって、今いるこの世界も事実に変わりはない。
この国でルルーシュの身分を証明する物も無いため、
結果的に言ってしまえば、俺だけが彼女の身を保護する事ができる唯一の人物になってしまったのだ。

642コードギアス 男×ルルーシュ2 3:2006/10/22(日) 15:13:08 ID:8XGT6Q/A
しかしそれも何かの縁なのかもしれない。あんな行為をしてしまったのだし、ヤるだけヤって追い出す形になるのは心苦しい。
「・・・・・・行くあてが無いなら、うちに置いてやろうか?」
その言葉を聞いたルルーシュは沈んだままの顔で俺をにらみ付けた。
「馬鹿言え、自分を犯した奴のところになんて居られるか」
「いや、その事なんだけど・・・――お前の左目って、なんか特別な細工でもあんの?」
ルルーシュは驚いた顔で俺を見た。俺は続けて言う。
「あのさ、お前が風呂上がった時に、俺を怒鳴っただろ?その時左目が赤く光った気がしたんだけど、
なんかその目を見てから、自分が誰かに乗っ取られたような、おかしな気分になって・・・自分で自分をコントロールできなくなって」
「――そして俺を襲ったのか」
「うん、まあ」何故か俺の方が恥ずかしくなって、ぽりぽりと頬を掻いた。

はあ、と一つため息をついたルルーシュは「この力もここじゃマイナスになるのか・・・」と小さく呟いた。
「やっぱり、何か訳ありの目なのか?」
俺がそう聞くと、ルルーシュは一度、何かを語ろうとして口を開いたものの
一瞬戸惑うような目をして、最後は「お前に話しても仕方ない事だから、いい」と口を閉ざしてしまった。


結局、嫌だ何だと言っても、外に出てふらついていたら
昨日の夜みたいに道端で倒れる事もあるかもしれないし、飢え死にするのがオチだ、という事で
ルルーシュもしぶしぶながら、俺の家に居る事に賛同した。(ていうか何で俺が頼み込んでいるのかが解らん)


そして奇妙な共同生活が始まってから、あっという間に三日間が過ぎた

家主である俺が毎夜ソファで眠り、一日中元の世界に戻る事を考えているルルーシュがベッドで眠る。
一度、疲れをとるためにベッドで眠りたいと隣に潜り込んだら足蹴にされた。
相変わらずルルーシュが元いた世界に戻れる気配は無いし、いつまでこの生活が続くのかと、段々不安になってきた。
第一、家に置かせてもらっている立場の癖に家事も一切せず、挙句に寝床まで奪うこいつは本当に神経が図太いと思う。
それに一つ困った問題が出てきた。
ルルーシュが身に着けていた服は(どうやら本当に学校の制服だったらしい/何故男物なのかが気にかかるが)一着だけだし、
俺の服では大きすぎて着心地が悪るそうだしで、替えが無いのだ。
そして何より困ったのは、下着までもが一着だけだという事だ。
洗濯してしまうと、俺の下着を貸す訳にもいかず、ルルーシュは夜中に全裸で寝ていなくてはならない。
ベランダにルルーシュの下着が干してあると、隣の部屋で眠る彼女を妙に意識してしまった。
このままでは、以前のようにいきなり襲ってしまわないとも限らない。
一人暮らしの男の部屋に、不可思議だけれど申し分ない美人が全裸で寝ているんだぞ・・・!
よくこの数日だけでも我慢できたものだと、自分を褒めたくなった。
しかしそれも限界だ。
643コードギアス 男×ルルーシュ2 4:2006/10/22(日) 15:14:13 ID:8XGT6Q/A
俺はある日の会社の帰りに、新宿の裏通りをうろうろ徘徊した。
流石に女物の服やら下着やらを、表立って買う勇気は無かった。(通販は時間がかかるし)
そこで、よくこういう場所で何百枚と売られている女物の服を買う事を思いついたのだった。
何より普通の店よりははるかに安かったのが決め手だったが。
暗い店内にいる中年の男に「未使用の下着ってありますか?」と聞くと
「あるけど、未使用がいいなんて珍しい人だねー」と笑いながら、
明らかにプレイ用と思える下着を一枚につき、百円単位で売ってくれた。
女物の服もずらりと並んでいて、どれにしようかと悩んでいると、ある服に目がとまった。
これは――もしかしたら誤魔化しようによっては、着てもらえるかもしれない・・・それを見た時、俺はそんな淡い期待を抱いた。


家に帰ると、ルルーシュがテレビを見ながらうーんと唸っていた。
「ただいま」と声をかけても「ああ」としか返さない・・・本当に愛想が無いな。
どうやらまだこの国とブリタニアが関係無いという事が信じられないらしく、
こうして夜のニュース番組を見ては、それに関する情報が無いかと探っているのだ。
何度無駄だと言っても聞きはしない。
俺はテーブルの上に買ってきた下着類を置いて「おい、下着買ってきたから、今日からはこれつけてろ」と言った。
ルルーシュはきょとんとした顔でそれを見ていたが
「わざわざ買ってきたのか・・・」と聞き方によっては感心しているように聞こえる台詞を吐いた。

そしていよいよ、下着以上に俺が期待を込めた一品を取り出す。
「それとな――これからはこの服を着ろ」
わざわざ薄い箱で包装されたそれを、ルルーシュの目の前で広げて見せた。
おそらく学校を卒業した生徒が売ったのであろう、赤いリボンが紺のミニスカートによく映えたそれ。
そう、それはどこからどう見ても、女子高生が身につけるセーラー服だった。
それを見たルルーシュの反応は、予想通り「何だ?その服」というあっけらかんとした質問だった。
644コードギアス 男×ルルーシュ2 5:2006/10/22(日) 15:14:53 ID:8XGT6Q/A
俺は急いで寝室の本棚にある『制服美女特集』と名を打たれたグラビア写真集を持ってきて、ルルーシュに見せ付けた。
そのページには、ここにあるセーラー服と似たような制服を着た美女達が、寝そべったり乳を寄せている写真の数々が載っていた。
「見ての通り、この服はここの世界じゃ女が着る服として一番ストイックな物なんだ・・・!
他の服を着るよりも、この服が一着あった方がずっと手頃で目立たないぞ!!」
にやける口元をなんとか抑えながら、俺は(ある意味嘘ではないだろう)話をまくしたてた。
普通の女なら、完全にひいてしまうところだが、別の世界から来たというこいつなら俺の話を鵜呑みにするかもしれない。

俺の台詞の後、しばらく沈黙の時間が流れる。
胸が踊るようにわくわくしつつも、同時にもしかしたら変態扱いされるのではないかと緊張が走る。
しかしルルーシュは意外にもあっさりと「わかった」の一言で済ませたのだ。

俺は思わずはしゃぎたくなる感情を押さえ込んで、「そ、そうか・・・良かった」と軽く本音をこぼした。
まだ実際にセーラー服を着てくれた訳でも無いのに、
既に頭の中はセーラー服とその下にいやらしい下着を身につけたルルーシュの事でいっぱいだった。
それだけ、俺の中ではルルーシュに対する性的欲求が溜まっていたという事だろう。
実を言えば、彼女を抱いた時の感覚を忘れられず、
罪悪感を伴いつつも、またあの快感を味わいたいという思いの方が大きかった。


ルルーシュはそのまま風呂に行くと言って、例の下着とセーラー服を抱えたまま浴室に向かった。
ますます俺の胸は高鳴る。こうして風呂に入るルルーシュを待っていると、彼女を雨の中抱えてきた日の事を思い出した。
俺は味のしないビールを規則的に少しずつ飲みながら考える。
あの日は、おそらくルルーシュが語ろうとはしない左目の特別な力のせいで、男として本能のままにルルーシュを抱いたけれど
今日はあの時のように、理性を全て失うような興奮の仕方はしていない。
だがその分、あの強気なルルーシュを上手く丸め込む事ができるか、一か八かの賭けだった。
645コードギアス 男×ルルーシュ2 6:2006/10/22(日) 15:15:59 ID:8XGT6Q/A

そして遂に入浴を終えたルルーシュがリビングに出てきた。俺はゆっくりと後ろを振り返り、固まった。
渡したセーラー服はタテのある彼女には少し小さかったのか、歩くたびにへその辺りがちらちら覗いている。
同じくスカートも丈が短すぎて、白く柔らかそうな太股がぎりぎりのラインまで露になっていた。
本人はというと、こんな姿を男の前に晒しているというのに、のん気にタオルで濡れた黒髪を拭いている。
犯された直後はあんなに警戒心を持っていたのに、一体どうしたというんだ。この挑発するような余裕はどこから来るのだろう。
『もしかして・・・――あの目の力が無ければ、襲われないって思ってるのか?』
いや、そうとしか思えない。俺は完璧に男として、この家の主としてなめられているのだ。まるで飼い猫にエサだけ与えて、格下に見られる飼い主のように。
このままでは駄目だ。
そう思った瞬間、俺の中の男としてのプライドが湧きだった。


俺は即座に立ち上がって、寝室に向かおうとするルルーシュの腰を掴み、無理やり胸元に引き寄せた。
最初驚いた顔をしたルルーシュはすぐ俺を突き放そうとしたが、俺は諦めずに後ろから手をまわして、セーラー服の下から手をもぐり込ませた。
「やめろ!もうお前にはされたくないっ・・・触るな!」
「されたくないってな・・・俺だって男なんだから仕方ねーだろ!不可抗力なんだよ!」
「なに勝手なこと――・・・あっ!」
両手で服の裾を捲し上げて、それと同時にブラの下にも手を滑り込ませた。
手の平で激しく乳房を揉み、指先で硬くしこった乳首を転がす。
それでもまだルルーシュは抵抗を続ける気なのか、息を乱しながら俺の手を引き剥がそうと腕に手をかけた。
だがそんな抵抗はむしろ可愛く思えるようなもので、俺の横暴な欲を更に煽った。

両手に力を入れて、強く揉んでやると、痛みを感じたのかルルーシュは引きつった声を上げた。
かぶりを振って俺の腕の中から逃げようとすると、彼女の濡れた黒髪が左右に揺れて、僅かに雫を飛ばす。
その柔らかそうな髪の隙間から時折見える白いうなじに口付けた。そして小さく舌を出して、骨に沿って舐め上げる。
そうすると、ルルーシュはびくりと背筋を震わせて「んん・・・っ」と身悶えていた。
646コードギアス 男×ルルーシュ2 7:2006/10/22(日) 15:16:51 ID:8XGT6Q/A
極度に興奮しているのが自分でも解る。俺は胸を揉む手を休めずに、ルルーシュの耳元で言った。
「大体な・・・家に置かせてもらってる癖に何もしないなんて虫が良すぎるんだ・・・宿代くらい体で払え――!」
言いながら右手で乳首を押しつぶし、軽く爪で引っ掻いた。
「や、あ――っ」
ルルーシュは目を瞑って、その僅かな痛みに反応する。

俺はルルーシュの背中に手を当て、強い力で壁に押しやった。
そして正面を向かせてから、逃げようとするルルーシュの腰を掴んで、内股に己の右膝を無理やり差し込んだ。

するとルルーシュの片足が床より少しだけ浮くような体制になり、俺の太股の上だけににルルーシュの体重がかかった。
ルルーシュの両手を握ったまま壁につけた後、俺は彼女の股間に差し込まれた膝を小刻みに上下に揺らした。
「いっ、あぁ!あっあっぁ・・・!」
何度も振動を与え続けると、ルルーシュは首を振って嫌がった。
薄い下着に隠された隠部が熱くなっているのを、服の上からでも感じる事ができた。
長い間、膝での刺激を与え続けていると、
頬を赤くしたルルーシュは、限界とでも言うように「も、やめて・・・――」と珍しく、しおらしい女声で懇願した。
だが、ここで言われるままに止めたら男の恥だ。

俺は一旦足の動きを止め、大人しく行為を止めたかのように見せかけた。
ルルーシュは一瞬安心した顔を見せた。
しかし、俺は体制を低くすると、スカートの中に両手を突っ込み、強い力で彼女の両足を左右に開かせる。
「っ――!?」
「舐めてやるから、足開いてろよ」
俺の言葉を聞いたルルーシュはますます顔を紅潮させ、僅かに尻込みしたが、俺の両手ががっしりと彼女の太股を掴んでそれを許さない。

スカートの中に入れた手で下着を膝下までずり下ろすと、熱くなった秘部の割れ目を舌先で上下になぞった。
「ああ!くぅっ・・・ん!」
俺はわざとざらりとした感触を与えるように、丹念に中心部を舐め尽した。
右手の親指で肉片を広げて、唇全体で子宮口を包むように吸い上げる。
「や、ぁっ!ああぁあーーー!!」
唇でしつこく吸い上げると、粘り気のあるジュルッという音が耳に響いてくる。
洗ったばかりで清潔だったそこが、ルルーシュ自身が溢れ出せた愛液と俺の唾液によってぐちゃぐちゃに濡れていた。
ルルーシュはその羞恥に耐えられないのか、行き場の無い両手で赤く火照った顔を隠しながら泣くように喘いだ。
愛液を全て舐めようとしても、次から次へと溢れてきて、俺は思わず口元をにやりとさせた。
647コードギアス 男×ルルーシュ2 8:2006/10/22(日) 15:17:47 ID:8XGT6Q/A
舌を硬くすぼめて何度も全体をつつく。柔らかい肉片が舌と重なり合って、いやらしい音をたてる。
俺は呼吸も上手くできない程に興奮している自分に気付いた。
しかしそれはおそらくルルーシュも同じだろう。きつそうに短く息継ぎをしながら涙を流していた。
ルルーシュの足元は快感により頼りなくガタガタと震えて、今にも崩れ落ちそうだ。
白く眩しい太股も、今はうっすらとピンクに色づいている。

もう俺自身も限界だし、入れても大丈夫だろう。
そう考えて、俺は倒れそうになるルルーシュの腰を支えながら立ち上がり、スーツのチャックを開けて完全に勃ち上がったペニスを取り出した。
そして力無く俺に支えられたルルーシュの片足を持ち上げてから言った。
「ルルーシュ・・・――どうする?お前が嫌なら入れないでおく」
そんな事できる訳ない、と心の中で自分をあざ笑いつつも、今後の事を考えて練った作戦だ。
こいつから求めさせれば、後々文句も言いづらくなるだろう。興奮して高鳴った心臓の音と、二人分の激しい吐息が聞こえていた。
ルルーシュは切なげな表情で、薄くめくれた唇をかみ締める。この後におよんで、まだ理性を失っていないところが、流石というか。

だがその態度はいつまでも持たなかった。
しびれを切らした俺がペニスの亀頭のみをルルーシュの子宮口に埋めながら、
もどかしい動きで刺激してやると、「う、くぅ・・・っん」と小動物のような声で鳴き、
そのしばらく後に、ぎりぎり聞き取れるような小さく震える声で「・・・・・――欲しい」と呟いたのだ。
俺の心臓が驚喜で跳ね上がった。

首に両腕をまわさせた後、俺はルルーシュの腰と足を支え、彼女の背中は壁に押し付けた。
既にペニスのほぼ半分をゆっくり埋めたところで、俺は腰をより一層強く打って一気に挿入した。
「ああぁあーっ!!」
背を弓なりに反らしたルルーシュがたまらないという風に声を上げる。
浮いた足の指先がぴんと張り詰められた。
彼女の体重と熱が一点にのみ集中して、俺の性器も信じられない程硬く大きくなっていく。
ルルーシュの顔を見てみると、震える瞳には、快感の波に押し寄せられて零れた涙がひっきりなしに流れている。
必死に呼吸をしている唾液で濡れた唇からは、時折赤い舌がちらりと覗く。
全てが煽情的で、いやらしくて可愛らしい。そう思った。
たまらなくなった俺は、彼女の額に軽くキスをし、腰を大きく揺すった。
「あ、んん!はぁっ・・・はあっ!」
「ちゃんと掴まってろ・・・っ」
俺がそう言うと、ルルーシュは縋るように、俺の首に強くしがみついた。
もう、お高いプライドも何も残っていないようだ。
648コードギアス 男×ルルーシュ2 9:2006/10/22(日) 15:18:29 ID:8XGT6Q/A

しっかりルルーシュの足腰を支えながら、無我夢中にひたすら奥へとペニスを押し付ける。
熱く狭い空間がペニスの根元の限界まで飲み込んでいく。
「くああぁっ・・・ん、んうっ!!」
腰を打ち付けるたびに、ルルーシュはか細い喉で途切れ途切れに喘いだ。
肌と肌が幾度も密着し、その度に粘ついた水音が響いた。
俺自身、腰にかかる負担など頭の中から消えていた。
そこに神経がまわらないくらい、ルルーシュと繋がった一点に全てをたぎらせていたのだ。
目の前がぼやけて、ちかちかする。もうそろそろ限界が来た。
俺はきつくしがみついていたルルーシュに「力抜け・・・」と声をかける。
そして半ば無理やり俺から引き剥がすと、ゆっくりペニスを全て抜き出す。ルルーシュは驚いた表情で何故、と聞きたそうにしていた。

もちろん行為を止める訳でも無く、俺はルルーシュの体を抱き、静かに床に寝かせてから、もう一度勢い良く挿入を繰り返した。
先ほどよりも抜き差しする長さを変えながら、濡れきった子宮口に差し込んでやる。
するともうルルーシュも限界がきたのか、かぶりを振りながら泣きそうな声で喘いだ。
「やぁっ、ああぁあっ!もうっ・・・だめ・・・!!」
「く、う・・・イってもいいぞ」
俺は更に挿入を激しくし、最奥まで貫いてやる。
「やああっ!!もうイく・・・!んっぁああーー!!!」
ルルーシュは背中を思い切り反らして、目を硬く瞑ったまま、びくびくっと体を震わせた。
「やばいっ・・・俺も――!」
俺はすぐにルルーシュからペニスを抜き出すと、意識も朦朧としたままのルルーシュの顔に向かって射精した。
吐き出された精液は、ルルーシュの黒髪と睫を薄く濡らし、赤く火照った唇を伝った。
だがそんな事をされても彼女は起き上がる気配を見せず、
ただ紫の瞳だけを涙で濡らして快感の名残に震えていた。
俺はたまらない射精感に翻弄されながらも、そんなルルーシュを見ながら頭の隅で考えた。


いつか、ルルーシュが元の世界へ帰ってしまう時がきたら
俺はこいつを簡単に手放す事なんてできるのだろうか。
一抹の不安は、時が経つ程に大きくなりそうで、俺を憂鬱にさせた。
649コードギアス 男×ルルーシュ2 終わり:2006/10/22(日) 15:19:45 ID:8XGT6Q/A
ルルーシュにセーラー服着せて、顔射させたかっただけちゃうんかと。
ていうかたぶんコードギアスの世界にもセーラー服は出回っているだろう、という突っ込みは無しでお願いします。
長々と10レス分も載せてしまって、本当に申し訳ありませんでした・・・。お陰様で満足しました。


650名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 15:37:56 ID:2mKIV4z9
スゲーーーーーーーーーー!!!いい!いい!いい!
男の逡巡もエロも喘ぎ声も好みだよ〜しかもちょっぴりラブいよ〜!!
最初の入れられても我慢してるけど、腰を揺らしてしまうのがかな〜りツボで良かったが、こんな我を忘れてすがりついてくるのもイイ!!!
またまた待っています!!
651名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 22:00:37 ID:vzfZd9rO
定期age
ご利用はご計画的に

>>630
GJ!!!

>>614
続きありがとうございます!
GJ!!

652名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 23:10:15 ID:/h/dhlHD
うおおおお(;´д`)ハアハアGJ
しおらしくなった高慢ちきなツンデレは最強だな
653名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 23:44:40 ID:CGG/i5XL
でもくちびるかみしめて声を殺して、しかし体は濡れて腰がどうしても動いてしまうのもかなり萌える。
654名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 00:47:42 ID:E/s3diFb
設定等のっ突っ込みはなしということなのでこちらを

>>亀頭のみをルルーシュの子宮口に埋めながら

おもいっきし入ってないか?
655名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 01:04:37 ID:4yuNi6SF
GJ!!ルルーシュツンデレ可愛いよルルーシュ
男も愛嬌あってすきだなあ
656名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 04:48:10 ID:Yqqf553N
GJ!
657名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 07:33:05 ID:d3GYYpu+
614です
>>654
「亀頭」というのはほんの先っぽのみというつもりだったんですが、
もっと解りやすく「先端部分のみ」とした方が良かったかもしれませんね、すみませんでした。
658名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 19:53:55 ID:oH4/35kT
>>657
いや、ちんこじゃなく「子宮口」という表現の方だと思う
659名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 20:28:48 ID:d3GYYpu+
>>658
アッ―!!

根本的に表現法が間違っていました・・・orz

>>654さん失礼しました
>>658さんもご指摘ありがとうございます
つくづく、お目汚し申し訳ありませんでした。
660名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 21:14:20 ID:qho67Iqe
判ってたけど作品がすばらしかったのであえて言わなかったw
膣口だねw子宮口は膣の突き当たりにある。
661名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 22:02:06 ID:c2VXl7ER
ドンマイ

ルルーシュが原作通りに目の力を検証しようと
道行く男達にギアス使ってエロい事になったり
露出度高なセーラー服ツンデレ美少女ブリタニア人が
道行く男達にエロい事されたりする展開マダー?
662名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 10:34:13 ID:kAlPlk5r
>>659
ネタわからん
663ハムハム太郎:2006/10/24(火) 19:40:53 ID:P99Q//6h
水子さん、乙です!

>121のやつ読んでくれた人、ありがd
俺なんかのヘタ小説よりも、もっと上手い、ひま×四キボン
664ハムハム太郎:2006/10/24(火) 19:42:05 ID:P99Q//6h
しまった、誤爆した…OTL
スレ汚しスマソ
665名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 17:52:45 ID:3kvhh1zm
>>639
続き待ってました
ルルーシュイイよー!続編期待してもいいですか?
666義兄達×幼女ルルーシュ:2006/10/26(木) 00:27:31 ID:v46Yl86C
連投になってしまいますが、よろしいのでしょうか?
そして前回の話とは繋がっていません・・・orz

注意点
・ルルーシュが元々女体
・ルルーシュ10歳(幼女)陵辱話です
・正体不明の兄達ばかりが登場しています


もし元ネタを知らない方々の投稿のご迷惑になっていましたら申し訳ありません。
その際には自重いたしますので、言っていただけると助かります。
667義兄達×幼女ルルーシュ 1:2006/10/26(木) 00:28:44 ID:v46Yl86C

「今日も遊んでやるよ、ルルーシュ」
そう言った一人の兄の手が、まだ未発達の胸に触れた。
ルルーシュは返す言葉を模索する様子も無く、ただこの時間が一刻も早く過ぎ去る事だけを願った。
暗闇から伸びる手は一本、もう一本と増えてゆく。
誰かの指先が胸元にある乳首を摘み、こりこりと転がす。
「あっ・・・」
微かな痛みを感じ、背中がびくりとのけぞった。
この兄達は毎晩毎晩、馬鹿の一つ覚えみたいに、人の身体に触れてくる。

そして「遊び」と称されたこの行為はルルーシュにとって、
普段は高貴ぶった兄達の欲望に弄ばれるだけの、ただの拷問に違いなかった。
毎夜、兄達が打ち合わせた部屋の隅で、こうして身体を開く。

数え切れない手と指が、身体の様々な部分を良い様に撫でまわす。
数人分の、興奮で乱れた息遣いが聞こえてくる。
そして一番大きな手が、両足首を掴んで大きく左右に開かせた。ルルーシュは思わず目を瞑る。
そこが露になった瞬間、暗闇に光る複数の目が獣のように光った。
足を開かせた手が伸びて、人差し指の先で割れ目を縦になぞった。
ルルーシュの肩はまたぴくりと反応を見せる。
できる限り声は出すまいと、目を伏せたまま、固く唇を結んでいる。
そして指はもう一本増え、二本の指先によって、閉じられたままの秘部が更に開かれた。

震える太股に片手を置きながら、兄は「まだ濡れてはいないな」とひどく落ち着いた声で言った。
固く乾いた指先がクリトリスに当てられて、ルルーシュは鼻先で短く喘ぎを漏らす。
その指は徐々に速度を上げながら、上下に強くしごいてきた。
「んんっ・・・!ん、くぅ!」
そして赤くなる程弄られた後も、容赦無く抓られて、痛みと快感に打ち震えた身体がしっとりと汗に濡れた。
これだけでだいぶ濡れてきたな、と喉をくつくつと鳴らせて笑う兄を心の奥で叱咤した。
668義兄達×幼女ルルーシュ 2:2006/10/26(木) 00:29:24 ID:v46Yl86C
「今日は、一人につき一本ずつ指を入れてみよう」
また違う兄の声が提案した。ルルーシュは心なし、顔が青ざめた。
言うな否や、興奮した兄達の指が、まだ少しの愛液でしか濡れていないそこへ、無理やり侵入してきた。
「ひっ!いたっ・・・!ぁあ!!」
めりめりと音をたてて、一本の指が中へと押し入ってきた。ルルーシュは眉を寄せて、苦しそうに息を継ぐ。
そんなルルーシュに構う事など無い様子で、まるで玩具を取り合う子供のように、次々と入る指を増やして行く。
しかも中へ入ってきた指はそれぞれに違う方向へ進み、勝手気ままに間接を曲げては、中を掻きまわす。
ルルーシュはたまらず泣きそうな声で痛い痛いと叫んだ。
暴れまわろうとするルルーシュの両腕と両足は、兄達によって簡単に抑えられたまま、動かす事ができない。
「やっあぁ!!お願・・・も、動かさないで――っ、ください・・・!」
じわりと涙が浮かんだ紫の瞳が兄達を見上げる。
その様子を見た彼らは更に欲を煽られたのか、容赦無く指を出し入れしたり、場所を変えては中で指先を動かした。
「んやぁあっ!あぁあ!!」
その激しい指の動きに耐え切れず、ルルーシュはびくりと大きく身体を震わせて、より一層大きな喘ぎ声を上げた。
「イったのか」
感心したような声が小さく響いて、ルルーシュの中で好き放題に暴れていた指がずるりと一本ずつ抜けていった。
ルルーシュは力の抜けた手足を震わせながら、濡れた頬を拭く事もせず、必死に酸素を取り入れていた。
しかしまだ終わりでは無い、それは解っている。

服を脱いだ兄達のペニスは、既に固くなり勃起していた。
ルルーシュはやり場の無い目線を逸らせようとしたが、一人の兄から頬に無理やりペニスを押し付けられる。
「ほら、早く咥えろよ・・・!」
そう言われると、ルルーシュは右手でゆっくりとそれを掴んでから、小さく唇を開き、おずおずとペニスに向かって赤い舌を覗かせた。
痺れを切らした兄は、眼の下にある黒髪を掴んで、無理やり口元に赤く熟れた先端を押し付けた。
そして開かれた唇の奥に、先走りで濡れたペニスが入り込んでいく。
「ん―――!!っんぐぅ!」
どうしても全ては咥えられず、己の口元から溢れた唾液が、顎を伝って落ちていく。
歯を立てないよう必死に舌を働かせながら、右手も上下にしごく。
それでも足りないのか「この下手糞!もっと顎使えって!」と荒い息遣いで怒鳴なられ、頭を掴まれたまま無理やり奉仕させられる。
流しきったと思った涙が、苦しさで溢れてくる。
669義兄達×幼女ルルーシュ 3:2006/10/26(木) 00:30:01 ID:v46Yl86C
そして他の兄から、空いた手でしごくようにと、強い力で手を竿の部分に持っていかれた。
必死に神経を使いながら、両方のペニスに手を当てて、兄達が早く達してくれる事を願った。
気がつけば、周りに立った兄達が自分を囲んで、奉仕する様子を観察しながら自慰をしている。

そして唐突に股間に手を入れられ、先ほど達して濡れている秘部にまた指を入れられた。
思わず奉仕する事を忘れて「んんうっ!!」と、咥えたまま喘ぐ。
「ここの口も寂しいだろう、何か丁度良いものが無いか・・・おい、クロヴィス」
「は、はいっ」
周りで自慰をしていた最中だったクロヴィスが、兄の声にたどたどしく答えた。
そしてごそごそと何か探る音が聞こえた後に、何かを取り出して兄に渡した。にやりと笑う口元が暗闇に浮かんだ。
「お前の好きなものだぞ、良かったな」
その言葉の意味が解らず、ルルーシュは目線を兄の手元に向ける。そして背筋を凍らせた。

――それはチェスの駒、黒いキングの駒だった。

ペニスから口を離し、なんとか止めさせようと叫ぶ。
「兄様!お願いですっ・・・そんなもの!!」
かぶりを振って、必死に訴えるものの、その手は止まろうとしない。
そして、くちゅりと音をたてたそこに冷たく突き刺さる熱の無い物。
「やっ・・・!ああぁあーーっ!!」
みるみるうちに黒く冷たい物体はルルーシュにめり込み、溢れ出る愛液に塗れながら押し進んでいく。
そして兄の手によって上下左右に中を掻きまわされると、
足の指をぴんと張らして、全身を振るわせる程の快感に飲まれてしまう。
670義兄達×幼女ルルーシュ 4:2006/10/26(木) 00:31:01 ID:v46Yl86C
「おい、こっちの仕事も忘れるな」
先ほどまで奉仕していた兄に、再び頭をつかまれると、泣き叫ぶ喘ぎを押さえながら、またペニスを喉の奥まで咥える。
もう片方の手も、無我夢中で上下に激しくしごく。兄達の快感と喜びに打ち震えた喘ぎが聞こえる。
限界まで飲み込まれたキングの駒は、兄のちょっとした気まぐれで激しく揺らされ、その度にびくりと背を震わせて、声にならない声を上げた。

そしていよいよ限界が近づいたのか、ペニスがこれ以上無い程に大きく膨らみ、兄のひきつった声で「全部飲めよっ・・・!」と命令される。
口元に力を入れ、最後の力を振り絞って、疲れ果てた顎を上下に動かす。
頭を両手でがしりと掴まれ、固定されたまま、熱いペニスの先端から苦味のあるどろりとした液体が凄い勢いで溢れ出てきた。
ルルーシュは目を固く瞑り、嗚咽したくなるのを我慢しながらそれを受け止めた。
しかしどうしても飲み込めなかった分の精液が、ペニスを取り出した唇の端から漏れた。
そしてもう片方の手でしごいていたペニスからも、周りで自分を傍観しながらしごかれていたペニスからも、大量の精液が自分に向かって放たれる。

それは黒髪に、目元に、口元に、胸に、全てが絡み合って伝い落ちてゆく。しばらくぼうっと働かない頭で俯いた。
じんじんと痺れた感覚のする股間に目をやると、まだキングの駒が差し込まれたままだった。
そして誰かの足先によって、いきなりその挿入された部分を蹴られた。
「あぐうっ!!!」
その突然の衝撃によって、痛みのみを感じたはずの身体がぶるりと震えて、更に愛液を溢れさせた。
それを見ていた兄達は、「将来が楽しみだな」と喉を鳴らして笑っていた。

自分達が満足すると、精液まみれになったルルーシュを置いて、兄達は部屋から消えた。
自らの手によって、陰部にめりこんだキングの駒をずるりと取り出すと、ルルーシュは深く息をついて、涙を拭きながら横になった。

自分だけが犠牲になるのなんか怖くない。

『遊ぶのが嫌ならいいぞ?――次の遊び相手は、お前の妹にしようか』
そう言った、兄達の笑みを思い出して、目を閉じた。

大丈夫、守っていける。愛する母と、妹さえいれば幸せだ。
だから、どんなに身は汚されようとも、心は決してあんな奴らに屈しない。
「大丈夫だ――」
ルルーシュはそうぽつりと呟いた。
671義兄達×幼女ルルーシュ 終了:2006/10/26(木) 00:33:46 ID:v46Yl86C
短くてすいません、ここで終了です
672名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 01:35:13 ID:Dpm7arQN
またまた続きktkr
不憫なょぅL゛ょルルーシュテラモエス
673名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 01:52:00 ID:fET7LV33
興奮しますた!!!!ルルーシュ(*´Д`)ハァハァ
ほんと上手いなぁ
674名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 06:56:20 ID:yi8vIZoc
ルルタソ(*´Д`)ハァハァ
凌辱されてもルルタソ、テラカワユス
675名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 12:11:59 ID:wWuvXvEO
>>666
だからわからんっての
自重汁
676名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 14:40:31 ID:4OTP9d8G
>>675
版権パロは禁止じゃないだろ。

分からないなら作品名で検索でもしろ。
677名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 14:45:29 ID:zdKDHUGo
構っちゃイヤン
678666:2006/10/26(木) 21:10:50 ID:v46Yl86C
>>675
いくら過疎スレだからといって、投下しすぎてスレを独占するような形になってしまうのは避けたいので
やはりここは一旦自重するべきですね・・・
スレの雰囲気を悪化させてしまった事を後悔しています。失礼しました。
679名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 21:22:39 ID:7HvKPtZD
俺も正直元ネタ全く知らんからいまいち面白くないが、別に自粛する必要はないっしょ。
知ってる人には楽しめるわけだし、知らん人もいちいち文句付けずにスルーすればいいだけの話。
680名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 21:26:14 ID:yi8vIZoc
>>678
>>675はただのガキだ
気にすんな
681名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 01:58:52 ID:rYVtlAJT
悪いが俺は675の気持ちはとてもよくわかる
ただしそういうレスするんじゃなくNG指定ですっきりしようぜ
俺によしお前によしみんなによし
682名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 02:07:51 ID:NY9bpTwx
俺は読みたいので続けてほしい
それだけだ
683名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 17:53:53 ID:SnOLnlVK
”コードギアス 反逆のルルーシュ”をよく知らない人へ
「あのエウレカセブンみたいな主題歌で宣伝してるやつ」
※FLOWのdays

俺もよく知らない。
でも>>678頑張れ。超頑張れ。
684名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 22:21:13 ID:C7814qld
つかどうでもいい。アニメ見ないし。ここは作品とか関係なくオリも版権も投下されてるだろ。
しらないアニメだからオリだと思って楽しんでいる。>>678は負けないで投下して欲しい。
ちょっと反論あるとすぐ投下を控えてしまうネ申が多くて本当にカナスィ
685名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 04:36:30 ID:PXyRebtw
でも知らない版権モノパロディをオリジナルとして読むにはハードル高いよな
大抵の場合、人物や固有名詞や設定の説明なしに突入するから???が並んでしまう
慣れてる作者は版権モノ書くにしても、初見の人間にもある程度必要最小限の設定が分かるように書いてくれるけど
686名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 08:49:17 ID:RP61cBMb
二次創作モノで元ネタが判らないなら
・放送を見る ・番組サイトを見る ・華麗にスルーする

上記のどれかを行使すれば無問題。
楽しむための努力を怠ってはダーメダーメ
687名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 11:02:10 ID:+JFCT/CH
コードギアス 反逆のルルーシュ、でググってみた。
ルルーシュってこいつか! 可愛いじゃねーか。
……駄目だもう>>678のエロ神SSのせいでこいつの事女としてしか見られない!
男装少女可愛い!! 禿萌だ!(´Д`*)ハァハァハァ

TSスレで恐ろしいのは、元ネタ知らんでうっかりSSに萌えてしまうと
元ネタ改めて見たときにも同じ感情引きずっちゃうとこだなw
公式HP見ながら「血迷うな自分、こいつは男!」と言い聞かせてみた。
688名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 11:04:31 ID:5GthPhlR
定期age
ご利用はご計画的に

>>666
GJ!!
どんどん投稿してください!!
689名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 11:06:22 ID:5GthPhlR
>>1をちゃんと読んでからレス付けてくれ
知らないネタなら反応しなければいいだろ
690名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 19:01:27 ID:F1IWPLhC
ぐぐったら逆に駄目だったorz
男にしか見えねえ・・・
ぐぐらんほうがいいのかもな・・・
691名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 23:13:26 ID:IbjGAm27
所で、「ひゃあん」とか「きゃうんん」といった喘ぎ声がはやってるみたいだけど
TSものでこれは萎えないか?
つかパロでも萎えるんだけどw
経験多くはないけどこんな女にリアルで会ったこと無い…
692名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 23:50:17 ID:2o1MVKkM
萎えるかどうかと言われると正直わからない。
この場合、TSっ子はすべからく処女&女性の感覚に慣れていないので
そういう反応をするものだと思っていた。(手前も経験は無いが)
いるんじゃないの?という推測しか出来ない
693名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 00:49:54 ID:6gfBgT2h
男の脳と女の脳ってまったく違うからな
寄生獣みたく、「生殖器のあたりの構造が男とまったく違って上手く操れん!」
とかお漏らししたりするんだろうか
694名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 01:10:11 ID:8ZWt+Lah
あーあれはリアルだったw>寄生獣

>>692いや、そう言う意味じゃなくて、その喘ぎ声?ビックリ声に萌えられるのかって話になるなー
すれ違いゴメソ。
処女であっても「ひゃああんん」とか…_| ̄|○ま…これは趣味の域か…
最近すごく多いからこの喘ぎ声系好きな人多いんだろうなぁ
695名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 01:36:08 ID:t2NdTju8
現実のような迫力のボイスは二次元ではどうかと思うんだ。
696名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:09:50 ID:ofJiR6sg
喘ぎ声の表記だのなんだのはアレだ
二次元なんだからどうでもいいんだ

それはともあれルルーシュの人や
アニーの人の続きが読みたい
697名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 11:20:46 ID:wpDX+ABT
しつこいぞ屑
698名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 17:40:51 ID:Qcnw6e+M
定期age
ご利用はご計画的に
699名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 01:13:36 ID:pBa/dH0n
投下する前に注意書きです。

FE聖魔の光石のヨシュア×エフラムです。
エンディング後の設定でエフラムはジャハナに嫁ぐという設定です。
エフラムは元から女で性別を偽っていたという設定です。
ヨシュアは旅の途中でエフラムの正体を知ったという設定です。
フォルデ×エイリークのカップリングも少しだけあります。
700名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 01:15:28 ID:pBa/dH0n

ジャハナ王国の寝室のベットにルネス王国第一王女エフラムはその身を押し倒されていた。
目の前には戦いを友にした仲間であり夫となったジャハナ王子ヨシュアの顔があった。

「まさかあんたが俺の所に来てくれるなんて思ってなかったぜ?」
「俺も人間だからな…好きな相手に望まれて嬉しくないはずがないだろ?」
「エイリーク王女に感謝しないとな?」
ルネスの跡取りであるエフラムが他国の王子であるヨシュアに嫁ぐ事が出来たのは、彼女の妹のエイリークが家臣であるフォルデと結婚してルネスの女王の座を継いでくれたからだ。
そうでもしなければエフラムはルネスの女王として他国のヨシュアの元にはいかなかっただろう。自分の幸せを思ってそうしてくれたエイリークにエフラムは感謝してもしきれなかった。
そう呟き合いながらもヨシュアは彼女の唇に口付けて衣服をゆっくりと脱がしていく。

衣服を脱がし終えるとヨシュアはエフラムの身体に視線を向けた。
この身体で男装をしていたなど信じられないぐらいに美しい身体つきをエフラムはしていた。

「あ、あまり見ないでくれ…恥かしいんだ。」
「…恥かしい事などない綺麗な身体だ。」
恥かしそうに視線を逸らしているエフラムの頬に軽く口付けるとふっくらと膨らんでいる乳房に手を添えて胸を優しく揉む。
「あっん…」
乳房からの刺激に彼女の口から小さい声が漏れた。
その声を聞いてヨシュアは気を良くしたのか、指で胸の先端をこりこりと動かす。
乳首にちくりと痛みと快楽が走りエフラムは先ほどよりも甘い声を漏らした。
「あんたの此処は、こんなにして俺を誘っているのか?」
「んっ…そんな事…あっんん…ん!」
ヨシュアはエフラムの耳元でそう囁くと秘部へと指を這いずらせた。
指が動く度に聞こえるクチュクチュという音にエフラムは頬を赤く染めた。
「なあ…そろそろ限界なんだが?」
エフラムはヨシュアの言葉の意味を理解するとヨシュアの首に両手を回した。
首に手が回されたのを見るとヨシュアは自身を彼女の秘部に宛がいズブズブと押入れていく。
「あっああ…あっんん…!!」
奥へと進む度に身体に走る快楽に耐えるかのようにエフラムは力を入れるとぎゅっとヨシュアに抱きついた。
奥まで突き上げるとヨシュアは間をおかず腰を振るい始めた。
「はぁあんん…んぁああ!!」
エフラムも快楽を求めて腰を動かし始める。
「エフラム…愛している!」
「俺も…愛してるッ!」
その言葉と同時に限界が来てヨシュアはエフラムの中に欲望を吐き出した。
そしてヨシュアが欲望を吐き出したのと同時にガクガクと身体を揺らしながらエフラムも果てた。


「あんたは今日から俺の妻だ。ルネス王国第一王女…いや、ジャハナ王国女王エフラムだったな。」
「あんたも今日から俺の夫だ…ジャハナ王国のヨシュア王。」

これで終りです。
キャラの口調や性格が変になって申し訳あまりせん。
701名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 08:54:19 ID:G0NNqYPD
乙!

でもなんか…ごめん軽くウホッもに見える…
あれだ、TSは文章だけだから僕っ娘、俺っ娘が難しいんだな。
702名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 13:36:06 ID:e7xNoZHE
しかしまあそれは仕方ないんじゃないか?
女化した元男がいきなり「私」とか言い出しても違和感があると思うし。

何はともあれGJ!!
703名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 21:00:17 ID:vhlOrAFs
ちゃんと描写してくれているからウホには見えなかった。
僕っこ俺っこ大好物。ゴチでした!!!
特に俺っこがこらえきれず女の子みたいに喘ぐのが(*´Д`)ハァハァ
704Mirai∞Ryu:2006/11/01(水) 22:21:40 ID:kbhJA8b3
「ウルトラマンメビウス」の二次モノです。
本スレには投稿しにくい雰囲気なので、こちらに寄せさせていただきます。
メビウスはもともと女の子という設定です
今後この設定をベースに何本か考えています。
今回は入門編って感じなので、長いばっかりで全くエロくないです、すみません。

ご興味ない方や不快に思われる方、長くてウザいと思われる方は、
「Mirai∞Ryu」をNG登録の上、スルーして頂きます様お願いします。
705Mirai∞Ryu:2006/11/01(水) 22:22:43 ID:kbhJA8b3
【scene1:ある日の教官室】

「メビウス、地球への次期赴任候補にキミを推薦しようと思う」
「えぇっ、本当ですか、タロウ教官!」
「…ただ、キミが訓練生の中でいくら最も優秀であっても、
 大隊長は『女子』を従来通りのやり方で派遣する事に、懸念を感じている。
 体力的な問題はもちろんだが、女と言う事で人々の無駄な好奇の目に曝されたり、
 凶悪な宇宙人に付け入られたり…つまり、だ。
 過去の前例に倣い、 『男のウルトラ戦士』として地球上でも男性の姿を借り、
 通常の生活や敵との戦いに於て、ウルトラ一族だという事はもちろんの事、
 決して『女』である事を悟られる事なく任務を全うする事が出来るなら、
 地球への派遣を許可しても良い…と」
「わかっています教官!僕、地球担当に志願した時からそのつもりでした!」
「そうだなメビウス…キミは普段から自分の事を『僕』って言ってる位だから、
 大丈夫かもしれないな。体付きも少年そのものだし」
「タロウ教官!(どうせ、僕は胸小さいですよ…)」
「いや、変な意味じゃない、むしろ好都合だと言う事だ。
 …問題なのは、ウルトラ一族が性差を超えて別星人の姿態を模した時の弊害だ。
 いくら体の隅々まで完璧に再現出来たとしても、”ある感情”を持つ事によって、
 バランスが崩れてしまう可能性がある・・・」
「…どういう…事です?」

【scene2:森林コース】
「おい、何ぼーっとしてやがる!置いてっちまうぞ!」
ハッ、とミライは我に帰り、小走りにリュウを追う。
最近は怪獣出現の報告がしばらく途絶え、GUYSは出動待機状態の続く日々である。

「こんな時こそ体を鍛えるチャンスだ。ミライ!暇ならちょっと付き合え!」
リュウにロードワークに誘われた時、妙に胸が高鳴った。
二人きりでトレーニング出来る。その事が嬉しくて、幸せな気分に包まれていた。
同時に胸の奥に、今まで感じた事のない鋭い痛みを一瞬感じたが、
別段気にも止めなかった。いや、少し前からその痛みには覚えがあったのだが、
光の国でも恋愛経験のなかったミライ=メビウスには、それが教官の言う所の
「禁忌」である事に気付いていなかった。

リュウとの距離がどんどん開く。以前にも一緒に走った、傾斜のきついコース。
その時は彼よりずっと速いペースで走りきれた筈なのに、今日は体が付いていかない。
胸が、重く、しくしくと痛む。  (何でだろ…僕…おかしいな・・・)

706Mirai∞Ryu:2006/11/01(水) 22:24:02 ID:kbhJA8b3
『…異性に恋愛感情を持った場合、肉体と精神のバランスが取れなくなると、
 擬態した体の一部が、一時的に本来の性に戻ってしまうとの報告がある。
 性差復元の際に、かなりのエネルギーを消耗し免疫力も低下する…』

どうして今日に限って、教官の言葉ばかり思い出しちゃうんだろう。
さっきからぐるぐると、ミライの頭をループしている教官の声。
胸の動悸は激しさを増し、目が霞んできた。体が火の様に熱いのに、震えが止まらない。
リュウの姿がどんどん遠くなる。
そして、目の前の林が、ぐるんと一回転した後、暗闇に包まれた。

【scene3:変化】

・・・前回はこの辺りであいつに抜かれて、その後もぶっちぎられたな…
そんな事を思い出し、リュウがスピードを上げようとした時、後方で何かが崩れ落ちる音がした。
ミライが倒れている。眉間をひそめ、荒い息を吐き、体を震わせている…
(何だ何だ!?こないだは涼しい顔して追い抜いていきやがった所だぞ…)

慌てて駆け寄り、抱き起こして額に手を当てる。すごい熱だ。
(バッキャロー、調子が悪いなら悪いって最初から言いやがれ!)
とにかく、休ませなければ。腕を肩に回し何とかミライを立たせると、
すぐ先に見えている無人休憩所へ向かった。
リュウに支えられ、朦朧と引きずられるように何とか歩を進めるミライの頭に、
より厳しい教官の声が響く。

『…つまり、異性に擬態した状態での恋愛感情は、
 非常時に於いては死をも招きかねない危険なものだ。
 メビウス、君が本当に地球を守りたいと思うなら、
 絶対に恋は許されない ・・・』
(誰かと一緒にいるのが楽しい、ていうのは・・・恋愛感情じゃないですよね?)
苦しい夢の中で、メビウスはタロウに問い掛けるが、声は届かないようだ。
707Mirai∞Ryu:2006/11/01(水) 22:25:20 ID:kbhJA8b3
「おいミライ、大丈夫か」
休憩所のベンチにミライの体を横たえ、リュウは呼び掛けてみる。
ミライは答えない。目を堅く瞑り、額に滝のような汗を吹き、
相変わらず苦しげな息を吐き続けている。
(やべぇな…この汗じゃ、体冷えちまうな)
自分のデイパックからタオルと替えのシャツを取り出し、冷たい汗に濡れた
ミライの上着に手をかける。まずは体の汗を拭き取ってやらないと。
上着の裾を少しめくり、タオルと共に右手を胸元へと差し入れる。
(…ん?)
違和感があった。少なくとも、男の胸板に触れた時には決して感じる筈のない感触が、
リュウの手のひらから鼓動をもって伝わってくる。
(何なんだ?この手触りは……)

慌ててシャツをたくしあげる。(……これは……)
微かだが、やわらかになだらかに盛り上がった、二つのふくらみが
衝撃を持ってリュウの目に飛込んで来た。
まるで第二次性長を迎えた頃の少女のような青い果実が、震えながら波打っている。
かつて性に目覚めた頃、悪友らとこっそり更衣室の窓から盗み見た
女子中学生の裸身を思い出し、リュウの心臓は早鐘を打ち始めた。
(ちょっと待て…こいつ、…まさか!?)

確かめたかった。好奇心もあった。少し恐ろしくもあった。
だが、男の本能が勝手に次の行動を起こしてしまった。
おずおずと、ジャージのパンツに手を伸ばし、震える手をゆっくりと、あてがう。
 ・ ・ ・ な ・ ・ い ・ ・ ・ ! 
(こいつ…こいつ、女・・・?マジかよ!)
その瞬間、ミライが苦しげな声をあげた。 (・・・目を覚ました!?)
心臓が脳天を突き破るかと思う程吃驚し、リュウは慌てて手を引っ込めた。
708Mirai∞Ryu:2006/11/01(水) 22:26:37 ID:kbhJA8b3
「ミライ…起きたのか?」
(いや、お前があんまり苦しそうだったから、服緩めてやろうと思って…)
下手な言い訳をあれこれめぐらせながら、リュウは思い切って声をかけた。
返事はない。いまだ原因不明の高熱にうなされながら、
言葉にならない言葉を漏らし続けているだけだ。

(良かった…いや良くはねえけど)
一瞬安心してしまった自分が情けない。
(何だっていい、まずはこの汗なんとかしてやんねーと…)
大きくかぶりを振って己の頬をはたき、リュウは震え続けるミライの上体を
静かに起こし、背後に回りこむと、上着を一気に脱がした。
真っ正面から向き合うのは、やっぱり何か気が引けてしまう。
改めてタオルを手にすると、首筋や背中は至って平静に、胸から腹にかけては
一所懸命違う事に意識を飛ばしながら、丹念に汗を拭き取る。
しかしどうしても、何度か小さく柔らかな丘に触れてしまい、
雑念が呼び起こされてしまう。
まだ、成熟するには時間と経験がたっぷり必要な、少女のような胸…
不覚にも自分の体の中心に熱いものが疼き始め、リュウは愕然とする。
(バカか俺は!何でこいつ相手に…あー、ワケわかんねえ!)

無理矢理、替えのシャツをミライにかぶせると、自らも上着を脱ぎ、
背中から震える体をしっかり抱きしめた。
(寒そうだからあっためてやるだけだ、やましい事なんかじゃねえっつーの!)
さっきから言い訳じみた事ばかり考えてしまうのはなぜだろう。 

やがてリュウの体温で暖められたせいか、ミライの震えが落ち着いてきた。
 
 こいつが目を覚ましたら、何て言ってやろうか。
 「今まで何で黙ってやがった!」って怒鳴ってやろうか…
 (いやいや、病み上がりの相手に怒鳴るのは大人げないか…)
 それじゃ、「お前…女だったのか?」って、
 優しく聞いた方がいいのか…(何かガラじゃねえな…)
 「何で知ってるんですか!?見たんですか!?」って、逆に
 セクハラだなんだと騒がれちまうなんて事ねえだろな…
 (こいつが黙ってたのが悪いんだろが…)

あれやこれや逡巡しているうちに、疲労感とミライの温もりのせいで、
リュウもいつの間にかうとうとと眠りに落ちてしまった。
709名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 22:34:35 ID:612+D67S
gj!待っていました。
ラブエロ期待。
710Mirai∞Ryu:2006/11/01(水) 22:37:08 ID:kbhJA8b3
【scene4:数時間後】

「…はい、僕はもう大丈夫です。だけどちょっとリュウさんが疲れてるみたいなんで、
もう少し休んでから戻ります、明日はいつも通り…」

…あれ?ミライ、もう起きてんのか…?あんなに苦しそうだったのに?
「あ、リュウさん起こしちゃいましたね、すみません…本部にシフト確認してました」

…何なんだこいつ?ほんの何時間か眠っただけで、もうそんなにピンピンしやがって。
しかも何ナチュラルに業務連絡してんだよ…
「…おい、ミライ」 
「はい?」
「何か…俺に…言う事ないか?」 とりあえず、遠回しに本題を切り出す。
一瞬、しまった…という顔をするミライ。さあ、話してみろ。

「…すみません!何か急にすごく気分悪くなっちゃって…
あ、でももう全然平気です、僕、回復力すごいですから」
いや、そーじゃなくて。
「…あ、ここまで運んでくれたんですよね?重くなかったですか?」
いや、そんな事どーでもよくて。
「あのな、ミライ…」
「…まだ、何かあります?…あ!僕、一番肝心な事言ってなかったですね」
そうそう、さあ聞かせてもらおうか。
「・・・明日からセキュリティ番号変わるから、暗証番号間違えないように。
先月もリュウさん番号忘れて大変でしたよね…てワケで、以上です!
…え?リュウさん、どうしたんです?他に…何か?」

(…完全にいつもの不思議ちゃん全開モードに戻ってやがる…)

問いただす気が完全に失せた。
ここにいるのはいつものミライだ。
思えば、見たのも触れたのもほんの一瞬だ。確信は・・・持てない。
俺もこいつに負けたくなくて飛ばしすぎて疲れてたし、
いきなりぶっ倒れたこいつに慌ててたから、
ヘンな妄想しちまっただけだ。そうだ、そうに違いない。断じてそうだ。だけど・・・
(いつか、確かめてやる・・・。)
手のひらの微かな感触を思い出し、リュウは思った。

一方ミライは。
帰宅後、着替えようとした際にやっと己の体の変化に気付き、
一人あたふたと焦っていた。
(え、これって、もしかして教官が言ってた・・・僕、恋、しちゃったんだ・・・)

いつの間にかリュウのシャツを身に着けていたことに気付くのは
もう少し後の話・・・。
             
            Mirai∞Ryu 〜beginning〜

終わりです。お詫びにどじっ子メビを特板に落としますので許してください(汗)
711名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 23:02:55 ID:pATtNU1/
>>Mirai∞Ryu
GJ! 感想はどっちがいいのかな〜
とりあえず僕っ子メビたんは違和感ないな(*´Д`)ハァハァ
712名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 23:11:32 ID:vhlOrAFs
キテタキテター!
どうせ胸小さいですよに プッ
揉み倒されてしまえ!
713名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 21:39:04 ID:E/h6ctGI
定期age
ご利用はご計画的に

>>699
>>704
GJ!!
714名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 18:28:24 ID:yMoFYprB
巨乳になりそうなウルトラマンは?
715名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 19:36:34 ID:clEWWZKI
ゼノン 中の人外人だし
716名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 21:07:17 ID:8D+0YIuP
新たなジャンルだったwおもしろく読ませてもらいました。次回に大展開を期待します。
所で特板ってどこ?
717名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 01:03:55 ID:VarzVoE3
>>714
外人ならパワードやグレート
日本ならタロウかな
718コードギアス 男×ルルーシュ3 :2006/11/05(日) 21:21:12 ID:SBkYG2Rf
コソーリ>>648の続き投下します

以前、ジャンルを知らないと言われていた方は、
お手数ですがID、または「コードギアス」をNG登録していただける様、お願いします。

注意書きは>>614に加え
・男の視点で書いているため、モノローグが無駄に長いですがご了承ください。

以上です
719コードギアス 男×ルルーシュ3 1:2006/11/05(日) 21:21:59 ID:SBkYG2Rf

「雨?」
ルルーシュはこくりと頷いた。
「安直で、単純で、何の理論性も無いけど」
他にどうすればいいのか解らないしな、とルルーシュはため息をついてソファに座った。
俺はネクタイを外しながら、ふーん、と適当に相槌を打った。

前に一度二人で、雨の降っていない日に、俺がルルーシュを発見した場所に行った事があった。
その時となるべく近い状態にして向かったのだが、結局、周りの風景が変わる事も、ルルーシュが消える事もなかった。
彼女は「やっぱり駄目か・・・」と落ち込んだが、俺はその隣で密かに安堵していた。そしてそんな自分自身に驚いていた。

――そんなに、帰りたいのか。
振り返って、そう聞こうとしたが、口を閉じた。
深く考えこむように、軽く伏せられた瞼。長い睫。それらを見て、そんな言葉は愚問すぎると思ったのだ。
解りきった事を聞いても仕方が無い。帰りたくないはずが無い。
それでも、俺は。

ルルーシュは、はっとしたようにテレビのリモコンを手に取った。おそらく天気予報を見ようとしているのだろう。
俺は彼女に近づくと、素早い動きでリモコンを奪い取り、電源をいれたばかりのテレビ画面を消した。
不可思議に俺を見上げる顔と目が合った。
「・・・・・・――なに、」
「ルルーシュ」
続けようとする言葉を遮り、無理やり顔を上げさせ、呆然とする彼女に口付けた。
ルルーシュは、しばらくすると諦めたように目を閉じ、俺の服の裾を握り締めてきた。
720コードギアス 男×ルルーシュ3 2:2006/11/05(日) 21:22:50 ID:SBkYG2Rf
気だるくソファに沈んだ身体の隅々を舌先で舐めて刺激する。
ざらついた感触を与える度に、彼女は喘ぎに近いため息をついた。
舌を離し、冷えた空気のせいで悴んだ右手の指先を使って、ふくれた乳房の上を静かに這う。
そして中央にある硬くしこった乳首に中指の先を押し付けた。
「ん・・・・・・」
小さく肩を震わせ、鼻先で息を漏らした。
今度は両手で強く双方の胸を揉みしだくと、「・・・痛いっ」と苦痛の意を表してきた。
もちろんその言葉で止める訳も無く、わざと痛みを与えるために指を深く埋めて、より強く掴み、荒々しく愛撫する。
「い、あぁっあ・・・!」
本当は、痛いくらいの愛撫をされた方が感じているし、善がるくせに。
俺は心の中で、呆れとも嘲りともつかない言葉を呟いた。
左手を胸から離し、それと入れ替わりに舌を近づけて、ぺろりと一舐めする。
唾液に濡れたせいで空気に冷やされ、乳首は益々硬くなった。
左手は徐々に下半身をなぞりながら、まだ穿いたままの下着に滑り込む。
下着の中で、陰部は薄く濡れていた。
指の腹で割れ目をなぞり中心で左右に開くと、くちゅ、という水音が響いた。
「もう、濡れてる」
「――――っ・・・」
俺がそう言うと、ルルーシュは目を見開いて、頬を赤に染めた。
721コードギアス 男×ルルーシュ3 3:2006/11/05(日) 21:23:44 ID:SBkYG2Rf
それでも抵抗する様子は無く、ただ悔しそうに、腰の横に放り出された両手を強く握り締めていた。
そうして己を戒めるかのように、唇をかたく結び、
どうして欲しいのか・どうされたいのかという類の言葉を自ら進んで口にする事は決して、無い。
数回身体を重ねたけれど、この態度は相変わらずだな、と俺は思った。
プライドを捨てて、欲しいままに望めばいくらでも与えるのに、頑固な彼女はそういった理性を投げ捨てる行為に落ちない。
しかし、そんな相手の様子を見て、素直に求められるよりも興奮している自分がどうこう言えたものでは無いだろう。
俺は自嘲気味に笑い、差し込んでいた手でルルーシュの下着に手をかけた。
そして膝下までずり下ろし、右足のみを完全に抜き取ってから、膝裏に手をかけて両足を開かせる。

ふと顔を見ると、既に口だけではなく両瞼もきつく閉じていた。
これから行われる情事に怯えているのか(もしくは少なからず興奮しているのか)ふるふると肩を僅かに震わせている。
こうしていると、いつもは威勢の良い彼女も、『女』という受け身の人間でしかないという事を再認識させられる。
わざと時間をかけて、公に晒された秘部を見つめる。視線を感じて疼いたのか、襞が誘うようにひくついていた。
早く触れて楽にして欲しいだろう。しかし安易に手は出さない。

じわりじわりと高潮する性の劣情に飲まれる彼女を見ていたいから?
己の痴態を見せつけて、涙に濡れるまで促し続け、最後には縋りつかせたいから?
もしそれらが正解ならば

――ずいぶん悪趣味だったんだな、俺は
722コードギアス 男×ルルーシュ3 4:2006/11/05(日) 21:24:38 ID:SBkYG2Rf
爪先をクリトリスに合わせて引っかくと、ルルーシュは一度大きく身体を反らせた。
そして指先を中心に乗せて強く押し付けたまま、上下に擦り上げる。
「ひああぁ・・・!や、あっ」
体中に電流が走るように、小刻みに肌を震わせて喘いでいる。
指先が触れた部分が熱くなって、早く此処に欲しいとねだっているかのようだ。
本人の意思とは無関係に、身体は素直な欲を惜しげもなく見せて。
その背徳的な光景を前にして、俺は思わず喉を鳴らした。
指を離すと、愛液が糸を引いた。
湿った指先を見せ付けるように、ルルーシュの顔の前に持っていくと、意外にも鋭い目で睨みつけてきた。
それでもその表情は、快感に飲まれまいと必死に歯をかみ締めて抗うものだった。
瞳はすっかり熱に浮かされて、紫の色を潤ませている。

俺は濡れた指先を彼女の胸元に運び、硬くなった乳首に塗りつけた。
ルルーシュは「やめろ・・・っ」と身を捩ったが、愛液で濡れて照かったそこを見ると、俺は更に興奮した。
勃ち上がったペニスの先端をぐっと押し付けると、ルルーシュは顔を横に背けて再度目を瞑った。
そしていちいち確かめるように、ゆっくり、少しずつ、男根を埋めていく。
ズッ!っという重みのある音がする度に、ルルーシュは「んああっ!は、ぁ・・・!」と大きく息をつきながら喘いだ。
濡れた唇が不規則に呼吸を繰り返している。
根元まで完全に入れた後も、俺は更に奥へ奥へと突き上げるように腰を押し付けた。
723コードギアス 男×ルルーシュ3 5:2006/11/05(日) 21:25:38 ID:SBkYG2Rf

「あぁ・・・ん!くぅ・・・っ」
ぎりぎりと彼女を追い詰めるように、方向を変えながら膣内を荒々しくかき乱す。
俺は自身の下で喘ぐルルーシュに
「やっぱ・・・お前の中ってよく締まる、な」と余裕ぶった声で言った。
ルルーシュはかっとした顔で「うるさいっ・・・!」と俺の肩に手を当てて、僅かな力で押し返そうとしてきた。
その手を掴み、更に力を込めて握ると、苦痛に顔を歪ませた。
そして彼女の耳元で、俺は故意に、だいぶ酷い言葉を並べ立てた。

――嫌そうな振りしてても、ちょっと弄ればすぐ濡れるくせに、
その上搾り出すみたいに締め付けてまだ足りないのか?淫乱なんだよ、意識してないだけで本当は欲しがってる。
人の事を言える立場じゃないだろ、お前だって変態だ。

自分でも驚く程すらすらと流れる嘲りの言葉。相手を陥れたいだけで、本心では無いのか。否か。
ルルーシュは俺の言った言葉にひどく打ちひしがれて、しばらく目を見開いたまま俺の顔を見ていたが
俺がまた腰を動かして、埋めきっていたペニスを途中まで引きずり出すと、
突然「や、だ・・・!もう、離せっ!!」と泣きの入った声で抵抗してきた。
724コードギアス 男×ルルーシュ3 6:2006/11/05(日) 21:26:42 ID:SBkYG2Rf
しかしそんな言葉は当然のように無視して、彼女の腰に手をまわし、
食い漁る獣のように無我夢中でピストンを繰り返した。
肉と肉がぶつかり合う音が聞こえ、身体の節々が微かに痛むほどの衝撃に目の前が少し眩んだ。
悲鳴にも似た喘ぎの声。その喘ぎの最中に、
何度も「離せ」だの「嫌い」だのと俺を突き放す言葉を口にしている。
そしてその台詞を言われる度に俺も、お返しとばかりに「でも気持ちいいんだろ?こうされてると」と自分を棚に上げて言った。
ぐちゅぐちゅと性器が繋がれ、そして引き離される、厭らしい音が断続的に聞こえる。
「いやああっ!!も、苦し・・・!離せ・・・っばか!!」
俺は「しつこいな・・・っ」と半ば呆れながら、ルルーシュの後ろ髪を引っ張り、
嫌がって叫ぶ口に押し付けるように唇を重ねた。
それでもまだ逃げようと僅かに首を振って唇を離したが、悪あがきだ、とすぐにまた塞いだ。

「んんうー!ん、んぐぅ!!」
腰が強い力で押し付けられると、くぐもった声で涙ながらに喘いでいる。
そんなに変態扱いされて嫌だったのか?俺は目を細めた。
唇を開放すると、はあはあと眉を顰めて必死に呼吸をしている。
そんな中でもお構いなく、俺は欲に突き動かされるままに腰を振った。
彼女の腰から手を離し、代わりに両手首を掴んで、こちら側に強く引く。
725コードギアス 男×ルルーシュ3 7:2006/11/05(日) 21:27:24 ID:SBkYG2Rf
「貪る」という表現がぴったりな、俺のペニスが出し入れされる衝撃に、
ルルーシュの投げ出された上半身ががくがくと揺れている。
「ぃ、う・・・っ!!あぁ、あ、あっあ・・・!!」
流され続けた涙が、汗と共にソファに伝い落ちている。
もう快感に絆され、抵抗する気力を失ったルルーシュの表情は、
男の身勝手な欲情に振り回されるだけの人形とでも言うように力無く、ただ喘いでいた。
「あああぁっ、も、いや・・・もうっ!」
切なげに上げた声に、限界が近い事を知った。そしてまた、俺も同じように果てる寸前だ。
更に強い力で、彼女の両腕を引っ張り、頭が真っ白になるほど激しく揺さぶる。
「やだあっ!!や、ああぁ!っあぁああっーー!!」
「ううっ!!あっ・・・!」
絶頂を感じ、ルルーシュがイった瞬間、締め付けられた俺もほぼ同時に膣内に精を解き放った。

726コードギアス 男×ルルーシュ3 8:2006/11/05(日) 21:28:12 ID:SBkYG2Rf


「雨、ねえ・・・・・・」
俺はソファに横たわって、そのまま寝てしまったルルーシュに毛布をかけてやり、
先ほど彼女から奪ったリモコンで、テレビの電源を入れた。
冷蔵庫から取り出したビールを片手で口に運び、天気予報を流している局を探す。
そして
「お、」
『明日から一週間は、ご覧のような良い天気が続き・・・』
画面には、週刊天気予報が映し出され、晴れを意味するマークがずらりと並んでいた。
俺は缶ビールから口を離し、黙って画面を見つめた。


横目で、寝息を立てるルルーシュを見ながら、心の中で謝罪した。
大切にしてやりたいとも思うけれど、どうせいつ居なくなってしまうのか解らないから、
身体だけでも手に入れておきたいっていう、最低な考え方しかできないんだ。
そんな情けない男に拾われたのが、運の尽きだと思ってくれ。

――今更好き勝手やっておいて、
「・・・・・・帰って欲しくない、なんて、言える権利もねーしなぁ」

俺はがりがりと自分の後頭部を掻いてから、ビールを一気に飲み干した。
727コードギアス 男×ルルーシュ3 終わり:2006/11/05(日) 21:28:50 ID:SBkYG2Rf
以上です
失礼しました。
728名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 21:42:18 ID:R4LixQ+l
おっ、ルルーシュキテター!!(・∀・)

どうしようもなさに磨きがかかってきた男と
エロさに磨きがかかってきたルルタンに萌えたよw
729名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 21:43:54 ID:LqjRdYGO
ルルーシュきてる!
待ってたよ!!
730名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 00:36:05 ID:vvU260jn
容量max間近。
731名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 06:15:02 ID:o8njdNnH
コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage1
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160579639/

こっちに投下してくれ
732名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 08:55:47 ID:nI11bE2F
そっちだと絶対荒れる。
楽しみにさしてる人の方が多いんだからこっちでイイよ。
というわけでGJ!
733名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 10:11:47 ID:SLUaPUgv
切ないしエロいし…GJ!
734名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 10:43:46 ID:9DMzI8TU
なんかルルーシュである必要性のない話になってきたな
735名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 11:42:22 ID:Ftgsx9VX
>>727
いい加減しつこい
(・∀・)カエレ!
736名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 15:51:56 ID:7AixK4op
>>735
お前が帰れよ
737名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 17:49:10 ID:JtvwsMVq
>>718
GJ!!
738名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 18:13:30 ID:imdJQ+rN
GJ!
しかしルルーシュの人以外投下し辛い雰囲気だと思うのは濡れだけ?
他の方どんどん投稿ヨロ-
739名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 20:48:27 ID:g1EOOwuU
>>738
そんな雰囲気など俺には微塵も感じないが
DQ2の続きはこの間からずっと正座して待っている。
740名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 21:55:54 ID:saQwcJbA
俺も俺も
ローレシアの王子は細かく考えないからこそいい。
サマルトリアの王子みたいに気を回しすぎて想像力たくましい子がTSっ子になるのもそれはそれでもえるが。
741名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 23:22:33 ID:WDd9DPTC
馬鹿、何言ってんだ
ルルーシュの人もDQの人もウルトラマンの人も
SWの人も、オリジの人もみんなまとめて待ってるんだよ

職人氏達GJ!!
742名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 23:33:16 ID:IdcqgTv6
俺はもう長いことアニーの続きを待っている。
743名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:14:28 ID:B/tXFYgm
>>727 GJ!!ルルーシュ(´Д`;)ハアハア
744名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 14:47:25 ID:J/9Wzep8
最近たった女体化スレがもう落ちてたw

早いな。なんで?
745名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 17:21:48 ID:9V37Yj4g
定期age
ご利用はご計画的に



>>744
定期ageしてないから
746名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 20:59:40 ID:J/9Wzep8
女体化スレが立つと重複とか言われるからな
747名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 21:28:31 ID:/td2UgAl
定期age
ご利用はご計画的に
748名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 21:36:18 ID:fbpWeveo
.hack//G.Uの主人公の女体化を書いていただきませんか?
749名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 01:40:26 ID:hgqK0iSc
>>748
書きたいのはやまやまだが、絵描きだから書けませんorz
750名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 03:06:59 ID:aJ6ZjgNW
YOU 描いちゃいなYO
751名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 12:24:44 ID:0krlINH7
描いた場合はうpロダ?
アダルトおkでそこそこ使いやすいのってどこかな
752名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 12:58:07 ID:A0aF6ury
>>704
新たな道が開けました。続きお待ちしてます。
753女体化マーカー3P:2006/11/16(木) 00:01:58 ID:wdqeODGn
PAPUWAの特選部隊でスポーツジムをやっているという、パラレルものです。
マーカーが女設定です。パラレルものなので、一部、国籍、名前が弄られています。
マーカー、リキッド、ロッドでの3Pで、本スレに投下したものの続きに当たります。
ハーレムがバイセクシャル設定で、基本がギャグですが、不快に思われる方は、スルーしてください。↓
754女体化マーカー3P:2006/11/16(木) 00:03:28 ID:wdqeODGn
俺の名前は木戸律(きど りつ)。22歳。職業は外資系スポーツジムのインストラクター。とは名ばかりの、中年イギリス人の性欲処理係及び雑用係。

―――どこで道を踏み誤ったのでしょうか。父さん、今日も空が青いです。

絶倫バイセクシャル獅子舞ハーレム(俺の上司)と謎の美女マドカ(同僚)にめちゃくちゃに犯されてからというもの、唯でさえ劣悪だった俺の毎日は、より苛酷なものになった。
獅子舞こと酒乱ハーレムはその名に違わず、職場を自分のハーレムにしていた。
つまり、職員全員男女問わず手をだしていたというワケ。
そして、どういった訳だか俺を大層「気に入った」らしく、気が向いちゃ、その巨根の餌食にしていたのだ。
俺はやっすい給料でコキ使われて、その上、女でも入んないんじゃないかというイチモツを、ケツにブチ込まれていたわけですよ。
そりゃ、毎回流血ですよ。

神様。
俺何かしましたかね?
こんな目にあわなきゃならんような事したんですかね?
前世ですか?
前世で人でも殺しましたか?
自分、来世ウミウシでもベルツノカエルでもかまいません。
だから勘弁して下さい。

などと呟いていた、毎日のお祈りが効いたのか、俺はつかの間の安息を得られる事になった。
獅子舞の野郎が長期出張に出ることになったのである。
そりゃもう、感涙に咽びましたよ。

――― 二週間も普通の時間に帰れる!
そして何より、オシリから出血しないで済む!!

ほんとに、女の人だってこんなに下半身から出血しないよ、きっと!
毎日が「多い日」だった俺に比べればね!

そんなこんなで安寧な日々を満喫していた俺は、以前のように同僚から軽口叩かれても、いちいちムカつかないし、多少の雑用も、文句も言わずにこなした。

――――神様、僕は生まれ変わりましたよ。
日々の生活の中にこそ幸福ってあるんだね。
もう不平不満はいいません。
だから来週、獅子舞が乗って戻って来る飛行機を落として下さい。

呪念を送りつつも幸せを噛み締めて廊下をモップ掛けしていると、マドカとロッドが歩いてきた。

「ねぇ〜マーカーちゃんてば☆一緒に飲みに行こうぜぇ♪」

この陽気なイタリア人は、馴れ馴れしくマドカの肩を抱きながら、彼女の首筋に息がかかる程顔を近づけて話している。
「貴様の酒癖の悪さに付き合う程暇じゃない」
0.3秒で冷たく即答。
進行方向を見つめたまま、ロッドに見向きもしないマドカ。
いつもの光景。
「じゃあ、一回でいいからヤらせて」
「断る」(0.2 秒)
「じゃ、先っぽだけでいいから‥」
「しつこい」

    じゅうぅぅぅ〜

吸っていた煙草をロッドの手の甲に押し付けるマドカ。
ぎゃああと騒いで、ようやくマドカから離れるロッド。
これも、いつもの光景。
755女体化マーカー3P:2006/11/16(木) 00:04:09 ID:wdqeODGn
全く、こんな眉一本動かさない冷酷女のどこがいいんだか。
と、昔は思っていたけれど。
実際、凄い美人だし。
見惚れるくらいにスタイルはいいし。
目なんか色っぽくて、見つめられるとドキドキしてしまうし。
抱くとほんとにいい女で‥‥あ、思い出しちゃったや。
マドカと繋がった感触を思い出した所で、彼女と目が合って、俺は赤面した。

―――やばい

また、「気持ちの悪い目で私を見るな」とか言って、俺も根性焼きされる!と思って、思わず身構えた。
が、マドカは一瞥をくれただけで、溜息をついてロッカールームに消えてしまった。
―――‥あれ?
拍子抜け。(いや、決して根性焼きしてほしかった訳じゃないけども)
―――‥そういえば最近、元気ないかな。ポーカーフェイスだから解りづらいけど。
「慰めてあげようと思っただけなのになー★」
俺と同じように、閉じられたドアを見つめていたロッドが、溜息混じりに呟いた。
「慰める?」
俺より頭一つ分デカいロッドを見上げて尋ねると、
「お子様にゃわかんねーよ」
と、頭をわしわし掴まれた。
―――‥‥俺、選挙権も持ってる立派な成人男子なんすけどね?
あんな中年やめて、俺にしときゃいいのになー、と呟きながら、軽薄イタリアンはエアロビの教室に向かった。

―――‥‥あれ? 何、今の最後の。
マドカが元気がない原因が、その中年ってこと? その中年ってつまり‥。

思い当たる人格破壊者が約一名。
いや、でもまさか。

―――と、考えてる場合じゃねぇや。俺も空手の教室あるんだった!

これをやんなきゃ、俺は本当に、掃除夫兼獅子舞の愛人でしかない。
俺はバタバタと教室へ走った。


その日の夜。
殆どのトレーナーや会員が帰って、俺は最後にロッカールームの掃除だけしとこうと(もはや習性?)男子更衣室を開けた‥‥ら。

「んっ‥んぁっふゃ‥っはあんっ」

―――‥‥‥。

言葉を、失った。
先ず、目に飛び込んで来たのが、たわわな二つの柔らかそうな塊。
と、それを揉みしだく、無骨な男の指。
着乱れた男女が、呼吸も荒く、縺れあっていた。
胸ぐりの大きく開いた女のTシャツからは、無理やり引きだされた乳房が覗き、黒いブラジャーはたくしあげられていた。
下はそれまで身につけていたであろうスウェットが剥ぎ取られ、少ない布地のパンティー一枚だけで覆われていた。
その布地の奥に、男の右手が沈められ、ゆっくりとうごめく。
左手は、女のたっぷりとした乳房を鷲掴んで、こねくり回している。
男は女を背後から抱き締めて、女の首筋から耳にかけて、いやらしく舌を這わせていた。
自分より一廻り以上デカい男に体をいいように弄ばれて、女はただ、よがっていた。
女の濡れた瞳と目が合って、ようやく俺の唇から、掠れた声が漏れた。

「‥‥マドカ」
756女体化マーカー3P:2006/11/16(木) 00:04:46 ID:KgFE5plL
マドカとロッドが汗を光らせながら、俺を見た。
俺は自分でも驚く程、目の前の光景にショックを受けていた。
いや、数カ月前にマドカが獅子舞とナニしてんの見たばっかだけどさ。
俺もその時、一緒に彼女と寝たんだけどさ。
それなのに。
彼女が他の男に抱かれてる姿に、こんなに動揺するなんて。
「ボーヤはお家に帰って、ママのおっぱいでもしゃぶってな」
ロッドがにやにやしながら、マドカに抱きつく。
なんだか勝ち誇ったような目を俺にむけて。
俺は今までこの外人をムカツクとは思っても、羨ましいと思った事はなかった。
軽薄な女ったらしだと馬鹿にしてたし。
でも、金髪碧眼でモデル並なこの男がマドカを抱いていると、映画の様に似合っていて。
抱かれているマドカが俺を見ながら、
ふっ、 と、笑ったから……。

―――あぁ‥‥、俺ここに要らねーんじゃん。

と、思えてしまって。
何も言わずに帰ろうとした、ら、
後ろからマドカの声が聞こえた。

「 ボーヤも  一緒に慰めて 」

耳を疑って振り向くと、マドカの顔が目の前にあった。
彼女の指が俺の頬を優しく包み込んで、そのまま、ゆっくりとした動作で、俺の唇に、その唇を重ねてきた。

―――なんだろう。
   マドカお前何してんの?
   いつも無表情で何考えてんのか分かんない女だけど。
今このタイミングで微笑まれても、余計わかんねぇよ。

俺は状況が飲み込めずに、ただ彼女のなすがままにされていた。
マドカは半裸に近い格好で、俺に寄り添いながら、口付けを深くしていった。

―――それにしても、キスがうまい女だ。

歯列をなぞられて。唇を甘噛みされて。舌をきつく吸われて。
腰が砕けた。意識が飛んだ。

マドカの唇は微かにメンソールの味がした。
あの獅子舞オヤジの煙草と、同じ味が。

マドカと舌を絡ませあいながら、彼女に触れるのは獅子舞に初めて犯された日以来だと気付く。
それは初めて彼女と寝た日でもあるのだが。

華奢な体を腕の中に抱き寄せる。
柔らかくて、気持ちイイ。
抱いていて、こんなに気持ち良くなる体を、俺は他に知らない。

「ナニ、マーカーちゃん。3Pにすんの?俺は構わないけどサ」

マーカーちゃんが抱けるんならネ♪と言いながら、ロッドが近づいてきた。
いつもと同じ軽い口調だが、目が笑っていない。明らかに俺を睨んでいる。

757女体化マーカー3P:2006/11/16(木) 00:05:23 ID:wdqeODGn
「マーカーちゃんはさぁ…」
マドカの足元に跪きながら、ロッドは続けた。
「そんなにあのオヤジがいないと寂しい?」
言いながら、ロッドは、彼女の美しく引き締まった足首から脹脛を、手の甲で撫で、その先に続く柔らかな腿を、掌で愛でた。
好色な男の指は、さらに、その二本の脚の間にある、秘肉の合わさり目を、下着越しになぞった。
「‥‥ッ今、その話はしたくない‥‥」
マドカが俺の腕の中に抱かれたまま、ロッドの与えた刺激に、身をよじらせる。
「‥‥でもマーカーちゃん、ハーレムの名前出すと、すっごい濡れるよ?」
ロッドが長い舌で、彼女の敏感な突起を刺激した。
立ったままの彼女の尻の間に鼻先を埋めて、ロッドが犬のように舌を鳴らす。
彼女のパンティーは、ロッドの唾液と、奥から溢れる彼女の分泌液とで、ぐしゃぐしゃに濡れていた。

「ふ‥ッぅんんッッゃ‥!」

俺の背中に廻した、マドカの指先に力がこもる。
俺に縋りながら、苦しそうに首を振る姿は、まるでマドカじゃないみたいだった。
こんなに弱々しいマドカを、俺は知らない。
いつでも厚顔不遜で、冷血で。要領良くて、計算高くて。
それがマドカだと思ってたから。
いつも馬鹿にしてる男達相手に、弱った姿を晒すなんて、考えられない。
その理由が、あの獅子舞にちょっとの間、会えないだけだなんて。
それだけでマドカをこんなにしてしまうなんて。

何故だろう。
俺はマドカが演技や計算で、獅子舞と寝てるんだと思ってた。
マドカは男に惚れたりしないもんだと思ってた。
ほんとになんでだろう。
なんでこんなに、俺はそのことがショックなんだろう。
惚れた男に会えないだけで、寂しくてヤケになってる(どう考えたってヤケとしか思えない!)マドカが。

「‥‥マドカ」

マドカはロッドに責められ続けて、もう涙目だった。
酸素を求めてわななく唇や、退けぞる白い喉元が、綺麗だった。
膝ががくがくと震えて、立っているのもやっとのマドカ。
真っ赤に上気した頬に、淫らに濡れた瞳。
俺は乱れるマドカを見ていて、何故だかすごく切なかった。
それでも、目を逸らせないで、見続けた。
マドカと触れている肌が、熱くてしょうがなかった。
俺に押し付けられた、彼女の形のよい乳房も、汗ばんで色づいていた。
「ろ‥っどぉ‥も‥ダメ‥」
マドカが弱々しく鳴いた。
ロッドは意地の悪い笑みを浮かべて、
「‥‥欲しい?欲しかったら、ちゃんとおねだりして?」
と囁いた。
「ほ‥しぃ‥っい‥れて‥」
ロッドは俺から強引にマドカを引き剥がすと、マドカの顎を捉らえて、彼女に激しく口づけた。
床にそのまま縺れ込む。
ロッドは俺を馬鹿にしたような視線を寄越したが、俺は何もできなくてただ突っ立っていた。

758女体化マーカー3P:2006/11/16(木) 00:06:14 ID:wdqeODGn
二人の唇が離れて唾液の糸が引いた。
「マーカーちゃん、カワイイVv」
啄む様にキスを繰り返し、マドカを焦らす様に、執拗に乳首をねぶるロッド。
「ヤあぁッ‥んん‥ッは‥やく‥して‥ァ‥ッ」
ロッドの金髪に指を埋めながら、マドカは切なそうに眉をしかめた。
この男と同じ髪の色をした、別の男の事を考えているのかも知れない、と思うと、無性に腹が立った。

―――バカだ。
   この女も、このイタリア人も。‥‥俺も。

ロッドはマドカの衣服を全て剥ぎ取った。
白い裸体がなまめかしくて、綺麗だった。
しなやかな女の腰を、ロッドのゴツイ手が撫で上げた。
「マーカーちゃん、こっちの穴は、あのオヤジにヤられてないの?」
むにむにと尻の肉を揉みながら、ロッドの指がその菊の蕾に潜り込む。
「‥‥ッ! バカ、ヤメ‥!」
頬を真っ赤に染めたマドカが振り向くが、ロッドはニヤニヤしながら、手を休めない。
「あの親父、ヤローのケツ見りゃブチ込むくせに‥‥」
ロッドは喉を鳴らして、低く毒づいてから、にこやかにマドカに問いかけた。
「じゃあさー、もしかして、ココに入るの、俺が初めて?」
マドカの背中の凹みを舐めあげながら、ロッドはマドカの後ろの穴に、自身を宛う。
マドカは首を振り、身をよじらせたが、先程までの愛撫で、ほとんど力が入らない状態にされていたので、男の力に簡単に屈した。

「ふぅ‥ッアァんッッ!! ッッはぁ‥ッ やあぁッッ!!」

勃ち上がった太い雄が、マドカのやわらかな双丘の奥に沈められていく。
「マーカーちゃんのエロい汁が、後ろの穴まで滴ってるから、じゅぽじゅぽ入るよ♪ 」
ロッドは胡坐をかいた自分の上に、マドカを座らせて、下からゆっくりと腰をグラインドさせた。
背面座位の姿勢で、マドカの白い尻は一回りもデカイ男に犯されていた。
男はマドカの膝裏に両手を差し込んで、その脚を大きく開脚させた。
マドカの充血した花弁が、俺の眼前に、丸見えの状態になった。
快楽と羞恥で、涙目のマドカと目があって、俺は目を伏せた。
ロッドに抱かれて、あられもない声を出す彼女を、これ以上、見ていたくなかった。
なのに、足は石になったように、動け無かった。
「ほらマーカーちゃん、せっかくだからボーヤにもマーカーちゃんのココよく見て貰おうよ♪
いっぱいお汁を垂らして、ヒクヒクしてるよ…」
そんなに、ケツの穴に入れられるの、気持ちイイ?
と、意地悪そうにロッドが囁く。
マドカはさっきから、快感に悶えるだけで、言葉を紡げないでいる。
苦しそうに喘ぐ息の切れ間から、マドカが俺を呼んだ。

「リツ‥律も来て‥」

初めて名前をよばれて、全身の血が逆流した。
コイツ、ほんとに何考えてんだろう。
ロッドに犯されながら、誘うような瞳で、俺を真っ直ぐ見つめている。

「リツ‥おねがい‥」

快楽に眉を歪ませ、潤んだ瞳で俺に訴える。
こんな顔をされて、逆らえる訳が無かった。

何故なら、
俺はどーしよーもないくらい、この女に、惚れているから。
759女体化マーカー3P
―――ほんとにどーしよーもない。

「マドカ‥‥」

俺は重い足を動かして、彼女の前で、熱くなった自身をとりだした。
猛るそれを、彼女の開かれた入口に、押し付ける。
熱い液体がじゅくじゅくと溢れて、俺を濡らした。
そのまま、力任せに一気に貫く。

「あ‥っ‥‥アァッッ!!」

苦痛とも快楽ともとれる女の悲鳴。
マドカの中は、相変わらず溶かされそうで、気が遠くなるほど、気持ち良かった。
奥まで深く繋がると、マドカの唇から、深く吐息が紡ぎだされた。
前からも後ろからも男達に刺し貫かれて、白い女体はその身を震わせた。
俺は獅子舞に犯されてイッた時以上に、激しく自己嫌悪していた。

―――マドカは俺達じゃなくて、獅子舞の野郎に抱かれたいのだ。
   こんなことしても、悲しくてつらくなるのは、解ってるだろうに。

俺はきっと、泣きそうな顔をしていたに違いない。
マドカが俺の頬を両手で包むと、苦笑いした。
「そんな顔するな」
コツンと、俺の胸に額を当てる。
「私はお前が羨ましい」
ポツリと、マドカが呟く。

―――何だソレ。
俺が獅子舞野郎に、毎晩抱かれてたからか。
そんなにアイツに惚れてんのか。

腹が立った。
獅子舞に、本気で殺意を抱いた。
でもそんなことしたら、ますますコイツは悲しむのだろう。

俺と同じ気持ちになったのか、ロッドが今まで見たことも無い、真剣な表情でマドカに言った。
「忘れちまえよ、あんなホモ中年。俺が忘れさせてやる。何も考えられなくしてやるよ」
ロッドは激しく腰を動かした。

「ゃ‥っあ‥ッあっあっンッッ‥!」

マドカの唇から、快楽に濡れた吐息が、とめどなく溢れた。
彼女の内壁越しに、俺とロッドがゴリゴリと当たっているのが解った。
ぞっとしない。
しかし、マドカの濡れたヒダが俺に絡みつく感覚は甘美で、俺も夢中で腰を振った。

マドカは涙を流して、唇を噛み締めた。
二つの雄に貫かれて、バラバラに掻き回されて、気が変になりそうな快感に、耐えているのだと思った。

「マーカーちゃんもっといっぱい声だして?かわいい声いっぱい聞かせて?」
ロッドが猫撫で声で、マドカに囁く。
「あっ‥んんッだ‥め‥ おかしくなっちゃ‥」
甘いマドカの声。
「いいぜ。おかしくなれよ」
マドカを突き上げるロッドの動きが、激しさを増した。
俺もマドカを激しく擦り上げた。