1 :
名無しさん@ピンキー :
2006/09/24(日) 12:33:45 ID:FLNVrQse
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が
>>2 ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!
. ,:::-、 __ >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
,,r 〈:::::::::) ィ::::::ヽ >3
>>2 ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
〃 ,::::;r‐'´ ヽ::ノ >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
,'::;' /::/ __ >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
. l:::l l::::l /:::::) ,:::::、 ji >6 いまさら
>>2 ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
|::::ヽ j::::l、ゝ‐′ ゙:;;:ノ ,j:l >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
}:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;! >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
. {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/ >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/ >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
. `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
`ー-"
3 :
名無しさん@ピンキー :2006/09/24(日) 14:43:54 ID:HcwDTSLi
前スレ埋めてきた、そして
>>1 乙
あとスレ落ち防止age
4 :
前スレ996 :2006/09/24(日) 14:49:55 ID:wvbR7v6j
5 :
名無しさん@ピンキー :2006/09/24(日) 20:05:04 ID:NCBwBppf
糞餓鬼×ハヅキぎぼん ノーマルなやつで
ほっしゅほっしゅ
保守
即死回避! 神職人の光臨を待つ
ただひたすらに過疎ったスレで、人々は「エロの神様」の降臨を祈ったのです。
字が読めない糞餓鬼は、ハヅキに絵本を読んでくれとたのみました 「いや、何もしちゃいねえよ、ハヅキ。 ただ、もしやったら、どんな気分がするかと思ってるだけだ。 肉は血と体を造り、新しい生命を与えてくれるそうだから、 普通の寿命以上に生きられるんじゃねーだろーか……」
字が読めない糞餓鬼は、ハヅキに絵本を読んでくれとたのみました 「真剣は切れ味がある分あつかいやすいし素人から玄人まで幅広く使われている 武士の基本武器対して研無刀は見た目なんかは真剣とほとんど変わらねぇが あえて斬れない様に鋭く研がない分硬度と重量をかなり増加させて斬るより 破壊を目的とした玄人好みのあつかいにくすぎる刀使いこなせねぇとナマクラ刀 より弱いただの鉄クズみてぇなもんだってのに何であのガキは?」 「(゚∀゚)ワクテカ」
>>15 このネタ見るたびいつも思う。
どう考えても真剣のほうが使いづらいよな、特に日本刀は。
そこが分かってない無知さ加減が隠し味のネタだからな
14の元ネタって何?
「家のなかの絵」
ちょっとラヴクラフトおさらいしてくるわ [手記の残されていた無人の家] λ......
木に擬態したロリっ子ショゴスを独り占めしようったってそうは(ry
いぐ! いぐ!!
ヘビ自重しろ
飛翔にパッチ1.20をあてたんだが、エロシーンが追加されません。なんでですか?
お前の信仰が足りないから
SAN値が高すぎるから
おまいはどんなエロがお望みだったんだ?
>>24 ちゃんと無線機使ってナイアルラトホテップへの嘆願をおこなったか?
>>29 九朔(紅)がニャルによって拷問を受けたあのシーンが見たいとはなかなかマニアックだな
たっちー顔負けの壮絶な光景が繰り広げられてたんだろうな……
| 紅朔を拷問するからな! | \___ __________/ ∨ ∧_∧ バーソ ( ・∀・) ( N ) | | | (__)_) _______ || | ̄ ̄ ̄ ̄| | || | ヽ、 .| | || | `ヽ .| | || |____| | ∧_∧ || ______ | ∧_∧ (・∀・ ) ||.| 22:22:20 || (∀` ) ( ) ||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ( 紅朔) │ │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(__,J (_(__) _______ || | ̄ ̄ ̄ ̄| | || | ヽ、 .| | || | `ヽ .| | || |____| | ∧_∧ || ______ | ∧_∧ (・∀・ ) ||.| 22:22:21 || (∀` ) ( ) ||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ( ) │ │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(__,J (_(__)
_______ || | ̄ ̄ ̄ ̄| | || | ヽ、 .| | さっ || | `ヽ .| | 彡 || |____| | ______ ∧_∧ || ______ | | | ∧_∧ .(`(・∀・ ) ||.| 22:22:22 || | |(∀` ; ) ヽ ) ||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄( ) │ │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(__,J (_(__) / フォォォォォー!? \ -今日の拷問- デジタル時計でゾロ目が出る瞬間に視界をふさぐ 【よいこはまねしないでね!】
さっき、にゃる様宛てで伝書ビヤーキーを放ってきたので、あとは待つだけだね
>>30 あのシーンは比喩表現だとおもてたよ。でも紅朔はやはり責めで九朔たんハァハァ
>>32-33 あんた、なんて事を…
ナイア「どうだい神父。紅朔への拷問は上手くいってるかい? 彼女、だいぶまいってるみたいだけど」 神父「心配には及ばない。全てはまったくもって順調だよ。 昨日は耳元で何時間も、私が中学時代に作ったポエムを聞かせる拷問をおこなった」 紅朔「……ぅう…………やめてぇ……もう…………痛いこと……いっちゃいやぁ………… ……お願い…………ゆるしてぇ…………」 ナイア「おやぁ、紅朔ちゃんは痛いことが嫌いみたいだねぇ…………っぐわ!」 紅朔「ひぃっ!」 ナイア「が……あ……離れろ……死にたくなかったら早く僕から離れろ!!」 紅朔「こ、今度は何なの!? 誰か……たすけてぇ! おとうさまぁ! おかあさまぁ! 九朔ぅ!!」 神父「ふふふ、邪気眼を持っていない君ではどうしようもあるまい」
>>32-33 ハヅキ「フフ…アハッ……ゾロ目を…アハハハハッ……」
糞餓鬼(コイツがテレビ見て笑うなんざ珍しいな……何見てんだ?(´-`))
糞餓鬼逃げて逃げてー
今度の機神飛翔の漫画の作者は山本賢治。 クラウディウスの妹である新キャラ「クランディウス」が登場。 兄の仇である九郎とアルを執拗に付けねらいます。 クラン「そういえば昔……お兄ちゃんと海に行ったっけ。あの頃は楽しかったなぁ」 クラン「わあーい! うみだぁ!」 クラウ「おいクラン! スイカ割りごっこやるぞ」 クラン「うんっ! おにいちゃん」
>>38 今から妹による糞餓鬼撲殺ショーが(((゚Д゚)))ガタガタ
何故か砂浜に埋まって顔だけ出てるクラン クラン「……へ?」 クラウ「よーし。クランがスイカの役な。行くぜぇ」 クラン「わー! きゃー! やめてー!」 クラウ「スイカが騒ぐんじゃねぇッ!」 バキィッ!! クラン「ぎぃやぁぁぁぁ!!!」 バキィ!ドボォ!ドカァ!ドボォ!グシャ!ベチャ!メメタァ! クラン「あの頃は楽しかったなぁ」 九郎「……そうかぁ?」 アル「よく生きてたな」
メメタァ?
カエルを潰そうとしてその下の岩を割った音 それがメメタァ
>>38 コスプレ幼女四肢切断の次は何だろうなぁ…
どうでも良いが、一応16歳だったクランが記憶の改変で小学生にされたあのラストは酷いと思った
「よ、よせマスターテリオン!!」 「何を、言っているのだ貴公?いやなら余から離れればよいではないか それに貴公のコレはいやとは言っておらぬぞ?」 (くそ、何でだ?からだが動きやがらねえ、しかもこいつの舌使い、スゴイ・・ だ、だめだもう我慢できねえ。) 「う、うわああ〜〜〜!!」 ドピュ 射精した瞬間周囲の光景が一変し、大十字九郎のアパートへと変わった。 「なんだ、夢か・・しっかしいやな夢見たもんだぜ、おまけに夢精までするとは・・」 そこまでつぶやいて九郎は何者かの殺意を含んだ視線に気が付く。 「汝がそこまであの獣のことを愛しておったとはの〜、妾の目をもってしても見抜けなんだわ! あれか?妾を選んだのも胸があ奴に似ておったからか?」 「あ、あの〜アルさん?」 「何じゃ同性愛者!!しかも、執事に、筋肉だるま、糞餓鬼、 似非紳士に地球皇帝、腐れ道化師、黒天使まるで節操がないではないかこの浮気もの!!」 なおもしゃべり続けようとするアルを九郎は抱きしめた。 「な、何をする、女など抱いても楽しくなかろう! 放せ、放さぬかこのホモ!!」 「いいや、放さねえ、俺はお前のことを愛してるからな!! 確かに変な夢見たのは悪かった謝る。 最近、無限螺旋の夢をよく見るんだ、 確かに、マスターテリオンを愛した大十字九郎がいた、 執事さんをを愛した大十字九郎がいた、カリグラを愛した大十字九郎がいた、 ドクターウェストを愛した大十字九郎がいた、混沌に愛された大十字九郎がいた 姫さんに犯された大十字九郎がいた、ライカさんに餌付けされた大十字九郎がいた でもなあ、ほとんどの大十字九郎は、アル!! お前を愛していたんだよ!! 無限の大十字九郎が無限の愛をアルお前にささげていたんだ・・」 「く、九郎・・・」 「でも、そんなことはどうでもいいんだ、 大事なのは俺が誰を愛してるかってことだ。 前世の大十字九郎が誰を愛していようがそんなこと俺の知ったことじゃねえ。 アル、俺はほかの誰でもないお前を愛している。」 「九郎」「アル」
「あ〜九郎?何やら妾の下腹に当たっておるるのだが?」 「当ててんだよ」 「だ、出したばかりだというのにまだしたいと申すのか?」 「夢精するほどたまってたんだ、1回位じゃ収まりっこね〜よ。 それに夢の中とはいえ、獣野郎の口んなかにだしたままじゃ後味わりーからな。 いいだろ?アル」 「な、汝・・・わ、わかった、ただ優しくするのじゃぞ?」 「ああ、わかってるって」 「う、うむ、それでは来るがよい」 翌日、アルが目を覚ましたのは夕方になってからであった。
投下GJ! >確かに、マスターテリオンを愛した大十字九郎がいた〜 のくだりで吹いた。カリグラとか姫さんとか…w おまけで窓の外に名を挙げたメンバー勢ぞろいとか想像しちゃったYO
>マスターテリオンを愛した大十字九郎 やっぱHEAVENに行ったんだろうか…
>>44 >コスプレ幼女四肢切断の次は何だろうなぁ…
やっぱりそれは某蛆が湧いたの領域に。
蛆が湧いたと言えばくとるたんの中の人。
つまり今度の機神飛翔の漫画の作者はくとるたんなんだよ!!!!!
こやぎちゃんとかるりむたんとか大暴れなんだよ!!!!
ライカさんに餌付けって今もされてるじゃねーかww しかし腐れ道化師を愛した九郎は特殊すぎる
>混沌に愛された大十字九郎がいた それってほぼ全員じゃね?
>当ててんだよ 某打ち切り漫画のヒロインかw
男にやられてもなぁ…、どうせなら。 ピト。 「? どうしたエセルドレーダ」 「あててるんです」 「何かあたってるのか? …どうしたのだ、いきなり泣き出したりして」
「ア、アウグストゥス。ナイフが腹にあたっているのであるが……」 「あてているのだよ、ウェスト」 グサッ 「どうしたロボ? 博士…………博士ーーーー!」
「なにやってんだアル?」 「見れば分かろう、当ててるのだ」 「へ?何を?って何怒ってんだよちょおまっ止め(ry」
>>53 照夫は素で言いそうだなw
がんばれエセルたん
ぴとっ 「紅朔、突然どうしたのだ?」 「あら、分からないかしら?あてているのよ」 「全く分からん。一体何をあてて「アトラック=ナチャ!」何故縛る──ッ!?」
やっぱ親子だよなこの二人ww というか、こういうとこだけ親父似でどうするよ九朔。
「あ?何してんだよ」 「あててるの」 「はぁ?寝惚けてんのかテメェ、何もあたってねえ──」 「斬る狩る切る刈るKILL!!!」 「……実に嘆かわしいな」
でも九朔は本番でも紅朔に主導権握られそうなイメージがあるんだよな
>>62 一般的なイメージはどうか知らんが、俺が知ってるいくつかのファンサイトでは
『紅朔は普段九朔といちゃつくときは責めだけど、九朔が一念発起して責めに回ると
途端に純情になる』というイメージが定着してるらしい。
>>63 九郎に対しての反応見ると大体そんな感じっぽいな
なるほど、紅朔が普段責めに回ってるのは奥手の九朔に一念発起してほしいからなのか
そういうのも誘い受けと言うのだろうか
>>61 >斬る狩る切る刈るKILL
糞ガキのちんぽこの皮を?!
パッチ前エーテルランチャー発射→直撃 「あ?何してんだよ」 「あててるの」 「はぁ?寝惚けてんのかテメェ、何もあたってねえ──」 「斬る狩る切る刈るKILL!!!」 賢者の鎌発動→思いっきりスカ 「……実に嘆かわしいな」 こうに決まってんだろ
ここは蜂蜜使用でハヅキがあてながら糞餓鬼とぬるぬるプレイに決まってるだろ
ハスターで蜂蜜……蜂蜜酒じゃなくて蜂蜜……ああなんかいやなおもいでが いきなり眼球が分裂して複眼のようになる糞餓鬼 糞餓鬼「何という……何ということを! その蜜があれば遥か金輪の彼方 三千世界の果てへと心を移し 無窮の空の果て 星の深遠の向こう 寄せるええてるの波を超える原力を手に入れられたものを! 旅立てたのに 旅立たねば 旅立つのだ」 教授「ほら、聞きたまえ。羽音だ。君のお仲間だ」 何処からともなく無数のビヤーキーが飛来する。 糞餓鬼は完全にビヤーキーに脱皮し、仲間と共にハヅキの蜂蜜をビチャビチャとなめる。
ハヅキのが蜂蜜なら… 教授のはロイヤルゼリーだったりして
飛べ飛べ糞餓鬼 みなしご糞餓鬼
>>74 数々の苦難の末、お母さんと再開した糞餓鬼は一生働き餓鬼として馬車馬のごとく働いたのでした…
一同(一生無職童貞化じゃなくてよかった…)
母「昼間っからテレビパーティーとはいいご身分だね!仕事しないならとっとと野良犬でも捕まえておいで!」 糞餓鬼「もう嫌だっつってんだろ野良犬は!」 母「何いってんだい。そんな生意気な事言ってると、あんたの頭をリンゴみたいに剥いちまうよ!」 糞餓鬼「それ意味がわかんねーよ!」 カリグラ、仮面を外して カリグラ「コウいう事ダ」 糞餓鬼「だからいつも仮面なのか」
>>78 >Flashからテレビアニメ
??? デモベの事? Flashって?
>>80 サンクス! …マカーなんで見れないや orz
このスレでマカーって…
83 :
81 :2006/10/18(水) 11:34:26 ID:H1oiqL4a
斬魔&飛翔&飛翔ウォーズ&字祷子Dフルコンプ、小説5册読了のマカーですが、何か。
イラスト集で紅朔にパンツ脱がされてるアルの絵があったけど、 アレはページの一部じゃなくて、市販の物だったりして。 手の中でページになって解けるアル。 残されたパンツを握りしめ、戦い続ける九郎。 そんな「魔書でもステディ」
九朗「フウウウウウウ〜〜〜 あの…魔道書のアル・アジフってありますよね… その本の精霊…アルと初めて出会ったときですね。 アルの服の下からスラリと伸びている「足」…あれ……初めて見た時… なんていうか……その…下品なんですが…フフ………… 勃 起 ……しちゃいましてね…………」
自分のこめかみにクトゥグァをあてて、引き金を引く九朔。 飛び散る真紅。しかしそれは血飛沫ではない。 己がペルソナ『紅朔』の召喚であった。
しかしなにげにペルソナ世界って、九郎はともかく九朔とはクロスオーバーの 相性いいような。ワールドルールが「自分の精神世界から呼び出した分身 (=ペルソナ)を使って戦う」で、黒幕はニャル様だし(2と3は世界観 つながってないんだっけ?)
>>87 なぜか戦闘シーンでタコ殴りにあっているのが、九郎かアウグストゥスしか思い浮かばないのだが…
むしろ攻撃をミスってすっころぶ紅朔を幻視した。
>>89 「大丈夫か、紅朔」
したたかに打ち付けたお尻をさすりながら九朔の手を取る。
「あ、ありがと。…なんで顔を真っ赤にして目を逸らしてるのよ」
自分の格好を確認してみるが、服が破けてはだけてるとか、
スカートが捲れてパンツが見えちゃったとか(というか、いつも見えてるし)ではないらしい。
「べべっ、別に笑いを堪えているという訳では…」
「イアッッ、クトゥグァ!」
確かに普段の格好が格好だけに、紅朔のパンツが見えても呆れて 「何をやっておるのだ、まったく」くらいで流しそうだな。 ……そして美鶴先輩がすっころぶと途端に顔を赤くして目をそらす九朔。 更にその背後で「そのリアクションの違いは何なのかしらぁ?」と青筋を 浮かべる紅朔。勿論キタローは「どうでもいい」。
…だめだ、俺の妄想力ではアイギスをエルザには置き換えられない。
アル「総攻撃チャンスだ! 童ども!」 ジョージ「くたばれぇ! どりゃーーーー!」 コリン「どっせーい!」 アリスン「……わ……わん!」 九郎「ぎゃああああああああ!!!」 バキィ!ドボォ!ドカァ!ドボォ!グシャ!ベチャ!メメタァ! 九郎「今だっ!! やっちまおうぜ!!」 アル「応!」 エルザ「博士を必殺!でありますロボ」 西「エ、エルザァァァァァァァァ!!!」 バキィ!ドボォ!ドカァ!ドボォ!グシャ!ベチャ!メメタァ!
期待保守 いや、元がエロゲーだけあってその上で二次エロ厳しいとは解っているが。
つかエロじゃなくてネタスレになってるもんな
だがそれがいい
97 :
名無しさん@ピンキー :2006/10/25(水) 02:15:24 ID:qqe+wPiw
エロも書きたいんだが、ちょっとネタ切れっぽい…
っつか飛翔本編がエロのネタくれるほど長くはなかっ(ry
俺の脳内では家族四人で仲良く退廃的な生活を送っていますが?
一つのカップ麺を四人で奪い合うが如き退廃
九朔的に、家とは九朗とアルの所とクイーンの所、どっちなのだろうか? 普段は寄宿舎かもしれないし、教会もあるわけだから食うには困らなそうだが、 女の子連れて帰ったら覇道邸と教会から叩き出されそうな気もする。 …もしかして、屋根と食事にありつき且つクイーンとシスターと姉から逃げるために 寄宿舎に入ったんだったりして。なんだか父の様になりつつある自分に絶望しつつ 同室の親友におちょくられたり、紅い少女の我侭に頭を悩ませたりする日々。 寄宿舎が閉まるので帰宅せざるを得ない長期休暇が目前なのが目下の悩み。 変な電波を受信してしまった。
>>102 >父の様になりつつある自分に絶望しつつ
むしろこのほうが
父と違い一向に背が伸びない自分に絶望しつつ
母上の血筋なのかと…orz
寄宿舎の部屋に帰ると秘め事中の親友に出くわしたりとか…
結界をはって部屋に入れなくしてそうだから 出くわすことはあんまあんまなさそうだ
布団が干してあると秘め事中とか、 長期休暇になったら九朗みたいにオンボロアパートか適当な廃墟をみつけてそこに住み着くんだよ
九朔がおんぼろアパートや大学の忍び込んだ空き教室とかで寝泊りしてるのを尻目に、 自分だけは教会でシスターや姉やらに可愛がられてご飯や風呂をすませるという、九朔の 寝床と教会を行き来する生活をエンジョイしてる紅朔さんだ。
>>105 わざと結界を崩して羞恥PLAYをしたりして
やるせなさそうに避難する毒男が目に見えるようだ
今日はハロウィンか 九朔達もお菓子貰ってるのかな
紅朔「九朔〜、トリック(悪戯してあげるわ、ベッドの上でね)orトリート(美味しく戴いてあげる、もちろん性的な意味で)?」 九郎「/// …魔女めっ ///」
九朔に逃げ場なし
九郎「トリック・オア・トリート!(俺も食いモンゲットするぜ)」 紅朔「優しくしてください、激しくしてください!」 九郎「え────ッ!?」
アル「九郎よ、いい加減蝋と煤の染みたカボチャは飽きたぞ」 九郎「2日続いたくらいで贅沢抜かすな、食い物があるだけ有り難いと思え」
照夫「ようこそロリコンの世界へ…」
118 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/07(火) 21:01:55 ID:mJanyn7t
初めましてか…マスターオブネクロロリコン…
>>118 ライカルートに入ったらどうするつもりかね?
,.ィ , - 、._ 、 . ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__ ト/ |' { `ヽ. ,ヘ N│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨ N.ヽ.ヽ、 , } l\/ `′ . ヽヽ.\ ,.ィイハ | _| ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | \ ネクロ・・・ギリシア語で「死体」を意味する .  ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ > . l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__ ロリコン・・・小児性愛者を意味する ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' / l `___,.、 u ./│ /_ つまり「マスターオブネクロロリコン」とは幼女の死体を愛する人物の事を指すんだよ!! . ヽ. }z‐r--| / ト, | ,、 >、`ー-- ' ./ / |ヽ l/ ヽ ,ヘ _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、 \/ ヽ/ -‐ '''"  ̄ / :| ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._ / !./l;';';';';';';\ ./ │ _ _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\ ./|._ , --、 | i´!⌒!l r:,=i . | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 )) l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ー‐' | / | |. ! l . l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐; l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l | l. | | / // l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } _|,.{:: 7 )) l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ' ::::::|; 7 . l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. \:::::\::::: ヽ ::::::!′ :::| .:/ . l |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! /ヽ::: `::: :::: ....::..../
121 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/07(火) 23:22:05 ID:mJanyn7t
>>119 マ「返礼してやれ…エセルドレーダ…」
エ「おっぱい!おっぱい!(AA略」
九「えぇーーーーーーー!?」
ゴメンエセル
九朔のトラウマ その一 紅朔に牛乳を飲みながら身長を量っているところ見られる そのニ ペルにシークレットブーツを磨いているところを見られる その三 女王にいきなり髪を結んでるリボンを取られる
逆に牛乳飲んでバストマッサージしている紅朔を九朔が目撃……というネタを 思いついたが、結局ダメージ受けるのは九朔の方になりそうな予感。
ハヅキの乳に蜂蜜酒ぶっかけて糞餓鬼が揉 んでいるところに教授が乱入
>>123 バストアップの為にに九朔に強制的におっぱいを揉まさせようとするんだな
紅朔「私に恥をかかせたんだから、お詫びにバストアップにつきあいなさいな」 九朔「い……今のは事故なのだから、せめてこう、もっと軽い罰を……」 紅朔「そう言えばペルデュラボーが何かおもしろい話を聞きたがって」 九朔「全力でやらせていただきますッ!」 紅朔「うむ、よろしい! じゃっ、はやくぅ」 九朔(う……気にするな大十字九朔! 胸だと思うからいかんのだ! これはあれだ、卿だ。ショゴスなのだ。 見ろ、指の隙間から無数の目を形成してこちらを覗いているではないか。繊毛のような触手が蠢いているではないか。 おや、先端に目の付いた触手が絡み付いてきたぞ。何か内臓のような器官も見える。流石ショゴス。何でもありだ。 だからこれは胸などではない! 胸ではないのだが…………う……むぅ……く……け) 九朔「くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ」 紅朔「……なんで胸揉んでるだけで発狂するの?」
SAN値チェックに失敗してるというより某症候群がL5に達しているなw
将来に向け、九朔に性教育をしようかとマジで考え始めた紅朔さんだ。 そして、紅朔から「将来を考えて、九朔の性教育をしたい」とか相談されて、暴れそうに なるクイーンとフリーズするシスター、心に黒いモノを感じてしまう姉だ。
>>128 誰が講師をするかで千日戦争(サウザウンドウォー)状態だなw
……最終的に、彼女らが争ってる隙をついてペルが教えてそうだが。
>>129 きっと、ぺルは最近積極的になったエセルに止められて、
とっくにつまみ食いしちゃってたアリスン姉がいつ言い出そうか困ってるんだよ。
…いずれにせよ血を見ずには終われそうにないが。
>ペルin性教育 ペル「いいかい九朔――赤ん坊はね、コウノトリが運んでくるんだよ」 九朔「ペルデュラボー、汝、実は我を馬鹿にしているだろう」
>ダンセイニin性教育 卿「テケリ・リ(いいかぁ九朔――赤ん坊はな、ショゴスの中で作られるんだ。ほれ、これが証拠の写真だ) 九朔「こ、この写真は……本当なのか卿!!」
シスター「あ、あのね九朔ちゃん。そもそも聖母マリアが主イエスを授かったときは、 深夜マリア様の寝室に不法侵入した天使ガブリエルが……」 クイーン「そんな特殊すぎる例を出してどうするおつもりですのシスター!? やはりここは私が――こほん、いいですか九朔、子供というのはつまり、 おしべとめしべが……」 九朔「あの、とりあえず落ち着いてください、クイーンにシスター」 ペル「あはは、まあ、言葉で説明されても分からないよね、こういうことは。 ――それじゃ九朔、今晩僕とエセルで実技を見せようか」 九朔「どんな特殊プレイだそれはッ!?」 紅朔「待ちなさい! 九朔の童貞は私のものよ!」 九朔「少しはオブラートに包め貴様ぁぁぁっ!!」
紅朔「あ、私の処女はお父様に捧げたから」 九朔「糞親父ー!」 いや絶対あのシーン挿入ってるって。
九朔「処女はお父様に捧げたって……お前はそれ以前にナイアルラいたたたたたっ!」 ペル、九朔にアームロックをかけながら ペル「君はもう少し他人の気持ちを察するということをしたほうがいい」
挿入ってなくても確実に当たってるな 紅朔「お父様……その…当たってるんですけど?」 アル「この痴れ者がぁ────ッ!!!」 九郎「無事なら助けろよ──ッ!?」
Hの経験が無い二人が手探りで勉強して行く「(二人だけど)一人エッチ」第一巻発売予定 一話 旅立った子の帰還 …女連れて 二話 14歳192ヶ月位の母(義理) 三話 神の家と二人の天使 四話 家なき子(プラス我がまま娘) 五話 紅い靴履いてた女の子の悩み事(性的な) 六話 ガオ!飛びかかれ!ガオ!喰らい付け!(九朔とかに) 七話 都心復興デモンベイン 初回特典 九朔君のアーカムシティ観光案内(無料宿泊可能スポットマップ付き)
破邪百獣剣トゥーソードの中でヤッてたら うっかりレムリア・インパクトが発動して 終わった後に気が抜けて… 覇道のお屋敷だけが残りました
ボクがセラエノ断章を一番上手く使えるんだぁぁぁ〜 っとハヅキに挿入して0.5秒で射精して教授に嘆かわしいな と言われる糞餓鬼ぎぼぬ
即位したクラウディウスって悪妻に翻弄されたんだってな…
たしかに糞餓鬼は女にダマされそうだな まだ青いし
144 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/12(日) 00:40:41 ID:htLkcuQC
>紅朔「待ちなさい! 九朔の童貞は私のものよ!」 童貞… 童貞っ!!?
145 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/12(日) 00:41:35 ID:htLkcuQC
>>144-145 ×紅朔「待ちなさい! 九朔の童貞は私のものよ!」
○紅朔「待ちなさい! 九朔の処女は私のものよ!」
つまりこうですか? わかりませ(ry
ハヅキ「アンタなんかどうだっていいわ。私にはダディが決めた許婚が4人もいるんだから」 糞餓鬼「どうだっていい以前に、テメェとはフラグもなにも立ってねぇじゃ……ん?」 クレイボーン「『ルルイエ異本による後期原始人の神話の型の研究』! クレイボーン・ボイド!」 ネイランド「『ネクロノミコンにおけるクトゥルー』! ネイランド・コラム!」 アンドルー「『セラエノ断章写本』! アンドルー・フェラン! ハヅキ許婚4人衆、見!参!」 糞餓鬼「三人じゃねーか!」 クレイボーン「か っ こ い い だ ろ う!!!」 糞餓鬼「しらねぇ!!」 ハヅキ「エイベル・キーンは?」 アンドルー「溺死した」 ハヅキ「そう……ま、溺死なら妥当なところだね」 糞餓鬼「いいのかよ?!」
>>137 紅朔の悩み事予想
その一
「九朔に性教育をしようと思うの。将来に向けて、ね。」
その二
「ウェディングドレスは白いのも着たいけど、紅いのも着たい。どうすれば良いかしら?」
その三
「…その、来ないの……」
>>147 エイベル・キーンの空いた穴に糞餓鬼が入っちゃえよ
ニャルに悪戯される九朔
教授「エイベル・キーンの空いた穴に糞餓鬼が入る? その必要は無い。彼は最初から許婚の一人なのだ」 ハヅキ「どういうことダディ?」 教授「皆には今まで黙っていたことがある。何故この小僧がセラエノ断章を扱えたか、 何故エイベル・キーンの死体が見つからないか、考えたことはあるかね?」 糞餓鬼「……おいちょっと待て、真逆」 教授「そう、このくそったれクラウディウスの首から上は、死んだエイベル・キーンの頭を奪ったものなのだァァァッッ!!!」 一同「何だってえぇぇぇ!!!」 教授「恐らく混沌によって洗脳されていたのだろう。可哀想に」 ガリュンガリュンガリュンガリュンバリバリバリバリバリバリバリバリ アンドルー「チェーンソー、準備できたぜ」 教授「良し、これよりクラウディウスをエイベル・キーンに戻す手術(オペ)を開始する」 糞餓鬼「放せぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 ハヅキ「いいじゃない、ムキムキで8頭身のにしーキャラになれるんだし」 糞餓鬼「んな問題じゃねぇ!! フェラン! チェーンソー片手に近寄るんじゃねぇぇぇ!!」 アンドルー「カカカカカカカカカカカカカカカカカカカカ――――――!!!!! やなこった!! オッパイノペラペラソース!!!」 糞餓鬼「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
てかさ 紅朔って孕めるのか?
>>155 両親の例を見る限り、九朔のエロさにかかっている気がする
魔導書をも孕ませた大十字の遺伝子を信じるんだ!
半分人間なんだからアルよりは孕みやすいはずだよ、多分。 肉体年齢も上っぽいし、アルよりはお産は軽う御座いましょう。
ひとつ疑問なんだが、 紅朔と九朔の間に子供が出来ると その子供は半人半書なのか? それとも純魔導書 or 純人間になるのか? 遺伝の仕組みに詳しい人、教えていただきたく。
その場合人間と魔道書との割合が0〜1の間の どのような子供でも生まれる可能性がある。 純粋な人間or魔道書になる可能性も0じゃないが奇跡クラス。
じゃあ、奇跡が起こったら、紅朔の胎には一冊の本が宿るわけですね。こええ
>>160 アルを取り込んだ時の事を考えると、そんな事にはならないと思うけど。
むしろ、近親つーか同一人物である事の方が問題かもな。
でも、この血筋は濃くなったり薄くなったりしながら続きそうだな。
そのうち、第二段階レンズマンになる『シン・クザク』も生まれるかもしれない…
>>153 ワロタ w
もう153が次回作考えてくれw
許嫁決めるのは是非5Pで
>5P もう許嫁そっちのけにして九朔×紅朔×クイーン×シスター×アリスンでいこう。 大丈夫、大十字の血に覚醒すれば1対4でも勝ち目はあるぞ九朔!
166 :
165 :2006/11/15(水) 16:18:45 ID:9Mj45ze7
ゴメン、書いてから気付いたけど、九郎ちゃんってあの通りのビッグマグナムだが、 別に絶倫って描写はなかったわ。……どっかの型月主人公かかぐや主人公あたりと 混ざってたか、不覚。
もうエロゲ主人公は皆絶倫で良いじゃないかw
確か41だか31Pをやったエロゲ主人公がいたな
デモベコクピット内で一昼夜セクロスしていたであろう九郎が絶倫でないと申したか
多分セクロス最強は中村等
ウェスト「ここで唐突に倅比べであーる!」(スーパーウェスト以下略クラス) エルザ「流石博士ロボ!」 九朗「……■■■■め」(言わずもがな) アル「痴れ者が!(///)」 九朔「……馬鹿馬鹿しい」(父譲り) 紅朔「体格に似合わぬ巨根、素敵よ?(・∀・)」 マスターテリオン「フッ」(獣の風格) エセルドレーダ「(///)」 アウグストゥス「フハハハハハ」(地球皇帝の風格) カリグラ「クだらン」(体格に見合ったサイズ) クラウディウス「死ねよ」(体格に略) ハヅキ「不可だね。落第だね」 教授「嘆かわしい」 クラウディス「イア! イア! ハスター!
糞餓鬼はハスター信者ですので、ひとたびエロに入ると 某邪神伝説よろしくとんでもない事になります
ヤノケンか!
糞餓鬼の体から触手が飛び出て女の子の体を貫いて…… ああおぞましいおぞましい
いや『触手逆レイプ』という新ジャンルだよ
紅朔は基本総攻めだが、西博士に対してだけは弱気な態度。 西博士のドリルを見るとチクタクマンに凌辱された時のトラウマが蘇って泣いちゃいます。 普段から女性に虐げられている西博士は弱々しい少女に胸キュン。 だけどトラウマを克服した少女の本質は狼だったのです! という妄想
>>175 クラウディウス、無垢な子供を装って裏路地を徘徊する
↓
レイプしようと浮浪者が襲い掛かる
↓
触手で撃退
↓
女だったら逆にレイプ、ハスターの落とし子を孕ませる
↓
常人に耐えられるわけもなくそのまま狂死
という新ジャンルですね?
しかし糞餓鬼はハスターと仲の悪いクトゥルー復活の儀式に参加していたから 信者ほどではないという噂が…
糞餓鬼「ケッ! クトゥルーの野郎人間如きに操られてやんのダッセー!」 ということだともっぱらの噂
あれは利用のための召喚だったしねぇ。
糞餓鬼ってハスターのことどう思ってんだろ? たいして執着も媚びもなさそうだ、でも奴隷
>>181 べ、別にハスターの事なんてどうでも良いんだからねっ
ハスターの毒電波を浴びつつ 糞餓鬼「ハスターなんかどうでもいいハズなのに……こんな邪神に…… くやしい……! でも……信仰しちゃう! イア!イア!」
乙女化著しいな
だってクリムゾンだし
ハスター「ずっと前から気になってたんだけど……クラきゅんは私のこと思ってるの?」
※レイプ系苦手な人は回避推奨 ※一部捏造設定あり、要注意 「イヤアァァッ! 九朔、やめてぇ!」 夜の薄靄に包まれた妖都・アーカムシティ。大都心の中でも古い建物が多く並ぶ下町の裏通りに、 少女の悲鳴が響く。 街灯がおぼろに照らす路上にもつれ合う、二つの人影があった。 石畳の上に押し倒されてもがくのは、赤いドレスを纏う細身の少女。が、その愛らしく豪奢な衣装は 見るも無残に引き裂かれ、薄く小ぶりな乳房が胸元から覗いていた。 ハート形の髪留めで纏められた艶やかな赤い髪は砂埃にまみれて路上に散らばり、お気に入りの 赤い帽子も遠くに転がっている。 そして少女に跨り、組み敷いて、下卑た笑みを浮かべる短身痩躯の少年。長く青い髪を振り乱し、 常ならば強い意志の輝きを宿すその瞳は、今は虚ろに濁って冥い狂気の光を帯びている。 「九朔、しっかりして! そんな奴に意識を呑まれちゃ駄目ぇ!」 赤い少女──紅朔が、両腕を押さえ付けられたまま必死に少年に呼び掛ける。だが、少年は応えない。 青い髪の少年──大十字九朔と、赤い髪の少女──大十字紅朔。 この世界に仇なす邪神を打ち滅ぼした、大十字九郎とその妻アル・アジフの子供たち。 とは言っても兄妹ではない。邪神の姦計によって分かたれた同一人物であり、半身同士。恋人以上に 密接で、肉親以上に罪深い絆に結ばれた魂の伴侶。 夜な夜な人に害を及ぼす怪異を狩り続けていた二人の少年少女だったが、この日は少々しくじった。 この辺りに追い詰めた筈の化け物に逆に待ち伏せを受け、襲われそうになった少女を庇った少年は 一瞬の心の隙をつかれて化け物に取り憑かれてしまったのだ。 「この、バカ九朔! さっさと正気に戻りなさいよ!」 魔導書の精霊である母の“血”を受け継ぐ少女は、悪態をつきながらその身に宿る魔力で自身の体を 血の霧に変え、束縛から抜け出そうと試みる。だが少女と同じ血を持つ少年は、掴んだ腕から少女の 身体へと魔力を注ぎ込んで彼女の魔術を相殺した。 「コイツ、九朔を乗っ取ってる分際で小賢しい……」 紅朔はぎりり、と歯を食いしばり、怒りに燃える瞳で少年の顔を睨み上げる。瞬間、 パァンッ! 「アウッ!?」 最初は何が起きたのか、紅朔には判らなかった。衝撃と、ジンと頬に熱い痛み。 「──嘘……」 さっきまでの怒りは瞬く間に消えていた。精神的なショックが大き過ぎて、思考が停止してしまう。 信じられなかった。 九朔が自分を打(ぶ)つなんて。 騎士道を重んじるこの少年は、今まで少女に手を上げた事など只の一度も無かった。少女が“悪い子” だった頃にだって、剣を向けられた事はあっても実際に傷付けられた覚えは皆無だった。 それなのに── パァンッ! 「嫌ァッ!!」 再び殴打。白い手袋が、少女の頬を平手打ちにする。二度、三度、そして四度。顔を庇おうとすれば その手を押さえ付けられまた打たれる。 「痛いッ! 痛いッ! やめてぇ!」 痛い。頬よりも心が痛い。 誰よりも何よりも、九朔にこんな仕打ちを受けることが少女には耐えられなかった。
少年の動きが止まった。息を荒げ、血走った目で少女を見下ろす。 「うぅ……ひっく……ごめんなさい……ごめんなさい……もう打たないで……」 抵抗する気力を完全に失って、紅朔は泣きじゃくる。涙でぐしゃぐしゃの顔に乱れ髪が張り付き、 唇を切ったのか、一筋の血が打たれて赤くなった頬を伝っていた。 九朔の手が無造作に少女の顎を掴んだ。顔を寄せ、零れた血を舐め取ってそのまま唇を塞ぐ。 「んぅ!? んんんーーっ!」 キスに封じられたまま、紅朔はくぐもった声を上げた。強引に割り込んでくる舌。 「んぷっ! ふぁ、らめ、やめてクザ──んむぅっ!?」 呼び掛ける声もキスに塞がれた。いつもの少年と違う、乱暴で一方的な口付け。怯える少女の舌を 絡め取り、好き勝手に自分の舌を擦り付ける。柔らかな口内粘膜を嬲り、少女の唾液を啜って、 自分のそれを彼女の小さな口に流し込む。 (九朔…………こんなの、やだよぉ……) 紅朔の瞳に新しい涙が浮かんだ。その間にも少年の手は破れた少女の服の中に潜り込み、可憐な 膨らみをまさぐっていく。 「んぷぁっ……はぁ……はぁ……」 唇が離れた。紅朔は新鮮な空気を求めて何度も息を継ぐ。 「──んぅっ!?」 少年の手が乳房を包み込み、紅朔はビクン、と身を竦める。九朔は柔らかく温かな肌を乱暴に捏ね回し、 先端の微かな突起を転がして弄ぶ。 「!? やぁ、痛っ!!」 乳首を捻り上げられて紅朔が悲鳴を上げた。同時に九朔は少女の肩口に噛み付き、歯を立てる。 「あ、い──!」 ぎりぎりと食い込む痛みに、紅朔は歯を食いしばって耐える。翻ったドレスの裾から晒された白い脚が 苦痛から逃れようとバタつき、ブーツの底が砂を噛む。 …………ックックックッ…… 肩から離れた九朔の口から、嗤い声が漏れた。紅朔の知らない笑い方。知らない声。未だ狂気に 侵された瞳のまま、少年は少女の身体に舌を這わせる。歯形の残った肩から、首筋へ。甘い香りを放つ 肌を味わうように首から鎖骨へと舌が滑り、胸元に下りてくる。 紅朔の背筋に怖気が走った。 これが純粋に少年の求める行為ならば彼女は喜んで身体を開き、その全てを捧げ尽くすだろう。 けれども、こいつは九朔じゃない。少年の身体を人質に取ったバケモノだ。 彼の姿で、彼の目の前で、得体の知れないものに陵辱される恐怖と屈辱。 「……やだよぉ……見ないで、九朔ぅ……」 身体を震わせ、ただ少女には泣くことしかできなかった。 「おのれ、バケモノめ! 紅朔から離れろ!!」 どんなに叫び、抗っても、身体の自由は戻らない。目の前の光景に紗が掛かり、声は遠く聞こえる。 古ぼけた映画のようにぼやけて曖昧な、視覚と聴覚。九朔は囚われの観客となってスクリーンに向かい 喚き続けるしかできなかった。 そしてスクリーンに映し出されるのは── 『……やだよぉ……見ないで、九朔ぅ……』 自分の身体を乗っ取った怪異が、自分にとって大切な少女を汚していく一部始終。 夢なんかじゃない。今、現実に進行しているおぞましい出来事。 「下郎が、我の身体で紅朔に触れるな!」 九朔の叫びを嘲笑うように、少年の肉体を支配した“何者か”は少女の乳房に吸い付いた。 『ひゃうっ!?』 少女が息を呑む気配。九朔を乗っ取った怪異は、口いっぱいに柔らかな乳肉を頬張り、噛み付く。 『……くっ!? い……』 震える白い肌。恐怖と痛みを懸命にこらえる少女を思って、九朔は身体の主導権を取り戻そうと必死に 念を凝らす。が、手足の感覚は一向に戻らず、その間にも“何者か”は紅朔のあちこちに無残な歯形と 吸い跡を付けていく。 「──おのれ…………おのれッッ!!!!」 痛い。心が痛い。 目を閉じることも逸らすことも叶わず、ただ少年には吼えることしかできなかった。
乱暴な手が、残った少女のドレスを引き毟る。前の部分は完全に引き裂かれ、腹部から太腿までが 顕わにされた。 「イヤァッ! 駄目ッ!」 九朔の手がショーツに伸びた。反射的に脚を閉じようとした紅朔だったが、少年の膝が割り込んで 思うようにいかない。指がショーツの股布を引っ掛けて横へとずらし、少女の大切な部分を晒す。 「嫌ッ! 許して……それだけは……」 ぽろぽろと涙を零して哀願しても、目の前の少年は──少年の姿を借りたバケモノは──虚ろな目で 嗤うだけだ。少女の両膝を押さえ、強引に割り開いてのしかかる。 「ひっ!?────嫌アアアアァァァァーーーーッッ!!!!」 未成熟な秘唇に、少年の屹立が捻じ込まれた。ピンク色の若い先端が、白い肉の合わせ目を割り開いて 粘膜の狭間に潜り込む。 まだ濡れてないソコは孔の入り口で少年の切っ先を拒むが、偽りの九朔は少女の身体を押さえ込み、 構わず奥へと侵入してきた。 「痛い! 痛い! イヤアアアァァッ! 九朔ぅ!!」 摩擦抵抗に粘膜が引き攣れ、狭い入り口をこじ開けられる。 ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ………… 獣じみた少年の呼吸が耳元で響き、紅朔は逃げるように顔を背けた。 胎内が無理矢理に押し広げられ、みちり、みちりと熱い楔が少しずつ深く打ち込まれていく。 犯された。九朔の目の前で。九朔の身体で。バケモノに汚された。 「うぅ……ぐすっ……ゴメンナサイ……九朔……ゴメンナサイ、ゴメン……」 唇から零れるのは、苦痛の呻きではなく少年への謝罪の言葉。 この瞬間、少女の心の防壁は完全に崩壊し、一切の抵抗力を失っていた。 魔に憑かれた少年が、放心した少女の身体を突き上げる。街灯のくすんだ輝きを受けて建物の外壁へと 伸びたその影に、赤い双眸が瞬いていた。 「よせっ!! 止めろォッ!!」 振り絞る絶叫も、何の効力も示さなかった。 『嫌アアアアァァァァーーーーッッ!!!!』 紅朔の悲鳴と、満足げなバケモノの吐息。 少年の目の前で、自分以外の何者かが少女を犯していく。彼女の身体に覆い被さり、絶望に歪む顔を 見下ろして。泣き叫び、助けを求める少女を更に責め立てて行く。 「ッ────畜生…………畜生ッ!!」 泣いていた。肉体の自由は失っていたが、心だけで九朔は泣いていた。 何が騎士道だ。自分は大切な少女一人守れないではないか。しかも、いま彼女を嬲り続けているのは 他ならぬ自分自身なのだ。 『うっ……ひっく……』 紅朔の嗚咽が胸に刺さる。視界の中で、組み伏せられた少女の身体が揺れていた。怪異に乗っ取られた 自分の肉体が、彼女の中を蹂躙している。勝ち誇り、見せ付けるように。 「ごめん…………ごめんよ、紅朔……我は……僕は…………」 己の無力さに打ちのめされ、少年の口から懺悔の苦悶が漏れる。 『……イ…………サイ……』 その耳に届いた、微かな言葉。犯されながら呟く紅朔の声に、少年は耳を澄ます。 『ゴメンナサイ……九朔……ゴメンナサイ……』 「紅朔!?」 少女が繰り返すのは苦痛の呻きでも恨み言でもなく、ただひたすら少年への謝罪だった。 「紅朔ッ!!」
少年が叫ぶと同時に、グニャリとその視界が歪む。 (何だ!?) ぐるぐると、渦を描いて混ざりゆく絵の具みたいに出鱈目な視覚情報。やがて絵の具の渦が新たな像を 形作り────九朔は息を呑んだ。 『イヤァアアアーーーーーッッ!!』 悲痛な叫び。胸の悪くなる匂い。揺らめく炎に照らされる、絡み合う影。 「────紅朔!!」 石造りの小部屋の中で、鎖に吊るされた赤い少女が背後から犯されていた。 少年は、この光景を知っている。 かつて邪神に幽閉されていた少女がその身に受けた、ありとあらゆる責め苦の数々。それがいま再び 目の前で再現されている。 (これは……紅朔の記憶? 我に憑いたバケモノが、紅朔の悪夢を“喰っている”のか!) 切り取って集められたフィルムのように、見るに堪えない光景が次々と九朔の前を流れていく。 赤い少女は九朔の目の前で何人もの男に輪姦され、獣と交わり、得体の知れない何かに蹂躙される。 打たれ、縛られ、踏みにじられ、焼かれ、侮蔑と嘲笑に晒されて這い蹲る。 そこは痛みと嘆きと苦しみしか与えられない世界。それ以外の一切の自由が存在しない世界。 九朔の半身に毒を注ぎ、毒に染め上げ、新たな猛毒に変える為だけに邪神が設えた、ちっぽけな鳥篭。 そして何よりむごいのは、彼女が自らの意思でこの仕打ちを受け入れなければならないように 仕向けられた“世界”のカラクリ。陵辱しか存在しない世界に閉じ込められた少女が、陵辱に縋る ことでしか自分を保てない残酷なシステムそのもの。 少女を虐待する無数の光景が重なり合い、やがて新たな像を結ぶ。 彼女にとって最も新しい悪夢。 大都会の片隅。薄靄に包まれた路地裏で、壊れた人形のように力を失った紅朔の身体を弄ぶ、狂気の 笑みを浮かべた大十字九朔の姿を── 「やめろおおおぉぉぉぉっ!!!!」 少年は絶叫した。その声に気付いたか、少女の上で腰を振っていた“九朔”の動きが止まる。無表情に 顔を上げ、少年の視線に気付いた途端に“ニイィィッ”と再び悪意に満ちた笑顔を見せた。 口は耳元まで裂け、眼は赤く燃え盛り、全身の輪郭が黒くぼやけて少女の身体を呑み込んでいく。 『……九朔………………助けて……』 黒い影に白い裸身を侵されながら、紅朔の口が小さく動いた。 「うわぁあああああああああっ!!!!」 九朔は叫ぶ。無力さと悔しさと絶望感が、少年の心の防壁を崩していく。 怪異は曝け出された心の隙間に侵入し、彼をも悪夢に取り込もうと触手を伸ばし始めた。ぼやけた 視覚と聴覚は一層曖昧になり、九朔の意識が暗黒に沈んでいく────。 ──ドォウンッ!! 闇夜を閃光が裂き、銃声が轟いた。。 少女を犯す九朔の背後。壁に伸びる赤い双眸の異様な影に、銃弾がめり込む。 『オオオオオオオォォォォン……』 丁度眉間に当たる位置を貫いた銃撃に如何なる効力が在ったのか、奇怪な呻き声と共に影が揺らいだ。 「────ッ!? う……我は……」 獣のような喘ぎを繰り返していた少年の虚ろな目に、理知的な光が戻った。 「九朔!」 少女が安堵と歓喜の声を上げる。 「────くぅっ!」 夢から覚めたように急激に知覚を取り戻した九朔だったが、その手足は未だ魔物の束縛を受けていて 自由に動かせない。少女に覆い被さったまま、彼の身体は金縛り状態に陥っていた。
「情けないぞ、大十字九朔!」 少し離れた場所から、野太い男の声が響く。 「てめぇ、それでもあの人達の息子かよ!?」 「くっ…………ウオオオオオオオオッッ!!!!」 少年が、腹の底から吼えた。 男の叱咤に、自分の不甲斐なさに、湧き上がる怒りが新たな力を呼び起こす。 九朔の身体が光を放つ。“血”の魔力を直接解き放ち、体内で攻性術式を展開させた。自分の身体ごと 取り憑いた化け物を焼き滅ぼす。 「九朔!? ダメェ!」 制止する紅朔の叫びが聞こえたが、術式は止まらない。 『グオオオオォォォォ──』 少年に憑いた怪異が魔力に灼かれて苦しみの声を上げた。だが、それは九朔にとっても同じ事。 全身を魔術文字が駆け巡り、肉が爆ぜ、血が噴き出す。 「ウオオオオオォォォォォッ!!!!」 それがどうした。 こんなもの、紅朔が今までに味わった苦しみの万分の一にも満たない。 「我が身から疾く失せろ、下劣な妖魔よ!!」 ずるり。 九朔の背後に伸びていた影が縮み、彼の背中で黒い闇の塊と化す。やがてそれは彼本来の影と分かれ、 まるで引き潮のように石畳の上を滑って少年から離れていった。 「────カハッ! ハァ……ハァ……」 攻性術式を解いた。ようやく全身の自由を取り戻した九朔は、両手を路上について荒い呼吸を繰り返す。 術式のバーストで服のあちこちが裂け、血が滲んでいた。こめかみからも一筋の血が流れ落ちる。 体内のダメージは更に酷く、加えて化け物が逃げる際、奴にごっそりと魔力を持って行かれてしまった。 満身創痍。そっとその頬に、温かいものが触れる。小さくて華奢な、少女の掌。新しい涙を浮かべて 見上げてくる紅朔の顔は、けれど穏やかに微笑んでいた。 「九朔……」 「…………ごめん、紅朔。僕は……」 「九朔くん!!」 聞き覚えのある女性の声に、九朔が顔を向ける。街灯を背に立つ若い男女の姿。 「アリスン姉!?」 見知った顔に少年が驚きの声を上げた。一方、少年の後ろでは彼に憑いていた闇の塊が起き上がり、 実体を持って新たな形を成し始めている。 「使え、九朔!」 アリスンの隣に居た男が、手にしていた物──先刻化け物の影を撃ち抜いた銃──を投げた。 「!?」 意図を察した九朔は、残った力を振り絞って跳ね起きる。よろける膝で懸命に駆け、手を伸ばして、 男が寄越した鉄塊を空中で掴み取った。 “ウ゛オオオオオオオォォォッッッ!!!!” 淀んだ闇が完全に実体化し、その正体を現していた。 捻じくれた角。爛れた皮膚。紅朔の悪夢と九朔の魔力を喰らって成長した巨体。 腐ったミノタウロスみたいな姿の怪異──ナイトメアは、天に向かって一声咆哮すると九朔目掛けて 突進してきた。 「──醜悪…」 少年は一言吐き捨てて、迫る化け物に銃を向けた。扱い慣れた彼の魔銃より遥かに重いグリップを 両手でがっちりとホールドする。
それは見るからに武骨で、不器用で、非合理的極まりないアンバランスな銃。 外道の知識を持たざる者が敢えてその力を行使せんがため、徹底的に練り上げ鍛え上げた合金の銃身に 執拗なまでに魔術文字と図形を刻印し、特別な魔術儀礼を施した弾丸を用いることで辛うじて体裁を 整えた、魔銃と呼ぶのもおこがましい劣化模造品。 だがしかし。 錬成する工程は違えど、正しく韻と陣を踏まえて紡がれたならばその顕現する神性は一つに収斂される。 即ち── 「クトゥグア!!」 九朔の叫びに応えるように、銃身を埋め尽くす刻印を魔力の光が疾駆する。すかさずトリガーを引いた。 ドォウンッ!! 「くぅっ!?」 予想以上の反動。銃口が跳ね上がり狙いが逸れた。化け物は銃弾に肩を浅く抉られたものの、勢いを 弱めることなく九朔に迫りくる。振り抜かれる凶悪な拳。 九朔の身体が宙を舞い、悲鳴が上がった。紅朔か、それともアリスンのものか。 「ぐほっ! ──クッ!」 背中から地面に叩き付けられ、九朔が肺の中の空気を吐き出す。もっとも、殴られる瞬間に自分から 後ろへ飛び退いたので、見た目の派手さほどダメージは受けていない。ナイトメアの醜い顔が眼前に 迫る。少年を跨いで立ち、止めの一撃を食らわそうと拳を振りかざした。 「この距離なら──外さん!!」 立て続けに三連射。衝撃に腕が跳ね、肩が軋む。 “ウ゛ォア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァァァーーッ!!!!” ナイトメアが吼え、巨体が仰け反る。その隙に九朔は化け物の下から脱け出し、再び撃つ。 撃つ。撃つ。撃つ。 クトゥグアの火弾がナイトメアの腹を穿ち、腕をもぎ取る。逃げる素振りを見せた背中を更に抉る。 銃声は止まない。既に身動きの取れない化け物相手にトリガーを引き続ける。 ついには全弾を撃ち尽くし、九朔は手にした銃を路上に放った。 まだだ。まだ足りない。 この程度では彼女を汚した罪は贖えない。 のろのろとした足取りで、少年は化け物の残骸に歩み寄る。それは既に原型を留めず、煮えたタールの ようにぐずぐずと沸騰して悪臭を放っていた。怒りに燃える眼で汚物と化したソレを見下ろし、両手を 頭上に掲げる。その掌の間に炎が立ち昇った。 怒りを。もっと怒りを。 身体に残るありったけの魔力をかき集め、憤怒の炎で鍛え上げる。両手の間で炎はいよいよ勢いを増し、 その中から黒い鋼が姿を現した。 小柄な少年にはひどく不釣合いな、その大きさ。彼の得意とする小剣とは余りに異なるフォルム。 少年の“血の記憶”に刻まれた、彼の父が好んで用いる大剣を両手に掴む。 「……紅朔を傷付けた報い、受けるがよい!!」 怒号と共に、逆手に構えた“バルザイの堰月刀”を突き立てた。 刀身が瞬時に赤熱化し、タール状の汚泥が泡と煙を噴く。やがて怪異の残滓は堰月刀の熱に炙られて 自ら燃え上がり始めた。
「もそっと大事に扱ってくれよ。コイツを手入れすんのは結構大変なんだぜ」 無言で炎を見下ろしていた九朔は、どこか気の抜けた声に振り向いた。アリスンと一緒だった男が、 世界に一丁の鍛造レプリカ魔銃を拾い上げてこちらに歩いてくる。開きっぱなしの排莢スライドを 戻して上着の下のホルスターに収め、少年の傍で立ち止まった。 「ジョージ……。あんたに借りを作る破目になろうとは……」 礼をわきまえた少年らしからぬ口調で、憮然として男を見遣る。 九朔はこの男があまり好きではない。アリスン姉とは幼い頃から兄妹同然の間柄で、今では私立探偵を 自称して少年の両親が営んでいた事務所を勝手に引き継いでいる。が、いつも昼間からブラブラと 遊び歩いて本当に仕事をしているのかは怪しいものだ。 金が無いと言ってはシスターに飯をたかり、アリスン姉に身の回りの世話を焼かせるロクデナシ。 「こんな時間にアリスン姉を連れ回して、一体何をしていた」 どこか険のある少年の物言いに気を悪くする素振りも見せず、ジョージはニヤリと口元を緩めた。 「野暮を訊くなよ。女連れはお互い様だろう? ま、そっちは逢引って雰囲気でもなかったようだが」 ──このニヤケ面も、好きになれない理由の一つだ。 九朔はプイ、とジョージから顔を背け、少女の元へと重い足を引きずって歩き始めた。 アリスン姉さまの手が触れる度、腫れと痛みがやわらいでいく。魔術師の素質を持つ彼女の祈りは、 それだけで“半人半魔”の紅朔に覿面な効果をもたらした。傷跡を完全に癒す程の力は無いものの、 彼女はうずくまり震える紅朔の身体を抱き締めて何度も頬を撫で、怯えきった少女を安心させてくれる。 「どうして姉さまが、ここに?」 癒しの手に身を任せたまま、紅朔が素朴な疑問を口にする。 「神様の御導きかしら。たまたま近くを通り掛かったら妙な胸騒ぎがして……間に合って良かったわ」 “たまたま通り掛かった”理由まで彼女は話さないし、紅朔も聞こうとは思わなかった。 恋する女性同士の以心伝心とでも言おうか。甲斐性無しの男に尽くす彼女の一途さに、紅朔は今まで 以上にアリスンに親近感を抱いていた。 「紅朔」 弱々しい声に、二人同時に顔を上げた。傷だらけの少年が、力無く立ち尽くしている。 「九朔……」 少女も名前を呼び返す。アリスン姉が、そっと離れた。 ふらつく足取りで、少年が少女の前に辿り着く。跪き、自分のマントを外して少女に羽織らせた。 少女の両手が、血に汚れた少年の頬を包み込む。 「九朔……痛そう……」 「こんなもの、どうという事は無い。我よりも……紅朔の方が……」 心配そうな少年の声に、紅朔は精一杯の笑みを浮かべてみせる。 「私は平気よ。こうして九朔が元に戻ってくれたから。私の悪夢を追い払ってくれたから。 だから…………泣かないで、九朔……」 少女の手の中で、九朔は泣いていた。声は無く、ただ瞳からとめどなく涙が零れ続ける。 「すまない……。我は……僕は……こんなにも、紅朔を……」 「泣いちゃ駄目よ、九朔……貴方は何も悪くないから……だから……」 「紅朔!!」 少年が、少女の細い身体を抱き締める。 「約束する! もう二度とこんな思いはさせない。我が剣に誓って! 我の全てに誓って! もう誰にも奪わせない。必ず! 必ず君を守り抜く!!」 少女の温もりが腕の中に在る尊さを胸に刻み、九朔は泣きながら誓いの言葉を繰り返す。 「九朔……」 少年に抱き締められた紅朔の腕が、恐る恐る彼の背中に回された。緋色の瞳に、みるみるうちに涙が 溢れていく。 「うっ……うっ……うわああぁぁぁぁん!──九朔! 九朔ぅ〜〜〜〜〜」 堰を切ったように少女が泣きじゃくる。蘇った悪夢と、何よりも、化け物に汚された自分が少年に 見捨てられるのではないかという恐怖。全てを洗い流すように、大粒の涙が睫毛を濡らす。 アリスンの手が二人の肩を抱き寄せ、あやすように優しく叩いた。 アーカムを包む靄はいつしか薄れ、黒く聳える建物の間から冴え冴えとした星空が瞬いていた。 大十字九郎とアル・アジフの意志を継ぐ者たちに見守られ、彼らの血を継ぐ少年と少女は、今はただ 歳相応の子供に返って泣き続けた。 (おわり)
私は突如として脳内に飛来したそのイメージに恐怖した。 それは宛ら我々人類の与り知らぬ地底の未知の生物が、何らかの精神的な波動、 もしくは人間に知覚出来ない高い領域の音波により、私の思考に介入しているかのようだった。 私はその現象に恐怖しながら、しかし逆らう事など出来ずに、この言葉を書き込んだのだった。 GJ
GJ ただ野暮な指摘で心苦しいのだが 九朔の「我」じゃない方の一人称は確か「俺」だ!
>>195 何れにしろ、女王かシスターに叱られそうな一人称だ
糞餓鬼は毎日ハヅキちゃんにお尻ペンペンされてる
ビフォー _ <Σヽ`ヽ <ΣO_O) `cレ゚∀゚ノi <r'li⌒iヽ (__i.土i__) (__) (_> ↓ アフター ,. -――へ_,. ヽ /;;;;;_,. - ― 、  ̄ヽ /,.-‐ ̄_,. -―、 \' / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ /''´ V∧_ 〉/`ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;.;.;.:ヽ i 、;;;;;;;;;::::::〃人 ヽ /-ー' /:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.;.;.;.;.;.;:'. |i!, _ア「 ̄ヽ__/-'´ r':.:.:.{________;.;.;.; ! |i!; 彡ヘ |:/:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:./ヘ ヽ ヽ,.-、`ヽ |i!;; 彡i!ヘ / ´ ̄「「 W〃,rァ }}| | | |}〉} | | |i!;; `、ヽ 〃:::/「 _! ト、弋"´ _〃| || |' / ! | |i!; 、 `、ヽ {:::::::i!|レケヌNヽ「¨´ jハN | リ`ト、 | |!; ミ、 `:、\ `ヽ||ヾ、´_ソr_,.-〕 イi!|/' jヽ.レ! !;; ミ、 \ * !ハ iヽ、 'ヾツ、_ !j/ /〃 ヽ !;; ヾ ヽ ヽ Vト、!へ ' ,=丶 / / !i| >――-ヽヾ、 丶 ヾ ミ!i ` ト、 ミ、 __/≠〃j! /,. --‐==、 \ 、ヾ i! ミ;| * ,. | >'' ̄ , , , ,`Y ,.〃⌒}}´ |i!ヽ\`-''' 川i!! // ,.〃/;;;;;、//〃´ ノ人 \ヾ ,.彳ミ jハ /// '´ ヾi!川l!i;;,, ,〃 __,./ _,.;;::''''’ 八ノ // // ji!〃〃ツ;;;,,,、. ''´ 〃´ ,. ´ _,.;;;;:;:;/,イ * * /:.|〃'´ /;,i! ´ ,,,,;:;,,,/〃´; ; ;,;/ , ヽ /|:.:|i! ,/;,;/, ,, ,. ,. -- 、'''''’´: : : : : :イ〃// i; | |:.|:.:|||ヽ、 、 、 、 、,.〃;,;/′///〃´`ツ,,,,;;;;;;;_,.-‐''´:.| 〃/ |;; |
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おいちょっと待て、そこのトミー。
糞餓鬼変わり過ぎ
>>198 こら、画面にお茶を吹きかけちゃったじゃないかwwww
飛翔の九朔と紅朔ならともかく、 飛翔の後に生まれるであろう九朔たちが そういう関係になったらまさに大十字家終わりだなww
>>204 寧ろ魔術師的にはokじゃね?
魔力を高める為に近親婚するのはよく聞く話。
206 :
名無しさん@ピンキー :2006/12/01(金) 22:14:02 ID:BOPSY8gV
というか競馬とかじゃ近親交配は品種改良の手段として使われてるそうだ。
208 :
名無しさん@ピンキー :2006/12/02(土) 00:13:05 ID:gXjUBv0r
いつか僕の食卓(ベッド)にもエセルが上がるかな…
いえ、それはカリグラです
アーッ!
飛翔でビヤーキーにダメージ与えたら糞餓鬼が「アーッ!」って叫ぶんだが 性的に
わたし、ハヅキ。満1歳。 ダディと、ダディの4人の弟子のと6人暮らしなの。 〜中略〜 そうそう、わたしにはちょっとした秘密があるの。 それは……夜になると魔法使い泣き虫サクラに変身して悪いヤツラと戦うの。 もちろんダディが。
ちょwwダディww泣き虫てwwあいつ目ねぇよwww
4弟子と糞餓鬼はハヅキたんの穴兄弟
>>214 妄想主の日記を読み返すか、クライベイビーサクラでググるんだ!
ハヅキ「ダディ、何飲んでるの?」 ダディ「黄金の蜂蜜とガムシロップのカクテルだ」 ハヅキ「…………」 ダディ「私は常人の何倍もカロリーを消費するのだよ」
それなんてニードレs
ダディ「いかん、黄金の蜂蜜酒分が不足してきた」
>>217 確かに二人とも盲目だけどなw
絶叫するダディが想像できないよ・・・
ソミ~ ~゙'ミ、 xミ~゙ ヽx 彡 ゙ミ ノミ r=-:、 ,.;っxフミヾ、 ミ 彡 / ,, "''''リ''"" リ、 ミ ミ 丿;;;__―--‐''''' ̄'''‐''' ̄ "''‐t、 ミ ミノ-、,.,, ̄"T'て ̄E-、_,,r--、, ミ ゙xr;、 r=l ,.,,_,r,=ヽ ( ( /''゙゙'―‐''゙゙ ̄~~゙'' ゙;、 / /l l 'i' 、 丶ヽ'i ': 'i / /L,.,.;.,.;,.,.,_;/ ノ Lノ レ 'i l l‐-、' ,.,.;.,.;_ヽ ノ ,;;;;;;;;;;;;;;;;;-二、 E二/ 'i lヽ二;;;;;;;;;;; ヽ l r=' '''''''''''゙゙--、''-、= ) /ヽ 駆け抜けろッッ!アンブロシウスッッ!! ヽ lr-,r""y ヽ,i ノ リ _ェ―-、 二 ヽ (_ノ V / ,イ ,r- l ! _ '―‐-、ヾ、ヽ l丶 r-'''"゙゙入 ノ,i"/゙i'゙'l i..:'~゙) ゙'‐r=ハ‐、,ヽヽ l r-'゙゙ ̄ ゙゙̄''―、_/゙ _ノ リi゙ (<ト_''(_,>''゙,、rヘ7_,l‐'゙ ヾi ノ\ ''゙ ___t|_r==―'゙~入l ! ゙'-l┬┬┬l_!-'゙~ ノ l、 ,r'―、 | / \ ゙i゙、  ̄ ̄ ̄ / / ゙ / ∠_」゙ . : / ゙̄\゙i゙i _r-、 __ ,―‐、,、_/ / /、 ゙\-'" ヽ i ├l'゙ ̄ .:゙ rf/ / /\_ _ ,,.―'゙ヽ、 ノヾi'fユ___ _、rF/ /_ノ゙ ゙゙"ブ / ヽ ノ ゙iゞ-゙-'-'-'゙'-'-'゙ /'゙ / . :゙ ゙丶、/ l゙'-'゙ ゙̄'―-'゙ 人 / / \ l゙J( 'ー,`)し__/ ゝ'" __」゙ `ヽ、<`'‐-----'゙ イ" | `ヽ、 r-'゙
カルコサの夢を抱いて保守
アーカムのビル群を炎が走る。ゆらぎ、ひび割れて、崩れてゆく。かしいだ時計台が午後一時を指して、 止まる。空には魔獣の群れが羽虫のようにたかり、網目をつくり、太陽を蝕む。 暗く沈んだ地上で、私達は対峙していた。 「九朔! 応えて九朔。……止まって!」 どうすれば止まるのか。止まってくれるのか。 熱波にゆらめくデモンベイン・トゥーソードの肩に、あの女が立っていた。 暗がりに、三つ目を隠して高笑っていた。 「無駄無駄。この子はもう、君の王子様じゃあないんだよ。僕の、王子様なんだよ」 「うるさい……この、ケバケバ女! お前……お前がッ!」 私の真紅のデモインベインは、私の心を理解して、激昂を理解して、その手の内にクトゥグアの 威容を現した。赤い自動拳銃。鬼の口のような筒先を、トゥーソードの肩口に突きつける。 「燃えてしまえ! 死んでしまえ!」 カラダの内から裂かれるような、痛む気持ちが止まらない。引き金に力を。銃身が前後に跳ね、 炎が吹き、突進した。 しかし、炎はナイアルラトホテップに届かず、トゥーソードの結界によって阻まれる。無様な 妬ましさから生まれた魔術は、もろく、結界を破るだけの満足な力は持ち合わせていなかった。 「ありがとう、九朔クン。忌まわしい、クトゥグアの焔から僕を守ってくれて」 ナイアが、トゥーソードの硬い頬に唇を寄せた。 「やめなさいよ! どきなさいってば!」 「かまわないよ? 君が、その気になってくれるなら」 ナイアルラトホテップの肢体が、空を昇っていく。トゥーソードが、曲がった小刀を携え、進み出た。 「……殺されろ、って言うの? それとも、殺せってこと?」 「何々、僕はこう言うだけさ。『終わりがくるまで、踊り狂え』――ってね。終わりなんて、こない けどね」 ナイアは笑いながら、身を隠した。
『デモンベイン・トゥーソードから、ヒラニプラシステムへ強制アクセス!』 デモンベインのコクピットに、覇道のメイドの声が届く。 『ナアカルコード……送信されました! 紅朔様!』 通信を聞くまでもなかった。トゥーソードの垂れた右手に、飛び散る青い稲光と黒々とした塊を見る。 『おい。ヤベぇんじゃねえか!?』 『これ以上、放っておけないよ、紅朔』 次にクラウディウスとハヅキが、急かすように言った。しかし彼らも、空で魔獣どもと戦っている はずだ。私達に手を貸す余裕はない。 「ハヅキ――クラウディウスも。いいわ、もう。どうすればいいかは、わかったから」 『紅朔?』 レムリア・インパクト。文句なく、デモンベインが保有する中で最強の力。 その輝きを目にしたら、私は…… 「……第一級近接昇華呪法、解凍要請」 『! 紅朔、いけません、それは……』 母なる総帥が、私を止める。 「クィーン。けどこのままじゃ、私死んじゃうの。死にたくないの、私。だって私が死んだら、誰も 九朔を止めないもの。あの人、きっと泣いちゃうわ。あんな無様をさらして――あの人のツルギが、 許さないもの」 だから、止めないと。助けてあげないと。 スピーカーからノイズに乗って、総帥のため息が聞こえた。 『――結局、ヒトの苦難と言うのは、その人自身が越えるべきこと。あの子の苦難、あなたが肩を 貸してあげるのは必定と言うべきですわね』 「ありがとう」
ナアカルコード、こちらも受信を確認。九朔と私、ともに抜き身となった。 血こそ、私の力。私の表明。全であり、心。今、私の心は九朔を望み、そのために猛り駆ける。 デモンベインから血流が吹き出た。それは、おびただしいく廻る私の血。 高く掲げた鉄の掌に集い、丸く太陽に似た輝きを持つ。 トゥーソードが、構えを取った。腰を低く、右の魔力渦を後ろに置くようにしている。 私のデモンベインは、ただ待つ。彼が、ここまで来てくれることを。 九朔は、ついぞ聞いたことのない、悦びも怒りもない声を発した。 「渇かず、飢えず、無に還れ」 私の胸に、ロウソクのようにほのかで暖かい熱が灯った。 「還らない。だって、まだ一緒にいたいもん。もっとたくさん、二人でしたいことあるから」 トゥーソードが走った。右手を前に。 「遊びたい。食べたい。寝たい。エッチなことしたい。会いたい。だから、還らない」 私も、右手を突き出す。 「だから、帰ってきて」 右と右が、交差する。無限灼熱と無限灼熱が、ぶつかり、はじけた。 刻まれた一秒の中、崩壊の振動が二体のデモンベインを巻き込んだ。
公園のベンチで、かがむように座っていると、あの人が来た。 「よっ」 「お久しぶり、お父様」 私にとって、この人は父だが、それにしては若すぎる。けれど、おかしいことはないと思った。 彼は、私の隣に座った。 「どうだ? 元気してるか?」 「お父様はどう? お母様とは仲良してる? もうすぐ、”九朔”に会えそう?」 「あっはっはっは……やぁ、まぁ、ぼちぼち」 どこかつらそうにしているから、きっとそんなに問題ない。相変わらずなんだろう。 「っつーか、お前らはどうなんだって。同じ人間同士……まぁ、兄妹?……仲良く やってんのか?」 私は、いつの間にかコーヒーカップを握っていた、そこに目を落とすが、 内側には何も満たされていない。 「ええ、もちろん。いろなことして遊んだし。いろんなもの食べたし。いろいろなところで寝て、 たっくさん――って言うかお猿サン?――ってくらい、エッチなこともしたし」 「……ああー……そのー……避妊、してるか?」 「バッチリ」 「そ、そか。なら、いいんだ。うん、親としてどうよって世間様からツッコまれそうだけど、 まぁ、お前ら幸せならそれでいいんだ。はははは!」 「バッチリ、してない」 「いかん!? それはイカンよ君ぃ!?」 「冗談」 お父様は冷や汗だくだく流しながら、ベンチからずり落ちそうになった。
「けどね、いつか子供が出来たらって、思ってたりするの。九朔には言ったことないけど。 そんなふうに思うのって、やっぱりヘンかしら」 「紅朔」 お父様の大きな手が、帽子越しに頭にのせられた。 「さっきも言ったけど、俺は……お前らが幸せなら、それが一番だと思うよ。無責任なこと 甚だしいけどさ。本当に、親ってわけでもねぇのにさ」 「親よ。お父様は。九朔だって、きっとそう思ってるわ」 「あんがとよ」 お父様が立ち上がった。 「紅朔」
呼ばれ見上げると、お父様の背中が見えた。無数の傷が苔のようにこびりついて、 血の臭いが漂っている。ついさっきまで感じなかったのに。 彼の背は、肉が増え逞しく盛り上がっていた。 垂れ下がった両手は、真っ赤に濡れて今にもこぼれそうになっていた。 彼が肩越しに振り返る。かすかに見える、オッドアイ。 「嗚呼――”お父様”」 探偵さんは、そこにはいなかった。 「手を取れ、紅朔。お前の手を」 彼は、低く一言だけ言って、かすんで消えた。 公園で私は一人になる。公園と呼べるのは、周囲のわずかな空間だけ。 やがて、このベンチも消えてしまうだろう。カップも消えてしまうだろう。 じんわりと、左右の手が温められた。カップに中に、黒々とした渦が生まれている。 私はゆっくりと、それを飲み干した。 苦いだけで甘くなく、私が嫌いな、総帥の淹れたコーヒーに似ていた。 九朔も、いつも有り難そうに飲んでいたが、実は甘いほうが好きなんだって知っている。 「よし」 私は勢いをつけて立ち上がった。自分を元気付けるつもりで、立った。 さぁ、やがて目覚めるだろう。この、死に際の夢から。 ベンチも、そしてカップも消えた。
私は空中にいた。自分では、浮んでいるような感覚だったが、これは落ちている。 ゆっくり、落ちている。何故か、何もかもが酷くのろかった。背後の私のデモンベイン。 そして前に、デモンベイン・トゥーソード。二体が共に、細かなネジ一本に到るまで 壊れようとして、瀕死でほぼ静止している。レムリア・インパクトの崩壊の火が今にも弾け そうに無数にねじくれていた。とても、熱い。 私の鼻先に、私を包み込めるほどの大きさの、炎の塊があった。このまま、あと一秒後には この炎に食われるのだろうか。そう思ったら、お父様の声がした。 ――お前の手を、取れ。 私は、止まったような空間で、一人だけ何よりも早く動いた。右手を、その炎の中に突き入れた。 中で何かを掴む――それは、人間の手指に似て。 「九朔!」 引っ張り出すと、彼は――九朔は、私の胸に飛び込んできた。 その頬に、唇を寄せる。眠たげに、彼の目が開いた。 「紅朔……?」 「お目覚め? 私の、王子様」 九朔は私を突き飛ばした。 九朔の右手が、腰に帯びた日本刀へ向かう。鞘で走らせ抜き放ち、振り上げる。 刃は右から斜めに動き、やがて水平に近くなって、私の首に向かった。 ゆるい時間のせいか、風切る音もなく、素早く。 剃刀のように薄い鉄の冷たさを、私は密やかに感じた。易々とこの首を斬り飛ばせたはずが、 ほんのすぐそばで、刃は止まった。私をくすぐる様に、震えていた。 「あ――ぐ――混沌ッ……!」 九朔が喘ぎ、歯を噛み鳴らし、眉を詰め、焦点の合わない目で辺りを睨んでいる。 「紅朔……を、手にかけるくらい、ならば……」 ゆっくり、刃の冷たさは遠のいた。 弓を絞るように、九朔は刀を手にした腕を、空に掲げる。左手も、刀の柄に添えた。 限界まで背を反らせると、一気に丸まり、九朔は刃を自分の腹に突き立てた。
九朔の頭が沈んで、背中の肉を破って、棒切れのような刀身が、私の視界を縦に割って現れた。 血が、真っ直ぐ刃に沿うように吹く。 先端には、ナメクジのような軟体が、刃に裂かれてのたうっていた。 「それこそ、混沌が我に植え付けた――」 「うあああああああああああああああああああああ!!」 私は紅朔の頭から首筋にまたがり、肩車をされるような格好になって身を乗り出す。 右手を手のひらをいっぱいに広げ、蠢く怪異に突きつけた。 魔力を搾り瞬時に飛ばすと、耳障りな遠吠えのような悲鳴をあげて、それは滅びた。 「九朔ッ!」 私は彼の頭の上からどくと、肩を掴んでその身を起こしてやった。 白磁のような顔つきになっている。 九朔は自分で、突き立てた刀を抜いていった。一センチ動かすのにも、いちいちうめいていたが、 やがて苛立つようにして勢いよく引き抜いた。何故か、血は刺したときほど出なかった。 「生きてる? ねぇ」 「急所は外した――」 彼の手が、震えながら私の首に回る。 ぎゅっと抱き寄せられて、彼の意図がわかったから、私は頬を向けた。 彼の唇から細かな震えが伝わってきて、私は胸中で金切り声を上げる。 「すまない」 唇を離した九朔は、泣いていた。 「我が、お前を……。何てことを」 ところどころつまるように、しゃくりあげ、ぽろぽろと涙が落ちて、 地面に触れる前に炎に焼かれて消える。 「いざとなったら、ホントに泣き虫ね。喜びなさいな。こんなにいい日はないわ。 王子が姫に抱かれているのだから」
「だが、もはや、これまでではないか……?」 九朔も気付いたのか。遅い時間が、もうじき終わろうとしている。そんな気配がする。 もうすぐ、大きな破壊が始まるだろう。 私達だけでなく、極大化した二つのレムリア・インパクトは、文字通り、この大陸すら 沈めるかもしれない。 止める術は、たぶんない。 九朔は満身創痍。頼みのデモンベインは搭乗者よりも酷い状態で、すぐにも死を迎える。 「そうね。でも、大丈夫よ」 私は言い切った。 「だってここには、私と九朔と、デモンベインがいるじゃない」 そう、いいことなんてなさそうだけど、望みはまだまだ捨てられない。 カレ ワレ デモンベイン ここに、九朔が在る。ここに、紅朔が在る。ここに、”魔を断つ剣”がある。 それは、剥がれ落ちる瘡蓋のように。 それは、こびりついた獣の血。 それは、錆びて朽ちて折れた剣。 だが、我ら三位一体。 三つがひとつとなるのなら――我らに、為して成し得ぬことなし。 「でしょう?」 「……ああ」 彼の瞳は、それでも暗い。血の気のせいか。後ろめたさか。申し訳なさか。 私は何度もそうしたように、これからも、胸を張ってそうするように、完全無欠のキスをした。
――憎悪の空より来たりて 唇が離れ、視線を結び、誰かが唱えた聖句が響く。 ――正しき怒りを胸に 九朔の瞳が、強く、強く私を見る。 見られていることに体が疼き、熱を持ち、耐え難く身をよじる。 ――我等は魔を断つ剣を執る 右腕が、空へ。私の腕を取り、空へ。 ――汝、無垢なる刃 臓腑を撒き、輪郭すらなくそうとしていた真紅のデモンベイン。宙を掻き分け、前へ。 同じく滅びて散るだけのトゥーソードに駆け寄り、鋼の手を伸ばす。右手を。 ――汝、無垢なる翼 トゥーソードも動いた。待ち望んだ恋人へ、その右手を。 ――デモンベイン
二つの手は交差する。混じる一点を中心とし、二体の機械の身が解けた。 ネジがワイヤーが水銀の血が、ばらけて流れて回って昇って、からんで集って、ただ一つへ。 破滅の力すら、取り込み、鉄の奔流は高らかに。今、創生の力と化す。 「「見えよ。この身、この姿。これぞ、新生にして真正――」」 時の凍えは、融け切る前に、我等によって粉砕された。 レムリア・インパクトの破壊の炎は、一瞬にして失せ。 そこには、真紅――血に血を重ね、さらに血を塗りこめた、紅き装甲を纏いし―― デモンベイン・トゥーソード 「「”魔 を 断 つ 紅 き 剣”だッ!!」」 ブラッドの<血>を継いだ、新たなトゥーソードがそこにいた。
GJじゃねぇかぁぁぁぁぁぁああああッッッ!!!! 早乙女のジジィィィィ!!!
GJ! 神様最高!
>>235 紅朔「あたしの機体は赤く塗って、頭に角飾りを着けて頂戴」
なんて会話がなされていたりして…GJ!
グフフフ…GJじゃないかスティンガー君。 うん、そうだね。コーウェン君。
しかし、なんで普通にクソ餓鬼が仲間に居るん?
それを含め全部萌え燃えたから一向にかまわない!
え…教授は…?
>>241 ――まぁつまり、仲良くやり給え。アーカムの平和を、よろしくな。
ぶるぶるとハヅキが震えている。延々続いた、小言の積み重ねのような手紙は、
そんな気楽な言葉でまとめられていた。
オ ジ イ サ マ
何故か私の脳内では、ラバン・シュリュズベリィの真っ白な歯の笑顔が浮んでいる。
「どういうこと!? ダディぃぃぃ」
ハヅキの怒りようは、”大切なダディ”からの手紙をびりびり破く勢いだった。
「おっ? っつーこたぁ――俺もとうとう『本』持ち!? いやったぁ!」
「ふざけないで――!」
ハヅキが、得意絶頂になっているクラウディウスにデコピンを入れる。
「何でだよ。じーちゃんのお墨付きだぜ?」
「だだだだだれがあんたみたいな糞餓鬼をマスターにするものですか!」
「ハヅキ。地が出てる出てる」
しかし、私の的確なツッコミはもはや彼女には届かない。
教授のいない彼女は、しょせんこんな感じの理性である。
「ところで、『舞い降りよ! アンブロシウス!』ってちょっとダサくね?
『アンブロシウス! ヒァウィゴー!』ってどーよ」
「ふふふふざけるなー! あんたなんかロード・ビヤーキーが限度でしょー!?」
「それなら乗ってもいいんだ。ひょっとして、ツンデレ? デレ? 今、デレなの?
あるいは、ツンなの? どっちでもいいけど」
「ツンに決まってるでしょぉぉ!!」
「……聞いてるんじゃない」
私は、本当にどうでもいいなと思いつつ、ため息をついた。
――下界では、見苦しい言い争いが続いている。
「よろしいのですか? 教授」
「螺旋の内においては破滅への駒でしかなく、その外にあっても暴悪に狂う疾風でしかなかった。
それが何の因果か、まっさらなまま私の手の中に零れ落ちたのだ。……これは運命だよ」
ラバン・シュリュズベリィがサングラスの位置を直したのを見て、彼がいよいよ旅立つ気であることを悟った。
きっと、遠くへ行くのだろう。大地を蹴り上げ風に吹かれ空を昇って、星々の海へ。
「二人は、大丈夫でしょうか」
九朔自身に不安があったわけではない。ただ、二人の親とも呼べる教授の考が知りたかった。
子から離れようとする、親の気持ちを。
「むしろ楽観的なのだよ、私は。何せ、実例がある」
「実例?」
シュリュズベリィは快活に笑って、九朔に振り向いた。
マリィ
「無論、君と紅朔のことだ」
「……どうせなら、大十字九郎とアル・アジフのようにと言って下さい」
「ふむ。君の父君のことはともかく、母君のことはよくは知らないのだ」
「今度、ご紹介します」
「うむ、きっとな」
「はい。それまで、お元気で」
「うむ。君もな、大十字九朔。では、しばしのお別れだ」
風が巻き、屋上から老人は消え失せる。風は彼を運んだようだ。
クラウディウスとハヅキを見下ろせば、二人は何も気付かずにまだ騒いでいた。
「……ひょっとして、我等体よく御守を仰せつかった?」
九朔は密やかにため息をついた。
>>242 返礼する
「まてまてまてや! ボクに何の断りもなく何やってやがる! そこの新書!」
言い争いを続けるクラウディウスとハヅキに、どこからか現れた二人の男が話しかける。
話しかけた方は、首に傷のある筋肉質のメガネ男。そしてもう一人は、浅黒い肌にゆったりしたローブを付け、
何の獣のものかわからないサンダルを履いた青年だった。
「……あっ……お……」
「キーンとフェランじゃない……何か用? そんなにカッカしちゃって」
普段の柔和なトミー面を悪鬼の形相に変えたキーンに、訝しがりながらハヅキが尋ねる。
一方のクラウディウスは何故かどこかバツが悪そうにうつむいていた。
そしてそのやり取りを、フェランは穏やかな、それでいて楽しむような目で眺めている。
ハヅキと言い争っていたキーンは、そんなフェランをキッと睨み、叫ぶ。
「この糞アンドルーを問い詰めてわかった。あの糞ジジィもくだらねぇ冗談が好きな野郎だ!」
「まあ、俺は変装が得意だからな」
「……どういうこと? 二人とも?」
今度こそ、本当に何が何だか分からない、といった表情を浮かべるハヅキ。
「よし、ならこのアンドルー・フェランがお答えしようじゃないか。
ハヅキ、すまないがそこの糞餓鬼を後ろから羽交い絞めにしてくれ」
「? わかった」
「!? は、放せぇぇぇぇっ!」
「エイベルの言うとおりだ。全部はラバン師の提案で俺がやったことだ。
まったく先生の冗談好きにも困ったものだな。
ハヅキ、こいつの台詞を聞いて、エイベルを見て、何か違和感は無かったか?
……そう! クラウディウスの一人称は『俺』ではなく『ボク』!
そしてエイベル=クラウディウス! つまりこの糞餓鬼はクラウディウスじゃあない!」
「えぇっ! じゃあコイツだれ?」
「それは、だ」
フェランは糞餓鬼のマスクを剥ぎ取り、服を裂いた。
,. -- 、 / \ ,. --l、_,. - ―-、 / ! \ /:. | : . ヽ /:::::.:: :. . .:. |: : .. :::.:. :. :. ::.:ヘ /::::::/:. :.::::.::.::::.l|::::::.:.:::::::::. :. ::.:::::ヘ /::::::/:::::/::::,.イ::/|:::∧:::::|\::.::.::::::::|ハ /:::::::l:::::/l∠__l/ !/ \!--ヽ::::::::::!:ハ /:::::::::l::::ハ:!_,r==ミ イァ=ミ、_ハ',:::::!:::ハ /:::::::::::|:∧ハヽ_f心,::::::::::::、f心_//}ハ:::l:::::∧ /:::::::::::::l:|:::::`ヘ.  ̄ '  ̄ /'´:::!::!::::::::ヘ ∠ イ:/ヘリ::l::,.ヘ::`ト 、 - , イ:::::::;、|::|::l、_::::ヘ ´ ヽリ ヽNヽ|` ー '´|イ/|/ |∧|  ̄` ,. --,.----‐┘ /!、 __/ |/ ` ̄`ヽ ,. ‐-\ __/∠ィ^〈 l  ̄`ヽ- 、 |:::| |::|ヽ ヽ } V|ヘ |:::| |::l | ! :r,: / }'-、〉 ハ::| |::l l'l :r,: / // j:| / |:| ハ! /| _l//ニ´-'ヽ、_ r‐'‐¬!|ノ / / l f´ / ! l // || く f | {ヽl j'´ / !// |‐┐ ヾ、 / | /! ヽ.! / / | / \ /ヽソ ! / ヽ / | |´ // / / j//! ヘ / /l ヽ. ! / /、 , ' / /'´ l } | l ハ ヘ!ニ´‐′\ / / / / / ノ l !| ヘ. ヽ、 \ / ./_,. -‐ァ'´ // i} ! | \ ヽ、 \ _,. --、 __/ / / //―――---------ハ ! \ ヘ.\  ̄ ! |ヽ . /´ ` ー / / ‐''´ /| ^ ` ’ ’ ` ̄ ̄´ ^ ´ヘ. ! |ヽ ヘ 丶、 、_/L}7 .ハ_つーr_ { ,′ __/ ,!`ヽ、 ,ゝ. l V |'⌒ヘ 丶、 L二イ .ヽ-‐'ノ ノ/ ヽ._/ / /! \ ,. '´ ヽ. | V'´ ̄ノ `ー'´ー ′ ` ー '´ |/ / l \ヽ__ // \ ,rェ〉_/ { _l ! Y^Y |ハ / `ー一''´└,| |ーヘ !、´_,r=<⌒ヽ /.:| |:.:.:.ハ l--‐:.:.:r' ノ´ ̄ ̄`ヽ ,. -―-、イ:.:.:.:.:! |:.:/.:ハ !:.:.:.:.:.ノー-----、 l´ 「女の子ぉ!!?」 「Exactly(そのとおりでございます)! こいつこそクラウディウスの妹『クランディウス』だ!」 「女って知っておきながら服を裂くなんて中々外道じゃねーか……泣くなクラン」 「ひっく……裸見られた……フェラン!! イア! イア! ハスタァァァ! ビヤァァァキィィィ!!」
ヽ :::::::::::/ :::: :: :::::::::/:::::/:: :: :: :: :: ::::::::: :: :: :、:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :::: l ー─、 /ヽ / :::::::;:':::::::::::::::: :: ::/::::::::/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: lヽ:::::::: :: :: ::l:: :: :: ::::: ノ ヽ/ _ノ ロ良 l ::::::/:: :: :::::::::::::::,ィ:::::::::/l!::: :: :: ::::::::::/!::l:: :: ::::l ヽ:::::::: :: :::|:::::::::: / て´ ヽ::/ :::::::::::::::::://::::::;.' l!::: :: :: :::::::::/ !::l:: :: :::;' ヽ::::::::: :: |:::::::::: ) / l ヽ / :: :: :::::::::::/ ./::::::/ l:|:: :: :::::::::::/ |/!::::::::/ \:::::: ::ト,::::: く ! ヽ \ レ ! ヽ :::::::::::::;へ/::::/ l !:: :::::::::::/. . .! l:::::::/ \::::::l,〉:::::: ヽ レ l / :::::::::::::/=/゙:;/、 l !:::::::::::/.:.:.:.:.:.:!:::::/. . . . . >;;''l;:゙、::::::: ヽ ┼┼ ! :::::::::::::ハ{l:/``'゙'r:、 .:.:.l:::::::::/:.:.:.:.:.:.:l::::/.:/.:.:.:.:.:......,;r;彳'"゙ヾハ:::::::::: l ー─、 l__ ゝ ::::::〃 ゙l' ! l`o、:.:.゙,::::/:.:.:.:.:.:.:.,':/:.:/:.:.:.:.:.:,.r o´} } /,ハ::::::: l _ノ / ::::::::/.ハ ,.-‐- 、.ヽゝ- 'ン、l/:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:/,:.:.,;. ヘゝ-_ン,. -/- 、. ',:::./ つ / :::::::::/、`ハ{ ゞ 、`)` ̄´_,.ヽ、i:!:.:.:.:.:.:.//∠__  ̄ ( ,.ィ′ .ノ V ナ、‐ /:::::::::::::::,'::::ヽ、_゙,`、 「 ̄ `  ̄ ̄:.:.:.:.:.ヾ: : : : :.'´: : :.: ̄ ̄ ̄ ´ ̄ヽl イ-、__ ( ヽ l7 l7 /l:::::::::::::::l}::::::::::::ハ ' ゙、 ,. .,_ ` __,. 、 / ' /'!´''!:::::::::: ヽ.  ̄ o o !l|:::::::::::::,'!::::::// ゙、', '、 ト、_、二二二二二,、,.i、ハ ○ //ィ' - ''´l',:::::::::::/ヽ/ __ / !|::::::::::::/|:// ヽ ヽ ',::::/ ``''ー - '´ ̄`く::l ,..-´'´ !l::::::::/ '´ ヽ/ ' !::::::::::/ ' 〃 .'丶、 '、ヾ 、 li`l トl ,.r'´ o l|::::::/ / .|::::::::/ / .:.:.:.:.:。:.ヽ `ー`丶、 Y'! /フ'´ ○ l::::/ / l::::::/ / .:.:.: o :.:.゙、 .:.:゙iヾヘ、 r'/r‐:、 レ′ / l::::,' /:.:.: ○ .:\ .:/ `く`ー-----r'ン! :.:.:.:.\ / l::l / ..:`! / `  ̄ ̄ ̄´ノ :.:.:.\ /
Np831NCp氏超GJ! でも糞餓鬼の一人称はボクだよなっと思った矢先に クランディウスワロタwww そうだな、教授がいたら戦力がありすぎて九朔紅朔がピーンチにならないので こういうのもイイと思う
でもこれ教授はその後どうホラーハンターするんだろう 教授とハヅキとアンブロシウスが三位一体じゃないのはやっぱりさみしい しかしスレ内ネタキャラがどんどんカオスになってワロタ
落ちのAAスバラシす上げ。
両手を後ろに、麻紐で手首を結ばれ締め上げられ、クラウディウスはベッドの上に座らされていた。 不安げに彼は、ハヅキを見上げる。 「や、やめろよな……こんな、こと……うっ」 ハヅキの素足が、彼の股間に押し付けられた。 いきり立つふくらみを足指の二本でまさぐり、先端をもみほぐす。 彼女は嘲笑す。 「へぇ。こんなのが、イイんだ。ふふ、足で扱かれて感じるなんて、ヘンタイ、だね」 クラウディウスはうつむき、彼女の足の動きにあわせ、仕掛け人形のように震えた。 「いい……? いいよ……いつでも、出して。ズボンの中で、無様にブチマケテ」 夜は、長く長くふけゆく。互いに満足がいくまで、終わらずに、ずっと――。 「――ってな感じのプレイをきっと」 エセルドレーダは、黙ってうなずいた。 「してないしてないしてない!! いい加減なこというな、紅朔!」 紅朔は続けて自説を展開しようとしたが、ハヅキに頭突きを喰らって倒れた。 「……私はときどき」 エセルドレーダは、眼鏡の奥で頬を染めた。 「「してるの!?」」 それ以上に真っ赤になって、二人の魔道書は眼鏡の魔道書に詰め寄った。 「――ペルデュラポー。貴様な」 「ああ、君には何も言われたくないからね、九朔」 男二人は口をつぐみ、茶をすする音にのみ耳をかたむける。 女達の声にはあえて耳を塞ぎ。 「ソフトSM」 「くはぁ。王道と言えば王道だけど! ソフトってところが、あえて奥ゆかしいのね!? 美事! お美事にございまするぅ!」 「うううくやしくないくやしくない」 「ペルデュラポー」 「君には言われたくないから」 茶のおかわりをもってこよう。とっておきを出そう。クィーンに、いい葉をいただいたのだ。 九朔はそう思った。
ダディならうまくやるさ クラウディウスも好きな俺としては嬉しい2レンチャン投下だ 職人さん乙っ旦~
てカキコしてたら足コキ猥談キタ━━━( ゜∀゜ )━
>>249 っ旦旦旦
素朴な疑問なのだがここ的には教授とハヅキはなしなのか?? なぜに糞餓鬼が当たり前みたくなっとるか謎なんだ、いや悪いとかではないんだが
よくわからんがカッコいい教授が“所詮九郎の師”じゃ悲しいからじゃないか。
アリだ。疑問に思うんなら頑張って自分でネタを出すんだ。 糞餓鬼が当たり前みたくなっとるのはアレよ。 本編ではどうしようもない悪党で外道の敵キャラの上、教授はともかくハヅキとはほとんど接点がなかったんだし、 ここでくらい好き勝手に夢見てもいいじゃないか。 俺は見ないけどな。
>>249 頭突きハヅキカワイスw
>>253 九郎の本当の師匠はアーミティッジの爺さんらしいけどな
たぶんこいつがパヤオもびっくりなスゲぇロリコン
メイドや警官ズよりセリフがなかったカリグラ萌 九郎の師匠なのに影が薄いアーミティッジ萌
アーミティッジにはあいつがいるじゃないか! オッドアイでボクっ娘のロリ魔法少女のアリシア・Y・アーミティッジがよぉ!
>>258 そいつぁ、ナイアさんの本妻で照雄のお父さんだ。
設定を絡め難いなぁ…
>>259 >照夫のおとうさん
ええっ!? 異母妹じゃないの!?
アリシア・Y
続編じゃナイアさんとの間に二子までもうけたらしいけど、よく考えると祖父=ヨグ様・ 父=ニャル様ってどんな家系だよ。
>>260 確かに生まれは異母妹なんだけど、結果的にヨグその人になっちゃたからなぁ…
あぁややこしい。
>>261 シャーリ−=ホームズでゲストに出た時までしか覚えてねぇ。
ニャルとの初体験を赤裸々に語っていた乙女が二児の母か。
そんな幸せそうな家庭をきz(SANチェックに失敗したようです)
>>262 続編っつってもプロット段階で没った企画らしいけどな。クトゥルー神話
ダークナビゲーションのインタビューに載ってた。
>>262 情報サンクス! それにしてもクトゥルーでジュアンかよw
でも、クトゥルー漫画って結構あるよな。
俺が初めて遭遇したクトゥルーもヤノケンだったっけ。
ゲームだとデモベ。
冬コミはデモベのエロ同人いっぱいあるかな?
かなりあるだろうな 俺が回っているファンサイトでも冬コミに出展する人多いし
でもアルのエロはもう秋田よ
こんかいは紅朔やハズキも多い
269 :
新刊ネタ :2006/12/29(金) 02:20:44 ID:mDf3RegZ
射精し終わった瞬間、時間を射精直前まで巻き戻すド・マリニーの時計。これでゼンマイが切れるまで何十回でも楽しめる。 たとえヤリすぎて腹上死しても巻き戻せば無問題。しか調子に乗っていると、しごく低い確率で、腹上死した瞬間にゼンマイが切れる可能性が……。
270 :
新刊ネタ :2006/12/29(金) 22:19:31 ID:ewKX1sJT
ハヅキの尻がエロい
271 :
名無しさん@ピンキー :2006/12/30(土) 01:05:08 ID:fw8vP7g5
今年もよいエロネタを投下してくれ
古橋小説のハヅキはけっこう女の子っぽく喋るな 萌。
>>271 溜まるよ。でなきゃ落とし穴よけられない。
なあ、流れぶったぎりのうえに亀なネタですまんが 九朔と紅朔の子供が生まれたとき、兄が魔道書で妹が人間。 そいでもってブラコン&シスコンのカップルっていうのは萌えないか? 「俺が絶対に守るから……」なかんじでマギウス初変身。 で、妹が「今日お兄ちゃんとひとつになったのー」とか 祖母譲りの爆弾発言して兄を窮地に追い込む。
イッキにデモンベイン3の話だなんて気が早いな
そこまでくるとオリジナルキャラの域な罠
案外、人化出来ない魔道書その物で生まれるかもよw
カリグラ×泣き虫クタアトたんギボン
屍食教典儀の所に食屍鬼の文字が。 2じゃリッチャァァァァァァァァァド!が出そうだな
絵描きなのか副大統領なのかどっちだマイコォォォォォオオオ!!
没になったけどアンチクロスも当初は魔導書娘付きだったのな ハヅキもその時期にデザインされてたってことは 糞餓鬼にもハヅキが付いてたってことか 没になったけど
ハヅキと言えば、きたるべきデモベ2じゃ、やっぱりラバン師の若い衆の誰かとくっつくのかね? ……フェランあたりが妥当かな。他が溺死のキーンに地味なボイドとコラム、それに魚臭いブレインじゃあな。
コンシューマー移植の際にスパッツ娘になるエイボン子 & 同じくファスナーをきっちり締めさせられるクアタトたん を幻視した漏れ(w
フェランと糞餓鬼がハヅキをかけて殴り合うんだよ
デモベのエロ同人見ながら廃退的な曲(ナウシカとか を聞くと以上に虚しくなる・・・これもニャル様ループの一つか、みたいな
デモベのエロ同人 アルのはもう秋田
今は紅朔が句
紅朔のはどんなんがあるんかね?
九朔を騎乗位で逆レイプしたり 九朔をアトラック=ナチャで拘束してフェラしてあげたり 九朔を女体化して九郎を召喚し3Pに及ぶ とか
キャラへの愛は読み手のほうが高そう
ここの住人がエロ同人誌出せばいいんじゃね
皆で寄せ合ってエロアンソロジー化か いいな
295 :
名無しさん@ピンキー :2007/01/16(火) 23:42:32 ID:BJvqScIg
>>291 >九朔を女体化して九郎を召喚し3Pに及ぶとか
今更だが、この間の冬コミで正にこの内容の同人をゲットしました(アルは3Pに参加せず)
ハヅキ「所詮口先だけの童貞坊やか」
>ハヅキ「所詮口先だけの童貞坊やか」 キーン「……と、ハヅキさんが申しておりますが、誰のことなのか討議しましょう」 フェラン「『坊や』と呼ぶくらいだから、このメンツで一番若手のやつじゃないのか?……おいブレイン」 ブレイン「何ですかいきなり……違いますよ? 僕にはウシアがいるんで」 ボイド「ああ、たしか君の異母妹の」 コラム「官能小説じゃあるまいし……腹違いとはいえ妹とはさすがに感心できないな」 キーン「まあまあコラム、落ち着いて。ところでブレイン、ウシアさんのどこが好みなんです」 ブレイン「それはやっぱり下半身の――――――――」 フェラン「か……下半身の?」 ブレイン「…………触手?」 フェラン「海へ帰れ」
糞餓鬼「どどど童貞ちゃうわっ!」
本スレで三十路の話が出てたが 九ザク世界のクィーンはやっぱり処女なのかね?
童貞やないか
>>299 というか、子供作っとかないと覇道家がクィーンの台で断絶する可能性も。
……いや待てよ、別に覇道家を未来に残す必要性も無いのか?
ハヅキ「みんな何バカな言い争いしているの? 私が『童貞』って言ったら
『人を殺した経験が無い男』って意味に決まってるじゃない」
キーン「……意外とグラップラーな性格ですね、ハヅキさん」
フェラン「何にせよ、深きものどもとかの殺害経験がある俺達は童貞じゃないな」
ハヅキ「相変わらず想像力に乏しいね、フェラン。深きものどもが人間に入るわけないじゃない」
フェラン「……………………あ」
キーン「フェラン、ハヅキさんに童貞扱いされてショックなのは解るけど、そう気を落とさないで」
フェラン「……キーン、おりいって頼みがある。俺の童貞をもらってくれ」
キーン「……………………ってそれは遠回しに『死ね』って言ってるようなものじゃないか!」
フェラン「俺に殺されてくれ! いつ死んでもおかしくないのはお前しかいないんだ!」
キーン「ストレートに言っても駄目です!」
ハヅキ「キーン、貞操の危機?」
キーン「違います! 貞操じゃなく生命の危機!」
>>302 もしかして、九朔に覇道家を継がすつもりもあったのかな。
少なくとも教育はがっつりやってそうだが。
自慢の息子が帰ってきたと思ったら女連れだったクイーンの心境やいかに。
てか覇道家を大財閥にした祖父の正体が九郎なんだから その息子が後継者になっても問題無いんじゃ… それは無かった事になってるんだっけ?
クイーンは斬魔でいうところのアルルートの人だから、 祖父が九郎だったというのは知らないはず。 ……なんだけど、そのへん飛翔を見るとよくわからなくなるんだよな。 (なんか瑠璃ルート&ライカルートのイベントも全部あったことになってるっぽいし)
カブト妄想もいいけどそこんとこ詳しく教えてよ鋼屋さん
瑠璃はウィンのこと意識しないのかねー? お爺様と同じ括りに入ってるのだろうか
ウィンって何時までも何故か姿形変わってなさそう
>>308 老いてこそだろ
あの手の執事は
戦闘能力はほとんど変わらんだろうけど
ウィン「やはり昔のようにはいきませんね…」 とかいいながら敵を半殺しにする
少々立場は違うが、これで念願の 九朔「敵だ! デモンベインで出撃する!」 ウィン「申し訳ありません九朔様。デモンベインはただ今ワックスがけの最中でして、終わるまで出撃できません」 九朔「おいおいウィンフィールド、そりゃないよ」 ができるな
>>311 終わった頃には紅朔がデモンベインブラッドで終わらせてそう
314 :
名無しさん@ピンキー :2007/01/25(木) 00:33:25 ID:fw8vP7g5
デモベ2は飛翔を経た九朔が主人公! 紅朔ルート、クィーンルート、アリスンルートをご用意しております。
誰のルートで糞餓鬼とハヅキが犯ってるとこ覗けんの?
糞餓鬼ハヅキってそんなに人気?
さあ?俺は興味ないけど。 それ以前に糞餓鬼は死んでるし無理じゃね。
それでもエルザルートはありませんかそうですか
エルザ「二人とも、エルザの事はママと呼ぶが良いロボ」
>>315 時々で、本当に時々でいいから、ミレニアムズ・エンド登場ヒロインである軍神初未のことも思い出してください
無理だろうなぁ。情報無ぇしなぁ。九朔との関係もわかんないしなぁ
317と318は嫉妬したカリグラの複数ID自演
>>316 ハヅキは某上杉刑二郎よろしく
紅朔ルートではアンドルー・フェランと、
クィーンルートではエイベル・キーンと、
アリスンルートではホーヴァス・ブレインとくっつきます。
やべえ、電波がキタ。 九朔を主人公にしたクロスオーバードタバタ学園ラブコメディー、 「乙女は我に恋してる」 九朔が女装させられて某女学園へ放り込まれます。 お目付け役として紅朔が寮の同室に。
素晴らしい電波だな
>>324 速攻で紅朔に手コキされるんじゃないかその電波
我って言いそうになるのを必死に「私」に直そうとしたり、 髪を下ろしてアルたんそっくりの髪型にしてたりとか妄想が膨らんでやまない。 覇道の屋敷に住んでるから某お姉さまみたいに礼儀作法なんてばっちりだよな?
>>324 ペル「さぁて、女装経験のある僕たちも参加させてもらおうかねぇ」
九朔「お前がいると碌な目にあわんから帰れ!――――待て、僕『たち』?」
ペル「ああ、ほら、あそこに(亀裂のような笑み)」
「くくくくくく。んふふふふふふふふふ。のわぁーはっはっはっはっはっは!
初めての方心に刻め! そうでない方恐れひれ伏せ!
貴方の心のElder sister(古の姉)! シスターウェスト! シスターウェストで御座います!
マリア様の名の許に義姉妹の契りを交わせば、流派の違いなど些事同然!
『あの宮小路と、ついに矛を交えるのか……。未だに解せぬ。あれだけの益荒男が、何を思って斯様な所行を……』
『ああ、それよ。姉者は聞いておらぬか? この一件、宮小路にとっては妹の仇討ちだという噂』
『言うな。もし宮小路に報仇の義が立つというのであれば、それなりに筋の通しようがあろう。
なのにあ奴は口上を述べ立てるでもなく、ただ餓狼の如く血を求めるばかり……。
いかな仕儀があるにせよ、いま明らかなのは宮小路の咎のみ。義姉妹殺しの不義不忠は見過ごせぬ』」
九朔「……………………」
ペル「どうかしたかい、九朔?」
九朔「すまない、お前らは帰らずともいい。我は帰っていいか?」
ペル「ふふふ、駄目に決まってるじゃないか。面白いのはこれからだよ?」
この時の九朔は、これがこの後の壮絶な学園生活のプロローグにすぎなかったとは…………
夢にも思わなかったのです
シスターウェストを想像した時点で腹筋が断裂しかけた
>>329 教職員では?
用務員さんが妥当かもしれんが、大学入りなおして卒業してたなら教員もやれるよな。
大穴で覇道より派遣されてきた雇われ理事長。
とりあえず、格好は全部シスター。
嫌がる糞餓鬼に無理矢理女装させたい俺が通りますよ
次作は脱衣麻雀も良いな
それなんてガイナッk うわなにをくぁw背drftgyふじこlp;@:「
>>324 この前妹が持ってたドラマCD聞いたら
九朔の中の人が美少女声やってた
それを思い出して、この設定割とイけんじゃないの?と思ってしまったんだ。
想像するに素晴らしいじゃないか! アルが担任、いやここはやはりダンセイニか?
クロスオーバー+女装+キリスト教系学校+壮絶な学園生活なんだから担任はアイツよ 荒川の橋の下でスカウトしてきた謎のシスターよ 顔に大きな傷があり、周囲1m以内に入ると硝煙の臭いがする身長2m近い大男 シスター「貴様等が転校してきた九朔と紅朔か」 九朔「貴方は?」 シスター「私は貴様等の担任のシスターだ。周りの連中からは『ブラザー』と呼ばれている。 それはともかくとしてだ、話しかけられたとき以外は口を開くな。 口でクソたれる前と後に十字を切り“Amen”と言え! 分かったか、ウジ虫ども!」 九朔「エ、エイメン!」 紅朔「…………何よえらそうに……きゃあ!」 九朔「シ、シスター! 女子供相手に手を上げなくとも」 シスター「甘ったれるな! その程度の痛み、イエス様が受けた苦痛の1000分の1にも満たない! もう一度言うぞ。口でクソたれる前と後に十字を切り“Amen”と言え!」 九朔「エイメン!」 紅朔「……エイメン」 シスター「私とて、暴力は好まない。だが貴様等にはこの3年で一端の信徒になってもらわねばならん。 石をパンに、水を葡萄酒に変えれるようにまでなれ。戦場で食事に困らなくてすむ」 九朔「…………戦場に、行くんですか?」 シスター「ああ、平和を作りにな……安心しろ。1年は前線には立たん。 貴様等は後方で、どうしようもない負傷兵に“慈悲”を与える役目だ」
>>336 ライカさんorアリスンは?
シスターだし、ライカさんにすればもう一方の原作の担任乳メガネとも合うし……
そうすると図書室でのイベントが発生してルートが固定されてしまいそう
発生してが発狂してに見えた俺はSAN値が危ないかもしれん
糞餓鬼のアナルを舐めほぐす
「『強くなりたい』だって?」 ティーカップと受け皿を左右の手に取った姿勢のまま、ペルデュラボーは向かいの少女が言った用件を 反芻して軽く首を傾げた。金色の前髪が揺れ、カップから昇る湯気に眼鏡がほんのり曇る。 視線の先に座っているのは紅い瞳に紅い髪、紅いドレスの少女。テーブルの上の紅茶にもクッキーにも 手を付けず、じっと俯いたままだ。 そして此の場にもう一人、ペルデュラボーの隣に寄り添うように座る黒髪の少女が居た。こちらも 紅茶に手を付けず、眉根を寄せ、不機嫌そうな気配を隠そうともせずムッツリと黙り込んでいる。 ミスカトニック大学付属校の制服に身を包んだ少年は、隣の少女が淹れてくれたお茶を一口味わい、 それから向かいの少女に話し掛けた。 「君は今でも十分に強いよ紅朔。最強クラスの魔導書たる“母上”の力を受け継ぐ君に、対抗できる 者なんてそうそう居やしない」 ミスカトニック大学付属校は隠秘学を扱う稀有な学び舎であり、ペルデュラボーは寄宿舎住まいを しながらその隠秘学科に通っている。友人と呼べる大十字九朔も同じ学科に籍を置く生徒であり、 寄宿舎のルームメイトでもあるのだが、彼の場合は覇道財閥で生活を営む事も多く、実際週の半分は 覇道の屋敷から学校に通っていた。 もっとも、その理由の大半はペルデュラボーと黒髪の少女との目も当てられないイチャイチャっぷりに あるのだが。 「…ダメよ。今のままじゃ全然駄目。私、九朔の足手纏いにしかなってないもの」 ペルデュラボーの言葉に、紅朔と呼ばれた少女は沈痛な表情のまま小さく首を振った。 「────ふむ」 もう一口お茶を含んでカップを置き、ペルデュラボーはテーブルの上で両手を組み合わせた。 「君がわざわざ一人で僕を訪ねてくるなんて珍しいと思ったけど、何か事情がありそうだね。 良かったら聞かせてもらえないかな?」 俯いたまま、紅朔が上目遣いに金髪の少年を見る。彼はいかにも女性の扱いに慣れてそうな、相手に 警戒心を抱かせない穏やかな微笑みを浮かべていた。 「無理強いはしないけれどね。こちらとしても具体的な悩み事が分からないとアドバイスの仕様が無い。 まずはエセルの淹れてくれたお茶を飲んで、落ち着いてからゆっくり話してごらん」 紅朔の視線が目の前のカップに注がれる。 わずかの間逡巡し、意を決して両手でカップを包み込むと口へと運んだ。薫りの高いお茶で唇を湿らせ、 それから彼女は先日の出来事をかいつまんで語り始める。 夜の巡回で怪異に遭遇したこと。追い詰めたつもりが、逆に罠に嵌ったこと。危ういところで運良く 助けが入ってどうにか怪異を退治できたこと。 (私がちゃんとフォローできてれば、九朔が身体を乗っ取られることなんて無かった) 話しているうちに段々と悔しさがこみ上げてきた。 大十字九朔と、大十字紅朔。 ともに大十字九郎と魔導書アル・アジフの子供たちであり、“半人半書”にして、人類を守護する 鬼械神『デモンベイントゥーソード』のパイロット。 邪神の企てによって九朔の半身から産み出された紅の少女は、様々な紆余曲折を経て先頃ようやく 彼の元へ帰って来たのだが、その“在りよう”は最初に別れた頃とは微妙に異なっていた。 原因は彼女の母親アル・アジフ。 アルの力を取り込むことで“現実世界”に留まり得る実体を持つに至った紅朔だったが、それは同時に アル自身の癖──現所有者である九郎に合わせた“再編集”──さえも受け継ぐ結果になってしまった。 そしてそれが、九朔との間に齟齬を生む。 豪快かつ割と大雑把な父の闘い方は、繊細でやや神経質なきらいのある少年とは些か折り合いが悪い。 少しでも九朔の役に立ちたくて、この身を魔導書の役割に特化させて彼をサポートしようと決意した 紅朔なのに、『術者との相性に難有り』では洒落にもならないではないか。 元々は同一人物なのに。
「…………なるほど」 紅朔の話を聞き終え、ペルデュラボーは頷きながら組んでいた手を解いた。 「大体の事情は分かったよ紅朔。でもね」 クッキーの皿を押し遣って向かいの少女に勧める。 「そんなのは取るに足らない、些細な問題じゃないかな。これから先、君と九朔が二人一緒の時間を 重ねて互いの事をもっと深く知り合えれば、そんな悩みは自然に解決されると僕は思うんだけど」 「……分かってるわよ、それぐらい」 ちょっぴり拗ねた声で紅朔が返す。 「でも、怪異や事件はそれまで待ってはくれない。私が役立つようになる前に、もし九朔に取り返しの つかない事があったら──」 両手に包んだカップを置き、毅然とした瞳で真っ直ぐにペルデュラボーを見た。 「守られるだけの女の子にはなりたくないの。私も、九朔を守りたい」 沈黙が場を支配する。 紅朔の視線を受け止め、ペルデュラボーは溜息をつきながら椅子の背凭れに寄り掛かった。指先が 金色の髪を弄び、思案気に天井を見上げる。 「…………エセル」 「イエス、マスター」 少年の呼び掛けに、それまで人形のようにじっと押し黙っていた少女が初めて口を開いた。 「彼女に──紅朔にレクチャーを」 「!? ありがとう、ペルデュラボー!」 それまでどこか思いつめた感じだった紅朔の顔が、花のように綻ぶ。対してエセルは硬い表情のまま、 「よろしいのですか?」 窺うように彼女の主人を見た。問うのではなく、あくまで確認のために。 「構わないよ。彼女自身がそれを望んでいるのだから」 「ならば、マスターのお言葉のままに……」 椅子を引いてエセルが立ち上がった。歩み寄ってくる黒髪の少女を、赤い少女も立ち上がって迎える。 「そういう訳よ、紅朔──いいえ、ネクロノミコン。あなたの“書”としての能力、私が引き出して あげる」 「よろしく、エセ──んむぅ!?」 握手のために差し出した手を引き寄せられ、紅朔がバランスを崩す。同時に唇に触れる柔らかな温もり。 それがエセルの唇だと気付いた時には彼女の舌が紅朔の唇を割り開き、滑り込んでいた。 「んんっ! え、エセル…急になに──んぷっ……ん……んん……」 「ん……んむ……んふぅ……んむぁ……」 相手の首に両腕を回し、エセルはねっとりと舌を這わせて紅朔の口内をねぶる。一方で、エセルの肩を 掴んだまま押し退けてよいものかどうか戸惑っていた紅朔の手から、次第に力が抜けてきた。 エセルの誘うような舌遣いに知らず知らず紅朔も応え始め、互いの舌先が絡み合う。 「…………んぷぁ……」 ようやくエセルが唇を離した。トロンと夢心地の瞳でお互いを見詰め合う。 「────え?」 紅朔が驚きの声を上げた。全身の力が抜け、その場にペタリと座り込んでしまう。 「強制アクセス!? いつの間に?」 気付かないうちに紅朔の術式の幾つかと手足の自由を封じられていた。 「キスしながら、ちょっとだけ貴女の中を検索させてもらったわ。後は術式を舌に乗せて……」 「くぅっ!」 迂闊だった。まさかこうも簡単に介入されるなんて。そして気が付けばいつの間にかペルデュラボーが 紅朔の傍まで来ている。 「ひゃぁ!?」 意外とたくましい腕に抱き上げられて、紅朔が再び驚きの声を上げる。彼は抱えた少女をベッドまで 運ぶと、その身体をそっと横たえた。 「……わ、私をどうする気?」 謀られた悔しさに、紅朔が少年を睨み付ける。その視線にペルデュラボーが少しだけ困った顔をした。 「そんな顔をしないでほしいな。“強くなりたい”と望んだのは君だろう?」 少年の後ろをついてきていたエセルがベッドに乗り上げ、紅朔のドレスに手を掛ける。
「!! や、やめてエセル!」 「うふふ……怖がらなくてもいいわ紅朔。……そう、ちっとも痛くなんてないから……ね?」 少しずつ紅朔のドレスを脱がせながら、エセルは優しげな──妖しげな声で囁く。 その後ろでは、ベッドの脇に引き寄せた椅子に腰掛けた金髪の少年が、ギャラリーよろしく微笑を 浮かべてこちらを眺めていた。 「い……一体、何をする気!?」 「さっきマスターが言ったでしょ。貴女にレクチャーしてあげるの。……こうして」 「あうんっ!?」 首筋に口付けられて、思わず紅朔の口から甘い喘ぎ声が漏れる。エセルの唇が触れた部分が淡く輝き、 肌の上を無数の魔術文字が駆け巡った。 「同じ“魔導書”同士ですもの。人間の講義みたいに無駄な時間は必要ないわ。……ほら」 「ふあぁぁぁっ……あっ!?」 エセルの白い指が、はだけられて露わになった紅朔の乳房に触れた。さっきの口付けの時と同じように 指の触れた部分から光の文字列が浮かび上がる。 「貴女の中を直接書き換えて、書き込んであげる。私の知識。私の記録。どう使うかは、貴女次第。 でもその前に……まず貴女自身をきちんと整理しないと、ね」 目を細め、唇を薄く笑みに形作って、エセルが指を滑らせていく。 愛しい主の視線を感じながら紅朔のドレスを引き下ろし、露わになった肌に指を這わせる。紅朔の中の 情報を一つ一つ検索し、校正し、再配列する。 「感じるわ。貴女の中に、複数のネクロノミコンを……。ラテン語版、英訳版、それにあからさまに 偽書っぽい代物やノートの断片まで。……ふふふ、はしたない子ね。存在を得るために手当たり次第に 咥えこんじゃって。貴女のあちこちで重複や記述の矛盾が生まれてるわよ」 揶揄するような耳元への囁きに、頬を染めた紅朔が顔を背け、ギュッと目を閉じた。 「記述に矛盾があるのに、機能不全を起こしてない? 矛盾を抱えた状態でこれ程の能力だと!?」 それまで黙って成り行きを眺めていたペルデュラボーが、驚きの声を上げた。 「……成る程、彼女は人間とのハーフ。単なる魔導書なら存在・能力を阻害しかねない矛盾や曖昧さも、 ヒトとしてのメンタリティのお陰である程度は許容できるのか」 椅子から腰を上げ、興味深げに光を放つ紅朔の身体を覗き込む。その瞳が好奇心に輝いていた。 「やだ、見ないで! ペルデュラボー!!」 近寄る男の気配に、紅朔が怯えた声を出す。 「ああ、これは失礼」 苦笑しながら少年が静かに身を引いた。 「そんなに警戒しないでくれないかな、紅朔。僕も友人を裏切りたくはないからね。此処での事は一切 他言しないし君にも指一本触れはしない。……とは言っても、この位の役得は在っていいだろう?」 椅子に座り直し、肘掛に頬杖をついて、じっくりと美少女二人の絡み合いを眺め始めた。 そんな主の態度に、またしてもエセルが憮然とした表情になって紅朔を見下ろす。 「なんて妬ましいのかしら、紅朔。マスターは私より貴女に興味津々みたい」 「──ぎっ、いッ!!」 薄い乳房の先端を捻り上げられて、苦痛の呻きと共に紅朔の背中が跳ねる。 「いたぶるのは無しだよ、エセル。後で僕が九朔に怒られる」 「……イエス・マスター」 黒髪の少女が手を離し、替わりに唇を寄せた。 「ひゃうっ!?」 つねり上げられて赤みの差した乳首を優しく舐められて、再び紅朔の身体がビクンと震えた。エセルは いたわるような舌遣いで繰り返し紅朔の先っぽを舐め上げる。そして小さな先端が次第に固くしこって きたのを確かめると、すぼめた唇でチュッと音を立てて啄ばんだ。 「んっ!? う、……」 「敏感なのね。可愛いわよ、ネクロノミコン」 「んん……やぁ…………はぁうん……」 冷たく笑って、エセルは唇と指で小さな双乳を弄ぶ。されるがままの紅朔の吐息が次第に甘く、艶を 帯び始める。 「きれいな肌。すべすべで、ピンク色に火照って……」 乳房から唇を離し、エセルが呟いた。赤い髪を梳きながら払い除け、首筋から肩までそっと撫で擦る。
「ねぇ、紅朔。貴女、もう“彼”には抱かれたの?」 「ふぁぁ…………え!?」 愛撫に陶然となっていた紅い少女が、黒い少女の言葉に小さく戸惑いの声を上げた。快楽とは違う熱が 紅朔の頬を朱に染める。その反応に、エセルがニンマリと目を細めた。 「フフ……。そう。抱かれたのね。……ねえ、“彼”はどんな風に愛してくれるのかしら。優しいの? それとも激しく情熱的なのがお好み?」 「!? やっ、ダメ!」 エセルの手が、下へと滑り降りる。紅朔のスカートをたくし上げ、ぴっちりと下着に包まれた股間へと 指を這わせる。 「ね、教えて。血肉を分けた貴女の“お兄さま”は、“妹”をどんな風に犯すの? 優しく愛を囁いて、この胸に口付けるの? 若い牡茎を、無理矢理口に捻じ込んでしゃぶらせるの? 貴女のココを乱暴に割り開いて、“妹”の中に欲望のまま熱い精液を注ぎ込むの?」 「あっ! ヤッ!……アッ!!」 エセルの指が下着の上から紅朔の秘唇を上下に擦る。もどかしい刺激に、術式に封じられた紅い少女の 体が震え、腰が僅かに浮き上がった。 「感じてるのね。貴女のココも、ヒクヒクしてる」 クスクスと笑いを漏らしながら、黒髪の少女が指の動きを速めた。布越しに感じる柔肉の弾力を 愉しみながら、時折り擦る動きを止めて花弁の分け目へと指を押し込んでみる。 「ンンッ!? だめぇ、もぉやめてエセルぅ……」 目の端に涙を浮かべながら、紅朔が喘ぐ。 身体の奥から甘い疼きがこみ上げ、胎内に愛液が湧き出す感覚に羞恥と戸惑いの表情を浮かべて。 「────邪魔ね」 紅朔の言葉に耳も貸さず、エセルが纏わり着いたままの紅いドレスに手を翳した。 瞬く間にドレスが、帽子が、ブーツが、下着までもが紅い粒子に変換され、空中に霧散してしまう。 後には金色の髪留めとチョーカーを身に着けた少女が横たわっているだけだ。 「綺麗よ、紅朔──貴女の身体」 獲物を弄ぶ猫に似た目付きでエセルが紅朔を見下ろす。引き締まった腹部を撫で、荒い呼吸に上下する 胸へと掌が這い登った。 「!!──んぁうんっ!?」 胸元のローズ・タトゥーに触れられた瞬間、紅朔の全身を快感のパルスが駆け抜けた。それに付随して 波紋のようタトゥーから全身へと魔術文字が浮かび上がり、ゆっくりと消えていく。 紅朔の裸身に浮かんだ文字列を一瞥し、下準備が完了したことを確かめたエセルが胸元のリボンに 手を掛けた。 「…………うふふふ……」 黒い少女もまた、紅朔を愛撫しながら少しずつ昂ってきていた。微かに頬を上気させ、自分の衣服を 解き始める。 「そろそろ本格的にレクチャーしてあげるわ紅朔。一緒に気持ち良くなりましょう」 「ハァ……ハァ……どう、して……」 快感にふわふわとした頭を懸命に働かせ、紅朔が言葉を紡ぎ出す。 「どうして……こんなに、簡単に……エセル……あなた、一体…………」 そうだ。 今や紅朔の頭には一つの大きな疑問が渦巻いていた。 つい先程、ペルデュラボーが言ったばかりではないか。 アル・アジフを取り込んだ今の自分は、魔導書としては間違いなく最高クラス。生半可な魔導書の 精霊に介入されたり、いいように遊ばれたりする事など在り得ないはずだ。 ならば、一介の学生が持つこの“魔導書”は、一体どれだけの力を持っているのか。 いや、そもそも彼女が何の魔導書なのか、その事をどうして今日まで知ろうともしなかったのか。
「悪いとは思ったけどね。無意識領域から君たちの精神に入り込んで、心理的なブロックを掛けさせて もらっていたのさ。……僕たちの素性を詮索しないようにね」 紅朔の疑問を読み取ったかのように、それまで黙って見物していたペルデュラボーが口を開いた。 「心理、ブロック?……どうして……」 「貴女たちが、私たちをよく知っているからよ」 はらり、と服を脱ぎ捨ててエセルが主の言葉を継ぐ。窓から射す午後の陽光を受け、白磁のような肌と 淡い胸の膨らみが、薄暗い部屋の中に幻想のように浮かび上がった。 「教えてあげるわ、紅朔。私の魔導書としての名前を……。私は────我が名は、ナコト写本」 名乗りに、紅朔が息を呑んだ。 ナコト写本──人類が知り得る中でも最古級の魔導書。アル・アジフにも匹敵する禁断の書物。 なぜそんな強力な本がこんな場所に? 新たな疑問と同時に、その名がキーワードとなって頭の片隅に 追いやられた記憶の封印を解き放ち、警告と共に呼び覚ます。 エセル────ナコト写本────『エセル』!!!! 「エセルドレーダ!!」 驚愕に目を見開いて紅い少女が叫んだ。自身の中の“アル・アジフ”にも刻まれた、かつての記録。 彼女の両親と無限螺旋の死闘を演じた、鬼械神リベル・レギスを操る黒い少女。 ならば、その持ち主は── 「マスターテリオン!!」 紅朔の声に、少年が掛けていた眼鏡を外す。冥く燃え盛る、金色の双眸。 「その呼び名は既に過去のものだけどね。今の僕は“ペルデュラボー”。それ以上でも以下でもない」 「消滅した筈じゃなかったの?……ここで……何を企んでるの!?」 「僕たちはとっくに壇上から降りた身さ。別に何かを企んでる訳じゃない」 眼鏡を掛け直し、にっこりと笑う。 「むしろ心情的には君たちの力になりたいと思ってる。僕は君も、九朔君の事も大好きだからね。 けど余り出しゃばり過ぎれば忌まわしくも旧い“知り合い”を刺激しかねない。この世界とどう 関わっていくかは、僕らにとっても頭の悩ませ処なのさ」 ペルデュラボーとの会話の間に、エセルドレーダはすっかり服を脱ぎ去っていた。儚げな細い身体が 紅朔に覆い被さる。肌の触れ合うくすぐったさに、どちらからともなく小さな吐息が漏れた。 「こっちを向きなさいな、ネクロノミコン」 「エセル……んん……」 紅朔の頬に手を添えて、エセルドレーダが再び唇を奪う。さっきよりもずっと優しく、濃厚に。 密着する二人の身体。重ねた乳房の先端が擦れ合う。 エセルドレーダの太腿が紅朔の両脚を割り込んで秘所に押し付けられ、同時にエセルの秘所が紅朔の 脚に擦り付けられて熱を帯びる。 「んぷ……んむぅ……」 「チュッ……んぁ……はふぅ……」 交互に舌を差し出して吸い合い、唾液を交し合い、頬に口付け合う。 「貴女がうらやましいわ、紅朔」 「…………え?」 キスを解いてぽつりと呟いた声に、陶然とした瞳のまま紅朔が訊き返す。 「貴女と“彼”は、同等の存在。“魔術師”と“魔導書”という役割はあっても、対等の関係。 私のような純粋な魔導書とは違う…………。どんなに願っても、私は“ヒト”にはなれない。 どんなに焦がれても、どんなに愛されても、私はマスターと同じ場所には立てない……」 「……そんなこと……ああんッ!?」 エセルの唇と舌が、紅朔の身体を下へと移動する。 鎖骨から胸元のタトゥーへ、腹部へ、更にその下へ──
「嫌ァ! そこは許して、エセル!!」 「あら、どうして? ココもとっても可愛いわよ…」 意地悪な微笑を浮かべたエセルドレーダが、紅朔の両脚を左右に開かせた。 髪と同じ、赤みを帯びた薄い恥毛の下。潤んで綻びかけた合わせ目に顔を寄せる。 「ひっ! アァーッ!!」 ぬるりと侵入してきた舌の感触に、紅朔の口からあられもない声が出た。 「いい啼き声。──ねぇ、もっと聞かせて。貴女の声」 エセルは遠慮も容赦も無く紅朔の秘唇を舐め上げ、吸い立てる。その一方で、片手が自身の脚の間に 潜り込んだ。華奢な指が火照った自分の秘所を割り、密かに慰め始める。 「あひっ! あっ、エセ、ル……んああッ! そこ、ソコォッ!!」 「ここ? この小さな、一番敏感な部分がイイのね。……ふふふ。なら、もっといじめてあげる」 包皮に隠れた肉芽を、エセルの唇が吸い上げる。 「ひぃんっ!! 駄目ェ! そんなに強くされたら、もう……もう……」 「んむぅ……まだよ紅朔、まだイッちゃダメ。我慢なさい……」 「やあぁぁん! そんなぁ……んひぃ! ふあぁっ!?」 「はぁ……。貴女の可愛い反応見てたら、なんだか……私も……」 エセルドレーダが身体の向きを替えた。紅朔の顔をまたいで、濡れた自分の秘所を目の前に曝け出す。 「紅朔……私も、お願い……」 「エセル……」 拘束されていた筈の紅朔の手が動いた。エセルドレーダ太腿を抱え込むように腕を回すと、白い肉の 合わせ目から覗く花弁に指先を伸ばす。 「──ンッ!!」 黒い少女が息を呑む気配。紅朔は左右の指先で花弁を拡げる。“くぱぁ…”と濡れ光る粘膜が外気に 晒され、蜜の匂いが広がった。首を起こし、躊躇なく舌先を押し付けて粘膜を舐め上げる。 「んぁうっ!? いい……そう、上手よ紅朔」 熱い舌の感触にエセルの身体が震えた。 いつの間にか手足の自由が戻った事にも気付かず、紅朔はエセルの秘唇を啜る。拡げた花弁にペタリと 舌を押し当ててネロネロとねぶり、あるいは尖らせた舌先で小刻みに肉芽を転がす。 「んんんぅんッ! ……なんて、エッチな子。どこでそんな舌遣いを……アンッ!…覚えてきたの?」 負けじとエセルも紅朔の秘所へと顔を埋め直す。 少女二人の甘い匂いが部屋を満たし、子猫がミルクを舐めるような水音が二重に奏でられる。 歌うような喘ぎと、吐息。鼻に掛かった嬌声を、それぞれに響かせる。 そして、金色の少年は薄い微笑を浮かべたまま、顔色一つ変えず少女らの痴態を鑑賞し続けていた。 「────そろそろ、頃合かな?」 肘掛に頬杖をついたまま、ペルデュラボーが呟いた。 「仕上げだ、エセルドレーダ」 「ハァ、ハァ…………御意……」 エセルが紅朔の上から身体を起こした。 紅い少女の膝を抱え、向かい合わせになるように自分の下半身を相手の両脚の間に滑り込ませる。 「紅朔。貴女も少し腰を前に出して……そう、それでいいわ」 「あ……これって……」 起こした上体を両腕で支える格好で、紅朔とエセルはお互いの秘唇を重ね合わせていた。 「やだ…………私のアソコと、エセルのアソコが……キス、してる……」 トロトロになって物欲しそうにひくつく花弁が、意志とは関係なく“チュパッ”と吸い付き合う音に 紅朔が真っ赤になる。 「このまま、お互いに擦り付けあうの。……こうして……」 「やはぁっ!? なに、この感じ!?」 エセルドレーダが腰をくねらせた。男のモノを胎内に飲み込むような、淫靡な動き。重ねた秘唇が 粘ついた音を立て、紅朔の花弁を舐めた。 「ん…………ふ、う……」 「あひっ、あはっ……え、エセルぅ……ひぃんっ!?」
エセルドレーダの白い腹部が波打ち、紅朔の肉の合わせ目を捏ね回す。二度、三度と繰り返される 少女同士の交合に、押さえつけられた秘唇から蜜が零れ、混ざり合う。 「うぁ……くぅん……!」 紅朔の腰が、エセルを真似て動き始めた。ぎこちなくも愛液で滑りのよくなった秘唇で円を描く。 「はぁああん!? んんっ! これ、アソコが擦れて……ふぁっ! 凄いィィッ!」 「いいわよ紅朔。ンッ! もっと動きとタイミングを合わせて、一緒に……一緒に……アアンッ!!」 ぬちっ。にゅちっ。くちゅっ。 ベッドを軋ませ、紅朔とエセルドレーダは快楽を貪る。擦り付けあった秘唇から溢れた淫液は細かい 泡となって恥毛を濡らし、太腿の付け根までをヌラヌラと輝かせる。 快楽がもたらすトランス状態とシンクロした腰の動きによって、二冊の魔導書は今こそ霊的・魔術的な リンクを果たしていた。 「ンッ。ンッ。…もうすぐよ紅朔。もうすぐ…ンンッ……貴女に私の情報を……イッパイ注いであげる」 二人の腰の動きが次第に速く、大胆になっていく。快感と興奮に肌は紅潮し、汗の粒が浮いていた。 「はひんっ! はぅん! エセル……エセルぅ…………駄目……もぉ、わたしぃ……」 「いいわ……イッても……はぁ、ん…………私も……私ももう……!!」 「!!!! ふぁああああああああん!!」 ビクン、と紅朔の身体が仰け反り、痙攣した。 同時に胸のタトゥーが光を放ち、全身を輝く魔術文字が疾駆する。 「あっ!? はぁあああうううううううんっ!!」 ほぼ同じくして、エセルドレーダの全身が震える。その身体を紅朔同様に光る術式が駆け巡った。 流れる文字が、術式が。絡み合い、もつれ合う。 「アッ!…………アッ!……」 来る。二人の接合部から、焼け付くような魔力と知識が胎内に注がれる。 流れ込む圧倒的な情報の奔流に貫かれ、紅朔は絶頂と共に気を失った。 * * * 「…………まったく。一体どこをほっつき歩いておるのだ、あ奴は」 憮然とした表情で、九朔は寄宿舎の廊下を大股に歩いていた。 既に陽は傾き、窓の外は茜色に染まりつつある。紅朔がフイ、と姿を消してから半日以上が経っていた。 屋敷にも教会にも見当たらない以上、残る心当たりは一つだけだ。 「……傍に居れば居たで騒動の素だが、姿が見えねば心配の種。……厄介な事この上ない」 親しい友人に聞かれたら『ノロケかい?』とからかわれそうな愚痴を零して、溜息をつく。 自分とペルデュラボーの部屋を目指して廊下の角を曲がったところで、 「────紅朔!?」 捜し求めていた少女の姿を見つけた。 部屋から帰るところなのだろうか。ふらふらと覚束ない足取りで、こちらに向かってくる。 「出掛けるなら行き先ぐらい告げぬか。お陰で我はあちこち探し回る破目に───」 安堵混じりに駆け寄って、少年はようやく少女の様子がおかしい事に気付く。 熱にうかされたように赤い顔。少しだけ乱れた髪。そして何より、目の前の自分に気付いた様子が無い。 まるで心ここに在らず、といった感じだ。 「紅朔? どうした、紅朔!?」 両肩を掴んで軽く揺さぶると、 「……………………九朔?」 ようやくこちらに気付いたらしい少女が、ゆっくりと少年を見上げた。迷子の子供みたいな顔で。 「…………何か、あったのか?」 胸騒ぎを覚えて、九朔は努めて優しい声で尋ねてみる。その言葉に少女の瞳が揺れ、潤み、やがて ポロポロと大粒の涙が零れ始めた。
「…………うっ……うっ……ふぇえええええええええええん! 九朔ぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 「な、何だ!?」 突然しがみついて泣きじゃくり始めた紅朔に、少年はうろたえて固まってしまう。 「負けない! 私、負けないから。……もっと強くなって、もっと上手に力を使えるようになって、 エセルのこと、見返してやるんだからぁ!!」 少年の胸に顔を埋め、他の寮生に見つかるのも構わず紅朔は泣き続ける。 (…………エセルと喧嘩でもしたのかな?) 事情をよく飲み込めぬまま、九朔は少女の背中に腕を回してそっと抱き締めた。 * * * 「ご苦労だったね、エセル」 「勿体無いお言葉です、マスター」 主のねぎらいの言葉に、エセルドレーダは囁くような小声で応えた。その右手が胸元を押さえている。 「? どうかしたのかい」 「……申し訳ありません。最後に、ネクロノミコンにしてやられました」 「ほう──」 ペルデュラボーが驚嘆と好奇の眼差しで黒髪の少女を抱き寄せる。エセルドレーダは引かれるままに、 椅子に腰掛けた少年の膝に身体を預けた。 「あの子……最後の瞬間に私の情報を受け入れながら、同時に私の中にも自分の記録を書き込んで……」 押さえた胸元から小さな光が溢れ出す。 書き込まれたのは、一つの物語と、一つの印。 ペルデュラボーたちが知る事の無い、『機械仕掛けの悪夢』を打ち破った最も新しい御伽噺。そして、 「何のために、こんなものを……」 「ひょっとしたら僕たちのことを誘っているのかもね」 「今更そのような……私たちにそれが叶うのでしょうか?」 「さて、どうだろう? でも……」 エセルの手を取り、ペルデュラボーは輝く紋章に目を凝らした。 「不思議だな。……今の僕は、この輝きがそんなに嫌いじゃない」 掌よりも小さな、光の五芒星。 エセルドレーダの新たな血肉となったエルダー・サインが、そこにあった。 (おわり)
GJ! なんか本編でもありそうな一幕に感動。
GJです、前のSSと同じ職人さんかな?
352 :
名無しさん@ピンキー :2007/02/05(月) 23:38:30 ID:fw8vP7g5
GJ! スゲー良かったー
GJ! 普通にデモベ2でありそうだなこんなシーン。 神様ありがとう。
GJ! 関係ないが カルボナーラのオババのエロシーン耳をすませばハヅキに聞こえないことも ない
這い寄る混沌名作劇場「ハヅキ(ん)ちゃん」 ナレーター:Naい亜ル等とHOテpp 女の子:セラエノ断章 おとうさん:教授 おばあさん:アル・アジフ 魔術師:貧乏探偵 むかしむかしあるところに、縞々の帽子をかぶったエルフ耳の可愛い女の子が おとうさんと二人で住んでおりました。 女の子の名前はハヅキ、彼女のあまりの可愛らしさに「ハヅキたんハァハァ」と あちこちのロリペドたちは息を荒くしているそうです。 おとうさんの仕事を手伝った次の朝、ハヅキはおつかいを頼まれました。 「レディ、秘密図書館で寝ているアル・アジフへ蜂蜜酒を届けてくれないか?」 「うん、いいよダディ」 すなおないいこのハヅキちゃんに断る理由はありません。さっそく蜂蜜酒の ボトルを籠に詰め、図書館へ出かけることにしました。 楽しそうにメロディーを口ずさみながら歩いてゆく途中、ハヅキのまえに 白シャツを着た魔術師があらわれました。 「やあハヅキちゃん、いまから俺と遊びに行かないかい?」 「ごめん、いまはおつかいでアル・アジフのところへいく途中なの」 魔術師の目は、ハヅキの体をなめるように見回します。ぺったんこな胸、 まぁるくてとても色っぽいおしり、すらりと伸びた白い足に、 ふかく切れ込みの入ったジグザグのスカート。そのジグザグの深さは、 跳んだりはねたりしたら下着がまるみえになってしまいそうなくらいです。 そのセクシーさとロリっぽさに内心生唾を飲み込んだ魔術師の邪悪な脳髄は、 ハヅキの言葉を聴いてたちどころにずる賢い一計を案じました。 「そりゃ急がなきゃ。でもアルは甘いものが大好きだからなにかお菓子でも 持っていってあげたらとても喜ぶと思うよ? たしか近くの教会でクッキーを 配っていたはずだ。早く行かないと無くなってしまうかも……」 「ホント? ありがとうクロー!」 よろこんで教会に駆けていくハヅキ。それを見送った魔術師はうしゃしゃと 不気味な笑い声を上げて秘密図書館へと向かいました。 さて、これからどうなってしまうのでしょう?
『アル・アジフ、ハヅキだよ。ここを開けて』 図書館の奥、アル・アジフが寝ている部屋にノックの音が響きます。 「うむ、ご苦労であったな。入るがよい」 開錠の口結が紡がれ、厳重に閉ざされていたドアが開きました。しかし──── 「な!?」 そこに立っていたハヅキの輪郭が薄れ、ラテン語版ネクロノミコンを携えた魔術師が 姿を現しました。その股間ではまるで化け物のような一物が文字通り天を突いて 聳え立っています。 「げぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っへっへ、アルぅ、観念しなぁ! 仲良くいやらしくイチャコラ愛をかわそうぜぇ」 「九郎、よさぬかこのうつけが!! いや、だめ、 にゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 一際邪悪な笑顔で、魔術師はアル・アジフに飛び掛ります。 抵抗むなしくアル・アジフは魔術師に取り押さえられ、その幼い胎内に動けなく なるまでフランスパンをねじ込まれてしまいました。もちろん大量のコンデンス ミルクも一緒にね。 恍惚とした表情でぐったりしたアル・アジフにボールギャグを噛ませ、慣れた 手つきで手足を縛り上げながら魔術師は邪悪な笑みを浮かべました。 そうとは知らぬハヅキちゃん。蜂蜜酒(ミード)の籠にクッキーを詰めて、 図書館のドアを叩きます。こん、こん、こん、 「アル・アジフ、ハヅキだよ。ここを開けて」 『鍵は開いておる、入るがよい』 ハヅキちゃんが部屋に入るとベッドの主は布団をすっぽりかぶって寝ていました。 特徴的な銀髪と赤いリボン以外なにも見えないくらいです。 「だいじょうぶ? 調子はどう?」 『どうやら風邪を引いてしまったらしくてのう。いささか のどの調子が悪いのだ』 「ふうん……」
おや、ハヅキはベッドのふくらみが大きい事に気がついたようです。 「ねえアル・アジフ、どうしてそんなに布団がふくらんでいるの?」 『寝る子は育つ、と言うではないか。妾はこのところ寝てばかりいるからこんなにも 背が伸びてしまったのだ』 「ねえアル・アジフ、どうしてそんなに眼が血走っているの?」 『それは汝が可愛らしすぎるからだ』 その答えに嫌な予感がして、ハヅキは少ずつ後ずさります。 なんだか、周りの空気までじわじわと恐ろしくなってゆくような気がします。 「ねえアル・アジフ、どうしておててがそんなに大きいの?」 『それは汝のかわいいお尻をしっかりとなでまわすためだ』 「ねえアル・アジフ、どうしてそんな不自然に布団が盛り上がっているの? 」 ハヅキの声は、迫る恐怖にうわずって、もはや悲鳴のようでした。 「いちいちうるせえな、それはこの、極上フランスパンをテメェの下のお口にたらふく ご馳走してやるためだよドチクショウが!!」 布団を跳ね上げて現れたのは、アル・アジフではなく眼を血走らせ、欲望に自身を 滾らせたロリペド魔術師でした! ハヅキはあわてて逃げ出そうとしましたが、部屋 いっぱいに広がったキラキラ光る蜘蛛の巣がその行く手をふさぎます。 蜘蛛の糸に絡めとられ、自由を奪われたハヅキはまるで蜘蛛の巣にかかった蝶の ようです。これからどうなってしまうのか、おぼろげながらも気がついたハヅキは、 そそり立つ赤黒い巨塔のおぞましさと巨大さに悲鳴を上げました。 「やだ、やだ、こんなの! たすけてよダディ!!」 「ゲェッヘッヘ、いくら叫んでも無駄だ。結界で仕切られたこの秘密図書館で、 外まで声が届くとでも思っているのかい?」 ハヅキは脚をM字状に広げられた形で固定されるという恥ずかしい格好で 宙吊りにされてしまいました。ポーズを変えるときは簡単にはがれるくせに、 ハヅキがいくらあばれても全然緩む気配はありません。このご都合主義は さすが魔術といえるでしょう。 魔術師はハヅキのスカートを捲り上げ、ショーツに鼻を押し付けて くんくん匂いを嗅ぎまわります。 「んっ、やぁ……」 「甘い匂いがするな。親父が蜂蜜酒ばかり飲んでるからだろう……おや? なんだかじっとり濡れてきたねぇ」 ぐいぐいと大事なところをいじられて、変な気分になってしまったハヅキは こみあげる恥ずかしさで真っ赤になりました。 「さぁて、それではハヅキたんの観音様を拝ませてもらうといたしましょうか ねぇ〜」 そういって染みの付いたショーツを取り去った魔術師は、毛の生えていない すべすべの割れ目にむしゃぶりついて溢れる蜜を思うまま、音を立てて啜ります。 「やんっ、やぁぁぁ! ひゃぁぁぁぁぁぁぁん!!」 深く差し込まれた舌はまるでなめくじのように蠢いて、割れ目や襞(ひだ)を縦横 無尽に舐めまわします。女の子の大事なところを攻められて生じた快感に、経験の 無いハヅキはどうしていいか判らなくなってしまいました。 「蜂蜜みたいに甘いのがじゃんじゃん垂れてくるな。こんなやらしい子には おしおきが必要だ。ちょうどいいモンが有るからな、コイツをありがたく 使わせてもらおう」 魔術師は籠から蜂蜜酒のボトルを取り出すと、ハヅキの腰を丸めて、花弁が 上を向いた姿勢――俗に言うまんぐりがえしの体勢をとらせました。 「なにするの? やだよ、こわいよぉ」 「ワカメ酒とはいかねえが、かわいい赤貝を肴に一杯やらせてもらうぜ」 そんなことを言いながらコルク栓を抜いた魔術師は、ハヅキのちっちゃな 割れ目を指で目一杯押し広げ、その奥へビンの中身を注ぎ込みます。蜂蜜酒の 冷たさとアルコール、液体を注がれたことによる圧迫で、一番敏感な場所を 刺激されたハヅキは悲鳴を上げました。 「いただきま〜〜〜〜〜す」
休む間も無く魔術師はハヅキの花弁を舐めしゃぶり、コップがわりにされた膣に なみなみと注がれた蜂蜜酒を貪欲に飲み干します。 「らめぇ、らめなのぉ……あぁぁん!」 粘膜から吸収されたアルコールが思考をぼやけさせ、蜜を膣奥から掻き出すような ねちっこい舌使いと、溜まった液体を吸いだされる感触が、蜜を溢れさす秘部へ快感 の電流を奔らせてハヅキの意識を蕩かしました。そのまま快楽の絶頂に昇りつめて しまうかと思われたそのとき―――― 「え? どうして?」 不意に秘部をしゃぶられるのを止められ、イキそうだったハヅキは寸前で肩透かし をくらってしまいました。蜜と唾液にまみれた幼い割れ目が、刺激を求めて疼きます。 「おんや? 駄目っていうから止めてあげたのに、ハヅキちゃんはもっといやらしい ことして欲しいのかな?」 「――――!」 快楽の虜になっていた自分に気付き、ハヅキは愕然としました。だって今まで自分が そんなエッチでいやらしい子だったなんて思ってもみなかったんだからね。 驚きとは裏腹に、快楽の火種を残した花弁の中から包皮に包まれたクリトリスが 痛いくらいに膨らんで顔を出し、きゅんきゅん疼いて快感を欲しがります。 ────ああ、もっと深くまで舐めて欲しい。 ────ああ、勃起したクリトリスをちゅうちゅう吸って欲しい。 ────ああ、硬くて太くて逞しい物で、奥の奥まで貫いて欲しい。 そんなことが頭の中をよぎりましたが、ハヅキは必死にちがうちがうと首を振り ます。わたしはそんな子じゃない、いやらしいことなんかしたくない。 そういう風に、自分の気持ちを無理やり押さえつけたのです。でも──── 「ほんとかな? 無理は体に良くないよハヅキちゃん?」 魔術師は血管の浮き出たゴツゴツペニスを割れ目に乗せて、ゆっくりと往復 させました。剥き出しのクリトリスがこすられて、押さえつけていた火照りが ムクムクと頭をもたげてきます。でもハヅキがイキそうになるたびに、魔術師は こちらの気持ちが判るのかさっさとペニスを離してしまいます。そしてまたしば らくすると割れ目をなぞるようにゆっくりとした往復を、焦らすように開始するのです。 おまけに時折クレヴァスの入り口に亀頭をあてがって、「の」の字を描くように回転 させる始末です。こんなイジワルをされてしまっては、さすがに我慢が出来ません。 ハヅキはついに折れて泣きながらおねだりしてしまいます。 「おねがい、クロー。もうゆるしてぇ……わたし、なんでもするから、きちんと イカせてよぉ」 「そうだな……なら俺と契約してもらおうか。そして『ご主人様の逞しいおちんぽで ハヅキのはしたないおまんこにお慈悲をください』とおねだりしなさい」 魔術師はひどい要求を突きつけてきました。魔導書にとって契約はとても大切な もの。契約してしまったら主が死ぬまで言うことを聞かなければならないのです。 でも、頭の中がピンク色一色に染まってしまったハヅキにはもう、そんなことを 考える余裕なんて1行たりともありません。(ハヅキは魔導書ですからね。) 「うん! 契約する、だから……」 「だから?」 「だからご主人様の逞しいおちんぽでハヅキのはしたないおまんこにお慈悲を ください! 言ったよ。約束だよ? 早くイカせてよぉ!!」 「はい、よくできました」 「ひゃあああああああああああん!!」 殺人的な肉凶器がずっぷりと、一気に幼い割れ目を貫き通します。魔術師は激しく 腰を打ちつけながらハヅキの唇をふさぎ、ねっとりと舌を絡ませて契約を結びました。 これでハヅキは名実共に、魔術師の所有物になってしまったのです。 ハヅキの肉襞は処女とは思えない柔らかさで絡みつき、とめどなく蜜を滴らせながら 焼けるような剛直へと吸い付きます。エラの張った亀頭が襞を掻き分けて、 子宮口をずんずん突くたびにハヅキは何度も何度も絶頂を迎えました。
(気持ちイイよぉ! もうなにも、かんがえられないよぉ……) 「ハヅキ、そろそろ俺もイクぞ! ミードセットしてやるから存分に受け止めやがれ!」 「うん、いいよクロー。ハヅキにおもいっきりミードセットしてぇ!!」 魔術師が一際激しく腰を打ち付けるのと同時に子宮口がぱっくりと口を開け、 信じられないことに打ち込まれた凶悪なパイルバンカーは奥の奥、ハヅキのちっちゃな 子宮へと根元までずっぷり埋まってしまいました。 「あひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 こんなものを受け入れてしまっては、亀頭だけで子宮はいっぱいになってしまいます。 そのままシャイニング・ロリペドヘドロンは、溢れる白濁の蜂蜜酒を大量に解き放ち、 ハヅキの意識も押し寄せる絶頂の津波によって白く沈んでゆきました。 ────どことも知れぬ空間の、どことも知れぬ図書館に、ねばりけのある水音と 少女たちの嬌声がこだまする。 何度も何度もハメられて、すっかり九郎君の虜となってしまった二人の少女、 アル・アジフとセラエノ断章のハヅキが全裸で折り重なり、お互いの唇を貪り ながら、愛おしい剛直が突き立てられるのをいまかいまかと待ち望んでいた。 「九郎、はよう妾にその逞しい一物をハメるがよい! 1000年もの知識による 技でこのような小娘なんぞよりよほど素晴らしい快感を与えてやろうぞ」 「先にハメてもらうのはわたしだよ! ピチピチなほうがいいに決まってる もん。ねぇ、クロー」 「はいはい、喧嘩するなって。二人いっぺんにハメてやるからあわてないの」 なにごとか呟くと、九郎君の一物がなんと二本に増えてしまった。 ……そのうち八本になったあげく、ロリっ娘を求めて村を襲撃するんじゃ ないかな? それはさておき、 「仲良くしてないと、お兄さん中出ししてあげないぞー」 「そ、それはこまる」 「もうケンカしないからお願い!」 「よーし、いいこだ。それじゃあいくぞー」 双頭の大蛇が二人の少女へ喰らいつき、敏感な肉襞へ大量の媚毒を注ぎ込む。 ああ、なんて気持ちよさそうなんだろう。なんて幸せそうなんだろう。 子袋をたっぷりと精で満たされて、二人のおなかはまるで妊婦のように膨らんで いた。この調子じゃ、そのうち本当に子供が出来るかもしれないね。 もしそうなったら、そのときはよろしく頼むよ? 義父様! アハハハハハハハハハハハ。 ――――え? このお話は「赤頭巾」が元ネタなんだから狩人が助けに 来なければおかしいって? こりゃケッサクだ! 僕の創った物語に そんな救いなんて有るわけ無いじゃないか。まあ、これはこれで 幸せな結末だと思うよ? 快楽を知らぬ少女が愛しい男と添い遂げる。 こう聞くだけなら普通にハッピーエンドじゃないか。 九郎君たちはずっと、この図書館で肉欲の宴を繰り広げて暮らすの でした。いつまでも、いつまでも……
360 :
355 :2007/02/12(月) 20:23:45 ID:C5bro9rS
作品投下するのはじめてなんで改行短すぎた。 まだまだ未熟だと思うけどよろしく。
ちょwwwwwwwwwwwニャル様乙wwwwwww 久々にいい物を読ませてもらったwww
なんだなんだ、エロすぎるじゃないか。このGJ野郎め
フランスパンワロスwww あとミードセットてw
大笑いしつつ(;´Д`)ハァハァしますた。マジGJ
アホ落ちGJ! ええもん拝ませていただきました。
これはアホ落ちに見せて、実はアルバッドのような■■■さんに負けた世界なのでは? とアホなことを考えてみる。
絶対最後に教授が助けに来ると思っていたww
むしろ糞餓鬼が助けに来て返り討ちwww
教授が来たらちんこ八本の人外でも瞬殺してしまいそうだ。負けるところ想像できねー
ナイアさんって九朗が幸せなら満足なんだな、 健気や・・・
ふと思ったんだが アルBADENDでアザトースの庭は開放された訳だからもう目的達成できてるんだよね? それ以降の目的はヒロイン「大十字九郎」を攻略する事?
攻略ってか調教じゃね
調教っていったら拡張だよな
尿道と乳腺
アヌスを改造と拡張!
デモベ2ではサイボーク化して能力が拡張したウェスパシアヌスが大活躍します
キャラクターと声優を考えると簡単に描くと V になってるとしか考えられないな
デモベ2ではスーパー軍曹化した糞餓鬼がナチス軍と激闘を繰り広げます
ハスターの力は世界一ィィィィィィィィィィィィィィッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
ハスターの科学でダブルハヅキの実現を
だがそこでダブル糞餓鬼
エルザの量産 デモベ無限軍団の大半に乗ってそうだが
糞餓鬼早漏
>>383 量産のあげく火の鳥のロビタにたいなはめになります
>>383 それ聞いたらちょっと頭によぎったので
一発ものを落としておく。エロ無し。
先日のアンチクロス六人との戦いでアルを失い、
絶望的な状況になった覇道サイド。
しかし亡命者ドクター・ウエストは逆転の秘策を開示する。
「はーははは! こんなこともあろうかとこっそり進めてきた
『戦いは数だよブラザー! 十二人は古いぜ今や一万人は当たり前!』
プロジェクトが日の目を見るときが来た様であーる!」
カリグラは己の鬼戒神クラーケンを駆り、半ば廃墟と化した
アーカムを闊歩していた。目標は覇道邸、今回はそこにいる取るに足らない
残敵を潰すだけの、つまらない戦いだ。
デモンベインが出てくれば、とは思う。幾度となく舐めさせられた
苦汁の礼を自分はまだ返していない。だが、それは叶わぬだろうと
言うことも彼は知っていた。先日の戦いにおいてアンチクロス六人を
相手に奮戦したデモンベインだが、最後はレガシー・オブ・ゴールドの
放った光に妁かれて跡形もなく消滅した。畏れ続けた大導師も、何度も
自分達を退けた魔を断つ剣も、最後は意外にあっけないものだった。
そのことに物足りなさは感じるが、歩みを止める理由にもならない。
せめて派手な抵抗を願って、鋼鉄の足は大地を揺らしながら前進する。
「ヌ……?」
そこで気付く。
クラーケンの正面の高層ビルの屋上。
朱に染まった夕日をバックに、一人の男が白衣を風にはためかせながら
腕を組んでふんぞり返っている。
知っている顔だ。狂気の天才ドクター・ウエスト。
自分達アンチクロスがブラックロッジを統括することに意を反し、
アウグストゥスに処断されかけ、重症を負いながらも自作の機械人形に
助けられて脱走した男。
「キサマ……ソッチニツイタカ」
「ふん、我輩はあの青びょうたんや貴様らの下で働くなんてまっぴらごめん
であーる!」
いつも通りの尊大な口調が外部集音術式から耳に入る。
「ナラ、シネ」
一言だけ告げて腕をウエストに向ける。ビルごと粉みじんに砕いてやろうと
アナコンダワームに力を込めて――。
「?」 ドクロマスクの下の顔が怪訝な表情を浮かべる。 白衣の科学者はこちらを見ながら口の端を可笑しそうにピクピクと引きつらせる。 それはだんだんと大きくなり、終いには盛大に吹きだしていた。 涙と鼻水を垂らしながら腹を抱えて、イってしまったと疑うばかりに 痙攣しながらゲヒャヒャヒャ!と馬鹿笑いし続ける。 「ナニガオカシイ!?」 「ひー、ひー、そりゃ勿論貴様が、であーる。」 荒い息をなんとか抑えながらウエストはなんとか顔をシリアスに戻す。 鼻から伝ったまんまの鼻水が色々台無しだったが。 「気付かないであるか? 貴様はすでに罠にはまっているであーる! インツゥーザトラァッップ! もう指先一つでダウンであーる!」 言って、高らかに掲げた指をパチンと鳴らす。甲高い音が夕暮れの 街に響き渡る。 異常はすぐにあった。クラーケンのコクピットに小さなアラート音が鳴る。 周囲の魔力の集積を感知して、その場所を搭乗者たるカリグラに伝える。 反射的にカリグラはその場所に目を向けて――拍子抜けした。 瓦礫の影にある小さな影。そこにはあのエルザとか言う機械人形がいた。 その手には長大な砲を抱えており、魔力の集積はそこから感知されたものらしい。 成る程、たしかに魔術理論をもって作られたあの兵器なら、このクラーケンを 僅かばかりにでも傷つけられもするだろう。だが重厚なクラーケンの装甲なら あの程度の兵装、十発食らおうと百発食らおうとさしたる問題は無い。 鼻で笑いながら腕を改めてウエストに向ける。 嘲笑された屈辱と怒りを存分に思い知ってもらおうと、改めて魔手を伸ばそうと したその時だった。 再び魔力感知の報告があった。しかも、一つではない。 右下42度に一つ、背面182度に一つ、前方50度に一つ、左下27度に一つ 左後ろ51度に一つ、右前方37度に一つ――。 次々と報告されてくる警報。それはなおも増え続けて止まらない。 カリグラは慌ててホログラムのように表示された魔力感知レーダーを見る。 それが示す情報は異常だった。クラーケンの周囲一キロ以内に魔力の集積を表す 赤い点が、自機を取り囲むように増殖し続けている。
その総数なんと一万。 「ナンダト……!?」 あまりと言えばあまりに異常な表示に、レーダーから目を離し肉眼をもって 増え続ける魔力集積を確認しようと、同調したクラーケンの視覚で周囲を見渡す。 そこいたのは、同じ顔のだった。 ビルの窓に、屋上に、電信柱の影に、マンホールの穴に、看板の上に、街灯の上に 、ありとあらゆるところに立ってごっつい砲でこちらを狙っている、 エルザと同じ顔の美少女軍団。その異様さに流石のアンチクロスも慄く。 「あんりみてっどわーくす! これぞ我輩ファクトリーで製造した量産型エルザ 達でありまーす! さあこのワンオフ主義者に量産型の美学を教えてやれであーる! ナウッオンラァーイブ!」 どこからとも無く取り出したギターをギュイイーンとかき鳴らしながら叫ぶウエスト。 それに答えてかクラーケンの周囲から「「「「ローボー!」」」」とこれまた同一 の鬨の声が響き、各々が手にしている砲が碧の光を湛えてその狙いを敵に向ける。 獣の瞳のような爛々とした魔力光に囲まれて、 もはやカリグラどうしていいか分からずは「ナ? ウ? ウガ!?」と ファビョった声を出す。そして、『元祖』の腕章をつけたエルザの号令と共に、 その言葉は発せられる――! 『我、埋葬にあたわず!(×10000)』 その日、数えるのも億劫な光条がアーカムの街を照らし、一機の鬼械神が消滅した。 「九郎、妾は戻ってきたぞ! さあ、華麗な復活を遂げた妾と共に、奴らに目のもの 見せてくれようぞ!――ってどうしたのじゃ? 体操座りして床に「の」字など 書きおって」 「ああ……アルお帰り。でもな、いいんだもう。もう何もかもあいつ等がやってくれたし。 俺達の出番なんてもう……」 「な、何を言っておる?」 「しまいにゃ全員空飛んで、変なバイクに乗るし、テリオンもナイアさんも 一万人がかりでグチョグチョにヤっちゃうし……ははは」 「な、何が? 妾の居ない間に何があったのじゃ九郎ォォ!?」
GJ ヤツならマジで十分ありえるなこれw
テラワロスwww GJ!
一万のエルザにニャル様がヤられるくだりを詳しく
滅茶苦茶ワラタ。色々小ネタもあるし繰り返し読んじゃう。これ凄いなぁ。 あとエルザ1体ください。
393 :
383 :2007/02/27(火) 00:00:04 ID:E4Ki+AXe
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ところで、1万体のペイン、マダー 西博士の日記で動いたりして
量産型エルザのしゃべり方は、本体と同じなのかどうか詳しく
禁書目録のミサカ妹みたいな喋りだったり つーことは最終号機は10才ぐらいのロリ?
>>395 ミサカ妹っていうとこんな感じか
「ダーリンの敵はエルザたちが全部やっつけたロボ、と自信満々に胸を張りながら言うんだロボ」
ん?なんか違う
20000体中1万体は暴走九朔に殺されました
398 :
396 :2007/02/28(水) 00:34:53 ID:2hCVMYM2
今気づいた。俺のID惜しい!
399 :
386 :2007/02/28(水) 01:56:59 ID:OJ+OKbcG
レスサンクス。 禁書ネタだとばれたか。 いやここの住人なら当たり前か? たとえ量産型とて「ロボ」は外せないな。 西博士から「であーる」を外せないように。
>>399 でも、全員九朗を好きになるんだから西博士救われないな。
ところで10000体もいたら1体くらい語尾が口ポなのがいそうだと思うのは俺だけか?
>>401 こんな感じ?
『ダーリン愛してるロボ(ロポ)』
辺りが一瞬シーンとなる。
『お前、一人で目立とうとするんじゃないロボ!』
「わ、わざとじゃないロポ! 信じてロポ!」
(今日だけで書き込みすぎかなぁ? ちと心配)
そういや12人で思い出したが古橋氏のしすまげ結局宇宙行ったな。 無限レムリアの中に妹なデモンベインがいそうだな。
>>400 量産型のうち一体は、ちゃっかりと旧神(九郎+アル+デモベ)のアシスタントになって
オリジナルを差し置いて愛人の地位を獲得したり
旧神アルが黙っているとは思えんな
一万体が真ドラゴンの如く合体して 何か凄い鬼械神になるんでないの?
真エルザというデモンベインもいた
>>406-407 そんな事態になってしまうような暗躍をしたその世界のにゃー様はものっそい後悔しただろうな……
エリアルは地球圏最強だけど、機動兵器としては最弱(銀河文明レベルでは) 最弱無敵?(つーか、まともに相手にされ無いだけ)
ちょいネタ投下。 『無限のデモンベイン発動時における、大十字九郎のパートナー 割合について』 アル……33% エンネア……18% ルルイエ異本……14% アリスン……11% リトル・エイダ……10% エセルドレーダ……7% ライカ……1% 瑠璃……1% その他(エルザ、ウエスト含む)……5% 上記のデータから調査対象、大十字九郎は紛う事なき ペドフィリア 真性の下衆野郎であると断定する。 覇道財閥情報部 「チアキさーん。出ましたよー調査報告書ー」 「おお、おおきに。んーでも面白みが無いなあ。九郎ちゃんが無限螺旋の 中心で愛を叫ぶほどのロリぺドなんてみぃーんな知っとるし」 「ですよねーあははは」 「そういえばエルザもあのキチ○イに 『エルザを“ろりろり”に改造するロボ!』って詰め寄ってたなあ。 どうなったことやら……」 後日、街を歩いていた九郎の前にどっかで見たような翡翠の髪の幼女が 現れて、いきなりダーリン♪と叫びながら抱きついて来ると言う事態が 発生した。そこで九郎が不覚にもその未開花ぼでぃにちょっときゅんと きてしまったため、連れの幼女精霊が、彼を呼吸が止まる寸前まで どつきまわしたそうな。
二万体の量産エルザ(約半数は無限螺旋で消耗、最終号機はロリ仕様)は?
博士の技術力ならエルザを幼女レベルまで小型化しても性能は同等なんだろうか むしろ上がってるかもしれんし
>>412 肝心なのが
マスター・テリオン……計測不能
執事「ポッ・・・・・・」←何故か顔を赤らめる?
飛翔でエセル無しでリベル・レギスを動かしていたんで
九郎、テリオン、デモベの三位一体もあったり(デモベの代わりに、西博士のペインという手も)
416 :
412 :2007/03/04(日) 17:47:25 ID:LYRJBmYd
何たる不覚だ。 ハヅキを忘れるなんて!
>>412 「愛するダーリンの頼みでも、乳児形態や胎児形態は勘弁してほしいロボ……」
胎児形態はテリオンの十八番だろう・・・ ん!!妙な電波が? 妄想ネタのペルはエセルが、おなかを痛めて生んだ仔だったり(ただしテリオン本人でもある)
飛翔の後、教授がルルイエ異本を回収してくるわけなんだが、 ……アーミティッジ博士or秘密資料室の共同肉便器にされるってどうよ? ヘンリー爺さんもロリペドってうわさがあるし。
>>420 エンディングじゃ戦うところまでしか描かれてないけど、
原作の永劫の探求では
「ルルイエ異本による後期原始人の神話の型の研究」
という魔道書を教授が書いてるのさ。
だから回収するのかなぁ? と思った次第。
ルルイエ異本を、どのようにして研究したか気になる
>>421 ルルイエ異本は別にあの精霊化しているの一冊じゃないし、回収しなくても他の使えば書けるんじゃないのか?
我ながら夢の無い発言だとは思うが
どっかサイトの日記で見た 回収したルルイエ異本にダディが付きっ切りになって嫉妬するハヅキ てな一文に何だか萌えた覚えが
気になったんだがマコトさんって好きになったロリっこが ふたなりだった場合どうなるんだろ? ティンポを恐れ、忌み嫌うのか、それとも男の固い身体が嫌なだけで 身体さえおにゃのこなら付いていようがオールオッケーなのか…… 突然ふたなりになってしまい、性欲をもてあますアルの肉便器にされる マコトさんってよくね?(なぜマコトさんかというと、寝取られ要素の有る姫さんや ライカさんと違って一番罪悪感が湧かないから。それにアルに気があるし)
最下層保守
>>425 むしろW九朔が帰ってきた場合の方が・・・
直球ド真ん中なチンコ無し九朔に狂喜し大変なことになりそうな
赤→青への鬼畜責め書いてくれんかな。 俺は文才ないし、何より自分の書いたものじゃ抜けない。 和解前でも後でも構わないから、父親同様にMな青と、それを 見抜いてかいないでかであくまで鬼畜に責める赤。
鬼畜でMねぇ ウィンフィールド「紅朔様と一緒におられる時の九朔様は、あの時と同じ顔をしておられます」 九朔が十の頃――――九朔に瑠璃が焼け火箸を握らせたことがある 肉の焼ける臭いが部屋にたちこめたが 九朔は手を離さず、ゆっくりと灰をかきまぜていた 瑠璃「出来ていますね」 その時と同じ顔をしているのである
鼻血流していると申したか
封建制度の完成形は少数のSと多数のMで構成されているという なら、封建制度の象徴である騎士を名乗る九朔がドMなのは当然と言ったところか
ここで逆転的な発想を提出したいであるが…… もしも、九朔くんの”騎士”のマスクの下に隠れていたのは鬼畜さ邪神並みのサディストで、 紅朔ちゃんの潜在性格は捏造さらた時間の中で積み上げた救い様もないマゾヒストだとしたら、 どのようなストーリが編み上げるのであろうか…… このような電波が突然我輩の頭脳に乱入したせいで、一晩中妄想し続けて眠れないのである。
435 :
名無しさん@外人(432) :2007/03/23(金) 22:58:02 ID:BUfOQzAH
>>433 我輩独自で出来わけないのである。
我輩は日本語を通せるが、所詮ただの外人、日本語の程度はまたイマイチ。
会話は出来るであるが、小説を書くのはまた修行が必要。
というわけで……
ネ申の降臨を待つしかあるまいOTL
436 :
名無しさん@外人(432) :2007/03/23(金) 23:01:40 ID:BUfOQzAH
っという考えがあるが、書くのもまた一つの修練チャンス…… 日本語の練習として、書いてみるべきではないかな?
九朔が途中で我に返り自問自答したり
表では九朔が紅朔の尻に敷かれているように見えて その実・・・という王道な感じでもいいかもわからんね
そう、奥様はドMだったのです
しかも羞恥よりも、痛いPLAYの方が好きっていう
しかし九朔にそんな痛々しいことが出来るだろうか
激動の時代に育ったとはいえ なんだかんだで温室育ちだから無理かと でも、親父殿の資質を一部でも(局部とも言う)受け継いでれば、何とかなったり
いや、温室育ちだからといって油断できんぞ。 どこかの忠長よろしく夜な夜な女の首を絞めてないと誰が言い切れる?
スレの流れに逆らって ナイアさんが九朔を逆レイプとか 飛翔で呆然とした九朔にナイアさんが後ろから抱きしめるシーンのせいで俺は…
>逆レイプ それって、どこが逆?
九朔の後ろもナイアさんが奪うと申すか …ありえそうで怖い
紅朔を調教したのは、おそらくナイアさん
九朔紅朔の育ての親はナイアさん
旧神の育ての親は・・・ いつもナイアさん(何度も墓穴を掘ってる) でも、西博士に限っては、世界に追い出された為に成っていたり
450 :
名無しさん@ピンキー :2007/03/27(火) 01:54:56 ID:b3JEdbp6
旧神量産しすぎて本気で泣きに入るナイアさん
西博士エンドではさしものニャル様 「やっちまったぁ」って感じだったからな。
旧神達に囲まれて責められるナイアさん! みんな太くて固くて量も多くて大変だぞ!
そういう事はエロパロで言え! ……と言おうとしてここがエロパロ板である事を思い出した……
>大変だぞ その辺は、すっかりマゾッコに調教されてるから無問題
ああ、ナイアさんは究極のマゾっ子だよな
456 :
Dr.イースト=432(ローテンション) :2007/03/28(水) 01:31:30 ID:1iPITS/h
マジマッタノカテメェ……きっと脳のどこかでネジが抜けたのだろう我輩はOTL 正直、日本語で小説を書いていたのは思う以外のこと、まったく思ったことない、むしろそういう考えさえもない。ソレニチョットメンドウダシ 性質上、本作品は限りなく試作品に近い上、加えて作者の日本語はまだ上手く使えないし、ワードバンクも極端的に貧乏(と言うよりも怪奇)だから、もしどこの文法や使用字句はおかしいや可笑しいと思ったら、ご遠慮なく訂正してください /○/乙 ワールド もとはまた一つの遊戯での出来事として、原作の雰囲気に近く書きたいが、シナリオ編成能力不足のせいで、ステージをM大学特殊資料室に移った。 正直無念。トイウヨリモシニソウダゼヒベイベー =========================================================== 紅き姫を貫ぐ騎士のランス (我輩の心にきらめく眠れを知らず妄想その1) ============================================================ 「ねえ、九朔。」深夜就寝前、ミスカトニック大学宿舎のある居室の中、金髪の少年が問い掛けた。「紅朔ちゃん、大丈夫?今日一日中顔が真っ赤で、ヘロヘロで、目が泳いてるみたいで、なんかボーっとした感じしてで、調子悪いかな?」 「風邪が引いてるだけだ、心配はいらん。」少年のルームメイト・九朔はベットで返答した。何故かが、その言葉は薄い不自然な気味がしている。 「そうかな?でも、風邪には見えないね。まさか、君たちの間にまた何が?」 「風邪だと言っておるだろう?我がそう言うのなら、間違いない。早々眠るがよい、ペルデュラボー、明日はまた試験がある。」 「……そうだね、彼女の事、君が一番解るはず。じゃ、おやすみ。」言葉が終えた後、ペルデュラボーは灯りを消し、ベットで眠り込んだ。 深夜三時、部屋を占領したの漆黒の中、九朔が目を開いた。彼は目覚めたではなく、眠りを装い、ペルデュラボーが熟睡のが待っていた。 穏やかな寝息をしているペルデュラボーを起こさぬ様に、九朔は静かにドアへと向い、部屋から出た。 そして彼が目指すのは、ミスカトニック大学秘密図書館。 そこに一人の少女がいた。 紅のドレスは汗に濡らし、華奢なる躯に吸い付き、異常的な魅力を持つ未熟のボディラインは隠れなく顕れていた。 薄紅に染まった顔面に嵌める紅く煌く恍惚な双眸はいつもより煽情的に見える上、また誰かに見つかるのが怖がってるように、暗き図書館を無闇に見渡し続けてるその視線は不安で満たされている。 息が荒らしている。 彼女――世界中ではたったの二冊しか存在せぬネクロノミコン血液言語版の片割れ・紅朔は「特殊資料室」と書いてある扉の前で、入るか否かを躊躇している。 「やはり此処に居たか。」 明かりなく図書館の闇の中から、一人の声が響く。 「ッ!!」急に振り返ると、そこには――「九朔ッ!!」 蒼き騎士の姿を見ると、紅き姫は考えもせず、彼の懐の中へと飛び込んだ。そして涙は、耐えずに零れた。 「ね、ねぇ、九朔ぅ――クスッ――わ、私、なんか変なの、今日は朝から……体が燃えてるみたいに熱くてッ…それに、いつもより九朔を欲しくて――」っと、言葉が終えず途端、九朔は彼女を抱き締めた。 「安心しろ、我はすでに此処に居る。」九朔は優しい声で告げた。 「…九朔…でも――どうして、私はここに来たの…?なぜ、私はこうになるの…?」紅朔は安心しようと思うその時、彼女の心に一つの疑惑が湧いてきた。 九朔はそう答えた: ・・・ 「ああ、其れはただの気紛れに過ぎない――我のだがね。」そう言いながら、 ・・ 彼はやさしく微笑んだ――否、それは亀裂の様な笑みだった。 「え…?」 --------------------------------------------------------------------- 言語懐炉ッじゃなくて回路がオーバーヒートしそうなので、ここで一旦引き上げますOTLヤッパダメカナオレャ もし続きを気にする人や訂正してくれる人がいたら、我輩はまた書け続く。(クトゥグアとイタクァとロイガー&ツァールは陵辱道具として使われた妄想があるから。) では、またいつかで会おう。
超期待してる
日本語の使い方に独特のセンスを感じた 続きも頼む
ちょっと質問。 このスレで出たネタを他のサイトに紹介するのって要許可? それとも無断でOK? 2ch出典って明記しておけば大丈夫かなと思ったんだけど……
>>459 お前が某BBSのやつだったとしたら
本当に21歳以上か?と問い詰めたい
>>459 もしお前があの妄想長文を某サイトのBBSで垂れ流してる奴ならマジで止めろ、
いい加減管理人も住人もウンザリしてる、しかも2chネタまで引っ張ってきていい加減キモイ
一体どこのサイトの話なのやら…
tp://www.sinlibrary.net/ ここのSSサイトのBBSじゃないの? なんか物凄く気持ち悪い妄想長文垂れ流してる気持ち悪い奴がいるけど
気持ち悪いって二度も言ってるぅぅーっ!?(ガビーン)
二回言いやがった 二回言いやがった
何故2回言うの? 何故2回言うの?
実際気持ち悪いんだから仕方あるまい つーか、人がBBSに書き込んだネタを他のBBSに紹介するって言うその根性が理解できん
つか管理人からも注意受けてるのにまだ申妄想垂れ流してるその神経が腹立つ
そのスレそれまでもつのかね…
四つん這いになった糞餓鬼が人外ロリに前立腺いじられてアヘアヘ言ってる世界を 見た報告
男がアナルを責められるM展開もスレ的にありか?
是非とも!
『大十字兄妹物語』 ────朝。極彩色の日差しと妹の声に目が覚める。 「おにいちゃん起きて、学校遅刻しちゃうよ」 目の前にそびえるのは白い肉。スーツに包まれた妹の胸だ。 スイカを貼り付けたように立派な、はちきれんばかりの双丘が胸元の開いた扇情的なスーツと相まって 雄の欲情を掻き立てる。────けしからん。まったくもってけしからん。 俺は妹のスーツに手を掛けると左右へ一気にひん剥いた。たゆゆん、と音を立てるように揺れる爆乳。 「ヤダッ! おにいちゃんのエッチ!!」 身をよじって抵抗しようとするが、全然力が入っていない上に顔には笑みが浮かんでいる。 こんないやらしい妹にはおしおきをせねばならん。俺はナイアのズボンを下着ごと取り去ると、 羊水の満ちたベッドへ組み敷いた。 力強い指が楽器を奏でるかのようにたわわな肉果をもみしだき、俺は赤子のように先端へ吸い付いた。 敏感な果実をしゃぶられたナイアは歓喜に満ちた甘い声を上げ、頬を上気させて 俺の腰に足を絡めながら口付けを交わす。 濃厚に、互いの唾液を貪り尽くすように。 痙攣とともに銀色の糸を引いて舌が離れると、ナイアは快楽に蕩けきった表情で横たわる。 「なんだ、胸と舌だけでイっちまったのか? だらしねえな」 「だって、おにいちゃんテクニシャンなんだもん……ねえおにいちゃぁん、もうガマンできないよ、 僕のマンコにもおしおきしてぇ」 俺は無造作に指を二、三本突き入れると、曲げたり、拡げ、抉りこむようにピストンしながら テッテー的に蹂躙してやった。 巧みな指責めにナイアの入り口はすっかりほぐれ、噴出した愛液で火口のように煮えたぎっている。 そろそろ下の口も頃合いになったようなので、妹のおねだりに応えてやることにした。 ズボンのファスナーを下げると子供の腕ほどもある肉の柱が顔を出す。 先程のやりとりで息子はすっかりいきり立っており、鋼のようにビンビンだ。 「おまえみたいなエロい子にはおしおきだ。そ〜れ、串刺しの刑!」 焼けるように熱い剛直は狙いたがわずナイアの秘処を貫き、一気に子宮口へと達した。 「あ〜ん、おにいちゃんのすご〜い!」 雄を迎え入れた妹の膣肉が快感を貪り、別の生き物のように絡みつく。まるで膣の奥にもうひとつの口があり、 亀頭をしゃぶり、吸いたてているような感覚だ。 その締まりとしごき上げるような蠢きを愉しみながら、俺は腰を激しく打ちつけ、 熱く蕩けた子宮をほじくるようにグラインドさせる。 「らめぇ、こんなことされたらボク死んじゃうよぉ!」 どうやらナイアは奥が弱いらしい。邪悪な笑みを浮かべた俺は、腰の動きをより大きく、 より深く激しくした。自らを熱く責めさいなむ鉄杭に、ナイアはよだれをたらしてよがり狂い、 愛液の飛沫を撒き散らして悶絶した。 子宮口を突き破らんばかりに打ち込むのと同時に俺自身も限界を迎え、 トドメとばかりに奥深く放たれたおびただしい子種が子宮内膜を白く染め上げる。 胎内に白濁した炎の洗礼を受け、激しく絶頂を迎えたナイアはそのままベッドにぐったりと沈みこんだ。
その身体を濡らしているのが汗なのか、愛液なのか、ベッドの生温い羊水なのか判らないくらいにドロドロだ。 これだけ注いでおけば、今夜辺りには新しい妹が出来るだろう。 「じゃ、いってくるからな」 後始末をして部屋を出る。俺をたたき起こしたくせに、後に残されたナイアは 満ち足りた顔でまどろんでいるのが少し憎らしかった。 「おにいちゃん、いってらっしゃい」 ナイアの股から伸びた妹の白いちいさな腕だけが、俺を見送ってくれていた。 「私のメイドが逃げました。捕らえて犯して孕ませなさい」 明日の夕べに姫さんから依頼を受けていたのを思い出し、俺は講義をさぼって 仕事をすることにした。 虹色の球体がイグナイイと照りつける中、町外れの教会へ向かう。今日の天気はヒキガエルだ。 教会ではライカさんが黒い雌鳥をくびり殺していたので挨拶した。 「やあライカさん、いい天気だね」 「あら九郎ちゃん何の御用?」 「仕事で探し物をしているんだけど、メイドさんを見なかったかい?」 ライカさんは血まみれの手をあごに当て、ふむ……と小首をかしげてから教会の庭を指し示した。 「メイドさんならほら、あそこでアリスンちゃんと遊んでくれているわよ」 庭の隅を見てみると、背の高いメイドさん――マコトさんがアリスンを裸に剥いて、 全身を執拗に舐めまわしている。 「マコトお姉ちゃん、そんなところ舐めちゃ……だめ……んっ」 「アリスンちゃんの肌、あむ、はふ……美味しい……」 仲のいいカップルの邪魔をするのは気が引けたが、この仕事が終われば念願の電気羊が買えるのだ。 失敗は許されない。 俺はアリスンに夢中になっている隙に、マコトさんの背後へ忍び寄り羽交い絞めにした。 「姫さんからの依頼でね、今からマコトさんを孕ませなきゃならないんだ。 少しの間ガマンしていてくれないか?」 「硬いしちっちゃくないしつまらない。でも……仕事だから」 俺はよだれまみれのアリスンを尻目にメイド服のボタンを外し、マコトさんの豊かな乳房をまろび出させる。 さすがにナイアの爆乳には劣るが、充分にナイスバディと言っていいサイズだ。 それをもてあそぶうちに息子がムクムクと頭をもたげてくる。 働かざるもの食うべからず。早速超ミニのスカートを捲り上げ、 アリスンとの絡みでぐっしょり濡れた下着をずらして仕事を済ませることにした。 「これなら前戯も要らないな」 背後からあてがった肉棒を、一気に突き入れる。途端に貫かれた秘部から噴出す鮮血。 マコトさんは処女だったようだ。 「……男の人のって長くて硬いし、太いし、最悪」 マコトさんの処女喪失第一声は平淡ではあるが、義務でやっただけといいたげな嫌悪感バリバリの言葉だったが、 そんな快感に蕩けた顔で言われても全く説得力がなかった。 なので構わずに、俺は踏み入れたばかりの処女肉の、心地よい狭さを愉しみながら腰を振る。 スパン! スパン! と最奥まで打ち付けるたびに尻たぶが小気味よい音を立てて弾んだ。 「あん! あふぅ……ハァ、ハァ……イイ!」 マコトさんは処女だというのに快感を貪っている。そうだった、マコトさんはいじめられて感じるマゾなのだ。 ゴツゴツした幹が押し通り、エラの張った亀頭が肉襞を掻き分けるたびに彼女は甘い声を上げる。 「ああ、ああん! 赤ちゃん、幼女ぉ! 孕むぅ〜〜〜〜〜〜!!」 ぐちゅぐちゅと激しい抽送が行われる中、子作りはクライマックスを迎える。 俺の渾身の一撃が子宮口へ食い込み、濃厚な子種を撃ち込んだ。きっとこの種は受精し、 見事な実りをもたらすだろう。 大量のザーメンで腹をパンパンにして、マコトさんは恍惚境に至っている。 俺に貫かれ、ぽっかりと口をあけた入り口からはあふれ出した精液が処女血と混じりあい、
ピンク色になって流れ出していた。きっと自分好みの幼女を産み落とす夢でも見ているのだろう。 ときおり「幼女に逆フィストされてイクぅ!」とかうわごとをいいながらクネクネと悶えている。 やってきた覇道財閥お抱えの医師たちによって車に乗せられ、マコトさんは病院に運ばれていった。 『ロードアイランド病院』。きっと甲殻類の名医が赤ん坊を無事摘出してくれるだろう。 ようやく一仕事終わり、清々しい達成感を覚えながら帰宅する。太陽はすっかり捻じ曲がってしまった。 「「おかえりなさいおにいちゃん」」 二人の妹が出迎えてくれた。ナイアの隣には、墨を流したような黒髪と黒曜石の瞳、それとは対照的な 白雪の肌をした美少女が増えている。 この子はエセルドレーダと名づけよう。みんなもそれがいい、それがいいといいました。 産まれたばかりの子にはミルクをあげなければならないので、早速俺はチャックを下ろし、哺乳瓶を取り出した。 三十センチはあろうかという、特大の奴だ。 「はーいエセルドレーダちゃん、だいちゅきなミルクでちゅよ〜」 ナイアがエセルを抱えあげ、そのほっそりした足を広げる。いわゆるおしっこスタイルだ。 スカートをめくると、黒いドレスの下は振動するピンクのおしゃぶり以外何も穿いていなかった。 「おにいちゃん、エセルドレーダのはずかしいお口にいっぱいみるくをください」 羞恥に頬を染め、新しい妹ははじめてのおねだりをする。 妹の願いを叶えてやらないのは兄ではない。なので俺はおしゃぶりを外すと、 だらだらとよだれをたらす妹のお口へいきり立った哺乳瓶を根元まで咥え込ませた。 ────ズップリといった感じが適当だろうか。 妹の熟しきっていない果実はめりめりと悲鳴をあげながら、受け入れたモノを必死に貪っている。 不平も言わず、破瓜の痛みをこらえるエセルの姿がなんともいじましい。 やはり妹の処女を奪うのは兄の特権だ。 「……あん、やっ、んっ、ああん!」 「ねえおにいちゃん、僕も妹にミルクをあげたいな。いいでしょ?」 痛みがいくらか退いて甘い声が混じるようになった辺りで、ナイアも参加したいと言い出した。 確かに、見ているだけではつまらないだろう。 「でも前の口は俺が使っているぜ?」 「大丈夫、僕はこっちを使わせてもらうから」 そういってナイアは俺のものとそっくり同じ哺乳瓶を取り出すと、後ろでヒクついている ピンク色のすぼまりへと狙いを定め、エセルへ二本目を咥えさせる。 「おねえちゃん!? そこはダメ! むりです!!……ああああああああああん!」 幼い身体にはいささか酷な二本刺しに、エセルは悲鳴を上げた。 ピストン運動するたびに、薄皮一枚向こうでナイアのモノが暴れているのがはっきりと判る。 タイミングを合わせたり、わざとずらしたり、左右逆の動きをしてみたり。 「だめですだめです、おにいちゃんたちのがゴリゴリこすれて私はイッてしまいますぅ!!」 「イッちゃえよ、ほら! おいしいミルクだぞぉぉぉぉぉぉ!!」 「いっぱい飲んで、早く大きくなるんだよぉ」 前後から同時に放たれ、少女を満たしてゆく熱いザーメン。 燃え盛る快楽の炎に、幼い子宮と腸(はらわた)は真っ白に焼き尽くされていった。 エセルドレーダは兄と姉に挟まれて、女の悦びにわなないた。
「じゃあ今度は僕が前を味わうとしようか」 事を終えた九郎が眠りに就き、ぐったりとしたエセルドレーダを自分のベッドまで運んだナイアは、 いまだ衰えぬ逸物を見せ付けるように扱きあげながらそういった。 「……」 エセルドレーダは言葉を発する気力も無く、ただ首を横に振るばかり。 「……いいかげんにしなさい、ナイア。よりによってあの男の妹だなんて悪ふざけにも程があるわ」 それでもどうにか怨嗟の声を絞り出し、眼前の闇へ叩きつける。 もはや「兄を慕う無邪気な妹」の仮面は剥ぎ取られていた。 だがナイアはイタズラっぽい笑みを浮かべると、液体の入った小瓶を取り出した。 液体に浮かぶのは小さな胎児。それを目にしたエセルは顔色を変える。 「せっかくのプレゼントがあったのに、いらないならいいや。これは捨ててしまおう」 小瓶の栓を抜き、一思いに逆さにしてしまう。 「ああ!!」 悲鳴を上げるエセルドレーダ。しかし、こぼれた中身は大蛇のように口を開いた男根が 一滴も余すことなく飲み下す。エセルはほっと胸をなでおろした。 中身は一応無事なようだ。おずおずとこれからどうするのか訊ねるような視線を向ける。 ────自らの存在意義(レーゾンデートル)。それほどまでに、彼女にとってこの胎児は 大切なものなのだった。 ナイアは心中を見透かしたような笑みを浮かべて口を開く。 「君にこの仔を孕ませてあげよう。君にこの仔を産ませてあげよう。君をこの仔の母にしよう。 用済みの暴君なんかではなく、ココでは君が魔獣の母(エキドナ)だ」 やさしく歌うように紡がれる言葉は誘惑だった。抗いきれないほどに魅力的な餌だった。 自分が□□□□を産むことができる────そのことを考えただけで、意識は容易く身体を離れてしまう。 気がついたときには、既にナイアは懐へ潜り込んでいた。 再び逞しい肉が少女を貫き、激しく蹂躙する。だが今度はそれだけではない、 柔肉に喰らいついた大蛇は膨れ、別れ、いくつもの枝へと分岐して、 主の体すらも触手の一部へ組み替え、エセルドレーダの奥へ奥へと突き進む。 もはやナイアは女ですらなく、この少女を犯すためだけに存在する、 闇色をした巨大な性器の固まりとなった。 「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 子宮口がこじ開けられ、粘液まみれのおびただしい触手の群れが幼い子壷を満たしてゆく。 響き渡る悲鳴は苦痛ではなく歓喜に満ちていた。何故これを拒む必要がある? 何故苦痛を感じねばならぬ? 絶望すら生温い無限螺旋を共にした、狂おしいほどに最愛の半身を産み落とせるのだ。 その対価として他のモノと交わるくらい、怨敵と家族ゴッコを演じるくらい、 安すぎて逆にそちらが心配になってくるほどだ。 まるで大樹が根を張るように、うねり、のたうちながら子宮へ同化した触手群は、 感覚をも共有しながら、少女の未熟な器官を成熟した大人のものへと造り替えてゆく。 縒り合された触手が錨となって卵管へ突き刺さり、 子を成すため強制的に卵細胞を吸い出してゆく。 詰め込まれた触手で歪に腹を膨らませたその姿は、もし内側を見ることが出来たなら 子供を育てるための籠に見えただろう。
しかし、エセルの腹は膨らんでこそいるが、大人の女が丸ごと収まっているとは思えない大きさだ。 せいぜい妊娠二、三ヶ月程度にしか見えない。 ともあれ、籠が編まれるたびに迸る発狂しかねない快楽に悶えながら、少女はついに子を孕む準備を終えた。 異形の子宮の内側で、触手から無数に生じた陽根と女陰が次々に絡み合い、交じり合う。 自らの持ついくつもの怒張にいくつもの膣を犯し犯されるという感覚に、エセルの快楽中枢はショート寸前。 今すぐにでも絶頂を迎えてもおかしくない状態だった。 「私のチンポがいっぱい、私のマンコをゴリゴリ犯してぇ! ましゅたー、ましゅたー孕むぅぅぅぅぅ!!」 結合した無数の性器が一斉に絶頂を迎え、大量の潮を、子種を、搾り取られた卵細胞を噴き上げて、 余計なものが詰め込まれているとはいえ、元は細く引き締まっていた少女の腹を 一気に臨月の妊婦のように膨張させる。 何百倍にも引き伸ばされた時間の中、襲い掛かる快感の大爆発に飲み込まれたエセルドレーダは 声にならぬ声を、天上の歓喜に満ちた涙と共に上げ、意識の手綱を手放した。 ────朝。目を開けると、天上で目を回していた山羊の頭と視線がぶつかる。 山羊は「残虐メルヒェン」と寂しげにつぶやいた。 妹に起こされてダイニングへ向かうと、妹と弟が出迎えてくれる。「いつもどうり」の朝だ。 「おはよう、お兄ちゃん」「おはよう、おにいちゃん」 起こしに来たナイアを合わせて三人。どれも俺の可愛い弟妹たちだ。 極彩色の日が昇り、また一日、家族の暖かな生活が始まるのだ。 ────俺は本を探しに行かなければならない。
BADEND妹たちの裏側。 妄想が止まらなかった。後悔はしてない。
リアルタイムで見ながらニヤニヤしてた俺ww GJです、このカオスっぷりが凄いww
やべぇ、エロくてSAN値が減少する
なんかアザトース賛ところのクァチル=ウタウスを思い出した
あのエンドにそのまま入ってても違和感ねーなw ナイスカオス、超GJ
これはGJと言わざるをえない SANチェック失敗したんでちょっと死んでくる
486 :
480 :2007/04/08(日) 08:55:53 ID:unurrrWl
みんな、ありがとう。 気に入ったシーンとか教えてもらえるとうれしい。
これでぬけた自分はきっとセラエノに行っても毎日読書して過ごせる位大丈夫だと思った
ニャル様でお腹一杯
「ましゅたー、ましゅたー孕むぅぅぅぅぅ!!」を想像した瞬間射精した
鳥test
保守 ……このスレでまだ犯されてないのって 姫さん、ライカさん、メイドs、エンネアの四人だっけ? 過去スレの作品はあまり覚えてないんだけど
>姫さん、ライカさん エロ要員なのに、余程・・・
エイダは大も小も犯されてないんじゃないかな。
螺旋内での最後が悲惨だったからぼっちゃまとのラブラブな絡みが見てみたいな。 ……え?俺? いや、その……見てみたいのは山々なんだが、想像も付かないというかだからこそ見たいというか……。
>>494 肛門だけでなく尿道まで犯そうとするとは
お前とは話が合いそうだな
498 :
Dr.イースト=456(ローテンション) :2007/04/25(水) 22:19:28 ID:05//ruxF
…あれ? なんと、みんなの考えことは一緒だったのであるか!?
なんか西博士口調がチャイニーズ口調にみえたあるよ。
ニャル様本当にエロくていいなぁ…。
501 :
名無しさん@ピンキー :2007/05/03(木) 13:16:29 ID:ayxPDOlr
保守
「…………はぁ」 チアキのため息が、作戦司令室にこだました。 原因は、今彼女が持っている報告書だった。ここ最近の、治安警察と破壊ロボの戦闘結果をまとめた報告書。 覇道財閥と治安警察は全面的ではないにしろ協力体制にあるが、治安警察にはチアキが開発した武器も多く使われていた。 覇道財閥の切り札『デモンベイン』。文字通り人知を超えた力を持つ機体だが、未だに完全には修復できていない。 そのため、完成するまで治安警察を強化して破壊ロボに当たらせる……そういう戦略だった。 だが、その結果は散々なものだった。 率直に言って、チアキの武器が破壊ロボに通用しないのである。 普通の改良武器はもちろん、チアキ渾身の傑作武器ですら役に立たない。 仮に破壊ロボに効いたとしても、その開発者である紙一重の天才であるドクターウェストによって、 次の戦闘で速攻で対策をとられてしまう。 (ホント、これだけ駄目だと流石のウチでもこたえるわ) 本当に、あの男は何なのだろう、と、チアキはかつての『血の怪異』事件を思い出す。 あの時に自分は初めてあの○○○○と対面したわけだが、予想通り、破天荒かつ傍若無人な人物だった。 勝手に自分の開発品である「トイ・リアニメーター」を改造するは、デモンベインに怪しげな強化パーツを 取り付けようとするわ、デモンベインに踏まれて丸焼きにされても生きているわ、本当に人間なのかさえ疑わしい。 ――なんであんな冗談が服着て歩いているようなヤツに、真面目にしている自分が苦渋を飲まされなければならないのか。 それを思うと、ため息の一つも出るというものだ。 「どうしたんですか、チアキさん。そんな辛気くせーため息なんてついて」 ため息を聞きとがめたのか、近くを通りかかったソーニャが話しかけてきた。 口調だけは心配しているようだが、本当に心の中でもそう思っているかは怪しいものだ。 「んー。ちょっとな。あのウェストっちゅーやつの事を考えとったんや」 チアキは、ついついそんなことを言ってしまう。 それを聞いたソーニャは何を思ったか、唇をニヤ〜と歪め、面白そうにこういった。 「おや〜? 仕事中まであの人のことを考えるほど気になっているんですか? ひょっとして、恋?」 「…………あのな、いくらなんでも言っていい冗談と悪い冗談があるで?」 呆れ顔でチアキが言う。なんで自分があの変態に恋をせねばならないのか。 それを見たソーニャはさらに追撃を仕掛けてきた。 「またまたぁ。嫌よい嫌よも好きの内ですよぉ。男女の仲なんて何が原因で恋愛に発展するか解ったもんじゃねーですし、 いがみ合いからは起きる恋があってもいいじゃねーですか。ツンデレっぽくって。 ……ああ、ひょっとして、あの○○○○をネタに慰めてたりしませんか? チアキさんからは浮いた話全然きかねーですしね」
医者が診察に使うような可動式のベッドに、チアキは全裸で拘束されていた。 両腕と胴体はベルトでベッドに繋がれ、両足はMの字に開かれ固定されている。 服の上からでもわかるボリュームのある乳房も、恥毛も、性器も、肛門でさえ丸見えだった。 「こら! とっととウチを放しや!」 そう喚き散らすチアキを冷ややかな目で見つめるウェスト。 「そうはいっても、我輩としては他人の基地に無断侵入した上、研究資料を盗もうとするような輩は、 相応の罰を受けるのが当然と思うからにして。 むしろちょうど人体実験がやりたかった所でラッキー? 我輩、自分の強運にいたく感動」 「アンタかてデモンベインのデータをハッキングしたやないか!」 「少々喧しいであるな…………ピキーン! 閃いた! 平目板!」 床に無造作に放り投げられていたチアキのメイド服に手を伸ばすウェスト。そこから、何かをつかみ出す。 何かと思い目を凝らしたチアキが見たものは――――自分が先程まで穿いていた、パンティだった。 「な……何を……」 震えるチアキの鼻をウェストがつまむ。当然こうなれば鼻では息ができず、口でする羽目になる。 そして、チアキが息を吸うために口を開いた瞬間。 ウェストは、チアキの口の中にパンティを捻りこんだ。 「! んー! んんんーーー!!」 すぐさま吐き出そうとするチアキだが、しかしウェストのほうが早かった。 白衣から取り出した縄をチアキの口にまわし、縛り、吐き出させないようにする。 要は、猿轡――――もしくは口枷のつもりらしい。 「さて、五月蝿くなくなったところで、本番いってみよー!」 ウェストが小型のボタンをポチっと押した。そこかしこから生えてくる、機械の触手。 「最近、我輩と同じ姓の科学者と知り合いになってだな。かの天才眼鏡が実に興味深い実験を していたのである。なら我輩もやらぬわけにはいかぬではないか! 目指せ人気投票5位!」 チアキに触手が迫る。その先端に取り付けられた器具は、犠牲者に快楽だけを与える物ではないことは明白だ。 「んん! ふむうううう! んああああああああーーー!!」 絶望に、チアキは絶叫した。
「とか、毎晩考えてるんじゃねーですか?」 「長すぎるわぁぁぁぁ!」 チアキの必殺、早回しもワイヤーも使っていないガチな回し蹴りが、嫌らしい笑みを浮かべるソーニャの頭部に炸裂した。 吹き飛び、痛みにのた打ち回るソーニャ。恢復するのを待ってから、チアキが叫んだ。 「だいたいなんでウチがそんな酷い目にあうところを妄想せないけんのや?! まるっきり陵辱やないか!」 「……いや、だってチアキさん、ヘタレじゃないですか。お似合いだと思いますよ」 「誰がヘタレや!」 「だってヘタレじゃないですか。治安警察に武器提供してるにも関わらず、あの雑魚っぷりを見ましたか?」 「気にしていることを!」 チアキがさらに掴みかかろうとした瞬間 司令室にけたたましい警告音が鳴り響いた。 「なんや!? ……まさか」 「あらら。噂をすれば影ですかね」 ソーニャが己の席に座り、計器を操作する。はたしてモニターに現れたのは―――― 「破壊ロボ、第5地区に現れました」 「やっぱしか〜〜〜〜〜〜!」 砲弾を撒き散らし街を破壊する悪夢のようなドラム缶と、 ギュピィイイイインピロピロピロパフウウウウン センスを疑いたくなるようなエレキギターの騒音と ≪治安警察万歳! 突撃ぃぃぃぃ!≫ グシャ ≪ああ! ストーン君がやられた≫ なす術もなくやられる治安警察の醜態だった。
数分後、司令室に到着した覇道瑠璃は、マコトに現状の報告をさせた。 「現在、破壊ロボは建築物等の破壊活動を続けております。治安警察はすでに壊滅。 幸い、犠牲者はまだ出ていないようですが、治安警察を中心に相当な負傷者が出たようです。 このままだと、被害は広がる一方ですね」 瑠璃が顔をしかめる。期待はしてなかったが、やっぱり駄目だったか。そう言わんばかりに。 「大十字さんはあとどのくらいで現場に到着しますか?」 「それが……」 ソーニャが言いよどむ。 「大十字さんと連絡がとれません」 「どういうことです?」 瑠璃は眉をしかめた。今までは、あの二人は破壊ロボが現れるといつも素早く現場に乗り込み、倒してくれたというのに。 「司令! どうやら大十字九郎とアル・アジフは、現在襲撃を受けている模様です」 「なんですって!」 ソーニャが正面モニターに街頭監視カメラの映像を映し出す。 そこに映し出されたのは、マギウス形態を取り、人造人間エルザと戦闘を行う九郎の姿だった。 ――――二面作戦! 瑠璃は歯噛みした。 こちらの主戦力である大十字九郎にエルザを差し向け戦わせる。 無論、エルザ一人では敗退は確実だろうが、それでも勝負はかなり長引くだろう。 エルザが時間を稼いでいる隙に、破壊ロボは悠々と破壊活動を行えるという寸法だ。 シンプルだが、戦力の少ない覇道財閥に対しては有効な手段と言える。 「…………今更なぜこんな作戦を?」 首を傾げて瑠璃は呟いた。今まではウェストは策など使わずに真正面から九郎たちと戦ってきた。 なら、何故今回に限ってこんな初歩的な策を使うのか、瑠璃には見当も付かなかった。 思案顔の瑠璃に、傍らのウィンフィールドが話しかけた。 「お嬢様、詮索は後です。今はあの破壊ロボを何とかしませんと」 「……ええ、解っています」 瑠璃は顔を上げた。そうだ、まずはこの敵に全力で当たらねば。 と―――― 「高魔力物体、破壊ロボに急速接近中!」 チアキが声を上げ、瑠璃がモニターに視線をもどす。 破壊ロボの巨体が、何かが衝突したかのように吹っ飛んだ。それと同時に、周りのビルのガラスが1つ残らず砕け散った。 超音速で飛来した何かが、衝撃波をまとい破壊ロボに激突したのだ。 カメラを空中に向けて映るのは、破壊ロボの周囲を旋回している虫とも機械とも取れぬ異形の飛行物体。 間違えようがない。『バイアクヘー』だ。 その光景を目にし、司令室のメンバー全員は勝利を確信した。 大十字九郎に勝るとも劣らない大賢者が、最強の邪神狩人が、自分達の味方についたのだから。
自動操縦で転倒した破壊ロボを立ち上がらせる間、ドクター・ウェスト暇なのでギターを掻き鳴らしていた。 その顔に浮かぶのは、不意打ちを喰らった事に対する怒りでも、ましてや最強の邪神狩人を戦うことに対する恐怖でもない。 今、ウェストの心を満たしているのは、しいていうなら『歓喜』だった。 「ぬっふっふっふっふっふっふっふ」 ギュワギュワギュワギュワピーン ギターの雑音とともに、不気味な含み笑いをするウェスト。 「ぬはーははははははははははは! 来たであるなラバン・シュリュズベリイ! 飛んで火にいる夏のバイアクヘーとはまさにこのこと! 今回の我輩の真の目的は己の力を誇示することでもなければ、大十字九郎に勝つことでも、 ましてギターを掻き鳴らすことではない! そう! ラバン・シュリュズベリイ! 貴様を倒すことである!」 エルザを大十字九郎の足止めに当たらせたのも、破壊活動を行ったのも、つまりはそのための布石であった。 かつてウェストがまだ若かったころ。餌場で、ピラミッドで、南国の島で、彼はシュリュズベリイに耐え難い屈辱を受けた。 その屈辱を晴らし、あの泣き虫博士に一泡吹かせる機会が訪れたのだ。これを喜ばずして何を喜ぶのか。 「ああ、果して我輩は正常なのであろうか? 大昔の屈辱に対し、吐き気を催すようなこの執ね………… ぬをぉぅ! こ、これは意外! 我輩は自分に嫌悪感を持ったわけではなかった! 先程の転倒の揺れで本当に酔ったのでぶはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 輝く汚物を口から巻き散らかしながら、コクピットの中でいつもの一人漫才をするウェスト。 と、その時、破壊ロボの射程外で旋回していたバイアクヘーの動きに変化があった。 大きくターンをしたかと思うと、機首を破壊ロボに向け、加速する。 攻撃態勢に入ったのだ。 「グヘェェェェ…………へっはっははは! 決着を付ける時が来たようであるな!」 ウェストが口にビニールを当てながらウェストが指を立てる。反吐を吐いて準備オッケー。 「我輩とて昔日の我輩ではない。この地対空戦闘に特化した 『スーパーウェスト無敵ロボ28號Ver.AA〜僕とってもシャイなんです☆でも低空飛行だけはカンベンな』の 火力で忌まわしき記憶と共にカトンボのように落ちるが良いさ! はいポッチっとな」 ウェストがコンソールのボタンを押す。とたん、破壊ロボの装甲が開き、機体のいたるところから大量の火器が現れる。 地対空ミサイルがあった。対空機銃があった。高射砲があった。 数で言うなら、従来の破壊ロボの5倍はある対空兵器の数々が、接近するバイヤクヘーに照準を向けていた。 「この弾幕の渦から逃れることは不可能! 喰らえ必殺『ジェノサイド・クロスファイア・ドギューン!!』! 死ぬがよいのであぁぁぁぁぁぁぁる!!」 ウェストがギターを掻き鳴らすと同時に、空を覆いつくすような猛弾幕がバイアクヘーに襲い掛かった。
「レディ! 攻撃中止! 回避行動を取りつつ垂直上昇!」 「イエス! ダディ!」 破壊ロボの変形を見たシュリュズベリイは、すぐさまハヅキに指示を出した。 同時に破壊ロボからの集中砲火が迫る。 フーン機関を全力稼動させ、加速しながら弾の隙間を縫うように飛ぶバイヤクヘー。 たとえ発狂したかのごとき猛弾幕でも、バイヤクヘーの運動性能とハヅキの反応速度をもってすれば 回避することは不可能ではない。 機首を上げ、破壊ロボの真上を垂直に飛行するバイヤクヘーに、破壊ロボの追撃が迫る。 ロールを駆使して対空機銃と高射砲の弾丸を避けまくる。 高速で迫ってきた無数のミサイルですら、当たることはなかった。まさに人知を超えた運動性だ。 だが、破壊ロボとて負けてはいない。当たらないのなら、回避できない武器を使うまでだ。 破壊ロボのさらに展開し、無数の対空レーザー砲が現れた。 「ダディ! レーザー来る! この位置じゃ回避不能だよ!」 「任せたまえ。魔風よ、荒れ狂え!」 シュリュズベリイが放った風の壁が、レーザーを悉く無力化する。 そうやって全ての攻撃を回避し、ようやく射程外の高度に達した。そこでハヅキが口を開く。 「なんとかかわしたけど…………これからどうしよう」 「なら、ここは俺に任せてもらいましょう」 ハヅキでも、シュリュズベリイでもない第三者が発言した。 普段はバイヤクヘーにはシュリュズベリイのみが搭乗しているが、今回は違った。 もう一人の搭乗員――逞しい体を白衣で纏った、精悍な顔つきの白人青年だ。 「博士、もう一度あの破壊ロボに接近してください。俺が飛び移って、パイロットを押さえます」 「…………いいのかね? セラエノから帰ってきたばかりだろう」 「この程度、造作もありませんよ」 笑みさえ浮かべてそう答えた青年に、バイアクヘーの中のハヅキが心配そうに声をかける。 「本当に大丈夫? 無理はしないで、早く終わらせてね」 「解っている。心配するな」 青年の言葉に、やはり不安を覚えながら、ハヅキはバイアクヘーを移動させる。 先程と同じ攻撃位置に近づいた所で、不意にシュリュズベリイは口を開いた。 「……そういえば、まだ君には話してなかったな。あの破壊ロボのパイロットは……」 「ダディ、攻撃開始するよ!」 ハヅキの叫び声と機体の加速が、シュリュズベリイの声を遮った。
「ぬっふっふっふっふ。また来たであるな愚か者めが!」 ウェストは破壊ロボのコクピットで大爆笑していた。 遠距離から鬼械神でも召喚すればまだ勝機もあったものを、何を思ったか再び突撃してきたのだ。 ならこちらも再び全力射撃するのみだ。 「レッツジャム! ファイァァァァァァァァァァァァァァァァア!」 再び必殺の『ジェノサイド・クロスファイア・ドギューン!!』を撃ち放つ。 バイアクヘーは先程と同じように回避し、機首を上げ、破壊ロボの上部すれすれを通過した後垂直飛行する。 先程は結局は取り逃がしたわけだが、こちらの武器の弾数は大量にある。 こうして弾幕を張り続けていればいつかは当たるだろう。 ほくそ笑みながらウェストはレーザーのトリガーに手をかける。 ガンッ!! 突如、コクッピトのハッチが甲高い音を立てた。 「んなっ! 何事!」 ガンッ!! ガンッ!! と連続で音が鳴る。鉄の扉を拳で殴りつけるような衝撃音。 ウェストが確認のためにハッチに近づいたと同時に、 バキィッ! 「のわぁぁぁぁぁ!」 破壊され、吹き飛んだ扉に巻き込まれるウェスト。そのまま壁際まで吹き飛び、扉の下敷きになる。 ハッチの外には今まさにコクピットに乗り込もうとする一人の青年。 この男だ。この男がバイヤクヘーから破壊ロボに飛び移り、鉄製のハッチを素手で破壊したのだ。 突風に白衣をはためかせながら、威風堂々と侵入者が告げる。 「俺がセラエノに行っている間、随分とこの街で暴れてくれたそうじゃないか、破壊ロボのパイロット」 壁際のウェストが、何とか壊れたハッチをどけながら身を起こした。 「だが、シュリュズベリイ博士が、そしてこのアンドルー・フェランがこの街に還ってきたからには、 もうこれ以上の悪事は見逃さん。二度と悪さが出来ないように―――― ま た お 前 か !」 「それはこっちの台詞である!」
何時かと同じやりとりをするフェランとウェスト。ウェストが飛び上がる。 怒りに顔を歪めるフェラン。 「お前、ハイアイアイ群島で別れてから見ないと思ったら、こんなことをやっていたのか! やはりあの時とっつかまえておくべきだったか」 「なにおう! 我輩が己の才能を示すのになぁんで貴様に文句を言われねばならないのであるか?! あーやだやだこれだから凡人は。ぬむ! 待てよ。凡人だと眼鏡と被るであるな。 …………うむ! 貴様は今日から『凡人眉毛』だぁ! ぼーんじーんまーゆげー!!」 「やかましい!」 フェランがコクピットの壁を思いっきり殴りつけた。衝撃で陥没するコクピット。 「前回は仮にも味方だったから容赦していたが…………今は敵同士だ。 悪いが本格的にボコらせてもらうぞ、変態野郎!」 「ふん! さすがに凡人だけあって思考が暴力的であるな!」 『ボクシングの使い手』という圧倒的な暴力を前にしても、まだ余裕を消さないウェスト。 「我輩が『コクピットに敵が侵入する』という事態を想定しないとでも思ったのであるか。 甘いのであるなぁ、とろけるように甘いのであるなぁ、おっとこっちにゃチョコレートー♪ 我輩がエルザと共に破壊ロボに乗っていたのは、こういった局面に備えるためでもあるのである!」 ギターをポロローンと鳴らし、ウェストが叫んだ。 「やれい我が最高傑作! 人造人間エルザァァァァァァァ! こいつをやっつけるのでああああある!」 手を高く上げ、狂人はスナップをする。 「…………おい、誰もこないぞ」 「しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! エルザは今、大十字九郎の足止めをしていたのであった」 頭を抱え、騒ぎ立てるウェスト。 「こ、これは計算外の展開! 我輩の頭脳をもってしても予測のつかない行動をとるとはさすがは我輩! そこに痺れる! 憧れるぅ!」 半ばパニックに陥りつつ、ギターを掻き鳴らす。ポンガラポンガラペンキョンミョーン。 相手の馬鹿さ加減に目眩を覚え、フェランはため息をつく。 「はぁ…………相変わらずバカだなお前は」 「なぬ! 今バカと!? 我輩のことをバカと言ったであるか? ふん! だが我輩の学習能力を侮るなよ凡人眉毛! 言語学の猛研究により、我輩、『バカと天才は紙一重』という 諺があることを発見したのである! つまりは大天才であるこの我輩がバカに見えるのもむしろ当然の結果と言えよう! そのバカという台詞、褒め言葉と取っておこうではないか凡人眉毛」 「また凡人眉毛と!」 ついに切れたフェランが、ウェストの胸ぐらを掴みかかる。 ドンッ!! 突如爆発音とともに破壊ロボが振動した。 「な、何だ!?」 フェランは叫んだ。その後も連続的に衝撃は続き、コクピット内にダメージによる警告音が鳴り響く。 異常事態が起こったのは破壊ロボだけではない。周囲の建物が、上から降ってきた何かによって次々破壊されていく。 慌てず騒がず、二人は上空を仰ぎ見た。 「……おい、上から砲弾とミサイルが降ってきたぞ!」 「…………あ、しまった」 ウェストは、先ほど破壊ロボの真上のバイヤクヘーに向かって集中砲火を放ったことを思い出した。 ――――真上に弾丸を撃てば、最終的に発射地点に落ちてくるのが道理ではないか。 「…………」 「テヘ♪」 「テヘ♪じゃない! 逃げるぞ!」 フェランがウェストの腕を掴み、外に避難しようとした瞬間。 破壊ロボの装甲を貫いた砲弾が内部の火薬に引火、大爆発を起こした。
破壊ロボの爆発で全てが噴き飛び、もはや街は瓦礫の山となった。 その一角で、積み上がった瓦礫が内部から崩れる。 瓦礫を押しのけ中から出てきたのは、爆発で黒焦げ&アフロヘアーとなったウェストだ。 「し、死ぬかと思ったのである…………」 腕をつき、息を整えるウェスト。 「それもこれもあの凡人眉毛のせいである! 彼奴さえいなければ何の問題もなくシュリュズベリイを倒せたものを!」 ウェストが咆哮する。最後に破壊ロボが流れ弾にやられたのはどう考えても自業自得だが、天才はそんなことは気にしない。 「だがしかし、さしものヤツとはいえあの爆発に巻き込まれては命はあるまい。 ――――凡人ではあったが、勢いはある男であったな」 顔を上げ、ウェストがつぶやく。時刻はもう夕暮れ時になっていた。アーカムのビル街に夕日が沈む。 あの男の魂も、無事に天へと昇ったであろうか。 「さらばだアンドルー・フェランこと凡人眉毛。貴様のことは忘れない。3歩歩くまで」 厳粛な面持ちで夕日を見遣り―――― ガシ! 突如、瓦礫から生えてきた腕に足を掴まれた。 「のぅわ! ゾンビ!」 「人を勝手に…………殺すな!!」 ウェストの足元の瓦礫を除けながら、ボロボロのフェランが這い出てきた。 「貴様! 我輩がせっかく綺麗にまとめようとしていると言うに生き返りおって! まったく空気を読まない男であるな!」 「『空気読め』で死亡扱いされてたまるか!」 例によって例のごとく言い争いを始めるウェストとフェランだった。 「ダディ、あの二人見つけたよ」 「うむ、どうやら無事のようだな」 上空でバイアクヘーからフェランとウェストを探していたシュリュズベリイとハヅキは、 廃墟の一角で取っ組み合いの喧嘩をしている二人を見つける。 双方とも黒焦げだが、あれだけ暴れていれば大丈夫だろう。 「まさかあの爆発で生きているとはおもわなかったよ」 「二人とも、驚くべき耐久力だな。うむ、やはりウェスト君には邪神狩人の適正がある」 そういって一人で頷く父をみて、ハヅキは嘆息した。まだあの変態を仲間にしようと思っているらしい。 ハヅキはフェランとウェストに目を戻した。取っ組み合いは何故か追いかけっこに変わっていた。 「なわーははははははは!! 捕まえてみるのであーる♪」 「おい待て! 捕まえてぶん殴ってやる!」 そんな声まで聞こえてきた。 このまえも同じように喧嘩をしていたが、そのときから二人とも成長していないのだろうか? 「…………バカみたい」 ハヅキは突き放したように呟いた。
超GJ 何だこれおもしれえええ!!
GJ!!! 超ワロタ 某同姓博士登場オメw
GJ フェランと博士の愛の物語か
何が羨ましいってドクターの台詞がちゃんとドクターしてるのが羨ましい。 この間ちょっと挑戦してみたらエライ難しかったからな。 ということでGJ.
すげえ。ウェストがあまりにもウェストすぎるw 超GJ!!
コレは良いウェストだった! 眼福GJ!!
GJ!です けどもしかして、チアキさんただのエロ要員?
これはえがった チアキ西の組み合わせはいいね
>我輩の頭脳をもってしても予測のつかない行動をとるとはさすがは我輩! ジョッキ生吹いた
これがウェストでなければ何がウェストだってくらいウェストだった GJ
521 :
Dr.イースト=498(ローテンション) :2007/05/12(土) 03:55:18 ID:b9SBV8DM
すいませーん、また来ました。台湾のマッド・ヒキコモリ、あいかわらずHIGHになれぬ、ついにやる気マイナスになったドクターイースト=432=456=498でアール。 中間テスト終わったー、BANSA―I。 いやー、日本っていいなぁ、ゴールデンウィークという連休があって。こっちは相変わらず苦悶溢れる平日でアル……マジ苦しいぜ。 一ヶ月が経て、ついに第二回がでました、ジャポン語やはり難しい!手元に辞書があるのが、全然使いモンにはならん、文法も正しいか違うかわからず、ひたすら第七感に引かれて書いちゃったのでアル。 間違いがあれば教えてください、いやマジでOTL =========================================================== 天を突くお前のドリル―― じゃなくて、紅き姫を貫ぐ騎士のランス (小説が2回目たぁ生意気なぁ!!) ============================================================ 其処は暗き密室だった。 この空間に乱立し、天井までの高さを持つ棚と箪笥に納まれしものは此処「ミスカトニック大学秘密図書館特殊資料室」と同じ、瘴気が漂う不気味な器具――あらゆる邪神崇拝で用いられてる道具と、苦行僧が使う拷問器具が陳列されている。 照明は数本の燭しかない。 棚と棚、箪笥と箪笥の間に,九朔の姿が見える。子供の様に無垢なる笑みをしていて、グロテスクの造形をしている物を物色する彼はもう平常の凛然を失い、どこかの玩弄者に似た雰囲気を漂っているように見える。 「……最後にこれを……」言いながら、九朔は箪笥から拳より一回り大きく、モーニングスターのイメージが持つ褐色の球状物を何個も取り出し、錐で孔を開け、縄を通じて、念珠に連想させる形がした物体を組み上げた。 「うむ、良し。」と言って、彼はそれを腕の中に収まった――図太い鉄棒や刺付くベルトなどと一緒に。 「待たせだな、紅朔――また耐えるか?」九朔の上機嫌な呼び声を聞く瞬間、紅朔――ネロの物に似た露出度が高い拘束衣を着せられ、目隠しと口枷も付けられ、両手が手錠で拘束され、両足が大きく開かれて床に固定され、 白き頸に首輪がつけられてた上、さらに鎖で壁と繋げて自由が奪われし彼女の体が小さく弾いた。それは恐怖によるか、性欲によるか、誰にも定めない。 「いくら同じの拘束衣を身に纏っても、やはり暴君のイメージと違うな。彼女を血に渇える猛獣に喩えるのなら、おまえはオスに飢えるメス犬だな。」 「――ン…ッ!ンッ…♡」そう言いながら、九朔の指はバック位にされた紅朔の脊椎に滑って、尾骨に螺旋を描き始めた。その同時に、彼女の体が小刻みに震え、喉の奥からも嬌声のような響きが漏れ出した。 「なんだ、これだけの刺激でもう耐え切れず寸前だったのか?相当に欲求不満だな、メス犬め。」九朔は悪戯の笑みをして、左腕の中にある数々のアイテムの中から両端に小さなブックが付いてる細いベルトを二本取り出した。 「なら、これを付けたら如何だろう……?」「…ん?」彼はベルトを股関節に周って、ブックを紅朔の陰唇に触れ―― 「ン、ンッ!?んんんん゙ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙―――――――――ッ!!!!」 刺して、貫いて、そして広がる。 「……ン、ン゙……ッ、ン、オオ゙ォ……♡」あまりの痛みに、紅朔の意識が一瞬で飛んだのだが、すぐに異常の性的快感に引き戻れ、血を少々混ぜた愛液、少量の尿液、涙と唾液が垂れ流しになった。その膝は、ガクガクと震えている。 「ほお……これは驚きだな。」九朔が愉快満ちてる声を発すながら、拡張された紅朔の陰部を興味津々に観察している。 「元はナイアルラトホテップに調教し過ぎて、もう十分慣れてると思うのが、その反応とすれば、どうやら我の勘違いだ。しかし、花弁に穴が穿かれたと言うのに、また濡れておるとは……真逆、いつも強気なお前は実にマゾだなんて言わんだろう?」 「それに、こんな綺麗なピンク色と形状を持つなんて、またの想定外……これでは、遊ばずに壊すのも勿体無い――」 「――まあ、どの道にせよ、形が残されずのは同じだ。」 囁いながら、九朔の視線は腕にある「玩具」に移ろいた―― =========================================================== 今日は此処まで……くそ、こっちはもうすぐ3時か…… 寝なきゃならん……短かくで済まぬ……。擬音字の使い方ワカンネー…… では、また会いましょう……(死
>>521 GJ
あんたの文章好きだから期待してる
名伏しがたき保守
>>521 文法の奇妙さが、ほどよく狂気を孕んでるように見えて中々良いかと
そは永久に横たわる乙!
いあ、すとらま、すとらま!
「West Side Story」の後日談の頭の悪い小ネタSS投下失礼。半ばオリ設定あり。 枯れ木も山の賑わいということで。
アーカムのとある病院の個室、そこでアンドルー・フェランはベッドに横たわり、面白くないような表情で天井を眺めていた。 左手と両足にはギブスをはめ、全身いたる所に包帯を巻いている。 先日の第5地区が壊滅した爆発の中心にいながら、奇跡的に生きていたフェランであったが――流石に無事とはいかなかった。 ドクター・ウェストを追いかけているうちにそのままぶっ倒れ、シュリュズベリイ達にこの病院に搬送されたのだ。 その後、多数の骨折と打撲が判明し、そのまま入院する羽目になった。 「…………何で俺が重傷であのバカはピンピンしてるんだ」 そう呟き、フェランは自分が昏倒する直前の光景を思い出す。 足がもつれ、倒れる自分。バーカバーカブータのけーつと叫んで逃走するアフロへアーのウェスト。 あそこで、自分がもっとしっかりしていれば捕まえられたものを……そう思うと、自分の脆弱さに腹が立つというものだ。 よりにもよって科学者より貧弱な邪神狩人が何処にいる? 「……なに、アンドルー。まだ悩んでたの?」 答えたのは、ベッドの横でリンゴを剥いていたハヅキだ。 風を操る精霊は刃物の扱いも上手いらしく、幼い手つきに似合わない速さでリンゴの皮を包丁で剥いている。 皮を終えたハヅキは、見事なほどに一直線に繋がった惜しげもなくゴミ箱に捨てる。 そのままリンゴの中身に包丁を入れながら、今だ憮然とした表情を崩さないフェランに話しかけた。 「もう、そんなに悔やむなら、砲弾が落ちてくる前にウェストと一緒に逃げればよかったのに。 言ったよね? 早く終わらせてねって」 そう、事も無げに言ったハヅキだったが、それを聞いたフェランは愕然とした。 たしかこの前、自分が破壊ロボに飛び移る前にハヅキがやたらと心配していたが…… 今の言葉が意味するものは、ただ一つ。 「…………おい待て、その言い方だと、あの結果になること知ってたのか」 「うん…………ひょっとして、想像できなかった?」 「……そういうことは、俺が飛び移る前に言ってくれ。放置していても勝てたんじゃないか」 「てっきり、わかっててやったことだと思ってた。そんなことより、ほら、リンゴ剥けたよ」 納得がいかないと思いつつも、フェランは無事な右手で差し出された皿からリンゴを一つつまむ。 そのまま口に運び、シャリシャリと咀嚼した。 これだけの大怪我だが、爆発時、咄嗟に頭をガードしたお陰か、フェランの頭には大きな外傷も無い。 顎も歯も無事なので、物はちゃんと口から食べれる。それが不幸中の幸いだった。
コンコンッ フェランが3個目のリンゴを食べていると、突然ノックの音が響いた。 「はい? どうぞ」 フェランが答えた。ガラガラと扉を開けて入ってきたのは、大十字九郎とアル・アジフだった。 「ちーすっ。特製ピザお持ちしましたー」 「病院で大声を出すな、九郎……何だ、ハヅキも一緒か。もしや、汝らの邪魔であったか?」 ピザを入れた袋を片手に、気さく挨拶をする九郎。その横で腕を組み、いつもの不遜さを忘れないアル。 そんな二人を見るや否や、フェランは驚きの声を上げた。 「大十字じゃないか。久しぶりだな」 「ども。帰ってきて早々入院したって聞いたから見舞いに来たぜ、先輩」 「何年ぶりになるか……いろいろと噂は聞いているぞ。なんでも一度中退して、 復学したと思ったらネクロノミコンの主になったとか。そこの女の子がそうか?」 朗らかに談笑する九郎とフェラン。それとは対照的に、ハヅキは現状を把握しきれないでいた。 二人の会話から察するに、古くからの知り合いのようだが…… 困惑しながら、ふとアル・アジフを見る。アルは視線に気付いたのか『本人に聞いてみれば良いだろう』と 言わんばかりに肩をすくめ、顎で促す。 意を決して、ハヅキはフェランの服の袖をクイクイと引っ張った。 「ん?」 「アンドルー。クローと知り合いだったの?」 「……ハヅキ、俺はシュリュズベリイ博士の助手だぞ? 授業の手伝いくらいする。 博士の講義を受けていた大十字と知り合いでも不思議じゃないだろう」 ふと、何かに気付いたような顔をしたあと、フェランが申し訳無さそうに自分の頭に手を当てた。 「俺と大十字と友人だということ、以前に言ってなかったか」 「うん。言ってなかった」 「……すまない」 二人の間に流れた微妙な空気を感じてか、九郎がことさら陽気な声色で喋る。 「フェラン先輩には在学時代に色々と迷惑かけちまったしな。先輩が仲間の三人とよくつるんでたんで、 生真面目なリーダー格だったから俺がノリでつけた『レオナルド』ってあだ名がいつの間にか定着しちゃったり」 「……おまえ、キーンには『ドナテロ』って付けただろ。本人は気に入ってたから良いものの、あまり良い趣味とは言えんな」 「まあいいじゃねーか……そうだ、『レオナルド』で思い出したが、見舞いの品にピザ買ってきたんだ。皆で食おうぜ」 ピザの箱をテーブルに置き、早速開けようとする九郎に、アルが妙に嫌そうな顔をして話しかけた。 「のう、九郎。それ、本当に食う気か?」 「食う気に決まってるだろ。せっかく買ったんだから」 箱のふたが開き、中身が顕わになる。その中身を見てハヅキは絶句した。 生地だけを見れば普通のピザだったが、トッピングが最悪だった。 悪臭を放つ小さな豆が、糸を引いて生地の上に乗っている。明らかに腐っている。 悪夢じみた光景に眩暈を覚えたハヅキを見かねてか、アルが口を開いた。 「……なあ、九郎。これはいったい何なのだ?」 「なら説明しなきゃなんねぇな! これは『納豆ピザ』! 納豆とピザをくみあわせたまったくあたらしい料理のことだ!」 「それは見ればわかる。妾が聞いているのは、何故怪我人にこんなゲテモノ料理を渡すかということだ! 嫌がらせか?」 語気を荒げてそう言い放ったアルだが、次のフェランの一言で言葉を失った。 「すまん、アル・アジフ。これは俺の好物だ」 「な?!」 「そうそう。そーゆーわけだから、早く食おうぜ」 ピザを分割し、その一切れをフェランに渡す。フェランはそれを受け取ると、さも平然と、美味そうに食べ始めた。 九郎も自分の分を手に取り頬張る。その光景に、もはや言葉も無いアルとハヅキ。
「アル。食わないのか?」 「食う気にならん」 「ハヅキ。君も食わないのか? 美味いぞ」 「そもそも私、納豆自体食べたことないし。名前は聞いたことあったけど、見たのもこれが初めて……」 そう呟いたハヅキを見て、九郎は何を思ったか納豆ピザを一切れハヅキに渡した。 「じゃあ、ほら、食わないか?」 「……え?」 「シュリュズベリイ先生も言ってたぞ。何事も経験だってな」 「…………」 「おい大十字。ハヅキが困ってるじゃないか。無理に食わせるな」 「…………じゃあ、食べてみようかな」 「なに!?」 ハヅキは九郎からピザを受け取ると、そのまま口に運んだ。 それを口に含んだハヅキは、口に広がった臭気と形容し難い食感に危うく吐きそうになる。 咄嗟に口に手を当て、吐き出さないように必死に堪えるハヅキ。フェランと九郎があまりに美味そうに食べていたから、 自分でもいけるかもと思ったわけだが…………変な好奇心を持たなければ良かったと、ハヅキは自分の好奇心を怨んだ。 あまりの気持ち悪さに、飲み込めず、ましてや噛むこともできず、涙目になるハヅキ。 そんなハヅキを心配そうに見守る3人。だが、耐え切れなくなったのか、フェランが口を開いた。 「…………ハヅキ、つらかったら無理はするな。吐き出していいぞ」 そう言うフェランに対し、ハヅキは目に涙を溜めながらふるふると首を振った。どうやら、なんとしてでも飲み込むつもりらしい。 そうして口の中の不快感に耐えていたハヅキは、落ち着いてきたのか、噛むために口を動かし始めた。 くちゃ…………ぺちゃ…………もにゅ………… ハヅキの咀嚼音が、静まり返った病室に響いた。 それからどのくらい時間がたっただろうか。コクン、と小さな音がした。 ハヅキが、全部飲み込んだのだ。 口に手を当てたまま動かないハヅキに、フェランが話しかけた。 「…………おいハヅキ。大丈夫か?」 「……………………ふひんははひゃひぇばひぇばひゅる(訳:口の中がねばねばする)」 アルが部屋の冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、ハヅキに手渡した。 ミネラルウォーターをコクコクと飲むハヅキ。 その様子を見て安堵のため息をついた後、フェランは九郎に話しかけた。 「だから無理に食わせるなと言ったんだ。納豆の臭いと粘りは一般に好かれていないと言う事は知ってるだろう?」 「美味いと思うけどなぁ。最初はきついが、慣れると結構癖になるってやつ?」 「そういう問題じゃないだろ、大十字」 フェランは呆れたようにそう言った。 (終)
すげええええキャラそのままだ!超GJ フェラン可愛いよフェラン、ハヅキもっと可愛いよハヅキ
こういう神作品を見てると、結局書き手の実力が全てなんだと思い知らされますな。GJ!
533 :
名無しさん@ピンキー :2007/05/28(月) 18:27:37 ID:nu5pQOs1
エロはないのにGJと言うほかないな
ごめんageちまった
たまには、たまにはでいいんです! ライカさんが、メタトロンだったこと、思い出してあげてください。 メタトロンも、治安を護っていたことを──。
幼女以外に興味は無い!
ジョージ「ライカねーちゃんが、メタトロンだったこと、思い出せよ!?」 SS作家「解っているとも。これからは忘れない」 コリン「これからはアルや紅朔みたいにSSにもたくさん出してね」 SS作家「それは欲張りすぎと言うものだ!」
GJだぜ!
保守
性欲をもてあます
シュリュズベリイとハヅキとフェランとキーンとその他がダンボールで敵地潜入
そこは糞餓鬼ん家
クラウ「何でみんなして縦一列で入ってくんねん」
クラウ「しかも『萌えて進め!』歌いながら」
○o ゜._/\ |||| \ / \ ひんぬーきょぬーにめがねっこー♪  ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ 萌え! 萌え! 萌え!萌え!萌え! || 田 || _||___||_ ┴┬┴┴┬┴_ | | -_ λ......::;;' λ...λ.λλ。λ.....  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
547 :
名無しさん@ピンキー :2007/06/10(日) 11:28:20 ID:uu1OlEmi
保守
保守 作品楽しみにしてるぜ
保守
「あらまぁ、こんなに持ってきてくれたなんて! ここまで大変だったでしょう?」 「ありがとうコリン。子供たち、きっと喜ぶわ」 シスターが両手を胸の前で組み合わせて感嘆の声を上げ、アリスンが澄んだ瞳を向けて礼を述べる。 テーブルに積み上げられているのは、きれいに包装された幾つものクリスマスプレゼント。 「いやなに。僕を育ててくれたシスターの愛への、ほんのささやかな感謝の印ですよ。それに、昔の 僕らと同じ境遇の子供たちのために何かしてあげたいと、以前から思ってましたから」 流行のスーツに身を包んだコリンが、前髪を軽く払ってシスターとアリスンに微笑みかけた。 「羽振りが良さそうで結構なこったなコリン。──その調子で、ここまで荷物を運んでやった俺にも “ささやかな感謝”ってヤツを示してもらいたいもんだ」 椅子に座ったままテーブルの上に行儀悪く突っ伏したジョージが、目の前に積まれたプレゼントを手で 弄びながら呟く。 「そう言う君自身は手ぶらかいジョージ? まさかとは思うけど、パーティーの御馳走だけが目的で 一緒に教会へ足を運んだ訳じゃないだろうね」 「あん? だったらどうだってんだ?」 「……まったく。いつまで経っても成長しない奴……」 「……本当。ダメなトコばっかり九郎ちゃんの真似しちゃって……」 コリンとシスターが同時に溜め息をついた。 「今からでも遅くないよアリスン、こんな甲斐性無しとはさっさと別れた方が君の未来のためだ。 僕ならきっと君を幸せにしてあげられる」 「もう、コリンったら……」 両手を取って言い寄るコリンに、アリスンが困ったような笑みを見せる。 「────ケッ!」 テーブルに顎を乗せてやさぐれるジョージの腹の虫が、盛大に鳴った。 □■□ 大人たちが話し込んでいる頃、キッチンは甘い香りと華やかな雰囲気に包まれていた。 「う〜ん、焼き具合バッチリ! いいニオイ…」 大皿に盛られた、たくさんのクッキー。 「紅朔。これは明日のミサで礼拝者に配るための物なんだから、つまみ食いなんてはしたない真似 しちゃ駄目よ」 オーブンの扉を閉めながら、エセルドレーダがクッキーに顔を寄せる紅い少女を嗜める。 「わ、わふぁっへるわよ。ひゃんと焼けてるかどうか、味見よ、味見」 「そう言いながら、もう二枚目。味見ってレベルじゃないね」 口をモグモグさせながら振り向いた紅朔に、無表情なハヅキのツッコミが入った。 「そもそも型抜きしか手伝ってない貴女が味見する必要あるのかしら?」
□■□ 「あ〜〜、カッタリィ……なんでボクが餓鬼どもと一緒に教会の掃除なんかしなきゃなんないんだよ」 手にしたモップで同じ場所を拭き続けながら、クラウディウスが忌々しげにぼやく。 「そこ、真面目にやらぬか! 見よ、子供らの方がよっぽどしっかり掃除しておろうが」 礼拝者用の長椅子を雑巾掛けしながら、九朔がクラウを咎めた。二人とも、背格好だけなら一緒に 掃除している教会の子供たちと比べても大差無い。 「ハン! ジジィ臭い喋り方でボクに説教すんじゃネェよ。……なぁ、いっそのことハスターの風で パーッとゴミ吹き飛ばして終わりにしねぇ?」 「貴様は教会を倒壊させるつもりか!?」 「ほらほら、喧嘩しないで。もっとスマイル、スマイル」 カメラのシャッターを切りながら金髪の少年が声を掛ける。 「ペルデュラボー! お前も少しは手伝え!」 「今日の僕は、良い子のみんなの思い出を収めるカメラマンさ。手伝ってあげたいのは山々だけど、 シスターからもお願いされてるからねぇ……」 「……単に新型のカメラを見せびらかしたいだけであろうが」 □■□ ♪じんぐるべーる じんぐるべーる 小さなツリーの飾られた食堂に、子供たちや魔導書少女たちの歌声が響く。 が、その場に姿を見せない者が若干名。 「……なんで我までがこんな格好をせねばならぬのだ……」 食堂の外。扉の前で、プレゼントの袋を背負った九朔が不服そうに呟いた。 「似合ってるじゃねぇか。白いお髭で少しは威厳がある風に見えるぜ」 九朔同様にサンタのコスプレをしたジョージがニヤニヤと笑っている。 「黙れタダ飯喰らい。あんた一人がサンタの格好するのが嫌だからって、我まで付き合わせるな」 「子供に夢を与えるのも騎士様の務めだろ。ほれ、出番だぞ」 「さぁ、今日は良い子たちのために素敵なお客様が来てくれましたよぉ」 シスターが笑顔で食堂の扉を開ける。 「HAHAHAHAHA! メリイイィ、クリスマアアァァス!!」 「あ、カイショーナシだ!」 「カイショーナシがサンタのかっこうしてるー」 「──コリイィィィンッッ!! てめぇガキどもにナニ吹き込みやがったァ!?」 「いやなに。駄目な大人にならないための教訓を」 「たわけ! サンタが汚い言葉で喚くな!!」 「あれ? こっちは九朔だー」 「おさるさんみたいにえっちな九朔がサンタになってるー」 「──紅朔ゥゥーーーーーッッ!!!!」 「オーホホホホ! “悪業はすべて我が身に振り返る”なのよ」 「いいね、その表情! 最高だよ九朔」(パシャッ、パシャッ) 「………………」(←自分もマスターに撮って欲しそうな目付き) 「なーなー、それよりさっさとケーキ食おうぜ、ケーキ。ボクお菓子の家付きのトコ予約〜」(チンチン) 「いいからキミは大人しくしてなよ、恥ずかしい……」
GJ しかしまた、よりにもよって何故にクリスマスなんだよw
553 :
1/3 :2007/06/18(月) 09:29:07 ID:Y4qlbVvo
GJ クリスマスねぇ。遊戯王要約シリーズの改変ネタでいいのなら。 九郎「今日はクリスマスイヴでバイト三昧。よし、アル! 働くぞ!」 アル「しかし九郎、クリスマスシーズンなのに……」 九郎「クリスマスが何だ俺らには金が無い!」 ☆ その夜更け、眠りについた九郎を起こす者がいた。 九郎「……お前は…………ハヅキ? なんでここに」 ハヅキ「起きた? クロー。私の帽子におびえて」 九郎「……幽霊か?」 ハヅキ「うん」 九郎「俺、幽霊は信じてないんだが」 ハヅキ「じゃあ、コレで信じるね」 数秒経過 九郎「……『コレ』って何だ?」 ハヅキ「今私の姿が消えたでしょう」 九郎「いいや」 ハヅキ「……ホントに?」 九郎「俺の前につっ立てるのが見えるぞ」 ハヅキ「…………いつもは上手くいったのに」 九郎「ふーん」 ハヅキ「怖いんだよ?」 九郎「解ったって。で、用があって来たんじゃねえのか?」 ハヅキ「あ、うん。クロー、今夜、あなたのもと3人の霊が来ることになってるから」 九郎「お前も含めてか?」 ハヅキ「え…………ううん。私はただの伝達役」 九郎「ならとっとと帰ってくれ」 ハヅキ「あ…………うん」
554 :
2/3 :2007/06/18(月) 09:30:35 ID:Y4qlbVvo
☆ その夜遅く、1人めの霊が訪れた。 フェラン「大〜十〜字〜、目〜を覚〜ませ〜」 九郎「先輩じゃねえか。なんだこんな夜中に。遊びに来たのか?」 フェラン「ノ〜。君に〜ヤキを〜入れる〜ために〜」 九郎「そのしゃべり方は何なんだよ?」 フェラン「我は〜平行世界の〜クリスマスの〜霊なり〜。これから〜君に見せるのは〜」 九郎「そのしゃべり方はやめろ!」 フェラン「わかった。これから見せるのはどこか違う世界の、君のクリスマスの光景だ」 ○ アル「九郎! 今日はクリスマスだ。特別に妾がデモンベイン型のケーキを焼いてやろう」 九郎「アル、お前は料理が苦手なんだから気をつけろよ。この前のことを忘れるな」 アル「わかっておる。妾が何度も失敗すると思うたか?」 アル「しまった! また失敗だ! このままだと隠し味の『無限の心臓』の暴走でアーカムが吹き飛ぶ!」 九郎「アル! またオーブンの余熱を忘れたな! このトンマ!」 ○ フェラン「思い知ったか?」 九郎「何を思い知れと?」 フェラン「……わからないならわからくていい」 九郎「寝室から出て行け」 フェラン「……俺は昔、極度の疲労で前後不覚になってハヅキのベッドで寝たときがあるんだが…… その時のハヅキと、同じ事を言うんだな」 九郎「それ以上自爆する前に、とっとと出て行ったほうがいいぞ、先輩」
555 :
3/4 :2007/06/18(月) 09:31:32 ID:Y4qlbVvo
☆ その夜遅く、2人めの霊が訪れた。 クラウディウス「よう! インスタント野郎!」 九郎「前世でいっつも筋肉質の男といた餓鬼じゃねぇか。帰れ」 クラウ「つれねぇな、大十字九郎。こっちへ来な。カリグラみたく切り刻んでやるぜ! もとい抱きしめてやる! そうそう抱きしめてやるだった!」 九郎「なあゲイ、そろそろ終わっていいか?」 クラウ「OKOK、わかったよ。話をもとに戻すぞ。また違うクリスマスを見せてやるぜ」 ○ アル「九郎、『Calls For Cthulhu 』のクリスマススペシャルがやっておるぞ」 九郎「マジで! 見よう」 クトゥルー「ホーホーホー! メリークリスマスエブリワン!」 HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA! クトゥルー「ルルイエ浮上の日がやってきた!」 HOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!! パチパチパチパチパチパチ! ルルイエ異本「皆にクトゥルーの祝福を。ラ・ラ。 それではこれよりダゴン聖歌隊による『Carol of the Old Ones』の合唱を」 ○ クラウ「わかったか? ドブネズミちゃんよぉ?」 九郎「イエスって言ったら、帰ってくれるのか?」 クラウ「いいぜ」 九郎「じゃあイエスだ。完全に理解した」 クラウ「よし!」 九郎「…………帰るんじゃなかったのか?」 クラウ「ボクの棲家はアル・アジフの夢の中だ」 九郎「イア! クトゥグア! 死ね」 ドギュン!
556 :
4/4 :2007/06/18(月) 09:32:21 ID:Y4qlbVvo
☆ その夜遅く、3人めの霊が訪れた。クリスマスの呪いを伝えるために。 キーン「やあ大十字」 九郎「フェラン先輩とつるんでる地味なメガネの先輩じゃねぇか。なんの用だ」 キーン「地味で悪かったね。まあそれはそうと、これは最後通告だ。 僕が説得しても君がクリスマスに参加しないようだったら、明日君がバイトに行っている間に 君のベッドにフェランを潜り込ませることにした」 九郎「な! 何!」 キーン「これで君はデモベ2じゃ最終回で完全空気化した上でオチで死亡することになるな。 僕と同じように」 九郎「そ…………そんなこと耐えられるか! 俺はクリスマスに参加するぞ!」 ☆ 翌朝 九郎「アル! 今日はクリスマスだ! 楽しもうぜ!」 アル「…………楽しむのはいいが、バイトは? クリスマスをする金が無いではないか」 九郎「バイトをやめてライカさん家にたかりに行く。ハッピーハヌカ」
相変わらずスゴイカオスだなw
>>550 このコリンはリッチだな。ベストセラーでも出したか?
そしてアリスンを口説いていたが、家へ帰れば人外ロリにおじさまよばわりされるパラダイス。
……しかし妖蛆娘とイチャつくのはネクロフィリアの気が無ければつらいかもだし、この時点で同居してるかは不明だが。
久しぶりに来たら素敵なクリスマスSSが! GJ!
561 :
名無しさん@ピンキー :2007/06/27(水) 21:52:30 ID:OytNVdQt
保守
夏にクリスマスの話が見れるとはw GJ!
保守
保守
保守するのであーーーーる!
ダーリンのために保守するロボ!
age
保守
「おのれぇ! 放せ、放さぬかぁ!!」 アーカムシティの一等地にある覇道邸の奥深く、少女の叫びがこだまする。 しかし、彼女のために設えられた一室はあらゆる音を遮断するため、叫びは外に届かない。 哀れな虜囚となっているのは、年の頃は十歳前後、流れるような銀髪を膝まで伸ばした類稀な美少女だ。 彼女の四肢は、金属製のベルトで手術台のような印象をした機械仕掛けのベッドへと 固定されており、身動きが取れない。少女は無駄と知りつつも、両手足の拘束を解こうと 必死に身をよじるが、流石に少女の力では力強く強靭な鋼の抱擁から抜け出すことは出来なかった。 ────と、そこへ靴音を高らかに響かせて、小柄な人影がやってきた。 「ごきげんよう、もてなしはお気に召したかしら? アル・アジフ」 豪奢なドレスに身を包んだ令嬢が、その美貌に冷やかな笑みを浮かべて囚われの少女を嘲笑う。 「……このような仕打ち、気に入るはずがあるまいが! 覇道瑠璃!!」 少女は白雪の肌を滾る憤怒で朱に染め、透き通るような翡翠の瞳に地獄の炎のような 憎悪を浮かべ、令嬢を睨みつける。もし視線で人が殺せたなら、跡形も無く消し飛ばせる 程の凄まじさだ。 「あら怖い。でも、どんなに凄まれてもデモンベインと大十字さんはお渡しできませんわよ?」 「どの口がほざくか! 九郎は妾の主で、デモンベインは妾と九郎の鬼械神ぞ!!」 「あらあらまあまあ、盗人猛々しいとはこういうことかしら? デモンベインはお爺様が お造りになったロボットで、装甲板からネジの一つに至るまで覇道財閥の所有物。 そして大十字さんも一人の人間、けっして貴女の所有物なんかではなくってよ? 其処のところをお分かりなのかしらちり紙ほどの価値も無い三流パルプ娘のアル・アジフさん」 ────小娘が、妾から九郎を引き離す心算か? だが詰めが甘い。 正論に聞こえるかもしれんが、所詮は魔道のまの字も知らぬお嬢様。それを魔導書抜きで 一体どうやって動かすつもりだ、知っているだろうにその歳でもう呆けたか? と勝ち誇った笑みで 嘲笑おうとするが、それを遮るように瑠璃は 「……それに最早、大十字さんさえ居れば貴女如きの協力を仰ぐ必要もありませんわ」 と信じられないことをのたまった。 一瞬、アルは何を言われたのか理解できなかった。 ────まさか、妾以外の魔導書か? だが鬼械神を動かせるほどの魔導書など、 覇道に有る筈が──── 乾いた拍手が響く。 「さあおいでなさいL・A。貴女のお母様にご挨拶を」
「!?」 その途端、アルを拘束していた寝台から無数の紙片が舞い上がった。 ────魔導書のページ!? アルの目が驚愕の色に染まる。しかし、その表面には文字も絵も、 何も記されてはおらず、規則的な孔が空いているのみだ。 紙片は寄り集まって、アルと同年代くらいの小柄な少女を模った。だが、金髪のショートヘアを 掻き分けて額から生えた立派な“角”が、その少女を人にあらざる者であることを如実に主張している。 「初にお目にかかる。我が原本(はは)よ」 「!?」 「彼女こそ、我が覇道財閥が保有する魔導書。死霊秘法機械語写本────リトル・エイダですわ」 感情のこもらない平坦な声で、L・Aは母へと挨拶した。瑠璃は誇らしげな笑みを浮かべる。 ────妾の写本だと? このような書にデモンベインと……九郎を任せるというのか! そんな二人が、アルにとっては耐え難いほどに不快だった。罵声、嘲りがごく自然に口をつく。 「ふざけるな! そうまでして妾を排斥したいか、九郎を独占したいか覇道瑠璃!! だがな、ネクロノミコンとはいえ写本如きが戦い抜けると本気で思っているのか? 万が一そう思い上がっているのなら、汝の頭は救いようが無いほどに間抜けだな」 「そんなことは百も承知、ですから……」 だが、瑠璃は余裕の笑みを浮かべると、アルの顎を右手で持ち上げながらさも愉しげに、 ぞっとするほど優しく冷たい声で、彼女の耳元に囁いた。 「……今からアナタのすべてをL・Aに注いでさしあげるのですわ」 アルの背に、氷柱が差し込まれたような悪寒が走る。直後、四肢を拘束する機械寝台が 軋むような音を立てながら変形し/その角度を変え、彼女はまるで分娩台の妊婦のような 姿勢をとらされた。 だが両足の間隔はもっと広く、膝は深く曲げられている────俗に言うM字開脚という奴だ。 「いったいなにをするつもりだ! 妾のすべてを注ぐだと……? ああっ!!」 疑問には答えず、横から生えた数本のアームが、薄緑のショーツを無慈悲に剥ぎ取ってゆく。 露になった幼いワレメに注がれる視線。 アルは主の目にすら晒したことのない秘所を恋敵にまじまじと見つめられ、 悔しさとないまぜになった羞恥心に歯噛みした。 「あらあら、きれいなタテスジですこと。きっと今まで誰の手にも触れられてはいないのでしょうね。 でも、今からこの可憐な処女花が踏みにじられてしまうと思うとあまりにも哀れで……」
瑠璃は芝居がかった仕草で大げさに、捕らわれの獲物の運命を哀れみ…… 「……笑いが止まりませんわ! なんて楽しみなんでしょう! 貴女がヒイヒイ泣き叫んで 許しを請う姿が目に浮かぶようですわ……」 一転、高らかに、さも愉快そうに、サディスティックな笑みを浮かべて眼下のアル・アジフを 嘲笑した。 「総帥、そろそろこちらもよろしいか?」 「そうですわね、あまり長くお預けするのもかわいそうですし……存分に親孝行してさし上げなさい」 L・Aの身体が解け、舞ったページが数枚、拘束台に飲み込まれてゆく。途端、拘束台は 歯車と電子の雄叫びを上げて、植物が生長するかのように更なる変化を遂げた。 横のアームが引き込まれ、代わりに粘液の滴る軟質の触手が何本も生える。 そして拡げられた股の間、アルを受けとめるシートの下部からはより長く、太く、醜悪な、 無数の擬似男根ともいえる肉棒が、頭上の可憐な花弁にむかってそそり立ったのだ。 「やめろ! 寄るな! 妾に触れるなぁ!!」 無防備な自身に迫る醜悪な肉塊の群れに、流石のアルも恐怖した。こんなもので嬲られてしまっては 先程瑠璃が言っていたように、否、それ以上にズタボロにされてしまうだろう。 そんなことは御免こうむりたかったが、枷に施された拘束術式のせいで身体を解くことも出来ず、 術者すら居ないこの状態では、もはや彼女にはどうすることもできなかった。 脇の触手がドレスをたくし上げ、アルのささやかなふくらみをあらわにする。手つきこそ器用だったが、 服と素肌が粘液でぐしょぐしょにされる感触がなんともおぞましい。 続いて、服を捲り終わった触手たちが胸のふくらみに吸い付くと、名曲を奏でるピアニストの指先のように 優しく揉み上げる。優しいだけではない、幼いふくらみの総てを知り尽くしたように的確で、執拗な責めだ。 「おのれ……くっ、ああ……ふぅっ」 嫌悪と拒絶しかなかったアルの声にも、次第に甘い音色が混じり始める。 マッサージの手腕もさることながら、身体に染みてゆく催淫性の粘液も手伝って頬が赤く上気し、 翡翠の瞳が潤みだしてゆく。 抵抗したいはずなのに、しなければいけない筈なのに、手足に力が入らない。 上から下へ、下から上へ、円を描くように、左右から寄せるように、幼い鍵盤は淫らな指にもてあそばれ、 天上の調べを奏でられてゆく。
(イヤなのに……こんなもの、おぞましいだけの筈なのに、胸の奥がせつなくなる。 身体が熱い。気持ちいい……駄目だ! 駄目だ、駄目駄ダメだめ……) 脳を蕩かす快楽をアルは必死に振り払おうとするが、桜色の蕾へしゃぶりつく触手の舌使いによって その努力もあっけなく水泡に帰した。 「ほおぉぉぉぉぅ! 妾、わらわぁ……だめなのに、感じちゃう……だが……覇道瑠璃ぃ…… これしきのことで、わらわは屈しはせにゅぞお!!」 「そんな蕩けきった顔で吠えられましても、全然説得力がありませんわよ? L・A、寂しすぎて ぐしょぐしょになってしまったお母様の下半身も、慰めてさし上げたら? ……今のままでも危ないくらいなのに、いったいどこまで保つのでしょうね、アル・アジフ?」 その声に、L・Aの一部ともいえるそそり立つ肉根が、鎌首をもたげて女陰へ迫る。 ラッパ状に変化して、包皮を押しのけ痛々しく勃起してしまったクリトリスへ吸い付くもの、 長大な舌となって溢れる淫蜜を舐めしゃぶるもの、すらりとした太ももへ絡みつき、催淫性の粘液を 分泌しながら男根のようにしごき上げるものなど、触手たちは様々な行動をとってアルの肢体を責め立てた。 「にゃああああああぁ! 吸うでないっ! そんなところを舐めるなぁ! 其処を攻められたら妾はぁ、 わらわはぁぁぁぁぁぁぁ!!」 身体を蝕む媚毒によって全身が性感帯になる。高圧電流のように迸る快楽が神経を焼き尽くす。 肉欲に蕩けた脳は絶頂を求めて沸騰し、もはやアルの理性は火に炙られる吊紐のごとく、 雌の本能に耐え切れなくなってきていた。 胸への巧みで執拗なマッサージや、下半身への数え切れない淫行により、まるで大洪水のように なってしまったアルの秘所。 だが、そんな瑞々しい獲物を前にしても、純潔という至高のご馳走に喰らい付こうとするものは一人も (一本も?)居はしなかった。 それでも、体中を揉まれ、舐られ、しゃぶられるだけで充分だ。本能という炉にくべられる快楽という名の薪は、 全てを蕩かすような高熱を、灼熱をもたらして、少女の肉体に火山の噴火のような絶頂を──── 「そこまで」 本体の一言で、アルの全身を舐りまわしていた触手たちが一斉に動きを止め、スルスルと
拘束台の中へと引っ込んでゆく。 肩透かしを食らい、寸前まで昇りつめていた火照りは行き場を失ってしまった。 だが、欲求は消えることなく身体の奥で火種のように燻り続けている。女陰は焼けるように火照っているし、 乳首も、クリトリスも痛々しいくらい充血している。ここまでしておいて、途中で止められて しまってはたまったものではない。アルはまともな思考すら出来ずに、腰をよじって触手による 激しい責めを求めた。 「さっきまであんなに嫌っていらしたのに、そこまで物欲しそうにするなんて…… 幼い見た目でも、やはりアル・アジフさんは底なしの淫乱でしたのね」 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 その言葉に、かろうじて残っていた理性が呼び覚まされ、蕩けきった頭脳をなんとか覚醒させる。 先程まで自らが演じていた痴態を思い出して、アルは羞恥といいようにもてあそばれた悔しさで 顔面を沸騰させた。 「原本よ、仕上げをせねばならん。もうしばしの間耐えられよ」 拘束台の奥に備えられた歯車の脳髄──解析機関──がL・Aの意思に応えるように 唸りを上げて出力した。 手足の枷を通じて魔力のパルスが注ぎ込まれ、アルの身体に異変が起こる。下腹部を中心に 先程の責めに数倍する快感の波が奔ったのだ。 「ひゃ、ふあああああああああああああああ!!」 まるで全身が性感帯になったような快感に、脳髄がパニックを起こして喉の奥から有らん限りの 絶叫を捻り出した。進入した術式が、まるでウイルスのように全ての神経を犯しているのだ。 だがその叫びは苦痛ゆえのものではなく、全身を焼くほどの快感のためだ。 たちまち再燃する快楽の炎。アルの理性はみぞれのように融けさり、絶頂を求めてその 矮躯をよじって身悶える。 「わらわぁ、わらわイっちゃう! 小娘どもの前で無様に犯されてイっちゃうのぉぉぉ!!」 ついに絶頂を迎えるなか、もっとも敏感なところから何かが噴き出すような感覚と共に、 全身の疼きと火照りが一点に集中した。 集中した一点──クリトリスが信じられない勢いで膨張する。否、もはやそれはクリトリスなどではない。 子供の腕ほどの長さと、男の腕ほどの太さを併せ持ち、雄々しく天を突いてそそり立つ、 巨大で逞しい男根が其処に在った。 「…………いやああああああああああああ!! 妾に、妾にぃ!」
「落ち着け、特に害は無い」 絶頂の余韻もどこへやら、超絶美少女ヒロインのアル・アジフは女の子に生えてはいけないものを 目にして有らん限りの悲鳴を上げた。それを他人事のように(実際他人事だが)片付けながら、 L・Aの細い指がゴツゴツした幹へ絡みつき、巧みに扱きたてる。 白い指は裏スジをなぞりながら敏感な亀頭を弄び、先走りを吐き出してぱくぱく口を開ける 鈴口へと面白半分に先端を突っ込んだ。 「よせ、よさぬかぁ! こんなの気持ちよくない! 気持ちよいわけが……はおおおぅ!!」 女性器への責めとは違う、未知の器官へ加えられる初めての感覚に、アルはたちまち理性を持っていかれる。 もう限界だ、ガマンできない。腹の奥にわだかまる熱を吐き出したくてたまらない。 そんな欲求へ忠実に従い、本能のまま指の中の剛直がビクビクと痙攣し──── 「ストップ、外に出すなどもったいない」 「ほへええええ!?」 根元をしっかと握られ、絶頂は無理やりに押しとどめられた。そして瑠璃の口から紡がれた 言葉がピンク色の脳髄を抉り、アルの蕩けかけた顔を恐怖で彩った。 「アル・アジフ? 言い忘れておりましたがソレから射精てくるのは、貴女に記載されている 術式そのものなのであしからず」 「にゃんだとぉ!?」 ────それは即ち、射精してしまえばアル・アジフの記述は失われるということだ。 桃色に染まった脳細胞でもそれが何を意味するのかは理解できたが、どうにも呂律が回らない。 しかもアルは当然ながら童貞だ、射精すらしたことすら無い。そんな無垢な逸物がこれから 加えられる責めにどれだけ耐えられるか、想像しただけで気が遠くなる。 「さ、L・A。お母様に思いっきり甘えてミルクをたんとおあがりなさいな」 「心得た」 瑠璃は、アルが恐怖に慄き無様を晒すのがとても愉しいらしく、早くアルをイカせてしまうよう 笑顔でL・Aに急かした。 L・Aのコスチュームが解け、幼い裸身を晒す。その肌は象牙の乙女のように白く、滑らかだ。 ご丁寧に袖とニーソックスだけ脱がずに残されているのがいかにも趣味的で、通好みな色香を 醸し出している。
「では失礼するぞ、原本」 L・Aはアルの腰をまたぐとそそり立つ逸物の角度を調整し、無造作に腰を落とした。 成人女性でもてこずるような巨根を、彼女の花弁は処女とは思えないほどの抵抗の無さで 易々と飲み込んだ。 「いや、いやぁ……ふぁ、ふああ……」 「やはりこれほどの大きさだと簡単に奥まで届くな。では動くぞ」 娘の処女肉に包まれ、手とは比べ物にならない快感が奔る。嫌がってはいたものの、 その感触があまりにも心地よかったためアルの忍耐は下半身もろとも蕩けそうになってしまう。 L・Aは人形めいた無表情さで、剛直を咥え込んだ処女腰をなんでもないように上下へ 動かし始めた。眉ひとつ動かさないその様は、少女というよりも男を満足させるために 造り出された機械娼婦(セクサロイド)のようだ。 吸い付くような柔らかさと侵入者を捻り潰さんばかりの締め付けが相まって、アルの童貞は 数度のピストンだけでたちまち達してしまいそうになるが、その結果がどうなるのかを思い出し、 必死に歯を食いしばって耐える。 「なんの、これしきぃ……」 「なかなか手強いな。ならばこれはどうだ」 「……あー! あぁぁぁぁぁ!!」 単純なピストン運動から動きが変わる。L・Aは男根をこね回すように腰をグラインドさせながら、 リズミカルに腰を打ちつけた。 肉襞がねっとりと絡みついて太い幹を扱きあげ、腰が打ちつけられるたびに鈴口と子宮口が 熱烈なキスを交わす。 単純な動きだけでもいっぱいいっぱいだったのに、それにテクニックが加わってしまっては たまらない。アルは言葉にならぬ絶叫をあげて悶え狂った。 だが、だが……! この程度の責め苦、かつて潜り抜けてきた魔的闘争に比べれば…… 何ほどのことも無い!! 脳裏にかつての戦いの歴史がフラッシュバックする。散っていった幾人もの主たちに報いるためにも、 こんなふざけた仕打ちごときで果てるわけにはいかないのだ。 最強の魔導書アル・アジフは最後の気力を振り絞り、全神経を、全霊的活力を、総ての演算能力を 総動員して、己が記述を護りぬくべく下腹部の奥底へ一世一代の強固な防壁を編み上げる────! 「往生際が悪いですわね、さっさと諦めなさい」 「……はへ?」
アルの上で腰を振るL・Aの背後に、いつのまにかドレスを脱ぎ捨てた瑠璃が立っていた。 彼女は角度を調整しながら、目を釘付けにしているアルにはお構いなしにソレをあてがい 反応する暇も与えずに、無造作といっていい気軽さで腰を突き出した。 ────ぶちぶちっ。途端、何かが裂けるような手応えと共に痛みと快感がないまぜに なったかのような衝撃が走り、必死に持ちこたえていた堤防はあっけなく決壊した。 固めた決意も、貞操も、耐え抜こうとする努力すらも一まとめにして、覇道瑠璃は 嘲笑いながら、薄紙を破るように容易く貫いたのだ。 「にゅああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 肉壷からの強烈な刺激に後押しされ、娘に咥えられた肉のオベリスクは持ち主の我慢も なんのその、煮えたぎるマグマを盛大に噴出して幼い子宮を白濁の炎で焼き尽くした。 もうだめだ。アルは自身が白紙になってゆく感覚と共に、最後までしがみついていた 理性からついに手を離し、快楽に流されるまま絶頂へと身をゆだねた。 「うふふ……おちんちんを責めているのに、下のお口に何もしないわけがありませんでしょう? んっ、やはり処女を味わうのは格別ですわね……キツイうえに、絞るみたいに 絡み付いてきて……すぐにでも出ちゃいそう。大十字さんがこんな名器を知ってしまっていたら、 すっかりアル・アジフに夢中になってしまっていたかもしれませんわね」 じゅぷっ、じゅぷっ、と淫らな水音を響かせて、L・Aを背後から抱きしめながら、 今しがた絶頂を迎えたアルを見下ろしつつうっとりした表情で腰を振る瑠璃。その股間には、 アルのものとほぼ同サイズの逸物がその存在を声高に主張していた。 「ふふふ……総帥、お力添え感謝する。我が母も、逞しい肉に貫かれたのが嬉しくて 大層元気に子種を噴き出しているぞ。母上の肉体とソレはお気に召したかな?」 原本から濃厚な術式を注がれ、内容を充実させてゆくL・Aは彼女らしくも無い淫靡な 笑みを浮かべ、後ろで密着している瑠璃に問いかける。 「もちろんですわ! こんなに気持ちいいのなら、ずっと生やしていてもいいくらい…… んんっ!」 「あおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 吸い付いてくるような処女壷の誘惑に抗いきれず、瑠璃は奥へと腰を突き入れてたっぷりと射精する。 びゅるびゅると勢い良く飛び出して最奥を叩いた精汁は無垢な子宮を純白に染め上げて、 すっかり抵抗する気力を失ったアル・アジフに男女両面での絶頂を迎えさせたのだった。 「ほらっ、もっと腰を振って、汚らわしいザーメンをどぴゅどぴゅお出しなさい!」 「もうでにゃい、もうでにゃいぃ……」 「隠しても無駄だ。今までの量から計算すればまだまだ射精出来るのは判りきっている」 ────ところ変わって覇道瑠璃の寝室。いままで使われていたL・A謹製の拘束台と
は比べ物にならないほど寝心地の良い天蓋付きベッドの上で、美少女たちのお絞りショーが 第二ラウンドの幕を開けていた。 先ほどL・Aが母に馬乗りになっていたのとは逆に、今度はアルが娘を組み敷いて発情期の 雄犬のように腰を振っていたのだが、その肉壷の心地よさたるや、最奥にイソギンチャクが 潜んでいて、突き込まれるたびに亀頭へ喰らいついているのではないかと思えるほどで、 柔らかな肉襞が絡みつき、息子を絞り上げられるたびに幾度もあっけなく射精を迎えるという 無様を晒し、彼女が上位にも関わらず、終始下に居るL・Aに主導権を握られていた。 これでは童貞だった頃のほうが歯ごたえが有ったくらいだ。まあ、歯止めを掛ける理性が ごっそり欠けてしまったのだから仕方ないといえば仕方ないのだが…… 「まったく、腰を振って射精することも満足に出来ないなんて、これでは三流パルプ以下の 使用済みティッシュ娘ですわ!」 瑠璃は疲れ果てたアルに理不尽な怒りをぶつける。 「総帥、出が悪いのなら後ろから突いてやるのはいかがだろうか? 前立腺を二、三回 抉ってやればきっと盛大に噴き出すぞ」 「まあ、それはよいアイディアですわね!」 絞りまくったせいで母親のサド気質が伝染したのだろうか、L・Aがやけに楽しそうな 声色で主へと進言した。 それを聞いてアルの味を思い出し、彼女の股間から再び逞しい肉柱がそそり立つ。 先程繰り広げられた肉の宴へ思いを馳せ、拳ほどもある赤黒い先端は期待に胸を膨らませた。 瑠璃を中心に芳醇な雄の匂いが場を満たし、飢えた獣が餌を嗅ぎつける。 「ソレを妾によこせ、こむしゅめ! 妾のなかにのーこーな子種を注ぐがよい!!」 表面にゴツゴツした血管が浮き上がり、さらに凶悪さを増したご馳走を前にして、本能の 走狗となったアル・アジフは欠落を埋めようと、淫らに腰を振って雄々しい肉を求めた。 しかし瑠璃は、そんなアルを鼻で笑って無様な誘惑を拒絶する。 「辞退いたしますわ。礼儀も知らない方のお願いを聞いてあげるほど、わたくしの懐は広く ありませんもの」 「ならば妾がしぼりゅぅぅぅ…………!?」 業を煮やし、瑠璃の逸物へ飛び掛らんとするアルだったが、さっきまで抱いていたL・Aの蜜壷が しっかと彼女自身を咥え込み、鎖に繋がれた犬のようにその場へ引き止めた。 腕ずくで抜け出そうにも、いち早く両腕をつかまれてしまっては身動きが取れない。
繋がったままの下半身も言わずもがなだ。 「はなせ、はにゃせぇ!!」 「あん……激しいな、母上。だが熱い子種を注いでくれねば、私をイカせることはできないぞ」 「どうしてもコレが欲しいというのなら、わたくしのことを『御主人様』と呼んで、平身低頭 おねだりすれば考えてみないことも無いですわよ? どうなさいます? アル・アジフ」 普段の、正常なアルならば烈火の如く怒りを露にして飛び掛っていただろうが、脳が 軒並み肉欲に染まりきった現在の彼女は、逞しい雄を貪ることしか考えられなかった。 「────さい」 「あら? なにかおっしゃられたかしら? ……別におちんちんを使わなくても、射精させる だけなら指で充分ですわよねぇ〜」 令嬢の白魚のような指が、もったいぶった動きで淫蜜に濡れそぼった女陰をなぞりまわし、 控えめな刺激で焦らしてゆく。 「ご主人様のたくましいおちんぽで、妾をめちゃくちゃに犯していっぱいおクスリをくださいぃ、 お願いしますぅ……!」 最強の魔導書だった少女は、その身を焦がす肉欲の前にあっけなく折れた。 「……ついにやってまいりましたわ! あの傲慢で高慢ちきなアル・アジフが! わたくしに媚を売って無様に懇願する日が!!」 今日は人生最高の日だ。とでも言いたげな笑みを浮かべ、瑠璃は愛おしそうに眼前のまろやかな 尻を撫でまわす。自ら処女を奪ったちいさな女陰も、よだれをたらしてご馳走を今か今かと 待ち構えている。 「よく言えました、では早速……っ!」 服従の印を刻み込むべく、焦らされてどろどろに蕩かされた少女へバックから一気に剛直をねじ込んだ。 「はおおおおお、硬いのっ! 硬くて熱いのきたぁぁぁん!!」 「嘘っ、なんですのコレぇ!? ねっとり絡み付いてきて、ちゅうちゅう吸いたててきてぇ…… おちんちんが溶かされちゃいそうだなんて、初めての頃と全然違いますわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 一匹の雌獣と化したアルの膣肉は、幼い外見からは想像も付かないほど熟れきって雄を貪る。 柔らかで吸い付くような肉は、経験を積んだ娼婦どころか淫魔のような貪欲さでもって 瑠璃の肉棒へとむしゃぶりつき、濃厚な精を求めて奥へ奥へと吸い上げてゆく。
腰が壊れそうな勢いでピストンしても、溶かされそうな快感はいっこうに紛れない。 かえって肉襞がカリ首に絡みつき、すぐさま達してしまいそうになるほどの名器だ。 「このっ! このっ! いいかげん、イっておしまいなさい腰を振るしか能の無い淫売の チンポ魔導書ぉ!!」 「いっぱい、いっぱい出すがよいぞ! 妾の中で存分に果てるがよい!!」 咥え込まれた瑠璃は、あまりの気持ちよさに泣きそうになりながら腰を振る。 この女より先に射精してしまうわけにはいかない。この雌犬をわたくしがイかせるのであって、 その逆では絶対にないのだ! 彼女は歯を食いしばって射精の欲求に耐える。 「くふぅん、総帥の腰振りが母上の魔羅にまで伝わってくるぞ。ホラ、母上もさっさと果てるがいい」 「どれだけ絞られても出ないものは出ぬ、さっさと妾に子種を注がぬかぁ!」 貫き貫かれる三人は渾然一体となって快楽を貪り、淫ら極まる夜の宴は佳境を迎えていた。 普通ならば、二人がかりで責めたてる瑠璃たちのほうが有利なはずだが、アルは魔羅と 女陰の両方を攻められながらも先走り程度しか漏らさない。本当に枯れ果てているのか、 はたまた二人のテクニックに適応してしまったのか────? 我慢むなしく限界に達しそうになったとき、瑠璃は今の今まですっかり忘れて いたことに気がついた。『前立腺を二、三回抉ってやれば盛大に噴き出すぞ』 瑠璃は最後の気力を振り絞り、自らが抜けそうになるほど腰を引くと、膣壁のぷっくりと 膨らんだ箇所──巨根のちょうど裏側のあたり──へ抉りこむように突き入れ、子宮口を 突き破るような勢いで絶頂を迎えた。 「もうだめですわ! わたくしぃ、イってしまいますぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 「!? いま、妾のチンポのおくがゴリゴリってぇぇぇぇぇぇ! んにゅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 アルのほうも最後の最後で強烈な一撃を受け、娘の中へ特に濃厚な一ページを注ぎ込み、 また自らも大量に精を注がれて満足げな表情で果てた。 「何が『出ない』だこの嘘つきめ、まだこんなに濃厚なのが出てくるではないか…… フフッ、これで私は母上と同等となった。ご苦労だったぞ、総帥、我が原本(母)よ」 …………はむ、ぬちゅ…………じゅるり………… 「……んっ、ホラ、もっとしっかりしゃぶりなさい」 「ここに居たのか総帥。主が探していたぞ」 「あと、少しだけ待ってくださいな。スグに終わります、からぁ……」 覇道財閥私設艦隊旗艦ノーデンス。その片隅に在る人気の無い船室で、覇道瑠璃はこっそりと 自らの昂ぶりを静めていた。
「なにごとも程々に頼むぞ。このようなところを主に見つかっては幻滅されかねん」 「そのようなヘマっ! いたしませんわ!」 数度のピストンの後、咥内を犯すように深く自身を突き入れて、瑠璃は咽喉の奥へと 欲望を吐き出した。 「やはりいい具合ですわね……折角ですからもう一度」 「もういいだろう、主をほったらかしにしておくつもりか?」 L・Aが指を鳴らすのと同時に、そそり立ったシンボルが数枚の紙片に解けて回収される。 「あらもったいない……」 瑠璃は名残惜しそうにしながらも、思い人をいつまでも放っておくわけにもいかず、 しぶしぶ船室を出て行った。 「……もうすぐ我々の戦いは終わる。いままでご苦労だったな、原本(ははうえ)」 アル・アジフは答えない。ただ使われるがままに、新たな役目を果たすのみ。 もはや闘う術を失った身体だが、その牙は眼前の娘へとしっかり受け継がれているのだ。 娘は汚れた母親の身を清め、いままでの働きを心より労った。 その後のマスターテリオンとの決戦で、大十字九郎とL・Aの駆るデモンベインが敗北を 喫したのはもはや誰にも語られることの無い物語である。 『恋する乙女の後押しをしてはみたんだけど、これは失敗だったかな。やり直しやり直し……』 『母と娘のおてぃんてぃんタイム』END
L・A、アル、姫さんの3Pが書きたくてやった。後悔はしてない。
リトルエイダキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思ったら ちょwww混沌なにやってんすかwwwww
這いよる混沌の粋な計らいに乾杯
GJ!! >マスターテリオンとの決戦で、大十字九郎とL・Aの駆るデモンベインが敗北を 喫した 正直「ざまぁw」って気になったのは俺だけでいい
誰もが通る道だ
デモンベインの外典的な話は全て邪神の計らい事で本編に繋がりうるのが素晴らしいなw GJ.
ナイアさんはエロパロのデウス・エクス・マキナ。どんな無茶展開も本編に繋げられるから蝶便利。
クトゥ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
░█ ∩ ∧ ∧ ▒█░▓ ⊂⌒(‘ω‘ * ) ? █░░ `ヽ_つ ⊂ノ ██▒░▓▒█ ▒░░▓▒█▒▓░ ∧ █▓█▒░█▓‘ω‘ *) <غثڷسئ ▒░██▓つ ⊂ノ ▓█░ ▓▒█░▒░▒▓ █▓▓▒░▒▒▒▓█ ▒░█░▒▓▓▒█░ <ڷږڱڠڛڐشڭ ▓▓█▒░█▓▒▓ ▒▓█░ ∩ ∧ ∧ ⊂⌒(☉ ౪ ☉) < 乜勹〰スㄜㄝㄋ 乜勹〰スㄜㄝㄋ 乜勹〰スㄜㄝㄋ `ヽ_つ ⊂ノ
iaia
?? ∩ ∧ ∧ ???? ⊂⌒(‘ω‘ * ) ? ??? `ヽ_つ ⊂ノ ??????? ?????????∧ ∧ ???????‘ω‘ *) <????? ?????つ ⊂ノ ??? ???????? ?????????? ?????????? <???????? ????????? ???? ∩ ∧ ∧ ⊂⌒(? ? ?) < ?勹?ス??? ?勹?ス??? ?勹?ス??? `ヽ_つ ⊂ノ
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
保守
?? ∩ ∧ ∧ ???? ⊂⌒(‘ω‘ * ) ? ??? `ヽ_つ ⊂ノ ??????? ????????? ∧ ???????‘ω‘ *) <????? ?????つ ⊂ノ ??? ???????? ?????????? ?????????? <???????? ????????? ???? ∩ ∧ ∧ ⊂⌒(? ? ?) < 保守! `ヽ_つ ⊂ノ
ここ保管庫無いの?
無いんだな、これが
某特殊部隊特務処理班隊長乙
░█ ∩ ∧ ∧ ▒█░▓ ⊂⌒(‘ω‘ * ) ? █░░ `ヽ_つ ⊂ノ ██▒░▓▒█ ▒░░▓▒█▒▓░ ∧ █▓█▒░█▓‘ω‘ *) <غثڷسئ ▒░██▓つ ⊂ノ ▓█░ ▓▒█░▒░▒▓ █▓▓▒░▒▒▒▓█ ▒░█░▒▓▓▒█░ <ڷږڱڠڛڐشڭ ▓▓█▒░█▓▒▓ ▒▓█░ キラ + + _____ + (\ ∞ ノ ヽ、ヽ / + + `ヽ)⌒ノ キラ  ̄
何でだぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?
地獄先生ぬーべーで、男子生徒たちが鬼娘にパンツにされる話を思い出した。
ホントに狂気すぎるw
もう削除依頼出しても削除人にシカトされるからなそこw
糞餓鬼がハヅキたんのパンツでオナニーするエロぎぼん
606 :
名無しさん@ピンキー :2007/08/17(金) 16:20:28 ID:wN31weWJ
保守
AAに吹いたw
ちょwこれなんてAAwww
ところで、ニトロ+ロワイヤルのネタバレってOK? 見たくない人はNGお願い。 隠しキャラのアナザーブラッド使ってルイリーに勝ったときの台詞、 「愛があれば兄妹同士だろうと同性同士だろうと「自分自身同士」だろうと 問題ないわよね!」(うろ覚え)って、やっぱり騎士殿とはそういう関係 だったのかよw
騎士殿より九朗×アナブラ派の俺
アナブラ×九朔だな、俺は
でも九朔がチョイと本気出せばすぐに九朔×アナブラになりそう
昼はアナブラに振り回されてるが、夜になれば九朗譲りのアレやコレやでアナブラを喘がせるわけか お堅いイメージのある九朔だか九朗みたいに行為中に小道具として ニトクリスの鏡とか使ってるんだろうか
二闘流だから、もう一本生やしてとか
そろそろ九朔が「我を淫猥な外道変態に改変するのは止めろォ!!」と 怒り出しそうな流れだなw
しかし何と言おうと父親似の息子は正直である
「ち、違う…違う!我は…我は…こんなことでぇ…」 「あらあら騎士殿…お父様似の貴方のご子息はとっても正直であらせられるわよ?」 「だ、だから違うと言っている!!」 「何を仰るの…自分自身の変態な姿をご覧になって…こぉんなにしちゃう淫猥騎士殿なのに…」 つんつん 「くぅ〜!恨むぞ!親父ィィーーー!!」
ああ、そうか。 紅朔は一度アルと一体化したから九朗の変態プレイの数々の記憶を持ってるのか。
それと同時にアルたんの弱いとこも受け継いでいたり 捏造された世界での経験値なんかはリセットされたり
そうなると 紅朔はアル並みにウブで行為中には九朗に匹敵する位に獣になる九朔に 毎夜開発されてるわけか
ニトロワのアナザーブラッドは、ラスボスのくせに「ビフィズス菌とってるぅ?」とか言い出して大活躍 そしてさり気なく皆にいい夢を見せてあげてるいい子(アル以外)「
九朔の性嗜好はまともであってもらいたい
アナブラに逆調教されるからどのみちだろう。
ほぼ同一人物であるアナブラとナニする時点でまともな性嗜好ではないな
故に騎士道
そして邪道へ・・・
やがて行き着く果ては覇道……あれ?
つまり、螺旋の裡にて九郎が覇道鋼造になるのは必然だったという訳だな?
保守
保守
保守〜
糞ガキのアナルを犯したい
つ『いれくば』
hoshu
636 :
名無しさん@ピンキー :2007/09/16(日) 01:43:40 ID:DLwoFex9
保守
『母と娘のおてぃんてぃんタイム』のアフターで アルを失ったことによる行き場のない感情をLAの体で発散する九郎と それを黙って受け入れるLAという構想が浮かんだ しかし俺にはエロを書くセンスがないorz
いや、アレは瑠璃ルートなんだろ。 LAが主に幻滅されるぞとかって忠告してるし。
639 :
名無しさん@ピンキー :2007/09/17(月) 15:41:45 ID:X8XObwXD
鋼造を誘惑するLAはどうだろう?
デモベ以外のニトロ作品はどこに投げれば良いのだろう?
ニトロ総合でも立てればいいのでは
昔あったが、落ちたのか?
というかエロゲが元のはエロパロ板ではアウトなんじゃなかったっけ。 デモベはPS2版もあるって言い訳でなんとなく生き残ってるだけで。 ネギ板のSSスレがいいんじゃね?
ぶるああああああああああああ保守
あげ
647 :
名無しさん@ピンキー :2007/10/04(木) 09:33:20 ID:wRW5G25w
保守の時間だ、諸君!
保ォォォォォォ……守ゥゥゥゥゥッ!!
〳〵ヷヷ〰(♛Д♛)ゔ〲〰ゔ〲〰 ゔ〲〰ゔ〲〰 乜勹〰スㄜㄝㄋ 〳〵ヷヷヷヷ〰〰〰ゔ〲〰ㄡㄦㄡㄦ ☺☻☺☺☻☺☺☻☺☺☻☺☺☻☺ うぉぐ!(*゜∀゜)〜♡ℳℴℯ❤ ℒℴνℯ..._〆(゜▽゜*)㌰㌰ 乜勹〰スㄜㄝㄋ ゔ〲〰ゔ〲〰 乜勹〰スゔ〲〰ゔ〲〰 乜 勹 〰 スㄜㄝㄋ う゛〲〰ゔ〲〰 乜勹〰ス (♛Д♛)ゔ〲〰ゔ〲〰
☆ゅ
,.fr}fr},_ /f三三ヾ! _,ト(,{.i!| i!,},ム、 ゴニ.`⊂⊃" .ゴ二 ,.ゞ≦ャェァ≧メ、 ジャジャマル♪ ,rく/'E三三TY^ヽ, / ノ゚/二二ゴ゚ ! 〉 ヽ, ソ゚仁てX)ゴ゚ | < ‘ー〈゚` ´゚)‐' フ ァr イ /__/ l___! _/__/ l___! (,___丿 {___`) ,r,.、 ̄ ̄,.、ヽ、 ト、 }ゞム;ゞ二ム;ゞ、ア ! \ |{n} ,.、{n}| ,.、-‐-、_ .{ ヽl_ ~ ≪≫ ~ ,レ'´ ,ノ ヽ、__,.ィヾ;y'゙⌒ヾ,fr゙,、,_,./ ピッコロ♪ 「~^~r三ュ~^~| ヒコ i「 .Fニ! {-┘ └-;} ,ム=ニ;_r=、_>≦(_ `^'‐'`'´ ゙ヾ'‐^'` ヽ.\ ,レ-――-'<、 _ノ / `‐/_____\- ' 人_ト、__ノ、_,ヘノ\_ノヽノ、 / ,-、 ,-、 ヾ、 人/ \__ l ,..、 ,..、 l _ノ __l i 0} ,.●、 !0 i l__ _) / ̄| | . | `~ /___\`~´ | | __ノ 絶対に許さんぞ虫ケラども!!!!!!! / | | |l ‘-イ !_|_!`r’ !| | ノ \\ | |. |`、 r{ h ,/リ < じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!!!! \\.| | ヾ\ ヽ二ニ二.ノ /〃 | ) 、 \ノ^,ニ‐-ァ  ̄`ー-----一´ ̄/ | ^ヽ \ // ,/⌒i、_\\_____// .| | ⌒) { i | iヽ`ー-----― ' | |  ̄ヽヘ/⌒ヽ/\i'\へ/⌒Yヽ'^ i } _| |
中尾隆聖さん、デモベにいても違和感のない声優さんだよな。
黒い人の声で出ないかな
___ / \ / / \ \ | (゚) (゚) | | )●( | \ ▽ ノ \__∪_/ 唯一神・大人気アンパンマン様が華麗に654get! 皆のもの俺にひれ伏せよおめーら!! アンパンマンは偉い! アンパンマンは神! ANPANMAN is GREAD! ANPANMAN is GOD! >カレーパンマン 影薄いくせに下呂攻撃かよ(プッ >ショクパンマン おめーだけ味しねーぞ(ププッ >バイキソマン 毎回俺にやられてちゃ話になんねーな(プゲラッチョ >テンドンマン おめーキチガイか?(プゲラチョプス >カバオ 誰もおめーみてーな奴は助けねーよ。(藁 >メロンパンナ お前のメロメロパンチなんかより俺の方が数億倍カッコイイから(ゲラゲラ >白玉王子 あれは絶対お子様でも引くよな(w >ジャム 老いぼれはとっととくたばっちまいな(ファファファ >チーズ 野良犬は保健所で処分されちまえ(プゲラ >バタコ ジャムとはどういう関係?えんじょこうさい?(プゲラッチョp カメックス様カビルンルン様バイキン大魔王さまデモンベイン様沙耶様アル様曲芸ツインテール石馬戒厳様 すみません調子こいてました許してお願い
半端にデモベ混ぜてんじゃねえwwww保守
___
/ \
/ / \ \
| (゚) (゚) |
| )●( |
\ ▽ ノ
\__∪_/
唯一神・大人気アンパンマン様が華麗に
>>656 get! 皆のもの俺にひれ伏せよおめーら!!
アンパンマンは偉い! アンパンマンは神! ANPANMAN is GREAD! ANPANMAN is GOD!
>クラウディウス 影薄いくせに風攻撃かよ(プッ
>カリグラ おめーだけ全然活躍してねーぞ(ププッ
>ティトゥス 毎回簡単にやられてちゃ話になんねーな(プゲラッチョ
>ティベリウス おめーキチガイか?(プゲラチョプス
>エンネア 誰もおめーみてーな奴は助けねーよ。(藁
>ウェスパシアヌス お前のなんかより俺の方が数億倍頭いいから(ゲラゲラ
>アウグストゥス あれは絶対お子様でも引くよな(w
>アーミティッジ 老いぼれはとっととくたばっちまいな(ファファファ
>ショゴス 野良は保健所で処分されちまえ(プゲラ
>ハヅキ 教授とはどういう関係?えんじょこうさい?(プゲラッチョp
大十字九郎さまアル=アジフさま九朔さま紅朔さまペルデュラポーさまエセルドレーダさまシュリュズベリィさま
ナイアルラトホテップさま覇道瑠璃さまウィンフィールドさまドクターウェストはどうでもいいネロさま
すみません調子こいてました許してお願い
保守
しなくていいよ
>>656 突然、ショゴスがカタ カタ・・・カタ カタカタカタとゆれ出す。
それに気付くアンパンマンと大十字九郎。
その瞬間、バカッと破壊されるショゴス。
なんとそこに入っていたのはアズラッド。
アンパンマン≪はァ!?≫
大十字九郎も驚いている。
アズラッド「アンパンマンよ・・・・・」
「俺への謝罪を忘れるな」と同時に大十字九郎・アンパンマン「アズラッドッ」
突然、部屋の隅に作られた水溜りから「ゴボ・・」と音が聞こえる。
ゴボゴボゴボと泡がたくさん出てくる水溜り。
ゾァバァと水しぶきを上げ、出てきたのは・・・・
アンパンマン、大十字九郎、アズラッドが驚きの顔。
そして≪エドガー≫と叫ぶ。
フゥ〜〜〜〜と一息つくエドガー。
今度はベッドの下から「ゴソ・・・」と音が聞こえる。それに気付くアズラッド。
にゅ・・・と腕が出てくる。それはなんと・・・・
≪兼定さんッッ≫
今度は外側の壁がいきなりドカッと誰かの正拳突きでぶっ壊される。アンパンマンがそれを見やる。
バリ・・・と出てくるその男。
?「タイミングを計りかねていたが」
「そうも言っていられないようだな」
それはなんと・・・
≪サンダルフォン!?≫
?「なるほど」
天井から声が聞こえる。
今までの登場者全員が上を見る。
?「そういうことですかみなさん」
と天井の穴からぶらんと出てきたその男は・・・・
<フェラン>小声で「大十字ひさしぶり」
「とんだ・・・・・・・・・・・同窓会だぜ・・・」
◆アンパンに引き寄せられし戦士達が遂に集まり始めたッッ!!
次号、争奪戦が幕を開けるッ!!
一同「フェラン、デウスマキナデビューもまだなお前が出しゃばるんじゃない」
兼定 ト、,__、_:.:.i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,,r=、,,,,_:.:.:.:.ヽ彡 .'i_,ニ-、、:ヽ、<ニ、_,、-ー''゙______''=、:./ . 7-、○i:.:.:.:.:.:.:.:.:.イ't''ナ'''ニ>-、:.:.:| ゙i:. :.:.i、_:.:.:.:.:.:.:.ヽニ ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙i フェラン、デウスマキナデビューもまだな ゙i:.:.:.ノ三ニ=、:.:.:.:.. :.:.:.:.:.:.:.:.゙i. お前が出しゃばるんじゃない i:.:(:. ..:.:.:.:.:.:.:):.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:..゙i ゙i:.:.゙=-t-=''゙゙:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ ゙i.t,,,r=シ、,,_ :.:.:.:.:.:,rー:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .ヽ;.:.トー、_,,>-ー''゙:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,,='':. . \゙`''''''゙゙=-、_:.:.:.:.:.:.:.,,,=''゙::::,,= >, :.:.:.:.:.:.:.:.:.,=''゙:::::::.r''゙/ __,,,,,,r/゙ 人___,,,、-''゙゙:.:.:.:.:.:./ / / ./i i::::::i:.:.:.:.:.:.::::/:./ /: エドガー :::::::: :::::::::::\\ヽヽ\彡彡彡彡 :::: _,,,,,,,==,、_:::\) ヽヽ、゙'''=、_ミ ::: ((__ ○):i:::::::i゙ /ヽヽ、. ii てめえもだろ ::: -ニ='゙::::::::::i _r=ヘ、 | ;;:: ::::::::_,,,,、;;へ、/:::_.\`-ヘハ. バカ :ヽ、 ::::::( >-= V ゙i()、_i'''゙Yミミ :::::::) :::::`-(::: ノ`i ``''ー'/ミハ彡^ヽ、,_,,,,、= :::;/ ,,,,,,, ,,mm゙=ー'''''゙゙ ` iミミヽハi \い、_ ::i:::((((((==ニニニ-w _,,,,ノこ.ト、 ヽヽ、 `ヽ- ::i:: ゙iー-エェェ、`'゙-'いミ-イ'゙゙/ミミニ=ヾ'''=-、` 彡ミ `'ニ=-、,\ェェiノミ`ノ,ノ=ミミヽ ) ` ::::(((( \,,,フ((ノ゙゙゙:::)ヽノナノヽ、 :::::::`-((( iハ , , ハリリ::::::::ノ / ト-、,_ ::::::::::::::'''ハハ))ハ))リ:::::// / \
つか兼定って誰?っと思った俺参上
兼定(´・ω・)カワイソス
>>662 軍神強襲読んでないのか? 覇道鋼造の息子でエイダママンの旦那だよ
読んだよ でも、名前出されて即座に顔が出てくるほど覚えてなかった
確かにエドガーの影に隠れてちょっと薄いけどな… あんな彼でも無限螺旋の中では夫婦揃ってティベ公に殺されたと思うと……
しかもエイダが犯されるの見せられたんだよな……
黒歴史(涼風)版小説の設定を真に受けてるヤツって何で多いの?
PC版でも言ってなかったっけ? よく覚えてねえや
>>668 ドクターウェストのアレと比べてわりと悪くない設定だからさ
飛翔漫画が始まったので保守
そういや始まったのか
673 :
名無しさん@ピンキー :2007/10/30(火) 09:37:29 ID:94l/ckDa
保守
何故最近ずっと投下がないんだろう…… ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ (.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! |i i| }! }} //| |l、{ j} /,,ィ//| 『おれは飛翔でウェイトリィ楽勝wよし、アトランティスストライクのために待ってやろうwと i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにか負けていた』 |リ u' } ,ノ _,!V,ハ | /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが /' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった… ,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉 |/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった… // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 敵の必滅奥義だとか一撃必殺だとか / // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ } _/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいスタッフの鬼畜さの片鱗を味わったぜ… ,-,ii|||||||||||||||||ii、‐、 ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,_/ i|||||||||||||||||||||||||i ヽ_,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ゛゛llll||||||||||/ ' i|||||| |||||||||||||||||i ` ヾ|||||||||||llll"" ゛lll/ ||||||| |||||||||||||||||| ,llll"" \ l|||||||||||||||||||||||||||l / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 彡 ゛ll||||||||||||||||||ll" ミ | \_ ゛゛Y"" __ノ | なかなかやりますねスタッフの方々…… | ]下ミ─-。、_|_, 。-―テ「 [ l | ゝ_,. lミミi=´<_,.`=i=ヲ 、__ノ < ヽlミ| 「‐、=ラ7 |ヲ'´ | _______ , へ ノ`i=、_ 二 _,=iゝ、_,へ、 _ \_________ i i i  ̄| |――-\ ̄∠-――| | ̄ i i i ,-‐,,ii||||||||||||ii、-、 `゛!!!iiiiiiiiiiiiiii;;;;;;;;;;,,,,,-‐/ i||||||||||||||||||||||||i ヽ‐-、,,,,,;;;;;;;;;;iiiiiiiiiiiiiii!!!"´ '''''!!!!!|||||||||||||/ i||||| |||||||||||||||||i ヘ|||||||||||||!!!!!''''' ''''''''!!!!!I/ |||||| |||||||||||||||||| `iI!!!!!'''''''' /Vー-へノ\ノ\ノ\ノ\ ヽ, !|||||||||||||||||||||||||!" 〈 ノV \ ─────----了 ゛!!||||||||||||||!!" `ヽ---─く | | | `ゝ.__  ̄Y ̄ ___ノ ノ | | | ,| ]下ミ ̄`。、_|_;'。´ ̄7エ"┬| | ノ ぜったいゆるさんぞ邪神ども!!!!!! | | | |└、 トミミi─'´<_,l、三´,E=|#ナノ | ) | | | | | `ヽトミ||^=====^|E彡/ ' | | |< じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!! 、 | | | | | ーヾミ||]⌒i⌒「|ソ‐'-─/ / | ) ヽ、 | /^‐━, \_ `、`===='',/ _/ /\ | └、 ヽ、 | /ノ―、='、 \_二二`─´二二_/ \ Vヽ ヽ/´ / / ̄`i、  ̄|| ̄ / \ ヽ/ ̄ ̄ヽノ⌒Vー-、/⌒V ノ 丿 l | `i---┼-----------'´ | 〈 l 〈 〉 | ゝ ,/
>>674 巛ミヾヾ \
/ ミ ヽ
f, ミ }
┏v'┳_━━━ r、 |
yバノ゙’' ̄ ''' } }゙ }
‘ーj`' : // /
L_ヽ i V /
(" ` ! _/
\ _,. -‐ '  ̄ !_
/|~ /  ̄ \
ヒッシ・ダナー [Hissy Danner]
(1901〜1997 イギリス)
>>674 ウェイトリィ「父上召喚を使わざるをえない」
密着→アトラック・ナチャ
678 :
名無しさん@ピンキー :2007/11/13(火) 09:17:26 ID:YFaLzBfG
保守
保守
保守。続編でないかなー。
ロリコンな父に夫依存性な母にファザコンな娘にマザコンな息子
糞餓鬼に中田氏して妊娠させる