Q.AR病にかかって小学生くらいになってしまいました。電車の乗り賃はこども料金でいいですか?(東京都・匿名希望さん)
A.料金は戸籍上の年齢で決まるのであなたが大人なら大人料金で乗ってください。でも、小学生がこども料金で乗っても誰も気にしないかもしれませんね。(JR裏日本・広報室)
だから。いいのか悪いのかはっきりしなさいよ。
思いながら吊り広告から目を離した。
現在時刻は4時を少し経過。季節柄、そろそろ日がいい感じに傾いてきて目に眩しい。そんなことを考えながら、手をすり合わせた。
「寒い?」
「別に」
声の方を向こうとしてやめる。返事が刺々しくなった気もしたけど仕方ないと思う。
けど向こうは納得できないらしく、続けて口を開く。
「なぁ、座れよ」
「いい」
ぽんぽん、と隣の席を叩くのも見えないふりをする。
「でも電車揺れて危ないし」
「大丈夫っ」
そう言って強がった。そう、こんなのはただの強がりだって、自分が一番よくわかってる。
だって実際、手袋をしていない手は電車に乗ってやっと少しばかりあたたまってきたところだし、吊り革に手が届かないものだから電車が揺れるたびにふらふらするし。
それでも、強がり言いたいときがあるわけで。
「…仕方ないよ。規則なんだから」
「わかってるもんっ」
思い出すのも忌々しい。
今日は久々の二人っきりのデートで、楽しく遊園地、のはずだった。
ケチの付き始めは朝、AR病の症状が出たとこから。
起きてすぐ気付いた。
大慌てでタンスの中を漁り(小さくなっても大丈夫な様に服は色々置いてある)、ギリギリのバスの時間に間に合わせた。
本当は早く行って「待った?」 「全然」みたいな甘い会話をする予定だったのに、バスが少し遅れて文字通りの意味で「待った?」なんて。しかも全力疾走の後の赤い顔で、だ。甘さのかけらもあったもんじゃない。
それでも遊園地には予定通りの時間についたし、混雑も心配していたほどじゃなかった。
駅でも遊園地でも「お嬢ちゃんは子ども料金でいいんだよ」なんて言われても、「私、大人ですから」っていつもなら言わないようなことも言った。
もしかしたら、自分でも無意識に気付いていたのかもしれない。
順番待ち30分の後、最初はこれだと決めていたジェットコースターの前にたどり着いて、私は事態を理解した。
目の前にそびえるメモリ。
「身長130p以下のお子様は乗れません」と書かれたパネル。
そして私の目線より少し上にある120の数字。
「申し訳ありませんが、安全のためご協力をお願いしております」
そんな風に係員の人が彼に言っていた。
私じゃなくて。
そこからは、散々だった。
楽しみにしていた絶叫系はどれも乗れなかった。
仕方なく入ったお化け屋敷で叫びながら抱き付いたら彼のお腹で、お父さんにしがみつく子供みたいだった。
しかも、やけになってコーヒーカップを回し過ぎて気持ち悪くなった。
酔い醒ましに飲もうとしたコーヒーは、苦くて飲めなくて彼のココアと交換した。
最悪だ。
最悪だった。
そして今、予定よりもかなり早い帰りの電車の中。
目の前に座る彼を見ないようにしながら、私は精一杯の強がりをしている。
「な、いい加減機嫌直せよ」
「別に機嫌なんてきゃあっ!」
急に電車が今までと違う方向に大きく揺れて、私は自分が倒れるのを理解しつつ目を閉じた。
意地張ってけがするなんて。本当にこどもみたいだと思う。
けれど、予想していた衝撃はなくて、柔らかく受け止められた感触があった。
おそるおそる目を開けると、さっきから見れなかった彼の顔があった。
「けが、ないか?」
「う、うん」
「そっか」
彼はほっとしたように息をつき、私を抱きかかえて椅子に座り直した。
「あの、大丈夫?」
「ん? 膝が痛ぇ」
慌てて見ようとしたけどしっかりかかえられているせいで身動きとれなかった。
相変わらず、彼の顔がすぐ近くにある。
すごく近い。キスとか、しようと思えばできるんじゃ
「ふぇ?」
瞬間、唇を何かで塞がれた。何かといっても、目の前に顔があるんじゃ何も限られてくるわけで。
「あの、えと」
「悩んでも仕方ないだろ」
こつんとおでこをあてて、小さい子にするように彼は私に言う。
今、あんなことをした口で。
「悪いこともあればいいこともある。ジェットコースターには乗れないかもしれねーけど」
まただ。
唇が塞がれる。
親愛のこもった、触れ合うような感触。
「親子同士に見られるならこういうことも気軽にできるだろ」
彼はそう言って笑う。
いつもより三割マシかっこよく見えた。
私はふと思う。
「ロリコン?」
「ち、違うって何勘違いしてんだよ」
あたふたしながら言う彼はいつも通りの彼そのもの。
それが嬉しくて顔がにやけた。
そう、何も気にしなくてもいいんだ。
私は彼の腕から抜け出して、電車の中を数歩進んで振り返る。
「パパ覚えてる?」
右手には、「こども」と書かれた切符をしっかり持って。
「今日はママ、いないんだよ」
こどもならこどもらしく。ずる賢く正直に。
「今日はパパと二人っきりなんだから」
957 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 18:50:31 ID:iq9D65HA
「鋼鉄天使くるみ」のAPシーンはどやったらみれますかね?
>>957 こことあっちは住人被ってるから、両方の掲示板で同じ事を聞く、
いわゆるマルチポストはやめた方がいいよ。
他の人に嫌われることしたら、聞けるものも聞けなくなるぞ。
959 :
クロネコ:2008/01/19(土) 06:58:23 ID:iP3FfQx2
「どうしても信じられないなァ…
金無駄にしちまったかなァ…」
俺は自分の部屋に座り込み、ため息混じりにそう呟いた。
3日前の朝、近所の公園を歩いていた時だった。
その前日は給料日ということもあり、財布の中には諭吉の写真がたくさん入っていた。
今日はどこかに遊びに行こうかと、公園のベンチにもたれかかっていた。
「あのー…もし?」
突然声をかけてきたのは、初老とおぼしき女性だった。
「どうかしましたか?」
「あなたに…ちょっと使っていただきたい物があるのです。」
「はぁ…」
「この薬です。」
詳しく話を聞くと、彼女の家庭はかなり金銭的に厳しく、生活もままならないとのこと。だから、この薬を買って欲しいとのことだ。
「薬の説明書もついてますが、少し端折って説明させていただきます。
この薬は、簡単に申し上げれば『若返らせる薬』です。どれくらい若返らせるかは、飲ませた量によります。また、この薬の瓶に水を注げば、その水も薬に変わります。5万円。5万円程いただければ、この薬を差し上げます。」
…そう。ここで信じなければ…
いや、端から信じちゃいなかったが、彼女の生活のことを考えてしまい…
「わかりました…3万円で結構です。」
3万円。
それくらいなら、とその薬を買ってしまったのだ。
彼女はサービスだと言い、この薬の真逆の効果のある『急成長薬』も渡してきた。
そして今に至る訳である。
「どうしようかなァ…」
その時だった。
ドアのチャイムが部屋に鳴り響いた。
ドアの向こうには、半年前から付き合っている美乃里がいた。
「おはよう!どうしたの?元気ないよ?」
その時俺は思いついた。
美乃里にあの薬を飲ませてみようと。
俺は美乃里にその薬について少し話した。
「それなら私飲むよ!もう28歳でシワとか出てきたし…」
続く…のかな?
なんであっちとこっち両方に書き込んだのかな
俺は悪いとは思わないが、単純にどういう考えなのか気になった
書き手じゃないけど
別にあっちとこっちは連携してないわけだしいいんじゃね?
併用している人は多いけど
最近両方の掲示板元気ないし作品が来ることはいいことだ
画の詳細を聞きたいんだけど、変換サイトがピクトしかない・・・。ピクトで変換してもパソコンからは見れませんよね?
>>964 ピクトはPM7:00〜AM4:00までPCで見れないみたいだな。
ケイタイのうpろだはイメぴたをよく見るな。使ったことないけど。
あっちはPCでも見れる。
「あっち」の掲示板ってまともに、感想書いてるの1人ぐらいだよな
時々反応する奴もいるが、大体は一人が盛り上げようと必死に感想を書き込んでるように思える
age
今週のとらぶるはもろに若返りネタだったな
揉まれ子がぺったんこになるとか最高すぎる
だが絵では歳が変わってるのがあまり分からない。
矢吹も長谷見もいい仕事をした。だが、
・ヤミは他キャラより年齢低いんだからもっと小さくするべき。
・元に戻って服が小さくなってキャー!!が無い。
「次号多感な古手川を悩ま(ry」じゃねぇぞ(゚Д゚)ゴルァ!
結局ワンダリング・リペア!はどうだったん?
スカートとパンツがゆるゆるになって落ちるというのはよかったが
ブラがぶかぶかになる描写がなかったのが残念でならない。
でもまあ最近のネタの中では上質な方だったと思う。
とらぶる次はAPを期待age
976 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 17:43:38 ID:p09zText
といいつつサゲてしもうた…
年齢や性別を自由に操れる機械を手に入れたらまずは自分を女にして鏡の前で幼女から成長させて過程を楽しむよ。
tyjg
>>979 メルモちゃんのスケッチの大きい画像が欲しいね。
この人はケロロでも七人のナナでもAP・AR出してるから期待できる人。絵もいいし。
UFOキャッチャーよりも5千円ぐらいで販売して欲しい。UFOキャッチャーは恥ずかしすぎる。
age
そろそ新スレの季節だね
テンプレにここのSSをまとめたサイトを入れる必要があるな。
984 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 16:20:33 ID:0oPhLGH5
あげ
さげ
sage
otu
埋め
990 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 21:50:32 ID:QssXxKyX
埋める
うめ
梅
993 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 22:58:41 ID:XngnADHT
最後の5くらいでSS書けば?
SS
ume
埋め
998
999
100000000000000000000000000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。