円盤皇女ワるきゅーレのエロ小説 第5期

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482名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 21:53:55 ID:UEuobczg
「あっ!」
秋奈が声を上げた。
「な、何?」
不安そうな和人。
「かずとくん男の子なのに、おっぱいは私と同じ」
自分の服をペロンとめくると胸を露出させる。
「ホントだ……」
感心する和人を見ていた秋奈。
男の子なのに線が細く、可愛らしい立ち居振舞いに少し妖しい気分になって来た。

「かずとくん、動いちゃダメよ」
敏感な乳首からお腹、おへそまでペロペロと舐め始めた。
「あ、秋奈ちゃ〜ん…… くすぐったいよぉ」
「ガマンしなさい。 これは診察なのよ」
秋奈先生の触診(?)は執拗に続いた。
剥き出しになってる小さな陰茎がピクンと反応したのを秋奈は見逃さなかった。
まだ皮を被っており、肌色のちっちゃい突起に秋奈の白い指が伸びる。

「あっ! 秋奈ちゃん… そこはおしっこ出る所だよぅ」
中性的な和人が弱々しく言うと、秋奈は子供ながらに、さらに妖しい気分になった。
親指と人差し指で摘むとコリコリと捏ねると、少し芯があるように硬くなった気がした。
顔を近づけると、包皮の中からおしっこの匂いがする。
「……」
ゴクリ!
唾を飲み込むと、舌を出して包皮にねじ込む。
「あ、秋奈ちゃん… ダメだよぉ。 汚いよう」
身を捩る和人の下半身を押さえ込み。
「動いちゃダメ!」
と和人を叱り、再び、包皮の中に赤い舌を潜らせた。
当然、中の亀頭までは届かないが、少ししょっぱい味が後から後からした。
483名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 21:55:22 ID:UEuobczg
「あっ… 秋奈ちゃん、何かヘンだよぅ。 おしっこ出ちゃいそうだよ」
和人が言うと
「いいわ、じゃあ、ここでおしっこしてください」
男の子らしく立ってしようとする和人をしゃがませると、秋奈は床に這いつくばるようにして和人の正面にうつ伏せになった。
…… ちょろ!

包皮の間からおしっこが出て、それは放物線を描いて、秋奈の前にじょぼじょぼと水溜りを作った。
和人が陰茎を持ってぷるぷると振ると
「ねえ、寒くなって来たから、もうパンツ穿いていい?」
と尋ねた。
「そうね。 でも、かずとくん。 これは私と和人くんの2人だけの秘密だからね。 かずとくんのパパにもママにもリカちゃんにも内緒だからね」
「うん」
答え、和人が服を着るのを確認すると、和人の手を取って廃屋を出て、家に帰ったのでした。


「初めてのお医者さん 〜秋奈先生の解剖…… もとい、診療所〜」・・・・・・おしまい。
484名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 21:58:09 ID:UEuobczg
「って感じだったじゃないかぁ」
「ウソよ!」
「ウソじゃないよ……」
「……」
「……」
「まあ、どっちでもいいわ。 でも私達、お医者さんごっこしたのは間違い無いのよねぇ」
「う〜ん… そうだね」
………
「和人……」
「ん?」
(ワルキューレとはお医者さんごっこはしないでよね。 あれは和人と私、2人だけの秘密なんだから)
「ううん… 何でもない」
「うん、ありがとう」
「それより、明日も放課後は体育倉庫で…… ね?」
「うん……」

(いいわよね、ワルキューレ? 結婚するまでは…… もうこれが最後なんだから。 あんた達の結婚式は私の全身全霊を懸けて祝ってあげるから)
(せめて、今は……)

34&35th 「秋奈と和人のはじめてのお医者さん」・・・・・・おしまい。
485七村秋奈で〜す:2006/12/10(日) 22:01:00 ID:UEuobczg
な〜んて事があったのよね。
でも、それももう思い出。
明日は星霊節かぁ………

あっそうそう。
学生の皆、社会人の皆さん。
明日から1週間、学校、お仕事頑張ってね。
体に気をつけて。 それじゃ。
486名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 22:12:42 ID:UEuobczg
いたた!
>>484

×「うん、ありがとう」
○「……… あ、秋奈」

です。
では、また。
487名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 09:10:26 ID:hYFCNQOK
GJ!
なんだけどもう少しうす味かも
次はこってり、ねちっこいのをお願いします

手は治ったんですか?
だとしたらアド出してもいいですか?
488名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 01:33:57 ID:ppK4K8HX
>>487さん
うす味でしたか。 すみません。
こってりは字数がかさむので、今はちょっと……
アドレスは来週の月曜あたりにお願いします。
ワタクシからと解るように、第1話のあらすじと、第2話を貼り付けてお送りします。
ですが、書かなかったエピソード、オマケはご容赦ください。
489名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 12:27:19 ID:sq/MbLPL
秋奈じゃなくて秋菜が正解。
490名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 13:47:39 ID:Li2b+jHR
ほんとだ
一本まるまるミスしてるなんて前・359さんにしては珍しいな

>>前・359さん
わかりましたよろしくお願いします
491名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 19:04:38 ID:9rpQzIP4
いや、1本とかじゃなくてずっとそうなんだよね。
いい加減辞書登録してくだちい
492名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 22:49:29 ID:ppK4K8HX
わっ! やっちゃいましたね。
ちゃんと秋菜になってた話もあったのに。
一番してはいけない事しちゃいましたね。
申〜し訳ございませんでした。
493名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 13:39:00 ID:ieoDLUUV
>>前・359さん
[email protected]
でよろしくお願いします
494名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 01:22:56 ID:LLVGgZ9D
最近ワルキューレ不足だ…
495名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 03:54:45 ID:3sWfh3tI
圧縮かかるようなので、一応保守&age
496名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 00:10:16 ID:has8/pYv
穢れたクリスマスをブチ壊すため、もてない男たちの希望、しっとマスク参上!
                      /し, /    _>.
                     / { \レ/,二^ニ′,ハ
                     |'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|
                     |^ー'⌒l^へ〜っ_と',
      __             ! u'  |      /
  /´ ̄       `!             ヽ  |   u'  , イ
  |  `にこ匸'_ノ            |\_!__.. -'/ /|
  ノ u  {                 _.. -―| :{   ,/ /   \      
. / l   | __  / ̄ ̄`>'´   ノ'    ´ {、    \     
/ |/     {'´    `ヽ. " ̄\ U `ヽ.    __,,.. -‐丶 u  ヽ      
| / ヾ、..  }      u' 〉、    }    `ー''´  /´ ̄ `ヽ '" ̄\
! :}  )「` ノ、     ノ l\"´_,,ニ=-― <´  ヽ{  ノ(   `、  |
l   、_,/j `ー一''"   },  ノ ,  '''''""  \   ヽ ⌒ヾ      v  | 
ヽ   _         /   } {. { l ┌n‐く  ヽ/ ``\        ノ
  `¨´    `¨¨¨¨´ ̄`{ 0  `'^┴'ー┘|ヾ    }、 u'   `  --‐r'′
>>1 男がしっとに燃えるとき
>>2 しっとマスクを呼ぶ合図
>>3 素顔は誰だか知らないが
>>4 しっとの心を仮面に隠し
>>5 しっとパワーに炸裂だ!
>>6 しっとビームでアベック倒し!
>>7 しっとガイヤーはアベック焦がす!
>>8 行くぞ我らのしっとマスク
>>9 もてない男の希望の戦士
>>10 しっとマスクはしっとの王者
497名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 22:22:22 ID:89v2/+Vg
今日はクリスマスだから、メリークリ〇〇スなんてネタを期待した俺orz
498名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 13:39:59 ID:NJuIVZr1
>497
投稿時間が神がかってる!
もしかして狙った?
499名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 15:51:37 ID:eaRhGzRX
保守
500名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 01:43:06 ID:5qBk5rP2
そして500
一時期の活況はどこへやら。。。
501名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 21:02:52 ID:HiJpLji6
>今年は非情〜にお世話になりました。
>また最後にやっちゃって、申し訳ございませんでした。
>2007年が皆さんにとって良いお年でありますように……

だってさ
以上、伝言オワリ
職人降臨祈願age
502名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 22:47:23 ID:Xd/G3rMv
容量的にそろそろ、次スレなのでは?
503名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 07:35:59 ID:t97NsftU
どうだろ?
短いのなら行ける気がするけどオレ書き手じゃないからよく分かんない
前・359さんはしばらく謹慎してるみたいだから前・389さんかちり紙さん次第だろうけど
それか雑談で埋める?
504前・389:2007/01/01(月) 15:58:45 ID:FdBLUHrT
スレ住人さん&他の職人様方、あけおめでございます。


投下については、ただいま作成中なので・・・
容量的についても次スレ設立の報告、スレ内の作品のまとめ等を考えると
そろそろ次スレ立てた方いいのでは?と思うのだが・・・



505名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 22:07:45 ID:hBHv0QXg
それは書き手さんの判断でいいんじゃないかな
506名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 22:07:57 ID:7oVLH9zm
保守
507名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 02:42:31 ID:jF7dkWMk
ライネ×コーラスのSSってあります?
508名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 06:43:45 ID:S7S86UCF
前スレまでのまとめとかログとかないんでしょうか?
>>1の保管庫で全てじゃないですよね?
509名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 15:28:47 ID:Cy3bgYEF
保管庫は機能してないのか、載ってないよ
まとめとかログも残ってるのかな?
510名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 17:45:11 ID:Td7UPNYv
保守
511名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 12:20:41 ID:PszgrUWV
aa
512名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 01:54:47 ID:bklSWm85
保守あげ
513前・389:2007/01/21(日) 02:12:23 ID:i3FPDqe8
容量と睨めっこしつつ、投下します。
一応、次スレ報告・スレ内の作品まとめに容量を残すつもりです。
514前・389:2007/01/21(日) 02:13:34 ID:i3FPDqe8
〜Lost Memory 愛はワルQを救う!?〜


この日、和人は休日にも関わらず朝からボイラーにくべる為の薪を割っていた。
当然の事ながら、ワルキューレは和人の手伝いをしている。
「二人とも朝からご苦労さん。お茶入れたから一休みしたら?」
「ありがとうリカ。ワルキューレ少し休憩しよう。」
リカが、お茶とお菓子を持ってきたので、二人は一休みする事にした。

ガラガラドーーーン!!ドシャン!?
「ワルキューレ!?」 「ワルQ!?」
一瞬の出来事だった・・。薪割り用に積んであった木材が崩れ、近くにいたワルキューレが、木材の下敷きになってしまったのだ。
和人とリカが慌てて崩れた木材を除けていく。
「ワルキューレ!大丈夫かい!?」
「・・・・・」
和人が呼びかけるがワルキューレは気を失っていて返事をしない。
「リカ、とりあえずワルキューレを家の中に運ぼう。」

「う、う〜ん・・」
「あっ、ワルキューレ。良かった、目が覚めて・・。」
ワルキューレが目を覚ますと、様子を見ていた和人の表情が緩む。
「・・・あの、ここは何処ですか?それにあなたは?」
「・・・・え?」

「え〜〜!!ワルQが記憶喪失〜!って事は、自分がヴァルハラ星の皇女だとか、お兄ちゃんと結婚するとか、そういう事も忘れちゃったの?」
これにはリカも驚いた。
「・・・はい。でも今はわかりますけど、私がヴァルハラ星の皇女で、しかも和人さんの様な優しいお方とご結婚なさるなんて・・・夢の様で信じられないです。」
あまりに自分に都合の良い?設定に顔を紅くするワルキューレ。
「ありゃりゃ・・。これは完全な記憶喪失だわ。で、お兄ちゃんどうやって元に戻すのよ?」
「えっ?どうやって元に戻すのって言われても・・・」
そんな事を言われても和人には答えようがない。
「こういう時は、ぶん殴ってやりゃあ治るんじゃねえか?」
解決策を考えていたシロが、提案した。
515前・389:2007/01/21(日) 02:15:57 ID:i3FPDqe8
「う〜ん、それは私も考えたけど・・・やっぱり、お兄ちゃんの居る前でワルQ殴るのはちょっと・・・って真田さん!!それ、どっから持ってきたのよ!?」
リカの視界に入ったのは、ワルキューレの背後で「100t」と書かれた巨大ハンマーを振りかぶっている真田さんだった。
「姫様。申し訳ございません。しかし、これも姫様の為。少し我慢してください。」
今にも巨大ハンマーをワルキューレ目掛けて振り下ろそうとしている。」
「ちょ、ちょっと真田さん落ち着いて」 「真田さん落ち着いてください。」
和人とリカが真田さんの暴走を止める。

「こんにちは〜。ワルキューレいる?」
誰かが来たようである。
「誰よ。こんな一大事に!」
リカが玄関へと足を運ぶとそこには、ファムの姿があった。
「あっ、リカちゃんの久しぶりね。ワルキューレはいるの?」
「グッドタイミング!!いいところに来た!!」
「・・・え?・・」

「へぇ〜。ワルキューレが記憶喪失・・。あなた達がどうしようか考えている所に私が来たと・・・。」
「・・・はい。どうにかなりませんか?ファムさん」
「う〜ん・・・。こういう記憶喪失っていうのは、自然に治るのが一番だと思うわ。無理に思い出させたり、殴ったりして治るケースもあるけど・・・・って真田さん何やってるの!?」
またしても真田さんが巨大ハンマーを持ち上げている。
「ちょっと真田さん!そんな物で殴ったら治るものも、治らないわよ!!」
今度は和人、リカ、ファムの三人が真田さんの暴走を止める。
「とにかく、今は自然に記憶が戻るのが一番ね。大丈夫よ。ワルキューレの事だから、すぐに皆の事を思い出すわよ。だから、あまり落ち込んじゃダメよ、時野君。」

「ところで、真田さんを借りて行ってもいいかしら?ちょっと買い物に付き合わすだけだからさ。」
「はにゃ?ファム様、何故私が?」
ファムからご指名された真田さんが、ファムの眼鏡の奥の妖しい視線を感じビクビクと震えだす。
「本当はワルキューレと行きたかったんだけど、この様子じゃ無理だし、リカちゃんは勉強で忙しいでしょ。時野君もワルキューレの傍にいないと寂しいだろうし・・・・。そういう訳だから、ねっ、真田さん。ちょっと私の買い物に付き合ってよ。」
真田さんの返事も聞かず、ファムが真田さんを引っ張っていく。
516前・389:2007/01/21(日) 02:17:26 ID:i3FPDqe8
「ひぇ〜!婿殿〜、リカ様〜、お助けを〜。」
真田さんの必死の叫びも虚しく、ファムに引っ張られ羽衣町へ消えていった・・・。

一方、ワルキューレは記憶を失っても、ワルキューレのままだった。
相変わらず料理の腕は上達していないし、掃除や洗濯をしているときも、どことなく動きがぎこちない。
ワルキューレが家事に悪戦苦闘しているうちに、夕方になり銭湯を開ける時間がきた。

「秋菜、おめえも往生際が悪いなぁ。そんなにワルキューレの事が気になるのか?」
「うっ、うるさいわねぇ」
秋菜とハイドラがやってきた。
「ったくよぉ。いつまでもウジウジしてるから、ワルキューレに奪られっちまうんだよ」
「フン!!あんたみたいな子供に乙女の気持ちなんて、わからないわよ。」
「素直じゃないねぇ秋菜は。やっぱり相手が相手だから、自信ねえのか?」
ハイドラの視線が秋菜の胸に集中する。
ゴツン!! 「いっで〜〜〜!!」 秋菜のゲンコツが炸裂した。
「ホラ、さっさと行くわよ。」
秋菜とハイドラが、時乃湯の入り口前を掃除しているワルキューレの横を通った時
「いらっしゃいませ。ごゆっくりどうぞ。」と二人に声をかけてきた。
「ねえ、ハイドラ。今日のワルQ変よね?」
「あ〜。」
いつもと違うワルキューレに、二人は頭の上に?マークが浮き出た様に互いの顔を見合わせた。

「え〜!!ワルQが記憶喪失〜!?」
あまりに驚いたのか、秋菜が大声で言う。
「って事はワルキューレの奴、自分がヴァルハラ星の皇女だとか結婚するって事も忘れちまったのかよ!?」
秋菜と同じくハイドラが番台のリカに食ってかかる。
「うん。でも基本的な情報は教えておいたから大丈夫・・・だと思うよ。後は、ワルQ本人次第ね。」
番台でテキストを読みながらリカは淡々と答える。
「まあ、今のワルQがお兄ちゃんの事どう思ってるかは知らないけど、秋菜ちゃんにはチャンスなんじゃないの?」
リカがニヤリとした表情で秋菜を見下ろす。
517前・389:2007/01/21(日) 02:18:35 ID:i3FPDqe8
「べっ別に・・・私は、和人の事なんて・・・!?」
「ハイハイ。冗談ですよ、冗談。せっかく来たんだからゆっくりしてってよ。」
お金を払うと秋菜とハイドラは、番台から目に付きにくい、脱衣所の隅に移動し服を脱ぎ始める。
「なあ、秋菜・・。」
「何よ?」
「俺もアイツの言う通りだと思うぜ。別にお前の味方する訳じゃねぇけどよ、こんなチャンスはもう二度と来ねえぜ。」
「・・・・・さっさと、お風呂に入るわよ・・・。」
ハイドラの言葉に一瞬身体がピクリと反応した秋菜。この場は平然を装ったが、ハイドラやリカに痛いところを突かれた事がショックだったのだろう、家に帰るまで二人は一言も会話はなかった。

夜になり、入浴を済ませたワルキューレが縁側で星を眺めていると、同じく入浴を済ませた和人がやって来て、彼女の隣に腰を下ろし、一緒に星を眺める。
「あの・・さ、ワルキューレ」
沈黙を破り和人が口を開く
「本当に、僕の事忘れちゃったの?」
「・・・和人さん。ごめんなさい・・。でも・・・」
「でも?」
「あなたが私にとって凄く大切な人だって言う事は、なんとなくわかるんです。」
ワルキューレは和人の頬に手を添え、自分の胸へと引き寄せる。
「自分でもよくわかりませんが、和人さんの傍にいると、凄く胸がドキドキするんです。」
「ワルキューレ・・・」
「うまく言えないけれど、和人さんの事思い出さなきゃいけないって、自分の心が叫んでる・・・そんな気がするんです。」
和人を自分の胸から解放したワルキューレは、顔を紅く染めながらも決意の表情で和人を見つめる。
「ワルキューレ・・。僕はいつでも待っているよ。君の事を・・・。」
「今日はもう寝ようか?慣れない事をして疲れたでしょ?」
和人はそう言うと、ワルキューレを連れて二階に上がった。

「ここは、君の部屋だから自由に使っていいよ。僕の部屋は隣だから、何かあったら呼んでね。」
和人が自室に向かうのを見ると、ワルキューレも部屋に入りベッドに横になる。
518前・389:2007/01/21(日) 02:19:52 ID:i3FPDqe8
「どうしてなの?まだ胸がドキドキする・・・。」
自分の心臓の鼓動が、胸に当てた手に伝わってくる。
「ダメ!!和人さんの事を考えると体が熱く・・・イヤ!!頭から離れない!?」
ふいに胸に当てた手が滑り、指が乳首に触れた。その瞬間、身体が一層熱を帯びていくのを感じた。
「はあぁ・・何?この感じ・・・変な気持ち・・・・」
ワルキューレは無意識のうちに、左手で胸を弄り、太腿がモジモジと擦り合っていた。
「イヤァァァ・・・私、おかしく・・なっちゃう・・・。」
気を紛らわそうと試みるワルキューレだったが、和人の事が頭から離れない。
「ダメェェッ!?」
残った理性で胸から手を離し、両脚を広げベッドの上で大の字になるワルキューレ。
「うう・・和人さん・・・。」
気が付けばワルキューレは、涙を流していた。
「もっと、和人さんの傍に居たい・・。」
その意思が、ワルキューレの身体を動かした。和人の部屋を目指し足を進める。
和人の部屋が近付くにに連れ、鼓動が高鳴り、身体が熱くなる。
和人の部屋まで来ると、ワルキューレは一度深呼吸し、二回程ノックをして、ゆっくりと和人の部屋の戸を開けた。

「どうしたの?ワルキューレ」
戸を開ける音で目が覚めた和人が、布団から上半身を起こし目を擦りながらワルキューレを見ている。
「ああ・・・和人・・さん。」
和人と目が合ったワルキューレは、涙を流しながら和人の元へ歩み寄る。そして倒れる様に和人に抱きついた。
「どうしたの?眠れないの?」
抱き締めたまま和人が言うと、ワルキューレは
「ごめんなさい・・・・。その・・・和人さんの傍に居たくて・・。」
と、耳元で囁く様に答えた。
「あの・・その、ワルキューレ、耳が・・くすぐったいんだけど・・・。」
ワルキューレは興奮しているせいか、和人から顔を離さないでいた。
その為、ワルキューレが和人の耳に吐息を吹き続けている形になっていたのだ。

「すみません・・あの、つい・・・。」
和人に言われて、慌てて顔を離すワルキューレ。
「別に嫌って訳じゃないよ・・・気持ち良かったし・・・・。」
ついつい和人も顔を紅くしてしまう。
519前・389:2007/01/21(日) 02:21:11 ID:i3FPDqe8
「ねえ、和人さん。さっきも言ったけれど、私・・和人さんの事を考えると、胸がドキドキしたり、身体が熱くなったり、とにかく・・・イヤらしい気持ちになるんです!!
・・・こんな私って、変・・ですか?」
あまりの恥ずかしさからか、更に顔を紅くし、今にも泣きそうな表情で和人を見つめるワルキューレ。
「変じゃないよ・・・。僕も、ワルキューレの事を考えると、そういう気持ちになるんだ」
そう言った瞬間、和人の心臓が高鳴り始めた。
「(なんて事、言ったんだ僕は!?ワルキューレが困ってるじゃないか!!)」
和人が心の中で叫ぶ。
和人を見ているワルキューレの瞳から涙が溢れ出てきた。
「(あちゃ〜!泣いちゃったじゃないか!!)」
再び心の中で叫ぶ。

刹那、ワルキューレが和人に抱きついた。
「ワルキューレ?」
「嬉しいです。和人さんが私と同じ想いを抱いていた事が、凄く嬉しいです。
私・・・今、物凄く和人さんに抱かれたいです!!」
そう言うと、ワルキューレは真剣な表情で和人を見つめた。
「いいんだね?・・・ワルキューレ。」
和人の言葉にワルキューレは小さく頷いた。
それを合図に、和人がワルキューレの頬を伝う涙を指で拭う。
そして手際よくワルキューレのパジャマを脱がしていく。瞬く間に産まれたままの姿にされたワルキューレを布団の上へ寝かせていく。

「綺麗だよ・・・ワルキューレ。」
月明かりに照らされ、一糸纏わぬ姿で和人の眼前に晒されたワルキューレの身体は、既に羞恥心と興奮で、赤みを帯びていた。
和人もパジャマを脱ぎ捨て全裸になると、ワルキューレと唇を重ねた。
ネチョリ・・・和人の舌がワルキューレの口内に侵入し、ネチャネチャと音を立てて口内を舐め回す。
「ふぅ・・・はぁ・・・」
重ねた唇の隙間から唾液と共に、ワルキューレの嬌声が漏れる。
和人の両手が弾力のある豊満な胸を揉みしだくと、ワルキューレがビクンと反応した。
これには、和人も驚いた。
520前・389:2007/01/21(日) 02:23:09 ID:i3FPDqe8
「(やっぱり、記憶を失くしているから、身体は覚えてても、初めての感覚なのかなぁ・・?)」
今まで何度か、ワルキューレとは経験がある和人だが、今回はちょっと違う。
今のワルキューレは記憶喪失により、和人との肉体関係を知らない。
いわば“身体は経験済み、心は処女”という状態である。

和人が唇を離し、ワルキューレの顔を見ると、潤んだ瞳で和人を見つめ
「お・・・願い・・和・・・人・・さ・・ん・・も・・っ・・・と」
と、かすかに聞こえる声で、求めてきている。
「ワルキューレ・・・愛してるよ・・・。」
耳元で囁き息を吹きかける。
「ひゃん!?」
またしてもワルキューレが敏感に反応した。
止まっていた手が再び動き、胸を揉み始める。耳朶を甘噛みし、首筋に這わせた舌が胸に向かって滑っていく。
「はああぁぁぁ・・・」
声にならない声が、ワルキューレの口から漏れる。
快感で全身の力が抜け、頭の中が真っ白になるワルキューレ。
目の焦点すらも合ってない。
もはや、和人の愛撫に身を委ねているだけである。

和人の舌が、既に硬く尖っている乳首に触れた瞬間・・・
「あぁうん!?」
ワルキューレの身体が電気ショックを受けた様に震えた。
和人の唇が、蛭の様に乳輪に吸い付き、舌が乳輪をなぞったり、乳首を転がしたりと活発に動く。
更にもう片方は、指が乳首をなぞったり、摘んだりと弄んでいる。
「ああっ!!いっ、いやっ・・和人さん!!」
突然の快楽に意識が戻され、ワルキューレは反射的に和人の顔を自分の胸に押し付ける。
驚いた和人が顔を離そうとするが、ワルキューレは力を緩めようとしない。
「!?あぅっっ!ダメ!?もう・・和・・・人・・・・。」
和人が,ワルキューレの乳首を強く吸い付け、強弱を調節して歯を立てた瞬間、ワルキューレが弓なりに身体を反り絶頂に達した。

ワルキューレの力が抜け胸から顔を離した和人が、絶頂の余韻に浸っているワルキューレを見ていると、彼女の股間の辺りのシーツに濃いシミが出来ているのに気付く。
すかさず、ワルキューレの両脚を開け、顔を埋める。
521前・389:2007/01/21(日) 02:27:40 ID:i3FPDqe8
「ああ、いや・・・和人さん見ないで。恥ずかしい・・・」
「ワルキューレ・・・。凄く、濡れてるよ・・・・。」
和人が、愛液があふれ出ている秘所の入り口を指で拡げると、更に粘り気のある愛液が出てきた。
「あの・・・ワルキューレ、その・・いいかな?」
我慢が出来なくなった和人が、ワルキューレに問いかける。
「・・・はい。私も早く和人さんと・・」
和人の心中を察したワルキューレは自ら脚を開いた。

「それじゃ、挿入るよ。痛かったら言ってくれよ。」
和人はそう言うと秘所に亀頭を宛がい、ゆっくりと挿入し始める。
「くっ!?」
肉壁が陰茎を締め付ける快感に耐えながら、和人はワルキューレの中を進む。
「あっ!あぁぁぁん!?」
根元まで挿入し、亀頭が子宮口に触れワルキューレの全身に快感が迸る。
「動くよ・・・。」
和人が呟くと、腰を動かし始める。
「あぁっ!!はあぁぁん!!あぁぁぁぁん!!」
腰を突かれる度に高い声で鳴き、上半身を反らし、確実に絶頂に向け昇っていくワルキューレ。
和人も同じく、絶頂に向かっていた。
腰を引く度に陰茎に絡み付く肉壁の締め付け具合が心地良い。
「ワルキューレ・・もう・・・・」
限界が来た和人が、ワルキューレの背中に腕を回す。
同じくワルキューレも和人の背中に腕を回す。同時に肉壁が精液を搾り取ろうと、一層強く陰茎を締め付ける。
「うぅっ!?」    「はあうっ!?」
二人が同時に絶頂を迎えた。
ワルキューレは快感のあまり、和人の精液を受け入れた後、気を失った。
和人は射精後、ティッシュで自分の陰茎を清め、ワルキューレを起こさない様に、そっと彼女の性器も清めた。
その後、パジャマを着て、気絶しているワルキューレに布団を被せて、眠りについた。

翌朝、先に目を覚ましたのはワルキューレだった。
「どうして私、和人様の部屋にいるの?しかも裸で・・・」
どうやら記憶が戻ったようで、何故自分がここにいるのか、全く理解出来ていない。
「う、う〜ん・・・」
522前・389:2007/01/21(日) 02:29:16 ID:i3FPDqe8
ワルキューレが、あたふたしている間に和人が目を覚ます。
「あっ、おはよう。ワルキューレ」
「か、和人様・・。おはようございます。」
恥ずかしそうに布団で胸を隠しながら和人に挨拶をするワルキューレ。
「・・・ワルキューレ、ひょっとして記憶が戻ったの?」
「・・・・ごめんなさい。私、何も覚えてないの。」
「実は・・・」
和人は、ワルキューレに記憶喪失中の事を話した。
「そんな事が・・・」
途中から和人が、顔を赤くしていたので、ワルキューレは自分がここで何をしていたのか理解できた。

「あっ、いけない!?もうこんな時間!早く朝食の支度をしないと・・」
枕元にあった時計を見て、ワルキューレは慌ててパジャマを着て部屋を出た。
朝食を作っていると、リカが起きて来た。
「あ、リカ様、おはようございます。」
ワルキューレが一声かける。
「おはようワルQ。ひょっとして記憶戻ったの?良かったね〜。」
冷静な性格のリカは、ワルキューレの丁寧語を聞いただけで、記憶が戻ったと確信した。

ガラガラガラ・・・・・
「ん?誰だろ?こんな朝早くから」
玄関の戸が開く音が聞こえたのでリカが見に行くと・・・
「ゲッ!?さ、真田さん!?」
「あ〜、や、やっと、やっと着いた〜」
そこには、ファムに強制連行されて以来、行方不明だった真田さんの姿があった。
しかも、目の下にはクマが出来、身体の至る所にキスマークあり、木の棒を杖代わりにしている・・・。

何はともあれ、こうして時野家に普段の生活が戻ってきた。
朝食を食べ終えた和人とリカが学校へ行く。
勿論ワルキューレは、和人への“行ってらっしゃいませのキス”を忘れない。
でも今日は、少し長く唇を重ねていた。
二人を見送った後、真田さんがワルキューレに
「姫様。一体どのようにして、記憶を取り戻しになられたのですか?」と聞いた。
するとワルキューレは、ニコリと微笑み「ウフフ、ヒ・ミ・ツ」と答えた。
「(フフ・・・和人様が私に愛を注いでくれたからよ)」

          〜Lost Memory 愛はワルQを救う!? fin〜
523前・389:2007/01/21(日) 02:39:38 ID:i3FPDqe8
以上です。

スレ住人の皆様&他の職人の皆様、よい週末を・・・
524名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 12:56:47 ID:KkSOTZ1A
作品投下久々だな
525名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 14:10:19 ID:s1q2bjp5
伝言を頼まれたので
>GJ!
>限られた容量に収めるのに地の文の殆どをカットしてますね。
>本当にご苦労様でした。
>次スレもよろしくお願いします。

以上伝言オワリ
ところで、次立てるのはいいとして、誰か投稿の予定はあるのかな?
526名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 14:49:11 ID:s1q2bjp5
とにかく立ててきたよ
円盤皇女ワるきゅーレのエロ小説 第6期
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1169444799/l50

まとめは誰か頼む
527名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 20:25:41 ID:Y5KyFa5k
>前・389氏
GJ!
スレまとめ
前・389氏「〜ある昼下がりの出来事〜」>>6
前・359氏「お誕生日おめでとう ワルキューレ」>>11-19>>22-29>>38-48>>59-66>>69-79
前・359氏「真田ふたたび 〜しっぽのきもち〜」>>91-103>>107-114>>117-125>>128-141
528名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 20:36:04 ID:Y5KyFa5k
前・359氏「ワるちゃん、大切な事言っちゃいました〜 〜第4期第2話発売記念〜」>>166-175
前・359氏「真田ふたたび 〜羽衣日和〜」「エピローグ 〜われても末に……〜」>>202-207>>210-222>>230-237>>242-256
真☆359(前・359氏)氏「息を潜めて……」>>335-342>>348-355>>361-370>>376-382
529名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 20:44:14 ID:Y5KyFa5k
ちり紙氏「メーム様がみている」>>384-397>>403-408>>414-426>>428
真☆359(前・359氏)氏「こたつのある風景 〜豪華家具調コタツ長方形タイプの極めて有効な使用法についてご先祖様が熱血指導する〜」>>440-445
前・359氏「初めてのお医者さん 〜和人先生の診察〜」>>474-479
前・359氏「初めてのお医者さん 〜秋奈先生の解剖…… もとい、診療所〜」>>480-484
前・389氏「〜Lost Memory 愛はワルQを救う!?〜」>>514-522
530名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 20:45:59 ID:Y5KyFa5k
間違ってたら6期スレでよろしく
531名無しさん@ピンキー
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