ファイアーエムブレム&ティアサガ第25章

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1名無しさん@ピンキー
ファイアーエムブレムシリーズやティアリングサーガの18禁SSスレッドです。

前スレ ファイアーエムブレム&ティアサガ第24章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152266336/
作品倉庫
ttp://members.at.infoseek.co.jp/fire_emblem2ch/fe18.html
臨時
ttp://derheiligekrieg.h.fc2.com/safekeep.html
2名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 16:33:19 ID:J7kV0aZO
過去スレ
「ファイアーエムブレムのエロネタでハァハァ… 」
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10044/1004451716.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第二章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1020/10200/1020016530.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第3章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10338/1033828837.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第4章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1042/10422/1042292300.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第5章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1048/10487/1048789718.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第6章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1053/10532/1053271621.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第7章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10572/1057238909.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第8章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065356946.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第9章
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073706816/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第10章
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085577911/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第11章
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091716927/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第12章
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097309108/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第13章
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101369533/
3名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 16:34:31 ID:J7kV0aZO
ファイアーエムブレム&ティアサガ第14章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1105165398/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第15章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111765740/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第16章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115994347/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第17章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120208359/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第18章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124204091/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第19章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1128218993/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第20章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1132488917/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第21章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138489104/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第22章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142609475/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第23章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1147260205/
4名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 17:01:19 ID:D0Mp3hBo
>>1
5人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/10(日) 21:20:49 ID:xR6V7S7s
>>1
Z。蟻がd。
6名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 02:36:33 ID:cfBcKzvd
前スレで杖は病気に対処出来ないと言ってた訳だが
レストはどういう扱いになるん?
毒も直してたし、殺菌・浄化くらいは可能なんでないの?
7名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 19:54:31 ID:Th4mQAnb
>>6
時代設定からして、細菌やウィルスが病気を引き起こすって
言う概念がなさそう。

レストもそんな風に応用すれば、病気の治療に役立つかも知れんが
使っている人たちが、そのあたりを理解してないがためにレストでは
病気は治せない・・・と思う。
8名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 21:50:12 ID:t5QFXsuR
風の聖戦士様が幼い頃していた悪戯は、風吹かしてスカートめくり。
特に、天馬騎士の方々は太腿辺りを露出しているので、すぐに見える。
9名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 21:52:15 ID:t5QFXsuR
ごめん。誤爆った
10名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:41:26 ID:uogEJaPe
たぶん病気になると最大HPが減っていくんだろう。天使の衣で延命できるかも
11名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 15:25:18 ID:wjQnK1g4
そこで命のオーブですよ
12名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 17:10:06 ID:1ACZOkk8
>>8 特にマーニャが標的になったんだろうな。
13名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 19:25:04 ID:oxBHkdx0
前スレで気になったので……
ディーク・シャニー真エンド(シャニーが死なないやつ)が未収録ですよ
掲載拒否と言うことでしたら失礼しました。

>>8
……サロン?
14名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 19:59:30 ID:8x+JUrIW
>>13
いや収録されてるよ。ディーク×シャニーにまとめて最後まである。
ついでに。
猟奇付けろ付けないとかは向こうの掲示板でどうぞ。もう書いてるじゃねえか。
15名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:09:54 ID:oxBHkdx0
>>14
え、収録してある完結編とは別の、真完結編だよ?
ネタバレになっちゃうけど、
完結編が夢オチで本当にハッピーエンドの話なんだけど
16名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:15:26 ID:8x+JUrIW
>>15
あれ本当だ? 失礼。
17名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 22:50:03 ID:Xmi8ylOR
>>15
平然と収録依頼出てたからそのうち収録するんじゃね
18名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 01:31:12 ID:Ul27s3Fx
>倉庫の管理人様

管理人様が個人的に好きなキャラ及びカップルをぜひ教えていただきたいのですが、教えていただけますでしょうか?
19名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 02:42:18 ID:jtmmK7MD
ジャンル分けは管理人に一任。
ただし、管理人のジャンル分けに異論がある場合は申し出て
掲載そのものを取りやめる。


これでいいじゃない。
20名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 03:25:27 ID:s2sZQzTC
向こうでやれ。こっちに持ち込むな。
管理人も勝手に猟奇と書いたならそう書けばいいじゃない。
21名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 09:56:48 ID:34ZEhFu+
外伝の言い分って幼稚園児のワガママみたい…
恥ずかしいよ…
22名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 11:17:15 ID:hCSgiRM4
>>19
その俺様理論をはっきり明記すればいいと思うよ
逆らう者は殺すって
23名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 15:29:05 ID:GRSDagyd
元ネタが人殺しゲームでこんな話題になるとは思わなかった
24名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 17:13:05 ID:Ws53Vhd1
その屁理屈で人殺しゲームに該当する作品は掃いて捨てる程ある訳で
25名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 17:17:03 ID:eqAeTpge
>逆らう者は殺す
それなんて某掲示板の管理人?
もうそこまではっきり示したほうがいいとは思うが

しかし戦争をリアルに書いたらそれだけで猟奇になるんかね。
26名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 19:07:01 ID:C92MmdzX
つーか、これはやばそうな展開だと思ったら
黙ってブラウザ閉じるなりスクロールさせれば良いだけの話じゃないの。
軽いグロ描写注意とか、バッドエンド注意くらいの
前置きがあってもいいかもしれないけど…
大人のための板でそんな至れり尽くせりにする必要ないでしょ。
スルースキルなさすぎ。
27名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 20:10:51 ID:LJoNC1P9
このあいだのロイ×キャスはやばそうな展開もなにもいきなりグロになっていたからな
自分は猟奇おkのスレあるんだしそっちでやるのが本来の姿だと思うが
大人のための板なら読み手だけでなく書き手も大人であるべきだと思うが?
28名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 20:23:47 ID:F7iXn8Fq
猟奇作品は軽く注意入れときゃOKだしょ
グロよか次スレ立ったからって前スレで自分語りする方がよっぽどウゼえ
29名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 20:54:34 ID:BoP2msWo
前スレでダミアン氏がレベル10と注意書きした人食いSS(笑)が猟奇と付いてないのはどうしてだろう? 
「カニバリズム?」とはあるけど。
30名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 20:55:31 ID:1g/T7wvd
空気読まずに叫ぶけど
まごのてさんのヴァルター×エイリーク凌辱の続きと
軍師コウメイのセーラ凌辱読みたかったよーーーー!!
31名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:33:11 ID:0ovxVkRX
>>29
臨時保管庫の管理人氏の基準では人が人を食うSSは猟奇ではないから。猫が人はNG。
もちろん今後も人が人を食うSSがあって作者本人が注意書きしても付けません。
基準がよくわからなくても逆らってはいけません。管理人に逆らう者は殺す。
32名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:41:46 ID:gc4J3AVx
ひとり必死なのがいませんか
33名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:44:06 ID:F7iXn8Fq
気に入らないレスは何でもかんでも一人の意見にしたがるのな
34名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:58:51 ID:OtKBhMt3
エロなしOK凌辱グロ猟奇バッドエンドNGの別スレ立てたら?
35名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 22:55:00 ID:i/R4+x46
>>34
それはLRに違反してる。
36名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:03:15 ID:VtnWaTfR
>>33
外伝乙
37名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:11:35 ID:Reg7ne0b
管理人乙
管理人の言い分って幼稚園児のワガママみたい…
恥ずかしいよ…
38名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:32:15 ID:QCHThhT0
>>37
駄目だよ管理人に逆らったら。殺されるんだから。
管理人が「人が人を食べるSSは作者本人が注意書きしても猟奇じゃありませんよ」と決めたんだから従わないと。
39名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:32:42 ID:34ZEhFu+
外伝乙

人のセリフをパクんなよ
寧ろもう幼稚園児以下
いっそ生まれ直して下さい


管理人さんを何故悪く言う?
この騒ぎで嫌気がさして倉庫が更新されなくなったら誰が困る?

みんなだろ?

頼むから矛先は、この騒ぎの張本人である外伝だけに向けてクレ
迷惑だ
40名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:34:26 ID:QCHThhT0
>>39
誰も管理人さんの悪口なんて言ってないよ?
逆らうと殺されるんだから。
41名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:34:57 ID:jfVRVGUD
おまいらww久しぶりにSSが投下されてるとワクテカしてみたら…
          ま た 外 伝 か
42名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:44:02 ID:LJoNC1P9
それにしても逆らうと殺されるってどうやって殺すんだろうね、スーパーハカーなのかね

外伝本人と便乗荒らし以外は管理人さんの味方だと思うからもうスルーでいいんでないかい
自分は便乗荒らしでも外伝でもないけど管理人さんに逆らうと云々って言うのが現れるだろうけど
43名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:59:00 ID:oImN0Gad
>>42
某掲示板に行けばわかると思うよ。

前スレで猟奇スレの基準を持ち出してたけど、注意書きしてたカニバリズムを猟奇には含まれないんだな。
猟奇スレの基準では入るのに。
おっと、逆らう気はないから勘弁なw
44名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:16:34 ID:YlE4meKK
>>43
えーとさ、カニバリズムと表記があったら、それだけで目的達してないか?
絶対猟奇と書かなきゃダメなの?
そんなことないだろ?
だって、あれは耐性がない人がうっかり見てしまうのを防ぐための
注意書きなんだから、猟奇だろうがカニバリズム?だろうが、
その目的は果たしてるだろ?
45名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:18:21 ID:ZEwLLSf5
某掲示板とか殺されるとか言われても…なんなんだ?
電波すぎて意味が分からない
46名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:29:25 ID:Z6PwJoH5
>>44
ではロイ×キャスもカニバリズム?
にしよう。
絶対猟奇と書かなくてもいいんだよなw
47名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:34:39 ID:YlE4meKK
>>46
だって、キャス話はカニバリズムじゃないじゃん……

とりあえず、FEの新作続報でも見て落ち着けや。
48名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:43:47 ID:Z6PwJoH5
>>47
じゃあ「管理人が猟奇と思ったので付けた」にしよう。

>絶対猟奇と書かなきゃダメなの?
だよなw
カニバリズムが猟奇じゃないとは実に素晴らしい管理人です。
49名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 01:09:38 ID:KY6gBCP/
管理人乙

人のセリフをパクんなよ
寧ろもう幼稚園児以下
いっそ生まれ直して下さい


職人さんを何故悪く言う?
この騒ぎで嫌気がさしてSSが更新されなくなったら誰が困る?

みんなだろ?

頼むから矛先は、この騒ぎの張本人である管理人だけに向けてクレ
迷惑だ
50名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 01:19:03 ID:E5E8kQQ+
改変するならちゃんと全部やったほうが良いと思います!
51名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 01:22:40 ID:YlE4meKK
何か誤解してるみたいだが、カニバリズムは猟奇という大きいジャンルの中の1ジャンルだよ。
つまり、カニバリズムと注意書きが入っているということは、猟奇と注意書きつけてるのと同じこと。

でも、何かもう、言葉が通じないみたいだから以後はレスしないよ。疲れた。
52名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 02:22:28 ID:YzfI4cjQ
>>51
外伝氏のSSも猟奇以外の表記を付けるか、管理人が自分で勝手に明記すればいい。
管理人がそこまで拒否する理由がわからん。

>>39
自分でスレ保存してるので困らない。
>>49
自分で書いて眺めるので困らない。
53名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 04:19:48 ID:ik4YV22O
本人乙がいっぱいだ…
外伝…前から駄目人間、駄目人間と思ってはいたが、これほどとは…
きっともう、存在自体がアラシなんだろうなぁ
54名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 05:08:08 ID:OgoljNYr
このタイミングで聞くのもなんだけど、ソフトSM程度でも注意書きいる?
55名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 05:54:10 ID:/1b9VE0a
個人的には猟奇ってのとはニュアンス違うかなーって思ったりしたけど、
管理人氏がそう思ったならそれでいい。グロめな描写はあるわけだし。

自分の意図と違う注意書きを絶対に付けられたくないってのなら
そもそもこういう場に投下すべきじゃない。自サイトでも作って好きにやればいい。

>>54
注意書き自体どうでもいいって感じ。
あったらあったで便利だし、無くても2chのSSなんて元より地雷踏む覚悟をしとくだけだし。
56名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 07:21:46 ID:cPMqkyy3
ふたなりラケシス希望
57名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 09:04:31 ID:JYclExX6
>>27
あるべき姿と言うなら、以前のスレを返してくれと言いたい。
20スレくらいまで、全く荒れたことが無いとは言わないが、
猟奇や救いの無い凌辱が投下されたからって
作者を攻撃したり、他人の尻馬に乗って煽ったりする奴なんていなかった。
58名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 09:42:01 ID:88u57q6c
ロイの妻になったリリーナ投下します
以下の属性あるんで注意

・寝取られ
・獣姦
59収穫祭の夜に:2006/09/16(土) 09:43:49 ID:88u57q6c
ローブ1枚羽織った姿でベッドに腰掛けながらリリーナは小さなため息をつく。
愛する夫は、いまだフェレ城でかつての戦友達――いや、彼女達と酒を酌み交わしているだろう。

今日はフェレの収穫祭だった。
領主も貴族も聖職者も皆が踊り歌い過ごす夜。
そして、ロイとリリーナが候爵家の務めから開放され、子供の時のように二人で時間を共有できる貴重な1日。

……のはずであった。少なくとも去年はそうだった。
しかし今年は、この日に数人の客がロイ達の元を訪れる。

イリア新王国の王妹シャニーに、
ベルン侵攻に対して最後まで戦い抜いた功績をたたえられ
小数部族ながらサカの部族会議で大きな発言力を持つようになったクトラ族の次期族長候補のスー、
さらにはエルトリアの魔道軍将セシリアと大軍将の娘ララム、
そして魔竜をかくまっているナバタの里の使者ソフィーヤ。

彼女達にはある共通点があった。
皆が皆、ロイと縁談の噂のあった女性達ばかりである。

新興の統一イリアはリキアとの血の繋がりを欲し、
他国の侵攻と内戦で疲弊したエルトリアとサカもまた同様、
多くの国に存在を知られたナバタも里を守るため強者の保護を求めていた。

そしてなにより、彼女達は皆大なり小なりロイのことを好いていた。
少なくともリリーナはそう感じていた。
そんな彼女達が、いっせいにロイの元を訪れてきたのだ。
リリーナとしては全く面白くない。
60収穫祭の夜に:2006/09/16(土) 09:44:46 ID:88u57q6c
「後で行くから、少し待ってて」
シャニーとララムに両腕を引っ張られて苦笑しながらロイはリリーナに言った。

収穫祭や謝肉祭などの祭事中フェレの候爵家は
催し物を一通り終えた後専用の別荘で過ごすのが慣わしであり、
去年ロイの元に嫁いできたリリーナもそのことは心得ていたし、
何よりもいつまでも彼女達に振り回されているロイを見ているとストレスが溜まりそうだったので
リリーナはセシリアとの再会を喜んだ後ロイの言葉に従うまでもなく
早々にイリア国境に近いこの別荘にやってきて一人果実酒をあおっていた。

ロイへの嫉妬に、そんな嫉妬深い自身の心にまたリリーナの唇から暗い吐息が漏れる。
夫が彼女達のことを友人や恩師としてしか見ていない事も分かっている。
自分を選んでくれたことも、とても愛してくれていることも分かっている。
去年の収穫祭に二人はこの部屋で何十回もお互いを求め合ったのだから。

それでもやはり、
自分以外の女性とロイが楽しく語り合う姿を見てしまうのは嫌だ。
自分以外の女性がロイに触れている姿を見るのは嫌だ。
自分以外の女性がロイをからかい赤面させているのを見るのは嫌だ。
自分以外の女性がロイへ穏やかな笑みを浮かべているのを見るのは嫌だ。
自分以外の女性にロイが心を許しているのを見るのは嫌だ。

心の内にどす黒い火が燃え上がってしまう。

でもそれは、自分がロイのことを信用していない証拠なのだろう。

これ以上ロイの事に考えを巡らしているとどんどん心が卑しくなっていくので
リリーナは首を振って意識をロイと彼女達以外へ向けようとし、
室内に飾られた幾点かの絵画に視線を向けた。
61収穫祭の夜に:2006/09/16(土) 09:45:19 ID:88u57q6c
そこでリリーナは、フェレ家の人物画の中に風変わりな絵を見つけぎょっとする。
それは、1匹の白い竜の絵だった。
周りは全て人物画の中なぜか1枚だけ飾られた竜の絵はリリーナの心を惹きつけた。

(イリアの民話に出て来る氷竜なのかしら?)

リリーナは、竜が嫌いだった。
唯一の家族だった父は竜を率いるベルン軍に殺され、その後彼女自身が戦線に立った時も
多くの戦闘竜と竜騎士に苦しめられ、仲間を殺された。
故に、竜は彼女の中で忌むべきものとなった。

あの戦いが終わって3年近くになるが、今でも時々自分や仲間が竜に殺される悪夢を見るほどだった。

そんな恐怖の対象である竜の絵が、今や自らも血族の一員となったフェレ家の肖像画の中にあるのだから、
リリーナの驚きは相当なものであった。

(もしかして……フェレの祖先として祭られているのかしら……?)

狼や猪などの強い野獣を自らの祖先とし敬う民族は多いと聞く。
ならば、フェレ家にもそういう因習があるのだろうか?
しかし、目の前の竜は飛竜や戦闘竜の荒々しい鋭角的なフォルムや
威圧するような牙や角がない。

母性を感じさせる柔らかな瞳や、曲線で描かれた全身は
他者を威圧する雰囲気など微塵も感じられず、
むしろリリーナは教会で見たエミリーヌの肖像画のような温かさを感じていた。

その時、扉が開く気配がした。

「ロイ?」

リリーナは振り返り、まるで地獄の炎に身を焼かれる亡者のような恐ろしい悲鳴を上げる。
62収穫祭の夜に:2006/09/16(土) 09:45:54 ID:88u57q6c

そこには、1匹の小さな白い竜がいた。
あまりの恐怖にリリーナは悲鳴をあげ手に持っていたグラスを落とす。
こぼれた果実酒が、まるで血溜まりのようにシーツに赤い花を描いた。

竜の背の高さは一般的な青年男性と同じぐらいだろうか。
二本足で立ち、全身が雪のような白い鱗で覆われている。
口は大きく裂け、時々蛇のように細長い舌がチロチロと出入りするのが見える。

そして、確実にその目はリリーナの方に向けられていた。

出入り口は今竜が立っている扉しかなく、身を守る魔道書もない。
まさに、リリーナにとっては絶望的な状況だった。

のそり、と竜が動き出す。
ゆっくりと確実にリリーナとの距離を縮める。

――――――殺される――――――

リリーナは、全身を丸め震えることしかできなかった。
恐怖とアルコールが脳を焼き、ただただ子供のように怯え続けるしかなかった。

そんなリリーナの鼻先まで竜が近づいてきた。
青くなったリリーナの周りの匂いを嗅ぎ回し、そして

『キシャァァァァァ』

という爬虫類じみた咆哮を上げる。

「いやあああああっっっ」

限界だった。
ベッドから飛び降り、ローブが肌蹴る脱げるのもかまわず扉を目指すリリーナ。
しかしその背を冷たく節くれだった手が掴み、乱暴にベッドの上に押し倒す。
そしてヤモリが壁を這うようなすばやい動きで竜はリリーナの上に移動し、
その両手でリリーナの両腕を掴み両足を絡めて下肢を拘束する。

ベッドの上に寝かされ、人知を超えた魔獣に組みしかれたリリーナの目から涙が零れ落ちる。

(きっと、罰が当たったんだわ……)

愛する夫に嫉妬した自分は、罰としてこの竜に噛み殺されるのだろう。
しかしリリーナの想像はある意味もっと悪い形で裏切られる。
63収穫祭の夜に:2006/09/16(土) 09:46:49 ID:88u57q6c
近くで見ると、竜は鋭い爪も牙も持ち合わせていない。
ということは、戦闘竜のようにブレスを吹きかけて獲物を殺すのだろうか?
そんな恐ろしい想像をしていたリリーナの口から、不意に気の抜けたような声が発せられる。

「いや……」

まるで耳垢の味見をするかのように、リリーナの耳たぶの裏を竜の舌が這いずり回ったのだ。

先の戦いで竜の獰猛さを知るリリーナは、すぐに殺されるとばかり思っていたので
いきなり敏感な箇所をねぶられてはしたない声を上げる。

「え……いやあっ」

長い舌が、耳の裏から首筋を経由して乳房へと降下した。
夫にしか触らせたことのない柔らかな膨らみの上を、
赤黒いミミズのような舌がうねる感覚にリリーナは嫌悪と羞恥を覚える。

恐ろしいことに、舌の侵攻は双丘の上でとどまらなかった。
人間の物を数十倍は上回る長さを持つそれは、
竜の両手がリリーナの両腕を組み伏せた状態のままで臍の上を通過しながらさらに下へ向かっていく。

「いやあああぁぁっ!!!」

そしてついに、それがリリーナの秘裂を捉える。
ここに来てリリーナは命を失うことよりも恐ろしいことを思い至る。

それは考えただけで身の毛もよだつような想像だった。

怯え硬くなるリリーナの身体を解きほぐすかのように竜の舌が秘裂の上を何度もなぞる。
そこから湧き出し始めたリリーナの体液を飲み干そうとするかのように。

「ロイ……助けて……」

ロイとの行為で肉欲を憶えたリリーナの身体は少しずつ反応し始める。
たとえそれが人間ではない化け物からの刺激であっても。
たとえそれが夫以外のものから与えられる快楽でも。
絶頂の味を知った人妻の身体は、理性と道徳を裏切り始める。

「っひぃっ」

裂け目の中へ舌が進入し、入り口の上にある肉の粒へと触れた瞬間、リリーナの体が大きく跳ねる。
長く細く器用な舌は、葡萄の皮を剥くように肉の芽の皮を剥いてゆく。
そのたびにリリーナの体の内側から例えようのない悦楽の炎が燃え広がり、
リリーナの身体を狂おしくよがらせてゆく。

「やっ、やぁっ、いやぁぁっ」

まるで、螺旋を描くように肉の芽の周りを舌が這いずり回り、
時々加減した力で柔らかい肉芽を押し潰す。
それどころかその細さと長さを利用して巻きつき、
痛くならない程度に引っ張れれば、リリーナはたまらず悲鳴をあげ意識を飛ばす。

「ひぃやあああああああああああああああああぁぁぁぁぁっ」

部屋中に響く大きな声をあげ、汗を振りまきながらリリーナの体が大きく45回痙攣した。

しばらくしたあと、ぐったりと力を失ったリリーナの目から一滴の涙が零れる。
竜は労わる様に、その涙を舐め上げた。
64収穫祭の夜に:2006/09/16(土) 09:47:54 ID:88u57q6c
リリーナは竜が嫌いだった。
父とその精鋭の部下達を殺され、自身も竜騎士と戦闘竜のせいで
幾度となく生死の境をさまよった。

そんな自分が竜に嬲り者にされている。
そしてただ嬲り者にされているだけではない。
そう、彼女は竜との行為で絶頂を感じてしまったのだ。

自分には操を立てた夫がいるのに。
相手は人間ですらないのに。

その事実は、彼女の誇りと尊厳をひどく傷つけ、声もなくリリーナは泣いていた。

(私は……私には……ロイがいるのに……こんなロイ以外の……竜なんかに……)

こんな自分をロイが見たらどう思うだろう。
自分はロイが誰か他の女性といるのを見るだけで嫉妬していたというのに、
そんな自分は人間ですらない相手に強姦されて感じてしまっている。

(私は……最低だ……)

涙がとめどなく溢れてくるのを、リリーナは止められなかった。

そんな生気のない顔をしていたリリーナの顔が、いきなり歪む。

下腹部に、何かが押し当てられるのを感じたからだ。
押さえつけられた態勢で無理矢理顔を下ヘ向けると、
想像通りの、いやある意味想像以上の物体が目に入る。

リリーナの手首ほどの太さを持ち鱗によってささくれ立った巨大な根。
それこそまさに、竜の男性器に他ならなかった。

「いやっ、いやああ」

激しい拒絶の声をあげ、リリーナは必死になって逃げ出そうとするが、
逞しい竜の拘束は解けるはずもなくただいたずらに体力を浪費するだけだった。

竜の根が少しずつ、少しずつ入り口へと近づいてゆく。

戒めの中リリーナは滅茶苦茶に体をゆすり何とか竜の進入をとどまらせていたが、
ついに疲労が出て体の動きが一瞬止まる。
その隙を竜は見逃さなかった。

「……っふぁ」

竜が腰を突き出し、巨大な肉の塊が夫以外を知らぬ妻の体の中へ入ってゆく。
そしてついに、リリーナはロイ以外の陰茎をその身へ受け入れた。

「ふぇ……」

涙が止まらなかった。
しかし、そんな打ちひしがれたリリーナにかまわず、竜が動き始める。
65収穫祭の夜に:2006/09/16(土) 09:50:12 ID:88u57q6c
(絶対に……感じちゃダメだ……)

夫以外の者に神聖な場所を汚された。もはやロイは許してくれないかもしれない。
しかし、それでもこんな忌むべき存在に、
夫にのみ分け入ることを許された場所で快楽を感じる事だけは絶対にしまい。
それが、彼女に許された最後の抵抗だった。しかしその小さな抵抗も、すぐに不可能となる。

「や……いやあぁ……」

太く長く熱く、そしてまるで膣壁をこそぎ落とすかのように硬くてしなやかな鱗の隆起を持つ茎が、
リリーナの中をゆるやかに前後する。
その感覚に、ロイとの夫婦生活で女の悦びを知ったリリーナはたまらず
地獄のような快楽を感じ始めてしまう。

「だめぇ……こんな……私は……ロイの……つまなのに……」

目をつぶり、シーツを手から血の気が抜けるほど強い力で握りしめ官能に堪えるリリーナの身体を竜の律動が震わせる。
少しずつ、少しずつその律動の速度が上がり、肉塊の入り込む距離が深まる。

「……そんな……はやぃ……おくまでっ……」

口の端から涎が垂れ、もはや焦点の合わぬ瞳で、しかしリリーナは最後の一線で踏みとどまっていた。
それは、ひとえにロイを裏切りたくないという一心からだった。

しかしそれももう限界だった。竜の獣じみた腰使いは際限なく加速し、いまや秒間23発という激しさで
リリーナの子宮膣部に打ちつけられる。身の内から湧き上がる激しい甘美感に、リリーナは自分の限界が近いことを悟る。

「ロイ……ごめんなさぃ……ごめんなさいっ……」

泣きながら夫に許しを請うリリーナ。
しかし、残酷な竜は哀れな若妻にとどめを刺すべく、人外の愉悦をさらに与える。

「くひぃっ!?」

竜の陰茎の鱗がいきなり逆立ったのだ。
しかもそれはまるで一つ一つが個別の生物のように時間差を置き、
内側から壊すかのようにひだの一枚一枚を掻き分ける。

「ひひゃっ、ふぁっ、くるぅっ、くるちゃうぅうっっっ」

そして、うねる様な動きで子宮の入り口を抉られた瞬間、リリーナの瞳孔が一気に開いた。

「イひゃあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっっっっっ」

長く甘い絶叫を上げた後、リリーナは雷に打たれたかのように身体を大きく何度も震わし、
がっくりと脱力した。

しかし力を失っている時間はあまりに短かった。

「……ぃゃあっ、もう、とめてええぇぇ」

まだ射精まで時間がかかるのか、竜の腰の動きは止まらなかった。
それは絶頂を向かえ敏感になったリリーナの体には、
そして今まで絶頂を我慢して弱っているリリーナの心には残酷な愉悦を与える。

「いや、いや、いやああああああああああぁぁぁぁぁぁっっ」

それからリリーナが気を失うまでの間、彼女は望まぬ絶頂を何十回と味あわされることになる。
66収穫祭の夜に:2006/09/16(土) 09:51:38 ID:88u57q6c
膝の上で眠っている妻の寝顔を見下ろしながら、ロイが傍らの女性に呟いた。
「ありがとうレベッカ。お陰でだいぶリリーナも落ち着いたよ。
怪我もないみたいだし、これでとにかく一安心だ」
と、いきなりロイの顔に平手が飛ぶ。

「一安心じゃありません!!なんでロイ様はリリーナ様に竜帰りの事を伝えていなかったのです?
結婚前にいつか話すと言ってたじゃないですか」

竜帰りとは、竜人族の血を引くロイが一部の果実を口にして竜に変わる症状を指す。
竜人族のロイの母ニニアンはかつて異界の門を開ける力を持っていたため
異界の門を開けようとする者に利用されたことがあった。
彼女の力を受け継いでいる可能性のあるロイは悪しき者に狙われないよう竜の血を引いていることを隠していた。
フェレ家の家臣の中でもこの事実を知るのは10人にも満たない。

はたかれた頬に手を添えながら、驚いた目で乳母を見据えるロイ。
「だって……リリーナは、人一倍竜を恐れているから……
僕が竜の血を引き、時々竜の身に戻るなんて言い出せなかったんだよ。
それにここ10年近く竜に戻ることもなかったし、言う必要がないかと」

今度は反対の頬に平手が飛ぶ。フェレ公爵に堂々と平手打ちをかませるのは彼女ぐらいのものだろう。
「痛いよレベッカ!」

「痛いようにしてるんですから当たり前です!全くもう、リリーナ様がお可愛そうです」
「僕はリリーナのために……」
「そんな優柔不断な態度がリリーナ様を傷つけたんです!」
「だから、別にリリーナは怪我してないってば」
「体ではなく心の方です!とても辛かったのでしょう、こんなに泣きはらして瞼を腫らして、とても見てられません」

「竜に襲われたんだものね……」
ついに今度は拳骨が飛んだ。
「でーすかーら、それだけじゃないって言ってるでしょう!
リリーナ様はロイ様以外の者に操を奪われたことがショックなんです!!」
「……ああ、それでか……」
そこでようやくロイも何故怒られているか気づいた。
気絶から目覚めたリリーナが半狂乱になってロイに謝っていたか分かった。

竜の姿をした母の肖像画を眺めながら、ロイは決意した。
「分かったよ。リリーナが目を覚ましたら、竜の血のことも、母さんのことも、
ピコの実を口にしたら竜になることも全部話すよ」

自分が竜の血を引くからリリーナに嫌われることばかり考えていて、
リリーナのことを少しも考えていなかったのだ。

「それにしてもなんで久しぶりに竜に戻ったのかな?
やっぱり、シャニーの持ってきたあのお酒にピコの実が入ってのかなあ」
「かも知れません。後でウォルトに成分を調べさせます」

と、寝ていたリリーナがうなされた声をあげる。

「……リリーナは怒るかな?」
「もしかしたらオスティアに帰られるかもしれませんね。まあそうなっても私はリリーナ様の味方ですけれど」
「リリーナとレベッカが相手じゃ、僕なんかひとたまりもないね……」

ロイがため息をつきながら妻の髪を撫でると、
リリーナは少し楽な表情になって安らかな寝息を立て始めるのだった。



終わり
67名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 09:54:45 ID:88u57q6c
ヒロインなのにリリーナで萌えを書くのは
難しいので変化球で責めてみました

やっぱ3日目の人みたいにはいかんね
68名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 13:42:00 ID:JL1DmtmS
GJGJ!
これから獣姦プレイがやみつきになるんでしょうか。
お腹からぼこっと小さな竜の赤ちゃんが生まれて微笑む母親リリーナが浮かぶようです。
69名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 18:35:28 ID:U2jymZ3l
ものすごい変化球で攻めてきたな。GJですた。
竜の血がクオーターになったら寿命も本来の4分の一になるのかな。
70名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 18:47:29 ID:TAo0jTor
ロイはリリーナのところに来る前にもスー達とやったのだろうか。
71名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 19:25:36 ID:q0RA6Vh6
ラケルきぼんぬ
72名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 19:31:25 ID:ik4YV22O
GJ!! リリーナ…萌え!!
つい嫉妬しちゃう乙女心がいいな〜。ビバ王道☆
73名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 20:02:08 ID:XqRuDlSm
人妻ものはやっぱり良いね
結局夫相手だったというのも平和的で良い
74名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 20:15:21 ID:mTt8d9pT
GJ!ロイリリを待ち焦がれてたんだ!
凌辱物は好きな部類に入らないんだが最後まで読んでよかった…
読んだイメージはほんわかというか。
心のケアもしてやれよ、ロイ
75名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 21:04:17 ID:v5WYwkwx
GJ!
レベッカかっこいいよレベッカ
76名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 21:11:55 ID:mzSZUYzw
ロイリリ…好きだ〜〜〜〜!!! 
77名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 23:43:54 ID:mTt8d9pT
続編(もしよければ)キボンヌ
78名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 00:25:17 ID:5qu+Hp2Q
レベッカに狂おしく萌えた
具体的な数字ワロス
79名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 11:02:43 ID:V8i5CfEy
GJ!

なんかGJだけで伸びてるなwそれくらい待ってる人居たんだなぁ…
80名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 20:48:47 ID:XIiSdzxu
良い作品には、自然と幾多のGJがついてくる…

素晴らしき職人様。スレに癒しを有難うです。
81名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 02:35:04 ID:RWLHXP+x
是非リリーナがロイの卵産むところを克明かつ詳細に(ry
82人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:49:34 ID:oQTvNXHk
注意書き

@ 戦闘シーンに一部グロ表現あります。(エロシーンにはありません)
A 登場キャラの一部に、自分設定入ってます。ご容赦ください。
83人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:50:07 ID:oQTvNXHk
個人授業\(1)

「おおっ!あなたは可憐なる美しき花!」
ルイーズはこの日、セインに呼び止められた。
「まあ、セイン様、ごきげんよう。」
「ああっ!あなたのその微笑、まるで天使のような美しさ!ああっ!だが、惜しむらくは、あなたは既に、他人のもの。」
そのセインの話にまるで付いていってないルイーズをよそに、セインは一人、舞い上がった。
「ああっ!この穢れなき美しき花が、既に他人のもの・・・ああ、俺はどうすれば・・・・・・
ダメだセイン!人妻に手を出すなんて、人の道に外れること!しかし、このお方は、あまりにも魅力的で・・・ああっ!俺は一体、どうすればいいんだっ!!!」
「あの・・・セイン様!?」
「そう、あなたは・・・高嶺に咲く、白く美しき花・・・穢れなき、そのお姿は、あまりにも眩しくて・・・」
こんな調子で、ずっとセインの話が続く。だがルイーズはそのお話を、飽きもせずに、面白そうに聞いていた。
「そう!あなたは・・・・・・美しく、綺麗な・・・・・・」
「まあ・・・それはありがとうございます。そのようにお褒めいただいて、光栄ですわ。」
ルイーズは彼に微笑を向ける。その慈愛に溢れた美しさに、セインは思わずたじろぐ。もっとも、セイン以外の男でも、思わず虜になってしまうほどの美しさ。
「ああっ!この俺に、そのような世界一素敵な微笑を向けてくださるとは・・・!ああっ!この俺は何て幸せなんだ!」
ルイーズもそのように誉められると、悪い気はしない。しかし・・・・・・

ルイーズは、これとほとんど同じセリフを、昨日も聞いていた。しかも、同じセインの口から。
それも、自分に向けられたものではなく、別の女性に向けられたものである。ただ、その女性は、まだ結婚はしていないので、他人のものという部分は若干違うが。
ルイーズはたまたま、その場所に出くわした。ちょうど、セインがその女性を口説いているところ。
「そ、そんな、セイン殿、困ります・・・」
ルイーズの見たところ、その女性は心底迷惑そうな顔をしていた。だがセインは、それを彼女が照れているのだと勘違いしている。
(まあ、セイン様、そのやり方では、逆効果ですわよ。)
ルイーズはそう思う。だが、セインは、なおも押しの一手で、彼女に迫る。
そして・・・
「!!!」
セインは、彼女の唇を、強引に奪った。
(いけないわ!それでは、大失敗よ!)
女性はしばらく黙っていた。その表情は、すごく怒りに満ちている。
案の定、その女性は、セインの頬をおもいっきり引っ叩いた。そして、怒って立ち去ってしまった。
後には納得行かない顔で頬を押さえているセイン一人・・・
84人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:50:50 ID:oQTvNXHk
個人授業\(2)

「ところでセイン様。」
「はい!」
「フィオーラさんのことですけど・・・」
ギクッ!
セインは一瞬、冷や汗をかいた。もちろん、彼には心当たりがある。それは、そのフィオーラが、昨日の相手だったからだ。
「あのやり方は、少々まずかったかも知れませんわね・・・」
「えっ!?・・・えーと・・・」
セインの饒舌が、一瞬にして止まった。昨日のフィオーラとのやり取りを、ルイーズは一部始終見ていたのだ。
「セイン様・・・貴方は、少し焦り過ぎのような気がいたしますわ。もう少し、落ち着いて、彼女の気持ちもお考えになったほうがよろしいのではないかしら?」
「あ、あの・・・・・・」
「フィオーラさんは、見たところ、非常に真面目でお堅い女性のようですわね。そういう女性にあのようなやり口は、却って逆効果ですわ。」
「は、はあ・・・」
セインは押し黙ってしまっている。ルイーズの言葉が、まさに正鵠を射ているからだ。
「彼女のような真面目な方の場合は、まずは自分の精一杯の誠意を見せること。そして、彼女の信頼を勝ち取るまでは、絶対に手は出さないこと。
とにかく、焦りは禁物ですわよ。」
そして、彼女の恋のアドバイスが始まる。セインは、思いも寄らぬ彼女のアドバイスを、意外に真剣に聞いている。
「まずは贈り物・・・と言っても、彼女は物品にはそれほど心は動かされないでしょう。ですから、何のきっかけもなしにただひたすらプレゼントしまくるのは、
逆に彼女に警戒されてしまいますわ。特に彼女は、気位も高いみたいですので、自分が物で簡単に釣られる女だと思われるのを、殊更嫌がります。
ですから、贈り物をするなら、何か特別な日・・・それも、お誕生日が宜しいですわね・・・にポイントを絞るのが宜しいですわね。」
「はい・・・」
「ですが、彼女の場合は、贈り物よりも、まずは自分の魅力をアピールすることが大事ですわね。貴方の『男らしさ』や『信頼できる人』という点を強調すれば、
彼女は貴方に次第に気を許してくれますわ。しかし、焦りは禁物。少しずつ、彼女の気持ちをほぐしていくこと。そうすれば、やがて・・・・・・」
「やがて?」
「彼女は、貴方に全てを許すことになるでしょう。」
「・・・全てを・・・許す・・・」
「その意味は・・・わかりますわよね?」
「は、はい!」
ルイーズはそう言うと、セインの肩をポンっと叩いた。
「頑張ってくださいましね。私も、応援していますから。」
「は、はい!ありがとうございました!」
セインは彼女にお礼を言った。これほどに的確な、心に染みるアドバイスは、いまだかつてなかった。
「最後に一言、よろしいかしら?」
「はい!?」
「貴方は・・・素敵な人ですわ。ですから・・・貴方が、それを余すことなく彼女に伝えられれば、きっと・・・・・・」
そして彼女は己の拳を握って、親指をぐいっと突き立てた。
「がんばってくださいましね!」
そして、ルイーズは立ち去った。
「俺の・・・魅力・・・」
セインは、次第に遠ざかるルイーズの後姿を、じっと見つめていた・・・・・・
85人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:51:45 ID:oQTvNXHk
個人授業\(3)

「それでは、今回の出撃メンバーを発表する!」
今日、いよいよ次の戦場へと進軍する。このとき、自軍は二手に分かれ、片方は戦力、そしてもう片方は物資の護衛となるのだ。
セインはここのところずっと、主戦メンバーに入っていた。もっとも、彼はそれは嫌ではない。むしろ誇らしいことと考えている。
彼の職業は、騎士である。騎士は、戦うことが仕事。だから、戦場に出れない騎士など、もはや騎士ではない。
この日も、当然セインは主戦力の方に入っていた。そして、そのメンバーの中には、フィオーラの名もある。
そして、ルイーズの名もあった。
「以上のメンバーで出撃する!」
「はいっ!」
そして彼は馬を飛ばした。遥か向こうに、一つの村がある。その村に、山賊が向かっているという報せがあったのだ。
「セイン殿!間に合わないかもしれないわ!ここは私が行きます!」
頭上でフィオーラがセインに話しかける。彼女は天馬騎士なので、空から目的地まで一っ飛びで行ける。
「いやダメだ!俺が行く!」
山賊と呼ばれる輩は、大抵斧を装備している。斧は、槍に対して強く、槍しか装備できないフィオーラにとっては、危険極まりない。
セインならば、剣も扱える。斧に対しては、剣が有効。そして、剣に対しては、槍が有効なのである。
「フィオーラさんの槍では、山賊には不利です!」
「でも私じゃないと、間に合いません!」
セインはじっと彼女を見つめた。彼女を行かせたくはない。でも、ここは・・・彼女の機動力に頼るしかないのだ。
「わかりました。どうかお気をつけて!俺もすぐに行きますから!」
「はいっ!」
この間、セインの口からは、軟派な言葉は聞かれない。彼は、職務には忠実なのだ。
そしてフィオーラは、風を切って空を飛んでいく。そして、セインはその後に付いて行く。

フィオーラが村に到着したのは、山賊に襲われる前だった。
間一髪間に合った。彼女は村の家々を見て回る。
「皆さん!ここにもうすぐ山賊が来ます!家はしっかりと戸締りして、山賊が入れないようにしてください!」
彼女の言葉に、家々は皆、戸締りを完了する。もう、家の外に人影はいない。
「ふう・・・どうやらこれで間に合ったわ。」
そのとき・・・彼女の背後に、大きな人影が差した。騎馬姿ではない。明らかに、山賊。
「誰っ!?」
セインとは違う、下品な顔つき。いかにも卑しい、汚らしい男。
「よお姉ちゃん!よくも俺たちの邪魔をしてくれたなあ。このお礼はたっぷりとさせてもらうぜえっ!」
下品な男。もっともそれは、単に姿形だけではない。男の内面から滲み出る、性格の卑しさ・・・それが、はっきりとわかる。
そんな男に対して、フィオーラは槍を手に取って、抗戦の構えを示す。
「ほう、そんな細槍で俺たちと戦おうってか!お姉さん、俺らを甘く見るんじゃねえよ?」
男たちは、一人ではない。次から次へと集まってきた。そして、それは20人ほどの集団になった。
「くっ・・・!」
さすがに、フィオーラ一人では分が悪い。しかし、何とか突破口を開かなければ、彼女の明日はない。
「いくわよっ!!!」
彼女は勇猛に、槍を繰り出す。それは男のうちの一人を見事に刺し貫いた。
「こ、このアマ!!!」
忽ち取り囲まれた。しかし彼女は槍を振り回し、近寄る山賊どもを振り払う。
だが、多勢に無勢、彼女はあっさりと捕まってしまった。
「おおっ!こいつは、すげえ上玉じゃねえか!」
「きゃああっ!」
「お・・・おいら、感動しちまったよ!」
「おいお前ら、この姉ちゃんを順番に犯そうぜ!」
「おうっ!」
数人に取り囲まれてしまっては、さすがのフィオーラもなす術がない。
だがその時・・・
86人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:52:27 ID:oQTvNXHk
個人授業\(4)

「お前ら!フィオーラさんを離せ!」
騎馬姿の、一人の騎士が、剣を振りかざして山賊たちに斬りつけた。
「セイン殿!!!」
「大丈夫ですかフィオーラさん!この俺が来たからには、もうご安心を!」
そう言ってセインは次から次へと山賊を斬ってゆく・・・忽ち、辺りは屍骸で溢れた。
「セイン殿・・・私・・・」
「フィオーラさん!今はこの山賊どもを片付けるのが先です!」
「はいっ!」
だが・・・

山賊の一人が、急にフィオーラの背後から襲いかかる。
「しまった!」
そしてフィオーラは後ろから押さえられ、喉元に刃を突きつけられた。
「おっと、そこまでだ兄ちゃん。この姉ちゃんの命が惜しかったら、武器を捨てな。」
「何だと!?」
下品な山賊の中でも、飛びっきり下品な顔をした山賊。その男は、さも卑しい目つきで、フィオーラを掴んでいる。
「くっ・・・」
フィオーラは逃げることが出来ない。いかに騎士とはいえ、彼女は女。やはり、筋力は男の方がずっと強い。
「セ、セイン殿!私のことはいいから、こいつを・・・!」
「黙ってろこのアマ!」
フィオーラは頭を殴られた。それを見て、セインは怒る。
「貴様・・・!!!」
「おっと、動くなよ!動いたらこの姉ちゃんの命はないぜ・・・!」
「くっ・・・!」
セインは武器を握ると、それを山賊の方へと放った。
「さあ、武器は捨てたぞ。これでフィオーラさんを離せ!」
セインがそう言うと、その山賊はニヤッと笑った。
「ご苦労なこった。これでお前は、この姉ちゃんが犯されるところを見ているしかなくなったってわけだ。がっはっは!」
「何だとっ!?」
「そ、そんな・・・」
そしてセインは、残りの山賊に取り囲まれる。これでもう、セインは彼女を救出には行けない。
「じゃあまず、この姉ちゃんのおいしそうな唇から・・・」
「いや・・・いやあ・・・」
男の唇がフィオーラの唇に迫る。そして、彼女の脳裏には、セインの顔が浮かんだ。
(セイン殿・・・助けて・・・)
だが、セインは山賊どもに取り囲まれている。これでは、助けることは出来ない。
「くそっ!フィオーラさん!!!」
87人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:53:02 ID:oQTvNXHk
個人授業\(5)

だが・・・・・・奇跡は起きた。
「ぐおっ!!!」
突然、フィオーラを押さえていた山賊が、もんどりうって倒れた。
「えっ・・・!?」
フィオーラは驚いて、後ろを振り返った。山賊の目に、深々と矢が突き刺さっている。そして矢の先端は、後頭部から突き出ていた。
即死である。
「何とか間に合いましたわね。」
その矢の飛んできた方向に、一人の金の髪の貴婦人が立っている。
そしてセインの方にいた山賊は、忽ち炎に焼き払われた。
「ぐおっ!!!」
山賊たちは怯んで、セインから離れた。これによって、セインも何とか解放された。
その炎の飛んできた先には、一人の魔法使いの紳士が立っている。
ルイーズと、その夫・パントである。
「まったく、冷や冷やさせるよ。でも、私たちが来たから、安心しなさい。」
山賊たちは、まだ数人残っている。しかし、これで戦力は整った。
「てめえらっ!やっちまえっ!」
山賊たちは、最初は怯んでいたが、すぐに態勢を整え、彼らに襲い掛かった。
そして、彼らも応戦する。だが・・・・・・
「ぐへへへへっ!背後を取ったぜえ!」
ルイーズは不覚にも、山賊に背後から押さえられた。
「あら?何のおつもりかしら?」
「おいっ!お前ら!武器を捨てろっ!さもないとこの金髪のお姉ちゃんが、酷い目にあ・・・」
その時である。ルイーズが、いきなり上に飛び上がったのは。
山賊は、ルイーズよりもずっと大きかった。そのため、彼女の頭の真上には、山賊の顎があることになる。
がんっ!!!
彼女の頭のてっぺんが、おもいっきり山賊の顎に命中した。そして悪いことに、その衝撃で山賊は自分の舌を噛み千切ってしまったのだ。
山賊はもんどりうって倒れた。そして口から夥しい出血をしながら悶絶し、やがて事切れた。
「おしゃべりが過ぎましたわね。」
ルイーズは山賊の遺骸を見下ろして呟いた。そして、残りの山賊を睨みつける。
残る山賊は、あと三人。その時、ルイーズの眼が、きらっと輝いた。
次の瞬間・・・・・・
「ぐえっ!!!」
三人の山賊は断末魔の悲鳴を上げて斃れた。その目には、深々と矢が突き刺さっている。
「あなた達、運がなかったですわね。まさか、ジョーカーを引いてしまうなんて・・・」
ルイーズは山賊たちの遺骸に向かって、そう語りかけた。
88人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:53:39 ID:oQTvNXHk
個人授業\(6)

「セイン殿・・・」
フィオーラはセインを見つめ、やがてポツリと涙をこぼした。
「ごめんなさい・・・私の為に・・・貴方まで、危険に晒してしまった・・・」
泣き出す彼女に、セインはそっと近寄る。そして・・・
(焦りは、禁物ですわよ)
この間のルイーズの言葉が、彼の脳裏に響く。しかし、今、泣き出す彼女に胸を貸すくらいなら、いいのではないか?
ルイーズの方を見ると、彼女も頷いていた。そのくらいなら、大丈夫ですわよ。彼女はそう言っているようだ。
セインはそっと彼女を抱き寄せた。すると彼女は急にかっと眼を大きく見開いた。
「いいのです。貴女が、無事であれば。」
セインは本心から、その言葉を口にした。抱きしめても、フィオーラは怒らない。彼女は再び彼の胸に顔を埋めると、しくしくと泣き出した。
セインはじっとしている。前のセインだと、そのまま唇を奪っていたかもしれない。でも、今の彼にはわかる。まだ、その時ではない。
「これからも、このセインが、情熱的に、貴女をお守りいたします!」
セインはそう言って、彼女の背中を擦った。彼女を宥め、気持ちを落ち着かせる為に。
(あら、なかなかいい雰囲気ではありませんの)
ルイーズはふと、そう思った。
そしてようやく、フィオーラはセインの胸元から離れた。
「ご、ごめんなさい!みっともないことをお見せしてしまって・・・」
そう言ってフィオーラは照れたように顔を赤くした。
それを見てルイーズは頷く。
本当の自分を見せること。それが、恋愛の進展の第一歩。とにかく、今日のことで、二人の仲は、少しだけ縮まった。だが、まだ焦りは禁物。
ここからが、セインにとっての、本当の試練。この恋が成就するか否かは、後はセインの力量にかかっている。
(セイン様、ファイトですわよっ!)
ルイーズはそっと、セインを応援した。
89人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:54:30 ID:oQTvNXHk
個人授業\(7)

その夜。
フィオーラは改めて、ルイーズのところにお礼を言いに来た。昼間の戦闘で窮地に陥ったフィオーラを救ったのは、他でもないルイーズである。
「フィオーラさん。」
「は、はいっ!」
名前を呼んだだけなのに、フィオーラは緊張してしまう。傭兵として雇用関係となる以外は、滅多にお目にかかることの出来ない、大貴族の貴婦人。
本来ならば、フィオーラにとっては、雲の上の存在の人なのだ。その大貴族の貴婦人が、じっとフィオーラを見ている。
「セイン様のことですけど・・・・・・」
セイン・・・その名を耳にして、フィオーラの心が思わず高鳴る。無意識のうちに、彼のことを想う自分がいる。恋というほどでもないが、意識をする相手ではある。
「は、はい・・・」
「はっきり申し上げますわ。貴女には、セイン様はお似合いではないのではないかしら?」
「えっ・・・!?」
フィオーラは一瞬、耳を疑った。私とセイン殿は、お似合いのカップルではないと、彼女は言っている。
もしかして、私にはもっといい相手がいるとでも言うのだろうか?だが、次のルイーズの言葉は、あからさまな侮辱だった。
「セイン様には、貴女よりもずっと素敵なお相手が、いくらでもいますわ。」
瞬間、フィオーラの全身が、ビクビクと震える。これほどまでに辛辣な侮辱は、今までになかった。
「なっ・・・、そ、そんなっ!いくら公爵夫人とはいえ、そのような暴言、許せないわっ!」
そしてフィオーラは槍を構える。だがルイーズは、明らかに見下した眼で、彼女を見ている。そしてルイーズは、フィオーラにこう言った。
「フィオーラさん、貴女・・・勝てますの?」
「何ですってっ!?」
「昼間の戦闘を思い出していただけないかしら?」
フィオーラはそう言われて、はっとした。そして、次第に身体が震えてくる・・・
ルイーズの言うとおりだった。山賊に捕まって、何も出来なかった自分と、山賊に捕まりながらも、果敢に反撃に出て、あっという間に殲滅した彼女。
「今の貴女は、セイン様の足を引っ張るだけ。」
フィオーラはがっくりとうな垂れる。彼女の言うとおりなのだ。現に、昼間の戦闘でも、奮闘するセインの足を引っ張っていたのは、彼女。
彼女が捕まらなければ、セイン一人で山賊を全滅させられたかもしれないのだ。
ここまであからさまな侮辱。しかも彼女は、それに反論する術を持たなかった。貴女とセインは、釣り合わない。だって、貴女は、弱いから。
(私は・・・・・・弱い・・・・・・)
しゅんと萎んだようになるフィオーラに、ルイーズは近寄る。そして、肩をぽんっと叩いた。
「強く、おなりなさい。」
そして、ルイーズはフィオーラの手をそっと握り、その手のひらにあるものを握らせた。
「ルイーズ様、これは・・・・・・」
「それは、『天空のムチ』ですわ。これがあれば、貴女にも、剣が扱えるようになるでしょう。」
そして、彼女はさらに、フィオーラに一振りの剣を手渡した。
「こ、これは・・・」
見たところ、何の変哲もない、鉄の剣。大きな威力はないが、軽く、初心者にも扱いやすい。
「フィオーラさん、本物の達人というのは、威力のある剣よりも、軽くて扱いやすい剣を選ぶそうですわよ。」
「・・・・・・。」
「さあ!フィオーラさん、もう、お行きなさい!」
「は、はい!ありがとうございました!」
そしてフィオーラは部屋を出る際、もう一度ルイーズのほうを振り返った。すると、ルイーズが話しかけてきた。
「フィオーラさん、セイン様って、素敵な方ですわよね。もちろん、パント様にはかないませんけれど・・・」
その言葉に、フィオーラはにこっと微笑んだ。
90人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:55:07 ID:oQTvNXHk
個人授業\(8)

翌朝。
軍の宿舎の前に、人が集まっている。
その人々は皆、この軍の戦士たち。戦う者たちはみな、毎朝、このように集まって、訓練をするのだ。もちろん、フィオーラもここにいる。
「あれ?お姉ちゃん、どうしたの?剣なんて持って・・・」
妹のフロリーナが不思議そうにフィオーラを見ている。それもそのはず、剣を持った姉を見たことなど、一度もなかったから。
フロリーナの知っている姉は、槍使いだったはず。しかし、今日のフィオーラは、槍を持たずに、剣を装備している。
そして、その腰には、一振りの鞭が備え付けられていた。もっとも、その鞭は、武器にはならない。ほとんどの天馬騎士や竜騎士が憧れる、勲章のようなもの。
フロリーナも、もちろん知っている。
「あ〜!お姉ちゃん、天空のムチだあ!いいな〜!」
無邪気に跳ね回る妹に、フィオーラは微笑む。しかし、すぐにまた、元の険しい表情に戻った。
フィオーラは緊張している。これまで、剣を握ったことなど、一度もなかった。馬上での戦いでは、槍が有効であると、そう教わっていたから。
だが、昨日みたいに、斧を装備している山賊に囲まれたときなどには、槍は却って不利になってしまう。それは、昨日の戦いでも、実証済みであった。
やがて、軍の皆は、それぞれの武器ごとに集まり始めた。やはり、同じ武器を持つもの同士のほうが、訓練にはいい。
もちろん、フィオーラも、剣使いの集団にいる。そして、いよいよ、訓練開始!
「あら、フィオーラさん。」
ふと、自分を呼ぶ声がしたので振り返ると、そこにはルイーズがいた。
ルイーズはなにやら、一人の大男と話しこんでいる。
「というわけで、ワレス様・・・」
「ふははははは!そう言うことですか!ならば、ワシにお任せ下されい!」
そんな会話をしながら、ルイーズは、フィオーラの元へとやってきた。
「紹介しますわ。彼が、今から貴女のコーチに就任する、ワレス様ですわ。」
「おうっ!あんたがフロリーナの姉のフィオーラか!うむ、なかなかいい目をしておる!ではルイーズ様、確かにお預かりしましたぞ!」
「よろしくお願いしますわね。」
そしてルイーズは立ち去っていった・・・。後に残るのは、フィオーラと、ワレスの二人である。
「よしっ!これから、早速訓練を始める!ではまず、軽くランニングからじゃ!付いて来い!」
「は、はい!」
こうして、フィオーラはワレスの後を付いて走っていった・・・
91人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:55:42 ID:oQTvNXHk
個人授業\(9)

「えっほ、えっほ、えっほ・・・」
「えっほ、えっほ、えっほ・・・」
ワレスのランニング。これぐらいなら、フィオーラも楽に付いて来れるスピード。だが・・・
「おや?この道は、こっちであっとったかな?」
「ワ、ワレス様!?」
「う〜む、どうやら・・・道に迷ってしまったらしい。」
「ど、どうするんですか!?私たち、迷子に・・・」
フィオーラは途方に暮れていた。今来た道がわからない。ワレスの走るままに付いて来ただけだったので、今いる場所を確認してこなかったのだ。
「うーむ。フィオーラよ。悪いが、ワシを負ぶって帰ってくれんか。」
「ええっ!?」
ワレスの第一の試練。今彼女たちは、一時間あまりも走ってきた。そんな距離を、今度はワレスを負ぶって帰らなければならない。
「さあ、早くせい!」
「は、はい!」
フィオーラはぐいっと力を込めて彼を背負った。案の定、重い。鎧を着けていないとはいえ、彼は重騎士なのだ。
それに比べ、彼女は非力な天馬騎士。あまりにも、体格差がありすぎる。
「うう・・・ぐぐぐ・・・」
「どうした!さっさと行かんか!」
のっそのっそのっそ。
ようやくフィオーラは歩き出す。しかし・・・ふらふらと歩くのが限界。走るなんて、とても無理。
「遅いのう・・・まるで、亀だな。」
「な・・・!」
「そうだ!お前にあだ名を付けてやろう。『鈍亀』じゃ。ふはははは!」
「くっ・・・」
フィオーラには、反論するだけの体力も、気力もない。ただ、フラフラと、歩くだけ。
「ほら!言うてみい!『私は、ドジでのろまな、亀です!教官!』とな!」
「うう・・・」
92人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:56:21 ID:oQTvNXHk
個人授業\(10)

その頃・・・
「フィ、フィオーラさん!」
思わず近くの草むらから飛び出そうとするセインを、ルイーズが押さえた。
「お待ちになって!今飛び出していったら、彼女の訓練になりませんわよ!」
「で、でも!いくらなんでもあんな訓練は、無茶です!」
「あら?セイン様は、あの訓練を、こなしておられたのでしょう?」
「確かにそうですけど!でも、俺とフィオーラさんじゃ、体格差があまりにも・・・」
「まあ大丈夫ですわよ。きっと、フィオーラさんは、強くなりますわ♪」
そんな感じで、草むらに隠れながら、フィオーラの動向を見守るルイーズとセイン。その後ろには、護衛として、パントとホークアイもいる。
「しかし・・・本当にハードだね。彼女の体格じゃ、厳しいんじゃないかな。」
「だが、これくらい耐えられんと、生き残るのは難しいのだろうな。」
「そうですわね。衛生兵ならともかく、彼女は、戦闘員ですから・・・」
皆が、思い思いを口にしている間も、フィオーラはワレスを負ぶって、少しずつ進んでいく・・・
「懐かしいのう・・・、セインの奴も、昔はこうして、ワシを負ぶって訓練したものだわい。」
「えっ・・・!?」
「その甲斐あって、奴は今や、立派な騎士となった。ワシにとっても、これほど嬉しいことはないわい。」
「はあ・・・・・・」
今自分が受けている試練は、かつて、セインの通った道。それを見事にこなして立派な騎士となった彼は今、何を思うのだろう?
そして、今、その彼の足跡を追う私。いつか私は、彼に追いつくことが出来るだろうか?そして、彼に追いつけたその時こそ・・・

私は、彼に相応しい女になる。

元来の、彼女の真面目な性格。それは、妥協という言葉を知らない。
ゆっくりではあるが、彼女は今、着実に一歩一歩、進んでいる。
いつか、セインに追いつける日が、来るのだろうか?いや、何が何でも、絶対に追いついて見せる。
このままでは、セインに負けたような気がする。本来は、負けず嫌いな彼女。彼と結ばれるにしても、別れるにしても、負けたままというのは、己のプライドが許さない。
彼女がそう思うようになったのは、やはり、昨日のルイーズの言葉。
『セイン様には、貴女よりもずっと素敵なお相手が、いくらでもいますわ。』
このまま負けたくはない。何が何でも、強くなってみせる。じゃないと、私自身の価値も下がってしまうことになる。
その思いが、彼女の身体を、一歩一歩、前に進めている。

やがて、その先に、複数の人影が現れた。
93人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:56:56 ID:oQTvNXHk
個人授業\(11)

「あ・・・あなたたちは!」
見るからに卑しそうな、そして体格のいい男たち。今、彼らが、フィオーラの前に立っている。
「ぐへへへへ!おおっ!これは、綺麗なお姉ちゃんだぜえ!」
「ほんとだ!しかも、ハァハァ言って、何を楽しんできたのかなあ!?」
フィオーラの眼に汗がにじむ。ワレスをここまで負ぶってきたせいで、膝がガクガクいっている。
まともに戦える状態ではない。そのとき、ワレスが自分の背中から降りた。
「フィオーラよ!蹴散らすぞ!」
「は、はい!」
いよいよ、フィオーラの、剣術デビュー。と言っても、剣の訓練は、まだほとんどしていない。
しかも、ワレスを負ぶってきて、体中が痛い。膝もガクガクする。
「やあああっ!!!」
剣は初めてと言っても、やはり戦場で戦ってきた戦士。なかなかに、筋はいい。
忽ち、二人の遺骸が転がる。
「ワ、ワレス様!どうして戦ってくれないのですか!」
ワレスは、彼女の戦いぶりを、ただ見ているだけだった。
「フィオーラよ!今みたいに、疲れたときこそが、一番危険なのだ!これぐらい突破できんようでは、お前の命もここまでだ!」
「な・・・な・・・!」
「ほらっ!ぼさっとしてると、次々に敵が襲ってくるぞ!死にたくなければ、犯されたくなければ、戦うのじゃ!」
「くっ・・・!」
フィオーラはくたくたになりながらも、なおも剣を振るう。だが、多勢に無勢。フィオーラも、漸く疲れた。
「ぐへへへへ!悪いお姉ちゃんには、お仕置きだ!」
「きゃあっ!」
「うおおっ!こいつは、上玉だぜえっ!」
もう抵抗する気力がない。その時・・・・・・
ワレスが、動いた。
「ぐへっ!」
「ぎょへっ!」
拳一つで、山賊たちは次々に倒れていく。鎧などなくとも、武器などなくとも、ワレスは強い。
「な、何なんだこいつは・・・」
だが、その時、森の方から、汚らしい男たちの集団が、続々と現れる。
「むう・・・こいつはぬかったわ!まさか、これほどの大軍だったとは・・・」
「くっ・・・!」
瞬時に二人の脳裏に広がる、絶望の二文字。
だが・・・
「フィオーラさーん!」
遠くから、自分を呼ぶ、聞きなれた声。
そう、それは、セイン。騎馬に跨った、一人の騎士。
「フィオーラさん!このセインが、熱烈に、貴女をお守りいたします!」
「セイン殿!」
フィオーラが、思わず抱きつこうとする。だが・・・
「フィオーラさん!まずは、こいつらを、やっつけるのが先です!」
そう、セインがやってきたとはいえ、多勢に無勢は変わらない。とにかく、こいつらを蹴散らすことが先決。
山賊は斧を装備している。そこで、セインは、剣を抜いた。
94人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:57:32 ID:oQTvNXHk
個人授業\(12)

「うおりゃあああああっ!!!」
セインの剣の一振りが、忽ち右側の3人の首を飛ばし、さらに次の一振りで、反対側の二人の胴が寸断される。
「つ、強い・・・!」
フィオーラも、思わず絶句するほどの強さ。そして、彼は答えた。
「フィオーラさんがいてくれるから、俺も強くなれるのです!」
その言葉に、フィオーラは疲れた重い腰を上げた。
「フィオーラ!?」
側にいたワレスも思わず驚く。フィオーラは、もう動けなかったはず。
「私も・・・・・・」
そしてフィオーラはセインの側に来た。そして剣を抜いて、身構える。
「私も、セイン殿が、私に力をくれるのっ!」
「フィオーラさん!」
二人は背中合わせになって、山賊と睨みあう。そのあまりの勢いに、奴らは思わずたじろいだ。
「お、おい、お前ら!怯むんじゃねえ!相手は二人だ!やっちまえ!」
山賊は怯みながらも、なおもセインたちに挑みかかる。
だが、セインが縦に剣を振って真っ二つにし、フィオーラが横に一閃して、胴や首を寸断する。
もはや、彼らに立ち向かえるものはいない。
山賊どもは、算を乱して逃げ出した。それしか、助かる方法はないから。

「フィオーラさん!よくぞご無事で!」
セインはフィオーラの手を取る。だが、ルイーズのアドバイス通り、それ以上のことはしない。
「いいえ、貴方が来てくれなければ、今ごろは・・・」
そう言って、フィオーラはじっとセインの瞳を見つめた。今やっと気づいた。何て澄んだ目をしているんだろう。
これが、セインの、本当の姿。ちょっと女にはアレだけど、純粋で、忠実な、本物の騎士。
「ん・・・」
信じられないことに、フィオーラは、そのままセインの唇を奪っていた。
そして唇を離すと、フィオーラの頬がほんのりと赤く染まる。
「フィオーラさん・・・」
「この間は、ごめんなさい。叩いたりして。」
「いえ、あれは、俺が浅墓だったのです。むしろ謝らなければいけないのは、俺の方です。」
「セイン・・・」
そして、今、再び二人の唇が重なる・・・
95人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:58:11 ID:oQTvNXHk
個人授業\(13)

「やれやれ。ワシは蚊帳の外か。」
側でワレスが笑いながら二人を見ている。思わず恥ずかしくなってしまうが、ワレスは、こういう二人を見るのは、嫌いではない。
(恋をする。いいではないか。)
新しいカップルが生まれ、次世代に血を繋いでゆく。それは、素晴らしいこと。
現に、このワシも、父母がそうしたから、ここにいるのだ。
ともあれ、このように男女が、新たに結ばれるのは、喜ばしい。
だが、こうやってずうっと見てると、ちょっと恥ずかしいのう・・・
邪魔をするのは悪いが、ワシの存在を思い出させねばなるまい。
「おほん。」
ワレスは、わざとらしく咳払いをした。
「あ・・・す、すみません・・・」
二人は、すぐにワレスに気づき、顔を真っ赤にする。
(まったく、無粋な役をさせおって・・・)
ワレスはふと、そう思った。

「皆さーん!!!」
道の向こうから、誰かがセイン達を呼んでいる。
見ると、ルイーズ達が走ってきていた。
「ようやく、追いつきましたわね。」
もちろん、パントとホークアイも一緒。
「あら・・・」
ルイーズは辺りを見回した。そこにあるのは、山賊たちの、遺骸の山。
「まあ!これを、貴方たちが!?」
「はいっ!これも皆、フィオーラさんのお陰です!」
「いいえっ!セイン殿のお陰です!」
お互いに相手のお陰と言っている。ルイーズの目には、そんな二人が、恋人同士に見える。
「うふふ。仲がよろしいのですわね。」
彼女の言葉に、二人は照れ笑い。
そして、ルイーズはワレスを背中に負ぶった。
「それでは、私たちは、先に戻っていますわね。それでは、どうぞごゆっくり。」
ぴゅー!
ルイーズは凄まじいスピードで走っていった。
セインとフィオーラは呆然として彼女の後姿を見送っていた。
「あの人は・・・・・・規格外だな・・・」
「同感だわ・・・・・・」
96人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:58:40 ID:oQTvNXHk
個人授業\(14)

夜。
この日に限って、セインは酒場には行かなかった。いつもなら、皆で楽しくワイワイ酒盛りをしているはず。
しかし、今日に限って、そのような気分にはならない。なぜかは、自分にもわからない。
ごろんと、部屋のベッドに転がる。そして、天井を見上げた。
「フィオーラさん、か・・・」
ここ数日で、彼女との仲は、急速に深まった。いつもは軽いお遊び程度の付き合いで終わることが多かった、女性との交際。
だが、彼女は、俺とのことを、真剣に考えてくれている。断じて、お遊びではない。
彼女に触れるたびに、それがはっきりとわかるのだ。彼女は、非常に真面目な人間。そしてそれは、男女の関係についても言える。
おそらく、彼女に、男性経験はない。もっとも、ここだけの話、セインもそうなのだが。
ナンパしても、全然成功しない。そんなセインにとっては、フィオーラが、初めて成功した相手なのだ。
セインは、天井をじっと見つめながら、ふと考える。
(本当に、俺でいいのかな・・・)
もちろん、セインも、彼女のことを好きである。そして、できれば、一緒になりたい。
でも俺は、ナンパが趣味の、軽い男。対するフィオーラは、真面目で勤勉な、仕事の出来る女性。
彼女に相応しい男なら、俺よりもいい男が、いくらでもいるのではないか?
そんなことを、ただぼーっと天井を眺めながら考える。

こんこん。
そんな彼の思考を破って、突然ドアを叩く音が鳴り響いた。
「はい。」
セインが返事すると、ドアの向こうから声がする。
「セイン殿、ちょっとよろしいですか?」
フィオーラの声だ。セインは早速ドアを開けた。
「おおっ!フィオーラさん!今ちょうど、貴女の事を考えていたのです!」
いつもの調子で言う彼だが、嘘は言っていない。本当に、フィオーラのことを考えていたのだから。
「ささ、どうぞ中へ!」
普通の女性であれば、セインに部屋に引きずり込まれるということがどれほど危険であるかは、常識でわかるはずだ。
だが、フィオーラはすんなりと中に入ってしまう。
「貴方と、少しお話をしたいと思って。」
フィオーラは、普通の服を着ているが、髪がまだ乾ききっていない様子。おそらく、湯上り。そして、その艶っぽさは、まるでセインを誘惑するかのように、彼の身も心も釘付けにしてしまう。
「フィ、フィオーラさん・・・」
すごく、ドキドキする。フィオーラの艶っぽい身体。そして、その顔は、少しはにかむように、ほんのりと頬を赤く染めている。
そして、二人はベッドに腰を下ろして、向き合った。
「セイン殿・・・いえ、セイン・・・」
「は、はい!」
「本当に、私でいいの?」
フィオーラの言葉に、セインは一瞬、言葉に詰まった。
「いきなりどうしたのです?」
「だって、ルイーズ様が仰ってたわ。『貴方は、とても素敵な方』だって。」
「・・・・・・。」
「だから、私よりも、もっとお似合いの女性がいるんじゃないかって・・・」
そこまで言ったところで、セインは彼女の言葉を遮るように叫んだ。
「そんなことないです!貴女は、世界一素敵な女性だ。俺は、本気でそう思ってます!」
「セイン殿!?」
「いや、むしろ、貴女のほうが、俺よりももっと素敵な男性がいるんじゃないかって・・・」
今度はセインの言葉を遮って、フィオーラが叫んだ。
「そんなことない!貴方は、私の・・・・・・運命の人です!」
そして、お互いに見つめ合う・・・そして、クスッと笑った。
何のことはない。お互いに、同じことを考えていたのだ。
97人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 04:59:28 ID:oQTvNXHk
個人授業\(15)

やがてフィオーラは立ち上がった。そして・・・

じっとセインを見つめ、やがて・・・何かに納得したように、いや、何かを決意したように、一人こくりと頷いた。
「フィオーラさん!?」
セインはただじっと、フィオーラのことを見ている。その愛する人の見ている前で、彼女はシャツに手をかけた。
そして、それを上に捲くり上げ、首を通して、そのまま、腕を外して、脱いだ。
「!!!」
セインは声も出ない。フィオーラの程よく育った胸が今、彼の前にさらけ出されているのだ。
だが、彼女は動きを止めない。さらにスカートに手をかけ、そのボタンを外すと、彼女のスカートはすとんと下に落ちた。
そして、その下のショーツにも、彼女は手をかける。やがて・・・・・・

彼女の身に付いている衣類は、何もなくなった。
そしてそのまま、セインのすぐ横に座った。
「・・・・・・。」
極度の緊張に、身体が思わず固まる。フィオーラはそんな彼の右手をそっと掴み、己の胸元へと持っていく。
柔らかく、そして温かいフィオーラの胸の感触が、セインの右手を包み込んだ。
「セイン・・・・・・私・・・・・・」
「フィオーラさん・・・・・・」
セインは直感した。今、フィオーラは・・・・・・

セインに、全てを許したのだ。

セインはいきなり、彼女の腰をぐいっと抱き寄せた。
焦ってはいけない。これは、ルイーズの言葉。
だが今、彼女は、俺に全てを許した。
もう後は、本能のままに、彼女と・・・愛し合いたい。
セインは彼女の両肩を掴むと、そのままベッドに押し倒した。
「きゃっ!」
思わず悲鳴を上げるフィオーラ。
「ご、ごめん・・・」
セインは思わず謝った。そんな彼を見て、フィオーラはクスッと微笑んだ。
「いいの。だって私は・・・貴方を・・・愛してるんですもの。」
それは今まで彼に一度も見せなかった笑顔。優しい微笑みでも、嘲り笑いでもない、いたずらをした子供のような笑顔。
「フィオーラさん!」
セインは彼女に覆いかぶさるように、上になった。そして、彼女のそのいたずらっぽい笑みに、己の顔を近づける。
「ん・・・・・・」
まずは唇。そして、柔らかいストレートな髪、透き通るように白く艶やかな頬。彼女の全てが今、俺のもの。
それらに吸い付くように、セインはキスをした。その唇の感触を肌で感じて、彼女は吐息を漏らす。
「んん・・・ふうん・・・ふう・・・」
セインには信じられない。この、彼女の芸術的とも言える、美しい裸体。それが全て、自分のものなのだ。
しかも、それは夢ではない。今起こっていること・・・それは全て、現実なのだ。
今夜は、その裸体を、思う存分、堪能しよう。セインは、そう思う。
そして、その権利は、他でもない彼女の公認。
そしてセインの唇は、首筋から喉元、そして肩甲骨へと下がってゆく。
下に行くほどに、彼女の吐息が、一層熱くなる。
98人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 05:05:23 ID:A1wTevj0
個人授業\(16)

そして・・・・・・胸。
大きいというほどでもないが、かといって小さいわけでもない。それなりのボリューム。
しかし、その胸は、造形美に溢れ、しかも、極上の触り心地。
その胸の間に、セインはほおずりした。その頬を通して、彼女の鼓動がドクッドクっと伝わる。
「あ・・・フィオーラさん・・・すごく・・・ドキドキしてる・・・」
セインの言葉に、彼女はこくりと頷いた。愛する人のするがままにされているのだから、それも当然。
そして、肋骨の下・・・おへそ。
そのお腹は、とても柔らかい。しかし、その下には、きちんと腹筋がある。この辺は、鍛えられた戦士。
そして、無駄な贅肉は、ほとんどなかった。必要なだけの皮下脂肪が、きちんとお腹に付いているだけ。
(フィオーラさん、妊娠できる体型なんだな・・・)
大人の女性なので当たり前なのだが、セインは改めてそう思った。
ここでセインは立ち上がり、彼女の身体を見下ろしてみる。すごく整った、美しい身体。そしてその全てが、俺のもの。
そして、妊娠できる体型。
そしてセインは、衣服を全て脱ぎ、自分も全裸になった。そして再び、彼女に覆いかぶさる。
今度は、直に肌と肌が合わさる。すると、二人とも、心臓の鼓動が、一層大きくなった。
そしてセインは彼女を抱きしめると、耳元でそっと質問した。
「ねえフィオーラさん・・・俺が・・・貴女を・・・妊娠させてしまってもいい?」
しばしの沈黙。やがて、彼の耳に、彼女の声が届いた。
「・・・・・・はい・・・・・・」
よく考えればわかること。彼女は今、セインに、全てを許しているのだ。
従って、彼は彼女に、何をしてもいいのだ。
それにはもちろん、妊娠も含まれている。
「私・・・貴方の赤ちゃんなら・・・産んでもいいわ・・・」
セインはこくっと頷いた。そして・・・

彼女の両足を、左右に大きく広げる。
「あ・・・恥ずかしい・・・」
フィオーラの、まだ誰にも見せたことのない場所・・・それは、妖しく濡れて光っている。
セインはごくりと息を飲んだ。
「こ、これが・・・フィオーラさんの・・・」
指で触ってみると、熱い。そして、ねばっとした液が、指との間に、たらっと糸を引いている。
もう、我慢できない。
セインは己の屹立した陽根を、彼女のその場所に押し当てた。
「フィオーラさん・・・いくよっ!!!」
彼が腰を沈めると同時に、ずぶっずぶっと音を立てて、陽根がその場所に沈みこんでゆく。
「!!!」
フィオーラはかっと眼を見開いた。
この世に生を享けてから、まだ一度も味わったことのない感触。
どう表現すればいいのか、わからない。
痛い?気持ち悪い?・・・・・・いや、気持ちいい?
それは、複雑な感触だった。
痛くて、気持ち悪くて、恥ずかしくて、そして、気持ちいい感触。
気持ち悪くて、気持ちいい。
こんな相反する感覚が同居するなんて、ありえるのだろうか?
しかし、今、現実に、その二つが同居している。
どう反応していいのかも、わからない。
今できることは、喘ぎ声を上げることだけだった。
「あんんんんっ!!!」
99人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 05:05:59 ID:A1wTevj0
個人授業\(17)

やがて、セインは陽根を、彼女の膣壁に擦りつけていく。
次第に、気持ち悪さは、鳴りを潜めて、気持ちよさだけが前面に出てくる。
彼女の感じた、気持ち悪い。それは、ただ単に、『未知への恐怖心』だったのかもしれない。
「あはっ!はあっ!あふうっ!!!」
己の一番弱い、敏感な場所を擦られて、フィオーラは思わず悲鳴を上げた。
(き、気持ちいい!!!)
フィオーラの、正直な感想。でも、セインは、どう思っているのだろうか?
「ね、ねえ、・・・・・・セイン・・・・・・」
「は、はいっ!」
「貴方は・・・気持ちいい?」
彼女の質問に、彼は正直に答えた。今更、隠し事なんてできない。それゆえの、率直な意見。
「はい・・・・・・すごく!」
その言葉を聞いて、彼女も言葉を返した。
「私も・・・・・・気持ちいいのっ!」
これも、率直な感想。そして彼女は、彼の顔を見つめて、囁くように言った。
「セイン・・・もっと、もっと気持ちよくなって!私も・・・気持ちよくなるから!」
「わかりました!それでは・・・・・・」
ぐっぐっぐっ!!!
セインの腰が、強く動く。
「ひあっ!あああっ!はあっ!」
それに合わせるかのように、フィオーラは声を上げた。
彼の陽根は、どういうわけか、私の一番敏感な所の、さらに最も敏感な箇所を、的確に突いてくる。
フィオーラには、もう、感情を制御することなど、できない。
二人はさらに激しく動く・・・・・・。
強烈な衝撃とともに、セインは陽根をがんがん擦り付けてくる。
あまりの気持ちよさに、彼女の意識が、次第に薄れていく・・・
「ああっ!あああっ!あああああっ!!!」
もはや、考えることなどできない。今の彼女には、生殖本能しかない。

そして、頭の中が、真っ白になる。

同時に、セインの精が、彼女の奥深くに放たれた。
100人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 05:06:37 ID:A1wTevj0
個人授業\(18)

「・・・・・・あれ?」
気がつくと、窓から朝日が差していた。
「・・・・・・私・・・・・・」
あれから、どうしちゃったのだろう?彼女は、己の現状を把握するべく、辺りをきょろきょろと見回した。
「あ・・・・・・」
彼女は、何も着ていない。そして、彼女の衣服は、枕もとの側に、きちんと畳んであった。
「おはようございますフィオーラさん!朝ですよ〜♪」
不意に耳元でセインが囁いた。彼はもう、衣服を着て、外に出る準備をしていた。
「・・・・・・私・・・・・・どうしちゃったの?」
彼女の言葉に、セインは笑って答える。
「フィオーラさん、あの後、そのまま寝ちゃったんですよ。」
「あ・・・そうだったの・・・」
「それよりもフィオーラさん!そろそろ、朝の訓練の時間です!急がないと!」
「あっ、そ、そうね!」
フィオーラは急いで服を着て、準備を整えた。
「あっ、私・・・・・・」
昨夜は、普段着のみでこの部屋に来たので、肝心の武器や胸当てなどは持ってきていない。
「はい、フィオーラさん!」
そう言ってセインは、彼女に剣と胸当てを差し出した。見ると、それは紛れもなく、フィオーラの物。
「あ、どうも。でも、どこでこれを?」
「いやあ、さっきここにフロリーナが来て、『お姉ちゃんをよろしく』って、これと一緒に渡してくれたんです。」
「まあっ!フロリーナったらっ!」
「ははは。」
「うふふ。」

そして朝の訓練。
なぜかフィオーラを見てニヤニヤするフロリーナがいた。
「どうしたのフロリーナ?そんなにニヤニヤして。」
「うふふ、だってお姉ちゃん、朝迎えに行ったら、セインさんのベッドで、ハダカンボで・・・」
「ちょ、ちょっとフロリーナ!そんなこと言わないでよ!恥ずかしいじゃない!」
「うふふ。皆に言いふらしちゃおっかな〜」
「ま、待ちなさい、フロリーナ!」
こうして、フィオーラとフロリーナの楽しい鬼ごっこが始まり、またいつもの日常が始まる。
だが、セインとフィオーラの二人にとっては、今までとは違う日常。
それは、側に愛しい人がいるという、新しい日常。
101人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/18(月) 05:07:53 ID:A1wTevj0
個人授業\(おまけ)

「ねえねえファリナお姉ちゃん、聞いて聞いて〜」
「なになに、どうしたのフロリーナ?」
「あのね、フィオーラお姉ちゃんね・・・」
「ちょ、ちょっとやめてよフロリーナ!」

「ねえねえセーラさん、聞いて聞いて〜」
「えっ?なになに・・・うそっ!?あのセインが?これってすごい特ダネじゃない!」
「ちょ、ちょっと!セーラに言ったら、あっという間に広まっちゃうじゃない!」

「ねえねえバアトルさん、聞いて聞いて〜」
「むう!難しい話は、頭痛がするのだ・・・」
「・・・・・・。」
「むっ!貴様、今俺を馬鹿だと思ったな!・・・まあいい。頭痛が取れるまで、素振りをしてくる!」
「・・・・・・。」

おしまい

連投規制キライorz
102名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 08:47:37 ID:VLB2HObM
竜化セックスは鱗で膣の中が傷つかないのか心配だな
103名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 10:39:42 ID:z0zWBk9H
ルイーズ強杉w
104名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 10:50:00 ID:P+ANOBFe
なんか二本もGJなのがキテター━━━━(゚∀゚)━━━━!!
105名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 14:33:46 ID:NJpRihRN
ダミアン氏最高〜〜〜〜。セイフォオ大好きなんだよ〜。アリガトン!
106外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/09/18(月) 15:29:37 ID:upgsNnaU
父バアトルと母カアラの最期の交尾を娘のフィルが見ているSSを投下します。
父バアトルと母カアラの最期の交尾を娘のフィルが見ている注意
107名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 15:31:02 ID:VmBKruw6
またお前か…とっととグロスレ作るなり何なりしてカエレ
 兎が草を食んでいる。
 むしゃむしゃ
 そこに猛然と狼が走りこんできた。
 兎が身を翻す暇もあらばこそ。
 狼は兎の脚に噛み付き、走れなくなった兎にすぐさま他の狼も噛み付き、赤い血が飛びつく。
 サカ草原は今日も自然の摂理で動いていた。生きとし生ける全てのものが全力で生き、
死んでそして食べられる。
 それは人もまた同じであった。

「かわいそう……」
 草原の彼方では一組の母娘が食べられる兎を見ていた。見通しのいい草原では遙か彼方も見渡せる。
「そうじゃないわ……」
 母親はそう言って、幼い娘の髪を撫でてやった。自分と同じ黒い髪。
「死んで食べられる。それは不幸な事じゃないの。自然に還る当たり前の事なのよ」
 難しい言葉に眉をしかめる娘に、母親は得々と言い聞かせる。
「弱いものは食べられて強いものが生き残る。一見可哀想な事に思えるけどそうじゃないの。
 みんな懸命に生きてるだけ。そして食べられたものは大地に還って新しい命になる。
 それはとても素晴らしい事なの」
「うーん……」
 まだよく分からない様子の娘に、母親はニッと笑って、
「フィル。昨日の夕御飯は何か覚えてる?」
「うん! 父上が狩った大きな鳥さん!」
「そうね。鳥さんはフィルの中で生き、そして大地に還って新しい命になるの。
だから食べる時は感謝の気持ちを忘れないでね」
「うん」
 フィルと呼ばれた娘はぱんぱんとお腹を撫でる。その中で消化される命を想って。
「母上も?」
「え?」
「母上も、いつか食べられちゃうの?」
「ええ、そうよ」
 娘を抱き寄せ、母は言う。
「私もいつか食べられて自然に還るわ。でもね。それはごく普通の事、そしてとても幸せな事。
 だから、その時が来たら分かってね、フィル」
「うん……」
 まだよく分からない。でも幼い娘は何となく、その時が来ないようにと思った。
 母親の名はカアラ。かつて剣姫と呼ばれた女性である。
 夫のバアトルと娘のフィルの三人の、家族だけで暮らしている。部族ごとに暮らすサカの民としては珍しい。
 しかしサカの掟、大地の摂理は、自然にフィルの中へと根付いていくのだった。

 人は何かを食べなければ生きていけない。
 それは他の生き物も同じ。
 大地に生きて、子を産み育て、そして死ぬ。
 死んだ身はただ大地に還る。
 それはごく普通の当たり前の事。
 それを否定するのは傲慢にすぎない。
 やがて時が過ぎフィルが年頃の少女へと成長した頃。
 母カアラは重い病の床に着いていた。
 パオと呼ばれる布製の天幕の中で静かに身を横たえ、今やその命の炎は燃え尽きようとしている。
「カアラ……」
 夫が差し出す手をカアラが病床からそっと握り返す。大きくてそして暖かいごつごつした手。
その手に触れるだけで気が楽になる。それでもカアラを蝕む病は無くならない。無くなってくれない。
 一方のバアトルは握り返す手の感触に目頭を熱くさせていた。その細さよさ弱しさに。
そこにかつて追い求めた最強の好敵手、剣の姫の面影は無く。今まさに死に際を控えた人の姿があっただけだ。
「そんな顔をしないで……」
 もう片方の手も握ってカアラが言う。痩せ細った顔に笑みを浮かべ。
「ほら。フィルも」
 呼びかけられ、フィルはびくっと身をすくませる。下を俯く顔からは水滴がぽつぽつと漏れていた。
「言ったでしょ。人が死んで……大地に還るのは当たり前の摂理。
 大丈夫。母さんはいつまでもあなたの事を見ています。この大地から」
「母上……」
 頬を寄せる娘を胸に抱き寄せ、片手を夫から離して頭を撫でる。自分と同じ黒髪を。
 胸にじんわりと冷たいものが広がる。フィルの悲しみが。
「あなた……お願いがあります」
「なんだ」
「私を……外に連れて行ってください。たまには外の風を浴びたいの」
「いけません母上……体に触ります」
 顔を上げたフィルにカアラは口を歪めて笑みを見せる。
「大丈夫……。風に触れた方が気が楽になるわ」
「……わかった」
 じっと何か考え込んだバアトルは妻を抱きかかえると、パオの外へと連れて行く。
「ふふ……。嬉しい。あなたにこうして抱いてもらえるなんて」
「ああ」
 抱きかかえた妻の軽さにバアトルはまた涙が出そうになる。いつからこんなに軽くなったのか。
それでも目が赤くなっただけで涙は流さない。カアラの為を思って。
「……風が…」
 草原に流れる風を、気持ち良さそうに目を細めてカアラは受け、黒髪が流れる。
 草原を行く夫婦を、娘のフィルがぴったり後に付き、その周囲を野生の野良猫がみゃーみゃーと鳴いている。
 草原で生まれ育ってきた俊敏で逞しい猫。その猫に、カアラは娘を重ねていた。
「あなた……降ろしてください」
 ゆっくりと草原の草に降ろして座らせると、カアラは素足の裏で草を撫で、くすぐったい感触に身をゆすった。
「ぐふぅ……! ぐはっぐはっ……」
 そして血を吐く。緑の草がたちまち赤く染まった。
「母上!」
 駆け寄るフィルとバアトルに、それでもカアラは微笑んで見せる。真っ赤に染まる口で。
「……どうやら……ここまでのようですね……」
「母上……!?」
「バアトル……。お願いばかりですみませんけど……」
 背中から自分を支える夫に振り向き、カアラは言う。真摯な声で。
「私を抱いてください」
 すぐさまバアトルはぎゅっとカアラを抱きしめる。
「いえ、そうではなく」
 夫の逞しい胸に頬を寄せながら、
「夫婦の契りをここでしてほしいのです」
「む!? しかしそれは……」
 バアトルはフィルを見る。事の成り行きに娘は泣きそうな顔をしていた。
「よいのです。フィルも年頃……夫婦の契りがどういうものか教えておかないと。それに」
 自ら胸をはだけ、痩せてそれでも張りのある乳房を外に出し、
「戦に負けた女がどうなるかも。
 フィル。よく見ておきなさい。愛し合う事がどういうことかを。
 そして気をつけるのですよ。戦に敗れて生きたまま捕らえられた時は、無理矢理にこのような事をされるのです」

 女戦士の敗北は悲惨だ。死よりも先にそれに勝る屈辱が与えられる。
 その事実を女は年頃に近付くとすぐに教えられる。……身を守るために。

 草の上に寝かせた母上に父上が覆い被さっていく。そして裸の乳房を撫で、口を重ねていく。
血で塗れた母上の唇。その血が父上にも移っていく。でも構わずに何度もキス。
 ぐちゅ、ぐちゅ、という音が聞こえていそう。

 草原で交わる父と母を、フィルは真っ赤な顔で見ていた。目を逸らす事は出来ない。
母の最期の願いだから。
 でも何故だろう。見ていると胸が熱くなり、体の芯がうずうずしてくるのは。
無意識の内にフィルは太股を擦り合わせていた。

 父上の口が母上の乳房の頂点を吸う。赤ちゃんの時の飲んでいたおっぱい。

「あううん……」
 母上の声から甘い声が漏れる。
 父上の手が母上の太股に伸びる。切れ込みの隙間から股間へと伸び、そこを強く揉んでいる。
「……んぅ!? んんぅ!!!」
 母上の眉がきゅっと寄り、身体が小刻みに震えている。
 その潤んだ、目がこっちを見た。

 母の熱い眼差しに見つめられ、フィルはびくっと身をすくませた。
 性の快楽を十分に満喫した瞳。
 ねえ。こんなにも気持ちいいの。
 その目が愛する男に抱かれる幸せを代弁している。
 私もいつかああなるのかとフィルは未来を夢想した。素敵な殿方に出会って、恋をして、
子を産み育て、そして死んで大地に還る。
 それはきっと素晴らしい事なのだろう。
 両親の交わりをしっかりと見据えるフィルの目は、涙で溢れていた。悲しみでなく。

「あなた……そろそろ……」
「うむ」
 父上がずぼんを降ろして、腰からにょっきり生えた棒を取り出す。
 凄い。あれが父上の。
 剛毛の覆われ、天に向けしっかりと伸びた父上の男の象徴。
 わー。男の人のってあんなになるんだ。なんか皮を剥いだ肉の塊りみたいでちょっと怖い。
 好きな人のならそんな事はないのかな?

 娘の視線を気にしつつ、バアトルはしっかりとイチモツをカアラの性器へと宛がう。
 衣服をまくしあげ、外気に触れさせた女性器は、今も尚爛々と桃色に輝いていた。
周囲を覆う黒い陰毛さえ若々しい。
「はい……きてください」
 カアラが頷き、バアトルは腰を突く。

 フィルの目に真っ赤に燃える二つの火が見えた。
 燃え盛る火と今にも消えそうな弱々しい火。
 二つの火は一つになり、さらに熱く強く燃え上がる。
 消えかかっていた火も強く燃え盛る。消える一瞬前だけ強く燃え上がるように。
 父と母が体をくっつけ、激しく揺さぶるほど、火は強く熱く燃える。
 ドキドキしたり気持ちよかったり恥ずかしかったり。
 世の中のみんなが誰かを好きになって、抱き合って一つになろうとするのは、
 自分の中の火を、自分が生きていることをお互いで確かめあいたいから。
 フィルにはそう思えた。

 ぐちゅぐちゅ、と淫らな音が響く。肉と肉とが触れ合う音。そして音が止まり、
バアトルとカアラの身体が硬直し、そして果てる。
「……あ……あああぁ…」
 繋がった割れ目から濃い白液が流れ出る。

 行為が終わり、バアトルが離れると、カアラは半裸のまま言う。
「あなた。私をここに置いてください」
「なに!?」
「あおの子たちに……ごはんをやらないと」
 カアラの見つめる先には、何匹もの猫がみゃーみゃーと鳴いている。同じ草原に生きる大事な隣人。
「しかし……」
「いいわね。フィル」
「はい……」
 娘は頷いた。ならばバアトルが反対する理由もない。

 やがて。

 バアトルの腕の中で、カアラは息を引き取った。目を閉じて泣いた様に。
 バアトルはただ一言「お眠り」とだけ言った。

 愛し合う心を育てていったあなたは
 その腕を枕にお眠りと呟く。

 そしてフィルは母に一輪の花を捧げ、父と共に祈る。
 母は死に娘に受け継がれる。
 それは世代を重ねるということ。

 亡骸をそのままにバアトルとフィルが離れると、早速猫の家族がやって来た。
「みゃー(おにくー)」
「みゃー、みゃー(おにくー、おにくー)」
 そしてまだ温もりを残すカアラへと食いついていく。
「みゃーみゃー(おなかたべろー)」
「みゃーみゃー(おなかたべるー)」
 カアラのお腹を食い破り、くっちゃくっちゃと咀嚼してよく噛んでから呑み込む。
「みゃー(おいちー)」
「みゃーみゃー(おにくおいちーねー)」

 こうしてカアラは大いなる大自然の一部になりました。

 人は何かを食べなければ生きていけない。
 それは他の生き物も同じ。
 大地に生きて、子を産み育て、そして死ぬ。
 死んだ身はただ大地に還る。
 それはごく普通の当たり前の事。
 それを否定するのは傲慢にすぎない。
 
 大地で人は生き、子を産み育て、そして死んでいく。

(おしまい)
113外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/09/18(月) 15:37:43 ID:upgsNnaU
人が死ぬのも、死んだ人が大地に還るのもごく普通の話。
114名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 15:43:08 ID:NJpRihRN
職人という名のアラシには釣られぬよう。スレは荒らさぬよう。無反応ヨロ
115名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 16:09:57 ID:jlYvsEoR
>>113
ふたなりラケシスが女キャラを強姦していくような話を書いて欲しい
116名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 17:21:17 ID:+KV1pVbs
>>113
どうせ食わせるんだったら猫よりハゲタカにすべきじゃなかったか?
ほら、チベットでは鳥は天の使いだから、遺体を空に送るためにハゲタカに食わせるって言うし
117名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 17:44:31 ID:5s2EqgYd
同じ題材でも、ダミアン氏のは名作だったのになあ。
あれはマジ泣いたよ。

パクリにしても、改悪だから、始末に負えない・・・
118名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 17:48:53 ID:US7Xdbjo
「鯨がかわいそう」という捕鯨反対家を騙して鯨を食べさせ、
「あなたは肉や魚を食べないんですか!?」と言う料理漫画思い出した。
119名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 19:54:40 ID:LAPFO15i
またも…パクりか…
ダミアンさんの「死と変容」読んできたよ。

…………。
これは…あまりにも…あまりにも…
120名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:16:57 ID:oU0YIDIw
>>117>>119

同カプ同じシチュをひとりしか書けないことになる。
これでも読んどけ。

ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157865166/273-278
121名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:23:34 ID:Nrbo4EZ4
ダミアン氏GJ!
氏のFE作品の中ではかなりの長編ですなー。
読み応えがあってよかったです。


外伝のはもうかなり以前から読み飛ばし。
ふと思った。
外伝はいつもダミアン氏の直後に投下している気がする。
もしや粘着してる?
122名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:29:42 ID:oU0YIDIw
>>121
前スレ読んだら直後に投下してるのはダミアン氏なんだが
123名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:44:29 ID:vUHQ3Mea
>>121
527 :キャスのメイド物語 :2006/09/10(日) 10:13:53 ID:8QFkYEG3 ← 外伝

528 :人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/10(日) 11:24:35 ID:J1nilmcf


外伝氏を擁護するわけじゃないが粘着してるってんならダミアン氏にまず言ったら
124名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:47:38 ID:+KV1pVbs
ただ単に両氏が頻繁に投下するってだけだと思うよ
125名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:53:28 ID:LAPFO15i
122>>
本人乙です。
そうだねー。 外伝がアラす→ダミアンさんが癒す。 それがこの板のパターン。
定説だよね〜

そして今は、外伝がダミアンさんを目の敵にしてるというとオモワレ
まぁ…全て本人が招いた事。シカタナイシカタナイ
126名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:01:57 ID:AcN6Vw9W
外伝はダミアンを目の敵にしているが
ダミアンは外伝など屁にも思っていないに違いない
127名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:03:51 ID:+KV1pVbs
もともとダミアン氏はこのスレ以外にも常駐あるらしいしね
128名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:13:39 ID:LAPFO15i
125です。

「本人が招いた事」の『本人』とは外伝の事です。
説明不足でしたスマソ

126>>
同意!!
129名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:24:25 ID:u+VzVifT
アンカーおかしいぞw
130名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:26:57 ID:vUHQ3Mea
>>125-126
反論できないからって荒らすのはやめれ

>>127
ダミアン氏の常駐じゃないけど懐かしネタで爆笑させてもらったな。
やべ、今思い出しても笑える(笑)
131名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:34:52 ID:AcN6Vw9W
>常駐じゃないけど懐かしネタ
kwsk
132名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:38:44 ID:vUHQ3Mea
>>131
「スレが無い」で検索
暗黒竜と同じぐらい古いネタかな?
133名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:19:16 ID:pGFZjSe7
遅いけどダミアン氏GJ!!!
長編は苦手みたいなこと前スレで言ってたけどヨカタよ!
あんたの書くルイーズさん好きだわwww
134名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:20:14 ID:fIm/enH9
レスが伸びてると思ったら・・・

いいかげん、外伝氏叩きはやめれ。
嫌なものはスルー、それでいいじゃないか。

・・・・・・ごめん。本音言います。
Part18スレぐらいまでは楽しかったんだけどなあ〜、外伝氏の作品。
でもだんだん痛くなってきたので、今では完全にスルーしてます。

>>外伝氏
一つ聞きたいが、あなたは本当にFEが好きなのか?
何か氏の作品には、猟奇にしてもそうじゃないにしても、愛が感じられない。
かといって、昔の作品を読み返すと、そうでもない。
あなたのデビューしたての頃の作品には、愛があった。
まだ荒削りではあったけど、夢があった。
外伝氏、今一度、ご自身の初期の頃の作品を読み返してはどうか?
あの頃の、ゲームへの愛を感じるあなたの作品を、また読みたい。
温故知新という言葉があるように、昔を振り返ることで、また新たな作風を見出せるかもしれない。

マジレススマソ・・・
135名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:26:58 ID:ArZMInXN
>女戦士の敗北は悲惨だ。死よりも先にそれに勝る屈辱が与えられる。
>その事実を女は年頃に近付くとすぐに教えられる。……身を守るために。
この部分がO沢FEっぽいな。まさか読んだ?

>>124
覇者の剣とBSとO沢FEの全部をネタで使える職人が、FE嫌いな訳ないじゃない?
SSに限らず、嫌いならスルーすれば済む話なんだから
136名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:34:04 ID:4nvnjnKP
『収穫祭の夜に』のその後投下します
前置き長くてエロ短めです
以下の属性あるんで注意

・獣姦
・産卵
137名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:34:09 ID:+KV1pVbs
>>135

ぽいっていうか、ラドネイのところそのm(ry
138祭りの後:2006/09/18(月) 23:34:50 ID:4nvnjnKP
「セシリアさん、おひさしぶりです」
元教え子の懐かしい顔に、麗しき魔道将軍は手元の本からフェレ領主に視線を移しにっこりと笑った。
「どうされたのでしょうか、リキア盟主様?」
「ロイでいいですよ」
恩師のからかいに苦笑しながらロイは答える。

「実は……折り入ってご相談したいことがあって手紙を出したのです。
エトルリア三軍将の責務でご多忙の中、わざわざお越しいただいて本当にありがとうございます」
左手の人差し指をあごに当てる考え事をする癖をしながら、セシリアは呟いた。
「手紙に悩み事の内容は書かれてなかったけれど……もしかしてリリーナのことかしら?」
どきりとした顔でロイが尋ねる。
「なぜその事を?もしかして密偵が……」

セシリアは笑いながら首を振る。
「リリーナと約束してたのよ、1ヶ月に1回は手紙を送り合いましょう、って。
だけどあの収穫祭の後3ヶ月間全然便りがないし、急に国境沿いの砦まであなたに呼び出されるし……
あの子になにかあったと考えるのが普通でしょ?」
なにより、だいぶ憔悴したロイの顔を見れば聡いセシリアには何があったかは大体想像出来る。
「ええ……実は、少しまずいことになりまして……手紙では到底お話できないようなことになってまして。
とりあえず道すがら説明しますから、すぐに僕と一緒に馬車でオスティア城まで来てほしいんです」
139祭りの後:2006/09/18(月) 23:36:13 ID:4nvnjnKP
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「まあ、そういうわけでして。どうも、僕が竜に変わっている間にリリーナのことを……その、手篭めにしたらしくて……
そのことにショックを受けたリリーナはオスティア城に帰ってしまったんです」
「……収穫祭の夜までリリーナにあなたが竜へ変わることを知らせていなかったのね」
かつてエリウッドやニニアン達と共に旅をしたエルクを師に持つセシリアは、
フェレ家の者以外でロイの竜帰りを知る数少ない人間の一人だった。

「だからあれほど早く教えた方がいいと言っていたのに……」
ふぅ、と上品な仕草でため息をつくセシリア。
「すみません……本当に情けない話です」
申し訳なさそうに頭を掻くロイ。
「それで、もちろん謝ったのよね?」
「ええ、鍵をかけ部屋に篭っておまけに室内に一歩も入れてくれませんから、
いつも窓越しにですけど。でも、この3ヶ月間、リリーナは顔すら出してくれません。
手紙も何十通と送ったのですが、全く返事はありません。
よほどショックだったのでしょう……」

「それは……ちょっと洒落にならない状態、かもしれないわね」
「ええ、ですからもう本当に参ってしまって。……所でそれには何が入っているんですか?」
頭を抱えて下を向いたロイはセシリアの持ってきた袋を馬車の床に見つけ訝しげに尋ねる。
にっこりと笑いながら、セシリアは答えた。
「あなた達の仲直りに必要になるかもしれない秘密道具が色々入っているの」

そうこうしているうちに二人を乗せた馬車はオスティア城の門前に辿り着く。
140祭りの後:2006/09/18(月) 23:37:31 ID:4nvnjnKP
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「お久しぶりですね、ロイ様。今さらオスティアのお城に何をしにいらしたのです?」
両腕を腰にあて、威圧するように階段の上でロイを見下ろしながらレベッカは主君をなじった。
「やあ、レベッカ。その、リリーナに会いたいんだけど……」
冷や汗を掻きながらしどろもどろに答えるロイをレベッカは一蹴する。
「リリーナ様はお気分がすぐれません。また後日お越しください」
「そんなことを言わずに……今日は、リリーナに元気が出るようお客さんを連れてきたんだ」
「お客様……?」

「お初にお目にかかります、レベッカ様」
にっこりと笑いながら、セシリアがロイの影から姿を現す。
「……あなたは……?」
スカートの裾を両手で掴み軽く膝までたくし上げながら優雅にセシリアはお辞儀をする。
「私はエトルリアの魔道将軍を務めるセシリアと申します」
「あなたが……私はフェレ侯子教育係長のレベッカと申します。
どうぞお見知りおきを。私も常々お会いしたい、と思っていました。
オスティア留学の際はロイ様がお世話になりました」

「いえ……ロイはとても賢く礼節をわきまえた子で、私などが教えることはとても少なかったですわ。
これもきっとフェレで立派な方が教育係におられたおかげだと思っていましたが、
ご本人を見て納得いたしました」
「それで、本日の御用は何用でしょうか?」

セシリアがエトルリアの魔道将軍と名乗っても、レベッカは少しも動揺しなかった。
これは、ただリリーナに会いたいとお願いしても丁重にお断りされそうな雰囲気である。
奥の手を使うしかないかしら、とセシリアは心の中で呟く。

「実は……リグレ侯爵夫人からの言伝を預かっております」
とたんに、レベッカがわずかに頬を赤らめ後ずさる。
「な……」

セシリアはさっと階段を上ると、ひるむレベッカの耳にリグレ公爵夫人の声色に似せてこう呟いた。
「『また、レディのたしなみの指導をしたいですわ』と、仰っていました」
「な、な、なんですって!」
「セシリアさん、リグレ侯爵家といえばもしかして……」

「ええ、クレインとクラリーネの…………あら、レベッカ様がどいてくださいましたわ。
どうやらリリーナに会ってもいいみたいね」
微笑みながら階段を上るセシリアに気圧されるかの様にレベッカが少し後退してできた隙間を、
ロイは少し不思議そうな顔をして乳母を見つめながら通り過ぎる。
「あ、ちょっと、ダメですよロイ様!」

しかし今は乳母の過去を詮索している場合ではない。前を向くと、ロイはリリーナの寝室へ向けて歩き始めた。
「リリーナ様が閉じこもってから、私も女中達も皆ずーっとリリーナ様のお顔すら見ていないのですよ!!
今さらロイ様が来ても会えるわけないんですから!!」
141名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:38:00 ID:thdbJNCZ
同カプ同シチュは別に問題ない気がする。
二次創作で原作にある、またはありうる同じ状況を書きたいという人がいたら書けば良い。今までだってそうだったろ。
むしろ好きなカプだったらいろんな人のが読みたいし。
というわけでロイ×リリーナカモーン。
142祭りの後:2006/09/18(月) 23:38:28 ID:4nvnjnKP
「リリーナ、いるかい?」
ロイが軽くノックして尋ねるが、返事はない。
「眠っているんじゃないのかしら」
「いえ、さっき外から見た時にカーテンが動くのが見えました。おそらく起きていると思います」
「だとしたら狸寝入りかしら……リリーナ、聞こえる?私よ、セシリアよ」
セシリアも何度かノックして呼びかけるが、部屋の中からはぴくりとも気配がしない。

「これは……いよいよ大事みたいね……」
セシリアがふと視線を落とすと、扉と床の間にある猫1匹がようやく通れるほどの隙間に
食事をした形跡の見られる食器が何枚もお盆の上に積み重なって置かれていた。
「どうやら、食欲は旺盛みたいね。病気ではない、か」
「そうですね。これだけ食べているんですから、体調が悪くなさそうなのはせめてもの救いです」

楽観的なロイに対して、セシリアは少し表情を曇らせる。
「……そうかしら?むしろ、ずうっと部屋に閉じこもっているのにこんなに食欲があるなんて、少しおかしくないかしら?」
「どういうことです?」
「ある意味、病気よりも危険な状態かもしれない、ということよ。これはもう、強行突破しかないわね」
セシリアの険しい表情を見て、ロイも決意を強くする。
「……分かりました。すぐにでも扉をぶち破ります」

「あら、そんな乱暴なことしちゃだめよ。リリーナに刺激を与えるのは良くないわ」
「でも、それじゃあどうやって……」
セシリアは袋からおごそかにワープの杖を取り出した。
「秘密道具その1、よ」


「リリーナ……」
3ヶ月ぶりの妻との対面に、ロイが思わず言葉を詰まらせる。
「ロイ……どうしてここに……」
ロイが鍵を開けた扉から、セシリアも部屋へ入ってきた。
「リリーナのことが心配だからよ。久しぶりね、リリーナ」

布団で半身を隠したリリーナが、唇を震わせながら呟いた。
「セシリアさん……なんで今頃になって……
ようやく私がロイの前から姿を消す決心をしたというのに……」
リリーナの言葉に、ショックでロイは目を見開いた。
「……そんな、……僕の前からいなくなるなんて!!そこまで僕は君を追い詰めていたのか……
君がそんなにまで僕を嫌いになるのは……やはり僕が竜の血を引いているからか……?」

その言葉を聞くと、リリーナは慌てて顔をぶんぶんと左右に振った。
「違うのロイ!!私は別にあなたのことを嫌いになったわけじゃない」
「じゃあなんで僕の前から消えるなんてコトを……」
と、興奮したロイの肩にセシリアの手が置かれる。
「ロイ、少し落ち着いて」
「……すいません」
143祭りの後:2006/09/18(月) 23:39:21 ID:4nvnjnKP
「あまり大声を出すと、お腹の子に悪いわ。そうでしょ、リリーナ?」
「……へ?」
あまりにとっぴな言葉に、ロイは間の抜けた声を上げる。
「セシリアさん……気づかれていたんですか?」
「まあなんとなく予想はしていたけど、食の細かったはずのあなたの食べっぷりを見てさっき確信したの」
顎で入り口の食器を指しながらセシリアはリリーナの腹部から下を覆う布団を引き剥がす。

そこには、お腹がほんの少し膨れあがった妊婦の肢体があった。
「リリーナ……なぜ、こんな大事なことを黙っていたんだ?」
「ごめんなさい……」
リリーナの代わりにセシリアが答えた。
「……生まれてくる子供を……竜の姿をしているかもしれない子を、愛せる自信がなかったのね」
打ちのめされた顔で、ロイはリリーナを見た。
リリーナは、辛そうな顔でこくりと頷く。
「そう、だったのか……」

「もし生まれてくる子が竜の姿をしていたら……そんな風にずっと怯えていて……
もしかしたら、実の子を憎み、呪う様な母親になるんじゃないかと思って……」

ロイはゴクリとつば飲んだ。彼女が竜を嫌いなことは誰よりも彼自身がよく知っていた。

「私はロイが嫌いになったんじゃないの……自分がイヤになったの……
この子を産んだら、あなたと子供と別れて2度と顔を合わすまいと……
こんな、自分の子供に恐怖を抱くような、ひどい人間なんて……
あなたや生まれてくる子の側にいていいわけないもの……」

そこまで蚊の鳴くような声で喋ると、リリーナは声を殺して泣き始めた。


「リリーナは、僕のことが嫌いかい?」
ロイは震える妻の肩をそっと抱きしめる。
リリーナはロイを見上げ、涙を拭いながら首を振った。
「竜の血を引いていても?」
リリーナは瞬時に答える。
「……ロイのことは誰よりも好き。いままでもそうだし、これからもずっと」

「なら、この子の事も好きになれるさ。
だって、竜の姿をしている僕を好きでいてくれるんだから、
例えこの子が竜の姿をしていても大丈夫だよ」
「でも……この子の事を好きになれても、もう関係ないの。
私は『この子の事を嫌いになるかも』なんて少しでも考えてしまう自分が嫌なの。
そんな事を少しでも考える母親がいればきっとこの子のためにならないもの……」
144祭りの後:2006/09/18(月) 23:40:29 ID:4nvnjnKP
「……じゃあ、僕もこの子の側にいることが出来ないね」
「なんで?」
驚いた顔で、リリーナが聞き返す。
「だって僕は、この子のことを100パーセント好きになるつもりはないからね。
多分好きという気持ちだけでこの子に接して甘やかしていたら、
いつかきっとこの子自身のためにならないことになる。
僕が子供のころリリーナに剣術の真似事をして怪我をさせたとき
父上が僕を烈火のごとくしかりつけたのは、多分好きという気持ちだけでは出来ないことだと思うから」

「ロイ……」
「だから、リリーナも『母親だから無条件で好きにならければならない』なんて考えなくていいんだよ。
実の親子でもけんかする時もあるんだし。僕も留学する前はよく父上に反発していたよ。
でも、そんな反発したり、いがみ合うことで見える事や学ぶ事だってあると思うんだ」
「でも、私は……」
「それにね、リリーナ。『この子のためにならない』という風に子供のことをまず考えている君には、
充分子供の側にいる資格があると思うよ。だからさ、こんなところで秘密を独り占めにするのは良くないよ。
せっかくのおめでたいことなんだから。皆心配してるし、外に出て報告しよう」

笑顔と共に差し出されたロイの手を一瞬リリーナは握りかけて、躊躇する。
「ごめんなさいロイ……私には、それでもあなたの側にいる資格はないの。
もう一つ、あなたにはふさわしくない理由があるの」
「なぜなんだい?」
リリーナは顔を伏せ目を逸らす。
「……話せない……きっと軽蔑され」

「大事な話中ごめんなさい、お二人とも」
袋から取り出した妖しげなピンク色の表紙の本に難しそうな表情で目を通すセシリアが、二人の会話を止めた。
「セシリアさん、どうしたんですか?」
「どうもね……この秘密兵器その2を見る限り、このままだとリリーナの命が危ないみたいなの」
145祭りの後:2006/09/18(月) 23:42:09 ID:4nvnjnKP
「というわけで、あなた達には『おつとめ』をしてもらいます」
「…………………………………………………………」
「…………………………………………………………」
思わず夫婦は真っ白になる。
『おつとめ』とは、いわゆる貴い血筋の者たちが使う、セックスの隠語である。
「あら?聞こえなかったのかしら」
「すいません聞こえたんですが唐突過ぎて脳が拒絶しました。
……順を追って何故それを僕らがしなければいけないか、説明をお願いします」
「あら、じゃあ、どこから説明すればいいかしら?」

「まずその……秘密兵器その2とは……」
すると、いかがわしいピンクの表紙をパタパタ叩きながらセシリアが答えた。
「これは、私の師のさらに師に当たる方がナバタの里で趣……
ではなくて学術的な観点から竜と人の共生を記したものです。
これによると、今のリリーナのお腹の大きさはかなり危機的状況にあるといえるわ」

「もしかして、お腹の中の子が危険な状態なのですか?」
必死な顔で身を乗り出すリリーナ。
「多分子供の方は大丈夫。危険なのは母体であるあなたよ」
「私……?でも、そんなに体調は悪くありませんが」
「あなたの健康に異常がないのはあの食事の量を見れば判るわ。
問題はあなたの子宮と子供の間にある殻よ」

「……殻?」
「そう、殻。あなたが宿している赤ん坊は、赤ん坊と共に成長する卵の殻に包まれているの。
体の大きな竜なら問題ないけど、この殻がもし大きくなりすぎると人間の産道だと狭くて卵の殻が割れて大変な目に会うのよ」
ロイはマーカスに聞いた話を思い出しふいに叫んだ。
「そういえば、母上は僕を生むときに竜の姿になっていたと聞いたことがあります」

「もし、そんなことになったらこの子は……」
「お腹の子は殻が割れたぐらいでも全然影響はないらしいわ。人間の盲腸と同じで、
殻自体には子供の生命活動に意味がないから割れても大丈夫みたい。
でももし殻が変な角度で割れれば……産道が傷ついてあなたの命が危なくなるらしいの。
何せ体の中だから、一度傷ついたら回復の杖もうまく使えず出血多量になってしまうらしいわ」
思わず二人の顔が青ざめる。

「リリーナの命を……守る方法はないのですか?」
「だから『おつとめ』をするのよ」
「…………………………………………………………」
「…………………………………………………………」
青ざめた二人の顔が、とたんにまた白くなる。
146祭りの後:2006/09/18(月) 23:44:27 ID:4nvnjnKP
「今あなた達、私のことを変態と思ったわね?」
「いえ、その、そのようなことは、ないですよ、なあリリーナ?」
泳ぐ目で、妻に振るロイ。
「え、ええ、その、少しエトルリアの将軍らしからぬ言葉が聞こえて驚いただけです」
「今から私のことはエトルリア将軍ではなく、……そうね、お医者さんとでも思いなさい」
「はあ……」
「膣内や子宮口が刺激されると予定より早く産気づくことがある。
それを利用して殻が小さい今のうちに出産するの。そうすれば母体が傷つく危険がないというわけね」

「でもそれって……人為的に早産するってことですよね?
そんなことしてこの子は……大丈夫なんでしょうか……」
「竜人の生命力ならかなり早く生まれても大丈夫みたいね」
「しかしですね……刺激するために、その……『おつとめ』を……するんですか……?
だったら、別にその、なんというか、刺激するための器具とかはないんでしょうか」
ぺらぺらとページをめくり速読しながらセシリアは答える。
「器具ではあまりいい代用品にはならないみたい。手や舌でもダメですって。
どうも竜の精液に出産を誘発する成分が含まれているみたい。
ナバタの男性の竜人と女性の人間の夫婦は皆この方法で出産しているみたいね」

少し間をおいて、ロイが尋ねた。
「……このままだと、リリーナの命が危ないんですよね?」
いつも穏やかな笑みを浮かべているセシリアは、少し険しい顔で頷いた。
「ええ。それにリリーナだけじゃないわ。殻が割れるだけなら中の子は大丈夫だけど、
殻で切れて母胎から出血が始まれば……産道の中で赤ん坊が溺れる可能性があるし、
殻自体で子供が傷つくこともある」

「ならば、すぐにでも、おつとめをする必要があるわけですか」
「その通りね。その大きさからすると今3ヶ月ちょっと……もう危険な大きさになっているみたい」
ロイは目を閉じてため息をつく。
「判りました。覚悟を決めます。リリーナは?」
「はい、私も……覚悟完了しました」
147祭りの後:2006/09/18(月) 23:45:21 ID:4nvnjnKP
セシリアが部屋から去った後、
二人はまだ日が高いというのに衣服を全て脱いでお互い一糸纏わぬ姿になっていた。
「ねえロイ……抱きしめて」
ロイは、請われるままにベッドの上に腰掛け、同じように腰掛けていたリリーナの体を、
お腹を庇いながら抱きしめた。
「久しぶりだね……リリーナ」
「本当に久しぶりね……そしてこれが、最後になるのかもしれないのね……」
「ダメだよそんなの!!」
突然リリーナの体を強く抱きしめ、ロイが叫ぶ。

「ロイ……」
「リリーナがどこかにいくなんて嫌だ、絶対に嫌だ!!
もし、どこかへ消えてしまうなんていったら、絶対に許さないからね」
3ヶ月前よりも豊かになった妻の胸に顔を沈め、ロイは吐き出すように叫んだ。
「ごめんなさい……でも私は」

「そうよ、せっかく私が来たのに、リリーナを死なせたりはしないわ」
突然のセシリアの声に、さっきとは間逆の音程の叫びを上げるロイ。
「うわああ、セ、セシリアさん?」
リリーナもきゃあと叫んでロイの後ろに隠れる。
「あれ、どうしたの二人とも?
「いや、その、あなたがどうしたんですかっ!!」
148祭りの後:2006/09/18(月) 23:47:05 ID:4nvnjnKP
混乱して叫ぶロイに、セシリアがしれっとした顔で答える。
「私に気にせず、続けて続けて」
「無理ですよ!!」
「リリーナの命がかかっていても?」
う、と小さく呻くロイ。

「大体……なんで部屋に入ってくるんです?」
「言ったでしょう、私は医者だって。私が部屋にいない間、
リリーナの体に何かあったらどうするの?」
「じゃあ、さっきまではどこに行ってたんです!!」
「レベッカ様に温かいお湯や綺麗な布や、はさみを用意してもらうようお願いしてきたの。
赤ん坊が生まれる時に必要でしょう?じゃ、はい続き」
両手をパンと鳴らして行為の続きを促すセシリア。

「き、極めてやりにくいんですけど……」
「しょうがないわね……じゃあ、一気に本番に行きましょうか」
そう呟くと袋から取り出した四角い何かを、ロイへ差し出す。
「秘密道具その3よ。ロイ、飲みなさい」
何も疑問を持たずごくんと飲み込むロイ。
「これは……強壮剤かなにかですか?」
「いいえ……それはピコの実をすり潰して固めた物よ」

びくり、とリリーナの体が震える。
「……ちょっと、それじゃ僕が竜になるじゃないですか!!」
「さっき説明したでしょ。『竜の精液に出産を誘発する成分が含まれている』って」
「それは、『竜人族の精液にそういう成分が含まれる』、という意味ではなかったんですか?」
「『竜人族が竜になった時の精液にそういう成分が含まれる』、という意味よ」

「でも、そのダメですよ、竜になったらほとんど理性がなくなるんですよ!!
もし、その、なんか強くしすぎてリリーナの子宮に衝撃を与えたら、子宮の中で殻が割れてしまうじゃないですか!!」
「大丈夫よ。竜の卵の殻は羊水の中に浸っている限りゴムまりのように柔らかくて周りのダメージを吸収するの。
空気に触れなければ固まらないから、子宮から出ない限りけして割れない。
ほら、すぐに竜になるんだから観念しなさい」
149祭りの後:2006/09/18(月) 23:48:45 ID:4nvnjnKP
「いやです……」
リリーナがポツリと呟いた。
「どうしたの、リリーナ」
「お願いです、セシリアさん、竜になってするのだけは止めさせて!!」
「落ち着いてリリーナ。なにをそんなに怯えているの?」
「やっぱり……竜の僕にひどい目に合わされたから……?」

「ううん、違うの、違うのよロイ!!だって……あなたはきっと、私を軽蔑することになる」
「軽蔑?なぜ?」
辛そうに、リリーナは喋り始める。

「だって私は……あの時……竜のことをあなたと知らなかったのに……
なのに、そんな竜のあなたに何度も、何回も気持ちよくさせられたのよ……
裏を返せば、私は相手が誰でも感じてしまうような女ということじゃない!!」

そこまで一気に喋ると、リリーナは泣き出しながら俯いた。

「そうか……それで君は、自分のことを卑下していたんだね」
「そうよ……竜のあなたと体を重ねると……私は獣のように快楽を貪ったの……
生身のあなたとした時よりも何倍も大きなはしたない声を上げながら……
だから私はあなたにはふさわしくないの……」

「そうだね……確かに君は、僕とは気づかず竜の慰み者になっていた」
「……そうよ。そして浅ましく何度も何度も気持ちよくなった」
「確かに君は気づかなかった……君の心はね。でも、君の体はどうだった?」
「……どういうこと?」

「僕が竜になってするちょっとした癖や仕草、そんなものを君は知らず知らずのうち感じ取ったんだ。
だから君は心で気づかなくても、僕の体を知らないうちに感じ取って、
僕の体だと判って気持ちよくなってしまった。そんな可能性もあるんじゃないかな?」
「そんな……だって私はずっとあなただと気づかずに……」
ロイの優しさが眩しすぎて、擁護される自分が情けなくて。

リリーナの目から、また涙がこぼれだした。
その涙の雫を、ロイがぺろりと舐め上げた。

その瞬間、リリーナの中に何かが蘇る。
何かを思い出そうとする。
重要なような、そうではないような何かを。
しかし、それを思い出せない。

「……?」

急に黙り込んだリリーナを見て、ロイはそのまま畳み掛ける。
「それにそっちの方がすごく素敵だと思わないかい?
だって、僕がどんな姿になっても、リリーナの体は僕だと気づいてくれた。
だから君は、ベッドの半分ほどの大きさの地図を描くほど気持ちよくなった」
150祭りの後:2006/09/18(月) 23:49:20 ID:4nvnjnKP
「あらあら。ベッドの半分も……」
教え子達の成長っぷりに少し感嘆の声を上げるセシリア。
慌てて、師の存在を思い出し顔を真っ赤にして叫ぶリリーナ。
「ロイ!!なんてことを言うの!!べ、別に私はベッドにそんな染みなんか……」

「作ってなかった?」
「……その……少しは、作ってたかもしれないけど……」
急に黙り込んで、赤面しながらリリーナは答える。
そんなリリーナを見てくすりと笑いながらロイは続けた。
「だからね……僕は全然君の事を軽蔑なんかしていない……
むしろ、僕のことをこんなに感じてくれたんだ、って感動したぐらいなんだから」

「ロイ……」

「だからね、その。僕もそろそろ限界なんだ、実は」
「ロイ?」
少しずつ、ロイの周りに光が収束し、ロイの姿が光の膜に包まれ見えなくなってゆく。
「だけど僕が、どんな姿に……なっても、ぼくが、君の夫の、ロイであることは……永遠に変わらない。
だから、……理性が消え……姿が変わっても……僕の前から……逃げずに……受け入れて……」
やがて光はロイ自身となり、その光が肥大し、弾けた。

そして、青年のいた場所には1匹の白い竜が残された。
3ヶ月前、泣き叫ぶリリーナを散々責めたてたあの竜が。
リリーナは、わずかに唇を震わせながら竜の前で目を瞑る。
まるで自分に目の前にいるのは夫だと暗示をかけるように。
その目を瞑るという筋肉の動きが、リリーナの眼孔に溜まっていた涙を外へ流しだす。

すると竜が、細く長い舌で彼女の頬を伝う涙をぺろりと舐め上げた。
3ヶ月前のあの時のように。

「ああ……」

リリーナは目を開いて、微笑を浮かべながらゆっくりと竜に抱きつく。

「あなたは、ロイだったのね」

ロイは、

『キシャァァァァァ』

と雄叫びを上げた。
151祭りの後:2006/09/18(月) 23:50:11 ID:4nvnjnKP
「ロイ……ロイ!!」
歓喜の表情を浮かべながらリリーナは唇のない裂けた口にキスを浴びせる。
と、あの蛇のような舌がリリーナの口へ進入する。
「ふぅ……ふむぅ…………」

まるで歯に付いた歯垢を全てそぎ取るような激しい動きで淫蛇の舌がうねりまわる。
必死にリリーナはロイの舌に自らの舌を絡め応戦しようとするが、
舌の付け根と喉が繋がる柔らかい部分を細長い舌で舐め取るように動かれると、
とたんにわけのわからないむず痒さとえずきたい感覚に襲われ、たまらず顔を後ろへ背けようとする。

と、節くれだった手(前足?)が彼女の後頭部を固定して逃れることは出来なくなり、
そのまま喉の奥の奥まで舌が進入する。

「ふぅーーーむ、ふぅっむーーーーーーーっ」
本気で苦しくて、だけどロイの体の一部が奥の奥まで入り込む感覚を受け入れたくて、
相反する欲求に苛まれながらリリーナは脳の奥まで融ける様な不思議な快楽を感じた。

ロイの舌がリリーナの喉から抜かれ、
その脱力した体がゆっくりとベッドに寝かされる。
ロイは両腕でリリーナの両手首を押さえつけ、両足でリリーナの両太股を左右に割る。

ああ、これから私はロイに貫かれるのだ。
自分の上で大きく口を開ける竜に彼女の体が芯から熱くなる。
3ヶ月前と同じ態勢なのに、リリーナの顔にはあの時のような拒む様子は少しも浮かんでいなかった。

ロイの傍らで自分を見下ろす女性の姿を見るまでは。

「セッ……セシリアさんっ」

「あら……私は気にせず続けていいわ……」
男女の営みをにこにこと見下ろす医者の視線に、リリーナの体が思わず強張る。

「あ……ロイ、ロイ、お願い、両手を、両手を自由に……」

「それは無理よ。だってせっかくのかわいい奥さんの顔を見たいのに
手を自由にしたら隠されてしまうでしょう?
それに、顔を隠されたら医者の私もあなたの体の変化を読み取れなくなるわ」
152祭りの後:2006/09/18(月) 23:50:51 ID:4nvnjnKP
ロイが、陰茎をリリーナの入り口にあてがう。

「では、どうぞ私は気にせず、ご堪能してね……」

「いや、ロイっだめえっいれちゃだめええぇっ」

長く太く熱く、鱗による夥しい隆起を持つ男根が、セシリアに観察されているリリーナの中へ進入する。

「ああ、だめ、ロイ、うごいちゃだめええええぇぇぇぇっ」

あの、鱗によってささくれ立った彼女の手首ほどもある幹が、また彼女の中を動き回る。
しかし今日は3ヶ月前のあの時とは状況が違う。

リリーナは、3ヶ月もロイと会わず、体を重ね合わせることもなかった。
快楽を知った人妻の体に、3ヶ月分の抑圧が溜まっているのだ。

そんな体に、愛すべき夫の人外の物体が高速で出入りしている。
あっという間に、リリーナの目の前は白く染まり、背筋にいいようのない甘美感が集積する。
しかし、絶頂を迎えるわけにはいかない。

領主として、淑女として厳粛に育てられたリリーナの理性が、第3者の観察下という異常な状況での快楽の享受など
受け入れるわけがなかった。

「おねがいぃっ、おふぇがいぃです、みないで、みないでえええぇぇっ」

涙を流しながら、呂律の回らなくなった舌でリリーナはセシリアに懇願する。

今の状態を例えるのなら、リリーナは海の上をさまよう漂流者だった。
何日も水を口にせず体は肉欲という水を求めているのに、
周りにあるのはさらなる渇きをもたらし自らを破滅させる海水のみ。
だというのに船には穴が開き、このまま時間が経てばいやでも海水を飲み、破滅するのは判りきっている。

しかしそれでも、幼いころから楔のように打ち込まれた人の上にたつ者としての道徳が、リリーナを踏みとどませる。
だが、心も体も全てがロイを受け入れたいと願う中、リリーナの自制の崩壊も近い。

すると、セシリアが顔を動かし、視線を変えた。

「おねがいぃっ、いやぁっ、いやあああぁぁぁっそんなトコはいやあああああああぁぁぁぁっ」

リリーナは恥辱で気が狂いそうになった。
なんとセシリアは、二人の結合部へと視線を移したのだ。
153祭りの後:2006/09/18(月) 23:52:02 ID:4nvnjnKP
「まあすごい……こんな風に鱗の一枚一枚が逆立ったりして……
鱗の一枚一枚は全て曲線だから、リリーナの中をけして傷つけないのね……」

激しく動く結合部近くにセシリアが手をかざすと、
リリーナの飛沫が霧雨のように手を濡らした。

「リリーナ。私は医者なの。あなたの変化を全て見届ける義務と、
そしてあなたの心を暗闇から救う義務があるの」

「くあら…、やみぃっ?!」

ごぷごぷと突き立てられる肉の杭を見下ろしながら、セシリアは頷く。

「ただでさえ妊娠したらナーバスになるのに、ずーとこんな場所で一人きりなんだもの。
そりゃ、心の中に暗闇も出来てしまうわ。自分ひとりで出産するなんて無茶まで考えちゃって」

「あふぅひぃああぁぁいひゃあああああぁぁぁぁあああああああああぁぁぁぁっ」

もはやリリーナの瞳には何も写っていない。
開きすぎた瞳孔はあらゆる色の光を集め混じり、竜に組み敷かれた人妻の網膜を白一色で塗りつぶそうとしている。
それでも彼女は堪えていた。最後の一線を皮一枚で。
その精神力に、セシリアは舌を巻く。

「でもね、リリーナ……耐えた分だけ、受け入れた時に帰ってくる快楽も強くなるのよ。
これ以上耐えた後に受け入れれば……発狂して死ぬかもしれない」

飛沫が噴出す秘裂と肉棒の上に、セシリアは手をかざす。
そして最後の皮一枚が、ゆっくりと剥かれてゆく。

「だから、とどめは私がさしてあげるわ。もう2度と暗闇を見ないよう、
峻烈な光の世界へイきなさい」

笑みをたたえながら、セシリアは柔らかい肉の芽をしごき上げた。

「くひああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ」

リリーナは細い体を魚のように何度も跳ねさせ、真っ白な海の中で意識を失った。
154祭りの後:2006/09/18(月) 23:52:36 ID:4nvnjnKP
リリーナはかすかな違和感を覚えて目を覚ます。
体が泥になったように重い。
臍から下の辺りの背中が、びしょびしょに濡れて凄いことになっている。
おそらく自分の物と、ロイの物の混合液だろう。

「大丈夫?リリーナ」

セシリアの声に、何とか答えようとする。

「だい……っう」

下腹部を襲うきりきりとした圧迫感にようやく気が付いた。
陣痛だ。

しかし、どうにもリリーナには痛みが軽い気がする。というより、圧迫感だけで痛みすら感じない。
別に今まで子供を生んだことがないからこんなものかといわれればそうなのかと納得しそうなものだが、
それにしても人一人生むにしてはあまりに痛みがなさ過ぎる様にリリーナには感じられた。

その疑問にセシリアが答える。
「なるべく卵が小さな時に生むから、そう痛みは感じないの。
握りこぶし大の小さな卵を生むのだから、
人間の赤ん坊を生む時のような母体が受ける痛みも出血もないの。
でも気をつけて。気を抜くと、殻が割れるわ。いい、呼吸を整え、
少しずつ、少しずつ卵を下へ落としていくの」

苦しさと疲労で言葉をが発せないのでリリーナは頷いて答えた。
少しずつ、少しずつ臍の上から産道を通って何かが移動してゆくのがわかる。

ついに、リリーナの足の間から白い半円がぽっこりと顔を出す。
それは、とても異様な、しかし神秘的な光景だった。

「いい、ここからが大変なのよ。半分だけ空気に触れているから、
より殻の固まる速度が早まるの。おそらく、……?」
155祭りの後:2006/09/18(月) 23:53:08 ID:4nvnjnKP
リリーナは長い苦しみと疲労のせいで辺りがゆれているように感じるのだと思った。
しかし違った。それは、最悪のタイミングでの地震。

「なんてこと……」

思わず、セシリアが呟く。
卵が、割れていた。
しかし、完全に粉々になって無数の破片になったわけではないのがすくいだった。
大きなひびが卵に23走っているだけで、まだ中は傷ついていない。
急いで卵を取り出そうとしたセシリアは、指をひびの端で切って、ひびを広げた。

このまま卵の形を保ったまま一気に取り出すのは無理だ。
ならば、入り口付近で割れた破片を一つ一つパズルのように剥がして慎重に取り出していくしかない。

ロイが長い舌で破片を一枚一枚取り出そうとすると、柔肉を擦る動きが心地よくて、
思わずリリーナの体が、胎内が動いてしまう。新しい命と、刃物を孕んだまま。

地獄のような快楽に耐えるうちに、ようやくなかの子供を取り出す時になった。

しかしここで、恐るべく現象が起こる。

「ひぃっぁぁぁ」

リリーナが、快楽のあまり眉を下げて喘ぐ。
殻から出た子供が、自ら子宮側へと産道を逆流しようとしていたのだ。

「ああっ中を……こども……はいあがって……」

体の中を子供が這い上がろうとする動きに、リリーナは体をがくがくと震わせる。
しかし、ここで絶頂を迎えるわけにはいかない。
もしそんなことになれば、収縮する母胎で子供が締め上げられてしまう恐れがある。

へその緒がなければ、生命力の強い竜でも長時間ほっておけば酸欠になる。
ロイが、舌を中の子供に巻きつけ、引っ張り出そうとする。
その瞬間、暴れる子供の足が母の中の最も敏感な部分を蹴り上げた。

「ふはああああああぁぁぁぁぁぁっ」

リリーナが絶頂の波にさらわれるのと、ロイが子供を引っ張り出すのはほぼ同時だった。
156祭りの後:2006/09/18(月) 23:54:17 ID:4nvnjnKP
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「ねえリリーナ……まだ僕とこの子の元を去りたいって考えてる?」
リリーナは生まれたばかりの子に乳を与えながら、ロイの問いにゆっくりと首を振る。
「そう。なら、いいんだ」
お腹がいっぱいになって人の姿に戻った娘の頭を撫でながら、
夫婦は見つめ合った後にっこりと笑った。



終わり
157名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:56:25 ID:ArZMInXN
リアルタイムキター(AA略)

>「でも……この子の事を好きになれても、もう関係ないの。
>私は『この子の事を嫌いになるかも』なんて少しでも考えてしまう自分が嫌なの。
>そんな事を少しでも考える母親がいればきっとこの子のためにならないもの……」

イグアナの娘的GJ!
158祭りの後:2006/09/18(月) 23:56:41 ID:4nvnjnKP
なんか変化球にしすぎて書いてる本人も良くわかんなくなっちまった

お目汚しすいません
159名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:59:08 ID:pGFZjSe7
リアルタイム超GJ!!!
獣姦苦手だけどロイだと思うと凄いすんなり読めた!
そして凄い感動した!!
160名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:59:14 ID:thdbJNCZ
割り込みスマソorz

てか続きキター!
夫婦愛がすごくいい。
ロイがリリーナに体が無意識に感じたからと言うシーンに悶えました。
また気が向いたらお願いします。
161名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:10:45 ID:Ee3Zl17O
GJ!
しかし竜がこんなに凄いとなると、エリウッドのやつれは病気じゃなくてやりs(ry
162名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:13:35 ID:VjMVqq7b
続きリクしたものですが同じくリアルタイム超GJ!
いや、AMAZINGLY TERRIFIC JOB!…まだ言い足りないorz
とりあえず神職人認定させてもらっていいでしょうか。
エロ云々はともかくまず話に感動した!核はやはりストーリーと感情なんだなと。
163名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 07:10:00 ID:DLWz6t5z
素晴らしい作品にGJを…
ロイリリ最高〜〜〜〜
164名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 13:46:16 ID:VhKikNeg
そろそろ輪姦物が読みたいと
真昼間から主張
165名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 14:42:25 ID:3YXayYjQ
前スレのだみゃ〜ん氏の主張と上のフィオーラSSを読んで思いついた。
ダミアン(烈火のほうね)がフィオーラを犯しつつ、
「避妊なんてもってのほか! 快楽のためではなく妊娠するために交わるのだ!
 避妊なんてするから凶悪犯罪が起こるのだよ。
 誇りたまえ! 私に妊娠されることを!」
とか言って中田氏するSS。
怒られるよな、やっぱり。
166名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 14:43:01 ID:zDavtxbm
すげえよセシリアさん
167名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 14:51:16 ID:Jwd8AfJn
>>165
このスレで非同意中田氏SSを楽しんでも
現実では避妊を欠かさないし犯罪も犯さない
きっちり二次元と三次元の区別のついている大人のための
場所なんだから無問題。
168名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 14:52:13 ID:Jwd8AfJn
訂正。スレじゃなくて板。
169人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/19(火) 22:36:09 ID:HbYK8AHw
>>165
ダミアン登場時にはフィオーラはまだ未登場だった希ガス
170名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 23:22:50 ID:VMPyhwtX
ヴァロール島に残ったフィオーラを、なら。
またはフロリーナ。
どっちにする?
171 ◆Z9Z6Kjg2yY :2006/09/20(水) 01:47:28 ID:pFG4tqS+
>フィオーラ
ヴァロール島に出撃する前にはバドンに立ち寄るから、そこでならどうかな?
中田氏されながらも任務遂行を優先するフィオーラ嬢……

ところで唐突ですが、空気読まずにアーサー×フィーを投下します。
明示はしてませんがフォルアーサー前提なので、受け入れられない人は各自スルー願います。
前スレのティアサガのやつに感想くれた人、ありがとうございます。
皆TSのことなんて覚えてないんじゃないかって内心冷や冷やしてました。

アーサーって「おれ」「ぼく」「わたし」と三つの一人称を使い分けるけど、どれが素なんだろう。
大概の二次創作は幼年時除いて俺しか使わせないけど。
とまあ、激しい自分設定も入っていますので(ry
172名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:48:30 ID:pFG4tqS+

くちびるに砂が張り付く。
吸い込まれそうなほど晴れた空へ、風が砂を巻き上げる。ここは砂漠のはずだった。
あたしの育った雪国では考えられない、凄まじい日差しと酷い暑さを湛えた、昼間の砂漠。なのに、寒い。

「マーニャ……」

怯えている。今までに無いくらい、激しく。
あたしだって数ヶ月前だったら多分、腰を抜かすか気絶でもしていた。今だって背中がガタガタ震えている。
血。鉄っぽいけど、それより生臭い紅。バラバラになって降り注ぐ。さらさらとした地面を濡らして行く。
その様がまるで、あたし達の周りだけ時間の流れが遅くなったみたいにはっきり見える。視界が急に晴れていく。

「ダメじゃないか、フィー。偵察は帰還を優先させなきゃ」

塵の霞の向こうの、紫銀がたなびくシルエット。もう見慣れたその姿が何故か空々しく映った。
藍色の瞳に射すくめられて悪寒が走る。ありえない疑問が口から出ていた。

「あなた……あなたは、誰……?」

「やだなあ、変なこと聞くんだね。見て分からない?

 僕はアーサーだよ。いや――――僕がアーサーなんだよ」



初めて会った時のことは、実はあんまり覚えていない。
きっとその時は疲れていたから……兄を探す、そのために解放軍に入る。なんて勇ましく故郷を出たのもつかの間。
今まで長距離飛行なんてやったことの無い田舎者が調子に乗って飛ばし過ぎで体力が尽きて、天馬騎士のくせにみじめに街道を歩いていた頃。

そう、あっちから声をかけてきたんだっけ。
あたしはまず、その変な見てくれにぎょっとした。シレジアでは……いや、生まれてこの方見たことも聞いたことも無い髪の色。
上物っぽい服が妙に堂に入っていた。怪しいなんてものじゃなかった。
けれど気付けばあたしとあいつは話し込んでいた。道端で遭った人間に身の上話なんてしたの、初めてだった。
そもそも故郷には殆どあたしの知り合いしかいなかったし。天馬に相乗りさせてくれなんて言われて、思わず馬鹿みたいと笑ってしまった気がする。
天馬には女の子しか乗れないのはシレジアの民なら誰だって知っているし、女の子同士だって素人が簡単に相乗り出来るわけない。
この怪しい……男? ――恥ずかしい話、この時あたしはあいつが男であることを半分くらい疑っていた――はどこの余所者なんだろうと、
これ以上関わるのを止めようと思っていたら、あいつはマーニャに手を伸ばして鬣(たてがみ)を撫でていた。マーニャはされるがままだった。
そんなまさか――だって、信じられない。天馬の中でも神経質な子は男に触れられるのすら嫌がるのに、初対面のあいつはさも親しげにマーニャに触れている。

あんた、何者――

あいつは、悪戯を成功させた子供のように笑った。

俺はアーサー、魔道士さ――
173名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:50:11 ID:pFG4tqS+



「だぁかぁら、ひどいと思わない? “君にはまだ荷が重過ぎる”ですって。
 あたしだって誇りあるシレジア天馬騎士の端くれ、イザークでの戦いだって全然遅れを取らなかったのに」

「まったくフィーは元気だな。俺は戦場に出るだけでだるいよ。解放軍の道程にアルスターが無かったらこんな生活御免だな」

友達、という程安っぽくはなくて、恋人、という響きはお互い照れ臭い。
そんなあたし達が落ち着いた立ち位置は、相棒。
と言っても、もっぱらあたしがアーサーに愚痴をこぼして、アーサーがそれを聞いて時々軽口で混ぜっ返したりして、二人で笑う。
家族のことは敢えて口に出さない。出さずとも分かっていることだし、出してどうにかなる程、あたし達に力は無いから。
それを自覚するのは正直辛いけど、同じような状況のアーサーが気楽に構えているのを見ると、うじうじ悩んでいるのが馬鹿らしくなって、
また二人で笑って、騒いで、そんなことを繰り返してたら、早耳な連中に冷やかされて、あたしはムキになって否定して――
アーサーめ、あたしの前で軽く流しやがった――そんな関係が続いていくのかな、ってぼんやりながら思っていた。
口は軽いけど根は頑固。本気でシレジアからアルスターまで歩いていこうとするくらい無鉄砲なくせに妙に冷静なところもあった。

「あんたねぇ……失礼だと思わないの、本気でセリス様のために、世の中のために戦おうとしている人達にさ」

「だからその分働いているんじゃないか。俺だってイザーク戦じゃそれはそれは万夫不当の活躍だったんだぞ〜」

「そういう意味じゃなくって」

アーサーの口ぶりは、どんな話題だってその重さを感じさせない。わざとやってるのか、天然なのかそれさえはっきりしないくらいにはまってる。
シレジアの空を駆け、イザークの褐色の大地を踏みしめて並んでいる間に、それが当たり前になっていた。

「だってさあ……正直世の中のことなんかよく分からないからさ。荒んでるってのは今に始まった話じゃないが、
 どう変えたら良いのかなんて俺にはさっぱりだ」

「もう、馬鹿丸出しっ。せっかく面の造りは良いんだから、もう少し澄ました顔してみれば、女の子にも人気が出るかもよ」

あっけらかんとしていて、底抜けの楽天家で、そんな気分がいつの間にかあたしにも伝染したりする。それだけだったのに。

「――ご忠告、痛み入ります。騎士様」

「えっ」

言葉だけ聞けば大した意味も無かった。でも……咄嗟にあたしは声が出なかった。
いつもの――よく言えば取っ付き易い、悪く言えば軽薄そうな――表情は、カケラも無く消え失せていた。
それだけじゃない。目つきや声音……いや、身体の頭から指の先まで、漂わせる空気さえ、まるで変わっていた。
それこそ人が変わってしまったみたいに――

「フィー……ここ、笑うとこだ」

「あっ……あ、ごめんごめん、あははは」

笑えなかった。冗談のつもりだったのに。
あんなことをアーサーに言ったのは、一応理由があった。いつだったか……そう、あれは女の子たちだけでお喋りしてた時に、
アーサーの話題が出たことがあった。いつも通りあたしが冷やかされて、それで終わるはずだったのに。

“……まさかぁ、どうせいつもの軽口でしょ。頭ユルいんだから、あいつ”

“そう……ですか? わたしは、かなり落ち着いた方だと思いますけど”

“ユ……ユリア?”

“ああ、ユリアもそう思うの。何と言うか、達観してる感じがするのよね。アーサーって、物腰がこう……ソフィスティケートされてるような”
174名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:51:30 ID:pFG4tqS+
あたしの中のいつものアーサーを、みんなあっさり否定した。
どうせまたみんなであたしをからかっているんだろうと思って気にも留めないで……止めないようにしていたけれど、
まさにあたしはその片鱗を目の当たりにしてしまった。落ち着いてソフィスティケートされたそんなアーサーを。
あたしの方が、何ヶ月もアーサーと一緒にいるのに。あたしの方が沢山接しているのに、あたしの方が――

「――フィー、フィーったら、おいっ」

「……は……あっ、アーサー?」

「何だ何だ、ぼけっとして。気分でも悪いのか」

「い、いやっ、そんなんじゃなくて……いいよ、心配なんか」

「そろそろイード砂漠へ進軍し始めるらしいから、無理はするなよ」

いつもなら軽く流せる言葉も、全く耳に入っていなかった。



ざわり――彼が砂を踏むたびに、空気が泡立つ。足までが笑って言うことを聞かなくなってきた。
冗談じゃなく、そのまま死んじゃうかもしれない。そんな理不尽な展開が頭を過ぎった。

「帰ろうよ、フィー。……大丈夫、全員殺したから、まだ敵には割れてない」

全身が総毛だっていた。きっと今のあたしの顔色は真っ青なんだろう。
歯がかちかち鳴って、唖のように声が出てこない。頭まで金縛りにあってるみたい。

「あ……あ……」

手の甲が白くなるほどマーニャの手綱を握っていた。また彼がゆっくりと歩みを進める。
特に背丈も大きくない痩せぎすの身体。見慣れた顔。なのに、怖い、怖い、

「帰ろうよ、フィー」

歪められた頬。とても楽しそう。赤と、水色と、肌色に染め抜かれた世界の中で、あたしは。
175名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:52:50 ID:pFG4tqS+


「いやあああああああああぁぁっっ!!」

「フィー、フィー! しっかりして!!」

耳をつんざくのが自分の声だということに、しばらく気付かなかった。

「あ……あ、あれっ……あたしは……」

見上げれば、そこは薄暗い天幕の布が広がっていた。誰かが手を握ってる。栗色の巻き毛……ラナだ。

「ラ、ラナっ、今の叫び声って何っ!?」

天幕の入り口を吹き飛ばさん勢いで押し入って来たのはラクチェ。
あ、他にも……セリス様まで居る。ただでさえ狭苦しいのに。みんな、何があったんだろう。

「……あれ、あたしは……確か偵察に行って……」


「そう、それで帰りが遅いから、砂漠で身動きしやすいアーサーがあなたを探しに行ったのよ」

アーサー……ああそうだ、アーサー……あれ、違う? でもラナはアーサーが行ったって、

「アーサーは、どこにいるの?」

「どこって、ひでぇ奴だなおい。俺はここに居るぞ」

「あ、ごめん」

見ればラナの反対側、あたしのすぐそばにアーサーは居た。
紫銀の、密かにちょっと羨ましいと思ってる髪。いつもの顔でぶつくさ言ってる。あたしは確かめるように手を伸ばす。

「お、おいちょっとフィー、何いきなり人の顔いじって」

「アーサー……だよね? ……うん、そうだ、アーサーだ」

「何言ってるんだよ、俺はこの世界に一人だって」

「だ、大丈夫なのフィーってば」

あ、あれ、もしかしてあたし、みんなにすんごい心配かけてた?
ねえ、そんなこと……今更聞けないけど誰か教えてよ。

「暗黒魔法の類いは、感じないな」

「レヴィン様」

「フィー、何があった」

「何が……ですか?」

と言われてあたしは答えに詰まった。言えるわけない。アーサーが、アーサーじゃなくなったって。
イードマージ達が全滅してて、いつの間にか気を失ってたなんて、十二聖戦士もびっくり。

「覚えて、ません……」
176名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:54:12 ID:pFG4tqS+
あたしの不思議体験――と言っていいのかは微妙だけど――は瞬く間に軍内の噂になってしまった。
一部ではかつてヴェルダンでシグルド軍を苦しめたフェンリルの魔法かってもっともらしい説が出たけど、
オイフェさん曰くフェンリルを食らって無傷なんてことは考えられない、とのことで立ち消えになった。
尾ひれがこれでもかとぐらい付いた様々な話が飛び交って、落ちてしまった士気を取り戻すためにあたしはあちこち引っ張りまわされた。
元はあたしのせいとはいえ、いい気分はしない。

アーサーは相変わらずだった。あの姿なんて最初から無かったように、いつもみたいに馬鹿やって。
だけどあたしは今までのようにアーサーを見られなかった。少しだけ……どうしてもよそよそしくなっちゃう。
どう考えたってあの時のあたしのことを知っているのはアーサーだけなのに。
あたしが言いたいのはそんなことじゃないのに、訊けない。訊けないよ。あれはアーサーだったのかなんて。

そんなあたし達の些細な変化をどうとったのか、親しい人達は急にお節介になった。
特に時々露骨な話を振ってくるラナとか――耳年増ってのはこういうのを言うんだろうけど、本人に言うと怒るから言わない――には内心うんざりしかけていた。
悪気が無いのは分かっているけど、だから邪険にも出来ないし、アーサーはアーサーで変わってしまったあたしの態度を特に気にすることも無い。
何よこれ、こんな風にもやもやしてるの、あたしだけなの?
苦しい、だって……前から掴み所の無い奴だとは思っていたけど、あたしが感じていたよりずっと、ずっと遠い。
どうして、今までは何でもなかったことなのに、もう上手く出来ない。たった一言訊くだけじゃない。



砂漠の夜風は、雪国の出のあたしにも少し肌寒い。昼間の眩暈を起こす暑さに身体が慣れてしまったのかも。
味気ない地の端っこにあるイードの城下町は、寂れた雰囲気がまだそこかしこに残っていた。
いくら解放軍がロプトの影を蹴散らしても、それが残した爪痕まですぐには消えない。
こんなことがこれからも続くとなると、気が滅入りそう……いや、多分そんなのは取って付けた理由。
たとえ街道が目に入ってなくても、きっとあたしは緊張していっぱいいっぱいになってた。

イード中心部の開けた場所。そこをゆったりと歩くローブを纏った人影。
すれ違う人々は珍しい格好と、明らかに常人の持つものではない髪や顔立ちに目を惹かれて、
でもアーサーはそんな視線を受けながら、そ知らぬ態度で闊歩していく。とにかくとても目立つ。

「アーサー」

つとめて普段通りを意識しながら声をかける。
普段通り、と言ってもあれ以前のあたしとアーサーの掛け合いはもうなぞれないから、ぎこちないままの遣り取りだけど。
……それでも、あたしの考えてることを感付かれたくなかった。

「フィーか、どうしたんだこんな遅くに」

「それはあんたもでしょうが」

「俺にはいつものことだって。そうカリカリすんな」

苦笑い。それは人の心を惹き付けはしないけれど、その垣根を低くしてくれる。
あんたのそれも。作り物だとしたら、相当年季が入ってるわ。

「フィーがこんな時間に出歩くなんて珍しいな、いつもは早寝のくせして」

「少し……構わない? 付き合って欲しいことがあるの」

「変だな、いつもなら有無を言わさず引っ張ってくのに、そんな下手に出たりして」

「いいからっ、そんなことは」

声のトーンを変えることなく、淡々と独り言のように喋るアーサー。
小憎らしいぐらい落ち着いている。今にその化けの皮を剥がすとなると、得体の知れない不安と、優越感があった。
今日、あたしは“相棒”を踏み越える。

「どういう風の吹き回しなんだか……まあいいさ、この俺が慰めてあげようか、気分がいいから」

おどけた言葉が出てきた顔は、いつもの軽薄なそれのままだった。
177名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:55:55 ID:pFG4tqS+

「フィー……これは一体、何の真似さ」

「あんたって奴は……言わせるつもりなの?」

最初からこうなることは想像が付いていたくせに、ここまでくると白々しい。
ローブを握り締める指に力が入る。どうして、どうしてこんなに近いのに届かないの。あたしの声は、叫びは。
頭がおかしくなりそう……もうそうなってるのかもしれない……でも、そうなったっていい。

「答えてよ」

場末の酒場だったらしい建物。荒れ具合からして、きっと結構前に店主は逃げ出したんだろう。
持ち込んだランタン以外に明かりが無い。椅子の上に腰掛けた影が光と一緒に時折ぐらぐら揺れる。
あたしはその姿を手探りで捉えて、滑らかな布地ごと骨張った肩に身を寄せる。アーサーは彫刻のように身じろぎもしない。
シレジアの火酒とは違う……多分、香水やら何やら混ざりきった甘ったるい匂い。

「――どうしてあの時、そんな目をしてたの……?」

「忘れたほうが良い」

「嫌よ」

つれない声。耳に痛くて、胸板に顔を押し付けた。心臓の鼓動は、悲しいぐらい微かで。

「少し魔力を込めたぐらいで、あの調子だ。もう随分下らない殺しばかりしてきたからね。俺には今更どうと言うことも無い」

「本当は、聞いて欲しいんでしょう」

「こら、軽く流すな」

冗談めかした台詞も、今のあたしには通じない。剣呑な言葉なんてのも今更。触れれば切れそうだったのはあの彼の方。
そんな言葉を聞きたいんじゃない。あんたの顔なんて冬開け前から、それこそ毎日のように見てる。
肩口に遊んでいる銀髪を指で梳いた。水みたいな感触だった。

「酔ってるのか?」

「あたしは、素面よ」

「そりゃ困った」

「言うまで離さないよ、下手なことしたら大声上げてやるんだから」

驕慢だと思う。アーサーにとって、あたしがそこまでの存在じゃないという可能性も、考えなかったわけじゃない。
けど、強いて頭からかき消そうとしていた。無力さを受け止められるほど、今のあたしはしっかりしてないから。
肩に手を回した。布何枚か隔てて擦り合う肌が切なくて、変な声を出しそうになる。
いつからこんなになっちゃったんだろう。最近なのか、結構前からなのか。

「いつから、娼婦の真似事なんかするようになったの」

砂漠でかさついたくちびるを重ねる。味気ないファーストキス。目の前がひび割れて、胸の奥が厚くなって、それなのにあたしは笑っていた。

「もう分かってるんでしょう?」

あたしが、アーサーのこと、好きなこと。どれだけ歯痒い思いをしているかも。
知っていて、なんで何にも答えてくれないの。
178名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:56:48 ID:pFG4tqS+

「フィー、やめろ」

「あたしは何だって出来るんだよ……何だって、ね」

ローブを掻き分けバックルに手をかける。人を呼ぼうにもこの状況じゃ男のほうが襲われてるなんてみんな考えないよね。
嫌な女になっちゃった。打算的で、わがままで、押し付けがましい。

「お前は、綺麗なままでいろよ、再会した時にどこの馬の骨とも知れない奴に弄ばれてたら、兄さん悲しむぞ。兄ってのはそういう――」

食らいつくようにくちびるを塞ぐ。歯がカチカチ当たる。知識だけを頼りに舌を捻じ込もうとする。上手くいかない。
でも、頭がくらくらするのは息苦しさだけじゃない。

「言わないでよ……こんな時ぐらい……」

あたしは、あんたの妹さんの代わりじゃないんだよ? 妹さんとじゃこんなこと出来ないでしょう。
顔を上げる。間近で見るアーサーの顔は、どこか作り物めいていた。端正さだけならセリス様とか、他に並び立つ人も居るだろうけど、
でもそういう人達とは決定的に何かが違ってる。

「……一晩幾らで売り買い出来るようなものに、そこまでの意味があると言うの?」

ああ、あの眼だっけ。血の赤と、淡い青空と、砂漠の白に囲まれた戦慄は。あの時はただ震えるだけで何も出来なかった。あの時は。

「あたしには、あるわよ」

今は、何だって出来る――――
179名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:57:44 ID:pFG4tqS+

「ふぅ……む……うっ……」

行儀の悪い子のたてるような音が響く。しばらく縋り付いてる内に歯もぶつけなくなった。
舌を絡めるのは中々思うように出来ないけれど、その代わり見せ付けるようにアーサーの唾液を吸った。
首筋から鎖骨へ。ああ、女の子みたいな顔してても、やっぱりアーサーは男の子。
あたしの肩口に手が回される。細長い指があたしの髪の毛を撫でる。くすぐったいけど悪い気はしない。
しゃらん、とイヤリングが揺れて、耳たぶに、背中に手が伸びる。

「んっ……ふぁ……」

「苦しくないかな」

耳元で囁かれると、どうしようもなく胸が高鳴る。頬にかかっていた銀髪を咥えてみる。
この髪を羨望の眼差しで見る人は、あたしの他の女の子の中でも少なくない。

「ぁふ……あ、アーサー……っ」

「はじめて?」

胸への不意打ちに声が漏れる。その掌が蠢くのと一緒に、甘くて苦しくて息もままならなくなる。
顔を向けると、藍色の虹彩が視線とぶつかる。段々身体に力が入らなくなって、雪解け水のように流されてく。

「うぁ……ぁん……いやあ……」

「もっと声出してもいいのに」

するすると前を肌蹴られる。いやに手馴れてるのがあたしとの距離のように思えて恨めしい。
その澄ました面を歪ませてやれないものかな……。

「……少し、大人しくしてて」

「――――えっ」

椅子に座っているアーサー、その脚の横に手を置いて床に膝を突く。どうやら理解したみたい。予想外の反撃に面食らってる。
騎士の装備に比べれば簡素なローブ。地味だけど、中身のアーサーが派手な外見だから丁度良い。
指でモノの硬さを知ると、勝手に口元が笑っていた。

「口で言うより、盛り上がってたのね。ちょっと安心した」

男のそれについては一応知識として走っていたけど、所謂勃起しているのを見るのはこれが初めてだった。

「みんなが言う程、変な形でもないわね」

指の触れてるところは熱いのに、あたしは妙に冷静だった。それでも張り出しにくちびるを寄せると、そんな余裕は吹き消される。

「ちょっとしょっぱいかな」

アーサーは首の後ろを撫でている。まるでペットをあやすご主人様。でも躾は行き届いてないから、あたしは好き勝手に動く。

「んむ……っ」

咥えてみると、目で見るよりも口の中で感じるほうが量感は圧倒的だった。舌で舐め上げる。
深く咥え込むとやっぱり息苦しい。不思議と、嫌とは思わないけど。べちゃべちゃと立つ水音。心なしか濃くなってきた男の匂い。
一心にそれを味わっていると、あたしを取り巻く全てがぐるぐる回って、酔っ払ったみたいにはっきりしなくなる。
いつまで繰り返してたのか、顎が少しきつくなってきたその時。
180名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 01:59:16 ID:pFG4tqS+
「あうっ」

「っ――――あ、そのっ……あれ……」

ついあたしはアーサーのそれにまともに歯を立ててしまった。一瞬アーサーの顔が引き攣る。
あんまり反応しないものだから、そんなに敏感じゃないのか、なんて思ってたのに。

「ご、ごめんアーサー……大丈夫……?」

「もういいよ、別に。それにちょっと安心した」

軽く笑いながら上着を脱ぐと、アーサーはそれを卓の上に乗っけた。
半分呆けてその様子を眺めていたあたしをいきなり抱え上げて、さっきの上着の上に放る。

「ちょ、ちょっとアーサー」

「気休め。だけど、無いよりはましだと思うよ。今度は僕の番」

ふわり、と天馬の羽が舞うように、いつの間にかアーサーに覆いかぶさられていた。こんなに近くで見下ろされるなんて、今まで無かったっけ。
もうアーサーは普段の表情を完全に消していた。目つきも、声音も、立ち居振る舞い全てが肌をくすぐる様な、あたしとは違う世界の住人。

「咥えてただけで興奮しちゃったんだ。フィーはいけない子だね」

「あっ……く……アーサーっ……」

天馬騎士の装束の合わせ目から手は滑り込んで、あたしの太腿を撫でた。それだけで身体は反応する。
感じるっていうのは、本当はそういうことなのかも知れない。

「ひゃあん……んぁあっ、い、いやっ……」

「でも、まだ早いか。もうちょっと遊ぼう」

ねっとりとした手つきで掌を這わせたと思えば、舌と歯で胸を攻めてくる、吸い上げる。
赤ちゃんのやるような生やさしいものじゃない、ひりつくような感覚が背筋を走って、身体が糸で吊られてるような錯覚さえ感じる。

「く……ふ……ああっ」

下着の上から擦られただけで声が溢れてくる。じゅくじゅくって音までしてしまいそう。

「可愛いよ、とっても」

くすくす笑う声。それだって耳には入っても、頭は通り抜けてしまっていた。
もう苦しさと紙一重の快さで、壊れそうなぐらいにいっぱいいっぱいになっていたから。
くちびるを吸われる。歯の間から舌が入り込んでくる。さっきあたしがした時は大人しかったのに、今は手加減無し。
意識がぼっとしてくる。魂があるなら、それを口から吸われてるんじゃないかってくらい。
口を塞がれたままあちこち弄り回される。あそこを指でなぞられる。耳を軽く弾かれる。
喉から出てしまう喘ぎさえ、完全にアーサーに支配されてた。

「あぅ……ひうぁぁっ……いああっ」

浮いて、沈んで、昇って、墜ちて、また上がる。

「欲しいの?」

「えぁ……あ……な、なに……」

そして、降りる。決して高みには向かわない。それがもどかしくたって、あたしにはどうしようもない。
……もどかしい……? あたしは、もっとして欲しいの――――――

「ほら、こんなに濡らしてびくびくしてるよ。でもまだ物足りない」
181名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 02:00:02 ID:pFG4tqS+
「そ、その、あの……さ、最後までっ……」

「最後まで、ねえ」

くちびるの上を指の腹で触れられる。べたついたそれの意味を理解するまで、あたしは頭が回ってなかった。
指が口元から離れて、そのままアーサーは軽く舌で舐めた。別に直接弄られてるわけじゃないのに、気恥ずかしい。

「別に僕は止めはしないけど……じゃあ、自分で下着脱いで挿れてって言ったら、出来るのかな」

「な……そ……そんなことっ」

「出来るのかな」

アーサーは仰向けで半分身を起こしつつ視線を投げてきた。笑っていた。心から楽しそうに。まるで子供だった。
あたしは何も言えず押し黙る。静かになったせいで、荒くなってしまった息と心音をはっきり感じる。
天馬騎士の装束、上のほうは胸が肌蹴られてて、まるで襲われた後に見える。下も半分外れかけてて、下着は色が変わるぐらい濡れてる。
今まで快感に押し流されてて考えもしなかった。こんな格好、勿論誰にも見せた事は無い。
自分でもとても直視出来ないそれをさっきからアーサーはずっと見つめてた。はしたなく悶えるところも、ずっと。
それでもあたしは何も考えずに済んでいた。さっきまで。

「恥ずかしいよね」

「あ、当たり前でしょう!」

「じゃあ、尚更」

何が尚更なんだろう。訳が分からない。

「ほら立って、子供じゃないんだから下着くらい自分で脱げるでしょ」

立ち上がろうと力を入れる。脚ががくがくして手間取る。手を突きながら何とか立つ。膝が砕けてしまいそう。

「あ……あっ……ぅ……」

両手を紐にかけて下に引っ張る。嫌でもびちょびちょのそれが目に入る。そしてそれをアーサーが眺めてる。

「あ……」

張り付いた下着の布が剥がれるだけで、ざわざわと肌の奥から熱いものが奔る。目に映るアーサーの姿がぼやけていた。

「ほら、頑張って。もう少しだから」

下着から脚を抜こうとして、とうとうあたしはローブの上に崩れ落ちた。両足でやっとだったのに片足じゃとても無理。
とりあえず膝下にまでずり落ちてたから、何とか片足は脱げた。
あたしにとっては永遠とも思える間――でも、アーサーは何でもなかったようにそのままだった。
もう立てない、あたしは這ってアーサーに近づく。

「そんな目で見たって駄目。ちゃんと自分でやるの」

もう、考えるのが億劫だった。何でも良かった。この甘くて底意地の悪い束縛から逃れられれば。
ローブの布が褶れる音。どうにもならない息遣い。微かに揺れる仄明かり。空想めいた淡い光景。
……いや、現実感なんてとうにここから零れ落ちてる。天井を指すそれを跨ぐ。身体は勝手に動いた。
恥ずかしささえ麻痺してぐずぐずに風化していた理性に塗れていた。

「い……う……ひぐ――――」

身体をつんざく痛みも熱苦しい。痛過ぎて、バラバラになって、アーサーの手首を圧し折るほどきつく掴む。
何か声がする。でも、もう何を言われても分からない。あたしの全ては縫いとめられていたから。
それが痛みだったのか、それとも感情だったのか、あるいは……それより先は今でも靄がかかったまま。
ただ涙だけは、律動が終わってからもしばらくは止まらなかった。
182名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 02:01:24 ID:pFG4tqS+


「えぐいものでしょ、夜の睦事なんて」

砂漠の月の下、今まで黙々と服を誤魔化しつつ整え、明かりも少なくなっていた町並みをあたしの前で踏んでいたアーサーは、唐突に口を開いた。

「睦事なんて、人が思うより刹那的で、金で売り買い出来るくらい下世話なもの。美化してるのは、夢みたいな都合の好い所しか目に入ってない連中だけ」

「……何を言う気……」

「――フィーには、それ以上の意味があったの?」

声と一緒に振り返ったアーサーの瞳は苦しいほど真っ直ぐで、あたしは言葉に詰まった。ああ、知らないんだ、アーサーは。
金で売り買い出来るくらい……話してはくれなかったけど、きっとアーサーにとってそれは糧を得る手段に成り果ててるんだ。
“彼”はあたしには想像もつかないくらい、辛くて理不尽なことを乗り越えてきたんだ。

「……フィー……? どうしたの」

あたしは腕を伸ばして、男にしては華奢なアーサーの身体を抱き締めていた。
あたしじゃ、慰めにもなれるか分からないけど、でもこの気持ちは悲しさとか哀れみだけじゃないはずだから。

「いつか……教えてあげる、あたしが」


終わります。
個人的には、アーサーは一番、ケツの純潔が危ぶまれるFEキャラのひとりです。
183名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 02:51:11 ID:8o3RRmli
GJ!!
俺もフィーの自分でも直視できないような格好見たい

ttp://xenorz.seesaa.net/image/3000.jpg
どうでもいいがこれを思い出した
銀髪は危ないな
184人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/20(水) 13:53:39 ID:5jQvX+Aj
今日の妄想

(1)

ニノ(以下、ニ)「ねえねえジャファル」
ジャファル(以下、ジ)「・・・・・・どうした、ニノ?」
ニ「おままごとしよっ!」
ジ「・・・・・・おままごと?」
ニ「うんっ!それでね、あたしがお母さん役をやるから、ジャファルは赤ちゃん役ね!」
ジ「俺が赤ちゃん役なのか?」
ニ「うん、そうだよ!じゃあ、さっそく始めるよ!」
ジ「・・・・・・。」
ニ「さあ赤ちゃん、ママのおっぱいでちゅよ〜(ぺろん)」
ジ「ニ、ニノ・・・いいのか?」
ニ「もう、ジャファル!ジャファルは赤ちゃん役なんだから、喋っちゃダメだよっ!」
ジ「す、すまん・・・・・・」
ニ「はい、赤ちゃん、いっぱい吸ってね〜♪」
ジ「え、ええっと・・・・・・ちゅ〜」
ニ「あ・・・・・・」

(2)

ニ「じゃあ、今度はジャファルがお父さんで、あたしが赤ちゃん役ね♪」
ジ「あ、ああ・・・・・・」
ニ「ばぶーばぶー、パパー、おもらししちゃったよー、おしめを替えてー」
ジ「ニ、ニノ・・・・・・」
ニ「早く早くー ばぶーばぶー」
ジ「ええっと・・・・・・こうやって・・・こうして・・・パンツを脱がして・・・」
ニ「(ああっ!ジャファルが、あたしのアソコを見てるー!)」
ジ「(ごくっ)・・・・・・こ、これが・・・ニノの・・・・・・」
ニ「ばぶーばぶー」
ジ「い、今拭いてやるからな・・・ふきふき・・・(ああっ!・・・ティッシュ越しにニノのアソコの感触・・・ハァハァ・・・)」
ニ「あ・・・ああん・・・・・・」
ジ「さ、さあ、今新しいのを穿かせてやるからな・・・」
ニ「ええっ!?まだいいよお!もっといっぱい見てよお〜」
ジ「そ、そんなに・・・見せたいのか・・・・・・」
ニ「うん!だって・・・・・・ジャファルだから!」
185人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/20(水) 13:54:49 ID:5jQvX+Aj
(3)

ニ「じゃあ今度は、ジャファルがお父さんで、あたしがお母さん役ね♪」
ジ「あ、ああ・・・・・・」
ニ「ねえねえジャファル、あたしね・・・赤ちゃん欲しいな・・・」
ジ「・・・・・・ニノ・・・・・・」
ニ「あたし、頑張って産むから・・・ねっ?」
ジ「ニ、ニノ・・・・・・それはもはや・・・おままごとじゃなくて、本当の・・・」
ニ「あたしは・・・・・・いいよ。」
ジ「ニ、ニノ・・・・・・」
ニ「あ・・・・・・ジャ・・・ファ・・・ル・・・・・・ああん・・・ああああああああっ!」
ジ「ニノ・・・ぐっ!・・・ううっふう・・・くっ・・・ハアハア・・・」
ニ「んああっ!ジャ・・・ジャファル・・・いっぱい・・・出して・・・んんんんんあああ!」

おしまい
186名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 14:33:48 ID:pSsyl9Gi
GJ〜〜☆

ダミアンさんっ!やっぱり貴方は最高だ!!
187名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 16:33:48 ID:+/RlgC/I
>>182
アサフィーGJ!
健気なフィーにエロ萌えました。
アーサーの「睦言なんて〜」のセリフが重いっす。
188名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 17:55:03 ID:AVOCXtzx
>>171
GJ!
フィーやティニーと話す時は俺(おれ)、セリスには私って言ってたので
(僕は確認できず…)素は俺でいいんじゃないかと思います。
189名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 18:27:37 ID:XYIZNW9Q
『僕』は「フィーは可愛いさ。僕の大切な人だもの。」からだと思います。

なんにせよ、GJ!
アーサー幸せになってくれよ。
190名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 21:29:22 ID:90xThjCb
アサフィーとダミアンさんGJ!!!

ダミアンさんのジャファニノ久々〜ウレシス

アーサーは自分の一人称を「僕」「俺」「私」と状況により使い分ける男。
なので好きな一人称を言わせて平気だとオモ
191名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:30:16 ID:Du8SyMzL
クラインだかクレインって殺っていいか?
賊がどっちだかわからないわけない?わかってねぇだろーよ!!
散々矢をはなってきやがったくせに…てめーのパツキンぶちぬいたろか!!
192名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 00:19:52 ID:3fOv6fMf
>191
俺が許す。いてまえ。
193名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 14:28:53 ID:4fbDGjE7
アーサーの一人称は
傭兵生活してたろうから普段は突っ張って「俺」
例の大事な人発言の時はそれが無くなってて、思わず地が出てしまい「僕」
ティルテュや父の教育が良かったので公の場では「私」
じゃないの?
何か他に説あったりするの?初耳
194名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 16:40:04 ID:sv7fcXYp
亀ですが。
1章の最初のラナ陵辱ssハァハァしました。gj
次はマナでお願いします。
195名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 21:55:37 ID:4B8sL7oG
>>191-192
二度と使わなくてもいいから、絶対仲間に汁。
最強クラスの萌えキャラ、ティトたんを仲間にできない。
196名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 13:04:43 ID:+c38nYgV
クレ淫加入のステージは結構難易度が有った気がした
ゴンザレスなんかも攻めて来なかったっけ?
197名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 13:25:26 ID:mdy/0V+c
クレイン加入マップはゴンザレスが攻めてくるほうとエキドナが出てくるほうとで二種類ある。
どっちのマップでも仲間に出来る奴を全員仲間にして
村や中立ユニットを全部助けようと思ったら難易度かなり高くなるな。
198名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 16:35:55 ID:e5aZ2FUt
攻略スレにきたかと思ってしまったw
エキドナマップの場合、茶馬隊が育ってないとちとしんどいな
自分は赤と緑突っ込ませて歩兵で残敵掃討がいつものパターン

クレインはペガサスナイト軍団に手を出したり風呂覗いたりはしなかったのかな
女の傭兵、しかも祖国に仕送り中なら金に困って自分から身売りするようなのもいそう
199名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 17:53:11 ID:vxXS/mhR
たとえば両親zがこのスレで妄想されるようなエロ夫婦だったとしても
子供だけは身奇麗に育ててそうだ
それに、結構開けっぴろげなイメージのある田舎でも
オージェみたいなのが育って参戦している訳で

…いや、クラリーネはどうだろ…
200名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 18:37:50 ID:O6F+zpHR
オージェは育てたらやたら強くなる。少なくとも俺はそうだった
201名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 18:43:49 ID:a/mwww3c
運はディークより伸びるけど、素だとデュランダルに振り回されるのがちょっと。
ドーピングは性に合わんし。ただ封印の場合有りだったら、極端な話誰でも主力になり得る……。

色違いっぽいラディほど相対的に強くはないかな、俺が使った感じでは。
202名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 22:34:34 ID:QbLIuw06
ラディは最初の印象が、どう見ても二軍です、ありがとうござ(ry みたいな
テキトーなイメージのキャラなのに、たわむれに育てると
期待していた以上に育つキャラの典型だし、同時加入のシーザよりも伸びるから
無意識に比較して、実際の数値以上に強く感じるキャラだと思う。

オージェも強いが、封印の場合、魔法部隊に枠を奪われてしまいがちだ…。
203名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 23:02:45 ID:a/mwww3c
そうかな?
適当に期待値を算出してみたが(ようへいLV20、紋章)

HP35,1
力13,5
技15,6
速さ23,3(20)
運8,6
守備9,8

結構強いと思う。比較対照にナバールを持ってきたけど、

HP35,3
力13,5
技15,8
速さ19,5
運18,2
守備9,4

あら……やっぱり流石に歩兵最強クラスとまではいかないか。
204名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 02:01:29 ID:vur/my4p
確かに封印は魔法職強すぎてオージェとか出番少なかった。
ルゥとレイに支援Aつけてライブ1個と魔道書4冊持たせておけば
21章・22章がほぼ2人だけでクリアできるし。
流石にハードだとキル系持たせたソードマスターとか勇者使ったけどね・・・
205名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 02:40:19 ID:4EcMF4Tf
スレ違いの話題もほどほどに。
つまりルゥレイ二人旅にオージェも入れて3Pキボンと
206名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 14:20:17 ID:cLyA6Tm7
ホモなうえにショタかよ!
207名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 01:09:40 ID:WXy2fxNY
クレイン×ティト
ルトガー×クラリーネ
パー縛る×ララム

読みたい
208名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 01:18:01 ID:b931qAuF
というか何で攻略スレになってるのか説明希望
209名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 01:53:44 ID:Fxv9OltY
まあ職人さんが来るまでの暇つぶしには良いんじゃないの。
こういう会話からネタが思いついていっちょ書いてみるかってなことになるかもわからんし
210名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 02:10:02 ID:5/HE77YS
エリウッド×ニニアン
ニニアン強姦
セリス×マナ
マナ陵辱

読むたい
211 ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/24(日) 03:13:11 ID:nX+4nsXS
>>185続き

(4)

ニ「ねえジャファル・・・、あのときのおままごと、本当になっちゃったね。」
ジ「・・・・・・そうだな。」
ニ「えへへ。ジャファルもお父さんだよ。」
ジ「ああ、そうだな。」
ニ「ねえジャファル、これからもみんな一緒に、ずっと仲良く暮らしていこうね。」
ジ「ああ、俺たちはずっと一緒だ。いつまでも、な。」

PCあぼーんしますた。orz
というわけで、携帯からスマソ。
212名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 09:23:19 ID:g5vqQQjO
>>211
あららご愁傷様。
臨時保管庫の管理人氏もPCあぽーんだそうだし、流行ってるのだろうか。
気を付けよう。
213名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 16:49:32 ID:micXs44C
ダミアンGJ!
ってことはしばらくSSは書けないんですか?
ガーン
214名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:10:19 ID:NCBwBppf
優良有料動画配信サイト比較
http://hp43.0zero.jp/774/yudouga/
215名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 07:48:36 ID:3nH5s/eL
シグルド×アイラ

読みたい

3日様のも読みたい
216 ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/25(月) 21:40:15 ID:IQlv632L
PCなくて暇なので、久々に封印やろうとしたら、電源入れても動かない・・・

何かに憑かれてるのかな俺・・・orz
217名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 21:48:57 ID:EygID3pR
シグルド×アイラだったら、シグルドは既婚なのがいいな
ゆるまんディアドラに飽きたシグルドが万力アイラたんのまんまんに興味津々、みたいな
218だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/27(水) 18:08:04 ID:MhD8DBZj
今日の妄想@携帯から悪あがき

フロリーナ「お姉ちゃん・・・」
ファリナ「何よ、またそんな泣きそうな顔しちゃって」
フロリーナ「だ、だってお姉ちゃん・・・、内緒にしてって言ったのに・・・」
ファリナ「別にリンディス様も笑ってたじゃない。自分が気にするほど、大したことじゃないわよ。
酔っ払ってイリア天馬数え歌百番まで全部歌っちゃうことぐらい。」
フロリーナ「やだっ!はずかしいもん・・・!」
ファリナ「でも、ごちそうが載ったテーブルの上の、ど真ん中に立ち上がって、
両手にお盆を握りしめながら全裸で裸踊りをしながら歌う・・・
ってとこまではいわなかったじゃない?」
フロリーナ「ふぇ・・・」
ファリナ「あーあ、よしよし、もう泣かないの。」
219名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 19:41:00 ID:93H/K+hW
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、小説が読みたいよ…」
小説どころか、この1年身体を起こす事だってままならないのに…
「小説か。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。





「……このスレの未完小説全ての続き…」
220名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:46:38 ID:d4Di5ycg
ちょwここピンク板w21禁www
コピペだったっけ?
221名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:49:24 ID:gXcKQu3P
>>220
妹に、飛行機を見につれてけと言われていますpart3
ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1155228181/

まさかんなところでこの改変を見られるとはw
222 ◆UCC0ebT.po :2006/09/28(木) 12:50:59 ID:7MqYexiF
久々に見たなぁ…。

久しぶりに何か書いてみたい…。
しかしながら聖戦は親世代ラスト?、トラキアは終盤でデータあぼん、紋章は手つかずorz

GBA作品ならガチだけど(´・ω・`)
223 ◆UCC0ebT.po :2006/09/28(木) 13:10:01 ID:7MqYexiF
………よくよく考えたら聖魔ラーチェルの作品が未完だった('A`)
そちらから取りかかるのが先決か。

しかし、ダミアン氏は相変わらずいい仕事してますな…。
224名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 19:02:44 ID:Us0bJFbz
ヨハン・セバスチャン・バッハ
フランツ・シューベルト
ヘクトル・ベルリオーズ
ジョルジュ・ビゼー
カレル・アンチェル
225名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 14:06:44 ID:8xxJ2Na2
ヨハンとフランツは浦沢直樹の某サスペンス漫画でもいたし
そもそも超時効
226名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 15:21:03 ID:Tk5DMgMt
>>225
ヨハン=ジャン=使徒ヨハネ(イエス=キリストの十二人の弟子の一人)なのである実は。
だから欧米ではやたらポピュラーな名前。
類例にピーター=使徒ペトロとか。
227 ◆.lt5gYzbQ. :2006/09/30(土) 22:53:32 ID:KF5B3H+c
書こうと思ってたけど結局ボツにしたネタ

お魚くわえた ドラ猫(レテ) 追いかけて
裸で 駆けてく 愉快なサザーさん
みんなが笑ってるー ステラさんも笑ってるー
るーるるるー 今日もいい天気
228名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 23:12:55 ID:41XYnVMP
>>227
書いてください
229名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 23:27:07 ID:xHBJNnEb
魚の餌になるステラさんでぜひ
230名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 00:12:09 ID:js1P0ta0
外伝乙
231外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/10/01(日) 00:38:42 ID:h6/R1R41
大丈夫。
ステラ違いだが、魚の餌になるステラさんは特に何も言われなかったよ。
232名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:14:16 ID:SlVqur1I
外伝乙
233名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 04:47:06 ID:+cEoEJy3
>>231
それ屍姦じゃん。コピペされるほどの人気wだが
原作無視のハピエンドは好きだったよ
234名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 09:18:32 ID:mni9k9Yr
描こうと思ったけどボツにしたネタ
トロイメライの曲に合わせて


レ〜テ〜の毛皮着る〜 姫様の作るス〜プ〜
モゥディ〜の毛皮着る〜 姫様の創るス〜プ〜
中身聞いたアイクが具になーったー

おーとうーさんの〜 いなくなった傭兵団〜
235名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 01:00:29 ID:QRJtAOgx
そんな事より癒しの茂みには誰もツッこまないのかと
236名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 08:41:12 ID:nSHH1fAB
クラスチェンジ表
           子供好き
            /\
           /  \
          /    \
         /      \
        /        \
       /          \
     保父          ロリコン
     /\           /\
    /  \         /  \
   /    \       /.    \
サンタクロース   子煩悩   エロゲオタ   犯罪者

     【光】           【闇】
237名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 13:09:08 ID:9XKNXfpg
それなんて聖剣3?
238名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 23:46:55 ID:04aKSVdY
盛りあげ
239名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 13:43:07 ID:BZJyFDh2
エンテじゃなくてリュナン×サーシャきぼんぬ
240人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/10/06(金) 13:50:36 ID:18czA/Y7
バアトル「カナスよ。」
カナス「はい何でしょうバアトルさん?」
バアトル「貴様・・・・・・童貞だな?」
カナス「えっと・・・バアトルさん、僕には妻も子もいるんですが・・・」
バアトル「貴様!今俺を馬鹿だと思ったな!?」
カナス「いえ、そんなことはないですよ。」
バアトル「ところでカナスよ。」
カナス「はい。」
バアトル「童貞って何だ」
カナス「・・・・・・。・・・あのですね、童貞というのは、女性経験のない男性のことで・・・」
バアトル「何!?それでは貴様は、女性になった経験があるのか?」
カナス「いいえ、僕は産まれてから今まで、ずっと男性ですよ。」
バアトル「ほれ見ろ。やはり、貴様は童貞ではないか!」
カナス「あの・・・・・・どう言ったらわかってもらえるのでしょう・・・?」

おしまい
241名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 14:13:46 ID:RXPTt0tr
GJ
この後、体で教えてバアトル×カナスでアッー!
になると思いました。
242名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 16:10:39 ID:TRaMo9Qp
リュナン×サーシャって正カプかと
243人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/10/06(金) 17:36:33 ID:ohLD4MjN
バアトル「カアラよ。」
カアラ「ん?どうしたバアトル?」
バアトル「貴様・・・・・・童貞か?」
カアラ「童貞・・・・・・か。間違ってはいないが、その表現は、やや不正確だな。」
バアトル「待て。難しい話は頭痛がするのだ。」
カアラ「別に難しい話ではない。童貞というのは、本来は異性と交わったことのない者を指すのだが、現在では主に男性に使われる言葉なのだ。」
バアトル「むっ・・・!では、女性はどう表現するのだ?」
カアラ「女性の場合は、『処女』と言うのだ。ちなみに、私はまだ処女だ。」
バアトル「ほう・・・・・・ところで、処女って何だ?」
カアラ「何だ、知らぬのか。ならば、少し時間をくれないか。おぬしに、処女というものを、詳しく教えてやろう。」

一時間後・・・

カアラ「どうだバアトル?」
バアトル「も、ものすごいものを見てしまった・・・・・・アカガイ・・・アワビ・・・」
カアラ「心配するな。あそこまで見せたのは、おぬしが初めてだ。そして、これからも・・・な。」

おしまい
244名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 14:39:43 ID:oC5DvBCO
きみきみ
おじさんにそこんとこ詳しく教えてくれないかな?
245名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 17:32:49 ID:TfIg5jdZ
唐突に小ネタ
ティアサガからリュナン×エンテ
しかも寸止め
興味のない方はスルーで
246名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 17:33:51 ID:TfIg5jdZ
国の威信をかけた盛大な結婚式の後の、当の主役が残る寝台の上は静寂が支配していた。
身支度を整えてくれた侍女たちはすでに退出し、エンテは一人、あまりにも広い寝台の上で、
今日、彼女の主人となった者を待っていた。
寝台の脇に一つ灯された明かりは頼りなく揺れ、部屋を不安定に照らし出している。
この日を待ちわびていなかったと言ったら嘘になるが、エンテには安心より緊張の方が大きく、
胸の前で手を握って、体を縮こまらせていた。
「それではごゆっくりお休みくださいませ」
小さく開いた扉の外から、従者の声が聞こえる。
部屋に響く重厚な音が、扉が閉められたことを伝えた。
ふさり、ふさりと、ゆっくりと絨毯を踏みしめる音が、だんだん近づいてくる。
祈るような気持ちでエンテがその音にただ耳を澄ませていると、寝台の前で足音が止まった。
蝋燭の暖色の明かりを背にして立っている、すでに彼女の夫となった男が、
今まで部屋を照らしていた微かな明かりを消した。
冴え冴えとした青白い月明かりだけが、冷たく部屋を浮き上がらせる。
「入るよ」
そう言うと同時に、天蓋から下がる布がばさりとかき分けられた。
「リュナン様……」
何を言っていいのかわからないエンテには、ただ小さく彼の名を呼ぶしかなかった。
身の丈の倍以上もあろうかという寝台の上で、小さくなってびくびくと脅えている彼女は、
再会したばかりの頃をリュナンに思い出させた。
切なそうにこちらを見つめながら、何かを怖れているように目を合わせようともせずにいた頃を。
そっと近づいて、耳元でエンテと名を呼ぶと、その囁く吐息が耳に触れたことに驚いたのか、彼女はびくんと肩を強ばらせた。
「どうして……?」
エンテは泣きそうな顔でリュナンを見つめた。
「何がだい」
そんなエンテをリュナンは平然と見返す。
「私は今はもう、エンテではなく、あなたの妻のメーヴェです」
「そうだね、エンテ。もうこの名で君を呼ぶ人は誰もいなくなってしまったから。……僕以外は」
弱々しくつぶやくエンテに、リュナンは感情の薄い声で答えた。
確かに彼の言うとおり、彼女をエンテと呼ぶものはすでにいない。
エンテの名を授け、その名を呼んでくれた人たちを、彼女自身が竜として、全て焼き払ってしまったのだから。
どうしようもない事実と罪悪感に、エンテは零れそうな縋りつくような瞳でリュナンを見つめた。
「あなたの仰るとおりです、リュナン様。だから私はもう、エンテではなくメーヴェなのです。どうか、いつものようにメーヴェとお呼びに……」
「君は分かっていない、エンテ」
変わらず淡々と、リュナンはエンテの逸らしがちな瞳を覗き込みながら告げる。
「確かに僕の妻は、リーヴェ王国のメーヴェだ。だけど、今夜僕が抱くのはメーヴェじゃない」
247名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 17:34:37 ID:TfIg5jdZ
「それは……」
「幼い頃に君と引き離された後、僕がどれだけ君を思いだしたか分かる?
父を失ったことへの憎しみと、君の明るい笑顔への憧憬に胸を焦がして、どれだけ僕が君の名を呼んだのか、君に分かるのかい、エンテ?
僕が想って、その名を呼んでいたのは、リーヴェ王女の『メーヴェ』じゃない。
他の誰も知らない、もう僕と君の思い出にしかいない、あの幼い頃の五日間を共にした『エンテ』なんだ」
「私には、よく分かりません……」
リュナンの畳みかけられるような言葉にエンテは戸惑い、ただ言葉少なに首を振った。
「それでも構わない」
リュナンは彼女の背を抱き寄せた。
あごにかけた指先に力を込め、薄く唇を開かせ、自分の唇を合わせると、エンテからくぐもった声が洩れた。
その隙間から舌を押し込むようにすると、彼女の体はますます固くなる。
抗わずに、ただ震えている彼女の頭を後ろから手で押さえ、リュナンはさらに深く舌を絡ませた。
苦しげな息と、時折あがる粘りけのある音がしばらく続いた後に、ようやくエンテは解放された。
けれど、一息つく間もなくリュナンの唇はさらに首へとすすみ、
エンテは悲鳴を上げそうになるのを必死で堪えた。
滑り降りていく、湿り気を帯びたぬめる感触は違和感としか言いようがなく、
いつの間にかくつろげられていた襟元から、鎖骨のあたりをきつく吸われると、
エンテの口からか細い喘ぎが漏れた。
暗い中でもはっきりと見分けられる紅い痕を、リュナンは目を細めてじっと見つめた。
「あの、リュナン様……?」
その視線にすくみながら、エンテはこわごわと彼に呼びかけた。
彼女の戸惑いを知ってか知らずか、リュナンは左手をエンテの前に掲げて告げた。
「舐めて、エンテ」
断定的な口調はエンテに拒否を許さず、そもそもこれから行われる行為の詳細を知らないエンテは、
彼の言葉に従うことしかできなかった。
そっと彼の手首をとり、エンテは人差し指の先にゆっくりと舌を這わせる。
指先をねぶり、爪と指の間に舌を差し入れ、できるだけ丁寧に扱っていると、
先ほどからほとんど顔色を変えないリュナンが、口に含んで、と静かに言った。
男性にしては細身であっても、剣を扱い、固く角張った指を口で包み込みながら、
エンテは指の節を一つずつ舌で辿り、指の間まで丁寧になぞっていく。
中指まで進み、薬指に移ろうかというところで、そこにはめられた指輪の存在に気づいて、リュナンは指を引き抜いた。
懸命に愛撫のまねごとをした彼女の息は荒く、唾液にまみれた唇を指でなぞると、紅がじわりと周りに滲んだ。
「化粧をしているのか」
「はい、侍女がつけてくれましたので……」
濃厚な赤い色が、いつもは桃色をした唇から滲み出す。
「君には似合わないね、この色は」
あまりにも強すぎる赤は、彼女の淡い清楚な姿を塗りつぶすようであり、
濡れた桃色の間から沁みだす赤は、リュナンに彼女の純潔を思わせた。
248名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 17:35:34 ID:TfIg5jdZ
リュナンが彼女の夜着に手を伸ばし、結わえた紐を引くと、まとわりつくこともなく夜着はエンテの体を滑り落ちた。
あわてて体を隠そうとする彼女を、リュナンは制した。
腕を捕まれたエンテは、脅えたように彼を見上げる。
「無駄だよ」
「え……?」
「これから全部、暴かれるんだから」
そう言って、リュナンは右手で彼女の肩をとん、と押した。
支えもなく、急なことで声も出ないまま、エンテは後ろへとそのまま倒れ込んだ。
寝台に沈み込み、一糸纏わぬ姿で横たわりながら、先の彼の言葉によって体を隠すことも叶わず、
彼女はただ顔だけを背けた。
水の巫女であったことを体現するかのように、彼女はほとんど白と青で構成されていた。
さざめく蒼い髪は敷布に散らばり、伺うように覗く碧い瞳は水面が揺れるように震えている。
長い間日に晒されることのなかった肌は淡雪のように白く柔らかく、
その薄い肌の下を潜って青い静脈が水脈のように全身を巡っている。
「赤は卑猥だね」
寝台に横たわるエンテを上から眺めながら、リュナンは呟いた。
唾液に濡れ、半開きになった薄桃の唇の間から覗く舌を伸ばした指で弄ると、
くふりと咳き込むようにエンテが声を漏らす。
その呻きを聞きながら、リュナンは視線をゆっくりと下げていく。
指を引き抜き、糸引く唾液をまとわりつくそのまま、ぬめる感触にをエンテの首筋に滑らせる。
軽く喉に爪を立てると、彼女の首はくっと仰け反った。
潤んだ目元は微かに赤く染まり、先ほど胸元につけた痕は、白い素地に一点の傷のように染み着いている。
稜線を描く胸の先端は何を期待しているのか、満ちて薄紅に咲き、
足の間ではすでに湿った青い茂みの間から、赤く充血した柔器がほの見える。
青白い月明かりに照らされ、白いシーツの上で、青と白から成る彼女の体の赤は一層強調されている。
点在するその全ての赤が紛れもなく彼女の情欲の証であり、リュナンの情欲を掻き立てる徴だった。
天蓋に囲まれた寝台に、まだ何もされていないのに上擦るように荒い、彼女の吐息だけが響いている。
リュナンに上から見下ろされる羞恥で、エンテの全身は既に桃色に染まろうとしていた。
彼女との過去の思い出を知るものはなく、神の前で誓いを立てた彼女の未来は自分のものである。
彼女の心は既に手に入れ、そして今、その体を手に入れさえすれば、自分の側をずっと離れないという幼い頃からの望みが叶う。
世継ぎを成す行為によってもたらされる王国の栄光は、全てを完成させ、
たとえ彼女が望んだとしても未来永劫離れることは叶わなくなるだろう。
その予測に満足し、リュナンは力無く横たわるエンテに手をさしのべた。
「おいで、エンテ」
魂までも統べるような瞳に見つめられ、エンテは言われるままゆるゆると手を伸ばす。
差し出された左手に、エンテはそっと手のひらを重ねた。
そして、その夜初めてリュナンは口の端を上げた。
249名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 17:39:30 ID:TfIg5jdZ
以上
リュナンはサドがデフォだと思う

ティアサガ・ベルサガ職人さんも増えるのを祈願して
レオンジャンとかバーツプラムとか見たい
250名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 00:45:36 ID:xlQsWkD/
GJ!
ティアサガ知らないが、好みの展開に萌えた。ティアサガやってみたくなったよ。
251名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 11:42:11 ID:N4GHsA49
本番いこうぜ本番
252名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 17:40:56 ID:h8Z6MH8o
乙ー。
TSもBSも途中までしかやってないんだよな。
久しぶりにやりたくなった。

蒼炎中心の某SSサイトが復活してた・・・マジで嬉しい。
どっかのスレに投下して自爆したってあるけど、このスレにも来てくれねーかなー。
253名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 17:50:22 ID:+8/Lyxof
kwsk
254名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 18:01:50 ID:+0cFJIdM
どれどれと思って蒼炎サイトをまわったら、一番ないと思ってたとが復活してたぁー!
これは確かに嬉しい。
拍手からでも、スレに誘ってみようかな…

ガトリーバカスw
255名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 18:03:24 ID:+0cFJIdM
思ってたと

思ってたとこ
256名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 18:11:49 ID:h8Z6MH8o
仕事するようになったから、もう更新ないかと思ってた。

>>253
めくるめく孕ませの世界がおまえを待ってるぞw
257名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 18:55:46 ID:TZk4qoOB
意外に人気あるんだなw

盛り上がってるところを悪いが、本人が詮索は勘弁と日記に書いてるんだから、そっとしておいてやろうよ。
好きなサイトだからこそ、こんなところには晒したくないぞ。
258名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 19:05:59 ID:S2d2w0YT
つか蒼炎の男性向けエロってそこしかなくないか?
259名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 19:28:21 ID:+0cFJIdM
他のジャンルと一緒においてるとこはあるが、これだけに偏ってるとこはあんまりないな。
他のシリーズも書いてほしくてアンケート入れてるんだが、なかなか…
260名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 20:01:59 ID:+8/Lyxof
せめて検索ヒントだけでも…
261名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 23:48:42 ID:D5WGlDmK
自己宣伝乙
262名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 00:10:56 ID:heGEi0NS
乙言われるだろうと思ってたよ。
こういうのが迷惑になるってのくらい、わからんのか。
263名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 00:38:29 ID:25tcGlVt
>>261
死ね、氏ねじゃなくて死ね
あー、ノーヒントで探さなきゃいけねぇじゃねえかボケ

まあ荒らされて炎上したサイトも知ってるからなんとも言えないけどさー
264名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 01:18:58 ID:Ng/DwnjK
本人迷惑がってるみたいだな。
マジ申し訳ない(´・ω・`)
265名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 06:21:32 ID:k3AJeGHF
随分露骨なアクセス稼ぎだなぁ
266名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 08:43:14 ID:Ng/DwnjK
>261、265
こういった輩が出てくるから、個人サイトの話はしづらいんだよな。
盛り上がってた連中は反省しろ。
迷惑以外のなにものでもない。
267名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 10:27:18 ID:g20N3NTx
つかここは個人サイトの話をする場所じゃねえだろ。
ヲチ板に逝け。
268名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 11:25:06 ID:Yi+NMkBU
このギスギスした雰囲気をどうにかするためにも、誰かネタを。
269名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 13:34:30 ID:QY8jOogh
王道と思われるようなネタでも、まだSSとして未出のものは一杯あると思うが
270人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/10/11(水) 16:22:26 ID:xRyiluls
「はああ・・・・・・んふう・・・・・・」
仕事から帰ってくるなり、夫・ドルカスは、私の不自由な両足を左右に広げ、その奥の私のオンナにむしゃぶりついた。
傭兵という、危険な仕事。それが彼の選んだ道。だから私は、そんな彼のために、できるだけ彼の意に添うようにしている。
「んん・・・んああ・・・」
私のために、自らの命を危険に曝してまで傭兵稼業を続ける彼。でも、私は思う。彼は、私のために、命をかけている。でも、私は・・・彼にそこまでさせてしまうほどの、価値のある人間なのだろうか?
(ごめんなさい・・・・・・)
私は思わず涙する。私の身体を、彼の好きなようにさせていても、到底彼の恩には及ばない。
彼のその善意に、答えることができないのだ。
もちろん私は、彼を愛している。でも、もし彼が私を見捨ててしまったとしても、私には逆らうすべを持たない。
私は、彼に愛されるだけの価値のある人間ではない。私は、そう思う。
己の無力さに、私は嘆いた。
「ナタリー、どうしたのだ?」
「あ・・・ううん、何でもないの。ごめんなさい。」
「またいつもの癖か。そうやって悪い方、悪い方へと考えてしまうのは、お前の悪い癖だ。」
「はい・・・・・・あ・・・」
そのとき、彼の大きな怒張が、私の淫裂へと滑り込んでいった・・・
「あああああっ!!!」
私は思わず大声を上げてしまう。夫・ドルカスの熱い感触・・・・・・それは、悦びに満ちている。
あまりの、彼の自己主張に、私の身体は、思わず蕩けてしまいそうになる。
「あああ・・・んっふう・・・」
当然のことだが、これが初めてではない。だが、私は、ここでも涙した。
私たち夫婦に、子供はいなかった。何故なのだろう?
夫に原因があるとは、思えない。原因があるとすれば、むしろ私のほうにあるのではないか?
私の不自由な足のせいで、骨盤にも悪影響を与えている・・・そう考えた方が、自然である。
私は申し訳ない気持ちで一杯になった。彼に捨てられても、文句は言えない。
私には、彼が命を張るだけの価値はない。
でも・・・私は・・・・・・捨てられたくない。それが自分の我侭だということは、わかっている。
私は、贅沢な女。彼にそこまでさせてしまう価値はないのに、彼に命をかけさせてしまう、悪い女。
私は、三国一の悪女。一人の男にそこまでさせておいて、のうのうとしている、ひどい女。
駆け上る絶頂の中で、私は自分に悪態をついた。
私は、悪い女。
・・・・・・。
271人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/10/11(水) 16:23:10 ID:xRyiluls
絶頂の余韻が冷めやらぬ中、私は一人、涙した。
「あなた・・・・・・」
「ん?」
「ごめんなさい・・・・・・」
「いきなりどうしたのだ?」
彼は怪訝そうな表情で、私のことを見ている。
「だって・・・・・・あなたはこんなにも、私のために尽くしてくださるのに・・・」
私はぽろぽろと涙をこぼす。もっと、彼の役に立ちたいのに、何もできない自分。そして、足の不自由な私のために、彼に無理をさせてしまう、不甲斐ない自分。
だが彼は、そんな私を強く抱きしめた。そして、私の耳元で、囁いた。
「お前を、愛している。俺の答えは、それだけだ。」
その言葉に、私は彼に抱きついた。彼は、別に見返りを求めてはいないのだ。そう、それが、愛なのだから。
「あなた・・・・・・愛してます・・・・・・♥」
そんな私に、彼はなおも囁いた。
「だから、俺が家に帰ってきたら、こうやって俺を迎え入れてほしい。俺が愛しているのは、お前だけなのだから。」

おしまい
272名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 17:48:59 ID:olZyx4x1
まさかここでドルカス×ナタリーが読めるとは思っていなかった。
夫婦ものはほっとするなあ……GJ!
273名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 20:09:44 ID:syrGvxgM
GJ!全俺が泣いた

……
ドルカスが留守の間がチャンス…
ナタリーさんを犯して妊娠させてしまえ
そして戻ってきたドルカスに別の子を妊娠したナタリーさんを見せ付ける。
とうSS希望
274名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 21:31:58 ID:Yi+NMkBU
夫婦いいねー。ラブラブっぷりがたまらない。
そして、たまらなくなった後に自分がふと悲しくなるw

>>273のも読んでみたいが・・・誰か書いてくれないかな
275名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 22:49:01 ID:pqdFSJUS
>>249
GJーーー!
続き書いてくれ、頼む!
276名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 00:30:04 ID:cl/ienHZ
TSもBSももっと増えるといいなあ
ゼノユニとかサムソンエリシャとか
アーサールヴィとかディアンイゼルナとか…

妄想だけが日々逞しくなっていく…orz
277名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 07:24:55 ID:V+M5x92M
ベルサガか…友人は皆途中で断念したなぁ
正直クリアした人はネットでしか見たことないよ。
278名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 12:13:09 ID:BEhg/qlJ
サーシャ×ラケル
ナロン×サン
リュナン×マーテル


誰か書いてー
279名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 13:20:37 ID:dat/nIaN
そろそろ三日目氏が来るはず・・・
280名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 15:30:09 ID:5Lpizwf5
ドルカスは密かな好物の一つなのでとっても嬉しい
だみやんありがとう
ええ話なので安心してハァハァした

TSならアトロム×レネでイカレた話読みたい(勿論警告付きで…)
281名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 20:07:28 ID:m9XzTsvI
>>252
お願いだから検索ヒントをくれ orz
あれからググってもググってもでてきやしねえ
貰えたら死ぬまでロムるから頼むー
282名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 20:47:01 ID:QJZAThGy
>>281
日本語でおk
283名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 22:03:23 ID:6YaxZ3T+
>>281
自己宣伝乙。
しっかし露骨なアクセス稼ぎやね。
284名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 22:18:22 ID:3mAzF2d8
>>281
おまえはもう消えろ

>>283
おまえもな
285名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 22:48:37 ID:1dbiaDvc
>>281
>>256のメール欄

空気読めない俺なんてスルーするように
286名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 23:06:23 ID:3mAzF2d8
……言っても無駄、か……
287名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 23:47:37 ID:40A4iDKk
>>285
見れない
288名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 00:05:54 ID:wqpLbV+K
サーシャ×ラケル
ナロン×サン
リュナン×マーテル


誰か書いてー
289名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 01:56:55 ID:PBNWURVZ
ageるな



ルイーズさんの本格的な陵辱ネタ希望
290名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 18:09:14 ID:UMGuTpT7
かわき茶にアク禁(掲示板の書き込み禁止)をされた腹いせに
カワキ(女軍師)の陵辱ものを希望します
291名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 21:45:27 ID:MHEz3Hh6
ビラク×290の陵辱ものを希望
292名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 22:18:23 ID:5cnChzOV
すごく……いらないです

>>291
かわき茶関係者は去れ。

嫌な腐、去れ腐
293名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 23:38:58 ID:m6JUO0mo
かわき茶亭 http://www.pegasusknight.com/

一見、普通のゲーム攻略サイトに見えるが”暴君”と呼ばれた管理人による
掲示板で恐怖政治ばりの言論弾圧と意見封殺が行われている。
大多数の無関係な人間をも巻き込むアク禁の嵐を繰り替えし、
罰金を科すという暴挙を平気で行う。
たびたび、2ちゃんねるでも叩きと擁護論争が起きるが
擁護派の筆頭として自演丸見えの擁護を行うことで有名。
294名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 23:39:43 ID:m6JUO0mo
かわき茶亭 http://www.pegasusknight.com/

一見、普通のゲーム攻略サイトに見えるが”暴君”と呼ばれた管理人による
掲示板で恐怖政治ばりの言論弾圧と意見封殺が行われている。
大多数の無関係な人間をも巻き込むアク禁の嵐を繰り替えし、
罰金を科すという暴挙を平気で行う。
たびたび、2ちゃんねるでも叩きと擁護論争が起きるが
擁護派の筆頭として自演丸見えの擁護を行うことで有名。
295名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 23:40:15 ID:m6JUO0mo
かわき茶亭 http://www.pegasusknight.com/

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罰金を科すという暴挙を平気で行う。
たびたび、2ちゃんねるでも叩きと擁護論争が起きるが
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296名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 23:41:28 ID:m6JUO0mo
かわき茶亭 http://www.pegasusknight.com/

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2ちゃんねるからネタの引用を指摘した所、削除&アク禁を受けた人もいる
297名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 23:42:30 ID:m6JUO0mo
かわき茶亭 http://www.pegasusknight.com/

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298名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 23:43:31 ID:m6JUO0mo
かわき茶亭 http://www.pegasusknight.com/

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罰金を科すという暴挙を平気で行う。
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擁護派の筆頭として自演丸見えの擁護を行うことで有名。

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掲示板で恐怖政治ばりの言論弾圧と意見封殺が行われている。
大多数の無関係な人間をも巻き込むアク禁の嵐を繰り替えし、
罰金を科すという暴挙を平気で行う。
たびたび、2ちゃんねるでも叩きと擁護論争が起きるが
擁護派の筆頭として自演丸見えの擁護を行うことで有名。
313名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 23:54:15 ID:m6JUO0mo
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314名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 23:54:45 ID:m6JUO0mo
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315名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 23:55:16 ID:m6JUO0mo
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316名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 00:05:53 ID:LV3Z2Rzb
もういいかげんやめれ。
ここは蒼炎について話すスレであって、他人様のサイトについてどうこう言い合うところではない。はっぴょい
317名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 00:06:41 ID:9zVKjoVY
BSで書く職人さんが現れる事を祈りつつ
クエスクリア様に添い寝してもらおう
318名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 00:07:55 ID:LV3Z2Rzb
誤爆…
蒼炎→FE・ティアサガのエロ話でへんかんおながいします
319名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 00:28:04 ID:5RCJnmnB
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一見、普通のゲーム攻略サイトに見えるが”暴君”と呼ばれた管理人による


掲示板で恐怖政治ばりの言論弾圧と意見封殺が行われている。


大多数の無関係な人間をも巻き込むアク禁の嵐を繰り替えし、


罰金を科すという暴挙を平気で行う。


たびたび、2ちゃんねるでも叩きと擁護論争が起きるが


擁護派の筆頭として自演丸見えの擁護を行うことで有名。
320名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 01:10:53 ID:Me0NcLw1
>>316の誤爆に不覚にもワロタwww  タイミングが最高www
最初に文章見たときはコピペ繰り返すバカにうんざりしてる内容だと思って普通にそのまま読んでしまった。
321名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 01:12:54 ID:Me0NcLw1
ageてしまった、スマソorz
322名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 01:35:27 ID:Bjm+UfKt
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

以後、何事も無かったようにスレ再開
323名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:33:43 ID:8fCx5wUM
ここらでマリカら辺を見てみたい
324名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:58:27 ID:MIYLr42J
じゃあ俺はサラを希望してみる
325名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 15:31:31 ID:Kpf8WlLu
オーシン×タニアとかありそうで無かったね
見てみたい
326名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 20:59:09 ID:DJ2/WMcx
なかなかまともに恋愛させてもらえないユリアに愛の手を
327名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 22:26:22 ID:aWa63+6T
レテたんキボンヌ
328名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 22:29:36 ID:e5baODCf
329名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 22:58:10 ID:QEpizjMD
>>328
正直それつまらない。その前のうどんは面白かった。
とスレ違いの書き込み。
330名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 01:26:04 ID:4k42eC6z
つかリースってw ティアンナってww
331名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 11:58:25 ID:6MjJZAAc
今思えばマリータを見たとき初めて「キャラ萌え」ってやつを経験したんだなぁ。
我ながら随分早い覚醒だったことよ。
332名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 13:05:34 ID:NtnYHQs/
既出だったかもしれんけど、マリータは下手にレイープするんじゃなくて
自ら身体を開くようにしむけるシチュがよろしい
レイドリック「おまえがわしを満足させたら、ナンナの無事は保証するぞ」
マリータ「くっ…」
333名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 13:34:25 ID:75OsrwVs
俺はカチュアで初めてキャラ萌えした。中学生くらいのころのことだった。
マリータもいいなぁ。

広田はたまにクリティカルな女キャラ描いてくれる。
334名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 15:35:03 ID:Ux4UbZdv
消防の頃、紋章の謎の説明書のイラスト、
シーダやらペガサスさん姉妹やらの太股にドギマギしてたもんだ。
335名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 03:22:17 ID:a68VmhLv
スレ進んでたから、三日目降臨かと思った・・・
336名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 12:11:02 ID:yEHe/zsn
>>332-334
園児の頃に見たロードス島戦記(OVA)のとあるハーフエルフに、
(今で言う)萌えを感じた俺はもうダメ人間ですね。
337名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 21:18:09 ID:JSXMeku6
皆マセてるな、俺は消防のころは女の体に対する興味より、
むしろドラゴソボールの悟空やベジータに憧れて格闘ゴッコばっかしてたよ。
厨房の頃も女友達に"エッチなビデオ君の家で見ない?"とか言われた事あったが、
塾があるから、と素で断ってたな・・・今考えれば勿体無かった。
338名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 00:49:45 ID:eTKDGLJ1
エフラム×セライナってねーよな。
共通点があんまり無いからしかたないが、SS読んでみたい・・。

セライナ萌の人いる?
339名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 02:22:37 ID:dN8HNMV5
ここに。

エフラムでもケセルダでも国王でもミルラでもいいから読みたいな。
340名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 23:33:09 ID:oJ7JkeUX
>>338
ここにも
セライナいいよなぁ・・・
341名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 00:02:59 ID:QYT1A0vq
そういえば三日目神って呼称は『三』日目になってるけど日付ってどんどん変わるよな…
何と呼ぶべきか
342名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 01:54:10 ID:aTbHND1I
別に三日目氏でいいじゃない。
四日目になったら四日目氏になるだけだし。要は通じればいいんだ。
343名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 19:52:30 ID:G5cP4ELK
ルイーズ「ホークアイ様〜!」
ホークアイ「ルイーズ、どうした?」
ルイーズ「これを、イグレーヌちゃんにと思って」
ホークアイ「これは・・・・・・張型(男根の型)?」
ルイーズ「見事な型でしょう?私も一目ぼれですの。ですから、イグレーヌちゃんと自分の分も買いましたわ。ほら、お揃いなんですのよ。
ホークアイ「黙れ雌豚」
344名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 00:59:47 ID:SG4k0G0w
>>338
ここにもいる。
エフラム×セライナとか誰かかいてくれないかな・・。
345名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 02:38:20 ID:Kb5JiyQS
パント「フィオーラ、少しいいかい?」
フィオーラ「私のことなどお気になさらず奥様のおそばにいてさしあげてください」
パント「まぁそう言わずこれを」
フィオーラ「え・・・?この張型は・・・?」
パント「その張方を股間に付けて、きみの部下たちの火照った体を慰めてあげて欲しい」
フィオーラ「黙れ変態」

346名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 13:04:08 ID:kjzcJwIa
最近聖魔やったんだが




ヴァネッサ(*´д`)ハァハァ

てわけでヴァネッサ×フォルデ読みたいな
347名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 21:02:36 ID:SG4k0G0w
>>346
ヴァネッサ×フォルデもエフラム×セライナも
読んでみたい!
348名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 21:14:12 ID:SG4k0G0w
フォルデ×ヴァネッサorヒーニアス×ヴァネッサの調教プレイキボン
349名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 00:17:38 ID:EyWMK8/4
      : ( ○ )}liil( ○ )ヽ :
    : /::::::⌒(__人__)⌒:::::\ :
   : |  ,. =ニ二ニ二ニ=、  | :
   : | 〃、;、_,i、__,!__,!__!、ノヽ  | :
   : | 〃`^' _  ._ `^}|  | :
   : |(( γ"::::::`Y":::::ヽ  》 | :
   : | ヽi'、:::::::::::: ; :::::::::::「ン  | :
    : \  ゝ!^i^i~i777ン´ / :

河木千屋帝(かわきちやてい)
1976〜(現在まで) 大阪府大阪市

かわき茶亭 http://www.pegasusknight.com/

一見、普通のゲーム攻略サイトに見えるが”暴君”と呼ばれた管理人による
掲示板で恐怖政治ばりの言論弾圧と意見封殺が行われている。
大多数の無関係な人間をも巻き込むアク禁の嵐を繰り替えし、
罰金を科すという暴挙を平気で行う。
たびたび、2ちゃんねるでも叩きと擁護論争が起きるが
擁護派の筆頭として自演丸見えの擁護を行うことで有名。
350名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 18:03:31 ID:kvOaAQ/O
ギリアム×シレーネとか
ゼロット×ユーノとか
陰でひっそりみっちり逢引してそうな奴等が見たい
351名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 19:20:35 ID:UdNj9n7s
ユーノたんはゼロットの正式な妻なわけだし、陰に隠れる必要があるのか否か
352名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 20:58:03 ID:hoXYrQwd
外伝氏にマリア陵辱書いて欲しいな
21章のミネルバ陵辱の続きみたいな感じで
353名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 21:07:16 ID:P1axXyKm
外伝氏は別スレで頑張ってるんだっけ?
凌辱系のスレでそんな噂をしてたが。
354三女の大冒険(未完):2006/10/27(金) 23:00:09 ID:8C/cWjAZ
「たいちょー」
「隊長はよせ、シャニー」
 ある日の晩、一人の男の所に少女が訪ねてきた。
 男は体中に傷痕があり、顔にも四つの傷痕をつけた、がっしりとした体格の持ち主で、名はディークといった。
「えー、カッコイイのに…」
「何度も言わせるな。ガラじゃねえ」
 それを聞いたシャニーと呼ばれた少女は、ぷーっと頬を膨らませながらむくれた。
 こちらはショートカットで小柄な可愛らしい感じの幼さを残した少女である。
 二人は今はフェレ侯エリウッドの嫡男ロイ率いる同盟軍に所属しているが、その前も同じ傭兵団に所属していた。
 そこではディークは傭兵団の隊長であり、シャニーは入ったばかりのペーペーの新米だった。
「んで、どうしたんだ?こんな時間に」
 辺りはもうすっかり日が落ちている。
 たとえ傭兵団の隊長と部下といえども、男の所に女が気軽に訪ねてくる時間ではない。
 もっとも、ディークにとってはシャニーは娘のような年齢差で、女として見たことは一度もなかったのだが。
「うん、あのね…」
 それだけ言ってシャニーは目を伏せ、モジモジしている。
「なんだ?俺はもう眠いんだが…」
「そう…」
 はっきりしない。そこでディークはわざとおどけて
「どうした?まさか、一緒に寝たいなんて言うんじゃないだろうな」
 と言ったのだが、これが不味かった。
「そう、そうだよ!」
 シャニーが顔を上げる。その目が輝いていた。
「あたし、ディークさんと一緒に寝たいの!」
「は?」
 ディークの開いた口がふさがる前に、シャニーはディークの上に飛び乗っていた。
「お、おい、シャニー…」
「お願い、あたしと一緒に寝てよ、ディークさん」
 と、シャニーが潤んだ目でこちらを見つめてくる。
「ちょっと待て」
 ぐいぐいとのしかかってくるシャニーを軽く手で押し返しながらディークは言った。
「あのな…わかってるのか?男と女が一緒に寝るってのは、ただグースカ寝るだけじゃねえんだぞ」
「わかってるよ。その…えっちなこととかするんでしょ」
「わかってるんだったら…」
 さっさと帰れとディークが言う前に、顔を真っ赤にしてシャニーが叫んだ。
「だから!あたしは!ディークさんに!えっちなことを!してもらいたいの!」
「ちょっ…おま…声が大きい」
 ディークは同盟軍の中でも隊長クラスの腕前であり、それなりの扱いを受けている。
 よって可能な時は個室を与えられていたが、すぐ隣には同じ傭兵団仲間であるワードやロットが寝ていた。
 聞こえたら不味い。ディークは慌てた。とっさにシャニーを抱き寄せ、手で口をふさいだ。
 ディークはどちらかといえば大柄な男だった。対してシャニーは小柄な少女であり、こうすると腕の中にすっぽりと納まってしまう。
「むむーっ!」
「落ち着け」
 なおも声を上げようとするシャニーを小声でたしなめる、シャニーは大人しくなった。
 ちょうどシャニーの頭がディークの胸の辺りにある。
 口をふさいでいた手をはなすと、シャニーはそこからディークの目を見上げるようにしてしばらく見つめていたが、今度はなんとグスグスと泣き出してしまった。
「お、おい…」
「だって…だって…」
 ディークは参ってしまった。そうしてシャニーが泣き止むまでの間、頭を撫でたりして機嫌をとったのである。
355三女の大冒険(未完):2006/10/27(金) 23:00:57 ID:8C/cWjAZ
「もう大丈夫か?」
「…うん」
「じゃ、最初から話せ」
 しばらくしてシャニーが泣き止み落ち着いた後、ディークは幼子に尋ねるようにして事情を聞いた。
「あのね。この間、あたしのお姉ちゃんがファルコンナイトにクラスチェンジしたの」
「はぁ」
 いきなり話がよくわからない方向に飛んで、ディークは生返事をした。
「お前の姉さんってたしか、ティト…さん、だったか?」
「うん…」
 それがどういう関係があるんだ?と、もう少しで言いそうになったのをこらえて、黙って続きをうながす。
「それで…相手は多分、クレイン様だと思うんだけど…」
 クレインだって?クレイン坊ちゃまと何の関係が?
 ディークはますます混乱した。
「あたしも早くクラスチェンジしなくちゃって…相手はディークさんがいいと思って…」
「あー、その…なんだ。相手って何の相手だ?」
「だから…えっちなことをする相手…だよ」
 最後の方は消え入りそうな言い方だった。
 ディークはまるで異国人を見るかのような目でシャニーを見た。
 こいつの言っていることがさっぱりわからない。俺はどうかしてしまったのだろうか。
「ちょっと待て。お前のクラスチェンジと、俺とお前が寝るのと、一体何の関係があるんだ?」
「あ、そうか」
 ここにきて初めてシャニーは自分が説明不足だったことに気づいた。
「ペガサスは処女しか乗せないって話、知ってるでしょ?」
「ああ、そんなのあったな」
「あれはまぁ…ウソなんだけど」
「そうだろうな」
 ディークはそんな眉唾話を信じるには歳をとりすぎていた。
「でも大体は合ってるんだ。イリアは男より女の方が多いから」
「ほうか」
「それで…その話には続きがあって…」
 そこでまた、シャニーは言い辛そうに言葉に詰まった。
「ふーん」
 ディークはいい加減、この話にウンザリしていた。元来、気の長い性質ではないのだ。
 そして筆者もこの話にウンザリしてしまった。前置きが長すぎた。
 要するにディークはちんちんをシャニーのまんまんに入れた。終わり。
356名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 23:43:36 ID:q/VunDag
乙!
次は是非セライナの小説を!
357名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 23:50:00 ID:rbgUbwbr
>>354-355
馬鹿野郎!処女スキーな獣はユニコーンで、ペガサスじゃねぇよ。
そして途中で投げ出すなんて、職人の風上にもおけん。誘い受けか。






だから続きを熱望。状況が目に浮かぶかなりの筆力、このまま未完はモッタイナイ。
358名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 02:14:35 ID:nN1TNrr1
GJ?
……なんか筒井康隆チックだ。
359名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 04:41:21 ID:K2BIaODB
> そして筆者もこの話にウンザリしてしまった。前置きが長すぎた。
> 要するにディークはちんちんをシャニーのまんまんに入れた。終わり。

うわあっ、なんか涙が出たGJ!続き希望!!
360名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 08:19:08 ID:knHKunrq
>>351
二人とも奥手なイメージがある
一人作っちゃったけど妹二人いるし、まぁのんびり行こうか、みたいな
361名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 09:34:25 ID:O/cpPGOY
> そして筆者もこの話にウンザリしてしまった。前置きが長すぎた。
> 要するにディークはちんちんをシャニーのまんまんに入れた。終わり。

テラワロスw
362名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 09:51:16 ID:DXnr6ubQ
めんどくさくなったら魔法の言葉を使えば良い。




    ギシギシアンアン
363名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 16:32:54 ID:CcljLsW/
あれは一発限りのネタだろw
364名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 17:25:10 ID:K9WIPSQF
>>362
あれは1回だけのネタだから爆笑を誘ったんだぞw
365名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 01:52:21 ID:c1fgTSOd
何故にFEでは大量殺人が良くてBLが悪いのか、漏れにはわからない
366名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 07:47:38 ID:y0jLrYmi
>>365
お前みたいなキメェ腐女子にしか売れなくなるからです
367名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 14:34:02 ID:fGatxaDL
大量殺人はFEの風物詩
BLにしたってネットだけでも嫌になるほど転がってる
それより誰かパオラ姉さんあたりで書いてくれないかなぁ
368名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 18:53:20 ID:c1fgTSOd
>>366

俺は腐女子じゃねぇッ、今のPRIDEヘビー級王者がヒョードル・エメリヤーエンコだってことも
2005年K-1WORLDGPで優勝したのはセーム・シュルトだってことも知ってる。

どうだ、腐女子がこんなこと知ってるはずねーだろ
369名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 19:34:08 ID:aeoJ5t+C
外伝はどこへ行っても叩かれる。
ダミアンはどこへ行ってもアホである。
370名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 20:49:30 ID:7IYJvHHY
>>368
おまいさんが筋肉大好きなうほっ系の変態であることは良く分かった
371名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 21:09:12 ID:tQI2NG/M
ごめーん、私は元・腐女子だけど
初代K-1王者がブランコ・シカティックっていう当時37歳の渋いおぢ様って事も
それからついでに歴代のワールドGPの優勝者全員の名前も
佐竹雅昭がK-1と正道会館出て行く事になったいきさつも知ってるよん。
格闘技好きな腐女子もごく稀だけどいる事はいるから
368の筋肉的薀蓄披露はまるっと無意味ですよっと。

マジレスするとここに来てまで801なんぞ見たくない。
普通の男女のエロが見たい。ていうか355の続きキボン。
372名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 21:09:30 ID:y1M0Vjr+
外伝…他でも叩かれてるんだ…
373名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 22:36:51 ID:E5l27sTa
ダミアン氏のポートピア殺人事件のエロパロに吹いたw
どこへ行ってもいい意味でアホだなwww



それはともかく、FEの話しようぜ!!
374名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 01:40:07 ID:a8wgmNsa
わざわざ"男女カプ"と名付けられた板もあるところにはある
つまり最早801とは分けられて然るべき所まで風潮が来ている




ユーノさんかパオラたんかシレーネさん読みたい
375名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 15:25:47 ID:MBeUJ3KN
http://www.pegasusknight.com/cgi-bin/bbs/fe_clear/

ダミアン氏の雰囲気がここのぽこぽこに似ているのだが気のせいだろうか?
376名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 22:15:04 ID:+16mscnh
「ヘクトル……フロリーナさんとは、最近うまくいってるの?」
「ん? 決まってんだろ! ……まあリリーナが産まれてから、ちょっと夜がご無沙汰気味かもな……そう言うエリウッド
こそ、リンとよろしくやってんのかよ」
「う、うん……実はこっちも、ロイが産まれてから、ちょっとね……」
「……なあエリウッド。ここは一つ、新しい刺激を求めてスワッピングっていうのはどうだ?」
「えっ……それって……!!」
「そう、一晩お互いパートナーを変えてやってみるってことだ」
「……まあ、リンさえ良ければ……」
「じゃあ決まりだ。俺もフロリーナに話しておくからな。早速今夜やろうぜ」

「リン……その……ゆうべは……どうだった……?」
「あ……エリウッド……私……ごめんなさい! あなたとするより、感じちゃって……何回達したか、分からない……」
「僕も、謝らないと……いや、その、決して君より良かったとかそういう意味じゃないなんだけど……」
「わ、私も……。こ、こういうのはきっと、背徳感とかそういう気持ちが興奮させるのよ……ね? 私もつい調子にのって、
フロリーナを何回も絶頂にいかせたけど……」
377名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 00:43:06 ID:2IJOvD3P
>>376
不覚にも萌えてしまった




男同士の方に。
378名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 02:45:30 ID:WRXmhV68
>>376
3回読み直してやっとオチの意味がわかった
379名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 13:50:12 ID:bqBtTLmE
hossyu
380名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 14:52:18 ID:us3YwitJ
ほしゅ
381人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/10/31(火) 18:31:44 ID:0zXS/slk
「シャナン様〜!」
シャナンが振り向くと、そこには一人の少女が立っていた。
見ると、その少女は、頭に大きなカボチャの被り物をしている。そして、そのカボチャは、目のところと口のところがくりぬかれて、中から外が見えるようになっている。
シャナンには、その少女が誰であるかは、一目瞭然である。
「・・・パティ・・・どうしたのだ?」
シャナンがその変な格好のパティを見ると、パティは大きな声で叫んだ。
「シャナン様!トリックオアトリート!!!」
「・・・トリ・・・・・・何だそれは?」
「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ〜♪」
「・・・・・・。」
シャナンは黙ってパティのところに来た。そして彼女の両足首を掴んで一気に左右に広げると、パティは思わず尻餅をついた。
「きゃあっ!シャナン様、何するんですかあっ!?」
そのままシャナンはズボンのジッパーを開け、中から己の巨大な陽根を取り出すと、パティの開かれた両足の間に、それをぐりっと押し付けた。
「いや・・・いやあ・・・ああ・・・」
そして彼女のパンツが横にずらされ・・・シャナンのその太い肉棒が、彼女の奥にのめり込んでいった。
「シャ・・・シャナン様あ・・・どうして・・・」
「パティ、お前、言ったではないか。『犯してくれないと、いたずらしちゃうぞ』って。」
「お、お菓子をって言ったんです!!!・・・ああ・・・」
一瞬、己の膣に卑猥なモノをぶち込まれて涙目になるパティ。シャナンはそんな彼女に、そっと囁いた。
「本当は、こっちも欲しかったんだろ?」
パティはしばらくシャナンを見つめた後、こくりと頷いた。
「よし!それでは、どんどん犯してやるぞーっ!」
「あっ!あっ!ああっ!と・・・トリック・・・オア・・・トリート・・・」
「さあ、パティ、俺の子を孕め!!!」
「ああああああああああああ――――――――っっっ!!!」

そして月日が経ち・・・・・・

シャナンはようやく、今日の執務から解放された。
「ふう・・・・・・今日も疲れたな・・・・・・それでは・・・・・・」
そしてシャナンは、自宅へと戻る。自宅には・・・美しくて可愛い妻と、子供たちがいる。
「ただいま〜」
シャナンが帰ってくると、早速妻と子供たちが玄関まで出迎えに来た。
「お帰りなさい、あなた♥」
シャナンは思わずぎょっとする。妻も、子供たちも、皆カボチャの被り物をしている。
そうだ、今日はあの日だ。
そして子供たちは一斉に叫ぶ。
「トリックオアトリート!お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ〜」
そしてその横で、妻がそっと己のスカートをめくった。その下は、何も穿いてない。
そして妻は、シャナンに囁いた。
「犯してくれないと、いたずらしちゃうぞ〜♥」

おしまい
382名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 23:39:09 ID:QZdS9Wra
GJ!
この感じこそダミアンだ。

あなたからたくさんtreatを貰えたよ…
383名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:59:57 ID:7YMbrQiw
良いタイミングだ>だみやん
384名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 01:01:39 ID:DiKdYymi
これはタイムリーな萌えるネタですね!
385名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 07:15:42 ID:MP7Efz6m
ダミアンGJ! 時期ものイイネ
386名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 13:54:03 ID:yVDRzcJV
>>376
ちょwww
そっちのスワッピングかよwwwww
387名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 12:59:52 ID:WBrqzNMa
今、光石やってるので、それ系ねた頼むス!

エロなしのパロディはないのかな・・知ってたら教えて下さい。
388名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 11:46:54 ID:C6dweewP
>>387
ここが詳しいと思うよ
ttp://www.google.co.jp/
389名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 18:33:22 ID:CznH6VSD
最近はヤフーじゃないのね。
390名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 18:56:05 ID:OdKerX7E
ボーレ「ミストが妊娠したらしいぞ」
オスカー「やればできる子……だったわけだな」
391名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 23:16:09 ID:olHSDbLI
そいや、聖戦の系譜のフィギュアがでるな
フュリーの腰のラインがえろい
ttp://ps-angels.com/news.htm
392名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 01:14:19 ID:VMm47Hkw
>20年の時を経て
???

ティルテュいいね
393名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 01:40:14 ID:C3MNNazB
シグルドとエルトはいるのに…哀れなり槍王子w
394名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 01:40:19 ID:uVzHFSde
確かにいいんだが、フィギュアは保管に困るんだよな……
395名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 16:54:04 ID:x/CtGpWB
シークレットはユリアかディアドラあたり?
396名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 18:00:24 ID:ko+PN2Qh
ライナップ的に親世代からかな。
自分はアイラかなと思っている。
397名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 19:08:29 ID:U0ZkSCZw
そろそろマシン氏の新作が読みたいなと言ってみるテスト
398名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 21:11:06 ID:IXx0Wpkf
顔射されて目に精液が入った結果、結膜炎になるエイリークをキボンヌ
399名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 22:00:41 ID:SZwdmD0z
フィギュア発売を記念してシグルドがフュリー、ティルテュ、シルビアと4pするssきボンヌです
400人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/11/06(月) 20:18:07 ID:hL7j5nET
あんなこといいな できたらいいな
あんな夢 こんな夢 いっぱいあるけど
みんなみんなみんな 叶えてくれる
不思議なポッケで 叶えてくれる

エイリーク:あの、ドズラえもん・・・
ドズラ:むおっ!エイリーク様、どうなされた?眼帯などなされて。
エイリーク:実は・・・ゼトが、お顔にばっかりかけるから、結膜炎になっちゃいました・・・くすん・・・
ドズラ:何と!それはいけない!すぐさま、ゼトどのを呼んでこなければ!

ゼト:ドズラえもん、いかがなされた?
エイリーク:ゼト・・・・・・
ドズラ:さあ、お二人とも、ちんちんとまんまんを出しませーいっ!!!
エイリーク:きゃあっ!ドズラえもん、何するんですかあ!!!
ゼト:うわっ!ドズラえもん!一体何を・・・?
ドズラ:決まっておろう!ゼトどのんのちんちんを、エイリーク様のまんまんに挿入するのですぞっ!
エイリーク:きゃっ・・・あ・・・
ゼト:うぐおっ!・・・ああ・・・気持ちいい・・・
ドズラ:それではお二方、存分に愛し合いませーい!ガハハ!

ズコズコズコズコ・・・
パコパコパコパコ・・・

ゼト:うっ!で、出るっ!
ドズラ:ゼトどの!抜いてはならん!(ドズラ、ゼトの腰を思いっきり押さえる)
ゼト:ぬ、抜けない・・・
ドズラ:ゼトどのよ、精液は、女性の膣内に出すものと決まっておるのじゃ!さあ、存分に出すがよい!ガハハ!
ゼト:うっ!!!(びゅっびゅっびゅっ!)
エイリーク:ああああああああああっ!あん!あん!あん!

とっても大好き ドズラえもん♪
401名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 21:43:09 ID:Pgi2KYtX
相変わらずバカスwwwwwww
GJ!
402名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:00:32 ID:Z3uIYiMV
三日目氏はまだユーノ物は書いてないんだよな。
ではロイ軍の現在地からしてまだまだだな
or2
403名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:26:43 ID:OHClKzat
いや、三日目神によれば聖女の塔攻略周辺の数日間として完結させるらしいから…
ちなみにユーノに関しては登場はさせてくれるとか言っていたような。
404名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:42:12 ID://FofaHh
特定のキャラいじめってのは有り?
405名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 01:02:41 ID:K6LS9mU0
>>404
いじめの内容しだい。愛が感じられればハァハァ。陰険だとおいら困っちゃう。
406名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 03:46:00 ID:Zi0QDZ1J
キャラ腹黒化はちょっと…
407名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 20:00:36 ID:MsZ9qJ84
女同士の陰湿ないじめがレズレイプへとハッテンするようなssなら大歓迎
408名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 23:31:45 ID:mJanyn7t
「ヴァネッサ」
「?なんですかフォルデ?」
「 や ら な い…」

ヒュンヒュンヒュン ズドン

「エフラム様…。 俺結構楽しかったですよ…。」
409名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 17:36:26 ID:EviV7Is/
フォルデーー!

エイリーク×フォルデが見たいのは俺だけのはず。(一応支援あるけど・・・)
410名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 17:46:36 ID:ymplWtiq
エイリーク×フォルデだと何も知らないエイリークにあんなことやこんなことを
これは普通ですよ、みんなやってますよといって仕込みそう
ゼトほどねちっこく陰険ではなさそうだけど
411名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 18:10:26 ID:a/o5ADV5
そこでお絵かきプレイですよ。
412名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 19:36:36 ID:5Z3SQGRd
筆か!
413名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 19:46:10 ID:wzQbfbhE
404だが、いじめられ体質のユニットを男女各3名ずつ挙げてくれ
414名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 20:49:05 ID:3TtnVHXp
男:アゼル、リフィス、アスレイ
女:フュリー、ドロシー、ネフェニー

アスレイとフュリーはガチでいじめられっ子
415名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 23:21:34 ID:w2g7dmCN
男/リフィス、イオリス、エルレーン
女/ティニー、ニノ、ネイミー

いじめられっこっていうと、俺的にはこんな感じか。
本当は男キャラを考えた時、最初にケンプフが浮かんだわけだが。
416名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 00:20:51 ID:M7kSvJKW
男:ケンプフ・エリオット(エリウッドじゃないよ)・「方位755……」
女:フュリー・ティニー・ニノ

フュリーとエリオットは絶対いじめられっ娘
417名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 00:32:21 ID:X76bwBiN
何故俺にティニーがSっ気のある気がするのはどうしてなんだぜ?
418名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 01:24:06 ID:4eONy6bP
敢えて超マイナー路線
男:シャルロー、
女:ユミナ、プラム、キャス
シャルローヤバス
419名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 01:36:39 ID:xMLgTsMp
>>415-416にすら名前を間違われるオルソンさんと方位445がいじめられっこなのはガチ。
420名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 01:48:05 ID:le5cJb1M
なんていうか、男のいじめられっこはいじられ役、ネタ系キャラ
女のいじめられっこはマゾっ子っぽいのとか、それこそここに相応しいエロキャラが挙げられるんだなw
421人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/11/09(木) 02:18:00 ID:sjSP+PgQ
いじめられというのとはちょっと違うが、M属性ならば
男:バアトル
「その拳で、わしを殴ってみよハァハァ」(注:曲解してます)
女:ヴァイダ
(ヒースとの支援Cより)「顔に傷つけられて、よかったよ」(注:かなり曲解してくぁwせdrftgyきゃすlp;@:「」)
422名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 03:40:32 ID:37nbYv7m
さわやか王道…フランツ×アメリア
ほのぼの義兄妹…ロス×アメリア
年の差ハアハア…デュッセル×アメリア
ドS×ドM…ユアン×アメリア

と妄想してたかつての俺
423名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 09:25:31 ID:jlAArgBQ
ニノはいじめられっ子というより虐待娘だろ。
親に飯抜かれて餓死寸前になったり熱湯かけられたりするタイプ。
同年代にいじめられるタイプではない。
424名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 11:04:57 ID:Hmb3gXhG
同感。
逆に漏れはニノはSっ気あると思っている。
愛されなかった反動で求めまくってしまうとか?
それに大抵のジャファニノエロSSで誘うのはニノだしな。
425名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 11:31:46 ID:M7kSvJKW
FEハード 木馬の傷跡

将軍トラースの為に要塞として設置した木馬《シューター》隊!
だが、それはアリティア軍に恐れたラングの巧妙な罠だった。

「シューターは城門を守る将軍を自滅させる為に設置されたユニットですものね」
「普通にジェネラルにすれば…こんな欠陥ユニットなんかに…!」
「よかったじゃないですか。不慣れなユニットのせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、砦にドーガを用意しろ。皆でバレバレの餌を置いてやる」
トラース(耐えなきゃ…!! 今は先行の騎馬隊で耐えるしかない…!!)
「将軍さんの攻撃範囲内ゲ〜ット」
(いけない…! 無駄にあのアーマナイトを狙ってる事を悟られたら…!)
「トラース様のシューター隊がクインクレインを放つ所を拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…方位455…撃て!!!」(ビクッビクッ
「おっと、トラース将軍から2マス内に入ってしまったか。俺には反撃がとれないだろう?」
「ジェネラルなら…ジェネラルなら手槍で反撃できるのに…!」(ビクッ
426Interlude ◆YLdWB0/d2s :2006/11/09(木) 11:37:43 ID:M7kSvJKW
FEハード 木馬の傷跡

将軍トラースの為に要塞として設置した木馬《シューター》隊!
だが、それはアリティア軍に恐れたラングの巧妙な罠だった。

ゴードン「シューターは城門を守る将軍を自滅させる為に設置されたユニットですものね」
トラース「普通にジェネラルにすれば…こんな欠陥ユニットなんかに…!」
マルス「よかったじゃないですか。不慣れなユニットのせいにできて」
トラース「んんんんんんんっ!」
オグマ「へへへ おい、砦にドーガを用意しろ。皆でバレバレの餌を置いてやる」
トラース(耐えなきゃ…!! 今は先行の騎馬隊で耐えるしかない…!!)
ドーガ「将軍さんの攻撃範囲内ゲ〜ット」
トラース(いけない…! 無駄にあのアーマナイトを狙ってる事を悟られたら…!)
ジュリアン「トラース様のシューター隊がクインクレインを放つ所を拝見してもよろしいでしょうか?」
トラース「こんな奴らに…くやしい…! でも…方位455…撃て!!!」(ビクッビクッ
シリウス「おっと、トラース将軍から2マス内に入ってしまったか。俺には反撃できないだろう?」
トラース「ジェネラルなら…ジェネラルなら手槍で反撃できるのに…!」(ビクビクッ



因みに、トラース/シューター HP:20 攻撃力:7 守備:1 命中率:80
427名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 16:11:55 ID:4eONy6bP
方位445の人のお陰であと二人いたのを思い出した

ボルトアクス将軍といかづちよの人
428 ◆Z9Z6Kjg2yY :2006/11/12(日) 23:32:31 ID:T/cTxLRK
唐突にミーメがあの密室でホームズを食っちゃうなんて電波を受信したので、
またティアサガかよと思われるだろうけど投下します。
前回のアサフィーに感想くれた人ありがとうございます。

なんて勇んで投下しようと思ったら公開PROXYに引っ掛かりやがったorz
429名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 23:33:49 ID:T/cTxLRK
それは、古の時より久しく聳(そび)え立つ塔での出来事でした。

「……久し振りの客人ですか、それもたくさん……」

空気の流れる音さえ聞こえそうな静けさ。
現世から隔離されているその塔の、さらに封印を施された祭壇の上に、守人は佇んでいました。
子供の背丈ほどの鼎には水が張られ、そこには何人もの人間の姿が映っていました。
どこからか湧いて出る魔物ばかりが占拠しているここでは、珍しい風景です。

「今度はどれだけ骨のある方でしょうか、ここまで来てくれればいいのですが」

守人――巫女はひとりでした。その塔に名を冠する大賢者はこの世界を空けており、留守番として巫女はこの祭壇を任されています。
彼女が去れば、今に抑え付けられていたゴーレムやガーゴイル、オーガなどの魔物たちは外の世界を埋め尽くす勢いで増えていくでしょう。
ふと、巫女は水面の中のある男に目が止まりました。くしゃくしゃの金髪に碧眼。弓と長剣を携え、石畳を進む足取りは慣れたもの。
どうやら時折出没する盗賊の類ではないようです。
ふっと息を吹きかけると、凪いでいた水面が、映っていた像が歪んでいきます。

「楽しみにしていますよ。その血を引く、あなたを……」

巫女は、声も無く笑っていました。


「ぶぇっくしっ!」

「うわ、何すんだよホームズっ」

並んだ宝箱と格闘しているユニが反射的に不平を言いました。
海賊船シーライオンはトレジャーハントを主たる稼業としていますが、手の込んだ錠前となると、一味の中でも扱える者は限られています。

「何だ、まだてこずってたのか。俺の分はもう終わったぞ。……大したものは入ってなかったが」

元々彼らはダクリュオンの宝玉を用いて、とある人間を生き返らせるためにこの塔を目指していました。
しかし、肝心の死んだと思っていたその人間に道中で再会してしまいます。
本来ならそこで終わりだったのですが、北のアルカナ砂漠の砂嵐に行く手を塞がれているのと、
伝説の女神の盾がそこに眠るという噂を聞きつけ、勇んで足を踏み入れたのでした。
宝を探すその目や手にも気合が入ろうというものです。

「あはは、そういえばレダでダクリュオンを掘り出したのもあたしだったっけ。ホームズは宝の運が無いんだよ」

「んだとおっ! くそっ、絶対にお前が腰を抜かすようなブツを見つけて、吠え面かかせてやるからな!」

「あ、シゲン。さっきストンゴーレム倒したら変な剣が出てきたんだけど……」

「ほぉ――そいつはステラの剣じゃねぇか。イルの剣士でも滅多にお目にかかれねえ代物だ」

「先越されてやんの〜」

「うるせえっ、お前はちゃっちゃとそいつらを片付けちまえ!」

「ははっ、リングオブサリアを筆頭にホームズの拾うものは曰く憑きの逸品ばかりだからなぁ」

そんなこんなで、特に魔物に苦戦することも無く、順調にシーライオンは塔の高みへと登っていきました。
そこで待ち受ける運命を知らずに。
430名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 23:34:54 ID:T/cTxLRK
「何かな、ここは」

「壁……だね。一面」

「味も素気もねえなおい」

呆れの声と共に一行は部屋を見渡しました。階下からは階段を上がりきったその先が最上階であることが見て取れていました。
しかし上がってみれば、魔物がうじゃうじゃいた今までのフロアが嘘のように、ただがらんどうの殺風景な空間があるだけでした。
猫の子一匹、オープスの欠片も見当たりません。

「ここまで来てそれは無いぜ、大賢者さんよ」

ホームズは拍子抜けしていました。ここまで探検していても女神の盾らしきものは見つかっていません。
そして残るフロアは最上階のみ。冒険に付き物の宝を守る怪物……ドラゴンゾンビが何匹出てくるかと、ホームズでなくても身構えるものです。
ドラゴンゾンビは強力な魔物、とはいえ翼ある存在の宿命からは漏れません。今や大陸指折りの弓手であるホームズには手強い相手ではありません。
結局宝探しでユニにいいとこ取りされた彼の中では、首領の威厳を回復する手頃な機会が転がってくるはずでした。


「ようこそ、モースの頂へ」

その時、唐突に影が現れました。いつか見たゾーネンブルメを彷彿とさせる登場です。
次第に影がはっきりしていきます。濃い青髪にシスターが身につけるような法衣を纏った若い女……むしろ少女と言ってもいい姿でした。

「お前がこの塔の主か?」

「私はモースの塔の巫女、ミーメと申します。老師様は異世界に旅立たれ、しばらくお戻りになられません。
 あなた達は悪い方ではないようですが、御用はなんなのでしょうか」

「えっとね、女神の盾って知ってるかな。あれ欲しいんだ」

「……………………」

「……………………」

間髪入れずに呑気な言葉が響きました。あまりの単刀直入な話にホームズ以下シーライオンの面々は一瞬硬直します。

「……おい、ユニ。ガキのお使いじゃないんだぞ」

「だってさ――」

「いいですよ、女神の盾ですね」

「…………あ?」

「ほらやっぱり。ホームズは人を疑い過ぎなんだって」

「少し黙ってろ」

ユニを押し留めてから、ホームズは部屋の中央に立つミーメの目の前に立ちました。
男としてはやや大柄なほうに入るホームズは自然、その顔を見下ろすことになります。
小柄で線が細く、肌も柱の石のように仄白い、どことなく常人とかけ離れた風采。
431名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 23:35:58 ID:T/cTxLRK

「なあ、それ、タダで貰って行っていいのか?」

「なあんだ、ホームズだって言ってること大して変わってないよ」

二度目ともなると全員が軽く流しました。

「……そうですね。誰かお一人に力を貸して頂きたいのですが」

そう言ってミーメは値踏みするようにシーライオンの面々を眺めました。

「俺が行こう。構わないか」

「はい、ではどうぞこちらへ……」

ホームズは特に考えることも無く名乗り出ました。やはり誰か一人、と言われたら首魁が出るべきでしょう。
さらに宝探し出ておいて何の収穫も無しに帰ってきたとなれば、トレジャーハンターが形無しです。
その選択が幸であったか不幸であったかは、世人の知るところではありません。

「こちら……って、何も無いぞ」

「来れば分かります」

普段なら荒くれ者の恫喝も鼻で吹き飛ばすようなホームズも、見知らぬ少女のにべも無い言葉に食い下がることは出来ませんでした。
ホームズはミーメの示した方に向かって一歩足を出します。淡い光が床下から漏れています。
魔力――殆ど顔も覚えていない母親から受け継いだ神官家の血がそう悟らせました。
屈強な海賊の体躯と、対照的なか細い巫女のそれが、下から溢れ出る光の奔流に呑み込まれて行きます。
あの転送されたカナン兵もこんな気分だったのか――と、場違いな思考をしながら、ホームズは眩しさに目を閉じました。


「もう、よろしいですよ。ホームズ殿」

そこは明らかに塔の中の光景から浮いていました。敷かれた石は下手すれば滑りそうなほどつるつるとしていて、
然程広くも無いその上の半分以上を赤絨毯が占めていました。そのせいで真ん中に立つミーメの白と青が殊更目に焼きつきます。

「何で俺の名前を知っているんだ」

「この塔で起きた事は、おおむね把握しておりますから」

「…………」

――あれも見られたのかよ、くそっ。

「さて、あそこに宝箱があります。一見何の変哲も無い宝箱ですが、あの中に女神の盾が封じられています」

「あれが?」
432名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 23:37:20 ID:T/cTxLRK
ホームズからミーメを挟んで向こう側。赤絨毯に溶け込むような外板の、モースの塔でもよく見かけた型の宝箱がありました。
封印されし至宝の安置されている……というより、いかにもついさっきそこに置かれたように年月を感じさせない――

「……本当に……あれがか。変な細工は感じないが」

「封じられているのです」

「あれなら俺でも開けられそうだが」

「封じられているということにしておきなさい」

「……………………」

声色の変化に思わずホームズはミーメに目を向け直しました。表情は特に浮かべていません。
鏡のような目。外の風とは縁の無さそうな顔立ち。今までそんな人間に接したことの無いホームズには、その内心を推し量ることは出来ませんでした。

「それで、俺はどうすればいい」

「あの封印を解けるのは、老師様が御留守の今、私しかおりません。……しかし」

「しかし?」

芝居がかった様子でミーメは言葉を切りました。
その時ほんの少しだけ……本当に微かに、その顔が笑った……ようにホームズには思えました。

「その封印を解くための精気が足りないのです」

「……俺に何をやらせる気だよ」

言葉に答えることなく、するりするりと赤絨毯の上を白い法衣が、絨毯と敷石の境目にいるホームズへ歩いて行きます。
何故かホームズは棒のように動けませんでした。途中で意思が肉体からシャットアウトされたように、身体が固まっています。
頭二つ近く小さい少女に見つめられて、しかし何の反応も返せません。やがて囁き合う時のような位置にまで近づいて、

「分けて下さればいいのです。あなたの、精気を。確か母君は火の神官家の一族ですね」

ホームズはあからさまに顔をしかめました。それは親友のリュナンは勿論、シゲンやガロといった長い仲間でさえ憚って滅多に触れない話。
彼の母親は今では別の男の妻となっていました。その原因は彼の父親のほうにあったようですが。

「……だからどうした」

「好都合だということです。もう一人火と水の神官家の血を引く御仁もいらっしゃるようですが、きっと耐え切れないでしょう」

「一体何をしでかす気だてめぇ」

「あなたは楽にしていて下さい。それでは失礼して」

無造作にミーメはホームズの防具に手をかけ始めました。幾多の戦場を乗り越え傷が何本もついたそれを、白く華奢な手が外して行きます。
咄嗟に抵抗しようとしましたが、相変わらず首から下は石ほども動いてくれません。

「こ……この、離れろ! 俺に何をしやがった!」

「邪魔ですから外しますよ。ふふ……これは期待できそうですね」

全く意に介する様子も無く、金具をいじる手つきも慣れたもの。すぐにがしゃん、と籠もった音を立てて防具が石床に落ちました。
いつの間にかその青い瞳は妖しげな輝きに彩られています。ここに到ってホームズはいささか遅過ぎる確信を得たようです。

「まさか、精気ってのは……」

「分かっているのであれば話は早いです」
433名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 23:38:10 ID:T/cTxLRK
立ち尽くす海賊の首魁。跪いてそれを見上げる巫女。ほころんだ美貌はあどけなささえ感じさせます。
彼女の手が自分の腰のベルトを触りだしたのが目に入り、これから起きることに目が眩みそうになりました。

――くそっ、童貞じゃあるまいし……

「もしかして溜まっているのですか? 楽にしてさしあげますよ」

ホームズとてあのヴァルス提督の息子、女を知らないわけではありません。
しかしグラナダを脱出して既に一年近く、ずっと戦いにばかり追われていました。そこに予想外のこの状況。
ミーメの巫女の装いは普段のその行為から遠く逸脱していて、何より彼女自身が神聖視される塔の守人。
今までに無い倒錯的な感覚が、思わず男根を反応させてしまいます。

「あまり急かさないで下さい、私も久し振りなのですから」

それは知らない人間には分からないほどの決して大きい反応ではありませんでしたが、ミーメは見逃しません。
衣服に手をかけながら指は時折男根を焦らすように摩っていきます。微妙な動きは見た目に反して玄人じみています。

「ご立派ですね」

「……そんなこと言われてもな」

「いいえ、こうでなくては。私も待った甲斐があります」

現れた男根に、ミーメはまるで宝石でも見るように目を細めため息をつきました。
剛直、という呼び名がいかにも相応しい、天を突く肉棒は既に準備が整い、その時を今か今かと待ち構えているようでした。

「う……くむ……ぐ……」

「そんな、噛み殺すことはないじゃないですか。ほら」

恍惚とした視線を向けながら白い指を男根に絡みつかせます。さらに張り出した雁首に唇を寄せ、ふっと吐息を投げかけました。

「男の人って、すごく熱いですよね」

舌先は裏筋を這い、指は肉茎から亀頭の先端までを両手で同時に攻め立てます。
鈴口をそっとなぞったと思えば肉棒の中程を扱き、その技巧にたまらずホームズは呻き声を上げそうになります。
純潔の象徴である巫女の姿。顔を股間に埋めながら遊び毛をかきあげる仕草。
ねっとりと光る赤い舌は絶え間無く男根を玩び、いつしかミーメ自身も頬を紅潮させていくのでした。

「あ……うっ、くっ……うぐ……」

「我慢しないで愉しみましょう。こちらのあなたは至極素直ですのに」

滲み始めた先走りの雫に口づけして離します。間にかかった細い銀の橋はすぐに切れ、その名残を舌で転がしながらミーメはホームズを見上げました。

「さて、もう少し気を入れますから」

絶対的優位者の宣言、聞いた瞬間、ホームズの背に何かが走ったことでしょう。
唇から亀頭が呑み込まれていって、包み込む粘膜の感触が痺れの様な感覚となって、理性という形の意地を灼いていきます。

――こ、こんなガキみたいな女にっ!

深く、浅く、舌は先端を穿ち、唇は肉棒を締め付けて、空いた指は袋をさわさわと触れて撫で上げます。

“出しても、いいのですよ”

声には出さない……口からはただ唾液と先走りの混じった水音が響くだけ。
しかし目はそうホームズに語りかけていました。その視線だけで危うく箍が外れてしまいそうです。

「や、やめろ……いい加減にっ……」
434名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 23:39:38 ID:T/cTxLRK
圧倒的な快楽と、為されるがままの状況に抗おうとする気力がせめぎ合って、その間にもミーメの口淫はどんどん激しさを増していきます。
肉のぶつかり合う濁った音に嬌声のようなものが混じり、あまりに無機質だった部屋の中で、二人の周りだけ空気が変わっていくようでした。

そして確実に限界は近づいてきます。
侵食の満ちは緩やかでありながら決して――張り詰めた糸が切れるまで――引くことはありません。
その瞬間が近いことを察したのか、口内の愛撫は吸い上げるものに変わっていました。
粘膜が、舌が、唇が、時に歯でさえもそれぞれに男根を攻め、耐えるホームズを無慈悲に削り取ります。
不意に、男根が一際激しく躍りました。

「……うあっ――――!」

弱弱しい声とは対照的に、放たれた白濁液は激しくミーメの喉を叩き、埋めていきます。流石に苦しげな声は隠せません。
それでもミーメはまた二度、三度と吐き出される精気を逃さないように、一層強く啜り上げました。
腰ががくんと落ち、重い金縛りが解けて、膝が砕けそうになるのをホームズは最後の気力で必死で支えます。

射精が終わったと見ると、名残惜しそうにミーメは口唇を離しました。
受け止めたそれを嚥下する瞬間軽く総身を震わせると、唇にこびりついた残り香をホームズに見せ付けるように掬って舐めました。

「あっ……は……すごく……良かったですよ」

熱に浮かされた表情を乗せて、覚束ない足元は細い身体をぐらぐらと揺らしています。
あわれ巫女の法衣はしどけなく乱れ、まるでどちらが襲われたのか分からない有様でした。

――まるで酒に酔ってるみたいだな……

「どうしたんですか、魂抜かれたような顔して」

「うおうっ!?」

半分意識が飛んでいるような目つきのまま迫られ、油断していたホームズは狼狽しました。
しかしミーメはその反応を無視し、おもむろに視線を落として一言。

「良かった……まだ大丈夫そうですね」

「……今、何て言った……?」

ホームズの背にはさっきとは違った意味で何か――きっと戦慄が走ったことでしょう。

「まだまだ私は満足しませんよ。女神の盾、欲しいんですよね?」


シーライオンの面々が、ぼろきれのようにくず折れた首領を発見したのは数日後のことでした。
彼は畢生、その間のことについては黙して語らなかったそうです。
甘い話には須らく裏があるものです。それを承知で伸るか反るかは、人それぞれですが。

どっとはらい。
435名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 21:38:34 ID:BZE03B3P
>>429-435
テラエロス gj
436名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:56:06 ID:FjN5OzIF
>>435
自分もなのかw
437名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 23:04:18 ID:rCXzGcKc
まさかミーメがくるとはな。
GJ!
438名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 07:50:55 ID:2vNF2Dzt
待ちあげ
4393日目夕食 1/12:2006/11/17(金) 14:15:16 ID:E5hoJyMn
 ロイは慎重な手つきでナイフとフォークを操りながら、同時に二つの事を成し遂げようと努力していた。一つ
は、テーブルの向かいに座っている晩餐の招待主・ギネヴィア姫の質問に答えること。もう一つは、彼女の美し
い顔に視線が吸い寄せられるのを辛抱することである。
 今、この豪華な貴賓室にいるのはロイとギネヴィアの二人きりだ。ロイを案内してきたミレディは、ゲストの
少年を主人のいる部屋に導き終えるやそのまま給仕役となり、来賓専用の厨房で調理された料理を運んでくる時
以外は姿を見せてない。その給仕ぶりも、女主人とゲストの間の微妙な雰囲気を壊さないよう、極めて控え目な
もので、おかげでロイは否が応でもベルンの王女と二人きりだということを意識しなければならなかった。
 貴賓室は応接室と寝室を含む複数の部屋で構成されており、今ロイ達が食事をしている小ぢんまりとした応接
室は、南向きの窓から差し込む月明かりと、テーブルの上の燭台の灯で十分に明るい。その柔らかな光を受けて、
ロイの正面に座るギネヴィアの長い金色の髪は淡く美しく輝いている。見とれるなと言う方が無理だったが、ロ
イは無理矢理視線をねじ曲げて白いテーブルクロスに視線を落とし、皿の上に残っていた肉料理の最後の一片を
口に放り込んだ。
(ゼフィール王についてどう思っているのか、か……)
 ロイは口中に含んだ肉片を念入りに咀嚼することで時間を稼ぎつつ、王女の問いについて考えている。彼はこ
の部屋に入ってからずっと、今回の戦乱に関すること――特にベルンとその国王であるギネヴィアの兄について
――が話題にならないよう細心の注意を払っており、今までそれは成功していた。招待主であるギネヴィア姫も、
いきなりきわどい話題を振るような野暮な真似はせず、最初のうちは当たり障りのない話題と、素朴ながら濃厚
な味わいが素晴らしいベルン風料理(前菜は塩豚と春野菜の煮込み、スープはアニス酒風味の白身魚のスープ)
を並べて客人をくつろがせていたのだが、メインの肉料理(仔牛の衣焼き)の大半が客人の胃袋に収まった頃合
を見計らって、さり気なく話題を転じたのだ。
 なぜギネヴィアがロイを晩餐に招待したのかは不明なままだったが、いずれこの手の話題が来ることをロイは
半ば予想していた。今回の動乱の元凶であるゼフィール王について直接聞かれるとはいささか驚いたが、それで
もロイは慎重に言葉を選び、ハーブティーで口中を洗い流してから口を開いた。
「どうでしょう……直接ゼフィール王に会ったことがないので、何とも言えませんが……」
「それでも結構です。どうか、お聞かせください」
 ギネヴィアの白く端麗な顔に、燭台の灯影がゆらめく。その張りつめた美しさは、蝋燭の暖かな光を受けてい
ても、氷のようなの冷たさと哀しさを感じさせている。ロイは彼女の視線を受け止めつつ、正直に答えた。
「ゼフィール王は……武力、知力、胆力、どれをとっても当代随一の人物かと思います。道義的な部分は別とし
て、今回の大陸侵攻がこれ程速やかに成功していたのは、ひとえに王の器量によるものが大きいかと……」
4403日目夕食 2/12:2006/11/17(金) 14:16:07 ID:E5hoJyMn
 ロイは自分とゼフィールを比較したら、到底敵わないだろうと自覚している。武芸一つ取ってもそうだ。現在
リキア同盟軍の中で唯一ゼフィールと直接刃を交えた事のあるセシリアは、ベルン国王の武技について、ロイに
こう語っていた。

「ゼフィール王と戦う前に言っておくわッ! 私はミスル半島の古城で奴の攻撃をほんのちょっぴりだけど体験
した……い…いえ……体験したと言うよりは全く理解を超えていたのだけれど……
あ…ありのまま、あの時起こった事を話すわ!
『私は奴がいきなり高速回転し始めたのを見て呆然としたと思ったら、
 いつのまにか地下牢で美少女に介抱されていた』
な……何を言ってるのか分からないと思うけど、私も何をされたのかわからなかった……ザンギュラのスーパー
ウリアッ上の真似でも始めたのかと思った……ハーディンのグラディウスだとかアシュナードのグルグラントだ
とか、そんなチャチな国王連中の戦闘専グラとは断じて違う……もっと恐ろしい、シリーズ初の携帯機版にかけ
る戦闘アニメ担当スタッフの執念を味わったわ……」

 そう遠くない将来、ゼフィールとは剣を交えなければならない。その時の事を想像するだけで、ロイは身震い
がするのだった。しかし、とロイは言葉を続けた。
「ゼフィール王は……完璧過ぎる人だと思います。おそらくずっと昔から、ベルンの国王にふさわしい能力を身
に付けようと己を高めてきた結果なのでしょうが……それがゼフィール王の長所でもあり、同時に限界でもある
と思います」
「……詳しく、お話いただけますか?」
 ギネヴィアは眉をわずかにあげて、ロイに続きを促した。静かな口調の奥に、ロイの意見への興味と、何かを
恐れるような響きを感じたロイは、一度息を継いでから一気に答えた。
「どんな人間にも、欠点があります。ですがお互いに欠点を補いあい、支えあうことで、仲間意識や友情が生ま
れ、十人の力も二十人の力になり、弱者の群も強者に立ち向かえるようになります。ところが完璧な人間は――
というより、自分の欠点を許さず、常に完全であろうとする人間は――他人を助けず助けられずいつも孤独で、
次第に他人を信じなくなり、やがてそれが大事に至ることになろうと……」
 そこまでロイが言った時、部屋のドアがノックされた。ロイの言葉をうつむいて聞いていたギネヴィアは、は
っとした表情で顔をあげ、たまっていた息をそっと漏らした。そしてロイに詫びるように軽く頭を下げると、ド
アの外にどうぞと声をかけた。
「失礼します。食後の果物をお持ちしました」
 入ってきたのはミレディである。彼女は厚く柔らかな絨毯を静かに踏みしめつつテーブルに近付くと、新鮮な
イチゴを盛った皿を女主人と客人の前に置いた。二人の間に流れていた微妙な空気を敏感に察した赤毛の竜騎士
は、控え目かつ手際よく肉料理の皿を片付ける。とその時、空の食器を手に退出しようとする部下の視線をギネ
ヴィアが捉え、女主従で何事か無言の会話をしたのをロイははっきり目にとめた。
4413日目夕食 3/12:2006/11/17(金) 14:16:48 ID:E5hoJyMn
(…………?)
 明らかにロイに気付かれないように唇を動かすミレディと、同じくそっとうなずき返すギネヴィアを見て、ロ
イは不安より疑念が先に立った。まさか一服盛った訳でもないだろうが、何か自分に聞かれては困ることでもあ
るのだろうか……?
「先ほどのお話ですが……ロイ様のおっしゃる通りかも知れません。兄は常に、父に認められようとしていまし
た。父に疎んじられつつも、必死に努力を重ねて……今思えば、それがかえって父の感情を悪化させていたのか
も知れません」
 退出するミレディの背中からお尻のラインをじっと眺めていたロイは、ギネヴィアの言葉にあわてて向き直っ
た。ベルンの王女は、揺らめく蝋燭の炎を物憂げな目で見つめながら、果実酒の注がれたグラスを弄んでいる。
ロイは自分の視線をたどられずに済んだことに感謝しながら、デザートの皿を手元に引き寄せた。
「父……先代のベルン国王、デズモンド陛下ですね」
 ゼフィール王が父と不仲だったことはロイも耳にしていたが、優しい父に育てられたロイには今一つこの類の
「父子の確執」というものが理解できない。そんなものは物語の中だけだと思っているし、またそうでなくては
ならないと信じてはいたが、こうしてベルン王家の人間の口からあらためて聞かされると、嫌でも生々しい親子
相克の図が思い起こされてしまう。ロイはそんな不吉な想像を払い除けるように、真っ赤に熟したイチゴを口に
入れて噛みしめた。ギネヴィアは燭台の灯を見つめたまま、静かにうなずく。
「はい。父、デズモンドは……兄を徹底して嫌い抜いていました。私には優しかったのですが、兄には事ある毎
に辛く当たり……お前は我が子として認めていないと、面と向かって兄に言ったことさえあります」
 そこで大きくため息をついたギネヴィアは、目をあげてロイに顔を向けた。燭台の明かりに照らされた彼女の
顔は、果実酒のせいか僅かに上気して赤みがさしており、見とれたロイは危うくイチゴを気道に詰まらせかけた。
「……ある時、兄の乗った馬車が父の馬車に追突したことがありましたが……その時の父の兄への仕打ちは異常
でした。『犬のまねをせよ』『四つん這いになるのだ』『何故犬の分際でその方服を着ておるのか』などと実の
息子に言い放ったのです……それでも兄は、『やれば息子として認めていただけるのですね?』と従順に全裸に
なり、犬になり切ったそうです」
「………………」
「兄は、『わんわん鳴いてみせよ』『まわってみよ』『よぉし、お手だ』という父の命令に従い犬を演じました
が、父はなおも『何か犬らしさに欠けるのう』『何か足りぬなぁ』と言い、首輪を兄に嵌め、さらに指でアナr
「アッー! アッーーーー!!」
 ギネヴィアの話が、親子の相克などよりもっと深刻な背徳的光景を含む方向に展開することを直感で察したロ
イは、思わず脳裏に浮かんだ意味不明の叫び声を放って遮った。ギネヴィアは驚いて目を見開いたが、食後には
不適当な話題に踏み込んでしまったとすぐに気付き、詫びるように目を伏せる。
 それから数瞬、室内に気まずい沈黙が流れた。ロイは会話を断ち切った責任を取るべく、めまぐるしく頭を回
転させて新たな話題を探す。……そうだ、どうせこういう重い話になってしまったのなら……
4423日目夕食 4/12:2006/11/17(金) 14:17:59 ID:E5hoJyMn
「あ、あの、ギネヴィア姫……あなたに、お話があります」
 デザートの皿を脇にのけて口調を改めたロイに、ギネヴィアは口に持って行きかけた果実酒のグラスをテーブ
ルの上に置いた。そしてロイの目を見つめつつ、静かに息を吐き出す。
「……エトルリア王国と共に、ベルンを攻めるということ……ですね?」
「! 誰かが、知らせましたか?」
 口に出そうとしていた話題を見抜かれ、ロイは反射的にマリナスあたりが口を滑らせたのかと推測し、すぐさ
ま処刑方法を検討し始めた。が、ギネヴィアは小さくかぶりを振った。
「いえ……ですが、いずれそうなると思っておりましたから」
 ギネヴィアはいささかも芯の崩れない表情のままうなずき、ロイに先を促す。確かに、少し考えればベルン侵
攻が不可避であることは誰にでも分かるだろう……ロイは口元を引き締めて、言葉を続けた。
「ベルンをこのままにしておく訳にはいきません。ご自分の国が攻め込まれるのはお辛いでしょうが、どうか……」
 そこまでロイが言った時、突然ギネヴィアが立ち上がった。そして無言で暖炉に近付き、マントルピースの上
に乗っていた小箱を手に取ると、緊張して見守るロイの傍らに歩み寄った。
「これを、ロイ様にお預けします」
 そう言って小箱の蓋を開けたギネヴィアは、横向きに椅子に掛けて身を固くしているロイの前にひざまずき、
小さな紅い宝珠が納められた小箱を少年に差し出した。
「こ、これは?」
 椅子に腰を下ろしている時に大国の王女にひざまずかれた場合、立って応じるべきなのか椅子から転げ落ちて
平伏するのが礼儀なのか迷ったロイだったが、結局椅子にかけたまま上ずった声で問い返すのが精一杯だった。
ギネヴィアはまっすぐロイの目を見上げながら、落ち着いた声ではっきりと答える。
「ベルンの至宝……『ファイアーエムブレム』です」
「えっ!」
 驚愕するロイの手に小箱を握らせると、ギネヴィアは少年を見上げる姿勢のまま話を続けた。
「ベルン王国の南に、『封印の洞窟』と呼ばれる建物があります。そこに……」
 しかしロイの耳には彼女の声は届いていない。ロイの意識と視線は、彼の目の下に迫るギネヴィアの胸元に吸
い寄せられていた。真紅のドレスの胸元は、標準的な貴婦人の服のそれよりむしろ露出が少ない位だったが、そ
れでも耐え難い程の肉の隆起が作り出す谷間の上端が見えてしまっている。
(……やっぱり、大きい……よね?)
 ロイは手元の宝珠を眺めるふりをしつつ、それよりはるかに大きく柔らかそうな肉の宝珠をちらちらと覗き見
ていた。女性とこの位置関係になって胸を眺めないのはかえって失礼なのだと自分に言い聞かせながら、時折ギ
ネヴィアの言葉に相づちを打つ。今のロイにとっては、「ファイアーエムブレム」よりも「竜」よりも、絶世の
美女の胸のふくらみの方が重大な関心事なのだ。素晴らしい揉み心地を直感させる胸の谷間……赤いドレスと対
照をなしている白い肌……
4433日目夕食 5/12:2006/11/17(金) 14:18:43 ID:E5hoJyMn
「……私は一生、裏切り者として憎まれ続けるのでしょうね……ロイ様、一つだけお約束下さい。ベルン本国に
攻め込んでも、ベルンの民には…民だけには……」
 はっとしてロイは意識を現実に引き戻した。いつの間にかギネヴィアの顔が近付き、すがるような目で彼を見
上げている。ロイはかろうじて聞き取った王女の言葉から話題を推定し、懸命に表情を引き締めて答えた。
「ベルンの人々には、絶対に手出ししません。信じて下さい」
「ロイ様……ありがとうございます」
 ロイの言葉に、ギネヴィアは頭を下げた。長い金色の髪が揺れ流れて、先端が絨毯の上にこぼれ落ちる。ロイ
はどうして良いか途方に暮れて腰を浮かしかけたが、その拍子に卓上のギネヴィアのグラスが倒れ、半分残って
いた中身が白いテーブルクロスに染みを作った。
「あ…………えっ?」
 反射的に倒れたグラスに手を伸ばそうとしたロイは、その姿勢のまま凍りついた。ここ数日ですっかり耳に馴
染んだ、するすると布が擦れる音が聞こえたのだ。まさか……
「ギ、ギネヴィアひ……め?」
「ロイ様……どうか、そのまま……」
 ロイの不安――と言うより期待――は的中した。ギネヴィアは少年の足元に膝をついた姿勢のまま、背の割れ
たドレスを腰に落とし、その純白の上半身を露わにして、ロイの腰に手を伸ばしていたのだ。
「なっ……!! な、なに、を……」
「私を、国を裏切る私を……罰して欲しいのです。……どうか思い切り、汚してください……」
 ギネヴィアは絶句するロイの腰のベルトを緩めると、少年のズボンを一気に膝まで引き下ろし、硬直したロイ
を再び椅子に浅くかけさせた。さっきから胸の谷間を観察して興奮していたロイのそれが、依然として憂い顔の
王女の瞳に見つめられ、ぶるんと勇躍する。
「……先ほどからずっと……私の胸を、ご覧になっていましたね……?」
「……い、いや……は、はい……申し訳……」
「いいのです……どうか、私を……軽蔑してください。欲望で、汚してください……」
 ロイは何か言いかけたが、開いた口から出たのは「ひゃうっ!」という情けない悲鳴だった。ギネヴィアが身
を乗り出し、いきなりロイの勃起をその口に含んだのだ。
「ふ……ぁ…………ああっ!! うああっ!!」
 上ずった喘ぎ声を必死に押し殺そうとするロイだったが、むさぼるようなギネヴィアの強烈な愛撫の前には無
力だった。ベルンの王女はロイの下半身に手を回し、片手でズボンを脱がせつつ、もう一方の手で少年の腰を強
く抱き寄せる。しかもその間、ロイに奉仕するギネヴィアの口元からはほとんど音が漏れていない。吸い方が弱
いのではなく、音がしない程口腔を強くロイに密着させ、激しく吸いたてているからなのだ……
4443日目夕食 6/12:2006/11/17(金) 14:19:31 ID:E5hoJyMn
「やっ、あっ、う…………うああああ!! そん、んあ、あううう!!」
 あまりに激烈な刺激に、ロイは首を仰け反らせて少女のような悲鳴をあげる。ギネヴィアはさらに喉奥まで少
年のものを呑み込みつつ、露わになったロイの脚に自分の乳房を押し付けた。ふくらはぎの内側に柔らかな感触
が伝わり、その膨らみの正体が王女のバストだと気付いたロイは、ぶるっと全身を震わせる。
「…………!! くっ…………はぁ…………あっ!!」
 ロイは思わずギネヴィアの頭を掴んでいた。彼女の口を引き離そうとしたのか、それとももっと彼女の口内深
くに押し込もうとしたのか自分でも分からなかったが、黄金色の髪に少年の手が触れた瞬間、ギネヴィアの肩が
びくりと揺れた。そしてその拍子に、ロイの勃起と彼女の唇の間にわずかな隙間が生じて、「ぶブッ」と大きな
音が漏れる。
 高貴な王女にふさわしからぬ下品な粘着質の音に、ロイの本体は一瞬どきりと膨張した。その「変化」を察し
たギネヴィアは、ちらりと上目でロイを見上げると、
「…………んぶっ…………ちゅぶぶぶぅっ!! ぶぷっ、ぢゅうぅぅ…………おう゛うっ!!」
 と、猛然と少年を責め始めた。口中に溢れさせた唾液で肉剣を濡らし、勢い良く前後に頭を揺らす。切っ先が
喉奥に届く程深く呑み込んで唇をすぼめ、舌を筋に当てたまま強く吸い付ける。そのまま引き抜く寸前まで一気
に後退させると、先端の割れ目に舌を擦り付け、濡れた唇で傘の裏をなぞる。かと思うと、今度は頬の裏側に先
端を強くこすり付け、熱く湿った粘膜で亀頭を刺激する。
「ぶちゅっ……んぷっ、ぐむっ…………ちゅばっ、ぶぱっ…………」
 ギネヴィアの白い頬がぷっくりと膨らみ、咥え込んだ勃起の形状がはっきり分かる。そんなベルンの王女の淫
らな顔を、ロイは高まりつつある射精感を必死に押さえつけながら見下ろしていた。「自分の足元にひざまずい
て奉仕する敵国の王女」の姿は例えようも無いほど強烈に男の本能を刺激し、ロイは快感と罪悪感の間で悶えな
がらも、快楽が理性を圧倒していくのを感じていた。
 ギネヴィアは強弱の緩急をつけて勃起を吸い、絶えず舌を動かしてロイの敏感な部分を刺激し続けている。彼
女の口元からあふれ出した唾液が、腰のまわりに絡みついているドレスに滴り落ちて染みを作っているが、ギネ
ヴィアは構わず男のものを懸命にしゃぶり続けていた。見下ろすロイの目に、扇情的に揺れる王女の腰のライン
が映る…… 
「う、あ、はぁううっ!! だ、だめ、です、ぼ、くぅ…………ぅう、うっ!!」
 ひたむきかつ一方的な愛撫と、美しく淫猥すぎる光景に、あっという間に絶頂へと登りつめるロイ。椅子の上
で腰が無意識のうちに跳ね、ギネヴィアを挟み込むように開いた両脚はがくがくと震えている。その足に、固く
なったギネヴィアの乳首がかすめるように接した瞬間、ロイに限界が訪れた。
4453日目夕食 7/12:2006/11/17(金) 14:20:34 ID:E5hoJyMn
「………………っ!!!」
 美女の口に己の欲望をぶちまけるような痴態を避けるべくロイは身を引こうとしたが、その動きを察したギネ
ヴィアが一瞬早く彼の腰を掴み寄せる。そしてその瞬間、耐えに耐えていたおびただしい量の白濁液が噴出した。
「…………ぶっっ!! ん……むぐ…………ぅ…………んぷっ……」
 抵抗空しく、ロイは美しい姫の口中にしたたかに精を放ってしまう。小さな口いっぱいに含んだ肉筒の先端か
ら、どくっどくっと容赦無い勢いでロイの欲望が吐き出され、ギネヴィアの口腔を陵辱していく。
 熱い粘液の強烈な臭気にギネヴィアがむせた隙をついて、ロイはどうにか己自身引き抜くことに成功したが、
まだ射精の勢いが衰えないうちに抜いてしまったため、熱い飛沫がギネヴィアの気品ある鼻梁と頬に飛び散って
しまった。ロイはあわてて自分の手で「放出口」を覆ったが、それでもかなりの量の白濁液がべったりとギネヴ
ィアの端整な顔を汚してしまっている。
「ご、ごめんなさい!! …………あ…………」
 ぺたりと椅子にへたりこんだロイは、荒い息を整えながらギネヴィアに詫びたが、ベルンの姫君の汚された姿
を見て息を呑んだ。
 ひざまずいて顔を上げたギネヴィアの美麗な顔には濃厚な粘液がへばり付き、小さく整った鼻の頭から垂れ下
がった太い糸状の精液が、ぷらぷらと揺れて彼女の上唇に引っ付いた。男の欲望を浴びせられていても、ギネヴィ
アはいつも通りの毅然とした哀しい表情を崩していないが、その引き締めた唇の端からは、白い液体がつぅーっ
と糸を引いてしたたり落ち、彼女の豊かなバストを汚している。その粘液が自分の体液と彼女の唾液の混じりあ
ったものだと気付いたロイは、身体の奥底から燃えるような情欲が突き上げてくるのを感じた。ギネヴィアのよ
うに気品に満ちた女性が、口中に放たれた男の欲望を「処理」する時は、うれしそうに呑みこむよりも、咳き込
んで一気に吐き出すよりも、端然としたまま口の端からとろとろこぼす方が、何倍もいやらしい……
「ギ、ギネヴィア、姫…………」
「………………」
 望みどおり欲望に汚されたギネヴィアは、無言のまま赤毛の少年を見上げる。その虚ろな瞳と目が合ったロイ
は、押さえつけた手の中で射精を終えたばかりの肉剣に再び力がみなぎるのを感じた。高貴な美女を自分の体液
で汚したというある種の征服感が興奮を倍加させている……とロイが甘く痺れるような感覚の中でぼんやりと感
じた瞬間、彼はびくりとして身を起こした。ギネヴィアがロイの手を優しく除け、再び活力を取り戻した勃起を
口に含もうとしたのだ。
「!! そ、そんな、ま……た!! もう……あっ!!」
 ロイの(形ばかりの)抵抗にも構わず、ギネヴィアはすっかり固くなった少年の肉剣をいとおしそうに手でし
ごく。そして切っ先に自分の口元に近づけると、滲み出てきた先刻の射精の残り汁を唇になすり付け始めた。
「だ、だめです!! 本当に……ま、また、口に出してしまいます!!」
 ロイは王女の手を掴んで必死に叫ぶが、言い方がまずかった。ギネヴィアはロイを見上げると、その口にかす
かな微笑を浮かべた。
4463日目夕食 8/12:2006/11/17(金) 14:21:32 ID:E5hoJyMn
「……口に出すのは、お嫌ですか……? ……どこになら……出していただけますか……?」
「い、いや、そういうことでは…………あっ」
 ギネヴィアは膝立ちになってロイの腰に両手を回すと、そのまま少年の上着を脱がせた。そして全裸になって
呆然とする少年の身体を抱き寄せると、ゆっくりと絨毯の上に倒れこんだ。自然、ロイはギネヴィアの身体の上
に覆いかぶさる格好で引き倒される。精液に濡れた王女の胸が、ロイの胸の下でむにゅりと押し潰された。
「……ロイ様の、お身体……とても、あたたかいです…………」
 ギネヴィアは裸になったロイをきつく抱き締め、柔らかな肢体を押し付けながら、少年の耳元に切ない声でさ
さやきかける。確かにギネヴィアの身体は少し冷たく感じられるが、それは彼女の知的かつ高貴な外見の印象が
影響しているのだろう――とロイは一瞬考えたが、ギネヴィアの可憐な仕草は本当にぬくもりを求めているのだ
とすぐに思い直した。
 思えば、彼女も孤独なのだ。バラバラな家族関係。兄と自国の覇業に対する罪悪感。その兄を止めなければな
らない非情な運命。そしてその後に待ち受ける、ベルンの国主としての重責……彼女はこれらの試練に、たった
一人で立ち向かわなければならない。もちろん彼女にも、ミレディやエレンといった有能な忠臣が仕えている。
しかし彼女達はあくまで「下から」王女を支える存在なのであって、ギネヴィアと対等かそれ以上の立場で精神
的に支えてくれる――言い換えれば、頼りに出来る――存在とは、少し異なる。ギネヴィアが今本当に必要とし
ているのは、彼女を慰め、抱き締めてあげられる者なのだ……
「……私、怖い……いえ、寂しいのです……ロイ様…………」
 ロイの身体にすがりつき、か細くささやくギネヴィア。触れれば途端に消えて無くなってしまいそうなその儚
さに、ロイは今この瞬間だけでも彼女の過酷な運命を忘れさせてあげたいと心の底から思い、彼女の背に腕を回
して強く抱き締め返した。
「……あ…………」
「ギネヴィア姫……あなたが罰を受ける必要なんて、ありませんから……」
「…………ロイ…様…………」
 しばらく二人は無言で抱き合い、お互いの体温と鼓動を感じあう。やがてロイは顔を上げると、眼前の美しい
姫を白く汚している己の体液を指で拭い取り始めた。
 我ながらよくもとロイ自身が感心したほど濃厚な白濁液は、射精した本人の指にねっとりと生温かく絡みつい
てロイを当惑させたが、ギネヴィアはそんな「始末」に困るロイを見上げてくすりと笑った。
(…………!!)
 ちらりと見せたその純真な笑顔に、ロイは数瞬の間完全に心を奪われた。そういえばこの麗しい姫君と出会っ
てから、一度でもこんな笑顔を見たことがあっただろうか……?
 一方ギネヴィアは、呼吸も忘れて王女の可憐な表情に見とれるロイの手を、そっと掴んで引き寄せた。そして
少年の指を覆う白い粘液を、舌を伸ばして舐め取り始めた。
4473日目夕食 9/12:2006/11/17(金) 14:33:16 ID:E5hoJyMn
「あっ」
 ロイは手を引っ込めるのも忘れて、美しい王女の舌の奉仕に身をまかせていた。ギネヴィアはロイの指先にま
とわり付く塊状の精液を、かすかにわななく舌先で絡め取り、ちゅるりと飲み込む。ぴんと伸ばしたロイの指先
とギネヴィアの気品ある唇が、白く太い体液の糸で結ばれた。
「………………」
 自制心が霧のように消えていくような感覚を味わいながら、ロイはゆっくりと指先をギネヴィアの口に挿し入
れた。ギネヴィアは無言でロイの人差し指を口に含むと、丹念にしゃぶり始めて、少年の欲望に答える。そして
ロイの指がふやける程に舐め抜いた後、口に溜まった精液をこくんと飲み干した。
「……ギネヴィア姫……」
 ロイの心臓は早鐘を打ち、王女の下腹部に当たっているロイ自身は、怒張という表現そのものにいきり立って
いる。ロイの呼びかけに、ギネヴィアは小さくうなずいた。それ以上は、何も言う必要は無かった。
 ロイは上体を起こし、ギネヴィアに清めさせた右手を伸ばしてテーブルの上をまさぐった。そしてデザートの
皿を探り当てると、残っていたイチゴを数粒掴み取り、口に含む。ギネヴィアはわずかに眉を上げたが、すぐに
ロイの意図を理解し、小さく口を開いた。ロイはそのまま倒れこみ、噛み砕いたイチゴを口移しでギネヴィアの
口中に含ませる。
「…………んぅん…………んむっ…………ん、んん、んふっ…………」
 みずみずしい果肉を、抱き合った二人は夢中でむさぼり合う。ざらついた果実とぬめる舌の感触が、果物の甘
い味と濃厚な牡の精液の苦味が、それぞれ交じり合って二人の口腔を満たした。彼らは果実を咀嚼し、唾液と果
汁と精液の混じった液体を飲み、舌を絡め合う。
「…………ん……ん…………んふっ!!」
 くちゃくちゃと音を立ててロイの口中をまさぐっていたギネヴィアが、びくっと背を震わせた。いつの間にか
彼女の腰に回されていた少年の手が、下半身にまといついていたドレスを引きずり下ろし、露わになった秘所に
触れたのだ。
「……んっ…………んんふっ……んぅ、んんん!!」
 弱々しくギネヴィアは首を振るが、その動きは拒絶ではない。すでに溢れるほど濡れてしまっているのを知ら
れた羞恥であり、敏感な肉芽を撫でられた事への反応だった。ロイはギネヴィアの口を塞ぎながら、指の先端を
濡れた孔に潜り込ませる。
「っ!! むっ、くぅう、んっ…………んう…………」
 ロイは悶えるギネヴィアの黄金の髪を片手で愛撫しながら、もう一方の手で自分自身を握り、その先端を王女
の膣口に押し当てた。ギネヴィアはロイにキスに応えつつ、彼の背に回した腕に力をこめる。ロイは熱くぬめる
彼女の肉孔に、一気に挿入した。
4483日目夕食 10/12:2006/11/17(金) 14:34:01 ID:E5hoJyMn
「……む……ぅ……んっ!! ん、んっ、んんーーーっ!!」
 肉剣で奥まで貫かれたギネヴィアは、全身を仰け反らせ、ロイの口の中で絶叫した。胸の隆起がロイの胸板の
下で押し潰され、分厚い絨毯の上で引き締まったお尻が跳ねる。
 が、叫びたいのはロイも同じだった。濡れた膣は一気にロイを根元まで呑み込んだが、それからの締め付けは
強烈の一言に尽きた。膣口が引き締まってロイの根元を締めあげ、無数の襞が蠢く膣壁が先端部とくびれを揉む
ようにしごき立てる。ロイは喉の奥で呻いて、無意識のうちに腰の動きを速めた。
「…………んっ……はぅぅっ!! あ、あ…………ロイ……さま…………」
 ギネヴィアもまた、少年の動きに合わせて腰を揺らすし、長く細い脚をロイに巻きつけ、少しでも彼のあたた
かさに触れようと柔肌を押し付ける。そんな切ない仕草と、吐息の合間に漏れる押し殺した喘ぎ声が、ロイの情
欲を否が応でも煽り立て、少年の振る舞いを男のそれに変えた。
「…………ギネヴィア、姫……っ」
「…………あ……ん!! …………ロイ様……あう、うううっ…………ふあっ!!」
 ロイは腰を傾けて角度をつけると、ギネヴィアの膣の上部を狙って、何度も勢い良く肉剣を突き立てる。同時
に熱っぽく喘ぐ王女の首筋に口付けし、さらに波立つ胸の隆起の上で硬く勃起しているピンク色の乳首に歯を立
てて噛み付いた。
「きゃ……あぅっ!!」
 充血し、敏感になっていた乳首をついばまれたギネヴィアは、短く喘いで背を反らせ、その拍子にぎゅっと膣
穴を収縮させる。責めたはずのロイが、逆にうっと呻く程の締め付けだった。もうロイは何も考えられずに、ひ
たすらギネヴィアの豊かな乳房の柔らかさを、狭い肉孔の濡れた感触を、夢中で貪る。
「……ギネヴィア、ひ、め…………僕、僕…………!!」
「ふあっ、ひっ、んあぁっ…………ロ、イ、さ…ま…………もっと……もっと……っ!!」
 ギネヴィアは上ずった吐息と共に少年の赤い髪を掻き撫で、自分の胸にロイの顔を押し付ける。ロイも必死に
女の子宮を突き上げながら、ギネヴィアの弾む胸に、わななく首筋に、そして美しく上気した顔に、熱い舌と唇
を這い回らせた。
「……ん……ぷ…………はぁっ…………そう、です……上を…こする、ように…………あ!!」
 ロイと深いキスを交わしながら、ギネヴィアは少年の背や肩に爪を突き立ててせがむ。ロイは懸命に官能の荒
波に耐えつつ、王女の欲望に応えるように肉剣を振るい続けているが、それは同時に彼自身の快感を高めている
のに他ならない。ギネヴィアの胎内深く挿入されたロイの本体は、とめどなく花芯から滴る秘蜜に濡れ、ざわめ
く肉襞に揉まれ、かつ絶え間なく締め付けられており、少年は奥歯を軋るほど食いしばってかろうじて射精の衝
動に耐えていた。
4493日目夕食 11/12:2006/11/17(金) 14:34:43 ID:E5hoJyMn
「あ…ん…………あっ、くぅうっ!! ……だして…………がまん、なさら、ない、で…………」
 限界まで高まった欲望と、腕に抱いた女性の苦悩、両方を解放したいと奮闘するロイに貫かれながら、ギネヴ
ィアはとろけるような声でねだる。彼女は、自分の秘所で暴れまわるロイのそれが爆発寸前であることを悟り、
言葉で、表情で、そして性器の動きで、少年を絶頂へと誘う。
「…………!! ふぁ、め、ですぅっ…………そ、そんな…に、きつく…………ううっ!!」
 不思議な弾力をもって急激に窄まるギネヴィアの肉孔の動きに、ロイはつい泣きそうな声を上げてしまう。敵
国の王女との交わりがもたらす強烈な快感は、男なら実際に歓喜の涙を流してもおかしくない程の悦びをロイに
もたらしている。なぜ世の中の男が身分の高い女性との交合を望むのか、ロイにはようやく理解できた気がした。
 一方、そんなロイを見上げたギネヴィアの瞳には、紅い情欲の炎がともっていた。彼女は喘ぎつつ白い片頬に
ちらりと微笑を浮かべると、これまでに無いほどの凄まじい圧力でロイの勃起を責め立て始める。彼女の妖艶な
瞳と視線が合った瞬間、ロイの頭の中は真っ白になり、全てを忘れた。
「………………!!!! …………でっ!! う……あ……うああっ!! ……くふぅう、あああああ!!!」
 指先まで沁みわたる言語に絶した衝撃に、ロイは悲鳴に近い呻き声とともに絶頂に達した。膝を震わせ、敵国
の王女の子宮に大量の精液を注ぎ込む。肉体が溶けてしまいそうな開放感の中、絨毯の上で波打つギネヴィアの
髪の上に肘をつき、汗ばむ肩で喘ぎながら、ロイは沸き立つ肉壷を己の白濁液で満たし続けた……

 窓の外に咲く花の甘い香りが、開いた窓から微風と共に入ってくる。射精を終えた後も荒い息を吐いていたロ
イが、がっくりとギネヴィアの胸の上に突っ伏した。
「…………ごめん、なさい…………ギネヴィア、姫…………」
 白く息づく肉の双丘に顔を埋めながら、ロイは途切れ途切れに口を開いた。ギネヴィアは胸の上の少年の燃え
るような赤い髪を無言で撫でている。ロイは顔を上げ、潤んだ瞳を彼女に向けた。
「……僕だけ……いって、しまって…………」
 ギネヴィアはその美しい眉を上げて、驚いたような表情を浮かべた。まさかそんなことで謝罪されるとは思っ
てもみなかったのだ。
「……そんな……そんなこと……」
 ギネヴィアは胸いっぱいに息を吸い込むと、両の乳房でロイの顔をいとおしそうに挟み込んだ。
「…………むっ…うっ……!!」
「ロイ様……十分、うれしいです……あなたに抱かれている間、何もかも……忘れることができました。何より
も、あなたの優しいお気遣いが……」
 ギネヴィアはそれ以上は言葉にせず、代わりにぎゅっとロイを抱き締めた。ロイも腕をギネヴィアの背に回し、
強く抱き返す。
「…………ん…………? あっ……」
「…………!! あっ……いや、その…………」
 と、射精後に引き抜いていたロイのものが、ギネヴィアの柔らかな下腹部の上で再び膨張し始めた。あまりの
節操の無さにロイは赤面したが、ギネヴィアは微笑を浮かべて少年の前髪をかき上げた。
4503日目夕食 12/12:2006/11/17(金) 14:35:39 ID:E5hoJyMn
「……ロイ様……隣の寝室まで、運んでいただけますか……?」
 可愛らしささえ感じる笑顔と、甘えるような声の響きに、ロイは勃然として身体を起こす。そしてテーブルの
上の燭台の灯を吹き消すと、月明かりの中絨毯の上に横たわるギネヴィアの脚と首の下に腕を通し、無言の気合
と共にギネヴィアを抱え上げた。
 文字通りの「お姫様抱っこ」をして、ロイは寝室に通じるドアに向かう。寝室に誘われるということは当然「も
っとして欲しい」ということだ、と解釈した少年の心臓は音がするほど高鳴っている。さっきは自分だけ達して
しまったが、次こそは……
 そんな決意に燃えるロイの目の前で、寝室のドアが音も無く開き、室内の明かりが漏れてきた。そのまま部屋
に入ろうとしたロイの足が、ぎくりと止まる。自分の両手はギネヴィアの身体を支えている。ギネヴィアの両腕
は、ロイの首筋にしっかりと巻きつけられている。では誰が寝室のドアを開けたのか……!?
 その答えは、半歩身を乗り出した瞬間に分かった。しかし、目に映った寝室の状況に、ロイの思考は停止した。
 ドアを開けたのは、寝室入り口に控えていたミレディらしいことは分かった。しかし何故彼女は全裸なのか?
 豪華な寝台には、やはり一糸もまとわぬ姿のエレンが、仰向けに拘束された女性――彼女もまた衣服をまとっ
ていない――の脇に座っている。なぜ皆裸なのか? ギネヴィアとの一部始終は覗かれていたのか? ベッドの
上の女性は誰なのか? なぜ彼女は拘束されているのか? そして、これから一体何が始まろうとしているのか……?
「ロイ様……今宵は素敵なゲストをお招きしておりますの」
 呆然として佇立するロイからするりと降りたギネヴィアは、彼の手を取って寝台へと導いた。背後でミレディ
が扉を閉め、同時にベッドの端に腰を下ろしていたエレンが立ち上り、女主人と少年に会釈する。そして両手を
あげた状態でベッド上端に縛りつけられている謎の女性が、キッとロイに鋭い一瞥を向けた。
「あ、あの…………?」
 ようやくロイは口をきく余裕を取り戻したが、何から聞けばいいのか分からない。全裸の美女とベッドの上で
することと言えば大体見当はつくが、それより問題はこの謎の美女だ。長く濃い紫色の髪に、知的な赤紫色の瞳。
凛然とした気品を感じさせる整った顔立ちは卵型の輪郭に収まり、ロイを見据えた厳しい視線と引き締まった口
元は、威厳さえ感じさせている。
 どう見ても只者ではない。軍人、それも相当高位の将軍クラスの武官で、剣や槍ではなく魔法を使うのではな
いかとロイは直感的に思った。もちろんそれより先にロイがチェックしたのは、彼女のすらりとした長い脚と豊
かな乳房だったが……。
「ああ……お二人とも、顔を合わせるのはこれが初めてですね。ロイ様、ご紹介いたします。こちらが……」
 ギネヴィアはそっとベッドに腰を下ろし、拘束された謎の美女のおとがいに手を当てた。
「ベルン三竜将の一人、ブルーニャ将軍です」
「えっ……ええっ!?」
 その時、驚愕するロイの背後に忍び寄っていたミレディとエレンが、それっとばかりにロイの両手を後ろ手に
縛り上げた。手練の早業に、ロイは唖然とするばかりだった。
「ロイ様……我々ベルンのおもてなしを、どうぞお受けください」
 そう言ってロイを見上げたギネヴィアは、艶然と微笑んだ……
(3日目夜に続く)
451名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 14:36:30 ID:Eh8KmSgS
支援
452名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 14:38:51 ID:E5hoJyMn
前回から間が空いてしまい、お待ち頂いていた方には申し訳もありません。続きは年内には完成させたいです。

>>402-403
ユーノは4日目に登場予定です。相手がロイかどうかは分かりませんが……
453名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 14:44:16 ID:Eh8KmSgS
ちょwwwwブルーニャ将軍てwwwwwwGJ!
ゼフィールの犬プレイをもっと詳しく見たかったよ残念
どうせなら
イリアルートのシグーネさんも希望
454403:2006/11/17(金) 14:49:30 ID:3Ed5exBM
ああやはり神は神であった…

GJ
455名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 14:52:13 ID:E5hoJyMn
>>453
>ゼフィールの犬プレイをもっと詳しく

「汚らわしい穴よのう」「その方初めてかここは、力を抜くがよいわ」
以下はご想像にお任せします。

シグーネはさすがに無理です……
456名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 20:06:41 ID:hLiZurc9
長い沈黙を経て俺たちの三日目神様が帰ってきたーーー!!!
しかも次回はブルーニャの驚愕展開までキターーー!!!
そしていつかは来るだろうと思ったTDNとTNOKまでキタアッーーー!!!
457名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 20:20:58 ID:YZsR6IK9
ポルナレフセシリアとTDNゼフィールで爆笑させて
イチゴキスで興奮させられておまけに次回は三竜将ですか
3ヶ月待った甲斐がありましたぜ GJ
458三女の大冒険2:2006/11/17(金) 23:58:17 ID:mx7UMwBt
 夜の野営地を一人の少女が歩いていた。
 少女はどうやら機嫌がいいのか、その足取りは軽く、少々浮かれ気味であった。
「フロリーナさん、喜んでくれるかな」
 そう呟いて、少女はうふふと小さな笑みを漏らした。
 少女の名はニノ。つい最近フィレ領公子エリウッド一行に加わった小さな魔道士である。
 ニノは先ほど自分の親友ともいえる同僚のレベッカからもらった焼き菓子を同じく大好きな同僚フロリーナに届ける最中であった。
 レベッカの料理の腕はエリウッド軍の中でも随一で、彼女の焼いた焼き菓子は文字通りほっぺたが落ちてしまいそうなぐらい美味しいものだった。
 ニノはそれをまるで実の姉のように慕っているフロリーナの元へ届けようとしているのだ。
 レベッカと一緒に食べた焼き菓子は本当に美味しかった。
 そこでニノはこの感動をフロリーナにも分けてあげたいとレベッカに話し、もう一人分焼き菓子をもらった。
 本当はフロリーナに焼き菓子を届け、そこでまたフロリーナと共に焼き菓子を頂戴するという二度食いがニノの目論見であったが、それでもフロリ
ーナのことが大好きで実の姉のように思っているということに嘘偽りはなかった。
 もっとも、フロリーナの喜ぶ顔を見たいという気持ちよりもレベッカの焼き菓子をもう一度味わいたいという気持ちの方が強いのは、十三歳の少女
のご愛嬌といったところだろうか。
 フロリーナのいるテントの前まで来ると、ニノはウキウキとしながら声をかけた。
「フロリーナさん!」
 しかし、返事がない。いないのかなと思いガッカリしながらそっとテントの入り口を少しだけ見るとフロリーナが向こうを向いて座っていた。
「フロリーナさん!いたんだ。良かった!あのね、あたし焼き菓子を……」
 嬉しくなってテントに入り、パッとフロリーナの前に回ったニノの笑顔が一瞬にして凍りつく。
「うっ……ふぇ……ぐす……ひっく……」
 フロリーナが泣いていた。号泣である。
 もともとフロリーナは気が弱く泣き虫な性格だが、今回はそれにも増してすごかった。
 顔をくしゃくしゃにして大粒の涙をポロポロと零し、ちょっと鼻水まで出ている。
 少なくともニノはこんなフロリーナは見たことがなかった。というより、フロリーナはニノの前ではあまり泣かなかったのである。
 それ故にニノはとてもビックリしてしまった。突然に訪れたこの事態に小さな胸をひどく痛め、動揺した。
「どどどどうしたの!?」
「うえ……えっ……ぐす……ニノ……?」
 フロリーナはたった今気づいたという風に顔を上げ、ニノを見た。そしてニノに抱きつき、おんおんと声をあげ再び泣き出した。
「フ、フロリーナさん、泣かないで……!ほら、あたし焼き菓子持って来たの!レベッカが焼いてくれたの!美味しいよ!」
 ニノはフロリーナを元気づけるために、変にうわずった声を上げながら、袋から焼き菓子を一枚取り出し目の前で食べてみせる。
「あ、あれ?しょっぱい……お、おかしいな……さっきはすっごく甘かったのに……」
 いつの間にかニノも泣いていた。焼き菓子は涙の味しかしなかった。それほどショックだったのである。
 二人はしばらくの間、ただひたすら泣いた。
459三女の大冒険2:2006/11/17(金) 23:59:13 ID:mx7UMwBt
「何があったの?」
 しばらくして二人とも落ち着いた後、ニノは尋ねた。
「うん……あのね……」
 フロリーナが言うのは、かいつまめばこうである。
 先日フロリーナが親友のリンの寝所を訪ねたところ、中からヘクトルが出てきてビックリし、入ると慌てて乱れた髪を整えているリンを見つけ二度
ビックリした、と。
 一瞬で何かあったのか理解したフロリーナは一気に悲しみのどん底に落とされたような気分だった。
 普通なら親友がその想いを遂げたということで喜んで祝福すべきことなのだが、フロリーナの場合は少し事情が違っていた。
「つまり、その、えっと……」
 ニノはその幼い知識を総動員して話をまとめようとした。
「フロリーナさんもヘクトル様が好きだったの?」
 それでリン様にヘクトル様を取られちゃったような気がしたの、と尋ねた。
 しかし、フロリーナはゆっくりと首をふってそれを否定した。
「ううん、そうじゃないの。私が好きだったのは……リンよ」
「え……でもそれは、親友同士なんだから……」
 当たり前でしょ、と言おうとしたニノをフロリーナがさえぎる。
「そうじゃない、そうじゃないの。私はリンを……愛していたの」
「は……?」
「ずっと親友だと思ってた。でもあのとき……リンとヘクトル様が結ばれたとき、初めてわかったのよ。私はリンを愛していたって!」
「………………」
 ニノは何も言わなかった。というより言えなかったのである。
 これは一体どういうことなんだろうと自問自答してみた。
 ヘクトル様は男でリン様は女だ。男と女が愛し合うというのはニノも知っていた。
 だけどリン様とフロリーナさんは二人とも女だ。女と女が愛し合う……?
 そのとき、ニノはハッとした。昔見た光景が記憶の中に鮮やかによみがえってきた。
460三女の大冒険2:2006/11/18(土) 00:00:03 ID:mx7UMwBt
 それはニノがまだ黒い牙という暗殺集団にいた頃のことだった。
 ニノはその日、たまたま用を足すために夜中に起き出して廊下を歩いていた。
 昼間にヤンおじさんに怖い話をするようせがんだのがよくなかった。
 それがトイレにまつわる話だったので怖くなったニノは寝る前にトイレに行かなかったのだ。
 そのツケがこれである。こんなことならトイレに行っておけばよかったとニノはいまさらながらに後悔していた。
 暗い廊下をビクビクしながら歩いていると、前方から一条の光が漏れていることに気がついた。
 母ソーニャ、といっても育ての母だが、その人の部屋のドアが少しだけ開いたままになっていた。光はそこから漏れていたのである。
 こんな時間に何をしているんだろう、いけないとわかっていても止められなかった。
 虐げられていてもニノは母のことが大好きだった。母のことならなんでも知りたい。ニノはそっとドアの隙間から中を覗き見た。
 そこで目撃してしまったのである。ソーニャは情事の真っ最中だった。
 ニノはまだ情事が何かを知らなかった。ただ裸の人間が二人で抱き合っているのはわかった。
 相手は誰だろうと思って目を凝らして見ると、それはウルスラであった。
 ウルスラはソーニャの部下である黒い牙の四人の精鋭である四牙に数えられるほどの優秀なヴァルキュリアだ。
 ニノは幼いながらにこれは見てはいけないものだと感じ、急いでその場を離れた。
 このことはニノの心に大きな傷を残した。
 眠れない夜が何日も続き、食事もノドを通らなかった。
 見かねたニノの二人の義理の兄、ロイドとライナスがニノを問い詰めたところ、ついにこらえきれなくなったニノは秘密をぶちまけた。
 それを聞いたロイドは頭を抱え、ライナスは怒りで顔を真っ赤にした。
 それからロイドがニノの肩に手をおき、その目をまっすぐに見据えてこう言ったのだ。
「いいか、ニノ。女同士で愛し合う奴らってのはまれにいる。だがそんなことお前は知らなくていい。このことは今すぐ忘れちまえ。いいな?」と。
 それはある種の暗示となった。
 衰弱したニノの生存本能はロイドの言葉を従順に受け入れ、たちまち脳から忌まわしい記憶を追い出してしまった。
 だからニノは今の今までそのことをきれいさっぱり忘れていたのである。
 とにかくフロリーナさんは失恋したんだ、なぐさめないと。
 フロリーナが自身のトラウマと同種の存在だったことはショックだったが、ニノはめげずにフロリーナにかける言葉を探し始めた。
 長い。もっとあっさりとエロに突入したかったのに書いているうちにgdgdになってしまった。
 要するにフロリーナがちんちんをニノのまんまんに挿入して……ってフロリーナちんちん付いてない!
 失意の内に完。
461名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 00:06:21 ID:a5TB4QMG
>>458-460
リアルタイム更新キターと思ってwktkしてたら、寸止めかyo!!!
諦めずにつづきを書くんだ!
462名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 00:16:31 ID:aNAaA2UF
>460
オチにワロタ
完なのかよwww
463名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 01:44:23 ID:G3YFp6Yb
くそっ、何で同じネタなのに笑ってしまうんだwww
464名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 03:23:57 ID:g5dK0/0+
三日目氏
>「アッー! アッーーーー!!」と>処刑 ワロス
特に後者はデズモンドと同類だしwwww
出されたメニューの塩トンコツなふいんきにも個人的にワロタ
465名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 09:39:31 ID:t/KpYJL9
>>458-460
オチヲロタw
この前のデューク×シャニーの人ですか?
466名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 12:36:21 ID:aXMfgrlR
ポルナレフセシリアの意味が分からなくて、一晩かけてジョジョ三部読破してしまったよ…
467名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 13:12:39 ID:3onqTsaL
クーデター探知 抗戦決定  古城に篭城 ベルン?楽勝!  ゼフィール戦後
    ↓      ↓        ↓       ↓            ↓
   ∧ ∧     ∧∧      ∧ ∧      ∧ ∧     ┃  |l、{   j} /,,ィ//|
   (・∀・)    ∩∀・)     (・∀・)∩  ∩(・∀・)∩   ┃  i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
   / ⊃⊃   ヽ  ⊃    /⊃ /     丶   /    .┃  |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
 〜(  (      ヽ  )つ 〜( ヽノ    ((( )  ) )))   .┃  fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人
   (/(/'        (/     し^.J       し し      ┃ ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ
                                     ┃  ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
                                     ┃   ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ
                                     ┃  /:::丶'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
468名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 23:15:52 ID:bkR/kr5y
>>466
ポルナレフはまだしも、ゲーメストネタなんて何人が分かるんだw
469名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 02:47:40 ID:eO2JrdJU
インド人を右に
470名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 22:07:29 ID:/qvkhiaw
大パチンアッパー
471名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 23:55:56 ID:59muRt+a
エイリークとワユ、どっちがいい?
472人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/11/19(日) 23:58:14 ID:5/7gM5Mu
おまんこパンパン

「イシュタル!ちょっと待ちな!」
「はい、何でしょうお母様?」
ここバーハラの王宮で、イシュタルは母のヒルダに呼び止められた。
「最近・・・ユリウス皇子の様子はどうだい?」
ヒルダが質問すると、イシュタルは少しだけ顔を曇らせた。忌まわしいロブドの血に覚醒して以来、ユリウスの悪事は、とどまる所を知らない。
イシュタルはもともと善人。だが、ユリウスには逆らえないので、彼女は消極的ながらも、彼の悪事に加担せざるを得なかった。
「正直、私は・・・・・・ユリウス様の悪事には・・・・・・」
苦虫を噛み潰したような顔をするイシュタル。その表情からも、彼女の苦悩が見て取れる。
だが、ユリウスには、誰も逆らえない。父親の、皇帝アルヴィスさえも。
だから、解放軍を結成して進撃するセリス軍に対しては、彼女は正直、疑問に思う。
(まさか、本気でユリウス様に太刀打ちできると思ってるの?)
光魔法の使い手である、聖者ヘイムの直系がいれば、難しくはない。だが、その当の本人は、暗黒教団に拉致されて、こちら側の手中にあった。
それでも彼らは進撃してくる。ロブドの直系であるユリウスには、イシュタルでさえも、まともに太刀打ちできないというのに。
彼女の苦悩の様子を見て、ヒルダは笑った。
「おっほっほっほ。イシュタル、手こずってるようだねえ。ところでイシュタル、悪い子にはどうすればいいか、知ってるかい?」
「いえ、わかりません・・・」
「おや、忘れちゃったのかい?悪い子には、お尻ペンペンすればいいのさ。あんたも昔はよく、やってもらっただろう?」
「そ、そういえばそうでしたね。」
「でもね、あの皇子には、もっと効果的なやり方があるのさ。」
「こ、効果的な・・・やり方・・・ですか?」
「そう。それは『おまんこパンパン』ってやつさ。今からあたしが教えるから、皇子が悪さしたら、やってみな!」

そして・・・

ユリウスは今日も、せっせと悪事に励む。さっきも、部下に、村を襲って住民を皆殺しにせよと命じたばかりだ。
「ユリウス様、いくらなんでもそれは・・・」
「ん?イシュタル、私に逆らうのか?」
ユリウスがそう言うと、イシュタルはつかつかと彼に歩み寄った。
「ユリウス様・・・悪いことばっかりするあなたには、お仕置きです!」
イシュタルは彼のズボンのジッパーを開け、中から陽根を引っ張り出した。
「な、何をするイシュタル!」
「だから、お仕置きです!」
そしてイシュタルは、己の股間をがばっと開けて、ショーツを横にずらして、彼の陽根をぴたっとくっつけた。
「うおっ!・・・・・・こ、これは・・・・・・」
「ユリウス様・・・・・・覚悟!」
すると彼女の陰部は、彼の陽根をずぶずぶと飲み込んでいった。そして根元まで飲み込むと、イシュタルはそのまま彼の上に馬乗りになり、身体をパンパンと動かした。
「うっ・・・き・・・気持ちいい・・・・・・」
「あ・・・はああ・・・あああ・・・」
パン!パン!パン!パン!・・・・・・

「おっほっほっほ!これで皇子は、更なる悪事に走るだろうさ。何たって、悪さをするたびに、あんなことをしてもらえるんだからね。」
おまんこパンパンをしている二人を遠目に、ヒルダはにやりと笑った。
「しかもイシュタルが皇子の子供を孕めば、我が家も安泰、まさに一石二鳥ってやつだよ。おーっほっほっほ!」
彼女につられて、近くにいたマンフロイも苦笑した。
「この女・・・わしら以上の悪党じゃわい。」

おしまい
473名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 01:23:37 ID:HbtYJ5vh
GJ!激ワロスwwwww
ヒルダさん……悪い女!
474外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/11/20(月) 01:26:15 ID:HbtYJ5vh
烈火ナタリー妊婦陵辱SSを投下します
妊婦陵辱注意
475烈火ナタリー妊婦陵辱:2006/11/20(月) 01:27:39 ID:HbtYJ5vh
「うふふ……」
 大きなお腹を抱え、ナタリーは幸せの絶頂の笑みを浮かべた。
 彼女の膨らんだお腹には、新たな命が宿っていた。当然、愛する夫ドルカスとの子供。
大切な愛の結晶。

 ベルンの山奥にある小さな貧しい村。
 傭兵となったドルカスは妻を一人残し、出稼ぎへと出て行っていた。
 ナタリーの妊娠が判明したのは夫が旅立って直ぐの事だった。
 今まで子供が授からなかったのを密かに気にしていたナタリーは、当初とても喜んだ。
だがすぐに不安に苛まれる。
 病気が原因とは脚が不自由な自分。生まれてくる子供は五体満足なんだろうか?
 考えても仕方ない不安に情緒不安定になるナタリーに、村の産婆さんが優しく語ってくれる。

「今はそんな心配しないで。無事に子供を産んで、旦那を喜ばせる事だけを考えて」

 そうだ。ドルカスが妊娠を知ったらどんな顔をするだろう?
 驚いて、そして喜ぶだろうか。
 その顔を想像するだけで、ナタリーは自然に笑みが浮かび、気が楽になった。
 
 早くあなたに報せたい。だから早く戻ってきて。

 願いとは裏腹に、ドルカスは戻って来なかった。
 そうこうするうちにお腹はどんどん大きくなる。順調に育っている証拠だ。
 ナタリーに不安は無かった。ドルカスは、夫は必ず戻ってくる。そう約束して、信じていたから。
 そんなナタリーを村の人たちも親切に面倒見てくれた。脚の不自由なナタリーの出産を、
産婆さんだけでなく村人全員で支えてくれる。
 貧しい村だが、暖かい村人の人情もまたナタリーを励ましてくれた。
 暖かい周囲の後押しを受け、お腹の子はすくすくと成長し、夫不在のまま、
やがて臨月を迎える。

 そして―
 産婆さんが、今日が山場だと言った臨月の日の夜。
 村は山賊団に襲われた。

「そろそろじゃな」
「はい……」
 産婆さんの言葉に、ベッドに横になったナタリーは大きなお腹をよしよしとさする。
「赤ちゃん……もうすぐ外で出てくるのね」
 ベッドの周囲には産婆さんと村の女性数人控え、お湯や清潔な布など出産の準備が用意万端整えられている。
今日の夜は村の女たちが総出で手伝ってくれる手筈になっていた。

「すみません……。皆さんに手伝ってもらって」
「よいよい。その代わり、元気な子供を産んでおくれよ」

 そう言って、産婆さんはほっほっと明るく笑う。妊婦の緊張をほぐす為だ。
「きゃー!」
 突然の悲鳴。それが惨劇の始まりだった。
476烈火ナタリー妊婦陵辱:2006/11/20(月) 01:29:05 ID:HbtYJ5vh
「ぎゃー!」「やめろー!」
 外からの悲鳴に、集まっていた女たちがザワザワと騒ぎ出す。
 慌てて外を見に行った女が、青い顔で叫んだ。
「山賊よ!」
 その声を合図に、女たちはバッと外に駆け出した。それぞれの家へと向かって。
「こ、これ。みんな」
 あとは産婆と、ベッドの上で青ざめるナタリーだけが取り残される。
 みんな、何だかんだ言って自分と家族達が第一。こんな時にまで、脚の不自由な妊婦の面倒など見ていられない。

「きゃー!」「やめてー!」
と、外からまた悲鳴。今度はかなり近い。
 先ほど飛び出した女たちの何人かが山賊に捕まったのだ。
 そして女を捕まえた山賊がやることは一つしかない。
「きゃー!「いやーっ!」
 たちまち上がる悲鳴。ビリリと布が破ける音。
 思わずナタリーは耳を塞いでしまう。青い顔で。

「おっ! こっちにもいたぞ!」
 ドカドカと上がりこむ音がしてハッと目を開ければ、開かれたままの扉から男が二人入っていた。
手に斧を持ちいかにも悪そうな人相。
「こ、これ! お前たち、ここには身重しかいない……」
「うるせえ、ばばあ!」
 止めようとした産婆に無造作に斧が叩き付けられる。
「きゃあああーっ!」
 ナタリーは見た。見てしまった。産婆の頭がカチ割られ、赤い血と血に染まった肉が飛び出すのを。
脳味噌だろうか。
「ああ……」
 暗くなる意識を懸命に食い止める。ここで気を失ったら、お腹の赤ん坊の命に関わると本能で悟って。
だがここで気絶していた方がどれだけ幸せだったか……。
「おい。こいつ外に連れ出せ」
「へい」
 ただの肉塊になった老産婆の腕を嫌そうに摘み上げ、山賊はポイと外に放り出した。
命令を出したもう一人がじろりとベッドの上のナタリーを視線で舐め回す。
「なんだ……お腹に子がいるのか」
 大きく膨れ上がったお腹。彼女が出産直前なのは一目瞭然だ。
「お、お願いです……。お金でも食べ物でも好きなだけ上げます……。
 だから、だからどうか、お腹の子には手を出さないで下さい!」
 大きなお腹を抱え、ナタリーは懸命に懇願する。目に涙を浮かべ。
不自由な足、身重の体では到底逃げられない。だから慈悲にすがったのだ。
山賊とて人の間から生まれた人間。子を想う母の気持ちは分かる筈だ。
「ああ。いいぜ。お腹の子には手は出さない」
 あっさりと山賊は言う。産婆を投げ捨てたもう一人と顔を見合わせ、しっかりと頷いた。
「そ、それじゃ……」
 ナタリーの顔が希望に輝く。やっぱり話せば分かってくれる。
「お腹の赤ん坊には手は出さない」
 二人の山賊はベッドに寄り、
「その代わり、あんたは犯す」
 ベッドの上の妊婦に襲い掛かった。足の不自由なナタリーに。
「イヤアアアアアアアアアアアアアーっ!!!」
477烈火ナタリー妊婦陵辱:2006/11/20(月) 01:30:18 ID:HbtYJ5vh
 大きなお腹に合わせて作った妊婦服。これも村の女達が総出で作ってくれたものだ。
ナタリーは泣きながら妊婦服を受け取り、袖を通したものだ。

 ビリリ

 その妊婦服がいとも簡単に引き裂かれ、乳房がぽろりとこぼれる。
「キャアアー!」
 出産を間近に控え、ナタリーは下着を身に着けていなかった。むろん下もだ。
「あなた! アナターっ!!!」
 悲痛な声で叫ぶナタリーに覆い被さり、二人の山賊が胸に顔を寄せた。
「へへ。いいおっぱいだな」
「ああ。ミルクが垂れてるぜ」
 ぱんぱんに張った乳房。そこにはこれから産まれる子が飲むはずの母乳がいっぱいに詰まっている。
 男達は乳首に吸い付くと、そのミルクをちゅーと吸った。
「や、ヤメテ……やめてください!」
 大の男二人に胸を吸われ、ナタリーはただベッドの上で泣く事しか出来なかった。
腕で払いのけようとしても、男達はビクともしない。むしろか弱い抵抗を愉しんでいるようだ。
「んっ! やぁー!」
 胸を強く吸われ、ナタリーはびくんと小刻みに震える。痛みと、それ以外の感覚に。
 ちゅーと胸を吸うとすぐに酸っぱいようなそれでいて甘いミルクが出てくる。
二人の山賊は夢中になってその母乳を飲んでいった。
「やめて……やめてくださいぃ……」
 妊婦の哀願をBGMに飲む母乳はまた格別だ。
「ふー」
「へへ。美味かったぜ、母ちゃんのミルク」
 ようやく口を離すと、二人とも口の周りはミルクでベトベト。
「こんなおいしいミルクを飲めるなんて、おまえの赤ちゃんは幸せ者だな」
「無事に産めたらな」
 ガバッと二人の山賊がやおらズボンを下げる。
「キャアアアアーっ!」
 股間からは勢いよくちんちんが膨らんで勃起していた。もうパンパン。
それを目にしてしまい、ナタリーは目をつぶる。そして想った。
夫のドルカスよりずっと小さいと。だがそれは口にしない。
「やめて! お願いだからやめてください!」
 一人がベッドに乗り、両足を簡単に広げる。元々不自由な足は抵抗なく開いた。
「へへ。もうぐしょぐしょじゃねーか」
 豊かに陰毛の生え揃ったナタリーの秘所はもうぐっしょりと濡れていた。
外から男を受け入れる為ではなく、これから産まれる子供が少しでも出易いように。
「イヤーっ! あなた! ドルカスーっ!!!」
 叫ぶナタリーの手をもう一人の山賊が握って、股間のモノを掴ませる。無理矢理しごかせるために。
 そして脚を開かせた男は、腰を割って進ませた。尖ったちんこを槍として。お腹に胎児のいる秘裂目指して。
「ヤメテエエエエエエエエエエーっ!!!」
 ずぶり―
 濡れそぼった花弁に男の象徴が突き刺さる。
「ぎゃああああああああーっ!!!」
 瞬間、これまでにない衝撃が内側から突き抜け、ナタリーは飛び跳ねた。
478烈火ナタリー妊婦陵辱:2006/11/20(月) 01:31:29 ID:HbtYJ5vh
「アアア! アーーーーーッ!」
 喉の奥から悲鳴を上げ、ナタリーはベッドの上で背中を仰け反らせて飛び跳ねる。
大きなお腹が震動していた。
ちんこを掴まされた手がぎゅっと強く掴み、男はおおっと恍惚の声を漏らしてしまう。
「う、産まれるぅぅぅーーーーーーーーーー!!!」
 突然の悲鳴に、挿入して犯している男がニヤッと笑った。
「へへ。陣痛がキタか?」
 挿れた秘所はゆるゆるで濡れてはいるが少しも締め付けない。腰を振ってそのゆるゆるの秘肉を掻き回していく。
「ひぎゃああああーっ!
 やめて抜いて、やめてやめて抜いてーーーーーーー!!!」
 ベッドの上でドンドンとナタリーは上半身をばたつかせる。大きなお腹で。
「じ、陣痛ーっ! 陣痛クルーっ!
 陣痛キチャうのおおおおおおーっ!!!」
 目から溢れた涙は滝のような滂沱になり、ベッドを濡らしていった。
 手でぎゅっとちんこを掴まれた男が、その顔に早くも射精を飛ばしていく。
「陣痛ぅぅぅぅぅーっ!!!」
 顔に掛かる精液の生臭い匂いが誘発剤になったのか。
 さらに強い痛みがお腹の奥からナタリーを突き抜けていく。
「う、産ませてええええぇぇぇーっ!
 お願いします! 何でも言うこと聞きます!!! だから産ませてーっ!!!
産ませてええええええええええぇぇぇぇーっ!!!」
 強烈な痛みに飛びそうになる意識を懸命に堪えながら、くしゃくしゃの涙顔でナタリーは叫び続ける。
 許しを。
 慈悲を。
 だが、大きなお腹に挿入して犯す山賊はただ腰を振り、パンパンと叩きつける。
そしてゆるゆるに緩み、分泌液を分泌し続ける秘所に、ぐっと欲望を吐き出した。

 どぴゅっ、どぴゅぴゅぴゅ

「ギャアアアアアアーっ!!!」
 胎児のいるお腹に膣内射精を受け、ナタリーは全身を緊張させた。
 絶頂でも快楽でもなく、陣痛の痛みに。
 そして目を限界まで見開き、吠えた。
「産ませてええええええええええぇぇぇーっ!」



 ……

「うふふ」
 赤ん坊を抱え、ナタリーは幸せの絶頂の笑みを浮かべる。
「あっ。見て見てあなた。今この子笑ったわ」
 ベッドの上から笑いかける妻に、ドルカスもにこやかに笑いかける。
「ああ。そうだな」
 長い傭兵稼業から戻ってきたドルカス。彼は今、妻と共に在った。
 愛する妻を守り、共に生きる為に。
「うふふ」
 腕に抱く赤ん坊に愛しく笑みを浮かべ、何度も愛する夫と見比べる。
「この子、あなたにそっくり!」
479烈火ナタリー妊婦陵辱:2006/11/20(月) 01:32:37 ID:HbtYJ5vh
「そ、そうか……」
 にっこりと、穏やかな笑みを浮かべ、ドルカスは妻に抱かれる藁人形を見た。

 何故か。ナタリーはこの藁人形を自分が産んだ赤ちゃんだと思っていた。思い込んでいた。

 あの日―
 故郷に戻ってきたドルカスが見たのは、山賊に襲われている村、そして犯されている妻だった。
山賊を皆殺しにして、妻を救出する事は出来た。
 だが―
 お腹の子は結局流産してしまった。死産である。
 それでもドルカスは良かった。愛する妻がこうして生きているのだから。
 だがナタリーは、不自由な足でどこからか拾ってきた藁人形を自分が産んだ赤子だと信じていた。
「はーい。赤ちゃん、おっぱい飲みましょうね」
 こうして乳を与える振りまでする。
 当然、藁人形が乳を飲むはずもなく、おっぱいから漏れ出た母乳はただ胸を伝っていくだけだ。
「わー。よく飲みましゅねー」
 だが妻の目にはおっぱいをごくごくと飲む、赤ちゃんが映っているらしい。
「ああ。きっと元気な子供に育つさ」
 ドルカスはそのナタリーの幻想に付き合うことにした。愛しているから。
「えへへ。早く大きくなりましょうねー」
 藁人形が大きくなることはない。永遠に赤ん坊のままの藁人形をこれから育てていくのだ。
「あのね。あなたの買ってきてくれたお薬のおかげで、とっても足がよくなってきたのよ」
「そうか……」
 傭兵稼業で稼いだ金で、ドルカスは高価な薬を買ってきていた。足に効く薬だという。
その効果とドルカスの介護のおかげで、不自由だった足はよくなっていた。
「あーかちゃん。ママとどっちが先に歩けるかなー。
 この子が歩けるようになる頃には、私も歩けるようになってるかしら」
「ああ。きっと歩けるさ。そのときは三人でどこかに出掛けよう。世界にはいろんなものがいっぱいあったぞ」
 仲間と共に戦った日々。それはドルカスにとって掛け替えのない思い出となっていた。
その思い出を少しでも妻と共有したい。
「一緒に……な」
 熱くなる目頭を抑え、ドルカスはナタリーの頭をしっかりと抱いた。
「もう。あなたったら」
 夫の胸に顔を預け、ナタリーは赤ん坊をしっかりと抱きしめる。藁人形の赤ん坊を。
 妻と子供を胸に、ドルカスは幸せを感じていた。いや感じようとしていた。
 そう。俺は今、幸せなのだ。
 例え、偽りだとしても。

(おしまい)
480名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 01:50:55 ID:ciSKZu7B
キチガイ氏ね
481名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 03:08:56 ID:qbmtvZ+Y
毒職人去れ
482名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 03:47:07 ID:HwMwz5LI
オーガストスレに帰れ。
ここにはお前の居場所はない。
483名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 06:43:41 ID:eLPo39n7
切なくて俺は好きだ。
484名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 08:43:25 ID:vpb7nGDJ
このスレが外伝氏を追い出したせいであちこちのスレが余計な迷惑を被ったのですから大元のこのスレできちんと責任とって引き取ってくださいよと
485名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 13:14:17 ID:ssxyS/I3
今回は普通に読めた。注意書きあるし。
バッドエンドっぽくて人は選ぶかもしれないが
自分は救いのない陵辱も好きなんで良かったよ。
和姦以外のものも見たいんで頑張って欲しい。
486名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 13:52:28 ID:qbmtvZ+Y
でもな、この話。オーガストスレの自作品のパクりだよ
そんな手抜き作品投下するなんて職人としては最低だと思うね
487名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 14:32:29 ID:7BikB8tg
パクリかどうかはしらんが同じシチュになってしまうってこともなくはね?

久々にここにきた奴の戯言だけどな。
488名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 17:49:14 ID:knCthZn3
自分の作品をパクるのは無理っしょ。
パクリ=盗用なら対象が他人の作品であることが前提だし。

外伝氏はここじゃ今や数少ないバッドな展開の書き手だから、
個人的には消えられるとちと寂しいものがあるな。
489名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 19:11:14 ID:qbmtvZ+Y
コピペしてっしょ。
パクりは言葉違いかも知れんが、手抜きは手抜きでしょ?

と言いますか、漏れは凌辱好きですが、オーガストスレの大炎上を見て外伝を歓迎する気にはなれん。
奴は本当にキチガイだ
490名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 19:16:02 ID:L9r0gWbx
そんな知らないスレの話題されても意味わからん。
少なくとも今の書き込みには問題が無いのに
かってにぎゃーぎゃー言われても困る。
491名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 19:57:58 ID:bitdWlTG
エロけりゃなんでもいいよ。
492名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 20:28:24 ID:gCw8N2GT
ゆーのサンのエロ小説が読みたいお
母乳プレイ的なやつきぼん
493名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 23:32:27 ID:/q0Pvdn8
>>489
お前みたいなスルーできないDQNが荒らしたようにしか見えんがね
証拠も無しにコピペとか荒らしが因縁付けてるだけでしょ
494 ◆Z9Z6Kjg2yY :2006/11/21(火) 00:02:26 ID:HRC9PZau
ま、どっちにしてもこっちのスレには関係ないしねぇ。

>>492を読んで一瞬TSのサンかと思ってしまった……ほら、彼女ミルクのネタがあるし。
前回感想くれた人ありがとうございます。

空気読まずにセリス×ティニー投下します。
495名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:03:32 ID:HRC9PZau
「や……やあ、アレス……よく来てくれたね」

最近は新しい統治者らしく、付け焼刃ながら威厳を感じさせる言葉を発していた口から漏れたのは、上ずった声だった。

「自分が呼びつけたんだろ? まったく」

バーハラ宮廷の中でも本当に限られた人間しか入ることの許されないグランベル皇帝の私室へ、黒騎士のため息が漏れ出る。

「とりあえず……ちょっとこっちに座りなよ。あんまり人に聞かれたくないから……」

「……はあ?」

挙動不審で変な顔をされようとも、とにかく僕はアレスを早く部屋に引っ張り込まねばならなかった。自分の立場に懸けて。



「で、俺に話って何だよ」

椅子に座り小さな卓を挟んで向かい合うアレスと僕。家具と同じく、部屋の内装もあまり使い込まれていないようだった。
先帝のアルヴィス皇帝がバーハラからシアルフィに追われてそれなりに経つが、実用性を重んじるその気風はまだ遺っている。
視線を上げれば、見るからに不機嫌そうな顔。けれど、元々気難しそうな表情ばかり浮かべている顔なので気にしない。
無愛想で言葉足らず。誤解され易い外面のせいか、解放軍に溶け込むのには時間がかかったが(そもそもアレスは最初、僕を殺しに来た)
幾つもの戦場を剣を並べて戦った今となっては、世界で最も信頼出来る人間のひとりだ……と思う。

「その……僕は……物凄〜く考えてアレスに相談することに決めたんだけど……あの……他の皆には黙ってて欲しいんだ」

「だから何の話だっての」

「ちょ、ちょっと心の準備が」

「おいおい、早くしてくれよ、そろそろアグストリア行きの荷物とかまとめなきゃいけないんだよ、俺は」

言い澱んでいる内にアレスは席を立ちかけていた。話そうと決めていても、内容が内容なだけにいざ目の前にすると心が揺らいでしまう。
しかし、アレスはそこまで汲んでくれるほど親切な(お節介とも言う)相談相手ではない。

「わ……笑わないで、くれるかな……」

「なら、笑わせるな」

「いや、僕にとっては全然笑い事じゃないんだけど……その、あの」

「――いい加減にしろよお前は!」

怒鳴り声と同時に椅子は蹴倒され、バン、と激しい音がして卓が軋む。もしかすると、本当に虫の居所が悪かったのか。もう後には引けないが。
上から見下ろしてくるアレスにつられて僕も立ち上がり、煮え切らない口から何とか声を引き摺り出す。

「……実は、ティニーのことなんだ……」

「は? 何であいつのことを俺に聞くんだよ、お前の愛人はお前で何とかしろ」

「愛人じゃないよ! ちょっとゴタゴタがあったけどちゃんと約束もしたし、もうティニーは立派な未来の皇妃で」

「分かった、分かったからお前の左がばたばたしてようがどうでもいい、お前は一体何を相談しに俺を呼んだんだよ」

まだ一応話を聞いてくれる意思はありそうだった。リーンのことと言いナンナのことと言い、実はアレスは顔見知りには甘かったりする。
戦場での顔に比べると随分迂闊な気もしないでもないが、そこはトリスタンあたりが上手く補佐してくれると思う。
496名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:04:42 ID:HRC9PZau
「その……不安なんだ……」

「何が」

頬が赧らんでるのが自分でもよく分る。正直、これまでの人生の中でこれ以上の試練は無かったと思う。顔から火どころかファラフレイムが出そうだった。

「ティニーが……ちゃんと、感じてるか……不安なんだ……」


瞬間、アレスは凍りついていた。



「あ……そ、そうだよね、アレスにはくだらないことだよね」

完全にアレスは面食らっているようだった。それはそうだ、僕が同じ立場でもきっと反応に困る。
普通、わざわざ人気の無いところに呼び出してまで相談するような不安といえば、今後の統治に少なからず影響の出るような深刻な危惧になるはず。
確かにティニーの生家フリージ公爵家は今回の戦いでいたく家名を傷付けられて(終戦間際にもフリージの公女の処遇で一悶着あったりした)
彼女の立后に反対する勢力があらわれるなどなど、不安の材料をいちいち挙げていったらキリが無いくらいだ。そういった問題ならともかく。

それをまるごとすっ飛ばして、ティニーが感じてるかどうかなんてアレスから考えてみれば完全な他人事でしかない。

「……セリス」

立ったまま、真正面から目を見据えて名前を呼ばれた。奇妙なぐらい真剣な響きだった。

「愚問かとは思うが一応訊いておく、それは婚前交渉と言うやつか」

「アレスも言葉を選ぶようになったねぇ」

流石に王たる者、軍隊と違ってそう生々しい言葉を使うわけには行かない。

「お前もここまで来てこの様とは情けないにも程があるだろ……俺がお前に帝王学を教えてやったあの日々は何の為にあったんだよ!」

「……あれが帝王学ってのも何か違う気がするけど」

それはアレスが父親であるエルトシャン王の後を継ぐことを決意した頃の話だった。
最初は僕が王としての立ち居振る舞いや心の在り様といった、僕自身が今まで散々オイフェやレヴィンやシャナンに叩き込まれた帝王学をアレスに教えるはずだった。
が、当のアレスが“そんなことより大事なことがあるだろ”の一言で全部切って捨てて、それから街に入る度に僕は妓楼に連れ込まれて……
そんな僕らが今や一国の長で一人の良人なのだから、人も変われば変わるものだ。

「お前馬鹿だろ、女の扱いは帝王学の礎なんだよ。女一人の機嫌取れないでどうやって国ひとつ切り回せるんだ」

「そ……それは」

「大体お前のじいさんがちゃんと嫁とって子作りしなかったせいで俺たちはそのツケを払わされてんだ。
 もうそんなことが起こらないように俺はお前に女を少しでも教えてやろうと身銭まで切ってたってのに……」

むむ。確かに正論と言えなくもないけど、こんなことべらべら喋られてはグランベルの権威に関わるかも。反撃しなければ。

「いや、明らかにあれは僕をからかって遊んでただけでしょ。
 そもそもアレスの言う身銭ってのは、ミストルティンの修理代の名目で貢がせてたお金だってこと、僕は知ってるんだよ」

「人聞きの悪いことを言うな! 全部お前の為だったんだよ……その証拠に、今はそんなことはしていないっ!」

そりゃしていたらただでは済まないに違いない。
二人で哀れな悲鳴をあげる卓を叩きながら繰り広げる激論――もとい、極めて個人的な口論。それも程無く、嫌な沈黙に飲み込まれていった。
497名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:05:59 ID:HRC9PZau
「……話、元に戻すか」

「そうだね……“あやまち”は所詮、過ぎたことだし」

ここが人気の無い場所で本当に良かった。まったく窮屈な身分になってしまったものだと思う。
ようやく一息ついて、やや乱暴に椅子に腰を下ろす。到底一国の王と皇帝の会話とは思えない……そう、僕らはこの時、ただの男だった。

「しっかし、本当に深刻だな。男と女の話だけに」

「そ、そう?」

「自分でもったいぶって相談しておいてその言い草はねえだろ……いいか、不安は不満に通じるんだぞ。お前は不安がある、つまりお前は満足し切れていない」

「そ、そんなこと」

反論しかけた声が無意識に立ち消えてしまった。言ってることは強引なのに、何故かうまく反論出来ない。
じっと凝視されているだけなのに気圧されてしまいそうだった。

「俺以外に、誰かに相談したか?」

「他に誰が居るのさ……独り者は論外、ティルナノグの皆だって僕とさして変わらないかそれ以下だろうし」

「じゃあシャナンとかフィンとかオイフェは? ここは年の功と言う手もあるぞ」

「あの堅物にかい……そもそも僕が今更どの面下げてこんなこと聞けるよ。他に何とかなりそうな面子は蒸発しちゃってたり、とっとと国に帰っちゃってたり……」

詮も無い事をつらつら並べていくにつれて、心がしぼんでいくような感じがした。どんどん自嘲的になっていく。何が、光の皇子なんだか。
父上なんか母上と再会したその日の内に……(その息子としては複雑なことにそれは今でも語り草になっている)それに引き換え、僕は何ヶ月もかかって躓いてばっかり。
今までは強くなりたい、人を救いたいと思えばすぐに答えが見えた。それからは気を張っていれば良かった。けれど、

「それで、いいのか?」

いい訳無いじゃないか。と思っていても、もう言葉すら吐き出せていない。

「……お前の悪い癖が出たな。そうやってすぐ思い詰める。トラキア戦線の時もそんな感じじゃなかったか」

「ああ、そんなこともあったね……たった、何ヶ月か前のことなのにね」

ついにあのアレスにまで呆れられたかと思うと、気が重かった。
他人には大したことの無い悩みでも、僕にとってはトラキアの大地にそびえるユグドラルの天井よりも、高くて遠い大問題。
脱力した身体に、今までの中途の戦後処理やらの色々な疲れがどっと押し寄せてきた。
まったく政務と言うものは、不慣れな人間には肉体労働にも匹敵する消耗を強いてくるらしい。そんな僕を見かねたらしく、アレスは思案顔になった。

「まあ……少しぐらいなら力を貸してもいい。当てが無いこともないからな」

「――本当?」

「ま、結局はお前次第だが、何もしないよりマシだろ」

アレスの呟きに半ば反射的に釣られた僕。藁にも縋るような気持ちだった。だからその時、アレスの浮かべていた意味深な笑みは、目に入ってなかった。
498名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:06:51 ID:HRC9PZau
―――――同じ頃。

「ふ〜んふんふんふふふんふ〜ん♪ ねえ、言った通りでしょうティニー、やっぱりあたしに頼んで正解よ〜」

「あの……出来ればあまり大声でそんなことを話して欲しくないんですけど……」

「あっ、ごめんね。でも大丈夫よ、どうせ皆お祭り騒ぎの後片付けに忙しいだろうし」

確かにそれはそうなんですけど、と返しそうになって咄嗟に思いとどまりました。
彼女に悪意が無いのは分っているのですが、それはそれで気をつける必要を感じさせてなりません。
弾むような足取りに合わせて、蜂蜜色の三つ編みが飛び跳ねる背中。わたくしは今、パティさんと二人きりでバーハラ城の回廊を歩いています。
時代がかった荘厳な装飾がやたらと目に付くこの場所では明らかにわたくし達の姿は浮いていましたが、パティさんは気にする様子もありません。
もっとも、この程度のことを気にするようだったら、最初からロプトの神殿に乗り込むなんて真似はしないのでしょうが。

「それにしても……よく見つかりましたね……こんな、色んなものが不足している時に」

「ふっふっふ、この美少女盗賊パティちゃんに、不可能なんて無いんだから!」

「……え、もしかして――盗んできたんですか?」

「違うってば、それはあの……何と言ったかな。あれあれ。かい……かい……」

「諧謔、ですか?」

「そう、それよそれ。あーいう時はね、父さん直伝の交渉術が役に立つのよ」

くるりと振り返って見せる笑顔は、本当にまるで太陽みたい――実際にパティさんは太陽の剣技(何故そんな名前なのかは知りません)の使い手なのですが。
わたくしは先日、パティさんにある頼み事をしました。それも、殿方の耳には入れられないような……。

「例のアレはあたしの部屋にしまってあるから、もう少し。だーいじょうぶ、見た目は大した事無いから。ま、効き目は保証するわよ」

「そ、そうなんですか……」

返答に詰まって思わず出てくる、紋切り型の相槌。これで何度目でしょうか。
別にパティさんを信頼していないわけではないのですが――信頼していなければもとより頼み事なんかしません――状況をあまり省みないところがあって……
結果だけ見れば大体正しいのですけど、頼んだ側としては気が気ではありません。やがてパティさんの足がある扉の前で止まりました。

「よしっ、着いた着いた。ふふ、これを使えばきっとティニーならイチコロだから」

「だ、大丈夫ですよね……?」

「それは使ってみてのお楽しみよ。さ、入って入って」

まるで召使いのように扉を開けて、パティさんは部屋に入るように促します。
恭しくもどこかおどけた所作に不安だったわたくしも少しのせられて、部屋へ足を踏み入れました。

「さあご堪能あれ、数多の閨房を彩りし愛染の吐息を!」

後ろから聞こえてきた物凄く大袈裟で恥ずかしい台詞は黙殺しました。

「…………? 何かあるんですか……?」

通された部屋は客室らしく作りもなかなかに豪奢でしたが、特に変わった様子は見受けられませんでした。
強いて言えば調度品やら家具やら、本来あるべきものが妙に少ないところでしょうが、もうすぐパティさんが国へ帰ってしまうことを考えれば不思議ではありません。

「ここはあたしの部屋……だけど皆と同じでもうすぐ引き払っちゃうから、丁度いいと思って仕掛けちゃったわけ。何か気付くこと、ない?」

「気付くことですか」
499名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:07:32 ID:HRC9PZau
言われてから軽く部屋の中を見て回っても、殺風景以外の印象は湧きません。何かが隠してあるにしてもじっくり探すほどの物も置いてありませんでした。
申し訳程度に棚や机を探った後わたくしは早々に諦めて、扉を背にしたまま満足げな笑みを浮かべるパティさんへ目を向けました。

「あの、本当によく分らないんですけど」

「まあ無理もないわ。これは玄人でもない限り仕掛けられても気付かない……気付いた頃には、もうこっちのものなんだけど」

「それじゃあわたくしに分るわけないじゃないですかっ」

思わず出てしまう不満の色。悪戯っぽい笑みを見せられると、何だか遊ばれているような気がしてなりません。
今ばかりはパティさんに相談したことを、少し後悔していました。とは言え今更話を不意にするのも気が引けます。

「じゃあヒント。目を閉じて。空気を感じるの」

「空気……そういえば、何かこの部屋ちょっと暑くないですか?」

「惜しい。もうちょっとよ」

何が惜しいのかよく理解出来ませんでしたが、言われるままに目を閉じてみました。けれど何かぼうっとしてしまってやっぱり分りません。
物音もしない、部屋が暑いといっても少しじっとり来るくらいで特には――――

「ふ、ふぁんっ、な……何するんですかいきなりっ!」

「うん、善い声……ティニーは可愛いわねぇ……それなのに夜もほったらかしなんてセリス様も罪なオトコ」

その時の瞬間的な何かの感覚は、言葉では表せないものでした。いや、変な声は出してしまいましたが。
今度は後ろから耳に何かが来てさっきの感覚がじわじわと内へ外へ広がっていって……

「分かんなかったみたいだから教えてあげる……仕掛けは香炉よ、殆ど匂いはしないから中々気付かれにくいけど」

耳元のすぐ……首の後ろから囁く声。何時の間にか後ろから手が回されていました。とても剣を振って戦うとは思えない、華奢で柔らかそうな腕。

「そう、吐息の通り名そのまんま……それは、香薬。遅効性だけど結構効くの……ああ、でもそんなのはもう後でいいわ」

「ちょ、ちょっとパティさん離して、離してくださいってば」

「いいじゃない、このくらいの役得があったって……それともあたしじゃ嫌?」

「だからその、そういう問題じゃ……」

今やパティさんの両腕はしっかりと絡みついて、それが無ければ膝が言う事を聞かなくて立っていられないぐらいに追い詰められていました。
ええ、とても危険です。効き目は十分に理解出来たのでお願いですから操だけはどうか、

「う……あ、くっ……は……やめて……やめっ……」

「ぎゃああああっ、ティニー! それは反則――」


500名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:09:14 ID:HRC9PZau

それから先は、少し記憶が飛んでいます。
我に返って辺りを見回すと、どことなく焦げ臭いような気がしないでもないパティさんが部屋の扉にへばりついていました。

「あっ……ごめんなさい、つい抑制が効かなくて」

「ねえ……もしかして、セリス様との原因はこっちってことは――」

「――セリス様にはこんなことはしませんっ!」

「はっ……はひ……そ、そりゃそうよね……」

本当に久しぶりに、わたくしは無意識に雷精を呼び寄せてしまったようです。
どうもフリージの血筋が関係しているらしいのですが、まだまだわたくしも未熟です。でもパティさんなら平気だったと思います。きっと。

「一応、貞操の危機だったもので多分手加減はしてないと思いますが……ライブは要りませんよね」

「……もしかしてティニー怒ってる……?」

「この場に兄様か姉様が居たら、腕の一本や二本では済まなかったかも知れませんね。わたくしだけで良かったです」

「で、でもこれなら効き目は抜群でしょ?」

「悪ふざけも大概にしないと命取りになりますよ」

確かにあれは昔、姉様やリンダと遊んでふざけていた頃とは全く別の感覚でした。怖気のような、それでいて引き寄せられる……。
ともかく、効き目は嫌と言うほど分りました。やっぱりパティさんも約束は守ってくれたようです。

なので、わたくしが部屋を去りかけた時の何やらいかがわしい呟きは、心の中だけにしまっておくことにしました。



素っ気も無い紙の一枚を前に、ため息。周りに積まれた冗談みたいな量の書類の最後の一枚。といっても明日にはまた増えているのだけれど。
解放軍の皆をバーハラから送り出す手筈も殆ど片付けて、今やっと僕にも暇が出来た。
流石に一日中という我が侭は言えなかったけれど、ここ最近の怒涛のような仕事に終われる日々の中では貴重な時間だ。
ただ、もう少し取れるはずだったその休息も不慣れな机仕事が予定より長引いて、身体がやっと空いたのはもう日没も過ぎた頃。
書面やら馴染みの薄い廷臣達やらとばかり顔を合わせていると、どうしても人恋しくなってくる。

「ティニーに、会いたいなあ……」

あれこれティニーのことで悩んでいた割に、ろくに顔を合わせられない日々が続いていた。
僕がやっと内外の一日の仕事から解放される頃には、もう夜遅くなっていることも多い。お互い、復興の道を走るのに忙殺されているのは知っているけれど、
だからと言ってそれが物寂しさを慰めてくれるわけじゃない。僕はまだ覚えて間もない回廊を軽い足取りで進んでいた。

「ティニー……今、時間あるかな」

バーハラの都の中でも特に瀟洒な造りの部屋。その扉はノックをしたとしても、普通に入ることの許される人間は殆どいない。ここら辺はもう僕と同じようなもの。

「せ、セリス様ですかっ」

心持ち上擦った中からの声。根が詰まっているとそれを聞くだけで自然と頬が緩んでしまう。
やけに慌しい様子。思ったよりも素早く、部屋の主は扉を開けた。

「ねえ、入ってもいいかな」

顔を突き合わせた瞬間に先手。色々悩むところはあっても、意外と言葉は滑らかに出てきた。アレスの時とは大違い。
501名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:10:31 ID:HRC9PZau
「あ、ま、その……いいです、いいですよ、どうぞ」

「……なんか、いつもと様子違くない?」

「気のせいですよ、気のせい」

言葉では否定しつつも、いつも落ち着いた物腰からすれば明らかに狼狽していた。戦場で身を包んでいる魔法戦士の装束より大分露出の少ない上下の袍衣が新鮮に見える。
迷惑だったかと思いかけたところに腕を掴まれて部屋に引っ張り込まれた。部屋は中も外もあまり変わらない。ただ、生活感が抜け落ちていた。
まだ私物を持ち込むほどの時間をここで過ごしたわけでもなく、むしろ以前の持ち主(いたかどうかは知らないが)の残り香が漂っていた。

「どうしたの、そんなに慌てて」

「いやその、もう時間が時間ですし……」

僕はその意味を少し測りかねた。この辺りが育ちの差なんだろうか。僕が育ったのは結局辺境のティルナノグ。貴族の生活感覚というのがよく分らない。

「そんなものなのかな」

けれど出会った頃に比べれば随分垢抜けたティニーも、まだ時折物慣れない表情を見せることがある。
いとけない印象を起こす容姿もあってか、それに初々しさを感じることもままあった。でもそんな態度をとられるとこちらも少し気恥ずかしくなる。
小さな卓に対面で座った。本当は隣が良かったが、残念なことに椅子は二人掛けには窮屈過ぎた。
今までこれほどの時間、距離を置いた経験が無かったせいか、落ち着くとどうにも話を切り出し辛い。
プライベートな話題が少ないというのもあるけれど、そもそも僕はティニーに会ってそれから何をするか考えをまとめていなかった。
久しぶりに二人きりになった親しい男女がすることと言ったら、ひとつしかない……ということも無いだろうが、僕は他に考えが及ぶほど冷静でいられてない。
どうしてもそれを意識せざるを得ない物を、今の僕が持っていたからだ。袖の中に隠してある小さな瓶……正確にはその中身の液体。アレスの言う力の正体。

(媚薬って言われてもねえ……)

アレスを信じてあげたいのはやまやま、しかし今度ばかりは眉唾物の話にしか聞こえなかった……まあ僕の方も結局話に乗ってしまったのだけれど。
そんなものがあるのなら最初からこんな苦労はしない。じゃあ本物だったら……それはそれで狡い気がする。黙って一服盛るなんてまるで暗殺者みたいだ。
だからと言ってこのまま二人きりの時間をぎこちない会話で潰していくのは、いかにも惜しい。

(まさか、アレスのことだから変なものは渡さないよね)

結局アレスをダシにして僕は意を決した。何かあったら恨むよ。

「ティニー、何か飲みたくない?」

「な、何か……飲むものですか」

明らかにティニーはいつもと違う。さっきからこっちを見たままずっと上の空。僕の顔に何か付いているのかな。

「それだったら、昨日兄様がシレジアのシャンパンを送ってきたんですよ。何でも特産らしくて」

「お酒、かあ」

そういえばしばらく呑んでいなかった。まあシャンパンなら大して酔いもしないと思う。その辺りはアレスに散々付き合わされたお陰だ。
それに送り主がアーサーなら、悪乗りして中身を火酒に摩り替えるなんてことはしないだろう。相手がティニーであればの話だけど。

「それ、どこに置いてあるの」

「え、えっと、地下の酒蔵に取置いてますけど」

「じゃあひとっ走り行って貰ってくるよ」

畳み掛けるような声。こうなったらもう勢いだ。不自然に思われなければいいけど、多少は仕方が無い。
502名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:11:37 ID:HRC9PZau
「大丈夫ですか……」

「すぐ戻ってくるって」

幸い、聖戦終結後の物資の扱いでそっちの方に関係する場所は殆ど頭に入っているし、顔も知れている。
これ以上ボロを出さないうちに、と出来るだけいつも通りに部屋を後にした。



セリス様の声が扉のすぐ外から聞こえてきた時は、思わず身体中が慌ててしまいました。それと言うのも全ては、

“これを使えばきっとティニーならイチコロだから”

……自信満々に言い切るパティさんの姿が脳裏に浮かんでいました。
袍の中に隠している香薬のことを考えていた時、丁度そのターゲットであったセリス様が現れたのです。これほど取り乱したことなんてそうそう覚えがありません。
冷静に考えてみればまさかセリス様があのことを知っているわけが無いのですが、思わず図星を指されたような気になって、慌てて香薬を服の裏に隠して扉を開けました。
久し振り――といってもほんの数週間ぶりに――近くで見るセリス様は、以前よりも疲れて見えました。
解放軍の盟主だった頃から無理を重ねてしまう性格。いつもそれを案じていても、気遣いさえままならない忙しさが無性に恨めしく思えます。
時々、まだ解放軍の一員として今よりも気楽に会えた頃が恋しくなることがあります。あの頃からわたくし達はどう変わったのでしょうか。
とりあえずロプトウスの脅威は去りましたが、本当の平和な世の中はまだ遠い先の話でしょう。

ただつらつらとさして重要でもなさそうなことをセリス様が話して、わたくしはそれに耳を傾けます。返す相槌にはぎこちなさが混じっているのが自分でも分かります。
わたくしにとってセリス様は、秘密の(しかもいかがわしい)企みを抱えたまま涼しい顔で受け答え出来るような相手ではないのです。
それどころか普通に話している時でさえ、二人きりであればいつの間にか陶然となってしまっていることもあります。
そうなってしまう理由を考えるのが億劫なぐらいです。

それならば、セリス様の方はどうなのでしょうか。

まるで毎日そうしているかのように、取り留めの無い世間話を尽きることなく紡ぐその表情。そんな他人から見れば些細なことにさえわたくしは一喜一憂しているのに。
わたくしの手で、セリス様のそんな余裕を奪ってみたいと思うのは、悪趣味でしょうか。

前々からそういった願望が無自覚の内に心にあったのかも知れません。
セリス様がわたくしを受け入れてくれるより前から、わたくしはセリス様の一挙手一投足にさえ悶々としていて。
わたくしは視線の合う度に赧くなりそうなぐらい気持ちが溢れそうなのに、まるでセリス様は何でもないといった風に部屋に入り込んで、呑気に世間話なんかして。

だから、わたくしは――

「それだったら、昨日兄様がシレジアのシャンパンを送ってきたんですよ。何でも特産らしくて」

だから、わたくしはあんなことを言ったのでしょう。まるで子供みたいな動機。わたくしばかりセリス様に懊悩させられて、ずるい。
パティさんと嗅いだあの香りが、ふと鼻腔に蘇りました。玄人でなければ分からないと言っていたので、嗅いだような気になっていただけでしょうか。
セリス様の性格からして、人を呼びにやるということはあり得ません。あまり人の手は借りたがらないのです。
さらに財物の管理(特に兵士達への恩賞)で倉庫のことについて知っていることも分かっています。そうなれば、部屋を出るのは自明の理。

(浅ましいというか、子供っぽいというか)

軽くわたくしに言い置いて、セリス様の背中が扉から外へ消えました。時間はそんなにかからないでしょう。懐からパティさん曰く愛染の吐息を取り出します。

「……セリス様、今日ぐらいはいいですよね……」

最後に残った良識も簡単に崩れて霧散しました。大丈夫、セリス様だから。
だってわたくしがセリス様を好きなのですから。これもきっと、婉曲な気持ちの伝え方の一つでしょう。
503名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:12:20 ID:HRC9PZau

口がすぼまり気味のデザートグラスに踊る液体。きめ細やかな泡、弱過ぎずしかし必要以上に出しゃばる事も無い酸味、上品で繊細な香り……
などなど知った風な能書きが馬鹿らしくなるぐらい、久しぶりのアルコールは身に沁みた。
酒は嗜む程度だけれど、それでもかなり上等な品であることが分かる。文句無しに美味しい。それはいいのだが。

僕は自分の決断が微妙に的を外していたことを思い知らされていた。案外早めのピッチでグラスを傾けるティニー。
あまり強い酒ではないから悪い酔い方はしないはず。されど僕のグラスが進まないのは、忘れていた問題を思い出したから。
いったい、どうやって例の媚薬をティニーに飲ませればいい?

今まで媚薬を使うか使わないかにばかり頭を動かしていて、いざ決行の瞬間になってもその手段が無かった。
どうしたものか。グラスに塗っておこうにも、伏せておいたグラスの中に塗ったとなると、下手すればだらだら垂れ出して怪奇現象が起きてしまう。
第一薄く塗った程度の量では効き目の方も疑問だ。

「そういえば、アーサーは元気にしてるかねえ……」

でも普通に小瓶からティニーのグラスの中に流し込むのも不自然過ぎる。カクテルじゃあるまいし、いきなり酒に何か混ぜる口実なんてあるのだろうか。
いやカクテルだって呑み掛けに投入はしないだろう……多分。

「え、まあ。色々愚痴をこぼされましたけど、多分大丈夫だと思います。兄様には支えてくださる人がいっぱいいますから」

どこか寂しげにティニーは呟いた。かつて共に戦場を渡った仲間達との距離が開いていくのを否応無しに感じた。
たとえ心が離れていなくとも、身を離されてしまえばそこにあった関係は切れてしまうだろう。丁度、父上達のように。
ティニーを半ば強引に立后させようと躍起になっているのも、彼女を引き止めて置きたいからかも知れない。
これから昇る玉座はあの頃よりも確実に孤独なのだ。実感する度に、離別を恐れる思いが膨らんでいく。

“わたくしはディアドラ様のような運命になりたくない”

出来れば言わないで欲しかった。言われたら、どうしても意識してしまうじゃないか。僕達は離れてはいけないのに。
不安あるがゆえに切望もまた大きくなる。そうやって連動して互いを煽っていく。際限無く、ずっと。

まだいとけなさを残すかんばせも、
すぐに感情が出る瞳も、
どこか神秘的な銀髪の輝きも、
触れるのに罪悪感さえ呼び起こす肢体も、
喜びも悲しみも何もかも、その表情のひとつひとつさえ自分の……僕のものだけにしてしまいたい――――

その想像は、おぞましくも甘美だった。

気付かない内に酩酊してしまったんだろうか。いけないいけない、これじゃアレスとの相談が水の泡になってしまう。
何を深刻に考えているんだ。こんなはずじゃなかったのに……



わたくしはその時を、今か今かと待っていました。
不本意ながら自分で試してしまったから分かります。あれの効き目は、悪戯にはあまりあるものでした。
シャンパンを取って帰ってきたセリス様は、しばらくはまた他愛ない話を続けていました。
その時はもしや失敗したかと浮き足立つ思いでしたが、あの妙に熱っぽい空気を感じて程無く、言葉は少なくなっていきました。
まだ酒量も大したものではありません。わたくしは確信しました。あれは絶対に効き始めている、と。

解放軍盟主として、それが終わったと思えば次にはグランベル皇帝として。
普段は凛とした物腰を崩さないセリス様の、こんなそわそわと落ち着かないところなど、わたくしの他の誰が見られるでしょう。
そう思うと少しだけ満足感が湧いてきます。でも、まだ足らない。
504名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:13:57 ID:HRC9PZau

あなたは知っているでしょうか。こんな、わたくしの内心を。恐らくは知らないでしょう。
仕方の無いことです。わたくし自身でさえ、今まではなべてならぬこの感情をあまりに小さく見ていたのですから。
年齢の割には少し童顔な容貌が、耐えるようにかすかに歪められていました。誰の目にも普段との違いは瞭然です。
それもそれで良いのですが、もどかしげな顔をされるとわたくしまで切なくなってしまいそうです。
何がセリス様を押し留めているかは知る由もありません。しかし今なら、その箍を外すのもきっと容易いこと。そんな気がします。
待たされる時は、いつも何でも千歳の思いでした。息苦しいその間でさえ癖になってしまいそうで……けれどそれも今夜はここまでです。

「セリス様」

「う……あ、ティ、ティニー……」

椅子に腰掛けたセリス様に、やや強引に身体を寄せます。声が上ずったのが確かに聞こえました。
はしたないと思われようと、今この瞬間触れ合えない辛苦に比べれば微々たるもの。わたくしは最初からそうなることを望んでいました。

しかしわたくしが更に近づいた時、全く予想しないことに――二人の奇妙な静けさは、硬く軽そうな響きで破られました。



気づいた時にはもう遅かった。硝子と床のぶつかる音。
アレスから貰ったあの小瓶が、隠した袖から転がり落ちていた。
怪訝そうな目をするティニー。けれどすぐにその視線の先に音の主を認め、おもむろに拾い上げた。

「何でしょうか、これ。セリス様のですか?」

「あ、ああ、それはね」

ティニーの掌に横たわった小瓶を手に取る。
呑み掛けのままに置きっ放しになっていたグラスが見えた……ええい、ままよ。要は飲めば効くのだから。

「ちょっとしたおまじないさ」

栓を力任せに引っこ抜き中身を半分ほど自分のグラスに放り込む。すぐに手で軽く揺らせて混ぜ合わせる。

「例えば、こんな感じに――――」

ゆらゆらと波立っていたそれを口に含み、そのままティニーにくちづけた。
久しぶりのキスの味は、胸のどこかにつかえていた。

「……んっ……く……うく……っ」

少しむせてしまったみたい。多分反射的にだろうけど、身を捩じらせて逃れようとする。
無理には追わなかった。その代わり半分重みを預けられていた身体を腕でかき抱く。
厚手の袍衣ごしにも分かる、僕とは決定的に違う柔らかさ。シャンパンに混じった、くすぐったくなるような香り。一線を越えるには充分過ぎた。

「……ティニー、僕はね、寂しかったよ。別に遠く離れたわけでもないのにね」

部屋は寝台までも瀟洒で、一歩間違えれば嫌味なぐらい派手な装飾が貼り付いていた。
天蓋の下はひとり寝には広過ぎる大きさだった。その真ん中では手を伸ばしてもどこにも届きそうに無い。二人でもつれるようにして倒れこむ。
自分のそばに何かを感じられないというのは、酷く悲しい。だからこんなにもそばに居ること――存在を確かめることを欲するのだろう。

「せ、セリス様……」

「今は、そう呼ばないでよ。二人きりの時ぐらい」

首筋に指を沿わせる。爪先からぼうっと広がっていく熱。思わず身体の芯から震えた。

「ねえ、そう思うでしょう」
505名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:15:04 ID:HRC9PZau
「ねえ、そう思うでしょう」

脱がせるために袍衣にそっと手をかけた。何やら複雑そうな構造だったけれど、別に着せるわけではないので出来なくはないだろう。
少し荒れた吐息を浴びながら格闘に取り掛かった。手を動かすと時折返ってくるささやかな喘ぎを聞くのが楽しくて、わざと手間取っている真似さえした。
もう一度口唇を重ねる。さっきの不意打ちとは違う、深い進入。息が苦しくなるくらい貪り合う。いくらでもそうしていたかった。
鎖骨、肩口、首筋、先に手で弄んだ所に今度はくちびるで痕を残していった。息遣いははっきりと乱れを見せている。
もう乳頭がしこりだしているのが目に入った――が、敢えて素通りしてみぞおちの辺りに頬を寄せた。

「あははっ……どきどきいってるよ、ここ。興奮しちゃってるんだね」

身体ではとっくに感じていることでも、実際に口に出されるとやっぱり恥ずかしいみたいだった。
僕の方だってもう熱を持っているのに。いや、熱というより傷口に沁みるような痛みだ。それとも疼きなんだろうか。
どれでもいい。全部が綯い交ぜになって、もどかしい気分があの想像――自分だけのものにするという欲望をつついていた。
掌で丁度すっぽり覆えそうな乳房を軽く揉みあげる。触れるか触れないかのところで指先を走らせる。切ない視線を貰っても、気付かないふりのまま。
生温い空気。絵に描かれた天使を連想する厳かな曲線が手の中で歪められる。意外に強い押し返しを受けた。
日光に照らされれば可憐で典雅、小さな灯りに照らされれば――たったそれだけのことで――神聖さと妖艶さに変貌する。瞳は一層縋り付くような色を強めていた。

「ティニーは、どうして欲しいの?」

見上げたその顔は細かく震えていた。言えるわけがない。純粋な好意は、たとえそれが愛でも、羞恥とは別次元だから。
貴族は人に取り入る術は教えられても、それからのことなど大して知らない。若ければ尚のこと。
声も無い。じれったい掌を殆ど無意識に導こうとした動きもかわしてしまう。
じりじりと火で炙られるような焦燥が奥底で蠢いているのが分かる。それを認識する度、圧倒的な陶酔に思考が包まれた。

不意に。

「はくぁ……! っぁ……ああっ!」

今まで触れそうで触れなかった乳頭を甘噛みした。壊れた楽器よろしく不自然に甲高いさえずりが流れ出る。

「もっと鳴いてみせてよ」

軽く歯を立てながら舌で嬲る。指の腹で捻りあげる。さっきまでの手緩さから一変した愛撫に、白い咽喉はついにはっきりと嬌声を吐き出した。
今やティニーの細い躯は見えるところ、悉くてらてらと濡れ光っていた。その様を見下ろしながら僕は衣服を完全に脱ぐ。

「うわ……もう、びちょびちょで貼り付いちゃってるよ」

自分が原因であることを棚に上げて、さも今気付いたかのように言う。
両脚の付け根の間の花弁から染み出していた蜜は下着をすっかり透けさせ、太腿にまで垂れていた。
下着と肌との間へ指を突っ込み、さわさわと銀色の薄い若草を指に絡める。そんな針のような痛みさえ、ティニーは敏感に反応してしまっていた。
布の下を指は這い回り、花弁を遠慮会釈無しにかき回す。悲鳴に近くなった声に耳朶を叩かれると、無理矢理に犯している気さえした。
中は指二本でも結構きつい。蠕動する内壁をこねて擦り、軽く引っかきもする。

「ひ、く、あぁ、あ、きゃああんっ!」

「ねえ、ティニーはどうして欲しいの」

また同じ問いを投げる。血が通って存在を誇示している僕の肉棒を打ち震える柔肌に押し付けながら。

「ふぁ、せ、セリスさま、それはっ、ああんっ!」

「まだそんなこと言ってる」

充血してきた花芯を撫でる。蜜が大きな音を立てているから、いやでもそちらに意識が行ってしまうだろう。

「ティニーは僕にどうして欲しいのかな」

三度目の問いを囁く。何を思ったのかティニーは首をふるふると横に振った……が、腕は僕を放そうとはしない。
言わんところは、分かり過ぎるぐらい分かっていた。
506名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:16:56 ID:HRC9PZau

戦場に出るまで畢生の大部分を深窓の令嬢として過ごしてきたティニー。
まさかその口から“自分の秘密の花園に男性器をぶち込め”などという懇願が出せるわけがない。
あまりに酷だろうかと思う反面、誰にも言えない言葉を言わせてみたいと言う欲求もあった。そこまで考えて、はたと気付く。

(いつから僕は、こんなに意地悪になったんだろうね)

表は余裕ぶっていても、こっちの身体も媚薬に中てられている。

「こんなに物欲しそうにひくつかせちゃって……ティニーはいやらしい子だな」

呟いた拍子に目が合った。時が止まる。今まで衝動とせめぎ合って来た感情もそろそろ崩れてくるだろう。

「……だから……」

「え?」

「セリス……あなた、だから……です。わたくしが、いやらしく、なってしまうのは……あなたの、前だけだから……」

切れ切れの言葉が終わると同時にくちびるを重ねられた。思えば、今夜の内ではティニーからキスをせがんできたのはこれが最初だった。

「やっとそう呼んでくれたね、ティニー。まあ、よく言えたよ」

すぐさま腕に力を込めてティニーの身体を反転させる。ついで細い腰を抱え上げ僕の方に、白桃よりも滑らかな尻を向けさせた。四つん這いというやつだ。

「い、いやぁ、わたくしこんな格好はっ」

「いやらしいティニーにはお似合いじゃない? いくよ、いっぱい愛してあげる」

逃れようとするわずかばかりの抵抗も、掴んだ腰へと狙い澄ました肉棒の侵入の前に砕けて消えた。
かつて抱き合って、愛し合っていた時よりも荒々しく深い……本当に同じ僕なのかと思ってしまうほどの抽送。
たかが姿勢を変えるだけでこんなにも違うものか。奥に突き入れる度に眼前の背中が反り返って、嬌声と肉のぶつかる音が響く。

「いや、あっ、はあん、だめ……ああぁっ!」

「だめ、じゃないでしょう、ほら……こんなにきつく締め付けてくるよ、ティニーの中は」

気を許せばすぐにも達してしまう。まるで身体全てを包み込むように肉壁は絡みつき内奥へと導く。
女の本能がそうさせるのか、拙いながらも抽送に合わせて腰を動かしてもくる。本当の限界が近づいてくる。
膝を突き、背中に顔を寄せた。後ろから回した手で揺れる乳房をこね回し、花芯を抓る。
ティニーは同時に与えられる悦楽に為す術も無く翻弄されていく。洪水のような快感の中に飲み込まれて踊る銀髪が一際輝いて見えた。

「離しはしない……誰にも渡すものか……ティニーを、愛していられるのは僕だけだ」


それからも僕は前後不覚になるまでティニーを貪った。僕の心のどこかに、中々逢えない以上の焦燥が燻っていたのだろう。
空恐ろしくなる独占欲が突き動かした。それは、どんな感情なんだろうか。考えるには、あまりに深過ぎる。

ただ、腕の中の彼女が愛しい。それだけは、はっきり感じられた。
507名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:17:55 ID:HRC9PZau


翌日。

「よお、首尾はどうだったか……って、その様子じゃ聞くまでも無いようだな」

「……まあ、少々加減を誤ったかもしれないけど、何とかね」

バーハラ城の大手門裏、出立の式典を控えたアグストリア国王と、心なしか顔色の白いグランベル皇帝が立っていた。
外を向けば、元解放軍の英雄達の姿を一目見ようと今日も、バーハラの住民や義勇兵らが路上をひしめいている。今や聖戦士の人気は飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
そんな光景を横目にアレスはうんうんと満足げに頷くと、手綱を取りながら口を開いた。

「あれなら別に一瓶全部使っても大丈夫だと思うぞ。ただの滋養分だから」

「えっ」

もう騎乗したアレスから届く、信じ難い言葉。突然金縛りに襲われた。

「媚薬なんか使うより、お前自身が変わるべきだったんだよ。溜め込むのは良くないぞ……せいぜい可愛がってやる事だな、いじわるな皇帝陛下」

「ま、まさかアレス――――」

すぐに扉が開き、バーハラの都は地を揺るがす歓声に包まれた。結局それ以上は追求させてもらえなかった。
まさか一国の支配者が公衆の面前で、いかがわしい話題について語り合うわけにはいかないから。

ついでに、内心では“次からはもうちょっと焦らしてあんなことやこんなことも言わせてみよう”などと考えていたことも、口が裂けたって言えない。



(おしまい)
508名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 01:29:35 ID:Rj46/x4M
焦らしプレイGJですぅ!
509名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 01:32:08 ID:YEZ31sCs
外伝氏来たから拍手ーーついでに私からもGJー!
510名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 10:10:10 ID:4cKU970d
他スレの話を持ち出されてもという意見には賛同するが、名前欄にもメ欄にも検索避け入れずに投下するのもどうかと思う。このカプ苦手な人のこと考えて空気嫁。
511名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 13:22:47 ID:8bg+HLJX
>>494
GJであります!
大人しそうな二人が乱れるギャップがたまりません。
512名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 16:22:14 ID:Ok5Tb0aq
>510
最初に書いてあるんだからその苦手なら時点でNGID行き

ぶっちゃけ特定個人のみに対しての過剰反応にも程があると思うが
このスレ見ただけでも
>名前欄にもメ欄にも検索避け入れずに投下
してるのはいくらでもあるのになんで今更?
513名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 20:13:26 ID:GdEVgR7+
どうでもいいよ
514名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 21:40:07 ID:tx9yKNv0
聖戦は親世代のエロ話よみたいお
そこらじゅうで青姦三昧ハッテン三昧うらやましいお
515名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 01:52:28 ID:oTPkbbqt
控え室スレ見て真っ先にサンが浮かぶのは末期症状だろうか
薄いオレンジのショートカットの萌え描写ってどんなんだろう
516名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 19:02:42 ID:PeDgQDyM
外伝氏は氏賀Y太ばりのグロ表現にすればいっそのこと清々しいんじゃないだろうか
517名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 19:42:22 ID:zVaiHd+w
イシュタルのエロいの書いて欲しいな
518名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 20:17:08 ID:1hyKy3lp
イシュタルは存在自体がエロ
519名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 01:16:10 ID:GRPX4T/z
俺は今恐ろしい想像をしている・・・

外伝氏のSSに登場するグロ表現は、彼の魅力の源とは違うのではないか?
もしかしたらそのグロ表現は、カサカサに乾き切った彼の本質たる無常感を
カモフラージュするだけのベールに過ぎないのではないか?
520名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 01:25:39 ID:d+8qd6Zj
外伝が遺伝
521外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/11/23(木) 03:31:14 ID:fR81rmlG
他スレの神職人によると自分は、
「破壊表現や猟奇表現を抑えてる節がある」との事。
ふーむ。参考になるなぁ。
522名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 05:39:22 ID:n8X4JK/z
心の底からどうでもいい。
523名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 08:20:45 ID:CLdu9jUB
はいはいわろすわろす
524名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 09:47:27 ID:CzRgYCBJ
勝手に言ってろ
525名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 18:42:40 ID:Us86n46G
あ〜〜〜〜はいはい
526名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 19:41:02 ID:r5l8dngA
ふーん……で?
527名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 20:15:55 ID:ElV2Kace
ほうほう、それでそれで?
528名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 00:07:07 ID:vvUMNJ49
え〜、そんなぁ
529名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 00:07:18 ID:iXYsdkuv
だ・か・ら…何?
530名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 00:15:40 ID:KfR2+8I+
お前等そんなに聖戦が嫌いか
531名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 00:43:53 ID:K0NHBkMx
ホッホッホッ 新しいギャグかのぅ
532名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 01:03:45 ID:zVMQO524
つーかこんなに人居たんだ
533名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 12:29:46 ID:6vwF3aaw
皆外伝氏に釣られすぎw

だんだんこの光景がおもしろくなってきた
534名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 12:45:44 ID:8pc7IPkU
ら……らめぇ!
535名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 20:55:04 ID:JjO2XQF+
というわけで、聖戦の系譜のフィギアが来たわけだが、男はともかく
ティルテュやフュリー、シルヴィア、女キャラどもの体つきが妙に
エロいのだ。
この調子で、大本命の大本命のイシュタルとかイシュタルとか
イシュタルとか、その他にはイシュタルとか出してくれると
非常に非常にありがたいのだが

・・・アイラなみのシークレットだったら泣くな・・・
536名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 21:10:28 ID:iQ8KfGWQ
ディアドラ人形出たら、彼女めがけて射精し捲くってやる
もちろんシグルド人形の目の前で、だ
537名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 00:07:01 ID:yilCqfZv
>>525-529
吹いたw
538名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 10:02:22 ID:FNesUZNo
結局聖戦フィギュアのシークレットって何だったんだ?
ディアドラか?アイラか?
539名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 14:03:49 ID:laId25kI
アイラ
540名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 16:51:57 ID:FNesUZNo
ありがd

ほしすなぁ
541名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 17:39:10 ID:JNsOHT0Q
>396正解じゃん。
542名無し龍:2006/12/02(土) 09:53:17 ID:ZmI10IbY
ここでは初めまして。
>>439-450
ブルーニャ将軍って…;
>>535
たしかにそういうのが利点ですけど、誤植が…;

空気よまずにウォルト×リリーナ投下します。
543名無し龍:2006/12/02(土) 09:55:16 ID:ZmI10IbY
『怒りに隠された片思い』

フェレ候子ロイ率いるエトルリア軍は極地に聳え立つ要塞エデッサ城へと攻め込んだ。
戦況は、エトルリア側が有利となっていた。

「その首もらったっ!!」
ベルン側の竜騎士が、少女めがけて急降下する。
「サンダーッ!!」
「ぐぎゃぁぁぁ!!!」
しかし竜騎士は、少女の放った雷魔法サンダーで、撃ち落された。
彼女の名はリリーナ。リキア地方のオスティア公女であり、軍を率いているロイの幼馴染だ。
普通竜騎士は、魔法に弱いとは言え、通常の魔道士のサンダーなら、必殺を受けないかぎり
5発ぐらいは耐えられるハズだ。それを一撃で撃ち落すほど、彼女は魔道に長けていた。
「さすがにここまでくると敵の数が…はっ!?」
しかし、一瞬の油断をついて、敵の凶戦士が彼女の背後に回りこんでいた。
凶戦士はすかさず斧を振り下ろすが、空振り。リリーナの賢者服をかすっただけにすぎなかった。
リリーナはすかさず風魔法エイルカリバーを放った。するどい風の刃が凶戦士の体を切り裂く。
エイルカリバーは、発動までの時間が短い為、奇襲に遭った場合には有利なのだ。
凶戦士は手に持っていた斧がボロボロになるほどの風の刃を受けても立っていた。
が、頑丈な鉄仮面に何者かが放った矢が突き刺さり、凶戦士はたおれた。
「リリーナ様!大丈夫ですか!?」
草原のような鮮やかな黄緑色の髪をしたスナイパーらしき少年がリリーナを心配し近づいた。
彼の名はウォルト。フェレ出身の少年で、ロイと友に幼い頃から育った少年だ。
ロイが、彼女を心配して送り出した護衛だ。
「ウォルト。今のは手伝わなくても倒せたのに…」
「そうは言っても…リリーナさまにもしものことがあったら僕はロイさまに顔向けできません。」
「私を心配してくれるのね…ありがと。」
そう言って先へ進む彼女の後ろに、彼はついて行った。
「あっ…」
彼の視線が、彼女の服が切れた部分に向かった。
服が切れた部分からは、彼女の白い背中が少しだけ姿を見せていた。
544名無し龍:2006/12/02(土) 09:56:32 ID:ZmI10IbY
2人は城のある部屋へとついた。
仮眠室だろうか?部屋には本棚と机、ベッドぐらいしかない。
「…行き止まりみたい。じゃあ。ロイ達が待っているから行きましょ。」「ええ。」
そうしようとした瞬間、ウォルトの背筋がぞくっと震えた。
「ぅっ……」そして彼の意識が薄れていき…
「あっ!?う、ウォルト!?ど、どうし…」
彼は突如彼女の服の襟を右手で掴み、彼女を持ち上げる。
普通の彼なら、考えられない行動である。
「ウォル…っ!あっ…あ…!」
右手で襟を掴みながら、リリーナの胸を服の上から揉み上げる。
「ぁ…っ!!」
一瞬意識が変になりそうになったが、彼女は必死で放った蹴りで、彼から一瞬解放された。
「はぁっ…はぁっ…(これは、バサークね…)」彼の状態を理解した彼女。
おそらく離れた場所で敵が放った攻撃なのだろう。
リリーナはとっさにレストの杖を出したが、
「きゃあっ!」
素早い彼の捨て身タックルを喰らい、
彼女はベットに突き倒される。手にしたレストの杖は、床に手放してしまう。
リリーナはとっさに立て直そうとしたが、暴走した彼がすぐに彼女を押し倒した。
ウォルトは彼女の頭を押さえつけ、彼女の服を脱がし始めた。
「いやぁ!ウォルト、やめっ…きゃっ!」
そのまま彼女の白い肌がウォルトにさらされる。
彼の方も、服を脱いだかと思うと、再び彼女の胸を揉み始めた。
割りと大きく膨らんだ胸を、彼が握りつぶすほど強く揉む。
「あっ!やっ!やめてっ!!」
しかしその声は今の彼には届かない。
乳房を揉む彼の指の間からは、白い肌と桜色の乳首がはみ出る。
「うぅ…そん、な…強…く…」
すると彼は子犬のように彼女の乳首に吸い付く。
「きゃっ!だ、だめ…あん…」
唾液で濡らし、舌で彼女の敏感な部分を味わう。
おそらく正気の彼ならすることはないほどの音をたてている。
「や…やめ…あっ…あんっ…っ!」
突然リリーナの背中がびくりとのけぞる。彼女の乳首に彼が噛み付いたからだ。
「ああんっ!」
その悲鳴を聞いても彼はやめない。もはや肉欲の虜と化した。
続いてウォルトは、さっきしゃぶっていた胸を片手で揉みながら、先ほど揉んでいた方の胸にしゃぶりついた。
「あんっ…あっ…ウォル…ぁっ…」
そして彼が両胸を十分にしゃぶりつくしたと思ったら、
「はあっ…は…えっ?」
彼はリリーナの腹のあたりに馬乗りになった。
545名無し龍:2006/12/02(土) 09:57:44 ID:ZmI10IbY
「きゃっ!」
そして彼女の視線には、先ほどの行為で大きくなった欲望の塊が映る。
「あっ!」
そして彼は自分の肉棒を彼女の胸の谷間に押し付けた。
「い、いやっ!」
そして彼は両胸を掴み、再び胸を乱暴に揉む。
「や……だっ、んっ!」
彼は腰も動かし始め、片手で彼女の髪を掴んで彼女の口に肉棒をくわえさせた。
彼女は彼の肉棒の先端を舌で愛撫する。
「…んっ…ちゅぱっ…ぴちゃっ…」
かみついていたら、逃げれただろうが、殺される可能性もあっただろう。
「んふぅ…んっ!ぷはぁっ!!」
突如彼が肉棒を引き抜いたかと思ったら、彼女の顔に思い切り射精した。
「ああ…」
頬をどろりと白い液体がどろっと流れ、首筋を伝って鎖骨に欲望の汁だまりを作る。
射精の勢いが強く、精液は彼女の喉まで届き、彼女の蒼い髪も、液体で多少汚された。
「はあっ…はあっ…」
なんとか呼吸を整えようとするリリーナだが、暴走した彼はそれすらも許さない。
「えっ!あっ!」
彼女の腹から彼は立ち上がると、彼女の腕を無理やりに引っ張り、4つんばいにさせる。
「えっ!あっ!ちょっと…そこ…だ…けは…!」
そして彼女の柔らかい尻を鷲掴みし、彼女の秘部を広げさせる。
ピンク色の肉からは、透明な液体がゆっくりと流れ落ちる。
彼はそこに自分の欲望の塊を突きつける。先ほど彼女の顔に射精したと言うのに、まだ元気がある。
「や、やめて、やめてウォルト!そ、そこだけは……!」
必死に叫び、抵抗をするが所詮女の子。男の子の力には叶わない。
そして…
「いっ!いやあぁぁぁぁぁ!!」
彼の欲望の塊が、彼女の秘部の内部へ侵入した。彼女の瞳から涙がこぼれ出す。
しかし、どういうわけか、秘部から血が流れない。
と言うのも、リリーナは何度か、ロイと愛の行為をしていたからだ。
この戦いの前日も、いや、オスティア城の反乱で再開したあの夜から、毎晩のように、
彼らは愛の儀式を行っていたのである。ウォルトは、その姿を何度か見かけていた。
「ああぁ…や……だ…こ…んな……」
そんな事を言っても、胸を揉まれ、意識を秘部に集中できない彼女は、
膣内にロイ以外のものの侵入を許してしまっている。
なんとか抜け出そうと抵抗するものの、その動きは彼のものを刺激する動きとなってしまう。
「……ぃっ…やぁ……ぬ…あんっ!あっ!」
ウォルトは彼女の動きに合わせ、腰をぱんぱんと動かす。
「あっ!くぅ………きゃんっ!あっ!…っ…」
まだ抵抗する意識はあるものの、彼女の膣壁はウォルトのものをきつく締め上げる。
そのたびに彼は、腰を激しく動かし、膣内の奥へと侵入していく。
「あぁっ!…あっ!あっ!ああっ!!」
546名無し龍:2006/12/02(土) 09:59:12 ID:ZmI10IbY
そして彼の肉棒が彼女の子宮へ届いた。それでも彼のものははげしく子宮を突付く。
「!!!ひああぁぁぁぁっ!!!やっ…ほん…とにっ……!いっ!!いやぁ!!」
彼のものが、おそらく彼女の「最も感じる部分」に当たる。
いままで最初の幼馴染にしか触れさせていない部分が、2人目に触れられているのだ。
だんだん彼女の抵抗がおさまっていく…。
「ひっ!!ああっ!!…そ…そこ……だ…けは…………」
休む暇もなく彼は腰を彼女の尻に打ち込み、その感触を味わっている。
彼はしばらくの間そうしていたが、どうやらずっと行えるものではないと判断したらしい。
「……えっ!?」
胸を揉みつくした彼の手が、彼女の肩を鷲掴みにする。
そして…
とっておきの一突きを彼女の子宮に食らわした彼の肉棒は、ついに彼女の子宮に射精した。
「ひうっ!!うっ、嘘ぉぉぉぉぉ!?!!!!!」
彼女が最も恐れていた事だった。口でああ言っても、彼女の子宮は別の男のものを完全に受け入れてしまったのだ。
自分の奥深くに大量の熱い液体が打ち付けられ、おもわず公女としてのつつしみを忘れて大声を上げてしまう。
「あっ……あっ……ろっ…ロイの……じゃ…な…い……」
彼女の膣内は最後の一滴まで搾り出そうと精液を吸い込むようにしてせり出している。
「うっ……ううっ……こん……な…に……」
彼女の子宮に送り込まれたウォルトの精液が自分の秘部からあふれ出している…。
そしてリリーナは自分の膣内から彼の肉棒が抜かれたのに気づくと、
彼の暴走した攻めに疲れ果てた彼女の精器がゆっくりと力が抜けてゆく。
だが、まだ終わらない。
「はぁ……もう……え…っ…??」
突如彼女は、ウォルトに腕を掴まれた。
そして今度はあおむけに倒された。
「えっ!?そっ、そん……いっ、嫌あぁぁぁぁ!!」
2度目の射精を終えても、元気な彼の肉棒が、彼女の秘部へと再び、そして今度は勢い良く侵入する。
こうしてリリーナは、バサーク状態のウォルトに計で6度も子宮に射精されたのであった……。
547名無し龍:2006/12/02(土) 10:00:06 ID:ZmI10IbY
___キューゥッ、キューエーッ
朝が訪れた。
エデッサ城の窓の外から、池に飛来している白鳥の鳴き声が聞こえてくる。
「……んっ……んん……」
窓から差し込んだ朝の日差しで、彼は寝ぼけているものの、目を覚ます。
「…こ…ここ…は…??」
彼はまだ薄い意識の中、記憶をたどって見る。
「(…そ…そうだ…僕たちはエデッサ城へ…攻め込んで…たしか…僕はリリーナ様と行動した…んだっ…け?)」
だんだん蘇る彼の昨日の記憶。
「(そして…ある部屋に入って………う〜ん……それ以降は…覚えてないや…)」
下を見ると、何故か自分は裸であった…。全裸なのは、彼も理解した。
周りを見渡すと、どういうわけか自分の衣服が散乱している。
そしてこの静けさから分かるように、戦いはすでに終わっているようだった。窓からはフェレ軍の赤い旗が見える。
〜戦いは終わった。
ベルン国王を倒せば、再び平和な朝が訪れることだろう。
しかし、傷つき、倒れ、夜の闇へと消えていった者たちが、その朝を目覚めることは決してない。
何故、糸くずもまとわぬ姿でいたのか。誰もウォルトにその事を教えてはくれない。
休む間もなく、どこかでベルン軍が悪事をし、再びウォルトは戦いの渦へと巻き込まれていくのだろう…
ウォルトの戦いは、どこまで続くのであろうか。ウォルトの苦しみは、いつまで続くのであろうか。
腕に冷たく光る白い液体の輝きと共に…〜
…ぶるるっ!!
ウォルトは顔をふるわせた後、散乱した自分の衣服に手を伸ばそうと、右手を床につけようとした時だった。
ぷにゃっ と
「…!?」
床につけようとした手に、謎の感触が襲う。
ウォルトはおそるおそる感触がした手の方へ目を向けると…
「?!?!!★??△!?!?■?!◆!!?」
彼は人生最大のリアクションをした。
自分が寝ていたベットに、すうすうと寝息を立てて、主君の婚約者が寝ていたのである。
その時、妙な感触の正体が彼女の乳房だと分かった。
だがウォルトはちんぷんかんぷん。自分は彼女と交わった覚えはない。
しかしお互いさっきまでこうして裸で寝ていた以上、交わらなかったとはいいがたい。
ワケもわからないまま、彼女の寝息を聞きながら途方にくれるウォルト。
そうしていると、
「?!」
寝ているハズだった彼女が、彼に目をつぶりながらキスをしてきた。
どうやら激しい交わりの末、快感を覚えてしまったらしい。
キスが終わると、彼はへにゃへにゃと力が抜けた…。


そして、ベルンとエトルリアの戦争が終わり、ロイたちが魔竜を封印して1年がたった…。
結婚したばかりの、フェレ候子夫人が、早くも元気な男の子を出産した。
しかし、その子の髪の色は、両親とは別の、殿様飛蝗のような緑色をしていた。
しかしロイは何の疑いも無く、「僕の母上の血が濃く出たんだね。」と言った…。
548名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 17:23:02 ID:fJvf35Dp
乙。
ただ投下するときは「sage」でおながいします。
549名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 01:16:42 ID:vRp/aKCa
ジュチ乙
550名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 16:16:08 ID:a9MBR/iF
             _,,..r'''""~~`''ー-.、
            ,,.r,:-‐'''"""~~`ヽ、:;:;:\
           r"r          ゝ、:;:ヽ
   r‐-、   ,...,, |;;;;|       ,,.-‐-:、 ヾ;:;ゝ
   :i!  i!  |: : i! ヾ| r'"~~` :;: ::;",,-‐‐-  `r'^!    感染者さん見てる〜?
    !  i!.  |  ;| l|  ''"~~   、      i' |     イェ〜イ!
     i! ヽ |  | |    ,.:'"   、ヽ、   !,ノ     
    ゝ  `-!  :| i!  .:;: '~~ー~~'" ゙ヾ : : ::|
   r'"~`ヾ、   i! i!   ,,-ェェI二エフフ : : :::ノ~|`T
  ,.ゝ、  r'""`ヽ、i! `:、   ー - '" :: : :/ ,/
  !、  `ヽ、ー、   ヽ‐''"`ヾ、.....,,,,_,,,,.-‐'",..-'"
   | \ i:" )     |   ~`'''ー---―''"~
   ヽ `'"     ノ
551名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 16:26:01 ID:74RhSIGS
カワイソ(´・ω・) ス
552名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 16:27:00 ID:iexPL4Nx
185 名前:[名無し]さん(bin+cue).rar[sage] 投稿日:2006/12/04(月) 16:17:51 ID:AFlXygLr0
(´・ω・) カワイソス
ttp://vista.jeez.jp/img/vi6521664966.jpg
553名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 16:27:15 ID:fU4YlWEM
m9(^Д^)ぷぎゃー
554名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 22:02:34 ID:UB36a3P5
ちょいテスト

αβγδεζηθικλμνξοπρστχψω
555名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 22:03:31 ID:UB36a3P5
・・・よしOK。スレ汚し済まん
556名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 19:22:27 ID:Ql3RknkT
マシン氏やマギーローズ兄弟、ダミアン氏最近見ないなあ・・・
保守
557名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 21:41:29 ID:YFJnsnos
マギーローズ兄弟って、誰? わからん・・・
558名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 00:20:27 ID:2YpSsDJ3
ダミアン氏しか知らない保守
559名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 01:18:10 ID:S4rgGwsa
>>557
千葉犬氏(兄)と花泉の亜茶氏(弟)らしい。
軽く検索してみただけだが。
560名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 05:44:54 ID:nzBIF7uc
>557 封印か烈火に登場した色違いデブコンビ
561名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 13:02:23 ID:xGI82K/v
ほす
個人的にはUCC氏が……
562名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 14:20:36 ID:suEynVpp
あーマリータ×ファバルが読みたい
563名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 15:13:54 ID:wmRQbism
ラケとエ…げふ
564名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 16:50:41 ID:/77O/nvw
ラケシス×エスリンか
565名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 18:48:10 ID:Sw5gPFFL
ラケシス×エーディンとか
566名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 18:56:46 ID:j27IOQMM
いや、ラケシス×エリオットだろ
567名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 19:17:13 ID:jZm5LrL5
ラケシス×アンドレイ
568名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 19:33:28 ID:OMLSy57z
ラケシス×ゲラルド
569名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 22:54:23 ID:7hUaPP79
何故ラケシス×エスリンという内なる声を聞けないのでしょうか
570名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 23:03:00 ID:QyGg0z9n
いつもツンツンしている生意気なラケシスをシメてやれ!

って感じでエーディン・エスリンに縛り上げられ散々おもちゃにされるラケ希望
571名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 23:12:11 ID:LRVOAEVZ
え? ラケ攻めかと思ってたよ。
ラケ×エルトとか
572名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 23:27:14 ID:QyGg0z9n
ラケがエルトのアナル・前立腺・尿道責めというのもいいな
最終的にはエルトのちんちんがヒドラ状態になっちゃうとか

だが「女ラケ女」は譲れない
573名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 20:31:51 ID://kqfazA
ラケシスには同性愛が良く似合う
574名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 22:48:36 ID:Z3F+xhYS
ラケは超ドS、これだけは譲れない
575名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 14:42:04 ID:Z6vwuMvW
イシュタル書いてよ
576名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 22:54:38 ID:oRs/5c83
ラケ×三つ子×エルトシャンの5Pネタはもう出てるの?
577名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 17:08:33 ID:B0VTMtOn
職人後輪期待ほしゅ
578名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 17:22:43 ID:F1RV2ICx
誰か保管庫のURL教えて
579名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 19:03:35 ID:7Bfudb2d
>>1も読めんのか
しかし職人さんに文句付ける保管庫のせいですっかり寂れたな
あーあ、職人さんはまともなのに保管庫のせいで
580名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 20:04:29 ID:h8y2Q4CH
>>579
外伝乙

しかし本当に職人さん、どこ逝ったんだろう・・・?
581名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 20:23:33 ID:pP7ybHPY
>>579
外伝乙

多少廃れても荒れるよりはマシ
もう来んなヨ(^。^)/~~~
582名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 20:44:52 ID:8QABqZrY
こういった荒しの援護をした保管庫はどう思ってるんだろう?
ああ、保管庫も荒らしなら別だが。
583名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:09:02 ID:XwJBCC/a
職人いなくなったのと寂れたのは荒氏も認める事実か……
まあ荒氏の味方して普通の職人を叩く保管庫なんて嫌だわな
584名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:25:42 ID:/W8sD4Lf
>>579-583
単発IDで自演乙。

知らない人のために言っとくと、事実は逆だから。
保管庫を職人気取りの荒氏が叩いたのがそもそもの始まりなわけで。
585名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:28:45 ID:BUIbVEq1
>>584
と自治スレで捏造してたな。ろくに確認もできないのに。
保管庫さんが職人叩く荒らしに味方したのは事実だしな。
586名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:33:55 ID:QvQ2A5oM
そんなことよりラケシスがどうやってエスリンをコマせたのか
深窓の令嬢の振りして、風呂の入り方を教えてもらうとか巧い具合に二人きりになれる
口実探し捲くったんだろうな
587名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:39:30 ID:WiAZ5zAX
職人気取りの荒さんウザっ
バレバレなのに恥ずかしくないんですか?
588名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:49:09 ID:BUIbVEq1
>>587
保管庫さんこういった荒らしの味方して楽しいですか?
本人なら別ですが。
589名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:49:45 ID:B4/M6gI+
ちょうど話題になっているようなので、
どなたか、前スレの過去ログを、持っていらっしゃらないでしょうか?
できれば、html版で。
590外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/12/14(木) 22:02:01 ID:Jte5TyS3
臨時保管庫さんへ。
24章の
「盗賊娘はお姫様の夢を見るか ロイ×キャス」と
25章の
「父バアトル×母カアラを娘のフィルが見ているSS」を
以下のタイトルに変更願います。
「盗賊娘はお姫様の夢を見るか ロイ×キャス ごく普通の話ですがざっと読んだ管理人が雑感で猟奇と勝手に付けました」

「父バアトル×母カアラを娘のフィルが見ているSS ごく普通の話ですがざっと読んだ管理人が雑感で猟奇と勝手に付けました」

あといつもSS収録ありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。
591名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 22:42:47 ID:B4/M6gI+
ということは、
前スレ(24章)に外伝氏が、普通のSS、として投下したSSに対し、
保管庫の管理人が、猟奇、と勝手にジャンル分けしたことが、
外伝氏グループと保管庫グループのいさかいの原因、というわけか?
592名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 22:54:30 ID:zIemOx5t
外伝ネタはいい加減スルーするのがいいと思うんだがね

>>586
杖の使い方とかお嬢が庶民と親しくなるにはどうすればいいのか?とかあれこれ口実はありそうだな
ブラックラケシスならエルトの死さえも口実にできる
593名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 23:27:44 ID:/W8sD4Lf
375 人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. sage 2006/12/12(火) 13:16:32 ID:Hz96kL34
あっちのスレではいろいろ言われているようですが、この際、はっきりと申し上げておきます。

わたくし、人造人間だみゃ〜んは、外伝氏のことなど、何とも思っておりません。
つか、外伝氏って、誰ですか?

376 名無しさん@ピンキー sage 2006/12/12(火) 16:40:51 ID:snb52QZM
>>だみゃ〜ん氏
同じスレに投稿してたのに、知らないのかよw
ひでえw

377 人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. sage 2006/12/12(火) 13:16:32 ID:Hz96kL34
ああ、そういえばNGワードであぼ〜んしてたのがいたような希ガス。
そいつが外伝とかいうのかな?
594名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 23:28:54 ID:9t5OQMF5
自治スレ行けよ……ほら、丁度居るみたいだしさ。
595人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/15(金) 00:12:08 ID:AUrfFhT0
「な・・・・・・な・・・・・・」
ようやく復興したルネス城の大広間に掲げられた大きな絵を見て、エイリークはわなわなと震えた。
見ると、その大きな絵には、美しい姫が、両脚をMの字に広げて、エッチなアソコをむき出しにしている絵だった。
言うまでもなく、その姫とは、エイリーク自身である。
「だ・・・・・・誰が、こんな・・・・・・」
昨日、フォルデと二人きりになって、絵のモデルをやったのは、確かに自分である。恥ずかしかったけど、その時、この絵と同じポーズを取っていたのも確かだ。
でも、彼女は、それをここに掲げてくれとは言っていない。それがどうして・・・・・・?
「フォルデーっ!!!これはいったい、どういうことですか!?」
エイリークはフォルデを睨む。その強い調子に、フォルデは慌てて弁解する。
「ちょ、ちょっと待ってください姫!実はあの後、誰かに絵を盗まれて・・・・・・」
「うそおっしゃい!あなたがこんな・・・・・・!!!見損ないましたよ、フォルデ!!!」
「だから俺じゃないですって!!!」
「じゃあ誰が一体、こんなことを!?」
「そ、それは・・・俺もさっぱりわかんないですよ・・・」
「やっぱりあなたねっ!!!」
「だから違いますって!!!」
そこにエフラムとゼトがやって来た。
「エイリーク、芸術は大いに結構だが、こういう絵は・・・・・・」
「姫、いくら何でも、こういうのはちょっと・・・」
「だから私じゃないです!フォルデが勝手に!」
「だから俺じゃないですってばっ!!!」

ルネス王国は、今日も平和だ。

おしまい
596名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:14:06 ID:ARe8ifLf
あぁダミアン様仏様。
GJでございます。
597名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:16:12 ID:f9V2fi6e
何と言うか色々笑ったww
姫様も満更でもないくせにな。
598人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/15(金) 00:18:05 ID:AUrfFhT0
コーマ「いっひっひ。カイルの旦那、約束どおり、絵を盗んで、ちゃんと広間に掲げておきましたぜ。」
カイル「ご苦労。」
599名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:40:52 ID:McFDZ79D
>>580
全く関係ないスレまで荒らすなよ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152738915/682
600人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/15(金) 01:32:41 ID:AUrfFhT0
「くっくっく、さあ、エイリークよ、こっちに来るのだ・・・」
「はい・・・・・・」
三白眼の狂騎士、月長石のヴァルターが手招きすると、エイリークは自分から彼の方にやって来た。
「くっくっく・・・一国の姫も、こうなっては無様なものだな・・・」
美しい敵国の姫。それが今、自分と一緒にいる。
「どれ、もっとよく、顔を見せてみるがいい。」
ヴァルターは、その麗しの姫君の頬を手繰り寄せ、じっと彼女の顔を見つめる。すると、彼女は・・・・・・
「!!!」
ヴァルターは驚いている。エイリークは、自分から、彼に口づけをしたのだ。
「エイリークよ、お前は・・・・・・すっかり、私のものになったのだな。」
「いけませんか?」
「いや、その、何だ・・・・・・」
「ヴァルター様・・・・・・」
そしてエイリークは、自分から衣服を全て脱いだ。そして、ヴァルターにそっと寄り添う。
「ヴァルター様・・・愛しています・・・♥」

がばっ!!!
ヴァルターはいきなり身体を起こした。辺りを見ると、そこは自分の部屋。エイリークはいない。
「夢、か・・・・・・」
ヴァルターは、そのまま窓の外を眺める。そして、先ほどまで夢に出てきたエイリークのことを思い浮かべながら、ふとつぶやいた。
「抵抗しなければ、つまらんではないか。」

グラド帝国は、今日も平和だ。

おしまい
601名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 01:42:27 ID:lDjqvZhR
>>600
うっかりヴァルターに萌えそうになった。GJ!
テンポがいいから、コレ漫画でも合いそう、見たい。
602人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/15(金) 02:10:18 ID:AUrfFhT0
同じ頃。

エイリーク「・・・・・・何か、すごく嫌な夢を見ました・・・・・・」
603名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 02:53:37 ID:FoCTW0f6
すごく、ばかばかしいです・・・もちろん、性的な意味で。
604名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 07:16:02 ID:pv+vAR2m
ダミアン師GJ!!
605名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 16:55:07 ID:s3+bSkTu
ダミアン氏お久しぶり!!!
相変わらず和むww
ヴァルターは抵抗する相手の方が燃えるのなw
606名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 23:09:33 ID:YU7io7Et
ヴァルターと言えば…あの続きはどうなったんだろう…
607人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/15(金) 23:40:27 ID:FmdtWm6C
「さあギリアムさん、準備はいいですか?」
「ああ。」
「それでは初めに、あそこの森の奥をじっと両目で見つめます。」
今、このフレリア王国に、ネイミーが武芸師範として招かれていた。
元々は、ルネス王国の弓師範として招かれていた彼女であったが、その腕のよさが評判になり、最近ではここフレリア王国でも指導を依頼されるようになっていた。
そして今、ネイミーは、ギリアムに視力を鍛える方法を指導している。
「じー・・・」
ネイミーに言われるままに、ギリアムはじっと森の奥を見つめている。だが、この訓練は、彼にとって、結構辛いものであった。
「何か、目がしょぼしょぼするな。」
そう言って、ギリアムは目をこする。
「ダメですよギリアムさん!途中で見るのをやめたら!」
「そうは言ってもな・・・目が疲れた。」
「ギリアムさん、やめちゃうんですか?」
「すまんな。」
ネイミーは、心底、残念そうな顔をした。
「残念です・・・・・・もう少し訓練を続けていけば、やがては相手の服が透けて見えるようになるのに・・・・・・」
「何っ!?」
「そうしたら、シレーネさんの、あんなところや、こんなところも・・・・・・♥」
「・・・・・・訓練を続ける。」

フレリア王国は、今日も平和だ。

おしまい
608名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 01:31:49 ID:7Abki4N+
ダミアン氏、連日のショートショートで波にのってるな〜。
毎日の10分アニメや、15分ドラマを見る感覚で実にいい。
そして俺は、ネイミーの目を持ちたい。
609名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 03:03:20 ID:F/kIgk24
次はジャハナかロストンか・・・
610名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 03:05:10 ID:kguWz2PZ
和むなぁ。
濃厚なエロも大歓迎だけど、ダミアン氏の笑いは安心感がある。
611名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 20:23:46 ID:3D+QmaHS
>読んでいて安心感
つまりダミアン氏=水戸黄門?
612名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 01:59:10 ID:sE7SDb2J
関連スレ
ファイアッー!エムブレム
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1161648383/l50
613名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 02:07:20 ID:v/BVP48f
SRPG板にFEスレが思ったより立ってたことに驚いた。
行ってみるもんだな。
614人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/18(月) 16:32:03 ID:6Mm7hIS+
ギリアム「じー・・・・・・おえっ」
シレーネ「な、何なのよギリアム!いきなり私の顔を見て吐き気を催すなんて!失礼ねっ!」
ギリアム「・・・・・・(透視しすぎた・・・・・・内臓や骨まで・・・・・・)」
615名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 19:23:26 ID:IXwfbxMC
外伝・・・
前々からDQNなのはわかっていたが、ここまでとは・・・・・・
見下げ果てた奴だな。
616名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 20:39:44 ID:Q1ifrP5w
ダミアン氏GJ!
透視能力もそこまでだとキモいなW
つうかどれだけ訓練したんだギリアム…W
617名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 23:46:15 ID:KlRjyuhi
ダミアンさんの作品は和むなぁ…
短文なのに素晴らしいです!
618名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 16:54:32 ID:NLnPAOFz
外伝氏じゃないけど。
保管庫のタイトル変更は駄目?
管理人氏が好き嫌いで拒否する?
619名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 17:09:23 ID:PUIWo/gb
タイトル変更の是非はともかく、管理人氏に対してあからさまに悪意のあるタイトルだからなあ。
逆に外伝が、どうしてそこまでそのタイトルに固執するのかがわからん。
620名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 17:26:30 ID:sEwWFlZ+
外伝氏が上記タイトルで再投稿すればいいんじゃないでしょうか(笑)
621名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 17:42:51 ID:taU3+mNN
『備考欄は管理人の雑感です』って
保管庫トップに明記されたことで
解決したんだと思ってた…
622名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 18:14:55 ID:yKxwCvqr
ふと思ったんだが、ダミアン氏って、ウディ・アレンみたいだよな。
ユーモアやパロディを知り尽くしていて、しかもアホでインテリで。
しかも突飛で意外性のあるオチなのに、ちゃんと作品に調和している。
あらためて凄い職人さんなんだなあって思う。
623名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 18:29:23 ID:J6HgLCwN
スルーしようかと思ったが。管理人さんはどうして言う事がコロコロ変わるんだろう?

Re: 過去ログについて - 管理人 2006/11/26(Sun) 03:09
ログは一応十三章から全部htmlで持ってます。
ですが保管庫としてはアップする予定はありません。

Re: 無題 - 管理人 2006/12/18(Mon) 02:00
申し訳ありませんが、ログを失ってしまったようです。
テキストファイルでどこかのアップローダに上げて貰えないでしょうか?
長く残ってくれる所ですと非常に助かります。
624名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 18:31:08 ID:hoS21WvT
よくわからん騒動だが、わかり得た限りで意見を述べれば、
SS保管庫管理人てのは、
書いた職人のことより、むしろ、読む人のことを考えて、収録SSのジャンル分けすべきなのだから、
職人が何と言おうと、自分が一般的客観的判断だと信じるジャンルに、そのSSを分類しなきゃならないのではないか。
ちょっと読んだが、崖から落とされたヒロインの死体を猫が食うなんて描写を読みたがる人は、まず一般的じゃないはず。
このヒロインの一般的なファンが読んで、どれほどが性的な意味で興奮するだろうか、それとも嫌悪するだろうか。
一般的な読者では、嫌悪する人がずっと多い、と判断したなら、猟奇、という備考がついてしかるべきだろう。
(とはいえ、個人的にはFEはゲームそのものしか知らないから、一般的なFEファンがどういう嗜好なファン層なのか、よくわからないのだけれど)

もし、あの描写にSS全体を貫く必然性があるならば、
SS全体で、死体損壊(猟奇)というジャンルに、当然分類される。
必然性がないなら、単なるオチネタだということになるのだが、
たとえネタでも、例えば本番H描写が1パラグラフでもあれば18禁SSでこの板に飛ばされるのだから、
ネタがネタだけに、やはり死体損壊(猟奇)という注意がつけられるべきではないのか。
あの描写がもし801ネタやスカネタだったら、ジャンルはやはり、801、スカ、と注意書きされるはず。

実際の話、仮にあのSSをジャンル分け無しにして、純愛嗜好の奴が読んだら、
そいつは震え上がって、外伝氏の他の無印作品さえも、読もうとしなくなるだろう。
そしてカニバ嗜好の奴は、無印作品も読むようになるだろうけど、それではジャンル分けの意味は、なくなる。

それと、上記の通りだとしても、外伝氏に罪はない。
ただ単に嗜好がほんの少しズレてるだけなんだろうから。
職人のつもりと、住人の評価がずれることは、よくある。
パロディギャグで書いたのに、素の作品として受け取られて、感動した!なんて感想をもらったり。
625名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 18:39:08 ID:J6HgLCwN
>>624
SSのタイトル変更が問題になってると思うんだけど。
書いた人がタイトル変更してくれと頼むのを管理人が拒否できる権利があると思う?
626名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 18:41:03 ID:hoS21WvT
>>625
もちろん。
場合によっては。
今回がその場合なのかは、断言しかねるが。
627名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 19:45:01 ID:/WPo8oMy
あーあ、荒らしの保管庫のせいですっかり寂れたな。幼稚な管理人のせいで。
と書き込めばだみゃ〜ん氏が降臨すると聞いた。
628名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 20:17:12 ID:taU3+mNN
『雑感(管理人さん個人の感想)』って明記された事で、
外伝さんの要望にはもう応えていると思う。

スレ的には、今までどおり注意書きすれば
猟奇だろうがほのぼのだろうが何でもあり。
スルー出来ない奴は来るな。
で、もうこの手の話題は終わって欲しい。
629名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 20:22:04 ID:gCN2Jh0T
しかし…何で外伝はわざわざ人の怒りを買うコメントするんだろう?
煽りや自演もミエミエ過ぎるし
意味が分からない。
630名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 20:46:38 ID:UL4xF+bU
いくら職人さんが前置きで警告して注意書きして
名前欄にNGワードを仕込んでも
厨はそれを見ないよな、とちょっと思った。
631名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 20:48:06 ID:uckFL7qI
しかし…何で管理人はわざわざ人の怒りを買うコメントするんだろう?
煽りや自演もミエミエ過ぎるし
意味が分からない。
632名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 20:50:51 ID:QFyIHhB1
外伝の作品だけ保管庫から削除して
別途外伝に自分の保管庫作らせれば万事解決じゃん。
633名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 21:11:05 ID:3D8Kb+AQ
>629
外伝マゾなんじゃね?
純愛嗜好の多い某スレで猟奇はひっこめみたいな流れになった時も
わざわざ猟奇物投下してたしさ。
ブーイングされるのが楽しいんだよきっと。
634名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 21:38:33 ID:8ZUG+D6K
>>633
いや、ぶっちゃけただの荒らしだろそれ
635名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 21:39:09 ID:2f/OCZFD
>>620
これやったときの管理人さんの反応が見てみたくはある。
636名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 22:12:35 ID:kNh5KfKX
でも某スレは最終的には
外伝さんは猟奇要素を抑えたSSを投下するようになって、
スレ住人はそれを冷静に受け止めて、歓迎した。

もともと純愛メインの某スレが落ち着いたのに、
昔から陵辱や暗い話がかなり多いはずのここは
何故にこんな泥沼化してるんだか…
637名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 22:15:37 ID:kNh5KfKX
念のために言っとくが管理人氏に落ち度は無いと思ってる。
サイト管理人として「こんなの見たくなかった!謝罪と賠償を(ry」
みたいな連中に対して自衛しなきゃならないし。
638名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 23:45:43 ID:c4+6d/V/
前からのFE倉庫、エロパロ汎用保管庫は注意書きなんてしてないが無問題でやってるがね。
タイトル変更を拒否する保管庫というのも初めて見たが。注意書きあるなら無問題な気もする。

>>623
ログがあるのかないのかよく分からんが、ないなら提供しましょうか?
639名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 23:46:13 ID:oFqOV7Cg
>>636
流石に保管庫のジャンル分けにまで文句つけるのはやりすぎたな
どう考えてもおかしい区分けをされてるならともかくさ、常識を働かせるべきだった。

まあいい加減この話題は終わって欲しいけど
640名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 00:06:51 ID:E4ryr24c
そんなことよりブラックラケシスが貞潔な人妻エスリンをコマす、いやらしいSSキボン
641名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 00:47:49 ID:Jpn+0WzO
>>623
保管庫がきちっと仕事してるなら問題ないんだけど、こういうのはね。
ログ失くしたとか言い訳臭いし、
注意書きしてるのにタイトル変更嫌だとか、幼稚なわがままにしか見えないんだが。
ただ荒らすネタを提供してる保管庫も珍しい。
642名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 01:05:05 ID:TNwq/ZzR
テキストでお願いしますって言ってるのにスレのアドレス書く外伝氏もアレだと思うが。


というか、ここっていきなり発言が増えるよな。
643名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 01:26:43 ID:VmItRmzj
>623
一応持ってるつもりでいたけど、なくしてしまったとかじゃないの?
PCの調子悪いとか書いてあったし。
>638
本家のFE保管庫、凌辱とか非エロは注意書きあるよ。
汎用保管庫は投下時のタイトルを使ってるから、○○凌辱、とかだとそのままだな。

だいたいタイトル変更っつったって常識の範囲内のタイトルなら変更するだろうさ。
あんな誤解を招くようなタイトルだから受け付けられないっていってるだけでさ。
トップに管理人の雑感ですって書いてあるんだからそれで納得しろよ外伝。
もう>632でいいよ。スレが荒れるのはお前のせいだ。管理人のせいじゃない。
644名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 01:45:58 ID:Jpn+0WzO
>>643
注意書きないのもいっぱいあるよ
最後死人が出るのでも何も付けてないけど。
645名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 01:49:42 ID:sduTPTvt
>>644
死人が出るSSは、なんていうジャンルにすべきだと考えるんだ?
646名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 01:53:23 ID:VmItRmzj
>644
そうか。流石に全部読んだ訳じゃないから、それはすまんかった。
ただ「注意書きしてるのに、タイトル変更を拒否する保管庫」
っていうのにだけ焦点がいくのは、なんか違うなと思ったからさ。
647名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 02:01:42 ID:w7V+8Xm6
>「注意書きしてるのに、タイトル変更を拒否する保管庫」
実際その通りだと思うが。
管理人氏が注意書きしてるのにタイトルがどうとか関係あるの?
648名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 02:33:16 ID:ykXvbIxp
そもそも投下時に注意書きの有無で揉めたにもかかわらず
猟奇じゃないといいはって、それが落ち着いたと思ったら
今度は管理人に絡みはじめた外伝が痛くないとでも?
管理人に「のみ」落ち度があるような書き方が嫌だっていってるんだよ。
649名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 02:39:41 ID:TNwq/ZzR
あのタイトルじゃ投下当時の外伝氏の「猟奇苦手なんで」の前置きと同じように鵜呑みにして、
「そりゃねえよ外伝」ってなる閲覧者が居ないとは言い切れんっしょ。

そうなった時に管理人氏に責任があるかどうかはまた別問題だと思うけど。
650名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 02:42:20 ID:TNwq/ZzR
いっそ「〜の続編」とか動かしようの無い事実以外の表記は全部取っ払うのが良いかも知れんね。
651名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 02:44:00 ID:w7V+8Xm6
全く内容が分からないタイトルもあるが管理人氏が注意書きしてるから無問題。
それと同じだと思うんだが。
652名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 02:45:53 ID:sduTPTvt
連絡掲示板を見てみたが、何だありゃ。
あのSSを、普通の話、だと思うのは個人の考え方だが、
それを一般的な判断だと考える傲慢な思考は、いかがなものか。

崖に突き落とされれば、ケモノに食われるのは、ごく普通の話かもしれないけどさ。
カップルが、クリスマスの後でHするのは、ごくありふれた展開だが、
その内容をSSで描写したら、そのSSは、18禁に分類される。
戦争において、捕虜になった女戦士は、慰みものにされるのもまあ普通だろうが、
その内容をSSで描写したら、そのSSはやはり、18禁それも鬼畜陵辱に分類される。
そもそも、排尿排便は人動物の日常だが、それをSSで描写したら、スカに分類される。

物書きというのは、脳内の物語の中で発生した出来事のうち、
テーマやプロットやストーリー上、書くべきものと書かなくていいものを判断して、小説とする。
人間が登場するSSを書くからには、その人間は普通、
睡眠中の夢からはじまって、三度の飯、通勤通学、仕事、会話、排便、着替え、入浴、
一日のうちでも、普通なことは、たくさんある。
数多くのシーンのうち、描写することを書き手が敢えて選択したからには、
それが日常(普通)なシーンでも非日常(特異)なシーンでも、その小説上で意味があるのだから、
現実における、普通(=ありふれた)、とは意味において異なり、
その小説の物語にとっては、普通でない、特別な場面となる。

保管庫管理人の態度は、腑に落ちない言動は多々あるにせよ、
このスレの臨時の保管庫を任されている、という責任と、
2ちゃんねるという住人意識を持った一種閉鎖的な掲示板でなく、
保管サイトという外に開いた場所を管理しているという責任、
その2つの責任が、基本になっている。
外に対し何かトラブルがあったら、責任をかぶらされるのは、匿名の職人や住人でなく、管理人なのだから。
タイトル変更にしても、管理人を揶揄するような内容が含まれるならば、拒絶するのは仕方ないだろう。
職人と管理人との対立図は、無意味に荒らされる火種に、充分なりうる。
2ちゃんねるでなくてもね。
653名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 03:07:40 ID:hAZdg/sr
もうむしろ外伝の言うとおりにタイトルかえちゃえばいいじゃん?
あのタイトル尋常じゃないからどうせ読む奴いないだろうし
冗談か何かだろうと普通の話を期待して読んだ奴は
結局タイトルつけた外伝の人間性を疑うだろ
654名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 03:08:14 ID:k3J6P+go
空気読まずに投下

ガトリー×イレースもの

蒼炎は需要があるかわからないけど
655名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 03:09:14 ID:k3J6P+go
「ハァハァ・・流石に疲れたぜ」

傭兵団ではデイン遠征に向けてトレーニングが行われていた。
実戦を意識した内容で、
この日は各兵種の防具を身につけたまま持久走というメニューだった。

「でも、リタイアすると飯抜きだもんな鬼かあいつ等」

ガトリーはうつむくと、食堂のある部屋に向かった。

先着順で食事だったのでガトリーがはいる頃にはもう誰もいないようだった

「まあ仕方がねえか、アーマーにあんなのやれってのがな」
そこへ、一人ふらふらと一人の少女が入ってきた

「・・・食事・・・もう無理です・・・早く食事を・・・」

(イレースちゃんか・・俺の後には誰もいないと思ったが、まだいたのか)

「ああ・・まだ残ってる・・・嬉しい」

イレースは最期になったので食事がもうないと思っていたのだが、
持久走だったので半分も食べれないものが多く、
普段よりも残っているようだった、
特にデザートはほぼ手をつけるものがいなく8割方残っていた。
イレースは残っている食事をすべて自分の前に集めると
一心不乱に食べ出した

(げっ、あんなに食べるのかいつもながらすごいな
俺なんか半分も食べるのが精一杯なのに
しかし喉が渇いたな)
656名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 03:09:58 ID:k3J6P+go
ガトリーは水を汲みにいこうとして、
イレースのテーブルに近づいた

(もうのこりはデザートだけか、あいかわらずすごいな)

「おっと、うわっ!」

ガトリーは蹴躓いてイレースのいる机をひっくりがえし
デザートを盛大に頭からかぶってしまった

(うわっ・・イレースちゃん怒るだろうな・・)

イレースもいったいなにがおこったかわからないようで
二人の間に沈黙が続いた

「イレースちゃんごめ・・う・・?」

ガトリーが謝ろうとした瞬間

「ああ・・・蜜がこぼれてます・・・もったいない・・」

イレースがズボンに付いてる蜜を舐めだしたのだ
「こんなにいっぱい・・中にも」

イレースはズボンを下ろすとガトリーの性器を舐め始めた
イレースの口の動きはおよそフェラともいえる動きではなかったが

ちゅぱ・・ん・・ちろ・・ん・・ちゅぱ・・

玉袋についた蜜を舐めたり、竿の奥の方の蜜を舐めるときにイマラチオのような体制になり
ガトリーの我慢は限界に達していた

「イレースちゃん俺もう無理だ・・でるっ・・」

ガトリーはイレースの咥内に止めどのなく射精をした
657名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 03:10:31 ID:k3J6P+go
「・・!?」

突然のことにイレースは驚いたが
口の中に入った精液を蜜と一緒にすべて飲み干してしまった

「おいしい・・まだ出てます・・舐めとらないと・・」

イレースはクリームの一種と思ったらしく
そのままイレースは出続ける精液を飲んだ
ストローのように残った精液をも吸おうとするイレースに
ガトリーも理性の限界にきたようで

「イレースちゃんごめん・・俺もう我慢できないよ」

「・・えっ?」

シックスナインのような体勢になるとイレースの下着をおろし女性器を舐め始めた

「いいからイレースちゃんはそのまま舐め続けて
俺が食べなくてもお腹がいっぱいになる方法を教えてあげるから」

「お腹いっぱいに?・・お願いします」

イレースもよく意味が分からなかったが
お腹いっぱいという言葉に反応して疑問に思わないようだった。
そしてしばらくするとクチュクチュという音が響くようになり
女性器から蜜があふれだしてきた

「イレースちゃんの蜜もおいしいよ・・」

「んっ・・クリームも・・おいしい・・です・・」

会話が成り立っているのかわからないが
ガトリーの執拗な愛撫にイレースの声にも潤いが増してきたようだった
658名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 03:11:11 ID:k3J6P+go
「ひゃっ・・なんだか・・お腹のあたりが・・熱いです・・」

その言葉にガトリーは立ち上がると

「そろそろいいか・・よし・・いくよ」

「えっ・・なにがですか・・えっ!?」

ガトリーはイレースの性器に挿入した

「えっ・・ああ・・ん・・んん」

たっぷりと愛撫したおかげでイレースはそれほど痛みを感じてないようだった

「うっ・・動くよイレースちゃん」

ガトリーはイレースの乳房をもみながらそのままゆっくりと腰を動かした

「んん・・ん・・お腹の中で・・グルグル動いてます・・熱い・・お腹が」

何度もピストン運動を繰り返すうちにイレースの声にもあえぎ声のようなものが混じってきた

「あっ・・んっ・・はぁはぁ・・何かがきます・・」

挿入が膣奥を突付いてイレースの顔が高潮する、快感の波が大きいようだ

「んっ・あ・・あっ・・ああ・・気持ちいいです・・お腹の・・奥が・・熱い・・あ・・」

「ぐっ・・うっ・・でる・・イレースちゃんの中で・・でる!」

イレースの締め付けに耐えられなくなり
ガトリーも膣にもうだせないと思うくらいに射精をした

「お腹・・いっぱい・・です・・・」

膣口からはガトリーの出した精液が止めどのなく流れていた・・。
659名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 03:11:45 ID:k3J6P+go
−−−−−−−−−−−−−−後日談−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
デイン某所

「おまえガトリーか、しばらくみないうちに痩せたんじゃないか?」

「聞いてくださいよ・・シノンさん・・最近一日で5回・・10回・・」

「けっ、何の回数かは詳しく聞かないが、それがおまえの本望だったんじゃねぇのか?」

「そうはいっても・・・」

・・そのとき物陰から声が

お腹いっぱいに・・してください・・

「うわああああ・・・」

ガトリーの苦悩は続く
660名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 03:14:14 ID:k3J6P+go
お終い

イレース物は最後にオチつけたくなるのはなぜだろう
661名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 03:27:36 ID:sduTPTvt
乙彼です。
蒼炎未プレイですが、エロ可愛いさは下半身の暖をとるに充分でした!
662名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 05:54:57 ID:TO2ZQuxT
GJです!


気付がないで、うまく外伝につられている方も多いみたいだから書いてしまいますけど、
単に外伝はこのスレが嫌いで潰したいんだよ。
管理人さんに無理な注文したり、絡んだり、叩いたりするのはその為。
荒らしてこのスレを荒廃させたいんだよ。
ただそれだけだよ。

だから、吊られないで欲しいな。
663名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 07:09:46 ID:Yl+JPcwy
乙!
664名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 12:30:34 ID:p7hzhkr1


>>643
>一応持ってるつもりでいたけど、なくしてしまったとかじゃないの?
宿題忘れた小学生みたいだなw

>>662
管理人乙
おまえもう来るな
665名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 12:51:41 ID:ep/KBTS2
ああ、もうめんどくさい。
スレの総意として「管理人はとっととタイトル変えろ。拒否は認めん」で終わり。
もうこの話題禁止。
666人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/20(水) 13:06:40 ID:0mXoKLrE
666ゲット!
667名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 13:27:28 ID:sduTPTvt
人格批判しかできない奴、
擁護論を自作自演にしかとらえない奴、
もともとこのスレは、こういう奴らばかりなのか?
それとも、ヨソから来た煽り厨か?

外伝氏や保管庫管理人などより、まず、こうした連中を追い出すべきだと思うのだが。
自然沈静化が遅れるばかりか、いつまた煽りのネタを見つけて、荒らし出しかねない。

>>655
内容はともかく、純粋な質問なのだが、
勝手に断言、てパターンのほとんど同じ文面のレスを、某オーガストスレで見た気がする。
あっちとかぶってる住人、このスレに多いの?
668人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/20(水) 14:36:51 ID:0mXoKLrE
いきなりだが、次のシーンを妄想してみる。

男は女の子を連れて、道を外れて草むらに入っていった。
「うう〜もれちゃうよお〜」
女の子は、今にもおしっこを漏らしそう。そして男は、ちょうど良い場所を見つけると、女の子のパンツを脱がして、女の子の背中側から両脚をVの字に広げて持ち上げる。
「さあ、おしっこしようね〜」
「ひゃあああああっ・・・・・・あ・・・・・・」
じょ〜

このシチュの場合、一番しっくりくるのは、やはり男が父親で、女の子が娘である場合であろう。

「う〜父上〜」
まだ幼い娘が、バアトルの袖を引っ張る。
「どうしたのだ、フィルよ?」
「おしっこ〜」
「む・・・フィルよ、こっちに来なさい。」
そしてバアトルはフィルの手を引いて、人気のない草むらへと入っていく。そして、フィルのパンツを脱がせて、背中側から両脚をVの字に広げて持ち上げる。
「さあフィル、おしっこしなさい。」
じょ〜

親と娘の、微笑ましいひと時である。だがこれは、娘がまだ幼いという条件が付く。では次に、娘が18歳の場合を想像してみる。

「父上、ちょっと席を外しますが、よろしいですか?」
「フィルよ、いきなりどうしたのだ?」
「そ、それはその・・・・・・ええっと・・・・・・」
バアトルがフィルを見ると、フィルは身体をもじもじさせていた。バアトルはすぐに直感した。親子だから、彼女のことは良くわかっている。
「フィル、こっちへ来るのだ!」
「えっ!?ちょ、ちょっと父上!?」
バアトルはフィルの腕を無理やり引っ張り、人気のない草むらへと連れて行く。
「ち、父上!やめてください!」
「何を言う!おしっこがしたいのだろう?さあ、存分にするがよい!」
「や、やめてください!いくら父上といえど、人を呼びますよ!」
「勘違いするでない!わしはただ、お前におしっこをさせようというだけなのだぞ!」
そう言ってバアトルはフィルのパンツを脱がすと、彼女の背中から両脚をVの字に広げて持ち上げる。
「さあ、おしっこをするのだ!!!」
「いやあああああああっ!!!」
じょ〜

親と娘の、本当に微笑ましいひと時。
669人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/20(水) 14:37:41 ID:0mXoKLrE
だが、これは、娘が成長してからも、親が健在であるからできること。
フィルの場合は、父親のバアトルがまだまだ健在であるから、このような微笑ましいひと時ができるのだ。
だが・・・・・・

ヘクトルにおいては、終にそれは叶わぬ夢となった。

「お父様〜おしっこ〜」
まだ幼いリリーナを連れて、ピクニックに来ていたヘクトル。野山だから、トイレはもちろんない。
そこでヘクトルは、リリーナの手を引いて、人気のない草むらへと入っていく。そしてリリーナのパンツを脱がして、背中側から両脚をVの字に広げて持ち上げる。
「さあ、おしっこするがよい。」
ちょ〜

親と娘の、微笑ましいひと時。だが、リリーナが18歳になったとき、父親のヘクトルは、すでにこの世にいなかった。
美しく成長した娘。その姿を見ることなく、ヘクトルは生涯を閉じた。

ロイは今、思う。
何て無念であったことだろう。ヘクトルのことを思うと、ロイは心が痛む。本当は、ヘクトルも、あの親と娘の微笑ましいひと時をしたかったに違いない。

ヘクトルのいまわの際のことを、ロイは18歳になった今でも、はっきりと覚えている。リリーナはその瞬間に立ち会えなかったが、ロイは立ち会っていた。
あのヘクトルの無念さ、そして悲しみが、はっきりと彼の目に出ていた。美しく成長した娘の姿を見ることができない、その無念さ。
あの時、ヘクトルに、このリキアの未来と、リリーナのことを託されたのは、他でもない自分である。だから今、ヘクトルの遺志を継がなければならない。

今、リリーナは、純白のウェディングドレスを纏って、ロイの側にいる。
リリーナの未来を託された自分。ロイは今、それを忠実に守っている。もっとも、それはヘクトルの遺志だけではなく、自分のリリーナへの想いもある。
ロイは、リリーナを愛している。そして、リリーナは、その想いに答えて、先ほど、ロイに永遠の愛を誓ったばかりである。
この立派になった新郎は、美しい新婦の手を取って、この人気のない草むらへとやって来た。
「リリーナ・・・・・・」
「どうしたのロイ?こんなところにやってきて。」
するとロイは、いきなりリリーナのドレスの中に手を突っ込んで、パンツを脱がした。
「な、何するのロイ!やめて!」
彼女の抗議をよそに、ロイはそのまま彼女の後ろへ回り、彼女の両脚をVの字に大きく広げて持ち上げた。リリーナの身体は軽いので、ヘクトルほどごつくないロイといえども持ち上げるのは簡単。
「さあリリーナ、おしっこをしようね。」
「や、やだっ!ロイ、やめてよっ!」
ロイはそっと彼女の耳元に息を吹きかける。すると、彼女の身体から、次第に力が抜けていく。
リリーナの弱点は、耳元だってことは、ロイは昔からわかっていた。だから今リリーナに、抵抗する気力はない。そしてリリーナは、本能のままに、尿を排する。
じょ〜
そのまま、ロイは空を見上げた。
(ヘクトル様、見てますか?今、リリーナが、おしっこをしていますよ)

新しい夫と妻の、本当に微笑ましいひと時。

おしまい
670外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/12/20(水) 16:14:41 ID:dY4Ikiq/
>>660
大食いイレースGJ! お腹いっぱいに食べるところも見たいです
>>668
幼女おしっこGJ!
そうね、おしっこさせるのは楽しいですね。
でもこの前「みちゃだめ〜」と言われちゃいましたよ。キャッ。
671名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 16:36:41 ID:HVe+/PJJ
そりゃ知らないおじさんに「さあ、おしっこしようね〜」なんて言われたら幼女だって嫌がるだろう。

つか犯罪だろそれw
672名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 17:58:40 ID:n/ofFQL3
てか、タイトル変更じゃなくて
猟奇の表記を消してくれって話じゃなかったの?
もう、それ消せばいいんじゃない?
ぶっちゃけ地雷に触れるのが怖いなら
2ちゃんの成人板になんて来なければいいんだし
673名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 18:11:15 ID:Wbo9AHgS
>>669
>>670
もうお前ら結婚しろ!
674名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 18:24:44 ID:XSc004Zk
もうその話は心底どうでもいい。
とりあえずダミアン氏GJ!
675名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 18:37:22 ID:H7Jd6nxn
とりあえず、スレのこの現状を見る限り、
外伝のみならず、管理人もスレの荒廃に手を貸してるという事実は認めざるをえない。

保管庫管理人がスレのためを思うなら、
外伝の作品は管理外ってことにしてその旨明記するのが一番。
その上で、外伝の作品の保管庫を作りたいやつがいれば作らせて
それを別途テンプレに入れれば済むこと。

その決断ができないのなら、残念だが次スレから保管庫をテンプレに入れるのはやめよう。
676名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 18:50:13 ID:n/ofFQL3
>>675
それが一番いいかもね。
外伝さんの作品は嫌いじゃないが、
この騒動がいつまでも続くのは困る。
というか、疲れた。
677名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 18:50:15 ID:Wbo9AHgS
逆に猟奇を外すかタイトル変更するかだな。
現状維持ならテンプレから外すのは賛成。
678名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 18:56:43 ID:sduTPTvt
荒れる原因を作っている職人および管理人が悪いのか、荒らす住人が悪いのか。

>>672
保管庫は、2ちゃんねるじゃないよー。
2ちゃんねるなんて単語、どこにもないよー。

>>675
この件について、このスレが荒れないようにする、というだけなら、
保管庫に関する話題は保管庫の掲示板で、という注釈だけでいいと思うが。
匿名掲示板から離れれば、茶々のない、冷静な議論ができるはず。
見た感じ、できているとは言い難いが。

「猟奇」を「一部猟奇表現あり」に変えるだけで収まりはつくと思うんだが、駄目なのか?
679名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 19:02:08 ID:XSc004Zk
> 「猟奇」を「一部猟奇表現あり」に変えるだけで収まりはつくと思うんだが、駄目なのか?
俺らは別にそれでかまわんのだが、問題は外伝がどう言うかだ。
680名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 19:12:49 ID:n/ofFQL3
>>678
それは失礼。そもそもここも2ちゃんじゃないな。疲れていたようだ。
一行目だけど、たぶん住人にも問題はあるのだろうと個人的には思う。
職人に格付けしたり、注意書きがあってもスルーできない変なのが
最近猛烈に増えているし。

『猟奇』という表記が不満らしいから、それじゃ駄目なんじゃないかな。
このスレの最初か前スレで出た『バッドエンド注意』を推してみる。
681名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 19:13:17 ID:cF2J6Jom
>>675
逆じゃないか?
保管庫がタイトル変更も嫌だっていうならテンプレから外すべき
>>678
> 「猟奇」を「一部猟奇表現あり」に変えるだけで収まりはつくと思うんだが、駄目なのか?
管理人がどう言うかだな。とりあえず変えてみたら?
682名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 20:22:17 ID:sduTPTvt
>>679
外伝氏が、何をもって猟奇では不可だと考えているのかによるが、
普通のSSとして書き上げたのに猟奇だと分類されて承知できない、というだけなら、残念ながら外伝氏に分はない。
芸術作品は、作り手の手をいったん離れたら最後、その価値はすべて鑑賞者が判断するのだから。

>>680
あいにくと、時と共にいろんな意味で住人は変わっていく。
どんどん大衆的な掲示板になっている2ちゃんねるで、当然の成り行きだと思う。
俺らの考えてる2ちゃんらしさは、もはや、古くさいそれになっているのかもしれない。

「バッドエンド注意」では、完全なネタバレになってしまうから、無理。

>>681
管理人は、管理人を揶揄するようなタイトルへの変更を拒否する権利を有しており、
また、対外的に責任ある立場として、
現在あるいは将来において何らかのトラブルが生じる可能性のある要望もまた拒否できる、と考える。
上でも書いたが、管理人は、SSのジャンル分けを、著者側ではなく、読者側を向いて判断しなければならず、
その仕事は、あたかもSS書きが自分のSSに対するような、自信とプライドを持って、行われなければならない。
今回の件では、職人側が変更を求めたタイトルの内容は、勝手に、という文句など、
一般的な読者の立場に立って行われたはずの管理人の判断に対し、疑問をつける内容となっており、
かつ、職人側がそのSSを普通の話とする現在までの説明は、論理性合理性、何より客観性に乏しいものと断じざるを得ない。
(問題のSSを普通のSSだと断言する意見は、職人擁護側にさえも見当たらない)
であれば、管理人は、いったん収録したSSに対し、そのようなタイトルへの変更を認めるべきではない。
また、タイトル変更によって、>>653の言うような外伝氏の人間性を疑われるような事態も、
管理人としては避けたいと思うところであろう。
つまり、タイトル変更の是非の件については、管理人は保管庫管理人としての職務を果たしているもの、とみるのが妥当。
だが、ジャンル分け表記について、サイト冒頭の注釈以外、職人側との妥協点を見いだそうとしていないこと、
なおかつ、大小の問題について判断を留保し、逃げているような言動を繰り返している点は、
管理人としての資質を疑われても仕方ない、と考える。

これ以上、この話題を引っ張るのが嫌なら、
このスレで、ジャンル分けやタイトルをどうすべきか決着つける案を出して、
職人と管理人に呑んでもらったら?
職人と住人が納得した案を管理人が呑まなきゃ、管理人が悪いとして、テンプレから外す。
住人と管理人が納得した案を職人が呑まなきゃ、職人が悪いとする。
誰かのせいでスレが荒れると騒ぎ続けるよりは、そうするのが、ずっと建設的だと思うが。
683名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 21:25:35 ID:Yu9go8VQ
>管理人は、管理人を揶揄するようなタイトルへの変更を拒否する権利を有しており、

管理人は「誤解を与える」からタイトル変更を拒否したんだな。
だが独自の注意書きでその問題はクリアしているが。
ただ「猟奇」という表記も問題ある。
猟奇部分は最後だけでそれまでは純愛といっても差し支えない。
もし最初から猟奇を期待した人が誤解したら管理人はどうするんだろう?
「誤解」させないための表記が誤解を与える場合も考慮しているのだろうか?

ついでに言えばダミアン氏が「ちょいグロすまん」と書いたSSは注意書き無し。(ずっこけ三人組U
管理人の雑感による注意書きが本当に雑感で基準がバラバラというのもよく分からない。
684名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 22:33:33 ID:FxePijNg
そんなことより童貞シグルドが処女だと思って結婚したディアドラがヤリマンだったことを知り
怒りまくって鬼畜攻めに転じるSSを希望
普段のシグルドならば夢にも見ないであろう、マングリ返し・アナル放尿・顔面射精・公開セックスに
おびえながらもマンコがジンジン感じまくりイきまくりのディアドラタン誰か書いて
685名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 22:39:41 ID:n/ofFQL3
ネタを振ってくれる人たちには申し訳無いが、
さっさと蹴りつけて欲しい。
うやむやにしていつまた荒れるのかとビクビクするのはもう御免だ。

…ここまで書いてクリムゾンを思い浮かべた
自分の頭はかなり終わってる。
686名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 22:39:47 ID:EQ6GHaPs
ふと思ったんだが、外伝氏はよくダミアン氏の作品にGJしてるけど、
ダミアン氏が外伝氏の作品にGJってやったのは見たことないなあ。
やっぱりダミアン氏は外伝氏のこと嫌いなのだろうか?
687名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 22:43:03 ID:EQ6GHaPs
あと、前スレの最後のダミアン氏の自分語りでも、他の職人さんの名前は結構出てきたのに、外伝氏の名前は一度も出てこなかったよね。
相当嫌いなのかなあ?
688名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 22:48:22 ID:Yu9go8VQ
前スレで出てた両論併記じゃあかんのか?
「基本ごく普通の話で一部猟奇あり」
もうこれでどっちも納得しとけ。
>>686
名無しでしてる可能性は考えないのか?
無いだろうね。
ただし馴れ合いうざすと暴れた厨がいたために、コテトリ付けての感想は敬遠してる傾向にはある。
689名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 22:49:27 ID:rSNOWnaC
>>686
昔(っても15くらい)は見掛けたよ。
職人名指しで対立を煽るような書き込みは
良くないと思います
690名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 23:26:40 ID:ZKZNgce7
>>686
今はアボーンしてるからじゃねーの?
どっかのスレのコピペはってあった

保管庫管理人さんもスレ住人も外伝をスルーすりゃいいだけだと思うのは自分だけ?
691名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 23:27:12 ID:FxePijNg
いろんなカップルのセックスを覗き見ていちいち日記にレポート書いて後でオナネタにするラケシス希望
692名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 23:45:33 ID:p0E0XzRZ
「読者のため、読者のため」と言いつつ読者の意見を聞かない臨時保管庫はどうかと思う。
本当に「読者のため」ならならこんなことにはなってないよね。
693名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 23:58:16 ID:tSFBysQf
そういや読者の意見も聞いちゃいないな>管理人
職人も読者も向いてないんじゃね?
694名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 00:23:45 ID:41WUvLVg
>>593
それどこのコピペ?
捏造はいくないんではないかい?
695名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 00:24:00 ID:u6W+t/I2
早目に次スレ

ファイアーエムブレム&ティアサガ第26章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1166627802/l50
696名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 00:25:18 ID:u6W+t/I2
臨時保管庫に関して
現在、臨時保管庫は多々問題があるのでテンプレから外しました。
URLを貼る際は上記問題を改善し、管理人本人がその旨を説明して貼ってください。
改善しない場合はこのスレとは無関係とさせて頂きます。
697名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 00:27:14 ID:u6W+t/I2
もうあとは好きに議論してくれ
698名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 00:40:08 ID:41WUvLVg
>>697
早すぎるだろ馬鹿。
699名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 00:41:51 ID:k2CfuCAV
早すぎるし物凄い独断と偏見だな
700名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 00:44:36 ID:41WUvLVg
つか外伝とその取り巻きがうだうだ文句を垂れてるだけだろ?
管理人氏には何の落ち度もないぞ。
701名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 01:07:39 ID:n9D6VpZd
パターンが、まるでオーガストスレと同じじゃないのか、これ。
議論での一派が、自分の都合のいい次スレを早めに立て、他の派閥の意見を抑え込むのは。
同レベル、ってことか?
オーガストのような、スレ乱立騒動にならないことを望む。

オーガストスレとの関連だが、外伝氏もよく、あっちに投稿した後、コテトリなしで感想つけてる。
702名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 01:09:28 ID:H6uVUThQ
>>695乙w
>>699
管理人も独断と偏見と雑感で決めてるし丁度イイんじゃね?
703名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 01:33:42 ID:k2CfuCAV
>>702
丁度いいとかいう話じゃないだろ
このいざこざ関係なしに
勝手にスレ住人の総意みたいなツラしたテンプレ貼るとかどうかしてるぞ
704名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 02:01:19 ID:mrAxvtFW
管理人の雑感もスレ総意じゃないけどね
705名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 03:15:28 ID:a5B46cTm
管理人の中の人です。

>>638
DAT落ちスレのミラー変換機から何とか拾えました。

備考欄について。
>>678氏や>>683氏の指摘を受けて、今回の更新で備考欄の表記を「ごく一部に猟奇表現あり」に修正しました。
またこれ以上備考欄が延々続く議論のタネになるようであれば、属性表記自体の全削除も考慮します。
(三日目氏の作品など、属性について触れていない備考については残す予定です)

話に出た「バッドエンド注意」などのネタバレを引き起こす備考を表記することになった場合、
ドラッグしなければ読めないように隠す程度の配慮は、職人さんの希望に応じて承ります。

>>683
>だが独自の注意書きでその問題はクリアしているが。
クリアしてません。
「猟奇と勝手に〜」と「猟奇」が並んでると、猟奇表現があるかないか、結局どちらとも取れてしまいます。
保管庫にそんな誤解を招く表現があった場合、苦情があるとすれば当然管理人に来ます。
ですがそれは管理人が考えた表記ではないので、来られても対応出来ません。
「雑感」も、管理人の属性表記が閲覧者ひとりひとりにとって絶対に正しいとは言い切れないために付け加えた文言です。

>外伝氏
上記>>683氏への文を理由として、
改めて「ごく普通の話ですがざっと読んだ管理人が雑感で猟奇と勝手に付けました」のタイトル変更をお断りします。
収録漏れの件について。管理人のミスで手を煩わせてしまい、申し訳ありませんでした。

>>新スレ7氏
>・外伝氏側の該当SSの備考において、「猟奇」→「ごく一部に猟奇表現あり」への変更。
上記の通りです。
>・今回の騒動は、管理者側の稚拙な発言内容と対処によって発生したことを認める。
認めます。
>・今後、同様の騒動が起きないよう最大限配慮し、万一起きた場合には速やかなる判断と対処を行う。
管理人の出来うる限りにおいて善処します。
>・管理者および外伝氏を攻撃する住人に対し、共同で沈静化を求める。
書き込み内容を荒らしと判断した場合はスルーいたします。
706名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 03:29:04 ID:n9D6VpZd
了解、そして乙彼。

このスレにおける、臨時保管庫管理者への謂われのない誹謗中傷、人格批判の書き込みにつき、
スレッド住人の一人として、管理者に謝罪いたします。
それらの書き込みは、冷静さを欠く衝動的なもので、本意ではないと思いますので、
どうか、寛大なお心をもって忘れてやってくださるよう、願うものです。
707名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 03:33:31 ID:CdglDmnn
>管理人氏

心から乙
708名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 04:22:57 ID:/Tra/RvM
結局「外伝の作品を外してはどうか」という
一番手っ取り早い解決策については無視するのね…

スレのために労力払ってくれてるのはありがたいんだが、
何故もう後一歩を歩み寄ってくれないのかなぁ。
スレ住人は保管庫の存続を願っているが、
管理人があくまでも保管庫は自分の所管ページなので好きにやる、
という態度を維持するのなら、テンプレからの削除は避けられんよ…

逆に

>>・今回の騒動は、管理者側の稚拙な発言内容と対処によって発生したことを認める。
>認めます。

こんなもんは認めなくていい。
まとめ役を装って人格批判するような奴は放置しておけ。
709名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 12:08:36 ID:yHv15blI
>書き込み内容を荒らしと判断した場合はスルーいたします。
710名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 12:34:54 ID:r8xZJ3Hf
ひょっとして
猟奇注意じゃなくて
グロ(または流血)描写注意だったら
よかったんじゃ…
711名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 12:52:07 ID:e/rmaHyp
外伝氏は管理人氏のやり方が気にくわないんだったら、自分の保管庫を作って自分の作品を自分の好きなように展示すれば良いと思います。
たぶんそうすれば、このスレ…荒れないと思うんですよ。

住人としては、それが一番嬉しいのですが…
どうでしょうか?
712名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 12:55:03 ID:MvDfw9wx
ていうかさっさと外伝の作品を保管庫から消せば
二人とも幸せになれるよ
713名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 13:26:13 ID:ZqXjSuYp
外伝様のss保管庫ができれば、みんな幸せになれるよ。
外伝様のss保管庫ができれば、みんな幸せになれるよ。
714名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 14:58:15 ID:r8xZJ3Hf
管理人さんの味方のふりして
外伝さん叩きたいだけなのが見え見えだからじゃない?

文句ひとつ言わずに、ここまで誠意をみせて、勇気をもって謝罪した
管理人さんに対してその言い草。最悪だよ
715名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 15:45:37 ID:gHTkyspR
まぁ、みんな落ち着こうや。
管理人さんが譲歩してくれたのは確かだし、一歩前進ってことでいいんじゃない?
716名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 17:55:04 ID:ckWh7J51
>>695
の新スレはスルーでおk?
717名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 18:27:16 ID:/Tra/RvM
残り56kb

まぁ、微妙なところかね。
718外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/12/21(木) 21:32:15 ID:dMhFxLVv
>705
はい、それでいいです。

・臨時保管庫への自作のSSの収録を認める。
元から収録させてもらってます。
・今回の騒動を不必要なまでに大きくしたのは、外伝氏側の非常識な要求と言動によるものであることを認める。
はい申し訳ありませんでした。
・該当SSを「普通」とする自己の判断が、一般性を持たないことを認め、今後、スレ住人によるジャンル分けの判断に従う。
はい。
719外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/12/21(木) 21:35:01 ID:dMhFxLVv
外伝2歳のシルクSSを投下します
2歳幼女注意
シルクの出廷の設定は小説版準拠です
720外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:36:12 ID:dMhFxLVv
 その日、リゲル城は歓声に包まれていた。
皇帝ルドルフに、待望の嫡子が誕生したのである。
 国中が王子の誕生を祝福し、その健やかな成長を祈った。
 アルバインと名付けられた男児は今、乳母に抱かれすくすくと母乳を飲んでいる。
 城の奥の間の乳児室、椅子に座った乳母の胸に抱きつくようにしゃぶっていた。
よく乳を飲むのは元気な証拠。
 乳母は乳を飲む赤子を、愛しく見ていた。まるで我が子のように。
「あかちゃん。あかちゃん」
 その乳母の足下、幼い女の子がまとわりついてきた。
「これシルク。いけませんよ」
「はーい」
 ぽかーんと口を開け、黒い髪をおかっぱに切り揃えた幼女は、キラキラ輝く瞳で赤ちゃんを見上げていた。
 乳母の実の娘で、名はシルクちゃん。3歳の誕生日を迎える前、つまり2歳であった。
幼女らしい好奇心で赤ん坊を見つめている。
「わー。あかちゃんだー」
 見上げる赤ちゃんはとっても小さくて。母の胸をしゃぶる姿は、とても可愛らしい。
「かーわいいー」
 可愛い赤ちゃんを可愛いとはしゃぐ2歳の幼女。
 でもね。
 その姿もとってもカワイイよ。

 2歳の女の子!
 それは!
 人類の宝! 
 とってもカワイイ!

 乳を飲み終わり、柵付きのベビーベッドに寝かされた赤ちゃんを、シルクちゃんは柵の向こうから
ニーと見下ろし、
「へんなかおー!」
 赤ちゃんの顔は赤くてしわくちゃで。まるでお猿さんのようです。
 手をパンと打ち合わせてシルクちゃんは笑ってベッドの周囲をぐるぐる回って、
あらゆる角度から赤ちゃんを見る。
 赤ちゃんはミルクを飲んで満足したか、早くもぐっすりと寝込んでいた。
「きゃー。へんなのー」
「これシルク。この子は、ルドルフ2世となる御身。大事なお方です。そんな風に言ってはいけませんよ」
「うん!」
と言ったものの、シルクちゃんはぶーと口を尖らせる。自分よりも赤ちゃんが大事な様子の母親に、
何やら悔しい気持ちが起こってしまう。赤ちゃんに嫉妬したのだ。
 そしてシルクちゃんは赤ちゃんの横でぴたっと止まり、その右腕に注目。ぷにぷにの小さな腕。
「あーっ!」
 素っ頓狂な声を上げ、シルクちゃんは右腕を指差す。
「なんかあるー! へんなのー!」
 小さな右腕には十字の痣がはっきりと刻まれたいた。
「シルク」
 母親は娘のさらさらのおかっぱの髪を優しく撫で、
「この痣はアルバイン様の証。決して忘れてはいけませんよ」
721外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:37:02 ID:dMhFxLVv
「ふーん」
 なんだかよく分からないが、シルクちゃんは寝ている赤ちゃんの顔と右腕の十字の痣を交互の見比べる。
と、赤ちゃんの目がぱちっと開き、こっちを見た。
「こっちみたよー。きゃぁ」
 まだ目は良く見えず声に反応したのだろう。赤ちゃんはシルクちゃんに向けて、
小さな指をはいはいと伸ばす。
「はーい。こんちゃー」
 柵の隙間から手を入れて、赤ちゃんの指を手に包み、シルクちゃんはニコーと振り回した。
 ぽかーんと開いてた赤ちゃんの口があーと大きく開く。
「あー、なんかいってるよ」
「アルバイン様にきちんとご奉仕するのですよ」
「ごほーし!」
と言ったシルクの声が大きかったのか。
 赤ちゃんはアーと声を出して泣き出した。
「ないちゃったよぉ」
 シルクちゃんもちょっと涙目。
「大丈夫。赤ちゃんは泣くのがお仕事ですから。よしよし」
 赤ちゃんを抱きかかえ、母親は優しくあやす。その様子を、シルクちゃんは指を口にくわえて見上げていた。
「ほーら。泣きやんだー」
 すぐに泣きやんだ赤ちゃんをベッドに戻すと、今度はシルクが両手を差し出して、
「シルクも。シルクも」
「だめよ。シルクはお姉さんでしょう」
「やー」
 ぷーと口を尖らせシルクちゃんを見て、母親ははにかみながら抱っこして、ベビーベッドの真上に持ち上げてやる。
「ほらシルク。アルバイン様が見てるわよ」
 赤ちゃんは小さな目でボーと宙を見上げていた、何か見えているのかいないのか。
 シルクちゃんも真上からキラキラした目で赤ちゃんを見下ろし、ニコーと手を振って見せた。
 すると、ニィと赤ちゃんもわずかに笑ったように見え。
「あっ。あかちゃんわらったぁ」
「そう。良かったわね」
 母親が我が娘を降ろすと、扉がコンコンとノックされる。
「よいか」
 渋い男の声。
「はい。よろしゅうございます。ほらシルク。お座りして」
 母親はすぐに畏まってその場に膝を着き、シルクちゃんもぺたっと絨毯の上にお尻を着けて座り込む。
 音を立てないようにゆっくりと扉が開き、甲冑姿の逞しい男が入ってきた。
 口髭はきっちり整えられ、瞳は力強い意志に満ち、広い肩からは分厚いマントが床まで届いている。
恰幅の良い身体を包む甲冑は傷一つ無く煌き、だがしかしいつでも戦えるような戦士の気構えを感じさせた。
 このリゲル帝国の皇帝、皇子アルバインの父、ルドルフその人。
「どうかな。我が子の様子は」
「はい。とてもお元気で。先程も乳をよく飲んだばかりでございます」
 平伏して報告する母の背後で、シルクちゃんはぺたっと座り込んで皇帝を見上げていた。
とってもえらいおひげのおじさん。
「うむ」
722外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:37:56 ID:dMhFxLVv
とルドルフはいかつい顔でベッドを見下ろす。この時ばかりはその顔も綻んでいた。
 自分を見下ろす父の顔を、赤ちゃんはさっきと同じくぬぼーっとした眼差しで見上げる。
泣くでも笑うでもなく、眠たげな顔でただまっすぐ上を向いていた。
 よしよしと頷いて、ルドルフは乳母に目をやった。
「何か要りようの物はないか」
「いいえ、そのような」
 絨毯に額を付けたまま言うと、背後のシルクがすくっと立ち上がって手を挙げる。
「こーてー」
「これシルク」
 すぐさま母親が抱きつくように口をふさいだ。皇帝がいる時は静かにするようにいるも言い聞かせている。
「よいよい。その子の話も聞いておきたい」
「皇帝陛下にお話しするような事など」
「これも子供に慣れておくよい機会だ。なにかな」
と皇帝が聞いてくると、口を離してもらったシルクちゃんは、
「あのねー。マーマ、あかちゃんばっかりあしょんで、シルクとあしょんでくれないの」
「ふむ、そうか」
 口髭を撫で、ルドルフを2歳の可愛い女の子を柔らかい眼差しで見下ろした。
「シルクはお姉さんでしょう」
「やー」
 皇帝の前でも臆する事なくシルクちゃんはほっぺを膨らませる。
「すまんな。そなたの母親に遊んでもらって」
 乳母の娘の2歳の女の子に、皇帝は可能な限り優しく話しかける。渋くいかつい声で。
「そうだ。その代わり、わしが一緒に遊んでやろう」
「うん?」
「わしと一緒に遊んでくれるかな」
 お髭の生えた顔で言われ、シルクちゃんはきゃーと笑う。
「いーよー」
「いいえ、そのような……。この子はもうちゃんと一人で過ごせますので」
「よい。これも子供に慣れておく為だ。アルバインが大きくなった時のな」
 そう言ってベビーベッドに目を向けた視線はとても優しく。母親はもう何も言えなかった。
「ほら。シルクちゃんと言ったか。お座り」
 ぶっとい腕が差し出されると、シルクちゃんはぴょんと小さなお尻を乗せる。
2歳の女の子のお尻はとっても柔らかくて小さくて。皇帝はそれだけでドキドキしてしまいました。
「シルク。いい子にするのですよ」
「はーい」
 はらはらする母に見送られ、ドキドキする皇帝に抱えられシルクは隣の部屋へと行く。
 太い腕一本で抱えられ、シルクちゃんは皇帝の顔を見上げる。髭のびっしり生えたお口。
手を伸ばせば届きそう。
「おひげ。おひげ」
 口髭を小さな手で引っ張られ、皇帝は口の端をゆがめてと微笑んだ。くすぐったさと可愛さに。
「お髭は好きかい?」
「すきー」
 おひげのおじちゃんはやさしいからすき。
 赤ちゃんのいる授乳室のすぐ隣は皇帝の私室。
「ほら。着いたよ」
723外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:38:51 ID:dMhFxLVv
 大きな机と本棚、それに寝台。そこかしこにリボンにくるまれた箱や花束が置いてある。
継子誕生を祝うご祝儀の品だ。それに混ざって子供用の玩具も置いてある。
 分厚い絨毯に降ろされたシルクちゃんは、早速それらの中から子供用の玩具に駆け寄る。
「おうまさーん!」
 シルクちゃんが指差したのは木馬のゆりかご。
「よく知ってるね。偉い偉い。乗ってみるかい?」
「のりゅー!」
 皇帝に持ち上げられてゆりかごに乗ると、シルクちゃんはお尻を振ってみる。すると木馬はゆっくと前後に揺れて、馬上のシルクちゃんはきゃーと笑う。
「おうましゃーん。ぱっかぱか」
 横でニコニコ笑うお髭の皇帝を見上げ、揺れながらシルクちゃんは言う。
「わたしのあいばはじゃじゃうまでーす」
「……シルクちゃん? 何故その言葉を!?」
「わたしのあいばはじゃじゃうまでーす!」
 どこでそんな言葉を覚えてくるのか。シルクちゃんはじゃじゃ馬のゆりかごに揺られてとっても上機嫌。
「えらいなー。シルクちゃんは。よく知ってるね」
「えらいー!」
 しばらく乗って満足したか、ルドルフに向かって手を伸ばした。抱っこしろという事だろう。
「ほら」
 脇下に手を置いて持ち上げる。触れたシルクちゃんの脇はとっても柔らかくてぷにぷにで。
それだけで皇帝陛下はドキドキしちゃいます。
「楽しかったかい?」
 ドキドキする内心を悟られないように務めて明るく聞く。
「うん!」
と言った笑顔はあまりに眩しくて。ルドルフはつい目を逸らせた。シルクちゃんのキラキラ輝く目は全てを見通してるかのようで。
「こーてー!」
 声の方向を見ると、シルクちゃんは本棚の側にいた。そして並べられた数々の本を見上げている。
好奇心に満ちたキラキラ輝く目で。
「いっぱいごほんー!」
「ああ。いっぱいあるよ」
 皇帝たる者、武術だけでなく勉学も大事。シルクちゃんが読み易いように絵がたくさんの本を選んで、
絨毯の上に置いてやる。
「うーんとねー。これー」
 シルクちゃんが手にしたのは戦術指南書。当時活躍した武将達の絵も掲載されている。
 ぺたっと座り込んでちっちゃい手で本をぺらぺらめくるその姿は、無理矢理押し倒して乱暴したいほど可愛いです。
でも我慢我慢。
「あったー!」
とページをめくる手を止め、シルクちゃんはぴっと指差す。
「おひめさまぁ」
 シルクちゃんが指差したのはリンゴを抱えた妹な女の子。
「ははは。シルクちゃん。それはお姫様じゃないんだよ」
「やー。おひめさまなのー」
 どうやら2歳の女の子のとっては可愛い人はみんなお姫様のようです。
 ルドルフはページをめくって別の女性を見せてやりました。
「ほら。この人がお姫様なんだよ」
と見せたのは緑の髪を丸くまとめた王女様。断じておばさんではない。
724外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:39:40 ID:dMhFxLVv
「ちがーう! こえ、おひめしゃまじゃないよぉー」
 おやおや。シルクちゃんには王女様はお姫様に見えないようです。
「ふーむ。シルクちゃんは大きくなったらお姫様になりたいかい?」
「んーん」
 頭を横に振ると、きっちり揃えた前髪がさらさらと揺れます。
 ああ、もう何て可愛いんでしょう。今すぐ抱きついて服を破いてしまいたいです。
でも我慢我慢。
「シルクはねー、シスターになるのー」
「ほう。シスターか」
「そんでねー。おいのりするんだー」
とお祈りの真似をするように両手を胸の前に組む。
「偉いなーシルクちゃんは」
「えらいー?」
「うん。偉い偉い」
 ルドルフに頭を撫でられて、シルクちゃんはえへへと上機嫌で笑顔。
手に触れたシルクちゃんの髪はとってもすべすべで皇帝も上機嫌。
「こんどはねー、これー」
とシルクちゃんは新しい本を持って皇帝に差し出す。
「よんでー」
「うむ」
 シルクちゃんを膝に座らせ、ルドルフはその絵がいっぱいの本を読んでやりました。

      ☆
 女戦士の敗北は悲惨だ。死よりも先にそれに勝る屈辱が与えられる。
 その事実を女は年頃に近付くとすぐに教えられる。……身を守るために。
「今の私があの場にいたら帝国の下衆共をたたき斬ってやるのに。
 今ならその力があるのに」
 そう……
 今なら……
      ☆
 
 そこまで朗読してルドルフはぱたんとページを閉じる。
「あー、シルクちゃん。この本は退屈だから他のになさい」
「えー」
「いい子だろう?」
「はーい」
 あっさりうなずくとシルクちゃんは他の本を持ってくる。前の本よりもまなり薄い。
「よんでー」
「よしよし」

     ☆
 びくびく……
「こんなやつらに……くやしい……! でも……」
     ☆

「はー!」
 すぐさま本を閉じる。どうやらいけない本が混じっていたようだ。きちんと隠していたのに。
「えー。よんでー」
「シ、シルクちゃん。ご本はこれくらいで。おやつにしようか」
「おやつー?」
 シルクちゃんはパッと両手を広げ、
「たべるー」
725外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:40:33 ID:dMhFxLVv
 メイドさんがテーブルの上に置くターキシュ・ ディライトとホットミルクを、
子供用の椅子に座ったシルクちゃんはきゃーと輝く目で見つめる。
 その2歳の女の子を、小さなテーブルを挟んで反対側のルドルフ皇帝が笑って見ている。こちらの飲み物はミルクティー。
 メイドさんがお辞儀して退室すると、シルクちゃんはぱーんと手を合わせ、
「いただきまーしゅ」
「ああ。いただきます」
 ちゃんと作法ができてなんとお利口さんでしょう。
 ちっちゃい手でお菓子を取って、ちっちゃい口に入れてもぐもぐと食べる。
その光景は神秘的ですらあり、ルドルフはお菓子も食べずじっと見入ってしまった。
 あまりにもジーと見つめていたせいか。口をもぐもぐさせ、ごっくんと飲み込んだシルクちゃんは、
手にしたターキシュ・ ディライトの残りを皇帝に差し出す。
「はい、あーん」
「ははは。あーん」
 身を乗り出して、口を大きく開けてルドルフは一口で飲み込んだ。あんまり大きく口を開けるものだから、
シルクちゃんは足をぱたぱたさせてきゃっきゃっと笑う。
「はい、シルクちゃんもあーん」
「あーん」
 シルクちゃんも小さな口を精一杯に大きく広げ、お菓子をいっぱいに頬張る。
「あまーい」
 とってもご満悦な様子。
 それからミルクをごっくんと飲んで、いきなりお話を始める。

「あんねー。このまえぇにゃーにゃーがいたの。
 そんで、にゃーにゃーはにゃーってないたの。にゃーって。
 だーら、シルクもにゃーってないたんだよ。にゃーって。
 そしたら、にゃーにゃーはにゃーってないてどっかいっちゃった。にゃーにゃーって」
 以上、2歳の女の子のお話でした。
「ははは。それはよかったね」

「ごちしょうーさまー」
 甘ーいお菓子を食べて上機嫌のシルクちゃん。皇帝の机の横に積み上げられた箱にととっと駆け寄る。
「なーにー?」
「赤ちゃん遊ぶために用意していたものだよ」
 そこには贈られた品物やルドルフ自身が用意していた玩具が入っている。
「どれ。シルクちゃんが遊ぶものはと」
 その中から一つの箱を開けて、ルドルフは小さな子供用の杖を取り出してやる。
先端の星のマーク☆の付いたピンクの杖。
「あったー!」
とシルクちゃんは声を上げて杖を受け取る。
「ほら。ここを押すと」
 ルドルフが杖の根元のスイッチを入れたやると、先端の☆がぴかっと赤く光って回り、
ぴんぴんぽろりん♪ と音を出す。
 光る。回る。音が出る。魔法のステッキ!(本当に魔法仕掛け)
「きゃー!」
 嬉しそうに魔法のステッキを振り回し、それから音に合わせて腰を振り、何やら歌いだす。
「ぱーわ。ぱわぱわぱーわ、ぱーわー」
726外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:41:34 ID:dMhFxLVv
 ぱわぱわぱーわーと歌って踊るシルクちゃん。あまりの可愛さに無理矢理押し倒して乱暴したくなります。
 でも我慢我慢。
「お上手お上手。それは何と言う歌かな?」
 シルクちゃんはくるっと一回転して、
「おかーしゃんのうたー!」
と言われても皇帝には何の事だか分からない。
「ぱーわ。ぱわぱわぱーわ、ぱーわー」
 光って回って音の出る魔法のステッキを振り回し、シルクちゃんは歌う。お尻を振って体を上下させる。
 と、その動きがぴたっと止まる。
 そして自分で魔法のステッキを箱の中へときっちりと仕舞い込む。後片付けも出来るなんて、
とっても偉い子。
「うむ。それはシルクちゃんにプレゼントしておこう」
 女の子が生まれた場合に用意していたものなので、男のアルバインには不要でしょう。
 もっとも赤ちゃんの為に用意していた物全てがもうすぐ不要になるのだが。
そう思うと胸が締め付けられる
「うん! あいがとー」
 でも笑顔で箱を抱きしめるシルクちゃんを見ていると、過酷な運命も忘れていられる。
アルバインともこうやって共に過ごせたのだろうか。
「ほら。こっちにもあるぞ」
と今度はぬいぐるみを見せてやる。
「あったー!」
 箱をそっと置いて、皇帝が両手に取った二体のぬいぐるみを交互に見つめ、
「こっちがわんわんでー」
と犬のぬいぐるみを指差し、
「こっちがにゃーにゃー」
と猫のぬいぐるみを指差す。
「大正解。よく知ってるね」
「えへへー」
 ルドルフからぬいぐるみを受け取り、シルクちゃんはその二匹をお互いにお腹に噛ませる。
「わんわん。おなかたべろー」と犬の口を猫の腹へ、
「にゃーにゃー。おなかたべるー」と猫の口を犬の腹へ。
 そして一端と離すと、互いに頭をぺたんと下げさせる。
「わんわん。おいちー。
 にゃーにゃー。おにくおいちーねー」
 どうやら犬と猫のお食事のようです。
「はーい。わんわんもー、にゃーにゃーもー、おなかぽんぽーん」
 床にぬいぐるみを置くと、シルクちゃんはルドルフへと向かい、
「こーてー! こーてー!」
「ん?」
 ぴたーと足にしがみつき、真下からえへへーと笑顔を向ける。
 頑丈な金属製の脛当てに覆われた脚にすりすりと頬を寄せる。その冷たく固い感触が気に入ったらしい。
 そうしながら足をもじもじさせ、
「おしっこー!」
 おやおや。どうやらおトイレの時間のようです。
「む」
 皇帝は一瞬、母親かメイドを呼ぼうとしたがやめました。
 せっかくの良い機会です。自分でトイレに行かせましょう。
「よしよし。それじゃあおトイレに行こうか。
 小さなお尻を腕に乗せ、2歳の女の子のおしっこに挑戦。
727外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:42:40 ID:dMhFxLVv
「おっきートイレ!」
 皇帝専用のピカピカトイレにシルクちゃんはご満悦で飛び跳ねます。
 皇帝専用。その名が付くものは通常の1.5倍の性能を誇ります。もちろんこのトイレも。
「はーいシルクちゃん。ぬぎぬぎしましょうね」
 皇帝らしからぬあやすような声で言い、ルドルフははぁはぁと荒い息でシルクちゃんのスカートの端をつかむ。
「ぬぎぬぎかー?」
「うん。おしっこしーしーしないと」
「しーしー!」
 キャーとシルクちゃんは笑い、そのスカートを捲し上げると可愛いクマちゃんの顔が見えました。
「かわいいくまちゃんだねー。はい足あげてー」
「くまー! くまー!」
 歌うように笑い、シルクちゃんは足を上げておパンツを足から脱がされます。
 皇帝は脱がしたパンツをじっと凝視してましたが、
「しっこー」
 シルクちゃんの声で我に戻ります。
「はっ!」
 そして見えました! 2歳の女の子の小さな小さなたて筋が。
「おおっ!」
「なんだー?」
「いやいや」
 動揺を悟られないように皇帝はシルクちゃんを持ち上げ、両脚を開かせて便器に向けます。
小さな丸いお尻はまだ青くて。その青に目を奪われながら、ルドルフは小さな体を支えてやる。
「ほら。しーして」
「しー」
 んーとシルクちゃんがきばると、小さなおまんこからしゃーとおしっこが飛び、放物線を描いて便器に吸い込まれていきました。
「きゃー」
 ぱたぱた足を揺らしながら、シルクちゃんはおしっこを出しながらはしゃぎます。
「あー……」
 そしておしっこが止まると残念そうにしょぼくれてしまいました。これはいけません。
「ほらシルクちゃん。きれいきれいしてあげる」
とルドルフはシルクちゃんを顔の上に持ち上げ、おしっこの滴るおまんこをぺろぺろと舐めてあげました。
「きゃー!」
 あそこをぺちゃぺちゃと舌で舐められ、くすぐったそうに足をばたつかせるシルクちゃん。
その足が顔にぺちぺちと当たりますが、ルドルフは気にせずおまんこを舐めました。
だってシルクちゃんのおまんこはとっても甘くて……滴るおしっこもとっても美味しい!
「はぁはぁ。はい、きれきれいしたよー」
「きゃはー」
 笑顔のまま降ろされ、シルクちゃんは上機嫌で背伸びしてルドルフの腰をぱんぱん叩きます。
頑丈な腰当てをカンカンと小さく鳴らして。
「こーてーもー」
「え?」
「こーてーもー。しっこー」
 どうやらルドルフにもおしっこをしろと言ってるようですよ。
728外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:43:51 ID:dMhFxLVv
「ふむ」
 ちょっと考えたルドルフは、腰当てを外し、ガチャッと降ろしました。そしてチャックを開けて、自らの皇帝ちんこを取り出します。

「アー!!!!!!!!!」

と、どでかい皇帝ちんこを目の当たりにしたシルクちゃんが目を真ん丸くしました。
「なんだそれー!」
「何って……おちんちんだよ」
「おちんちん!」
 精一杯背を伸ばして、シルクちゃんは小さな手で皇帝ちんこを触ります。
小さな指が触れ、どでかいちんこがぷらぷらと揺れました。
「おおう」
 ルドルフも思わず腰を引いてしまいます。
「おひげだー!」
 その根元からびっしり生えた陰毛にも、シルクちゃんは目を輝かせました。
「ん? ああ。ちんちんのお髭だよ」
「おちんちん! おひげーっ!」
 ぱーっと手を伸ばし、シルクちゃんはちんちんを揺らし続けました。
「きゃー。わー。ゆれてるー。ゆーれーてーるー」
「はっはっはっ」
 高笑いしながら、ルドルフは触るに任せていました。今すぐにもちんこを入れたいのを我慢しながら。
 でもいけません。8歳の女の子だってどんなに優しくしても、血がいっぱい出て「痛い痛い」と泣き叫ぶのです。
2歳の女の子に挿入したら死んじゃいます。まして皇帝ちんこは超高性能かつ絶倫なのですから。
 そしてルドルフは全精神力を振り絞って勃起を抑え込んでいました。冷や汗が浮かびます。
「ほら。シルクちゃん。おしっこするからどいてて」
「はーい」
 シルクちゃんが見ている前で、ルドルフはじょーとおしっこ。その膨大な量にシルクちゃんはきゃーとはしゃぎます。
「すごー! すごすごー」
 はぁはぁとおしっこを済ませたルドルフは息を整え、皇帝ちんこをしまって、腰当てを再び装着しました。
シルクちゃんにもパンツをはかせて、手を洗ってから皇帝トイレを出ます。
「それじゃあシルクちゃん。ママと赤ちゃんの所に戻ろうか」
「はーい」
 そしてシルクちゃんを抱っこして授乳室まで戻ります。
「なあシルクちゃん」
「んー?」
「さっきおトイレ行ったことは秘密にしてくれないか」
「ひみつかー?」
「ああ。二人だけの秘密」
「うん。いいよー」
 赤ちゃんの部屋に戻って、降ろしてもらったシルクちゃんは早速母親に駆け寄ります。
「まーま」
 丁度赤ちゃんのオムツを代えてるところで、小さなおちんちんを出していました。
「あらシルク。良い子に遊んでもらった」
「うん。いいこー」
 そしてシルクちゃんは、赤ちゃんのちんちんを指差し、
「おちんちん! こーてーのとちがうー!」
729外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:44:44 ID:dMhFxLVv
「シ、シルク?」
 唖然とする母親に、
「あんねー。シルクねー。こーてーのおちんちんふにふにしたのー。そんでーこーてーはシルクのおしり、ぺろぺろしたんだよ」
 シルクちゃんは笑って説明します。
「こ、皇帝陛下!?」
「あーシルクちゃん。それは秘密にしてくれるんじゃ」
「ひみつってなーにー?」
 ガクッとうな垂れるルドルフ。どうやら「秘密」の意味を知らなかったようです。
「皇帝陛下……」
 白い眼で見られ、皇帝陛下はそそくさと部屋を出て行きました。
「そ、それじゃあアルバインをよろしく」
「うん!」
 シルクちゃんはオムツを代えてもらってご機嫌の赤ちゃんに呼びかけます。
「あーかちゃん。おちんちんふにふにしてあげるねー」

 それからも赤ちゃんはすくすくと成長しました。
 そんなある日。シルクちゃんが3歳の誕生日を目前に控えた日。
「シルク。シルク」
「んー?」
 母親に起こされシルクはぱっちりと眼を開けます。
「なにー?」
「準備しなさい。外に行きますよ」
「おそとー?」
 まだ夜中です。母親は神妙な顔で赤ちゃんのアルバインを抱いていました。
「これからリゲルを出て、ソフィア王国のラムの村にアルバイン様をお連れします」
「んー」
 何だかよく分かりませんが、とにもかくにもシルクちゃんは赤ちゃんを抱えた母親と一緒にリゲル城を出ました。
 暗い夜道をてけてけ歩き、後ろを振り返ると、巨大なお城がそびえ立っています。まるでお化けのように。
 シルクちゃんはゾクゾクと震え、母親の手をしっかりと握りました。

 しかし女手一つで赤ん坊と幼い娘を連れ歩くのは無理だったのでしょう。
 リゲル帝国の国境を超えてソフィア王国に入った所で、母親は幼いシルクをミラの修道院に預けました。
 慈愛と平和の女神ミラ。その修道院なら子供を大切に育ててくれると思ったからです。
「ごめんね。ごめんねシルク」
 抱きついて泣く母親に、シルクは「よしよし」と頭を撫でてやりました。母親がどうして泣くのかさっぱり理解できなかったのです。
 シルクちゃんが母親がいなくなったのに気づいたのは、次の日の事でした。
「ままー。まーまー」
 母親を求めてただ泣くシルクを、修道院のシスターも、ただ抱いて慰めてやることしか出来ませんでした。
 それから母親がどうなったかシルクは知らない。ただ母が向かったというラムの村の名前だけが記憶に残された。
 そして修道院で暮らし、シルクはいつしかシスターの道を歩んでいた。
 可憐な少女に成長したシルクは修道院を出て修行の旅に出る。
 だが時代は戦乱の世。シルクはラムの村近くで盗賊団に捕まり、辱めを受けてしまう。
 そこを助けてもらったのがアルム。ラムの村から来た若者。
 そのままアルムの仲間になったシルクは、常に彼の側にいるようになっていた。
730外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:45:46 ID:dMhFxLVv
 そして、アルム軍はリゲル帝国まで遠征し、火竜山を降りようとしていた。
 眼科にリゲルの滝が広がっている。その先には要塞があり、リゲル城を守っている。
すなわちリゲルの中枢は目の前であった。
「わー、大きな滝」
 激戦に思いを巡らすアルムを他所に、横に並んで歩くシルクは嬌声を上げている。
遠くに見えるリゲルの滝の光景は確かに美しい。だがアルムにはそれを眺める余裕さえなかった。
「そうだな」
 隣に立つおかっぱの聖女にアルムはホッとさせられ、声をかける。
 小さい頃からしっかりしていた幼馴染のセリカとは違う、保護欲をそそられる少女。
 シルクもまたアルムを見てにこやかに頷く。その腕の十字のアザを見ながら。
(とうとうここまで来てしまった)
 あの日、母親に連れられてリゲルを出た時もこの道は通ったはずだ。だがそこまでは覚えていない。
覚えているのは赤ん坊の腕にある十字のアザ。
 そして火竜山を降りたアルム軍はそこで一端停止する。疲れを取り、今後の激戦に備える為だ。
 全軍に指示を飛ばし、自らもようやく休憩を取るアルム。そこにシルクがお昼ごはんのサンドイッチを持ってくる。
「ぱにーに! アルム様ぱにーにですよぱにーに」
「あぁ、ぱにーにだ、よかったねシルク」
「はいっ」
 アルムとシルクは二人座ってサンドイッチを食べた。

(おしまい)
731外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/12/21(木) 21:49:59 ID:dMhFxLVv
ますは幼女に感謝。2歳の女の子ってけっこうしゃべるもんですね。
おまんこは小さくてやっぱり入らないと判断しました。

シルクがアルムの乳母の娘というのは小説版の設定です。
こんな展開も考えてました。

セリカ「見つけた……シルク」
シルク「さっきから、います」
セリカ「どうしてあなたは……私の大切なものを奪おうとするの?」
シルク「……分かりません、そんなの」
セリカ「ずるいよね……ずるいよね……? ずっと、ただのシスターだって言ってたくせに……」
シルク「……」
セリカ「私なんかより、10年以上も後から割り込んできたくせに……」
シルク「……」
セリカ「ほんのつい最近、ちょっと気が変わっただけなのにぃ!」
シルク「っ!」
セリカ「いらない……あなたが一番いらない!」
シルク「更迭だ!」

没です。
732名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 22:19:16 ID:f3XweIr4
外伝氏これでエロパロ書いてくれ。
http://www.youtube.com/watch?v=Q-bVFjyMpmg&mode=related&search=
733名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 22:21:51 ID:T7MUKQDv
外伝(ゲームの)作品、久しぶりだ…嬉しいな。
734名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 23:06:40 ID:n9D6VpZd
乙彼!
ょぅι゙ょシルクたん(;´Д`)ハァハァ
って、いくらなんでも幼女過ぎwww

>>718
了解。

このスレでの、外伝 ◆9QlRx9nooIへの、一方的な思い込みからの非難、悪言罵言の書き込みについて、
スレッド住人の一人として、外伝氏に謝罪いたします。
それらは、あるものは誤解から、あるものは嫉妬からの、認識不足または一過性の感情によるもので、
職人のご気分を害するほどの価値があるレスsではない、と思います。
聖なる泉の水に流し、素晴らしきそして有り難き作品の数々をご披露くださることを望みます。
735名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 00:21:58 ID:nfA3rnjn
ちょっと前の「猟奇を始めから期待した人に誤解を与える」
って書き込みの通り
「件の2作品には【猟奇エロ】は無いから、それをほのめかす表記は避けてくれ」
という単純な話だったらここまでこじれなかったのになあ。

まあとにかく解決したようで良かった
736名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 00:24:43 ID:nfA3rnjn
あ、すまん。
書き込む気なかったのに送信されてしまった。
変なこと書いてしまってごめん。
737名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 00:27:42 ID:Dz7MH/qj
もうすぐ圧縮の季節。
まさかとは思うけど、ここ使い切る前に新スレ落ちたりしない……よね?
738名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 00:49:44 ID:t/zAyJIe
何故>>724の「本」に誰も突っ込まないw
739名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:40:44 ID:YzweeA4a
埋めついでにカキコ、
もうすぐVCで紋章がダウンロードできるので
それにあわせて

チェイニー(変身済み)×パオラ×カチュアもの

一応和姦姉妹丼のつもり・・
自分はストーリー物かけないんで
ほとんどエロシチュですけどよければどうぞ
740名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:41:58 ID:YzweeA4a
英雄戦争も終わり
アリティア騎士団以下面々も各地の復興のために帰国の準備を進めているところ・・

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「えっ、俺に頼み事?いいよ話して」
チェイニーが聞き直すと
カチュアは顔を真っ赤にしながら耳元でささやいた。
「えっ、そんなこと?いいの、変身したって
変わるには外見だけで中身は俺自身だよ?」
カチュアは悩んでいるようだったが数秒考えたうちにうなずいた、
そこへパオラがこちらも悩みながら二人の前に現れた。

「えっ、カチュアもチェイニーに頼み事・・珍しいわね」
「姉さんこそ」
「えっ、パオラも俺に頼み事?二人して珍しいなあ」
パオラにも理由を尋ねるとカチュアとはほぼ同じ理由のようだ。

「ええ?姉さんもなの」
「カチュアも?」
「本当は本人に言うつもりだったけど、あの方たちの幸せそうな姿を
みているとどうしても切り出せなくて・・」
「私も・・あの子の幸せそうな姿を見ていると・・」
「わかったわかった、二人とも面倒みてあげるよ
でも国に帰るまであんまり時間がないから
二人同時でいいかい?」
「姉さんと!?」
「あら・・」
二人ともかなり悩んだ様子だったが、
これを逃すとチャンスはないということで了解を得たようだった。

「じゃあ早速宿に行こう、
実はちょっと疲れるんだけど、二人別々の姿を見せることができるから
安心していいよ」
そう聞いて二人は心底ほっとしたたようだった。
741名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:42:29 ID:YzweeA4a
・・・・

宿の湯浴みから二人が上がってくると、そこには変身したチェイニーがいた。
(ああ・・マルス様・・)
(アベル・・)
二人とも感極まりない様子で顔を紅潮させている。
(竜族の力でそう見せてるだけなんだけど、
 本人たちが喜んでくれてるならそれでいいか)

「早速ですまないんだけど二人とも横になってくれるかな
できればお尻をこちらに向けて」
二人はおずおずとしながらもお尻をチェイニーの方に向け始めた
肉付がよく豊満というにふさわしいパオラと
スレンダーで小ぶりながら所々引き締まったカチュアのお尻は見るものを感嘆させるに十分だった。
チェイニーは二人の下着を下ろすと、女性器を愛撫し始めた。
「えっ、ひゃ・・」
「んっ・・」
二人は驚いた様子だったが、かまわずチェイニーは続けた。

「もう一度すまないんだけどこれ舐めてもらえるかな」
チェイニーはズボンを下ろすと、そこには半勃起した男性器がそそり立っていた。
二人とも最初は驚いた様子だったが、
先にパオラが舐め始めると、カチュアも意を決したように舐め始めた。
(アベルの大きい・・)
「れろ・・ちろちろ・・ちゅぱ」
(これがマルス様の・・)
「ちゅぱ・・ん・・ちゅ・・ん」
二人ともフェラの知識は皆無に近かったが
最愛の人への思いだろう舐める舌の動きには力が入っていた。

「ちゅうう・・ん、・・んちゅ・・んんっ」
「あっ・・うん・・ちゅ・・ちゅ・・れろ」
お互いの舌と舌が絡み合って、テクニックが無いながらも、
ピンポイントでつぼをついてくる、
指と指も絡み合い根っこのところにじわじわと刺激が加えられていく。
なれていないながらもパオラがカチュアに指示を出し、
性器の全面を丹念に責めていく、
パオラが玉袋・・カチュアがカリ首を舐め、
戦場で見せるそれと同じで姉妹のコンビネーションは格別であった。
次第に男性器は硬さを増していき見事な隆々とした男根となった。
そして二人とも男性器を舐めるという行為と、
チェイニーの愛撫により興奮したのだろうか。
次第にあえぎ声が混じってきた。
742名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:43:30 ID:YzweeA4a
(そろそろいいかな・・)
チェイニーは体制を反転させると、パオラの秘所にあてがおうとした。
「カチュアはこっちね」
そういうとチェイニーはカチュアの秘所を舌で舐め始めた。
初めての行為に、パオラも挿入に戸惑っているようだったが、
じりじりと男性器が近づいてくるのを見て、
意を決したように奥まで貫いた。
(っ・・ん・・これがアベルの・・すごい)
痛みはあるようだったが
擬似とはいえ最愛の人のものを受け止めた高揚感が上回っているようだった、
一方カチュアは、今まで誰も触れさせたことの無いようなところを、
先ほどの指に続いて、舌で責められていることに異様な興奮を覚えていた。
(ああ・・マルス様・・私のそんなところを・・)
「んっ・・んっ・あっ・・ああ・・ん」
「ひゃっ・・ん・・ん・・んんん・・ああ・・」
カチュアとパオラはお互い対面にいることもあり、
お互いの姿を見て興奮してきたようであった。
「姉さんすごい・・んっ・・あっ・・ああ」
「カチュアも・・人のこと・・んっ・・ん・・ん」

二人はキスを交わし、
次第にその快楽に酔っていったようであった。
狭い部屋の中で響くクチュクチュというお互いの口をむさぼる音と、
チェイニーのカチュアへの愛撫・・そしてパオラへの挿入音が重なって、
甘美な音とにおいが充満していた。
次第にパオラもなれてきた様であり、
ゆっくりとであるが自らも腰を降り始めた。
「んっ・・いい・・いっ・・ん・・」
「んっ・・姉さん私が気持ちよくしてあげるね」

そう言うと、ゆっくりカチュアはパオラの豊満な胸をもみ始めた。
口、胸、性器・・すべてのところを責められたパオラは、
腰の動きを早めて絶頂への快感をむさぼろうとしているようだった。
パオラは騎乗の扱いは長けているらしく、
とても処女とは思えない動きでチェイニーを翻弄していった。
リズミカルに縦横に腰を振る動きで、
パオラの白い豊かなバストも左右上下に揺れる、
とても戦場で戦っているときのおとしやかで華麗な戦いとは、
そぐわぬパオラの乱れようであった。
時折鼻の奥に入る、カチュアの甘い女性器の匂いも興奮を増大させているようで、
さすがにチェイニーも絶頂に達しそうだった。
「パオラ・・いくよ・・うっ・・」
(あっ・・アベルの子種が私の中に・・入ってくる・・ああ・・)
パオラは自分の子宮内の入ってくる精液によって、
軽い絶頂状態に達したようだった、
それによる締め付けはすざましく空っぽになるかのごとく精液を膣内に注ぎ込んだ。
ドクドクと波打つそれはパオラの膣を満杯にしただけでは収まらず
抜いても射精し続けパオラの白いお腹を精液で汚していった。
743名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:44:28 ID:YzweeA4a
・・・・

「次はカチュアの番だよ、どうする?」
「え・・でも・・わたしどうしたらいいか・・」
カチュアは目の前での姉パオラの乱れようと、自分の中に男性器が入るという恐怖から、
混乱しているようだった。

「カチュア・・あなたの目の前に写っているのが、誰かはわからないけど
あなたの愛した最愛の人でしょ・・ちゃんと受け入れて上げなさいな」
そうパオラはカチュアの耳元でささやいて、
妹の唇に軽くキスをすると、
胸をもみながら・・もう片腕で女性器を軽く愛撫し始めた。
「やっ、姉さん・・そこはだめ・・」
パオラの手つきは女性の弱いつぼを心得てるらしく、
中をじらすようにこねこねと、性器の外部を愛撫していく、
太ももに舌を這わせ、胸の中心部からゆっくりとこねくり回す、
時には耳を噛み、優しく髪をなでる。

そうしてるうちにカチュアの目は、すぐさまにとろんとした目つきに変わっていった。
自ら性器から溢れてきた精液を垂らしながら
実の姉妹を愛撫するという行為は、背徳的な行為を連想させ、
一度あれだけの精液を放った男性器を、再び脈打つ男根と変えるのには、
十分な要素だった。
「じゃあ・・カチュアいくよ」
「んっ・・」
パオラの愛撫によって心理的余裕ができたのか、
以外とすんなり受けいることができた。
(ああ・・マルス様・・)
カチュアは意中の男性の名前を心の中でつぶやくと、
痛みをこらえ・・うぶな動きながらも腰を動かし始めた。
744名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:44:59 ID:YzweeA4a
「つう・・これが男の人の・・何だけ変な感じ・・」
先ほどとは違いゆっくりとした腰の動きに、
チェイニーも余裕が出てきたらしく。
「パオラここを口で攻めてあげてよ」
チェイニーの指示を聞くと、パオラはカチュアの充血してきたクリトリスを、
やさしく愛でるように舐めはじめた。
ゆっくり皮を剥ぐと、敏感な部分にちょんちょんと舌を這わせていく。
カチュアの顔に自ら性器を押し付け、
時には激しく、緩急を交えながらゆっくりと快感の波をひろべるべく愛撫していった。

「ちょっと・・ねえ・・さん・・そこは・・だめ・・」
さすがのカチュアも指による責めはともかく、
舌技による刺激は想像していなかったらしく、
パオラが一舐め一舐めするたびに男性器に締りが増大していった。
ぎゅうぎゅうと中から誘い込むように膣内が収束する。
「そんな・・二人とも・・ん・・あっ・・ああ・・」

カチュアは最愛の人の幻影と、
自らの姉であり心からすべてを受けいれられるパオラからの責めに、
喘ぎ声も潤いも感じさせる響きになっていた。
「んっ・・だめ・・わたしおかしくなっちゃいそう・・」
こうなれば普段の冷静沈着なカチュアの姿からは想像できないほど、
自ら腰激しくふり、自ら中に子種を受け入れようとする行為は、
見ているものを昂揚させるに十分だった。
カチュアが腰を振るたびに、ピストン運動のスピードの激しさも増していく、
二人ともそろそろ限界が近いようで、
肉と肉がぶつかり合うクチュクチュという音も最高潮になっていた。

「カチュア・・そろそろいくよ・・!」
「ああ・・わたしの膣に注いでください・・子種を・・ああっ」
ビクン、ビクンとなるたびに放出された精液は、
瞬く間にカチュアの膣を侵していき次第に、膣口からたれるピンクがかかった精液が、
カチュアの足にねっとりと絡んでいった。
(これが・・マルス・・様の・・ああっ・・)
どこかで偽とはわかりつつも最愛の人のものを受け入れたという感覚は、
カチュアに満足感をもたらしたようであった。

(さすがに・・変身しながら・・二人の相手をすると・・もたない・・な・・)
そう心の中で思うとチェイニーはぐったりとその場に倒れこんだ。
745名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:45:31 ID:YzweeA4a
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

数十分後チェイニーはまだ眠っている二人に毛布をかけてあげると、
一人岐路につく準備をはじめた。
そして出かける寸前、
再度二人の顔を見ると吹っ切れたようなやさしい寝顔を見ることができた。
(へえ・・こんな能力でも役に立つことがあるんだね)
依然マルスに行ったいたずらを回想しつつ、チェイニーは苦笑した。

(さて・・そろそろいかないとガトーに怒られちまうな)
暗黒竜を倒し平和になった世界での竜族の生き方を話し合う予定だったのだが。

(こういう風に協力し合えるなら以外と悪くないかもしれないね)
そう思うとチェイニーは満足げに旅路の岐路についた。
746名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:50:36 ID:YzweeA4a
お終い

エストも書きたかったけど話の展開上没に
チェイニーの変身とか突込みどころはいろいろあるけど
単純に姉妹丼を書きたかっただけなんで勘弁してください
747名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 08:40:39 ID:gggXKiS7
キターーーー!!!11
GJ
748外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/12/23(土) 19:16:39 ID:Ned4Bi3c
姉妹丼GJです!チャイニー幸せ者

蒼炎アイク×タニスを投下します
749蒼炎アイク×タニス:2006/12/23(土) 19:18:14 ID:Ned4Bi3c
「ではタニス。空の敵は任せていいか」
「うむ。神使親衛隊の名に恥じぬ戦いをお目にかけよう」
 アイクがクリミア再興軍の正式な将軍となって初戦の前。デイン国境を目前にして、
新たに軍に加わったタニスと念入りに軍議を行っていた。
といってもタニスから一方的に進言し、アイクは相槌を打つだけである。彼女の提案には口を挟む余地などなかった。
 女性ながらいかにも軍人といった厳格な態度のタニスに、アイクもこと戦闘に関しては全て任せようと思うようになっていた。
ティアマトとはまた別の意味で頼りになる。
「ときにアイク将軍」
 二人だけの軍議も終わり、唐突にタニスが話題を変えてくる。
「お腹は空かぬか」
「は?」
「腹は減っていないかと聞いている。腹が減っては戦も出来ぬというからな」
「あ、ああ。ちょっと小腹が空いたかな」
 今は夜中だ。誰か呼んで作ってもらう、というのも気が引ける。
「ふむ。しばし待て」
 言うと野営地の天幕を抜けて、タニスは出て行った。
「……。何か作ってくれるのか?」
 見るからに堅気の軍人という気質のタニス。さて彼女の腕前はいかほどのものかと待っていると。

「この馬鹿者がーっ! 兵糧に手を出すとは何事かっ!!!」

 どか! ばき! バキバキ!! グサ! ザクザク!!

 ……
 遠くから怒鳴る声と何やら剣呑な物音が聞こえてくる。
「……」
 戦場でよく聞く音だ。アイクは人知らず蒼ざめていた。
「待たせたな」
 そして戻ってきたタニスは、皿の上に玉子と殻を乗せていた。一応火を通したのかこんがり焼けている。
「ええっと。それは」
「玉子料理だ。見て分からぬか」
「分からない」
 正直にアイク。そして彼女のもう片手に握っているソニックソードを指差す。
「それは?」
「これか」
 その剣は血で濡れていた。
「兵糧に手を出してガツガツ食べている不届き者がいたのでな。成敗して埋めてきた」
「あー……それはひょっとして魔道士の少女では?」
「うむ。そんな成りをしていたか。案ずるな。次は舌を引っこ抜く」
「は、はは……」
 次、ということは生きてはいるのだろう。
「さあ。食べろ」
 机にお皿を差し出して、タニスは剣を拭いた鞘にしまう。
 アイクはごくっと喉を鳴らして、皿の上の物体を見下ろした。
「玉子を食べさせたいのか、殻を食べさせたいのか、どっちだ」
「む」
 タニスは眉をひそめて、アイクと玉子を見比べ、
「これでは不満か」
「いや、その……もういい」
 やけになって食べてみる。だって男の子だもん。
750蒼炎アイク×タニス:2006/12/23(土) 19:19:34 ID:Ned4Bi3c
 口に入れてみると案外美味しい……とうこともなく、アイクは口の中でガツガツと玉子の殻を噛み砕いた。そして胃に放り込む。
「どうだ」
「不味い」
 ごっくんと飲み込んで、正直にアイク。それでも顔は平然としたまま。いや今にも吐き出しそうなのを必死に我慢しているのだ。
「そうか。面目ない。神使様よりアイク将軍の力になるようにと勅命を賜ったのに」
「いや……。あんたの役割は戦う事だろ?」
「それでは駄目だ」
「ダメ?」
「使命は果たせなければならない」
 タニスはすっと毅然とした眼差しでアイクを見据え、
「どうすれば、私はアイク将軍の力になれる」
「いや、だから……一緒に戦ってくれればそれでいい」
「戦闘以外では私は不要だと?」
 そうだ、と言おうとしてアイクは踏みとどまった。
「ソンナ、コトハ、ナイ」
「本当か!?」
 くわっとタニスの目が見開く。戦場で突撃の号令を降すように気合が入っていた。
「それで、私は何をすればいい」
「何って……」
「あいにくとこういうのは不得手なのだ。教えて頂けるとありがたい」
「うむ……」
 どうにも困った表情でアイクは天幕の奥を見る。立ち上がって薄い布を開けると、

「あ、あの……。きょ、今日は、しないの…?」

 赤い顔で妹のミストが簡易ベッドに座っていた。
「きょ、今日はいい」
 つーと額から冷や汗が流れた。そしてミストをお姫さま抱っこして天幕の外に放り出す。
「ふえーん。お兄ちゃんのばかー。浮気者ーっ」
「こら。誤解されるようなことを言うんじゃない。ただ交尾してるだけじゃないか」
「お兄ちゃんのちんこほしいのに」
 とりあえずまだ不平を言う妹を追い返し、アイクはふーと額の汗を拭った。
 平然と一部始終を見ていたタニスは、
「ふむ。アイク将軍はああいうのが好みか」
 うんうんと頷く、両手を開き、アイクに呼びかける。

「さあ来い。抱きしめてやるぞ」

 アイクは目を細めてタニスを見て、
「鎧のままで?」
「これは失礼」
 手馴れた仕草でカチャカチャと鎧を外す。ファルコンナイトの装甲は薄い。
すぐに鎧を外し、ついでに下のシャツまでがばっと脱いだ。
「ぬっ」
 思わずアイクは目を見張る。下着は身に着けていなかった。
 そして上を向いてぴんと張った乳房が露になる。ティアマトよりは小さく、ミストより大きい程よいサイズ。
「さあ来い。抱きしめてやるぞ」
 上半身を裸にして、再び同じ台詞。平然としたままで。
751蒼炎アイク×タニス:2006/12/23(土) 19:20:55 ID:Ned4Bi3c
「えーと……」
 いいんだよな、とアイクが一歩進むと―
 間合いに入った途端、むぎゅっと頭をつかまれ、そして胸に押し付けられる。
「おわっ」
 むにゅーと柔らかい感触が頬に触れ、アイクは紅くなった。だが当にタニスはいつもの毅然とした表情で、アイクの顔を胸でぱふぱふする。
 張りのある乳房は触れてみると弾力があり、むにっと形を変えてアイクの顔に柔らかい感触を与えた。挟むほどではないが。
「うっぷ。もういい。もういい」
 胸の海で溺れそうになり、アイクはハァハァと顔を上げる。
「どうした。真っ赤になってるぞ」
「そ、そりゃなるよ」
「うむ。うむ」
 何やら納得してタニスは何度も頷く。
「そえれで。これからどうするのだ?」
「は?」
「アイク将軍はどうしたい?」
と言われ、アイクは半裸のタニスを凝視する。
 よく鍛えられ引き締まったタニスの均整の取れた肢体。だが女性らしいふくよかさもちゃんと残している。
「その……寝てくれるってことか?」
「寝る? アイク将軍は私に添い寝しろと?」
「ああ。いや」
 どうも会話がかみ合わない。
「裸になって。ベッドで寝てくれ」
「承知した」
 あっさりと頷き、タニスは下も脱ぎ始める。

 安作りの簡易ベッドがギシギシと揺れる。二人も乗ったのだから当然だろう。
 ギシギシ、のあとはアンアンと続くものだが声は出ない。
 裸になってベッドに横になったタニスの上に、同じく裸になったアイクが覆い被さるように抱きつく。
そして上から乳房に指を食い込ませて揉み、口で乳首を吸っていた。
「……」
 だがタニスはぎゅっと眉をひそめただけで、いつもの厳しい眼差しでアイクの頭を見下ろしたまま。
「なあ。感じてるのか?」
 アイクが乳首から顔を上げる。その乳首はピンと勃起しているから、感じてはいるのだろう。
「うむ。こうしているとなんだか心地良い」
「だったら少しぐらい喘ぐとか」
「喘ぐ?」
「あんあんとか」
「あんあん(棒読み)」
「もういい」
 棒読みに逆に萎え、アイクは顔をタニスの口に寄せた。彼女の頬はまだ紅くない。
「キスしていいか?」
「どうぞ」
 あっさりと言われ、アイクはちゅっと口にキスする。彼女の唇はとても甘かった。
「いつも、こういうことしてるのか?」
 平然としているタニスに聞くと、彼女はふむと考え込み、
「隊の部下にせがまれてよくこうやって裸で抱き合うが。これも部下を安心させる為の上司の務めだ」
「隊の部下って……女ばかりだよな?」
752蒼炎アイク×タニス:2006/12/23(土) 19:22:27 ID:Ned4Bi3c
「そうだが」
「その……男とは?」
「アイク将軍が始めてだ」
「むっ」
 急に責任重大と感じ、アイクは気を引き締める。男のよさを教えてやらねば。
 顔を下げ、彼女の股間に目を移す。びっしりと陰毛が隠した花園。
 その股間に顔を埋めると、ふさふさと陰毛の感触がした。
「そのような所……汚くはないか」
 相変わらず冷静にタニスが言う。
「汚くなんかないよ。脚開いて」
 素直に脚を開くタニス。その中央、ちゅっと陰毛の奥の割れ目にキスするが、ビクッとも揺れない。
 舌を伸ばすして、割れ目をなぞると、毛のふさふさした感触と、熱い肉の味がした。
そして愛液のじゅっと濡れた味。
(濡れてはいるんだな)
 体は感じているが、全く態度で示さないタニスに半ば感心し、それならもっと感じさせてやると秘所に舌を走らせた。

 ちゅちゅっ……じゅるじゅる…

 唇が割れ目を這う度に愛液が噴き出し、淫らな音が響く。
 だがタニスは息一つ乱さない。
 仕方無しにアイクは顔を挙げ、タニスの顔を見ると、彼女は素知らぬ表情で上を見据えていた。
「ん? もう終わったか」
「いや。まだだ」
 アイクの腰のイチモツはビンビンに上を向いていた。
 タニスはそれを「ほほう」と眺め、そして不意に手で包んでくる。
「おおっ?」
 掴まれアイクの腰がびくんっと震えた。
「これが……男のもの。ふむ。こうなるのか」
 手の中で揺れるイチモツが面白いのか、そんな呟きを漏らす。
「は、離してくれないか。大事なものなんだ」
「これは失礼した。無礼をお許しいただきたい」
 タニスが手を離すと、イチモツはビクンビクンと大きく飛び跳ねる。
「これをタニスの中に入れるぞ。いいか」
「どうぞ」
「妊娠するかもしれないんだぞ!?」
「妊娠したまま戦う女も珍しくはない」
「いや、そうじゃなくて……」
 ハァと溜息をついて、アイクはよいしょっとタニスの開いたままの腰に自らの腰を挟ませた。
イチモツの先端が彼女の陰毛に触れ、ふさふさした感触がする。
「いいんだな」
「よいと言っている」

 ずっ、と腰を進めた途端、固いような柔らかいような肉の壁が先端に触れた。
「くっ」
 歯を食い縛り、ギギリと肉壁を突き破ると、赤い血が一筋流れる。
「んっ」
 未知の痛み、そして快楽にわずかにタニスの声が漏れた。だがそれだけ。
「うおおおっ!」
 だが一方のアイクは、下半身から溢れる快楽にたちまち翻弄され、頭が真っ白になった。
 イチモツを一気に埋め、ギチギチと膣肉に絞められ、思わず達してしまう。
753蒼炎アイク×タニス:2006/12/23(土) 19:24:21 ID:Ned4Bi3c
 どくっ……どぴゅどぴゅどぴゅ〜……ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜

 白濁液がとろっと結合部から流れる。膣内にはもっと溢れ、子宮目指して流れ込んでいった。
「はぁ……はぁ」
 モノを引き抜き、アイクはがくっとタニスの上に倒れ込む。そのアイクの頭に手を回し、タニスはよしよしと撫でてやった。
「なあ」
 体の下にタニスの柔らかい体を感じ、アイクは射精と絶頂感に浸りながら聞いてみる。
「どうだった。俺に抱かれるのは」
「うむ。気持ちよかったぞ」
「本当に?」
「本当だ」
 ハァと溜息をつくアイクの頭を撫でながら、タニスはうむうむと何度も頷いた。
 股間からは血と精液が流れていた。

(おしまい)
754名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 21:02:54 ID:Us6JAqTf
チェイニーです…
今朝は二人の姉妹に搾り取られました…
正直腰が痛いとです…

チェイニーです…
その後名前をチャイニーにされました…
中華ですか…

チャイニーです…
チャイニーです…
チャイニーです…
755名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 21:55:39 ID:YzweeA4a

蒼炎好きなだけに
増えてくるとやっぱり嬉しいな
756名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 22:26:54 ID:J0wORkcd
>>748
外伝氏GJ!
最後まで反応に乏しいタニスがなんとなくらしいと思った。
それよりミストと日頃なにやってんだ!(笑)>アイク
757名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 22:39:11 ID:+XrTa7ef
>>739
GJ! 懐かしいな、wii欲しくなってきたー

>>748
外伝さんGJ。テンポの良さと小ネタがいいですね
758名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 23:05:44 ID:asp+gtQN
>「さあ来い。抱きしめてやるぞ」

素クールの匂いがした
759名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 21:06:00 ID:4ikqtJIB
「あんあん(棒読み)」コーヒー噴いたwwwwwww
760人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/27(水) 20:31:53 ID:X109Mjoi
陣内マジむかつく
俺も紀香と結婚したいよ
761人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/27(水) 20:34:18 ID:X109Mjoi
うげっ・・・・・・!!!
どこに誤爆してんだ俺orz
762 ◆Z9Z6Kjg2yY :2006/12/27(水) 21:37:33 ID:uG6r4B2o
まあ落ち着いて
763名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 21:39:13 ID:XD3k2FmO
フュリーがノイッシュ・アレク・アーダンと乱交しまくるSSが読みたいな
シルヴィアに「あの女邪魔だから犯っちゃってよ」と頼まれるも、フュリーは好みじゃないから気が進まないアレク
そこで前々からフュリーを可愛いと言っていたノイッシュとアーダンと手を組んでフュリーを罠に嵌める
最初はレヴィンに操を立てるつもりだったフュリーだけど3人との行為に夢中になっていく
みたいな。
頭の中では妄想してるんだけどSSにならねぇ(;´Д`)

>だみゃ〜ん氏
ワロスwwwwwwwwwww
だみゃ〜ん氏の好みは紀香だったかwwwwwwwww
764名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 13:31:34 ID:zINOwF0Z
>>763
俺はむしろどこに投下するつもりだったのかの方が気になるw
765名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 17:50:08 ID:+hqwciHH
>>763
テラカオスw
766人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/30(土) 15:49:38 ID:dhScR3iu
埋めネタ

ジュリアン「なあ レナさん! 早く逃げねえと 本当にやべえぜ。麓には、アリティアの騎士団が来てるっていうし、今がチャンスなんだ。もう少しの辛抱だから、頑張ってくれよ!」
レナ「ごめんなさい・・・・・・。でも、大事な極太張型を置いてきてしまったの。あれを取り戻さないと・・・・・・
ジュリアン「そ、そんな物、どうでもいいから、早く逃げるんだ!」
レナ「だって、あなたと同じサイズなのよ?」
ジュリアン「黙れ雌豚!」

シーダ「剣士ナバール!あなたほどの方が、どうしてこんな山賊たちの用心棒をしているの?」
ナバール「・・・!?何だお前は?女や子供に用はない。さっさと立ち去れ!」
シーダ「お願いです。無意味な戦いはやめて・・・どうか私たちに力を貸してください。もし、それがダメなら、この張型で私を好きなようにして!」
ナバール「黙れ雌豚」
ナバールが 仲間に 加わった!
767名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:47:45 ID:l7TEwLY9
「黙れ雌豚」 の元ネタというか元祖は何だろう?
768名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:48:40 ID:l7TEwLY9
誤爆した
まぁいいや
769名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 19:10:48 ID:k8P+XHbU
誤爆なのかよ
7703日目夕方 ?/12:2006/12/30(土) 20:38:02 ID:fBJpbl6e
「そう言えば……ファの名前って、本当の名前なの?」
 裸で抱き合ったまま、ロイは腕の中の幼女に問いかけた。竜族の少女はきょとんと大きな瞳でロイを見上げた
が、すぐに笑顔で答えた。
「うーんとね、本当はね、もっとながーい名前なの。でも長すぎるから、最初のところだけとってファなの」
「そうなんだ……どんな意味なのかな……」
「えっとね、『しんじつの音』なんだって」
「真実の…音?」
 ファの紫色の髪を優しく撫でていたロイは、ちょっと意外な答えに手を止めた。ファは「そうだよ」とやや得
意げにうなずいて見せる。
「えっとね、ずーっと昔にね、ある『さっきょくか』さんが、『真実の音』を探して音楽をつくってたの。出だしから
すごくおっきな音だしてね、『これが真実の音だよね?』って問いかけてるの」
「……………………」
「でもね、『ちがう、そんなんじゃないよ!』って言われちゃうの。それでね、ぼんやりしながら考えてたら、
『だいさんがくしょう』の最後で『お? ひょっとして!』ってヒントを見つけたんだよ」
「だ、第三楽章……って……?」
「そしてね、『おーっ!!』ってかんじでどーんと思いをめぐらせるのが『だいよんがくしょう』の最初なんだよ。
それから『これだろ?』とか『これだ!』ってどんどん『真実の音』を鳴らすんだけど、『まだまだ』『おしい』
『ちがーう』とか言われるの!」
「言われるって……誰に?」
「で、そーやってるうちに、おや? ってある音の並びを見つけたんだよ。まだ自信がないから、はじめはおそる
おそるコントラバスでこっそり弾いてみたの。で、大丈夫みたいだから、バイオリンでも弾いてみたの! 『お、
もしかしてこれが?! 』『キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!! 』ってついに『真実の音』を見つけたの!
『真実の音』っていうのは、『ファ』だったんだよ!」
 ファが嬉々として語る物語に、ロイは固唾を飲んで聞き入るしかない。
「これなら大丈夫だってことになって、オケのみんなでテーマをひいてみたの。それが、ファの本当の名前の、

『ファファソララソファミ レレミファファーミミ ファファソララソファソミ レレミファミーレレー』

だったの! ファの名前の意味、わかった?」
「…………………………う、うん…………」
「でもね、ちょっと待ったーっ、まだ何か足りないよーって、バリトンの人がとめたの。だから、楽器だけじゃ
『真実の音』は表現できないんじゃないかって考えて、男の人のコーラスを加えてみたの! 『フロイデ!
(サイコー!)』って呼びかけるバリトンさんに、『フロイデ!(サイコー!)』って男の人みんなで返事したの。
そしたら、バリトンさんはさっきよりもおっきく「フローーーーーーーイデ(超サイコーーーー!)」って返してく
れたんだよ! アルトさんや、ソプラノさんもいっしょになって、みーんな楽しく大合唱!
『真実の音』がついに見つかったんだよ! 」
「………………そ、そう、なの…………」
 ロイはファの勢いに呑まれ、弱々しく相槌を打つ。そんなロイの態度に、ファはむーっと眉をひそめた。
「……ロイお兄ちゃん、ファのお話、ぜんぜんわかんなかったでしょ」
「………………い、いや、そんなこと……」
「もー。あしたの夜は、『うたがっせん』なんて見ないで『きょういく』見てよ! 約束だよ!」


 3日目夜の執筆にようやくとりかかることができたものの遅々として進まずむしゃむしゃして書きました。
 内容についてはあまり深く突っ込まないでください。あと元日になったら忘れてください。
771名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 23:08:16 ID:WFRUxYKk
お二方に送る言葉

ネ申

もはやこれしかいえないですよ…
772名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 23:22:53 ID:F8mAbASe
>>770
第9かよw
773名無しさん@ピンキー
病室には妹の苦しそうな吐息と咳の音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ少女じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、お馬さんが読みたいよ…」
馬どころか、この1年身体を起こす事だってままならないのに…
「馬か。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。





「……シーダ様をファックするペガサス…」

カシム「よし待ってろ」