ファイアーエムブレム&ティアサガ第26章

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637人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/16(金) 00:25:00 ID:oPEiXelP
A Chorus Line

「クックック・・・」
ヴァルターが卑しそうな目つきでエイリークを見ている。
「・・・・・・。」
エイリークは無言でヴァルターを睨みつけた。しかし、彼女には、もはや逆らうすべはなかった。
ルネス軍は、無惨にも敗れた。ほとんどのメンバーは乱戦の中に命を落とし、エイリークを始めとする男女8名だけが、捕虜として生き残った。
「な、何するんだ!やめろぉ!」
元気な盛りのロス。
「いやあああああっ!!!」
泣き叫ぶアメリア。
「うう・・・お姉ちゃん・・・」
「ユアン・・・」
ユアンとテティスの姉弟。
「な、何をなさいますの!おやめなさい!」
気丈にも抵抗しようとするラーチェル。
「まいったぜまったく・・・」
「ガハハ!捕まってしまいましたな!ガハハ!」
ラーチェルお付きのレナックとドズラ。以上の8名だけ。しかし、彼らは今、全てヴァルターの手の内にある。
武器は全て奪われ、身ぐるみも全て剥がされた。
「クックック・・・エイリークよ、このような姿になっても、お前は美しいのだな・・・」
今、エイリークの身に纏わりついている衣類は、何もない。ただ、その生身の裸体の全身に、金粉がまぶされている。
そして、金色のシルクハットと、リード付きの首輪だけが、彼女たちの衣装である。
「さあ、お前たちよ、踊るのだ!踊って、せいぜい我らを楽しませるが良い!」
周囲を重武装のグラド帝国軍に囲まれ、彼女たちは逆らえない。犬のように繋がれたまま、彼女たちは立ち上がる。
そのとき、グラド軍の背後に控えていた音楽隊が、一斉に音楽を奏でる。
そして彼女たちはシルクハットを手にして、動きをそろえた。

「わんっ!」

おしまい
638人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/16(金) 18:31:33 ID:A+V4P5zH
639名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 19:30:48 ID:KUfzrwU7
そろそろ次スレかな?
640名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 20:36:58 ID:qzvdREGT
なんという早漏
641南条 ◆JbFOtrah7U :2007/03/16(金) 21:15:55 ID:ICHAXJJn
仕事から帰宅、なんか最近人少ないね。
今から新作作ってみようと思うんだが、エロなしって書いていいのだろうか?('A`)

投下してもいいというのなら、完成次第投下します。
642名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 21:20:26 ID:DMqf2G6t
短いのなら俺は別に構わないけど、長めならテキストファイルでどっかに上げた方が良いと思うよ。
643南条 ◆JbFOtrah7U :2007/03/16(金) 21:22:31 ID:ICHAXJJn
>>642

15kb程だが、スレとしてもきっとエロを求めているのだろうな。
よし、エロありにして書いてくるぜ。
紋章より  アベル×パオラ だぜ!
644名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 22:20:58 ID:vnZ8J5Do
最近豊作ですな。

ところでだみゃ〜ん氏はミュージカル(?)好きなの?
645名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 13:45:13 ID:zb1OzPia
だみゃ〜ん氏の次回作はムーランルージュかオペラ座の怪人とみましたぜ!
646名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 13:45:55 ID:zb1OzPia
すまん、上げちゃった
647名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 10:30:52 ID:zUP/8CP5
サザ(エ)さんとミカ(ワ)ヤさんの真昼の情事キボンヌ
648南条 ◆JbFOtrah7U :2007/03/18(日) 11:55:54 ID:mes37UKg
宣言通りにアベル×パオラ投下。前半部分の為、例の如く後半までエロはなし。
明日にでも残りを完成させてUPします。

「アベル!」
遠くから声が聞こえる…。
混濁する意識のカーテンの向こうから、誰かが呼びかけてくれている。
起きなくては…。そう思うも身体の自由は利かない…いや、手足に力が入らない。
俺は…どうなってしまったんだ? 今となってはもはや分からない。
「しっかりして、アベル!」
先ほどよりも強く身体を揺さぶられている。
聞き覚えのある声だ。愛しさが込みあげ、今すぐにでもこの手で抱きしめたい。
そんな熱く燃えあがる想いとは裏腹に、意識のカーテンは次第に黒く染まっていく。
「嫌…嫌よ…アベル! お願い! 死なないで!」
死…? そうか、俺は死ぬのか…?
寒いな…そうか、今は冬だったな。だから、こんなにも寒いのか。
じゃあ、この怖さは何だ? 寒いのが怖い? ――いや、違う。
俺は…死を恐れているのか。そうだ、俺はまだ死にたくない――いや、死ねない筈だ。
なのに…身体は動いてくれない。
「私を置いていかないでよ…どうして、どうして! 私を一人にするの!?」
先ほどよりもさらに激しく揺さぶられる。
この声は…駄目だ、意識が薄れていく…。
「もう、やめて! パオラ姉さん!」
「エスト…でも、でも! アベルが!」
パ…オ…ラ…? 
その名前を聞いた時、薄れ行く意識の中、黒く染まった視界のカーテンに、一人の女性の姿が浮かんだ。
緑髪、優しげな笑み。純白のペガサスを操り、青く無限に広がる大空を翔る天馬騎士。
ペガサス三姉妹の長女…愛しき者。パオラ…
彼女の笑顔を最後に、俺の意識は完全に途切れた。

不意に目が覚めた…。
純白のカーテンが春の陽光を受け、キラキラと輝いている。
両開きの窓は開け放たれ、暖かい春風が室内に彷徨い吹き込んでくる。
目覚めたばかりの肌を刺激する気温に体を震わせながら、
目だけで辺りを一瞥すると、清潔感ただよう白で構成された室内と、
ベッドサイドの花瓶に添えられた一輪のアネモネの花を見つけた。
綺麗な花だ…。そう思いながら、花を手にしてみようと身体を動かそうとするが、
動かない…? 何故だ? もう一度試してみるが、やはり上手くいかない。
おかしいぞ…それに、身体の感覚がまったくない。
手足も首も…目だけがかろうじて少し動く程度か。
口も動かず声も出せない…俺はどうなってしまったんだ?
…俺? 俺って…誰だ?
誰って誰だ? 俺は…何者なんだ?
身体は動かずただ思考だけが辛うじて残っているもの、何も思い出せない…。
ただ、視界に入る映像を見続けるしかないのか?
そう思っていた時、不意に室内の扉が開かれた。
カチャと控えめに扉が開いた後、コツコツと床を踏みしめる音が聞こえる。
誰かが…この部屋に?
「おはよう。アベル」
アベル? 俺は…アベルという名前なのか?
それにこの声は…一体、誰だろう?
「あ、起きてたのね。ごめんなさい、少しお店の方を見てきたの」
天井ばかりが写っていた視界に不意に一人の女性の姿が見えた。
緑髪の優しげな笑みを浮かべた女性のようだ。
彼女は一体誰だろう?
「今日もいい天気だけど…少し寒いわね。窓、閉めようか?」
「…」
俺は何も答える事ができない。
少々寒いのは確かだが、外の空気がすがすがしくて、できる事なら開けていて欲しかった。
だが、俺に彼女の行動を止める事はできない――そう、ただ見ているしかないのだ。
彼女は俺の意思を感じたのだろうか。少しだけ窓を開けたまま、後は閉めてしまった。
649南条 ◆JbFOtrah7U :2007/03/18(日) 11:56:50 ID:mes37UKg
「具合は…どう? 何か…欲しいものある?」
具合? この動かない体の事だろうか? 欲しいもの…そういえば、お腹が減ったな。
「もうそろそろ、お昼ね。私、お弁当作ってきたの、いつも流動食じゃ味気ないでしょ?
 お医者様も、介護ありでなら食べれるだろうと仰ってたわよ」
視界から彼女の姿が消えた。
ベッドの隣でなにやらごそごそという音が鳴っている。
「ほら。パオラ特製お弁当よ。不味いなんて言ったら怒るからね」
じゃーんと、嬉しそうに微笑みながら、何やら四角い包みをこちらに見せている。
お弁当…か。この人はどうして、そこまで俺にしてくれるのだろうか?
それに、この人の名前は…パオラというのか。
パオラ…? どこか、心にひっかかる名前だ。
思い出そうとするが、強烈な頭痛に遮られ思考は強制的に切断されてしまう。
何故だ? 何故、俺の心は記憶を覗く事を拒む?
分からない事ばかりだった…。
俺が悩んでいる間も、彼女はお弁当をベッドサイドに広げていた。
「ほら、お食事の時は身体を起こさないと駄目よ」
彼女が俺の背中を支え、ゆっくりと上半身だけを起こす。
先ほどまでの視界よりも、幾分か視野が広がり、今この部屋には
俺と彼女しかいないという事が分かった。
同時にこの部屋がどういう部屋なのかも分かってしまった。
ここは恐らく病院だ。俺は人に関する記憶等は覚えていないが、
どうやら日常的に目にするようなこういう風景についての知識は残っているらしい。
そして…自分が何かの病人なのだということも…
「さあ、アベル。お昼、食べよ? 美味しいわよ、何せ私の手作りなんだから」
震える手でフォークに刺さった卵焼を私の口へと近づけてくる。
何をそんなに震えているのか? 俺には分からなかった。
そして、カランカランとフォークの落ちる音が、静寂に包まれた室内に響いた。
「う…うぁぁ…うわぁぁ…」
顔を伏せ、必死に手ぬぐいで口元を覆い、声を殺しながら。
彼女は…泣いていた。
嗚咽を漏らし、空いた手を膝の上で硬く握り締めながら、必死に声を殺している。
ひくっひくっと、肩をしゃくりあげながら…
何故…泣く? 何故…悲しむ? 俺には分からない。
分からない…筈なのに。心は痛んだ。
そうして…自然と俺の瞳から涙が零れ落ちた…。
「ア…ベ…ル?」
俺にも何故泣いているのかは分からない。
ただ目の前の女性の様を見ているだけなのに?
いや、違う。俺は悲しいんだ――そう、この女性が悲しむ姿が。
悲しいんだ――
泣かないで…君が泣くと――俺も悲しい。
どれだけそう伝えてあげたい事か。だが無情にも身体は言う事を聞かない。
泣き続ける彼女を抱きしめてやる事もできない。
俺は――無力だ。
「ご、ごめんなさい。お腹減ったよね?」
涙を振り払い、落ちたフォークを手に席をたつパオラ。
違う。食事なんてどうでもいいんだ。
君の悲しみをとめたいだけなんだ。パオラ!
心の叫びは声になることはない。ただ自らの内なる部屋に響くだけだ。
「フォーク。洗ってくるね…」
コツコツと床を踏みしめながら、パオラは部屋を出て行ってしまった。
心の中でどれだけ手を差し伸べても、彼女の姿は遠くへ行ってしまう。
先ほどまでは掴み取れそうな程、近くにいたのに…
今はただ、遠い…。そして、それがとてつもなく――寂しかった。
650南条 ◆JbFOtrah7U :2007/03/18(日) 11:58:08 ID:mes37UKg
やがて、戻ってきたパオラの手伝いもあって、食事を終えた。
お弁当を片付けながら、彼女は微笑を見せこう言った。
「ね、アベル。食後のお散歩にいこっか」
「……」
そうして、彼女の押すとても快適とは言えない木製の車椅子に乗り、
俺とパオラは病院の敷地内へと来ていた。
「ごめんね。本当ならマリクにでも頼んで魔法で移動させてもらうんだけど、
 彼、今日はエリス様に同行してて居ないから。
 お城で使っている物を借りてきたの。ちょっと不便だけど、我慢してね」
カラカラとゆっくり、ゆっくりと敷地内に咲きほこる花壇の傍を散策していく。
「本当にいい天気で良かった。アネモネの花が綺麗ね、アベル」
「……」
押していた車椅子を止めると、パオラは花壇の前にしゃがみこんだ。
「ねえ、アベル。アネモネの花言葉って知ってる?」
「……」
花言葉…? 俺は特別花に詳しいわけではないので、正直分からない。
春の陽光を浴びたパオラの指が、花壇に咲く無数の花の一本を撫でる。
「見捨てられた者…」
見捨てられた者…? ずきんと心の内側が刺激された。
「アベルは…迎えに来てくれるよね?」
彼女の言葉は酷く重い。自分の状態がどういうものかも、
直る見込みがあるのかどうか? といった部分についても俺には分からない。
「ごめん、今のは忘れて!」
こちらを見つめながら微笑むパオラ。
悲痛な笑顔だ…俺の前では極力暗い表情を見せないよう努めているのだろう。
だが、それが余計に彼女の内面を表している。
無理をするな、パオラ。俺の前では…素顔を曝け出していいんだ。
そう、言えれば…くそっ。何故身体が動かないんだ?
俺の身に一体何が起きたというんだ? 頼む、動いてくれ!
これ以上、彼女に悲痛な思いをさせたくないんだ!
「ね、アベル。お店見にいく? 貴方のお店」
俺の店…? 俺は店を持っていたのか?
651名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 15:48:00 ID:EHzWpSFL
>>637

漏れも漏れも〜〜〜〜〜!!!
サザミカ作品投下心よりキボンヌ
652人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/18(日) 17:43:27 ID:XUA62Y2T
どうも、だみゃ〜んです。
いよいよ後半に入りますが、今回はグロ表現あります。ご注意ください。それでは。
653人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/18(日) 17:44:01 ID:XUA62Y2T
West side story 〜第2幕 プロローグ〜

宿舎の一室に、一人の男が匿われていた。
「・・・・・・。」
男はベッドの上に横たわり、動かない。
ただ、わずかに息の音がする。男はまだ、死んではいないようだ。
そして額には汗もにじみ出ている。その額の汗を、マリアはそっと布で拭った。
「にいさま・・・ミシェイル兄様・・・」
彼女はもう、三日三晩、この男に付きっ切りだった。その間、本軍はガーネフとの戦闘に向けて、その準備に大忙しである。
だが、マリアは、ずっとここにいた。この兄・ミシェイルの看護をしている。
だが、このミシェイルの生存は、周囲には知らされていない。もちろん、マルス王子でさえも知らない。
彼女は、そのことを言うわけにはいかなかった。特に、あの僧侶リフの仲間たちには、絶対に漏らすわけにはいかなかった。
ばれたら最後、一斉に襲撃されるだろう。あんなにも惨たらしい最期を遂げた僧侶リフの報復として。
そのとき、非力なマリアでは、到底太刀打ちできない。だから、この兄の存在は、絶対に漏らすわけにはいかない。
今のところ、姉のミネルバと自分、そしてマケドニアの仲間たちだけが、ミシェイルの存在を知っている。
しかし、それ以外の人たちには、知られるわけにはいかない。
「マリア・・・」
「あ、姉さま・・・」
ミネルバはそっとマリアの額を拭いた。
「マリア、少しは休んだら?」
「だって、兄さまが・・・」
マリアの必死の介護。それは、不眠不休で続けられていた。マリアはもう、ふらふらになっている。そんなマリアを、ミネルバは心配する。
「ねえマリア、お願いだから、少し休んで。後は、私たちがやっておくから。」
ミネルバの横には、レナもいる。ミネルバの介護では心もとないが、レナがいれば、大丈夫だろう。
「レナさん、兄さまを・・・ミシェイル兄さまを・・・」
「マリア様、王子は大丈夫です。ですから、ねっ?」
「・・・はい・・・」
マリアはふらふらと立ち上がり、そのまま自分の部屋へと戻った。
「ジュリアン。」
レナが呼ぶと、物陰からジュリアンが現れた。
「なっ・・・!」
ミネルバは驚く。敵の一員であるジュリアンが、ここにいるのだ。
「ミネルバ様、彼は敵ではないわ。だから、安心なさって。」
「うん、でも・・・」
「ねえジュリアン、マリア様を・・・護って。」
僧侶リフの報復として、マリアが狙われる可能性もある。レナもそれは、よく知っている。だから、愛するジュリアンに、マリアを託すのだ。
「ああ、俺に任せとけって。」
そしてジュリアンは、マリアの後を追った。ふらふらしていて、すぐに追いつける。だが、ふらふらしているということは、それだけ危険ということ。
だからジュリアンは周囲に人が潜んでいないか確認する。襲撃に対して、備えていなければならないからだ。
654人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/18(日) 17:44:41 ID:XUA62Y2T
West side story 〜スケルツォへの移行〜

そのころ・・・
別の一室に、僧侶リフの仲間たちが集まっていた。
「リフ・・・・・・」
ミシェイルと同じように、僧侶リフが横たわっている。だが、こちらは・・・・・・
既に彼は、息絶えていた。もう、どうやっても動かない。但し、この世には、人一人を生き返らせることのできる魔法の杖があるという。
だが、軍の一軍メンバーではない僧侶リフに、その杖を使ってもらえる可能性は低かった。
「リカード、おめえは、よくやったよ。」
「見直したぜ、僧侶リフの敵を討つなんてな。」
皆は、リフの死を悲しみながらも、口々にリカードを誉める。ミシェイルを刺したのは、間違いなくリカードだった。
もちろん、ミシェイルを刺したところで、僧侶リフが生き返るわけではない。だが、少しだけ、彼らの溜飲が下がったのは確かだ。
彼らは知らない。ミシェイルの生存を。だから、その恨みは、自然と他のマケドニアの連中に向けられる。
すると、リカードは立ち上がった。そして、そのまま立ち上がり、部屋を出る。
「おい!どこ行くんだ?」
「ちょっと、外の空気を吸ってくるっす。」
「そうか・・・・・・」
そして、リカードはそのままふらふらと歩き出した。
僧侶リフとの、楽しかった思い出。
だが、もうリフは、この世にはいない。いつしか、リカードの頬に、涙が伝わる。
そして、道の向こうからも、同じく頬を涙に濡らすマリアが歩いてきた。

「あ、マリア・・・」
「リカード・・・」
その互いの相手を目にするだけで、二人とも涙が止まらない。
二人はぎゅっと抱きしめあった。
「どうして・・・どうして・・・こうなっちゃったのかな・・・」
「マリア・・・おいら・・・」
兄を刺したリカード。だが、それは、兄が、僧侶リフを刺殺したから。
憎しみが、憎しみを呼ぶ。
「私は、こんなに・・・あなたが好きなのに・・・」
「マリア・・・おいらもっす・・・」
「・・・・・・。」
マリアも、そしてリカードも、すっかり疲れ果てていた。
「私・・・部屋に戻るね。」
「うん。おいらも・・・」
そして二人は歩き出した。
そしてマリアが部屋に入ると、続けてリカードも同じく部屋に入る。
「リカード・・・ここは私の部屋よ?」
「うん・・・でも・・・」
そしてリカードはそのまま、マリアを抱きしめた。
「おいら、マリアと・・・一緒にいたい。」
「リカード・・・」
するとマリアは、リカードから離れた。そして、その場で衣類を全て脱ぐと、そのままベッドに潜った。
「リカード・・・ずっと・・・ずっと一緒にいて・・・」
「うん・・・わかった。」
そしてリカードも衣服を全て脱いで、ベッドに潜る。
途端に、女の子の甘い香りが、リカードの鼻腔をくすぐった。
「ずっと・・・抱きしめていて!」
655人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/18(日) 17:45:18 ID:XUA62Y2T
West side story 〜スケルツォ〜

リカードの腕の中に、マリアの女のぬくもりが転がる・・・
「マリア・・・やわらかいっす。」
マリアの柔肌、そして、女の子の色気。それが今、リカードの手の届くところにある。
「あなたも・・・あたたかい・・・」
彼の胸は、マリアの悲しみを幾分か和らげてくれる。その胸に顔を埋めると、彼の暖かい鼓動が聞こえた。
彼は、間違いなく生きている。そして、私も・・・間違いなく生きている。
「マリア・・・」
「リカード・・・」
二人は、お互いに名を呼び合った。今、自分が抱いている、最愛の人の名を確認するかのように。
「マリア、おいら、もう・・・」
熱い命の鼓動が、マリアに伝わる。リカードも男なのだ。
その想いに、マリアはただ、こくっと頷いた。彼の気持ちは、わかっている。
そして、次の瞬間。

にゅる。

やはり入ってきた。
マリアは驚きもしない。わかっている。リカードは男、そしてマリアは女。
そしてリカードがマリアをぎゅっと抱きしめると、それは彼女の一番奥まで届いた。
「んん・・・・・・」
よろめくような呻き声。そして、己の骨の髄まで貪りつくすような、快感。
その熱く大きな物は、彼女の理性までも貪りつくす。
「リカード・・・」
彼女は涙目で彼を見た。痛みとかではない、説明のしようもない切なさが、こみ上げてくる。
「お願い・・・いつまでも・・・ずうっと抱いていて・・・」
マリアは涙が溢れるその顔を、リカードの胸に埋めた。そして彼も、彼女を優しく抱きしめる。
やがて・・・・・・

全てが、真っ白になった。
656人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/18(日) 17:45:57 ID:XUA62Y2T
West side story 〜Somewhere〜

「あ・・・ここは・・・」
白いもやが立ち込めている。ここはどこだろう。マリアも、リカードも、まだ一度も来たことのない場所のようだ。
そのもやの先は、淡い光に包まれている。
「マリア、行ってみよう。」
「うん。」
リカードはそっと、マリアの手を取り、白いもやのかかる坂を駆け上がる。
そしてその頂上には、大きな広場があった。
「あっ!ミネルバ姉さま!」
マリアが指差した先に、ミネルバがいる。彼女は穏やかな笑みを浮かべていた。
そしてそこには、サジ、マジ、バーツや、パオラ、カチュア、エスト、マチスといった面々も居る。
「何だろう・・・?」
リカードは思わず、首をひねった。皆、穏やかな顔をしている。憎しみは、どこにもない。
そして彼らは、一斉に手を繋いで大きな輪になって踊りだした。
皆、一緒に踊っている。サジがパオラの手を取ると、パオラはくるっとサジのほうを向いて礼をした。
「あなたたちも、いらっしゃい。」
ミネルバに呼ばれて、二人も彼女の元に駆け寄る。その目には、いささかの憎しみもない。
そして二人は、ミネルバの手を片方ずつ手に取り、礼をする。するとミネルバは、にこっと微笑んだ。
穏やかな、優しい微笑み。こんな彼女の顔を見たのは、何年ぶりだろう?
思えば、ミシェイル王子が政権を奪取してから、彼女は強張ったような表情になっていた。あれ以来、微笑んだことなど、一度もなかった。
それ以前には、マリアに微笑を見せることも珍しくなかったのに・・・だから、正直、マリアは少し寂しかった。
そしてリカードはもちろん、こんな表情のミネルバなど、一度も見たことがない。だから、彼女の表情に、少し戸惑っている。
「リカード、これが、本当のミネルバ姉さまなの。」
マリアは説明するように彼に言った。そして、リカードも、仲間を見ながら、マリアに言った。
「皆、本当は優しくて気のいい連中ばかりなんっす。」
リカードの仲間の面々も、皆、穏やかな表情をしている。そして、他の皆も、柔らかい日差しに包まれて、優しい表情をしていた。
マリアと、そしてリカードが夢にまで見た、理想の世界。
そして、彼らの向こうに、男性が一人、立っている。
「あ、あれは・・・ミシェイル兄さま!」
マリアは早速、彼のほうに駆け出した。そしてそれを、リカードが追う。
「マリア。」
ミシェイルの見せた、穏やかな微笑み。
657人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/18(日) 17:46:43 ID:XUA62Y2T
West side story 〜甦る悪夢〜

だが・・・

「!!!」
マリアは思わず絶句した。そしてリカードの顔も、恐怖に引きつる。
ミシェイルの穏やかな顔が、まるで蝋細工のようにどろっと溶け出す。
そして眼窩から眼球が飛び出し、ぽろっと垂れ下がった。それに併せて、口元から歯がポロポロと落ちていく。
「きゃあああああああああああああっ!!!」
マリアとリカードは絶叫して逃げ出した。そして彼女たちの後を追うように、ミシェイルも走り出す。
「マ・・・リア・・・マリ・・・ア・・・」
たどたどしい言葉でマリアの名を呼びながら、ミシェイルは追ってくる。そして、二人は一生懸命走る。
そしてその逃げた先に、坊主頭の男が立っていた。二人とも見覚えのある、僧侶。
「リフ!助けて!」
二人が叫ぶと、リフはくるっとこちらを向いた。
「!!!」
二人は絶句した。僧侶リフの顔に、無数の丸い穴が開いている。そしてそこから、ボコボコッと植物の種子のような物がはみ出していた。
「き・・・きゃああああああああああああああああああああああああっ!!!」
そして二人はまたも逃げ出す。その後を、僧侶リフも追ってくる。
「・・・私は・・・僧侶リ・・・フ。治療・・・の杖が・・・使え・・・ます。よ・・・ろしけ・・・ればご一・・・緒さ・・・せてく・・・ださい・・・」

「あああああっ!!!」
二人は叫んで、飛び上がるように身を起こした。そして辺りを見ると、そこはマリアの部屋。
「夢・・・だったの・・・?」
二人は裸のままだった。さっきまで愛し合っていた格好。だが、汗でぐっしょりと濡れている。
「・・・・・・怖かったよう・・・・・・」
「おいらも・・・・・・」
二人は汗を拭くと、また抱き合って眠りについた。

今日はここまで

そろそろ次スレですな。
658人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/18(日) 17:57:24 ID:XUA62Y2T
659人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/18(日) 18:57:58 ID:XUA62Y2T
実はおいらは未だに『暁』をやってないので、公式HPを見たり、噂に聞くだけであるのだが、公式HPを見た限り・・・
ミカヤの鼻の穴に萌えた。
普通アニメ絵とかでは、劇画やヘタウマ漫画じゃない限り、鼻の穴はないのだが・・・ミカヤのCGには、立派な鼻の穴がある。

サザ「ミカヤって、興奮すると鼻の穴がくわっと広がるんだな、はっはっは!」
ミカヤ「や、やめてよ、もうっ!」

あと、気になる人物の噂を聞いたのだが、メグってどういう人なんだろう?すごく気になります。

ああ、早く暁やりたいな〜!ミカヤの鼻の穴とメグに萌えたいな〜!

独り言スマンorz
660名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 20:13:34 ID:ugpshTD9
るきのんも鼻の穴広がってるぞ
気絶してるけど
661外伝 ◆9QlRx9nooI :2007/03/18(日) 20:48:01 ID:wppuhrbN
今気付いたけどさ。
この26章の次スレも26章になってる。

女神様さいこー。
662名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 00:02:23 ID:965K4J+h
>>659
メグは…うん…
まぁ、がんばって入手してください。
663名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 00:28:39 ID:kDre59Z5
メグ普通にかわいいと思ってるんだけどなあ
デブってほどデブじゃないし。
664名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 00:40:33 ID:fmr0KM6D
ファイアーエムブレムは可愛い娘が多くて困る
職人さんの影響で何か自分も書きたくなってきた
外伝のメイ・デューテ、紋章のリンダ、聖戦のティルテュ・ティニー
トラキアのラーラ・・・・・・
665名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 01:05:10 ID:vJXCmpor
嗜好がまる分かりだなww
気長に待ってるぜ
666名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 01:06:11 ID:sHdR7zOs
作品からスレ立てまで乙です。

鼻の穴に着目するとは・・・
まあそれはそれとしてメグは割とダミアン氏好みのキャラかもしれん。
キャラとしてはネフェニーの真逆みたいな感じ。性格とか顔とか。
可愛いは可愛いが小動物のような可愛さというか。
667名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 03:39:36 ID:T1IZY3O1
>>664
ラーラ激しく希望
668名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 02:58:01 ID:uPGYbNIV
地味系庶民娘萌えの俺にはトラキアはまさにパラダイスだったな…。
ラーラとタニアとマチュアのエロSSきぼんぬ
669アシャンゲリオン ◆zdn9t0D6bQ :2007/03/20(火) 11:59:51 ID:RCNUwhuk
どうしよう

イナがクルちゃん王子に野外プレイされるとか、エリンシア様とるきのんの甘いレズとか
ミカヤ・ローラ・イレース・ララベルの投獄強姦とか
ビーゼが衝動的にトパック襲うとか、
サザ涙目wwとかレヲルトヘタレとかジルと動く城とか
クリミア反乱軍にレイプされるネフェニーとヘザーさんとかもうエロイことしか考えられない

どれを作ろうかな・・・ヘザーハーレムも続けないと
670名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 13:03:18 ID:TbItxbdY
両方とも書けばいいじゃない

そして個人的に
>ミカヤ・ローラ・イレース・ララベルの投獄強姦
これ希望
671名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 16:16:13 ID:CVXsPidl
純愛で
672名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 17:02:27 ID:/z9kDrxl
ミカヤ・ローラ・イレース・ララベルの投獄強姦希望。
673名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 19:11:58 ID:M7OWXi/9
ミカヤ・ローラ・イレース・ララベルの投獄和姦希望。
674名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 19:30:45 ID:DvaBcN7q
ミカヤ・ローラ・イレース・ララベルの投獄強姦希望。
675名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 19:47:06 ID:w7RaMWYO
エリンシア様とるきのんの甘いレズ希望
676名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 20:09:05 ID:Q6HYCRpD
むしろサザ涙目ww
677アシャンゲリオン ◆zdn9t0D6bQ :2007/03/20(火) 21:32:40 ID:RCNUwhuk
ミカヤたちが投獄されて強姦にケテーイしたYO
さっそく構想の22.2%を文面にしたから応援してくれ

ハァハァしながら書くから興奮してちぐはぐにならないようがんばります
678人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/20(火) 22:18:08 ID:irgVFTUe
ちょっと落書き

SOA団(世界を大いに盛り上げる暁の団)団長 涼ミカヤハルヒ
679アシャンゲリオン ◆zdn9t0D6bQ :2007/03/20(火) 23:10:27 ID:RCNUwhuk
グレイブ監獄所。
ミカヤとローラはジェルド将軍の手により、ここに投獄された。
同じ牢には、行商団の女性・ララベルとその連れであるイレース、クルトと名乗る旅人がいた。
「私たち、どうなってしまうんでしょう・・・」
「そりゃあ決まってるじゃない、私たち犯されるのよ」
「犯す?」
「…ローラ、私にはわかる。
すごい嫌な予感がするの、みんなの心がめちゃめちゃにされる…」
「え…? あ、そういえばクルトさんは別の牢に連れていかれましたね。」
「じゃまなのよ、あの子がいると……ほら、あいつらが教えてくれるわ…教えなくてもいいのに……」
ミカヤたちの牢に、兵士が4人入ってきた。
かなり偉そうな重歩兵と、その取り巻きの弓兵・剣士・戦士の4人である
重歩兵は鎧を脱ぎ、ミカヤの両腕両足を縄で縛り、押し倒した。
「…くっ…はなしてっ!」
「少し黙れ! 銀の髪の乙女!」
ミカヤはビリビリに衣服を破られ、両手の手袋を残して裸にされてしまった。
「ミ、ミカヤさん……」
「銀の髪の乙女…下まで銀じゃねぇか!」
「ギャハハハ!」
「恥ずかしい…耐えられない。」
「ミカヤさん!ミカヤさん!」
「さ〜ておまえらも脱げ!
脱がないとこの斧でぶっ殺すぞ!」
戦士が大声で怒鳴り散らした。
ローラは恐怖の余り、涙を流して立ちすくんでしまった
「ヒィ……」
すると、ローラの股が次第に濡れ始めた。
そう、尿を漏らしてしまったのだ。
「ア……………やっ!」
「おやおや、衣装が濡れたようだなぁ…
脱がしてやらないと」
弓兵がローラの衣服や下着を脱がし、ローラは裸になってしまった。
「み、見ないで……」
ちょうどララベルは脱ぎ終えていた。
「ん? そこで寝てる女!
お前も脱げ。脱がないと死ぬぞ?」
「ん…?」
「脱ぎなさい、イレース!」
「……、んぅ………」
イレースもおとなしく衣服を全て脱いだ。男たちもいつの間にか全裸だった。
4つの股間が誇らしげに起っていた。
女たちは縄で手足を縛られ、寝かされていた。
「まずは銀の髪の乙女だな」
「覚悟しな、乙女」
「癒しの手ならぬ、癒しのマンコだなっ!」
4人の男たちは一斉にミカヤを肉棒で犯し始めた。
680アシャンゲリオン ◆zdn9t0D6bQ :2007/03/20(火) 23:13:16 ID:RCNUwhuk
「ヤッアッアッ、アーーッアーウー!!」
ミカヤの秘丘に肉棒が無理矢理突き抜かれた。
ミカヤの秘丘から血が流れている。
「うるさいぞ、銀の髪のメス豚っ!」
ミカヤの口に肉棒が突っ込まれた。
「くそっ、ならこいつのおっぱいで!」
ミカヤのバランスのよい美乳の谷に肉棒がこすられている。
「ず、ずるいぞ!
俺はケツにはやりたくないからな…仕方ねえ、この姉ちゃんに突っ込むか。」
「! わ、わたしには心に決めたッ………!!」
ララベルは欲望に満ちあふれた肉棒に処女を貫かれてしまった
「いやぁぁぁ!! あたしのぉぉぉ!! あたしの処女ぉぉぉ!!」
ララベルにしては珍しく、普段の余裕のある態度が崩れてしまった。
それはそうだろう、彼女の勇者・アイクに処女を捧げるつもりだったからだ……。
一方、ミカヤは涙目ではあるが、自分を犯す男に対して睨みつけた。
「あん? 銀の毛のメス豚がご主人様にはむかおうってか?
うっわ…イクぞ、感謝するんだな、俺の愛情を体内から感じることができてなあ!!!」
「!?……いや、中はダメッ! ダメーーーッ!!!サザァァーッ!!」
ミカヤは中に男の欲望をずっしりねっとりと放たれた
ミカヤはもう泣きじゃくっていて、抵抗使用とする気力を削られていた
男はそんなことはおかまいなく、ミカヤの髪をつかんで接吻をした
接吻…そう、キスである。
そのショックで、ミカヤは暁の団での日々を思い浮かべた。
便りになって博識なノイス、現実的だけど仲間は見捨てないレオナルド、ムードメーカー的なエディ、
そして、必死に自分を守ろうと助けてくれる弟のサザ……………
いまの自分の姿を見たみんなはどう思うのだろう?
悲しむ? それとも…
もしかしたら、全ての男の人はこれを求めているに違いない
サザたちもきっと…じゃあ、この姿はむしろ本当の自分?サザたちも喜ぶだろう、なら…………
ミカヤの思考は狂った。
「もっと…ちょうだい」
「へへ、ちょうだいじゃないだろ? くださいだろ?」
「はい、ください」
「ならこれからは豚のようにしかない手はダメだ、お前は銀の毛のメス豚だからなぁ」
「は………じゃなかった、ぶひぃ」
「!! ミカヤさん?
正気を保って! あなたはミカヤさん! こんなやつらの言いなりにならないでください!
ミカヤさん! 気をたしかにしてください!」
「ぶー、ぶー…」
ミカヤは銀の毛のメス豚になりきっていた。
681アシャンゲリオン ◆zdn9t0D6bQ :2007/03/20(火) 23:17:27 ID:RCNUwhuk

まるで幻覚を見たかのように遠い目をしながら、尻を男にふりふりと振っている。
男は早速ミカヤに挿入し、2ターン目を開始した。
「ぶひぃ、ひゃぁぁん、ふひゃぁんひぁぁぃ!!」
「アヒヒ! 今まさに、銀の毛のメス豚の誕生だぁ!!」
ミカヤはすっかり性の虜だ。
ララベルさんは泣きながら乳首を舐められながら、秘部を貫かれ続けていた。
「あぁん…あぁあ! あっいあぁ!」
「もっと中に出してあげるからな、まってろよ!」
男は必死にララベルに腰を振り続ける。
ララベルの秘部から大量の欲望の水滴や処女膜を破った際に出た血が太股を伝って流れている。
そして、ローラとイレースも処女喪失の瞬間がやってきた。
「………ララベル…」
「…ミカヤさんが………」
「哀愁に浸るんじゃねえよ、さあ、パイズリするか挿入されるか選べ!」
「くっ…」
「…」
ローラとイレースは、満足な大きさではない胸で、男たちの肉棒をしごいた。
「わ、私たちのおっぱいで幸せにしますよ〜…どうですかぁ?」
「頑張ったら……いっぱい食べ物ください………………」
「おぉ、この乳首かわいいな」
「そらそらっ!」
男たちは、ローラとイレースの乳首をクリクリ転がしたりつまんで押し潰したりした。
「はうっ…んぅぁ!」
「ひっ………」
ローラたちはパイズリをうまく出来なくなった。
さらに、男たちは尻を触り始めた。
その手は次第に秘部や肛門を責めるようになり、余計集中ができなくなってしまった。
「い、いやっ! なにか出ますっ! おしっこがっ!」
「あ………あ………」
ローラとイレースはほぼ同じタイミングにイッてしまった。
パイズリはうまく出来なかったのだ。
「おしおきだな……」「………あ………いやっ……痛いっ!」
「女神様ぁ! 助けてぇ!」
イレースとローラの処女が、今失われた。
ミカヤ、ララベル、ローラ、イレースの4人は夜明けまで延々と犯され続けた。
失禁して気絶しても、蹴りなどで起こされたり、そのまま犯されたりした。
「アァ…………ミカヤさんたちが……」
「あなたはあたしたちが相手よ、かなりいい巨根さんね」
「くすくすくすっ!」
「アーッ!」
ちなみに、クルトは天馬騎士やオカマたちに犯され続けていた………
682アシャンゲリオン ◆zdn9t0D6bQ :2007/03/20(火) 23:18:25 ID:RCNUwhuk
夜明けを過ぎた朝
牢獄にひとつの緑の影があった
「ミカヤはどこだ?
シスターもどの牢なんだ?」
サザはまだ知らない。すでに手遅れであることを。
「この牢か? ミカヤ! ………っ!」
「あ、……………サザァ………遅い…………」
「くそっ…ちくしょう…ミカヤが犯されたっ、くそう…………」
サザは、裸のまま犯された形跡を残し、寝かされているミカヤたちを見て泣くしかなかった。
683アシャンゲリオン ◆zdn9t0D6bQ :2007/03/20(火) 23:22:04 ID:RCNUwhuk
いかがでしょうか?
これでおしまいです。

まだまだ未熟だなあと思いますが、これからもみなさんにエロを提供したいです
684名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:50:56 ID:3HFm/vVe
やばい、なんとなくスレを見たら新作が。
GJだ。
しかしララベル…処女とはな。
685名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:02:44 ID:hCcYD5rz
>>684
ハードでやると遠い国の勇者(アイク)のためにとか言うよ
686名無しさん@ピンキー
イレースものは貴重だから嬉しいよ
書いてくれてありがとう・・