いぬかみっ!のエロパロ2

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1名無しさん@ピンキー
ここはいぬかみっ!のエロパロです 原作、アニメどちらでもかまいません

前スレ
いぬかみっ!のエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145537462/
2名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 14:46:10 ID:UEsjVb7q
     /                /      ゙i,  ヽ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    j                ,ィ/        |  | <私はムスカ大佐だ。
    lィ'             ,ィ/j/          | iリ  |緊急事態につき私が2getする!
   |         /l /          '"` | j   |
   リ!      /,ノ           _,、-''''` /リ   |>3事を急ぐと、元も子もなくしますよ。
     |   _.._ l/   ,.--;==ミ 、 ___,.ノ /{.○-゙‐rV   |>4これは、私の機関の仕事です。
    ヽ,/`ヽヽト、 ´  {,.○-`‐‐ 、,.-ト|    ,ノ   |>5バカどもには、ちょうどいい目くらましだ。
     ∧  ゙i,   `ヽ,r'´      ノ.  ゙、--‐''´|   |>6・・・言葉をつつしみたまえ。
   ,,.く  ヽ   ゙i     ヽ、 __,,、-'"     〉   /   |    君はラピュタ王の前にいるのだ。
ハ'´  |  ゙i   |           ' '     iヽ'" ̄|>7君のアホ面には、心底うんざりさせられる・・・。
゙、゙i,_r'シニZ`ー┬ト'i       _____ ,  |  \ |>8ひざまづけ!
   _゙V  ヽ,.レ''ヽヽ     `ー─''''"´   /    |>9命ごいをしろ!!
 /./ ヽ/     ,」ヽ     __,,、-─‐-、j     |>10小僧から石を取り戻せ。
  / r'´  --‐‐'''"´ ヽ \   (.r‐'''""゙゙`ヽ,`)    |>11 3分間待ってやる。
  l .|     __,,、--`ヽ \ ___ヽ     /´|     |>12 時間だ
 j |           ,⊥`ー 、 ゙!    レ' |     | >13 あぁ〜、目が・・目がぁぁぁー
 |  |        -‐''"´   ヽ、⊥ヽ|    |彡'|     |
3名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 16:35:56 ID:4LF79Xf+
2げと
4名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 16:40:11 ID:i0OGuh7l
>3
ちょwwww
5名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 17:39:29 ID:ybXYpRz5
タユネカワイイヨタユネ
6名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 17:57:09 ID:gxVbDAqz
二次板より進行が早いな
7名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 18:56:20 ID:kGtJUKeu
その前に全員言うことがあるだろ
>>1
8名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 20:10:51 ID:MmHmU+Z6
>>1
そして…468師匠を筆頭とした犬神達よ!キタレー!
9名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 21:45:30 ID:Er8lgO7X
>>1アッー!
10名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 23:23:21 ID:nJ+p2gQA
>>1
11468師匠:2006/09/07(木) 23:51:24 ID:C7GTklIe
>>1乙です!こっちでは468だと未来マンになってしまうので、向こうで人々から授与された名をありがたく使わせてもらいます!

しかしどうやら私はムスカ様の為に3分以内に書くしかないらしい。

無 理 !

もしかしたらこの調子だと明日には終ってしまうかも…でも投下は>>763様が投下して落ち着いてきたら投下しますので。
>>763様、貴方の甘い、なでしこタンを少しばかり拝借させてもらいました…申し訳ない。
貴方様のたゆねちゃんを美味しく読ませて頂きます!
では、その前に…白布返しっ!
ふっ…君はまた私を楽しませてくれる…。

さいなら〜。
12名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 00:00:15 ID:2KoRzhUP
>>1

ttp://www16.atwiki.jp/inukami/pages/1.html
こっちにも保管庫貼っときます
13名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 00:15:37 ID:YVOZxAgA
>>1乙かみっ!
14名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 00:30:03 ID:RGvOdvuD
前スレに興味深いデータがあったので持って来ますたw

ようこ       162  86 59 87  45.290 巨  0.531 標
せんだん      162  82 58 83  41.148 普  0.506 標
なでしこ      160  92 61 88  52.519 巨  0.575 グ
いぐさ       164  78 56 80  36.756 微  0.476 貧
たゆね       164  88 60 86  46.854 巨  0.537 標
ごきょうや     150  81 56 83  43.367 普  0.540 美
てんそう      173  83 58 81  39.486 普  0.480 貧
フラノ       159  86 60 85  46.138 巨  0.541 美
いまり&さよか   156  79 57 80  39.641 普  0.506 標
ともはね      144    不  明        不  明

※小数点第3位以下四捨五入


A カップ 10cm以下
B カップ 10.1 〜 12.5 cm
C カップ 12.6 〜 15.0 cm
D カップ 15.1 〜 17.5 cm
E カップ 17.6 〜 20.0 cm
F カップ 20.1 〜 22.5 cm
G カップ 22.6 〜 25.0 cm
H カップ 25.1 〜 27.5 cm
I カップ以上 27.6 cm 〜

ちなみに
バスト差分 = バストトップ(cm) ÷身長(cm)
体型指数
 貧弱 0.49 以下
 標準 0.50 〜 0.53
 美乳 0.54 〜 0.55
 グラマー 0.56 以上
だそうな

尚、乳関数はここで出した。見れなかったらググってみw
http://nigiwai.net/cycry/chichikan/chichikan.htm
それによると、
乳関数 : ( バスト ^ 2 - ウエスト ) / 身長 = n
(無乳<30≦微乳<38≦普通<45≦巨乳<55≦爆乳<65≦超乳)
になるらしい。

SSを書く上で参考になればと…では。
15名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 04:55:16 ID:PcXgSlTl
フラノ結構巨乳だな。普段は巫女服だからわかりづらい
16名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 07:51:55 ID:OBqppj3o
とりあえずアニメのなでしこは随分白くなってたなぁ。
17並べ替え:2006/09/08(金) 08:00:02 ID:1wKpcbns
乳関数順

なでしこ       52.519 巨
たゆね       46.854 巨
フラノ        46.138 巨
ようこ        45.290 巨
ごきょうや      43.367 普
せんだん      41.148 普
いまり&さよか   39.641 普
てんそう       39.486 普
いぐさ        36.756 微
ともはね      不明(推定無乳)

体系指数順

なでしこ      0.575 グ
フラノ.        0.541 美
ごきょうや     0.540 美
たゆね.       0.537 標
ようこ        0.531 標
せんだん.     0.506 標
いまり&さよか  0.506 標
てんそう      0.480 貧
いぐさ.       0.476 貧
ともはね     不明(推定貧乳)
18名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 11:17:10 ID:YVOZxAgA
ともはねは将来巨乳なると思う
19名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 11:49:49 ID:RR1dv4ce
ともはねは成長しません
20名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 12:28:55 ID:AbMxFMr+
十巻でおっきくなってましたよ。ともはね
21名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 13:44:19 ID:RR1dv4ce
嘘だ…!(ノД`)
22名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 14:19:47 ID:vUZ+Tkor
嘘だといってよバーニィ!
23名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 14:30:08 ID:wcoILDCi
永遠の11歳しか知らない貴方だからー!
24名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 15:39:45 ID:QTH3xDti
>>21
>>20が言っている様に10巻では残りの9人のいいとこ取りの超ナイスバディに・・・
25名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 15:57:36 ID:u6/IMQ5N
ともはねは「未乳」と言うべきだな。
26名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 16:30:19 ID:hQNOQHZV
ともはねは未来の夢が詰まってると言う事で
″夢乳″で良くね?
普通に言ったら無乳と変わらんけどね!
27名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 17:27:22 ID:JpLHhE6K
それだけの夢乳!揉んで来たのは誰だっ!
二次が数多持つ貧乳の日だ!
28名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 18:44:35 ID:YVOZxAgA
はねとも
29名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 18:50:31 ID:1tfsNGTh
はともね
30名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 18:51:18 ID:QTH3xDti
カオル(女)が誤って覚えている、ともはねの名「ともはれ」
啓太がともはねの胸とお尻を揉みまくって大きくなるのを暗示している?
31名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 18:56:48 ID:dxNAoyhp
ようこマSSダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
32名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 19:26:44 ID:vUZ+Tkor
>>30
それだ
33名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 23:48:48 ID:idMMhuHU
なでしこ恐い
34名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 23:55:01 ID:UN3xteAR
待ちっ
35名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 00:21:35 ID:hJ71tyrm
所でここの保管庫に全然載せられてないよね?
36名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 02:21:10 ID:QjUBEpEB
>>35
日本語でOK
37名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 02:26:44 ID:tA7xUHcV
妹のカオルがいると知るまで、アニメのみ見てきた自分は、
薫をずっと女だと思っていたwwww
誰か啓太×薫(女)かなでしこ×薫(女)おながいします
38名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 10:34:01 ID:mFVQjzVt
>>35
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
ここのことかな?
39名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 11:48:45 ID:gt83821L
>>38
そこの保管庫にはいぬかみっ!スレの物は無いよ。
いぬかみっ!スレの保管庫はこっちの方>>12
40名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 14:29:52 ID:UDfjREPn
ようこSSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
41名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 14:51:26 ID:mFVQjzVt
>>39
いや、35の言っている保管庫ってのが38のことじゃないのかな、
って意味だったんですよ。
>所でここの保管庫に全然載せられてないよね?
ここ=エロパロ板ってことかな、と。

まあそれはともかく、763さんの続編wktk
42名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 15:21:14 ID:oUjkF9Xi
ようこSS誰か書いてくれ
43名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 15:24:07 ID:fk1G70lG
フラノ単騎待ちっ
44名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 20:01:24 ID:dinmJF0E
wktk
45前763:2006/09/09(土) 23:38:47 ID:jFZVEMKH
予告通りにお待たせしました!
時間かかりましたけど、なんとか完成しました。
だんだんと新作が増えて、他の方々の作品の出来のすばらしさに
自分の書いているSSは皆さんの期待通りの作品であるようにと祈るばかりです。

とりあえず、『なでしこストーリ』の続編投下!
46前763:2006/09/09(土) 23:39:38 ID:jFZVEMKH
   『なでしこストーリーvol.2 ようこの逆襲、たゆねの強奪』


前回、啓太となでしこは愛(?)の逃避行をした。
それにより主人を無くしたようこは橋の下にある家に戻り……
「なでしこ〜〜………。絶対……ゼェ〜〜〜タイ許さないんだから!」
なでしこによって愛する啓太を奪われた復讐心に囚われるようこ。
「啓太になでしこはしゅくちの範囲外だし、どうしてやろうか……」
すでに、啓太はなでしこと共に吉日市を離れていた。
ようこはは啓太を捕まえる策がなく、なでしこに奪われたストレスにより
尻尾を噛み続けて血だらけになっていた。
そこへ概ねの事情を聞いた薫の犬神のともはねが入ってきた。
「ようこ!ホントなの!?啓太様がなでしこと一緒に出ってたって!」
薫から聞いた話が信じられず、ともはねは啓太の家に行けばその話しが嘘だとわかると思っていた。
しかし、現実は残酷で………
「そうよ、ともはね……。ケイタは私達を置いてったのよ………」
ともはねに対して、ようこはまるで自分自身に言い聞かせるように言った。
「そんな……。そんなこと嘘に決まってる!みんな私を騙そうと「うるさい!!」」
突然、大きな声でようこはともはねの声を遮った。
「ともはね…。あたしだって嘘だと思いたいのよ……」
そう言いつつ、ようこの目から一滴の涙が溢れた。
ようこは啓太の浮気はいつものことだと思っていたかった。
よりにもよって仲の良いなでしこが、自分の啓太を奪ったのだと信じたくなかった…。
それに釣られる様うに、ともはねも泣き始めた。
自分が聞いたことは、嘘偽りの無いことであるとわかってしまったから…。
二人は泣いている…。
二人の愛する主人を失った悲しみが癒えるまで……。
47前763:2006/09/09(土) 23:40:09 ID:jFZVEMKH
涙が枯れ始めた頃に、ようこはともはねに聞いた。
「ともはね。あんた以前に、啓太とムジナ探ししてたよね?」
ようこの言う通り、ともはねは啓太&仮名と天地開闢病院から逃げたムジナを捕まえる仕事をしていたのである。
その時、活躍したのがともはねの能力の『探知』であった。
「そうだけど…。まさか、ようこ…。啓太様達を探す気なの?」
幾分か、目が赤いともはねはようこのしたいことがわかった。
「そうよ。なでしこに奪われたのなら、また取り返せばいいのよ!」
目に強い決意の色を表せ、啓太奪還を目指すようこ。
「うん!私も啓太様を取り戻せるのならなんでもする!お菓子だって……、ゲームだって我慢する!」
ようこの決意に、ともはねも啓太奪還を志すと決めたのである。
「行こう!ともはね!絶対に啓太を取り戻すのよ!!」
ようこはともはねに手を差し伸べた。
その手を強く握るともはね…。
それは二人の固い決意の現れであるかもしれない。
48前763:2006/09/09(土) 23:40:39 ID:jFZVEMKH
ところかわり薫邸では…
「せんだん、たゆね、ごきょうや。仕事から帰ったばかりで悪いけど聞いてくれないか」
啓太の従兄弟の川平薫は10人いる中で最も総合能力の高い3人が選ばれた。
状況を整理するために薫は確認した。
「なでしこがいなくなったのは、すでに聞いているね?」
薫の犬神達のリーダー格のせんだんが言った。
「ええ。なでしこがいなくなったのは周知の事実です。でも…。なでしこがいなくなった理由がわかりません……」
薫はともはねを除く、全員になでしこがいなくなった理由を話していなかった。
それは、下手に全員に伝えると統率がなくなる恐れがあると判断したのである。
みんなを支えていたのは、なでしこであるからで……。
「他の子達には言わないで欲しいことなんだけどね…」
薫はなでしこが置手紙を残して去ったこと伝えた。
その置手紙の内容は……

『 拝啓
 薫様、突然こんな手紙を残してしまい、心配なさるでしょう。
 でも、私はそれだけのことをしないといけない理由があるのです。
 なぜなら、この手紙を書いている隣には啓太がいます。
 私はこの方と共に生きていきます。
 短い間でしたけど、薫様と過ごした日々は忘れません。』

そんな内容を3人に伝えた薫……
せんだんは目を瞑り深く、その内容を考え…。
ごきょうやは以前の主人の子供である啓太に興味があり、慕い始めているために心が揺れる。
だが、たゆねは違った。
「そんなの信じられない!啓太様がなでしこと一緒にいなくなるのは何かの間違いでしょ!」
薫の犬神の中では、ともはね、なでしこの次くらいに啓太を慕っているたゆね…。
まるで、小さな子供が駄々をこねているように聞こえる。
薫はそんなたゆねを一瞥し、
「そこで3人にお願いなんだけど、啓太さんを捕まえてきて欲しい。」
途端に、たゆねは反応した。
「ボクがやる!ボクが啓太様を捕まえてくる!」
先程とは打って変わり、自分の意気込みを薫に伝えるたゆね。
それを見て、少し眉間に皺の寄るごきょうや。
「たゆね。自重しなさい」
興奮状態のたゆねをたしなめるせんだん。
それを見て薫は……
49前763:2006/09/09(土) 23:41:20 ID:jFZVEMKH
「そうだね……。たゆね、啓太さんを捕まえる役目を頼むよ」
たゆねの表情は明るくなり、ごきょうやは更に皺を寄せる。
「お言葉ながら薫様。たゆね一人では効率が悪いのではないでしょうか?」
ごきょうやは不審そうに薫に意見を述べた。
「それは大丈夫だよ。ようこさんの下にともはねが向かったはずだから、二人の後を追ってもらえばよいしね。」
薫の顔には微笑が浮かんでいた。
ともはねがようこのところに行くことも、ようこが啓太を探すことも、ともはねの能力を使うことも計算ずくであったのだ…。
「ごきょうやには、たゆねとの連絡係をやって欲しいんだ。」
自分の役割が与えられて、ひとまず納得したごきょうや。
それまで、役割も与えられず黙って見ていたせんだんに薫は言った。
「せんだんには二人が任務である、とみんなに伝えて欲しい。
 もちろん、なでしこが啓太さんと一緒にいることは気取られないようね…」
予想通りの役目であり、納得するせんだん。
ふと、ごきょうやが疑問を口にした
「でも、秘密にするのはなぜですか?」
頭の良いごきょうは疑問に思った。
それを聞き、せんだんは推測を言った。
「ごきょうや、薫様はなでしこが帰って来た時のことを考えているのですわ。」
「せんだんの言うとおりだね。説明ありがとう、せんだん」
そう言いつつ、せんだんの頭を撫でる薫。
頬を赤くして、されるがままのせんだん。
(それに、なでしこが啓太さんに傷物にされたことは極力、皆に知れたくないしね…)
などと、私情の入っている薫。
(隙を見て、なんとか啓太様を手に入れることは出来ないだろうか……)
と、連絡役のごきょうやは不純な動機が混ざりつつあり…。
(啓太様はボクが、ちゃんと見てなくちゃいけないのに〜〜……!)
(それに啓太様はなんで他の子ばかりに目が行くんだよ!ボクがちゃんと見ててあげなきゃ!!)
啓太のことが好きになり始めていたたゆねは、自分の精神状態がわかっていない様子であり…。
(この機会に薫様に私のことを見て頂けるチャンスなのかもしれないわね…)
リーダー格のせんだんも、薫を堕とす策を考え始めている。
ここに4人の思惑が錯綜する。
50前763:2006/09/09(土) 23:41:57 ID:jFZVEMKH
吉日市を離れた二人……
啓太となでしこは今、前にようこと妖怪退治を解決した山奥にある温泉付きのホテルに泊まっている。
「ふぃ〜〜〜〜、気持ちいい〜〜〜〜………」
蕩けた顔で温泉に浸かっているのは啓太である。
「でも、ラッキーだなぁ〜。タダでまたここに泊まれるなんて……」
そう、ここのオーナーは啓太のことを覚えていたのです。
しかも、料理人たちが食中毒のためにだれも料理できない状況であった。
それを聞き、なでしこは「代わりに料理を作るので泊めて欲しい」と言ったのであった。
オーナーは試しに作ってもらった料理の味に感嘆し、すぐになでしこの提案を受け入れたのであった。
「夕飯はなでしこの手料理で美味いし、部屋はサイコーだし、それに………くふふ…」
啓太が浸かっている場所は混浴であったのである。
「後ろ、失礼しますね」
と、聞き覚えのある声が聞こえた。
そのまま首に手が回され、背中にはむにゅっとしたとても心地良い感触がする。
なでしこである。彼女は先程まで朝食の仕込みをしていたのである。
「啓太……もう身体は洗いましたか?」
と、耳元で囁くなでしこ。
啓太は背筋がゾクゾクと感じてしまい、チ○ポが起動しそうになる…。
「んにゃ…、まだ洗ってない……」
啓太の表情はもう、これでもか!という具合で蕩けていた。
(ああ……ようこじゃなくて、なでしこがこんなことしてくれるなんて幸せだ……)
今までの不幸を帳消しにするような、すばらしい幸福感に包まれる啓太。
「お背中流しますね♪さ、あちらの流し場に行きましょ」
啓太を誘導するなでしこ。
「んじゃ、よろしくね。なでしこ。」
ワシワシと頭を撫でる啓太。
二人とも局部が見えないように、タオルが巻いてあるが恥ずかしくて赤くなるなでしこ。
撫でられていることもあり更に赤くなった。
「ん……もう…。背中流しますので止めてください…」
ちょっと恥ずかしく言うなでしこに従い、啓太は撫でるのをやめた。
なでしこは啓太が後ろを向いたので、タオルに石鹸を付け泡立てた。
(さっき啓太は抱きついた時、気持ち良さそうにしてらしたわね。)
(そういえば、前にフラノから教えてもらったことあったわね…)
(試すのにちょうど良いタイミングでしょうね。)
なでしこがフラノから教えてもらったこととは……
51前763:2006/09/09(土) 23:42:30 ID:jFZVEMKH
なでしこは自分の体に泡立つタオルで洗い出した。
全身を洗い終わった体を、啓太の背中に押し付けた。
「啓太…動かないで下さいね……」
豊かなバストが押し付けられて、なおかつスベスベの肌が啓太の背中を這う。
啓太はすぐに自分がされていることを理解した。
「ちょ…なでしこ……あぅ…」
気持ちの良い感触に、思わず声を出してしまう啓太。
それに反応するように、啓太のチ○ポも起動してしまった。
「あ…啓太の息子も起き始めましたね……。ここも洗いますね…」
そう言って、啓太のチ○ポに片手は竿を握り、もう一方の手は玉袋を愛撫し始めた。
「ふふ……啓太…気持ちイイですか?」
淫靡に微笑みながら、啓太の背中に胸を上下に動かしながら、啓太の物を扱いている。
「うゎ…、なでしこ……マジ…く!気持ちイイよ…」
我慢する啓太を見て、なでしこはさらに手の動きを早める。
「さぁ、啓太…我慢しなくてよろしいのですよ?お出しになって…」
啓太の耳元でそう言うと、なでしこは啓太の耳たぶを甘噛みした。
すでに限界の啓太は、なでしこの吐息が耳の中に入ってきて身震いした。
「くぁ……ヤバイ…もう出る…」
その声を聞き、突如なでしこは動きを止めた。
「……ッ、なでしこ?」
ハァハァと息も絶え絶えな啓太の前に移動するなでしこ。
「やっぱり、啓太様の子種は無駄には出来ませんね。なので、私の口の中で出して…」
なでしこは泡だらけの怒張したチ○ポを迷うことなく口に含んだ。
「はむ…くちゅ………ジュル…ズー!!」
バキュームフェラで吸うなでしこによって、限界ギリギリまで耐えていた啓太は…。
「くぅぅ!もう出るから、しっかり受け止めろよ!!なでしこ!」
そう言いつつ、啓太はなでしこの口の中に出した。
「どぴゅ、どぴゅ」となでしこの口の奥に当たり、
「ふぐ!ん…コク……コク」
啓太の精液を飲み干すなでしこ。
「ふふ。啓太…ご馳走様です♪」
「ん…ああ。なでしこ…」
抱きしめる啓太、抱きしめ返すなでしこ。
「向こうで続き、やらないか?」
そっとなでしこに囁く啓太の声を聞き、嬉しそうに頷くなでしこ。
52前763:2006/09/09(土) 23:43:06 ID:jFZVEMKH
手早く二人は泡を落すと二人は温泉に浸かりながら交わろうとしていた。
「なでしこはやっぱり胸大きいね〜。俺この胸大好き!」
「きゃ、啓太…そんなに…急がなくても…ひゃん…そこ…ダメぇ〜…」
啓太に自分の弱いとこを責められて喘ぐなでしこ。
「やっぱり、なでしこは…胸弱いね…はむ…ちゅ…くちゅ」
啓太は胸を責めながら、片手をなでしこの恥部に添えた。
「啓太…や…まだ、そこ責めない…ひゃん!」
「そういうけど、ここすごい絡み付いてくるよ…」
「ダメ…そんなこと……言わないで…」
赤くなるなでしこ。それを見てさらに言葉責めをする啓太。
「なでしこは俺の体洗っているときから、感じてるんじゃないの?そうじゃなきゃ、こんなに濡れないよね?」
事実を言われて、固くなるなでしこ。
「そ…そんなこと……ないです…」
「嘘が下手だね〜。なでしこは…。でも嘘をつく子には……」
そう言って、啓太は一気になでしこを貫いた。
「くふぅん!あ、熱いです…。啓太の物…」
なでしこは啓太にキスをした。
長い口付けである…。
53前763:2006/09/09(土) 23:43:40 ID:jFZVEMKH
「それじゃ、動くぞなでしこ」
「ハイ。啓太……」
ゆっくりと出し入れし始める啓太。
「く!なでしこの中、やっぱりキツイな…」
そう言うけども、腰を動かすのをやめない啓太を見てなでしこは
「啓太は…ハァハァ…もっと緩いのが…あぁん……ん、好きなの?」
弱気になったなでしこが啓太に聞いた。
「そんなことないって!なでしこはなでしこのまんまが好きなんだよ」
と言いつつも、しっかりと胸を揉み続ける。
「啓太…好きです」
啓太の目を見て真剣に言うなでしこ。
「ああ…。俺も好きだよ、なでしこ…」
啓太は言い終わるとなでしこの口を塞いだ。
それで意味が通じると思ったから。
「ん……んはぁ…もうイキそうです…」
「んん…あともうちょっと待ってろ。俺ももう出る…」
激しくグラインドする啓太はがむしゃらになでしこを突き上げる。
「くぅ!!もう出すぞ!いいな」
「二人でイキたい!待ってぇ!」
嬌声を上げるなでしこになんとか踏ん張る啓太
「あ、あかん…もう無理。もう出すぞ!」
「来て!来てぇ〜!!」
啓太は自身の愚息をなでしこの子宮口に押し込んだ。
「アァ〜〜〜〜!!」
途端、なでしこが達した。
「あぅ」と気持ち良さそうになでしこの膣にドピュ、ドピュと精液を注ぎ込んだ。
なでしこも余韻を味わいながら愛する人を見た。
うっとりと微笑み、啓太の首に手を回して上体を持ち上げキスをした
絡みつく膣から抜け出すと、啓太はなでしこを抱きしめていた。
なでしこも啓太を抱きしめて二人は幸せの絶頂感に浸っていた。

だが、二人は知らなかった…。
二人の情事を見ている3人の目にその時、気付いてなかった。
54前763:2006/09/09(土) 23:44:15 ID:jFZVEMKH
少し時間は遡る事、ようこたちはともはねの『探知』によりホテルの側に来ていた。

「ともはね〜。ホント〜〜に、ココなんでしょうね?」
ようこは、ともはねの能力を疑っていた。
なぜなら、ここに来るまで幾度もケーキ屋、駄菓子屋、洋食屋etc……
ここに居る!と行き、無駄に散財をしていたのである。
「今度こそ間違いないよ!だって、なでしこの料理の臭いがするもん!!」
そう。その時確かになでしこは料理を作っていた。
だが、それを知らないようこは疑問に思った。
(なんで、ここからなでしこの料理の臭いがするの?)
(でも、この子が食べ物のことで間違えることないし、もう日も暮れるしね…)
「そうね…。今回は信じてみるけど、次は無いからね」
ちょっと機嫌悪く言うようこ。
とりあえず、二人は中に入り受付行った。
「すみませ〜ん。」
ようこはカウンターにいる人に声を掛けた。
「はい。なんでしょう…。あれ?あなたは確か…、川平啓太さんの御付きの人ではないですか?彼なら部屋にいますよ」
偶然にもオーナーは、ようこのことも覚えていた。しかも、二人にとって重要なことを言っていた
「それ、ホント!!ケイタは今、どこの部屋にいるの!?」
「啓太様はどこにいるの!?」
オーナーに詰め寄る二人。
「啓太さんは舞鶴の間ですよ。それよりも、何かありましたのですか?」
啓太が前に来た時とは、違う女性と一緒にいるのでなんとなく状況がわかったオーナー。
(啓太さんもお若いのに、けっこうなことやってますな。その道は、いつか刺されるでしょうに…)
何か勘違いをするオーナーを横目に、ようこはともはねに小声で作戦を言っていた。
「…いい?ともはね。ケイタがなでしこと一緒にいて、言い逃れがゼッッタイ!!出来ない状況になったら踏み込むわよ」
それを聞き、キョトンとするともはね。
「…なんで、今行かないの?」
ともはねにはすぐそこに啓太がいるのに、捕まえないのが不思議に思っている。
「なでしこと一緒にいる現場を押さえて、浮気をすればどうなるか思い知らすためよ」
ようこは自分が啓太の一番であると、なでしこに見せ付けて完全に諦めさそうと思っていた。
ともはねはようこが、自分の意見を絶対に曲げそうに無いと判断して、この策に同意した。
「で、おじさん。ケイタたちの隣の部屋って空いてない?」
ニッコリと微笑みながら、聞くようこ。
「ええ。空いてますよ。今回は事件解決の恩もありますし、無料にしときます。」
オーナーは言葉とは裏腹に、
(ああ…。どうかこのホテルで殺人事件が起こりませんように…)
と神に祈るのであった。

だが、この夜起こった事件は殺人事件ではなかった……。
55前763:2006/09/09(土) 23:44:47 ID:jFZVEMKH
そのやりとりを、じっと観察していた者がいた。
それはたゆねとごきょうやであった。
「ねぇ、ごきょうや。ここに啓太様となでしこがいるみたいね」
ようこたちをチラリと盗み見ているたゆねの横で、何か考えているごきょうや。
(この様子だと、今夜にでも啓太様はようこ達に捕まるな…。ここはたゆねをうまく誘導するか…)
そんなことを思いつつ、たゆねをどう扱えば自分の思ったとおりに動くのかを考えている。
「ごきょうや。聞いてるの?」
無視されて、ムスっとするたゆね。
「えぇ…聞いています。たゆね、たぶん今日の夜にようこ達は動きますよ」
ごきょうやはようこの性格なら、なでしこと一緒のタイミングを狙うはずと推測したのである。
「そうだとしても、ようこ達が争っている時に啓太様を奪うことになるよね?絶対追いかけられるよ…」
そう。たゆねも、ようこは確実に追いかけてくることだけはわかっていた。自分一人では到底勝てないことも…。
そんな彼女の心情もわかっているごきょうやは思った。
(対ようこ用の道具を持ってきて正解だったな。)
ごきょうやは、ようこ達から啓太の誘拐を完璧にするために用意をしていた。
「たゆね、この道具を使いなさい。」
ごきょうやは三つの物を取り出した。
「これを使えば、うまくいくはずだから。私は屋敷に戻るから頑張れ」
使い方を説明して納得するたゆね。
だが、疑問も浮かんだ。
(なんで、ごきょうやはこんなに用意いいのだろう?)
この疑問が解けるのはもう少し先のことでした。
56前763:2006/09/09(土) 23:45:23 ID:jFZVEMKH
時間は戻り、なでしこと啓太の情事を見ていた二人、ようことともはねは……
「な……なんで、なでしことケイタが出来てるの!?」
驚愕の事実を見せ付けられたようこは、いやいやと目に涙を浮かべていた。
それもそのはず、啓太を奪われるだけならまだしも、自分がまだしてもらってないことをなでしこはしている。
これはようこの中では、最大の裏切り行為であった。
ともはねはというと、啓太となでしこを見れて一安心したのか近くに行こうとした。
ところが、後ろから強力な霊力が吹き上がった。
「よ…ようこ?」
顔は鬼のような形相で啓太となでしこを見ている。
片手には特大版のだいじゃえんが浮かんでいる。
そして、
「ケ・イ・タのバカーーーーー!!!!!」
と言いつつ,
だいじゃえんを啓太目掛けて放った。
57前763:2006/09/09(土) 23:46:19 ID:jFZVEMKH
いまだに、なでしこを抱きしめている啓太は心底幸せであった。
ところが、啓太は殺気に似た霊力が膨れ上がるのを感じた。
啓太は直感した。これが誰の霊力なのかを…。
そして、入り口付近から
「ケ・イ・タのバカーーーーー!!!!!」
と声を聞き、確信した。
(ようこ…もう来たのかよ……)
次に来るものを瞬時に察した啓太は
「なでしこちゃん!!危ない!」
そう言いつつ、なでしこを突き飛ばす。
「啓太!!」
啓太はだいじゃえんの爆発に飲まれた。
さらに
「しゅくち!!」
啓太はボロボロに焦げた状態で、ようこの前に転移させられた。
「このケイタの裏切り者!!バカ!!アホ!変態!!浮気者!!!」
一言ずつ言いながら、ようこはフックやチンやストレートなどを見舞う。
トドメとばかりに溜め付きのアッパーを啓太の顎にクリーンヒット。
宙を舞い、元いた場所まで飛んでいく啓太。
それを見ていたなでしこは、啓太を受け止めた。
啓太は気絶していた。最後のアッパーで脳震盪を起こしたらしい。
気絶している啓太の惨状は体中に火傷と拳打の後がすさまじく、見るも無残な状態であった。
なでしこは啓太が生きているのに安堵してから、床に寝かした後に言った。
「ようこさん!私の啓太をイジメないで下さい!!」
なでしこはすでにようこから、啓太を奪って自分の物にしたと思っている。
それに対抗するかのようにようこも言った。
「いいじゃない。これは啓太への躾なんだから。なでしこには関係ないでしょ!」
ようこは、啓太は今も私の物だと主張している。
譲らぬ二人…。もはや両者の激突は必至であった。
その状況を固唾を呑んで見守っていたともはねは、カン!といった音を聞いた。
そっちを向くと何か、缶みたいなのが転がっていた。
「ね〜?アレ何?」
ともはねは缶らしきものを指差した。
つられて二人はともはねが指差した方を見た。何の変哲のない缶だと二人は思った。
突然、缶からすごい量の煙が出てきた。
煙の量はすごく、瞬く間に三人の視界を塞いだ。
「ちょっと!何これ!?なでしこ!?ともはね!?」
視界が悪くて、何が起こっているかわからないようこ。
「ようこさん!しゅくちでこの煙を飛ばして!!早く!!!」
何か嫌な予感に包まれるなでしこ。
それに答えるかのように、ようこはしゅくちで煙を消した。
そこには、3人しかいなかった……。
煙が出る前までは、啓太はなでしこの側で気絶してたはずなのでした。
だが、今はその場所には誰もいなかった。
そう、啓太は誘拐されたのであった。

一体誰が、誘拐したかというと……
58前763:2006/09/09(土) 23:46:53 ID:jFZVEMKH
林の中を疾走するたゆねがいた。
片手で気絶している啓太を抱えていた。
たゆねはなでしこが啓太と交わっているシーンから見ていた。
もちろん、ようことともはねとは別の場所で。
「でもさすが、ごきょうやだね。こんなに良い道具持ってるなんて♪」
ごきょうやから貰った物は、先程使用した発炎筒、鋼鉄製のチェーン、それに物体転移術を無効にする札であった。
ようこの使う『しゅくち』があっては誘拐できても、すぐに取り返されることはわかっていた。
(しゅくちさえ防げれば、薫様の下に連れて行くことが簡単だな〜)
と思うたゆね。
だが、なでしこと啓太の交わりを見ていた、たゆねは別のことを思った。
(なでしこと啓太様があんなことしてるなんて許せられない!)
そんなことを思っている。
たゆねは自分の心の中の感情を感じ始めた。
(啓太様がなでしこと抱き合っているのを見ると…なんで胸が痛いの?)
(啓太様はバカで変態な人だけど…。……て、なんでボクがそんなこと気にしなくちゃいけないの!)
ふと、抱えている啓太を見た。
まだ気絶しているし、裸である。
それでもたゆねにとっては気になる人なのである。
(なでしこがやっていたように、啓太様とキスしたら…。気持ちイイのかな……)
と思い、たゆねは目を覚まさない啓太の唇から目が離せない。
「啓太様はボクの物……。ボク以外には誰にも渡さない…」
そして、たゆねは啓太の唇を奪った。
59前763:2006/09/09(土) 23:47:24 ID:jFZVEMKH
(これがキス…。でも、なでしこがやっていたのは確かこうだったような…)
たゆねはなでしこがやっていたことを見様見真似でやってみた。
それは啓太の口の中に舌を入れて、口内を嘗め尽くさんばかりだ。
すると、たゆねに変化が起こった。
(アレ?なんでだろ?なんでこんなに体が熱いの?それに……頭がポーとする…)
たゆねの顔は赤く、息は荒くなっていった。
(啓太様のこっちも……舐めたら、気持ちイイのかな…)
啓太を好きであると自覚してないたゆねは、大胆にも啓太の股間に顔を埋め。
「いくよ、啓太様……」
一言断りを入れて舐め始めた。
さすがに啓太も時間が経っていたので、気絶から立ち直った。
「ぅう〜〜〜ん。ここ……どこ?」
回りは林に囲まれていて、なでしこもようこもいない。
しかし、啓太は股間から甘美な刺激に気付いて、見て驚いた。
(な……なんでたゆねちゃんがフェラしてるの!!??)
「ピチャ、ピチャ……」
啓太のチ○コはたゆねのおかげで、完全に勃っていた。
(これが啓太様の……やだ…大きい…)
啓太のチ○コの感想を思い、
(啓太様の舐めながら、ここ擦ったら気持ちイイかも…)
たゆねは自分のクリトリスを擦り始めた。
その艶姿を、啓太は凝視している。
60前763:2006/09/09(土) 23:48:05 ID:jFZVEMKH
ふと、啓太と視線が合うたゆね。
気まずい雰囲気の中でたゆねが言った。
「か……勘違いしないでよ!!ボクはただ啓太様を拷問してるんだから!!!」
啓太はその言葉を聞いて呆然とした。
(へ……拷問?なんか悪いことしたかな俺…?)
啓太は覚えが無いことで考え込んだ。
「とにかく!ボクはここの拷問中なの!素直に吐いてよ」
そう言うと、たどたどしく再開するたゆね。
啓太は脳震盪で体がまだ動かせなかった。
身体が動かせない以上、このままされるのもいいかと思っている。
「ん…クチュ…れろ…ピチャ」
「たゆねちゃん…もうちょっと激しく吸ってくれない?」
希望を出す啓太に、従うたゆね。
「ズ……ズズ……」
控えめに吸うたゆねは自分のクリをいっそう擦った。
(ああ……啓太様とこんなことしてると、幸せなんだろうな…)
その時、温泉での情景が思い浮かんだ。
(なでしこがあんなこと出来たのなら、ボクだって!!)
そう思うと、自分に言い聞かせるように服を脱ぎ、下着姿になった。
啓太はもう、何があってもいいやと諦めの境地で言った。
「たゆねちゃんの胸大きいね♪なでしこちゃんくらいあるよ」
たゆねの顔が真っ赤になった。
「ふ…ふん!こ…これから一番キツイ拷問するから覚悟しなよ!」
啓太にそう言うと、たゆねはブラとショーツーを脱いだ。
啓太に跨り、ゆっくりと照準を合わせるたゆね。
(ボクにだって出来る…ボクにだって出来る…)
自分自身に暗示を掛けるたゆね。
そして、
61前763:2006/09/09(土) 23:49:41 ID:jFZVEMKH
「ッッッッ!!!!!!」
「イタイイダイイダイ!」
初めてなのに一気に啓太を膣に収めた、たゆねは反動で半分意識が吹っ飛ぶ。
啓太も未開発の膣を貫いたためか目に涙が溜まる。
首を動かし、痛い理由がなんとなく気付いた為、確認してみると。
「やっぱり……たゆねちゃんも未だだったんだね…」
半分意識が飛んでいるたゆねの大きな胸を揉みしだく。
(ウホッ!たゆねちゃんの胸、すごい張りがあって気持ちいいな。)
意識がしっかりし始めたたゆねは自分の胸が揉まれているのに気分良くなった。
(ああ…啓太様がボクの胸揉んでいる…。気持ちイイ…)
たゆねは啓太が自分の胸に執着しているのを見て、自分の膣が蠢くのを感じた。
(啓太様が欲しい……。啓太様はボクだけの物!!)
ゆっくりと腰を動かすたゆね。
「ウッ…!」
と、呻く啓太。
その行為は啓太の顔を見つめていた、たゆねは正解だと思った。
(こう…していると…すごく……キモチイイ!!!)
だんだんと快感に浸り始めた。
「啓太様……。あん…気持ち…イイ……ですね。もっと…胸揉んで…」
啓太を愛しそうに見るたゆねは、さらに膣を締め上げる。
「たゆね…ちゃん締め過ぎ!もう…我慢できなくなるから……く…休ませて…」
限界が近い啓太は、たゆねに言うが。
「何…言ってんの……これは…拷問…なんだから、休ませる…くぅん!…わけないでしょ…」
たゆねも限界が近いのか、ハァハァと息が乱れている。
「ちょ…お願い…だから、なでしこを…裏切れな…ム!」
たゆねは啓太の口を塞いだ。
(なでしこ…あんたの名前じゃなく、ボクの名前が出るようにしてやる!)
「チュッ…クチュ」
舌が絡まり、啓太の口に自分の唾液を送り込み飲ませる。
自分も限界なのかラストスパートで一気に速度を上げる。
そして、
「啓太様!ボク!もう……イク!!」
「たゆね!もう…出る!!」
二人は同時に絶頂した。
啓太の精液がたゆねの奥深くに注がれて、うっとりするたゆね。
反対に、啓太は身体が鉛のように動かなくなっている。
たゆねも余韻を味わっていたが。
(啓太様の…子種……もっと…欲しい…もっと気持ち良くなりたい!!)
明らかに理性を失っている目つきである。
「ハァハァ……、たゆねちゃん?」
雰囲気がおかしいのに気付いたが、時すでに遅し…。
「啓太様!もっと気持ち良くなりましょ!!!」
たゆねは目がケモノの目をしている。
しかも、その目はご馳走を前にした目つきであった。
また、口を塞がれる啓太。
(ああ…もう…どうしてこうなるんだ〜〜〜〜!!!)
心の中で叫び、自分の運命を呪う啓太であった。
「啓太様は…。誰にも渡さないんだから。ようこや…なでしこにだって…」
そう言いつつ、また動き始めるたゆね。
たゆねの気持ちいい膣に捕らえられた啓太は、気を失うまで搾り取られた……。

同時刻に、暗闇で笑う者がいた。
「ここまで計算どおりに動いてくれるなんて、さすがだよ。たゆね…」
ごきょうやは手駒の動きが、自分の予想通りで楽しんでいる。
「すべては、わたしのため……啓太様との夢のために……」
片手にはレーダーを持ち、点滅してる点は重なっている。
たゆねの服と札にはごきょうやが発信機を付けていたのである。

    つづく
62前763:2006/09/09(土) 23:50:32 ID:jFZVEMKH
ひとまず終わった〜〜〜!!!
続きのため色んな部分に気を使って時間食いました…。
もちろん、言い訳です。

>>468師匠
自分の書いてるなでしこ風ですか?もちろんいいですよ!!
自分も師匠みたいに、うまくたゆねが表現できれば……


SS書いてくれる神が増えないかな…(ボソ)
63名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 00:11:30 ID:5OSrxv6t
GJ!
64名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 00:16:10 ID:r3a/Wkd4
        グッジョブ!!           ∩   ∩
       _ _∩           (⌒ )   ( ⌒)       ∩_ _ グッジョブ!!
        (ヨ,,. i             |  |  / .ノ        i .,,E)
グッジョブ!!  \ \          |  |  / /         / /
  _n      \ \   _、 _  .|  | / / _、_    / ノ
 (  l     _、 _  \ \( <_,` )|  | / / ,_ノ` )/ /    _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` ) \         ノ(       /____( ,_ノ` )    n
    ヽ___ ̄ ̄ ノ   |      /   ヽ      | __      \     l .,E)
      /    /     /     /    \     ヽ   /     /\ ヽ_/ /
65名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 00:44:24 ID:8ttSBjXX
>>62
GJ!!!!
なんか凄いことになりそうですな。
続き、楽しみにしてますよ〜。
66名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 02:49:12 ID:YmmQqBdT
>>62
新作キターーーッ!!!

たゆねが仲間になるんじゃなくて、誘拐なんて強行作戦に出ようとは・・・予想外だ。
なんか続きがメチャ気になる! wktk
67名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 03:54:53 ID:4Xohluwy
もうね、最高!!!!!!!
最高過ぎるよ!!!!!!!
68名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 11:48:50 ID:xMV+IK5q
グゥレイトォッ!!
そして次回のごきょうやの活躍が気になる!!!
69前468:2006/09/10(日) 12:11:25 ID:bv2aPIV0
こんにちは〜。
>>763
うへ〜GJ過ぎる…ツンデレたゆね〜可愛い…私には書けないなぁ…どうしても甘々になってしまって…。
啓太強奪…まるでなんかの第一話ですね…。
なでしこのちょっと拝借いたしておりますが、どうかご勘弁ください…。

さて、なでしこの何ですが…またも無駄にベタベタと書き込んでしまい、エロの最後までやっと書き終わりました。
ちょっと今回はシリアスな部分が多く(自分的には多いと思う…多いのか?)、最後に啓太の心情が重いです…次回作の時には、ちょっと病んでます…。
本当は自責の念を感じてしまうという風になっていたので、そういう風に次回は考案が決まっています。
薫は?というと…相変わらずほのぼのなので…原作では絶対無いけど…パロなので、薫様はほのぼのキャラで…。
次回作の慰め役は誰にしようかな…。

早かったら今日の夜…遅かったら火曜かな?

大殺界に行ってきますので、それでは白布返しっ!
70名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 18:50:37 ID:exzCjcNQ
>>62GJ!
素晴らしきSSです、続編のごきょうやも待ってます!

>>69
おお!師匠がキター!
甘々なでしこと鬱啓太を見てみたいぞ!wktk(;´д`)ハァハァ。
71前763:2006/09/10(日) 21:47:14 ID:U7H632bm
感想ありがとうございます。
皆さんの応援受けている以上頑張ります。

>>468師匠
なでしこ気になります!師匠の新作早く読みたいです!!
鬱啓太待ってます!

続編のごきょうやの性格が違うとかは、気にしないで下さいw
72名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 01:04:16 ID:RJ3q1PF/
やっぱりたゆねはかわいすぎる
73名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 01:58:32 ID:Q45xTyy2
なでしこの乳輪は間違いなくでかい
74名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 02:27:32 ID:79rKgZCL
そして陰毛は勿論剛毛。お尻の穴までボーボー
75名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 04:58:40 ID:6Dh7aJnH
この流れに乗ってコソーリいぐさの続きキボン
76前468:2006/09/11(月) 16:13:32 ID:UaXCK+bq
終った…なでしこ、やっと。
鬱啓太になる予定でしたが…6勤の私には続編面倒臭いので…普通の展開にしちゃいました。

ごめんなさい…では投下…。
77前468:2006/09/11(月) 16:14:29 ID:UaXCK+bq
題名「なでしこが寝取るっ?それでも、薫とはけと榧は、立派な変態であった」

「あの…ようこが…」
「分かっとる…それで、今日も啓太が死にそうなんじゃろ」
「はい…」
いつもの宗家での出来事…。
「お前も覗きなどはしたない事をするでない」
「しかし、そう言う宗家様も、私の話を楽しみにしてるのでは?」
「うーむ…確かにお前の話も楽しいが…今のご時世はやはり、リアルタイムであろう…のぅ、薫」
「はい、宗家様」
宗家である榧の言葉に、返事をする薫。
「お主も悪よのぉ」
「いえいえ、宗家様ほどではありませんよ」
何が楽しくてお代官様ごっこをしているのか…。
「ねぇねぇ、薫さま?何をするの?」
一緒に連れてきたともはねが、疑問符を浮かべながら、薫に向かって首を傾げると。
「ん?何でもないよ、さぁ、ともはね…お外で遊んでいなさい」
優しく声をかけて、薫はともはねの手を引っ張ると、榧とはけがいる部屋を出て行った。
「さぁて…啓太の観察を始めるかのぉ…」
「啓太様…私は貴方が心配になってきました…」
そういいながら、溜息をついて空を見上げるはけ。
その空には、緑の髪を靡かせながら、舞い上がっていく彼女の姿があった。

「ふふっ…ケイタもちょっとは反省してるかしら?」

〜あらすじ〜
前回、川平薫の屋敷で「猫耳メイド」として働き、70万というお金を手に入れた川平啓太であったが、
川平薫の啓太さん観察日記より、たゆね、ごきょうやと猫耳メイド羞恥プレイをした事が、自分の犬神「ようこ」にばれ、お金は空中で燃えカスとして消えてしまった。
たがそれを見かねた薫が、詫びとしてか、自身の犬神「なでしこ」をお手伝いとして向かわせると約束した。
啓太は瀕死の中、最後の力を振り絞り、薫に最大の感謝を表したのだった。
78前468:2006/09/11(月) 16:15:10 ID:UaXCK+bq
1 移り行くモノ

「はぁ〜、あと少しか〜」
河川敷のテントの中…首にタオルをかけながら、ようこのせいで半分燃え尽きてしまった、テントの入り口を修復している少年がいた。
彼の者の名は、いつもの主人公…川平啓太である。
彼はそこら辺に落ちているビニールや、ゴミ捨て場から拾ってきたダンボール等を使い、器用にテントを修復していく。
しかし、そこにはようこの姿はない…あの一件以来、彼女は宗家である啓太の祖母の所で厄介になってるらしく、もう3日も帰ってきていない。
確かに気にかかるものの、啓太は「すぐに帰ってくるだろう」と頭で思いながら、あまり考えないようにしていた。
「ふぃ〜、アッチいなぁ…」
タオルで額の汗を拭いながら、手際よくダンボールをテントに貼り付けていく。
外気温はそうでもないだろうが、一人で作業をする分、身体から熱が発せられて、啓太の身体を熱くしているのだろう。
その後も黙々と作業をすると、お昼間際で完全に修復…いや、完全に改修されていた。
出来に満足した啓太は、河川敷に寝そべると、お腹を擦って腹が減ったとジェスチャーするが、誰も作ってくれる人などいるわけもなく、ただ左右に転がる。
「こんな時…なでしこちゃんが居てくれたら…」
「はい、何でしょうか?」
「うんうん、この美しさの中に残る可愛らしい声で疲れも吹き飛ぶだろうなぁ…って」
いる筈のないなでしこの声を聞き、ふっと仰向けになると、啓太の目に反転しているなでしこがいる。
「なでしこちゃん!」
「こんにちは、啓太様」
啓太は、なでしこ、という一厘の花の姿を確認すると、反転していた世界を通常に戻して、勢い良く立ち上がると、彼女に握手をして喜んでいた。
「久しぶりだね〜なでしこちゃん。薫に頼まれて来たの?」
「あ、いえ…そういう訳じゃないんですけど…」
「えっ?じゃあ、何で?」
啓太はなでしこに理由を聞いたが、押し黙って少々俯いてしまった。
79前468:2006/09/11(月) 16:17:41 ID:UaXCK+bq
何か悪い事でも聞いたかな、と啓太は首を傾げると、これ以上は聞かない方がいいな、と思い、なでしこに声をかけようとしたが、運良くその空気を破壊するお腹の音が空しく響いた。
「…そうだ…腹減ってるんだ…」
「あっ、それでしたら、これをどうぞ」
なでしこは、はっ!と顔を上げると、持ってきた風呂敷を啓太に差し出す。
「えっ、なになに?」
「はい、啓太様の事だから、お昼も取ってないんじゃないかな、と思って作ってきました」
「なでしこちゃ〜ん…」
目から溢れんばかりの涙を流して、なでしこに最上の感謝をする啓太。
「まぁ、ここでは何だから、テントの中にでも行こうよ」
「はい、それではお邪魔しますね」
啓太の誘いに、にっこりと笑って答えるなでしこは、彼のエスコートを受けながら、改修された啓太家のテントの中へと入っていった。
「あれ?そう言えば、ようこさんは?」
「んっ、ああ…あいつは婆ちゃんの所に行ってる」
「どうしてですか?」
「うっ…痛い所を聞くなぁ、なでしこちゃんは」
背中にドスッ!と「浮気」と書いてある矢印が刺さり、心の傷を抉られる痛みが走る啓太。
その瞬間を目の当たりにしたなでしこは、無理に聞こうとは思わなかった。
「あ、あの…も、もういいですよ」
「そ、そう?は、はは…はぁ…」
弱い笑いをした後、溜息をしながらテントの奥へと行き、自分の箸を取ってくると、なでしこが座っている所に対面して座る。
「啓太様、そんなに落ち込まないで下さい…せっかくのお食事も美味しく食べれませんよ?」
「ははっ…なでしこちゃんは優しいんだね」
「あっ…」
無意識に啓太は優しい笑みを見せながら、なでしこの頭を撫でている。
二三度撫でると、何をやっているのか気がついたのか、ヒュッ!と手を退けた。
80前468:2006/09/11(月) 16:18:24 ID:UaXCK+bq
「あ、悪ぃ…つい癖で」
「い、いえ…」
頬を紅くして啓太からちょっと離れるなでしこは、胸の鼓動が速くなっている自分に気がついた。
主人である薫には抱擁はあっても、こうやって頭を撫でてもらった事がない。
それとあの優しい笑みの表面に、薫と同じ感覚を感じてしまい、その奥の彼に強く惹かれる。
前に、啓太には未練は無いと言っていたが、果たしてそうなのだろうか?
初めて顔を合わせた時はそうであったが、今は未練が残っているとはっきりと分かる。
それを証拠に、先ほど啓太に撫でられた時、尻尾を振っていた自分がいた。
「(どうして…どうして薫様は…啓太様みたいに私を見てくれないんですか…)」
契約の主人でもあり、想い人でもある薫…しかし、彼は心の一線を踏み切ろうとはしない。
伝わらない想いは日に日に連れて、鎖で身体を締め付けられるように苦しくなる。
確かに、一緒にいて楽しい…でも何かが違う…本当の自分を曝け出せない分…そこが辛い。
「おーい?なっでしっこちゃ〜ん?」
だったら、本来、主人になっていたかもしれない啓太はどうだろうか?
彼の犬神のようこは、とても幸せそうに見える…彼女が啓太と一緒にいれるからではない…啓太が彼女をちゃんと見ているからではないか?
たゆね、ごきょうや、ともはねもそうだ…彼女達が啓太と話している時は、遠慮無しに楽しそうしている。
本当に想い合っているから、好きだからあんなに乱暴にするし、身体全体で好きと表現出来るではないか?
もしあの時、ようこではなく、自分が啓太の犬神になっていたら、人と犬神の違いにこんなに苦しまず、心の底から笑っていられたのかもしれない。
「聞いてる〜?お腹が限界だから、食べちゃうよ〜?おーい?」
「えっ?きゃっ」
「う、うわぁ!」
なでしこは物思いに耽っていると、啓太の顔が眼前一杯に広がって見えた。
突然のドアップに、小さな悲鳴を上げると、今度はその元凶である啓太から離れる。
「んー…せっかく来てもらったんだけど、もう帰ったほうが良くないか?」
「え、ど、どうしてですか?」
「うーん、どうしてって…ちょっと鏡貸すから…」
啓太はようこが使っている手鏡を持ってくると、なでしこに自分の顔がどんな風になっているのか見せる。
なでしこは思わず息を飲む。
そこには、眠たくも悲しいわけでもないのに、瞳に涙を溜めている自分の姿があった。
81前468:2006/09/11(月) 16:19:32 ID:UaXCK+bq
「あ、あれ…」
「顔色も悪いしさ…屋敷まで送っていくよ」
「だ、大丈夫です!一人で帰れます!」
なでしこは啓太を振り切ると、物凄い勢いでテントから出て行ってしまった。
「…どうしたんだ?薫と喧嘩でもしたのかぁ?」
変な所で鈍い彼は、まさか自分が原因だとも思わずに、軽い気持ちで向こうの事情を想像する。
一人取り残された啓太は、なでしこが置いていったお弁当に目をやると、中に入っている唐揚げを一つ頬張った。
「…美味いな、今度教えてもらおっかな」
行儀悪く咀嚼しながら喋る啓太は、もう一個唐揚げを箸で掴むと、なでしこが走り去っていった出口を見ていた。
「どうして…どうして…私…何で今頃…!」
そのなでしこは、飛行出来るのにも関わらず、自らの想いに苦悩しながら、帰り道を夢中で走っていた。
しかし、帰り道は屋敷のある方向とは全くの逆で、何処に向かっているのかさえ彼女自身にも分からなかった。
ふとポケットに入っている携帯を手に取り、彼女は電源を落として、またポケットの中へとしまうと後ろを振り返る。
涙で濡れたエメラルドの双眸には、啓太の住むテントはもう映っていなかった…。
82前468:2006/09/11(月) 16:20:16 ID:UaXCK+bq
2 心の狭間で

空では朝早くから鳥が鳴いている。
ようこのいないテント内で、一人鼾を掻きながら眠っている啓太は、何故かパッと目を覚ました。
「んっ…ようこ…」
起きると同時に居る筈もない彼女の名を呼び、横に畳んである布団に目をやるが、やはり居るわけもなく、無意識に溜息をついていた。
「…いないと結構つまんないもんだな」
大切なモノ程大切と気づかず、失った時にその大切さが分かるとはよく言ったものだと、啓太はいつになく落ち込みがちで笑うと布団を丁寧に畳んで、外の河で朝の身支度を整えようとテントから出て行った。
「ん?」
入り口まで来ると、啓太は誰かがビニール1枚越しに立っている事に気づく。
まさか、ようこが帰ってきたのか…?妙に昂ぶる心を抑えきれず、彼はバッ!とビニールを捲ると、ようこである筈の人物に抱きついた。
「ようこ!俺が悪かっ…」
「きゃっ!」
ようこの声ではない声が、啓太の耳に入る。
「な、なでしこちゃん!」
啓太が抱きしめた人物は、家出しているようこではなく、昨日此処に訪れてきたなでしこであった。
「ど、どうしたの!?こんな朝早く!」
「あ…あの、…そ、それより…は、放してもらえませんか?」
「おっと、悪ぃ」
啓太は彼女の言葉にハッとして、ゆっくりと抱擁を解くと、なでしこは俯いたままで黙ってしまう。
ようこと間違えたとはいえ、悪い事をしたな。と啓太は思ったが、ある事が目に付き、直ぐにそれは頭から消えてしまった。
「(なでしこちゃん…何でこんなに汚れてるんだ?)」
黙っている彼女のスカートの裾を見ると、酷いくらいに汚れている。
更によく見ると服の殆どが泥や砂埃まみれで、綺麗な白い手までも土色で染まっていた。
彼女の様子を見る限り、昨日は薫の屋敷に帰っていないのではないか。
「なでしこちゃん、とにかく中に入ろうか?」
啓太は黙っている彼女の手を取り、優しく声を掛けてあげると、そのままなでしこをテントの中へと誘った。
83前468:2006/09/11(月) 16:20:50 ID:UaXCK+bq
どれくらい経っただろう…10分、15分?いや、実際は3分くらいでそんなに経っていない。
重苦しい空気だから長く感じるだけだろう。
あれから、なでしこは全く喋ろうとはしないが、啓太は何も言わずに、座っている彼女の前に茶を差し出した。
「あ、あの…啓太様」
「ん?」
その啓太の持成しが効いたのか、ようやく口を開けて、遠慮がちに啓太の名を呼ぶ。
「すみません…ご迷惑でしたよね」
「うう〜ん、なでしこちゃんなら大歓迎だよ〜」
いつもの調子の啓太は、二ヘラ、ニヘラとしながら、なでしこに答える。
普通ならただのスケベ顔にしか見えないが、それは自分を和ませようと啓太の気遣いだと、なでしこには分かっていた。
「ゆーっくりしてっていいからね〜、俺、先に顔洗ってくるから、その後、汚れを落としてきなよ」
「え、汚れを…ですか?」
「ああ、橋の下に自作の風呂場があるからさ。そんなに汚いと可愛いのが台無しだぞ〜」
そう言うと、人指し指でその風呂場がある所を指し、理解したなでしこは小さく頷くと、啓太はフッと笑った。
「あ、あの!」
「着替えとかはようこのでも適当に使ってくれな。ちょ〜っと、胸の辺りが小さいかもしれないけど」
へっへっへ!と卑しい笑いを披露して、ようこの服を取りバサッ!と拡げると、胸の付近をグシャッと握った。
「け、啓太様!ちょ、ちょっとだけお話が…!」
「じゃあね〜、はい、これタオルね〜。ああ、それと脱衣所が無いから、悪いけどここで脱いでって」
啓太はそれ以上の事をなでしこに聞かず、テントの奥に行くと、白いタオルを二つ持ってきて、片方をなでしこの横に置くと、鼻歌を歌いながら外へと出て行った。

84前468:2006/09/11(月) 16:21:41 ID:UaXCK+bq
「啓太様…」
優しい…薫とはまた別の新鮮な優しさを感じる。
新たに啓太の一面を垣間見たなでしこは、またも胸の鼓動が高鳴っている事に気づく。
「いけないのに…啓太様は私の主ではないのに…でも」
そう頭では思っても、心の中まではそうとはいかなかった。
何でもそうだが、一度味わってしまった快感、快楽は、そうそう容易く消せるものではない。
たゆね、ごきょうやもそうだった。
一人の女性として見てくれる啓太の優しさ、楽しさを味わってしまったから、禁忌である行為を彼としたのではないか?
今なら、その二人の気持ちが分からぬでもない…実際、今の啓太に心の半分以上は奪われそうになっている。
だからといって、主人の薫と契約した事を後悔しているわけではない、ただ…ただ、あの時、そして今の啓太に会ってしまった方が後悔と言えるだろう。
しかし、その後悔も甘い誘惑となり、薫という主を忘れさせ、啓太という一人の男性へと目が向くのだった。
「本当にどうしたらいいんですか…私もようこさんみたいになれたらいいのに…」
新たな想いに目覚め俯くなでしこは、ようこを羨ましがり、そのまま嗚咽と共に泣き崩れた。
「啓太様…貴方なら、私の心を満たしてくれますか…?」
その眼差しは、河で顔を洗っている啓太の方向にあり、彼女の中の絡まり合わない薫の幻影は、不安定な今の彼女には不必要なものであった。
85前468:2006/09/11(月) 16:22:46 ID:UaXCK+bq
3 花の香り

「やっぱ…薫と喧嘩したのかぁ?でも、なでしこちゃんに限って、そんな事あるわけねぇよな」
透き通った河の水を掬い、顔を洗っている啓太は、様子がおかしかったなでしこの事を考えていた。
「うーん…ようこがいないからなぁ、相談にも乗ってやれないぜ…」
ああいう悩みには、何かと仲が良いようこが相談相手になればいいのだが、そのようこは家出中であり、啓太には優しく声を掛けて、いつもの彼女に戻ってくれないかと思うくらいしか出来なかった。
「…まぁ、落ち着いたら、送ってやるか」
啓太は河の水で濡れている顔を拭き、パチパチ!と頬を叩いて、いつものようにマイペースな自分に戻ると、まだ元気の無い筈であるなでしこの所へ足を運んだ。
「終ったよ〜、なでしこちゃ〜ん」
「きゃっ、け、啓太様…」
「ん〜?…ん?んん?」
テントの中に入ると同時に、なでしこの小さな悲鳴を聞き、疑問符が大量に啓太の頭に浮かぶ。
自分でも何に疑問を持っているのか、理解するまで時間が掛かったが、啓太の目には麗しい光景が映った。
「おおー!」
啓太が雄叫びを上げる。
その視線の先には、なでしこが顔だけをこちらに向け、背中から腰までの肌を曝け出している。
つまり、着替えといっていいのだろうか?という状況であった。
「け、啓太様!」
「いい!いいよ!そのチラリズム!」
ジッタバッタ!ジッタバッタ!しながら、啓太は熱い視線をなでしこに送る。
見られている当の本人には、物凄く恥ずかしく迷惑であろう。
「やぁっ!、み、見ないで下さい!」
「いいじゃ〜ん、減るもんじゃないし〜」
顔を真っ赤にして必死に肌を隠すなでしこは、困惑しながら啓太の視線を浴び続けるしかなかった。
凄い視線、ジローっと舐められる様に見つめられ、耐え難くなった彼女は、涙声で啓太に抵抗する。
「啓太様ぁ〜…」
「ははは、冗談だよ、冗談。ちょっと風呂の用意してくるから」
彼女の悲痛な願いが叶ったのか、啓太は笑いながらまた、邪魔の無いようテントの外へと出て行った。
86:2006/09/11(月) 16:23:37 ID:UaXCK+bq
「な、なでしこちゃん!」
「な、何ですか?」
「いつでも入っていいよ〜、俺が見張ってるから」
一瞬、くわっ!となった啓太の顔に驚いた彼女だったが、ただの悪ふざけだったみたいであった。
冗談めかした啓太の行動に、またもクスクスと笑うなでしこは、お言葉に甘える事にした。
「覗いちゃダメですよ?」
「信頼無いなぁ…俺がなでしこちゃんにそんな事すると思う?」
「はい、だって啓太様って、ケダモノじゃないですか」
なでしこのその言葉に、啓太はガックシと肩を落す。
一言多かったかな?と思いながら、啓太が捲くっているビニールシートの中に入ると、身に纏っていたバスタオルを脱ぎ、外で見張りをしてくれる啓太に渡した。
「啓太様、これ…持っててくれませんか」
「ん?ああ、いいぜ」
「ありがとうございます」
「いえいえ…あ、それとシャンプーとか取って欲しい時には声掛けてね〜」
快く啓太はパシリの役目を申し出ると、なでしこは手で了解と合図して簡易浴場の中に戻っていった。
「ひっひ〜、なでしこちゃんの、ほのか匂いが残ったバスタオル…くんくん…はぁ〜、いい匂いだ〜」
「(啓太様…)」
なでしこにばれない様に、彼女の匂いが残ったバスタオルを、啓太はひっそりと嗅いでいたのだが、自分が身に纏っていたバスタオルでどんな反応をするのかと、その様子をビニールシートの隙間から、なでしこは見ていた。
「(あんなに幸せそうな顔で…私の…)」
「くぅ〜、堪らん…これは今晩のおかずに決定だな…なでしこちゃんが身体を拭いたら隠しとこ…」
「(啓太様…そんなことしなくても…貴方が望むなら…)」
身体に大きな刺激が駆け巡り、自分の顔、胸、秘所がキューっと熱くなるのが分かった。
誰のせいかは直ぐに理解できた…彼女はジッとその少年を見つめている。
その目は軽蔑ではなく、惚悦とした潤んだ瞳であり、女性である部分からは、太股を伝い愛液を垂らしていた。
87前468:2006/09/11(月) 16:24:43 ID:UaXCK+bq
4 蜜の誘い

シャーっという音と共に、冷たく気持ちの良いシャワーが身体を打つ。
なでしこは、啓太の用意してくれた簡易浴場で、泥と埃にまみれた身体を清めていた。
「どう?中々いいものだろ?」
外で見張りをしている啓太が、感想を求めるように話し掛けてくる。
「はい、私、ちょっと気に入っちゃいました」
「そうかい?なら、いつでもおいでよ」
彼女が気に入ったと知ると、啓太は下心丸出しの口調になる。
下品ではあったが、いつもの彼を知るなでしこには、抵抗のあることではない。
「じゃあ、そうさせて頂きます」
「あ、ようこ居る時は勘弁してくれ…あいつ、何かと誤解するからさ」
「はい、分かってます」
「うんうん」
自然な会話であった。
薫と喋っている時は、何かと遠慮がちになっているが、啓太と喋っていると、普通の友達…いや、恋人みたいに話していると思えた。
「啓太様はようこさんと、いつもこんな会話をしてるのですか?」
「うーん、こんなに平和的な会話じゃないけど…まぁ、似たようなものかな」
啓太の答えになでしこは、彼とようこが楽しく笑っている所を想像してしまう。
その光景が頭に浮かんだ瞬間、ほんの一瞬ではあるが、ムッ!と怒りを感じた。
「い、いいですね…楽しそうで…」
「そうかな?でも、なでしこちゃんだって薫と楽しくお話したりするんだろ?」
「私は…啓太様達みたいに、いつも一緒には居れませんから…」
途切れ途切れ喋りながらギュッと胸の上で右手を握り締めて、シャワーに打たれながら俯くなでしこ。
彼女達はいつも一緒に居れない事を知ってながら、あのような発言をしてしまって悪い事したな。とバツが悪そうに黙る。
「あ、じゃ、じゃあさ!薫が居ない時は、俺が話し相手になってあげるよ」
「えっ…?」
「ほ、ほら、俺って暇人だし、ようこもいるから賑やかにはなるじゃん?」
せめてもの詫びと言うのか、啓太は薫の予備の話し相手になると言い出す。
「薫と居る時よりは楽しくないかも知れないけどさ、俺なら」
「啓太…様…」
彼の気遣いが身体の芯まで染み込んでくる。
今まで溜まっていたものが、一気に零れるかのように、なでしこの瞳には涙が溢れ、シャワーと一緒に流れ落ちていった。
88前468:2006/09/11(月) 16:25:50 ID:UaXCK+bq
「(薫様…もう、なでしこは耐えられません…私は啓太様の犬神に…)」
心が衝動に駆られる。枷となっている薫の事はもう彼女の中には無かった。
もっと沢山の彼の優しさ、もっと沢山の温もりを感じたい…なでしこの胸の上で握っていた右手は、いつしか秘所へと移り、陰核を指先でなぞっていた。
「んっ…啓太様…」
「何?」
「い、いえっ…何でも…くふぅ…ありません」
「(な、何だ…なでしこちゃんの声がエロイんですけど…)」
気のせいなのかと悩む啓太であったが、ビニール一枚先では、確かに啓太を想いながら、自慰に耽るなでしこがいる。
「ど、どうしたの?」
「あっ…はい…啓太様…申し訳ないんですが…石鹸を取って…ふぅ…下さい」
「あ、う、うん…」
なでしこに頼まれた啓太は、なでしこの着替えである、ようこの服の隣の石鹸に手をつけたが、今までに聞いたことの無い、彼女の声に緊張してしまい、取る手がおぼついていた。
「うわっ、おっと!」
取った石鹸を転がしてしまい、拾おうとしゃがみ込むと、ふと隙間から彼女の美しい素足が見えた。
「(うっ…な、何だ…い、いつもの俺なら喜んで叫んでる筈だが…)」
彼女の素足から視線を逸らし、ガチガチと震えながら石鹸を拾うと、浴場のビニールの入り口に手を入れて、それを所望のなでしこに差し出した。
「は、はい!な、なでしこちゃん!」
「ありがとうございます…でも、気が変わりました…私の欲しいモノは…」
「へ?気が変わったって…うぉぉー!」
何が起きたのか分からなかった。
なでしこの手は差し出した石鹸ではなく、自分の手首を掴んでおり、そのまま浴場の中へと引っ張り込まれる。
啓太の手から石鹸が、コロンと零れ落ちる頃には、既に彼女の裸体に抱きしめられていた。
「な、なななな!なでしこちゃん!」
「温かいです…啓太様」
在り得ない、在り得ねぇ!と心の中で雄叫びをあげる啓太。
第一、薫一筋の彼女が自分を、しかも裸で抱くことなんて、天と地がひっくり返っても在り得ない事である。
だが、現実になでしこは啓太を抱きしめて、笑みを見せながら頬を紅く染めている。
89前468:2006/09/11(月) 16:26:23 ID:UaXCK+bq
「(お、落ち着けー!落ち着け!川平啓太!…こ、これは何か…そ、そうだ!薫がまた俺をメイドとして働かせようとする巧みな罠だ!)」
絶対そうだ!そうとしか思えん!と啓太は勝手に解釈すると、ガチガチの手をなでしこの肩に添えて、引き離そうとした。
「な、なっでしこちゃ〜ん…いくら薫に頼まれたからって…これは冗談きついよ」
「薫様に?いいえ、これは私…なでしこの意思です」
「は、ははっ…そ、そんな訳ないじゃないか…だって、なでしこちゃんは…うぐっ!」
突然、腰に痛みが走る。
同時に、上腹部に当たる彼女の豊満な乳房が大きく形を変え、温かくて柔らかい感触が伝わった。
「や、止めよう…俺、本当はこういうの苦手なんだよ」
「嫌です…止めません」
「た、頼むよぉ!君が好きなのは薫だろ…こんな事しちゃ…」
「薫様じゃありません!」
なでしこの罵声。
こんなに激昂する彼女を見るのは初めてだった。
その声と降りかかる冷たいシャワーに覚めたのか、啓太は冷静さを取り戻して、彼女に話し掛けていた。
「一体どうしたの…?薫一筋のなでしこちゃんが…何で…」
「……」
「俺には…話せないのか?」
「薫様は…」
なでしこの重たい口が開くと、自分が今、薫に不満を持っていること、そして、まだ自分に未練がある事…そして、啓太の優しさに触れた途端、一気にそれは高まり、自分の犬神になりたいと打ち明けた。
啓太はあまりの驚きに、焦りを隠せず言葉を失う。
彼女の心情が理解出来なかった。
「は、はは…そ、そうか…な、なら、俺が薫に相談して…」
「止めて下さい!」
今この状況を認めようとしない啓太が、なでしこから逃れようとすると、彼女は全力で阻止する。
腰に絡まっている彼女の腕は、更に力が入り、啓太を拘束した。
90前468:2006/09/11(月) 16:27:37 ID:UaXCK+bq
「…もうダメ…啓太様でなくては…もう啓太様しか考えられないんです…」
「なでしこちゃん…」
胸板に顔を埋めてすすり泣くなでしこ。
冷たいシャワーの中、そこだけが熱くなるのを啓太は感じた。
「お願いします…啓太様…啓太様が私の事を好きなら…抱いてください」
「だ、抱いて、って…!」
大きな鼓動が一つ鳴り、啓太の顔が強張った。
息が止まる…喉が乾きひっつくほどの緊張…本当に抱いてしまっていいのだろうか?
理性は確かに失いかけているが、それ以上に抑制力が身体を固着する。
ここで抱いたら、薫を裏切る…そして、なでしこまで傷つける。
やはり駄目だ…と啓太は強張った顔を徐々に崩し、凛とした表情で彼女を引き離した。
「や、やっぱり駄目だよ、なでしこちゃ…んっ!」
啓太は、抱けない、と言うつもりだったが、突然、なでしこの唇によって口を塞がれる。
「んぐっ!んんーー!」
大きく声を発しても、言葉にならないほど深い口付け。
その紐が解けないようにと、彼女の腕は啓太の頭に絡みつき、決して放そうとはしない。
「んっ…うっ…」
次第に意識が朦朧としていく中、視線をゆっくりと彼女の目に向けると、なでしこは細めた瞳でこちらをじっと見つめていた。
「ぷぁ…理解してくれましたか?これが、なでしこの意思です」
「あ、ああ…」
「嬉しいです…啓太様」
訳も分からなく、戸惑いの表情を見せながら頷く啓太に、なでしこはにっこり笑うと、またも彼の唇に自分の唇をあてがい、今度は鳥のように、チュッ、チュッと突付き、唇が乾くと、ぺロッと舐めて潤いを与えてくれた。
「ようこさんには負けませんよ」
「…そ、そう」
するとなでしこは、力が抜け切っている彼を、水の中へと押し倒し、深くて色っぽい口付けで啓太を味わう。
どうしようもなく受け止めている啓太は、その甘くて優しい口付けと、なでしこの美しい女体に溺れてる事だけしか出来なかった。
「さあ、啓太様も綺麗にしましょう」
それだけを言うと、彼女は啓太の衣服を脱がし、自らの女体を添わせて、啓太の男の身体を洗ってあげた。
この理性の崩壊が、啓太自身を追い詰めると…今の彼には分からなかった。
91前468:2006/09/11(月) 16:28:56 ID:UaXCK+bq
5 散華と咲華

身を清めて甘い時間を共有した二人。
最初の内は彼女を抱くことを否定していた啓太であったが、なでしこの献身的な行為と、自分を求めている情欲に心奪われていた。
その後、なでしこを抱えたままテントの中に戻ると、布団を敷いて優しく彼女を寝かせると、そのグラマラスな女体に、経験豊富な啓太でさえも、息を呑んで見つめていた。
「本当にいいのか…もう後戻りできないよ?」
初めてだと知って、啓太は最後の警告をなでしこに聞かせた。
「はい…啓太様の望むままに…なでしこは貴方を受け止めたい」
キリッと目に力を入れて、はっきりとした声で答えるなでしこに、啓太は折れてコクッと頷く。
啓太の返答を確認したなでしこは、にっこりと笑うと、身体を密着させるように啓太を抱き寄せた。
すると啓太は、彼女の首筋に口付けをして、耳元までをスーッと舌で這っていく。
「んふっ…」
「なでしこちゃんって…くすぐりとか弱い?」
「は、はい…あふっ…あっ…」
耳朶をパクッと啓太に甘噛みをされ、更に悶えながら彼を強く抱きしめる。
啓太もそれに応える様に、彼女の耳朶を優しく愛撫して、快感を与えていった。
「甘い…凄く甘いよ」
「は…はぁ…」
ちゅぷっと彼女の耳から唇を離すと、今度は胸の上に舌を這わせて、たゆねより大きな乳房を舐める。
じっくりと、決して乱暴にはせず、這わせるだけで形を変える乳房を、啓太は撫でる様に可愛がった。
そして、薄桃色の突起物に近づくと、一旦唇を離して、なでしこを覗き込む。
「あっ…」
「…吸ってもいい?」
「はい…」
なでしこが恥ずかしそうに頷くと、薄桃色の突起物を舌先で、つん、と突付き、チロチロと先端だけを舐める。
焦らされて身を捩らせる彼女は、もっと吸って欲しいと、啓太の顔に手を添えて、自らの乳房に優しく押し付けた。
「んっ…じゅる…ちゅぱ」
「もう…啓太様ったら…甘えん坊の赤ちゃんですね」
快感で乳首が勃起し始め、啓太の吸引を愛おしく見守るなでしこ。
時折、前歯で優しく噛まれ、ひゃん!と声を上げるものの、赤子みたいに吸う彼の可愛らしい顔に、心酔いしれていた。
92前468:2006/09/11(月) 16:29:43 ID:UaXCK+bq
「ふぅ…なでしこちゃんの…厭らしく勃ってる」
ちゅぱっと母乳を飲み終えた赤子の様に唇を離すと、吸っていた方の乳首をもう一舐めする。
「そ、そんなこと…言わないで下さい…」
啓太は優しく笑みを見せて、彼女の不安を和らげてあげた。
「いいんだよ、俺、エッチななでしこちゃんも好きだぜ」
そう言いながら、もう片方の乳房を優しく揉みくだし、人差し指と親指で、同じく勃起している乳首を抓る。
痛かったのか、なでしこは身体を大きくしならせていた。
「ちょっと…刺激強すぎた?」
なでしこは無言で、ふるふる!、と大きく首を横に動かして、痛かったのではなく、凄く気持ち良かったと啓太に伝える。
それを理解した啓太は、先ほどまで口で愛撫していた方の乳房も優しく手を添える。
「柔らかい…」
「啓太様の望むだけ、触っていいんですよ」
なでしこの乳房を、ゆっくりと横に拡げては、内側に戻して弄ぶ啓太。
啓太は彼女の言葉に甘えると、その谷間に顔を埋めて、頬を挟まれるように寄せた。
「すげぇ…何か…安心する」
まるで揺り篭…いや、母に抱かれてる感じがした。
啓太は少々その安堵に身を委ねると、フッと顔を上げて、腕を彼女の太股の裏に添わせて足を上げさせる。
膣口、お尻の穴…全てが啓太に曝け出された。
「こうすると、なでしこちゃんの恥ずかしい所が見えるよ…」
「いやぁ…恥ずかしいです」
なでしこの頬をキューっと熱い体温が駈け、恥ずかしさの頂点になった彼女は、両手で顔を抑えている。
啓太はちょっとだけ笑うと、顔を彼女の股の間へと埋め、上気と愛液で濡れた膣に、ほのかに香る匂いを堪能した。
「あっ…!」
「もうこんなに濡れてるよ…なでしこちゃん」
鼻にねっとりと愛液が付着して、特有の匂いとなでしこの香りが鼻腔を刺激される。
93前468:2006/09/11(月) 16:30:40 ID:UaXCK+bq
「ちょっと、自分で足を持ってて」
「えっ、あ…はい」
啓太はなでしこの太股の裏から手を離すと、入れ替わるように、彼女は自分の足を持ち上げる。
両手の空いた啓太は、ピクピクと動いている陰唇と膣口をぺロっと舐めると、彼女のアナルの出口付近を右の人差し指で突く。
「あっ…啓太様の指が…挿入って…」
ちゅぽっとアナルに第一関節が入った瞬間、キュッと厭らしく締めて、進入を拒まない。
「お尻も初めてだよね?」
「はい…」
お尻が初めてかと聞かれ、カァー!っと顔を紅くして、素直に答えるなでしこ。
元は排泄をする部分であるのに、今は啓太の為の性器と言っても過言ではない。
「中をちょっと弄るからね」
「あっ、ダメです…汚ぃ…ふわぁ…」
啓太は膣口にキスをすると、なでしこが許しているアナルの中を優しく抉る。
「啓太様ぁ…両方は…いやぁ…おかしくなっちゃいます…」
「いいよ、おかしくなっても…ジュッル」
引掻くように動かしていた指を、今度は捻じ込んで、グリグリと挿入させていく。
同時に膣口を舐めていた舌も、膣内へと進入させて、膣のひだを愛撫する。
「ヒクヒク動いて可愛いよ…」
指を挿入れれば挿入れる程、彼女の腸内は啓太の指を飲み込んでいき、皺の部分で根元までを締める。
「ふぁ…お尻…初めてなのに…こんなぁ…」
あまりの快楽に、何かを掴んでいないと不安になるなでしこは、横に退けてあった啓太の毛布を抱きしめて、彼の残り香を嗅ぎながら、両穴を責められる虐めに身を震わせる。
可愛くて艶しい彼女の姿に、啓太は笑みを浮かべると、アナルに挿入していた指を優しく抜き始める。
「えっ…抜いちゃ、嫌です…」
第二、第一関節と、ズルズル抜かれていく指に、未練を感じて嫌々と、珍しく駄々をこねて首を振るなでしこ。
そんな彼女の願いも空しく、全部抜かれてしまうと、湯気が出てもおかしくはない程、ほかほかの腸液がついている指をなでしこに見せた。
94前468:2006/09/11(月) 16:31:15 ID:UaXCK+bq
「すごいね…なでしこちゃん…初めてなのにこんなになってるよ」
「いやぁ…見せないで下さい…」
自分の乱れに羞恥を覚えるなでしこ。
だが、淫乱にパクッと開いたアナルは、物足りなそうにしていて、閉じる事はなかった。
「あ、あの…お尻を…もっと…」
「お尻を?」
ちょっと意地悪をする啓太は、なでしこの膣内を弄っていた舌を引き抜く。
「ふぁ…な、何で…どうしてですか…?」
せっかく快楽に浸っていたのに、啓太が舌責めを止めてしまい、顔を覆っていた毛布から、目から上だけを見せると、涙を溜めてもっとして欲しいと訴える。
「止めないで…ください…お願い…します…啓太様」
「大丈夫だよ、今度はこっちで可愛がってあげるから」
すると啓太は、またなでしこの秘所に顔を埋めると、舌をツーっと降ろしていく。
そして、彼女の尻の谷間に辿り着くと、まだパックリと開いているアナルに、舌をちゅくっと挿入し始めた。
「やぁぁ!啓太様!お尻を舐めるのはダメです!」
「ん?でも、なでしこちゃんのここは悦んでるよ?」
「だめぇ…だめですぅ…なでしこは…なでしこのお尻はぁぁ…」
と啓太は口全体でかぶりつくと、ジュッジュッ!と吸い尽くした。
「止め…汚い…です…んぁぁぁ!」
なでしこは制止の言葉を言うが、本当の所で頭と身体では、望まれている事であった。
ペロッ、ペロッと皺を舐めては、舌の半分までをアナルに挿入して恥辱をする啓太。
「(ああ…啓太様の舌が…気持ちいい…もう…イッちゃいます)」
全てを支配されている感じがし、秘所がキュン!と急激に熱くなった。
「あっ…!お、おしっこ…啓太様にかかっちゃいます!」
なでしこは掴んでいた毛布を、ギューっと強く抱きしめる。
「んん、んー!」
「う?」
途端、なでしこが持ち上げていた足を床につき、腰をグゥーっ!と上げて、神経が緊張したように固まった。
なでしこは口を毛布で塞ぎこんで、絶頂の声を抑えながら、激しい潮を吹く。
啓太の髪と額に、愛液と放尿の雨が降り注いだ。
95前468:2006/09/11(月) 16:31:58 ID:UaXCK+bq
「あっ…はぁぁぁ…」
ぷるぷると震えて、虚空を見つめるなでしこ。
ガクガクと腰を動かしては、色っぽい声を発して、凄まじい余韻を愉しんでいる。
啓太は彼女がイッたのを確認すると、アナルからちゅぽっと舌を抜き、唾液と腸液が混じった糸を作った。
「はぅ…うう…」
まだ意識が快楽に浸っているなでしこの隣に添い寝をする啓太。
彼女は隣に啓太が来たのが嬉しくて、彼の肩を抱き締める。
「なでしこちゃん…お尻…どうだった?」
「あ、あぁぁ…」
啓太のふしだらな質問に、なでしこは顔を横に背けて俯く。
ただ、彼女の表情はまだ物足りなさと、悦びが綯い交ぜになっている複雑な顔であった。
「気持ち良かったんだ」
「はい…とても、啓太様を感じました…でも、もっと…もっと啓太様を感じたい…」
「うわっ、なでしこちゃん!?」
啓太の股間に、温かくて柔らかい、なでしこの白い手が添えられる。
「あ、熱い…男の人のって…こんなに…」
しゅっ、しゅっと優しく上下に啓太のペニスを扱き始めるなでしこ。
彼のペニスは、羞恥丸出しであったなでしこのおかげで、もはや手をつけられない状態である。
いつもはマジマジと見れない彼女も、発情と啓太への想いからか、躊躇なく大胆に撫で回した。
「あ…くっ…」
「すごい…凄いです…太くて…でも、ちょっと可愛い…」
「か、可愛い!?」
なでしこの一言で、啓太の胸に、ズキッ!と痛みが走る。
可愛い…可愛い…可愛い…耳をリフレインする、自信のあった男の尊厳を傷つけられた言葉。
「け、啓太様?」
「そうだよね…俺なんか赤道斎やらに比べたら、子供のちんちんだよね…そうですよ…どうせ俺はキャップちんちんですよ…」
そうは言ってるものの、実際の彼の逸物は15cmを軽く凌駕する大きさで、成人の日本男児なら、物凄く羨ましがるであろう。
96前468:2006/09/11(月) 16:32:36 ID:UaXCK+bq
「あっ…ち、違います!そ、その…小さいとかじゃはなくて…ピクピク動いてて、可愛いって意味で言ったんです…」
なでしこは申し訳無さそうに、白くなっている啓太に謝る。
その際、ペニスを扱くのを止めようとはしなかった。
「な、何だ…そうだったのか…あ、うぅ…」
「…ふふっ、啓太様って単純ですね」
なでしこは啓太を仰向けに押し倒し、彼の上に跨ると、反りあがったペニスに頬を擦り付ける。
「あっ、なでしこちゃん…!」
「でも、そんな所も含めて…啓太様が大好きです…」
先端から溢れる啓太のガウパーを、顔に塗りたくるなでしこ。
「初めてですけど…頑張りますね」
下卑なる雄の臭いを嗅ぎ、頬を今までよりも惚悦させると、啓太のペニスの竿の部分を、ぺろり、と一舐めした。
「ん…ちょっと、しょっぱい…です」
「…そんなものだよ」
啓太はなでしこの頭に手を置くと、優しく桃色の髪を撫でる。
初めてなので、気を解してやっているのだろう。
なでしこはそれが無償に嬉しくて、啓太に応えたい、と唇を亀頭に触れさせて、じゅっ、じゅるぅぅっと根元まで飲み込んだ。
「な、なでしこちゃん…全部は!」
「ふぇ?ひぃやへぇしふぁか?」
「い、いや寧ろ嬉しいけど…咥えながら喋らない方が…おぐっ!」
「んっ…んんぅ…」
こちらの表情を伺いながら、いきなり口膣内で舌を絡ませるなでしこ。
初めてとは思えない程の、上手な舌技が、啓太のペニスを弄んでいた。
「う、上手いね…」
「ありがとう…んくぅ…ござい…あ…ます…はむっ…」
啓太に褒められ、感謝の言葉を述べたなでしこ。
彼女は舌と上口で竿を挟み、ズーっと亀頭まで吸い上げると、また咥えこんで、甘いディープスロートを繰り返す。
「じゅる、じゅっ…じゅぷっ!」
卑猥な音…清楚な感じを漂わせる、なでしこからは想像できない淫行。
彼女の瞳は、まるでメデューサの目で睨むように鋭く、うっとりとした顔で啓太に酔いしれている。
97前468:2006/09/11(月) 16:33:25 ID:UaXCK+bq
「あぐぐぐ…」
「はぁ…啓太…啓太さまぁ…」
なでしこの、啓太の名を呼ぶ声が崩れてきた。
完全に発情してしまった彼女は、早く啓太のモノを飲みたいと焦り始め、口をキューっと窄めると、高速で頭を上下し始める。
「うぁ!ちょ、ちょっと落ち着いて!」
「ん、じゅっ、じゅぷ!じゅじゅぅぅぅ」
頭だけではなかった…口膣内でも舌の動きが加速していき、亀頭の裏を執拗に責め立てる。
この様に責め立てられるのは初めてで、啓太自身は驚きと快感で砕けそうになっていた。
「(あっ…射精るんですね…なでしこの口を汚すんですね…)」
ピクッ、となでしこの唇に、啓太のペニスからの警告が伝わる。
それに妖艶な笑みを浮かべて、止めの一撃と言わんばかりに、目一杯啓太のペニスを吸い上げると、舌先を鈴口に触れさせた。
不意打ち…それに対抗する手段はなく、啓太はなでしこの頭を押さえつけると、彼女の喉の奥に射精をした。
「あっ!ごめん!射精るっ!」
ビュー!ビュッ!ブビュッ!…白く汚らわしい精液が、なでしこの喉へと直接注がれる。
「んぐっ…!ぷはぁ!あっ…いやぁ…顔に…」
初めての射精の威力に、吃驚してしまったなでしこは、上体を起こして口を抑える。
咽はしなかったものの、喉のベトツキ、生臭さ…そして、激しい注入に、咥えていたのを放してしまった。
そのおかげで、止まらない啓太の射精は、なでしこの美しい桃色の髪を白く染め、額、鼻の上、唇、顎等、至る所に振り掛けられ、ポタポタ…と豊満な胸の上へと滴り落ちていった。
「はぁ…はぁ…だ、大丈夫…なでしこちゃん…?」
「これが…精液…んくっ…」
啓太の言葉を聞いていないのか、顎に掌を持ってくると、垂れ落ちる精液を集めて、口へと運んでいった。
「啓太さま…の味…熱くて苦いけど…美味しいです」
「(な、なんてエロいんだ…)」
掌に残っている精液を、舌でペロペロと舐めて、一つ残さず吸い取るなでしこ。
その光景に、啓太のペニスは萎えるのを知らない。
98前468:2006/09/11(月) 16:34:38 ID:UaXCK+bq
「あっ…まだ…満足されませんか?」
「へ?…う、うわっ!こ、今度は何を!」
「ふふ…こうやって…」
なでしこは、まだ眼前にある萎えずの啓太のペニスを、丁寧に優しく掴むと、自らの豊満な乳房の、薄桃色の乳首に擦り合わせた。
イッたばかりの啓太のペニスは、彼女の乳首の固さの中に残った、柔らかいシコリに刺激され、またも情けなく大量の精液を吐き出した。
「ひゃっ!…はぁ、はぁ…胸もよごされちゃいました…啓太様…」
なでしこは胸に塗りたくられた精液を、掌で撫で回し、深く肌に浸透させている。
「は、はぁ…な、なでしこ…ちゃ…」
主導権を完璧に、なでしこに持っていかれた。
だが、間髪入れずに射精されられた彼は、受けの状態をひっくり返せず、彼女の名を呼ぶだけで精一杯だった。
「啓太様…上に乗りますね」
力なく仰向けになっている…いや、萎えの知らないペニス以外は、と付け加えた方がいいだろう。
なでしこは、そんな啓太の上に寝そべると、股の間から、にょっきりと顔を出している啓太のペニスを掴み、自らの陰唇へとあてがう。
「啓太様…やっと…一つになる時が来ました…」
「う、うん…そうだね…」
啓太は無意識のうちに、彼女の脹脛に手を移動させ、持ち上げると、Vの字のように開脚させて、全てを曝け出されるなでしこ。
「挿入れて…いいですか?」
「…いいよ、焦らず、ゆっくりだからね」
なでしこは、横顔で啓太に微笑みかけると、彼の言葉を聞いて、小さく頷く。
そして、あてがっていた啓太のペニスを、膣口の入り口に這わせると、ずぷぅっ!と恐れずに、挿入させていった。
「あ…先が…挿入りました…」
「うん、そのまま…」
優しく声を掛けて、彼女の膣内への誘導をする啓太。
接合部は見えないが、段々と温かくなる竿で、どのくらいまで、挿入されているのか分かった。
99前468:2006/09/11(月) 16:35:41 ID:UaXCK+bq
「ああぁあぁ…」
甘くて蕩けそうな声を出して、1cm…いやもっと遅い速度で挿入していくなでしこ。
進入するに連れて、彼女の髪が啓太の顔を擽り、シャンプーのほのかな香りがする。
「なでしこちゃん…」
「はぁぁあぁぁ…もうちょっと…もうちょっとで…あっ!」
彼女の背中が震え、啓太の胸板に伝わってくる。
「ぜ、全部…挿入っちゃいました…」
「うん、分かるよ…」
愛液と違う熱さを持つ体液…処女の証である破瓜の血の熱さが、啓太のペニスと太股に伝わった。
彼女は痛みに耐えているのか、小さな唸りを上げて、身悶えを起こしている。
「なでしこ…ちゃん」
「はぁ、んはぁ…け、啓太様…い、痛いです…」
弱音を吐くなでしこ。
啓太は少しでも、痛みを和らげてあげようと、彼女のうなじをペロッと舐める。
それが効いたのか、なでしこは寂しがっている犬のような声をあげると、フッと力が抜けて啓太にもたれかかった。
「まだ痛む?」
「いえ…何か、気が抜けちゃって…あまり痛くありません…」
ぽけーっとしながら、なでしこが言うと、啓太は少し腰を上に動かした。
「ひゃんっ!」
「…どう?やっぱり痛い?」
「いいえ…すごく…良かったです…繋がるっていう事が…こんなにも嬉しく、気持ちいいなんて…」
「じゃあ、もっと気持ち良くなろうか?」
「…え?きゃ、きゃあ!」
啓太は彼女の足をVの字に開脚させたまま、上体を起こして、座位の体位に変える。
より接合部が密着するのは、言うまでもなく、腹部にはか細い彼女の尻尾が触れて、なでしこは啓太の腰に座る形で繋がっていた。
「ふわぁぁ…」
「くっ…凄ぇ」
やはり処女であるが故に、膣口と膣壁の締りがアンバランスで、啓太はもの凄い苦痛と快楽を与えられた。
なでしこ自身の意思で、動かしているのではないだろう…多分、無意識下に本能で締め上げている。
100前468:2006/09/11(月) 16:36:18 ID:UaXCK+bq
「はぁ…啓太様…」
「…何…だい…なでしこちゃん…」
「啓太様の…私の膣内で…苦しそうにしてます…」
なでしこに図星を突かれた啓太は、キョトンとした顔をすると、直ぐに苦笑する。
「凄ぇ苦しい…なでしこちゃんのが…締め付けてきてね」
本音を語ると、なでしこはキューっと紅くなって、腰をもじもじと動かす。
なでしこにとってそれは、啓太に動いてくださいという合図であった。
その本望に気づくと、啓太は黙って、腰を突き上げた。
「あ…あぁ…」
心を擽る甲高い声が、啓太の耳に流れ込んでくる。
「ひぃん…啓太様のが…私のお腹に…」
「ああ…なでしこちゃんのお腹を…くっ…ぐちゅぐちゅにするよ…」
啓太の言葉通り、グッチュ!グッチュッ!と淫猥な音を発てながら、膣口に飲み込まれては、抜け出していく。
更に、彼女の陰部が丸見えの破廉恥な姿で、なでしこは可愛がられてる事に悦びを感じ、ぎゅむ〜っと膣の肉を圧縮させた。
「くぅぅ…あはぁぁ…!」
「うっ…」
喘ぎ…なでしこは、目元を緩め、口をポカ〜ンと開きながら、突き上げてくる啓太の欲望に、溶けていなくなりそうであった。
「…啓太様!啓太さま!…けいたさまぁぁ…」
突き上げる力を、強くすればするほど、彼女は啓太の名を連呼して、口から唾液を垂らす。
「いいよ…なでしこちゃん!すっごく…気持ちいい!」
「私も…!なでしこも!なでしこも啓太さまので、とても!」
乱れに乱れているなでしこは、啓太だけ動いているのでは物足りず、自らも啓太の動きに合わせて、上下に腰を降り始めた。
「あぁぁ…なでしこちゃん!」
「いい!いいです!啓太さまぁ!もっと、グチャグチャにして!もっと沢山、なでしこを可愛がってください!」
「あ、ああ…!沢山…してあげるよ!」
啓太に愛されて、相当の悦びを表していたなでしこ。
彼女のフサフサとした尻尾が、激しく左右に揺れ動き、啓太の腹部を擦っている。
啓太はそこに目がつき、片手で彼女の足を抱かかえると、彼女の尻尾をシュッシュと触り、じわ〜っと強く握る。
101前468:2006/09/11(月) 16:37:20 ID:UaXCK+bq
「ふぁぁぁ…ダメ、だめぇぇ…そんなに尻尾弄らないで…」
弱点である尻尾を握られ、ギューっと膣口と膣壁でペニスを締め上げる。
その最後の締り具合に、啓太は絶頂を迎えそうになり、ペニスが一回り太くなる。
そして、彼女もまた、狭くなった膣内で暴れ回る、膨張した啓太のペニスに、最高の快感を得て、泣き叫んでいた。
「あぁぁぁ!ひぃぅ!啓太さまぁ…なでしこは…なでしこは!けいたさまの…けいたさまので、ダメになりますぅぅ!」
「うぐぁぁ…なでしこぉ…」
腹の奥から響かせる声を吐き出す啓太は、膣外射精をしようとするが、なでしこの腰の動きと、自分の腰の力の限界に、そのままピストンするしか出来なかった。
やがて、膨張しきった啓太のペニスは、なでしこの子宮口にあてがわれ、亀頭の先端から熱い欲望を吐き出した。
「イきます!…啓太さまぁぁ…一緒にぃぃ!」
「…なでしこっ!」
二人が絶叫を放った瞬間、なでしこの膣の奥に、熱く粘り気のある精液が注がれる。
何回も…啓太のモノであろうに、印を付けられる如く…。
「ふぁぁ…はぁぁ…お腹に…染み込んで…熱い…」
「なでしこちゃん…」
ぐったりと、啓太に背を任せて果てるなでしこ。
その膣口からは、いつも通り、啓太の大量の精液が滴り落ち、破瓜の血と混ざり合っていた。
「はぁ…大好きです…啓太様…」
「俺も…んっ」
啓太も好きだと言おうとしたが、なでしこが口を塞いで、濃厚なキスを交える。
啓太となでしこは目を閉じて、二人だけの時間を楽しんでいた。
102前468:2006/09/11(月) 16:37:53 ID:UaXCK+bq
6 裏切り?

「はぁ…やってしまった…」
布団の中でうつ伏せになりながら、啓太が呟く。
今思えば、あの時我慢できない状況でも無いのに、場の空気に流されてしてしまった事に、重たく不愉快な後悔を感じる。
「啓太様…」
隣でズーンと落ち込んでいる啓太。
なでしこは彼の背中に優しく触れると、元気付けるように撫でた。
「なでしこちゃん…」
「啓太様は、薫様の事で悩んでいるんですね?」
「い、いや…そういう訳じゃ…」
「隠さなくてもいいですよ…啓太様の顔に書いてあります」
啓太が呆気に取られると、クスッと笑ってなでしこが笑みを見せる。
「ははっ…なでしこちゃんには隠し事出来ないな」
啓太は苦笑して、なでしこの頭を撫でる。
確かにそうであった…なでしこを傷物にして、特別な関係を持つ薫が黙っているわけが無い。
「大丈夫ですよ」
とあっさり、なでしこが悩んでいる啓太に言う。
「何で?」
「うーん…何ででしょう?でも…大丈夫です、薫様なら分かってくれます」
確証は無いが、きっと何とかなる…そう思うと、なでしこは啓太に抱き締めた。
「そっか…なでしこちゃんが言うんだから、そうだよな」
ほっと安心する啓太。
なでしこと居ると、不思議と安心する…と一緒にいたいな、と啓太は思うと、なでしこは彼の顔を見上げて。
「啓太様…なでしこはもう、貴方の犬神です…これからも…ずっと…いつまでも」
「ああ…宜しくな」
静かにお互いの契りを結ぶと、二人は見つめあい、微笑を見せあった。
「(もし邪魔するなら…例え薫でも容赦はしない…俺は)」
啓太は決意を胸にすると、待ち焦がれているなでしこをまた、布団の中へと押し倒した…が。
ブルルルル!と啓太の携帯が鳴り、甘い時間をぶち壊した。
103前468:2006/09/11(月) 16:39:15 ID:UaXCK+bq
「あっ…電話だ…ちょっと待っててね、なでしこちゃん」
彼女から離れると、携帯を手にとって、電話に出る啓太。
「やっほー、啓太様」
「た、たゆねちゃん!?」
その電話の相手は、たゆねであった。
「ねーねー、今日、啓太様の所に行っていい?」
「あ、きょ、今日?…うっ…!」
電話をしていると、背中に痛いほどの圧力を感じる。
ガチガチになりながら後ろを振り向くと、ジーっとこっちを睨むなでしこがいた。
「啓太様、聞いてるの?」
「あ、ああ…あのさ、今日は無理なんだ…ちょっと用があってさ」
なでしこに背を向けて、慌てながら会話をする啓太。
「えーっ!」
いかにも残念そうに、たゆねが喋る。
「何で!何でだよ!今日で3日も相手にしてもらってないんだぞ!」
「…さ…3日くらい我慢できるだろう…俺はそれどころじゃないんだよ…」
「うー、我慢できない!…ほら…エッチな音が聞こえるでしょ…」
電話の向こうから、グッチュグッチュ!と厭らしい音と、たゆねの荒い息が聞こえる。
その淫乱な彼女に、不覚にも唾を飲んで、啓太は興奮を覚えてしまった。
だが、それを許さないのがなでしこである。
「ねぇ…ボクの事…嫌いになったの?」「(破邪走行・発露…)」
「そ、そんな事あるわけ…うおわぁ!」
啓太の電話中に、ボカン!と携帯が手の中で爆発した。
「啓太様」
「は、はい!」
後ろからなでしこに呼ばれて、啓太は情けなく返事をする。
そして、後ろに振り向くと、啓太は見てはいけないものを見てしまった気がした。
「ははは…」
「啓太様、浮気はメッ!ですよ」
「はい…以後、気をつけます…」
「じゃあ、続きをしましょうね、啓太様」
「(し、搾られる…!)」
その時のなでしこの笑顔の後、啓太はどんな思いをしたのか分からないが、毎晩なでしこの卑猥な声と、啓太の悲鳴にも聞こえる声が、河川敷に響いたという。
104前468:2006/09/11(月) 16:39:51 ID:UaXCK+bq
「薫様…」
「言わないでよ…はけ」
「これは擦りつけと言うのでは…」
「………うん」
「…飼い犬に手を噛まれたんですか?」
「噛まれる前に…啓太さんを…」
「酷いお方です…貴方は…」
「だって…最近のなでしこ…啓太さんと会ってから、怖くなって…」
「薫様…これは裏切り…」
「……ごめん、啓太さん」
「お主等、ちーとは静かにせんかっ!」
と1週間分の啓太観察を見ながら、無限に近くなでしこに搾り取られる啓太に、哀れみを感じていた二人と、お茶を啜りながら見ている婆っちゃんがいた。
もう、啓太の声は聞こえない…。

「って、何で一週間も私が不在なの!それに私の出番はいつなのよーーーーーーー!」
おわり…ごめん、ようこさん。

次回予定…ともはねと、おとなのあそびっ!又は、とらんぷげーむとせんだんっ!暇ならば、しゅらばのけいたっ!の予定。
105名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 16:45:52 ID:BAAhW/9U
乙かれっ!師匠!
せんだんがみたいっ!
106前468:2006/09/11(月) 16:46:16 ID:UaXCK+bq
終わりです…最後の方やっつけです…。
本来なら、
啓太となでしこ関係を持つ→薫は知っているが、許している→薫となでしこの仲を破壊したと、自責の念に負けて啓太がどっか行っちゃう
→第二部…家に帰るようこだが、啓太がいない…しゅくちでも見つからず精神不安定→薫と薫の犬神が啓太を探す→予定ではフラノが発見
→ようこと同じく情緒不安定→フラノが身体を使って励ます→啓太復活→真の修羅場…薫に助けを求めるが薫逃亡
→続く。
みたいな展開でしたが、7日出勤が珍しくもない私には無理です…。

それでは…ともはね、せんだんのどちらかを書きますので…どっちがいい?
107名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 17:04:14 ID:e0F8tzsr
私は中3です。3月10日、卒業式でした。
そして、卒業式が終わっていえに帰って、友達と遊びに行っていました。
そしたら!!彼氏に見つかって(?)彼氏の家に急遽行く事になりました。
そして行き成り彼氏は私の胸を触り始めて、ベッドにたおれました。
そしたら制服のスカートをめくり上げて、パンツの中に手を入れて、
マンコの中に指を入れて・・・「クチュクチュクチュ」って。わざといやらしい音を立てて・・・。
そして彼氏はこういいました。「服脱いで」と。
私はビックリしたので「え?」と聞き返しました。私はもちろんエッチはやったことはあります。その彼氏と。ほかの人ともやった事はありますが・・・(藁
そして、彼氏は「オレ、脱いでる所とか写メとるの好きだから」っていいました。
私は納得して、自分でぬぎはじめました。
そして彼氏は私の体で遊び始めました。マンコに指を入れてクチュクチュいやらしい音を出したり、胸をもみもみしたり、なめたり。
そして彼氏は写メもとりまくってました。私マチンコの穴。胸。全体など。
そして彼氏は我慢できなくなったらしく、こういいました。
「オレのズボン脱がせて」と。私は喜んで脱がしました。
ズボンのチャックを開けて、ズボンを下ろして、ガラパンを下ろして。
そしたら彼氏のもうすでに大きくなっているあそこが出てきました。
そして私は彼氏をベッドに寝かし、私はうえにのぼって彼氏のあそこと私のマンコを押さえつけるようにしながら写メをとりました。
とても気持ちよかったです。
この写メを見たい人はこのスレを8箇所に張ってください。
そしたら[               ]←ここにアドレスが出てきます。
それをクリックすると、彼がとった写メすべてのってます。
私がとった写メも、動画も載せてます。
動画はわかりにくいようにしています。
「☆」をクリックすると動画がみれます。
このスレを1箇所にも張らなかった人は、不幸がおこります。
大好きな人が一年以上学校に来なかったり。
嫌いな人があなたの席の隣になったり。
親戚が亡くなったり。
けど本当に写メ、動画ありますので8ヶ所にはってみてください
108名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 17:12:46 ID:x70W5BPb
誰よりも早く…と思ったらもっと早い人がorz

468師匠、長文お疲れ様です。そしてGJ!
次回はせんだんを希望します。
109名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 17:34:18 ID:yFqz3oPR
ともはねでおねがいします!
110名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 17:43:03 ID:LtRITpzp
ようこ物が少なすぎて(´・ω・)カワイソス
ってか、前スレでちょこっとあっただけで、このスレだとレス100超えてまだ一つもないんだよな・・・。

まぁ、原作で恋人の地位が揺ぎ無いからここで薫'sに焦点があたるのは仕方ないが。
111名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 18:03:41 ID:eofDjeBk
>>468師匠
Good Job!
毎度素晴らしい作品をありがとう!今後も頑張ってくだされ!

>>110
確かに最近のSSは、ようこ=悪者が定着している感があるな。ちょっと不憫だ。
それに前スレから合わせても、ようこSSの絶対数は少ないな。
ごきょうやSSやたゆねSSも良いが、ここらで真打登場って事で誰か書いてくれんかの?
ようこSSの職人の登場を切に願う…
112名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 18:32:50 ID:/cAO0TG1
468師匠…GJしたいです…
ともはね、せんだんと言わず、ようこ書いてくださいな!
113名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 19:04:44 ID:3uhpLmaw
>>106
GJです!相変わらずエロいっす!
ところでリクエストですが、
>フラノが身体を使って励ます
自分は敢えてここに食い付かせて頂きます。

>>111
悪者っていうか、オチに使い易いんですよ。ようこって。
何かお約束なだけに締めがしっくりいく感じするじゃないですか。

後、せんだんSSの続き今週中には完成しそうです。
エロ分控えめな上、ストーリー性皆無ですが、まあ、そういうのは他の人にお任せしますwでは。
114余所者:2006/09/11(月) 19:22:18 ID:3uhpLmaw
あ、コテ忘れてた。
115名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 19:56:45 ID:eofDjeBk
>>113
でも、そんな扱いばかりだと流石に可哀想ですよ。
ほら、ようこも泣いてますよ。もっと大切に可愛がってあげましょう。

うえーん、もっとわたしのSS書いてよ〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ∧_∧
          ( ´Д⊂ヽ
          ⊂    ノ   ←ようこ
           人  Y
          し (_)
116名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 21:09:53 ID:f036T1Au
とりあえず・・・・GJ
117名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 21:19:53 ID:n19zqixl
もうどんな作品でも満足だわー
118名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 21:53:26 ID:n19zqixl
ついでに468師匠
せんだんに一票 ヽ(*`Д´)ノ
119名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:03:05 ID:p/+gYXfx
電車に乗って無駄に体格のいいおじさんに痴漢される裸王
120名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:19:40 ID:GiLbQ/bg
うわ、すげぇよかった。師匠GJ!
ともはねに一票。
121名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:05:37 ID:R1UDA+ka
せんだんさまに一票っ!
だついとらんぷげーむであることを期待
122名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:10:13 ID:bpTZg/sf
フラノは18禁キャラなんだよ!
123名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:11:57 ID:sMRxNePQ
GJ!!
ともはねを…
124名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:29:22 ID:rdl8Kk0h
>>106
いやいやいや、もう最高です。師匠!
キャラが変に崩れず展開して、更にエロエロでホントご馳走様でした。
乙です。

最後のオチもイイ感じ(w 確かになでしこの嫉妬はようこよりも恐そうだ……
125名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:57:10 ID:3VgOpXy5
いつもながらありがとうございました

うーんと、 ともはね でお願いします。
126名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 02:07:44 ID:mRl9bJ46
ともはねに一票
127名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 03:07:12 ID:Vkbjud0r
流石に夢乳版ともはねだろうと思うんでともはねに一票。

>>111 >>113
何と言うかようこ=まぶらほの夕菜と言う図式が出来てる気が……

独占欲の塊でお仕置きは炎(つか爆発?)な共通点が……
128名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 05:49:22 ID:XFPpVNkn
せんだんに一票
129名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 07:52:15 ID:ak/Ql2KD
せんだんがいいです

師匠GJ!!
130前468:2006/09/12(火) 08:25:18 ID:jr+dT7no
おはようございます、今日も夜勤ですので朝は暇です。
多くのご感想有難うございます。
今の集計からすると
せんだん6票
ともはね4票
ようこ3票?
フラノ1票
なんですね、皆様はせんだんを見たいと!そうおっしゃるんですか!
(と言いつつも、お預けが我慢できなくなったようこ書いている私は…)

そういえば、フラノの一人称は「フラノちゃん」でいいんでしたっけ?
小説を全て弟に取られてしまい、友達と学校で読み漁ってるみたいで…。
帰ってきた時、黄ばんで無ければいいが…。
131前763:2006/09/12(火) 11:47:46 ID:+ebgIhOW
>>468師匠
GJ!!!!です!なでしこがすご〜っく良い!
>>なでしこのちょっと拝借いたしておりますが、どうかご勘弁ください…。
ここのところの意味は啓太へのなでしこの心変わりの部分のことでしたか。
他の方法ではここまでスッキリ持っていけるか、自分では難しいかも…。

おお、ようこSS待ちの方達に朗報ですね!
師匠のようこ楽しみにしてます!!

たゆね×啓太なんですけど、ノーマルHか、ソフトSMどっちが希望?
それか、『なでしこストーリ』の続編書かずに、ようこ短編を書くか?
ちょい意見聞かせて。
132名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 13:08:04 ID:UGg8aQQp
SMは苦手なんでノーマルででお願いしますだ
133名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 14:31:30 ID:ak/Ql2KD
僕もSMよりはノーマルがいいです
134名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 15:28:06 ID:WD+v28B1
甘甘な啓太×たゆねで
そしてようこキボンヌ
135名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 15:41:33 ID:/i9TQHSD
SMよりノーマルでお願いします
136名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 16:00:14 ID:DGJ5p6Fl
だんせん
137名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 16:01:03 ID:8jfcZDCB
ノーマルかつともはねでたのみます
138名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 16:27:06 ID:ak/Ql2KD
妹系は好きではないのでやっぱりせんだんです。
139MAX:2006/09/12(火) 18:33:06 ID:ak/Ql2KD
少しつまらないかもしれないが、ようこSS投下する。

まだ未完成です。
140名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 18:35:03 ID:bpTZg/sf
やっぱりようこがいる時点でさ。
啓太が他の犬神とできないわけよ。
ここでなんとかようこを説得というか無理矢理納得させれば後がぐっと楽になるのではと。
妄想フィールドを展開中。
141MAX:2006/09/12(火) 18:35:44 ID:ak/Ql2KD
「ハァ‥ハァ‥‥」
テントの中から変な声が聞こえてくる。

確かこのテントは犬神使いの川平啓太と犬神のようこが住んでいるテントだ。
その犬神のようこは、朝から同じく犬神のなでしこ、ともはねと一緒に温泉にいっていた。
だからこの声は川平啓太のものだ。

彼が中で何をやっているのかというと、携帯を見ながら自慰行為をしていた。
いつもはすぐ側にようこがいて何も出来ないので、とても溜まっていたのだろう。
勿論、ようこに相手をしてもらう訳にもいかない。
だからようこがいないときにはこうしているのだ。
「お〜すっげぇ〜この娘ほんとに可愛いな〜」
仕上げにはいったのか腕を振るスピードが上がった。
「……ハァ‥俺ってまた溜まってたんだな…。」
射精が終わって、一人で自慰をしている自分に虚しさを感じていた啓太であった。
DLしている動画はいつもそのたびに消しているのでまだようこにはバレていないが、今日はなぜか消すのを忘れてしまっていた。
142MAX:2006/09/12(火) 18:36:45 ID:ak/Ql2KD
そしてその夜。
啓太はいつも通りすぐに寝た。
ようこも布団には入っているが啓太が寝るまでいつも待っている。

そして啓太が寝たのを確認して、毎晩行っている携帯チェックを始めた。
メール、電話をチェックし終わり、今日も誰とも連絡をとっていないのを確認して少し安心していた。
嫉妬が激しいようこの性格を知っている啓太は、女の子とメールなどしているとあとで黒コゲにでもされることは分かっていることなのでできるだけ連絡しないように自粛しているのだ。

しかしようこは、まだ携帯をいじっていてデータフォルダにたどりついた。

データフォルダにあったのは「淫乱女子高生」という名前のついた動画だった。
よく理解していないようこは再生ボタンを押した。
次の瞬間、ようこの目と耳に飛び込んだのは男と女の交わりと大音量のHな声だった。
やっとこれがHなものだと分かったようこはいつもだと怒りがわいてくるのに今日は何故か少し悲しく感じた。
143MAX:2006/09/12(火) 18:37:43 ID:ak/Ql2KD
「…ケイタこんなのみてたんだ……でも男の子だもんね…。」
そう独り言を言って彼女も寝ようとした。
しかし全然眠れない…あんなものを自分が見たせいか、啓太が見ているのを想像したからかは分からないが、ようこは布団の中でいろいろな事を考えていた。

そうしていると、段々体が熱くなってきていて耐えきれなくなっていた。
そして遂には無意識に自慰まで始めてしまった。

「アッ‥‥ハァ‥‥ケイタぁ‥」

啓太の名前を呼びながらパンツの上から自分の割れ目をなぞっていて、そのたびに体がピクッと動いている。

それは段々激しくなっていき、いつの間にかパンツの中に手をいれていた。
そしてクリトリスをつまんだ瞬間、今まで我慢していた声をだしてしまった。
「あ‥‥あぁんっ」

いくら鈍い啓太でもさすがに今の声で目を覚ました。
「……ん〜ようこ?‥どうかしたのか?」
啓太がそう聞きながらようこの方を見ると、自慰をしているようこが目に入った。
続く
144名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 18:39:45 ID:5I3B7HSe
WorkTaker!!
145名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 19:47:43 ID:PO4BgnCd
やっとようこタンSSキタあああぁあぁああぁぁあああああぁあぁああぁぁあああああぁあぁああぁぁあああああぁあぁああぁぁあああああぁあぁああぁぁあああああぁあぁああぁぁあああああぁあぁああぁぁあああああぁあぁああぁぁああっっ!!!!!!
146前763:2006/09/12(火) 21:47:30 ID:+ebgIhOW
MAXさんGJです!
続き期待していますので、頑張ってください。


SM人気ないんですね…。反省します。
ツンたゆねからデレたゆねですか。
いっそ、468師匠の展開で書くか。むむむ…
147前468:2006/09/12(火) 21:56:12 ID:gxSAH410
こんばんは〜、夜勤から帰ってきたー!(つーかフロッピー持って会社で書いてた俺って…)

>>763
その通りです!貴方様のそこをお借りいたしました!この鳥頭では考えられなくて…申し訳ないです。
自分的には、ソフトSM(弄ったりなんたり、おにゃのこが傷つかない)ならおkなのですが。
あ、私の案なら勝手に使っても構いません。同じ感覚で書いても、人それぞれになるので面白いんではないですか?
ともかく、貴方様のSS待ってます!おっと、この白布は頂きますがね。

>>MAX様
可哀想なようこ…本当は溜まっているのに出来ないなんて…GJです!続きを期待してます。
私のようこは、ちょっと修羅場になってますので…ほのぼの書けないんですよ…。
148名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:35:50 ID:FwiBuh1S
>>MAX様
久々にようこSS キターーー(゜∀゜)ーーー!!!グッジョーーーブ!!!
は…早く、続きをぉぉぉぉーーーー(・∀・)ーーーーっ!!!!!(禁断症状)
149名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 00:57:34 ID:4Gs4K0MX
GJGJGJGJGJ!もうあんたら神様だ…

…誰かともはねぶんを補充させてくれ…
150名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 01:02:10 ID:qrYQD3/s
GJ! ネ申だ!
続き早く見たいお(^ω^)俺もともはね分をそろそろ補給しなくては
151名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 02:30:27 ID:K1aorpCy
ようこタンと風呂入ってくるわ
152余所者:2006/09/13(水) 04:29:24 ID:g4orwJqm
>>139
うほっ!新たな勇者殿が降臨されておるではないですか!
GJです!続き楽しみにしてますよ!

さて、私事でなんですが、せんだんSS出来ちゃったので以下に投下します。
153余所者1/15:2006/09/13(水) 04:30:32 ID:g4orwJqm
『二人の決断っ!』

「ショッピング?」
「はい。これから街へ参ろうと思っているのですが、啓太様もご一緒に如何かと」
 その日、河川敷にある啓太のマイホームにせんだんが訪れていた。
 乗馬をした日以来、度々訪ねて来るようになり、この日もまた差し入れを持って啓太の前に姿を現したのだ。
「別に良いけど、俺なんかより仲間の誰かと行った方が楽しいんじゃないか?」
「いえ、そんなことはありませんわ。それに皆はあまり私のお買い物には付き合ってくれませんの」
 そう言ってせんだんは扇子で口元を隠し、少し俯いた。
「そっか」
『せんだんってば服を買い物に行くと、すぐにひらひらな服を着せようとするんですよね〜』
 というたゆねの言葉を思い出した啓太は微笑みながら、
「分かった。いいぜ、俺で良ければ付き合うよ」
「そうですか! ありがとうございます」
 せんだんは嬉しそうに頭を下げた。
 とは言ったものの気掛かりがあった。啓太は腕を組んで、
「でもな〜、行ってる間にようこが帰ってきたら厄介なんだよな〜」
「書置きをしておいては如何でしょうか」
 せんだんが提案した。それを聞いて啓太は「う〜ん」と唸り、
「いや……あいつの場合、それでも」
 お仕置きされている自分を想像し、身震いした。
「では、やはりご一緒して頂けないということでしょうか」
 せんだんが再びしゅんとなった。
「あ、いや、俺だって、せんだんとデートしたいよ。でも、まずようこをどうにかしないと」
「……デート?」
 せんだんは目をぱちくりとさせて啓太を見る。
「ん? ああ。これって、デートのお誘いだろ?」
 啓太が尋ねた。すると、せんだんは慌てふためき、
「え。そ、そんな、わ、私は……その」
 しどろもどろになって、
「ただ、ショッピングをご一緒して頂こうかと」
 みるみる顔を赤く染めていき、
「デ、デートだなんて……そんな」
 ついに扇子で顔を隠してしまった。
「せ、せんだん?」
 その様子に、
『本当に分からないで言っていたのか』
 と、啓太は思わず苦笑してしまった。
「ま、まあ、デートじゃないならそれはそれで別にいいんだよ。さっきも言ったように、問題はようこにどう言い訳するかだ」
 啓太が顎に手を当て改めて思案していると、
「啓太様〜」
 聞きなれた声が聞こえてきた。駆け足で走り寄って来る声の主へ向けて、啓太は手を揚げながら、
「う〜っす、ともはねも来たのか」
「こんにちは〜。啓太様〜」
 ぽふっと、ともはねは啓太に抱きついた。そんなともはねを見てせんだんはぽんと手を打ち、
「そうですわ。ともはねにもご一緒してもらいましょう。そうすれば、ようこも納得するのではないでしょうか」
「はえ? いったい何のことですか?」
 ともはねは状況を飲み込めず、首を傾げながら啓太を見上げた。
「いや、実はな」
 啓太はそれまでの経緯をデート云々のところは省いて説明した。
「そうだったんですか〜」
 事情を把握したともはねは「うん」と一つ頷くと、せんだんを見上げて、
「分かった。じゃあ、あたしも一緒に行くよ。啓太様も一緒だし、いつもよりも楽しそう♪」
「そうですか。では、啓太様、そういうことで宜しいでしょうか?」
「ああ。全然おっけ〜だぜ」
 
 そんなこんなで、三人で街へと繰り出した。一応、ようこに書置きを残して。
154余所者2/15:2006/09/13(水) 04:31:10 ID:g4orwJqm


「せ、せんだん、いくらなんでも……これは」
 とあるメンズファッションショップ。そこで、啓太はせんだんとともはねに服を見繕って貰っていた。
「よくお似合いですわ、啓太様」
 にっこりと微笑むせんだん。
「そ、そうか〜?」
 啓太はまじまじと姿見に映る自分を眺めた。
 黒のスーツ上下に革靴に白いシャツ、そして柄物のネクタイ。ここまではいい。
 問題は手に持たされたステッキと頭の上にちょこんと乗ったシルクハットだ。
 背が高く髭を蓄えているような年配のおじ様や、例えば仮名史郎のような容姿ならばよく似合うだろう。
 しかし、啓太はネコ耳メイド服が似合ってしまう程に童顔で華奢だ。これではまるで、胡散臭い少年マジシャンのよう。
 何より、シルクハットと言えばついついあの人物を連想してしまう。
「あたしも似合ってると思いますよ」
 そんな啓太を見ながら、ともはねも笑顔で言った。
「いや〜、でも、俺にはこの帽子は似合わないんじゃないか?」
 シルクハットを脱ぎ、ステッキの先に被せながら啓太が問うと、
「そんなことはありませんわ。とてもよくお似合いです」
 せんだんは改めて褒め、
「かっこいいですよ、啓太様♪」
 ともはねも便乗して褒めた。
「う〜ん……まあ、せっかくお前らが選んでくれたしな〜。でも、俺に買えるかどうか」
「何を仰っているのですか。私達がコーディネートして差し上げたのですから、代金は私がお支払い致します」
 そう言うと、せんだんはバッグから財布を取り出し、すっとカードを抜いて、
「これでお願いしますわ」
 店員に渡した。そして、店員の指示に従って端末に暗証番号を打ち込んだ。
「お、おいおい、ほんとにいいのか? 結構するんじゃね〜のか?」
「このくらい問題ありませんわ」
 せんだんは事も無げにそう答えた。
 それを受けてもなお、心配な啓太は自分より薫家の台所事情に詳しいであろう、ともはねを見遣った。
「またいぐさに叱られちゃう」
 ともはねは小声でそう呟いていた。

「……絶対注目浴びてるよな、これ」
 三人で街路を歩む。そんな中、啓太がそう独り言ちると、
「何か仰いましたか?」
 啓太から半歩下がった位置を歩くせんだんが訝しがりながら尋ねた。
「あ〜、いや、何でも」
 ない。とは、言えない。実際には何でもあるからだ。
 先程せんだん達に見立てて貰った衣装のせいか、周囲から好奇の目で見られているように感じるのだ。
 きっと、『何だかよく分からないがおかしな三人組』と、思われているに違いない。某妖怪人間みたいな。
 そこで、どこに行っても目立つことには変わり無いだろうが、啓太はこの場を逃れようと、
「なあ、せんだん。どっか入らないか?」
「あら、お腹が空かれましたか? では、そこのカフェにでも参りましょうか」
 丁度、近くにあった喫茶店へと入った。
155余所者3/15:2006/09/13(水) 04:31:41 ID:g4orwJqm

「ふい〜」
 席に着き注文を終えると、啓太はテーブルへと突っ伏した。
 好奇の目に晒されることには慣れきっている。今まで何人にぞうさんを見られたことか。
 なのに、今日は妙に疲れてしまっていた。何故かは分からない。
「お疲れになりましたか?」
 そんな啓太の様子に、申し訳無さそうにせんだんが尋ね、
「いやいや、んなことね〜ぜ」
 啓太は心配掛けまいと、背筋をしゃきっと伸ばしてみせたが、
「それなら良いのですけど」
 せんだんは腑に落ちないといった風にそう言った。
 暫くして、注文した品が運ばれてきた。
 それぞれに頼んだ品が置かれる中、頼んだ覚えのないお菓子まで置かれ、
「あら、これは頼んでいませんわよ?」
 せんだんが軽く注意すると、ウェイトレスはにっこりと微笑みながら、
「当店は只今キャンペーン中でして、こちらはカップルでいらしたお客様にサービスさせて頂いております」
 その言葉を、啓太は『ああ、なるほど』と軽く聞き流して、コーヒーを口に運んだ。
 だが、せんだんは、
「カップル?」
 意味が分からないといった顔になり、
「は!」
 とした表情になって、
「わ、私達は、ち、違いますわ!」
 慌てて否定する。
「え? ご夫婦ではないのですか? お子様もいらっしゃいますし」
「ぐふ!」
 啓太はコーヒーを噴出しそうになった。流石の啓太も、そんな風に見られているとは思っても見なかったのだ。
「あたし、そんなに子供じゃありません!」
 ともはねは一人違うところに食い付いて怒った。
「……」
 そして、せんだんは固まっていた。

 その後、ウェイトレスの誤解を解き、お詫びにと、サービスのお菓子をそのまま貰った。
 硬直は解けたようだが、せんだんは押し黙っている。
 何となく話しかけ辛い雰囲気。
 啓太は考えた。自分とせんだんのことを。
 お互いに派手な格好をしているだけに、恋人として見られていてもおかしくないとは思っていた。
 それがまさか夫婦、しかも、子持ちと思われていたとは。
 そこでふと、自分が何故疲れてしまったのかが分かった気がした。
『せんだんと恋人として見られているかも』
 頭の奥でそう考えて、緊張してしまっていたのではないだろうか。
 そう思うと、何だか胸の奥が熱くなっていく。
 しかし、すぐに『な、何を考えてんだ、俺は。相手は犬神だぞ!』と、首を激しく振って思考を吹き飛ばす。
「ど〜したの? 啓太様」
「やはり、お疲れになられたのでは?」
 啓太の顔をともはねが覗き込み、せんだんも扇子の向こうから視線を投げかけていた。
「お〜、いやいや、さっきも言ったろ? だいじょ〜ぶだって」
「ですが」
 言うや否や、せんだんは急に何かを思いついたような眼になり、
「啓太様。この後、もし宜しければうちへ寄って行かれませんか?」
「うちって、薫んちにか?」
「随分とお疲れのご様子ですし、啓太様がいらっしゃれば、皆も喜びます」
「うん。そ〜だよ、啓太様。うちにおいでよ」
 ようこのことが頭を過ぎるが、そう二人の女の子に誘われて、断れる川平啓太ではなかった。
「よ〜し、んじゃあ、お邪魔させて貰うか」
『この格好で街をぶらつくよりはましだろう』
 という思いもあって、啓太は快諾した。
156余所者4/15:2006/09/13(水) 04:32:12 ID:g4orwJqm


「薫は仕事か。相変わらず忙しい奴だな〜」
「薫様は啓太様とは違いますからね」
 川平薫邸。着いて早々、玄関付近でばったり出くわしたたゆねに嫌味を言われてしまった。
「しょ〜がね〜だろ。俺には死神の呪いが残ってんだ」
 啓太がそう反論していると、
「あっれ〜。啓太様、何ですか? そのかっこ〜」
「ぷふ。全然似合ってませんよ〜?」
 いまりとさよかが現れ、啓太を嘲笑った。
「うっせ〜よ。俺だってな、好きで」
 こんな格好してるわけじゃない。と、続けたかったが、折角せんだんとともはねが選んでくれた服、というか帽子だ。
 それにスクール水着やらメイド服なんかと比べたら圧倒的に普通なのだから、嫌がる理由などない。
 そう考えた啓太は、
「……似合ってるだろ〜が」
 そう言ってハットの鍔に手を掛け、「ふっ」とクールに振舞うが、
「なにそれ〜、だっさ〜い」
 たゆね、いまり、さよか、三人に笑われ、
「なんだよ〜、笑うこたね〜だろ〜?」
 釣られて啓太も笑った。その光景を見ながら、せんだんは目を細めて微笑んでいた。
 それから暫く、せんだん、ともはねにたゆね、いまり、さよかを含めた五人の犬神と啓太は雑談に耽っていた。
 大半は啓太がたゆねにセクハラ発言をして殴られ、それをいまりとさよかがからかうというものだったが。
 そんな中、啓太は殴られ飽きて話題を変えようと、
「そういや、せんだん。アンダルシアは元気にしてるか?」
「ええ、元気にしていますわ。様子をご覧になられますか?」
 せんだんはそう返し、
「おう、あいつには世話んなったしな。会わせてくれ」
 啓太は乗り気になるが、
「え〜、啓太様、馬小屋に行くんですか〜?」
「くちゃいですよ〜?」
 いまりとさよかが鼻を摘みながら言った。せんだんはそれに同調し、
「そうですわね。啓太様、馬の臭いがお苦手でしたら」
「んなことね〜って。ほら、案内してくれよ」
 啓太は言葉を遮って促した。
 結局、いまりとさよかは勿論、たゆねとともはねもついて来なかったため、啓太とせんだんの二人で厩舎へと向かった。

157余所者5/15:2006/09/13(水) 04:33:14 ID:g4orwJqm
「さあ、啓太様。こちらですわ」
 アンダルシアの厩舎。その外観は明らかに啓太のマイホームよりも立派だ。
 ちょっとした敗北感を覚えながらも、啓太はせんだんについて行った。
 少し入ったところで、美しい芦毛の馬アンダルシアがひょっこりと顔を覗かせていた。
「よっ。元気そうだな」
 啓太はそう言って手を伸ばし、アンダルシアのうなじを撫でてやった。
「こないだはお前のお陰でいい思いさせて貰ったよ。あの時のせんだんのム……うおっほん! いや、元気そうで何よりだ、うん」
 危ない、もう少しで口を滑らせるところだった。と、額を拭う。だが、
「私のム……? いったい何のことでしょうか?」
 せんだんは聞き逃してはくれなかった。
「あ〜、いや、その……せ、せんだんのム、ム、ムジナの呼び名って何だったっけな〜って」
 苦し紛れの言葉だった。どう考えたって関係ない。なのにせんだんは、
「はい? ボルフェナンスキー・ルチア・セント・フェルディナンド・カンタービレですが。それが何か?」
 疑問の表情を浮かべながらも、きちんと答えてくれた。それに対し、啓太は『これは誤魔化せるかも』と、
「そうそう、そのポリフェノール何とかっての」
「違います。ボルフェナンスキー・ルチア・セント・フェルディナンド・カンタービレです」
「え〜っと、その、いい名前だよな、アンダルシアもそうだけど。流石せんだん、センスあるよな〜」
「そう言って頂けると光栄ですわ。実は私も気に入っていますの」
 あっさりとせんだんを丸め込むことに成功した。
「そっかそっか」
 アンダルシアを撫で続ける啓太。
「……」
「ん? 何だ、せんだん。俺の顔になんか付いてるか?」
 啓太は急に押し黙ったせんだんからの視線が気になって聞いた。だが、
「……」
「せんだん?」
「……は! な、何でしょうか、啓太様」
「いや、お前こそどうしたんだ? 急に」
「い、いえ、別に」
 せんだんは言葉を詰まらせた。少し頬が赤い。それを見て啓太は、
「お前、顔が赤いぞ。熱でもあるんじゃね〜のか?」
 そう言ってせんだんの額へと手を伸ばし、
「け、啓太様?」
 せんだんは「何が起こっているのか分からない」といった表情で、
「あ」
 啓太の掌を額に受け、更に頬を赤く染めた。
「やっぱ熱いぞ。顔もさっきより赤くなってきたし、こりゃ部屋に戻って休んだ方がいいな」
 啓太はせんだんの額から手を離すと、せんだんに背を向けて屈んだ。
「あ、あの、何を?」
「ほれ。部屋までおぶってやるよ」
「は? け、啓太様、わ、私は何とも」
「遠慮すんなって。ほら」
「い、いえ、ですが」
「しゃあね〜な〜」
 啓太は立ち上がり、せんだんの横へと回ると、
「え?」
 背中と膝の裏へと腕を回して、所謂お姫様抱っこの要領でせんだんを抱き上げた。
「あ、ああ、あの、け、啓太様?」
「んじゃ、ちと揺れるけど我慢してくれな。すぐ部屋まで連れてってやるからさ」
 強引に話を進められて、何も言えないせんだんを尻目に、啓太はせんだんの自室へと向かった。
 その間、啓太が、
『おんぶだったら、またおっぱいの感触が味わえたのにな〜』
 などと考えていたとは露知らず、せんだんは終始無言で照れていた。
158余所者6/15:2006/09/13(水) 04:33:55 ID:g4orwJqm

 せんだんの自室。
「よし。そんじゃ、ごきょうやにでも言って薬貰ってくるから、大人しく寝てろよ」
 せんだんをベッドの淵に座らせると、啓太は部屋を後にしようと足を踏み出した。だが、
「お、お待ち下さい、啓太様!」
 せんだんは啓太を引き止めた。
「ん? 他に何か欲しいもんでもあるか?」
「い、いえ、そうではなくて、あの」
 何やら煮え切らない様子のせんだん。
「お前らしくないな。ダルいのは分かるが、はっきりしてくれた方が助かるな」
 啓太は落ち着かせようと、優しい口調でそう言った。それを受けてせんだんは、
「そうですね」
 すー。はー。と、一回深呼吸をして、
「単刀直入に申し上げますが、私は何ともございません。啓太様の勘違いですわ」
 はっきりとそう言った。
「いや、でも、熱が」
 納得の出来ない啓太はそう言うが、
「それは……啓太様のせいですわ」
「お、俺の?」
 啓太の問いに、せんだんはこくりと頷き、
「あ、貴方が……私の側に、居るから」
 真剣な眼差しで啓太を見据えた。
 せんだんが何を言いたいのか察しはついた。
 しかし、啓太はにわかには信じられず、
「そ、それって、どういう」
 そう呟いた。そして、それに答えるかのように、
「いけないことなのは分かっています。ですが、私は……貴方のことが」
 せんだんがそこまで言うと、啓太は我慢が出来なくなり、
「ああ! け、啓太様!」
 肩を掴んでせんだんを押し倒した。ベッドの上に髪が広がった。
「啓太様……」
 せんだんは一切抵抗せず、真っ直ぐに啓太の眼を見つめている。
「……せんだん」
 啓太はせんだんが自分を受け入れたとみなし、顔を近付けた。だが、せんだんは顔を逸らし、
「いけませんわ。啓太様」
「何で?」
 啓太が疑問を口にすると、せんだんは瞳を潤ませながら、まるで自らに言い聞かせるかのように、
「私は……薫様の」
 犬神です。
 と、続けようとしたのだろうが、啓太はそれを遮り、
「関係ね〜よ。んなこと」
 啓太はそう言ってせんだんの顎を掴み、強引に唇を押し付けた。
「んん!」
 突然のことに驚くせんだん。だが、止めさせようとはしない。
 初めてなのだろう。緊張からか唇を固く閉じ、少し震わせている。
 そんなせんだんを見ていて、啓太は自分がいつのまにかせんだんに惚れてしまっていたことを確信した。
 啓太は一旦、唇を離し、せんだんの眼を見つめながら、
「せんだん」
 自分の気持ちを再認識するように、
「好きだ」
 想いを告げた。
「啓太様……」
159余所者7/15:2006/09/13(水) 04:34:28 ID:g4orwJqm
 せんだんは涙を流した。喜びとも悲しみともつかない表情で。
「せ、せんだん?」
 突然の涙に啓太は狼狽えた。
「私は……どうすれば」
 せんだんのその言葉で啓太は理解した。
 せんだんはまだ迷っている。
 啓太と薫の間で気持ちが彷徨っている。
 せんだんが薫に対し、主として以外の感情を抱いているかは分からない。
 だが、せんだんにとって啓太を受け入れることは薫を裏切ることと同義。啓太にもそれは分かっていた。
 何も焦る必要はない。
 せんだんが自分を想っていることに相違ないのだから、せんだんが自らの気持ちに決着をつけるまで待てばいい。
 せんだんのことだから、きっと薫を選ぶだろう。でも、可能性はゼロじゃない。そうなったら、そん時はそん時だ。
 啓太はそう考え、せんだんから身体を離し、隣へと腰掛けた。
「啓太様?」
 予期していなかったのだろう。せんだんはきょとんとなった。啓太はぽりぽりと頭を掻きながら、
「まあ、どうすればいいかはゆっくりと考えればいいさ。でも、これだけは忘れないでくれ」
 振り返り、
「俺のお前への気持ちは変わんね〜ってことをさ」
 にっと笑った。
 それを見て、聞いて、せんだんは身体を起こし、
「お、おい、せんだん?」
 啓太の頭を抱きしめた。啓太の顔がせんだんの胸の谷間に埋まり、挟まれた。
「私はもう迷いません。貴方を苦しめるくらいなら、私は」
 せんだんの決意表明。それは薫との決別を意味していた。
 嬉しかった。
 でも、それ以上に自分こそがせんだんを苦しめていることに腹が立った。
 せんだんはどんな決断をしようと苦しむことになるだろう。
 いくら格好をつけたところで、せんだんを苦しみから解放してやることは出来ないのだ。
 ならば、せめて今だけでも苦しみを和らげてあげたい。
 啓太はせんだんの腰へと腕を回し、
「ああ! け、啓太様。何を」
 ぐりぐりとせんだんの胸に顔を押し付けるようにして、首を動かした。
 驚いて腕を解くせんだん。
「お前の胸に苦しめられるんだったら、俺は本望だぜ」
 そう言って啓太はせんだんの顔を見上げた。せんだんは母性を感じる優しい笑顔で見下ろしている。
「啓太様こそ宜しいのですか?」
 せんだんの問い。何のことは分かっている。
「ああ、確かにあいつは俺の犬神だ。でも、それだけだ」
 そう言って啓太は立ち上がり、ベッドへ膝立ちになった。せんだんの肩へ手を置き、互いに見詰め合う。
「啓太様」
 せんだんが瞳を閉じ、啓太はそっと口付けた。
 先程と違って、せんだんに震えはなかった。
160余所者8/15:2006/09/13(水) 04:37:09 ID:g4orwJqm
 啓太は唇を重ねたまませんだんの腰と肩へ腕を回し、ゆっくりと寝かせた。
 それから腰に回していた腕を下へとずらし、掌をせんだんのお尻の下へと潜り込ませた。
「んん! け、啓太様!」
 せんだんが唇を離した。驚きと羞恥の入り混じった表情。
「ど〜した?」
 それを見て啓太がにやにやとしながら尋ねた。せんだんはもじもじとまごつきながら、
「い、いえ、その」
「ん〜? またはっきりしなくなったな」
 啓太はわざとらしくそう言って指をぐにぐにと、掌をすりすりと、せんだんのお尻をまさぐった。
「ああ、い、いけませんわ」
 そう言いながらもせんだんは何だか気持ち良さげ。
『これはもしかして!』
 と、啓太の導火線に火が点いた。
「なあ、せんだん」
「は、はい、なんでしょうか?」
「その……俺のこと、好きか?」
「え。あ、そ、そうですわね。その……はい。好き、です」
 扇子を持っていないので、せんだんはそっぽを向いて照れを隠そうとした。
 その嬉しい答えに「うんうん」と頷き、啓太は真剣な顔つきで、
「じゃあ、今からお前にえっちなことするけど、いいな?」
「えっちなこと……ですか? すでにされているではありませんか」
 せんだんは啓太の真意を汲めていない様子だ。その見事なまでの箱入り娘っぷりに啓太は「たはは」と苦笑いした。
「要するに……あれだ。お前とせっくすしたい」
 ぶっ飛ばされるのを覚悟の上で啓太ははっきりと言った。
「せっくす?」
 せんだんは呟き、言葉の意味を咀嚼する。そして、理解したのか、せんだんは湯気が立ち上らんばかりに真っ赤になって、
「そ、それって」
 喉にものが詰まったかのように、
「あ、あの、その」
 口をぱくぱくとさせて、
「だ、男女が、その」
 ついには言葉を止めて硬直してしまった。
「あ〜。せんだん?」
 予想はしていたが、ここまでとは。
『こりゃ〜、やっぱ無理だったかな』
 と、啓太が諦めようかと考えた直後、
「け、啓太様は……わ、私と子供をお作りになりたいのですか?」
 せんだんが意を決したように言った。
「へ? こ、子供?」
 啓太の脳裏にいつぞやの子犬祭りがリフレーンされた。
「あ、いや、それは」
 えっちなことはしたいし夫婦になるのも構わない。だが、
『子犬だけはああ!』
 妄想に顔を青ざめさせている啓太をよそに、せんだんはぽっと艶やかな表情になって、
「貴方がお望みになられるのでしたら」
 そう言って微笑んだ。
161余所者9/15:2006/09/13(水) 04:38:21 ID:g4orwJqm
「ぐは」
 最早、引き下がれない。いや、引き下がる必要なんてない。
『もう子犬だろうが何だろうが関係あるかってんだ』
 寧ろ、出来てしまった方が気持ちに決着つけ易いはずだ。
 啓太は腹を括り、きりっと男前な表情を作りながら、
「本当にいいんだな? せんだん」
 最後の確認を取った。
「はい」
 せんだんがこくりと頷き、これが合図となって、啓太の消えかかっていた導火線の火が再び燃え上がった。
「よっしゃ。そんじゃあ、始めるぞ」
「あ、あの、私はどうすれば」
 不安げなせんだん。
「だいじょ〜ぶ。俺がリードするから」
 そう言って軽くキスをした。
 まず手始めにと、啓太はせんだんのお尻の下から手を抜き、そのまま乳房へと持っていった。
 滑らかな生地の下にある指を弾くしなやかな丸み。それを掬い上げるようにして優しく揉み解す。
「あ、あふ……啓太様」
「柔らかいよ。せんだんのおっぱい。いつまででも揉んでいたいくらいだ」
 啓太はせんだんの耳元でそう囁いた。
「あ、ああ、そんな」
 気持ちいいのか、恥ずかしいのか。どちらとも取れる曖昧な声色。実際どっちでもあるのだろう。
 そんなせんだんを愛おしく感じ、啓太は三度目のキスをした。
「あむ……ん」
 せんだんは慣れてきたのか、啓太の下唇を銜えるようにして迎え入れた。
 それならば。と、啓太は舌をせんだんの口内へと突き入れ、そのまませんだんの上顎で這わせた。
「ん! んん!」
 突然、口内へと侵入した異物と、味わったことのない快感に驚いた様子のせんだん。
 次いで、啓太は一旦せんだんの乳房から手を放し、今度は鷲掴みにした。
 手にすっぽりと収まったその半球体の弾力を楽しむように指を埋める。
「ん、ん、んん!」
 せんだんは口を塞がれているため、声を出そうにも出せない。
 張りと柔らかさが同居する不思議な塊の魔力に味を占め、啓太はより乱暴に、軽く引っ張るようにして揉みしだく。
「んん! ん、ん、んは! け、啓太様。も、もっと優しく」
 痛かったらしい。せんだんは強引にキスを中断し、訴えた。
「すまん。あんまり気持ち良かったんで、つい」
「そ、そうですか」
 今度は嬉しかったのか、せんだんは視線を逸らしながら、そう言った。
「そんじゃ、お次はこっちを」
 そう言って啓太は乳房から手を放し、せんだんの太腿に触れた。
「直接触っていいか?」
「は、はい」
 せんだんの承諾を受け、啓太はスカートの裾に手を掛け、ぐっと上へと捲くった。
162余所者10/15:2006/09/13(水) 04:39:18 ID:g4orwJqm
「おお」
 せんだんの白くて美しい生脚が露わになり、啓太は思わず感嘆を声を上げた。
「あ、あんまり見ないで下さいまし」
「何言ってんだよ。これからもっと恥ずかしいところを見られるんだぜ?」
 うっひっひ。と、啓太はいやらしく笑い、せんだんの太腿の素肌をすりすりと撫でながら、
「それにさ。せんだんの脚、すげ〜綺麗だよ。触り心地もすべすべで気持ちいい」
「あ、ありがとうございます」
「でも、本命はこっちなんだよな〜」
 そう言って啓太はせんだんの秘所、魅惑の三角地帯へと指を伸ばした。
 触れた瞬間、指にしっとりとした温もりが伝わってきた。
「せんだんのここ、もうこんなに暖かいよ」
 股座へ、より熱を帯びているその部分へと指を滑り込ませる。
「ああ、啓太様。そこは」
 せんだんはきゅっと股を閉じ、侵入者を拒んだ。
「閉じられたら続けられないな〜」
「で、ですが……そのようなところ」
「だいじょ〜ぶ。すぐに気持ち良くさせてやるから」
 そう言って軽くキス。
 そして、少し緩んだせんだんの股の隙間へと指を侵入させた。
 せんだんらしい紫色の派手なシルクの下着。その上質な生地は指の通りまで滑らかにしてくれる。
 下着の向こう側に感じるせんだんの秘肉の裂け目。そこに沿って、啓太は指を上下に擦った。
「ああ! んっ」
 もじもじと太ももを捩り、啓太の手を挟み込むせんだん。
 啓太はお構い無しに擦り続け、親指を突起に触れる位置へと移動させた。
「ひあああ! け、けいた、さまっ、そ、そこは」
 せんだんは声を上擦らせ、身体をびくびくと震わせた。
「ほ〜う。ここがいいのか?」
 啓太はにやつきながらそう言って刺激を与える対象を切り替えた。
 親指の先で小さな突起物をちろちろと転がすように弄ぶ。
「あ、はあ! お、おやめ、くださ、い。そこは、それいじょうはあ!」
「ん〜? どうなんのかな〜?」
「あ、あ! ひあ、か、からだが、からだがヘンにい!」
 せんだんは啓太の服を掴み、目をきゅっと閉じた。
「だ、だめです! けいたさま! わ、わたくしいっ!」
 せんだんの腰が浮かび上がる。歯をぐっと食いしばり、そして、
「!!!!」
 声にならない悲鳴を上げて、ばたりと腰を落とした。
 はあはあと息を荒げ、絶頂の余韻に浸り、朦朧としている。
「思ってた以上に敏感だったんだな。せんだんって」
 そう言って啓太はせんだんの腰へと手を回して抱き寄せ、キスをした。
163余所者11/15:2006/09/13(水) 04:40:17 ID:g4orwJqm
「でも、まだ終わりじゃないからな。本番はこれからだぜ」
 啓太はせんだんの肩と腰へ回していた腕を引き抜きくと、せんだんの足元へと移動し、せんだんの膝へ手を掛け、ぐっと押し上げた。
 ふくよかなお尻の肉の狭間、ぷっくりと盛り上がったせんだんの秘肉。
 そこを覆う下着の中央には淫猥な染みが出来ており、下着の色が変色していた。
 それを見た啓太は何だか我慢が出来なくなり、せんだんの股を少し開くと、そこへ顔面から突っ込んだ。
「ああ! け、啓太様! お止め下さい! そのようなところへ顔をつけるなんて」
「むは〜。せんだんのここ、すげ〜いい匂い。これだけで飯何杯もいけそうだ」
「な、何を」
「はあ〜。たまらん!」
 啓太はぐりぐりと鼻を擦りつけ、せんだんの甘く淫らな雌の香りを吸い込み、鼻腔へと焼き付けた。
 その香りは啓太の雄の本能を刺激し、血液が下半身の一点へと凝縮されていく。
「駄目だ。もう我慢ならん」
 啓太はがばっと顔を離して起き上がると、せんだんの下着へと手を掛けた。
 まだ直接見られることには抵抗があるのだろう。せんだんは啓太の手を掴みながら、
「け、啓太様。その、私、まだ」
「だ〜め」
「あ」
 抵抗する暇もなく、啓太に下着を脱がされてしまった。
 曝け出されたせんだんの秘部。先程の行為の名残で濡れており、ぬらりといやらしく照り輝いている。
「あ、ああ」
 羞恥心から両手で顔を覆い、泣きそうな声を出すせんだん。
「綺麗だよ。せんだん。それに凄くえっちだ」
 そう言って啓太はそこへと手を伸ばした。
 くちゅっと音が鳴り、啓太の指先が濡れる。啓太は水溜りではしゃぐ子供のようにぴちゃぴちゃと音を立てて楽しみながら、
「こんなに濡れて、音を出すなんて、せんだんはえっちな子だな」
「そ、そんな私は」
「へ〜。言い訳するんだ〜」
 啓太は指先をぬるぬるとした穴へと少しずつ押し入れていく。
 穴は狭いが蜜の量が凄いのだろう。すんなりと指がめり込んで行く。
「あ! んん、な、なにか、入って」
「う〜ん。これならもう入れても大丈夫そうだな」
「え? あ、あの、もう入って」
「いや、今度は指じゃなくてさ。前戯がこんだけでいいなんて、ほんとせんだんはえっちだな」
 啓太がそう言うと、せんだんは涙目になりながら、
「そ、そんなことを言わないで下さいまし」
「へへへ〜。泣きそうなせんだん、可愛いよ」
「バカ」
 少し頬を膨らませてそっぽを向いた。
「うし。ほんじゃ、真打登場といきますか」
 そう言って啓太はせんだんから指を引き抜き、神速の速さでズボンとパンツをずり下ろした。
164余所者12/15:2006/09/13(水) 04:40:58 ID:g4orwJqm
「そ、それが殿方の」
 剥き出しになった啓太の巨砲を目の当たりにして、せんだんは愕然とした。
「せんだんがえっち過ぎて、もうこんなんなっちまったよ。たっぷり責任取って貰うからな」
「は、はあ」
 せんだんは上の空。啓太はせんだんの秘部へと先端を宛がい、
「じゃあ、入れるぞ」
「お、お待ち下さい! そ、それをお入れになるのですか?」
 我に返ったせんだんは慌てて待ったをかけた。
「ん? そうだよ」
「あ、あの、流石にその様に大きなものが入るとは思えないのですが」
「だいじょぶだって。まあ、最初だしちょっとは痛いかもしれないけどな」
「い、痛いのですか?」
 不安げなせんだん。啓太はせんだんの不安と緊張を和らげるため、にっこりと微笑みながら、
「ちゃんと痛くないようにするから安心していいよ。俺を信じて」
 上体を倒し、せんだんにキスをした。
「はい。貴方にお任せします」
 せんだんのその言葉が合図となって、啓太は再度せんだんの秘唇の奥にある肉の穴へと、自らの分身を宛がった。
「行くぞ」
「は、はい」
 せんだんが頷き、啓太はぐぐっぐぐっと少しずつ、少しずつせんだんの中へと突き入れていく。
「ああ! んく、大きい……」
 先程の指とは比べ物にならないほどの大きさを持つ肉の塊に、せんだんは苦しそうに呻いた。
 その声に啓太は心配そうな表情で、
「痛いか?」
「い、いえ、さほど痛くは、ありません。ただ、少し、ヘンな感じが」
 せんだんは少し荒めの息遣いで答えた。
「そっか。もっと入れるぞ」
 啓太は腰をゆっくりと前へ落としていった。着実にせんだんの中へと埋まっていく。
 やがて、とつんと壁に遮られる様にして止まった。せんだんの純潔の証によって、進入が阻まれたのだ。
「せんだん。痛いと思うけど、我慢してくれよ」
「え?」
 せんだんの答えを待たず、啓太は再び腰を落とし始めた。
「んぐ!」
 せんだんが苦痛に呻く。それでも啓太はめりめりとせんだんを貫いていく。
「あ、はあ! 啓太様っ!」
 啓太の腕を掴み、涙声でせんだんが訴える。だが、それでも止めない。
 そして、
 とつんと、
 再び壁へとぶつかった。
「全部……入ったみたいだな」
 啓太はほっとしながらせんだんの顔を見た。
「……」
 せんだんは目尻に涙をなみなみと溜め、啓太を睨んでいた。
「な、なに?」
 啓太は恐る恐る尋ねた。せんだんは拗ねたような口調で、
「痛くしない。って、仰りましたのに」
「ああ、いや、今のはしょ〜がなかったんだよ。誰でも通る道っつ〜か」
 啓太はばつが悪そうにそう言うと、続けて、
「でも、ごめん。痛くしちゃってさ」
 せんだんにキスをした。最早、何度目かは分からない。
165余所者13/15:2006/09/13(水) 04:41:46 ID:g4orwJqm
「啓太様。これで……私と、啓太様は」
「おう、一つになったんだ」
「ああ。まさか私が母親になる時が来ようとは」
 感無量の様子のせんだん。啓太は何だか違和感を覚え、
「言っとくけど……まだ、子供が出来るとは限らないぞ」
「え? そうなのですか?」
「うん。つ〜か、まだ終わってもないし」
「あ、あの、こ、これで終わりではないのですか?」
 やっぱり。
 啓太は心の中でそう呟いた。
「これからもっと気持ち良くなれるんだ。こんなところで止めたら勿体ね〜よ」
 啓太はむふっと笑い、
「えっちなせんだんのことだから、きっと病み付きになるぜ?」
「そ、そんなことありません!」
「へっへ〜、どうかな〜」
 そう言って啓太は一旦、腰を引き、ゆっくりと突き入れ律動する。
「あ、あふ、な、中で、啓太様のが」
「ど〜だ。気持ちいいだろ?」
「そ、そんな、こと」
「くは〜。こりゃあ、すぐにでも、終わっちまいそうだ。俺は、すげ〜気持ち良いよ。せんだん」
「あ、ありが、とう、ござい……ますう。わ、わた、く、しも!」
 啓太の言葉が嬉しかったのか、素直になったせんだん。
 初めてであるにも拘らず、せんだんはすでに快感を覚えつつあるようだ。
 啓太が徐々に動きを速めるのに従い、せんだんの言葉もそれに合わせて途切れ途切れになった。
 濡れやすい体質なのだろうか。湯水の如く蜜が溢れ、啓太が突き入れる度にぐちゅぐちゅと淫靡な音を響かせている。
「せんだんの、ここ、さっきよりも、もっと、もっといやらしい音を出してるよ!」
「んっ、んっ! い、いわないで! ください、けいた、さ、まあ!」
「なあ、せんだん! 気持ち、いいかあ?」
「は、はいい! すごく、すごく! いいですう!」
 せんだんのその言葉は啓太の興奮を更に掻き立て、啓太は腰を縦に回転させるようにして突き入れた。
「あ、あふう! け、けいたさまの、が、わ、わたくしの、おなかを!」
 腹側の肉を抉るような啓太の突き上げに、せんだんは声を荒らげた。
「あ、ああ! けいたさま! わたくし、な、なんだか、またあ!」
「ま、また、いきそう、なのか!」
 そう言う啓太もまた、限界が近づきつつあった。
 共に絶頂へと辿り着くために、啓太は腰の動きを速め、せんだんへと打ち付ける。
「あああああ! けいたさま! けいたさま! こ、こわれて、わたくし! こわれてしまいますわあ!」
 肌と肌がぶつかり合う破裂音に似た音が響く中、せんだんが叫び、
「お、俺も! もう!」
 背筋にぞくりとする感覚を覚え、啓太も叫んだ。
 啓太は息を止め、ラストスパートを仕掛ける。
 そして。
「あ、あ、ああ! けいたさまああああああああああ!!!!」
 身体を震わせながら、嬌声を上げるせんだん。その際、きゅっと内部の肉襞が絡み付き、
「くっ! これじゃあ……くああ!!!!!」
 啓太はせんだんの中で果て、白濁した液体をぶちまけた。
「ん! あ! お、奥に、何かが……凄く、熱い」
 せんだんは恍惚とした表情で呟いた。
166余所者14/15:2006/09/13(水) 04:42:31 ID:g4orwJqm


「啓太様。お紅茶が入りましたわ」
「お。さんきゅ〜」
 情事の後、二人は服を着替え直し、椅子に腰掛けて、せんだんの淹れてきた紅茶を飲んで一服していた。
「ごめんな。折角買って貰った服、汚しちゃってさ。お前の服なんてもっと汚しちゃったし」
「いえ、気にしないで下さいまし。洗えば済むことですから」
「そっか。まあ、汚れたっていっても全部せんだんの出したのだから、汚くなんかないんだけどな」
「け、啓太様!」
 顔を赤くして怒る。だが、はあと溜息を吐いて、せんだんは真剣な顔つきで、
「あの、それで、啓太様」
 やや不安げに、
「私を、その」
 上目遣いになって、
「貴方様の犬神に」
 そこまで言うと、啓太が立ち上がり、
「犬神どころじゃない」
 驚くせんだんを抱きしめ、
「俺の生涯の伴侶になって貰う」
 そう告げた。
「啓太……様」
 せんだんは啓太の背中へ腕を回し、ただ涙した。

167余所者15/15:2006/09/13(水) 04:43:21 ID:g4orwJqm
 数時間後。啓太は河川敷のマイホームへと帰ってきていた。
 テントの前。恐らくようこは帰ってきているだろう。そして、既に怒っているだろう。
 結局、二人で話し合った結果、せんだんとのことは暫くは黙っていることにした。
 リーダーであるせんだんが簡単に抜ける訳にもいかないし、先に薫やはけ、そして、ようこを説得せねばならないからだ。
 大袈裟かもしれないが殺されてもおかしくない話の内容的だし、軽々しく話す訳にはいかないのだ。
 とりあえず、今はこの後どうやってようこの怒りを治めるか。それが問題だ。
 と言っても啓太には奥の手があった。
「たっだいま〜」
 なるべく陽気に。そう心掛けて、啓太はテントの中へと入った。
「ケイタ! ちょっとどこ行ってたのよ!」
 入るや否や、ようこが怒鳴りながら近づき、啓太の前に立ち塞がった。
「あ、いや、書置きしてあったろ?」
 ちらりと、床に破り捨てられている数時間前まで書置きであっただろう紙屑を見遣りながら、啓太は言った。
「そんなのど〜でもいいの! わたしはケイタがわたし以外とでーとしてたことに怒ってるの!」
「デートつったって、ともはねも一緒だったんだぞ?」
「う〜。それでもダメなの!」
「わ、分かったよ。俺が悪かったって。だから、な? 機嫌直せよ」
 そう言って啓太は後ろ手に隠し持っていた箱をようこの前に差し出した。
 余計なことを言って更に刺激してしまう前に、啓太は早くも奥の手に逃げた。
「な〜に? それ」
「ほれ、嗅いでみ」
「え? くんくん」
 箱に鼻を近づけて匂いを嗅ぐようこ。
「あ! ちょこれーとけーき!」
 ようこの表情がぱあっと明るくなった。
「四つ買ってきたから、全部食っていいぞ」
 しめしめと、したり顔になりそうなのを堪える。
「ふ〜ん」
 目を細めて疑いの眼差しを投げかけるようこ。
「な、なんだよ? 太らそうとか、そんなんじゃないぞ?」
 思わず後退りする啓太。一転、ようこはにこりと微笑み、
「しゅくち♪」
 そして、
 テントの向こうで、
『ざっぱあ〜〜〜ん!!!!』
 と、水の弾ける音が聞こえたのでした。


 後日。
 啓太は川平本家へと来ていた。
「それで啓太様。お話とはなんです?」
 涼しげな笑みを携えながら、はけが尋ねた。
「実は――」



 おしまい
168余所者:2006/09/13(水) 04:44:23 ID:g4orwJqm
以上です。
またようこにオチを担当して貰っちゃった。つか、なげー。

>師匠
フラノの一人称は「フラノ」だったと思います。
「フラノちゃん」は壷から出てきた時だけだったと記憶しております。

では。
169名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 05:06:37 ID:tOn0FV1B
てめぇ!!余所者!!!!
まだ朝の4時だぞ!!!!
今日も仕事だってのによ〜


ほんっと・・・・・


GJ!!!!
170名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 06:23:01 ID:vuoEpzmT
うおおおぉおぉせんだんだああああああぁぁあ!

余所者さん超GJ!
キャラの魅力がしっかり引き出されてます!
あああ最後の場面も気になる!
171たゆね好き:2006/09/13(水) 18:39:11 ID:x/mihcWC
たゆね 希望
172名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 19:06:34 ID:iY2og5cc
やるな!余所者!!
GJだぜ!!!
173名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 00:11:21 ID:JeLWkeho
放送日キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
174名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 00:29:11 ID:cYfZ3esq
余所者GJ! うまくせんだんの魅力がでててよかった!
175名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 00:34:56 ID:lySm0STq
余所者氏素晴らしきGJ!
不覚にもせんだんに萌えた
また脳内のランキングに変動が出るじゃないか!
176前763:2006/09/14(木) 01:21:22 ID:pwjd1joe
余所者氏GJ!です!!
これ読んで、せんだん株が急上昇してしまいました!
自分のにもうまく、せんだんを絡ませてあげたくなってしまう…。
続きあるのでしたら、頑張ってください!!
177名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 01:35:33 ID:1PFaECIa
もうなでしこがよっぴーにしか見えない
178名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 02:07:55 ID:SdhOqysF
なでしこはやり口が汚いな
179名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 02:17:11 ID:Sa+6AQsW
なでしこ株大暴落
180名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 02:26:35 ID:O9qR3JIj
なでしこは原作からしてダークで侠気じみたところあるからなぁw
181名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 02:26:43 ID:8icplew6
ようこ希望。
マジでたのんます
182名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 04:05:55 ID:JeLWkeho
ようこタンSSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
ようこタンSSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
ようこタンSSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
183名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 05:26:00 ID:MIDNilGr
なでしこは解禁のスキルを手に入れましたな
184前468:2006/09/14(木) 06:50:25 ID:zTYtE9Yc
おはようございます…昨日は一人で夜勤だったので、子供啓太×たゆねなんか書いてしまった…給料ドロボウですね。
需要あります?あるのであれば、続行します…(変態要素なくなった啓太にたゆねが攻めになってますが)

>>余所者様
GJです!!ちゃんとせんだんの設定を生かしているSS…眩し過ぎ。
フラノの一人称の事、ありがとうございます。
時間があったら書いてみたいと思いますので…。

185名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 09:53:49 ID:OH6WdRu0
師匠キテタ━━(゚∀゚)━━!!
・ショタ啓太を責めるたゆね
・ショタ啓太に責められるたゆね

どっちでも今からwktkさせていただきます。
186名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 10:00:20 ID:OH6WdRu0
すいませんテンション上がりすぎてレスよく読んでませんでした
ゴメンナサイ
187名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 11:29:21 ID:9FbxpnIi
淫乱たゆねたんwktk
188名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 13:40:04 ID:WxlQxZ8+
>>468師匠
子供啓太×たゆね?たゆねが啓太のお守りか…なんだか新鮮だ。
大歓迎であります!是非!
189たゆね好き:2006/09/14(木) 19:27:00 ID:/2P92Hm0
師匠とよばせてもらいマス。468さん
たゆねのお守り・・どんなだろう?
190名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 19:34:50 ID:HBph+qMU
たゆね待ちっ!
しかしともはねがそろそろ欲しいよ…、仕事が手につかないよ…
191余所者:2006/09/14(木) 20:09:42 ID:95DAaUbM
皆様、感想を頂き、本当にありがとうございました。
これを励みに精進していきたいと思います。

>師匠
子供啓太×たゆね、すげー読みたいです。是非とも続行でおながいします。

筆慰みにエロ無し萌え無しの小ネタを書いてしまいました。以下に投下します。
192余所者1/2:2006/09/14(木) 20:10:20 ID:95DAaUbM
『日常の一コマっ!』

 ここは毎度お馴染みの河川敷。そこに立てられたビニールシート張りの一軒の家、いえ、テント。
 そこには川平家の犬神使い川平啓太様とその犬神のようこが住んで居ます。
 この二人、普段は仲が良いのですが、啓太様の浮気性というか、
女性、取り分け十代後半から二十代後半ぐらいの容姿を持った女性に滅法弱く、
すぐに目移りしてしまうところが原因で、何かと喧嘩、
と、言いましても、ようこの一方的なお仕置きなのですが、
まあ、すぐにそんな状況になっちゃうという大変困ったところがありまして、
今日もまた、日常茶飯事となっているお仕置きが始まっちゃいそうなのです。
193余所者1/2:2006/09/14(木) 20:11:00 ID:95DAaUbM
「ケイタ〜! 待ちなさ〜い!」
「アホ〜! 待ったらお前、何すっか分かんね〜じゃね〜かあ!」
 早速、テントからお二人が出てきました。
 勢いよく走り抜ける啓太様。そして、それを飛行して追いかけるようこ。
 もはや見慣れた光景。この後に起こることが目に浮かぶようです。
 そう、きっとようこが啓太様をじゃえんで焼き払うか、しゅくちで川へと放り込むことでしょう。
 ですが、その予想は外れちゃいました。
「お待ちなさい。ようこ」
 ようこの目の前、啓太様との間に立ち塞がるようにして、川平薫様の犬神、せんだんが現れたのです。
「む! せんだん!」
 その姿を見るにつけ、ようこはあからさまな不満顔になりました。
 ようこは頬をぷくうと膨らませながら、
「何しに来たのよ〜」
「貴女が啓太様に乱暴を働いていないか。確認に参ったのです」
 せんだんは扇子で優雅に口元を隠しながら言いました。
「ら、らんぼ〜って、わたし、そんなことしないもん!」
 痛いところを突かれたと思ったのか、はたまた意味を履き違えているのか、ようこは真っ赤な顔で反論しました。
 せんだんはようこの反論を無視して、啓太様の方へと振り向き、
「啓太様。ご無事で何よりです」
 そう言って啓太様のご無事に安堵しています。
 無視されたようこは当然、
「ちょっと〜! なにムシしてんのよ〜!」
 ぷんぷんと、まるで湯沸かし器のように湯気を立ち上らせそうな勢いで、せんだんへ向かって怒鳴りました。
「啓太様。暫くお待ち下さいませね」
 そう言うと、せんだんは再びようこの方へと向き直って、
「ようこ! 今日こそ貴女との決着をつけさせて貰いますわ!」
 閉じた扇子でびしっとようこを指し、宣戦布告をしました。
「お、おい、待てよ! 喧嘩はよくないって!」
 ご自分が原因なのに、いえ、ご自分が原因だからでしょうか。啓太様は何とか二人を仲裁しようと間に割って入りました。
「なに言ってるのよ! ケイタがゲ〜インじゃない!」
 当然ようこはそう言って怒っています。ですが、せんだんは、
「見苦しいですわよ。ようこ。いい加減、私を啓太様の犬神として認めなさい」
 そうなのです。二人がいがみ合っている理由。それはせんだんを啓太様の犬神として認めるかどうか。
 別に啓太様を取り合って喧嘩をしていたという訳ではないのです。
 まあ、ようこにとって見れば同じことでしょうし、せんだんも力尽くで認めさせようとしたことはありましたけどね。
 何にせよ、ようこは啓太様を渡したくないと考えているようで、
と、言いましても、既に啓太様とせんだんは愛し合ってらっしゃるようなのですが、
何としても新たな犬神を憑けさせまいと、抗っているのです。
 勝手に契約してしまえばいいじゃないか。ですって?
 本来ならばそれでいいのでしょうが、このお三方の場合、薫様という第四の人物もいらっしゃるので、そうはいきません。
 何故なら、薫様はせんだんを啓太様に譲渡する条件として、
『ようこがせんだんを啓太様の犬神として認めること』
 という、ようこの人となりを知っていれば無茶でしかない条件をお掲げになったのです。
 当の啓太様も「んな無茶な」と、仰っておられました。ですが、ようこを説得しようと日々、頑張っておられます。
 せんだんも毎日こうして河川敷へ訪れては、ようこを説得、まあ、大半が口論となっちゃってますが、頑張っています。
 ようこはようこで啓太様を死守しようと、あの手この手と頑張っています。
 啓太様を誘惑しようにも、以前のように易々と釣られてはくれないと、苦心しているようです。
 果たして、ようこが啓太様を寝取る時は来るのでしょうか。ようことしては、逆に寝取られた気分でしょうけどね。
 正直、いつまで経っても決着のつかないまま、三角関係が続いていくのではないかという気がしちゃってます。
 さて、そろそろこの場も荒れちゃうでしょうし、そうなる前に退散しちゃいましょうか。
 え?
 お前誰だよ。ですって?
 ヒントは緑色で甲羅背負ってて頭の一部がつるっとしている。というところでしょうか。そうそう、好物はキュウリです。
 それでは一泳ぎして参ります。


 おしまい

以上です。むしゃくしゃしてやった。後悔はしていない。
194余所者:2006/09/14(木) 20:11:48 ID:95DAaUbM
あ、数字が……ま、いっかorz
195名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:37:59 ID:K2LOxMBh
後悔する必要はありませんよ。ただ反省だけはしましょうね。

GJ♪
196名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:46:20 ID:cYfZ3esq
誰であってもようこともめるよな……GJ!
197名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 21:33:37 ID:XGyLpt2v
エロなしでも、素晴らしい!GJ!!
198名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 21:41:56 ID:92Yzo+rD
>>196
ともはねなら、きっとともはねなら…!
199名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 22:44:33 ID:341Z4+hD
ともはね
200名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 22:47:19 ID:Sa+6AQsW
200っ!
201名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 23:03:26 ID:mLbGS/Ge
202名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 00:04:10 ID:341Z4+hD
その画像は......!
きさま〜せっかく寝ようとしたのに息子がおっきしたじゃねーか!!!



GJ!まじ最高!!!!
203名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 00:25:02 ID:7YLF0JCF
いぬかみっ! キャラクター人気投票 三匹目
ttp://www.37vote.net/anime/1158246664/
204名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 01:11:17 ID:dZIH1KES
いぬかみのマトモなエロ画初めて見た。
GJ!
205名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 01:33:43 ID:Dqjx6uba
>>198
ともはねは十年後の最強の敵だな
206名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 01:38:57 ID:3+kdwOHf
いぬかみ公式サイトで啓太×ごきょうやの話が出たぞ!
こりゃあ確かに別れさせられても仕方がないかもしれんw
207名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 01:59:20 ID:Rgqqn93k
俺も今公式に行って読んできた。
ごきょうやって酔っ払うと甘えん坊になるんだな。

私、貴方に萌えました!
208名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 08:23:08 ID:8jqdhk88
上の画像見れませんでした…
よかったらもう一度貼って下さい。
209名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 11:25:42 ID:SKffK6Gg
いや、まだ見れるよ
210名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 15:31:23 ID:8jqdhk88
メモリ不足で見れないんですが…
211名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 15:32:53 ID:8jqdhk88
メモリ不足ってでて見れないんですが…
212名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 15:40:56 ID:dZIH1KES
>>211
携帯?
俺も携帯だがファイルシークで見れるぜ
http://fileseek.net/getimg.html
213名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 15:41:40 ID:SKffK6Gg
214名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 15:42:51 ID:8jqdhk88
ありがとうございます。
215名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 17:18:15 ID:l51c/LgT
>>204
せんだんの髪コキ画像とか有ったと思うんdあ、まともじゃないね。ごめん
216名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 17:27:41 ID:J+8mtFgK
2週間振りに東京に戻って来たら前スレ落ちてたーw
保管庫作った人マジで乙
217名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 20:03:56 ID:RKm29pkV
てかいぬかみのエロ画検索してもでんのだが.......
検索ワードって「いぬかみっ!エロ画」でいいの?
218名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 20:24:42 ID:VsaX4zvu
ようこたんのエロ画像キボンヌ
219名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 20:33:37 ID:SKffK6Gg
んー、とりあえず板違いなのであまりこの話題を引っ張るのはどうかと。
職人さん達の新作をwktkして待ちましょう。
220名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:13:29 ID:mH/l+74Y
221名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:07:07 ID:oxDYbRoK
たゆね×チャイルド啓太マダー!?
222名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:09:19 ID:JxFPKZ3Y
>>220
GJ!!
っと言いたい所だが









ここはエロパロ板だ
虹板に行けよ
223名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:08:19 ID:yKDMvI0D
ようこがほしぃーーー
224ようこモノ 1/7:2006/09/16(土) 05:54:58 ID:v7SJ+jLr
川平啓太はこの日、ひどく苦悩していた。
「う〜む」
額には一筋の汗。
彼にしては珍しいシリアス顔だった。ベッドの上であぐらを掻き、ただ壊れたラジオのように唸りを漏らす。
そして、合間合間に聞こえる、風呂場での途切れの無いざーっという水音。
それは先ほど、意味ありげな言葉と共に消えたようこのものだった。
「ホント、どうしよう……」
彼は今、人生の瀬戸際に居た。
本能的には、というか願望的には、ひどく嬉しいはずなのに。
理性が、夢が、そしてプライドが、彼をかんじがらめに捕らえていた。
――逃げてしまおうか。
そんな最中、甘美な悪魔の解答が、ふっと脳裏に浮かんだ。
どこでもいい。この際男だ女だはいい。誰かの家に逃げ込めさえすれば!
だが、彼は自虐的な笑みをふっと浮かべると、その考えをかぶりを振って吹き飛ばした。
「後が怖い」
間違いなくぼこぼこにされる。
たとえ見つからなかったとしても、最近とみに仲良くなったともはねに頼んで探知されるかもしれない。
それくらいは間違いなく、やる。地の果てまで追いかけてくる。
逃げられない。
恐怖の感情が徐々に彼を蝕んでいった。奥歯がかち合い、かたかたと鳴り始めた。
彼は半ば諦めたような顔でそのままベッドに横倒しになると、再び苦悩の海に沈み始めた。
どうすればいいのか。というか、そもそもなぜこうなったのかを……
225ようこモノ 2/7:2006/09/16(土) 05:55:31 ID:v7SJ+jLr
今日は何かがおかしかった。
とは言え、ほんの少しの差異だった。用心が無ければ見逃していただろう程の。
学校から帰り、首を鳴らしながら玄関に上がると、ばたばたと笑顔で迎えてくれた。
「おかえりなさい。ケイタ、疲れたでしょう?」
そういうと有無を言わさず鞄を奪い、「お茶入れるねー」との声と共に奥へ消えた。
きょとんと彼はそんな後姿を見つめていたが、やがて微笑ましげに目を細めた。
最近はいつも、驚くほど彼女は甲斐甲斐しかった。
なでしこも最早、彼女の熱意と飲み込みの早さには目を丸くするほどだった。
「本当に、愛されてるんですね、啓太様」
なでしこがそう微笑むと、えへへ〜とようこは顔を綻ばせた。
啓太はその光景を思い出しながら、そのままの顔で靴を脱ぎ、部屋に上がる。
ようこは台所でまだお茶の準備中なようだ。
彼は畳んで置いてある着替えを手に取ると、ちゃっちゃと着替えを始めた。
やがて、ちょうど着替えを終えた頃に、お盆を持ったようこが台所からやってくる。
お盆の上にはよく冷えた麦茶と、皿に盛られた少々いびつだが香ばしい匂いのするクッキー。
「お、うまそうじゃん」
「そお?」
彼は皿に手を伸ばし、一枚を口に入れ咀嚼する。
しばらくの沈黙の後、
「う、うまい」
「ホント?」
ようこは眩しそうな顔で笑った。
ん、と口に含んだまま彼は小首を傾げる。
「それね、私が焼いたんだよ」
「え、マジか?」
「うんうん」
彼女はお盆を卓袱台に置くと、啓太にすいっと身を寄せた。
彼は上機嫌になって、差し出された頭をぐりぐりと撫でてやる。
「えへへ〜」
彼女は甘えたように、顔を彼の胸元に擦り付けた。
そんなしおらしい態度に、少しどきっとしてしまう。
「……どうしたの、ケイタ?」
「あ、いや、なにも」
胸に去来した気持ちをごまかす様に、彼はにっと笑った。
「あ、そうそう! とりあえず二枚目が欲しいな!」
「そお? 嬉しいな」
彼女は深くは追求せず身を離し、舞うように台所口へ跳ねる。
側に掛けてあったエプロンを付けると、それを翻すようにこちらを振り返った。
「ね、ケイタ。今日は何食べたい?」
彼は幸せの絶頂だった。

いつかの賭けとは違う、本当に自然な動作一つ一つにどきどきする自分が居た。
一定の距離を保ちながら、さりげない媚が彼の本能を少しずつくすぐっていた。
226ようこモノ 3/7:2006/09/16(土) 05:56:06 ID:v7SJ+jLr
「お〜」
夕食は、リクエスト通り和風一色に染まった。
豆腐の浮かんだ味噌汁。香ばしい焼き魚。大根の煮物。ナスの漬物。
彼は卓袱台の前にあぐらを掻くと、いただきますと呟きかっ込み始めた。
ようこはそんな彼をにこにこと見つめながら、茶碗にご飯をよそっていた。
彼女もやがて食事を始めたが、こまめにお茶を注ぎ、告げると嫌な顔一つせず醤油を取りにいった。
やがて食べ終わり。二人でご馳走様と言い合うと、お盆に食器を積んで危なっかしくようこが台所に消えた。
「ふー、満足満足」
今や自分よりもうまくなった彼女の料理に、彼は心底満足していた。
ふっと、遠い昔のように彼女との馴れ初めを思い出す。
あの頃は、まさか彼女と共に居て安息が得られるとは微塵も思っていなかった。
ふー、ともう一息大きく吐き出したとき、にゅっと彼女が台所口から顔を出した。
「ん、どした?」
「あのね、ケイタ」
彼女の顔は何故か赤かった。もじもじとしながら、搾り出すように告げる。
「お風呂入ってくるから、ベッドで待っててね」
「おうおう、りょーかい」
返答を聞いて彼女はきゃーと叫びながら消えた。
彼はやれやれと苦笑し、立ち上がり、ベッドに腰掛けたところで。
「えっ!?」
と気づいた。
227ようこモノ やっぱり4/11:2006/09/16(土) 05:58:54 ID:v7SJ+jLr
少しは冷静さを取り戻していた。
というか、
「どこがほんの少しの差異だよ、俺!」
が本音だった。
流れとは言え、一度受諾した以上、真っ向から向かい合ってやるべきではないのか?
んー、と彼は眉を寄せる。
しばらく考えた後、おし、と彼は両膝を叩いた。
「とりあえず」
なんとかなだめすかして、回避しよう。
身と夢を同時に守るためには、どうもこれしかないようだ。
一瞬だけ。
ほんの一瞬だけ、ケモノのように。
『全てを忘れて……』
と思ったけれども、所帯を持ちたくない彼の決意は鉄の如く硬く、血を吐く勢いでそれを一蹴にした。
「うがああああああああうっ!」
「ど、どうしたの、ケイタ」
「うおっ!?」
いつの間にか、タンクトップにショーツといつもの姿になったようこが立っていた。
仄かに香るシャンプーの匂いにくらっとしたが、
「や、いや、なんでもないぞっ! うん!」
いたずらの見つかった子供のように、彼はあたふたと苦しい言い訳をする。
ようこはそんな彼を、くすっと艶っぽい笑いと共に見つめた。
ゆっくりと膝を折り、ベッドに寄りかかり、ゆっくりと体重を掛けていく。
軋むベッド。迫る距離。
ぼーっと彼女の瞳を見つめたまま呆けていた啓太だったが、ふと現世に返りかぶりを大きく振った。
そして、彼女の両肩を突っ張るように押さえた。
「ケイタ?」
ようこの顔が、わずかに曇る。
罪悪感に苛まれながら、ケイタは用意していた言葉を一息に吐き出した。
「や、ようこ! そういうのは一時の気の迷いであってな! その場の空気でやっちゃあ、うん、まずいと思うんだ俺は! ほら、まだ俺って学生だし!
な! いや、別にお前に魅力がないとか、お前を悪く言ってるわけじゃないぞっ! ただ俺はっ! お前と俺との将来のためにだなっ! なっ!
とりあえず、ちょーっと俺と冷静になろう! なっ! お願いしますどうにかしてください」
最後らへん本音が僅かに出た気がするが、言いたいことは全て吐き出した。
運動したわけでもないのに緊張でぜはぜはと荒い息をする啓太を、きょとんとした顔でようこは見つめていた。
228ようこモノ やっぱり5/11:2006/09/16(土) 05:59:35 ID:v7SJ+jLr
しばしの沈黙。
まさか、まずったか? と啓太が冷や汗を垂らすほどの沈黙の後。
ようこは再び頬を赤らめた。
「ケイタ。ケイタってばほんと優しいねっ」
「お、おう! 俺は優しい男だぞっ!」
「でもね」
くすりと笑って、彼女は肩に掛かった彼の腕を外した。
重力に引かれ、胸をつぶすような形で彼に寄りかかる。
火照った肌の熱さと、柔らかい胸の感触と、痛いくらい響く鼓動と、彼女の吐息が入り混じり、彼は意味も無く泣きそうになった。
全てを預けきった体勢で、夢見るようにようこは囁く。
「私なら、別に、いいんだよ?」
ダメだこいつ、まったく聞いてねぇ……
今度こそ涙が出てきた。
「ね、ケイタぁ」
甘えるような声。
彼はただ、神に、いや、祈れるもの全てにすがった。
――どうか、タイミングよく邪魔が入りますように!
彼は意を決し、ようこの背に腕を回した。
彼女はんっと唇を突き出し、目をつむった。
できるだけ、できるだけゆっくりと、彼は顔を近づけていく。
10センチが5センチに。5センチが3センチに。鼻同士がかすめた。
彼はお約束を信じていた。絶対に、自分は、間違いを犯さないと信じていた。
だが、彼の願いは、無残にも。
ちゅ、と唇が合わさった瞬間、崩れ落ちた……
「ね、ケイタ」
くぐもった声で、ようこは笑った。
「いちじのきのまよい、ってのも、悪くないよ?」
啓太は笑った。涙を浮かべたまま。
229ようこモノ 6/11:2006/09/16(土) 06:00:09 ID:v7SJ+jLr
吹っ切ったように、彼は乱暴にようこを抱き寄せた。
今度は深く。唇が合わさった瞬間舌を伸ばし、彼女の口内へ侵入を試みる。
ようこは満足げな、うっとりしたような顔で抵抗をやめ、少し口を緩めた。
舌は歯を割り、ようこの舌を探り当て、ゆっくりと絡もうとする。それに答えるようこ。
しばらく部屋を、唾液が舌で跳ねるぴちゃぴちゃという音が支配した。
たっぷり数十秒、息継ぎと共に二人は離れた。
ようこは先ほどの感触を思い出すかのように、妖艶な笑みでぺろりと唇を舐める。
彼は身を起こすと流れる動きで体を入れ替え、彼女を下に組み押さえた。
彼女は顔を赤く染め、つつ、と視線を外す。
「可愛いぞ、ようこ」
「やだ……」
少々加虐的な興奮を覚え、待ちきれないとばかりに彼は豊満な胸に顔を落とす。
「きゃっ」
ノーブラゆえの弾力のある柔らかみに包まれ、ふごふごと熱い息が布を透過する。
そのまま、顔をはさむ様に両腕で胸を寄せた。
「あ、やぁ」
ふにふに、と粘土のように胸をこねる。
まったく抵抗せず、だが確かな弾力と共に変形する胸。
ふと目線を上げると、口を真一文字に結んで必死にこらえる彼女の顔が見えた。
「声、出していいぞ」
イヤイヤと首を振るようこ。彼はにやりと笑うと、
「これでもか?」
胸の頂上へ一気に手を滑らせた。
とたん、電撃が走ったように彼女の体が跳ねた。
「あっ!」
啓太はにまにまと意地の悪い笑みを浮かべたまま、僅かに硬くなった乳首を布越しに擦る。
それも執拗に、強さをわざと手加減した上で。
「あ、う、いやっ、やっ、あ」
ようこの声がだんだん艶味を帯び始めた。
そんな彼女の新鮮な反応が楽しく、もはや押し付けるように布地で擦っていた。
ワンアクションに彼女の嬌声が呼応する。
「……そろそろ」
「え?」
「そろそろ生がいい」
こうなると彼女は、そりゃめちゃくちゃ可愛かった。
今や彼の脳裏には「生きててよかった!」とだけが地震速報のよう過ぎっている。
彼はタンクトップの裾に指をかけると、一気に捲り上げた。
「きゃっ!」
弾けるように胸がこぼれ出た。乳首はすっかり尖り、皮膚は興奮からか仄かに赤い。
230ようこモノ 7/11:2006/09/16(土) 06:00:56 ID:v7SJ+jLr
彼は片房に顔を寄せると、ぺろ、と先を舐めた。
「ひぐぅっ」
びくりびくりと跳ねる彼女の体。右手は空いたほうの胸の先をまさぐる。
ちろちろと先端を舐めながら、彼はプルトップを開けるかの如く先を引っ掻き始めた。
「んっ、あ、いやっ! やっ!」
もう目の焦点が合ってなかった。
啓太ももう盛ったケモノのように荒い息を吐き出すのみだった。
熱気は熱気を誘い、次第にテンションが上がっていく。
ひとしきり甘美な果実を堪能した後、彼はふと乳首をいじっていた右腕を離した。
「あ……」
名残惜しそうな声。
だが彼は我関せずとばかりに、今度は下方へ腕を這わせる。
ようこが意図に気づき、小さくあっと叫んだが後の祭り。
くちゅ、と布地を指が触れた。
確かな変化を感じ取り、にまにまと啓太は笑う。
「……濡れてるぞ」
「や、やだっ」
「何がやなんだ?」
彼は笑顔のまま、指を上下に這わせ始めた。
亀裂に僅かに指がめり込んだ状態で、それに沿ってくちくちと淫猥な音が答える。
「や、やあ……んっ、あぁっ」
「ここがいいのか? ん?」
「うん、あっ……もっとぉ」
「うひゃひゃひゃ、正直になれ正直になれ」
オヤジくさく囁きながら、もう少し指を深く差し入れた。布がこれ以上入れまいと抵抗する。
だがショーツを引き伸ばす形のまま、彼は縦横に中をかき回した。
「はぁ……んっ……んぁ……」
すっかり彼女の顔はとろんとしている。
もはや抗議の声を上げる気配もなく、ただ与えられる快楽に身を任すのみだった。
そして彼は最後の砦、薄い白布の縁に指をかけた。
彼女は啓太を一度見つめると、こくんとうなずく。
そして腰を少し浮かせた隙に、ずるっと一気に引きおろした。
231ようこモノ 8/11:2006/09/16(土) 06:02:10 ID:v7SJ+jLr
透明な糸が一本、とろっと引き伸びて切れた。彼女は恥ずかしさのあまり顔を両手で押さえた。
啓太はショーツを足から引き抜くと、ひくひくと呼吸するその部位を見つめた。
毛に包まれ、とろとろとした蜜のあふれるそこはひどく扇情的で、ついついごくりと生唾を飲む。
それは、彼が今までに見たどんなビデオや本のそれよりも美しく、そして淫猥だった。
彼はそうするのが当然のように、自然に顔をそこに近づけていた。
「あっ、ダメっ!」
ようこの制止も届かない。
彼はそっとそこにキスをすると、ちろりと蜜を舐め上げた。
「ようこの匂いがする」
「あ……ケイタのばかぁ……」
羞恥に苛まれ、目を潤ませるようこ。
だが、何度も舌で触れているうちに、次第に艶のある声に戻り始めた。
「んっ……いや、ダメ……んっ、汚いから、んっ……」
「まあ気にするな」
「気にする……あ、よ……」
しばらく夢中で舌で嬲っていた彼だったが、ふとすぐ目の前に充血したモノが見えた。
つつ、と舐め上げながら、口元をそちらへゆっくりと近づけてゆく。
「え……あ」
ようこの力の無い抵抗。
啓太はかまわずそこを勢いのまま口先で擦った。
「ぅあっ!」
いきなり比べ物にならない刺激が襲い掛かり、耐え切れず大きな声が漏れた。
彼はその反応に満足すると、今度は優しく唇でしごき始めた。
「ぁ……んん、ひゃっ」
どんどんと蜜が奥から溢れてくる。
顎の下が濡れるのも構わず、啓太は一心不乱にそこをついばむ。
そして、いきなり歯を立てた。
「あ、ぁ、あぁああっ!」
耐え切れず、彼女は身を震わせた。
がくがくとひとしきり跳ねた後、ぴしゃっと蜜が飛び啓太の顔を濡らす。
彼はそれを酔ったような顔でぺろりと舐めた。
「イったか」
「……はあ、はぁ」
荒い息を吐き出しながらも、イヤイヤをするようこがとてもいじらしい。
彼は上体を起こすと、我慢できない形相で自らのズボンとトランクスをずりおろす。
すっかり硬くなり、反りかえった男根が、蛍光灯でてらてらと光っていた。
「ようこ、いいか?」
「ケイタ……きて」
頷きあう。
股の間に身を割って入れると、ゆっくりと秘裂にあてがった。
232ようこモノ 9/11:2006/09/16(土) 06:09:12 ID:v7SJ+jLr
少しだけ先を沈め、一息ついた。
そして、
「うりゃっ!」
「ぁああっ!」
ぞぶりと肉を掻き分け、一気に奥へ突き刺さった。
イったばかりのようこは快楽に震え、もはやただベッドを固く握り締めるのみである。
そんな彼女を啓太は容赦せず突き立てる。
「はっ、はっ、はっ、はっ!」
「あ、んぁっ! はぁっ! んん!」
彼女の膣は温かく、そして搾り取ろうと彼の肉棒を締め付ける。
今まで感じたことのない快楽に、啓太もまた、ぶるぶると震えていた。
打ち付ける。声が上がる。
「ふんっ!」
「んぁあっ!」
一際奥へ差し込むと、それに応じて声も高く大きくなった。
「うりゃ! うりゃうりゃ!」
「あぁっ! んぁ! ぁっ!」
まるでおもちゃで遊ぶ幼児のように。何も考えず、ただピストンを繰り返す。
何度そうしただろうか。
啓太は己の限界が来たことを悟った。
「ようこ、いくぞ、いくぞ!」
「うん、ぁっ! いいよ! きて! ケイタきてっ!」
「はぁ、はぁ! はぁ! はぁっ!」
「くる、きちゃう! なんかきちゃう!」
そして腰が浮くほど引き抜き、止めとばかりに奥に打ち付けた。
「うっ!」
「あ……ぁあああああぁあああぁ!」
嬌声を上げ、ようこは仰け反った。
啓太は全てを一気に解き放ち、彼女の膣中にどくんどくんと脈打ちながら注ぎ込む。
たっぷり数秒、溜まっていた分を出してから、彼はすっかり緩くなったそこから肉棒を引き抜いた。
とろりとベッドに精液と愛液の混じった白い液体がこぼれた。
「ふ」
啓太はそれを見て、ようやく我に返った。
やっちまった。とうとうやっちまった。
川平家でおそらく初めての獣姦。モノノケのパパ。
どこか達観した顔で、すっかり乱れたようこの顔を見つめていた。
だが、同時に、どこかすっきりした気持ちが心の奥底にあるのも事実だった。
こうなるのが当然だったかのように。初めからこうしたかったかのように。
「……とりあえず、もしもの場合はばっちゃんに相談だな」
こういう場合でもかなり能天気な彼だった。
ようこに寄り添うようにベッドに崩れ、気絶したらしい彼女の髪を撫でる。
やがて、疲れが出たのか、啓太もまた意識を失い……
233ようこモノ 10/11:2006/09/16(土) 06:10:54 ID:v7SJ+jLr
はっ、と目を覚ました。
起きてすぐ地面を確かめる。ベッドだ。
だが、シーツはまったく乱れた様子も無く、恥ずかしいシミも残っていない。
まさか。まさかだが。
「……夢オチ?」
それは未だに聞こえるシャワーの音や、固く閉ざされたズボンのジッパーからも明らかだった。
啓太はいろいろな感情が混ざり合った顔でふと思慮する。
夢とは言え、俺はなんてことを。
夢でよかったー! モノノケのパパじゃなくてよかったー!
なに、要求不満なのか、俺?
夢オチとはベタベタじゃないか、流石に?
肯定否定いろいろな意見が脳内で飛び交う。
だが、総合的な結論としては「夢でよかった」に尽きた。
夢とはいえ、あそこまで乗り気だった自分に自分で身震いがする。
「たまってんのかな〜」
とりあえず彼は、一般的な成人男性がそうするようにズボンのジッパーを下げ、トランクスを引っ張り、そこの安全を確かめた。
少々先走ってはいるが、特に夢精したような様子は無い。
ほ、っと息を漏らし、ジッパーを上げかけたその時。
「……ケイタ?」
「ぶはっ!?」
突然かけられた声に反射的に仰け反った。
そして声の方向を振り返って……
「お、おまえ、そのかっこう」
「ん、いいでしょう、これ」
234ようこモノ 11/11:2006/09/16(土) 06:11:24 ID:v7SJ+jLr
彼女はその見慣れない着衣を翻すように回る。
「べびーどーるだって。雑誌で見て、ニワトリさんに頼んじゃった♪」
いわゆる半スケのキャミソールだ。
普通に見るのとはまた違う、透けた向こうで見える下着がどこか扇情的だった。
啓太は無意識に後じさりした。ズボンがずりおち、トランクスがあらわになった。
ようこはそんな彼の様子を見て、何を思ったかくすりと笑う。
「そっか、ケイタも、我慢できなかったんだ」
ゆっくりと膝を折り、ベッドが軋んで沈み、彼に身を寄せてゆく。
啓太はそれを見つめたまま、イヤイヤをする。
だが、抵抗の甲斐なく、ようこは彼の胸を押して倒した。
逆光になった彼女は、小悪魔のように笑ったまま、唇をぺろりと舐めた。
「私も、我慢できないの……ケイタ」
そっと顔を寄せ。
「ね、しようよ」
よりにもよって。
こういうオチだなんて。
彼は自らが辿るであろう未来を、結末を思い出す。恐怖のあまり歯の根が合わない。
「今晩は寝かさないから、ね?」
啓太は心の中で絶叫した。
それは悲鳴だったかケモノの咆哮だったかは……自身でもわからなかった。
235ようこ好き:2006/09/16(土) 06:16:40 ID:v7SJ+jLr
通りすがりのようこ好きがちょっと通りますよ……

原作六巻まで、アニメ知識なし、手元に資料なしでちょぼちょぼ書いてみました
SS自体は何度か書いてますが、どうにもエロは初めてでビミョウかも知れません
もし反応がよければ再び執筆するかもしれませんが、基本はROMっていると思います
ようこは本当に楽しいな、非エロならいくらでも書けそうだ……

あと、タイトルとしては「最後の一線」あたりでよろしく
最初から表題でアップしてもよかったのですが、ゲリラ投稿ゆえのわかり易さを優先しました
236名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 06:40:30 ID:cdfDo9ef
はいはいGJGJ
237名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 07:24:12 ID:ay7UbjgY
ようこ可愛いじゃないかようこ
238名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 07:56:05 ID:poREtgDW
めっちゃ最高です
GJ
239名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 09:02:24 ID:UMT0Ii26
GJ!!!
240名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 11:55:08 ID:54U8r3WS
ようこはオレの嫁
241名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 14:29:34 ID:yrntlOLe
たゆねは俺の恋人
242名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 15:01:22 ID:vRrMumET
ごきょうやは俺の義妹
243名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 15:02:32 ID:/ahgVneJ
せんだんは俺のご主人様
244名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:02:32 ID:pOJ+xXf6
いまり・さよかは俺の子供
245名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:08:19 ID:X0zuehTm
せんだんは俺の姉御
246名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:20:46 ID:N4LCmX/T
お前ら…エロパロ板以外でやれよ

ともあれ、ようこものGJです!また次の作品を期待してます!
247名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:24:38 ID:nBtp6xCk
>>246
「ともあれ」が「ともはね」に見えた俺は重症
248名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 17:34:00 ID:IE2a0uLZ
ともはれ
249名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 19:01:58 ID:W0LfwX/J
畜生
たゆねが一番好きなはずなのに
ようこに欲情した
250名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 19:08:54 ID:lhNVkGBN
>>ようこ好き

         / ̄ ̄ ̄フ\               _       ノ^)
       // ̄フ /   \            .//\     ./ /
      //  ∠/  ___\___  __//   \   / (___
    // ̄ ̄ ̄フ /_ .//_  //_  /      \./ (_(__)
   // ̄フ / ̄////////////         |  (_(__)
 /∠_/./ ./∠///∠///∠//      ∧ ∧ /) (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/       (´ー` ( ( (_(___)
\    \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \  _   /⌒ `´  人___ソ
  \    \ \フ / ̄\ \ .//\  //\ / 人 l  彡ノ     \
   \ _  \//___\/∠_  //   < Y ヽ ヽ (.       \
    //\///_  //_  ///     人├'"    ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   //  //.////////∠/      ヽ-i ヽ__  ヽ
 /∠_//./∠///∠// .\\       `リノ ヽ |\  ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\      c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ
251名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 21:14:53 ID:U+ZQ5oEr
>>ようこ好き

                  _,,,,._                、-r    r--,      、-r
                 ,.','" ̄',〈... _,,,_   _,,,_   _,,,,,| |     ~`l |  _,,,_   | |,,,,,_
                { {   ,___ ,'r⌒!゙! ,'r⌒!゙! ,.'r⌒| l      .| | ,'r⌒!゙! ..| |⌒','i
                ゝヽ、 ~]| ,i i  i l i l  i i .i i  .i .i      .| | i i  i l  .| i  .i |
                 `ー-‐'"  ゞ_,.'ノ ゞ_,.'ノ ゞ__,.',、'ュ    ..l l  ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ
                                       (~'-'ノ
                                        `~~
                  ┌┐             ヘ        |\         ┌┐
            ヘ   | j  ヘ    ∧  r‐┐〈__/   __  |_/        _   |_/    ヘ
             \/    ̄ ∨     \〉  !__/       |__|     /〉   〈__|     / /
               ,.. -‐- 、        ,.. --‐ 、         , - - 、 ̄     ,.. -- .、 丶′
             ィf    、ヽ    ,:':r´: : : : :、.ヘ    ,rf.,.-,  、 、ヽ     ,r'.;.:.:.:.:.:.:、:ヘ
              {{("(_( }`_ト} }    {{〈:{.‐:{. :l ー}:.i}    {.{ { イ{ リゝ} j}   {:i.:!: .:{. : ! :i :}
             (r);ゝ{ヒj _ ヒj}メfr)  (r);マ(ヒ})‐(ヒ})仏r)  (.)弋{ヒリ´'ヒリ} ソ(r) (t)マi'‐┴┴‐iイ(r)
             ,/゙``ゞ(__)イ´゙ハ rzム"`ゝ、{_ } ィ'ヾ;厶z、 \`ゞ、f_ }ィ~/  ヾ ゞ、{_ } ゙イ´人
           /´  仏_又_戈   \^´ \,}WY{_/`^~   `7^卞ヘく     /iトjf{____}lrく:l:.:.ヽ
          /. : : : ./<_介_>い、 . .ヘ   >ゞ==ぐ        `'トー'ーf'′   ム{:仏_三_戈⊥j、リ
         ー─ ''゙/:::/_{:iト、〉 ト、`ー--'/   ´ \     /^'干'゙ヘ      / 、_{,. ヘ
            〃:::::::::i〈:::::::::::::〉   /    . :.  /:>     `!ーfr‐イ     ,′ ー'{`  }
            └{::::i::::::l{:::::::::::/   ヾヘ、__._:_:_:_;/′      !__}`ー′      !    トzr┘
              ` ̄j丁^ー'´       `゙{丁`"´       {li!{          !ニ二{
                `~             └'             `"            ヾ┘
252GJ!!:2006/09/16(土) 21:41:40 ID:cZimbVxv
ようこパイパンようこ
253名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 22:56:19 ID:o71FwJOU
よく見るとフラノってめちゃくちゃ可愛い
下手すると俺のフラノ株が急上昇するかもしれん
254名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 23:35:28 ID:UMT0Ii26
フラノは俺の肉奴隷
255たゆね好き:2006/09/16(土) 23:57:00 ID:Cgrmqjr+
皆勝手だねー
256たゆね好き:2006/09/17(日) 00:10:32 ID:kjeNhr6T
でも、フラノもいいなー
257たゆね好き:2006/09/17(日) 00:12:44 ID:9S2NV2KO
でも、フラノもいいなー*・*
258名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 00:58:54 ID:lI90fmvj
フラノはキャラが飛び過ぎてちょっとね。
そんな俺はてんそうタン♪
259名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 01:01:28 ID:sh+mGWOx
ようこタンSSキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ようこおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉっ!!!
260名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 01:03:29 ID:aviJK91E
わかったからsageろ、な?
261名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 01:37:31 ID:hAO+5d3X
ルールは守ろうよ、ルールは。
262名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 02:16:00 ID:tacM0Ry0
ようこ最高だ!!!!!
263名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 08:47:00 ID:1yFqDUHt
チャイルド啓太マダー?お仕事マダー?
264名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 10:51:27 ID:GDfonHxx
朝起きたら何故か啓太が子供になってて、ショタ趣味に走るごきょうやマダー?
265名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 13:12:31 ID:l0dYnK6U
師匠マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
266たゆね好き:2006/09/17(日) 13:43:38 ID:9S2NV2KO
まだなのかい:*:
267前468:2006/09/17(日) 13:55:39 ID:7wx+OTyq
おっす…明日休みだからって仕事に行かされて会社から書き込み…いじゃけたから仕事サボってコミック呼んでます。

SSなんですが、エロの途中まで書き終えました(ショタ啓太…うーん…まぁ赤道斎の魔道具の力ということで…)
たゆねが少々黒い(さっぱりの黒さだと思う…)です…逆攻めなので…。
多分、明日〜明後日にかけて描き終えたいと思いますので。

次は、誰も書かない、いまり&さよかでも書こうかな…(母と弟に小説持ってかれて困ってます…一人称誰か教えてー!)

それでは絶望の白布返しっ!
268名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 14:21:59 ID:9S2NV2KO
いま・さよに萌えてます
269名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 16:19:31 ID:41G7mY58
若本師匠のさっぱり黒たゆね期待
270名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 17:20:39 ID:9S2NV2KO
早く見てー
271名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 17:21:41 ID:9S2NV2KO
ところで、最近前763さん見ないなー
272前763:2006/09/17(日) 17:59:51 ID:e2AlrgFc
>>271
スマン…。
この前訃報があって、実家に帰っていました。
しかも、実家の家業も手伝わされる有様でした…。
おかげで執筆がかなり遅れています。
期待している人達へ、本当に申し訳ないです。

>>余所者氏、ようこ好き氏
二人ともGJです!!せんだん、ようこ可愛すぎですよ!

>>468師匠
赤道斎ネタ、イイですね!
自分も今のSS完結したら、大妖狐や赤道斎を絡めた、
フラノSSを書くつもりですので参考にしたいです。
273たゆね好き:2006/09/17(日) 18:26:16 ID:9S2NV2KO
おお、フラノッスか。がんばってくだせい
274たゆね好き:2006/09/17(日) 20:18:55 ID:9S2NV2KO
どんな内容ですか?
275名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 21:01:23 ID:7botL0Yg
>>師匠
いまり&さよかの一人称は私だったと。
276名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 21:48:33 ID:wXp4JHS3
もっと、ようこキボン
277名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 22:42:57 ID:9S2NV2KO
ようこはかわいいけど、苦手で嫌いだなーgllg
278名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 02:50:23 ID:6yeyLaHh
・・・おまいらいい加減下げろよ。
まさか下げ方がわからないなんてオチじゃないだろうな?
279名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 03:09:19 ID:adyjJsdp



            そうゆうオチでしたとさ


  __| ̄|___     ┌┐
  |___  __|   | ̄    ̄|_    _| ̄|/ ̄ ̄\ 「 ̄|
  ┌‐‐┘ └─┐    ̄l  lフ   ¨7  |_   / ̄ヽ  l |  .|
  └‐ァ  ┌─┘   /  /`'_ ̄¨¨´   /   | _ / .l. |  |
   f     ̄\    / / / ム__,、   /   l/  `  /  ̄
   !、 O  iヽ、」   ヽ/ \__ ,ゝ  / /|   `'   ,> ⊂⊃
    ヽ---'´        , -、       `' └┘ー‐''"`'
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              \,. - 、   ー-'
           ,,.. ‐''": : : : : : :¨.:ー- 、
         ,/: : : : : : イ: : : : : : : : : :.ヽ
         ∨: /:/l:/、l: : : : : : : : : : : l
          Y: :.ト、L_'  l/ ∨ \: ∨: : }
          \__', ̄¨ヽ  -‐-、 ソ: : /:>
         fヽ( ⊂⊃r- ..,,_⊂⊃イ-‐i": :>
         \ l.:゙''-...,,L___..Z.. ィ´: l: : :i:.\_
          /レへト / X   lム: ∧_: }: /
          ∨l: : ,/  `´   \∨--'/レ‐- 、
           ∨<__     __,,..ス/l:/ (_-‐7 `i
            \/ ¨`7¨ ヽ」ヒ'´ ___/_ ̄  /
              ̄T¨1^1 ̄ハ.,,_ ̄     ,,7
               l.‐l 「¨7   ̄ ̄¨¨''''"
          .      └┘└┘

280名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 08:01:40 ID:ZnYPx18v
いま&さよは「ウチら」も使うな
281名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 08:12:37 ID:hxil4CQE
だから、sageろと何度(ry
282名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:56:10 ID:zYV6bqRu
wktkしながら待ってる
283名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:19:45 ID:+cUmRnni
師匠マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
SSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
ようこマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
ようこたんマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
ようこたんSSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン


284名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:29:03 ID:6yeyLaHh
まあ、いまさら聞くに聞けないとおもうから教えよう。
メールの欄に「sage」といれてからカキコしろ。
良品質なSSが読みたいのであれば協力してほしい。
285名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:36:26 ID:+cUmRnni
騙されつつ、sage
286名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:39:51 ID:GA44HUpz
そもそもなんでsageってるんですかね?
287名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:44:36 ID:99965c6d
変な虫が寄り付かない為にとでも言っておこう。
はっきり言って、sageをやらないと荒らしやらが徘徊する可能性が大きくなり、職人さんが来なくなる→SS読めない→寂れる。

だからsageろ。
本当に来なくなるぞ
288名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:27:56 ID:zYV6bqRu
ただ新しい職人も来ない可能性が、という諸刃の剣
289名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:31:18 ID:8evtremK
mazikayo sage
290名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:32:19 ID:8evtremK
なにやってんだ。こいつ
291名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:34:18 ID:8evtremK
sagekatagayokuwakaran
292名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:38:56 ID:rP/7IVbK
名前欄にfusianasanと入れて
メール欄にsageと入力すればおk

これで完璧
293名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:40:19 ID:M7YjsoFo
>>290-291
( ゚д゚)・・・
294名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:05:04 ID:8evtremK
kouka
295名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:05:57 ID:99965c6d
今、酷い自演を見た…ID同じじゃんかよ。

つーか、職人さん来るまで大人しく汁。
296名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:12:26 ID:5Zf8sqKZ
ちょっwwwID:8evtremKコイツわざとか?
>>295
おまえはおまえでIDなんかすごくね?


ようこおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉおおおおぉぉおぉおおおぉ
297エロモンキー:2006/09/18(月) 23:30:38 ID:xUJFBM12
双子ネタが無いので、自作してみました

ケダモノ啓太と双子丼!?
「あ〜ん…また啓太様に新作果物の試食を断られたぁ〜」
「せっかくこんなに元気びんびんなのに〜〜」

川平薫に仕える双子の犬神、いまりとさよかの二人は、新しく出来た新作の果物の試
食を啓太に頼みに行ったのだが、今までで試食を行い何度も生死の境をさまよった事
のある為、最近になって遂に断られてしまうようになっていた。

しかも今回出来た果物は今まで以上に醜悪な外見をしており、しいて言えば人間の男
性の生殖器に似ていた。おまけにちょっとでも握ると、先端の亀頭に似た部分から果汁
が噴き出す。これなら啓太でなくとも、食べるのを嫌がるのは当然であろう…。

「どうしましょ、さよかさん」
「このままじゃせっかく出来た果実の記録が取れませんね、いまりさん」
「こうなったら…」
「こうなったら…」
「私達のキュートな魅力で啓太様を悩殺して…」
「果実を食べてもらいましょ〜!!」

うししししと不敵な笑みを浮かべる、双子であった。
298エロモンキー:2006/09/18(月) 23:34:26 ID:xUJFBM12
残暑の秋の日。川平啓太は、河童橋のふもとに立てたケイタハウスにて、ぐ〜ぐ〜と眠
っていた。ベットの上で眠る啓太に近づく二人の人間の影…いまりとさよかであった。

「しめしめ…こうるさい小姑さんは、外出中…」
「ともはねも来ていないし、河童君も川原で釣りの真っ最中…」
「では、さよかさん…」
「では、いまりさん…」

「ケ・イ・タ・さ・まぁ〜〜ん!!もう、お昼ですよ〜〜〜!!」

狭いテントの中で、威勢のよい双子の声が響き渡る。

「うるせぇなぁ…何だよ一体…って、お前ら!?」

目が覚めた瞬間、啓太の量目が全開になる。双子は、トロピカルな刺繍の入った水着
に着替えており、満面の笑みで啓太の目の前にいた。いまりは椰子の木が描かれた水
着で、さよかの方は、バナナの木が描かれた水着であった。二人の腰には、薄手の布
が巻かれており、露出度が控えめになっていても、何処かセクシーさを感じさせるもので
あった。

「何やってんだお前ら…?」
「え…?」

とは言うものの、いまりとさよかの外見は、所詮中学2年生程度のものであり、啓太にと
っては、ともはねと同様に、対象外なものであった。

299名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:35:34 ID:xUJFBM12
「この格好を見て何とも思わないんですか〜?」
「そうですよ〜。ほらほら、ここん所すっごくせくしーでしょ〜?」

そういって必死になって、胸の谷間を強調する二人であったが、無駄なことであった。

「また、あの気色悪い果実を食べろって言うんなら断るぞ」
「え〜〜!?何で分かったんですか〜〜!?」
「分かるわ、ボケ!!」

啓太の予感どおり、双子は色仕掛けによって、啓太にあの気色悪い果実を食べさせよ
うとしたのである。

「啓太様ってば〜っ!!お願いですから食べてくださいよ〜〜!!」
「せっかく一生懸命作ったんですから〜」
「冗談じゃねえよ!!今までだって、何度も死に掛けたっていうのに、よりにもよってあんな
形した奴なんか食える訳ねえだろうが!!そんなに誰か食べて欲しいんなら、薫やはけに
でも食べてもらえばいいだろ!!」
「駄目ですよ啓太様!!そんな事して、もしも命を落とすような事になってしまったらどうする
んですか!!」
「そうですそうです!!啓太様、ひどいです!!」
「酷いのは一体どっちじゃ!!このバカタレ共がぁ!!絶対、食わねえぞ俺は!!」

啓太は、断固として果実を食べるのを拒否した。

「啓太様〜〜〜!!」
「啓太様ってばぁ〜〜〜!!」

それでもしつこく啓太にすがりつく双子達。しまいには…
300エロモンキー:2006/09/18(月) 23:36:08 ID:xUJFBM12
「あ〜ん!!啓太様の人でなし〜〜悪魔〜〜!!」
「啓太様酷すぎます〜〜!!乙女の純情を踏みにじるなんて〜〜!!」
「あ〜はいはい!!何とでも言え!!死ぬまで言ってろ!!」
「啓太様〜〜このとおり食べやすいよう切ってきましたから〜〜!!」
「せめて一口だけでもいいから食べてください〜〜!!」
「い〜〜や〜〜だ〜〜!!」

あくまで、ごろ寝して無視する啓太。

「う〜〜!!だったら、私達にだって考えがあります!!」
「啓太様〜!!覚悟してくださいよ〜〜!!」
「な、何だよ…一体!?」
「さよかさん、行きますよ〜〜〜」
「アイアイサー、いまりさん」

双子は、瞬時にごろ寝している啓太に飛び掛かると啓太の身体中を舐め始めた。

「わっ!!バ、バカ!!何考えてるんだお前ら!!」
「啓太様が『食べる』っていうまで、あたし達が啓太様を嘗め回しちゃうんですから!!」
「ほらほら〜〜食べますか?食べますか〜〜!?」
「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!食べません!!絶対食べません!!」
「よぉ〜し…だったらこういう所はどうですか〜〜!?」
「だ〜ははははははっ!!ぜ、ぜったひ…く、くわ…ぎゃはははははぁ〜!!」

二人掛かりで、啓太のくすぐられるのに弱いところを的確に嘗め回す双子。その光景は、
川平家の人間などから見れば、犬神の少女達が犬神使いにじゃれ付くようにしか見え
ないが、そのくすぐったさに、啓太は今にも呼吸困難に陥りそうで、とうとう啓太は観念
した。

「わ、分かった…分かったから!!食うよ!!食べる!!食べますから!!」
「聞きましたよ啓太様〜〜うしししし…」
「約束ですからね啓太様〜〜うしししし…」

ようやくくすぐり地獄から開放された啓太は、双子の持ってきた果物をじっと見た。確か
にちゃんと切ってあり、原形は留めていないが、やはり元の形を想像すると、色々と抵抗
感があった。

が…食べると宣言してしまった以上、食べるしかない…。

301エロモンキー:2006/09/18(月) 23:36:56 ID:xUJFBM12
「ま…一口だけでいいと言ってるんだし…食ってみるか…」
「お願いします啓太様〜〜」
「潔く、ぱくって食べちゃってください啓太様〜〜」

双子はジーっと啓太を見つめており、もはや啓太に逃げ道はなかった…。

「ええ〜いっ!!南無三っ!!!!」

一気に一口をパクッと口にほおり込んだ啓太。そしてしばらくの間、沈黙が続いた。

「け、啓太…さま…?」
「ね、ねえ…大丈夫だよね啓太様…」
「い、今までの事だから大丈夫だと思ってたけど…」
「で、でもさっきから、じっとしたままでなんだか変だよ!!」
「ど、どうしよう…啓太様…啓太様!!」

啓太を必死に揺さぶるいまり。さよかはどうしたらいいのか分からず、おろおろする。と
…その時。

「いまり…」

静かに口を開く啓太。

「あっ…啓太様?良かった〜!!果実食べて死んじゃったのかと…」
「わいいな…お前…」
「へ?」
「いまり…お前ってさ…こんなに可愛かったんだな…」
「え、えええええっ!?」

302エロモンキー:2006/09/18(月) 23:37:56 ID:xUJFBM12
唐突な啓太の言葉に、双子は互いに驚いた。

「な、な、な、いきなり何を言い出すんですか啓太様ったら…」

思わず両手で頬を押さえ、赤面するいまり…普段から対象外として扱われている事も
あってなのか、真剣な目で見つめられ、大胆な事を言われたいまりは、胸中から今ま
で感じた事がないような鼓動を感じていた。

「やっだぁ!!…また、私達をからかってるんでしょ…」
「そんなことは…ないさ」

すかさず、いまりの手首をつかみ強引に引き寄せた啓太は、いまりの唇を奪う。

「んっ…んんんんっ!?」
「え、えええええっ!!」

取り残されたさよかの方は、驚きの絶叫を上げた。啓太の様子は明らかにおかしかっ
た。おそらくあの醜悪な形をした果実には、一種の性的興奮剤に似た効果があったの
かもしれない。

「んっ…んちゅ…ん…ふぅ…んんん…」

いまりの口内に強引に舌を侵入させる啓太、抵抗しようとするいまりであったが、舌を絡
ませあう事によって起こる全身に電流を流されたかのような刺激によって力が抜け、い
つの間にか自分から啓太からのキスを求めていた。その光景に、さよかは頬を高潮させ
たまま座り込む。

「ふあぁ…け、啓太さまぁ…んっ…」
「可愛いよ…いまり…もっとお前の温もりを感じたい…」
「け、啓太様…きゃっ!?」

啓太はいまりを瞬時に抱きかかえると、ベットの方へ向かい、ベットの上に寝かす。

「け、啓太様…あ、あの…」
「大丈夫、俺がリードしてやるからさ…」

そう言うと、マイペースな啓太は、素早くいまりの服を脱がしていく。

303エロモンキー:2006/09/18(月) 23:39:10 ID:xUJFBM12
「け、啓太さまぁ…」

羞恥心から今にも泣きそうないまりであるが、抵抗はしていない。

「はわわわわ…いまりと啓太様がぁ…」

一方、さよかはさっきからじっと傍観しており、腰が抜けたのか立てずにいた。いまりの
服を脱がしていった啓太は、ブラジャー越しにいまりの小さな二つのふくらみに触れる。

「んっ…んぁ…け、けいた…様…」
「痛いか?」
「い、いえ…その…気持ち…いいで…す…」
「そうか」

素早くブラジャーを外した啓太は露わになった桃色の突起に舌を這わせ、吸い付く。

「ひゃあっ!!…んんっ!!」

今まで感じた事のない快感に、いまりは大きく仰け反らせる。今までで気分が良かった
のは、仕えていたご主人様に褒められて頭をなでられた時ぐらいしかなかったが、この
感覚は、それとは何処か違い、そして内に秘めていた何かが出てきてしまう感じであっ
た。啓太は片方ずつ突起を優しく嘗め回し、時折少し力を入れて吸い付く。

「んあぁ…ふあっ…んん…ふぁっ…あっ…」

散々胸を嬲った啓太は、今度は下半身の方に手を触れ、いまりの大切な所を覆い隠し
ている最後の白布を降ろしていく。

「あっ…け、啓太様っ…だめぇっ…は、恥ずかしい…」
「恥ずかしいか…俺にいまりの大事な所を見られるのが?」
「だ…だってぇ…」

普段は、啓太を初めとする周囲をからかい翻弄する事に喜びを感じるいまりであったが、
今回は完全に啓太の方が上手だった。

「恥ずかしがるなよ…すぐ気持ち良くなるからさ…」

304エロモンキー:2006/09/18(月) 23:40:09 ID:xUJFBM12
そういうと啓太は、いまりの秘所に顔をうずくめると、秘口を狙って上下に舌を這わせ、
周囲を丹念に嘗め回す。

「ひゃああっ!!ひゃうんっ!!はああぅっ!!」
「気持ちいいのか、いまり」
「は、はいぃっ…気持ち…いいのぉ!!」
「あ、ああ…啓太様…あんな所…舐めてる」

さよかは顔を真っ赤にした状態で、啓太の淫行をじっと見ている。しかし、いまりが女性
として大切な場所を舐められているのを見て、次第に興味を抱き始める。

(あんな所を舐められて、気持ちいいのかな?)

いつの間にかさよかは、自ら下着を脱いで、自分の秘所に指をあて、適当に弄りだす。

「んんっ!!」

全身に電流が流れるような感覚。しかし、何故か嫌な気分がしない。弄る速度は次第
に速くなっていく。指が止まらない。自分もいまりのように啓太にしてもらいたい。もは
やさよかは、自分の中の理性を抑え切れなくなっていた。

「んふぁっ…あうんっ…け、啓太さまぁ…」

さよかの切なさに満ちた声に啓太が気付き、さよかに近づいていく。

「はううぅっ…け、啓太様…私…私…」

それは犬で例えるなら、2匹の子犬の内一匹だけが構って貰い、寂しい思いをしている
もう一匹がかまって貰おうとしている仕草にも見える。

「悪かったな、さよか。寂しかったんだろ?」
「は、はいぃ…いまりばかり可愛がらないで、私にも構ってくださぁい…」

涙目になって訴えるさよかに啓太は口付けをした。口内に舌を侵入させて絡ませ、さよ
かは啓太の顔に、自分の顔を押し付けると、両手を啓太の後ろ首に絡め、貪るように舌
を動かす。そして啓太は、右指でさよかの秘所へ触れ、指を膣内部へと侵入させる。

「んんっ…ふぅう…ふあっ…んんっ!!んんんんっ!!」
「きもちいいか?さよか…」
「は、はいぃ…啓太様の指が私の中で…暴れて…るぅ…」

啓太は首筋から鎖骨、乳首へと攻撃目標を変えていき、さよかはその責めに応えるか
のように、びくんびくんと体を振るわせる。

「はぁっ!!啓太様ぁ!!」

啓太は両腕の指で双子の秘口から愛液をすくい取る。啓太の両腕は双子達の愛液でぐ
っちょりと濡れていた。
305エロモンキー:2006/09/18(月) 23:40:55 ID:xUJFBM12
「ほら…二人の下の口…こんなに涎をだらだら出してるぜ…」

その言葉と同時に、双子の顔は見る見る高潮していった。

「はああああぁ…や、やだ…恥ずかしい…」
「啓太様の…意地悪ぅ…」
「ははっ…悪い悪い…日頃えらい目にあってるから、たまには…な…」
「ううう…そんな事言う啓太様には…」
「『おしおき』しちゃいますからね!!」

双子は巧みな連携で啓太を同時に押し倒すと、啓太のズボンのジッパーを下ろし、興奮
によって勃起した啓太のペニスが露わになる。

「わわ…凄い…」
「啓太様の…こんなに大きくなっちゃってる…」
「お、おい…二人共…」

ほんの少し動揺する啓太に、双子はいつも悪戯をする時の「うしししし」という声を出す。

「私達を辱めた罰ですよ…」
「啓太様は、大人しくしていてくださいね♪」

そういうと双子は、啓太のペニスにかぶりつくように舐めまわす。

「んっ…んふぅ…凄い…大きくて…硬いよぉ…」
「あん…啓太様…とってもえっちなんだから…」
「な、なに言って…んだか…えっちなのはお前…ら…だろ…ずるい…ぞ…二人掛かり
なんてよ」

まともに呂律が回らない程までの快感に必死に耐える啓太であるが…

「ようし…そんな事言うんなら…」
「もおっと、激しくしちゃいますからね…」

そういうと双子のいまりは、ペニスの亀頭を口に含むと、上下にスローターを行い、さよ
かは、袋の方を攻め立てる。双子の二重攻撃に、啓太のペニスの興奮は徐々に高ま
っていく。うっとりした表情をしながら淫行を繰り返す双子に啓太は限界を迎えていた。

「じゅるっ…啓太様のおひんひん…ぷぃくぷぃく動いてるぅ…」
「ぴちゃぺろぉっ…啓太様ぁ…気持ちいいでしょ?」
「う…や、やべっ…出るっ!!」

啓太のペニスは絶頂を迎えた。尿道を通じて、鯨が潮を吹くように精液が噴射し、双子
の顔にかかる。

「きゃんっ!!啓太様ぁ…」
「ああんっ!!啓太様のおちんちんから、精液がぁ…」
「お…お前らが激しくするから…」

双子は、互いの顔中についた精液を舐め取り始める。

306エロモンキー:2006/09/18(月) 23:41:32 ID:xUJFBM12
「もおっ…さよかったら、くすぐったいよお…」
「あんっ…そういういまりだってぇ…」

双子だけで淫行に及んでいる中、蚊帳の外になってしまっていた啓太は…。

「お、おい…お前らだけで盛り上がるなよ」

双子のレズに近い行動に、再びペニスを勃起させていく啓太。

「あ…啓太様…今度は、下のお口に入れてくれますよね?」
「さっきから…私達のここ凄い濡れちゃってるんです…啓太様のせいですよ…」

双子は自分達で股を開き、自分達の秘口を啓太に見せ付ける。

「よし、じゃあ最初はいまりから…」
「啓太様ぁ…うれしいです〜♪」
「ずるぅ〜い…また、いまりばっかり…」
「大丈夫だよ…終わったら今度はさよかの方に入れてやるからさ…」
「は〜い…早くしてくださいね」

ふくれっ面になるさよかを見て苦笑する啓太は、いまりを四つん這いの格好にさせると、
愛液で濡れた秘口に狙いを定め、自らのペニスの亀頭を密着。少しずつペニスを進入
させていく…。

「んっ…くぅ…痛っ…痛いです…啓太様…」
「…抜こうか?」
「んんんっ…それはもっとやです…続けてくださぁい…」

あわてて首を横に振るいまりに応え、啓太は挿入を続けた。やがていまりのヴァギナは、
一筋の赤い線を流しながらも、啓太のペニスを根元まで飲み込んでいった。

「んああっ」

いまりの両目からは、破瓜による大粒の涙が流れており、啓太は優しく舌で涙を舐め取る。

「大丈夫か?」
「は、はい…啓太様が…いまりの中に入ってますぅ…」
「そろそろ…動こうか?」
「は…い…啓太様を…感じさせてください…」

啓太はいまりを気遣って、少しずつ腰を動かしていく。

307エロモンキー:2006/09/18(月) 23:42:14 ID:xUJFBM12
「んあっ…はぁっ…啓太様っ…啓太様ぁっ!!」
「や、やべえな…きつすぎる…凄い締め付けだ…」
「啓太様ぁ…もっと…いまりの中で感じてくださぁいっ!!」

いまりもまた、自分から啓太にお尻を突き出すように腰を動かす。

「はぁっ…はああっ…」

淫らなあえぎ声を出し続けるいまりは、遂に隠していた自らの尻尾を出してしまう。その
尻尾は大きく左右に動き、啓太の股間を刺激する。

「お前、凄い興奮してるな…尻尾がぶんぶん動いているぜ…」

そう言うと、啓太は腰を動かしながら、いまりの尻尾をつかみ、上下に擦っていく。

「ひゃああんっ!!啓太様っ…そこは…しっぽだけは駄目ぇっ!!」
「ここか…ここが凄く感じちまうのか?」
「あああっ!!駄目って…言ってるのに…啓太様の…ばかぁ…ひゃあん!!」
「本当はうれしいんだろ?」
「んんっ…はあっ…啓太様ぁ…そんなに擦ったら私…も…いっちゃ…」
「いまり…くっ…俺も…出すぞ!!」
「けっ…啓太様っ…あっ…ああああぁぁぁぁぁんっ!!」

一際、いまりが甲高い嬌声をあげたのと同時に、啓太といまりは同時に絶頂した。いま
りの膣内には、大量の精液が流れ込み、やがて秘口から精液が溢れ出てくる。

「はぁ…はぁ…啓太様ぁ…」

啓太のペニスはまだまだ元気であったが、いまりの方は、快感のあまり気絶してしまっ
た。

「け、啓太様ぁ…私…」

ずっと蚊帳の外であったさよかが、啓太を呼ぶ。既にさよかの秘口からは、啓太のペニ
スを求めるあまり、大量の愛液が流出していた。

308エロモンキー:2006/09/18(月) 23:42:53 ID:xUJFBM12
「我慢できなかったんだな、さよか」
「は、はい…だって…」

普段の悪戯好きな表情と違って、涙目になって潤ませるさよかを可愛いと思い、啓太は
さよかを仰向けに寝かせる。

「遅くなってごめんな。今度はさよかの番だな…」
「け、啓太様…はい…来てください」

さよかは、安心したかのような笑顔になり、啓太の顔を見た。啓太も笑顔を見せると、ゆ
っくりと自分のペニスを、さよかのヴァギナに侵入させる。

「んんっ…んんんっ…くっ…ああっ!!」
「くっ…すげ…きつ…」
「け、啓太…さ…ま…」

さよかの膣内にまでペニスを侵入させた啓太は、ぬかるみになっていた膣内で、腰を動
かし始める。

「んっ…はぁっ…あっあっ…あっ…啓太様が…啓太様のが私の中で…」
「ああ…俺のも…さよかのが凄い締め付けてるよ…」
「はぁっ…啓太様…もっと啓太様を感じたいですぅ…」

再び啓太の首の後ろへ両腕を絡め、更に今度は、両足で啓太の腰に絡みつくさよか。気
持ちよさのあまり、さよかの方も隠していた尻尾が出てきた。

「ははっ…さよかも尻尾が出てきたな。こうすると…とっても気持ちいいんだよな」

啓太は右手でさよかの尻尾を掴み、擦り始める。

「あんっ…け、啓太様のえっち…そんな所擦るなんて…」
「でも…気持ちいいんだろ?」
「は…はい…気持ち…いい…です…でも…」

そう言うと、さよかは啓太の首に唇で触れると、ぴちゃぴちゃと首筋を舐め始めた。

「うっ…お、おい…」
「ふふ…反撃しちゃいますから♪」
「やったなさよか…だったら俺も…全力で攻撃するぜ!!」

啓太はピストン運動を急激に速め、体重をかけて深く挿入していく。

309エロモンキー:2006/09/18(月) 23:43:31 ID:xUJFBM12
「ひゃあっ…んっ…ああんっ!!啓太様ぁっ…大好きぃっ!!」
「ああ…俺も…好きだぜ…さよかも…いまりも」
「啓太様っ…啓太様っ…私も…もう…」
「ああっ…俺も行くぜ!!くぅっ!!」
「あっ!!啓太様っ!!あああああああぁぁぁぁぁっ!!」

啓太の絶頂と同時にさよかも絶頂を迎えた。熱い精液がさよかの膣内に流れ込み、さ
よかの両腕と両足で締め付けも最高潮となった。

「はぁ…はぁ…やべ…さすがに…三発は…きつかったぜ…」
「啓太様…素敵…薫様も素敵だけど、啓太様も素敵…」

啓太とさよかも次第に意識が無くなり、深い眠りについた…。


310エロモンキー:2006/09/18(月) 23:44:08 ID:xUJFBM12
「ふん♪ふん♪今夜はバーベキュ〜バーベキュ〜♪」
「バーベキュ〜バーベキュ〜バ〜ベキュ〜キュ〜♪」

ようことともはねの二人が、買い物袋を下げながら、元気よく歌う。

「ようこさんもともはねも元気そうですね」
「ほんと。啓太さんと夕食を食べるのが嬉しいんでしょうね」
「たまにはこういう日があっても、良いかもしれませんわね」

二人の姿をほほえましく見ているなでしこといぐさとせんだんの三人。

「だからって、幾ら何でもはしゃぎすぎじゃないのかなぁ…」
「あら〜そんな事言って、一番嬉しいのはたゆねちゃんだと思いますよ〜」
「さっき…鼻歌…歌ってた」
「な、何言ってるんだよ〜。ぼ、僕はね!!鼻歌なんか、歌ってないからね!!」
「二人共…可愛そうだから冷やかさないの…」

ぶつぶつ言っているたゆねをからかうフラノとてんそうに、過剰に反応するたゆね。そん
な光景をごきょうやが咎める。

「あ、見えてきたよ〜啓太様の家〜河童さんも外にいる〜!!」
「あれ?」
「どうしたのようこ?」
「ケイタだけじゃなく、双子の匂いもするよ。それに…なんか…臭い」
「え?」

眉をひそめるようこに、不思議そうな顔をするともはね。

啓太のいる川原にまでやって来たようこ達はテントの中に入った。そして、テントの中
で見たものは…裸になったケイタが、同じく裸になっていた双子に抱きつかれ眠って
いる光景だった。
311エロモンキー:2006/09/18(月) 23:45:24 ID:xUJFBM12
「ふん♪ふん♪今夜はバーベキュ〜バーベキュ〜♪」
「バーベキュ〜バーベキュ〜バ〜ベキュ〜キュ〜♪」

ようことともはねの二人が、買い物袋を下げながら、元気よく歌う。

「ようこさんもともはねも元気そうですね」
「ほんと。啓太さんと夕食を食べるのが嬉しいんでしょうね」
「たまにはこういう日があっても、良いかもしれませんわね」

二人の姿をほほえましく見ているなでしこといぐさとせんだんの三人。

「だからって、幾ら何でもはしゃぎすぎじゃないのかなぁ…」
「あら〜そんな事言って、一番嬉しいのはたゆねちゃんだと思いますよ〜」
「さっき…鼻歌…歌ってた」
「な、何言ってるんだよ〜。ぼ、僕はね!!鼻歌なんか、歌ってないからね!!」
「二人共…可愛そうだから冷やかさないの…」

ぶつぶつ言っているたゆねをからかうフラノとてんそうに、過剰に反応するたゆね。そん
な光景をごきょうやが咎める。

「あ、見えてきたよ〜啓太様の家〜河童さんも外にいる〜!!」
「あれ?」
「どうしたのようこ?」
「ケイタだけじゃなく、双子の匂いもするよ。それに…なんか…臭い」
「え?」

眉をひそめるようこに、不思議そうな顔をするともはね。

啓太のいる川原にまでやって来たようこ達はテントの中に入った。そして、テントの中
で見たものは…裸になったケイタが、同じく裸になっていた双子に抱きつかれ眠って
いる光景だった。

「け、ケイタ!?」
「そ、それに…いまりにさよか!?」
「え?え?ええええっ!?啓太様といまりとさよかが〜!!」
「裸で…眠ってる…」
「け、啓太様が…いまりと…さよか…と…」
「はわわわわ〜!!啓太様といまりとさよかが、えっちな事をしちゃったようですよ〜!!」
「み、皆まで説明するなフラノ!!」
「あ〜!!いまりとさよかだけずるい〜!!私も啓太様とお昼寝したい〜!!でもなんで裸…」
「と、ともはね!!見ちゃ駄目〜!!」

テント内でパニックが起こる。ようこやせんだんは驚愕の展開のあまり呆然し、いぐさや
たゆねは混乱状態。混乱のあまり、アブノーマルな発言を機関銃の如く連発するフラノ
や、この光景をスケッチしようとするてんそうを静止するごきょうや。奇妙な光景に疑問
を持つともはねの目を大急ぎで隠すなでしこ。その五月蝿さに啓太はようやく目を覚ま
す。

312エロモンキー:2006/09/18(月) 23:46:55 ID:xUJFBM12
「ん〜何だよ一体…って…え!?え!?ええええ絵慧衛柄江枝画Eっっ!!」

混乱の原因に気付いた啓太は、自分の両腕に絡みつくいまりとさよか、そして目の前に
いるようこ達に気付く。一体何故自分は裸に。何で双子も裸になって俺と寝てるのか。
例の果実の影響で、記憶が混乱状態になっていた啓太には分からなかった。

「ケ・イ・タ…これは、ど・う・い・う・こ・と・な・の!?」
「いや、これはその…俺にも何だか…」

しかしその時、いまりとさよかが…

「啓太様ったら〜…ケダモノなんだから〜…」
「でも素敵です、啓太様〜〜…」

「啓太様…まさか、この期に及んで誤魔化す気ですか?」
「夢!?そう、これは夢!!僕は夢を見てるんだ〜!!」
「た、たゆね落ち着いて!!」
「啓太様がいまりとさよかに○×△♂◇■$#★♀〜〜〜!!」
「啓太様…いまりとさよかに」
「落ち着くんだ皆!!私も啓太様が二人にした事についてショックを…じゃなくて!!あ゛〜〜
 〜!!」
「なでしこ!?何で見ちゃ駄目なの!?何で何で〜!?」
「と、とにかく見ちゃ駄目な物は見ちゃ駄目なの〜〜!!」
「ゲ〜〜〜イ゛〜〜〜ダ〜〜〜!!!!」
「ま…待ってくれ…これは誤解だ!!」

思わず立ち上がる啓太であったが、果実の効果が残っている上に、全裸になっていた
啓太の股間は、まだ元気びんびんであった。

「きゃああああああ〜〜〜〜!!」

犬神の少女達の悲鳴がテント越しに響き渡る。この直後、啓太はようこ達9人から、フラ
イパンで袋叩きにされた挙句、じゃえんとれんごくの洗礼を受け、全治1ヶ月の重傷を負
うのだった。しかし、双子の方は懲りずに…

「ねえねえ、またあの果実作っちゃった♪」
「じゃあ、啓太様のお見舞いに持って言っちゃおうか♪」
「啓太様〜待っててくださいね〜♪」
「私達をキズモノにした罪は、深いんですからね〜♪」

双子は今日もうしししと怪しい笑みを浮かべる。危うし、啓太の運命はいかに!?


続きは…無いと思う
313名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:49:33 ID:B/Br75z2
gj
さぁ早く続きを書くんだ
314名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:01:33 ID:QrRPmVds
        グッジョブ!!           ∩   ∩
       _ _∩           (⌒ )   ( ⌒)       ∩_ _ グッジョブ!!
        (ヨ,,. i             |  |  / .ノ        i .,,E)
グッジョブ!!  \ \          |  |  / /         / /
  _n      \ \   _、 _  .|  | / / _、_    / ノ
 (  l     _、 _  \ \( <_,` )|  | / / ,_ノ` )/ /    _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` ) \         ノ(       /____( ,_ノ` )    n
    ヽ___ ̄ ̄ ノ   |      /   ヽ      | __      \     l .,E)
      /    /     /     /    \     ヽ   /     /\ ヽ_/ /
315名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:05:58 ID:3c2rzkDB
>エロモンキー
ついに双子が……GJです!
316名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:14:41 ID:XmtjU3QX
最高
317名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:36:43 ID:J/RP1UKf
ここでSSが書かれていないのはてんそうだけになったな。予想外だ…
318MAX:2006/09/19(火) 00:59:44 ID:3wZJrEZP
みなさんお久しぶりです。
覚えてる人はいますでしょうか?

いろいろな人の文章を参考にしながら、>>141の続きを書こうと思っていたんですがエロを書くのが自分の中ではとても難しいことと分かりまして、全然書けていない状態です。
他の人と見比べても、明らかに自分の力不足を実感させられました。

ですから少しの間、修行という形で腕を磨きたいと思っています。
だから続きは書かないことにしました。
続きを書くよりも、また一から書き直す方が良いと自分なりに考えたからです。

続きを待っていた方がいるかどうか分かりませんが、本当にすみません。
あの作品はお蔵入りとでもして下さい。

じゃあ腕を磨いたら、またようこを投稿します。

長文失礼致しました。 MAX
319名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:02:10 ID:eWd44KCF
>>317
いぐさとフラノ(途中までは書かれてたかも)
も書かれてなくね?
320名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:15:25 ID:J/RP1UKf
>>318
MAX様のお帰りをwktkしながらお待ちしております。
321名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:29:06 ID:mxC38nIO
>エロモンキー氏
いやあ〜超GJ!乙かみっ!
ちょうどいまり&さよかマダ〜?とでも書こうと来てみたら・・・

>MAX氏
股ね!
322名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:39:41 ID:3c2rzkDB
>>318
あなたの帰還、心待ちにしておりますぞ。

>>319
どっちも未完ですね。
楽しみに待ってるんですが・・・。と、催促じみたことを言ってみるテスツ
323ようこ好き:2006/09/19(火) 06:28:25 ID:XmfvBjlg
>>エロモンキー氏
な、なかなか恐ろしい攻撃だったな……GJだぜ……
他キャラも普通に好きですし技法の参考にもなるので、もっと投下をwktkしてます

>>MAX氏
いちようこ好きとしては一時とはいえ撤退は悲しいです……
ですが、きっと素晴らしいモノを携えて帰ってくることを期待しています
修行には数を読み、またプロのテキストの上手い部分を盗むといいと思います。精進せよ〜

ようこネタを漠然〜と考え中
続きモノを書くつもりはないのである種作品毎で新鮮ですが、ネタの搾り出しが大変です
とりあえず次にどなたかが作品を投下されたら本格的に着手したいところ
全ての人間が「ようこも……アリだな」と思うまでがんばりたいです
324名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 07:04:23 ID:zBhUNlJg
ここでともはねですよ!
…誰かともはねを……
325前468:2006/09/19(火) 09:09:12 ID:+tymE+9c
おはよう〜、会社ズル休み〜。
SSはエロやっとこ接合…頭痛い…今日中に投下できるだろうか…
そうそう、いまり、さよかの一人称有難うございます…。
いぬかみが学校で人気らしく、友達と人目を憚らず読みふけっているみたいです。
「兄ちゃん〜10巻マダー!?」らしく、自分で買えやゴルァァー!です。

>>エロモンキー様
ぐおぉぉ…いまりとさよか可愛すぎ…か弱い彼女達の姿が何とも…。
自分が書いてるのは(終ってないのに書くのは、思いついたアイデアが消えるからです)、最初が触手で啓太が破砕とか…ごにょごにょ…ってちゃんと啓太との和姦だからね。

>>MAX様
そうですね…私もネタが尽きはじめると家の中や仕事中(マジでヤバス)も悶えて苦しみます。
その時は家にある小説やらからヒントを頂いて、どういうシュチュにするかを考えてます。
結果的に別の方向に行ってしまうのですが…がくっ。

>>763
お久しぶりです、いろいろ大変ですね…私は貴方様の作品を楽しみにしてますよ〜。
特に、この後の修羅場的な状況が。
くっ…ツンデレたゆね…書きたいが書けないです。
尊敬に値します…。

それでは続き書きます…まぁ、エロはいつもみたいに適当ですが…。

さらば!煉獄の白布返しっ!むっ!私の股間が何故か涼しい…。
326たゆね好き:2006/09/19(火) 19:59:40 ID:UGuUY284
お二人とも、たゆね物上手いですよ。
327名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 20:09:28 ID:KbNmLzGI
てんそうSSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
328:名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 20:11:15 ID:UGuUY284
てんそうか
329名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 21:17:48 ID:n7SSY7it
>>326
>>328
コテ外しても、IDが全く同じだから別人装っても無駄だぞ。
330たゆね好き:2006/09/19(火) 21:36:58 ID:UGuUY284
じゃあ、こっちで行くよ::
331名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 08:34:32 ID:tj2pC035
>>330
別にコテハン使おうと使わまいと構わない。
ただIDが同じだと自演バレバレだから、赤っ恥かくまえに >>329が忠告してくれたんじゃないか^^;
つか、よほど頻繁or定期的に作品投下してくれる職人さん以外はコテハン使う必要ないと思うのだが。
332名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 21:11:40 ID:Di2fGfnX
ようこ物を書きましたが
初めて書くSSなので前置きだけです。

『ようこ重病?犬神生命の危機!』

「ようこの奴いったいどこに行ったんだ?」
ここは河童橋のふもとにあるテント
啓太は少し心配をしていた、ようこがもう3週間も帰って来ないのだ、
「まぁ、いずれ帰ってくるだろうけどな」
っとそれで済まそうとするが、
「しかし、どこで何やってんだよ」
やっぱり心配でたまらない、ようこは行き先を告げずいつの間にかいなくなってたのだ
薫の犬神達にも聞いたが「知りません」や「ごめんなさい」としか返事がなかった。

「ようこの奴……まさか……」

啓太は嫌な予感がしたが、それはすぐに外れた
「た、ただいま…ケイタ……」
「よ、ようこ!」
ようこが帰って来たのだ、しかし挙動不審で様子がおかしい。
無事だった事でほっと一安心し啓太はその場で腰を下ろし
「ようこ…そこに座れ」
「……」
ようこは黙って腰を下ろした。
「いったい今までどこ行ってたんだ?」
細い目でジーッと見ながらようこに問う
「ち、ちょっとなでしこ達と遊んでただけよ…」
「ほほう?3週間もか?」
「うっ……それは…」
「それになでしこちゃんやともはねやたゆね……いや全員に聞いたが知らないって言ってたぞ?」
「……………」
「正直に言えよ〜…どこに行ってたんだぁ〜…」
啓太は顔をどんどんと近づける、ようこは後ずさりする、
やっぱりようこの様子はおかしかった、ここまでしつこく問い詰めたら普通この場で「啓太には関係ない事なの!」とか言って逆切れし、
じゃえんを使って啓太を黒こげにしてるか、しゅくちを使い啓太を素っ裸で町のどこかへ飛ばされてもおかしくないはずだ、
しかしようこは術を使おうともしない、
様子が変だと気づいた啓太は溜め息をつき頭を掻きながらこう言った
「正直に言えよ…」
「…………」
「怒らねぇ……約束する」
「…………」
ようこは首をコクンと縦に振り返事をした。
333名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 21:52:39 ID:CXEIO4j3
狐姿のようこと交配したい
334名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:11:35 ID:pI36EXBf
>>332
ようこSSキターーーー(゚∀゚)ーーーーッ!!!
むおっ!?続きが気になるぞ!早く書いてくれ〜!
wktkしながら待ってるぞ!
335名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:46:31 ID:3PQ7PgWd
きめ(ry
336名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 01:24:30 ID:7RHmx7DY
続きが気になる
337名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 07:30:18 ID:UOcnLeZp
昨日のいぬかみ、不覚にも見るのを忘れてしまった…
誰かよければ簡単な内容を教えていただけませんか??
338名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 08:42:53 ID:7RHmx7DY
スレ違い
339前468:2006/09/21(木) 09:51:49 ID:1lMraTla
おはよう…何か荒れ始めてるのは気のせい?
火曜に投下するとか言っておきながら、今日までかかってしまった…すまぬ…
仕事から帰って、頃合いを見たら投下しますので…

では〜。いま&さよも近い内に〜。
340名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 16:00:44 ID:reoZ4eMe
新作期待してまってますよー。
341たゆね好き:2006/09/21(木) 17:55:20 ID:ZoP4d71d
邪星がよみがえって、たゆねとかいぬかみがぼろぼろにされる。
なでしこが天に返した力を使って邪星を追い詰めるが、薫の幻覚に
ひどく言われて負ける。
以上
次回は原作では変態大活躍のはず。そして最終回
342名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 18:00:49 ID:UOcnLeZp
>>341
スレ違いで申し訳ないですが、本当にありがとうございます。
343名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 18:43:24 ID:wmP5FdVd
師匠SS期待age
344前468:2006/09/21(木) 20:30:55 ID:f/T24bYu
今帰ってきた…どうやら大丈夫そうなので投下。
忙しくて誤字、脱字あるかもしれないけど…そこは勘弁してくれ…
では恫喝!
345前468:2006/09/21(木) 20:33:10 ID:f/T24bYu
番外編「たゆねのはんざいっ!」


 ここは川平啓太のテント…その日、啓太達は、拾ってきたもので一杯になっていたテント内の掃除をしていた。
すると、啓太はあるモノを発見する、それは、赤道斎の魔道具の一つで、前に仕事で薫から拝借したものであった。
すっかりこの存在を忘れ、借りパク状態であった魔道具。
最近、ようこのせいでストレス満タンの啓太は、憂さ晴らしをするかの様に、その魔道具を悪用しようとしていた。
「にひひっ…ハーレム!、恋人一杯!犬神とやっても人間の子〜!」
「ケイタ?何やってるの?」
タイミング悪くようこが登場…それに焦る啓太。
「げっ!ようこ!」
「何それ?」
「あ、いや…これは…そのだな…ちょ、ちょっとした遊びで…」
「遊び?ちょっと!人には掃除させといて、そんな子供みたいな…!」
とようこの怒号に反応してか、魔道具が啓太の掌で輝き始める。
「う、うわっ!馬鹿!」
「え?ええ?」
訳の分からなく慌てるようこと、訳が分かっていて慌てている啓太。
啓太は大惨事を免れようと、何とかして止めようとするが、発動してしまった魔道具は止まらず、輝く光は啓太を包み込んでいった。
「うぉぉぉぉ!この感覚まさかぁぁぁ!またアノ姿になるのかぁぁぁー!」
「ケイタ?ケイターーーーー!」
「赤子はもう嫌だぁぁーーーーー!せめて猫耳メ…!」
絶叫と共に消えていく光…やがて収縮していき、ようこの目が眩しさから和らいでいく。
ようこは、ハッとして啓太の身を心配し、彼の方に顔を向けたが、そこに彼の姿はなかった…そう今の彼の姿は…。
「ケイタ…?あ、あれ…あたし…?」
346前468:2006/09/21(木) 20:33:53 ID:f/T24bYu
1 子供っ!

啓太の犬神である、ようこは、ある事情で川平薫の屋敷に訪れていた。
しかし、いつもはいる筈の啓太は、何故か一緒ではない。
その代わりといっては何だが、ようこと手を握って、ソファーに遠慮がちに座っている、まだ幼い子供がいた。
年頃で言えば、まだ4〜5歳くらいであろうか。
一見、女の子のようにも見えるが、半ズボンにティーシャツの姿であった為、どうやら男の子らしい。
だが、その愛らしい姿に、薫の犬神達は、ずーっとその子供の事を見ていた。
「よ、ようこ…その子って…」
せんだんが、扇子を口の前で開かせて、まさか!と思いながら、ようこに問う。
応接間に集まった薫の犬神達が、驚きと興味の目を、その小さな子供に集中させる。
人見知りが激しいのか、子供は黙ったまま、ようこの後ろに隠れてしまった。
「うん、私とケイタの…って言いたいけど、そうじゃないのよねぇ…」
そうであれば良いなぁ、と思いながら、ようこは自分の子ではないと否定する。
「じゃあ、寝取られた女の子供?」
どこでそんな言葉を覚えたのか、ともはねが首を傾げて質問する。
「ちーがーう!この子はケイタなの!第一!私たちの子供が、1年やそこらで、こんなに急激に成長するわけないでしょ!」
「啓…太…様?」
ポカーンと一同が口を開けて、しばらくのまま黙り込むが、すぐに大変な状況だと理解したのか。
「啓太様ーーーーーーーー!?」
と身を乗り出して、ようこの後ろに隠れている、幼い川平啓太に密集した。
「ウソ!ウソ!何で?何で?」
いまりとさよかが、啓太である幼い子供の頬をツンツンと突付く。
「どうして、こうなっちゃったんですか〜?」
フラノが、啓太の手を優しくニギニギする。
「ちょ、ちょっと…本当に啓太様…!?」
せんだんは、緊張で縮こまっている、啓太の頭を撫でる。
「薫様との…ショタ本が出来る!」
「うん…なるほど…」
いぐさが、何かノートに書き込んでおり、てんそうが、その内容をスケッチブックに明確に描いている。
その中身とは…とても言えない状況の薫が、幼い啓太を…後はご想像にお任せしよう。
皆は皆で迫力はあるが、それ以上の威圧と覇を放っている二人がいた。
「(美味しそう…)」「(啓太様の小さいお姿…今からでも遅くない…貰う)」
たゆねと、ごきょうやである。
二人は黙ったまま、幼くなってしまった啓太を、まるで獣が餌を狙っている時の目をしていた。
「こ、こら!あんた達!あまりケイタを弄るんじゃないの!」
群がる犬神達を、払いのけるように、しっ!しっ!と手でジェスチャーをするようこ。
その隙をついてか、後ろで待機していたなでしこが、すかさず啓太である幼い子供を抱かかえる。
「啓太様、お姉ちゃんと一緒にお昼寝しましょうか?」
「……」
甘いなでしこの言葉に、恥ずかしがりながら、小さくコクンと頷く啓太。
「こら!デレデレしない!」
ようこは、ポコツン!と軽くケイタの頭を叩くと、それに驚いたのか、啓太は、口元を歪ませて、目元に涙を溜めていた。
347前468:2006/09/21(木) 20:34:47 ID:f/T24bYu
「ひっぐ…」
「あっ…ご、ごめんね、つい、いつもの癖で…」
「ようこさん!駄目じゃないですか!あー、ほら、泣かないで」
なでしこは、泣きそうになっている啓太を、上手にあやして、我慢するように優しく声を掛ける。
その甲斐あってか、ギュッと、なでしこの服を掴んで、涙を堪える啓太。
「うん、いい子、いい子」
なでしこは、我慢したのを褒めると、啓太を強く抱きしめて、自然にと、応接間から出ようとしていた。
「ちょっと待ちなさい…」
「…はぁ、失敗ですか」
だが、ようこがそれを許さず、なでしこの策略はここで潰えた。
「ほら、貸しなさい!はーい、ケイタ〜、怖いお姉ちゃん達はみーんな、私が追い払ったからね〜」
ようこは、なでしこからケイタを奪うように取り返すと、微笑みを見せて、ケイタを抱っこする。
「あーん、ずるっいー!あたしも!」
「ともはねの体型じゃ、抱っこ出来ないでしょ」
ともはねは、お姉ちゃん気分を味わいたいのか、啓太を抱っこしたいと、ようこにせがむ。
しかし、ともはねの身長では、啓太と手を繋ぐくらいしか出来ないであろう。
「いいな〜、フラノも抱っこしたいな〜」
フラノが羨ましそうに指を咥えながら、自分も抱っこしたいと、ようこに訴えている。
「はぁ…あのね、今日はケイタを玩具にする為に、連れてきたんじゃないの!」
ヒョイッ!とフラノを回避すると、今日訪れた事情を、一同に話し始めるようこ。
「なるほど…では、啓太様は、薫様から借りた魔道具を使って、こうなったと…」
「ええ、そうよ…しかも、記憶も曖昧でね…ある程度の事は憶えてるんだけど、名前とそれが誰なのかは一致しないのよ…性格まで変わっちゃって…もう3週間もこのまま」
せんだんは、ようこの説明に納得して、頭の中で整理すると、ポケッとこっちを見ている啓太を見る。
「(啓太様のその瞳…今から私色に染めろと…そう仰るの!)」
「あ、でも、はけの事ははげ…って…せんだん?聞いてる?」
「あ、え、ええ!聞いてますわ!」
せんだんは、不覚にも、啓太の無垢な顔に見惚れてしまっていた。
「それでね、はけに聞いたんだけど…強力な呪いか何かで、いつ解けるか解らないって言うのよ…だから、管理者の薫なら、何か知ってるんじゃないかと思って来たんだけど…」
「その薫様は、仮名様とお仕事でいない…と」
ようことせんだんの会話を聞いていたなでしこが、空かさず薫の携帯に電話を掛けるが、携帯は圏外か電源を入れていないらしく、連絡が取れない。
「駄目ですね…繋がりません」
「そう…はぁ…どうしよう…」
ようこは、頼みの綱の薫がいないと知って、頭を抱えて悩んでいると、それを知ってか知らずか、啓太がモジモジしながら、黙っていた口を開いた。
348前468:2006/09/21(木) 20:35:28 ID:f/T24bYu
「ねぇ…ようこお姉ちゃん…僕…もう帰りたい…」
「よ、ようこお姉ちゃん!?」
一同が驚愕し、またも身を乗り出して、ようこにグワッ!と喰い付いてくる。
「な、何よ…?」
「ねぇねぇ!啓太様!私達の事も、いまりお姉ちゃん、さよかお姉ちゃんって言ってみて!」
双子の姉妹がハモリながら、啓太にお姉ちゃんと呼んで欲しいと頼む。
「わ、私の事は、せんだんお姉さまで宜しくってよ!」
「あたしは、ともはねお姉ちゃんね!」
「てんそう…お姉さんでいいわ…」
次から次へと、啓太にお姉ちゃん、お姉さん、もしくはお姉さまと呼んで欲しいと、ここぞって集まってくる犬神達。
小さい啓太には、その圧倒的な女の恐怖は重く、またも泣き出してしまいそうであった。
「はいはい!皆退がって〜、退がらないと、だいじゃえんするわよ」
しつこ過ぎる皆に痺れを切らしたのか、ようこの指の先に、ボッ!という音と共に、じゃえんが集まってくると、犬神達は、しゅん、と大人しくなって、ようこと啓太から離れていった。
「みんな、理解のある子で、私は嬉しいよ〜…じゃあ、そんな皆にすごいもの見せてあげる」
そう言うとようこは、いきなりサマーセーターを上にずらすと、胸の下着のホックを外し始めた。
「よ、ようこ!な、何をはしたない事を!」
突然の奇行に驚く一同。
代表のせんだんは、デリカシーが無い!と、ようこに注意するが。
「だまってなさい…」
と睨みつけて、せんだんを一蹴した。
「はーい、ケイタ〜、お待ちかねのおっぱいでちゅよ〜」
下着のホックを外し終えた途端、耳を疑うようこの言葉と同時に、彼女の胸の先端にある母乳パットに目が行く一同。
その様子にフッと笑うと、ようこは見せ付ける様にして、貼っていた母乳パットを外した。
すると、啓太の目の前に、ぷるんっ!と弾力性のある胸と、その先端から滴っている母乳が曝け出される。
唖然とする犬神達…いぐさなんかは、両手で顔を覆って、指の隙間からそれを見ていた。
「ふふっ…おどろいた?」
「お、驚くも何も!ど、どうしたんですか!ようこさん!」
勝ち誇った顔をするようこに、なでしこが質問をすると、高圧的な態度になって、その質問に答え始める。
「実はねぇ…呪いにかかったのはケイタだけじゃないのよ、その場にいた私も、何だか知らないけど呪われちゃったみたいでね」
「呪いって…そんな!」
「妊娠もしてないのに、ぼにゅーが出ちゃうなんて、おかしいわよね?」
「おかしいとかそんな問題じゃ…!」
自分の身に何が起きてるのか分かっているの?、と疑問をぶつけたいなでしこであるが、それを遮ろうとしているのか、ようこの話は続く。
349前468:2006/09/21(木) 20:36:56 ID:f/T24bYu
「最初は私だって大慌てよ、これからどうすればいいのか…ってね…でもね…こうやって…」
ようこは、片方の手で啓太の後頭部を優しく押すと、自らの乳房へと押し付けて、彼の口に、母乳が溢れ出している突起物を含ませた。
「んくっ…」
「ケイタに自分のぼにゅーを飲ませてあげられるのよ…私自身の身体は、このままでもいいかなって思うわけ」
慈母と悪魔の顔が混ざった表情で、啓太を見つめながら授乳するようこ。
その異様な光景に、薫の犬神達は退くどころか、じっくりと観察している。
せんだんは、可愛らしく母乳を飲んでいる啓太に、ゴクッと喉を鳴らし、なでしこは、啓太に授乳させる事が出来るようこを羨ましく見て、
ともはねは、母と子の様な二人の姿に感動し、いまり、さよか、フラノに関しては、いつの間にか、ようこの両隣に陣取り、啓太の頬を突付いていた。
「何か…エッチだけど…ほのぼのする」
と、後ろで見ていたてんそうがボソっと呟く。
「(ようこぉぉ…ボクの啓太様に何してるんだぁぁ…)」
「(け、啓太様が…ようこに汚されてしまう!)」
てんそうの更に後ろでは、ようこの傍若無人なケイタ独占に、憤りと怨念を放っているたゆね、ごきょうやの二人がいた。
「それにね…ケイタったら、お腹が一杯になるまで、どんどん吸っていくから、すっごく気持ちいいの」
ようこは、快感を独占している事を、誇らしげに伝える。
「…ようこお姉ちゃん…恥ずかしいよ…」
皆からの視線に耐えかねた啓太は、ちゅぱっという音と共に、ようこの乳房から口を放す。
吸っている途中であった為、ようこの母乳が、啓太の口の周りを白く塗っていた。
「なぁに言ってるの、いつもは、おっぱいおっぱい甘えてくる癖に」
「だ、だって…恥ずかしいんだもん…」
羞恥心に駆られた啓太は、またも泣きそうになって、ようこの腕から解放されようと、必死に抵抗するが、普段の啓太でも勝てない相手に、力で勝てるはずもない。
やがて、体力もそれ相応分しかない啓太は、疲れきって抵抗空しく、力尽きようとしていたのだが…。
「止めろ!嫌がってるだろ!」
「そうだ、可哀想だ」
ようこの腕を払いのけて、啓太を略奪する犬神。
啓太を奪ったのは誰だと思い、ようこがフッと顔を上げると、そこには、先ほどまで大人しくしていた二人の犬神、たゆね、ごきょうやがいた。
「ちょっと!私のケイタに何するの!」
「どうもしない!それより、啓太様が嫌がってるのに、何やってるんだ!」
小さくても、愛しの啓太の嫌がる顔が見たくないたゆねは、ようこが相手だとしても、怯えずに激昂した。
「何って!じゅにゅーでしょ!」
「バカ!赤ん坊じゃないんだから、授乳する必要なんてないだろ!」
「そうだな、見てくれはもう幼児なんだ…たゆねの方が正しい」
喧嘩している二人の間に入り、たゆねに味方するごきょうや。
だが、それが気に食わなかったのか、ようこは額に青筋を立てて、手に霊力を溜めていた…。
「ふーん、そう…そんなに死にたいんだ…」
「くっ!そ、そんな脅し…効かないからね!」
徹底的にようこに抗戦するたゆね。
その腕の中では、啓太が恐怖のあまりに震えていた。
350前468:2006/09/21(木) 20:37:48 ID:f/T24bYu
2 ようこ、きらいっ!

「たゆね…ケイタを返しなさい…さもないと…」
「うっ…い、嫌だ!お前に啓太様を返したら!啓太様が可哀想だ!」
「た、たゆね…!」
たゆね、ごきょうやとも、怒り心頭のようこから一歩も退かず、懸命に啓太を守ろうと、彼女の脅しを耐えていた。
「そう、ならいいわ…しゅくちを使って啓太を奪ってから、あんた達を丸焼きにしてあげる…」
「ようこさん!やめて下さい!」
「うるさい!なでしこ…今の私はあんたでも止められないわよ…」
「ど、どういう意味ですか?」
口元をニヤッとして、自信ありげな表情で、なでしこを威嚇するようこ。
「言い忘れてたけど、呪いにはねぇ…何故か知らないけど、霊力を高めてくれるっていうサービスもついて来たのよ…この前ちょっとだけかるーく、じゃえんを使ったらね…お山が一つ、一瞬で消えたの」
「よ、ようこさん…じゃえんで、山一つって…そんなに…」
「ええ、綺麗さっぱりね…まぁ、どのくらいの強さか例えると…あの漬物石が30000あっても足りないわね」
「さ、30000でも足りない!?」
ようこのその言葉に、さすがのせんだんも冷や汗を覚える。
「設定に無理があるんじゃないでしょうか…ようこさん」
「いいの!こうでもしないとケイタ取り返せないじゃない!」
何か、適当に10倍界○拳でも使ったかのようになっているようこに、なでしこが冷静にツッこむ。
「じょ、冗談だよね…ようこ」
強気であったたゆねも、破滅的なようこの霊力に、先ほどの姿勢を崩し始めていた。
明らかに怯えている様子…ようこは更に悪ぶった顔を見せ付けると、ウソではない事を証明する。
「冗談かどうかは、あんたの後ろの犬神を見てみれば分かるんじゃないの?」
「えっ?…あっ!いまり!さよか!」
たゆねの目に映ったのは、床に伏して震えているいまりとさよかの姿であった。
その他にも、フラノ、てんそう、いぐさ、ともはねも、ようこからなるべく離れて、恐怖に引きつった顔になっていた。
「うっ…」
「ごきょうや!」
「わ、私なら…大丈夫だ…それより啓太様を…」
床に膝をついて、プレッシャーに苦しむごきょうやは、自分ではなく愛すべき啓太の身を案じている。
「ど、どうやら…冗談では…ないよう…ですわね」
「ええ〜、これで分かってもらえたかしら?」
禍々しいプレッシャーに、せんだんの声も上ずっていて、なんとか立っているのが精一杯だった。
「ようこさん…」
「なでしこ…やっぱりあんたは平気なんだ」
「本当に止めて下さい…本気で怒りますよ…」
「いいんじゃない〜、別に怒っても」
勝つ自信は充分にある…目に映るなでしこは、蟻よりも小さく思え、指先でプチン!と潰せそうにようこは感じた。
351前468:2006/09/21(木) 20:38:49 ID:f/T24bYu
「さぁ、怒りなさいよ!」
ようこは、髪を掻き揚げて、なでしこを挑発する。
「ようこさん…!」
お腹に力の入ったなでしこの声が、応接間に響いて、ようこの霊力を拡散していく。
「このままでは…町一つ所じゃ…済みませんわ…!」
膨大な霊力の衝突が、起きた場合の事を想像するせんだん。
彼女の言うとおり、今の二人が戦闘を行えば、大惨事へと繋がる。
「へぇ〜、やれば出来るじゃない…やらずのなでしこさん?」
「ようこさん…行きますよ…」
グッ!と身体全体に霊力を帯び、戦闘へと移行しようとする二人…もはや止めようが無いのかと、皆が絶望へと堕ちそうになっていたその時。
「ようこお姉ちゃん嫌い!」
「へ?け、ケイタ?」
たゆねの腕の中で、不機嫌そうな顔している啓太の一言で、シュゥゥ…と霊力が身体から抜けていくようこ。
それに伴い、冷静さを取り戻したなでしこも、いつも通りの彼女に戻っていた。
「け、啓太様…?」
「い、今、なんて言ったの?」
不安そうな顔で、啓太が今言った事が空耳だと思い込み、もう一度聞いてみるようこであったが、次の言葉は更に酷く。
「やだっ!ようこお姉ちゃんなんかどっか行っちゃえ!」
という子供である故の無慈悲な言葉であった。
「ど、どっかいっちゃえ…どっかいっちゃえ…?」
暫く、啓太の言葉を理解出来なかったようこ。
諦めが悪く、啓太から否定を受け入れない彼女は、何度も啓太の言葉を連呼すると、彼女の顔は悲しみに歪んで、今までに見せたことの無い泣き顔を曝した。
「ひっぐ…えぐっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーん!」
「うぐっ!な、何だよ!この泣き声は!」
物凄いようこの、泣き声の音量が、全員の脳に揺さぶりをかける。
「ケイタに、ケイタにきらわれたぁぁーーーーーー!」
「痛い!頭が痛いですわ!」
耳を抑えても、直接脳へと進入してくるようこの泣き声は、ケイタを含む11人全てに苦痛を与える。
「うえぇぇぇぇん!もういきていけないよぉぉぉーーー!」
もうようこは、何をやっているのか分かっていないだろう。
泣きながらゆっくりと歩き始めると、何を言っているのか分からない叫びを上げて、応接間を出て行こうと、廊下に続くドアへと向かって行った。
だが、そこがドアだと理解していないのか、豪勢に頭をぶつけて倒れると、しゅくちを使って何処かにいなくなってしまった。
352前468:2006/09/21(木) 20:39:36 ID:f/T24bYu
「よ、ようこ…?」
啓太を抱かかえているたゆねが、ようこの名を呼んだが、彼女の姿は既にない。
あるのは、ようこの泣き声で破壊されたガラス窓やテーブルの残骸であった。
「た…助かりましたわ…」
ようこの重圧から逃れられ、へなへなと内股で座り込むせんだん。
なでしこも、相当の恐怖を感じていたのか、息を乱しながら、額の汗を拭っていた。
「皆さん、無事ですか?」
「う〜ん、何とか…」
「私も〜」
なでしこの問いに、いまり、さよかがフラフラになりながら答える。
「ともはねは?」
「だいじょうぶぅ〜…」
余ほどの事だったため、まだ霊力の低いともはねは、目を回しながら壁にもたれかかっていた。
「しかし…啓太様があの時、ようこを嫌いって言ってなければ…私達は死んでいたな…」
「そうですね〜、フラノもあの時は動けなかったですぅ…」
「死ぬかと…思った」
「ふぇぇ…薫様と啓太様のショタコンが…」
てんそう、いぐさは、バラバラになった、スケッチブックと紙切れを、せかせかと集めていた。
「…命があっただけでも良かったと思うんだ…」
ごきょうやは、お尻をパンパンと叩いて、埃を落とすと、たゆねに抱っこしてもらっている啓太に近づき、優しく頭を撫でる。
「啓太様…有難うございます」
「…えへっ」
まだ穢れを知らない(もう知ってしまっているのだが)啓太の笑顔が、ごきょうやの胸をドスン!と貫く。
「(か、可愛い!今すぐ食べたいっ!というか食べてください!と神の思し召しだぞ、これは!)」
ショタ気が、あるのかないのか知らないが、欲が抑えきれなくなっているごきょうやは、片手をワキワキさせながら、啓太を掴もうとしたのだが。
「こらっ!ごきょうや!」
たゆねに手を払われて、見事に阻止される。
「あっ…つい…」
ごきょうやは、手の甲の痛みにハッとすると、正気に戻り、啓太に申し訳無さそうにしている。
「ったく、油断も隙もないよ!」
と言いつつも、目の奥では啓太を獣の目で捉えて、ここぞと好機を待っているたゆね。
「なでしこ…お聞きしたい事があるの」
「何ですか…?せんだん」
まだ座り込んでいるせんだんは、真剣な眼差しで、なでしこを見ると、扇を開いて顔を半分隠した。
353前468:2006/09/21(木) 20:40:18 ID:f/T24bYu
「あの時…貴方はようこに勝てました?」
「……いいえ」
率直に答えるなでしこに、やっぱり…という顔で納得するせんだん。
「そうでしょうね…見ていて分かりましたけど…あの時の貴方…本当は動けなかったんじゃなくて?」
「はい…その通りです…形だけは構えてましたが…その後はもう…」
なでしこの独白に、一同がざわつく。
ようこに恐れられている自分でさえも、今の彼女にとっては赤子同然であったと、皆に言っているようなものであった。
ようこの圧倒さを思い出し、シーンとする室内…誰もが重苦しく口を閉ざして、黙り込んでいる。
「ま、まぁ…過ぎたことを悩んでも仕方ないしさ…それよりも、今は啓太様をどうするかだよ」
と、たゆねが、重い空気を払うように、抱かかえている啓太の処遇を聞いた。
「そうですね…ようこさんが拒絶されたから…啓太様は一人ぼっちなんですよね」
「ん?そんなに悩む事でもないだろう…」
ごきょうやは、何か良い提案を思いついたのか、キリッとした顔で皆に考えを聞かせた。
「私達で預かればいいだけの話だろう?」
「あずかるって…啓太さまを!?」
ともはねが、ごきょうやの提案に驚く。
「そうだ、今の啓太様は純粋な子供だ…こんな子供を一人で放って置いたらどうなる?」
「誘拐…そして調教…最後には肉奴隷…男の子なのに女の子の服を着せられて…うふふふ」
「い、いぐさ…何言ってんだよ…」
「いぐさ…最近おかしくなってきた…」
眼鏡を光らせて、不敵な笑みを浮かべるいぐさに、たゆねは元より、てんそうも少し退く。
「ご、ごほん!そ、そこまではいかないが、ショタコンの魔の手による誘拐の危険性はある!そこで!啓太様は私が!」
「ごきょうやがショタコンだろ!」
ごきょうやの啓太強奪突進を、ヒョイッと回避するたゆね。
案の定、ごきょうやは、スイーっと応接間の床を、ボブスレーの様に滑っていった。
「ご、ごきょうや…」
「け、啓太さまー…」
壁に頭をぶつけて目を回しながら、気絶するごきょうやを見て、なでしこは、アーメンと祈りを捧げた。
「ごきょうやちゃんは駄目だとして、どうするんですか〜?」
フラノが、リーダーであるせんだんに聞くと、彼女は。
「こういう場合は、白骨遊戯…むぐっ!」
「せんだん…それは禁忌だから無理です」
なでしこは、これ以上言わせないように、せんだんの口を思いっきり塞ぐ。
そのせいで、あろうことか、せんだんは気を失い倒れてしまった。
「せんだん…」
この時、本当はようこではなく、平然とした顔で仲間を殺れるなでしこが、一番怖いと皆は思った。
354前468:2006/09/21(木) 20:41:02 ID:f/T24bYu
3 けものたちっ!


 結局、割り箸くじ引きで啓太を誰に預けるか決めた一同は、気絶しているせんだん、ごきょうやを抜いて、勝手に話を進めていた。
そして、見事に当たりクジを引いたのは、啓太をようこから守った、他でもないたゆねであった。
でも、当たって当然である、何故なら、当たりの棒に匂いをつけて、必ず引けるようにと、イカサマしていたからであった。
「じゃあ、ボクで決定だね!」
「えーっ!たゆね、ずる〜い!」
いまりが不満そうに頬を膨らませる。
「何でずるいんだよ!くじ引きだから公平だろ!」
「だってだって!さっきも、たゆねが啓太様を抱っこしてたし〜…」
さよかもいまりと同じく、不満タラタラであり、たゆねにイチャモンをつけてくる。
「(…あれ?このクジが当たりだった気が…たゆねにしてやられました?)」
イカサマをしたのに、ハズレになったなでしこが、誰にも悟られないように、黙ったまま片手で、持っていた割り箸をへし折った。
「う〜、あたしも啓太さまと一緒が良かったのに〜」
ともはねは、ハズレてしまい泣きそうな顔で、引いた割り箸をカミカミしている。
「せっかくのショタのモデルが…身体が…」
別の意味で残念だと、涙を流しているいぐさ。
「まぁ…まぁ…」
それを宥めるてんそう。
「あーあっ…フラノと一緒なら、夜のお勤めも充実しているのに〜」
「充実させるなっ!」
何を垂らし込ませようとしているのか知らないが、フラノはハズレた割り箸を投げて、つまんなそうに愚痴を言う。
「たゆね〜、本当は何かイカサマしたんじゃないの〜?」
どうしても不服ないまりが、カマをかけるように、疑い深くたゆねに聞いた。
「な、何を!バカな事を!」
と分かりやすいご丁寧な返事を返してくれたたゆね。
「だってさ〜、このクジ作ったのたゆねだし〜」
「最初に引いたのも、たゆねだったし〜」
双子の疑いの目が、たゆねに、じろ〜っと向けられる。
「で、でも、ビンの中に割り箸入れてシャッフルしたのは、なでしこだろ!」
「そうですけど…私はハズレでしたよ?」
バッキボキに折れている割り箸を、たゆね達に見せるなでしこ。
その凄まじい折れ具合に、これ以上はなでしこのせいにしない方が良いな、と三人は思った。
「と、とにかく!ボクはイカサマなんてしてない!」
逃げるようにいまり、さよかから離れると、ちょこんとソファーに座っている、啓太の隣に座るたゆね。
「さぁ、啓太様…お部屋に行こう?」
たゆねは、啓太の手を取り、優しくエスコートする。
意外と面倒見の良い彼女には、啓太のお守りも適任であろう。
355前468:2006/09/21(木) 20:42:45 ID:f/T24bYu
「ボクの事は、たゆねでいいからね」
「たゆね…?」
「なーんか、むかつく〜」
「むかつく、むかつく〜!」
やっぱり納得いかない、いまりとさよかは、ぶーぶーとブーイングをして、たゆねに抗議した。
「う、うるさいっ!いつまでもしつこいぞ!啓太様、こんなバカほっといて行こう!」
「あ…うん、じゃあね…いまりお姉ちゃん、さよかお姉ちゃん」
たゆねに連れられて、応接間を後にする啓太は、いまりとさよかに小さく手を振って、お別れの挨拶をした。
「聞いた?いまり」
「聞いた聞いた!さよか!」
「お姉ちゃんだってー!」
啓太に、お姉ちゃんと呼ばれたのがそんなに嬉しいのか、二人は手を合わせて、ぴょんぴょん跳ね飛びながら、応接間を出て行った。
「ぷにぷに啓太様と一緒に寝たかったです…」
「フラノ…今、犯罪的な事考えてたでしょ…」
フラノの心を読んでいたかのように、てんそうは、スケッチブックに啓太を襲っているフラノを描く。
「そんなそんな!フラノは啓太様を癒してあげたいだけです〜」
「目が据わっていますね…」
なでしこが言うと、皆が「うん」と頷き、一同が溜息をつく。
「ショタ啓太様が拘束具で…薫様が鞭を打って…うふふふ」
「いぐさ…分かったから…もう行こう…」
「あ、待って、てんそうちゃん!」
いぐさは、完全に一人の世界に入って、啓太が虐められる姿を妄想しており、見かねたてんそうが、いぐさを引っ張って、応接間から出て行く。
そして、フラノも気絶したままのごきょうやを起こすと、肩を組んで、二人の後を追うように出て行った。
「みんな行っちゃったね」
「そうだね、それじゃあ、私達はせんだんを部屋まで送りましょう」
「うん」
なでしこは、気絶させたせんだんをヒョイッと担ぎ上げると、ともはねと手を繋いで、誰もいなくなる応接間を後にした。
彼女達は知らない…本当に危ないのは誰だったのかを…。
356前468:2006/09/21(木) 20:44:48 ID:f/T24bYu
4 むきだしのどくがっ!

 たゆね自身にも、それを抑える事は出来なかった。
部屋の自分のベットの上で、ちょこんと座っている啓太に、性の衝動を感じてしまっている。
たゆねは、ドアを背にして立ち、後ろ手で鍵をカチャッと閉めると、口元に小さな笑みを作っていた。
「啓太様」
「なに?たゆねお姉ちゃん」
懐いてくれたのか、声を掛けても人見知りもせずに、たゆねに返事をする啓太。
自分の小さな笑みは大きくなり、目までもニヤついていることに、たゆねは気づいた。
「(啓太様…可愛すぎ…)」
何も知らず大人しくしている啓太に、たゆねの気持ちが昂ぶってくる。
「どうしたの?」
「ううん…何でもないよ…」
たゆねの様子に、啓太はクリっとした目を彼女に向け、疑問符を浮かべる。
「うっ…ダメだよ…啓太様…そんな顔で見ないで」
穢れさえも記憶からなくなってしまった啓太の視線は、ズブリ!とたゆねの胸に刺さる。
「我慢、今はまだ我慢…」
暗示のようにブツブツ言いながら、たゆねは啓太の隣に腰掛ける。
「わぁーい、たゆねお姉ちゃん」
と、たゆねが横に座った瞬間、啓太は甘えて抱きついた。
「!」
「たゆねお姉ちゃん…ようこお姉ちゃんよりふかふか〜」
「!?」
啓太が露出しているお腹に、顔を当ててギュッと抱きついてくる。
「いい匂い…大好き…」
「(ぷちっ!)」
幼くても大好きな啓太は啓太。
彼の「大好き」と言う言葉に、半壊しかけから完全に理性がぶっ飛んだたゆねは、犯罪者の顔になっていた。
「(啓太様を…犯す!)」
ゆっくりと視線が移動して、抱きついて安らいでる啓太を見つめる。
「啓太様、ボクに抱きついていて気持ちいい?」
「うん!」
「そっか…なら、もっと気持ち良くしてあげるよ…」
そう言うとたゆねは、啓太の背中に腕を回すと後ろに、ぺたんと倒れ込んで、啓太を押し倒す形になる。
「ふぇ?」
「啓太様…今の啓太様は憶えていないかもしれないけど…ボク達…こうやって愛し合っていたんだよ」
じゅるり、と啓太の幼い頬肉を舐めて、自分と啓太が肉体関係を持っていたことを独白する。
だが、今の啓太にはよく意味が分からなく、頬に感じる熱い気持ち良さに、ボーっとしていた。
「た…ゆね…おねえ…ちゃん…?」
「安心して…今日はボクが啓太様をいっぱい犯してあげるからね…」
「おか…す?」
無防備にぽかーんと開いた口を、ちゅ〜っと吸い込み、唇を執拗に舐め回す。
前の啓太に仕込まれたたゆねの舌技、キスは、今の啓太には刺激が強すぎ、もう何も喋らなくなってしまった。
357前468:2006/09/21(木) 20:45:32 ID:f/T24bYu
「じゃあ、服を脱ごうね〜」
たゆねは、啓太から一度離れると、パサッと自分の服と下着脱ぎ捨て、万歳状態で呆けている啓太に跨った。
彼女は、啓太のシャツに手を掛けると、スルッと一瞬で脱がして、小さな胸板に顔を埋める。
「んっ…啓太様の匂い…溶けちゃいそう…」
くんくんと匂いを嗅ぎつつ、胸から腹部…そして、段々と下腹部へ顔を移動させていくたゆね。
引き締まった雄の匂いではなく、柔い男の子の匂いに、女性器がある股の間がキュンと熱くなっていく。
「啓太様…いい匂い…凄く興奮する匂いだよ…」
「コーフンする…?」
「うん…もう我慢出来ない…ごめん」
たゆねの指が、啓太の腰周りに絡まっていき、半ズボンとパンツをゆっくりとじっくりと下ろしていく。
自らの手で露になる啓太の下半身に、鼓動が速くなるたゆね。
「ふふ〜…啓太様のちっちゃな…ちっちゃな…おち…」
カチン…と凍ったように時間が止まる。
目の前にある反り勃ったモノが、まるで時間制御の役割を果たしているように。
「嘘…変わってない…」
小さな身体にアンバランスなモノが、啓太の股間にはついている。
それはまさしく、いつも自分が愛でていたものであり、可愛がられていたモノでもあった。
「ごくっ…」
たゆねは思わず唾を飲んで、いつも自分が啓太に虐げられている様子を思い浮かべる。
身体中に擦り付け、白い汚濁した液体を注がれ、啓太の物と成り下がった身体が燃える。
今度はボクが…ボクが匂いを付ける番だ…とたゆねはどす黒い感情を生み出した。
「啓太様…ペロペロするからね」
「えっ…ひゃっ!」
ペニスの根元をキュッと掴まれ、先端に感じる温かくぬめっとした何か。
啓太はこの身体では初めての未知の感覚を、全身に流れる電流と共に受けていた。
「んっ…れろっ…ちゅっ…」
「はぁ…はぁ…くぁぁ…んっ」
「ふふ…息を乱して…可愛い…」
か弱い小さな荒い息を吐き、たゆねの攻めに身を委ねる。
たゆねは笑みを浮かべ、横笛を吹くようにペニスの竿を唇で挟んで上下させる。
啓太のペニスに、ちゅる、ちゅる…とたゆねの唾液が竿に塗られていき、10回扱く間にはテロッとした輝きを放つようになっていた。
「啓太様…今度はお口の中でしてあげるね」
えせ慈母の顔を作ると、今度は亀頭を口膣内へと含み、そこだけを、ちゅぽちゅぽっと口淫をする。
口の中ではピクピクと脈打つペニスに、たゆねの舌が揺り篭のように添えられる。
そして、口膣内と舌の上で擦られ、啓太は小さな悲鳴を上げた。
358前468:2006/09/21(木) 20:46:24 ID:f/T24bYu
「あっ…!ああぁっ!」
「…じゅる…じゅるる」
キューっと唇を窄めて、口膣内のペニスを圧縮し、強引に吸い上げるたゆね。
亀頭だけに集中する彼女の口の柔らかさ、温かさにねちっこさが、幼き啓太を破壊していく。
「い、いやっ…!」
「…んっぐ…女の子みたいですね…」
「ち、ちがう…僕、男の子だよ…うあぁあ!」
「じゃあ、男の子なら…これにも耐えられるよね?」
ちゅぽんっと啓太のペニスから口を放し、先端の鈴口を舌先で優しく穿り、彼の射精を促す。
いつもの啓太ならば、幾分かは耐えられるだろうが、快感すら忘れている身体には、そのおぞましい程の攻めに耐えられる筈もなく、啓太はガクガクと腰を震わせ始めた。
「ちゅる…何かでちゃうの…?」
「う、うん…」
「じゃあ、たっぷりボクにかけて下さいね…ちゅーっ!」
素直に答えたご褒美か、たゆねは亀頭の先に口付けをすると、激しく吸い上げた。
「あ…あぁぁ」
震えていた腰が砕け、嗚咽と共に顎を上げて歯を食いしばる。
神経が股間の先にだけ集中し、もはやそこ以外の身体の感覚は無くなっていた。
そして、またも女の子のような声で絶叫すると、その外見からは想像できない、熱く白い汚液をたゆねの舌上にぶち撒ける。
「あっ!…精液…いっぱい…んくぅ…んっ」
ピチャッ!ピチッ!と水を弾く音が、たゆねの柔肌に精液がぶつかる度に聞こえる。
あの時の啓太と何も変わっていない…野卑なる臭い、身を焦がすような熱さ、そして、彼の味…。
たゆねは、顔射をされてドロドロになった顔を両手で拭き、掌に集まった精液を口へと運ぶと、飲み込みはせずに、啓太に顔を近づけた。
「んっ…見て…啓太様ので…お口の中、白くなっちゃったよ」
「こ、これ…僕が出したの…」
「そうだよ…ほら、舌でボクの唾液と混ざって…あはっ…余計にネバネバしてきた…」
たゆねは魅せる様に、口膣内で啓太の精液を転がしては、少しずつ喉の奥へと飲み込んで、雄の味をテイスティングする。
彼女の淫行に、むわっとした自分の雄の臭いと、彼女の甘い匂いが混ざり合い、啓太の鼻をついた。
「こくっ…ふぁ…美味しかったよ…」
たゆねは、口膣内に粘りのある精液を残したまま、提供してくれた啓太に感謝を述べる。
だが、ぐったりとしている啓太には聞こえていないのか、息を絶え絶えしく吐いて、プルプル震えていた。
359前468:2006/09/21(木) 20:47:18 ID:f/T24bYu
弱った啓太の姿は、ガシッ!とたゆねの心を鷲掴みにし、凶悪なまでの独占欲を生み出す。
たゆねは、それに忠実に従い、仰向けで果てている啓太を抱き寄せると、彼を壁に背をもたれさせる。
その後、彼女が対面するように啓太の腰に跨ると、女性器の陰唇に啓太のソレを這わせた。
「啓太様…まだ治まらないよね?」
膣口から流れ出る愛液で、亀頭から竿までを濡らし、満遍なくコーティングしていく。
啓太はその光景に見惚れて、時折、ペニスをピクピクさせては、擦り合わせてくる彼女の陰唇に、にゅるっと滑らせる。
「…んっ…たゆねお姉ちゃん…」
「…あっ…そう…すごい…いい感じ…」
受けばっかりだった啓太が、自らの意思でペニスを動かしている。
嬉しくなったたゆねは、惚悦とした顔で啓太に微笑みかけ、腰と連動して動いているペニスに優しく手を添えると、キューっと上に搾り上げた。
「啓太様…今度はボクを満足させて…」
「う、うん…」
今からやる事を、大体の事は分かっているのだろう。
啓太の視線は、ジッとたゆねの膣口に注がれている。
「挿入れるからね…」
たゆねは、握っていた啓太のペニスから、あてがっていた膣口を一旦を離すと、陰唇を指先で拡げて亀頭を挿入させ始める。
何度も味わった啓太のペニスであったが、やはり浅くて小さなたゆねの秘所は、ギチギチと挿入っていくペニスに悲鳴を上げた。
「太…いぃ…」
相変わらずの太さを保ちながら、どんどんと奥深く、膣壁を嬲りながら進入していく。
たゆねは目を瞑りながら唇を噛み締めると、子宮口にツンと亀頭が当たったのを感じる。
そして、目を開けて接合部を確認すると、ペニスを根元までズッポリと咥え込んで、ヒクヒクしている自分の秘所が映った。
「んんー…はぁ…全部挿入っちゃたね…えっ!?」
「あっ…」
とペニスを全部咥えこんだのも束の間。
啓太がガクガクと震えて、虚空を見つめている。
途端、たゆねの膣内に、びゅるる!びゅる!と熱い啓太の精液が注がれた。
「あ、そんな…ふぁぁ…挿入れただけで…射精しちゃうなんて…はぁ…ふぅ…」
膣内はおろか、子宮内にも流れ込む熱い汚液。
先ほどの陰唇での愛撫が強すぎたのか、ギュッ!と締まるたゆねの膣内との相乗により、啓太は我慢できず射精してしまった。
「あぁぁ…もう…啓太さまぁ…いきなりなんて…」
たゆねは、まだ膣内に放射されている中、お腹の熱さにうっとりしながら、啓太を甘く叱咤する。
「はぁ…はぁ…ご、ごめんなさい…」
「ダメ…許して欲しかったら、もっとボクを満足させるんだ」
首をカクンと落としている啓太の顎を手で上げると、たゆねは、彼の唇をチロチロと舐める。
360前468:2006/09/21(木) 20:48:11 ID:f/T24bYu
「…んちゅ…ちゅるぅ…」
「んっ…お姉ちゃん…あっ」
小さく薄い唇ではあるが、それが逆に良く、たゆねは、口の端から歯茎、歯の一本一本を舐め…そして、覆うようにして口を塞ぐと、喉奥まで舌を挿入し、啓太の口膣を私物のように扱う。
「ぷはぁ…ふぅ、ふぅ…美味しい…」
「あぅ…」
存分に堪能してニコッとしたたゆねは、唇を離して、啓太を抱き寄せると、彼を腹上に乗せるように体位を変える。
その体勢に、ズブリと挿入されていたペニスは、更に奥まで咥え込まれて、啓太に快楽の苦痛を味合わせた。
「啓太様…動いて…」
「う、うん…」
ギュッ…たゆねの美しい健康的な足が、啓太の小さな腰に纏わりついて、逃がさないようガッチリと拘束する。
それが合図だと分かった啓太は、健気にたゆねを満足させようと、慣れない腰つきで、彼女の膣内を突いたのだが。
「え…う、嘘…?あっ!ああん!」
初心故に、啓太の腰の動かし方は不定期であり、ペニスは角度を変えながら、たゆねの膣壁をグリっと抉る。
予想外の行動に、啓太との激しい性交の経験あったたゆねでも、その虐めに近いペニスでの愛撫に、いつもの喘ぎ声を吐いていた。
「うぁ…あぁ…ふわぁぁ…!」
「たゆねお姉ちゃん、たゆねお姉ちゃん!」
記憶に無い彼女の膣内の狭さと熱さに、たゆねの名を呼ばずにはいられない啓太。
気持ち良さに、身が溶けそうな思いで、無我夢中で腰を振り続ける。
「…これ…これだよぉ…はぁぁ…これでこそ啓太さまだよぉ…」
口から舌をピンッ!と伸ばして蕩けそうになっているたゆね。
ペニスと膣が擦れる度に、先ほど膣内に染み込まされた啓太の精液が、愛液と共にたゆねの丸いお尻を流れ落ちていく。
「あぁ!おちんちんが、熱いよ、お姉ちゃん!」
「うん、ボクも!ボクもお腹が火傷しちゃうぅぅ!」
腰に力が入り、上体をそのままに保てなくなった啓太は、ぱたんっ!と、たゆねの大きな乳房の間に顔を落とす。
たゆねは、蕩けた顔でクスッと笑うと、啓太の背中抱きしめていた手を、自分の乳房に持ってくると、ぷにゅ〜と真ん中に寄せて、彼の顔を圧縮する。
「うぷっ…うぅぅ」
「啓太様…そのまま…んっあっ!」
「あっ、ああぁ…また射精ちゃう…射精ちゃう!」
両頬に感じる柔らかいたゆねの乳房と、ペニスをギッチリと膣内に、啓太は背中から力が抜ける感覚に襲われる。
パチパチッ!と柔肉のぶつかりあいが、バチュン!バチュン!と大きくなり、啓太がいかに限界になっているのかを物語っていた。
361前468:2006/09/21(木) 20:48:56 ID:f/T24bYu
「あぁああ…」
「んっ…んんっ…啓太さま、啓太さまのが、ゴリゴリってぇ!」
より一層激しく膣壁を嬲り、子宮口をヅンヅンと突き上げる。
「ボクを、ボクをこんなにしてぇ!ひぃあぁ!」
「ごめんなさい!ごめんなさい!あぁっ!」
射精間近の啓太のペニスは、挿入した時よりも太くなっていた。
もう限界…とたゆねは、啓太の腰に絡ませていた足を、ギュゥゥと締める。
「あっ…!」
そのおかげで、望まないのにずっぽりと根元まで挿入する事になった啓太は、目を瞑ってガクン!と腰を落とす。
そして、3度目になる種子を、鈴口から噴射させて、たゆねの奥深くのめしべに種付けをした。
「ふわぁぁ…ああ…」
「奥で出てるぅ!すごい!すごいっ!壊れちゃうー!」
満タンになりそうな子宮に流れ込む種子に、感動と快楽を覚えながら、たゆねは絶叫する。
啓太は、満足そうに笑みを浮かべているたゆねを見ると、約束を果たせて安心したのか、そのまま彼女の胸の間で寝息を立て始めた。
「はぁ…あぁ…はぁ…良かったよ…啓太さまぁ…」
膣内で動き弾ける精液に、たゆねは悦びながら、自分の上で寝ている啓太の頭を撫でる。
「啓太様…これからも…ずっと一緒にいようね…ボクはどんな啓太様でもついて行くよ…」
それだけを言うと、啓太と自分の間に手を入れて、腹部を擦るたゆね。
小さく蹲って眠っている啓太を見つめる彼女の顔は、本当に慈母のようであった…。
362前468:2006/09/21(木) 20:49:43 ID:f/T24bYu
4 まどうぐっ!

チュ、チュチュン、チチチと朝を告げる雀の鳴き声が、たゆねの部屋に響き渡る。
「う〜ん…啓太様〜」
昨日の情事で、まだ疲れが残っているのか、たゆねは、寝言で啓太の名を呼び、涎を垂らして眠っていた。
そのたゆねと一緒に寝ていた子供啓太の方はと言うと、既に目を覚ましており、たゆねのベットから身体を起こしていたのだが。
「あ…あああ!」
何故か自分の身体を触っては、絶望に打ちのめされた顔で、苦しみの声を上げていた。
「お、俺…な、何だ…ど、どういう…!」
どうやら自身の身体に変調をきたしており、言葉が途切れ途切れにしか出ない様子である。
啓太は、ゆっくりとベットから腰を上げると、まだ服を着ていない裸体で、たゆねの部屋に置いてある彼女の手鏡を手にとって、恐る恐る自分の顔を覗き込んでみた。
「ま、マジかよ…」
鏡に映って反射する自分の顔が目に飛び込んでくる。
しかし、それは自分が知っている自分の顔ではなかった。
茶髪で少し長めであった髪は、いつのまにか首まで伸びており、青黒く綺麗に光っている。
下に移って瞳…碧眼であった両の目は、黄金に近い目の色に変わっていて、その双眸に映る健康的だった肌は、真っ白と言っていいほど白く美しいものである。
そして更に下に移り、華奢ではあるが、しっくりとしている自分の裸体。
その姿は正に、自分の従兄弟であり、ここの主人でもある薫にそっくりであった。
「てか!俺、薫になってるじゃん!」
一人でツッコミを入れて、啓太ではなくなってしまった自分の身体に絶望を感じる啓太。
どったどたと朝からフルチンでたゆねの部屋中を走り回り、もはや精神に異常まで来たしそうである。
何も事情を知らない薫の犬神達が、これを見たらどうなるであろう。
しかし、神の悪戯とは無常なもので、その場にはたゆねという薫の犬神がいるではないか。
そして、走り回っている啓太の騒音に、目覚めさせないわけにはいかないのがお約束である。
「あぅぅ…うるさいなぁ…」
やはりと言うべきにたゆねが、啓太に別の意味で無理矢理起こされて、不機嫌そうに目を擦り、ベットから身体を起こした。
「た、たゆね…」
「ん〜?啓太様…いくら元気だからって…朝から……え、か、薫…様?」
「お、おはよう…お、俺、啓太だよ」
「い、いやぁぁぁぁ〜!」
真面目で優しい主人である薫が、目の前で啓太サイズの象さんをぶら下げて挨拶をすれば、こうもなろう。
彼女の悲鳴は屋敷中に広がり、薫の犬神達がたゆねの部屋に集う。
「どうしたんですの!たゆね…か、かかかか!薫様…!」
「いやっ…いやっ!」
「ち、違うんだ!これは、俺は啓太で!」
床に内股で座り込んで嫌がるたゆねと、その彼女の眼前に象さんを突きつけて、真っ青な顔になっている薫、基、啓太。
その異様な光景に、リーダーであるせんだんが、ドアの前で固まって石化したまま前に倒れ込む。
363前468:2006/09/21(木) 20:50:28 ID:f/T24bYu
「か、薫様…まさかそんな趣味が…」
「み、見損ないました〜…本当は啓太様より変態だったなんて〜」
なでしこは両手で顔を覆いながら、フラノは軽蔑の眼差しを。
「うわ〜、薫様ヘンタイ〜…」
「ヘンタイ〜…」
「い、いまり、さ、さよか…ち、違うんだよ…お、俺は啓太で…うわっ!」
何処から取り出したのか、いまりとさよかは大きな鋏を持って、近づく薫の姿の啓太を威嚇する。
「啓太さまがヘンタイなのは許せるけど…薫さまが…」
「と、ともはね〜…」
ともはねは、しかめっ面で薫の姿の啓太から離れていく。
「…薫様…すいませんが、そのまま…」
「…冬コミ、冬コミ」
他の犬神達とは違い、象さんの部分を修正した絵を描き始めるてんそうと、同人誌の考案を思いついたいぐさ。
「最低です…薫様…」
もう顔を見せてくれないなでしこの冷たい言葉が、薫の姿である啓太の心に喰い込み、象さんまでもしょぼんとしてしまった。
「な、なでしこちゃん!お願いだよ!俺の話を…!」
と啓太が勢い余って振り返ると、萎えていてももの凄い象さんが、彼女達の視界にモロに入ってしまった。
「きゃ、きゃぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー!」
「う、うぎゃぁあああぁあ!」
見てはいけないものを見てしまった彼女達は、たゆね、なでしこ、せんだん、ごきょうや以外が6人分のフライパンを構えると、主人である薫の姿の啓太に一気に殴りかかった。
「お、俺って本当に総受けなのねーー!」
ボコスカボコボコ!と連続で滅多打ちにされる啓太。
その暴行が終ったのは、象さんのサイズで啓太と分かったごきょうやが止めに入ってから5分後の事であった。
その後、虫の息になっていた啓太から、魔道具の呪いのせいで、薫の姿になったと聞かされた犬神達は、本物の薫が帰ってくるまで、啓太を遊び道具としてひっちゃかめっちゃかにしていた。
啓太への虐めは1週間続いたらしく、その間、ごきょうや、たゆね、なでしこは、薫の姿であった彼に、とても冷たかったらしい。

364前468:2006/09/21(木) 20:51:15 ID:f/T24bYu
啓太が薫の姿になっている間、それを利用してちょっとした悪戯をしていた少年が、川平の宗家へと訪れていた。
「おはようございます、榧様…仕事の件、無事に終えました」
「だ、誰じゃお前は!」
「はい、啓太ですが…どうかしましたか?」
「け、啓太様が…せ、正座している…」
「はけ…僕が正座しているのはおかしいかい?」
「…ワシはもう…死んでるのか…?」
啓太でなくなった啓太に絶望し、いきなり後ろに倒れて仰向けになる榧。
逸早く反応したはけは、大慌てであった。
「か、榧様!榧様ーーーーー!」
「(あれ…やりすぎちゃったかな?)」
と小さく笑みを浮かべて、ポケットから魔道具を取り出している啓太の姿があった。
しかし、それが本当に啓太なのかは不明で、それを証明するように宗家の門前には何故か、大泣きしているなでしこがいた。
「うえ〜ん、もうなでしこでもなんでもいいわよ〜、だから、ひっく…ぐすっ…ケイタ〜、見捨てないでぇ…」
そのなでしこである犬神は、主人である薫ではなく、啓太の名を叫びながら一人空しく空へと猛っていた。

番外編おわり。
次は多分、いまりとさよか…だと思う。
365前468:2006/09/21(木) 20:53:47 ID:f/T24bYu
終った…やっとこさっとこ…。
もう書いては恫喝、書いては恫喝!…やっとまとまって投下する事が出来ました。
上にも書いたとおり、誤字、脱字等は勘弁くだせぇ…後、パラレルですのでそこも勘弁。

さて、これで、いまり&さよかのケイタハウス家庭菜園爆破が書けますね。

それでは、白布返しっ!
366名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 21:02:56 ID:Y/CsG6uo
ショタ趣味全快のたゆね最高www
こうなったらごきょうやverも見たいー!!

最後に象さんのサイズで啓太と判別したごきょうやGJ
367名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 21:27:48 ID:kgClWvMG
最高!師匠GJ!
たゆねは言うまでもなく、母乳を滴らせるようこにも萌えた...(*´д`)
相変わらず非エロパートもイイ!

いま&さよも超期待してます。
368前763:2006/09/21(木) 21:52:46 ID:9A13empY
さすが師匠です!
GJですよ!!

エロパートより非エロパートの方が好きです。
うむむ…。よくオチが思い浮かぶと感服しますよ!
次回作期待していします!

自分の作品は、やっと半分くらい進みました…。
まだ時間かかりそうです…orz
369余所者:2006/09/21(木) 22:04:37 ID:BQw2yVqK
>師匠
GJ!そして乙です!
今回もまた楽しませて頂きました!
漬物石の件のなでしこのツッコミで吹きましたw
ショタ啓太にハァハァしたのは内緒です♪

さて、自分もボチボチ続き書きます。師匠の作品読んでやる気出てきたぜw
370名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 22:30:39 ID:wmP5FdVd
最高だよ師匠!
超GJ!!!!
371名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 01:23:39 ID:51AD2lBd
おおおっ!? 新作キターーーー(゚∀゚)ーーーーッ!!!
啓太が子供?ようこが母乳?たゆねがショタ?
さすが師匠GJ!!!たゆね可愛いよ〜お持ち帰り〜(*´Д`*)



ようこが大泣きして去って行った姿に
不覚にも保護欲が沸いてしまった…ようこカワイソス(´・ω・`)
372名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 07:38:38 ID:PtgOSypG
たゆねとようこカワエエ
373名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 08:54:05 ID:fegdCVK+
あー、なんつーか啓太の名を借りただけのオリキャラのような気が>ショタ啓太
子供啓太の性格は原作とかアニメで判明しているままでよかったのでは?
374名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 09:38:15 ID:U8mzGGAq
>>373
お前は一度、パラレルと言う単語を理解してこい。
気に入らないならスルーすればいいだろ。

師匠!GJです!
自分もごきょうやを希望します!
375名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 13:01:10 ID:51AD2lBd
チビ啓太可愛いよ〜
376名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 13:52:50 ID:XcFxo3XK
師匠!相変わらず素晴らしいクオリティです。
ぶっちゃけ自分の中では原作の小説より今では
師匠のSSの方が楽しみだったり(゚∀゚)
本当にいつもGJです!!

所で自分も今回のごきょうやVer読みたいですw
377名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 15:16:25 ID:n2jMqjyh
ようこかわいいよようこ
378名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 17:29:15 ID:4wP55Ad+
師匠GJ!!
あいかわらず非エロパートまで素晴らしい!

あと、できるコトなら
ごきょうや版も見てみたいです!
379名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 23:53:06 ID:S7Ni5yYM
>>377
いい加減にsageろ
380名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 01:31:56 ID:xfqgq1Vt
ようこ×けいた
まだー?
381名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 02:28:53 ID:tp0YWMZB
別にsageてるかsageてないかなんて別にどうでもいいから
382名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 03:47:02 ID:SNDFo8EP
けいた×いぐさ
ずっと待ってるよ…(´・ω・`)
383名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 11:26:17 ID:tp0YWMZB
師匠GJ!!
非エロパートが本当にいいですね。

自分としては啓太×フラノを待ってます。
384名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 14:20:45 ID:QBYgIZQO
啓太×てんそう
マダー?
385名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 16:09:01 ID:xcQPvuKm
>>468師匠の投下発見
少し遅れましたがGJです

ショタ啓太が抱きついた→大体腹部→双子の言葉を思い出す
「たゆね啓太さまにデブデブ〜」
「最近お腹ラブラブ〜」
師匠、そこまで深く考えていたとは!?
386天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:16:49 ID:7+rPYos3
「くすん」
川平啓太の犬神ようこは、同じく彼の部屋の屋根で体育座りで鼻を鳴らしていた。
下ではきっと、黒焦げになった彼を同じく犬神のなでしこが手当てしているのだろう。
取って代わりたくてたまらなかったが、自分のやった手前そうもいかない。
でも。
「ケイタが悪いんだもん……」
まあ、なんてことのない、いつものことだったのかもしれない。
なでしこがお惣菜を持って訪れて、啓太が褒めて、そのままセクハラに至ろうとした彼を粛清して。
いつものとおり「ケイタのバカっ!」と叫んですいっと天井を抜けてきたのだ。
けれど。胸に去来する、大きな感情の波は、その程度では収まってくれなかった。
「なでしこちゃんはえらいな〜、流石だな〜」
彼がそう褒め称えると、なでしこもまんざらでない様子で微笑む。
どうしてなでしこばっかり。
自分だってご飯も、洗濯も、彼女の真似とはいえ練習したのに。
もっと褒めてほしかった。もっと意識して欲しかった。もっと。
「……私のこと、どう思ってるのかな」
自分だけを、見て欲しかった。
誰に問うたわけでもない質問は風に消え、ようこは膝の間に顔を埋める。
どれだけそうしていただろう。
ドアの開く音が聞こえた。ゆっくりとした足音が向こうへ消えていった。
それが聞こえてから十分待って、彼女は床を透過した。
案の定、そこには大量のタッパーと。
「お、ようこ。なんかあったか?」
にかっと笑う啓太だけが居た。
ようこはふっと微笑みを浮かべると、首を振る。
タッパーを積み上げて両手に持つと、顔が崩れる前に彼に背を向けた。
胸の中の燻りは、まだ消えていなかったから。
そしてそんな彼女を、何者かがじっと見つめていた……
387天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:18:10 ID:7+rPYos3



「……というわけでして啓太さん、どうにかしていただきたいと」
「しるか! つーか、なんで当然のようにウチに居るんだあんたは!」
啓太が力いっぱい湯飲みを卓袱台に打ち付けた。
向かいに座った、マントにタキシードといった時代錯誤な正装をした男が彼をにこやかに諭す。
「まあまあ、同居人のよしみではないですか」
「お前が勝手に住み着いているだけだ!」
「ま〜ま、いいじゃないケイタ♪」
「よくねぇよ!」
がーっと今にも噛み付かんばかりに吼える。
そして、今度は卓袱台に突っ伏した。
「ちくしょう……俺の人生どこで掛け違えた! 変態相手に茶を飲むなんて!」
「あなたも同類ということでしょうね、ムッシュー『裸王』」
「その名前で呼ぶんじゃねぇ〜!」
がんがんと拳を打ち付ける。
「あはは、らおうらおう」
「お、ま、え、の、せいだろうがっ!」
まあ、これもいつもの光景だった。
変態紳士、通称『ドクトル』によると、彼のノゾキスポットの一つに悪霊が住み着いたらしい。
素人ではどうにも手出しできず、退治の依頼にやってきたのだ。
いや、やってきたと言うよりは降りてきた、の方が正しいかもしれない。彼は啓太の部屋の屋根裏に住み着いているからだ。
ドクトルはやんわりと微笑むと、啓太の肩に手を置いた。
「……啓太さん、あなたにとっても悪くない話だと思うのです、私は」
「ぜってーろくなことねぇ」
少し身を寄せ耳元に口を近づけ、ようこに聞こえないように気遣いながら、
「成功の暁には、依頼料としてスポットの一つを提供いたしましょう」
啓太の目の色が変わった。
388天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:20:17 ID:7+rPYos3
「な、ほ、ほんとか?」
「ええ。あ、もちろん私が質を保証いたします。啓太さん、OLはお好きですかな?」
こくこくと子供のように頷く啓太。
横からようこが話に参加できず、ね〜と彼の袖を引っ張っていた。
「とあるオフィスの更衣室ですよ。業界でも名高いスポットです」
「よ、よし、俺に任せろ! そんな悪霊三秒で片付けてやらぁ!」
鼻息荒く啓太が拳を握った。
ドクトルはにっこり笑って、再び身を引いた。
「受諾、感謝申し上げます」
そして啓太に見えぬよう、こつん、こつんと二度だけ卓袱台を指で叩く。
その瞬間。
「あっ!」
啓太の袖を引いたいたようこが急に立ち上がった。
「おわっ! よ、ようこどうしたっ!?」
会話の内容が内容だけに、少し腰の引けている啓太。
だがそんな啓太に構わず、早口にまくし立てる。
「ケイタ、今晩の分のお買い物しておかなきゃ!」
「そ、そうか? いってくりゃいいじゃねえか」
ようこはたん、と軽やかに立ち上がると、申し訳なさそうに手を合わせた。
「ごめんね、すぐ帰ってくるから」
「いや、それはいいんだけどさ……」
突然のことに困惑する啓太。
だがそんな彼をよそに、ようこはいそいそと準備を整えると、
「それじゃ、いってくるね〜」
卓袱台を蹴って天井裏を透過、姿を消した。
啓太はとりあえずほっと安堵の息を漏らす。
「なんだぁ? まだまだ時間あるんだから、客も居ることだしゆっくりすりゃいいのに」
「おや、啓太さん。私は客として認められているのですか?」
「……悪い、そこだけ前言撤回させてくれ」
何がおかしいのか、ドクトルはくすくすと笑った。
啓太はバカにされたようでむっとなる。これ見よがしに溜息をつくと、
「とりあえず! 現場を見なきゃ何もわからん。俺を案内しろ!」
389天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:21:14 ID:7+rPYos3
ふと。
ドクトルの目が細くなった。
急な態度の急変に、啓太はぎょっとする。
「な、どうした?」
「いえ……少し、関係ないお話がありまして」
「ん?」
先ほどまでとはまったく違う、非難にも、説教にも似た空気だった。
「啓太さん。私のような人間が言うのは間違っているのかもしれませんが」
「……」
「どうしてそこまで、女性を追われるのですか?」
ふん、と鼻を鳴らした。
「確かにあんたの言えるような話じゃないな」
「ええ。少々のお節介です。……どうなんですか?」
「……ようこのことか?」
ドクトルは胸にシルクハットを当てると、もったいぶったように頷いた。
「ええ」
啓太は気まずそうな、教師に咎められた生徒のような顔をした。
「実を言えばな」
「はい」
「俺にもわからねえんだよ」
啓太の目は、遠くを見ていた。
ドクトルは茶化すことも、話しかけることも無く、ただ彼の言葉を待っていた。
しばらくの沈黙の後、耐え切れずに啓太がさらに漏らす。
「今朝さ、なでしこちゃんに説教されたよ」
「私も見ておりました」
「そっか。なでしこちゃんさ、怒ると怖いのな」
「そうですね。それに、とてもよい観察眼をしておられます」
啓太がこちらを振り返った。
その瞳に真剣味を認め、ドクトルはふっと唇を緩めた。
「ここではようこさんが戻ってきては困ります。参りましょうか」
390天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:22:01 ID:7+rPYos3



啓太の部屋の屋根裏。
すっかり居住空間としての機能を充実させたそこに、啓太は舌を巻いた。
「いつの間に侵略されてるんだウチは……」
「なかなか居心地がいいのですよ、こちらは」
ドクトルは魔法瓶からお湯を注ぎながらにっこりと微笑んだ。
呆れたように啓太ははっと鼻で笑う。
カップの中身をスプーンでかき回しながら、ドクトルは座るように促した。
思いのほか高級そうな座布団に驚きながら、啓太は腰を下ろし半目で見つめた。
「んで、どうするって?」
「……ようこさんは、どうも大人になりきれていない節があるようですね」
「ああ。まあ、そうかもしれねえな」
何を思い出したか、薄く啓太は笑った。
「自分の気持ちをうまくコントロールできていない。そして、うまく伝えることもできない」
「……」
いつの間にか、再び責めるような口調に戻っていた。
だが、目だけは優しい瞳をしていた。
「面と向かっては彼女も言えないでしょう。そこで」
一旦切って、床に目を向ける。
そこにはほんの僅かだが、光漏れる穴があった。
「私が訊いてみましょう。ようこさんの本心をね」
「俺は、どうにもあんたが信用できないんだけどな」
胡坐を崩し、ぐいっと顔を寄せる。
「だが、今回ばかりはしょうがねえ。……本当なら全部俺の仕事だ」
「抜けているようで、やはりよくわかっておられるのですね」
391天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:22:45 ID:7+rPYos3
「わかっていても出来ないのは……ま、俺もガキなのかもな」
ドクトルは何も言わず、ただ微笑んだ。
『ただいま〜』
突然ドアが開き、ようこの声が聞こえた。
啓太は試合前のボクサーのように両拳をぶつける。
「さぁて、作戦始めますか」
『ケイタ〜? 居ないの〜?』
穴に目を押し付ける。
小さな穴だったが、思いのほか広範囲が見えた。
ようこは名前を呼びながら居間をきょろきょろしていた。
「んじゃ、頼むぜ」
「ええ、お任せください」
そう言って、ドクトルがマントを翻しかけたその時。
『ケイタ……』
ぽすん、とようこが啓太のベッドに倒れた。
愛おしそうに、とろんとした目で掛け布団をぎゅっと抱きしめる。
そして、その右手が、そろそろと胸元へ……
「えっ!?」
突然の事態に、啓太は固まってしまった。
彼女はそんな彼に気づくこともなく、ぷちぷちとブラウスのボタンを外してゆく。
『ケイタぁ……』
間もなく外気に晒される、ブラに包まれた豊満な胸。
それをこねるかのように、ぐにぐにと手でまさぐる。
「ちょ、ちょっとこいつは」
ごくりと生唾を飲む。
『あ、ん……はぁ』
少しずつ、彼女の肌が赤みを帯びてきた。
しばらくそうしていたが、やがてブラのホックに手を掛ける。
ぷち、と小さく音がして、押さえつけられていたそれがゆっくりと解放された。
「……」
啓太はもはや、声を出すことができなかった。
392天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:23:24 ID:7+rPYos3
ようこはすっかり尖った胸の先端を、指で挟む。
『んぁ……』
声に艶っぽさが掛かった。
指が少し動くたびに、声が漏れる。
『ぁ……ぁふ……ケイタぁ……』
彼の名前をうわごとのように呟きながら、乳首をぎゅっと圧迫する。
『切ない……よぉ……』
まるで、気持ちごと掴むかのように。
鋭く尖った爪がそこに引っかかり、一際高い嬌声が上がった。
『ふぁああっ!?』
びくん、と身体が痙攣する。
荒い息を吐きながら、ようこは今度はスカートに手を掛けた。
スカートのホックが外れ、するりと布がベッドに落ちる。
啓太は息を呑んだ。
『あ……』
ようこは己のそこを見て、赤面する。
しっとりと濡れたショーツが透け、茂みが僅かに姿を晒していた。
彼女は布地の上から指を当て、ゆっくりと上下に動かす。
『ふあ……ん、ぁ……』
涙を浮かべた目が、たまらなく扇情的だった。
無意識のうちに指が少しずつ深くなってゆく。
『はぁ……ん……』
じゅわ、とさらに愛液が表面に溢れ出した。
もはや彼女に理性はなく、盛ったケモノそのものだった。
腰を少し浮かせると、すっかり濡れそぼったショーツを下ろす。
しっとりと濡れた毛が、てらてらとエロティックに光っていた。
指を二本揃えて差し込むと、ぐちゃっと粘性の音が聞こえる。
393天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:24:14 ID:7+rPYos3
『んんんっ……』
羞恥に顔を染め、ゆっくりと抜き差しをするようこ。
さらに親指を立てると、入り口ですっかり肥大した陰核を責め始めた。
『………っ!』
比べ物にならない刺激に、きゅっと唇を噛む。
指が出入りするたび、親指がそこに引っかかって断続的に刺激をもたらす。
『ケイタぁ……ケイタぁ……』
愛しい人の名を呼びながら、行為に没頭する。
そして、爪が陰核に深々と引っかかったその瞬間。
『あ……あ、ぁあああああああああっ!』
がくがくと身体が震え、そしてぐったりとベッドに崩れ落ちた。
同時にどろん、とケモノの尻尾が飛び出す。感極まったため、集中が途切れたのだろう。
はぁはぁと息を漏らしながら、ぼーっとした目で虚空を見つめている。
啓太は一部始終を見て、自分の右手が無意識に股間へ向かおうとしていた。
だが、その手を横から掴まれる。
「……啓太さん。不慮の事態ではありますが、ここはあなたの出番です」
「……」
ドクトルは珍しく、にかっと歯を見せて笑った。
「彼女なら大丈夫。さあ」
「お、おお」
既に啓太の頭は正常でなかった。
まあ、少なからず意識している女の子が自分の名を呼びながら自慰行為をしておれば、誰でもこうなるだろう。
ドクトルの言葉を特に不審に思うこともなく、啓太は床板(天井板)を外すと、一息に下へ飛び降りた。
彼を見送ると、ドクトルは誰に言うでもなく呟いた。
「ご武運を祈りますよ、マドモワゼルようこ」
394天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:25:07 ID:7+rPYos3



「ようこ」
彼女に呼びかけると、先ほどまでぼんやりしていた目に光が戻った。
「け……ケイタ?」
しばし無言の後、状況に気づいたか飛び上がった。
慌てて脱ぎ散らかした服と布団を手繰り寄せ、胸元に抱く。
啓太は無言でゆっくりとようこに近づいていった。
「ど、どうしたの?」
「ようこ、これはなんだ?」
指差す先。
そこにはべったりと愛液が染み込んだ大きなシミがあった。
ぼっと火が付いたように真っ赤になる。
「えと、あの」
「ようこ」
もう一度、名前を呼ぶ。
びくりと身を震わせ、彼女は黙った。
啓太が腕を伸ばす。
触れる。
腕を背中に回すと、啓太は布団ごと彼女を抱き寄せた。
「けい、た?」
「……俺さ、ずっと言えなかった」
395天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:25:52 ID:7+rPYos3
「……」
「やっぱりさ、俺さ」
僅かに腕を緩め、まっすぐに彼女を見つめる。
「お前のこと……好きだ」
ようこがはっと息を呑む。
そんな彼女の様子に、苦さの混じった笑みを浮かべた。
「悪いな、自分の気持ちも、お前の気持ちもわからなかった」
「……」
「今朝、説教されちまったよ。んで、ドクトルにも背中を押された」
「……」
急に照れが出てきて、つっと視線を逸らした。
「だからさ」
ぎゅっともう一度固く抱きしめる。
胸元に、吐息の熱さが染み込んでくる。
「ケイタ」
くぐもった声が漏れた。
顔を押し付けたまま、小さな声で。
「……いいよ」
啓太は気づかなかった。
彼女がちろっと赤い舌を出していたことに。


396天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:26:30 ID:7+rPYos3
「しっかし、まさかお前が……くう」
先端を舌が触れ、妙な声が漏れた。
「そんなにえっちな奴だったとはなぁ」
「そ、そんなことなひよ、けひた」
ちゅ、ちゅ、と唾液が跳ねる。
その度に刺激が彼を襲い、ぞくぞくと快楽が波打つ。
ようこはそんな彼の様子に満足したように、今度は両腕を上下させ始めた。
弾力のある胸が押し上げられ、ぎゅっと彼のペニスを圧迫する。
慰めるように舌でちろちろ舐めながら、今度は拘束を緩める。
「ぐお……」
ある種じらされていた彼にとって、もはや限界は間近だった。
ようこもそれを感じ、先を吸い上げながら一気に胸を持ち上げた。
刹那。
「っ!」
肉棒が大きく脈打った。
ようこの顔面を押し上げるような勢いで、びゅっと熱い液体が飛び出した。
さらに何度も脈打ち。どくどくとたっぷり時間をかけて、溜まりに溜まった精液を吐き出す。
彼女は顔面に付着したそれを指で掬うと、ぺろっと舐めた。
「……にがい」
いーっと顔をしかめる彼女を見て苦笑する。
「いや、無茶するなって」
近くにあったティッシュを数枚まとめて取ると、こびりついた液を丁寧に拭き取ってやる。
一仕事終えた後のように、お互い大きく息をもらした。
397天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:28:41 ID:7+rPYos3
まさかようこが、小悪魔的な笑顔で、
「ケイタも、溜まってるの? してあげようか?」
と志願するとは思わなかった。しかもリクエスト通り胸で。
胸に付いた分も綺麗に拭き取ってやると、嬉しそうに喉を鳴らした。
「ね、ケイタ」
ずいっと身を寄せて、甘えるような声で。
「今度は二人で、ね?」
「おう」
どちらから近づいたわけでもない、軽いキス。
そして啓太は、彼女を軽く押した。
抵抗なく、ぽすんとベッドに身体が沈む。
啓太は早速彼女の秘唇に指を這わせた。
ぐち、と粘性の音が聞こえる。
「まったく、こんなにびしょびしょにして」
「や、やだぁ……」
指を二本揃え、ゆっくりと出し入れする。
意外にそこはきつく、第二関節へ至る前にかなり抵抗された。
進入をあきらめ、そこでゆっくりとかき回してやる。
「ん……ぁ……」
シーツを固く掴み、顔を背けるようこ。
啓太は空いたもう片手を、彼女の尻尾に添えた。
優しく握ると、しゅるしゅるとしごいてやる。
「んんっ! ぁ……だめっ!」
「何がダメなんだ?」
右手の指はさらに激しく蜜をかきだす。
左手はフィニッシュを迎える直前の自慰のように高速で擦る。
異なる程度、位置、感触の快楽に、再び身体ががくがくと震えはじめた。
「せ、切ないよケイタぁ……いっちゃ、だめ、きちゃう!」
398天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:29:11 ID:7+rPYos3
すっと。
両手が抜かれ、彼女の性感帯がフリーになった。
「え……」
急に刺激が途切れ、彼女の目がお預けされた犬のそれになる。
啓太は無言のまま、反りかえった己の象徴を再び取り出した。
それを見て、ようこはくすっと笑う。
「元気になった?」
啓太はいそいそと財布に常備していたゴムを取り出し、器用に一度ではめた。
「ああ。いくぞ」
「うん、きて……」
濡れそぼった恥部に、棒をあてがう。
そして、少しだけ先端を差し入れた。
「んぁっ!?」
そして、一気に貫く!
途中で一段階引っかかり、そして強烈な締め付けと共に奥へ刺さった。
ようこの瞳から、一筋涙がこぼれた。
「だ、大丈夫かよ?」
受け入れたことのないサイズを無理やりねじ込んだ痛み。
処女膜が無いとはいえ、流石に初めてで一気はまずかったか……
だが、ようこは健気に首を振る。
「ううん、私は大丈夫だから……」
涙を指で掬い、微笑んだ。
啓太もそんな彼女に後ろ髪引かれながら、それでも続けることに決める。
腰を軽く引き、再び奥へ叩きつけた。
「きゃ……ふあっ!」
一際大きな嬌声。
彼は彼女の身体を回転させて膝を付かせ、バックの体勢に持ち込む。
399天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:29:42 ID:7+rPYos3
そして、もう一打ち。
「んんっ!」
尻と腰がぶつかり、ぱんと大きな音が鳴る。
さらに繰り返し、ぱん、ぱんと音が響く。
「け、ケイタ……そろそろ……」
「ああ、わかった」
彼もまた、一度やった後とは思えないほど滾っていた。
速度を上げ、小刻みに打ちつける。
「ぁ、ふぁ! あ! んっ!」
だんだんと肉の締め付けがきつくなっていく。
ぞくぞくと何かが駆け上がってくるのを感じながら、ピストンを繰り返す。
そして。
一際大きく引き抜き、奥へと貫いた瞬間。
「あ、あああ、あああああああああっ!」
ようこが絶叫した。
蜜が大量に溢れ出す感覚と共に、ぎゅうっとペニスが絞られる。
そして彼もまた、限界を迎えた。
「ぐおお……っ!」
どくどくと、ゴムの中へ熱さを吐き出してゆく。
たっぷり数秒待ってから、ずるっと柔らかくなったそれを引き抜いた。
ようこはぐったりした、だが安堵した顔で微笑んだ。
「……ケイタ」
「ん?」
啓太もまた、その横に四肢を投げ出して倒れている。
「……大好き」
「俺もさ」
ちゅ、ともう一度フレンチキス。


400天井裏のキューピッド:2006/09/23(土) 19:30:27 ID:7+rPYos3
突如がたん、と物音がした。
啓太がびくっとして、そちらを振り返る。
そこには……
「け、啓太様? 何をなさっているんですか?」
なでしこが信じられないといった顔でこちらを見つめていた。
啓太は己の状況を思い出し、
「お、おわっ!? な、なでしこちゃん!?」
慌てて布団を引き寄せ、股間を隠す。
だが、今度は全裸のようこがごろんと布団から飛び出した。
なでしこは口元に手を当てたまま、じりじりと後ろに下がってゆく。
「そ、そんな……今朝お説教したからって、こんな早く」
「ち、違うの! これは!」
「ケイタがケダモノに帰って私を襲ったんだよね♪」
いつの間にか、胸を押し付けるようにしてようこが背中にしなだれかかっていた。
首を振って、さらに距離を開くなでしこ。
おもしろがってあること無いこと吹き込むようこ。
否定すればするほど墓穴にはまる啓太。
そんな彼らを見つめながら。
「やはり、見ている分で十分楽しい人たちですね」
と、ドクトルが紅茶を啜っていた。
ようこがその視線に気づき、こっそりとウインク。
彼もまた微笑んで、ウインクで返した。
「目撃者も呼びましたし、これで後には引き返せませんよ、啓太さん?」
ようこを焚きつけ、啓太を欺き、なでしこを呼んだ黒幕は、くす、と声を漏らした。
「さて、次はなでしこさんに仕掛けましょうかね」
401ようこ好き:2006/09/23(土) 19:43:51 ID:7+rPYos3
筆が乗ると二日もあればちょいちょいと書けてしまう自分はどうも病気です
自分がようこネタを書くとどうしても非エロパートとエロパートというよりはむしろ
ギャグパートと非ギャグパートになってしまいます。精進せねば
あと、前回はまとめに乗せることを考慮せず改行が少なかったので増やしました
前回分をまとめで見た人は「読みづらい」と思われたでしょう。失礼いたしました

複数のネタを組み合わせたので一気にストック切れです。しかも無理やりだから違和感が……
次回こそ最高になるよう修行したい次第です

>>468
エロと非エロの緩急がうまく、ただただGJとしか言えません……
自分に無い良いものが全て揃っている感じです。今後の参考にさせていただきます
402名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 20:10:20 ID:BpKry1bw
>>ようこ好きさん
マジでGJ
ようこ物の次回作期待してます!
403たゆね好き:2006/09/23(土) 20:48:00 ID:bzmO+dHQ
さいこーです。
たゆね編もできたら作ってください。
404名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 01:33:07 ID:G/sn4kSU
ようこ好きさんGJ! いいもの見させてもらったよ
405名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 03:31:54 ID:aMXOS9YR
ようこに惚れますねこりゃ・・・
俺もこんなに愛されたいな・・・
超GJです
406名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 06:48:22 ID:eqecfL2f
GJっす!!



ここって陵辱とか寝取られとかのSSはないですか?
407前468:2006/09/24(日) 11:27:48 ID:7CLhaO+b
おはようございます、多くのご感想を有難うございました。
パラレル物だったので受けがどうなるか心配しておりましたが、ちゃんと読んで頂き嬉しいです。

>>763
エロパートより非エロパートがお好きと…痛いところを突きますねぇ…正直、エロより非エロに力入れてます。
エロパロなのに…お恥ずかしい限りです。
オチが思いつくのは、ただ単に妄想癖があるかあらだと思います…これまたお恥ずかしい。

>>余所者様
まさか、そこに目をつけるとは…あれはちょっとした付け加えであって、当初はなかったのですが、
お話が続かずにああなってしまいました。
あの二人だとボケとツッコミできそうなので…。
ショタ啓太の声は、脳内設定では矢島○子さんと思っていただければ…。


>>ようこ好き様
おお、ようこモノ…GJです!私は狐スキーであり、家でもあかぎづねを飼っているので、ようこのSSも大好物です。
(昔から九尾が好きだったので…名はもちろん、ようこです)
自分もようこを書きたいのですが、書いたら何かこう…達成感が満たしてしまいそうで書けません。
私の文体は思いつきに繋ぎ合わせているだけで、適当ですが、参考にしてもらえるのは感動です!
でも、自分は皆様の方が上手く状況を伝えているように感じますよ?

職人さん、私個人も皆様のSSを楽しみにしています、お互いネタと変態質がなくなるまで頑張りましょう!

さて、いまりとさよかなんですが…テンタクル…ごほっ、げほっ!白布返しっ!さらば!
(そういや、また二人モノ書くしかないと気づいた今日この頃…)
408332:2006/09/24(日) 13:46:19 ID:ClLX4z/c
どうも332です。
一様続きは書いているのですが
反響が少なかったのでみんなに質問です。

自分はこのまま投下した方がよろしいのでしょうか?
それとも投下を自粛し修行してからの方がよろしいのでしょうか?
409名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 13:50:28 ID:BNfeBYHQ
>>332
是非投下してこの宴を更に盛り上げてくれ!
貴方ほどの作品であれば出し惜しみする必要は無いですぞ!
では、投下をwktkしながら待っていますぞ!
410前468:2006/09/24(日) 13:58:03 ID:Byulya2l
>>332
自分もようこスキーなので、是非投下をお願い致します!
411名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 13:58:56 ID:dUn2VtIW
332さん。
是非投下してください!みんな作品を期待していますよ!
412332:2006/09/24(日) 14:55:56 ID:ClLX4z/c
質問に答えてくれて有難う御座います!!
今現在続きを書いてます、
完成しだいに投下します!
413名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 16:44:36 ID:7DmpD1rB
ようこかわいいよようこ
414ようこ好き:2006/09/24(日) 18:19:37 ID:eJOccVVj
ようやく原作7巻8巻を読破いたしました
……やっべぇ、ようこかわいいよようこ
小悪魔的なところも嫉妬深いところも健気なところもきりが無いほど全部!
ここまでされて最後の一線をギリギリ踏み越えない啓太がもどかしい次第であります
自分の無理やり捻じ曲げエンドが恥ずかしいくらい秀逸でした……
うむ、元気出てきた。次回は情けないくらい最初からラブラブにしよう

>>332
このHNにおいて告ぐ、お願いします書いてください
どうか愛を込めてぶつかってきてくださいな、全力でお相手いたします
415名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 19:53:36 ID:NCBwBppf
騙しリンクや広告の少ない優良アダルトサイトリンク集
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/frontire1017
416たゆね好き:2006/09/24(日) 19:57:30 ID:IOxxCBrn
踏み越えたら、だめだったんだよー。
踏み越えたらたゆねとのかんけいが・・・
417名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:57:06 ID:BNfeBYHQ
>>416
何言ってんだ?おめぇ

>>332
はよ投下してくれ〜。wktkして待ってるでぇ〜
418名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:45:56 ID:dUn2VtIW
ツンデレたゆねの新作が見たいですね〜

できれば啓太に惹かれ始めるとこからがいいです。
419332:2006/09/25(月) 00:48:23 ID:MkANC538
>>417
ただいま作業中です、
しばらくかかりますのでマターリしてお待ちください。
420名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:53:17 ID:FKTQ99Ub
ワクテカ
421名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:05:54 ID:qJY0hw5s
投下待ち!!!!!!
早くこないかなぁ〜。
422名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 05:41:05 ID:nt/y0sV/
>>332
まだか!?マチクタビレタ(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

>>401
『さて、次はなでしこさんに仕掛けましょうかね』てこれ、なでしこ編の伏線なのか?
是非続きを書いてくれ!wktkして待ってるぞ!
423332:2006/09/25(月) 06:36:00 ID:j6Eigy46
やっぱり自分文才なす・・・(´・ω・`)
全部書き終わるまでは時間がかかりそうなので
途中まで投下します

「天地開闢医局に行ってた?」
はぁ?っと首を傾げる
「うん、そこに行ってちょっと診察してたの」
「診察って……なんのだ?」
「ふふふ、けーたって以外に」
「「えっちなんだね♪」はなしだ、三週間も戻って来なかった理由は絶対に聞かせてもらうからな」
いつもの啓太ならここで話を終わらせるはずだが今回は違った、
なにせ理由を告げず外出し三週間も戻らなかったのだ、理由を聞かずにはいられない。
「天地開闢医局に行ってなんの診察に行ってたんだ?」
「………」
口を割らないようこ
「天地開闢医局に行ってなんの診察に行ってたんだ?」
「………」
これを何度も何度も繰り返し質問したがまったく口を割らなかった、
そこまでして言いたくない事なのか?それとも本当にえっちぃ事なのか?
いや、えっちぃ事なら最初にからかってくるはずだ、それにしゅくちやじゃえんを
使わなかった事がすごく気になる、このまま蒸し返しに質問しても無駄だと思った啓太は
早くも最終手段にでた…いや、最初っからその方法を使って尋問するべきだっただろう、啓太はニヤリと笑い。
「そう言えばダンボールに入ってたかわいい子犬を見つけたんだよなぁ〜」
「!」
ようこの顔が少し引きつる
「雨に打たれてかわいそうな子犬だったから…」
「だったから?」
ようこはそっと啓太に問う、すごく不安そうな顔で、
「今拾ってきてこのテントで育ててやるか、かわいそうだったし」
「それだけはいやぁぁぁぁああ!!」
ようこは奇声を上げ啓太をストレートで顔面を殴った、
「痛ってぇ!」
それはそうだろうようこは犬神のくせに犬が苦手なのだから…
殴られた啓太は妙な違和感を感じた
「(あれ?ようこの力ってこんなに弱かったか?)」
「それだけは絶対にいやいやいやぁぁぁぁぁ!!」
「うわっ!…あんまり痛くない?」
ようこはボコボコに啓太を殴ってる、いやポカポカと叩いてると言ったほうが正しいであろう、
殴られた顔はヒリヒリする程度の痛さであった。
「ようこ…お前もしかして……」
「いやああああああ!!」
「ようこ…お前もし」
「いやああああああ!!」
「ようこ…おま…」
「いやああああああ!!」
「人の話を聞けぇ!!」
啓太は大声で怒鳴りようこはピタリと止まった。
424332:2006/09/25(月) 06:39:47 ID:j6Eigy46
「ようこ、一つだけ聞くぞ? これは悪魔で俺の予想かもしれないが……」

「霊力が消えたから天地開闢医局に行ったのか?」
「あ〜あ、ばれちゃった 」
ようこはあっさり白状し、啓太の予想は的中した、「やっぱりな」と思い溜め息をする、

「って、ちょっと待て!霊力が消えたってようこ…お前……」
「ちょっと少なくなっただけよ」
「ちょっとって漬物石で言うとどのくらいなんだよ?」
「えっ……あ……………」
「…………………」

─しばらく沈黙は流れ─

「……ゼロ…」
「はぁっ?」
「0!!」
「ねぇじゃねぇかぁあああああ!!!!!!!!」
あまりの驚愕な事実だった、啓太の叫び声がテントの中に響く 両手で両耳を防ぐようこ 叫び声に驚き石に躓き転ぶ河童、
3200ぐらいあった、ようこの基礎霊力はなくなっていたのだ、これではただの人間である、
道理でしゅくちやじゃえんが使えない訳で、さっきの暴行(?)で検討はつく、
啓太は無表情で立ち上がりテントの外に出た、何か心配になったようこはひょこっとテントから顔を出した。
「ケイタ?」
啓太はす〜は〜と深呼吸し太陽に向かって爽やかな笑顔と意味不明な行動をしていた。
「ねぇ、ケイタ!」
「はは…はははははは!!」
「ケイタ!?」
啓太は太陽を背に笑い始めた、驚愕な事実に狂ってしまったのだろうか?
425332:2006/09/25(月) 06:40:38 ID:j6Eigy46
「どうするんだよどうするんだよどうするんだよどうるんだよどうするん」
いや、焦っていたのだ、啓太の頭の中は仕事ができない事や犬神使いとしてやっていけない事でいっぱいだった、
そして何よりも心配だったのが、薫の犬神達に知られたらようこは間違いなく袋叩きにされるだろう、
ようこは自分の事より啓太の事が心配になりテントの外へと飛び出た。
「ケイタってば!!」
「どうするんだよどうするんだよどうするんだよどうるんだよどうするんだよ!!」
「ケイタぁ!!」
ようこは狂ってる啓太…いや焦ってる啓太の肩を掴み揺さぶった、
「どうする……」
時間が止まったかのように啓太の動きが止まった、揺さぶったお蔭で静止したのだろうか?

「ケイタ?」
不安になったようこはそっと啓太に声を掛ける、すると啓太はゆっくりとようこの方に振り向いた。
「ようこぉ、霊力がないって事は……」
「ど…どうしたの……? ケイタ?」
俯きながらようこに喋り掛ける啓太、前髪で目が隠れてるので正面から見ればかなり怖い、
「ケ、ケイタ? なんだか…すごく…こ…怖いよ」
「いまはただの人間なんだよなぁ?」
「えっ……?」
啓太はニヤリと笑いようこに話しかける、
啓太の中は良心もあったが邪心もあった、啓太の頭の中にいろいろと過ぎった
いつもナンパの邪魔をされ女の子を逃がす始末、これは細かい事である、
エロ本やエロビデオは発見しだい燃やされる、おまけに自分自身もじゃえんで燃やされる始末、これは少し細かい事である、
しかし、裸にされ町を走り回されたあげく留置所にぶち込まれたあげく変態どもに裸王や我らの英雄等よばりされ人生が狂わされた事、これは断じて細かくない、
ようこにはいろいろとやられた啓太はある企みを思いつく、ようこに今霊力はない、しゅくちやじゃえんは使えない と言うことは啓太はようこにいままでの分の

「(仕返しができる)」

チャンスなのだ! そして、時間は戻り…

「いまはただの人間なんだよなぁ?」
「えっ……?」
「人間なんだよな?」
「う、うん そういう事になるかも…」
「ようこ…」
「えっ!?」
啓太はようこの腕をひっぱりテントまで連れて行き
「きゃっ!」
ようこを押し倒した。
426332:2006/09/25(月) 06:42:31 ID:j6Eigy46
とりあえず途中投下ここまでです。

目汚しならNGワードに登録してくださいノシ
427名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 10:10:49 ID:FKTQ99Ub
ワクテカ

非力なようこもかわいいな
428名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 10:55:50 ID:nt/y0sV/
来たぞ来たぞ来たぞ!ようこSSキターーーー(゚∀゚)ーーーーッ!!!
文才なし? そんなことは全然無いぞ!俺なんかより凄いセンスあると思う。
てか続きが凄く気になる。今まで以上にwktkしながら待ってるぞ!

霊力無しのようこに仕返しを考えるとは…啓太も鬼畜やな
429名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 21:02:21 ID:+JG6sLjV
てんそうSSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
430名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 22:41:38 ID:I8TofSd0
おおおおようこSSきたー!ようこかわいいぜぇ!
続きにwktk 332氏がんがれ!
431名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 23:02:40 ID:I1QZSeYj
GJ! だが途切れ途切れで後で読みにくいので、一気に投下していただけるとありがたかったかな
432エロモンキー:2006/09/26(火) 00:03:27 ID:3JbnGijg
新しいSSを完成させました。啓太×ごきょうや、フラノ、てんそう三人です。


健康診断で三人斬り♪

川平啓太が薫の家に住んでから早3ヶ月。フラノの他に、ごきょうやとてんそうが帰って
きて、啓太を中心にした薫宅は、いよいよ賑やかになった。

今日は、ようことともはねとカオルの三人は、町へと出かける事になった。目的は、開
店10周年を向かえたケーキ屋で開かれるケーキバイキングであった。

数日前、フラノが以前帰って来た時に連れて来たペルシャ砂漠の精霊のジン達が、よ
うこが楽しみにしていたチョコレートケーキを食べてしまった謝罪として、ケーキバイキ
ングの特別券を3人分プレゼントしたのである。それを見たとたんにようこは、踊りなが
ら喜び、羨ましがっていたともはねと、女の子であるカオルの二人を連れて早朝出かけ
るのであった。

「ようこようこ〜早くしないと先客でいっぱいになっちゃうよ〜」
「よぉ〜しっ!!今日はチョコレートケーキをガンガン食べちゃうんだから!!」
「もう…ようこもともはれも…開店は10時なのに、まだ朝の8時なんだから…」
「それでも急ぐの!!」
「そうですよカオル様〜!!イチゴのショートケーキだって、チーズケーキだって、シューク
 リームだっていっぱい食べられるんですからね〜!!」
「ふふっ…はいはい」

ようこ達二人はすっかりはしゃいでおり、ともはねに至っては、自分がまたカオルに名
前を間違われている事に気づいていない。そんなようこ達を見送るフラノとてんそうの
二人。

「うふふふふふ〜ようこさん、ごゆっくり〜♪」
「フラノ…本当にやっちゃうの…?」
「勿論ですよ〜。てんそうちゃんは嫌ですか?」
「そうは…思わないけど…せめてごきょうやには一言…」
「だめだめですよ〜!今、ごきょうやちゃんに言ったら、きっとごきょうやちゃん、猛反対し
 ますもん♪」
「そう…」
「さてさて〜。啓太様〜、今日こそ18禁きゃらであるこのフラノの真骨頂をお見せしちゃ
 いますからね〜♪」

うれしそうに舌をなめずるフラノであった。
433エロモンキー:2006/09/26(火) 00:04:29 ID:3JbnGijg
ようこ達3人が出かけた今日、珍しく退屈になった啓太は、フラノ達の提案によって、健
康診断を受ける事にしたのだった。いくら健康体で頑丈であっても、受験を向かえる身
である為、診断を受けておくのも悪くないと思った啓太は、診断を受ける事にした。そし
て診断はごきょうやの部屋で行われることになった。

「よお、入るぜごきょうや」
「はい、啓太様。どうぞ入ってください」
「よお、今日は世話になるぜって…ありゃ?」

ごきょうやの部屋には、フラノとてんそうの姿があった。しかもフラノ達二人においては、
いつもの巫女装束、オーバーオールの姿ではなく、フリフリのフリルのついた、さながら
ナイチンゲールのようなナースの格好をしていた。

「フラノにてんそう…ごきょうやのサポートか?」
「はい…そうですよ啓太様」
「私達が…ごきょうやのサポートをします」
「そ、そうか…にしても」

フラノとてんそうのナース姿は、何とも言えない程に色っぽかった。普段から素足を隠し
ている二人の両足は形のいい綺麗な足であり、白のニーソックスで素肌を隠してあるも
のの逆にそれがエッチに見える。フリルのついたスカートは非常に短く、今にもスカート
の中身が見えてしまいそうであり、上半身の部分は、普段の二人の格好では分からな
いふくよかな胸が強調されている。

「うはあ…」

啓太は、フラノとてんそうの微妙にエッチなナースの格好に、目が釘付け状態であった。
434エロモンキー:2006/09/26(火) 00:05:11 ID:3JbnGijg
(ふふふふ…啓太様…ばっちり私達の姿に釘付けになってる…)

フラノは心の中でくすくすと笑っている。そして一言、モーションをかけてみる。

「啓太様ぁ…似合いますか?フラノ達のこの格好…てんそうがデザインして、フラノが縫っ
 た手作りなんですよぉ…」
「え?そ、そうなのか?」
「はい…啓太様のお好みに…合わせてみました」
「そ、そりゃあまた…なんだか悪いなぁ…」
「それじゃあ啓太様…健康診断を始めていきますよ」

落ち着いた調子でごきょうやが言う。

「あ…ああ、頼むよ三人共…」
「はい…啓太様」

その後、順調に診断は行われていった。身体能力における異常はなく、極めて健康とい
う結果が出た。

「啓太様、健康診断の結果が出ました。極めて良好ということです。特に問題はありませ
 んでしたよ」
「そっか、じゃあこれで健康診断は終わりだな」
「じゃあ、私はちょっと用事があるので失礼します」

そういうと、ごきょうやは部屋を出て行った。

「じゃ、俺も部屋に戻るか…」
「お待ちください、啓太様。」
「え?検査はもう、終わりなんだろ?」
「いえいえ〜。啓太様、まだ健康診断は完全に終わっていませんよ〜」
「え?」
「あるんですよ〜。啓太様が男性として極めて良好なのかどうか確かめなければならな
 い検査が…」
「一体何だよ…それって?」

啓太は、一体何の検査が残っているのか気がかりであった。
435エロモンキー:2006/09/26(火) 00:06:51 ID:TlycH2aG
「ふふふふふ〜啓太様の大好きな検査ですよ〜」
「失礼…します…」

すかさずてんそうが、啓太の両目を目隠しで隠し、さらにはフラノが両腕を後ろ側に縛る。

「わっ!!何だ何だ!?ふ、フラノ!?てんそう!?一体何を」
「何って、決まってるじゃないですか〜。お・と・なの特別検査ですよ〜♪」
「お、大人の特別検査って…」

動揺する啓太に近づくフラノ。

「ふふふ…啓太様だって、そう言いながら期待しちゃってるんですよね?」

すかさずフラノが、両腕を縛られ目隠しされた啓太の唇を奪う。

「むぐっ…むむ…む…うう…」
「んんっ…ふ…んっ…んあっ…」

妖艶な息遣いをしながら、フラノは啓太の後ろ首に両腕を絡め、啓太の口内に舌を強
行突破させる。唾液が混ざり合い、舌が絡み合うみだらな音と感触が啓太を襲う。

「ふ、フラノ!?一体何を考えているんだ!?」
「何って…決まってるじゃないですか〜。薫様同様、川平家の時期当主になりうる啓太
 様の生殖機能に問題が無いかどうか、検査するんですよ〜♪」
「なっ…!?」
「とっても重要なことなんですよ〜。啓太様のおちんちんから子種が出なかったら、川平
存続の危機に関わっちゃうんですよ〜♪」
「そ、そうかもしれないけど…」
「さ、てんそうちゃん。啓太様が子種を出せるかどうか、私達で念入りに濃厚に検査して、
太様のおちんちんイカせちゃいましょ〜♪」
「うん…」

そう言うと、てんそうも啓太の元へと近づいていき、フラノと共に啓太の上半身を脱がし
ていく。

「ば、馬鹿…よせって!!」
「遠慮すること無いんですよ啓太様。フラノとてんそうちゃんで、啓太様を気持ち良くして
差し上げますからね〜」
「啓太様…失礼します…」

フラノとてんそうは、啓太の上半身のいたる所を舌で嘗め回したり、キスをしたりしていく。

「うっ…くうっ…うあっ…」
「啓太様…気持ち…いいですか?」
「ふふふ…啓太様…とってもたくましい胸板ですぅ〜」

フラノがうっとりした表情で、啓太の胸板でほお擦りをする。

「啓太様…ここ…固くなってる…」
「うれしいです。フラノ達で感じてくれるんですね?」
「お、おい…お前らまさか…」
「てんそうちゃん…そろそろ啓太様のズボン脱がしちゃいましょっか?」
「うん…」

フラノとてんそうは、啓太のズボンのベルトをかちゃかちゃと音を立てながら外していき、
啓太のズボン、トランクスを脱がしていく。
436エロモンキー:2006/09/26(火) 00:08:28 ID:TlycH2aG
「まあ〜啓太様のおちんちん可愛いです〜」
「う、うるせえ!!なんて事いうんだよ!!」

啓太のペニスは、完全に勃起していたが、大きさは赤道斎に比べれば遠くに及ばない
10cm程のものである。しかし、硬さはかなりのものである。。

「お、お前ら…さっきから大人しくしてれば好き放題しやがって!!さっさと俺を解放しろ!!」
「やぁん…駄目ですよ〜。これからもっと気持ちいい事してあげるんですから、我慢して
 てくださいね…」
「啓太様…悪い様にはいたしませんから…」
「そ、それなら…それならせめて…この『目隠し』を外してくれぇ〜〜〜〜〜!!」

啓太の魂からの叫びが、ごきょうやの部屋中に響き渡るが…

「だ・め・で・す♪」

啓太の叫びの思いは、フラノの拒否によって、あまりにも無情に断られてしまった。反
撃を一切許してもらえない上に目隠しまでされている啓太にとっては、正に『蛇の生殺
し』とも言える状況であった。

「せ…殺生だ…」

目隠し越しに大量の涙を流す啓太であった。

「じゃ、啓太様…いただきま〜す」

そう言うと、フラノは啓太のペニスをぱくっと口に含むと、口内でペニスを丹念に嘗め回
し、頭を上下に動かしていく。

「うっ!!ふ、フラノ…まさかお前…」
「はい…フェラですよ。経験はありますか?」
「い、いや…無い…」
「じゃあ、初めてフェラしてもらうんですね。啓太様、気持ちいいですか〜?」
「うっっ…ぐ…や、やべ…マジ…で…」

ようこという美人の犬神がいながらも、今までお預けをくらってばかりいた啓太は、自
慰によってこっそり細々と性欲を満たしてきたが、今回、初めて経験するフラノからの
フェラは、啓太を未だかつて味わったことの無い快感へと導いていく。

「啓太様…すっごく固いですぅ…てんそうちゃん…てんそうちゃんも早く早く〜」
「う…うん…」

そっとてんそうも近づくと、啓太のペニスの袋の所を舌で責めていく。
437エロモンキー:2006/09/26(火) 00:09:22 ID:TlycH2aG
「んっ…ふぅ…んんっ…ちゅう…ちゅぽっ」
「はぁ…ぴちゃ…ぺろっ…ちゅ…」
「うっ…フラノ…てんそ…ま…まずいって…マジで…俺…」
「ふふっ…啓太様…私とてんそうちゃんのフェラ…気持ちいいんですね…」
「啓太様…可愛い…」
「くっ…おまえらなぁ〜…」

啓太にとっては確かに気持ちいい事であったが、目隠しをされてしまった事で、フラノ達
二人が自分にしてくれるこの光景を見れない事は、はっきり言って生き地獄である。

「じゃあ、今度はお口だけじゃなく、おっぱいでも気持ち良くしてさしあげますね〜」
「な、なにぃ!!ま、まさか…!?」
「はい、パイズリですよぉ…」

フラノとてんそうは、ナース服のボタンを外していくと、形の整っている豊満な胸をあらわ
にする。だが、相変わらず目隠し状態である啓太はそれを拝む事も叶わない。てんそう
が啓太のペニスを胸の谷間に挟み込むとゆさゆさと胸を両腕で動かしていく。

「うっ…くっ…す…すげ…気持ちいい…けど、何も見えね〜〜〜!!」
「あ〜ん!!てんそうちゃん、抜け駆けなんてずるい〜!!」
「フラノだって…抜け駆けしてたじゃない…」
「うう〜それならフラノは!!」

そういうとフラノは、啓太の頭をつかむと、思いっきり自分の胸の谷間にうずくめ、これ
でもかと言わんばかりに、胸を擦り付ける。

「むおおお!?も、もうぇわあ!?(うおおおっ!?こ、これはぁ!?)」
「はい。今、フラノが啓太様を抱き締めてるんですよぉ♪」
「む、むもおおっ!!みめめええええええっ!!(く、くそおおおっ!!見えねええええええっ!!)」
「あん、啓太様ったら、息が荒いですよぉ…」
「すごい…啓太様の…固くなってる…」
「むむう…」

啓太は今正に、最高の瞬間を感じ取っているが、目隠しのせいでその幸せも半分以下
であった。

「くっ…くっそおお!!」
「お気に召しませんか啓太様?」
「あ…当たり前だろうが…いい加減に…しやがれええええええええええええええっ!!」

啓太の絶叫と共に、啓太の後ろ手首を縛っていた縄が引きちぎられた。それにはさす
がに、フラノもてんそうも、そして二人を止めようとしたごきょうやも驚いた。

「う、うそおおおっ!?」
「け、啓太様…」
「許さねえぞ…俺のペニスをこんなにびんびんにしやがって、その責任は…身体でとっ
 てもらうぜ!!」

そういうと啓太は、一番近くにいたてんそうの腕を引っ張ると、強引に唇を奪った。

「んんっ…んっ…んふう…んんんんっ」

てんそうの口内に舌を侵入させた啓太は、口を激しく吸い付かせ、てんそうの舌に絡み
つき、嘗め回す。しばらくそれが続き、啓太はてんそうの唇から離れる。
438エロモンキー:2006/09/26(火) 00:10:51 ID:TlycH2aG
「はあ…はあ…啓太様…」

ほほを上気させ、前髪によって隠れていたてんそうの切ない眼差しが啓太の視線と合う。

「へえ…可愛い目してるんだなやっぱ…普段から前髪を見えるようにすれば良いのに…」
「あ…その…」

動揺するてんそうを尻目に啓太は、彼女を強引にベットの上で四つん這いにさせると、
下半身の下着を脱がし、彼女の秘口に二本の指を挿入する。

「はああっ!?け、啓太…さま…そんな…いきなり…二本も…」
「気持ちいいんだろ…てんそうのここ…ぐっちょりだぜ…」
「い…言わないで…くださ…」

啓太は、何度もてんそうの膣内を二本指でかき回す。かき回される度に、てんそうは激
しく反応する。

「はああうっ…あ…はあっ…あんっ…はっ…」
「すげえ…ぜんぜん痛そうじゃないなてんそう…むしろ…指じゃ満足できないかな?」
「は、はい…啓太様…挿れて…ください…」
「ああ…わかったぜ…」

啓太は四つん這いになっているてんそうのお尻を両手で触れると、自らの勃起したペ
ニスの先端をてんそうの秘口に密着させ、そしてバックから一気に挿入する。

「ふああああっ!!け、啓太様が…私の中に…」
「す、すっげ…自慰よりもずっと締まってて…気持ち…いい…」
「は、はい…私も…です…啓太様の…固くて…」
「じゃ、動かせてもらうぜ…」

啓太は、背後からてんそうの両胸を、指の関節を駆使して揉みながら、ピストンの運動
を開始する。

「あっ…はああっ…あんっ…ふぅうっ…啓太…様…」
「て、てんそう…良いぜ…すごく…気持ち…良すぎる…」
「啓太様っ…啓太様っ…!!」

初めてとは思えない啓太の同時攻撃に、てんそうは、快感に浸りながら、嬌声をあげる。
てんそうが淫らな嬌声を上げる度に、啓太の腰を打ち付ける勢いは増していく…。
439エロモンキー:2006/09/26(火) 00:11:57 ID:TlycH2aG
「てんそうちゃん…あんなに啓太様に激しくされてる…」

その光景にフラノは、顔を上気させ、フラノの秘所からは既に、啓太に抱かれたいという
欲望に満ちているかの如く、愛液で濡れていた。


「尻尾が出てる…気持ち良いんだな」
「は、はい…啓太様…気持ち…いいです…」
「てんそう…そろそろイキそうだ…」
「け、啓太様っ…わ、私も…もう…イク…イッちゃい…ます!!」
「うっっ!!でるっっっ!!」
「ふあああああっ…ああああっ!!」

てんそうと共に絶頂を迎えた啓太のペニスの先端から、てんそうの膣内へと大量の熱
い精液が流し込まれる。ペニスを引き抜かれたてんそうの秘口からは、愛液と濃厚な
精液が混ざり合った液体が大量に溢れ出る。

「はあああ…あ、熱い…」
「はあ…すごかったぜてんそう…」

啓太によって、中出しされたてんそうは、そのままくたりと寝込んでしまった。

「ありゃ?ちょっとやりすぎたかな…?」
「啓太様…」

啓太の名前を呼ぶのと同時に、フラノが啓太に背後から抱きつく。フラノの豊満な胸の
感触と温もりが背中に伝わってくる。

「啓太様…私も啓太様に失礼な事をしてしまいました…」
「ああ…そうだったよな…」

さっきとは裏腹に、フラノはもじもじしながら言う。

「啓太様…啓太様に失礼なことをしたフラノに『おしおき』をしてくださいな…」

ごくりと啓太は唾を飲む。看護婦の格好の似合っている上に、豊満なスタイルをしたフ
ラノに『おしおき』をする。あっさり、欲望に負けた啓太は…。

「ああ…フラノ…『おしおき』をしてやるぜ〜!!」
「きゃあああああ〜〜〜ん!!」

啓太に襲われたフラノは、喜びに満ちた表情で啓太の押し倒しを受け入れ、再び啓太
の後ろ首に手を絡める。
440エロモンキー:2006/09/26(火) 00:12:44 ID:TlycH2aG
「んん…んちゅう…んむぅ…んん〜」

フラノは、豊満な胸を揉まれながら激しいディープキスを受ける。そしてフラノの唇から
離れた啓太はフラノの右側の胸にかぶりつき、乳首を口に含め吸い付く。

「ああんっ…啓太様たら、激しすぎますよぉっ!!」
「激しくされるのは嫌いか…?」
「いいえ…むしろ…大好きですぅ〜〜〜!!」

フラノは叫びと同時に、啓太を押し倒し返した。

「おわっ…やったな…」
「啓太様〜…もっと『おしおき』してくださぁい…」

そういうとフラノは啓太の眼前に自分の胸を突き出す。たゆねやなでしこよりは若干劣
るものの、ようことタメをはれるほどの美乳がたぷんと揺れ動く。

「ああ…もっとやってやるぜ…」

今度は左側の胸にかぶりつきながら、右側の胸を揉み続ける啓太。その快感に反応し
ながら、フラノは白布に隠れている啓太のペニスに自らの秘口をすりすりと擦り付ける。

「あっあっ…ふぁん…啓太様…啓太様ぁ…素敵ですぅ…フラノ…啓太様のおちんちんが
欲しいですう…啓太様ぁ…フラノの下のお口が涎でタラタラなんですの…啓太様のおち
んちんでフラノの気持ちを静めてくださぁい…」

そういうとフラノは、自らの下着を降ろすと、ナースのスカートをめくり上げる。フラノの髪
と同じ黄土色の色をした茂みが露になる。秘口は大量の愛液でぐっちょりと濡れていた。

「おわ…確かにすげえ溢れてる」
「啓太様のおちんちんが…欲しくてたまりませんの…」

ぽっと頬を赤らめるフラノに、啓太のペニスは更に硬度を増していく。

「うふふ…啓太様のおちんちんも、フラノの中に入りたいって言ってますね」
「あはは…確かに…入れたいっつったら、入れたいかな…」
「では、啓太様…いただきますね〜♪」

フラノは自らの秘口に啓太のペニスの先端を密着させると、ゆっくりと腰を降ろしていく。

「んっ…んんんんっ…ああああ―――――っ!!」

挿入の快感に満面の微笑を浮かべながら、フラノは激しい嬌声をあげる。
441エロモンキー:2006/09/26(火) 00:14:07 ID:TlycH2aG
「うっ…やべ…すげ…てんそうよりも、締まってる」
「ふふふ…伊達に『18禁きゃら』を自称してませんよぉ♪」
「う、動くぜフラノ…」
「はい…フラノをめちゃくちゃにしてくださいな…」

啓太は、フラノの期待に応えるように、腰を突き上げていく。その突き上げによって更
なる快感を感じたフラノも、自ら腰を動かす。フラノの豊満なヒップが啓太の腿と股間に
打ち付けられ、豊満な胸はぷるぷると動く。

「あっ…はぁん!あっ…いいっ…啓太様っ…啓太さまぁん!!」
「うっ…フラノすげ…気持ちいいぜ…」
「ああん!!啓太様ぁ!!フラノでもっと感じてくださぁい!!啓太様ぁ!!大好きぃっ!!」

再び胸の谷間の間に、啓太の顔をうずくめるフラノ。更に興奮を高めていく啓太は、深
く腰を落とし、力強く突き上げていく。

「あっ…はっ…ああっ…あんっ…んああっ!!」
「ふ、フラノ…もう…いきそ…」
「はあっ…啓太様ぁ!!イッて…フラノの中で、イッちゃってくださぁい!!」
「だ、出すぞっ…くうううっ!!」
「はあああああぁぁぁ―――――んっ!!」

啓太が絶頂を迎えたのと同時に、フラノも絶頂した。

「はぁ…はぁ…フラノも…啓太様に犯されちゃいました♪」
「わ…わり…ちょっとやりすぎた…」
「いいえ〜啓太様のおちんちん、まだまだ満足していないようですね〜。啓太様のおち
んちんが満足するまで、フラノがお相手してさしあげます〜♪」
「私も・・・啓太様のお相手します…」

目を覚ましたてんそうも、啓太に近づく。

「お、お前らな…」
「でも〜、その前に、主治医さんにも検査してもらいましょ〜♪」
「へ?」

フラノがチラッとドアの方を見る。

「ごきょうやちゃん〜。こそこそ見てないで、入ってきてもいいんですよ〜♪」
「え!?ごきょうやって…ええ!?」

啓太がドアの方を見ると、静かに音を立てながらドアが開く。そこには、顔を真っ赤に紅
潮させていたごきょうやが、座り込んでいた。
442エロモンキー:2006/09/26(火) 00:15:50 ID:TlycH2aG
「あ…け…啓太…様…」
「ごきょうや…ずっと、いたのか?」
「は、はい…忘れ物…したので…」

ごきょうやは、もじもじしながら啓太の質問に答えた。

「け、啓太様…フラノ…てんそうまで…い、一体何をしてるの!?」

かなり動揺しているごきょうやに対し、フラノはあっけらかんと言う。

「何をって…啓太様の男性としての機能に以上が無いかどうか検査していたんですよ
 ぉ♪」
「うん…そう…」
「け、検査って…」
「ごきょうやちゃんも、一緒に啓太様の検査をしましょ〜♪」
「えっ!?」
「なっ!?」

啓太とごきょうやは同時に驚いた。

「わ、私が…啓太様と!?」
「はい〜。ごきょうやちゃんも、啓太様としたいでしょ」
「な…わ、私は…そんな…」
「またまた〜ごきょうやちゃんったら。私知ってるんですよぉ。ごきょうやちゃんが部屋で
 時々、宗太郎様の写真を見ながら、アソコを弄っているのを」

その、フラノの言葉と同時にごきょうやの顔がぼんっと赤くなる。

「な、な、な…フラノ!?ど、どうしてそれを…」
「この間の夜、トイレへ行こうとした時、ごきょうやちゃんの部屋から聞こえましたし、見
 ちゃったんですよ〜。ベットの上で下半身裸になって、『宗太郎様、宗太郎様ぁ〜』っ
 て言いながら、ごきょうやちゃんが、アソコをクチャクチャ弄っているのを。見てる私の
 方が恥ずかしかったですぅ〜」
「わああああ〜〜っ!!ふ、フラノやめてぇ〜〜〜!!」

顔を真っ赤にして涙目になっていたごきょうやが、普段からは想像もつかない大声でフ
ラノの口を塞ごうとする。しかしフラノは、ごきょうやを振り切ると啓太の方に顔を向ける。

「啓太様、ごきょうやちゃんとも検査をしてあげてください」
「え?」
「ふ、フラノ!?」
「いつもクールな態度をとっていますけど、ごきょうやちゃん、本当はさびしくて、宗太郎
様や啓太様のことが恋しくてたまらないんです。だからごきょうやちゃん、ここ毎日、ベ
ットの上で宗太郎様と啓太様の名前を呼びながら、アソコを弄ってるんです」
「ふ、フラノ…やめてってば…!!」

フラノを黙らせようとするごきょうやであったが、てんそうに羽交い絞めにされて動くこと
が出来ない状態であった。
443エロモンキー:2006/09/26(火) 00:17:33 ID:TlycH2aG
「お、俺はいいけどよ…ごきょうやのこと嫌いじゃないし…」
「け、啓太様!?」

思わずちょっと期待してしまう反応をするごきょうや。

「で、でもよ…ごきょうやの方は迷惑なんじゃ…」
「じゃあ、迷惑なのかどうか、ごきょうやちゃんに聞いてみますね。ごきょうやちゃん、ご
 きょうやちゃんも啓太様に検査しますか〜?」
「え!?」
「ごきょうやちゃん?聞いていますか〜?」
「わ、私は…」

ごきょうやは、顔を真っ赤にした状態でうつむくままであった。

「ごきょうやちゃんが嫌なら、フラノが変わりにしてあげますね〜♪」
「ま、まてフラノ!!」
「はい?なんですかごきょうやちゃん」
「わ、わたしも…」

てんそうに羽交い絞めを解いてもらったごきょうやは、つかつかと啓太の下へ歩み寄る。
いまだ顔を真っ赤にしていたごきょうやはしばらくの間黙っていたが…

「け、啓太様…」
「ご、ごきょうや?」
「し、失礼します!!」

そういうと、ごきょうやは啓太に抱きつき、啓太に口付けをする。

「むっ…むぐ…」
「んんっう…ん…んんん…んふ…う…んんっ…ふ…ふぁ…んんっ」

積極的に啓太の口内に舌を入れ、絡ませるごきょうや。

「はわわ…ごきょうやちゃん、積極的〜」
「ほんと…いつもと別人みたい…」

フラノとてんそうの二人も、いつも以上に大胆なごきょうやに驚いていた。口付けを終え
た後、啓太のペニスにそっと触れるごきょうや。

「啓太様…啓太様のここ…すごく固い…私で感じてるんですね?」
「あ、ああ…さっきのは、濃厚で気持ちよかった」
「啓太様…」

ごきょうやは、うっとりとした表情で啓太のペニスの先端を口で含み、嘗め回しながら、
右手で袋の部分を刺激する。

「ふぁ…んんん…啓太様…凄く…固い…」
「うっ…ごきょうや…きもちいい…」
「嬉しい…んんっ…んっ」

啓太が感じてくれるのを喜び、ごきょうやは啓太に対し、愛おしさに満ちた表情でペニスを
攻める。
444エロモンキー:2006/09/26(火) 00:18:29 ID:TlycH2aG
「ごきょうや…」

啓太は、ごきょうやの着ているサマーセーターをたくし上げると、胸を隠している黒のブラ
ジャーをはずし、形の整ったごきょうやの胸を露にする。

「あ…」
「思ったよりも大きいな…」

そういうと、啓太はごきょうやの胸に触れると、硬くなっていた乳首を口に含み、軽く吸い
付き、舌で転がす。

「ひゃうっ!!んっ…はああっ!!」
「感じてるんだな…ごきょうや…」
「は、はい…いいです…んんっ…」
「じゃあこっちの方はどうかな…?」

そういうと啓太は、ごきょうやのズボンに触れ、ベルトとホックをはずしていく。

「あっ!!け、啓太様…!!」
「いいじゃないか…そんなに恥ずかしがらなくても…」
「だ、駄目…です…」

恥らうごきょうやは、あわてて股を斜めに閉じ、上目遣いで啓太を見る。しかしそれを、
フラノとてんそうの二人が妨害する。

「ふ、フラノ!!てんそう!!一体何を!?」
「駄目ですよごきょうやちゃん〜。この期に及んで抵抗するなんて♪」
「大丈夫…啓太様なら優しくしてくれるし、気持ちいいから…」
「で…でも…」
「さ、啓太様…。ごきょうやちゃんを優しく気持ち良くしてくださいね〜♪」

てんそうがごきょうやの股を無理やり開かせると、フラノがごきょうやの履いているズボ
ンのジッパーを降ろし、黒の下着が露になる。更にフラノは、下着を横にずらしていき、
ごきょうやの桃色をした秘所と銀色の芝生が露になる。女性の部分は既にぬかるみ状
態であり、難なく啓太のペニスが挿入できそうである。

「あっ!!だ、駄目!!はずか…しい…」
「ごきょうやちゃんったら、素直じゃないんだから…」
「啓太様…挿れてあげてください」
「ああ…行くぜ…ごきょうや」
「け、啓太様…だ…め…で…」

ごきょうやの秘所を軽く両指で開いた啓太は、ごきょうやの秘所に自らのペニスを押し
込み、ずぶずぶと侵入させていき、膣奥にまで挿入された。

「あ、ああああっ!!」
「うっ…ごきょうやも…なかなか締まってるぜ…」
「は…ああ…啓…太…様…」
「ああ〜ん、ごきょうやちゃんが羨ましいです〜♪」
「フラノ…さっきも挿れてもらったじゃない…」
「でもでも〜、また挿れて欲しいですぅ〜!!」

フラノは、啓太とごきょうやの結合部分を見ながら、うずうずとしていた。

「じゃ、動くぜごきょうや…」
「は…い…」

啓太は、少しずつ腰を動かし、ごきょうやの膣内に刺激を与えていく。

445エロモンキー:2006/09/26(火) 00:19:59 ID:TlycH2aG
「あっ…ひゃんっ…はあっ…ひゃうんっ!!」
「いいぜごきょうや…すげえ可愛い顔をしている…」
「あんっ…啓太様…啓太様ぁ!!」

次第に波打つ速度を早く、激しくしていく啓太。

「はああっ!!ああっ…あっあっあっ!!ああん!!」
「くっ…すげ…ごきょうやも腰を動かしてるな?」
「だ、だって…啓太様が…はぁん!!」
「きゃはっ!ごきょうやちゃん、かわいいですぅ♪」
「ごきょうや…そろそろイキそうみたい…」

ごきょうやが痙攣を起こし始めたのと同時に、啓太もまた絶頂感がこみ上げてくる。

「うっ!!おれももう、イキそうだ…」
「あはっ。啓太様…ごきょうやちゃんの膣内で、たっぷり中出ししちゃってくださいね。」
「え!?ふ、フラノ!?」
「ごきょうやも…きっと喜ぶと思う」
「て、てんそうまで…啓太様!!駄目!!駄目ですぅ!!そ、それだけはぁ…!!」
「ご、ごきょうや!!駄目だもう、俺…出るっ!!」

啓太の叫び声と同時に、啓太は絶頂を迎えた。啓太のペニスの先端から、ごきょうやの
膣内へと、精液が絞り込まれるように流れていく。啓太が自分のペニスを引き抜いた時、
啓太のペニスは既に『燃え尽きた』状態となっており、頭がぼ〜っとしていたごきょうや
の秘書からは、大量の精液があふれ出る…。

「啓太様…ひ、酷いです…こんなに出すなんて」
「凄いです啓太様。フラノやてんそうちゃんの時よりも、精液をいっぱい出しちゃいました
 ね」
「ごきょうや…もしかしたら…妊娠しちゃうかも」
「いいっ!!しゃ、洒落にならないこと言うなよてんそう!!」

すっかり三人とやってしまった啓太に、フラノとてんそうの二人が身を寄せてくる。

「啓太様〜。これからは三日に一度くらいは、健康診断をしましょうね♪」
「いい…かも…私はフラノに賛成」
「ごきょうやちゃんはどうしますか?」
「…二人がするのなら…私も…その…」

顔を赤らめながらも、ごきょうやは啓太の方をじっと見た。

「は、ははは…コリャいろいろと大変になりそうだな…」

三人によってすっかり精を絞り尽くされた啓太は乾いた笑みを浮かべていたのだった。

その後、啓太はごきょうや、フラノ、てんそう三人の健康診断を三日に一度は受ける羽
目になり、啓太はよくごきょうやから、精力増強のドリンクとバイアグラを渡されるのだっ
た。


〜完〜
446エロモンキー:2006/09/26(火) 00:22:36 ID:TlycH2aG
すいません。今回、勝手に少し原作設定を変えてしまいました。
447名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 00:38:51 ID:xztUxD0r
GJ!!
448前763:2006/09/26(火) 00:48:20 ID:bpGluGH1
>>エロモンキー氏
GJです!!
てんそうにフラノ、ごきょうやのトリオは良いですね。
続きあれば見たいです!

自分も執筆のペース上げねば!
449名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 01:24:46 ID:gYbKxdfz
>>446
おおおっ!?ここでごきょうやとフラノとてんそうが一気にキターーーー(゚∀゚)ーーーーッ!!!
しかも第2章SSはこのスレじゃ初めてではないだろうか?Good Job!

フラノが月姫の琥珀に見えて仕方なかった。
よくよく考えてみりゃ、キャラ的に似てるような…?
450名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 11:24:33 ID:ydWhrH3K
本スレの過疎ぷりはひどいな
451名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 13:28:25 ID:vb5vbEwO
あそこはテレビの放映時間〜次の日にかけてピークを迎えるから
452名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 15:52:27 ID:Ynelce2s
本スレ?
本スレってどれですか??
453名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 17:38:45 ID:x1seYmKc
エロモンキーGJ!!
454マリ汚:2006/09/26(火) 23:31:29 ID:jg6lLRdR

みなさん汚初です...

最近763さんが来てくれませんね...新作楽しみにしてるのに...

763さん新作期待してます!!!
455名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 00:02:14 ID:UtQtZPV4
>>454
クソコテ失せろ
456名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 00:47:41 ID:9bbR3rme
>>454
今回ばかりは>>455に同意w
457名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 01:01:10 ID:fIl7L6MG
有名なコテなの?
458名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 02:13:05 ID:oOUPLCi/
汚水の弟子さ!
459名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 02:28:59 ID:FLFkUHQa
>>455-456
気に入らんならスルー汁!過敏に反応するな!
スレが荒れると職人さん達が来なくなったり、
スレが荒れては折角の新作SS投下の躊躇いの要因になるという事を知れ!






ところで
>>454は何か悪い事でもしたのか?初めて見るコテなんだが
460名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 06:07:58 ID:W7nO19fv
同じく  >初めてみる
他スレでかは知らないけど、何やった人?



それよりうちは明日でいぬかみ最終回だよ・・・

アニメしか見てなくてずっと気になってたんだけど、
小説もあんなに変態が出てくるの?
象さんやランジェリーアーティストとか千葉繁声のオタとか
461名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 12:02:43 ID:kcsJc4Nr
たゆねかわいいよたゆね
462名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 12:32:34 ID:8xggSRzo
>>460
初めてとかどうとかじゃなくて、創作系の板・スレで、作者・職人以外がコテを名乗るのがうざいんだろ。

小説の方が変態山盛りだよ。原作に変態が出てこないで、アニメにあんなに変態が出てきたら、原作改悪!って果てしなく叩かれてるよ。
463名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 13:47:48 ID:c5i7F2cl
けいた×てんそう
ずっと待ってるよ…(´・ω・`)
464名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 15:07:26 ID:FLFkUHQa
>>463
もう来ているではないか。
エロモンキー氏が書かれたSSだ。>>432-446を見よ!
ごきょうやとフラノもいるが
465名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 15:29:28 ID:IcvVQYVj
いぐさはー…orz
帰ってきて…
466名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 15:51:19 ID:j8dy5ePX
そもそも変態の癖に声優豪華すぎ
467名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 18:43:26 ID:ROcmUURG
変態的なまでに豪華だよな
468名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 18:58:51 ID:AHAbFJHU
豪華な変態だな
469名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 19:16:09 ID:Ya2af3c0
変態セレブ
470名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 19:28:55 ID:/RRlawMd
ともはねを!ともはねをお願いします…
471名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 21:45:22 ID:c5i7F2cl
今回でアニメは最終回か寂しくなるな・・・
472名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:43:07 ID:NRnzo/bb
↑↑↑確かに。

夜の楽しみが一つ減るな…
473名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:42:11 ID:UtaiPayz
あと18分で変態達の最後の聖戦が始まるな
474名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 01:00:01 ID:fqtsKUfc
今日は始まるのがいつもより30分遅いから気をつけろ。
俺もたった今気づいた
475名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 01:34:37 ID:oW0fBTyV
とうとうこの時間がきちまったか…
476332 :2006/09/28(木) 01:50:25 ID:V4BjErIQ
九州のド田舎出張なので最終回見れません><。
畜生・・・

この苦しみに耐え、なんとかSSを書いてます、
>>431様の言うとおり、今度は完成してから投下します。
477名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 02:13:23 ID:fqtsKUfc
>>332
ようこSS楽しみにしてまっせ。

九州に出張とは…ご苦労様です。
最終回が見れないと? それならYoutubeに明日辺りうpされると思うので
まだ諦めることはありませんぞ
478332:2006/09/28(木) 02:26:42 ID:V4BjErIQ
>>477
Youtubeの存在を教えてくれてありがとうございます。
これでスムーズに作業が進みます。
479名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 02:30:45 ID:Vgl5wCa6
>>332
頑張ってくれよ。期待してるぜ
480名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 16:31:56 ID:oW0fBTyV
youtubeはまだ更新されてませんでしたよ
481名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 16:40:14 ID:sHLweDov
ふらののサービス解禁で
482名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 19:11:29 ID:UtaiPayz
放送じゃ言えないサービスいーっぱいしちゃうます〜(フラノ談)
483名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 21:24:00 ID:/NTZZpap
ともはねが何らかの理由で大きくなって…ってな感じのが見たいです
484名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 22:09:05 ID:eAUT24ye
やっぱり再萌はたゆねたんだな
485名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 22:10:45 ID:oW0fBTyV
たゆねは最高
啓太と打ち解けるまでがみたいな
486名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 22:20:04 ID:2VpjiA2x
最終回のたゆねの「あのさ・・・その・・・ぶいっ!」に激しくリビドーが刺激された。
487名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 22:27:10 ID:fqtsKUfc
>>486
アレで完全にたゆねもツンからデレになったな。最後の最後で
488名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 22:39:01 ID:YTToGsCS
俺の中でせんだん株が急上昇した
489名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 02:05:28 ID:uZQ2nlfl
>>332
最終回を楽しみにしていたのなら、このスレに逝け。やっとうpされたぞ。

直リンしなかったのはここがエロパロ板だからw
http://pc7.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1153294416/
490名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 02:54:03 ID:IHjdl/K5
たゆねかわいいよたゆね
ようこかわいいよようこ
491名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 04:30:01 ID:lbhQ9PR/
ごきょうやー!!!!!!!!!!!!!!!!!

ところで最終回になっても女カオルを見なかったのは気のせいだよな
492名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 08:21:52 ID:guU/sRj8
薫はもともと男っていう設定じゃない?
493名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 08:28:23 ID:oyXJRzXD
>>492
原作で氷漬けにされてる本当の川平カオルでしょ
494名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 08:53:22 ID:W9YPnPpf
>>483
原作第10巻のともはねは双子ちゃんを除く残り7人+ようこの
いいとこ取りの超ナイスボディになって、風呂にも入っていたが、
「いつも元気いっぱい」のテンションも200%UPで、良い意味で
全くエロさがなかった。

「ともはね」はちっちゃな体で一生懸命なところがエロいのだと思う


病人の戯言だけどな・・・
495名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 09:21:47 ID:KqVBncPz
最終回のてんそうに萌えた・・・・
496名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 13:27:31 ID:uZQ2nlfl
>>492
アニメでは女カオルや両親の存在については抹消された模様。
497名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 14:30:55 ID:qTOcTYWz
>>496
まぁ2クールあるから描こうと思えば描けたのかもしれないけど
そのせいで変態分がなくなると思うと抹消されてもよかったのかもしれない
498名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 17:25:27 ID:A0RCyYHk
>>495
同意、あの瞳は反則だった
499名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 17:26:23 ID:LVKB20Ho
あれ?アニメでは

薫は本当は女
でも「邪星」によって本来の体が氷漬け
今ある(男の)体は「邪星」が作った仮初めの体

って設定じゃなかったっけ?
500名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 18:07:37 ID:guU/sRj8
他の犬神が驚いてなかったのから判断すると女ver薫のことは省いてる

有り得もしない続編を期待している最近の俺
501名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 18:18:30 ID:uZQ2nlfl
>>499
SM係長は氷付けされた薫を見て
『ウホッいい男』なんてほざいていたが
502名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 18:24:14 ID:GYMfHcVk
薫=女っていう設定はアニメじゃ1回もなかったと思われ
503名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 20:34:08 ID:Sdek2dji
原作では体も女なの?薫って
504名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 21:00:48 ID:c96+5oMK
師匠達こなくなっちったね…
せめて後ニクールやってほしかった…(;´・`)
505名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 21:08:50 ID:3dJhbb73
お前らここはエロパロだぞ?
アニメの議論ならアニメスレに逝け
506名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 21:16:12 ID:guU/sRj8
別に投稿する人いないしよくね?

スレに全く関係ない話してる訳じゃないんだし
507名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 21:23:53 ID:T3cRlhAp
こんな空気だから投稿しにくいんじゃないかと
俺は思う
508名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 21:32:47 ID:s2JpROLf
>>503
双子の兄弟。
で、アニキがカオル、妹もカオル。
カオルが二人いる。
ちなみに妹のカオルは時間が成長が止まってたらしく11歳。
509名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 22:04:42 ID:guU/sRj8
>>507

じゃあ何も言わずに待ってたらどんどん投稿されるということ?
510名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 22:19:00 ID:uZQ2nlfl
アニメの話題はここまでって事で
さあ、SS投下をじっくりと待とうじゃないか!
511名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 23:59:11 ID:qV6vcdPD
+   +
  ∧_∧ +
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +

512名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:06:34 ID:90nBi6IP
師匠たち早く来ないかな
513名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 01:01:44 ID:SUcWo+OM
師匠マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
514名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 01:17:15 ID:EGEkQe7f
10巻読んで、啓太×カオル(妹)で妄想してしまった。
薫(兄の方)の本当の名前は不明なんだよな。
515名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 04:32:48 ID:SJTmgNRc
>>508
トンクスです。

10巻表紙だけ見て薫女だと思ってたorz
啓太×薫で妄想してたのになーやっぱ男か…
なでしこ×薫の百合とかハァハァしたのに。
しょうがないけどやっぱ(´・ω・`)ショボーン
516名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 05:22:14 ID:ThaH9bX6
ともはね可愛いな…身長は144だっけ?
…啓太手だせよ!!
517名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 10:43:58 ID:EO9cP2WP
薫が実は女だったっていう展開の方が萌えたんだけどな・・・
作者残念
518名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 10:48:20 ID:Ea4hsUfS
話の根幹から歪むから無理
519名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 11:39:02 ID:XU2NuuEM
いぐさ×たゆね
ようこ×たゆね

見てみたい
両方ともたゆねが何かの理由でお仕置きされるやつ
520名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 22:25:02 ID:qVetnOjP
この流れに職人さん達に愛想尽かされちゃったかな?
521名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 23:55:14 ID:GcBFk/mm
+   +
  ∧_∧ +
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +


522名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 00:28:28 ID:TDekuv1X
そもそも、どんどん投稿されると思っていること自体間違いじゃないか?

職人さんたちだって毎日、暇なわけないんだし、少しの間投稿されなかったからって、待ちもせずに投稿されないのは「愛想つかれたからだ」とか「投稿しにくい状況だからだ」とか言うのはせっかく書いてくれている人たちに失礼だと思う。

俺たちみたいな見物人は職人さんたちをせかすような言動は控えて、ただ待ち続けなければいけないんじゃないか?
せっかく空いている時間などに書いてもらっているのに次々とリクエストしたりすること自体おかしいと思う。

とにかく職人さんたちのことも考えてあげればということ

いきなりの偉そうな長文失礼。
523名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:01:06 ID:popjveCT
そりゃそうだな。
待ってりゃいいだけなんだ、アレなら他の板いけばいいんだから。
おとなしく待つか
524名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:12:46 ID:MHh8fhI7
たゆねかわいいよようこ
525名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 02:01:10 ID:pdY701rp
ともはね! うっ……
526名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 02:25:19 ID:ksDQlR/a
ようこが最高!!!
527名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 04:26:33 ID:P1QsBg85
仮名さんはもらって行きますね
528名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 04:26:54 ID:oYID4rKI
原作者は何故、啓太とようこをくっつけてしまったんだろうな??
恋人フラグ立ちっぱなし!これに萌えるっていうのに・・・・・
529名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 15:25:05 ID:evxY0CWc
ともはねは本当の体といっしょに啓太と時には二人っきり?
530名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 15:26:00 ID:AAWEI9cF
ロリが足りない!!
531名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 20:43:46 ID:VH/zF+HH
532名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 23:02:10 ID:AAWEI9cF
>>531
落ちてて見れない
533名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 00:48:23 ID:vhDyN733
そろそろ女の子どうしのからみを‥
534名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 01:54:00 ID:tyQjObQZ
>>532
どうせ釣りスレだ


ようこかわいいよようこ
535名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 06:38:49 ID:vgAwHUP4
>>332氏の、ようこの霊力ゼロのSSの続きはまだだろうか?
MAX氏のようこSSの続きもどうしたものか?
早く投下されないかな〜楽しみだな〜wktk
+   +
  ∧_∧ +
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
536名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 07:53:41 ID:8JdUeL07
確かMAX様は修行かなんかでとうぶん顔をださないらしいです。
続きもたぶん書かないと言っていました。
537名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 15:12:28 ID:YeXheTzn
age
538名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 21:43:40 ID:3i6EH7bq
ごきょうやを!!
539名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 22:42:11 ID:vhDyN733
たゆいぐを
540名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 00:23:14 ID:82LjZOXZ
いぬかみっ!の次に始まるのって何だっけ?
541名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 00:50:17 ID:JNJC2LJg
>>540
アニメの話題はアニメ板に逝ってして下さい。スレが荒れますので。
542名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 02:34:07 ID:ZKwf6o06
>>540
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/yamanade/

『ヤマトナデシコ七変化』って番組らしいぞ。
あまり面白くは無さそうだな。
543名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 02:50:28 ID:kK/f1kEg
544名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 03:28:19 ID:+pK3XTN8
>>542
俺東京に住んでるんだが、こっちの放送時間だといぬかみっやってた時間は武装錬金になったとオモワレ。
545名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 21:57:00 ID:uDnfrAqE
>>542
おれは大阪やけど、こっちも武装錬金になってるぜ。
546名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 22:39:09 ID:xph8Twoy
師匠や他の職人達いなくなったね(´・ω・`)
547名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:20:22 ID:JNJC2LJg
>>542-545
だからアニメの話題はここでするなと何度も言ったろ!?
ここはエロパロ板なんだからさ。板違いもいい加減にして欲しいぜまったく…
これ以上この話題続けると職人さん達が来辛くなって、ますますSSの投下が遠退いてしまうんだぞ?
わかってやってるのか?わかってやってるんなら、そいつは頭がパーな馬鹿か荒らしかどっちかだな。

アニメの話題をしたけりゃ、アニメ板なり初心者板なりに行ってスレ建てるなりしろってんだよ馬鹿共。
548名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:24:48 ID:NBnI1VE1
福岡、武装練金です
549名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:25:07 ID:CSdYSuqc
たゆね好きだよたゆね
550名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:27:26 ID:JNJC2LJg
>>548
俺のレス>>547を1千回声出して朗読しろやボケ!
551前468:2006/10/04(水) 23:37:05 ID:KZkXc8ip
おーすっ!出張先のパソから久々の書き込み〜。

いまり&さよか書いていたんですが、いつの間にかともはね物になってしまった…。
明日に家に帰れるから、書き終わったら投下していいかい?
いまり&さよかはまた今度になっちまうけど…。
552名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:39:21 ID:aicNOn2S
>>538はわざとだろ
投下が無い時の雑談くらいでそんなに熱くならんでも良いと思う
たしかにスレ違いだと思うけどいちいち噛みついてるキミの方が荒らしに見える

553名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:40:03 ID:xph8Twoy
>>552
お前誤爆してないか?
554名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:41:06 ID:Weuh5c0O
お〜久しぶりです。師匠!

ともはねですか!是非投下よろしくお願いします。
555名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:51:00 ID:jWvebehA
>>553
安価ミスっただけだとおも。

>>師匠
お疲れさまです!投下お待ちしておりますよ〜。
556名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:51:05 ID:aicNOn2S
>>553
誤爆はしてない、アンカー間違っただけだ
そして訂正はしない

>>551
wktkして待ってます、全裸で
557名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:53:06 ID:xph8Twoy
すまない安価ミスだったorz
だが反省はしてない
558名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:54:13 ID:Weuh5c0O
>>554の書き忘れ

>>547
別に投稿する人いないなら雑談ぐらいいいと思う。
もしあなたがこのスレはSSしか投稿したら駄目と言うのならスレ発展のためにあなたも書いて投稿して下さい。

俺は>>552の意見に同感する
いぬかみっ! はちょっと書いてみようとしたけど、独特なものが再現できない。
他のよくあるアニメの2次創作と同じになってしまう…。
オレだけか(汗)

うおー、ともはねっ、書きたいぜ
560名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 00:27:30 ID:pnZ3ivEY
>>547ていうかどうして書いてもいない人が職人さんが来づらいとかそんなことわかるのかそれがおかしい。
来づらいとか決めるのは職人さん本人だろ
勝手に決めつけてぐたぐた言うのはやめて欲しい。
561名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 01:28:27 ID:Nc7ZBIjT
ともはねっ! ともはねっ!
562名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 02:18:35 ID:P08ajVij
>>559
何本も書いたことあるわけじゃないが、オリジナリティを再現しようと努力したことすらない俺には、
耳の痛い話であります('A`)
563お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:27:04 ID:WjCfqZbi
どうもどうも、皆のアイドルフラノですよ〜♪
え、今何をしているのかって? やですよ、レディにそんな質問なんて♪
ただただフラノは耳を済ませていただけですよ? 一緒にどうですか〜?
「ケ、イ、タああああああ!? 誰よこの茜ちゃんって〜!?」
「よ、よせ! 違うんだ! 誤解だってば!」
「こんの……」
あららららら、お屋敷が地震ですね?
ようこちゃんの怒りはすぐにわかっちゃいますね〜、今日はまた一段と大きいです!
「浮気者おおおおおおおおっ!」
「いいいいやああああああああっ!?」
あははは、どかーんですってどかーん。
あそこまでされてるのに啓太様も懲りないですね〜。
あんまりふらふらしてるのはオトコの人として流石のフラノでもめっ、です♪
お二人は仮にも恋人同士! もしかしたら将来を誓い合った仲なんですから!
ふふ、ここはやっぱり元祖十八禁きゃらの出番ですかね?
「そう思いませんか、ともはねちゃん!」
「いきなり何、フラノ?」
いきなり訳のわからないことを言いながら、天井から上半身だけを部屋に透過させたフラノをじとーっとした半目で見つめるともはね。
けらけらと軽い笑いをたてながらフラノはよっと反転、軽やかに地面に降り立った。
「ですからともはねちゃん? 啓太様とようこちゃんには幸せになって欲しいでしょう?」
脈絡の無い会話にともはねの目は相変わらず胡乱だったが、とりあえず気になる話題だった。
「うん。あたしもそう思ってるけど」
その返事に満足げに頷くフラノ。
564お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:28:50 ID:WjCfqZbi
「ですよね〜? 未だに啓太様が浮気性なのは問題ですよね〜?」
「確かに……ようことせっかく恋人同士なんですから、もう他のオンナの人と遊ぶのは慎むべきです!」
とりあえず話題の論旨がわかってきたので、ともはねは全力で同意した。
少女二人、向かい合ってこくこく頷きあう。
「ですよね? ですよね!」
そこで、とフラノは拳を握り締め天に掲げた。
「フラノは考えたのです! ぜひともこの機会に二人をもっとラブラブにして差し上げようと!」
おー、とともはねが歓声をあげた。
フラノは心なしか満足したような笑顔を浮かべると、もう片腕を水平に広げくるくる回る。
「そしてそれが出来るのは、フラノたちだけなんです! これは聖戦です! 使命なのです!」
ともはねは再び電波の入り始めた言動に少し困惑したが、テンションがつられて上がってきた。
彼女も本心としてはもっと二人、特に啓太にはそれらしい清廉な付き合いをして欲しかった。
とうとうつられて彼女も拳を掲げる。
「いきますよ、ともはねちゃん、我が同士! おぺれーしょんフラノの恋愛クリニック始動なのですっ!」
「おーっ!」
二人の拳が交差する。めずらしーく気持ちが一つになった瞬間だった。


565お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:29:25 ID:WjCfqZbi
「ようこー? まだかぁ?」
「もうちょっとまってー」
危なっかしく靴下を片足上げで履こうとするようこ。
啓太は相変わらずな彼女に苦笑しながら、部屋の戸に背を預けていた。
すっかり定例となった二人だけの買い物。
最初の内は除霊のついでだったのだが、今は何も無くても一緒に出かけるようになっていた。
「きゃっ!?」
どたどたと片足でステップを踏んでいたようこだったが、突然バランスを崩した。
啓太はそれを視認した瞬間、既に地面を蹴っていた。
持ち前の身軽さで間合いをつめると、二の腕でそっと彼女を抱きかかえる。
「大丈夫か?」
「あ、うん」
頬を染め、ようこは彼の肩を借りたままようやく靴下に足を通した。
「まったく……別に家の中なんだし、座って履けばいいじゃねえか」
「ふふ、ケーイタ」
ようこは意地の悪い瞳で、腕をそっと彼の首に回した。
キスするほどの距離で、耳元にそっと囁く。
「ケイタってば優しいね?」
「ま、当たり前だな」
くすくすと笑い合いながら、すっとようこは上半身を離した。
今度は腕に腕を絡め、額をぐりぐりと肩に擦り付ける。
「えへへ、ケイタだ〜いすき」
啓太は困ったように、だが嬉しそうにふっと息を吐き出すと、そんな彼女の頭をくしゃくしゃ撫でてやる。
相好を崩し、ふにゃ〜と気持ちよさそうな声を漏らすようこ。
じとーっとその光景をドアの向こうから見つめているカオル。
「……あの、ようこ? 啓太お兄ちゃん?」
566お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:41:44 ID:WjCfqZbi
「おわっ!?」
「きゃっ!?」
飛びずさって離れる二人。
そんな二人を見てはぁと溜息をつくと、彼女は取り繕うように淡く笑んだ。
「お買い物ですか? いってらっしゃい」
「お、おお。すぐ戻るよ」
気まずい場面を見られ、表情の強張る啓太。
あははと乾いた笑いを浮かべるようこ。
突然くるっと向き合って、うんと一回頷きあい、もう一度カオルに向き直った。
「「いってきます!」」
不自然なほど声をハモらせると、そそくさと二人並んでドアの外へ消えていった。
くす、とカオルは笑いを漏らす。
「やっぱり、お似合いなのかな……」
だが少しだけ、表情は寂しげだった。
そして開けっ放しのドアを閉め、気が重くなる前に去ろうとしたその瞬間。
「あ、カオル様! いってきます!」
「誰かと思えばカオルちゃん! しばらくフラノたちも外出するので留守をお願いしますね〜!」
どたばたとともはねとフラノの二人が声を掛ける間もなく通過していった。 
カオルは嵐のような二人の背中を見つめながら、首を捻る。
「なんなんだろ」
よくはわからなかったが、特別興味も沸かなかったので、ゆっくりとその場を後にした。


567お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:45:23 ID:WjCfqZbi
ようこと啓太が並んで歩く。
啓太はまっすぐ淡々と。ようこはそんな彼に腕を絡め、肩に肩を寄せていた。
「今日は何を買うんだったっけ?」
「えっとね、今日は久しぶりにお肉にしようかなって」
「お、そりゃ楽しみだ」
子供のように破顔した啓太を、くすくすとようこが笑う。
「腕によりをかけてあげるから、楽しみにしててね、ケイタ♪」
ぎゅっと強く腕を抱きしめるようこ。
豊満な胸が当たって、むにょんと大きく形を変える。
相変わらずのミニスカートに薄手のシャツ、半袖ジーンズジャケットといった服装なため、自然と柔らかさが強調される。
啓太は少し顔を染めると、つっとそっぽを向いた。
その反応が楽しいらしく、ようこはさらにぎゅ〜と腕を抱きしめる。
そんな彼女らの後方百メートルほどで、双眼鏡を持ったフラノとともはねが電信柱の影に隠れていた。
周囲の人々の奇異な視線にも構わず、ひそひそと二人囁きあう。
「う〜ん、見てる限りはホント理想的な恋人同士だとフラノは思うんですけどね〜」
「啓太様も最近随分丸くなったよね、たまに静かな日もあるし」
本当に、啓太は最近変わった。
暇があれば自室で勉強しているようだし、前ほど目立ったえっちな行動をしなくなった。
さらに言えば、なんだかようこと過ごす時間を特別大切にしているようだった。
姿が見失いそうなほど小さくなったら次の電信柱へ。
しばらくそうして移動していると、間もなく啓太たちはお目当てのデパートにたどり着いていた。
完全に自動ドアの中へ消えたのを確かめてから、小走りにデパートへ駆け寄っていく。
ふと、ともはねが首を傾げた。
「というか、これってただ覗いてるだけなんじゃ?」
ちっちっ、と顔の前でフラノが指を振った。
少し腰を曲げてともはねに視線を合わせると、不敵な笑みを浮かべる。
「違いますよ〜、これはチャンスをうかがっているのです」
「チャンス?」
えっへん、とフラノは豊かな胸を張った。
「ですです。ま〜まともはねちゃんは黙って見てなさい、フラノのアダルトトラップにおまかせです!」
よくはわからないが、なんとなく嫌な予感はした。


568お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:46:39 ID:WjCfqZbi
食品を先に買っても痛むだけなので、二人はまず四階に上がった。
「そろそろ、自分でもお料理のれぱーとりーを増やさないとね?」
とようこは料理の本を。啓太は参考書を買って書店を出る。
ふと、がやがやと周囲が騒がしくなってきた。
「な、なんだぁ?」
「ケイタ、あれっ!」
ようこが人垣の向こうを指差した。
かろうじて空いている人の隙間を注視する二人。そして目を丸くした。
「違う! 俺は何も悪くない!」
大声で喚いているのは、ごま塩頭のいなせな職人風の男。ただ、股間には女性用下着が着用されている。
いつかもこんな場面を見たことのある変態、『親方』だった。
彼は両腕を抱えた警備員らに吼えるように訴える。
「なあ! おかしいと思わないか! 確かにこれは女性用の下着かもしれない!
だが男が、更衣室を借りて装着しても法律上なんら問題はないだろう!? しかも地肌ならともかく着衣の上から!
商品を傷つけたわけでもないし、万が一なら俺は金だって払うぞ! 一体何が悪いんだ!?」
警備員らは困ったような顔ではいはいと投げやりに返事しながら連行していく。
ふと、親方がこちらに気づいた。
「お! そこにいるのは『裸王』! 今度こそ俺の潔白を証明してくれ!」
皆の視線が啓太に集中した。近くに居た警備員が足早に近づいてきて、彼に尋ねる。
「……前回もいらっしゃいましたね。本当にご関係はないのですか?」
啓太は溜息をつくと、
「ええ、全く。きっと彼は病気なんでしょう。然るべき場所で治療してあげるのが彼のためだと思います」
とさらりと笑顔で吐いた。警備員は一礼すると、手で「連れて行け」と指示する。
「わ〜〜〜〜〜! ちくしょおおおおおおおっ!」
親方はまだじたばた暴れていた。店内は未だざわついている。
警備員が申し訳なさそうに一礼していって、ようやく場は落ち着いていった。
ふう、と啓太が重たい息を吐き出した。
「ほんと懲りないのな、あいつらは」
「……うん」
ようこはそのいつかを思い出しているのか、笑いは引きつり冷や汗をかいていた。
エスカレーターに二人が乗ったのを見届けてから、ふわりと不可視の姿をとった二人が追いかけてゆく。
「ねね、フラノ。最初から姿隠しておけば人目を気にしなくてもよかったんじゃ……」
「サルも木から筆の誤りですよ〜♪」
相変わらずよくわからないフラノに、ともはねはやれやれと首を振った。


569お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:48:05 ID:WjCfqZbi
その後も日用品をぶらぶらと買い漁ると、二人は二階のカフェで一息ついた。
啓太はコーヒー、ようこは紅茶とチョコレートケーキを注文する。
「いやはや、割と買うものあったんだなー」
「ま、うちは大所帯だからね〜。ストックは割りとあったけどお子様のモノが少なかったからさ」
もぐもぐと楽しそうにケーキを頬張るようこ。
啓太はそばのナプキンを一枚掴むと、
「こりゃ、そんな慌てるんじゃない」
顎をそっと掴み、口の周りを拭ってやった。
何が嬉しいのか、えへへと笑うようこ。
今さっき口に運んだスプーンにケーキを掬うと、啓太の目の前に差し出す。
「ケイタも。あ〜ん」
「……いや、流石にそれは」
「あ〜ん」
「人が見てるしさ」
「あ〜ん」
「……あ〜ん」
妙な重圧に負け、一瞬で啄ばむとさっと身を引いた。
それでも満足したか、ようこはにこにこと今度は自分の口へ運ぶ。
啓太はぼんやりとそれを見つめていたが、ふと急に立ち上がった。
「どしたの?」
「ん……ちょいとお手洗い行ってくるわ」
「うん、わかった」
いそいそとトイレへ急ぐ啓太を見送り、ようこは再びん〜とスプーンで幸せを堪能する。
それを影から見つめるフラノとともはね。
「ともはねちゃん、チャンスです!」
「え、ど、どうすればいいの?」
「ともはねちゃんはわざと目の前を通るように向こうへ行ってください。フラノがその間にお仕事いたしますから!」
「う、うん」
フラノに力強く背を押され、おっかなびっくり観葉樹の影から飛び出した。
そしてそろそろとようこの前を迂回すると、足早に向こうへ駆け抜けてゆく。
ようこがびっくりしたように顔を上げた。
「あれ、ともはね?」
なんで彼女がこんな場所にいるんだろうか。
そうやって意識が完全にともはねに向いた瞬間、フラノは電光石火で飛び出していた。
高速で滑空し、テーブルに接近。側で一気に失速すると、懐から二種類の薬を取り出した。
ピンクの容器に入った方を二人の飲み物へ。青い容器の方をようこだけに。
そしてようこがこちらに振り返る前に、全速力でその場を離脱した。
完全に視界からともはね(ついでにフラノ)が消えてから、首を傾げながらケーキに振り返るようこ。
「んー……まあ、いっか」
ようこは再び目の輝きを取り戻すと、最後の一掬いを本当にゆっくり時間を掛けて咀嚼し始めた。
570お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:49:09 ID:WjCfqZbi
合流し、反対側の茂みから覗くフラノとともはね。
「うふふふ……ここまでうまくいくとはフラノも思いませんでした〜。ともはねちゃん、お手柄です!」
「あのお薬って一体何なの?」
「それは企業秘密なのです! ま、もっと仲良くなれるお薬みたいなものですよ」
「じゃあ、ようこの方に入れたもう片方は?」
「あれはフラノからのちょっとしたお楽しみなのです☆ あ、ちゃんとごきょうやちゃんお墨付きなのでもーまんたいですよ?」
まったく要領を得ずともはねが首を捻る。
「ありゃ、フラノにともはね。なにやってるんだ?」
「きゃっ!?」
「わわっ!?」
突然後ろから声を掛けられ、変な声をあげる二人。
そんな二人を訝しげに見つめる啓太。
「なんでお前らがここにいるんだ?」
「あ、あのですね啓太様」
「二人でぶらり空の旅ですよ〜、あんまりレディを詮索するなんてめっ、です♪」
そうやって悪戯っぽく指を振ると、ともはねの小柄な身体を掴んで軽く宙に浮かんだ。
「行き先は風だけが知っています、お夕食までには帰るのでちゃんとチンしておいてくださいね〜!」
よくわからないことを言いながら、全速力で向こうへ消えていく。
そんな二人を呆然と見送ってから、こめかみをこりこりと指で掻いた。
「ホント、なんなんだろ……」
首を捻って見たが、フラノの思考は相変わらず予想不能だった。
まあいいかと気を取り直して、ケーキを食べ終わって紅茶を啜っているようこの元へ戻る。
「悪い、待たせた」
「ううん、いいからいいから♪」
ふにゃ〜と相好を崩すようこ。久々のチョコレートケーキにテンションが若干高まっているらしい。
啓太は微笑んで少し温くなったコーヒーを一気に煽ると、伝票を手に取った。
「じゃ、会計してくるわ。外で待っててくれ」
「うん」
残った紅茶を一気にあおり、ぴょんとジャンプするように立ち上がるようこ。
ケモノの感覚で最後らへんの味が微妙におかしい気もしたが、とりあえずあまり気にしてはいなかった。


571お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:51:00 ID:WjCfqZbi
ちょっとだけいい肉を買って、デパートの外へ出る。
最近めっきり冷え込んできた風が吹きぬけ、ぶるっと身を震わせた。
「ケーイタ♪」
そんな彼を、ようこはぎゅっと抱きしめる。
挑発するような目で見つめながら、ぎゅっと。
「最近冷えてきたよね〜、あっためてあげよっか?」
「ば、ばか」
気恥ずかしくなって振り払おうとするが、がっしりと回った腕は外れそうもない。
一旦大きな溜息をつくと、困ったような笑顔になった。
「ま、行くか」
「えへへ〜」
くしゃくしゃと髪を撫でてやると、さらに額を肩にこすりつける。
最近はちょっと大胆に迫っても優しくしてくれるので、幸せな気分になってくる。
べったりとくっついたまま人通り多い大通りを歩く二人。
そんな最中、一際強い風がそこを吹き抜けた。
「きゃっ!」
ばさっとスカートが舞い上がる。
幸い風向きのせいか僅かに浮き上がっただけだったが、ちょっと頬を染めて裾を直すようこ。
そんな彼女を見つめていた啓太だったが、
「!?」
突然襲い掛かってきた妙な感覚に心臓がどくんと高鳴った。
おかしい。なんだか急に、身体が火照ってきたような……
ようこの方を見やる。健康的に、だが扇情的に惜しげもなく露出された腕と脚。
押し付けられた柔らかな胸。朱に染まった頬。
どくん、ともう一度心臓が高鳴る。
同時に、血液が股間に集まっていくのを感じていた。
明らかな自分の異常に、そして徐々にもたげてきた男根にぎょっと身をすくめる。
「ケイタ? どうしたの?」
ようこも異常に気づき、下から顔を覗きこんできた。
胸元が押し上げられ、豊かな谷間が強調される。
どくん、どくん。
ちょっとの興奮に勃起が止まらない。布に当たって膨らんできたのを感じて、彼は慌てて前屈みになった。
「あ、いや、なんでもないぞ」
「でも、なんかすごい真剣な顔してるよ?」
「だ、大丈夫だって。……お前は優しいな、ようこ」
「やだぁ、そんなことないって♪」
身をくねらせ、どうにか身を一旦離してくれた。
買い物袋を脇から正面へ移動させ、体勢が不自然にならないよう隠そうとする。
だが、中身が股間を擦った瞬間、とてつもない快楽の波が襲い掛かってきた。
「うっ」
572お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:52:29 ID:WjCfqZbi
「ケイタ、本当に大丈夫? 急ごうか?」
「あ、いや……そうだな。ちょっと体調を崩したかもしれない」
「そっか。気をつけてね?」
気遣うようにそっと身を寄せ、いやらしくない程度にようこが密着した。
いつもなら気にならないような香りが鼻をつく。
イヤな感じではない。どちらかというと、興奮を煽るメスの独特の匂い。
原因がまったくわからず、とりあえず前屈みのままそろそろと歩き始めた。
「?」
ふと。
ようこが立ち止まって首を傾げた。
「ん……どうした?」
「あ、ううん、なんでもない」
下腹部を押さえ、ようこもまた違和感を覚えていた。
心臓のどきどきが止まらない、身体も少し火照ってきた。
妙に啓太が意識から離れてくれない。その一挙動に胸が高鳴る。
そして何より、ケモノの鋭い嗅覚をくすぐる甘いオスの匂い……
「きゃ」
「……おいおい、お前までなんだよ」
「あ、えと、大丈夫だからっ!」
「そーかぁ?」
まだ訝しげな啓太に作り笑顔で返しながら、脚の付け根をぎゅっと押さえつける。
自分でもわかった。愛液が少し、だが確実に漏れ出している。
頬が染まる。身体の熱さが連鎖的に増してゆく。
ちょっと内股になり腿を擦り合わせながら、ようこもまた啓太のそろそろ歩きに歩調を合わせていた。
お互いが自分のことにいっぱいいっぱいで、終始無言で屋敷の方へ帰っていった。



かなりゆっくりした足取りのため、片道一時間半ほど掛かってようやく到着した。
玄関を開けて「ただいま」と叫んでみたが誰も返事しない。昼寝でもしているのだろうか。
二人が首を傾げ、啓太は前屈み、ようこはもじもじしたままゆっくりとようこの自室へ向かっていった。
「ふふ、薬がバッチリ効いてますね〜、お楽しみはこれからですよ?」
「わくわく」
「……なんで私まで?」
「いいからいいからカオル様! お二人に邪魔は野暮ってものですよ〜!」
カオルもなんだかんだと言いながら、少しは興味があった。
兄のように慕っている彼とその伴侶。幸せになってくれるならそれはそれでいいことかもしれない。
だが、この微妙な胸の痛みは……
焦燥や切なさや安堵が入り混じった奇妙な感覚が、ずっと胸の奥に燻っていた。
足音を立てぬよう、そろそろと彼らの後をついてゆく。
573お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:53:27 ID:WjCfqZbi
「ケイタ、本当に大丈夫? 急ごうか?」
「あ、いや……そうだな。ちょっと体調を崩したかもしれない」
「そっか。気をつけてね?」
気遣うようにそっと身を寄せ、いやらしくない程度にようこが密着した。
いつもなら気にならないような香りが鼻をつく。
イヤな感じではない。どちらかというと、興奮を煽るメスの独特の匂い。
原因がまったくわからず、とりあえず前屈みのままそろそろと歩き始めた。
「?」
ふと。
ようこが立ち止まって首を傾げた。
「ん……どうした?」
「あ、ううん、なんでもない」
下腹部を押さえ、ようこもまた違和感を覚えていた。
心臓のどきどきが止まらない、身体も少し火照ってきた。
妙に啓太が意識から離れてくれない。その一挙動に胸が高鳴る。
そして何より、ケモノの鋭い嗅覚をくすぐる甘いオスの匂い……
「きゃ」
「……おいおい、お前までなんだよ」
「あ、えと、大丈夫だからっ!」
「そーかぁ?」
まだ訝しげな啓太に作り笑顔で返しながら、脚の付け根をぎゅっと押さえつける。
自分でもわかった。愛液が少し、だが確実に漏れ出している。
頬が染まる。身体の熱さが連鎖的に増してゆく。
ちょっと内股になり腿を擦り合わせながら、ようこもまた啓太のそろそろ歩きに歩調を合わせていた。
お互いが自分のことにいっぱいいっぱいで、終始無言で屋敷の方へ帰っていった。



かなりゆっくりした足取りのため、片道一時間半ほど掛かってようやく到着した。
玄関を開けて「ただいま」と叫んでみたが誰も返事しない。昼寝でもしているのだろうか。
二人が首を傾げ、啓太は前屈み、ようこはもじもじしたままゆっくりとようこの自室へ向かっていった。
「ふふ、薬がバッチリ効いてますね〜、お楽しみはこれからですよ?」
「わくわく」
「……なんで私まで?」
「いいからいいからカオル様! お二人に邪魔は野暮ってものですよ〜!」
カオルもなんだかんだと言いながら、少しは興味があった。
兄のように慕っている彼とその伴侶。幸せになってくれるならそれはそれでいいことかもしれない。
だが、この微妙な胸の痛みは……
焦燥や切なさや安堵が入り混じった奇妙な感覚が、ずっと胸の奥に燻っていた。
足音を立てぬよう、そろそろと彼らの後をついてゆく。
574お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:54:07 ID:WjCfqZbi
ようこの部屋のドアに三人ぴったりと張り付くと、フラノは鍵穴に目を、他は板に耳を当ててそばだてる。
「ふう、疲れた疲れた」
「うふふ、ケイタお疲れ様〜」
首をごきごきと鳴らしながら、啓太は軟らかそうなベッドに腰を下ろした。
ようこもいそいそとそのすぐ隣に腰掛ける。ベッドがたわむ様に沈んだ。
「まったく、最近は何かと忙しくて参っちゃうよ。お前にもあんまり構ってやれないしさ〜」
「いいのいいの。わたしは頑張ってるケイタが好きなの、ね?」
「そーかそーか」
えへへ〜と甘えてくるようこの首に手を回すと、自然に胸元へ抱え込んだ。
ベッドがさらに深く沈み、ぎしっと軋みをあげる。
ふと。
ようこはあることに気がついた。
視線としては真正面、ずっと下。啓太のズボンの辺り。
明らかに皺でない不自然な膨らみが、呼吸するように上下しながら自己主張していた。
「……ねえ、ケイタ」
「ん? どした?」
恐る恐る指でその部分を指し示す。
「あの。ズボンのほら、そこが」
「おわっ!?」
頬を染めて告げたようこに、啓太が慌てて仰け反った。
長らく歩いていた疲労のせいか、すっかりそのことを失念していた。
最早そこは、意識に反して最高潮ほどに隆起している。
そして同時に戻ってくる異常なまでの嗅覚、視覚、感覚。
ようこの部屋、そして彼女自身の仄かな甘い香りが鼻腔をくすぐって止まない。
蛍光灯に照らされた素肌が眩しいほど目に付く。
ようこはしばし、呆けたように啓太を見つめていた。
「……どうした?」
「あ、なんでもないよ?」
逆に啓太に気遣うような声を掛けられ、取り繕うように慌てて笑顔を浮かべるようこ。
彼女もまた、奇妙な感覚が再来していたのだ。
啓太の匂い。普段なら気にならないようなところまで煽るように匂う。
細身ながらがっしりした腕。先ほどまで抱きかかえられていたたくましい胸元……
じゅん、と新たな蜜が奥から湧いてくる。
そういえばずっと別のことを意識していて忘れていたが、とうにショーツは水分で飽和していた。
とうとう堪えきれず、雫が一滴つつっと腿を伝って降りてきた。
ようこの頬が羞恥と焦りに染まる。とりあえずよくわからないが、啓太に見られるわけにはいかない!
彼女は一刻を争う事態に、緊急回避とばかりに指を高く掲げた。
だが精神集中しようとして、一瞬だが確実に股間の意識がよそを向いてしまった。
ぽたっと大きな音を立てて、大粒の雫が股から垂れる。
「……あ」
575お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:54:56 ID:WjCfqZbi
「ようこ?」
ぽた、ぽた。とさらに続けて二滴。
「あああああ……」
見られてしまった。
かーっと燃えるように顔が熱くなる。何をするも忘れて、呆然と腰を落とすようこ。
啓太は啓太で、目の前で起こった事態に絶句していた。
そういえば、と彼は僅かな冷静さで違和感をまさぐる。
異変はデパートを出てから起こった。そしてその直前にカフェで会ったフラノとともはね。
「な、なあようこ」
「あ、違うの! ケイタ、あの、その!」
「……いや、まあとりあえず落ち着け。なんとなくだが心当たりがある」
「え?」
毒気を抜かれたようにようこがきょとんとした。混乱を招かないよう、啓太は諭すように話しかける。
「いやほら、今日俺さ、カフェでフラノとともはねを見たんだよ。お前は見かけなかったか?」
それで思い出したように、ようこは手のひらを打った。
「あ、そういえば、ケイタがおトイレに行った後、ともはねが全速力で走ってた!」
啓太は顎に手を当てると、推理をする探偵のように深く目を閉じる。
「んで、フラノは確かごきょうやと仲よかったよな?」
「うん。なんかトリオで仲いいみたいだね」
「おそらく一服盛られたな。二人ともだから媚薬か何かだろうけど」
ドアの向こうでは、びくっとフラノが身をすくめていた。
啓太は何かと鋭いと思っていたが、まさかここまでとは!
とりあえず、と啓太は続ける。
「なんにせよ、かなり効果が回ってきてるなあ」
「えと、じゃあ、どうしよっか?」
「自然に待つ、ってもなんか妙に強烈だなこれ……各自で、まあ、なんだ」
ごほんと赤くなりながらわざと啓太が咳をする。くすっとようこが笑った。
「そ〜だね。そういう約束だし」
啓太がベッドから立ち上がり、未だへたり込んでいるようこに手を貸した。
嬉しそうにその手を取るようこ。少し腰は抜けていたが、どうにか立ち上がれそうだった。
「むむむ……このままで引き下がっちゃうとフラノの打算がそもそも無駄になっちゃいますね〜」
くす、と彼女にしては珍しく黒めの笑顔を浮かべた。
「じゃ、最後のアダルトトラップといっちゃいますか!」
鍵穴から見ればベッドはちょうど真正面。
それに、そろそろと立ち上がり始めたようこの背中もあった。
鍵穴に指先を当て、小声でフラノが呟く。くすくすと未だに笑いを漏らしながら。
「破邪走行・発露×一、『紅』!」
ぼっと真紅の小さな衝撃波が指先から放たれた。
鍵穴サイズな上相手はあのようこ。間違っても傷をつけることは無い。
だがその威力は、大の大人一人を転倒させるほどのものはあった。
576お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:55:39 ID:WjCfqZbi
衝撃波は真っ直ぐ赤い軌跡を描きながら、ようこの背中に着弾。
「きゃっ!?」
爆発、衝撃。足腰に力が入らない彼女は、その煽りに抵抗できなかった。
そのままベッドのほう、啓太のほうへ。
「おわっ!?」
そしてまた彼も、意識が若干自らの股間に向いていた。
突然崩れてきたようこを慌てて抱きかかえたが、体勢が立て直せずそのままゆっくりと後ろに倒れてゆく。
とさっと軽い音を立て、二人は折り重なるようにベッドに崩れた。
お互いの身体が隙間なく密着し、ばくばくと心臓が脈打つのが感じられる。
顔を見合わせ、そして二人とも赤くなった。
「い、今のはなんだ? 大丈夫か?」
「多分、『紅』か何かじゃない? いきなりでびっくりしちゃったけど大丈夫」
「だとしたらフラノか……まったく」
頭を掻きながら啓太がゆっくりと身を起こそうとする。
だが、ようこの重心は彼に預けられたままだった。少し身を浮かせると、全身が彼に押し付けられるかたちになる。
どくん、と一際高く心臓が高鳴った。
そういえば。
心の奥底どこかで、己の中のケモノが呻いている。それは飼いならせないほどの強烈な劣情。
キスだってした。好きだと言った。お互いの気持ちはとうに伝え合ってわかっている。
とうとう彼は、理性と言う名のリードを手放していた。
彼女の背中に腕を回し、ぎゅうっと固く抱きしめる。
「ケイタ?」
赤い顔の上目遣いでこちらを見上げるようこ。それがたまらなく可愛く、愛おしい。
「やばい……限界が」
「え、ダメ、ダメだってばケイタ! だいがくせいになってからって!」
じたばたと暴れるようこ。だが、啓太の絡みついた腕はまったく緩まらず、むしろさらに固く締め付ける。
ようこの瞳をじっと見つめ返す。その向こうに映る、ケモノのようなぎらぎらした自分の瞳。
彼女ははっと声を漏らしてその視線に身をすくませた。
徐々にその距離は狭まっている。ようこは拒否しようとしたが、火照ってきた身体が言うことをきかない。
……彼女もまた、自分の内奥で暴れるケモノを飼っていたのだ。
啓太を受け入れてあげたいという、真摯な想いが。
そっと目をつむった。もう身体が快楽に負けかけていた。ああ、と嘆じる。
こんなにも自分は、やっぱり啓太が好きなのだ……と。
彼女もまた、リードを手放す。
唇と唇が、そっと重ねられた。



舌が絡み、くちゃくちゃと粘性のある音が口内で響く。
お互いの唾液を全て吸い尽くそうとばかりに。交換しようとするかのごとくに。
577お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:56:17 ID:WjCfqZbi
たっぷり数十秒をかけた、情熱的で淫猥なキスだった。
あらかたの唾液が入り混じったところで、ぷはっとどちらともなく唇を離す。
「ふふ、ケーイタ。約束破るなんていけないよ?」
「う……お前だって」
「わたしだって?」
小首を可愛らしく傾げるようこ。再びうっと啓太が言葉に詰まった。
くすくすと笑いながら、ようこはその首筋をぺろっと舐める。
「ふふ、そうよ。わたしだってそのつもりだもんね」
「ようこ……」
「ま、薬のせいだと思って、ね? 今回は事故だから。のーかうんとのーかうんと」
ちゅ、と今度はライトなキス。唇は数秒触れただけですっと離れてゆく。
ふ、と啓太も笑みを漏らした。
ようこはジャケットを脱ぎ捨て、ベッドの脇に放った。薄手のシャツの向こうに、うっすらとブラの影が映る。
さらに彼女は器用にぱちんとホックを外すと、ブラもそちらへ放った。
啓太はぶるんと弾けたそこに手を当てると、いささか乱暴にぐにぐにと力を入れ始めた。
「んん……」
弱い刺激だが、薬の効いている身体には結構響くものだった。
切なげな声が閉じた口から漏れ出す。
その反応がなんともいじらしく、啓太はさらに粘土で遊ぶように変形させはじめた。
最初は持ち上げるように。少し手で押しつぶすようにして、今度はずるずると下に下ろしてゆく。
「ん……ぁあ」
微妙に乳首が布で擦れ、微妙にもどかしい刺激が彼女を責める。
揉むようにして上へ。さっきよりさらに強く押し付けて、手前へ。
手のひらの堅い部分が布を噛み、さらに乳首を強く擦り下げる。
「ひゃんっ!」
たまらず口が開き、大きな声が漏れた。恥じるように口に手を当て、つつっと視線を横に外す。
啓太はにやにやしながらその手を無理やりどかした。
「ほれ、声聞かせろって」
「やだ……恥ずかしいもん……ぃひゃっ!?」
手のひらの動きが急に変わって、ようこは再び声をあげる。
今度は全体を嬲るのでなく、手のひらを使って布で小刻みに先端を擦ってやる。
徐々に、徐々にその部分が硬く尖ってきた。
「あ……んんっ、いや……ケイ、タ……ぁ」
それに応じて、ようこの声もだんだん艶を帯びたものになってきた。
ぎゅっとシーツを握り締め、何かを堪えるようにぎゅっと目をつむっている。
啓太はそっと両手を胸から外した。
「あ……」
残念そうな声をあげ、薄目を開いたようこ。
啓太は微笑んだまま、シャツを一気に上へ捲り上げた。
「きゃっ」
578お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:57:00 ID:WjCfqZbi
最近とみに張りを増してきた乳房がこぼれ出るように震えた。
彼はようこにばんざいさせ、すっとシャツを引き抜く。上半身があらわになり、蛍光灯がその肢体を照らし上げる。
「やっぱ綺麗だよなぁ」
「ちょ、ちょっと、何褒めてるの……ひゃっ!」
しみじみと変なことを呟く啓太に反論しようとして、その声が途中で途切れた。
彼が両の手でその乳房を撫で回し始めたからだ。
雪のように白く、もちのように滑らかなその肌は、手のひらに吸い付くようにその弾力を返している。
「んふ、あ……んぁっ」
動き自体は先ほどと同じだが、やはり直に擦られると力加減がぜんぜん違う。
手のひらの凹凸が程よく先端を刺激して、ぞわぞわと快感がせりあがってきた。
ゆっくりと動きを乳首付近に収束させ、そして指先へすすっとずらしていく。
「ふゃっ!」
そっと指でつまみ上げると嬌声が漏れた。
そのまま硬さを持ったそこをこりこりとしごく。
顔がこれ以上ないほど赤くなり、恥ずかしさからかようこは顔を両手で覆ってしまった。
それでも声は止まらない。
「んんっ! ぁ、あっ! ふぅ……んっ」
乳首の周りの肌はすっかり朱に染まって、白い肌と相まって妙にぞくぞくさせた。
一通りそこを弄んだあと、今度は手を下に下げてゆく。
腹を撫で、へそに指をそっと引っ掛け、さらにさらに下へ。
ようこが小さく息を呑んだ。
ミニスカートのホックを外し、するっと一気に脚から引き抜く。
すると水分をたっぷり吸ったショーツが外気に晒され、突然の寒さにぶるっと身を震わせた。
「あー……こりゃすごいわ」
「うう、そんなに見ちゃ恥ずかしいよ」
もはやぬらぬらと糸を引き、生地の透けたそれに下着としての能力は残っていなかった。
脚の付け根から関節にそってすすっと指をなぞってゆく。
「ん……」
力を込めるとじわっと蜜が湧き出してくる。
敏感な部分をあえて避けながら、弧を描くようにゆっくりと滑らせる。
「ケイタぁ……」
物足りなさにようこは身をくねらせる。
圧倒的な妖艶さに、酔ったように指先が中心へ近寄ってゆく。
掬い上げるようにして亀裂へ。
「ぁ、んんんっ」
力を込めると、ずぶずぶと指が沈んでいく。
第一関節がすっかり埋まった辺りで、今度は上下へ擦り始めた。
「あ……んぁ、やっ……ひん」
その度に新たな蜜が古いのと混ざって染み出してくる。
ぽたぽたと飽和した分があふれ出てベッドに逐次零れ落ちる。
579お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 06:59:06 ID:WjCfqZbi
親指を添えて下着越しに亀裂をぐいっと広げると、布の向こうにその様子がうっすら映っていた。
「あ」
ようこの焦ったような声。それに構わず今度は二本を突き立てる。
「んんんっ!」
ある程度埋まってからぐにぐにと中で指を曲げ伸ばし。
荒い息とともに上気してゆくのがよくわかる。
「はぁ……ぁ、ん、んぁっ……ひぁっ!」
びくびくと小刻みに震えて快楽を受け止めるようこ。
だが、調子に乗って責めている最中、急にようこが焦ったような声を上げた。
「あ、ちょっとケイタ!」
ぎゅっと太ももを締めて、何かを堪えるようにもじもじしだす。
啓太は怪訝に思い、指の動きを一旦止めた。
「どうした?」
「あの、あのね……もよおしてきちゃった」
慌てたように啓太の身体をどかそうとする。
だが、啓太は何かを考えているようによそを向いたまま、動こうとしない。
「お願い、結構きちゃってるから」
「……」
啓太は動かない。
仕方なく力を込めてどかそうとするようこ。だが意識が全部そこに向いているためまったく力が入らない。
にやりと。
啓太が黒めの笑顔を浮かべた。
逆にのしかかるようにしてようこをベッドに押さえつける。突然のことにじたばた暴れるようこ。
「ほんとダメだってば! もう……あ」
「まあいいじゃねえか」
「わたしが困るの、恥ずかしいから! あ、ちょっとほんとにダメ」
今の状態では何の抵抗もできない。少しずつ顔が蒼白になり、冷や汗が一筋垂れる。
啓太はそんな彼女の様子を認め、あてがっていた指の動きを再開させた。
突然再来した刺激にびくびくとその辺りが震えはじめる。
「ほ、ほんと、もう……ん……んんっ! ダメ! もう」
ずぶ、と一際深く指を突き刺した。
尿道に直に刺激が来て、筋肉に入っていた力が一瞬だが抜ける。
ちょろ、と少しだけ液が漏れた。
「あ」
一度切れた堰は止まらない。
徐々に尿道が開き、ちょろちょろと尿が漏れ始める。
「や、やだ」
最早恥ずかしさに顔を覆うことしかできなかった。
ショーツが水分を吸わないため、実質直に漏れているに等しい。
ほんの数秒、だが彼女にとって長い時間が流れた。
580お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 07:00:04 ID:WjCfqZbi
すっかり出し切ったが、異様な生暖かさが自分のしたことの羞恥を煽る。
それはとうとう飽和して、大粒の涙が目からこぼれ始めた。
「ぐす、ぐすん。ケイタの、ばかぁ……ぐす」
「わ〜! 泣くんじゃない泣くんじゃない! 悪い! 悪かった! ごめんって!」
まさか本気で泣き出すとは思わず慌てる啓太。
珍しく自分が主導権を握っていたせいで、少々鬼畜になってしまったかもしれない。
しゃくり上げるようこをよしよしとあやすように背中を撫でる。
「いや、マジで悪かった。……なんつーか、お前が妙に可愛らしいからさ」
「ん……ぐす。嫌いに、ならない?」
「いや、お前が悪くないっての……ならねえよ、まったく」
見上げるようこの目から、雫を指で掬い取ってやる。
ぽんぽんと頭を軽く叩き、さらにくしゃくしゃと乱すように撫でる。
ぎゅっと服の裾を握り締め、ようこはその胸に頭を預けた。
「ほんとのほんと?」
「ほんとのほんとさ」
じっと見つめる瞳を、じっと見返してやる。
すると頬を染め、にこっと微笑んだ。
「……ならいいよ。続き、しよっか?」
「そうだな。とりあえず、汚れたシーツとかは退けておこうぜ」
二人手分けして、汚れた寝具を端へ寄せておく。
ようこはようこでティッシュを何枚か掴んで、ショーツを脱いで自分の性器を拭っていた。
すっかり裸と化したベッドの上で、二人もつれるように抱き合う。
指でそっと亀裂を撫でてやると、すっかり蜜があふれ出しているのがわかった。
「薬が効いてるから準備はこれくらいで大丈夫かなっと」
かちゃかちゃとベルトを外し、ズボンとパンツを下げた。
外気に晒された、すっかりがちがちになったそこを認めて、にんまりとようこが笑う。
「薬ってすごいね〜」
「こりゃ、女の子がそんなにじっと見つめるものじゃありません」
「でもーでもー」
そう言いながらそこへ手を伸ばし、包み込むように握り締めた。
とたんに先走りがじわっとあふれ出してくる。
「あー……結構限界かもしれない」
「なら、さっさとしちゃおっか?」
「んだな」
ようこが手を離したのを確認してから、彼女の背中に腕を回した。
腰をずらして微調整しながらそっとペニスを秘唇にあてがう。
ふと、とあることに懸念して啓太は尋ねた。
「一気の方がいいか? お前一応、ほら、初めてだしさ」
「んー……」
顎に指をあて、ようこはしばし考え込む。
581お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 07:00:54 ID:WjCfqZbi
「くすりが効いてるんだから、そこまでひどくはないと思うけど」
「じゃ、一気に行くわ。……痛かったら言えよ」
「うん、ありがと」
照れくさそうにそっぽを向く啓太。
こんな時でも気遣ってくれる彼が何よりも愛おしい。
だから、受け入れたい。
「きて、ケイタ」
「……いくぞ、ようこ」
互いの名前を呼び合い、こくんと一度頷きあう。
そして、一気に腰を進めた。
「んんんんっ!」
最初こそ滑らかに行ったが、それでも途中でつかえてしまった。
素早く体を入れ替えると、体重を掛けてずぶずぶと奥へ奥へと沈めていく。
「い、痛っ……ケイタぁ……」
最後の抵抗を無理やり破った瞬間、ようこの瞳から雫がこぼれた。
破瓜ほどではないが、未開の地に立ち入られた痛みは尋常ではない。
彼女の身を案じて啓太は一旦腰の動きを止めた。
「おい、大丈夫か!? やっぱいきなりはまずかったんじゃ」
「ううん、違うの」
ふるふると弱弱しい笑みでようこは首を振った。
己の腕を背中に回し、ぎゅっと、慈しむように抱きしめる。
「嬉しいから。ケイタと一緒になれて嬉しいだけだから」
「ようこ……」
痛いだろうに。
とても痛いだろうに、心配をかけまいと笑顔を浮かべるその強さ。
啓太は、どうしてこの少女にここまで心惹かれるのかが、ようやくわかった気がした。
少しだけ引き抜き、そして再び奥へ打ち付ける。
「あぁっ!」
まだ痛みの残る声。びくっとして動きを止めた啓太に、ようこは無言で首を振る。
啓太も諦めたように頷き、もう一突き。
「ふぅんっ!」
さらに何度もピストン運動。
するとだんだんと、滑りがよくなってきた。
「あ、ふあ、んっ! んぁっ!」
声も痛みのものから、艶っぽいものへ変化してゆく。
その変化を認めて、啓太はさらに激しさを増した。
「んっ! ふんっ! んんっ! ぁあっ! あっ!」
ぎゅっと絞るように絡みつく膣内。
薬で感覚が鋭くなった今、最早果てるのは時間の問題だった。
「そろそろ……いくぞ」
582お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 07:01:29 ID:WjCfqZbi
「うん。一緒に、ね?」
ようこもまた、限界が近かった。
不思議なほど呼応する鼓動、快楽、限界。
二度三度打ち付けると、急に締め付けが強くなった。
もう次で決まる。
啓太は一気に抜けそうなほど引き抜くと、力を込めて背を抱いた。
ようこも答えるようにぎゅっと強く、皺ができるほど握り締める。
そして、全力で奥へ突きたてた。
「あ、ああ……ああああああああああっ!」
「んんんっ!」
ぎゅうっと一気に空間が窮屈になった。
同時に堪えていたものが堰を切ってあふれ出す。
迸る白濁が奥深くを打ち付けるのが、見えないがよくわかった。
さらに幾度かびくびく震えながら吐き出した後、一気に張り詰めていたものが抜けた。
ずるっと引き抜くと、愛液と精液の混じったものがどろっと溢れて零れ落ちる。
ようこはだらしなく尻尾を出して、力の抜けた、だがどこか満足げな笑顔で啓太を見上げる。
「やっちゃったね」
「おう。……何か知らんがもう本調子だしな」
啓太はそんな彼女の頭を抱き寄せ、くしゃくしゃと髪を撫でてやった。
「えへへ〜」
そっと寄り添う二人は、どこまでも幸せそうだった。
そしてそれを覗く、三つの人影もまた。
「け、啓太様って結構激しい方なんですね!? フラノも年甲斐もなく興奮しちゃいましたよ〜」
「お、おとなだ」
「……はふ」
まだ冷静さの残るフラノと対照的に、真っ赤になって大人大人と呟くともはねとへたり込むカオル。
とても立ち上がれそうになかったので、フラノはそんな二人を襟首掴んで撤収した。


583お薬すたんぴーどっ!:2006/10/05(木) 07:02:43 ID:WjCfqZbi
「あれあれ? ファックスですか?」
二人をとりあえず各自の部屋に返してからぶらぶらしていたら、電算室から音が聞こえてきた。
彼女は送り方はわからないが、何をするものでどういう挙動をするかは知っていた。
そっと覗き込むと、ちょうど受信中。
誰宛かもわからないので、そっとナナメ読みして見た。
「ん〜と……あらら、ごきょうやちゃんからですか!」
しかもご丁寧に文頭には「フラノへ」とあった。遠慮を捨てて本文に目を進める。
「ふむふむ。『この前渡した薬のことだが、まあなんとなくお前の用途はわかっている。くれぐれも軽率な行動で、
啓太様たちにご迷惑を掛ける事がないように。特に青い方は遊び半分では使うんじゃないぞ』」
ゆっくりと時間を掛けて読み進めるフラノ。ほとんどが他愛のない近況報告だったが、最後の一文で目がとまった。
目を丸くする。
「『なお、間違っても媚薬と利尿薬を併用しないように。お前のことだからそういうおかしな使い方をしそうだからな。
なんでも、受精率が著しく向上するとかなんとか……ゴム無しだとほぼ一発だから、気をつけてくれ』……え?」
確かようこの紅茶に両方入れて。
で、ゴムをつけずに本番して。
急に悪寒が背中を這い上がってきて、ぶるっと身震いした。
しばらく呆然と紙を見つめていたが、ふうと息を抜くと、
「ま、まあ、これで啓太様も浮気しなくなりますよ、ねっ!?」
取り繕ってみた。我ながら無理があると思った。

なお、これより三ヵ月後、啓太が悲鳴を上げたのは別のお話。
584ようこ好き:2006/10/05(木) 07:06:06 ID:WjCfqZbi
どうもおひさしぶりです。ごぶさたしてました
今週来週と忙しいので急ピッチで仕上げてしまいました。ちょっと粗い出来かもしれません
ようやく原作最新刊を入手し、またアニメも全話鑑賞したのでようこ熱再燃中です
次回は私立犬上女学院ネタでやろうかと思ってますが……大丈夫なのかな?
とりあえず忙しいのでこの辺で。また時間が空いたら投下します
585名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 08:31:18 ID:0NLmbKRg
おおっと!?
久しぶりのSS投下じゃあああーーーっ!しかもようこSS!オチも最高!

   n                n
 (ヨ )              ( E)
 / |    _、_     _、_    | ヽ
 \ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ / >>584、good job!!!
   \(uu     /     uu)/
    |      ∧     /

フラノが月姫の琥珀に見えますたw
586名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 08:56:56 ID:FtxAVKdx
騙しリンクや広告の少ない優良アダルトサイトリンク集
http://1st.geocities.jp/ryooyu1015
587名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 20:36:50 ID:dc+GEVB+
よかった、よかったYoー。ごおd じょb
588名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 23:06:07 ID:dc+GEVB+
オチがいい!!
放尿に恥じらうようこ萌え
589前763:2006/10/06(金) 01:13:28 ID:iPa9xeb1
>>ようこ好き氏
いい作品です!
『親方』登場部分が原作読んでいる方ならわかりやすく、
また同じ場面に遭遇した時に言いそうなセリフですね。
フラノの天然?のところもすごく良かったです!!

>>468師匠
師匠のともはねは気になりますね。
ともはねなら、非エロパートが長い期待してます!
前回の幼児化啓太を使って、幼児啓太×ともはねと妄想してしまいました。
人間として、ダメなんでしょうね…。orz


自分の作品はちまちまと授業中に作成しています。
まとまった時間さえあればと思う日々です。
変態道を突き進めない自分が憎い…。
590名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 12:13:00 ID:Uzsz4jM1
いいよ、エロいよ。ようこ好き氏
とても楽しく読ませていただきました

>>前763
次回作期待してますよ。頑張ってください
591名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 19:06:20 ID:hrYkDSu0
ともはねタンSSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
592名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 23:53:27 ID:T1am1ehG
ようこ好き
593名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 23:54:59 ID:T1am1ehG
ようこ好き氏の文調が真水に似せてあってうまいな
594名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 08:19:11 ID:s4gVotvb
あー・・・

ようこかわしいよようこ
595名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 09:48:45 ID:2gatdKMK
遂にともはねがくると思うと涙がとまらない…
596名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 12:07:35 ID:naUhXYhI
>>ようこ好き氏
GJ!!
僕にもあなたぐらい文才があれば……
ここを盛り上げられるものを……
兎に角GJです!!
>>595
ともはねの「初めての一人エッチモノ」
なら健全かつェロイ仕上がりになるのでは?




と言ってみるテスツ
597名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 16:53:13 ID:oOvzP8Id
啓太に膜を破られるともはねを!!
598名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 02:02:57 ID:GeO/wxeu
ともはね来るまで正座で待ってます。
599名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 02:47:01 ID:o5DmaPXb
>>598
足痺れて立てなくなるぞw
600名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 06:28:25 ID:ebd9vlnq
600晒しage
601名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:26:11 ID:OHDJIHNf
ようこにいじめられるたゆねを!
602名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 23:31:39 ID:o5DmaPXb
>>601
それ、俺も見たい!
603名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 16:00:11 ID:AMoK0jq6
>>ようこ好き氏
遅くなったけどGJ!恥じらうようこ萌えw
ほんと最近ようこ物が増えてうれしいなあ
604名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:53:37 ID:KOVqc2O0
原作ちょっと読んだけどアニメに比べてようこが幼い印象あるね。
なんか無邪気でかわいい。
605名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 17:10:06 ID:q0/7dRfa
原作は小説なんですか??
606名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 17:41:17 ID:rEJnhM4M
>>605

        ,.-─ ─-、─-、
      , イ)ィ -─ ──- 、ミヽ
      ノ /,.-‐'"´ `ヾj ii /  Λ
    ,イ// ^ヽj(二フ'"´ ̄`ヾ、ノイ{
   ノ/,/ミ三ニヲ´        ゙、ノi!
  {V /ミ三二,イ , -─        Yソ
  レ'/三二彡イ  .:ィこラ   ;:こラ  j{
  V;;;::. ;ヲヾ!V    ー '′ i ー ' ソ
   Vニミ( 入 、      r  j  ,′
   ヾミ、`ゝ  ` ー--‐'ゞニ<‐-イ
     ヽ ヽ     -''ニニ‐  /
        |  `、     ⌒  ,/
       |    > ---- r‐'´
      ヽ_         |
         ヽ _ _ 」

     ググレカス [ gugurecus ]
   (西暦一世紀前半〜没年不明)
607名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 17:59:01 ID:2SrZ3FMH
たゆね
608名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 22:25:03 ID:WuBC+xzq
ごきょうやーーーーーーーーーーーーーー!
609ようこ好き:2006/10/12(木) 23:58:06 ID:APo/qFHt
最近ちょっと変な読み手さん達が多いですね
なんだか私のSSに感想を述べてくれる人自体少ないようですし
作品自体は出来てるんですが、欲を言えばもっと積極的な感想が欲しいですね
その方が書き手冥利に尽きると言うか
610名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 00:21:57 ID:aTPO/QQB
いやまあ、感想多い方が嬉しいのは分かるけど、もっと気楽に構えた方が良いと思うよ。
アニメ終わっちゃったし、テンションが微妙になるのは仕方ない事だしね。
611名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 00:22:09 ID:xV4orda3
>>609
是非投下してくれ!感想は必ず述べる!
だから頼む!読ませてくれえええーーーっ!
612ようこ好き ◆pcUHgqcj4Y :2006/10/13(金) 13:59:39 ID:JB8JazNH
なんか偽者が沸きましたね……↑のは違いますよ、あしからず
今後ややこしくなると困るので一応トリップ付けておきます
書き手はある種ボランティアです。感想クレクレは然るべき場所があると思います
反応が一人でもあると嬉しいけど褒め称えられると恥ずかしい、みたいな

ようやく二週間ばかりの用事が済んだのでこれから手をつけようと思います
とりあえずネタは思いついたので、マンネリしないエロシーンを研究中
……しかし、ちょっと研究とは言え趣味に合わないのを読んでしまってちょっとダメージ中
613名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 14:25:06 ID:xV4orda3
偽者だったのか…ガーン○TL
…ちょっと逝ってくる。
614前468:2006/10/13(金) 15:12:47 ID:SkMOdMr5
おいーすっ…ともはねエロSS書くと言ったんですがまじツラいです…。
どうやって入っていこうかなと迷ってます…。
もう少し時間がかかるのでそこらは悪しからず…では。
615名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 16:24:20 ID:TF21F5+V
>>614
何時までも待ってるよ
616名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 01:55:43 ID:01y75ceQ
 犬神の身体的特徴は、人間の姿になっている状態では、尻尾を除いて全く見分ける事ができない。
だが、その構造自体は人間の物より若干複雑になっており、所々に人間にはありえない「ツボ」があったりする。
「んっ…」
「ん、どうした、ようこ」
 いつものようにようこのトリミングを済ませ、軽いマッサージを始めた啓太が手を止めた。
「な、なんでもないよ。ちょっといいとこだったってだけ」
 少し慌てた感じでそれをかき消す。啓太は、それなら、と再度尻尾の付け根を押してみる。
「ふぅっ! …ぅん…」
 その瞬間、ようこは身をよじって少し体を縮めた。啓太はそれに気を良くしたのか、
更にその近辺を圧迫する。その度に、ようこは体をくねらせ、息を粗くする。
「は、はあぁ…」
「おう、結構効いてるな」
 ようこの悩ましげな声に、思わず夢中になってきた。夢中になりすぎて、少々考えが飛躍してくる。
もしかしてここが噂に聞く、発情のツボなのだろうか?
「ちょ、ケイタぁ、うん、ちょーし、のりすぎっ…」
「いいじゃねーか、お前気持ちよさそうだし」
「そ、そりゃそーだけどぉ」
 いつもの数倍は艶のこもった、湿っぽい声でようこが抵抗する。が、力が入らない。
啓太の耳にその言葉は只の効果音程度にしか伝わってないらしく、段々と指先と象の先に熱がこもってくる。
あつい。二人の体が触れ合ってる部分があつい。いや、本当に熱い。まるで燃え盛る炎の様に…

ぼっ!

 その時だった。何と、ようこの体がいきなり燃え上がったのだ。同時に啓太の体にも火がつく。
「あちちちちっ!? 何だこりゃ!」
「あつっ、だから言ったのよー! ちょーし乗り過ぎって! しゅくち!」
 水を呼んだのは良い物の、天井からいつもの数倍の水量が吹き出た。そしてそれはお約束の様に、啓太の体を部屋の外まで押し流していく。
「何でこーなるんだー!」

 霊力のツボ…尻尾の付け根にあり、犬神の霊力増強に効果がある。
      ただし押し過ぎると、内部に溜まったエネルギーが暴発する。



何かエロに繋がらなくなっちゃったからどうかと思ったけど投稿してみる。
617名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 05:37:06 ID:+OCZY6KP
>>616
グッジョーブ!新人さん乙!
618名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 21:35:21 ID:ZM4eeur4
>>616
こういうショート物もいいね〜GJ!
619名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 23:07:32 ID:6dGYdDDu
ようこかわいいよようこ
620名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 16:48:08 ID:/df1Xjjy
ようこ乙
621名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 08:42:38 ID:urzlEgGr
外伝に出てきた啓太の息子と娘書きたいけど、資料少ないな
622名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 17:01:00 ID:XRxusIJ3
いきなり頭に浮かんできた。

「ラブハンターごきょうや」
623名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 17:43:46 ID:Qt1DzfSn
>>622
ある一通の手紙。
ごきょうや。啓太を男にしてやってくれ。宗太郎より。

啓太「や、やめーい!何だその手に持っているものは!」
ごきょうや「啓太様…私とてこんな事はしたくありません…しかし、宗太郎様の頼みとあっては…」
啓太「お、親父が?ってか一体どんな内容の手紙だ!あっ…待て!落ち着け!ぎゃーーすー!」

ようこ「何か最近、ケイタの線が細くなってる気がするんだけど…気のせい?」
ごきょうや「気のせいだ、気のせい」

624名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 20:05:58 ID:0OPh+jR4
くだらないことを聞いて恐縮ですが、ここでは純然たるエロスを表現させず
匂わす程度のエロスでも構わないのでしょうか?
625名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 20:17:39 ID:IwWQoM8R
>>624
ばっちこい!

この過疎状況だとエロ無しでも歓迎されそうな気もする
626名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 22:08:00 ID:F5uIL2Le
ともはねを正座で待ち続けてますよ
627名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 23:47:29 ID:Vsp8acbL
>>624
wktkしながらお待ち申し上げます。
628名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 05:26:49 ID:t3amxKxR
>>624
お待ちしておりました
629名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 19:53:48 ID:8qwgJPUb
新作きてくれぇ
630名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 00:46:16 ID:gMDHYpCF
631名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 23:26:53 ID:aofXUtT6
いぬかみサイトの小説更新w~
632名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 04:37:28 ID:KDhktkl4
ごきょうや期待age
633名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 15:13:22 ID:z4VULDiN
ごきょうや期待age
634名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 00:26:09 ID:i3KxCIAv
ぴっちりともはね
635名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 07:14:05 ID:Ho2jtjc7
+   +
  ∧_∧ +
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
636名無しさんの佐賀県:2006/10/21(土) 20:18:47 ID:cB2sRe9k
ともはねって和姦もいいしレイプもいいよな!
637名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 21:47:24 ID:dxqegRoM
>>636
このロリ変態が!逝ってよし!
638名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 16:25:41 ID:dpMUD5PC
>>636
このロリ変態が! 和姦の方が萌えるに決まってるだろう!
639名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 16:41:16 ID:ICl8PQx1
>636
馬鹿やろう!ともはねを何だと思ってんだ!!そんなの当然だろう!!
和姦もレイプもいたずらもどれも最高に決まってるじゃないかっ!
640名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 16:55:10 ID:9M2DZqqI
>>636〜639
通報しますた
641名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 17:43:13 ID:dpMUD5PC
>>640
ちょww 637通報したのかwww
642名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 23:01:36 ID:+3E3+bGz
恥ずかしがるたゆぬ犯したい
643名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 02:42:31 ID:YjQjnKas
「やっと、ケイタ、私との間にあかちゃん作ってくれるんだね…♪」
「いや、いいとこでお前がゴム消したからだろ!」
「止めようと思えば止められたでしょー♪ あー、気持ちよかった」
「ハメられた…」
 避妊さえしておけば大丈夫だと思っていた。最悪、外に出しさえすれば…。
啓太の浅はかな考えは、ようこの計算のもとに、もろくも崩れ去った。
先週、初めて啓太の力でようこが絶頂に達した時は、軽く男として誇らしげになっていたものだが。
今はこうして、根元で繋がったまま、穴から染み出した種子をうっすらと指に絡め、恍惚の表情を浮かべる女に屈服している。

 そもそも、絶頂に向かわせた日の辺りから、ようこの雰囲気が微妙に違っている事を、啓太は実感していた。
遺伝子レベルというか、獣の本性としてというか、明らかに彼女の自分の精液を見る目が変わった。
 最近は口や手を使って「してくれる」事が多かったのだが、一回それを放出した後、
明からさまに彼女はそれを物欲しそうに見つめていた。

「なんかね、心の奥底で、ケイタの虜になってるって感じるの。あと、すごく強い子供が生まれるって」
「子供…」
「きっとすごい犬神使いかすごく強い半妖になるよ」
「はんよう…」
「大事に育てよう、ね」
 啓太の頭の中で何かが切れたのを感じた。
「あ、が、がはああぁ!!」
 人間の尊厳が、完全に崩れ去っていく。自分の精子から、少し人の子と外れたものが生まれる。
案外開き直ってしまえば、それも興奮するかも知れない。
 そう考えると、もう彼は完全に迷いを捨てていた。

「うぐぉうぉ、ようごぉぉ!!」
「あ、あ、駄目、そんなとこいじっちゃ…あっ、もう、けだもの…」
 若干やけくそにようこの身体を抱きしめると、彼女も嬉しそうに足を絡めてくる。
元々確実に気に入った雄の精液を採取できるようになってる彼女の体内は、非常に居心地が良い。
「このちょーしだと、二人ぐらいできちゃうかも…あっ…」
 ようこの尻尾は、一晩中、嬉しそうにパタパタと振られていた。
644名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 19:19:57 ID:6ZNFPPdh
これはヤバイ
ようこがかわいすぎる
645名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 19:59:38 ID:Jj1ghrUm
久々に新作キターーー!!!
good job!!!
646名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 23:28:30 ID:zg89aaA7
キタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆GJ!
647名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 23:59:53 ID:R90uo+Vw
GJ!!!!
648名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 08:51:07 ID:BRCMxZXP
         / ̄ ̄ ̄フ\               _       ノ^)
       // ̄フ /   \            .//\     ./ /
      //  ∠/  ___\___  __//   \   / (___
    // ̄ ̄ ̄フ /_ .//_  //_  /      \./ (_(__)
   // ̄フ / ̄////////////         |  (_(__)
 /∠_/./ ./∠///∠///∠//      ∧ ∧ /) (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/       (´ー` ( ( (_(___)
\    \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \  _   /⌒ `´  人___ソ
  \    \ \フ / ̄\ \ .//\  //\ / 人 l  彡ノ     \
   \ _  \//___\/∠_  //   < Y ヽ ヽ (.       \
    //\///_  //_  ///     人├'"    ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   //  //.////////∠/      ヽ-i ヽ__  ヽ
 /∠_//./∠///∠// .\\       `リノ ヽ |\  ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\      c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ
649名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 23:12:32 ID:vMrylRVN
保守
650名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 23:43:09 ID:EVWMiZAn
師匠はどこに消えたんだろうなぁ・・・・・・
651名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 01:54:12 ID:g57NO5pb
あせるな、まったり待とうぜ。
652名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 22:28:54 ID:lFp2VXGx
いつか帰ってきてくれると信じようぜ
653前763:2006/10/27(金) 00:26:10 ID:VSI+F5tV
お久です〜。
エロ挫折気味です…。
気分転換に非エロ書いてますけど、需要はありますか?
土曜日か日曜には公開できそうです。

>>650-652
学祭の責任者に推薦した奴等を呪ってくれ…
654名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 00:48:00 ID:SjTLTNQm
非エロでも何でもいいんで餌を下さいm(_ _)m
655名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 01:42:16 ID:/jxUoS0E
ボケー…
656名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 01:44:48 ID:kf1/TuCD
いぐさ小説の人はいつかまた続きを書きに来てくれるだろうか
仕方ないしあきらめるしかないかもなー(´・ω・`)
657名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 01:45:51 ID:/jxUoS0E
>>653
っとお待ちしております
658名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 13:01:49 ID:hiBrwFVD
どんとこ〜い
659名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 15:17:53 ID:qskKHfGX
>>12の保管庫何故消えたん
660名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 19:34:39 ID:bOxnusN9
661名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 23:48:08 ID:K1kM4y8D
ようこ=三沢光晴
なでしこ=斉藤彰俊
たゆね=小橋建太
いぐさ=小川良成
フラノ=モハメド・ヨネ
てんそう=本田多聞
ぜんだん=秋山準
ごきょうや=金丸義信
いまり=杉浦貴
さよか=井上雅央
ともはね=森嶋猛
662名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 00:02:16 ID:rX0GHM92
>>661
何これ?何がしたいの?
それとも釣り?
663名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 02:39:02 ID:DCdWYWaG
啓太デレMAX

 啓太は勉強の合間に、時折チラチラと時計を気にしていた。
もうすぐ、零時である。それまでにこのページを終わらせなければ、と、物凄い集中力でノートに書き込んでいく。
机の上には三種類の科目のテキスト。これを同時に頭に入れているのだから、半端ない。

「よし、終わった!」
 啓太はノートをパタッと閉じると、部屋のドアを見た。じっと見つめた。
そして数秒間沈黙を続けた後、頭をぶんぶんと振った。
「…いかんいかん、何やってんだ」
 顔を机の方に戻し、再び参考書の方を見るが、今度はさっきほど思うように集中できそうではない。
「良いか、あいつは夜食を持ってくるだけなんだ。三日に一回くらい、勢いで別のところまで食べちゃう事もあるけど、それ

はあいつが最近もう急激にかわいくて仕方なくなって…」
 空に向かって会話を始める。手元にはここ数ヶ月、この時間だけで溜めたカエルのストックがごろごろ転がってる。

 コンコン。扉を叩く音が聞こえた。慌てて平静を装う啓太。
「ケイター、おやしょくだよ」
「お、おう。入れ」
 普段どおりの声に戻り、テキストをめくり始めた。
「両手ふさがってるから開けて」
「はいはい、ったく…」
 ドアノブに手をかけて、思った。あれ? 彼女ならドアを開ける必要はない筈…そう考えて、振り返った。

「ぷはははっ、今のすごい面白かったー。ケイタ、ぺーじのめくり方、逆だよ」
 ケイタの後ろで、一部始終を観察していたようこが、ベッドの上で腹を抱えてる。
「なっ、おまえな、入ってるんだったら入ってるって言え!」
「ごめんごめん♪ はい、いつものおにぎり」
 ようこの手の上にパッとシンプルな握り飯の乗った皿が現れた。
啓太はそれを何食わぬ顔で受け取り、サンキュ、と礼を言って机に戻る。
そして、あくまで何食わぬ顔でおにぎりを頬張りながら聞いた。
「…いふから居ひゃ? モグモグ」
「11じ50ぷんくらい」
「見ふぇんな! ムグムグ」
「だって…」
 ようこは啓太を後ろからぎゅっと抱きしめた。
「嬉しいんだもん、ケイタが最近わたしのことばっかり考えてくれてるのが」
「ゲホゲホッ、べ、別に俺はいつもどおり美人で健全で普通な女の子をだな…」
「やっぱりわたし普通じゃない?」
 ようこは啓太の服をぎゅっと握った。
「…あーもうはいはい、嘘嘘。お前はもう俺にとって獣じゃありません。大事な女です」
「てへ」
「その媚びたような目はやめろ!」
「きゃ〜ぁっ」
 こいつ絶対調子に乗ってるな、と思いつつ、啓太はようこをベッドの上に押し倒していた。
664名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 02:39:46 ID:DCdWYWaG

 ちゅっ…。
「ねえ、ケイタ」
「なんだ?」
「女の子に振り回されてるのって、嫌?」
 ちゅっ…。啓太の身体に柔らかい唇をちょこちょこと押し当てながら、ようこが聞いた。
何だかんだで、啓太の方には過去に散々けなしまくったようこの身体を求める事への、気恥ずかしさが残っており、
ようこが要求しない限りは、彼の方から自発的な行為に及ぶ事は、あまりない。
「今に始まった事じゃないだろ。ま、自分が主導権握った方が気持ちいいけど、な」
「そ。…じゃ、今日、振り回されてあげよっか?」
 うん? と啓太は聞き返した。ようこは満面の笑みを浮かべながらこちらを見つめている。
「言ったでしょ? わたしの体、好きにして良いって」
 ようこが、ころんと、啓太の横に寝転がった。
いつもの通りの軽い口調の中には、女としての極限の気恥ずかしさが混じっており、その事がかえって彼の心をくすぐる。
ああ、この気まぐれさと、時折見せる愛くるしい表情が、俺の心を釘付けにしつつあるんだよな。
そう思って、啓太は再びようこの唇を奪った。


・・・・
「ん…ちゅ…」
 ようこがベッドの上にぺたんこに座り、唇と舌をちょろんと突き出している。
そして、啓太がようこの前に仁王立ちし、その頭をつかんで若干腰を前に突き出している体勢である。
先ほどから、軽くようこの唇を逸物でめくって楽しむ啓太。ようこは、うっとりと目を細めている。
時折、狙いが外れて、ようこの頬をこすったりする事があるが、その感触がまた心地よい。
「じゃあ、入れるぞ」
 啓太が事前に断りを入れると、ようこは軽く目をあけ、同意の表情を浮かべた。
それを見た啓太は、ゆっくりと逸物を唇の中にズブズブ陥没させていく。その光景は予想以上にいやらしく、
啓太の男心をくすぐった。
「お前、今すっげーかわいいな」
 その言葉に、ようこの顔が更に赤く染まる。目を見開いて、その言葉を味わっている。
しかし、その合間にも啓太のそれは侵入を続ける。ようこの喉に、つんと雄の臭いが強く知覚された。
直接自分の体内に侵入を許して味わう啓太の臭い。そう考えると、吐き気も特にもよおさない。
結局、全ては収まりきらないものの、かなり深くまで逸物は挿入され、啓太の腰は前後運動を始めた。

「ん、んふっ、ふうぅ…」
 ようこは舌をうまく丸めて、さらに啓太を気持ちよくさせようと、裏筋を刺激する。
口元からはだらしなくよだれが零れ落ちているが、本人はあまり気付いていない。
そして啓太は手と腰を使ってようこの口を攻め立てながら、男の喜びを実感した。
しかし、どうにも物足りない何かを感じた啓太は、
程々に口内の感触を確かめて、すぽんとそれをようこの中から引き抜いた。
「あっ…」
 ようこの唇から唾液の線がつながり、そして切れた。名残惜しそうな目で見つめる。
「こっちに出してくれても良かったのに」
665名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 02:41:06 ID:DCdWYWaG
「いや、他ん所にも興味があるからな」
 啓太は、本日初めてようこの胸に手をかけた。
「ひゃっ!?」
 いきなり乳首をつままれ、身体をぴくっと仰け反らせる。その反応に気を良くしたのか、
何時の間にか胡坐をかいて座り込んだ啓太が、今度は両手でようこの双球を掴み、おまけに唇を塞いだ。
「ん、はむ、んぅ…」
 啓太は執拗にようこの乳首を攻め、そして舌をからませた。
ようこの呼吸が荒くなるのを、指先で、顔の先で直に感じる。そして、絡んだしたから二人の唾液が手元に垂れ落ちてくる。
そしてそれが啓太の腕に落ちたとき、彼の頭の中に再び色々な考えが生じた。愛撫の手が、止まる。

 ちゅくん。
「えっ…」
 啓太の唇が離れたのを感じ、ようこが思わずそれを声に出す。啓太の手は完全に止まっていた。
 ようこは訳が分からず、不安そうな目で啓太を覗き込む。
「…ありがとなあ。俺に夢中になってくれて」
「?」
「俺な、お前とエッチする度に、お前の気持ちの方が何倍も俺より強いなって思ってたんだが」
 啓太がぎゅっとようこを抱きしめる。
「やっぱ俺、お前にメロメロなんだな。どうあがいても。お前のかわいい声聞いて、たまらなくなっちまう」
「けーた…」
 啓太の発言の意図を理解したのか、ようこは、心の奥底に淫らな炎をたぎらかせつつも、
一途な少女として啓太の胸元に頬をよせる。
「だから俺、決めた!」
「え?」
「今夜で俺とお前の立場、ひっくり返すぞ!」

 惚れた以上は自分が追っかける。中途半端な自分は気に食わない。
 啓太は腹を決めて、ようこを抱きかかえた。
666名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 02:42:12 ID:DCdWYWaG
「ひ、ひっくりかえす? ケイタ、何を…くぅ!」
 啓太は再び立ち上がり、両腕でようこを抱え上げ、自分の逸物の先を、ようこの入り口に押し当てる。
俗に言う、「駅弁」の形である。そして、部屋の隅へそのまま移動し、ようこの精神的な隙間も全て奪った上で、
耳元に口をあて、つぶやいた。
「今からお前を俺の物にする。いいな?」
 今も首輪を巻き、説得力のあまりない装いをしつつも、何故か説得力のある声。
突然の事に戸惑いつつも、ようこは、先ほどとは別の夢へと続く階段を上り始めている。
「じゃあ、なかに出してくれる?」
 すでにナマのアソコを押し当ててる時点で、それは確定したも同様なのだが、
最終確認の意味で、再び啓太に尋ねる。啓太は二つ返事でうなずいた。
「ああ、前だろうと後ろだろうと全部奪ってやるよ」
「…バカ♪」
 ようこはそういって下半身から力を抜いた。ちょっと啓太に楽をさせてやろうと、少し空中に浮く。
そして、再び眉間に皺を寄せ、口から息を抜いた。彼女の顔の高さが、徐々に低くなっていく。
目をぎゅっとつぶり、押し寄せてくる快感の波に、ぐっと耐える。
 啓太も啓太で、徐々に彼女を支える腕の力を抜きつつ、腰に力を加える。やがて彼女の降下が止まり、
完全に彼自身はようこの中に埋没した。気持ちよすぎて目が回りそうになり、天井がぐらっと歪む。
 しかし、そこは気合いでこらえ、しっかりようこの尻を支え、ついでにその感触も堪能する。
目の前では、ようこが顔を下に落とし、必死で快感に耐えている。
それを見た啓太が、とん、とん、と腰をならしてようこの中をつぶしてやると、徐々にようこの背が反っていく。
半開きになった口からは、絶えず愛らしい声が聞こえてきた。
「あ、ひゃう、うん」
 それを聞いた啓太も更に夢中になり、本格的に上下運動を開始する。ようこの方はというと、必死で啓太を気持ちよくさせようと、
足を動かし、腰を浮かせようとするが、滑って上手く行かず、かえって自分の快楽の壷に啓太の一撃を受けてしまう。
「あ、ああ…♪」
 ようこの瞳の中の炎が燃え、体は細かく痙攣を始めた。軽く昇天してしまったようである。
このままじゃ啓太を気持ちよくさせてあげられない…
快楽に負けじと、ようこは必死で自分を保とうとするが、啓太の突き上げに、再び我を忘れそうになる。
「おねがい、せっかく、あ、ケータが…ひうっ」
 再び、啓太がようこの耳元で囁く。
  「俺も今行くから安心しろ」
 ようこが、それを聞き返すか聞き返さないかのうちに、最後の一突きが襲ってきた。
ようこのもがきっぷりが、逆に啓太の中を締め付け、彼を快楽と戦わせていたのだ。
そして、子宮孔と尿道の先が一致する瞬間、二人は自分の中で何かが爆ぜる音を聞いた。
「……くはっ」

・ ・ ・ ・ 。

 頭が真っ白になり、ようこの中には熱い勢いをもった流体が注ぎ込まれ、中の壁にひっかかり、
生命を宿す中枢に広がっていく。
 啓太の平均より大きめの逸物は断続的に震え、竿の先から生命の種を放出していく。
思わず腰がくだけるような快感に、啓太は顔をくしゃくしゃにして耐える。
ちなみに、この時の彼の表情は、ようこが生涯見た中で、最も好きな彼の表情の一つになるのだが、それはまた別の話。

 やがて、ひとしきり射精が終わり、啓太はふたたびようこをベッドの上に下ろす。
一旦自分の分身を名残惜しそうに引き抜くと、ようこの穴を指で広げて、その中に残りの精液を流し込む。
「…やるからにはてってーてきだね…」
 ようこが満足そうに笑った。
「おう。でも今日はこれぐらいじゃ終わらんぜ」
 啓太はようこのおでこにちゅっと口をつけると、今度は後ろの穴の辺りをほぐし始めた。
ホントに変態なんだから。と思いつつ、ようこは素直に啓太の指を身体で飲み込んでいった。
667 ◆iEaEevCZCY :2006/10/28(土) 02:45:08 ID:DCdWYWaG
とりあえずここまで。
最初は割と真面目に書いてたのに、段々勢い任せになってしまいましたが…
668名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 02:47:01 ID:Jt/NWmG+
GJであります!!
669名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 04:11:30 ID:Z8uLDmwC
>今度は後ろの穴の辺りをほぐし始めた。

ぜひとも続きをお願いします。
あとGood Job!!
670名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 06:28:03 ID:yRbSI1z4
超GJ
671前468:2006/10/28(土) 07:35:25 ID:0CpO3pNX
おはようございます。お久しぶりのカキコです。

まだ、ともはね物が完成していないのですが…というより詰まりました…。

そこで、またもネタ逃げのお薬を使いたいのですが、前も薬系使っていてどうも抵抗感があります。
この際使ってしまっても構わないでしょうか?(啓太がロリ属性になるみたいな)

>>前763様
やはり貴方様も挫折してますか…最初の方は浮かんでくるのに、2〜3つぐらいから挫折しますよね…。
672名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 12:44:36 ID:9nx1rwru
いつまでも待ちます
673名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 12:58:45 ID:MaIKKhV4
いぬかみっ!エンディングのガンダムパロ見るべしww
http://www.youtube.com/watch?v=ylISzPpVPhg
674名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 13:32:15 ID:OrLHo910
<<673
バロスwwww
しかも歌がヘンタイバージョンの方かよww
675名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 16:38:15 ID:CilWySPX
>>667
Good Job!!!
ようこエロカワイイ!

>>673
激ワロスwww
よくもなあこんなもん作れたなw
676名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 16:45:25 ID:CilWySPX
677前763:2006/10/28(土) 19:19:52 ID:iU9nrUZA
>>667
GJ!
ようこいいですね〜。エロが濃くてイイですよ。
勢いで作る気持ちわかります。
自分は勢いで作ると誤字脱字、文法違うと問題だらけですけど。

>>前468氏
ネタがうまく纏めれない等で挫折していました。
とりあえず、以前から暖めていたネタをエロ無しで作って気分転換してみます。
678名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 23:13:38 ID:CilWySPX
ガンダムで
秘技、白布返し!バロスwwwww
みんな、まあ見てみろ
http://www.youtube.com/watch?v=Wb8f-zDs22Q
679名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 00:45:38 ID:0ukiAwRU
>>678
こ…これは…素晴らしいw
プラモであの動作を再現した作者にGJの言葉を!!白布返し最高!!w
680名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 01:25:37 ID:2JS1Deg5
>>678
何じゃこりゃーーーっwwwワロスwww
皆も見てみなよ!茶吹くぜwwwww
681名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 02:15:28 ID:P4G8615W
数ヶ月前に本スレで散々きしゅtうわなにすんぢwじょあjdじゃおぺkf
682名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 12:34:36 ID:HorNWkMO
>>468師匠
薬使っても全然おkです。
詰まってしまったのなら仕方ないと思いますし。
683名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 12:55:54 ID:v6tnHTEl
>>678
すごすぎwwwww
684名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 13:00:08 ID:k01v5nZ9
>>678
凄いなw
685名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 18:41:41 ID:SAna5zyv
>>667
凄く良かったです!原作がそのままエスカレートした感じがしました。
最近はようこ物が増えてきて嬉しい限りw

他のやつもようつべの事話してないで読めよwww
686名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 11:05:46 ID:/KHv0hdU
薫ってあんま人気ないのかな
まとめサイトいったらなでしこが啓太に奪われまくっててちょっと以外だったんだが
687名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 14:18:32 ID:pBBeTWtW
啓太は、おちゃらけキャラだから動かしやすいのでは?薫は物腰穏やかな
美形キャラだから、シリアス純愛か実は黒いキャラとするか(これ、
やりすぎるとキャラが別人になりそうだし)、いづれにせよ動かしづらそう
な気が。
688名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 18:50:41 ID:hdeIZmT2
なでしこと薫が再会したら
それこそマジに子作り三昧になるとおもうよ。
獣の様にお互いを貪りあうみたいに
689名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 00:58:34 ID:AX2VbQ0A
再会した時には既に啓太の種を植え付けられてると思うよ
690前763:2006/10/31(火) 03:02:53 ID:BrH+zgzb
流れを無視して短編投下!!
(注)エロ抜き+勝手気ままな作者のタイムパラドックスです。
691前763:2006/10/31(火) 03:03:27 ID:BrH+zgzb
「フラノの昔話」

 赤道斎と大妖弧により破壊された街の修復に今日も啓太は駆り出されていました。

暗い破壊の後のひどい公園に少年の罵声が聞こえる。
「だ〜!そこ!!違うだろ!」
罵声を飛ばしているのは犬神使いの川平啓太である。
「む…そうか?ここはこのようなモニュメントの方が見栄えが良かろう」
とぼけたように赤道斎は言った。
それに、さらに怒る啓太。
「公園の噴水に裸の男の像がある方がおかしいわ!!」
自分の考えが啓太に伝わってないと思い、
「おかしいな…古来より男の像が中心なのが普通ではないのか?」
軽く三百歳を超えているので古い知識も混ざっていたのである。
「どん位前の話だ!!ここは日本の平成で、ソドムがあった時代じゃな〜〜い!!」
受験生である啓太は世界史の勉強もしていたのであった。
赤道斎はふと別の方を見て言った。
「私一人に構っていていいのか?ほれ、あそこを見てみろ」
赤道斎が指差す方向には大妖弧がいた。
啓太は電灯を直すように言っといたはずである。
(まさか…)
不安に駆られる啓太は急いで近づいた。
「おい!大妖弧なにやってんだよ!!」
啓太は信じられない光景を目にした。
電灯の形が全部、ようこの姿であったのである。
大きさにして4倍にしたくらいであった。
「お、啓太か。見てみろ!これが俺様の力作だぞ!!」
大妖弧は子供の様にはしゃいでいる。
その様子にキレた啓太は。
「なんで電灯がようこの形してるんだよ!昔から電灯はあそこにあるような形だ!」
二人の行動があまりにも常識はずれの為。
「お前ら、二人ともこっちこい!!」
啓太は二人を徹底的に常識を教え込もうと思っていたのであるが、そこへ。
「三人とも〜。お夜食お持ちいたしましたよ〜」
今は行方不明になっている薫の犬神であるフラノであった。
時々、暇だからとこうして3人+仮名の夜食を持ってきているのです。
「今日はですね〜。梅と鮭と昆布のおにぎりですよ〜」
マイペースに話されてしまい、怒ることが出来ない啓太。
啓太の集合合図で集まった二人は、嬉々としておにぎりにむしゃぶりつく。
「梅はどれですかな?お茶は玉露は無いかね?」
自分勝手な注文をする赤道斎に、
「あ〜腹減った。鮭多いのはどれだ?これか?」
やっぱりこっちも自分勝手な大妖弧である。
「啓太様もお一ついかがですか?この昆布中々美味しくできましたよ〜」
マイペースに夜食を薦めるフラノ。
「それじゃ、休憩するぞ〜。時間は気分しだいで」
二人の相手を一人でするのは流石に疲れたようで、啓太はふらふらになっていた。
692前763:2006/10/31(火) 03:04:08 ID:BrH+zgzb
啓太は流石に疲れていた。
普段は仮名と二人であの問題児に立ち向かっているのに、今日は仕事で居ない。
「でさ〜、ホントにあの二人にはどうにかならないのかな〜」
普段の二倍以上の労力とか気苦労で身も心もボロボロになっているのである。
「私は、お二人は真面目にやっていると思いますけどね〜。お茶いかかです?」
そう言いつつ、啓太にお茶のおかわりを入れるフラノ。
「サンキュー。ようこやともはねはどうした?」
啓太は夜家に居ないことがあるのでちょっと心配していた。
「お二人はぐっすりと寝ていますよ〜。ともはねには昔話を語ってあげましたし〜」
のんびりと言うフラノに啓太は聞いた。
「昔話ってどんな?水戸黄門とか?」
時代劇の好きな啓太は尋ねてみた。
「そんなに重くない話ですよ〜。啓太様のイジワルですね」
困ったような顔をしてるフラノを見て、啓太は
「ま、冗談はさておき、どんな話?」
茶化すのをやめた啓太は聞いてみた。
「ちょっと長くなりますけど、聞きます?」
「そりゃ、もちろん!」
啓太はフラノがどんな話を聞かせてくれるのか興味があった。
「え〜〜と、今から百年くらい昔に一人の少女がいました。
 少女は小さい頃から山に住んでいて、少女は山に来たある人と一緒に街に下りて行きました。
 少女は周りが珍しいものだらけのために、あちこちを覗いてははしゃぎ回っていました。
 気が付くと山から一緒に来た人とはぐれてしまったのです!
 さあ大変!どうしようと周りを見ても、知らない場所で知ってる人は誰も居ない。
 困り果てていた少女を助けたのは、異国の服を着た少年であったのです!
 少年も人を探しているそうなので、一緒になって探しました。
 探すうちに、変な人を一緒に懲らしめて笑いあいました。
 いつの間にか、少女は少年に恋をしていたのです。
 楽しい時間はあっという間に過ぎ、山から出してくれた人も見つかりました。
 別れの時、少女は少年にまた会えないのですか?と聞きました。
  少年はまたいつか会えると言って、去っていきました。
 少女はまた会えることを楽しみにしていましたのです。終わりです」
啓太は疑問に思い、聞いてみた。
「その昔話って、なんか思い出話みたいじゃないか?」
フラノが答えようとしたその時。
強い霊力が、公園の中央に集まって来た。
霊力の渦の中心には大妖弧と赤道斎の姿があった。
「てめえに力貸すのは癪だが、お前はコントロールしろよ!」
多量の霊力を周りに集めながら言い。
「言われるまでも無い…。もう少し力を出さんか」
大妖弧の霊力をかき集め何かをしようとしている赤道斎。
「お前ら一体何してるんだ!」
大妖弧と赤道斎が組むとは思ってもいなかった啓太は驚いてしまった。
「ふむ。簡単なことだ。昔に戻って、私達のすることの方が正しいと認めさせに行くのさ」
スケールのでかいことを言う赤道斎に続いて大妖弧も
「おうよ!こいつの手を借りるのは嫌だけど、俺一人では流石に出来ないしな」
と言った。
「我が後継者よ。次に会うときは理想郷でな」
「啓太楽しみにしてろよ!」
好き勝手言う二人に啓太は
「いい加減にしやがれ〜!」
二人に突進していた。
啓太が中心に着くか着かない所で、光が広がった。
「啓太様!!!」
(フラノの叫び声が聞こえる。でも,すごく遠くに感じるな…)
そう思いつつ、意識を失った。
693前763:2006/10/31(火) 03:04:45 ID:BrH+zgzb
「っ……。ここはどこだよ…?」
啓太は目覚めると、
「あれ?たしかさっきまで夜だったよな…。」
周りは日が照っていて公園は無く、周りは畑があり遠くの方に街が見えた。
「ちょっと待てよ…。本当にあいつらが言うように昔にいるのか?」
いくら赤道斎と大妖弧が組んでもそんなこと出来ないと思っていた。
「とりあえず、ここどこだろうな〜」
ぽりぽりと頭を掻いて状況を整理しようと考えていると足元に新聞があった。
「ん?何々……。大正××年……?」
(今は平成だろ…。その前が昭和で……)
「どんだけ昔だよ!!て、赤道斎!大妖弧!てめえらどこにいる!!」
啓太は二人がいないことに、やっとこさ気が付いた。
「あいつら〜〜…。会い次第ボコボコにしてやるからな〜」
騒動に巻き込まれてるのは慣れっこの啓太はやるべきことを定めたのであった。
(赤道斎の野望だけは断固として阻止しないとな)
啓太は変態の理想郷を阻止することを固く心に決めたのであった。
(そういえばフラノはどこだろう?)
辺りにはフラノの姿は見えない。
「あいつはまだ、ともはねよりは大人だし大丈夫か」
気楽に考えて、
「ここが過去の吉日市なら、街を探せばいるよな〜。こんな時ようこでもいればな〜…」
一人だけなのはちょっぴり寂しい啓太でした。

その頃、問題の二人は山の頂上にいたのであった。
不機嫌そうな表情で赤道斎は呟いた。
「おおよそ、百年前に戻ったようだな」
赤道斎は啓太の乱入により余分に霊力を使われてしまったために
本来ならさらに昔に行くことが出来なかった。
もう片方の問題児、大妖弧は
「俺は…さすがに疲れたぜ……しばらく休んでるからな…」
膨大な霊力の消費のために疲れていたのであった。
「それでは私はこの街の見学に行くぞ」
そう言って、赤道斎は街に下りていったのであった。
「あ〜〜眠み。一眠りしたら遊びに行くか」
赤道斎の気配が無くなったのを確認してから、大妖弧は眠りに就いた。
694前763:2006/10/31(火) 03:07:58 ID:BrH+zgzb
啓太は過去の吉日市の繁華街に到着した。
「ほぉ〜〜。やっぱ、この頃はみんな着物着てたんだな〜」
川平の祖母も写真には着物姿しか無かったので別段驚きは無かった。
「山にいるようこたちは若いのかな〜」
ふと思いついた。
(この時にようこや薫の犬神たちを調教して未来の俺がハーレムを満喫することも…)
「むふふ……」
邪な考えで頭がいっぱいになっていた。
「きゃ!」
突然、身体に衝撃が走った。
ちゃんと前を見ていない啓太は少女にぶつかってしまった。
「大丈夫……。て、フラノ!!」
ぶつかったのはフラノであった。
「おまえどこ行ってたんだ?心配したぞ」
啓太はそうフラノに言ったが、様子がおかしい。
フラノは恐る恐る尋ねた。
「あの…どちら様でしょうか?」
啓太はフリーズした。
(どちら様?フラノってこんな冗談言うやつだっけ?)
もう一度試しに聞いてみた。
「君はフラノ…だよね?憶えてない?啓太だよ」
だけども、フラノはまったく知らないようで顔を横に振った。
(まさか……記憶喪失か?いや、待てよ…。もしかして過去のフラノ?)
そうなら辻褄が合う。
と考えているとフラノが話しかけてきた。
「啓太さん?大丈夫ですか?」
「え!あ、大丈夫大丈夫!ちょっと考え事してたんだ…」
慌てて取り繕う啓太は場凌ぎに聞いてみた。
「君何してるの?」
フラノの顔が暗くなった。
「主人とはぐれてしまって困っているんです…。それに街は初めてなんです」
啓太はさらに尋ねた。
「名前はなんて言うの?俺はさっきも言ったけど、啓太っていうんだけど」
「私にはまだ、名前が無いんです…」
啓太は驚いた。
「えっ!!名前が無いってどういうこと?」
フラノは慌てて訂正した。
「あ!いえ。ただ、山で呼ばれていた名前が嫌だったんです。それで…」
フラノはまた俯いてしまった。
(ん〜。これは困ったな…。フラノは山でもこの名前だったのかな…。物は試し、やってみるか)
「それじゃ、君こと『フラノ』って呼んでいいかな?俺の知り合いにすごい似ているし」
フラノは突然の提案にびっくりした。
(む…ハズしたかな?)
啓太は内心冷や冷やしている。
「フラノ……フラノ…」
フラノは何度も呟いていた。
「啓太さんは私のこと『フラノ』と呼んでくださいね」
そう笑顔で言ったのであった。
その笑顔を見て啓太は、
(やっぱりフラノは笑顔が一番だな)
「そういえば、啓太さんはどこから来たんですか?着物にも見えませんし…」
フラノはそう尋ねた。
「そうだな〜。フラノが知らないところだね」
啓太はあまり言うとボロが出そうでお茶を濁すことにした。
「啓太さんはこの街に、何しに来たんですか?」
確信を突いて来たフラノである。
(ここは素直に手伝ってもらうか…)
啓太は危ない部分は省略して危険な人物を探していると伝えた。
「フラノも手伝います!そんな危ない人は放っては置けません!」
協力者の存在で少し気分が楽になった啓太であった。
695前763:2006/10/31(火) 03:08:36 ID:BrH+zgzb
その頃赤道斎はというと…
「ふむ。やはり全員服装がなってないな…。ここは教育的指導が必要だろうな…」
二階建ての家から人々を見ている赤道斎は、おもむろに手に霊力を集め始め。
「我が理想郷の住人になるがいい!」
辺り一面にピンクの霧が生まれた。
人々が包まれると大騒ぎとなった。
突然男達はは全身素っ裸になり、女性までもがその餌食となったのであった。
周りは悲鳴、怒号、泣き声、その場を逃げ出す者と入り混じり混乱の極みであった。
「さあ!全員でこのすばらしさを味わおうではないか!!」
赤道斎の服の股間からは醜い物体がいつの間にか出ていたのであった。
「くっくっくっく……ハァッハァッハァッハァ!!!」

少し時間は戻り、啓太とフラノはというと
「啓太さん!啓太さん!この星の髪飾り可愛くないですか?」
二人はあの後、フラノと一緒に赤道斎と大妖弧を探しつつ、街を探検していた。
「なかなかいいんじゃないか?」
フラノは街の中は物珍しい物でいっぱいで、啓太を引っ張り回していた。
「ちょっと休まないか…。さすがに……。疲れるって…」
フラノのはしゃぎっぷりにだいぶお疲れの啓太。
「そうですか?それじゃ、あそこのお店に行きませんか!」
フラノが指差す方には洋風の高そうなカフェがあった。
「フラノ…お金持ってるか?」
先にそう釘付けするとフラノは
「啓太さんは持ってないんですか?私は持ってないんです…」
そう言うと、気まずい雰囲気になってしまった。
(困ったな〜。さすがに金が無いのは不自然だよな……ん?アレなんだ?)
「なあ、フラノ。アレなんだ?」
啓太は嫌な予感がしてフラノに聞いてみた。
「なんでしょう?ピンク色の霧ですよね?」
フラノも困惑していた。
ちょうど、そっちの方から男の三人組が走ってきた。
啓太がその人達に話しかけようとして、話しかけれなかった。
そう、三人とも全裸であった。
(はぁ!?なんで全裸!!まさか!!!)
フラノは涙目でその醜悪な姿の三人組を見送った。
「啓太さん!なんであの人達は裸なんですか!?そういうのが流行ってるんですか!?」
混乱しているフラノ。
啓太は
「俺の探してるやつが行動を起こしたらしいな!フラノ手伝ってくれ!!」
フラノに協力を求めた。
「いいですけど、あんまり恥ずかしいのはちょっと…」
先程の裸を見て顔を真っ赤にしているフラノ。
「たぶん、騒ぎの中心にあいつはいるはずだからとっと倒して、フラノの主人見つけるぞ!!」
フラノの目的をちゃんと憶えていた啓太であった。
「あ〜。そういえばそうでしたね。うっかり忘れちゃってました〜」
マイペースなとこを取り戻したフラノは啓太と一緒に現場に向かったのであった。
696前763:2006/10/31(火) 03:09:12 ID:BrH+zgzb
騒ぎの原因である赤道斎は優越に浸っていた。
「人間の理想郷とは裸であることが真理であるな」
悟ったようなことを口にしていると、
「変態の真理なんかは全く当てにできないな!」
啓太は赤道斎のいる民家の前に辿り着いたのであった。
赤道斎は啓太が現れるのを不思議がらずにいた。
「やはり、来ていたか。我が後継者よ」
啓太は胸糞気分が悪くなるのであった。
「変態の後継者なわけないだろうが!ここでボコボコにしてさっさと帰らせてもらうぞ!!」
啓太は赤道斎に言い切った。
「ほう…。犬神のいない犬神使いなどご飯の無いカレー同然!我が後継者らしく裸になるがいい!」
赤道斎は啓太に向けて、ピンク色のビームを撃ってきた。
「うわっと!あぶな……っ!股狙うな!!」
必死になって避ける啓太。
「愚問だな。我が後継者らしく股間を曝け出すがいい!!」
さらに早くなるビームを避けつつ、啓太は思った。
(ちくしょ〜!フラノはまだかよ!早くしてくれ〜!!)
更なるビームの雨に必死に避ける啓太はフラノを待っていた。
697前763:2006/10/31(火) 03:09:44 ID:BrH+zgzb
一方、姿の見えなかったフラノはというと…。
「よいしょっと…」
物陰に隠れながら赤道斎のいる家の裏側に到着した。
表の方から赤道斎の声が聞こえてきた。
「ほれほれ!くっくっくっ…。残すはその布切れ一枚だぞ。さっさと降参するんだな!」
赤道斎の楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
(もうちょっと待ったら啓太さんの裸……)
フラノは真っ赤になり、頭を振って邪念を打ち消した。
(いけない、いけない。待っていてください!啓太さん!)
祈るような思いで一気に屋根の端に飛び乗った。
赤道斎はまだ気付いていなかった。
(いける!これで!!)
フラノは渾身の力を込めて放った。
「破邪走光・発露!!!」
フラノの放った一撃に気付いた赤道斎だが遅かった。
「なに!!?」
赤道斎は突然の攻撃で見事に宙を舞い落下してきた。
それを見て、パンツ一丁の啓太は股間に隠してあった霊符を赤道斎に投げつける。
「さっきのお返しだ!!白山名君の名において告ぐ。蛙よ、破砕せよ!!」
股間に手を入れて、追い討ちとばかりにさらに蛙の霊符を投げつける。
「白山名君の名において告ぐ。蛙よ、爆砕せよ、粉砕せよ!!」
休む間もない怒涛の一撃が赤道斎に向かって放たれた。
それで勝負は決まっていた。
突如の攻撃の嵐により赤道斎は防ぐ間もなく黒コゲになっていた。
「ぐふ……。ばかな……。ようこのいないお前に負けるとは…」
そう言って、赤道斎は気絶した。
「けっ!変態に負ける俺ではないわ!っと、フラノ!サンキューな!!」
啓太はフラノに言った。
フラノは屋根から飛び降りて啓太の側に降りて気付いた。
「啓太さん…。あの…パンツを履いてください…」
顔を赤くしながら言った。
霊符を取り出すときに破れたのだろか、裸になってしまっていた
「あっ…と、ごめん!着替えてくるわ!!」
と近くの服屋に飛び込んだ。
むろん、この騒ぎで店主は当の昔にいないのであった。
(啓太さんのあそこって、大きいんですね…。)
そんなことを考えていると、ひょろりとした背の高い男が来た。
698前763:2006/10/31(火) 03:10:18 ID:BrH+zgzb
「派手にやったな〜。うわ…赤道斎やられてやんの〜」
大妖弧は昼寝が終わったので、お祭り好きの彼は騒ぎの中心であった場所に来たのであった。
フラノは底知れぬ力があると瞬時にわかり警戒した。
「あなたは誰ですか?啓太さんの知り合いですか?」
「んん?そうだな。啓太のやついないけど、どこにいるんだ?」
大妖弧がキョロキョロと見回すと、服屋から啓太が出てきた。
「よう、啓太!古い格好してんな。どうした?何があった?」
「お前いつの間に居たんだよ!」
大妖弧が戻ってきたらいるのにびっくりする啓太。
「なあ、啓太。電灯ってないのか?せっかくようこの形のにしようと思ったけど、見当たらないんだが…」
目的を忘れていない大妖弧に頭が痛くなる啓太は、
「そんなことしたら、帰りしだいようこにボコボコにされるからやめとけよ…」
「あの…一体なんの話しているのですか?」
置いてきぼりのフラノを見て啓太は思い出した。
フラノが迷子であることを。
啓太は名案を浮かべた。
「そうだ!お前の『しゅくち』でフラノの主人をここに飛ばしてくれ!!」
「そんなこと出来るのですか?」
フラノは半信半疑であった。
「ま!そこは任せておけって!」
フラノのために啓太は大妖弧に頼んだ。
「こいつのか?出来ると思うがちょっと、待ってくれ」
大妖弧はさっそく霊力を溜め始めた。
「よかったなフラノ!これで主人が見つかるぞ」
嬉しそうに言う啓太をよそにフラノの顔が曇っていた。
(啓太さんは探していた人も見つけたし、私の主人も探してくれた…)
(嬉しいはずなのに……なんで嬉しくないの?)
その様子を見て、啓太は心配した。
「ちょっ、どうしたのフラノ?」
考えごとをしていたフラノは驚いた。
「え!あ…いえ…。なんでもないです…」
もうすぐお別れだと思うと、どうしても暗くなるフラノ。
(別れたくない…。もう、二度と会えない気がする)
そんなこと思っていると、
「だい、しゅくち!!」
大妖弧が吼えた。
699前763:2006/10/31(火) 03:11:04 ID:BrH+zgzb
現れたのは、まだ若い男の子であった。
「ッ!ここは?お、いたいた!」
男の子はフラノに駆け寄った。
「街は迷いやすいから気をつけろと言っただろう。この人達は?」
男の子は啓太たちに気が付いた。
「こちらの人は、私が迷子中に助けていただいた方です」
啓太のことをそう紹介した。
「ええ〜と、私は……て、なんだ!」
啓太が話している途中で、突如身体が光に包まれ始めた。
「むう…どうやら、時間切れのようだな…」
いつの間にやら、赤道斎が復活していた。
「どういうことなんだよ!」
大妖弧は満足に遊んでいないので怒りながら聞いた。
「無理にこちらに来たからな。元の時間軸に引っ張られているからだろう。ここに来ることはもう無理だろうな」
簡潔に赤道斎は説明した。
それを聞き、フラノは
「啓太さん!もう会えないんですか!?」
「たぶん、会えないんだろうけどね…」
啓太は残念そうに言った。
(若いフラノには二度と会えないのか〜)
楽観的な啓太に対して、フラノは真剣でした。
「たぶんなら、啓太さん……。また…いつか会えますよね?」
「……わかった。また、いつか会おうな!」
フラノは嬉しそうに約束した。
一段と光が強くなってきた。
「それじゃ、また会おうな!」
啓太の姿が消えそうになる時にフラノは言った。
「次に会った時、言いたいこと…あ……す…」
フラノの声が遠くに聞こえていった。

若い男の子は突然消えた三人のことを不思議がっていた。
「一体なんだったんだろうな〜?」
フラノは涙を流していた。
(今度会った時、言いたい事言わせてくださいね…)
男の子は自分が泣かしたみたいで、バツが悪いようである。
「そういや、まだ名前聞いてなかったな。なんて言うんだ?」
男の子は訪ねた。
(私の名前……)
涙を拭い元気よく言った
「そうですね〜。私の名前は…………」
700前763:2006/10/31(火) 03:11:38 ID:BrH+zgzb
啓太は夢心地になっていた。
(なんだろうな〜。今日のことまるで前から知ってるような感じだな〜)
(そっか……。フラノが語ってくれた昔話とスッゲ〜似てるからか…)
「啓太さん!啓太さん!!」
(フラノの呼ぶ声が聞こえるな〜…)
「ん〜…ここどこ?」
目を開けるとすぐ側にはフラノがいた。
「やっと起きましたか〜。心配したんですよ。突然いなくなったり、現れたりして…」
啓太は回りを確認した。
昔の風景は影も形も無かった。
「戻って来れたか…。って、あいつらは?」
啓太はフラノに尋ねたら、指を差した。
その方向に二人とも倒れていた。
「でも、啓太さんずいぶんと古い格好してますね〜。どうしたんですか?」
フラノにとってはつい先程との格好の違いが不思議でならなかった
「ん〜と、ま〜、向こうで色々あってね…」
啓太はそう言うとフラノにたずねた。
「なあ、フラノ昔話のことなんだけど、最後に少女は幸せになったのか?」
フラノは驚いた。
そして、
「どうだと思います〜?私はまだ、幸せになっていないと思いますよ〜」
啓太は思った。
(ごめんよ。ようこ……裏切ることになるけど)
啓太はようこを捨てて、フラノを取る事にした。
「じゃあ、その子はどうしたら幸せになれる?」
啓太はイジワルっぽく言った。
「そうですね〜。少女のすることを〜、受けてくれればいいですよ」
フラノはすばやく頭に手を回して啓太の唇を奪った。


まだ、二人の百年越しの恋はまだ、始まったばかりなのです。

    続く??
701前763:2006/10/31(火) 03:12:57 ID:BrH+zgzb
とりあえず、終わった〜〜!!!
短編にしようと思ったら、一作目近くの量になりました…。
赤道斎に大妖弧ネタ使ってみたかったので書いちゃいましたが、うまく纏まってないし…orz
大妖弧好きな人いたらごめんなさい。
投下予告の日がずれ込むのもアホだ…
続きあるかないか微妙そうです。

前468師匠
薬ネタ……風邪薬と間違えて大人になったともはねが啓太に襲い掛かる…。
もしくは、啓太が襲い掛かる(!?)展開を予想しました。
薬ネタの方が自分のネタより遥かにすばらしい予感がします。
702名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 04:11:37 ID:Pyl3vIp/
GJです。フラノも良いですよね〜。
ただちょっと啓太に感情移入できなかったのが残念。
703名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 10:14:45 ID:fi7tTyTo
G J !!
704名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 16:38:10 ID:ND/8fVWd
前763氏、久しくGJです!
フラノいいですね、そんな過去もあったら面白いと思います。
続く気配があるので、できる事なら所望します。
次回も激しく待ってます。
705名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 17:15:04 ID:od3H7AFp
ポケモン風いぬかみっ!

【名前】ヨウコ
【性別】♀ 【タイプ】エスパー/炎 【特性】浮遊
【技】
基本:火粉(邪炎))、テレポート(縮地)

怒り、念力、鬼火、サイコウェーブ、火炎放射(大邪炎)、サイコキネシス、大文字
706名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 20:22:36 ID:fS7p9Op/
DSのポケモン買った奴なら分かると思うが、モミとようこって似てるよな。
707名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:19:00 ID:lttMzkRo
フラノ万歳!
708名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 01:46:14 ID:fJJQ3m31
>>705
サイコより神通力の方がいいぜ
709名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 04:20:21 ID:h0QIFzd0
ようこNTRって需要ありますか?
710名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 04:44:03 ID:MyQeSUK8
啓太NTRなら読みたい
711名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 09:14:57 ID:RvjoCALD
>>709
あるよ。読ませてくれ!
712名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 09:33:16 ID:Q1atcIPV
苦手な人も居るから最初に注意書きしてから投下すれば問題ないかと
713名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 18:14:03 ID:2eFMP/7W
NTRって何?
714名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 18:18:25 ID:bikujdxI
NTR?
715名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 18:38:43 ID:9G10zy9G
NETORARE
716名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 19:43:38 ID:2eFMP/7W
>>715
なるほど
717名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 05:59:11 ID:zEz1eK67
ネットランナーの略    (ウソ

>>709じゃないけど、自分もようこ寝取られ書いてみたいです
大迫×ようこで
718名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 06:19:57 ID:br/liurz
NTRは寝取られという意味だったのか!orz
ならば書かんでええ! 俺寝取られ系は全くダメなんだ!
719名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 07:29:36 ID:RztgZyd/
>>711>>718だったら面白いな
720名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 09:06:53 ID:FjSDONse
おまえら錯覚しているかもしれないがかなりの寝取られSSが書かれているぞ、このスレでもう何個の寝取られSSが投下されているのか数えてみ。

721名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 11:24:26 ID:rn2tD+sn
>720
薫乙
722前763:2006/11/02(木) 13:57:05 ID:J6rnkfUa
寝取られの議論勃発中ですか?
自分のSSは寝取られ多いような気が…orz

感想書いてくれた人ありがとう。
感想あるおかげで創作意欲湧きますよ。

>>702
感情移入できないのは自分もです。
次はそこのとこ気をつけます。
>>704
フラノの続きですか?
予定ではようこ対啓太・フラノで何かやろうと思ってます。

次はごきょうやメインでエロいの書いてみます。
明日からしばらく学祭で書けない…orz
723名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 14:30:13 ID:mbfxDMSL
啓太が寝取るのはいいけど、なぜか薫の寝取りはダメだ
724名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 22:55:50 ID:tAEcWHNV
実は啓太がようこに捨てられるのって逆の場合よりダメージ大きいような気がする。
油断しきってるところをズドーンと絶望に叩き落される感じが。
725名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 05:14:04 ID:MKzffGc2
だが、それが良い
726名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 03:37:57 ID:okRnDMcP
ま、啓太にゃようこ以外にも将来有望な方達がいますし
エロパロ的には無問題
727名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 22:58:39 ID:ffZ+btpR
保守
728 ◆iEaEevCZCY :2006/11/05(日) 02:36:02 ID:Nvx8IrSF
続き

「んっ…」
 ようこは一旦うつ伏せになった後、ベッドに強く手をつき、四足で体重を支えた。
今日は一体何分ぐらい支えていられるのだろう。最近、最後まで平衡を保っていられたためしがない。
啓太は後ろからようこの方に片手をつき、もう片方の手の指で探検を行っている。
 それも、通常使わない穴の方である。放射状に広がる入り口に自分の精液で濡らした人差し指と中指を挟み、
ゆっくりと出し入れを繰り返す。その度に、ようこが苦しそうに頭をかがめ、快楽に耐える。
「ひぃっ…ゃぁ…」
「お前のここも、だいぶ柔軟性が上がったよな。ゆるくなってる時と、きつくなってる時の差がすげえよ」
「やあ、いわないで…えっち……んん!」
 啓太がもう片方の指でようこの乳房を挟み、指の出し入れに合わせて上下の引っ張りを開始してきたのだ。
くすぐったいような、痛がゆいような感覚が、ようこの全身を貫く。

「そ…そんなの駄目っ…」
「ほら、ようこ」
「あ…」
 啓太が顔を前に近づけてきたので、目を閉じ、反射的に唇を重ねる。
しかも、最初から舌と舌を合わせる事を前提にし、お互いの唇をマシュマロを頬張るように舌で包む。
「あはぁ…きもちいーよ…」
 啓太が唇を離すと、ようこの目が再びとろんと下がり、やがて隠しておいた尻尾までがどろんと姿を現した。
その柔らかく温かい尻尾で、お返しに啓太の身体を優しくなぞってやる。
それに気を良くしたのか、啓太は軽くもう一回ようこの頬にキスをしてやる。
 そして、二本の指を引き抜きながらつぶやく。
「今日、お前のもう一つの初めて、貰うぞ」
「うん…」
 ようこはゆっくり頷くと、顔を布団につけ、枕をぎゅっと握った。
729 ◆iEaEevCZCY :2006/11/05(日) 02:37:04 ID:Nvx8IrSF
 ただでさえ人と妖怪が交わる事は禁忌なのに、通常は性行為に使われない穴を使ってしまったらどうなるのだろう。
徐々に徐々に、優しく開発を続けてきた方の穴。
 再び万全の状態に戻った啓太のそれがつき当てられ、最初に綿棒を入れられた時の感触が蘇る。
つん、と全身の骨が振動する感覚があって、徐々に啓太のものが進んでいく。
 それは前の穴に入れられる時よりも生々しい感覚で、お互いにはっきりとした喪失感を感じる。
「ケイタ…すきぃ…」
 ようこが顔をしかめながら、啓太の名を呼ぶ。背後には自分が今屈服している、人と獣の両方の意味での主人が居る。
無機質な炎にはない、確かな温かさが自分を包んでいる。二人そろって、この瞬間、人でも獣でもないものになっているのだ。不安になってしまうのも無理はない。
 しかし、啓太は自分自身の不安感は表に出さず、ただようこの身体を気遣って、優しく彼女を抱きしめ、更に腰を押し進める。
 やがてそれはずんずん突き進んで行き、全て収まると、啓太がふうと一息ついた。
「よしよし、よく頑張ったな」
「うん、へいき。ありがと」
 ようこが真っ赤な顔の表面に張った力をゆるめた。

「お前と初めてしたときの事思い出すな」
「あは、ケイタあの時かわいかったよね〜」
「んー? 泣きながら『絶対に私のことはなさないで』ってすがりついたの誰だったかぁ?」
「何回でも言うよ。一緒にいる限り」
「じゃ、俺は永遠に解放されないんだな」
「そのと〜り」
 アブノーマルな穴で繋がりながら、普段どおりの会話をする二人。
二人のシルエットはひどく淫猥であり、かつ、音声だけだったら至って普通のバカップルであるが、
その音声も、やがて湿っぽいものに変わっていく。
 啓太が腰の送出を開始したのだ。
730 ◆iEaEevCZCY :2006/11/05(日) 02:37:55 ID:Nvx8IrSF
「……♥♥!!」
「くはっ…ん?」
 啓太は何時の間にか自分の手にローションが握られているのに気付く。それがようこがしゅくちで持ってきたものだとわかり、
おいおい、きついんだったら言えよ。思わず苦笑しながら、迷わず二人の接合点にそれを流し込み始めた。
摩擦が少なくなり、より大きな腰の運動が可能になる。
 ようこはいよいよ腕に力が入らなくなってきたのか、ひじを折り曲げる回数が多くなってきた。
それでも懸命に腕を踏ん張り、一緒に腰を使える状態を保とうとする。
 獣の本能的な意地で、無意識に後背位だけは譲れないという思いもようこの中にあるらしく、必死に食いしばる。
しかし、啓太が完全に自分の上に覆いかぶさり、ようこの首筋に舌を這わせると、そうもいかなくなった。
 身体の全てを捧げ、自分が理想と決めた雄を喜ばせているという獣の満足感と、
時折無意識に啓太が発する「好きだ」という言葉に女性としての幸福感が沸き立ち、更に彼女の身体を熱くする。
 そして、その反応は常に啓太を満足させる。
日常、破天荒な彼女が、今はもう尻の穴でメロメロになってる。
啓太は、今までで一際反応の良かった場所を、集中的にこすりはじめた。

「あ…あはっ……」
 流石に堪らなくなったようこが、完全に顔を枕に伏せた。断続的に、「ゃー、ゃー」という声が漏れる。
涙目になりつつ、なんとか啓太の顔を見ようとようこが顔を真横に向けたとき、
「ちゅっ」
 すかさず啓太がようこの唇を奪った。一瞬で、フッと過ぎ去っただけの感触。
しかしそれだけで、彼女がはじけるには十分な材料であった。
「……〜〜〜〜っ!!」
 ようこは目の前が真っ白になるのを感じ、意識を失った。
失う直前、身体の奥で、とにかく熱い脈を感じたような気がしたが、とくに気に留めることもなく、快楽に身を委ねていった。
731 ◆iEaEevCZCY :2006/11/05(日) 02:38:57 ID:Nvx8IrSF
「ん…くふぅ…」
「お、おい、俺、もうこれ以上出すと明日の勉強に差支えが…かはっ」
 バスルームに、ぴちゃぴちゃという音と、啓太の声が響く。
「んふふ、けーた、けーたぁ♥ すきぃ〜♥」
 ようこが恍惚とした表情で、ぺろりと舌を出した。
彼女の下には、白色の水溜りが発生していて、今もぽた、ぽたと同質の粘性体が滴下されており、
先ほどから椅子にすわった啓太の腰は今にも砕けそうになり、ひたすらに目線が宙を泳いでいる。

 ようこの方は、ひたすらマイペースに啓太の大事な部分をしゃぶったり、舐めたり、撫でたりを繰り返している。
先ほどから何度も啓太は発射を繰り返すのだが、そこで飛び出た白い液体をみたようこが、それを美味しそうに飲み干すと、
無意識に、
「いんがりつよ、わたしのまえにひれふせぇ〜」
と、普段の彼女がまだ習得していない術を唱えるので、啓太のそれは一向に衰える気配を見せない。

 どうやら啓太は、ようこの中の寝た子を起こしてしまったようである。
強烈な快楽を与えられ続け、昇天寸前の啓太に、おぼろげながら、ある記憶が蘇る。

 ああ、こいつと付き合う事になったとき、婆ちゃん言ってたっけ。決して契ってる時に調子に乗って、気絶させないようにって。
理性が眠ったが最後、朝日を見るまで淫獣と化すって、すっかり忘れてた…かはっ。

 時計の針は、深夜三時。日の出までは、三時間以上。幸いにも意識の途切れた啓太であったが、
屋敷に日が差し込み、お互い正気を取り戻すまでの間、元気な三十三発の精子をようこの膣内に打ち込むのであった。
732 ◆iEaEevCZCY :2006/11/05(日) 02:42:37 ID:Nvx8IrSF
書いてて自分でうわ〜となりましたが、一応これで終わりです。
もともと変態な原作なので、こんな変態な終わり方でも大丈夫っすよね?
733名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 09:49:23 ID:BWDxRE3H
い〜よ〜い〜よ〜
734名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 12:50:57 ID:Kq4PT+Jz
これはエロい
735名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 22:48:25 ID:oIiZPYp4
いや〜GJです!
736GJ:2006/11/05(日) 23:00:19 ID:lerLRndS
(*〜*)<GJ〜GJ〜|
737前763:2006/11/05(日) 23:11:31 ID:SsaAUXOd
GJ!!

変態的な終わり方の方がいいと思いますよ。
啓太が不幸な方がイメージ湧きやすいようです。
738名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 15:03:38 ID:eX6h/0lY
男が連続的に絶頂できたとするとショック死もありえるらしいね。
ちょっと羨ましい死に方だけど。
739名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 17:10:49 ID:CWFLZepE
11巻うまー
740名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 20:10:14 ID:9LhOAAkW
早く読みてー
741名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 17:03:59 ID:PNQ254xM
ケイものを超楽しみにするようになった
742名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 12:38:58 ID:gn+y1RPN
あったかいたゆねの話って何?
743名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 13:00:14 ID:DWGIIBEm
age
744名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 13:01:02 ID:yLpwuboo
なんとなく10巻で終わりだと思ってたんだけどまだ続くのか
745名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 19:34:31 ID:g6kjZXEO
そりゃそうだ
746名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 15:17:57 ID:nL8OCuzP
いぐさがタチならいいが、ネコだけは勘弁してほしい
747名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 16:53:51 ID:zlq3Xjh4
ほす
748名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 01:12:32 ID:3oo3JfTJ
職人いなくなった
749秘密の遊戯(非えろ?)  ◆iEaEevCZCY :2006/11/15(水) 04:43:38 ID:YzGKQnQx
「ねえ、ケイタ」
「!」
 ようこの突然の呼びかけに、隣で小説を読んでいた啓太はびくっと肩を震わせた。
いつものように、駅や公園のくずかごからしゅくちで失敬してきた、雑誌の類を読みふけっていた彼女である。
その後の言葉は決まっている。
「ね、これ」
「駄目! 今金欠なんだよ!」
 ようこが続きを言うか言わないかの間に、啓太は掘っ立て小屋が軽く揺れるくらいの声で否定をした。
今度はようこの方が肩を震わせる。
「なによ〜、まだ何もいったないじゃないの」
「お前が雑誌を読んで発する言葉はいつも決まってるだろ? これ食べたいとか、ここ連れてってとか、
 日々金欠に悩んでるうちには縁の無い事なの!」

 啓太が一通り主張を発すると、ようこがぷくっと頬を膨らませた。
図星だった。今、思わず伏せた雑誌のページは、新しく出来たお洒落な喫茶店のページを開いている。
しかし、一度発した以上は引き下がれない。ここで納得するような性格では無いのである。
 違うもん、と言って適当にページをめくり、そのページを啓太の目の前に突き出した。
「わ、わたしが見せたかったのは、これ!」

「…は?」
 啓太が見たページは、いわゆる「女の子が一人寂しい夜を過ごす時のHow to」のページであった。思考がかたまり、頭の中が白くなる。
「…これを、どうしろと?」
「あ、え? えーと…っ!」
 普段彼女は情報量の多い、読み物系のページは読まない。当然、こんなページを開いた事すら無かった。
当然、自分が開いたページの意味する事は分からず、一瞬あたふたした後、
それが何やら身体を使ってやる体操みたいなものだと解釈した。
750秘密の遊戯(非えろ?)  ◆iEaEevCZCY :2006/11/15(水) 04:44:07 ID:YzGKQnQx
「これ、やるから見てて!」
「ブーッ!」
 思わず啓太が噴出した。更に頭の中が混乱する。
何故? いきなり? そう思ったが、ようこの勢いは止まらない。
「え、えーと、まずこう、足を開いて」
「ちょ、ちょっと…」
「想い人を頭に描きつつ…って、必要ないかこれは」
 ようこは後先考えず、書いてある情報をそのまま実行していく。
本当に特に何も考えていないので、その作業はどこか機械的だった。

「らくなたいせいをとって、大きく深呼吸して、指を」
 ようこが次のページをめくろうとした時、啓太の手が反射的に動いた。
このままではやばい! とてつもなくやばい! 動物的勘がそう言っている。
見てみたい。でも、最後まで見てしまったら、自分はきっと…。
「よ、ようこ!」
「?」
「分かった! お前の好きな所に一つ連れてってやる。だからその先は今ここで実行するな。
 俺が居ない時に、ドクトルも居ないのを見計らってやるなら良いが、それだけはやめてくれ!」

 ようこは、ん〜と首をかしげた。一瞬『好きな所』という言葉に反応したが、
啓太がここまで言うには何か裏があるに違いない。そっちの方が彼女にとってみれば気がかりだ。
そう思っている間に、啓太は焚き火の中にその先数ページをビリビリっと破って捨ててしまった。
 ようこがあーっと声を発し、啓太は必死に別のページを差し出す。
文句を言おうとしたが、そのページのチョコレートケーキが美味しそうだったので、
思わずその場は受け入れてしまった。


 その夜…。
「やっぱ、きになる…」
 寝付けない。昼間見たそのページの続きが余りに気になって。
マネキンが自分の胸とか、お腹とかを触っていた絵の意味も気がかりだ。
じぃっと横で寝息を立てている啓太を見つめていたようこが、ぱちんと指を鳴らした。
751秘密の遊戯(非えろ?)  ◆iEaEevCZCY :2006/11/15(水) 04:45:35 ID:YzGKQnQx
「ケイタでじっけんしてみよう」
 ようこはいそいそと啓太のとなりに座り、そっと上体を起こさせた。
まだ彼はすやすやと寝息を立てている。適当な毛布でその体勢をキープさせ、
手をとり、うろ覚えの記憶の通りに、啓太の腕をそわそわと動かす。
何だかめんどくさいし、この体操に何の意味があるんだろう。

 しかし、その腕の動きを見ていたようこに、あるイメージが思い浮かんだ。

…これは『くすぐりっこ』だ!

 その昔、幼き日の啓太が自分と遊んでくれた時に、一度だけしてくれた事があった。
それはすごくくすぐったくて気持ち良くて、犬神として啓太に仕えてからも要求した事があったのだが、
残念ながら未だ実現したことのないスキンシップであった。
 今なら、行ける!
そう確信した彼女の行動は早かった。
ようこは目をギラッと輝かせると、両指を啓太の至るところに忍び込ませた。

「ぅぶひゃぁっ!?」
 彼女の指が活動を始めると、啓太は目を覚ました。
その瞬間、全身を這い回る世にもくすぐったい感触。こんな悪戯をするのは…
「ふ、ひょうこ! ひゃ、へ、やめ、」
「わ、これおもしろ〜い♪ 何で今まで気付かなかったんだろ」
 抵抗しようとしても、ふわふわと上に覆いかぶさってくる彼女には、暖簾に腕押し、
何の効果も為さない。こうなったら、こうなったら…
 くすぐり返すしかない。どういう訳か、そこに思考が辿りついた。
がばっと力を振り絞って、ニヤニヤしている彼女に手を伸ばすと、同様に、思いっきり指を使い始めた。
「きゃっ♪ ケイタぁっははははは」
 嬉しそうに、ようこはくすぐり返すスピードを増す。啓太も負けじと、くすぐり返す。
何時の間にか、二人の身体はくんずほぐれつ、上になったり下になったり。
 お互い負けず嫌いの二人は、こうなると片方がギブするまで、夢中になった。
ついでに、啓太は何時の間にか全裸になった。
ついでに、彼の大事な部分が、反射的に増長した。
最後に、啓太がようこの上で馬乗りの形になった。ようこの方も、既に下着は取れかけ、
非常に際どい状態になっている。
752秘密の遊戯(非えろ?)  ◆iEaEevCZCY :2006/11/15(水) 04:46:25 ID:YzGKQnQx
「へへ、負けちゃったぁ…」
 ようこは、気恥ずかしそうに露出しかけた胸を手で覆うと、月明かりのなかでにこりと微笑む。
既に頬は蒸気し、瞳には涙を溜め、満足そうに笑い、こてっと急に眠りに落ちた。
まだ半分夢心地で、訳も分からぬまま勝利してしまった啓太は、訳も分からずそのままようこの上に倒れ込んだ。
気持ち良い…。
思わず、再び眠りに入りながら、啓太の腰はそのままようこのお腹の上を…。

 翌朝。
「な、な、な…」
 啓太が起きると、そこには信じられない光景があった。
ようこが、ぽーっとしてこちらを見て座っている。
彼女のお腹の上に、なめくじが這った様な後が残っていて、そこからは特有の薫りがする。
そして、自分は全裸、彼女は半裸。
 髪の毛はどう考えても冒されたとしか見えないくらい乱れており、
小屋の中もすっかりぐちゃぐちゃだ。
そしてようこが、とどめとばかりに、一言発した。

「せきにんとって、ね?」
「どしぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!!」
 啓太は、再び眠りについた。
昨日の週刊誌の燃えカスが、静かに舞っていた。

                        終
753名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 12:32:51 ID:eGQEwrqF
久々にキタ!!
GJ!!!!!!!!!!
754名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 14:09:32 ID:ajAhjLxt
GJ
755前763:2006/11/16(木) 16:56:48 ID:XPeWQL8t
GJ!!!
ようこらしい無邪気さが良い!!
次回作に期待してます!
756清明:2006/11/16(木) 17:57:21 ID:8CkFP7/c
どうも清明(きよあき)です
非エロ、半オリジナルですが投稿させて頂きます。

吉日市警察署。
その名の通り、吉日市の治安維持組織の中枢である。
比較的新しい7階建ての無骨な鉄筋コンクリートづくりで、
屋上からは、近所の小学生が考え、応募した中から選ばれた、
『変態を消して、明るい吉日市』という太平洋戦争チックな
スローガンがプリントされた垂れ幕が下がっている。
そこの5階留置所、第三独房に二つの人影があった。
ひとつは少年だった、年の頃は15、6歳ぐらいだろうか。
整った顔立ちと、短めの黒髪をもつこの少年は、独房の端で
10年間、想い焦がれた女の子に、きっぱりとふられたときのような、
絶望とあきらめの混じった表情をしていた。
それもそのはずだ、彼が身につけているのは、
両腕に銀のバングル、以上。
彼の今の状態を表す日本語は多々あるがそのなかでも、
全裸、または、すっぽんぽんが妥当だろう。
757清明:2006/11/16(木) 17:59:08 ID:8CkFP7/c
留置所に入っている、全裸の少年、誰がどうみても、立派な変態である。
体育座りをして膝に顔を埋めているため、きわどい部分はかろうじて見えない。
もうひとつは、白のタキシードにシルクハットに、赤いネクタイという、
少々、風変わりな格好をした壮年の紳士だった。
感心したように、独房の隅でふさぎこんでいる、暗い顔の少年に話しかけていた。
「いやはや、親子二代で大儀を果たすとは、敬服するしかありませんな」
それに対して、全裸の少年は沈黙を続けていた。
「この冬の寒空の中、そうそうできることでありません、本当に立派になられて」
「からかうのもいい加減にしろ、ドクトル」
少年がドスの効いた声色で釘を刺した。
紳士が咳払いをひとつし
「失敬、少々興奮しましてな」
と、言った。
「はあ、何でこんなめに」
少年が嘆息し、
「我々の崇高な嗜好は、一般人には理解されないことが多いのですよ」
紳士が真面目に告げた。
少年はまたひとつ大きなため息をついて、
「常人の健全な思考は変態には理解できないようだな」
と、吐き捨て、
「ええ、そうですよ」
紳士が優しく笑った。
「むっ?」
紳士が何かを察したように
「誰か来たようです、また合いましょう、裸王児」
と、告げ、暗闇にかき消えた。
「だれが、裸王児だ!」
少年が反論しようと立ち上がったところに、
758清明:2006/11/16(木) 18:00:16 ID:8CkFP7/c
「おい、川平、面会だ」
看守の警官がいった。
少年があわてて股間を手で隠した。
檻の前に立ったのは、
白髪をオールバックに固めた長身の男、特命霊的捜査官の仮名史郎と、
艶やかな黒髪を持つ、セミショートカットの少女だった、年頃は獄中の少年と同程度、
ミニスカートの下から、ひょっこりと覗く、ふさふさのしっぽが、しょぼんとたれていた。
少女が目を潤ませながら、少年を見やり言った。
「ああ、清明さま、おいたわしや」
清明と呼ばれた少年は、深い、ため息をつきながら言った。
「みやこ、おまえが好いてくれるのはうれしいが、寝起きを襲うのは感心しない」
みやこと呼ばれた少女は、嗚咽に言葉を濁らせながらいった。
「はい、ごめんなさい、ごめんなさい、わたしのせいで清明さまに恥をかかせてしまって」
みやこは泣きながらしゃくりあげている。
「どうしてこのようなことになったのだね?」
仮名史郎が尋ねた。
「そっ、それは・・・・・・」
みやこがモジモジしながら説明を始めた。
759清明:2006/11/16(木) 18:02:27 ID:8CkFP7/c
その日の朝。
紅葉を終えた落ち葉が、木枯らしに吹かれる、肌寒い晩秋の早朝。
吉日市の郊外にたたずむ、木造二階建ての一軒家に、清明とみやこは住んでいた。
それは、一階が和風、二階が洋風の作りになっていて、もとは二世帯住宅を想定されて造られたのか、各階にそれぞれトイレとキッチンがある。
なかなかの広さを持つ庭には、乗用車が二台は入る、大きなガレージが建っている。
物静かな家の中、二階に向かう階段を、みやこは鼻歌を歌いながら、上機嫌で登っていた。
手に持ったおぼんには、湯気たつコーヒーが二つと、クリームが入った小瓶が乗っている。
階段をのぼってすぐのところから、フローリングの廊下が奥まで続いている。
みやこはトテトテと歩き、二つ目のドアの前で立ち止まった。
『清明の部屋』と、書かれたボードがドアに掛かっている。
みやこは、ドアをノックして、間延びした声で聞いた。
「清明さま〜、おきていますか〜」
返事はない、中はいたって静かなものだ。
「入りますよ〜」
みやこはドアを開け、主人の部屋に足を踏み入れた。
おぼんをテーブルに置いて、カーテンを引き、窓を開け放つ。
秋晴れの青空。
朝の陽光と、静謐な空気が部屋に入り込んでくる。
「さあ、朝ですよ、おきてください、休日だからって、いつまでも寝過ごしてちゃ駄目ですよ」
みやこはそういって、傍らを見やった。
折りたたみ式のベットのうえで、みやこの主人、川平清明は暖かそうな毛布に身をくるみ、
規則正しい寝息を立てている。
760清明:2006/11/16(木) 18:04:02 ID:8CkFP7/c
窓から吹き込んでくる木枯らしに、部屋の気温が少しずつ下がり始めているのに関わらず、
清明は安らかに寝入っていた。
「もう、おねぼうさんなんだから」
そういいながら、みやこはベットの端に腰掛け、、自分のいとしいご主人様の寝顔を眺める。
犬神ごころをくすぐる少し幼い顔立ち、細身ながらたくましい身体、すらりと伸びた手足、普段は頼りないが、誰かが苦しいとき、必ずそばにいてくれる存在、みやこにとって、すべてがお気に入りだ。
思わず、頬にキスする。
清明が、ううんと、一瞬、眉をしかめたが、また寝顔にもどる。
悦に入り、もう一度、今度は唇に。
そして、清明の寝癖の付いた黒髪を、手で梳き、愛撫する。
みやこは、もう、ご満悦だった。
やがて、みやこは、なんとなく、犬神学校で習った、
犬神の本懐とやらを思い帰していた。
其の一、犬神は破邪顕正を旨とし、主人に仕え、人々に害を与える魑魅魍魎と戦うこと。
其の二、犬神は主人に忠誠を誓い、主人の身の回りの世話をすること。
ここまでは、おおむね、あっている、しかし。
其の三、犬神は主人に添い遂げ、子を成すこと。
これは、大きな曲解であるが、とうの本人は、信じて疑わない。
それも無理はない、清明の母親は、犬神であり、父は、現役の犬神使いである。
さらに、犬神使いの家元、川平家の総元締めである、川平の宗家は二人の子を、成しており、いずれも母親は犬神である。
そんなわけで、みやこは契約の儀を、婚約だと思っている。
三つめの、本懐を果たすために、みやこは日々、努力していた。
このあいだは、いいトコまで行ったのに、駄目だった・・・・・・
清明の首筋に鼻を当て、クンクン、匂いをかいでいると、
心臓がトクトクして、微妙なところが、熱くなってくる。
今日は、いけるかも。
みやこは、毛布を、そっと、めくり、
したの方にある、モコモコを確認した。
よし、いける。
「清明さま、失礼しま〜す♪」
喜々として、清明の布団の中に、もぐりこんだ。
ベットがギシギシと軋む音が、殷殷と続く。
761清明:2006/11/16(木) 18:05:04 ID:8CkFP7/c
・・・・・・・・・・・・・描写割愛。
体操の一種、
絶対に。
少し後、清明が、やっと覚醒して、
ふたりで、いいトコまで、いったとき。
鈴が鳴るような、高い音がしたと同時に、
清明は、着衣だけを残して、忽然と姿を消していた。
独り、のこされた、みやこは、
なんだか、悲しいやら、悔しいやらで、
胸が、いっぱいに、なっていた、だから、
「ど〜して、いつもこ〜なるの〜〜〜〜〜〜!!!」
力一杯、叫んだ。
その悲痛な叫び声は、何度も、何度も、谺し、リフレインして、
辺り一面を、覆い尽くていった。
天井裏から、成り行きを見守っていたドクトルが、大音量に耳をしかめ。
明け方に、みやこが庭に撒いた、米粒をついばんでいた、
すずめたちが、驚き、一斉に飛び立つ。
 上空の、雲の上で寝ていた、仙人が、何事かと、跳ね起き、辺りを見回して。
 近くの、川を流れていた、河童が、くけけと鳴いた。
 しばらくして、叫び終えた、みやこは、清明を捜して、町中を、駆けずり回った。
762清明:2006/11/16(木) 18:07:09 ID:8CkFP7/c
・・・・描写全然駄目でしたね・・・
ご要望あれば、エロ書きます・・・
もっとうまく書きます。
763名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 21:26:44 ID:ARNI50GV
続きwktk
764名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 22:35:51 ID:2OrQeuhM
息子ネタキタコレ
あんまり卑屈にならない方が良いですよー
765名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 23:25:00 ID:ZC8P4ugS
卑猥なのはOKだが卑屈はNG
766名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 15:43:30 ID:yRWY8dTK
>>765
誰がうまいこと言えと
767清明:2006/11/18(土) 20:22:11 ID:cUKlSa51
とりあえず、非エロの続きっ!です。

 先ほど、駅前の商店街で、全裸の少年を補導した、勤続三十年になるベテラン警官は、ノートパソコンに今日の記録を打ち込んでいた。
 机には様々な報告書や資料が散乱し、吸い殻があふれ出さんばかりにねじ込まれた灰皿と、妻と娘が写った家族の写真が置かれていた。
 ふと、タイプをしていた手を休め、画面から目を離し、目頭を押さえ、乾いた目玉に涙で潤いを与える。
 画面に目を戻しキーボードを打つ、そうして今日、補導した少年の報告書を打ち始める。 名前は川平清明。
 「うん?、川平?」
  警官は何か気になった様子で、ワープロソフトを最小化して、下の方に保留する。
 インターネットに接続して、警視庁が管理する警察官専用の個人情報データバンクにアクセスする、個人認証するための、パスワード入力ウインドウが現れた。
 警官はウインドウにIDと、六文字ほど米印を入力して、サイトに入った。
 検索エンジンに川平清明と入力する。アクセス中と画面に表示され、さほど時を待たず、それと思われる人物のリストがあがる。
同名の人物が三人ほどいたが、名前の横に簡易的な情報があったため、補導した少年と同じ生年月日の人を選び、リンク先をクリックした。
 少年の個人情報が一瞬で表示される。
それは、住所、氏名、年齢、電話番号、血液型、過去の犯罪歴、血縁関係、などが顔写真付きで書かれていて、そういう情報を使って商売している人には、喉から手が出るほど欲しい代物だった。
 警官が少年の両親の欄を見る。そこに書かれていたのは、
 父・川平啓太、母・川平ようこ。
 それを見て警官は驚嘆した。
 「あの川平かっ!」
 川平啓太。警官は彼を十数年前、何度となく逮捕した。
 罪状は全裸でのストリーキング。
 ここ十年、見ないと思ったら、あいつも身を固めて所帯をもったか〜、時が経つのは速いなぁ、うんうん。と、警官が少し、しみじみした。だが、
「息子に継がせたのか・・・」
頭を抱えた。定年退職も目前だというのにもう一波乱ありそうだ。
768清明:2006/11/18(土) 20:23:02 ID:cUKlSa51
「まったく、川平ってのは、変態の家元なのか」
警官が吐き捨てた。

同時刻。
「ハックションっ!」
川平家の本家の一室で、川平宗家は、大きなくしゃみをひとつした。
ちなみに川平家は変態の家元ではない、由緒正しき犬神使いの家元である。
洗濯物にアイロンをかけていた、割烹着姿の少女、なでしこが、
宗家に駆け寄り、
「あらあら、お風邪ですか?」
といい、取り出したハンカチで鼻を拭う。
「大丈夫だよ、なでしこ」
 宗家が微笑んで言った。
「なにか、温かい物でも、お持ちしましょうか?」
「ああ、ありがとう、頼むよ」
「では」
なでしこが淑やかな物腰で台所に向かう。
宗家はそれを見送り、手元の書類に目を戻した、そして。
「これは、一騒動ありそうだね・・・」
意味深につぶやいた。
769清明:2006/11/18(土) 20:24:09 ID:cUKlSa51
留置所の独房。
「シクシク・・・なんでだよ〜、仮名さ〜ん、出してくれよ〜」
川平清明はすすり泣いていた、その理由は、
みやこの話を聞いた仮名史郎は顔を赤くして、
しばらくそこで反省してなさい!、と言って出て行ってしまったからだ。
みやこも、お召し物を取って参ります、と告げて、家に戻ったきりまだ帰ってこない。
今は晩秋、とても寒い、全裸では身が持たない。
清明が悲痛な声で助けを呼ぶ。
「ううっ、誰か〜、看守さ〜ん」
返事は帰ってこない、その代わりに、天井から嘲笑うような声がした。
「くすくす、お兄ちゃん、惨めだね〜」
そして、天井付近の影から、人が現れ、牢獄の床に降り立った。
「ひさしぶりだね、お兄ちゃん」
「くっ、葛葉っ!」
清明の実妹、葛葉である。
腰まで伸びた漆黒の髪。妖艶な美貌に不敵な笑みを浮かべている。
清明は最近、表情や立ち姿が、母親に似てきたなと思う。
ふさふさのしっぽをふりふり。清明のていたらくを観察する。
「また、しゅくちに失敗したんだ〜、いや、暴発?」
 くすくす。
 「連帯封印のせいだよ、おまえはなんともないのか?」
「全然、絶好調♪」
 「ったく・・・」
葛葉には、犬神の長、はけによる封印が施されている。
それは、葛葉の有り余る強大な霊力を、抑えるためのものであり、その封印は特殊で、
清明と連帯的に結ばれている。清明は常に葛葉の封印の制御に、力を使っているため、霊力が不安定になり、ふとした拍子に、術が暴発してしまうことがある。
770清明:2006/11/18(土) 20:25:56 ID:cUKlSa51
「あ、そういえば、みやこちゃんとは、よろしくやってるの?」
ちらりと横目で清明を見やり。
「まあ、その様子なら心配なさそうだけど」
と、大仰にうなずく。
朝、清明とみやこがしていたことを、葛葉は見透かしているようだ。
「ここ一ヶ月、いままで、どこに行ってたんだ?」
清明が聞く。
葛葉には前々から放浪癖があり、家には殆ど居着かない、両親は特に気にかけないから、一番心配しているのは、清明である。
「おじいさまと一緒に、西の方に、ぶら〜っとね」
西の方。なんとも曖昧だなと、清明は思った、おじいちゃんも一緒となると、
何をしてきたのか、怖くて聞けない。きっとすごい『ぶら〜っと』だったんだろうな。
 独房の壁をスウっとすり抜けて、みやこが帰ってきた。
 彼女は大きめの紙袋を胸に抱えていた。
「清明さま、お持ちしました」
と言って袋を清明にさしだす。
「おお、でかした」
清明は袋を受け取り、中に入っていた着衣一式を、素早く着込む。
最後に、みやこお手製のちゃんちゃんこを羽織り、これも、みやこが気を利かせたのか、使い捨てカイロまであった、清明はその封を切り、揉む、暖かくなってきて、やっと生きた心地を取り戻した。
「ところで、これからどうするの?、おとなしくここで反省してる?」
葛葉が問い。
「さあ、どうしようかな?」
清明が、隣に寄り添った、みやこの頭をくしゃくしゃ撫でながら、曖昧な返事をした。
みやこはうれしそうにゴロゴロと、のどを鳴らしている。
「脱獄しちゃう?」
ちょっと楽しそうに、葛葉が聞いた。
「う〜ん」
 清明が少し考えた。
脱走したって、仮名さんが、何とかしてくれるよな、それに、
「俺、今日、朝飯食べてないからな、腹減った」
そう言って、清明が白い歯を見せてニヤリと笑う。
「そうこなくっちゃ」
くすくす笑って、葛葉が人差し指を唇に当てた
 しゅくち。
りんっ、と鈴の鳴るような、清んだ高い音がして、
 三人はその場から掻き消えた。
771清明:2006/11/18(土) 20:27:16 ID:cUKlSa51
 河童橋。
 吉日市の北西に位置する全長二十メートルほどの石造りの橋である。籾川と呼ばれる比較的、澄んだ清流の上を市内と郊外を繋ぐ形で築かれていた。
 その橋の下に一件、小屋が建っていた。
 木材で骨組みを組み、ベニヤ板で壁を張り、浸水防止に青いビニールシートで覆って、飛ばされないように、黄色と黒の色をした、ひもで括った粗末な物だ。
「あ〜あ、いい天気」
 小屋の中から、シートをかき分けて出てきたのは、ホームレスのおっさんではなく、
可憐な少女だった。
 癖のあるウエーブのかかった、黄土色の髪をツインテールに結んでいる。
かなり小柄な体躯ながら、でるところはでている。かなりの美少女だ。
 河川敷の掘っ立て小屋に住んでるような、容姿ではない。
772清明:2006/11/18(土) 20:29:19 ID:cUKlSa51
とりあえず、ここまでですね。
続き書く予定ですが、時間が少ないもので・・・
受験はつらいな〜
773清明:2006/11/18(土) 20:31:31 ID:cUKlSa51
タイトルは、いぬかみっ! 未来編っ!、です。
774名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 21:06:03 ID:2gR0aWmE
GJ!
そろそろ気を付けないと容量オーバー
だれか次スレたてて
775名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 21:30:29 ID:8JbJY5E6
うーん
面白いな
776名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 00:16:04 ID:B7uUPQMv
>>774
あと20キロぐらい増えたらかな。
777名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 02:01:31 ID:OSwNm9pf
保管庫とか無いの?
778名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 02:47:18 ID:5g3c8im5
779前763:2006/11/19(日) 06:11:04 ID:AkGYqeM9
GJ!!
未来編読んだことないけどすごい気になります!
続編期待してます!

最近の黒なでしこに激しく鬱気分なのは自分だけでしょうか…orz
780名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 06:32:28 ID:TCJ46Ale
保管庫貼り直し
http://www16.atwiki.jp/inukami/

次スレテンプレにはこっちを貼ってください。
781名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 21:46:27 ID:1Y+wiDOZ
人多ぅぃ
782名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:58:40 ID:4C2MICUR
まーーーだーーー?(=>=)
783名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 10:25:19 ID:SNaYFDbx
(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
784名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 23:32:51 ID:4C2MICUR
I want GJ!〜〜〜いや、まじで
785名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 10:12:41 ID:ZlLeOIpU
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ごきょうや!ごきょうや!
 ⊂彡
786名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 20:17:55 ID:/3ezYuQC
俺は新刊のてんそうに萌えました。
787名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 23:54:09 ID:OL+TGDCG
まぁ俺はAT-Xで最近アヌメ版観て5巻まで読んだところだが。



ようこが啓太の犬神になった理由がまだ分からないんだぜ?
読み落としかのー
788名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 00:24:58 ID:UonOwAOX
>>787
大体、7〜8巻あたり嫁
789名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 12:14:17 ID:+luMiO9P
原作7巻とかアニメの終盤とかで分かる。
コミック版は2巻で既にようこの中のイメージが出てくる。
790名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 13:58:55 ID:VGCiqj5Z
ようこが○○してた所を幼い啓太が助けたから
791名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 20:51:34 ID:5nOSoG5i
>>790
料理
792名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 23:45:31 ID:/DJa7wc/
>>790
コマ
793なんか変な いぬかみっ!:2006/11/24(金) 02:02:19 ID:/l/RZL5k
「ようこー、マッサージの時間だぞー」
「いい、今日つかれてないもん」
「よしよし、それじゃ、胸が大きくなるとっておきのやつを…」
「あーもううるさい! だいじゃえん!」

 どかーん。
犬神のようこが指を立てると、一人の少年が盛大に夜空にすっ飛んだ。
飛んでいった少年の名は、川平啓太。17歳の犬神使いである。

「まったく…お部屋の修理しとかなきゃ」
 ようこはぶつぶつ言いながら、アパートに木材を打ちつけた。
彼の連日のセクハラは、いつも彼女を不機嫌にさせる。あいつ、いつも私を女としてしか見ていない。
もっと犬神としての自分の実力を評価してもらいたいのに。

 壁の修理をやっと終えた頃に、何でもない顔をして啓太が帰ってくる。
「ただいま〜、チョコレートケーキ買って来たぞー」
「…いきてたの?」
 彼は下品にゲラゲラ笑いながら、テーブルの前に腰を下ろし、お茶を汲む。
その背後で、ようこは遠くから「とびきり重いもの」をしゅくちさせようと、精神を集中させていた。
真っ赤なオーラが彼女を包み込んでいく。が、その集中は簡単に途切れた。
 じゅるり。啓太がとびきり甘そうなチョコレートケーキを取り出したのである。
「ほら、駅前の新作だぞ〜」
 嬉しそうに皿を突き出してくる啓太に、彼女は思わず口元をゆるめ、大人しく頂くことにした。

「しょ、しょーがないから許してあげる。まったく、ご飯の前にこんなもの買ってきて」
 尻尾をパタパタ振りながら、フォークを取り出し、ぶつぶつ言いながらそれを口に運ぶ。
甘い香りが口の中に広がり、思わずようこが微笑む。啓太は満足そうにそれを眺めた。
ようこは連日、町で男に声をかけては、甘いものを奢らせるだけ奢らせていたが、
彼の買ってくるチョコレートケーキを彼の前で食べる時が、何故か一番美味しいのである。
そんな事を考えつつ、皿にフォークを置いた。

「ん?どした、気に喰わないか?」
「あんたも食べなさいよ。あたしご飯の用意しちゃうから」
 ようこはスッと立ち上がり、日課である食事の用意に向かった。
向かったつもりが、啓太に背後から肩を止められた。優しいタッチに、ふと心が緩む。
「俺に気ぃつかってくれたんだな、サンキュ」
「…別に…」
 ようこは顔を俯かせた。何故だか知らないのにドキドキする。
わたし、狐なのに。人間の男なんて化かすモノでしかないのに。

 しかし、啓太はそんな気持ちもつゆ知らず、にゅっと唇を突き出した。
「でも、どうせなら口移しで食べさしてくれよーっ!」
「!」
 ひっと一瞬ようこが尻尾を立てる。全身に鳥肌が立った。啓太が獣の顔で迫ってくる。
そして、彼女の中で何かが切れた。

「ケイタのバカーッ!」
 思い切りフライパンで啓太を殴り倒した。彼の顔が歪み、その場にぐったり倒れこむ。
これで死んでくれたら楽なのになぁとようこは思い、彼を大人しくベッドに運んでやった。

「さ、ご飯つくろーっと。この変態主人が起きた時のために」
 明日は川平カオルの家にお呼ばれしている。かっこいい犬神が9人いる家だ。
1人、「あんどれあのふ」とかいうマッチョな奴がいるけど、それは啓太がお気に入りだから別にいい。
彼女は上機嫌でキッチンに向かった。
794名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 07:47:23 ID:VNxzKbY6
師匠のいま&さよはもう読めないのかのぅ・・・・・・。
795名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 18:22:00 ID:zMXqfBDN
期待age
796名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 23:10:09 ID:RzqWInoG
現代版うる星やつら
797名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 00:16:02 ID:c+hB+zbh
たゆね…
798名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 03:05:14 ID:FkBb07mj
>>790
自慰
799名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 03:06:32 ID:gOqN0CBF
ほす
800名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 10:16:15 ID:ON7momBP
お〜れお〜れふぁ〜いとだ
801名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 13:22:08 ID:MDchbFfN
〃∩∧_∧
⊂⌒( ・ω・)  まだかなまだかな〜♪
 `ヽ_っ⌒/⌒c
    ⌒ ⌒
802前763:2006/11/29(水) 14:23:03 ID:0HhT0Epc
現在、自宅で書き込み出来ないですけど投下準備しています。

書き込みできるようになり次第投下します。
師匠帰ってこないかな…
803名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 14:41:08 ID:Qcf+nKTW
全力で全裸待機ッ!
804名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 16:23:57 ID:P7kv+LHi
キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜ー!!
805名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 18:06:58 ID:x7G9StrC
SS投下宜しくお願いしますッ!!!
806名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 23:24:41 ID:/+NV2mIk
期待
807名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 12:00:33 ID:GgvygVR/
wktk
808名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 00:04:22 ID:2ZCw9zl6
気体
809前763:2006/12/01(金) 11:02:04 ID:+99Rr/uo
お待たせしました!
現在使っているホストがBBQにより規制されています。
みなさんが楽しみにしているSS投下できる機会が減るのは残念です。

とりあえず前半部のたゆね編投下!!

後半はごきょうやメインです。
>>803
風邪引かなかったか?
810前763:2006/12/01(金) 11:02:56 ID:+99Rr/uo
   『なでしこストーリーvol.3 たゆねの強姦、ごきょうやの陰謀』

前回、たゆねによって啓太は連れ去らわれてしまった…。
啓太を強奪されてしまい、ようこは啓太が泊まるはずだった部屋に来た。

温泉ではなでしこと一悶着あったが、彼女らの中でも優先順位は啓太のことが一番である。
二人はなでしこが、泊まる部屋に集まる約束を交わしていた。
ようこは約束どおりに来ていた。
「ケイタ……」
ようこは自分の大切な主人が居なくなったのが、信じられなかった。
(ケイタがいなくなったのは、きっと先に逃げたから…)
ほんの僅かな希望を胸に部屋の中に入っていった。
どくん……どくん…
心臓が早鐘のように動く。
(このふすまを開けたら……。いつものケイタが…)
そしてようこは、ふすまを開けた。
部屋の中には、なでしこが俯いて座っていた。
「ようこさん……」
なでしこの目には、涙が溜まっていた。
それを見て、ようこの希望は打ち砕かれた。
「ねぇ……なでしこ…嘘でしょ?ケイタ…いるんでしょ?」
なでしこはようこの言葉を聞いても、ただ俯いている。
「なでしこ…ケイタはどこなの!?私のケイタはどこなのよ!!」
ようこは啓太が居なくなったのは、なでしこが最初に奪ったのだから…。
全部なでしこが悪いと怒りをぶつけた。
「ようこさん……啓太は部屋に帰ってきていません…。あの時に…」
なでしこの目からは、涙がひたすら流れていた。
ようこもその様子を見て、ハッとなった。
(なでしこも……同じなのよね…ケイタのことが好きって…)
姉のように親しんできたなでしこの泣き顔を見て、ようこは急速に冷めてしまった。
「いきなり怒鳴ってごめんね…。でも…私だってケイタの事好きなのよ…」
ようこはなでしこにそう言い、涙を流した。
なでしこはようこの独白を聞き、
(ようこさんも、私と同じなんですね…)
いきなりの啓太の失踪事件に二人は冷静さを失っていた。
なでしこは、ふと気がついた
(そうだ!ようこさんを徹底的に利用してから啓太様を奪えばいいのよ。ともはねも一緒に…)
邪悪な考えがなでしこの中で現れ始めた。
「啓太様を一緒に探しましょう!ようこさんにともはねがいれば見つかりますよ。きっと!」
ようこに協力を求めるなでしこ
「そうね…。まずは啓太を見つけよ!でも…啓太のこと抜け駆けは許さないからね」
表面上はそう言うようこであるが、内面では…
(なでしこ…アンタ、絶対に裏あるんでしょ。啓太は私の物だから!)
こうして、手を取り合う美しい関係は内面ではドロドロであった…。

さて、渦中の人である啓太はたゆねに誘拐されてどうなったのでしょうか?
811前763:2006/12/01(金) 11:03:32 ID:+99Rr/uo
啓太はたゆねの猛攻により、意識を失ってしまいました。
啓太は気がつくと知らない部屋のベッドにいました。
「ん〜…。ここ…どこ?」
重い体を起こして周りを観察する啓太
(アレ?俺服着てたっけ?それにここはどこだ?確か、昨日たゆねに…)
昨日のたゆねとの行為を思い出して、股間が起動しそうになり慌てて首を振り妄想を打ち消した。
首を振った時に違和感を感じた。
「ん?なんだこりゃ?何で、首輪に鎖が付いているんだ」
鎖はベッドの端まで伸びていて、外れないように鍵まで付いていた。
「この…!外・れ・ろ〜!!」
啓太は力を込めるが鎖も首輪もビクともしなかった。
啓太の後ろの方から扉が開く音が聞こえた。
「あ…啓太様起きてましたか」
声をかけてきたのは誘拐した張本人のたゆねだった。
啓太は振り向くと声を上げた。
「た……たゆね!!一体なんて格好してるんだ!?」
たゆねの服装はいつものボーイッシュな格好ではなかった。
「コレですか?さっきまで朝食作ってたんですよ。啓太様は好きじゃないんですか?この格好…」
「いや…嫌いじゃないけど…。裸エプロンなんてベタな…」
そう言いつつも満更ではない様子で胸から下まで嘗め回す啓太であった。
「啓太様…今イヤらしい目でボクの胸、見てましたね…。エッチ♪」
顔を赤くして胸を腕で隠し恥ずかしがるたゆね。
「ちょっと待てよ!そんな格好でいるのはたゆねだろ!?確かに目の保養になるけども…」
(なんかいつもと違って可愛い…)
啓太はたゆねの普段と違うしぐさにドキドキしていた。
その様子を見てたゆねは
「ふふ。啓太様はこの格好気にいたんですね。朝食持ってくるね」
先程の恥ずかしそうな感じから一転して、うれしそうに出て行った。
「あ、鎖のこと聞くの忘れてた」
たゆねの裸エプロンですっかりなぜ自分繋がれているか聞くのを忘れていたのであった。
812前763:2006/12/01(金) 11:04:10 ID:+99Rr/uo
たゆねが朝食を取りに行っている間に、啓太は自分が置かれている状況を整理していた。
(まず、たゆねが俺を誘拐した犯人でやっちゃっただろ…。んで、その後記憶無いから……)
胡坐をかいて、呟いた。
「やっぱり、たゆね一人だよな?薫の差し金かと思ったけど違ったかな…」
頭を捻る啓太である。
タイミングよく足音が聞こえてきた。
「腹減ったし、たゆねの作った飯食ってみるか。それからでも遅くないし」
人間腹が減っては何とやらと、食欲に負けるのであった。
「啓太様!朝食お持ちいたしましたよ!」
そう言って入ってきたのは片手に蓋のかかったトレイを持ったたゆねであった。
「啓太様、見たら驚きますよ?なんたって、ボクの自信作なんだからね!」
「へ〜。そいつは楽しみだな」
啓太は動ける範囲内のギリギリのとこまで移動したがベッドに腰掛けるとこまでしか行けなかった。
「たゆね、机無いかな?さすがにベッドの上で食うのは汚れるだろ」
「大丈夫ですよ。ここに前いぐさが通販で買い込んだ高さ調整できる机あるよ」
たゆねはトレイを側の机に置いて、押入れと思しき場所から机を取り出した。
啓太の側に持ってきて
「高さはこれくらいでいいか。さ、啓太様これがたゆねスペシャルだよ!」
トレイの蓋を開けるとなんと…!!
「た…たゆね……いくらなんでも朝からこれはキツくないか?」
思わず、たじろぐ啓太。それを不思議がるたゆねは
「そうかな…?啓太様ならこれくらい楽じゃないの?」
彼女が作ったメニューは
「確かに食えなくないけど…。朝から分厚いステーキはさすがに無いだろ?それにこの赤い飲み物何?」
そう言って手に取ったのは赤い液体の入ったコップである。
「それはすっぽんの血だよ。昨日啓太様が激しかったから心配でね」
たゆねは笑顔でそう言ったのであった。
(つまるとこ、今日も犯る気なのかよ…。でも、たゆねは可愛いし…。むむ…)
たゆねのボーイッシュな魅力も良いと悪魔が囁き、
なでしことの約束があると天使が囁く。
―――程なくして悪魔の囁きに耳を傾け、目の前の果実に飛びつくことにした。
813前763:2006/12/01(金) 11:04:47 ID:+99Rr/uo
「それじゃ、頂きます!」
「あ、このソースはボク特製なんだよ。―――あ!ピーマン残さないでよ!!残したら許さないよ!」
啓太の隣に座って世話を焼くと何やかんだで機嫌を良くするたゆね。
「そういや、ハグハグ、たゆねは飯、ズゥー、食べないのか?」
たゆねが自分の分の飯を持って来てない事に疑問が浮かんだ。
「あ!そうだった。ボクまだ何にも食べてないんだった」
たゆねはテヘっと笑いながら言った。
「それなら、この分厚いの一緒に食うぞ。さすがに一人だときついわ」
さっそく、啓太はたゆねの分も切り始めていた。
「ちょっと待って。ボクの分は別のとこにあるから良いよ」
たゆねは笑いながら啓太に近づいて来た。
「ん、そうかせっかく美味いのに…。――て、何で膝の上に手を乗せるんだ?」
「啓太様だってわかってるんじゃないんですか?ボクの朝御飯が何か…」
「はっ?て、ちょっと待て!」
妖艶に微笑むたゆねは啓太が慌てている隙に啓太のズボンとトランクスを脱がした。
そして
「ふふ。御開帳〜♪啓太様のち○ぽ、大きくなりかけてますよ…」
「すっぽんの血やステーキ食わされれば、大きくなりやすいに決まってるだろ」
飽きれながらも、たゆねのしようとしている行為を止めようとはしない啓太である。
「それじゃ、いっただきま〜す♪」
そう言うとたゆねは啓太のち○ぽにキスをし始めた。
「ちゅ、ちゅ、えへへ♪啓太様のおち○ぽ大好き♪」
蕩けた様な目をして啄ばむようにキスを繰り返した。
「たゆね…そんなことしてたら――ウッ!飯食べられないだろ」
小さな快感であるが飯を食べることが出来ないのである。
「啓太様が出すのが早いか、ボクの料理食べ終わるか競争ですね。食べ終わる前に出したら罰ゲームだからね」
「な、なら勝ったらこの鎖外してくれるか?」
少し考えるそぶりをしてたゆねは言った。
「そうだね…。啓太様が勝ったら、自由にしてあげるよ。なんならボクも啓太様の好きにしていいですよ?」
上目遣いで啓太を見るたゆね
啓太は勝った時の事を思い浮かべた。

(啓太様、ボクが料理作るね)
(啓太様はぼくがいないとホントにダメだね!)
(啓太様…今夜はあんまり激しくしないでね……ボク…昨日みたいにイッちゃうよ…)

妄想が頭の中を激しく渦巻く啓太は理性が無くなってきた。
「その勝負受けた!!」
もはや、正常な思考が無くなってしまい、たゆねの目にケモノの光が宿っていた。
「゛ボクが作った料理を全部食べる"ことが条件だからね」
゛ボクが作った料理"を強調して言うたゆね
「残りは半分だから楽勝だ!」
自分が有利であることを疑わない啓太であり
「それじゃ始めるよ?―――よ〜〜いドン♪」
814前763:2006/12/01(金) 11:06:08 ID:+99Rr/uo
ひとまず、ここで投下終了。
諸事情により、しばらく投下できないので続きはお楽しみに…

清明氏のSSに期待してます!
815803:2006/12/01(金) 13:22:50 ID:DRDY3uo2
>763様
ウッヒョ━(゚∀゚)━イ!!GJですよー!続き待ってます。
>風邪引かなかったか?
強い子のミロ飲んでますから!
816名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 15:29:15 ID:ChMgUaNP
GJです!!!続き宜しくお願いします!!!
817名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 17:47:39 ID:sNI6WIe7
久々に前763氏の投下ぁー!!
当然ながらG〜J〜!!
こうなったら何時までも待つしかないじゃないか!
818清明:2006/12/01(金) 21:04:36 ID:KnHDxFho
表の方の掲示板でも
ご指名入ったんで
フルピッチで書いております!
ご期待なされ〜

エロも書くべきかな〜?
難しいな〜
819清明:2006/12/01(金) 21:12:19 ID:KnHDxFho
ああ〜
僕のが保管庫に入ってる〜すげ〜
ちなみにタイトルは
いぬかみっ! 未来編っ!
です
820清明:2006/12/01(金) 21:29:20 ID:KnHDxFho
仮設定を貼りますっ!

川平清明(かわひら きよあき)
16歳 
啓太とようこのムスコ
性格は謙虚、時折優柔不断
13歳の契約の儀の時、彼には20人もの犬神が契約を求めてきたが
両親の助言により、みやこ一人と契約した。
みやことは幼なじみで、清明はよく一緒にヤマで遊んだ。
霊力は葛葉の力を封じるために常に使われており
非常に不安定。
しゅくちを暴発させてすっぽんぽんになってしまうことがしばしば。
821清明:2006/12/01(金) 21:30:05 ID:KnHDxFho
みやこ
19歳
清明の犬神
基本的に従順かつ清明一筋
世話好きで、身の回りの世話の他、爪切り、トリミング、
マッサージなどまでやる。清明にとっては毎回、赤面ものである。
彼女は清明の両親の前例を辿りたいと目論んでいて、
葛葉とつるんで既成事実を狙っている。
セミショートの黒髪に濃紫色のしっぽをもつ。
重力を操る。
822清明:2006/12/01(金) 21:30:49 ID:KnHDxFho
川平葛葉
清明の双子の妹
大妖弧すら越える神クラスの強大な霊力誇る
幼い頃にはけによる封印が施されたがそれをもっても
まだ身に余る力をもっている。
その封印は霊力を常に供給せねばならず
供給元を清明に設定してあるため
彼にとっては大きな負担である
性格は天真爛漫、自由奔放、トラブル好き
清明とみやこをくっつけたがってる(小悪魔・・・)
823清明:2006/12/01(金) 21:32:30 ID:KnHDxFho
川平かおり
16歳
宗家(薫)となでしこの娘、有望な犬神使い。
なでしこ似で楚々としていてお淑やかで優しい
戦闘は普通にこなす、治癒術が得意
じつはキレると怖い?!

川平さゆき
14歳
かおりの弟にして犬神
最初は犬神使いをめざしていたが
血の気が多く、指導者に向かないことから
かおりの犬神になった。
氷を操る、かおりとのコンビネーションはなかなか。
実はシスコン?
824清明:2006/12/01(金) 21:33:37 ID:KnHDxFho
新堂ヒナ
15歳 137p
新堂ケイの娘
性格は、はつらつとしていて明るい、ちびっこ
家はかなりの金持ちらしいが、今は家出をしていて、河童橋の河川敷に、
掘っ立て小屋を作り生活しているため、困窮を極めている。
実はかなり強く仙界で修行し体術はマッチョなロリコン痴漢をはっ倒すほど
死神を調伏している
小さな水晶のドクロを使う。

デス
旧約聖書に出てくるくらいの歳 141p
その名のとおり死神(♀)
短い白髪、ヒナに負けず劣らずのちびっこ
ヒナと戦い敗れ、その後忠誠を誓っている。
鈍色の大鎌を振るう。
825清明:2006/12/01(金) 22:16:50 ID:KnHDxFho
 河童橋。
 吉日市の北西に位置する全長二十メートルほどの石造りの橋である。籾川と呼ばれる比較的、澄んだ清流の上を市内と郊外を繋ぐ形で築かれていた。
 その橋の下に一件、小屋が建っていた。
 木材で骨組みを組み、ベニヤ板で壁を張り、浸水防止に青いビニールシートで覆って、飛ばされないように、黄色と黒の色をした、ひもで括った粗末な物だ。
「あ〜あ、いい天気」
 小屋の中から、シートをかき分けて出てきたのは、ホームレスのおっさんではなく、
可憐な少女だった。
 癖のあるウエーブのかかった、黄土色の髪をツインテールに結んでいる。
かなり小柄な体躯ながら、でるところはでている。かなりの美少女だ。
 河川敷の掘っ立て小屋に住んでるような、容姿ではない。
 少女は一つ大きな伸びをし、小手を翳して川の方を見やる。
 河童が三匹、並んで川を流れていた。そのうち一匹は子供なのだろうか、隣の二匹より小さい。
「お〜い、河童さん達〜おはよ〜」
 少女が河童に手を振る。
「うけけ〜」
 河童達が気づいて手を振る。そして流されないように立ち泳ぎする。
「うけけ〜うけけけ〜」
 小さい河童がいった。
「用事あるから今はだめよ〜お昼に来て〜ごちそう作るから〜」
 少女が間延びした声でいう。河童の言葉が解るらしい。
「うけくけ〜」
了解したかのように河童達は泳ぎに戻った。
「さて」
 少女は小屋に立て掛けられているボロボロのママチャリを起こして、またがる。
「行くわよ!」
ママチャリの籠には、クマの刺繍の入った買い物鞄と、スーパーマーケットの大安売りのチラシが入っている。
 少女の目がぎらぎら光っている。
「朝一爆安売り! 絶対ゲットするぞ!」
そして市街に向かってママチャリをこぎだす。
苦労しているようだ。
826清明:2006/12/01(金) 22:18:43 ID:KnHDxFho
即興で書いたので読みづらいかもしれませんが
ご容赦を
827名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 22:38:43 ID:6EE+/6jP
>>清明氏
GJ
続きが楽しみです、
828名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 01:03:05 ID:/Yd6qhZv
エロパロ書かせるには惜しい人だ
…エロパロも読みたいけどね
829清明:2006/12/02(土) 02:08:09 ID:kpLO3Yb7
 清明とみやこは駅の近くの繁華街にいた。
 みやこは半ば抱きつくように、清明に寄り添っている。至極うれしそうな笑顔で歩きながら時折、清明を見やる。
 一方、清明はというと恥ずかしそうに顔を伏せている。理由は可愛い女の子に抱きつかれているからではない。
 清明はさきほど、ここを全裸で疾走したばかりだ。道行く人の視線が怖い。
 さて、なぜ清明がみやこを連れて犯罪現場に戻って来たのかというと。

 少し前、家へと舞い戻った清明達はみやこの作った料理を食べた。
 食事が終わったあと、葛葉はドルでも円でもないお札の束を持って、お買い物に行ってくると告げ、またどこかへ行ってしまった。気でも効かせたつもりだろうか。
 しかしあの札束はいったい…
 そう思うと清明の不安は募るばかりだった。
 葛葉が居なくなったとたんみやこの誘惑攻撃が再開された。
 清明は、抱きついてお熱いキスを浴びせてくるみやこを制して、こいつ全然懲りてないなと思いつつ、
「そ、そうだみやこ、どこかに出かけよう! 好きな所に連れてってやる」
と、提案した。家にいたらこいつの思うつぼだ。
 そして今に至る。
 以外にもみやこが希望したのは、一緒にお買い物だった。
 目当てのスーパーは繁華街のど真ん中にあり、どうしても通らねばならない。
 多くの人に裸体を見られたのだ、それは気が気ではない。
 一方みやこはとろけるような笑顔を浮かべている。清明はやっぱり憎めないなとおもいつつ、いろんな意味で顔を赤める。
830清明:2006/12/02(土) 02:11:08 ID:kpLO3Yb7
推敲もろくにしていない
勢いだけで書いた駄文ですみません
こんど訂正版にして貼ります
それまではとりあえず勢いでかくので
831名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 03:00:13 ID:1++wxQgg
おお、SSが2つも来てる。
GJ
832名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 15:33:15 ID:YHNZboff
そろそろ次スレでしょうか
833名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 19:10:48 ID:RBuL9bjJ
ようこって鳥山明の『ドラゴンボールZ』に出てくるザーボンに似てるw
俺がそう思った理由をいくつか挙げてみると、

一.舞空術が使える。
二.変身すると強くなるがその姿を見られたくないため、追い詰められたとき
でないとしない。
三.髪の毛緑色。
四.共に自意識過剰でさりげに変態。
834名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 20:46:11 ID:y2x37nIT
>>833
おめーはおれをおこらせた
835名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 22:37:10 ID:Z95a4lq6
>>833
マスタマスタ、ヨウコクロカミダヨ?
836名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 02:41:50 ID:M/NoRkwk
ごきょうや可愛いよごきょうや
837 ◆iEaEevCZCY :2006/12/03(日) 04:14:56 ID:T/tUI1U8
性懲りもなくようこ物書きましたー。
とりあえず8KBで容量多分足りないので次スレ待ちます。
838名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 08:48:02 ID:4Oq8LQnq
ようこ〜ようこ〜
839名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 08:49:37 ID:nbQ6HLIZ
のこり6K〜さてどうすんべ?
840名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 19:27:21 ID:4QGt37if
とりあえず新スレ立てました。
即死回避よろ

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165141594/l50
841名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 22:03:57 ID:J0tDn63q
んじゃ、こっちは埋めかな?
842名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 07:20:53 ID:1HuU34m+
うめうめ
843名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 07:21:54 ID:1HuU34m+
あげ忘れた。
844名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 18:26:46 ID:nGjuVy8t
埋め
845名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:51:37 ID:sMb5wQyA
846名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 18:26:16 ID:cDLLUe7D
次だ!
847名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 19:02:59 ID:UjIZ3a+v
  へ     /    .┼_  |  |   へ     /    ┼_  |  |
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     (~レノ八ヾ)      (~レノ八ヾ)       (~レノ八ヾ)     (~レノ八ヾ)
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848名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 19:13:23 ID:UjIZ3a+v
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849名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 19:16:08 ID:UjIZ3a+v
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850名無しさん@ピンキー
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