【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 5【クレパラ】

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1名無しさん@ピンキー
前スレ
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 4【クレパラ】
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2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/


過去スレ
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087532046/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 2【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114938225/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 3【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126793003/l50


エロなしSS
[漫画サロン]
仲村佳樹作品SS&妄想スレ5
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1153227890/

神の降臨をお待ちしております
2名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:37:47 ID:PVEHPpl7
>>1

危機一髪。
リロってなかったら重複させるところでした・・・。
3名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:38:57 ID:mFcHCoK3
>>1
乙華麗
4名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:39:57 ID:n1gFDk9F
>>1
スレ立て乙です。
前スレ職人さん方も皆様ありがとう。
変態ソフトSMにいつも萌え萌えです。
5名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:47:02 ID:SwgadcKS
チャイナドレスなんかもいいよね、と言いながら保守。
6名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:49:36 ID:1S5n2U28
>>1乙です〜(`・ω・)つ旦~
前スレは稀にみる豊作ですね(*´∨`*)
神様方いつも素敵な萌えをありがとうございます(*´Д`)
7名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 00:28:40 ID:rUSRrCcc
>>1
乙カレー
8名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 00:57:55 ID:5Hd/6Djo
>>1乙華麗!!
9名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 01:16:57 ID:SI94UHRw
>>1
乙カレー
そして保守
10名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 02:22:42 ID:rNdTEsKj
>>1乙鰈

このスレがこれからも
変態でマターリな良スレであることを祈りつつ保守
11名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 08:49:10 ID:J4LSct9t
>>1
スレ立て乙華蓮♪
保守!
12名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 12:12:57 ID:ZaAvRn+s
とりあえず20くらいまで乙乙保守保守。
13名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 12:59:08 ID:l9qJF+xi
>>1
乙華麗です!!
前スレに続きここでマターリしてると皆様の妄想に触発されてまた性懲りもなく
変態プレイが浮かんできましたyo
変態道まっしぐらですorz
14名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 14:53:20 ID:2kHVjF0S
>>13
変態歓迎(*´Д`)ハァハァ

てかもう変態道から抜けられない悪寒・・・と震えながら保守。
15名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 15:02:41 ID:eStZov2p
乙華麗&保守
しかしまっとうな道にもどりたいよぉーう・・・

ところでここって人口どれくらいなんだろう?
16名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 15:07:06 ID:2kHVjF0S
>>15
スレ1を読んだら最後に点呼があって
ROM含めて60人近くはいたみたいだからそれより増えてるかもしれん。
見てるだけの変態さんもいるはず(´∀`)
17名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 15:39:56 ID:eStZov2p
そうなんだ
この前のfの話で地元が10人くらいいたかな
特定変態の過疎スレかと思ってたので少し安心w
18名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 17:49:36 ID:83DYSIja
遅ればせながら華麗に>>1
エロパロの即死基準ってどれくらいだっけとかいいつつ保守
19名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 18:29:31 ID:ZaAvRn+s
浴衣+花火設定にいまだにひとりで萌えが止まらず
1作品できあがってしまいましたので
保守を兼ねて投下させていただきます。
全部で6レスです。
201/6:2006/08/20(日) 18:30:10 ID:ZaAvRn+s
「わあきれー・・・」
キョーコはひとり、空に打ちあがる大輪の花を眺めてぽつりと漏らす。

ここは蓮のマンションのベランダ。
ベランダとはいえ高級マンション、必要以上に広く、木製の大きなテーブルに長いベンチ、と充分すぎるスペース。
そのベランダの柵に手をかけ、ぽつんとひとり、キョーコは浴衣姿で花火を見上げていた。

本当なら蓮もいるはずで、この時間には帰っている、と聞いていたのだが、
花火が始まって30分ほど経った今も帰ってくる様子はない。
さっきまでそのことにしょんぼりとしていたキョーコだが、目の前に打ちあがる美しい光景に
なんとか落ち込んでいる気分を打ち消そうと考え直していた。

「きっと撮影が長引いてるのよ。仕事だからしょうがないじゃない」

張り切って浴衣を着てきた自分が情けなくもなってきて、
おまけに筋金入りの妄想癖、悪い想像ばかり始めてしまう。
どんより怨キョをまとい始め、花火が終わったらもう浴衣も脱いでしまおうかな、などと考えていると、
ベランダの入り口が開けられ蓮が入ってきた。

「ただいま。遅くなってごめん」

少し息を切らしている様子で急いできたことがわかる。
「ほんとごめん、監督につかまっちゃって。もう始まってしまったね」

キョーコは飛び上りそうに嬉しかったが、さっきまでの淋しさが蘇りそっけない態度を取ってしまった。
「…いえ、お仕事ですし…。わたしなら構いません、気にしないでください、ほんと、大丈夫、です」
くるりと背を向けて花火に向き直る。

嬉しいせいなのか、さっきまでの淋しさのせいなのか、本音を言えない情けなさのせいなのか、
キョーコは胸が苦しく涙がこみ上げそうになるのを必死に抑えた。

「花火、綺麗ですよ」
「…ほんとごめん、悪かった。この埋め合わせは必ずするよ」

隣りに立った蓮は優しくキョーコの髪を撫でながら言う。

「埋め合わせなんて…いいんです。間に合ったんですし、わたしなら大丈夫です、怒ってもいません」
「でも泣きそうだ」

くい、と顔を蓮の正面に向けられ覗きこまれる。

「な、泣いてなんか!泣きません!このくらいで!」

必死な様子に蓮は噴き出しながらキョーコを抱き寄せた。

「わかったわかった。そう怒らないで」
「怒ってなんか――」
「じゃあ泣かないで」
「……」
212/6:2006/08/20(日) 18:30:42 ID:ZaAvRn+s
キョーコは胸に鼻を押し付けて蓮の匂いを嗅いだ。
(敦賀さんの汗の匂い…急いで帰ってきたんだ…)
蓮の優しさが伝わってくる。

「…遅れたことはいいんです。わたしが勝手に悪い想像ばかりして…だから敦賀さんは悪くないです」
「悪い想像って?」
「……もうここには帰ってこないんじゃないか、とか…」

蓮は唖然としてキョーコの身体を少し離して顔を見る。

「話の流れが見えないんだけど…なんでそうなるのかな」
「あ…あの…いえだから、わたしの勝手な妄想、です、すみません…すぐそういうこと考えちゃって。
 ダメですね、ほんと」
「まったく…脅えているのは俺も同じだよ。帰ったら君がいないんじゃないかってね」
「そんなこと!」
「そんなことない?」
「ありえません!」
「そう、じゃあ信じるよ。だからキョーコも俺を信じて」
「敦賀さん・・・」

(わたしったらバカみたい…泣いたり怒ったり…かと思ったらこんな風に幸せで苦しくなったり…)
「似合ってる」
「え?」
自分の思考に閉じこもろうとしていたキョーコは蓮の言葉の意味が一瞬わからなかった。

「すごくかわいいよ、浴衣姿」
「あ、はい、あの、ありがとうございます。
 これ、思い切って買っちゃったんです…ってこういうの自己満足、ですよね」
「いや、嬉しいよ」
キョーコのおでこに口付ける。「かわいいよキョーコ」

何度もかわいいと言われ、恥ずかしくなったキョーコは顔を赤らめた。
と、刹那止んでいた花火がまた打ちあがる。

「は、花火、見ましょう、花火。すごく綺麗なんですよ、色もいろいろなんですけど、
 形もハートとかがあって、あ、さっきはハートが上下反対になっちゃってて」

恥ずかしさをごまかそうと早口になり、キョーコは身体をひねってベランダの柵に手を置いた。
そんな様子をくすくすと笑いながら、蓮は後ろからキョーコを抱きしめた。
「かわいいよ」
「…っ」
キョーコはうなじにキスを落とされ身をよじらせた。
軽く優しいキスだが、ゆっくりと吸い上げられながら耳元へとよじ登る。

「っ敦賀さん・・・花火、終わっちゃいますよ…ん…」
「俺はキョーコでいいよ。花火は…キョーコが見てて」
223/6:2006/08/20(日) 18:31:18 ID:ZaAvRn+s
囁く声が耳に響き、キョーコはくすぐったさに逃げようとする。
が、蓮はかまわず首に吸い付き、左手で顎を掴んで離さない。
右手は浴衣の襟元を強引にひっぱり、肩へと愛撫を広げていく。

「…これじゃ…しゅ、集中できませんっ…!」
「どうして?」
「どうして…って…」
「感じてるの?」
「っち、ちが…っんぁ」
右手が前に回され、左の胸へと這っていく。

「感じてないの?…おかしいね、こんなに…硬くなってるのに」
「ぃやあ…あ…」

胸の突起をゆるゆるとつままれ、キョーコはたまらず声をあげ始める。
蓮の左手はつつつ、と下りていき、浴衣の裾をそっと広げた。

「ここも?感じない?」
下着の中央をそっと往復させる。

「おかしいね…こんなに、濡れてるのにね」
「ぁあ…はぁ…ん、んー」

ボンボン、という花火の音に紛れてキョーコの喘ぎ声は次第に艶っぽく音量を増していく。

「そんなにいやらしい声出しちゃダメだよキョーコ…こんなところで」
「あ…」

ぞくぞくと駆け上がる気持ちよさに忘れかけていたがここはベランダ。
しかも花火が正面から見える絶好のマンション、階下からは花火が上がるたびに歓声が聞こえる。
他の住民もベランダで花火を観覧しているらしい。

「だめ・・・ダメです敦賀さんこんな所で…中に、中に入りましょう…あぁっ!」
「どうして?まだ花火は終わってないよ。それに…感じてないんだろう?」

やわやわと往復させていた蓮の指が、下着の裾から押し込まれる。
溢れてくる泉の源を探り、そこにちゅぷ、と指を差し込む。
ちょうどそこで花火が一旦止み、つかの間の静寂が訪れる。
今声をあげてはいけない、とキョーコは柵を掴む手に力を入れた。

「はっ花火は、もう…いい、です。もう、もういい…それに」
「それに?」

キョーコは必死に声を抑えて囁く。

「…感じてます…すごく、ん、っあ、やぁ…気持ち、いい、です…だから部屋に…」
「そう、よかった」

唐突に指を抜いた蓮は勢いよくキョーコの下着をおろしたかと思うと
浴衣の後ろの裾をまくしあげ、張りのいい臀部をあらわにした。

「…ぃやっ!!」
「しっ…静かにしないと、みんなに聞こえるよ?俺は構わないけど」
234/6:2006/08/20(日) 18:31:50 ID:ZaAvRn+s
尻を突き出すキョーコの後ろに跪き、蓮は舌でその柔らかい肉を味わう。
中央を押し広げ、長い舌を這わせていく。ゆっくり、ゆっくり、焦らしながら近づき、
キョーコのそこがぴくぴくと待ち望んで震えているのを確認しながら今度は太ももに伝う液を舐め取った。
キョーコはたまらず声をあげそうになるが、左手で柵を握り締め、もう片方の手で口を押さえて必死にこらえる。

花火がまた始まる。
すでに片手でジッパーを下ろし終えていた蓮は、自分のモノを無言でいきなりそこに突き刺した。
「ああっ!!」
突然の刺激に思わず身を反らしたキョーコの声に、拒否の色が込められていないのを確認すると、
蓮はかまわず一定のリズムで突き上げ始めた。
「…い…ゃあっ!あ、あぁ、ん!んぁっ…あ、あ、やぁ…っ!!」

大きな音とそれに伴ってあがる歓声に甘えて、キョーコは我慢するのも忘れて啼き続ける。
キョーコの耳にはすでに花火の音は届いておらず、ただ蓮が身を打ち付ける音と
抜き差しをされるたびに響くじゅくじゅくと溢れる音しか聞こえない。
大輪の花が汗ばむふたりの身体を浮き上がらせる。

「も…もう、あ、だ、だめぇっ…あっ、あ…」
鈍く震える感覚が太ももから徐々に広がり始め、もう少し…と思ったところでまた花火が止んだ。

と同時に蓮も動きを止めた。

絶頂を目の前にして突然遮られた快感に、キョーコは思わず抗議の声をあげる。

「だ…ダメです、やめ…ないで…!」
「だって…この静寂の中でさっきみたいに声を響き渡らせるつもり?」
「敦賀さん、構わないって言いました…」
「言ったけど…ダメだよ。あんな声、他の奴に聞かせられない」

蓮はキョーコのうなじを伝う汗を優しく舐める。
こらえきれずにキョーコは自ら腰を動かし始めたが、蓮は両腕で強く掴んでそれを阻んだ。

「ダメだよキョーコ。もう少しの辛抱だから」
「いゃあ…ん…でき、ない…」

喘ぎとも泣き声とも区別のつかない、か細くあげる上げる声に蓮はため息をつく。

「困った子だなまったく…」

蓮は自らを抜き取ってキョーコを自分のほうに向きなおす。
胸をはだけさせ、裾からは軽く立てられた膝から太ももが覗き、光る水を伝わせている。
キョーコは息を荒げてうつろな眼で蓮を見ていた。

「おねがい…敦賀、さん…」

欲情を煽られ、蓮は立てられた膝を持ち上げる。

「あげるけど…さっきみたいに啼いちゃダメだよ」

低く釘をさすと、ゆっくり、しかし強い力で口を塞ぎ、
声を阻止したところで自らを挿れていった。
245/6:2006/08/20(日) 18:32:22 ID:ZaAvRn+s
とろりとした目が閉じられていく。
ゆっくりと円を描くように、さぐりあてるように腰を回す動きにキョーコは快感と同時に渇望を覚える。
両手を蓮の首に回ししがみつき、立てていた膝を蓮の逞しい臀部に絡みつけ、
そしてもう片方の足も同じように絡みつけた。

「――!!」
蓮はキョーコの全体重が自分の中心にのしかかってきたことに一瞬驚いた様子だったが、
キョーコは構わずしがみつき、更なる快楽を求めて自らの身体を揺すった。
隙間から声が漏れそうになると、追いかけてくるように蓮の口が塞ぐ。
「ん!ぁんー…!ん、ん、…ん!」
繋がった場所からはちゅくちゅくと淫らな音が夜の闇に響き、とめどなく飛沫が溢れては伝う。

ポン!ポンポン!
花火が再開され、蓮はようやく塞いだ唇を解放した。

「君にはいつも…驚かされてばかりだよ」
「…嫌いに、なりますか?」

荒い息のままキョーコは囁く。
繋がった身体を担ぎ上げたまま、蓮は木製のテーブルのほうへと移動しそこにキョーコをゆっくり降ろした。

「いや…ますます離れなくなりそうだ」

花火はフィナーレへと突入したらしく、大きな音をたてて花を咲かせる。
それに比例するかのように轟く歓声も増していく。
が、それらはもうふたりの耳に入らなかった。
ただ貪るように相手を求め、身体を引き寄せあう。
「…あ、あっ!ーーーーっあぁっ!!!」
256/6(完):2006/08/20(日) 18:33:00 ID:ZaAvRn+s
ようやく訪れた長い静寂の中、キョーコははだけた浴衣をそっと直し、蓮の隣りに座って身を寄せた。
「花火、終わっちゃいましたね」
「そうだね。でも、もっといいもの、見れたしね」
キョーコは蓮の言葉に赤面して顔を伏せる。

「敦賀さん・・・」
「ん?」
「どこにも行かないでくださいね…」
「行かないよ、どこにも」

くすりと笑って蓮は答える。

「そうだ、社さんにね、線香花火もらったんだ」
「社さんに??どうしてですか?」
「…さあ…ムードがどうこう言ってた、かな」
「おもしろい人ですね」

くすくす笑いながらキスを交わす。

「やるかい?花火」
「そうですね。でも、もう少し、あとで」

互いにキスの雨を降らしながら、ふたりは再び夜の闇に溶けていった。
2619:2006/08/20(日) 18:35:54 ID:ZaAvRn+s
以上です。
前スレ投下後、日も浅いので恐縮ですが…なんだか止まらなくなったので突っ走りました。
前回言葉攻めで変態認定していただいたので
今度はなるべくノーマルにと努めたつもりです。が、どうなんでしょうw
変態ネ申降臨を待ちつつ失礼します。では。
27名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 18:51:49 ID:4X3zNjUR
>>19さんGJ!!
乱れた浴衣だけでごはん何杯もいけそうです。
おねだりするキョーコカワエエ(*´Д`)


『変態度だけ』なら誰にも負けないと自負するイロモノがあるのですが、
皆様の作品があまりに素晴らしすぎで出すに出せません・・・orz
ノーマルでも変態でも、ネ申様のすごさを改めて思い知りますた つД`)・゚・。
28名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 20:37:14 ID:El5j1HSR
>>19
第1作目キターー!GJ!
ベランダ、浴衣、花火、他の観客、もう、スリル感、萌えどころが満載でした!
2人ともエロス!大胆な蓮、キョーコの乱れっぷりに(´д`*)キャー!
来号まで萌えを補充できるくらいGJでした!

>>27
私は、妄想はあってもそれを文章にできないから、
作品にできるなんてすごいなー(°∀°)と思います。
29名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 21:23:34 ID:hZMfSwOi
>>19様GJ!GJ!
花火が憎らしいですよ (´∀`)
他の階の住人誰か耳澄まして聞いてたりしてw

>>27
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   キテキテ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
30名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 23:17:38 ID:ooEKce5X
>>19さん 
GJでした!意地悪蓮に甚振られるキョーコに萌え

>>27さん
どんなに変態でも大丈夫!!
ここの住人は受け入れるよ
3127:2006/08/21(月) 00:59:44 ID:9JbvP5Qv
変態度だけが高くて完成度とか萌えとか何にもない駄作なんですけど
諦めずにもう少しがんばってみますが、ヘタレな上にトロいので、投下は2,3日後です。

あとはエロさを出すだけ!! (←これが致命的なほどに無いorz)
3219:2006/08/21(月) 20:24:38 ID:AIzKBXtY
お言葉くださった方々ありがとうございました。有難く頂戴。
乱れた和服ってすごいエロスですよね。
赤い照明が似合うかんじ。
赤い花火の光に浮き上がるふたりをイメージしながら妄想しました。

>>27
変態プレイと聞いただけですでに萌えている自分のような奴もいますので
ぜひ安心して投下なさってくださいませ(*´Д`)アンナコトやコンナコト サセラレルンデショウカ
33名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 23:12:42 ID:AIzKBXtY
前スレ、書き込もうとしたらめでたくエラーとなりました。
梅祭り楽しかった(´∀`)

前スレ>>866は一応わかってるつもりで妄想したんだが、
蓮もしやわかってないんだろうか<おもちゃ
外国育ちでラブホテルは未経験じゃないかと勝手に決定。
ひとつひとつ面白がったりAVとか感心しながら無理やりキョーコに見せる蓮(*´д`*)ハァハァ
34名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 23:53:21 ID:dnwxR3dH
ラブホでAV鑑賞する二人…w
一通り見終わった後、夜の帝王モードでどんなプレイが気に入ったかと感想を求める蓮とおろおろするキョーコを妄想しますた(*´Д`)
35名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:05:58 ID:cR21FMYk
梅祭り終わったか。ちょっと淋しかったりしてw

前スレ>870
太夫レベルになると
床寸前のドタキャンの権利も認められていたそうだよ<花魁
36名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:38:18 ID:D4qa7Cn6
>>33 >>34
なにその萌(*´Д`*)ハァハァ
37名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:39:19 ID:EP8AbxrT
だいたいが花魁と床入りする為には一回数百万円規模の宴会を最低3回やらなきゃいけない。
そこまでやってもダメだしあり。

だからこそ常連になれたら名誉なんだけど金もシャレにならないくらい飛ぶ。
38名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:52:17 ID:w/x6khYh
>>37
そんな花魁と、地位も財力も無い若い男が許されない恋に落ちたりして。
39名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 01:07:51 ID:VIPiE7XA
ウィキで調べたけど、なかなか奥が深いね。
でも下っ端の時のお客は太夫に格が上がったときどうするんだろう。
金銭的に厳しい人はそのままさようならなのかな?
そういう悲恋も読んでみたいけど、ビンボーな蓮は考えづらい。
40名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 01:12:21 ID:cR21FMYk
だからって花魁が男に大事にされていたかって言えばそうでもないらしい。
江戸版椿姫って感じだね。
椿姫は「高級娼婦」程度だけど
41名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 01:38:18 ID:w/x6khYh
>>35
そんな花魁が、好きな男には簡単に体を許してしまったり。
いや、そんな余裕はないか。

>>40
江戸版椿姫いいね。蓮は良家の子息で。
花魁の場合はどうなんだろう、結婚反対されたりするのかな。
42名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 02:40:58 ID:3qorEUAS
昔読んだマンガで「太夫は今でいう大女優」とかいわれてたのを思い出したよ。
やっぱり地位が低かったり貧乏な蓮はイメージじゃないから、金持ちの総領息子かな。
遊女が自ら花代をだすから付き合ってほしいと願うモテ男。
そしてキョーコは男性不信な太夫w
意地の張りあいからいつか…というのもいいな。
椿姫もいいけど、悲恋のイメージが。
43名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 03:26:38 ID:cR21FMYk
江戸きっての評判の花魁、京太夫を初めて見たのは夕五つ時
日はとうに暮れ道行く町人も屋敷に戻り
湯を借りにいくか近くある菖蒲まつりの話で一つ盛り上がろうかという時刻。

男二十も越えた盛り、そろそろ夜の遊びの話のひとつも知る方もあろうと
醤油屋主の父親から金子を無理矢理もたされ送り出された夕である。
遊郭遊び等より近々ある菖蒲まつりの話で社の長屋に行きたいと思っていた蓮は
ちょうちんを持って先導する丁稚を、さてどうやってまいてやろうか
この丁稚も初めて踏み入れた吉原界隈に気をとられそぞろなので
容易いことだと、頃合を見計らっていたのであるが
にわかに漫ろざわめきだし路地の一角に通行人の人という人が集まり囁いているのを見つけた。

何事かと興味本位で覗いてみただけのことであるが。
ぼんやりと暗い仲道を約五十人ほどの美しく着飾った女どもがカポン、と手太鼓を時折打ちながら、
しゃなりしゃなりと、歩いているのか迷っているのか解らないほどの速度で進んでいた。
44名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 03:27:54 ID:cR21FMYk
見物人が
これが花魁道中、
先頭が灯りもちの世話役の新造、続いて花魁の世話具を運ぶ禿の子供ら、
振袖新造は花魁の足元を照らし、ほら、あれが『みやこ太夫』だよ、こんな時ぐらいしか滅多にみられるもんじゃねえ、
今のうちにめんたまによう焼き付けておきなってんだ、と小声で話しているのが聞こえた。

噂に聞くことはあっても道中の見事な絢爛豪華さに負けずその見事な艶やかな花魁の姿。
金銀の豪華な帯を大きく前に結んで長くたらし、金欄の襟のついた緋の襦袢を裾引きに、
高く結わえた髪が金の簪髪飾りによく映え、透き通るような水白粉の化粧と鮮やかな赤の油紅、くっきりとした眉墨が、
まるでそれ自体が発光しているように美しく輝いている。

それよりも蓮の心を激しく惹きつけたのは花魁の人形のような無表情の中にあるその美しさ、
果たしてこの人形は人間同様憂いや喜びの言葉を発するものであるのかどうかはかり知れない無機質の美の中に
垣間見えた気がする儚げな少女の面影。
花魁は見物人に一瞥もやらず、常に足元の朧げな灯りをみながら内八文字を踏みゆっくりゆっくり進んで行った。
45名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 03:29:48 ID:cR21FMYk
呆けたように立ちすくんでいた蓮の耳にまた見物人の言葉が飛び込む。

ほら、あれが花魁の今晩の主様だよ、
この後の座敷で花魁の勺を受ければ見事常連になれるってもんだ、
どちらの若旦那か存ぜぬが、まだ十七、八もそこそこだろう、
憎う思うがなかなかの美形、これは花魁のめがねにも叶うというものだろう。

行列の途中で蓮がはっと見た男は。
接待役と思われる見覚えのある呉服屋の主人
そして京都旗本の子息不破松太郎であった。
46名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 03:35:47 ID:cR21FMYk
すいません、ここで脳みそ燃え尽きました。
知識なしに適当に検索しながら書いたので嘘っこな上に超適当です。
書いていったらエロに行くまで100スレくらい消費しそうなので放棄します。
でも丸削除するのも悲しいのでゴミおとさせてください。申し訳ありませんでした。
47名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 05:37:40 ID:dLOAidu7
うわあぁぁああすごいよGJ!
雰囲気出てて面白い!
しかし表現すんの難しそうだ。
そして松から奪うのも難しそうだな。
金で必死に、ってのもいいが
嫉妬に耐え切れず、強引に奪い取ろうと忍び込んで
出会ってキョーコ側にも恋心が芽生えるのもいいな。
いやよだめよと言いながらも次第にひかれていくキョーコ。
しかしそんなところをみつかれば大変な騒ぎ、危険な逢瀬。
「どないしたん?誰か来とるのかえ?」
障子ごしに声をかけられる。
「い、いいや、誰もいてません…野良猫、が…まぎれこんで…」

だめだ言葉がわかんねえ…orz
48名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 06:02:39 ID:dLOAidu7
わからないと言いつつ勝手に萌えてきたのでちょい続き。

「まあ猫…それはわたくしめにもぜにお目どおりを」
障子が開けられようとする気配に焦る。
「な、なりませぬ…!人に懐かず爪をたてる猫にて… 開ければ窓から逃げ…て、しまい…まする」
「そうですかー…そりゃ残念どすなぁ」

障子のこちら、妖艶な灯りで浮かび上がる花魁と豪華な着物、
その裾の中には嫉妬にかられて燃え上がるあの若者が
頭を突っ込み欲望を貪っているところ。

「…お、おやめなさい…!なりま、せん…」
蓮は制止も耳に届かぬ様子、ただ次々に溢れる清らかな泉の水を飲み干すことに夢中であった。


とかこんなかんじでどないでしょう?
だめだ言葉がつかめずバラバラなかんじでスマン。
出勤前に何やってんだ自分…。
4946:2006/08/22(火) 07:33:01 ID:cR21FMYk
をを!引継ぎありがとう!
さっきまでお江戸言葉がぐるーぐるーと夢の中まででてました。

花魁言葉は、吉原では「ありんす言葉」のようです。
参考
江戸の風俗八百八店
ttp://homepage3.nifty.com/motokiyama/nagai2/nagai2-23.html

5.花魁道中
ttp://www.tilolu.com/yoshiwara/yoshiwara-5.htm

小説で参考になったのはここ(でも手元になく記憶曖昧)
大江戸神仙伝
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4061831178/
5046:2006/08/22(火) 07:49:38 ID:cR21FMYk
大阪花魁だったら48さんのでよさげですね。
ただ座敷中の花魁道中を大阪でもやっていたのかがよくわからん
(吉原特有ぽいような)

吉原に拘るのなら

「アレ、どなたか来ておるのかえ?」
「いえ、誰もおりません…野良猫、が…まぎれてありんした…」
「猫かえ…それなら、あっちにも見せておくんなし」
「アイ、いいえ。人に懐かず爪をたてる猫にて… 窓から逃げ…て、しまい…まする」

・・・って感じすか。
でもあんまりこだわっても冷めてしまいまするゆえ程々がよろしいかと。
あっちはホンんに嬉しゅうありんした。
51名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 08:22:39 ID:dLOAidu7
おーなんてタメになるスレなんだw
ありんすキョーコテラカワユス(*´Д`)ハァハァ

翌日、花魁が松太郎をドタキャンしたという町でもちきりの噂に
喜びでひそかに震える蓮乃介。
そのまた数日後、今度は受け入れたという噂に激怒し震える蓮乃介。
蓮乃介忙しいぞ蓮乃介。
52名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 09:07:01 ID:cR21FMYk
死ぬまでバージンだった花魁太夫もいたという話もあるし
キョーコ太夫は処女確定。
誰がキョーコの褥を得るかで吉原ではもちきりであったとか。ウハウハ
53名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 09:37:03 ID:goZxUwAW
皆さんの妄想で、朝から禿萌えしました(*´Д`)ムハ〜
54名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 13:14:21 ID:d10WhKcc
>>46
うを〜超GGGGJ!!!!!!
個人的には是非100レスでも使って欲しいところだ
55名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 16:52:16 ID:kCmQnGCz
遊郭ネタ、思い付いたんですが、携帯からの改行の仕方がわかりません。どなたか、ピンクBBSの初心者板をご存知ないですか?
56名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 16:57:50 ID:jcJ+o/+E
>>45
携帯からの改行は、普通に携帯電話の改行操作すれば良いと思うが……?
メール打つ時とかに改行するのと同じだよ
57名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 17:17:58 ID:q0RANzNU
>>55
携帯の取説嫁
58名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 18:34:39 ID:dLOAidu7
WEB上で書き込むときは方法が違うのかもね。
自分の携帯もいつもの簡単な方法では改行されない。
ココを長押し、と表示が出るが。
せっかくだから是非がんばれ。
5955です:2006/08/22(火) 18:36:02 ID:kCmQnGCz
>>56さん、>>57さん、ありがとうございました。
書き上げたら、投下させてもらいますね。
60名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 20:59:01 ID:C7w//RsE
6155です:2006/08/22(火) 21:24:31 ID:kCmQnGCz
>>58さんも、ありがとうございました。
少し、時間がかかりそうなので、出来しだい投下しようとおもいます。
62名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:06:45 ID:b6zzNRIt
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ケイタイサン ガンガッテ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
63名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:30:32 ID:w/x6khYh
>>43
GJです!
素敵な恋が始まりそうな予感がしてトキメキました(´∀`)ステキー

>>48
GJ!(*´д`)エロモエ!
妄想がムクムク出てきた。
映画でそういうラブシーンを撮ることになってしまい、動揺する2人とか、
見えないことをいいことに、振りじゃなく、本当にやってしまう蓮とか。変態スマソ。

あと1つ妄想。
良家の子息で美形でモテ男の蓮。
美しいと名高い花魁キョーコを落とそうとあの手この手を使うが、なかなか落とせない。
蓮:簡単に落ちてもらってはつまらない
最初はゲーム感覚で近づいた蓮だが、キョーコに激しく恋い焦がれ、深く愛するようになる。
キョーコは蓮みたいな男に嫌悪感を抱いていた。
しかし、いつの間にか蓮を愛していることに気づく。
でも、キョーコは蓮を拒絶する。
キョーコ:…一度肌を重ねてしまったら、どうなってしまうのだろう。
その瞬間は幸せの絶頂にいても、その後はどうなるのか。とても恐ろしい。
自分は、蓮に溺れてしまい、元に戻れなくなるのではないか。
蓮は、自分を手に入れたことで満足して、自分から離れていくのではないか。

…ってエロにいかないな。それに矛盾してるし。長々とスマソ。
64名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:48:48 ID:q0RANzNU
花魁ネタ便乗でちょいと妄想

かつて不破家で養女として育てられた花魁は6つの頃に誘拐されて女衒に売られ、
女衒により吉原に。
容姿は凡庸と思われたがたいそう利発な子であったため、花魁教育によりこれまで類を
見ないほどの輝くばかりの魅力を放つ花魁へと成長を遂げた。
その水揚げに不破家のぼっちゃんが選ばれ、約10年振りの再会にもかかわらず
花魁はそれがかつての幼馴染であり義兄であると気づくのだが、不破のぼっちゃんは
さっぱり気づく様子がない。
花魁がそれとなく水を向けようやくかつての義妹の話になるも「あれが成長しても
色気のねー女にしかならなかっただろうなぁw花魁は少女の頃から匂い立つほどだと
聞いたが、大違いだな。はははは!」と無神経に笑う。
怒り心頭の花魁は笑みを絶やさぬまま不破のぼっちゃんをそのまま放置。水揚げは失敗となる。

んで水揚げ成功は蓮でした、と。
65名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 01:14:59 ID:RJTP+67d
太夫になると男が選べるから
松から奪うのは楽そうではあるんだけど
脚抜けさせる段階になると中々難しそうなのが解ってきて鬱・・・。
年季があける頃に花魁太夫の借金を全てチャラにさせるには
常連が蓮1人ではとても無理そうだし、身請けするには3000両必要とか。

マジ考えて悩みまくり中。
パラレルにせず、映画ってことにして悲恋で終わらせるか
66名無しさん@ピンキー :2006/08/23(水) 01:24:55 ID:1L8NHVO7
花魁ネタで更に便乗

いつものように京太夫のもとに忍びこんだ蓮。
愛し合った後急に別れを告げられる。
「お前さまと会うのは今宵で最後でありんす・・・」
「何故だ?京!」取り乱す蓮。
「あちきは所詮、籠の鳥・・・。ここを出る事は叶わぬ身でありんす」
身請けをしてやると言おうした蓮を制し、
「お前さまに会えてあちきはとても幸せでありんした・・・。
初めて一人の女として見てくれた。でもそれももう終わり。
あちきが差し上げられるのはこの心だけ・・・どうかこの心だけは
持っていっておくんなんし。おさらばえ(さようなら)」
自分の事を想い自ら身を引く京に何も言えない蓮だった。

なんかの本で身請けされても差別とかでうまくいかない場合が多いらしいってのを
思い出して書いてみました。
言葉は小説とか他漫画から参考にしたんで間違ってるかも。長々スマソ

67名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 01:34:11 ID:LrVrNYmW
ありんす言葉が抜けなくて遊女上がりだってすぐにばれるらしいね。
あと吉原という特殊空間できらびやかに粋を見せていても、一歩そこを出ればキョーコじゃないけど
「魔法」が解けてしまい、身請けしてくれた旦那が「あれ?」と思う場合があるらしい。
まあその旦那はよほどのアホだと思うがwやっぱりギャップに苦しむことにはなるようだ。
とある漫画で、身請けしたやるという大店の旦那に花魁が吉原を出たら色褪せて見えるからやめとけ
みたいなことをもっと情緒豊かにw言ってたシーンがあった。
68名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 01:36:46 ID:eMKMbuKs
せつないね…
好きな男がいても一緒になれず、他の、
好きでもない男の相手をしなきゃいけないなんて。
69名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 01:42:44 ID:U/rs1x9u
>>63-67
胸がきゅんきゅん鳴った
なにその共演映画絶対走って観に行く。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
70名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 02:09:24 ID:G9Y+ywoI
吉原にて花開いた太夫と金持ちの息子の恋。
すれ違いや意地の張りあいを経て二人は結ばれるが、
身分の違いのため周囲に引き裂かれてしまう…(病気も有りかな?)
そんな映画で共演するキョーコと蓮。
演ずるにしたがって、実際の恋心ともリンクして微妙な空気に。
太夫の身の上に感情移入しまくってわんわん泣くキョーコに、
蓮も抑えきれなくなって…
うーんほとばしる妄想。
71名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 02:18:36 ID:RJTP+67d
吉原だったら濡れ場もガンガンあるだろうし。

それとも最初に戻るけど新撰組の近藤勇と深雪太夫をベースにして(大阪になるけど)
映画にするとか。
身請けをした近藤は大阪なんとか町の一軒家に深雪を迎え
二人で暮らし始めたが、半年もせずに深雪は労咳で他界する。
悲しみに暮れる勇を見た土方は、深雪に瓜二つの妹を探し出しひきあわせる。
一緒に暮らし子供をもうけるが新撰組は崩壊し、勇は斬首となる。
(すいません、三谷幸喜大河がベースになってるアテクシ・・・実は隊長山南敬助と遊女明里の話の方が萌えたりしてw)
7255です:2006/08/23(水) 03:41:46 ID:HsiphuzY
とりあえず、エロ一歩手前までできたので投下します。
73:2006/08/23(水) 03:43:16 ID:HsiphuzY
出会いは、いつだったか。呉服屋の宝田屋の旦那に、誘われたのがきっかけだった。

京都島原、不破楼の天神『京』。関西では、有名な存在らしい。
「天神ってぇのはな、太夫の次の位だな。なんだ、蓮。惚れたか?」
一緒に酒を酌み交わしていた、宝田屋の旦那が問う。
「いえ、そういうわけでは…」
蓮は言葉を濁す。
「ありゃあ、曲者だな。腹に何か抱え込んでやがる。一筋縄ではいかねぇだろうな」
蓮の言葉を無視して、旦那が続けた。
「男嫌いか、なんなのか、女郎なんてやってるわりには、なびかねぇ。
水上げの話も、軒並み断ってるらしいしな。
京天神は男なんざ信用してない、なんて噂もあるな」
宝田屋の旦那は、最近、蓮が馴染みになった遊女の噂話を語った。

74:2006/08/23(水) 03:44:38 ID:HsiphuzY
京天神は、不破楼の若旦那に惚れていたらしい。
二人は将来を誓い合い、京天神は操をたて、尽くし、尽くした。
しかし、不破楼の若旦那は京天神を裏切って、一人江戸に下った。
裏切られた京天神は、男を信用しなくなり、客に抱かれた事もないらしい。

チリチリと、胸が騒ぐ。
京天神のか細い姿を思い出し、
「俺、帰ります」
今すぐに会いたいと思う程、惚れていたのだと気付いた。


「敦賀屋の若旦那、いらっしゃいまし〜」
島原に着いた蓮を、出迎えてくれたのは京天神付きの禿だった。
「京姐はんなら、今お座敷なんどす。こちらにどうぞ」
遊女を待つ部屋に通され、酌をうけながら、すぐに会えない寂しさを感じる。
「若旦那?どうされはったん?」
「みやこねぇはん、すぐにくるし。そない怖い顔せんといて?」
いつものにこやかな顔と違い、思い詰めた顔をした蓮に心配そうに禿が言う。

75:2006/08/23(水) 03:45:21 ID:HsiphuzY
ゆっくりと、杯の中の酒を飲み干し、
「大丈夫。怒ってるわけじゃないから」
にっこり笑って禿に言った。
そのとき
「敦賀屋の若旦那!お待ちどうはんどした」
京天神が、姿を現した。
艶やかな着物をまとい、鼈甲のかんざしをつけ、紅をさして、まるで小さな名もない花の様に可愛らしい。
「やぁ。今日は君に、話があるんだ」
「どないしはったんどす?改まって」
京天神は、不思議そうに首を傾げたが、蓮を部屋に案内した。

「で、どうしたんですか?敦賀さん」
人払いを済ませ、いつものようににこやかに、蓮の名を呼ぶ。
江戸出身の京天神は、蓮と二人の時にだけ、江戸語を話した。
二人だけの秘め事。
しかし、二人だけの秘密を持つ京天神は、蓮に隠し事をしていた。

「君の昔の男の話をきいたよ」
76:2006/08/23(水) 03:46:58 ID:HsiphuzY
ぴしり、と、京天神の顔がひきつる。
「君が、誰にも抱かれない理由も」
うつむく京天神の肩を抱き、頬に手をそえた。
「真相を、君の口からききたい」
まっすぐに京天神を見据え、言葉を吐き出した。
蓮の瞳に射抜かれた京天神は、おずおずと話し始めた。
「私は、十の年にこの不破楼に売られてきました」

京天神の話は、ほとんど噂と変わりはなかった。
「私を裏切って江戸に行った彼を許せませんでした」
『彼』の話を、京天神の口から聞くことが、こんなに胸を締め付けるとは思ってもいなかった。
「君は、今でもその男の事が好きか?」

77:2006/08/23(水) 03:47:38 ID:HsiphuzY
蓮の問いに、
「いいえ。最初は怨みもしましたが、今は過去の人でしかありません」
しっかりと目を合わせて、京天神が答える。
「じゃあ、誰にも抱かれないのは、どうして?」
「ここまで操を守ったのだから、せめて…。
初めて位は好きな人に抱かれたくて」
好きな人、という言葉にズキリ、と胸が痛む。
「その好きな人は、君を抱こうとはしなかったのか?」
「ええ。いつも、お喋りに夢中で、気付けば時間が過ぎてて。
その人は、私に優しくするだけ優しくして帰って行くんです」
ふいに、京天神の目に涙が滲む。
「敦賀さん」
潤んだ目で、上目使いに見つめられ、ドキリと心臓が跳ねる。
「私を抱いてください」
7855:2006/08/23(水) 03:50:32 ID:HsiphuzY
とりあえず、今日はここまでです。
ありんす言葉がわからないので、むりやり京都の設定にしました。
稚拙な文章で申し訳ないですが、もう少しだけ、お付き合いください。
79名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 05:45:03 ID:U/rs1x9u
>>55
おーGJ!!設定がリンクしてて(・∀・)イイ!!続きマッテル!

てかおもいら変態祭りじゃなかったのかよ。
不意打ちの花魁祭りでキュンがムネムネして萌え死にそうだ(*´Д`)キュンキュン
花魁で変態だったらもう即死。

>>55さんのを全ありんす言葉で脳内変換で別バージョンとして二度味わおうとしたけど自分にゃ無理でした。
言葉と表現が難しいねえ。
80名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 09:38:52 ID:RJTP+67d
>78
GJ!!雰囲気出ててイイ!
続き愉しみ!
天神も客を選べる立場なのね。
>79
なにやら違うスレになりつつありんすねw
でも花魁設定段階でこれだけ萌えるとは思わなかった。
吉原炎上のDVD借りてこようかなー
81名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 18:10:18 ID:xPTrLQ07
イイネイイネー! GJ!!
花魁・太夫と聞いて木○蔵師匠のギャグやグレー○義太夫しか思い浮かばない自分には書けない世界だw
続き待ってます!!
82名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:25:48 ID:LrVrNYmW
自分も木○蔵師匠のありんす言葉は若干参考にできそうだなとか思ったよw
83名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:34:35 ID:xPTrLQ07
どうしても禿(かぶろ/かむろ)を禿(はげ)と読んでしまう自分は負け組...orz

でも京天神付きのかぶろをマリアちゃんに脳内変換するとさらに萌える。
84名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:48:33 ID:G9Y+ywoI
最初からそのままマリアちゃんで想像してましたよ。
禿の名前に「まりあ」ってむりがあるかな?「まり」とかならいいかな。
85名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:17:19 ID:eMKMbuKs
イイネーGJ!
花魁祭り、ここまで盛り上がるとは思わなかったね。
でも花魁キョーコイイワ〜(´д`*)
蓮と出会って(または共演して)、愛を知り、(演技も)変わっていくみたいな。
蓮の手で女になっていくキョーコモエス!
8655:2006/08/23(水) 21:40:42 ID:HsiphuzY
>>73-77の続きを投下します。
途中までで申し訳ないですが、何分携帯だもんで、了承ください。
87:2006/08/23(水) 21:44:10 ID:HsiphuzY
京天神の口から出た言葉に、思考が止まる。
「でも、君。最初は、好きな人にって…」
「はい。ですから、敦賀さんにお願いしてるんです」
頬を赤らめ、潤んだ瞳からは涙が一筋、パタリとこぼれた。
「私、敦賀さんのことが好きです」
熱っぽい視線で、見つめられ、心がゾクゾクとふるえる。
「だめですか?」
宵の静寂に、しゅるり、帯を解く音が響いた。
くらりと揺れる、灯りに浮かぶその姿の艶っぽいこと。
次々と紐解かれ、はらりはらりと落ちていく着物から現れる、京天神の細い肢体。
蓮はその美しさに、見入った。
88:2006/08/23(水) 21:45:59 ID:HsiphuzY
気付いた時には、長襦袢と、湯文字だけを残した京天神が、目の前に立っている。
潤んだ目で自分を見つめ、抱いてくれ、とせがまれる。

だめだ。
惚れた女にそこまでされたら。

「敦賀さんは、郭女なんて好きじゃないかも知れないけ……んぅっ」
たかがはずれ、話を続ける京天神の唇を奪い、舌を絡めとり口内をかき回す。
「んっ、んふぅ」
くちゅり、濡れた音と、二人の吐息が、狭い部屋の中に響いた。

ちゅっ。

唇を放すと、京天神が驚い顔で見つめてくる。
まるで、抱いてくれるんですか?と言わんばかりに、蓮を見つめる。
89:2006/08/23(水) 21:47:12 ID:HsiphuzY
「だめなんかじゃないよ」
京天神の細い肢体を一度、きゅう、抱き締め、じっと目を見据える。
「俺も君が好きだ」
真摯な眼差しで見つめられ、端正な唇からこぼれた言葉に、京天神の瞳が揺れる。
「うそ…」
信じられない、と、目を見開く京天神に、ちゅっと軽い口づけをして
「嘘じゃないよ。君が好きだ」
もう一度、はっきりと伝えた。
京天神の瞳から、大粒の涙が、ぱたり、ぱたりとこぼれ落ちる。
「いつもはお喋りばかりだけど、今日は君を抱くよ」
細い肩を抱き締め、囁く蓮の耳元で、
「うれしい…」
つぶやく京天神の声が聞こえた。
90:2006/08/23(水) 21:48:49 ID:HsiphuzY
布団の上に、京天神を組敷き、口づけを雨のように降らせ口内をかき回す蓮に、おずおずとためらいがちに舌を絡めて応える。
「んっ、ぅんっ」
甘い唇の感覚と、耳から聞こえる吐息や、くちゅくちゅと唾液を交わす卑猥な音が、徐々に二人を高めていく。

しゅる。

唇をむさぼりながら、蓮は長襦袢の紐を解いた。

ちゅっ。

唇を離して、白い首筋に舌を這わせる。
「ふっ、うぅん」
くすぐったいような、生暖かい舌の感覚に、京天神はたまらず声を漏らした。
9110:2006/08/23(水) 21:49:37 ID:HsiphuzY
「あ…、つ、つるがさん…」
うわずった声で蓮の名を呼ぶ。かまわずに、蓮は、首筋から鎖骨、鎖骨から胸へと舌を這わせていく。
かりっ。
「んぅっ、つるがさん…」
胸の先の突起に軽く歯をあてる。
「…るがさん。あっ、私、あんっ、はじめてで、」
息も絶え絶えに、京天神が言う。
「黙って。」
片手で、京天神の小ぶりで形のよい胸を、揉みしだきながら、唇に軽く口づけを落とす。
「俺にまかせて」
耳元でささやく艶っぽい声の後に、ぬるり、生暖かい舌の感触が耳から首筋にかけてはった。
「ひゃぅっ」
ぬらぬらと、再び舌を胸まで這わせ、手と逆の胸の先をなぶる。
9211:2006/08/23(水) 21:50:23 ID:HsiphuzY
「は、ぁん」
京天神の声が、徐々に艶を増していく。
蓮は、開いたもう片方の手で、湯文字の紐を解いた。
京天神に、腰を上げさせ湯文字を引き抜き、肩には長襦袢がかかったままの裸体を見つめる。
「やぁ。みないで」
ゆらゆら揺れる灯りの中で視線を感じた京天神の肌が、ほんのりと朱に染まる。
「どぅして?綺麗だよ」
「はず、か、しいから…あぁんっ!」
羞恥に身をよじる京天神の足を割り開き、てらてらと濡れた花びらの少し上の、赤い真珠を口に含む。
「あっ、あっ、んっ、ぁん」
今までに、感じたことも内容な感覚に、羞恥も忘れて声を上げた。


9355:2006/08/23(水) 21:52:08 ID:HsiphuzY
とりあえず、ここまでです。
後、一回の投下で終わりますが、思った以上に長くなってしまってすみません。
94名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:28:37 ID:eMKMbuKs
GJ!
着物、和風ってなんかエロいね。
95名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:48:02 ID:oZxJlKVS
和服GJJJ
96名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:02:19 ID:U/rs1x9u
GGGGJ!!
着物エロース(*´Д`)ハァハァ

わ、和服萌えが激しく伝染して1作品できあがりました。
ケータイ神様の続き降臨までの繋ぎってことでお楽しみください。
違う日に投稿するべきか許可を得ようかと思ったんですが
返事を見る前に寝てしまいそうなので豚切りどうかお許しください。

舞台は江戸時代、商い盛んな陽気な時代を意識して。
言葉や設定に矛盾があるやもしれませんがお許しを。
全7レスです。
971/7:2006/08/24(木) 00:02:55 ID:U/rs1x9u
蓮乃助は繁盛している漬物屋の若旦那。
口数は多くはないものの誠実で愛想もよくおまけに町一番の色男、
蓮乃助が通れば町娘がきゃあきゃあと騒ぎ熱を出す。
しかし当人の蓮乃助、まったく気にする風でもない。
どこかの紙芝居芸人が下世話な噂で盛り上げているのだろう、そんな程度で歩を早めるのである。

さてさて今日の行き先は近頃よく行く旅籠(はたご)の不破屋。
こちらは誠実とは程遠く、影では高利で金を貸したりしている、などという噂もあり、とにかく金にこと細かく汚いと評判で蓮乃助もこちらに向かうは憂いの元。
旦那が嫌味な奴なのはもちろんのこと、その末子・松太郎も金を振りまき好き放題、常に女をはべらせ言葉も汚い、とまあどれをとっても嫌な家である。
そんな不破屋の旦那がなぜか宝田屋の漬物をいたく気に入ってしまい、
顔を合わせるのは好まぬからお前行け、とここ最近、蓮乃助が無理矢理通わされているのだが。

蓮乃助がここに通うのを好まぬ理由はもうひとつあった。
それはここで下働きをしている女中のお京。
何が気に食わぬかと言えばこのお京、
さきほど申したような救いようのない松太郎のひどい仕打ちには当然のこと、
若旦那やその奥方の、なんとも陰湿な扱いにも常にハイハイと言われるがまま従うているのである。
おまけに他の下の者も、お京に矛先が向いているをこれ幸い、と仕事を押し付け楽をする。
蓮乃助も通ううちにそれが見えて取れてなんとも不快なうえ、
お京の素直すぎる従順さがまったく理解できず、苛々と怒りが込み上げてくるだった。


この日も漬物を届けに上がった蓮乃助、今日は旦那も若旦那もおらず、下の者に漬物を手渡しのれんをくぐり、
さあ帰ろうとしたところ、細いわき道の先に旅籠の裏庭、
ひとり忙しく山のように積み重なった洗い物をこなすお京が見えた。
誰もいないのをいいことに蓮乃助、ようやくの好機と足を踏み入れた。

「お主には自尊心というものがないのか、お京とやら」

下を向いていたお京の前、仁王立ちでいきなり糾弾する。

「た、宝田屋の若旦那さま…一体いかがなさりました?」

いきなりの言葉に呆然とするお京。
見ればボロボロの薄い着物に手はあかぎれ、見るも耐えれぬ痛々しさである。

「お主はなぜにいつも黙っておる。黙っておるからこのような扱いを受けておるというに」

「…旦那様のことにござりますか。旦那様は貧しいあたくしを拾ってくださったうえ、
 故郷で病に付す母の世話をしてくださりました。この上なく感謝しておるのでございます。
 そのあたくしめが旦那様を悪く言うなど、地獄に落ちる悪行にございまする」

「母の世話をしたと申すか?あの不破屋の主人がか?」

「・・・はい、そのように聞いてございます。母は離れてすぐに死んでしまいましたけれども」

「おぬしそれをまこと信じておるのか!そなたの母がすぐ死んだこと、それこそが偽りの証であろう!」

「お、おやめください!あたくしには信じるしかないのでございます…放っておいてくださいまし…っ」

蓮乃助は唖然としてパタパタと草履の音を立てて逃げるお京を眺めていた。
982/7:2006/08/24(木) 00:03:26 ID:U/rs1x9u
その数ヶ月ののち、お京は宝田屋で働くこととなる。
変わり者の宝田屋の主人は、初めての蓮乃助の頼みごとを面白がって喜んで金を出し、
また金を出された不破屋の主人も喜んでお京を差し出したのである。

お京は皆に「おきょん」と呼ばれ、店の者にも客にも可愛がられ、
明るい宝田屋の雰囲気にも馴染んでそれはそれはよく働いた。
身なりも小奇麗にしてもらい作法を教わり、少しながら読み書きも身につけ、
おきょんは年頃もあって美しさも兼ね備えて成長していく。
そして皆が影で噂するのは若旦那とおきょんの仲。

「若旦那もじれったい奴だねえ、ちっとは強引に押し倒しちまえばいいものを」
「そんなことするもんかねあのぼんが!
 ほら見てごらんよあの様子、あれじゃあ手も握っちゃいねえさねえ」

漬物の漬け方を手ほどきする蓮乃助、ひとつひとつ頷き真剣に聞き入るおきょん、
その手がかすかに触れ合うと、慌ててはじけるように手を跳ね上げ、顔を見合わせ赤くなるふたり。

「あーあーあー、あれじゃあ何百年経っても結ばれネエ!こうなったら手前が行って…」
「おやめなさいよ!ったく下世話な奴だねえ」

馴染みの店の客に混じって他の下働きの者まで柱の影から押し合いへし合いふたりを覗く。
互いに想い合っているのは皆が見て知ることであった。
993/7:2006/08/24(木) 00:03:58 ID:U/rs1x9u
が、ある日、おきょんは突如置手紙を一枚残して姿を消した。

   大変お世話になりました。
   感謝の言葉を尽くしても足りないこのご恩、きっといつか、かならずお返しいたします。
   どうか、どうか、どうかお許しくださいまし 京

さてこれを見た蓮乃助、しばらく頭が真っ白といった様子で立ち尽くしたが問題はその後。
あれほど虐げられていた不破屋でも逃げることだけはしなかったというに、
自分はそれほどまでに嫌われておったかと傷心で寝込んでしまいやつれ果てた。
その姿に皆は同情し、なにやら差し入れたり慰めたりするが全く立ち直る気配なく、
そうこうするまに五日がすぎた。

今日も女中のお逸(いつ)は粥を差し入れるが、蓮乃助はぼんやり床に座ってうつろな眼で庭を眺めている。

「ああ…申し訳ないが食す気が起こらぬて…そこに置いておいて構わぬゆえ」
「……」

しかしお逸は去る気配がない。

長い沈黙にようやく蓮乃助が目を向けると、お逸は手を畳に添え頭を下げたまま震えている。

「どうした逸…そうか、逸はおきょんと仲良うしておったのだな…。
 すまぬ、辛い思いをしておるのはおぬしも同じだろうにな…なんとか腰を上げねばとは思うておるのだが…」

するとお逸、声を震わせて突然話し出す。

「…若旦那さま!逸は…逸はもう黙っておれませぬ!おきょんに固く口止めされておりましたゆえ
 けして口にするまいと思うておりましたが、このような若旦那さまのお姿を見るは忍びなく…」

「---何か知っておるのか!」

蓮乃助は床から飛び上がり逸の肩を揺らす。

「逸!何か知っておるのなら教えてくれ!」
1004/7:2006/08/24(木) 00:04:28 ID:U/rs1x9u
------さかのぼること十日前、逸はわずかな小遣いで町で紅を買って宝田屋へ帰った。

『見て!紅を買ったのよ。そうだ!おきょんちゃんにも付けてあげる』
『な、なにを言うのお逸ちゃん!お逸ちゃんのお金で買ったものよ、
 そんな大切なもの、付けるわけにはいかないわ』
『いいからいいから!ちょっとくらいじゃ減らないって。
 ---かわいい!ほら見てごらんなさいな』

おきょんは鏡に映った紅をさした自分を頬を赤らめて眺めていたが、
次にかけられた逸の言葉にうつむき黙った。

『そうだ、若旦那さまにも見てもらいましょうよ!』

沈んだ様子に不思議に思った逸であったが、
静かに背中を震わせ始めたおきょんに驚く。

『ど、どうしたのおきょんちゃん!あたしなにか余計なことを言ったかしら?!
 どうしましょう…若旦那さまのこと?
 若旦那さまならきっとよく似合うって笑って褒めてくださるわ、ほんとよ』
『…んなはず…いいえ、そうね、きっとこんなおきょんにも優しい言葉を…若旦那さまは慈悲深い方ですものね…』
『ちがう!そうじゃないのよおきょんちゃん、若旦那さまは…』
『ううん、いいの、貧しいおきょんを拾ってくだすって、おまけに綺麗に身なりも整えてくだすって、
 おきょんは一生返しきれないほどのご恩を…この身のすべてを捧げるつもりよ。でも…』
『どうしたん?』
『…若旦那さまのお側にいればいるほど、おきょんの胸は張り裂けそうなの。
 若旦那さまに優しくされればされるほど、その幸せがつらくてたまらなくなるの。
 若旦那さまはいつかきっとお金持ちで綺麗なお嫁さまをいただくわ。
 おきょんはそんなふたりを見ていられるかしら…そんなことを考えるだけで、苦しくて苦しくて…
 …ねえお逸ちゃん、おきょんはこれ以上…バカね、身の程知らずっておきょんみたいなことを言うのね』
『なに言うの!そんなことないわ!』

逸は必死に蓮乃助の気持ちを代弁しようと焦る。

『ねえ聞いて、若旦那さまだってきっと、おきょんちゃんのこと、大事に思ってくださってるわ、
 そうだ、おきょんちゃんが若旦那さまのお嫁さまになればいいのよ!』
『お逸ちゃん……ありがとう、素敵ね、どこか遠くのお国にもそんな話があるって聞いたわ…ほんと素敵ね』
『おきょんちゃん…』
1015/7:2006/08/24(木) 00:05:00 ID:2b+ARYSz
話を聞いた蓮乃助はおきょんの故郷へと走った。
走って走って、もう日も沈んだ頃、ようやくおきょんの生まれた村に足を踏み入れた。
寂れた貧しい村の端、山のふもとにその家はあった。
今にも崩れそうな、廃屋と化した小さな小さな家。
震える手で入り口の戸を押す。
真っ暗な家の中に月明かりが差し込んで、小さな影が浮かび上がる。

「おきょん…」

やせ細った影がびくりと震え、こちらを振り返った。

「……若旦那さま…?!」
「おきょん…おきょん…!」

今まで抑えていた情を吐き出すかのように、蓮乃助は何度も名を呼びながらおきょんの身体をかけ寄せた。

「おきょん、どこへ消えたのかと…!」
「なにゆえ…なにゆえこのようなところに…」
「いいのだ、何も言うな、もう何も」
「…なりません…若旦那さま、おきょんはこれ以上、若旦那さまの…お側にお仕えするわけにはまいりません…おきょんは…」
「おきょん、嫁にこい」

突然発せられた言葉に意味も分からずおきょんは固まった。

「な、なにを…なにを…ご、ご冗談はおやめくださいまし!
 なにゆえ若旦那さまのような方がおきょんのような卑しい身分の者などと…!」

蓮乃助はおきょんの言葉を無視して擦れた畳の上にその身体を押し倒した。

「おきょん…おきょん…」
「…わ、若旦那さま…っ!どうなされたのです…そんなに…い、痛うございます…!」

蓮乃助の耳にはもはやおきょんの言葉すら届かぬのか、まったく意に介する様子もなく組み伏せる。
胸を大きくひらき、前触れもなく吸い付いた。

「あっ!!い…いけませぬ…そのような、こと!!」

むさぼるように吸い付きながら、手は着物の裾を広げ、腿をさする。
薄い布をはぎとり、そこで待っていた蕾を中指で転がす。

「…ぁあっ…や…な…なりま…せん…」
102名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:06:36 ID:U/rs1x9u
おきょんはわが身に降りかかろうとしている事態をじわじわと沸き起こる快感によってようやく把握する。
いけない、これを許してはすべてが終わってしまう、もう二度と会うことも許されぬやもしれぬと恐怖が襲うが、
一方でこの波に身を任せてしまいたいと欲望が募る。

蓮乃助は本気だろうか?いやそんなはずがない、貧しく醜いこの身にそんなことが許されるわけが…

必死な思考のかけらも長い蓮乃助の指が奪い去る。
くちゅりくちゅりと耳を覆いたくなる淫らな音が響き、
戸の隙間から漏れる月の明かりで胸を吸われる自分の身体が浮き上がる。

「おきょん、少し…許しておくれ」
蓮乃助は自らをゆっくり、しかし深く突き立てた。

「-----っ!!!」
鋭い痛みが走っておきょんは思わず身を上げて逃げる。蓮乃助は腰を握って許さない。
しかしおきょんの痛みに耐える様子に気付いた蓮乃助、それより動くことはせず、
ただ再び胸に吸い付き、唇は首を這い上がりおきょんの唇を優しく塞ぐ。
欲望に屈して腰が揺らめきそうになるのを、必死にこらえてじっと待つ。

「許せおきょん…そなたをもう、手放したくはないのだ…もう…」
「か、構いません…おきょんのこの身は…若旦那さまに、すべてお捧げいたしたいと…心に誓っておりました」
「それでは足りぬ」
「…え?なんと申され…」
「身も、心も、我が物にしたい」

予期せぬ蓮乃助の熱情に、おきょんの胸は熱くなる。

「…うれしゅうございます…おきょんのすべては若旦那さまのモノ……若旦那さまの…お好きに、なさってくださいまし」

蓮乃助の最後の理性の糸が切れる。
突き立てていた自らで奥まで突き上げ、何かが押し上げてきそうになるとゆっくりと円を描き息を整える。
締め付けていた肉壁もそれを待っていたかのように応えてくる。
蓮乃助はおきょんの膝を抱え上げ腹に押し付け、溢れてくる塊を打ち付ける。

「ああっ!!…んぁあ!蓮乃…助さ…まぁ…っ!!あああっ!」

ぐじゅぐじゅとどちらのものともわからぬ泉が繋がったところからこぼれて伝う。

「でも…お、おきょんは…やはり蓮乃助さまの、お嫁などは…あぁっ…無理やも…しれませぬ…んんっ」
「なぜだ…なにゆえっ!」
「おきょんは…病やも…しれませぬ…ぁあ…蓮乃助、さま…の…入っていらっしゃる…ところが…っ…
 …ぃ…熱いんで…ございます…熱くて、熱くて…!ああっ…!」
「心配申すな…そのように、したのだ」

おきょんの上半身を抱え上げて強くひきよせる。

「ぁあ…ん…たまりませぬ…いえ…なりません、こんな…あ…」
「すべて、捧げるのであろう…?さあ」

蓮乃助は激しく腰を突き上げる。

「ああっ!!あんっんっ!んんっ!あぁ…っ!」

おきょんは足を蓮乃助の腰に絡みつけ、無意識に蓮乃助の動きに合わせて自らもいやらしく腰を振る。
快楽に溺れ喘ぎ続ける声、いけないと言いつつも悦びに震えるその表情。
見たこともなく乱れるおきょんの姿に蓮乃助の頭は真っ白になり、
そのか細い身体を壊してしまわないか、とわずかに残っていた懸念すら消え去った。

「おきょん…!」
「---っ!!蓮乃助さまぁっ!!」
1037/7:2006/08/24(木) 00:07:07 ID:2b+ARYSz
翌日、蓮乃助と共に宝田屋へと戻ってきたおきょんは店の皆に暖かく迎えられた。
宝田屋の主人もふたりを迎える。
「まったく心配させおって。
 ---しかしまあ、これで一件落着、と云うべきやもしれんな」

その後も宝田屋の繁栄は続き、おきょんは蓮乃助を支えて末永く共に暮らしたという。
104名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:11:11 ID:2b+ARYSz
以上です。あ、ひとつ番号入れ忘れた。

着物萌えにプラスして花魁の胸キュン設定に萌え萌えだったので
ちょっと切ないキョーコに必死になってしまいました・・・。
おかげでエロが淡白になってしまったかも。

では>>55さんの続きをハァハァでお待ちしてます(´∀`)ケータイカラGJ!!
105名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:54:29 ID:KYVByDhW
>>55
 前編、中編ともにGJでした!
 なにこの萌え展開と思っていたら、Σ(゚Д゚)ぐはっ。イイところで終わってる!
 これは是非とも続きを!! 今夜中に来るのかな゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`)。. .。.:*・゜゚・*ポワワワァァン

>>96
 定番の時代劇を見てるみたいで楽しかったです。GJ!!!
 もどかしい蓮乃助とおきょんを背後で見てるお客と使用人にワロタwww
 決壊蓮も( ´∀`)bグッ!
106名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:54:53 ID:YibFaXls
>>96
GJGJ!
日本版シンデレラって感じだね。萌えました。
花魁みたいな悲恋も切なくて好きだけど、こういうハッピーエンドもいいなあ(´∀`)
107名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 01:07:32 ID:KiLy+LWK
>55
萌え〜〜っ!
続き気になりますっ!楽しみにしていますっ

>96
GJ!!!
若旦那と使用人の恋っていいね激しく萌えた。
里に迎えに行くってのが萌えシチュです〜〜。

実は私も影響されて書き出してしまいますた<江戸花魁話
悲恋なので蓮と京子の映画共演って形にしたいと思ってます。
もちょっと勉強したいので、結構先になってしまいますが良いでしょうか。

それとも55さん萌え完結の後は、普通の現代変態萌えに一度戻ったほうがいいかな。
108名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 07:52:51 ID:i0TPv8lY
>96
GJです! 逸美ちゃんいい子だ。。。

>107
おおぅ、花魁話楽しみにしています。

時代もの祭りの最中ですが、現代ものを1本投下させて下さい。
神がいらっしゃるまでの繋ぎということで
稚拙ですが、よろしくお願いします。
1091:2006/08/24(木) 07:53:46 ID:i0TPv8lY
「キョーコちゃん!」
ラブミー部の本日の仕事も終わり
私服に着替えて事務所を出ようとしたキョーコは
聞き覚えのある声に呼び止められて振り返った。
「社さん、こんにちは」
スーツに眼鏡の男性がにこやかに手を振って近寄ってくる。
社はキョーコのすぐ前までやってくると
両手を合わせて彼女を拝むポーズをしながら
「キョーコちゃん、暇なら今日蓮の食事作ってあげてくれないかなぁ」
と切り出した。
「いいですけど・・・・どうかしたんですか?」
「最近、あいつスケジュール過密で、朝昼ろくに食べてないんだよ。
 今日は早めに終わるから・・・・・・できればお願いっ」
「そういうことなら任せてくださいっっ!!」
ドンと胸を叩くその目には使命感の炎が燃えていて
社が横を向いてニヤリと笑ったのに気づかなかった。

夕方のピーク時を過ぎかけたスーパーマーケット
その入り口で買い物カゴを取りかけたキョーコはふと
雑誌が並べられている棚に気になるものを見つけて歩み寄った。
本日発売なのか一番目立つところに置いてある薄い雑誌、
その表紙に大きく「あなたが選ぶ好きな男・嫌いな男」と書かれている。
「これってショーが気にしてたアレよねぇ・・・・・・」
キョーコは雑誌を手に取るとパラパラとめくり始めた。
1102:2006/08/24(木) 07:54:29 ID:i0TPv8lY
夕飯のメニューはシーフードグラタンにシーザーサラダ
スープと箸休めが何品かであった。
仕事を終え帰ってきた蓮は
(また社さんが余計なことを・・・・・・)と思いながらも
グラタンをほくほくと平らげ、
「ご馳走様、美味しかったよ」と手を合わせた。
彼女の作る料理は美味であり、栄養も考えられている。
有難くないはずがない、のだが、
想いを自覚してからというもの、
彼女のふとした表情にくらっとしがちな蓮にとっては
マンションの自室に二人きりという状況はあまり精神衛生的によろしくなかった。

(片付けが終わったらさっさと送ってしまおうそうしよう)
お皿を洗うキョーコの横に立ち、濡れた食器を拭き始める。
(皿の輝きに集中していれば平気なはずだ)
とりつかれたように皿を磨く蓮を、引きつった笑顔でキョーコが見やった。
「あの・・・・・・敦賀さん、何かお気に召さないことでもありました・・・?」
「え、いや、そんなことないよ。ただこのお皿がちょっとね、小憎たらしいっていうか」
「へ、へぇ・・・・・・」
洗い場に複雑かつ重めの沈黙が流れる。

(お皿がどうかしたのかしら・・・まったく訳分からない人ね!)
悩みながらも最後の1枚の泡をお湯で流し、蓮に渡すと今度はシンクを洗い始める。
(あ、そうだ!)
そういえば蓮に話す話題があったではないか、
キョーコはまだ執拗に皿を磨く蓮を笑顔で見上げた。
「敦賀さん、今日私雑誌見ましたよ!
 『抱かれたい男No.1』! 今年も受賞ですねー」
1113:2006/08/24(木) 07:55:44 ID:i0TPv8lY
精神統一していた蓮は、ギョッとして皿を落としそうになった。
すんでのところで持ち直し、平静を装う。
「ああ、そうなんだ」
「ほんとすごいですよね。敵無しっていうか」
「そんなことないよ。この世界、すごい人は多いからね」
「でもアイツなんか7位で・・・・・・」
「・・・・・アイツ?」

ピシッと皿にヒビが入る。場に冷ややかな空気が流れた。
キョーコは、し、しまったああああと真っ青になった。
怖くて顔があげられない。
(ううう、どうしてこう迂闊なことしちゃうんだろ)
「アイツ」なんてどうでもいいのに、会話を繋げようとするあまり
口に出してしまった。
(敦賀さんてアイツのこと口に出されるのも嫌いみたいなのよね・・・・・・。
 まぁアイツが喧嘩売ってるからなんだろうけど・・・・・・あーどうしよう)
隣からは冷気が漂い、皿にピシピシとヒビが広がる音がする。
キョーコは脂汗をかきながら、ひたすらシンクを磨くことに没頭する振りをした。

「・・・・・・最上さんは」
「はいぃぃぃぃぃっ!! なんでしょおお!!」
感情を感じさせない声に突然呼ばれて
キョーコは直立不動になり返事をした。
が、見上げることはまだとても出来ない。
「最上さんは、誰に投票するのかな?」
「え???」
「・・・『抱かれたい男』」
耳のすぐ後ろで囁かれる。
いつの間に皿を置いたのか、蓮は硬直するキョーコの後ろに立った。
「え、えええええと、私ですか?」
「そう」
1124:2006/08/24(木) 07:56:41 ID:i0TPv8lY
キョーコが逃げ出せないように、
彼女の両側からしっかりシンクの縁を掴んで蓮は続けた。
「誰になら抱かれたい?」
「そ、そんな」
「例えばアイツとか?」
「それはありえませんっっっっ!!!!」
冷や汗をかきながら耐えていたキョーコだったが、
その問いには激昂して振り返った。
「アイツなんて、死んでも御免ですっ!」

見上げた蓮の表情は
似非紳士でもマジ怒りでもなく、
ただ真面目な顔だったので、キョーコは瞬間で我に返った。
「敦賀さん?」
「・・・・・・じゃあ俺なら?」

「・・・・・・・・・・ハイ?」
何を言われたか分からないといった顔のキョーコに
蓮は顔を近づけた。
「俺になら抱かれたい?」
「・・・っっっ!!」
あまりの問いにバッと再び背を向けたキョーコ。
その真っ赤に染まった耳朶に口付けるように囁く。
「教えて?」
1135:2006/08/24(木) 07:57:44 ID:i0TPv8lY
「な、なんでそんなこと・・・っ」
「大事なことなんだ」
くらくらと眩暈がして、キョーコは倒れてしまいそうだった。
体の深奥が熱い。
シンクにすがってようやく立っているが
その華奢なウエストを抱きしめるように蓮の両手が幅を狭めてくる。
「わ、私はっ、まだそんなこと、想像もできませんっ」
「俺は嫌なんだ?」
「そんなことっ!!」

ランキングに並ぶ男性芸能人の名前。
知らない名前もいくつかあったが、
やはりその名前が、存在が惹きつけるのは一人しかいなくて
「私も・・・・・・誰かを選ぶなら、敦賀さん、が、やっぱり」
徐々に小さく、消え入りそうになる声を聞いて
蓮は愛しさに目がくらみそうになった。
「俺も最上さんを選ぶよ」
「え!?」

キョーコが驚いて振り返ると
蓮の顔を確かめる前に、さっと唇を塞がれた。
「ん・・・っ」
温かく柔らかい感触に思わず目を閉じる。
蓮の片手が離れようとした腰を抱いて強く引き寄せた。
唇の上をゆっくりとなぞる舌が、思考を痺れさせ
キョーコは震える両手で蓮の服を握り締めた。
1146:2006/08/24(木) 07:58:30 ID:i0TPv8lY
ようやく唇が解放されるとキョーコは喘ぐ様に息を吸い
そして、信じられない気持ちで蓮を見上げた。
彼女を見下ろす蓮の顔は何かを堪えているかのようだった。
「敦賀さん、なんで・・・・・・」
「・・・無垢な君を見ていると、教えたくてたまらなくなる」
腰を抱いていない方の手が、キョーコの背中をゆっくりとなぞり、髪を梳いた。
優しく、何度も、確かめるように。
「『抱かれたい』なんて、たった一人に言われなきゃ意味がないんだ」
キョーコの潤んだ黒い瞳に寂しそうに微笑する蓮が映る。
「そう、君に言われなきゃ意味がない」

キョーコは衝撃で何も言えなかった。
かつて、似て非なる言葉を聞かされたことがあった。
『お前の中で一番でも何の自慢にもならない』
その言葉を聞いた時は
自分はなんて、無駄なことをしてたんだろうと思って
過去を否定して呪って
愛情が何なのか分からなくなった。

でも今、そんな「私」を見てくれる人がいる。
その人の腕の中にいるのだ。
自分でも気づかないまま涙が零れ落ちた。
「敦賀さん、私・・・・・・」
「うん」
「ごめんなさい、混乱して、よく分からなくて・・・
 ・・・あの、でも・・・すごく、嬉しいです。私なんかを・・・」
「なんか、じゃないよ」
蓮はもう1度、キョーコの小さな唇に口付けて微笑んだ。
「誰よりも魅力的だ」
1157:2006/08/24(木) 07:59:12 ID:i0TPv8lY
甘い口付けを耳に、首筋に、鎖骨にと降り注がせながら
蓮はキョーコの細い体をきつく抱きしめた。
彼女の呼吸や鼓動、体温を帯びた柔らかな曲線が
お互いの服の薄い布地ごしに伝わってきて陶然とする。
「んっ、あ あ・・・っ、あの、敦賀さん・・・・・・っ」
「俺を選んでくれるんだろう?」
「そ、それは・・・・・・」
赤面しているキョーコを笑顔で黙らせると
連は彼女のブラウスのボタンをはずし始めた。

さらけ出された滑らかな白い女の肌に、蓮はたまらず
ついばむような口付けを降らせる。
一方の手は臀部に添って円を描くようにその感触を楽しんだ。
「んっ・・・ぁ・・・」
声を出すことを恥じているのか、固くかんだ唇の間から
堪えきれない吐息が洩れる。

背中を探ってブラウスごしにブラのホックをはずすと
形のよい白い膨らみが顕になった。
「や・・・っ、みないでください・・・」
「だめ。勿体無い」
包み込むように乳房に手を添えると
優しく揉みしだく。それに合わせてキョーコの吐息が跳ねる。
「あっ・・・ぁんっ・・・ゃぁっ・・・」
先端の突起を指で軽くつまむと
彼女の細い体がビクンと震えた。
そのまま何回か弄ると、今度はそっと口に含んで転がす。
「ゃ・・・っ・・・ああぁっ・・・・・・っ敦賀さん・・・っ」
キョーコは両手で自分の胸元にある蓮の頭にすがりついた。
か細く扇情的な声がキッチンに洩れる。
1168:2006/08/24(木) 07:59:53 ID:i0TPv8lY
蓮は胸に顔をうずめたまま、スカートの下に手を入れた。
「こっちは・・・・・・どうなってる?」
「ぁ・・・ダメっ・・・」
指が下着の上をなぞると、そこは既にじっとりと濡れていた。
ゆっくりと、何度が指を往復させると固い突起に触れる。
「んぁ・・・っ!」
指の腹で丁寧に刺激すると、キョーコの足はガクガクと震え
蓮に半ば寄りかかる形になった。
「あっ・・・ぁ・・・ぁぁん・・・」
細い両腕を首に絡みつけて必死に耐えている彼女を
蓮は目を細めて見やった。

「・・・っ・・・もう・・・ダメです・・・立ってられない・・・っ」
「いいよ」
蓮は彼女をひょいと抱き上げると下着を足から抜き取り
シンク横の調理スペースに座らせると
膝を両手で軽く割って、濡れた花弁に顔をうずめた。
ピチャピチャと蜜を舐め取る音に、キョーコは羞恥で狂いそうになった。
「ダメっ・・・や、ゃぁっ・・・イヤ・・・あっ」
足を閉じようとするものの、蓮の顔を太股できつく挟むだけで
舌の動きを留めることはできない。
気の遠くなるような快感と淫靡な水音から逃れようと、
目を閉じたまま首をいやいやと小さく振る。

蓮はその仕草に気づいて体を起こした。
「大丈夫? 嫌ならやめるよ」
キョーコはびくっと体をふるわせ、かぶりを振った。
「い、いえ・・・平気です・・・・・・・・・だから・・・・・・おねがい・・・」
囁くような懇願と共に小さな体ですがりついた。
1179:2006/08/24(木) 08:02:08 ID:i0TPv8lY
蓮はうなずくとジッパーを下ろし、キョーコのそこに押し当てた。
体重をかけつつ、ゆっくりと押し入る。
「あ・・・・・・っ!」
キョーコの内部はわずかに強張ってきつく、熱かった。
キョーコは目を閉じ、蓮の肩を強く握って痛みを堪えている。
「力を抜いて、息を吐いて」
その言葉に従って息を長く吐くと
白い両脚を蓮の体に巻きつけ、きゅっと締め上げた。

合わせた体が最奥まで到達すると
蓮はキョーコの様子を伺いながらゆっくりと動き始めた。
「やぁ・・・んっ・・・んっ・・・ぁぁっ・・・」
彼女の表情が徐々に苦痛を堪えるものから、
快楽を感じる艶っぽい美しさを帯びるものに変わっていく。
それを見るだけで蓮は自制を捨てて突き上げたくなる衝動と戦わねばならなかった。

「敦賀さん・・・っ・・・・・・お願いっ・・・もう・・・・」
「いいよ」
白魚のように跳ねる細い体を抱いて
蓮はゆっくりとしかし奥深くに腰を打ち付ける。
それにあわせてキョーコは細い声をあげた。
「んっ・・・んっ・・・あああっ・・・」
体の奥底が揺さぶられる感覚。
「あっ・・・ぁ・・・ぁ・・・ああああ・・・っ!」
昇りつめた時、何かが割れたような音がして、キョーコは意識を手放した。
11810:2006/08/24(木) 08:03:06 ID:i0TPv8lY
「気づいた?」
目が覚めるとそこは蓮のキングサイズのベッドの上で
キョーコは蓮のシャツを着せられていた。
蓮が心配そうに覗き込んでいる。
「あ、私・・・・・・」
我に返り、思い出すと赤面でお湯が沸きそうである。
キョーコはシーツに顔を半ば隠して、蓮を見上げた。
「ごめんね、無理させちゃって」
「そ、そんなことないです!」
すまなそうな蓮に慌てて両手を振ると、キョーコは微笑んだ。
「私、ずっと欲しかったものをもらいましたから」

※余談1
「あああああっ、敦賀さん! お皿が割れてますよ!!!」
「そのようだね。まぁヒビが入ってたし、古くなってたんだよ
 俺が片付けるから触らないで」
「(ヒビを入れたの間違いじゃ)・・・・・・これジノリじゃないですか」
「まだあるから気にしない気にしない」

※余談2
「蓮〜♪ 昨日のキョーコちゃんの夕飯どうだった?」
「美味しかったですよ。特にデザートが」
「へぇぇぇ。いいなぁ。俺も作ってもらおうかな」
「絶対ダメです」
119名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 08:05:24 ID:i0TPv8lY
お粗末様で御座います。
初めてエロを書いたので、変態分もエロも全然ですいません・・・・・・orz
名無しに戻りまして、神の降臨をお待ちしております。
120名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 08:50:56 ID:14xIA+uJ
うああ、朝からエロ萌え(*´Д`)ヾ
GJ!!
121名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 08:56:41 ID:IzcQxP8d
>>119
GJ!!!
朝からいいもの見せてもらいました!
122名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 09:13:11 ID:KiLy+LWK
GJ!!
なんか幸せもらって暖かい気持ちだ。
>「そう、君に言われなきゃ意味がない」
ツボですツボ。
ずっと蓮が最上さんって呼んでいるのもヨカッタ←キョーコより最上さんの方が萌える派
12355です:2006/08/24(木) 14:32:04 ID:bpli+ahC
書き上げましたので、投下します。

>>73-77
>>87-92

の続きになります。
つか、携帯打ってたら、神様、二人もキテタ
オソクテ(´・ω・`)ゴメンナサイ
12412:2006/08/24(木) 14:32:59 ID:bpli+ahC
ぴちゃり、くちゅりと音を立て、赤い真珠を舌で弄びながら、濡れそぼった花びらに中指をゆっくりと差し入れる。
「んやっ、だめ…」
「痛い?」
初めてだと言った京天神には、きつかったかと思い直し問う。
「違っ、んっ、あ、つるがさん…、私、へん、です」
濡れた瞳を蓮に向ける。
紅潮した頬に、うるんだ瞳、きゅっとしわを寄せる眉毛が、何とも言えない淫らな表情を作る。
京天神の表情を確認した蓮の、舌と指の動きが激しさを増す。

ぴちゃり、くちゅり、くちゅくちゅ、ぴちゃり。

淫らな水音がさらに増し、
「あ、あ、んっ、んぅっ、んっ、ふ、んふぅ」
京天神も、一層高い声で鳴いた。
「んっ、だめ…、だめです。つるがさんっ。私、なんだかっ、おかしくなっちゃう」
そう、つぶやいた後、京天神はひときわ高い声で鳴いた。
12513:2006/08/24(木) 14:35:15 ID:bpli+ahC
京天神が軽く達したのを確認し、腰紐を解いて、蓮は己のいきり立ったモノを花びらにあてがった。
「怖い?」
尋ねる蓮に、
「だ、い、じょうぶ、です」
はあはあと荒れた息を整えながら、京天神は応えた。
壊れ物を扱うように、大切な京天神をできるだけ傷つけてしまわないように、蓮はゆっくりと腰を進めた。
「あ、いた…ぃ」
半ばまで進めたところで、京天神が顔をしかめる。
「ん、…も、むりぃ」
「ごめん、もう少しだから…」
初めて男を受け入れるソコは、流石にぎゅうぎゅうと蓮のモノを締めつける。
「……ん、ぃた」
「入った」
京天神の躰の奥まで自分自身を埋め込み、表情を見ながらゆるゆると動かし始める。
「んっ、んぅ」
少しずつ、密壷を押し開くように、かき回す。
「まだ痛む?」
きつすぎやしないか、苦しめていないか、京天神を傷つけていないか、気を使いながら尋ねる。

12614:2006/08/24(木) 14:36:17 ID:bpli+ahC
「もぉ、へぃき」
そう応えた京天神の中は、たくさんの密でしっとりと濡れ、やわやわと蓮のモノを締めつけ始めていた。
「じゃあ、動くよ」
蓮は、密壷の壁をぐりゅりとかき回した。
「んあっ、そこ、」
京天神がぴくん、と反応したところの壁を、ずりゅずりゅと攻めたてる。
「あ、あんっ、んっ」
「ここ?」
「はっ、そこ、だめっ」
京天神の中で、痛みとは別の甘い感覚が生まれ始めていた。
眉をよせ、とろりと溶けた表情の京天神の中は、ぬるぬるとして温かく、きゅうきゅうと蓮を締め付ける。
ずちゅ、くちゅ、と突き上げるたびに密がこぼれ、淫らな水音を奏でる。
「あっ、あんっ、あっ、んぅっ」
何度も何度も突き上げられ、京天神の中の甘い感覚は大きな快楽になり、さらに高みに上っていく。
一方、蓮も、そろそろ限界を迎えそうだった。


12715:2006/08/24(木) 14:37:44 ID:bpli+ahC
「つ、つるがさんっ、なまえ、呼んで?」
はあはあと荒い吐息の間を縫って、京天神が言う。
「みやこ」
応えた蓮に、横に首をふり、
「ん、ちが、きょうって、ホント、の、なまえ」
天神の『みやこ』ではなく、ただの娘としての『きょう』と呼んで欲しいと言う。
「お京っ」
名を呼ばれたのを合図に、京天神は蓮の背に手を回した。
蓮は、さらに速度と激しさを増して腰を打ちつける。
「くっ、お京っ、そろそろ」
「あっ、あっ、つるがさんっ、私もっ、」
きゅうきゅうと締め付ける襞に自分の快楽をまかせて、花びらの奥の奥まで割入り、二人同時に高みに上り詰め、達した。

瞬間。

「好き」

京天神のささやく声が、蓮の耳に聞こえた。
12816:2006/08/24(木) 14:38:26 ID:bpli+ahC
「殿方の手で湯文字の紐を解いてもらうとき、『あなたの好きにしてください』っていう意味があるそうですよ」
寝間の中で、京天神が、遊女の湯文字を脱がすことに、特別な意味があることを教えてくれた。
遊女は特別な相手にしか、湯文字の紐を解くのを許してくれないらしい。
「じゃあ、俺は、君を好きにしていいの?」
「お線香が尽きるまでの間でしたら」
花代を払っている時間の間だけなら、と、京天神が言う。
「そんなんじゃ、全然足りないな」
つぶやいて、蓮は京天神に向き直り、
「君を身請けして、俺の好きにするっていうのは?」
京天神に問う。
むしろ、京天神を身請けすること自体が蓮にとっては、好きにすることなのだが。
「私のこと、躰の中まで知っておいて、今更そんなこと、きかないでください」京天神は顔を耳まで真っ赤にして、そうなれば嬉しいに決まってるじゃないですか、と、つぶやいた。

12917:2006/08/24(木) 14:40:35 ID:bpli+ahC
そんなことができるわけがないと、諦めきっている京天神を後目に、
「じゃあ、早速、金を用意させるよ」
あふれんばかりの神々しい笑みを浮かべて、蓮は意気揚々としている。
「あの、いくらすると思ってるんですか…?」
「ん?君は天神だから、二十五文と、その他いろいろ込みで百両もあれば、身請けできるだろ?」
「いや、天神如きに、百両もかかりませんが…、そんなお金、どうやって、」
突然降って湧いた身請け話を、今一、信じられない京天神が言う。
「ん?小間物屋の敦賀屋の若旦那を甘く見ちゃいけない」
にやり、してやったりな顔をする蓮に、本気なのだと悟った京天神は、嬉しさのあまり大粒の涙をこぼした。
「じゃぁ、ここから、でられるの?
好きじゃない人に抱かれなくても良い?」
「そんな癪なこと、俺がさせない」
ぎゅう、と、京天神を抱きしめ真摯な声で蓮が言う。

13018:2006/08/24(木) 14:42:32 ID:bpli+ahC
嬉しさで胸が震える京天神に、さらに追い討ちをかけるように、
「それに、ここを出る日には、君をお姫様の様に着飾ってあげたいからね。百両なんて安いものだよ」
耳元で囁く。
お姫様、の言葉に胸をときめかせながら蓮を見つめる京天神。
大粒の涙をはらはらとこぼしながら、
「幸せすぎて怖い」
と笑った。
13155:2006/08/24(木) 14:43:23 ID:bpli+ahC
おしまいです。
長々とつきあってくださってありがとうございます。

>>104
使用人のおきょん。かわいかったです(*´Д`)モエッ

>>119
甘エロイイ!
(*´Д`)コッチモモエス

本当は、現代変態祭りの波にも乗りたかったのですが、自分の文章力じゃムリ!
というわけで、名無しに戻って逝ってきます。
お粗末さまでした。
13255:2006/08/24(木) 14:48:26 ID:bpli+ahC
一カ所、改行出来てないところがありました。
読みづらくてすみません。
では、今度こそ名無しに戻って逝ってきます。
133名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 15:14:58 ID:i0TPv8lY
>55様

GJですっ!!!
湯文字にそんな意味が。。ためにもなりました。
134名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 16:07:16 ID:bpli+ahC
>>133
遊郭では湯文字の腰ひもは、遊女ではなくお客さんかはずす風習があったようです。
が、設定はなんちゃって島原なので信用しないでくださいm(_ _)m
すみません。
135名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 19:58:49 ID:2b+ARYSz
>>108
GJ!!

> ・・・・・どうなってる?

ももも萌えててててまままますすすすs…(*´Д`)ハァハァ

皿が小憎たらしい蓮ワロスww

>>122
「敦賀さん」には萌え萌えだが「最上さん」もアリか。
普通は距離感を感じて物足りないはずだが
このふたりの場合尊敬とか相手を大事に思っているがゆえのサン付けに見えていいね。
そして想いが募って気持ちを抑えようとするあまりの敬語、に脳内変換している。

>>55
携帯から長文乙!そしてGJ!
エロイ。そしてかわええよ京天神(*´д`*)

>>107
花魁設定禿げ萌エス。wktkで待ってる。
悲恋に感情移入しすぎて錯乱寸前のキョーコを勝手に妄想してハァハァ。

そして変態ネ申の降臨も密かに待ってる。
136名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 20:37:24 ID:yBE+vVjJ
…なんでキッチンの上で初めてがノーマル扱いなんだらうw

なんてすばらしい豊作…ネ申の皆様GJ〜♪
137名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 21:11:36 ID:3vRxI7Y3
>…なんでキッチンの上で初めてがノーマル扱いなんだらうw

言われてみればw
全然何の疑問も抱きませんでしたwww
138名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 21:59:54 ID:ThHHMuLT
吉原じゃないけど、遊女ならシーボルトとお滝の妄想も面白そう。
シーボルト=蓮、お滝=キョーコで。

139名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:13:35 ID:D+3xp9Yw
源氏物語とかも見てみたい。
源氏=蓮、藤壺・紫の上=キョーコとか。
夜這いする蓮・・たまらんww
140名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:22:14 ID:YibFaXls
>>109
GJGJ!
>君に言われなきゃ意味がない(´д`*)ギャース!モエ!
キッチンデザートエロス!

>>123
GJGJ!
キョーコエロカワイス!
ふと思ったんだけど、キョーコ、足袋はいたままだよね。
コメントが変態ぽくてスマソ。

>>107
花魁も現代ものも、一緒に並行してやっていったらどうかな。

神々の創作意欲の(ささやかな)お手伝いに、次の新たな題材(萌え)
を探してみようかな。
変態祭り、花魁祭りときて、次は何がいいだろう。
14127(=前スレ648):2006/08/25(金) 00:23:11 ID:RN1Ay/EJ
>>140
18号を読んで以来、野外という言葉が頭から離れません。
楽屋とかだるま屋で声を抑えてとか、”場所”にこだわるのはどうでしょう?



素敵すぎる作品が続いているとこ申し訳ないのですが、
変態系に戻ってランジェリーショップに行った話(前スレ>656-662)の続編を投下します。

なかなか書き上げることができなくて封印する寸前だったものを、
変態でも良いという生温かい声を頂いたので奮起して書き上げたら無駄に大作になりました。
エロは初挑戦なのでいたらぬところもあるかと思いますが、そこは生温かくスルーお願いします。
コンセプトは『天然Mっ娘なキョーコを前にして鬼畜開眼した蓮』。
後半に好みの別れるプレイ(アナノレ強要etc)もあるので苦手な方はご注意ください。


このスレに集うすべての変態(←最高級の讃辞)に捧げます。・・・というか押し付けます。
1421/22:2006/08/25(金) 00:23:53 ID:RN1Ay/EJ
 明日はキョーコの仕事が休み。
 先日の電話でそう告げられたから、付き合いだして二月になる彼女に「泊まりにおいで」と言ってしまった。
 彼氏彼女の関係になってからキョーコが俺のマンションに泊まるのは初めてのこと。
 付き合う前は平気で泊まっていたというのはある意味問題かもしれないが、
 男女の関係になることはなかった。 
 そう、これまでは。

 けれど、たぶんキョーコも気付いているはず。
 俺が彼女の身も心も自分だけのものにしたがっていることを。

 二人きりで過ごしていても、深い口づけをかわしていても、
 どこかそれ以上の関係になることを恐れているようだった彼女。
 紳士を装っている俺としては無理をさせたくない。がっつきたくもない。
 そう思う一方で、俺の中の獣がキョーコを欲しがっていた。
 キョーコの躰に焦がれていることを知って欲しくて、
 不意打ちのようにランジェリーショップへと連れていったりもした。
 嫌われてしまうのではないかという恐れもあったが、
 少しでもその日に近づければ……という醜い欲求には勝てなかった。

 過去には何人もの女性と付き合ってきたが、こんなことは初めてだ。
 それは相手が皆、俺よりも大人だったということもあるのだろう。
 付き合うことがそのままセックスにつながることを『彼女』達は了解していた。
 むしろそちらが目的で近づいてきた者もいたのではないかとさえ思う。

 だから俺は、手を出せないまま悶々とするばかりの自分に驚いている。

1432/22:2006/08/25(金) 00:24:46 ID:RN1Ay/EJ
 これが終わったら彼女と……。
 それを励みにして、仕事を予定よりも1時間早く終わらせた。
 監督や共演者から飲みに行こうと誘われたが、先約があると言って断り、
 法定速度ギリギリで車をとばした。

 自宅の玄関をあけるとそこには最愛の少女が待っていて、思わず、
『おかえりなさい。ご飯にします? お風呂にします? それとも……』
 昔の俺なら鼻で笑いそうな、低俗なセリフを期待してしまった。

 だが……。
「おかえりなさい」
 彼女の言葉はそれだけで、俺は彼女に悟られないように肩を落とした。
「ただいま、キョーコ」
 抱きしめて額に口づける。
 本当は深いキスをしたかったが、自制が効かなくなるのがわかっていたから我慢した。

 食事の準備がまだだと言って詫びるキョーコを遮り、
 俺は冷水のシャワーを浴びて、はやる自身を落ち着かせた。
 下着の上からバスローブを羽織ってキョーコが用意してくれた夜食を食べる。
 いつものように「おいしい」と言ったものの、正直なところ味なんてまったくわからなかった。
 俺が本当に食べたいの思っているのは彼女自身なのだから。

 片づけが終わると、シャワーを浴びるために彼女が席を外す。
 俺は寝室に入り、この日のためにあらかじめ買っておいた避妊具を取り出した。
 いくつあれば足りるだろうかと、ついついそんなことを考えてしまう。
 本音を言えば、体力の続く限り何度でも放出したい。だが、初めての彼女に無理はさせられない。
 迷ったあげくベッドの脇のテーブルに3つだけ乗せて、残りは箱ごとベッドの下にしまった。
 余らなければいいなと思いつつ、足りなくなったらいつでも取り出せるように……。

1443/22:2006/08/25(金) 00:26:01 ID:RN1Ay/EJ
「……お待たせしました」
 ほのかな湯気をまとったキョーコが寝室の入り口に立ったのを見て、
 俺は頭を冷やすために読んでいた台本を取り落とした。
 慌てる俺の様子を不審に思ったのか、キョーコは今にも泣き出しそうな声で
 「変……ですか?」と言って視線を床に這わせる。

 キョーコが身につけていたのは、彼女に内緒で購入しておいた俺のイチオシの下着。
 一緒に行った店で同じ袋に入れてもらったものの、実は以前に一目惚れして買っていたものだ。
 いつか着ているところを見たいと願っていたが、
 まさか今日この日にお目にかかれるとは思っておらず、なかなか次の言葉が出てこなかった。

 キョーコの華奢な体を包んでいるのは真っ白なベビードールと、お揃いの紐ショーツ。
 カシュクール風になった胸元から伸びたストラップを首の後ろで結ぶ作りで、
 裾は三段切り替えの華やかなフリルとレース遣いになっている。
 デザインだけならルームドレスと言っても通用するだろう。
 ふわふわでひらひらでさらにはキラキラ。
 カタログでこれを見つけた時、キョーコが好きそうだなと思って深く考えずに注文した。
 色は純白。俺は花嫁衣装にも通じる清楚さが気に入っていた。
 だが届いた品物を見て戸惑った。
 生地が薄すぎるのだ。これでは体の線が透けてしまう。
 清い付き合いをしているキョーコに渡せるはずもなく時間だけが過ぎていき、
 意を決した俺はランジェリーショップを隠れ蓑にしてそれを渡した。

 隠した、つもりだったのだが……。
 俺の邪な想いは見透かされていたのだろうか?
 いや、きっと彼女もデザインを気に入ってくれただけだろう。
 無理矢理にそう言い聞かせてキョーコを見た。
 確かに彼女にその下着は似合っている。
 純白のドレスからのぞく細い手足はほんのりと火照って色づき、
 薄い布地から透ける局部を手のひらで恥ずかしそうに覆っている。
 その姿は俺の理性をガンガンに揺すぶった。

 俺はこの穢れなき少女をめちゃくちゃに壊してしまいたい衝動に駆られた。
1454/22:2006/08/25(金) 00:27:07 ID:RN1Ay/EJ

「とても可愛いよ。よく似合ってる」
 なかなか部屋に入ってこないキョーコにしびれを切らし、目の前に立つ。
 両頬に手を添えて顔を上げさせ、唇をふさいだ。
「んっ……あ」
 キョーコの口から苦しげな声が漏れる。
 つま先立ちして首にすがりついてくる彼女を抱き寄せ、
 左手で体のラインをなぞりながら下へ下へとおろしていく。
 腰を抱き、体を密着させると、俺の中で育まれていた黒い感情はあっけなく臨界点に達した。
「ごめん。あまりにもキョーコが可愛いくて、我慢できない」
 有無を言わさずキョーコの体を抱きかかえて、荒々しくベッドに縫いつけた。


 ついばむようなキスの雨を降らし、角度を変えたり上唇を噛んだりしながら深く濃厚にしていった。
 舌を口内に侵入させ、奥に引っ込んでいたキョーコの舌を絡め取る。
 最初は驚いていた彼女も、しだいに俺に応えようとしてくれるようになった。
「んっ、はぁっっ……。んぁ、ん」
 キョーコの唇はどちらのものともつかない唾液に濡れて、おさまりきれない分が端から垂れていった。

 ほっそりとした体から力が抜けていくのを悟ると、俺は手を彼女の胸に当てた。
 手のひらにすっぽりおさまってしまう小さな膨らみ。
 それをすくい上げるように下の方から揉みほぐしていく。
「……っふぅ、っ、あ……ん」
 ちゃんと感じてくれているのが嬉しくて、もっと甘い声を出させたくて、
 俺は固くなった頂上の突起をつまんで弄んだ。
「はぅあっ……ひゃん、っっふぅぁ……、ぁん」
「キョーコ、可愛い」
 目を閉じて必死に声を殺そうとしている顔。これは結構くる。
 保たないかもしれない。
 そう考えた俺は、俺だけが知る潤んだ艶顔に別れを告げることにした。
 体を徐々に後退させ、わざとらしく水音を立てながら舌で首筋をなぞり、
 鎖骨の間を通ってサテン地に包まれた丘陵をのぼっていく。
 そして薄い布越しにもはっきりとわかる突起を口に含んだ。
 舌で転がし、歯を立てて甘噛みし、キョーコの切なげな吐息を誘う。
1465/22:2006/08/25(金) 00:28:26 ID:RN1Ay/EJ
 口で乳首を苛める一方、空いた右手でキョーコの太股を撫であげた。
 しっとりと吸い付くような柔肌を楽しんでから、指先を小さな布の下にすべりこませる。
「ひゃうっ!」
 潤んだ彼女の秘処に触れたとたんに悲鳴が漏れた。
「濡れているね。愛撫だけで感じていたの?」
 俺は手探りでクレバスをなぞり、皮を被った小さな陰核を探り当てた。
「……――!?」
「ここ、感じるんだ?」
 キョーコの中からあふれた愛液を指に絡ませて、円を描くように割れ目の中を撫でる。
 決して入口には触れないまま、指先を小刻みに震わせて陰核を刺激する。
「ひゃうぁあ……ん」
 腰を浮かせてよがるキョーコをもっと見たくて、俺の行動はエスカレートしていく。
 彼女の宝石をつまみ、弾き、押さえつけ、その度にあがる嬌声を楽しんだ。

 キョーコが何度目かの波にさらわれるのを見届けてから、
 俺は彼女の一番深い場所への侵攻を開始した。
 柔らかな襞を広げ、ちゅく、と音を立てて指を突き立てる。
 だが、入れることができたのは第一関節までだった。
 その先にある『何か』が邪魔をして、それ以上は進めない。
 俺はキョーコが処女である証を確かめると同時に、彼女の入口を広げるための刺激を与え続けた。
「つ……がさん、あっ、ひゃ、わたっ、なんか変……、ひゃふぅっ、っん」
 キョーコは未知の快感に浮かされて腰をガクガクと震わせた。
 誰も到達したことのないキョーコの最奥がどくどくと波打って、
 振動が入口を攻めていた指先にも伝わってきた。
「あぁ――――っ!」
 一際大きな波に飲まれて、キョーコの躰がビクンとしなった。
1476/22:2006/08/25(金) 00:29:30 ID:RN1Ay/EJ

「イったね」
 キョーコははぁはぁと肩で息をしている。
 ちょっと飛ばしすぎたかもしれない。俺はほんの少しだけ反省して指を引き抜いた。
 上体を起こし、上気して桃色になったキョーコの頬に口づける。
「胸とあそこ、どっちが良かった?」
「そんなこと……言えな」
「ん? どっち?」
「……あそこ、です」
「そう。じゃあもっともっと可愛がってあげなくちゃね」
 恥ずかしい言葉を強要されて真っ赤になった顔もそそる。
 ベビードールは俺の唾液で、ショーツはキョーコの中からあふれたものでびちょびちょに濡れ、
 ぴったりと肌に張りついている。もはや透けるどころか丸見えだ。


「あの……ごめんなさい。私、胸ちっちゃくて」
 そろそろ入れてもいいかな、そう思いはじめていた俺に、彼女は蚊の鳴くような声で囁いた。
「……すぐに大きくなるよ」
 そんなことを気にしたこともなかった俺は、不意を付かれて返事が遅れた。
 キョーコの顔が曇るのを見て、慌てて付け加える。
「Cカップは恥じるほど小さくないと思うけど?」
「ああいうお店は本来のサイズより1、2サイズ大きく言うんです!
 帰宅して開けてみたら、ブラの中にパッドが二つも入っていたんですから」
 憤るキョーコ。じゃあ本当はAかBってことか。
 ん。でも、どちらにしても俺は全然構わないんだが。
「キョーコの胸、可愛いよ。横になっても崩れないよね。形がきれいなまま上を向いてる」
「それは小さすぎて重力の影響も受けないだけなんです!」
 キョーコはふてくされて俺に背中を向けてしまった。
 何故? 俺は誉めたつもりだったのに?
 わからないながらも、拗ねている彼女を背後から抱きしめた。
1487/22:2006/08/25(金) 00:30:13 ID:RN1Ay/EJ
 キョーコの耳元に顔を寄せて囁くように言う。
「俺はキョーコの胸じゃなくてキョーコ自身が好きだよ。それじゃ駄目?」
「私、胸だけじゃなくて色気もないですよ?」
「そんなことないよ。現に、俺は興奮してる」
「それはこの格好のせいでしょう?
 どうせ私はメイクや衣装の力がないと、地味で平凡で可愛くもないつまらない女なんです」
「じゃあ賭けをしようか」
「え……?」
「俺が衣装を全部脱ぎ捨てた本当のキョーコに興奮するかどうか。嫌?」
「や、じゃないです……でも」
 言葉尻に潜んだ否定の気配を俺は見逃さなかった。
「もしかして急ぎすぎた? まだ嫌なの?」
 内心の落胆を押し隠して尋ねると、キョーコは首を振った。
「じゃあ、俺とするのが嫌?」
「違いますっ!」
「なら、何が嫌なの?」
「自信がないんです。胸も小さくてグラマーとはほど遠いし、キスもヘタだし、
 こういう経験もないから、どうやったら敦賀さんによろこんでもらえるかわからないんです。
 がっかりさせるだけならまだしも、幻滅されたらどうしようって考えるだけで……」
 ああ、俺の恋人はなんて可愛いのだろう。
 まっさらなキョーコだからこそ教え甲斐、育て甲斐があるのに。
 俺が君を自分色に染め上げようと企んでいることに、まったく気付いてないんだな。
「キョーコがそんな心配する必要はないんだよ」
 そんな心配しなくても、ちゃんと俺専用の躰に仕込んでみせるから。
 声だけは優しくしたものの、諭した時の俺の顔には意地の悪い笑みが浮かんでいただろう。
 キョーコが見たら、きっとまたいつかのように絶叫だけ残して逃げ出したかもしれない。
 もちろん、背を向けていた彼女には見えるはずもなく、
 たとえ見られていたとしても逃がしてやる気などなかったが。
1498/22:2006/08/25(金) 00:32:06 ID:RN1Ay/EJ
 耳、うなじ、背中と口づけるたびにキョーコは全身を震わせた。
 体中が性感帯なのかと思えるほど、キョーコの躰は俺の行動にいちいち反応を返してくれる。
 見えないのをいいことにたくさんの所有印をちりばめて、
 その刺激を誤魔化すために、後ろから鷲掴みにした乳房を揉みくちゃにした。
「ふぁ、あひゃ、はぁっ……、つるがしゃ――ひゃん!」
 嬉しい声を聞きながら、俺はベビードールのストラップをくわえた。
 するすると引いて結び目をほどき、両手を上げさせて一気に引き抜く。

 仰向けにしたキョーコにまたがると、眼下に素晴らしい光景が広がった。
「キョーコ、手が邪魔だよ」
 必死に胸を隠そうとしている両手を掴んで頭上に押しつける。
「見ないでくださぃ……」
「やだ」
 駄々っ子のように言い放って、淡いピンクの真珠を口に含んだ。
 直に味わうそれは布越しに触れていたときよりもはるかに過敏で、
 押さえつけていたキョーコの両手が暴れた。
 だが、しばらく続けてやることでキョーコの体からは力が抜けていった。
 俺は抵抗の消えた膝を掴んで脚を開かせると、その間に体をねじ込んだ。

 キョーコの下肢の付け根に顔をうずめてショーツの端を結ぶリボンの一片を噛む。
 軽く引っぱっただけでそれは簡単にほどけ、はだけた白い布片の下から可愛らしい茂みが現れる。
 邪魔なショーツを片方の脚に寄せると、目にも鮮やかなピンクがオレンジの間接照明の下に晒された。
 おそらく自分でもまともに見たことのないそこを暴かれ、キョーコは脚を閉じようともがきだす。
「やっ……」
「キョーコの可愛いところをもっと見せて」
 羞恥に歪んだキョーコの表情が劣情をいっそう煽る。
 俺は膝を押さえつける手に力をこめた。
1509/22:2006/08/25(金) 00:33:22 ID:RN1Ay/EJ
 舌は柔らかな草原を越えて深い谷を下っていった。
 指で広げるとこの世のものとは思えないほど美しいオアシスが、餓えた旅人と化した俺を迎えてくれた。
 泉に顔を近づけて、直に甘い水をすする。
 水面を揺らす波紋のようにひくひくと蠢くキョーコの秘処。
 ずっと見たい、触れたいと思っていたものが目の前にある。
 すぐに入れてしまいたかったが、俺は入口のすぐ上にある陰核に目を留めた。
 まだまだ夜は長い。
 俺だけが愉しむのではなく、初めてのキョーコにも快楽というものをたっぷり教えてやらなくては。
 そんな想いから小豆大の陰核に舌を這わせた。
「ひあっ、……っるがさん、やぁ、ああぁあん!! あっ、あっ、あぁっ!」
 充血し肥大化したクリトリスに歯を立てて苛める。
 すぐ下にある入口からは俺を誘うような匂いとともに、艶めく蜜が滴っている。
 俺は秘処をしっとりと濡らす雫を丁寧に舐めとり、キョーコの味を堪能した。
 幸いにもキョーコの感度は抜群にいい。
 軽い刺激を与えてやるだけでいくらでも湧いてくる。
 先ほど指で苛めた穴に舌を差し入れて、俺はとめどなくあふれ出る愛液をすすった。

 口内に広がる甘美な蜜は度数の高い酒のような酩酊感をもたらし、
 俺は普段理性で押さえつけている『獣』を解き放ってしまいそうだった。
 表面を覆っている『紳士』の化けの皮さえ剥がれ落ちる寸前だ。

 これ以上耐えられないと思った俺はキョーコの秘処から身を離し、
 羽織っていたバスローブとその下に穿いていたボクサーパンツを脱ぎ捨てた。
15110/22:2006/08/25(金) 00:35:49 ID:RN1Ay/EJ
「ほら、よく見てごらん。キョーコがあんまり色っぽく誘うから、
 こんなに興奮しちゃってるよ? やっぱり賭は俺の勝ちだったね」
 取り出したものを見てキョーコが息をのんだ。
 力強く天井に向かってそそり立った雄。
 自慢じゃないが、平均的な日本男性のものよりは確実に大きいと思う。
 初めての彼女には、ちょっと、いや、かなりキツイかもしれない。
「入れるよ」
 確認ではなく宣言をして、ベッドの脇のテーブルに手をのばした。
 しかし、避妊具を掴もうとした手は彼女によって阻まれる。
「敦賀さん。私、大丈夫ですよ? 今日に備えてちゃんと……おくすり飲んできましたから」
 潤んだ瞳をまっすぐに向けてキョーコが言った。
 俺は彼女の言葉の意味をすぐには理解できず、間抜けにもそのまま固まってしまった。
「モー子さんが、敦賀さんなら心配無用だろうけどって言って、教えてくれたんです。
 飲んでいればその……付けなくても赤ちゃんができないからって。
 私、敦賀さんとの初めてを思い出に残したいから、全部受けとめたいんです」

 もしかして、このままでいいと言っているのか?
 生で、中に出してもいいと?
 それはもちろん願ってもない話だ。だけど、本当にいいのか?
 性病とかHIVとか、心配すべきことは他にもあるだろう?
 もちろん俺は変な病気なんて持っていないが、このくらいの気遣いは、やって当然だ。
 ……だが、キョーコがいいと言うのなら、ありがたく、いや、やっぱり……。

 めちゃくちゃにしてやろうと思っていたはずなのに、
 無邪気に微笑むキョーコを見ていると、瀕死だったはずの紳士が勢いを取り戻して決意が揺らぐ。
 だが、檻に閉じこめていたはずの獣を解き放ったのもキョーコだった。
 俺の迷いを見透かすように、「どうぞ」と言って目を閉じる彼女。
 キョーコもそう言っていることだし、と獣が囁く。俺自身もその意見に全面的に賛成だった。
 最後まで抵抗していた紳士は獣に引き裂かれ、猛り狂った獣が俺に乗り移る。
「ごめんね。優しくしてあげられそうにない」
 俺は脚をいっそう大きく広げさせてM字に曲げると、膝の裏に通した手をベッドに沈めた。
 あられもなく性器を露出したまま、蝶の標本よろしく固定されてしまったキョーコ。
 これでもう脚は閉じられない。俺からも逃げ出せない。
 完全にキョーコを捕らえた俺は、高ぶった自身を彼女の入口にあてがい、
 ゆっくりと中に沈めていった。
15211/22:2006/08/25(金) 00:36:40 ID:RN1Ay/EJ
「いっ、痛……っ! やぁあ……ぁ!!」
 キョーコの可愛らしい顔が破瓜の痛みにひきつった。
 眉を寄せ、額に汗を浮かべ、目尻にはじんわりと雫がにじんでいる。
 破裂音さえ聞こえてきそうな勢いで彼女の処女膜を貫いた俺は、
 苦しみ悶えるキョーコをよそに、一切の手加減をしなかった。
 いや、正しくは夢中になりすぎて手加減できなかった。
「――痛ッ! んん、……ゃぁあ、っん。つるがさ――! あっ、はぁぁ、あんっ」
 顎をそらし、半開きになった口からは悲鳴とわずかなあえぎ声が漏れる。
 少し手加減しなくてはと思うものの、彼女の声が、しぐさが、俺にアクセルを踏ませてしまう。

「すきっ。つるがさっ……、すきなの、っん! あぁぁ……っ!」
 辛いはずなのに、次第にキョーコの声には俺を求める言葉が増えていった。
 必死の彼女は何が何だかわからないまま思いついた言葉を口にしているだけなのだろう。
 わかっているのに、名前を呼ばれるだけで許されていると勘違いしてしまいそうになる。
「俺も、好きだよ、キョーコ。愛してるっ!」

 愛、嫉妬、独占欲、猜疑心……。キョーコと出会ってから俺はいくつもの感情を知った。
 そして、今この瞬間にも、新しい感情が生まれていた。
 それはどす黒くよどんだ嗜虐心。
 涙を浮かべて痛みに耐えるキョーコの顔を見ていると、たまらなく興奮する。
 もっとキョーコの歪んだ顔が見たい。
 もっとキョーコを啼かせたい。
 その一心で狭い道を無理矢理に押し進めようとする。
 わずかに進むたびに聞こえるぎちぎちと何かが軋むような音。
 おそらくは引き裂かれるキョーコの躰が上げている悲鳴だろう。
 それをもっと聞きたくて、ぐっとさらに押し込んだ。
15312/22:2006/08/25(金) 00:38:14 ID:RN1Ay/EJ
「んっ」
 きつく締まる膣口の気持ち良さに、俺の口からも声が漏れた。

 セックスそのものは初めてじゃない。
 相手を数えだしたら両手の指では足りないくらいには経験してきた。
 なのに、これほどまでの快感を得た記憶はない。
 とんとご無沙汰だったからだろうか。
 いや、そうじゃない。相手がキョーコだから特別なのだ。
 キョーコ以上に深く愛した女はいない。だからこそ余計に感じているのだろう。
 そう結論付けてはみたものの、キョーコは俺が今まで抱いてきた『彼女』たちと明らかに違う。
 これまでのセックスが『入れるだけ』ならば、
 キョーコとの行為は『どろどろに溶け合う』くらいの差があった。

 違いを感じる理由は、おそらくメンタルな面だけではない。
 俺は彼女のナカが俺の知る女体とは違うことに気付いた。
 入口の締め付けがキツイのはわかる、初めてなんだから当然だ。
 だが、その先。比較的ゆるいと油断していた彼女の膣内に、再びきつく締まる場所があった。
「二段締め――!?」
 違う。さらに奥にもう一箇所。
 合計三箇所で俺の欲棒をぎゅうぎゅうに締めつけてくる。
 咬みちぎられそうなほど強力に迫ってくるかと思いきや、
 少し進めると、今度は奥に誘うようにざわざわ蠢く場所が現れる。
 そんな矛盾した場所が交互に出現しては、俺を翻弄する。
 まるで別の生き物を飼っているかのような、キョーコのナカ。
 進むのを止めても、迫ってくる壁がやわやわと俺を包み込んでじっとしていられない。
「すごっ……」
 散々自信がないなんて言っていたくせに、イイものを持っているじゃないか。
 初めて味わう感覚に手玉に取られそうになりながら、俺はキョーコの一番深いところへと辿り着いた。
 その頃にはすでに息もあがり、経験者の余裕など吹き飛んでいた。
15413/22:2006/08/25(金) 00:38:52 ID:RN1Ay/EJ
「キョーコ。全部入ったよ」
 俺自身を下の口でくわえこんだキョーコは全身を赤く火照らせていた。
 汗をにじませた二人の肌はある一点で繋がっている。
「あんなに大きいものをどこにやっちゃたんだろうね」
「そんなの、しらな……」
 ぐちょぐちょに濡れた結合部を見るようにうながしたが、
 ぐったりとベッドに沈み込んだキョーコは首を振るばかりで、目を開こうともしない。
「動いていい?」
 返事を聞く前に俺は動いた。
 嫌だと言われても止める気なんてない。
 半ばまで引き抜いて、勢い良く突き上げる。
「――――!?」
 大きく目を見開いてキョーコが声にならない悲鳴をあげた。

 長い間人目に晒されず、空気さえ触れられなかった聖域に土足で踏み込んだのは俺。
 傷つけられたその場所を何度も固いモノに擦られて痛みを感じないはずがない。
 最初は優しくしてあげようと思っていたはずなのに、
 解き放たれた獣のサガには勝てなくて、俺は本能のおもむくままに何度も何度もキョーコを貫いた。


 キシッ、キシッ、キシッ……。

 律動に合わせてベッドが軋む。


 くちゅ、くちゅっ、ぐちゅ、ぐちゅ……。

 掻き回されたキョーコの中で粘液が卑猥な音を立てる。


 はぁぁぁんっ、あっ、あっ、あっ、ああぁ……んっ!

 そして、俺が最も聞きたかったキョーコの嬌声。
15514/22:2006/08/25(金) 00:40:52 ID:RN1Ay/EJ

 動き始めた直後は苦しげなうめきが多かった彼女の声にも、
 律動を繰り返すうちに甘いものが戻ってきた。
「あぁっ! あん、あぁ、はぁっ……るがさん、すきっ、はぁ……あん、もっと……」
 腕を俺の背中に回してしがみつき、いつしか自分からねだるようになったキョーコ。
 耳元で繰り返される切なげな喘ぎ声がたまらない。

 キョーコの昂揚に比例して、キョーコの中も動きが激しさを増していった。
 まるで数千の蛇が不規則にうねりながら巻き付いているかのような感触。
 まったく先の読めない動きで、俺自身からすべてを搾り取ろうとするように蠢いている。
 限界だ。
 俺は何も考えられなくなり、猛った部分から、ため込んでいた欲望を数回に渡って放出した。


 放出を終えてもまだ満足していなかった俺は、乱れてしまった息を整えて
 意識を手放したキョーコを繋がったまま向かい合うかたちで膝に抱え直した。
「……っく!」
 達したばかりの彼女の局部は小刻みな痙攣を繰り返していて、
 同じく達したばかりの俺の局部は、そんな彼女の動きに煽られて再び固くなっていく。
 腰を振って下から突き上げるたびにキョーコの小振りな胸がぷるんと揺れた。
「ん……」
 激しく繰り返される俺の動きに、キョーコの意識が浮上する。
「おはよう。第二ラウンドはもう始まってるよ?」
「!?」
 キョーコはさっきと体勢が違うことに驚いたようだったが、すぐに俺の動きに合わせて喘ぎはじめた。
 腕を首に回されると俺が支えてやる必要はなくなって、空いた両手を両の膨らみに添える。
「キョーコも、腰、動かして」
「や、ムリっ……」
「一緒に気持ちよくなりたくないの?」
「なりた……けど、そんなことできな――ああぁっ!」
「どうして? まだ恥ずかしがっているの? もう俺、キョーコの恥ずかしいところ全部見ちゃったのに?」
「むーーーーっ」
「お願い。キョーコ」
 キョーコが似非紳士スマイルと命名した笑顔を浮かべて懇願する。
 この顔を見せると彼女は拒めない。
 渋々と、しかし次第に嬉々として腰を振り、俺たちは快感という名の海に溺れていった。
15615/22:2006/08/25(金) 00:42:31 ID:RN1Ay/EJ

 座位でのセックスでキョーコは再び昇天してしまった。
 俺も気が遠くなってしまったが、それは短い時間だったように思う。
 幸せそうな顔でまどろむキョーコの頬を撫で、汗で前髪の張りついた額にキスを落とすと、
 キョーコが小さく身じろいだ。
「つるがさん……だいすき」
 未覚醒の状態での可愛いつぶやき。
 こんな嬉しい言葉を貰ってしまっては、もっともっと可愛がってやりたくなるじゃないか。
 衝動に身を任せてこのまま彼女が目覚める前にいたずらしてやろうかとも考えたが、
 さすがにキョーコのナカがすごいことになっていたので、一旦結合をとくことにした。

 まだまだ元気なソレをゆっくりと引き抜くと、蓋をするものがなくなった狭い道から、
 俺の吐き出した欲望が一気に流れ出てダークグレーのシーツに広がった。
 ふと、白濁した粘液に混じる一筋の赤いものに目が吸い寄せられた。
 それはキョーコの破瓜の証。
 俺がつけた傷口からにじんだもの。
 そのことに罪悪感を感じているのは紳士を気取った『敦賀蓮』。
 彼女を征服した喜びに打ち震えているのは猛々しい『獣』。
 素の自分が獣に近いということを、俺は嫌というほど知っている。

 醜い感情という名の嵐が吹き荒れた跡を見てしまった俺は、いたたまれなくなって視線をそらした。
 そこで不自然に握られたキョーコの拳に気付いた。
 破瓜の瞬間も、抱き合って頂点を目指していた時も、彼女の手は背中にまわされていた。
 自分の欲求を満たすことに夢中で気づかなかったが、そういえば、爪を立てられた記憶がない。
 まさかと思い、固く結ばれた指を一本ずつほぐしてやると、
 その下から爪が食い込んで赤くなった手のひらが現れた。
「爪……、俺の背中に立ててくれれば良かったのに」
 芸能人は体が資本だということを気にしていたのだろうか。
 いや、彼女のことだから、俺が敦賀蓮ではないただの男だったとしても、
 恋人の肌に傷を付けまいと耐えるだろう。
 獣には不釣り合いなほど尊い乙女。
 キョーコのメルヘン思考が伝染したのか、そんな構図が俺の脳裏に自然に浮かんで、
 傷ついた手のひらに敬愛を表す口づけを落とした。
15716/22:2006/08/25(金) 00:44:23 ID:RN1Ay/EJ
 内股にまとわりつくそれをティッシュで丁寧に拭き取っているとキョーコが気付いた。
「あ……、すみません。私……」
「起きなくていいよ。まだキツイだろう?」
 息を吹き返した紳士のおかげで、キョーコに優しい言葉をかけてやることができた。
「少しつらいけど、大丈夫です」
 そう言って、キョーコは俺の気遣いを断って身を起こした。
「敦賀さんにしてもらって、とても気持ちよかったです」
 そして俺に「敦賀さんは?」とでも尋ねているかのような上目使い。
 誘わないでくれ。
 ようやく獣が眠ったんだから。
 アイツを起こすと、またキョーコを襲うことになるのは目に見えていた。
「俺も、すごく良かった。ごめんね、初めてなのに俺ばかり夢中になって。
 次からはもっと優しくするから」
「敦賀さんは充分優しいです。私みたいな子を愛してくれるんですから」
 それはどういう意味?
 キョーコはまだ自分に魅力がないと思っているのか?
 色気も女らしさもないと言い切った愚かな男の言葉に捕らわれたまま、
 俺が百万回の讃辞を贈っても、アイツの一言には遠く及ばないのか?

 急に黙り込んでしまった俺をキョーコが不安そうに見上げていた。
「もしかして、私、また敦賀さんのイラツボ突いちゃいましたか?」
「怒ってるわけじゃないよ。ただ、どう言ったらキョーコに自分の価値を
 気付かせることができるのか考え込んでいただけ。
 ……ちゃんと拭いてあげるから、もう少しじっとしてて」
 俺は繚乱の後始末を続行するため、粘液がべっとりと付着したキョーコの下腹部に手をのばした。


「……はぁ、っはぁ、ん。つるがさんの手つき、いやらし……です」
「そんな声を出して……。まったく、君は俺を誘ってるの?」
 「誘ってません!」と言われるのを覚悟してたたいた軽口だったが、
 キョーコはいつまでたっても言い返して来なかった。
「どうしたの?」
 キョーコの目はティッシュを掴んだ俺の手に向けられている。
「敦賀さんの体、私がきれいにしてあげます」
「は!?」
15817/22:2006/08/25(金) 00:45:47 ID:RN1Ay/EJ
 キョーコはベッドの上に脚を投げ出して座っていた俺の胸に顔を寄せた。
 俺がやったことの真似だろうか。
 小さな舌をぺろりと出して、首筋から鎖骨、鎖骨から胸の頂き、腹筋のくぼみをつたって臍へ……。
 そしてさらに低い位置、さんざんキョーコを苛めた凶器のもとへと降りていく。
 
 キョーコの顔の前ではさっきよりもわずかに小さくなった俺自身が自己主張していて、
 彼女は情事の名残りをまとったそれを、少しの迷いもなく口に含んだ。
「!?」
 突然のことに俺は驚いた。
 初めての彼女がこんなことをするなんて、一体誰が思うだろうか。
 両手を竿に添えて、舌をちろちろ動かして、欲望の残滓をきれいに舐め取っていく。
「キョーコ。何、してるの?」
「こうすると男の人は悦ぶって聞いたから。敦賀さんはお嫌いでしたか?」
「いや。嫌いではないよ。うん……、まあ、嫌がる男はいないだろうね」
 それどころか、大抵の男は小躍りするに違いない。
 俺もいつかはキョーコにこれをさせたいとは思っていたが、
 まさか最初から、しかもキョーコの方からしてくれるなどとは予想もしていなかった。
「こんなことどこで覚えたの?」
「モー子さんに……」
 キョーコは言いにくそうに口ごもった。
 琴南さん。何も知らないキョーコになんてことを吹き込んでくれたんだ。
 いや、責めるわけじゃないが、どうせなら俺が一から教えたかった。
「琴南さんって、もしかして遊んでる人なの?」
「まさか! モー子さんは勉強家なんです! いつか演技の役に立つかもしれないからって
 小説や脚本もすごくたくさん読んでるし、古今東西の映画やドラマも 
 速読と速聴をマスターしてて……。それで色々、助言を……」
 俺が黙っていたせいか、キョーコの声は小さくなっていった。
 琴南さんの守備範囲には官能小説やAVでも含まれているんだろうか。
 キョーコに閨房術を教えるのは俺だったはずなのに。
 再びムッとしてしまった俺に、キョーコの顔色が変わった。
「あの、私、何か間違ったことをしているんでしょうか?」
「そんなことないよ。だから、もっと、して?」
 キョーコはにっこりと笑って俺の股間に顔をうずめた。
15918/22:2006/08/25(金) 00:46:50 ID:RN1Ay/EJ
 わずかにざらついた熱い舌の表面が敏感な先端にまとわりつき、腰が震えた。
 丁寧にスロートを繰り返すキョーコの淫らな表情に煽られ、そこは瞬く間に成長していく。
 俺は上手に奉仕してくれるキョーコの頭を撫でた。
 髪に手櫛を入れ、さらさらと流れる栗色の糸を指に絡める。
「上手……だね。本当に、初めて?」
「初めてですよ。他の人になんか、頼まれたってしません」
「じゃあ、俺が頼めばしてくれるんだね」
「敦賀さんが望むのなら」
 下半身を染めていた二人分の愛液をきれいに舐め取ると、キョーコは大きく膨れ上がった亀頭を口に含んだ。
 丁寧に、丁寧に、肉棒を慈しむキョーコ。
 唇と歯と舌を使って丁寧に刺激を与えながら、くちゅ、くちゅ、くちゅっ、と音を立てる。
 キョーコは上目使いで俺の顔色を窺いながら、イイいところを確実に攻めてくる。
 先走りを飲み下され、俺はこらえきれずに言った。
「っは、……気持ちイィっ……」
 急速に下半身に血が集まっていくのがわかる。
 そのときが近いことを悟った俺は、彼女の頭を掴んでぐっと下半身に押し付けた。
 高ぶった俺自身を喉の奥へと押し込まれ、キョーコの顔つきが変わった。
「んがふ……っ!? はぁ……、ぇ……っ!」
 息が苦しいのか、彼女は涙を浮かべて暴れる。
 これまで愛してくれていた俺自身を引き抜こうとする。
「まだダメだよ」
 強引に根本まで咥えさせて、腰を動かす。
 激しい律動の後、全身を毛穴を開かせてその衝動はやってきた。
「っ……キョーコっ。全部飲んで!」
 そして俺は本日三度目の絶頂を迎えた。
16019/22:2006/08/25(金) 00:48:55 ID:RN1Ay/EJ
 げほげほと咳き込みながらも、キョーコは俺が放ったものを飲み干してくれた。
 口の端からこぼれた精液を手の甲で拭うと、酷いことをした俺に向かって微笑みさえ浮かべてみせる。
「気持ちよかったですか?」
「怒らないの?」
「なぜですか? 敦賀さんに悦んでいただけるのなら、私、もっともっとがんばれますよ」
 まいったな。
 俺の中で獣が元気いっぱいに駆け回っている。手が付けられそうにない。
 無邪気な顔でもっとがんばると言われて、紳士までもがぐらぐらと揺さぶられている。
「次は何をしたらいいですか?」
 あくまで主導権は俺に握らせてくれるつもりらしい。
 君はいったいどれだけ無防備なんだ? 男というものの生理をまったくわかってない。
 琴南さんから色々教わったと言っていたが、男はオオカミという格言だけは聞き逃したのか?
 不思議に思った俺は思ったとおりに聞いた。
「琴南さんには他にどんなことを教わったの?」
「何も……」
「本当に? 官能小説を読んだり、AVを鑑賞したり、
 彼女に直接レクチャーしてもらったりなんてしてないの?」
 キョーコはぶんぶんと首を振る。
 だが、俺は彼女が嘘を付くときの癖を見逃さなかった。
 うしろめたいことがあるとき、キョーコは目を合わせてくれないのだ。
 純粋無垢な少女だと思っていただけに、これは結構ショックだった。
「本当に、これ以上は何も聞いてないんだね?」
 嘘がばれているとは気付かずにこくこくうなずくキョーコ。
「じゃあ、俺がもっとすごいことを教えてあげるよ」
 本当はもっと時間をかけて一つずつ開拓していくつもりだったが、そんな決意など忘れることにする。
 これからすることは、俺に嘘をついた罰だよ。
 キョーコを四つん這いにさせて、お尻を突きださせた。
 キョーコの顔は羞恥に歪んでいる。
 だからそんな顔したって、俺を悦ばせるだけなんだって!
「やだっ……恥ずかしいです。見ちゃ、ヤ……んっ!」
 俺はひくひくと誘うように蠢く秘処に指を入れ、あふれる蜜をかき出した。
 トロトロの粘液を指に絡め、艶やかな牡丹の上に咲いた雛菊になすりつける。
「ん……、ふぁ……っふ、つるがさんっ、んっあぁ、そこっ……ィイっ! っん? ……ひあっ!?」
 俺を欲しがっている入口ではなく、本来一方通行のはずの出口を攻めると、
 彼女の口から戸惑いがちな悲鳴があがった。
「キョーコの3つ目の『初めて』も、今ここで頂戴?」
16120/22:2006/08/25(金) 00:50:23 ID:RN1Ay/EJ

「な。つるがさ……、どこに、指っ! そこ違っ……、あぅッ!」
「今日はここまでする気はなかったんだけどね。
 キョーコがあんまり可愛いから、我慢できなくなっちゃった」
「やっ、――痛っ!」
「お尻も公平に愛してあげるよ」
 悲鳴を聞かなかったことにして、俺は親指をぐっと押し込んだ。
「――――!」
 今度の絶叫は声にもならない。
 付け根まですっぽりと埋めると、びちゃびちゃに濡れた牡丹にも指を這わせる。
「イャぁあぁぁ、きたな……やだぁっ。つるがさ、やめ、……抜いてぇ」
「キョーコの躰に汚いところなんてないよ。だから俺に全部任せて」
 親指はお尻、中指と薬指は膣に入れ、彼女の躰を中から揺すった。
 うすい壁一枚を隔てて指が動いているのがはっきりとわかる。
 自身を挿入していたときはわからなかった小さな凹凸、触れるとヒクつく肉壁、
 それらを触診さながらに一つ一つ確かめていく。
 激しい動きにキョーコは体を支えることもできなくなり、だらしなく上半身をベッドに沈めた。
 臀部だけが高く掲げられ、同時に与えられる強烈な刺激に脚をガクガクと震えさせる。
 淫らな穴からはとろとろと蜜が流れ出し、俺の手首をつたって流れ落ちた。
「あひゃ……っん!! っ…あ、あっ、あっ、あっ、ヒィっ……!」
「もう少しがんばって。最後に俺のを入れなきゃいけないから、
 ちゃんと指で慣らしてあげる。ほら、一本増やすよっ」
 一旦すべての指を彼女の中から取りだして、お腹の下にクッションをあてがってやる。
 いい具合に俺に向けられたお尻の穴に、蜜でどろどろになった指を再度ねじ込んだ。
「あ”あ”あ”ぁっ――!?」
 ちょっと可哀相かな。
 でも、こうしないと俺のが入らないし、いきなり入れるよりはいいよね?
 ぐりぐりと穴を広げるように何度も角度を変えて攻める。
「――ったひぃ。こわ……れりゅ、ヤぁ、ひゃめ! ……っ、ひゃけりゅ、裂けゆぅ――」
 キョーコは回らない舌で何事か訴えている。
「おねが……、つるが……ぁん、ゃめて、ひゃめぇぇぇえ……」
 一つになる瞬間に想いを巡らせていた俺は、キョーコの嬌声を無視し続けた。
16221/22:2006/08/25(金) 00:51:53 ID:RN1Ay/EJ
 その後、とうとうキョーコは声を上げて泣き出した。
 獣と紳士と一緒になってキョーコを苛めぬいていたものの、
 そのあまりに悲痛な叫びに負けて征服を断念した。

「ごめんなさい。ごめんなさい……」
 悪のりしたのは俺の方なのに、キョーコは謝罪をやめない。
「俺こそごめん」
 泣き続ける彼女を抱き寄せる。
「キョーコが嫌がるならもうしない」
 なんでも受け入れてくれるような錯覚に陥っていたが、
 俺はようやく彼女がついさっきまで処女だったということを思い出した。
 純潔を失い、口の中まで犯され、その上お尻まで。
 初めての行為でこれはやりすぎたったと、今さらながらに気付いた。
 だが、俺を責めてもいいはずのキョーコの口から、暴挙をなじる言葉は出てこない。
「敦賀さんごめんなさい。敦賀さんの期待に応えられなくて。次はがんばりますから……だから」
 そこで涙をためての上目使い。
 これが計算だとしたら怖いが、キョーコがそんなことをするはずもなく。
「嫌いに、ならないで……。私を置いて、どこかに行ったりしないで」
 俺はすがりついてくる細い体をぎゅっと抱きしめることしかできなかった。


 最低だ、俺。
 キョーコは初めて手にした愛を前にして戸惑っているのに、
 二度と失うまいと必死になっているのに、
 俺は彼女の不安に気づきもせず、何をしても許されるような気になっていた。
 彼女に無理を強いて追いつめていた。
「嫌なときは嫌だと言って。俺はそんなことくらいじゃキョーコを嫌いになったりしないから」
 俺はキョーコを愛さなかった母親とは違う。キョーコを捨てたアイツとも違う。
 俺は昔からずっとキョーコを見ていたのだから。
「ん……。だけど、敦賀さんにもっと悦んでほしかった」
「十分だよ。キョーコはよく頑張ってくれた。ごめんね。こんなことでお詫びになるとは思えないけど
 散々俺が好き勝ってした分、今度はキョーコのお願いを聞くよ」
 何かして欲しいことはある? 何か欲しいものはある?
 俺はどんな願いでも叶えてやるつもりで言った。
16322/22:2006/08/25(金) 00:55:23 ID:RN1Ay/EJ
 キョーコの願いは――。

「――んんっ! あぁ……ぁぁんっ。はぁ、はぁっ、はぁあぁん……」
 腹這いになったキョーコの腰を掴んで背後から何度も貫く。
 クッションに崩れ落ちて意識の朦朧としたキョーコからは恥じらいが消えて、
 素直に俺の欲望を飲み込んでくれる。
 パンパンという軽快な音を立てて、あっと言う間に慣らされてしまった秘処に出入りする。
「すき、つるがさん、すき……すきなんですぅ!」
「俺も好きだよ。キョーコのことを愛してる!」

 ――キョーコが願ったのは、ただひたすらに俺に愛されること。

 乱暴でも優しくてもかまわないから、もっと愛されたいと彼女は願った。
 そんなこと、わざわざ頼まれるまでもなく、俺はキョーコを愛し続けるのに。
 けれど不安にさいなまれている彼女と、罪の意志にさいなまれている俺の考えることは一つしかなく、
 肌を重ね、躰を求め続けた。
「キョーコ、出していいっ!?」
「ぁん! つるがさん、イってェェェっ!」
 互いを貪ることしか考えられなくなった頭で思い描くのはたった一人の最愛の人。
 そして、俺たちはどろどろに溶け合って一つになった。



 
   彼女を抱く前と後で確実に変わったことがある。
   俺でさえ持て余していた獰猛な獣が、まるで子猫にでもなったかのように喉を鳴らして甘えている。
   いつか俺の紳士の皮を見破ったように、獣まで飼い慣らしてしまうなんて、
   やっぱりキョーコはただものじゃない。

   キョーコは俺が離れていくことを恐れているが、きっとこれからは俺の方がその恐怖に怯えることになるだろう。
   この想いは、この快感は、知ってしまったら手放せない。
   気付かされてしまった俺はいっそう深く彼女を貫いた。
   この躰に俺を刻み込んで、二度と忘れることができないように。

   二度と、遠く離れることがないように、愛してるの言葉とともに。




                                ―― 完 ――
16427(=前スレ648):2006/08/25(金) 00:56:29 ID:RN1Ay/EJ
も、萌え尽きました。
言いたいこと(主に言い訳とお詫び)はたくさんあるのですが、とりあえず一言だけ。



 夜 の 帝 王 バ ン ザ ー イ ! ! ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
165名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:04:58 ID:wGcJvAFF
>>164様、逝っちゃダメーっ!!
リアルで遭遇GJっす。

エロイ、エロイヨ帝王……(*´Д`)ハァハァ
166名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:07:25 ID:PEEWU0Ce
リアルタイムキタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
GJ!!
キョーコのけなげさと蓮の変態っぷりがたまりませんなぁ(*´Д`)ハァハァ
167名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:10:06 ID:AYe3bL3M
>>27
待て!
逝 っ ち ゃ だ め だ ー ! !

にしてもGJ!!濃い工口で(*´Д`)ハァハァが止まんねえよ…!
てゆーかキョーコ名器説に萌え。そりゃ蓮もがっつく罠。
ここ最近の変態祭りすげー(・∀・)イイ!!
168名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:18:11 ID:W35Lf4pl
初のリアル遭遇ヽ(^o^)丿
GJです。

うあぁ〜今夜眠れるかしら(*^_^*)
169名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:38:04 ID:McDq3L9k
>>27
GGGGJ!!すごい!
初めてなのにやりすぎ(*´д`)イヤーン
美形で変態な蓮、たまりませんな。
あと、モー子さんに何を教えてもらったのか気になる〜
170名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 02:04:56 ID:rlpvJPoi
>>27
サディスト蓮キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!
GJGJ!てか表現が豊富でsugeeeeeeeeee!!
Mなキョーコにも禿げ萌えた(*´Д`)ヒモパンハァハァ
171名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 03:59:14 ID:A1ClbWaf
>>27
GJ!GJ!GJ!
てか最近の本誌でのモー子さん不足に欠乏症になりかけてたんで
潤いを与えてくれてありがとう!
読んだ後も妄想爆発してたよww
172名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 21:37:54 ID:6WhpzuWZ
キョーコを調教する蓮て禿げ萌える( ゚∀゚)=3

>>141
場所・・・もはやこのスレでは定番かもしれんが
楽屋やロケ先のホテルなど誰かに見つかりそうな危険性があると(*´Д`)ハァハァ
ホテルじゃなくて旅館とかいいな。
いつふすまが開けられるともわからないうえに浴衣がプラス。
あと突然だが観覧車・・・は時間短すぎですか。
173名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 22:25:38 ID:kH0d912/
>>172
福岡のマリノアのやつ(エアコン装備で快適無敵)が
所要時間20分で最長だったと思うが…物理的に可能なもん?

…あ。2周貸し切り(40分)アニバーサリーシートとかあるw
ttp://www.evergreenmarinoa.com/html/sd07.html
これキョーコとか普通に喜びそうw
174名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 22:45:15 ID:tfFzTqWj
>164
GJ!!
蓮側からのエッチ描写にスゲー萌えますた。
たまに蓮一人称ってのがあっても、女っぽい(女性が書いてるなあという意味)感じがしていたんですけど
これは本当に男性の感覚っぽい。
文章力すばらしいです!
175名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:19:12 ID:tfFzTqWj
>107=>46です。
吉原花魁話、大体出来上がりましたが落とせなくなりました。
救いようがない悲恋でしかも長編
エロは量的にはあるんですが、刺身のツマ以下のインパクトになってしまいました。
(実は私、ツカミ屋です。
 常からスレ違いぽいのばっかり書いている自分が言うんですから、これはもうマジにスレ違いのSSです)
でもエロ削ってもマロンに落とせるようなテーマでもなく。
かと言って蓮キョは外したくなく、個人HPを作る気もなく(管理できない)。
行き場を失ってしまいました。

なので、もっと本格的に書き直ししながら、落とせる場所をぼちぼち探したいと思っています。

ただ皆さんの小ネタを多少使わせていただいておりますので
もし場所が見つかったら連絡するという条件で、このまま使用させてもらえばと思い書きました。
勝手をいいますが、よろしくお願いいたします。
176名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:32:02 ID:svmR+XR+
ここのネタを使っていて、しかも少しでもエロがあるなら、
十分ここに落としていただいて大丈夫だと思うのですが…
177名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:50:57 ID:McDq3L9k
やっと週末が来た。うれしい。

場所かぁ。どんな場所がいいかな。まだ出てないやつ…。
まず室内は?蓮の部屋で。
ベッドルーム、キッチン、バスルーム、リビング、トイレ、玄関…どれも出尽くしてるか。
こないだのキッチンの話はエロかった…。

他、和室は…花魁とかで出てるね。和風って、すっごくエロい。

うーん、屋外は…
こないだのベランダの話はすごく興奮した。
あと、前スレの軽井沢の沢のほとりも、無人島もよかった。

その他として、車や飛行機の中とかは?窮屈そうだけど。

あぁーだめだ。平凡なシチュしか出てこない。神様達すごすぎるよ。
178名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:16:42 ID:NK4Gus3V
場所?もちエレベーターで!!

神様降臨しまくりで萌え死にそう。

179名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:41:36 ID:VRrt67oh
>>175
ツカミ屋さんの作品をいつも読ませていただいてます。
>スレ違い
何をおっしゃる!(*´д`*)GJデスヨ!
いつも萌えをありがとうございます!
私もここに投下しても大丈夫だと思うけどなぁ。

>>178
エレベーターかあ。
キョーコと蓮が2人閉じこめられたり。
蓮のマンションのエレベーターとか。住民(蓮)のプライバシー厳守されそうだし。
180名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:52:40 ID:VRrt67oh
>エレベーター
LMEのエレベーターはどうだろう。高層ビルで夜景が綺麗とか。
連投スマソ。
181名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:57:11 ID:vXQYrQwo
会社はどうかわからないけど、住居用のエレベーターには防犯用の監視カメラが付いてるはず。
でもって緊急停止ボタンでも押そうものなら管理会社に連絡が行って30分前後で保守業者が到着。

ここはひとつ、蓮がコーンを拾ってあげた人気のない階段で!!
エコーがかかるから声は出せないし、人が来るかもしれない絶好のロケーション!
182名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:13:39 ID:6GopMuEe
話題になってる、エレベーターの中じゃないけど、投下させてください。
183:2006/08/26(土) 03:15:35 ID:6GopMuEe
ドラマの収録が長引いて部屋に帰ると、何故かキョーコが俺のシャツを着て寝ていた。
付き合い出して、そろそろ半年。
お互い、仕事が忙しくてなかなか会えない中、偶然、明日は二人ともオフだから一緒に食事をとろうと約束をして、
「キョーコさん、これはどういうコトかな?」
帰ってきたら、シャツ一枚で、一人掛けのソファの上で寝てるなんて、一体、何のサービスですか?
「……ぅん?」
立ち尽くして見ていると、キョーコが目を覚ました。
「……っ!つ、敦賀さん!何で居るんですかっ!?」
俺を見つけてのその慌てっぷりを見ると、どうやら、俺の帰宅は予定になかったらしい。
「ん?今、帰ってきたんだよ」
ソファの上で慌てるキョーコに近寄り、
「駄目だった?」
笑顔で詰め寄る。
「ぃぃぃ、いえ、そういうワケじゃないですが、」
慌てて逃げようとするキョーコを、ソファから離れられないように上から覆い被さり、深く口づけた。
「ただいま」
「おかえりなさい」
「これは、何のサービス?誘ってるの?キョーコ」
おそらく、違うであろう質問をすると、
「いえっ、決してそういうワケでは…」
案の定、逃げようとする。
「駄目だよ。逃がさない」
184:2006/08/26(土) 03:18:03 ID:6GopMuEe
キョーコの手を肘掛けに縫い止め、口腔内をまさぐった。
「んっ、ん、んむっ」
舌を絡めとり、唇を吸って、
ぴちゃっ。くちゅっ。
わざと音を立てる。
「っ、つるがさんっ、待って!」
「待たない」
キョーコの着ているシャツに手をかけ、3つほどボタンを外して胸を露わにする。
「そんな格好で俺を煽るキョーコがいけないんだ」
くちゅ、ぬちゅと口内を犯しながら、両手で胸を揉みしだき、くりくりと乳首をいたぶる。
「あっ、煽ってなん、か、」
「ないこと、ないだろ?」
口答えが出来ないように口を塞ぎ、更に激しく舌を動かす。
「んふっ、ぅんっ」
濡れた水音と胸への愛撫に煽られ、高ぶるキョーコのショーツの中に、片手を差し入れると、
「んうっ!!」
ビクりとキョーコの躰が跳ねた。
ショーツに入れた俺の手を抜こうとのばされたキョーコの手を無視して、肉芽をはじき、こすり、ぐりぐりとこねくり回す。
「んん、んむっ、んふっ、んっ、んうっ!」
キョーコの手が俺の手をギリギリと締め付ける。
知ってるよ、キョーコ。
コレが好きなんだよね。
きっと、コレの下にある君の秘所は、今頃、大洪水になってるんだろうな。
185:2006/08/26(土) 03:19:11 ID:6GopMuEe
「ふっ、うんっ、んふっ、んんんんっっっ!!」
ビクビクとキョーコの躰が跳ねると、口を話して顔を覗き込んだ。
「いやらしいね、キョーコ」
俺の言葉に、紅潮した頬を、さらにカァっと朱に染め、いじらしい目で俺を見る。
「そんなコト…」
「ないわけないだろ?」
そんなに潤んだ目をして俺を煽るくせに。
「ここ、こんなに濡れてる」
肉芽の下、密の溢れる秘所に中指を差し込むと、くちゅりと音を立てて易々と飲み込んだ。
「あっ」
「ほら。音がするだろ?」
ぐちゅぐちゅと音を立てて内壁をする。
「さっきイッたばかりなのに、こんなに締め付けて」
「いやぁ」
嘘つきだな、キョーコは。
こんなにトロトロに溶けてるくせに。
「やっ、つるがさんっ」
指を増やして、ぐちぐちと攻め立ててやると、キョーコはさらに嬌声をあげた。
「あっ、ん、あんっ、あっ、あぁんっ」
ぬるぬると濡れた襞が俺の指を締め付ける。
「いいよ。イッて」
もう、そろそろだろう?
ほら、ここを擦られると、
「やぁ、んああああんんっっ!!」
簡単にイッてしまう。
はあはあと荒い息なんか、整える暇なんかないよ。
「あっ!だめ…、だめぇっ」
186:2006/08/26(土) 03:20:35 ID:6GopMuEe
イッたばかりの内襞を、さらに指を増して擦る。
「やっ、つる、がさんっ!」
物欲しそうな潤んだ目で俺を見上げるキョーコ。
「も、おねが、ぃ」
そうだね、そろそろのはずだ。
「何を?」
おねだりしてごらん?
「やぁ、そん、なの、言えな…」
いじめられると君は、扇情的に俺を煽る。
「言わないとあげないよ」
「いっ、じわ、るぅ…」
限界が近いね。
「ほら、」
言ってごらん?
「……っ、つ、つるがさんのでイカせてぇ」
よくできました。
「イッたばかりなのに、もう欲しいの?」
いきり立ったモノにゴムを被せ、キョーコのショーツを脱がした。
両足を肘掛けに掛けさせ、
「見て、キョーコ」
俺自身を秘所にあてがう。
「いやっ、見れない」
イヤイヤと首を横に降りただをこねるキョーコに、
「見ないとあげないよ?」
くちっ、と先端で煽ってやる。
そう、その顔。今にも泣き出しそうな濡れたまつげと、物欲しそうに揺れる瞳、シャツ隙間から覗く紅潮した肌と、胸。
たまらない。
「そのまま、入るトコ、しっかり見て」
腰を進めると、すんなりと入り、
「んああっ、」
キョーコの濡れた襞がきちゅきちゅと俺を締め付ける。
「あっ、あんっ、やんっ、」
187:2006/08/26(土) 03:21:21 ID:6GopMuEe
「見える?俺達のつながってるトコ」
ぐちゅぐちゅと腰を打ちつけながら、キョーコの淫らな表情に見惚れる。
「つるがさん、入ってるっ、つ、るがさ…のが、入ってるのっ」
ああ、やっぱり、
「いやらしいね、キョーコ」
「んあ、い、言わないでぇっ」
俺を締め付ける力が、だんだんとキツくなっていく。
「はっ、いいよ。キョーコ」
俺もとろけてしまいそうだ。
「つるがさんっ!イッ、イッちゃう、私、んぅっ、いくうッ!!!」
一際、高い声をあげて、キョーコの細い躰がガクガクと震える。
一度、俺のモノを引き抜き、キョーコの躰をひっくり返してソファに伏せさせ、「やんッ!さっ…きイッた、ばっかり…」
はあはあと息も整っていないキョーコを後ろから突き上げる。
「あっ、あっ、あっ、つるがさん、そ、んな、はげしくしちゃ、だめっ!だめなのッ!!」
駄目じゃないだろ?キョーコ。
ほら、こうやって、「あぁっ、あんッ、あっ、あぁんッ」
がつがつと奥まで、
「だめ、はげしッ、すぎ、」
後ろから激しくされるの、好きだろ?
「あぁんッ、つるがさんっ、だめっ、私ッ、またきちゃ」
「はっ、いいよ。キョーコっ、一緒に、」
「いくうううぅぅッ!!」
188:2006/08/26(土) 03:22:10 ID:6GopMuEe
細い躰をガクガクとしならせて、意識を手放したキョーコを見ながら、俺は、ぎゅうっと締め付ける、秘所の奥の奥で、欲望を吐き出した。


「……ん」
「目が覚めた?」
気を失ってしばらくしてから、キョーコは目を覚ました。
「大丈夫?」
「大丈夫です」
俺の差し出した水を受け取ってキョーコが言う。
「でも、激しすぎです」
顔を真っ赤にして、うつむき水を口にふくむ。
こくん、と喉を鳴らして飲み込むキョーコは、やっぱり。
「いやらしいな」
「…ぐっ、けほっ」
俺の言葉に、蒸せたキョーコは、
「もぅ、知りませんから!私、シャワーもらいますっ」
怒ってバスルームに逃げ込んだ。
仕方ないよ、キョーコ。
俺は、キョーコの好きなコトも、好きなトコロも、性感帯まで何から何まで知ってるんだから。


そういえば、
「なんで、俺のシャツ?」
バスルームまでキョーコを追いかけてて、再び、散々鳴かせた後に訊いた。
「そんなの秘密です」
頑として答えようとしないキョーコに、俺は、明日はお仕置きだな、などと馬鹿げたことを考えていた。
189名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:24:12 ID:6GopMuEe
おしまいです。


なんでキョーコは、蓮のシャツを着てたかというと、蓮が脱ぎ捨ててあったシャツを見つけて、洗濯しようと思って拾ったら、好奇心に負けて羽織ってみたんですね。
んで、蓮が帰ってくる前に着替えようと思ってたのに、匂いに包まれてるうちに安心して、寝ちゃったところを見つかったと言うわけです。
本文中に書けなかったもので、長々と、解説すいません。
190名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:26:43 ID:6GopMuEe
うおっ。
改行ミスがありました。
すいませんでしたm(_ _)m
191名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:28:54 ID:LgavyKrj
階段(*´Д`)ハァハァ
身長差のあるふたりにとてもやさしい環境でつね。
エレベーターもたまらん。
飛行機や列車ならトイレというかんじが。
普通の建物のトイレだと男子トイレの個室とか?
実際トイレ前で追い詰めてた過去もあるしなw
あとは下見に行ったどっかのホールの舞台上、店の試着室。

ところで高級マンションのエレベーターって監視カメラはついてないのかな。
まあついててもかまわんというかそれもまた倍率ドンというか
もういっそ蓮にビデオ撮影でも始めてもらってかまわんのだが。

>>ツカミ屋さん
おいらん続きだからスレ違いでもないし自分もココでもいいと思うけどなあ。
レス数的にはどのくらいでしょうか?
なんとなくだけど50くらいまでなら全然問題なく興味ない人はスルーすると思うけど。
192191:2006/08/26(土) 03:42:57 ID:LgavyKrj
リロってなかったら神キテタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!

>>182
GJ!やはり蓮のダボシャツ萌える(*´д`*)
ソファや椅子に足かけさせるって激しくエロいですねハァハァ
193名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:52:13 ID:ac/16wis
エロいよー
言葉責めの蓮に萌えたよー

↓ここを是非続編で・・・(*´Д`)ハァハァ
>再び、散々鳴かせた後
194名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 04:05:44 ID:pukAQ1jL
>>182
GJ!
二人が分かりあえてる感じが・・・いい!

>>191
変態的なんだけど、二人の最中の声が漏れて社さんが聞いてしまい・・とか
松が最中に遭遇してしまうとかそういう話が読みたいと思ったり。
第三者から見て、どうなんだろうと。
よく考えてみたら、蓮のライバルは松とかレイノとかリーダーとかいるのに
キョーコにはいないな・・これから登場するのだろうか。蓮の昔の恋人とか。
195名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 04:14:20 ID:LgavyKrj
>>194
監督やモー子さん、社長あたりに聞かれたほうが冷静かつ面白がってくれそうだw
キョーコが電話してるのにかまわず進めちゃう蓮、てのもイイ(・∀・)カモ

蓮の昔の恋人…本編じゃあんま想像できないがこのスレ的には歓迎。
嫉妬やすれ違いもそのぶん萌え+燃え要素となるはず(*´Д`)キットクルー
196名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 05:10:45 ID:kFq2HBMn
>177
非常階段の踊り場とか良いと思う・・・先客いそうだけど
197名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 05:14:13 ID:X4Yd5+E6
>>182
やっぱり”彼氏のシャツ”は萌え服ですね!
体格差がかなりあるから、きっとかなりだぶだぶだぁ…見たいー。


シチュエーション、難しいですね。
ラブシーンのリハーサルでちょっと暴走するとか…
電話と言えば以前、蓮が仕組んで電話越しに松に聞かせちゃう神作品がありましたね
激しく萌えました…

>>194
キョーコのライバル、今のところ逸美ちゃんが一番候補かな?
マリアちゃんは味方してくれそうだし。
他はモー子さんのライバルのお嬢様とか良子とか、でも小物だね。
昔の恋人は蓮にとってちゃんとした恋ではなかったから、危機感はあんまりないね。
でもキョーコは気にしそう
198名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 05:26:37 ID:pukAQ1jL
蓮は昔の恋人には未練がないけど
その恋人がキョーコのコンプレックスを刺激するタイプだったら
美人で色気があって胸があって・・って人だったら
キョーコは平静ではいられない気がするよ。。
蓮の元恋人って外国人っぽいし。
199名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 06:44:34 ID:VRrt67oh
>>182
早朝から萌えた!彼氏のシャツGJ!ブカブカなとこがさらにイイ!
きっと男にもたまらないその格好。
>>189
何て可愛いんだキョーコ!
蓮がそれ知ったら嬉しがって愛しさがこみあげるよきっと(´∀`)

>>194
遭遇イイ!とくに松が目撃すると面白い。
私はそれプラス、蓮とキョーコが「好き!」とか「愛してる!」
って連発しながら激しくエチしてるのに萌える!
愛あるエチに、松は完全敗北感。
って、松はキョーコへの気持ちを自覚してるんだっけ?
200名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 06:49:10 ID:VRrt67oh
ごめんなさい。あげてしまいました…。
逝きます。
201名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 13:52:00 ID:+TgwS+Dr
>>191
>もういっそ蓮にビデオ撮影でも始めてもらってかまわんのだが。
蓮キョAVイイネ!イイネ!!(*´Д`)ハァハァ
そんなんあったら激しく観たい。
蓮が色んなストーリーを設定して撮りまくってそうだ。w
そのビデヲを何かの拍子で松が観ちゃうってのはどうよ?
でもやっぱ激しく生エチしてるのを見てもらいたいな。ww
202名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 22:49:18 ID:bIi1+PBv
>>189さん
GJでした。鬼畜な蓮に萌えまつ
短いけど濃いエロいいね!お風呂で一体何があったのか激しく気になるよ

>>201
その設定いいんだけど蓮がキョーコの色ポーぃ顔蓮以外の誰かに見せることなさそうだよなぁ
声までが限度かな。キョーコのドラマ撮りでそういうラブシーンがあるだけでも嫉妬でぬらぬら
しちゃいそうだもんな蓮は。

>>175
つかみ屋さん
私もここでも大丈夫だと思うよ。個人的には悲恋設定は好きなので激しく読みたいです。
脳内で勝手に蓮キョ映画で共演→キョーコ報われない恋に自分と蓮を重ねて軽く欝→
見かねた蓮がそんなキョーコを聡しラブラブエチー(やや鬼畜風味)→蓮キョ愛深まる
と補充しちゃうつもりなのでぜんぜんOK!!ってか蓮キョもとに書いてたらスレ違いはないよ
203名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:02:01 ID:9HzsNxbl
d切り&ちょいと小ネタを失礼します…
全4レス。あ、怒んないで…w;
2041/:2006/08/26(土) 23:03:05 ID:9HzsNxbl

まだ敦賀さんが帰ってない時間にいきなり鳴った携帯。
あんまり掛けてくんな、って言ってもやっぱり掛けてくるんだ、あのバカショーめ。

「おい、キョーコ。こないだお前の出てたドラマさ、
 お前最終回のDVD持ってる?持ってるよな?」

「いきなりなによ、ショータロー…持ってるけどどうしたの?」

「こないだ録画し忘れちゃったんだよ。
 あれどうしても見てえ…ってなんだテメッ?!ハナで笑うな!」

「フン。アンタが私のドラマ見たいって言うなんてね〜?」

「勘違いすんな?!主役の逸美っちが可愛いんだ!
 あのコDMでもそうだし、ほんとに可愛い女のコ役合ってるよな〜
 …未だに敵役か色物脇役中心の誰かとは比べ物になんねぇぜ」

「あーそー、確かにDVD焼いてるはずだけどアンタに貸す筋合いは…」

「あ、ウソですお願いです未緒お嬢様。貸してくださいおながいします」

「誰が未緒よ?!…いや未緒だけどっ。このバカショーがっっ」

…すったもんだのやりとりの後に、頼まれたドラマの最終話のDVDを持っていった。
敦賀さんはいつも私のドラマをCD-Rに焼いて、綺麗に整理してくれてる。
…自分のドラマではめったにそんなことしないのに。
どうして?って聞いたら、自分の演技を自分で見ても反省にしかならないけど、
他の人の演技を見ることは自分の演技の幅を広げることでもあるから、って。
…そんなものなのかなぁ?ま、敦賀さんの分は私が録画してるからいいんだけど。

半ば無理矢理に次の日貸す約束をさせられて。
確かあいつ、今の時間はこのスタジオで撮りやってるって…
あ、祥子さん見っけた。じゃコレ預かってもらおう。
私は念のためドラマのDVDを一式紙袋に詰めて持っていき、祥子さんに預けた。
2052/:2006/08/26(土) 23:03:58 ID:9HzsNxbl

「あ、キョーコもう帰っちまったのかよ。愛想悪ぃな。」

ぶつぶつ言いながら祥子さんからDVDを受け取ると、祥子さんは
あんまり彼女にかまうとまた彼氏に怒られるわよ?とクスクス笑った。
別にトクベツかまってるわけじゃねぇよ、彼氏に怒られるようなまねだって何もしてねぇぞ!
…でも、ちょっとした頼みごとを頼めるやつにしたって。別にいいだろ…

しかし相変わらず律儀だよな、キョーコ。
最終話を頼んだら、全話のDVD持ってきやがった。
自分で焼いてるはずなのに、CD-Rの表面にはやたら綺麗に
タイトルまでプリントされてある。あいつこんなことまでやってんだ?
ちょっとびっくりしてたら祥子さんが横から更に笑みを深めた。
「それ、敦賀蓮がやってるんだって。彼女相変わらず愛されてるわよね〜」
…あっそ。天下の売れっ子がナニやってんだよ…
げんなりしながら、俺は自宅でDVDの電源を入れた。

せっかくだ。どこから見ようかな…
…???最終話の入ったヤツの一つ手前のCD-R、
なんでこれだけ何もラベルが印刷されてないんだ?
他のヤツはご丁寧にドラマタイトルをHPから落として印刷してるのに…
まさか…これって…
2063/:2006/08/26(土) 23:05:39 ID:9HzsNxbl

視界が微妙に定まらない画面にキョーコが潤んだ目でこちらを見ている。

「キョーコ、可愛い…ねぇ、もっと声だして?」

背景は白…多分シーツの上に横たわっていて…
剥き出しの肩口がズームアウトしていくと、
真っ白な肌に小ぶりの、つんと上を向いた乳房。
赤みを深めた果実を長い男の指が嬲っている。

「いやっ、つる、が…さん、こんな…あ、ぅん…っ」

「どうして?ビデオカメラが欲しい、って言ったのは君だろう?
 めったに一緒に出歩けないから、出かけたときとか一緒にいるときとか…
 一緒に写ったところを自分で撮ってみたいって…ね?
 綺麗だよ、キョーコ…」

息の荒くなった男のセリフと下からの突き上げに、キョーコが身を震わせる。
キョーコは胸を弄る男の手を抑えようとして…
逆に反対側の胸の先を男に咥えられてしまった。
ほんの少し角度のずれたフレームがやたら生々しくて…
小さな赤い先端をわざと舌を突き出して男は嬲る。

「これ、うまく画面に入ってるかな…?」

「や、だめ、こんなの…ひゃぅ…んっ」

「ん?だめなの?…ああ、もっと全身を入れないと記念にならないよね?」

フレームがまた真正面に戻り、所々噛まれたように紅く染まった胸から
白い滑らかな腹部、そして…大きな男の身体でM字に開かされた足の間へ…
もうそこは…太い杭に蹂躙されてぐちゃぐちゃになっていた。

浅くじらすとキョーコが懇願し…急に深く抉ってキョーコが悲鳴を上げ…
ずるずると赤黒い太い杭が真っ赤に染まったヒダを捲り上げ、突き入れ…
最初は声を抑えていたキョーコがどんどん切羽詰っていく。
一際高い声をあげて身を震わすと、今度は角度を変えて
キョーコは男の腹の上に乗り、また下から容赦なく突き上げられて…
2074/:2006/08/26(土) 23:07:40 ID:9HzsNxbl

今日はあまり遅くなかった敦賀さんが食後にPCに向かうと、
CD−Rのラックがごそっと空いてたのが気になったみたいで。
しぶしぶ、ショータローに貸したと言うと、敦賀さんの顔が強張った点目になった。

え…ナニ??えー、それって、そんな…
ナニやってるんですか、敦賀さん?!
慌ててショータローに電話を掛けると。

『…キョーコってめー、いつからそんな破廉恥な女になった?!』

『破廉恥ってナニよ?!いいから早くそのDVD返しなさいよっ
 後でちゃんとまた貸してあげるから。っとに恥ずかしいったら…』

『ぬあっ?!やっぱアレはハメ撮りか??ハメ撮りなんだなーーー?!』

ハメ撮り…?ナニそれ???
なにかハメを外して撮ったらそういう呼び方になるの??(<ある意味当たってます)
私が不思議がっていると、敦賀さんに携帯を取られてしまった。

『やぁこんばんわ。期待に添えなくて申し訳ないけど…アレはそんないいもんじゃないよ。
 でもいいアイディアをありがとう…今度試してみるよ。』

…そしてぶっちりと電話を切ってしまった。
ハメ撮りってなんですか?敦賀さん??
そう聞くと、彼は困ったように笑って…今度教えてあげるね。
でも他の人に聞いちゃダメだよ?大事なことだからね?っと微笑んだ。
…一瞬だけ背筋が引きつったのは…気のせい?かな??…だよね…??
2085/:2006/08/26(土) 23:10:20 ID:9HzsNxbl

ショータローは電話を切られた後も、しばらく顎を外して固まっていた。
ラベルのないCD-Rをすぐに返して、とキョーコにきつく言われ、
そのCDからの妄想を敦賀蓮から全否定されて…
あげくに『今度試してみる』だのとほざかれ…

まさかまさかまさか?!

開いてみた名無しのCD-Rは…

ネットで出回っているキョーコの画像&動画ファイル集だった…

(コッソリ収集してたらキョーコに見つかりそうになって隠してたらしい)
(蛇足で5レスになってゴメソorz…終ったれ)
(そして逃走)
209名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:17:19 ID:6GopMuEe
>>208
萌えっ。
ショータロー憐れ
ってか、ハメ撮りの部分を詳しく…(*´Д`)ハァハァ
210名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:38:40 ID:X4Yd5+E6
>>203
技ありGJ!
てゆーかショータローGJ!?wwww
211名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:40:32 ID:vXQYrQwo
         変態ワッショイ!!
     \\  変態ワッショイ!! //
 +   + \\ 変態ワッショイ!!/+
                       .   +                      +
      (;´Д`∩(´Д`∩)(; ´Д`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)

ネットで出回る動画の中でキョーコが蓮の名を呼ぶのは、やっぱり蓮が音声を修正したから?
そう考えると激しく萌え度うp!

>>209
同じくその部分を詳しく…(*´Д`)もらいハァハァ
212名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:46:28 ID:LgavyKrj
収集家蓮様キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!
ついでに変態ワッショイまでキター!共にGJ!
動画を集めさらに音声編集する蓮www

クソーなぜだかかわいくて萌エス(*´Д`)変態脳でスミマセン
213名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 23:52:00 ID:pFtJ0Dzn
>>211 
恐らくエロ部分は松の妄想で、結局はエロくもない動画&画像集だったんでそ。
だから松の妄想を聞いて、蓮が今度そういうプレイを『試してみるよ』と言ったんだと思う。
214211:2006/08/27(日) 00:00:55 ID:vXQYrQwo
そうなのか…。
自分はアイコラ画像を最大限に楽しもうとして奮闘する蓮に萌えたけど、
松の妄想説にもかなり説得力があるね。
どっちなんですか>>203様!
215213:2006/08/27(日) 00:10:18 ID:uzV//f1O
>>211
アイコラかー
でも顔はキョーコでも身体はキョーコじゃないんだよね。
それで蓮が満足するかどうか……
てか満足しちゃったらそれはそれでカナシス。(ノД`)
216203:2006/08/27(日) 00:14:16 ID:llTp6LYa
Σ(´д`;*)ふぉっ?!分かりにくくて申し訳ナス。
3/(>206)は松の妄想なのでし。
でも蓮が集める画像って、コラもばっちり入ってそう…
うぃにーもしっかりチェックしてそう…w;
久々にエロ書いたけどエロ少なっ…また書けそうになったら精進しましね(・∀・)
しかしハメ撮りの画面を文字起しってムズカスィ…ネ申の皆様スゴスv
217名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:20:47 ID:4BU0CG31
>>27=>>141さん(GJ!)の話の2人、1回目であれだけとばしまくりだったら、
2回目にはまた、あらゆる場所、あらゆる体位を試してそうだな(キョーコというより蓮が)。
正常位、座位、後ろからときて、騎乗位、69…。
ア○ルも…いや、でも、愛があれば。
変態でスマソ。

あと、エチの時、相手の感じてる顔が見えたり、熱っぽい声で名前を呼んだりするのにモエス。

>松が目撃
いいね。松がいるのに気づかない2人。
普通はクールな蓮の乱れっぷり、キョーコに溺れきってる様子を見てほしい。
名器説イイね!あと、キョーコのエロかわいさ。
それに加えて、2人が本当に愛しあってることを見せつけてほしい。
松は、下半身が…&嫉妬&キョーコを渇望&いい女を手放してしまったと激しく後悔したり、
様々な感情が渦巻くとか。

…って書き込もうとしてたら神キテター!
>>203、GJ!
最初、蓮が本当にやっちゃったのかと思ってドキッとしたよ。
松の想像力逞しすぎてワロスW
あと、こっそりキョーコのコレクションしてる蓮カワイス(´∀`)
218名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:03:10 ID:2mfGRV88
>>203
GJ!>(<ある意味当たってます)に禿ワロスw
219名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 02:04:19 ID:0xD3nJHU
突貫 花魁ネタ逝きます
220名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 02:06:44 ID:0xD3nJHU
三味線の音と、界隈の音がざわざわと外界から響く。
 目の前には艶やかな太夫の姿。
その美しさに一目で惚れ、その艶めかしい身体にむしゃぶりつきたいと切に願う―
「どう…されましたんえ?」
艶めいた唇が紡ぐ言葉さえ、劣情を掻き立てる。
 このまま押し倒して自分の求めるままにしたい衝動―
だが、それを抑制させる眼差し。
「こういう所は初めてで…」
苦笑まじりに自分の本心を語る。
 劣情を押し隠して。
「有名な御大尽様の一粒種。大事に御持て成しをせぇ・・と、言付かってるでありんすぇ?」
伺うような眼差しでありながら、高圧的で美しい。
 白い項が欲情を駆り立てる。
「貴女を…このまま掻き抱きたいと言えば、抱かせて貰えるのだろうか?」
キセルを含んだ唇が仄かに笑む。
「蓮様がお望みであるのなら、それを叶えるのが私の務め。なれど、私は安くありませんえ?」
挑むような眼差し。
 その視線は自分の下肢―
見られていると思うと更に血液が集中する。
 それを全て計算されている様でー
「まずは知る事から始めましょうや。」
するりと、白魚の様な足が着物の裾から現れる。
その肌の眩しさが余計に劣情を灯す。
「京…京子太夫?」
そのまま、自分の主張し始めた物を器用に足の指で挟み、扱き始める。
「−っ!!」
 突き抜ける衝動。
ちらちらと覗く、恥部。
「初心でありんすなぁ?」
クスクスと、反応を見ながら楽しまれてしまう。
 先走りの液が走り、ただヌチヌチと淫らな音が響く。
それが自分の物だと思うと更に恥ずかしさが劣情を煽る。
「は…っ…ぁ…っ」
突き抜ける快感に、ただただ身をゆだねるだけで精一杯。
 カリッと、小さく爪で先端を嬲られた―
その一抹の快感―
「あ……―――ッ!!」
ビクビクと飛沫を放つ自分の性器―
飛び散り足に飛散した精液を指で掬い、じっと見つめる視線。
「まだまだ…私を抱くには早うありんすぇ?」
妖艶な眼差しを向け、掬い取った精液を舐め取る太夫。
 どうしようもなく、この女を手に入れたいと思った刹那―
221219:2006/08/27(日) 02:09:07 ID:0xD3nJHU
続きはありません orz
 
なんとなく、坊ちゃまな蓮が太夫の京子に弄ばれる図が頭に浮かびました
 スレ汚しすみません
222名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 02:33:47 ID:swUHlRr5
>>219
GJ!!イイよイイよ〜ヘタ蓮萌え(*´Д`)ハァハァ
なんか主導権キョーコってのもありだね〜
223名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 02:41:56 ID:bDQivOUQ
>>219
うわーGJ!
キャラが普通と逆ですね。
手管に長けた太夫という新境地の演技を要求されて戸惑うキョーコ、
相談されていろいろ教え込んじゃう蓮、
そんなこんなを経ての演技…
勝手に妄想を育てて萌え萌えです。
224名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 03:43:34 ID:QBvevO68
前にクレパラで投稿させていただいた者ですが、皆様の作品に刺激されて、書き始めた私…。
長い上に携帯からの投稿なので、レス数も多くなる上に、改行もうまくいかないかもしれませんが、もう少しで完成するので投稿させて下さい。
225名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 04:27:04 ID:ntTybtd8
wktkして待ってます!
226名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 05:03:23 ID:QBvevO68
完成したので投下させていただきます。長いわらに、エロは淡白で…。
不評確実だなと不安に思いながら…。
227名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 05:13:17 ID:QBvevO68
松「お前の事が好きだ」
京「…私も…好き」

はいカッート

撮影が終わり、ザワメク中、上機嫌な人物が1人、不機嫌な人物が1人、そして、邪悪なオーラを放つ人物が…1人…


「何で、私がショータローなんかに、好きなんて言わないといけないのよ。」
ぶつぶつぼやきながら楽屋に迎う彼女。-まったく最悪だわこんな映画…。こんなシーンがあるなら、断るんだった。敦賀さんと一緒にまた演技が出来ると思って、台本も読まないうちに、引き受けちゃったのよね。どうせなら、敦賀さんと…-
なんて考えながら歩いていた彼女。
ふと前を見ると、彼女の楽屋の前に誰かが立っていた。
228名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 05:28:57 ID:QBvevO68
-すごい邪悪なオーラを感じる…このオーラって…-

近づいてみると、彼女の予想どおり、長身で美しい男の姿があった。

「つ、敦賀さん?」

やっぱりと思いつつも、予想外の男の登場に、彼女は男を見上げ聞く。

「やぁ、最上さん」

輝かしい笑顔の男の言葉に、マイナス10度の空気が流れる。
-え?どうして怒ってるの?私何かヘマをやらかしたねかしら?どうしよう…怖い-
考え込む彼女をするどく睨む男

悪の大王降臨

-とうとう私殺されるんだわ-
1人馬鹿げた妄想を浮かべだした彼女に、再び男が口を開く。

「最上さん、楽屋に入れてもらえるかな?話しがあるんだけど」

似非紳士スマイルで有無を言わさぬ男

-私には、入れないと殺るって聞こえるわ…やっぱり私を…-

と考え込もうとする彼女の思考を止めたのは、男の一言だった。

「最上さん?嫌なの?」

考え込もうとした彼女は男を見上げて困惑した。

-どうしてこんなに気づいた顔をしてるの?何かあったのかしら?-

「そんな、嫌だなんて。私がそんな事言うわけないじゃないですか!」
考え込みながらも、何とか即答する彼女。
229名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 05:47:24 ID:QBvevO68
楽屋のドアを開け

「どうぞ」

と男に彼女は微笑む

男は思い詰めた顔で、少し間をおき、彼女の楽屋へと入った。

ガチガチ

鍵を閉める音がした。

-え?どうして鍵なんて閉めるのかしら?すごく大事な話しなのかもしれない-

男の表情から、余程の事だと察し、鍵の事など忘れ、心配そうに尋ねた。

「敦賀さん、どうなされたんですか?」

上目使いに聞いてくる彼女を見た男は、無表情に言う

「最上さん。撮影の時、すごく嬉しそうにしていたけど、まだ、アイツの事が好きなんじゃないの?」

「なっ、なんて事を言うんですか!そんな事あるわけないじゃないですか!私はアイツが大嫌いなんですよ!何でそんな事言うんですか?侮辱です。いくら敦賀さんでも許せません。」

彼女は怒り狂い、思わず、大声で怒鳴った!

「大嫌いな男に、あんな笑顔で好きだなんて、いくら演技でも言えないんじゃない?」

男は彼女を睨み付け、近づきながら責めた。

「それは…」
「それは?」

凄みをます責めに彼女はうまく返事が出来ない。

230名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 06:04:06 ID:QBvevO68
-そんな…アイツを敦賀さんだと思って、演技してただなんて、本人を前に言えるわけないじゃないの!どうしよう…-

考え込む彼女に魔の手が伸びた

「イタッ」

男は、彼女の両手を掴み、組敷いた。

彼女が何が起こっているのか解らず、動揺して、抵抗出来ないのをいい事に、男は自分のネクタイを外し、素早く彼女の手を拘束し楽屋に置いてあるテーブルに括りつけた。

「な!」

今度は、抗議しようとする彼女の口に、彼女が先程まで持っていたタオルを詰め込み、自分のベルトで外れないよう固定した。

まだ、理解は出来てないものの、身の危険を感じ、必死にもがくがビクともせず、男のなすがままの状態になってしまった。

男は何も言わず、彼女の首筋、鎖骨へと唇を落としていった。

経験も知識も全く無い彼女は、この先、何が起こるのかも解らなかった。

-敦賀さん?どうして何も言わないの?私、とんでもない失敗をしたのかな?だから怒って…-

彼女の目からは本人も気づかぬうちに涙が溢れだす。

-耐えなきゃ。嫌われたくない。この人にだけは…置いていかれたくない-
231名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 06:20:09 ID:QBvevO68
そう決心する彼女の気持ちに、気づく事なく、無惨にも、男の魔の手は小さな膨らみへと伸びていった。

左手で服の上から、下から揉み上げるように愛撫し、右手は、素早く彼女の服を剥ぎ取っていった。

短い間に、一糸纏わぬ産まれたままの姿にされた彼女は、恥ずかしさのあまり、顔を真っ赤にさせ、目は涙で潤み、本人の意志とは関係なく、男をさらに煽ってしまう。

そんな彼女を見た男には、理性など、全く残ってなどいなかった。

左手は痛いぐらいに荒く激しい胸への愛撫…いや、もう愛撫とは言えぬだろう。

だだ、男は本能のまま、飢えた狼へと変貌したのだから。

次なる獲物を求めるがごとく、右手は誰も触れた事などない、茂みへと下りていった。

本能のままであれ、今までの経験のおかげか、そこへの愛撫には、荒さはなかった。

的確に小さな突起物をみつけ、優しくなでさする。

「んっんん」

彼女は迫り来る快感に、声にならない喘ぎをもらす。

-なんなの?熱い…気持ち良い-

彼女は敏感らしく、少し触っただけで、みるみるうちに、水気のないオアシスから、理想的なオアシスになるかのように、潤いが溢れ出した。
232名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 06:56:57 ID:QBvevO68
溢れ出した秘部へと指を滑らせば、ゆっくりと収めた。

少しずつ広げるかのように、彼女の中をかき回す。

「んっ んゥ」

声が上がる度に、秘部への刺激は、強く激しいものに変わっていき、彼女の敏感な場所にも刺激を与え続けた。

声もあげれぬ彼女は、息をするのも苦しく、どうして熱く、感じてしまうのかもわからないまま、一際大きな声をあげ、なんなく達してしまった。

息は荒く、躰はほんのり色付き、色気を漂わせ、男を魅了していく。

-なに?頭が真っ白。私、病気?-

未知なる快感に、脅え、不安でいたたまれない状態の彼女に、更なる追い討ちをかけるかのごとく、男は素早く下半身を剥き出しにし、彼女の中へと堅く反り立ったものを一気に押し入れた。

「ウッ、ウゥ」

痛みに声にならない叫びがあがる。

-な、なに?これはなに?まさか…-

ここまできて、ようやく知識のない彼女は、理解した。

-どうして?-

まともな思考など働くわけもなく、ただただ疑問だけが募っていった。それでも彼女は…

233名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 07:15:29 ID:QBvevO68
-私、敦賀さんと繋がってるんだ-

痛みと、悲しみと…そして喜びとが混濁したまま、男は彼女の名器とも呼べるような秘部の中で、精を放った。
「京子は俺のもの…」
そうささやきながら…

男は、ようやく理性を取り戻し、彼女の表情を見た。
泣き続けて目は真っ赤になり、最後に言った言葉を考え込んでいた為に表情は無かった。

男は、自分に操を奪われた悲しみの為、泣き続け、そして感情をも消したのだと勘違いし、嫉妬という感情に彼女の気持ちなど気にも止めず事を成した事に激しい自己嫌悪に落居っていった。

男は、ゆっくりと自分の物を抜き、手や口の拘束を外し、彼女に背を向け言った。

「すまなかった」

-あの言葉は私の妄想だったんだ。私のバカ-

悲しみに再び涙を流しだす彼女

罪悪感、自己嫌悪に蝕まれる男

2人のすれ違いは明らかだった。

長い沈黙のなか、男の携帯がなる

ピピ ピピ
「はい」

何とか携帯を取り出し、出た所

「レン?お前何処にいるんだ?今日はもう上がりだろ?」

何も知らない男のマネージャーが明るく話す声が、楽屋の中に響く

「社さん、すみません。今日はちょっと急用があったので…」
234名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 07:18:57 ID:yf+tP8n1
 
235名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 07:38:31 ID:QBvevO68
なんとか平常を装い、返事をする男

「なに?んじゃ、先に帰ったって事?まぁいいや、お疲れ様」
「すみません。お疲れ様でした」
ツーツーツー

電話の切れた音が響く中、彼女がゆっくりと口を開いた。

「私…敦賀さんに…ここまで嫌われていたんですね」
男の謝罪を行為に対するものではなく、気持ちは無いと言う事だと勘違いしたのだ。

その言葉に戸惑い、慌てて振り向いた男を見て彼女は、笑った…自嘲気味に…。
「違う!」

男は、どう言っても、言い訳になるような気がして、否定の言葉だけを口にするのがやっとだった。

再び沈黙が続き、彼女が言葉を発そうとしたその時、男が静かに口を開いた。

「違うんだ。嫌いどころか俺は君が…君が好きで、気持ちを止められなかった。演技だと判ってはいても、アイツを好きだという君を見て、嫉妬して…その…」
彼女の目が大きく見開かれる

「うそ!」

「嘘でこんな事は言わないよ。君の事になると、自分が止められないんだ。」

悲痛な笑顔で告白する俺に彼女の目から喜びの涙が溢れ出した。

「私、私も敦賀さんが、敦賀さんの事が好きです。わ、私、好きでいてもいいんですか?そばにいても…」

消え入りそうな声で呟く彼女に、今度は男が驚愕する。

「本当に?」

「本当です。敦賀さんの事…いつの間にか好きになって…もう恋はしないと決めたのに、どうしても気持ちを消す事が出来なくて…」
236名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 07:57:20 ID:QBvevO68
涙を流しながら、必死に話す彼女を男が抱きしめ

「嬉しいよ。つまらない嫉妬のせいで、君に酷い事をしてしまった。こんな俺を…恋人にしてくれる?」
神々しい笑顔で男が尋ねる。

「私、悲しいはずなのに、敦賀さんとひとつになれた事が…嬉しかったんです。私の恋人になって下さい」

愛しさの募る言葉に、きつく抱きしめ、優しい口づけを交わす。最初は軽く、しだいに深く…。

慣れない彼女の舌を味わいつつ深く深いキスを何度も繰り返す。

「あの…えっと…私を…その…ちゃんと敦賀さんのものに…して下さい。」

顔を真っ赤にして呟く彼女

「君には驚かされてばかりだ。もう君を離さないから。覚悟してね。」

男はそう言い、またキスの雨を降らす。
唇、首筋、胸へと

途中、何を考えたのか男は扉の鍵を開けに行った。

「敦賀さん?」

不思議そうに尋ねる彼女

「いや、もう鍵を掛けておく必要はないからね。」

似非紳士スマイルで言う男に不信を抱きつつも、彼女は快感に溺れ、深く考える事が出来なかった。
「あっぁん、そこ、きたな、っい」

キスが秘部へと到達した所で彼女は抵抗するも、力は入らず意味のない行動となった。

「最上さんのここ、おいしいよ」
237名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 08:10:08 ID:QBvevO68
そう言いながら男は、小さく突起した物を甘噛みした。

「あぁ…あー」

急な刺激に彼女は耐えられず、達してしまう。

「イッたね。またまだ沢山いかせてあげるから。さっき酷い事をしてしまったからね」
夜の帝王降臨か!?
「ん、ぅん、あ、そこっ、きもち、いぃん」

突起物を口に含みながら、指でかき回し、彼女の敏感な場所を探り、しつこく攻める。

「もう、もうだめです。その…敦賀さんのを…下さい」

「ん?入れてあげたいんだけど、もっとここを味わいたいんだ。」

そう男は返し、指を抜いた先に舌を張り巡らせた。

ピチャ ヌチャ

わざと音を立て、攻め続ける男

舌で中をかき回し、左手で胸を、右手で突起物を刺激し続けた。

「あぁ、んっ、いゃ、もう、もういっちゃうの〜、ダメ、んっイク〜」

あっけなく達し、意識を手放した彼女を心配そうに覗くが…

少しして、彼女の目が覚めた。

「大丈夫?」

彼女は真っ赤になりながらも。

「大丈夫です。でも、もうあんなにしないで下さいね」

男は、おどけたように言う彼女を、強く抱きしめた。
ふと、彼女は自分の躰の違和感に気づく
238名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 08:23:23 ID:QBvevO68
見てみると、彼女の中に、しっかりと男のものが、収まっていた。

突然の事にびっくりした彼女は目をぱちくりさせた。

「いや、意識がない方が、力が入らないぶん、痛くないだろうと思って。」

今度は男がおどけてみせた。

「え?そうなんですか?」

真剣に聞き返す彼女に男は、たまらず吹き出した。

「ぷっー、くっくっくっ」

「ひ、ひどい!騙したんですね?」

怒りに震える彼女

「人聞きが悪いなー。君を騙したりなんかしないよ。
実際、痛くないだろ?」

キュラレストで返す男に、ますます彼女は怒り出す。

「だって、あっあんっ、ず、ずるい」

男は、抗議しようとする彼女の口を塞ぐかのように、いきなり腰を動かし始めた。

「もう我慢出来ない」

その言葉に嬉し恥ずかしそうに微笑んだ。

「あ!上になってくれる?」

ふと、男が突拍子もない事を聞いた。

「上って?」

知識のない彼女に判るはずもなく、男は説明もしないまま、男の上に彼女を乗せた。

「あっ、恥ずかしい…こんなの…ぃや」

「乱れた君が見たいんだ。見せて。」

彼女の言葉など気にもせず、下から突き上げながら、男は言った。

男は気づいていたのだ。

楽屋に近づいてくる足音に…
239名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 08:35:49 ID:QBvevO68
最初はぎこちなかった彼女も、下から突き上げる度にみだらに舞続けた。

「あっやっ、っ、つるがさぁあん、ぁん、れっ、れん、れん、好き」

腰を動かし、男にしがみつく彼女。
2人はいつの間にか座って抱き合うような形になっていた。キスを交わしながら、愛の言葉を囁きあう。

彼女は気づいてはいない…が、男は気づいていた、ドアが少し開いた事も。
そして、アイツが覗いてる事も。

その為に男は座り合ったような体位にし、彼女の躰をみせないよう、自分の躰で隠したのだ。

「んっもう、れ、れん、私っ、いっ、いっちゃう」

「いって。一緒にいこう。愛してるよキョ-コ」

「ん、イック〜」

一際高い声と同時に、男も果てた。
自分の物は中に入れたまま、気を失った彼女を抱きしめ、ドアの隙間を睨んだ。

ドアから人の気配がなくなると、男は、彼女を抱きしめ、幸せそうに微笑んだ。

一方
覗いていたあいつといえば

「キョーコが…あいつと…嘘だろ?キョーコは俺のものなのに…」
1人ぼやきながらふらふらと自分のいるべき場所に戻っていった。


終わり
240名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 08:42:21 ID:QBvevO68
スレ汚し、お目汚しすみません<-ヘ->

解説

ショ-タロー、キョーコ、敦賀蓮で映画の共演する事になり。
主人公-ショ-タロー
ヒロウイン-キョーコ
ヒロウインの兄-敦賀連
ってな感じで、ショウタローとキョーコのラブシーンに嫉妬してしまう蓮でありました(..;)

ショ-タローがキョーコの楽屋にきた訳は、あいつ、挨拶にもこねぇ〜とふざけた事を考えたショ-タローは、キョーコに抗議しようとしたのでした。

あぁ…皆様の反応が怖い

反応を見る前に

ニーゲチャオーット......(((・。・;
241名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 08:44:50 ID:ivjKP+qn
支援?
242名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 09:04:08 ID:ZcSiKBun
>>220
高慢な太夫エロいぃ(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
おまけに>>223で釣られ萌えた

>>240
乙乙。ヒロウインて。
自分は平気だったが前半凌辱モノだと注意書きがあったほうがよかったかもしれんよ。
しかしふたりの場合愛情があるからいらない、のか?びみょーだけど。


しかし最近のこのスレ毎日のように萌え満載でたまらんですね(*´д`*)シアワセ
243名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 09:29:47 ID:4BU0CG31
>>219
攻めのキョーコ、受けの蓮って新鮮だった!GJ!
魔性の女キョーコエロス。

>>226
嫉妬に狂う蓮いいね。
自分は、前半強姦ものぽくても、蓮がキョーコを愛するあまりだと
思えばそう気にならなかった。GJ!


萌え満載で楽しいな(´∀`)♪
244名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 09:44:11 ID:ZcSiKBun
>>223さんの妄想にさらに便乗小ネタ。
 
--まだプラトニックな場合
いい演技をしようと必死に勉強するキョーコ。AVやらネットやらでひとり研究していたらしい。

その1.
   「でも足でっていうのはどこにもなくて・・・敦賀さん、その…ご存知でしょうか?他に相談できる人もいなくて…」
    知るわけないだろう、と言いつつかわいそうになり、ふたりであーだこーだ研究するうち
    表情やら技やら教え込み始めたはいいが、蓮我慢できなくなり本気モード。
その2.
   妖艶な太夫に入れ込むあまり、数日前からやけに色っぽいキョーコ。
   蓮は目がうつろなことに心配して声をかけたが逆に迫られてしまう。
   生唾ものだが自分の演技のためにもとなんとか抑えこみ、本番大成功、てか蓮は演技ではなく素。

--すでに恋人な場合
「こんな演技・・・私には全然わかりません!どうしたらいいんでしょう、敦賀さん・・・」
台本片手に泣きながら助けを請うキョーコ。

「どうしたら、って、いつもどおりでいいじゃないか」
「はぁ?!」
「知らないの?夜の君はそれはそれは色っぽい表情をしていやらしい声を」
「や、やめてください!私は真剣に困ってるんです!からかわないでください敦賀さん!」
「いや、本当のことなんだけどな。特におねだりするときの顔なんかたまらなく・・・」
「もういいです!敦賀さんに聞いた私がバカでした」
ブツブツ言いながら再び台本に向き直り、やっぱりわからないと涙ぐむキョーコの背中を見る蓮。
(しょうがないな・・・ちょっとキョーコ太夫に助け舟でも出すか)

その夜、一晩中鬼畜モードな蓮によって前戯のみで焦らされたまま本番に臨んだキョーコ、
スタッフ皆が唾ゴキュリな艶のある太夫で一発OK。
キョーコ堪えきれず蓮を楽屋にひきずり込んで襲っちゃう。
245名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 10:31:56 ID:QBvevO68
>>242
あ!すみません、前置きも書いたつもりが、抜けてました、以後気をつけたいと思います。
ご指摘ありがとうございました。

>>243
そう言ってもらえると有り難いです。
前置きが抜ける自分って…と反省中

ありがとうございました。
246219:2006/08/27(日) 17:19:24 ID:HbgJ4AXZ
なんか…皆さんの妄想を聞いて続きを書く決意。
 萌えシチュ多すぎてどこから手をつけていいのか orz
今週中には上げたいと思いますので、よろしくお願いします。
247244:2006/08/27(日) 17:35:42 ID:ZcSiKBun
自分であげた小ネタながらすでに恋人バージョンでできあがったので投下します。

>>219さんの太夫のほうは進んでいないので問題ないかと。

では全5レスです。
2481/5:2006/08/27(日) 17:36:33 ID:ZcSiKBun
豪華な着物の裾は真っ白の太ももの付け根まではだけ、目が逸らせない。
「お次はなにをお望みでありんすか?」
くすくすと哂いをこぼす妖艶なる太夫。
こちらも和服姿の初心な青年…を演じている蓮は、さすがにこの時になってようやく後悔した。

やりすぎた、かな。

昨夜。
こんな太夫をどう演じていいのかわからないと言うキョーコに、
蓮は一晩中前戯のみで焦らし続けた。
多少は、否、多くは虐めてやりたいという自分の中のサディストの欲望に従ったのだが、
一応演技に艶が出るのではないかという想いで始めた遊び。
とめどなくあふれ出る泉の源を指でかき回し、その上の蕾を苛め、また長い舌で同じことをした。
キョーコは淫らに声をあげ、かつてないほどに愛液を垂らして啼き続けた。
しなくてもいいと言うのに蓮のモノを咥え込み、夢中で啜って拒絶しようとする蓮をイカせた。
ただ、蓮は自分を入れることはしなかった。
キョーコは頼むから入れて欲しい、お願いだと懇願し、はじめ蓮は意地悪く拒否していた。
「ダメだよ、今日は入れてあげない」
そのかわり、と、指や舌で何度も逝かせた。つもりだったのだが、何度逝かせてもキョーコは諦めない。
しまいには涙を流しながら、蓮のモノが欲しい、熱くて固いのが欲しい、と恥ずかしい言葉を吐きながら
蓮の身体を自ら入れ込もうとまたがってきたのを、蓮は欲望に屈してしまいそうになりながらもなんとか逃げた。

そして、その結果が----

演技としては大成功、なのだが、
スタッフが皆、くちをあんぐり開けたり生唾を飲んだりしているのがこちらからも伺えて、
ようやく蓮は自分の行動を少々反省するに至ったのである。

この顔は、キョーコが自分だけに見せる夜の顔。
それを大勢の、いかもカメラの前にさらけ出させてしまったことに、
自らが招いたことながら蓮はやり場のない嫉妬すら覚えていた。

「カーット!!---いやー京子ちゃん、素晴らしかった!もう京子ちゃんは今日はこれで終わりだから、着替えていいよ」
「…はい…」

消え入りそうな声、うつろな眼でふらふらしながら楽屋に消えていくキョーコ。

「す、すごかったな…京子ちゃんってあんなエロ…いや色っぽい顔できるんだな…
「ああ、あんな太夫なら俺もお願いしたい…」
「というか大丈夫か?なんか目がイっちゃってたし足元はおぼつかないし…
 なんだかとり付かれてたみたいだったな。あれは案外大女優になるんじゃないか?」

キョーコの去った現場は静寂からざわつきに変わり、
蓮は隠れて疲労とも安堵ともつかない小さなため息をついた。

「蓮…おまえ何かしただろ?」

社さんが背後からつぶやく。

「いえ、何も」

むしろしてあげなかったらああなったんですが、と言いたいのを飲み込む。

「どうだかね…次のシーンは30分後だってさ」
「そうですか、わかりました。ちょっと…様子を見てきます」
「はいはい。…30分、だぞ」
「わかりましたって」
2492/5:2006/08/27(日) 17:37:04 ID:ZcSiKBun
ふぅー、と大きくため息をついて、蓮はキョーコの楽屋のドアを二度軽くノックしてから開けた。

「キョーコ、入るよ」

キョーコは部屋の冷房が効いているにも関わらず、衣装を着たまま窓を大きく開けて外を見ていた。

「大丈夫か?気分悪い?」

近づこうとした蓮にキョーコは振り向く。
その顔はまださきほどの雄を誘うような太夫のままだった。
窓の格子に背をもたせ、相変わらずうつろな眼のまま蓮を見る。

「敦賀さん…」
「悪かったね、少し---」
「本当に悪かったと思ってますか?」

キョーコは言葉を遮り質問し、蓮はたじろいだ。

「怒ってるのか?…ああ、悪かった。ちょっとやりすぎたと思ってるよ」
「どうでした、私の太夫は…」
「素晴らしかったよ。俺も魅せられて、思わず襲ってしまいそうだった」

それは事実だった。優しい笑顔で蓮は答える。

「じゃ、ご褒美、ください」

キョーコは色鮮やかな着物の裾をすっと上げて片膝を立てて足を広げた。

「…ほんとうに…下着をつけていなかったのか…?!」

茂みの下は泉が溢れているのか湿って輝いており、太ももにはそこから溢れた液が流れ落ちる。
蓮は目の前の光景に息を飲んだ。
こうしたのは確かに自分だが、まさかここまで乱れてくれるとは思ってはいなかった。
歓喜に震えるのを隠してなんとか冷静さを取り戻し、キョーコを落ち着かせようと歩を進める。

「もう意地悪をする気はないんだが…俺は次のシーンがあるんだよ。
 今日帰ったらたくさんあげるからそれまで---」
「イヤですもう…もうほんとに、無理。我慢、できません…」
「キョーコ、いい子だから」
「きて…ほら、ここ…」

キョーコは自らその入り口を二本の指で押し広げ蓮を誘う。
「早く…!」

蓮も頭が真っ白になりそうだったが、ギリギリの状態で自らを抑える。

「とりあえず…窓をしめようか。誰かに聞かれでもしたら」

窓を閉めようとする腕を強引にひっぱり、キョーコは蓮を畳に押し倒した。

「キョーコ!ちょっと待ちなさ…!!」

キョーコは制止の声など届いていないかのように蓮の着物の裾を広げ、下着を下ろした。
まだ勢いを増していないそれを見るといきなり咥え、むさぼるように吸い付く。

「ちょ、ちょっと…待つんだキョー…コ…!」

キョーコは構わずじゅるじゅると吸い付いては舌を転がし、奥まで咥えこんでは引き抜き…
ドクドクと脈が聞こえそうに大きくそそり立ってきたのを見ると今度は自分の着物の裾を大きく広げた。
2503/5:2006/08/27(日) 17:37:36 ID:ZcSiKBun
「…やめなさいキョーコ…!」

どこかに意識が飛んでいるかのようなキョーコを手繰り寄せようと戒める。
キョーコはどうしていけないの?とでもいうように一瞬小首をかしげ、ふふ、と猥らに笑う。
そしてその杭にずぶぶぶ、とゆっくり腰を落とし、その感覚に悦びの表情をこぼしながら突き刺していく。

「あぁ…ん……やっと…欲しかった、のぉ…おっきぃ…熱い…」
「くっ…」

締め付ける肉壁を感じ、蓮も思わず声を漏らす。

「だ…だめだよキョーコ…そんな、外に聞こえる」
「いいもの…聞こえても…」
「ダメだ、聞いていいのは俺だけだよ。それに」

欲望に従うことを決心したら、それまで抑えられていた征服心がむくむくと湧き上がる。

「悪い子にはおしおきだ」

蓮は自分の腰帯をしゅる、と引っ張り、声をあげさせないようにキョーコの口に巻く。
ギュ、と後頭部で縛ったが、まだ長さが充分に余っているのを見てキョーコの腕を上げさせ手首を拘束した。

「んんーーっ!!」

いきなり形勢を変えられたことに声にならない声があがる。
激しく腰を突き上げると、驚きの声はすぐに悦びの喘ぎに変わった。

「ん…!っんっんっ…!」

キョーコも自ら腰を揺すり、身体を打ち付けるように応えてくる。
待ちわびていたものを与えられたせいか、あっというまに頂上が訪れる。

「ん…んんーーーっ!!」

キョーコの内側でビクビク痙攣したのを感じ、蓮は繋がったまま上の着物を脱がせて襦袢だけにする。
そしてキョーコの腰を抱え、さらに立ち上がり、窓際の壁に押し付けた。

「…ほんとに…いけない子だ、キョーコ…っ」

キョーコの全体重が蓮の真ん中にかかって深く突き刺さる。
さらに強く突き上げて何度も壁に押し付ける。
もはやキョーコはまともに抑えた声もあげられず、ただふるふると頭を振って蓮のされるがままになっている。
そして再びガクガクと震えて脱力し、蓮もはちきれそうだった欲望を放出した。

「んん…ん…」

朦朧とする意識でキョーコが何か言っている。
おそらく「イヤ」か「ダメ」かと言っているのだろう。
そう思った蓮は、再び自分の中で醜いなにかが湧き上がるのを感じた。
そしてキョーコも、自分の中で蓮がまた勢いを取り戻してくるのを感じ取り頬を赤く染めた。
蓮は口の紐を緩めて顎へとずらす。

「まだ…おしおきは終わってないよ…君が望んだんだろう?」
「も…もうだめぇ…」

首に回している手でなんとか体重を支えているが、それで精一杯、といった様子で、キョーコはなんとか言葉を発した。

「だめだよ…まだ…許してあげない」

と、突然ドアがコンコン、とノックされた。
2514/5:2006/08/27(日) 17:38:09 ID:ZcSiKBun
「れーーん、まだかー?開けるぞー?」

鍵をかけていなかったことを思い出しキョーコは慄然とする。

「まだだめです、社さん」

蓮は冷静に答えている。

「もう少し…悪いんですが、もう少しだけ、そこで見張っててくれませんか?」
「…わかった」

蓮は自分のモノをキョーコの中から引き抜き、どろりとふたりの液がこぼれるのも構わず
今度は後ろ向きにして開いたままの窓に押し付ける。
キョーコはよろめいて窓に手をつきなんとか自分を支えた。

「つ、敦賀さんっ…社さんが…!」
「そうだね。それにここは5階だから姿は見えないけど…声は聞こえるみたいだし」

階下から歩いている人の話し声が聞こえる。
蓮はまだ熱く震えているキョーコのそこに再び自分を押し入れる。

「…ぁあっ…っ!」
「しっ。聞こえるよ」

耳元で囁きながら背後から左手を回し胸をもみしだく。
右手は繋がった少し上の大きくなった突起へ。
口を塞ぐ布を奪われたキョーコは必死に唇を噛んでこらえている。

「んんっ・・・ん…!」

引き抜かれそうになっては奥まで突かれる。
タンッタンッと互いがぶつかる音と共にぐじゅぐじゅと自分から溢れるいやらしい水の音。
聞かれているかもしれない、激しい羞恥がキョーコを襲い、同時に快感が突き抜ける。

「…んっんっ…あぁっ…ぁあ…や…だ…だめ…っ!」

小さな声ながら思わず声がこぼれてしまう。

「やめるの?」
「ぃやっ…やめちゃいやぁ…もう…あぁ…あっ…あっ!!ーーーーっ!!」

身を反らせて倒れそうになったキョーコを横たわらせ、後始末を済ませた蓮は耳元で囁いた。

「今夜は好きなだけ喘いでいいから…帰っていい子で待ってるんだよ」

意識の遠くのほうで蓮の言葉を聞いたキョーコは、夢とも現実とも区別がつかぬまま答える。

「約束…」
「そう、約束するよ」
「…はい…待って…ます…」
252名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 17:38:53 ID:ZcSiKBun
「お待たせしました、社さん」

着物を整え、さきほどとは特に変わった様子も見せず蓮は楽屋から出てきた。

「いえいえ。しかし蓮…あんまりさあ」
「なんですか?」
「あんまり純粋な子を苛めるもんじゃないよ…」

聞こえていたのかそうじゃないのか、いまいちわからないが社はため息混じりに呟く。

「苛めてなんかいませんよ、大事にしてます。壊れ物を扱うみたいに」
「どうだかねえ」

はあ、と再び社はため息をつき、蓮は内心ご機嫌で撮影現場に戻るのだった。
253244:2006/08/27(日) 17:41:38 ID:ZcSiKBun
あ、またレス番ひとつ忘れた・・・orz

以上です。
せっかくキョーコに襲わせたのに結局気付けば鬼畜蓮に戻っている。
どう考えてもMなキョーコですみません。
てかMなキョーコしか自分は書けないぽ・・・。

>>219さんの攻めな京太夫も待ってます(*´Д`)ゼヒガンガッテ
254名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 20:22:30 ID:4BU0CG31
>>253
GGGGGJ!
いやいや、充分攻めてたよ、キョーコ。
>きて…ほら、ここ…
(*´д`)ングフウッ(鼻血)ノ、ノーパン〜!?
キョーコのエロさ、たまらん。
蓮は楽しくてたまらないんじゃないか。
何度も言って、みんな嫌になるかもだけど、言わせてほしい。
やっぱり着物はエロス。
255名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 21:19:23 ID:bDQivOUQ
GJ!GJ!
おあずけおねだりキョーコってエロエロ…
昨日の分も今晩の分も読んでみたい…
256名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:14:39 ID:9iVfVCWO
蓮が天然いじめっ子なら、キョーコは天然Mだわな。
もうこれデフォ

軽井沢で早朝野外エチも萌える。
前スレにあったけど、もっと詳しく読みたい。
場所は前レスの事務所の階段に禿萌えだ。楽屋と違ってより危険性高くてイイ!
257名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:19:53 ID:e3YyuVEV
GJ!
キョーコから攻めるのいい!うろたえる蓮がたまらん。
258175:2006/08/27(日) 23:46:24 ID:8j1375sU
こんばんは、ツカミ屋です。
レスくださった方、どうもありがとうございます。
暖かい言葉ありがとうございました。
情けないことにどうも悲惨な話に引きずられてしまった感があり、ずっと発熱して鬱々になっておりました(苦笑)。
スレは40そこそこの長さでしたが、今書きなおしておりますのでさてどこまで伸びるやらw
こちらに投下するつもりはないのですが、折角のお言葉を頂戴しましたので
荒筋のみ途中までを落とさせて頂こうかなと思います。

(エロなしです。興味ない方はスルーでお願いします)
259名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:47:24 ID:8j1375sU
あらすじ 挿入部

 社長室に呼ばれたキョーコ。
 新開監督と社長から「君と蓮をイメージした映画」の出演依頼を受ける。
 が、濡れ場があるらしいことがわかり、脚本だけをもらって後日返事ということで退場。
 入れ替わりに蓮がやってくる。
 「送っていくので、待っていて」と遠慮するキョーコに言い残して社長室に行く蓮。
 仕方がないのでホールで脚本を読み出すキョーコ。
260名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:48:56 ID:8j1375sU
映画「吉原炎上(仮)」出演

蓮【敦賀蓮】
 江戸で有数の御用商人醤油問屋敦賀屋の一人息子。
 天性の優しい気性と平等性の為家人からも使用人からも信用が厚い。

京(みやこ)太夫【京子】
 新吉原遊郭の花魁。
 大火で消失した吉原の再建に伴い、異例の15で太夫に抜擢となるも
 常連を一切作らず客を拒否し続け、未通女太夫と徒名される。
 それが逆に人の興味をひき、誰が落とすかと江戸で話題の的になる。

不破松太郎【不破尚】
 持高七万石の山城大名不破家の子息。
 領地は特産工芸品の評価が高いため羽振りは良い。

社【社倖一】
 総髪の町医者。
 代々評判のある医者の家系で、父親が生前敦賀家御用達として出入りしていた縁で蓮と昵懇になる。
 両親の死後、上方で本道を学び、女房の奏(かな)と裏長屋の一角に居を構えた。

奏【琴南奏江】
 社の女房。無口で人前に出るのを極端に控える。
 才女。蓮が大嫌い。
 
ひかり【石橋光】
 揚屋提灯まわし。
261名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:50:36 ID:8j1375sU
あらすじ

万治二年(1659)新吉原を見学がてら初めて足を踏み入れた蓮は、花魁道中で美しい京花魁に出会い一目で見初める。
その後、吉原京町で女郎が斬られ出火する事件が発生、新吉原はわずか1年で焼け落ちる。
仮宅(仮営業)で無事な姿の京を見つけた蓮は、矢も盾もたまらず京の部屋に忍び、思いを遂げる。
約一月の間ほんの小半時の逢瀬を続けるが、新吉原に戻るのを機に別れをつげる。
荒れた日をおくる蓮に奏は「無知で楽天家な上に、間抜けで能無しでしかもいくじがないって言ったら、もう死んだほうがまし」と罵倒、長屋から蹴って追い出す。
決心をつけて花魁に逢いにいった蓮は京が孕んでいたことを知らされる。
京は、堕胎され折檻されて羅生門河岸に落とされるのならいっそ死をと決心、最後に逢えて良かったと泣き伏す。
蓮は身請けの話をし、迎えに来て吉原を脱出するまで何が何でも隠し通すようにと、京を説得。
『未通女太夫』の最後の夜を抱き合い過ごした。
262名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:53:50 ID:8j1375sU
・・で、ここで起承転結の「承」が終了です。
しかも転結は、エロがない上に芥川の「羅生門」ばりの死体やらの描写がでてきますので
エロなしOKでも好き嫌いは激しく別れると思います。
(少なくともここのニーズには全然あってないっすw)
それに長さを気にせずに書き出した途端、楽しくなって
特にモー子さん社夫婦が生き生きと勝手に動き出しやがりましてw(エロなしです)

これ落とさないって言ってもやっぱり読んでもいーよ、という方には
出来れば読んでいただけたらと思いますし
場所が最終的に見つからなくっても、残りのあらすじだけでも紹介できればなと思ってます。
偉そうで本当にすいません・・・。
ある程度落ち着きましたら、他の妄想は遠慮なく落とさせていただきたいと思っています。



・・・今、「潮騒」で妄想中。
嵐にあいスタッフらと小屋に避難、邪魔なスタッフにいらつく蓮。とか、
海の中でキスするシーンで、水面下は・・・。とか、
漂う波間で・・・ってのも良さげな気が〜?

しかし週末こなかっただけで大賑わいですね〜神様達GJ!
しばらくは萌え側で楽しく暮らしていけそうです。
よろしくお願いいたします。
263名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:01:36 ID:bDQivOUQ
スレ違いを気にされていたのに、
エロなしであらすじのみ投下って…何か違いませんか?
問題ないと意見させていただきましたし、投下を期待していただけに引っ掛かります。
あらすじだけこちらにのこされましても。残念です。
とても文章が好きでしたし期待していましたので、敢えて私なりの苦言を書きました。
今後は頑張って管理されて自サイトを運営してほしいとも思います。

スレ汚しすみませんでした。
264175:2006/08/28(月) 00:09:45 ID:IP5S2cpi
>263
そうですか・・・。
話の内容を気にされて頂いたのかと解釈しておりましたので
あらすじのみでも、と思い、投下させていただきました。
不愉快に思わせたこと、誠に申し訳なく思います。
自サイトを作ることは申し訳ありませんが、ありえません。
反省し、今後の出張りは控えさせていただこうと思います。

本当に申し訳ありませんでした。
265名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:31:31 ID:XlTthdb9
263です。
言葉足らずでしたのでまた書き込ませていただきます。
先程の書き込みも、話の内容を何より気にして書いたものです。
ですから、あらすじのみでは物足りないというのが一番言いたかったことです。
あらすじがOKなら本編だって、という思いがありました。
他の場所に投下するというものの断片をこのスレに残すというのも筋が違うと思いました。
ですが作品は作者のもの、一読者には決定の権利はありません。
私はこのスレの住人の一人であって総意ではありません。
ですから、どうぞ私の一レスのみで自粛などされないでください。
そんなことは私も一番望んでおりません。
また書き込まれることを楽しみにしております。
266名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:33:43 ID:FHLcTDdP

以前結構長いエロ不足を落としたことのあるものですが…
基本的には前フリに最低限の情報置いとけば、
後は読む読まないは住人の方が選ぶのでは?と思うのですよ…
住人の100%に好まれる文章ってのもなかなか無いと思いますし、
ココでネタ拾って書いたものなら、
さらっと落としちゃって後はばっくれってのもアリだと思うんですよねぃ。
カイタヨーって見かけたら読みたくなるのは人情ってモノですしv

また何かネタ書いて頂けるのお待ちしてますね〜>ツカミ屋さま(・∀・)ノシ
267名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:54:51 ID:bBexcc7H
そっかぁ、読めないのは残念。
でもツカミ屋さん、無理に投下してくれとは言わないからさ、
来なくなったりしないでね。さみしい。
268名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:09:39 ID:5355UJo3
ツカミ屋様の繊細な文章好みだったので。
また、萌え妄想があったらどうか投下をば。

と言いながら、自分投下させてください。
前スレでも変態ものでしたが、今回のは読み直して
変態度アップでエロはなんか少ない気も……お下劣ではないんですが_| ̄|○ il||li
長いです…
2691:2006/08/28(月) 02:10:39 ID:5355UJo3
「映画、ですか?」
だるまやへ送り届けられる途中、蓮が二枚のチケットを取り出した。
赤信号のもと、チケットが手渡される。
「うん。社長の大学時代の友人がイベント会社や映画会社と手広くやっているそうでね、貰えたんだ。
確か最上さん、明日オフだったよね。一緒に行こう? いやどうしても一緒に行って欲しいんだ。だめ?」
優しく暖かな蓮の眼差しに、胸がきゅんと高鳴る。
蓮と付き合い始めてから6ヶ月。
お互いに想いを伝え合って恋人同士になれたものの、外出デートもままならない日々が続く。
休日のほとんどを、蓮のマンションで静かに過ごしている。
世間での敦賀蓮の存在が大きく、契約しているCM会社から1年間は女の影を出すなと厳命されのだ。
もちろん、だるまやへの送り迎えもご法度である。しかし、蓮はそこまで彼女に邪険な扱いをするくらいなら
違約金だろうが何だろうが、何億でも何十億でも支払うとローリィに訴え出た。
ローリィも蓮の気持ちを汲み取り、事務所でもマスコミを押さえるが、目立った行動を制限するようにと宥めた。
あくまでもフェミニストな先輩と、彼を俳優の鏡と尊敬する後輩、万が一すっぱ抜かれたとしても
清い男女交際と留めるようにと。
そのため未だプライベートの上でも「最上さん」「敦賀さん」とお互いに呼び合っている。
2702:2006/08/28(月) 02:11:41 ID:5355UJo3
「マスコミ、大丈夫ですか?」
車の外を窺い、蓮を覗き込む。
この数ヶ月、敦賀蓮の経歴を傷つけまいと一生懸命だった彼女が愛おしくて、ついその髪に触れ、
頬を撫で、顎を持ち上げる。
「敦賀さんっ、だめっ、誰かに見られてしまいますっ! それに青信号になってます!」
「君は本当に頑固だね」
「頑固で結構です」
蓮は残念そうに運転に戻ったが、
「映画、行かない?」
チケットを睨みつけるキョーコを再度誘う。
「行きません。いつスクープされるかわからなんですよ? もう、私を見ないでください。
今事故を起こしたら、大変なことになります」
仕事を前にすると、彼女は社も驚くほど手厳しい。それが誇らしくもあり歯がゆくもある。
蓮が他の女優とドラマ上でラブシーンを繰り広げても、何の文句も言わない。
「あのね、心配することはないんだよ。一般の映画館ではないんだ。だからファンの子に
指差されることもないし、マスコミに狙われることもない。カムフラージュで、一般のオフィスビルの
ような建物になっているから、人も少ない」
「だから一枚5万円もするんですかっ!」
チケットを透かし見て目を回す彼女に、思わず吹き出してしまう。
「そんなところを見てたの?」
「だって」
膨れる彼女も可愛らしくて、笑いながら続ける。
「それ、君が観たがっていた映画なんだけどな」
全米で大ヒットした純愛映画のタイトルを告げられ、キョーコは迷ってしまった。
蓮と付き合うまでは恋愛映画は苦手なジャンルであったが、今ではDVDを連日レンタルするように
なっている。それにキョーコとて、蓮と外でデートしたいことに変わりはない。
「マスコミ、本当に大丈夫なんですか?」
「ああ、大丈夫だよ」
だるまやの手前で、手を振るだけの挨拶をして、明日の約束をし、二人は別れた。
2713:2006/08/28(月) 02:12:53 ID:5355UJo3
蓮がスカート姿を見たいと言ったので、キョーコは思い切ってミニスカートに挑戦してみた。
フレアスカートで風が吹けばふわりと浮き上がる。屋外デートなので気にすることはないはずと
自分に言い聞かせるほど短い。
「こんな格好で、敦賀さんと歩いていたらデートだってばれないですか?」
おへそが覗くキャミソールに、ふわふわミニスカート。蓮は心配性な彼女に苦笑する。
「地下に駐車場があるから平気だよ」
フェラーリを隅に止めて降りる。腕を差し出すと、少女は不安げに身を引く。
「大丈夫。ここでは『敦賀蓮』は単なる男としてしかみなされない。今日は俺にエスコートさせてくれるね?」
キョーコは、そっと蓮の腕を取った。
エレベータで指定の階のボタンを押しているところへ、蓮たちより若干年上と見られる
派手なカップルが乗り込んできた。女の方が一瞬蓮を見て片眉を上げたが、すぐに壁の方へ目を逸らした。
(本当だ。無視してくれている!)
キョーコは嬉しくなり、逞しい腕に力いっぱいしがみついた。
人前でも堂々として並んでいられる。そんな些細なことに心が弾む。
「今日はありがとうございます」
洗いざらしのシャツの上に頬を摺り寄せる恋人の頭を、蓮は優しい顔をして撫でた。
エレベータが辿り着いた階は、全フロアが映画館であった。しかし、映画上映時刻表もなければ、
宣伝のポスターもない。全体をグレーに統一したオフィスルームのようだった。
チケットを差し出すと、一礼され、席まで案内をされた。
全席百席あるかないかで、他の観客とは間隔を空けて座らされる。二十数人ほどの客は全て恋人か夫婦か、
皆カップル同士で占められている。
(もしかしてお忍びの芸能人がいるのかな〜)
キョーコの額を、蓮が指先で軽く叩く。
「じろじろ人の顔を見ない。映画が始まるまでは俺の顔を見ていなさい。いい?」
「は、はい」
キョーコは蓮に抱き寄せられ、こくりと頷いた。
2724:2006/08/28(月) 02:14:02 ID:5355UJo3
純愛映画が始まると、キョーコは目をキラキラさせながらスクリーンに釘付けになっていた。
恋人に先立たれた主人公が、自分が年老いてもただ彼女一人だけを愛し続け、やがて彼女との思い出を
語りながら近所の子供に最期を見取られるシーンで終演した。エンドロールが流れる中、滂沱と
流れる涙をハンカチで押さえ続けた。切ないエンディングテーマ曲が終わり、席を立とうとした
ところを蓮が引き止める。
「だめだ。まだ、あるから」
「え」
周囲を見回すと、他のカップルたちは座ったままだ。
(あれ?もしかして2本立てだった?)
わくわくしながら、待っているとスクリーンにフランス語のようなタイトルが現れた。
(また恋愛映画かな〜)
いきなりスレンダーな裸の女が現れる。観客を誘うように左右を何度も行き来する。
(あ、頭からラブシーン?)
やがて女は自分の胸を揉んで喘ぎ、モザイクが掛かっているとはいえ、恥部を画面いっぱいにさらけ出す。
キョーコはあまりの衝撃に声も出なかった。
(ちょ、ちょっとやりすぎよっ! は、早く次のシーンに行って!)
しかし、キョーコが願うようには展開せず、筋肉質の裸の男が登場することでストーリーは悪化した。
ベッドの上で女に誘われ、男は一物を取り出し、ヴァギナへと差し入れた。激しいセックスの場面が続く。
吹き替えされている台詞も少なく
『ああ!いい!アラン来て!もっと』だの『ジョセフィーヌ、君の旦那が見たらどう言うのかな』だの
厭らしい言葉しか出てこない。
さすがに映画館でフィルムを間違えたのではないかと、蓮を仰ぎ見ると、彼はキョーコの首筋をさわさわと
撫でて笑っていた。
「顔赤いね。可愛い。君のあそこももうとろとろになっているのかな?」
「え」
「君はその唇できてって誘ってくれないの? 最上さん」
蓮の薄い唇が近づいてきて、キョーコは椅子の背凭れに押さえつけられたまま口づけをされていた。
2735:2006/08/28(月) 02:15:10 ID:5355UJo3
『アラン!もう待てないわ!』
映画女優の声が遠くに聞こえる。 
「……ちょっ、…待って、ください……だ、め……つ、るがさん、…沢山、人も……いる、のにぃ……んぅ」
蓮に唾液を注ぎ込まれるような深いキスをされ、眩暈がした。
今までキスは数え切れないほど交わしてはいたが、人のいる前で激しくされたことは一度としてなかった。
「おいで?」
蓮の舌が、キョーコの唇をなぞり上げる。再び唇を割り込まれ、口内を行ったり来たりと、まるで追いかけっこに
誘われているようだ。キョーコは蓮の肩に手をついて突き放そうとするが、背凭れが邪魔をする。
蓮は、意地っ張りな彼女の舌を絡めとり、自らに引き寄せる。しかしすぐに離し、またキョーコの
中へと侵入しつついてくる。仕返しとばかりに反射的に蓮の舌を捕らえようとすると、
逆に自分の舌を撫で上げられる。
「んぅ」
いたずらっ子のような蓮の舌を捕まえたくなり、キョーコはいつの間にか彼の甘い罠に嵌ってしまった。
「んぁっ、はぁぁっ」
「まだまだだよ」
蓮は、キャミソールの下からブラを押し上げ、右の胸をゆっくり回すように揉み出した。
すでに尖った乳首を、こんなになっていやらしい子だねと引っ張り執拗につねる。
「ぁあっ、ぁあん」
今度こそとキョーコは広い背中に腕を回し、彼の巧みな舌を小さな舌でちろちろと追いやろうとする。
蓮が、微かに目を瞑ったかと思うと、逆に口内全体をじっくりと嬲られた。
追いかけては逃げ、逃げては追いかけを繰り返し、やがてお互いの舌を貪りあうようにちゅくちゅくと吸い合っていた。
「君の胸、大きくなったよね」
薄暗がりで光る唾液で汚れた顎や鎖骨は、扇情的だった。肩紐がずれ落ち、上下する胸の谷間には、
一昨日つけられたばかりの甘い咬み跡がうっすらと残っている。
「……そんなの、敦賀さんのせいです」
「ああ。付き合った頃には俺の手に収まっていたのにね。しかもココは食いしん坊になって」
右指の爪先でキョーコの乳首をコリコリと弾きながら、左手をスカートの中へと忍ばせる。
長い指が濡れたショーツの上を何度か往復したかと、下着の端から指を差し入れられた。
2746:2006/08/28(月) 02:18:31 ID:5355UJo3
「やっ、んぅ」
「すんなり入るよ。もう挿れたい?」
低音の声で囁かれる。下着を半分下ろされ、三本の指で陰毛ごとゆるゆると撫でられる。
蓮の巧みな動きにはいつも逆らえない。声を押し殺しながらも、甘く危険な誘いに乗ってしまいそうになる。
しかし頭の隅に残された理性で押しとどまる。
「……だ、め、…ここじゃ、だめぇ…」
上映作品に問題はあるとはいえ、ここはあくまでも公共の場、映画館の中なのだ。
(見られ、ちゃう)
頭を小さく振る少女に、蓮はくすりと笑った。
「誰も見てないよ?」
促されるように隣のカップルを見ると、映画の中の俳優たちと同じように、獣のように激しく交わっていた。
後ろからも喘ぎ声が上がっている。
キョーコが眉を顰めていると、一番前の座席で、エレベーターで乗り合わせたカップルの女が、男と
繋がった股を、蓮に見せつけるようにして広げてみせた。あたしの方へ来てとでもいうように。
「やっ、だめっ」
キョーコは咄嗟に、自分の胸で蓮の目を覆っていた。
「あの人のこと見ないで! 誰のことも見ないでください!」
初めて、キョーコが嫉妬する顔だった。濡れた瞳は悲しみと怒りで染まっている。
蓮の心は躍った。眼の前にあるキョーコの乳首を吸い上げながら、艶やかに笑ってみせる。
「じゃあ、俺を夢中にさせてくれる? 上手に誘ってごらん。いつもよくやってくれているだろう?」
「…いつもって、……アレ、ですかっ? アレを、ここで、するんですか?……」
ためらいながらも、一度火のついた嫉妬心から羞恥心をかなぐり捨てて、キョーコは座席に座りなおし、
M字型に両脚を広げていった。
「んっ、ちゃんと、見ててくださいねっ?」
両手を自らの花芯に添える。半分ずり下ろされたショーツが覆っているとはいえ、
座席のクッションには愛液がたらたらと垂れ落ちている。
蓮のためにと身体を傾けるが、固定された席でほとんど正面を向いた形になる。
初めはおずおずと触っていたキョーコだったが、やがてその動きを変える。
2757:2006/08/28(月) 02:19:49 ID:5355UJo3
「…んっ、っ、…はぁっ、ぁあっ、んぅぅ、い、…やぁ…つ、るがさん……ココ、…はぁん…
ココ、イイっ……見てぇ……あぁん、あぁっ、やぁっ」
片手を蜜で溢れた自らの花芯をちゅくっちゅくっと弄り続けたまま、もう片方の手を自らの乳首へのばす。
「ぁあっ、こん、な……だ、めぇ、……はぁっ……イイっ……あっ、ぁぁんっ」
「ああ、そんなにイイの? よだれまで垂らして。すっかりぐしょぐしょだね。 
君のこんな厭らしい姿を見たら、京子ファンは失望するかな? それともますます君を好きになるかな?」
「……はぁ、ぁ、い、じわる、言わない、でぇ……」
付き合い始めた頃の休日は、蓮のマンションでDVD観賞をしたりゲームをしたりと小中学生のような交際を
続けていた。やがて身体を重ねるようになり、今では白昼より淫猥な行為に耽っている。
蓮はキョーコの身体に沢山の快楽を教え込んだ。
「気がついている? 斜め前の男、君のことを見ている。自分のパートナーとやりながら
頭の中では君のことを犯しているのかな」
「……うそ、です」
「でも、さっきから君の動きに合わせているよ?」
キョーコは全開にした脚の間から、前席の男を見た。女の上へ覆い被さりながら、こちらへ視線を上げている。
興奮した男。赤い目と目線が合い、顔を背ける。
「……や、い、や、見られたく、ない……いや…」
キョーコは、座席下に沈みこむ。
「どうせなら見せつけてやろうか。俺のを咥えて悦んでいる君を」
「いやっ。絶対いやっ」
拒絶するキョーコを蓮は抱き上げると、柔らかくなった秘芯に、充血してそそり立った自らをあてがい、
ゆっくりとそこへ座らせた。
「いや、いやっ、だめぇ」
頭を振るが、キョーコの身体は蓮の全てを飲み込んでいった。待っていたかのように蓮自身にすぐに絡みつく。
「どう? 俺のはおいしい? あの男も答えを聞きたがっているはずだよ、最上さん」
「や、言わ、ない……言いたく、ない、です」
軽く身体を揺さぶられた。
「ぁあっ、そん、な、動かない、でぇ……ぁ」
今度は動きを止められ、キョーコは後ろを振り返った。我慢が出来なくてもぞもぞと自ら動いてしまいそうになる。
「動いちゃだめなんだろう?」
キョーコは、半ばまで挿れておいて焦らす天然いじめっ子の男をねめつけた。
「う、動いて、ください……動い、て…敦賀さん、お願、い……」
天然いじめっ子は「かしこまいりました、お姫様」とくすりと笑って、キョーコを一気に下から突き上げた。
2768:2006/08/28(月) 02:21:03 ID:5355UJo3
「ぁあっ、やぁっ、……はぁっ、ぁぁん、いやぁ、……だめぇ……あっんぅ、んっ、んっ、やぁっ、
離さない、でっ、つる、が、さんっ、ぁぁっ」
広めに作られているとはいえ、どうしても狭く不安定な椅子の上でキョーコの身体は浮いたようになった。
おかげで蓮の腕から落ちそうになり、その度に蓮自身をきゅうきゅうと締めつけてしまう。
「……ん、俺をこんなに誑かして、君は淫乱だね。君の信じる妖精さんは、悲しんでるよ?」
「こんな、ところに、……あっ、い、いないわっ……あぁっ、妖精の王子様が、私を、こんなに、んぁっ、
したんですぅ……ぁあっ、あっ、はぁっんっ」
蓮は、キョーコを視姦する男の涎を垂らす姿を認め、目をすがめた。
「責任とって、もっと教えてあげようか」
ポケットを探り、ピンクのローターを取り出す。初めて見るものに、キョーコは不安そうに蓮の腕を掴む。
小さな二つの楕円型の球体を、テーピングテープでキョーコの胸の真ん中へ貼り付ける。
両乳首の上を揺れるプラスチック製の硬く滑らかな人工的な感触に、身を引いた。
「な、何です、か? ……コレ」
「そんなに怯えなくてもいいから。今にわかるよ」
「え……はぁっ、んっぅ……」
ずちゅっと腰をグラインドさせ、キョーコの気を逸らさせる。
続けて腰を突き上げると、キョーコも合わせて細い腰を上下させてきた。
彼女のぬめぬめとした内壁が、蓮の意識を飛ばそうとする。
ぢゅっく、ぢゅっくっとどちらのものかさえ分からない粘液の音が耳の内に響き渡る。
「俺のは、おいしい? ……ああ、聞かなくても、君の下のお口がひくひくして応えているね」
「やぁあっ、こんなのって、ない、ですっ、はぁん……どうして、……あなたはそんなに、あっ、あっ、あぁっ、
……意地悪、んぅ、……あぁっ、なんですか……んぁっ、あぁっ、はぁっ、あぁんっ、だ、め、
もう、……んぁっん、だめぇ……い、くぅっ……い、やぁ…いっちゃうぅっ……!……早く、き、てぇ…」
初デートがこんなに背徳的なものになるとは思ってもいなかった。
キョーコは涙を浮かべながらも、頭から身体の奥からやってくる痺れるような快楽の波に身を任せ続けた。   
映画はいつの間にか終わっていて、あたりは淫猥な声や音で溢れていた。
2779:2006/08/28(月) 02:21:51 ID:5355UJo3
カノンのオルゴール曲が流れ出し、左右にある6箇所の出入口より観客たちはそれぞれ出て行った。
遠目には、ごく一般の上映会と変わらない様子だ。だが、紅潮とした男女の顔を見ながら、
自分たちもあんなに恍惚な表情をしているのかと、恥ずかしくて顔を伏せた。
「敦賀さん。もうコレ、外してもいい、ですか? ね?」
キョーコは涙を残した瞳で、蓮を見つめる。女優『京子』ではなく『女』を前面に出した恋人の顔。
蓮はまた彼女へ襲い掛かりたくなる想いを留めて、ローターを人差し指で小突いた。
「だめ。これは君へのプレゼントだから。帰るまでつけていて? 初デートの記念」
(き、記念って。絶対、アクセサリーなんかじゃないのに。なんでつけるの?)
館内で蓮と交わっていた時にはローターを動かされることはなかった。ただ、蓮とキョーコの動きに激しく
飛び上がっていただけだ。しかし、コレが単なる飾り物でないものだとは薄々気づいている。
「あの男、まだ見てる。ちょっとしつこいね」
蓮は、身支度するキョーコを座らせたまま、座席を離れた。
キョーコは前席に、蓮を誘惑しようとした女もまたそこに残っているのを見て、しがみ付く。
「行かないで。お願いです」
胸を自らの両腕で寄せ上げる女をすかし見て、蓮はうっすらと笑う。
「いいよ。じゃあ、俺のお願いも聞いてくれる?」
27810:2006/08/28(月) 02:22:56 ID:5355UJo3
秘密の映画館から出る時、キョーコは来場した時よりも力強く蓮の腕にすがり付いていた。
一つは蓮の後を執拗に追いかけてくる女を牽制するためでもあり、またそうしていないと立っていられない
状況にあったからだ。
ブラとショーツは、バッグの中へしまってある。エレベーターが運ぶ風、人が行き違う際の空気の流れ、
全ての動きが、短いスカートの中へ流れ込んでくる。どんどん溢れてくる愛液が腿から下へ伝いやしないかと、
蓮の腕に頬を寄せる。下着をつけない不安感以上に、ローターの微細な動きがキョーコを振るわせてもいた。
キャミソール越しに、ローターが彼女の心情を表すかのようにぶるぶると振動しているのが見えた。
そして、内股になって身を竦める彼女の秘芯の奥にも、それはあった。
「ぁぁっ、……んぅ……」
声を押し殺し、蓮に抱きつく。
「落としたら、大変なことになるね」
キョーコを抱き寄せた手で、臀部から背中を撫で上げる。
「ゃぁっ……」
反抗することも叶わず、懸命に頭を振り続ける。
駐車場ですれ違った、監視員らしい中年男が火照ったキョーコの顔をぎょっとしたように振り返った。
「早く、……車の、中へっ……ぁっ、んっ」
「そうだね。このままじゃそこら中の男に襲ってくださいって言っているようなものだ」
自分で仕掛けたことだというのに、蓮の声には苛立ちが篭っていた。
27911:2006/08/28(月) 02:23:44 ID:5355UJo3
「まだ、取ってはだめだよ。帰るまでって言っただろう?」
助手席に乗ったとたん、振動の強さを上げられ、キョーコは飛び上がる。
「やぁっ……! あぁっ、あぁん、シートが汚れ、ます……っ」
「いいんだよ。この助手席は君しか乗せないから」
「そんなっ、乗る度に、今日のこと思い、……だしちゃうじゃ、ない、ぁんっ、……ですかっ、はぁっ」
「ああ、後でじっくりと思い出して」
蓮はハンドルを取り、一人悦楽にもがくキョーコを横目で楽しんでいた。
映画館を出た時には空はすっかりと暮れていたが、運転する道が来た時と違っていることに
キョーコは気がづいた。反対方向のようだと告げると、蓮はどこかで夕食をとろうと話す。
「こんな格好でっ、外食、なんて、ひぃぁっ、行け、んぅ、…ませんっ……ぁっ」
蓮のマンションにある冷蔵庫に食材がまだあるから、それで美味しい夕食を作るからと哀願する。
「そう? せっかく社さんから教えてもらったお店なんだけど」
赤く顔を顰めるキョーコを見て満足したのか、蓮はハンドルを切り替えた。
「じゃあ、帰ろうか」
キョーコは胸を撫で下ろし、甘く続けられる拷問に耐えた。
28012:2006/08/28(月) 02:24:43 ID:5355UJo3
蓮が急に車を止めたので、キョーコは朦朧とした意識で彼を見上げた。
「……え、……着いた、んぅ、ですか……ぁんっ」
見回すと蓮のマンションの駐車場ではなかった。都内なのだろうが、住宅街に面した静かな月極駐車場のようだ。
「……あ、れ? どう、して」
「最上さん、大丈夫? ひどく苦しそうだったから」
「……あ、じゃあ、ぃあっ、コレ、外して、……くだ、さい?」
「それは、だめ」
蓮はエンジンを切り、キョーコに覆いかぶさってきた。
「きっとただ取っても、君の症状は良くならないよ。俺が治してあげようか?」
キョーコは、彼が提案する言葉に、ゆるゆると首を振った。
いくら人通りが少ないとはいえ、先程の映画館と違い、ここは完全に外部の目に晒されている。
誰かに写真でも撮られたら、芸能人生命は終わる。
キョーコが必死に考えているというのに、蓮はキャミソールを剥ぎ取るように捲り上げ、ローターごと
少女の赤くなった乳首を摘んだ。痺れるような感覚で、微熱のように続いていた快感が一気に、跳ね上がる。
「ぁぁああんっ! やぁっ、ぁあっ!」
「声、抑えて」
蓮は座席を倒し、キョーコの唇を塞ぎ、その身体にキスの雨を降らせる。
キョーコは、ローターを締め付け身震いした。
「いや、いや、こ、わい、怖い……んぅ、んんっ、だめっ、です、こ、こわ、い……怖い、よ……ーン」
小さな頃のキョーコをあやすように、蓮は彼女の額を撫でた。
「怖がらないで、キョーコちゃん」
「コーン?」
潤んだ愛らしい瞳。信頼を寄せた色。
蓮は、キョーコの瞳に幼い頃の彼女自身を見つけ、天井を仰いでため息をついた。
「ごめん。やりすぎた」
28113:2006/08/28(月) 02:25:55 ID:5355UJo3
キョーコの胸を隠し、運転席を倒して寝転がった。
「今日、君を誘ったのは間違いだった」
「敦賀、さん?」
怒らせたかと心細く呼びかけるキョーコの髪をすき上げ、涙が伝うそのこめかみを拭う。
「初めから俺の独善で酷いことして、泣かせたね」
蓮の舌が、キョーコの目元の涙を舐め取った。
「俺はね、本当は余裕のない人間なんだよ。あの不破よりひどい。君のことを縛り付けて、
側にいても、不安なんだ。最上さんは、俺が他の女優と噂になってもちっとも怒らないから」
「そんなの……私だって、不安になるに決まっているじゃないですかっ、でも」
キョーコは、寝そべったまま蓮に向き、さらに涙した。
「でも、私の我儘だし、敦賀さん、鬱陶しく思うかもしれないって……、私、怖くて、怖くて」
蓮はキョーコの背中を抱き寄せた。
「俺もね、いつ君があの男のところへ戻ってしまうかと、ずっと心配だった」
「も、戻るわけないじゃないですかっ、敦賀さん、ひどいです、あいつなんかっ、あいつなんかっ」
「そうやって熱くなるから、悪だくみしたんじゃないか。俺に対しては冷静、じゃないと今日分かったけど」
さらっと言いのけ、ついでのようにキョーコの両胸をローターと一緒に揉みだす。
「あ、ぁっ、つ、るが、さん、……や、やめるって……あ、あ、」
「言ってない。やりすぎたとは言ったけどね」
したり顔で、愛撫を続ける彼に、キョーコは再び涙を溢れさせた。
「天然いじめっ子っ」
28214:2006/08/28(月) 02:26:53 ID:5355UJo3
キョーコは、座席を後ろに下げた運転席へと跨った。
「いいの? 週刊誌がやってくるよ」
左右には他の住民の車が囲いのように止まっているが、完全に役に立つとは言い切れない。
いつ人がやってくるか、ここへ車を戻しにくるか。
「もうっ、知りません。敦賀さんなんて、明日から芸能界一破廉恥な男になるんだからっ」
ローターを付けたまま、全裸となり、蓮にしがみ付く。
「君の覚悟に、精一杯応えないとね」
嬉しそうに、キョーコの入り口を先端で弄り始める。
「はぁぁんっ、あっ、このままじゃ、だ、め」
ローターを外そうとすると、蓮はその手を掴み上げた。
「帰るまでは取らない約束だったよ?」
「で、でも」
「いいから」
ローターを奥に埋め込んだまま、蓮はキョーコを突き上げた。
蓮自身とローターの動きが重なって、キョーコは目の焦点を失いそうになった。
蓮も眉根を寄せて、呻いた。
「あ、あぁっ、ん、あっ、いや、奥、お、く……あっ、いや、当た、…ってるぅ、や、や」
自分の上でキョーコが飛び跳ねるたび、蓮は今までにない快楽の波に引き込まれそうになった。
「も、がみさん…俺、を……食いちぎる、つもり?」
「ぃあっ、つる、がさんっが、大きい、から……ぁぁっ、おかし、く、んはぁっ、なっ、ちゃうぅっ……」
注挿を繰り返す度、ハンドルにキョーコのお尻が当たり、小さなクラクションが鳴る。
「どう、しようっ、どう、し、ようっ……あ、ぁぁんっ……」
「いい、から、おいで?」
蓮はキョーコを突き上げ続け、ローターで固くしこった乳首を引っ張った。
「いぁぁっ!」
キョーコは唇を噛み締め、蓮をさらに締め上げた。
蓮も外す余裕もなく、彼女の中に精を存分に吐き出していた。
28315:2006/08/28(月) 02:28:04 ID:5355UJo3
「ちょっと突っ走り過ぎた」
蓮がシャツを着直し、キョーコは約束どおり律儀にローターを付けたまま、スカートを穿き、キャミソールを
身に着けた。
キョーコの目は未だに潤んで、頬は上気している。
「でも今日君を、このデートに連れてきて本当に良かったよ。君の嫉妬する顔が見れた」
「今度のデートは普通の映画館がいいです。遊園地でもいいですけど、普通の、です、よ? んっぅ」
ローターが邪魔をして、頬が上手く膨らまないキョーコの唇に、そっと唇を重ねる。
「今度は、貸切にするよ。そうすれば、いくらでもキョーコのよがる顔が見られるしね」
「つ、敦賀さんっ!」
「ほんとどんな顔でも君は可愛いね」
フェラーリを軽快に飛ばしながら、二人は遅い夕食と熱いシャワーのためにマンションへ向かった。
284名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:31:42 ID:5355UJo3
長い上…すいません、ど変態です。
心境が、消耗しすぎて
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \ /  \ /  \
な感じです。
こんなん、だめぽ。

蓮の顎に刺されに逝ってきます……
285名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:44:44 ID:og3KoAlo
GGGGJ!!
人目がある場所でのプレイに萌えた〜。
しかも小道具遣いの蓮!!
芸能人生命終わってもいいからキョーコをもっと啼かせてホスイ。

変態祭り万歳!!!
286名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:53:41 ID:r2LTZiLX
>>247
GJ!
社さんは結局聞いてしまったのか?・・それが気になる。
社さん視点のお話が見たい!


>>269
変態イイw
映画館や車というシチュがいいw

逆に他の俳優との濃厚なラブシーンをこなすキョーコを見て嫉妬する蓮とか見たいな
287名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 03:38:24 ID:xnCd2jlv
>>268
GJGJ!
冒頭胸キュン路線かと思いきや
おまえさんなかなかのド変態妄想脳で素晴らしいですね( ´∀`)σ)Д`)
映画館、視姦、道具にキョーコのオナヌーにカーセry
と豊富な変態シチュに禿萌エス(*´Д`)
なんだかんだで応えまくりのキョーコってエロくてたまらんですね。
288名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 07:09:29 ID:eGx8cyix
GJ!!
蓮、変態へまっしぐらですね。
蓮の車は形からしてポ○シェだと思うよ。
289名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 07:10:02 ID:eGx8cyix
GJ!!
蓮、変態へまっしぐらですね。
蓮の車は形からしてポ○シェだと思うよ。
290名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 19:15:16 ID:7pfk5ALa
投下させてください。

>>193様、>>202
自分、>>182なんですが、バスルームの続編なんですが。
「体洗ってあげるよ」で、ボディソープぬるぬるプレイ
とか、
シャワーでクリトリス刺激で
「おかしいね、キョーコ。洗っても、洗ってもヌルヌル落ちないね」
とかしか思いつかなくて、あんまりエロくならなかったので、続編やめときます。

>>284
エロっ!
エロいっす。尊敬しますよ(*´Д`)ハアハア
ケータイ打ってたら、ローターネタかぶってました。
(´・ω・`)ゴメンナサイ

では、投下しますね。
291:2006/08/28(月) 19:16:22 ID:7pfk5ALa
「あんた、今日のデート、そのピンクつなぎでいくつもり?」
「まぁっ!駄目よ、お姉様。今日は蓮様の誕生日なのに!」
ラブミー部の仕事を終えて事務所に戻ると、モー子さんとマリアちゃんにつかまった。
「いや、着替えるつもりではいたんだけど…」
着替え、忘れてきちゃったから、どうしようもない。
「あんたね、相手はあの敦賀さんなのよ?芸能界一のいい男の」
モー子さん呆れられてしまう。
「そうなんだけど…。やっぱりお誕生日くらいはおめかししたかったなぁ」
付き合い出して半年。
初めて、待ち合わせてのデートなのに。
「大丈夫よ、お姉様。」
そんな私の様子を見て、マリアちゃんがほくそ笑む。
「な、何?マリアちゃん」
「私がコーディネートしてあげるっ!」
にっこり笑って、マリアちゃんは通りすがりの衣装さんを呼び止めた。
そんな私達の様子を見ていたモー子さんは、しょうがないわねぇ、とため息をついて、
「着替えたら、声かけなさい。お化粧してあげるから」
と言ってくれた。
292:2006/08/28(月) 19:17:17 ID:7pfk5ALa
服を選んでもらって、お化粧してもらったはイイけど、
「やっぱりコレ、短すぎない?」
白のレースブラウスに黒のジャケット、そして、黒いミニスカート。
「大丈夫よ、お姉様。きっと蓮様もよろこぶわ」
「たまには、それくらいサービスしてあげてもいいんじゃない?」
サービスって…、一体…。
「それよりあんた、時間はいいの?」
時計を見たら、もう約束の時間。
「たいへん!私、もういかなきゃ!」
ミニスカートなんて気にしてる暇はない。
私はモー子さんとマリアちゃんにお礼をいって、地下駐車場まで急いだ。

地下駐車場に着くと、敦賀さんはもう、車の中で待っていた。
「遅くなってごめんなさい」
車に乗り込んで、お詫びをしたら、何だか敦賀さん、にやけ顔?
「あの…?」
怒ってらっしゃいます?って訊こうと思ったら、
ちゅっ、
いきなりキスをされて、頭が真っ白になった。
「どうしたの?それ」
突然のことにパニクっていると、敦賀さんが口をひらく。
「ミニスカート、初めてだ。かわいいよ、キョーコ」
そうだった。ミニスカートだったんだ。急いで走ったから忘れてた。
「あの、マリアちゃんとモー子さんが…」
293:2006/08/28(月) 19:18:34 ID:7pfk5ALa
事の経緯を説明すると、
「じゃあ2人に感謝しないとね」
って、敦賀さんが笑う。
「あの、お誕生日おめでとうございます」
「ありがとう」
「ケーキ、作ってきたんで後で食べましょうね」
「それは楽しみだな」
敦賀さんを想って、一生懸命作ったケーキ。美味しいって言ってくれたらいいな。でも、
「実は、プレゼント、用意出来てないんです。ごめんなさい」
ここの所、忙しくて買いに行く暇なんてなかった。
「いいよ、プレゼントなんて。こうしてキョーコと2人で過ごせるんだし」
敦賀さんはそう言ってくれたけど、やっぱり、
「プレゼント、用意したかったなぁ」
だって、好きな人の、それも恋人のお誕生日ですもの。
「そっか」
敦賀さんは、微笑ましそうに私を見て、今度は大人のキスをくれた。
「じゃあ今日は、俺のおねだり、何でもきいてくれる?」
敦賀さんがこんな風に、おねだりなんて初めて。何だかかわいいな、なんて思って、
「良いですよ」
答えたら、甘かった。
敦賀さんは、ニヤリ、夜の帝王な笑みを浮かべて、右手をスカートの中に忍び込ませてきた。
「…っ!敦賀さ、」
294:2006/08/28(月) 19:19:41 ID:7pfk5ALa
驚いて声を出してしまった私の口を、キスでふさいで、ショーツの中に手が入ってきた。
「んっ、んんっ」
事務所の駐車場の車の中で、こんなコトするなんて、誰かに見られたら……。
戸惑いと羞恥で胸がドキドキする。
「んっ、んっ」
こんな所で、恥ずかしい部分に指を入れられ、濡れてしまった私の中に、
ちゅるり。
プラスチックの卵みたいな物が入ってきた。
「敦賀さん、何?コレ」
唇が離れて、尋ねると、突然、
「あっ、」
卵みたいな物が、振動を始めた。
「いやっ!敦賀さんっ、なにっ?コレ」
「キョーコ、俺のおねだり、きいてくれるって言ったよね」
言った。言ったけど、
「敦賀さん、ん、コレっ、なに?」
「ローターって言うんだよ。ちなみに、スイッチは俺が持ってる。
今日、一日、それ入れてデートしようね」
こんなおねだりなんて、思ってもみなかった。

「じゃあ、行こうか」
敦賀さんは、何事もなかったかのように車を発進した。
私の中のローターは、まるで生き物のように蠢いて、私の奥の一番感じるトコロを刺激する。
「んやっ、つるがさん、コレ、ぬいてぇ」
「だぁめ。約束だろう?おねだりきいてくれるって」
295:2006/08/28(月) 19:21:18 ID:7pfk5ALa
確かに、約束だけど…。
「ほら、キョーコ。そんないやらしい顔してたら、周りの人たちにバレるよ」
信号待ちの敦賀さんの言葉に、ハッとして周りを見回すと、横断歩道を歩く人たちが見える。
「ん、やぁ」
夕方の、黄昏時。
通行人に顔なんか見えないとわかっていても、カァっと頬が熱くなるのを感じる。
「ん、んんっ」
目をつむって、スカートを握りしめ、耐える私の中で、
「あっ、いやっ」
振動がさらに強くなった。
「敦賀さん、コレ、とめてぇ」
懇願する私の願いなんてきいてくれない。
「喉、乾いたな」
車を、道路脇の自販機のそばに止めて、
「キョーコ、お茶、買ってきて?」
端正な顔立ちを、私に向けて言う。
「や、むり…」
「お願い」
甘えた声でそんな言い方されたら、従わないわけないじゃない。
「あ、今回、だけですよ」
しぶしぶ、了解すると、敦賀さんはにやり、笑った。
「早くしないと人がくるよ」
ちゅ、と私の唇にキスを落として、神々しい笑みを浮かべる。
でも、
「んあっ!」
体の奥の振動音はさらに強くなった。
鍵を開けて、おぼつかない足取りで自販機に近づく。
誰かきたらどうしよう。
296:2006/08/28(月) 19:22:48 ID:7pfk5ALa
お茶を買って、急いで車にもどろうとして、
「はっ、」
もう少しで、絶頂が近いことを悟る。
「んんっ、いっちゃ…」
瞬間。
今まで振動していたものが止まった。
「あ、なんで…?」
いきそうだったのに。
はぁ、と一息ついて、こちらのに向かって来る人影に気付いて急いでドアを開けて車に乗り込む。
「どうしたの?そんな恨めしそうな顔して」
わかっている癖に、敦賀さんが言う。
「ぁんっ、」
また、ゆるゆるとローターが動きだした。

「あ、も、イカせて…」
一時間ほど、ドライブして、イク寸前で何度も止められ、我慢ができなくなっていた。
「もう、我慢できない?」
知ってるくせに。
敦賀さんは、わざわさ訊いてくる。
「ん、あぁっ、がまんできないっ!」
恥ずかしさをこらえて、告げると、
「仕方ないな。キョーコはいやらしいから」
笑って、どこかに車を走らせた。

「ほら、キョーコ降りて」
どこかのラブホテルの駐車場で、ローターを抜いてもらえないままおろされた。
「や、だ、だれかきたら」
「キョーコのいやらしい顔が見られてしまうね」
何でもないような顔して敦賀さんが言う。
297:2006/08/28(月) 19:24:24 ID:7pfk5ALa
「つるがさん、お願い!も、イカせて」
2人用のエレベーターの中で懇願する私に、
「部屋についたらね」
にっこりと笑って頭を撫でる。
もう、我慢できない。
敦賀さんの、大きいのが欲しい。
部屋に入って、バタンと扉が閉まった瞬間、
「ちょ、キョーコ」
敦賀さんのズボンのジッパーを下ろして大きなものを取り出し、
「ちゅっ、んむ、」
口に含んだ。
「そんなに欲しかった?」
既に、大きくなっていた敦賀さんのは、ますます堅くなってくる。
「んっ、んんっ」
ローターが体の中で暴れ回る。
「キョーコ」
私の唇を離して、
「キョーコの口でイカせるつもり?」
敦賀さんはお姫様だっこでベッドまで運んでくれた。
枕元のゴムを取ろうとする敦賀さんを押し倒して、
「おねがい…」
下着を脱ぎ、ローターを取って馬乗りになる。
「こら、もう少し待ちなさっ…」
「あ、はんっ」
自分で腰を下ろして、敦賀さんのものをくわえ込んだ。
「あっ、あっ、あんっ」
自分で腰をふる。
「そんなに我慢できなかった?」
私のシャツのボタンを少しだけはずして、乳首を弄びながら敦賀さんがいった。「んっ、だって、つるがさんが、いっぱ、…じらすから」
298:2006/08/28(月) 19:26:38 ID:7pfk5ALa
憎まれ事を言う私に、ごめん、と苦笑して敦賀さんが腰を動かし始める。
「んっ、あ、いくっ、つるがさんっ、いいっ?」
「いいよ」
敦賀さんの声をきいて、
「んああああんんっっ!!」
達した。
どさり。
達したばかりの私を押し倒して、更に敦賀さんは腰を進める。
「あっ、あんっ、んっ」
イッたばかりのそこは、じゅんじゅんと熱くて、ぎちぎちと敦賀さんを締め付ける。
「あ、だめ、つるがさんっ、そん、な、はげし、」
「あんなに可愛いキョーコを見たら、手加減なんてできない」
敦賀さんの動きに合わせて、ギシギシとベッドが軋む。
「あんっ、つるがさんっ!わた、わたし、また、」
「いいよ、キョーコ。一緒に…」
「あああっ、いっちゃっ、んんんんっ!!」
2人同時に、高みに登った。

「素敵なプレゼントをありがとう」
ベッドの中で敦賀さんが言う。
「もう、しませんからね、あんなの」
「ごめんごめん。でも、可愛かったな、積極的なキョーコ」
敦賀さんの言葉に顔が熱くなる。
「おねだりきいてくれたお礼に、今日は後ろから前から、思いっきりかわいがってあげるね」
「いりませんそんなお礼」
答えながら、今夜は眠れないな、と思った。
299名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 19:30:02 ID:7pfk5ALa
おしまいです。

補完。
ホントは、ホテル、天蓋付きのベッドなんだけど、そんなことも気付かないで、蓮を押し倒すキョーコさんでした。
お粗末さまでした。
300名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 19:37:54 ID:AyNm4M0w
>>290
こんな早い時間から萌えさすなーーー!!
嘘ですGJ。激しくGJ。
なにげに車、エレベーター、ラブホに道具とこれまた満載ですな。
てかシャワーで刺激って充分エロス(*´Д`)ハァハァ
301名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 19:52:59 ID:bBexcc7H
(*´д`*)GJヘンタイ!
蓮、芸能人生命をかけすぎ!でもヨシ!
スリルがあってドキドキした。
302名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 20:27:28 ID:bBexcc7H
>>301>>269さんへのレスです。リロードしてなくて。スマソ。
本当に色んな意味でドキドキした。GJ!

>>290
神キテターー(゚∀゚)!
またまたこちらもスリリング!!
蓮の変態プレイはどうして許せるんだろう。
GJ!(*´д`)ヘンタイバンザイ!

1つ思いついた、変態プレイ。
キョーコにノーパンになってと頼む蓮。
キョーコがノーパンと知ってるのは自分だけとドキドキムラムラする蓮。
…あーもう別キャラになってるよ。
自分が書くと蓮がきもくなっちゃうよ。
303名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 20:38:58 ID:AyNm4M0w
>>302
最近の変態ブームの流れにのって自分もノーパンについて考えていた。
・・・と書いたところで何を言ってるんだ自分…と一瞬思ったがそれは忘れることにして。
しかしカメラの前でタラリと垂れちゃうと女優生命に関わって可哀相なので
せめて撮影とは無関係なところでしてあげて、ノーパン。
てか撮影と無関係ならぜひ強要させて、ノーパン。
304名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 20:48:08 ID:gNYMaTR6
>>290
GJGJ!ローター入れたままお茶買いに行かさせる帝王最強(;゚∀゚)=3バスルーム編の方も是非読みたいです!(*´Д`*)
305名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 20:53:58 ID:bBexcc7H
>>303
2人きりならオッケーだね。

>>290
いやいや、じゅうぶんエロいよ! >お風呂プレイ

連投スマソ。
306名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 21:27:34 ID:rOxaeAEn
269です。
あまりの変態ぶりな様を書いて沈んでいましたが、
スレ住人の皆様の優しさに何とか浮上です。

>>288
ポ、ポ○シェだったんですね…(;゚Д゚)
ご指摘有難うございます。思い込みはいけない見本ですね。

>>290様のを見て更に浮上( ゜∀゜)=3
GJ〜! ローターの正しい使い方ですwキョーコ可愛い。

皆様さすが変態ネタ沢山お持ちですよwワクテカで待ってます。

変態&花魁&未知の萌えネタに幸あれ!
307名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 18:16:44 ID:7eDXrnKh
蓮ってさー、ここではただの変態になってるけど。実際(本誌の蓮)は下の処理どうしてると思う?
一応紳士だし、風俗には行かないよね?キョーコをおかずにオナヌーとかすんのかな。いや、罪悪感とやらでそれさえもためらってそうだw
308名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 19:37:53 ID:kcLq9//f
>>307
今まで仕事に夢中で性欲まで気がまわってなかったかもよ。
煩わしいとか思ってたかも。
それか、トレーニングで発散させてるとか、
または、溜まるとよくないからって、トイレ行くのと同じような感覚で処理してそう。
昔、散々遊んでそうだし、そんなに興味なかったかもしれない。
でも、これからはキョーコのこと考えてしそうだね。
309名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 19:50:41 ID:5ZJtVtzv
>>308
全く同じこと思ってた。ストレスとか欲求不満は全て仕事絡みだろうし
お酒とトレーニングで流してたのかもね。
ストイックな性格っぽいから。トイレ感覚だね、まさに。
これからキョーコのあれやこれやが妄想?、幻想?となって現れて悩みそうだねw

話変わるが、なんとなく次号は蓮がしでかしそうな気がする。
310名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:13:37 ID:CBS9UCvt
自分の中じゃ、仕事が忙しいし、朝起きて仕事して、軽く飲んで寝る、ってドライな生活をイメージだ。
で、時間が空いたらトレーニング、たまに求められれば後腐れのない関係もあったかもしれん、と勝手に思っている。

>>309
言われてみれば確かに。
逃げなかったキョーコに安堵してうっかり発言やうっかり行動とかあってもおかしくないな。
個人的には本編では13巻のコーン(石)にキスした時みたいなほのぼのな絡みが見たいが
結論を言えばどんなささいなことでも無限に妄想を広げられるのでなにが起こっても問題なし(*´д`*)
311名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:29:56 ID:kcLq9//f
>>309
なになに!?なにをしでかすの?ワクワク

それにしても、ここで蓮が何か「しでかす」とか聞くと、
変態的な妄想にたどり着いてしまうよ…。
312名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:33:14 ID:CBS9UCvt
このスレじゃいつも何かしでかしまくりだしねw
しかし今号の「天然いじめっ子」発言はたまらんかったですね。
意識せずにこのスレ住民を萌えさせてくれるあたり、蓮がいじめっ子ならキョーコは天然マゾっ子。
313名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:57:59 ID:5ZJtVtzv
>>310
日本では後腐れない関係はなかったと思いたい。。

>>311
しでかすと言っても押し倒したり、襲い掛かったり、脱がしにかかったりはないと思うw
仲村センセの中の人が実は眉タソだったら、あり得るけど。
抱きよせ、抱きしめ、キスのひとつ位しそうだと思ったのさ。
キョーコを追ってつけて来た松が、木の陰から見ていることも知らず・・
314名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 21:22:16 ID:kcLq9//f
>>313
それいいね!
>蓮がキョーコを抱きよせ、抱きしめキス → 松目撃
315名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 21:39:43 ID:i+0oLcHU
朝、またキョーコがいなくなったと逸美&松が騒いでいたら
蓮とキョーコが手をつないで帰還、でも良いと思う。
ついでに「これからは俺が彼女を守るから、お前はもう必要ない」
くらい言ってくれたら、もうヘタ蓮とは呼ばない。
316名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:18:22 ID:/i8eQdS4
口チューじゃなくていいので、手の甲にキスして
「俺が守るから」宣言くらいしてくれればいいな〜。
317名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 23:12:15 ID:e1Xa8QM4
ここの蓮だったら、キスして即挿入だよな。

本編は無理に決まってるからw、316さんのような展開いい。
胸キュンだよ。
318名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 00:22:41 ID:SwxeWeGS
これだけ読者の期待を背負って何もしなかったら本当にヘタ蓮だねw
自分が変態だってことに早く気付いてほしいよ…

おっと、このスレと混同してしまった。
319名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 01:05:59 ID:9PSOWrzn
>>318
>自分が変態だってことに早く気付いてほしいよ…
wまったくだね。
本誌を読んであれっ?と思ってしまった。
というのは、「(ここの蓮だったら)ここで蓮はこう(エロ)するはず(チューは確実に)…」
ってこのスレで刷り込んでしまったらしい。
蓮とキョーコってまだキスもしてないんだよね。信じられない。純情すぎる…。
320名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 03:05:35 ID:d7vq7gjE
もちつけ、あの二人はまだ会ってせいぜい半年だ。
お互い嫌われてると思い込んでたんだし、純情とはまた違うと思う
321219:2006/08/30(水) 07:21:57 ID:ksuueVeG
花魁ネタ2話上げたいかと思います。
322花魁 1/2:2006/08/30(水) 07:24:41 ID:ksuueVeG
幾度となく他の良家と呼ばれる令嬢をこの腕で抱いた。
 けれど、太夫に感じたものを同じように持てる事は無かった。
居た堪れなく劣情が持て余す。
お忍びで遊ぶにしても莫大な金が動く―
「…欲しいのに…」
掴み取ろうと腕を伸ばすのに届かない高み。
 だが、それで諦めれると言えない意地。

足早に吉原へと繰り出す。
 その矢先―
目の前で花魁道中が繰り広げられていた。
 三枚歯下駄の重さをものともせず、軽やかに歩き進む京子太夫。
今まで遊んでいた数多の女よりも気高く美しい姿に焦がれる。
「不破家の放蕩息子の所に出向くらしいぞ。」
「えぇ?敦賀家の方じゃないのか?」
口々に道中を目にした者が興味深げに囁く戯言。
「どうやら、不破の旦那さんが花紙と茶屋に大枚を振舞ったって話だろ?」
「三会は済んでるんだろ?夫婦の契りかぁ…俺もそれだけの銭があればなぁ。」
羨望と放蕩息子への嘲笑が込められた言葉。
 それを背にしてなす術もない自分。
カラン・・と、自分が立っている付近で下駄の音が止まった。
 自惚れでなければ良い。
太夫を止めたのが自分だと―
 ぱさりと、足元に桔梗が落ちる。
「花は可愛がらんとあきませんえ?」
挑むような眼差し。
 高みから自分を値踏みするその姿勢。
―相手にとって不足は無い―
323花魁 2/2:2006/08/30(水) 07:26:10 ID:ksuueVeG
さわさわと竹林の音。
「おい…」
ズイと杯を差し出し、酒を求める男。
 豪奢な着物を着て、極上の女を手に入れた優越感。
「お前を身請けするには幾ら掛るんだ?」
酒でほろ酔いしながら、ただ静かに酒を杯に満たす。
「尚様がこの先一生涯、私だけに愛も情も金も注ぎ込む位でありんす。」
艶やかな紅の唇が紡いだ、やっと初めての言葉。
最初から三会まで、一度も口を開かなかった。
 その態度に惚れた―
「お前自身の身請け代だ。」
鮮やかに微笑み、
「私は一生涯を一人の男、一途に命を賭ける太夫でありんす。その覚悟が尚様にないので
したら、身請けなど、酒の酔いに任せた戯言。」
ついと、酒の満たされた杯を煽る。
「肌重ねた逢瀬も向こう3年は先ですぇ?」
しゃん しゃん と三味線を鳴らす。
 グイと居た堪れなくなり腕を引く。
「こんな伝統関係ねぇよ。お前が抱けさえすれば・・」
切羽詰った物言いに、喉の奥から笑いが漏れ、妖艶に笑う。
「試してみますぇ?」
するりと、尚の着物の合せ目を寛げ、下肢へと手を伸ばす。
「な…っ…」
ポタポタと杯に残る酒を垂らし、やわやわと刺激を送り首を擡げたモノを指で嬲る。
「く…ぁ・・」
くちゅくちゅと水音を響かせ、陰嚢、菊門を指で揉み上げる。
 太夫を見ると、さらに艶やかな顔で下肢を見つめていた。
“痴態を見られている”そう思えば、さらに増長する。
背筋を電流が駆け巡る。
「活きのよろしい魚おすなぁ?」
紅の挿した唇が魚と云われたモノの先端を咥える。
 唇がクチュと水音を立てる。
「−ッアアッ!」
まだ口に含んだだけで、あっさりと果てた。
 女を知り始めた頃に戻された気分が胸を支配する。
グイと懐紙を取り出し口を拭う。
 ちらりと脱力して、力の無い眼差しで太夫を見つめる。
「気の早いお人は果てるにも早い。こんな言葉が遊郭にはありんす。尚様は、そういう方で
ありんすなぁ?」
乱れた着物を正し、立ち上がる。
カァと、男としての自尊心を抉られる。
パサリと、口元を拭った懐紙を捨て、すくっと立ち上がる。
「なんだよ?まだ続きが…」
「尚様とのお時間は終りでありんす。旦那様にお伝えなさいな。」
シュルシュルと畳へ衣擦れの音を響かせて、振り返りもしないで襖が閉じられる。
ガンと、握り締めた拳を膳に叩きつける。
 三会にしてようやく、自分の名の入った膳と箸―
されど、彼女の機嫌を損ねて次があるのかどうか―?
「このままでは済まさねぇ」
仄暗い炎が目に灯る―
 腹が立つくらいに高慢で美しい華を手折る願い―
324219:2006/08/30(水) 07:30:15 ID:ksuueVeG
お…お目汚しすみません orz
 決して身体を許さない太夫路線になっています。

アク規制に引っかかり書こうにも書けず、あわてて上げさせて貰いました
325名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 10:24:57 ID:N5hA99ok
>>279
GJ!!京子太夫テラカッコヨス(*´Д`)ハァハァ
326325:2006/08/30(水) 12:03:03 ID:N5hA99ok
>>219だった。スマソ!
327名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 19:49:40 ID:DarVZ1Ft
投下させてください
>>183->>188
の続編のバスルーム編ですが、読みたいと言ってくれた方がいたので、もう一度、打ち直しました。
短くなってしまいましたが、投下していきます。


>>219
花魁京子カコイイ!
雰囲気がきれいですごくいいですね。


それでは、投下します。
328:2006/08/30(水) 19:50:33 ID:DarVZ1Ft
「あっ、だめですよ。敦賀さん」
「駄目だよ、しっかり洗わなくちゃ」

バスルームに逃げ込んだキョーコを追いかけて、
「背中、流してあげる」
ボディソープを体中に塗りたくった。
ぬるぬると、手から腕、足から太ももと順に泡立てて、
「あっ、敦賀さん!」
後ろから、胸へと手を滑り込ます。
「あっ」
にゅるにゅると乳房を弄び、きゅっ、と乳首を摘む。
「ちょ、敦賀さん」
「何?キョーコ」
片手を股の間に滑り込ませて、
「んぁ、」
にゅるっ、と肉芽に指を這わせた。
「洗ってるだけなのに、感じてる?」
「あ、か、感じてなんか…」
そんな嘘をついても無駄なのに、キョーコは強がりを言う。
「嘘付きだな、キョーコは」
バレバレなのに。
「さっき、あんなにしたのに、感じてるんだ」
俺の言葉に、カァとキョーコの体中が朱く染まる。
「ぃやっ」
「嫌、じゃないだろう?」
ぬるぬると、全身に手をはわせて、キョーコの性感体を、順にじっくりと刺激していく。
「あん、ああ、」
「バスルームだから、声が響くね」
とろとろに溶け出したキョーコを、さらに言葉で煽ってやる。
「やぁっ、あ、い、んああんっ!」
329:2006/08/30(水) 19:51:36 ID:DarVZ1Ft
乳首と、肉芽を同時に愛撫されたキョーコはあっけなく達した。
「イッたの?キョーコ」
はあはあ、と荒い息をしているキョーコは答えない。
ずるずると腰を落として、タイルの上に座りこんでしまった。
「ボディソープ、洗い流さないとね」
シャワーを少し強めに出して、全身洗い流してやる。
「いやらしいですね、敦賀さんは」
息を整えて、おとなしく体を洗い流されているキョーコがふいに言った。
「いやらしいのは、キョーコの方だよ」
ザアァとシャワーの音が響く。
「キョーコ、足、開かないと流せないよ」
全身、洗い流して、後は股の間だけになった。
「あ、自分で、流しますからっ…、あっ」
後ろから、膝の裏を持って足を開かせ、シャワーのお湯をかける。
「やっ、敦賀さん、やめ、」
肉芽にシャワーを当てて、刺激してやると、
「やんっ、あ、ああ、」
イッたばかりのキョーコはさらに嬌声をあげた。
「んう、あっ」
「かわいいよ、キョーコ」
シャワーを持つ反対の手で、ぬるぬると濡れた秘所に触れる。
「ここも、ちゃんと洗い流さないとね」「や、つるがさんっ、だめっ」
ぬるり、と中指を差し込むと、きゅうきゅうと締め付けてきた。
330:2006/08/30(水) 19:52:38 ID:DarVZ1Ft
「あんっ、あっ、あっ」
シャワーの音と、キョーコの悩ましい声がバスルームに響く。
「だめっ、だめです、つるがさんっ」
俺の手を押しのけようとするキョーコの手が、ギリギリと爪をたてる。
「キョーコのここ、洗っても洗ってもぬるぬるしてくるよ」
「いやぁっ」
キョーコがいやらしいから、と、耳元で囁いてやると、
「いやぁ、んんんんっ!!」
再びキョーコは高みに上った。
「キョーコ」
俺も、そろそろ限界だ。
「キョーコがあんまりかわいいから、こんなになってしまったよ」
高ぶった俺のモノをキョーコの肌に擦り付ける。
「あ…、」
キョーコは俺を振り返り、
「んっ、ちゅっ」
俺のモノを口に加えた。
ぬらぬらとした、舌の刺激と、俺を見つめるいやらしい目つきに、酔いしれる。
「くちゅ、んふっ」
まったく、どうして…。
「ちゅっ」
キョーコの口を離して、
「どうしてそんなにかわいいんだ、君は」
耐えきれなくなったモノを、秘唇にねじ込んだ。
「あんっ、か、かわいくなんかっ…」
自分に自信にないのか、そう答えるキョーコに、
「かわいいよ」
囁いて、腰を進めた。
「あんっ、あ、あぁん」
331:2006/08/30(水) 19:53:55 ID:DarVZ1Ft
バスルームに響いて、キョーコの声がダイレクトに聞こえる。
「あんっ、あっ、」
何度も達したキョーコの中は、ぎゅうぎゅうと俺を締め付ける。
「はっ、キョーコ、俺のコレ好き?」
「んっ、すきぃ」
「俺のことは?」
「あんっ、あっ、す、好きっ」
熱に浮かされて、いつもなら照れて言ってくれない言葉を、
「敦賀さんっ、好きっ、だいすきっ!」
俺にしがみつきながら、言ってくれる。
「俺も好きだよ、キョーコ」
きゅう、とキョーコの体を軽く抱きしめてから、
「あっ、あっ、あっ、ゃん!」
ラストスパートをかける。
「はんっ、敦賀さんっ、も、おねがいっ」
「はっ、いいよ、キョーコ。イッて」
俺もそろそろ限界だしね。
「んっ、あ、一緒に、きてっ」
「いいよ」
ずちゅずちゅと内襞をすり、ぐりゅぐりゅとかき回し、
「あんっ、あっ、つるがさんっ」
「は、いくよ」
びくびくと跳ねるキョーコの中に、ドロドロとした白濁液を噴き出した。

「いやらしいですね、敦賀さんは」
再びシャワーで体を洗い流しながら呟くキョーコを見て、
「いやらしいのはキョーコだろう」
答えながら、キョーコが着ていたシャツの意味を考えていた。

332名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 19:55:19 ID:DarVZ1Ft
おしまいです。

トリップのミスと、改行ミスがありました。
すみませんでした。
333名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 20:17:55 ID:KFNe7XUd
いやらしいのはおまいらふたりだ!

>>332さまGJでした!!
キョーコがエロ可愛くてステキ・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・
334名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 20:26:27 ID:KxOkPEyz
エローッスGJ!!

>>219
エロもさることながら言葉含めて雰囲気出てて(・∀・)イイ!!
クオリティめちゃ高いですね。

>>327
充分エロいよ。そしてふたりともいやらしいでFA?
耳元で囁く蓮(;´Д`)ハァハァ
335名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:00:04 ID:9PSOWrzn
>>321
松を手のひらで転がして焦らすキョーコGJ!
手つきや紅い唇エロス!

>>327
うわぁエロカップル!!(゚∀゚*)GJ!
ヌルヌルと密着しててGJ!
336名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:04:41 ID:N5hA99ok
バ、バスルームもエロいっすね(*´д`*)ハァハァ

突然浮かんだ妄想。
行為のあと、いっぱいいっぱいになって泣きだすキョーコ。
鬼畜モードから一転メロメロに優しくなり慰める蓮。
アメとムチのバランスってことで(;´Д`)
337名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 01:55:02 ID:QyV6RLZW
|;゚Д゚)))タダイマ <閻魔のオッチャソに追い返された>>27(=前スレ648)

前回のぷち陵辱にGJくださった皆様、ありがとうございました。
しばらく読者側に戻って悶絶&拍手大喝采しまくっていたのですが、
このスレの懐の広さを知った喜びと御礼の意味も込めて、再び鬼畜蓮とMキョカポーを書いてみました。
今回はキョーコ視点なので蓮は若干おとなしめです。
しかも前置き長いです。エロだけでいいという方は6レス目>>343にジャンプしてください。
338Fever 1/14:2006/08/31(木) 01:55:51 ID:QyV6RLZW
「キョーコちゃん、店のことはいいからゆっくり休んでなよ」
「はいぃ……。お手伝いできなくてすみません……」
 女将さんの姿がドアの向こうに消えると、精一杯浮かべていた笑顔はあっけなく崩壊した。
 発熱のせいで体がだるくて、表情筋を動かすだけでも疲労がたまる。
 けれど一番つらいのは、風邪のせいでお仕事をお休みするはめに陥ったこと。
 仕事の入っていない日の方が多いとはいえ、私も芸能人の端くれ。
 体が資本なのに自分の不注意で体調を崩してしまうなんて、
 黒崎監督に言われた『身体の自己管理できない奴はプロ意識が足りない』という言葉が骨身に染みる。
 今日はたまたま『京子』のオフだったから芸能界の仕事に穴は開かなかったけど、
 滅多に出られなくなってしまっただるまやでのお仕事を頑張りたかったのに……。

 こうなってしまった理由はわかってる。
 水着メーカーのキャンペーンガールに抜擢されたことが嬉しくて、
 カメラマンにのせられるまま、マネージャーの静止も振り切って無茶をしたの。
 2月の寒空の下、雪が止んだ隙を見計らっての野外撮影。
 根性で鳥肌だけは押さえたものの、その時からなんだか体調がおかしくて、日が沈む頃には熱が出た。

 こういうのを自業自得って言うんだろう。
 わかっているけど、風邪を引いて寝込んでしまった自分が情けなかった。
 私が開けてしまった穴は女将さんが他のバイトの子に話をつけてくれたから大事に至らなかったものの、
 代わりが見つからなかった場合を思うと、ただでさえ高くは上げられない頭が地面にめり込みそう。
 せめて今日はゆっくりして、明日からは復帰できるように体調を整えなくちゃ。
 そんなことを考えながら、天井の照明をぼんやりと見上げた。
 次第に眠気が襲ってきて……。

 微睡みの中をさまよっていると、幼い頃の夢を見た。
 風邪を引いた私は一人で和室に寝かされていて、ちらりと女性の後ろ姿が見えた。
 お薬だけ置いて部屋を出ていくのはお母さん? それとも不破のおばさま?
 その影は一度も振り返ることなく、ふすまの向こうに消えてしまった。
 つらくて、心細くて、寂しかった過去の記憶。これは繰り返されてきた現実。
『眠るまでそばにいて』
 そんなささやかな願いすら口にできず、朦朧とした意識の中で天井を一人見上げ続けた私。
「行かないで……」
 うめくようにつぶやいた瞬間、目が覚めた。
339Fever 2/14:2006/08/31(木) 01:57:17 ID:QyV6RLZW

 最悪な気分でぼーっとしていると、廊下から二人分の足音が聞こえてきた。
 ちらりとダルマ時計に目をやれば、まだお店の営業時間内。
 私は夢と現実の境界が曖昧なまま、もう一度目を閉じた。

 こんこん。

「キョーコちゃん、起きてるかい?」
 控えめなノックに続いて女将さんの声がした。やっぱり足音は夢じゃなかったんだ。
 返事をしようと思ったけど、カラカラに乾いた喉からは熱っぽい息だけが漏れた。
「…………。寝てるみたいだね。悪いけど、今日のところは帰ってもらって、
 明日の朝、キョーコちゃんが起きたら一番に電話するように伝えておくよ」
「わかりました。では、そのときにこれも渡してください」

 ――――!?
 この声は、敦賀さんっ。
 どうして? 今日は深夜までお仕事のはずじゃ……。
「お、お、お起きてますよっ」
 声が部屋の前から遠ざかっていくのに気づいて慌てた私は、布団の中から目一杯声をはりあげた。
 足音がピタリと止まる。
「起こしちゃったかい?」
 ドアを小さく開けて、女将さんが遠慮がちに顔をのぞかせた。
「いえ、起きていたんですけど、声が枯れていて……」
 言い訳がましく並べ立てていると、女将さんを押しのけるようにして敦賀さんが顔を出す。
「寝込んだって聞いてお見舞いに来たんだけど、きつそうだね。俺は帰った方がいい?」
「そんな……、せっかく来ていただいたんですから。お話するくらいなら平気です」
 本当は寝ていたかったけど、忙しい中をぬってわざわざ会いに来てくれた恋人を追い返すなんてこと、
 私にはできなかった。

「お茶を煎れてきますから、ゆっくりしてってくださいね」
 私たちが交際していることを知っている女将さんは、気を遣って席を外してくれた。
340Fever 3/14:2006/08/31(木) 01:58:12 ID:QyV6RLZW

 敦賀さんが4畳半の部屋に入ってくる。
 彼は殺風景で味気ない部屋に不釣り合いなほど華やかな人。
 こんな場所でも芸能人オーラは健在で、まるで掃き溜めに鶴が舞い降りたみたいな異物感。
 大柄な敦賀さんが室内にいるだけで、一気に部屋が狭くなったように感じた。
「ああ、そのままでいいよ」
 起きあがろうとした私を静止して、敦賀さんは開いたスペースに腰を下ろした。
「いつも近くまで送るだけだったから、俺がキョーコの部屋に入るのは初めてだね」
 感慨深げに室内を眺め回している。
 やばいもの――バカショーのポスターとか――はもう貼ってないけど、あんまりジロジロ見てほしくない。
「何もない部屋でお恥ずかしいです……」
「そんなことないよ。きれいに片づいてるし、俺が贈ったプレゼントが並んでるし、
 こんな状況だけどキョーコのプライベートな空間を見られて嬉しい」
 敦賀さんの顔に神々しいまでの笑顔が浮かんでいるから、
 私はインテリアも配色も適当な部屋のことや、よれよれのパジャマ姿だということを頭の隅に追いやった。 

「お忙しいのにお見舞いに来てくださってありがとうございます。
 ところで、敦賀さんはどこから私が寝込んでいるとお聞きになったんですか?」
 風邪を引いたことはマネージャーにも気取られないようにしていたはずなのに。
 もしかして、昨日ちょっとだけ電話で話していたときに見抜かれちゃったのかな。
「琴南さんと買い物に行く約束だったのをキャンセルしたんだろう?
 それで様子を見に行ってほしいと言われたんだよ」
 モー子さん……。敦賀さんを使うなんて大胆な……。
 って、そうじゃなくて!
 何でよりによって敦賀さんに言っちゃうのよ!
 風邪を引いた敦賀さんにプロ意識がないって言ったことがあるから、知られたくなかったのに。
 敦賀さん、きっとあの時のことを持ち出して、私を叱りに来たんだろうな。
 だって、彼、私をいじめることを生き甲斐にしているような人なんだもの。
341Fever 4/14:2006/08/31(木) 01:59:32 ID:QyV6RLZW

「熱は測った?」
 身をかがめられて、おでことおでこが触れ合った。
 ひぃっ! やめて。熱が上がっちゃう。
「熱いね」
「……さっき測ったときは39度8分でした」
「重症じゃないか。『京子』を応援してくれる人たちのためにも、もっと自分を大切にしないとだめだよ」
 こんなになるまで無茶したことを責められるかと思っていたら、降ってきたのは意外にも優しい言葉だった。
「体調管理できなかったこと、怒らないんですか?」
「怒る? どうして? 怪我人と病人には無条件に優しくするものだろう?
 それが恋人ならなおさらね。今日来たのは純粋にお見舞いのため」
 そうだった……。敦賀さんはそういう人。
 天然いじめっ子だけど、考え方はとっても大人。
 ねちねち細かいことをうるさく言う人じゃない。
 私ったら、さっきからネガティブなことばかり考えてたのね。
「そうだ、差し入れ持ってきたんだけど食べない?
 何がいいのかわからなかったから、社さんに選んでもらったやつだけど」
 そう言って渡されたのはコンビニの袋。
 中には大量のBIGプッ☆チンプリンが入っていて、思わず私は顔を引きつらせた。
 好きだけど、好きなんだけど、もれなくバカショーを思い出してしまういわくの一品。
 なんてセレクトするのよ社さん。確かに食欲のない時の定番ではあるんだけど……。
「もしかして、嫌いだった?」
 私の顔が曇ったの見て、敦賀さんの顔から笑みが消えた。
「いっ、いえ。プリンに罪はアリマセン。ただ、今は食べたくないな〜って」
「つらくても飲んで食べて体内の悪いものを全部出さなくちゃだめだよ」
「うう……。ポカリはなんとか飲めるんですけど、食欲がないんです。
 せっかく買ってきていただいたのに、すみません」
「そう……」
342Fever 5/14:2006/08/31(木) 02:01:00 ID:QyV6RLZW

 どんどん沈んでいく敦賀さん。
 秀麗な顔を曇らせるのは、イラツボを突くよりももっと嫌。
 私は慌ててフォローする言葉を探した。
「で、でも。お見舞いに来ていただいて本当に嬉しいです。
 今まで風邪を引いてもこんな風に気にかけて貰ったことがないから……」
「一度もないの?」
 さっきまでの暗さは一瞬で消えて、かわりに浮かんだのは驚きの表情。
 そりゃそうよね。子供が風邪を引けば普通の母親は看病してくれるもの。
「母も、預けられていた先のお宅の人も、お仕事で忙しくて私なんかにかまっている暇がなかったんですよ。
 市販のお薬を渡されて、寝なさいと言われて、それだけってことが多かったんです」
「風邪を引くと弱気になって暗いことばかり考えるだろう。寂しくなったりしなかった?」
「まあ……、多少は。だけど今はとっても幸せな気分なんです。敦賀さんがいてくれるから。
 もしご迷惑じゃなければ、私が眠るまで手をつないでいてもらえませんか?」
「じゃあ今夜は寝かせるわけにいかないな」
 精一杯の勇気を振り絞ってお願いしてみると、敦賀さんはすっと手を握ってくれた。
 私を見下ろすようになった顔は明かりの陰になっていて見えないけれど、
 きっと優しい微笑みを浮かべていてくれるんだろう。
 誰にも省みられなかったあの頃とは違う。
 私を愛し、そばにいてくれる人がいる。
 それだけで心は満たされていく。
 けれど、温かくなっていく心とは逆に、体はどんどん冷えていって背筋に悪寒が走った。
 熱が上がっているのかもしれない。
「ごめんなさい。やっぱり私なんだか眠いです。それにさっきから寒気がひどくて」
 悪いけど、休ませてください。そう続けようとしたら、敦賀さんが顔を耳元にうずめて囁いた。
「寒いのなら俺が暖めてあげようか」
「え?」
「適度に運動して汗をかいたら、体の中から悪いものも全部排出してすっきりするよ」
 そう言うと、敦賀さんは掛け布団をはぎとって私に馬乗りになった。
 ちょっと、ちょっと、ちょっとぉ!!
 なんでこの流れでそうなっちゃうの。
343Fever 6/14:2006/08/31(木) 02:02:04 ID:QyV6RLZW

「やっ。今日は、ムリ……」
「キョーコは病人だから何もしなくていいよ。力を抜いて全部俺に任せて」
「本当にムリなんですっ」
「うそつき。さっきからキョーコの顔、俺を感じてくれてるとき同じになっていたよ?
 人肌が恋しくなって、俺を誘っていたんだろう」
 さっきまで紳士だったのに、なんでいきなり帝王モードなの?
 してるときの顔って……、これは熱に浮かされて苦しんでる顔ですから。誘ってませんって!
 どうしてそんな勘違いをしちゃったんだろう。

 あっ、そういえば。
 敦賀さんって1回しか風邪を引いたことないんだっけ。
 症状や正しい対処法なんて、この様子だとぜんぜん知らないのね。
 前のときに水分を摂取して悪いものを体外に出さなきゃだめだって注意したような気がするけど、
 アレは敦賀さんが仕事に穴を開けたくないってわがままを言ったからであって、
 本当は温かくして安静にしているのが一番なんですからっ。

 ……そう言いたいのに。
 唇をふさがれて文句も言えないまま、器用に動く長い指がパジャマの前を全開にしてしまった。

 汗が浮いた肌はべとべとしていて、自分で触れても気持ちのいいものじゃない。
 なのに敦賀さんは平気で舌を落としていく。
 ブラをずらして、現れた双丘を両手で包み込んでやわやわと揉みしだいて。
「やぁっ。……るがさ、だめぇ。下にたいしょと……ぉかみさんが、あ、はぁっ、いるのっ。
 こぇ、きかれちゃぅぅっ」
「大丈夫。お店にお客さんがいっぱい入ってるから、彼らには聞こえないよ」
 ショーツの中を縦横に這いまわる手が花芯を捕らえた。
 つまんでこねくり回される刺激に耐えきれず、足先がピンと反り返ってしまう。
 気持ちよすぎて声も抑えられない。あそこは意志に反して潤沢を帯びていく。
 こういうとき、敦賀さん好みに仕込まれてしまった自分の躰が恨めしい。
「でもぉ、おかみさんが、おちゃ、ぁ、はぁん、ぃれてっ、来るって……ぇ。んんっ、ふぅ」
「きっと忙しくて忘れてるよ」
 私がいくら必死に訴えかけても、敦賀さんは聞く耳を持ってくれなかった。
344名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 02:02:05 ID:vxA733EY
>>219
GJ!
>>223なんですが、こっちのバージョンは
キョーコそのままのイメージで納得できるから不思議w
もっとやっつけちゃえー
この先3人がどうなるのか気になりますよ

>>327
GJ!
結局シャツの謎解けてないんですねww
345Fever 7/14:2006/08/31(木) 02:03:39 ID:QyV6RLZW

 大将と女将さんにだけは、敦賀さんとこんなことをしているなんて知られたくない。
 口も、あそこも、お尻も、胸も、手も。全部、彼を愉しませるために使ってきた。
 この躰のどこにも敦賀さんの触れてない場所なんてない。
 望まれればどんな体位にも挑んできた。
 だから今さら恥ずかしいなんて言える立場じゃないけど、
 親代わりの二人にだけは、こんな淫らな躰にされてしまったことを知られたくなかった。
 私を実の娘のように大切に思っていくれている人たちだから、軽蔑されたくないの。

 私の葛藤をよそに、敦賀さんの手はクリトリスを苛め続けていた。
 親指で擦りながら、他の指を気持ちのイイ穴に挿入しようとしてくる。
「だめぇっ。はぁっ、ぁぅっ、なんでも、すりゅから、きゃぅん! ヤ……、ここじゃヤぁ」
「食欲がないって言うわりに、こっちのお口は空腹を訴えているみたいだよ。
 こんなによだれを垂れ流して……、そんなに俺のを食べたかったの?」
「そ……なことなぃもん」
 ぐちゅぐちゅとあそこを掻き回されて、体の芯から火照っていくような感覚。
 だめ。どんどん熱が上がってる。
 眠いのに、だるいのに、躰がどんどんその気にさせられていく。
「どうする、キョーコ? やめる?」
「ヤぁっ。やめちゃヤだぁ」
 こんな状態でやめられたりしたら、どうやって熱を下げればいいのかわからない。
「キョーコはどうしてほしいの? ちゃんと言ってごらん」
「いれてっ! つるがさんの、おっきいの……ナカに入れてぇっ!!」
「どこに? 何を? ちゃんと言わないとわからないよ」
「……っるがさんの、いぢわるっ」
 いつも優しいのに、どうしてセックスのときだけ意地悪になるんだろう。
 求めてきたのは敦賀さんなのに、気がつけば私の方が切羽詰まってる。
 敦賀さんは私のあそこをもてあそんでくちゅくちゅとわざとらしい音を立てている。
 イキそうになるたびにその指は動きをとめて、私を焦らし続ける。
「いらないの? ん?」
 もうだめ。イキたい。我慢できない。
 敦賀さんの首にすがりついて必死に訴えた。
「つるがさんの****を、××××に入れてぇっ! おねがっ、はやく、……ほしいのっ」
「よくできました。素直な良い子にはご褒美をあげなくちゃね」
 敦賀さんはジーンズのファスナーをジジッと下ろし、大きく膨れ上がった欲棒を取り出した。
346Fever 8/14:2006/08/31(木) 02:05:26 ID:QyV6RLZW

 待ち望んだものがナカに入ってくる。
 肉壁をえぐるようにしてイイところを探りながら迫ってくる、ソレ。
「キョーコのナカ、熱すぎて溶けそう。……すごく気持ちイイよっ」
「ひゃぁん! ぁあっ、はぁ、わたしもっ、きもち……イィ」
 はしたなくも大きく足を広げられて、深い突き上げを受ける私。
 階下の二人に知られたくないと思っていたはずなのに、声が大きくなっていく。
 もう我慢なんてしていられない。
「あん、あんっ、あんっ、あひゃあっ! ひぃっ、……ひゃうん!」
 激しく何度も抉られて、すっかり敦賀さん専用に開発されてしまった躰は、
 彼を悦ばせるポイントを知り尽くしている。
「うっ、……きつっ」
 括約筋と腹筋に力を入れると、ナカがきゅっと締まって敦賀さんの顔に喜悦が浮かんだ。
 もっともっと私で気持ちよくなって。
 そしてもっと乱暴に貫いて、私をめちゃくちゃにして。

 荒くなっていく息づかい。
 激しくなっていく腰づかい。
 目が回りそう。
 揺れているように感じるのは熱のせい? ううん、違う。 
 決して安普請ではないはずの家が、敦賀さんの律動にあわせて揺れている。
「はぁぁあん! はぁ、つるがさ……、はふぅ、はげしすぎっ。気づかれちゃ……よぉ」
「どうせなら、見せつけてやろうよ。俺とキョーコが愛し合ってるところ」
「やぁ、だめぇっ。つるがさんのはだか……みていいの、わたしだけなのっ!」
「そうだね。俺もキョーコの肌は誰にも見せたくない。そろそろイこうか」
 敦賀さんは私の足を閉じて太股をぴったりあわせると、膝をお腹に押し付けてきた。
 寝転がった体育座りみたいな体勢にさせられて、抜き差しの速度が早まった。
 こうするとあそこの締め付けが強まるらしい。
 敦賀さんのものが私の中で大喜びしている。
 それがとても嬉しくて、私は暴れん棒を襞で煽った。
「俺、も……イキそう。キョーコ、いい?」
「イって! ィってぇ!!」
 早く絶頂を迎えたくて、私はぎゅっと敦賀さんのを咬えこんだ。
347Fever 9/14:2006/08/31(木) 02:08:15 ID:QyV6RLZW

 二人で同時に達した後、私の意識が遠くなっている間も敦賀さんは攻め続けた。
 頂点に達した直後のことはいつも覚えていないけど、
 そのときの私のあそこは、敦賀さんが夢中になるくらい激しく波打っているらしい。
 敦賀さんは私が気を失っている間に一人で愉しんでしまい、
 一緒に腰を振ろうとしたら、再び元気になったそれをあっさり抜いてしまった。

 私と敦賀さんの愛液にまみれた、最強の凶器。
「キョーコ、お口を開けてごらん」
 そう言うと、敦賀さんは顔の前にかがんで、私の口にソレを押し込んだ。
 波打つ血管さえ見える至近距離。どんどん深く押し込まれていく敦賀さんの武器。
 本当は嫌いなんだけど、私がフェラを好きだと思い込んでいるのか、敦賀さんはいつもこれをしたがる。
 おいしくないし、喉の奥に押し込まれて苦しいのに、敦賀さんが悦んでくれるから断れない。
「キョーコの大好物だよ。食欲がなくてもしっかり食べなきゃだめだからね」
 うぇ。苦くて酸っぱい。二人分の粘液が混ざって変な味。
 こんなの好物じゃないと声を大きくして言いたいけど、嫌われたくないから言い出せなくて、
 敦賀さんのものに対してあまりにも小さすぎる私の口に、挿入と排出が繰り返された。
 亀頭だけでもつらいのに、強引に根本まで埋めようとしてくるから涙が出そうになる。
 でも、敦賀さんが気持ちよさそうにしているから頑張るの。
 歯を優しく立てて、舌でくすぐって、奉仕を続ける。
 やがてどんどん腰の動きが激しくなって、敦賀さんのものが震えだした。

「上手にできたご褒美に、元気になれる薬をあげるよ。苦いけどちゃんと全部飲んでね」
 その瞬間、口の中で何かが爆発した。
 ビュクビュクと数回に渡って吐き出しながら、敦賀さんのものがしぼんでいく。
 私は喉の奥からせり上がってくる不快感を押し殺し、吐きそうになるのを必死でこらえた。
 喉をゴクリと鳴らして嚥下する。
 一滴でも残すと機嫌が悪くなるから、唇のまわりに飛び散ったものも指で集めて口に運んだ。
「おいしかったです。ごちそうさまでした」
 おいしいとは思っていないくせに、にっこり笑って合掌する。
 こうすると悦んでもらえることを、何度も何度も敦賀さんと躰を重ねていくうちに覚えてしまった。
「いいコだね、キョーコ」
 全部飲み干した私に与えられるお褒めの言葉。
 なかば強制的に始めさせられる口での奉仕だけど、終わったあとに優しくしてもらえるのがとっても嬉しい。
 髪の毛に手櫛を入れられ、優しく撫でてくれる。
 ああ、幸せ。
 これがあるから何をされても許してしまえるの。
 乱暴であればあるほど、非道であればあるほど、終わった後のスキンシップが優しくて、
 それがあるとわかっている私は苛められるほど燃えてしまう。
 だから、もっと激しく、して?
348Fever 10/14:2006/08/31(木) 02:10:26 ID:QyV6RLZW

 一度火が付いた敦賀さんは止まらない。
 一晩に5回も6回も、多いときは二桁に届きそうなくらい私を求めてくる。
 どんなに夜が更けていても、どんなに疲労がたまっていても、
 私がお決まりの「嫌」というセリフを口にしてもそれは同じ。
 溜まっていた欲望をすべて吐き出すまで走り続ける。
 今日もそうだった。
 もう2回も出したのに、私は熱でフラフラなのに、敦賀さんはまだやめる気配はなくて、
 私の片足を持ち上げると抜き差しを再会した。
「はぁっ、はぁ、ああっん、あぁ、あん、ぁんっ」
「調子よくなってきたね。薬が効いてきたかな?」
「そんなのしらな……ひゃあん!!」
 私のあそこはぐちゃぐちゃにされて、じゅくじゅく、グチュグチュと鳴り続けている。
 お掃除してもらえないナカには、敦賀さんが放ったものがいっぱい溜まっていて、
 肉棒が出ていこうとするたびに少しずつこぼれた粘液で、煎餅布団に大きな水たまりができた。
「でも、キョーコのナカはまだ熱っぽいね。まだ汗をかき足りないのかな」
「わかんなっ……、でも、もっと、はぁっ、もっと……く、して……。はげしく、はぁぅっ!」
 私は風邪でつらかったことなんて忘れて、必死に求め続けた。
 敦賀さんと繋がったところから元気を貰っているような気がしてくるから不思議。


 第4ラウンドが終わった後、敦賀さんはようやく私の躰を拭いてくれた。
 横に寝そべって、腕枕で交わすピロートーク。
 さっきまであれだけ激しく私を啼かせていたことが嘘のように、敦賀さんは優しくしてくれる。
 茶色の髪をくるくると指に巻き付けながら、彼は放りっぱなしになっていたコンビニの袋に目を留めた。
「そういえば、まだプリンを食べてなかったよね?」
「プリンよりも、敦賀さんのほうがいい」
 熱に浮かされて朦朧とした頭で答える。
 上の口も下の口も敦賀さんが吐き出した精子をたっぷり飲んでお腹いっぱい。
 だけど、おかわりがもらえるなら、もっと欲しい。もちろん、敦賀さんの限定で。
「じゃあ、俺が食べようかな」
 むくりと起きあがる敦賀さん。
 プリンを一個手にとって「ここでプッ☆チンしてもいい?」って聞いてくる。
「お皿なんてありませんけど」
「あるでしょ、ここに」
 そう言って、敦賀さんは容器のツメを折った。
349Fever 11/14:2006/08/31(木) 02:12:12 ID:QyV6RLZW

 プッ☆チン!

 それはぷるるんと震えながら落ちてきた。
「ひゃっ!」
 冷蔵庫から出されて時間が経っているはずだけど、まだわずかに冷たくて。
 ……気持ち悪い。
 私の鳩尾の上あたりに乗ってふるふると不安定に揺れるプリン。
「なに……これ?」
 もう一個同じように開封しようとする敦賀さんを静止して、お腹を指差した。
「何って、女体盛り? 本当は刺身を乗せるのが正しいんだろうけど、大事なのは器だから」
「にょた――!?」
「暴れないの! 動くと落ちるよ」
 そして2個目が鎖骨と胸の間に落とされた。

 敦賀さんは最初に盛ったプリンを直に頬張った。
 底面がぬるぬるしたそれは、ささいな刺激にも左右に揺れて落ちそうになる。
 くすぐったくて身悶えしたいのに、少しでも動いたら二個ともすべってお布団に直行しそう。
「じっとしていてね」
 そう言って、敦賀さんは散々愛し合った私の秘処に指を入れた。
「ふぁ、ぁあぁぁぁん。ひゃ、だめぇ、つるがさ……。も、むりぃっ!」
 胸元で無傷のプリンが揺れる。
 お腹に目をやれば、ゆっくりともう一個のプリンを堪能する敦賀さん。
 その先には抜き差しを繰り返す無骨な指。
 動くなって言われても……。
「もぅ、だぁめっ! 気持ちィイ、くすぐった……ぃ。はぁん、がま、できなっ」
 躰を動かすことができないから、手足をばたばたさせて訴える。
「もうちょっと待ってね」
 1つ食べ終えた敦賀さんの顔が、すぐ近くに迫ってきた。
「これも普通に食べたんじゃおもしろくないよね」
「?」
 敦賀さんの手が、揺れ続けていたプリンを掴んだ。
 ぐちゅっとつぶれて破片が指の隙間からこぼれ落ちる。
「ボディ・チョコレートの代わりにはならないかもしれないけど」
 意地悪な微笑みを浮かべて、彼はぐちゃぐちゃになったプリンの残骸を私の全身に塗りつけた。
350Fever 12/14:2006/08/31(木) 02:13:31 ID:QyV6RLZW

 べとべとになった指が口に侵入してくる。
 私は舌で一本一本丁寧に舐め取って、仕上げとばかりに指と指の隙間まで舌を這わせていった。
「キョーコ、おいしい?」
「んっ」
 わずかにカスタードとカラメルの風味がする。
 だけど、それ以上に、敦賀さんの指からは愛液の味がした。
 それらは散々私の中で暴れたせいで、バニラでは隠しきれない蜜の匂いと刺激が染みついている。
 匂いも味もまだ慣れないけど、マーキングだと思えば所有の印を刻んだみたいでなんだか嬉しい。
 私だけが敦賀さん色に染められたわけじゃないって思えるから。
「はぁ、はぁあ、あん! ……つるがさん、は?」
「俺もおいしい。キョーコの味がする」
 全身をくまなく舐め上げながら、敦賀さんの舌は縦横無尽に走り続ける。
 表面がざらざらした舌の感触がくすぐったくてたまらない。
「ひゃん、ひゃふぅ、あ、あひゃ……ぁん、あん、あぁん。ひゃぁぁんっ!」
「声、聞かれたらまずいんじゃなかったの?」
「でもっ、きもち……ィィんらもん!」
「そう。なら、もっと気持ちよくなろうか」
 敦賀さんはそう言って、私の中に入ってきた。
 今晩、これで何回目だろう。
 熱に浮かされた私は、そんなことさえわからなくなっている。
「……ナカ、熱いね。あんなに汗をかいたのにまだ足りないなんて、キョーコの躰はどうなってるの」
「つりゅがさんが、はふぅ、はぁん、わたひを、しょのひに、ふぅっ……しゃせたかららもん」
 もうっ、舌がちゃんと回らないよ。
「責任取って火照りの解消につとめさせていただきます」
 かしこまって宣言すると、敦賀さんは私の腰を抱えるようにして激しく打ち付けてきた。
351Fever 13/14:2006/08/31(木) 02:15:26 ID:QyV6RLZW

 頂点を目指して二人で一緒に腰を振る。
「ぃいっ。ソコ、はあぁん、ソコがイィのっ!」
 夢中になっていた私たちは、ここがだるまやの二階だということを完全に忘れていた。

 とん、とん、とん。
 私は階段をのぼってくる足音に気付いて我に返った。
 この歩き方は女将さんだ。
「つるがさ……、はなりぇて。きちゃうぅ……」
「いいよ、イって!」
「ちがっ」
 敦賀さんは近づいてくる人の気配に気付いていないのか、律動を収めてくれない。
 してることが女将さんに知られちゃうかもしれない。
「キョーコちゃん、入るよー」
 ノックから間をおかずに扉が開いた。
「敦賀さん。キョーコちゃんの体調が悪いから、今日はもう帰っ――」
 その瞬間女将さんが見たものは、敦賀さんに組み敷かれた半裸の私。
 なんとか繋がった場所だけは布団に隠せたけど、何をやっているのか明白で。

 そのままドアは勢いよく閉められた。
「ご、ご、ごご、ごめんよー。ゆっくりしていっていいから。なんだったら泊まっていっていいからねぇ」
 そう言い残して、バタバタと足音が遠ざかっていく。

「敦賀さぁん……」
 乱れきった息を整えながら、私は覆い被さっている最愛の人をにらんだ。
「見られちゃったね」
 なんでしているところを見られたのに、そんな平気な顔をしていられるんですか?
 もし見られたのが大将だったら、今頃、包丁を投げつけられてますよ。
「でも、あれだね?」
「はい?」
「他人の目があると思うと、それはそれで燃えるね」
「それは敦賀さんだけだと思っ……はぁん。あっ、あっ、ああっん。つるがさ……なんで、もぅ……や」
 再び激しい突き上げに襲われて、私は戸惑ったままそれを受け入れる。
「キョーコが眠るまで繋がってる約束でしょ? 仕上げ、続けようか」

 本気を出した敦賀さんに容赦なく躰を貫かれ、私は痛みをともなう快感に溺れた。
 でも、ぜんぜん嫌じゃないの。
 つらいとき、不安なとき、そばにいてくれる人がいる。
 これ以上の幸せを、私は知らなかったから。
 何度も囁かれる「愛してる」の言葉を耳の奥に閉じこめて、
 今度こそいい夢を見るために、私の意識は深い場所に沈んでいった。
352Fever 14/14:2006/08/31(木) 02:20:35 ID:QyV6RLZW

  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇

「おや、もう帰るのかい?」
 二人分の後始末と身支度を終えた蓮が階下に降りると、閉店後の店内を清掃していた女将に呼び止められた。
「はい。キョーコが眠ってしまったので、俺はこのあたりでおいとまさせていただきます。
 遅くまでお邪魔しました」
「その、さっきのだけどね……。あまりあの子に無理をさせないどくれよ。
 子供を亡くしたうちら夫婦にとっては、実の娘のように大切な子なんだから」
「なんのことでしょう」
 と、蓮はしらを切る。
「風邪でへろへろになった女の子の、寝込みをおそ……おそ、襲うようなまねだよ」
 女将は口ごもりながらも、しっかりと蓮を見据えて言った。
 厨房で明日の分の煮込み料理をかき混ぜていた大将の肩が、びくんと跳ねる。
 それを視界の端にみとめつつも、蓮の顔に動揺はない。
 まるで自分は聖人であるかのような後光をまとって、神々しい笑みを浮かべてさえいる。
「ああ、あれですか。あれは汗を拭いていただけなんですよ。
 そのまま寝かせたら体を冷やして症状を悪化させそうだったので。
 もしかして、不埒な行為に耽っているように見えてしまいましたか?
 そうだとすれば、誤解を招くようなことをして申しわけありませんでした。
 今後ともキョーコさんとは清いおつきあいをさせていただきますのでご安心ください」
 芸能界一のいい男。紳士、穏和、フェミニスト。
 そんな評判の良さをうかがわせる振る舞いをされては、女将もそれ以上強いことは言えない。

 それどころか。
「そ、そうだよねぇ。敦賀さんともあろう人が、弱った女の子を押し倒したりなんかするはずないよねぇ。
 やだよあたしったらおかしな誤解してっ。うん、あれは見間違い。気のせいだよねっ」
 自分の見たものを信じたくなかったのだろう。
 女将は必要以上に先ほどの光景を否定する言葉を重ねた。

 女将の顔から不信が消えていくのを満足そうに見やって、蓮はだるやまの裏口をくぐった。
 大将は最後まで蓮を凝視していたが、キョーコと愛し合ったことで満たされた蓮がそれを気にすることはない。

 キョーコの風邪を悪化させたとも知らず、彼の顔には本物の笑みが浮かんでいた。
 


             ―― 完 ――
353名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 02:21:31 ID:QyV6RLZW
今回の蓮は変態というより人でなし(ry

それはともかく、せっかく舞台がだるまやなのに大将を活躍させてあげられませんでした il||li○| ̄|_
1階の厨房で料理していると天井がギシギシ鳴って「まさかあの野郎キョーコをっ!?」とか、
ネタはあったのに収拾がつかなくなるので出せなかったのが心残り。


では、名無しにもどって妄想を充電してきます。
354名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 02:32:05 ID:vxA733EY
申し訳ありません>>344です、たらたら打ってたらせっかくの饗宴のお邪魔に…!
本当にごめんなさい!プリンぶちまけて逝って来ますorz
お話濃い〜い変態でぐらぐらしましたGJ!
でもちょっとキョーコカワイソですねw
風邪の悪化を理由にプチ逆襲なんて、見てみたいです。返り討ちされそうだけどw
355名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 02:41:17 ID:QyV6RLZW
>>354
ちょうどアク禁に引っかかっていたので助けられましたv

キョーコは天然Mなので、風邪が悪化しても気にしないと思います。
むしろつらいときほどwww
356名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 03:39:39 ID:wUlb59Y9
変態ネ申キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!
そしてとうとうミラレタ━━━━━━!!
ついにだるま屋バージョンが登場ですね。
てか蓮ひでぇwのにキョーコ大喜びでGJww
筋金入りのMっ子キョーコおいしくいただきました(*´Д`)ハァハァ
優しいのと鬼畜モード、アメとムチで翻弄ですね。
357名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 06:37:15 ID:wUlb59Y9
熱に浮かされたキョーコ、危うげな夢で覚醒したら蓮がいて迫っちゃう
ってのもいいかも。
安静にしてなさいと諫めつつも内心ムラムラな蓮。
358名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 06:57:28 ID:ogHizZf6
変態ネ申様、キテタ(´∀`)オカエリナサーイ
あいかわらず、エロの表現が豊富で良いですね☆
熱に浮かされるキョーコを襲う、蓮の獣っぷりに(*´Д`)モエッ
359名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 11:39:52 ID:EG7LiONO
うわぁぁ―!!
なんて鬼畜な蓮!
身震いしてしまいました
(*^ー゚)b グッジョブ!!
360名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 21:13:47 ID:+Si9Om0G
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 
鬼畜鬼畜だよ〜! すげーよ、蓮。

バスルームネ申もねっとりとしてて(;´Д`)ハァハァ 

びっくりして目が回る〜。GJでした!!
361名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 21:53:56 ID:cMPzWVjX
蓮ひでえ。
鬼畜じゃなくて獣だ。
キョーコ健気だねえ。真性Mだ。
楽しかったです。
362名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:19:58 ID:8zvUIrYY
>>337
GJ!
蓮、ちょっとはキョーコをいたわれよ!辛抱しろ!
なんてことを思いつくんだ! >プリン
…といいつつも、天才的な変態ぶり(*゚∀゚)GーJー!

>一晩に多いときは2桁…
(*´Д`)キャーー!!キョーコがこわされそう!
底なしだな蓮。
でも、愛するあまりの行為なのでモエス!
363219:2006/09/01(金) 09:50:50 ID:KRE62Ssg
>>244さんの妄想をお借りして、その1を上げさせて頂きます

多分10〜12くらいに分けての投下になります
364二人っきりのリハーサル 1:2006/09/01(金) 09:52:42 ID:KRE62Ssg
手渡された脚本と、作品の題材となった過去の映画のDVD。
「はぁ…」
重苦しい溜息が漏れる。
 参考資料としてありとあらゆるAV。
「こういうのって…誰に聞いたら…」
うろたえて考えるが、監督からの一言を思い出した。
“困ったときは蓮を使ってもいいから”
 だが、こんな事を聞くのもと、右往左往する思考。
手に握っていた携帯が鳴る。
「わ…え・・?」
慌て通話ボタンを押す。
「も…もしもし?」
ドキドキする鼓動。
「こんばんは。監督から最上さんが悩んでいるって聞いて、思わず掛けちゃったよ。」
やんわりと、電話先からも柔らかい空気が伝わる。
「で、もしよければ台詞の読み合わせとかで、今から都合つくかな?」
「迷惑でなければお願いします。」
ぺこぺこと電話なのに頭を下げて、真摯に対応する京子。
 “良かった〜”と安堵感が込み上げ、後ろから近付くモノに気付かない―
365二人っきりのリハーサル 2:2006/09/01(金) 09:54:31 ID:KRE62Ssg
いつものように、リビングでコーヒーを飲みながら悩みを聞き出そうとする。
「ナニを…悩んでいたの?」
ビクッと肩が震え、伺う眼差し―
「もっ…モー子さんに聞いても答えてくれなくて。でも、誰に聞いていいのか判らなく
て…」
 仄かに赤面して上目遣いで見る京子。
その眼差しに勝てるハズも無く。
「こっ…この…足でするっていうのは…どういう??」
ト書を指で辿り、反応を待つ。
「す・・素股とは違うんですよね??あと膝の裏とかでもないみたいで…」
京子の口からあり得ない単語が次々と出てくる。
 蓮の理性のダムが警報をならし始める。
「も…最上さん、どこでそういう事を?」
落ち着け、落ち着くんだ。
 奴とそういう仲ではないと、きっちり聞いている。
女の子でも耳年増とか―
京子の口から出る親友の名前は唯、一人。
 吹き荒れる思考の蓮。
「一応、参考にAVとかネットで調べてみたんですけど…」
その言葉を聞いて、嬉しいような…寂しいような言い知れない感情が燻る。
「足っていうから…やっぱり指を使うってことだよね。」
ゴソゴソと鞄の中から、パステルカラーの性器を模したものを取り出す京子。
「―ッ!?」
俺は監督からナニを試されているんだ?
 そんな言葉がぐるぐると回る。
いや、きっと彼女への理性を試されている―
366二人っきりのリハーサル 3:2006/09/01(金) 09:56:47 ID:KRE62Ssg
「ココを、指でどうするんでしょう…」
色々と考えている京子。
 しかし、突っ込む所はそこではない。
「も…最上さん、ソレは誰から…?」
「えっと…監督から、イメージトレーニングとか実技方面に活用するように…って…」
おずおずと、足で撫でさすろうとすると、足の重みでコロンとそれが床に転がる。
「わわ…っ…置いて使うと駄目みたいですね…」
純粋に困っている姿がまた、初心で確信犯な気分を抱かせる。
口に出したい言葉を押し殺し、にっこりと微笑む努力をする。
「じゃ…持っててあげるから。」
コンと、根元を押さえ持ち、白い足がするりと絡む。
「っ…と…」
ゆっくりと指で挟みこもうとすると、冷たさに気付く。
 そのまま動かそうとすると巧く滑らせる事が出来ない。
「わ・・っ…」
色々と行動する度に、表情がくるくると変り、足を動かすたびに覗く太もも―
ごくりと、生唾を飲みたくなる衝動。
「うまく滑らせれないなぁ…」
まじまじと観察をして、どうしようと純粋にアレコレ考えている京子。
 誘惑しているつもりもないのに、誘惑されていると思いたくなる蓮。
「最上さん…コレがどういうものかは・・?」
きょとんとした表情で、
「男の人の“模型”だって聞きましたけど?」
さらりと答えられ、その言葉が胸に刺さる。
そして、我慢していた言葉が口に出てきそうになる。
「監督は見えないところもリアルに撮るって言って無かった?」
「え?」
即席で告いだ言葉。
少し考え、ぐっと力を込める。
「それって…敦賀さんと…本当にそういう事・・を?」
「そう。」
もう少しで陥落すると睨んでいる。
 うろたえる表情。
「いずれこういう事も知らないといけないんだし…多分、監督の実技方面っていうのはそう
いう事だと思うんだけど…」
下心を隠して、にっこりと微笑めたかどうか、定かではない―
367二人っきりのリハーサル 4:2006/09/01(金) 09:58:29 ID:KRE62Ssg
「お・・お願いしてもいいんですか?」
伺うような不安な表情を浮かべる京子。
 危機感の無さが勝利の鍵とは言うまでも無く。

仄暗いベッドルーム。
 ぎしりと二人分の体重で軋む。
「あぁ…そうだ。」
サイドボードに用意した蝋燭に火を灯す。
 ゆらゆらと陰ろう明かり。
幽玄でいて艶めいた肌の色。
「ほ…本当にいいんですか?」
おずおずと尋ねる京子に対して、こっちがその言葉を言うはずなのにと苦笑する蓮。
「じゃ…」
一度背中を向け、小さく深呼吸。
 早くなる動悸を落ち着かせ、役へと入る。
その仕草を感じ取り、自分もスタンバイする。
 
ギシッとベッドが軋み、するりと首筋に滑らされる腕。
 ゆっくりとボタンを外していく指先。
「抱きしめても…?」
小さく囁くと、ぴくりと反応する。
「野暮ですぇ?」
するりと絡めようとした腕を外され、着ていたシャツをはだけられる。
 艶めかしい視線と、揺らめいた蝋燭の明かりが余計に淫靡さを醸し出す。
カチャリと、ベルトのバックルを外し、ジッパーを下ろす。
そろそろと土踏まずで下着の上から撫でさする。
 その時に感じた感触で、びくりと反応する。
「−ッ」
熱くて固い物に気付く。
役の仮面が剥がれ落ちそうになりながら、ゆっくりと下着から形を現したものを曝す。
「・・っ・…」
手で触れ、そのまま自分の足の指で恐る恐る根元を挟む。
「どう…したの?」
判ってて尋ねる蓮。
「はっ…恥ずかし…っ…」
よく見ると顔が赤面している。
 少し目に涙が浮かび、うるうるとした視線で見つめてくる。
ビクッと血液が集中する。
「や…っ・・」
足から伝わる固さと熱に戸惑う京子。
「ほら…少し動かしてご覧。」
耳元で囁いて駄目押しをする。
 低く、甘い声。
陥落させる為だけの―
368二人っきりのリハーサル 5:2006/09/01(金) 10:00:28 ID:KRE62Ssg
恐る恐る動かしてみる。
 固く熱いのに、血管の筋張ったものの感触が指に当たる。
ただ擦っているだけで、自分の中にも疼きを覚えた京子。
「“模型”との違いが判った?」
クスクスと笑いながら、白い太ももを撫でる。
「ぁっ…や…っ…」
温かい手が触れて和えかな声が漏れる。
 擦り上げていて、僅かに水音が響く。
クチックチッと先走りが指にからみ動く度に鳴る。
「…っ…」
恥ずかしさで背けた眼差しを蓮に向ける。
 僅かに息が乱れ、苦悶しているような表情。
その表情を見て、さらに疼きが熱くなる。
 ふと、枕もと付近に“模型”と呼ばれた物。
試しにスイッチを入れてみる。
 低音を嘶かせて振動する事を確認し、小さく笑む。
自分の性器を京子に嬲られ、無用心になったスカートの中へ―
369二人っきりのリハーサル 6:2006/09/01(金) 10:01:33 ID:KRE62Ssg
ショーツの上から来る振動に、ビクリと身を震わせる。
「な…っ…つ…敦賀さ…っ…」
ナニがなんだか判らない京子。
 つぅと、ショーツの間に先端を滑らせ、ラインをなぞる。
「ひゃっ…あ…っ・…」
ビリビリと、脊髄を駆ける電流。
「足がお留守になっているよ?」
スカートを押し上げ、ナニをされているのかを見せる。
 ショーツの中に入り込んだパステルカラーの模型。
「こっ…これ…や…っ…」
「嫌?…本当に?」
つぅと、ショーツを上から指でなぞる。
「んんっ…」
指が布越しで触れる熱でも声が漏れる。
「湿っているのに?」
グイと、スイッチを目一杯上げ、ぷつりと尖った場所に押し付ける。
「−ッ!!ぁ…やぁぁっ…はぁっ…」
逃げようとする腰を抱え、追い詰める。
「んっ…あっ…やあああああっ!」
足が震え、声が突き上げてくる。
増大する波に何かが突き破る刹那。
「あ…はぁああっ」
緊張したように強張った肢体。
透明な飛沫がピシャっとシーツに染みを作る。
「あ…あ・・っ…」
くたりと脱力し、蓮を見上げる。
「これは、こういう事をする模型なんだよ。」
クスリと笑い、脱力している京子の服を寛げていく。
 模型を持ち上げ、ブラの上から乳首に淡い刺激を送る。
「つ…つるが…さっ…」
うなじに口付け、耳朶を甘噛みする。
「いや…?」
まっすぐに見つめられ、嫌といえない状態に追いやる。
「い…意地悪・…っ…」
合図のように口付ける。
 お互いの口腔内を嬲り合う激しさ―
370二人っきりのリハーサル 7:2006/09/01(金) 10:03:36 ID:KRE62Ssg
飲み下せない唾液が唇の端に零れる。
 プツリと、胸の緊張が外され、模型の緩慢な刺激を受ける。
「感じてる?」
聞かれる言葉に赤面して顔を背ける。
 その態度が楽しくて、ついついスイッチのボタンを強にして反応を見る。
「きゃ…んっ…」
ちゅっと、空いている片方の乳首に吸い付き、舌先で嬲る。
 ふるふると揺れる乳房の反応。
「もっと…大きくしてあげるからね。」
にっこりと京子に微笑む蓮。
「はっ…破廉恥ですぅぅっ…」
泣きそうになりながら答える京子をもっと虐めたくなる。
「嫌ならやめるよ?」
数分の間があり、小さい呟きが耳にはいる。
「…で…」
「聞こえないよ?」
目じりから一滴の涙。
「やめちゃ…嫌…っ」
言い終わるか終らないかで、深く口付ける。
 唇をずらしながら呼吸をし、深く絡みあう。
「っ…はっ…っ…」
乱れた呼吸を整えようと、口元を手で覆う。
充分に濡れそぼった蕾。
 くちゅりと、指を挿し入れる。
「んっ…」
異物の侵入に身体が少し強張るが、探る様に内部を侵略していく。
「痛い?」
差し入れた指をきゅうきゅうと小気味いいくらいに締め詰める内壁。
 ゆるく首を振り、否定する。
グイと、足をM字に開かせ、そのまま自分の楔を打ちつける。
「―――ッ!!」
痛みを叫ぶ声は唇を重ねられて空を切る。
ゆっくりと動き、内壁の感触を味わう。
「大丈夫?」
涙目で睨み、
「大丈夫じゃない…って…言えば…やめれるん・・です・・か?」
涙を拭い、
「やめないよ。ずっと欲しかったんだから。」
グッと深く突き入れ、小さな悲鳴が喉から漏れる。
 チュッズチュッと水音が響き、二人の息遣いとリンクする。
371二人っきりのリハーサル 8:2006/09/01(金) 10:05:01 ID:KRE62Ssg
「っ・・はっ…んっ…」
キュキュッと、肉壁が締り、楔を熱くさせる。
「はっ…い…良い?」
疼く腰の痛みと、突き抜ける曖昧な快感で、ワケも判らずに頷く。
 腰を掴まれ、これ以上にないくらい肉壁を抉り、コツコツと子宮口に響く先端の固さ。
「あ・・っ…はっ…ぁぁっ・・」
「−ッ!!」
ドクンと、肉壁内に満たされる熱い飛沫。
「ぁっー!!」
熱さで限界まで押し上げられ、ぐったりとする。
 小刻みに呼吸する音が響き、ゆらゆらと動く火影。
グイと、四つん這いにさせ、そのまま何も言わずに後ろから貫く。
「――ッ!!や…まっ…」
拒否の言葉を聞こえない振りで、自分の欲望を満たすままに腰を振る。
 サイドボードにあった蝋燭。
「…我慢…できるかな?」
スイと、蝋燭が違う高さに行き、明かりの角度が変る。
ズンと深く突き入れられたときに、背中にポタリと熱いものが落ちてくる。
「――っ!熱っ・・」
抜き差しを繰り返しながら、最奥を突くときにポタリとまた一滴。
 熱さと、気持ちよさが入り混じり奥底でジワジワとしたものが燻る。
「ココ…凄く締まって気持ち良いよ。」
耳元で囁き、更に溶けた蝋を背中に垂らす。
「あっ…ア…ンッ…」
ポツポツとシーツに淫らな水溜りが出来、じゅぷじゅぷと濃密な水音が響く。
一定間隔で突き、蝋を垂らすと、熱さとは違う嬌声が漏れ聞こえる。
「気持ち…良い?」
グンと子宮口を突き、パタパタと滴らせる蝋。
「はっ…ンッ…も…もっとぉ・…っ…」
「いやらしい子だね、京子は。」
手にもっていた蝋燭を吹き消し、更に深く抉る。
 突き上げる衝動と和えかな悲鳴。
ぎゅぅぎゅぅと擬音が聞こえてきそうな締め付け。
「も…い…イっちゃ・・――ッ!」
ビクビクと痙攣を起こし、くたりとベッドに沈む。
キツイ締め上げに誘発されて射精する。
うっすらと汗で張り付いた乱れ髪を整え、意識を手放した京子を見つめる。
「これから…もっと楽しもうか。」

クスクスと笑いながら、育成計画が幕を開けた―
372219:2006/09/01(金) 10:07:33 ID:KRE62Ssg
すみません。投下スレ分割を見誤りました。
 8で終となります。 orz
蝋燭を使ってみたかっただけです。
373名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 10:12:39 ID:sy92sDzr
朝っぱらから、ネ申様、GJ!

(*´Д`)ローソクエローイ
キョーコかわいい。

なんだ、ここ最近の萌え祭(*´Д`)ハァハァ

374名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 15:00:21 ID:G1s/SOCW
ひ、昼間っからエロいすよ…_卜 ̄|○
>>219サマGJ!!!!!!!



ローソクはもちろんSM用の低温のやつだよね…?
もし普通のローソクでやってたら蓮鬼畜杉(;´Д`)←かなり熱いらしい
(もっともサイドボードに低温ローソク備蓄してても鬼畜だが)
375名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 16:07:31 ID:Dyf1XPHL
>>219
乙!!

>>374
つーか低温じゃないと女優の肌に火傷が残りかねん罠。
という訳でキョーコが監督から貰った小道具達の一つではなかろうかと勝手に予想
376名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 17:04:56 ID:Z1+DWyOq
最近の蓮は変態プレイでは飽きたらず鬼畜に走ってますなwどこまで堕ちるんだこの男は!
そしてウブなキョーコカワユス。
377名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 18:41:45 ID:FojiZ0RO
ついに蝋燭キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!
萌えた…キョーコえろいよキョーコ。
378名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 18:43:27 ID:mloCBOpm
>>363
GJ!
無自覚で蓮を誘惑するキョーコモエス!
(リハーサルとはいえ…どんなリハーサルだ)うぶなキョーコの前で露出する蓮も変態!GJ!
379244:2006/09/01(金) 20:12:47 ID:DkYKgfQX
妄想小ネタが活用されてウレシス。
萌えって底なしで尽きないんですね(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
380名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 00:33:58 ID:R4j2eCkb
>>219
私だけが理解力不足なのかもしれませんが
花魁2話目といい、主語が抜けていたり主部だけだったり視点が飛んだり・・・。
私の貧弱な頭では誰が何をして何を考えているのか、読んでいて混乱しました。
毎回のネタ・シチュ・雰囲気はすごく好きなのに萌えに乗り切れない・・・orz

スレ汚しスマソ。流れ壊した責任とって逝ってくる。
381名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:25:02 ID:LR8ReytB
皆さんすっごくGJ!!
メインディッシュがいっぱいで満足(*´Д`)スゴクオイシイ!
たまには、あっさりしたお茶漬けが食べたくなったり。それくらい満足。
贅沢だね。私も逝ってくる。

逝くついでに。最近、キョーコをリードして余裕な蓮が多いよね。すごくイイ!すごくイイんだけど、
もうちょっとピュアで、でもキョーコを食べちゃいたいと葛藤する蓮も読んでみたい。
で、我慢できずに結局食べちゃう。テクニシャンなはずなのに、キョーコを喜ばせる余裕が無くて、
がっつく蓮が読んでみたい。うまく言えないけど。

メインディッシュの反動かな。濃厚なので、淡白なものを求めてしまっているんだろう。
贅沢言うなって感じでスマソ。リクばっかりでスマソ。
382名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 02:11:21 ID:LHOIMiXI
SM蝋燭はチョット・・・。
ゴメン予告欲しかった・・・
383名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 02:23:14 ID:etmMW8hL
SMやハードすぎる描写は好き嫌いあるだろうから、
事前にお断り入れといた方がいいかも。

>>381
いいリクだと思いますよ。
萌えは人それぞれいろいろあるものですよね。
384名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 02:50:35 ID:4ca1KXt0
>>381
バランスが難しいね。
戸惑う蓮、となると必然的にキョーコが攻めになってくる。
あるいはエロ描写ほとんどなしの心理描写ってことになってくるかも。
385名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 08:54:15 ID:DMACNM17
>>381
そんな蓮の態度に、「私ってやっぱり魅力無いのかしら?」と悩むキョーコ。
モー子さんのアドバイスで、いつもより露出多めの服装でデートに。
蓮はドキドキ、だが何とか抑えようとする。
そこへキョーコが「私じゃダメなんですか?(涙目)」
「私、敦賀さんになら何をされてもいいんです」
んで、蓮決壊、エロウマーみたいなのはどうだろう?
と、自分はエロ書けないくせに、無責任に言ってみるテスト。
386名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 10:20:12 ID:4ca1KXt0
>>381
それは前スレにあった
「君を壊したくない」+「敦賀さんに壊されたい」ってのや
上にあった映画館にミニスカート、とはまた違うってことかな。

導入部っぽいのを書いてみた。2レスで完全エロなし。
3871/2:2006/09/02(土) 10:21:08 ID:4ca1KXt0
「で?今日はどういうノロケ話なわけ?」

深いため息をつき、腕を組んで面倒臭そうに奏江は切り出す。

「ノ、ノ、ノロケなんて!私がいつノロケ話なんかしたのよモー子さん!
 私いつだって真剣に悩んでてでも相談できる人がモー子さんしかいなくてなのにモー子さんもなかなか捕まらなくて」
「わかった、わかったわよ!聞いてあげるからさっさと言いなさいよ!ったく…」

場所はいつものカラオケボックス。
奏江は電話で泣きつかれてキョーコに呼び出されたわけだが、この状況も数回目。
あの敦賀蓮とこのキョーコがつきあうことになった時は、まあ途中から予想していたこととはいえかなり驚いた。
しかし付き合い始めてからのキョーコの悩みを聞いていると、ひとつの考えが奏江に浮かんでは消える。
それは、ハマっているのは敦賀さん側じゃないか?ということ。
(まさか…ねえ…。いやでも、付き合う前も敦賀さんの言動は変だったし…)

「ちょっと聞いてるのモー子さん!!」

キョーコの叫び声で我に返る。

「き、聞いてたわよ。つまり敦賀さんが冷たいって言ってんでしょ」
「違う…違うの、冷たくなんかない…と思う…」

目の前でどんどん暗く沈んでいく姿に、奏江は再びため息をついた。

「ったくもー。じゃあ具体的に例をあげて説明しなさいよ」
「う…」
「…話すことないなら帰るわよ」
「話します!話すから帰らないでモー子さあああん!」

キョーコの話はこうだ。
敦賀さんは優しい、いつもごはんを作りにいくと喜んで食べてくれるし片付けも一緒にしてくれる。
仕事の悩みもちゃんと聞いてアドバイスもしてくれる。
忙しい時も毎日仕事の合間に少しでもと電話をくれる。
(ここらへんでまたノロケか、と帰ろうとしたわけだけど。)
ところが最近、どうも様子が変だ、決して冷たくなったわけでもなく、
むしろ優しいのはエスカレートしているのだが、どこか変だ、とキョーコは言う。
3882/2:2006/09/02(土) 10:21:39 ID:4ca1KXt0
「だからどう変なのよ。そこがわからないと話が見えないじゃない」
「だ、だから…その…」

キョーコはなぜか真っ赤になっている。

「そういう雰囲気になると…明らかにこの流れだと、って空気になると、
 敦賀さん、なんか固まったような顔をして逃げちゃうの…」
「逃げる?」
「そうなの…モー子さん、私ってそんなに色気がないのかな…」
「はあ…そういうことね。色気、ねえ」

この子の場合、そういう問題とは多少違うような気がしなくもないんだが、と内心思いつつ、
敦賀蓮への好奇心が湧いてきて奏江は話を続ける。

「この数ヶ月、全くなかったわけじゃないんでしょ?どうだったのよ」
「どどどどうって……っ…その…それなりにというかむしろ……というか…」
「よく聞こえないんだけど。激しかったって言ったの?」
「何度も言わせないでよモー子さん!!!」

真っ赤になって怒り出したキョーコに思わず吹き出す。

「だったら今さら色気ってわけでもないんじゃないの?…と思うけど、
 敦賀さんの思考回路ってよくわからないわ。それに私が思うに…」
「なに?なにか思い当たるの?教えてモー子さんっ!!」

目をキラキラ輝かせて身を乗り出してくるキョーコに一瞬身構える。

(いや…そのいつまで経っても変わらない無邪気さに罪悪感を覚えるんじゃ…)

意地悪に質問していた今もそうだが、
自分がキョーコに対してたまに感じることなのでそれに思い立ったわけだが、
まあいいや、と悪戯心もあって奏江は説明を放棄した。

「じゃあ付き合ってあげるわよ」
「へ?何に?」
「買い物よ、買い物。短いスカートと悩殺下着を買いに行くのよ」
「の、悩殺?!!」
「そう、ガーターベルトとかスケスケのショーツとか」
「むむむ無理よそんなのっ!」
「じゃあ帰る」
「行く!行きます!行くってばモー子さんっ!待ってーーっ!」
389386:2006/09/02(土) 10:26:13 ID:4ca1KXt0
第三者モー子さん視点。イントロのみでスマソ。
誰か続けてもらえるならそれも良いです。

数回身体を重ねたんだけど、いつも優しくしたいと思っているのについがっついちゃって
そのたびに罪悪感と後悔に襲われる蓮。
次こそは優しく、と思うがあまり、またガツガツしちゃいそうで手が出せなくなって悶絶している、ということで。
>>381さんが読みたいのは初めての時ということかな。
390名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 12:21:25 ID:bu2Uwoju
変態祭りももちろん楽しい。
自分は、結構初シチュ萌えだったりもする。

結局は色んなシチュを楽しめれば満足です。

>386さん
ぜひ続きを!
391386:2006/09/02(土) 16:23:25 ID:4ca1KXt0
お言葉に甘えて続き書いてみました。

>>390
自分は多分初より数回後萌えだw
ってことで数ヶ月後に悶々としている蓮ということで。

>>387-388の続き。
全9レスです。
3921/9:2006/09/02(土) 16:24:03 ID:4ca1KXt0
「敦賀さん…おかえりなさい」
「…ただいま。来てたんだね。言ってくれてたら遅くなるって連絡できたのに。すまなかったね」

仕事が遅くなり、少しの疲れのせいでため息と共に自宅に足を入れた蓮だったが、
薄暗いリビングでキョーコが立ち尽くしていたのを見て一瞬驚き、なんとか言葉を発した。

キョーコと付き合い始めて数ヶ月。
溢れてしまう感情を押し殺そうと努力してきたがそれも叶わず、
結局自分の思いに素直になってようやく手に入れた恋人。
しかし手中に収めた、とは言えそのキョーコの純粋さは以前と一向に変わることがなく、
その手に触れれば幼い頃のキョーコの姿とすら重なってしまう。
そのうえ、想いを通じ合わせ、自分の物にできた、はずなのに、なぜか愛しい想いは募るばかり、
今まで味わったことのない感情の波に、ここ最近の蓮はゆらゆらと漂っていた。

「いいえ、いいんです、私が勝手に…」

なぜか言葉が沈んでいくキョーコに再び目を向け、そこでいつもと違うことに気付いた。

「今日はなんだか、感じが違うね。全部黒だからかな」
「あ、はい、あの…モー子さんとお買い物に行って…それでその場で着せられてそのままここに来たんです」
「そう。似合ってるよ、そのスカートも」
「はい…でもあの…いえ、ありがとうございます」

にっこり微笑まれてキョーコは赤くなって俯いた。
結局奏江と買い物に行ったはいいが、
セレクトされたのはガータベルト付きのストッキング、薄くて小さなショーツにブラ。しかも黒。
その上に黒の薄いキャミソール、露出を隠そうと羽織っているのも薄い黒のカーディガン。
スカートはふわふわした膝丈のフレア。このスカートは唯一気に入っている。
太ももまでのストッキングのレース部分が見えるのは絶対にイヤだと必死に抵抗し、なんとか膝丈に落ち着いたのである。
が、スカート以外は奏江に無理に着せられたようなもの。
色気がないという悩みを解消してくれるかもしれないが、しかしこれではそれ以前に恥ずかしくて脱げやしない。
今日は帰ってしまおうか、いやそれだと後でモー子さんに叱られる、
と部屋をぐるぐる回り続けていたところに蓮が帰ってきてしまった、というわけだ。

(どうしよう…やっぱり今日は帰ろうかな。でもせっかく会えたし…でもでも)

混乱しているキョーコを心配して蓮が顔を覗き込む。

「どうした?待ちくたびれたかな。座って。水入れてくるよ」
3932/9:2006/09/02(土) 16:24:35 ID:4ca1KXt0
キョーコをソファに座らせて、コップに水を注ぎながら蓮は気付かれないようにため息をついた。
薄暗い部屋で目を潤ませて俯くキョーコ。

(煽ってるのか?…まあそんなわけはないけど)

悩ましいキョーコの姿は蓮の悩みをさらに膨らませる。
愛しいはずのキョーコを抱くと、蓮は必ず暴走してしまう。
抑えなければ、と思うのだが歯止めが利かない。
心から、身体から、何かが溢れ出して止められない、といった状態に陥ってしまい、
優しく抱きたいと頭では思いながらも激しくキョーコを啼かせて終わる。
終わる度に激しい罪悪感に襲われて胸がキリキリ痛む。
翌日には、今日こそは優しく、と言い聞かせるのだが、キスを交わしているとドス黒い欲望が湧き上がる。
そんな葛藤を何度も続けているうち、徐々にどうしていいのかわからなくなってしまい、蓮はついに手が出せなくなってしまった。
傷つけたくない、優しくしたい。それに…いつまでも純粋なままのこの子を穢してしまう権利が自分にはない。
考えれば考えるほどに悩みは増していた。

隣りに座ってコップを差し出す。

「大丈夫かい?落ち着いたら送っていくよ、もう遅いし」
「……そう…ですね」

スカートの上で握り締めた拳のうえに、涙がポタポタ落ちているのに気付いて蓮は動揺した。

「どうした?何かあった?」
「私のこと…嫌いになったんですか?」

思わぬ言葉に唖然とする。

「そんな…そんなわけ、ないじゃないか!一体どうし…」
「だって敦賀さん、最近私から逃げてますっ!
 軽いキスしかしてくれないし…それに…っ…触れても、くれません…」
「それは・・・」
「嫌いになったんですか?だったら…そう、言ってください…大丈夫です私…慣れてますから」
3943/9:2006/09/02(土) 16:25:11 ID:4ca1KXt0
震えながら見上げる瞳に蓮は胸が痛み、喉がカラカラに渇いてくる。

「大丈夫…なのか?君は…俺に嫌われて、平気だと?」
「そんなはずありません!平気なんて…っ!」
「嘘つき、だねキョーコ」

蓮はか細い身体を抱き寄せ、髪に指を絡める。

「違うんだ…君を抱くたび…君を傷つけているのが怖くて」
「私、傷ついてなんかいません」
「もっと優しくしたいんだよ。なのに…」
「敦賀さんは優しいですよ。それに…嫌いじゃない、ですから、大丈夫です」
「何を?」
「…その…激しい、の…です」

赤くなって請うキョーコに、感動をとどめていた堰が崩れ落ち、抑えていた欲望が膨れ上がる。

「激しいのが好きなの?」
「……っ…好きなんて…あ…」
「今、言っただろう?」

耳の中、首筋、と舌を這わせる。

「言ってなんか…」
「じゃあ嫌い?」

耳元で囁く声にキョーコは小さく震える。

「…好き…」
「そう」
3954/9:2006/09/02(土) 16:25:46 ID:4ca1KXt0
唇へとキスを移し、舌を歯茎に這わせる。求めて差し出される舌から逃げ、まんべんなく味わう。

「んん…」

キスに夢中になっている顔を楽しみながら、カーディガンをそっと下ろす。
頭の隅では優しく労われと理性が語りかける。
しかし一方では激しいが好きと言ったキョーコの煽りがこだまする。
もっと味わい尽くしてしまいたい、隅から隅まで食べ尽くし、自分の思い通りに反応する身体に育てたい、
そしてもう誰にも渡したくない。抱けば抱くほどにこの子に飢える。
蓮の思考は再び混乱し、それから逃れようと今度は行為に没頭し始める。
キャミソールをずりあげ、張りのいい胸元に口付ける。

「これも黒だね。俺を誘惑するつもりだった?」
「…はい…だって…ん…ずっと…」

そのままブラを噛んでズリさげ突起を晒す。

「ずっと、欲しかったみたいだね。こんなに固くなって」

ジュルジュル、と音を立てて吸い込み、舌でちろちろと翻弄する。

「んぁ…やぁ…」
「キョーコ…愛してる」

私も、と答えようとしたところを右手がスカートに伸びてキョーコは慌てた。

「あ!だめっ!」

思わず蓮の手首を掴んでそれを止める。

「だ、だめです、やっぱり今日は…」
3965/9:2006/09/02(土) 16:26:27 ID:4ca1KXt0
「どうして?」
「…とにかく、だめです、ほんとに」
「悪いけど、もう止められない」

蓮は構わずスカートをあげてしまい、ガーターベルト、薄いショーツが露わになる。

「ゃあ…っ…恥ずかしいから…もうやめ…」

必死に隠そうと頬を赤く染めスカートを引っ張るキョーコ。

「キョーコ…それは煽ってるって言うんだよ」
「…え…ちが…ああっ…」

膝を抱えあげてM字に開かせ、ショーツの上から蕾のある場所に軽く噛み付く。
薄い生地のため歯の感覚が直に伝わり、キョーコに快感の衝撃が走った。

「あっ…だめぇ…つる、がさぁ…」
「ダメなの?残念だな」

くちを離し、指でショーツの上を往復する。

「…ぁあ…ん…や…あ・・・」

口元に手をやり、乱れた格好で喘ぐ姿。蓮の欲望に拍車がかかる。

「ごめんね。キョーコがこんなにいやらしいなんて知らなかったから、長いこと我慢させてたね」
「おねがい…触っ、てぇ…」
「触ってるよ」
「ちが…違うの…」

求めに応じてストッキングはそのままにショーツを脱がせた。
突起を口に含み、中指を泉の元にゆっくりと入れ、そしてゆっくりと抜く。
何度も繰り返していると、くちゃくちゃと部屋に響く音がどんどん大きくなっていく。
1本では足りなくなり指を増やすと、キョーコの声も切羽詰る。

「…っやぁっ!あっ…んんっ!」
「イヤ?」

意地悪に顔を見ると、ふるふると首を振る。

「うそ…スキ…だい、すきぃ…」
「コレが?それとも俺のこと?」
「両方…です…」

蓮は満足して指の動きを早め、今度は激しくかき回す。

「あっあっ…だ…め、…っちゃうから…っ!だめっ…!」

無視して内側を刷り上げると、キョーコは叫びとも言える声をあげ、
透明の液を飛ばしながらビクビクと痙攣し脱力した。
3976/9:2006/09/02(土) 16:27:02 ID:4ca1KXt0
「は…ぁん…」
「すごいね。もう満足した?」
「まだ…だめ、です…敦賀さんが…」
「俺は…いいんだ。キョーコを苛めてしまうから」

キョーコは小さく驚いた表情をする。

「あの…でも」
「いいんだよ」

蓮は優しくキスをした。軽く触れては離し、目を見てまたキスを落とす。
ついばむような軽いキスに、キョーコはたまらなく切なくなってきた。

「敦賀さん…」
「どうかした?」
「お願いです…もっと…」
「もっと?」
「…もっと…苛めて、ください…」
「…でも俺は」
「おねがい…私まだ、満足できません…!欲しいんですっ…敦賀さんが」
「…わかったよ。じゃあ君がおいで」

キョーコは促されてソファに座りなおした蓮の前に向き直る。
しばらく逡巡していたが、たどたどしい手つきで蓮のズボンを脱がせ始めた。
そして脱がせ終わるとゆっくりと蓮の上に跨り、少しずつ腰を下ろしていく。

「ん…っ」

入り口で一旦止まり、また迷っているような表情をする。

「どうした?もういいのかな」
「…まだ…だって敦賀、さん…いつもより…おっきぃ…」

恥ずかしそうに小さな声で呟く。

「だって長いこと焦らされてたから」
「焦らしてなんかっ!…敦賀さんです」
「なにが?」
「焦らしてたのは、敦賀さんです」
「そんなに欲しかった?」
「…はい…」

くすりと笑ってキョーコの唇を捕らえる。

「ん…んん…んーーーっ」
3987/9:2006/09/02(土) 16:27:42 ID:4ca1KXt0
再びキョーコは腰を下ろしていく。
そして最後まで咥えると、ゆっくりと腰を揺らし始めた。

「どうしたの、今日は?こんな格好をして、勝手に腰を振って…まだダメだよ」

蓮はキョーコの腰を掴んで動きを止める。

「苛めてほしいんだろう?」
「やぁ…動いてぇ…欲し…の…」
「ひどい子だな。せっかく我慢してきたのに、誘惑するなんて」

腰をつかんだまま、突然蓮は突き上げを始めた。
キョーコの身体は浮いては突き落とされ、奥まで突かれる。
拒否する間も与えられずまた突き上げられる。
部屋には繋がったところからグジュグジュと淫らな音が響き、水が溢れる。

「っあっ!あっ…ぁあっ…!やっ…っあん!ん!んーっ!」

キョーコも無意識に蓮の動きに合わせて腰を揺らし、形のいい胸がズラされたブラの上で小刻みに揺れる。

蓮は繋がった少し上にある大きく膨らんだ蕾を指で擦る。

「やっ…!!だ、めぇっ…そこ、や…です…っあっ…あっ!…っちゃう…ッ敦賀、さんっ!」
「キョーコすごく…締め付けて、そんなに喘いで…いやらしい子だね…」
「…っきちゃ…きちゃう…っ!…怖い…つる、がさ…あっ…んーーーっ…」
「…っ…大丈夫、だよ。いいよ…おいで」

切羽詰るキョーコに合わせてさらに激しく突き上げる。

「やーっ……あぁっ…!あっ!……やっ…やあああっ…!!!」

キョーコは蓮の首に全力でしがみつき、ガクガクと内腿を震わせた。
蓮も熱い中でビクビクと震えるのを感じ、そのキツイ締め付けに耐えられず欲望を放出した。
3998/9:2006/09/02(土) 16:28:15 ID:4ca1KXt0
キョーコは気を失っているようにも見えたが、とりあえずハァハァと息を荒げているのを確認し、蓮はキョーコをソファに横たえさせた。
そしてもう一度、繋がっていた熱い部分へ指を入れる。

「ああっっ!!つ、敦賀さん…っ!だ、だめっ!」
「お掃除、だよ」

キョーコの中はまだピクピクと痙攣を続けている。
蓮はそれを楽しんでいるかのように指でくちゅくちゅと弄ぶ。

「…めぇ…ほんとに…っ…ゃあぁ…あ…んぁ」

本気で嫌がっていたはずの声に甘い吐息が混じり始める。

「また…激しすぎたね、ごめん」
「…いえ…んん……気持ちよか…っ…あん…ゃあ…」

今度は蓮が跨り自分のものを突き入れた。
奥までゆっくり突き刺し、ゆっくりと、完全に抜いてしまう。

「あ…っ」

ふたたびゆっくりと挿入し…また抜き去る。

「つ、敦賀、さん…や…やめ…」
「やめてほしい?」
「そうじゃ…な…」

次は奥まで入れず、入り口で遊んでいる。自分のもので溝を往復し、蕾をこする。
往復する動きを早め、声があがると焦らすように動きを緩める。

「もう、いらないかな」
「いやっ…いかない…でぇ…抜かないで…いっぱい、欲しい…のぉ」
「加減できないよ?」
「いい…いいの…激しく、してぇ…」
「いいよ。じゃあ、今夜はもういらないって言うまで止めないから」
「ああっ…!!」

再び奥まで一気に突き上げ激しく腰を打ち付ける。
キョーコの歓喜に満ちた喘ぎ声を聞きながら、
もういらない、なんて言わせないけど、と蓮は思った。
4009/9:2006/09/02(土) 16:28:50 ID:4ca1KXt0
「琴南さん」

数日後のLME。
奏江が歩いていると、後ろから呼び止められた。
振り向くと、敦賀蓮。そしてそのマネージャー。

「敦賀さん…こんにちわ。社さんも」
「やあ!琴南さんも最近活躍してるねー」

朗らかなマネージャーの横で、万人向けの笑顔で微笑む敦賀蓮。
相変わらず何を考えているかはわからない…が、
まあ何か言いたい笑顔なんだとしたら、言いたい内容は予想が付く。

「いえ。敦賀さんも相変わらずお忙しそうですね…いろいろと」

奏江も負けじと笑顔を返す。

「ああ…そうだね、おかげさまで」

おかげさま、で若干語気を強め、蓮は続ける。

「ところで琴南さん、最上さんへのアドバイスはほどほどにしてあげてくれないかな?
 彼女ほら、純粋というか素直というか、どこまでも従順なところがあるから。
 それにできれば自分でいろいろ覚えて欲しいしね」

キュラキュラ、と先ほど以上に輝く笑顔に奏江は一瞬ひるむ。

「な…それは敦賀さんが教え込みたいって意味…」
「まさか。俺が教えるなんておこがましいよ。
 彼女は立派な女優だし、こっちが演技を教えて欲しいくらいだよ。
 あ、そんなに気にしないで。ちょっと思いついて言ってみただけだから。じゃあ仕事がんばって」
「はい…失礼します」

笑顔で去っていく蓮と妙な会話に首を傾げながら慌ててついていく社を見送りながら、奏江はため息をついた。

「あれって…自分が調教するから口を出すな、って意味…よねえ?」

ったくあの子も恐ろしい人を捕まえたもんだわ。
ブツブツ言いながらエレベーターに向かう奏江だった。
401386:2006/09/02(土) 16:31:12 ID:4ca1KXt0
悶々と思い悩む蓮を書いているつもりが気付けばやっぱりまたもや鬼畜蓮に…なぜ…orz
>>381さん全然淡白にならずごめんよ。
自分にゃピュアな蓮は無理そうなので他の人にお任せするw

ちなみにキョーコの下着は↓これをイメージして書いてみた。
ttp://store.yahoo.co.jp/angeldew/gt-20204.html
402381:2006/09/02(土) 18:03:12 ID:LR8ReytB
>>386
いやいやGJです!悩む蓮、かわいかったです。
(*´Д`)ガーターベルトエロス!!
ストッキング残したままっていうのがまたエロいですね。
キョーコがつけると、いやらしすぎず、天使と小悪魔が同居した悩ましげなエロかわいさ(*゜∀゜*)!!
…自分、すっごくマニアックなことにきづきました。

みなさんレスありがとうございます。
うーん…私の考えるシチュは…。ちょっと思いつきました。

1.
付き合いだしてエッチはまだ。ディープなキスはするけど…。
蓮は、キョーコにそれ以上触れたくて悩む。
そんなことは知らず、キョーコが蓮の部屋に来ました。
キョーコは清らかで純粋で、でも無防備で、1つ1つのキョーコの仕草が蓮を誘惑し、悩ませます。

我慢できずにキョーコを押し倒す蓮。
キョーコは覚悟を決めるけど…
キョーコの体がカタカタ震えていて、はっとする蓮。
「…ごめん、急ぎすぎたね」
「…ごめんなさい、ごめんなさい」
泣きじゃくるキョーコを抱きしめる蓮。
「嫌いにならないで…」
「何いってるんだ、嫌いになるわけないだろう、俺のほうこそ、ごめん」
「愛してる、キョーコ」

エロいかないじゃん…って感じですね…。

その後
蓮「…いいの?」
こくりとうなづくキョーコ。
心の準備ができたキョーコと、待ち続けた蓮。
心と体もしっかり結ばれて2人は幸せでした。

2.
または、キョーコを旅行に誘う蓮。蓮もすごく悩んだ末に、決心する。
蓮「…どうかな」
付き合いだしたけど、キスどまりの2人。
この旅行で私達…。鈍いキョーコでもそれは想像できる。
ちょっと考えて、こたえるキョーコ「…はい」

旅行での夜。
いよいよ…緊張する2人。蓮はキョーコの肌を早く見たいと思う。
繋がるよりも、前戯重視みたいな感じで。
蓮は最初、腕の中のキョーコがかわいくて早く繋がりたいと思ってしまうけど、
キョーコは初めてなので、優しくしなくてはと思う。
でもいつの間にか、我を忘れ、キョーコの肌を味わうことに夢中になったり。
まだ繋がっていないけど、このままでもじゅうぶん幸せを感じたり。

こんなとこでしょうか…。長々と書いちゃった。
403381:2006/09/02(土) 18:34:11 ID:LR8ReytB
書き忘れてしまってた。
>>386さん、エロ描写素敵すぎです。
蓮も程良いいじめっ子ぶりですごくかわいい。

連投スマソ。
404386:2006/09/02(土) 19:26:09 ID:4ca1KXt0
>>381さん
なにそのピュアなふたり。激萌えしてニヤけが止まらなくなってしまった。
自分の妄想と全然違った・・・orz なのにお褒めの言葉ありがとうw

しかしそんなピュア妄想に便乗。
蓮は偶然雨で濡れるキョーコを見つけて車に乗せる。
またはキョーコ、車の中でジュースをこぼして服を汚してしまう。
このまま帰るから大丈夫、というキョーコだが、そんな扱いはできないと部屋に連れてくる蓮。
連れてきたはいいが着替えがないから蓮のシャツをとりあえず貸す。

「やっぱり敦賀さんのじゃ大きすぎですね」

無邪気に笑うキョーコに胸が高鳴ってしまいコップを落として割ってしまう。
キョーコ慌てて駆け寄る。
とりあえず怪我はないのを確認し、コップを拾おうとしゃがみ込むキョーコ。
自分がやるからいい、危ないから、と同じくしゃがむ蓮。
シャツの胸元からブラが覗いて・・・もう蓮さま限界、崩壊寸前。
>>402の1へ続く。

2は誘うのが逆でも同様に萌えだね。
キョーコは蓮を旅行に誘う。
まったく手を出してこない蓮に少々不安が募り、意を決しての誘い。
「お嫌でなければ・・・」
絶句している蓮に失望するキョーコ。
「あ…ダメ、ですよね…敦賀さん、お忙しいですし…」
「いや…いいよ」
「でも…」
「嬉しいよ。行こうか、旅行」
微笑む蓮。飛び上がりそうに無邪気に喜ぶキョーコ。

変態萌え、鬼畜萌えに加えてピュア萌えまで加わりそうな予感です(*´Д`)ハァハァ
405名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 20:53:12 ID:R4j2eCkb
なんだこのかわいすぎる誘い受けMキョーコは。
萌えたじゃないか!! >>386さんGJ! >>381さんのお題もGJ!
萌えすぎて興奮がおさまらない (;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!
406名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 20:54:45 ID:R4j2eCkb
興奮のあまり下げ忘れました。頭を冷やしに逝ってきます。
407名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 20:56:17 ID:CoFU3XH1
もうなんかアレだな。
最近の蓮、変態ブームで○壁君化してるよなw
いや、それをも超えるのだろうか?
408名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 21:17:59 ID:4ca1KXt0
>>407
真○くんのことかーーー!

ゴメン、言ってみたかっただけ。
ドSとドMな関係が際立ってて萌えやすいのかもしれん。強力カポー。
蓮に至っては天然でも言いたくないことを何度も言わせるあたり妄想が広がりますな(*´д`*)

ところで旅行って泊まりはホテルですか。
やっぱここは和風な旅館や離れってのもイイね。
ふたり浴衣で手をつないでカランコロンと下駄で歩いたりしてほしい。
いかん、ピュア萌えが止まらなくなってきた(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
409名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 21:51:57 ID:LR8ReytB
私は旅館をイメージしてました。
蓮に背を向け、するりと浴衣を脱いで、白くて綺麗な背中を見せるキョーコ。
後ろから、ためらいがちにキョーコを抱きしめる蓮。それだけでため息が漏れる2人。

でも、ホテルのベッドの中でくるまって愛し合う2人も捨てがたいです。

何度もスマソ。妄想が暴走気味です。(*´・ω・`*)
410390:2006/09/02(土) 23:29:17 ID:APAFwhMR
>386
続き早いねぇ。GJでした。
優しくしたいと思いながら結局はいじめっこ蓮だw

>409
何かすっごい萌えるんですけど!
布団に浴衣、イイよ〜
411名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 00:38:21 ID:mDDwIH8r
>>406
どんまい。(´∀`)

難民にバレが来てるね。
また今号で萌え材料が増えそうでワクワクする。
412名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 01:59:18 ID:La5/4h4F
>>407を見て思わず某スレを探しに行ってしまったよ。
いつの間にか消滅してたのね。サミシス

スレ違いスマソ
413名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 14:22:06 ID:xA5sYbRF
暫く見ないうちに神様降臨しまくってる!
自分、前スレで「携帯から投下するのが厳しいのでマン喫行ったら投下する。」
と言った者です。
本日マン喫へ来たので投下させていただきます。
ただ長文打つの高校卒業以来10年ぶり位なので、
誤字 脱字 改行等ミスがあると思いますが、ご容赦ください。
かなり時間かかると思いますけどよろしく。
414王様 1:2006/09/03(日) 14:25:45 ID:xA5sYbRF
広々としたリビングで蓮はゆったりとソファに腰掛け足元に正座するキョーコを見る。

「ふーん。収録終わりに出演者数人で食事に行ったのは分かった。
で?何でそんな所にキスマークがついてるのかな?」
いつもの紳士スマイルでキョーコをより震え上がらせる。
「まさか俺が付けたのだなんて言わないよね。
俺はそんな首筋の目立つ場所に付けた事など一度も無い。」

「そっそれはですね、おおっ王様ゲームで王様に命令されてしかたなく…」
どもりながらもキョーコは賢明に誤解を解こうと説明する。

「断ることだってできただろう?」
‐ゲームと言われようがこんなに頭にきたのは初めてだ
キョーコの肌に触れてイイのは俺だけなのに-

「だだって王様ですよ!?王様の命令は絶対なんです。王様に逆らうなんて駄目です。」
さらに追い討ちをかけるように王様とはみたいな事を半分メルヘンの国へ入りながら切々と語る。

長々と王様について語ったキョーコに
「そうだね。例えゲームでも王様だもの、言うこと聞かないのはマズイね。」
そう言って微笑み怒りを治めたフリをする。
415名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 14:53:00 ID:YOEQ9xFX
しえん?
416王様 2:2006/09/03(日) 15:04:50 ID:xA5sYbRF
蓮の中でゴウゴウと音をたて何かが燃え始める。

「王様ゲームなんて今日初めて聞いたけど随分楽しそうだね。
二人でやってみようか?」

蓮がいつもの様に微笑んでくれたのでホッとしたキョーコ
-あぁ良かった分かってくれて、機嫌治ったみたいだし-
「イイですよ。ただ二人でやってもあまり盛り上がらないと思いますけど…」

「じゃあルールを少し変えればいいよ。」
「どう変えるんですか?」
「命令1回で王様交代じゃなくて時間制にしよう。」
「時間制ですか?」
「明日の朝まででどう?キョーコちゃんが王様にって違う、
王女様って呼んだ方がイイね?王女様になったら俺が朝まで君の僕だよ。」
「王女…」
またメルヘンの世界に旅立つキョーコ。

「じゃあ、それでいいね、割り箸を用意するよ。」
キッチンへ向かい準備する蓮。
自分が王女になったらどうしようと妄想するキョーコ。

長い夜が始まった。 












417王様 3:2006/09/03(日) 15:32:49 ID:xA5sYbRF
「さぁどうぞ。」
蓮の手に握られた二本の割り箸をよーく観察してから一本引き抜くキョーコ
とたんにガックリと肩を落とす。
「そんなぁ、王女になれなかった。」
「ははっ残念だったね。」
そっと自分の持っていた同じく何も書いていない割り箸を捨てる。

-悪いが今夜君を王女にしてはあげられないんだ-

「さて早速命令を聞いてもらおうかな。」
「ハイ!何なりとお申し付けください。」
慌てて姿勢を正すキョーコ

「じゃあ、テーブルの上にあがって。」
「はっ?でもお行儀が悪いと思いますけど…」
「いいから早くするんだ。」
すみませんと言いながらテーブルにあがる。
「服を全部脱いで。」
「えぇっなな何言ってるんですか!?」
「命令だよ。さぁ、どうしたの王様の命令は絶対なんだろう?」

うっと言葉に詰まるキョーコだがおずおずとブラウスを脱ぎだす。
ゆっくりゆっくり肌を見せていき、ブラを外し慌てて手で隠す。
「これでイイですか?」
「駄目だよ、全部と言ったろう?」
顔を赤らめ震える手で最後の一枚に手をかける。
手でどうにか上も下も隠そうとする姿が余計に蓮を燃え上がらせる。
-もっと辱め泣かせてやりたい。-
418名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 15:45:09 ID:8IE7Rwim
sageようぜ
419名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 16:02:35 ID:YOEQ9xFX
sageが全角になってるよー。

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ガンガレ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
420王様 4:2006/09/03(日) 16:05:38 ID:xA5sYbRF
「手を頭の後ろで組むようにして、体を見せてごらん。」
「そんな、いっ嫌です。」
「嫌じゃないだろう?それに他にもキスマークが付いていないか確認しないとね。」
そう言ってキョーコの苦手な笑顔を見せる。

「さっきの説明で分かってくださったんじゃないんですか?」
「自分の目で見て確かめないとね。」
「こんな明るい場所で恥ずかしいです。」
「明るい場所じゃなきゃ見ても分からないだろう?
これからは口ごたえは一切許さないよ。」

早くしろと急かされキョーコは言われたとおりにする。
形の良い乳房とその下にある薄い茂みを晒す。
目をギュッと閉じ顔を横に向ける。

「後ろを向いて、そういいね。痕は付いてないみたいだ。」
「もう服を着てもいいですか?」
「駄目だよ。肝心な所をまだ見ていないだろう?俺がよく痕を付ける場所を見てない。」

-よく痕を付ける場所って、だってそしたらアソコまで見えちゃうじゃない!-

「座って足を開くんだ。内腿がちゃんと見えるようにね。」
「だっ駄目です。それだけは勘弁して下さい。
他のことなら何でもっ」
手をあげキョーコの言葉を遮り
「口ごたえは許さない、同じ事を何度も言わせないでくれ。」
大きな瞳を潤ませ今にも泣き出しそうなキヨーコだったが、
意を決したようにしゃがみソロソロ足を自ら開いて見せる。



421王様 5:2006/09/03(日) 16:28:26 ID:xA5sYbRF
そこはしっとりと濡れ始めていた。
「濡れてるよ。厭らしいなキョーコは、見られて感じちゃったの?」
「そんなことありません。」
「嘘つきだね。」
「嘘じゃありません。」
「じゃあ自分で触ってごらんよ。どれだけ濡らしているか分かるから。」
「なっ!」

伏せいてた顔を上げ拒否の言葉を放とうとしたが、蓮と目が合い何も言えなくなる。
再びギュッと目を閉じ自ら秘所に手をやる。
くちゅっっと音をたてたのがハッきりと聞こえた。

-イヤ、こんなに濡れてるなんて何もされていないのに、ただ見られているたげなのに-

「また溢れてきたよ。もっと触ってごらんキョーコはどこをどうすると気持ちいいのか
教えて。」

-そんなことできるわけない。できるわけがない筈なのに、何で指が動いちゃうの?-

自分の意思とは関係なしに指を動かすキョーコ、大きく膨れ上がった肉芽に触れる。
「あっあんっ んあっ」
「そこがイイの?」
「ハイっ あっんん。みっ見ないで下さい。」
「そごいよ。ドロドロだ入り口も触って、ゆっくり指を入れてごらん。」



422王様 6:2006/09/03(日) 16:44:56 ID:xA5sYbRF
ひくひく動く入り口に蓮に言われるがままそっと指を入れる。
「ひあっ あっ イヤァ」
くちゅくちゅと自ら指を動かし嬌声を上げる。
「もう一本入れてごらん大丈夫、自分で気持ちのいい場所を探して。」
「ふっあぁっ」
ひときわ大きく喘ぐトロトロと蜜を溢れさす。
「あっココ、ここキモチいいよ。ああっ駄目もうイッちゃう!」
「いいよ。イッてキョーコのイクとこみせて。」
「イヤっ駄目、見ひゃらめぇぇ」
ビクビクと痙攣したように体を震わせ頂点に達したキョーコは
ゆっくりとテーブルに倒れこんだ。
朦朧としているキョーコを抱き上げ寝室へ運び、今度は自分も服を脱ぎ捨てる。

-まだまだこれからだよキョーコ。俺以外の奴に肌を触れさせた罪はこんなものではすまさない-

423王様 7:2006/09/03(日) 17:07:10 ID:xA5sYbRF
-こんな格好ありえない、さっきよりもずっと恥ずかしい。
自分でするところを見られるよりも恥ずかしい事があるなんて-

キョーコは蓮の胸の辺りを跨ぐようにして、蓮の大きく反り返った楔に口づけようとしている。
本当はシックスナインの形になるはずだつたが、身長差のためにこういう姿勢になったのだ。

「さぁキョーコ、約束どおり上手にできたらすぐにこのゲームを終わりにしてあげるよ。」
「ホントに?絶対ですよ!」
「ああ、俺は約束は絶対守るよ。」

-最後までできるわけがないけどね。-

チュッチュッと軽くキスするように先端に口づけ、ペロペロと舌で舐めまわす。
「んっ敦賀さん気持ちイイですか?」
「気持ちいいよ。随分上手だね、どこかで練習でもしたの?」
「そんな分けないじゃないでっ ひゃんっっ」
言い終わらないうちに蓮が秘所に触れる。
「あっズルイそんなことされたらできなっ あっああん、だめぇー」

自慰のなごりに濡れた肉芽をクルクルと親指の腹で押しつぶすようにする。
とたんに溢れ出る蜜をすくい取り、弾けんばかりに膨らんだ肉芽に塗りつける。





424王様 8:2006/09/03(日) 17:36:35 ID:xA5sYbRF
「んんっあ くっふ んあっらめっ やめっ」
「どうしたの?頑張らないとおわらないよ。」
クスクス笑いながらとめどなく蜜を流す泉に指を入れる。
一気に指の付け根まで入れ中を掻き回そうとするが、キュッと締め付けられる。
「指が食いちぎられそうだよ。凄いなトロトロじゃないか、こんなにして悪い子だねキョーコは。」
さらに指を一本増やしバラバラに動かす、丁度よく見える位置にあるそこはビクビクとしながら
熱く甘い蜜を流している。

蓮への奉仕などとっくに出来なくなっているキョーコは蓮の腹の上で啼かされ続けていた。
「もっもうイクっまたイッちゃう。ああっひゃめっんああ。」
何度か軽く達していたキョーコの内腿が震えだし、
頂点に登りつめようとしたその時秘所から手を引いた。
「いやっ何でぇ?お願いぃ。」
キョーコの下から這い出し四つん這いのキョーコの熱く蕩けそうな場所に猛りきった物を押し付ける。
先端だけほんの少し入れ入り口付近を擦り、やわやわと自分を飲み込もうとする感触を楽しんだ。
「どうしてほしい?」
「ほっ欲しいです。」
「それじゃ駄目だよ、ちゃんとどこにどうして欲しいか言わないと、
自分で広げてココに欲しいって言って?」
少し間を置いてから唇を噛み、これ以上赤くなりようがないほど顔を赤らめた。



425王様 9:2006/09/03(日) 17:56:48 ID:xA5sYbRF
そして両肩をベッドに押し付け自らの手でひくついた秘所を広げ
「私のココに敦賀さんのオッオチンチン入れてください。」
言い終わったとたんグチュリと音をたて肉壁を抉るようにキョーコの中へ入る。
奥のほうから絞られるように締め付けられる。

-油断したらこっちが先にはてそうだな-
嬉しくも困った気持ちになる。

ズルリと途中まで引き抜き自分の知るキョーコの好きな場所を擦る。
「ひゃうっそこはダメなの。ああんっ ひゅっりゃめぇ」
「どうされたい?どうされるのが一番好き?」

ゆっくりと抜き差しを繰り返しながら聞く
「奥、もっと奥の方。ゴリゴリってしてぇ」
最奥にある部分へ一気に押し入り、コツンと当たる場所をゴリゴリ擦る。
「あっそこ!ひああっもうダメ、ああああっっ!」
身動きが取れない程に締め付け、絡みつき蓮をも高みへと連れて行く。
「俺ももう限界だ。一緒に!」
同時に達しベッドに倒れこんだ。


426王様 10:2006/09/03(日) 18:20:41 ID:xA5sYbRF
そのまま眠ってしまったのか目を覚ますと裸で抱き合い布団に包まっていた。
腕の中で眠るキョーコをじつと見つめる。
あどけない寝顔、だが着実に女へと成熟しつつある。
それは自分と一緒に過ごす時間が増えていくたびに速度を増していく。

額に口づけそっとベッドから抜け出す。
リビングのカーテンを開け放つと朝霧に包まれた町並みが見える。
小さくため息をつきながら思う。
どうしたらキョーコは自分が男にどう見られているのか分かるのか。
今でさえ彼女に心を囚われている奴がいるというのに、
相変わらず自分には色気が無いと思い込んでいる。
そう遠くない将来男なら誰しも振るい付きたくなるような極上の色香を纏うだろう。
もう一度ため息をつき振り替える。

夕べの行為の後が目に飛び込んできた、脱ぎ捨てられたキョーコの衣服に転がった割り箸
少し考えぼそりと呟く
「まあイイきっかけにはなるか、な?」

-さて次は、あの甘く蕩ける果実のような彼女をどうやって啼かそうか-

霧が晴れ眩しく輝く朝日を背に、漆黒の夜を統べる王はひっそりと笑みを浮べる。


           


427名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 18:27:56 ID:xA5sYbRF
終了です。

すみません。ホントにすみませんOTZ
ちゃんとsageられてるでしょうか?
いっぱい、いっぱいです。
もっと鬼畜だつたんですけど、自分には無理でした。
先に打ち込みの練習をしろって話ですよね。

お目汚し申し訳ないです。
早々に神が降臨されることを願っております。

428名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 18:45:07 ID:YOEQ9xFX
GGGGJJJJ!!
後半ちゃんとsageられてますよ。

いやいや萌えたよ(*´Д`)
しかももっと鬼畜だったなんて(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
しっかり漫喫から約束通り投下する>>413さんにもついでに萌エス

てかもう一行目から王様プレイですよw
テーブルの上ってのも良いですな。
429名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 20:26:46 ID:mDDwIH8r
>>413
乙!&GJです!
なんてエロいんだ、2人とも見事な乱れっぷり。
嫉妬のあまり鬼畜になる蓮に(*´Д`)いや普段から鬼畜か。
蓮の手によって男が振るいつきたくなる女に成長していくわけですね。
そんなキョーコに(*´Д`)

キョーコが王女様になるのもいいね。
エロにはならないだろうけど。
キョーコに「王女様」とか言ってかしずく蓮にモエ。
キョーコかわいい命令しそう。
430名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 20:32:10 ID:mDDwIH8r
「王女様」とか言いながら、キョーコの手に口づけたりしてエロに持っていきそうだ。
足にキスしたりしそう。変態だから蓮は。そしてそんなこと考え付く私も変態。(・∀・) 

連投スマソ
431名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:19:53 ID:YOEQ9xFX
>>429-430さんの変態妄想で書いてみたので投下。
小ネタで済ませるつもりが結局書き上げてしまいました・・・。
>>413さんの翌朝ということで。
全5レスです。

4321/5:2006/09/03(日) 22:21:43 ID:YOEQ9xFX
「敦賀さん!!!」

朝、キョーコより早く起きた蓮は台所で簡単な朝食を用意していた。
が、キョーコの威勢のいい叫び声が響き渡る。

「おはよう、キョーコ。朝から元気がいいね」
「お、おはようじゃありませんっ!!」

ぷるぷると震えるキョーコの手には、昨夜の割り箸が握られている。
ああ、ハズレしかなかったのがバレたのか、と納得して蓮は用意を続ける。

「朝だからおはよう、だよ。パンと目玉焼きでいいかな?」
「ちょっと!はぐらかさないでください!」
「…別にはぐらかしてなんかないよ。言い訳するつもりもないし」
「開き直るんですか!ひどいです、私…ほんとに女王様に…っ…お祈りしながら割り箸選んだんですよ?なのに…」

みるみる涙ぐんでいくキョーコを見て、蓮は必死に笑いをこらえつつも、さすがに可哀相になってくる。
朝食は後回しにして、ソファにキョーコを座らせる。

「ごめんごめん、じゃあキョーコの願いをかなえてあげるから泣かないで」
「…え?」
「今日一日、俺がキョーコのしもべになるよ、女王様」
「そんな…」
「騙したお詫び、だよ。何をしてさしあげましょう?」

キョーコ少し戸惑っていたが、頬を少し赤らめ嬉しそうに小さく囁く。

「じゃあ・・・手に、忠誠を誓うキスでもしていただきましょうか、蓮」
「仰せの通りに、女王様」

くすりと笑って手の甲に口付ける。
そしてそのまま唇を滑らせ、つぷりとと中指を咥えた。

「・・・なっ!何を・・・っ!!」

キョーコの驚きを無視して指をちゅぱちゅぱと吸い付き自分の口内を指でなぞらせる。

「や、やめてくだ・・・」
「女王様、お願いじゃなくて命令してくださらないと」

蓮はキョーコを見上げて妖しげに微笑む。

「お、おやめなさいっ・・・!そ、そんな・・・っ!」
「そうですか、では」

蓮はいきなりしゃがみこむと今度は左足の指を同じようにしゃぶり始める。
長い舌は指の間を這いずり、キョーコはくすぐったさに思わず声をあげそうになる。

「や、やめ…っ・・・そんなきたな・・・やぁっ!」
「汚いところなんてありませんよ、女王様には。
 頭のてっぺんから足の指の先まで・・・全てが美しく愛しく、美味しゅうございます」

従順な言葉とは裏腹に、蓮は嫌がって引き抜こうとするキョーコの足を左手で掴んで離さない。
そして右手はふくらはぎをやわやわとさすっている。
ゆっくりと上に上がり、膝の上ほどまで来ると、また下がっていく。

「・・・っ・・・ぁあっ・・・やめ・・・」
「ご気分でも悪いのですか、女王様?…でしたら治療を」
「治療って…」
4332/5:2006/09/03(日) 22:22:50 ID:YOEQ9xFX
蓮はキョーコのバスローブの裾をいきなり広げた。
バスローブのみしか身につけていなかったキョーコのそこ。
豊かな茂みと共に濡れた液で光っているのが蓮の目に映る。

「ちょっ…と!!」
「ああ、これは大変。女王様はもしや悪いご病気やも…なにやらトロトロの液が溢れております」

そういうと蓮はいきなり指を差し入れる。

「ああっ…!!」

そしてゆっくりとかき回し、反対の手で押し広げながらじっくりと観察する。

「どんどん溢れて…これは私には治せぬやも。それに…」
「や…あぁ…あ、あ、んー…だ、だめぇ…っ!」
「ここも大きく膨らんで」

親指を使い、蕾の上で円を描く。

「こんなにぐちゃぐちゃになっているココを見るのは初めてです」

蓮は指を二本に増やし、かき回している弧を大きくする。

「あっ、あっ…っ…!やっ…やめ…てぇっ!!」

蓮はいきなり指を抜いた。キョーコの秘部からはとろりと水がこぼれ落ちる。

「御意」
4343/5:2006/09/03(日) 22:23:23 ID:YOEQ9xFX
「や…やぁ…っ…」
「どうかなさいましたか?私はご命令どおりに」
「…っ…お前は本当に…意地が悪いのね…」

はぁはぁと息を荒げるキョーコの眼に、妖艶な光が灯るのを認めて蓮は微笑む。

「さあ女王様、お次の命令を」
「……私のココを…お前の…熱いモノで満たしなさい…」

キョーコはバスローブの裾を大きく広げ、自らの泉の元を指で押し広げ、蓮に告げる。

「…はやくっ…!」
「かしこまりました、女王様」

蓮はソファに座っているキョーコの中央に自らの杭を打ちつける。
待ちわびていたのか悦びの声を上げるキョーコの表情を満足げに見やり、そのまま抱え上げた。

「ああっ…!やぁっ…奥…まで、きちゃう…っ!!」
「そんなに喜んでもらえるとは光栄ですよ。
 でも今日は…女王様に主導権をお譲りしませんと、ね」

蓮は反対を向いて、自分がソファに腰を下ろす。
キョーコは自分が蓮の上に座らされていることに一瞬逡巡し、顔を赤らめた。
いつも蓮がリードしてくれるのに任せていて、この体勢は初めてだった。
譲る、と言われてもどうしていいのかわからない。

「で、でも…」
「お好きなように」
「…そんなこと…」

キョーコの戸惑う様子を見て、蓮はキョーコの腰に手をやり揺らしてやる。

「たとえばこんな風に」
「ああっ…んん…やぁ…」
「お気に召しませんか?」
「ちが…気持ちぃ…でも…見ちゃ…見ちゃいけま、せん…」
「その命令は聞けませんよ。こんな淫らな動きをする女王様からは目が離せない」
「そ、そんな…ぁあっ…んっ!やあっ!!」

今度は高く突き上げる。

「こんなのはいかがですか?どちらでも構いませんよ」

突き上げられた快感を残したまま、蓮は動きを止めてしまう。

(あとは…自分でしろってこと…?!)
4354/5:2006/09/03(日) 22:24:02 ID:YOEQ9xFX
最後に残った理性で意地になり、キョーコは絶対に動くもんかと唇を噛みしめる。
が、蓮は意地悪に微笑むだけで一向に動かない。
一方自分の真ん中ではどんどん熱くなっていくのを感じ、キョーコはたまらず動いてしまう。

「…っ…ん、んー…はぁ…あ、ああっ…」

ゆっくり小さく弧を描いていた動きが徐々に大きくなり、
キョーコは自分から上下に激しく突き刺し始めた。

「あっ…あ、ああっ、…ん!やぁ…ぁあ、あ、ああっ!」

リズムに合わせてぐじゅ、ぐじゅ、と卑猥な音が響き渡る。
キョーコが夢中になっているのにまぎれて蓮も合わせて突き上げる。

「…あぁっ…あ、あっ…や、だ、だめ…っあ、熱い…よぉ…んんっ!
 お、おかし…く…あ、ああぁっ…な…ちゃうぅ…っ!んんっーー!」

キョーコはますます高く跳ね上がり、
大きくはだけたバスローブからは上を向いた小さな乳房がぷるぷると揺れる。
蓮はその膨らみに吸い付きながら、右側のそれを手で揉み潰す。
残った手の親指で、大きく膨れ上がっている下の突起も押しつぶした。

「おかしくなって…構わないよ。いやらしいキョーコ、見せて…」
「ぁあっ…あ、あ、ゃあっ…!っちゃう…!イっちゃう…っ!!」

押し迫る震えに怯んだのかキョーコの動きが鈍くなったのを見て今度は蓮が激しく突き上げる。
キョーコは蓮の肩にしがみ付き、こらえているのか歯を立てた。
しかしその痛みも蓮には快感に変わる。

「…っ!…いいよ…イってごらん…!」
「あ、あん!ん!や、やっ…だ、だめっ!あ、あ、あっ…やああっ…−−−!!!」

ビクビクと中を痙攣させ、キョーコは蓮にしがみつき、意識を遠のかせた。
4365/5:2006/09/03(日) 22:24:36 ID:YOEQ9xFX
キョーコは気付くとバスローブを整えられ、ソファに横たえさせられいた。
蓮は顔を覗きこみながらパタパタとテーブルになった台本でキョーコの顔を扇いでいる。

「大丈夫、キョーコ?」
「…っ…大丈夫、じゃ…ありませんっ…」

恥ずかしくなったのかキョーコは赤面してそっぽを向く。

「でも激しかったのはキョーコだよ」
「そっ…!そんなこと!!」
「そんなことない?」

蓮はニヤニヤ笑っている。

「もうあんな…二度としませんからっ!」
「そんなこと言わないで。また見せてよ」
「知りません!!」

真っ赤になって両手で顔を隠すキョーコに吹きだしながら、
蓮は次は何を教えてあげようかな、と楽しげに考えをめぐらせる。
女王の前でもあくまで夜の帝王。

「機嫌直してください、女王様。まだまだ朝ですよ」

愛しい女王の顎をつかんでこちらを向かせ、その口へと舌を入れ込む。
一日はまだ始まったばかり-----。
437431:2006/09/03(日) 22:28:00 ID:YOEQ9xFX
以上どすえ。
足にキスあたりのみの予定だったので前置きも短く即エロ突入で申し訳ない。
頭の片隅にお医者さんごっこの変態蓮がチラついていたのか混ざってしまったw
結局蓮が下僕に甘んじることはない、というお粗末な結果になったが許して(´・ω・`)
438名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:44:23 ID:7jrMGNlB
今日の流れにも鼻血ぶはーーー(…タラリ
GJの嵐をありがとうござんした〜♪
439429-430:2006/09/03(日) 23:19:49 ID:mDDwIH8r
>>431
GJです!私のつたない妄想をストーリーにしてくださって
ありがとうございます!(*・∀・*)うれしい。
言葉遣いは従順そうで丁寧なのに、態度は帝王な連に萌えました!
お医者さんが入ってましたね。蓮どんどんエスカレートしていくなぁ。
とてもGJ!

>>404
遅レスですが、その設定、すごくイイです!チラリズム。
例えば、キョーコが蓮を部屋で待ってて、ソファーかベッドで寝てしまった。
蓮が帰って来て、スカートから白い太ももを覗かせて眠っているキョーコを発見するとか。
妄想が止まらない。(*´Д`)
440名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 00:02:14 ID:mcXGyI0C
今ネカフェで本誌見て来ました。
巻頭見開き…良かったっす!!
ここの神の皆様がお書きになった話を
想像しながら見ると鼻血ブー!!
神々の皆様、仲村先生萌えを(いつも)ありがとう…(感涙)
441名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 00:47:50 ID:FrNxGZX/
>>440
そんなにいいの!?
すごく楽しみ!
早く見たいよー(*´Д`)
442名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 03:10:20 ID:D21+j9m+
発売前の話はやめときましょうぜ。

しかし暴走が妄想で本編読むと、
蓮ってよく耐えてるよな、と感心するな
ダクムンごっこは特にそうだったがキョーコ無自覚に無防備で罪なヤツだw
443名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 23:27:38 ID:PXJV1gP8
本誌サイトのアンケートのご褒美は必見。
(*´Д`*)ハァハァ
444名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 23:47:19 ID:W6XGPKLW
>>443
ありがd。
さっそく強奪してきた。
何この萌え絵。ここの住人へのエサとしか思えない(ry
早く本誌を買いに行きてぇ!!
445名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 23:59:10 ID:hJzia+cA
この壁紙、結構、妄想が広がる絵だね
画像開いた瞬間、萌えました
なんだかすっごくエロい構図で(*^_^*)
446名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 00:03:53 ID:hncT6dTj
すごく萌えな表紙!
>>445
妄想広がるよね。
蓮の左手はどこにあるんだろう。
447名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 01:01:05 ID:Cw4sIXlc
胸のようなそうでないような・・・
448名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 01:58:13 ID:C2V+I88n
表紙萌えた〜

キョーコの表情色っペー。事後っぽいよね。
蓮はがっついたから自分の服を脱ぐ余裕が無かったんだ・・・
もう頭の中で妄想が広がる広がる(*´Д`*)ハァハァ
449名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 02:02:36 ID:MvQD4XAh
だ、だれか蓮の後頭部あたりにキョーコの左手描き添えてくれないか(*´Д`)
450名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 02:28:54 ID:4SD5Py4L
自分はキョーコの右手だけでも腹一杯であります!
451名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 02:32:02 ID:8OWd/FHn
蓮の左手は内腿で動いてキョーコは喘いでますよね
あれ…?これ妄想メガネかな…
452名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 09:23:34 ID:kpZ9zthV
出勤前に表紙だけでも立ち見しようと思ってコンビニに寄ったのに輪ゴムでくくられていた。
おのれはなゆめ〜。付録イラネ(´Д`)夜まで我慢……
453名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 09:56:57 ID:S29BODV2
キョーコの着ているのは………キャミソール?
表情も色っぽい(゚∀゚)!!!
何回見ても蓮が押し倒しているようにしか見えん(*゚∀゚)=3ハァハァ
454名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 10:13:06 ID:8OWd/FHn
リビングで1ラウンド終えてベッドに運んできたようにしか見えません(*´Д`)ハァハァ
455名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 13:11:55 ID:QtDDw2DZ
>>452
輪ゴムだったら堂々とはずして堂々と立ち読みして
堂々と元に戻して何食わぬ顔で立ち去るオイラ悪い大人ですorz

リア高の頃はヒモすらほどいてたからな…それに比べりゃ(ry
456名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 13:59:17 ID:IBrK+HzG
キョーコの表情もさることながら蓮のあの表情はなんなんだー!?
鬼畜萌えーーーー(;´Д`)ハァハァ
457名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 14:59:12 ID:JT4OWl8m
>>452
馬鹿か。そんなDQN行為を堂々と書くのは止めてくれ
458名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:08:56 ID:YnawQi1m
内容も萌えたぞ。
無自覚に誘惑するキョーコと変質者蓮。
459名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 23:18:45 ID:hncT6dTj
萌えたね。(*´∀`*)
蓮、ぎゅっとしちゃえばよかったのに。
このまま誘惑し続けてほしいね。
それで、蓮決壊!
460名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 23:47:13 ID:3cLYdjJ/
>>457
志村ーアンカーつけまちがえてるー。
461名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:26:09 ID:VHuOvn+3
神々の作品がまた沢山〜( ゜∀゜)=3
しかも本誌の萌えな表紙を眺めながらまとめて読んでいたので得した気分♪

流れ豚切りかもしれないんですが、SS投下させてください。
前スレであった催眠術ネタですが、勝手に蓮バージョンでつくりました。被るネタが少しあるかと。すみません。
ほんのり陵辱有で、松嫌い&大好きな方は回避して頂ければと思います。微妙な感じです。
予定では全19レスです。長いです。
4621:2006/09/06(水) 00:27:29 ID:VHuOvn+3
目の前に大きな猫・いや黒豹になったと思い込んだ男(ひと)がいる。
敦賀蓮という皮をかぶった獣が、私の頬を鼻をと大きな舌で舐めつける。
ぐるるるっと唸り声を上げながら、テレビ局の楽屋内を徘徊する。
ドレッサーの側にある小さな洗面台。その剥き出しの排水管に手錠で繋がれていた松太郎を一瞥すると、
すぐに私の側に戻ってくる。今度は首筋へ犬歯を軽く立てられ、ぞくりとした。
言葉が通じず、熱い息、鋭く光る目が恐ろしかった。獣とは違うコロンの匂いが鼻先をかすめる。
(た、食べられる! このままじゃ喉笛引き裂かれて殺される! 私のついでに松太郎も殺されて、
敦賀さんが連続殺人犯になるんだわ! こんな馬鹿げたことで!)
内心悲鳴を上げている私をよそに、床に座り込んで放心していた松太郎が笑い出していた。
4632:2006/09/06(水) 00:28:30 ID:VHuOvn+3
今日はバラエティ番組で催眠術の特集が組まれ、未緒役で少しは世間に知られるようになった私が光栄にも
ゲスト出演することになった。術に半分掛かったような掛からないようなふわふわした気分で収録が終了し、
楽屋に戻る途中で、まず松太郎と出くわした。
「げ。なんであんたがここに」
「そいつは俺のセリフだなー。なんでおめーなんかがここにいるんだよ? 売れない女優が?」
(なんか、ですってぇ! 売れないですってぇ! このバカショー!)
「俺は当然、怒っていいとものゲストで生で出演てきたばかりだけど。退場する時きゃーきゃー
言われて大変だったなぁー」
踏ん反り返る馬鹿男に回し蹴りを入れそうになるが、通りかかったスタッフの姿に自分を押さえ込む。
「だ、だったら私の目の前からもさっさっと退場しなさいよ……! 目障りだわ!」
指を突きつけてやると、松太郎は引き攣った笑いを浮かべた。
「キョーコのくせにこの俺をそうちょくちょく人差し指で指すとは、いい度胸じゃねぇか? 
態度がデカイ割には、胸は相変わらず小せぇのになー?」
いきなり服の上から、左胸を鷲づかみにされた。しかも揉みやがった。
私は声も出ない。
(こ、こんのバカがぁー!! い、一度ならずとも二度までも!!)
涙が出そうになるが、堪えた。いくら小さな胸とはいえプライドというものはある。
(でもこんな馬鹿男のために流す涙なんかないのよ!)
ショックを隠すために駆け込んだというのに、松太郎が無理矢理楽屋に入り込んできた。
「この馬鹿。何、ついて来てんのよ! 出ていきなさいよ!」
「ケチケチすんなよ、茶ぁぐれぇ出せよな」
断りもなくパイプ椅子にどっかり座る松太郎の図々しさに、私はわなわなと震え、息の根を止めようと拳を振り上げた。
4643:2006/09/06(水) 00:29:36 ID:VHuOvn+3
コンコン。その時。ドアをノックする音と、温かくて心に染み入る低い声を聞いた。
「最上さん。入っていいかな。収録終わった?」
「つ、敦賀さん! は、はい! い、いいえ…どう……ぞじゃなくて、いやー、なにすんのよー! このバカショー!」
私の悲鳴と共に、敦賀さんが楽屋になだれ込んで来た。
「最上さん!」
敦賀さんの目が見開かれる。
松太郎が、腕を振り上げた私の無防備な胸を二度ならずとも三度までも、両手で掴み上げていたのだ。
「おめーが、俺を攻撃しようとしたから先制攻撃したんだろうが。ま、右胸も大したことねぇなー」
目の前がふやける。
「ふぇ……」
悔しい。私はいつまでたってもこの男に馬鹿にされ続けるのだろうか。
復讐のためではなく、自分のために演技をすると決めても、私は一生この男に振り回され続けるのか。
とうとう堪えきれずに涙をこぼし出すと、松太郎が両手をぶら下げ、呆気にとられたように私を見上げた。
入り口付近で立ち尽くしていた敦賀さんは何を思ったのか、怖い顔で松太郎に近づくと奴の右腕を掴み取り、
部屋の奥にある小さな洗面台の前まで軽々と引き摺った。そして背広のポケットから手錠を取り出すと、
洗面台の排水管と松太郎の手首にその輪を嵌めてしまったのだ。
「てめー、何すんだよ!」
「今君がしたことは立派な犯罪だよ? 痴漢だと訴えればかなりのダメージになるね。でも
その前に俺の手で殺されたいか?」
感情のない声に、私ばかりか松太郎も青ざめている。
「お、お、おめーも犯罪だぜ? これは監禁」
「正当防衛、悪くて過剰防衛だと思うね。最上さんにしたことを思えば軽い」
根拠があるのかないのかきっぱりと言い切る彼に、自信のない松太郎は口をぱくつかせている。
「ちくしょーっ!」
側にあった屑籠を蹴り上げて、向こう脛を打ってもんどり返った。
4654:2006/09/06(水) 00:30:40 ID:VHuOvn+3
「あの手錠って……」
「ああ、今回また刑事役をしてて丁度持ってたんだ。役に立って良かったね」
まだぴりぴりしているような彼を前に、だるまやから持ってきた重箱を広げる。
同じテレビ局で仕事があると事前に知っていたので、私は敦賀さんのためにお弁当を作ってきていた。
「あのう、社さんは? 三人分作ってきたんですけど」
「誘ったんだけど、何かプロデューサーと話があるからって、君に謝っておいて欲しいって言ってた。
俺はまだ撮りがあって、共演者が来るまで時間はあるんだけど。最上さんは時間大丈夫?」
「あ、ええと私も実は今日の特番の翌週分の収録にも、急遽出ないかって言われて。演歌界の大御所の先生を
お待ちしているんですけど、遅れるらしくて。じゃあ、社さんの分は取り分けておきましょうね」
「だったら俺に食わせろや。まだ昼飯も食ってねぇんだよ。今なら腐ってても食えるぜ」
私はぎろりと松太郎を見下ろした。
「あんたなんかには一口でもやるもんですか」
「不破君? 君、今日これから予定でもあるのかな」
マジ怒りの後のキラキラスマイルに私は、一歩後ずさる。
「ねぇ、よ。何だよそれが」
「じゃあ解放はまだ先延ばしだね。そこでお腹を空かせて、少しは我慢することを覚えるんだよ?」
最後の不敵な笑みに、松太郎も何かを感じたようだ。排水管に擦り寄ろうとした。
4665:2006/09/06(水) 00:31:49 ID:VHuOvn+3
敦賀さんは重箱の中身を全て平らげてくれた。
「美味しかったよ。いつもありがとう、最上さん」
「いつも、だとう? なんだキョーコ。てめー今度は敦賀蓮に入り浸りかあ? ついでにおめーも
そいつに食われてんじゃねぇだろうなぁ、なんせそいつは」
「敦賀さんになんて失礼な!! ほら!這いつくばって謝るのよ!」
対抗しようとする私を敦賀さんは制して、無視しろとでも言うように笑う。
「それより最上さん。今日は催眠術の特番だって言ってたけど、どうだったの?」
「え、あ。はい。初めてゲスト出演してドキドキしましたし、催眠術すごかったです。憧れのものに
なるってことで私妖精になってたらしくて、それでプロデューサーに面白いって言って頂いて。
何だかあとで放送見るのが恥ずかしいというか怖いというか」
「妖精か。最上さんって本当にわかりやすいよね」
敦賀さんの本気の吹き出しに、私はむくれる。
「敦賀さんだって出演してたら、きっと何かすごいものになり切っていたはずですよ」
「あいにく俺は暗示に引っかからないタイプだから。本当は俺にも出演依頼が来てて実際に催眠術師の技を見せて
貰ったけど。面と向かってあまりにも率直に意見を言ってしまったから、その人の機嫌を損ねてしまってね」
(そつのない敦賀さんが相手に煙たがられるなんて。どんなことを言ったの? よっぽど催眠術が嫌いなのかしら)
「敦賀さん。本当に催眠術を信じないんですか? 以前にでも引っかかって痛い目にあった経験が
あるんじゃないんですか? 俳優って一種思い込みで演技するようなものですよね」
駆け出しの役者の小娘に生意気なことを言われてムカついたのか、敦賀さんは口を噤み、湯飲み茶碗を取り落としかけた。
「うわ。あんた昔、催眠術にかかってとんでもねぇもんになったことがあるんじゃないのか〜?」
それまでふて腐れて床に寝そべっていた松太郎が、嬉々として声を上げた。
「……そんなことは、ないよ」
半分大魔王顔の敦賀さんに、私は危険な予感を覚えた。
「だったら催眠術受けてみろよ。キョーコ、おめー、番組出てたんだからやり方くらいわかるだろ?」
「素人がそんなこと出来ないわよ!」
「それで敦賀蓮を守っているつもりか? やっぱり今度はそいつに勝手に尽くして、勝手に惚れて、
最後にはものの見事に捨てられるんだぜ。だったら今頭を下げて俺のところに戻ってきても俺は一向に」
敦賀さんがテーブルを大きく叩きつけた。
「やってあげるよ。どうなっても知らないからね」
4676:2006/09/06(水) 00:33:02 ID:VHuOvn+3
そして、敦賀さんは素人催眠術師によって黒豹に変貌してしまったのだ。
(なぜ、黒豹?)
術に掛かってから敦賀さんが黒豹と名乗ったわけでもなく、態度や雰囲気でそう察しているのだが、
長身の敦賀さんに四足で擦り寄って来られると、違和感がある。
(豹じゃなくやっぱり大きな猫?)
はじめ、襲い掛かられると思っていたが、どうも私の膝枕が気に入ったらしい。畳敷きのスペースで
子供のように丸くなっている。
「ぶわっはははははははっ。最高だぜ、芸能界一いい男が何て格好してんだよ!」
確かに、背広を脱いでワイシャツとズボンといった姿で四足歩行では様にならないだろう。
「敦賀さん、目を覚まして。正気に戻ってください」
松太郎なんかに敦賀さんを馬鹿にされたくはなかった。
「おい、キョーコ。楽屋のドア全開にしろよ! こんな面白れぇもん全国放送してもらえよ!」
「……だったら、あんたの手錠で排水管に繋がれた無様な姿も一緒に流れるわねぇ? 
そりゃあ、お茶の間の皆様を楽しませるでしょうよ。嫌だったら静かにすることね」
私の殺気が乗り移ったのか、黒豹敦賀さんは床へ飛び降り、軽く丸めた手で松太郎の頭をぽかりとぶった。
「なんだとー、てめーやるのかー」
「つ、敦賀さんやめて下さい! 騒ぎがひどくなったら大変です! 敦賀さん!」
叫ぶようにしかし小声で、敦賀さんを呼び止める。しかし、敦賀さんは尻尾があれば大きく振り振りして
楽しげにしているのであろう。猫パンチならぬ豹パンチは再び繰り出されようとしている。
「れ、蓮! やめなさい! 私の言うことを聞きなさい! 蓮!」
飼い猫を躾けるように、私は命令した。もう破れかぶれだ。
4687:2006/09/06(水) 00:33:53 ID:VHuOvn+3
すると、敦賀さんは松太郎に興味を失ったかのようにして、私の方へと引き返してきた。 
「れ、蓮? いい子ね。いい子だから敦賀さんに戻るのよ?」
黒豹敦賀さんは不満げに、喉を鳴らした。それから遊んでとでも言うように私の顔を舐めまわし始めた。
はじめは額や頬だったが、それが降りてきて耳朶や唇のわきを柔らかい舌が掠めた。舌は私の上唇に辿り付き、
れろりと味わうように、唇の間へとねじ込んできた。
「んぅ?」
面白い玩具が見つかったかとでもいうように、口内を蹂躙される。ねっとりと舌を絡められて、
唾液が零れ落ちた。
「……や、やめて、敦賀さん! 蓮!」
敦賀さんの耳には何も届いてないらしい。馬乗りにされると、さらに深いキスを求めてこられた。
「や、だめ、だめです……っ、んぅぁっ」
「おい、てめ、どっちが痴漢だ」
怒鳴り散らそうとする松太郎を私は睨みつけた。
「今、騒いだらあんたも地獄行きよ。とにかく敦賀さんを元に戻すまで、協力するか黙っているか、んっ、
……どっちかに、はっ、あん、してもら……うからぁ……やぁ」
4698:2006/09/06(水) 00:35:09 ID:VHuOvn+3
大きな身体で畳の上に組み敷かれて、私はどうすればいいのか考えた。けれど敦賀さんのキス攻撃に
朦朧としてきてそれどころじゃなかった。
「はぁ……っ、んぅ、ふぅっ」
しつこく唇を貪られる。滑らかな感触が、角度を変えて奥へ奥へと攻めようとしてくる。
「ん、あぁっ、はぁぁ……ああぁっ……んぅ……ぁあっ……あっ?」
突然、敦賀さんの唇が私の唇から離れた。呼吸に苦しむ私をじっと見る彼の顔がそこにあり、ほっとした。
(戻った?)
しかしそれもつかの間、敦賀さんは身体をずらすと私のスカートの中に顔を突っ込んでいたのだ。
「な、な、やだっ、……何してんですかっ!」
一度彼は「どうしたの?」というようなきょとんとした顔を上げたが、構わずスカートの中にもぐり込んできた。
「や」
濡れた舌が触れた。
柔らかいそれがショーツの上から、私の真ん中の盛り上がった部分を何度も往復する。
「き、汚いから、やめて、……蓮!」
抵抗は無視されて、ショーツを歯でもってずり下ろされ、彼は私の股の間を直にぴちゃぴちゃと舐めだしていた。
「いやぁ……っ、やめ、て……はっ、あぁんっ、あっ、ぁあんっ、いやっ、あぁ、やっ、やっ、こんなの、
だめ、だめ、……やだっ……はぁんっ!」
まるで喉が渇いていたかのように水を飲むかのように勢い良く、舐め続ける。途中ごくりという嚥下する
音も聞いた。こんな恥ずかしいことは嫌なのに、私のアソコがどんどんと濡れてきていることがわかる。
舌が中へ入っていく度に、突起が唇で吸われるようにされ、熱で浮かされたおかしな気分になる。
「いやぁんっ」
「お、おい、キョーコ」
口をあんぐりと開けて、松太郎が声を掛けてきた。地べたに座った奴と畳に寝転がった私と丁度同じ高さの
目線になった。
「てめ、これ、ヤバイ、んじゃねぇのか?」
「はぁ……、いま、誰か呼ん、んぁっ……だら、只じゃ、はんっ、おかない、から……ね……あぁっ」
反抗するかと思ったのに、眉根を寄せて声を尖らせる私から、松太郎は目を逸らした。
4709:2006/09/06(水) 00:36:10 ID:VHuOvn+3
敦賀さんは、一向に黒豹から戻りそうになかった。
動物が毛づくろいでもするかのように、私を舐めるのをやめない。よほど気に入ったのか、私のアソコを執拗に
舌で弄りながらも、お臍の上にも、そしてブラを押し上げて乳首にまで舌を這わせる。
「れ、蓮? もう、やめるの、……あっ、ぃやっ……ぁぁっ、いい子だから、ね? 
ふぁっ、ぁんっ、んぁんっ……蓮っ、蓮っ、蓮っ、ぁあんっ」
そう言いながらも、私は彼の頭を自分に引き寄せていた。
敦賀さんは、急に私を押さえつけるのをやめた。
(正気になった?)
しかし二度目の期待も裏切られた。
黒豹敦賀さんは私に起きるようにと喉を鳴らして促す。けれど立ち上がり逃げようとする私に飛びつき、
今度は背中から押さえ込んできた。強制的に私も四つんばいにならざるを得なかった。
後ろから抱きつかれ、腰を押し付けられる。
「……あっ!」
私のお尻に敦賀さんのモノが当たった。
ズボンの中で堅く張り詰めているのが布越しでもわかった。それを何度も私に擦り付けてくる。
「ちょっ、と、待って? 私人間よ? いや、敦賀さんも……あっ、人間ですけど……いぁっ」
頬をすり寄せられ、耳の中に舌を入れられ、私は身を震わせた。
(だ、大丈夫よ…大丈夫。敦賀さんは今黒豹だもの、ジッパーは下ろせない。黒豹だもの)
やがて敦賀さんは、私の背中から苦しそうに啼いた。
「そ、そんな声、出したって無理ですからねっ……ぁ、ひゃぁっ、んっ」
「キョーコっ!?」
ずっと背を向けていた松太郎が、目を剥いた。
敦賀さんはズボンを穿いたまま、剥き出しの私のアソコを突き上げようと腰を動かし始めたのだ。
「そんなことしたって、だめ、よっ? はっ、あぁっ、どうしようっ、そんなっ……ぁあっ」
何もされてはいないのに、敦賀さんの衣服が私の肌を擦り上げ、さざ波のような感覚を身体の
あちこちに落としていく。太ももやお尻、勿論大事なアソコにももやもやとしたものが残る。
「やぁあっ、どう、したらっ、ぁあっ……いいのぉ……、だ、めぇ……松……ちゃ…何と、かしてよぉっ」
松太郎はその視線を私と敦賀さん、自分の足元と繰り返し上下させて、珍しく口ごもっていた。
「なななななな、何とかするって、俺の手錠外せ! そいつをぶん殴って正気にしてやる!」

47110:2006/09/06(水) 00:37:15 ID:VHuOvn+3
「敦賀さんを殴るなんて何考えてんの! この後まだ撮影があるのよっ! 相変わらず……あっんっ、
ひどいことをっ、考える、わねっ……ぁっ、蓮っ」
「ひ、ひどいことって、おめーの方が今そいつにひでぇ格好をさせられてんだぞっ?」
松太郎の頬が引き攣った。
「殴るとか蹴るとか暴力なしで、……んっ、でき、ない、の?」
敦賀さんの動きに耐えるように、私は畳の上に這いつくばって松太郎を見上げた。自然と腰が突き出される形になる。
全身に広がるどうにもできないむず痒さから、視界が意識が霞んでいた。
苛立ちによるものなのか。松太郎の顔が見る間に赤く染まっていった。
「人を呼べって言えば、てめー怒りだすんだろうが。……だったら、とりあえず出来ることは」
もごもごと松太郎がどもった。
「なに?」
「……してやれって言ってんだよ。そいつ溜まってんだろ。手でも口でも使ってイカせてやれば
治まるだろうよっ。ま、そのまま外に放り出せば、勝手に女捕まえて強姦するぜ。俺としては万々歳だけどよ」
どきりとした。こんな馬鹿げたことで敦賀さんが犯罪者になる。
(そんなの嫌よ)
「しょ、松太郎? て、手錠外すから、敦賀さんの……してくれる?」
ダメもとでお願いをしてみる。当然
「てんめー、馬鹿か! 俺が男のブツ握って何が楽しいんだっ! とっととそいつを外に追い出せ!」
と青ざめながら怒りだした。
私は荒い息をつく敦賀さんを振り返った。
「つる、がさ……蓮? あの、ね? 今苦しくないようにしてあげるから、どいてくれる?」
黒豹敦賀さんはあっさり身を引いて、私を不思議そうに見下ろした。
47211:2006/09/06(水) 00:38:14 ID:VHuOvn+3
白昼堂々と男の人のモノを間近に見るなんて思ってもいなかった。
「じっと、しててくださいね?」
ファスナーに手を掛ける私に、松太郎が声を荒げる。
「きょ、キョーコ! お前マジにやるつもりかよっ! 本当に馬鹿か!?」
「て、手でだもんっ。そ、それ以上は……っ」
涙目になる。松太郎の前で、何でこんなことをしなければならないのか。でも、
松太郎のけしかけもあったとはいえ、敦賀さんに変な術を掛けたのは私だ。
ベルトを外してジッパーを下ろすと、ボクサーパンツから大きく盛り上がったモノが出てきた。
生々しくてそそり立ったモノを直視できずに、手だけを添える。
手の平の内で脈打つソレが、私の鼓動をも跳ね上がらせた。
「や、やりますよ?」
そう声掛けをしないと、この場から逃げ出しそうだった。
そっと握ってみる。さっき敦賀さんに舐められた感覚を思い出して、少し力を入れて揉みだす。
敦賀さんが喉を鳴らした。目が眇められる。
「気持ち、いい、ですか?」
答えはない。
私は彼と正面に向き直って、彼自身を両手で持って丹念に上下に扱き出した。
「んっ、ああ」
敦賀さんが獣のような啼き声ではなく、初めて吐息をこぼしたことに私は興奮した。
「コレ、好き?」
もっともっと彼の声を聞きたい。ありえない欲求が私を突き動かした。
47312:2006/09/06(水) 00:39:17 ID:VHuOvn+3
「じゃあ、これはどうですか?」
私は何の抵抗もなく敦賀さん自身を口に含んでいた。全体をしゃぶるようにして吸い、
先端をつつくように、舌先で攻める。
敦賀さんの頬が上気しているのを見ると、側で喚く松太郎の声も遠くに聞こえた。
「はむっ、とぅるが、さんの、大きいから、だめ……、口、こわれちゃい、まふ……」
ちゅくっちゅっく、ちゅうちゅう。裏側を舐めたり、わざと唾液を垂らしたり、考えつく限りのことをした。
「んんっ」
(敦賀さんが震えている……)
嬉しさに私は、インサートする動きを早めた。
「むぅ、ふぁっ、んんっぅ、ふぅっ、あはぁっ」
「ん」
敦賀さんがぶるりと身を震わせたかと思うと、私の口の中に勢い良く放っていた。
敦賀さんがしてくれたように、苦くてすっぱい味に咽ながらも飲み込んだ。
「気持ち、いい?」
それで収まり、正気に戻るものだと思っていたのに
敦賀さんは私を押し倒し、再び二人で重なるようにして四つん這いになった。
「なっ……! やっ」
敦賀さんは無言で、私の胸を手で揉みだした。
そして、片手でアソコの具合を確かめるように指を挿し入れすると、ふっと笑い、腰を押し進めてきた。
「やぁあっ! あんっ、あんっ、あぁっ、はぁっ……だ、だめ、い、挿れないでぇ……あっ、い、いたっ」
ぎちぎちとまた一段と大きくなったモノが、私の中へと入ってこようとする。
「い、あ、……くぅ……だ、め……わ、たし、入ら、ない……初め、て……なのにぃ……っ」
涙をこぼしながら見上げると、敦賀さんの動きが優しくなった。
(目が合った?)
彼は半分繋がったところを、ゆらゆらと揺らす。何かを焦らすかのように待っているかのように、小刻みに
注挿する。規則的にやってくる痛みにはじめは硬直していた私の中で、今までにない感覚が生まれてきた。
敦賀さんを受け入れようとしている部分が、彼を飲み込もうとひくついているのがわかった。
先程唇で受けた愛撫以上のむず痒さに、気が触れそうで、彼の腰のわずかな動きに私も合わせた。
すると、
「いや、は、入るぅ……そんな……大きい……っ」
くぷくぷと敦賀さん自身が、私の中へと難なく攻め入ってきた。
47413:2006/09/06(水) 00:40:13 ID:VHuOvn+3
その熱さに眩暈がしそうになる。
「あぁっ、だ、め、蓮やめてぇ……だって、あなたは、敦賀さんじゃ、ないでしょ、……ん、いやっ」
身体が敦賀さんであっても、意識が黒豹なのだ。
この要求は、敦賀さんの意思ではない。
(こんなの嫌だ。本当の彼が望んだことではないのに)
それでも敦賀さんはその身を全て、私の中へと沈めた。痛みは相変わらず続いていたけれど、
跳ね上がる動悸が耳の中で心地良く響いた。
敦賀さんの動きが急に大きくなる。引き抜こうとして私を不安にさせたかと思うと、一気に打ち付けてくる。
「ぁあっ、い、たっ……ぁあっ、揺さ、ぶらないでぇ……蓮っ、はぁっ、ぁんっ、い、や、いっ」
腰を前後に振り続ける彼。痛みが何度も私を襲ってくる。傷口を踏まれるような痛み。
「蓮っ、やめ、て? ……も、う……」
私のお願いを黒豹は分かっているのか分かっていないのか、腰をグラインドさせる動きは止まない。
それどころか、私の左胸の突起を捏ね回し引っ張り始めた。
「やぁぁっ、ぁあっ、……あぁんっ、それ、やっ、頭が、変になるぅっ、ぁあっ、蓮、……悪い子っ」
振り仰いで叱りつける私に、敦賀さんは微笑みかけた。
「え?」
何かを問おうと口を開きかけた私の顔は大きな両手に挟まれて、正面の鏡台に向かわせられた。
敦賀さんはワイシャツのボタンを2、3個を外し、ネクタイを大きく緩ませているだけで、
私の方は衣装のキャミソールは半分脱げ落ち、スカートは背中まで捲り上げられている。
全裸ではないとだけで、鏡の前にはそれこそ獣が交尾しているような私たちの姿を映し出していた。
「い、やっ、見たく、ないっ……んぁっ、はぁっ、ぁあっ、あんっ、蓮、だめ、激しくしないでぇっ」
幾度も幾度も打ち付ける音が響き渡る。私を求めて一心不乱になる蓮の動き。
「ぁあっ、ソコっ、……変っ、……だ、め……そっちへ行か、ないで……ぁあんっ、あんっ、あぁっ…」
「キョーコ……お前」
それまで忘れかけていた松太郎の存在を私は思い出してしまった。
一瞬思考が固まるが、頭の中から身体へと広がる痺れるようなものに私は支配をされ始めていた。
放心する松太郎を横目で見て何かを言い訳をしようとしても、全く違う言葉が漏れていた。
「…ぁあんっ、イイっ……来て……蓮っ……イイのぉ……蓮っ、蓮っ、もっと、もっとぉっ、
はぁんっ、あんっ……あんっ、ぁあっ、蓮っ、蓮っ」
敦賀さんが私の求めに応じて、スピードを上げる。床に座っていた松太郎は呆然と私たちを見つめていた。
47514:2006/09/06(水) 00:41:10 ID:VHuOvn+3
「なんだ。最上さんって、『動物』とでもセックスできるんだね?」
畳の上で肩で息をついている私に、敦賀さんが言葉を掛けた。
「……え、『敦賀さん』?」
同じ畳の上で腰をつけて座っている彼は、汗で濡れた前髪をかき上げていた。
「あ、あの……い、いつ、元に、戻ったんですか?」
「いつ、だと思う?」
「えっと……さっき? 鏡を見た時、だったり、しますか?」
今更ながら恥ずかしさに、両手で顔を覆う。
敦賀さんは嬉しそうに笑った。
「じゃあ、最上さんは『俺』とセックスしようとしていてくれたわけだ」
「セックスセックスって何度も言わないでくださいっ」
そっぽを向くと、松太郎が片目を眇めて敦賀さんを睨みつけていた。
「て、め……、正気に戻っていたなら、途中でやめろよなっ!」
敦賀さんはため息をついた。
「途中でやめられるものならやめたけど、我慢しろっていうのは無理な話だ。こんな彼女を見たらね」
そう言うなり彼は私の身体を抱き上げ、あぐらを掻いた膝の上に座らせた。
私の膝の間を割って、血と精液に塗れた股を開かせる。
「い、……やっ」
松太郎はすぐに目を逸らした。
「すごく魅力的だろう?」
「だだだからってな!」
「ほら。君だって、彼女に欲情してたんじゃないのか?」
敦賀さんは私の両胸を持ち上げて揉み、それぞれの人差し指で胸の尖りを捏ね回す。
「やぁっ、んっ、ぁあっ」
「最上さん、コレ好きだろう? 不破君のやり方じゃ痛いだけだったろうに」
「……や、もう……敦賀さんに戻ったのに、どう、して……」
「一度だけで終わるなんて勿体ないから」
「そん、なっ、はぁっ、……ぁんっ、いや、ここ、楽屋、……んぅぁっ」
(そうよ、ここは楽屋よ!? どうしよう、私……あんなに…あ、喘いで……)
私の心配もよそに、敦賀さんは私の股の間に自身を擦りつけてくる。けれどいつまで経っても挿入をしてこない。
47615:2006/09/06(水) 00:42:12 ID:VHuOvn+3
「怖いなら今ここではなくて、俺のマンションへ戻ってからにしてもいいけど……でもね、最上さん?」
くすくすと笑われて、私は自分の腰が敦賀さん自身に擦り寄っていたことに気がついた。
「あぁんっ、もうっ、いやぁっ……」
私の痴態に、敦賀さんは喜んで胸への愛撫を強くし、松太郎があきらかに唸り声を上げた。
「不破君? 君はよく我慢してるね。彼女が俺を口でしてた時から見ててかなりきつかっだろう?」
「つ、敦賀、さん? その時からもう気づいていたんですかっ」
鏡越しに敦賀さんが片眉を上げた。
「目が覚めたら、君が俺のを握ってて驚いたんだよ。慣れているのかと思って頭に血が昇った」
「ひどい、……ぁあんっ」
「ごめん。でも君が初めてだってすぐわかったよ、ココでね」
敦賀さんは先端だけを入れて、それ以上は進んでこなかった。
「一緒に住んでまでいて、彼女のどこが不足だったのか君の気持ちがわからないね。でも今は苦しそうだ。
今日の彼女は可愛いかっただろう? 君にはずっと発情したままの格好でいてもらいたい心境だけど」
敦賀さんはふいに私を残し、松太郎の前へ立ったかと思うと、そのジーンズのジッパーを片手で下ろした。
「てめ、なにしやがる、変態かっ!」
「俺は何もしない。でも苦しんだろう?」
それから私を振り返って笑う。
「やってあげてほしいんだけど? 最上さん」
何をと聞くまでもなかった。口元は笑っていても鋭い瞳。松太郎のモノを私の口で愛撫しろということだ。
「なん、で。い、や」
そっと床へと下ろされ、松太郎の前で四つんばいにされる。
後ろから敦賀さんの長い腕で抱きすくめられ、囁かれる。
「このまま彼を帰したら、何を吹聴されるかわからない。だから共犯者にする」
逃げられない。涙がこみ上げてきた。
敦賀さんは私のアソコに、いきり立ったモノをあてがった。
「彼を喜ばせてあげたら、君に俺のをあげるよ?」
「てめ、なめてんのかっ」
松太郎が、手錠をじゃらつかせた。
私は唇を噛み締めて、敦賀さんを見上げる。
やっぱりさっきから擦り付けてくるだけで入れてはくれない。焦らされて私の愛液が太ももを伝い落ちた。
「欲しくない?」
入り口のきわだけで注挿を繰り返されて、とうとう私は松太郎のジーンズに手をかけた。
477名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:42:19 ID:L+4iRfvI
sien?
47816:2006/09/06(水) 00:43:08 ID:VHuOvn+3
「きょ、キョーコ、ばっ」
トランクスをずり下ろし、敦賀さんのとは形の違うソレを口に含む。
ちゅぱちゅぱと松太郎を舐め上げていると、敦賀さんがゆっくりと私の中に入ってきた。
「はふっ、んっ、……ぁはっ、ぁあっ、はぁっ、……はぅんっ……あっ、あっ、はむぅ……ぁっ、ぁぁっ」
「さっきより締めつけられるね。興奮してる? 最上さん。ここが人の通る楽屋だから? それとも、
二つの口を同時に犯されているから? もしかしたら淫乱なのかな、君は」
「ひぃやんっ、……いぢわるっ……も、こんなのぉ……あはぁっ、あぁんっ、きちゃぅ……あぁっ、
んぅ……ぁあっ、はぁあんっ……あっ、あっ、あっ……いやぁぁっ、んむぅっ」
「……くっぅ、キョー、コ」
「ああ、イイの?……最上さん、イキそう……? すごい、波打ってる、よっ……好きにして、いいんだよ?」
「……う、ん……イっちゃうのぉ……やぁん……、イっちゃうぅ、イっちゃうよぉ……あっ、あっ、あっ、
つ、るがさんも、あっ、ん、んっ、んふぅっ…………おね、がい……一緒にぃ、き、てぇ……?」
「いいよ」
敦賀さんは私を右から左からと攻め続ける。私は無意識のうちに腰を振り、
松太郎の跳ね上がるモノに縋るように彼を強く吸い上げていた。
松太郎が私の胸を掴み上げ、親指でその先端を弾いてきた。
「や、ぁあっ!!」
上りつめた私の二つの口には、同時に二人の白い欲望がどくどくと放たれていた。

47917:2006/09/06(水) 00:44:12 ID:VHuOvn+3
呆然とする松太郎をそのままに、敦賀さんはタオルで私の全身を拭いてくれていた。
「そんな色っぽい顔をしないで。またしたくなるだろう?」
「ただお弁当を食べてもらうはずだったのに……」
顔をしかめると、彼は少し困った顔をして、すぐに神々スマイルを見せた。
「そうだね、でもデザートがなかったから」
「私はデザートなんかじゃありません」
むぅと膨れると、敦賀さんはさっきまでの態度とは違い両腕で、松太郎から私の姿をすっぽりと隠した。
「不破君のが良かった?」
「つ、敦賀さんがさせたんじゃないんですか……わ、私だってしたくなかったけど、あ、あなたのが
……その、我慢できなくて」
理性がなくなっていたとはいえ、楽屋で厭らしいことをすることになるなんてと思い返し口ごもる。
(しかも松太郎の、まで)
「そう。じゃあ今日仕事が終わったら、俺のマンションへおいで? どうせなら俺の撮影を待ってて
くれる? ベッドの上でもっと良くしてあげたい。でもその時は俺のこと蓮って呼んでくれるかな」
「し、し、知らないっ、あなたは、ほ、本当にいぢわるですっ」
私が厚い胸板を拳で叩くと、敦賀さんは軽く両手首を握ってかわした。
「とりあえず衣装をどうしようにかしないと」
「私は、自前なので予備に持ってきてますけど」
単に今日は暑い日だからと用意していた服が役に立つとは思わず。
敦賀さんと視線を合わせ、左右の人差し指をつき合わせる。
「最上さん、わざわざ着替えを用意してきていたの? もしかして」
「なっ、ち、違いますっ!」
全身が熱くなる。敦賀さんの大きな勘違いに私は、過剰に反応してしまった。
48018:2006/09/06(水) 00:45:03 ID:VHuOvn+3
コンコン。
再び訪れた淫猥な雰囲気の中で響いた、突然のドアのノックにびくりとする。
「『京子』さん? 入りますよ?」
それはスタッフの声だった。
「す、すいません、わ、私今着替えてて」
鍵も掛けられてなかった楽屋のドアの隙間から、私は慌てて顔を覗かせる。
「ああ、いらしたんですね。
長く待たせてて悪いんですけど、演歌歌手の南島さん。あと40分ほど遅れるんですが、いいですか?」
「あ、はい。私スケジュールは空いてますので、いくらでも」
「良かった。チーフに伝えておきます。ええっと、あの。それから、京子さん?」
男性アシスタントディレクターは私を見下ろして、顔を赤らめる。
「さっきここを通った時、僕、女性の悲鳴みたいな、すごい声を聞いたんですけど……あれってまさか」
頭の中が真っ白になった。
(き、聞かれていた?! 私のあの時の声?!)
上手く切り抜けようと言い訳を考えようとしているというのに、敦賀さんはドアの陰に隠れて、
スカートの中へ手を入れてくる。しかもくすくすと笑っている。
「やっ、あん、あの、その、あ、れ、は、…あぁっん……えっと、んぅ……そ、の、ぁぁっ、ですね」
ぐっしょりと濡れた下着からねちねちと揉んでくる。じわりじわりと攻められて、時々思い出したかのように
真ん中の奥まった突起を摘まれ崩れ落ちそうになる。
「……やっ…………はぁんっ!」
「きょ、きょ、京子、さん? あ、あの、大丈夫ですかっ」
ドアノブにしがみ付いた私に近付こうとスタッフがドアを押しのけようとした途端、ようやく敦賀さんが顔を出した。
「あ。……俳優の、敦賀さん? あれ? なんで」
「おはようございます。すみません。悲鳴、廊下に漏れてたんですね。待ち時間があるって聞いて
後輩の京子さんに俺、ドラマのラブシーンの台本読みに付き合って貰ってて、つい熱中して大声上げて。
……すごく迫力があったでしょう? 彼女。何せ、あの『未緒』ですからね」
にっこりとした敦賀さんに、一瞬訝しげにしたものの、しかし今までに彼が周囲に与えてきた『敦賀蓮』の印象が
その苦しい言い訳を納得させたようだ。
「じゃ、じゃあ、京子さん、40分後にスタジオへ」
そそくさと出て行くスタッフを尻目に、敦賀さんは私を軽々と抱き上げた。
48119:2006/09/06(水) 00:45:56 ID:VHuOvn+3
「40分か……もう一度する?」
「つ、敦賀さん……そんなっ、はぁぁっ」
敦賀さんの口づけに震えながら、私は彼の首に手を回していた。彼の艶やかな黒髪をなで上げる。
松太郎はすさんだ目で、壁を睨みつけていた。
「くそっ、外面良くても腹ん中はどす黒い卑怯な奴だな。あんたは芸能界一最悪な男だっ」
「ああ、そうだな」
松太郎を見もせず、敦賀さんはネクタイを私の口へと巻いていく。
「残念だけど今は声、抑えてもらうよ。あとでいっぱい乱れてくれていいから」
「はふぅ、ん、んんぅっ」
(ほ、本当に、まだする気ですかっ。もうばれるの限界ですよ?! しかもまだ松太郎がいるのにぃっ)
「知っていた? 俺は君が好きなんだよ。誰よりもね」
今更ながらの告白に、私はかぶりを振る。ネクタイに手をかけ、叫びたいのを我慢して囁いた。
「こんな時に、なんでっ」
「だって、身体だけだなんて虚しいだろう。君は?」
改めて考える。大人のようでいて、意地悪で、私の心を捉えて離さないひどい人。でも。
「……今度は優しくしてくださいね? 蓮」
私は、答えの代わりのキスを捧げた。
「そんな答えも嬉しいけど、最上さん……ちゃんと、好きって言ってごらん? 好きって言ったらその分」  」
「その分?」
敦賀さんが私の両手首をネクタイで縛り上げ、鎖骨に、胸の尖りに小さなキスをする。
「……はぁ、あぁっ、……ぁあっんっ」
「好きって言った分、最高のキスをあげるよ?」
私は唇を尖らせて、いぢわると泣いて告白した。
「あなたが好きです」
「うん」
敦賀さんは恭しく私に唇を寄せた。好きと告げる度に、私の人差し指を、中指を一本ずつ口へ含む。
指をちゅうちゅうとしゃぶられ、その淫靡な動きに眩暈が始まる。
「……好き、……んぅ、好き……はぁっ、んふぁっ、………す、き……ぁあんっ、大好き、……
大好きだからぁ……ぁっ、はぁあっ……欲しい、よ……っ」
「ああ、俺もだよ。あげるよ?」
敦賀さんはスカートをたくし上げ、私は松太郎が壁を殴りつける音さえ遠くに聞いて、
壁に凭れて片脚を上げ、その真ん中で彼のモノを喜んで頬張り出した。
482名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:46:58 ID:VHuOvn+3
お、終わった…しかも変なところで…。大量投下すみませんでした。
当初強気なキョーコ計画だったんですが…脆くも崩れ去りました……orz
そして松はそこまで介入する予定でもなかったのですが。
蓮の豹パンチが書けただけで何だか満足ですた。
483名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 01:14:49 ID:4/O1Ofda
今日もおなかいっぱい、ご馳走様!
484名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 01:29:17 ID:9OdYsAY/
GJー!
黒豹になって甘える蓮と、「だめよ、蓮」と叱りつけるキョーコにモエス。
485名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 02:07:56 ID:QaQv7JuA
GJ!とうとう3Pまでキター!
あの巻頭カラーはこの日の夜なんですね(*´Д`)ハァハァ
486名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 07:18:00 ID:QaQv7JuA
ところで今号、カラーもよかったが
森から楽しそうに帰るふたりに萌えた。
松に怒って涙ぐむキョーコにも。
これぞピュア萌え?
キョーコかわいいよキョーコ(*´д`*)
487名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 12:40:42 ID:57sB7Wex
鬼畜で変態ながら愛もありとGJなんですが、
3Pは投下前に一言欲しかったですorz
488名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 20:00:18 ID:kC2jxABg
GJです!!
初めてでいきなり3Pですか、蓮様鬼畜ですねwww
手錠で繋がれた松にもナゼか萌えてしまいました。


>>461様の作品と一部ネタが被っているので、霞みそうな予感がしますが、
>>194様と>>199様のお言葉に触発されて、ほとばしる妄想のまま書いてしまった楽屋エチ話を投下します。
楽屋の設定は完全な捏造ですので、細かい点はお見逃しください。
松の一人称ですが【蓮×キョ】がメインで【松×キョ】は皆無です。


内容説明(個人的な主観による判断、5段階評価)
  萌え度:★☆☆☆☆
  エロ度:★★☆☆☆
  変態度:★★☆☆☆
  鬼畜度:★☆☆☆☆
  苦笑度:★★★☆☆
  キーワード:【楽屋】【出歯亀】【羞恥プレイ】【放置プレイ(松)】
489突撃! 楽屋訪問 1/10:2006/09/06(水) 20:03:29 ID:kC2jxABg

 今日は14時からテレビ夕日で歌番組の収録がある。
 俺は本社に用事があるという祥子さんと別れて、控え室が並ぶエリアを歩いていた。
 基本的に他の芸能人になんかに興味はねーが、扉の横に張り出された名前をついつい見ちまう。
 って、別に誰かの名前を期待してるわけじゃねーからな。
 こういう楽屋には格付けがあって、同じ芸能人でも人気と知名度によって天と地ほどに扱いが変わる。
 CDセールスチャートの上位を独走する俺様には、防音・音響設備の整っただだっ広い部屋が用意されてるが、
 そこそこのやつならそこそこの個室、鳴かず飛ばずの小者ならまとめて大部屋に放り込まれる。
 誰がどのへんの地位にいるのかを知りたければ、ココに来るのが手っ取り早いってわけだ。

 俺がさしたる目的もねーままぶらぶら歩いていると、廊下の向こうから3人組の女が現れた。
 名前は知らねーが、どっかで見たような気がする。
 そうだ、確かアイツと同じ長編ドラマで共演している女優か何かだったはず。
 それに気づいた俺は、そいつらの会話に聞き耳を立て……じゃねーや、
 勝手に耳に入ってくるピーチクパーチクうるせー会話を、たまたま偶然聞きたくもねーのに聞いちまった。

   「…………結局ミサも明日から地方ロケに行くことになったんだ。で、いつ帰ってくるの?」
   「あたしは10日。主演級の役者さんは最長で3週間も向こうにいるんだって」
   「それって京子ちゃんもだよね? せっかく仲良くなったのに、そんなに長いこと会えなくなるんだ〜。
    ミサばっかりズル〜イ。いいな〜、アタシも行きた〜い」
   「へへーっ。ちゃっかり仲良くなってきちゃうもんね」
   「そういや京子ちゃんと言えば、あの噂って本当なのかな。ほら、あの……」

 は? キョーコが何だって?
 気になったのに、俺に気付いた瞬間、そいつらの会話はピタリと止んだ。
 顔を赤らめて小さく会釈すると、きゃーとかなんとか言いながら小走りでどっかに行っちまいやがった。

 キョーコが何なんだよ。
 まあ、どうせアイツのことだから、メルヘン思考と突飛な行動でまた騒ぎを起こしただけだろ。
 くだらねー内容に決まってんだ。
 俺は全然気にしてねーぞ。

 気にしてねーからな。
490突撃! 楽屋訪問 2/10:2006/09/06(水) 20:05:37 ID:kC2jxABg

「と言いつつ来てんじゃねーよ、俺」
 お笑い好きが高じて覚えた一人ツッコミも、今はひたすらむなしいだけ。
 それでも言わずにはいられなかった。我ながら自分の行動がワケわかんねー……。

 目の前には『京子 様』と書かれた紙が貼られている。
 この扉の先にあるのはもちろんアイツの控え室。ランクで言うと上の下くらいか。
 ちっ、キョーコのくせにいい部屋貰ってんじゃねーよ!
 ……ま、アイツもそれだけがんばってるってことだよな。
 さすがは俺の幼なじみ。
 最近はそこそこ見られる顔になったし、明日から地方ロケってんなら、
 業界の先輩としてちょっとだけ激励してやるのもいいかもしれねー。
 ほんとにちょっとだけ、だけどな。

 コンコン。

 ノックしてしばらく待ってみたものの、返事はおろか物音一つしなかった。
 そりゃそうだよな。脇役の女が休憩だからって、主役級のアイツまでそうとは限らねえ。
 ……自分の楽屋に帰ろうかな。
 いや、すぐにアイツも上がる可能性はゼロじゃねーはず。
 幸い俺の撮りまで時間はあるし、しばらく待ってみてやってもいいか。
 そう考えて、俺はアイツの控え室の扉を開けた。

 にわかには信じられねー話だが、局の控え室は外から鍵がかけられねーようになっている。
 もちろん内側から施錠することは可能だし、鍵穴もあるが、その鍵を渡されたことは一度もねえ。
 時間で区切って不特定多数の人間にあてがわれる部屋は何百とある。
 それらをいちいち管理するのが面倒だからだろうが、不用心にもほどがあると俺は思う。
 でも、ま、貴重品は部屋に備え付けの金庫に入れときゃ楽屋荒らしの心配もいらねーし、
 それでも不安ならクロークに預けときゃいい。
 唯一心配なのは盗聴器や隠しカメラを誰でも仕掛けることができるっつーとこだけだが、
 楽屋に入ってすぐにソレを探すクセがついちまった俺には関係ない。
 いつもは不満で仕方がなかったことも今日ばかりは感謝しねーと。
 アイツの控え室の前で、いつ戻ってくるのかわからねー主を待つのは俺のプライドが許さねーし、
 通りすがりの人間に見られて変な誤解をされても困るしな。
 つーことで、勝手に入らせてもらうぜ。


 中は10畳ほど和室だった。入ってすぐの場所に段差があり、靴を脱いで上がるようになっている。
 土間の端にはナンバーが自由に設定できるダイヤルロック式のロッカー型金庫、
 座敷の奥には全面鏡張りの化粧台があって、ほかに調度品と言えばテレビと小さなテーブルだけ。
 うん、まあ普通の楽屋だな。

 俺は10分以上待たされるようなら諦めるつもりだった。
 俺にだってアイツよりも広い楽屋が用意されてるし、茶菓子も出ねえ場所に長居してもしょうがねーもんな。
 自分に言い聞かせながら待つこと18分。
 急に廊下に人の気配が増えていって、誰かが扉の前で立ち止まった。
 ドアノブがガチャガチャと鳴って……。
491突撃! 楽屋訪問 3/10:2006/09/06(水) 20:07:03 ID:kC2jxABg

「よお」
「――――!?」

 キョーコは俺の顔を見るなり固まった。
 なんだよ、人がせっかく会いに来てやったのにその反応は。
 俺は不破尚だぜ? 芸能界の大先輩で、しかもトップセールスを誇るミュージシャンの。

「なにしに来たの?」
 なんつー凶悪なツラをしやがるんだ。てめえそれでも芸能人かよ。
 だが、俺も負けじとふてくされた顔で言い返す。
「用事がないのに会いにきたら悪ィのかよ」
「別に。だけど、私、あんたの相手してる暇ないから。用事がないなら帰ってくれる?」
「でかい口をたたくようになったな、オマエ」
 追い返されてたまるかとムキになって、俺は畳に上がろうとした。
 それをキョーコは必死になって制止しようとする。
「ちょっと! 帰れって言ってるでしょ」
 おいおい何焦ってんだよ。見られちゃ困るものでもあんのか。
「帰ってったら! 迷わ――」
 キョーコの言葉は扉を叩く音に遮られた。
「やばっ。来ちゃった! ちょっと、あんたココに入ってて。絶対物音を立てんじゃないわよ!」
「ちょっ! 待てコラ何しやがっ――」
 俺はクローゼットの代わりにも使用される大型のロッカー金庫に押し込まれた。
 抵抗したのに体は動かねーし、声を出すこともできなかった。
 何だよこれ……。『何か』に全身を押さえつけられてるかのようなこの圧迫感は!

 ロッカーの戸が閉まり、カチャリと変な音がした。
「――――っ」
 あのアマ、鍵をかけやがった!
 あいかわらず声が出ねーから、俺は仕方なく外がのぞける切れ込みに目線をあわせた。

 キョーコはドアの前にいた。
「今、開けまーす」
 さっきまでの不機嫌なものとはうってかわった柔らかい声。
 誰だよ。この不破尚様を差し置いてアイツが歓迎する相手って。
 もしかして男か?
 キョーコなんぞと密会しようとする物好きがいたとは驚きだな。
 俺は好奇心に負けて、その物好きの顔を見てやろうと心に決めた。

 扉の向こうから現れたのは――。
492突撃! 楽屋訪問 4/10:2006/09/06(水) 20:08:34 ID:kC2jxABg

「争うような声が聞こえたけど、誰かいたの?」

 ――っ、っ、つ、敦賀蓮っ――!?
 なんでコイツがキョーコの楽屋に来んだよ。
 たかだか1回ドラマで共演しただけだろ、事務所が同じなだけだろ、
 俺は認めてねーが芸能界の頂点に君臨するイイ男なんだろ!
 それがなんでこの色気もクソもねー女の楽屋に!?
 俺の驚愕をよそに、キョーコはヤツを楽屋に招き入れ、内側からドアを施錠した。

「だ、だ、誰もいませんよっ。電話があっただけですっ」
「ふぅん、電話ね。誰から?」
 てめえ何すごんでんだよ。
 キョーコが誰と話していようが関係ねーだろ!
 おまえも何か言ってやれ、キョーコ。
 心の中で煽りたてるものの、キョーコに届くはずもなく、アイツの口を付いたのは予想外にしおらしい言葉だった。
「使ってもいないサイトの利用料を請求されたんです。
 いきなり怒鳴られるし、怖くて、負けちゃいけないと思って……」
「そうか、それは怖かったね」
 キョーコの泣きそうな顔をみるなり、般若から菩薩の顔に変わる敦賀蓮。
 サムっ。
 単純だな、あんた。そんなミエミエの嘘に騙されやがって。
 そんなんでよく実力派俳優なんて言われてるな。やっぱりてめえは顔だけの俳優だぜ。
 声にならない罵詈雑言を並べ立てていたら、ヤツがこっちを見た。うわっ!? やべぇ、気付いたか?
 しかし、ヤツはすぐに視線をそらした。
 ふー、危なかった。

 ……って、何で隠れる必要があるんだ、俺。


「ドラマの調子はどう?」
 二人は座敷に上がらずに、縁に肩を並べて座った。
 なんだこの親しげな雰囲気は。なんか……ムカツク。
「はいっ、おかげさまで順調です。だからちょっとだけ多めに休憩もらっちゃいました」
「そう、良かった。じゃあ……しようか?」

 はぁ? しようって、何を。
 まさか――っ、何ってナニ? おいおい、アンタどんな趣味してんだよ。まさかキョーコと?

 だが、俺の予想を裏切らず、敦賀蓮はキョーコを部屋の壁に押し付けると、
 唇を奪い、たくし上げたスカートの中に手をのばしていきやがった。
「はぁ、あはぁっ、ん……。つるがさ、だめ、――ひゃん!」
493突撃! 楽屋訪問 5/10:2006/09/06(水) 20:10:01 ID:kC2jxABg

 !!!?
 すんのか?
 今、ココですんのか?
 ちょ、待てよキョーコ。よがってねーで、おまえは嫌がれ。
 どうせこの男のことだから、女と見れば見境なしに楽屋に連れ込んでヤリまくってるに決まってんだ。
 おまえが好きこのんでその相手をしてやる必要なんてねーんだよ!
 嫌がれよ、抵抗しろよ、お得意の心霊現象を起こしてその手を振りほどけ!
「だめっ。時間、ないもん」
 ほら、キョーコもそう言ってんだし、いいかげんその手を離せスケコマシ!
「休憩はいつまで?」
「メイク直しがあるから1時半には……」
「大丈夫。30分もあれば充分ヤれる」
 ヤれるって、てめ、もしかして早漏かよ。
 ……じゃなかった、突っ込むところを間違えた!
 おいコラ、敦賀蓮! 俺のモンに何しようとしてくれてんだよっ!
 ちくしょー。殴りてえ。こっから出てって、二目と見られねーツラにしてやりてえ。
 なのに金縛りがとけなくて声も出せねー。う”がーっ、むかつくっ!!

「ちょ……、まって! やだ、つるがさん、はふぅっ」
 俺がこの部屋にいるせいか、キョーコの拒否りかたは尋常じゃねえ。
 なのに、ヤツはキョーコの抵抗をものともせずに口をふさぎ、パンツを膝まで下ろし、
 まだ十分には潤っていないキョーコの****にいきなり挿入しようとしている。

 ――でかっ、黒っ!!
 スラックスから取り出されたソレを見た瞬間、俺の頭は衝撃で真っ白になった。
 そりゃ190cmもあれば***もそれなりにでけえような気はしてたけどよ、
 そそり立ったヤツの***はどう小さく見積もっても20cmはある。
 おまけになんだその色は……。どれだけヤリまくってりゃそんな色になんだよ。
 ま、負けた。
 そりゃあ抱かれたい男ナンバー1にも選ばれるわ。
 なんだこの敗北感。

 …………。

 納得してどうすんだよ俺っ。がんばれ俺。あんなのが何だってんだ。
 でかけりゃいいってもんでもねーよ。男ならテクだろ! これには俺だって自信があるぜ。
「ごめんね。時間がないからこのまま入れるよ」
「やぁっ、ダメ……、おくすり飲んでな、……!?」
 待て待て待て待てぇえっ!
 生かよ。生なのかよ。
 俺だってゴムの1個や2個、常備してるぜ。ってか、普通ちゃんと付けるだろ。
 紳士と言われてる男が生って、そりゃねーだろうがよ。
 俺がテンパっている前で、ヤツはキョーコの片足を上げさせると剥き出しの***をぶち込みやがった。
494突撃! 楽屋訪問 6/10:2006/09/06(水) 20:11:13 ID:kC2jxABg

 キョーコは嫌がるかと思いきや。

「はぁあぁん。イぃっ! もっと、もっと奥に、キて、きてぇっ!!」

 うっわ。何その反応。
 ここまでの流れで多少は想像がついてたが、キョーコ、おまえ、俺の知らねえ間に女になってたんだな。
 あんなでけえものを挿れられて、痛がるどころか腰を振ってよがってやがる。
 1回や2回の経験じゃこうはならねえ。
 はっ!
 もしかして、コイツとはもう何度もヤってんのか?
 あんなにでけえ***を突っ込まれても悲鳴を上げねえのは、あのサイズに慣らされてるから。そうなのか?
 キョーコはAVばりに声を荒げてヒィヒィ喘ぎまくっている。
 敦賀蓮はこれまたAV男優ばりのお宝でキョーコを突き上げる。
 やべえ、なんかムラムラしてきた。キョーコのくせに、なんでこんな色っぽい声が出せるんだ?
 って、俺も夢中になって見てる場合じゃねーよ!
 幼なじみと大嫌いな男がヤってるところを見て興奮するなんて、俺は変態か?

 興奮したり落ち込んだりと忙しい俺をそっちのけにして、あいつらはどんどん盛り上がっていく。
「すきっ、つるがさ……すきぃ! はうぅん! はぁ、んふぅっ、ああっ、ソコ。ソコがィイっ!」
「俺も、キョーコが好きだよ。キョーコだけを愛してる。キョーコは?」
「わたひも、あいしてりゅ。ひゃぅっ……、らから、もっと、ひゃん! わらひを、めちゃくひゃにシてぇっ」
「言われなくてもっ」
 ヤツの首にしがみついたまま、キョーコの躰はガクガクと揺すぶられる。
 大きく開け放たれた口からは、より強い快楽をねだる言葉ばかりがこぼれる。
「キョーコ、そろそろじゃない?」
「や、あぁっ、ィクっ! やだ、はぁっ、あふぅっ――っ」
 内股をビクビク引きつらせたと思うと、キョーコの躰が弓なりにしなった。
 持ち上げられた方の足の先がピクピクと小刻みに痙攣している。
 まじかよ、こんな短時間でイキやがった。
 どんなテク持ってんだよ、この男!?
495突撃! 楽屋訪問 7/10:2006/09/06(水) 20:12:42 ID:kC2jxABg

「今日はやけに感度がいいね。勝手に一人でイっちゃうなんて、いつもならお仕置きものだよ」
「だって、つるがさん、ぬれてなぃ……のに、入れてくるんだもん」
「ごめんね。もしかして痛かった?」
「っんん、キモチいぃ……れす。らから、もっと……」
「了解。こんどはもっと激しくしてあげるね」
 !? 
 まだやんのかよ。
 てゆーか、キョーコのやつ、完全に俺のことなんて忘れてやがるな。
 今さら思い出されたところで気まずいだけだろうけどよ、
 そろそろ俺もこの光景を見せつけられるのは勘弁して欲しいんだけど?
 ガキの頃から俺の後ろをくっついてきてた幼なじみが女になっていたと知っただけでもショックはでかいのに、
 何が楽しくてこの男との濡れ場を見せつけられなきゃなんねーんだ。
 憤死しちまいそうなほど頭に血がのぼっているのに、
 俺の***までもがビンビンに反応していて、それが余計にムカつくぜ。


 やつらは靴を脱いで座敷に上がった。
 敦賀蓮は***を天井に向かって屹立させたまま足を延ばして座り、
 手招きされたキョーコは、ヤツに導かれるまま後ろ向きに大股開きでまたがる。
 その腰がどんどん落ちていって……。
 くちゅっ、じゅぷっ。
 そんな卑猥な水音を立てながら、キョーコのナカにヤツの***が飲み込まれていく。
 着衣でヤってんのに、なんでこんなにエロいんだ。
 ちくしょう。***が疼いてたまんねーよ。
 右手を使ってでもヌキたいのに、やっぱり体が動かねーから、俺は生唾を飲むことしかできなかった。

 二人の情事はまだ続いている。
「スカートの裾、汚さないように持ってて」
 繋がった二人の姿が鏡に映る。
 壁に押し付けられているときは重なった体に隠れていたおかげで、
 俺はまだ頭のどっかが素股でヤってんじゃないかと思い込もうとしていたが、
 大開帳したキョーコの****に敦賀蓮の極太***が出入りする生々しい光景までもが鏡に映し出され、
 かすかな期待は粉々にうち砕かれた。
 キョーコを捨ててから早二年。
 後悔とキョーコへの想いから、その罪を贖いたいと考え始めた矢先だったのに。
 まさかその想いにこんな形で引導を渡されるとは……。
 けなげに尽くしてくれたキョーコを踏みにじったことに対して、今頃になって罰が当たったんだろうか。
496突撃! 楽屋訪問 8/10:2006/09/06(水) 20:14:06 ID:kC2jxABg

 ヤツの手がキャミソールをまくり上げていく。
 染み一つないきれいな白い肌。
 これがもうヤツのものなのかと思うと、悔しさよりも先に羨ましさがこみ上げる。
 そうだよな。あのとき俺がキョーコの手をふりほどかなかったら、
 ここでキョーコとヤっていたのは俺だったかもしれねーんだよな。
 俺はヤツに突き上げられてアンアン啼かされるキョーコから目をそらすことができず、
 かといって正視することもできず、脳内でヤツの存在を自分に置き換えた。
 無骨な手でブラを上にずらし、豊かな胸の膨らみを鷲掴みにする。
 ……ん?
 違和感が俺を現実に戻した。
 キョーコ、おまえそんなに胸がでかかったか?
 俺の知るおまえの胸は背中と変わらねーくらい真っ平だったはずだよな。
 いつからそんなエロい胸になったんだ。
「胸、また大きくなったんじゃない?」
 俺の疑問を代弁するかのようなヤツのセリフ。まさか俺の思考を読んだんじゃねーよな。
「……んっ。このまえ、あはぁ、んふぅっ、いしょぅさんに……Dって、いわれた」
「それは俺のおかげかな」
「わかんな……っ。でも、コレはすきぃっ!」
 掴まれた胸をゆさゆさと揺すられて、下からは***に抉られて、なんて顔してやがんだよ。
 その顔、マジでクる。
 ムカツク敦賀蓮の存在を消して俺がハメたつもりで想像すれば、この顔と声だけで抜けそうだ。
 手さえ動けば今すぐにロッカーの中ででも……。
「ああっ、あっ、あっ、あんっ……」
 下からの律動にあわせてキョーコも腰を揺らしている。
 くちゅくちゅという淫らな音に合わせて、切ない喘ぎ声が漏れる。
 この業界に入ってそれなり遊んできた俺の目には、キョーコがかなりの場数を踏んでいるのは明らかだった。
 もしかして、キョーコに限ってヤリ**なんてこたぁねーよな……?
「ちゃんと鏡を見て」
「やぁっ、はずかし……もん」
「俺のがキョーコに食べられてるよ。まったく、君はどうしてこう食いしん坊なんだろうね」
「つりゅがさんが……わはひを、こんにゃからだにしたんらから……」
 乳首をこねくりまわしていた指が結合部のちょっと上にある小さな突起をつまんだ。
「――――っう」
「そろそろ一緒にイこうか」
 そう言って、いっそう激しく腰を振る。
「……はひぃ、はぁ、はぁん、はんっ」
 キョーコはもう何も考えられなくなったのか、必死に腰振りに合わせて喘ぐだけ。
 気持ちよさそうな二人の吐息が小さな部屋に充満している。
「キョーコ、中で出していい?」
「だめ……、いしょぅ、汚されたら、こまる……から」
「ごめん、もう出るっ」
 ヤツの体がブルっと震えたかと思うと、それきり激しかった律動がピタリとおさまった。
497突撃! 楽屋訪問 9/10:2006/09/06(水) 20:17:09 ID:kC2jxABg

「だめだって言ったのに……。敦賀さんのばかぁっ」
「でも気持ちよかっただろう?」
「ぅん」
 同時に昇天した二人はほどなくして復活したが、俺はもうぐうの音も出なかった。
 敦賀蓮は避妊もせずにキョーコに中出ししやがった。
 取り出されたヤツの暗黒***はドロっとした白濁液をまとわりつかせ、粘っこい糸を引いていた。
 ヤリすぎだ、てめーら!
「キョーコ。お掃除して」
 お掃除って、ソレを舐めろってことかよ。
 表じゃ紳士ヅラしてても、ヤることはえげつねーのな。
 って、キョーコは嫌がるどころか頬を染めて股間に顔を埋めてるしっ!
 ヤツはヤツでキョーコのケツを自分に向けさせて、****に指を突っ込んでるしっ!
「はふっ、はぁん……ひゃ、も、やめ……ひゃぅっ!」
 ヤツの指がキョーコの****からぶちまけた****をかき出す。
「だめだよキョーコ。せっかくキレイにしてあげてるのに、ぬるぬるが溢れてくるよ」
「ひゃん! らって、つるがさんのゆび、きもひイィんらも……んふぅ、ぁはぅ!!」
 キョーコはよがりながらも二人分の粘液で汚れた***の周囲を小さな舌でピチャピチャと舐める。
 **をやわやわと手で揉んでその裏側まで舌を這わせ、
 ヤツの***に手を添えて、裏筋をなぞるようにして舐め上げた。
 舌の運びに迷いはない。キョーコのやつ、慣れてやがる。
 いつもこんなことヤってんのか?
「はぁっ、ぃイよ! あいかわらず、……上手だね」
 唇で吸いながらくびれを一周し、キョーコは最後の仕上げとばかり亀頭にしゃぶりついた。
「キョーコの顔にかけたくなったな。顔射してもいい?」
「だめっ。メイクさんに怒られちゃう」
「でも、キョーコをもっと俺で染めたいな」
「全部飲んでさしあげますから、今はこれで我慢してください!」
 キョーコは頬をへこませて、ちゅーっと先端を吸った。
 お返し、とばかりにヤツはキョーコの****をクチャクチャと音を立ててすする。
「も、やだぁ、……、はぁ、きもちよすぎっ。……っあん! おそぅじ、できな――」

 まだ続くのかよ……。
 ホントに勘弁してくれ。
 つーか、てめーらそろそろ時間切れじゃねーのかよ。
 と思っていたら、スラックスのポケットに入れられていたヤツの携帯が震えた。
「ごめん。社さんからだ」
 奉仕を続けるキョーコに断って、ヤツは通話ボタンを押して電話に出る。
「……はい、キョーコの楽屋にいます。……、そうですね、15分後には必ず。はい、大丈夫です」
「これから移動ですか?」
「そう。15時から富士でバラエティの収録があるんだ。番宣のためとはいえ、苦手なんだよね」

 ヤツが答えるのと、ドアがドンドンと叩かれるのはほぼ同時だった。
「お取り込み中わるいんだけど、時間が迫ってるから、そろそろいいかしら」
 ドアの向こうからキョーコのマネージャーらしき女の声。
 見張りっスか? ごくろーさんです……。
「はい、もうすぐ終わります」
 キョーコは顔をあげて返事をし、「ちゃちゃとお掃除しましょうね」と言ってずぷっと深く咬え込んだ。
498突撃! 楽屋訪問 10/10:2006/09/06(水) 20:19:41 ID:kC2jxABg

「キョーコ、今夜……」
 口内で再びヤツがイった後、二人は名残惜しげに衣服の乱れを改めた。
 あれだけ激しくヤっていながら、二人の着衣に汚れはない。
 手慣れすぎだぞ、敦賀蓮っ!
「ダメ」
 キョーコはヤツが言い終わる前に、これから続くはずのお願いを却下した。
 何を言おうとしたのか知らねーが、ザマーミロ。
「まだ何も言ってないよ」
「お泊まりしないかって言うんでしょう? 私、明日から地方ロケなんです。
 まだ準備していないから、帰ったら大急ぎで詰めなくちゃいけないんですからねっ」
「俺は早上がりだから、キョーコが好きそうな服と下着を買っておいてあげるよ。
 化粧品は俺の部屋に置いてあるやつを詰めればいいし、これで準備は問題ないね」
「6時に羽田集合なんです。敦賀さんのお相手なんかしていたら身が持ちません」
「移動に13時間かかるんだろう? 機内と車内でたっぷり寝られるよ。
 だから、ね? 3週間分、キョーコを補給させて」
「や、です……。敦賀さん、絶倫なんだもん」
 絶倫って、やっぱりそうなのか、てめえ。なんとなくそんな気がしてたよ、ちっ。
「キョーコが名器だから何度でもイケるんだよ。
 でも、キョーコは嫌なのか。もしかしたら、俺は欲求不満になっちゃうかもしれないね。
 そうしたら、俺、キョーコ以外の女の人に解消してもらうよ? それでもいいの?」
「そんなの、やだぁっ! 敦賀さんは私のなの。ほかの人としちゃダメ」
「俺もキョーコのものだよ。だから、ね?」
「うう……」
「ちゃんと空港まで送ってあげるから」
「……夜は寝かせてくださいよ?」
 おいっ! いつの間にか、こっちもその気になってやがるし!
 それに何だ、名器って。聞き捨てならねーな。
 ちくしょー。キョーコのことを捨てるんじゃなかった。
 コイツがこんなにイイ女になるなんて、知ってたら捨てたりしなかったのに!
 だけど、俺はモノでもテクでもヤツに勝てる自信はなくて、
 俺自身にいたっては、過去の過ちがある分だけ圧倒的に不利なのはわかりきっている。
「キョーコが俺を満足させてくれたらいくらでも眠らせてあげるよ。じゃあ、仕事が終わったら連絡して」
「はいっ」
 二人は楽しそうに今晩の予定を話しながら、部屋を後にした。

 ……敗北感いっぱいの俺を残して。


 俺はしばらくの間、金縛りが解けていることにも気付かなかった。


 この後、俺は携帯から祥子さんを呼びだして助けを求めたが、
 ダイヤルロックが解除できずに大騒ぎとなるのは、また別の話……。



         ―― 終わりやがれ ――
499名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 20:24:14 ID:kC2jxABg
キョーコがわざと松に濡れ場を見せつけたのか、存在を忘れて夢中になっただけなのか、
判断は読んだ方におまかせします。
ついでに蓮が第三者の存在に気付いていたのか否かも。
500名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 20:43:28 ID:mMiM+FDW
>>461です。

前置きをきちんとせずに不快な思いをさせた方々へごめんなさい。
今回の配慮のなさで、変態ネ申の光臨を妨げませんように (´・ω・`)
501名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 20:55:55 ID:bdewzU2Y
GGGGGGGGJーーー!!
面白かったッス!蓮もキョーコもエロス!!そして松ワロス!!
それにしても……そうかぁ、蓮のは黒いのかぁ……
502名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 21:02:58 ID:Rlykw1dk
神キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 
リロードしてなかったので、良かった〜。
松の一人称テンポよくて面白かったです。
しかもすごくエロイ(;´Д`)ハァハァ
GJでした! ありがとうございます! 
503名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 21:08:53 ID://VyHi57
GJ!!
いろいろワロスwww
服着たままってエロイよ(*´Д`)ハァハァ
そしてラブラブぶりに萌えた
504名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 21:10:09 ID://VyHi57
連投失敬。
蓮はちらっと最初に松の方向をみたときに気付いたと解釈したら倍燃え。
505名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 21:29:30 ID:oP6v0ATB
GJ!
てかこの調子だと3週間我慢なんて無理だよね。
電話口でオナヌー強要とかしちゃうよね。
3週間後はさらなる野獣だよね。
506名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 22:39:29 ID:vkioo/+3
20aはある連の黒い※※※※・・・
想像して赤面(*^。^*)

しかも松ロッカーに放置ってww
GJでした。
507名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 23:03:27 ID:SDrDotEk
>>500
いやいや、GJでしたよー(゚∀゚)ー。

>>488
エロス!
20aの黒いブツにどっきり。
松視点すごい面白かった。松ワロスw

  萌え度:★★★★☆ 蓮キョ松
  エロ度:★★★★☆ 蓮キョ松
  変態度:★★★☆☆ 蓮キョ
  鬼畜度:★☆☆☆☆ 蓮
   笑度:★★★★☆ 松

すっごくGJ!(゚∀゚)
508名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 01:59:09 ID:kBuRnDQS
GJです!
キョーコのエロさに萌えました(*′艸`*)

私もまた書きたいなと思う今日この頃…今まで、2作品書かせてもらいましたが…皆様のようにうまく書けず…どうしたらいいものかと奮闘中(..;)

また、投稿していくので、優しい目で見てやって下さい<(_ _)>
509名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 03:47:18 ID:MKHaKjN+
巻頭カラー、キョーコが抱えている花はカラー?
花言葉は「乙女のしとやかさ」らしい。
思わず蓮が「君にピッタリだね、でもそれを崩してみたい」
等と言いながら、キョーコの裸体を花で愛撫するのを妄想した。

変態な駄レスでスマソ。
510名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 04:11:29 ID:DiUJSbu4
>>509
巻頭カラーが変態カラーに見えた自分の目は腐っとりますorz
>キョーコの裸体を花で愛撫
むほっいい変態でつね

>>488
GJでした。個人的に最初に出てきた女の子達の噂話の内容が気になります。やっぱり蓮との
交際の噂?キョーコと仲良くなりたいと思う女の子達がいるだけでなんかうれしくなりますた。
蓮が松に気がついて見せ付けてやりまくったと解釈して読んだら尚萌え
511名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 05:17:20 ID:kBuRnDQS
さっそく投下させて下さい。

ちょっと離しがドロドロしてます(..;)
優しい目で、読んで下さい。
512名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 05:22:16 ID:kBuRnDQS
「京子ちゃん、これ台本ね」 そう言って渡された台本を京子は嬉しそうに胸に抱えて、軽やかな足取りではある場所に向かった。

向かった先で、誰もいない事を確認し、そこに座り、台本をパラパラと読み始める。

ー今度のドラマは、私、主役なのよね〜ー
ニヤニヤと台本を読み続ける。

「身分違いの恋か…これ…なんだか私みたい…」

先程嬉しそうにしていた京子だが、今度は寂しそうにつぶやいた。

ーでも、私の本当の物語は、叶わぬ恋…でしかないけど…ー

哀愁漂う中、静かに台本を閉じた。

「最上さん?」

1人の世界に入り込んだ京子をに、突然声がかかる。

「つ、敦賀さん!?」

「やぁ。どうしたの?こんな所で。」

「敦賀さんこそ、どうしてこんな所に?」

暗い気持ちを引きずる京子は、質問には答えず、聞き返した。

「ここなら、誰もこないだろうと思って来たんだけど、まさか最上さんに会うなんてね。最上さんは?」

優しい紳士スマイルで話す蓮

「私も、ここなら誰もこないと思って…」

京子は向かった先は、以前、コーンを蓮に拾って貰った所だった。

ー敦賀さんも台本を読むつもりだったんだ!ー
513名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 05:32:27 ID:kBuRnDQS
京子は蓮が台本を右手に持っている事に気がつく。

「最上さんも台本を貰ったんだね。もう読んだ?」

蓮は京子の手にある台本を指差して尋ねた。

「はい…今読み終えた所です。」

悲痛な面もちで答える京子。

蓮は抱きしめてあげたい衝動を抑えながら、京子が暗い理由を考えた。

ー今回のドラマは、美緒の時と違って、彼女が喜ぶ話しのはずなんだけど…。どうしたんだ?ー

一方京子は、難しい顔で考え込む蓮に対抗するかのように、得意の妄想を広げていた。

ー敦賀さん…きっと、読み終えたなら早く消えてくれって思ってるんだわ。すごく不機嫌な顔してるものー

「あの、私、もう帰りますから…お疲れ様でした。」

泣き出してしまいそうな顔を隠す為、、頭を下げ、顔も上げず走り去る京子。

「えっ?ちょっと、最上さん!?」

突然の京子の行動に深く考え込んでいた蓮は、対応も出来るはずもなく、京子が走り去っていった方角を、ただ呆然と眺めた。

いつも元気な京子の突然の不可解な行動に、結局台本も手に付かず…。
その後の収録も仕事人間の蓮には有り得ないような失態を見せ、初の後日撮り直しの結果となった。

京子はというと、何とか涙をこらえ、着替えを素
514名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 05:53:00 ID:kBuRnDQS
京子はというと、何とか涙をこらえ、着替えを素早く済ませると、人とは思えぬ速さで、立ち去っていった。

今にも泣き出してしまいそうな顔じゃ、だるま屋に帰る事も出来ず、京子は1人、途方もなく歩き続ける。

ー敦賀さんは、私が嫌いなのよ…。顔も見たくないぐらい…。そんな私が、敦賀さんの恋人役をやってもいいの?いくらドラマの中とはいえ、嫌いな人の相手をしないといけないなんて…。私なら絶対嫌…。
もし私が、ショータローの恋人役をやれなんて言われたら…。私、敦賀さんの気持ちも考えず、初めての主人公で、しかも、敦賀さんの恋人役だって浮かれて即決してしまったんだ…。どうしようー

考えれば考えるほど、悪い方に向いてしまい、どう考えても、被害妄想だろ?って所まできた頃、空から1粒、また1粒と、まるで京子の変わりに空が泣いてるかの様に雨が降り注ぎ、次第に激しく降り出した。

京子は傘も持たず、雨宿りをする事もなく、雨の中を、迷子の子猫のように、行く当てもなくさまよい続けた。

ーこれなら、泣いてもいいよね?今なら私が誰か誰にも判らないよね?我慢しなくてもいいよね?ー

豪雨と言っていいほどのどしゃ降りの中、ようやく京子は一筋、また一筋と
515名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 05:58:31 ID:kBuRnDQS
ようやく京子は一筋、また一筋と涙を流し、我慢する事もなく泣き続けた。

ーねぇ、私の…この気持ちも…一緒に流して…。もう、悲しい思いはしたくない。私を見てくれる人なんて、誰もいないんだって、解ってるの。
解ってるのに…。どうして?どうして恋をしてしまったの?ー

京子は、とうとう泣き崩れてしまう。

ーもうイヤなの…ー

それから、どのくらい経ったのだろう。

京子はもう立ち上がる気力もなく、ただ無表情のまま、涙だけが雨と一緒に流されていた。

そんな時、京子の近くに1台の車が止まった。

車から、1人の青年が降り、京子の元へ駆け寄ってきた。

「最上さん!」

青年の声も届いてないのか、京子は身動きひとつせず、視点は虚空を泳いでいた。

青年は、急いでびしょ濡れで、薄汚れた京子を抱きかかえて 助手席に運んだ。

ポルシェの座席が汚れるのも全く気にせず、彼女の身だけを心配して、ゆっくりと座席に下ろし、自分も素早く車に乗り込むと、すぐさま車を走らせた。


向かった先は、どこかの高級マンションだった。駐輪場に車を止めると、鍵を閉めるのももどかしいぐらいの勢いで。
516名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 06:20:36 ID:kBuRnDQS
入り口へと向かい、京子を抱きかかえているのにも関わらず、器用にオートロックを解除し、エレベーターに乗り込んだ。
何階かのボタンを押し、京子の様子を見る。相変わらず、視点の定まらない、無表情な京子に焦りをみせるも、すぐに鍵を開けれるよう、部屋の鍵を握り、エレベーターの着いた先で降り、走って部屋へと向かった。

部屋に着くと、まず明かりを付け、ソファに京子を座らせ、青年はどこかへ行き、バスローブやタオルを持って帰ってきたかと思えば、またどこかへ消えて行った。

しばらくして帰ってきた青年の手には、湯気の立ち上るマグカップがひとつ。それをテーブルに置いて、京子の元へと

「最上さん?最上さん!…」

何度呼んでも返事はなく、仕方なく青年は少し力を入れて、京子の頬を叩いた。
パシッ

音がした後に、京子の視点が定まる。

「えっ?」

頬を押さえ、今の状況を把握しようと、当たりを見渡した。

「つ、つ敦賀さん…?」

青年をみつけるやいなや、京子の口から、信じられないという感じの声があがる。

「最上さん。今までの事覚えてる?」

安心した蓮は、顔を緩ませ、微笑みながら尋ねた。
517名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 06:55:55 ID:yX5tGQPW
支援?
518名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 07:09:54 ID:kBuRnDQS
ーえ?えっと…行く当てもなく、歩き回ってて、雨が降ってきて………あ…ー

視点も定まらず、意識のないように見えた京子だったが、自分がしていた事や、蓮に抱えてもらった事など、全て覚えていた。

「すっすみませんでした〜〜〜〜〜。」

毎度同じみの土下座をしようとする京子。

「謝るのは後でいいから、とりあえず、お風呂に入って、冷えきった体を温めておいで。それからいろいろ聞くから。ね?」

蓮は京子の土下座を止めると、お風呂に入るよう促した。

「いぇ、これ以上、ご迷惑をかけるわけには…」 と言いかけた京子だったが、蓮の有無を言わせない、キュラレストを見、おとなしくお風呂へと向かうのであった。

濡れた衣服はなかなか脱げず、冷えきって疲れた体には、その作業もひどく時間のかかるものだった。

ようやく全てを脱ぎ終えた頃には、お風呂へと向かってから、15分は確実に過ぎていた。

その頃の蓮は、着替えを出そうと、クローゼットを漁りはするも、体格の差から、調度よさそうな物があるはずもなく、1枚のシャツを持ち、お風呂場へと向かっていた。

お風呂場へと到着した蓮が見た物とは…。

目に毒な真っ白で透き通った肌の、彼女の裸だった。
519名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 07:28:07 ID:kBuRnDQS
「きゃ!」
京子は驚き、叫び声をあげ、浴室の方へと向かい、風呂のドアを閉めた。

「ごっ、ごめん。もうそっちに入ってると思って、着替えを持ってきたんだけど…まさか、まだ入ってないなんて…ノックもせず、入ってごめん」

京子の裸体に思考を停止させる中、なんとか謝る蓮

「いえ、気にしないで下さい。ちょっと驚いただけですから。
……こちらこそ、変な…醜い物をお見せして、申し訳ないです。」
本当に申し訳なさそうに言う京子に、なぜか蓮は怒りを覚えた。

「君は何を言ってるのかな?醜い?誰の体が醜いって言うのかな?」

トーンの下がった、声で、蓮に尋ねられ、固まる京子。

ー怒ってる…どっどうしよう…良く考えたら、敦賀さんは紳士的な人だから、醜いって思ってても、言えないのよね…。ー

妄想を繰り広げる中、いきなりお風呂のドアが開いた。

「え!?」

予想外の展開に思考が停止した京子は、体を隠すのも忘れて、蓮を凝視した。


「返事がなかったからね、何処が醜いっていうのか、教えてもらおうと思ってさ。」

とにっこり笑いながら近づいてくる蓮。京子は次第に思考を動かすも、蓮の笑顔の裏にある、邪悪とも言えるオーラに、身動き出来ないでいた。
520名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 07:47:50 ID:kBuRnDQS
「さぁ、教えてもらおうか。何処が醜いっていうのかな?」

そう言った蓮は、京子の両手首を掴み、立たせた。

「やぁ!はは、離して下さい。」

恥ずかしさで頬を赤らめ、涙目になる京子。

「駄目だよ。ちゃんと教えてくれるまで、離さないから。」

そう、微笑みながら言う蓮。しかし、京子の邪悪オーラ探知機が物凄い勢いで反応する。

京子には抵抗するすべは無かった。

「だって…む…胸は…ちぃ…さいし…お尻なんかも、ペッタンコで…色気なんかもないし…胸が無いのに、細い訳でもなく、ただスタイルが悪いだけだし…」

消え入りそうな声で呟きだした京子だったが、次第に、声が大きくなり、言い終わる頃には、涙をポロポロと流していた。

「最上さん…」

蓮はそっと京子を抱きしめた。

「つ、敦賀さ…ん?」

どう対応していいのか判らない京子は、とりあえず、名前を呼んだ。

「最上さん。俺は、君の体…好きだよ!このお尻も、胸も!」

言いながら全身を触り出す蓮。

「ここも、ここも…全て、大好きだよ。」

思いがけない蓮の言葉に、京子はただ泣き出すだけだった。

京子が許否してこないのをいい事に、蓮はくまなく触りだす。
521名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 08:04:46 ID:kBuRnDQS
全てを触り終える頃、京子の声に熱が入りだす。

「もぉ、止めて下さい。」

京子はようやくそれだけを伝えた。

「判った。ゆっくり体を温めておいで。」

蓮はそう言うと、すんなりと風呂場を後にする。

ーあれ?やっぱり魅力がないのかな?ー

必死の思いで止めた蓮の気持ちも知らず、京子は体は火照り、心は冷めたまま、湯船に浸かった。

体が温まり、脱衣場の方へ行くと、バスタオルとシャツが用意されていた。

体を拭いて、シャツを着ようと思った京子は、ある事に気づく。

ー下着が…ない…どうしよ〜。さっきまで着けていた下着はびしょびしょだし…ー

迷ってる京子に蓮の声が掛かった。

「大丈夫?のぼせてないよね?」

心配そうな声を聞き、京子は決断する。

「大丈夫です。もうあがりましたから。」

ー胸は小さいから目立たないし、下着なくても…きっと大丈夫よね…ー

決めるやいなや、京子には大きいシャツを着た。

ーわぁ、大きい〜。敦賀さんのシャツ…嬉しいなー

これから先に待っている出来事も知らず、幸せそうに、リビングへと戻っていった。

「やっぱり大きいね。それが一番小さいかと思ってだしたんだけどね。」
522名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 08:19:52 ID:kBuRnDQS
全てを触り終える頃、京子の声に熱が入りだす。

「もぉ、止めて下さい。」

京子はようやくそれだけを伝えた。

「判った。ゆっくり体を温めておいで。」

蓮はそう言うと、すんなりと風呂場を後にする。

ーあれ?やっぱり魅力がないのかな?ー

必死の思いで止めた蓮の気持ちも知らず、京子は体は火照り、心は冷めたまま、湯船に浸かった。

体が温まり、脱衣場の方へ行くと、バスタオルとシャツが用意されていた。

体を拭いて、シャツを着ようと思った京子は、ある事に気づく。

ー下着が…ない…どうしよ〜。さっきまで着けていた下着はびしょびしょだし…ー

迷ってる京子に蓮の声が掛かった。

「大丈夫?のぼせてないよね?」

心配そうな声を聞き、京子は決断する。

「大丈夫です。もうあがりましたから。」

ー胸は小さいから目立たないし、下着なくても…きっと大丈夫よね…ー

決めるやいなや、京子には大きいシャツを着た。

ーわぁ、大きい〜。敦賀さんのシャツ…嬉しいなー

これから先に待っている出来事も知らず、幸せそうに、リビングへと戻っていった。

「やっぱり大きいね。それが一番小さいかと思ってだしたんだけどね。」
523名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 08:38:25 ID:kBuRnDQS
好きな女が自分のシャツを着てる姿を見て、欲情しない男なをていないんだな〜
なんて思いながら、わずかに残った理性で、押し倒したい衝動を押さえた蓮は、極力、普通の話しをしようとしていた。

「すみません、着替えまで貸していただいて…」

頬を染めて、恥ずかしそうに話す京子。
ー下着つけとないのバレてないよね?どうしよう。さっき、敦賀さんに触られた所が熱くて…ー

何故かどんどん頬の赤みが増す京子に、蓮の理性は崩壊寸前まで追い込まれていた。

「あ!敦賀さん。敦賀さんも濡れてるじゃないですか。早くお風呂に入って下さい。」

京子は今になって、ようやく蓮が濡れている事に気づいたのだ。

「あ、あぁ、入ってくるよ。」

京子に助けられた蓮は、返事もそこそこに、お風呂へと向かった。

ーふぅ〜、気づかれてないみたい。良かった〜。ー

「あ!!!!」

蓮があがるまでに、何か夕食でも作ろうかと考えだした京子は、とんでもない事に気づく。

ーどうしよう。下着が…敦賀さんを止めなきゃー

「敦賀さん、ちょっと待って下さい」

慌てて蓮を止めようとするも、時すでに遅し。

蓮は京子の下着を凝視していた。

「あ…あの…敦賀…さん…その…」
524名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 08:47:49 ID:m75TlTWR
しえん
525名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 08:48:29 ID:kBuRnDQS
なんとか誤魔化そうと言葉を並べようとする京子。

京子の言葉が終わらぬうちに、蓮は神々しいまでの笑顔で。

「最上さん。ごめんね。さすがに下着は無かったよ。言ってくれれば、買いに行ってきたのに。」


ーバレてる…ー
硬直する京子

「最上さんは、下着無しで、そんな大きなシャツを着て、俺を誘惑してるのかな?」

「ゆ、誘惑なんて、してません!」

京子が言い返すも虚しく、蓮の耳には届かなかった。

「せっかくだから、一緒に入ろう。」

「きゃ、ちょっ、つるがさん!?」

蓮は返事を待たず、京子を抱き上げ、浴槽へと浸からせた。

「ちょっと待ってね。」

京子を浴槽に入れ、脱衣場に戻ると、乱暴に服を脱ぎ捨て、浴室へと入っていった。

「京子、逃げられないから。」

浴槽から出ようと立ち上がっていた京子を抱きしめ、一緒に浴槽へと入っていった。

「あの、つ、敦賀さん…どうされたんでしょう?」

どうしていいか判らず戸惑う京子。

「京子に誘惑されたからね。ほら、見て、シャツが濡れて、京子の綺麗な体が丸見えだ。」

「え?あ!あぁ!?」
蓮に言われ、気づいた京子が体を隠そうとするが、それを蓮が許すはずもなく、両手をなんなく捕まえ、
526名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 09:45:50 ID:kBuRnDQS
京子の体を凝視する。

「綺麗だよ、京子」

蓮の手が胸へと伸びていった。

「んっ、つるがさん、やぁ、やめて、ん、下さい」

蓮の手が、容赦なく京子の胸を揉みしだく。

「本当に止めていいの?」

蓮に耳元で囁かれ、返事に戸惑っていると、蓮が耳を愛撫し始めた。

「ひゃ、んぅ、ふぁあぁん」

蓮の耳と胸への愛撫だけで、もう何も言えなくなる京子。

蓮は京子を向かい合わせに自分の上に座らせ、キスをした。

「んっ」

浅く深く…。

「つ、っるがあぁあん、わ、私…変になぁあん、ちゃう」

唇、首筋、鎖骨、胸へと愛撫を続ける。

「変になって。乱れる京子を見せて。」

「ん、あぁっ、そっそこやぁ」

「ん?ここが気持ち良いの?」

「んっ、いぃのぉ〜っ、あ、あん、あぁん、ひゃ」

乳首をしつこく攻める蓮の愛撫に翻弄され、京子は淫らに変わっていく…。

「京子、そこに座って。もっと、気持ち良くさせてあげる。」

浴槽の縁に座るよう指示する蓮。もっと気持ち良くって言葉に、京子は蓮に言われるまま、縁に腰掛けた。

「京子の、見せて」

京子の足を広げ、密の滴る茂みを見つめる。

「やぁ、恥ずかしい。」

いやいやする京子を無視し、
527名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 09:47:09 ID:kBuRnDQS
茂みへと顔を埋める蓮。

「やぁ、き、きたなぁ、んぃ。」

茂みの周りから、中心へと、徐々に舌を這わせる蓮。

「綺麗だよ。京子のここ。」

「ひゃ、ん、あ、あぁん、もぅ、だめぇ〜」

蓮は茂みの中の小さな突起物を攻め立てた。

「んふっんっ、くっあぁ、あぁぁん、やぁ〜〜〜。」

京子はびくっと体を震わせた。

「はぁ、はぁ はぁ。」

蓮は荒く肩で息をする京子の耳元で囁く。

「イッた顔も、可愛いよ。もっと見せて。」

囁きながら、蓮は指を茂みの中へと沈めていく。

京子の中はきつく、指を入れるだけで、一杯になった。
中は、熱く、入ってきた指を離すまいと、締め付けてくる。

「動かすよ」

「んんっ、きゃぁぁあ、そっそこ、やぁ、や、やぁ」

中を探り、少しざらつくところを撫でると、京子はいやいやしながら、蓮にしがみついてきた。

「京子、ここが気持ち良いの?ここ好き?すごく濡れてるよ。」

「すき、そこっ、も、もぁあ、っもっとしっ、て〜。」

蓮の繰り出す快感に溺れる京子。

ふと蓮が指を抜く

「いゃ、抜かないで」

蓮は指の変わりに、自分の反り立った物を差し入れた。

「ぃぐっ、いったっ……っつ。」

528名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 09:48:07 ID:kBuRnDQS
突然の痛みに顔を歪め、涙する京子を抱きしめ、優しくキスをする。

「京子、少しだけ、我慢して。出来るだけ、優しくするから。」

蓮の言葉に京子は、力なく頷いた。

少しずつ進み、最後まではいりきった頃。京子の中のうごめきに、蓮は耐える事に必死だった。

「つ、っるがさん、動いて?敦賀さんの、好きに、して?」

思いがけぬ京子の言葉に、蓮は貫きたい欲望を抑える事は出来なかった。

蓮は自分の思うままに腰を動かし続ける。

「んっんん。ひゃ、んっ、つぁ、っるがさぁぁあん、ひもちいい?」

「気持ち良いよ。京子の中、別の生き物がいるかのようにすごい。もう、イッてしまいそうだよ。」

「んっ、んふ、うれ、うれしぁあんいん。」

京子も少しずつ感じ始め、蓮はラストスパートをかける。

「あっあん、ひゃ、そんなっ、激しい。」
「京子、シャツが貼り付いて、裸よりエッチだね。こんなに乳首も立たせて。」

「んぁ、やぁ、さわちゃ、だぁあめんあ、ひゃぁぁぁああ」

「んっ」

京子がイクと同時に、きつい締め付けに耐えられず、京子の中に白い液体を吐き出した。

蓮は、気を失った京子を綺麗にして。新しいシャツを着せ、ベッドまで運んだ。
529名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 10:24:07 ID:kBuRnDQS
可愛い寝顔を見ながら、幸せに浸る蓮。
少しの間、京子を眺め、名残惜しそうにしながら、部屋を出ていった。

それからしばらく経ち、京子が目覚めると、隣にも何処にも蓮の姿は無かった。

絶望的な気分になり、涙を我慢する事なく、流し続けた。

ーそうよね。敦賀さんが私を好きだなんて事は…有り得ないもの。私ったら、バカね。ー

カチャ

突然部屋のドアが開いて、蓮が入ってきた。

「京子、目が覚めた?」

蓮が部屋に入ってきながら京子に話しかける。

何も言わない京子の異様に気づき、慌てて近くへいく。

「どうして泣いているのかな?俺とした事を後悔して?」

悲しげに尋ねる蓮。
その表情に、また期待しそうになる気持ちを抑えながら、京子は静かに口を開く。

「後悔しているのは…敦賀さんでしょ?」

無表情に問いかける京子。

「え?後悔なんてしてるわけないだろ!」
蓮が、静かにだが、強くはっきりと答えると、京子は更に涙を溢れさせた。

「だって…敦賀さんは…その、エッチしたかっただけなんでしょ?」

京子の言葉に少しムッとして蓮は答えた。

「最上さんは、俺が気持ちも無く、君を抱いたと思ってるってんだよね?」
530名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 10:26:21 ID:kBuRnDQS
蓮の言葉に京子は、小さく頷いた。

「どうしてそうなるかなー?」

考え込む蓮

「俺は最上さん…京子の事、好きだよ。愛してる。だから、京子が欲しいと思って抱いたんだ。君に見せれるなら、俺の心の中を見せたいよ。どれだけ俺が京子に惚れてるか判るのに。」

蓮の告白を信じられない様子の京子。

「京子は俺の言う事は信じられない?」

違う涙を流し出す京子が静かに話し始めた。

「私…敦賀さんの事が…好きです。もう恋はしないと決めていたのに、気持ちを止める事が出来なくて…。好きになればなるほど苦しくて。
敦賀さんには、嫌われると思ってたし、今までも、私なんかを見てくれる人なんていなかったから、恋人になんかなれないんだって…
言い聞かせていたんです。」

京子が少し寂しそうに話した。

「それは誤解だよ。俺は京子が好きなんだ。今まで誰にも見てもらえなかったのなら、今までの分も、しっかり俺が見ていく。俺は京子にずっと側にいてもらいたい。駄目かな?」

蓮の言葉を聞き、蓮に抱きつく京子。

「嬉しいです。私、敦賀さんの事、信じます。私の事、見ていて下さいね。私を側にいさせて下さいね」

照れくさそうに笑う京子を抱きしめキスをする。

ベッドから京子を抱きかかえ、リビングの方へ向かう蓮。
531名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 12:56:22 ID:kBuRnDQS
蓮の言葉に京子は、小さく頷いた。

「どうしてそうなるかなー?」

考え込む蓮

「俺は最上さん…京子の事、好きだよ。愛してる。だから、京子が欲しいと思って抱いたんだ。」

蓮の告白を信じられない様子の京子。

「京子は俺の言う事は信じられない?」

違う涙を流し出す京子が静かに話し始めた。

「私…敦賀さんの事が…好きです。もう恋はしないと決めていたのに、気持ちを止める事が出来なくて…。好きになればなるほど苦しくて。
敦賀さんには、嫌われると思ってたし、今までも、私なんかを見てくれる人なんていなかったから、恋人になんかなれないんだって…
言い聞かせていたんです。」

京子が少し寂しそうに話した。

「あんまりベッドにいると、また襲っちゃうからね。とりあえず、ご飯を作っておいたから、食べよう。」

「え?敦賀さんが作ってくださったんですか?」

「あぁ、京子がお腹空いてるだろうと思ってね。」

「すみません。何から何まで…。」

「気にしなくていいよ。お礼にして貰うから!」

「お礼ですか?」

「そう、お礼。さっき、俺の気持ちを疑った分、沢山もらうから、覚悟しておいてね。」

「え?えぇ!?お礼って何ですか?」

「京子…ドラマの演技練習もかねて、いろいろね!」

「はい!恋人役ですもんね!」

この後、ドラマ設定のまま、何度も貫かれる京子でした。

ドラマ設定

蓮 ある国の王子

京子 王子に使える侍女 メイドさん。
いろんな事をご奉仕する京子でした。
532名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 12:57:25 ID:kBuRnDQS
終わりです。

長々とすみません。
スレ汚しお許し下さい。

シエンして下さった方々、ありがとうございました。
533名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 12:59:15 ID:kBuRnDQS
重複してしまってる…(¨;)

すみません<(_ _)>
534名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 20:18:53 ID:6wMS2b8J
>>511
GJ!
私はエロより、前半に激しく萌えた!
キョーコの裸を見てしまってドキドキする蓮とか、
蓮が服を着たまま入ってきて、裸のキョーコをさわるところとか、
キョーコが下着をつけてないことに気付いたときとか。
もちろん、エロシーンもGJでした!
535名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 22:15:05 ID:18LZ/Y/2
もぉ、止めて下さい。に萌え盛ったヽ(`Д´)ノウワーン

>>534
わかる。自分も悩む蓮とかぺしっと頬を叩くあたりに萌え。

てか蓮ノックしないか悪い子( ´∀`)σ)Д`)確信犯ジャネーノ
536名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 00:54:12 ID:Y6yHoeu4
>>511
GJ!
私も>>523-525に萌えたよ。ぶかぶかシャツにノーパンがばれたとき。
あのスリル感。まさに神!あれって、蓮決壊の瞬間ですよね。(*´Д`)
>可愛い寝顔を見ながら、幸せに浸る蓮。
帝王とのギャップにモエス。

>>488(GJ!)さんのシチュで、ピュアな蓮キョもいいな。
まだ慣れてなくてウブな蓮キョ。(馴れてる2人にも萌えるけど。)
松が、蓮はもっと女の扱い手馴れてるんじゃねーの!?
と蓮に抱いていたイメージとのギャップにびっくり。
なんでキョーコ相手にそんなに余裕ねーの!?って感じの。
キョーコを傷つけすぎないようにこわごわ抱く蓮。
だけど、そのうち我を忘れてふるいつく蓮。
ゆっくりだったのがだんだん激しくなって、「愛してる」とか聞いてたら
恥ずかしくて死にそうになる言葉を熱っぽく言い合う2人。
ほんとにこいつ(蓮)、キョーコのこと好きなんだ…って思わせるようなやつ。
537名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 01:28:52 ID:7SLeHMTw
>>532
もしかして打ちながら投下している?
それだったらメモ帳などに一旦まとめて、それから投下したほうがいいよ。
その方が誤字脱字をチェック出来るし、スレを占拠する時間が減って
他の人も投下しやすくなる。
538名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 03:19:19 ID:kQS/Cdcx
投下させてください。

えと、今回は、変態プレイではないです。
変態ネ申様待ちの方、ごめんなさい。

でわでわ。
539:2006/09/08(金) 03:20:01 ID:kQS/Cdcx
「ほっぺ、触ってもいいですか?」
久しぶりの2人の休日。
俺の隣でソファに腰掛け、2人で映画を見ていたら、突然彼女が言った。
「いいけど。何?急に」
俺は笑いながら、願いを聞き入れる。
「や、なんか、敦賀さんに触りたくて」
にへら、と照れて笑いながら、俺の頬に、するりと触れる。
「お肌、きれいですよね」
とりとめのない話を続ける君に、くらくらとしている俺を知ってか知らずか、
「うらやましいです」
なんて、笑いながら俺の手を取り、指をからめた。
「恋人つなぎ」
へへ、と照れ笑いしながら、
「この映画の敦賀さん、素敵ですね」
なんて、視線をテレビに移した君を、思わず抱きしめたい衝動にかられる。
いや、むしろ、抱きしめるよりも、押し倒してしまいそうで…。
「…?敦賀さん?」
悶々としていたら、君が不審がって声をかけてきた。
「いや、なんでもないよ」
「…?そうですか」
紳士のふりをして答えた俺に、きょとんとした顔を向けて、恐ろしい程、無防備な君に、むらむらとした感情が湧く。
「敦賀さん?」
付き合い出して、何度も肌を重ねはしたけど…。
540:2006/09/08(金) 03:20:49 ID:kQS/Cdcx
いつも、優しくしたい気持ちとは裏腹に、君を壊してしまいそうなくらいに、抑えがきかない。
今日こそは優しく、君を抱きたいと思うのに、逆に傷つけてしまっていないか不安になる。
「どうされました?さっきから何か考えこんで」
映画そっちのけで、呆けていた俺の顔を覗き込んで、
「映画、終わっちゃいましたよ?」
俺に言った君の言葉に、初めて、テレビの画面がエンドロールだということに気づいた。
「あ、ごめん。どうだった?映画」
「やっぱり、見てなかったんですね」
呆れたようにため息をついて、君が言う。
「最近、忙しかったから、お疲れなんじゃないですか?せっかくのお休みなんだしお昼寝でもします?」
俺を心配して言ってくれる言葉に、
「いや、いいよ」
一緒に過ごしたいから、と告げた。
「駄目ですよ。少しお休みしなきゃ。一緒にいたいなら、一緒にお昼寝しましょう?」
確かに、最近の俺は忙しかった。忙しかったけど…。
「そんなことしたら、キョーコを襲ってしまうかもしれないよ?」
駄目だ。
そんなことをしたら、また、激しく抱いてしまうかもしれない。
「かまいませんよ。そんなの」
541:2006/09/08(金) 03:22:21 ID:kQS/Cdcx
冗談めかして言った言葉に、予想外の返事。
挙げ句、
「敦賀さんとするの、好きですよ」
頬を朱らめて、つないでいる俺の手の甲に、ちゅ、と唇を落とした。
「…はあぁ」
人が必死で耐えてるっていうのに、君って子は。
「どうなっても知らないよ」
君の唇に軽いキスを落として、お姫様抱っこをして、寝室まで連れて行った。
ベッドに君を下ろすと、俺の首に手を回してすり寄ってきて、頬と唇に、ちゅ、と軽いキスをくれた。
「どうしたの?今日は」
やけに可愛いことをしてくれる。
「実は、」
君は、もじもじとしながら、
「映画の敦賀さん。女優さんとキスしてたから、」
ちょっと悔しくて、と言った。
あー、もう。
駄目だ。
「やきもち、妬いたの?」
「…はい。すみません、敦賀さんだって、おしごとな…、んっ」
もう、止められない。
君の唇を奪って、深く深く口づけた。
「んっ、んふっ」
ちゅっ、くちゅ、と君の口内を犯す音が響く。
「ホントに、どうなっても知らないよ」
唇を離して、君に告げる。
「かまいませんよ。敦賀さんなら」
君は笑って、上目使いに俺を見上げた。
542:2006/09/08(金) 03:23:11 ID:kQS/Cdcx
「優しく出来ないかもしれない」
この期に及んで、後込みしている俺に、
「敦賀さんはいつでも優しいですよ」
君は笑って、ちゅ、と口づけをくれた。
「もう、止められないよ」
君の服の中に手を滑り込ませて、ブラのホックを外し、小ぶりな胸の先にある突起を摘む。
「あっ、か、かまいません」
君の首筋に舌を這わせて、鎖骨や、耳の裏を舐める。
「あ、ん、」
片手で、胸を弄びつつ、スカートの中にもう片方の手を滑り込ませて、ショーツの上から割れ目をなぞった。
「濡れてるね。ひょっとしてしたかった?」
俺の問いに、君は、一段と顔を赤らめて、
「あん、…はい。少し」
答えた。
「あっ、あん」
ショーツの脇から指を滑り込ませて、蜜を掬い取り、肉芽に擦り付ける。
「あ、ん」
服とブラをたくしあげて、乳首を口に含み、舌で転がし、弄ぶ。
乳首と肉芽を弄ばれて、服の間から覗く白い肌が、朱に染まっていく。
「あっ、敦賀さんっ」
「いいよ」
肉芽の皮を剥いて、少し強めにこすってやると、
「んんんんっ!」
君は簡単に達した。
はぁ、と一息ついて、息を整えている君のショーツを脱がして、
「あんっ」
今度は、舌で肉芽を責め立てる。
543:2006/09/08(金) 03:24:13 ID:kQS/Cdcx
「あっ、あんっ、あんっ」
一度達して、ぷりぷりと尖ったそこを、舌で剥いて転がし、ぐりぐりとつついて、べロリと嘗め上げる。
同時に、その下の花びらの中に中指を差しこんだ。
「あっ、んっ、んぅ」
くちゅ、くちゅ、ぴちゃり、と、厭らしい音が響く。
「あ、あんっ」
ぐりぐりと、内襞を擦って、君の溢れ出る蜜を味わう。
「つ、敦賀さん、私、またっ、あああん!」
肉芽と、中を同時に刺激されて、君はまた、達した。
「はぁ、敦賀さんっ」
乱れた息を整えてながら、俺のズボンと下着を下ろして、
「ちゅっ」
俺のモノに口づける。
「してくれるの?キョーコ」
「んちゅっ、私、いっぱい、気持ち良くなったから、今度は敦賀さんです」
上目使いで俺を見ながら、裏筋に舌を這わせた。
「はむ、んちゅ、んふっ」
俺のモノを加えなが漏れる声や、表情が、何とも言えず、俺を煽って、
「ちゅっ」
すぐにイキそうになって、無理やり唇を離した。
君は、どうして?という顔で俺を見上げて、
「気持ち良くよくないですか?」
不安そうに訊いてくる。
気持ち良くないわけなんかない。
ただ、
「キョーコの中に入りたい」
544:2006/09/08(金) 03:27:44 ID:kQS/Cdcx
ゴムを被せて、君の脚をM字に開かせ、
「あああっ、おっきぃ、」
君の中に侵入した。
ぐぐっ、と奥まで突き刺し、がつがつと激しく腰を打ちつける。
「あんっ、あ、あっ、敦賀さんっ、」
とろとろに溶けた表情で俺を見上げ、
「んぅっ、あっ、つかまらせてっ」
しがみついてくる君に、愛しさを感じながら、君の中を味わう。
「はっ、キョーコ、かわいいよ」
君はいつでも可愛い。
「あっ、あんっ、」
その、うわずった声も、潤んだ瞳も、やきもちを妬く顔さえも。
「あんっ、あんっ、んあっ」
君の行動や、表情全てが、俺を煽って仕方ない。
「あっ、敦賀さんっ、激しっ、すぎですっ」
「止められないって、言ったろ」
今更、後悔しても遅い。
「あっ、んぅっ、あんっ、またっ、敦賀さん!」
ぎゅうぎゅうと俺を締め付ける力が、だんだん、強くなってくる。
「いいよ、キョーコ。俺も、そろそろ」
限界だ。
打ちつける腰のスピードを速めて、君の奥の奥まで侵入する。
「あっ、あああっ、んぅっ、んあっ」
ぐちゅぐちゅと擦れた水音が響いて、
「んやっ、敦賀さん!つるがさっ、…っ、んあああぁぁっ!」
「はっ、いくよ、キョーコ」
二人同時に果てた。
545:2006/09/08(金) 03:28:42 ID:kQS/Cdcx

「ごめん」
優しくしたかったのに、やっぱり出来なかったかもしれない。
「なんで、あやまるんですか?」
不思議そうに君が俺を見つめる。
「優しくしたかったのに、やっぱり、自分本位で」
そう告げる俺に、
「敦賀さんはいつでも優しいです」
君は笑って答えた。
「それに」
俺の腕の中に、もしょもしょと潜り込んできて、
「キモチよかったです」
耳元で囁く。
照れて、俺の胸の中に顔をうずめる君を抱きしめる。
「あの、敦賀さん」
俺の腕の中で、顔を耳まで真っ赤にして、
「激しいの嫌いじゃないですよ。敦賀さんとなら。
それに、何か、我慢とかしてるんだったら、しなくていいです。
私、敦賀さんに大切にしてもらってるの、わかってますから」
言ってくれた。
「ホントに、我慢しなくていいの?」
君の顔を上げさせ、目を見つめる。
「はい」
「君を傷つけるかもしれないよ?」
「傷ついたりなんか、しませんよ。私、敦賀さんのこと、好きですから」
俺の目を見て、そう言ってくれる君は、やっぱり可愛くて…。
「じゃあ、もう、一回」
「はい」
くすくすと笑いあって、口づけを交わし、体を重ね合って…。

結局、この日は昼寝どころじゃなかった。
546名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 03:31:09 ID:kQS/Cdcx
おしまいです。

お粗末さまでした。
547名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 03:37:57 ID:JiKJgBIf
変態じゃない蓮は久々だ!!
おまけに、ちゃんとゴムを付けてる蓮もしばらく見てなかった気がするw

かわいくおねだりするキョーコに萌え。GJでした。
548名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 05:05:16 ID:vnRr+BZz
GJ!ピュア萌えか。これがピュア萌えか。
なんだこの甘くておいしいお昼寝タイムは!
キョーコを運んできたところは巻頭カラーで脳内変換。
キョーコエロエロカワユス(*´Д`)激萌エハァハァ

>>547
たしかにww
激しいが鬼畜までいかなかった蓮は久々だw
549名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 05:12:58 ID:vnRr+BZz
>>532>>537
変換ミスの箇所を見ると携帯からかな、と思った。
だったら保存メールとかにして全部書いておいて、
コピぺで書き込み、がいいかな。
どこで区切るかわかりにくいだろうけど、
改行は確か60以内のはず。
間違えて誰かにメール送信しないようにねw
550名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 10:33:21 ID:DUeNbCKM
>>511です。

GJありがとうございます。
楽しんでいただけたなら、嬉しいです。

>>537さん。
一応メモ帳を使っての投下だったんですが、途中で子供が起きてしまったりと、私の方がトラブってしまって。すみません、以後気をつけます。
551名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 10:59:28 ID:3VDnfdoC
>>550
そのシチュに思わず
  夫婦設定、自宅で台本(大人なカラミ部分)の読み合わせ中、子供の泣き声で素に戻るキョーコと
  我が子に思わず嫉妬して世話してる後ろから襲う蓮
とゆーのを思い浮かべてしまった…(*´Д`)
552名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 12:03:54 ID:vnRr+BZz
>>551の妄想脳に嫉妬
553名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 16:28:03 ID:TrBmTTkv
>>546さん
GJでした!初心に帰る気持ちになるなぁ・・・
554名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 17:25:35 ID:DUeNbCKM
>>549さん
携帯からです。
メールに保存っていいですね!
メモ帳だと、足りなくて困ってたので、次はメールにしたいと思います。
誰かに送らないよう注意して!

>>546さん
GJです。
すごく萌えました!
555名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 18:46:28 ID:vnRr+BZz
マロンでプラネタリウムのリクがあるけど
あれはこのスレ的には暗やみだから当然ry
556名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 23:24:11 ID:JiKJgBIf
このスレあと1週間保つのかな?

スレ1:04年6月〜05年5月 498KB
スレ2:05年5月〜05年9月 454KB
スレ3:05年9月〜06年5月 476KB
スレ4:05年5月〜06年8月 501KB

一月も保たない予感がひしひしと・・・。
557名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 23:27:02 ID:Y6yHoeu4
>>551
蓮キョの子供って男の子かな、女の子かな。
男の子だったら、蓮は嫉妬するかな。
女の子だったらどうかな、女の子は父親に似るっていうけど、
どっちに似てもかわいいよね。(*´Д`*)
キョーコ似の女の子だったら、蓮、溺愛しそう。で、キョーコはやきもち。
でも、キョーコのやきもちが蓮にはかわいかったりして。
子供がうまれてもラブラブな2人モエス。

>>556
すごい、もうこんな?(436KB)
558名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 23:28:13 ID:NsF5K1O4
>551
モイラはそのレス見て
・キョコの授乳に『あの乳は俺のモンだ、貸してるだけなんだ…』
 と内心モンモンとする蓮
・キョコの乳に遊びでじゃれてるJr(蓮ソックリ)を押しのける蓮と
 押しのけられてむっとしてさらにじゃれつくJr
…を即席妄想しますたw;
蓮、妄想界ではちっともかっこよくないかもしれん…w;
559名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 23:33:07 ID:Y6yHoeu4
>>558
蓮カワイス。蓮Jr(蓮ソックリ)すごく見たい。

キョーコは子供を産んで、胸が大きくなり、白い肌もさらになめらかに。
女らしさに磨きがかかる。
まだ子供産んだことないけども。予想。連投スマソ。
560名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 23:59:18 ID:Y6yHoeu4
>>539
GJ!蓮キョめちゃくちゃカワエエ。
>「お肌、きれいですよね」
ここから既に。恋人同士の何気ないスキンシップに萌えた。
これがピュア萌えかなあ。(*´Д`*)

何度も本当にスマソ
561名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 01:12:01 ID:6merz68A
子供産んだら、肌は結構ボロボロになるかも(^_^;)

産後約1ヶ月はエッチは出来ないし、約3ヶ月間ぐらいは、授乳も頻繁で、子供につきっきりになるから、蓮は子供にかなり嫉妬するかも!

授乳後の胸って、すごく柔らかくて、触り心地良いから、蓮はずっと揉んでる気がする…。

京子はしたくなるも出来ない。もちろん、蓮もしたい。が続き、1ヶ月後の検診で、許可が下りたら…すごい事になりそう。

あ!その前に、妊娠中の検診が、男の先生だったら、絶対女の先生の所に行かせるだろうな。でも、女の先生にまで嫉妬してそう。
562名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 02:40:28 ID:GSPdZK0N
13巻の中表紙?の幼い頃のキョーコと今の蓮って構図見て
キョーコそっくりの娘と蓮パパで妄想したw
溺愛してそうだよね。キョーコが幼い頃に親の愛情を貰えなかったからなおさら。
でも男の子だったら、大変だなw
当たり前の、子供とのスキンシップも嫉妬しそうw
563名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 03:28:15 ID:mj31AmTX
蓮とキョーコの子供が男の子だったら、キョーコの取り合いになりそうだよね。
「僕、大きくなったらママと結婚する」とか言って。
蓮は「駄目だよ。ママはパパのお嫁さんだから」子供相手に真面目に答えそう。

それか、女の子だったら、
「私、大きくなったらパパのお嫁さんになる!」
なんてかわいいことを。蓮はもう溺愛。キョーコに似てたらなおさら。
キョーコはそれを見て聞いて、やきもち…焼くか焼かないかどっちだろう。
「あまり甘やかさないでくださいね」とか言ったりして。
蓮があまりにも甘やかすから、キョーコがもっぱらしかり役。
娘は完全にパパっ子に。キョーコはちょっと(子供にではなく)蓮にやきもち。
いや、それか、母娘そろってメルヘン思考で、蓮はちょっと仲間はずれでさみしいとか、
それとも、微笑ましく見てるとか。

全然エロと関係なくなってきた…。スマソ
564名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 03:50:40 ID:GhY1WIk4
>>555
プラネタリウムと聞いて、
↓を買った蓮が
ttp://www.segatoys.co.jp/homestar/
「マンションで星が見れるよ」とか何とか言って、キョーコを連れ込んで
満天の星空の下ry…なんてのを思い浮かべました(・∀・)ノシ
565名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 09:01:21 ID:2yJmBSsS
>>564
>満天の星空の下

深夜のドライブで、夜空を見に行った2人。
で、いい雰囲気になった2人はカーセッry

とか思い付いた自分は変態(´・ω・`)ゴメン
逝ってくる。
566名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 09:21:24 ID:FtCXSrTz
>>565
カーセ(ryもいいけど、誰もいない草原で、降るような星空の下
川のせせらぎを聞きながら・・・を妄想した(要はアオカ(ry
キョーコが「だめです、妖精達に、みられちゃう」とか言って、蓮の中で幼いキョーコと
オーバーラップして、思わず後ろめたさを感じるけど、欲望は止められず・・・とか。
オイラも変態だな、逝ってくるorz
567名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 10:28:37 ID:cYdCUzsp
満点の星空の下、誰もいない原っぱというシチュなら前スレの軽井沢ものにあったような。

野外イイね。
体中にキスマークをつけてキョーコに文句を言われると、
蓮は「虫さされだよ」と言い張ってみたりw
568名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 13:04:16 ID:B5Qc/kyb
>>564
ライトで天井に乱れるふたりの影が映し出され・・・って角度的に無理?

身体じゅうに星を刻んで星座遊びを始める変態蓮。
いいんだ、ギリシャ神話の神々も妙な奴らだったはずだから
蓮の変態度なんてかわいいもんなんだ、きっと。

>>566
> 「だめです、妖精達に、みられちゃう」

なにそれwしかしキョーコが言うとなぜか激萌え(*´Д`)ハァハァ
569名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:09:39 ID:mj31AmTX
話ぶったぎってスマソ。既出だけど、
以前、ジャンヌダルクの曲がスキビのイメージに合うってここのスレか、
妄想スレで言われたけど、かなりいい感じ。ジャンヌダルクエロい。
蓮の心情、キョーコの心情を歌ったような歌詞もあるし、
松が歌ってるようなイメージもある。
今は、マリアの爪痕、ヴァンパイアって曲に萌えた。
570名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:28:55 ID:HaTO+4w0
どんなバンドやアーティストでも萌えどころを発見しようとする妄想脳が搭載されていますよ。
571名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:32:08 ID:uJTIII5K
>>569
それ自分も思った。
スキビ関連スレで名前出るから興味を持って聞いてみたんだけど
正直あまり聞かない感じのジャンルだった。
でもスキビキャラを妄想しながらだと聞ける。(萌える)
572名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:46:50 ID:cYdCUzsp
友人はエミリー・シモンというアーティストがキョーコにかぶると言ってる。
自分を妖精やバラに見立てていて乙女思考全開。なのに毒や皮肉がチラチラと覗くらしい。

『ネヴァー・フォール・イン・ラヴ(決して恋に落ちない)』という曲では
  愛していると言わないで 想っていると言わないで
  私とあなたは住む世界が違うから
  バラは決して人に恋なんてしない・・・
こんな感じらしい。(曲を聴いてないので友人の言葉を思い出して書きました)
あまりに気になるので只今お取り寄せ中。

ttp://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/emilie_simon/
皇帝ペンギンの主題歌を歌った人なので、CMなどで一度は聞いたことがあるはず。
573名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:51:38 ID:mj31AmTX
>>567
ナカーマ!(*´∀`)私もこのスレで興味を持ったんだよね。

ヴォーカルの声、結構好み。
歌詞もエロい。歌詞を貼り付けたいくらいだけど、まずいかな。
…1行くらいならいいかな。伏字とか入れて。

>花びらは ○れたまま ひらく 欲しがる○は飢えたまま
のあたりとかエロい。どこに○を入れるか迷った。
574名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 17:08:36 ID:bdfJz1wK
>>572         ギャラリーの最後の写真が怨キョに見えたw
ここは軽井沢の森で妖精に囲まれている図と考えてもイイかも。
届いたら続報キボン。
575名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 17:12:52 ID:za8TLHY8
>>572
試聴してみたけど、かわいい感じの曲だね。
576名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 17:46:48 ID:mj31AmTX
>>573は、>>571さんへのレスです。間違った…スマソ。

>>574
私も怨キョに見えた。

>>572さん、私も続報キボン。歌詞がかわいらしいね。
577名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 00:19:47 ID:3TEHogNg
>>567
誰もいない南の島はどうでしょう?
前スレで誰か短編というかツカミ(ツカミ屋さんだった?)
を書いてくれたけど。
578名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 01:32:49 ID:vflExbJU
腕を虫にさされたというキョーコに他もないか見てあげると手早く服を剥ぎ取り
こんなにも大きく腫れ上がって、とキョーコの突起物を刺激しまくる蓮。
さらにそこにかゆみ止め薬(しかもクール)を塗られて意識が飛びそうなキョーコ。

567の虫さされ発言に一人で妄想&興奮してしまいました・・・ゴメンナサイモウネマス…orz
579名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 07:59:51 ID:xq45jjJ9
栗部分にクールのかゆみどめなんか塗ったら
快感より痛みで悶絶するよ。
ムヒ塗った手でそのままハナクソほじった経験のある私が言うんだから間違いないOrz
580名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 09:57:42 ID:BJoSFOdr
誰かが保管庫申告やってくれたんだな。乙。
だが正直、今のペースが続くなら単独まとめを作った方が良い気もする。
って作れもしないのに偉そうにスマソ。
581名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 10:38:05 ID:ApxyTwCP
>>579
スマソ笑ってしまった。
私も目をこすってしまった経験が…死ぬかと思った。
私は突起って胸かと思ったよ。胸も痛そうだけど。
けがをみるとか言ってエロにいく蓮を妄想した。
キョーコが包丁で指を切って、蓮が傷をみるとか言って指をなめはじめるとか。
キョーコが足をくじいて、蓮が手当をするけど、だんだんと手が上の方へ。
582名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:14:34 ID:Rj7+56kY
クールかゆみ止めワロスww
せめてオリーブオイルとかそういうのに…って虫刺され全く関係ナス。

最近週末になるとやや変態な鬼畜蓮を書いていた者ですが、今週は疲れのせいか萌えが降りてこず、
試しに悶々と悩む蓮を書き始めてみたらなんとか一作できました。
前回>>391あたりでピュアを目指したはずがリクに答えられずやっぱり鬼畜に走ったので
今回はリベンジということで鬼の蓮をなんとか押し留めてみたつもりです。

まだ投下OKですよね。
全5レスです。
5831/5:2006/09/10(日) 12:15:32 ID:Rj7+56kY
「---もしもし?もしもーし!…あれ?敦賀さぁーん?ですよね。もしもし?…どうかしたんですか?敦賀さん?」
「……ああ、俺だよ、キョーコ…」

絞るようにしてようやく声を出す。

「なんだぁ、黙ってるからびっくりしちゃいましたよ」

携帯電話の向こうでくすくすと笑う声、嬉しいはずのこの瞬間に胸がつまる。
ここ最近の蓮は、初めて味わう感情の連続に戸惑い続けている。


キョーコをようやく恋人として手に入れてからというもの、ほぼ毎日、忙しい日も時間を捻出して顔を合わせた。
無理しないでくださいね、とキョーコは照れ笑いを浮かべていたが、たとえ無理をしてでも会いたかったのは蓮のほう。
無理、どころか、一日でも会わないとこの手から離れてしまうのではと不安に駆られる。
もちろんキョーコが他の男に安易に心を揺らしたりするはずがないというのは承知している。
自分の焦燥と不安が何を理由にあふれ出しているのか全くつかめない。

そしてつきあい出して約二週間後の今、蓮はロケで北海道に来ている。
キョーコは東京。
会おうにも簡単に会えない初めての距離、ますますキョーコに飢えていく自分を感じている。
まったく、カッコ悪いぞ敦賀蓮。
自嘲気味に呟き空を仰いだ。そういえば社長がそんなことを言ってたな。
恋をすればカッコ悪くあがくもんだ、とかなんとか。
これは恋、か…しかも片思いみたいじゃないか。

「蓮?何か言ったか?」
「いいえ、なにも?」

マネージャーの問いに『敦賀蓮』の紳士なスマイルで答える。

「蓮!なんだ辛気臭いな!北海道の夜にそんな顔が許されると思うなよ?
 今日こそはお前の化けの皮を剥いでやるから覚悟しろっ!!」

居酒屋から最後に出てきた監督の新開はかなり酔っている様子で叫んでいる。

「…あの、俺はもうホテルに」
「何を言ってんだ冗談もほどほどにしろ!よし、次はウォッカだ、お前の皮はウィスキーくらいじゃ剥がれないみたいだからな!」

はあぁぁぁ、とため息が出てくるが仕方がない。

「蓮、ありゃ無理だよ、今日も諦めろってことだね」
「…なにがですか?」

とぼける蓮に構わず社は声を低くして話を続ける。

「キョーコちゃんに電話するつもりだったんだろ?昨日も夜のロケで遅くなったし。
 もう12時かぁ。これじゃ帰る頃に電話ってわけには」
「大丈夫ですよ、2、3日くらい」

にっこり笑って歩きだした。
そう、2、3日くらい、なんてことないはず。
なのにもう声が聞きたくてたまらなくなっているのは酒のせいなのか…
5842/5:2006/09/10(日) 12:16:07 ID:Rj7+56kY
結局監督に解放されてホテルのベッドにありついたのは午前4時前。
宣言どおりにウォッカを何杯か飲まされたせいだろう、ベッドに身体を沈めると天井が揺れている。

「キョーコ…」

そっとその名を口にしてみる。声に出してみると愛しさが込み上げてきて、思わず携帯電話に手を伸ばし、一番最初に出てくるそのメモリーを表示した。
そこで止めるつもりだったのだが、無意識に発信ボタンを押してしまった。
呼び出し音に驚いて慌てて携帯を折りたたむ。

「クソ、なにやってんだ…」

そう呟いたところで蓮は眠りに落ちていった。


結局翌日も夜のロケが長引き、0時を回って全ての収録が終了した。

「お疲れ様でしたー!」

スタッフたちの声が響き渡る。

「れんーーーー!ちょっと先にホテル帰っててくれるかな?
 えっと、明日は11時に部屋に迎えに行くから」
「はい、わかりました」

適度な疲れを抱えてホテルのエレベーターに乗る。
電話…いやこの時間ならメールにするべきか?しかし声が聞きたい。
会えるはずの明日の夜が待ち遠しい。
キョーコからは今朝の時刻でメールが入っていた。

『電話、眠っていたので…ごめんなさい。ちゃんと食べてますか?お仕事がんばってくださいね』

これほど焦がれているのは自分だけなのか…再び訳の分からない焦燥が襲う。
部屋にたどり着き、深いため息と共に部屋のカードキーを取り出したとき、後ろから声をかけられた。

「お疲れ、ですね」

振り向いた蓮は、幻を見ているのかと思って固まった。
待ちわびていた笑顔がそこにあった。

「…あの…驚かせようかと思っ…たんです、けど…まずかったでしょうか…」
「キョーコ…?」
「はいあの…私、明日お仕事が変更でオフになって…それであの、社さんに場所を---」

キョーコが言い終わらないうちに腕を掴んで部屋に引き入れる。
ドアを閉めるなりキョーコをめちゃくちゃにかき寄せた。
5853/5:2006/09/10(日) 12:17:02 ID:Rj7+56kY
「つ、敦賀さん?どうしたんですか?」
「キョーコ……」
「…敦賀さん…?…大丈夫ですよ、私、ここにいますから」

彼女の一言でざわめいていた心が落ち着いていく。
自分がこんなに弱い男だったとは…

「私、夜に着いたんです。で、時計台を見てきたんですよ」
「会いたかったんだ、すごく」
「…私もです。だから来たんです。あ、この部屋夜景が綺麗ですね」

くすくす笑いながら耳元で囁かれ、蓮は徐々に自分が生き返っていくのを感じる。
落ち着きを取り戻し、キョーコをベランダの入り口へと連れて行った。

「わああ綺麗!!敦賀さん、これって星みたい!満点の星ですよ!
 あ、でもそうなると、星を見下ろしてることになりますね、うーんそれはちょっとおこがましいかも」

飛び上がって喜んだり真剣に考え込んだり、コロコロと表情を変える彼女に思わず笑みがこぼれる。

「綺麗だよ、キョーコ」
「…っ!わ、私じゃなくて、星の話です!あ、じゃなくて、夜景の---んーっ!」

話を無視して強引にキスをすると、キョーコは抗議の呻き声をあげた。
が、それも構わず口内を貪っていると、少しずつ甘さが混じり始める。
そう、この唇…この甘い声。ずっと欲していたものを再び手にして、蓮の中に火が灯る。

「んんっ…ぅん…」

キョーコも必死に背伸びをし、手を伸ばしてすがりつく。
蓮はゆっくりと膝を付きながら、キスの場所を徐々に下げていく。
耳たぶ、首筋、そして薄いカットソーの上から胸へ下がり…突起のあるはずの場所で軽く噛み付く。

「あっ…!」
「そんな…煽らないでくれないか。優しくしようと必死なのに」
「あ、煽ってなん…か…」

顔を赤らめてプイとそむけ、思わず漏れた声を悔やむように手で口を押さえる。
まったく…それが煽りじゃなくてなんだって言うんだこの子は。
まさか他の男の前でも無意識にこんな顔してるんじゃないだろうな…。
小さくため息をつきながら、キョーコをくるりと回してガラスに押し付ける。
背骨を服の上からキスでなぞりながら、手を前からスカートの中へと滑り込ませ、下着の上からゆっくりと指で往復させる。

「んああぁっ…あ、だ、だめ…ん…敦賀さん…カーテン…んんっ!」

ゆっくり、軽く…。蓮は激しくしないことで、自分の理性を少しでも保つことで、キョーコを大事にしていると確認したかった。
そう、この子を壊す権利は俺にはない。だがもう手放すこともできない。

「ん…ぁあっ…はぁ…ん、やぁ…るがさ…ん、だめぇ…足に…力がはいらな…」

崩れ落ちそうになるキョーコを支えながら、構わず指でこすり続けた。
ガラスと蓮に挟まれたキョーコの息が荒くなり、ガラスが小さく曇り始める。

「ごめん、下着がびちょびちょになっちゃったね」
「や…脱がせ…てぇ…」
「どうしようかな」
「ああぁっ…!!!」

大きく膨らんだ部分を強くつまむとキョーコは震えながら身体を反らせた。
ガラスに映る顔を確認すると、うつろな眼を涙ぐませ、ハァハァと息を荒げている。
これは…理性なんか飛んでいってしまいそうだ。
5864/5:2006/09/10(日) 12:17:56 ID:Rj7+56kY
「イッたね…綺麗だよキョーコ…」

蓮はズボンと下着を脱ぎ捨て、大きくなった自分のモノを取り出す。
スカートをめくり、下着はまだ脱がさずにぎゅうぎゅうとソレを押し付けた。

「ぁあ…敦賀さん…どうし、てぇ…んん…あんっ…だめぇ、そんなんじゃぁ…」

キョーコの声に再び熱がこもり始め、ぶるぶると身震いし、自ら腰を押し付けてくる。

「だめ?」
「だめぇ…脱がせてくださ…ぃ…そんなの、いやぁっ…足りない、ですぅ…んっ!」
「でも、長くキョーコを味わいたいしな」
「ぃやぁっ…ほし…欲しい…です…!早く…くださいっ!中に…!いれ…入れてぇ…ん…!」

ガラス越しのキョーコの、もう限界、といった顔に蓮も観念し、キョーコの下着を膝まで下ろす。

「そんなに欲しいの?」
「欲しい…です…すごく…」
「カーテンは?」
「もう、いい、ですそんなの…っ…はや、早く…っもぉ、がま…できない…っ!」

突き出された臀部を掴み、ゆっくりと自身を挿入する。

くちゅ、じゅく、と鈍い水音が聞こえるのを楽しみながら、途中で一旦止めてみる。

「はぁ…んっ!…もっとぉ…もっとください…」
「ずっと、欲しかった?」
「…はい…」
「会えなくて淋しかった?」
「はい…ずっ…と…敦賀さんの、こと…考えてまし…ぁあっ」

また少し、奥まで入れる。

「ほんとに?」
「ほんと、です…毎晩…ずっと…んっ…いつも、一緒に…繋がって、たい…あぁ…」
「そう、俺もだよ」

もう俺も、限界だ。

蓮は奥まで突き入れ、ぐりぐりと回してキョーコの内側を楽しむ。

「あああっ…!あっ…!や…ぁあ、んーーっ!!」
「っ…キョーコ…今日は、激しいんだね…」
「だ…だってぇ…あぁん!んっ、ぁあ、ぃやぁ…気持ち、いい…のぉ…っ!…もっと…っ」
「そんなに声…廊下まで聞こえるよ」
「いい…いいもん…ぁあっ!ん!敦賀さん、の…ぁ…熱、いぃ…んんっ」

激しく求めて揺れるキョーコの腰の動きに合わせ、蓮も身を打ちつけ始める。

「キョーコ…まったく君は…っ…いつからこんな…」
「はぁ…ああっ!んっ!…つ、つるが、さんの…あ…んっ、せい、ですよ…っあ、いま、の、とこ…っ!!
 …もっとぉ…!っつるがさんが…あ、んーっ…ん、…こんなに、したん、です…っあ、いぃ…っ!」

確かに快感を教えたのは俺だけど、いつも予想以上の反応で返してくるのは君のほうだよ。

「あ、だ、だめ…っ…も、もぉ、きちゃう…っ!や、やだ…っまだいやぁ…っ、イっちゃう…ゃ、あ、あぁっ」
「いいよ、おいでキョーコ…っ…そんなに締めたら俺も…っ!」
「や、ゃあ、あ、んんっ、い、イっちゃ…うよぉ…っ、あぁ、あ、あっ!んっ!ぁあ!ーーっ!っああ、やああああーーーーっ!!!」
5875/5:2006/09/10(日) 12:18:48 ID:Rj7+56kY
「敦賀さん、起きてください。そろそろ準備しないと」
「ん・・・」
「ぐっすり眠られてたみたいですね」

覗き込む優しい笑顔に幸福感が満ちる。
ちょっと会えないだけで落ち込んだかと思えば、会えただけでこんなに幸せになる。
なるほど、恋ってのはやっかいなモノ、か…。

「どうかしました?」

キョーコは不思議そうに首をひねる。

「…いや、なんでもないよ」

引き寄せて唇を奪う。

「ん…時間ないんですから、もうダメですよ。あ、敦賀さんはロケ班の方たちと戻るんですよね?
 じゃあ私はその次の便で帰りますから。お土産買っておきましょうか?」
「どうして?いいよ、一緒の便で帰ろう」
「ダメです!そういうことは、慎重に行動しないといけないんです!」
「俺は構わないのに。どうしてもダメかな?」
「ダメったら絶対ダメです。まったくもう、敦賀さんって意外と子供っぽいんですから…」

ぶつぶつ言いながら散らばった服を片付け始めるキョーコの背中を見ながら、
なんだか主導権を握られつつあるよな、と苦笑する蓮だった。
588582:2006/09/10(日) 12:23:06 ID:Rj7+56kY
以上です。
一応蓮視点ですすが、もしわかりにくかったらすみません。
最初の電話は一日目の夜、3泊4日のロケだったという設定です。
キョーコはちょっと様子が変だったので気になっていて、オフになったから飛んできたということで。

>>563さんの
> 「あまり甘やかさないでくださいね」
のおかげでキョーコ主導権萌えも始まってしまったかも(*´Д`)ハァハァ
このスレで萌え範囲がどんどん拡大されていきます。

450KBを超えてしまったので次スレ一応用意してきますね。
ちょっと早いかもしれませんがまた小ネタ梅などで協力すれば大丈夫かと。
589名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:25:42 ID:/IzIkTDd
>>582
GGGGJ!
わざわざ北海道に追いかけていくキョーコカワイス(*´Д`)ハァハァ

早すぎるかもしれないけど、次スレ立てました。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157858707/
590名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:26:34 ID:/IzIkTDd
わ、わ、わ、わっ!!!
リロってなかった!!
スレかぶったらどうしよっっ!!!!!?
591588:2006/09/10(日) 12:27:45 ID:Rj7+56kY
>>589
おーGJ!
危うく重複させるとこだった!リロードしたから大丈夫ですよ(*´Д`)ハァハァ
592名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:34:27 ID:/IzIkTDd
良かった・・・
重ね重ね>>582さんGJ
これからはこまめにリロードする癖を付けますorz
593名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:37:13 ID:MOjZ89na
色々分かりやすくてよいですなぁ♪GJ〜
594名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 19:13:06 ID:3TEHogNg
>>582
GJ!
キョーコと片時も離れていたくない蓮カワイス(*´Д`*)
会った途端に欲しがる情熱的な蓮にモエス!

>>589さんもGJ!
わかりやすくてすごくいいね。
595名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 12:38:59 ID:CdAAHsCO
589 GJ!
さてこちらは梅祭…
596名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 19:26:53 ID:mbW1ZjHz
小ネタ小ネタ…。
なんか久々にビシッと蓮がかっこよく助けたりしてるのも読みたくなってきた。
ピュアで悩み多き蓮も好きだけど。
今本誌も蓮→キョーコの矢印が強いから
キョーコ→蓮が逆に新鮮かもしれん。
597名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 20:24:41 ID:5NMtxqUd
ハチ○ロっていう漫画読んだことある人いる?
あの衝撃的な結末をスキビに置き換えてみた。

不慮の事故で声帯を怪我したキョーコ。リハビリに励むものの、女優復帰はちと難しそう。だるまやの大将に大金を渡し、これでキョーコを治してくれと懇願する蓮。しかし結局キョーコは蓮とも尚ともくっつかず、だるまやの大将と生きていくことを決めたのであった。
そしてだるまやの大将の名台詞。「ああ好きさ!(キョーコのことが)大好きさ!」
完。

だるまやの大将ってw当て馬候補にすら入ってねーw
スキビがこんな神展開にならないことを祈りながら梅。
598名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 20:29:39 ID:XmANO9ur
>>597
蜂黒最終巻をこれから読もうとしている人もいるだろうに…。
埋め草にするにしたって、もう少し考えなよ…。
599名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:01:00 ID:dXvYX9Su
梅に微力ながら貢献したいとおあずけネタをふたつ。
600そのいち。:2006/09/11(月) 22:02:22 ID:dXvYX9Su
今日はキョーコが来る土曜日。蓮は無意識に上機嫌だった。
しかし今日は、少し遅いな…ちょっと心配になってきたところでチャイムが鳴る。

「待ってたよ、遅かったね」
「…こんばんわ」

入ってきたキョーコはなぜか暗い。

「どうした?何かあった?」

黙って首を振るキョーコ。
蓮の心配はますます募る。
キョーコは今まで、誰にも頼らずに生きてきた。辛いときほど否定する。

「何もないわけがないだろう?そんな顔をして…」

胸を痛めてキョーコの頬に手を当てる蓮。
キョーコの瞳はみるみるうちに涙が溜まり、一粒落ちる。
それを合図とするかのように、ぽろぽろと、次から次へと…ついにキョーコは号泣し始めた。
一瞬あっけに取られた蓮だが、わけもわからず抱きしめる。

結局キョーコは30分以上わんわんと泣き続け、そのまま泣き疲れて眠ってしまった。
最初は何事かと内心おろおろしていた蓮だったが、
しゃくりあげながらなんとか話した内容を解するに…

要するに。恋人を残して若くして病気死んでしまう悲劇ヒロイン、の台本をもらい、
すっかり感情移入してしまったということらしい。

泣き腫らした目ですやすや無邪気に眠るキョーコを見つめながら、
今日はお預けか…朝まで待つか。
深いため息をして苦笑する蓮だった。
601そのに。(1/2):2006/09/11(月) 22:03:04 ID:dXvYX9Su
敦賀さんと付き合い始めて約二週間。
ふたりの関係を知っているのは、社長、社さん、モー子さん、それから私の仕事を管理してくれている椹さんだけ。
なのだが、問題はその4人の前だと、敦賀さんは遠慮なく甘えてくるということ。
実はもともとそういうスキンシップに抵抗がない人なのか…
恥ずかしいからやめてください、と頼んでも、どうして恥ずかしいのかと不思議そうに質問してくる始末。
一度なんて、理由なんかない、とにかくダメだと必死に言ってみたら、
好きだったら触れ合いたいのは当然だ、キョーコは俺を好きじゃないのかと子供みたいな屁理屈で返された。

で、今日は社長突然提案によるパーティ。
パーティ、と言っても、LME所属の芸能人を集めて労をねぎらう、という簡単なもの。
私はモー子さんと準備中。ラブミー部員の出番、ってやつ。
なぜか敦賀さん、早く仕事が終わったらしく社さんと手伝いに来てくれた。
ふたりじゃ無理よ、と話していたところだったから正直助かる。

準備も落ち着いてきて、座ってテーブルの中央に添える花を生けていたら、敦賀さんが横に座る。

「かわいいね」
「そうでしょう?とってもかわいいですよね、このお花。
 お花って大好き。切っちゃうのはちょっと可哀相ですけど…でも」

続けようとする私の言葉を、違うよ、と遮って、

「キョーコがかわいい、って言ってるんだよ」

恥ずかしげもなく言われ、不意打ちを食らって耳まで熱くなる。

「も、もうっ!…やめてください!モー子さんや社さんだっているのに…っ!」

声を抑えて抗議するのに、敦賀さんはしれっと続ける。

「どうして?2人とも知ってるんだし平気だよ」
「私が平気じゃありません!」

「あのー。丸聞こえなんですけど」

少し離れたところで準備の手も休めずモー子さんが呆れた声で言う。
602そのに。(2/2):2006/09/11(月) 22:03:38 ID:dXvYX9Su
「迷惑だったかな、琴南さん?」
「いいえ、お好きにどうぞ。…ったく勝手にやってろってのよ、もう」
「れーん…そうやってイチャイチャすんのも他の人たちが来るまでだぞ」
「わかってますよ」
「ちょっと!なんで私の意見を無視してまとまってるんですか!…ってもう…
 …ダメですってば…っ!もう、ほんとに…ちょっと…っ」

敦賀さんは許しを得たとでも言わんばかりに遠慮なく顔や手を触り始めた。
そして私が無視してお花を生けているのも構わず
耳たぶ、首筋、と、チュ、チュ、と音を立ててキスをする。
私は小声で必死に抗議する。

「っ敦賀…さん、ってば!もぉ、いけませんっ、そういうことは、人前で…や…です、
 おうち…で、するもの…なんですってば…っ!」
「家に帰ったらするって意味?」

耳元で囁く声に思わず感じてしまう。

「…そういう…意味じゃなく、てぇ…」
「イヤ?」
「ん…いやじゃ…ない、です…けどぉ…今は、んん…だめ、ですよ」
「そう、早くしたいな」
「帰ってから、です」
「もっと触りたいよ、いろんなところ」

敦賀さんの手が、テーブルの下でスカートの中に伸びてくる。
太ももをゆっくり上がっていくのを感じて鳥肌が立つ。

「だめぇ…がまん、してください…おねがい、ですから…」
「できないな」

どうしよう…あと少し…あと少しで…

と思った、その時。

「ブリッジロックーーー登場ぉぉぉーーーーっ!!!」

バーーンっ!と大きな音を立てて、正面の両開きのドアが開いて光さんたちが勢い良く入ってきた。
ホッとしたやら…ほんの少し残念やら。

「キョーコちゃーーんっ!手伝いに来たよ!わあお花生けてるの?
 キョーコちゃんって活け花できるんだね。すっごくかわいいよ…お、お花。
 …あ、敦賀さん、お疲れ様です!」

勢いよく邪魔したことに全く気付いていない光さん。
恐る恐る敦賀さんを見ると、極上のキュラキュラ紳士スマイル。…お、怒ってる…。

「お疲れさま、光くん、だったよね。
 こっちはもう落ち着いたから、社さんたちのほう、手伝ってあげてくれないかな?」
「は、はいっ!お手伝いさせていだきまーすっ!」

のん気に手伝いを始める光さんたちをよそに、
私とモー子さん、社さんは、怒っているであろう敦賀さんの笑顔に顔を引きつらせる。
この調子じゃ、家に帰るまで機嫌直らないかも…。
はぁぁぁ、とため息をつくと、耳元で囁かれた。
「続きは、あとで」
603599:2006/09/11(月) 22:08:15 ID:dXvYX9Su
お預けもたまにはいいよね、ってことで。
本誌の蓮は常にお預けでちょっとカワイソス。

どうでもいいことだが、投下してたらお尻の肉がツった。
604名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:10:40 ID:sd16JLXV
GJです!!
モー子さんやリーダーが出てきて面白かったよ。
605名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:16:33 ID:dXvYX9Su
二週間でこの甘々はふたりには無理かな?
と気になったら>>601付き合い始めて1ヶ月、3ヶ月、半年、と好きに変換しといてw
蓮のほうはまったく問題なさそうだが。
606名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:31:17 ID:MHR2+rWs
>>600
>一瞬あっけに取られた蓮だが、わけもわからず抱きしめる。
このへんにモエ!キョーコへの愛を感じる。コーンの頃にも通じるような。
>>601
甘える蓮、蓮のスキンシップにモエス!ストレートだねぇ。
>「そう、早くしたいな」
>「もっと触りたいよ、いろんなところ」
(*´Д`) ギャース!
607名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 01:58:57 ID:qkmttgUq
>>597
ヽ(`Д´)ノウワァァン
608名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 03:37:46 ID:n5FFMp7h
……597もわざわざリンクしてくれる607も
怨念を飛ばししてくれるわ

どっちもミス板だと即削除行為だーーーーうわぁぁぁぁぁぁぁぁん
609名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 12:48:26 ID:5khT5taT
怨キョ総動員して597宅へGO!!させたいヽ(`Д´)ノウワァァァーン!!
610名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 17:40:23 ID:caauZnBx
2行目で読むのやめた自分は>597に勝った
611名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 17:40:34 ID:S1bXjQMV

ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) < うおっ、なんかすげえ所になってるぞ、ゴルァ!
     ./ つ つ   \______________________
  〜(_⌒ヽ ドキドキ
     )ノ `Jззз

〜〜〜ただいま怨キョが舞い踊っております〜〜〜
612名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 18:00:49 ID:7xOS/Nr9
>>611 ワロタ

埋めついでに、妄想。

『恋する●ニカミ』に出演するのが決まったキョーコ。
あいては、ブリッジロックのリーダーとか、尚とかで、●ニカミプランもこなさないといけないキョーコ。
一緒に番組を見て、嫉妬した夜の帝王降臨。
とか
いっそのこと、相手は蓮で、●ニカミプランで本気ではにかむキョーコに我慢がきかなくなって、家に帰って、速攻、帝王降臨とか見てみたい。
613名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:06:05 ID:h3VqhiIj
>>611
ねこタンカワイス。

私もついでに。攻めのキョーコなので、気になる方はスルーで。


蓮が熱を出したので、看病するキョーコ。
蓮がびっしょりと汗をかいていたので、着替えさせようとしたその時、
蓮の下半身が反応していることに気付いた。
「あ…」赤面する2人。キョーコが薄着をしていたせいだろうか。
しかし、次の瞬間、キョーコは蓮に愛撫を加え始める。あわてる蓮。
お風呂に入っていないため、蓮は、キョーコをやめさせようとするが、
キョーコはやめようとしない。「私にまかせて…」
少年のように喘ぐ蓮。いつもと違った、そんな蓮がかわいくて仕方ないキョーコ。
以上、攻めのキョーコを妄想してみました。
614名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:17:05 ID:7xOS/Nr9
>>613
(*´Д`)うへぁ、何その萌。
新鮮でイイ!
615名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:27:36 ID:6MX8Ux8r
>>613
キョーコそのまま跨っちゃってよキョーコ(*´Д`)ハァハァ

自分もここで一句ならぬひと萌え。

---

今日はキョーコのほうが少し仕事で遅い。
キョーコが帰る前に簡単なサラダをつまみを作る蓮。
と、そこにキョーコが帰ってきた。

「ただいまぁー。わー敦賀さんお料理ですか?」
「お料理っていうほどでもないよ、並べてるだけ」
「でもでも美味しそう!はぁ、のど渇きました。これいただきますね」
「いいよ。何か置いてたっけ?---キョーコ!それ…!!」

慌てて制止したがすでに時遅し。
キョーコは氷割りにして置いていたウィスキーを一気に飲み干してしまっていた。
ふらふらになったキョーコをとりあえずソファに寝かし、
まあなんとか大丈夫そうなので用意を続けていると、背中にキョーコが擦り寄ってくる。

「敦賀さぁん…なんだかふわふわして気持ちいいんです…ん…」
「酔ってるからだよ、まったく」
「そんな…冷たいです、敦賀さん…」

ぐすっと涙ぐむキョーコに慌てて振り返る蓮。

「ご、ごめん、責めてるんじゃないよ。酒を置いていたのは俺だ、キョーコは悪くない」
「怒ってませんかぁ?」
「怒ってないよ、怒るわけないだろう」
「じゃあ、しましょう?」
「…え?」
「しましょうよぉ、えっちなこと」

抱きついて胸に頬を摺り寄せて甘えてくるキョーコ。
普段じゃありえない発言と行動に蓮の心臓は跳ね上がる。

「ま、待ちなさい…キョーコ、君はいま、酔ってて…」
「イヤですかぁ?わたしのこと、嫌いですか…?」

再びうるうると涙ぐんで蓮を見上げるキョーコ…

もうダメだ、我慢できない…!

蓮、決壊。
キョーコ酔っ払って喘ぎまくり。


---
なんていう妄想はどうだろう。
616615:2006/09/12(火) 22:35:25 ID:6MX8Ux8r
× 簡単なサラダを
○ 簡単なサラダと
617名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:57:41 ID:h3VqhiIj
2人とも(*´Д`)ナイスモエ!

>>612
相手がキョーコだから、蓮の恋人ぶりにも熱がこもって、日本中の女がうっとり&発狂。
>家に帰って、速攻、帝王降臨
ドアに入る前からお姫様抱っこで連れ込む蓮を想像した。
また、ドアを開けるのも待っていられなくて、鍵を開けながらドアの前でチューしてる
2人を想像した。(警戒心なさすぎ?)

>>615
酔っ払ったキョーコイイ!
キョーコの乱れっぷりに蓮はたまらずいろんなことを…(*´Д`)ギャース!
次の朝、キョーコは何にも覚えてなくて、蓮は、「そう…残念だな」
妖しい微笑みを浮かべる。「ごめんね…君があんまりにもかわいかったから、
…(あんなことや、こんなことまで…)」さすがに顔を赤らめる蓮。
キョーコは「何!?何したの!?」そういえば、何かいつもよりも具合が…(←やりすぎ)

って興奮してしまったスマソ。
618名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 23:09:59 ID:h3VqhiIj
キョーコよっぱらいネタでもう1つ。
キョーコをソファで寝かせたが、酔っ払っているせいで、寝相がエロく乱れがち。
スカートから太ももと下着がチラリと覗いたり、胸のささやかな谷間が覗いたり、
ほんのり赤くなった頬、半開きの紅い唇、吐息がエロくて、キョーコの意識がないのに、
つい襲ってしまった蓮。
619615:2006/09/12(火) 23:21:43 ID:6MX8Ux8r
じゃあついでに>>615の翌朝話。
>>617さんバージョンの翌朝萌エス(*´д`*)
以下はキョーコ覚えているバージョンで。

----

「おはよう」
「…おはようございます……」

起きた様子なのに向こうを向いて頭から毛布をすっぽりかぶり、顔を出さないキョーコ。

「…覚えてるんだ、夕べのこと」
「お、覚えてませんっ!なにも覚えてません!お酒を飲み干してソファに寝たことしか…!」
「ふーん、まあいいや」

そう言うなり毛布をめくってキョーコの上にかぶさる蓮。
キョーコのバスローブを開き胸へ吸い付く。

「つ、つるがさん…!なんですか、いきなりっ!
 だ、だめです、もうシャワー…浴びて朝ごはん…作らないと…っ!」

蓮は構わず胸への愛撫を続け、股を割って足を入れる。

「だってキョーコが言ったんじゃないか。
 もう眠らないと、って言ったら、じゃあ朝もう一度しましょう、って」
「あれは!あれは酔ってたから…」
「やっぱり覚えてる」
「…っ!!!」

満足げな笑顔を浮かべる蓮。

「じゃあ俺を誘惑したことも覚えてるんだね。
 それに早く入れて、もっと欲しい、って叫んでたのも。
 あと無理やり俺のをしゃぶったり、まだ足りないってお尻を突き出したのも、
 それから俺を押し倒して上に乗って上手に腰を振ってたのも、それから」
「や、やめてくださいっ!!!」

キョーコは真っ赤になって両手で顔を覆う。
蓮はくすくす笑いながら「やめてほしい?」と聞いてくる。

「もう…やめてください…ほんと、どうかしてたんです、恥ずかしい…」
「じゃあ、もう一回したらやめてあげるよ」
「な、なんでそうなるんですか!」
「…なにより昨日のキョーコの喘ぎ声はすごかったよね。
 下の階に聞こえていないか心配だな。ああそうそう、それに」
「わ、わかりましたってば!もう…っ…い、1回だけですよ…ほんとに1回だけ…」

結局家を出る時間ギリギリまで蓮にもてあそばれたキョーコであった。

---

>>618
キョーコ無意識でもエロイよキョーコ(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
620名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 23:59:26 ID:h3VqhiIj
>>619
おいおい、朝からさっそくエッチかよ!胸へ吸い付く蓮に(*´Д`)
もう一回って…昨夜さんざんやったのにまだ足りないのかよ!
そんな蓮に(*´Д`)激モエス!
621名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 01:13:50 ID:oCEC9Ruo
>>617
相手がキョーコだから、蓮の恋人ぶりにも熱がこもって、日本中の女がうっとり&発狂。
のところ、なんの疑いもなく「蓮の変人ぶりにも」って読んじゃったよ……。

ごめんなさい617さん、ごめんね……orz
622名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 02:27:24 ID:wRT5VDF0
むしろ蓮にあやm(ry
623名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 06:49:28 ID:DNChkqnk
私も埋めネタに
蓮キョエチー初の翌朝話
全部で3レスです。
6241/3:2006/09/13(水) 06:50:36 ID:DNChkqnk

玄関から家の中を眺める
蓮には不思議と今日見える景色は昨日まで見ていたそれと違っているように見えた。

玄関には行儀よく置かれた可愛らしいミュールが一足
それが昨夜あったことを蓮に実感させてくれる。
キョーコと思いを通わせて付き合い始めて数ヶ月

それが昨日本当の意味でお互いの気持ちを通わせたはじめての朝に蓮自身、朝から気分が高揚していた。
キョーコは未だに夢の中を漂っている。朝目覚めた時に愛しい彼女が腕の中にいるということがこんな
にも幸せな気持ちにしてくれるということをはじめて知った。

玄関にかけている姿見に映った自分の顔が緩んでいる。
キョーコと付き合うようになってからそんな蓮の様子を社にたしなめられる事が増えた。
そんなことが多々あるが過去の自分と比べたらそんな自分もいいなと思える。

名残惜しく思う気持ちがあるが仕事に遅れるため向かわなければならない
せめてキョーコに声をかけたかったが気持ちよく眠っているキョーコを起すことは躊躇われた。
寝言にも甘く自分の名を呼ぶキョーコが可愛くて愛しくてたまらない。

仕事に向かうためにドアに手をかけた。



そのときに後ろでカチャリとドアが開く音が響く
今この家にいるのは蓮以外には彼女しかいない
起きたのかと思って後ろを振り向けば案の定キョーコの姿
キョーコは蓮の顔を見るとほっと安心したように微笑んだ。
まだ身体が重いのだろう、覚束ない足取りでこちらに向かってくる。

6252/3:2006/09/13(水) 06:51:31 ID:DNChkqnk

目の前にいるキョーコの姿をまじまじと見つめれば
蓮のシャツを身に着け頬を心なしか紅潮させたキョーコの姿
身に着けたシャツはよほど急いで着たのだろうボタンが一個かけ間違えられている
シャツの裾からはスラリと白い足が伸び首元には昨夜蓮が散らした印が散っていた

朝から刺激が強いなと思いつつもなお愛しさがこみ上げる
「おはよう」
「おっっおはようございます」
「身体大丈夫か?」
昨夜キョーコは初めてだというのにかなり無理をさせてしまったという自覚が蓮にはあった。
「はい。大丈夫です」
恥じらいながらいう姿が可愛い

「・・・・」
「・・・・」

会話が続かない
お互いに何を言えばいいのか分らない
キョーコは照れているのだろう。
中々蓮と視線を合わせようとしてくれない

「ボタン一個かけちがえてるよ」
首元のシャツをたどり猫の首を撫でるように撫でれば気持ちいいのだろうか
「ぅんっ」
可愛い鳴き声を漏らす

キョーコの顔を覗きこめば瞳が潤んでいるのがわかる
「泣いたの?」
「少し・・・起きたとき敦賀さん 隣にいないから」
瞳を伏せ悲しそうな顔
過去の悲しい傷を思い出させてしまったのだろうかと切なくなる。
「不安にさせた?」
「少しだけ」

6263/3:2006/09/13(水) 06:52:40 ID:DNChkqnk

「ごめん。」
俺は君を置いていかないからだから安心して。

キョーコを安心させる為に抱き寄せる
まだシャワーを浴びていないキョーコからは昨日蓮が抱いたときのままの甘い匂いがする
それを肺一杯に吸い込んでこの幸せを実感する

「んっ」
彼女が肯くのを待って軽く唇を合わせる
置いていかれることを何よりも恐れるキョーコだから
朝目覚めた時に誰もいないのは不安に襲われたのだろう。

でも安心して俺は君を絶対においていかない
それに
「その姿 凄くそそられるよ」
「もうっ/////敦賀さんのばか」

やっと笑ってくれた
キョーコの笑顔が蓮をどこまでも幸せにしてくれる
蓮の帰る場所はいつまでもここでありたい

柔らかいキョーコの身体を抱きしめながら蓮はキョーコにお願いをする。
「今日、俺の帰るの待っていてくれる?」
「はい//」

少し身体を離し、キョーコの顔を見ればいつもどおり蓮が焦がれてやまない愛らしい微笑み
「キッチンに朝食の準備してあるからお腹がすいたら食べなさい」
「はい」

そして
「敦賀さん いってらっしゃい」
「はい、いってきます」
遠い記憶のコーンがキョーコを守ったようにこれからは蓮自身がキョーコを守ると
再確認した朝であった。

627623:2006/09/13(水) 06:58:31 ID:DNChkqnk
おしまいですと入れるのわすれちゃいました。
さらには間違って推敲してないほう投下しちゃったので読みづらかったらすいません。

>>615>>619
朝からはげ萌えた
よぱらーいキョーコいいよいいよ

>>612
はにかみプランの相手が尚でそのオンエアを今回の巻頭カラーの二人の
状態で見てるのを妄想しますた。もう早速帝王降臨だね
628名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 07:05:14 ID:tJg2Xrw4
>>623
ムハー!事後だけのエピなのに禿げ萌えた( ゜∀゜)=3
これもいわゆるひとつのピュア萌え?
蓮の愛が伝わって(n‘∀‘)ηステキー!
629名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 07:19:48 ID:yr1oxfHM
>623
朝から禿萌え!!
GJ!
630名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 09:15:27 ID:W07h0RjE
女の読者ってこんな事を考えながら読んでるんだ・・・・
男では無理っす。
631名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 09:43:31 ID:SNNSxbzf
>>623
事後なのに、なんかエローイ。
(*´Д`)モエッ

>>630
ごめん、返す言葉が見当たらないけど、一部だけだと思う。
(´・ω・`)ショボーン

小ネタ、投下しときますね。
632名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 09:45:36 ID:SNNSxbzf
「あっ、んぅっ、敦賀さんっ」
長い長いロケの後、待ち合わせのホテルに入った途端、窓際のテーブルに座ってた敦賀さんに引き寄せられた。
「やっ、まだっ、明る…、のにっ」
着衣乱れたまま、窓に押し付けられ、スカートの中のショーツの隙間から、敦賀さんが入ってくる。
「あんっ、あっ」
後ろから、激しく突かれて、カーテンが開いてるのすら、気にならなくなり始めた私に、
「まだ、明るいから、前のビルからキョーコのいやらしい姿が見えるかも知れないね」
耳元で囁いて、意識を引き戻した。
「…っ、いやっ、ぃやぁん」
見られてるかも知れない、羞恥に、中が疼いて、
「もっ、だめぇっっ!」
頭の中が真っ白になった。


「もうっ!あんなとこでするなんて、誰かに見られたらどうするんですかっ!?」
少しは、芸能人の自覚を持って欲しい。
……のに、敦賀さんはくすくすと笑って、
「ごめんごめん。でも、気持ちよかったろう?」
キョーコは恥ずかしいの大好きだから、なんて、人を淫乱みたいにっ!!
「…っっ!!ばかっ!天然変態いじめっ子!もう知らないっ!」
恥ずかしくて、バスルームに逃げ込もうとしたら、
「だぁめ。もう一回」
捕まった。
長い長いロケ
633名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 09:46:24 ID:SNNSxbzf
おしまいです
634名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 09:51:37 ID:SNNSxbzf
すいません。
貼り付けミスった。
改訂版投下しときます。
635:2006/09/13(水) 09:52:38 ID:SNNSxbzf
「あっ、んぅっ、敦賀さんっ」
長い長いロケの後、待ち合わせのホテルに入った途端、窓際のテーブルに座ってた敦賀さんに引き寄せられた。
「やっ、まだっ、明る…、のにっ」
着衣乱れたまま、窓に押し付けられ、スカートの中のショーツの隙間から、敦賀さんが入ってくる。
「あんっ、あっ」
後ろから、激しく突かれて、カーテンが開いてるのすら、気にならなくなり始めた私に、
「まだ、明るいから、前のビルからキョーコのいやらしい姿が見えるかも知れないね」
耳元で囁いて、意識を引き戻した。
「…っ、いやっ、ぃやぁん」
見られてるかも知れない、羞恥に、中が疼いて、
「もっ、だめぇっっ!」
頭の中が真っ白になった。


「もうっ!あんなとこでするなんて、誰かに見られたらどうするんですかっ!?」
少しは、芸能人の自覚を持って欲しい。
……のに、敦賀さんはくすくすと笑って、
「ごめんごめん。でも、気持ちよかったろう?」
キョーコは恥ずかしいの大好きだから、なんて、人を淫乱みたいにっ!!
「…っっ!!ばかっ!天然変態いじめっ子!もう知らないっ!」
恥ずかしくて、バスルームに逃げ込もうとしたら、
「だぁめ。もう一回」
捕まった。
636:2006/09/13(水) 09:53:19 ID:SNNSxbzf
長い長いロケの後は、敦賀さんはいつも激しい。
その上、
「自分で動いて」
とか、
「いやらしい子だな、キョーコは」
とか、帝王全開で、こっちの体がもたない。


…でも。
でもでも、それを甘んじて受け入れる私は、やっぱり、淫乱なのかなぁ?
…敦賀さんの前だけ限定だから、まぁ、いっか。
637名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 09:54:04 ID:SNNSxbzf
おしまいです。
ホントにすみませんでした。
638名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 10:23:17 ID:tJg2Xrw4
GJ!萌エス。
蓮とうとうロケのあいだすら我慢できなくなってきたか(*´Д`)ムハァ

自分は読みながら考えているというより
別物としてリンクさせて楽しんでるな。
一粒で二度美味しい。
639名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 10:41:41 ID:SNNSxbzf
>別物としてリンク

それだ!言いたかったの。
適切な言葉(´・ω・`)アリガトン
640名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 16:50:53 ID:Isv5nS6g
その昔、状況と台詞だけリクしたことがあるのですが、
妄想ばかり膨らんで、うまいこと文章にできないので、
どこかのすばらしい神の妄想に火をつけられたらと
出だしだけなんとなくまとまったので、梅草においていきます。

蓮キョ 出歯亀松 で、3レスほどです。
6411/3:2006/09/13(水) 16:51:38 ID:Isv5nS6g
いつものように食事を終えた蓮とキョーコは、リビングでじゃれあっていた。
蓮は、自分の腕の中にすっぽり納まってしまうキョーコを、背後から抱きしめる。

「今日も美味しかったよ、キョーコ」
「ちょ、耳元はやめてください…もぅ」
「もぅ?何」

蓮はクスクスと笑いながら、耳元から首筋へと唇を這わせた。
そして顎に手をかけ、後ろを向かせそっと接吻する。

「デザートもいただこうかな」
「もう、何言って…」

キョーコの言葉は蓮の唇に塞がれる。深い接吻が続いたその時、
テーブルの上のキョーコの電話が震えた。

「ねぇ、電話でないの」

唇を離し、無表情になった蓮が尋ねる。

「だって…」

キョーコは蓮のその表情を凝視できず、思わず目をそらす。
6422/3:2006/09/13(水) 16:52:21 ID:Isv5nS6g
2人とも電話の相手はわかっていた。不破 尚…。

「ふーん。じゃ、こんなことしちゃおうかな」

蓮は、電話をひょいっと持ちあげ、ブラウスの中に電話を入れ込んだ。

「ひゃっ…や、やめて」

電話を取ろうとするキョーコの手は、蓮に妨げられた。

「駄目」
「え…でもっ…あぁ…やっ」

指とも舌とも違う感覚が、キョーコの胸の頂を刺激する。
蓮はキョーコの首筋を唇で攻め立てながら、いつもより荒々しく電話ごと胸を揉みしだく。

「彼もしつこいね…今度かかってきたらキョーコの声聞かせてあげようか(クス)」
「い…いじわる…あっ」

電話の振動が止まると、蓮はすっと電話を取り出し、キョーコを抱きしめた。

「さて。本格的にデザートいただいてもいい?」
「駄目って言っても、無駄なんでしょ?」
「うん(キュラリ) じゃいただきます」
6433/3:2006/09/13(水) 16:53:21 ID:Isv5nS6g
ベッドルームに移動し、蓮の濃密な愛撫でキョーコがとろけ始めたころ、
再び電話が震えた。
片手でキョーコの中を弄りながら、無言で電話を受ける蓮。

「おい、キョーコなんで出ないんだよ」
「もしもし、キョーコは今取り込み中なんだけど」
「って誰だよお前!!!」

蓮はキョーコの中を弄んでいだ指を抜く。

「や…やめないで…敦賀さん」
「ということだよ。尚ちゃん」
「…なんだてめぇ、何やってんだ」
「何って、お聞きのとおりだよ。せっかく何度も電話くれたから、
キョーコの声聞かせてあげたのに…」

クスクスと笑いながら蓮は、尚に聞こえるようにキョーコと深い接吻をする。
2人の舌を絡める音が電話を通しても尚の耳に聞こえる。

「俺のキョーコになにしてやがる」
「そんな口2度ときけなくしてあげるから、黙って聞いてな、尚ちゃん」

蓮は電話をキョーコの枕元に置き、軽く接吻しながら囁く。

「観客にキョーコのいい声、たっぷり聞かせてあげて」
644名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 16:56:24 ID:Isv5nS6g
ここまでです。本当に中途半端ですみません。
神が続きを書いてくれることを祈りつつ、逝きます;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
645名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 20:32:31 ID:eVohLg0J
>>644
逝くなーっ!すでにおまいちゃんも立派な神だ。
とりあえず続き書いたがまだ2レス投下できるかな。

---

蓮はすっと手を伸ばし、充分に濡れているキョーコのそこに指を二本、ゆっくりと差し込む。
くちゅ、くちゅ、と音をたて、待っていたかのように蓮の指を迎え入れる。

「い、いやぁ…声…聞いて、いいの、敦賀さん…だけぇ…っ」
「んー、それもそうだね。じゃあ声出しちゃダメだよ」
「やっ…ちがいます…!電話切っ…」

蓮は無視して指で激しくかき回し始める。
キョーコは必死に手で口を押さえ目を閉じて、襲い来る快感にひたすら耐える。
が、声を抑えたことで余計に淫らな音が響き渡る。
蓮はキョーコに気付かれないように携帯電話を足元に移動した。
くちゅくちゅと軽やかだった音はじゅくじゅくと密度を増し、
愛液が絶えず溢れ続けていることを語り始める。

「…んっ!!ん、ん、っんーっ!!」

指で激しく乱しながら、蓮はキョーコの胸に吸い付きそこでもちゅぱちゅぱと大きく音を立てる。
キョーコは恥部だけでなく、胸も、そして耳も犯されていることに、
そしてそれを聞かれているということに、羞恥で、同時に快楽で、頭がおかしくなりそうだった。

だ…だめっ!頭が変に…なっちゃうっ…!!

キョーコは求めながらも無意識に身体を逸らし逃げる。
せめて声を…と思ったキョーコは蓮を押しのけ、枕に顔を伏せて必死に首を振った。

「ダメ…!ほん…とにダメ…もうダメ、です…!」
646名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 20:33:14 ID:eVohLg0J
「気持ちよくないの?」

蓮はキョーコの膝を立てさせ今度は後ろから指を3本に増やし、
ゆっくりと中の感触を味わうように抜き差ししている。

「ん…っ…ちが…んっ…!気持ちよす…ぎて…ダメぇっ…」
「だったらやめない」

蓮はさっき以上の激しさで大きく早く、内側の肉をもてあそぶ。
キョーコのそこはくちゅくちゅと再び大きく音を上げて愛液を散らす。
さらに溢れた水が太ももを垂れて流れていく。
もはやキョーコは電話のことなど忘れて喘ぎ始めた。

「ああっ!!やっ…やだ!敦賀さ…ん、や、だ、だめぇっ!きちゃうっ!ああっ…や、やだぁ!」

切羽詰る嘆願に素直に応じて動きを止める。
それでも愛液は止まらずに溢れて飛んだ。

「キョーコすごいよ。潮噴いてる、いやらしい子だね…」
「や、やだ…いやぁ…敦賀さぁん…!」
「しかもやめて欲しいなんて嘘ついて。ココは素直に欲しがってるのに」
「嘘…うそ、です…めない、でぇ…っ」
「もっと言って」
「やめない、で…お願いです…」

泣きながら頼むキョーコに蓮の我慢も限界に達する。

「何が欲しい?」
「…っ…意地悪…わかってる、くせにぃ…」
「指、だったかな」
「違い、ます…ちが…敦賀さん、の…熱くておっきぃのっ…キョーコの中に、欲しいのぉ…!」
「いい子だ…ご褒美あげようね」

待ちわびた瞬間にキョーコは叫びにも似た喘ぎ声をあげて悦び続け、
蓮はそれに比例するかのように激しく身を打ちつけ続けた。
達してしまいそうで逃げる腰を掴み、キョーコがイった後も構わず突き続け、
結局蓮がイく瞬間までキョーコは何度もイカせ続けられた。
蓮もとっくに電話のことなど忘れていたが、
意識を手放して眠るキョーコの後始末をしていてそこに電話があるのに気付き思い出した。
すでに通話が切られていることを確認し、パタン、と折りたたんで枕元に放り投げる。

「さて、どの時点まで聞いてたかな?」
647645:2006/09/13(水) 20:35:57 ID:eVohLg0J
まだ投下できましたね。
後半短くまとめちゃったから急いだかんじで読みにくかったらスマソ。
648名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 20:37:23 ID:eVohLg0J
とそのまえに、>>641さんの1行目だけでもう充分に萌えちゃった自分は重症ですか・・・orz
649名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 20:41:41 ID:SNNSxbzf
神様キタ(*´Д`)

不完全燃焼にならなくてよかった(*´Д`)=з
2人ともGJっす。
電話で聞かすのって、なんかエローイ
650名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 21:14:04 ID:snW4dY0P
>>630
漢だけじゃAVは成り立たないのと同じで、
女もエロスを考える生き物なのさ。
651名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 22:22:58 ID:oq9fI5nv
短編なのに皆エロイッス(;´Д`)ハァハァ 

モー子さんと新開監督の撮影現場での妄想です。
小梅祭りにちゃっかり投下、で、できるかな? 2レスです。

「君は主人公を誘惑する女なんだ。相手の男優だけでなく、観客をも惹きつけなければならないんだが、
わかっているのか」
何度も駄目出しをされて、流石の奏江もへこんでいた。
(んもー、わかっているわよー。あたしだって恋人らしい演技はできるけど、エロシーンは初なのよ!?
言い訳したくないけどさ、高校生のあたしがどうやって娼婦の気持ちをつかめばいいのよっ!
そしてこのお坊ちゃま然とした主役相手にどうやって色香を出せと? 名優の中園彰ぐらいおじ様なら
リードもしてくれそうだけど〜)
現実逃避をしそうになる自分を叱咤し、新開を睨みつける。
「あの、生意気なこと申し上げますが、この主人公の首に絡みついて彼を落とすというシーン。
キスシーンも追加して頂きたいんですが」
新開は片眉を上げた。
「君、売り出し中で、高校生だったよね。色物のイメージ、大丈夫なのか。宝田社長が後でなんと言うか」
「社長や会社に損失を与える演技はしません。このあたしを色物だなんても呼ばせない」
奏江は歩を進め、新開の前に立つと突然抱擁し、指先で彼の襟足を撫で上げた。
脚本にある台詞一つ口にせず、新開をある時は憂いを帯びた瞳で、ある時は炎を宿したような瞳で、
見つめる。そして妖艶に微笑み、男の唇をちろりと舌でなぞり、口づけを深めた。
652名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 22:24:00 ID:oq9fI5nv
演技指導であるはずだと、周囲の出演者やスタッフが自ら言い聞かせなければならないほど、
彼らのキスは迫真であった。
普段は小生意気な小娘にしか見えない少女に、ねちっこく舌を攻められ、新開は眉を顰めた。
「んっ」
唾液まで注ぎ込まれ、ぴちゃぴちゃと湿った音がスタジオ内にこもる。皆生唾を飲んだ。
脚本を持った手にまで唇を押し当てられ、猫のような目で上目遣いに見上げられて、新開は迂闊にも退いた。
逃がさないとばかりに、奏江は脚本を振り落とし、彼の手の平を自らの胸の上に置いた。
一見スレンダーそうなのに、奏江の触り心地の良いふくよかな胸。新開の手が無意識の内にさわさわと
動いた。自分から、彼女を求めようとその腰に腕を回しかけ。
(駄目だ。溺れる)
新開は寸でのところで、奏江を振り切った。
突き放された奏江は、肩で息をつき、手の甲で自分の唇を拭った。
額に手をやる新開の前で、仁王立ちとなり不敵に笑う少女。
「アドリブだったんですが、いかかでしょうか」
天井を仰ぎ見て、新開はため息をついた。
「演技でなければ、俺はこの場で君にかしずいていただろうね」
肩をすくめ、撮影再開だと落ちた脚本を拾い上げていた。


エロくならなかった…しかもモー子さん、新開監督に勝っちゃったorz
多分主演の男優さんはこの後ガクブルで演技しちゃうんじゃないかと。
次スレで懲りずにまた投下できたらと勝手に思っております。多分微変態で orz 
653640:2006/09/13(水) 22:26:46 ID:Isv5nS6g
645さんありがとう つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
私の妄想そのまんまだよ。脳みそ覗かれたかと思ったよ(*´д`*)ハァハァ
654名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 22:30:36 ID:eVohLg0J
>>651
GJ!モー子さんカッコええ!しかも攻められた監督のほうもなんかカッコイイな。
微変態も(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*マッテルゥーー

まだまだいけそうなので電話ネタでもうひとつ小ネタ。

---

ソファに座って仕事の打ち合わせを電話でしているキョーコ。
電話がかかる前から横でイチャついていた蓮。
最初は胸を撫でているくらいだったが徐々に手は降りショーツに指を入れ、
必死に首を振りながらも何事もない様子の声を装って喋っているキョーコに意地悪心が募り
キョーコが拒否の言葉を出せないのをいいことに愛撫をエスカレートさせる。

しだいに言葉が時々途切れるようになるキョーコ。
しかしなんとか息を落ち着かせ、気付かれないように話を続ける。
蓮は止まらなくなりショーツを下ろし、足をM字に開かせスカートに頭を突っ込み舌で舐めあげ始める。
震える左手でケータイを持ち、右手でなんとかやめさせようと蓮の頭を必死に押しのけるが当然無視。
そのまま舌でイかされてしまう。
やっと電話が終わり、真っ赤になって抗議するキョーコ。

「敦賀さん!なんてこと…するんですか、もう二度としないでくださいっ!」
「舐められるの嫌い?」
「そ、そういうことじゃなくってっ!」
「じゃあ好き?」
「そういう問題じゃありません!」
「嫌いならもうしないよ。好き?嫌い?」
「……」
「残念だな、俺は舐められてる時のキョーコの顔がたまらなく好きなんだけど、キョーコが嫌いって言うんならもう二度と…」
「だからそういう…っ」
「嫌い?」
「……好き…です…」

意地悪にニヤニヤと笑う蓮。

「っ!!も、もうっ!敦賀さんなんて大っ嫌い!!」

キョーコは真っ赤になって涙ぐみながらバスルームへと逃げて行った。

おしまい。
655名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 22:31:08 ID:Isv5nS6g
モー子さんエロイよ(*´д`*)ハァハァ GJ!! 次も期待してます。
656名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 22:33:27 ID:s0hJxxjZ
>>652
GJ!
新開監督とモー子さんって凄く新鮮。
是非次スレで続編お待ちしておりまつ。
657名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 22:34:14 ID:Isv5nS6g
もう一つキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
蓮変態w でも(*´д`*)ハァハァ
658名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 22:49:41 ID:eVohLg0J
そろそろ落ちるかな?

もひとつ最後にシチュのみで。

今日は社長宅でパーティ。
抜け出したふたりはプールで泳いでいたが
イチャイチャが止まらなくなり向き合って抱き合いそのままイン。
そして絶頂の瞬間・・・を直前にしたところで他のパーティのメンバーたち登場。
水着はズラしていただけなのでなんとかごまかし当然中断。
水から上がってなにごともなかったかのように歓談したりジュースを飲んだり・・・していたが、
ふたりともムラムラが抑えられなくなり隙を見て逃走。
トイレにこもって貪るように再開。

その場合立ったままですかね。前から後ろから。
社長宅のトイレなら広そうだけど。
659名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:04:14 ID:bdiXg2ra
神がいっぱいキテルー!!神々GJ!!

>>623
なんて(*´Д`)カワイス!初々しくて幸せそうな2人にもう禿萌えだよ。
床を転がりたくなるくらい萌えたよ。

>>635
蓮、やりすぎだー!!芸能人生命をかけるくらい大胆な蓮!!
キョーコの体にそれだけ夢中なんだねと思うと禿モエス!

>>640
紳士(キュラリ)と帝王(クス)が同居した蓮ステキー!
今号の表紙を連想した!GJ!

>>645
GJGJ!
蓮のせめ、音&電話めっちゃエロ!!
(*´Д`)興奮しました!

>>651
キスだけなのにめちゃくちゃエロいよ(*´Д`)GJ!!
この2人すっごくイイ!

>>654
(*´Д`)キャー!変態だけど萌えるな、蓮は。

>>658
大胆すぎー!!でもイイ!スリルがあってハラハラドキドキする。
660名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 00:07:37 ID:+KD+ZPAF
いけるかな?シチュエーションだけだけど…。

「まぁ、そう、ケチケチすんな」
ケチケチも何もないですよ、社長。
敦賀さんにプロポーズされて、結婚できるようになって、
「記念に2人で写真集でもだせや」
社長のその言葉も飲み込んで…。
かわいい小物とか、ウエディングドレスとか、憧れてたから、すっごく乗り気だったけど…。
「でもっ、」
「いいじゃないか。キョーコが俺のものだって、世のみんなに知ってもらえて」
下着姿でベッドでからめ、とか、キスしろとか、なんなら裸でシーツ一枚で、とか、
「こんな話、聞いてないです!」

抵抗も虚しく、ノリノリな敦賀さんと、社長に流されてしまった。
白いふりふりな下着に白いガーター、ストッキング。ウエディングドレスに、リゾート風。
出来上がりのウエディング色満載な写真集には、すっごく恥ずかしい顔と格好の自分と、すっごく艶っぽい敦賀さんがいて…。
なんだか、
「この写真集見てたら、シたくなるね。キョーコがすごく可愛い」
写真集、撮ってよかったって思った。

おしまい

撮影後とか、写真集の出来上がり見た時とか、帝王降臨、なイメージです。
エロなしですいません。
661名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 00:51:43 ID:4IfYWQST
小梅ネタ祭り、神様たちGJ!!
ムハー!ですっ

自分、実は毎回最後の梅ネタ祭りがすごく楽しみだったりする
662名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 02:14:00 ID:iHoVctjn
>>651
モー子×新開いいね!
読んでてドキドキしました
663名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 02:38:38 ID:iHoVctjn
連投スマソ そろそろ埋まるかと思いつつ
>>654
それ蓮が電話中にキョーコが逆にイタズラしたりするのもなんか萌え
キョーコ可愛いよキョーコ(*´Д`)
664名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 04:15:10 ID:cFwSJejR
らすと。
665名無しさん@ピンキー
お疲れ様でした、では次スレで。