ポップンのエロ小説ぱぁと7

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
・SS職人様は勿論、イラスト挿絵職人様も随時大歓迎。
・職人様の気分を高めるリクの投下・妄想もオッケー。
・重複を避けるために事前に簡単な内容(カプ・属性など)と投下予告をお願いします。
・基本的にカップリングは自由ですが、男×男は投下も希望もご遠慮ください。 
・ただし過去に例外もありますので、ショタ・擬人化・女体化・ふたなりなどは、
 投下前に意見を聞いてみて下さい。
・また、名前欄に注意書きをお願いします。
・SS書きさんはみんなの感想が命。感想レスを宜しくお願いします。

◆まとめサイト(5スレ31氏に感謝!)
ttp://popnmusic.h.fc2.com/

前スレ・関連スレは>>2-5あたり
2名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 05:48:05 ID:4v/ZH3r0
前スレ
ポップンのエロ小説ぱぁと6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141143489/
ポップンのエロ小説ぱぁと5なのだ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122638507/
ポップンのエロ小説ぱぁと4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1099480439/
ポップンのエロ小説ぱぁと3
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087401037/
ポップンのエロ小説ぱぁと2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074241369/
ポップンのエロ小説スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10623/1062345831.html
3名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 06:04:59 ID:4v/ZH3r0
関連スレ

◆半角二次元
ポップンミュージック  14
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1136638942/
4名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 06:06:54 ID:4v/ZH3r0
前スレのアン子×六作者です
容量オーバーしたんで、責任取る為に立てますた…

援護シテクレ!
5俺も前スレより再録:2006/08/16(水) 06:11:24 ID:4v/ZH3r0
途中だったんで、2レス程再録するでよ

800 :アン子×六1/7:2006/08/16(水) 05:34:24 ID:4v/ZH3r0
「…………」
ふと気が付くと、辺りは強い光で白々と映し出されていた。
夜が終わり、朝がやってきたのだ。暑い一日の、始まりが。
アン子はしょぼしょぼした目を擦りつつ、気だるそうに起き上がる。
知らず知らずの内に眠っている間に、六が着せてくれたのか、アン子は忍者服に身を包まれていた。だが、相変わらず乱暴かつ雑で、黄色い帯がきつく締められている。コルセットを付けている様な息苦しさに耐え切れず、結び直そうと背に手を回すと、固結びで結ばれていた。
6俺も前スレより再録 その2:2006/08/16(水) 06:11:56 ID:4v/ZH3r0
801 :アン子×六2/7:2006/08/16(水) 05:34:56 ID:4v/ZH3r0
「あ、あれ…六、さん…?」
やっとの事で帯を結び直すと、アン子は六が何処にもいない事に気が付いた。
自分の想いを受け止めてくれた、愛しい人。そんな彼が、アン子が目覚める前に、何処かへ消えてしまったのだ。
――まだ、わたしはあなたの気持ちを聞いていないのに。
アン子はすくっと立ち上がる。既に黒い帯が解かれていた左足は、今は痛まない。歩ける。
アン子は神社から出ると、忍者特有の素早さで、瞬く間に竹薮の奥へと消えていった。
7アン子×六3/7(↑2つの続き):2006/08/16(水) 06:14:44 ID:4v/ZH3r0
滝の音は昨日と変わらず、ごうごうと轟いている。
六は目を閉じたまま、流水が作り出す涼しい風を頬に感じ取る。アン子と初めて出会ったこの場所で、彼は何やら物思いに耽っている様で――何処となく寂しげに、独り佇んでいた。
彼女が目を覚ます前に、互いに辛い思いをせぬ様、発ったと言うのに。情けない事に、自分は彼女を想って、この場所へ戻ってきてしまった。
未練がましい。もうこれ以上誰かを愛さぬと、誰かを思い出さぬと、決めたばかりではないか。――六は心中で自分を叱咤し、やがて虚ろに目を開き、その場から立ち去ろうとした。
その時、遥か後方から気配を感じ、六は即座に振り向いた。程なくして、葉を茂らせている木々から、桃色が地面に着地した。
8アン子×六4/7:2006/08/16(水) 06:15:39 ID:4v/ZH3r0
「ア、ン子…」
六は呟く様に、目の前の者の名を呼ぶ。アン子は息を切らせながらも六の側に近寄り、呆然としている彼の両手を取った。円らな瞳を潤ませて、優しく微笑む。
「会えて良かった」
「どこがだ。辛い思いをするだろうが」
突っ撥ねるかの様に、六はぶっきらぼうに言葉を返した。だが、返事を言うと同時に伏せられた目は、辛そうにぎゅっと瞑られている。藍色の睫毛が、微かに震えていた。
「オマエの事、一刻でも早く忘れて、修行に打ち込もうとしたのによ…どうした訳か、ここに来ちまったんだ。情けねェよな、俺」
そう言って、自嘲気味に笑ってみせる。ひどく虚しくなって、すぐに沈んだ表情になってしまう。アン子も切なげな表情を浮かべて、背けられた六の横顔を見る。
9アン子×六5/7:2006/08/16(水) 06:16:16 ID:4v/ZH3r0
「剣と言を磨く為にも、俺ァ煩悩を断ち切って、鍛練を積む必要があるんだ。
それなのに、俺…どうしてもオマエの事ばっかし考えちまって……」
「……」
アン子は黙ったまま、六の顔を見つめている。
何処からともなく、少し強い風が吹き、木々がざざあっと騒ぎ出す。六はアン子の手をぎゅ、と握り、真っ直ぐな瞳で彼女を見た。
「俺…オマエの事が、……好きなんだ」
「…えっ……」
心臓がトクンと、一際強い鼓動を打った。風が勢いを弱めていく。
10アン子×六6/7:2006/08/16(水) 06:16:56 ID:4v/ZH3r0
「一目惚れ、ってヤツかと思ってた。どうせすぐにそんな想い、消えるかと思ってた。
でもオマエといる内に、俺ァ心底…オマエの事を好きになっちまってた。
かつて情事に耽る事なんざしなかったが、オマエが相手だったから、俺、心の何処かでオマエの事を欲してたんだと思うんだ。だから昨日は…あんな真似を……」
「六、さん…」
「“さん”付けはよせ。俺はもう、そんな身分じゃねェんだ」
「……」
「…こんな俺でも、オマエは好いてくれるのか…?」
恥を忍び、心の内を全て晒け出して、六はアン子に告白した。
アン子の心に、もはや迷いなぞなかった。

「当然よ…わたしはどんな事があっても、六の事が…好き…大好き……」
風がぴたりと止んだ中、二人は抱き合い、どちらともなく、口付けを交わす――

「立派なくノ一になれよ、アン子」
「あなたも……元気でね、六」
再び風が森の中に吹き込んだ時、二つの影は違う方向へと別れていった。
11アン子×六7/7:2006/08/16(水) 06:17:53 ID:4v/ZH3r0
それから数週間が経ち、見習い忍者達の卒業試験も無事終わった、ある日の事。
忍びの里の入り口には、ある少女の旅立ちを見送る為に、人集りが出来ていた。
「しっかりやるのよ、いつもあなたの事、お父さんと応援してるからね」
「うん、ありがとう…お母さん」
「未来のお婿さんと二人っきりの旅かぁ…羨ましー!」
「あんたおっちょこちょいなんだから、他の女に盗られない様、気を付けるのよぉ!」
「やめてよ、照れちゃうじゃない!それに、今回の旅は修行の一環なんだからねっ!」
「あ、あの、コレ…旅の途中で読んで下さい……」
「あら、ヨシ子の短編集!ありがとっ、ヨシオ君!」
「…にしてもぉ〜、ヨシ子って結局誰なのかしらね〜?」
「(ギクッ)」
「辛い旅になるじゃろうが…頑張るのじゃぞ」
「ありがとうございます、お師匠様!」
一人前の忍者になったアン子は、新調した黒い忍者服に身を包み、一回り大きくなった様に見えた。
大勢の人々が見守る中、彼女は後ろを振り向き振り向き、力いっぱい手を振って、忍びの里を後にした。


「六ぅ〜!会いたかった〜!!」
「!?アッ、アン子!?」
「あなたと一緒に旅をする為に忍びの里を出たの…って、六!?なんで逃げるのー!?」
こうして、一人前の忍者になったアン子は、恋人(?)である若き侍・六と珍道中を繰り広げる事になるのだが、
それはまた、次の機会に。

《終焉》
12アン子×六作者:2006/08/16(水) 06:24:36 ID:4v/ZH3r0
>>1-3はまるっきり前スレからのコピペです
スマソ、ポプ以外の音ゲーの関連スレへのリンクが全く貼られてない…
どなたか追加ヨロ…俺は一旦、回線切って六に斬られて氏んでくる…
13名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 11:12:14 ID:yZ33nBfo
こん乙んぽらりーねーしょん。
SSの方もGJですた。完結おめでとう。


……全然関係ないが、7と言えば、
リゼットやらかごめやら萌えキャラ第二世代が豊作だったシリーズやね。
14名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 17:36:04 ID:RjOWv0Vo
関連スレ

◆半角二次元
ポップンミュージック  14
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1136638942/
◆ポップンミュージック以外のエロパロ
【ポップンギタドラ】★音ゲーエロ小説2★【IIDXDDR】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141150500/

>>1
SSGJ&スレ立て乙!
関連スレ貼っておくけど…エロパロのなりきりスレ落ちた?
15アン子×六作者:2006/08/16(水) 18:51:11 ID:4v/ZH3r0
>14
関連スレ、貼り付けdクス!
なりきりスレは…落ちたみたいだ。


アン子×六話、前スレで挿入シーンがあるので、
見て下さる方はそちらへ。
で、次は流石×アン子を投下しようと思う訳だが、ちょっと時間がないので、
構想を練るのも兼ねて一旦名無しさんに戻ります。
ちなみに流石は27歳と言う設定だ。
16名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 18:54:04 ID:QNQ4G0mg
完結&スレ立てお疲れ様!
流石編も待ってるよ。
ところで投下は例によって九月以降になりそうだが
タロー×マルルウで一本書いてみると言ってみる。
季節外れになりそうだけど気にしない。
17名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 19:38:27 ID:LULUJ8nZ
>16
もしかしてDミサフロウの人ですかい?
18名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 19:40:55 ID:LULUJ8nZ
何気にIDがルルだ…
19名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 21:56:44 ID:JE3y519C
今の今まで前スレで待機していた俺アホスw

>>アン子六の人
激しく乙&GJ
ただ「終焉」は意味が違うんじゃね?
ある意味六は終わってるようだけどw


前スレで投下途中の作品群にも期待
20前スレ678:2006/08/17(木) 22:30:28 ID:NKKsI6NT
前に2Pがどうこうと質問したもんです。皆さんの意見を参考に
「名前をそのまま」に別設定でいくことに決めました。
どうもお騒がせしました。因みに肝心のCPは
睦月×アゲハです。

ちなみに今、前半(エロ無)が完成しました。
でも投下は明日の夜にしようと思います。今まで
内容について予告してなかったので・・・すんません
オリジナル要素が多かったりくだらんパロディもあったりして
カオスですがご了承ください。
21名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 22:46:34 ID:NKKsI6NT
ああ、アン六さん完結おめ&スレ立て乙でした
話のほう、暖かい気持ちになれました。
22名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 00:53:18 ID:eSRHUAqp
>19
おう!「終焉」の意味を辞書で調べてみたら、大変な事に気付いた!
誰も死んでないし!!w
スマソ、終焉→終に変換ヨロ…そして俺が終焉に…ゲフ
23名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 19:51:49 ID:gu8/QJks
>>19
よう俺。
書こうとしたら埋まったって出てなぁ。

作者様おつでした。
そういう六もいいよなー・・・。
前スレで言ってたショタ六、ネタができたら投下してもいいすか?
2420(睦アゲ2P前書き兼注意書き):2006/08/18(金) 22:09:58 ID:oVijRD3u
どうも、ただいま来ました
それでは予告通りに投下さしていただきます。

・この小説の睦月とアゲハは2Pカラーです
・別世界と想定してあるため、設定が公式と大きく異なります(特に睦月)
・1つ1つが長めです

では、書き込みます
25赤猫白蝶 1/8:2006/08/18(金) 22:12:30 ID:oVijRD3u
静かな夜の町中、迅速に動き回る4つの影。
3人が1人を追っている形だ。
「くっ・・・思ったよりなかなか、しつこいわね・・・」
逃げているのは・・・外見上は普通の人間の少女である。
その顔立ちは綺麗に整って「美少女」と呼ぶに相応しい。
髪は金髪でショート、ピンクの丸が連なる髪飾りがある。
しかしその服装は露出が高く、まるでビキニである。・・・白い。

やがて町を外れ、森の中に入った。眠りについていた動物達は
突然駆け抜けた何かの気配に気づいてはっと目が覚め、何事かとキョロキョロする。
すると、少女は腕に装着されていた小型の機械に向かって何かを話した
「今、森に入ったわ・・・ ホントに大丈夫なの? ・・・うん、信じるわ」
通信機のようだ。・・・そして木から木へと飛び移る。後ろの3人もそれに続く。
やがて、手頃な場所を見つけた少女はそこへ飛び降りた。
・・・そして、彼女を負う3人もそこに現れた
「きゃほほーい 見つけたーっ!!」
「とうとう観念したか?」
「やれやれ、上官も人が悪いぜ、裏切り者は殺せだなんてよォ」
背の高い、不気味な雰囲気の3人の男である。少女はただ、彼らをきっとにらみつけている。
「しかしあんた、何度見てもいいオンナだよな」
「今の顔もいいもんだな、強気なのはオレ、結構好きだなァ」
「それにスタイルもいいしな、女として出てるところがしっかりと出てるからな ・・・ばいんばいんだぜ」

「・・・相変わらず下品ね。わたしより先に自分の頭をなんとかしたら?」
少女のその言葉が流石に癇に障ったのか、3人の血相が変わる。
26赤猫白蝶 2/8:2006/08/18(金) 22:13:03 ID:oVijRD3u
「おい、アゲハさんよォ・・・調子にのってないかい?」
「オレ達って一見アホくさいけど、結構腕はたつぜ?」
「今アンタには誰も味方はいないぜ・・・しかしこっちは3人だ。」
少女・・・アゲハの能力は確かに高かった。IQは300を示し、
運動能力も抜群である。戦闘訓練でも高い成績を得た。
しかし今の相手は3人、少々分が悪いかもしれない。それに女という点で基礎体力が劣る。
今まで3人から逃れるために駆け回ったことでやや体力も消耗していた。
勝てる見込みはあるが100%ではない。でも今ここでやらなければ逃れられない。アゲハは身構えた。
「いい覚悟だなァ、自分の立場が危ういってのに」
「その気ならオレ達だって容赦はしないぜ」
「・・・アンタは稀代の美少女だからな、すぐに殺っちまうのは惜しい・・・。

 まずギタギタに叩きのめして・・・

 そしてそのキレイな身体グチョグチョに犯してからだ!」
3人が一斉にアゲハに迫り来た・・・と、その時であった

「グゴゲェーッ!!」

1人の男の悲鳴が辺りにこだました。

アゲハに飛びかかった3人の内の1人が吹っ飛ばされていた。その男は茂みに倒れ込んでいた。
「あ?」
「え?」
男達はわけがわからなかった。しかし、反対の方を振り返ると・・・。
アゲハを庇うように立ちふさがる者の姿があった。
「ゲェ――――ッ!!コイツは・・・」
「なんだ、こいつと知り合いなのか?お前」
「バカ!んなわけないだろ、コイツは・・・とにかく、相手が悪いンだヨ、逃げるぞ、ってコラついてくんな、二手に分かれンだヨ!」
「お、おう」
慌てて散らばる2人。アゲハとその味方と思しき者も1人ずつ彼らを負った。先ほどまでと立場は逆転である。
27赤猫白蝶 3/8:2006/08/18(金) 22:13:56 ID:oVijRD3u
「なんだ、アトラスのやつ・・・何をあんなにビビって、ってうわわっ」
木々の間を跳び回って逃げていた男の前に、仲間の1人を吹き飛ばした者が立ちふさがった。
「ゲ、先回りされた・・・なんだかよくわからんけど、そういやお前どっかで見たような・・・っ!?
突然目の前の相手の姿が見えなくなり、慌てて相手を探そうとする・・・その時、背後から声がした。

「・・・しばらく眠っててもらおうか」
「え、あれ、いつの間に・・・って早いッ!早すぎる!
 ・・・ええいもうヤケクソだ、次鋒いきます!グオゴゴゴ」
果敢にも?立ち向かった。だがその時、相手の後ろに黒い獣のオーラが見えた。そして――

「ギャアーッ」
最後の断末魔が響いた・・・。

一方、アゲハの側は・・・
「今の悲鳴は・・・あいつめ、あの黒ニャン公にやられたか。ケッ、ザコが!」
そして、目の前にアゲハが姿を現した
「・・・確かもともと、わたしが逃げてる立場だったわね。まず貴方をどうにかしなきゃ」
「丁度良い、俺の方も鬼ごっこは飽きた、さっさとカタをつけたかったところだぜ。・・・特別に本気を出してやる」
男の額の辺と耳の上辺りから、計3本の巨大な角が姿を現す。その顔も虫を模したようなものへと変わる。
「くはは どうだーっ この角で刺せんものはなにもなーい!!」
カブトムシの角が相手を刺すためにあると思っているとは・・・まるで知性を感じませんよ。

「遊びは終わりだ!ギュシャアアア!!!」
角を振りかざし突進する・・・しかし――――
「ウワッハハハー、これでお終いだ・・・うっ、いない!?」
3本角は見事に目標をハズしていた。
「クソアマ・・・どこへ消えやがっ―――――」
その時、強烈な延髄斬りがたたき込まれたのを感じた

「ゲホッ・・・!!」

アゲハの身体は宙を舞っていた。その姿まさに「蝶々」の如く。背中には粒子の羽が。
気を失った男は、木の枝からがくりと落ちていく・・・。完全に沈黙したようだ。

「・・・なんとか急所をとらえたみたいね」
その時、通信機にメッセージが入った
『大丈夫?』
「うん・・・そっちは?」
『平気さ』
「・・・よかった」
相手の無事がわかり、アゲハは安心したように微笑んだ。
追っ手を蹴散らした2人は、更に森の奥へと向かった。
28赤猫白蝶 4/8:2006/08/18(金) 22:15:10 ID:oVijRD3u
森の奥には彼らの船がひっそりと待機しているのである。
・・・2人はその前にある木にもたれかかる形で、並んで腰掛けていた。
「ありがとう・・・地球に来てから助けてもらってばかりね」
「礼には及ばないさ。・・・まだ送り込まれてくるのか、戦闘員達は」
「・・・ええ、そうなの」
アゲハの隣にいたのは、綺麗な顔立ちの少年だった。
その身長は高く、175センチはあるだろうか。髪は赤く、少し細身である。
その耳は・・・人間のものではない、獣である。更に腰の辺りに尻尾と思しきものまである。
こちらも戦闘服のようなスーツを着ている。
「・・・でも、何度も言ってるけどこの星で睦月に会えるなんて思わなかった」
「・・・」

説明臭くなるが、アゲハも睦月も実は地球人ではない。
彼らの生まれは白鳥座星系の星で、発達した文明と大きな軍事力を誇っている。
この星の軍の戦闘員は身体能力、頭脳共に優れており、且つ、その中でも
能力の高いものはあらゆる生物の能力を遺伝子移植によって身につけられる。
アゲハは「蝶」であり、睦月は「黒豹」(生まれつき身体的特徴として表れている特例)なのだ。


なかでもアゲハは優秀であったため、生徒達の間でも有名人となっていた。
能力の高さを買われて16歳で地球侵略の先兵として送り込まれた。初任務であった。
また、直接攻撃するのではなく調査を命じられていた。

普段は地球人の少女として潜伏し、調査をすすめていた。
しかし、次第に地球環境の美しさに惹かれ且つ地球人達の温かさを感じるようになり、この星を
侵略することを疑問視し始めた・・・もともと彼女は心優しい性格であった。
そしてある時、侵略を取りやめるよう上官に訴えたのである。

しかし上官はこの時アゲハを反乱分子と定め、抹殺を決定する。
そのため、アゲハは「裏切り者」として母星からの刺客達に終われる日々を繰り返していた。
29赤猫白蝶 5/8:2006/08/18(金) 22:16:20 ID:oVijRD3u
一方、睦月はアゲハの母星での幼馴染みである。彼らは軍事学校に入ってからは
顔を合わせる機会がなく、会うことがなくなった。
睦月もアゲハほどではないが成績は優秀であり、一部の男生徒達からは(何故か)恐れられていた。
・・・女生徒にはモテていたかどうかは、彼が語らないので定かではない。
そんな彼は、アゲハの想いを理解した数少ない存在であった。アゲハ裏切りの報を耳にして、
周りの目を盗んで単身地球へと向かったのであった(そのため、睦月が地球にいると知るものはいない)

・・・すみません、長くなっちゃいました、まぁそういうわけで現在に至る。

***********************************************

「さっきのやつらだけど、少しやりすぎただろうか」
「そういえば、あたしも・・・。でもさっきまでは敵だった奴のこと、何で心配なのかしら」
「それが君のいいところだよ。・・・多分僕にはわかる」
「睦月・・・」
本当に、なんとなくだけど・・・僕は知ってる。

「ねぇ、睦月」
「ん、何?」
「地球に来て4ヶ月だったかしら。久しぶりに睦月に会って、それで私の気持ちわかってくれてて
 それからは危なくなったときいつも助けてくれて、一緒にいてくれて・・・」
「会ってからは3週間くらいになるっけ」
「そうね。嬉しかったし、今もこうしていろいろ助けてくれてるのが嬉しい。心強いわ」
「・・・ありがとう」
なんだか、照れくさかった。

「でも・・・」
「でも?」

「時々思うの。

 今の睦月は・・・なんだか睦月じゃないみたいだ って」
えっ。それって―――
30赤猫白蝶 6/8:2006/08/18(金) 22:18:08 ID:oVijRD3u
「覚えてる?小さい頃・・・よく遊んでたね、わたし達」
「うん・・・懐かしいなぁ」
「それで睦月は、泣き虫だったよね、転んだり、他のみんなにからかわれたりして・・・」
「う・・・」
なんだか、苦い思い出が蘇ってくる。

    『わーん・・・またいじめられたよぉ・・・』
    『もー、ないちゃだめだよ!おとこのこなんだから!』
    『ぐすん・・・ひっく・・・』
    『わたしがいてあげる。いっしょにかえろ?おててつないで』
    『・・・うん・・・ありがと・・・』

「あの頃はいつも、わたしが助けてて、本当に世話やいてたんだから」
「・・・ごめん・・・」
「・・・でもわたし、そんな睦月が弟みたいで可愛くて・・・ずっと大事に思ってた」
 だからずっと、助けてあげよう・・・守ってあげようって思ってた」
 ・・・だけど、軍時学校の生徒に選ばれて、それができなくなっちゃった・・・」
君は笑っていた・・・でも、その笑顔は寂しかった。

「2人とも別々のところでいろいろ勉強して・・・訓練もして・・・
 戦闘訓練なんてどうしているのかと心配で仕方がなかったわ・・・いつも泣いてた睦月の事だから。
 そして地球に送り込まれて・・・久しぶりに出会えて嬉しかった。
 でも、もうあの頃とは全然違ってた。背だって伸びちゃって。
 わたしを殺すため送り込まれた戦闘員達を何度も倒して・・・
 わたし・・・そんな睦月が、まるで知らない人みたいに見えたの。
 今の睦月は逞しくなったけど・・・でももう、可愛い弟だなんて思えない」
「それは―――」
「もうわたしがいなくたって1人で強くなって・・・
 そしてわたしを置いて、遠くへ行っちゃうかもしれない」
「・・・アゲハ」
「もう睦月は・・・わたしの手なんて届かない場所に行ってしまうのよ、きっと。・・・そんなの嫌・・・
 でももう、あの頃にはきっと戻れない・・・」
声がいつもとおかしいのに気がついた。少し顔をのぞき込むようにして見る。
・・・滴が零れ落ちるのが見えた。

僕は――――――
「アゲハ」
彼女の手を取り、そっと握った。
はっとした様子で僕を見た。その水色の瞳は涙で潤んでいる。頬を滴が伝う。
31赤猫白蝶 7/8:2006/08/18(金) 22:18:58 ID:oVijRD3u
*************************************

「僕は確かにあの頃と比べたら違うかもしれない」
睦月の目は、すごく真剣だった。髪より鮮やかな、真紅の瞳。
「・・・睦月」
「でも、置いてけぼりにしようなんて思ってない。今から僕が言うこと・・・しっかり聞いててほしいんだ」
・・・小さくうなずいた。

「僕とアゲハは軍事学校の生徒に選ばれて離ればなれになったね」
「うん、いろいろ班が分かれてて、わたしと睦月の班はお互い遠かったわね」

「その時は・・・怖かったよ。だって、今まで君が助けてくれてたけど、もういない。
 君くらいしか、僕に優しくしてくれる人がいなかったから、なお不安だった」
「思ってはいたけど・・・そうなの」
「それから毎日、訓練の厳しさや、周りのいじめやちょっかいで辛い思いをしてきた。けれど、
 泣きそうになった時は、いつもアゲハの事を考えてた。それで・・・その度、思っていたんだ」

「僕が強くなって、今度はアゲハを助けられるようになろうって」
「え・・・っ」
「いつまでも守られてちゃいけない。心配をかけちゃいけない。
 だから僕は我慢し続けた。どんなに厳しい訓練でカラダを痛めても、どんなに周りから卑下されても」

それじゃあ睦月は・・・わたしのことを―――――

「そして、試験で良い成績を収ることができたんだ」

彼が改めてわたしの顔を見て言った
「君のおかげだよ。だからここまで来ることが出来た。
 そして・・・やっと、君の力になることができた。

 ――――――ありがとう」

睦月は微笑んでいた
その笑顔は、優しくて綺麗だった。
そういえば、今手を握られているけど

あの頃と同じ・・・温かさだ・・・。

今、目の前にいるのは他の誰とも違う、
睦月は、睦月はずっと―――わたしの隣に、いてくれた。
32赤猫白蝶 8/8:2006/08/18(金) 22:23:48 ID:oVijRD3u
なんだろう、この気持ちは。
胸がじわりと熱くなってくる。目の前が、また滲んでくる。・・・水が溢れてる。
嬉しいのに・・・何かがふっきれて―――― 
わたしったら、また泣いてる。

「ど、どうしたの、僕なにか嫌なこと―――」
「ううん、大丈夫。モヤモヤが消えたら、何かがぶわって溢れてきちゃった・・・
 安心したの・・・睦月は睦月のままなんだ、って・・・―――っ!」

あなたの腕が、わたしを包んでた。
力強くて、でも暖かくて、そして優しかった。

わたしも、ゆっくりと手を回した。大きな背中。
一目みると細いのに、触れてみるとなんだかしっかりしてる。
―――大きくなった、逞しくなった・・・改めてそう思った。

「・・・ごめん」
耳元で優しい声が、そうささやいた。
ううん・・・謝るのはわたしだよ。だって、睦月の気持ちも
わかってないまま、1人で不安になってたから。
「わたしのほうこそ、ごめんね」

今はただ、彼の温もりを感じていたかった。
「・・・もうすこし、このままでいたい」
彼は何も言わない。でもその腕は、ぎゅっとわたしを抱きしめてくれた。

その時わたしは決めた。気持ち、伝えようって。
あ、でも今は・・・。もうちょっと、待ってから・・・ね。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

(以下翻訳済み)
ジョルジュ「どうやらここまでが前半らしいよ、エバ」
エバ「しかしなんで最後が私達なのかしら ジョルジュ」
ジョルジュ「ヒント教えるよ。僕らと彼らの出身地」
エバ「・・・納得」
ジョルジュ「彼らが愛し合うのは後半になるみたい」

2人「というわけで終了です」
33赤猫白蝶 前半終了 後書:2006/08/18(金) 22:27:25 ID:oVijRD3u
と、かなりオリジナル要素丸出しでしたが、なんとかまとまり?ました。
2人がよろしくやるのは後半ということで・・・。
視点変えて書くのは結構楽しいですが、やりすぎもアレですね、読み返してみると。
ちと気を付けたいです。

では、ありがとうございました。
34名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 23:54:17 ID:Uw/fP3/c
>>33
ちくしょー使おうとしてたネタ先に使われたぜ
なんにせよGJだ
後半も頑張ってくれ

>>23
ショタ六期待
35名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 00:18:44 ID:18WpBknq
>>23
なんか六旋風が巻き起こってるが、俺も期待。
六受けならば、なお期待。全裸で台風に巻き込まれてくる。
36名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 01:54:54 ID:r7TPAArO
空気を読まない俺が、9ヶ月前の未完結作品の続きを投下してみる。
前編は保管庫未完作品倉庫の『スミレ、散華』を参照のこと。
例によって陵辱モノなので、苦手な方はタイトルのNG登録推奨。
37やったモン勝ち:2006/08/20(日) 01:55:21 ID:AosDifLI
試しに俺が戦闘ものを書くと…


ニャミ「くらえ〜、ニャミンガーパンチ!」機械の力+電力+魅力=破壊力!

ゴシカァン!

ミミ「グッと溜めてコマンドは上上下下BA…この黄金の左をくらえっ!」
敵「うおっまぶし!」

ニャミ「ミミちゃん、それ右手…」


ギャグにしかなりません本当にありがとうございました
38続・スミレ、散華 1/10:2006/08/20(日) 01:56:28 ID:r7TPAArO
饐えた異臭。
澱んだ空気。
不愉快な歓声。

「おきたおきたー!」
「おきたぞー!」

団員達が口々に叫ぶ声を聴く。
……どうやら、私は気を失っていたらしい。
どれほどの時間かはわからない。
ただ、皮膚の引き攣れる感じ――こびり付いた精液が乾いている感触からして、あまり短い時間でないことは確かなようだった。
私は身を起こし、頬に貼り付いている髪を払おうとする。
ごわ、という厭な手触り。
そうだ。あいつら。
私の髪にも射精していた。
昨日まで自慢だった私のロング・ヘアーは、奴らの放った欲の塊で、指を滑らすこともままならぬ程に硬く凝固してしまっていた。
これでは、きっと洗っても落ちるまい。
それは、女の命とも言える、大好きな長い髪との別れを意味する。

――悔しさに、知れず、涙が溢れた。

「いいながめだー」
「どろどろだー」
「いやいや、もうかぴかぴだよ」
「じゃあ、かぴかぴメイドさんだー」
「なきむしかぴかぴメイドさんー!」
「うきゃきゃー!」

小さな悪魔達が私の姿を見て嘲笑う。
確かに非道い格好だった。
髪の毛は言うまでもなく、手、足、服、顔と問わず、全身至る所に残る狂宴の痕。
いたぶられた痣と乾いたスペルマ。
私は歯噛みする。
床に置いた拳を、ぎゅっと握り締める。
だが、そうしてみたところで与えられた恥辱が消えるわけではなく。
残ったのは虚脱。無力感。
それは嗚咽となって、私の口から漏れる。
それは懇願となって、私の唇から紡がれる。
「……お願い。もうやめて。これ以上、酷いことしないで……」
39続・スミレ、散華 2/10:2006/08/20(日) 01:57:47 ID:r7TPAArO
だが、必死の想いで搾り出された言の葉の欠片も、祭の余韻に浸る彼らには逆効果でしかない。

「ひどいことしないで、だってさ」
「どうしよう?」
「そういうこといわれると、ぎゃくにやりたくなってくるよね」
「ねー」
「っていうか、いわれるまでもなく、やるけどね」
「やるね」
「やるよね」
「きゃはは!」

「解ったから! あなた達のお願い、聞くから! お休み、あげる! 全部言う通りにするっ! だからっ……!」
私は叫ぶ。
きっと無意味だと知っていても、それが万に一つ彼らの心を揺さぶるかもしれない、そのか細い糸に縋るしかない。
そんな私に、団員の一人が近寄る。
瞳と瞳が交錯する。
そして彼は、にぱっと明るく笑い、言う。

「やだ」

二心のない、裏表もない、心からの微笑みに乗せられた極刑宣告。
無邪気な邪鬼。
それゆえ重い、その言葉。

「ボクたち、もうそんなことどうでもいいんだ」
「それよりも」
「スミレさまの」
「なきがおが」
「もっとみたいの!」

一度点いた火は消えることなく、総てを焼き尽くす業火となって燃え盛る。
火刑台に立たされるのは、私。
けらけら笑う小悪魔達は、その飽くなき欲望が果てるまで、私を嬲り続ける気なのだ!

「……いやぁぁっ!!」
――絶叫。
何を求めるでもない、何を願うでもない。
それはただ、心の底から湧き出てくる恐怖そのもの。
「いやっ! 嫌だっ! もうやめてっ! 助けてっ! お家に帰してっ!!」
考えてみれば間抜けな訴えだった。
だって、ここは私が造った秘密基地。
今の私にとって、家というのはこの場所なのに。
狂ったように泣き喚くそんな私を、団員達は遠巻きに冷ややかな眼で眺め、そして、

「そろそろかなー?」

……誰かがそう言った。
40続・スミレ、散華 3/10:2006/08/20(日) 01:59:02 ID:r7TPAArO
「……え?」
刹那、びくん、と衝撃が走る。
身体が急に熱を持ち、何かを欲して疼き始める。
「あ、あんた達、私に何をしたの? ……まさか」

「そう! そのまさか!」
「スミレさまが寝てる間に」
「『びやく』を」
「いっっっっちばん、つよいやつを」
「おちゅーしゃさせてもらっちゃいましたっ!」

一斉に彼らが笑い出す。
けたけたと、きゃらきゃらと、聞き苦しいことこの上ない甲高い声で。
それに呼応するかのように私の心臓は早鐘のように鳴り、手足が小刻みに震え始めた。
「あ……くっ……!」
意図せず、声が漏れる。
「んっ……!」
団員達が再び私の周囲を取り囲み、口々に言った。

「スミレさま、かおまっかー」
「かんじてるんだー」
「きもちよくなってるー」

「そんな、こと……ッ……!」
返す言葉にも力が入らない。
「は……はぁッ……」
正直、苦しかった。
頭の天辺から爪先まで、痺れにも似た『何か』が走り、私のことを責め立てる。
まるで、神経が剥き出しにされたよう。
全身が性感帯になってしまったよう。
これは快感などという生易しいものではなかった。
部屋でする自慰行為の何倍、何十倍。
唇を閉じることさえままならず、私の口からはだらだらと唾液が溢れる。
「んはぅぅ……ッッッ!!!」

「いいひょーじょーだねー」
「『さかりくるっためすのかお』だねー」
「きゃははっ、キミ、すっごいことば、しってるねー」
「えろーい」

悶える私の姿を見てか、団員達のペニスが再び次々と勃ち上がっていく様を、私は霞む視界の片隅で捉える。

「おっきおっきー♪」
「にょっきにょっきー♪」
「びんびーん♪」

童謡のように節をつけて、愉しげに彼らが言う。

「さあ、ボクたちじゅんびばんたんだよー!」
「スミレさまは、どうかなー?」
41続・スミレ、散華 4/10:2006/08/20(日) 02:00:01 ID:r7TPAArO
「メイドさんごっこはおしまいねー」
「ボクたち、スミレさまのはだかがみたいのー」

団員達が私の服を脱がしにかかった。

「うーしょ!」
「よいしょ!」

そんな些細な刺激さえ、今の私の身体は敏感に拾う。
精液で張り付いた生地が剥がれる感触。
布地が肌を擦る感触。
それら全てが、『快感』になる。
ついには、露にされた肌が触れる外気の冷たさまでも。

「うあー、すっげー」
「おぱんつぐっしょりー」
「ちくびもぴんぴんー」

そう。
言うまでもないことだ。
それだけの強い『快感』に晒されて、私の身体がどういう反応を示すかなど自明の理である。
自分でもはっきり認識できるほどに果実は硬くしこり、下半身は粗相をしたかのように重く湿る。
「……見ない……でぇ……!」
そういう痴態が、彼らをますます増長させることを私は知っていた。
だから、せめてもの抵抗として、そう哀願する。
しかし、熱狂の只中にある彼らにその程度の願いが通じるはずもない。
それどころか、私の泣き顔が、かえって彼らを狂乱の坩堝に取り込んでいく。

「ぱんつもとっちゃえー!」
「とれー!」

言うが早いか、団員が二人、左右から私のショーツを掴み、引き摺り下ろした。
覆いを失い、髪と同じ桜色をした陰毛と、それに近い色の秘裂がもろともに露出する。
そして私は見る。
愛液に濡れそぼり、光っているようにさえ映る繁みを。
ひくひくと蠢き、汁を吐き出し続けるヴァギナを。
――膣口と下着とを繋ぐ、一条の白い糸を。

私は思わず顔を背け、ぎゅっと眼を閉じた。
そんな物、見たくない。
私でない私の姿など、見たくない!
42続・スミレ、散華 5/10:2006/08/20(日) 02:00:47 ID:r7TPAArO
「わー……」
「これがスミレさまのはだかかー……」
「えっちぃねー……」

団員達が感嘆し、ごくりと唾を飲み込む音が聞こえる。

「もっと、よくみたい……」
「おま○こ?」
「うん……」
「ひろげちゃおっか?」
「うん……」

私の脚が左右に押し広げられる。
私は抗えない。
脚に力が入らない。

「ごかいちょー……」

されるがままに、私は秘部を晒す。

「すげー……」
「ピンクいろ……」
「きれい、っておもう?」
「うん……」
「さわりたい」
「ボクはなめてみたい」
「やっちゃう?」
「うん」

何かが触れる。
掌か。それとも舌だろうか。
「……ふぅんッ……!」
一際強い快感の波が背筋を伝う。

「びく、ってしたよね……」
「きもちいいんだ……」
「じゃあ、もっとやっても……?」
「へいきだって」

群がる。
何かが挿し込まれる。
「きゃぅっ!」

太股を伝って誰かが登ってくる。

「……おマメさん」
「……かわいい」

その誰かが、クリトリスを弄る。
「ひぅッッ!!」

「かわ、かぶってるねー」
「むいちゃえむいちゃえー」

包皮が――
「あぁぁぅッッ……ンッ!!!」
43続・スミレ、散華 6/10:2006/08/20(日) 02:01:42 ID:r7TPAArO
骸に集う禿鷹のように、光源にたかる蛾のように。
彼らが群がる。
「ひぁッ!」

「ボクはおっぱいがいーなー……」
「ボクもー」

腕を登り、下腹部を足場にし、今度は乳房に。
彼らが群がる。

「ちくびー」
「さくらんぼー」

「んぁぁッ!!」
歯が立てられる。ペニスが擦りつけられる。
「ひぃやぁぁぁッ!!」

「いばしょ、なくなっちゃった……」
「どこでもいーよ、もう」

耳朶に、唇に、首筋に、背中に、ヒップに、臍に、指先に、爪先に――思い思いの場所に。
彼らが群がる。

余すところなく、彼らに埋められ、責められ、責められ、責められ、
「あッ、あはッ……! あ、あ、あ……」
責められ責められ責められ責められ責められ、
「あ……あぁぁぁぁぁッッッ!!!」

……私は昇り詰める。
44続・スミレ、散華 7/10:2006/08/20(日) 02:03:04 ID:r7TPAArO
私は、くたりと脱力して床に倒れた。
今まで感じてきたどんな絶頂よりも高い所に辿り着く感覚。
それこそ天にも昇る心地って奴。
だから「逝く」なのかしら、なんて是非もないことを考えながら、私は荒い息を整えるように少しずつ深呼吸をする。


「きもちよかった?」

誰かが尋ねる。
私は答えない。
だって、これは私じゃないもの。
ホントの私はこんな風に感じたりしないもの。



……なんて。



  そんなの、
           戯言だ。



いつの間にか私は……。

私は、自分から率先して宴の中に飛び込むことを望み始めていた。

いや。
事実、知らぬ間に私は、私に触れる団員たちの指や舌やおチンポに身体を預けるようにして、自ら快楽を貪っていた。
彼らの先端が肌を撫ぜる度、硬くて柔らかいその不思議な感触に身を震わせていた。
純粋に、キモチよさだけを味わっていた。
それは薬のせいとかじゃなく、確かに私自身が望んだこと。
内なる声に耳を傾けた結果。
自分自身でも気づかないうちに、私はそういう風になっていた。

何故かしら?
どうしてかしら?

それはきっと私が悪い子だから。
うんと悪いことして、いっぱい人を傷つけて、それでも平気な顔で笑ってられる女の子だから。
ああ、なんてことはない。私も悪い子。黒ミミうさぎ団の皆々様と、大して変わりない人間。
きっと私の心の中には、とっくの昔に悪のココロが根を張っていて、それが私を突き動かしているのだ。
やっていいことだとか悪いことだとか、今更そんなのやかましい。
怖いもムカつくもへったくれもない。それより、今は『キモチイイ』が勝ってる。
私は悪い子だから、そう感じることを許されている。
『キモチイイ』で全てを覆い尽くすことを許されてる。
そうとわかってしまったら、途端に気持ちが楽になった。

要するに――


ケモノになっても、いいんです。
45続・スミレ、散華 8/10:2006/08/20(日) 02:03:44 ID:r7TPAArO
「ふふ……」
床に横たわったまま、私は微笑う。
「どーしたの? スミレさま」
誰かが尋ねる。
「ふふ……ふふふっ。あははははははっ!」
私は笑う。
狂ったように。
何かの箍が外れたように。
「あは、あははは……! きゃはははははぁっっ!!」
笑って笑って、息が苦しくなっても、それでも笑い続けて。
そして最後の最後に一言だけ、付け加えるように、
「愉しいな……」
言った。

「……たのしいの?」
団員たちが不思議そうな顔で私に尋ねた。
「ええ」
私は答えた。
一瞬、彼らの間をどよめきが走る。
私はその小波に独りほくそ笑んだ。
もしかして、私の豹変に面食らっている?
バカな子達。
「……きもちよかった?」
「うん。スゴく……良かった」
そう返す私に、一人がおずおずと言った。
「……もっと、してもいい?」
それを聞いて、私は呆れる。
まったく。なんで許可なんて求めるんだろう。
ついさっきまでは、嫌がったってやってた癖に。
ホントに子ども。
「どうぞ? 一緒に遊びましょ」
そう。これは遊び。大人のゲーム。
ゆらり立ち上がり、徐々に私ににじり寄ってくる団員たちの姿に、今の私は期待感しか覚えない。
「……ホントにいいの?」
念を押すようになおも私に問いかける彼のペニスに、私はかぷりと食らいついた。
46続・スミレ、散華 9/10:2006/08/20(日) 02:04:54 ID:r7TPAArO
わかってしまえば、やり方なんてどうということはない。
瞬く間に彼は射精に至り、私はそれを自ら口で受ける。
あれ程不快だと感じた精液の感触も、望んでいればこうも受け取り方が違ってくるものなのだろうか。
「……はぁ。おいし」
思う存分舌の上でそれを転がし、アクの強い苦味を堪能した後、私はそれを飲み下す。
まだ残っている媚薬の効果のお陰か、食道を伝うその液体の感覚さえ心地いい。
本心から、美味、と感じる。
その間も――私が精液の喉越しに感じ入っている最中――も、他の団員たちは休まない。
先走りでぬらぬらと汚れたペニスの先端を、私の体に思い思い、擦り付ける。
それだけならばさっきまでと一緒。
だが。
「なぁに? せっかちさんね……。順番待ちもできないの?」
私はそんな彼らの怒張を自ら進んで手に取った。
「すごい、かちかち……。もういっぱい出してるはずなのに、みんな元気だ……」
そして、擦る。
右手に二本、左手に三本。
団員たちの体躯に似て可愛らしいそれらを、まとめて、慈しむように愛撫する。
しゅ、しゅ……。
指の股の間で次第に硬さを増していく肉の棒に、私の気持ちも徐々に昂揚していくような気さえしていた。
そして、その気分の昂ぶりが私をさらに大胆な行為に走らせた。
私は、す、と脚を延ばし、手近な所にいた団員のペニスに添える。
裸の足指で彼らの逸物を掴む。
これでさらに二本。
私の四肢は、計七本のペニスで埋め尽くされる。
そして、それらで埋まった手足は、自分でも驚くほど達者に動いた。
まるで命でも宿ったかのように、てんでばらばらな動作をスムーズにこなしてくれた。
七つの欲望を、それぞれが望むように高めていくことができたのだ。

――私は。

それがただただ嬉しかったのだ。
それがただただ愉しかったのだ。
団員たちが私の手管で感じていることが。
私の手で、足で、高みに至っていく様が。
その気持ちは自ずと私の身体にも跳ね返り、膣に――『おマンコ』にイヤらしい液体を溢れさせていく。
悦びは心地よさと表裏一体なのである。
それは、薬の刺激なんかよりも遥かに甘い感動を私に与えてくれるのである。

――でも。
47続・スミレ、散華 10/10:2006/08/20(日) 02:06:30 ID:r7TPAArO
まだだ。
まだ足りない。
私は思う。

「どうしたの、みんな? あぶれちゃって可哀想なみんな? そんな所で立っているだけじゃ寂しいでしょ?」
だから、私は言う。
「遠慮しないで。ね。さっきみたいに、その前みたいに、もっともっと私のカラダを使っていいんだよ」
私は言う。
「ほら、ここにも、ここにだっておち○ちんは入るよ。擦れるよ。だったらさ、やってごらん! やってちょうだい!」
その言葉に少しずつ、遠巻きに眺めているだけだった気の毒な団員たちが動き出す。
おずおずと私を取り囲む輪を狭め、狂乱の只中へと歩を進めていく。
私はそんな彼らを導き、言う。
「みんな、私で――スミレの身体で気持ちよくなって! それが、私の『キモチイイ』なんだから!」
悦びは大きいほうがいい。
快楽は多いほうがいいに決まっているのだ。
団員たちが気持ちよくなってくれれば、私も嬉しい。
その嬉しさが私をさらなる『キモチイイ』に連れて行ってくれる。

――ああ、なんてことはない。そんな至極単純な結論だったんじゃないか。

だから私は埋もれる。
最早数えるのさえ億劫なほど数多くの欲望に。肉欲に。

肉の波に呑み込まれる。

「ああ……。おチ○ポ、いっぱぁい……。スミレ、幸せものだぁ……」

擦りつけられ、蠢かされる肉、肉、肉。
その感触の一つ一つが、私を刺激し、天上のいと高きに登りつめさせて行く。
「……ッはぁ……」
私は声を漏らす。
捻じ曲げられ、歪められたものではない、本当に本当に心と身体の底から出た喘ぎを。
口の端からだらだらと涎がこぼれて胸元を濡らしていたが、私はそれさえも気づかないほど欲望の海に翻弄されていた。
蕩けそうだと思った。
団員たちの先走りも、彼らの数だけ、彼らの快感の分だけ私にこぼされ、私を溶かしていく。
いっそこのまま液体になってしまえたら。
私は思う。
そんな心の声を反映したのだろうか。
私の口が無意識に開き、言葉を紡ぎだす。
「みんな、みんな……。出していいよ。かけて。熱いの。せーし。そんで、スミレをどろどろにして……。液体塗れのぐじゅぐじゅにしてぇ……」
言いながら私はスパートをかける。
全身を使って『彼ら』を扱き上げる。
くちゅくちゅくちゅくちゅとあらゆる方向から聞こえてくる水音だけが私の頭の中を支配する。

そして、一つ。
左手中指と薬指の間に挟まれた一つが大きく膨張し、

びゅ……!

迸る。
私はそれを鎖骨の辺りで感じ取る。
あとはなし崩しだった。
次々と、堤防が決壊するように『彼ら』が限界を突破していく。

びゅ、びゅる、びゅぅ、びちゅう、ぢゅるぅ……!

音を立て音を立て、まるでシャワーでも浴びているかのように団員たちの精液が私の身体に降り注ぐ。
その中に含まれているであろう幾億、幾十億、幾百億の欲望の欠片を肌で感じ取りながら、私は――。
どろどろでぐじゅぐじゅでぬるぬるでびちゃびちゃな私は――。
自分自身が精液そのものになってしまったかのような錯覚を覚えながら、静かに、絶頂した。
4836:2006/08/20(日) 02:10:27 ID:r7TPAArO
またしても尻切れ気味だが、一応完結。
抜きどころは仕込んだつもり。

この後、壊れたスミレさんが処女を喪失する話がプロットだけあるんだけど、
ぶっちゃけ書ける気がしない。
これ書き上げるのに、半年以上(放置期間含む)かかってるしなぁ。
期待しないで待て。


……と誘い受けしてみるw
49名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 14:06:36 ID:AosDifLI
>>48
危うく割り込むところだったw
スミレGJ!
筆の進みは人それぞれだから気にしなくていいとオモ
つ〜か、あそこまでしておいてスミレはバージンですかw
50名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 13:05:38 ID:VRZFwtHE
極卒自キャラにして女子キャラクター担当曲をプレイすると、
片っ端から彼女たちを凌辱してるような錯覚に陥る。
51名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:43:16 ID:SDGmow1x
>>50
マジか!やってみるわ。
52名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 23:36:25 ID:VZZo6SAZ
>>50
ポップン一の鬼畜キャラケテーイ
53名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 08:25:52 ID:SA3Kg2e7
GYAAAAAAAAA!
獄卒女体化ァァァァァァァァァ!
YABEEEEEEEE!!
54名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 22:40:24 ID:r/4tkkyJ
霧板のアレか
55名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:29:24 ID:tIji19qp
まとめの人、6スレのログは大丈夫かなぁ
56名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:47:11 ID:3yFyvNZY
流れ仏陀切り

神×Bボーン先生(女前提)で書きたいと思った・・・
けど、Bボーン先生ってもともとポプのキャラじゃないから
ここで書くのはいかがなものかという気もしてきた。一応
ポプキャラである神と絡んでるんだけど・・・
確か音ゲー総合のスレあったと思うし、そっちのがいいんかな

因みにBボーン先生を女にしちゃってるのはこれのせい
ttp://www.konami.jp/am/guitar/guitar6/chaya/3/chaya_1.html
57名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:55:44 ID:eJ3XXD2l
携帯だから見れないけど、ボーン先生(ダンボール)は公式設定で美少女だし問題ないと思う
58名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:35:10 ID:FgS8zVZm
>>56
wktkしながら待ってる。全裸で。
59名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:50:42 ID:Zwi9LWtt
初代ギターのpracticeではBボーン先生は野太い声だったが、
ハスキーな声orダンボールで声が篭っていたということか

ロックな女性ほど普段は女の子らしいはずだと主張してみる
60名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:05:42 ID:40qvgvbq
今ロキ×かごめのふたなりレズもの書いてるんだけど需要あるかな?
ロキが魔法で生やしてかごめを責めるって設定なんだけど。
ふたなり嫌な人多いなら、自己満用にお蔵入りさせるつもりだけど。
61名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:25:20 ID:BSRT61Tl
>>60
超OK
62名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:40:23 ID:Pm5BBoRI
>>60
全裸で待ってる
63名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:56:29 ID:40qvgvbq
おk
個人的趣味で描写がロキ(11)の2Pだけど気にしないでほしい。
あとエロはハードめ、、のつもり。

とりあえず一区切りはつきそうなんだけど直したり加えたりしたい部分が多そうなので、
投下は今週中を目標に、ってことでよろ。
3日間全裸は辛そうだから気をつけてくれ。
6456:2006/08/23(水) 23:15:04 ID:cWIGonjP
>>57・58
おk ここに投下しますね

>>59
ギタフリはやったことないんだけど、喋ってたのか・・・
65名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 23:50:43 ID:Zwi9LWtt
>>64
といっても家庭用でしか確認してないけどな
トーマスっぽい声でなにやらプレイ方法を説明してた
66名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 03:55:01 ID:ppNBWtGu
プログレッシブバロックをプロバロと略される度にこのスレのことが頭をよぎるのよね。

……いや、ぶっちゃけ「ロ」しか合ってないし、
そもそもここはスレタイ違うんだけどさ。
67名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 07:39:36 ID:9jKG+zzN
ならヴィルヘルムで一本希望
68名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 07:59:56 ID:bVGF4GEC
ヴィルヘルム×ロキとか希望
69名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 09:35:16 ID:FRdVHBbG
プロバロのキャラでスプーネタ禁止
70名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 09:52:13 ID:ppNBWtGu
>>68
いいな、それ。
マジでやってみようか?
忙しいんでいつになるかはわからんが。
71名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 22:33:06 ID:0Mom+neZ
>>70
68じゃないけど是非お願いします
72名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 22:50:09 ID:bVGF4GEC
>>70
ええそりゃあもう
是非是非そうして下さい!
Z E N R A で
ま っ て い ま す か ら ! ! !
73ロキふたなり×かごめ:2006/08/26(土) 23:09:38 ID:OWZHKVgp
誰もいないうちに投下。
ふたなりだめな人はNG推奨。
74ロキふたなり×かごめ 1:2006/08/26(土) 23:11:51 ID:OWZHKVgp
食事の後にゆっくりと静かにキスをした。
唇を離して涎を垂らしながらあたしを求めたかごめに自分で慰める様にあたしは
命令した。魔女である私の唾液が彼女にとって強力な催淫効果がある。
幼くシンプルな陰部に両手をあてがって、その細い指の全てを使って、かごめは
欲望を満たそうとした。
あたしとの初めての交わりで極みを覚えて以来、信じられないほど敏感な彼女の
体は何度達しても、肉芽をつまみ続け指で穴の奥をこすり続けるのを止められな
かった。
「…っ!やぁっ、またぁっ!いっくぅっっ」
今もカゴメは、自分の秘所に指を三本も突っ込んで声をあげている。
「くふうっ、んはぁっ」
かごめは唇を噛みしめてかき回し続けている。
「…はしたないよ」
それまで黙っていたあたしが口を開くと、
「ふぁぁっ、もうだめぇぇ…指じゃだめなのっいれていれていれてぇっ」
彼女は切羽詰まった声で叫んだ。
「…どこに何を?」
わざといじわるして聞いてみると、かごめは、
「おまんこにっ!!ロキのおちんちんがほしいんですっっ!!もう死んじゃうの
、かごめ死んじゃうのぉっ」
かごめは叫んだ。普段の無口で伏し目がちな彼女からは想像もつかない姿だ。た
まに口を開いても隠喩的で詩的なことを歌うように呟くだけなのに、今はただ叫
び続けるだけ。
75ロキふたなり×かごめ 2:2006/08/26(土) 23:13:54 ID:OWZHKVgp
初めて会った時にはこんな姿は想像もつかなかった。
自分と同じように黒服を纏い、日陰に住み、澱に生きる人だと思った。
でもすぐにそれは間違いだとわかった。澱に生きる?
かごめは誰よりも澄んだ心を持っていた。
だから傷つかないように、日陰に暮らし、黒を纏っていたのだ。
魔女となって芯まで闇に生きるあたしとはまるで違う存在だった。
無表情な仮面の下で涙を流すその心はあたしと正反対のものだった。
すぐに欲しくなった。かごめと共にあり続け、求められ、愛されたかった。愛したかった。
戯れ言と呪文と歌しか知らないあたしには自分の思いを伝えるのはすごく難しいことだったけど、
かごめはあたしの流す涙にキスをして受け止めてくれた。
その彼女が涙を流し、涎を垂らし、愛液をこぼし、あたしを求めてくるのだ。
ぞくぞくする。
76ロキふたなり×かごめ 3:2006/08/26(土) 23:16:28 ID:OWZHKVgp
「あたしにはそんなものついてないよ?」
もっと求めて欲しくてわざと聞いてみる。
「…っ!!いつもっ、みったいにぃっ、魔法で生やしてよぉっ」
今はもういいかな、と思って、答えた。
「…はいはい」
目を閉じて小さく口の中で呪文を唱える。
ゆっくりと伸びる充血した肉棒の感覚に少しだけ眉を顰めながらあたしは軽く息を吐いた。
部屋の中の淫気が急に増してかごめとあたしの息が荒くなる。
息を整えながら目を開けるとあたしの股間にはあたしの手首ぐらいの太さの男性器が生えている。
太さだけじゃなく長さも大きく張った先端部もとても自分の物とは思えない。
魔法で生やした、と言ってもあたしの中の男性の部分を引き出しただけだから
自分でもどうしてこんな凶悪なものになるのか納得がいかないが、
欲望が強いってことなのかもしれない。
「そこの壁に手をついて」
涎を垂らしながら惚けて今にもしゃぶりつきそうな顔をしているかごめに指示する。
言われたとおりに腰を突き出して手をついた彼女の耳元で囁く。
「かごめって体は小さいのにここだけは大人っぽいのね。ほら、この入り口のと
ことか、」
どうでもいいことを言いながら先端だけ出し入れしてみる。
「なんでぇっ?!もういじわるしないでよぅっ奥がどろどろでだめになるのぉっ
早く刺してよぉっ私馬鹿になっちゃってるぅっっ」
いい加減やりすぎたかな。そう感じて一気に奥まで貫いた。
「ひぅぅぅぅぅんっ」
がくがくと内股になった足を痙攣させながら、かごめの肉があたしのを強く食いしめる。
「んっ、、あっ…すごい、かごめの、、ぬるぬるで熱くて溶けてるみたい
…あぁっふぁぁっすごいよぉぉ」
あたしは激しく腰を動かした。いや、あたしの腰が激しく動いた。
もう意識なんてはっきりしてなかった。
「これぇっこれがほしかったのぉっ!!すごいっすごいのっロキぃっ
…あぁっあぁっ!!ロキぃっ!」
かごめの弱点の子宮周辺にあたしのペニスが強く当たっているのがわかる。
「イっていいよ、かごめっ!!あたしでイって!!あたしとイって!!」
「…あっ、やっ、らめぇっ!またキちゃうのっ…っひっ、ああぁぁぁぁぁぁぁっ
イクイクイクぅっっロキのでイク!!かごめのおまんこイクぅぅっっっ」
「あぁぁぁぁでるでるでるぅっ!!!かごめっ!かごめぇっ!」
輸精管を駆け上る濃い精液にあたしの意識も白濁した。
かごめは全身を丸めて時折大きく痙攣しながら崩れ落ちた。
涙と涎でぐちゃぐちゃな顔には恍惚と歓喜の表情が張り付いていた。
77ロキふたなり×かごめの中の人:2006/08/26(土) 23:23:20 ID:OWZHKVgp
とりあえずここまでー
大筋が出来てから結構手直しはしたんだけど、
なにぶん初めてなもんだから稚拙なところが多いよようう
一応続きも書いてあるんだけどもっと直してからってことで。

この先は二人が失神するまでやりまくって朝を迎える予定。
別れ際にキスしてかごめ発情→自分で慰める、とかやってみたいネタは色々あるんだけど、
自分の文才のなさに絶望気味で成長見込めなかったらやめとこうかな。

精進します。す。
78藤 ◆STvAb46wng :2006/08/26(土) 23:41:08 ID:+kV72FgO
こんばんわ、アン子×六の中の人です。
コテ名乗って、トリップしました。以後、これで通します。
職人の方々、乙です。

>77
淫乱なかごめがイイ感じだとオモタよ。GJ!
文才があるないなんて関係ないし、
経験を重ねる程、文章もうまくなると思うよ。
ガンバレ!


流石×アン子のネタがなかなか沸かないので、
ちょっとしたネタでも投下してみる…。
反省はしていない。
79藤 ◆STvAb46wng :2006/08/26(土) 23:55:18 ID:+kV72FgO
「んふぅ…ちゅむっ……ちゅぱ、ちゅぱ…」
「アン子、オマエ…一体何回しゃぶれば気が済むんだよ…」
「んんぅ…だってぇ……」
「…イヤ、好きなのは分かるけどよ、そんなには…なぁ?」
「だって美味しいんだもん…あふぅ、ん……ちゅく…」
「腹壊すから、もうやめとけよ…」
「あっ、あっ…だめぇ…溢れちゃうよぉ……」
「あのなー」

「いくら暑いからって、いくら好きだからって、
1日にアイスキャンデー10本以上は食い過ぎだろうが?
……金を払う俺の身にもなってくれ(泣)」



残暑見舞い申し上げます。
80名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:17:34 ID:JqwCRxih
>>77
よし続きを待とう君となら

>>79
ホムーランバーおすすめ
10本入りで当たりつきだ
81名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 03:12:48 ID:m6P68/Hd
>>77
エロいのぅ……。
たぶんこの二人はリアルにガチ。



ごはん三杯ほど頂きましたゆえ。
82名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 21:01:19 ID:GwhgRofI
ロキかごゴチッ! ハンパなくエロいです。
83藤 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 00:30:18 ID:WoCU1lIA
流石×アン子のSSがようやくまとまったんで、ちょっと投下しておきますよ…
流石が拙者+ござる口調で何処となくキモイかもしれんが、
それは俺の趣味だから何なりと言ってくれ
84流石×アン子1/9 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 00:34:32 ID:WoCU1lIA
気が付けば、夏の暑さが徐々に弱まっており、日が落ちるのも早くなっていた。蒸し暑かった風も、今では幾分か涼しくなってきている。
秋が、すぐ側まで来ていた。もう少ししたら、この夏に実った作物を取り入れるのだろうか。アン子は高くなりつつある青空を見上げ、独り思った。雲が形を変えつつ、のんびりと流れていく――青い、空。青い、髪…大好きな……わたしの、恋人。
「六の…バカァ……」
今は何処にいるのか分からない恋人を想い、アン子は抱えている膝に顔を突っ伏して、外界と自分とを断ち切ってしまった。
85流石×アン子2/9 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 00:35:51 ID:WoCU1lIA
忍びアン子は恋の呪文〜涙雨物語編〜


『いい加減にしろ!そんなに構って欲しかったら、さっさと別の男でも作ればいいだろ!!』
行く宛もなく、アン子はふらふらと流れ着いた下町を歩く。忍びの里を発つ時に新調した黒ずくめの忍者服ではなく、袖の部分が湿ったままの花柄の可愛らしい着物姿で。
『全身真っ黒の忍者服じゃあ、夜ならともかく、昼間は目立つだろ?着替えあるか?』
『…そっちの方が、可愛いぞ……』
庶民になりすます為に自宅から持ってきた、お気に入りの花柄の着物。着替えてから六に見せると、彼は頬を赤く染めて、照れ臭そうに褒めてくれたものだ。
アン子はその時の事を思い出しながら、カラコロと下駄を鳴らして歩く。しかしその足音は聞こえず、彼女の頭の中で六の声だけが響いていた。
『修行の邪魔をするな!どっか行ってろ!』
吊り上がった鋭い目を、一層凶悪なものにさせて怒っている、六の顔がもやもやと浮かぶ。
86流石×アン子3/9 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 00:37:04 ID:WoCU1lIA
アン子はひょんな事で六と知り合ってから、今までずっと彼を愛していた。ようやっと一人前の忍者になり、修行を兼ねての旅に出る事を許された時、一人旅をしている六と同行する事を真っ先に決めた程、愛していた。
『俺…オマエの事が、……好きなんだ』
初めて出会った次の日に、別れる間際に六が言った、精一杯そうな愛の告白。それで彼も自分を愛している事が分かり、恋人となった。…いや、なった『つもり』だったのかもしれない。六は邪魔者だと罵り、想いを拒絶し、自分を追い払ったのだから。
「うっ…く……」
赤くなった目から溢れた涙が、未だ泣いた跡の残る頬を伝ってつぅっと流れていく。泣いては駄目だと、着物の袖で涙を拭えど、一度堰を切って流れ出た涙は、なかなか止まってくれない。その内に鳴咽が漏れ始め、アン子は本格的に泣く事になる。
涙が溢れては、重力に従って頬を伝い、ぼろぼろと落ちて、胸元や地面に染みを作る。すれ違う人も周りにいる人もその光景を目にはしているものの、無情にも何事もない様に自分を生きている。
面倒事に巻き込まれない為の人の本能だと分かっていても、アン子にはそれがひどく辛かった。歩調を速め、顔を覆ったまま、その場から走り去る形になる。
87流石×アン子4/9 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 00:37:41 ID:WoCU1lIA
「きゃ!」
どしん、と何かにぶつかる。そのままバランスを崩して、アン子は前方へと倒れ、転んだ。全身に痛みが走る。
「バカヤロー!前見て歩かんかィ!!」
「ご、ごめんなさい…」
野太い声に罵られ、アン子は怯えながらも、起き上がって後ろを向く。
体躯のどっしりとした、いかにもごろつきの様な髭面の男が、二人の男を従えて立っている。アン子はその様子に恐怖して、叫んで逃げ出そうとしたが、髭面の連れの内の一人が彼女の華奢な腕を鷲掴みにした。
「なぁに逃げ出そうとしてンだよ!」
「親分にぶつかっといて、ただで済むと思ってンのか!」
連れの男達が怒鳴る。傍観者は相変わらず知らん顔で、建物の中に逃げ込もうとさえしている。
「待てェィ」
髭面が間を割って、止めに入る。それでも恐怖は拭い去られず、嫌な予感すらする。
「嬢ちゃん、泣いてるみてェだな。ワシが慰めてやろうかィ」
88流石×アン子5/9 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 00:39:25 ID:WoCU1lIA
「いやあぁぁ!」
節くれ立った手が襟を左右に広げ、未発達な乳房が露になる。逃げられないと分かっていても、アン子は逃げようとして暴れる為、白い上体が日光を反射して揺れた。それが煽情的で、男達の肉欲を増幅させる事になる。
「生娘かィ、嬢ちゃん?痛くはしねェから、ほら、こっち来な」
「やだっ!助けてぇっ!六ぅ!!」
六。無意識に彼の名を呼んでいた。助けに来てくれる訳がないと分かっているのに、自分はこのまま見知らぬ男に陵辱されると決まっているのに、
愛されていないのだと…感じて…いるのに……――
「ぐあっ!」
唐突に連れの一人が叫び声を上げて、悶絶しながら左手を抑えた。その足元には銭が落ちている。即座に髭面と、もう一人の連れの男が後方へと振り返る。
89流石×アン子6/9 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 00:40:02 ID:WoCU1lIA
「誰でィ」
アン子は三人の男の間から、銭を投げたらしい者の姿を見た。
その者は、赤く染色した三度笠を目深に被り、口に葉の付いた茎を咥えている。黒いマントの下から伸びた逞しい右腕は、お手玉で遊ぶかの様に、幾つかの銭を宙に躍らせては掴んでいる。
「誰だと言ってるのが、聞こえねェのか!!」
髭面が声を荒げても、長身のその男はびくりともしない。それどころか、不敵な笑みを浮かばせて、口元を歪めている。
「…無力な女子(おなご)を無理に連れ込もうとする下賎の者に、名乗る必要なぞござらん」
「何ィ!」
瞬間、連れの二人がほぼ同時にドスを抜き、一斉に三度笠の男目懸けて突進していった。アン子は思わず目を固く瞑る。
90流石×アン子6/9 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 00:40:51 ID:WoCU1lIA
三度笠は不敵な笑みを浮かべたまま、ばっとマントを撥ね、後ろ腰に差し込んでいた刀を構えた。と思うと、低く身構え、二人の男を笠越しに見据える。
「ぐふっ…」
「うあぁッ…」
二つの呻き声が聞こえ、どさどさっと重量のある物が地面に落ちる音がした。アン子が恐る恐る目を開けると、片足立ちに座って刀を持った三度笠の男と、その後ろで倒れている髭面の連れがいた。
「次は、貴様の番でござる」
一瞬、笠の下から、焦げ茶色の瞳が見えた。
獲物を狙う、獣の目。アン子には、六よりも鋭いものに見えた気がした。
「なめやがってェ!!」
髭面の男が左腰の刀を抜く。解放されたアン子は、肌蹴た胸元を腕で隠したまま、ぺたりと地面に座り込んでいる。
「うおおぉぉっ!」
咆哮を上げながら、巨漢が遠くにいる男目懸けて走っていく。体格に差があり過ぎる。あの三度笠の男が勝てるなんて思えない!
91流石×アン子8/9 ◆ckxXpiZ0PY :2006/08/28(月) 00:42:35 ID:WoCU1lIA
「危ない!」
「心配ご無用!」
男は笠を抑えて、高く跳躍した。標的を逃した髭面は、まさに獣の様な怒り狂った顔を上げ、天を見た。残暑ながらぎらぎらと燃えている太陽を背に、三度笠の男が後ろに束ねた長髪をなびかせ、降下している。髭面は太陽の眩しさに、一瞬目を眩ませた。
「ぐあぁっ!」
額に刀の柄の部分で勢い良く殴り付けられ、髭面の男が叫び声を上げる。それからスローモーションで巨体がぐらりと倒れ、三度笠の男がその側に着地した。
「…………」
「大丈夫でござるか?」
呆然となっていたアン子に、刀を仕舞った長身の男が駆け寄っていく。はっと我に返ったアン子は、急に慌て出して、着物の襟を正そうとしながら、礼を言おうとする。
92流石×アン子9/9 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 00:43:27 ID:WoCU1lIA
「あっ、あっ、あの、助けて下さっててて…ど、どうも、あり、ありが」
気が動転しているのか、うまく言葉を紡げないアン子に苦笑しつつ、男はマントを彼女の胸元に掛けた。真っ赤になっているアン子は、円らな瞳を一層丸くして、相手の顔を見た。先程とは打って変わって、優しい微笑みを浮かべている。
「落ち着くまで、拙者が一緒にいるでござるよ」
「はっ…はい…」
アン子はどぎまぎしながら、マントの下で襟を正す。何か言わなくては、と彼女は未だ震える声で言葉を発する。
「え、えと、助けて下さって、ありがとうございました…」
「いえいえ、それ程でもないでござるよ」
「あの…」
「何でござるか?」
「わたしはアン子って言うんです…あなたは?……」
「拙者は、最上サスガと申すでござる。お見知りおきを、アン子殿」
93藤 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 00:45:28 ID:WoCU1lIA
以上。
6/9がふたつあるわ、途中で鳥変わっとるわだが、
そこは目を瞑ってくれ
94名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 13:43:22 ID:6ae+idST
GJ
流石カッコヨス
アン子は可愛いし

技がビームじゃなくてよかった。あれなんかギャグっぽいし・・・
いや、スマソ
95藤 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 16:10:32 ID:WoCU1lIA
>94
ビームか…やろうかと思ったけど、
SSの雰囲気が崩れそうな気がしたから、やらんかったよ
確かにギャグだ、アレは

続き投下しますぜノシ
96流石×アン子1/4 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 16:11:46 ID:WoCU1lIA
最上サスガ、と名乗ったその男は、アン子を茶店に連れていき、彼女の気を落ち着かせようと、色々な事を話してくれた。サスガが奢ってくれた茶の入った湯のみを手を持って、股の間に置いたまま、アン子は彼の話にいつの間にか夢中になって聞き入っていた。
とある武将の家来であったサスガは、戦で主を失い、同時に行方不明になった幼なじみを捜しているのだと言った。彼は自分は戦で両親を失った孤児(みなしご)で、同じく肉親を失った幼なじみと共に武将に拾われ、それから成人して武将の家来になったのだとも言った。
「拙者にとっては、その幼なじみは兄弟同然であり、殿は父親同然だったんでござる。
例え血は繋がっていなくても、魂が繋がっていた、とでも言うものでござるか…」
なかなかうまく言えないでござるよ、とサスガは苦笑し、一向に何も口にしないアン子に、団子を勧める。
笠を取って露になったサスガの顔は、きりっと凛々しいながらも優しい笑みをよく浮かべていて、アン子を魅了し包容するまでだった。長い茶色の前髪が目元を露にする度、それが暖かな眼差しを見せるので、一層胸を高鳴らせる事になる。
97流石×アン子2/4 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 16:12:35 ID:WoCU1lIA
(あれ、わたし…どうしちゃったんだろう……)
アン子は鼓動が早まる胸元に多少息苦しさを感じたまま、俯いて、独り心の中で呟く。
(わたしは…六の事が、大好きなハズなのに……)
「アン子殿?気分でも、悪いのでござるか?」
サスガが心配そうな顔で、アン子の顔を覗き込む。視界にクローズアップされたサスガの顔を見るなり、アン子は驚かされた様に心臓をびくりとさせて、慌てて大丈夫だと返事をした。
(でも…サスガさん……こんなに優しくしてくれるし……
六なんか…アン子の事好きだって言ったくせに…いっつもぶっきらぼうで冷たいし…)
そう思うと、急に腹が立ってきて、アン子は団子にかぶり付くと、むしゃむしゃと一本たいらげた。それでもまだ気がおさまらなくて、二本目、三本目と、次々に口にしていく。
サスガは隣で困惑しつつも、茶を啜る。途端にアン子が喉に丸い固まりを詰まらせて、苦しげに首を抑えて呻き始めたので、彼は慌てて丸まっている背中をトントン叩いた。
98流石×アン子3/4 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 16:13:28 ID:WoCU1lIA
「大丈夫でござるか?やけ食いはよくないでござるよ」
「ごめんなさい…もう、平気です」
ようやっとの事で詰まっていた団子を嚥下し、ほーっと溜め息を吐いて、アン子は少々涙目になりながらサスガを見た。サスガは困った様な、それでも安心した様な微笑みを返す。
(このまま、サスガさんと…いたい)
六と違って、大人の男としての包容力と優しさがあり、それでもって人との関係を大事にしているサスガといたい。六が自分に構ってくれないのだから、少々浮気しても平気だろう。
(もしかしたら…六が嫉妬して、アン子の事、構う様になるかもしれない)
もし、六が振り向かなくても、サスガとなら、一緒になってもいい――
アン子は自分がやろうとしている事に、少しも後ろめたさはなかった。それがサスガや六にとっては、許し難い、非道な行為であったとしても。
99流石×アン子4/4 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 16:14:27 ID:WoCU1lIA
「じゃあ、そろそろ拙者は行くでござるよ」
サスガは笠を手に取り、すっと立ち上がる。アン子ははっとなって、サスガの服の裾を掴み、彼を引き止めた。サスガは困惑した表情で、肩越しにアン子を見る。
「お、お願いです、今日一日、わたしと一緒にいて下さい」
アン子は静かに、それでも力強く、はっきりと言った。
「アン子殿…?」
「迷惑なのは分かっています。でもさっきみたいに襲われてしまったら…わたし……」
「う…む…」
サスガは戸惑いを隠せなかった。確かに彼女が再びごろつきに襲われてしまったら、一体誰が助け出せると言うのだろう。だが会って間もない少女に、一緒にいてくれと懇願されても、どうしたらよいものか。
サスガは迷っていたが、やがてこれも人助けの内だろうと思い、アン子に応えた。
「承知した。拙者、女子(おなご)と時間を過ごす事があまりなかった故、何もしてやれぬかもしれないが…それでもよいのなら、喜んで引き受けるでござるよ」
アン子は花が満開になる様に、ぱあっと表情を明るくして、思わずサスガに抱き付いてしまっていた。
100藤 ◆STvAb46wng :2006/08/28(月) 16:17:08 ID:WoCU1lIA
何気に100ゲトー
何か俺のPC、「ブショウ」の「ブ」の字をちゃんと表示していないんだが、
他の人のPCはちゃんと映ってんのかな…?
101名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 20:32:42 ID:5x41dKlb
GJGJ!!!
アン子可愛すぎるよ
期待して待ってるwktk

俺は携帯からだけど特に問題ないよ
102名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:27:44 ID:0X8BvrXL
GJ!
アン子の可愛さにハァハァさせていただいた。
PCから見てるけど、自分も問題なし<ブショウのブ
103名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:06:08 ID:5lLvwo2O
GJだアン子いいよアン子
俺も同じくPCで武将の武はちゃんと表示されてる
10456:2006/08/29(火) 00:20:16 ID:Nx2Yu4YB
>>100
GJ 
アンコかわいす
ウチのとこも大丈夫<武将
これからも頑張って
105藤 ◆STvAb46wng :2006/08/29(火) 00:31:30 ID:FL3SOvdH
皆、武の字の報告ありがとう
時間を置いて見てみたら、ちゃんと表示されました
本当にありがとう


流石編が書き終わっていないが、
新たなネタが出来上がってしまった
またもアン子×六だが
風呂場で泡プレイになる
『バブルバスガール編』って事でここは一つ
10677 ◆ROKIsZpy0M :2006/08/30(水) 23:21:14 ID:ASlggNh0
鳥つけてみました。

翌日の二人を書いたんですがまだエロはないです。
今夜中に見直して明日投下予定なので待っててくだーたい。
一応拙作をシリーズ化したい、なんて思ってるので今後ともよろしゅーおねがいします。
107名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 20:30:05 ID:CUxMvdG0
しばらく見てない間にすごいことになってるな。

>>100
乙、そしてGJ。
108黒ロキ推奨 ◆ROKIsZpy0M :2006/08/31(木) 22:25:25 ID:TXLTTojq
「…はぁ」
気づくと私はため息をついていた。
凍り豆腐の様にしぼれば汁が出そうなベッドで裸になって寝ていたためか、体が冷えている。
私の恋人はその真ん中で大の字になってまだ寝ている。
起きていれば生意気なことばかり言っているが寝顔は案外かわいい。
部屋中すごいことになっているのは彼女に起きてから片づけさせることにして見ぬふりをする。
それにしてもどうして天井まで汚れているのだろう…。
とにかくシャワーを浴びるために部屋を出た。私はなにも見ていない。
熱い湯に頭から打たせながら昨夜のことを思い出す。
私の記憶は断片的でしっかり覚えているのはキスをするまでぐらいだ。
随分と恥ずかしいことを言った気がするがきっと気のせいだろう。
そうだ、そんなことよりも仕事のことを考えなくては。
彼女とつきあいだしてからどうにも頭の中がピンク色になっている気がする。
路線変更なんて今更できるだろうか。
体を拭いて飾り気のない黒服を着る。
寝室のドアを開けようとすると歌う声が聞こえてきた。
短いフレーズを繰り返しているので呪文なのだろう。
魔法を使っているときは開けてはいけないと厳しく言われているので
ドアにもたれかかって耳を澄ます。
彼女の力強い歌声は初めて聞いた時から好きだった。
泣いているようだと評される私の歌の対極にあるようだったからかもしれない。
声が止んだ。
109黒ロキ推奨 ◆ROKIsZpy0M :2006/08/31(木) 22:27:42 ID:TXLTTojq
「…かごめ?もう入ってもいいよ」
気づいていたらしい。言われるままに入ると部屋はすっかり片づいていて、
床に血で描かれた模様がゆっくり薄れていっていた。
ロキの指先から血が出ている。
そしてその指にはなぜかさくらんぼがつままれている。
「…指、痛くない?なめてあげようか?」
いつものことなのだが、なんとなく今日は気になって聞いてみた。
「だめだよ。唾液でさえあんなになっちゃうんだから血なんて飲んだら
三日は発情しっぱなしだよ?」
「…っ!」
予想外のことに思わず目をそらした。きっと顔は真っ赤だろう。
恥ずかしい…ゆうべは一体なにを言ったのかまるで記憶にない。
「元気な時ならいいんだけど、アレ生やすのと部屋綺麗にするので疲れちゃった
からそーいうのはまた今度ね。そんなことより一緒にこれ食べよ?」
そう言ってロキはさくらんぼを突き出した。
「…それ、どこから出てきたの?」
うまく話が逸れそうなのでこのまま流れを戻さない様にしよう。
「これはこの部屋に飛び散ってたあたしの精液とかごめの愛液を魔力の結晶にしたの。
いつもは一粒なんだけど今日は二粒できちゃった。なんでだと思う?」
なんとなくロキが笑っている気がする。
私は籠から出られない小鳥の気分だ。
「わからないわよ。魔法のことなんて」
私の声は少し怒ったようになっている。
「それはねーきのうはかごめがたくさん潮吹いたからだよ。
気持ち良さそーな顔して何度も自分の指でイきながらあたしにおねだりしてさ、
入れてあげたら降りられなくなってイキっぱなしになっちゃって、
床も壁もぐちゃぐちゃになるぐらい吹いちゃったんだよ。覚えてる?」
話はまったく逸れていなかった。罠だった。
「……キスするとこまでしか覚えてないわよ」
ロキとつきあうまでは赤面することなんてなかったのに私は変わってしまったみたいだ。
110黒ロキ推奨 ◆ROKIsZpy0M :2006/08/31(木) 22:30:36 ID:TXLTTojq
「まぁまぁ、とにかく一粒あげるから食べてよ」
差し出されたさくらんぼを渋々口に運んだ。
甘い。甘すぎる。
少し変だ。酸味がまったくない。
「…なんでこんなに甘いのよ?」
「それはあたし達が甘々だからだよ、甘酸っぱい恋をしてる人の魔力は甘酸っぱいし、
苦い人生を経験した人の魔力は渋い苦みがあるの」
なるほど、納得がいく説明だ。
「ふーん、ロキはあたしにべったりだものね」
「あたしの味だけじゃないよ。半分はかごめのだもん。
かごめもあたしのこと大好きでいてくれてるんだよねー?」
「……それは、、当然じゃない////」
「かごめーっ!!!ぎゅーっ」
ロキが抱きついてきた。小柄な癖に腕力はあるので少し苦しい。
でもそのまま抱かれてロキの匂いを吸い込む。
「…そう言えばロキは10時からライブでしょ?そろそろリハなんじゃないの?」
そのままでいたかったが、私は以前ロキが言っていたことを思い出した。
時計は6時半を指している。もちろん夕方の。
「あー!!」
そんな近くで叫ばれると耳が痛い、と言う間もなくロキは、
「忘れてたっ!もう行かなきゃ!それからライブじゃなくてサバトだよっ!じゃあねっ!」
まくしたててすごい勢いでロキは部屋を出た。
111黒ロキ推奨 ◆ROKIsZpy0M :2006/08/31(木) 22:32:30 ID:TXLTTojq
と思ったら、またドアが開いてロキが顔を出した。
「かごめっ!こっちこっち」
手招きをしている。
近づくと、両手で顔を挟まれてキスをされた。
舌が口内に入ってきて私の舌に絡む。
「んっ…んっ…ふぁっ」
声が漏れている。私の声だ。
「…ぷはぁっ」
ようやく解放された。
「いってきますのちゅー、いってきまーすっ」
しばらく呆然としていた。
ふと我に返って息をしていなかったことに気づいた。
上気した頬をなだめるように息を吸う。
「……ばか」
112黒ロキ推奨 ◆ROKIsZpy0M :2006/08/31(木) 22:37:43 ID:TXLTTojq
今日はここまでです。
続きはかごめが一人で慰めるシーンの予定。
短めの予定。
その後はロキの一人称に戻す予定。
全部予定で未定です。

ちょっとロキのキャラ壊しすぎたかなぁ、と思うんだけどどうかな?
一応、普段は暗いけどかごめの前では無邪気で悪戯好きって感じのつもりです。
113名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:12:27 ID:UcOgf8SX
グッジョブ。今日は良い夢が見られそうだ。
ロキの性格はこれでオッケーだと思う。
コアクマだけど本当は良い子,みたいで。
114名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 01:39:56 ID:WRyafgkY
っていうか、ロキって他の誰よりも書き手の個性が出るキャラだと思う。
保管庫見ても、いろんな解釈があるし。


……てなことを考えていたら、性格の違うロキ同士でえちぃという電波を受信。
邪道すぎるか?
115名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 09:50:30 ID:5HDOIqTY
>>112
GJだぜ
まさにsweet sweet ♥ magicだなと言おうと思ったけど、寒すぎるからやめておくぜ


ロキは書き手にとっても動かしやすいんじゃないかな
反対に動かしにくいのは…鴨川?
116名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 14:04:30 ID:KpCekbGt
極論すれば体がなくて喋らなくて(これはなくてもいい)
体つきに明確なポイントがないのがエロパロ的には動かしにくいと思われ

鴨川は逆に童貞歴と年齢が一緒なネタとか
やたらエロに関するオカルト的なウンチク披露しながらとか
あるいはひたすら女に敷かれまくりの搾られまくりとか
ポイントはいくらでもあると思うなあ。
117名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:36:35 ID:VQKJ+eDz
個人的にはユーリとかカウントテンとか目上口調なキャラが動かしにくい
どこまで崩していいのか分からないというかなんというか
118名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:21:13 ID:5HDOIqTY
非生物キャラはどうなんだろう
テリーとかDoooomとかコンガ卿とか
119名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:28:45 ID:aSN5v65t
やろうと思えば、どのキャラでも不可能はないよ

120名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:50:54 ID:yrMc+yQy
>>116
そんな感じでミク×鴨川×ミクに萌えている
てことでその二人のSSをちょっと先になるが投下予定。忘れた頃になると思うんで忘れてて
121名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 00:17:02 ID:yyfCecrm
テリーのコードで触手プレイに萌えている私が通りますよ。
122名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 04:57:49 ID:JlFCwM4h
じゃあ俺はピアノ(♀)×太鼓(♂)を希望する。
123名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 12:05:53 ID:yaasHUI/
Bボーン先生なんて骨だけど性感とかあるのか?
124名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 12:50:22 ID:d0+yDNbj
ヒント:生前
確かボーン先生たちって死人だったとオモ
違っててもそれはそれなりにできるんじゃマイカ
125名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 23:47:26 ID:3WsNDwqy
桔梗さんも結構書き手で性格出ると思う
一途だったり思いっきりツンデレだったり
126やったモン勝ち:2006/09/03(日) 14:18:03 ID:v6syaKFv
久々参上で「かぜタイ」投下します
時間的には「おとミニ」の次の日だと思ってください
127やったモン勝ち:2006/09/03(日) 14:18:46 ID:v6syaKFv
若きタイマーの悩み。
このタイトルで本を出したら、5人のうち4人は出版社にクレームを出すことだろう。
でも今、僕はヒジョ〜〜〜に困っているわけで。

僕が風邪を引いて寝込んだのはつい昨日。
自分で動くのも辛いし、かといってミニッツに世話をしてもらうにも病気を感染したら大変だし。
そこでニャミちゃんに携帯で連絡を取った。ここまでは問題なかった。


「あっついよぅ〜」

そう言って、上着の胸元をパタパタさせるニャミちゃん。
部屋にはクーラーが備え付けてあるけど、病人に冷房なんて某サイボーグキャットに喧嘩を売るようなものだ。
だからここは熱気が強め。
つまり、彼女はもの凄〜く薄着。

「冷蔵庫にある飲み物、取ってきなよ」

僕の体調自体はわりとよくなってきている。
ちょっとフラフラするけど。

「わかった〜適当にもらうねぇ〜」

うだーって感じでのそーっと部屋を出て行くニャミちゃん。
正直、傍にいられるとキツイ。
その…なんていうか…、
目に毒というか、
刺激が強い。性的な意味で。

薄着で汗がしっとり滲んで、少し肌に貼りついた薄い布を扇ぐたび、胸元の肌が露出されるわけでして。
風邪の熱と毛布の熱さと視覚からの刺激で、かなり体全体が火照ってる。

さすがのニャミちゃんも、まさか病人を襲う真似はしないと思うけど。
…ニャミちゃんだしなぁ。

なるべく彼女を見ないように。
余計なことは考えないように。
困ったときは奇数を数えるんだ。奇数は2で割り切れないマヌケな数字、僕に勇気を与えてくれる。

「飲み物持ってきたぁ〜。ダーリンも飲む〜?」

…耐え切れる自信がありません。
128やったモン勝ち:2006/09/03(日) 14:19:31 ID:v6syaKFv
ニャミちゃんが持ってきたのは、お中元でもらったジュースのビンだ。
それと、冷たそうな水が入ったピッチャーと、コップ2つ。
片方のコップに氷が入っていないのは、僕の体をあまり冷やさないように気を使ったんだろう。

「カルピスの箱あったから勝手に開けちゃったけど」
「うん、いいよ」

いつもは牛乳4:カルピス1で飲むんだけど、たまにはそのまんまでもいいかな。
でもお腹大丈夫かな…。

「はい、お客様。当店自慢のドリンクです」

いつの間にかニャミちゃんが9の衣装に着替えている。
なんでも、早着替えが特技なんだって。
衣装ケースもないのに一瞬で服装が変わる。
たまに身長・体重・頭身が変わってる気がするんだけど、「目の錯覚」って言われたことがあるなぁ。

グビグビグビッ!
「プハー!五臓六腑に染み渡るねぃ!」

ニャミちゃんオヤジー。

コクコク…
うん、美味しい。

「あっと、こぼしちゃった」

見ると、原液を飛び散らせた様子。

「あにゃー、服までベトベトー」

ニャミちゃんの顔や衣装にまで、カルピスの原液がかかっている。
どう見ても精子です。
本当にありがとうございました。

そんなこんなでますます悶々としてきます誰か助けて。
129やったモン勝ち:2006/09/03(日) 14:20:04 ID:v6syaKFv
ありゃりゃ、暑さで頭がボーっとしてたかな。反省反省っと。
着替えはできるけど、服がこれじゃあ洗濯しないとね。
あ、そうだ。

「ダーリン、パジャマ脱いで」
「ぶはっ」

カルピスを飲んでいたみたいで、盛大に吹いたみたい。なんでよ。

「服汚れちゃったから、洗濯。ついでに洗ったげる」
「あ、うん。ちょうど今カルピスで濡れちゃったしね…」
「…」
「…」
「…」
「…今?」
「うん」

ちょっと悩んでいるタイマー。
すると、毛布をひっ被ってモゾモゾし始めた。
チッ、裸体を拝めると思ったのに。

程なくして、毛布から手が伸びてきた。
脱いだパジャマが握られてる。

「じゃ、あたしは洗濯してるから、今のうちにそこの濡れタオルで体を拭いてね」
「うん」
「あたしがやってあげてもいいけど」
「いいっ!遠慮っ!」

そこまで恥ずかしいか。
そういやさっきから妙に顔が赤かったよね。
なんでだろ…。
130やったモン勝ち:2006/09/03(日) 14:20:55 ID:v6syaKFv
「いちにでウォッシュ、さんしでウォッシュ…違うなぁ」

洗濯のために洗面所まで来たけど、他の洗濯物も結構溜まっていたので、先にそちらを片付けることにした。
んー、仕事が忙しかったのかな。

「ひーとーりでへんしーんーあははーとぅっとぅるー…これも違うなぁ」

歌いながらやろうと思ったんだけど、洗濯の歌がない。
お風呂のはあるのに。
あ、あれだ。

「10時せんたくー、ポイポイスイッチオンー」

一瞬で終わっちゃった。


手持ち無沙汰でタイマーのパジャマを持ってたんだけど、ふと

スンスン
「うへー、汗臭ぁ」

匂いをかいでみたら、相当汗を吸っていたらしい。
この季節にあの状態じゃしょうがないか。

スンスン

あらら、背中も凄いね。
裾のほうも若干。
洗剤多めのがいいかな。

スンスン

ん、この辺匂いが強いかな。
タイマーの…匂い。

く、クンクン

…ん

クンクン
くちゃ…

オトコノヒトの汗の匂い…。

クンクン
ぴちゃ、くちゃ

やぶへび?知るか。
131やったモン勝ち:2006/09/03(日) 14:22:19 ID:v6syaKFv
しばらくあたしは、パジャマを抱きかかえてひとりエッチしてた。
なんかもう、この匂いかいでると背中の奥のほうがゾワゾワでかゆかゆでキューンってなる。

でも、
こんなのより…ホンモノがいい。

いくらなんでも病人は襲えないからね。ミミちゃんじゃあるまいし。
うーん、自分の手じゃ足りないぞぅ。
何かないかな…。

ヴー、ヴー、

…洗濯機。
これの角にあそこを当てると気持ちいいって言ってたなぁ。誰とは言わないけど。
よし、

「洗濯機!(タイマーの代役は)キミに決めた!」

あ〜あ、寒い寒い。
まいっか。洗濯機にタイマー機能ついてるし。


んしょっと。
あ、角に腰が届かないかな。
椅子を持ってきて、上に乗って、と。
下着は…これも洗濯すればいいや。穿いたまんまで。
これでこう、パジャマを抱いたまま…

ヴー、ヴー、
「あひゃっ!」

意外といいよ、コレ。

ヴー、ヴー、
「あぁ、ん…ゃはっ!」

ん、タイマーの匂いぃ…。
132やったモン勝ち:2006/09/03(日) 14:22:53 ID:v6syaKFv
体を拭き終わり、予備のパジャマ(以前ニャミちゃんに貸したものだ)に着替えた。

ニャミちゃんが洗濯しに行って、20分くらい経ったかな…。
結構時間がかかってるみたいだけど、多分何か家事をしてくれてるんだろう。
モヤモヤも収まって、眠りに…つきそう…。
と、ちょうど意識が落ちそうになったとき

「ふあああああぁん!」
ドダン!ガダダダダッ!
「痛ぁーい!」

甲高い声のあとに、何か重いものをひっくり返したような音がした。
…なんだろう。
なんだか、視線を逸らしたいような、見たくないような、絶対に目を背けたい光景が繰り広げられていそう。
下手に考えてたら、眠気が吹き飛んでしまった。


しばらくすると、彼女が戻ってきた。
頭にタンコブができ、心なしか顔が赤い。

「どうしたの?」
「…ちょっとね」

優しく尋ねたら、バツの悪そうな返事。
なんだか妙にモジモジしてるし。

「カルピス、飲もっか」
「…ん」

気まずい空気を払拭しようと提案してみたけど。
ニャミちゃんは、妙に上品な飲み方してるし。
僕は白い液体がニャミちゃんの口の中に入っていく光景に目を奪われるし。
やっぱりニャミちゃんは妙にモジモジしてるし。
僕は体の向きを変えて目を逸らすけど、少し前屈み。
気まずい…。


こうして「お互い気持ちを落ち着かせようと自爆合戦」は数時間にも及ぶのだった…。
133やったモン勝ち:2006/09/03(日) 14:26:09 ID:v6syaKFv
次回!

ついにミニッツに「その時」が!?
迫り来る魔手!
タイマーが耳元で囁く「愛してるよ」の真実とは!?
そしてミミの邪悪なる笑み!

次回、「はじめてミニッツ」!!


北斗の掟は、俺が守る…
134やったモン勝ち:2006/09/03(日) 14:29:22 ID:v6syaKFv
とまぁ、以上です

多分次回でひと段落つけますはい
その前に無駄にクオリティの高そうな鴨川ネタ思いついたんで、先にそちらを投下することになりそうですが
今回特にネタ・エロ・萌え少なめな気がするのは気のせいじゃないです多分

ところで、元ネタ解説は必要?
135名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 15:07:46 ID:j10Q/7nr
GJ! 妙なところで初々しいニャミに萌えた。
今回はどう見ても精子とピカ○ュウくらいしか分からんかったなあ。
解説は自分は要らんかな。これはと思って一人でニヤニヤするのが醍醐味だし。
続きも鴨川も待ってるよ。もしかして上のミク鴨ミクだったりするかい?
136名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 16:32:18 ID:nZqWuR+l
GJ 面白かった・・・ニャミかわいい

サイボーグキャットというと2種類思い浮かんでくるけど・・・どっちだろ
冷房どうこうが何なのかわからなかった
137名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:00:42 ID:t3QaURFC
全裸で外出してた甲斐があったぜ
138やったモン勝ち:2006/09/03(日) 22:18:19 ID:v6syaKFv
>>136
クロちゃんです!

元ネタ解説はひとまず置いておいて、
「鴨川研究員〜なつやすみのしゅくだい〜」
を投下するよぅ
超小ネタだけど
139やったモン勝ち:2006/09/03(日) 22:19:54 ID:v6syaKFv
『鴨川研究員〜なつやすみのしゅくだい〜』

えー皆様、お忙しい中お越し頂きありがとうございます。
只今より私、IDAA(国際異能研究所)所長代行鴨川哲夫に依ります夏期休暇の課題、「自由研究」について発表したいと思います。
今回私が扱った題材はズバリ、「ミミニャミとミニッツに関する考察」であります。
拙い言葉ではありますが、御静聴のほど宜しくお願い致します。
また、真に勝手ながら敬称は省かせて頂きます。

えー早速、第一の考察について説明させて頂きます。
えー、以前よりこのミミニャミお二方につきましては、我々の間でも様々な論争が繰り広げられてきました。
その中で、ある日私に天啓とも言うべき解釈が浮かび上がったのです。
皆様、スクリーンの映像をご覧下さい。

     ネコ  (゚д゚ ) 
      \/| y |\
彼が今、手にしているのは「ネコ」です。
「ネコ」の名前の由来につきましては、「寝ている子」からネコとする説、「家子」が訛ってネコになった説等がございますが、
詳しい説明はパンフレット付属の別紙『「ネコ」の由来』を参照して下さい。
さて、この「ネコ」に

     ネコ  ( ゚д゚)   +1 
      \/| y |\/
「+1」と言う事で、ある物を付加させます。
この時付加させる物は属性でも物体でも構いません。
そして、ここで彼が手にしているものを組み合わせるとどうなるでしょうか。

        ( ゚д゚)  ネ申
        (\/\/
えー、このように「神」という文字が浮かび上がります。
これをニャミに当てはめると、

α:ネコ+1=神
β:ニャミ=ネコ+人属性
α・βによりニャミ=神

このような公式が成り立ちます。
えーここから、一部の集団では既に常識となってはいるようですが、ニャミは神であると証明されました。
140やったモン勝ち:2006/09/03(日) 22:20:32 ID:v6syaKFv
えー、では次にこちらをご覧下さい。

   ネコミミ  (゚д゚ )
      \/| y |\
彼が今度手にしているのは「ネコミミ」です。
「ネコミミ」と言う物は、以前は「猫耳」という表記が主流でしたが、とあるmovementを境に片仮名表記へと変貌を遂げました。
これにつきましての詳しい説明は、別紙2の「ネコミミモードでーす♥」をご参照願います。
また猫にとって、耳は強さを表すものでもあるようです。
一部が千切れた耳などは、猫同士の喧嘩によるもの…言うなれば歴戦の強者の印ともなりうるのであります。
えー、このネコミミに

   ネコミミ  ( ゚д゚)   +1 
      \/| y |\/
先程と同様に、ある物を付加させます。
これに因って先程の事案のような変化が起こるわけですが、

        ( ゚д゚)  ネ申ミミ
        (\/\/
今度は「神ミミ」へと形を変容させました。
これを公式に当てはめると、

α:ニャミ∋ネコミミ属性+n
β:ネコミミ+1=神ミミ
α・βによりニャミ∋神ミミ

つまり、ニャミの存在の内部には神ミミが含まれることが大前提だとわかります。
え、これを先程の「ニャミ=神」と一緒に考えることにしましょう。

α:ニャミ=神
β:ニャミ∋神ミミ
α・βにより神ミミ+ニャミ=超神

よって、ミミニャミは二人揃うことでMZDをも凌駕する存在、すなわち神そのものとなったのであった…いえ、なったのであります。
未だ不十分な考察ではありますが、私の考察が今後の議論に一石を投じることになれば幸いと存じます。
141やったモン勝ち:2006/09/03(日) 22:21:26 ID:v6syaKFv
それでは続きまして、第二の考察に移りたいと思います。
えー、近年、ミニッツ派という一大勢力の隆盛でニャミ派・ミミ派、果てはタイマー派などもその影響を受けました。
如何せんミニッツに関しては、議論の礎となる基本情報が大きく欠落している現状であります。
しかしながら、今回私はとある信頼できる情報筋より、ニャミ・ミミ・ミニッツのスリーサイズ情報を得ることに成功しました!
(※拍手)
えー、ありがとうございます。
えー、その情報を元に、ある大手企業と合同でグラフを作成しました。
スクリーンのグラフをご覧下さい。

     【ニャミ・ミミ・ミニッツの胸囲】T.Kamogawa & S社

      |
 ニャミ |                     ●
      |
  ミミ |                       ●
      |
ミニッツ |                  ●
      |
      |
      └──────────────────────
     (バスト)               AA   A   B   C   D   E

なんと、この3人のバストサイズをグラフにするとそれほど差はないことが判明致しました!
むしろ年齢差を考慮すると、ミニッツのほうが大きく見えるほどであります。
この件に関しましては、S社の方々も驚きの様子でした。
えー、しかし、私はこのグラフを元に、さらに今後の予想を行いました。
えー皆様、事前に告知されたように「2ちゃんねる専用ブラウザ」はお持ちでしょうか。
では、こちらをご覧下さい。

>>141

えー、このグラフについては説明のしようがありません。
私自身も「まさか!」と思うばかりであります。
このような急激な胸囲の推移はまさに脅威としか言い表せません。
私はこの現象を「バストアムーヴ現象」と名付けました。

えー尚、3人のスリーサイズにつきましては、別紙3「Sorenant et Roage」を参照して頂きます。
が、これは特に情報重要度基準の「レベル7」と設定させて頂きます。
情報を流布することで、各々方ご自身が危険に晒されることが容易に想定されますので、決して外部に漏らすことの無き様ご留意願います。

えー、これで私、IDAA(国際異能研究所)所長代行鴨川哲夫の発表とさせて頂きます。
このことが、明るく笑って暮らせる社会への第一歩となることを心から願う次第です。
142やったモン勝ち:2006/09/03(日) 22:26:57 ID:v6syaKFv
終了〜ってか短っw
騙し絵AA初挑戦で若干ズレたけど、納得の行く出来にはなりましたよっと
ミク×鴨川じゃなくてスマンね
エロですらないけど

ではまたの機会に
143名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:29:14 ID:j10Q/7nr
GJ! 禿ワロタw
何大真面目に研究してるんだ鴨川w
144名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:31:01 ID:t3QaURFC
見事だwwwww
145黒ロキ推奨 ◆ROKIsZpy0M :2006/09/03(日) 22:40:47 ID:fQDM97hn
>>139
全然小ネタどころじゃなくてまじ面白かったです!


拙作の方ですががが明日の夜に続編投下予定。
かごめの自慰〜ロキが帰ってきて…で書けるとこまで書いて投下します。
なんかロキSSが書きたかったのにもはやかごめとどっちがメインだかって感じですね。

まだ糖分続きそうなんだけど、ロキ×かごめ秋田とか思い始めたら率直に言ってくれると嬉しいですす。
他のキャラで書くのもおもしろ遭難で。

誤変換は直さなかった。反省はしていない。
146藤 ◆STvAb46wng :2006/09/04(月) 01:26:08 ID:Li9noyEw
>やったモン勝ちさん
GJ!
「かぜタイ」精子と北斗吹いたwサイボーグキャット…俺ドラ○もんかとオモタよ
鴨川のネタもヨカッタ!
一体何処からスリーサイズを入手したんだw
相変わらずのギャグとパロが素晴らしいです。
本当にありがとうございました。

>黒ロキさん
かごめのオナニーシーンにwktk
毎度毎度、うはうはしながら読んでるよ

上記お二方の続編を全裸で待ちながら、
ただいま流石×アン子SS作成の亀な俺orz
147藤 ◆STvAb46wng :2006/09/04(月) 03:40:52 ID:Li9noyEw
誰もいない内に投下…
148流石×アン子1/6 ◆STvAb46wng :2006/09/04(月) 03:41:53 ID:Li9noyEw
ゴオォ――ンン……
何処かで午後6時を告げる鐘が、重々しく響いて鳴っている。
アン子は、自分が一泊する事になった小さな部屋の窓際に座り込み、夕陽で橙に染まっている町並みを見下ろしていた。同じく橙に染まっている艶やかな黒髪には、桜の花をモチーフにした簪が飾り付けられていた。サスガが彼女の為に、買ってくれたのだ。
アン子は昼間の事を思い出す。茶店を出てからも、サスガは彼女に付き添っていた。共に町を散策する様に歩き、アン子が話しかける度に、あの優しげな微笑みを浮かべたまま、彼女の望む様な応えを返した。
立ち寄った装飾品店では、アン子が一目見て気に入った簪を、サスガは自ら進んで買ってやった。そこまでしてもらっては悪い、とアン子は返品する様に言ったが、サスガはにっこりと笑って、彼女の黒髪に簪を付けたのだ。
149流石×アン子2/6 ◆STvAb46wng :2006/09/04(月) 03:43:23 ID:Li9noyEw
『拙者が望んでやった事、アン子殿が気にする事ではないでござるよ』
『ほら…よく似合っているでござるよ。とても可愛らしい』
『可愛い』と褒められて、思わず顔を赤くしてしまったアン子に対し、サスガはまた少女を包み込む様な笑みを浮かべたのだった。
(サスガさん…優しすぎるんじゃないかなぁ……)
アン子はぼうっとした視界で、そろそろと闇に包まれゆく町並みを見ている。こうして表情を変えていく空や景色と同じく、全ての物事は変化していくものなのに、サスガは今日一日、笑顔と優しさを絶やさなかった。
それが逆に不安になる気がして、笑顔を見る事すら苦しくなっていた。それでも、サスガの優しさに甘えたまま、彼の誘(いざな)いのままに旅館にまで来てしまった。
150流石×アン子3/6 ◆STvAb46wng :2006/09/04(月) 03:44:03 ID:Li9noyEw
(六……)
外は、ほとんど暗闇に閉ざされて、何も見えなくなろうとしていた。アン子はふと、愛しかった人を想う。
彼は一体、今何処で何をしているのだろう。未だに己を鍛える修行を続けているのだろうか、それとも自分の事を探しているのだろうか、それとも――
(アン子も…バカだ……)
愛されていないのだと感じたものの、アン子は六の事を想わずにはいられなかった。サスガといてもらう事を決めた時も、心の何処かでは六の事を考えていた。今でも、どうしているのかと、六の事を案じている。
151流石×アン子4/6 ◆STvAb46wng :2006/09/04(月) 03:44:57 ID:Li9noyEw
「ろ、く……」
我慢し切れなくなって、アン子は着物の裾の下に手を伸ばし、ショーツの薄い布地の上から自身に触れた。ふにゅ、と柔らかい感触が股間と指に伝わる。そのまま割れ目に合わせて、中指で撫でる事を始める。次第に中指が熱を帯び始め、湿っぽくなってくる。
初めて出会った日の晩以降、六はアン子と性行為をする事はなかった。接吻はしていたものの、それ以上の事に踏み出す事はなかった。
煩悩を沸かせない為にも、仕方のない事だとアン子は承知していたが、本当はひどく寂しかった。六が眠った後、彼を起こさない様にその場を離れて、ひっそりと独りで自分を慰める事も何度もあった。
152流石×アン子5/6 ◆STvAb46wng :2006/09/04(月) 03:48:45 ID:Li9noyEw
「ひゃぁ…あ……」
愛液が分泌され始め、アン子は熱っぽい吐息を漏らす。直接的にそこに触れたくなって、ショーツをそろそろと下ろす。ぬるぅ…と粘液が股間とショーツの間で伸び、呆気なくぷつり、と切れる。
改めてそこに指を宛がうと、ぬるりと滑り込んで、難なく中に入ってしまった。アン子はびくり、と震えた。
「ん…んぅ…んぅ…」
入ってしまった二本の指をばらばらに動かす。くちゅくちゅと卑らしい効果音が聞こえてきて、アン子はその恥ずかしさに赤面しながら、目を瞑っている。
「ひぅっ!あんぅ…やぁぁあ……」
空いていた方の手で、陰核を摘み上げる。全身がびくびく痙攣して、愛液がとろとろと溢れ出す。
153流石×アン子6/6 ◆STvAb46wng :2006/09/04(月) 03:49:24 ID:Li9noyEw
(こんなんじゃ…足りないよぉ……)
アン子は快楽で鈍っている思考で、不満を訴える。華奢な指は激しく彼女を責め立てるも、満足する様な快楽は得られない。アン子はぽろぽろと涙を流し出す。
(もっと…もっと…誰かぁ…)
『誰か』、と求めたが、アン子は六を求めていた。あのぶっきらぼうな言葉を投げかけて欲しい、あの傷だらけの手で慰めて欲しい、あの成長途中の性器で激しく…突き回して、欲しい。
「六ぅ…!」
「…アン子、殿…?」
はっとして、声のした方へ顔を向ける。ふすま障子の扉を背に、風呂から上がったらしいサスガが、戸惑った表情のまま立っていた。
154藤 ◆STvAb46wng :2006/09/04(月) 03:53:25 ID:Li9noyEw
以上。
『涙雨物語』聴きながら、書き込んでたよ
次の投下で本格的にエロに入るんじゃないかと…
155名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 21:50:09 ID:J2WCBxDH
>>145
おk、wktkしながら半裸で待つ。
もちろん着ているのは上半身だけだ。

>>154
亀になったがGJ!
六…成長途中って、割と小さうわ何をくぁwせdrftgyふじこlp
156名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 22:59:13 ID:6J/n/OP0
過疎age
157名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 23:45:57 ID:oUuwL79B
タロー×マルルウもうちょいでできるよと言ってみる
そんな過疎でもないと思うよ
158名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 01:17:14 ID:RgjvXOgl
ROMが多いんだろうな


未完作品の続きをいつまでも待ってる
159名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 23:12:47 ID:X0IYewM/
Yima睦アゲの後半書いてる途中です、しばし待って・・・;

鳥とかつけた方がいいんですかね?
160名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 23:22:11 ID:MoimhoQr
つけるもつけないも自由。
ただしつけない場合は名前欄にNG指定できるように何か入れるのがいいと思う。
陵辱とか放尿とかスカとか、人の嫌がる属性があるなら特にね。
161名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 23:57:22 ID:iWe6f2b+
>>159
オリ設定の人だっけ
鳥とか名前欄は必要じゃないかな
162藤 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 15:34:47 ID:hDqP2bFd
どうも。
遅くなりましたが、これより続きを投下致します
163流石×アン子1/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 15:38:07 ID:hDqP2bFd
「……!」
アン子は慌てて股間を隠したが、サスガの表情が既に遅いと言う事を語っている。その上、愛液の醸し出す粘着質な、饐えた匂いが部屋中に充満し始めていた。
取り返しのつかない事になった、とアン子は顔を赤くさせたまま、俯いた。
それとほぼ同時に、サスガも顔をそこから背ける。まだ湿っている髪がぱら、と小さく軽い音を立てて、横へと流れた。サスガはその格好のまま、ゆっくりと口を開く。
「何を…やっていたのでござるか……?」
答え難い問いを出す。アン子は俯いたまま、ぽろぽろと涙を流し始め、やがて顔を覆って、声を上げて泣き出した。
164流石×アン子2/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 15:40:56 ID:hDqP2bFd
女と過ごす時は長くなかったものの、女と躯(からだ)を交えた事は、これまで何度かあった。故にサスガは、知り尽くしたとまではいかないが、女体を知っていた。増してや、アン子がたった今まで行っていた行為の意味も知らない訳ではない。
だが、どういった理由で自慰を行っていたかは分からない。欲求不満なのは確かだろうが、ただ単に快楽を得る為だとは思えない。
サスガは思い切ってアン子の側へと歩み寄り、しゃがみ込んで、彼女を後ろからそっと抱いた。アン子はびくりとして、軽い束縛をしている相手の顔を恐る恐る見る。
「余計な世話かもしれぬが…拙者でよかったら、相談でも何でもお付き合い致すが……」
暗がりで互いの顔はよく見えないが、サスガは不安げな表情を浮かべていた。アン子の返事を聞く事が、少し恐かったのだ。それでも、自分はそれを受け入れようと、彼は固く決心していた。

「サスガさん…」
「――――」
165流石×アン子3/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 15:44:53 ID:hDqP2bFd
満月がわたしを見下ろしている。あの人――六と初めて過ごした夜と、同じ真ん丸の…月。
だが、自分が接吻している相手は、あの人ではない。十(とお)は離れているであろう、あの夜と同じ、今日知り合ったばかりの男性。
「んくっ…んふぅ……ちゅば…」
アン子は目を瞑ったまま、サスガと深い接吻を繰り返していた。華奢で細い腕と、鍛えられた逞しい腕とが、交差して互いを繋ぎ止めている。
唾液が小さく可憐な唇を濡らし、じゅぶ、じゅぐ、と音を立てながら、上気した頬を伝って、真っ白で糊が利いている敷布の上に落ちていく。
サスガは一旦顔を離し、寝転がっている少女の白い首筋に舌を付ける。あぁ、と熱い吐息の混じった喘ぎ声が漏れ、びくりと震える感触がした。サスガは首筋から項へと、項から肩口へと、舌を這わせた。
166流石×アン子4/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 15:47:05 ID:hDqP2bFd
鎖骨に行き着いた口元が、軽く歯を立てる。アン子は一層固く目を瞑って、またも喘ぎを漏らす。途端に鎖骨に吸い付かれた気がして、彼女はうまく紡げない言葉を発する。
「やぁ…やめ、て……ひぁあ…跡、付、け、ない、でぇ……」
「じゃあ、こっちでござるな」
サスガは悪戯っぽく笑い、存在を主張している突起に吸い付く。舌で転がし、乳輪を舐め回す。アン子の肌はきめ細やかで滑らか、文字通りの甘肌で、いつまでも舌で愛撫したくなるものだった。サスガはまたくす、と笑い、今度は乳首に軽く歯を立てる。
「あ…!あぁん……!」
アン子は頤を反らして、それに応えた。
167流石×アン子5/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 15:51:55 ID:hDqP2bFd
空いていた方の乳首を摘まれ、ころころと捩られ、アン子は敷布を握り締めている。白い裸体は汗でしっとりと濡れ、それ以上に彼女の秘部は愛液でぐしょぐしょに濡れていた。
サスガはアン子を解放し、露になっている上体を上げる。その隆々とした胸元には、主と一番の親友を失くした戦で受けた傷が、痛々しく跡を残していた。
「む…アン子殿は、感じ易いのでござるな。秘所をこんなにしとどに濡らしてらっしゃる…」
「やぁ…ぁ…ぁあん……」
サスガはそこの割れ目を、指でくすぐる様に愛撫している。アン子はいやいやをする様に、体をくねらせた。
「アン子の事ぉ……悪い子だ…って…思ってるぅ……?」
「いぃや…?そんな事はないでござるよ…」
返事をすると同時に、サスガは指を二本、ぬるりと中に侵入させた。アン子はあられもなく脚を広げて、それを受け入れる。
168流石×アン子6/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 15:54:24 ID:hDqP2bFd
難なく入ったものの、中はひどく狭く、肉の壁がぎゅうぎゅう締め付けてくる。サスガは指をばらばらに動かして、膣内を解していく。
くちゅくちゅと淫らな音を立てて、粘液が接合部から溢れ出してきた。小丘がひくひくと戦慄き、とめどなく溢れ出ている粘液が尻を伝い、そこを蛞蝓が這った跡の様にぬらぬらと濡れた。
それが肉欲をそそり、サスガは頬を赤く染め、ずる剥けになった立派な一物をすっかり勃起させている。アン子もそれ相応の快楽を感じていたが、何処となく辛そうで、固く瞑られた目からは涙が滲んでいる。
その様子から、アン子が流している涙は快楽からのものだけではない、とサスガは察した。
169流石×アン子7/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 15:56:04 ID:hDqP2bFd
「っも…!もぉ、だめぇ…!ひぁっ!ぃやんっ!」
絶頂を迎えようとしている、上ずった調子外れの喘ぎ声で、サスガは指を引き抜いた。薄々気が付いていたが、もはやこれ以上は彼女に辛い快楽を与えられぬ――アン子は未だ目を瞑ったまま、荒い呼吸を繰り返し、火照って紅潮しかけている胸を上下させる。
「ぉ…ねがい……もぉ…い…れて…」
そう言って、アン子は結合を求める。だが、彼女は自分を望んでいるのではない。誰か別の…別の異性…想い人を求めているのだ――
「おねがい…」
「アン子殿、拙者は…拙者には、『六』殿の代わりは出来ないでござる」
170流石×アン子8/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 15:58:50 ID:hDqP2bFd
六。
その名を聞き、アン子ははっとなって、ようやく目を開いた。覚ましたとも言うべきか、アン子はやっとの事で自分のやっていた事の大きな過ちに気が付いた。自分の我侭で、サスガを巻き込んでいたのだ。
「…!」
「愛する故に、構って欲しさに、拙者に浮気をしたのでござらんか?だけど、それは非常に愚かな行為で、増してやその想い人を失う事もあるのでござるよ。
それでも…アン子殿は、それを続けるのでござるか?」
サスガの一言一言が、ぐさりと胸に突き刺さり、痛みが染み渡る。だが、彼は何一つ間違った事は言っていない。間違っていたのは自分自身なのだと、教えてくれる。
171流石×アン子8/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 16:03:37 ID:hDqP2bFd
「ごめんなさい…!」
アン子はわっと泣き出して、サスガの胸に取り縋る。サスガは一緒に辛さを味わう様に、それでも優しく微笑んで、泣きじゃくるアン子を抱きかかえる。震える彼女の肩に顎を乗せ、背中に回した手でぽんぽんと軽く叩いてやる。まるで父親が、幼い娘を宥める様に。
「いいのでござるよ……アン子殿」
男は、泣き続ける少女の肩を、いつまでも抱いていた。
「アン子ーっ!」
深々(しんしん)と更けゆく夜の町を、六は独りひた走る。迷惑だと知りながら、大声でアン子の名を呼び、更には灯かりの付いている長屋や店の扉を勢いよくがらっと開けて彼女を尋ね、
「花柄の着物を着て、紫がかった長い黒髪をまとめた女なんだが…」
「さぁ、見なかったねぇ…」
「悪ィが、女見なかったか?これ位の背ェして…」
「そろそろ店じまいなんです。お侍様、申し訳ございませんが、どうかお引き取り下さいませ」
「バッキャロ、今何時だと思ってるんでェ!」
時には怒鳴られ。
173流石×アン子11/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 16:06:43 ID:hDqP2bFd
(アン子…アン子、何処行っちまったんだ?)
自分から追い払ったものの、六はアン子の事が気がかりでしようがなく、馬鹿正直に彼女の事を必死に探し回っている。黒く塗られた下駄も、それを履く引き締まった足も土埃で汚しながら。
六は十字路に辿り着いた時、壁に寄りかかって立っている、三度笠を被った男を見つけた。ぜえぜえと息を切らしながら、六はその男に、もう何度したか分からない問いを吐く。
男は黙ったまま、とある宿屋を指差した。若き侍は、一言礼の言葉を残して、その場から立ち去った。
174流石×アン子12/12 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 16:07:15 ID:hDqP2bFd
(あなたは…ちゃんと愛されているでござるよ、アン子殿)
サスガは六の後ろ姿を見送りながら、ふっと微笑む。それから彼は壁から離れ、町の出口向かって、歩き始めた。戦友を捜す旅を、再開する為に。
ふと、サスガは一人の少女を思い浮かべた。長い銀髪をした、頭蓋骨を肌身離さず持っている少女を。愛する人を失い、アン子と同じ様に、自分に代わりを求めてきた少女を。

「いつの世も、儚きや…」
三度笠は、闇の奥深くへと吸い込まれて、見えなくなった。

《終》
175藤 ◆STvAb46wng :2006/09/08(金) 16:12:28 ID:hDqP2bFd
以上で、流石編は完結です。。。
『涙雨物語』の歌詞の一部を入れる事が出来て、個人的には満足

サーア、ツギモカンバルゾー
176名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 16:33:51 ID:TDrX0zOR
>175
GJ!
177名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 19:41:39 ID:xRt1B9IO
>>175
GGGGJ!
そしてサスキキョクルー!?
178名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 20:49:32 ID:rTiRk3ql
少しだけ・・・鴨×ミクの一部おいてきまつ

今回、がんばりますんで宜しく
179鴨×ミク(その1):2006/09/08(金) 20:52:29 ID:rTiRk3ql
「んっしょ!よい・・しょ!!!どっこいしょ!!・・・あーもうやだあ!!超重いんだけど!!!」

あたしは酔っ払って意識の無い鴨川研究員を支えながら、よろけつつも彼の研究室まで歩いていった。
彼の体形からして普通の男性より軽いと思うのだが、やっぱ女のあたし一人の力で彼を支えるのは重労働だ。

「あーあ・・・なんでこんな事になっちゃんたんだろ・・・・・」

あたしはため息をつくと、さっきまでの事を思い出していた。

今日はMZDの企画で「店舗IRお疲れさんでした!!隠し曲キャラ限定飲み会!」の日だったのだ
本来なら他の曲の子達と楽しく飲んでるはずだったのだがだがだがだが・・・・

それは飲み会開始から二時間ぐらい経ち、そろそろ一次会もお開きかなあと思った頃だった。

あたしはあんずちゃんとミニッツちゃんに「どうしたらオッパイが大きくなるの?」「好きな人がいるけど、どうアプローチしたらいいかな?」など
年頃の女の子らしい可愛い質問に答えていると、

「いよう!!楽しんでるう!!」

「ぽん」とあたしの肩を叩いてMZDがやって来た。

「こんばんわ、MZD、勿論楽しんでるわ」

あたしは彼に向かってにこやかに笑い挨拶すると、
「あー!MZDさぁんだーこんばんわー」「MZDさん、お久しぶりですー元気でしたか!」

二人の女の子達も彼に向かって挨拶をする。

「ところでさ!、お楽しみの所悪いんだけど、みんなこれ引いてくれる。」

MZDはどこから出したか知らないけれど、くじ引きによく使う立方体の上に穴の空いた箱を
あたし達の前に差し出した。

180鴨×ミク(その2):2006/09/08(金) 20:54:09 ID:rTiRk3ql
「うわー!!!おもしろそう!!」「ねえねえ!!当たりは何!!!」

二人は興味ありありの様子で箱の回りに近づいた。

「お前ら、そんなに興味あるなら引いてみな、良い物当たるのは保証する」

MZDはニヤリと笑うと二人がくじを引きやすいように箱を斜めに傾ける。

「じゃあさ、あんずから引いていい?」「いいよー」

二人は箱の前に並ぶと順番にくじを引き始めた。引き終わるのをMZDは見届けると

「おまえら引いたな、お次はミクの番だな」

と云ってあたしの前に箱を差し出した。

でもあたしは正直言ってこのくじを引きたくなかった。
なぜなら、あたしはこの男が物凄く苦手だから
だって、いつもうさんくさい事ばっか考えてそうなんだもの、あと超エロそうだし
この「くじ」だって何かありそうで嫌なんだよね。

「ほらあ、早く引けよ」

MZDが催促する。

「えーミクお姉ちゃん引かないの?」ミニッツがさみしそうな声を出す。
「あんず達も引いたんだからぁ、ミクさんもやろうよぉ」あんずが私の手を引く

・・・まあいっか!何かあったらその時はその時だし、なるようになるでしょ

あたしは箱の中に手を入れると、真っ先に手に触れたくじを引いた。

その様子を見た、MZDはまたあの厭な感じの笑みを顔に浮かべた

「ミクも引いたな、それじゃみんな引いたみたいだから・・・よっしゃあ!!くじの抽選会やるぞー!!」

するとキャロルがいつのまにか、福引でつかうガラガラをカートでもって来た。

とたんに会場がざわめきだす

あたしはなんとなくだけど、嫌な予感がしてたまらなかった。
なんでだろう?楽しいイベントのはずなのに・・・・・

181名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 22:20:03 ID:TddsfKDB
>>175
GJ!
サスガが良い味出してるよ
六はある意味ツンデレかw

>>178
ロリっ娘二人とミクかわいい
続きに超期待
細かいけど「あんず」よりも「アンズ」のほうがいいかも
182 ◆AxS5kEGmew :2006/09/09(土) 00:05:08 ID:WfyHvy5c
>>178
ミクの「どっこいしょ」モエスwwww
続き期待してます。

んじゃこちらもフューDを一時休憩して息抜きで書いたつよし×ロッテ置いていきます。
つよしは2P色、そんでエロはないです。どちらかと言えばほのぼの寄り。
多少のCS13でのネタバレが含まれていますので気をつけて下さい。
エロ希望の人にはいつもご期待に沿えず申し訳ないです…。
それでは流れを読まずに投下開始しますね。
183つよロテ1 ◆AxS5kEGmew :2006/09/09(土) 00:06:14 ID:WfyHvy5c
お姉ちゃんより、女らしくない。

言葉遣いは乱暴だし、
料理だって目玉焼きを焦がす腕前。
誰にも負けないのは、多分夢見る事くらい。


久しぶりに再録組として呼ばれた13回目のパーティー。
片方がDJ、もう片方が王子様というちぐはぐな姿。
2P側だから表舞台には立てない、だから一緒になった。

話をしてみると歳も近いらしく、弐寺とか色んな音ゲーをやるそうだ。
無理を言ってやって貰ったギタドラも余裕(たまゆら赤、平然と繋ぐとかどんな腕してんのよ)
だから皮肉で「動きがキモイ」って言ってやったら笑って「お前もポップンの時は充分キモイ」だって。
 

その後も何度かプライベートで会話を交わした。
別に恋愛感情なんて無かった。
ただの、友達だった。

どうせ、コイツもお姉ちゃんの方が好みなんだろうと思ってたから。
184つよロテ2 ◆AxS5kEGmew :2006/09/09(土) 00:07:19 ID:WfyHvy5c
「そういえばロッテは普段どんな事してんの?」
「んー…と、家事手伝いの修行」
「家事手伝い?」
「うん」
「…それってメイドみたいな感じ?」
「また違うんじゃないかな、花嫁修業みたいなの」
「お前のねーちゃんも?」
「お姉ちゃんもそうだよ。ウチは代々、そういうのを生業としてるんだって」
「生業ねぇ」
「つよしは?」
「俺?学校には行ってねーから、バイトとか…そんな感じ」
「ふぅん……」

頼んでおいたケーキを一口食べると甘い味が口内に広がる。
つよしはあたしの食べる姿を面白そうに見ていた。

「何よ」
「いや?美味そうに食うなって」
「あっそ」
「そんなに怒るなよ」
「怒ってないわよ」
「何でお前ってそんなに自分に自信がねーんだよ」
「はぁ?」
「ねーちゃんと比べられてきたからだろ?今まで」
「…」

否定できない。
フォークを置いて、うつむく。

「………行くぞ」
「え?…ちょ、どこに…あたしまだ…」
「後でいくらでも買ってやるし、食わせるし。行くぞ」

無理やり腕を引っ張り、立ち上がらせて店を出て行く。
店員も呆然としていて、決まり文句を言う事さえ忘れていた。

引っ張られるままに着いて行き、つよしが立ち止まった場所は薄暗い路地裏だった。
185つよロテ3 ◆AxS5kEGmew :2006/09/09(土) 00:08:36 ID:WfyHvy5c
「……」

何をされるか、とロッテは少し身体を硬くする。
時々見る、深夜のドラマではよくこういう所に女を連れ込んで――…
それ以上は考えなかった。

馬鹿馬鹿しい。
どうせコイツもお姉ちゃんに惚れてるんだから、そんな事する訳ない。

「何よ、こんな所に連れて来て」
「…」
「何か言いなさいよ」
「あのさあ」
「…」
「俺がお前好きだ、って言ったらお前信じないよね」

両手をだぼだぼのズボンのサイドについたポケットに突っ込み、壁に寄りかかりながら言う。

「―――」
「素直に言ってよ、信じるか信じないか」
「…信じる訳、ないじゃん」

そわそわと手が落ち着かない。
とりあえず手を組む。

「だって」
「ラッテの方がタイプなんでしょ、」
「………」
「ロッテとはお遊び。ロッテはラッテに近づく口実として利用されてるだけ」
「…なんで…」
「ぜーんぶ、顔に出てるから。お前、自分を卑下しすぎ」

図星。
何も言えない。

少し手を動かし、すぐにまた組んでしまう。
186つよロテ4 ◆AxS5kEGmew :2006/09/09(土) 00:10:51 ID:WfyHvy5c
「…何か言いたいことは」
「…………」

【馬鹿にされてる】

一番最初に脳裏に浮かんだ言葉はその一言だった。
ロッテは言いようの無い怒りの感情に襲われていた。

「何よ」

ぼそ、と言葉を吐く。
堰を切ったように言葉が口から出て行く。

「その通りよ!アンタだってどうせ、お姉ちゃん目当てなんだ!」
「何でそう思ったの?」
「今までの全員そうだった。皆、みんな、お姉ちゃんお姉ちゃんって…」
「…」

「アタシなんかっ、誰も見向きも、しなく、って」

「どうせ、アタシは、ら、ラッテの妹でし、かなくって」

「……………っ……み、皆、ラッテ、って……ロッテはお、まけで……」

「アンタ、だって、そう、だって………」


いつの間にか出てくる涙を拭う事も忘れて言葉を吐く。 

「…嬉しかったの、…あ、アン、タがア、タシに、構ってくれ、て…」
「俺が?」
「みん、みんな、お姉ちゃんにしか、行かないから」

ようやくそこでロッテは涙を拭う。
つよしは腕を伸ばしたがすぐに引っ込めた。

ロッテはまた、少しぐすぐすと泣いていたが、少ししてため息をついた。
187つよロテ4 ◆AxS5kEGmew :2006/09/09(土) 00:12:02 ID:WfyHvy5c
「あーあ……こういう時、こういう立場って嫌なの。表に普通に出れないから」
「それも、そうだな」
「だからアタシはラッテの妹です、って言うしかないの。それ以上の自己主張なんて出来やしない。
 誰かが気付いてくれるまでは永遠に裏の立場でしかないから、だからアンタが構ってくれて嬉しかった。
 少しだけ裏の世界もいいトコだって気付けたよ」
「ロッテ?」
「…ああ、どうせ、また、」
「……何も心配する事なんてないから」
「ん?」
「誰も気付かなくても俺が気付いてやる。どんな所に居たって、お前に俺は気付いてやる」
「――……」

 自分を見つめてくる、濃いオレンジ色の瞳。
 初めて見た時は、ああ、とても綺麗な色とは思ったがこれが、今ほどに――

「あのさ、…アタシね」
「何?」
「アンタの瞳、大好きよ」
「……それはどうも」
「あーあ、いつかアタシも表舞台に立てる日が来るのかしら」
「来るよ、きっと」
「じゃあそれまで待つわ」
「ん。じゃ、帰ろっか」
「うん」

 大丈夫。
 キミとなら例えどんな立場だとしても
 泣かずに居られる。
―数ヵ月後―

 ザッ、ザザ、ザ………

『さぁさぁさぁさぁ、今日も元気に始まりましたよポッパーズラウンジー!』
『今日は皆にちょーっとお得な情報を教えちゃうぞ☆』
『何々〜?ニャミちゃん教えてよぅ〜』
『今度行われるアーケード・コンシェーマー合同のパーティーに呼ぶ新ゲストのリストが一部公開されたの〜』
『おおー!誰々〜?』
『じゃあジャンル名と曲名と一緒に皆にお届けしちゃうね!』
『ほらほら!ここでばーっと音楽流す!』
『ミミちゃんたらー』
『盛り上がんないとさぁ、やっぱ!あのー、ちょっと大きい気がするんでもうちょっと下げてー』
『もう…。じゃあ言うよー、皆ー、耳かっぽじってよーく聴いてよね!』
『おう言っちゃえ言っちゃえー!』
『まずはジャンル名【ナイトメアカルーセル】、曲名は【カーニバルの主題によう人形のためのいびつな狂想曲】!
 担当するのは人形のカンタ!ちょっと聴かせてもらったけどちょーっと怖い曲だったね。
 次は前も言ってたけど、ジャンル名【幻想水滸伝V】、曲名は【女王騎士】!
 担当するのは皆ご存知、プリンス・オブ・ファレナ!すっごく格好いい曲なんだよね!もちろん王子も格好いいよ〜。
 お次はジャンル名【任侠ロック】、曲名【BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY】!
 あっ、これアタシ出るからよろしくね〜。やってくれないとオシオキだぞ!』
『任侠ロックはキルビルで有名だよね〜』
『めっちゃカッコいいからね。アタシに惚れるとヤケドするぞ☆』
189つよロテ7(ネタバレ終了) ◆AxS5kEGmew :2006/09/09(土) 00:14:50 ID:WfyHvy5c
『次は〜次は〜?』
『ほいほい、次はジャンル名【チキンハート】、曲名は【ニワトリなのだ】〜!
 あのA.I.Unitsの新曲だよ〜、最近見なかったけど元気してるみたいだね〜。
 担当するのはちっちゃかわいいエックノックガール!お持ち帰りしたーい!』
『他にもいっぱい仲間が居るんだよね〜』
『そうそう!そして!最後に皆に朗報だ〜!』
『何だ何だー!』
『10回目の合同パーティーで呼ばれたラッテちゃん居るでしょ?』
『居たね〜!』
『あの子の双子の妹、ロッテちゃんがつ・い・に!登場するんですよミミさーん!』
『マジすかー!』
『ジャンル名【ジュエリーロック】、曲名【jewelry gifl*】!作曲者さんによれば彼女のために作られた曲だそうですよ!
 これは楽しみですねぇ〜!どんな衣装で来るのかなぁ!』
『もーあの子なら何でも似合うんでおじさん何でもいいです!』
『こらこらミミちゃん、キミ女の子ー!』
『あははははははは』
『それじゃあ次のコーナー行こっか!』
『そうだねー!』
『じゃあここで一旦CM!チャンネル変えたら嫌だぞ☆』


 ザ―――…
190 ◆AxS5kEGmew :2006/09/09(土) 00:15:57 ID:WfyHvy5c
5で番号を4から変えるのを忘れてました…orz
最後のラウンジはラジオ番組だと思って下さい。

それではフューD執筆に戻りますノシ
191名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 00:31:27 ID:FKxpvTYC
>>190
そういやたまゆらのベースは肥塚王子だったな
もしやつよしはホワトル赤も余裕なのか

ところで、

  .-、  _
  ヽ、メ、〉      r〜〜ー-、__      ________________
  ∠イ\)      ムヘ._     ノ      |
   ⊥_      ┣=レヘ、_ 了     | 
-‐''「 _  ̄`' ┐  ム  _..-┴へ   <   ラ ウ ン ジ の 続 き は !?
  | |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒',    ヽ.   | 
  (三  |`iー、  | ト、_ソ   }     ヽ   |
  | |`'ー、_ `'ー-‐'    .イ      `、   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |   `ー、    ∠.-ヽ      ',
__l___l____ l`lー‐'´____l.       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  .|      |
               ||  |__.. -‐イ
               ||   |    ノ/
192名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 00:48:54 ID:E5m3kha/
>>190
ぐっじょぶ!
CSの宣伝も兼ねて一石二鳥だぜ
ラッテとオジサマの生活も気になる…

フューDも期待
試しにフューちゃん使ったら、不覚にも腰つきにグッときたw
193名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 02:54:19 ID:doyb9azR
>>藤氏
GJ! 
アンコの揺れ動きがいじらしい&流石がいい男だ……。
サスキキョも期待してるよー。
ただPCだと行がやたら長いのに段が短くアンバランスに思えるので、
一文ごとに改行とかして段と行のバランスとってくれると自分は嬉しいな。
携帯からの投下、乙です。

>>鴨ミクの人
ナカリゼの人でしたか! GJです。
続きのエロ、楽しみにしてます。
ただ文章の表記揺れが(句点がない(地の文&会話文)、読点が余剰、三点リーダなど)
やっぱり自分は気になります。携帯からの投下、乙です。

>>フューD(つよロテ)の人
GJ!!! ロッテのコンプレックスが正にありそうな感じでイイ。
つよしがイイ奴でほのぼのと読めました。萌えをありがとう。

文章講座もどきとかウザいのは分かるけど
どうしても言いたかったので言いました。嫌な方はスルーして下さい。
194名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 02:57:50 ID:e2a/6YZd
>>190
すげー原作ネタの活かし方が巧いとオモタ。
俺がCS蟹の収録曲を知らなかったせいもあるけど、
ロッテのコンプレックスをこういう形で昇華させるという展開が、本気で目からウロコだった。

文章も読みやすいし、切ねぇし、ロッテ可愛いし、文句なし。
195名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 09:29:16 ID:E5m3kha/
ところで、ギタドラとポップンのキャラを一緒に出した話を考えてんだけど、
投下したらまずい?

内容的には
つるーんぺたーんすとーん二人(ギタドラ・ポプ)
ちんこ役一人(ポプ)
196名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 13:18:36 ID:LOTi6JEO
何も問題なかろうなのだァー!
197名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 14:35:59 ID:zYkgGHmY
>>195
御託はいいから詳細kwsk
198名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:06:10 ID:E5m3kha/
音ゲー総合のほうとの反応の差にワロスw
んじゃ来週になるかもしらんけどうpるわ



ところで「ボクっ娘」は好きか?
俺は好きだ
199名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:14:38 ID:zYkgGHmY
全く持って問題ないどころか大好きだ<ボクっ娘
200名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 18:54:53 ID:n7V3eOsA
ポプに出てるギタドラキャラはBボーンとTボーンだけ?
201名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 19:38:09 ID:zscdQCbh
>>198
大好きです
202名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 05:37:21 ID:Ivk8C+ho
>>198
daisukeDA
203名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 20:26:18 ID:BuxVW+D8
>>202
不覚にもワロタ
204黒ロキ推奨 ◆ROKIsZpy0M :2006/09/10(日) 20:37:12 ID:gjlvUjoS
遅くなりましたが投下します。
ちょっと改行が見づらいかもしれないです。
あんまり宣言とか予告しても守れない気がしてきたのでこの先は不意打ちで投下していくかなー
205黒ロキ推奨 ◆ROKIsZpy0M :2006/09/10(日) 20:46:14 ID:gjlvUjoS
鳩時計が鳴っている。12回目の鳴き声をあげると鳩は巣に戻った。
夢を見ていたようだ。
森の中で襲ってくる化け物から逃げる夢だった。
必死で走ったのに、夢の中の私はすぐに捕まって縛り上げられて、ぬるぬるした
触手で全身を擦られた。
乳首をつままれ、耳をしゃぶられ、喉の奥に体液を注ぎ込まれ、夢の中の私は発
情していた。
私とは思えないような舌っ足らずな声でおねだりをして挿入してもらった触手を
膣壁全体で味わう様に締め付けて何度も達した。
絶頂を告げる二文字を叫びながら子宮に火傷するほど熱い体液を叩きつけられる
と涙を流して高みへ昇った。
そして私が法悦を極めるたびに私の股の間で勃起した肉棒は―――

「……にくぼー?」

思わず呟いた。現実の私には男性器はついていない。どこかの魔女じゃあるまい
し。
でも思い出すだけで息が荒くなってしまうほどの夢だった。あれは私の欲望なん
だろうか…?
上体を起こしてベットから降りようとして違和感を覚える。
抱きついて寝ていたタオルをどけてワンピースの腰あたりに目をやる。

「……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ??!!」

生えている。何かが黒い生地を押し上げている。
思わず大声をあげてしまった。
(あわてるな、あわてるな、落ち着きなさい、かごめ)
素数を数えだそうとする自分をとどめて深呼吸する。
(よし、確かめてみよう)
スカートをめくって下着を脱ぎ捨てる。
すると片手では握れないほどの太さのにくぼー、もといペニスが現れた。
(…やっぱり生えてる。じゃあ次は触ってみよう)
なんの気なしにソレを両手で握ってみたその瞬間、
「ひゃぅぅぅんっ」
快感の電流が背骨を通って一気に脳髄まで駆けあがって私を麻痺させた。
全身がしびれて思うように動かない。
のろのろと手を伸ばしてもう一度握ってみる。
「ひぅっ」
(す…ごい…)
頭がぼんやりしてまともに思考ができない。
とにかくこのすごいのがもっとほしかった。
ロキが時々しているように両手で握って上下にしごいてみる。
「ひああぁぁぁぁぁっ!ぁっぁっあっぁぁぁっ!!」
もう身体がどう動いているのか把握できない。背筋は海老のようにはね回り、腰
と手は私の意志を無視して快楽をむさぼろうと動き続ける。
「らめぇっ!しゅごすぎるのぉぉっ!くりゅっちゃぅぅぅっ」
めちゃくちゃになった私の意識は身体の暴走を止めることもできずに薄れていっ
た。
206黒ロキ推奨 ◆ROKIsZpy0M :2006/09/10(日) 21:08:57 ID:gjlvUjoS
一応ここまでです。

なんかモチベーション下がり気味。
207名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 21:25:42 ID:A5gslj9L
リアルタイム投下ktkrwww GJ!
面白そうなところで切れたね。続きが楽しみだ。
一度離れて色々なものを見て、ゆっくりネタを貯めてから戻ってきてほしいな。
208名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 22:17:47 ID:cBzaU2kq
>>206
生えてる女の子も大好きです
性的な意味で


自分のペースでゆっくりやるといいよ
下手に締切を考えると、仕事になって書くことが楽しめなくなるから

たまに別キャラで話を考えるのも気分転換になるよ
209藤 ◆STvAb46wng :2006/09/11(月) 01:38:39 ID:gwe8qQWG
ども。
レス下さった方々dクス!
職人の方々乙&GJです

サスキキョの方は…
一応頑張ってみる、とだけ言ってみる…
ごめん、書く予定はなかったのさ…


>>193
窓’95で投稿してます
ご指摘ありがとうございました
210鴨田ちゃん:2006/09/11(月) 19:51:14 ID:6dXygPrx
>>195のギタドラ・ポプキャラネタの者です
前半ができたんで試しに投下してみます

元々向こうで投下する話だったんで、こっちの人にはギタドラのキャラわかんなかったらすいません
名前欄も向こうで使う予定だった名義だったりします
211鴨田ちゃん:2006/09/11(月) 19:51:53 ID:6dXygPrx
今日ボクは「ポップンパーティ」ってやつを覗きにきた。
覗くって別に変な意味じゃなくて、本腰入れて見るんじゃなくて、「ちょっと通りますよ」ってさりげなく通りかかったカンジ。
だって、最近ギタドラシリーズにご無沙汰なんだモン。
ま、ボクの曲かっぱらってこっちで歌ってるヤツもいることだし、あながち無関係でもないけどね。

そんでもって今ボクが見てるのは、14回目のお祭りなんだって。
変なパーティがよくも続くモンだよね。いやバカにしてるわけじゃないよ。
こーいうのも主催者の手腕なんだなぁって思ってんの。

ステージで歌って踊る出演者が20ちょっと過ぎた頃かな。
なんか小さい娘が出てきた。
へーあんなちっちゃい子も歌うんだなぁって、少し離れた観客席で感心してた。

前奏。
あー、なんかアイドルっぽいよね。
ちょっとキャッチーなフレーズも使ってるし、割と人気出そうな曲かも。
そして歌いだす。
……スゲー透明感ある歌声じゃん。
子供独特の雑な歌ではなくて、ちゃんと高い声を出して音階をなぞってる。
相当練習してんだろーな。

『ラブリーキュート 普段のわたし 
これからも見せちゃうわ まだナイショにしちゃう乙女なの』

ボクもこんなところで油売ってないで、やることやんないとなー。
年下の相手があんなに頑張ってんだモン。
ドリブルの練習とか…なんか上手くいかないんだよね。多分袖のせいだけど。

『ドキドキおむね ミルクパワーで 大きくなってくれるといいよね
まい日のんじゃって しんちょう大きくなった パワーきくとこまちがえた?』

…。
……。
………。

はぁ?
なんか今喧嘩売ってるように聞こえたぞ。
こっちはイヤイヤ牛乳飲んでるのに、胸どころか身長すら伸びないんだぞ。
おねーちゃんには「洗濯板」って馬鹿にされるしさ。

よし。
文句言いに行こう。
ついでに身長伸ばす方法も聞きに。

控え室があるスペースなら以前、ミルクに会いに行ったときにだいたいの場所を覚えた。
潜入開始。
顔を隠すようにフードを被り、ボクはこっそり「関係者入口」のプレートがかかったドアに向かった。
212鴨田ちゃん:2006/09/11(月) 19:52:55 ID:6dXygPrx
【ミニッツ様控え室】
多分ここだな。プレートがここだけルビをふってある。
ご丁寧に顔写真までついているし、間違いなさそう。
あの娘、ミニッツって名前なんだ。

コココン

続けざまに3回、ドアを叩くと、
「どうぞー」
と、男の声がした。
あれ?部屋間違えたかな…。
疑問に思いつつドアを開けると、
「あれ、ニャミちゃんじゃなかったんだ。君、誰?」
妙なウサ耳帽子を被った男が、(多分)ミニッツの傍にいる。
おいおいそんなペアルックありですか。
「えーと、ボクは…」
「ボク?男の子なの?」
あのねぇ、このミニスカが見えませんか?
「失礼しちゃうな、ボクは女だよ」
「あ、ゴメン」
こんなの慣れっこだけどね。
ふん、どうせボクの胸は洗濯板さぁ!
「ボクは鞠宮紺々子。そっちのステージで歌ってた娘がミニッツ?」
「うん、だけどここは関係者以外立ち入り禁止だよ」
なんだこのウサ耳男、ボクを追い出そうっての?
と思ってたら、ウサ耳男が
「……まぁ、悪い人じゃなさそうだし。警備の人に見つかるとまずいから、中に入って話そうか」

よっ、太っ腹。
その被り物似合ってるよ!
213鴨田ちゃん:2006/09/11(月) 19:53:27 ID:6dXygPrx
「おねーちゃんは、何でここに来たの?」
初めてウサ耳少女…ミニッツが言葉を発した。
おっといけない。本題を忘れちゃうとこじゃん。
「それはね、さっきの曲の歌詞に文句を言うためさ!」

聞くも涙、語るも涙の物語。
うら若き美少女、紺々子ちゃんは15才の○学生。
クラブ活動はバスケ部所属。
レギュラーに選ばれるため、少しでも身長を伸ばそうと努力を積み重ねる毎日。
嫌いな牛乳も毎日飲み続け、そのたびにトイレに駆け込む日常。
青春の1ページと言わず、20ページくらいは牛乳&トイレで埋まってそう…。
あぁ、なんて健気で可憐な美少女でしょう。

「んーと、ツッコミ待ち?」
「んなワケあるかこのコスプレ男!」
「コス…」
せっかくの回想モードがぶち壊しじゃん。
「とにかく、ミニッツちゃんだっけ?ボクに一言謝って!それと身長伸ばす方法教えて!」
うーん、年下相手に大人げないかな。
いいもん。ボク子供だし。
「ごめんなさい」
う・・・。
あっさり謝られるとそれはそれで罪悪感。
「頭のでかいおねーちゃんは、せを大っきくしたいの?」
頭でかいは余計だって。
これ、一応気に入ってる髪形なんだから。
「えーと、そのまま頭を大きくすれば、身長が伸びるかと…」
「黙れN○VAうさぎ」
「…はい」
いちいち口を挟まないで欲しいなぁ。

「おねーちゃん」
「おっと、なぁに?」
「せを大っきくするには、まい日、ミルクをのむといいんだって」
だからそれはボクもやってるし。
「そのミルクって、特別なモンとか入ってるの?」
「えっとねぇ…」
214鴨田ちゃん:2006/09/11(月) 19:54:03 ID:6dXygPrx
「男の人のおチンチンから出るミルクだよ」

…。
……。
………。
うん、多分聞き間違い。
「牛さんのオッパイから出るミルク、だよね?」
「ううん、おチンチンから出してもらうの」
ふと、ウサ耳男に視線を向けると、わざとらしくそっぽ向いて携帯で話してるフリ。
画面光ってないから演技バレバレだよぉ。
…一応話は聞いておこう。
「えっと、具体的には、どんな」
「ミニッツ言わなくて…」
「ん〜、タイマーおにいちゃんのおチンチンをペロペロして、ハムハムして、チュッてキスしてあげるの」
男の人のアレを、その小っちゃい口で。
どこの誰だ。こんな可愛い娘に変なことさせんのは。
タイマーおにいちゃんとやら、ボクが成敗してくれる!
「そのおにいちゃんって、どんなヤツ?」
「え?そこにいるのがミニッツのおにいちゃんだよ」

え〜と。

ミニッツちゃんの言う「おにいちゃん」は、
【年上の男の子】に対する【おにいちゃん】ではなくて、
【血の繋がった兄】に対する【おにいちゃん】ってことなの?

「どうなのお兄ちゃん!」
どうやらタイマーってヤツで確定っぽい、ウサ耳男に詰問する。
「…はい、お兄ちゃんです」
「それでねそれでね」
タイマーの崖っぷち的な状況を気にすることもなく、ミニッツが話しを続ける。

「おチンチンの先っぽを口の中でムニュムニュしてると、ドロドロのにがぁ〜いミルクが出てきてね」
うわぁ、妹の(妹だよ!妹!)口の中にせーしってヤツ出しちゃうんだ。
「それをじょうずにのめたら、こんどは下のお口にのませてくれるの!」
あの、ボク初体験もまだなんだけど…。
凄いって、ミニッツちゃん。
215鴨田ちゃん:2006/09/11(月) 19:54:33 ID:6dXygPrx
「あ、そうだ!おねーちゃんに見せてあげるね。きっと、そのほうがわかりやすいと思うの!」
「ダメーー!」
とんでもないことをミニッツちゃんが言い出し、タイマーが慌てて止める。
でも、
「ボクは…見てみたいかな」
きっと将来役にたちそうだし。
ガッコの「せーきょーいく」の授業だって、肝心なことがわかんないんだモン。

不穏な空気を感じ取ってか、タイマーが逃げようとするんだけど。
「つーかまーえたっ」
後ろからミニッツちゃんが下半身に抱き付いて、見事タックルが決まり、タイマーは床に倒れこんだ。
顔から。
それで抵抗が弱まったらしく、慣れた手つきでズボンを下ろすウサ耳妹。

「ほらほら、これがそうだよー」
って、男の人のトランクス?の股間のところ、なんか持ち上がってテントになってる。
「よごすといけないから、キチンとぬぎましょうねー」
パクッ。
口でくわえて、器用に下着を脱がせてる。
出てきたのは…想像よりも大きくて変な形の、男の人のアレ。
今ちょうど大きくなってるって状態なのかなぁ?
「やーめーてー!」
N○VAうさぎがうるさいから、咄嗟に持ってたハンカチをタイマーの口に詰め込んだ。
これで静かになるかな。

「ね、かわいいでしょ」
うーん、ボクの美的感覚では「可愛い」とは思えないんだけど。
「こうやって」
ツンとミニッツが指で触ると、それがビクッって震えた。
「ね」
「うーん、爬虫類とかみたいなキモカワイイところはあるかも」
でもよく平気で触れるなぁ。
「で、それを口でするの?」
「うん!おねーちゃん、ちょっと見ててね」

なんのためらいもなしに、ミニッツがそれに口を当てた。
するとまたソレがビクッてなるんだけど、今度は彼女が手で押さえてるから動けないまんま。
チュッ、チュッ
軽く音を立ててキスをしてる。
先端を少し口の中に入れて、舌を出しながら顔を動かす。
ボクはそれを特等席で見てるんだけど、ふとタイマーの顔を見たら、真っ赤になって目ぇ閉じてる。
その表情がスッゲー可愛いの。いや相手男だけど。
ミニッツもそんなタイマーの表情を見て、嬉しそうに横のほうにキス。
そしてそのまま咥えこんで、ハムハムと口を動かす。

…美味しいのかな?
って、変なこと考えたら自分もやりたくなってきちゃった。
やだなぁ、なんかアソコがムズムズするし。
216鴨田ちゃん:2006/09/11(月) 19:55:21 ID:6dXygPrx
ボクがモジモジしてるのがわかったのか、ミニッツが目で話しかけてきた。
(おねーちゃんも、してみる?)
うーん。
少し迷ったけど、こういうこと勉強できる機会って滅多にないし。
それに、これでミルクもらえれば身長伸びるワケだし。
やっちゃうか。
ボクはミニッツが空けてくれたスペースに寄り、初めて男の人のを目の前で見た。

うぇっ、変なニオイ。
よくこんなの口に入れられるよなぁ。しかも美味しそうに。
じっとしても始まらないから、先っぽを触ってみた。
あったかい。ううん、熱い。
恥ずかしいときに顔が燃えるようになるけど、そうなっちゃったみたいな熱さが伝わってきた。
それと、ちょっと柔らかい。
触ってるといい感触なんだけど、つまんだりすると痛いみたいでタイマーがくぐもった声を上げる。
そのまま、棒のところも触れてみる。
硬ったぁ。
これなんだろ?骨でもあるのかな?
ミニッツの唾液でヌルヌルなのがまたえっちい。

そんで。
思い切って、舌を伸ばす。
怖くって目をつぶっちゃったんだけど、なかなかおチンチンに届かない。
…ペロ。届いた。
うぇー。
変なニオイがそのまま味になってるよぅ。
ミニッツは片方の手で棒を撫でながら先の丸いとこをついばんでる。
集中しちゃえばニオイも気になんないのかな。

これはミルクを飲むため。
これはミルクを飲むため。

ぐーっと自己暗示をかけるように言い聞かせ、ボクはもう一度アレをなめる。
ペロペロ。
あっつい。
なんだかアイスの逆のを舐めてるみたいだよ。
うぇー。ニオイが来たー。
ガマンガマン。
舐めるだけじゃなくて、咥えるのもやるんだよね。
パクッ。
ん。ボクの口はミニッツより大きいからか、先っぽを丸々口に入れられた。
うぇー。
おチンチンが熱いし、ミニッツの唾液のとこは冷たいし。
あ、これって間接キス。
217鴨田ちゃん:2006/09/11(月) 19:55:54 ID:6dXygPrx
間接キスどころか、先っぽを咥えこんだときにミニッツの唇に触れた。
うーん、こんなファーストキスは想定外だなぁ。
ホントのファーストキスは男の人とするってことで。これは別物。
唇が触れたことで、ボクがアレを頬張ってることに気づいたミニッツが話しかけてきた。
「おねーちゃんすごーい。ミニッツはそこまで入らないんだよー」
「ひょう?ひゃんひゃらもっほおふまへひひぇぅお」
(そう?なんならもっと奥まで行けるよ)
っと。
咥えたまましゃべったら噛んじゃった。
タイマーが凄い形相で仰け反ってるけど、気持ちいい…わけじゃないよね。ゴメンナサイ。

ぐーっと口の奥までいれちゃったせいか、ニオイがあんまり気にならなくなってきた。
…ちょっちイイかも。
「ん、むぅ…ぷはっ」
さすがに顎が痛くなったから、しばし休憩。
すると、今度はミニッツが先端に口を当て、棒の部分を擦りだした。
「あとちょっとで出るみたいだから、おねーちゃんにミルクあげるね!」
楽しそうだなぁ。
「うん、お願い」
やっぱこーゆーのは、コイビト同士が楽しくやるのがいいんだろうな。
でもボク、そもそもカレシいないし。
どこかに落ちてないかなぁ。
と、タイマーが足をピンとさせて、
「ーーーー!」
声を出そうとするけど、詰め物のせいで遮られて。
びしゃびしゃびしゃーっていうカンジの音がミニッツの口の中でしてる。
今、出てるんだね。

出したほうはグテーっとして、おチンチンも心なし小さくなってる。
ミニッツは出し切ったのを確認したのか、ようやく口を離した。
そしてこっちを向いて…

ちゅ〜

げ、モロにキスされた〜!
だからボクのファーストキス返せよう。
「うむぅ〜!」
するとミニッツがボクの頭を抱えて、

どろー

ミルクを口移し。
218鴨田ちゃん:2006/09/11(月) 19:56:32 ID:6dXygPrx
ぶ、ぶ、ぶ…
「ぶにゃー!」
これ絶対ダメ。毒だって。
ちょっとしょっぱいんだけど、それよりもメチャクチャ苦い。
でも頭抱えられて抵抗できなくて。
…飲むしかないんだ。
牛乳飲むときより、うーんと勇気を振り絞って、次々に流れ込んでくるミルクを喉の奥に。
げー、なんか、喉に張り付く。
下手するとむせそうだから、ぐっと飲み込む。
うぇー、無理だぁ。

ミニッツが絶えずミルクを流し込んでくるんだけど、もういい!って向こうの口に押し戻した。
そしたらなんかミルクを口に溜めてモコモコやってんの。
味わってんのかな…あんな変な味の。
油断してたらまた口の中に流しこまれた。うぇー。
やだってば。
また押し戻す。
ミニッツはまたモコモコ。
流しこまれる。うひゃ。
そうやって何度か行ったり来たりしてたら、いつの間にかミルクがお互いの唾液で薄まってた。
んー、これなら飲めそうかも。

んくっ

うん、変に張り付いたりしないから飲み込めた。
でも半分はお返ししますよっと。

んくっ

ミニッツが同じように飲み込んだ。
これでボクら、半分こだ。
そう考えたら妙な仲間意識が生まれた。
彼女も同じだったようで、ミルクはもうないけどキスしたままで繋がってた。
ネツレツチュー。
ふと口の中にミニッツの舌が入ってきた。
ボクはごく自然に、自分の舌を絡ませる。
そのまま二人で、口の中に微かに残るミルクを舐めあった。
219鴨田ちゃん:2006/09/11(月) 20:02:31 ID:6dXygPrx
前半終了ですー

後半もやたら長くなりそうなんで、多分また来週になるかも
受け入れられなかったら名前欄でNGお願いします
220名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 20:56:26 ID:fEpEONJr
えろ杉
221名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:46:15 ID:6O+MxZ2O
面白かったしエロかったけど、ヘリ子のキャラが予想外でビックリした
でも期待してます
222名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 09:12:56 ID:XBWhpD83
最近タイマーがいい思いしすぎです><
223名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 00:12:45 ID:mMtXno0D
>>211
超GJ! ヘリ子視点がエロくて、しかもキャラ立ってて上手いねえ。抜けた。

前に「総合では駄目」と言った者だけど、こっちで正解だったと思うよ。
デラとギタドラでは層が重ならないと思うので。
(「zektbachってwac?」という質問が定期的に出たのを考えると)
こっちにはにょろロックが来ている事だし、
タイトルに「ヘリ子」や「紺々子」など入れておくと
知らない人も元キャラが分かっていいと思うんだけどどうだろう。
224鴨田ちゃん:2006/09/13(水) 00:31:55 ID:FjWH7+NT
>>223
向こうは基本弐寺っぽいね

ギタドラはキャラが少ないし、キャラ同士の関連がほとんどないから供給がないのが現状なのかな
ヘリ子は俺の中じゃ音ゲー最萌えなのに残念だよ

タイトルに関しては迷ってる
名前欄このままにすればNGしやすいけど、かと言って別に固執するような名前でもないし
後編投下時に「ヘリ子(紺々子)+ミニッツ×タイマー」で宣言すればいいかな?
225名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 06:10:51 ID:mMtXno0D
>>224
>後編投下時に「ヘリ子(紺々子)+ミニッツ×タイマー」で宣言
それでいいと思うよ。

向こうは別に基本煮寺ってほどでもないよ。
(コンマイ以外の会社のやつの投下が以前あった)
ただギタドラはホントに難しいよな。
あるのは同一クリップ内のキャラ同士ぐらいか(「ヒカリへ」の子供同士とか)
同コンポザ曲キャラ同士だと変なコピペみたいになるからなあ。
(正直、○○の○○ではいまだ満足な○○は得られないと思っていたのだが…って奴)
226名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 11:35:32 ID:PwIYkcrL
骨先生達もお忘れなく
227名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 19:12:45 ID:6ZkpRN+p
>>225
変なコピペっつーとこれだな。
思い出して懐かしくなったんで、ついでにフィーバーネタで改変。


   *   *   *


タイマー「そう・・旨いよ、ミニッツ・・すごく・・・もうヘヴンだよ・・」
時と共に激しさを増すミニッツのパペットアンサンブルに、ボクはサイケデリックトランスしていた。
正直、いまだ子供のミニッツでは充分満足できるトランスランスは得られないと思っていたのだが、
ミニッツの激しいときめきボッサは思った以上の保健ラップ。
ミニッツ「お兄ちゃん、どう? ゆるポップ?」
タイマー「あぁ・・・すごく、パニックポップだよ・・」
自分の上で腰をバトルダンスするミニッツのポンポコリンを愛撫する。
タイマー「愛してるよ、ミニッツ・・・こんなハイスピードラブソングしちゃった以上、
   もうお前をロンリーフィールしたりしないから・・・・・・・」
ミニッツ「うん・・・ぅ、ん・・アリ・・プロしないでっ・・私たち・・
   ・・もうトライ▼ユーロなんだから・・・!」
ボクはミニッツのビタースウィートポップを舌でガールズパンクスタイルし、ミニッツはブルガリアンリズムを更にブロークンバンビートする。
タイマー「ああ・・・お前は最高のちびっこアイドルだよ・・!」
ミニッツ「私・・もう・・・ダメ・・・フィーバーヒーローエンディングしちゃう・・・!」
ミニッツのネオクラシカル・へヴィメタルはもうプログレッシブバロックだ。



するといきなりDOOOOMが急に扉をケンカドラムした。
DOO(ryOOM「お前たち・・・BBLLAAAAAAAAAAAAASSTTTT!!」


   *   *   *


……お粗末。
228名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 20:44:59 ID:JgHkTgoK
>>227
DOO(ryOOM噴いたwww
229名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 20:52:18 ID:kzVjFgHR
>>227
ゆるポップ?に吹いたwww
230名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 22:46:09 ID:/bVdWJ1F
>>227
最後がニャミちゃんだったらネタ的にベストでした

でもワロタwwwww
231名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:24:13 ID:9S2lo3te
>タイマー「ああ・・・お前は最高のちびっこアイドルだよ・・!」

地味に普通でワロスw
232poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:15:37 ID:xy7WIGx0
鴨田氏はじめ作者皆様方の続き期待しながら投下しますよ。
以前予告したタロー×マルルウです。
233poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:16:33 ID:xy7WIGx0
 波の音。
 気がつくと頭の下に、物凄くやわらかくて、世にも甘美な感触があった。
「――うン?」
 閉じた瞼の上から、午をだいぶ過ぎて夕方間近な感じの日光が射している。それを時々、長い影が遮っている。
 足先から膝裏、腿の裏、腰、手、腕、と砂のさらさらした質感があるのに、頭近辺にはそれがない。首筋から耳にかけて、ちくちくするものと、あったかくて、すごく柔らかいもの。
 なんだろう。おかしいな、オレ、泳いでたと思ったんだけど、いつ上がったんだっけ。
「お目覚め?」
 首を動かして、瞬きする。直の日光をちょうど邪魔する形にその人はオレを覗き込んでいて、寝ぼけ眼のこちらに、笑いかけてきた。
 黄色のレイを頭に載せた、ダンサースタイルの、女の人。もちろん顔なじみ。
「……マルルウさん」
 黒い瞳が微笑んで、彼女の髪がオレの頬をなぶる。ふわんと潮の匂いがした。
「頭いたくない? だいじょうぶ?」
 言われるまでもなく、身じろぎすると同時に、鈍ーい痛みがぐわんぐわんと後頭部から抜けてくる。
「痛たたたた……」
 そうだ、確か一回休憩しようと上がってきて、木陰に寄っていったら、後ろからガツーンと頭ぶん殴られたんだっけ。
 でも誰だろう。サーファー仲間と喧嘩なんか最近してないしなあ。そもそも恨まれるような事もない、と思うんだけど。
「吐き気する? この指、何本に見える?」
 原因を回らない頭なりに考えていると、彼女がピースサインを作ったので、二本、と答える。安心したのか、はい、と、
「ノド渇いたでしょう、ほら」
 マルルウさんが出してきたのは半分に割ったヤシの実だ。人の頭より大きくて固い代物だけど、ナイフさえあれば案外簡単に割れて、中には甘いジュースが詰まっている。
 まして生粋の島育ち、このおねーさんなら朝飯前だ。そもそも休憩も持ってきたジュースが飲みたかったからで、体を起こしてから、オレはぐびぐびと喉を鳴らした。
「どこから持ってきたの、これ」
「どこからも。これ、タロー君の頭に落ちたのよ」
 うげ。道理で固かったわけだ。へばる前に星が見えちゃったのもコレのせいか。
 よくもまあ無事だったもんだと思うと、また背筋が寒くなってくる。無理無理果汁を飲み下して、オレは、改めて周囲を見回した。
 目の前にはヤシの実のもう片っぽ持って飲んでるマルルウさん。お隣カウアイで時々フラダンスも踊る、オレより五つ六つ年上のおねえさん。
 所は見慣れた見晴らしのいいハレイワのビーチ。
 午後から時化が来るとかで、何でかもうみんなサーファーも観光客も帰ってしまって(普通は絶好のチャンスなんだけど)、見渡す限り人はいない。
 で、時は昼。そろそろ洗濯物取り込んで晩飯の準備なんか早いところでは始めちゃう、そのくらいの頃合だ。
 これで夕焼けだったら下手な青春ドラマっぽかったよなあ、きっと。
「どうも、サンキュ。ごちそうさまでした」
「ふふ、タロー君が持ってきてくれたようなものでしょ」
 マルルウさんと知り合ったのには、実は深ーい訳が……ある訳ない。オレがサーフボードのためにバイトしてた店が、この人の実家だったという、至極単純なおハナシである。
 この人はまたきれいなおねーさんで、鼻の下伸ばす客なんか多かったんだけれど、店員の特権かはたまたオレが小僧で気安かったからか、倍率高い中で彼女と仲良くなれた。
 サーフィンしてる時に見に来てくれちゃったりなんかして、とっても優しい、いい人である。
「今日はお休み?」
「うん、まあ、そうかな。店は夜からだし……」
234poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:17:35 ID:xy7WIGx0
 ミルクたっぷりのチョコレートみたいに、柔らかで滑らかな褐色の肌。今は濡れていっそう艶を増している、ふわふわとウエーブのかかった焦げ茶のキレイな髪。
 体型はいわゆるトランジスタグラマーという奴。オレの肩にも届かないくらい背が低いのに、出るところはこれでもかと出て、引っ込むところはビョーキっぽくないくらいに引っ込んでる。
 おっぱいもお尻もむちむちと形良く張って、割れない程度に筋トレした腹はすっきり括れている。でも二の腕や膝を過ぎてからの腿の辺りは、女の人しか出ない曲線のラインのてんこ盛り。
 顔立ちは、あどけない感じだ。濡れたような瞳は短いけどびっしりした睫毛に囲まれて、星のように光る。鼻筋はそういう人種だからか、あまり通っていなくて、子供っぽい印象だ。
 真っ白い歯の並びは良くて、しかもいい事に、笑窪がある。だから彼女が目と口で三つの三日月を作ると、周囲の空気がぱっと華やぐ。
 でも大人びているから場が華やぐだけじゃなくて、なんだか安心するような穏やかな雰囲気も漂う。しっとりした人だ。
 とまあここまで長々と、国語の点数が悪いオレらしくなく色々言ったけど、つまりはマルルウさんは掛け値なしに美人なのだ。それも万人に認められた。
 何せこの人は島の外でも活躍してる、モデルさんなのだから。
「撮影が終わったのがおとといだったのね。後一週間は、オフかなあ」
「ホント久し振りだねー」
 しばし二人で笑いあった。そうするとこの人とは本当に久し振りなんだなあと実感が湧いてくる。
 南国そのもののルックスの持ち主だから、夏には引っ張りダコなのはもちろんだし、それ以外の季節もそれなりに忙しい。
 ガリガリの女の子が全盛の昨今、自分達が昔憧れたグラビアガールの雰囲気を色濃く残すマルルウさんは、親父層からも結構人気があるのだ。
 オレはサーフボードが手に入ったらバイトも止めてしまった。たまに会いたくなって向こうに行ったり、こっちに彼女が来たり、その時には一緒に浜辺で仲良くお喋りするのがいつものスタイルだ。
 話している内に夜になったら、オレが彼女を連絡船の乗り場まで送っていく、これ、お約束。
 今日も最近何があったとか、めちゃめちゃ受ける馬鹿話なんかで盛り上がるんだと思ってた。
 ――なのに。
「……ねえ、タロー君」
 ふふっとお喋りの途中で、マルルウさんはそれまでとはなんか違う笑い方をした。ただ優しいふわふわした笑顔が、なんか企んでるぞ、と言わんばかりの、目がきらきらっとしたものになった。
 定番土産のでっかい黒と灰色のしましまの猫がするみたいな、そんな奴だ。それでもこの人がすると十分見とれちゃう代物なんだけど。
「なーに、なんすか」
 あ、あれだな、と感づきはしたんだけど、それでもやっぱウヌボレちゃうのはヤなんで、一応訊いた。だってさ、あれだぜ?
「久しぶりに、しよっか?」
 ――もちろん、ソレの事だ。
 嫁入り前のおじょーさんには一大事な、こんな大切なことを、まるで何でもないっていう風に、この人は言っちゃうんである。
「……こんな明るいのに?」
「うん」
 相変らずにこにこしながら、そんなやめようよ、とこっちが言えない強さで、マルルウさんは頷く。
「近くに岩があるから、そこなら陰になるよ」
 そこまで言ってくれたので、じゃあ、とオレはあっさり頷いた。元々嫌じゃないしね。
 モデルなんで男との交際はちょっと、と表向きそうなってる彼女と、サーフィンなんかじゃ物足りないやりたい盛りのオレと、ちょうど需要と供給が合った形で、時々エッチもする。
 始まったのはバイトしてた時で、その時はマルルウさんがオレの事つまみ食い、って感じだったのが今も続いてる。
 二人でしばらく歩いていく(マルルウさんはなんと飲みかけのヤシの実も持ってきた。食い意地が張っているのだ)と本当にちょっとした岩場があった。
 そこからだとビーチ側からは見えず、道路からも船からも潮目と角度の関係で見られないと分かったので、お喋りの延長みたいな感じで、オレ達は始めた。
235poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:18:57 ID:xy7WIGx0
「今日も、しなくていいの?」
 スイムスーツの上を脱ぎながら、こればっかりは本気で心配だから訊くんだけれど、相変らず、マルルウさんはいいの、とのほほんと答えを返した。
「大丈夫だよ」
 と言われてもやっぱり安心できない。何でかって言うと、スキンの話だからだ。
 始まった時から彼女は着けなくてもいいよ、と言い、またオレが持ってない時にお誘いがかかる事の方が多いから、結構な回数生でやってしまってる。
 こっちでは生理用のピルは珍しいものではないし、水着の撮影もあるモデルさんなんだから飲むのが当たり前のようなものだけど、それでもオトコとしては着けなきゃなあ、と思うのだ。
 反面生でさせてくれるこの人はありがたいな、なんて失礼な事も考えてる。気持ちよさは段違いなんだな、これが。
 でも彼女のお腹が迫り出してきたら二人とも困るし、人生台無しだし、それに余計なビョーキなんか貰いたくもあげたくもないわけで。
「――心配性さんねえ」
 レイを外しながら、くすっと彼女は笑った。
「そりゃ気になるよ」
 大体ガリ痩せじゃないから、三ヶ月くらいまでなら気付かないよ。
「いい子」
 その笑顔がフクザツな、ちょっと苦いような顔になる。
 マルルウさんの過去に何があったのかは知らない。バイトを始める前かもしれないし、そしたらオレが分かるはずもない。
 彼女は大人なんだからあんまり気持ちの良くない恋愛くらいしているだろう、としかオレには分からない。
 そうしてそれをオレに訊かれるのを彼女は望まない。オレも、訊かないようにしている。
 オレがそれを聞いても共倒れになるだけだ。それよかこうして適度に傷を慰める方が、馬鹿正直に真正面から抱え込むよりずっと、オレには合っている。
 何せまだまだコドモなんで、してあげられる事も少ないのだ。
「うわっ」
 真っ赤なビキニ(ココナツのカップのブラ、ではなかった。そうそういつもいつも宣伝塔みたいな格好はしない)を脱いでるな、と思ったら、マルルウさんがやってくれた。
 彼女の裸の胸にぎゅっと頭を抱き寄せられたのだ。驚いたけど、すかさずしがみつく。そう、これがコドモの大人にしてあげられる事、第一弾。「甘える」。
 こういうのにオレが笑えるほど弱いってのは完璧見透かされているようで、恥ずかしいんだけど、でも、嬉しいなあ。
 言っとくけどオレにマザコンの気がある訳じゃない(はずだ)からね。だってこんな美人で、こんな胸でかくて(Dはある、絶対)、それでこんなに優しい相手にこういう事(いわゆる「ぱふぱふ」だ)されてころっと来ないのは、オレに言わせるなら男じゃない。
 母親がみんなこういう人だったら、男三十億全部がマザコンになるさ。間違いない。
「あー……」
 マジ気持ちいい。すんごい柔らかい。この人の赤ん坊は幸せだろうなあと半分本気で嫉妬する。女だったら許すけど、男だったら半殺しもんだ。こーんな気持ちいいもんを覚えていないんだから。
「しゃーわせー……」
 思わず声に出すと、苦笑が降って来る。細いんだけど丸くて可愛らしい指先が、こっちの髪を手櫛で梳いている。
「そんなに好きなの?」
「うん。マルルウさんのおっぱい最高」
 それにすごく、何ていうかちょっと失礼かもしれないけど、楽だ。同い年や年下の子と付き合うと、変に向こうはこっちに期待していて、何でもかんでもリードしないとこっちに腹を立ててくるのが多かったから。
 でも年上の人は、というかマルルウさんは、そういう所がない。肩に力入れなくていいし、またこの人のスマイルがすごく、こっちをリラックスさせてくれる。
 泳がされてるっていう感じがないわけじゃないけど、この人になら泳がされててもま、いっか、って気になるんだよなあ。やっぱ、おねーさんっていい。
 それが美人で優しくて巨乳で美乳なら、もうカンペキだ。
236poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:20:12 ID:xy7WIGx0
「もう」
 腹に二本の腕でこれでもかとしがみついてるもんで、彼女の力では剥がす事ができない。笑い含みの声、髪から耳に下りた細い指。
「胸しか、してくれないの?」
 自然、刺激するのに手は使えない。鼻先や頬っぺたやおでこや口であちこちを強弱つけて触って、延々繰り返していると、甘ーい声で抗議がある。
 これだよなあ。他の子だと不満そうにされてやる気が萎えるんだけど、怒ってるのに可愛くって、素直にゴメンゴメンなんて言えちゃうんだから。
「んーん、これからだよん」
 もっと触っていたかったけど我慢して、首筋やら耳やら髪やら、キスをして回る。くすぐったい、と言われるのを捕まえて、こちょこちょくすぐってやる。
 砂の中に押し倒す。いやいやをする頬にまたキスをして、唇にもう一度戻ると、たとえでも何でもなく、ヤシの果汁で甘い味がした。
 舌を絡ませてからふっと思いついて、行った先はワキの下。いや、雑誌でそういうところもいいんだって聞いたからさ。
「ひゃん!」
 一度大きく舐め上げてみると、困ったような声が上がった。そりゃ反応に困るだろうなあ、ワキの下なんだもんなあ。
「だめ、手ぇ上げて」
 むっと篭もった彼女の匂いがする。全身に薄く張った汗の、濃いところを探して溶かすようにツバをたっぷり出して、べろべろ舐める。
 両腕を上げて頭の上で拘束した。いつも余裕って感じの態度が一瞬崩れたのが嬉しくて、もっともっと余裕をなくしてやりたくなる。
「や、っ、タローく、きたないって……」
「やーだ」
 なめらかな皮膚の中に剃り残しを見つけて指摘すると、顔が赤くなった。かーわいいんだからもう。
 一通り舐め倒して、もう一回胸に戻る。
 持ち上げた腕に吊られて上の方に引っ張られているのに、大きなお椀を伏せたようなきれいな形のおっぱいはそのまま、全然潰れてなかった。
 これってちょっと感動もんだ。大きくてハリがあって、でもって感度もいいんだもんな。三拍子揃いすぎ。
「気持ちいい?」
 ちゅぱちゅぱ吸いながら訊いてみる。完璧幼児帰りだけど、まあいいや。
 周りの肌の色を一段濃くした乳首は尖ってて、産んだ事がないんだからそんなはずないのに、母乳まで出そうに(そしてそれがまた美味しそうに)見えたんだからしかたない。
「んー……」
 ああそっか、胸だけじゃヤなんだよね。
 りょーかい、とヘソに寄り道した。裸の背中にじりじりと弱い日を感じつつ、鼻先や舌をそこに埋めてここもまたいじめ倒す。
 さっきから変態的な所ばっかり攻めてるなあ。まあコレには訳があるんだ、と弁解しとく。
 通りいっぺんのフツーのだと他の相手と比べられそうだな、というのがあるから、素直に進まないんだ。経験不足だし、オレ日本人だからそんな大きくないし。
 マルルウさんは今は決まった人はいないけど、一夜ならどうかは分からない。気楽な相手ではあるけれど、見栄ってものはあるのである。
 後は仕入れた知識を試してみたい! って変な冒険気分か。カノジョ相手だとあんまり凝っても引かれるしさ。
 あんまりおんなじのばっかりだとマルルウさんからも飽きられそうだし。
「……」
 彼女はもじもじと立てた膝を擦り合わせ、そうすると緑の腰みのから生脚が覗いた。奥のビキニまでチラッと見えて、なんだかお得な気分。
 赤いのが腰みののちょうど正反対の色だから(何だっけ、補色?)、すごい目立つ。うわ、見てるよ、オレ見ちゃってるよ、みたいな。
 腹筋の心地よいぷにぷに感を楽しみながら、適度に浮いた腰骨に噛み付く。顎に衣装のちくちくが刺さって、ちょっと痛かった。
237poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:21:35 ID:xy7WIGx0
「ふわー、すごい……」
 辿りつけばそこはもう洪水だった。水着の吸水性抜群の生地が、暗ーくじっとりと湿ってる。つんつん突付くと指が、濡れる。『湿る』んじゃなくて、『濡れる』。
 このおねーさん、すっごい感じやすいんである。ここまで性的に天から二物も三物も与えられちゃってる人ってなかなかいないだろう。
 しかも名器。マジ名器。イソギンチャク、かつミミズ。
 まあイソギンチャクは鍛えてれば誰でもなれるらしいけど、それに加えて中がとろけそうに熱いから、いつでもこの人相手だと気持ちイイ。
 入れた時の事思い出してると、早くもこっちまでむくむくと元気になってきてしまった。
 まずいなー、もうちょっと楽しんでたいんだけど。
「タロー君、わたしも」
 ああ、ほら、言わんこっちゃない。
 でも……、……ま、いっか。
 時間あるし。……一回きりなんて事ないもんな、若いから。うん。よし。
 リクエストに答えて、オレは一度起きて、上下逆さまにマルルウさんの体の上に跨る。いわゆるシックスナイン、という奴だ。
 ホントは女の子が上の方が、喘いでる所とか相手の体とかが良く見えて好きなんだけど、今日は彼女が一回砂の上に寝てしまったので、こっちが上だ。
 濡れてぺとっと張り付いたスーツの上から、暖かい手が、こっちをさする。ぴったりした構造だしアンダー穿いてたから彼女では脱がせられなくて、結局もう一回立って、お互い自分のを脱ぐ羽目になった。
 再開すると凄かった。
 マルルウさんの唯一の欠点は、フェラがあんまり上手くない事だ。してくれてるなー、というのを目で見て実感して悦に入るから気持ちいいんであって、感触だけだと、そんなでもない。
 だから今日はばーっと攻めていきたかったんだけど、こっちの気落ちをカバーするみたいに、そこは凄いことになっていた。
 彼女、ヘアはわりと濃い目なんだけど、生えてるソコの色はそんなでもないんだ。きれいな桜貝みたいにほんの少しだけ開いてるけど、合わせ目はきっちり閉じてる。
 だけれど閉じるはずのそこが重みで開くくらいにどっぷり蜜があふれ出していて、でもってちゃんと整えられたヘアが濡れててらてら光ってた。
 ちらちら見える下のほうの入り口まで伝ってて、しかも周りはまだ明るい。
 十分日焼けできる日光に照らされて谷間に汗をかいたおっぱいや、きらきらと光ってこっちを見てる眼差しと合わせると、すっごいエロい眺めだった。そこらの写真集なんか目じゃない。
 とどめにむわっと体温に暖められた匂いが鼻に来て、オレは頭と言わずどこと言わずかーっと血が上ってしまった。
「マルルウさん、何、これ……すご過ぎ。もうビショビショになってる」
「タロー君も、おっきくなってるよ?」
「――恥ずかしーなあ」
 夜に咲く花のような笑いが、足の方から聞こえてくる。愚息の醜態にオレは頭が痛くなった。
 脂肪と筋肉の絶妙なバランスで触り心地のいい脚は、大きく広がって、自分から中心を曝け出している。その誘いにこっちが乗らない、わけがない。
 背中を丸め、またまた舌を使って、だけど今回は軽くつっついた。いきなり行かずに足の付け根の、皮膚の薄いところをちゅっちゅっとついばむ。
 そうやってじらしてるだけでますますトロトロに溶けてくるもんだから、他の子がいてもマルルウさんから離れられないんだよなあ。
「ふ、あ……!」
 もうめちゃめちゃ美味そうに見えたんで、じらすのを止めにして(こらえ性がないとか言わない)、オレはべろんと、閉じてんだか開いてんだか分かんないそこを舐め上げた。
 グミみたいにぷにぷにした内側とボッキしたクリトリスと、のんびりざらーりざらーりと舐めて、指を入れた。
 そのままコリコリしたところを攻めたり、中を舌で、ツバを塗りつけるようにいじくったりしていると、いつの間にか息子への刺激は止んでいた。
「あ、んんっ、……きゃっ、だめ、ん、はァン……ッ!」
238poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:22:51 ID:xy7WIGx0
 なんにも考えられなくなっちゃって、マルルウさんはかん高い声であえいでるばっかりだ。だけれどそのエロ声が、また、クルんである。
 見えてないけど自分のが、彼女のぷっくりした唇だとかほっぺだとかに引っかかって、先走りでその顔を汚しているかと思うと、すごい、満足感がある。
 次から次からあふれてくるマルルウさんのを舐め取っても、また次のが際限なくあふれ出てくる。とろとろとろとろ、流れてきてはオレが飲むより先に腿の下へ伝っていって、白い砂に吸われていく。
「あ……はぁ、ああ……」
 さっきまでは抵抗する力もあったけどそれもなくなって、モーローとしちゃってるみたいだ。声も時折思い出したように、ロレツの回ってないのが上がるだけ。
 そろそろかな、とオレは中のざらざらした所を、指を激しく往復させて突いた。三本は楽に飲み込んでるのに結構きつきつで、しかもうねってる。
 入れるのが待ちきれなくて早くも出しそうになりながらも、オレはクリにむしゃぶりつきつつ指を動かした。
「あ、あ、アァ……ッ!」
 あえぐ声の音程が外れる。胸がふるふると震えてる。脚なんかがくがくになっちゃってる。
 そうして次の瞬間、どばっと流れてきた愛液が顎と指をあったかく濡らした。ぷしゃっと勢いよく出たところを見ると、潮かもしれない。
 さすがフラガール、なんていうのはオヤジっぽいけどオレは思ってしまった。アレはカウアイじゃなくてオアフなんだけどね。
「――マルルウさん、大丈夫?」
 目をつむってはあ、はあ、と息を荒くしてる彼女に、たっぷり三十秒は経ってから、オレは声をかけた。浸ってる最中に声をかけるな、とはこの人の教えてくれたことである。
 今回も自分でイかせられたことが嬉しくて、なんだか感謝したいくらいのキモチだった。
「……ん……うん。だいじょうぶ……上手くなったね」
「ほんと?」
 褒められたのがちょっと嬉しい。マルルウさんは頭を撫でてくれる。
「わたしの方が先にいっちゃった……」
「うん、――あの、さあ。お願い、いい?」
「ん?」
 申し訳なさそうなところに、オレはダメ元で言ってみた。ちょっと照れくさいんで、視線をそらしながら、
「嫌じゃなきゃ、でいいんだけど……そのさ、おっぱいで、はさんで欲しいなー」
 なーんて、なんて付け加えちゃう辺り、ここがダメだよ日本人。いやいや、でもさっきあんなにいじり倒したのにまただもん。彼女が飽きちゃってたら嫌なんだよー。
「……もう」
 果たしてマルルウさんはダメな子を見る親のような目で笑った。あーやっぱり。
「タロー君はここが好きなのねえ……」
 ええもう何と言われようと大好きです。
「いいよ。いらっしゃい……」
 またがって、腰を進めると、おねーさんは苦笑しながらも谷間で挟んでくれた。やった!
 たゆんたゆん、ぷにぷに、ぽよぽよ。
「くーっ……」
 優しくむにむにと、左右から二つの山に囲まれ、上下に揺らされて、ムスコが見え隠れしている。生えてるみたいで、すんごいエロい。
 触った感じはナカや、フェラよりも気持ちよくはないんだけど、見た目にはかなりくる。でも肌は汗ばんで、あんまり濡れてないので摩擦が大きい。
「……あ」
「え?」
「ちょっと待って?」
 マルルウさんは近くに置いたヤシの実に手を伸ばした。おいおい飲むのかよと思ったが、違った。
239poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:24:15 ID:xy7WIGx0
「ひゃっ!?」
 この人は手で残った果汁をすくって、オレのや自分のおっぱいにぶっかけ、塗りこんだのだった。
 ココナツミルクじゃないから、ジュースは透明でさらさらしている。砂糖が作れるくらいだから水よか滑らかだが、ローションにするにはあんまりぬめぬめしてない。
 ずっと外に植わってたからあったまってて、冷たくはなかったんだけど、思わずびっくりして声を出してしまった。
「これで、気持ちよくなるかな?」
 マルルウさんはいたずらっぽく笑ったけど、そんなのとっくだ。でなかったらこんなビンビンになってないって。
 おねーさんは笑って、濡れたからよく滑るようになった胸でつるつる刺激してきた。さっきよりずーっと、気持ちイイ。
 つんととがった乳首が時々触ってくるのも、ぱん、ぱんという音も、またいやらしい。
 さっきから我慢してたからもうムスコはべとべとで、ますます滑りが良くなってくる。オレもおっぱいを揉みながら(これがまた手に余る大きさなんだ)、腰を打ち付ける。
 合計四つの手でいじられてアヤしくしなってる胸は、絶妙のタッチでこっちを追い上げてきた。
「んあ、わ……」
「ふふっ、味見」
 ぱくっとくわえられ、舐められる。つってもピストン運動中なんで、また離れる。
 離れるんだけどちゅっ、ちゅっ、とそのたんびに亀頭に、色っぽい形の唇がキスする形になる。
 彼女はぱっと見眠たそうに目を細めてるけど、それは笑顔だ。あったかい笑みに許されてるような、包まれてるような感じがして、とっても安心できた。
「マルルウさん、も、出そぉ……」
 せり上がってきてて結構切羽詰まってるけど、素直に言えた。
「うん、じゃあこっちにね……はむ」
 柔らかくくわえて、舌で刺激してくれる。
「今日は甘いから、へいき。いっぱい出して……」
 出口をぐりぐりされるだけで、あっけなくオレは出してしまった。
「あ、ハ……ァッ……!」
 びゅ、びゅ、と勢いに一段落がついて放出が弱まってくると、残りを掻き出すように手で優しく扱いてくれる。
 その最後まで口に溜めて、しばらく取っ掛かりを探してから、彼女はごくんと喉を動かした。
 ヤシのジュースをローション代わりに使ったから、多分いつもよりも飲みやすかったのかも。
「――おつかれさま」
「……っふあー……」
 へなへなと膝から力が抜けそうになるのを必死でガマンして、オレはマルルウさんの上からどいた。お腹の上に体重かけちゃったら重いし痛いに決まってる。
 だけれど隣に行くまでが限界で、その後ぺたんと尻を地面に着けてしまった。もう力が入らないほどの、めちゃめちゃな脱力感があった。
「すーっごい、気持ちよかったよ……サンキュ」
 もちろんもっと気持ちいいものが控えてるのは分かっているのだが、いかんせん今はこの快感が強すぎる。
「うん、ゆっくりいきましょ……」
 お見通しって感じで彼女が笑ったのに、オレは苦笑いするしかなかった。
 とはいえそんなに、復活まで時間は掛からなかった。
 マルルウさんの体で、触ってその気にならない所なんてそうそうないのである。おっぱいばっか触ってたけど、脚だってもちろん引きしまってるのにむちむちしてて、触ってすんごく楽しい。
 スキンシップしてる内に若さゆえの回復力で、オレはあっという間に元気になってしまったのだ。
240poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:25:23 ID:xy7WIGx0
 となれば、後はやる事はひとつだ(下品だけど)。
 触ってるうちに乾きかけてきていたマルルウさんも濡れ直して、いい感じにほぐれてる。大きく足を広げたおねーさんの上に、オレはのしかかった。
 さっき指で感じた焼けそうなくらい熱いうるみが、すぐ向こうに待っていると思うと、矢も盾もたまらなくなってくる。
 生唾を飲んで、それから声をかけて、切っ先に力を入れた。
「行くよー……」
「うん」 
 ずるん、と。
「あふ……ぅっ」
 ほんの少しの抵抗を見せて、だけどそれだけで、ムスコは爽快なくらいにマルルウさんの中にぴたっと納まってしまった。迎え入れるのは楽々、だけどその後痛いほどに締め付けてくる。
「はーっ……」
 熱くってとろとろしてて、どこもかしこもぴったり引っ付いてきて、もう正直足の感覚なんかない。下半身全部ソコになったみたいでじんじんしていて、すっごく、すーっごく、気持ちいい。
 すぐにも出しちゃいそうなうねりにやっぱこれだなー、と大きく息をつきつつ、オレは実感した。
 性格良くて、優しくて、ナイスバディで、名器なんである。こんなにいい女って、絶対そうそういない。こんな美人がフリーなのって、奇跡といっていい。
 ただそれを、オイシイからといってほっとく気分にはなんでか、ならない。
 マルルウさんに何があったか分からない。ないかもしれない。でもやっぱ、幸せになってほしいと思う。知ってる人が不幸なのって、イヤな話だから。
 曇り顔の原因を聞き出して、癒してあげたいなって、思うことは結構、しょっちゅうあるんだ。
「く、ふ、あん……」
 もうそろそろ、と頃合を見計らった。揺さぶり始めればマルルウさんが喉を反らせ、背中に回った腕に力がこもる。
 こりこりしたところを重点的に責めれば、甘い悲鳴が耳元で響く。お腹を中からこすりあげれば泣き声が混じる。
「う……っく、あ、ああ、あハぁ……っ、やあああ」
 ――もちろん今のオレじゃ、それは無理な話だ。こうやって彼女をあんあん言わせて忘れさせてあげるのが、できる最善の方法なんだ。
「きもちい……?」
 乳首をつまみ、首筋に吸い付く。五本の指をいっぱいに広げて、おっぱいをつかむ。でっかいサイズのをぐにぐに押し潰して、腰をごりごりと底の底まで押し付ける。
「あアっ、か……ったい……ッ!」
「……」
 ちょっとビミョーな気分になったのは否定しない。日本人のは小さいけど硬いんだっていうのが本当かは知らないけど、案外本当のようだ。
 ――もしかして過去に何があったとかそういうんじゃなくて、単に硬いのがいいから、キープされてたりすんのかな。
 ま、いいか、とオレは考えるのを止めにした。
 オレだっておんなじである。巨乳だからほいほい乗っちゃうんだもん、人のことなんて言えやしない。
 それにしてる最中に考え事するのって、失礼だ。
「――ん、くゥッ」
 いきなり中がものすごい熱さでうねった。手で絞り取るのよりもずっと粘ってぬるぬるする不規則な動きに、思わずうなってしまう。
 前言撤回。
 なんか考えながらじゃないと駄目だ。でなきゃオレの方が即行でイッちゃうわ、これ。

241poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:26:48 ID:xy7WIGx0
 マルルウさんは体をよじりながら悲鳴をあげる。手はぎゅっと握って、首はいやいやしていて、まるで赤ん坊だ。
「も、っと、手前、そ、っそこ……っ……!」
 可愛いあえぎ声の注文どおりに、一番奥よりちょっと手前のつぶつぶしたところを狙って突きを入れれば、背中がしなった。
「やあん、ひゃ、あああっ」
 膝の下は乾いた砂だからちょっと痛い。でもそれを忘れるくらい、コーフンしてる。
 こっちのがんがんピストンしたいっていうのと、マルルウさんの焦らしつつもイきたいっていうのをつじつま合わせて、二人ともキモチヨくなるように。
 考え事しながら、締め付けそうになったら逃げて、他のところ触って上手いこと注意をそらして。
 あっちこっちなでたり、なめたり、かいだりして、この最高にエロっちいおねーさんを味わう。
「んぐッ!」
 思いついてチューしたら鼻の下がぶつかった。さっきフェラしたよなって思ったけど、すぐにどうでもよくなった。痛いしイカ臭いけど向こうだっておあいこだ。
 つながってる最中のキスって、二重にエロい。粘膜がダブルで刺激されて、相手の体温もダブルで近くに感じられるからだ。
 上の口ではオレの舌についてくるのが必死なくせに、下の口ではこっちのこといいようにもてあそんでて、そのギャップがすごい。
 マジで精子全部吸い出されそうなくらいだ。
「……っはァ、ね、タローくん……」
「――ん」
 いつの間にかマルルウさんはオレの背中にしがみついてた。キスを無理矢理打ち切って、泣きそうな顔でねだってくる。
「ね、もう、きて……」
 ぬちゃぬちゃってヒワイな音バックにそういうこと言うんだよなあ、この人。
 どんだけそそるかって分かってるのかなあ。
「うん……」
 見ればおねーさんも、結構限界にキてるみたいだ。
 じゃあ遠慮なく、とがんがん突きこんでいれば、みるみるうちにだーっと射精する時のぞわぞわがせり上がってくる。
「で、出るよ、いいねっ?」
「だいじょぶ、きて……ぁッ、あああッ」
 気付くと脚もオレの腰にからんでた。くっついてくる彼女の一番奥底にまで押し付けて、今までガマンしてた分だけ勢いよく、出した。
「あッ、あ――」
 一度目よりも減ってるけどその分余裕をもって、どこに当たるかを考えることができる。
 でもカンペキには理性は戻ってなくて、ホントに出していいのかと考えかけたけれど、気持ちよさに投げ出してしまった。
 それにマルルウさんがすんごいキレイで、今出すのを止めたら台無しになりそうだったからだった――まあ、フツー止められないんだけど。
「おなか、いっぱい――とろけちゃいそうだった」
 お互いイって平静になって、体の震えが止まって、相手の体温を楽しんでしばらくしてから、オレは離れた。
 最後まで出し尽くしてすっきりしたし、マルルウさんもイってすっきりしたみたいだ。隣に寝っころがると、だいぶ空が夕焼けっぽくなっている。
「……こっちもサイコーだったよ。もー、ホントに」
 なんでこう、ぞくぞくするような事言ってくれるんだろう。オレってなんでこんなに馬鹿なの、と思ってみたけど、国語の成績が良くなっても多分ダメに決まってる。
 あー。
 この人にはかなわない。
 ――ふと、肩が急に重くなった。マルルウさんがオレの肩をつかんで、上に乗ってる。股からどろどろと混ざったものが腹に垂れて、鳥肌が立った。
「――ね」
 もういっかい。しよ?
「……しょーがないなあ」
 その笑顔に弱いんだよなー。苦笑いして、オレはさっきとは反対に、キスを受けることにした。

【終】
242poppo ◆up0yr7OurY :2006/09/14(木) 03:29:12 ID:xy7WIGx0
見づらくて恐縮です。
寒い日の続くこの時期、かなり場違いですが、
し○ちゃんの出てる映画も公開されることだしまだ大丈夫と言い張ってみる。
11稼動当時はマルルウのエロ絵をよく見かけたなあと思い返しつつ書きました。
ハワイネタで夏気分になってもらえると嬉しいです。
BGMはデスボサ・ウクレレ・ウクレリアン推奨。
唱歌の椰子の実やチ○をもげ!を思い出すと大変なことになります。

Dミサフロウも近々続き投下します。
243名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 03:43:34 ID:Lo9Xp386
むぁー。普通に巧い……。
南国のまったりした甘味にエロスのぴりりとしたアクセントがマッチして、絶妙なハーモニーを醸し出している云々。
マルルゥが非常におっぱいであり、とてつもなくおっぱい。
えろいお姉さんハァハァ……。


つか、リアルタイムで使用しました。むしろしてます。
244名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 10:06:25 ID:al7MfzL6
このスレはまるで良作の宝石箱や〜!

>>242
(・∀・)イイヨイイヨ〜
245名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 11:47:00 ID:NIgsxgpd
>242
モニターに鼻血かかると思ったじゃないかw GJ。
246名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 16:53:53 ID:XsLK9eon
隣の部屋で親と客人が居る中で推敲中
あれ、俺ってダメ人間じゃん!

多分夜には投下
247鴨田ちゃん:2006/09/15(金) 20:54:22 ID:XsLK9eon
完成したんで投下しますでございます
件の「紺々子(ヘリ子)+ミニッツ×タイマー」でございます

書き終わってからミスに気づいて、慌てて直していたのは秘密でございます
248鴨田ちゃん:2006/09/15(金) 20:55:05 ID:XsLK9eon
ミニッツとのキスはだけど、経験値は彼女のほうが上。
どんどん膨らむドキドキに耐え切れず、ボクは思わず「ぷはっ」って言って離れてしまった。
するとミニッツは怒る風でもなく、
「おねーちゃん、よかった?」
とか聞いてくる。
「良かったには良かったんだけどね…」
ハハハ、と乾いた笑みを浮かべてしまう。
年下の女の子相手にこんなふうになっちゃうってのは、ちょっと情けないかも。
「じゃあ、ミルクしぼりのつづきをするね」
少し目を離した隙に逃げようとしていたタイマー。
立ち上がろうと体を起こしたところに、再びミニッツのタックルが炸裂した。

でーん

またしても顔から転んだようだ。
あ、血溜まり。
「おにいちゃん、にげちゃダメだよぅ。これからもっとイイコトを見せてあげるんだから」
ミニッツは器用に両手にヒモを絡め、タイマーは後ろ手に拘束された。
それから目隠しをつけさせ、仰向けにさせた。
手馴れてるっていうか、その可愛らしいポーチになんつーモン入れてンのさ。

「じゃあまずはおさらい。おねーちゃんはそっちね。ミニッツはこっちにいるから」
ボクに一人でアレを舐めろってさ。
ミニッツは「こっち」って…タイマーの顔のほう?
「おにいちゃん、おねがいね」
そう言うと、さっきボクが口に詰め込んだハンカチを引っ張り出す。うわ、唾液でベトベト。
そのハンカチを持ったまま、ミニッツはかぼちゃパンツをするりと下ろした。
「んしょ」
片足だけ抜き、もう片方の足にパンツを残したままだ。
その状態でおもむろにタイマーの頭をまたいだと思ったら。
すとん。
顔の上に座っちゃった。
タイマーの足の間に控えてるボクと、ちょうど向かい合わせになるように。
さっきと逆で、今度はタイマーに舐めてもらうってことなのかな。
「もごごごごっ」
「んっ、やだぁ。おにーちゃん息かけないで」
息しないと死んじゃうって。
249鴨田ちゃん:2006/09/15(金) 20:56:06 ID:XsLK9eon
さて、ボクは。
目の前のアレは、さっきよりは膨らんでるみたいだけど、最初に見たときよりちょっと小さめ。
また触れば大きくなるかな?
「触るね?」
一声かけて、またオトコノヒトに触れる。
今度はニオイも気にならない。
多分、口の中にまだミルクがちょっぴり残ってるんだと思う。

ミニッツはさっき、ミルクが出る直前はこれを擦ってたよね。
こうやって…あれ?
なんだか思うように動かせない。
袖がダボついちゃう。
「んー」
ボクは少し考えて、ツバをつけてみることにした。
ほら、滑りをよくするときにつけたりするじゃん。
服が汚れちゃうけど、それはこの際気にしないことにした。

口の中でモコモコして、ツバが溜まったところで手のところにべーっと出した。
普段ならいくら自分のツバでも「汚い!」って思うけど、今は「どうやったらうまくアレを擦れるか」ってことで頭がいっぱい。
出したツバはそのまま両手で擦り合わせる。
多分、こうすれば直接舐めるより疲れないハズ。

まんべんなく塗れたところで、思い切って握ってみた。
うん、滑りがよくなったみたい。
そのまま撫でるように両手で擦る。
そしたらさ、ピクピク震えて少しずつ大っきくなってきた。
先っぽの丸いとこが、だんだん膨れてきて面白い。
よく見たら、スジみたいのがある。
ツ、となぞってみると、アレが大きく跳ねた。
「あはっ、面白〜い」
そのまま色々といじっていると、だんだんコツが掴めてきた。
ツバをつけなくても、外側の皮ごと動かせばよかったみたい。
少し強く抑えれば、袖の部分でも思い通りに動かせそう。

「んっ、おねー…ちゃん」
ふと顔を上げると、タイマーの胸に手をついているミニッツ。
オンナノコなところからはピチャピチャという音が聞こえる。
「なぁに?」
「あのね、もちょっと、んっ、強くても、いい…よぉ」
強くても…いいのかなぁ?
試しにトマトが潰れる手前くらいの力を入れてみる。
思ったより、ずっと硬い。
「ひぅ!」
アレへの刺激に同調するように、ミニッツが声を上げる。
これ、ボクが間接的に二人をコントロールしてるのかな。
250鴨田ちゃん:2006/09/15(金) 20:57:05 ID:XsLK9eon
そやって、どれくらいまでチカラを入れていいのか試したり。
結構強くやっても平気らしいけど、弱く触ってもいいらしい。
「ミニッツちゃん、他にやるといいことってある?」
「きゃふっ!え、えっとぉ、ん!おねーひゃんならぁ、お口に入れて、ぐーってぇ」
「おっけー」
口に入れてぐっと、だね。

まずは…。
カプッと先っぽを唇で挟んでみる。
ビクビクッ
あはは、凄い反応。
コレ、結構大きいから、全部口に入れるのはさすがに無理かなぁ。
さっきのも面白かったから、舌の先っちょでスジのとこをつーっと。
ベチッ
「いたっ」
跳ねたアレがボクの鼻先にヒット。
「よくもやったなぁ」
うん、楽しいよ。

歯を当てると本気で痛そうだから、ベロを出してガードしながら、ゆっくりと口の中に。
うぅ、毛がジャマだよぅ。
もし鼻に毛が入ってクシャミなんかしたら…。
なんてことは考えてないよっ。

半分くらいのところで、口の中が一杯。
っていうか、その、おチンチンが暖かくて、なんとも言えない感触。
体の奥のほうがジーンってして、ボクの中のオンナノコなところが何かを欲しがってる。
んー、息がし辛い。
たまに「んふっ」とか鼻声がでちゃうのさ。
だんだん唇の端からヨダレが垂れてきちゃうし。
まるで牛みたい。
ミルク飲むのはボクらのほうなのに。

あ、そうだ。
咥えてるだけじゃダメじゃん。
でも、舐めるには舌は動かせないし…。
手でするみたいに、顔ごと動かすのかな?
ひとまず、でろーって口から抜いていく。
…「抜く」ってなんかエロいよね。
ボクの頭の中がエロエロだからそんなこと考えちゃうのかな。
251鴨田ちゃん:2006/09/15(金) 20:58:28 ID:XsLK9eon
も一回飲み込むとき、今度は思い切って「ぐーっと」をやってみた。
ぐーーーっ
む、むむ。
息ができないし、なんか気持ち悪いっ!
「ぶはっ」
慌てて口を離した。おえっ。
多分今、見られたくないくらい凄く変な顔してると思う。
タイマーは目隠しされてるし、ミニッツはうっとりしててこっちを見てるかも怪しいけど。
「おねーひゃん、ひゃっ!しゅごいねぇ」
見てやがんの。

「おにいちゃん、もういいよぉ」
スクッとミニッツが立ち上がり、ボクのほうに歩いてくる。
スカートで隠れてて見えないけど、足の間の辺から床にポタポタと液体が滴り落ちる。
「どうだった?」
と言われましても。
不慣れだから上手くいかないし。
「えへへ、服、ぐちゃぐちゃ」
苦笑いして袖を振ってみせる。
やっぱり普通は服、脱ぐんだよね。
ミニッツもタイマーも着たままだから、つい、つられちゃった。
「ミルク出すのって、結構難しいんだねぇ」
「うん。ミニッツも初めのうちはぜんぜんできなかったよ」
ミニッツが持っていた(ボクの)ハンカチでボクの口元を拭ってくれるんだけど、もともとタイマーの唾液でグショグショだからはっきり言って意味がない。
もう、ここにいる三人とも、冷静さがなくなってるんだと思うよ。

「じゃあ、おねーちゃんは今度はそっちね」
「さっきのミニッツちゃんみたいに?」
「うん!」
えー、タイマーの顔をまたぐのかぁ。
ボク、自分でオンナノコなとこをいじったことはあるけど、舐められるのって初めてだし…ちょっと怖い。
「おにいちゃんね、とっても上手いんだよ」
うわぁ。
やだな。
ちょっと期待してきちゃうじゃん。
252鴨田ちゃん:2006/09/15(金) 20:59:50 ID:XsLK9eon
まぁいくら目隠しされて両手縛られてても、相手は男だし、頭の奥のほうで「怖いっ」とは思うのさ。
ええい、女は度胸!
下着を脱ぐんだけど、いっこ気付いた。
スカート短いから、ミニッツからあそこが丸見えになっちゃう。
…ま、いっか。女の子同士だし。

片足を抜き、さっきミニッツがしたみたいにもう片方の足に下着を残しておく。
生地が薄めだからか、くるくるっと丸まった。
さて、顔に全体重かけて座ったら重いよなぁ。
ミニッツならともかく、ボクが乗ったら冗談抜きでヤバそう。
そこで、膝立ちの状態からゆっくり腰を下ろすことを思いついた。
「んしょ」
こうやって、またいで、膝をついて。
えっと…胸、借りてもいいよね。
タイマーの肩と胸の間くらいのとこに手をつき、ゆっくり足を開いていく。
「やぁっ」
変な感触。お尻のとこに鼻みたいなのが当たってるぅ。
それに、鼻息がボクのオンナノコなとこにかかってくすぐったい。
「…失礼しまーす」
小声で言って、ぺたんって乗っちゃった。
うぅ、不安定でゴツゴツしてて乗り心地悪いよぅ。

乗ってみたはいいけど、なかなか舐めてくれない。
むしろ口を閉ざしてるみたい。
う〜ん、遠慮されちゃってるかな?
でもボクは、体の奥がムズムズする。
かゆいのに手が届かない、そんなもどかしい感じ。
ま、いっか。このまま使わせてもらおう。
タイマーの口の位置を確認して、そこでボクのあそこが擦れるように小刻みに動く。
「ん、ピリピリってするぅ」
自分の手でやるときより、違ったタッチが心地いい。
ボクのオンナノコは、すでにヌレヌレでトロトロ。
これで舐めてくれたら、すっごく気持ちいいと思う。

「おにいちゃん、初めて会った子だからキンチョーしちゃってるみたい。ほら、ここもこんなに真っ赤になってるモン」
ミニッツがアレをいじくりまわしながら言う。
そこが赤いのは元からじゃないかなぁ?
「こんなはずかしがり屋さんはぁ、ミニッツの中にかくしちゃいます!」
すると、ミニッツは立ち上がってスカートをまくり、自分のあそこを両手で広げた。

くぱぁ

って音が聞こえた気がした。
253鴨田ちゃん:2006/09/15(金) 21:01:10 ID:XsLK9eon
うわ、スゲー。
開いてるから丸見えなんだけど、おしっこの下の穴からトロトロの液体が滴ってるの。
太ももの辺りまで、ヌレヌレ。
「おねーちゃん」
「え?」
「…じっと見られると、はずかしいよぅ」
さっきはタイマーのアレを恥ずかしがりとか言ってたのに。
「なら、ミニッツちゃんのかわいいあそこも隠しちゃいなよ」
「んふっ」
楽しそうに笑い、タイマーの腰をまたぐ。
「じゃあおねーちゃん、ミニッツがミルク飲むところ…ちゃんと見てね?」
顔を赤らめて、ちょっとはにかむその笑顔。
こりゃ実の兄貴でもヤラれちゃうのは無理ないよ。

ミニッツがソレを手に取り、位置を確認。
先端を当てたところで、ぐーっと。
ボクの唾液でベトベトなアレが、ずぶずぶって無理やりこじ開けるように、ゆっくりと飲み込まれていく。
かわいいあそこが裂けそうなくらい広がっちゃうんだけど、ミニッツは目を潤ませて笑みを浮かべるだけ。
先っぽの丸っこい部分がすっぽりと隠れると、あとは見たとこスムーズに中へと吸い込まれていった。
「すご…」
あんな小さい体でも、あんな大きいものを入れられるんだ。

一方、ボクのほうでも変化が起きた。
タイマーが口を開いたんだ。
あれってそんなに気持ちいーのかなぁ。
「うりゃ」
と、開いた口に催促する。ボクのあそこを押し付けて。
すると観念したのか、はたまた箍が外れたのか。
ペロ
「んふぅ」
やだ、これいいよ。凄く。
ヌメヌメしたような舌があそこのワレメに沿って、ベローってなぞってくれる。
この状態だとクリちゃんには届かなそうだから、それはセルフサービスかな。

タイマーがボクのを舐め始めるのと同じようなタイミングで、ミニッツも動き始めた。
手をタイマーのお腹辺りについて体を支え、ゆっくりとした動きでおチンチンが抜けそうなくらいまで腰を浮かせる。
そして先っぽが引っかかるくらいのところで、幾分速めに体の中に飲み込む。
泣きそうなのに笑ってるような顔で、そんなことを繰り返す。
そのうちにヌチュヌチュとかペチペチとか、イヤラシイ音が聞こえてくるんだ。
254鴨田ちゃん:2006/09/15(金) 21:02:27 ID:XsLK9eon
そんな光景に見とれてたら、ボクもなんだか刺激が欲しくって。軽く上下に動いてみた。
ビンゴ!
タイマーが舌を目一杯伸ばしたんだ。
ツプツプって、入り口のちょっと奥まで届いてくれる。
それを感じて、ボクは自分でクリちゃんをいじりながら腰を小刻みに動かす。

いよいよ限界が近いのか、ミニッツの動きも速くなってきた。
ネチョ、パン!
ヌチョ、パン!
餅つきみたいな音を立てて、がに股になった彼女が上下する。
たくし上げたスカートを口に咥え、服の隙間に手を入れて胸の先端を自分で摘んでいる。
おっぱいも気持ちいーのかなぁ?
試しにボクも服に手を入れてみる。
「うひゃっ!?」
袖についた液体がいい具合にぬめり、胸の先っぽからジーンって電気が走る。
布地で擦りながら、クッて軽くチカラを入れると何にも考えられなくなってくる。

「お、おねーひゃぁん!ミ、ニッちゅ、もうらめぇ!」
「ボクもぉ!ボクもいいよぉ!」
「見てねぇ!おねー、ちゃん、ミルクぅ、のむとこ…見てえぇぇぇ!」

白。
目の前が真っ白になり、ボクの体は自分のものじゃないようにガクガク。
微かに残った冷静な部分が、「滑稽だな」って笑ってる。
でもすぐにそんな冷静さも消えうせ、体を支えることができなくなったボクは、ペタンって倒れこんでしまった。
ぶるぶる。
多分、ボクがあんなふうにされたら…コワレちゃう。

ミニッツのあそこからプシュッて噴き出す白いミルク。
そのイメージだけは鮮明に頭に焼きついていた。
255鴨田ちゃん:2006/09/15(金) 21:03:54 ID:XsLK9eon
〜後日〜

まぁ、カレシとかはいないけど、「友達以上、恋人未満」な相手は一人、いる。
あの日タイマーに快感を与えられながら、ふとカレのことを思い出した。
その途端、唐突にボクはカレのことが好きなんだぁって気づいた。
なんて言うの?ショック療法ってやつ。

ってなわけで、只今公園の木陰で待ち伏せ中。
時刻は…腕時計は朝の5時を示している。
カレがここを早朝ランニングのコースにしていることは、以前聞いたことだ。
二人だけで話をするには、まさにピッタリだと思うんだよね。
…話だけで済むかな?
なんて期待したり。

来た。

「お〜い」
言い訳用に連れてきたペットの犬は、何ヶ月ぶりの散歩で嬉しそうに尻尾を振っている。
「うん、犬の散歩。え〜マジ、超偶然!」
待っている間、あのハンカチをいじっていた。
タイマーの唾液とボクの唾液と、ミニッツのえっちな液体が染み込んでいるハンカチ。
「偶然がてら、ちょっと相談があるんだけど」
あの日のことを思い出しながら、待ってる間中ずぅ〜っとハレンチ極まりない妄想。
「うん、頼みごと」
そのせいでボクのオンナノコなところはもう湿り気を帯びている。
我ながらはしたないとは思うけどね。
「ボクの…身長を伸ばすの、手伝ってくれる?」


ボクの…心も体も、準備はできてるから…さ。
256鴨田ちゃん:2006/09/15(金) 21:06:27 ID:XsLK9eon
〜完〜
って付け忘れた!
これでおしまいでございます

前編後編通して一番書きたかったのは「くぱぁ」ですけどどうでもいいですね
257名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:25:16 ID:DVHia0AZ
後編投下ktkr!!!
ミニッツもヘリ子もすごいエロくてGJ!
258やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:18:33 ID:yqr+icuh
半月ぶりに投下するっす

某映画の要素をちょっぴり加えてみました
話全体がパロディというかインスパイアというかそんな感じです

〜はじめてミニッツ〜
259やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:19:06 ID:yqr+icuh
〜0分前〜

「ミミちゃんアターック!」

『説明しよう!
 「ミミちゃんアタック」とは、ミミが10ミミに変身してステッキで攻撃する技である。
 しかしステッキで直接殴ると壊れてしまうので、握った部分で殴るのだ。
 要するに…手で殴っているのだ!』

「へぶっ!」

衝撃で体が回転したように感じた。縦に。
ミミちゃん、手加減がないようでニャミちゃんよりも痛い。

「タイマーかっくいー!」

ニャミちゃんの様子がおかしい。
あれ、多分酔ってる。
酔わせたのは…。

ビタァン!

5回くらいまわったところで壁に激突。
痛みが飽和し、意識が薄れる。

……が……………
……………ま……

イア・ラムセの負けポーズのように壁からずり落ちる僕だった。
260やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:19:53 ID:yqr+icuh
〜10分前〜

「〜〜〜〜!」

まさか僕からキスされるとは思っていなかったらしく、声を上げようとするニャミちゃん。
予想外な行動を取る予想GUYな僕に意表を突かれたようだ。
部屋の中が暗いから表情は見えないけど、くっついた頬から伝わる体温で顔が真っ赤なんだとわかった。

「〜っ!」

バタバタと抵抗されるといけないので、口の中に舌を差し込む。
すると、はたっと動きが止まった。
可愛い。
そのまま、舌の先でニャミちゃんの舌を突付く。
抱きしめた体からチカラが抜けるのを確認して、ベッドに引きずり込んだ。

あれ、ちょっと体が小さい。
…もうすぐポップンパーティの本番だから、「ポンポコリン」の練習でもしてたのかな。
衣装によって体つきが変わるらしいし。

あ、そだ。衣装。
このままじゃシワになっちゃうね。

一旦顔を離して、ニャミちゃんのお腹の辺りに手を置いた。
こっそり脱がすにはどうしよう?
「僕からのキス」並のサプライズが必要だ。
それなら。

そっと顔をニャミちゃんの耳に近づけ、
「愛してるよ」
と囁いた。
するとニャミちゃんはビクッと体を震わせ、そのままクタッとなってしまった。

よし、今だ!

僕はそっとニャミちゃんの服に手を差し込み、スカートをまくり上げた。
と、そのとき。

部屋のドアが開けられた。
261やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:20:24 ID:yqr+icuh
〜20分前〜

部屋のドアが開いた音で、僕は意識を取り戻した。
もう日が落ちたらしく、部屋の中が真っ暗だ。
ドアが開いたのは誰かが出て行ったか、誰かが入ってきたか。

人の気配がする。
誰かが入ってきたんだな。
今、家にはニャミちゃんしかいないから、僕の寝ているベッドに寄ってくるのは彼女だろう。

体調はすっかりよくなった。
ニャミちゃんの看病のお陰ってのも、凄くあると思う。
何かお礼しないとなぁ…。
そう言えば。

以前ニャミちゃんに聞いたんだ。

『ねぇ、僕のどんなとこが好きなの?』
『え〜恥ずかしいって』
『ねぇってば』
『う〜ん、ダーリンが誰かに助けられたとき、「ごめん」じゃなくて「ありがとう」って言えるとことか』
『…そうだっけ?』
『そうだよぉ。そういう優しいとこ、あたしは好きだな』

だから、僕が今言うべきなのは、「ありがとう」っていう言葉。
でもそれじゃ足りないかな?

そうだ、いつも僕からアクションを起こすこと少ないし、今だけ「攻め」に回ってみようか。
それが喜ばれるかってのはわかんないけど、たまにはいいじゃないか。そんなのも。

気配を辿っていると、影は僕のすぐ横まで来ていた。
よし。
ニャミちゃんが手を僕に差し出した瞬間、彼女の手を引っ張った。
そして顔を抱き寄せ、耳元で

「ありがとう」

と囁く。そして両頬を挟み込み…
優しくキスをした。
262やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:21:10 ID:yqr+icuh
〜Mimi's side〜

ミニッツがうちに来て、今日で三日目。
その間わたしたちはただじゃれあってただけじゃない。
盗さ…こっそり撮影しておいた、ポップンアイドルたちの映像を観て勉強していたんだ。
特に念入りに鑑賞したのは、ロリっ娘に分類される人気キャラ。
それが誰かってのは想像にお任せするね。
それと、ダンスや演技の指導もしたかな。
うちらだって、伊達に長年アイドルやってないからね。

そんで。
わたしの出した結論は…

一本の電話。
263やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:22:01 ID:yqr+icuh
〜2時間前〜

「もしもし〜ミミちゃん?」
――よう、ニャミちゃん。
「今いい?さっきまで話し中だったようだけど」
――うんいいよ〜。こっちの用も済んだから。
「あのねタイマーなんだけど、もうそろそろ大丈夫そうだから、ミーちゃんこっちに帰ってきていいって」
――おう、ちょうどこっちも本番に向けた準備が一段落したとこさ。
「ジャストタイミングぅ。バッチグーだね」
――古いよ。
「あやや、失礼」
――んじゃこれから準備して、ヒゲバスでそっち行くわ。
「気をつけてね。この前ウーノを吹っ飛ばしてたし」
――…らじゃ。
264やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:22:41 ID:yqr+icuh
〜25分前〜

「やほー、ニャミちゃん。会いたかったよー!」
「ミミちゃん、まだ二日ちょっとじゃん」
「ニャミちゃんと10分以上離れると、寂しがり屋のウサギさんは泣いちゃうのだ」
「それガセビア。あ、ミーちゃんお帰りー」
「おねーちゃん、ただいま!」

一通りの挨拶を済ませ、わたしたちは家の中に入っていった。
って、ミニッツは元々この家の住人だったね。

「ささ、ケーキとか用意してあるから、ダーリンも呼んで皆で食べようよ」
「うーん、でももう夕食時じゃん。先にレッツディナーを楽しむのよ!」

見れば、ケーキどころか夕食の準備もあらかたできている。
さすがニャミちゃん。タイマーが絡んでくると本気だね。

「ミミちゃん、悪いけど料理運ぶの手伝ってくれる?」
「ん?あぁ、おっけおっけ」
「ミーちゃんはタイマー。今はまだ寝てると思うけど、起こしちゃって大丈夫だから」
「はーい!」
265やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:23:43 ID:yqr+icuh
〜15分前〜

うし。
早速チャンス到来。
私の計画ではこうさ。

まずこれからニャミちゃんを酔わせる。
酔っ払うと人が変わったようになっちゃうからね、ニャミちゃんは。
で、ミニッツがタイマーを起こしてるところに向かう。

そこでニャミちゃんにタイマーを襲わせる、と。

ニャミちゃんは、わたしやミニッツが見てても意に介さないはず。
で、二人があんなことやこんなことでイヤ〜ンな展開になったら、わたしがミニッツに襲いk…もとい、エッチなことのお勉強。
ミニッツといろいろ話してて、実はファーストキスがまだって聞きだしたからね。
もち、わたしが戴いちゃうよ。
そんでその後は…。
お楽しみの時間。

そうと決まったら早速実行!

「ニャミちゃ〜ん」
「ん?なぁに」
「えいっ」
ぷしゅー

いつも携帯している香水。
何種類か持っているんだけど、これは特製。
キウイ果汁入り。キウイってマタタビ科なんだよ。
怪しまれずに所持できて、いつでもニャミちゃんを思い通りにできるナイスなグッヅさ!

「…ふにゃ〜、なにコレぇ。なんかいい気分だよぉ」
「ふふふ、ニャミちゃん、二人でタイマーのとこに行こっ!」
「うん!」

さてさて、お楽しみの時間だよ…。
わたしはニャミちゃんを促し、タイマーの部屋へと向かった。
266やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:24:26 ID:yqr+icuh
〜5分前〜

タイマーの部屋のドアを開けると、予想外の事態が起きていた。
なんでタイマーがミニッツを襲ってるの?

ミニッツの服は乱れてるし、顔は上気している。
目は潤み、すっごく嬉しそうな表情。

「あ〜、ミーちゃんいいな〜」

本気で言っていそうなニャミちゃん。

「ちょいとタイマー、アンタ何してんの」
「え、あれ、え?嘘…え?」

戸惑っている様子だけど、この際カンケーない。

「ミニッツちゃん、なんかされた?」
「え、とね。ギューってされて、キスされてぇ、『あいしてるよ』って」

キス?

「それはっ!あの、いや、えっと、誤解!」
「こんな状況で誤解なわけないでしょ」

わたしのだったのにぃ。
ってゆーか、ついにシスコンに目覚めたかタイマー。

「ミニッツのはじめてを奪った罪は、フォトンより大きい!」
「ひ、ご、ゴメンなさいぃぃぃ!」

「問答無用!ミミちゃんアターック!!」
「へぶっ!」

「You still have lots more to work on...(まだまだだね)」
267やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:25:16 ID:yqr+icuh
うわ、妹のスカートまくって何しようとしてたんだタイマー。
そのタイマーは、壁からずり落ちまるでゴミのようだ。

「ミニッツちゃん、何もされてない?」

現にいろいろされちゃった様だけど。

「ミミおねーちゃん」
「ん、なに?」
「あたま、ボーッてするぅ」

ありゃ、興奮しすぎたかな?
下手に無理させると体調を崩すかもしれない。

「じゃあ夕食の用意するから、食べられるだけ食べて、今日は早く休むといいよ」
「はぁい」

そういや準備する前にニャミちゃんを酔わせちゃったね。
…ニャミちゃんは?
あ、部屋の入り口で突っ伏して寝てる。
一人で準備しないといけないみたい。

「そこの二人はこのままでいいね。いつものことだし」
「…おねーちゃん」
「ん?」

「おねーちゃんって、おかあさんみたいだね」


決定。
この娘絶対わたしのモンにするね。
耳鼻目口髪の毛いっぷぉんっづぁれぇにぃもぉヤァジャァンヌゥウ!
おっと取り乱した。
ま、先は長いしね。
この先ゆっくりとわたし好みに育てていくよ。

(・∀・)ニヤニヤ


         〜続く〜
268やったモン勝ち:2006/09/18(月) 13:29:56 ID:yqr+icuh
見難かったらタイムスケジュール順に読んでください


次回、「おねがいかみさま」の予定です
結構長いんで、もしかしたら2話にわけるかも
その後番外編で「地獄でフィーバー!ミラクル4」を予定しております
269名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 13:56:27 ID:dLshtt4c
リアルタイム遭遇ktkr!
続き楽しみにしてるよ〜
270名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:10:22 ID:8aDn2KJG
最初の「説明しよう!」で昔やってたアニメを思い出した
とにかくGJ。続き楽しみに舞ってます
271名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:45:07 ID:TMuqQH84
是非とも>>265が見たい
272名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 01:48:10 ID:qZYyAnS8
ぬこにキウイは本スレ発祥ネタなん?
本の方でニャミがキウイ汁浴びせられててビックリしたんですが。
273名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 05:46:45 ID:nDtyJHCf
ロンゲネタじゃないかな
274名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 07:55:21 ID:iL003RMP
早速芋曲インプラの曲紹介からエロい妄想が止まりません。
275名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 13:40:04 ID:SgV9QlbU
>>272
なんか遥か過去にししゃもがキウイで酔っ払ってリエちゃん襲うのあったよね
276名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 14:05:02 ID:RH9ac2xo
>>275
あれはビールじゃなかった?
277名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 15:16:24 ID:yfBTcV6X
>>276
まとめサイトで確認してきたがマタタビ科のサルナシの実だった
二人ともはづれ(´・ω・`)

しさも擬人化ひさびさに読んだが中の人は生きているだろうか
278275:2006/09/21(木) 15:27:09 ID:yfBTcV6X
あれID変hる…275=277ね

改めてやったモン勝ちさん極めてGJ
やっぱりポップンはギャグが似合うねw
279名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 21:07:17 ID:z8D3ej5e
しばらく見ない間になんなんだこの神モードは
GJ過ぎて血が足りません

所でどこかで「命のやり取りは身体のやりとりよりも時にエロい」と云う言葉を見て以来、
ずっとジョリー&シャムシールのバトルダンスが脳内にこびり付いてるのだが
投下しても大丈夫なのだろうか
280やったモン勝ち:2006/09/21(木) 22:16:12 ID:TxbmXO9B
>>279
おkですが、ちょっとお先に失礼します

今日限定の犬ネタ
本スレ1327の1000と、犬推に捧げますyp
2811/8:2006/09/21(木) 22:17:10 ID:TxbmXO9B
〜タイマー宅〜

ある日、一通のメールが届いた。

『ニャミちゃんはいただいた。返してほしくば一人でここまでおいで!(地図)』

あの…。
差出人がどう見てもミミちゃんなんだけど。
添付されているファイルを開くと、どうやらかなり治安の悪いところにいるらしい。
メトロシティ。
…一人で行かなきゃ駄目ですか?
2822/8:2006/09/21(木) 22:18:33 ID:TxbmXO9B
〜アジト〜

「ミミちゃ〜ん」
「わたしは可愛いミミちゃんではないわ。ミミガーと呼びなさい!」
あちゃー。
ミミちゃん完璧なりきってるよぉ。
つーかなんであたしこんな高いビルの最上階で、手足を縛られて椅子に座らされているのさ。
「ミミちゃ〜ん」
「ミミガーとお呼び!」
「…ミミガーちゃん、これ解いてよ」
生地は柔らいから、跡は残らないと思うけど。
「解いてもいいけど、条件があるよん」
「条件?」
「これをつけなさい」

首輪、手錠、犬耳。

「…何コレ」
「奴隷セット」
見りゃわかるけどさ。
「あたしがこれつけるの?」
「もち」
つーかなんで犬耳なのさ。
「いやー、一度ニャミちゃんを奴隷にしてみたかったんだー」
「『してみたかったんだー』じゃないって」
「わたしに向かって『ご主人様』なんて言っちゃったりなんかしてキャー!」
キャーじゃないってばよ。
だいたい、この状況がイマイチ飲み込めないんだけど。
「やっぱ、嫌かなぁ?」
「嫌だって」
「なら」

プシュー

「こうするまでさ」
マタタビスプレー(多分特注)をモロに浴び、あたしは意識を…失った。
2833/8:2006/09/21(木) 22:19:17 ID:TxbmXO9B
「もうアンドレは嫌だー!」

ミミちゃんのアジトに向かっていた僕だけど、なぜか色んな人が邪魔をしてきた。
アカマっぽい人には刃物を振るわれるし、凄い巨体の人たちがヒップアタックの嵐。
名前を聞いたらアンドレっていう一族の人だって。
床から火炎放射攻撃されたり、散々な目にあった。

そして、ようやく高層ビルの最上階。

「ニャミちゃんを返せー」
もう体はヘロヘロ。
この状態でミミちゃんに襲われたらひとたまりもない。
ところが、

「…うにゅー」

予想に反してミミちゃんが倒れてる。
その傍らに、ニャミちゃんがいた。
いたんだけど…。
「ニャミちゃん、な、なかなか奇抜なファッションだね」
真っ黒なドレスに首輪や手錠をつけ、猫耳には犬の耳っぽいのがつけられている。
「んにゃーぁ、ミミちゃんがくれたのォ」
…酔ってる。
さてはミミちゃん、ニャミちゃんを酔わせていろいろしようとして、返り討ちにあったのかな。
よし、一緒に逃げるならイマノウチ。
「行くよ、ニャミちゃん!」
「はぁ〜い」
多分よくわかってないだろうけど、僕は彼女の手を引いて階下へ向かった。

「よし、これで逃げよう」
先程ビル内を散策したとき、移動用と思われるUFOを見つけた。
元々一人乗りだったものを、今回のために二人乗りに改造したらしい。
ウィーン
「しっかり捕まっててね!」
「えへへぇ、ダーリンにギューッ」
命だけは助かりますように…。
2844/8:2006/09/21(木) 22:19:51 ID:TxbmXO9B
なんとか無事に帰ってこれた僕ら。
ニャミちゃんの手錠や首輪を外そうと思ったんだけど、鍵がかかってる。
しまったな、ミミちゃんが鍵を持ってるのか。
ひとまず今日は諦めるか。

「ダーリぃん〜、お風呂入りたいよぉ」
確かに、ニャミちゃんはなぜか汗だく。
でも一人で入らせるのは危ないよな…。
僕が一緒に?
いや、でも。

ジャキン!

どでかい音がした。
「な、何!?」
「これでお洋服脱げるよ〜」
ニャミちゃんが両手をひらひらさせている。
…両手?
あぁ。
 手 錠 の 鎖 を 引 き 千 切 っ た ん で す ね 。
改めて惚れ直しました。
「ダーリぃん、一緒に入ろぉ?」
もちろん断れない僕でした。
2854/8:2006/09/21(木) 22:20:38 ID:TxbmXO9B
カシュカシュカシュカシュ
チャリチャリチャリ
ニャミちゃんが頭を洗ってる音だ。
僕はと言えば、湯船に浸かって背を向けている。
なんだか、今そういう気分になったらマズイ気がする。非常に。
手錠の鎖の音が、官能的に響いているようで。

「ダーリン!」
体を洗い終えたのか、ニャミちゃんが浴槽に飛び込む。
裸のまんまで僕の体にしがみつき、柔らかい肌がモロに触れる。
ヤバイ。
「にゃ、ニャミちゃん。その犬耳は取らないの?」
気を逸らすために、何とか会話を試みる。
「えーっとねぇ、『ご主人様』が外しちゃダメーって」
「…ごしゅ?」
「『ご主人様』ぁ」
にぱっと笑うニャミちゃん。
…さては仕込んだのはミミちゃんだな。
「ダーリンが来るまでの間ぁ、ずぅーっと『ゴホウシ』してたんだァ」
それがどういう意味なのかは僕でもよくわかる。
っていうかミミちゃんは何が目的でそんなこと…。
「ダーリンも『ご主人様』やってみるぅ?」

プチッ
あ、何かが切れた。
僕自身でも驚くほど、体の奥から欲望が、こう、メラメラと。
「…じゃあニャミちゃんは、今から僕の…奴隷になってくれる?」

ペチャペチャ
「ごひゅりんひゃまぁ、ひもひぃー?」
浴槽の淵に座る僕のアレを、湯に浸かったニャミちゃんが舐めている。
「ニャミちゃん、駄目じゃない」
「ふぇ?」
「ニャミちゃんは、今犬なんだから。『ワン』としかしゃべっちゃいけないよ」
「ふ…ふぁん!」
ニャミちゃんが酔っているように、僕もこの雰囲気に酔っている。
それは彼女の素肌に光る、手錠のせいかもしれない。
「ほらほら、休んじゃいけないよ」
「れもォ」
「ほら、また『ワン』を忘れてる」
「ふぁーん…」
可愛い。
2866/8:2006/09/21(木) 22:21:29 ID:TxbmXO9B
ニャミちゃんが一生懸命『ゴホウシ』をしている間にも、彼女は空いてるほうの手で自分を慰めていた。
「もういいよ、ニャミちゃん」
「ふぇ、ワン?」
不思議そうな彼女の向かいに腰掛け、唐突にその乳首をつねる。
「わ、ワンッ!」
「欲しいんでしょ?」
そのまま、グリグリと(あまりない)胸ごとこね回す。
「ちゃんとおねだり、できるかな?」
ニャミちゃんは少し困った顔をし、立ち上がった。
そして浴槽から出、マットの上で四つん這い。
つるつるでキレイなあそこが、僕から丸見えだ。
「…クゥーン」
鼻を鳴らして催促するニャミちゃん。
そこは猫のままの尻尾がゆらゆらと揺れる。
「合格、だね」
僕も浴槽から出ると、四つん這いなニャミちゃんの後ろに座った。

近くで見ると、ニャミちゃんのそこは明らかにお湯以外の液体で濡れていた。
「凄いね、大洪水だよ」
「ワン」
そっと指で触れると、中に飲み込まれてしまうようだ。
指とひだの間から、ねっとりとした液体が滲み出る。
「もう準備万端かな?」
「ワン、ワン!」
「なら」
中腰になってニャミちゃんの腰を抱え、位置を調整して…

一気に突き込んだ。
「かはっ…ぅワン!」
驚いて息を吐き出すも、なんとか犬の真似を続けるニャミちゃん。
「あはっ、ビックリした?いつもやられてる仕返し、さ」
少し間を置き、ゆっくりと腰を動かし始める。
「ワン、ワン、ワぁんっ」
ニャミちゃんは頭を下げ、自分の足の間から出し入れされている様子を見ているみたい。
それが認識されてるかはわからないけど。
いつもとは真逆に、ペースを握られまるで犬のように犯されるニャミちゃん。
2877/8:2006/09/21(木) 22:22:28 ID:TxbmXO9B
「くぅん、ふぅん、っん」
結合部からは絶えず、湿り気を帯びた音がしている。
僕は手を伸ばし、またニャミちゃんの胸に触れる。
「くぁん!」
「ほら、小さいから感度バッチリ。乱暴にされるのがいいのかな?」
今度は爪を立ててつねってみる。
「っ!ゃだぁ!痛いよぉ!」
「そうかなぁ。下の口では『もっと』ってせがんでるよ?」
軽く乳首をつねるたび、僕のアレを包んでいる粘膜がきゅっっと締まる。
「やだぁ、痛いのはぁ…いやぁ」
「…そっか、ゴメンね」
今度はつねった部分を優しく撫でてみる。
「ひゃあぁぁ!」
つねられて敏感になったところで、さらにくすぐったいような刺激が襲っているんだろう。
「『ワン』は忘れちゃ駄目だよ」
「…ワン」

というか、慣れないバックをやってみたせいで、僕もそろそろ限界。
「ニャミちゃんも、そろそろイキそう?」
「ワンっ!」
「じゃ、行くよ」
今までのゆったりペースから、一気に加速。
お湯やら汗やらアレな液体やらで、たまに足が滑りそうになる。
「ワン、ワン、ワン!」
にゃみちゃんはもう、手で自分の体を支えられず、マットに突っ伏してしる。
その体勢だと、胸がマットに擦れていいのかも。

「そろそろ、イクよっ」
「ワン!」
とどめとばかりに、渾身の力で突き上げた。
ニャミちゃんの一番深いところ…子宮まで届く勢いで。
「くっ」
「あ、ああぁ!出てるよぅ!」
普段とは違うシチュエーションのせいか、ありえないほどの量を吐き出した。
「ダーリンの白いのォ、いーっぱい出てるぅ」
僕の体もガクガクと震え、脱力してニャミちゃんに覆い被さるように倒れこんだ。
2888/8:2006/09/21(木) 22:24:56 ID:TxbmXO9B
気がつくと、僕はマットの上に仰向けになっていた。
「ん、あれ、ニャミちゃん?」
「なぁに?ご主人様ぁ」
僕のアレを手で『ゴホウシ』しているニャミちゃん。
っていうかもう僕の回復してるし。

「えっと、もう『ゴホウシ』はいいんだけど」
疲れちゃったし、体力がもう空っぽだし。
「えーでもぉ」
「でも?」
「まだ足りないんだモン!」
そう言って、満面の笑みで僕の上に跨るニャミちゃん。

えーと、
つまり、
ミミちゃんもコレでグロッキーになってたわけ?
「いーっぱい出してね、ご主人様!」
「嫌だぁぁぁぁ!」

100%死亡が決定した僕は、押し寄せる快楽の中で絶望した。
これは…酷いことをした罰かな。

「ンもう、これ邪魔だなぁ」
そう言って、唐突にニャミちゃんが手錠と首輪をグイッと伸ばして外した。
「よくできてるよねぇ。これ、金具以外はゴムでできてるんだぁ」
なんじゃそりゃー!


〜その頃〜

「えっと、わたし…どうやって帰ればいいの〜?」
289やったモン勝ち:2006/09/21(木) 22:27:03 ID:TxbmXO9B
本スレのキウイな流れから勝手に連想して作ってみました
やっつけ仕事ですが、なんとか今日中に間に合ってよかったです

>>279氏のジョリー&シャムシールのバトルダンスに期待しつつ引っ込みます〜
290名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 22:41:42 ID:zsWYM0py
風邪をひいて仕事を休んでいるにもかかわらず全裸でいた甲斐があったぜ!

  (;´∀`)'`ァ'`ァ 
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘
291名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 23:08:09 ID:ONeBZbmU
GJ! 鎖引きちぎったのに乙女なニャミモエスw
それでますます惚れるタイマーも男前だなオイwww
>>279氏のジョリシャムもwktkしとるよーノシ
292279:2006/09/22(金) 08:10:39 ID:tJmzX4Rk
ok、完成次第投下させて頂きます。
バトってるだけなのにエロい話目指して頑張ります
293279:2006/09/23(土) 21:13:13 ID:LMMMippD
ちなみに、完成まではもう少しかかりそうなので、
皆さんには是非とも萌えシチュ語り&投下してて貰えたら、と思います。
294名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 22:57:31 ID:82zoptCk
ここってマイナーCPでも書かせてくれるところがいいな・・・
感謝してます
295やったモン勝ち:2006/09/24(日) 00:12:11 ID:b6A/aEhy
最近スレを私物化してるようで申し訳ないです

開き直って「おねかみ」完成したんで投下です
伏線消化が主なんでイマイチかも
2961/9:2006/09/24(日) 00:12:50 ID:b6A/aEhy
「(=゚ω゚)ノシぃょぅ!」

目の前の少女は突然現れた俺に驚き、口を半開きにしてポカーンとしている。
こんな反応は慣れてるけどな。

「ど」
「ど?」
「ドロボーさん?」

いやいや、ちげーし。
つかそう思うなら叫んだほうがいいぞ。
俺は困るけど。

「あいにく何も盗む気ゃねーよ」
「じゃあ、ヘンタイさん?」

いやいや、ちげーってば。
つかそう思うならさっさと逃げろ。
俺は困るけど。

「つーか、お前さん。俺のこと知らない系?」
「あなただぁれ?」

ガーン。
そういやこいつ、パーティの打ち合わせンときゃ兄貴が出席してたんだよな。
はたから見りゃ、俺様ちょっと不良チックだし。

「聞いて驚け見て笑え、いや笑うな。俺様はいわゆる『神』ってやつだ」
「へぇ、すごーい」

このお子様。
やけにあっさり信じるなオイ。
フリってこともなさそうだが、逆に心配になってくるぞ。
2972/9:2006/09/24(日) 00:13:29 ID:b6A/aEhy
「さて、早速本題だァ」
「うにゅ?」
「貴様は『一つだけお願いを叶えてもらえる権』を獲得しました。ハイ、拍手〜」
「わーい、パチパチパチ〜」

このお子様、えらくノリがいいな。
逆にやりにくい。
…ま、いつも俺様の会話の相手があんなの(ミミ)やこんなの(ニャミ)だしなぁ。

「さて、願いを言え。どんな願いでも一つだけ叶えてやろう」
「えーとね」

まー時間はかかるだろうナ。
突然だし。
とか油断してたら、

「えーとね、ミニッツを『せかいいちのビショージョ』にしてください」
「神の力を超える願いは叶えられない。ま、今のままで充分じゃね?」

う。
なんか疑いの目。
しょうがねーじゃん、俺の力なんてそんなに大きいモンでもないし。
第一本来の目的があるし。

「ほら、他にもなんかあるだろ。なんつーか、片想い〜とか、悩み事〜とか」
「え〜とね」
「おう」
「…タイマーおにいちゃんのコイビトになりたい」

タイマーの人気に嫉妬。
いやいや。
こっから説得にかかるか。
2983/9:2006/09/24(日) 00:14:01 ID:b6A/aEhy
「みんな、ミニッツがおにいちゃんすきなのを『へんだ!』ってバカにするから、だから…」
「不安なわけだな」
「…うん」

「まーいいんじゃねぇの」
「へにょ?」
「そんなん神の俺が許すってーの、そんなん。つーか兄妹とか最高に萌えるじゃん」
「…」

あ、引かれた?
現在、俺様の株価大暴落。おめでとう。

「それはともかくさ、お前の演技のデモ見せてもらったんよ。あれじゃ駄目だわ」
「ダメ?」
「なんつーかさ、無理に背伸びし過ぎ。兄貴に追いつこうとしてんだろうけどな。
 俺様がお前みたいなチビッ子をパーティ出演者に選ぶんは、『子供らしさ』を前面に出してほしいからなワケ」

例外もあるっちゃあるけどな。

「もっとさ、色々考えずにガツ〜ンとやっちまえよ。自分らしく」
「…うん」
「元気が足りない。もっと大声で!」
「はい!」

イイね〜。
やっぱ子供ってのはこうじゃなきゃな。

「んじゃ、お悩み解決。願いを言え」
「え、まだきいてくれるの?」
「今のは『神様のお悩み相談室』ってとこだ。単なるサービス。さて、願いを言え」

ホントは「タイマーとの関係で悩んでるのをうまく言いくるめてほしい」って言われてるだけだったんだけどな。

「じゃあ…」

俺様、素直な奴は好きなんだよ。
2994/9:2006/09/24(日) 00:14:46 ID:b6A/aEhy
〜ポップンパーティ当日〜

いやぁ〜、まさにパーティ日和じゃんよ。
客席も満員御礼、出演者もベストコンディションってか。
今回も期待できそうだな。

「やほー、MZD」
「ひっさしぶり〜」

猫娘と兎娘。
俺、こいつら苦手なんだよな〜。

「よう。お前らも準備はいいのか」
「「バッチシだよ〜」」

仲のいいことで。

「あ、ニャミちゃん!タイマーも来てるよ」
「え?どこどこ」
「ほら、『隠しキャラ専用スペース』のミニッツちゃんのとこ!」
「ニャミ、行きま〜す!」

バヒュン!
とか、もの凄っげ勢い。
…にしても、

「俺様に何か用かよ、兎娘」
「あらら、ぞんざいな扱いだね」

ニャミを見送ったまま、顔も向けずに会話をする二人。
わざわざ人払いまでしやがるし。
やべ、なんかスパイっぽくね?
俺様超カッコよくね?
とか現実逃避してみる。
3005/9:2006/09/24(日) 00:15:15 ID:b6A/aEhy
「お世話になったね。わたしのミニッツちゃんが」

怖ぇっ。

「お前からの頼みじゃ断れねーかんな」
「頼みってよりも命令だけどね」
「…イヤ、ホント、勘弁してくれ」

コイツぜってー悪魔かなんかだろぉ。
なんで神様な俺様の弱みとか握るんだろうな。
…どんな弱みかなんて訊くなよ。

「で、あのミニッツの格好はなんだ」
「あははっ気づいた?」

当初予定してたコスチュームに加え、なぜかかぼちゃパンツ。
しかもほとんど常時見えてる。

「今回の報酬」
「   はぁ?   」
「MZDにセクシーショットを見せてあげようと思ってね。見えなきゃパンツじゃねぇんだぜ、ってね」

こいつ楽しんでるな。
いつかひん剥いてやるからな、この兎。

「そう言やぁさ、悩み聞くついでに願い事叶えてやっちまったけど。いいよな?」
「へぇ、珍しいことするもんだね。どんな願い事?」
「『しょうらいオッパイがおおきくなりますように』だとさ」

それくらいなら俺でも叶えられる範疇。

「叶えたの?」
「まあな」
「ふぅん、叶えたんだぁ…」

いや、ミミさん半端なく怖いです。
3016/9:2006/09/24(日) 00:16:18 ID:b6A/aEhy
「お待たせー」

やっと猫娘が帰ってきた。
つーか遅ぇよ。

「そろそろ始まるかな?」
「うん、あと数分」
「あーホラホラ、さっさと持ち場につけよお前ら」

進行が遅れたらせっかくのパーティがぶち壊しだろ。
俺だって今日のために司会の練習やらリミックス曲引っさげて来てるんだから。

「ちゃんとやってよ、神」
「期待してるからねっ…あとで覚えてなさいよ」

最期のは耳打ちされた。怖い。
そしてミミニャミの二人は大急ぎで舞台裏に駆けていった。
さて、そろそろか。気を取り直してっと。


時間が来た。
開始を告げる音楽が流れ出す。
俺はマイクを片手にステージへ飛び乗った。

わぁぁぁぁぁぁ!

いいねぇ、この歓声。

「みんな元気してっかぁ?」
「イェーイ!」
「心の準備はいいか?」
「おー!」
「フィーバーの新キャラがみたいかー!」
「おー!」
「俺も!俺もだ!みんな!」

「デフォ・通常隠しキャラ入場!!」
3027/9:2006/09/24(日) 00:17:06 ID:b6A/aEhy
80'sは生きていた!! 更なるリミックスを積み名曲が甦った!!!
短パン!! あっくんだァ――――!!!

ボールを奪いしだい投げまくってやる!!
ハドソンことハイスピードラブソング 翔だァッ!!!

真の絵描き歌を知らしめたい!! タラバガニ 硝子だァ!!!

俺の巻き毛は完璧だ!! ナルシスト ナル彦!!!!

バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!!
オカマのピュア・シンガー ハニーだ!!!

アキバ発―ツクバ着で未来シティの公務員が上陸だ!! ツクバ!!!

未来への土産にダンスとはよく言ったもの!!
特殊スーツの奥義が今 実戦でバクハツする!! 未来人(ロボじゃないよ) ふゅーちゃんだ―――!!!

王子様を待つことこそが夢見る乙女の代名詞だ!!
まさかこの犬がきてくれるとはッッ クリーミィ!!!

演りたいからここまできたッ ヴォーーーイ一切不明!!!!
ライヴハウスのロックンローラ Dだ!!!

オレはP-シリーズ最強ではないロボキャラで最強なのだ!!
御存知某SFロボ(違) P-14!!!

人形の本場は今やドールにある!! 私を褒めてくれる奴はいないのか!!
キャロットだ!!!
3038/9:2006/09/24(日) 00:18:01 ID:b6A/aEhy
デカァァァァァいッ説明不要!! 身長不明!!! 体重不明!!!
フォトンだ!!!

音楽はストリートで歌えてナンボのモン!!! 超実戦音楽!!
本家日本からBis子の登場だ!!!

ベルトはオレのもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり蹴るだけ!!
キック・ボクシング統一王者 ロブ・ロビンソン

自分のルーツを探しにパーティへきたッ!!
大らかなアフリカン ブラウン!!!

前髪パッツンに更なる磨きをかけ ”女スパイ”エイプリルが帰ってきたァ!!!

100年に一度の流星群が今ベールを脱ぐ!! 空だ!!!

セレクトショップの前でならオレはいつでも横たわる!!
流れる音楽 ブレーメンズ 集団で登場だ!!!

特に理由はないッ お嬢様が可愛いのは当たりまえ!!
爺にはないしょだ!!!
愛子がきてくれた―――!!!

毎日の散歩で磨いた脅威の脚力!!
大輝くんちのデンジャラス・ドッグ ハリーだ!!!

キノコだったらこの人を外せない!! 超低速 ミス.マッシュだ!!!

超一流スターの超一流のTV showだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
ドーナツタウンのモデルは言えない娘!! ベティ!!!

バトルダンスはこの女が完成させた!!
身かわしの衣と砂漠の剣!! シャムシールだ!!!

若き二人が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ ポッパーズッッ
俺達は君を待っていたッッッミミニャミの登場だ――――――――ッ
3049/9:2006/09/24(日) 00:18:53 ID:b6A/aEhy
「なんだその紹介はー」
「引っ込めー」

あたしらがムキムキの格等家みたいに紹介されちゃってるよ。
ステージ上のみんなを始め、観客席からも空き缶とか、ゴミとかが神に向かって投げつけられる。

「痛て、ちょ、待てって」

指揮棒や剣や銃まで飛び交ってる。
すると、隣にいたミミちゃんが

「ちょっとコレ貸して!」
「あ、それは…」

硝子ちゃんが持っていた物体を投げた。

「ミミちゃ〜んスペシャル!」
「私のタラバガニー!」

スコーン!
パリーン!

「…砕けた」

蟹の鋏がMZDの眉間に刺さり、冷凍されていた身が衝撃で砕け散った。
やるね!ミミちゃん!
わたしは倒れたMZDのマイクを奪い取り、ミミちゃんと一緒に司会席へ。

「こっからはうちらが司会だよー!」
「あはは。さてニャミちゃん、今回のテーマは?」
「はっちゃけフィーバー!」
「ステージのみんなも、観客のみんなも?」
「うちらと一緒にフィーバーしようぜぃ!」
「それじゃ行っくよー!」
「「We love pop'n music! 第14回ポップンパーティ開演!!」」




後で聞いた話では、MZDが病院送りになったせいでリミックス枠が潰れたんだって。
305やったモン勝ち:2006/09/24(日) 00:29:25 ID:b6A/aEhy
「おとニャミ」のシリーズはこれで終わりです
ぱーっと並べてみると、
1.おとまりニャミちゃん
2.おとまりミニッツ
3.かぜひきタイマー
4.はじめてミニッツ
5.ウラ・おとまりニャミちゃん(紺々子(ヘリ子)+ミニッツ×タイマー)
6.おねがいかみさま
これで予定している番外編「地獄でフィーバー! ミラクル4」を加えると、店舗イベントと同じ話数です

ウラ・おとニャミについて
元々「おとニャミ」は20〜30レスを費やすADV方式(選択肢はレスリンクを辿る)だったのですが、短いほうがいいと思い今の形に
そこで使う予定だったシチュを総合スレで再利用しようとしたのが「ウラ・おとニャミ」でした
色んな設定を用意していたため、ニャミとタイマーが処女と童貞の可能性も残ってます
>>281-288は完全にシリーズとは別物なんで除外です

次回はネタ満載なんでお楽しみに〜
306やったモン勝ち:2006/09/24(日) 00:36:17 ID:b6A/aEhy
Σ(゚д゚ )
>>303にコピペミスが!
脳内スルーよろですorz
307名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 00:55:45 ID:y6mPd/IO
や、むしろその直前のキャロットも気になったけど…ww
GJです! 続き楽しみにしてるよー
308まとめ ◆/bEe6YV76Y :2006/09/24(日) 18:58:55 ID:wa77Fylv
すごく久々で申し訳ない…。まとめ更新しておきました。
作品数も未完含めだけど100を越えました。いつもGJな作品投下してくれる職人に敬礼!
そんなわけで、まとめページが見にくくなってきました。
なんか意見あったらくれると嬉しい。このままでいいとか、重くても表使えとか。
309名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:39:37 ID:q4WLtSxE
>>308
まとめの人激しく乙!

今の形のままでもいいと思う
他の保管庫とか見ると、wikiから各ページに飛ぶ形式のとこもあるみたいだけど
その辺はおまかせします
310名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 23:19:23 ID:y6mPd/IO
おお、まとめの人超乙です!

自分は長編・短編・未完など各項目にすぐに飛べるリンクがあるといいと思うなあ。
気になったのはそこだけですが、もちろん今のままでも桶。
まとめの人がやり易い方法でお任せします。
311名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 23:59:53 ID:AzAQ3MMP
>>まとめの人
ハイパー乙カレード

どちらかというと、各作品の改行のほうが気になったかな
レスごとに描写が切り替わってたりするから、その辺を上手くしてもらうと読み易いと思う
312まとめ ◆/bEe6YV76Y :2006/09/25(月) 00:24:28 ID:7PAGWyqf
ショートカット項目の追加と、改行ね。おk!次の更新の時改善しとく。
改行については、場面が変わるところは改行多くするとかそんなんでいいですかね。
さすがに文自体の改行までは手をつけちゃマズいと思うので…。

あと、>>305を読む限り
やったモン勝ち氏と鴨田ちゃん氏は同一人物ってことでいいんですよね…?
313名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:20:39 ID:miIN32zt
ホントだ。今気づいた。
すげえな……。
314名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 07:30:47 ID:WD4YQYLF
リエちゃんのチョコが食えるなら、いつ氏んでもいい。
315名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 19:56:01 ID:o4/W2rHb
「ふたなりシャムたんの受難」近日公開予定。
ふたなりシャムシール×エキドナという変則カプ?ですがかまいませんね!
316名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 20:08:19 ID:gFRVARVy
なんでそんなJOJO調なんだw
別に構わんが投下のエチケットは守ってな。
>>279氏もシャムシール書くからそれとタイミング被ったら
混乱の元になるからそれだけは注意な。
317名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 20:49:59 ID:MYLyKosD
>>312
書き忘れてたけど、やたモンと鴨田は一緒です
やったモン勝ち→やたもんかち→かもたちやん→鴨田ちゃん
とかいう小ネタでした
滑ったネタを解説するのが恥ずかしい><
あと、シャルロットの名前を素で間違えていたのをまとめサイトで知りました
訂正ありがとうございます

>>315
密かにエキドナ様に期待
318 ◆AxS5kEGmew :2006/09/25(月) 22:28:16 ID:tYbZ44oG
こんばんは〜、ご無沙汰しております。
前回の2Pつよし×ロッテ気に入っていただけたようで何よりです。

んで、今回はようやくフューDが完成したので続きを投下しにきました。
前回投下した分はさかのぼるか、まとめサイトで補充してださい。
今回はちょっとフューDのようなDフューのようなちょっとリバ気味です。
擬人化苦手な方はNG指定お願いします。当たり前のように今回もエロなし。

それでは流れも読まずに投下開始。
319 ◆AxS5kEGmew :2006/09/25(月) 22:32:46 ID:tYbZ44oG
 俺は髪の毛を近くにあったゴムで1つにまとめ、適当な物を着て外に飛び出す。
 フューの足ではそう遠くには行けないはずだ。

 まだ近くに居る。
 大丈夫。
 やり直せる。


 しかし事は思惑通りには運ばないものだ。
 行きそうな場所を全て探してみたがどこにも居ない。
 もう神の家に着いたのだろうか――そういえば俺は神の家を知らないなぁ…。

「…」

 俺はたどり着いた公園のベンチに座って頭を抱えた。
 神の家はこの近くにはないはずだ(俺が見かけたことがないから)
 だが会ってどうする。
 今更弁解するなんてばかばかしい。

 ―――もしかしたら、あの時のフューの言葉に過剰反応したのは――――

 いやそんなことはない。
 ただ自分の言い分を誤解したまま別れたくはないだけだ。
 頭を左右にぶんぶんと振ってその考えを飛ばそうとするがなかなか離れなかった。
320 ◆AxS5kEGmew :2006/09/25(月) 22:34:22 ID:tYbZ44oG
「…ああもう…」
「おい」
「とりあえず次はあそこを探して……」
「おい」
「………」
「おい!」
「うるせぇ黙れ!俺は今イライラしてんだ!」

 大声を上げて一発殴ってやろうと振り向き、胸倉を掴むと相手はことの元凶。
 そいつは少し気に食わない、と言う顔をして俺の頭を撫でる。

「そんな大声出すなよー。ここ公園だぞ」
「元凶が何言ってんだか。何の用だ。つか手どけろ」
「フューなら俺の家に居るぞ」
「知ってるよ!だけどお前の家を俺は知らないんだ!」
「まあまあ落ち着きなされよ、そのフュー本人は今ここに居るんだが」
「はあ?」
「おいで」

 元凶が手招きすると公園の入り口にある塀の影からフューが出てくる。
 フューはもじもじと後ろで手を落ち着き無く動かしていた。

「ったく…どこに行ってたんだ、心配しただろ」
「だ、だって…だって〜〜〜〜〜〜〜!」

 俺の顔を見るなり泣き出すもんだから慌ててぐしぐしと頭を撫でる。
 それでもびーびーとフューは泣き続けていた。
321 ◆AxS5kEGmew :2006/09/25(月) 22:35:53 ID:tYbZ44oG
「かっ、かみっ、神様の家にい、行ったら、謝ら、あや、あらやまないといけなっ、って。
 でもっ、ふ、フューちゃ、D、怒らせちゃ、ちゃったから、会えない、ないって。
 そしたらっ、かみさ、神様がっ、俺もっ、も、着いてくから、へ、平気だって!
 だからフューちゃん来たの〜〜〜〜〜!ごめんなさいぃ〜〜〜〜〜!!!」
「ちょ、俺が変な目で見られるから泣きやめ!」
「おこんないで〜〜〜!ごめんなさいぃ〜〜〜!!」
「わかったから!俺は怒ってないし、お前を嫌いになろうとも思ってない!」
「ほ、ほんっ、ホント?」
「そこまで器のちいせぇ男じゃねーし。反省してるならそれ以上怒らねぇよ」
「うっ、ぇっ、うあー……Dィィイ〜〜〜!!」
「あーはいはい、よしよし」

 仕方なく抱き込んで背中をぽんぽんと叩く。
 それを見てにやにやと笑う元凶をげんなりとした顔で見るとそいつは

「じゃあ俺邪魔みたいだから行くわ」
「もう来るな!俺の前に姿見せたら次こそ容赦しねぇぞ!」
「お〜怖い怖い」

 パチンと音を立てて消えてしまった。
 残された俺とフューはどうしたらいいものか、ととりあえずフューをなだめながら考える。
 その内落ち着いたらしく、フューは俺を見上げてきた。

「ねぇ!でもフューちゃん、まだD好きだよ!Dは?!」

 そう聞かれて一瞬答えようか迷う。
 でもこの一連の出来事で、俺がこいつを意識してるのは明確だった。
322 ◆AxS5kEGmew :2006/09/25(月) 22:36:47 ID:tYbZ44oG
「……嫌いじゃないぞ」
「ほ、ホント?あんな嫌なことしたのに?」
「俺だってよくわかんねぇよ……」
「……ねぇ、お家にまだ居ていーい?」
「行くトコねぇんだろ」
「ほんと!?」
「嘘も糞もあるか。男に二言はねぇ」
「じゃあ一緒に帰る?!」
「はいはい」
「じゃあ手ぇ繋いで帰ろ!」
「ええ面倒くさい…」
「いーじゃん、いーじゃん!お手手繋いでラブラブだよ〜!」
「ラブラブって……」

 ぐいぐいと楽しそうな表情で俺の腕を引っ張るフューに苦笑する。
 惚れた弱みとはよく言ったもんだ。

「しゃあねぇなぁ」

 たとえ相手がどんなだとしても、
 俺がこいつ自身を好きになったことに変わりは無い。
 だからせめて今だけでもこんな時間が続くことを柄にもなく願うことにする―――……



「…そういえば」
「なぁに?」
「お前って俺のどこがいいの?」
「んっと目隠ししてるところとか目隠ししてるところとか!」
「……そんだけ?」
「え、あ、後ね、髪が綺麗なトコー」
「………まあいいか」
323 ◆AxS5kEGmew :2006/09/25(月) 22:39:56 ID:tYbZ44oG
とりあえずこれでフューD終了です。
付き合ってくださった方ありがとうございました。
また何か出来たら投下しに来るかもしれないのでその時はよろしくです。

やったモン勝ち氏≫
最後の紹介で耐え切れなくて噴いたwwww
テンポもよくて読みやすかったです。GJ!!

まとめサイト管理人さん≫
いつもお世話になってます、更新お疲れ様です。
レイアウトですが、余白指定をしてみてはどうでしょうか。
少しは見やすくなると思うのですが…。

他の方のも期待〜。それでは。
324名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 22:42:24 ID:rdBRSdN8
リアルタイムGJ!!
フューDよかった!
まとめ管理人さんもGJ!!
325名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 00:12:43 ID:YwqNDJLT
>>323
ふゅーちゃん可愛いなぁ
ほのぼのできたGJ!
326名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 03:45:02 ID:Ong/+dIA
>>323
GJ! 実はいい奴なDと子供っぽいフューちゃんに萌えましたw

まとめ管理人氏>>
お仕事お疲れ様です。いつもお世話になっております。
自分のSSの一部(Dミサフロウ)がまだ回収されてないみたいなので
お手数ですがお暇な時に更新お願いいたします。
(確かNARDキャラハーレム短編の前後にあります)

そんなわけでこれからDミサフロウ続き投下します。
フロウがボクっ子+六の家に居候などの自分設定や
大人のおっさんが責められっぱなしの展開が嫌な方はNGワード指定願います。
327poppo「This is Love」・9 ◆up0yr7OurY :2006/09/28(木) 03:47:04 ID:Ong/+dIA

 最初はミサキがしていた通りにやってみようと思っていたのだが、すぐにその案は却下せざるをえなくなった。子供の乳房と、成人女性のミサキのそれとでは、明らかにサイズが違う。
「――そんな顔しないの」
 あちらと、こちらと、見比べているうちにミサキが吹き出してしまったほどだ。
 仕方なく最初にキスをする。先端部分に一度、触れているのだと分かるように湿った音を立てて、口付けた。
 ちゅ、ちゅ、と側面にも降らせて、少女は顔を根元へ下ろしていく。映像が体にめり込んでしまうぎりぎりのところまでのキスの雨の後、今度は張った筋の所をつつつ、と唾液をたっぷり出したつもりで舐めあげる。
「フロウ、手も使って。撫でるのもいいけど、包んであげてね」
 言われた通りに両手を添えれば、DTOも自分の手を持ってくる。熱い息がふうっと、子供の額を通り抜けた。
 その熱さが、くらくらきてしまいそうだ。
「そう、いい子」
 褒められて、耳がかあっと熱くなるのをフロウフロウは感じた。――今、すごいことしてる。
 挟むと自分の体が透けてしまうので唇で撫でていく。頬や鼻の皮膚で触れ、手でつまみ、ピアノを弾くように軽く叩いた。
「ここ、擦ってくれ……」
 DTOが示した箇所に触れようとしてから、少女はつと体を離した。
 今のままでは体が透けて、あまり見た目には良くないかもしれない。
 目を閉じて、映像の透明度を下げる。
 極限まで自分の姿を濃くし、少し容量を使って、彼自身との接触面を消えていくように調整した。わずかでも、自分が生身の人間と同じに見えるように。
 動きに遅延が出ない程度に映像を緻密なものにしたため、動ける範囲は狭まった。だがどのみちあまり移動しないのだから、変わりはない。
『ここ? ここがいいの?』
 そうしてからフロウフロウは唇を窄め掌で擦った。DTOのそれは今度は透ける事無く、傍目には本物の人間の少女が咥え込んでいるようにしか見えない。
 もちろん実際に擦っているのは彼自身の手だ。だが映像のいやらしさの前では瑣末なことだった。
(いっぱい、気持ちよくしてあげたい……)
 生まれて初めて、言葉以外のものを、生身の人間に与えている。この自分が。――生身の人間がするのと同じように。
 喜びで胸が一杯になって、フロウフロウはそれを喉の奥深くまで咥える。本物の人間ならばむせてしまって、訓練無しには上手くいかない深さでも、彼女には可能だ。
「あ……」
 喘ぎがたまらなく嬉しい。表情や腹や腕や足の緊張はもちろん、たらたらと垂れる透明な液体が、その汗と入り混じった酸っぱさと草の混じったような匂いが、彼女を興奮させ、駆り立てる。
 心から捧げる気持ちになって、少女はもう片方の手も下に付いた袋に伸ばした。何となく、そうすれば気持ちがいいのではないかと思ったからだった。
 指先でくるくると擽る。そうすると目の前のものはますます嵩を増した。
「頭いいね、フロウ」
 柔らかい声が少女を褒めた。
「そこも男の人は弱いよ。覚えといて?」
「おま、なんつーことを……」
 呆れたのかDTOが口を挟んだが、明らかに快楽の滲んだ声はフロウフロウを喜ばせるだけだった。子供は微笑む。
『先生、赤ちゃんみたい』
 いつもむっすりとして声が低く、言葉も多くない彼は、慣れない時分にあれやこれやと面倒を見てくれた六と違って恐ろしいばかりだったのだけれど。
 顔をしかめてひたすら耐えている今のDTOは、ただ可愛らしいものとして彼女の目に映っている。
「言うなよ……」
『先生。ボクでいっぱい、気持ちよくなって……』
 憎まれ口に一つ囁きを返して、少女は口淫に戻る。
 直接的に触れるものは何もなく、刺激だってないのに等しいが、子供の見せる凄艶な姿が彼を追い詰めた。
 実際少女は美しかった。ミサキの生気に満ち溢れるような風貌とは別種の繊細で柔弱な美しさだったが、喜びが、どうにも漂ってしまう欠点である、脆さを払拭していた。
 さらには男を知るはずもない彼女が、自分から何もかもを差し出してきているのだ。ミサキではない相手の、初めてを汚しているという冒涜的な感覚が、刺激になる。

328poppo「This is Love」・10 ◆up0yr7OurY :2006/09/28(木) 03:48:24 ID:Ong/+dIA
 そうなると触れられているだけでは足りない、と思うのがこの男、DTOである。
「ミサキ……」
「なあに、センセ?」
 せっかくなんだから、何かもう一つ教えてやりたい。でないと相手を楽しませる事は出来ても、自分では楽しめない。それでは可哀想だ。
 声をかけるとすぐに返事がある。見返した恋人の顔も、自分と同じ事を考えていたと如実に告げていた。
 互いに視線を一瞬で遣り取りし、共犯者の顔で笑い合う。
「――教えてやってくれよ」
「オッケ」
 恥ずかしげに髪を背中に掻きやり、それからミサキはフロウフロウの頭を撫でた。
「ね、フロウ。ちょっと止めて」
『――、なあに?』
 その唇は仮想の液体で、つやつやと濡れている。そういう子供の心配りにミサキは舌を巻いた。
 どうあっても相手には触れられない彼女なりに、満足させる手立てを考えている様子はいじらしく健気で、だから、力になってやりたいのだ。
「もう一つ、教えたげる」
 にっこりしながら手を動かし、咲初める前の蕾を思わせる頂点へと、何の気ない風を装って触れる。
『……!』
 息を呑む音を聞きながら、ミサキは薄い乳房を撫で続ける。揉んだり出来るほど大きさはなく、そもそも自分では彼女に触れられない。
 膨らみの縁をなぞり、乳首を爪で優しく引っ掻くくらいしか出来ないのだが、フロウフロウはそれでも愛撫する動きを止めて、何かに耐える風だった。
「ねえ、どんな気分?」
 意地悪いな、と自己嫌悪しつつも彼女は訊いた。だが体のあるもの達の皮膚感覚と、子供のそれとでは、根本的に何かが違うだろう。
 触感がなくても、自分の体がこんなにされているという目からの刺激で、興奮することもあるとは十分考えられた。
「どんな感じがする? 気持ちいい? むずむずする? イヤ? はっきり、言ってみて」
『ん……ううん、よく、……分からない』
 子供は首を傾げている。瞬く間隔がゆっくりと、瞳がとろんとしてきてはいるが、それでも自分の受けている刺激をいまいち掴みかねているようだ。
 ミサキは一度手を頭に移した。落ちかかった髪を掬い上げるようにして、撫でる動きをしてみせる。
「頭、撫でてもらうとあったかいでしょ? 嬉しいでしょ?」
『え……?』
「あったかいんだよ」
『――、うん……』
 フロウフロウの意識を変えてやるのだ。この子供は撫でられても、逆に子供から触れても、『撫でられたつもり』『触ったつもり』の気持ちでいる。
 それがいけないのだ。たとえ手が届かなくても、実際に触れられたと思わなくては、何も生まれてこない。
「他のところでもおんなじよ。あったかくて、きもちいいの」
 大好きな人からならもっと嬉しいし、胸が一杯になるし、どこを触られても何も考えられなくなるのに、どんどん色んな場所へ繋がっていって、先が欲しくなる。
 ミサキは断言した。つられて、少女も呟く。
『へんなの。なんか、ぞわぞわする――』
「ちょっとぴりぴりするでしょ。しびれて、電気みたいじゃない? それでいいの。それが『感じてる』ってことだよ」
 感覚に名前を与える。答えを得て、未知のそれを語彙化する術を知って、子供はしばし瞬いた。
 その一度ごとに小さな脳は、艶めく意味を理解したようだった。
『あ、――っ』
 彼女から与えられる接触にきゅっと目を瞑って、ついにフロウフロウは口からDTOの性器を外してしまう。四肢を丸めて胎児姿勢になろうとするのを制されてしまうと、もう、口を噤んで拳を握りしめるばかりだ。
329poppo「This is Love」・11 ◆up0yr7OurY :2006/09/28(木) 03:50:32 ID:Ong/+dIA
『あ、……ぁっ、なんか、へん……』
「ねえ、教えて? フロウはこうされて気持ちいい?」
 苛めるほどに子供は可愛らしく、全身で耐えている。
 目からの刺激がなくなって久しいのに、未だ興奮状態を保っているDTOにちょっと腹が立つ。それでも文句を言えないのはミサキもまた、子供に見惚れているからだ。
「声なら出しちゃっていいんだよ。ね、言って? くすぐったい? かゆい感じ?」
『……っ、なにか、ざわつくの……かんがえられなく、なっちゃう……』
 上ずる声で必死に訴えてくるのを促してやる。虚ろに開いた瞳に涙の膜が張り、半ば開いた唇からは今にも、熱い息が吐き出されるかのようだ。
『もやもやするの、――うずいてる、の……すごく、ふあんなかんじ……』
「やめる?」
『やめないで……!』
 それだけは必死に言えた相手に、足を開いて、お尻向けて、と畳み掛ければ、魔法のように効果を発揮した。フロウフロウは信じられないほど大人しく、文句一つ言わずに従ったのだ。
 DTOの上で四つん這いになった格好に、怖いくらいの興奮を覚えて、ミサキは唾を飲み込む。
 子供だと思っていた相手の生々しい姿態、同性相手の行為の異常さ、未経験者に教え込む優越感、それを恋人の前で行う僅かな背徳感。
 浮かされたまま、触るとすべすべしていそうな背中をなぞり、毛穴のおよそ見当たらない薄い尻の輪郭を辿る。
「あたしの手があるところ、自分でも触ってみて。もっと胸、いじってみたいでしょ?」
 迷わず子供は手を乳房に持って行った。まだ硬く小ぶりなそれを弄い、初めはおずおずと、段々ミサキがしたよりも大胆な動きで刺激する。
『ふぁ、あ、あはぁ……っ……』
 感じ方や反応の仕方は先ほどの自分で覚えたのかと思うと気恥ずかしいが、彼女は子供に、
「じゃあ、下も触ってみよっか。足の付け根の、割れ目のところ」
 さらに先に進むよう促す言葉を告げた。
 広げた脚の、引き伸ばされた皮膚の中央に、そこまでされてもまだ完全に開かず頑なに閉じる陰唇を見つけ、
「閉じちゃってるから、広げて。お腹側のほうに、マメみたいなのあるの、分かる?」
『ん――、う、ん……っ』
 細い指が探り、おそるおそる触れる。ある一点を刺激すると、思考に居座る疼きを僅かながら治めるのに気付いて、子供は周囲の感覚を探り始める。
 まっさらな幼い器官が開かれていくのを見ながら、ミサキは、
「その下に入り口があるの。指が沈むところだよ……そう、そこ。いーっぱいなめて、濡らしてから入れてごらん」
 言いつけ通りに子供は指を舐める。幾重にも重なる襞の向こうに、細い人差し指が進入していく。
「そうそう。こりこりしてるところが、女の子の弱いところよ」
『く、あ、ん……』
 進めるたびに喘ぎが上がった。くちくちとどこか乾いた音が響き始める。
「――なあ」
 そこに憮然とした声がミサキを呼んだ。見れば男は渋い顔で、しまった、と彼女は舌を出して笑う。
 確かにフロウに教えたいが、少女が自慰に没頭してしまっては本末転倒だ。そもそも相手の楽しませ方をレクチャーするのが本筋なのだから。
「フロウ、駄目よ。口がお留守じゃない。センセが寂しがってる」
 放っておかれ、流石に僅かながら萎え始めたDTO自身もそこに見つけて、ミサキは子供に声をかけた。
「おい!」
 寂しい、などど不名誉な表現を使われてDTOが声を上げたが、気にせず、
「ほら、気持ちよくなるのはセンセと一緒に、ね?」
 フロウフロウは瞬き、それから申し訳なさそうな顔をした。
「こら、フロ……?」
『先生……ごめんね』
 そうして再度、DTOを唇のうちに迎え入れた。
330poppo「This is Love」・12 ◆up0yr7OurY :2006/09/28(木) 03:53:25 ID:Ong/+dIA
 子供は自分を慰めながら、DTOを高めにかかる。先程のでだいぶコツが飲み込めたらしく、その動きには迷いがない。
『ふむ、ふぁ、ちゅ、ちゅぱっ……』
 頬がへこむほど吸い上げ、かと思えば口の外に出して舌で転がし、鼻筋や頬をすり寄せ、口づけを落とし。 
 涙を湛えて揺れる瞳が妖しく色めいて、陶然と男の有り様を見つめている。
『もっともっと、気持ちよくなって。ボクが本当に、先生にさわってるんだ、って思って……』
 仮想の唾液を掌に落とし、まんべんなく塗り込むようにする。ふっと息を吹きかけ、指先でつつく。落ちかかった中途半端な長さの髪を筆に見立てて、くすぐる。
 訴えながら、フロウフロウは必死に愛撫を続けた。続けながら、自分の中に入り込んだ指を動かした。満ち溢れる感覚に呻きながらむしゃぶりついた。
 もう何を考える余裕もなく、ひたすらに行為に没頭していた。
 つい先程までは自分がこんな風に、人を感じさせられるとは思わなかった。こんな風に言葉以外の温かさを感じられるとは思わなかった。
 新しく知った知識が楽しい。仮初めとは言え自分自身の体を使って、何かをできるという事が嬉しくてたまらない。
 相手がミサキの恋人だというのに罪悪感を覚えないではなかったけれど、DTOが好きなのはミサキ一人だ。それが分かるから、余計な事を感じずにすんだ。
 二人に対して感じるのはただ、自分に機会と知識を与えてくれた事への感謝だけ。
 どうしたら喜んでくれるだろう。どうしたらこの気持ちを伝えられるだろう。
 ――そうして、先が欲しかった。
 彼が自分で欲情してくれているのだという、明確な証が欲しかった。
 それが自分が愛されても、愛しても良いのだと証し立てるものだからこそ、彼女はDTOを追い詰める。
「……っ」
 ちゅぷちゅぷと自分の体が立てる水音で耳がいっぱいだ。自分が下敷きにしている肌の暖かさが心地よい。くらくらするような匂いに視界がぼやける中で、唇の熱だけがはっきりしている。
「フロ……、こら、放せ……っ」
 混濁し時間の感覚さえ分からなくなり始めた意識に、上ずった声が差し込んだ。ふと瞬けば、DTOが目元を赤くしていた。
「やめろ……出し、ちまうから……っ」
 何の事か一瞬、分からなかった。夥しい数の計算の後に、理解して、胸がいっぱいになった。――この、自分で。
 ――嬉しい。
 もちろん口は塞がっている。彼女はただ目元だけで微笑み、そうしてフロウフロウの興奮を如実に伝える熱を帯びた風が――引き金になった。
「……ッ!」
 映像ばかりでそれまで実際の接触など皆無だったところに、投影機から排気が吹き付けたのだ。それも、人がはあっと息を吐きかけただけではありえない熱さと速さで。
 吹く先にはDTOの性器があり――そして、呆気ないほど簡単に決壊した。
 びゅッ、と長く溜め込まれ、煮つめたように粘度の高くなった白濁が、噴き出す。
『あ……っ!』
 本来ならば口蓋を叩くそれは、おそろしい勢いで高く噴き上げる。咄嗟に離そうとした少女の頭を、押し付けるよう動いた二人の掌に受け止められて、はね上がっては腹に落ちる。
 自分の体を通り抜け、滑り落ちていくその液体の匂いに酔ったようになって、フロウフロウもまた軽く絶頂を迎えていた。
 喉に、頬に、首筋に、項に、様々な角度から激しい流れを受ける。自分の指が一番深く脆い箇所を探り当て擦り上げていたが、それがなくても達していたに違いなかった。
 体中に甘い痺れが走り、目の裏が白く弾ける。自分の体がまやかしだとしても否定できない、全ての計算を一瞬止めてしまうほどの、圧倒的な情報量。
『はぁ――……』
 擬似の精液を肌に飛び散らせ、長い余韻の後に、子供は目を開けた。まだ温かい湯のようなほわほわした感覚があちこちに残っている。
 大人二人がこちらを見つめていた。
『……先生、ミサキさん』
 なあに、と髪を撫でてくれた相手に、心からの感謝を込めて、
『ありがとう』
 フロウフロウは笑った。


今日はここまで。前回の空×硝子・タロー×マルルウにレス下さった方ありがとうございました。
331名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 04:03:57 ID:8Car7yTq
リアルタイム乙。
フロウフロウがいじらし過ぎて死にそうになった。

っつーか、マジで心理といい情景といい、細部の描写巧いっすね。
凡庸な言い方だけど、「本当に目の前にふろふろが投影されている気がした」感じ。
続き期待してます。
332名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 09:54:11 ID:1piafRN4
>>330
夜中に乙&GJ!
ミサキの誘導が上手いなぁ
333名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 04:02:40 ID:meC6Y6a3
どうした? みんなして蟹か?w
334名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 04:49:23 ID:mEqVizhL
多分蟹。自分も蟹w
今回CS蟹は移植キャラがいつにも増して多いから
エロには持ち込みづらいだろうなあ。
ラテロテとか歩とかどっちも可愛いんだけど
男が少ない……。
335名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 06:17:18 ID:J3YFUU5n
>男が少ない
ヒューと武生がいるじゃないか
つか蟹はACキャラが男だらけのような気が
336名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 06:18:04 ID:J3YFUU5n
ごめんsage忘れたorz
なんで常に入ってないんだ
337名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 16:24:04 ID:zPc0y/C4
そこで有頂天×零子レイープですよ
33836bit ◆36bit2gA9Q :2006/10/01(日) 14:22:38 ID:7PwITixR
予告していたシャムシールもの投下します。
ふたなり描写ありなので苦手な人は気を付けて!
339ふたなりシャムたんの受難 ◆36bit2gA9Q :2006/10/01(日) 14:23:22 ID:7PwITixR
私の名はシャムシール。
踊り子をやっている。
副業として、財宝を求めて古代の遺跡を探索する、俗に冒険者とかトレジャーハンターと呼ばれる仕事もしている。
ヘタをすると踊り子としての報酬よりも見入りがよかったりして結構馬鹿に出来ないのだ。

今日もとある遺跡を探索中だ。
かびの臭いのする回廊を進んで行く。大体高さと幅は3mほど。
原理は不明だが等間隔で松明が灯っていて適度な明るさがある。もってきたカンテラも荷物にしかならなかったようだ。
今の所一本道で、隠し通路などの気配もない。

しかし油断は出来ない。
こういう遺跡には盗掘よけの罠がつきものだ。
案の定、両横の壁から回転する刃物が飛び出してきた。
寸前で見切ってかわす。
私の冒険者らしからぬ装飾過多な服装は、この程度の罠なら決してひっかからないという自信の表れだ。
さらに先へ進むと、壁に何かを発射する為のような穴が開いているのを見つけた。
前を通り掛かろうとしつつ、身を翻す。一拍遅れて、ぷぺっと透明な液体が噴射された。
どうやら毒でも酸でもなんでもない、ただの粘液のようだ。足を絡めとるためのものだろうか。
それにしてもこの程度の粘度ではたいした効果は期待できそうにない。

この遺跡は難攻不落で、挑戦者は後を断たないが、誰ひとり財宝を手に入れた者はいないらしい。
まあ、誰かが成功しているならわざわざ挑戦する意味はないのだが。
そんな噂を聞いていただけに私はなんだか拍子抜けしてしまった。

しばらく進むと、また壁になにか仕掛けがある様子だ。
腰に下げた愛用の曲刀コラーダを抜き、怪しい壁の前にかざしてみた。
するとごうんごうんという作動音と共に、壁からアームとロープらしきものが飛び出して来た。

さっと飛びのきコラーダを構え、私は攻撃に備えた。が、ロープはそのままくたりと地面に落ち、
アームが持っていたのも剣や槍ではなくただのハケ。何かのギャグか?
軽く剣を振って邪魔なアームを切り払いそのまま進む。

「やる気が無いのかここは…」
私は本気で呆れてしまった。

そして行き止まり。突き当たりの壁には扉らしきものがある。遺跡の大きさから想定しても、
ここが終点というのが自然だろう。
340ふたなりシャムたんの受難2 ◆36bit2gA9Q :2006/10/01(日) 14:23:56 ID:7PwITixR
「噂ほどのことはなかったな」
扉に手をかけようとすると、突如警報音が鳴り響いた。
「侵入者発見。侵入者発見。防衛機構ECHIDNA始動。」
無機質な声が響くと、地響きと共に天井が開く。
慌てて下がると、扉の前に人面蛇身、三面六臂の魔物がどたりと落下して来た。
エキドナとはこいつの名だろうか。鎌首をもたげたそいつはかなりの大きさだ。
頭から腰までで普通の人間ほどの大きさがある。
尻尾の部分が本体の後ろでのたくり、扉を完全に塞いでいる。
「やっと真打ち登場か…」

この手の遺跡につきもののガーディアンだ。財宝を守る最後の砦であり、それだけに手強
いのが多い。

私は油断なく剣を構え、相手の出方をうかがった。
こういう大型を相手にするときは、軽々しく手を出すのは危険だということを、私は経験から知っていた。
それがそいつの構えなのだろうか、相手は腰を揺らしながら、六本の腕を緩やかに舞うように動かしている。
無表情なその顔の中で、口だけが半開きになっていた。

お互い対峙したまま数秒が流れた。
だが攻撃を仕掛けてくる気配は無い。
相変わらず無表情に踊っているだけだ。

「このままでは埒があかないな…」
声に出して呟く。聞こえているのかいないのか。そもそも言葉を理解出来るのかどうか。
相手の茫洋とした表情に変化は見られない。

私の方から間合いを詰めるしかない。
と、僅かに足を踏み出そうとした瞬間、ヤツの右腕の一本がブレた。

(来る…ッ!)

まさかと思ったこの間合い。相手の腕は予想以上に伸びていた。
凄まじい勢いで伸び来たる手刀になんとか剣を合わせる。

「ぅくっ!」

重い!
迅さだけでなく、一撃の重さが半端ではない。
その攻撃を皮切りに、六本の腕が矢継ぎ早に襲い掛かってきた。

受け流しつつ、なんとかかわし続ける。

流れるような私の太刀捌きに対して、相手の攻撃はひどくおおぎょうで、ぎくしゃくして、
それでいて迅い。とても本体に攻撃するどころではなかった。

(このままじゃもたない!)
数分間は渡り合ったろうか、疲れを知らないかのように衰えることのない相手の攻撃に、
私の体の方が悲鳴をあげた。
既に何本かに一本はかわしきれなくなってきている。時間と共に傷も増えていた。
341ふたなりシャムたんの受難3 ◆36bit2gA9Q :2006/10/01(日) 14:24:34 ID:7PwITixR
冒険者に求められるのは、成功することよりも、生還することだ。
私は攻撃を防ぎつつ、じりじりと後退していった。
勝とう、などという気は既に失せていた。
命あっての物種、こんな所で死ぬつもりはさらさら無かった。

そして間合いから脱したと見るや、私は一気に飛びのき、道具袋から巻物を取り出し、広
げ、そこに書かれた呪文を叫んだ。
「リレミトぉ!」
閃光と共に私の体はその場から消えた。

迷宮から一気に脱出できるリレミトの巻物。
とある太った武器商人も愛用していたという、これは冒険者の必需品であった。

「オシイノウ。アトスコシダッタトイウノニ。
マア、ケッキョクハオナジコトジャガナ…
フフフフフ…」


----------------------------------------------------------------

拠点としている町に着いた頃にはほとんど日も暮れかかっていた。
宿に戻りシャワーを浴び、人心地つくと、どっと疲れが押し寄せてきた。
あれだけ動いたのだ。無理もない。

「もう休むとするか…」

私はベッドにひっくり返ると、あっというまに眠りに落ちていった。


夢を見た。
全身が甘美な痺れに包まれ、その心地よさに私は思わず呻いた。
身体が桃色のもやに包まれたかのようで、体を動かすたびに、痺れるような快感が背筋を走り抜ける。
その快感をただ貧り、頂点まで達しようとした瞬間、
目が覚めた。

食べかけのごちそうを取り上げられたかのような物足りなさ。
しばらくの間、体を起こしてぶすっとふて腐れていたが、覚めてしまったものはしょうがない。
(もう一回見られるといいな)
そう思って寝返りをうった瞬間、

「んふぅっ」

体にあの快感が走り、思わず声が漏れた。
どうやら発信源は私の股間にあるらしい。妙な違和感を感じる。
まるで何かがつっぱっているかのような…

慌てて毛布をはぐ。
そこには、股布を持ち上げてそびえ立つ「何か」が
あった…

「嘘…」

腰布のホックを外すと、股布を押し上げてぶるん、と男性器が姿を現した。

「うそぉぉぉぉ!」
342ふたなりシャムたんの受難4 ◆36bit2gA9Q :2006/10/01(日) 14:25:16 ID:7PwITixR
まだ夢を見ているのだろうか。私も何度かは目にしたこともあるソレ。ペニス。
標準よりはいささか大きめのように見える。

生唾を飲み込むと、そっと指先で触れてみた。

「ん…」

それはぴくりと揺れ、思わず声が漏れた。
熱い。
この感触は紛れも無く現実のものだ。

(さわっただけで…
じゃあもし擦ったりしたら…)

男性の自慰行為はそうやってするものだと知っていた。
試しに根本の辺りを握ってみる。

「んひぃっ!」

火照ったソレに、冷たい私の指が絡み付いてたまらなく心地良かった。
それがびくびくと脈打つたびに、淡い痺れが生まれる。
私は知らない間に唇を半開きにし、そこからよだれが垂れていた。

(う、動かしてみたい…!
思い切り擦ってみたい!)
その誘惑に耐え切れず、手を動かそうとしたとき、

かろん。

立て掛けてあったコラーダが倒れた。その音に、私は我に返った。

(そうだ、こんな事をしている場合じゃない。)

さしあたってどうするべきか。

(とりあえず医者に診せるか…)

そのためには朝を待たねばならない。
私は出来るだけソレに触れないように注意しながら毛布をかぶった。
勃起はいつまでも収まらず、目を閉じれば浮かんでくるのはそのことばかり。
だが、もし誘惑に負けて事に及んでしまえば二度と戻って来れない気がして、私は必死に耐えた。
結局朝まで悶々としたまま眠れなかった。
今まで男を冷たくあしらったことも多いが、なんだか気の毒になった。


生えてみて 初めてわかる辛さかな
    社無汁
343ふたなりシャムたんの受難5 ◆36bit2gA9Q :2006/10/01(日) 14:26:14 ID:7PwITixR
翌朝、私はいつもの服の上からマントを羽織った。
結局勃起が収まらず、そのままでは股布からはみ出してしまうからだ。

(こんな状況で知り合いに会ったら最悪だな…)
旅の中継地点であるこの町に知り合いがいる確率は万に一つもないだろうが。

私は若干前屈みになって、医者へと向かった。

この町の唯一の診療所。
手をかける前にドアが開き、中から出て来た人と鉢合わせしそうになった。

「うわっ」
「わッ!」
「あれ…
シャムシール?」

名前を呼ばれた相手に見覚えは無……
いや、あった。

「……?
フェルナンドか?」

フェルナンドとは、彼の連れのミカエラと共に、何度か一緒に戦ったこともある。
一瞬わからなかったのは、彼の顔が異常なまでのやつれ方をしていたからだ。

よく見ると後ろにミカエラもいる。が、彼女もなんだか様子がおかしい。

「いったいどうしたんだ?その顔。」
「ああ…
ちょっとな…ハハハ…」

声に力が無い。

「何かあったのか?」
「悪いがあまり思い出したくないんだ…」

この様子ではあまり突っ込むのも躊躇われる。

「いくぞ、ミカエラ」
フェルナンドが振り向いてミカエラの肩に手をかけると

「ひゃぃぃっ!」

彼女の身体がぴくんと跳ねた。
「ごめんなさい…出来るだけ触らないで…」
「わ、悪い。気をつけるよ。
シャム、それじゃ…」
「あ、ああ…」

まさかミカエラも…?
…いや、そんな馬鹿な。

考えていてもしょうがない。私としても他人の事を心配している場合ではないのだ。
私は診療所のドアをくぐった。
344ふたなりシャムたんの受難6 ◆36bit2gA9Q :2006/10/01(日) 14:26:59 ID:7PwITixR
出て来たのは怪しげな目つきのカバ医者と、ちんちくりんな看護婦だった。

「うっ…」
「はァーいこんにちわー
わたくし、ドクターヒポポと申しますゥー」
「ナースタマヨですぅー!」
「さぁーどうぞおかけになってー」

(大丈夫なのか…)

非常に不安だ…

「さてェー、シャムシールさん
今日はどうなさったんですかァー?」
私ははたと困った。
なんといって説明すればいいのだろうか。
どっちにしろ、起こったことを正直に話すしか無いのだが…

「それが……その…股間に……その…だ、男性器が…」
「えェー?
なんですってェー?」

「だから…その…おちん…ちんが…生えて…きたんです」
私にも男性経験はあるが、こんな恥ずかしい思いをしたのは初めてだった。
顔は真っ赤だったに違いない。それをこのカバは…

「すいませェん
もすこし大きな声でおながいしますぅー」

斬り殺してやろうかと思った。

「せんせー!それってセクサルハラーですぅー!」
「何を言うんだねチミぃ。これは問診だよォ
医療行為だよォー」

私は無言でマントを取り、股布を外した。
呼ばれてとびでるマイサン。それともドーター?

「はっ、生えました…」

「いやん、おっきーぃ!」
「ほォー
これは立派な…
では、失礼しますよ…」

カバ医者は私のソレに手を触れた。

「んっ」

それだけでぴくりと反応し、快感が走る。

「ふぅーむ。
感覚はきちんとあるんですねェー」
そのままくねくねと撫でさする。

「はぅぅぅっ!」

その無骨な手つきは、かえって官能を刺激する。
私は悩ましげに眉を寄せ、腰布をぎゅっとにぎりしめて襲い来る快感に耐えた。
345ふたなりシャムたんの受難7 ◆36bit2gA9Q :2006/10/01(日) 14:27:31 ID:7PwITixR
「女性器もちゃんと残ってるんですねぇ」

くちゅり。

「ひぁっ…
そ、そっちは…」

生えてきたペニスに気を取られてすっかり忘れていたが、私の本来の性器の方も既に大洪水だった。
秘所と肉棒を同時に刺激されるという、有り得ないはずのシチュエーションに、私は限界を迎えようとしていた。

(こ、このままだと…
イッてしまう…!)

「せんせー!
それってセクサルハラーですぅー!」
「何を言うんだねチミぃ。これは触診だよォ
医療行為だよォー」

「そ…その…
んっ…原因は何なんでしょうか…」
何とか声を絞り出すと、カバはやっと手を離した。

「あなたもエキドナ様の祠に行ったんですねェー」

何故それを?

「最近こういう患者さんが増えとるんですわァー」

「…ちょっと待て。じゃああの問診と触診はいらなかったんじゃ…」

「いやァー、一応誤診っちゅう可能性もありますしィ、凛々しい女の人が恥じらう姿のギャップがまた…
わぁー!!
すんまへーん!
悪かった!
謝りますゥ!
斬らんといて!
血が出るから!
痛い痛い痛い痛ギャァ!」
「キャー!センセー!しっかりしてー!」

バカ医者の話をまとめると

・エキドナ様の祠に近づくと精気を吸い取られるという言い伝えがあり、現地の人は誰も近づかなかった。

・最近になって財宝の噂が流れ、出掛けた人はみなエキドナ様に襲われて腑抜けになり、女性はふたなり化した。
ただし死人は出ていない。

・ふたなり化の原因は脳髄に寄生したちっちゃいエキドナ様の仕業。危険なので手術は不可能。

・本体を倒せばあるいは…

フェルナンドとミカエラもきっとエキドナ様の餌食になったのだろう。
私はもう一度遺跡に向かう決意を固めていた。
勝てるかどうかわからないが、他に方法は無いのだ。
34636bit ◆36bit2gA9Q :2006/10/01(日) 14:29:44 ID:7PwITixR
以上、前編終わりです。


>>まとめの中の人
収録していただいているゲルム×流星☆ハニーの作者の名無しは私です。
よろしければ修正しておいていただけるとありがたいです。
347名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 16:27:10 ID:4vs7FwAL
おお、作品ktkr!
リレミトとかヒポタマとか俳句とか吹いたw
今回もエロとギャグ両方良質そうでwktk
続きも楽しみにしてるよ〜
348名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 17:29:24 ID:3JB8e4Vm
シャムも可愛いけど、ミカエラも気になる俺ガイル
セクサルハラーに吹いたGJ!
349名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 17:49:06 ID:zTfgxNBM
ギャグが脳髄を刺激してくる。続き待ってます。



それはそれとして,自分には「女勇者+受難」から,ひとつの物しか連想しない。
350黒ロキ推奨 ◆ROKIsZpy0M :2006/10/04(水) 23:40:05 ID:fD4YPH9M
>>349
カスタムr(ry

なかなか区切りがつかないんですがが近いうちに続きを投下したいと思ってます
今回はかごめ責めロキ受けのよてーです
351名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 11:47:56 ID:HMLxGUuw
☆ゅ
352名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:14:01 ID:HqZQKh9J
NARDハーレムに対抗して国道ハーレムでも書こうかと思ったんだが、アフロとかアスパラとかキノコとかのせいでウホ展開ギャグしか思い付かん
違う、お前らじゃない、マコやアンコや黄河聡美をだな…
353名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 01:06:55 ID:jLzo1kWn
国道と聞いてシノビアンしか浮かばなかった自分を呪う。
354名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 09:16:23 ID:qX5rs6GX
>>352
なんだろう、女子キャラの並びに恣意的なものを感じてしまったw
355名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 21:05:01 ID:QmtaRsz2
>>354
>違う、お前らじゃない、マ○や○ンコや黄河聡美をだな…

こうですか分かりません><
356名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 23:29:58 ID:OJqgwSuz
>マラやチンコや黄河聡美

こうで(ry
357名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 16:52:53 ID:nKabdQ34
そんなものと同列に語られる聡美が可哀相過ぎるw
358名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 21:44:39 ID:f6voiWeI
みんなアニメのヒロイン、って事じゃない?w
359名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 08:22:49 ID:41Bd3BkR
ししゃもの飼い主の佐藤さん出せませんか??
360名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 10:10:10 ID:hXV+zt7y
>>359
もう少しkwsk
361名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 15:23:08 ID:7mZMWWpd
>>360
スキップの担当キャラ
自転車こいでる人

よく佐藤さん=ししゃもだと思われてるみたいだけどししゃもってのは猫の名前だ


佐藤さんが出るって事は必然的にはなちゃんもでるんだよな?( ̄ー ̄)
362名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 17:28:51 ID:hXV+zt7y
>>361
それは知ってるよ
むしろ最初はサトウさんを「ししゃも」だと勘違いしてた

誰と一緒にして、どっちが攻め〜
のような詳しい希望がないと取っ掛かりがない
363名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 20:02:21 ID:mpthHpWp
大体サトウさんははなちゃんやミルクやモモコさんやハニーさんやししゃもや
絡む相手がごまんといるし、
さらに言うならシチュとか語ってくれないと
書きようもないしな。
っていうかサトウさんとしか指定しないんなら自分で書いちゃえよ。
そしたら自分の萌えにピンポイントの作品ができる。
364名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 20:19:54 ID:hXV+zt7y
>>363
>ハニーさん
ちょっと待て
365279:2006/10/12(木) 20:42:19 ID:a0zP0hdH
>>363
>ハニーさん

君は正しい
366名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 20:53:07 ID:mpthHpWp
>>364-365
お前らむしろししゃもには突っ込まないのかwww
まあ過去作にあるけど
ハニーさんはどこまで手術(っていうのか)が進んでるかで
扱いがホモにもノーマルにもなるから扱い難しいか
手術済み扱いにすれば大丈夫だとは思うが
367名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 21:38:06 ID:D0L1epN/
ハニーさんは8の負けアニメ見る限りどこも弄ってないと思うんだ
368名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 21:49:19 ID:mpthHpWp
いや、実際のgidの方でも女性ホルモン投与してても
髭が生えてくる人も胸が出ない人もいるらしいからさー
あーでもあんな青々としたら難しいか……
369名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 21:59:35 ID:78ATZXNY
ラッテ(もしくはロッテ)のエロを見たことがない気がする。

自分で書いてみたい気もするが…そんな才能は俺にはない。
370名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 23:37:44 ID:Lm3F2/BW
>>369
才能とか関係ないよ。
作文の基本をしっかり押さえて、思ったままを書けばいい。
一度投下してみれば吹っ切れると思うよ。

ということで、いっそのことロッテ×ラッテでよろしくw
371名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 00:24:09 ID:NMhWJ61H
ロ「逢いたかったよお姉ちゃぁぁぁぁぁぁん!」
抱っ
ラ「ロッテ!?
きゃっ!」
どしーん
ロ「お姉ちゃんいいにおい…」
くんかくんか
ラ「ロッテやめてー
くすぐったいー!」


  _、、_ _、、_
ミ(Д´≡`Д)彡
だめだぁあぁぁぁぁぁぁ!
372名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 00:24:54 ID:c4VmVVoy
そうそう。
まずは一本どんな形でも完成させる&投下してみる。
「どうしてエレクチオンしないのよーッ!!」と悩んで切磋琢磨するのはその後さ。
373名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 00:44:15 ID:TfFllYjx
完成させてから投下推奨

とある作家が
「未完成なものを他人に見せると、完成形が見えなくなる」(うろ覚え)
と言っていることだしね
374名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 00:59:44 ID:nXKeRIEK
>>362
そうですね。
ここは一応、はなちゃん責めで行きたい所
そして佐藤が受けでよろしくお願いします
375369:2006/10/13(金) 01:05:57 ID:wmaGXGTG
>>372
それ俺じゃないw



文章の基本も何も分かっちゃいないが気が起きれば書いてみるかもしれない。
ラッテなら屋敷住まいのユーリ、もしくはMZDと。
ロッテならドMな変態仮面のヴィルヘルムと。





でもやっぱ誰かに書いてもらいたい。興味ある人いたら頼む。
なさそうなら考えてみる。
376名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 14:43:53 ID:c4VmVVoy
>>375
いやちゃんと分かってるからw
ドMの変態仮面ヴィルヘルム吹いた

でもこういうのはやっぱり自分で書くのが一番だと思う。
他の人任せだと痒いところに手が届かないとかあるし

花電車してるシャムシールってこのスレ的にはありかと聞いてみる
ファンタジー世界の踊り子って言ったら……ねえ?
377名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 15:02:57 ID:NMhWJ61H
最近シャムシール人気だな。


先生、花電車って何すか?
378名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 15:59:13 ID:RTUVzsBQ
まずググってみよう。

マジレスするとストリップの芸。
あそこでバナナ千切ったりゆで卵産卵したりする奴。
379名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 16:22:54 ID:TfFllYjx
>>376
「いやぁ…ダメぇっ」
「ほら、しっかり腰動かして」
「もう出ちゃうぅぅぅぅ!ヴィルの精子出ちゃうのぉぉぉぉ!!!」
「まだ出さないでよ…チッ、早漏」
ビク、ビクン

こうですか><
380名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 18:30:58 ID:wmaGXGTG
ロ「この程度で感じてんじゃないわよ…この変態仮面。こんな変態仮面こうしてやるんだから」
ヴ「ああッ!!ゴ、ゴメンナサイゴメンナサイ…ッああ…ッ!!」
ロ「…クスクス……ド・ヘ・ン・タ・イ」
ヴ「ああッ…ロッテ様ッ!!!」
ビュクビュクッッッ!!!!!



こんな感じかな…?
381名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 19:39:02 ID:c4VmVVoy
>>379-380
連続技吹いたw
もうバーロー真面目にできないwww

格好つけてラッテを襲って性奴隷にしようとするも
ロッテに返り討ちにあって逆に性奴隷にされて
罵られないと我慢できないヴィルヘルム(ラッテの奉仕付き)とか面白いかもねー
382調子に乗って書いてみたが別物:2006/10/13(金) 23:07:19 ID:c4VmVVoy

 ちゅ、ちゅぱ、ちゅる、ちゅぱっ……
 明かりのない部屋に、密かな水音が響いている。
 どこぞの城館かと思うほど、重厚な調度の部屋だった。寝室としてはいっそ寒々しい広さの空間に、ただ月と暖炉の炎だけが揺らめき、光を与えている。
 足が沈むほどの毛足の長い絨毯の上に上質の敷布と絹のクッションが並び、そこに男女の人影は折り重なる。
 上になっているのは華奢な影だ。その隠れた場所へ、下になった影が獣が水を飲む時のように首を伸べて舌を遣う中、
「……下手クソ」
 つと罵声が、可憐な唇から零れた。
「やめて。全っ然、感じないから」
 華奢な腕が相手の髪を引いて、口での愛撫を中断させた。
 自分の顔の上から退いた相手に、最前まで舌を遣っていた赤毛の美丈夫は怪訝な顔をしたが、彼女は頓着せずにその頬を張る。
 ぱん、と見事な音が、隠微な水音に重なった。
 吐き捨てた言葉の汚さとはおよそ不釣合いな、澄んだ甘い声だった。言葉の訛りも上流階級のもので、蓮っ葉さとは裏腹に少女がよく躾けられて育ったと示している。
「……何する」
「口答えしない!」
 第二の打擲音が響いた。幼い顔立ちを悪魔的な化粧で彩り、蝙蝠の羽根のような黒のスリップドレス姿で、
「きったない股の棒おっ立ててんじゃないわよ。少しはこっちに集中したらどうなの?」
 暗金髪の少女は心底憎々しげに、相手の暗い赤毛を掴んだ。
「――だめ、ロッテちゃん!」
 その胴を抱きすくめた腕がある。
 ロッテの腕と同じように白く細いそれの持ち主は、黒いドレスの肩に頭を載せた。早口で言い切る。
「ヴィルさまはわたしのご主人様なんだから、ひどい事しちゃだめ!」
 腕だけでなく顔立ちも髪質も声も、何から何までロッテと似た娘だった。ただこちらには攻撃的なマスカラもピアスもない。
 花嫁衣裳のような白のベビードールに、「こうしていると落ち着くんです」といつもの髪を押さえる帽子を着けて、清楚な佇まいを見せている。
 その唇だけはぬらぬらと濡れている。直前まで男――ヴィルヘルム自身に奉仕していたからだ。
 男の臭いを嗅ぎ取って、神経質にロッテは顔をしかめた。
「こいつあたしの下僕よ? おねえちゃんは敬語なんか使わなくていいの!」
「ロッテちゃんッ!」
 涙目で――そこだけは妹の暗褐色と違って鮮やかな氷の色だ――白の少女は怒鳴った。
「――いい子だ、ラッテ」
 男が手を伸ばせば双子の姉を庇うように、黒の少女がぴしゃりと叩き落した。
「あたしのおねえちゃんに触んないで!」
「――はい、ロッテ様」
 彼が恭しく手の甲にキスを落とせば、妹はふん、と鼻を鳴らす。
 このヴィルヘルムが戯れにラッテをかどわかし、誑かして、清純そのものだった乙女を男なしでは夜も日も明けぬというまでに仕立て上げたのが事の始まりである。
 双子の姉を溺愛する妹がそれに黙っているはずもなく、ロッテは男のところに押しかけてきた。
 同じ玩具は二つも要らない。彼女が匕首を持ってきたのなら、ヴィルヘルムもその膨大な魔力でロッテを捻り潰す、はずだった。
 ――あんたに、あんたがおねえちゃんにしたのとおんなじ事してあげるわ。
 これは面白いと彼はロッテに『強姦』された。かくして奇妙な三すくみは完成された。
 ラッテはヴィルヘルムの奴隷であり、ヴィルヘルムはロッテの下僕であり、そしてロッテはラッテの妹なのである。ロッテが変態と彼を罵るのも、ひとえに彼が付き合っているというのが丸見えなのだからである。

やってみたけどヴィルヘルムが全然変態にならなかった。エロくもないし期待に添えなくてスマソ
383名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 00:03:40 ID:poWfFna8
>>382
そこからヴィルたんを変態にするシチュを考えてみた
1.実はまぐわっている間にラテロテが魔力を奪っていたよ!→ヴィルたん無力でどM
2.自ら縛られたり三角な木馬を用意するよ!
3.ヴィルたんが二人の箒でナニしちゃうよ!
4.>>382をみさくら翻訳機にかけちゃうよ!

俺の妄想力ではこれが限度だ…
384名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 03:02:47 ID:B+DnRyMu
すげー複雑な三角関係だ!
385調子に乗って書いてみた奴:2006/10/14(土) 11:59:44 ID:iMQbxnIq
みさくら変換&みさくら変換+コンバーターにかけてみたけど
どっちも長くて弾かれた…
しかしロッテがSだとそりゃ彼氏も逃げるっていうか
「一粒残した約束の欠片」って埋め込んだ真珠なんじゃないのかと思ってしまった

多分自分も男は変態にできないので無難にラッテに二穴挿しになるんじゃないかと思われ
386名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 12:00:52 ID:9XGKOfZ+
>>383
1!1!
387前スレ100:2006/10/14(土) 16:27:05 ID:a+EbjGUL
久しぶりだみなの衆。
ふたなりミミニャとタロさな書き上がったから時間のあるときに適当に投下します

…仕事の都合がつけばいいがw
388名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 17:01:38 ID:O0vR9Z/c
ダメだこの流れでラテロテ書きたいなんて言えないよorz
389名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 18:01:29 ID:9XGKOfZ+
>>388
書くがいい

いや、むしろ書いてくださいお願いします
390名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 18:10:15 ID:OwPvhqEv
ラテロテだぁ……?










こんにちは、神様。
391名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 19:05:20 ID:QbY6vq75
>>382
すげえ、ドMなバーロー様で読んでみたいけどドMじゃなくてもいいから続き期待してます。
392名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 19:39:41 ID:cyj0xdKg
誰か 佐藤さん×はなちゃん書いて下さいm(_ _)m
詳しい内容は>>374に書いてあります。
393名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 19:52:39 ID:iMQbxnIq
>>392
だから自分で書いてごらん。
もしくはもっと凝ったネタを考えてここの空気を盛り上げてみるか。
最初から人に注文して自分は胡坐かいてる奴のクレクレコールに乗る職人氏なんてまずいないと見ていい。
それよりは自分の萌えを注いだSSの方が書いていて楽しいし
結果的に良作になるからね。

>>388
是非書いて下さいハァハァ
394名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 20:10:00 ID:DnW61dEj
>>392
俺も投下歴はあるけど、はなちゃん攻めは思いつかないので書くのは無理かな。
サトウさん受けならいくらでも出てくるんだけどなぁ…。
395名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 20:15:36 ID:cyj0xdKg
>>393
アドバイスありがとうございます。
今後自分の萌キャラを活かしたものを、頑張って書いてみますね
396388:2006/10/14(土) 21:08:49 ID:O0vR9Z/c
読みたいと言ってくれる人がいて助かった…
これから頑張って書いてみようと思う
397名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 21:16:08 ID:iMQbxnIq
>>396 
がんがれ
書きあがってから一気に投下、コレオヌヌメ
でないとぐだぐだになって完結させられない事とかあるから

>>394
ハーブティーと称して(もしくは本当に知らない)
媚薬効果のあるお茶を飲んでしまって二人でてんやわんやとか考え付いた
他にも酔っ払ってとか、どう考えても自分の中でははなちゃんは外的要因がないと攻めにならん
嫉妬に駆られるのもアリだが、こちらは萌えには向かない希ガス
398名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 22:42:07 ID:RHTMnXJf
バレンタインネタでミルクを絡ませるなら書けるな、はなちゃん攻めの佐藤さん受け。
勘違いから嫉妬して突っ走っちゃう系の話で。


甘々推奨派だからエロにはならんがな。
399名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 23:42:14 ID:WDHNNxuf
>>382
これはこれですごい楽しみな俺ガイル
続き頼む
400名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 23:43:24 ID:14skZ5Hw
>>398
何その超萌えシチュ
401名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 04:48:24 ID:wP9egVH5
ダメだ…ラッテの自慰ネタ書こうとしたけど5分で挫折した…orz
402名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 09:26:31 ID:/19SymgB
ラッテが白でロッテが黒だっけ?
403藤 ◆STvAb46wng :2006/10/15(日) 14:26:22 ID:xV1T3xOq
サスキキョのネタを、はっちゃけはっちゃけしながら考えている藤だ。
しばらく見ない内にすごい事になっているな…職人の方々、乙です。

キキョウ=亡霊ってのはアリか?
404名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 15:00:18 ID:NRz2Q/07
>>403
アリアリ。めちゃくちゃアリ。
サスキキョ期待してます。

>>387
待ってました! 投下待ってます。
405名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 23:10:53 ID:xDgdX18Q
>>403
あり。是非読みたいです。
406藤 ◆STvAb46wng :2006/10/16(月) 16:50:41 ID:C6J9A8jG
携帯から書き込んでみた。

キキョウは人気が高いキャラだから(六もそうだが)、下手にいじるとどうかなー…と思ったが、
受け入れてくれる方がいて、嬉しい。ありがとう。

じゃあ、その設定で書きますノシ
407名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 13:38:12 ID:yDwE/fYD
そういうのいちいち気にしなくていいと思うよ。
いくら元が人気のあるキャラでも結局は作品のよさがモノを言うんだから。
自分で「これは面白い!」と自信があるんなら堂々としてていいと思う。
スカとかグロとかだったらNGワード付ける程度で十分じゃないかと。
408名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 22:08:10 ID:XX+NeflO
しかし俺は>>398にも期待
409398:2006/10/17(火) 22:29:10 ID:ZDgZeyZ5
ちょww俺書くことになってんのかよww


エロくなくても文句言うなよ
410名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 00:32:52 ID:F95ZZKjw
>>409
待ってました
むしろどんと恋
頑張れよー
411名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 19:13:17 ID:8CVajl9R
場の状況を無視して睦月×歩をキボンヌしてみる
412名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 19:41:45 ID:kRJ2q3if
じゃあ俺は、歩をニャミちゃんと勘違いしてしまったミミ×歩をだな
413名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 20:18:51 ID:9WcIDGVU
香港姉妹×武生とか考えたけど公式がどう出るか…
414名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 21:27:43 ID:hHlfLnzS
歩とニャミちゃんを勘違いしたタイマー×歩など
415名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 21:58:07 ID:HFXV4QSt
>>412
想像したらおっきした
416名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 22:37:22 ID:9WcIDGVU
>>414
それならば歩をタイマーと勘違いしたニャミ×歩もありな訳だな
つか歩とタイマーってなんか似てるね


と流れを読んでみる
417名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 23:21:41 ID:QwxhOC1z
歩はニュートラルアクションがかわいすぎるから困る
418名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 00:00:48 ID:rgyr0nKO
歩は酸欠で倒れたあとお持ち帰りしたいくらい可愛い

・ミミに目隠しされた(もしくはキウイ)ニャミちゃんがSっ気のある歩に犯される
・ミミの道具で拘束された歩をキウイなニャミが襲う
・ミミが冗談で「どっちがニャミちゃんでショー」を開催、目隠されたタイマーが二人のどちらがニャミか当てようとするも、二人ともタイマー取り合いの末3P、ミミは撮影係

やべえ、どうやってもミミが腹黒だ
419名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 00:02:55 ID:e0fVhNaq
>>382の続きを正座して待ってる
420名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 00:19:29 ID:U5LmvOZS
極卒君の鬼畜攻めとかどうだろう。
421名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 02:37:01 ID:bk9zkro0
極卒君が戦場で愛子のアニメに出てくる将校さんを殺してしまい
その事実を知った愛子が極卒君を殺そうとするが、逆に返り討ちにあって…
という極卒君鬼畜攻めキボン
422名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 08:58:17 ID:Mc0OXDDy
そこまで想像するなら自分で書けよwww
423名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 09:59:04 ID:Ql3oSXLR
>>421
投下待つより自分で書くほうが早いよ

>>414-418を期待して待つ
全裸で
424名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 10:43:53 ID:QeekKCo8
>>418
ひそかに3番目の奴を希望してみると言ってみるwww
425名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 13:08:20 ID:cXJizEOY
歩はバター猫だろーと思いつつもなんだか面白そうだな、それw
426藤 ◆STvAb46wng :2006/10/19(木) 14:19:33 ID:CgI6tQeC
歩が酸欠で倒れる
=キスかフェラで酸欠になって倒れる


…と妄想してみる。
427名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 16:30:10 ID:DxugqHdX
>>409

某忠犬のようにじっと正座して待ってるw
( ・∀・)<がんがれッ!!
428名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 22:39:58 ID:vGpVq+FK
先生、ミミ受が読みたいです!
ノーマルでもアブでも美味しくいただきます。ニャミミとか投下されないかなあ

投下できるかわかんないけど現在ニャミタイチックなの書いてる
>>1から読んでたら初期がニャミちゃんとかタイマーな流れだったので。影響されやすすぎです。
本当にいまさらだけどかなり萌えたんだ(*´∀`)
429名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 19:04:23 ID:IYiXNUqT
>>421
それいいな
だが文章力が無いので無理
430名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 00:02:22 ID:SegRk+AZ
「ニャミちゃんはどっちでショー、スタート!」
…いやスタートと言われましても。
今あたしはミミちゃんに拘束され、喋ることができないように猿轡をかまされている。
隣には同じように拘束された歩ちゃん、目の前には目隠しにボールギャグなタイマーが四つん這い。
タイマーが選んだほうに豪華商品が与えられるとミミちゃんは言っていたけど、あたしは別にそんなのいらないわけで。
でも歩ちゃんは乗り気なんだよなぁ。
彼女が選ばれた場合の賞品は金管楽器。普通に値が張る品だってさ。そりゃ欲しいだろうけどねぇ。

と、タイマーがあたしのほうに4本足で寄ってきた。
さすが場慣れしているっていうか、ミミちゃんに逆らっても無駄なことをわかってるね。
…でもさ、どうやってあたしだって判別するつもりよ。
手で触れちゃいけないルールみたいだし、使えるのは鼻と口。
ということは…
クンクン
ニオイで判別しかない。ちょっと遠慮がちだけどね。
すると突然、歩ちゃんがタイマーに蹴りを入れた。
「痛っ」
あ、ちょっとタイマー、今のはあたしの蹴りじゃないって。
しまったなぁ。今ので誤解されたかも。
タイマーは歩ちゃんのほうへ近づき、今度はかなり近い位置でニオイを嗅いでる。
見えてないとはいえ、キワドイ部分に顔を近づけてるってのは許せないんだけど。
グイッ
あたしは両足を使いタイマーの首をロックし、自分のほうへ引き寄せた。
ん。
タイマーの顔があたしの
(省略されました。続きを読むには「ワッフルワッフル」と書き込んでください)
431名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 01:54:26 ID:n5uQ4Wue
ワッフルワッフル
432名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 09:00:36 ID:k6H3GrXA
ワッフルワッフル

>>430
生殺しにする気かい…
とにかくGJGJGJ
433名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 10:52:27 ID:6oPtMkcr
  ∩∩_, ,_ _, ,_∩∩
  ミミ(Д´≡`Д)彡 ワッフルワッフル!
   ミ⊃⊃⊂⊂彡
     |   |
     し ωJ


       ∩∩_, ,_ _, ,_∩∩
       ミミ(Д´≡`Д)彡 ワッフルワッフル!
        ミ⊃⊃⊂⊂彡
         ∵。゚∴・!
       ∵。・゚・
     。゚∴・゛
     |   |
     し ωJ
434名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 23:39:19 ID:8xfJ/iJG
ワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルわっふr
435名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 23:56:40 ID:ZfF/jd6o
     /\___/ヽ            
    /''''''   '''''':::::::\          
   .|(●),   、(●)、.:| +         
   |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|    +   
   .|   `-=ニ=- ' .::::::| +    君たち、少し落ち着きたまえ
    \  `ニニ´  .:::::/___    
     /ヽ、--、 r-/|ヽ \ /      
    / > ヽ▼●▼<\  ||ー、  
   / ヽ、 \ i |。| |/  ヽ(ニ、`ヽ
  .l   ヽ   l |。| | r-、y`ニ  ノ \



ワッフルワッフル
436名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 01:02:59 ID:L80fZ9Oe
ワッフルワッフル
437名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 17:36:37 ID:Io7y94is
お前ら続きなんか期待してんじゃねーよ



ワッフルワッフル
438名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 17:47:33 ID:rkLk0Mz7
わっふるわっふる
439名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 17:49:49 ID:hzgzXBIa
このスレがワッフルワッフルで埋まったらどうするんだ!



ワッフルワッフル
440名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:27:37 ID:v9b8NvAr
みんなワッホーしすぎww

ワッフルワッフル



ところで続論聞いてから素肌に学ラン×ホットパンツ×素足のムラサキ姐さんが
エロい挑発しまくってる図が脳内で展開されているんだがどうすれば
441名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:40:57 ID:NiMK7PH/
>>440
you、書いちゃいなyo!
442430:2006/10/22(日) 19:45:56 ID:hFgtqwyO
ちょ、お前らワッフルしすぎw
続きなんて考えてないですから、残念!

>>440に期待。
443調子に乗って書いてみたナカムラ ◆up0yr7OurY :2006/10/22(日) 20:45:03 ID:v9b8NvAr
という訳でナカジ×ムラサキを。例によって寸止め。


「――なんで俺の歌盗ったんです」
 切り口上に告げてきた声は硬く、緊張のために平板になってしまっていて、そのため普段よりも高かった。
 声変わり前の子どものそれのようで、思わず紫は目を上げ、眉を上げた。
 控え室のソファにしどけなく寛ぐ彼女の前には、学生服の上下と学帽に眼鏡の、見るからに真面目そうな青年がいる。大事そうにギターを抱え、冴えない風体の中そこだけぎらぎらと輝く両眼がこちらを睨み据えていた。
「――盗った?」
 その格好をそっくり真似た、肩の余る学ランに、共布の裾が擦り切れた加工の嫌になるほど短いホットパンツという格好で、彼女は聞き返す。
 これで盗んでいないというのはあまりに滑稽だが、事実は違うと紫は認識していた。
 この青年の歌を自分が所々変えて歌ったのは事実だ。自分の今の衣装もそれを示すためのものだ。
 だが生真面目で厭世的で、だけれどまだ若いこのナカジが歌うのと、ある程度世を渡って擦れて、それでも希望を失わないこの自分が歌うのとでは、歌はまるで意味を違える。
 そこに生まれる面白さが興味深かったから、自分はステージに立ったのだけれど。
「アンタは、アタシがあれを盗ッたと思うんだ?」
「――それ以外の何だって言うんです」
 噛み付くように返される。目元を赤くし肩をわなわなと震わせる様はどう見てもまだ子供で、紫は静かに眼を細める。
 どうにも若い。若く経験も少ないのに、達観したように見せたがって大人ぶっている。
 だが――紫の癪に障る。
「まだ足りないんですか。だからって他人の曲、盗らないでくれよ。あんたは俺と違って歌上手いし、いくらでも曲持ってるじゃないですか」
 自分で勝手に答えを見つけて、相手はいささかヒステリックに喚いている。それはそれでナカジの持ち味だ。実直に叫ぶような歌い方には、彼にしかない味がある。それが認められてポップンパーティにも呼ばれた。
 そのままでいさせるのが、本当は良いのかも知れない。しかし身過ぎ世過ぎの中で幾つも辛酸を舐めた彼女には、腹立たしくてならなかった。
 彼の歌う絶望は頭でっかちの学者の論理だ。ただのひねたませ餓鬼の絵空事だ。
 そんな心の生んだ音など――
「――ねえアンタ」
 しばらくがなり立てるままにさせて、疲れた頃を見計らって紫は声をかけた。
「ナカジと言ったっけ。アンタ、幾つ」
444調子に乗って書いてみたナカムラ ◆up0yr7OurY :2006/10/22(日) 20:46:53 ID:v9b8NvAr
「十九です」
 とは言ったが呼吸に上下する薄っぺらい肩といい、いきり立つ余韻を残す頬の線といい、到底十九には見えなかった。
 もっともこちらの、下着を着けずに前を開けた学ランから覗く乳房のあわい、肋、白く豊満に張った肉付きの良い腿、対照的に細く円らなくるぶしまで見ているにも拘らず、まったく動じないのだから意外と豪胆なのかもしれない。
 それとも怒りが大きすぎた故に、今まで気付かないだけか。ともあれ、瞬きの刹那に瞼の裏に浮かんだ恋人の影に、紫は小さく呟いた。
(赦しとくれ)
 行為だけ見ればこれは背信だ。だが今からする行為には愛はない。あるのは怒りと、それから。
「――此方へおいで、坊や」
 肘から剥き出しの手でさし招くと、やっとこちらの格好に気付いたのかナカジは躊躇する様子を見せた。構わず続ければ、ギターを床にそっと置いてから近づいてくる。
 傍に来たところを腕を引いて、ソファに引きずり込んだ。
「うぶッ……!」
 上がりかけた悲鳴を唇で塞ぐ。薄く冷たくがさがさと荒れて、まるで身なりに無頓着なところはやはり学者のようだった。
 驚きに縮んだ舌を誘い出し、糾わせる。逃げ出さぬよう頭を両腕で囲い込めば、動きにつれて持ち上がった布地から乳房がまろび出た。
 乾いた口腔を隈なく湿し、歯列や上顎をなぞり続けていると、強張った体から力が抜けてくる。
「――何のつもりです、っ」
 唇を離すと途端に抗議があった。怒りを滲ませはあ、はあ、と息の上がったナカジの表情が、ふと、分別くさく嘲笑うように変化した。
「――こんなんで俺を騙そうたって、そうはいきませんからね」
「お黙り、坊やちゃん」
 移った口紅の赤を指で辿って、紫は不敵に微笑む。
「坊やって――」
「アタシが盗ったと思ってる内はまだまだねんねの坊やさね。覚えてお置き。世の中頭で考えてる風には動かないもんだよ――」
 拭った口紅をぺろりと舐める。白い腹を見せ付ける。
「アタシで男になって御覧。そうしたら一寸は世の中見る目も変わるだろう」
 来ないの、と眼だけで微笑む。黒縁眼鏡の向こうの目が見開かれ――すっ、と細まる。
「後悔しないで下さいよ」
 眼鏡を放り、学帽をマフラーをかなぐり捨てて、骨ばった手が、乳房を掴んだ。


という訳で続きは考えていないので先週のロテヴィルラテ共々期待しないでくだーたい
445名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 21:38:24 ID:hFgtqwyO
>>444
しかしワッフルワッフル
446名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 23:15:46 ID:xdC9UNPL
ピッケルピッケル
447名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 01:02:51 ID:vFBgXMxl
マッサルマッサル
448名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 01:30:16 ID:0UbdkkRJ
Oi!! Oi!! ナカムラ君!!
449名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 06:19:35 ID:T5XD3VWk
>>430
これを書いたあなた!これから続きを考えて投稿することw
ま。俺も期待してねーよ。



ワッフルワッフル
450名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 13:19:20 ID:BSZwTS+g
チンクルチンクル
451名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 18:29:49 ID:QY+hwyzM
クルリンパ
452名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 18:32:04 ID:lTuKBwK8
・・・マネするなよ!
453名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 06:11:45 ID:MTWPqt1K
でっていう
454名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 14:53:18 ID:M5gj/Ca7
>>453
うるせー

ここ何のスレだったっけ
455名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 15:15:10 ID:M0Ciqpyh
任天堂スレじゃね?
456名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 17:16:13 ID:+fNp0Qpc
>>453-455
お前ら頭文字Mだな
ということでオレはまだどMヴィルヘルムを諦めてはいないぜ
半裸でwktkして待ってるぜ
457はなサト:2006/10/25(水) 00:17:04 ID:12fhcqh4
んじゃ今から投下するんで。
エロなしだから興味ないやつはスルーよろ。
458はなサト:2006/10/25(水) 00:19:39 ID:12fhcqh4
佐藤さんは変態です。
あんなやさしそうな顔して本当は変態さんです。男の人なんです。

あれはバレンタインの日のことでした。
3ヶ月前から計画してたように渡す時間帯はロマンチックな夕方にしました。
服装は赤い街に一番映える白のワンピースにして髪もトリートメントまでして、チョコは事前に調べた佐藤さん好みの甘さにして、要するにドラマのヒロイン計画は完璧♪で私は佐藤さんのところに行きました。
もちろんすごくドキドキしてました。
でも今日こそは佐藤さんにきちんと気持ちを伝えようと思ってました。
そしたら。
佐藤さんは知らない女の人と仲よさそうに話し込んでいました。ピンクのナース服でツインテールでどうみても狙いすぎな女の人でした。
佐藤さんのおでこを突っついたり耳元で囁いたり、立ってる位置も普通の男の人と女の人が守るべき距離を明らかに突破してました。
しかも、女の人は私が持っているのと同じような、ちょうど1人分のお菓子が入るぐらいのラッピングされた箱を佐藤さんに渡しました。
そのうちに佐藤さんが私に気づいてくれたのですが、私は佐藤さんもその女の人も怖くなってそのまま走って帰ってしまいました。

お家に帰った私は体の震えが止まらなくてしばらく頭の中がぐるぐる回ってました。
息がやたらにあがって吐きそうになりました。
でもどうにか落ち着くように自分に言い聞かせました。
もしかしたらただの知り合いだったかも。それか妹だったのかも。だからあんなに馴れ馴れしく出来るんだ。
想像で勝手に決め付けちゃいけません。
ちゃんとしたことを知ろうと思ってお店で使ってるパソコンを立ち上げました。


ミルク
初出はポップン8
ユーロビート、にょろロック担当
にょろロックではししゃも&プリティと共演

同人的には8で一緒に登場した佐藤さんのお相手大本命(注:ノーマルカップリングに限る)


私は部屋を締め切ってベッドに倒れこみました。
459はなサト:2006/10/25(水) 00:38:58 ID:12fhcqh4
「やっぱり今日もくじかれて・・・」
夜中に目を覚ましたら無意識に歌ってました。
我ながら不気味でみじめでした。
おかしいでしょ?笑っていいのよ。笑いなさいよ。どうせ私は負け犬よ負け犬で何が悪いのよ。ふう・・・
「こっそりちっちゃな呟き・・・」
真っ暗な部屋を探ると枕もとに渡せなかったチョコがありました。
今日のために何度も何度もシミュレーションしました。
渡すとき緊張しないように、クッキーやケーキを焼いては予行演習もしました。
佐藤さんにだけ渡しちゃ怪しまれるから、お店にくる人みんなに行き渡るだけたくさん焼いてつまらないカモフラージュもしました。
でもこのチョコは佐藤さんだけなのです。
佐藤さんにだけあげたい、佐藤さんにだけもらってもらいたい特別なチョコなのです。
「恋なんてもう二度としない・・・」

・・・

うそに決まってるでしょ!

私は跳ね起きるとチョコを引っつかみ部屋を飛び出しました。
今思い出すと化粧も落とさず寝ちゃったのですからきっとものすごくひどい顔だったろうとは思いますが、そのときは何も気にしませんでした。佐藤さんのアパートに行くのが何より大事なことだったのです。
スニーカーを履くのが面倒でサンダルを履いたら外に出てすぐに脱げました。仕方ないのでそのまま裸足で走りました。
2月の夜はよく冷えました。
でも私は今まで感じたことがないほど力に満ちていました。
佐藤さんのアパートに着くとチャイムを連打しました。
夜中?そんなのどうでもいいじゃないですか
佐藤さんが眠そうな顔で出てきました。
白いシャツに急いで履いたのでしょうジーンズ。
その無防備な姿を見ると私はちょっとだけ恥ずかしさを覚えました。
でもここまできた以上突撃あるのみです。恋する戦乙女に撤退はありえないのです。
「佐藤さん!」
私は佐藤さんのむなぐらをつかみました。
460はなサト:2006/10/25(水) 01:02:24 ID:12fhcqh4
私は佐藤さんの唇に自分の唇を押し当てていました。
短くて、でも長いキスでした。
あんまり気持ちよすぎてそのまま昇天してしまいそうでしたが、佐藤さんに一言文句を言ってやらないと死んでも死にきれません。
「私って佐藤さんの何なんですか!」
寝起きの佐藤さんは困惑していました。
「何って・・・?」
「ただの花屋の娘ですか!世間知らずの子供ですか!あんなに可愛い彼女さんがいるのになんで私のところにしょっちゅう顔出すんですか!それってすごく失礼です!」
佐藤さんは何も答えません。
「私は・・・私だって女の子なんです。」
私はチョコを佐藤さんの胸にぎゅっと押し付けました。
「私のこと遊びにしか思ってないんだったら、もう来ないでください。これも捨ててください。私は自分じゃ捨てられないから。」
静かになりました。
卑怯なことを言った私はすぐに後悔しました。でもやっぱり、言ってしまったことは取り消せないのです。
佐藤さんが私の手を握りました。
「はなちゃん、ミルクさんとはそういう関係じゃないよ。」
「うそ!だって・・・」
「ちょっと待ってて。」
佐藤さんは部屋から一冊アルバムを持ってきました。ポップンパーティの参加者に渡される記念品でした。
「ミルクさんはなんていうか、ああいう人なんだよ。」
佐藤さんが指差した写真にはあのピンクの女の人が写っていました。高校生ぐらいの男の子が抱きつかれてて真っ赤になっていました。金髪の女の人にくっついてる写真もあります。
「じゃあなんで、佐藤さんにチョコなんてくれるんですか。わざわざ手渡しで。パーティで一緒だったのはずいぶん前なのに。」
「ああ、あれはね。」
461はなサト:2006/10/25(水) 01:42:14 ID:12fhcqh4
「ガムの詰め合わせ!?」
「キシリトール入りだって。あの人歯医者でバイトしてるから。」
「あ、歯医者ね、歯医者さん・・・」
私は体中の力が抜けてその場にへたれこみそうになりました。危ういところで佐藤さんが支えてくれましたが。
「でも、歯医者さんですか?佐藤さんあんなにお菓子食べてたのに。」
「うーんとね、なんていおうか。」
佐藤さんは恥ずかしそうに頭をかきました。
「はなちゃんが作ったお菓子だと思うと歯が痛くても我慢して食べちゃうんだよね。そもそも虫歯になったのもはなちゃんのお菓子食べ過ぎたからだし。」
えっと、それって・・・?
「これ、捨てないからね。っていうか捨ててって言われたって絶対捨てない。せっかく他の人のチョコを断ってまで貰えるの待ってたんだから。」
・・・
「はなちゃん?」
「だったら、あんなまぎらわしい箱受け取らないでくださいよ!」
私は佐藤さんに怒鳴った。
「じゃなきゃ私だってこんな押しかけるみたいな真似しなくてもよかったんです。
 そうですよ、普通はチョコ、告白、両思い、いい雰囲気、でキスなんですよ!男の人から!
 私佐藤さんからしてもらえるのずっと楽しみにしてたんですよ。どんなにロマンチックでどんなに気持ちいいんだろうって。
 なのにこれじゃ、私襲い掛かっちゃったじゃないですか!」
「ごめん、はなちゃん。まさかあそこでそんな誤解されるとは思わなくて」
「しますよ!14日に女の人から何か貰ってたらどうみてもチョコですよ!あーんもう佐藤さんのバカバカバカー!!」
佐藤さんはすっかり困ってしまったようでした。ええどうせ私はわがままですよ。でも初めてってすごく大事なんですよ、女の子にとっては。わがままぐらい言わせてくださいよ。
私がわーわーうなっていると佐藤さんはチョコの包みを開けました。強く握ってたせいではじが少し溶けていました。
佐藤さんは舌先でその溶けている部分を舐めました。
「うん、はなちゃんの作った味だね」
うれしいようなごまかされたような気持ちです。私は佐藤さんがチョコを舐めるのを見ていました。
すると、突然、佐藤さんは溶け出したチョコを指ですくい、私の唇に持ってきました。
「な!!」
「舐めとらないでね」
佐藤さんの指が私の唇をなぞります。
佐藤さんの舌で溶けた私のチョコを、私の唇に塗りつけていきます。
佐藤さんの指はくすぐったくて、遠慮なく私の唇の上を這いずり回ります。
「はなちゃんのチョコすごくおいしいよ。でもせっかくなら、はなちゃんの味と一緒に味わってみたいよね」
佐藤さんは私の口をふさいできました。
長くて、長くて、甘いキス。
やっと我に返って口を離すと、多分私は真っ赤になっていました。
「佐藤さんって、変態。普通こんなことします?」
「僕だってたまには攻めに回ってみたいからね。でもせっかくの初めてははなちゃんに奪われちゃったし。ちょっとアブノーマルなことしてみようかと」
「そういう問題じゃないと思いますけど・・・」
甘くておいしいチョコでベトベトになりながら、佐藤さんと私はその後何回もキスをしました。

佐藤さんは変態です。
あんなやさしそうな顔して本当は変態さんです。男の人なんです。

でもそんな佐藤さんに付き合える私も、それなりに変態なのかな?
462はなサト:2006/10/25(水) 01:49:21 ID:12fhcqh4
終わり、な。
文章力がないのは勘弁してくれ。
あとまとめサイトに載せるのも勘弁してください。

マジ勘弁してください。
463名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 01:52:54 ID:HWQSn+wN
リアルタイム遭遇ktkr
逆切れ気味なはなちゃんモエス
お疲れ様。GJでした
464名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 06:05:32 ID:9uczXtsS
>>462
最高にGJ
もう本当にGJ
シリーズ化してほしいくらいGJ
逆ギレはなちゃんGJ
変態攻め佐藤さんGJ

全てGJ!!
465名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 21:45:39 ID:SzHJW1NV
GJGHGJGJGJGJHGJGJGJGJYH
466名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 10:38:08 ID:1bz8gu/p
>>464
テラGJwwwwwwwwwwwwwwwwwww
プゲラGJwwwwwwwwwwwwwww
オメガGJwwwwwwwwwww
アブソリュートGJwwwwwwwwwwwwwwwww
TAKAGJwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
467名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 15:39:28 ID:9amjxEgX
>>466
バロスw
468名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 18:18:03 ID:FuxFnxFH
久々にホワイトメリー受けって言うのをちょっと
読みたくなってきたwてか、見たこと無いなぁ・・・以外にw
469名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 18:51:03 ID:EXBxxyjZ
あーあ、クレクレ厨に餌やっちゃダメじゃん
470名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 00:15:49 ID:H0n9kMX7
あの、ユーリ×ポエットって需要ありますか?
471名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 00:33:47 ID:j/3+d1K5
>>470
書き上げてからsageて書き込め
需要なんてもんは投下した瞬間に発生するもんだ
聞く位なら全文書き上げて落とすだけの段階になってからにしろ
472名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 12:12:01 ID:y841x6pN
まあまあ、そうとがるなよ。
確かにそれが理想だけど職人皆が書くの慣れてるわけじゃない。
書いてみたいけど需要がなかったらどうしようって心配は最初は当然のことだよ。

ユリポエってここじゃあまり見ないから正直楽しみにしてる。
473名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 12:42:20 ID:j/3+d1K5
尖っちゃいないよ。ただいちいち聞くのもどうかと思うんだ。
職人の渾身技でかつスレ違いでないならよっぽどの粘着電波野郎でもない限り
皆ちゃんと読んでくれるしレスも付けてくれる。
その文章が素晴らしいならファンだって付くんだ。
手抜きで無いなら堂々と胸張ってればいい。
書いてないのなら書き上げて投下するだけになってから「需要ある?」って聞けばいい。
大体ポプの特性上どんな組み合わせでも大抵誰かは「読みたい」ってなるはずだ。

まあつまり>>470はいちいち人に聞かずに、落としたいなら落としなさいってこった。
需要ならちゃんとあるんだから。
474名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 18:24:23 ID:Kmu1UDYO
シンディ×ナヲミさんでも需要…
ありそうだな
475名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 22:41:15 ID:j/3+d1K5
もちろん。
476名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 17:54:58 ID:wzwPdYH4
>>473
おいおい、別に聞いちゃいけないわけでもないだろう。
俺も(別の板でだけどな)書いたりするから不安になる気持ちは分かる。
お前さんみたいに自信のある人間だっていればそうじゃないやつだっている。

ま、sageろってのとファンなりレスがつくというのは同意だけどな。
ただ投下する段階になってからというのは理解しかねる。
読んで貰いたいから書くヤツだっているわけだしな。
477名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 18:30:44 ID:nRHLhOQW
>>473はツンデレなんだよ。
投下することに不安を覚えた>>470を「あるに決まってるから大丈夫だっつーの」って遠まわしに励ましてるんだよ。
478名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 20:29:21 ID:wzwPdYH4
ま、>>473も職人を励ましてるのは判るんだけどね。

ま、色んな人がいるんだし優しく見守ってあげようぜってのが俺の意見。
こんな無駄なカキコでスレ消費しちゃってすまんね、職人の方々。

ホントは俺も書きたいんだけど、ポップンのキャラの設定がいまいちわからなくて書けない罠。
ロッテかロキメインで書いてみたいんだけどなぁ……。
479名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 20:31:59 ID:wzwPdYH4
ま、2連続で自分に萎えた。消し忘れスマソ。
480名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 20:53:46 ID:P9+oSL1B
>>430
ワッフルワッフル
481名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 20:04:19 ID:YtaHS5Z9
wahhuruwahhuru
482名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 09:47:16 ID:0jXLIkT1
小ネタ
今夜
投下予定
483名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 19:13:59 ID:Q0Z1dEnX
全裸
正座
期待光沢
484名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 19:28:20 ID:nTaqPy2H
>>478
ロキロキロキロキロキロキロキロキロキ
485名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 21:04:25 ID:Q0Z1dEnX
良い子のみんな!ロキちゃん物を書くときは乳首責めを入れるんだ。
お兄さんとの約束だぞ!
486482ことやったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/10/30(月) 21:08:07 ID:bpt/K7SF
「ミミちゃんのわからず屋ー!」
「何さニャミちゃんの石頭ー!」
と、俺の部屋でキャンキャン騒ぎ立てる獣が二匹。
神の部屋で勝手に喧嘩してんなっつーの。
目をやれば掴み合いまで始めた様子で、二人のオーバーオールもシワになってきている。
何でベストヒッツ!の格好をしているんだと思ったが、どうせあれだ、動きやすいからだろ。
あーあ、そんなに暴れるな。
ハウスダストが舞うだろうが。
「おーい、お二人さん」
「何?」
「何さ」
ギロッと睨んでくる。
おー怖ぇ、石にされちまう。
「喧嘩の原因は?」
「ミミちゃんが聞き分けないんだもん!」
「ニャミちゃんがわかってないんだよ!」
そう言いながら、それぞれ相手に向かってビシッ!と親指を立てる。
ビッチの似合うアイドルNo.1だな貴様ら。
「あー、わかったわかった。アルファベット順でニャミから説明してみろ」
「…ABCDEFGHIJKLMN」
「ミミちゃんのMより、あたしのNのほうが後じゃないの」
素で間違えた。文句あるか。
「いいからさっさと喧嘩の理由を話せ」
自分のミスは気にしない男、MZDとは俺がこった。
487482ことやったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/10/30(月) 21:08:40 ID:bpt/K7SF
「二人でエッチするのに、コタツでしたいって言ったらミミちゃんが怒るんだもん」
ほうほう、それで?(AA略)
「で、ミミは?」
「まだおコタツ出してないし、第一抱き合ってたら暖かくなるんだからベッドでいいでしょ」
ふむふむ。
「ベッドでするの飽きたー!」
「なら普段と違う道具使えばいいでしょ!」
「やだー!今日は道具使いたくなーい!いつもと違う場所がいいー!」
「ニャミちゃんの石頭ー!」
「ミミちゃんのきょにうー!」
それは悪口じゃないと思うぞ。
よし、
「それじゃ、こうしろ」
二人の頭を鷲掴み。
「タイマーん家のベッド借りろ。そんで3Pでもしてろ」
てりゃっと気合を入れて部屋の外へ投げ捨てる。
「にゃー!」
「みゅー!」

毎日毎日喧嘩ばかり…よく飽きないもんだ。
昨日は確か、「エッチを昼にするか夜にするか」だったか。
一昨日は「キスから先かクロスアウツ(脱衣)が先か」で。
明日は「ピンクのバイブと紫のバイブ」で揉めるか?

はぁ…
溜息をつき、俺はコンビニの箸の袋に爪楊枝を入れる作業に戻った。
488名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 21:09:14 ID:gB9x8NHB
>>485
なんじゃそりゃwww
>>482に禿げ上がるほど期待
489やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/10/30(月) 21:10:53 ID:bpt/K7SF
小ネタ終了

やっぱり長編よりも小ネタのほうが書きやすいです><
490名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 21:12:02 ID:gB9x8NHB
お、もうキター!!
GJです。仲がイイのはいいことだw
小ネタの方が楽ってのは羨ましいわー
491名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 21:33:53 ID:nTaqPy2H
うむ、仲良きことは良き事かな
492名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 22:12:31 ID:QFGatIgv
最高にGJ
オーバーオールGJ
にゃーみゅーGJ
ハウスダストGJ
内職神GJ

全てGJ!!
493名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 20:05:01 ID:xG2MrWLF
て、流れぶった切るようで悪いが・・・

睦月×あゆむってどうだろ?以外に接点色々あるしw
誰か書いて〜w(チネ
494名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 21:13:32 ID:X38qYwhY
睦あゆは結構見かけるよ
18禁も見た
495名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 21:41:18 ID:ZuXj0aGd
猫の視点からならあゆむのぱんつ見えますよねー
496やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/10/31(火) 22:25:30 ID:038Zf/fQ
☆裸のニャミちゃん〜スク水編〜☆

「ニャミちゃん、これ着てみて〜」
「え〜、何を?」
ミミちゃんが差し出す手には何もない。
「天才ミミ様の大発明、『馬鹿には見えないスク水』だよ☆」
「わ〜い、あたしにゃ見えな〜い」
とか言って、受け取ってみると本当に質量があった。
「ほら、ビデオカメラを通すとちゃんと映るでしょ」
いつの間にか設置されてる機材。
テレビ画面に映るあたしの手には、しっかりとスクール水着…いわゆるスク水があった。
「ねぇほら、着てみてよ」
「う、うん…」

「どうかな?」
「似合う似合う。やっぱスレンダーな体にはスク水だね!」
「なにさミミちゃんのきょにうー」
自分の体を見回すと、あの独特な質感はあるけど素っ裸。
そして画面のあたしはスク水着用。
「実はね、タイマー呼んであるんだ」
「さすがミミちゃん、仕事が早いね」
「…突っ込まないとはニャミちゃんも開き直ってきたようだね」
だって相手はミミちゃんだし。

とか言ってたら、部屋のドアを叩く音が。
ガチャ
タイマーが入ってきた。
「ダーリン、この水着どう?」
ブハッ
タイマーは鼻血を出して倒れてしまった。

「うーん、やっぱりタイマーも馬鹿だったんだね」
「だね」
497やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/10/31(火) 22:27:06 ID:038Zf/fQ
☆裸のニャミちゃん〜褌(ふんどし)編〜☆

「ニャミちゃ〜ん、山崎に会いに行くって?」
「うん。お神輿担がせてもらえるんだ」
あたしはオンドの時に来ていた法被に身を包んでいる。
「ならこれを穿いていかなくちゃ!」
じゃーん、とミミちゃんが差し出したのは普通の褌。
「褌かぁ、ちょっと恥ずかしいなぁ」
「チョイ待ちニャミちゃん、これは『馬鹿にしか見えない褌』なのさ!」
もうあたしゃ馬鹿で結構。
「じょぶじょぶ、大丈夫だってニャミちゃん。実はわたしにも見えないし」
いやいや、そういう問題じゃないですから。
もう、馬鹿の基準がよくわかんないってーの。
試しにビデオカメラで映してみると、あたしの下半身は丸裸。
「ミミちゃ〜ん、まともなやつを用意してよ」
「やだ〜」
ニシシシッと笑ってみせるミミちゃん。
これも運命と思って諦めるか。

「そして実は山崎を呼んであるんだ」
「やっぱり」
とか言ってると、部屋のドアがノックされ、山崎が部屋に入ってきた。
「ぃよう!お、なんでぇなんでぇ。ニャミさん、やけに男前じゃねぇか」
「どうもね」
「法被に褌かい。こりゃあ気合充分てやつかねぇ!」
あー。
山崎も馬鹿だったんだ。
「そいじゃ、準備もいいようだし行くとすっかねぇ!」
「おいよー」
「いってらっしゃーい」

(ニャミちゃん、気付いてないんだね…馬鹿以外には褌が見えないことに)
498やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/10/31(火) 22:32:14 ID:038Zf/fQ
>>497
×実はわたしにも見えないし
○実はわたしにも見えてるし
脳内変換よろしくです

馬鹿な娘とか最高に可愛いです
「1+1は?」と訊かれたら「田んぼの『田』!」と元気一杯に叫んでほしいです
499名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:40:50 ID:WrF4j+As
>>494
なにw結構出回りって言うのがありそうだな。
それはどこのサイトで?
>>495
確かにwネコはエロスの仲間ですね〜w
500名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:41:19 ID:GkausdV+
>>496
見えないけどスク水の質感はある…
というのはものすごくエロス方面に応用できそうですね!(゚∀゚*)
501名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 23:34:10 ID:MUlcDs+2
保守
502名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 15:21:28 ID:pu0VTQC2
保守
503名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 01:26:26 ID:VZk2Heoz
ここで全く流れを読まずにKベルを投下してみる。

やってることはやってるが描写少ないですスマソ。
CPがダメだったら名前欄に入れとくんで「Kベル」でNG指定願います。
504Kベル:2006/11/05(日) 01:27:55 ID:VZk2Heoz

今日も

 あの人はライフルを握ってる


LOVE IS ORANGE


 日本の冬と云うのはこんなものだったかしら。

 そう思いながら生地をケーキ型に流し込んでゆく。
 今日は古本屋の仕事もお休み。
 でも特に予定もなかったから、こうしていきあたりばったりでケーキなんかを焼いている。
 使おうと思って買ったけど、
結局棚の隅っこでお蔵入りになっていたオレンジピール。
 それを刻んで生地に混ぜ込んだ。
 さぞかしいい香りがするだろうと、期待しながら熱したオーブンに生地を入れる。

 デコレーションは何にしようかしら。

 オレンジにはチョコが合うけど、でも確か今はなかった筈だ。
 ほんの数秒思案して、私は冷蔵庫のドアを開ける。ドアポケットにすっぽり収まる小さな生クリームの紙パックを取り出して、ボウルに流し込む。
 氷を作るのを忘れていたから、泡立て器を片手に、仕方なくガスストーブを切った。
 砂糖を出して、適当に目分量で生クリームに放り込んでいく。
 こういう、静かな時間は本当に楽しい。
 裸足の足が寒かったけど、ひきかえにしてあげることにした。

 ラジオからはハードシャンソンが流れている。
 今日は風が強い。

 まったくの唐突に呼び鈴が鳴って、私は不意をつかれそうになった。
 二分立てにもなっていない生クリームのボウルを置いて玄関へと向かい、チェーンを外さずに鍵を開ける。
 そうしろ、と云ったのは彼だった。
 そうしろ、とだけ云って、理由は教えてくれなかった。
 気遣ってると思われたくなかったのかしら。
 なんとなく思い出し笑いをしながらドアを開ける。
505Kベル:2006/11/05(日) 01:29:22 ID:VZk2Heoz


「……」

 チェーン分のドアの隙間から見えたのは、そうしろ、と云った本人。

「…どうしたの?」

 チェーンを外してドアを開けつつ、びっくりしながら訊いた。
 彼との身長差と彼が被っている帽子のせいで、その表情があまり判らない。
 彼は俯いたまま、部屋に入ろうともしなかった。

「ケイ?」

 訊きながら、どこかで判っていた。
 今日に限って連絡もなしに部屋に押しかけてくるのも、
 虚ろにも見える視線でいる理由も。
 タイミングも判っている、あとコンマ何秒できっと。

 案の定、部屋に踏み込んだ彼は私を強く抱きしめた。
 ドアが閉まる頃にはもう唇付けられていて、彼のその唇はどこか乾いている。

 いつもこうだ。
 明確にして彼は云わないけれど、彼の顔とか体はひどく正直だったから、
 きっと今日もそうなんでしょうね。

 唇が離れて、彼の顔が遠ざかる。
 私の肩を抱く手は心なしか震えていたから、間違いないんだと思う。



 今日も人を殺してきたんだわ。



「寒かったでしょ」

 彼の手は、今さっき殺してきたであろう人に、道連れにされたみたいな温度だった。
 かじかんで思うように動かないその骨ばった手を、頬に寄せてそっと微笑んでみる。

「…ベル」

 掠れた低い声が呼んだ。
 怯えた子供のような目でこっちを見ている。
 いつだってそうだ、いつだって彼は恐れている。
 自分が人を殺して生きてることもそうだし、平穏な暮らしの儚さに対してもそう。

「なあに?」

 そう云ってもう一度微笑む。
 それ以上は必要ないとばかりに、今度は私の方から唇付けた。
506Kベル:2006/11/05(日) 01:30:27 ID:VZk2Heoz

 ラジオからはハードシャンソンが流れてる。



 ストーブを切っておいてよかったかもしれない。
 寒いから、きっと体温が際立つ。

 それは私のためではなく、概ね彼のため。
 彼は人を殺しているけれど、その実感はひどく薄いのだと、私は思う。
 彼はスナイパーだから、極端な話、人差し指を引くだけで、人を殺せてしまう。
 スコープ越しに見る、標的の死に様、と云うものは、あまり彼に、人殺しの実感を与えないのかもしれない。
 そして報告して、あとは報酬をもらって終わり。
 それで何の滞りも無く仕事は終わって、彼の口座には報酬が振り込まれ、日々の糧を得る。

 「人を殺し」て、「糧を得」る。

 その二つの事実が結びつくには、あまりにも実感が薄すぎるのだと思う。
 そうなるには、彼にとってライフルの銃爪は、あまりにも軽すぎ、そしてあまりにも冷たすぎるのだと思う。
 ギャップが生み出した空虚の広さは、私には解らない。
 でも、それでも足掻いて体温を欲しがる彼は、この上なく人らしいと思う。
 矛盾しているとも。
 そんな彼を、愛さずにはいられない自分も、
 こうして求めてくる彼を受け入れずには居られない、受け入れたいと思っている自分もまた、矛盾しているだろうか。
 答えなんてどこにもない。

 私も彼も、そんなもの最初から求めてなんかいなかった。



 ゆっくりと侵入してくる彼に息を詰まらせ、必死になりながら彼の背に腕を回す。
 奥まで届くと、彼は私の髪を梳き、触れるだけのキスをして、それから動いた。



 ラジオからはハードシャンソンが流れてる。
 破滅的なメロディで、
 私の国の言葉が、
 もう戻らない過去を歌って嘆いてる。

 オーブンからはオレンジの強い香りがしてる。
 破滅的な色だと誰かが云ってた。
 その色をした香りが、
 部屋に充満していく。
507Kベル:2006/11/05(日) 01:31:50 ID:VZk2Heoz

 風が強くて、
 時々窓枠が不穏に動いて、
 彼が動くたび、
 悲鳴にも似た声が漏れる。

「ベル」

 その声に顔を上げると、クセのある茶髪の隙間から覗く目と視線が絡んだ。
 涙に濡れた、栗色の瞳。
 とても人殺しの目だとは思えないような。
 それに見入っていると額に淡く唇付けられて、途端、彼は急にその動きを増す。
 こらえ切れなくなって、喉を仰け反らせて叫ぶように喘いだ。



 ラジオからはハードシャンソンが流れてる。
 部屋にはオレンジの香りが充満してる。
 破滅的なメロディと破滅的な香りが、
 私達を頂点へと引きずってゆくような気さえしていた。
508Kベル:2006/11/05(日) 01:32:41 ID:VZk2Heoz

 彼がシャワーを浴びている間、
 私はシャツを一枚だけ羽織って、生クリームを泡立てていた。
 久しぶりに使ったオーブンはどうやらタイマーが壊れていたらしく、スポンジの表面は見事にこげ茶色だった。
 粗熱を冷ましている間に、クリームは八分立て。
 よく考えたらスポンジに挟むような果物もナッツもなくて、しかたなく、そのまま適当な大きさに切り分ける。
 見た目が見た目だからちょっと心配したけど、切ってみたら全然そんなことはなくて、安心した。
 断面から見えるオレンジは、やっぱりきれい。

 バスルームから出てきた彼は私の格好を見て何か云いたげだったけど、
 何も云わずにソファーの上にあぐらをかいた。
 そういう格好をさせたのは自分――そうやって一人で勝手に負い目を負うのは、彼の悪い癖だ。
 とりあえず二人分の紅茶を淹れてから、ベッドにかけたままだったスカートを穿く。

「はい」

 無骨なくせに繊細な手に手渡すマグカップには、湯気を昇らせる紅茶と砂糖を一つだけ。
 彼の髪は、まだ少し水滴が滴っていた。

「食べる?」

 そう云って、切り分けたスポンジに生クリームを添えた皿を目の前に出すと、
 彼はそれと私の顔を交互に見比べた。

「今日何の日だ」

「何の日でもないわよ。ただ焼いてみただけ」

 苦笑しながらそう云って、もう一度意思確認をすると、
 彼はまだ腑に落ちないような顔で皿を受け取る。
 フォークを手渡してから、自分の分と紅茶をテーブルに置いて、彼の隣に座る。

 紅茶で口を潤してから、スポンジを口に含んだ。
 オレンジの香りがひどくしている。

「うまいな」

 彼がぽつりと云った。
 悪びれる様子もなく、スポンジを黙々と食べている。

「そうね」

 ほんの少し、身を寄せて云った。



 ラジオからは別の曲が流れてる。
 破滅的なメロディも、何処吹く風のように。
509Kベル の中の人:2006/11/05(日) 01:36:44 ID:VZk2Heoz
 以上です。整えたつもりだったのに序盤改行がグダグダOTL
 あと一気投下するなら分割時に (1/5) とかそう云う表記つけるべきでしたね…。

 あるかないか微妙ですが、次回投下時は気をつけたく思います。 ではおやすみなさい。
510名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 01:51:16 ID:YSc0L5qc
>>Kベルの中の人
神認定しても宜しいですか

こういう話が書きたいがなかなか難しいんだよなぁorz
511名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 01:53:48 ID:z6S1saYO
Kベルktkr! GJ!!!!!!!!!!!
静かな空気も刹那的なエロもらしくて凄い…
次回も待ってますよー
512名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 11:53:17 ID:W6pdq8p/
KベルGJ…ッッ もう最高、萌えました…!
この二人はこういう、どっか壊れちゃってるみたいな雰囲気がすごくいいです。
513Kベル の中の人:2006/11/05(日) 13:27:01 ID:VZk2Heoz
 思い切り昼に起き出してふと覗いたらGJの嵐に噴いた ありがとうございます!

>>510
 ありがとうございます 私でよろしければどうぞ
 しかし上には上がいるのでその時は即蹴落としてください(笑)

>>511
 ありがとうございますありがとうございます
 エロはなんと云いますか直接描写が苦手でいつも身を捩るんですが、こういうのもアリですか!

>>512
 ありがとうございます! 世間からズレてても、
 そしてそれが大きなズレでもあっても二人がいいならそれでいい、みたいな感じが好きです。

 実はこれぶっちゃけると、
 約2年前に同人誌として発行したものの、
 ・ダイハード的なタイミングの悪さ ・15禁なのか18禁なのか、とかそういうボーダーが判らない
 の二点が重なって結局お蔵入りさせたブツなんです。
 加筆修正しての投下になったけど、
 形はどうあれ日の目を見させる事が出来て、かつスレ住人に喜んでもらえるとは無情の幸せでございますよ…!

 嬉しさのあまり個別レスで長文化しちゃってすみません では名無しに戻りますー

 (小声)最近某任侠ゲの前作ベストで買っちゃっておっさんとようじょに燃え萌えしているので、
 次回投下があればそんな感じかもしれません(小声)
514名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 14:20:11 ID:O9l++D48
やべーよ、マジモンの作家さんの登場だよ!

おっさんようじょも楽しみにしてます!
515名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 21:41:54 ID:3EK5OrlJ
>>513
KベルGJです。
こういう文章書けるようになりたいなぁ


<チラシの裏>
おっさんようじょと聞いて真っ先ロケット86×ニコラシカが出てきたんだが
ニコラシカを擬人化せずにエロを書くには一体どうすればいいんだ
</チラシの裏>
516名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 21:59:46 ID:VZk2Heoz
>>515
 すまたとかどうだろう、と云いかけてそれ以前のハードルが多いことに気が付きました
 確かにこりゃあエロ泣かせだ…エロいのにエロが描きにくいとはニコラシカたんも業が深いぜ
517名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 22:40:55 ID:O9l++D48
突っ込むだけがエロじゃない。
>>458さんのシチュのように
>>504さんの描写のように
あるいはやったもん勝ちさんのテンポのよさのように
エロはどのようにも存在しうるんだとオレは思う。

たとえば体の交わりを許されないふたりがお互いを案じながら思い悩む。
たったそれだけのことも書き方によっては十分に扇情的になると思うんだ。
518名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 23:21:10 ID:tRSF4rHZ
>>515
サキュバスクエストと言う同人ゲーに答えはある
519名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 23:25:08 ID:vvHe2QUy
>>513
萌えたGJ!!!!!やっぱりKベルいいよKベル。

あと、流れ切ってスマソが、>>443-444の学ラン姐さん描いてみたんだが
投下OKかなあ?
>>1を見る限り、大丈夫そうなんだけど・・・
520443書いた奴 ◆up0yr7OurY :2006/11/05(日) 23:27:21 ID:z6S1saYO
OKドンと来い。むしろ拝ませてくださいハァハァ
521名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 23:55:37 ID:ZqDn9ELm
うおw速っwwしかも本人www
んじゃ、置いときます。
んなたいそうなモンでもないから期待はするなw

つ【ttp://p.pita.st/?m=ynf7da67
522名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 00:18:16 ID:Utqxy4rV
>>521
うむ、鎖骨GJ
あえて簪?をつけてみると学ランとの対比でさらに良くなるかもしれない

反対にナカジが姐さんの格好したら凄いことになりそうな悪寒
523名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 07:42:01 ID:OUyCKtaA
>>517
 ロボ分解とか損壊とかはエロスだと勝手に思っているので
 調子のおかしいニコラシカを機械いじり得意そうな86が修理とかもアリかな

>>518
 検索かけたらキャッチコピーで噴いた

>>521
  ふとももイイヨイイヨー
524名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 07:58:47 ID:aOcnD6Uc
>>521
開脚GJ! えろくてイイヨイイヨー
>>522
学ラン+緋襦袢はエロいぞ
姐さんと一緒に想像して燃えた

後サキュバスクエストのキャッチコピーで邪神スレを思い出して吹いたw
525513=faf:2006/11/06(月) 23:33:39 ID:OUyCKtaA
 どうもです。これから投下時だけコテハン名乗ろうと思います。改めて宜しくお願いします。
 >>515氏のCPを取るような形になって申し訳ないですが、86ニコで小ネタ書いてみました。
 エロ無しなんで踏みとどまってみたんですが、投下してもOKでしょうか?
526ゆり×ぽえ:2006/11/06(月) 23:35:52 ID:7YiYTpEo
ユリポエの需要があるかきいたものです
自分のせいでさわがせてすいません…
とりあえず半分できたので投下します






でぃあ☆ポエットちゃん

今日の課題は男の子をとてつもなくすっきりさせることだよ

ふろむ☆あなたの神★

………という手紙をポエットは不思議そうな顔で見つめていた。
「うーん……むずかしいよ今日の課題……なにをすればすっきりするのかなぁ………」
三秒ぐらい考えたあと、すこし閃いたような顔をし、また考え始めるのであった。
527名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 23:36:25 ID:aOcnD6Uc
バッチコーイ!
後鳥も付けるといいと思うよ〜
528ユリポエ:2006/11/06(月) 23:36:54 ID:7YiYTpEo
それが何時間くりかえされたのだろうか。
不意に玄関のチャイムがなった。
「あれ…だれだろ……。はーい今でます!」
扉を開けるとメルが立っていた。
「また手紙やよ。またしてもMZDから。あのひとストーカーちゃうん?」
なぜだかストーカーあつかいされるMZD。
「ちがうよー神様だよー」
小さい羽をぱたぱたうごかして懸命に否定するポエット。
本人は怒ってるつもりらしいが、なんともかわいらしい仕草にふっとメルが笑う。
「まぁいいか。とりあえず手紙おいとくでー」

529ユリポエ:2006/11/06(月) 23:38:03 ID:7YiYTpEo
でぃあ★ポエット

ずいぶん悩んでるみたいだね☆このあいだ僕とやったことをすればいいんだよ☆
あなたの神より☆


(やっぱストーカーかも……)

「て、いうかこないだやったことって……」
ポエットの顔がみるみる紅葉していく葉っぱのようにあかくなっていった。







このあとよみたいひといますか?
530faf ◇ OUyCKtaA:2006/11/07(火) 00:07:24 ID:QvskXfuG
>>526
 とても気になるのでとても読みたいですワッフルワッフル
 関西弁のメルがツボ

>>527
 ありがとうございます。では以下より投下させていただきますー
 そして鳥の意味が解らなく…一応2典で調べたものの何か違うorz
53186ニコ(エロ無)(1/2) faf◇OUyCKtaA:2006/11/07(火) 00:10:50 ID:QvskXfuG

「…お前」

 大きな爆発音を聞きつけて、何事かと降り立った荒野には見慣れた情景が並んでいて、俺は呆れた。
 見慣れる、と云うのもまた難儀な話だが。

「ア、86 ダ。久シブリ」

 機械特有の無機質な、しかしどこか親しみにある音が響く。
 トーンは女性のそれに設定された、「声」だ。
 しかしその声も今はどこかノイズ混じりだった。無理もない話だと思う。

「久しぶり、じゃねえだろ。何やってんだそんなとこで」

 俺は声の発生源へと近づいて、しゃがみ込んでそれを拾う。
 それは人の生首、を模した機械の身体だった。しかしカラーリングは人のそれとは全く違っているのは、それになりきる必要はないからだ。
 何せ、それは元兵器だった代物なのだから。

「アノネ、不発弾ヲ、ネ、見ツケタノ」

「おう」

 俺はそれ――ニコラシカに所々こびり付いた煤を指で拭いつつ、爆風で歪んでしまった、人の髪型(いわゆるツインテール、と呼ばれるそれだ)を模した鉄板を曲げなおそうとしてみる。
 しかし案の定固くて、人の力では無理だった。
 わかりきった話だが、また溶接からやらないといけない。難儀だ。

「見ツケテ、解除シヨウトシタノハイインダケド」

「ヘマしたのか」

「ウン」

 悪びれもせず答えるのは、そこまでのプログラムが搭載されてないからだろうか。
 ニコラシカの、ちかちかと点滅する紫の瞳の向こうでどんな計算が行われているかなど俺には知る余地もないが、なんとなくそんなことを思う。
 「ニコラシカ」と云う存在の元を生み出した人物に関して、ニコラシカ本人は「今ハ遠イ東ノ島国ニ居ルンダッテ」と云っていた。
 会ってみたいか、と問うと、「…ワカンナイ」とだけ、答えた。
 しかし実際問題としてニコラシカの祖国の戦争は終わってる訳だし、俺は部外者だし、知る道理も無いわけだから、まあ、

 今は今で良いか

 とは、思い込めないままで今に至っている。
 らしくない話だというのは、解ってるつもりだが。
53286ニコ(エロ無)(2/2) faf◇OUyCKtaA:2006/11/07(火) 00:12:00 ID:QvskXfuG

 俺は誰に向けたわけでも無い溜め息を一つ付くと、爆風であちこちに散らばったニコラシカのパーツの中から、リサイクルできそうな物を拾い集めてゆく。
 これもまた、お決まりの作業と云えた。殆ど行事に近いかもしれない。

「…お前な、あんま無理すんなよ」

「…」

「俺がたまたま通りかかって、俺が直してやれる壊れ方してるからまだいいけどな。そうじゃなかったらどうすんだよ」

「…」

 思えばこんな変な関係、地球上にこれくらいなものかもしれない。
 勝手に無茶して勝手に壊れてる変人(いや、ロボットだが)をこんな労力かけて直してるなんて、つくづくお人よしだ。
 集めきったパーツを纏めて風呂敷(こんなもん常備するようになったのもコイツに遭ってからだ)で包んでやる。パーツの山の頂点にニコラシカの頭を置いて、頭の頂点あたりで風呂敷の端を結んで持てる形にした。
 ロケットを背負ったあたりで、呟くような声が聴こえた。

「…86ハ、ヤサシイネ」

「優しかねえよ」

 ぶっきらぼうに返す。
 そうだ、優しくなんかない。



 ただの、お人好しだよ。

533faf◇OUyCKtaA:2006/11/07(火) 00:19:05 ID:QvskXfuG
 以上です。
 なんとなく86は工学系トップクラスの大学でてそうとか思ってしまう。
 ロケット自作しとるし。
534 ◆cq1SzDObSo :2006/11/07(火) 00:25:40 ID:YzACixzB
おお、短い間に二本立てキタ――!!
☆多用する神吹いたw
続き待ってます

>>530
GJ! なんか切ないな…
鳥というか「トリップ」で2典では別もんだったみたいでスマソ
#ポップンエロパロと入れてる今はこんな鳥が付くが
◇が付くのは初めて見た…こんなもんなのか?
535名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:26:02 ID:2PlkXQjs
ぐっじょぶー
536faf ◆Qw6X7qv0Mw :2006/11/07(火) 00:30:50 ID:QvskXfuG
>>534
 あ、そういう意味だったのか…。
 とりあえず◆の後ろにID入れてみたんだが飛んだ見当違いだったようですみません。
 教えてくださって有難うございます!
537名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 13:53:29 ID:XZRNRdon
>>530
86ニコキテター!!
真面目に萌えました。超GJ。
538名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 19:10:20 ID:UJhwyAgb
>>530
86の語りがカコヨクて萌えた。d。続きが気になる。
539名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 20:28:36 ID:g25OawKH
>>529
ユリポエ続き、  (・ω・ )カモン!
          νヽν |
            < <
もうちょい厚かましくなってもいいと思う
「自分の作品は需要がある」って思い込んで、自信満々に投下するよろし

>>530
86ニコGJ

エロっぽい話を考えたが、
86がロケット全開でニコの局部に突っ込むも、
「ぱわーガ足リナイ!」とか言われて凹む様なんぞ想像してしまった
540ゆりぽえ:2006/11/07(火) 22:16:18 ID:2PlkXQjs
>>526です
とりあえず続き投下してみます







さて、ところかわってユーリは久しぶりに家から出て散歩していた。
「はぁ…なんか暇だな…久しぶりに外出たのに人すらいねぇし。」
まあ、空飛んでんだから普通、人に会わないという一人つっこみが入りそうになったがっ!
人がいた。
しかも空飛んでる。
しかも女の子だ。(このさい関係ない。)
(天使かもしれんな…最近不幸だからつぼでも押してもらって幸せにしてもらおう)
悪魔が天使に幸せにしてもらうなんていうつっこみはよしといて、とりあえずその天使に近づいていった。
541ゆりぽえ:2006/11/07(火) 22:17:35 ID:2PlkXQjs
「ハワイアンロミロミマッサージしてください!」








「……え?」
正直、ポエットはかなりこまった。
いきなり空飛んでる白髪の兄ちゃんがハワイアンロミロミマッサージだもん…
そりゃ誰だって困る。
(はわいやん・ろみろみろみまっさーじ……?)
とりあえずその単語がわからないポエットは先程のコトもあり、もしかして…と思った。

(うう…でもよくみると悪魔だ…恐いよ…)

一方その恐い悪魔はちっちゃい天使を観察していた。
(最近の天使ってみてるとおもしろいなー赤くなったり青くなったり…)

542ゆりぽえ:2006/11/07(火) 22:18:19 ID:2PlkXQjs
(うわ…なんかこっち見てるよーにらまれてるよ……恐いよ…)
とりあえずMZDとやったことを思い出しながら、
震える手でユーリの頭を寄せた。

はむっ。

こうか音にたとえるとそんな感じのキス。
「!?」
「はむぅっ…っ……んっ…」
訳が分からないユーリだったが新しいマッサージだと思い、身を委ねる。
しばらくして、ポエットは息がつづかなくなったのか口をはなした。

543ゆりぽえ:2006/11/07(火) 22:19:22 ID:2PlkXQjs
「あの…これでいいですか?」
まだ口端にユーリの唾液がついている状態で一生懸命頑張ってくれるポエットを観て勃たない男はいない。
まぁ、ユーリは訳が分かんなかったので例外だったが。
(こんなマッサージ初めてだが、無知だと思われるのもいやなんでとりあえずだがいいとしておこう。)
「ああ、これでいいよ。思いっきり気持ち良くしてくれ。」
このあとユーリはその言葉を言ったことを激しく後悔することになる。

「え、よかったですかーええっと、本当に思いっきりでいいんですか?」
「?もちろんいいですよ。」







そのあとすべての精力を絞りだされたユーリがただ浮かんでいたという−


ちなみにこのあと天使の職を失いそうになるポエットだったがそれはまた別のお話
544ゆりぽえ:2006/11/07(火) 22:23:15 ID:2PlkXQjs
とりあえず投下してみました…えっと……駄文でスイマセン!
しかもエロくないし…
ギャグおおいいし……
ユーリ好きの人におこられそうです……OTL
お目汚しすいませんでしたっ!
あ、相変わらず腰低くてスイマセン!
545名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 22:29:21 ID:g25OawKH
>>544
オーケィ、GJだ
MZDが何を教えたのか気になる…
駄文だと卑下することもないよ
俺もかなりアレな文章で投下してるし

アドバイス
括弧閉じるときは句点を省略する
ユーリは吸血鬼
546名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 22:30:09 ID:YzACixzB
>>539
ヒデェw 腹痛いわ…
もちろん86は負けローズみたいに泣いてるんだよな

>>544
GJ。お疲れ様。
ユーリにハワイアン似合わなくて吹いたw

ところで前にも聞いたがシャムシールの花電車(前戯・挿入なし)はここではアリだろうか?
まだ書けてないしシャムで書かれてる職人氏がお二方いる事だし
投下はまだまだ先になるのは間違いないんだが

しかも花電車:ガチバトルダンスが3:7になりそうなんだが
547faf ◆Qw6X7qv0Mw :2006/11/07(火) 22:30:39 ID:QvskXfuG
>>534
 戦争終わってるのに、寧ろ終わってるからこそ
 不発弾とかそういう物騒な物に反応してしまうニコラシカが書けていれば正解でしたが、
 ちょっと突貫すぎたやもしれないっす。ヌーン

>>539
 ヘタレなおっさんもえす 超もえす
 やはり修理ネタになるが、ちょっとした異常、例えば手足の配線切れた、
 とかそういうのをを手際よく直す86に変に興奮したニコが
「モットワタシノ事イジッテ!好キニシテ!」
 とか云いながら86に覆いかぶさるとかそんな盛大なおっさんうけも考えていたと云ってみる
 86ニコってギャグからシリアスまでオールラウンダーな気がしてきた

 他にもGJくれた方々ありがとうございます。足伸ばしちゃうぜ。
 >>515氏の86ニコもワクテカしながら待ってます。

 (小声)そしてニコラシカの設計者は鴨の人を想定していたとか(小声)うわなにをするやめdrftgyふじこ
548名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 22:33:49 ID:QvskXfuG
>>546
 正座して待ってる 寒くても全裸で待ってる 風呂の中で
549ゆりぽえ中の人:2006/11/07(火) 22:40:31 ID:2PlkXQjs
>>545
ありがとうございます!

吸血鬼でしたか…事前調べが足りなく、スイマセン…

>>546
自分も全裸で待っています!これから名無しとしてROMりますよ…そしてハァハァしまつ!
550名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 23:33:31 ID:g25OawKH
俺はいつものように背中のロケットで、青く続く空を散歩していた。
もちろん、相棒のギターをかき鳴らしながら。
ジェットの音にかき消されないほどの音量。ゆえに音波による振動も激しいものの、そこは俺のテクニックでカバーできる範囲内だ。
観客は太陽と白い雲。
まれに雨や雹などの手荒い歓声も受けるが、そこはご愛嬌ってね。
やべ。俺、詩人。
こんなふうに一人悦に入っていると、声が聞こえた。
「楽シソウネ」
「まあな」
俺は演奏の手を止めて答えた。
別に驚きはしない。
鳥や天使や恐竜モドキまで自由に空を飛ぶご時世だ。
しかし、話しかけてきた奴に目を向けると、それは今までの誰とも違う雰囲気を放っていた。
「…ロボットか?」
「アラ、他ノ何ニ見エルノカシラ」
人差し指を頬に当て首を傾げる姿は、その問いは皮肉ではなく、純粋な疑問として発せられたものに思える。
妙に精巧な造りだ。
その肌の色を除けば、人間よりも人間らしいかもしれない。
俺はジェットの噴射を調節し、ホバリングの状態を保った。
この辺の操作は見た目よりかなりシビアだ。素人が一朝一夕でできることじゃない。

空中で緑色の女性型ロボットと会話してるっつー非日常的な状況において、妙に冷静な俺がいる。
いや、俺って普段こんなに男前じゃないはずだ。
冷静に見えて、実は極度のパニック状態なのかもな。
551名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 23:34:16 ID:g25OawKH
「お前もこの清々しい空気を味わいに来たのか?」
ジェントルでダンディーな俺。
「ろぼっとガ呼吸ヲスルト思ウ?」
あ、やっぱ俺ってバカ。
「思う」
「アラ、当タリ」
負けず嫌いな性格がつい顔を覗かせ、適当に答えたら…意外な返答。
俺、やっぱ冴えてる?
「動力炉ノ排熱処理、ソノ他諸々ノ理由デ空気ヲ取リ込マナイトイケナイノ。ソレニハ、ココニアルヨウナ新鮮ナ空気ガ一番」
ほー。
なんともロートルな構造なようだな。
「でも空は飛べるんだよなぁ」
「ソレガ何カ?」
思わず口に出していたようだ。
しかし、この俺について来れるスピードで飛べるとは、そんじょそこいらのポンコツにはできない芸当であるのも事実だ。
どこかに半重力装置でもついてるのか?
こいつが思ったよりも凄い性能であろうことは想像がついた。
「それより、俺に何か用か?別にただ単に会話がしたいだけならそれでも構わないが」
「ソノじぇっとえんじん」
俺の相棒パート2がどうした。
「空気ヲ汚染シテイル。アタシノ呼吸ノ、邪魔」
「へ?」
「排除スル」
はいじょ…排除?
「ちょっと待てぇぇぇ!」
552名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 23:36:14 ID:XjY8/1C0
>ユリポエの人
一度公式サイトでポップソラウンジとか見てくると良いよ
キャラの口調や性格をちゃんと掴んでぐっと良くなる
553名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 23:37:31 ID:g25OawKH
「何ヨ」
右手から何やらトゲトゲな棍棒らしき武具を手に取り、今にも攻撃を繰り出しそうなそのロボットを慌てて制止する。
このロケットを今壊されたら、俺は地面とキスしなければならない。超高速で、命賭けの。
「こ、このロケットの燃料は環境に配慮されたものだ!」
「さんぷるヲ採取した結果ハいえろーダッタワ」
いつの間に調べたんだ。
「ENE*Sを信用しろ!」
「…ワカッタ」
さすが環境ハイオク。エネ○スは偉大だ。
「デモ、現状デハアタシノ呼吸ガママナラナイ。排熱ヲシナイト熱量おーばーデ、危険」
じゃあどこかジェットの噴煙の届かないところに行けばいいのではないだろうか。

そこまで考えて思い至った。
他の解決策があるのにそれを利用しない。
つまり、こいつの狙いは別にあるってことだ。
その狙いが俺だとしたら…。
俺はギターのネックを握りなおし、左手でコードだけを変化させながら考えた。
…別に、俺なんも悪いことしてないよなぁ。
しかし、今奴に逆らうのは得策じゃない。
おとなしく会話を合わせたほうが良さそうだ。

「危険、か。呼吸以外の排熱は無理なのか?」
「ヒトツダケ、アル」
奴は人差し指を立てて、俺に顔を近づける。
「冷却水ヲ注ギ込ミ、循環サセルコトデ炉ヲノ熱ヲ冷マス」
「…言っておくが俺は水なんて持ってないぞ」
「アラ、ソコニアルデショウ?」
立てていた指をスッと下のほうへ。
指差した先は…俺のジミー(息子)。
「『ソレ』専用ノ入リ口ガアルノ。手伝ッテモラエルカシラ」
専用の入り口って…。
奴はゆっくりと、際どいレオタードをずらし…専用の入り口とやらを俺に見せ付けてきた。
自らの指で開かれたそこは、どこよりも精巧な造りで、既に粘液が滴っていた。

って、お前最初からそのつもりかよっ!!
554名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 23:39:44 ID:g25OawKH
以上でおしまいです

思いつきで書いてみた
反省はしていない
ここから>>539みたいなギシギシアンアンになって86がヘタレるってオチ

続きは各自で想像すること
555名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 23:43:50 ID:YzACixzB
ちょ、寸止めかよww
続き! 続き! ワッフルワッフ(ry
エ○オス吹いたわー

>>544
後は熱帯台詞などもね
ロンゲは古参キャラしかいないので
ある程度捏造するために割と新しいキャラしかやらないという邪道な手もあるが

しかし14の男キャラは熱帯台詞とキャラ紹介の所の雰囲気がかなり食い違っていると言う罠
ナルヒコとショウで悩んだ人も多かろう
556名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 23:45:25 ID:EFM9oCWH
ワッフルワッフル
557名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 00:01:45 ID:qjV2R++M
>>554
 わっふるわっふるわっふるわっふる

 シルビアが個人的イメージに合いすぎて(特にオジャマ)悶えた思い出がある>熱帯台詞
558名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 00:25:34 ID:Z6+Wtbrs
わふーんわふーん
559faf ◆Qw6X7qv0Mw :2006/11/08(水) 22:13:32 ID:qjV2R++M
 >>279でシャムシールVSジョリー投下宣言した者ですー。
 まだまだかかりそうなんで、一部晒して逃げようと思います


-------------------------------------------------------------

 張り詰めた心が重く、身動きを封じてゆくような気がしていた。
 隙を突かれ、焦りを手繰られ、良いように弄ばれ、操られている。
 そういう感覚が、シャムシールに云い知れぬ恐れと、一等の剣士としての自分を真っ向から打ち砕く屈辱を与えていた。

 ――何だこれは!

 解らない。
 血の滲む努力を何度も塗り重ねて生み出した自らの剣技が、ことごとくもいなされるのだ。
 不規則に波立つ海に浮かぶ船の看板上は足場が悪く、踵の高い靴を履いたシャムシールにはそれだけで不利だった。
 しかしそれだけならここまでの不利を取られたりはしない。それは一重に相手との実力差によるものだ。
 
「温いなぁ」

 低く、落ち着いた声が発せられた。
 出来の悪い料理にけちでもつける様な言い方だった。
 背の高い男だった。闇夜にも映える赤と黄のコートを纏ったまま、殆ど微動だにせずシャムシールの剣をいなすその男こそ、シャムシールに畏怖を抱かせる張本人であった。
 その言葉に、シャムシールの背に不快な物が過ぎる。
 何か、とてつもなく嫌な予感がした。
 その次を聴いてはならない気がした。それを聴いてしまえば、それに生涯呪縛されかねない、恐るべき呪いとなるような、そういう予感だった。
 シャムシールが腰の辺りに隠し持っていた投げナイフに触れる直前、まったく当然のように男の唇が動いた。

「本当に、お前が滅ぼしたのか?あの――

 それは鼓膜を灼く、言葉の業火だった。
 シャムシールは懸命にそれから逃れようとして、踏み出した足に渾身の力を込める。

「だ、ま

 正確な狙いで、ナイフが放たれた。

 れェえええええええええええええええッ!!!!」



-------------------------------------------------------------
 以上で晒し終了。この時点でちっともエロかないんだがどうなる事やら
 最近ちょっと投下しすぎなんで篭って仕上げて参ります。
 >>546の花電車シャムももうお一方のバトルダンスもワクテカしながら待ってますよ…!
560名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 22:40:42 ID:dUhWDON4
おお、イントロキタ―――!!!
どんな風にえろくなるのか期待だがえろくなくてもwktkしますよ
561やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/11/10(金) 22:15:53 ID:FoSJ4bf4
風もない、静寂に包まれた夜だった。
木々の葉擦れの音さえなく――まるで彼らも眠りにつ就いているかの様に。
その中で一人の男が、まるで眠りに就いた木々に溶け込むかの如く、禅を組んでいた。
『のう、儂、退屈しとるんだが』
いや、独りではなかった。
姿はそれとは見えぬものの、彼に語りかける者が居た。
『暇だから歌っても良いか?こう見えて儂ぁ唄が上手いぞ』
「……」
問い掛ける声にもしかし、彼は答えようとはしなかった。
『その気になりゃぁ「びじゅある」でもお披露目してやっても良いぞ』
「…いえ」
それまで口を閉ざしていた男が、不意に何かの気配を察したかの様にその身を緊張させた。
「びじゅあるはまた次の機会に。…来ました」
『そうかい。頃合になったら儂が出るからの。それまで永らえよ』
「承知致しました」
何やら物騒な言葉を残し、姿無き声は去ったようだ。
そして代わりに現れたものは…。
いや、そこに姿は見えはしなかった。
ただ彼は「視」た。
成人男子を遥かに上回る巨躯の持ち主を。
目には映らぬものの、確かにその存在はそこに居たのであった。

「待たれよ」
彼の呼びかけに、「それ」は反応を示した。
「この先に用がおありなれば、ここで時間を潰して頂きたく願う。…淀川殿」
「おやおやぁ」
淀川と呼ばれた「それ」は、徐に興味を示した様だ。
「私めの姿がお見えになるのでしょぉうか?」
彼と淀川の距離は約10間。
未だ互いの間合いからは遠かった。
562やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/11/10(金) 22:16:41 ID:FoSJ4bf4
「淀川ジョルカエフ、そなたが送られた文はここにある」
そう言うと、彼は僧衣の懐から書状らしき物を垣間見せ、再び仕舞った。
「できれば時間を潰すまでもなく、お引取り願いたい」
「これはこれは、異なことを申される。どうして、私めが、獲物を前に尻尾を巻いて逃げ出すような真似を?」
そう言いつつも、半ば愉しげに哂う淀川。
哂いつつ。
次第にその姿が朧げながらも露になってきた。
霧のような蒸気に塗れ、巨躯はより鮮明に夜の闇に浮かび上がったのである。
それは、まさに異形であった。
身の丈、7尺ほどもあろうかというその身を着飾るは、紳士服。
禍々しい邪気を放ちつつ、目の前の男を威嚇せんとばかりに不気味な笑みを浮かべる。
「成る程、物の怪とは異なる存在よ」
対して、彼は動じず。
その目を細め、手にした琵琶を一つ、鳴らした。
「止むを得まい。この身を以って行く手を遮らせて頂く」
「小坊主風情が」
淀川は、ふっと鼻で笑い、
「私をどうにかできるとお思いか?はぁぁぁ、嘆かわしいことで御座いますなぁ」
額を押さえ、首を振る淀川。

その隙を突き、彼は駆け、手にした物を振りぬき、そして走り抜けた。

「…おやぁ?」
淀川がふと袖口を見遣ると、そこは薄く、しかし確かに裂けていた。
「日々の鍛錬で鍛えられし撥は、真剣さながらの切れ味を発揮する」
彼は振り返り、再び異形と対峙した。
「不肖一京、参る」
563やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/11/10(金) 22:19:46 ID:FoSJ4bf4
保守がてら思い付きで投下してみました

うん、書きかけなんだすまない(´・ω・`)
真面目な文章書いてて顔から火が出るかと思った
デジコミの一京の師匠かあいいよ師匠
564名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 22:35:40 ID:pqgJqwd+
>>563
GGGGGGGGJJJJJJ!!!!! 鼻血出るかと思った
565名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 04:30:57 ID:WLwKndVk
>>563
ごめん。あなたがこんなに素敵な文章を書ける人だとは今の今まで思わなかったw
566名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 04:40:48 ID:BE4tjlL+
かかかカッコEEEEEEEEEE!!!
いいないいなエロでなくてもいいから続き読みたいなあ…
一京に惚れ惚れした。

>>565
なんて酷い賛辞だww 思わず吹いたww

ついでに今日中にDミサフロウ続き投下すると自分に発破をかけてみる
567名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 04:42:29 ID:SF2n1hgF
リエちゃんのカレーが食えるなら俺はもう氏んでもいい。
568名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 07:00:25 ID:9wgEQ2Nh
バウムに食べられるならもう氏んでもいい
569名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 09:32:15 ID:BE4tjlL+
誰もいない…画像貼るなら今のうち 
つ ttp://akm.cx/2d/src/1163204151080.png
あんまえろくなくてごめんね
570名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 12:19:31 ID:8mdc7aDV
ハヤトにホットドッグ食べられるならもう氏んでもいい

>569
へそがえろくていいな…!
571名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 18:38:10 ID:fSrh7nAU
>>563
GJ!すごくかっこいいよかっこよすぎですよ。続き期待してます。
>>568
本当の意味で氏ぬよ!
572566:2006/11/12(日) 20:33:31 ID:XR8G4VwP
投下しようとしたけどなんか駄目だった…orz
流れ止めてスマソ

画像の左上はナカジで赤襦袢着てるんだと言ってみる
573名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 02:33:55 ID:U3OFyjCF
573ならリエちゃん下の口のカレーが喰える。
574名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 09:26:26 ID:CqXLimCS
スカはやめるんだッ!
575名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 17:31:39 ID:h4+734Dn
ソラ←フォトンが読みt(ry
576名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 07:40:58 ID:sHySYmoM
保守
577名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 17:28:15 ID:7ykBs7Me
今夜投下できるように頑張る
578名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 19:10:35 ID:Wj6vKOw+
>>577
全裸で待ってる
579名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 19:10:39 ID:XP3te1gU
頑張れ!

今日シルヴィア使いがホームにいたのでじっくり見たがやっぱいいもんだな
なんか良さを再発見した気分だ
彼女かかととか足の皮膚がきっとものすごく滑らかなんだろうな
580名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 21:41:45 ID:skFmiHLU
ふき「お姉さまの足、きれい」
シルヴィア「あらなぁに突然。ってやめなさい!なにするの」
ふき「ぺろぺろ、こちょこちょ」
シルヴィア「やっ!アッ!ちょっ、三人がかりなんて!」
ふき「ちゅぱちゅぱ、お姉さまが悪いんです。ちゅっ。こんなおいしそうな足」
シルヴィア「なにそれ。あっはv ちょっと、ほんとにやめてv あははv やめてってば」

こうですか? よく分かりません><
581名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 21:57:38 ID:j6j1cSuT
植物の葉の裏によくある毛だらけだと思うぞ
582名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 22:26:12 ID:w2PSfvzz
しだのようにぶつぶ(ry
583名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 22:30:00 ID:XP3te1gU
彼女浮いてる(飛んでる?)し体重極端に軽いと思うんだよね
あんまり地面とかで擦れてなくて
生まれたての赤ん坊とかグミみたいにぷにぷにして柔らかいと思うんだけど…

>>580と毛に吹いた
シダかよw
584577:2006/11/19(日) 23:18:46 ID:uFWH3XKR
PCフリーズして書きかけ消えたorz

携帯もぶっ壊れるし、何なんだ今日は
585名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 23:42:48 ID:D21etvCA
あるあるw
586名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 00:25:41 ID:ztUY1W7M
流れぶった切るように
そして、ポエットの自慰ものキボンw(ry
587名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 15:34:39 ID:jzqEy+v/
不覚にも>>580に萌えたwww

ユーリに見つかってお仕置きへと繋がるわけですね
588名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 18:54:33 ID:+m/9V1uf
>>584
めげずにがんがれ!
589名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 20:39:51 ID:3fXDBtgi
>>579
 シルビア使いの漏れが来ましたよ
 彼女の魅力は張り合い絵の小悪魔っぽさとアニメの純粋さのギャップと、
 あとはだしだと思ってる 

>>580
 もっとやってください><
590名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 21:20:29 ID:J2ckmGB9
>>580見て自分もなんちゃってふき×しるヴぃあ

「「「おねえさまの肌つるつるー」」」
「…いい加減飽きないの3人共?」

シルヴィアよりもだいぶ小さい女の子達がペタペタとシルヴィアの足や腕を触っていく
こんな状況がもう何日も続いていた

「「「だっておねえさまの肌きもちいいんだもん」」」

―――はぁ…

何回目のため息だろうか

―――…この子達の好奇心は凄いわ…

こういう事は初めてではなかった
ある日はシルヴィアの髪がサラサラだからと何日もさわったり結ったりしていたし
またある日は何日も花を摘み続けて3人共疲労でダウンしたり
…どれもこれも全部「キレイだから」という理由だけでここまでやるのだ
正直シルヴィアも困っていた

―――さて…どうやって触るのやめてもらおうかしら…


「…でね、この前見つけた泉がね…おねえさま?」
「おねえさまー?」
「…おねえさまあたしたちの声聞えてないみたいだねー」

「「「…ちょっとイタズラしちゃおっか」」」


―――…?

なにか今不思議な感じが…

「っ!?ちょ、ちょっと3人共なにやって…っ」
「なにって」
「おねえさまを」
「舐めてるのー」
「やっやめなさいっ!こらっ!いい加減にやめないと…あっ!」

「「「あたし達のお話聞かなかったからお仕置きだよ…おねえさま」」」

そう3人は言うとシルヴィアのいろんな所を舐め始めた
足、顔、おへそ、うなじ…
「ちょっと本当にやめ…っ!ふぁっ」
そして胸、秘所を3人は舐めまわす
「おねえさまって」
「感じ」
「やすいんだねー」

「こっこれ以上は、本当にっだめぇっ!」
3人はそんなシルヴィアの声も聞かず3人揃ってシルヴィアの秘所を
(省略されました。続きを読むには「ワッフルワッフル」と書き込んでください)

駄目だ小説って難しいわ('A`)小ネタのつもりが長くなってしまった
591名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 21:40:27 ID:3fXDBtgi
わっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふる

ゼェハァ

ワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフル

ゼェh(略
592名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 21:46:41 ID:QQwbwup8
>>590
ワッフルワッフル
ふきも案外イケるかもしんないなぁ

確かに小説とかマジむずい
SS職人の方々がどうやって書いてる(構成してる)のか気になるわ
593名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 22:51:12 ID:yg1Arx52
そんな時には板内検索で「控え室」と入れて調べてみるべし
エロ知識もだけど文章作法なんかも意外と真剣に討議してたりして興味深いぞ
スレ違いスマソ

冬になってきたなあ
冬キャラってどんな奴等だろ
594名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 23:07:20 ID:QQwbwup8
>>593
誘導マジthx
テンプレ入りしてたところを軽く覗いてみたけど、どれもこれも耳が痛いことばかりだ

ちょっと修行の旅に出てくるノシ
595名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 23:09:02 ID:4G1xjIQQ
俺の脳内イメージではロキは冬キャラかな






薄着だけどな!
596名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 23:14:09 ID:MJlo3gAn
冬…

カバブかな
クリスマスの食卓に並んでいそう
597名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 23:45:47 ID:yg1Arx52
ちなみに無機物へのエロスを感じたいなら
「白いの」で板内検索。これマジお勧め。
人によっちゃお腹よじらせると思うけど
598名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 23:53:29 ID:QQwbwup8
>>597
丁度今見ていたところだw
この板を巡回することが皆無だったんで、かなりカルチャーショックみたいなのを味わってる
奥が深いなこの世界
599名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 13:09:13 ID:8YrSXyZ4
ロキチャソ物を書こうと思ってるんだけど、あの乗り物のクモの名前何がいいだろう。
いまのところ「ポチ」か「玉三郎」が候補なんだけど…
600名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 16:55:55 ID:SC7ajZcO
なんつー候補だ!w
601名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 18:58:33 ID:5WJFqZ1n
お茶吹いたwwwwwwwwwww
ロキチャソ超期待
602名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 22:03:27 ID:Qv22m/Nj
>>599
「ブラックウィドウ」で頼む
603名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 22:11:32 ID:RYTphm62
>>602「タランス」の方がいいと思うんだぜ
604名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 22:59:55 ID:lJV4U7Bh
タランテラだっけ、毒蜘蛛に噛まれたら毒抜きに踊らなきゃならないダンスって
ロキってアイスランドとか言う割には魔女文化のせいもあって
ドイツとかイタリアとかそっちの方が似合う気がする
605名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 23:04:36 ID:8YrSXyZ4
タランスいいねぇ
ロキチャソって公式で魔女なんだっけ?
606名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 23:07:33 ID:8YrSXyZ4
携帯の予測変換で「ロキテクノ」って出てきて、そんなジャンルがあるのかと思ってググったら
フィルターの会社でした。





濾器テクノかよ…
607名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 23:15:37 ID:5WJFqZ1n
ロキテクノ/ロキ(15新)
608名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 23:26:31 ID:8YrSXyZ4
ロキテクノ/ロキテクノ社歌/♪♪♪♪♪/ロキ(15新)
609名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 01:05:57 ID:bkV6ZTNZ
>>602-603
それなんてビーストウォーズ
610名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 18:22:09 ID:AUjQ3uZh
誰か
愛極してくれないか?
俺からのキボン
611名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 19:59:11 ID:+3dVFWil
>愛極してくれないか?
愛撫してくれないかに見えた
612名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 23:01:59 ID:R2qOlqGx
最近ポエット使い始めたんだけどさ。
ポエットに合エロいキャラってどういうやつかね?

ポエット×○○ って感じで。
自分的にはユーリかな?やっぱり。
613名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 23:56:05 ID:k3v2tF/f
ヘンリーじゃないのか
614610:2006/11/24(金) 00:41:12 ID:TLVBxaF0
>>611 ちょwwwおまwwww

まじで愛極の小説が読みたい
俺は国語能力がないから書けないので
誰か書いてくれorz
615こうですか?わかりません!:2006/11/24(金) 05:15:42 ID:cIpuMBo3
愛「一般人に興味はありません。
このなかに宇宙人、未来人、超能力者がいたらわたしのところまで来なさい!
以上。」

極「な、なんてエキセントリックなやつなんだウヒョヒョ…」


ラッテ「…」
フューチャン「…」
ショウコ「…」
616名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 09:09:46 ID:nzaO+Qz4
ハルヒかよw
というか沈黙してる三人ワロスw

翔マネいいなあと思いつつエロはあの二人では無理だ…orz
というか翔が男らしく攻めてるところが思いつかない
617こうですか?わかりません!:2006/11/24(金) 11:22:56 ID:cIpuMBo3
翔「オ、オレ初めてで加減とかわかんないけど…
…痛かったらごめんな…」マネ「いいよ、翔くんなら…
いっぱい痛くしてもいいよ…」
61836bit ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:07:55 ID:72KyFXBh
  (^ω^)/   おしさしぶりです。
  <ヽ ノへ    ふたなりシャムたんの受難
  ┏┘   `┛ ようやく書きあがりました。
書き手としてまだまだ未熟で
いろいろと反省する部分も多いですが
どうか読んでやってください。
619ふたなりシャムたん 後編1 ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:09:36 ID:72KyFXBh

私は再びあの遺跡の中を進んでいた。
人目は無いとは言え、流石にあのままでは歩けないのでマントを羽織っている。多少動きが阻害されるが仕方が無い。
相変わらず勃起は収まらない。果たしてこのままで戦えるのだろうか…

と、前回同様に回転カッターが飛び出してきた。
素早く身をかわした…つもりだったが、マントと股間のモノのせいで動作が少し遅れ、マントの端が巻き込まれた。

「しまった!」

そのままマントごと巻き込まれそうになる。
慌ててマントを脱ぎ捨て離れる。
さっきまで私の身を包んでいた布は細切れのボロきれと化して地面に散らばった。
危うく私自身が細切れになるところだった。この状態は想像以上に厄介かもしれない。
「これ」もついでに切り離れてくれるとよかったのだが…
(まさかな)
私は自嘲の笑いを浮かべ、医者との会話を思い出した。


―――「手術で切り取ることは…」
「ちと危険過ぎますなぁー、なんせ場所が場所ですからァー」―――


ヤブ医者め。

ちなみにあの夜以来、股布(つまりパンツ)は着けていない。
股上が浅いために上から肉棒がはみ出してしまうからだ。


仕方なくそのまま歩き出すが、「それ」がスカートの前を押し上げ、
歩みでスカートが揺れるたびにスリットからはみ出しそうになる。

それに歩いているうちに、押さえているスカートの布で先端が擦られ、妙な気分になってきてしまった。
スカートの先が当たる部分には染みが出来ていた。

そんなことに気をとられていた私は、粘液発射口の前まで来ていたことにも気付かなかった。

ぷぺっ

「!?」

間抜けな音と共に発射された大量の粘液を、胸元からつまさきまでもろに浴びてしまう。

620ふたなりシャムたん 後編2 ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:10:24 ID:72KyFXBh
こんな状態であるとはいえ周囲への警戒を忘れていた迂闊な自分に舌打ちをする。

酸や毒では無いことは確認済みなので私はそれほど慌てなかったのだが、それがくせ者
だった。
微かに甘い香りのするその粘液は多少拭ったくらいではどうにもならない。


舌打ちをしつつもそのまま歩いていたのだが、粘液の染み込んだブラが乳首を擦り上げ、
ブラの上からでも見てとれるほどに勃ってしまう。
たっぷりとしたスカートも粘液を含んで肉棒に絡み付く。

ぬりゅっ
ぬりゅっ


ゆるゆると滴る粘液と合間って、一歩毎に、全身が愛撫されているかのような刺激。

激しくはなくとも確実に伝わってくるその波は、少しずつ私を押し上げていく。
「ん…ふっ…
ふぅっ…」

必死に耐えながら進むが、膝が笑い、腰が萎えそうになる。

前のめりに倒れそうになり、慌てて踏み止まる。が、そのまま腰が砕けて膝をついてしまった。

荒い息をつき、コラーダを杖になんとか立ち上がるが、

にゅるん

「ふあぁっ…!」

立ち上がったときに、ソレに擦り上げるような刺激を与えてしまい、私は思わずのけ反ってしまった。

このままでは戦うどころの話では無い。
だが、スカートを脱いでしまえば下半身は完全に露出することになる。

躊躇したが、このままでは立ち上がることすらできない。
(どうせ誰も見てないんだし…)
膝をつきスカートのホックを外すと、股間のソレはその弾力で布を押しのけて立ち上がった。
粘液でてらてらと光り、熱気さえ立ち上らせているように見える。

621ふたなりシャムたん 後編3 ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:11:17 ID:72KyFXBh
不意にそれに触ってみたいという衝動が沸き上がってきた。

(駄目だ…こんな所で…)

なんとか押さえ付けようとするが、蒸れたソレが放つ淫らなメスの匂いが鼻をくすぐり、
私の意思をぐらつかせる。

(ああ…)

それ自身も、先端からよだれを垂らして愛撫されるのを待っているかのようだ。

(そうだ…一旦出してしまえば楽になるかも…)

言い訳のようにそんな考えを思いついてしまった。

(一回出すだけだ……
そしたらまた進もう…)

私は壁にもたれると、震える指先をそこへと伸ばした。
熱く滾ったソレを両手で包み込むようにして握る。
にちゃり
「ぅああぁっ!」

粘液まみれのそれに指が絡み付き、微かに滑る。
ますます敏感になっているようで、握っているだけでイキそうになる。
私はゆっくりとソレをしごきあげた。

にちゃ

ぬちょ

手が往復するごとに淫靡な音を立てる。
快感を求め、無意識のうちにストロークが速くなっていく。
空いた左手で胸をまさぐると、ブラごしにすっかり立ち上がった乳首が指先に触れる。
指の腹でつまみあげれば、また異質な快感が波紋のように身体に広がる。
不意に、背骨をなにか強烈なものが走り抜け、脳髄で爆発した。

「ふわぁぁぁっ!」

生まれて初めて味わう感覚。
私はだらし無く口を半開きにし、全身をびくびくと震わせた。だが肉棒は震えるながら透明な涎を垂らすだけだった。

「はあ…はあ…」

倦怠感に浸りながら、ずるずると床にへたりこむ。
が、びくびくと脈打つ股間のモノは一向に衰える様子を見せない。
それどころかさっきよりも敏感になっている気がする。
(やり方が間違っているのか…?)
男性器はこういうときに白濁液を吐き出すのではなかったか。
燃焼しきれない快感が澱のように溜まり、下半身が疼く。
622ふたなりシャムたん 後編4 ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:13:01 ID:72KyFXBh

もう一度手をのばし、握ってみる。

びくびくん!

「かはぁぁあぁぁぁ!」

握っただけで絶頂まで達してしまった。
だが相変わらず射精は無い。

「な…なんだ…これは…」
確実におかしい。やはりただの男性器ではないのか。
しかし、触れる度に気をやっていては下手に動くことが出来ない。
それに、相次ぐ絶頂で下半身は完全に痺れてしまい、全く力が入らない。
私は壁にもたれかかったまま、ぜいぜいと荒い息を吐きながら余韻が冷めるのを待った。

が、どうやら力が入らないのはそのせいだけでは無かったらしい。

耳の奥から鈍い感触が伝わってくると、それに呼応するかのように脚が動き出し、私はそ
の場で立ち上がってしまった。

「なっ!」

手や腕など上半身は自由に動かせる。
だが下半身は全く私の意思とは無関係に動く。
そのまま私の脚は遺跡の奥へと歩き出した。
コラーダも床に置いたままだ。

まさかこれもエキドナに寄生されたせいなのか?
本体に近付いたことによって支配が強まったのだろうか?

(このままではまずい!)

私は上半身を強く振った。大きな胸と肉棒が揺れ、装飾具がさらさらと音を立てる。
その場に倒れて進行を止めようとしたのだが、多少ふらついても下半身がうまくバランスをとってしまう。
倒れなくとも、壁に寄れれば何とかなるかもしれない。だが、

「ふッ!」

何度やっても、私の踊り娘として、そして戦士として鍛えられた脚は倒れることはなかった。
それどころか激しく身体を揺すったために乳首は濡れた衣装と擦れ、
肉棒は透明な液体の糸を引き、頭には桃色の霞がかかってきた。

だんだん私は何の為に身体を揺すっているのか曖昧になっていた。
小さな鼻息や悲鳴を上げながら全身を揺らす私は、端から見れば淫乱な踊りを踊っているように見えたかもしれない。
だが私にはそんなことを客観視する余裕はなかった。
そんな私をよそに、そのまま私の脚はゆったりとしたペースで歩き続けた
623ふたなりシャムたん 後編4 ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:13:51 ID:72KyFXBh

擦れた乳首が、剥き出しの肉棒が、そして私自身の本来の性器が、どうしようもなく熱く切ない。

思い切り握りたい!捏ね回したい!擦りたい!
そんな欲求が沸き上がるが、戦士としての誇りが、人間としての理性がそれを許さない。
それでも身体を揺するのを止めることはできない。
私はもう完全にエキドナに支配されているのかもしれない。
ふとそんな考えが頭をよぎる。

そうか。こんなに苦しいのは寄生されて操られているせいだ。

だから、もう、いいや。


何かが吹っ切れ、私は乳房をわしづかみにしながら、肉棒を思い切り擦りあげた。
「んひぃぃぃぃぃ!」

膝が萎えそうになるが、操られた脚はその歩みを止めることはなかった。
右手で陰茎を擦りつつ、左手で秘所をまさぐる。
だが射精できない。この溜まりに溜まったモノを吐き出せない。

「どうしてイケないのぉぉぉ!」

私はもう壊れ始めていた。


気付けば歩みは止まり、目の前に奴がいた。
戦士としての本能が警鐘を鳴らしていた。だが脚は思い通りにならず、武器もない私にどうしろというのだろう。
私にはむしろ奴が救いの女神に見えた。

エキドナは下半身をのたうたせながら、涎や愛液を垂れ流しながら突っ立っている私に話し掛けた。

「うまそうに実ったのう…
熟していまにも滴り落ちそうじゃ」

こいつ口が利けたのか。
そんなことを考える余裕もなかった。

「おちんちんが熱いのぉ…
なんとかしてぇ…」

私は倒すべき相手にそんな淫らな懇願をしていた。
快楽が得られるのなら、相手などどうでもよくなっていた。

「よしよし、ういやつよのう。今楽にしてやるぞぇ」

エキドナの首が回転し、笑いの相の顔が現れる。
その緩んだ口元が、本来の唇とはかけ離れた動きでにちゃぁと開いた。
無機質な外見からは想像もつかないような、桃色の肉襞が中に広がっていた。
そして、二股に分かれた同じく桃色の舌が顔を覗かせる。
エキドナは6本の腕のうちの4本で私の四肢を掴み、肉棒がちょうど顔の高さになるまで持ち上げた。
くねる舌がブラの中に潜り込み、二股で挟み込むように私の右の乳首をしごきあげた。

「ぅあぁっ!」

私が身体をのけ反らせると肉棒がぶるんと震える。
624ふたなりシャムたん 後編6 ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:14:24 ID:72KyFXBh

「ちと邪魔じゃの…」

エキドナは空いている2本の腕で私のブラを剥ぎ取った。
褐色の双丘がまろび出る。
汗と粘液と篭った熱気が開放され、湯気さえ立ち上っているかのようだ。
先端にはなまめかしい舌がくねくねと巻き付いている。
私が今身につけているのは頭と腕の飾り布、そして靴だけ。その姿は全裸でいるよりもむしろ淫靡だった。

舌はそのまま表面の粘液を舐めとるように桃色の突起をくにくにと弄ぶ。
生暖かい感触が、冷たい布ではない生々しい感触が私を襲う。

「ぅふぅっ!んんぁ!
あぁあっ!」

舌の動きに合わせて私の身体も空をもがく。
逃げようとしての動きではない。胸の先から全身に走る快感が強すぎて、受け止めきれないのだ。
空いたもう片方の胸は手でゆるゆると揉まれる。

「汗に淫らな汁の味が混ざっておるわ」

エキドナは舌を離すと、左の胸も念入りに舐めまわす。

「やっ…くふぅ…」

微かにざらついた舌が乳首を責める。尖りきった先を、細い舌先がちろちろとくすぐる。
乳房全体に巻き付いて形を変えながら突起を転がす。

「ふぁ…あふっ…やめぇ…」


「ふふふ…
甘露甘露」

エキドナは左右の胸を存分に舐め尽くすとやっと舌を離した。

「さて、主菜を味わうとするかのぅ…」

舌なめずりをするように舌を動かしつつ私の股間を吟味するエキドナ。
私は胸への執拗な責めですっかり脱力してしまっていて、
いま手を離されたら糸の切れた操り人形のようにくたりと崩れてしまう程だったろう。
だが肉棒だけは固く張り詰め、蛇神の接吻を待つかのように震えていた。

私の陰茎に触れるか触れないかの所を舌が蠢く。

「あ…あ、あ…」
待ち切れずに、私も、私の分身も涎を垂らす。
625ふたなりシャムたん 後編7 ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:15:02 ID:72KyFXBh
だがエキドナは肉棒に舌を巻き付かせることなく、直接口で根本までくわえ込むようにかぶりついた。

にちゅっ

「あっ…
ひゃぃぃぃぃぃっ!」

温かい肉襞がしっとりと絡み付く感覚。
私はそれだけで絶頂に達し、エキドナの口内に白濁液を放出した。

「ひあっ、あっあっ…あっ!」

私はがくがくと痙攣しながら、溜め込んだ精を長い間吐き出し続けた。

「ぅぁぁ…」

ようやく放精が終わると、エキドナは口から肉棒をずるりと抜いた。
さすがに勃起も収まっている。

「随分溜め込んでおったようじゃな。
濃さ、味、量共に申し分ない。お主もなかなかの好き者のようじゃのう」

満足そうに口元をなめ回しながら言うエキドナ。
だが私は頭の中が真っ白に塗り潰されたようで、荒い息をつくばかり。返事をするどころではなかった。
射精の余韻はそれほどまでに凄まじかった。

「だが、わらわの腹を満たすにはまだ足りんの。
もう少し搾らせてもらうぞぇ」

エキドナは舌を肉棒に巻き付けると、擦るように動かしだした。

「んぅっ…」
たちまち屹立する肉棒。

私が我に返ったのは、エキドナがそれを再びくわえようとしたときだった。
状況を把握するまで少し時間がかかった。

私はエキドナを討伐にきて、罠にはまって悶え狂った。
そして今その倒すべき相手に拘束され、陰部を晒し…

「や、やめッ…
んふぅっ…」

制止の言葉を叫びかけたところでエキドナが肉棒を口に含む。

「ん?何か言うたか?」

発声を口に依存していないらしく、口に肉棒をくわえたままでも声に変化はない。

「や…めろ…
離せ…」

私は何とか声を押し出す。
強烈な快感にまた理性が吹き飛びそうになる。
626ふたなりシャムたん 後編8 ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:15:44 ID:72KyFXBh

「ほう…寄生体の意識支配が解けたかえ…
じゃが…
本当に離してよいのか?ほれほれ」

エキドナは口内の襞を蠕動させ、肉棒にやわやわと刺激を与える。

「っ…!」

歯を食いしばり、瞼をぎゅっと閉じて必死で耐える。
この魔物と遺跡は犠牲者に寄生し、その精を吸うことで養分を得ているのだ。
これ以上射精するわけにはいかないし、快感の虜になってもいけない。今は耐えて反撃の糸口を見つけなければ…

「さっきまでおねだりをしておったその口でよくもそんな事が言える物よのう。
聞かせてやろうか?そなたの台詞じゃ。
『おちんちんが熱いのぉ…
なんとかしてぇ…』」

録音されていたらしい。さっきの私の声が正確に再現された。私はあまりの羞恥に耳まで赤くなる。
だがこの程度でくじけては駄目だ…!

その間にエキドナは私の胸に手を伸ばし、両乳首をくりくりとつまみあげた。

「ぁはぁうっ!」

予想外の攻撃に思わず艶のある声を漏らしてしまう。
「ほれ、身体は求めておるではないか。
快感を求めるのは本能じゃ。わらわの肉人形となって生きれば常人では味わえぬ快楽が手に入るのじゃぞ」

乳首への責めを続けながらそう囁く。
私はともすればがくがくと暴れ出しそうになる震えを押さえ付け、エキドナを睨みつけた。

「だ…誰がお前…んっ…などに屈するものか…化け物め…っ」

「強情じゃのう…
ならば意地でも腰を振ってよがり狂いながら自分から懇願させてやるわぇ」

エキドナは緩やかな蠕動を、回転する動きに切り替えた。
滑らかな肉襞がにゅるにゅると肉棒を擦り、絡み付く。


「ん……!
んんん…!
ひぃぃぃぃぃぃぃぁぁっ!」
何とか耐えようとするが、悲鳴とも嬌声ともつかない声が押さえられない。

乳首を弄る指も、ただしごいたり摘むだけでなく、指自体が振動する。

(出ちゃう…!射精してしまう!)

下腹部に力をこめ、なんとか押さえようとする。
肉棒がエキドナの口内でぴくぴくと震えているのがわかった。


627ふたなりシャムたん 後編9 ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:16:58 ID:72KyFXBh

「そなたの分身も出したいというておるではないか…
これならばどうじゃ?」

エキドナは肉棒と乳首への責めはそのままに舌を伸ばし、愛液を垂れ流している私の秘所をぺろりと舐めた。
「ひゃぅっ!」

そして膣内へと突き込んだ。
「あああぁぁっ!」

膣と陰茎を同時に責められる快感。
舌はそのままごりごりとくねり、膣壁を擦る。

「そこだめぇぇぇ!
気持ちいひぃぃぃ!」

肉棒への責めも激しさを増し、唇を少し開けて強く吸引することでじゅぼじゅぼと激しく振動させられる。
私の我慢も限界に近づいていた。

(出ちゃう出ちゃう出ちゃう出ちゃう!出したい出しちゃだめだでも出ちゃうぅ!)

最後に指が乳首をきゅっ、と締め上げた瞬間、私の理性はまた意識の外へと弾き出された。

「らめぇぇぇぇぇ!
でちゃぅぅぅぅ!」

悲鳴と愛液と涎と涙を流しながら、私は再び絶頂を迎え、
エキドナの体内へどくどくと精液を流し込んだ。

「思い知ったじゃろう。
この快楽に抗うことなど不可能じゃ。
おとなしく肉人形となるがよい」

エキドナは私を床に横たえ四肢を解放したが、私は絶頂の衝撃にぴくぴくと身体を引き攣らせるのが精一杯で、
逃げることなど出来なかった。

(もう駄目だ…
私はこいつに死ぬまで精液を搾り取られるんだ…)

エキドナがまた肉棒をしゃぶろうと私の股間に屈み込んだとき、私はふと、
エキドナの三つの顔の真ん中、回転軸の部分になにやら赤く丸い物があるのに気付いた。
「絶対に押しちゃ駄目よ」と書いてあった。
628ふたなりシャムたん 後編10 ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:18:38 ID:72KyFXBh

「……」

エキドナが肉棒をくわえようと下を向き、頭上が無防備になった瞬間、私はそのスイッチを押した。

と、エキドナが突然棒立ちになる。

「ピー!ピー!緊急停止スイッチが押されました!
全機能は直ちに停止します!ピーピーピーピー」

ピーピー騒いだ後、駆動音をたてながらエキドナの動きが止まった。
耳の奥でゴロゴロ音がして、小さなエキドナが転がりでてきた。
私は無言でそれを叩き潰す。

「パミィーーー!」

股間に目をやると、私を散々悩ませたあの肉棒は消えていた。

「……」


-----その頃町の宿屋では-----

「ま、待て!落ち着けミカエラ!」

「ハァハァごめんなさいフェルナンド様、私もう限界なんですハァハァハァ」

「やめろぉ!ケツはやめてくれぇー!」

「ハァハァ大丈夫です…
優しくしますからハァハァ」

「アッー!
……あれ?」

「あら?消えた…?」



その後、町に戻った私は何故かフェルナンドにやたら感謝された。(ミカエラはなんだか不満げだったような…)
そして今もまた次の宝を探して旅をしている。
思い返してみると、たまにはああいう出来事も刺激があって面白いかもしれない。
まあ二度とはごめんだが。




あ、エキドナ遺跡の宝、回収するの忘れてた…

『完』
62936bit ◆36bit2gA9Q :2006/11/24(金) 13:19:44 ID:72KyFXBh
 ヽ
  (^ω^)-┐ 以上で終了です。
┗-ヽ ノ    読んでくださった方、ありがとうございました!
  ┏┘
630名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 13:24:30 ID:Y5NdlqaC
GJ!!
ケツはやめてくれぇー!ワロタwww
631名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 13:46:59 ID:nzaO+Qz4
GODJOB!!!
まじえろいわ…シャムシールがすんごく美味そうハァハァ
ちょっとトイレ行ってきますね
632名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 22:37:34 ID:LvkMQzC3
>>629
GJ!
正気を失っていきそうなシャムシールがとても良かった
というか、毎度毎度顔文字が楽しみで仕方ないw
633名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 02:42:37 ID:8PGpPAFv
アッー!!!
634名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 20:30:45 ID:WxH3zM/4
>>629
神 職
いやあマジで身悶えした ありがとう!
635名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:59:25 ID:NcHdsNBw
>>629
本編も良かったけどサブに噴いたwwwwww
GJ!
636名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 17:22:22 ID:8ohIOGPX
ほっしゅ
637名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 18:39:32 ID:8ohIOGPX
はぅぁー
ロキチャソのおっぱいたゆんたゆんしたいよー!
白いスカートちょっぴりたくしあげながら頬を赤らめて「わ、私なんかでいいのか?」って
上目づかいで聞かれたいよー!
うわーん!
638名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 20:41:18 ID:0QTljL+p
ふたなりロキちゃん(生まれつきが理想)をがっつん責めるシルビアが読みたいよー! うわーん!
あっごめん殴らないで
639名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 20:59:51 ID:8ohIOGPX
その願い
聞き届けよう。
640名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:26:34 ID:trGdD9J1
>637
むしろ逆に犯されたい
641名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 11:00:26 ID:paUAhtUg
そこで唐突にサトはなが見たいという俺はカスか
642名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 11:15:35 ID:nfI3+5d0
そういえば、サトはなを姉弟設定にしてエロやった人ってスレにいたっけ?
643名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 11:19:16 ID:azroXHDv
まだいないんじゃない?
644名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 12:44:19 ID:cyLTeqAh
はなちゃんとししゃもでバターししゃもでも書こうかと思ったけどやめておく
645名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 14:53:36 ID:DTFD43ny
サトはなで一本ネタはあるが、クリスマス前に投下する予定だった
646名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 15:48:42 ID:paUAhtUg
>>645
今からドッキドキ
647名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 21:26:08 ID:aXbMsPH4
>>639
上のロキなのかシルロキなのかわからんのだが正座で待っていようと思う

>>644
書けばイイジャマイカ!!

>>645
同じくドッキドキ
648名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 21:44:40 ID:qfjyQOIc
ぱきポプのパッケージサトはながどうみても新婚夫婦な件について。
むしろ若パパ若ママって言っても十分通用する件について。
身長差も俺的に理想的な件について。

キスをするときははなちゃんが背伸びしてるとすごく萌える。
649名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 22:00:30 ID:XOwon0ET
>>648
傑作待ってるぜ
しかしここはDOKI☆DOKIの多いインターネッツですね
自分もDOKI☆DOKI待ち
650名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 22:56:48 ID:qErV67B0
ぱきポプのパッケージを見て、

佐藤さんがはなちゃんにバイブ入れて歩かせてたら
バイブのリモコン落としちゃってそれをししゃもが転がしてる(ポップ君型リモコン)

というストーリーが浮かんだ俺はどう見てもダメ人間です本当に(ry


それにしても佐藤さんは使用できるキャラではないのに
ししゃもと一緒に二回も出演するわ
はなちゃんのアニメにもゲスト出演するわ
パキぽぷでははなちゃんとデートしてるわ
大出世キャラだな
651名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 23:11:46 ID:paUAhtUg
>>650
リモコン落としちゃってるのに
転がされてるのを笑顔で見守ってるのかww
652名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 23:12:50 ID:paUAhtUg
tとhが逆だったらIDがツグだったのに…orz
653名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 23:17:00 ID:qfjyQOIc
pa  パーキッツ
UA  ゆーあー
htUg ・・・惜しいな!
654藤 ◆STvAb46wng :2006/12/01(金) 00:21:09 ID:8Av9Xtsf
流れをぶった切ってスマンが、サスキキョのSSを投下しようと思う。
筆の進みが悪いので、今回はオープニング部分の投下になる。
パキの話題で盛り上がっていた方々、気分を害されたのなら、申し上げてくれ。
俺は回線切って首を吊ってくる。。。

じゃ、ドゾ
655夢幻ノ光1/3 ◆STvAb46wng :2006/12/01(金) 00:22:52 ID:8Av9Xtsf
 ふわ、と涼風が吹く。
 その風は、旅人の黒いマントと束ねた長髪をなびかせて、
すっかり高くなった空の彼方へと駆け上がっていった。
旅人はゆっくりと歩きながら、過ぎ去った風を見送り、
それからまた前方へ視線を戻した。
(…おや、)
 ふと道の脇に目をやると、いささか寒いながらも、
精一杯背伸びしている一輪の紫色の花に気が付いた。
(桔梗の花か)
 そう思うのとほぼ同時に、再び追い風が優しく吹き、
花が頷くように揺れた。
656夢幻ノ光2/3 ◆STvAb46wng :2006/12/01(金) 00:23:35 ID:8Av9Xtsf
『桔梗の花には、誠実、と言う花言葉があるのですって。
あの方が私に教えて下さいました…』
 摘み取った桔梗の花を愛でながら、
嬉しそうに自分に話しかけている少女の姿がフラッシュバックする。
最後の戦で我が主と最愛の親友を失った後の出来事だった、
と旅人は追憶する。
 大切な人を失い、重傷を負っていた自分を助け、
その少女は慣れないながらも介抱を施してくれた。
困った人は放っておけず、
最後までその人に尽くさなければ気が済まない性分なのだと話す彼女を見て、
自分も人の為になろうと決心したものだった。
今の自分があるのも、全ては8年前に出会ったあの少女のお陰だった。
657夢幻ノ光3/3 ◆STvAb46wng :2006/12/01(金) 00:24:47 ID:8Av9Xtsf
(久々にあの方に会ってみようか)
 少女がいた京の都も近い事だ。会ってみるのも悪くないだろう。
8年振りなのだから、自分の名を申したところでは分からないだろうな、
と苦笑しつつ少し歩調を速める。
会ってみようと言う気持ちも、『会いたい』と言う気持ちに変化していた。
(ああ、一刻でも早く会いたい)
 健気に咲いていた先刻の花と同じ名を持つあの人に会いたい。
 記憶の中でなく、自分の目の前で微笑んで欲しい。
(桔梗、殿)
 旅人――最上流石は、三度笠越しにまだ見えぬ京の都を望み、歩を進めていた。
658藤 ◆STvAb46wng :2006/12/01(金) 00:29:45 ID:8Av9Xtsf
以上。マジで短い…
文章を読みやすいようにあれこれしてみたが、まだ至らないところもあるかもしれない。
精進致します。
659名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 00:44:36 ID:BzfsvCGd
待ってました!全然気悪くしてないですよ
自分は一行辺りこの文字数なら、行数は一レスあたりこの二〜三倍あっても平気かなあ
続き楽しみにしてます〜ノシ
660名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 01:49:16 ID:01w3YYrJ
はなちゃんとか萌えすぎだろ・・・・
コキリの剣が金剛の剣になっちまったおかげで寝れないわ
661名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 11:41:31 ID:BzqUVykG
はなちゃんはちょっと触ってあげるとすぐイっちゃうよ
662名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 11:59:21 ID:sGvE5b8W
耐性はないが感度もない。
自分で弄んだことないから。
663名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 21:18:06 ID:M3KkS2vq
マグロっつうか完全受身っつうか
それもいいな
664名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:28:12 ID:9MGKCJIu
はなサトじゃなくてはな俺書いてくれるやついない?
665名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 01:07:18 ID:OhIvCzvO
「はなちゃん…僕に言いたいことって…なに?」
>>664さん…私…ずっと前からあなたの事…」
「えっ?なななななっなにはなちゃん?(ハァハァハァハァーンッ(´д`*) )」

「調教したいと思ってたんです><これから私専用の奴隷になってくださいっ!」
「  _, ._
. (*゚ Д゚)」

きーみ知ーらぬー恋心ーちくーりー棘をー踏むー
666名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 03:16:53 ID:khnWGsQ5
ぱきポプパッケージのはなちゃんは臨月。
サトウさんが持ってる袋の中身はベビー用品。



……だったらいいな!
667名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 18:11:14 ID:o7MKTiuI
>>665
お茶のようなもの吹いたw
668名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:19:06 ID:EDMfeVpQ
シルビアやロキなどのロングスカートキャラが服着たままいたすと(体位によっては)結合部隠れると思うんだが、
なんかそれはエロくないか とても すごく

って今思っただけだ 反省はしていない
669名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:21:46 ID:ns9TE1zY
ロキ自体がエロすぎるので問題ない
670名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 23:50:29 ID:Ad7XzCvx
水浴びをしてるロキ、その様子をじっと見つめるシルビア!
ついにいてもたってもいられなくなりあんなことやこんなことに!




なったらいいなぁ
671名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 09:51:35 ID:BWGe2Mrv
すればいいじゃないか
672名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 06:52:55 ID:Ld+UV/lV
[ポップンのアルビレオだけど全レスします]

http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1160163632/201-300

ここの210辺りにあるアルビレオとニャミでどなたか一つw
特にやったモン勝ち さんの描くニャミがとても素晴らしいので是非お願いしたいですw
673名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 08:21:19 ID:a6H0HN+6
クリスマスモノでサトはな純愛とか投下したらNG喰らいますか?
674名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 12:24:50 ID:CvzJuzt6
サトはなはNG、サト俺ならぜんぜんOK
さぁ、どうする?
675名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 12:48:13 ID:IjWpBt7L
>>673
大 歓 迎

>>674
アッー!
676名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 12:58:21 ID:CvzJuzt6
佐藤さんは萌える
677名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 15:09:40 ID:a6H0HN+6
佐藤「>>674さん…今夜はクリスマスですね」

674「そうだね。雪も降ってない、星が綺麗だ…」

佐藤「そうだ、これクリスマスプレゼント」

674「えっ?…こ これは……」

佐藤「新作のバイブ。ほら早く尻出して」

674「ちょww此処でかよwww」

佐藤「良いじゃない、クリスマスなんだし今夜は特別だって」

674「ちょww待てwwww心の準備が……アッー!」





お粗末様でした。
 
678名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 15:21:55 ID:tM/Or9Pu
こっちが攻めるんだぞ(#´A`)
679名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 15:35:29 ID:a6H0HN+6
>>678

あ そうだったんすか(´・ω・`)ごめんなさい
680名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 17:28:18 ID:Bxc2A5hq
でもサト俺なんだから>>674が受けじゃないか
681名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 17:53:10 ID:nZP2OJi9
そんなことよりだれか俺はな書いてYo
682名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:21:05 ID:cbrvoPMP
いやいや俺鴨川書いてYo
683名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 22:02:49 ID:a6H0HN+6
なんだか需要が低いっぽいから投下は控えときます(´・ω・`)
684名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 22:04:06 ID:2VbeXSxL
何この俺×好きなキャラを妄想するスレ



誰か俺ジョリ(ry
685名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 22:29:02 ID:DouCY1J/
俺ヴィル(ry

仮面奪ってあんなことやこんなことが出来そうですね。
>>683
この流れは気にしないで是非読みたいので投下してほしいです。
686名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 22:34:23 ID:LpBPpjeG
>>672
しかし猫の世界ではメスがオスを選ぶ
変態(褒め言葉)アルビレオがニャミにアタックするも玉砕であろう
687名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:25:26 ID:xfYOzUoF
678「さっきはちょっとした手違いがあったけど、もう大丈夫。さあ佐藤さん、お尻を出して。」

佐藤「ごめんなさい678さん、僕には心に決めた人がいるんです。遊ぶのはいいけど遊ばれるのはいやです。」

678「あれ、まさかぼくとのことは遊びじゃないよね。佐藤さんまじめだからそんなひどいことしないよね。」

678が指を鳴らすとふたりはホテルの一室にたっていた。

佐藤「な、何をするんです。」

678「いいことさ。新作のバイブもあるしね。」

佐藤「いやだ!はなちゃん!」

678「おやおやいったいどこへいこうというのかね。」

678は佐藤さんを押し倒す。もがきあがく佐藤さん。678が服をはぎとろうとしたそのとき、扉が破られた。

はな「佐藤さんにそんなことはさせない!」

刹那、678の眼に少女の残像が映り、消えた。佐藤さんとはなちゃんは678の背後に立っていた。

678「エキドナ閃空・・・女、まさか殺意の波動を?」

はな「答える必要はないわ。・・・瞬極卒!」

うひょひょひょひょひょ!!!

678「馬鹿な・・・こんなの想定の範囲外だ・・・」

678は動かなくなった。

はな「無事だった?佐藤さん」

佐藤「うん、何もされてないよ。はなちゃん強いんだね」

はな「お花屋さんで鍛えてるからv」

681「だがそれもここまでだな」
688名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:26:06 ID:xfYOzUoF
バスルームから681があらわれた。

はな「なっ!」

681「はなちゃん!今日こそは俺の気持ちを受け取ってもらう!」

はな「しつこい男は嫌いよ!むしろ犯罪よ!」

はなちゃん、681にコンボを放つ。だが繰り出す技はことどとく受けとめられる。

681「無駄だよ。給料全部つぎ込んでジャストガードを極めたからね。ガード不可攻撃でなければぼくには傷一つつけられない」

681、はなちゃんの腕をつかむ。

681「だが君は瞬極卒を使ってしまった。しばらくは通常必殺技しか出せない。ゆえに、ぼくには絶対に勝てない。」

はな「やだ!放してよ!」

佐藤「はなちゃん!」

681「はなちゃん、俺と夢の世界にあべし!!!」
689名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:27:27 ID:xfYOzUoF
窓ガラスを突き破り白衣の男が飛び込んできた。男は681に一撃決めた。681は倒れた。

鴨川「まったく、下劣極まりないですね」

佐藤「あなたは・・・?」

鴨川「あ、これは失礼しました。私、鴨川研究員と申します。淀川ジョルカエフの生体反応があったもので飛んできました。」

佐藤「淀川?このひとたちが淀川ジョルカエフなのですか?」

鴨川「いえ、この方々はジョルカエフの波動にあてられただけでしょう。ヤツは性霊としての属性を持っていて、若く元気のよい方のオーガニズムをエネルギーにできるのです」

はな「あの、どうしてジャストガードなのに攻撃できたんですか?」

鴨川「それはですね、私の開発しましたこの薬。この薬を服用すると一定時間ガード完全無視のスーパーマンになります。あ、ちょっとちょっと飲んじゃだめです。ホルモンバランスによって調合が違いますから女の人は飲めません。」

はな「なんだつまんない。」

佐藤「はなちゃん・・・(苦笑)」

突然、倒れたはずの678と681が起き上がりはなちゃんと鴨川研究員に襲い掛かる。不意をつかれたふたり、足をすくわれ床に倒れる。扉からあらわれたのは長身の682。

682「油断は大敵だよ鴨川君。」

鴨川「682!なぜ君がここに。」

682「簡単なことだよ。君に思いを伝えにきたんだ。ジョルカエフ様からいただいた力を使ってね。」

682、鴨川にのしかかる。

682「薬を手放すなんて君らしくもない。もっとも、そのおかげでぼくは楽だけどね。薬のない君はなんて弱くておいしそうなんだろうね。678君、ご苦労様。あの男の子は君が食べちゃっていいよ。」

678、佐藤さんににじりよる。佐藤さんピンチ。だが今動けるのは自分しかいない。なんとかしなければ。

はなちゃん、床に転がりながらも40コンボを681に叩き込む。だが抵抗空しく押さえつけられる。ふと右手に鴨川さんの薬があることに気づく。佐藤さんと目が合う。

はな「佐藤さん!」

瓶詰めの液体が宙を舞う。佐藤さんの手はしっかりとそれを受け取った。

佐藤「愛情一本!」

佐藤さんは薬を飲み干した。佐藤さんの中に眠っていた力が目覚める。

佐藤「みんな!オラに力を分けてくれ!超1000倍元気DOOO(略OOM!!!」

三人「なんだと!馬鹿な!」



書いてる間にジョリーとヴィルヘルムまで追加された件について

それはそうと>>683さんに期待
690名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:32:00 ID:LpBPpjeG
>>689
なかなかシュールだったぜ…
691683:2006/12/08(金) 01:33:58 ID:SMuAW8r4
じゃあがんがってサトはな非エロ投下します(`・ω・´)

推敲はしてるんですが文章おかしいかもしれません。
優しい心で見守ってて下さい。

それじゃいきます!
692サトはな:非エロ:2006/12/08(金) 01:37:46 ID:SMuAW8r4

時計の針は、夜の7時を指している。
待ち合わせの時間。
それなのに私が一人で此処にいるのは、
あの人はまだ職場に居るから。

少し前、私が待ち合わせ場所に着いてからすぐに一本の電話。


「…もしもし、佐藤さん?」

「もしもし…はなちゃん?ごめん、今日も残業みたいで
待ち合わせに遅れるんだ…大丈夫?」

「はい。」


そう、答えた。

私は知っていた。
彼は今日この日のために、年末恒例である
膨大な量の仕事を必死で片そうとしていた事を。
だからここ最近、ずっと残業をこなしていた事を。

それは私のためだって事を知っているから、
彼は私のために頑張ってくれているんだから…

だから私は怒らなかった。
仕事を終えて、此処に来てくれるのを待つ事にした。


「私は大丈夫ですよ。
お仕事、頑張って下さい」

「うん、本当ごめんね…
できるだけ早く片付けてくるから」


電話を切った。
きっと電話の向こうで彼は、ペコペコと頭を下げているのだろう。

公園の片隅で、私は彼の帰りを待つ。
遠目には幸せそうな男女の行進、今夜は止む事もきっとない。

今だけ、一人ぼっち。
空は淀み、地面は連日の雪で凍り、吐く息は白い。

それでも…貴方を待っていますから…
安心して下さい、佐藤さん。

693サトはな:非エロ:2006/12/08(金) 01:40:19 ID:SMuAW8r4

「…終わった……」


あの子に遅刻の電話を入れてから、
時は既に一時間以上経ってしまっている。

今日中に、どうしてもやらなきゃならない仕事。
それを片付けるために僕は残業。

…今日だけはしたくなかったのに。
今日この日のために、君のために、
僕は今日まで頑張ってきた。
なのに、それも水泡。
この寒空の下、君を待たせる羽目になってしまった。

急いで帰りの支度をし、鞄をひっつかんでオフィスを抜ける。


「お疲れ様でした!」


守衛さんも驚く程の速さで門を飛び出し、僕はバス停へと走った。

急いた証の荒い吐息は、まるで汽車のよう。


もっと早く。もっと速く。


ちょうど良く停まっていたヒゲランド交通のバスに、勢い良く飛び乗った。
そしてバスは直ぐに出発した。

これを降りれば、君は近い。
ごめんね…待っててね、はなちゃん。

空いた席には腰を降ろさず、
出口に近い吊革に身を預け僕は呼吸を整えた。

694サトはな:非エロ:2006/12/08(金) 01:42:17 ID:SMuAW8r4

時計の針が9時を指した。

公園に飾られた大きなクリスマスツリー、
そこから可愛らしいジングルベルが鳴り響いた。
ツリーが美しくライトアップされて、
周りの恋人達から感嘆の溜め息。


本当に綺麗。
早く貴方とこれを見たい。

私、いつまで待てば良いのかしら?

ちくり。
冷たい棘が心に刺さる。
この雪と同じように
時が経てば経つほどに降り積もる、不安。


「早く来て……」


ツリーにぽつりと呟いた言葉。
本当にサンタクロースが居るならば、
今すぐ彼を此処に連れてきて。
私に彼をプレゼントして下さい。



シャンシャンシャン



微かに鳴った、鈴の音。
恋人達は、全く気が付かない様子で。
でも私には確かに聞こえた。

低い声―「Merry Christmas」
…そして確かに見えたの。
星屑を撒きながら空を走るソリが。

目をこすり、もう一度空を見上げた。
けれどそこにはもう何も無く、
雪の降りしきる暗い空だけが有って。


何なのかしら…


…それは私の願い通り、サンタクロースからの
クリスマスプレゼントだった。




「はなちゃん!!」

695サトはな:非エロ:2006/12/08(金) 01:43:34 ID:SMuAW8r4

走って走って、たどり着いた待ち合わせ場所。

彼女は綺麗なツリーを見上げていた。
この寒空の下、一人ぼっちで。

それでも僕を待っててくれていた。
それが僕は嬉しかった。
それと同時に、君を待たせてしまった事が
ものすごく悔やまれた。


僕は荒い呼吸を、少し整えた。


「はなちゃん!!」


愛しい君の名前を呼んだ。


「佐藤さん…!」


声の主を目に認めた君は、満面の笑みで
心を返してくれた。

走り寄って、すぐさまに君を抱きしめる。
氷のように冷たくなり、小さく震える体。
とても長い間待たせてしまった事が、よく分かった。


「ごめんね…」


―言いたい事は沢山有るはずなのに、
やっとの事で絞り出した言葉は
たったのこれだけだった。

…どうして、これだけしか言えないのだろう。
もどかしい思いで、ただ君を暖める。


そんな時だった。
君の手が、躊躇いがちに僕の背中に回されたのは。
そして優しい微笑みを向けて、僕に
「おかえりなさい」
と言ってくれたのは……。

696サトはな:非エロ:2006/12/08(金) 01:44:59 ID:SMuAW8r4

貴方の存在をを認めた時、私を抱きしめてくれた時に
不安は一気に吹き飛んでしまった。

サンタクロースは本当に居たんだ、私にプレゼントをくれたんだ。
と思う私は調子良いヤツだな…なんて思ったけれど。


でも、私を抱きしめてくれた時の貴方の顔…
「ごめんね」と言った顔が、とても悲しそうだった。
仕事で私を待たせてしまった事が、彼の心を苛んでいるのだろう。
そんな貴方の顔を見るのは、とても辛い。

恐る恐る、彼の背中に手を回す。
そして私の気持ちを、言葉に変えて送った。


「おかえりなさい」


貴方の腕に一層の力がこもる。
少し苦しいくらいまで、私の体を包んでくれた。

優しいキス。
唇から伝わる貴方の温もり。
心の底から安心できた。

唇を離した時の私は、一体どんな顔をしていたろう?


「ただいま…」


少なくとも貴方には、いつもの優しい笑顔が戻っていた。


697サトはな:非エロ:2006/12/08(金) 01:49:16 ID:SMuAW8r4
必死に走ってきた僕の体温と、ひたすらに僕を待っていた
君の体温が溶け合うまで、僕はずっと体を離さなかった。


「佐藤さん」


背中に手を回したまま、君は僕を呼んだ。
指差した先の、クリスマスツリー。


「綺麗ですね、ツリー」


美しく輝いているツリー。
彼等の光を反射し、雪は光の結晶となって舞い降りる。
そして辺りには、静かに流れるジングルベルのオルゴール。

この世のものとは思えない幻想的な光景に
僕等は少しの間、見入っていた。


「…じゃあ、行こうか?」

「はい」


手を繋ぎ、二人で歩いた真白い道。
何となく立ち止まり、夜空を仰ぐと
星屑を撒きながら空を走っていくソリが見えた。



「はなちゃん」

「はい?」

「この年でサンタを信じてるなんて…変かな?」

「いいえ。私も、信じてますよ。
今夜はプレゼントをもらいました」

「そっか…僕もプレゼントもらおうかな」

「何をもらうんですか?」

「ええとね……」







僕等の、永遠の幸せを。


..Merry Christmas....
698サトはな:非エロ:2006/12/08(金) 01:51:37 ID:SMuAW8r4
以上っす。


非エロだとか非エロだとか非エロだとか...
申し訳ないorz
エロは書けないです(´・ω・`)スマソ
699名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 08:17:59 ID:RuGIrGvn
>>684
ジョリーはやらん

>>698
GJ!!イイヨイイヨー
700名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 09:03:55 ID:Bzl05Y7V
>>698
どう見てもGJです。
701名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 10:54:20 ID:ZD1wjIfP
>>698
感動した
702名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 13:15:36 ID:FAWRr0gv
>>699
3Pすればいいじゃない


ところでここって非エロでもおkなの?
703名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 14:00:20 ID:jYaf2RDn
過去にも何作か非エロ物(カゲトラとか)があったから良いと思うけど
エロパレスレだから、投下場所は考慮して欲しい…と、思うのは我侭?
それでも>>698GJ!!
704名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 14:25:04 ID:F0ESdY3L
>>698
あれ?何だろう・・・目から水が・・・
感動した、GJ!!
705名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 14:26:19 ID:F0ESdY3L
スマソ・・・上げてしまったorz
706名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 18:44:32 ID:RuGIrGvn
>>703
自分はエロもエロ無しも好きだしどっちも投下経験あるから、
どっちも受け入れてくれるこのスレは正直ありがたい。
しかし基本が「エロパロ」だから、エロ無しが増えすぎると唸ってしまう気持ちも解る。
エロ無し投下の場合は事前に了承を取るか、スレの空気読んで投下…ってとこなのかなぁ。うぬ。

<チラ裏>個人的にはエロ無しの二次創作パロカテゴリがあるんならエロ無しはそっちに投下したいとは思うけど、
そういう所って現時点で2chにあるのか…?やはり「自サイトでやろうぜ」に落ち着くのかもな。</チラ裏>
707名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 20:03:58 ID:SvKdeu4U
瞬極卒にワロタ
708名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 20:29:51 ID:9sPaeWr+
>>698はエロをかくひつようないとおもいます。
いや、マジ理想的サトはなだし・・・超GJ!!


<チラ裏>そうそう!そうなんだよ。エロなしの二次書ける場所あればいいのにって。
好きなやつが好きなように持ち寄る2chの小説スレって俺好きなんだけどな。</チラ裏>
709706:2006/12/08(金) 22:06:44 ID:RuGIrGvn
>>708
あれ、俺がいるよ?

そして703氏に代表されるエロ希望の方には申し訳ないのだが、
アッシュ×シルビア寸止め投下して宜しいか。うん、エロが書けないんだすまない…OTL
710名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 22:24:02 ID:8AFYMsT+
>>709
ktkr
どんと恋。待ってるぜ
711698:2006/12/08(金) 23:26:09 ID:SMuAW8r4
ここまでGJ出して頂けるとは思いませんでした。
読んで下さって有難うございます。


たしかにエロパロスレなので非エロ投下はためらいましたが
どこ探しても非エロ投下する場所がなかったので
此処に投下させていただきました。

もしエロ非エロを分けるならば
非エロ投下スレを新たに立てる事くらいしか
解決策は無いんでしょうかね。

まあ自分はエロ不可能なため
何か新しい意見が出るまで
作品投下は控えさせていただきますね。
712名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 23:40:57 ID:RruFgRq4
エロと非エロを分けたら、どっちかがすぐに過疎って結局統合されそう
音ゲー全般でエロ非エロ分けるならわかるけど、ポップンだけでわけるのはちょっと無謀では?
713名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 00:02:46 ID:8AFYMsT+
スレが活性化するなら無問題だと思う

…が、書き易さにかまけてしまったりして
エロが少なくなったら
それはそれで寂しいってことも覚えておいて欲しい
この板にある以上エロを期待する読者は必ずいるんだってことだと思うから
714702:2006/12/09(土) 00:04:09 ID:4INoCWlu
なんだか物議を醸して申し訳ない
エロは読むのは好きなのだが、
自分で書くとなると苦手なところがあるから
どうせ非エロを書く場所が欲しいなぁとつい思ってしまってな

↓ここから超濃厚なポップンエロスレになります!ご期待下さい! (AAry
715名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 00:08:59 ID:vq2lieil
>>714
そんな気にしなさんな
要は書き手と読み手の心構えだと思うし

>>709氏ではないがもうちょっとしたら投下できるかも…と言ってみる
716poppo ◆up0yr7OurY :2006/12/09(土) 02:39:42 ID:vq2lieil
誰もいない…投下するなら今のうち
と言う訳で>>327->>330のDミサフロウの続き投下します
これと次の投下で完結予定
GOLD稼働日までには終わらせたいところです

と言う訳で苦手な方はNG指定願います
717poppo「This is Love」・13 ◆up0yr7OurY :2006/12/09(土) 02:41:58 ID:vq2lieil


 それから暫し大慌てになった。手で精子を受け止めて家具や床を汚すのを避けたはいいが、そのままでは遅かれ早かれ同じ結果になってしまう。
 拭くもの(できればティッシュがいい)を探して大人二人が素っ裸であれこれやっているのは、こう言うのも何だが、滑稽だった。
「ティッシュどこだ?」
「もー、そこにないの?」
「ないぞ。ったく、どこ行った……」
『――あの、ボク手伝おうか?』
「あ、フロウはだいじょぶ。いいからそこにいて」
 右手を下に向けないようそこらをがさがさかき回しながら、良かった、とミサキは内心で安堵していた。
 フロウフロウが何かで悩んでいるようだと気付いたのは、仲間内では暇を見つけてはこの家に通っている彼女くらいのものだ。一緒に住んでいる六でさえ、ミサキが指摘すると目を丸くした。
(仕方ないわよねー。連中、がさつなんだから)
 同じ女同士、妹が欲しかったという事もあって、ミサキはフロウフロウに甘いしよく目を掛けていた。だから子供の溜め息や思案顔の回数が増えているのにもすぐに気付いた。
 気付いたところまではいい。
 だが、男所帯はこれだから、と憤然と考えても、何で悩んでいるのかという正確なところには思い至らなかったのだ――先程までは。
 仲間総出で泊まり掛けになり、久々にDTOと会って一晩過ごせるという状況になった。そこで初めてアレではないかと考え付いたのだ。
 何の問題もなく(世間体的には少々アリだが)セックスできる自分たちでさえ、ご無沙汰になると淋しいし不機嫌になる。まして相手が目の前にいても触れない少女なら、と起こした所ビンゴだった。
(へへーん、どうだ!)
 あたしだってちゃーんと、分かってるんだから。
 先輩ったらオトメゴコロが分かってないですよー! と自分に向かってのたまった後輩に心中で快哉を叫び、ミサキはにんまりとする。以前行き会った時、セクシー系で売っている割におっちょこちょいな相手との恋話で、些細な事で言い争いになったのである。
 えーそんな事ないでしょ絶対違うー、ううん絶対あたしが正しいんです、と話は平行線を辿ったのだが、後輩の残した捨て台詞がそれだ。
「こらお前、ちゃんと探せ」
 ザマ見ろ、と悦に入っている彼女の手を、DTOがやっと見つけたティッシュで拭いてきた。
「あれ、どこにあったの?」
「あっちの隅っこだよ。フロウが見つけた」
『照らしただけだけどね』
 ミサキは子供の頭を撫でた。するとくすぐったげに笑う。
「で、こっちに持ってきた」
「あ、もう一枚ちょーだい」
「その前に」
 出した手を捕まえられた。きょとんとしたミサキの前で、相手はぽいと丸めた紙屑を放る。
「――今度は、お前の番だな」
「え?」
 DTOが太い笑みを浮かべていた。まだ頬に赤みの残る笑顔だが、どこか肉食獣を思わせる、恐ろしげな代物だ。
「俺もこいつも見せたんだから、なあ?」
 聞き返そうとしたミサキを、衝撃が襲った。
 腕をぐいと引かれ、頭からつんのめって倒れ込んだ先はがっちりした逞しい胸だ。
 少し肉の付き始めたそれはとても暖かくて、美しさこそ少々劣るものの、ミサキと同世代の、ややもすると子供っぽい男にはない安心感がある。いかにも使い込まれたといった感じの実用的な筋肉。
 彼女はうっとりとその肩に凭れようとしたが、体を反転させられてぎょっとした。
 背中に体温を感じて安心するのも束の間、すぐさま内腿からDTO自身の足で脚を閉じないよう拘束されて、やっ、と悲鳴を上げる。
718poppo「This is Love」・14 ◆up0yr7OurY :2006/12/09(土) 02:43:21 ID:vq2lieil


「何が嫌なんだよ? お前も見せねーと、駄目だろ?」
「だからってセンセ、こんなぁ……」
 てらてらと濡れそぼって光るそこを、すぐ目の前で少女が見ている。強制的に脚を広げられ、ぱっくりと口を開けたそれは、普通同性相手でも見られたくないだろう。
 ましてこれから、苛め抜かれるとあっては。
 恥ずかしくて顔を伏せると、羽交い絞められ後ろから耳を食まれた。それだけで、もう腕に力が入らない。
 馴れ親しんだ大好きな相手が、こういう時には恨めしい。
「んぅ……っ」
「ほら、フロウが見られないだろ?」
「はぁん!」
 舐め上げられ、乳房を乱暴に握られた。ぐい、と荒い五指の動きに乳房が容易く形を変え、危険なほどの赤に乳首が染まる。
 彼女は密着した背中から、鍛えられた胸と腹の筋肉を感じる。そうしてその先の、彼自身の熱さも。
 丁度子宮の裏側、背の皮膚の表面に硬度をもって触れているそれが、今にも自分の中に突き刺さってきそうだと想像して、ミサキは身震いする。
 それはこれからどうされるんだろうという期待とない交ぜになった、甘い恐怖だ。
『だめ、ミサキさん。ボクにちゃんと、見せて?』
 顔を俯けていると、フロウフロウが正面からミサキの顔を覗き込んだ。極端に瞳孔と白目の小さい双眸が期待に濡れて、柔らかな色を湛えている。
 ちゅ、ちゅ、と音を立てて、少女は空いた乳房に口付ける。赤ん坊のような仕草だ。
 触感などあろうはずもない。だがその時、彼女は確かに暖かな子供の舌を感じて、呻いた。
『ねえ、ボクからもおねがい。ボク、ミサキさんのきれいなところも見たいの』
「そんな、あっ、や……ッ」
『ボクのこと、気持ちよくしてくれたでしょ?』
 形のない接吻を乳首に受ける一方、太い指がやすやすと膣口を潜り、その腹が中を擦った。満ちていた蜜が進入の動きに沿って溢れ、とぷ、と水音を立てる。そのまま重力にしたがって、手の甲を濡らす。
『すごい、あふれてる……さっきより、すごい……』
 鈴を転がすような声が、未知の興奮を孕んで熱く囁いた。ぐい、と背にさらに圧力が掛かって、熱い肌が隙間なく触れ合う。
 とうに自分の良いところなど知っているはずの中指が彷徨って、ミサキは焦れた。動く余地などないが、腰が自然と振れる。
「あんっ、……センセ、いじわるぅ……」
「何がだよ?」
「そこ、じゃない……」
「言ってくれないと分かんねーぞ?」
 耳たぶを軽く齧られ、意味ありげな視線でフロウフロウを示されて、そうか、とぼんやりと彼女は気付く。
 ――フロウは教えてやらないと、中のどこが気持ちよいかなど分からないのだ。先程説明はしたが、それは言われるまま真似しただけの、表面的な理解にすぎない。
 本当の意味での理解など、多分実際に見なくては叶わない。そうして教えるつもりで、自分は寝ている子供を呼んだのだから、今更恥ずかしいなど通らないのだ。
「――おく、もっと奥に、してぇ……」
「何の奥だ? どこなんだ?」
 そこまで、言わなくてはいけないのか。
 咄嗟に抗議の意を込めて見つめたが、DTOの顔はあくまで優しい。自分が幼稚園児にでもなったようで恥ずかしいが、それさえ受け入れてくれるような気がした。


719poppo「This is Love」・15 ◆up0yr7OurY :2006/12/09(土) 02:44:41 ID:vq2lieil

「……の、……っ」
「ん?」
 促す声に反感が溶ける。何よりもう我慢が出来ない。
「……あたしの、ち、……膣の中、奥まで……全部、ぐちゃぐちゃにしてっ、」
 流石に少女の顔を見る事だけはできなくて、目をきつく瞑って、小声で強請る。ふ、と耳元で暖かい声が笑った。
「よく言えたな。――いいぞ」
「あ、は――ッ」
 くん、と指が中で曲がって、彼女の弱い箇所を刺激した。高く声を上げたのを皮切りに、望んでいたように掻き回される。
 太い指が優しく鋭敏になった箇所を摘み、中に入った指が抜き差しを繰り返せば、ちゅぷ、ちゅぷ、といやらしく水音が響いた。
「はあッ、そこっ……、あ、き、気持ちイ……!」
「いいぞ。俺も楽しい」
『――たのしいの?』
 きらきらと目を輝かせて問う少女に、DTOは苦笑した。
「さっき俺のした時、お前はどうだった? 楽しくなかったか?」
『……あ、そっか』
「好きな奴が自分で良くなってるのは嬉しいぞ。分かるだろ?」
 ほら、と無造作に忍び込ませた両方の指を広げる。そうするとくぷ、と白濁した蜜が、敷かれたタオルの上に落ちた。
 丁度粥を炊いた時のような、粘性の高い液体の立てる音だ。実際彼女は煮えているのだから、この比喩もあながち間違いではないだろう。
 思いながら彼は熱心な生徒に説明を始めた。抜いた指で示し、わざと具体名を出してやる。
「見てみ。ここが『小陰唇』で、これが、『クリトリス』な。お前がさっき自分でいじったのは、こっち」
「ちょっ……!」
 抗議を軽くキスを落としていなしながら、教えるんだろ、と囁けば効果は絶大だ。すぐにミサキは大人しくなった。
 後で何か文句を言われたり、高い物を奢らされたりはするだろうが、まあ仕方ない。止めさせられないだけ御の字だ。
「で、ほら、ひくひくしてる」
『ほんとだあ……』
 露骨に性的なむせ返る匂いも嫌がらず、フロウフロウは顔を近づけてまじまじと見ている。ミサキは硬く目をつむってそっぽを向いている。
 対照的な二人を見ながら彼は、刺激に打ち震えて次を待っているかのような有様の入り口を広げた。
「でもって、」
「やっ……あっ、ちょ、」
 つるん、という拍子で抵抗なく指が入る。とろとろに煮えた中、その腹で、彼はミサキの弱点を突付く。
 爪を伸ばす趣味はDTOにはないので傷つける心配はない。遠慮なく、少々オーバーアクション気味に指を動かす。
「ここ、ここな。大体この辺が」 
『オンナノコの、弱いところ?』
 言葉尻を受け取って、子供がこちらを見上げる。
「そうそう」
 まさかフロウフロウにレントゲンやCTが搭載されているはずはないから、どの辺りを刺激しているのか外からでも分かりやすいようにしたのだが。
「やっ、やあああっ」
 賢しげな笑顔の問いを肯定したのは嬌声だった。

720poppo「This is Love」・16 ◆up0yr7OurY :2006/12/09(土) 02:47:10 ID:vq2lieil
 泣くような声が上がり、足指がきゅうっと丸まる。検分する指が目敏く変化を見つける。
「ほれ、立った」
 女も立つんだぜ、との言葉に子供はただ首を傾げた。やりすぎたか、とDTOは少し反省する。
 同じ男相手に教えている時のような気分で喋ってしまっていた。教え目的と言えば聞こえはいいが、これは単にえげつないだけだ。中坊を相手にするのと変わりない。
「充血して、真っ赤になってるだろ?」
 ――まあ、いいか。
 反省もつかの間、DTOは繊細に励起したものをつまんでみせる。元は男のとおんなじもんなんだ、と言うと一人きりの聴衆はへえ、と感心した様子だ。
『……ミサキさん、きれいだよ』
 恥ずかしがっている相手の、今度は頬に、フロウフロウはキスを送る。
 ――それは綺麗だろう、と彼は思う。背中側にいるから今は良く見えないが。
 ただお人形のように綺麗なだけではない。闊達で明快で頭の回転が速くて、女だから子供だからと侮っていると痛い目に遭わされる。
 単なるパープーではなく、一本芯の通った性格は、話していてとても楽しい。ガキの割にしっかりしている、そういう所に自分は興味を持ち、やがて惹かれていったのだ。
「ちょっと、フロ……」
 僅かに透ける両手が小作りな頭を押さえ、口付けは頬だけには留まらない。吸い、舐め、あるいは軽く齧るような素振りさえ見せて、子供はミサキの顔のあちこちにキスをした。
「ちょ、やだ」
 それが唇の端を掠めた時、ミサキは首を振ってフロウフロウの手から逃れてくる。いや、嫌、と言ってもこれまでは口だけだったのに、何とも珍しい。
 思わず手を止めたDTOの目に映ったのは、泣き出す寸前の恋人の顔だった。息を呑む。
「センセ、」
 せがんでくるのが子供のようで愛らしい。要求通り、DTOがミサキにキスすれば、少女が複雑そうな顔になった。
『ミサキさん、先生にして欲しかったの?』
「……そりゃ、キスはさ、特別なもんだろ。なあ?」
「――、ん……」
 自分が頷くその声さえも、今のミサキには遠かった。
 腰から送られてくる感覚があまりに膨大で、他の何かを考える余裕などない。指だけだというのに焼ききれそうな熱をもった甘やかな痺れが全身を支配して、指一本思うように動かせない。
 このまま死んでしまいそうな快感はともすれば恐怖をもたらしがちだが、ミサキは逃げ出したいと言う気には不思議とならなかった。
 DTOから与えられているからだ。そうして、彼が自分を壊しはしないと知っているから、ミサキは安心して委ねていられる。
 その事が、全てを預けきってしまえる事が誇らしく、嬉しい。
 あ、あ、と喘いでいると不安定な体勢で上体を捻らされ、再び口元に噛み付かれる。すぐさま舌を突き出せば、絡め取られる。
「んむ、ふ、ふぁ、うん……」
 ぬめる感覚が心地よい。それだけで脳が白くちかちかと灼けて、幸せでたまらなくなる。
 どこまで快くなるのか、際限がないようで、そうしてミサキにはそれさえも恐怖ではないのだ。
「――そろそろ、イくか?」
 まともに喋ることができず、ただ首を頷かせて肯定の意を伝える。歪んだ視界の向こうで、木苺色の少女が頬を上気させてこちらを見ている。
 腕に掛けた手に力を込めると、乳房を覆う手が猛然と動き、いつの間にか増やされていた指が内壁を擦った。
 白く染まった瞼の裏でさらにばちばちと火花が爆ぜ、麻痺した四肢に電気を感じて、ミサキは嬌声を上げた。
「ああん、あッ、ヤ、いっちゃ、あ――!」
 
 ――意識が、飛んだ。
 

今回はここまで。前回や保守ネタにレス下さった皆様、ありがとうございました。
721名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 08:15:54 ID:EcPPpPU4
朝っぱらから身悶えした God Job!!
722709:2006/12/09(土) 22:22:39 ID:EcPPpPU4
予告していたアッシュ×シルビア(エロ無)投下しに参りました。
苦手な方はNG指定宜しくお願いします。
723709:2006/12/09(土) 22:26:36 ID:EcPPpPU4

 藍色の夜が、重なり合った木々の隙間から覗いていた。

「寒くないんスか?」

 後ろから抱きとめたままで問う。
 柔らかな感触を持つ彼女は何せ、秋どころか冬に入ってもノースリーブの白いワンピース一枚だけだったから、心配性の彼でなくともそう思いたくなるのは無理からぬことだと云えた。 
 答を急かすように彼女の首筋に頬を寄せると、長く美しい金髪がしゃらりと音を立てた。
 彼女――シルビアはくすぐったそうに肩をすくめて身じろぎした。花の香りが柔らかく香る。

「だいじょうぶよ」

 云って、浅黒い手にその白く細い手を重ね、指を絡める。
 妖精である彼女の体は、自分のそれとは幾らか冷めている様にアッシュには思えた。

「こうしていれば、あったかいわ」

 本当は、妖精であるシルビアに時節の変化など殆ど関係ないのだろう。
 しかしそう告げた彼女の頬はほのかに赤く、アッシュはなんとなく、そう思っていてもいいのかも、と思う。
 それを嬉しく思っていると、覗き込むような視線を感じた。赤と緑の瞳が互いをとらえる。
 抱きとめた腕に少しだけ力を込めて、すれ違う瞬間をつなぎ止めるように唇付けた。
 そのまま二度三度とついばむように唇付けながら、シルビアの腰から生えた一対の虫羽根の付け根を撫でると、絡めた指に一瞬だけ力が込められるのを感じた。
 その羽根は今やすっかりしな垂れていた。彼女が穏やかになり、受け入れようとしている事の証だった。
 名残惜しく唇を離すと、どちらからともなく零れた吐息が夜の森を白く染める。

「…行きましょうか」

 声が強張っているのが自分で解って、アッシュは内心苦笑した。
 それを隠すように、自分のコートをシルビアに羽織らせる。
 彼女はにこやかに頷いて、絡めたままの指を強く握った。

「明日の朝は、一緒にお散歩しましょうね」

 頷いて、彼女の手を引いて歩き出す。
 やがて木々は途切れ、藍色の中に白亜の城が見えていた。


-----------------------
 以上です。
 しかしエロパロ版と云うのは本当に居心地のいい闇鍋だなぁ…。
 ありとあらゆるCPを見ることが出来るから自分の領域がどんどん広げられるのがありがたい。
724698:2006/12/09(土) 23:59:36 ID:bMylBjsB
>>723

GJ!お疲れ様でした。
こんな感じのSSは大好きです、情景描写がお上手ですね。
725名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 14:58:48 ID:twpMCXpL
とある小説を読んでいたら、思いついたネタがある
しかし、そのネタが小説の核になる謎のネタバレを含んでいる
こういうときはどうしたらいい?

1黙って投下
2元ネタを明かした上でNGできるように投下
3投下しない

恐らく3が正解なんだろうけど、一応訊いておきたい
726名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 16:09:51 ID:D1hFgnxz
727名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 18:00:39 ID:uu9SDf7R
俺も2かな
728名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 18:23:41 ID:BLItvvxL
自分も2かな
729やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/12/11(月) 22:42:19 ID:i0Mcstl9
久々に投下します
ずーっと保留していた「地獄でフィーバー!ミラクル☆4」です
730やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/12/11(月) 22:44:32 ID:i0Mcstl9
ここは俺たちミラクル☆4の控え室。
今日もいつものように次の仕事に向けて準備をしていると、唐突に電話が鳴った。
現在、リーダーが不在のため、その代わりをしている俺が受話器を取る。

「はい。ミラクル☆4控え室」
――もしもし〜。ニャミだよ〜。
「なんだ、仕事の話じゃないのか」
――なんだとは失礼じゃん。あれ、2番目の人?
「そう、俺」
――えっと、セカンドだっけ。
「…ツーストだ」
――覚えるの面倒だね。いっそセカンドにしとけば?

余計なお世話だ。

「そんなことより用件を言ってくれって。こっちも暇じゃないんだよ」
――いや〜、うちら、そっちのリーダー預かってるじゃん。

預かってるというか、捕まってるんだけどな。
イベントが終わり次第、さっさと復帰させてほしかったんだけど。

――次回のパーティが決まってね。うちらも冒険に出たり忙しくなるから、ウノっちお返しするね。
「人ンとこのリーダーをウノっち言うな。…そんじゃいつ頃こっちに来るんだ?」
――あ〜、それだけどね。うちら忙しいし、本人も無事じゃないから迎えに来てくれる?
「無事じゃないって…」
――ほら、ウノっちさ、アイドルフィーバーと世界でフィーバーの担当してる人らを洗脳する係だったでしょ。

いや、知らねって。

――そんでさぁ…アイドルフィーバーのメンツにミーちゃん…ミニッツちゃんが入っていたわけよ。
「それで?」
――ミミちゃんが「あたしのミニッツちゃんに何すんの!」って根に持っててね。こう、必殺技でコキャっと。

考えるだけで恐ろしい。

どうやらウーノは「一応」生きているようなので、これからの仕事をロマンキャンセルして、3人で迎えに行くことにした。
731やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/12/11(月) 22:45:38 ID:i0Mcstl9
「ここか…」

そう、ここはフィーバー戦士ポップン14の撮影現場。
ニャミの話どおり、ウーノがいた。

ヤムチャのように、うつ伏せに倒れている。

「リーダー!」
「ウーノさん!」

若さん、フォースと共にウーノの元へ駆け寄る。
が、脇に駆け寄ったところで違和感を覚えた。
何か変だ。

「しっかり、ウーノさん!」
「大丈夫か!」

二人が背中を揺すると、うーん、と唸り声が上がった。
そしてウーノは上体を起こすや否や、

「兎怖ーい!兎怖い兎怖い兎怖い兎怖い兎怖い兎怖い兎怖い兎怖ーい!」
「落ち着けウーノ!俺たちだ!」

相当な目に遭わされたんだろう。酷く取り乱している。
しかし、その時気付いた。
違和感の正体。

「ウーノ…それ、何だ…」

以前のウーノには確実に見られなかった物体。
ふたつの胸の膨らみ。
巨乳ってレベルじゃねーぞ!
732やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/12/11(月) 22:47:10 ID:i0Mcstl9
「…ミミさんの必殺技を喰らったらこうなってたんだ」
「そんな、声まで変わって!」

要約すると。
洗脳=エロエロと誤解したミミが、
「ウーノが男だからいけないんだ。これでも喰らいな…『ミッドナイトブリス』!」
と、どこかで聞いたことのある技を繰り出し、ウーノを♀化。
本来ならに元に戻せるはずだったが、ミミは戻し方を知らなかった。なんて無責任な話だ。
しかし当の本人はこれ幸いと、様々な道具を取り出し…あれやこれやの拷問を行ったそうだ。下ネタ方面の。
内容についてまでは訊けなかった。
最早ウーにょと化した彼女が悲惨すぎて。

「そんな…そんな話は冗談に決まってるッス!」

取り乱したフォースの口調がどこぞの狼男っぽくなっている。

「こんな胸、偽物に決まってるッス!ほら、こうして掴んで引っ張れば…」

むに。

間違いなく本物だな。
なぜなら、ウーにょが「あんっ!」と身をよじらせたから。

「あれ、フォース…どうしたんですか!」

若さんがフォースの異変に気付いた。

「……うふふふ……ダイナミーック……アートミーック……すぺっ!」

げしっ!

若さんがどこかから取り出した大根で、フォースを気絶させた。

「危ないところでした。…色んな意味で」
733やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/12/11(月) 22:49:35 ID:i0Mcstl9
「ナイスフォローだ、若さん!」
「ここは一番冷静な僕に任せてください」

じっ、とウーにょを見据える若さん。
ひっ、とたじろぐウーにょ。
おもむろに若さんが手にした大根を掲げ、

「ふんどし!」
「お前が一番錯乱しとるわぁぁぁ!!」

ポカリ。

なんとか手近にあった清涼飲料水の2リットルボトルで若さんを気絶させた。
…待てよ。
俺がこの状況を打破しないといけないのか!?

「ツースト」

しまった、いつの間に背後に。
ウーにょが俺の肩をそっと抱き、耳元で囁く。

「私は…どうしたら良いんだろう」
「…とりあえず離れてくれ」
「すまない…まだ腰が立たないんだ」

なんで?なんて訊けるわけがない。それこそ墓穴を掘ることになる。
それよりもだな、背中に

「…背中に当たってるんだけど」
「何が」
「ほら、その…胸が」
「当ててんのよ」

俺オワタ\(^o^)/
これは夢だ夢だ、バンザーイっ!


ちなみに、連帯責任と称してDO(ryOM、獄卒、ヴィルヘルムもブリセルの餌食になったそうな。
めでたしめでたし。(無理矢理)
734やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2006/12/11(月) 22:51:56 ID:i0Mcstl9
短いけどおしまいです
新作情報出たら投下しようと思ってたらいつの間にかこんな時期ですよ奥さん

一京のほうも製作中
多分近いうちに投下できると思われ
735名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 23:42:04 ID:i7h9TkPv
流石ミミさんエロエロだ
GJ
736名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:02:04 ID:tPiIBH1S
ふんどし噴いたwwwwwwwwwwww
737名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:07:18 ID:IDBEq8id
超GJです!お疲れ様です
ツースト視点というのが自分的にはvery goodでした
そういや>>672はご覧になりましたでしょうか?
ニャミ大好きなので是非(;´Д`)
738名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:08:05 ID:j+R7ZrE6
>>733
散りばめられたネタとミミのエロさにワロタ


>連帯責任と称してDO(ryOM、獄卒、ヴィルヘルムもブリセルの餌食になったそうな。

DO(ryOM「はぁ…ん…らめぇ…スティック挿れないれぇ…」
GRAND HAMMER「へへ、いい声で鳴くじゃねぇか、おいネズミ!もう一本挿れな!」


極卒「……(自分に新しく出来た胸の膨らみを眺める)」
極卒「…うけけけけけけけぇ!!!」


ヴィルヘルム「こぉら、ジャック!一日一ぱふぱふ、上司命令だゾ☆」
ジャック「だ、誰か助けt」


こうですか分かりま(ry
739名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:13:16 ID:IDBEq8id
IDの中にIDが…
740名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:50:52 ID:fKdVZ7SU
大文字小文字までそろってるな。
741 ◆L.4pQxQkeI :2006/12/12(火) 01:28:05 ID:t/FM2U8Z
>>737
ちょっと難しいですね
自分的にニャミの相手がミミかミニッツかタイマーで全部兎かよ状態なんで
しかしよく考えれば、猫×猫が一番自然だった罠

ネタを練ってみますが、あまり期待なさらぬよう…
742名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 02:24:19 ID:xP+1ktc0
とんでもない!兎最高です(;´Д`)
お忙しい時もあるでしょうから、気長に待っておりますよ
743名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 07:47:23 ID:YIzB/Knr
>>733
ナオミ・キャンベル懐かしいww
ふんどしにも噴きました!GJ!
744名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 19:13:18 ID:YIzB/Knr
>>738
 DOO(ry)Mとグランドハンマーが物凄くツボった件について

 ブリセルか…ジョリーたんおんなのこにならないかなー理由は財宝の呪いとかまあこの際なんでもいい
745名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 20:22:42 ID:0wOKUaeq
手に入れた宝を使っていくうちにふと肉体の異変に気付いたんだ…
とか面白そ>ジョリー
746名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 21:53:47 ID:fBC4EHkU
月の光浴びてる間は女。
747名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 00:10:13 ID:Dn6z+etl
海賊繋がりでブラックラグーン4巻巻末おまけをジョリーメインでやろうと思ったが
登場人物の全員を性転換(女→男含)しなければならないと気づいて挫折した。

あの服だとおつぱいが大変だとおもうんです!ハラハラする!

>>746
月関連でダイアナ連想しちまったじゃないか(ギリシャ神話参照)
748名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 02:38:23 ID:t4ZwRqdC
遅ればせながらサトはな・アッシル・やったモン勝ちさんのお三方GJ。
健気で見てるこっちが一生懸命になっちゃう感じにほのぼのし
静かーで淡々とでもラブい二人にニラニラし
ミラクル4のPS3とキャンベルが同居したてんやわんやに腹抱えたw
ブリセルって女装のことなんだ…初めて知ったよ

>>747
ダブルパロはどうかなーと自分は思うなあ
いや、すごく読みたいんだが
元ネタ解説の部分含めて難しくないかい?
自分だったらそんな微妙なのはうぷろだに乗っけてリンクだけ貼るなあ

後ギリシャ神話と聞いて+ダナエのペルセウス妊娠エピを思い出して燃えた
男女逆転してるがこれはこれでアリかも知れん
749名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 18:57:05 ID:jmXGtGbF
ちょうど今霧板でにょりーたん投下されてて噴いた

>>748
正確には女装で無しに女体化、女体化込みの擬人化だな。
アルカデでも普通にそんなコーナーあるから周知かと思ってた。
ttp://210.166.236.132/~s03219-1/bbs/bbs.cgi?category=hobby&genre=ts&area=42&samnail= 参考
750名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 20:50:44 ID:7tzIpho+
ブリス後のヌールがあんなにエロくなるんだから、
コンガ卿とかうさおくんとかヴァンテーンとかはどうまりますか><
751名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 01:14:51 ID:bWeXf06a
女体化ヴァンテーンはどっかで見たような。
752名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 00:19:22 ID:cJOxAhId
夢の中でさなえちゃんとアルビレオがヤっていた。









人生オワタ\(^o^)/
753名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 04:27:10 ID:XW7DwiIk
猫のブツって棘(というか逆棘というか)が生えてて
抜く時に痛いらしいね…
アルビレオとか睦月とかそう考えると怖いな
754名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 19:43:19 ID:n55nO8l/
基本非人間は擬人化しないほうがいいかもなーと思いつつ
テリーとアルトのガチレズが見てみたいとか思う今日この頃
755名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 20:34:09 ID:XW7DwiIk
>ガチレズ

ちょwwwwwwwww
756名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 20:43:29 ID:flYbzVra
>>753
ニャミのアレにもそういうのあるのかな
そういや猫の舌ってザラザラだから、舐められても気持ちよくなさそう
ってことでミミたんお願いしま(ry
757名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 20:46:31 ID:Cm2oaY/w
>ニャミのアレ

いや、そのりくつはおかしい
758名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 21:10:48 ID:n55nO8l/
>>755
ご免、擬人化前提で話してた。
と云うわけで擬人化アルト&テリーのガチレズが見t(ry
759名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 22:21:59 ID:XW7DwiIk
>>758
ちょ、違……!wwwwwww
テリーは女なのかよ!
ハゲワロタ
760名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 15:11:10 ID:SvlstyHY
以前イベントでテリーの擬人化コスを見たが、ミニスカのオニャノコだったな。
761名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 16:39:03 ID:p1Dugd9d
睦月の息子は多分普通
耳と尻尾以外は人間同様じゃないか?
762名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 20:01:00 ID:S3ZyrclW
>>759
そっちの可能性も過ぎったが素で忘れてた
テリーって名前のおんなのこがいたっていいではないか!男名の女子って個人的に萌える。
(ちなみにジョリーも男女兼用だそうだ。女の子だと珍しくなるのは事実だが)

しかし電話のままアルトにハァハァしてるテリーも捨てがたいなーコードプレイとか受話器ブチk ごめん
763名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 02:51:20 ID:L2WtiByF
日本だとミサキ、とかユウキあたりか?

ゴメン、どうでもいいな。
764名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 04:54:55 ID:gSdT5pSw
ワカバとサトウさんとプリンスオブファレナはどう見ても女です
本当に(ry
765名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 08:35:03 ID:7eS7ZDjT
元ゲ考えればありえないけど、男として育てられたとかいいなと思ってしまった<ファレナ
766名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 17:22:59 ID:sVyUkP9z
>>764
セシルも追加してくれ
767名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 19:34:56 ID:iTvduY+L
セシルわりと男顔じゃね?
768名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 20:40:21 ID:yJCB0aGr
ガチでおんなのこだと信じていた俺はどうすれば 
10当時公式見てすごい悲鳴上げた
769名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 21:39:05 ID:JqqKTYTg
セシルは男の子にしか見えなかった
わかばは女の子にしか見えなかった
770名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 01:31:40 ID:nXDGSINf
セシルもわかばもフロウも一発で性別を見破ったが
ワッキーを女だと思ってた頃があった自分…orz
771名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 07:53:07 ID:D6DYzbXM
リアリィは見抜けたのか?
772名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 08:54:47 ID:weggzfIL
リアリィは公認ふたなりキャラ。
773名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 19:49:15 ID:+KBooMqH
ディンゴ&ケンは、どっちがディンゴでどっちがケンなのかしばらくわからなかった
むしろケンは男の方だと99%信じていた
そして最初は、BADで男を殴りに来る女をスミレだと50%信じていた
これにより、スミレは巨乳だと100%信じていた

以上、原作知らずにアヌビスをポップンでプレイし、良曲だとほざいた大馬鹿野郎より
774名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 21:06:25 ID:7JfHsg63
他ゲキャラでもポプキャラとの絡みならOKかな?
775名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 21:11:24 ID:W64O9ANO
俺はロキが巨乳だと150%信じる
776名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 23:05:42 ID:lX0FhvP3
むしろ10回に3回は「ケンゴとディン」といいまつがえる

>>774
内面がどちらに近いかにもよるとオモ
元作品に近いような描写なら元作品スレにも聞いてみた方がいいと思うんだけど…どうだろ
ZOE、ランブル、マジアカ、幻水はスレあるよね
777名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 18:15:22 ID:aK3nOIC2
一瞬ティンコに見えた
778名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 13:40:01 ID:MOq8LuTM
ここって妊娠ネタとかっていいのか?
いや俺は書かんが
779名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 13:41:53 ID:uUJeNegH
誰と誰の子だ!
780名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 15:27:33 ID:gogUaa6a
俺とお前
781名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 16:17:52 ID:MOq8LuTM
マイナーカプで
782名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 13:15:51 ID:IYKrwWu4
実はニッキーのグラサンは女子の服を透けさせるカスタム品で
きっと神様に土下座して作ってもらったに違いない
11のパーティの時にサユリとか視姦してたに違いない
783名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 16:52:58 ID:tbJX8g4O
どんな発想だw
きっと神も、俺も試してみたいし、面白そうだしいいかーって軽いノリで作ったんだろうなぁ。
784名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 18:05:21 ID:bvzd2ttJ
ロサの仮面から出ているのは透視光線で
踊りながら色んな男の裸体を見て感じているに違いない
そしてWINのポーズで昇天するというとんでもないドスケベ女





俺末期だな(´A`)
785名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 19:03:51 ID:KQXEocfr
逆だな。
ロサは透視能力をあの仮面で抑えているんだ。
だから不意打ちで仮面を外してやると
「ふあぁぁぁぁ!
らめぇぇぇぇぇぇ!」
と潮を吹きながら昇天するのさ。
786756:2006/12/25(月) 19:38:15 ID:eglqZCco
亀レスだが
>>757
もちろんニャミのマ○コのことですよ
787名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 20:26:24 ID:uLkoAIMH
>>785のせいで負けアニがレイプ後か何かに見えそうだ

ロサは2PがドSに見えて仕方ない
黒仮面のせいだろうか
788名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 21:04:56 ID:PsFvLLEs
ロサは誰のことが好きで仮面をかぶったのだろうか
曲紹介で「仮面をつけてでも君のそばにいたかった」的なこと言ってたから、
同じ13キャラ限定とすると候補は

つよし
ファレナ
殿
タロウ
ピーノ
ちゃんこ山崎
ロケット86
ナイト
燃世炎
イア=ラムゼ
ナカジ
ライト
手紙子
武生
バウム
フェルナンド13世
アブラハム
キャプテンジョリー
セイントセイジ

忘れてたり過去に出てたキャラがいたらごめん。
手紙子とかロケット86とか微妙なキャラもいるんだけど、一応対象として見れそうなキャラは挙げたつもり。
(鬼−BEとかアルビレオとかは対象外)
個人的には仮面繋がりでナイトかなぁ〜なんて思っている。
でもジジィなんだよな…
789名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 21:18:52 ID:5YHW5yVN
ラムセ、フェルナンド、ジョリー辺りがそれっぽい
790名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 00:38:06 ID:saqy6reK
ちゃんこ以外にあり得ないだろ。
791名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 00:46:35 ID:v8qKv8t9
>>790
ちゃんこには悪いが、ロサはキモ男好きなのかw
ならセイントセイジもあてはまるな

俺は武生を推すよ
792名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 01:04:03 ID:Ca9KGQII
何となくナカジ
まあ俺が好きなだけだが

世界観が合いそうなのはジョリーかナイト?
793名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 17:42:21 ID:dhsIYha8
全員でFA
794名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 18:09:43 ID:qfCPDuKk
ロサはいじめられているということか
795名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 19:04:13 ID:U8oqEaKq
フェルナンドにはミカエラが・・・
796名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 21:11:58 ID:udB3fv20
炎いいな
修行一筋で振り向いてもらえなかったとか、そんな感じで
797名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 03:29:29 ID:hxsmFKna
ジョリロサは並べると赤同士で似合うなーとは思った
船長使ってHマスカレードやったときに。イタリアとスペインか…情熱の国同士でいいかもな
798名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 08:08:15 ID:2nP8x9Pt
でも声はブタパンチなんだぜ
799名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 14:46:15 ID:XPHY6fto
だ が そ れ が い い
800名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 15:55:38 ID:hxsmFKna
俺のジョリー脳内CVは若本だなあ 何でか
801名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 16:29:15 ID:ym+ovaRu
>>800
ジョリー≒ジョニー
こうですか><
802名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 16:57:34 ID:/xQTG2Gf
>>800
やめてアナゴさんやめて
803名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 08:26:00 ID:Aqb3j8WQ
穴子でもブタパンチでも大丈夫そうな俺ハニー様
804名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 08:29:37 ID:JI4L4LmO
ロサとZizzの絡みを見てみたい俺ニャミ一筋
805名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 12:46:32 ID:vbfYcM4s
ジズの声はフレディ波多江?
806名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 15:07:36 ID:BpKgIgML
いや、大塚明夫。
807名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 16:31:00 ID:SZPa/VTB
ショータイムだ!
808名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 16:43:59 ID:pfEkGiRv
ワルドックは石原慎一?
809名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 23:46:20 ID:p2g89H0r
>>797
たまにはファニータとアントニオも思い出してやってくれ…
810名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 23:10:20 ID:x2qYo8w6
来年も頑張って投下したりしなかったりするぞーっと
811名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:47:23 ID:gPt13Wup
初夢は、振り袖ミルクとの姫初めを希望
812名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 22:21:55 ID:oYL52s1G
初夢精

に見えた。
813名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 11:51:00 ID:xhOALoin
ジズは…やっぱ飛田展男だろ。
814名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 13:33:48 ID:OiYjQQ/W
ジズ「ウェーッハッハッハッ!」
(cv.フレディ波多江)
815名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 02:04:43 ID:TtGySFQB
保守
816名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:57:30 ID:OHtAtDFU
さなえちゃんはやっぱりsana?
817名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 11:42:11 ID:D07Szmke
それ以外は認めません
818名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 11:48:21 ID:bmF/OOeO
マナミ嬢ははなちゃんとポエどっちになるんだ。
819名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 13:01:48 ID:K6lkoQc1
アッシュの中の人は(ry
820名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 15:06:31 ID:wvs1ygNZ
じゃあ六のなk(ry
821名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 16:08:42 ID:MOM4IW/J
六の中出し
822名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 18:01:35 ID:qkzXYvgu
ハマノフには緒方賢一さんがいいと思うんだ
823名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 19:15:39 ID:bmF/OOeO
あえて郷里大輔
824名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 16:52:40 ID:IsuQva/n
やっぱ鴨川はムル?
825名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:26:31 ID:Bf0SfLNb
上の法則で行くと伯爵とナイトお爺ちゃんの中の人は柴田か?
826戸坂 ◆LEaEgxSrqk :2007/01/06(土) 00:28:59 ID:YLYIr7cg
新年あけましておめでとうございます。そして唐突に流れをぶった切りますすみません
以前名無しで投下した者ですが、NG指定し易いように今回は名前入れときますね

内容は、

・ソラ×ショウコ。でも逆っぽい
・指フェラで寸止め。微エロ目指して撃沈した感いっぱい
・とりあえずショウコが清純派美少女だと思う人はNG指定推奨

なので大丈夫な方だけどうぞー
827ソラ×ショウコ寸止め1/2 ◆LEaEgxSrqk :2007/01/06(土) 00:30:48 ID:YLYIr7cg
チリチリと熱を帯びて痛む指に、更なる熱が加えられる。
「いっ―――…!」と、思わず悲鳴を上げて仰け反ったのはほんの一瞬で、
次の瞬間、僕は目の前に広がる光景に息も言葉も飲み込んで固まってしまった。
さらり、と僕のものではない長い髪が僕の腕に垂れ下がる。
その髪から漂ってくるラベンダーの香りがまた蠱惑的で、
頭の芯がクラクラとした。一体全体、僕に何が起きているのだろう。

「ショ、ショウコ………ちゃん?」
「…………………」


………状況を整理しよう。

何時、何処で、何がどうなっているのかを自分自身に問い質してみる。
いつ、というと昼下がり。まだ夕方には早い時間で、
カーテンの外には多分冬の青空が広がっている筈だ。
どこで、というと僕の家。何分、男の一人暮らしなものだから、
狭い部屋には畳まれていない洗濯物だの特売のカップ麺だの、
そんな生活臭溢れる代物があちらこちらに散乱している。
とてもじゃないけれど、女の子を上げるような家じゃない…のに、
上げちゃったんだよなあ、これが。これが全ての間違いだったのかも知れない。

「………えっと、何…してるの」
「…………………」

相変わらず、彼女は答えてくれない。


思考回路をフル回転させている間にも、火傷した指を覆う温もりは変わらなくて、
寧ろ、纏わり付く柔らかな感触に背筋がゾクゾクとしてくる。…こんなにも、
僕は動揺しているというのに、彼女は黙って僕の指を咥え続けている。
そう、何がどうなって―――という話だ。趣味で作っていた
ミニプラネタリウムを見せたくて、つい、ショウコちゃんを家に呼んだ。
そして、電球に星の数だけ穴の開いたカサを被せようとして………
電球に直に触れてしまった。当然、火傷した。痛みに絶叫しつつも、
早く冷やさなければと氷を取りに行こうとしたその腕を、

「あのー………ショウコちゃん」

彼女が引き止めた。と思ったら、即座に火傷した指を咥えられて、

「…………………」

現在に至る。こういうわけだ。筋道立てて考えれば混乱する程のことじゃない………

「ショウコさーん………」

わけがない。…全く何の反応も返さない彼女の顔を、覗き込む。

「…………………」

覗き込んですぐ、僕は滅茶苦茶に後悔した。
828ソラ×ショウコ寸止め2/3 ◆LEaEgxSrqk :2007/01/06(土) 00:36:11 ID:YLYIr7cg
普段と何ら変わりない無表情で、けれどその小さな唇に自分の指を咥え込んで、
ゆっくりとじっとりと指の腹を舐める姿がこれ程までに扇情的だとは、思わなかった。
ただでさえ、生温かい舌の先が指紋をなぞる度に動悸が走って仕方がないのに、
僕の指、ただ一点を見詰めて沈黙し、犬や猫の如くぺろぺろとそれを舐めた挙句、
時折こくん、と細い喉を嚥下させる様といったら、卑猥以外の何物でもない。

正直、今すぐ泣いて逃げ出したい位だ。


「ス、ス、ストップ!ストップ、ショウコちゃんっ!」

何を言っても行為を止めようとしない彼女を力ずくで引き剥がして、
一つ大きな深呼吸をする。無理矢理その口から引き摺り出した際に、
指を噛まれてしまったけれど、そういう痛みとか、僕を見詰める凍て付く視線とか、
別の刺激がないと駄目だ。そうでもしないと―――…興奮が治まらない。
理性が保たない。何か間違いを犯しかねない。ああ、僕やっぱり男なんだなあ。

「…何をそんなに慌てているの」


………そんな感慨は置いといて。

煽られた性欲を必死で抑え込んでいる僕とは対照的なまでの冷静さで、
彼女はそう問い掛けてくる。…親の心子知らず、って言葉はあるけど、
男の心女知らず、なんて言葉はないんだろうか。慌てるに決まってるじゃないか。
こんな唐突に可愛い女の子に性感帯を擽られるだなんて。あ、言葉にするともっと卑しい。
寧ろ、顧みた現実が厭らし過ぎる。何てことをしてくれたんだろうか、彼女は。

ばくばくと今にも破裂しそうな胸を押さえて、コホンとわざとらしい咳払いをした。


*****


すみません、改行エラーしたんで三分割になりますOTL 何のためのナンバリングだ…
829ソラ×ショウコ寸止め3/3 ◆LEaEgxSrqk :2007/01/06(土) 00:37:32 ID:YLYIr7cg
「………いい? ショウコちゃん?」

落ち着け、僕。彼女に悟られないように、それでいて彼女に諭さないと…

「こういうことは…彼氏でもない男にしちゃ、駄目だよ」
「どうして?」
「いや、君にとってはただの応急手当なのかも知れないけれど…その」

こんなことを軽々しく、他の男にやられたら困る。僕だから良かったものの…
ということにしておきたい…他の男だったら即襲われかねないよ、本当に。

「やられてる側はものすごーく緊張するんだよね。…寿命が縮まりそうなぐらい」
「…つまり、ソラ君は興奮しているの?」
「そうそ…じゃなくて、緊張、だって言ったよね? な、んでそこで興奮って言葉が出」

言葉の先は、ヒヤリとした手の感触で遮られた。
あんなにも温かかった舌とは打って変わって、氷のように冷たい手が、
服越しに僕の胸に当てられている。そこでようやく、彼女の鉄面皮が解けた。
「…本当みたいね」と、悪戯っぽく笑うショウコちゃんは、僕の知る彼女じゃない。
早鐘を打つ心臓の音を聴いた彼女の微笑みは、天使とも悪魔とも見えた。
………そういえば、女は魔性のイキモノだって誰かが言ってたような気がする。

「大丈夫よ、心配してくれなくても。…ソラ君以外にはしないから」

鮮やかに笑みを刻んだ唇は半月の輪郭。

「そもそも………その気のない男の人の家に上がり込むだなんて、
そんな無防備なことはしないわよ。私は」

クスクスと、涼やかな笑い声は星のささめきの如く僕を魅了する。


「………それで、この後はどうするの?」

そこで、白魚の指を僕の脚の間に差し入れるのは最早反則だ。

ああ本当に、一体全体どういうわけなんだろうか。妖艶に微笑む彼女は、幻か。
折角、パーカーの裾を引っ張ってまで押し隠した衝動を暴かれて、
僕はただ、ただ嘆息する。吐き出した息が、とてつもなく熱い。
…これが夢か幻の類だったら、この熱の所為にしよう。
後々、間違ったと思ったらその時に後悔してしまおう。うん、そうだ。それでいい。

「……………電気、消して。…星が、見えるから」


偽物の星でも願いは叶えてくれるんだろうか。
きらきらと輝く満天の星空の下で、僕はそっと想い人の肩に手を掛けた。
830戸坂 ◆LEaEgxSrqk :2007/01/06(土) 00:41:27 ID:YLYIr7cg
以上です。本当に寸止めでごめんなさい。チキンですみません
最近投下がないので職人様お願いしますしょこたんを書いてください、
と思ったらネタが降りてきたので書いた次第です
そんなわけで本年も職人様の作品投下を期待しておりますです
831名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 23:47:19 ID:Pvv1TnPk
しょこたんかわゆす
グッジョブ!
832名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 19:27:24 ID:UvQ+2/v7
ああああああ新年早々ktkr!
攻めてるショウコもだけどおたついてるソラも可愛いよ
寸止めと言わず! 是非! 是非!
833絵板ネタ勝手に便乗1/7:2007/01/09(火) 23:25:54 ID:61Op2g+C
PS3が家にある、と言った。
んで、「なら、それで遊ばせて」っつーニュアンスでついて来たんだよな。
でも実はPS3のソフトを買うカネがなくて、結局家庭用のポップンで遊ぶことになった。
最初はコイツもフツーにやってて、俺は流れるメロディに合わせて小さく口笛なんぞ吹いていたんだが…。

「おーおー、上手いモンだなァ、ひかりちゃん」
「まあねー」
俺らのデータなのに、ちゃっかり記録更新したようだ。
コービーのヤツが怒らなきゃいいんだけどな。
「あたしの曲もやっちゃっていい?」
「どーぞお好きなように」
了承が得られると、ヤツはその小さい体にジャストフィットする専コン2でもって、自分の曲を叩き始めた。
「にじいーろのつばさをひーろーげてーっと」
歌いながらプレイ。伴奏を聞くと歌いたくなるんだろうか。
俺はかちゃかちゃべしべし音を立てているひかりの横で、あぐらをかいて姿勢を崩していた。
それにしてもこの少女、ノリノリである。

「ほー」
自分の曲だけあって、なかなかの成績だ。
しかし、当の本人は…
「…あれー?」
首を傾げている。
「いつもはもうちょっと行くんだけどなぁ。調子悪いかな?」
「いやいや、充分上手いんじゃねーの」
俺がフォローすると、ひかりは「うーん」と一つ唸った後、
「ちょっと失礼」
立ち上がったと思うと、俺の股ぐらに腰掛けた。
「…お嬢さん?」
「座布団よりフサフサで気持ちいいから。これで新記録目指してみるね」
834絵板ネタ勝手に便乗2/7:2007/01/09(火) 23:27:35 ID:61Op2g+C
「にじいーろのつばさをひーろーげてー」
コイツの体がすっぽりと納まり、俺、動けず。
後ろに体重を移そうとも思ったが、彼女が背を預けているため無理そうだ。
(ま、ちょっとくらいなら)
役得と割り切っておこう。
俺はしばし、この少女の椅子代わりになることにした。

「おっ、また更新したな」
「…ぶー」
先程よりも高い点数が記録されたが、まだ彼女は不満のようだ。
「どした?」
「なんかこのコントローラが合わないのかなぁ…フォクシーさんやってみてよ」
「…俺?」
突然の申し出に不意をつかれていると、ひかるは俺の手を取って「はい、はい」と専コンを持たせた。
「お手本、見せて」
「手本つってもなぁ」
「あー、もしかして、あたしの記録を追い越す自信ない?」
やけに挑戦的だな。
「オーケィ、やったろうじゃねぇか」
俺が受けてたつと「わー」と拍手。
「じゃあ悪いが、一旦どいてくれるか?」
「ダーメ」

……
………
はい?
「ここに居ないと、手の動きがよく見えないでしょ?」
835絵板ネタ勝手に便乗2/7:2007/01/09(火) 23:28:44 ID:61Op2g+C
こちらを見上げる笑顔についつい言い負かされてしまった。
えぇい、役得役得。
しかしよくよく見直すとこの体勢、俺がひかりを抱きかかえるような形になっている。
必要以上に体が密着しているため、そろそろ俺の中の野性が目を覚ましそうだ。

早速プレイを始めるが、一度意識し始めるとゲームに集中できなくなってくる。
「にじいーろのつばさをひーろーげてー」
コイツの歌に合わせて、僅かに響きが腹に伝わってくる。
げ、ミスった。
えぇい、集中集中!

「フォクシーさんて固定押しなんですね」
「ん?あぁ」
結局グダグダな結果に終わってしまった。
うーむ、不甲斐ない。
「もう一回見せてもらえます?」
もう一回ね、もういっかい…。
「へ?」
「あたし、指押しやってみたいから。もう一度お願い。ね?」
お願いってなぁ…。
836絵板ネタ勝手に便乗4/7:2007/01/09(火) 23:30:04 ID:61Op2g+C
ま、結局俺が折れる形になったんだけどな。
さっきみたいな失態はしねぇようにっと。
「にじいーろのつばさをひーろーげてー」
コイツの歌もリズム取りに使って。
そして、曲の中盤までかなり順調に進んだ。
この調子だと新記録が出せそうだ。

すると。

トントン、タタタタタ

ヤツが手を重ねて、指の動きを真似てきた。
譜面通りの動きで俺の手の甲が刺激される。
(ちょ、待て!今いいところなんだから!)
プレイに支障はないが、その微妙なタッチによって俺の中の野性が再び顔を覗かせてくる。
集中できねーっての!
と、気が逸れた次の瞬間。

ムクッ

……
………
立った!クララが立った!
837絵板ネタ勝手に便乗5/7:2007/01/09(火) 23:32:35 ID:61Op2g+C
「へぇー、参考になるなぁ」
「そ、そうか」
相変わらずひかりを抱えたまま、俺は三度手本を見せるように要求された。
…おかしい。
今現在も、確かに尻の部分に「当たってる」はずなんだが。
てっきり「変態!」などとなじられるかと覚悟していたものの、ひかりはそ知らぬ顔だ。
(ひょっとして、気付いていないのか?そういや随分ごてごてした服を着ているし…)
下手に墓穴を掘って、ブロ兄貴に張り倒されるのもナンだしな。
黙っていることにしよう。

「にじいーろのつばさをひーろーげてー」
何度目かになるが、この歌声に飽きることはなかった。
今度は最初から指の動きを合わせてくるが、心構えはできていたので動揺は少ない。
しかし、唐突にそれは襲ってきた。
「んしょっと」

それはごく自然な、ただ姿勢を直すだけの動きだった。
が、その僅かな動きで、俺のナニはひかるの臀部に挟まれる格好になった。
臀部って何かって?…尻だよ尻。

コイツ、狙ってやっているのか?とも思ったが。
あくまで俺は気付かぬフリで、着々とテレビ画面のポップ君を潰していく。
「うーごーきだーしたおーもいいーまはちーからにかえてー」
とんとん、ととん

「わ、新記録!」
こ、これで開放される。
やるときはやる男。さすが俺。
さて、愚息を鎮めるためにトイレにでも行くか…。
「じゃ、次はこの曲で指押しを試させてね」
「お、おう」
俺から専コンを奪い取り、ひかるが曲を選ぶ。
くっ、立ち上がる機会を失ったか。

そして選ばれた曲は…。
[もうしま]
838絵板ネタ勝手に便乗6/7:2007/01/09(火) 23:34:17 ID:61Op2g+C
「そうそう、そうやって抑えててね」
ひかるは俺の手を自分の体に回すように要求してきた。
明らかに密着する体勢だ。
これはもう狙ってるとしか言いようがない。

「じゃかじゃかじゃんじゃーんじゃじゃーん」
自分の歌でもないのにまた歌うひかる。
この曲で指押しを試すはずなのに、最初のままベタ押しだ。
画面内のポップ君を拾うたびに、小さな体が揺れる。
その揺れが伝導し、俺のナニが刺激される。
おにいさん、そろそろ限界よ?
この曲を選んだのは、演奏時間が長いからか、それとも譜面が激しくて体が揺れるためなのか…。
或いは、両方。

「あっ、間違えた」
曲が終わった頃には、俺としても我慢の限界だった。
据え膳がこうして用意されているのに、ためらうこともない。
「…ひかるちゃん」
「…ん」

「「ただいまー!」」
げ、ブロ兄貴とコービーの声だ。
「あー、ひかるちゃんだぁ」
「なんだなんだ、お客が来てるのか」
俺の股ぐらに座っていたひかるは、ピョンと立ち上がり、
「こんにちは。お二人が帰ってくるまでって、ゲームで遊ばせてもらってたんです」
「そうかい。俺たちに気を遣わんでゆっくりしてったらどうだい」
「いえ、今日はこれで。それじゃフォクシーさん、また遊ぼうね!」
「お、おう」
また、という言葉を残し、ひかるは帰っていった。。
839絵板ネタ勝手に便乗7/7:2007/01/09(火) 23:35:14 ID:61Op2g+C
「お帰りー」
「どこ行ってたの?」
「えっとね、フォクシーさんのところ」
「フォクシーって、あのサングラスの人?」
「ひかり、最近仲いいんじゃない」
「うん。フォクシーさんってね」


「フォクシー、お前ぇ」
「ん?」
ブロ兄貴がちょいちょいと下を指差す。
下?
しっかりと立ち上がった、俺のグララ。
「いや〜、一緒に遊んでたら思わず勃っ

バキィッ!!!



「フサフサでもさもさで、すっごく気持ちいいの!」



おしまい。
840やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2007/01/09(火) 23:38:53 ID:61Op2g+C
おそまつ。

某絵板ネタで勝手に便乗させてもらいました。
もし作者の方が見ていたらホントすいません。

そろそろ俺がケモナーでロリコンなのがバレてきたと思うんだ。
841名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 00:00:41 ID:aoQcsf8w
うわおGJ! お久し振りです
しかしフォクシーと虹野とはまたオツなもんですな
ケモノいいよいいよー
842名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 02:36:00 ID:mzKFQilZ
超GJです!
ごちそうさまでした。
フォクシーの名が出るまでMZDだと思って読んでましたw
843名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 05:45:57 ID:RC5vUWA1
>ケモナーでロリコン

大丈夫。ミニッチュをネタにした段階でとっくに言い逃れできな(ry
844名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 20:32:10 ID:HGtwI3cf
ああ…あぐらの上におにゃのこっていうのはスゴクいい…
萌えとエロスを両立している至高のシチュだ…


なんかかきたくなってきた。(性的な意味で)
845名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 22:29:58 ID:YoM6bJnc
846811:2007/01/12(金) 06:47:44 ID:NAsP3XHu
初夢は姫初めがいいと言ったモンです。
昨日,ついに今年初のポプ夢を見ました。
自分の家のトイレで音楽聴きながらオナニーしてた





アルビレオが
847名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 09:15:18 ID:JVpz5m9R
アルビレオが悪びれるお( ^ω^)
848マモル×みっちゃん?1/3:2007/01/12(金) 22:52:03 ID:YbgW+uaM
「お姉さん、勉強を教えてほしいであります」
今日も僕は、姉の部屋を訪れます。
宿題はとうに終わっておりますが、予習範囲で少々つまづいたのであります。
キィ、と椅子が動く音がして、姉がこちらを向きました。
僕とお揃いのビン底メガネの奥で、僕の姿が映っていることでしょう。

「おいで」

僕と同じく勉強中だと思われた姉が、勉強道具ごと小さいテーブルへと移りました。
その斜め隣に僕が座る。
向かい合うと教えにくい、教わりにくいため、このような位置関係をとるのであります。
「マモル、どこがわからないの?」
短く、質問されます。
「ここの総合の項、2番の括弧5であります」
指で示すのは失礼に当たるため、手の平で当該箇所を示します。
とは言っても、袖が邪魔なのでありますが。
「そう、ここはね…」

姉は決して、解答を言うことはありません。
解き方や参照するべき箇所を示し、あとは自力で考えさせます。
僕が教わったとおりに取り組んでいる間、自身の勉強に励むのです。
849マモル×みっちゃん?2/3:2007/01/12(金) 22:53:11 ID:YbgW+uaM
「ん、間違えちゃった」
姉は言います。
そして、僕は出し抜けに気付きました。
いつもと違う香りが漂うのであります。
「…お姉さん?」
「ん?」
「…いえ、なんでもないのであります」
姉は怪訝な表情を浮かべますが、すぐに教科書に目を戻しました。

僕は姉にばれないよう、横目でチラリと確認します。
そこには目に映る、真っ白でスベスベとした…。
ああ、何て綺麗でありましょうか。
僕はしばし迷いましたが、好奇心は抑えられません。
(ちょっとだけなら…)
恐る恐る手を伸ばし…。

「何?」
僕の手に気付いたのか、触れる寸前で姉に声をかけられました。
「いえ、あの…」
ヒョイと手を引っ込め、自分の行為に思わず赤面してしまう僕。
しかし、姉は
「いいよ」
と、一言。
「…え?」
「触りたいんでしょ?それくらいわかるわよ」
ちょっとだけね、と言い足して。
850マモル×みっちゃん?3/3:2007/01/12(金) 22:54:01 ID:YbgW+uaM
つ、と指を滑らせると、スベスベとした感触が伝わってきます。
「あんまり強くしないでね」
「はい、わかっているであります」
今度は軽く摘んでみます。
予想よりもだいぶ柔らかく、ほどよい弾力で僕の指に抵抗してきます。
今度は鼻を近づけ、香りを確かめます。
「ちょ、ちょっと!そんなに近くで嗅がなくてもいいじゃない!」
姉は嫌がりますが、その甘い香りは僕を虜にさせます。
こんなに甘い香りなら、さぞかし美味なのではないでしょうか。
僕は姉にばれないよう、そっと舌を伸ばします。
しかし察しのいい姉は気づいたようで、
「駄目!汚いからやめて!」
姉の抵抗もむなしく、僕はその甘美な味を…





「…って、不味い!」
「当たり前じゃない。ただの消しゴムなんだから」
あーあ、と溜息を漏らしつつ、姉は僕が舐めた部分を服にこすりつけて拭います。
「いい匂いがするからって、なんでも口に入れちゃ駄目でしょ」
「エヘヘ、反省であります」
851やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2007/01/12(金) 22:56:41 ID:YbgW+uaM
姉属性がないんだよなぁ…

子供の頃に消しゴム食ったことある人に捧げる
852名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 02:32:21 ID:qiBzy7ka
ちくしょおおおおおおおっぱいだと思ったのにあせt:んpyふぃうぎ
だがGJ
消しゴムは食べたこと…ありません…
853名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 02:37:59 ID:gXxjbTBo
近親かと思いきや吹いたwww
GJ!
消しゴムは食べた事ないけどイチゴとかメロンとかよりは
バニラの方が美味そうだと思ったのを思い出した
854名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 10:12:40 ID:qBVwqWA4
おっぱいと思わせてほっぺたかと思わせて消しゴムだった。
キンココンカンココンカン!


みっちゃんて誰?
855名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 10:45:15 ID:hN9INlNL
15新キャラ
856やったモン勝ち ◆L.4pQxQkeI :2007/01/14(日) 13:47:40 ID:pxaugY5z
絵板でみっちゃんのキャラ絵確認したら、予想以上にツボった件について

もうちょいマシなネタにするべきだった…
857名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 16:35:30 ID:samAn02Y
テクノスターズがみっちゃんを林間するんですね
858名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 21:09:46 ID:J7l/ZyGp
みっちゃんとリゼットとさゆりで3Pがいい
859名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 00:27:55 ID:7eymyMQk
期待age
860名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 23:56:34 ID:NVeeUdDo
はじめましてで、流れを切ってすみませんが、
投下いたします。

KK×エイプリルで・・・

それでは・・・
8611。:2007/01/19(金) 23:58:55 ID:NVeeUdDo
「…ふむ…この俺のターゲットになるたぁ…運が無いね…メイさんよ…いや…今はエイプリルか…」
ビルの合間、陽の入らない薄汚れた部屋に二人の男女がいた。
男は椅子に腰掛け足を組んで、その上に肘をついている。
傍らにはその場に合ったモップ、合わないライフルが立掛けられている。
一方女は床にふわりと座っていた。
しかしその手は後ろで縛られており、あまり自由は無さそうだ。
壁際にはいるが、もたれかかってはいなかった。

都会の喧騒から少し離れた部屋の中、男は続ける。
「しかしまぁ…煽情的っつーか…下品っつーか…なぁ…」

男の指摘の通り、エイプリルの格好はかなり際どいものだった。
袖のある薄い生地の服をはおい、豊満なバストの間に蝶の形のピンで止めてある。
下着のラインは無いがトップは隠れていた。
腹部や背中はシースルーのようになっていて、服越しの肌がうっすら見えていた。
下はぎりぎりのホットパンツがかろうじて覆う程度で、すらりとした美しい足が伸びている。
こちらも下着のラインはなかった。
美しさを引き立てる青いアイシャドーから妖艶な眼差しが覗いている。
世の男ならこれに引き込まれてしまうだろう。
奪いたくなるほどに赤いルージュが目の前の男に向けられる。
ゆっくりと開かれくすぐるようなウィスパーボイスが放たれた。

「あらぁ…色気も立派な武器になるのよ…ねぇ…掃除屋さん…?」

掃除屋と呼ばれた男、薄汚れたツナギには染みに遠慮するように青が残り、背中にはロゴがついている。
履き潰しかけのスニーカーに、ボロボロのキャップを目深に被っていた。
まばらな顎髭のある口元はうっすら笑みを浮かべているが、鍔に隠された瞳は伺い知れない。

「ま…俺も男なんで…な…」
不意にゆらりと立ち上がり、少し笑いながら掃除屋が言う。
バサバサの髪をぽりぽりと掻いた。
深く溜め息をつく。
「んふふ…試してみたいの…?」
茶化すようにエイプリルが返した。

二、三歩歩み寄り…
だんっ!!
エイプリルの頭の横に強めに手をつく。
エイプリルは眉すら動かさず、不適な笑みを浮かべていた。
掃除屋はにやりと口角を上げると、女の美しい黒髪をもてあそぶように指を絡めた。
やがてゆっくりと手をほほに添える。

「ま…殺さねぇ程度に…お相手たのまぁ…」
「まぁ…怖い……ん…ふぅ…ちゅ…」
声を遮るように、掃除屋が口で口を塞ぐ。

二人のキスは正に大人のそれだった。
幾度も舌を絡めあい、時に見つめ、時に目を閉じ、しばらく唇を重ね続けた。
「ぷはぁっ…はぁ……」
やがて耐えきれなくなったように、どちらからともなくゆっくり離れる。
互いの舌と舌は名残惜しそうに糸を引いていた。
「次は…何をしてくれるのぉ…?」
8622。:2007/01/20(土) 00:00:20 ID:NVeeUdDo
誘惑と恍惚が入り混じった声でエイプリルが誘う。
掃除屋は曲げていた足を伸ばしエイプリルの前に立ちはだかった。
「さ…わかるよな…?」
恥じらうようなそぶりをしてみせるエイプリル。
掃除屋はまったく…という感じで見下ろしている。
両手をふとももに添え、おもむろに腰に唇を寄せる。
ジィィーっ…
エイプリルは器用に口でチャックを上げた。
露になったトランクスからゆっくりと舌で取り出す。
「んっ…ちゅるっ…れぅ…はぁん…」
唇、歯、舌を巧みに使ってもてあそぶ姿はさっきの恥じらいが演技であることを語っていた。
「んっ…くっ……やっぱっ…上手ぇな…」
知らず知らず掃除屋はエイプリルの頭に手を添えていた。
自分の物に吸い付くエイプリルは、じらす様に舌でくすぐる。
それが堪らなかった。
自然に手が動く。
「くっ…!…出るぞっ…!」
エイプリルは口を離さなかった。
ドクッ…ドクッ…

「んんぅ…んくっ…ふふぇ…」
掃除屋の精をすべて飲み込んだ事を見せ付ける様に、ピンクの舌を出した。
それが一層下心を掻きたてる。
「んっ…あぁん…多くてぇ…濃ぉい…」
とろんとした目で見つめる。
顔は赤く染まっていた。
手は掃除屋の物に添えられている。

「さて…こっちはどうだ…?」
拘束している紐のパイプに繋がる部分だけをほどき、エイプリルを立たせた。
やはり立ち姿もとても美しい。
後ろから抱き締め首筋を甘く噛む。
刺激される度、体がぴくぴくと反応していた。
8633。:2007/01/20(土) 00:02:07 ID:LnuXx4T+
右肩後ろから手を回し、蝶を取り外す。
すると布が耐えかねたかのように外れ、しばらく肩に残り、やがてぱさりと床に落ちた。
綺麗に整ったバストがくすんだライトに照らされる。
そのまま右の手で支えるように下から掴んだ。
「…ッ……!」
ぴくんと震える。その微かなあえぎが掃除屋を一層熱くさせた。
手全体を使い、ゆっくりもてあそぶ。
その度に赤みを増し、びくびくと震えるエイプリル。
愛しくて堪らない。
もっと絡みつく淫らな声に溺れたい。
「も…止まんねぇぞ…」
掃除屋は図らずも、エイプリルの腰に左手を添えていた。
そしてへその辺りからなぞるように下り、ホットパンツにたどり着く。
「ゃんっ…そっちはぁ…」
ゆっくりと白い生地と熱い褐色の肌の間に指を潜り込ませた。
最初に見た通り、下着は着けていない。
掻き分け指で侵入していくと、やがて熱い秘部に触れた。
「…ッ…ふぁっ…!!!」
声と共にエイプリルの体がびくんっと跳ねる。
それに味をしめたかのように、指を割れ目に沿わせて動かした。
「ここなんだな…」
なおもほてるエイプリルの秘部にぐいぐいと指をうずめてゆく。
「ふっ…いっ…きなりなんてっ…」
「そう言っても…くわえこんで離さねぇぞ…」
掃除屋はまるで引っ掻くかのように膣内で指を動かした。
腕の中、暴れるようにびくびくと体が跳ねる。
その頃には、指はねっとりと粘液に包まれていた。
掃除屋にはもうすこし前戯を楽しみたい気持もあったが、艶のあるあえぎと荒い息遣いを聞くと掃除屋自身の我慢が効かなくなった。
ぐいっ…ぬっ…
液を絡めとる様に指を捻って抜くと、エイプリルの口へと運んだ。
やや戸惑うようなそぶりを見せたあと、丁寧にしゃぶりはじめた。
掃除屋はエイプリルを抱えベッドへと押し倒す。
「きゃぅっ……乱暴ねぇん…ふぁ…」
そしてそれに覆い被さるように寝転んだ。
左手はバストに沿え、右手でスルスルとパンツを脱がしていく。
ズボンというには余りにも小さな布は、すこし糸を引いている様にも見えた。
露になったエイプリルの秘部は、ぬるぬるしたものでしっとり濡れている。
8644。:2007/01/20(土) 00:02:54 ID:LnuXx4T+
左足を肩に乗せ、割れ目へと自らを押し込んでいった。
ぬるぬると掃除屋を受け入れていく。
エイプリルのあえぎに合わせるように、膣内はきゅうきゅうと締め付けてきた。
「くっ……おめっ…良すぎっ…」
「おっ…きぃのぉっ…!と…どくぅっ…!」
更に深く招きいれる様に、エイプリルの奥からはとろとろと溢れていた。
「まだっ…まだぁ…!!」
掃除屋のものは、容赦無くエイプリルの内側をえぐるように刺激する。
「めっ・・・くれちゃうっ…はじめてぇっ…!」
動くたびに頭に電気が走り、何も考えられなくなっていく。
本能だけが残り、貪欲に快楽を貪った。
「くぁっ…まっ…でるぞっ…!!」
「膣内ぃ・・・ナカにぃっ…!!」



感じてる。体が、体を求める。

初めからソレが必然であったかのように。
8655。:2007/01/20(土) 00:03:43 ID:LnuXx4T+





もういくらの時間が経ったかは、掃除屋にもエイプリルにもわからなかった。
溢れ出るモノの感触に浸り、痺れる様な匂いと鈍い快感に身を任せる。
掃除屋はけだるい体を起こし、ちびた煙草に火を付けた。

苦い。何時もより苦い。


このままエイプリルに溺れて、なにもかも捨てるか。
血で汚れた、紅く赦されざる道を歩み続けるか。

揺れる心に頭はついてこない。
フィルターぎりぎりの煙草を部屋の角に投げ捨て、ぐしぐしと頭を掻いた。

不意に、感触。
薄く汗ばんだ背中に赤く火照った肌が重なる。
「………」
無言。
言葉は、探さない。
何故か気持ちは交わされる。

「最期に…キス…して…」
たゆたう空気を揺らすのは、エイプリルのセリフ。
「…最期…な…」

ちゅ…
首を横に向け、肩越しのキス。
ほんのりと煙草の味……

ぷは……

ぐらぁ…
エイプリルが、天井が、床が、歪む。
最後に映るのは、自嘲のような憐れみの様なくすんだ笑顔。

「けっ…男ってのは…勘違いしやすくて…すぐ…本気…に…なっ…ちま……」
力が抜け、ぐらりと後ろにもたれる。
ふわりと受け止めるエイプリル。
8666。終。:2007/01/20(土) 00:04:39 ID:LnuXx4T+
今まで見たことの無い、透き通った冬の空気の様な感情。
そこには怒り、悲しみ、恐れ…何も無かった。

染みる声。届いたもの。

「ありがとう…ね……次に…逢えたら…心まで…抱いて…」





汚い天井。
ヤニで染まっている。
寝たまま、首だけで見渡した部屋は、何故だか、少し広かった。



ジャキッ。
「滑稽だな…」
銃口を元クライアントに向け、吐き捨てる様に言った。
「ちっ…違うんだ!!!君の仕事を疑ったつもりは無い!新たに殺し屋を雇うなんてどうかしてたんだ!」
かちゃり。
撃鉄を持ち上げる。
「ばっ…倍額だっ!二倍だす!」
ごりっ。
額に押し付けた。
「……救えねぇ………破れた信頼は…金じゃ…直んねぇさ…」
「ひぁっ…さっ…三倍!…いっ…四倍だすっ…だから助け………」ビスッ。

ビクンッ

それきり動かなくなった。





「…若僧…腰が入っとらんぞ!」
「っせーなじじぃ!考え事ぐらいさせろ!」
「ふん…『裏』から干されて稼ぎのすくねぇ坊主がのぅ……」


次に逢えたら……ねぇ。


誰にも聞こえない溜め息は、空に吸い込まれた。

もう一つも、そうだった。
867名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 00:55:13 ID:DxxVBR95
ちょwこのカプ大好きwwww
GJ!
868名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 00:55:37 ID:UOzSv3hj
ふらっと来たらいいものが投下されてるじゃまいか。GJ!
869暴君ハバネコ ◆6C7DoyBP5w :2007/01/20(土) 04:11:37 ID:LnuXx4T+
KK×エイプリルの作者でございます。
エロ描写をもっと頑張って精進いたますにゃ!
870名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 21:55:00 ID:oYbIllcp
なんだかMr.Gがかっこいいw
871暴君ハバネコ ◆6C7DoyBP5w :2007/01/21(日) 17:59:44 ID:WBeySAG5
えぇ〜と。
KK×エイプリルの続編を書いておるのですが・・・
しばらくかかりそうなので
ここでエマ×ローリィで。
872CowGirls Song1。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/21(日) 18:01:35 ID:WBeySAG5
「あの丘の向こうにはなにがあるのかな・・・」
少女はつぶやきます。
「きっとなんでもあるよ・・・あなたが望むだけ・・・ね☆」
女性は言います。
少女の名はローリィ。
女性の名はエマ。
ふたりは旅をしていました。


荒野をわけるように一筋通った道路の脇、二人は立っています。
ローリィが指を立てて向かってくる車をにらみ・・・
「止まって〜!!コラー!止まれ〜!!・・・わぷっ!!・・・けほっ・・・けほっ・・・う〜・・・」
もうもうと立ち上がる砂煙に飲み込まれてしまうローリィ。
「あはは・・・私が見本をみせてあげるわ」
すっと立ち上がり、道の脇に立つエマ。そして車に向かい・・・
「Hey!!・・・わっ!!・・・ごほっ・・・」

「・・・とまんないね・・・」
いやみでもなんでもないローリィの一言が胸に刺さります。

「しかたないなぁ・・・野宿だね・・・」
「今日も野宿かぁ・・・」

ちょうど日が傾いてきたので、二人は薪を集め、たき火を囲みました。

「はぁ・・・私の家からどれくらい離れたかな・・・」
「結構歩いたからね・・・・・・もう一週間になるのか・・・」
「一週間・・・かぁ・・・」
「そろそろお家が恋しいんじゃない?」
エマはにやにやしてちゃかすように言います。
「そっ、そんなことないもん!!」
真っ赤になって言い返すローリィ。頬がぷーっと膨らんでいます。

(かわいいなぁ・・・)
エマはローリィをじーっと見つめています。
「な、なに・・・なんかついてる・・・?」
「さっきのパンくず☆」
「えっ?えっ?どこどこ?」
また真っ赤になるローリィ。

(ん〜☆やっぱかわいい・・・)
873CowGirls Song2。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/21(日) 18:02:35 ID:WBeySAG5


そんなこんなであたりは暗くなって、寝る時間に。

「じゃぁ・・・もう寝よっか・・・」
「うん!明日こそは車捕まえようね!」
「あはは・・・」
「んじゃ、おやすみ・・・」
「おやすみ・・・」



「・・・エマ・・・そっちで寝ていい・・・?」
静寂を破ったのはローリィの一言。
「ん?・・・いいけど・・・どしたの?」
「いいから!」
「・・・わかった・・・おいで・・・」
「うん・・・ありがと☆」

そうしてエマの腕枕で眠る形になったローリィ。

(かわいい・・・もう寝ちゃって・・・)
すーすーと小さな寝息をたてて、もう眠りに落ちているようです。
「マ・・・マ・・・」
「・・・?・・・寝言?」

カウガールといってもまだこども。やっぱり家が恋しいようです。

「・・・ローリィ・・・」
エマはローリィの頭を引き寄せ、ぎゅぅっと抱き締めました。
「ちょっとでも・・・お母さん代わりになれるかな・・・?」
「ママ・・・」
そのとき、エマの左胸に刺激が走りました。
「んぁっ・・・!!・・・ろ、ローリィ・・・?」
ローリィの手がエマの胸を掴んでいます。
「んっ・・・はっ・・・ここまではっ・・・お母さんみたいにできないって・・・」
やっとの思いで、ゆっくりローリィの手を払いました。
「まったくこの子は・・・」
しかし、そんな言葉とは裏腹に、エマの胸は高ぶります。
「はぁ・・・最近・・・してないなぁ・・・」
可愛い寝顔、じんじんする胸、高ぶる鼓動・・・
もう・・・我慢できなくなっていました。


くち・・・くち・・・
耳なれない音と、下半身への妙な感触で目覚めたローリィ。
「・・・ん・・・はへ・・・?・・・!?」
「ん・・・起きちゃったぁ・・・?」
くち・・・くちっ・・・
「え、えええエマぁ!?あっ・・・なっ・・・んで・・・こんな・・・」
初めての感覚にしゃべることすらおぼつきません。

ローリィをまさぐる手は止まりません。
「ローリィ・・・かわいいローリィが悪いんだからね・・・」
「んっ・・・はっ・・・そんっ・・・なの・・・知らないよぅっ・・・!!」
「だぁーめ・・・」
涙をいっぱいに溜め、許して欲しそうに見上げるローリィ。それがまたエマの心をくすぐります。
「こんなっ・・・こと・・・しちゃだめなのっ・・にっ・・あぁっ・・・!!」
くたぁ・・・
874CowGirls Song3。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/21(日) 18:03:19 ID:WBeySAG5
「あり・・・やりすぎちゃった・・・?」

なでなで・・・ふぅぅ〜・・・
「ひゃぁぁん!!」
耳に息を吹きかけると、ローリィはびくびくっと身体を震わせ目をさましました。
「・・・ローリィ・・・」
「ひぐっ、ふっ、ぐすっ・・・な、なぁんで・・・こんないじわる・・・するのぉ・・・」
カワイイ顔が涙でくちゃくちゃです。
「・・・ごめんね・・・でも・・・これはローリィのことが好きで好きでたまらないからしちゃったことなの・・・いじわるなんかじゃないの・・・」
「んっ・・・ひくっ・・・ほっ・・ほんとぉ・・・?」
「うん・・・ローリィ・・・」
「・・・エマぁ・・・私も・・・エマが大好き・・・」
ぎゅぅぅ・・・
「ローリィ・・・」

「あのっ!!・・あのね・・・エマがね・・・もっと・・・したいなら・・・あの・・・その・・・しても・・・い、いいよ?」
真っ赤になりながら言います。
ぎゅぅぅ・・・
抱き締めて耳元で囁くエマ。
「ん・・・そんなに気持ち良かったの・・・?」
「にゃっ!?ち、違うもん!!エマが・・・したいなら・・・していいよ・・・って・・・」
だんだん真っ赤になっていきます。
「ねぇ・・・ローリィ・・・私のも・・・してくれる・・・?」


くちっ・・・ちゅぷっ・・・
ローリィの舌が、たどたどしくエマの秘部を刺激します。
「んっ・・・はぁっ・・・そこっ・・・!!」
くぷっ・・・ちゅっ・・・
舌を這わせたり、押し込んだり、その度にいろんな反応をするエマ。
そんなエマが、ローリィには可愛く、愛しく思えてきました。
「エマ・・・えっちな顔してる・・・」
ふとももをエマの下にすりつけながら、顔を近づけました。
「ローリィ・・・ローリィ・・・んむ・・・ちゅっ・・・ぷはぁ・・・」


「ふたりで・・・気持ち良く・・・なろ?」
「え・・・どうやって・・・?」
「こうして・・・んっ・・・」
875CowGirls Song4。終。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/21(日) 18:04:23 ID:WBeySAG5
エマは、自分の敏感なところをローリィのそれとあわせました。
「ひゃぁぁんっ・・・エマっ・・・さっきよりもっ・・・」
「ローリィっ・・・はっ・・・大好きっ・・・んっ・・・」
くちっ・・・くちくちっ・・・
「エマっ・・・なんかくるっ・・・くるよぉっ・・・!!」
「ローリィっ・・・私もっ・・・あぁっ・・・!!」
びくんっ・・・びくびくっ・・・くたぁ・・・



「ん・・・なんか・・・・・・疲れたね・・・」
「そうだね・・・あはは・・・」


くすぶるたき火をみながらエマは思います。
(・・・いつか・・・旅が終われば・・・ローリィとの関係も・・・消えちゃうのかな・・・?・・・切ないね・・・まったく・・・)

ぎゅぅぅ・・・
「はへ!?・・・ローリィ・・・」
「・・・エマ・・・ずっと一緒にいようね・・・」
最高の笑顔をエマに放ち、ローリィは寄り添うようにおぶさります。

(そっか・・・消えちゃわないんだ・・・)

「・・・あの丘の向こうには・・・」
「なんでもある!!・・・私たちが望むだけ、ね☆」

二人の未来なんてのも当然ある!!・・・なんてね☆



この二人の旅の続きの話は、また別の機会に・・・
876名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 22:15:20 ID:Uck+xdbh
これは乙
877名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 22:20:48 ID:4Ob6cqL9
うぉ!また良作品が!
GJ!
878名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 23:02:53 ID:N3FzwFQt
>>875
ちょっと遅れたけど、両作品ともGJ!
KKエイプリルのほうは「…」で、エマロリが「・・・」なのは各作品の雰囲気に合わせたのかな?
違ったらスマソ


そしてそろそろ容量オーバーと言ってみるテスト
879名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 01:32:00 ID:ZE6eXUb4
なんというエロス…
読んだだけで悶え死にしそうになってしまった
このSSは間違いなく良作
880暴君ハバネコ ◆6C7DoyBP5w :2007/01/22(月) 22:27:56 ID:oNUwmu7V
うい!ありがたいお返事ありがたいです!(

ちなみに三点リーダと半角ドットは使い分けてるのではなく、
携帯で打つと…が出やすくて
PCからだと・・・になりやすいだけなのでw

これからも生暖かくお願いします!
881名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 13:25:36 ID:9vdsSyN9
このスレって女→男もアリ?
882名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 16:11:14 ID:Jit/vCJI
ありあり
883暴君ハバネコ ◆6C7DoyBP5w :2007/01/23(火) 19:21:23 ID:2+k2/leB
ヘタレ受け好きだな〜・・・


で、投下する予定なんですけど。
あ、いやヘタレ受け関係無しで。


容量とかはどうにゃるんですか?
884名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 21:06:47 ID:Jit/vCJI
容量?
885名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 23:26:30 ID:YtBVXKr4
まだこん平の手荷物のように若干の余裕はあるけど、
オーバーになったらなったでスレ立てして続きを投下するとか。

前スレも投下途中で容量超えたしね。
886暴君ハバネコ ◆6C7DoyBP5w :2007/01/24(水) 00:14:03 ID:dzIgGZYD
それでは僭越ながら・・・


趣向を変えて微得ろでいきたいと思います。
ほんとに微エロなので注意!
あやさいばー。
887アヤの微妙な冒険1。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/24(水) 00:14:43 ID:dzIgGZYD
今日はオフの日なので三人で雑談していました。
三人で囲む小さなティーブレイク。
今日も雑談に花が咲きます。
「・・・でさぁ、マリィ。そこでショルキーがね・・・」
「泣いちゃったの?」
「そーそー!そんときの顔ったら・・・」

でもなんだか一人浮かない顔。
(この二人、やっぱ仲いいなぁ・・・まさにコンビって感じだよね・・・)
「アヤ?どしたの?」
「元気ないんじゃない?」
「ん、あ、いや・・・・・・」

「ちょっとあたし出かけるね」
「ん、いってらっしゃい。」


「と、いうわけで。どーにかしてよ」
「・・・なんで俺んとこにくんだよ」
とりあえずMZDのところにきてみたアヤ。
「ぶっちゃけ寂しいってのよ!」
「しらねぇよ。」
「しかもさぁ、あの二人ってあれもいるじゃん?」
「あれ?」
「ジュディにはショル吉、マリィにはキンちゃんがいるでしょ〜・・・」
「あぁ・・・そーいうことか。」
「むーん・・・ちょっとぐらいあたしの暇つぶ・・・いや、友達作りにに協力してよ!」
「しかたねぇなあ・・・神は忙しい。だからこれでも持っていきやがりなさい。」


「まったく・・・あのテキトー神めぇ・・・」
ぶつくさ言いながら、散歩中のアヤ。
「さて、もらったのは・・・名簿・・・不完全だなぁ。ほんとに神様なの?」
趣味で参加者の名簿なんて作ってたMZD。
ぱらぱらとページをめくっていきます。
「こーして見ると二人組って結構いるんだなぁ・・・たるたひに、みゅーにゅーにあすぱら・・・」
ぱらぱら・・・
「MurMurとか、スギくんレオくんもそうだよね・・・リエちゃんサナエちゃんもか・・・」

ぱらぱらぱら・・・
「・・・・・・・・・」
ぱらぱらぱら・・・

その時!
ずしっ・・・突然重くなるアヤの背中。
「ななな、なんだぁ!?」
がしっ、ひょい。
「えっ!?あぁ!?」
「だぁだぁ・・・ぶ?」
アヤが手に取ったのは可愛らしい赤ん坊でした。
888アヤの微妙な冒険2。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/24(水) 00:15:32 ID:dzIgGZYD
・・・・・・・・
「えっ?えっ!?どーしよどーしよ!?ウパ!?ルパ!?」
関係ありません。

そこにたまたま通り掛かったサイバー。
「あ、ちーっす!おひさし・・・あーっ!!!」
「あっ!サイバーくん!・・・あっ。」
明らかに赤ちゃんの方を見ているサイバー。
「な、な、ななななんで!?アヤちゃんが赤ちゃんを!?確かに最近綺麗になったと思ったけど・・・」
「サイバーくん騒がないで!」
「う、うぅ・・・誰の子だ?・・・まさか兄キじゃ・・・」
「サイバー君!!」
「くそーっ!兄キめいっつもいっつもー!!アヤちゃんにまでー!!」
「騒ぐなってば!」
がすん!脳を揺らすブーメランフック。
「がはっ・・・いいパンチだ・・・」
ばたっ。


「おーいサイバーだいじょぶー?」
ぺしぺしと頬をはたく。
「ん・・・」
気がついたサイバー。
「お花畑でおじいちゃんが・・・ってアヤちゃ・・・赤ちゃん!?」
「それはもういいの!」
「だって・・・」
「あんまり騒ぐと・・・」
ぐっ・・・あやの右手に光が集まり・・・
「すいません落ち着きました」


「・・・で、それは?・・・」
「あたしにも分かんないんだけど、なんかあたしの背中に降ってきたんだ・・・」
「ふーん・・・赤ちゃんって降ってくるもんなのか;;(兄キじゃなかったか・・・)」
まじまじと見つめるサイバー。
「でも赤ちゃんなんてひさしぶりに見るなぁ。ちょっと抱かせてよ」
「ほい。おとなしい子だからそっと抱いてあげなよ」
そっ・・・とアヤの手からサイバーの手に渡されます。その瞬間。
「ビーーーーー!ウェーンウェーン!」
いきなり火が着いたように泣き出しました。
「ちょっ・・・なにしたのサイバー!?」
「俺様なにもしてないってば!」


がやがやがや・・・
いつの間にか回りには人だかりが。
「何にもないですよー!」
慌てて叫ぶアヤ。
889アヤの微妙な冒険3。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/24(水) 00:16:45 ID:dzIgGZYD
カシャーン・・・
「あ。」
「アヤ・・・」
「うあ・・・ジュディ・・・!違うのよこれは!あのね・・・」
「そうか・・・最近なんかおかしいなーって思ってたら・・・サイバーくんと・・・」

だっ!
走り出すジュディ。
「あーっ!絶対誤解してる〜!!」
「・・・俺様のせいじゃないっすよ?」
「あたしのせいでもないよ!」
「なんだよ!」
「なにさ!」
ばちばちばち・・・
「ふ・・・ふわぁーん!わあーん!」
赤ちゃんがその場を察知したかのように泣き出しました。
「あっ・・・ごめんね・・・あんたのせいじゃないのにね・・・サイバー!一時休戦!おむつとミルク!」
「あ・・・アイアイサー!!」


そして買い出しも終わり少し落ち着いて・・・
「ふー・・・やっと寝付いてくれたよ・・・」
「えらく大変だったけど、憎らしいほどいい顔で寝てるよな〜」
「ほんと〜だね〜・・・可愛いや・・・」


しばらくほのぼのする二人。
890アヤの微妙な冒険4。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/24(水) 00:17:22 ID:dzIgGZYD
そこにジュディがマリィを連れて来ました。
「ほんとーだってば!見たんだよ〜!」
「アヤに限ってそんなことないわよ。見間違いじゃ・・・あ。」
そこでマリィが見たのは、赤ちゃんの寝顔を見守るアヤとサイバーでした。
「ア・・・アヤ・・・」
「あにゃ!?マリィ!こ・・・これは違うんだってば!」
「アヤがサイバーくんと・・・」
「見間違いじゃなかった・・・!!」
ダッ!
走り去る二人。
「うぁ〜ん泥沼だぁ〜」
「俺様まだ高校生なのに・・・」
「マンマ・・・マンマ・・・」
赤ちゃんがなにか物欲しそうに手を延ばします。
アヤがそっと手を差し延べると、ぎゅっ・・・としっかり指を握ってきました。
「よしよし・・・何にも怖いことなんて無いからね・・・」
胸元に優しく抱きかかえます。
「だぁ・・・ぶー・・・」
「よーしよし・・・お前は甘えん坊だなぁ・・・んっ・・・!!」
ぺたぺた・・・さわさわ・・・
「ちょっ・・・はっ・・・」
ミルクを探すように動く赤ん坊の手。
「ぁっ・・・出ないってば・・・咥えちゃっ・・・んっ・・・!!」
やっとの思いで引き離したアヤ。
「うぅ〜・・・(変な気分になっちゃうじゃないかぁ・・・)」
「あぅ・・・あ、アヤちゃん・・・」
「・・・はっ!!・・・人のことを・・・エッチな目で見るなぁぁぁ!!!」
どがっしゃぁーん!!
891アヤの微妙な冒険5。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/24(水) 00:18:55 ID:dzIgGZYD
アヤとぼこぼこサイバー。

「お、俺様いいこと考えた!この子の親捜そう!」
「・・・そだね。よし!そうと決まったらぼさぼさしてらんないよ!いくよサイバー!」
「(へへっ!これぐらい元気なほうがそれらしいや!)アイアイサー!」


「さて・・・どこからいこっか」
「やっぱ俺様思うにまずはもといたところ周辺を捜すべきなんじゃないかなかな?」
「う〜ん、やっぱりそーだろーね・・・」


とりあえず始めのところまで戻ってきた二人。
「へ〜・・・ここか・・・」
「んー・・・どうしよっかな・・・やっぱり子供のことは保母さんに聞くかなぁ・・・」

最寄りの保育所に寄ってみました。
「すいませーん!・・・ってあら?アニーさん!」
「あれ、アヤさんじゃないですか。どうしたんですか?」


「へぇ〜、そんなことが・・・」
「そーなんだよ。大変だったんだから!」
「俺様も頑張ったし!」
「・・・で、式はいつ挙げるんですか?」
ガラガラガッシャン!
見事にこける二人。
「あ、あのねぇ!今までの話、聞いてました!?」
「ふふっ、冗談ですよ!・・・そうですか、私には心辺りないけど・・・お役に立てなくて・・・」
「いやいや、いーんすよ。俺様たちも急いでるわけじゃないんだから」
「・・・それにしてもほんとに可愛い赤ちゃん!ほら、めもとなんかアヤさんそっくり!」
ガラガラガッシャン!
またもや見事にこける二人。
「ア、アニーさん・・・」
「冗談ですってば!」


「・・・じゃ、あたしたちはもういくから!」
「あ、うん!子供たちが寝てる間に行かないと捕まっちゃうからね」
その瞬間アニーの後ろに小さな影が!
「アニーせーーーんせーーーい!」
「あっ!ダンスするおねーちゃんだ!」
「変なかっこのにーちゃんもいるー!」
あっとゆうまに囲まれた二人。
「あらあらあら!お昼寝から起きちゃったみたい!」
「おねーちゃん、だんすして〜!」
「にーちゃんぷろれすやろっ!ぷろれす!」
「・・・どうする?アヤちゃん・・・」
「・・・こうなったらしかたないや・・・トコトンいこう!」
「よっしゃあ!みんなまとめてかかってこい!」
「この子は私があやしておくからね。・・・みんな!お兄ちゃんとお姉ちゃんにあんまり迷惑かけちゃ駄目よ!」
892アヤの微妙な冒険6。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/24(水) 00:19:52 ID:dzIgGZYD
・・・三時間後・・・
「ほんとにありがとう。子供たちも満足したみたいだし・・・」

「サイバー・・・だいじょぶ?」
「お・・・俺様ならまだまだ・・・ゲホッゲホッ!・・・大丈夫・・・」
「おねーちゃん、おにーちゃんありがと!また来てね!また遊ぼう!」
「うん!またくるからね!」
「俺様に勝てるよう強くなってろよ!」



「ふぃ〜、すっかり暗くなっちまって・・・」
「でも楽しかったからいいじゃん!・・・でもこの子の親の手掛かりは全然見つからなかったなぁ・・・」
「まぁいいんじゃない?」

「疲れたねぇ・・・」
土手に座り込んでる二人。
「うろうろしっぱなしだったからなぁ・・・アヤちゃんも疲れたっしょ?・・・アヤちゃん?」
すぅすぅ・・・
「寝てるねぇ・・・」
「あぶ?」

さわ・・・
(・・・また胸触ってる・・・出ないってのに・・・)
むにむに・・・
(はぅ・・・しつこいし・・・さっきのもあるから・・・変な気分になっちゃうよ・・・)
するっ・・・ぎゅう・・・
(あわっ!?服の中に・・・!?・・・ぁん・・・)
「もう我慢できねー!!アヤちゃぁーん!!!」
「こんの・・・馬鹿エロサイバー!!!!」
どがっしゃーん!!



二人が話ながら夜道を歩いていると・・・
「ったく・・・油断も隙もない・・・」
「だってぇ・・・アヤちゃん無防備なんだもん・・・」
「・・・・・・別にアンタのこと嫌いじゃないんだから・・・ムードさえあれば・・・」
「えっ・・・今なんか言った?」
「なんでもないよ!!このスケベ!!」
「・・・・・・?、今空になにか白いものが見えなかった?」
「気のせいじゃない?」
それでも気になったアヤは空を目を凝らして見ます。
「・・・!、やっぱり見えた!・・・近付いてくる!?」

ふわり。・・・ふわり。
ウゥゥゥン・・・・ストン。
「よっ・・・と。」
「うわっ・・・ってポエットちゃんじゃない!」
「久し振りー」
「あっ、アヤさんにサイバーさん!こんばんわ!」
降りてきたのはポエットでした。
893アヤの微妙な冒険7。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/24(水) 00:21:04 ID:dzIgGZYD
「そっち(メルヘン王国)のほうはどうなの?」
「あんまり変わりないよ?今日もヘンリー君と一緒に遊んだもん!」
「ヘンリーくんもやるもんだな・・・」
そこでポエットがなにかに気付きました。
「あ!赤ちゃんだ!かわいー!!」
「だぁだぁ・・・」
ぐっと手を伸ばす赤ちゃん。
「おとと・・・ありゃ、ポエットちゃんには慣つくんだ。これで嫌われてるのはサイバーだけだ!にゃはは!」
「どーせ嫌われてますよーだ!」
「アヤさんとサイバーさんに赤ちゃんがいたなんて意外だったなぁ・・・」
ガラガラガッシャン!!
本日三回目、こける二人。
「あ、あのねぇ・・・」
「俺様、まだ高校生なんだけど・・・」
「・・・?」
ポエットは分かっていない様子。

「でもさぁ、ポエットちゃんはなんでこっち側に来たの?」
「あっ、いっけない!お母さんから用事頼まれてたの!赤ちゃんが一人逃げ出しちゃって、捜してきてって言われたの!急がなきゃ!じゃ!」
だっ!
がし。
「はいちょいまち。ほんとにこの赤ちゃんがあたし達の子供だと思ってるの?」
「違うんですか?」
「違うって!」
「メルヘン王国の子か・・・うん、そー考えれば納得がいくや」

いままでのいきさつをポエットに話した二人。
「・・・っていうわけだったんだ」
「ふーん・・・ありがとう二人とも!」
「いやいや!礼には及ばないってば!」
「でも見つけてくれたのがアヤさんでほんとによかった!この子もほんとに嬉しそう!!」
「にゃはは・・・照れるな・・・」
「私が責任もって連れて帰るから・・・それじゃ・・・また会いましょう!」
ブワァァ・・・バサッ!シュュゥゥ・・・
894アヤの微妙な冒険8。終。 ◆6C7DoyBP5w :2007/01/24(水) 00:21:38 ID:dzIgGZYD
「あっというまに見えなくなっちゃった」
「いなくなると・・・何か寂しいような気がするもんだなぁ」

そして、間。

「・・・・・・赤ちゃん欲しい・・・?」
「え・・・えぇぇぇぇ!?そ、それはっ!あ、アヤちゃんと!?」
「ちっ、違うよばーか!!!あーもう!!アタシ帰るからね!!」
「あっ!アヤちゃん・・・行っちゃった・・・」


サイバー宅。
「おっ、兄キ。ただいま」
「なぁお前、子供がいるって本当か?」
「は?」
「いや、ケリーちゃんから目撃情報が・・・」
「なんてこったい・・・」
「サイバー!!お姉さまを誘惑しただけで無く、アヤさんにまで!!」
「ちょ、ちょっとまってアゲハちゃん!!誤解だぁーーー!!」

(でも・・・俺、アヤちゃんとなら・・・)


帰り道、ジュディとマリィに出会ったアヤ。
「あっ・・・アヤ」
「ジュディ、マリィ!あのね!」
「言わないでも分かってるって!」
「じゃ、じゃあ・・・」
「みんなに言っておいたから!」
ガッシャーン!
アヤの一人こけ。
「あ、あのさマリィ・・・誰にいったの?」
「心配しないでもキングにいったからすぐにみんなに伝わるでしょ!」
「わたしもね!ショルキーに言っておいたから!」
「勘弁してよ・・・」

「それにしても私達に言わないなんて水臭いじゃない!」
「盛大に祝お・・・どしたの?アヤ・・・」
「なんか・・・立ち上がる気力も無いや・・・」


アヤとサイバーの誤解が解けたのは一か月後でした・・・


そして・・・
「ほーそんなことがあったのか。楽しそうだったな」
「ばか。大変だったんだよ!」
「で、だ。それはそれとして名簿返せ。」
「あっ!ごめーん・・・あんまり使わなかったから忘れてたよ」
「あーあーこんなに汚しちまって・・・」
「ごめんってば!!」
「ところで・・・サイバーとはどーなったんだ?」
「!?・・・なんでしってんのよ!!」
「へっ、おれは全知全能だぜ?」


それから三日間、MZDにまでからかわれ続けたアヤでした・・・・

(でも・・・サイバー君となら・・・)
895名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 02:04:40 ID:9iirE1AN
GJ!

ついでに次スレ立てましたー
ポップンのエロ小説ぱぁと7(実質8)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1169571114/
DAT落ちしたと勘違いしてレス版付けまつがえるとかもうねorz
テンプレに間違いなどあったら補足してくれるとありがたいです
896名無しさん@ピンキー
>>894にGJを送りつつ
>>895に乙を送りつつ


なんだかんだ言って、ここって総合スレよりも盛り上がってるよな
次スレでも職人方の作品群が押し寄せることを願っちゃうぜ〜